【従者】主従でエロ小説【お嬢様】 第五章

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431アリスの学習9
「『おねだり指南書』だとか。所詮は低俗な娯楽本だと無視していましたが…、真に受ける様な人間がこちらにいらっしゃいましたか」
ギロリ
エドガーの視線が痛い。
それでもアリスは食い下がった。
「で、でも先生。アリスのこと好きになったでしょ?アリスのユーワクテクでドキドキしたでしょ?」
エドガーの袖をブンブン振って訴えるが、片手で振り払われて尻餅をついてしまう。
「きゃ〜!」コテン
「私にはちっちゃなお嬢様を偏愛するような特殊な性癖はありませんので」
何だか難しい言葉を使っているが、すっごく否定されたようだ。
お尻をさすりながらアリスはヨロリと立ち上がる。うぅ…。先生を言いなりにしてショコラを返してもらうつもりだったのに…。
むくれたアリスはジタバタ暴れ出した。
「まだ『おねだり上級編』があるもん!これからやるんだもん!」