いつの間にか落ちていたので立てた
これで落ちるなら仕方ない
誰か前スレdat頼む
乙
前すれにはなかったガチエロを期待してるぜ
おちるぞ
6 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:17:48 ID:m+VoQ0qS
あげてみるか…
投下するぜ
「……えーっと、これは一体どういうことなんだろう……」
秀吉に抱きつかれている状態で僕はぼそりと呟いた。
僕、トイレに起きただけなんだけど。
落ち着け、落ち着くんだ。前原K……じゃなくて吉井明久。
落ち着いて状況を整理してみようじゃないか。
そうだ確か……今は合宿の最中で、二日目の夜のはずだ。
今日も覗きに失敗して鉄人にこっ酷く愛という名の暴力を振るわれたことを覚えている。
鉄人、今時生徒をグーで何発も殴る教師は滅多にいないと思うよ。
何処からか「にっしむら!にっしむら!」という声が聞こえてきたし。
「……んっ……はぁ……」
「うひゃあ!」
やめて、耳元で悩ましげな声を出すのはやめて秀吉!
僕、性別という垣根をロードローラーで叩き潰してしまいそう!
「……うぅん……あ……」
ぴったりと僕に絡みつく秀吉の肢体。両脚はお尻と僕の足に、両腕は背中と首に絡みつく。
しかも、男子だと言うにはあまりにもすべすべな秀吉の肌が少しずつ様々な動きで絡みつくんだよ。
正直、もうたまりません!これに反応しないのは男じゃないね!
でも動かないけどね!
イケるっ!って状況だけど、僕の中華キャノンも反応してるけど……姫路さんのことがあるし。
それに僕が変なことしちゃったら秀吉の漢女(オトメ)心を傷つけちゃうだろうしね。
さっすが僕!バカという名の紳士だね!
「……あきひさ……」
ごめん無理かも。
だって、F組男子に聞いてみた女の子にぐっとくるランキング(ムッツリーニ調べ)第8位の「寝ているときに甘えた声で自分の名前を呼ばれる」だよ!?
ぐっときちゃったんだよ!?
そのとき舌足らずな感じで言うのがポイント!
……落ち着こう、落ち着けば、落ち着くとき。
――スゥー
目を閉じて思い切り呼吸をする。ふぅ、よし落ち着いた。
最初からこう冷静になればよかったね。あはは、何やってんだろ僕。
それよりこの肺の中に広がる芳しい匂い。何の匂いだろうね?
――ってそれは秀吉の匂いだろうがあああああ!
何やってんの僕!?どう見てもどう考えても変態の行動じゃないか!
雄二やムッツリーニに見られてないよね!?こんな光景見られてたら僕もう生きていけない!
それ以前に臭い飯食べなくちゃならないかも!
……どうやら二人とも熟睡のようだ。何とか危機から脱せたみたい。
窓の外に霧島さんが見えたのは気のせいだよね。ここ三階だし。
何だかガラスと格闘しているのは僕の目の錯覚だよね、うんうん。
――ガンガンッ
霧島さん、この合宿所のガラス全部防弾ガラスらしいから鉈じゃ割れないと思うよ。
あ、落ちてった。大丈夫かな?霧島さんなら大丈夫だとは思うけど。
雄二ががたがたと布団に包まって震えているのは何でだろう。寒いのかな?
おかしいな、僕はちょっと暑いくらいなんだけどな。
でも仕方なかったんだよ!ほら、秀吉が目の前にいるわけですし、その、こう密着してると避けられない事態のわけで……思ってないからね?「あぁ、いい匂いだった」とか「ほんのり上気した秀吉可愛いな」とか断じて思ってないからね?
呼吸とかもちょっと荒くなってないからね?興奮してないからね?
――ペロッ
「うわっ!」
思わず声が出てしまった。不意に首に妙な感覚。
もしかして……舐められた?
う、やばい。鼻血が出てしまいそう……
――ペロッ
まただ!まさか秀吉には舐め癖があるのか?
マズイって!そんな癖があったら誰かに襲われちゃうって!今の僕とか!
頑張れ、僕の理性!負けるな、僕の理性!
――ペロッペロッ
「……好き……」
寝言最高!僕今から寝言を神と崇める新興宗教に入会してくる!
くぅ、寝言とはいえ秀吉にこんなことを言わすなんて寝言のヤツやるね!最高だよ!
それにしても秀吉は今なんの夢を見ているんだろう。もしかして恋人の夢かな?
まぁ、「好き」って言ってるぐらいだし、そうだよね。
あれ?急にその恋人に殺意が芽生えてきた。秀吉の夢に出ている男、ちょっと僕と代わってください!
報酬は今の僕の全財産の塩ワンパックでお願いします。
……う、そういや僕トイレに起きてきたんだった。あまりに衝撃的なことがあって忘れてたよ。
僕の膀胱は頑張っているところだろう。限界が近いのが分かる。
今までよく頑張ったな、今解放してやるぞ!
さて、トイレ行ってこよう
名残惜しいが、ちょっと強引に秀吉を引っぺがし優しく離す。
こういうときでも優しくするのが男のマナーってもんだよね。
さて、トイレっと
ガシッ(秀吉の腕が僕の足を掴む音)
ツルン(僕が足を滑らせた音)
ドゴッ(僕がノーガードで顔から地面とフレンチキスした音)
「痛いっ!何か、何か鼻の形が変わった気がする!?」
あまりの痛みにうずくまって顔を抑える。流石の僕でもノーガードは辛いよ。
「秀吉っ!?」
鼻を擦りながら後ろを振り向いてみると秀吉が僕の布団から這い出て、僕の足に絡み付いている。
秀吉のつるつるの肌で触られるとくすぐったい……じゃなくて、ちょっと秀吉、そろそろ限界が近いんですけど!
性的な意味じゃなくて膀胱的な意味だけどね!
「……んっ……はぁっ……好き……好きじゃ……」
あ、性的な意味でも限界が近いかも知れない。
小鳥が啄ばむように何度もフレンチキスを僕の足にしてくる秀吉。
「ちょ、ちょっと、秀吉!汚いって!というか、色々な意味で今はマズイんだけど!」
そんな僕の言葉を聞いていないのかのように、秀吉は一心不乱に行為を続けている。
寝相が酷いって言っても限度があるんじゃないのかな。というか、寝相というのだろうか、これは。
もう夢遊病の域に達しているんじゃないだろうか。
って、秀吉!引っ張らないで!トイレが、トイレが遠くなる!
華奢な秀吉にこんな力があったとは……火事場の馬鹿力というやつだろうか。
冷静に分析している場合でもない!急いでトイレに行かないと!
もうちょっと耐えてくれ、マイ膀胱!
「捕まえたんじゃよ、明久」
マウントポジション、いわゆる馬乗りの状態で秀吉が語りかけてくる。
あれ?秀吉、起きてるの?
その割には妙に目が据わってるというか……ちょっと怖い。
「ひ、秀吉?」
秀吉は僕の問いかけには答えず、にんまりと笑った。
そして、僕の頬をがっちりと手で掴む。
顔が固定されているので秀吉の可愛い顔が丸見えだ。やっぱり秀吉は可愛いなあ。
「だだ漏れじゃぞ、明久」
「はっ!声に出てた!」
可愛いのは事実とはいえ、ちょっと恥ずかしい。
「それで秀吉、何をするつもりなの?僕トイレに行きたいんだけど……」
「……冗談ですまそうかとも思ったが、もう止められぬ……」
「え?なんて言ったの?」
小声だったのでよく聞き取れなかった。
「……こうじゃ」
徐々に秀吉の顔が近づいてくる。僕の顔は固定されているのでそれを見つめているしかない。
ん?何かキスっぽいね?……なんて。
あれ?秀吉が止まらないよ。よく見てみると心なしかちょっと唇を前に出しているような
え?ちょ、ちょっと、どうしたの秀吉!ノンストップだよ!マジっぽい顔だよ!
本当にキスなの!?冗談とかじゃなくて!?僕まだ心の準備ができてないんだけど!
っていうか、この体の状態でファーストキスは勘弁してほしいんだけど!
秀吉、前のめりにならないで!お願いだから!体重がかかる分だけ、膀胱が危機的状況になるんだ!
ああああ、ヤバイヤバイ!痛い、我慢しすぎて痛くなってきた!もう声も出せない!
「……大好きじゃ、明久……」
「出るううううううううううううう!」
僕の声にかき消されて秀吉の声は聞こえなかった。
僕の大声が部屋に響きわたる。あまりに恥ずかしい声だった。
何処の成人向けビデオの女優なんだ、僕は!って思わず突っ込みたくなるほどに。
しかし、何とか肝心なものは出なかったので良しとしよう。
僕の人間としての尊厳は守られたはずだ。多分
急いで秀吉を横にどかし、トイレに向かおうとする僕に突き刺さる視線が二つ。
「……明久、やっぱりお前そっちの趣味に目覚めたか」
冷めた目線でこっちを見つめてくる雄二と
――パシャパシャ
無言でシャッターを切るムッツリーニだった。
霧島さんは窓から部屋を覗いている、勿論視線は雄二に向いていた。
「ち、違うんだ!これはメガ○ック並みの厚さの理由があるんだ!というか、雄二!『やっぱり』が物凄く気になるんだけど!」
「どう他に理由があるんだ。ムッツリーニ、録音は?」
「…………バッチリ」
「極自然に嫌な会話やめて!」
「明久、トイレはいいのか?」
「スルー!?」
でも、僕も限界だったので先にトイレに行くことにしよう。
弁解は後からでも大丈夫だろう。秀吉もいることだし。
「とにかく!秀吉から理由聞いておいてよ!」
「寝てるが?」
「え?」
「ほれ、そこ」
雄二が指差した先を見てみると、そこには可愛らしく寝息を立てている秀吉の姿が。
え?さっきまで起きてたよね?
「……犯罪者もここまで堕ちたか……」
「…………残念」
「二人とも何悲しそうに呟いてんの!僕が何もしてないってのは秀吉が証明してくれるよ!」
くっ、限界だ!トイレええええええ!
翌日、秀吉に話を聞いたところ、何も覚えていなかった。
何度も詳しく状況を話しても、何も覚えていないの一点張り。
僕もそれを信じるしかなかった。秀吉がそんなことするはずないし。
きっと、悪い夢だったんだよ。うん。
幽霊とかUMAとか、きっとそんなんだよ、多分。
でも、周囲はそれで納得してくれなかった。
雄二とムッツリーニは残念そうな目で僕を見るし、F組の一部男子からは生暖かい目で「同士よ!」とか言われるし、
鉄人からは腹に一発いいものを貰ったし、何より久保君の目が以前と変わってしまった気がする。何故かそれが一番怖かった。
そして女子陣からは
「ま、待って!落ち着こう!だから、拳は握らないほうがいいと思うな、うん!」
「アキ、何か弁解は?」
「今なら許してあげるかもしれませんよ」
よし、これはチャンスだ!何か適切な答えを言えば、窮地を脱せるぞ!
考えろ、考えろ僕!
「……僕の欲望が現実世界を侵食してしまったのかもしれない……こんな悲劇は二度と生まれないようぶげらっぱ!?」
「殺す」
「さよならです」
殴ってから言わないで欲しい
地面に倒れると遠くに秀吉が見えた。うん?口が動いているけど……
「鈍い明久へのオシオキじゃ♪」
やっぱりわからなかった。
投下終了
俺の中の何かが目覚めた!!
GJ!
15 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 18:19:33 ID:9lWdA+yx
GJ!
16 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 11:49:42 ID:Y/X3znG4
原作の小説読んでるかと思う程再現率高いし、ネタも面白いです。GJ!
17 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 23:01:55 ID:Y/X3znG4
保守
ひ、秀吉…
19 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 03:13:10 ID:TdbZ1X9e
なんとなくあげる
新刊記念に何か書くかな保守
頑張ってください保守
ピンクさんのおっぱいが成長してるのは他の男にもm
男なんだから平気だろ?
とか言って秀吉を壁に押さえつけて裸の胸を凝視したい
3.5の水着話読んで思いついた。
25 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 20:03:12 ID:gJ11eMVE
ほしゅ
26 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 12:03:59 ID:t+2qrrwf
ほっしゅ
27 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 21:07:54 ID:BiXQgPcA
工藤さんの実技を受けたいです
ええい秀吉のチョコはまだか
保守
30 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 21:17:59 ID:eh01BAm6
ほしゅ
このスレは保管庫とかは無いのか?
前スレが読みたいんだが・・・
保守がてら美波で書いてみたいからシチュを考えてくれ
>>32 明久が罰ゲームで女装→その可愛さに美波が半分嫉妬、半分ハァハァ→美波S心全開→性欲を持て余す
こんなのしか浮かばないなんて…悔しい…
自室でアキの鈍さを罵倒しながら自慰
そんなことを繰り返しているうちに、アキを罵倒→快感という
条件付けが出来てしまい、校内でハァハァしている所を目撃され…
秀吉が自分のをしごきながら顔を赤くして涙目上目遣いで
「すきっ……なのぉ……」
パーティータイム始まった
37 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 15:15:19 ID:KOKxjanW
「罰ゲームだ」
昼休み。初期の頃のゲームの王様みたいな台詞を言ったのは雄二だった。
「なに言ってんのさ。来週の小テストに向けて勉強中なのに遊んでる暇はないと思うよ?」
「お前は遊んでいるように見えるんだが」
「僕は今、オンライン対戦型クイズゲームの携帯アプリで勉強中だよ」
「それを遊んでるって言うんだよ!」
むぅ、これ結構勉強になるのにな。理解を得られないとは嘆かわしい事だ。
「まぁ思い付いたのはそれがきっかけなんだがな」
「罰ゲームを?」
「あぁ」
確かにこのゲームでは敗退者はお仕置きを受ける事になってるから、そこから罰ゲームを連想するのは不自然じゃない。
「今度の小テスト。合計点が低い方が罰ゲームを受けるってのはどうだ?」
「なる程、そういうことね」
罰ゲーム。確かに悪くない。
勝てば普段の雄二への恨みを晴らせるし、そう考えれば勉強に対する意欲も上がるというものだ。
「良いよ。罰ゲームはどうする?」
「そうだな……お前が勝ったら俺が一週間お前に昼飯を奢ってやる」
それは良い。食費との戦いが常にクライマックスを迎えている僕にとってみれば決して悪くはない条件だ。
「じゃあ僕が負けたら……」
「死ね」
「ちょ、待て雄二! いくらなんでもそれは分が悪すぎる! なんで僕だけデッド・オア・アライヴを賭けてテストを受けなきゃならないんだよ!?」
ていうかそれはもう罰ゲームってレベルじゃない!
「なんじゃ、騒がしいのう」
騒ぎを聞きつけてか、秀吉とムッツリーニが僕達の卓袱台に寄ってきた。
「実はさ……」
簡単に事のあらましを説明すると、二人は興味を持ったらしく、しばらく考え込んだ。
「ふむ。その勝負、ワシも乗せて貰おうかの」
「…………僕も」
どうやら二人も、罰ゲームを賭けたテスト合戦に参加するみたいだ。
「アキー? 何の話してんの?」
「良かったら聞かせて貰えます?」
次いで現れたのは美波と姫路さんだった。
「お、島田に姫路か。実は……」
今度は雄二が二人に説明する。
「ふーん、罰ゲームねぇ。それってどんな事するの?」
「秀吉とムッツリーニが増えたからな。少し考えてる所だ」
あ、そうか。僕と雄二だけの前提だったから罰ゲームの内容は変えなくちゃいけないのか。
「そうだな……くじ引きでもするか。勝った奴がくじを作って、負けた奴がそれを引いて実行する。どうだ?」
「ワシは構わんぞ?」
「…………オーケー」
秀吉とムッツリーニの同意は得られた。となると後は僕か。
「明久の意見は……まあどうでもいいとして」
「ちょっと待て! 反対する気は無いけど一応意見は聞こうよ!」
「後はなんかあるか?」
くっ……! 完全にシカトされた!
「ねぇ坂本。それってある意味くじを引かせれば負けた奴を好きに出来るって事よね?」
「ん? まぁそうなるな」
雄二の言葉を聞いて美波が何やら悩む素振りを見せる。その背後では姫路さんも同様に考え込んでいた。
そんな二人の姿を見て、雄二がニヤリと笑った。それからチラッと僕を伺い見る。
え? なに?
「そうだな……例えば買い物に付き合わせたり、映画の付き添いなんかも思いのままだな。当然全て強制的に、だ」
雄二のその言葉に美波と姫路さんの瞳に常にはない光が宿ったように見えた。
「それで、だ。姫路と島田も参加しないか?」
「やる」
「やります」
即答だった。勝負事が好きな美波はともかく、姫路さんまで凄いやる気を見せている。
「じゃあ来週のテストまで、各自テスト勉強と罰ゲームの用意だな」
「うむ」
「…………了解」
「罰ゲーム、ウチはどうしようかな?」
「罰ゲーム、楽しみです」
後半の女子二人の台詞が僕を見ながらだったのは何でだろう。台詞の内容とあいまってかなり怖い。
「それでは今この時から我らは敵、来週の小テスト終了までライバルだ」
「「「「「応っ!!」」」」」
雄二の言葉に僕、秀吉、ムッツリーニ、美波、姫路さんの声が重なって答える。
決戦は来週。およそ一週間に渡る僕らの闘いの火蓋が切って落とされた。
† † †
問・実際には意味のない薬や療法でも、思い込みによって効果が現れる事をなんと言うか。
吉井明久の答え「スパシーボ効果」
† † †
「せーのっ!」
掛け声と同時に、帰りのホームルームで渡されたそれぞれの答案用紙が曝される。
「………………」
沈黙。みんな何も口にせず、視線だけを一様に動かし、最低得点者を探している。それに倣うように、僕も視線を走らせた。
まず目に付いたのは姫路さんだ。全体的に高水準を保ち、かつ穴も見当たらない。
まあ始まる前から予想していた通り、負ける事は無さそうだ。
続いて雄二。姫路さん程ではないにせよなかなかの点数を確保。ここ最近の勉強の成果が出ているといった所だ。
秀吉。先の二人に比べればかなり見劣りする。普段は良識的なツッコミ役だから意識しないけど、やはりFクラスはFクラスだ。
美波は未だに苦手な日本語を克服出来ないらしく、国語教科を中心に文章題に躓きが多く見られる。
ムッツリーニは突出した保険体育以外は散々だ。本来的に地力が低いため、それが結果に出た形になっている。
そして僕。
「酷いな……」
「これは酷いのう」
「…………酷い」
「アキ、あんた……」
「え〜と……頑張って下さいね?」
ぶっちぎりの最下位だった。ていうか×の中から○を探すゲームみたいな有り様だった。
「な、なぜだ!? あんなにクイズゲームで勉強したのに!」
おかしい。寝る間も惜しんでやったのに。
「だからだ、バカ」
言い放って雄二は一つの箱を取り出した。ダンボールで構成され、上辺には丸い穴が開いている。
「さて、これで勝敗は決したな。明久は罰ゲーム決定だ」
雄二は四角い紙をみんなに配る。
「それじゃ、今渡した紙に罰ゲームを書いてくれ。書いたら半分に折ってこの箱に入れる事」
そう言うと、雄二は自らも紙に記入を始め――書き終わったみたいだ。
妙に早いな。なんて書いたんだ?
僕が興味本位で覗き込むと、紙面には、
『死』
ってちょっと待て! たった一文字かよ。道理で早い訳だ!
「……ん」
雄二は何かを思い出したかのように再び紙にペンを走らせた。流石に『死』はマズいと思って修正したのかもしれない。
改めて確認の為、雄二の紙を盗み見る。
『死(DEATH)』
最悪だっ!? わざわざ英語でも書いてあるよ!
「よし、みんな書いたな? じゃあ始めるか」
紙を回収し、箱の中に入れかき混ぜる。ひとしきり混ぜると、雄二は僕の目の前に箱を突き出した。
「引け」
……間違っても雄二の書いたくじを引く訳にはいかない。
かと言って狙ったくじを引けるわけでもなく、できたとしても雄二以外の人が何を書いたのかは分からない。
どの道運任せって事か。兎に角悩んでいても仕方無い。
「えぇいっ! ままよ!!」
腹を決めて一気に引く。
「どうだっ!?」
掴んだ一枚のくじを、引き裂かんばかりの勢いで開く。
そこにあった内容は――
『女装』
女装? うん、思ったより恐ろしい内容は出なかった。これなら耐えられる!
「おい、明久。内容はどうだったんだ?」
「女装だよ。やったね!」
ってアレ? なんか今一気にみんなが引いたような気がするんだけど?
「お前、女装で喜ぶ趣味が……」
「あ、いや、違う! そういう意味じゃない!」
くそっ! 僕としたことが失言だったようだ。
「しかし、女装なんて誰が考えた罰ゲームだ?」
僕の反論は全スルーして、雄二がそんな事を言った。
「あぁ。それはワシじゃ。いつも女扱いされるワシの気持ちを知って貰おうと思っての」
「なるほどな。しかし衣装はどうするんだ? 女子の制服でも借りるのか?」
「それは大丈夫じゃ。ワシが衣装を持って来ておる」
そう言えば秀吉はいつも演劇用の道具を持ち歩いているんだっけか。
「正直罰ゲームにしちゃインパクトに欠けるが出ちまったもんは仕方無い。おい、明久。さっさと着替えて来いよ」
そりゃ人が一人死ぬのに比べれば大抵の事はインパクトに欠けるだろうさ。
まぁ、そんな事を言ってもどうせ不毛な言い争いになるだけなので黙っておく。
「ちょっと待て……これが衣装じゃ」
秀吉がスポーツバッグから結構大きな袋に入った衣装を渡してくる。
「じゃあ、ちょっと着替えてくるよ」
文句を言ったって始まる訳じゃない。だったらさっさと罰ゲームをして終わらせるに限る。
そう考えて僕は更衣室に向かった。
† † †
「お待たせ」
再び僕が教室に入ったのは十五分後。僕が教室の扉をくぐると、みんなの視線が集中した。
あんまり見られると恥ずかしいな……。
「お、良く似合ってるじゃねえか」
そう言って雄二はバカにしたような笑みを向けてきた。
僕に渡された衣装はまさしく演劇用で、多分お姫様役か何かの豪華なドレスだった。
ついでにカツラもセットで、自分で言うのも何だが、多分今の僕は女にしか見えない。
「ムッツリーニさん!」
姫路さんにしては鬼気迫る声が、ムッツリーニを呼んだ。それに呼応してムッツリーニがカメラを構える。
「って僕!?」
バシャー! バシャー! という派手なシャッター音と共にフラッシュが焚かれ、僕を照らし出す。
差し貫くような閃光に晒され、僕は思わずカメラから目を背けた。
「あぁっ!? 駄目です明久くん! カメラに笑顔を向けて下さい!」
「いや、ちょ、無理! 眩しすぎだって!」
実際カメラに向かって目を開くと光が強すぎて瞼が痛む。
「……仕方ありません。ムッツリーニさん、もう結構です」
姫路さんの言葉でムッツリーニが動きを止める。
「ていうか何!? 姫路さんは僕の写真をどうするつもりなの!?」
僕の女装写真なんて、精々が僕を脅すくらいにしか使えな……そんな事に使えるんじゃないか!
「大丈夫ですよ。私が大事に保管しておきますから」
そう言って姫路さんが浮かべた笑顔は極上のものだったけど、悲しいかな僕には『私が』と『大事に〜』の間に(いつか明久くんを脅す為に)って入る気がしてならない。
「瑞希、その写真後でウチにも頂戴?」
「はい、分かりました」
「ちょ、美波まで!?」
美波にまで脅しのネタを掴まれた!?
これからこの二人には下手なマネは一切出来ない事を悟り、僕は膝を着いた。
「別に、そんな気にする事じゃないと思うんだがな」
「うぅ……他人事だと思って薄情な奴め」
「まったく……これだから鈍感は」
やれやれと肩を竦めてみせる雄二。僕が鈍感だなんてどうすればそうなるんだ。
それに雄二。僕はお前の言葉をそっくりそのまま返したいよ。
「……雄二」
「うぉわぁぁああああ!?」
雄二の気付かない内に(というか僕も雄二のすぐ後ろに来るまで気付けなかった)背後に立った霧島さんが、雄二の頭を掴んだ。
「浮気はダメって言ったのに。それを女の子だけじゃ飽きたらずこんな事まで……」
「いや、待て! お前それはいくら何でも勘ちが痛だだだだ!?」
がっちりと指が食い込んだ雄二の頭がミシリミシリと悲鳴を上げる。
霧島さん、あんな細い腕なのに凄い力だなぁ。
「痛い痛い痛い! 分かった! 俺が悪かった、兎に角謝るから許してごめんなさぁぁああっ……」
あ、失神した。
「……持って帰るから」
「あ、うん。気を付けてね霧島さん」
ずるずると頭を掴んだまま雄二を引き摺って霧島さんは去っていった。
いきなり現れて、あっという間に帰っちゃったな。
「……雄二、行っちゃったなぁ」
「…………悪いけど、僕も」「え、何か用事でもあるの?」
「…………プリントアウト」
「あぁ……そう」
僕の写真をプリントアウトするつもりなのか。正直ちょっと、いや、かなり嫌だ。
そんな僕の思いは知らずに、ムッツリーニは荷物をまとめると教室から出て行ってしまった。
「……しかし、よくムッツリーニが僕の写真なんかを撮ったね」
「代わりに私の写真を要求されたんです」
なにぃっ!? ムッツリーニめ、一体どんか写真を要求したんだ?
「私が小学生の頃の運動会の写真なんですけど、本当に良かったんでしょうか?」
「野郎! なんてうらやま……もとい、うらやま……もとい、えげつない写真を!」
ていうかそれは犯罪じゃないのか!? 姫路さんは気付いてないけど、かなり危険な匂いのする要求だ。
「ちょっとアキ!? アンタ一体どこいくのよ!」
「ムッツリーニに写真の山分けを頼みに行かなキャアァアア!?」
危なっ!? 顔の横を拳風が掠めた!
「アンタはここにいなさい。わかった?」
「い、イエス・マム!」
いくら姫路さんの秘蔵写真でも命には代えられない。
仕方なく諦めて溜め息を吐き、首を振る。
雄二もムッツリーニも居なくなって、教室には僕、美波、姫路さんの三人だけだ……って、三人?
「そう言えば秀吉は? よく見るとさっきから姿が見えないようだけど」
「え? 明久くんが知ってるんじゃないんですか?」
「え、僕?」
「だって木下はアンタの事を探しに行ったのよ?」
「うーん……すれ違いになっちゃったかなぁ」
校舎の中を通る更衣室までの道のはいくつかある。そのルート次第ではすれ違いも有り得る。
まあ教室で待っていれば、いずれは戻ってくるとは思うんだけど。しかし万が一という事だって考えられる。
こういう時、秀吉が携帯を壊していなければと思う。
「仕方無い。探しにいこうか」
「でしたら私が行きます。二人は残って木下くんが戻ったときは私に連絡して下さい」
「え? いいよ姫路さん。僕が行くって」
「その格好のまま校内をうろうろするつもりですか?」
「あ……」
姫路さんが苦笑してみせる。更衣室から教室までは大した距離じゃないし人気も少なかったから気にしなかったけど、確かにこの格好でうろつくのは恥ずかしい。
「ね? ですから私に任せて下さい」
そういって姫路さんは廊下へと消えていった。
これで教室に美波と二人っきりだ。
しかしこれは困った。美波と二人なんて一体いつ理不尽な暴力が飛んでくるか分からない。
「ねえ、アキ」
「え、なに?」
美波の声に応じて僕は答えた。
「さっきから割と平然としてるけど恥ずかしくないの?」
「んー……、文化祭でも女装したからかな? 見てるのも知った顔ばかりだし、あんまり恥ずかしくはないよ」
「……全然罰ゲームになってないわね」
そう言ってまじまじと美波が視線をぶつけてくる。あんまりじっくり見られると流石に恥ずかしいんだけど。
「……なんか悔しい」
「え?」
「なんか私がそれを着るより似合ってそうなんだもん」
「そうかなぁ? っていうかなんで言いながら拳を構えるのさ!?」
「え? だってムカつくし」
怖っ! さも当然のように言ってるよ! しかも満面の笑顔で!
「くそっ、大人しく殴られるか!」
「こら、逃げるな!」
いいや断じて逃げるね。こんな予想通りの理不尽な暴力になんか屈してなるものか!
――って上手く走れない?
スカートのひらひらが足に纏わりついて思うように動けない。
「捕まえた!」
「うわっ!?」
あっという間に追い付かれ、腕を取られる。それと同時、僕はスカートで足をもつれさせ、バランスを崩した。
「きゃああぁっ!」
美波の悲鳴と、僕達二人が机や椅子を巻き込みながら倒れる音が教室に響いた。
「あいててて……」
意識の瞬間的なブラックアウトを経て、僕の体を痛みが駆け抜ける。とっさに閉じていた瞼を開きながら、僕は体を起こした。
「痛ぅぅうう……」
美波の呻き声が、下半身の方から聞こえた。
「アキが余計な抵抗するから転んじゃったじゃ……な……」
ばっちりと目があった。僕の膝の間に――と言うか股関に顔を埋めた美波は言葉の最後の方を小さくして沈黙した。
あ、視線がずれた。目が泳いでる。あからさまに狼狽えてるな。
顔とか真っ赤になってきた。小刻みに震え、耐えるように目を伏せた。
う〜ん……。実は美波がなにかしらの仕草をする度に股関が刺激されて少しだけ気持ち良いんだよね。
「こ、こ、この……バカアキっ!」
殴られる。そう思った僕は咄嗟に頭を庇い目を固く閉じて痛みに備えた。
しかし、いつまで経っても鉄槌が下される事はなかった。
恐る恐る僕が瞼を開くと、顔を真っ赤にしたまま振り上げた拳を震わせる美波が目に入った。
目尻にはうっすらと涙さえ浮かべ、今にも泣き出しそうな姿は、少しつつけば割れてしまう風船を連想させた。
「……バカ」
とすっ、と拳が胸に振り落とされた。
「……大バカ」
とん。
「……ホント、バカ」
どっ。
「バカ」
どん。
「バカ」
どすっ。
「バカバカバカ」
どごっ、ぼぐっ、ごきっ!
「痛い痛い痛い! さりげなく威力を上げていかないで!?」
「うるさいバカ!」
相変わらず泣きそうな表情でそんな風に言われたら反論なんかできない。
はぁ……女って卑怯だ。
もはや諦めの境地で美波を見つめる。
……なんか(表情だけは)気弱そうな美波を見るとやっぱり可愛いんだな、なんて思ってしまう。
「バカ、バカ、バカ……」
すっかり勢いをなくした拳は痛みを与えてくることはない。
ただし、拳を振るう度に下半身の上で動く美波のお尻が擦れて妙に気持ち良い。
「……え?」
「あ……」
し、しまったぁぁああ! 気持ち良いとか考えてたらうっかり勃ってしまった!
「アキ……なんか当たるんだけど」
「え、あ、いや、これはその……ペットだよ!」
「……ペット?」
「そう! 僕パンツの中でハムスターを飼ってるんだ」
「もっとマシな嘘つきなさいよ」
速攻バレた! 完璧な回避策だと思ったのに!
「本当に…………バカ」
何故かうっすらと笑みを浮かべて美波が身を捩る。勃ちかけのマイハムスターがまた刺激され、その身を更に硬くした。
「女装しながら、女子に馬乗りになられて、殴られて、おちんちん勃たせて。バカ……っていうより変態よね」
再びぐりっ、と股関が刺激された。
「くぁっ!」
血液が集中し、感覚が鋭敏になっていた為に思わず僕は声を上げて悶えてしまった。
「女装しながら女の子みたいな声出して喘いで、本当……変態」
ぐりっ。
「んっ!」
ヤバい。なにがヤバいって詰られて少し感じているのがヤバい。
顔が熱いし、きっと今僕は真っ赤になっているはずだ。
「バカな上に変態って、救いようがないわよね」
ぐりっ。
「ふぅっ……ん!」
上気した美波の嗜虐的な瞳に見つめられ、僕は背筋にぞくぞくとした快感が走る。
く……っ、ここまで自分がMだとは思わなかった。
「ねぇ、アキ?」
熱に浮かされたような甘い声で美波が僕に囁きかける。
「気持ち良く……なりたい?」
ぐりっ、ぐりっ。
「ぅあ……っ!」
押し付けられるお尻の谷間を感じながら僕は葛藤する。
確かに気持ち良くはなりたい。だけど理性の部分がそれを拒む。今僕の中では二人の僕が戦っているところだ。
『いいじゃないか。誘ってるのは美波だよ? 流れに身を任せようよ』
『でも……』
「アキ?」
ぐりっ。
「気持ち良く……なりたいです」
あ、理性折れた。
僕の理性と本能は九対一で本能が優勢だった。
美波は笑みを深めると、体を浮かし後退した。これから起こることを予想できずにいると、彼女は四つん這いになった。
「え?」
僕の履いたひらひらとした長いフレアスカートに潜り込むようにして美波は僕の視界から姿を消す。
「……中、トランクスなんだ」
布地を隔て、ややくぐもった声で美波が言った。僕がそれに答えるより先に美波は次の行動に移った。
「盛り上がってる。なんか突っ張って痛そう……」
つん、と何かが僕のハムスター(あくまでも僕はハムスターだと言い張る)の頭を突ついた。
僕は予想しえなかったその刺激に思わず腰を浮かべてしまう。
「こら、動くな」
美波に腰を抑えられ、僕は床に尻を打ち付けてしまった。
「あ……これじゃ手が使えない」
両手でがっちりと掴まれ床に押し付けている美波はすっかり両手が塞がってしまう。
「む〜……仕方ないか」
そう美波が呟いたかと思うと――
「……ん」
ふにっ、と柔らかい感触が僕の下半身に触れた。それは何やら僕の股間を弄り、トランクスの上縁を見つけるとそれを挟んだ。
「ふむ……っ」
いくらか難儀しながら僕のパンツを脱がし、ハムスター(あくまで以下略)を外気に晒す。
僕のスカートの中で美波がどの様に動いているかを把握する事は出来ない。それが予測不能のドキドキ感を生み出して僕の興奮を誘う。
「コレ……アキのおちんちん……」
間近で観察しているのか、美波の微かな吐息が掠めて僕のペット(全略)がびくりと震えた。
「こら、暴れるな」
いや、無理です。意識とは無関係なんで。というか喋った拍子に息が吹きかけられて、また震えた。
「む〜……大人しくしなさいっ」
美波がそう言ったかと思うと次の瞬間、僕の、ハムスター、がっ!?
「んふふ。ふふぁふぁえた」
なんかっ、あったかくてっ、濡れてっ、ぬるぬるしたっ、何かにっ!
「んむっ!? ……あふぁへふはっへふぁ!」
やめてやめてやめてっ!? なに言ってるか分からないけど、それ以上喋られたらヤバいッ!
「み、美波? 君……今っ?」
「む?」
「くちっ口の中にっ、僕のを」
「むん」
こくんと頷く気配。連動して僕のペットもコンニチハをする。
ていうかさっきの微妙に擦られて気持ち良いっ!
「み、美波その……」
「ふふはい」
言うや否や美波が舌を、ぬるりと這わせる。ぞくりとした快感が僕のペットの頬袋(ツッコミは許さない)から背筋に駆け抜ける。
「んくぅっ!」
腰が浮くほどの甘美な刺激に、鼓動が速まる。経験値、耐性ともにゼロの僕に美波は容赦のない追撃を与えた。
「んむっ、ん……れろ、れるっ」
唾液が時折濡れた音を立てる。これまで感じた事のない気持ち良さに、知らず僕は抵抗を失う。
「ふぁむっ、れりゅっ……んちゅっ、ぷぁっ!」
美波は口の中から僕を解放すると、そのままスカートから顔を出した。
「も〜……アキ、暴れすぎ」
「そんな事言われても……」
意志とは関係なしに動くものを制御するのは難しい。
「でもさ……」
「うん?」
「暴れるってことは気持ち良いんだよね?」
少し自信なさげに美波が聞いてくる。
うぅ……だからそういうのは卑怯だって。
「どうなの? アキ」
「気持ち、良いよ」
「……そっか」
にこりと美波が笑みを浮かべた。
「じゃあ……もっと」
再びスカートに潜った美波が僕のハムryを銜え込む。熱に包まれたそれがまたびくりと震えた。
「じゅ……れぁっ、ふぁふっ……れちゅ、ちゅぱっ」
吸い付きまで加えての口撃にただでさえ防御力の低いハryは一気に追い詰められる。
そして、まさしく怯えた小動物のように小刻みに震えると、限界を迎えた。
「んっ……!」
「んむっ? んっ! んぷっ、むぐっ……ぷはっ!」
美波から解放され、反撃とばかりに更に精液を吐き出す僕。
「……っ急に出すなバカアキっ!」
スカートの中から美波が飛び出してくる。
うわぁ……精液が顔にへばりついてたり口から垂れてたりでかなりエッチな事になってる。
「ぅえ、マズ……まぁアキのなら……」
僕のならなんだって言うんだろう?
それにしても、だ。
美波がしかめっつらを作る。だけどそれもやっぱりどこかいやらしい。
うわ……美波見てたらまた勃ってきた。
咄嗟にそれを隠そうとすると、それが逆に美波の目に付いたらしい。腕を掴まれ隠すのを阻まれる。
「あ……いや、これは」
「やだ……またおっきくなってる」
美波が僕を睨み付けてくる。
「……変態」
たった一言の言葉。それが僕を苛み、それ以上にM気質を刺激する。
「……少しおっきくなった?」
美波の指が先端を無遠慮につつき回す。つつかれて、ふるんふるんと身を揺らし、美波の視線がそれを追う。
「やっぱり、しゃせーしないと萎まないよね?」
「……まあ、すぐには無理かな」
美波が躊躇いを見せる。煩悶して眉根を寄せ、やがておずおずと口を開いた。
「最後まで……したい?」
予想され得る問いではあったけど、期待していた事ではあったけど、それでも僕は心臓が止まるほどの衝撃を受けた。
無意識に喉が鳴る。
僕がどう答えたものかと考える内に美波がずい、と身を寄せてきた。
微かに美波の顔に掛かった精液の匂いが香る。それすらも今はいやらしさを引き立てて、僕の理性が揺らいでいく。
「ねぇ……アキ」
首筋に、美波の腕が回される。
「ウチと……したくない?」
僕は――頷いた。
美波が、スカートの中に手を入れる。スカートの布地が邪魔して何をしているかは見えない。そのまま美波がゆっくりと、とてもゆっくりと腰を降ろしていく。
「ん……っ」
――熱が、触れた。
それが美波の入り口である事を悟り、僕は息を呑む。
多分パンツをずらしただけだ。スカートに隠れて見えはしないけど、きっとそうだと思う。
火傷しそうな程に熱いぬかるみが、僕を覆っていく。先端の半分程に埋まった所で、美波の動きが止まった。
「く……っ」
恐らくは痛みに歪んだ表情を浮かべ、美波が深呼吸を繰り返す。いっそ痛々しいまでの姿なのに、美波はそれでも耐えていた。
「んく……っ!」
ずん、と腰に重圧が掛かった。
一息に、自らの内に僕を受け入れた美波は白い喉を晒して天を仰いだ。
両手で口元を抑え、必死に声を押し殺している。それでも尚漏れる嗚咽に、僕の心が痛んだ。
「美波……」
美波の身体を抱き寄せて、胸に美波の頭を置かせる。
震える肩が、美波の弱さを示しているようで、僕はそれを守るようにきつく抱き締めた。
「……アキ」
涙に濡れた、真っ赤な顔が僕を見る。
自然に、極自然に僕達は近付いて、口付けを交わした。
「ん……」
触れた唇は、僕の精液と美波の涙が混じった味がした。
「……っふぁ」
唇が、銀糸を引いて離れる。惜しくなってまた触れる。それを何度も繰り返す。
啄むようなキスを何度もした。
衝動が湧き上がって、無遠慮にも僕は美波を突き上げた。
「ぁくっ!」
その声は呻きか、嬌声か。甘く掠れた悲鳴を美波が上げた。
次々巻き起こる衝動に任せて、僕は何度も美波を貫いた。
濡れた破裂音と、肉が滑る音。互いを貪るキスの音と、時折零れる美波の声。
渾然一体となった響きが僕の耳をくすぐって、意識がぼんやりしていく。
ただ、目の前の美波が欲しくて、強く抱き締めては深く抉った。
「んんっ……!」
美波が身を振るわせる。微かな痙攣が腰に伝わった。
「アキ……あた、し……もぉっ!」
いつから痛みを越えて、快楽を得ていたのかは分からない。美波が官能に溺れ、絶頂が近い事だけは分かって、僕は更に美波に打ち込んだ。
「アキっ、アキっ」
僕の名を呼ぶ美波の声が、誘うように聴こえた。美波を追い掛けるように僕の限界も近付く。
「みな……みっ!」
ぎゅっと一際強く抱き締めて、僕は最後の一突きを美波の一番深くへと押し込んだ。
「――――っ!!」
声にならない悲鳴を上げて、美波がぎゅっと僕を締め付ける。それをきっかけに、僕も美波の中に快感の証を注ぎ込んだ。
「熱っ……い……」
胎内に踊り込んだ精液を感じて、美波がうっとりと吐息を漏らした。
「膣中に……出した……」
ぎろりと美波が睨んでくる。スカートを捲り上げ、初めて僕達は接合部を目にした。
僕を睨みつける瞳は、それでも熱に蕩けていて、美波はその瞳のまま、僕に呟いた。
「責任……とらなきゃ殺すんだから……」
そこは――溢れ返った精液で、白く染められていた。
………………
…………
……
「あ、木下くん」
「おぉ、姫路か」
「も〜大分、探しましたよ?」
「すまんな。明久が更衣室におらんでな、探しておったのじゃ」
「それで動いていたからなかなか見つからなかったんですね。明久くんならもう戻ってますよ?」
「なんと、それはまことか? むぅ……探し損じゃったのう」
「とりあえず急いで教室に行きましょう。かなり待たせちゃってますから」
「そうじゃな。それになにかこう……わしの中の何かが悪い予感を知らせておる」
「木下くんもですか? 私も女の勘っていうか、嫌な予感がするんです」
「いや待て姫路。わしのは女の勘というものではないからな?」
「なにを言ってるんです? それは女の子ならみんな持ってるものです。自信持って下さい」
「いや、女の勘に自信を持つとわしの性別というものがだな?」
「急ぎましょう。本当に嫌な予感がするんです」
「待て! 姫路! わしの性別はおと……行くなーっ!」
――教室に向かう瑞希と秀吉!
美波としちゃった明久は一体どうなる!?
続かない。
はい、というわけでこちらのスレの皆様初めまして。
>>32こと伊南屋と申します。
>>33のネタで書きました――が。
長い、とか途中から文体の雰囲気違う、とか問題点の多々あるSSですが、一人でも楽しんで頂けたら幸いです。
また機会があればバカテスSSを書きたいと思ってますので宜しくお願いします。
以上、伊南屋でした。
一番槍GJ
次回作に期待してます
>>51 あれ?片山憲太郎スレ開いたっけ?と素で思っちまいましたよ。
シリアスからギャグまでホント多才ですね。
いや、ホントGJでした。
ここはお約束として次回は秀吉を期待してみる。
ここはあえて翔子X雄二を推そう
いや、愛子X康太もいいな
いやすごいわ、ちゃんとバカテスでちゃんとエロになっとるわ。
GJっす。
56 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 09:44:32 ID:lpLLMtEP
いやぁ、すごいっす。・・・でも一つ突っ込んでいい?ムッツリーニの一人称は僕ではなく俺だぁぁぁ!・・・すんません。ホントすんません。下らんこと言ってすんません。
次回作期待しとります。
これでこのスレが盛り上がってほしい
もっと姫路さん出してほしい
58 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 02:02:00 ID:SCElv9UV
瑞希の豊かな胸でパイズリとか、
美波の貧しい胸でパイズリとか、
秀吉の存在しない胸でパイズリとかいいよな
本当に罪作りな性別秀吉。
秀吉には乳首ズリがあるから大丈夫だよ
秀吉が女装しながら勃起してるのをアキに指摘されて涙目な秀吉がみたい
保守
テスト
バカ
誰もいない様なので
一時間レスがなかったら美波のぺったんこは俺のモノ
よし、見逃してやろう。美波はやる。
だから秀吉は俺のものだ、良いな?
ダメだ、不純秀吉交遊は憲法で禁止されている
秀吉がかわいすぎてなんかしゃぶってもいい気がしてきた
69 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 12:24:30 ID:P6QRLCh8
過疎り杉www
保守
71 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 06:58:39 ID:loqybvFQ
誰かいないの?
召喚獣含めるなら二人いるよ
俺もいるよ
75 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:54:25 ID:1ZS70nZS
誰か投稿してくれ・・・
シチュエーションとカップルでもあげとけば誰かが投下するんじゃない
例えそれが小ネタでも
瑞希が酒に酔って明久にパイズリするようなシチュを誰か頼む
酔っ払った姫路さんって2巻の最後にいるから意外と書き安そうだな
まぁかけないんだけども
書けるやつが少ないのさ
80 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 14:52:17 ID:1aQpPWoB
酔っ払い姫路さん×明久で。
81 :
東リ間:2008/03/24(月) 04:10:51 ID:oipJX/lz
何かカキコしようぜ
82 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 06:21:10 ID:YpsQUBFL
じゃあ秀吉の性別について考えてみないか?
「秀吉」以外の答えがあるのか?
秀吉の姉ちゃんは?
85 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:36:56 ID:zFtG8Gcc
>>84 そうだ……彼女なら俺の子を孕んでくれる……
86 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:44:59 ID:YpsQUBFL
>>85 落ち着け!!
大事なのはそこに確かな愛があるかどうかだろ?
姉×秀吉ですね、わかります
マジレスすると近親交配は子どもの体に異常を来しやすい。よって秀吉は俺との子どもを孕むべき。
マジレスすると、ソレ、迷信
マジレスすると秀吉は俺の嫁
91 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 13:16:40 ID:9gOWaILJ
1時間レスがなかったらバカテスアニメ化
わたしは許可なく秀吉をオカズに使ったことを反省しています
保守
保守
3,5巻の最後に名前が出てきたのは妹それとも弟
>>96 それは本スレで質問しなさい。
たとえ、本スレでどんなに変態チックな会話が続いていたとしても
君には本スレで質問する権利がある。
98 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 11:22:37 ID:nNQbHBpn
ここってやっぱりエロのみ?
やべえ、あげちまった
こんだけ過疎ならエロじゃなくてもいいんじゃね
ほ、気が向いたら書こうかな
102 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:40:36 ID:j6/UBIg/
明久×秀吉が見たいのう
ギリギリ一線を越えないといいよね
104 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 19:07:43 ID:O9P3975A
期待を込めて保守
105 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 02:49:14 ID:ygRn4CIZ
誰か絵師がおればバカテスのエロ画を
載せてほしいのじゃが……
明日あたりに秀吉ヒロイン(←ここ重要)
の小説書くかもです
期待
まあ、なんだ
挿絵の人はエロ同人をやっている
後は、わかるな?
108 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 09:51:03 ID:ygRn4CIZ
>>107 葉賀ユイのHP行ったよ
……すげぇ、ほんとにエロ同人の絵師だったんだ
小説は、とりあえず初日に最初の十数行を出して、
みんなの評判が良かったら続けます。
もうちと待て
109 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 10:12:55 ID:ygRn4CIZ
…ピピピ…ピピピ…ピピピ…
6時を告げるアラームがなる。
いつもどおり、起きて時計のボタンを押し、アラームを切る。
木下秀吉が自分の体の異変に気付いたのはその直後だった。
「……な……なんじゃ…こ、これは……」
自分の胸がかすかにふくらんでいたのだ。
「う、嘘じゃ……男のわしがそんなはずは…」
最後の砦の股間にも手をのばしてみたが……
「モノはなかった、と」
「雄二、モノの言い方が限りなくいやらしくなってることに
自分で気付いてるかい?」
「しょうがないだろう、今の話題からしていやらしいんだか
ら」
放課後の教室で雄二と駄弁っていると、秀吉がこんな相談
をもちかけてきたのだ。
…っていうかさ。
「秀吉が性転換するなら、普通男になるよね」
「おぬしはまだわしの性別を誤解しておったのか!?」
あれ、ちがった?
「お前、バカだなあ……少しは自分の頭で考えてみろよ」
その発言に対して「バカだなんていまさらじゃないか」と
か、「雄二も人のこと言えないだろう」など色々なツッコミ
が考えられたが、そこはひとまず雄二のいうことに従ってみ
る。
……ああ、なるほど、
「秀吉って第三の性別だからか」
「そう、女になることも可能だ」
「そこは坂本がツッコンでくれないと収集がつかなくなるじゃ
ろう!?」
秀吉がそろそろ涙目になってきたので、雄二が話を戻した。
「う〜ん……秀吉」
「なんじゃ?」
「なにか性別が変わるようなことをしたおぼえはないか?」
雄二の『性別が変わるようなこと』という言葉に疑問を覚え
ないわけではない。
「いや、別にこれといった出来事はなかったはずじゃぞ?」
「そうか……」
110 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 10:14:29 ID:ygRn4CIZ
筆不精でスマン
630 イラストに騙された名無しさん sage 2008/04/02(水) 23:19:59 ID:u0MkzZ0F
サイトの親友的なポジションに秀吉みたいな子がいれといいと思います
怒らないから正直に言いなさい、誰ですか?
112 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 11:05:00 ID:ygRn4CIZ
113 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 11:07:41 ID:ygRn4CIZ
>>109 名前間違えた!!!!!
「名無しさん@ビンキー」です
いいよいいよー
115 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 13:31:36 ID:ygRn4CIZ
…皆が評価してくれないとこの次書いていいか迷うから
誰かなんかいってくれwwwwwww
うむ、えっちぃのを期待しているよ
>>115 まだ1日も経ってないよ。
でも、ssスレにおいてはレスされていないこと自体が評価になっているんだよ。
メール欄にsageと書かないと感想が激減するよ。
性転換ものなら先に言っといてくれないと困るよ。
www ←はバカに見えるよ。
視点がすぐ跳びすぎだよ。
明久らしさがうまく出てないよ。
118 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 17:32:30 ID:ygRn4CIZ
…………明日まで続きは待ってもらえんじゃろうか………?
>>117ありがとう。
その調子で俺にアドバイスなどくれたら
うれしいっす
…やっぱり執筆やめていいかな?
なんか自分に自信がなくなってきたm(. .)m
…やっぱり執筆やめていいかな?
なんか自分に自信がなくなってきたm(_ _)m
とりあえずお前さんはいくつか他のスレを見ておいで
書き手としての基本的なことを学んだほうがいい
他の書き手を見て、自分がちょっと浮いてることに気づくんだ
書くにしても書かないにしても話はそれからだ
まぁ、俺はえっちぃのがいいな
俺は期待してるよ
俺も期待しているよ
まぁ頑張ってくれ
>>120 やらないで後悔するよりやって公開するほうがいいってばっちゃがいってた
>>127 それ、おまえのおばあちゃんじゃない、朝倉さんや
>>122 確かに浮いてるな、俺!
でもだからといってどうすればいいかわからんので
しばらく研究します
絶対にえっちぃの書いてやる!!!
いい加減にしろ
全スレで盗撮作戦を投下した俺が、エロパロを投下するとはどういうことか示してみる
つまりは物書きはSSを産む機械であれということだ
マスをかく前に言っておくッ! 僕はいま姫路さんのパイズリをほんのちょっぴりだが体験した。
い……いや……体験したというよりは全く理解を超えていたが……。
あ……ありのまま、いま起こったことを話すぜ!
『僕は姫路さんの前へ駆け寄ったと思ったらいつのまにか射精していた』
巨乳だとかパイオツカイデーだとかそんなチャチャなもんじゃあ、断じてねえ。もっと恐ろしいも
のの片鱗を味わったぜ……。
学園祭の打ち上げの最中、誤って『大人のオレンジジュース』を飲用した姫路さんは、お礼と称し
て僕の衣服を剥ぎ取り始めた。
この距離じゃうまく引き剥がせないし、これはマズい!
「とりあえず物陰に……」
そうじゃない! 何を言ってるんだ僕は! 逃げちゃダメだ……いや、逃げなきゃダメだ……。
「と、トイレの裏に行こう」
ベルトを引っ張られながら姫路さんを引きずる――いやいや、抵抗すべきだってば。
闇夜に包まれた公衆トイレの裏は、みんなが騒いでいる辺りからは死角になっている。場所もそれ
なりに離れているから、めったなことじゃ気付かれない。気付いてほしいけど。
「明久くんのおちんちん、ガチガチに勃起してますねえ……」
まさか姫路さんの口からそんなふしだらな単語が発せられるなんて。アルコールの力って恐ろしく
て強大なんだなあ。
下半身はトランクス一枚になった。その上から陰茎をなでられて、思わずうめく。自分で触るのと
は段違いの快楽が走った。直接触られる前に出るかも……でもそんな失態は許されない。なぜなら相
手が姫路さんだからだ。
「ちょっと待っててくださいね」
すると姫路さん、ジャケットを脱ぎ始めたではないか! それにしてもこの姫路、ノリノリである。
さてここでネタばらし。姫路さんのブラジャーは淡い桃色だったのだ。
ブラジャーは乳房を包み込む役目を果たせているのだろうか。こぼれそうなほど豊かな乳房は深い
谷間を作り出して、男の三大本能的なアレの一つをかき立てる。
ホックが外された。ぽろんっ、と胸が揺れる。これは興奮を超えて感動だ。重力を無視した形状は
若さゆえの産物だ。いまが食べごろと言ったところか。おいしくいただこうじゃないか。
僕は待ち切れなくなって、自らトランクスを下ろした。
「せっかちさんですね、明久くん」
細いきれいな指が鬼頭を弄ぶ。
「じゃあ、いただきます」
うわあ……姫路さんの中……すごくあったかいなりぃ……。アイスキャンディーでも舐めるかのよ
うに僕の怒張をくわえた姫路さんは、舌で唾液を塗りたくる。これだけでイきそう……。
十分陰茎が濡れたところで、口での奉仕は中断される。このままフェラで抜いてほしい欲を沈めて、
姫路さん最大の魅力であるおっぱいで気持ちよくしてもらおう。
「触ってもいいかな」
これはエロ目的だけじゃない。なんというか、月の石にお目にかかりたいみたいな、知的欲求の類
だ。勘違いしないでほしい。好奇心旺盛な僕は新しいことに果敢に挑む。
「ん……どうぞ」
大迫力の乳房が突き出される。これは揉み応えがありそうだ。
「じゃあ遠慮なく」
たゆんたゆんの胸を下から上へ持ち上げる。ずっしりといた重量感を持ちながらマシュマロに近い
柔軟性もある。女性の乳房ってすごいんだなあ。美波にもこの高揚を味わわせたい。
「あふっ……ふぅん……」
硬くなった乳頭をこすりつつ愛撫する。
片方の乳首を弾いてみた。かわいらしい矯正を上げて姫路さんが身を震わせる。
赤ちゃんに戻ったつもりでむしゃぶりつく。あえぎ声が大きかったので、バレないか不安になった。
でもここまできてやめるわけにも行かず、舌で張り詰めた乳首を転がす。
「あっ、ひゃん……明久、くん……そろそろ、私の番です……」
「わかった。お願い」
上目遣いに見つめられる。姫路さんは谷間を広げて、怒張を挟んだ。柔らかい……柔軟剤使っただ
ろ(いいえ、洗剤だけっすよ)。
「くうっ、柔らかい……」
「んっ、よいしょ……明久くんの硬くて熱いですよ……」
潤滑液のおかげでいい具合に摩擦される。僕は性器に与えられる快感に、ただただ悶えていた。
一生懸命パイズリをする姿がとてもそそる。AVを見ているような気分で、でも確かに現実で僕は
姫路さんの胸で奉仕してもらっている。
「気持ちいい……あっ……気持ちいいよ……」
「よかった……いっぱい出してくださいね……」
「そんなこと言われたら、うっ……ヤバいよ……」
「明久くんのおちんちん、ピクピクしてきましたよ」
「ああっ、姫路さん、そんなに強く挟んだら……ダメだ!」
僕は豊かな胸に包まれながら果てた。
以上、誹謗中傷は受け付けます
やはり姫路さんじゃピクリともこねぇ
えぇい、秀吉はまだか!
Gjです^^
今度は秀吉を・・・・それか優子
ムッツリーニ×工藤さんが見たい
俺も考えてみよう
ID:e49/bCPD GJ!
もっと姫路さんを!
GJ!
できれば秀吉をもしくは翔子でたのむ!
ここは翔子×雄二だろjk
保守
142 :
木下優子:2008/04/07(月) 02:31:47 ID:q+Z3yRdr
うちの弟はもう高校生で、私よりひとつ下なんだけど
けどモノスゴクかわいい!!
ちょっと女の子だか男の子だか解らないくらいの美少年です!
お母さんも私も溺愛状態で、もうホッペとか触りまくってます。
オフロとか一緒に入りたいんだけど、
秀吉(弟の名前です。ちょっと変でしょw)が恥ずかしがって
一緒に入ってくれないんですよ、ピカピカの肌がみたいのになぁ。
ちゃっとだけイタズラとかもしたいかな。あはは。
なんか最近ほんとに自分でも「ヤバイかも」と思ってます。
―喫茶店―
明「めずらしいね、秀吉の方から誘ってくるなんて」
秀「今日はちょっと話したいことがあっての・・・」
秀(今日こそ絶対告白するんじゃ・・・!)
明「取りあえずなんか頼もっか、僕はチョコレートパフェにしよっと」
秀「うむ、じゃあわしもそれで」
店員「おまたせしました」
明「おお・・・なんてカロリーの高そうな・・・ジュルリ」
秀「美味しそうじゃな!」
明「そういえば話ってなんなの?」
秀「あっ!うむ・・・その・・・」
明「?」
秀「ず・・・ずっと前から好きじゃった!」
明「っ!そ、そうだったんだ・・・」
秀「やっぱりその・・・気持ち悪いかの・・・?」
明「そんなことないよ!秀吉らしくていいじゃないか!」
秀「ほ、本当か・・・?それでその・・・明久はどう思ってるんじゃ・・・?」
明「もちろん僕も好きだよ、早く僕と一つになって欲しいよ・・・」
秀「そ、それはちょっと早すぎじゃろ!?嬉しいが・・・」
明「でも秀吉がそんなにチョコレートパフェが好きとは知らなかったな、僕の分もあげるよ!」
秀「そうチョコレートパフェ・・・ええっ!?いやわしは明久のことが・・・」
明「そんな遠慮しなくていいって!ちょうど仕送り貰ったばかりだから!」
秀「あの・・・その・・・うむ・・・」
秀(また失敗じゃ・・・)
明「秀吉はこの後ひま?よかったら一緒に買い物でもしない?」
秀「・・・うむ、一緒に行かせてもらうとするかの!」
秀(このままでもいいかもしれんの・・・)
GJ!ですが・・・日本語がおかしい^^;
下から8行目くらい
本当ですね
失礼しました
保守
秀吉も自分の性別を忘れつつあるな……
お風呂と布団の中での妄想を活かしたいなあ
149 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 20:39:47 ID:jSdmKZvj
翔子頼む
150 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 18:19:54 ID:gk+1LRK9
なぜここに張ったのかは知らんが、いただいた
>>150 また石恵か!!!!!
児ポル法が成立したら、一番こいつがやばいな
ラスト予想
「ワシは、明久のことが、好きじゃった。知っておったか?」
「ちゃんと言えなかったこと、すごく後悔しとったのじゃ。知っておったか?」
「誰にも渡したくないって、今でも思っておる。知っておったか?」
「じゃあ、さよならじゃ。もう二度と逢えぬが。…これは知っておったじゃろ?」
保守
保守
157 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:53:44 ID:LKOLgZpz
翔子保守
新刊が発売したらまた人増えるのかな?
新刊出ても職人来ないとな…
――早朝。
階段の軋む音。廊下を踏む音。扉を開く音。
――そのどれ一つとして部屋の主の眠りを妨げる事はない。
ベッドに近付く。幸せそうな笑顔が飛び込んで来て、自然と笑顔が浮かぶ。
胸が高鳴る。疼きを確かめるように胸元に拳を組み、握り締める。
――更に接近。毛布を微かに持ち上げ中に潜り込む。
毛布の中はそれを使う人間の匂いが満ちて、不思議な高揚感に包まれる。
――手を伸ばす。毎日の日課は手慣れたもので、あっという間に朝の生理現象で立ち上がったソレを捉える。
――パンツが下げられる。ふるんと揺れて自己を主張するその姿が何となく微笑ましくて、ふと笑みが零れた。
顔を寄せ、口付ける。ぴくんと跳ねたそれが顔を叩いて、まるでもっと、と催促しているみたいだ。
――口を開いて、迎え入れる。
再び跳ねて喜びを表現する。それに可愛さを感じて、もっとしてあげたくなる。
――舌を絡め、唇を窄め、扱く。
往復する度に血液の循環が進むのか更に硬く太くなっていく。
それがまた自分を嬉しくさせる。
――出して良いよ。
心の内で語り掛け、舌の、唇の、口全体の動きを最後に向かわせるものにする。
――きた。
一瞬、一際大きく膨らみ、次の瞬間には口の中全体に熱さが広がる。
それを受け止め、ひとしきり味わってから喉を滑らせる。
――唇が放れる。
それから全てを元通りにして、何事もなかったようにカーテンを開ける。
窓から差す陽光を背に語り掛ける――。
† † †
「……ぅじ。起きて、雄二」
「ん……」
瞼を開くと、目を灼くような眩しさを感じた。
「朝……か…………ってうおわぁぁあ!」
「おはよう、雄二」
「しょ、翔子! またお前か!」
「……そんな毎朝、驚かなくても」
ここ最近毎日起こしに来る幼馴染み。どんなに禁じようと変わらずに侵入してくる翔子に溜め息をぶつけるように吐き出す。
「どうせお袋が上げたんだろ? 畜生、これだから家族丸ごと顔見知りってのは……」
噂をすればなんとやら。階下から声がした。
「翔子ちゃーん。雄二起きたー?」
「……お義母さんが心配してる」
「だから違うだろうが! 漢字も! 読みも!」
「……遅刻する」
「だぁああ!」
会話の通じない幼馴染みに辟易して雄二は自棄みたいに叫ぶ。
「先、下に行ってるから」
「先に学校に行け!」
雄二の声など聞こえていないのか、無反応でドアを潜る。
「あ、そうだ雄二」
「あん?」
「……ごちそうさま」
「は?」
それきりなにも言わないまま、翔子は部屋から出て行く。
「なん……なんだよ」
変わらない日常。
知らぬ間に変わった日常。
「あ……」
それに雄二はまだ気づかない。
「今日も朝勃ちしてねぇ」
――今はまだ。
fin.
勢いで一時間くらいでやった。
反省も後悔も今はない。
でも多分後で自己嫌悪に陥る。
GJ
自分は不能なのかと真剣に悩む雄二の姿が目に浮かぶ
165 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:40:30 ID:MGUSG2vg
GJ!
できればもっと書いてほしいぜ!
マダ犯っちゃって無いなんて翔子サンは奥手デスね
GJ!
一時間くらいでやったとは思えないぜ。
結局玲って弟、妹どっち?
さあ?
一ヶ月待てば何か判るかもネ
と言っても4巻は美波とのキス騒動の話で玲の事は先送りっぽいけど
どっちだったとしても性格とかわからないと書くのは難しいネ
逆に考えるんだ、公式ではっきりしないうちだったら
どちらに捏造しても全く問題がない、と。
男の子状態で主人公と絡ませるのもありですね
>>172 だがその時は良くてもいざホントに出たときにダメージがでかくなる可能性もあるぞ
バカテスは薔薇も百合も居るからカップリングは無限大!
保守
保守
177 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 04:51:13 ID:I29oRqdf
ただいま………ちょっと旅してたのさ……
だけど…どうしても…
>>109のつづきが書けないんだぁぁぁぁぁ!!
>>177 荒れるのを覚悟で言っておくが、馴れ合いがしたいなら帰れ
>>177 がきじゃねーんだから
んなこと一々書き込むなよ
ばかじゃねぇの?
れいの性別気になるな
180 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 20:34:49 ID:34ji7phd
>>179 れ・・・い・・・?
がきじゃねーんだから
本誌ちゃんと読めよ
ばかじゃねぇの?
あきらの性別気になるな
秀吉と明久のが出来たんで投下するよ
組み合わせが組み合わせなので駄目な人はタイトルをNG登録して下さい
「召喚獣を操作したい?」
「うむ」
今日の授業も終わり、僕こと吉井明久と坂本雄二が帰る準備を始めたところに、
クラスメイトの木下秀吉が持ち掛けてきたのは、召喚獣に関する話だった。
「もっと細かく動かせるようになりたいんじゃよ。
雄二、お主の白金の腕輪なら、召喚フィールドを作り出せるじゃろう?」
「まあな。だけどこの時期にか? もうじきテスト週間だってのに」
確かに。周りを見回しても生徒はもうほとんど残っていない。
テスト前だけあってみんなも真面目になっているのだろう。
……普段の馬鹿騒ぎに使う時間と勉学に励む時間、
F組の面々ではその二つに差があるのか、正直、悩むところではあるけれど。
「だからこそじゃ。腕輪を使うと点数を消費するのじゃろう。
今なら多少の無駄使いを乞うても許されるのではと考えてな」
「でもさ、テストが近いなら僕らも召喚獣より勉強を優先するべきじゃないの?」
「「……………………」」
「え? なに、その世界の終わりを見るような顔」
「いや……正論だな……ああ、きっと……多分……」
「すまぬ……言われてみれば……少々無茶な頼みだったかもしれん」
目の前の二人は言う。強い戸惑いの陰に凄まじい悔しさを滲ませて。
どうして二人ともダメージを負っているんだろう。
そしてその姿に僕の心も傷ついている気がするのはなんでだろう。
「なんて、いくらなんでも今日の残り時間を勉強だけして過ごすのは流石に辛いしね。
僕は雑用でよく出してるから慣れっこだけど、二人には息抜きになるんじゃない?」
「……ああ!
そうして今日も勉強しませんでしたってオチなんだよな、全部分かってるぜ俺は!」
「そうじゃな! 勉強など無駄と断じるその性根、それでこそワシの知る明久じゃ!」
雄二と秀吉に笑顔が戻る。あはは、僕まで嬉しくなっちゃうな。
「あれ? だけど召喚フィールドが必要なだけなら僕は必要ないのか」
「…………待て」
と、背後から袖を引っ張るのはムッツリーニ。僕らの話を聞いていたらしい。
「…………今日は用事がある」
「うん? それなら僕もムッツリーニと先にかえ……」
「…………明久まで帰ったら、秀吉は雄二と二人っきりになる」
「………………」
僕は一瞬でムッツリーニの言わんとしていることを理解した。
雄二の言動には、未だに秀吉を『秀吉』と認識しているとは言い難い面が見受けられる。
友人が無自覚のセクハラ行為に及ばないよう、僕には二人を見守る義務があるのだ。
「助言をありがとうムッツリーニ……浅はかだった僕を許してくれとは言わない、
その代わりきっちりと役目を全うしてみせるよ……!」
「…………(コクリ)」
「なにやってんだ明久。とりあえず空き教室に行くぞ」
雄二からお呼びが掛かる。臨むところ、アイツの不埒な真似は一切として許さない!
無言で見送るムッツリーニに、僕は親指を立ててその場を後にした。
「騒ぎさえ起こさなければ教師に捕まることもないだろ……よし、起動」
召喚フィールドが展開された。
早速秀吉が試獣召喚と唱え、召喚獣が現れる。やっぱり本人に似て綺麗だなぁ。
「どうじゃ明久、お主もやってみんか?」
「僕も?」
「二重召喚はあまり経験がなかろう」
二重召喚。それについては秀吉の言うとおりだ。
そうだよなぁ……雑用を任されても二体呼び出す機会はそうないだろうし。
細かな操作が利くというせっかくの利点、二重召喚でも活かしたい。
「いいんじゃねぇの? 何か減るでもなし、使ってみろよ」
「うん。それじゃ……二重召――――」
「……見つけた」
「げっ! 翔――――がっ!?」
僕の召喚獣が現れようとしたそのとき、召喚フィールドが揺れて消えた。
「え……えええ!?」
そして異変。
僕の白金の腕輪が突如として発光を始める。な、なにこれ……!?
「なんじゃ、どうしたのじゃ!」
「わ、分からない、初めてだよこんな現象……は、ぁぁ……!」
心臓が高鳴り、その震えに同期するように意識が遠のいた。
何が起きようとしているんだ……僕、どうなっちゃうんだ……?
「明久? 明久っ!」
感覚の鈍くなった僕の身体に、秀吉の腕が添えられる。
すると途端にその顔が苦痛に歪んだ。まさか巻き込んでいるのか!?
「ひ、秀吉、離れ……っ」
「これは……一体……っ――――」
「……今日は一緒に帰るって約束した」
「そうだったか!? いつもそんなこと言って俺を追いかけ回してるような――――
いだだっ! そうだった!
約束してたから離せ、この頭蓋骨に食い込む指先を離して下さいお願いします!」
「……逃げられないようにこのままお持ち帰り」
「男女揃って色気のない帰り道だなおい! 悪い二人とも、俺先に帰痛い痛い痛い!」
腕輪から漏れる光が強くなかったせいか、
それともあちらの取り込み具合もこちらに負けていなかったからか、
二人は僕らの異変に気付かずに騒ぎながら教室を出て行った。
……でも仕方なかったのかもしれない。
僕らは大怪我を負ったわけでもなく、ただ二人そこに立ち尽くしていただけなのだから。
雄二と霧島さんが去ってしばらく後、僕と秀吉の身体は静かに崩れ落ちた。
まるで糸の切れた人形のように、身体を床に沈ませる。
僕は、僕の意識はそれを見ていた。
自分たちが気を失って倒れる一部始終を、普段よりも低い視点で。
「…………そんな」
自分の腕を、服装を見る。制服ではない、しかし見慣れた特攻服。
信じられないけど、間違いない。僕は今、自分の召喚獣になっていた。
「……あき、ひさ?」
そう、秀吉と、一緒に。
「あるんじゃな……こんなことが」
自分の身体をまじまじと見つめながら秀吉は呟いた。
僕も驚きだった。まさか召喚獣と一体化してしまうなんて。
過去に類を見ない体験だけど、口を利けるのはありがたい。秀吉と状況分析ができるし。
「目の前に身体があるのにね。完全に意識を失ってるみたいだ」
慣れ親しんだ『吉井明久』の頬を叩いてみても、何の反応も返さない。
さすがに死体ではないみたいだけど。
未だに光の収まらない白金の腕輪が少しだけ不気味だった。
「とりあえず先生を呼んでこようか。秀吉、ちょっと待っててね」
「ああ、すまぬな」
「それじゃ―――― ぶへっ」
都合良く廊下を先生が歩いていればいいけど、居なかったら職員室かな。
そう思って歩き出した僕は、しかし突然見えない壁にぶつかった。
パントマイムのように手で探る。一見虚空のそこには、やはり透明の何かがあった。
「何をしておるんじゃ? …………うむ、これは……」
僕の様子を訝しがった秀吉も、それに触れて顔をしかめた。
僕らの本体を見ながら、見えない壁をなぞって歩く。
「……どうやらお主の白金の腕輪を中心に、召喚フィールドが形成されているようじゃ」
「えぇ! 雄二の腕輪じゃなくて僕の腕輪から!?」
「原理その他諸々についてはさっぱりじゃが、一種の暴走かもしれぬ。
召喚獣になってしまったワシらは、そこから出ることができないらしい。
……本来の召喚獣のように消えてしまうよりは良かったが、ううむ、これでは……」
「助けを呼べない、のか」
「理解が早くて助かるのぉ」
だって人を呼ぼうとした矢先にこれだもの。僕にだって分かるさ。僕に、だって……。
「うむ? 難しい顔をしておるがどうしたのじゃ?
しかしこの状況を第三者に伝える方法はないものかの……そういえば」
「まぁここは学校なんだし、そうそう悪いことは起きないでしょ。
誰かが通り掛かったら叫んだりなんだりすれば、すぐに助けて貰えるよ」
眠ったままの本体に悪さをするような人もいないだろうし、
仮に眠る秀吉に良からぬことを企むヤツが現れたら、召喚獣の力で撃退してやるさ。
そう思って変態面をした仮想敵(何故か見覚えのあるソフトモヒカンをしていた)
をイメージして素振りを行う。よし、気概は十分だ!
「……それも、そうじゃな」
少し考える素振りを見せたけど、秀吉も僕の考えに賛同してくれたみたいだった。
「だけど変なことになっちゃったね。どう秀吉、召喚獣は上手く動かせる?」
「今や自分の身体じゃからな。しかしこれでは普段の操作とまったく違うのぉ……」
屈伸運動をしながら呟く。
うーん、もともと秀吉が予定していたであろう展開からは大きく外れちゃったしなぁ。
せっかくの召喚獣体験なんだし何か実になることがあればいいんだけど……。
「しいて言えば頭身がおかしいせいで頭上に手が回らんのがな」
「それは体格的に無理だよ。何? 頭を掻きたいの?」
かゆいところに手が届かないのは地味に嫌なものだ。
「ちょっとしゃがんで。触ってあげる」
「いや、そういう訳では……」
なかなか首を曲げてくれない。仕方ないのでつま先立ちで頭頂部に触れる。
「む、う……む」
「秀吉?」
「すまぬ……この身体のせいか、なんとも言い得ぬ感覚じゃのぉ……」
わ、耳がぴこぴこ動いてる。
ぴこぴこって表現も変かもしれないけど、そんな音がしそうな動作ということでひとつ。
「……ん」
「…………」
……待って。断じて変な気分にはなっていないよ?
さっきから心をくすぐられているようだったり、小さく漏れた声にどきりとしたり、
ああもう召喚獣になっても可愛過ぎるよ抱き締めちゃおうかなんて、これっぽっちしか!
「も、もうよいぞ明久、十分たんの―― 気持―― すっきりしたでな!」
あ、残念。秀吉は僕から逃げるように距離を取ってしまった。
だけど今、口に出し掛けたのは、キモ……じゃないよね? よね?
「ならいいけど。それじゃ話でもしながら時間を潰そうか」
「うむ、そうするかの……」
そう言って秀吉はその場に座り……と思ったら、
途中まで曲げた膝をそのままに僕を一瞥すると、
おぼつかない足取りでこちらに来て、僕の隣に座った。
なんだろう今の不自然な動き。召喚獣だからやっぱり勝手が違うのだろうか?
「もし具合が悪かったら言ってね。大したことはできないと思うけど」
「それはない。安心せい」
目を逸らしながら言われても判断に困る台詞だけど。
でも演劇塊の魂……逆だった、の秀吉が見るからにおかしいというのは、
やっぱりただごとじゃないのでは……横目で秀吉の様子を窺う。
「……明久!? 鼻から血が噴出しておるぞ!」
「ごめんねごめんね心配してたんだけどほんとごめんね」
袴! 袴の側面の隙間から、白衣に隠れた太ももがちらりと!
くっ、正気を保つんだ僕! 秀吉の足ならプールでじっくりと舐めるように見ただろう!
おまけに今は召喚獣だ、この頭身に欲情するってどうなのよ人間として!
「そういう問題じゃないんだ、秀吉にこの衣装は反則なんだぁぁぁぁ!!!」
「しっかりせい! さっきから何の話をしておるのかさっぱり分からんぞ!」
この子悪魔! 無自覚に僕を誘惑しようとしてもそうはいかないぞ!
せめて十秒……否、十五秒は耐えてみせる!
「だから今すぐ結婚しよう! その格好で神道的にバージンロードだ!」
「とにかくお主が何かに負けたのは察したのじゃ―――― !?」
なんて馬鹿騒ぎの最中、僕が秀吉に詰め寄ったのがいけなかったのだろう。
背後に反った秀吉は、普段と違う体格のためか、体勢を崩して後ろに倒れた。
咄嗟に右手で僕の襟を、左手で肩を掴んで。
お互いの召喚獣の力は比べるまでもない。僕らは仲良くその場に倒れ込んだ。
「あのぅ……秀吉?」
「…………」
どうしよう、何も言わない。
頭を打ったりはしていないと思うけど。僕の腕を挟み込んだから。
しかし今の姿勢、まるで僕が秀吉を押し倒したみたいだよなぁ……不謹慎かな。
「のう、明久」
「は、はい! 何でしょう!?」
「……疚しいことを考えておったな」
うぅ、見抜かれてる。
この緊急事態においても逞しい僕の下心だ、呆れるのも当然か。
そして秀吉は僕の身体を離さずにぎゅっと―――― あれ? ぎゅっ?
「明久……」
耳元で名前を囁かれて、一気に血が昇る。
なななんだっだっててんだええぃ……! 落ち着け素数を数えるんだでも素数って何!?
「召喚獣になったからか、ワシも何処かおかしいらしい……」
「お、おかしい? ……具合が悪いってこと?」
「さてな……具合か、理性かもしれん」
ちゅっと乾いた音が頬から鳴った。
……………………ああ事故か、事故だよね?
何を取り乱しているんだ僕は。こんなの事故事故事故事故事故事ちゅっガはっ!
「ひぃ、ひでよっし! 待って待ってストップフリーズここが夢見た理想郷!?」
「……止めて欲しいと? ……無理じゃよ、精神的にも物理的にものぉ。
諦められなければ古典8点の力で抗って見るがよい。すぐに結果が見えよう」
……あれ? その点数、秀吉に教えていたっけ? 前回に輪をかけて悪かったのに。
「白金の腕輪の上にぼんやりと浮かんでおった。
ワシとの戦力差、聞いておきたいかのぉ?」
言って唇で頬骨をなぞり首筋に来ると、より一層強く吸い付かれた。
肩にあった秀吉の腕は、いつの間にか僕の背中に回り完全に拘束している。
それら事実が僕の心臓に火をつけて血を焼いて―――― 頭がぼおっとする。
「……したい」
「ひ、秀吉」
「お主と、疚しいことがしたいのじゃ」
もう頭身が何だと言っていた僕は忘却の彼方にあり、文字通り悩殺された僕が残る。
目の前に居るのは僕の友人木下秀吉の、だけど記憶の何処にもない蠱惑的な態度。
知らない世界に、気が狂いそうだ。
「それでも嫌なら、どうしても嫌なら、ワシにこうさせた今までを全て否定するのじゃ。
可愛いと、嫁や婿やと言った今までの言動を否定して……本当のことを言うんじゃ」
「…………」
「何もかも冗談じゃったと。実際に近付けば、触られてみれば、本当は、
本当は本当は本当は―――― 木下秀吉は気持ち悪いと、口にするんじゃ明久……!」
「いやだ」
自然と口に出していた。何も考えていなかったのに、それだけは考えられなかった。
泣き声を含んだ言葉尻を哀れに思ってとか、同情も憐憫も一切として関係なく、
僕は、秀吉の言葉が全く以って見当外れだったから、当たり前のように否定していた。
「……ならば、ワシは過去に倣いお主を諌めたりはせん」
背中に回した腕の先で僕の後頭部を掴んで、もう片腕で顎を固定して、
「お主の全てに木下秀吉という名の傷をつけよう。普段のワシの苦労を思い知るが良い」
にこりと凶暴に笑うと、噛み付くような口付けが始まった。
「はぅ……む、ん……」
吐息が流れ込んでくる。匂いなんてない筈なのに、どうしてか甘いと感じてしまう。
「……塩の味がするのう」
「ええっ! 僕の食生活って召喚獣にまで反映されてるの!?」
「嘘じゃよ。ただ本物ならそうなのじゃろうかと想像しただけじゃ。
ワシも仮初の身体じゃからの。変な匂いがしないと安心できるのは嬉しいことじゃ」
「……なんとなく、するけど」
「なんと! 何処からじゃ、ワシの何処がどう匂う!?」
「うん、そこはかとなくジャガイモの芽の匂いが」
「……この期に及んで、でまかせも大概にせんか!」
キスが再開された。
今度は啄ばむように唇が動いて、その度にちゅっちゅっと音が響く。
顎に添えられていた秀吉の指は、今では僕の背中を這っていた。
……ていうか、どのタイミングで服の中に侵入したんだ……気付かなかった。
「ん……えっとさ、秀吉」
「うんっ……どうしたのじゃ?」
「僕も秀吉の身体、触っていい?」
「…………」
ぴたりと指先が止まる。予想以上の反応だった。
いつも男としての扱いを希望している秀吉だから、
もしかしたら何の抵抗もないかと思っていたけど。
「やっぱりダメ?」
「ま、待て……あらためて許可を問われるとな、返答に困るのじゃ」
「恥ずかしがるのは新鮮だね。大抵は無頓着だったから」
「……男同士でも、素手で身体をべたべたとは触るまい」
そりゃそうだ。
でも秀吉が先に触っていたのは蒸し返さないでおくべきだな。気持ち良かったし。
「つまりわざわざ尋ねるのは羞恥プレイみたいで反則だってことだね?」
「どうしてそうな……いや、あながち外していないかもしれんが」
「じゃ、勝手に触る」
「――――っ!?」
白衣の内側に手を入れて、左手を背中に回し背骨をなぞってみる。
必然的に僕から見て秀吉の左上半身が外気に晒された。
今回はじっと見てもいいよね……ムッツリーニ、死ななくて良かったなぁ。
「明久、そうとっくり見つめられると恥ずかしいのじゃが」
「えっ、僕だと嫌なの!?」
「お、おおお主だから、意味合いが違ってくるというか」
……これは僕にもっと見て欲しいというメッセージに違いない。
よって見る。穴が開きそうなほどに見る。見て見て見て―――― 舐める。
「ひっ!? ……っ!」
「くすぐったかった?」
「こういうことをされるとは思ってたんじゃがっ……ふ……むっ……!」
胸の辺りに舌を這わせる。
くすぐったがってるのか感度が良いのかは分からないけど、反応が可愛いから止めない。
ついでに甘噛みをしてみた。背中で跳ねた。と、突然だったから驚いた。
「やはり鬼畜じゃ…………お主に掴まりたくても、
頭を拘束してそこから動いてくれなくなったら本末転倒……どうすれば……」
どうやらここを舐められるのは辛いらしい。名残惜しいけど仕方ないか。
口を離して秀吉と目線を合わせる。
「じゃあさ、またキスをしよう」
秀吉は息を呑むと、顔を逸らしつつも頷いてくれた。
今度は僕から唇を重ね―――― ようとしたところで、身体が半回転する。
「いたっ……!」
手首を床に押さえつけられた僕の上には、秀吉が覆い被さっていた。
はだけた白衣と震える指、半開きの口と荒い息、僕を凝視する猛禽類の如く鋭い目で。
今は真正面に顔があった。今までとは様子が変わっていた。
「明久……これは見聞のみのゆえ、真似にも限界があろう、だが……」
「秀吉……?」
「これ以上は、ワシが持たんのじゃ――――!」
「ふぐっ!?」
秀吉からの口付けは、舌を伴ってのものだった。
一気に口内の奥まで突き刺さると、そこで粘膜を容赦なく掻き乱す。
骨越しに響く水音。秀吉から流れ込んできた唾液が、喉の奥に溢れ返る。
息が詰まり堪らず嚥下するが、秀吉の襲撃は収まらない。
僕の背中に爪を立てて、逃げないように固定化する。
その間も蠢き続ける秀吉の舌は、ただただ乱暴で単純で無茶苦茶だった。
僕の内側の隅々まで舐めきって絡まって絞り尽くして、それでも暴走は終わらない。
「むぐ……あきひ、さ……んむぅ……!」
蛇のようなそれに巻き付かれた僕の舌は、秀吉の口内に連れて行かれる。
その中の痴態に脳が麻痺する。不思議な味覚に神経が焼ける。
まるで口を介して秀吉と一つになったようだった。
このまま水飴のように溶けてしまいそうな一体感に酔い痴れる。
いつしか自由になっていた両腕で、眼前の華奢な身体を抱き締めた。
秀吉は止まらない。僕の舌から、口から搾取したものを一心不乱に飲み干す。
その度に震える喉が、喉を通る水の音がいやらしくて、僕は両腕により力を込めた。
お互いの身体が寄り添い合って―――― 僕はやっと気付くに至る。
「んぐっ……ひで、よし……ぅんむ……」
「はぁっ……後生じゃ、見ないでくれ……あむっ……」
秀吉は、腰を揺らしていた。
僕の手首を捕まえていた手が途中で消えたのは、これを慰めていたのだろう。
だけど僕らの距離がゼロになった今、秀吉の局部もまた、僕の局部と重なっていた。
腰の振動が直に伝わる。秀吉の熱い吐息が僕の肺に満ちて、袴と特攻服越しの熱もまた。
触れ合う素肌が汗を混じらせて、僕らの体温が共有されていく。
果実を頬張るように秀吉の口内を蹂躙し、お返しとばかりに僕の口内が陵辱されて。
秀吉を犯しているようだった。秀吉もまた、僕を犯しているようだった。
キスは性行為の疑似体験。ほんとよく言ったもんだ。
「はぁ……一緒に、いきたいっ、あきひさぁ……!」
「うん……っ……僕も、もう、ひで、よし……っ!」
絶え絶えの息が重なり合って、相手の口を貪り尽くして、
「「あああああああっっっ!!!」」
最後に叫びも一つになった。
ことが終わって、僕らは床に大の字で寝そべっていた。
掻いた汗はもう酷いことに。僕の場合服装が服装だから、中は水溜りも同然だし。
「上着を脱げばいいではないか」
「うん……うわぁ、べたべたして気持ち悪い……」
「ワシはまだ平和な方じゃがのう」
それでも白衣の襟をぱたぱたと扇ぐところを見ると扇情的、じゃなくて暑いのだろう。
頭が真っ白になっていたから体感時間はさっぱり当てにならなかったけど、
気付けば窓の外も薄暗くなっていた。どうも三、四十分は絡み合っていたらしい。
「あぁ、今日の出来事は刺激的過ぎて、頭が追いつかないや……」
「後悔しておるか?」
「…………」
「そう怖い顔をして睨むでない、言ってみただけじゃ」
「違うよ、秀吉。怒ってるんじゃなくて」
ん? とこちらに顔を向けた、そこに唇を押し当てた。
散々やった行為なのにちっとも飽きないな。今回はこれだけで離れるけど。
「……明久は、ずるいのじゃ」
「え。ずるいって、ずっと前から知ってると思ってた」
これは割と本気で。
「気付かなんだ、お主、ワシにだけは優しかったからのう」
秀吉の頭が傾いて僕の胸に納まる。
……なんだこれ。この重くゆっくりとくるものは何だ。海亀が産卵でもしに来たのか?
柔らかい秀吉の肩を如何にして自然に抱き寄せるか、思考回路を全力で働かせていると、
秀吉は深く息を吐いて、視線を下に向けながら呟いた。
「ワシは少し悔しいぞい」
「悔しい? 何が?」
「……元々の体格のせいか、お主の方が……少々……」
後から少々と加えたのは、秀吉の最後のプライドなのかもしれない。
……見立てでは3、4ぐらいは差があったと思うけど。
「秀吉は性別がそもそも違うんだから、男と比べても詮無いことだと思うけどね」
「ここで『詮無い』とらしくない言葉を使われるのがより一層腹立たしいが……」
機嫌を損ねてしまったらしい。どうすれば直ってくれるかな。
「まぁ良い。ならばこそ立つ名分もある」
「名分って、何の話?」
「ワシが攻める方が負担も少なかろう、という話じゃよ」
「秀吉見て! 何故が分からないけど僕の全身に鳥肌が立ってるよ!?」
「―――― ならば逆が好みかの?」
言うと秀吉は前に腕を突き、四つん這いの姿勢で顔を後ろの僕に向けた。
「この召喚獣、耐久力も点数を反映しておるのじゃろう。
苦痛を抑えられるのなら、この又とないであろう機会に試してみるのも一興じゃ」
「……は、い?」
「おそらく病気も貰わないで済むじゃろうて。
どうする明久、ワシから申し出た酔狂、きっとこの時限りじゃぞ?」
真面目な秀吉には珍しい、からかいを含んだ笑顔と一緒に、青い袴が僅かに揺れた。
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
―――― 気付いたとき、僕らは保健室のベッドの上に居た。
なんでも空き教室に二人揃って倒れていたらしい。
日も暮れた後、見つけてくれた鉄人に今日だけは感謝だった。
「うーん、しかし変な夢を見てたような……見てなかったような……」
うろ覚えの記憶が断片的に蘇る。まだ完全な覚醒には至っていないのかもしれない。
はっきりしているのは、途中まで一緒に居た筈の雄二が何処にも居ないということ。
霧島さんが連れ帰ったのでは、という予想も立ててはいるんだけど。
「うぅん…………明、久?」
「良かった秀吉、目が覚めたんだね」
「あ……うむ」
「まだ体調が優れなかったら後でいいんだけどさ。
あの空き教室で僕らに何があったか覚えてる? 二人して倒れてたらしいんだよ」
「む……すまぬ。ワシもはっきりとは……何かあった気はするんじゃが」
「そっか。気にしないで、僕もそんな感じでさ。
じゃあ今頃霧島さんと取り込み中かもしれないけど、雄二に聞いてるみるか」
携帯電話を取り出す。と、秀吉の顔に少しだけ動揺が見えた。
「秀吉、僕の携帯電話がどうかしたの?」
「何故じゃろうか……これは、罪悪感か……?」
「僕の携帯、別に何処もおかしくなってないけど。
あ、ここ電波状況悪いや。ちょっと廊下に行くね、すぐに戻って来るから」
首を傾げる秀吉を背中に、僕は雄二の電話番号を出して保健室を後にした。
―― 明久の背中を見送ると、ワシは再びベッドに沈んだ。
何かがあった。それは確かなのに、それが何だったのか、どうしても明瞭としない。
しかし横になった理由は違った。それを思い返して、つい力任せにシーツを握り締める。
なにゆえそのような不埒なことを考えたのか、恥ずかしくて明久をまともに見れなくて、
だけど目は勝手にそれを追って、その事実に居た堪れず顔が赤く染まるのが分かって――
「……美味そうな唇じゃったな」
もう一度、思ったことを今度は口にして、自分の唇をなぞりながら目を瞑った。
―――― 静かに一人、夢の続きを夢見ながら。
……ちなみに次の日の空き教室にて、
ムッツリーニの変わり果てた姿(出血多量により一週間入院)が見つかるのだけど、
それはまた別のお話ということで……でも、何の音を再生していたんだろう……?
投下終了です。お疲れさまっした
乙!
やっぱり明久×秀吉だね!
乙
明久×秀吉もっとみたいです
乙
激しく乙
本スレで出た、
召喚獣を犯されて、変な気分になってしまう美波がみたいです
197 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 02:54:45 ID:vyiU+8+a
秀吉×明久書くなら秀吉は女体化すべき
>>197 女体化しても構わないが、秀吉は男でも女でもなく秀吉。
ということは覚えててくれ。
秀吉穴ですね、よくわかります。
200 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:59:25 ID:KGIqGFbS
200Get
ついに200まで来たのか
バカテス4も近いし、少しは人も増えるのかもな
秀吉×明久って想像し難いなw
>秀吉×明久
秀吉が騎乗位になって秀吉穴で明久棒を飲み込んで
明久の意志を無視して〈普段から無視されがちだが〉
激しく腰を振って……と考えていったら
一戦交えた後、布団に顔をうずめて横を向く明久と
シガレットチョコをすぱーっとやる秀吉、などという
面白い絵面にたどり着いてしまった。
俺の秀吉はそんなことしないので
これはなかったことにしようと思う
無防備に寝る明久にちょっと悪戯心を出してメイクとか女装とかさせてみたら予想以上にトキメいちゃって
あちこちまさぐったりしてたら夢精させてしまったので慌てて片づけるも手に残った明久の臭いに一晩中
悶々としている秀吉(明久はバカ面で爆睡継続)
まで読んだ
>>205 お前は自分か
魔が差してムッツリーニから購入した明久の女装写真(メイドやセーラー)に
ついキスなんぞしてみたら変に昂ぶってきて一晩中布団で悶々とする秀吉(ry
まで読めた
お前ら結構疚しい事考えてんだなw
>>204から以下妄想
明「………………ん…………ひで………よし?」
秀「なんじゃ、起きておったのか」
明「…………秀吉こそ…………って何吸ってんのさ!?」
スパー
秀「ん?けっこう美味いぞ。明久もどうじゃ?」
明「そんなもの口にくわえちゃいけないでしょ。僕ら未成年じゃないか!」
秀「その割には昨日は…………良かったぞ///」
明「/////昨日のことはともかく、それはいけないって!」
秀「なんじゃ。菓子を食うことをそんなにいけないことかの?」
明「………………………へ?」
秀「シガレットチョコじゃよ。まさか、本当のタバコかと思ってたのか?(ニヤニヤ」
明「なっ////わっ、わかってたよ、最初からセガレットチョコは!」
秀「微妙に間違っとるぞ。本当に可愛いのう、明久は(ニヤニヤ」
明「/////うぅ、生まれて初めて恥かいたよ」
秀「今までのことを振り返っての発言かの?」
明「もう言わないで〜////」
あれ?明秀になったぞ、おかしいな………
自分がまだ男だと思ってるから可愛い
「そんなもの口にくわえちゃいけないでしょ」と言うセリフだけで
モーニングフェラされて起きる明久を夢想した
俺の中で明久はSで秀吉はドM
工藤さんに明久が逆レイプされる話まだ〜〜
優子さんがいつもの仕返しに秀吉の振りして、明久にキュンとしちゃい、秀吉とひと悶着起こしそうな話マダー
>>213が言いたいのは
優子→明久←秀吉
ということなのか?
最終的には二人に迫られるみたいな
いいな、それ
連結とかいうゲヒンな妄想が
優子
明久
秀吉 か
優子
秀吉
明久 かな
>214-217の答え
213のコメント
意外と受け入れられて、先生はびっくりです。
作者、絵師共々に秀吉が好きだからな
無論、俺もだ
だが万が一にも秀吉が突っ込むことはない、いやらしい意味で。
異論は認めよう
秀吉はみんなの嫁であって明久にはやれんな
明久にはあんなに慕ってくれる女の子が三人も居るんだから秀吉まで持って行った日には
グロテスクに処刑せねばならん
でも明久に気がある素振り(頬を赤らめて俯く等)
を見せる秀吉が可愛くて好きなんだぜ
そして明久にもすでに秀吉を受け入れる心構えがある
ぶっちゃけ明久って秀吉には姫路さん相手よりもずっとデレてると思うんだ
>>220 三人のうちの葉月に手を出したら、間違いなく明久の人生は終わるな
>>221、
>>222 本編を見てるとそうとしか考えられない
特に学習合宿での占いの時とか
224 :
蝦夷リカン:2008/05/22(木) 21:59:40 ID:WBskBoPR
僕はやはり、やれば出来る子だった!
みんなとプールで遊んでいたあの日、僕が見ていたのは美波のペタンコでも、姫路さんの兵器でもなく、秀吉のお尻だった。
あれから僕は考えに考え、そして遂に完璧な作戦に辿り着いた。
そして今日、
「それにしても、なぜワシだけが明久の家で待ち合わせなのじゃ?」
あの日から1週間たった日曜日、みんなで市営のプールに行く約束をし、そして秀吉と二人きりになるべく、待ち合わせ作戦を計画し、実行したのだ!
「まだ合流まで2時間くらいあるからウチに居ようよ」
「じゃから、なぜにこんな早く……」
強引に秀吉の手(や、やわらかい……!)を取って僕の部屋に入れた。
今の所、計画どうりだ!
大体30分くらいだろうか、僕たちはいつもどうりの無駄話をしていた。
ただ、なぜか秀吉の顔は、かわいい顔はほんのり朱にそまっていた。
僕が心配して聞いても、
「な、なんでもないのじゃ!」
と、より顔を赤らめて叫んでいた。
残り1時間程になった時、
(平常心平常心平常心平常心平常心平常心平常心平常心……)
僕は行動を開始した。
「ひっ、ひじぇよし?」
「急にどうしたのじゃ明久?」
「あ あと1時間くらいだねっ?」
「そうじゃが…… 明久、オヌシどうして裏声なのじゃ?」
「なんでもないってっ」
(ダ、ダメだ!落ち着け!落ち着くんだ僕!)
「秀吉は水着、中に着てきたのっ?」
「んむ?中とは服の中の事か?
ハハッ。明久、ワシらの歳でそれは無いじゃろう?」
「でもでも、時間もあるんだし、今着た方が楽じゃないか!」
「なぜにそんなに必死なのじゃ」
ここで僕は切り札を使った。
「ひょっとして秀吉、『男同士』なのに恥ずかしいの?」
フッ。これを言われると秀吉は断れないだろう。
225 :
蝦夷リカン:2008/05/22(木) 22:00:47 ID:WBskBoPR
「そう……じゃな………」
あれっ?予想のリアクションと違うぞ。しかも秀吉の顔が悲しそうだ……
「どうかした?秀吉も『男』でしょ?恥ずかしいことなんてないよ」
「・・・・・・・・・」
秀吉は下を向いて黙ってしまった。
10秒くらいか経ってから、急に立ち上がり
「そ、そうじゃなっ! 男同士じゃからなっ!」
と言いながら後ろを向いて秀吉はTシャツはかわいらしい上着から脱ぎ始めた。
それでも後ろを向く秀吉はかわいいけど、僕が3日前から頑張って設置した鏡(など反射するもの)を使えば、計画どうりの僕の立ち位置からはモロ見えだ!
……って、あれ?
「ひ、秀吉?なんで泣いてるの?」
「な、泣いてなどおらぬっ。グスッ」
そんな鼻すすりながら言われても。
「泣いてるじゃん」
「泣いてなどおらぬっ。それよりオヌシの位置から見えるわけなかろう? グスッ」
「そ、それは……」
でもまさか、泣くほど着替えを嫌がるとは思わなかった。
「・・・・・ゴメンっ、秀吉」
僕は土下座する勢いで謝った。
「なぜ明久が謝るのじゃ? グスン」
「いや、その…。着替えさせたり…」
「ち、違うのじゃっ!ワシが悪いのじゃ。ワシが……」
「秀吉が?どうしたの?」
「・・・・・・」
秀吉はガバッと顔を上げ、叫んだ。
「ワシはっ、ワシは男なのに、友達の、男のオヌシの事を好きになってしまったのじゃっ!」
「秀吉……」
「気持ち悪いじゃろう?
でも好きなのじゃっ!
両思いになれぬのはわかっておる。ひとつに成れないのもわかっておる。
でも好きで好きでしょうがないのひゃっ」
僕は秀吉(や、やわらかい……!)を思いっきり抱き寄せた。
226 :
蝦夷リカン:2008/05/22(木) 22:05:34 ID:WBskBoPR
「僕も秀吉のこと好きだからっ!
それに秀吉の性別は『秀吉』だから問題ないし」
「明久…… んっ」
初めてのキスで加減がわからなかったから強すぎたかも。
でもお互いの歯につぶされた唇の痛みを忘れるほど秀吉の唇はやわらかかった。
「っん。……」
なぜかまた秀吉はうつむいてしまった。
「どうしたの?秀吉。
嫌だった?」
「ち、違うっ!違うのじゃ。
ただ、ワシは体も全て明久に捧げたいのじゃが、それが出来ないのが悲しくてのう」
僕はもう一度キスをした。今度は舌も入れて。
「んんんっんん」
秀吉の味とやわらかくて暖かい舌と嬌声に夢中になってたからか、僕と秀吉の立ち位置が逆になっていることに気付かなかった。
「んんっ……っはぁ。
……なるほど。じゃからワシが泣いている事に気が付いたのじゃな?明久」
きっと今、秀吉には向き合っている僕の背中が丸見えなのだろう。
「ご、ゴメンっ!」
「明久、ワシの体が見たいのか?
ワシはオヌシに体を捧げたいのじゃ。
じゃからオヌシが見たいなら、オヌシとひとつには成れないワシの体じゃが、明久の好き放題にして欲しいのじゃ」
きっと秀吉はアナルセックスを知らないのだろう。
僕はここで自慢の頭脳をフル回転させた。
(きっと秀吉はいきなり教えても、汚いからと言って嫌がるだろう)
そう考え、僕はまだ教えないと決めた。
「いいんだね?秀吉」
「ああ。オヌシの好きにしてくれ」
まずTシャツを脱がした。
もちろんブラなど無く、ピンクな乳首が露になった。
「舐めるね」
感じることは無いだろうと思いながらした行為だったけど、意外にも秀吉の口からは喘ぎ声が漏れ始めた。
227 :
蝦夷リカン:2008/05/22(木) 22:11:20 ID:WBskBoPR
「秀吉、気持ちいいの?
乳首も起ってるしね」
「っああ!噛むな!
んんっはぁっダッダメじゃ明久!」
「じゃあ、次は」
いったん胸を攻めるのを止め、僕はズボンに手をかけた。
「あ、明久っ!脱がしても良いものは出て来んぞ」
「秀吉って産毛すら生えてないんだね。っていうか勃起してるのに小さすぎるよ秀吉の」
「……明久の…アレはデ、デカいのか?」
「見る?」
「……うむ」
僕はすでに起ち始めている自慢の息子を秀吉に見せ付けた。
「さわってみてもよいか?」
「うん。
っあ!いいよ秀吉っ!」
「気持ちよいのか?
もっと気持ちよくしてあげたいのう。
どうすればよいのじゃ?」
「上下にこすったり、その…舐めたり咥えたりしてくれたら気持ちいいかも」
「わかった。
れろれろっ 自分にも生えてるもの舐めるのは不思議な感じじゃな ぺろっ
ウラスジとはどこじゃ? ここを舐めればよいのじゃな。れろっ フフフッ明久、かわいい顔じゃ。はむっ」
「っうう!気持ちいいよ、秀吉っ!
咥えたまま頭を上下に動かしてっ!」
「んっ んっ んっ
ろうじゃきもひよいか?」
「うぁあああ!出る!秀吉っ!」
ドピュッ ビュルルルルッ ビュルッ
つい力が入り、秀吉の頭を押さえつけて喉の奥に刺さった時、僕は達した。
「んむぅぅぅぅ。けほっ けほっ」
「あ、飲んでくれないんだ。
っじゃなくてゴメンッ、秀吉!大丈夫!?」
「す、すまぬっ!飲んだ方が良いとは知らなかったのじゃ。ぺろっごくっごく」
秀吉は口からこぼした精液を舐め、飲み始めた。
そんな淫靡な光景を見るとすぐに息子が復活し始めた。
「秀吉。四つん這いになってソッチ向いて」
「うむ。 こ、こうか?」
つ、続きは……
続きはまだですか?
それとも今日の分はここまでなんですか?
229 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 16:42:06 ID:F0bC3VW/
「上下にこすったり、その…舐めたり咥えたりしてくれたら気持ちいいかも」
なぜかこの文章で奇妙なデジャヴ・・・
エロゲにとんでもなくありがち
231 :
蝦夷リカン:2008/05/23(金) 19:59:34 ID:nw7kHtSq
そんな感じでどんどん欠点を言ってください。
初めて自分で書いた文なので欠点だらけです。
別に将来、これで飯を食っていこうとまでは考えてませんが、うまく書けるようになりたいです。
後半は今書いてるところです。
>>229すいません。他の人の文をみてないので被ってしまったかも。
次回からは勉強ようにも見ていくから無いと思います
>>230どんどん虐めてください。
いいですよ、皆さんの虐めっぷり。
232 :
蝦夷リカン:2008/05/23(金) 20:43:50 ID:nw7kHtSq
全裸な秀吉のバック姿を見ていると、すぐにでもアナルに突っ込みたい衝動に駆られるけど、ここは我慢だ。
勃起してるのに中指くらいしかないチンコも、玉が入っているかわからない袋も綺麗だけど、なによりも、照れてるのかキュッと力が入り締まっているアナルが可愛かった。
僕が早速アナルにシャブりつこうと秀吉のお尻に顔を近づけると
「あ、明久っ!ワシの…チンチンも気持ちよくしてくれるのか?」
と、秀吉が少し嬉しそうな声で言った。
(なんてこった。秀吉のことは好きだけど、さすがにチンコを舐めるのは・・・)
「……い、嫌ならしなくてもいいのじゃぞ……」
そんな悲しそうな顔をされたら断れるわけないじゃないか!
「秀吉、仰向けになって足広げて」
「恥ずかしいのう。」
「じゃあ始めるよ。 ぺろっ」
「っんあ はぁっ んんっ」
ああ、まさか僕がチンコを舐める日が来るなんて。
とにかく僕の超絶技巧で早く逝かせよう。……それにしても秀吉の、小さいくせにカウパーが多いな。
「ちゅっ ちゅぅぅぅぅぅ んっんっ れろれろっ」
「っんあぁっ! 吸われるとおかしくなってしまいそうじゃっ!
明久っ!もっと吸ってほしいのじゃぁ」
どうやら秀吉は吸われるのが好きらしい。でも吸えば吸うほど秀吉の多めのカウパーが僕の口に溜まっていく。
「ちゅぅぅ ちゅ ちゅ じゅぼじゅぼっじゅぼじゅぼっ」
「あぁっ明久それ気持ちよいぞっ!
イクッ んぁイッてしまうのじゃ〜っ」
「んぷっ」
どぴゅっ どぴゅどぴゅ びゅるるるるるるるるるるぅ どぴゅっ
秀吉はかなり多めの精液を僕の口の中で発射した。僕の頭を押さえつけながら。
(く、苦しいっ!っていうか、まさか秀吉が頭を掴んでくるなんて。まぁ僕もしちゃったけど)
「っんんんんん けほっけほっ」
僕は溜まっていたカウパーと共に多すぎる精液を吐き出した。
口もとは多すぎて溢れた精液で、手や膝もとはカウパーと混ざった吐き出した精液でまみれていた。
「明久は飲んでくれんのか?」
ずるいよ秀吉っ!悲しい顔するなんてっ!
「……ごくっ んんんんぅごく はぁ」
僕は口の周りに付いていたほんの少しを口に入れて飲んだ。あんなに出ててたのに秀吉のはめっちゃ濃かった。
233 :
蝦夷リカン:2008/05/23(金) 20:44:20 ID:nw7kHtSq
「ワシは全部飲んだのじゃぞ?」
アレッ?ヒデヨシサン?目がイツモとチガイマスヨ?
「ほらっ明久。オヌシの口もとにも、手にも、膝にもまだまだワシのが付いておるぞ?」
「いや、でも喉に引っ掛かって苦しいんだ」
「ワシだって苦しかったのじゃが……
嫌ならいいのじゃ……嫌なら……」
Sだ!秀吉はドSだった!
その顔したら僕が断れないのを知っててするなんて。
「ぺろっごく ごくごくっごく ぺろぺろぺろ」
結局僕は秀吉のチンコの洗浄まで口でさせられた。
洗浄が終わる頃には秀吉の目はいつもどうりの優しい目になっていた。
「終わったよ、秀吉」
「好きじゃ明久 ちゅっ」
秀吉は長いキスの後、パンツを着ようとし始めた。
「何してるのさ秀吉?」
「何って……ワシらはこれ以上出来ないじゃろう?」
悲しそうな顔で秀吉は言った。
「僕にまかせてよ、秀吉」
「ナニするのじゃ?」
「いいからいいいから」
僕はドSスイッチの切れた秀吉を再び四つん這いの姿勢にさせた。もちろん可愛いアナルがこっちに向くように。
「ナニするの っひゃ」
僕は有無を言わせず、アナルに口付けした。
「な、ナニするのじゃっ!」
「ココならひとつになれるでしょ?」
「いやじゃ!いやじゃ!いやじゃっ!
そんな汚いトコ舐めんでくれっ んあっ」
僕は舌を秀吉の穴に少し入れてかき回してから、計画には無かったけど今自慢の頭で考えた最強の切り札を使った。
「ぺろっ 秀吉、僕とひとつに成りたくないの?」
「っんん それは……成りたいが ぁん」
「それに秀吉、感じてるじゃん ぺろっ」
秀吉は文句を言うのをやめた。
まぁ力が抜けてやわらかくなったアナルを見ると、秀吉が僕を受け入れる決心をした事がわかる。
「秀吉、指入れるね」
「うむ。 んんぁあ」
苦しそうな声を上げる秀吉を見ると止めてあげたくなるけど、心を鬼にして我慢だ。
「んひゃぁあ」
秀吉が奇声を上げたのは、僕の指がナニかコリッとしたものに引っ掛かった時だ。
234 :
蝦夷リカン:2008/05/23(金) 20:45:47 ID:nw7kHtSq
「っんんあ な、なんじゃっ!
ひゃぁ や、やめてくれ明久っ!
も、もれるっ 漏れてしまうのじゃっ!」
「漏れるってナニ がぁぁぁ!?」
秀吉はお尻に僕の指を入れたまま、お漏らしをしていた。
「すまぬっ。……嫌いにならんでくれ」
秀吉がナニか言っていたけど、そんなの聞こえないぐらい僕は秀吉のお漏らしに興奮していた。
「……明久?」
「かわいい……かわいいよっ秀吉っ」
「……なかなかの変態じゃのう」
「そろそろ入れていいかい?」
「う、うむ」
「いくよ」
「っん ぅうううぅうう」
秀吉の苦しそうな声を聞きながら僕は根元まで入れた。
「く、苦しいのう」
「秀吉の『処女』奪ったね」
「女ではないのじゃが……」
「秀吉の『処秀吉』奪ったね」
「ややこしいのう」
「そろそろ大丈夫?」
「うむ、まだ苦しいが動いてよいぞ」
「いくね」
僕はゆっくり抜き始めた。
「んん ぁああああああ」
「どしたのっ?」
「き、気持ちよいのじゃ」
ギリギリまで抜いてから僕はまた挿入し始めた。
「ぅうううううう
入ってくるときは苦しいのう」
「秀吉の中、気持ち良いよっ!」
だいたい10セットくらい秀吉の喘ぎ声と苦しがる声を聞いた時、秀吉の声が変わった。
「んひゃぁ んあ あっ あっ
いいっ いいのじゃっ!」
「ううっ 締まるよ秀吉っ!
イクッ 出すよ!秀吉の中に出すからっ!」
「んあぁっ ワシもイッてしまう!
明久っワシのを手でしてくれっ}
バックの体位で右手で秀吉の小さいながら硬くなってるチンコをしごいて、左手で乳首を捻った。
「壊れてしまうっ!こわれてしまいそうじゃぁ!」
「イクよっ!秀吉っ!」
「ワシもイクぅーー」
どぴゅるるるるるるる ぴゅる どぴゅっ
235 :
蝦夷リカン:2008/05/23(金) 20:51:53 ID:nw7kHtSq
秀吉のアナルはめっちゃ気持ちよかったから、僕も相当な量出たんだけど、やっぱり秀吉の方が1どぴゅ多かった。
「……はぁっ 気持ちよかったー」
ぬぽっ 僕は秀吉の中から抜いた。
「明久の精液、熱いのう」
「大丈夫?」
「うむ。
それより明久の手にワシの精液がたくさん付いておるのう?」
僕は精液まみれの手を見た後、秀吉の目を見た。
「舐めるのじゃろう?」
ドSスイッチがONしていた。
「おいしそうに舐めるのぉ」
や、やばいぞ。このままだったら秀吉が暴走してしま
「明久の『処男』が欲しいのう。」
ピンチだっ!これはやばいぞっ!どうやってでも断らなければっ!
「い、いや僕は遠慮しておくよ んぎぃっ!」
「どうしたのじゃ?そんな声出して?
ワシはただオヌシが逃げぬよう、オヌシの穴に指を入れただけじゃがのう?」
「い、痛いよっ秀吉。せめて舐めてから入れてよ」
「舐めて欲しいのじゃな。変態じゃなぁ」
「んあっ んん はぁ」
(い、意外と気持ちいいぃ)
「気持ちいいよっ!
っんあぁっ!指ぃ!秀吉の指がちょうど前立腺に当たってるよぉ!」
「指ではなく、ワシのチンチンなのじゃが……」
「っうう気持ちいいよ!
イクッ イッちゃうよっ!」
「ワシもイクっ!
明久の奥でイクッ!」
どぴゅ どぴゅどぴゅるるるうるるぅるううる どぴゅ どぴゅるるるうるるっるう
「抜いてっ秀吉っ!お腹が破裂するぅーーーーー」
3度目の僕は情けなく、たったの2どぴゅ。
ソレに比べ、秀吉は今までで一番多い、推定15どぴゅ。お腹がパンパンだ。
秀吉が小さいモノを抜くと、溜まりに溜まった精液が僕の穴から勢いよく流れ出た。
僕らは各自、アホらしくアナルを開いて精液を出してから、いそいそと服を着た。
「秀吉、僕らの関係みんなにはどうする?」
「見せ付けてやるかのう」
「手ぇつないで行く?」
「そうじゃな」
僕らはキスをしてから手をつないで家を出た。水着を持って。
GJ!「処秀吉」がウケたw
この後、他のメンバー
特に姫路さんと美波の反応が気になる
個人的には良かったけど
男×女じゃないと受け付けない人もいるので
一応、冒頭で注意書きをした方が良かったかも……
237 :
蝦夷リカン:2008/05/23(金) 21:41:26 ID:nw7kHtSq
>>236あぁなるほど。
みんな秀吉ファンだと思ってました
そうなんすよねー
この後の展開はまだ考えてません。まだ↓の2つのパターンしか思いついてないです
@結局、他のヒロイン2人ともしてしまうエロゲど真ん中パターン
A明久を逆レイプしようとした高橋女史を秀吉と二穴
他にどんなパターンがいいかなー
sageたほうがいいよ
239 :
蝦夷リカン:2008/05/24(土) 08:38:31 ID:2FPkt/K/
すんません。
知らんかった
明久×姫路さん を頼む
>>239 しかし物怖じせず書き込んだ姿勢は尊敬に値する・・・
・・・要はもっと書いてくれと言うことだ
>>240 明久×姫路さんはけっこうありそうなもんだが、そこでどうしても秀吉が頭をよぎるんだよな
ムッツリーニ×工藤とかアリだと思ってる
姫路さんがもうちょっとだけアルコールに強かったら明久の貞操は今頃・・・
Aきぼぅ
俺は@きぼう
関係ないけど、コテ付けるならトリップも併用してほしい
偽物でも出たら厄介だからさ
今、@書いてるだけど、登場人物が多いと
書くの難いなぁ
まぁ後3日以上は掛かっちゃいます
あれから1週間たった。
僕と秀吉のおめでた発表の後、姫路さんが溺れ、美波が帰ってしまったため解散になったあの日から、姫路さんと美波は学校を休んでいた。
あの日から1週間後の日曜日、今日姫路さんが急に僕ん家にやって来た。
「わっ姫路さんっ!?さしぶりだね。どうしたの?」
「・・・・・・」
「…えーと、入る?」
……こく……
姫路さんは下を向いていたのをより深く下げ頷いた。
「・・・・・・」
「……えーと、どうしたの?」
「・・・・・・」
何回かこのやり取りをしてから
「……インターフォン、鳴らないんですね」
「……うん、お金が……」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
このやり取りをしてからさらに10分の沈黙の後
「・・・あ、明久君はお尻が好きなんですよねっ?」
「えっ?ナニ言って」
「お尻が好きだから木下君がいいんですよねっ!」
「別にお尻がすきだからってわけじ……ひ、姫路さんっ!?
ナニしてんのっ!?」
姫路さんは急に立ち上がり、スカートの中に手を入れてパンツを脱いだ!
「姫路さんっ!?」
さらに姫路さんは四つん這いになり向こうを向いた。
「・・・ごくっ」
思わず生唾を飲んでしまうほど、姫路さんの肌は白く、初めて見る少しグロい女性器に僕は興奮した。
しかし、興奮を隠せずジロジロと姫路さんの体を見ていると、綺麗なお尻の中心にあるアナルが少し赤くなり、血が固まっているのに気が付いた。
「姫路さん・・・ソレ・・・」
「はい。明久君が使いやすいように広げておきました。
少し切れちゃって痛かったけど大丈夫です。
どうぞ明久君の好きなように使ってください」
そう言いながら姫路さんは片手でアナルを僕に見せるように開いた。
カサブタが取れ、また少しにじんできた血を見て、僕は焦って姫路さんの手をとった。
その時、姫路さんのお尻(や、やわらかい……!)に触れたのはワザとじゃないよっ!?
「ダメだよ、姫路さん」
「どうしてしてくれないんですかっ?
……私のこと嫌いなんですか?」
「嫌いじゃないよ……でも…」
実際、僕は自分の気持ちがわからなかった。
先週、秀吉に言ったのも本当の気持ちだし、プールで『帰る』って言ったときの美波の悲しそうな顔に胸が痛くなったし、今自分のためにここまでしてくれる姫路さんが愛おしくてたまらなかった。
「ならどうしてっ!?
お願いですっ明久君!私としてください……ぅうう ぐすっ うぇ〜ん」
ヤバイっ、姫路さんが泣き出した。
「私、ぐすん 明久君のためにイロイロ勉強したんですよっ。『ふぇら』っていうのもしてあげますから……」
姫路さんのフェラっ!
なんて魅力的なんだっ!
「ぐすん お金が欲しかったら払いますからっ。
……インターフォンなおすお金あげますからっ……っひゃ あ、明久君」
僕はたまらず抱きついた。
別にお金が欲しいんじゃなくて、愛おしくて。本当に。
「好きだから。
姫路さんのこと好きだから。
でもちょっと待って」
「なんでですか?
私も明久君のこと大好きだからナニしてもいいんですよ?」
姫路さんの言葉と、四つん這いの姫路さんに後ろから抱き付いたからバックの姿勢だったことに気付いてしまった事が、僕の息子を元気にしてしまった。
「あ、明久君の当たってますっ。
されちゃうんですね?
私、されちゃうんですねっ!?」
もの凄い嬉しそうな声で言う姫路さんには悪いけど、秀吉と話さなくちゃいけないし、美波のことも気になる。
「待って。
秀吉とかと話さないと……ゴメン」
「そうですか……」
ああっ、悲しい顔をしないでくれっ!
「じゃ電話するね」
と、僕が離れようとすると
「ダメですっ!
木下君が来るまではこのままくっ付いていてください」
僕は姫路さんのむき出しのお尻に布ごしの元気な息子を押し付けた擬似バックのまま、
秀吉に『今からウチ来れる?』と電話し、姫路さんにバレないように同じ内容のメールを美波に送った。
なんか抱きついている時に他の女にメールするのはダメなことだと思ったから。
興奮した男女が擬似バックのままナニもしないでいる、というシュールで拷問的な状態はとても永く感じた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「……私、明久君のためにイロイロ勉強したんですよ」
きっと姫路さんは気まずい沈黙を破ろうとしたのだろう。
でも・・・・でもっ!
「っあん 明久君のビクッてなりましたっ!」
「……ゴメン」
そんなの言っちゃダメだよっ!!
またの沈黙の後
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「……美波ちゃんも呼んであげませんか?」
「……なんで?」
僕は美波は来たくないと思っていたけど、今の姫路さんの言い方だと美波が来たいような感じだ。
「なんでって……
とにかく呼んであげてくださいっ!」
なぜ姫路さんが怒ってるのかわからなかったけど、メールを打つ振りをした。擬似バックの体勢で。
こんこん
ドアを叩く音が聞こえ、僕は擬似バックから解放され玄関に行った。
ドアを開けると秀吉と美波の2人が立っていた。
秀吉は少し困惑した様子、美波は下を向いていた。
2人を中に入れ、部屋の椅子に座らせて、まず僕は秀吉に土下座して謝った。
「急にどうしたのじゃ?」
「ゴメンっ秀吉、僕は秀吉の他に姫路さんも美波も好きかもしれないっ」
「えっっ!?」
「・・・・・・」
美波の驚く声は聞こえたけど、秀吉の怒る声や悲しむ声は聞こえなかった。
「……秀吉、怒らないの?」
「ワシらでは結婚はできぬから結婚相手は他に居てよいと考えておったし、独占しようとは思ってなかったからのう」
「秀吉」
「じゃが、いささか早すぎるのう」
「秀吉っ!」
僕はいじわるな顔をしだした秀吉に飛びついてキスをした。2人の前で。
「あ、明久君っ!?」
「アキっ!?」
「……っはぁ 明久、2人が嫉妬で燃え狂っておるぞ」
「あ、…ゴメン姫路さん」
「アキ?どうしてウチには謝らないわけっ?」
「痛いよっ美波っ!」
「どうして謝らないの?」
「だって嫉妬って好きな人にするもんで ギャー 痛いよ美波っ そっちにも曲がらないからっ」
「あんた、まだウチの気持ちに気付いてないのっ?」
「っえ、それって……ギャー痛いって」
「のう島田、明久はMじゃから喜んでおるぞ」
「本当なのっ木下!?」
「うむ」
「違うよっ!?」
ヤバいっ!秀吉のドSスイッチがONしちゃってる!
とゆーか、なぜ美波はそんなに嬉しそうなんだ!?
「自分にウソをついて接しなくていいのねっ!?
アキ好きよっ!運命を感じるわっ」
「大丈夫です、明久君。
『えむ』な人が喜ぶことも勉強しましたから!」
「ちょっと待っ」
「瑞希、本能で動く私には勝てないわよ」
「でも知識なら美波ちゃんに負けません!
明久君っ!ひざまずいて私の足を舐めてください!じゃなくて、舐めなさいっ!」
僕は危うくひざまつきかけた。
「って、だから僕はMじゃ」
「やるわね瑞希。
でもアキを喜ばすことは出来ていないわっ!
アキ仰向けになりなさいっ!私の足であんたの汚いモノ踏んで気持ちよくしてあげるわよ」
僕は仰向けの姿勢で言った。
「っだから僕はMじゃ」
「明久のお尻が見たいのう」
「ひ、秀吉っ!?」
「見せてくれるのじゃろう?」
「木下、やるわね」
「勉強不足でした」
なにやら変な話をしてる3人を、僕は下半身裸の状態で止めた。
「ちょっと待ってよみんな!
僕はまだ誰の事が好きなのか分からないようなヤツなんだよ?」
「ワシは構わんが」と優しい秀吉
「何人好きでも、その中に私を入れてくれるなら」と可愛い姫路さん
「あんたの意思は関係ないわ」と本能でドSな美波
そんな美波に
「さすがにワシもあれほどSじゃないのう」
「さすがです、美波ちゃん」
と感動してる2人。
そんな3人に将来が不安になり、後ずさりしてる僕に
「そういえばアキ、あんた木下とドコまでシタのよ?」
「お尻で、その・・・」
「じゃが一回しかしておらぬからのう」
そう、あのプールの日から僕らはキスもしなかった。
僕の心の迷いに秀吉が気付いたからか、どこか避けられている感じだった。
「ふーん。一回しかしてないんだ。
それに女とはしたことないんでしょ?」
姫路さんが嬉しそうな目をした反面、秀吉は悲しそうな顔をした。
きっと他の2人に自分には無い穴が付いてることに負い目を感じているのだろう。
「秀吉には秀吉にしか出来ない事があるじゃん」
僕は秀吉に近づいて小さな声で慰めた。
「じゃが、島田も姫路にもお尻の穴はあるじゃろう」
「でも僕の穴は秀吉しか出来ないよ」
「おぉ、そうじゃな」
よかった。物凄い体を張った慰めだったけど、秀吉は元気を取り戻したみたいだ。
僕も身を削った甲斐があったよ。
秀吉は内緒話の後、顔を上げ2人に自慢した
「明久のお尻の『処男』はワシが奪ったがの」
「ズルいです、木下君。
私も勉強したから、後で指でしてあげようと思ってたのに」
「さすがドMねっアキ!」
悲しむ姫路さんと喜ぶ美波。
怖いよ怖すぎるよ。
すんません、まだココまでしか書いてません。
いいよいいよー
乙
「あの、明久君、私の処女貰ってください」
ようやくSM路線から外れた喜びもプラスされ、飛び掛ろうとした時、美波が叫んだ。
「瑞希っ!ズルいわよ!ウチはアキの初めてになりたいのに」
「私だってそうですっ!」
と姫路さんがガバッと立ち上がった時、他の3人に姫路さんがパンツを履いていないのが見えた。
「ア〜キ〜?
どうゆうことなの?」
「ナニをしておったのじゃ?」
「ナニもしてないよっ!
これはさっき・・・」
「さっき、どうしたのよ」
「さっき、ナニがあったのじゃ?」
や、ヤバい。
考えろ、考えろ僕。
誰も傷付かない完璧な答えを!
「落書きされてたんだ。だから僕が洗ってあげてるんだよ」
ごきっ ぎゅむ
「痛いよ2人ともっ
それに秀吉っ、僕は別に乳首感じないからつねんないでよ」
「木下、やるわね」
「オヌシほどではなかろう」
「そうじゃなくてっ!
それに僕らはまだキスもしてないのに、エッチなんて早すぎるよ」
「確かにそうね。
アキ、しましょ?」
「ダメですっ!
私だってしたいです」
「・・・のう、キスとエッチで分けて、好きな方を選んだらどうじゃ?
いつまでも進まんじゃろう?」
「確かにそうね」
「でも被っちゃったらどうするんですか?」
「ジャンケンは?・・・痛っ!」
僕今、関節はずされる様な悪いことした!?
「まぁいいわ。
どうせ被るでしょうけど、同時に言ってみましょ?」
「「せーのっ」」
「キスを選ぶなんてロマンチックだね、姫路さん」
「キスがしたかったから」
かわいすぎるっっ!
「わ、悪かったわね! エロくて」
「そんなこと言ってないよ。
痛いっ 思ってもないって」
「明久君、早く」
唇を突き出したまま待っている姫路さんからそんなコトを言われたら正直たまりません!
僕は目を閉じて姫路さんの唇(や、やわらかい・・・!)についばむようなキスをした。
「ん っんんんん」
僕は我慢出来ずに、舌を入れる深いキスに変えた。
「ちょっとアキっ!
もういいでしょ!」
「っん はぁ 」
唇を離すと姫路さんのエッチな声と、混ざり合った唾液が漏れた。
「さぁ次はウチよ!
処女奪う前にキスぐらいしなさいよね」
「わかったよ」
「ず、ズルいですっ!」
「フッ甘いわね、瑞希」
深いキスをし終えた後、僕は緊張しながら服を脱がせた。
美波の綺麗な体の特筆すべき点は、胸が著しく小さいコトと
「パイパンっ!?痛っ」
「気にしてるんだから言うなっ」
「ごめんなさい
でも、キレイだね」
美波のアソコがパイパンの一本スジなコトだ。
「舐めるね」
と頭を近づけようとしたら、ガッと頭を止められた。
「どうしたの?恥ずかしいの?」
「違うわよ!
ど・う・し・て・胸を弄らないのよっ!」
しまった忘れてた!
ヤバいぞ美波は胸にコンプレックスを持ってるから、下手な事言ったら殺される。
「色が白すぎてドコにあるか分からなかったん痛っ」
「小さくて悪かったわね!」
気を取り直して胸から愛撫を初めた。
「っん あん っあああ イイ 気持ちイイわ、アキっ」
「感じやすいんだね 痛いっ」
「どーせ小さいからよっ」
「そうじゃなくて・・・舐めるね」
「っひゃぁ んん ああぁ イクっイッちゃうぅー」
「っえ!?」
美波は胸だけで達した。
今度こそ美波の綺麗なスジを舐めれると思い、顔を近づけると、また止められた。
「イったんだから、すこし休ませなさいよ」
イった後だからか、すこし言葉に力がこもってない美波がかわいかった。
僕が美波の濡れ始めている一本スジに顔を近づけてジロジロと観察している時、美波らしくないヨワヨワしい声で僕に聞いてきた。
「……アキは…Mなのよね?」
「違うよっ」
「そう……ならいいわ……」
ああぁ、なんぼ美波のでも悲しい顔には弱いよ。
「……Mかも」
「本当なのっ!?
いいのねっ!?好き放題していいのねっ!?」
す、好き放題!? な、ナニをする気なんだ。
訂正しなければ!
「いや、本当はちが」
「足を舐めなさい」
「……へっ?」
「ウチが休んでる間、足を舐めなさい、と言ってるのよ」
「マジ?」
「早くしなさい」
僕は恐る恐る舐めてみた。
ペロ ペロペロ
おっ良かったー 変な味とか匂いしないんだ。
まぁ美波は今日サンダルで着てたし……これがブーツとかだったら強烈なんだろうな……
よし、今度美波様に頼んでブーツを履いてきてもらおう……
……っは!?僕はナニを考えているんだ!?
ぁあ、美波様の足おいしいよ〜
……っダメだ、僕はMだったのか?
「っんああ いいわよアキ んん そうよ、指の間も…っん……上手ねアキ」
僕は我慢できず、どんどん舐めるのを上にして行った。
ちょうど太股の付けね辺りに辿り着き、次のターンで念願の一本スジだ、と思っていた矢先、美波様から命令を下された。
「アキ、ウチがいいと言うまでアソコはダメよ」
「そんな、美波様ぁ」
「ダメよ、太股で我慢してなさい」
「……はい」
「さすが美波ちゃんです」
「明久もなかなかのドMぶりじゃのう。
『様』付けで呼んでおるぞ」
ちょうど美波のスジから蜜が垂れ、下にできている水溜りが大きくなった時、美波様から許しが出た。
「っいいわよ、アキっ、舐めなさい!」
僕はまず、すでに起っていて顔を出してる小さい豆を舐めてみた。
「っぁいきなりっ んんっ」
すごいっ美波様のこんなエッチな声が聞けるなんてっ!
次に僕は、美波様の蜜が飲みたくて源泉を舐めた。
ぺろ じゅるるる じゅぅぅぅっ
「吸うなっ
もういいから、入れてっ!」
「いいの?」
「もう大丈夫よ。
やさしくしなさいよ」
「うん なるべく頑張るよ」
僕は姫路さんのお尻をみてから、かなりの時間勃起しっぱなしの息子の先っぽを美波様のスジの中心にあてた。
「入れるよ、美波様」
「もう『様』はいいわよ」
「わかりました、っていつから付いてのっ!?
違うんだよっ!気付いてら付いてたんだ!
別に僕はMじゃないからねっ!」
「天性のドMじゃな」
「天性のドMですね」
「天性のパートナーね」
「っい、入れるからねっ!美波っ!」
僕は喜んでる1人と、感心してる1人と、ときめいている1人を止めるため、腰を少し進めた。
「んん アキっ!」
ゆっくりと腰を進めていくと、すぐにナニかに止められた。
「美波、イッキにいくよ」
「っん いいわよっ来てっ っん痛ぁ」
ぶちっ
「痛ぅぅっぅぅぅぅ」
「大丈夫?もう奥まで入ったよ」
「っんんん アキぃ キスしてぇ」
「わかったよ ちゅぅれろぉれろれろ」
「んんんんんんっはぁ
……動いていいわよ」
「大丈夫なの?」
「うん、まだちょっと痛いけど……少しヨクなって来た」
「じゃぁ動くよ っんん」
秀吉のお尻とは違う気持ちよさに、思わず声が出てしまった。
「んああ イイ イイよアキっ!」
「僕も気持ちいいよっ!
凄い!吸い付いてくるよ美波のっ!
もう出ちゃいそうっ!」
「もうちょっと待って!
ウチもイケそうだからっ!」
「えっ!?初めてのエッチでイケるの?」
「イケそうなのぉ
だからもうちょっと待って んあ っあっあっあ
イクっイクぅぅぅぅっぅ!」
「ぅうう 僕もイッちゃうよっ!
抜くよっ!」
「中でいいからっ!!
中で出しなさいっ!」
「はいっ! っうう
ってええええっ!?」
どぴゅ びゅる びゅるるぅぅ どぴゅるるるぅ
秀吉ぐらいの量を美波の中に出してしまった!
「ぁああ まだ出てるわぁぁぁ」
「や、ヤバイよっ!こんなに中で出して!
抜くよっ美波」
ごぽっ どろろろぉ
一本スジだったのが少し開いた美波の秘所から僕の精液が勢いよく流れ出した。
「美波、大丈夫?」
「たまたま安全日だったからよかったけど、危険日だったらどーすんのよっ!?」
「痛っ!美波が出せって言ったんだよっ?」
「いや、そんなエロイ事言うのはアンタぐらいよ」
「さっきだって美波、キスかエッチでエッチを選んだじゃないか 痛っ」
「あのー明久君、次は私なんですけど」
「姫路さんも聞いてたよね?」
「瑞希っ!どーなのよ?」
「えーと、美波ちゃんが『中で出しなさい!』って言ってました」
「ほらっ!エッチなのは美波じゃないか!」
「ほ、本当なの?瑞希?」
「・・・・・・」
「姫路さん、どーしたの?」
「瑞希?」
「明久君っ!次は私ですっ!
いつまで美波ちゃんとイチャイチャしてるんですかっ!」
「イチャイチャなんてしてないよ」
「いいから早くシてください」
「わかったよ、じゃあ脱がすね」
「は、はい。
あ、もう一回キスしたいです」
「うん」
ちゅっ ちゅぅぅぅ れろっ
今度は初めから舌を絡ませた深いキスをした。
「……っはぁ、じゃあ脱がすね」
「ど、どうぞ」
「lhgはzjbgだsfhbjかsgひljh」
「あ、明久君?言葉になってませんよ?」
「ひ、ひひひひひひひ姫路しゃんっ!
でっっっっっっっっかーーーーーーーいねっ!! 痛っ」
「興奮しすぎよっ!アキっ!
……確かにでかいけど」
「そんなにデカい胸がすきなのかのう?」
「抜いてっ!美波っ秀吉っ!裂けちゃうよっ!」
そう、美波と秀吉は姫路さんの胸に嫉妬して、僕のお尻に一本ずつ指を入れてきたのだっ!
2本の指は、僕のお尻に入った大きいものランキング一位の秀吉のチンコをすでに超えた大きさになる。
「抜いてっ」
「じゃが島田、ワシらも揉まれ続ければ、大きくなるぞ」
「本当なのっ、木下っ?」
「ああ、本当じゃ。
現に、女じゃないワシでも大きくなってきとるからのう」
「木下に負けられないわ。これから毎日揉んでもらわないと」
なんか美波と秀吉が熱心に小さい声で話し合ってる。
今がチャンスだっ!
僕は姫路さんの耳もとに顔を近づけ、
「今度、パイズリしてくれない?」
「『ぱいずり』ですか?……あぁ胸で挟むヤツですね。
明久君にならシてあげたいです」
「本当にっ!?ありがとうっ!姫路さん!」
「ア〜キ〜?ナニ話してたのかしら?」
いつの間にか美波が後ろに仁王立ちで立っていた。
や、やばい。でも聞こえなかったはずだ!隠しとおせれ
「明久君に『ぱいずり』頼まれましたっ!」
「姫路さんっ!? んぎゃぁぁぁー
み、美波苦しいって」
「まぁ手首まで入ってるんだから、当然ね」
「抜いてっ!苦しいぃ」
「命令を聞くなら許してあげてもいいわよ?」
「聞くからっ!」
「これから毎日、私の胸を揉みなさい」
「いいのっ?」
「のう島田、ワシの分も頼んでくれ」
「わかったわ」
美波は手を少し開いた。
「んぎぃぃぃ 揉むっ!揉むからっ!揉ませてくださいっ!」
ぬぽっ
「イイ子ね、アキ」
「大丈夫ですかっ?明久君?」
ふにゅっ
こ、これは姫路さんの胸っ!
「姫路さんのやわらかいよ」
「っきゃん」
「舐めていい?」
「はい」
まずはやわらかい所から、じょじょに硬くなっている先っぽへ舐めていった。
「っんんん ああ 気持ちいいですっ っああ」
美波ほどではないけど姫路さんも感度がいいらしい。
僕は胸を舐めながら、左手を下に伸ばした。
「っんぁあああ」
姫路さんのは、すでにびちょびちょだった。
僕は顔を下に下げていった。
途中、可愛らしいおヘソがあったので舐めてみると、可愛らしく姫路さんが声を上げてくれた。
遂に辿り着いた姫路さんのアソコは美波のと比べ少しグロかったけど、それがよりエロく見えた。
「姫路さん、クリトリス起ってるね」
「明久君のせいです。
毎日、明久君の事考えてエッチな気分になる度、自分でやってたら大きくなっちゃいました」
姫路さんのクリトリスが大きいのはオナニーのせいらしい。エロ過ぎるよ姫路さんっ!
「舐めるね」
「ぁああ、はいっ。 舐めてくださいっ っんん あはぁ」
「気持ちいい?」
「はいぃぃっ!
あ、あの明久君の舐めたいですっ」
「っえ!?いいの?」
「明久君にも気持ちよくなって欲しいんです」
かわいいよぉぉぉ
僕らは初めてのエッチで69の体勢になった。
「アンタら初めてでそんな格好するなんて変態ねっ」
「ワシもまだシたことないのう」
2人が悔しがってる声は、目の前にドアップで姫路さんのマンコがあることと、姫路さんに舐めてもらえることの興奮で耳に入ってこなかった。
「じゃあいきますね、はむっ」
「っうああ 暖かいよ姫路さんっ」
ぺろっ れろろろ じゅぼじゅぼ ちゅぅぅぅ
「うますぎるよっ ぁああヤメてっ」
「えへっ、勉強の成果です。 はむっ」
「ダメっ出ちゃうからっ」
「飲みたいですっ」
「あ、後で少なくなっちゃうよっ!?」
「だ、ダメですっ」
ぎゅぅぅぅ
「っぁあああああ 痛いよ姫路さんっ」
思いっきり根元を握られた。
「出すなら中で出してください」
「う、うん
じゃあ入れるね」
「やさしくしてくださいね」
かわいぃぃぃ
僕らは正常位の形になり、僕は先っぽを当てた。
「いくよ」
ずぷっ ずぷぷ
「イッキにいくね」
ぶちっ
「痛ぁぁ ううっ」
「最後まで入ったよ イクっ!」
「っええ!?待ってください!」
「だってさっき、イきそこなったから……」
「頑張ってください」
ぎゅむっ
「ま、またぁ? ぅう 動かすよっ?」
「はいっ 動いても大丈夫ですっ」
「ぅぅあ 姫路さんの中、絡み付いてくるぅ」
「っああ いひぃ んん 奥にあたってきもちいいですぅ」
「姫路さんっ! 姫路さんっ!」
まだ姫路さんの指は握ったままだからイケないのが苦しいっ。
「んんぁああ いいっ イキそうですっ!
イっちゃうぅぅぅ」
「姫路さん、指離してっ!」
姫路さんの指の分、より深く奥に入った。
「ぉ奥ぅぅ い、イキますっ!」
「ぅぅう締まるっ! 出すよっ!」
どぴゅぅぅぅうぅぅぅぅぅ どぷぅ
2回目にもかかわらず、かなりの量をまたも中出ししてしまった。
「熱いぃぃ 明久君の熱いです」
「っはぁ っはぁ すごいよ姫路さんのなか」
「明久君のもよかったです」
「抜くよ?」
ごぽっ どぷぅうぅ
いやらしい音が響くなか、僕らはまだ息を荒くして抱き合っていた。
「のう、ワシもこの1週間しておらんし、オヌシらのを見て、ギンギンじゃ
明久、してくれんかのう?」
すでに2回出してるけど、こんな可愛い顔で秀吉に頼まれたら、断れるわけないよ。
「うん、しよう。 秀吉、お尻こっち向けて」
「いやじゃ」
「へっ?」
「ワシが明久のお尻に入れるのじゃ」
「えぇ? でも秀吉お尻でイけるからいいじゃん」
「オヌシだってイけるじゃろう。
それに2回出したオヌシより、1週間モンモンとした生活を送った上に今までずっと好きな人の逢瀬を見せられたワシの方が沢山出るじゃろう?
それを明久に中出ししたいのじゃ」
「溜まりに溜まった秀吉に中出しされたら破裂しちゃ」
「明久」
スイッチONしてるぅぅ!
「明久、お尻をこちらに向けるのじゃ」
「ど、どうしても?」
「うむ、早くするのじゃ」
僕は四つん這いになろうとした。
「明久、ワシもオヌシの顔を見ながらしたいのじゃ。
さっきのオヌシらの格好になるんじゃ」
「こ、この格好恥ずかしいよ」
ちょうどオムツを替えられるような格好だ。
「アンタがさっきまで私たちにさせてた格好よ」
と美波がニヤニヤしながらこっちを見て言った。
「じゃあ、まずは舐めるかのう」
と、秀吉はしゃがみこんで僕のアナルを舐め始めた。
「っんん ひぃ」
「フッ、明久。可愛い声じゃな」
「んんんんんんんん」
「じゃ、準備をよさそうじゃし、入れるぞ」
「ぅぅうう んはぁ」
やっぱり秀吉のサイズはちょうど前立腺に当たって気持ちいい。
「っんん イイっ イイよっ秀吉っ!」
「ぁああ ワシも溜まってたから、すぐ出ちゃいそうじゃっ!」
「そんな突かれたらいっちゃうよっ! い、イクっ!」
「中で出すぞっ!」
どっぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅびゅるるるるるるるるるるるる
どぴゅーーーーぅぅう びゅっ びゅっ びゅるるるっ どぴゅぅ
「んっぁあああああああああ 抜いてっ! 抜いてぇぇぇぇぇ」
「っふぅ 気持ちよかったぞ、明久」
すでに射精をし終えたはずの秀吉はまだ抜いてくれなかった。
「秀吉?苦しいから抜いて欲しいんだけど」
「ああ、ちょっと待つのじゃ」
「姫路、ワシのカバンを取ってくれんかのう?」
「はい、これですか?」
「そうじゃそうじゃ。じゃ明久抜くぞ」
ぬぽっ どぷぅ ぬぷっ
「ひ、秀吉っ?ナニを入れたの? 苦しいんだけど」
「詮をしたのじゃ。浮気の罰じゃ、今日1日ワシの精液を出してはならんぞ」
「そ、そんな……ひゃっ、姫路さん!?美波までっ!?」
姫路さんと美波は僕のお腹に飛び散った僕の精液をペロペロと舐め始めた。
2人が精液を舐め終わり、服を着た後、
「ねぇ、トイレに行かせてよ」
「ダメよ、オナニーでもするんでしょ?」
「ダメじゃ、ワシの精液を出すつもりじゃろう?」
「ギックゥゥ! し、しないよ」
「……頑張ってください、明久君」
「……姫路さんだけはSにならないでね」
「はい、どちらかというと明久君に虐められたいです」
「結婚しよう」
「ア〜キ〜?次は本屋にいきましょ?」
「ほら、来るのじゃ明久」
僕らは買い物に来ていた。ただしお尻には苦しいほどの秀吉の精液、物陰に入るたびに美波様に触られギンギンにさせられる買い物だ。
「あそこ物陰になってるわよアキっ。また触ってあげるわ、たっぷりね」
「ならワシはお尻を叩いてあげるかのう」
「そ、そんな」
「明久君は私のお尻たたいてくださいっ」
「よろこんでっ!」
END
定期テストが近いから時間がないんすけど、
美波が初キスの設定にしたかったんで、新刊出る前につくっちゃいました。
前みたいに欠点を言ってください。
自分としては
『っ』の乱用と、落ちをつけることができなかったことには気付きました。
皆、虐めてくれっ!
勉強しろ
近寄らないで!
豚臭いわ!
GJです
乙
工藤さんマダ-(´Д`)
保守
269 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:42:34 ID:Iephbybi
保守
270 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 20:38:46 ID:LwX2wY0S
保守
保守
272 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 16:54:15 ID:4zpBMd3T
>>213 お前の考えに触発されたから書いてみるぜ。
ただし冒頭な!
「……ねえ秀吉」
「ん? なんじゃ姉上」
「アンタ、私とそっくりよね?」
「双子なんだから当然じゃな」
「で、あんたが変な事をするとどうなるか分かるわよね?」
「そうじゃな……わしと姉上はそっくりな訳じゃから…………姉上が変な事をしてると勘違いされるかも知れぬの」
「わかってるじゃない秀吉……なら、直しなさいっ!」
「え? あ、姉上? その関節はそっちには曲がらなっ――!」
「……ふぅ。始末完了。今日一日、アンタの代わりに私がFクラスに行くわ」
「むーっ、むーっ! むんむむむむむ!(な! 姉上! それはダメじゃ!)」
「これは今までの仕返しだと思いなさい? それじゃあね」
「むーっ!
正直、すまんかった。orz
273 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 17:23:02 ID:4zpBMd3T
「……あれ、雄二。秀吉まだ来てないのかな?」
ある日の朝。今日も遅刻すれすれで教室に到着した僕はクラスに何となく違和感を感じた。
もうすぐホームルームが始まるというのにFクラスの清涼剤、もとい姫路さんとのツートップアイドルで知られる秀吉はまだ教室に来ていなかいのだ。
いつもなら時間ギリギリで登校するような秀吉じゃない。という事は何か秀吉に良くない事があったんじゃ……!
「んー、まあ人間誰しも遅刻の一回や二回はするんじゃないか?」
「それでも心配だよ……」
秀吉はある意味僕の心の支えな訳であって。秀吉の笑顔を見ていると疲れも吹っ飛ぶんだよね。
「別に、寝坊したとかそんなんじゃないの?」
「あ、美波」
会話に参加してきたのは僕の天敵で、ややツリ目がちな目とポニーテールが印象的な美波だ。
寝坊、か。考えられなくも無いけど、あの秀吉に限ってそんな事があるとは思えない……。
「アキ、今失礼な事考えなかった?」
「滅相もございませんっ!」
拳を握り、プルプルと震わせている美波。僕は精一杯首を振って否定する事しかできなかった。
「それでも、少し心配ですね」
「姫路さん」
可愛らしい声でそう呟いたのは我らがFクラスが誇る美少女、姫路さんだ。
ああ今日も可愛らしい……明るく映えるその髪の毛とか、その存在を強く主張する胸とか……って、僕は何を考えてるんだ!
視線を逸らすと美波が目に入る。
「……ペッタンコ」
「……死になさい(バキッ!)」
低い声で宣告した後、拳を振りかぶる美波が見えて、その後僕の意識はブラックアウトした。
「おい、明久。秀吉が来たぞ」
僕は雄二の一言で目が覚めた。どうせなら姫路さんに起こしてもらいたかったな。
いや、それどころじゃない。秀吉が登校して来たんだ! 挨拶に行かなくちゃ!
「秀吉、おはようっ!」
秀吉のちゃぶ台の前まで賭けて行って、元気に挨拶する。
あれ? おかしいな? なんだかいつもの秀吉と違う気がする……。どこと無く元気が無いというか……。
「……なんて劣悪な環境……」
「ん? 何か言った、秀吉?」
「え? い、いや、何でもないよ……じゃなかった、何でもないぞ、吉井君……じゃない、明久。おはようじゃ」
僕の言葉で弾かれたように頭を上げる秀吉。
やっぱりなんだかおかしい。なんだか心ここに在らずって感じだし。
(心配だなぁ……)
そう思った僕は髪の毛を掻き分けて手を秀吉のおでこに押し付けた。
「よ、吉井君……!? じゃなかった、明久! ななな、何をしておるのじゃっ!?」
「えー? 何って、熱を測ってるんだけど」
「わ、ワシは大丈夫じゃ!」
「何言ってるのさ、秀吉。顔が真っ赤だよ」
現に秀吉の顔は茹でたタコ並みに真っ赤だ。これで大丈夫な訳が無いと思う。
「そ、それは……ええーい! とにかく大丈夫なんじゃ! 心配しなくても大丈夫じゃぞ!」
大声で宣言する秀吉。
そこまで言うなら大丈夫だろう。
「うん、わかった。でも、体は大事にしなきゃダメだよ? 無理しないようにね」
僕はそれだけ言うと、自分の席に戻った。
ごめん。ここまでだけ。
批評感想要望とりあえず受け付けるけど。
殿が続きを所望でおじゃるぞ
乙
続き期待
割と好評でびっくりしたwww
また気が向いたら書くわ
ちなみに213とです
えらくwktkして待機しとるとです
>>163 今更も甚だしいが、4巻読んだ後だと本当にこんな事してても違和感が無いから困るw
281 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 14:16:52 ID:227pU5tf
保守
…ゴクッ…
自分でも驚く位ノドが鳴った。彼女は上機嫌なまま僕を見ている。
…だけど、いま、僕の目線は彼女の胸にくぎ付けだった。
彼女の…彼女の水着から自己主張する突起…彼女の乳首に…。
それはナンて事ない放課後だった。鉄パイプを持って迫り来る美波から逃げ出した、変わりのない日常…。
僕はたまたま水泳部の更衣室に入り込んでしまった!
水泳部っても、今日は試験週間だから誰かがいるハズもなく、易々と美波を振りきれるはずだったんだ。
…鍵がかかってなかったのは、ラッキーって位しか思わなかった。しかし、そこには先客がいた! しかも、水着の女子が!
283 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:50:43 ID:+xIjhQbp
キた
これはもちろんあのスパッツのボーイッシュガールのお話ですよね!
285 :
伽藍堂ころん:2008/06/14(土) 18:47:02 ID:qwlUwXUk
投下しても良かろうか?
ムッツリーニと工藤さんなのじゃが
286 :
伽藍堂ころん:2008/06/14(土) 18:48:41 ID:qwlUwXUk
「…………土屋と」
「工藤の」
「「保健体育勉強会っ!」」
(ドタッ)
「って、えぇっ!? タイトルコールだけでもう鼻血っ!?」
「…………大丈夫」
「あっ、血は出てない、倒れただけね、大丈夫ね?」
「…………(コクリ)続けろ」
「えっとー、ことわざに『特技を伸ばせ』ってあるように、今日はボクたちの
得意科目を一緒に勉強していこうってことになって」
「…………保健体育」
「うん、で教科書や辞書に書いてあるだけでは……って、ムッツリーニ君の辞書、
ものすっごいアンダーラインだらけだよっ!?」
「…………(ぷるぷる)明久のだ……」
「でも裏表紙にKTってイニシャル入ってるよ?」
「…………『空気・タダじゃない・明久』の略」
「うわぁ、おしべ、オナニー、性器、性交、セックス、みんな緑に塗ってある」
「…………話を、戻すんだ」
「う、うん。それで、教科書や辞書に書いてある範囲では勉強できても、ボクたち
実技はまだ弱いじゃない」
「…………っっ(ドバッ)」
「ああっ! やっぱり鼻血が出ちゃうじゃない! この企画はやめようか!?」
「…………死んでも、やる(ピタッ)」
「えっ、と、止まった!?」
「…………訓練した。……死んでもヤル」
「そ、そう? 目つきがちょっと恐いけど、じゃあ始めるよ?」
「…………(コクコク)」
287 :
伽藍堂ころん:2008/06/14(土) 18:49:23 ID:qwlUwXUk
「えっと、これは保体じゃなくて服飾史なんだけど、女の子のスカートって必ず
ホックは体の左側にあるんだよ。右利きの人が止め外しがしやすいように」
「…………止め外し……(プピッ)」
「ちょっと、今ちょっと赤いの出たよ鼻から!」
「…………問題ない。続けろ」
「う、うん。まぁ左側じゃない時は正面かお尻のところにホックやファスナーが
付いてたりもするんだど、絶対に言えるのは、右側にはフツー無いってこと。
プロの絵師でも間違えるから、気を付けてね」
「…………(ドバッ)」
「ねぇ、スカート脱いだだけで鼻血を噴かないでよ」
「…………ピンク、色の、パンティ」
「うん、ストロベリーピンク。ピンクやベージュなら上に白いスカートをはいても
透けにくいからいいよね。黒だと夏はたいへんかな。
そうそう、女の子で『パンティ』って言う子はめったにいないなぁ。『パンツ』っ
てみんな言うよね。ズボンの『パンツ』と紛らわしいんだけど、そこは発音で。
真ん中のデリケートな部分が当たる場所だけ、布が二重になってるんだよね」
「…………(ダラダラダラ)それで、上は?」
「ボクのブラはこういうの。色は下と合わせてあるよ」
「…………ハーフカップ」
「うん、ボクぐらいの大きさのおっぱいだと、先っぽが見えちゃいそうなんだけど、
何となく苦しくない気がして好きなんだ。姫路さんくらいのサイズなら、かなり
小さいデザインのブラジャーでも、質量たっぷりに脂肪が中から押し上げるから
あまり乳首が見えなくてすむんだけどね」
「…………(ブシッ!)」
「ボクとか島田さんだとちっちゃいから、ちょっと前に屈んだだけで先端までみんな
覗けちゃう……って、ね、ねぇムッツリーニ君、もうバケツ一杯くらい鼻血が出て
るけど、本当に大丈夫なのっ!?」
「…………気合い(ピタッ)」
「ほんとに、実習に入っても死なない?」
「…………まかせろ」
288 :
伽藍堂ころん:2008/06/14(土) 18:50:23 ID:qwlUwXUk
「どっちから先に解答する? ボク? それともムッツリーニ君?」
「…………工藤愛子から出すのが、いいと思う」
「えっと……、ん、女性の性器の特徴は?」
「…………外性器と内性器に分かれている。外性器は外側から見える外陰。内性器
は骨盤の内側にあって外から目にすることができない部分。……膣、子宮、卵管、
卵巣からなっている。…………つまり、いま見えているのは外性器だ」
「うーん、やっぱり簡単かぁ。ボクが触っているこの部分はなに?」
「…………大陰唇」
「ここは?」
「…………尿道口。おしっこが出る場所」
「……じゃあ、ここは?」
「…………簡単。小陰唇。…………やわらかい(ぷにゅっ)」
「ひぁっ急に触らないでよ!」
「…………触れてみないと実習にならない。見るだけなら教科書でもできる」
「そ、そうだけど……あんっ、指が……」
「…………ローストビーフみたいな色なのに、少しまくると鴇色をしてるんだな」
「もうっ!」
「…………中から温かい半透明の液体があふれてきた(ぐちゅっ、ぐちゅっ)」
「お、女の子は、体の中に細菌が入らないようにいつも濡れてるのっ……それで
気持ちいいと……もっともっと濡れて……」
「…………了解した。もっと気持ちよくすればいいのだな(ぺろっ)」
「あんっ」
「…………(くりゅっ)…………(ぺろーん)」
「ふぁっ」
「…………味も覚えた。ちょっとしょっぱくて(ずっ)、ぬるぬるする。(くりゅ)
…………わりと好きな味だ」
「そ、そう?」
「…………これが膣口の実物か…………。内部はどのぐらい深いんだ?(つぷっ)」
「……す、少しずつだよ。あ、……だめ、深い……」
「…………まだ(きゅぷっ)最初の関節までしか入れてない。…………っ、締め付け
がすごいっ……」
「だって、しょ、処女だもんっ、あ、あ、まだ、そんな奥まで……あ」
「…………処女。バージン。生物学的に未だ交尾をしたことのない女性(ぎゅぷっ)」
「あ、あっ、動かさないでぇっ、やっ」
289 :
伽藍堂ころん:2008/06/14(土) 18:51:02 ID:qwlUwXUk
「…………そろそろ、こちらが出題する番だな。…………この部位は?(キュンッ)」
「あん、あ、そんなとこもぉ」
「…………工藤愛子の解答の番だぞ?(キュキュッ)」
「やぁん、つ、強く摘まないでよぉ」
「…………どこを?」
「ボ、ボクのクリトリスぅ」
「…………惜しい、生物学的には陰核が正しい(ずっ)……ここは陰核亀頭(ぬるんっ)
亀頭と、亀頭が…………(ぴとっぎゅっ)」
「ひあっん。だめぇ、そんな大きいの早すぎるよぅ」
「…………っ、狭い(ぐっ)」
「やぁっ、入らないよぉ、そんなの、あっ、ボクの中になんて……ふぇっ」
「…………ゆっくり、入れてる(ぶじゅっ)」
「はんっ、あ、きてる、ムッツリーニ君が、あ、入ってきてるぅ」
「…………いま中に入ってるモノは何だ?」
「む、ムッツリーニ君……」
「…………くっ、あっ、その、部位、は?」
「いっ、陰ん茎っ、Peぇnis、おちぃんちんっ」
「…………っ、正解っ……気持ちいい…………」
「ボクも……あ、あ、……気持ちいいよぅ……ボクのぉ、膣にぃムッツリーニ君のぉ
亀頭がぁ刺さってるぅ、これが、海綿体なんだ……あっ」
「…………教科書で、予想していたより、締め付けが…………」
「うん、ホンモノのほうが、ずっと、いいよ……あんっ」
「で、出る…………」
「いいよぉ、中でも外でも、あんっ妊娠する確率は、一緒だもんっ」
「…………知ってる。生で入れた、っ瞬間もう、精液として出さなくても…………
カウパー腺液の中に、くっ、精子は含まれているから。妊娠の可能性はほぼ同じ」
「でも、いいよ、ムッツリーニ君なら、あっ。ゴムじゃ、あんっ実習にならな……
いし……、あっ」
「…………うっ、はあっ(ぴゅっ!)」
「あっはぁうんっ、あああんっ!(たぷっじゅるじゅる)」
「…………ふっ、うっ(ポタッ、ポタポタッ)
「また、一緒に勉強会しようね」
「…………ああ。それまでにさらに予習しておく」
「うん、ボクも負けないからね!」
290 :
伽藍堂ころん:2008/06/14(土) 18:54:07 ID:qwlUwXUk
というとこで、どうじゃろか?
同人誌で出したらもっと長くねっとり書くのじゃが、掲示板ゆえ
あっさりですまん。
伊南屋どのの、面白かった!
新作を期待しておるぞ。(秀吉語だと少し偉そうになるのぅ)
291 :
伽藍堂ころん:2008/06/14(土) 18:56:54 ID:qwlUwXUk
すまん
よく考えたら、スパッツを脱ぐくだりこそジックリ書くべきだったか。
それは次回に!
組み合わせで期待してたのに……なんだよ……ただのネ申かよ……
……次の勉強会も楽しみだなあ……
「え…工藤さん?」
更衣室のベンチに水着姿の少女が佇んでいた。美波と少し違うボーイッシュな彼女、工藤愛子さん。
あれれ? 今日って部活あったっけ?
「や。どーしたの?」工藤さんは驚いたように(当たり前だよね)目をパチパチしていたケド、意外と冷静な言葉がでてた。「あはは、いやゴメン! ちょっとした鬼ごっこさ」鉄パイプを持ったバーサーカーから逃げる鬼ごっこは そうそう無いイベントだ。
分かっているのか曖昧な笑顔の工藤さんはベンチから立ち上がり僕の脇をすり抜けた。
「吉井くん。しばらく居ても良いよ?」
彼女のそうそう言いつつ、部室のドアに鍵をかけた。
文才ないから、ジミ〜に進めます。
見ての通り愛子×明久です。明久の『競泳用水着の密着具合』のネタから引っ張ってみます。まぁ、期待しないで下さいね?
>>294 ぶつ切りssは嫌われるよ。
反応がないと書き続けられないからちょっとずつ書いているのだとしたら今すぐ止めろ。
短すぎて感想を持てないけれど、じれったくてイライラするから叩くことはできる。
つまりお情け乙レスか罵倒レスしかかえってこない。
誰も得しないだろ?
愛子×明久
更新待ってる
295さん。申し訳ないのと感謝。
まぁ こっちの事情は関係ないから、言い訳なし です。
さて、では充電完了したんで続き書くが…書いても良い?
「え? あ なんで鍵…」ここで閉じ込められるって どんなイベントですか!?
ヤバい、まさか工藤さんも死刑執行人なのか!だけど、当の死刑執行人もとい、工藤さんは妙に固い笑顔で僕の横を通り過ぎた。
「ね、吉井くんってさ…」
工藤さんは再びベンチに腰をおろし口を開いた。
おっと落ち着け僕! 彼女の意味不明な行動に疑問を感じないワケじゃないが、その水着姿に目がいってしまいそうになる。…いや、そこにしか目がいかない、この状況 誰が否定できようか?
僕の視線は『自然と(ここ重要デスね)』彼女の柔らかい起伏、その先端の突起に向けられていた。
「は はいッ?」声が裏返ったのはナイショの話さ。…落ち着け僕! いつも通りクールに行こう。「ナンでご ございましょお!」少し涙がでた。
…工藤さんは小さく肩をふるわせていた。
「やっぱり面白いなぁ…。ね、とにかく座りなよ?」
今すぐ帰るべきか、明日への糧にするべく座るべきか… 一瞬躊躇したけど、美波の怒声が近くに感じたので 彼女のお誘いに乗る方向に善処するべく慎重な… てか、いい加減落ち着けつーの!
「…あ ありがと工藤さん。ところで、き今日は部活ってあったっけ?」こーいう時、雄二の落ち着きが羨ましい…。
「違うよ。…僕さ、ちょっとね…」
あ プライベートな事かも。…プライベート?
不意に工藤さんと目が合った。…彼女の表情はちょっと良くわからなかった。少し紅い瞳に同じような頬… とショートボブから見せる耳。(あ〜そっか緊張してるんだ)「僕ね、ちょっと身体が疼いてね…」
ああ成る程、身体が疼い…へ? はい?
「…オナニーしたくて」
…
…
…イマ ナンテ イイマシタ…
「オナニーしたくて、部室に来たの」
工藤さん。ごめんなさい、日本語でお願いします。
リトル混乱しかける自分に同様しつつも、工藤さんの胸と奇妙な単語に 僕の下半身が反応してしまった!
(どどど どーしよ! やんちゃな下半身がバレたら僕の学園生活が…)
鞄もなけりゃ雑誌でも! って何にも無いよ!「く、くく…く工藤さんッ! ちょっと今そこにある危機が大変なんで、僕は失礼するYO」とりあえず離れるべく、腰を上げようと…
「…僕さ、水着姿でオナニー…するんだよ?」ヤバい!
ヤバすぎる! いやいや、死の危険を限りなくくぐり抜けた歴戦の勇者たる自分でも、このヤバさは別格だ!何故、何故に工藤さんは僕の腕をとってるの?
うはぁ! 何、この感触? 水着と胸の奇跡のツープラトンが新世界のとびらーぁッ!
意外なほどの力が掛かり、工藤さんと密着してしまっていた。「吉井くんってば、緊張してる?」
みみみ耳に横で囁かないで! 確かに! 確かに姫路さんと密着した事もありましたよ! 美波に腕を引っ張っられた時に彼女の身体に触れた事もありましたよ!?
しかしこの状況… うーわ駄目だ。完璧に下半身が全開です。「触っていいよ」
この瞬間、確かに時間が止まったんだ…。
ぶつ切りSSと批判も出るだろうケド、睡眠時間削ってまでやらなきゃならない仕事じゃないんで、一時中断します。
たったこの2レスで二時間半だもの、遅筆すぎる!
ま 今日はの日中にはどーにかするんで、批判とかはその後にしてくれませんか? 15年ぶりの創作に戸惑っていますのです。
申し訳ない。これも言い訳ですね。
あと、こんなんでコテハンもどうかと思いますが、以後はタイゾウで書かせて頂きます。
見苦しい文章ですが、今少しご了承ください。
よいぞよいぞ
一線を越えそうで越えないっていうチラリズムいいよね
301 :
タイゾウ:2008/06/15(日) 11:19:08 ID:1pY+DlIa
1秒? 10秒? …いや1時間…んな事ないね、つまり数秒間 僕はフリーズしていた。我にかえったのは工藤さんが何か喋っていたからだ。
「…誰もいない部室ってさ、結構やりたい放題なんだ…。吉井くんにサービスする訳じゃなくて…、そのさ、なにしても…良いよ?」
ヤバい。血圧が上昇? 頭がクラクラしてきた。彼女のセリフを全部聞いているんじゃないけど、断片だけで破壊力抜群だよ!?
(普段の自分ならクールに切り返すんだけども、下半身の悪魔が絶賛造反中の今は、上半身の天使が…)
…あれ? 何故に僕の左手が工藤さんの腰に手を回すの? 右手は右手で彼女の太ももに!
(…柔くて、すべすべしてる…)
不意に美波の髪の毛の感触を思い出した。
(これが女の子の肌…なんだ)
水着の感触と信じられない素肌の柔らかさ、それに体温…。美波の髪の毛の時と同じ、ずっと触れていたい欲求を感じていた。
僕の意識が彼女の柔らかさに集中していたんだけど、彼女は彼女で僕のあちこちに触れていたんだった。
…また目が合った。いや、彼女のぷっくりした唇がかな?
「もっと触って、ね? 僕も遠慮しないからさ」
僕の処理能力は工藤さんの感触を認識するのが精一杯で、彼女が僕に触れていると感じるのは 僅かにしか思えなかった。だから次にきたのは、まさしく混乱だった…。
僕の両手は彼女の胸…薄布に覆われた、双丘と突起物に突撃した。
そして、そのタイミングで工藤さんの指が僕の硬くなったいたトコを握ってきた!
(うわ! うわぁッ! やわ柔らかい。…工藤さん柔らかい! …固いよ、これ女の子? 工藤さんの乳首、硬い…柔らかくて固いバネのような感触!)
同時に無意識に引けた腰を工藤さんが思いがけない力で密着してきた。ズボンの上から彼女の指が忙しなく動き、…いや、ベルトとファスナーに同時多発攻撃を仕掛けてきた!
…抵抗? いや抵抗なんて選択肢はなかったと思う。僕の処理能力は全力で彼女の胸をまさぐっていたからだ。
302 :
タイゾウ:2008/06/15(日) 15:45:48 ID:1pY+DlIa
「工藤さん…工藤さん、ちょっと待ってよ!」理性が飛ぶ寸前だったけど、流石にマズいよ!「ん? どしたの吉井くん?」上気し、艶のある表情が とにもかくにも綺麗な工藤さんが不思議そうに首をかしげた。
「ん〜、あ そっか! 全部見たいんだね? …僕、着衣でオナニー好きだからさ、うっかりしてたよ♪」
パッと立ち上がり、勢いよく水着をずり下げた!
…綺麗だった。初めて直に女の子の裸を見てしまった。
…工藤さんの水着姿は前に見た。だけどその時の感想は美波より少しだけ女の子っぽいスタイル。なんだなぁって位しか思ってなかったんだ。
うん、確かにスレンダーだ。だけど、それだけじゃない…美しさがあった。
僕は…
「その、工藤さん…綺麗…だよ。…うん、凄く綺麗だ!」
よく分からない、だけど彼女を抱きしめるのに躊躇はしなかった。
そしてそのまま、彼女の唇をふさいだ。理由も何もない、ただの衝動なんだろう。
…だけど、僕らにはそれが当たり前の行為だったんだ。
…僕の。そうキスは初めて(葉月ちゃんのチューと美波のキスは不可抗力)の経験だけど、工藤さんからの抵抗もなく、互いの舌が絡まったからだ。
今、僕は幸福なんだろうか、不幸なんだろうか?
303 :
タイゾウ:2008/06/15(日) 16:04:02 ID:1pY+DlIa
302で終わる筈が、二度エラーが出やがりまして、半端となりました。
二時間返せやコラ!
で、日中で終わらす予定でしたが、少し伸びます。
>>303乙
連載形式でも別にいいんだ
ただ書きながら出来た分だけ即投下のスタイルはこの板ではあまり好まれない傾向にある
メモ帳などにある程度書き溜めてから一気にコピペするのが一般的かな
過疎スレなんで別にいいっちゃいいんだがその方が校正もしやすいし
エラー出たときもコピペしなおすだけで済む
内容関係なく叩かれることもあるんで次回から考慮してみて欲しい
305 :
タイゾウ:2008/06/15(日) 20:28:52 ID:1pY+DlIa
僕は、もう何も考えずに工藤さんの身体を貪った。不器用(初心者ともいう)だから強く噛みすぎたりしたけど、工藤さんは僕を受け止めてくれた。
「吉井くん…。吉井くん、好き…。…僕さホントは 男の人って…苦手…なんだよ?」
(え? なに?)スベスベする両腿から頭をあげる。
…工藤さんの表情は陰っていた。…僕はかける言葉が思い浮かばなかった。
ゴメンね と呟いた彼女は僕を優しく抱きしめてくれた。
この時まで、頭の中からは美波や秀吉、姫路さんの事が消えていた…。いや、違う…もう…工藤さんしか…
「工藤さん。僕… …僕は君と居たい。その、好きって言える訳じゃないけど、…工藤さんが気になるんだ」(馬鹿か…こんなの誠実じゃない!)自分の言い分に腹がたったが、もう言ってしまった。馬鹿だ! 馬鹿野郎だよ!
「ゴメン… やっぱ僕は…」
「うん大丈夫。君が変に慰めてたら怒るトコだけど、…君は…優しいね。ありがと♪」
「工藤さん!」優しいのは工藤さんだよ! 彼女のお腹にぶつかるように、彼女を抱きしめた。
…気の利いた台詞もなく、欲望のまま女の子を貪った僕にどんな謝罪が出来るんだろう? 悲しくなって涙がでた。
「吉井くん? やだなぁ、泣かないでよ…」
「ゴメンね…ゴメン工藤さん」彼女の手は どこまでも優しく、あったかかった。
「ね、吉井くん。ちょっと起きて?」
え? あぁうん とゴニョゴニョと謝り、僕は彼女から離れた。「ホントはさ。最後までって思わなかったケドさ♪ …吉井くんも全部脱いでよ?」
…ほぇ? 最後? 最後ってどこ!?
工藤さんは足に絡んだ水着を 呆気なく放りだした。
「も〜っ! 女の子だけ裸にしないの!」
「は はい!」笑顔のまま怒ってみせる工藤さんは とてつもなく綺麗だった。あわてて僕も服を脱ぎ出す。子供みたいにジタバタとする自分に情けない気分をあじわったが、僕の下半身は無駄に元気一杯だった。
…ベンチから離れ、壁に背中に預ける工藤さん。
…僕にはわかった。彼女はドアの横にいる。彼女の瞳も 僕の考えを肯定していた。
(…鍵だね。うん。判ったよ工藤さん)
僕は彼女の前に向き合い。改めてキスをした。そして…
そして、僕は鍵を外した…
…部室の近くに美波の気配が…。
だけど、僕らは………。
終り
306 :
タイゾウ:2008/06/15(日) 20:32:44 ID:1pY+DlIa
やっと終わりました。
久しぶりの創作活動に やっちゃた感で一杯です。
拙い文章で、常連さん方に迷惑をかけてすみませんでした。
ちょっと望んだ結末ではありませんが…工藤さんラブです。
>>306乙
投下方法と改行に気をつけてくれれば賞賛したんだけどな
さげ
いやいやwww
冷たすぎだろww
投下だけでありがたいと思え
タイゾウ氏GJ!!
工藤さいこう!
初登場時よりビッチ臭がしなくなったのは残念だけど。
保守
学校なのに...
感じちゃう……くやしいっ……!
あの川を渡ればいいんだろう?
ほしゅ
保守
317 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:41:15 ID:Q0okN0mZ
保守
誰か燃料投下してくれ〜
ちょっと灯油買ってくる!!
鬱展開ない?
321 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 01:07:51 ID:OfA5OPrp
保守
保守
323 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 14:55:50 ID:Tzgrcku6
話脱線しまくり
バカテスで鬱展開ってどんなのだろうな?
美並←→アキちゃん←姫路(逆でも可)でNiceboat.
僕も雄二の彼女になりたかった!
↓
私も胸になにもありませんよ?
↓
やっと二人きりになれたね須賀君・・・
↓
Niceboat.
こうですか><
美並→アキちゃん←姫路
↓
↑
秀吉
こんな感じがいいなぁ
「並」と書くんじゃない。
並以下なんだかr
満並とな
満くんよりかはあると思うよ・・・多分
保守
保守
hosyu
保守
補習
337 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 06:56:02 ID:rrQ7N0HA
久々に来たら過疎ってるな
高橋女史はもらっていいということだな
なら俺は秀吉とにゃんにゃんしてくる
339 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 18:31:35 ID:bgi8NB0y
秀吉は俺の婿
340 :
名無し:2008/07/21(月) 19:09:33 ID:wEmou1oX
341 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 14:04:27 ID:W2XmSVAo
☆
保守
ほしゅ
344 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 23:49:21 ID:Fvv6xnsp
保守
345 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 13:13:50 ID:4nYIU9xZ
ほしゅ
補習
保守
348 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 01:29:37 ID:+Zst+rgA
保守
349 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 00:15:20 ID:9S9N5BgD
保守
350 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 01:10:51 ID:x7B3SLMB
保守
351 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 01:24:42 ID:M37SKp2c
保守
352 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 13:42:00 ID:c+x46O56
保守
353 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 02:27:16 ID:DBbBnekB
人いないな…保守
保守
355 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 01:20:15 ID:IzENaqgT
保守
姫路と美波がアキちゃんを二人で攻め立てる(スキンシップな意味で)を妄想し盆の暇さをまぎらわす
357 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 16:45:31 ID:X6/QIqiC
職人降臨を待ちながらの保守
358 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 21:55:45 ID:f33oQilH
補習
暇なのでIDの数だけ秀吉の尻を撫でる
補習
復習
今から一時間レスが無かったら、アキはウチの婿
じゃあ姫路さんは俺がもらっていきますね
アキちゃん×コノハちゃんてスレ違い?
367 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:15:23 ID:SuBOKH6O
むしろ保守
さらに保守
あ、姉上っ!ちがっ!そこはそんなの入れる場所じゃなっ――!
370 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 13:55:11 ID:kj1xsgO5
そして保守
やがて保守
背中あわせにお互い上半身裸になっている明久と美波、美波が振り返り(ない)胸を明久の背中に押し付けるも性的な反応はなし
上下に胸を擦り付けるうち次第に美波が興奮してきて生理反応を起こしその感触に明久も
「せ、背中がかゆい」
っていうかどういうシチュ?
家のガスも水道も止められた明久が雨シャワーを諦めて銭湯に行ったんだけど、
明久が浴場に入った後に男女の暖簾がトラブルで入れ替わってしまい、
更に美波も銭湯にやってきて、そのことに気づくこともなくそのまま入ってしまい、
湯船でばったり出くわすという、不自然極まりない展開ぐらいしか思いつかない。
雄二から明久の家のガスが止められ水しか出ないという話を聞いて美波が「それなら家に来れば?」と明久を誘い、
それから家に着き風呂へ入る段階になった時に葉月ちゃんが三人で入ろう云々を言い出して結局三人で入ったものの葉月ちゃんがのぼせてしまい先に上がってしまって、まだ体を洗ってない二人が残って
>>372の展開へと繋がると、それくらいは妄想してみようよ。
その勢いで1本書いていけ!
377 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 14:29:47 ID:UWqfHxvE
あえて保守
378 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 16:20:01 ID:Ha7+CPm+
ついでに保守
どこもかしこも規制だよ
ムッツリーニは耳年増Lv高ランク
381 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 18:00:52 ID:yBHMGPie
ひたすら保守
明久も雄二も初体験は逆レだと思う
ムッツリーニは・・・死んじゃうんじゃないかな
旅行にて男女部屋に分けるはずが
雄二翔子
瑞希美波明久
の二部屋が発生
そこにて起こる乱れ騒ぎ
なんておころうものなら確実にやらかしそうだ
まあいろいろ邪魔が入るが
>>383 彼等に酒を振る舞おう物なら10月10日後には
明久も雄二も父親に成りかねん
美波と霧島さんの酔い方がどんなもんか不明だから確実な事は言えんが
霧島さんは案外やたらしおらしくなるかもしれない
>>384 それは旅行から帰ってきて1ヶ月ほど経った日に起こった。
まさかあんな事件に発展するとは誰にも分からなかっただろう。
それはFクラスにやってきた霧島さんの一言から始まった…
「雄二…出来ちゃったみたい…」
一瞬の静寂に包まれた後蜂の巣をつついたような騒ぎになった。
後は↓頼んだ
>>385 「重罪人<罪状・性犯罪による背徳行為>、坂本雄二に死刑判決を言い渡す」
「「「「「同意!!!!」」」」」
「ちょっとまてーー!!! なぜ俺は簀巻きにされている!?」
「雄二貴様ー!! 僕の親友はそこまで墜ちてしまったのかー!!!
ていうか雄二のくせに僕より先に道程卒業するなんて許せーーーん!!」
「明久、字が違う。童貞」
「ムッツリーニお前、ツッコむところ違うだろ!! あと明久、個人的な恨み混じってるんだが!」
「わしは空気を読んで、ナニもしゃべらんことにするわ」
ガラッ
「……雄二」
問題の女性、霧島翔子がFクラスに堂々と入ってきた
↓続きよろ
388 :
385:2008/09/08(月) 22:03:05 ID:Yw16cQM+
俺もそう思ってたんだ。
続きだとすると翔子はFクラスに既に入ってるはずなんだ。
その翔子そっくりな子が、雄二との間にできちゃった子なんだよ
な、なんだってー(AA略)
しょうゆ
もう誰もいなくなってしまったようだな
そのようだ
394 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 17:46:23 ID:dxQTxF9p
職人がいなくなったの間違いでは?
ナンテコッタイ
396 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 20:55:34 ID:xYUByIAL
しかし保守
書こうとしても誰が需要あるのかワカンネ
ヒデヨシばっかじゃあれだし
>>397 そういうの考えない方がいい
一番好きなキャラを好きなように犯してくれ
過疎だからいいけど、誘い受けイクナイ
399 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 12:38:35 ID:vuXJaeM2
まずは需要なんて考えずに、自分の萌えを吐き出せ。
需要なんて後からついてくるのさ。
401 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 16:19:03 ID:feL/kU6Q
そろそろ保守時
402 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 09:15:08 ID:l9W7tsmL
保守
403 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 23:30:05 ID:oDJLiXVI
ほしゅ
保守
保守
hs
しかしこれからアニメ化(妄想)だってのに、いまいち盛り上がらないな
408 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 16:22:25 ID:a10g0ygq
職人がいないからね・・・・・・保守
明久って催眠術には簡単にかかるんだろうなー、とか言ってみる
じゃあ二人まとめて食っちまうような明久も可能なのか
エロは書けないし、ぶっちゃけ書く気もない上で、
何かここで面白いの書けないかなー、なんて考えてはいるのだが、
何故か、シリアスというか下手したら救いのないようなのしか思いつかない。
逆に元がシリアスな作品だと、ギャグやコメディの方向に行ってしまうのに。
こういうのは俺だけだろうか?
まあ、実はまともな二次創作を書いたことはないのだけど。
413 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 14:12:27 ID:H2L1ILwh
414 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 15:21:32 ID:pUWBEY2m
ギャグ系の作品→シリアス展開に使えそうな流れがあっても原作ではスルーされる→脳内保管
シリアス系の作品→ギャグ展開に使えそうな流れがあっても原作ではスルーされる→脳内保管
玲予想
「アキくん!お姉ちゃんと一緒に寝ようよ!」
といって甘えてくるのか
「アキくん!今日からずっと傍に居てあげるよ!私は
お姉さんなんだからね!」
クールに人前でもイチャイチャしようとするのか
「アキくん!お姉ちゃんが来たからにはもう安心だよ!
アキくんに群がるビッチどもはちゃんと始末してあげる!」
ヤンデレなのか
外に出るとアキ君に悪い虫が付いちゃうからその足切り落としちゃうね♪
トイレの世話だってなんでもするから任せてね♪
ヤンデレは翔子で間に合ってるからなあw
「はぁ…アキくん…どうしてこんな簡単な問題が分からないんだい?
いい加減にしないとお仕置きしちゃうよ?
ご褒美は僕のオマンコなのに…せっかく分かりやすくしたのに…
普通の人ならもう何回も僕を犯せてるんだよ!?
でも、安心してアキくん!
いつものように僕がアキくんを犯してあげる!!」
419 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 15:55:46 ID:RltFKGzS
保守
420 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 23:41:25 ID:hh0C5DhB
はひふへほしゅ
421 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 22:44:42 ID:QWnYeH48
保守
>>415、
>>418 いいネタだけど自分が「アキラ」である以上「アキ」とは呼ばないんじゃないかなあ。
423 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 21:10:57 ID:CL6w+xd/
GJ 誰か書いてくださる職人さんいませんか?
>>422 確か新刊の予告で「アキくん」とか言ってるんじゃなかったっけ?
今公式見た
胸、姫路さんよりデカイ!
うむ、すばらしいオカズになりそうだ…
否、主食だぜ!
アキくんが主に食われるんですね、わかります
胸で勝ってもやはり姫路さんには敵わんな
明久乙
玲「アキ君」
明久「姉さん」
でしta
明日が楽しみだ。
新刊よみおわた
玲ヤバイ、オカズ的な意味で
この土屋×工藤フラグは期待していいんですか、どうなんですか先生。
成り立つと思うなら、予想した展開をここで書いていきなさい。
もしも秀吉と明久があのまま風呂に行っていたのなら
きっと秀吉が体を洗いっこを要求してきて秀吉は普通に背中を洗うんだけど、
明久はついうっかり前を洗って、二つの突起物に触れてられた秀吉から漏れる声に理性のストッパーが外れてそのままニャンニャンな感じに陥っていた筈だ
土屋…?…あぁ、ムッツリ―の事か
439 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 17:41:49 ID:mJhQOs6m
玲は最高のオカズだ!
玲ねえちゃんに明久くんがマウントとられて無理やりチュウされるSSはまだですか
441 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 21:56:52 ID:nL7DxJr6
>>436 チュウの後にそのままマウンドポジションに
442 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 21:57:33 ID:nL7DxJr6
443 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 21:58:41 ID:nL7DxJr6
工藤×土屋フラグがたった件について
>>441-
>>443 まあ、落ち着け。そしてsageろ。
あと「マウンド」じゃなくて「マウント」だ、なんでチュウのあとに野球するんだ?
それはともかく、霧島さんの部屋に黒魔術の本があったが、
バカテスの世界って一応オカルトが存在していることになっているんだよな?
忘れがちだけど。
惚れ薬とか呪いの人形みたいなのって黒魔術に入るんだろうか?
確実なことがひとつだけある
姫路さんの料理は下手な黒魔術より危険だ
447 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 16:51:04 ID:q4iVveyP
玲にレイプされるakihisaのSSマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
「やあ。おはよう、雄二。昨日は災難だったよね?」
「全くだ。今時あんなべたべたなやり口で女に絡む不良がいるとはな」
「あ、霧島さん」
「ま、待て翔子! 俺はただ変なやつに絡まれていた女の子を助けてやっただけで指一本――」
「……(ぼーっ)」
「翔子?」
「霧島さん?」
「……(ふらふら)」
「おい、翔子」
「……あ、雄二。何?」
「何、じゃない。顔が赤いぞ? なんだかふらついているようだが」
「…………そう?」
「ああ、反応も若干鈍い。どれどれ?(ぴた)」
「ええっ! 雄二、おでこにおでこ当ててるところなんて見られたらクラスの皆から制裁を受けるよ!?」
「………………!?!?!?」
「やっぱりな、酷い熱だ。今日は学校を休んだ方がいい、家まで送ってやる」
「いくらかは雄二のせいだと思うんだけど……」
「……でも、今日は家に誰もいないし」
「だったら俺がしばらく看ててやるから、とにかく帰ろう? な?」
「…………わかった」
「そういうわけで明久。高橋女史に翔子は欠席すると伝えておいてくれ、鉄人には……適当でいい。じゃ、頼んだぞ(ひょい、だっ!))」
「ゆ、雄二!!??」
「……うーん、お姫様抱っこで全力疾走なんて、もの凄い慌てようだなぁ。……あっちは学校方向なのに」
・普段はあんなだけど、霧島さんが体調を崩したりしたら雄二は目茶苦茶慌てるんじゃないかと思った。
・いつもとは逆に雄二に翻弄される霧島さんとか見てみたいと思った。
そんなわけで、需要? なにそれ、美味しいの?
って感じでこっちの板では初めてのネタ投下。よくよく考えてみたら単独作品での二次ネタもこれが初めて。
とりあえず反省も後悔もしないと決めている。
お手伝いさんとかいるかもしれないというのは触れないで欲しい。
遊園地の話とかそんな感じだよね。
451 :
タバさん:2008/12/01(月) 23:52:13 ID:r1R7f3oh
「うーん…」
今何時だろう…壁にかけてある時計は6時半をさしている…まだ寝られるじゃあないか…
………いや昨日姉さんが帰ってきたのではないか。と、なるときちんとした生活を見せなければいけないか…しかたないここは起きて毎日ちゃんと起きてます、とアピールするべきか…
体を起こそうとすると異変を感じる。下半身が動かない。ま、まさか下半身だけ金縛りか!?だが負けじと腰をひねった瞬間、
「アキ君起きたのですか?ならいいですが。そんなに腰を動かないでください。」
452 :
タバさん:2008/12/01(月) 23:58:58 ID:r1R7f3oh
初めまして。タバさんと申します。こうゆう事は初めてなので、なにとぞご指示をお願いいたします。
あんまりできのいい物ではございませんが書かせて頂きます
453 :
タバさん:2008/12/02(火) 00:03:08 ID:5GP+YLYg
今、何か聞こえなかったか…?
しかも腰の辺りから…まさかズボンにピョン吉でも入りこんだか!?いや…昨日転んでカエルを潰した記憶もない…第一あれはズボンではなくシャツだったはずだ…
ん?…なんか股間の辺りにヌメヌメした感触が…こんな感触は中学生のときの精通以来だ…まさかまたきたとか?いやあれは一回だけのはずだ。ならなんだ?
…………あぁ〜!?まさか!?
「アキ君どうしたのですか?」
「いや…もしかしたら夢射しちゃったかも」
「いえ。してませんでした。」
返ってきた言葉に安堵する。
「あぁ…そう…それならいいんだ。」
「そうですか…では続きを」
あぁ…よかった男としてのプライドは守られた。
454 :
タバさん:2008/12/02(火) 00:07:02 ID:5GP+YLYg
あれ?いま教えてくれたのは誰だ?それに僕をアキ君と呼んでいた。
わからない。こんな時には脳内検索してみよう。足りない頭でも何か出てくるかもしれない。『アキ君』っと、さぁくるぞ。あれ?一件しか出てこない。
えーっと『僕の姉さんが僕を呼ぶ時の呼称』だって。じゃあ会話してるのは姉さんなのか。それに他にはこの家に人はいないしね。朝の挨拶はきちんとしなきゃ。
「おはよう姉さん」
「おはようございますアキ君。」
あれ?姿が見えないな…
「姉さんどこだい?」
「ここですよ。」
と返事がきて布団が少し動いた。
「なぁんだそこにいたの」「はい、ずっといたのに全然起きてくれなかったです」
「ごめんごめん。それより朝ご飯食べなきゃだね」
おぉ僕の口から朝ご飯をたべる、と言う言葉がでるとは…
さて起きるか、と布団をめくった瞬間僕は驚愕をした。
「姉さんなにしてんのぉーー!?!?」
455 :
タバさん:2008/12/02(火) 00:13:26 ID:5GP+YLYg
一旦ここまでにさせていただきます。こう言う事は嫌われているのは百も承知なのですが、初めてで不安があるので意見を待たせいただきます。書けと言う意見が多ければこのまま書かせていただきます。
では一旦失礼します。
最近の保守ばかりな空気を変えるべくSSを作っていたが、まさか先を越されるとは…
もちろん見てえ!
続きを見せてくれェーッ!
けしからんもっとやれ
よかったです
だた
「アキ君起きたのですか?ならいいですが。そんなに腰を動かないでください。」
を
「あん!アキ君起きたのですか?ならいいですが。そんなに腰を動かないでください。」
のほうがよかったと
個人的に思います
腰を動かさないで、では?
それだと
あん!って声を上げたのにその後の展開に繋がらないから
あんまり意味がない気がする
461 :
タバさん:2008/12/02(火) 02:32:16 ID:5GP+YLYg
いい意見ありがとうございます。
一応書いてあり、寝るつもりでしたが好評につきこのまま書かせてもらいます。では粗末ながら続きをお楽しみください。
462 :
タバさん:2008/12/02(火) 02:34:52 ID:5GP+YLYg
そこにはメイド服の姉さんがいた。
メイド服だけならまだいいさ。いや、よくないけど。姉さんが握っていたのは、なんと僕の息子だ。
「なに、とは?」
「なにって僕の部屋に忍びこんで、その格好で僕の息子を握って何をしてるかって聞いてるの!」
「…僕の息子?」
「姉さんが握ってる物だよ!」
「あぁ、これですか。」
そう言って姉さんは僕の息子を握りなおす。
うっ、気持ちいい。
「アキ君。そんな言い方をしないできちんとペニスと言ったらどうですか?」
463 :
タバさん:2008/12/02(火) 02:36:36 ID:5GP+YLYg
「っ―――!?!?そ、そこは別にいいでしょ!!」
まさか姉さんの口からペニスなんて言葉が出るなんて思いもしなかった。
「ダメです。きちんと言うべきです。人前で言う時にきちんと言えなくては困ります。」
「弟が人前でそんな事を言う事になってもいいの!?!?」
「アキ君にはきちんと素直にどんなことでも言える人になって欲しいです」
「それはそれでいけないと思うよ!?!?」
人前でそんな事言ったらまちがいなく通報されるだろう。
「アキ君」
「なに…」
「きちんとペニスと言ってください。」
「なんで!?」
「いいから早く言ってください。」
どうするか迷ったが、結局「………ペニス」
と言ってしまった。姉さんの前で。顔が赤くなるのが自分でもわかる。
464 :
タバさん:2008/12/02(火) 02:37:35 ID:5GP+YLYg
「アキ君」
「はい…」
「違います」
「は?」
「発音の仕方が違います」「は、はい!?」
「ペニス、と単調に言うのではなくペェニスと言うつもりで発音して見てください」
「言い方まで本場の発音で!?と言うか誰に聞いたの!?」
「授業でやりました。それより早く言ってください」「………ペェニス」
もうダメだ生きていけない。
「アキ君」
「はい…」
「よくがんばりました。」姉さんは微笑みながら誉めてくれた。素直に嬉しくなり
「ありがとうございます」と言ってしまった。
465 :
タバさん:2008/12/02(火) 02:38:30 ID:5GP+YLYg
だがよく考えてみると全然嬉しくない。
と、言うか
「結局なんで姉さんはそんな格好で僕のむす…ペニ…ペェニスを握ってるのさ!?」
「その事なんですがアキ君」
「何?」
「アキ君の発言に訂正があります。」
「どこ?」
「アキ君は私がアキ君のペェニスを握っていたといいましたが」
「うん」
「正しくは握っていたのではなく」
「うん」
姉さんの言葉に相づちをいれていく。
「舐めていました。」
「うん、ってえーーー!?!?!?」
被害が一気に拡大した。
466 :
タバさん:2008/12/02(火) 02:40:19 ID:5GP+YLYg
「なにしてくれてんの!?!?」
「アキ君を起こしただけですが?」
「起こし方が大問題だよ!!」
「なぜです?」
「普通に考えて!?どうしてそんな起こし方を考えたの!?!?」
この人の考えてる事がまったくわからない。
姉さんは少し考えた様子だったが
「………わかりました。きちんと話しましょう。」
と言ってくれた。
「私は前からアキ君を朝起こしてみたかったのです。」
「うん」
会う機会が少なくあんまり一緒にいる事がないからか、姉としてそんな事をしたいのだろう。
467 :
タバさん:2008/12/02(火) 03:05:20 ID:5GP+YLYg
「ですが、私は考えました」
何を考えるのだろう…普通に起こせばいいのに。
「男性と女性では朝起こされかたが違うのではないかと」
「別に対して変わらないと思うけどね」
「だから聞きました。昨日話したあの人に」
あのb-boyならぬa-boyの人ね。
「そしたら『メイド服ヲキタヒトニオコサレタイデスネ。』と言っていました。」
「そこでおかしいと思わないの!?」
いや…思わないのだろう…この人なら…
468 :
タバさん:2008/12/02(火) 03:07:24 ID:5GP+YLYg
「そこで考えました。これはこの人だけではないのでは?と」
「なのにメイド服できたの!?」
「いえ、最初はメイド服を持って来ませんでした。」じゃあ今着てるのは?
見て見るとなんか頭に引っかかるような…
「男性はそれぞれ起こし方が違うと思い、アキ君はどんな起こされ方されたいか勉強しました」
「何で勉強したの?」
どんな事を勉強すればこんな事になるのか…
469 :
タバさん:2008/12/02(火) 06:05:56 ID:5GP+YLYg
「このベッドのしたにあった本で…」
「何!?」
まさか雄二と交換した禁断のあれが見つかったとは…
いつ見つけたのか気になったが、きっと昨日服を持ってきてくれと頼んだ時だろう。
「その本の中では男性が朝、女性に『ふぇら』?と言うもので起こされていました。」
だからそんな起こし方をしたのか…
「だからって本当にする事ないじゃん!」
「えぇ、私も最初はこんな事をする気はありませんでした。」
じゃあなぜしたんだ…
「だけど、その奥にある箱に私は気ずいたのです。」
箱なんてあったっけ…?
確か学園清涼祭のあとにムッツリーニに、危なくなった時にあけろと言われていて渡されたが何が入っていたのだろう…学園祭のときはメイド喫茶をして僕までメイド服着させられて………
まさか!!
470 :
タバさん:2008/12/02(火) 06:07:24 ID:5GP+YLYg
「中にはメイド服が入っていたのです」
やっぱり…ムッツリーニはメイド服を僕に渡して危険な状況で着て何が変わると言うのか…むしろ逆効果では?
これはあとでムッツリーニを尋問する必要があるな。「私はきっとアキ君はこう言ってるのだと思いました。」
さっきも姉さんメイド服って言ってなかったっけ?
姉さんにおかしな日本の知識を教えた人が メイド服を着た人に起こされたいって。
メイド服、メイド服、メイド服……!、まさか…そんなはずはないよね…?
471 :
タバさん:2008/12/02(火) 06:08:26 ID:5GP+YLYg
「アキ君はこのサイズが合わないで胸が強調されてしまうメイド服を着て『ふぇら』と言う行為を行って私に起こして欲しいと言っているのだと…」
………なんと言う偶然…
これは誰のせいだ?と聞けば間違いなく僕のせいだろう。
僕がベッドの下に置いておいたのが、いけなかったのだ。自分は被害者だと思っていたのだが、今回の一番の被害者は姉さんだろう。したくない事をしてしまった…いや僕がさせてしまったのだ。そう思うと泣きたくなってきてしまった。
472 :
タバさん:2008/12/02(火) 06:09:59 ID:5GP+YLYg
朝まで10000文字書いていたので限界です。また夜続きを書きます。
ここで区切りか
それでは全裸で待機しているとしようか
474 :
タバさん:2008/12/02(火) 16:53:58 ID:5GP+YLYg
続きを書きます。
475 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:00:50 ID:5GP+YLYg
だが泣く前に姉さんに言わなければいけない事がある。
「姉さん」
「なんです?」
「ごめん」
僕は、姉としてやったみたかった事をしたかった姉さんの純粋な気持ちを弄んだも同然だ。
だけど僕にはあやまる事しか思いつかない。
「ほんとうにごめ―――」
「何にあやまっているのですか?」
またあやまろうとしたら姉さんに言われた。
「それは…姉さんがしたくないような事をさせてしまって…」
「何を?」
「その…ふぇらを…」
476 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:05:12 ID:5GP+YLYg
「誰がしたくないって言いました?」
「えっ?」
「私はしたくないなんて言ってませんよ」
「でもこんな事したくないんじゃ…」
「そうですね…」
それを聞いて不意に涙が込みあげてきた。やっぱりかなり悪い事をさせてしまった。
「ごめ――」
「それが明久以外だったらね」
477 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:07:51 ID:5GP+YLYg
「えっ?」
驚き、さっきと同じリアクションをとってしまう。
「でも明久だったからしたんだよ?」
懐かしい喋り方だった。
優しい言い方をする、今も優しいのたが…
姉さんが僕の事をまだ明久と呼んでいた頃は姉さんが中学生になる前はだった。
いつも一緒にいたけど中学生になると忙しくなり一緒にいる時間は少なくなった。それから段々口調も上品な物に変わってきた。
だから久しぶりに聞いた。
478 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:12:45 ID:5GP+YLYg
「私がしたくてしたんだから…あやまらないでよ…私は明久ないろいろ迷惑をかけちゃったから…中学生になる前はずっと一緒にいたのに中学生になってからは全然一緒にいられなくなって…寂しい思いをさせちゃったね」
姉さんも同じ事を思い出していたらしい。
「仕方なかったんだよ…姉さんも僕も成長していくんだし。」
「そっか…仕方がなかったんだね…」
「うん…」
「……ねぇ明久」
「なに?姉さん」
「私の事も昔みたいに呼んで?」
少し考えて
「……わかったよ玲ちゃん」
昔みたいに呼ぶ事にした。
479 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:13:30 ID:5GP+YLYg
「ふふ、懐かしいな。やっぱり」
「そうだね…『玲ちゃんと明久』か 昔はそうやった呼んでのにね。」
「いつからだろうね?そうやって呼ばなくなったの」「さぁ?自然にそうなってたね」
「そうだね 」
こんな玲ちゃんを見ていると昔みたいに甘えてなきたくなる。
そう思っていたのを玲ちゃんはきずいて
「 いいよ。おいで明久」と微笑みながら言ってくれた。
そんな玲ちゃんにガマンができず僕は胸が強調されたメイドに泣いて抱きついてしまった。
そんな僕を玲ちゃんはずっと頭を撫でてくれた…
480 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:15:17 ID:5GP+YLYg
どの位そうしていたかわからないがたぶん30分位だと思う。
僕は玲ちゃんに
ごめんと言いそうになったがありがとうと言い直して離れた。
ところで……
「玲ちゃんいつまでそれ着てるの?」
まだ玲ちゃんはメイド服を着ていた。ちなみに玲ちゃんとは二人きりの時は昔みたいに呼ぼうとなった。
「ちゃんと終わるまでです」
玲ちゃんも口調は元に戻った。
481 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:17:28 ID:5GP+YLYg
「ちゃんと終わるまでって…なにが?」
「ふぇらと言う行為をです」
「いや、しなくても…」
「明久」
「はい」
「中途半端な事はダメです」
「そうですか」
「そうですね」
…………………二人の間に沈黙が訪れる。
それを破ったのは玲ちゃんだった。
「さっき私は『明久だからしてもいい。』と言いましたがあれは嘘です。」
えっ?……まぁよく考えて見ればそうだよね。
「してもいい、ではなく
明久じゃなければ嫌です。いえ明久がいいのです。だからさせてください。続きを。」
やっぱり玲ちゃんはちょっと意地悪な気がする。
482 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:19:01 ID:5GP+YLYg
それより玲ちゃんががんばって言ってくれた事にきちんと答えなけばいけないだろう…
「わかった。続きしようでも一方的にではなく僕もしたいかな?」
「わかりました。じゃあ続きを初めましょう。」
そう言って玲ちゃんは僕のズボンを脱がしてきた。
トランクスまで脱がすと僕のむす…いやペェニスが出てきた。すでに興奮してガチガチだった。
483 :
タバさん:2008/12/02(火) 17:28:43 ID:5GP+YLYg
「明久は朝から元気ですね。」
玲ちゃんが僕のペェニスをみながら言った。
「じゃあ行きますよ?」
そう言ってペェニスを舐め始めた。意識しているとすごく気持ちがいい…気を抜けばすぐにでもいってしまうだろう…
「くぅ!、すごく気持ちいいよ玲ちゃん!」
484 :
タバさん:2008/12/02(火) 18:27:36 ID:5GP+YLYg
「そうですか。ならよかったです。それよりコレはくわえても大丈夫ですか?」 「 う〜ん僕は大丈夫だけど…」
「私も大丈夫です。じゃあ行きますよ」
とまた言って先っぽをあむとくわえてきた。
「うわ!」
すごい刺激だ。
485 :
タバさん:2008/12/02(火) 18:31:48 ID:5GP+YLYg
「らいじょうですか?」
「大丈夫だからくわえたまましゃべらないで!」
「わかりまひたぁ」
わざとやっているのか。
とてもじゃないがもうもたない。と思っていた矢先、玲ちゃんが一気に根元までくわえこんだ!
「もうだめ!イク!!!」「ふぁーい」
玲ちゃん返事をした瞬間一気に爆発した。玲ちゃんは最初は返事をしたのに関わらずびっくりして目を見開いていたが出てくる物を飲んでいく。
僕の出した精液がごくごくと玲ちゃんの喉が通り過ぎて行くのがわかる。
玲ちゃん全部のんでしまった。
なんか玲ちゃんの顔がエロく見える。女の顔って言うのかな?
「ん〜すごい味ですね。でもおいしいです」
口の端からあふれていたのも掬って飲んでしまった。
486 :
タバさん:2008/12/02(火) 21:37:07 ID:5GP+YLYg
「大丈夫?」
「はい。とてもおいしかったです。」
素直にそう言われて恥ずかしくなってしまった。
「いっぱい出ましたね。たまってたんですか?」
うっ…確かたまっていた。毎日するほどでもないし、体がもたないから一ヶ月位してなかったから…
「若い人がため込むのは良くないですよ。」
「うん…でも自分するのは好きじゃないから…」と逃げておいた。あまり心配をかけたくない。
できれば書きためてからまとめて投下してくれるとありがたい
あとは20行くらいまとめたほうが読みやすいかも
489 :
タバさん:2008/12/02(火) 23:05:55 ID:5GP+YLYg
「なら私が毎日してあげます。」
「うん…ってえー!?
「それでいいですね?」
正直とても気持ちよかったし、毎日したい位だけど…「いや…体がもたないし…」
そう言うと玲ちゃんが目をうるうるさせて上目遣いで僕を見る。
そ…そんな目で僕をみないで!
「わかった!わかったよ!」
「ならいいのです」
玲ちゃんが微笑んだ。か、かわいい…。この笑顔のためならなんだってできるだろう…
その笑顔を見てしまった僕は理性がどっかにいってしまった。
「玲ちゃん!」
思いっきり抱きついて胸に顔をすりつける。
柔らかくて気持ちいい…それにいい匂い…
ずっとこうしてたい…
「明久私は攻められてないですよ。」
「攻められたいの?」
「明久にいじめられたいです」
以外と玲ちゃんってMだったのかな…
「じゃあまずメイド服脱いで」
「わかりました………と言いたい所ですが…」
「???どーかしたの?」「明久」
「はい」
「あなたはまだ学生です」「はい」
「学生は学校に行かなくては行けません。」
「んーそうだね。あれ今日学校だったっけ?」
でも間に合うでしょ。今はまだ6時半だし…
あれ?さっきも6時半じゃなかった?
「今は8時10分です」
「えぇ〜〜!?!?」
「早く行った方がいいのでは?」
急げば間に合うか?と、とにかく早くしなければ!
「もういかなくちゃ!」
立ち上がり壁にかけてある制服に着替える。
「明久」
「なに?」
着替えながら返事をする。「続きしたいですか?」
手が止まる。
「帰ってきたら続きをしましょう。」
玲ちゃんはそう言ってくれた。
「うん!」
とうなずいて部屋を出ようとしたら
「明久」
とまた声をかけられた。
「何?」
玲ちゃんが近いてきて僕にキスをした。
長いキスではなく、一瞬だったが柔らかい唇が触れたのがわかった。
放心状態になりぽかーんとしてると
「行ってらっしゃい。」
と笑顔て言ってくれた。
僕はハッとして
「行ってきます!」と返事をして家をでた。
空を見上げると、今日は雲一つなかった。
きっといい日になるだろう。そうなるように願って僕は、走りだした。
490 :
タバさん:2008/12/02(火) 23:08:59 ID:5GP+YLYg
一部完結です。長くなってしまってすみません。とりあえずは完結しました。続きは書いて欲しい人が多いなら書きます。意見、感想まってます。
続きください
できればメイド服で!
>>490 GJ!続き楽しみにしてる。
本編とは全く関係ないが
「帰ってきたら続きをしましょう。」
この一言で即座に死亡フラグを髣髴した……。
続きあると嬉しいです
ぜひともお願いします
494 :
タバさん:2008/12/04(木) 21:08:58 ID:8D+eEkaX
一言応援して下さる事に200文字位進みます。
玲好きだ、読みたいから続き書いてほしいな
でも
>>494みたいなレスは危ないよ。経験上、コテハン付けるのは作品投下の前後のみに限った方が無難。
そういうレスつけると
→誘いうけウゼェ氏ね
ってなることの方が多いよ。まぁ鳥ないから成りすましとかかもしれないけど
497 :
タバさん:2008/12/05(金) 09:26:12 ID:gwua3f7e
すいません。でも待っている人が多いとやる気がでるのです。これでもがんばって書き溜めしているのでもう少しお待ちください!
工藤×ムッツリ―ニで書きたいんだけど、エロじゃなきゃダメ?
過疎ってるからかまわないんじゃね?
この板でも多くのところがエロ抜きおkだしいいんじゃね
ヤマグチノボル板もエロ抜きがたまにある
501 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 18:01:40 ID:t3OuCb2T
因みに、竹宮ゆゆこスレだと8割方エロ無し。
私は一向に構わんっ!!
503 :
非エロ :2008/12/09(火) 19:47:00 ID:VHtv4SNu
If〜霧島さん家お泊まり〜ムッツリーニ尋問バージョン
〜女子部屋での会話〜
『…どうしても口を割らないつもりね』『だ、だから初めからボクにそんな気は無いって…』
『では逆に、今度は土屋君に工藤さんの事をどう思っているのか聞いてみてはどうですか?』
『でも瑞希。聞くにしたって、たしか土屋は携帯持ってなかったはずよ?』
『あっ!そう言えばそうでした…』
『そ、それじゃあ意味ないよね?なら、もうこの話は終わりに―』
『…大丈夫。この壁には特殊な細工を施しているから、隣の部屋の会話は私達にすべて筒抜け』
『えぇっ!?ちょ、ちょっとボクそんな話聞いてないよ!?』
『ナイス、霧島さん!覚悟してよ工藤さん。今頃土屋も同じ目に遭ってるはずだから』
『そうですね。お二人共見ていて結構仲良さそうでしたからね』
『…二人はお似合い』
『……うぅ』
『あっ!男子からの声が聞こえてきたわ。』
なぜとめた
〜同時刻、男子部屋〜
「そう言えば、どうして工藤さんは今日ここに来たんだろう?」
「ふむ、どういう意味じゃ?明久」
「いや、工藤さんって霧島さんと同じAクラスでしょ?霧島さんはともかく工藤さんは僕達と一緒に勉強するメリットがあまりないような気がするんだけど」
どうせやるなら僕達のように同じクラスメイト同士でやった方が絶対効率がいいような気がする。クラスによってテストの範囲が違うから誤差が生じるわけだし
「なる程。だが俺はそれについて少し心当たりがあるんだが」
ニヤニヤと気持ち悪い顔で僕に話しかけてくる雄二。はっきりと言おう。気持ち悪い事この上ない
「おい明久、今何か失礼な事を考えたろ」
「ははは、やだなぁ。そんな事あるわけないじゃないか。それよりもその雄二が言う心当たりって言うのを教えてよ」
「話をそらしたな?…まぁいい。俺が言う心当たりって言うのはムッツリーニの事だ」
「ムッツリーニ?」
どうしてムッツリーニが工藤さんと関係しているのだろうか?僕にはさっぱり解らない
まさか一日1レスごとに分けることで嬲り殺しにしようって魂胆か
汚いさすがF組汚い
このままでは俺のストレスがマッハなんだが…
そこは焦らし上手と言ってあげようぜ
…ふぅ
皆落ち着こうぜ。
「実はこの前、いつものように翔子にクスリをかがされてデパートの服売り場に行ったんだが」
「ごめん雄二。僕としてはそっちの詳細方が気になるんだけど」
雄二にとってはそれが日常茶飯事なんだろうか
「そこで一緒に服を選んでいる工藤とムッツリーニを見た」
「ええっ、それ本当!?」
おそらくそれは世間で言うところのデートと呼ばれるものだろう
〜In女子部屋〜
『工藤さん、なかなかやるわね?』
『ち、違う!あれはただ荷物持ちとして来てもらっただけで、ボクにそんな気は全然―」
『……その割にはずいぶんと楽しそうだった。』
『その後はどうされていたんですか?』
『……近場のレストランで食事。そこで二人はハンバーグ定食を注文。そしてそのハンバーグを愛子は土屋に向けて食べさせてい―』
『わあぁぁぁぁ!?ちょ、ちょっと、ストップ!ストップ!』
うわぁぁぁぁ!早くしてくれ!
このままじゃ、九九ができるようになっちまう!!!
台形の面積の求め方が分かるようになったらまとめて投下してくれるって
『そ、それってつまり…』
『土屋君にあ、あーんをしたって事ですか…?』
『…うん。証拠写真も残ってる…』 『ええっ!?い、いつの間に!?』
『…それだけデートに夢中だったと言う証拠…』
『くうぅ…ボクとした事がぁ…』
『ちょっとまって工藤さん。今、土屋とデートしたってのを自分から認めたわね?』
『………っ!?』
バタバタ (工藤さんが部屋から逃げ出そうとする音 )
ガシッ(美波と姫路さんが工藤さんの足を捕まえる音)
ドタッ(工藤さんが床に倒れ込む音)
霧島さんは三点リーダーは2個重ね
〜in男子部屋〜
「明久、今何か悲鳴のようなものが聞こえてこなかったかのう?」
「そうかなぁ、多分秀吉の気のせいじゃない?」
「う〜む、確かにはっきりと聞こえたんじゃが…」
可愛い顔をしかめながらややうつむく秀吉。本当は僕にも聞こえたんだけど、今はそんな事気にしている場合じゃない。それよりもムッツリーニに工藤さんの事を問い詰める方が先決だ!
「ムッツリーニ。正直に言って欲しいんだけどさ、工藤さんとは付き合ってるの?」
「…工藤愛子とはそのような関係ではない」
「ムッツリーニ、正直に答えたらお前が好きそうな本を何冊かプレゼントしてやる」
「…そのような関係ではない」
僕と雄二の問いに、表情を変えずに答えるムッツリーニ。どうやら本当に付き合っている訳では無いみたいだ
「でも、むこうはお前の事どう思ってるか分からんぞ?」
「ねぇ、雄二。それって工藤さんがムッツリーニを好きって事?」
「あぁ、そういう事だ。ま、バカでブサイクなお前には一生縁のない話だがな」
「離して秀吉っ!雄二の頭を切り刻んでやるんだ!」
「止めるのじゃ明久!日本刀を振り回すでない!」
結局この調子で朝を迎えてしまい、ムッツリーニから詳しい事は聞けなかった
そしてムッツリーニは4つ重ね
517 :
非エロ作者:2008/12/13(土) 19:08:35 ID:pclVOKhH
とりあえず、ごめんなさい
大丈夫、重箱の隅を突っついてるだけだから。
話の内容に不満はないどころか
早く続きが読みたい
GJで早くは読みたいが、細切れ投稿は勘弁して欲しい。
せめて今までの投稿5レス分ぐらいは1回投下でまとめて欲しいところ
おそらく、男子サイドと女子サイドに分けて書こうとしたのが原因です…
しかし非エロ作品をエロパロ板で長期間させていいものなのだろうか…
>>500でも触れられてるけど、別に非エロは構わないと思う。
ただ、長期間になっている理由が作品が長いからじゃなくて
短いのを小分けにして投下しているから、っていうのは余り心証は宜しくない。
まあ、決して投下が多いスレでもないから無理に急げという気はないけど。
で、これとは関係ない話題なのだが、もしかして直接書き込んで投稿してる?
もしそうならそれは止めておいたほうがいい。
メモ帳なりに書いてコピーしたほうが見直しとかも楽。
「明久・・・」
秀吉は目を閉じ、軽く唇を突き出しキスをねだる。
いつからか秀吉は僕と友達以上の関係になっていた。
周りに人がいないのを確認し、唇を重ねる。
「んっ」
秀吉から僅かに声が漏れた。
こうして秀吉と行為を重ねる毎に僕は秀吉は男ではなく秀吉なんだなと実感させられる。
「今日はどこでするのじゃ?」
「そうだなぁ・・・」
待ち切れないといったばかりに秀吉はする場所を僕に聞いてくる。
もちろん、不純“同性”交遊をする場所である。
でも、秀吉は同性ではなく秀吉だから・・・あれ?
こういった場合は深く考えた方の負けである。
「僕の部屋は?」
「明久の部屋か・・・。ふむ、問題もなかろう」
「それじゃ、早速行こうか」
「うむ」
僕達は手を握りながら僕の家に向かった。
ところで、この関係についてだけど。
一応、周囲に全ての説明はしている。
姉さんは案外すんなりと了承してくれたが、女性陣と一部の男子生徒は激しく反発した。
この時、久保君が僕ももっとかわいければと言っていたのが少し気になった。
そんな事を思い出しているうちに家に着いた。
家には誰も居ない。
僕と秀吉が付き合うようになってから、姉さんは少し離れたマンションに住むことになった。
別に気を使わなくてもいいのに。
「明久早く部屋に行かんか?」
「あ、うん。そうしようか」
我慢しきれないのだろう、秀吉の息が少し荒かった。
・・・続かない
523 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 12:27:51 ID:VTCkljpu
翔子のお乳美味しいよう
可哀想に、こんな年から精神が崩壊しているなんて・・・余程強いショックでも受けたのだろうか・・・
525 :
非エロ作者:2008/12/15(月) 22:47:42 ID:gyqKOKmF
翌朝、何故か顔を赤らめていた工藤さんに疑問を感じながらも席につき、その豪華な朝食(琉球料理)を前にさっそく僕達は箸を動かし始めます。
「あ、ねえアキ、これって何のお肉?」(美波)
「えっと、なんだろうこれ。ハムみたいだけど、ちょっと違うし―」
「……それはスパム。豚肉を加工したもの」(霧島さん)
「なぁ、明久。こっちのつぶつぶした緑のはなんだ?」(雄二)
「えぇと、きっと木の実かなんか―」
「……それは海ブドウ。海藻の一種」(霧島さん)
「明久君、このもちもちとしたお豆腐みたいのは…」(姫路さん)
「え、あぁ―」
「……それはジーマミ―豆腐。ピーナッツで作ってあるの」(霧島さん)
「ねぇアキ、じゃあこの―」(美波)
「ていうか待って!?なんでみんな僕に聞くの!?そりゃあ僕だってスラスラみんなの質問には答えたいよ!?
でも知らないもんッ!さっきから霧島さんが全部答えてるんだから最初から霧島さんに質問すればいいでしょ!?
僕は沖縄博士でも料理研究家でもないんだから―!というか、僕さっきから食べられてないよご飯を!みんなぱくぱく食べてるのに……!!」
みんながごちそうに対する一通りの好奇心を満たしきったとき、止まりが
526 :
修正:2008/12/15(月) 22:50:22 ID:gyqKOKmF
>>525 > 翌朝、何故か顔を赤らめていた工藤さんに疑問を感じながらも席につき、その豪華な朝食(琉球料理)を前にさっそく僕達は箸を動かし始めます。
> 「あ、ねえアキ、これって何のお肉?」(美波)
> 「えっと、なんだろうこれ。ハムみたいだけど、ちょっと違うし―」
> 「……それはスパム。豚肉を加工したもの」(霧島さん)
> 「なぁ、明久。こっちのつぶつぶした緑のはなんだ?」(雄二)
> 「えぇと、きっと木の実かなんか―」
> 「……それは海ブドウ。海藻の一種」(霧島さん)
> 「明久君、このもちもちとしたお豆腐みたいのは…」(姫路さん)
> 「え、あぁ―」
> 「……それはジーマミ―豆腐。ピーナッツで作ってあるの」(霧島さん)
> 「ねぇアキ、じゃあこの―」(美波)
> 「ていうか待って!?なんでみんな僕に聞くの!?そりゃあ僕だってスラスラみんなの質問には答えたいよ!?
> でも知らないもんッ!さっきから霧島さんが全部答えてるんだから最初から霧島さんに質問すればいいでしょ!?
> 僕は沖縄博士でも料理研究家でもないんだから―!というか、僕さっきから食べられてないよご飯を!みんなぱくぱく食べてるのに……!!」
> みんながごはんにんに対する一通りの好奇心を満たしきったとき、止まりがちだった僕の箸ははじめてスムーズに動き出すのであった。
……9日から今までずっと、ムッツリーニと工藤の絡みのシーンが来たら出そうと必死に耐えていたが…もう限界だ。
無念だ…後は任せ……たぞ……
オナ禁サバイバルの様相を呈してきました
死にました
死因:南波杏
え?終わり?
南波杏からどう続けろって言うんだ
すごく今更だが、
>>38-は若干未来線読んでたな<秀吉考案の罰ゲーム
535 :
非エロ作者:2008/12/24(水) 21:26:27 ID:6OBZHm37
朝食と言う名のエネルギー補充も終え、のんびりとくつろいでいると、隣の席に座っていた美波が僕に話しかけてきた。
「ねぇ、アキ。テストが終わったらみんなで遊園地に行かない?」
「えっ、遊園地?」
それはとても魅力的な考案だ。試験の言う名の拷問があっても、その後ご褒美があると分かれば俄然やる気が出てくる
「僕は別に良いけど、みんなは予定とか大丈夫?」
用事とかがあるといけないから、一応みんなの予定を聞いてみる。先に約束とかあるかもしれないし。
「ワシは特に用事はないのぅ」
「私も大丈夫です」
「俺は遠慮す―くぼはっ!?」
「……私と雄二も参加する……」
「ボクも特に用事ないよ」
「…………問題ない」
上から順に、秀吉、姫路さん、霧島さん、雄二、工藤さん、ムッツリーニが返事をする。どうやら全員参加するみたいだ。
「それじゃあ、あたし達は今から工藤さんと大事なお話があるからみんなは先に帰ってて」
「分かった。それじゃあ霧島さん、今回はありがとう。おかげで勉強がかなりはかどったよ」
「……別にいい。いつものお礼」
そう言い残すと、姫路さん達と一緒に奥の部屋へと消えていった。おそらく美波が言ってた大事な話と言うやつだろう。正直少し気になるけど、今はそんな事気にしてる場合じゃないからね。
なぜか胸を抑えてうずくまっていた雄二をたたき起こし、試験勉強の為にまっすぐと帰路についた。
536 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:52:49 ID:ZHSVWCUF
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/⌒ヽ | クリスマスとは そもそも
| ▽| ∠ なんであるか 杉野!!
ノ⌒ヽ/ \__________
, -/ , 、_ `‐-‐、
/ '''´ { 、 ヽ
,,_ ノ ヾ | ,ハ`''"〈
::::´''v、 ( 人 } イト、 )
::::::::::::::> ヽ、ヽ| j ハ 〈
 ̄丶/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ | はっ 元々はキリストの誕生を祝う
\ヾ;;:,,.ヽ | キリスト教圏のおごそかなる
\\ '':;;;| | 宗教儀式であります!!
、\\;;) \_ ____________
ヽニ・=> 〉 |/
`'ー‐' /`、
`¨¨¨´ ',
、 ,.(¨'_」
,. -‐f′
テストも終わってしばらくたった日の休日、僕らは来るべき遊園地へとやってきた。
「いやぁ〜、日差しが眩しいね」
「そうじゃな、今日はちと蒸し暑いかもしれぬの」
「馬鹿だなぁ秀吉は。だったらズボンなんてせずにスカートを履いてこれば良かったのに」
「明久、ワシの性別を完全に忘れておぬか?」
秀吉がおかしな事を言っている。これも暑さのせいだろうか。
「明久君、今日は楽しみですね」
僕の近くにいた姫路さんが話しかけてくる。今日はポニーテールじゃなくて少しがっかりしたのはここだけの秘密だ。
「そうだね。時間はたっぷりあるんだからいっぱい遊ぼうよ」
「そうですよね…時間は…チャンスはたくさんありますよね…」
姫路さんがやや決意を込めた声でそう呟いた。なんだろう、そんなに乗りたい乗り物でもあるのかな
「ねぇみんな、早速だけどあれに入らない?」
先頭を歩く美波が指差したものは、いかにもといった雰囲気のお化け屋敷だった。なるほど、今日みたいに暑い日にはぴったりかも知れない。
「でも、どうせ入るんだったらみんなでペアを作らない?」
それは名案だ。たまには美波もいいことを言う。
「ねぇアキ、今何か失礼な事考えなかった?」
「はははっ、いやだなぁ美波。そんな事ある訳ないじゃないか」
だから僕の足をグリグリと踏み潰すのを止めて欲しい。
「しかしのう島田、一体どうやって分かれるのじゃ?」
「安心して。こんな時の為にくじ作っておいたから」
そう言ってバックから美波が取り出したのは人数分の割り箸だった。いつの間に作ったんだろう。
「随分と用意がいいな島田。まるで最初からこれに入るのが目的で来たみたいだな。」
「そ、そんな事ないわよ。ねっ、瑞希?」
「そ、そうですよ坂本君。そんな事ある訳ないじゃないですか」
雄二の言葉に慌てふためく二人。チラチラと僕の方を見ているのが気になる。
「それじゃあ気を取り直して…まず最初は土屋から引いて」
「…………了解した」
ムッツリーニが美波の手に握られいる割り箸を一本取る。その割り箸はやや古いためか、少し細かな傷が付いていた。
それから、工藤さん、雄二、霧島さんと順番にくじ引きをした結果、最終的にペアはこのような組み合わせになった。
〔グループA〕雄二&霧島さんペア
〔グループB〕僕&秀吉ペア〕
〔グループC〕工藤さん&ムッツリーニペア
538 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 17:46:56 ID:ybPCTYiF
wwwwwww
〔グループD〕姫路さん&美波ペア
「……雄二、一緒になれて嬉しい」
「まて翔子、当然のように俺の手を握ろうとするな」
「瑞希、次の作戦に移るわよ?」
「大丈夫です美波ちゃん。作戦にぬかりはありません」
「が、頑張ろうねムッツリーニ君(チラッ)」
「…………油断した…!(ブシュッ)」
「あ、明久と一緒か…。しかし、この胸の躍動感は一体何なのじゃ…?」
各自色々な思いが交差する中、次に入る順番を決めてく。それぞれのペアの代表として、霧島さん、工藤さん、僕、美波が引いた結果、次のような順番になった。
一組目…霧島さん&雄二ペア
二組目…姫路さん&美波ペア
三組目…ムッツリーニ&工藤さんペア
四組目…僕&秀吉ペア
「……雄二、早くしないと時間がなくなる…」
「ま、待て翔子!だからといって俺の首根っこを掴むんじゃねぇ!」
早速一組目の雄二&翔子さんペアが中に入る。おそらくあの二人は端から見れば仲のいい恋人同士にしか見えないだろう。全く、雄二も早く覚悟を決めちゃえばいいのに。
「あ、言い忘れてたけど実はこのお化け屋敷、男の人でも絶叫するぐらい怖い事で有名で、結構人気のある所らしいわよ」
「へぇ、そうなんだ」
美波がどこぞの有名スポットが載っている情報雑誌を広げる。あっ、本当だ『この夏イチオシの遊園地スポット!恐怖の絶叫ホラー屋敷』って書いてある。
『ぐぁぁぁぁっ!?』
僕がその雑誌に目を通していると、中から馴染みのある声が聞こえてきた。おそらくこれは雄二の声だろう。
「ほら、早速坂本の悲鳴が聞こえてきたわ」
「噂では聞いていましたが、確かに怖そうですね…」
「…………恐ろしい」
「…いや、あれはおそらくペアに霧島翔子がいるのが一番の原因だと思うのじゃが…」
秀吉がポツリと独り言を漏らす。霧島さんが原因ってどういう意味だろう?
続いて美波&姫路さんペア、ムッツリーニ&工藤さんペアと続いていき、ついに僕らの出番になった。
中に入って見ると視界はぼんやりと薄暗く、そしていかにもといった音楽が流れていた。奥の方に進んでみるとなかなかといった雰囲気もあり、これは人気があるのも納得できる。
翔子さん・・・
541 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 06:22:42 ID:jJksOjjs
エロ無しだけど投下していいでしょうか?
どうでもいいが
>536
そもそもの期限はキリスト教以前だ
544 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 21:51:12 ID:IeAnVR6m
許可が出たし書きますね。
「トーナメントをしよう」
雄二がそう言うと僕以外のメンバー全員が盛り上がった。
溜息を吐きつつ僕は目の前のビンを睨んだ。
そのビンの中に入った薬が、これから始まる悲劇(?)の発端だった。
545 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 21:53:16 ID:IeAnVR6m
昨日、風邪薬が少なくなったのを思い出し登校途中にあるドラッグストアによっていったのだけど、いつもの風邪薬が無かった。仕方なく表示を見た限り安全そうなのを買った。
そして今日、事件は起きた。
休み時間、朝からなにやら違和感があったのだが、その原因は美波にあった。
「あれ? 美波顔赤くない?」
「ちょっと風邪ぽくて。アキ薬持ってない?」
体調が悪いなら休めばいいのに……まあ、美波仕方ないか。
「なんか失礼なこと考えなかった?」
「気のせいだよ。はい薬」
危ない危ない。相変わらず鋭いな美波は。
「む〜、ごまかされているような……でも、ありがとアキ」
そう言って薬を飲む美波。飲んだ後、しばらく僕を見つめた。
気のせいか顔の赤みが増したような……
「アキ、ウチ、アキのことが……」
「な、何?」
なんだかものすごく嫌な汗がふきだしてくる。何だこれ?
「ウチ、アキのことが……大好き」
そう言って美波が僕を抱きついてきた。
「――――――――――――ッ」
分かりやすくパニクル僕。どうすればいいんだこれ!?
「何やってるだああああああ!」
バキィッ、Fクラスの誰かの蹴りが僕に決まっていた(多分須藤君だ)
ああ、僕は何もしてないのに……
546 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 21:54:07 ID:IeAnVR6m
昼休み、目が覚めた僕を入れ、いつものメンバー全員がそろっていた。
休み時間にあったことを話すと、雄二はなるほど、と呟き
「惚れ薬だな」
そう断言した。
「惚れ薬なんてありえるの?」
「……昔仕入れたことがある」
「ムッツリーニ!?」
「……冗談」
ムッツリーニなら本当にありそうだから困る。
「うーん、これどうしよう? 捨てたほうがいいかな?」
「えー、もったいないじゃん」
美波が不満そうな声を上げた。
「じーーー」
「じぃーーー」
姫路さんと霧島さんが思いっきり薬を見ていた!
「ここは俺が貰って有効に……鼻血が」
取りあえずムッツリーニにはこの薬を渡しちゃいけないことは確実だな。
見ると秀吉はビンと僕を交互に見つめていた。
「……惚れ薬か」
うん、見なかったことにしよう。なんだか嫌な予感がするし。
「同姓でもありなのだろうか……」
「私はありだと思いますわ」
いつの間にかきた久保くんと清水さんが何か呟いているけどきっと大したことじゃないよね!
「坂本。その薬ってどんぐらい利くんだ? 島田は今はなんともないし」
久保君が雄二のそう質問した。確かに、もう美波はいつものままだ。
「取りあえず試してみるか?」
その瞬間キュピーンと皆の目が光った……気がした。
我先にと薬を求めたが、すでにビンは机の上には無かった。
周りを見ると、秀吉が持っていた。
「と、取りあえずワシと明久で試してみよう」
驚いた。まさか秀吉がそんなことを、まさか秀吉は僕のことが……いや、あったとしてもダメだから! でも秀吉は第三の性別だけら……うん、いいよね!
「わかった」
まあ、秀吉なら他のメンバーよりは平気だろうという考えから僕はOKを出してしまった。
「で、ではいくぞ」
そう言って薬を飲んだ秀吉。
しばらく僕を見つめ……顔を赤くして遠くに行ってしまった。
「効果抜群だな」
「取りあえずこれだとどれくらいの時間効くのか分からないし、呼び戻そう」
秀吉を呼びに行くと割とすんなりついてきてくれた。
「明久……」
けど、本気で呼びに行かなければよかったと思う。
「抱いてくれんか?」
ピキーン、その場が凍りついた。
周り視線が痛い、痛すぎる。
「ぎゅうって……して」
「あ、ああ、そういう意味ね」
僕は秀吉を優しく抱いてあげた。
547 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 21:54:24 ID:IeAnVR6m
それから1時間後、ずっと抱いていた僕を突き飛ばして秀吉は逃げ出した。
「薬が切れたようだな」
「1時間ほどのようだな」
薬の効果は1粒1時間のようだ。
それを知るために僕はいろんなものを失ったような気がする。
「本物だな」
「これを雄二に飲ませれば……便利」
「待て翔子! 飲ませて何がどう便利なんだ!?」
雄二の質問に答えず、霧島さんがビンに手を伸ばす。
「ああ、霧島さんずるい!」
「……早いもの勝ち」
「隙あり!」
霧島さんと姫路さんが言い合いをしてる間に美波がビンを奪った。
「へっへー、これはウチが有効利用……」
「隙だらけですわ!」
そのビンを清水さんが簡単に取り上げた、がそれもすぐ雄二に奪われる。
「まあまあ、待てお前ら。賞品が欲しいのなら自分の力で手に入れるべきだろう?」
そう言って雄二は椅子の上に立ち言い放った。
「トーナメントをしよう」
548 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 21:54:46 ID:IeAnVR6m
そういう訳で、現在トーナメントの対戦相手を決めるくじ引き中。
結局雄二の思い通りになってしまうのだろうし、言うだけ無駄だと思い僕もおとなしくくじを引いた。
「全員ひいたな。じゃあ発表するぞ」
第1試合 ムッツリーニVS工藤 愛子
第2試合 姫路 瑞希VS久保 利光
第3試合 霧島 翔子VS坂本 雄二
第4試合 島田 美波VS清水 美春
第5試合 木下 秀吉VS吉井 明久
……今まで会話にいなかった工藤さんがなんでいるのかは気にしないでおこう。
とりあえず乙華麗
でも目欄にsageっていれようぜ
550 :
非エロ作者:2009/01/02(金) 22:02:00 ID:EuccCCka
「のう明久、おぬしはこういうのは平気か?」
やけに雄二そっくりなマネキンに気を取られていると、僕の隣に歩いてる秀吉が話しかけてきた。冷静なところを見てみると、周りのお化けが怖くて抱きついてくると言うハプニングは無さそうだ。
「うん。子供の頃、姉さんに散々連れまわされた思い出があるからね。そういう秀吉はどうなの?」
「うむ、ワシも平気じゃ。姉上によく連れて来られてたからの」
「へぇ、それじゃあ僕と一緒だね」
秀吉とそんな会話に華を咲かしていると、前方に見慣れた後ろ姿が目に映る。あれはおそらく工藤さんとムッツリーニだろう。
『…………工藤愛子、大丈夫?』
『う、うん。一応平気…そういうムッツリーニ君はどうなの?』
『(コクリ)…………問題ない』
『へぇ…さすがムッツリーニ君だね』
『…………ところで工藤愛子』
『へっ!?な、なあに?』
『…………服装がいつもと違う』
『え、あぁ。たまにはこういうのもいいかなって思って…。どう?に、似合うかな?(チラッ)』
『…………お前には似合わない(ボタボタボタボタ)』
『鼻血出しながら言われても説得力ないよ!?っていうかムッツリーニ君は鼻血を出さないためにももう少し女の子に慣れるべきだよ(ボソッ)た、例えばボクとか…』
『(キュッキュッ)…………工藤愛子、何か言った?』
『…ムッツリーニ君の鈍感』
何やらいい雰囲気を醸し出していた。
「ほう。工藤め、最近やけにムッツリーニと久しくしていると思ったが―やめるのじゃ明久!懐中電灯を振りかざしてどうするつもりなのじゃ!」
「離して秀吉!僕はアイツを許す事が出来ないんだ!」
モテない男の憎しみを思い知れ!
「む?あそこにいるのは姫路と島田ではないか?」
「えっ!?どこどこ?」
秀吉に言われて奥の方を見てみると、たしかに物陰の隅に隠れてる美波と姫路さんの姿があった。けど、ムッツリーニと工藤さんは会話に夢中で二人の存在に気付いていないみたいだ。
『いい、いくわよ瑞希?』
『分かりました美波ちゃん。いつでも大丈夫です』
『それじゃあ、せーの』
『『いち、にの、さぁ―ん!!』』
ドン(姫路さんと美波が工藤さんの背中を押す音)
バタッ(工藤さんとムッツリーニが床に倒れこむ音)
ムギュ(工藤さんがムッツリーニに倒れ込む音)
いいぞ!
良いぞ!
初エロパロに挑戦しようとしたんだが、明久のスルースキルが高すぎて
ちっともエロシーンに到達しねえwww
秀吉も姫路さんも美波も報われねぇ訳だわ。
1.酒
2.頭をぶつける
3.謎の中国人から薬をもらう
555 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 03:18:39 ID:xjqVV5g8
556 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 03:24:19 ID:xjqVV5g8
エロスキル ムッツリーニ85%
秀吉38%
明久61%
雄二72%
557 :
名無し:2009/01/05(月) 19:18:42 ID:dLy0XV1f
「のう、明久。悩みがあるのだが、聞いてくれんかの」
「ごめん、秀吉。性同一性障害についてはいくら僕でも知識がないんだ。腕の良い精神科医を紹介するよ」
「まだなにも言っておらんぞ!?違うのじゃ、最近スカウトとやらを街角でされての」
「な、なに!!いよいよ秀吉が僕の掌からこぼれ落ちる時が!?」
「いや、まだ誰の掌にも入った覚えはないんじゃが」
お、落ち着け吉井明久。友人として、女性ファッションモデルに進む友人を見送ってやるべきだ、
しかし一方でなんと面はゆいこと・・・・・・!
い、いや、プラスのこともあるじゃないか、明るく考え・・・・・・られない!!
「そ、それはよかったね・・・・・・くぅうううう。ゴフッ!」
「あ、明久!?どうして口からいきなり血を吐き出すのじゃ!?」
おかしい。絶望からか、なんの外傷もないのに吐血してしまった。
「そ、それで、なんのモデルをやることになったの?」
「これがなんと、女性水着のモデルをやらんか、という話なんじゃ。ビキニの」
「・・・・・・・・・・・・!(ブッシャアアアア)」
「ムッツリーニ、おぬしは勝手にわしのビキニを想像するでない!」
「・・・・・・・・・・・・その雑誌の名は?(ボタボタボタ)」
「確かティーンズファッション、とか言っておったの」
「・・・・・・・・・・・・あ、明久、俺が死んだら・・・・・・墓に、雑誌を、供えろ・・・・・・!(ブバババババ)」
その遺言、しかと聞き届けた・・・・・・ってあれ?なんか首筋に違和感が。
「アキ、今の秀吉の話、どういうこと?説明してちょうだい」
「その前にどうして僕の首にさりげなくナイフが当てられているのか、説明してくれないかな美波」
「あら、うっかり」
どんなうっかりだ。
「美波ちゃん、教室で刃物をむやみに持ち出しては駄目ですよ」
「ひ、姫路さん!?どっちかっていうと姫路さんが僕の頭に押しつけてる釘バットの方が大問題のような!?」
「ごめんなさい明久君、今日耳の調子が悪いんです」
「・・・・・・なんで僕がこんな目に?悪いのは勝手に僕の目の前から去っていく秀吉なのに・・・・・・」
「明久よ、わしを悪役に仕立て上げるでない。ちょうどいいところじゃ、姫路に美波。話を聞いてくれんかの」
※〜説明中〜
「なるほど、そういうことですか」
「ウチも納得だわ」
「ねぇ、二人とも普通納得したなら凶器は手放すと思うんだけど?」
僕の命はまだ二人に握られていた。
558 :
名無し:2009/01/05(月) 19:53:37 ID:dLy0XV1f
「それはそうと秀吉、いったいその話のどこに悩むべき箇所が在るんだ?」
あ、雄二だ。今日も相変わらず腕の関節が変な方向に向いてるなぁ。
「雄二よ、わしは男じゃ。たくさん悩むべき箇所はある」
「あ、そうか、ビキニ着ると下がもっ○りしちゃうから美波様ぁああああ!切れます、それ以上ナイフ動かしたら静脈が切れます!!
いけない、血がしたたってきた。
「明久君、もう一度そんなことを口にしちゃったら」
「ひ、姫路さん、顔が怖いよ・・・・・・口にしちゃったら?」
「ミンチです」
よし。何が、とは訊かないでおこう。
「とにかく先方がしつこくてのぅ。どうしたものか。なにかあきらめてもらう良い方法はないじゃろうか」
「・・・・・・・・・・・・暗殺でいいなら、報酬は秀吉のビキニ写真でいい」
「結局なにも変わらんのではないか!?」
「それだ、ムッツリーニ!」
「『それだ』、ではない明久」
「殺そう、秀吉を僕から奪う不届き者には死の制裁を頭蓋が陥没するように痛いぃいいいいいいい!!」
「しかししょうがねぇ、そりゃ。秀吉ほどのルックスともなればなぁ」
「・・・・・・・・・雄二、浮気は禁止」
「なっ!翔子ぉおお!お前は俺が昨日、事故に見せかけて車道に突き飛ばしたはず・・・・・・!」
「・・・・・・・・・あれは一家に一台の影武者」
「そんなもの普通一家に一台ねぇ!もう今月で眼科行くの五度目だ、今度はせめて目以外を!」
「・・・・・・・・・じゃあ、頭」
「待て翔子、やっぱり目だ、最近の流行りは目なんだって頭蓋骨がああああああ!」
「・・・・・・・・・目を食いしばってほしい」
「どうやって目を食いしばれってんだ!?お前本当に学年代表――グハァ!目が、目がぁあああああ!畜生、結局やるのか」
「・・・・・・・・・放課後に本番よ。逃げないでね」
言い残して霧島さんは去っていった。
559 :
名無し:2009/01/05(月) 23:47:37 ID:dLy0XV1f
なんやかんやで僕らが直接説得してみることになった。
放課後、よく秀吉がその男に会う場所という駅前に僕と雄二、秀吉は立っていた。
雄二は、いざとなれば力づくだと言った。
「俺らの戦力は?」
「対変態スカウト用としては三人。姫路さん(撲殺バット装備)にアサシン・ムッツリーニにぺったんこ・美波もいる」
ただ三人は準備と言うことでいったん帰宅中。
「おお、万全だな。安心だ、そりゃ」
「一人忘れてた。対坂本雄二用――」
「・・・・・・・・・お待たせ、雄二」
「なんでだぁああああああ!」
ダッ(雄二が逃亡を図る音)
ガッ(霧島さんが雄二の首を掴んで振り向かせる音)
ヒィ(雄二の断末魔)
「しょ、翔子ぉ!チョキは止めろ・・・・・・ってなんだそのパーは!目以外にどこを潰す気だ!」
「・・・・・・・・・エイッ」
「や、止め――グハァアアア!目が、鼻が、のど仏がぁああああ!細胞がものすごい勢いで破壊されていく!」
「す、すごい。あれが噂の霧島さんの・・・・・・目、鼻の穴、喉を全て回復不能に陥れるという――」
「・・・・・・・・・ごめん、吉井、木下。遅れた」
「ううん、僕より雄二にその科白は言ってあげて。ずっと霧島さんを待ってたんだから」
「・・・・・・・・・雄二」
「貴様、明久、よ、よくも・・・・・・」
「・・・・・・・・・雄二。顔を真っ赤にして照れなくてもいい」
「これは流血だ!」
「秀吉、その男は何時頃会うの?」
「五時半頃かの。もうすぐじゃ。やや、ムッツリーニが来たぞい」
「・・・・・・・・・間に合った。装備は完璧。これでプロにも負けない」
「装備?プロ?なるほど、喧嘩のプロにも負けぬほどに武器を持ってきたのじゃな。して、その装備とは?」
「・・・・・・・・・カメラ」
「ムッツリィィニィィ!プロというのはプロカメラマンのことじゃなぁ!」
「ムッツリ商会、値段はいくら?」「一枚1000円。二次配布禁止」「くぅ・・・・・・買う!」
「さりげなく交渉に入るではない!おぬしは自分の食を犠牲にしてでも欲しいのか!?」
今夜から夕食はコンビニのゴミ箱を漁ることになりそうだが、構わない。
「・・・・・・・・・ビキニは白?黒?スケスケ?(ブバァ)」
「どうして独断でわしが何着も着ることになっておるのだ!?それに自分の発言で鼻血を放出するのは止めぃ!」
「・・・・・・・・・土屋、雄二も写して欲しい。一枚500円で買う」
「・・・・・・・・・まいど(パシャッ)」
いつの間にか霧島さんの手にはズボンとベルトが握られていた。
「翔子、ここは往来だ!さすがに俺でも二度目の裸ワイシャツは精神的ダメージが計り知れない!それからムッツリーニ、明久、明日生きていると思うな!」
・メール欄にsage推奨
・投下はキリがいい場面毎に一括投下
・その際には投下開始と終了がわかるようにお願い
これらってSS関係では当然のマナーだと思っていたが
このスレは違うのだろうか?
それが普通だと思うよ
専ブラ入れてないのか携帯なのか分からないけど
562 :
非エロ作者:2009/01/07(水) 00:42:18 ID:0MmNM9Lw
なんだ!?今、僕の目の前で一体何が起こったんだ!?
『…………っ!?』
『うわぁぁぁ!ご、ごめんムッツリーニ君!今退くから!』
『…………我が人生に一片の悔いなし(ドバドバ)』
『駄目だよムッツリーニ君、そんなに鼻血だしちゃ!しかもどんどん顔色悪くなってる!』
『…………落ち着け工藤愛子。俺は冷静だ(ドバドバ)』
『それは冷静になっているんじゃなくて単に貧血になってるだけだよっ!って言うかこのまま出し続けてたら出血多量で死んじゃうよっ!』
『…………確かに白い装束の女が俺を手招きしているのが見える』
『しっかりしてよムッツリーニ君!それ、僕にもはっきりと見えてるから!単に人がお化けの格好してるだけだから!』
鼻血を出し続けるムッツリーニとそれを止めようとする工藤さん。その掛け合いは雄二と霧島さんコンビに匹敵するものだった。
「のう明久、そろそろムッツリーニを助けた方がいいと思うのじゃが…」
秀吉が不安そうな目で僕を見る。確かに、ムッツリーニの顔色は悪くなる一方だし、このまま放って置くのは命の危機に関わるだろう
「安心してよ秀吉、僕に任せて」
「おお明久。何か解決策があるのか?」
「あぁ、もちろんさ」
今、ムッツリーニは工藤さんの手によって応急処置が施されている。この状況で僕が工藤さんの力になる方法はただ一つ
「…この濡れたハンカチで奴の口を塞げばいいんだ」
「おぬしはムッツリーニの息の根も止める気か!?」
あれ?この方法間違ってた?
「や、やっぱりこの場は工藤さんに任せて僕達は早く外に出ようよ」
「たしかにそうじゃな。ここは工藤殿に任せるとするかの』
僕と秀吉は工藤さん達に気づかれないようにそっとその場を離れた
GJ!
…ひょっとして、何人か違う作者が交互に違う話を投下してる?
久しぶりに来たら、話の前後が全く通ってない部分が多々あって訳がわからん。
>>560でも指摘されてるがかなり混乱するんで、できれば一括で投下して欲しい。
あと(1/**)みたいに全体の進行状況を数字で振ってくれると親切なんだけどな。
565 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 00:15:55 ID:+JDn7dsR
職人さんカモーン(^A^)
566 :
DRINK:2009/01/09(金) 22:32:46 ID:QYGfVQpB
age
567 :
DRINK:2009/01/10(土) 15:28:18 ID:MP2rjIrU
一応アゲときますかね
>>564の言うとおり、読ませてもらってなんですが、切られると読むのに困りますね
ほす
569 :
DRINK:2009/01/11(日) 07:15:16 ID:Z29k6HgK
ageときます
570 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 03:17:07 ID:wUDuciNr
age
571 :
DRINK:2009/01/12(月) 15:15:18 ID:GUyFTpF7
age
572 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 14:24:32 ID:3Ep3vuSW
age
酷い途切れ方だな
スイマセン。今テスト週間なんで
575 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 21:45:47 ID:JyZLAztX
age
保守
577 :
DRINK:2009/01/16(金) 10:47:35 ID:dbn1+JcK
age
保守
579 :
DRINK:2009/01/17(土) 13:19:31 ID:SXrn0hba
age
NTRって需要ある?
582 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 16:28:18 ID:34AwrzDQ
んだ
もちろん需要あるぜ!
雄二をアキちゃんに寝取られるんですね、わかります
「・・・浮気は許さない」
翔子待て!落ち着ぎゃぁぁああっ!
「……雄二の初めては、私のもの・・・っ!」
588 :
DRINK:2009/01/21(水) 04:01:30 ID:Mx5bZUJ8
age
非エロ作者の作品のこれまでの流れをまとめてみた。
If〜霧島さん家お泊まり〜ムッツリーニ尋問バージョン
〜女子部屋での会話〜
『…どうしても口を割らないつもりね』『だ、だから初めからボクにそんな気は無いって…』
『では逆に、今度は土屋君に工藤さんの事をどう思っているのか聞いてみてはどうですか?』
『でも瑞希。聞くにしたって、たしか土屋は携帯持ってなかったはずよ?』
『あっ!そう言えばそうでした…』
『そ、それじゃあ意味ないよね?なら、もうこの話は終わりに―』
『…大丈夫。この壁には特殊な細工を施しているから、隣の部屋の会話は私達にすべて筒抜け』
『えぇっ!?ちょ、ちょっとボクそんな話聞いてないよ!?』
『ナイス、霧島さん!覚悟してよ工藤さん。今頃土屋も同じ目に遭ってるはずだから』
『そうですね。お二人共見ていて結構仲良さそうでしたからね』
『…二人はお似合い』
『……うぅ』
『あっ!男子からの声が聞こえてきたわ。』
〜同時刻、男子部屋〜
「そう言えば、どうして工藤さんは今日ここに来たんだろう?」
「ふむ、どういう意味じゃ?明久」
「いや、工藤さんって霧島さんと同じAクラスでしょ?霧島さんはともかく工藤さんは僕達と一緒に勉強するメリットがあまりないような気がするんだけど」
どうせやるなら僕達のように同じクラスメイト同士でやった方が絶対効率がいいような気がする。クラスによってテストの範囲が違うから誤差が生じるわけだし
「なる程。だが俺はそれについて少し心当たりがあるんだが」
ニヤニヤと気持ち悪い顔で僕に話しかけてくる雄二。はっきりと言おう。気持ち悪い事この上ない
「おい明久、今何か失礼な事を考えたろ」
「ははは、やだなぁ。そんな事あるわけないじゃないか。それよりもその雄二が言う心当たりって言うのを教えてよ」
「話をそらしたな?…まぁいい。俺が言う心当たりって言うのはムッツリーニの事だ」
「ムッツリーニ?」
どうしてムッツリーニが工藤さんと関係しているのだろうか?僕にはさっぱり解らない
「実はこの前、いつものように翔子にクスリをかがされてデパートの服売り場に行ったんだが」
「ごめん雄二。僕としてはそっちの詳細方が気になるんだけど」
雄二にとってはそれが日常茶飯事なんだろうか
「そこで一緒に服を選んでいる工藤とムッツリーニを見た」「ええっ、それ本当!?」
おそらくそれは世間で言うところのデートと呼ばれるものだろう
〜In女子部屋〜
『工藤さん、なかなかやるわね?』
『ち、違う!あれはただ荷物持ちとして来てもらっただけで、ボクにそんな気は全然―」
『……その割にはずいぶんと楽しそうだった。』
『その後はどうされていたんですか?』
『……近場のレストランで食事。そこで二人はハンバーグ定食を注文。そしてそのハンバーグを愛子は土屋に向けて食べさせてい―』
『わあぁぁぁぁ!?ちょ、ちょっと、ストップ!ストップ!』
『そ、それってつまり…』
『土屋君にあ、あーんをしたって事ですか…?』
『…うん。証拠写真も残ってる…』 『ええっ!?い、いつの間に!?』
『…それだけデートに夢中だったと言う証拠…』
『くうぅ…ボクとした事がぁ…』
『ちょっとまって工藤さん。今、土屋とデートしたってのを自分から認めたわね?』
『………っ!?』
バタバタ (工藤さんが部屋から逃げ出そうとする音 )
ガシッ(美波と姫路さんが工藤さんの足を捕まえる音)
ドタッ(工藤さんが床に倒れ込む音)
「明久、今何か悲鳴のようなものが聞こえてこなかったかのう?」
「そうかなぁ、多分秀吉の気のせいじゃない?」
「う〜む、確かにはっきりと聞こえたんじゃが…」
可愛い顔をしかめながらややうつむく秀吉。本当は僕にも聞こえたんだけど、今はそんな事気にしている場合じゃない。それよりもムッツリーニに工藤さんの事を問い詰める方が先決だ!
「ムッツリーニ。正直に言って欲しいんだけどさ、工藤さんとは付き合ってるの?」
「…工藤愛子とはそのような関係ではない」
「ムッツリーニ、正直に答えたらお前が好きそうな本を何冊かプレゼントしてやる」
「…そのような関係ではない」
僕と雄二の問いに、表情を変えずに答えるムッツリーニ。どうやら本当に付き合っている訳では無いみたいだ
「でも、むこうはお前の事どう思ってるか分からんぞ?」
「ねぇ、雄二。それって工藤さんがムッツリーニを好きって事?」
「あぁ、そういう事だ。ま、バカでブサイクなお前には一生縁のない話だがな」
「離して秀吉っ!雄二の頭を切り刻んでやるんだ!」
「止めるのじゃ明久!日本刀を振り回すでない!」
結局この調子で朝を迎えてしまい、ムッソリーニから詳しい事は聞けなかった
翌朝、何故か顔を赤らめていた工藤さんに疑問を感じながらも席につき、その豪華な朝食(琉球料理)を前にさっそく僕達は箸を動かし始めます。
「あ、ねえアキ、これって何のお肉?」(美波)
「えっと、なんだろうこれ。ハムみたいだけど、ちょっと違うし―」
「……それはスパム。豚肉を加工したもの」(霧島さん)
「なぁ、明久。こっちのつぶつぶした緑のはなんだ?」(雄二)
「えぇと、きっと木の実かなんか―」
「……それは海ブドウ。海藻の一種」(霧島さん)
「明久君、このもちもちとしたお豆腐みたいのは…」(姫路さん)
「え、あぁ―」
「……それはジーマミ―豆腐。ピーナッツで作ってあるの」(霧島さん)
「ねぇアキ、じゃあこの―」(美波)
「ていうか待って!?なんでみんな僕に聞くの!?そりゃあ僕だってスラスラみんなの質問には答えたいよ!?
でも知らないもんッ!さっきから霧島さんが全部答えてるんだから最初から霧島さんに質問すればいいでしょ!?
僕は沖縄博士でも料理研究家でもないんだから―!というか、僕さっきから食べられてないよご飯を!みんなぱくぱく食べてるのに……!!」
みんながごちそうに対する一通りの好奇心を満たしきったとき、止まりがちだった僕の箸は初めてスムーズに動き出すのであった
朝食と言う名のエネルギー補充も終え、のんびりとくつろいでいると、隣の席に座っていた美波が僕に話しかけてきた。
「ねぇ、アキ。テストが終わったらみんなで遊園地に行かない?」
「えっ、遊園地?」
それはとても魅力的な考案だ。試験の言う名の拷問があっても、その後ご褒美があると分かれば俄然やる気が出てくる
「僕は別に良いけど、みんなは予定とか大丈夫?」
用事とかがあるといけないから、一応みんなの予定を聞いてみる。先に約束とかあるかもしれないし。
「ワシは特に用事はないのぅ」
「私も大丈夫です」
「俺は遠慮す―くぼはっ!?」
「……私と雄二も参加する……」
「ボクも特に用事ないよ」
「…………問題ない」
上から順に、秀吉、姫路さん、霧島さん、雄二、工藤さん、ムッツリーニが返事をする。どうやら全員参加するみたいだ。
「それじゃあ、あたし達は今から工藤さんと大事なお話があるからみんなは先に帰ってて」
「分かった。それじゃあ霧島さん、今回はありがとう。おかげで勉強がかなりはかどったよ」
「……別にいい。いつものお礼」
そう言い残すと、姫路さん達と一緒に奥の部屋へと消えていった。おそらく美波が言っていた大事な話と言うやつだろう。正直少し気になるけど、今はそんな事きにしてる場合じゃないからね。
なぜか胸を抑えてうずくまっていた雄二をたたき起こし、試験勉強の為にまっすぐと帰路についた
テストも終わってしばらくたった日の休日、僕らは来るべき遊園地へとやってきた。
「いやぁ〜、日差しが眩しいね」
「そうじゃな、今日はちと蒸し暑いかもしれぬの」
「馬鹿だなぁ秀吉は。だったらズボンなんてせずにスカートを履いてこれば良かったのに」
「そうだね。時間はたっぷりあるんだからいっぱい遊ぼうよ」
「そうですよね…時間は…チャンスはたくさんありますよね…」
姫路さんがやや決意を込めた声でそう呟いた。なんだろう、そんなに乗りたい乗り物でもあるのかな
「ねぇみんな、早速だけどあれに入らない?」
先頭を歩く美波が指差したものは、いかにもといった雰囲気のお化け屋敷だった。なるほど、今日みたいに暑い日にはぴったりかも知れない。
「でも、どうせ入るんだったらみんなでペアを作らない?」
それは名案だ。たまには美波もいいことを言う。
「ねぇ、アキ。今何か失礼な事考えなかった?」
「はははっ。いやだなぁ美波。そんな事ある訳ないじゃないか」
だから僕の足をグリグリと踏み潰すのをやめて欲しい。
「しかしのう島田、一体どうやって分かれるのじゃ?」
「安心して。こんな時の為にくじ作っておいたから」
そう言ってバックから取り出したのは人数分の割り箸だった。いつの間に作ったんだろう。
「随分と用意がいいな島田。まるで最初からこれに入るのが目的で来たみたいだな」
「そ、そんな事ないわよ。ねっ、瑞希?」
「そ、そうですよ坂本君。そんな事ある訳無いじゃないですか」
雄二の言葉に慌てふためく二人。チラチラと僕の方を見ているのが気になる。
「それじゃあ気を取り直して…まず最初は土屋から引いて」
「…………了解した」
ムッツリーニが美波の手に握られている割り箸を一本取る。
その割り箸はやや古いためか、少し細かな傷が付いていた。
それから工藤さん、雄二、霧島さんと順番にくじ引きをした結果、最終的にペアはこのような組み合わせになった。
〔グループA〕雄二&霧島さんペア
〔グループB〕僕&秀吉ペア
〔グループC〕工藤さん&ムッツリーニペア
〔グループD〕姫路さん&美波ペア
「……雄二、一緒になれて嬉しい」
「まて翔子、当然のように俺の手を握ろうとするな」
「瑞希、次の作戦に移るわよ?」
「大丈夫です美波ちゃん。作戦にぬかりはありません」
「が、頑張ろうねムッツリーニ君(チラッ)」
「…………油断した…!(ブシュッ)」
「あ、明久と一緒か…。しかし、この胸の躍動感は一体何なのじゃ…?」
各自色々な思いが交差する中、次に入る順番を決めてく。それぞれのペアの代表として、霧島さん、工藤さん、僕、美波が引いた結果、次のような順番になった。一組目…霧島さん&雄二ペア
二組目…姫路さん&美波ペア
三組目…ムッツリーニ&工藤さんペア
四組目…僕&秀吉ペア
「……雄二、早くしないと時間がなくなる…」
「ま、待て翔子!だからといって俺の首根っこを掴むんじゃねぇ!」
早速一組目の雄二&翔子さんペアが中に入る。おそらくあの二人は端から見れば仲のいい恋人同士にしか見えないだろう。全く、雄二も早く覚悟を決めちゃえばいいのに。
「あ、言い忘れてたけど実はこのお化け屋敷、男の人でも絶叫するぐらい怖い事で有名で、結構人気のある所らしいわよ」
「へぇ、そうなんだ」
美波がどこぞの有名スポットが載っている情報雑誌を広げる。あっ、本当だ。『この夏イチオシの遊園地スポット!恐怖の絶叫ホラー屋敷』って書いてある。
『ぐあぁぁぁぁぁっ!?』
僕がその情報雑誌に目を通していると、中から馴染みのある声が聞こえてきた。おそらくこれは雄二の声だろう。
「ほら、早速坂本の悲鳴が聞こえてきたわ」
「噂には聞いていましたが、確かに怖そうですね…」
「…………恐ろしい」
「いや、あれはおそらくペアに霧島翔子がいるのが原因だと思うのじゃが…」
秀吉がポツリと独り言を漏らす。霧島さんが原因ってどういう意味だろ?
続いて美波&姫路さんペア、ムッツリーニ&工藤さんペアと続いていき、ついに僕らの出番となった。中に入ってみると視界はぼんやりと薄暗く、そしていかにもといった音楽が流れていた。
奥の方に進んでみるとなかなかといった雰囲気もあり、これは人気があるのも納得できる。 「のう明久、おぬしはこういうのは平気か?」
やけに雄二そっくりなマネキンに気を取られていると、僕の隣に歩い
てる秀吉が話しかけてきた。冷静なところを見てみると、周りのお化けが怖くて抱きついてくると言うハプニングは無さそうだ。
「うん。子供の頃、姉さんに散々連れまわされた思い出があるからね。そういう秀吉はどうなの?」
「うむ、ワシも平気じゃ。姉上によく連れて来られてたからの」
「へぇ、それじゃあ僕と一緒だね」
秀吉とそんな会話に華を咲かしていると、前方に見慣れた後ろ姿が目に映る。あれはおそらく工藤さんとムッツリーニだろう。
『…………工藤愛子、大丈夫?』
『う、うん。一応平気…そういうムッツリーニ君はどうなの?』
『(コクリ)…………問題ない』
『へぇ…さすがムッツリーニ君だね』
『…………ところで工藤愛子』
『へっ!?な、なあに?』
『…………服装がいつもと違う』
『え、あぁ。たまにはこういうのもいいかなって思って…。どう?に、似合うかな?(チラッ)』
『…………お前には似合わない(ボタボタボタボタ)』
『鼻血出しながら言われても説得力ないよ!?っていうかムッツリーニ君は鼻血を出さないためにももう少し女の子に慣れるべきだよ(ボソッ)た、例えばボクとか…』
『…………工藤愛子、何か言った?』
『…ムッツリーニ君の鈍感』
なにやらいい雰囲気を醸し出していた
「ほう。工藤め。最近やけにムッツリーニと久しくしてると思ったが―止めるのじゃ明久!懐中電灯を振りかざしてどうするつもりなのじゃ!」
「離して秀吉!僕はアイツを許す事が出来ないんだ!」
モテない男の憎しみを思い知れ!
「むっ。あそこにいるのは姫路と島田ではないか?」
「えっ?どこどこ?」
秀吉に言われて奥の方を見てみると、確かに物陰の隅に隠れてる美波と姫路さんの姿があった。けど、ムッツリーニと工藤は会話に夢中で、二人の存在に気付いていないみたいだ。
『いい、いくわよ瑞希?』
『分かりました美波ちゃん。いつでも大丈夫です』
『それじゃあ、せーの』
『『いち、にの、さぁーん!!』』
ドン(姫路さんと美波が工藤さんの背中を押す音)
バタッ(工藤さんとムッツリーニが床に倒れ込む音)
ムギュ(工藤さんがムッツリーニに倒れ込む音)
なんだ!?今、僕の目の前で一体何が起こったんだ!?
『…………っ!?』
『うわぁぁぁ!ご、ごめんムッツリーニ君!今退くから!』
『…………我が人生に一片の悔いなし(ドバドバ)』
『駄目だよムッツリーニ君、そんなに鼻血だしちゃ!しかもどんどん顔色悪くなってる!』
『…………落ち着け工藤愛子。俺は冷静だ(ドバドバ)』
『それは冷静になっているんじゃなくて単に貧血になってるだけだよっ!って言うかこのまま出し続けてたら出血多量で死んじゃうよっ!』
『…………確かに白い装束の女が俺を手招きしているのが見える』
『しっかりしてよムッツリーニ君!それ、僕にもはっきりと見えてるから!単に人がお化けの格好してるだけだから!』
鼻血を出し続けるムッツリーニとそれを止めようとする工藤さん。その掛け合いは雄二と霧島さんコンビに匹敵するものだった。
「のう明久、そろそろムッツリーニを助けた方がいいと思うのじゃが…」
秀吉が不安そうな目で僕を見る。確かに、ムッツリーニの顔色は悪くなる一方だし、このまま放って置くのは命の危機に関わるだろう
「安心してよ秀吉、僕に任せて」
「おお明久。何か解決があるのか?」
「あぁ、もちろんさ」
今、ムッツリーニには工藤さんの手によって応急処置が施されている。この状況で僕が工藤さんの力になれる方法はただ一つ。
「…この濡れたハンカチで、奴の鼻と口をふさげばいいんだ」
「おぬしはムッツリーニの息の根を止める気か!?」
あれ?この方法間違ってた?
「や、やっぱりここは工藤さんに任せて僕達は早く外に出ようよ?」
「確かにそうじゃな。ここは工藤殿に任せるとするかの」
僕と秀吉は工藤達に気づかれないようにそっとその場を離れた。
592訂正
テストも終わってしばらくたった日の休日、僕らは来るべき遊園地へとやってきた。
「いやぁ〜、日差しが眩しいね」
「そうじゃな、今日はちと蒸し暑いかもしれぬの」
「馬鹿だなぁ秀吉は。だったらズボンなんてせずにスカートを履いてこれば良かったのに」
[「明久、ワシの性別を完全に忘れておぬか?」
秀吉がおかしな事を言っている。これも暑さのせいだろうか。
「明久君、今日は楽しみですね」
僕の近くにいた姫路さんが話しかけてくる。今日はポニーテールじゃなくて少しがっかりしたのはここだけの秘密だ。]
「そうだね。時間はたっぷりあるんだからいっぱい遊ぼうよ」
「そうですよね…時間は…チャンスはたくさんありますよね…」
姫路さんがやや決意を込めた声でそう呟いた。なんだろう、そんなに乗りたい乗り物でもあるのかな
以上、[]の部分が抜けていた
乙
599 :
DRINK:2009/01/23(金) 05:20:22 ID:9CQB6jMV
age
600 :
DRINK:2009/01/24(土) 19:56:18 ID:fEBpf/Ud
age
601 :
非エロ作者:2009/01/24(土) 20:32:59 ID:prs0KvnS
お化け屋敷を抜けると、そこには霧島さんが立っていた。
「あれ?霧島さん、雄二は一緒じゃないの?」
「……雄二ならあそこ」
そう言って霧島さんが指をさしたのは先ほど僕らが入ってたお化け屋敷だった。
「ふむ。霧島殿、雄二はまだあの中におると言う事かの?」「……うん」
そう言って霧島さんは頷く。全く雄二の奴、霧島さんを一人になんかして。霧島さんが泣いたらどうするつもりなんだ。
「……戻ってきたらお仕置き」
…どうやら泣くのは雄二の方になるみたいだ。
「それにしても「……雄二、待っていた」姫路さん達は遅いなぁ。「翔子待て!落ち着ぎゃぁぁああっ!」一体何してるんだろ?」
そんな事を思っていると、出口の方から姫路さんと美波の姿が見えた。これで残るはムッツリーニと工藤さんだけになった。
「お疲れ。姫路さん、美波。大丈夫だった?」
「はい、けっこうスリルがあってとても楽しかったです」
「そうよね、かなり楽しめたわ」
そう言って笑いあう二人。美波はともかく、姫路さんがこういう事に平気だったのはかなり意外だった。
「あとはムッツリーニと工藤殿だけじゃな」
そう言いながら秀吉が出口のほうを見つめる。そういえば、ムッツリーニのやつ生きてるかな。
「お、お待たせ…」
「…………待たせた」
それからしばらくだった後、出口からフラフラと工藤さん達が出てきた。
「ムッツリーニ、顔が青いけど大丈夫?」
あの後何が起きたか探りを入れてみる。何か進展があったかもしれないしね。
「…………俺は何者かに命を狙われている…!」
やや体を震わしながら答えるムッツリーニ。どうやら進展どころか工藤さんの好意にすら気付いていないみたいだ。
「全く、ムッツリーニは鈍感なんだから…」
「明久、お主も人の事を言えた立場ではないぞ?」
「やだなぁ、秀吉。それじゃあまるで僕が鈍感みたいな言い方じゃないか」
「「…………」」
一斉に口をつぐむみんな。あれ?僕、何かおかしな事言った?
「…とりあえずみんな揃った事だし、ご飯でも食べに行きましょう」
「…そうですね。もうそろそろお昼ですしね」
何故か背中に哀愁を漂わせている二人に首を傾げながらも、昼食を取る為にレストランへと向かった。
602 :
非エロ:2009/01/24(土) 20:38:35 ID:prs0KvnS
とりあえず今までやって来た事について謝罪。こういう所で小説を書くのは初めてなんで。
後半は明日中に書いて一括投入します。
こんな筆不精にアドバイスどうも
あ、ちなみにさっき投稿したやつは596からの続きです
605 :
DRINK:2009/01/25(日) 23:46:16 ID:DrqW7egV
ageときます
606 :
DRINK:2009/01/27(火) 06:03:31 ID:KxRAe+xA
ageときます
保守
608 :
DRINK:2009/01/28(水) 05:56:55 ID:PZd2Hqub
ageときます
609 :
DRINK:2009/01/29(木) 06:42:08 ID:ba2oWcwK
ageときます
5巻表紙によると愛子の髪は緑
でもいいんだ可愛いからそんな事よりスパッツだ!
うおおおマジだ帯の下に居たの気付かなかった!
613 :
DRINK:2009/01/31(土) 09:02:22 ID:wtLNia0M
ageときます
614 :
DRINK:2009/02/01(日) 18:25:14 ID:sjc5VGMl
ageときます
615 :
DRINK:2009/02/03(火) 05:53:16 ID:xMP7kfKO
ageときます
ああああ
617 :
DRINK:2009/02/04(水) 06:12:13 ID:CQ6cOUQI
ageときます
618 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 22:49:34 ID:IoJmFKY8
ageときます
ここまで来るとただの荒らしだな
621 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 02:01:56 ID:A94J8BTx
age
622 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 01:28:42 ID:2gEoA9XV
age
623 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 19:51:49 ID:uPLdGKNm
やっと追いついた
624 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 23:14:59 ID:RjOB97wp
age
ええい!
アキちゃんが頭ぽんぽんした女生徒とアキちゃんとのらぶらぶ話はまだか!
626 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 03:21:13 ID:Rir504JL
age
628 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 08:40:44 ID:/T4Z9oBo
何という……
はあ。もう職人はこないか
もうスレが立ってから一年経つんだな
最初の頃はちょいちょい作品も投下されていたんだがねぇ
明久がバカなためエロに持っていきにくいんだよな。
禁断の酒、媚薬、夢オチ以外だとかなり強引な性格付けか明久を賢くしないといけない
逆レイプでおk
明久「秀吉!? アッ―――!!」
634 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 01:36:21 ID:7OIGzVVc
age
635 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 04:27:38 ID:GpDaZoN5
書こうと思うんだが、
携帯からでもいいのか
メル欄にsageってのはどうすればいいのか
エロ無しでもいいのか
初心者なんで勝手がわからん
教えてくれ
半年ROMれカス
>>636 は口調こそ悪いがそれが真理な訳で
他のエロパロスレとかROM(決して書き込むな)ってテンプレあったらテンプレ読んで
スレの雰囲気とかローカルルールとかマナーとか分かって普通に感想とか書き込んで
それでフルボッコにされないようになったらワードなりテキストエディタにSS書いて
1日寝かして音読して推敲して1レス何行はいるか計算してコピペして投下
>>637 の優しさに惚れた。
こいつになら秀吉を取られてもいい。
>>638 そうかありがとう
秀吉と一緒にガトーショコラでも作っとくよ
>>639 そしてそれを俺がもらうんですねわかります
>>641 それなら俺がその様子を撮影→ネットで全世界に配信する
歪みねぇな
つまりは秀吉は俺の嫁ですねわかります
人いねー
ご飯食べてまったりしてたら電波受信した
霧島さんの家での勉強も終わり皆が眠りについたころ。しばらくして、僕はくもぐった声と小さな水音で目を覚ました。
隣に雄二の苦悶に歪んだ寝顔があった。大方寝相の悪さでこっちまで転がって来たのだろう。暗闇に目が慣れると霧島さんが雄二に覆いかぶさっているのに気づいた。そう、股間に。
「……………」
驚きのあまり声も出ない僕を余所に霧島さんは雄二のモノを扱き続けている。というより気づいていない。
「 な、なんだ夢か」
流石学園一のバカ。現実逃避は早かった。
目の前の情事は雄二が果てたことにより終わりを迎え…あ、目が合った。
「……っ!?」
バッ(立ち上がる音)
ガスッガスッ(霧島さんが雄二に蹴りを入れる音)
バサッ(布団で全ての証拠を隠滅した音)
「……吉井。みた?」
「え?ああ、うん」
涙目の霧島さんが無言で迫ってくる。怖い。とても怖い。雄二の気持ちが少しわかった気がする。
パジャマのズボンをパンツごと脱がされた。
「なっ、霧島さん何を?」
「……口止め料。痛くしない、私に任せて」
言い終わると霧島さんは先ほどの情事をみて大きくなっていたモノを口に含んだ。
「……あむっ んっ ちゅ……ちゅる ちゅぱぁ んちゅ……」
霧島さんの舌はチロチロと亀頭から始まりカリ首、裏筋と僕のモノを執拗に舐めつめる。
「……ちゅぱ んっ ちゅううっ ぢゅう ぢゅる」
「霧島さんっ。すごっ、気持ちいいよ。うっ」
「……ん、ちゅ いいよ、出して」
初めての体験に我慢できるわけも無く、僕は霧島さんの口の中で果てた。
「……んぐ んっ んんー!!」
精を放った倦怠感もあり僕は眠りの淵へ落ちていった。
「……これで吉井も共犯者。今日のことは皆には秘密」
そんな小さな声を聞きながら。
同室に寝ている二人の存在を忘れて……
続かない
書いていたけどどう考えても明久がNice Boat.な最後を迎える展開しか……
やっぱ二股かける展開は駄目なのかねぇ。
サシでどちらかを描写すべきかな。霧島さんがユージをウマーするのなら構想は楽なんだが。
650 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:53:35 ID:Wu8vxg3P
age
651 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 01:18:21 ID:nr5EjSAo
age
てすとin携帯
霧島さんの家での勉強会中の夜中。
部屋の扉がゆっくり開かれた音を聞いた僕は目を覚ました。
『…きて……………くん』
誰かが誰かを呼んでいる。まだ少し寝ぼけていた僕が辺りを見回すと
…霧島さんが居た。雄二のベッドを剥ぎ取って何かをしようとしていた。しかし先程の声の主は彼女ではないようだ。
もう一度辺りを見回すと誰かとムッツリーニこと土屋康太がゆっくりと部屋を出ていった。一緒の誰かは暗くて見えなかったけれども。
気になった僕はムッツリーニの後を追ってみることにした。
…先程の霧島さんと雄二の行く末も気になるけどね。
霧島さんの家での勉強会中の夜中。
部屋の扉がゆっくり開かれた音を聞いた僕は目を覚ました。
『…きて……………くん』
誰かが誰かを呼んでいる。まだ少し寝ぼけていた僕が辺りを見回すと
…霧島さんが居た。雄二のベッドから毛布を剥ぎ取って何かをしようとしていた。しかし先程の声の主は彼女ではないようだ。
もう一度辺りを見回すと誰かとムッツリーニこと土屋康太がゆっくりと部屋を出ていった。一緒の誰かは暗くて見えなかったけれども。
気になった僕はムッツリーニの後を追ってみることにした。
…先程の霧島さんと雄二の行く末も気になるけどね。
655 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 02:06:06 ID:2W7yRUam
age
656 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 03:15:05 ID:qvn6pPu8
あげ
657 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 00:06:49 ID:hnojRltE
age
658 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 18:23:35 ID:G114prba
age
659 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 13:04:20 ID:yHC4ugtB
インデックスと大違いの低迷さ
660
ほす
そういえば久保君って絵で登場したことあったっけ?
何巻かは忘れたけどムッツリーニに注文してた抱き枕取りに来るシーンの挿絵にいる
age
age
666 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 03:39:25 ID:zeUJrM0I
みす
667 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 12:24:43 ID:bNHUXubq
保守
うまいことエロに持っていく方法がわからん。
女子側のガードが固いし男が勢いよく踏み込むタイプじゃないし。
秀吉は秀吉だからエロにもっていくとどうしていいかわからん。
なるには選択肢として
1.定番のアルコール
2.放課後、久保君がムッツリー二から怪しい薬を買って明久に盛って襲おうとしたところで二人が現れ久保君が逃げて…
もしくはどちらかが薬を盛って…
3.姉とそういった行為に慣れてて抵抗が無く挨拶的なノリで…
4.瑞樹が弁当に滋養のある物を入れたらそれが強化されすぎて絶倫かつ別人(好色)のような性格になって…
辺りか
後秀吉は自己申告でしかないから男装扱いにすれば…
あと、自分は文才ないから書いてもエロ抜きになるのでありで書けそうな人に任せる
秀吉の性別は秀吉だぞw
性別秀吉でも不純異性交遊になるのか?
異性というのは「性が異なる」という意味だ。
男と女、男と秀吉、女と秀吉、
いずれも等しく「異性」と認識すべきだろう。
どちらにせよ不純ではないさ
エロは不純じゃね?
明久姉方式だと
>>668 俺は寧ろエロに持っていくことはできると思うけど本番は全く書けそうにない。
というか
子づくりって種の本能だから純粋じゃね?
非エロ作者と名乗るやつはどこに消えた
個人的に一番好きだったのに
吹っ切れた久保君でだれか書いてくれないかな・・・
ふっきれた久保田君×女装明久……書けそうな俺ガイル
5巻で姫路さんが明久の料理に負けた宣言したわけだ。
明久に料理を教わろうとするわけだ。
吉井家にお邪魔するわけだ。
一杯だけという事で食前にワインを飲むわけだ。
料理は冷めてしまうが、姫路さんは熱くなるわけだ。
そんな姫路さんに明久も我慢できなくなってしまうわけだ。
パーフェクトなわけだ。
酒無しで絡ませようとすると、どうしてもキャラがそっち方面に動いてくれんのだがw
>>680 普通に付き合い始めたという設定にするとかでいいと思うが?
保守
・もしも文化祭後に常夏コンビの盗聴がなく、明久が無事に姫路さんに会いに行っていたら
・もしも明久が美春から脅迫を受けてなかったら
・もしも葉月ちゃんが写真を入れ替えてなかったら
・もしもお泊り会でテスト勝負が中止にならなかったら
if話は幾らでも考えられるけど、ぶっちゃけ明久視点の文章が意外と難しくて無理。
そう考えると作者はよっぽどのバカか賢いんだろうなあ
685 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 15:44:20 ID:zNeAS2lZ
保守
保守
お願いします
玲:誘い受け
美波:緊張の余りマグロ
姫路:変なスイッチが入りどSに
保守
じゃあもし、秀吉が酒飲んだら?
アニメ化するって本当?
すいません、秀吉を抱きしめてキスしていいですか?
アキちゃんなら許す
小ネタ
エロくはない
wktk
過疎ってるので小ネタ投稿
エロくはない
〜昼休み〜
「……しまった」
「どうしたの?ムッツリーニ」
「……弁当を家に忘れた」
「それなら、僕の惣菜パンを半分上げるよ」
「……いいの?」
「当たり前だよ。大事な友達のためだもん」
「……すまない」
「やっほ―っ。姫路さん。島田さん」
「あれ、工藤さん。どうしてF組に?」
「私達が誘ったんです」
「今日、一緒にお昼食べない?ってね」
「へぇ―。珍しいね」
「そういえば土屋、いつもの弁当はどうしたの?」
「ムッツリーニの奴、どうやら家に忘れて来ちゃったみたいなんだよ」
「そうなんですか〜」
「ねぇ、工藤さん。工藤さんの分土屋に少し分けてあげたら?」
「別に大丈夫だよ。僕がこうして惣菜パンを」
「あっ、手が滑ったわ(パシッ)」
「足が滑りました(グシャッ)」
「ああっ!パン!僕のパン!」
「これでは土屋君がお昼ご飯を食べられませんね」
「僕もお昼ご飯を食べられないんだけど」
「ほら、工藤さんのを分けてもらいなさい」
「あれ、無視?」
「……工藤愛子、いいの?」
「う、うん。僕ので良かったら…」
「……すまない」
「どうやら私たちはお邪魔みたいね(ヒソヒソ)」
「そうですね美波ちゃん(ヒソヒソ)」
続かない
明久ドンマイ。
やり取りとか明久のツッコミとか本編らしくていいんだけど、
それだけにムッツリーニが「…」×4でないところが惜しい。
ごめん。前にも指摘された。
〜昼休み〜
「…………しまった」
「どうしたの?ムッツリーニ」
「…………弁当を家に忘れた」
「それなら、僕の惣菜パンを半分あげるよ」
「…………いいの?」
「当たり前だよ。大事な友達のためだもん」
「…………すまない」
「やっほ―っ。姫路さん。島田さん」
「あれ、工藤さん。どうしてF組に?」
「私達が誘ったんです」
「今日、一緒にお昼食べない?ってね」
「へぇ―。珍しいね」
「そういえば土屋、いつもの弁当はどうしたの?」
「ムッツリーニの奴、どうやら家に忘れて来ちゃったみたいなんだよ」 「そうなんですか〜」
「ねぇ、工藤さん。工藤さんの分、土屋に少し分けてあげたら?」
「そういえば、前に一度食べて貰いたいって言って―」
「ち、ちょっとストップストップ!」
「別に大丈夫だよ工藤さん。僕がこうして惣菜パンを」
「あっ、手が滑ったわ(パシッ)」
「足が滑りました(グシャッ)」
「ああっ!パン!僕のパン!」
「これでは土屋君がお昼ご飯を食べられませんね」
「僕もお昼ご飯を食べられないんだけど」
「ほら、工藤さんのを分けてもらいなさい」
「あれ、無視?」
「…………工藤愛子、いいの?」
「う、うん。僕ので良かっら…」
「…………すまない」
「どうやら私たちはお邪魔みたいね(ヒソヒソ)」
「そうですね美波ちゃん(ヒソヒソ)」
訂正+加筆
もちろん続かない
701 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 18:38:52 ID:1Q5yybqe
保守
703 :
抹茶空:2009/04/20(月) 13:46:20 ID:9fVDFqDP
おはようの人も、こんにちわの人も、こんばんわの人も、こんにちわです^^
バカテスss初投下をします、抹茶空ですっ♪
やっと!やっと、完成しました!!
渾身のバカテスss
「子猫と子虎の三重奏」
どうぞ、楽しんでください!!
704 :
抹茶空:2009/04/20(月) 13:54:31 ID:9fVDFqDP
子猫と子虎の三重奏
子猫と子虎の三重奏〜第一楽章〜
序曲
「ひ、姫路さん、本当の、本当に、そうなの?」
予想外の言葉に言葉を失っている様子の明久に、姫路は再度つぶやく。
「私の気持ちが伝わるのだったら何度でもいいますよ。」
彼女は、朗らかに微笑んでいるようにも見えた。
夕暮れの光が射す部屋に2人の男女が見つめあっている。
姫路の頬は赤みが差しているように見えるが、それが外の光か彼女自身の心のせいなのか
はたまたどちらともでもあるのか。
そんな中彼女は再度、魔法の言葉を・・・紡ぐ・・・。
「私は明久君の事が……」
そう、事は2日前に戻るのだった・・・。
第一節
「…ん………さん……めじさん….」
「姫路さん・・・」
(誰かが私を呼んでる・・・?)
(ねぇ姫路さん、)
「この声は・・・明久君? なら名前(呼び捨て)で呼んで欲しいんですが。」
なんだか明久と呼ばれた人物は照れてるそぶりをしている、ようだ。
(み、瑞希、ってやっぱりかわいいな・・・)
明久と呼ばれている男の声を聞いて再度確認をしたようで、
「やっぱり明久君だぁ・・・うれしいな・・・」
(な、なぁ瑞希、)
「なに?明久君?」
(瑞希、)
「うん。」
(瑞希、大好きだ。)
「う……ん!???????」
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
夜中に突然、驚きと恥ずかしさと喜びなど、色々な感情が混ざった悲鳴を彼女は、
姫路 瑞希(ひめじ みずき)は上げていた。
「明久君がみずきって!す、す、す、すきって!でもこれは!?え、えええぇ!???」
・・・まぁ簡単な夢落ちである・・・。
しばらくして彼女も落ち着いたのだろう、深呼吸をして気分を整えてこう言った。
「いい夢でした、いっそ押し倒してくれてもよかったんですが・・・」
・・・前言撤回、この乙女は壊れたままだったようだ・・・
705 :
抹茶空:2009/04/20(月) 13:55:57 ID:9fVDFqDP
朝だ、しかし彼女の顔は複雑なままである・・・
(どうしたら明久君が私の気持ちに気付いてくれるんでしょうか?)
姫路が思うのもそのはず、明久は「かなり」がつくほどの鈍感男である。
しばらくすると彼女は悩んだ挙句、学校で雄二に聞いてみることにした。
第2節
「ふぅ、やっと学校に着きましたぁ。」
姫路は一息ついたときに後ろから声がかかる。
「おはよう瑞希、珍しいね、いつもより遅めだけどどうかした?」
後ろからの声の主は島田 美波(しまだ みなみ)だった、姫路は今日の朝を振り返る。
(ずっと明久君の事を考えてて遅れましたなんて、言えないですね。)
姫路は今日の夢と言い最近は明久への思いが大きくなっていくのを感じている。
夢だってそうだ、最近は、ほぼ毎日の頻度で明久の夢をみているような気がする姫路であった。
短時間の回想ののち少し考えて、
「おはようございます美波ちゃん、実を言うと少し寝坊してしまって。
でも美波ちゃんが遅いのも珍しいですね。」
「そうそう、私も家で考えことをしてて....」
美波はさっきまでの出来事を話していたら突然美波は笑いをこらえるように
姫路の靴下を指差しているようで、
「瑞希の靴下バラバラだよ〜よっぽどあわてたんだね。」
美波は顔を真っ赤にしながら慌てている姫路を見ると余計に笑いが込み上げてくるようだ。
「はぅ〜美波ちゃん、そ、そんなに笑わないでくださいぃ。」
両手でコツコツと美波を叩く動作がこれまた可愛らしいので、ついまた笑ってしまうのだ。
すると後ろから西村せんせ…、いや鉄人が、笑ってる美波の肩を叩きながら、一言つげる・・・
「おい、お前たち、もう授業はじまってるぞ。」
まぁそのあとは言うまでもないが、2人揃って大遅刻をしてしまい放課後に補習を受けることになってしまった。
1限が終わると2人は入ってきた。
するとなぜか奇妙な気分に姫路は襲われていた。
「あっ、明久君おはよ….う?」
違和感の原因はすぐにわかった。
「…………白と黒の靴下を間違えたドジッコ美少女高校生…………」
「…………一見不完全な靴下も彼女が付けると○〒☆×◎▲…………」
ムッツリーニ{(寡黙なる性職者)本名、略。}は穴という穴から血を噴き出して
床に落ちて逝った。
するとクラスの誰かが叫ぶ。
「やばい!!!ムッツリーニが死んだぞ!!!」
「嘘だろ!我々にとって性の神をも超越した、あのムッツリーニがだと!?」
706 :
抹茶空:2009/04/20(月) 13:57:13 ID:9fVDFqDP
しばらくするとムッツリーニは息を吹き返した。
すると雄二が、
「ムッツリーニ、らしくないぞ?パンチラごときで気絶するなて、」
と言うと秀吉も
「そうじゃな、らしくないぞ、ムッツリーニよ?」
{木下 秀吉(きのした ひでよし)(秀吉)}つぶやく。
「…………!!!」
ムッツリーニは顔を横にブンブン振りながら否定しているようでこう付け加えた。
「…………たまたまカメラで、ござを映してただけ…………」
ふと秀吉は、
(もう今更じゃが、ムッツリーニが常時カメラを持ってることは、ツッコム事
ではないのかの・・・)
しばらくの沈黙が明久と雄二、秀吉に訪れる
そして明久が口を開く。
「なぁムッツリーニ・・・その写真1ペタ分焼き増ししてくれないか?」
そんなアホな会話の途中には雄二と秀吉の姿はなかった….
代わりに、会話の一部始終を聞いた美波と姫路コンビがそこに立っていて。。。
明久の肩をトンと、叩いた・・・
「なんだ?雄じ・・・・・あ、あああああ!!!!!!み、み、美波と、、、ひ、姫路さんまで!!!!!!!!!????」
驚愕に満ちた明久に美波がつぶやく・・・
「ねぇアキ….化学の実験で試したいことがあるの、ちょっと来なさい・・・」
「じ、実験!?ちょ、ちょ、ちょ、何で僕が必要なのさ!!姫路さんもなんか言ってよ!?」
その顔からは、恐怖と言う感情しか見当たらない。
すると姫路は、にこやかに笑いながら
「私はニュートンの落下実験を再度やってみたいですね・・・」
「え、ええ!?姫路さんまで!?と言うか顔笑ってないよ!!!ちょ、怖いから!!」
そんな言葉に姫路は、
「はははー何を言ってるんですか明久君、そんな怖い顔してませんよ〜?私。」
そんな中ムッツリーニはこっそりと・・・にげ…
「2人とも、とっとと来なさい・・・」
美波は姫路と一緒に2人の首根っこをつかみながら理科室へと向かった・・・。
707 :
抹茶空:2009/04/20(月) 13:57:53 ID:9fVDFqDP
第3節
姫路は屋上に向かっていた。
それは雄二と先ほど約束していたのだが、目の前の扉から
「サンキュー坂本、またお願いするね。」
突然、パッと明るく、赤らんだ顔の美波があらわれて
「わっ、瑞希どうしたの?」
姫路は明久の相談とは言えないため
「美波ちゃんこそどうしたんですか?」
逆に質問する姫路だったが、
「うん、ちょっとね、じゃまたね瑞希。」
なぜかはぐらかされた姫路であった。
(なんか美波ちゃん、顔が赤かったですね、どうかしたんでしょうか?)
それはさて置き屋上にはいるのだが
「ああ、姫路か、それで相談ってなんだ?」
姫路は明久の事を語る。
「あの坂本君は私が・・・その、明久君のことが・・・す、好きなんですけど・・・
ど、どういう風にアピールしたら、いいのでしょうか?」
雄二は姫路の話を聞きながら・・・
(あきひさ、お前ってやつは、必ず殺す、いや絶対殺してやる。)
そんな雄二の思いを知らず姫路は続けて話していた。
まぁ姫路の話は終わったのだが、
「なんと言うか姫路は、明久にアピールしたいわけなのか?」
顔を赤くしながら姫路は頷いた。
「え、ええ そうなんです。どうしたらいいですか?」
しばらく考える様子を見せた雄二が口を開いた。
「なぁ姫路、思い切って明久を遊園地とかにさそってみたらどうだ?」
いい提案なのだが、姫路の顔はそこまで輝かない・・・
「で、でも明久君お金ないから断られそうです・・・」
心配そうな姫路に雄二は
「いや、明久は押しに弱いから強引にやってみたらいいと思うぞ?」
姫路の顔からは困惑の顔が見て取れる
「そ、そうなんですか?でも、迷惑なんじゃ・・・」
雄二は決めての言葉を告げる。
「大丈夫だ、きっとあいつは迷惑なんか思わないさ。」
その言葉で姫路の顔がパッと明るくなる。
「な、なら誘ってきますね!!」
雄二はにこやかに笑いながら姫路を応援しているようだ。
「おう、いい返事もらえよ、」
「はい、ありがとうございます坂本君!!」
姫路はパッと明るく、赤らんだ顔で扉を開けて教室に戻って行った・・・
708 :
抹茶空:2009/04/20(月) 13:58:32 ID:9fVDFqDP
第4節
そして掃除の時間に戻るのだが・・・
(どうやって誘うかですよね・・・)
姫路は誘う方法を考えているのだがこうと言った考えが浮かばないのだ。
(強引に、強引に・・・)
「・・き・・・ずき・・・・・みずき!!」
「きゃっ!ど、どうしたんですか!美波ちゃん」
虚をつかれて驚いてる姫路に
「どうしたじゃないわよ、どうしたのボーっとして?」
「もしかして、アキの事でも考えてたの?」
だんだん美波の目が吊り上ってくる。
「美波ちゃん、目がこわいですぅ。」
なんだかデジャヴみたいなやり取りを見ているようである。
「ちょっと瑞希!白状しなさい!!」
「ふふ、いやです〜美波ちゃん」
「ふぅ・・・美波ちゃんのこと、捲けたみたいですね。」
「明久君と遊園地・・・どうやったらいいでしょうか・・・。」
「美波、なんであんなことを・・・って、どうしたの姫路さん?」
不意に後ろから声がかかる。
「明久君っ、ど、どうしたんですか?」
「ん〜どうしたって言うかたまたま通りがかったら姫路さんが僕の名前を言ってたから
声掛けてみただけだけど、いけなかった?」
「い、いえそんなことはありませんよ、ちょっと驚いただけです。」
「なら良いけど、遊園地がどうかしたの?」
「え、えっと・・・それは・・・」
(改めて誘うとなると緊張します・・・)
姫路は意を決して
「明久君!!」
「は、はい!!」
「明日、私と遊園地に一緒に行ってくれませんか!!」
鈍チン明久はこんな場面でも、
「え!? 姫路さんと?なら雄二や秀吉とかも誘わないと。」
姫路はすぐさま言う。
「ちがいますよ!!」
「え?違う?」
「私と明久君との2人きりで行きたいって言ってるんですっ!!」
(あぁ、言っちゃったぁ・・・)
「ええっ!?僕と、姫路さんの2人きりで???」
「そっ、そうです!!」
「それってデートって、で、でも僕にはお金が・・・」
「そんなこと、鈍チン明久君には関係ありません!!」
姫路はすごい勢いで畳み掛けている!
「関係ないって、1か月ずっと塩生活にさせる気!?
と言うか、鈍チンってなに!?」
明らかに混乱している明久に続けて、
「そんなこと知りませんっ!!」
「し、知らないって・・・」
「知らないものは知らないんですっ!!
とにかく明日の午前10時に駅の前で待っててくださいねっ!!!!」
止めの一言を言われ明久は去っていく姫路を見つめて一言を言う。
「ひ、姫路さぁん・・・」
嘆くように呟く明久を尻目に姫路は微笑んでいたのだった…..。
709 :
抹茶空:2009/04/20(月) 13:59:59 ID:9fVDFqDP
第5節
「えっと、こっちの服の方がいいかなぁ・・・」
姫路は明久とのデートのために服を選んでいるんだが、
「ちょっと、これは恥ずかしいな、で、でも明久君なら・・・」
「瑞希、かわいいな、似合ってるぞ」
(そ、そんな、恥ずかしいですぅ)
「そんな風に恥ずかしがっている瑞希も、か・わ・い・い・ぞ、このっ」
(かわいいってそんな明久君、、、ああ、あきひさ君。。。)
からだをくねくねさせながら、にやけている姫路は、
「明久君・・・明久君・・・って、つい・・・恥ずかしい・・・」
そして、顔を真っ赤にして俯く姫路であった・・・。
(はう〜ドキドキしますぅ・・・)
今の時刻は午前7時である。
(3時間も早く出てしまったけど大丈夫かなぁ)
だんだんと待ち合わせの駅に近づいていく。
(ん?なんか明久君に似た人が駅に・・・)
さらに近付くと、
(えっ明久君!?、まだ待ち合わせまで3時間もあるのに)
急いで駆け寄って明久に姫路は声をかける。
「ど、どうしたんですか!?こんなに早く!?」
かなり驚いたように姫路が尋ねると、
「う、うんちょっと・・・はやく・・・」
途切れ途切れに言う明久に姫路は、
「ど、どうかしました?なんかちょっと熱でもあるんですか?」
心配する姫路に明久は、
「そうじゃなくて、姫路さん・・・とってもかわいくて・・・」
赤い顔をさらに赤くする明久に姫路も虚をつかれて、
「え、ええ!?そ、そんな・・・嬉しいです…」
お互いに顔を赤くして俯いていた。
それもそのはず姫路の今日の格好はこうだ。
姫路の髪には少し大きめのかわいらしい赤いリボンが付いていて、
服は薄い水色と所々に薄い桜色の点が付いていてフリルの付いたワンピースを着ている。
見た目とのギャップのあるリボンが彼女を守ってあげたくなるような気持にさせる…
さらに清楚な感じをうける青を基調にしたワンピースなんだが、すこしだけ丈を短く
して、足を出している感じがさらによし。
そしてアクセントになっている、
銀のハートが2つ重なったネックレスが時に煌めくのがまたよし…………
…………そして今日の下着はフリフリの…………
「ん・・・、この[…………]は・・・?」
明久が疑問に思い周りを見渡す。
「…………色はピンクで…………」
明久が何か解説をしている、不審人物を見て、、、
「あっ!ムッソリーニ!!なんでここに!」
「…………!!…………」
ムッソリーニらしき人は顔をブンブン横に振って否定しているようだが、
「鼻血を垂らしながら顔を振っていたって説得力はないよ・・・ムッツリーニ・・・」
710 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:00:56 ID:9fVDFqDP
半分呆れている明久を見ている姫路に言葉がかけられる。
「出し抜こうたって、そうはいかないわよ、みずき・・・」
後ろから美波が・・・
「えっ!?なんで美波ちゃんが!?」
ニコッと笑いながら瑞希を見る・・・顔が全然笑ってない・・・。
「みなみちゃん・・・怖い・・・」
するとムッツリーニの後ろから秀吉が現れて、
「まったく、ここまでしなくてもよいのじゃが・・・」
秀吉はやれやれと、ポーズをしている。
こうして波乱に満ちた遊園地デートが始まった・・・。
第6節
「なんで、美波ちゃん達まで付いてくるんですか!?」
電車の中で姫路は疑問をぶつけるが、
「付いてくるなんて、ただ私たちは、遊園地に行きたいだけなんだけど?」
「むむむ、あくまで偶然を装うのですね・・・」
そんな子猫と子虎の戦いが主役の明久を置いといて始まっていた。
何だかんだで遊園地に着いたのだが、
「明久君、コーヒーカップに乗りましょう!」
「土屋、木下、コーヒーカップに乗るわよ!!」
あくまで、偶然を装い、
「あ、明久君、メリーゴーランドに乗りましょう」
「土屋、木下、メリーゴーランドにの、乗るわよ!」
偶然に・・・偶然に・・・
「あきひさ・・・君、ジェットコースターに、のりましょう・・・」
「つちや・・・きのした・・・行くわよ・・・」
偶然に・・・
「もー!!美波ちゃんってば!何で私たちの行くとこにいて邪魔するんですか!」
姫路は美波に火花を散らしながら、
「瑞希、偶然って言ってるでしょ、」
「偶然で7回も同じとこに行くはずありません!」
向こうで、女子2名の言い合いのせいで周りから人が遠のき・・・
「ムッツリーニ、秀吉ぃ、どうしたらいいと思う?」
明らかに疲労がたまっている男子組は、
「…………明久のせい…………」
「明久の鈍感もここまで来るとすごいと感じるぞ、」
(え、ええ?なんだか、ムッツリーニと秀吉の視線が痛い・・・)
「ムッソリーニ、何で僕のせいって言うのさ!
そして、秀吉、何?姫路さんも言われたけど鈍感って?」
秀吉は深くため息をしたのち、
「明久、お主はもう少し周りの人の事や気持ちを考えた方がいいと思うぞ?」
「ひ、秀吉!もしかしてこれは告白なの!?僕、心の準備ができてないよ!?」
「え?ちがうぞ!そんな意味で言ったわけでは!」
「え、そうなの?ひどいじゃないかー秀吉〜・・・」
本気で残念そうな顔で秀吉の顔を見ると・・・
「そう本気に残念がられると、なぜが罪悪感がわくのじゃが・・・」
「・・・・・・新婚旅行のホテルが・・・・・・」
鼻血を垂らしながら妄想するムッソリーニであった・・・
「なんで、この会話からその発想にたどり着くか教えてくれんかの・・・」
そんな会話をしていると姫路が駆け寄ってきて、、、
711 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:01:23 ID:9fVDFqDP
「明久君っ!!」
「ひ、姫路さん!?いきなりなっ」
「走りますよ!!」
「え!?ちょ、姫路さんどうしたの!????」
まんまと逃げられた美波は悔しそうに、2人に追いかけるように告げる、
「どちらを選ぶかは、お主次第じゃよ、明久・・・」
明久の耳に 届いたか届かないか秀吉は意味深な言葉を告げた・・・。
第6.5節
「あっ、ふっ、んっ、、あきひさ、くんっ、んんっ、」
魅惑的な声が響く・・・
・・・・・
・・・・
・・・?
「だ、大丈夫?姫路さん・・・」
姫路本人にとっては魅惑的でもなんでもなく、ただ・・・
「ふぅ・・・つ、疲れましたぁ・・・」
走っただけで、息を整えるつもりであるのだが。
「姫路さんどうしたの、急に走ったりなんかして?」
だいぶん走った気がする、ただでさえ広い遊園地なのに、端から端まで走りぬけるなんて。
「だって・・・だって私は、明久君と2人きりで、、、回りたったから・・・だから・・・」
「でも、みんなで回ったほうが・・・
(明久、お主はもう少し周りの人の事や気持ちを考えた方がいいと思うぞ?)
ふと秀吉の言葉がよみがえる。
(周り、か・・・美波には今回は悪いけど・・・)
明久は先ほどの秀吉の言葉を思い、発する。
「う、うん、なら姫路さんと2人で回ろっか!」
するとパッ、と満面の笑みで姫路と明久、2人っきりの遊園地デートが始まった。
712 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:02:04 ID:9fVDFqDP
第7節
「ちょ、姫路さん、また乗るの!?」
どこからか悲愴な声が聞こえてくる・・・
「明久君も、もう一回乗りましょう!!」
先ほどとは正反対に楽しそうな声が聞こえる・・・
ジェットコースターの担当の人が人知れず同情のため息をつく・・・
まぁ、10回もジェットコースターに乗せられるなんて哀れだと・・・。
例によってフラフラな明久は姫路に提案する、
「あ、あの姫路さん、ちょっと、やすまない?」
明久が近くのテラスを指差し提案されると、
「いいですね!そう言えば明久君のためにお弁当持ってきたんです!!」
テラスに座った姫路&明久の半径1メートルの空気が凍りつく。
「えっ、姫路さん・・・お弁当作ってきた、の?」
あくまで笑っている明久、しかし死は免れそうにナイ!
「はい!腕によりをかけて作りました!!」
ニコニコと笑っている姫路、死へのカウントダウンは近い・・・
「ど、どのくらい作ってきたの?」
どこから出したのか不思議な位でかい重箱があった・・・
「ちょっと作りすぎちゃいましたか?」
あくまで可愛く心配そうにのぞきこむのだが、
どちらかと言うと、命の心配をしてほしい・・・と一人つぶやく明久、
「う、うわぁ!ありがとう!姫路さん!!」
あまりの恐怖に声が裏返ってるようである。
「明久君!残さず食べてね!!」
周りに頼れるものなどいない・・・明久の孤独な戦争がはじまりを告げる。
結果を言おう、今回も惨敗だよ、惨敗・・・
目の前で姫路がアーンとそてくれるアメに、致死量ぎりぎりのムチ(お弁当)・・・
目の前の姫路に断れるはずもなく腹をきめる明久であったが、
(んぐっ!!!なんだこの、微妙な致死加減は!?)
生かさず殺さず・・・
「あっなんか、ご先祖様が手招きしてる・・・」
ぐらりと明久の体が傾く、
こうして明久の戦争が終わりを告げる。それは明久の死によって・・・
目が覚めたのは20分ほど経ったころだろうか、気づくと姫路の顔が目の前にあって
心配そうに明久の事を覗き込んでいた。
「ん・・・!!!!ひ、姫路さん!?」
飛び上がる明久を姫路は捕まえる、
「あ、あきひさ君!!」
えらく慌てた姿の姫路がそこにいる。
ふと……
713 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:03:56 ID:9fVDFqDP
「姫路さんっ!?」
安心した姫路の頬を….
姫路の頬をポロリ、ポロリと涙がつたう。
つたっては落ち、つたっては落ちていく。
「明久君、急に倒れちゃったから、だからっ…..」
またつたって落ちる。
「明久君が、無事で、よかった・・・」
嗚咽混じりに明久の無事を確認する姫路だったが
さすがに周りがざわめき始める・・・
騒ぎは当然、美波耳に届いており。
「アキっ!!瑞希に何したの!!」
向こうから美波が般若の形相で追いかけてくる!!
「姫路さんっ逃げるよっ!!」
姫路の手を取り走り出す明久、
「アキ待ちなさい!!」
再度追いかける美波から逃げながら思う
明久の為に弁当を作ってきてくれた姫路の事...
2人きりで回った遊園地を満面の笑みで喜んでくれた姫路の事…
倒れた明久をずっと見守っていて無事を泣いて喜んでくれた姫路の事…..
にぎりしめた彼女の手が震えている。
繋いだ手からは温もりが伝わる….
あまりに儚い存在を離すまいと…..
あまりに愛おしい存在を離すまいと.....
繋いだ手を離すまいと、 再度強く握りしめる。
714 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:08:13 ID:9fVDFqDP
第8節
「そうだ、姫路さんっ!これに乗ろう!!」
姫路の手を取り観覧車をめざしている、
周りの客を押しのけて飛び込むように入る。
明久の勢いに押されて従業員は2人を乗せて観覧車を発進させる。
少しずつ観覧車が上っていく頃に姫路が口を開く。
「明久君、急でびっくりしたけど、さっきは大丈夫でしたか?」
姫路は心配そうな顔で明久を覗き込んでいる、
「うん、さっきはちょっと疲れてただだから大丈夫だよ。」
「それはそうとして、膝枕しててくれて、ありがと、」
「へ!?そ、それは、えっと・・・」
顔を真っ赤にして、うつむく姫路が一言つぶやく。
「明久君、前に私の小学生の時の事言いましたよね?」
「あの時から明久君に助けられてばかりでしたね。」
クラス分けテストで倒れた私に、0点扱いになる、になるのは
おかしいって先生に言ってくれました。
Fクラスに来た時、明久君は私のため、Aクラスの設備にするために
試召戦争してくれましたよね?
あの手紙の時も自分を犠牲にしてまで、戦ってくれましたよね?
でも、照れ隠しで違うと言ってくれましたが、私のためって
坂本君から聞いた時はとってもうれしかったんです。
715 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:09:08 ID:9fVDFqDP
私の転校になりそうだった時も中華喫茶に、大会に、
私が3年生に捕まった時も傷だらけになりながらも
戦ってくれた事、今も忘れません。
私のためって言うそぶりを見せないで、でも転校を阻止するようにしてくれました。
明久君は私の知らないとこで本当に色々助けてくれました・・・
1日、1日経つごとに、本当に、本当に、
明久君は私にとって、大切な、大切な存在になっていきました。
私は、明久君と出会って幸せだったと、そう思ってます。
そんな気持ちを伝えたくて、伝わって欲しくて、毎回がんばってるのに、
明久君は私の気持ちに気付いてくれなくて、
でもそんな鈍いところも明久君らしくって….
そんな明久君の所がまた良いんです。
そんな明久君のことが私は・・・
私は・・・まで言いかけた時、ふと姫路が下を見る。
「もうすぐ観覧車ついちゃいますね。」
名残惜しそうに呟く姫路だった・・・
「う、うん・・・下に美波もいるし、今日はこれで帰ろっか。」
明久も同様に名残惜しそうに呟いていた・・・。
「でも私はそんな明久君のことが・・・」
観覧車が話の終わりを知らせた音がする。
従業員が2人をおろしている。
降りた姫路は先に進んでいく。
2人で出口まで走って…
別れ際に…
「昔から私はそんな明久君のことが好きだったんですよ…」
聞こえたか聞こえないかの声で呟いた姫路は
人ごみに消えていった・・・
そんな姫路を近くで見送りながら、
「・・・・・えっ・・・・・・」
波乱に満ちた遊園地デートが終わりを告げた。
716 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:11:30 ID:9fVDFqDP
第9節
「明久おはよう、ってどうかしたのか?いつにもまして顔色が悪いぞ?」
「…………死相がみえる…………」
登校したら後ろから秀吉とムッツリーニがいて話しかけてきた
「おはよう、秀吉、ムッツリーニ、俺は全然大丈夫・・・大丈夫だ、ははは・・・」
薄い笑いを響かせながら明久は教室に入っていった・・・
「とっても調子悪そうじゃな、明久は、」
「…………まったくだ…………」
二人は心配そうに明久を見送っていた。
教室に入ると早速姫路が、
「おはようございますっ明久君!」
すると姫路から顔をそむけながら動揺を隠せない様子で、
「う、うんおはようですね姫路さ、ん!!」
言葉がおかしくなっている明久であった。
授業が始まっている
明久は昨日の帰り際のことを思い出していた。
「昔から私はそんな明久君のことが好きだったんですよ…」
姫路は聞こえないつもりで言ったのだが、
実を言うと明久に聞こえてしまったのだ。
(姫路さんは俺の事を!?)
こんな自問自答で今日は寝れなかった明久であった。
(聞き違い?でも、ちゃんと聞こえたし、美波にしてもらったあれのおかげで
バッチリと聞こえたしなぁ・・・)
(でも観覧車の中でも今考えてみると告白に近かったような・・・)
(で、でも、聞き違いかもしれないし!?)
「おい、明久!起きろ明久!!」
近くで声がして顔をあげると雄二が明久の近くで声をかけていた。
「ったく、どうしたんだ?今日のお前ちょっとおかしいぞ?」
呆れたような顔で覗き込んでくる雄二に動揺した明久は、
「べ、べつに!昨日姫路さんから告白されたことなんて、
かんがえてないさ!!!!」
大声でしゃべってしまい
「はい、馬鹿丸出しの回答どうもありがとう、明久君。」
雄二がクラスの皆に声をかける。
717 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:12:26 ID:9fVDFqDP
「明久を殺れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
周りは一斉にハサミ、カッターナイフ、花瓶、包丁など出血大サービスで
投げつけだす!!
それを俊敏にかわして・・・
「痛っ!!本気で殺す気だよ!!この人たち!!」
嘆きながら逃げる明久に雄二は、
「生かして逃がすんじゃねぇ!!殺せ!!!!!」
狂気と化したクラスメイトに追われる明久であった。
そこに呆然と立っている姫路の手を握り、2人の逃走劇が始まった。
散々逃げ回った挙句、明久たちが最後にたどり着いたのは
すこし薄暗く、何かの機械がたくさんある部屋だった。
「ご、ごめん、いきなり連れ出しちゃって・・・」
少し息を整えた明久が姫路に謝る。
「い、いえびっくりしましたけど大丈夫です。」
しばらくの沈黙があたりを支配している、
しばらくして姫路が口をひらいた。
「昨日のあれ、聞かれちゃいましたね。」
お互い頬を染めてうつむき、明久は、「うん」と頷く。
「姫路さんは、その本当に僕の事が…好き、なの?」
「・・・・・!! 姫路さん、少し待って!!」
明久が近くの物と接触しながらも、姫路の口をふさぐ。
「・・・!!ンッ、ンンン!!!」
急に口を押さえられた姫路は声を出そうとすると
「少し静かにしてっ!」
明久が止めている、
そのころ、近くの方で、
「草の根を掘り返して焼き払っても、明久をあぶりだせぇ!!!!!」
近くに雄二とFクラスのみんなが僕たちを探して近くを駆け抜けていった。
718 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:12:55 ID:9fVDFqDP
「で、本当なの・・・?」
少し間を置いて姫路が言葉を紡ぐ。
「はい、 私は明久君の事がとっても、とっても大好きです・・・。」
まだ、なんとなく信じられない明久は、
「ひ、姫路さん、本当の、本当に、そうなの?」
予想外の言葉に言葉を失っている様子の明久に、姫路は再度つぶやく。
「私の気持ちが伝わるのだったら何度でもいいますよ。」
彼女は、朗らかに微笑んでいるようにも見えた。
夕暮れの光が射す部屋に2人の男女が見つめあっている。
姫路の頬は赤みが差しているように見えるが、それが外の光か彼女自身の心のせいなのか
はたまたどちらともでもあるのか。
そんな中彼女は再度、魔法の言葉を・・・紡ぐ・・・。
「私は明久君の事が……」
そして現在に続く、どうやら明久は
あまりの衝撃に最近の事を思い出していたようだった・・・。
そんなことを知らない姫路は再度紡ぐ。
「私は、どんなにバカでも、変態でも、鈍くたって!
そんな明久君の事が本当の本当に大好きなんですっ!!」
彼女は学校中に聞こえるぐらいの声で明久に言った。
もっと情熱的な言葉もあるだろう。
もっと気持の伝わる方法もあったかも知れない、
でも今の2人にはそれだけで十分だった。
やがて2人の影が近づいてゆく、
そっと、そっと…..
影が近づいてきたとき2人は強く手を握り合う。
やがて…
「大好きです明久君」
「僕も、姫路さんの事大好きです。」
そして2人の影がかさなって、色濃くなって。
水滴が数滴、地面に落ちては消えてゆく。
彼女はこの時が永久に続くと祈りながら。
彼は、この時を永久に守ろうと思いながら、
再度強く抱きしめあった。
719 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:13:24 ID:9fVDFqDP
子猫と子虎の三重奏 第1楽章 終節
いくらの時が流れていただろう。
30分ぐらいだろうか、もしかしたら5分くらいだろうか、
いやもっと短いかもしれない、
ふと明久が目を開けると・・・
「「「「「welcome…」」」」」
怒りながらもなぜか皆、顔を赤くさせている。
「「「貴様ら見せつけやがって・・・」」」
いつの間にかFクラス以外の男子生徒も集まってきていた。
「な、何でみんながいるの!?と言うか何で他のクラスの人まで!?」
驚く明久にFクラス全員が一斉に、7
「「「全校放送で流してたからだろうがぁぁぁぁ!!」」」
そんなことを言われ動転する明久、しかし心当たりが・・・
(姫路さんの口をふさいだ時に何かに当たったような・・・)
半ば呆然とした明久が口を開き。
「もしかしてこの場所って・・・」
一拍置いてつぶやく、
「旧放送室ですか・・・?」
みんなは間もおかずに
「「「正解じゃボケぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」」
一斉に飛び掛かってきた!!
そんな中一人だけうつむいている人がいて、その人は…
そんな明久めがけて走ってきて・・・
無言で明久の腕をとって校門へ走りだしていた・・・
「痛っ!いたいよ、でも助けてくれてありが・・・」
急に明久はハッとする。
「・・・・・・・みなみ・・・・・・・?」
そこには・・・
そこには涙で顔を濡らした美波がいた・・・
720 :
抹茶空:2009/04/20(月) 14:27:19 ID:9fVDFqDP
はい!これにて「子猫と子虎の三重奏〜第1楽章」終了です!!
最後まで見ていただいて本当にありがとうございました<m(__)m>
色々疑問も残った第1楽章ですよね〜
まず第一楽章は、姫路×明久です。
これは私が姫路ファンなので許して下さいっ(/_;)
一応、この物語は第3楽章まであるんですが、
第2楽章は美波×明久で考えています。
内容的には第1楽章の続きと第1楽章の美波視点って感じです。
皆さんの温かいコメやアドバイスを頂けると
続きを書く元気が湧いてきますっ!
初投稿なのでいろいろお見苦しい点などあると思いますが、
抹茶空をよろしくお願いします!!
でわでわ〜(≧▽≦)/^^^^^^
なげぇw
乙でした
お疲れさま
書き込むときはsageようね
あと行間を他の作品をみて試行錯誤するといいかも
723 :
抹茶空:2009/04/20(月) 19:52:49 ID:9fVDFqDP
>>721 見てくれてありがとうございます\(^o^)/
次の第2楽章も長いけどよろしくお願いしますねw
>>722 sageのこと指摘ありがとうございます^^
行間の件、がんばって試行錯誤しますっ!!
F組だからわざとやってるのかw
725 :
抹茶空:2009/04/20(月) 23:26:27 ID:9fVDFqDP
>>724 ええwわざとやってるのもありますねwww
バカっぱいところは、Fクラスクオリティですwww
久しぶりの、しかも長編乙です。
雰囲気は大分出ているとは思うのですが、
文章表現において所々引っかかる点がちらほらと見受けられました。
あと、明久の一人称で「俺」となっているところがあったり、
ムッツリーニがムッソリーニになっていたりというのは読み直せば気づくような間違いなので、
投下前にはしっかりと推敲するようにしましょう。
乙です。楽しませて貰いました。
ところで土屋君のあだ名は「ムッソリーニ」じゃなくて「ムッツリーニ」ですよ。
えーと、ですね。
「sageる」というのはE-mail欄に「sage」と書き込むことでして、大抵のスレでは最低限のマナーとされています。
sageていないだけで書いたものが読んでもらえないということもあります。
というかそもそも匿名の掲示板でメールアドレスを晒すのは自殺行為です、気をつけてください。
久しぶりに来た。
ところで、702って一体なんなの?
かいてるあるとおりだ
なるほど了解。
で、ちょっと覗いたけど小説サイトっぽいね。
で、小説読んでる人いるの
バカっぽいと言うかガチバカなのにやんわりと言われただけじゃ気づいていない所が更にバカさに拍車をかけてるな
F組でも言われた直後くらいちゃんとやるだろ…
733 :
抹茶空:2009/04/21(火) 18:11:53 ID:nhuwI/32
>>726 改めて確認すると確かに統一されてないところがありました。
「俺」「僕」等、次は気おつけて書こうと思います。
>>727 ムッソリーニって書いていたいたことは
マジで俺がバカだったと思っていますwww
再確認後マジで顔が赤くなりましたwww
>>728 sageの事をこと細かく教えていただいて
マジ感謝です( ..)φメモメモ
本当に助かりました(>_<)
皆さん初心者な俺に助言など
本当に本当に感謝感激ですっ<m(__)m>
返事遅れてしまってごめんなさい><
わざわざ初心者って書かなくていい
全レスもうざいからやめとけ
俺にレスはするな
735 :
抹茶空:2009/04/21(火) 23:17:01 ID:nhuwI/32
まぁ、今回はアドバイスなど皆さんに聞きまして
親切な方々が色々教えて下さったので、返事するのは
当然だと思っていましたし、返事しないのは私個人の流儀に反する
ので感謝の返事をしただけです。
でも、ウザかったのなら迷惑かけてしまってすみませんでした<m(__)m>
貴方の流儀とここの流儀は違うのです
例えばですが貴方は他人のブログでも自分の流儀をおし通しますか?
郷に入っては郷に従えという言葉があるのです
何か思いついたから書いて投下しよう、大いに結構です
しかしその前に貴方はやるべき事が一杯あったはずです
知らないことと調べないことは似ているようで全然違うのです
書き手でいるつもりならばそれらは最低限必要なことなのです
初めてならばそれこそ書き手スレなどで質問してから投下でも遅くなかったはずです
>>735 いろいろいわれてるけど面白かったぜ!
また書いてくれよな! 主におっぱいとか!
別に全レスしてはいけないという流儀もないし、
成文法でもないのだからそんなに目くじら立てんでも。
雰囲気は追い追い掴んでいけばいい話で。
何気にみんな優しいな
740 :
抹茶空:2009/04/28(火) 23:06:07 ID:DdyMsddf
えっと...
まだ第2楽章できてないんで、がんばって作りますが、
投稿する日はちょっとわかりません
遅くなるかも知れませんが、ごめんなさい<m(__)m>
741 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 18:10:33 ID:Kwr8umGN
昔は馴れ合いとか過度の謙遜はすぐ叩かれたものだがね
ここって保管庫無いの?
>>742 続きは勿論待っていますがね、遅くなるのは別に構わないんですよ、誰も強制はできませんから。
寧ろ「今書いています」だとか「あとどれくらいで終わる」みたいな報告は
「だからどうした?」「そんなこと知ったことではない」と思われるので
やめたほうがいいです。
書き手として書き込むときは原則作品を投下するときだけにしたほうが無難と思われます。
>>742 ないです。
>>1からもわかるようにこれ2スレ目だったりしますが保管はされていません。
保守
★
なあ、作者が6巻の160ページの雄二の台詞で絶対に看過できない痛恨のエラーをしているんだが?
雄二まで第三性別使ってたっけか
読者の気持ちの問題だろ?
て
す
と
と
召
喚
獣
そういえばさ、役者だか女優だかになる為に男の気持ちを理解しようと勤め先で男と偽って過ごす女の子が攻略対象のエロゲがあったよな……
そんなもんあちこちにあるわ
多分pia2辺りが元祖
祝
ア
ニ
761 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 20:43:07 ID:Tuxy0Wes
玲×明久の続きはまだか?
>>746 どうして痛恨のエラーなのかさっぱりわからないんだが
ログ見返すと
>>91が神な件。sageてないけど
>>762 たぶん、秀吉(秀吉)と常村(男)が同性とある件だろ?
秀吉は「性別:秀吉」以外の誰と深いつきあいになっても
「不純異性交友」と見なされると過去に誰かがいってたしな。
……秀吉×秀吉の不純同性交友ってステキじゃね?
ああ、それを受けての
>>747か
斜め読みしてたから素で見落としてた
雄二は秀吉をちゃんと(?)男扱いしてるから問題無しってことだよな?
3.5のバイト話でも普通に一緒に着替えようとしてたし
だから読書の気持ちの問題ってことになるんだろ
それより作品投下が途絶えて久しいな……
今朝方、
「酒の勢いで生徒と教師の垣根を越えてしまい明久と一晩を過ごし、
目が覚めたら一緒のベッドで寝ていることに気づいて狼狽しまくる高橋女史」
というのを思いついた。
これが電波というやつなのだろうか?
姫路さんと明久のエロエロなのを頼む
俺は姫路さん派
美少女×秀吉で万事解決
つまり木下姉妹の百合か
秀吉は女の子じゃありません。秀吉です
よって百合というのは当てはまりません
異性とやるわけだから普通でいいんじゃないかな
保守
だれか愛子×明久を書いてくれないだろうか
美波作品よ
こい!!!!
じゃあぼくはくぼとしみつくん!
誰か過去スレのdatくれない?
秀吉が優子のマンコに挿入→二人のアナルを明久が犯すという電波を受信した
誰か書いてくれ
779 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 17:32:00 ID:N0h9rTER
アッー!
翔子を犯す・・・
781 :
タバさん:2009/06/10(水) 21:56:01 ID:NudLdt9p
たとえばこんな玲お姉様・パート1
〜テイク1〜
ピンポーン
「おや?誰だろう?」
玄関に出ていく。
「はーい、どちらさまですか?」
言いながらドアを開ける。そこに立ってたのはバスローブ姿の姉さんだった 。「ね、姉さん!?どうしたの!?急に!」
「アキくん、とりあえず入れてください」
にっこりと笑顔で言う。
「う、うん」
そう言って中に入れドアを閉めると同時に姉さんが僕にとびついて来た。衝撃でそのまま僕は背中から倒れる。
「アキくん!会いたかったよぉ!」
「やれやれ…姉さん、ここは玄関だよ」
いきなり押し倒すとは…
782 :
タバさん:2009/06/10(水) 21:57:00 ID:NudLdt9p
「だ、だってアキくんにずっと会いたかったんだもん…」
瞳をうるうるとさせて上目遣いに見上げて来る。
そんな目で見られたらたまらない。
「ハイハイって…姉さん、また胸大きくなった?」
と聞くと頬を赤くしながら「う、うん…」と言った。「って事は毎日誰かに揉んでもらってたの?」
「ち、違います!」
「じゃあどうしてこんなに大きくなったのかなぁ?」バスローブの隙間から手を入れ直接揉む。
783 :
タバさん:2009/06/10(水) 21:57:54 ID:NudLdt9p
「そ、それはぁ…ん!…アキく…んに…あっ!…喜んでもらう為にィ…じ…自分で…も、揉んでましたぁぁ!!」
「よく言えました♪」
そしてキュ!っと二つの頂点を摘まんであげる。
「ン〜〜〜!!!!」
口を自分で押さえなが姉さんは達してしまった。
姉さんはハァハァと肩で息をしている。
ちなみさっき胸が大きくなったのを聞いたのはもちろんわざと聞いたのだ。あの姉さんが僕意外と関係を持つことがないのを知ってて聞いたのだ。
784 :
タバさん:2009/06/10(水) 21:58:54 ID:NudLdt9p
すると僕の股の辺りが生ぬるくなっていた。
みて見ると姉さんが放心状態のまま漏らしてしまったらしい。バスローブもちょうど漏らしてしまった所が色がついてしまっている。真っ白なバスローブであるためこれは目立つだろう。これをそのままにしておく訳には行かない。
もちろん姉さんも。
そしてなんとか姉さんをお姫様抱っこし、風呂場まで連れていき、バスローブを脱がせ自分もパンツ一枚になり姉さんとバスローブを洗った。
785 :
タバさん:2009/06/10(水) 21:59:52 ID:NudLdt9p
姉さんをさすがに自分以外いないとは言えこのままにしておくわけにはいかず、女物の服はないのでとりあえずメイド服を着せておくがさすがにサイズが違うので胸は入らなかったが一応お腹まで着せてやりあとはタオルをかけておいた。
再び玄関まで行くとアンモニアの匂いが充満していた。一度深く息をすってその匂いを堪能してからドアを開ける。
入ってきた新鮮な空気を感じながら僕は自分がにやけているのに気ずく。きっとこれから姉さんはここに住むつもりだろう。
そう思うとこれからが楽しみになる。たっぷりと調教できるのだから…
「アキくん。何処ですか?」
奥から姉さんの声が聞こえる。きっと起きたのだろう。
「今行くよー」
と返事をしながら頭のなかはどうしようかと考え始めていた………
786 :
タバさん:2009/06/10(水) 22:06:37 ID:NudLdt9p
どうも急にすいません
タバさんです。明久×玲と聞いてふと沸いたので書いてしまいました。
前作の続きではないですが(誰もしらないと思いますが)
とりあえず書きました。
文体が確実にオカシイです
誤字、脱字等はご自分で補完ください
続きを書けたら書きたいと思っています。
感想などお待ちしています。
玲さんいいよね・・・グヘヘ
こんだけ開き直ると、黒明久もありなんじゃないかと思えてくるな。
まあたまに見るからそう思えるだけで、黒キャラが蔓延すると食傷起こすんだろうけど。
……ありだな
790 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 13:07:11 ID:IhslBQNG
玲さん最高だよ
職人はまだか
三人称で書くと、地の文でのムッツリーニの呼称をムッツリーニとするか康太とするかで迷う。
4巻IF
明久×美波
非エロ
で投下します。
エロなしなんか見てられねーよって人はスルーを。
794 :
4巻if:2009/06/23(火) 02:02:07 ID:TzslHFmx
三人ともそれ以上言うことはないのか、気まずそうに周りを見渡している。
もしかしたら、流石に悪いことをしたと思っているのかもしれない。いつもと違う反応は少し新鮮だ。
けど、そんなことはどうでもいい。こいつらの記憶を消さなければ。
あんな弱みを握られたままで生きて行ける気がしない。
とりあえず、いすで殴って記憶を消そう。
僕はこれからすることを頭の中で組み立て、三人に気付かれないようにいすのほうへ移動していた。
けれど、そんな僕の行動を遮るかのように、ガラガラと音をたてて、ゆっくりと教室のドアが開いていった。
そこには、
「…………」
顔を真っ赤に染めて俯いている、いつもとは全く違う様子の美波が立っていた。
「「「「「…………」」」」」
しばらく沈黙が辺りを包んだ。僕たち四人はもちろん、入ってきた美波すらも声を出せずにいる。
雄二と秀吉は気まずそうにに辺りをきょろきょろと見回していて、ムッツリーニはすまないと言いいたげな視線を一度こちらに向けた後は
、頭を下げてしまっている。
美波も僕をちらりと見てはまた下を向くということを繰り返している。
このままじゃ埒が明かない。とにかく美波になんで入ってきたのかを聞かないと。
半ば諦めつつも、一縷の望みをかけて美波に話しかけた。
「……えっと、美波? まさかとは思うんだけど、僕たちの話……」
「……うん、聞いてた」
目だけを僕のほうに向けて質問に答えると、美波は赤い顔をさらに真っ赤に染めて、再び俯いてしまった。
少し潤んだ目で上目遣いをした美波の姿は、いつもと違ってすっごく可愛い……ってじゃなくて!
あの台詞を聞かれた!? よりにもよって張本人の美波に!?
『僕にとって美波は――とても魅力的な――女の子だよ』
「うわあぁぁぁああ!」
「お、落ち着くのじゃ明久! そっちは窓じゃ! ここは三階じゃぞ!」
「離して秀吉! 僕もう生きていけない!」
あんなものを聞かれて、誰が生きていられるって言うんだ!
生き恥をさらして生きるくらいなら、僕は死を……
「アキ……その、ちょっといいかな?」
「はひぃ!?」
急に話しかけられ、声が裏返ってしまった。
美波は口を開いて言葉を続けようとしていたが、ためらうように口を閉じると、また下を向いてしまった。
時折目線を僕に向け、何か言いたげに口を開くが、また口を閉じて僕から顔を背けるということを繰り返している。
真っ赤な顔がさらに赤く染まり、そろそろまずいんじゃないかと思う。止めたほうがいいのかなあ……
795 :
4巻if:2009/06/23(火) 02:03:41 ID:TzslHFmx
と、そういえばなんで美波は顔を赤くしてるんだろう。
思い当たるのはあの言葉だけれど、僕だけじゃなく美波まで赤くなっている理由は……
1.僕が言った言葉に照れている
ありえない。あんな言葉で照れるのは、好意を持った相手から言われたときだけで、僕のような奴に言われたときではない。
そもそも昨日思いっきり否定されたばかりじゃないか。僕の妄想癖も大概にしないとね。
2.僕に怒っている
これはありそうだ。昨日からあれだけのことをしておいて、今さらあんな言葉を信じてくれるとは思えない。
僕が言ったことは決して嘘ではないけれど、そういうことは相手にわかってくれると期待するものではない。
でも、これだと僕が殴られていない説明がつかない。
本気で美波が怒っているなら、真っ先に再起不能にされていてもおかしくはない。
3.急な高熱で助けを求めに来た
これか! これなら顔が赤い理由も、しおらしくなっている理由も全て説明がつく。
テープを聴いたとかいうことは、きっと何か僕らの間に食い違いがあるんだろう。
こんなことにも気がつくなんて、僕も成長したなあ……
いや、感慨にふけっている場合じゃない。美波がああなるなんて、よっぽど酷い熱のはずだ。早く保健室に連れて行かないと。
「ねえみな「昨日のことなんだけど、その、ウチに……キス、されて……どうだった?」
「み、体調が……って、えっ!? キス!? どうって何!? なんで今その話が!?」
「なっ……ひ、人が勇気出して聞いてるのにその反応はないでしょ! いいから嫌だったかそうじゃなかったか答えなさい!」
熱で体調が悪かったんじゃないの!? なんでキスが関係あるんだ!? 僕はなんて答えればいいんだ!
ってこんなのあいつらがいる前で答えられるわけがないじゃないか。ちょうどいい、そう言って誤魔化そう。
しかし辺りを見回しても、三人の姿はどこにも見あたらない。あいつら逃げやがったな! いつの間に!
誤魔化す手段もなくなって、どう答えようか迷い、とりあえず美波のほうに視線を向けた。
その先には当然のように美波がいて、見なければ良かったかなと、少し後悔した。
美波は、立っているのがやっとではないかと思えるほど、強く両足を震わせていた。
夕日に染まった教室でもはっきりとわかるほど赤く染まっている顔にも、きゅっと真一文字に結ばれている唇にも、
少しの切欠で崩れてしまいそうな雰囲気が漂っている。
瞳にはいつもからは考えられないほどに弱弱しく、けれど決意の込められた光が湛えられていて、その視線は僕のことをじっと捉えていた。
こんなのは卑怯だ。誤魔化そうなんて思ってた僕が悪者みたいじゃないか。
僕の頭の中は不思議と落ち着いて、だけど真っ白になっていた。ただ嘘をついちゃいけないということだけはわかっていて、僕の口は
「嫌だったわけ、ないじゃないか」
と、勝手にそんなことを言っていた。
796 :
4巻if:2009/06/23(火) 02:04:56 ID:TzslHFmx
「うん、それじゃあ、これは……」
美波は一瞬だけ表情を崩すと、僕のほうへゆっくりと近づいてきて、
「昨日からの、お詫び。それと、」
最後まで言い終える前に、美波は僕に口付けた。
柔らかく瑞々しい唇の感触は昨日の朝に感じたものと全く同じで、けれどその温度は昨日よりもずっと高くて、
火傷するんじゃないかと思うほど熱かった。
多分僕もそうなんだろう。さっきから顔が熱くて仕方ない。見なくても顔が紅潮していることがわかる。
「んっ……はぁっ」
十秒ほどそうしていただろうか。どちらともなく唇を離して、僕らは再び見つめ合う。
美波は目を閉じて深呼吸を一回すると、ゆっくりと目を見開いて、一言一言をかみ締めるように言葉を紡いだ。
「アキ……ウチ、やっぱりアキのことが好き。昔からずっと好きだった。女の子として扱ってくれないのが嫌だった。
女の子としてちゃんと扱われてる瑞希に凄い嫉妬してて、だから昨日は演技でも凄く楽しかった」
昨日、僕の右腕が危機的状況だったことは忘れておこう。
「でも、アキが瑞希を追いかけて、たとえ演技でやってても敵わないんだって思うと寂しくなったの。
それで美春にウチが思ってたことをそのまま言われて、頭の中ぐちゃぐちゃになって、胸が締め付けられて、どうしようもなくなって逃げちゃった」
演技じゃなく、本物の告白をされている。
搾り出すような声も、潤んだ瞳も、紅に染まる顔も、どれも普段と美波とは全く違う雰囲気を纏っている。
秀吉はこれを参考にするべきだ。あれも十分な威力があったけれど、これは破壊力が全然違う。
これでなんとも思わない奴は男じゃない。
「だからあれを聞いて、すっごく嬉しかった。……ウチは、アキのことが好き! 大好き!」
ここまで言い切ると、これまでの勢いが嘘のように口ごもり、
「だから、えっと、その……へ、返事はいいから!」
何とかそれだけ搾り出すように口にすると、教室から駆け出そうとした。
冗談じゃない。ここまで言わせて何も返事をしなければ、僕は本当に最低だ。
とっさに腕を掴むと、美波が驚いた顔をして振り向いた。
僕は美波が振り向いたすぐ後に、何か言おうと口を開きかけたところでキスをした。
「んっ!」
突然のことで驚いたのか、美波は眼を見開いて固まっている。
僕は初めて自分からしたからか、前の二回よりもずっと落ち着いていられる。
思えば僕は二回もキスをされている。男としてされてばかりというのはどうなのだろう。
回数で負けているなら質で勝たないと。
こんなことを大真面目に考えていた僕は、美波の口の中へ舌を滑り込ませた。
「んむっ! んぅ、んふ……はぁ……ん」
始めは体を硬くした美波だけれど、だんだんと僕にされるがままに受け入れだした。
調子に乗った僕は美波の口内を少しずつ陵辱していく。
「んっ……、んぁ……ちゅ、んふぅ……」
歯の一本一本を確認するようになぞり、上顎をくすぐり、舌を絡めあう。
その度に可愛い反応をしてくれる美波が愛しくて、お互いに息が苦しくなるまでそれを続けた。
「ん、ふぁっ……はぁ、はぁ……」
名残惜しく感じながらも唇を離す。
二人の間に唾液の橋が、離れるのを惜しむかのように架けられている。
しばらく僕らを繋いでいたそれは、やがて重みに耐え切れなくなったのか、真ん中から切れて地面に小さな染みを作った。
僕も美波も息が荒い。新鮮な空気を少しずつ取り込んでいると思考がクリアになってくる。
797 :
4巻if:2009/06/23(火) 02:07:11 ID:TzslHFmx
というか今さらながら、僕は何をしていたんだろう。
回数で負けているから質で勝つ。だからディープキスをする。
何を言っているのかさっぱりわからない。
少し冷静になっていれば絶対にしなかった。きっと僕も気が動転していたんだろう。
自分の行動を分析してきっとこうだろうと納得したけれど、
「な、なんでいきなり舌なんか入れてくるのよっ! アキのバカ!!」
「痛いっ!」
やっぱり殴られた。僕もこれには文句がない。
いくら好きと言われても、告白の返事にすることじゃないと、自分でもそう思う。
だから僕には、殴る力がいつもよりずっと弱かったことが凄く意外だった。
「ご、ごめん。このまま行かせちゃいけないと思って、何とか引き止めようとつい」
「つい、じゃないわよ! いきなりあんなことするなんて。……こ、心の準備も出来てないのに」
美波の反応もどこか歯切れが悪い。
怒るという感じではなく、これはむしろ……
ぼんやりとした頭でそんなことを考えていると、少し顔を俯けて美波が喋り始めた。
「その、これは、ウ、ウチのことが、す、好きってことでいいのよね?」
僕は美波を好きなのか。正直言って、キスをしたのは雰囲気に流された部分もあったと思う。
告白されたから舞い上がっただけだという自分がいる。姫路さんを諦めるのかという自分もいる。
でも、僕が美波の言葉を聞いて、美波に対して抱いた感情。それは嘘じゃないと思う。
誰と比べてでも、何か妥協してでもなく、僕は胸を張ってこう言える。
「うん、僕も美波のことが好きだ」
「……っ! で、でも瑞希は!? アキ、いっつも瑞希のことあんなに好きって」
目に溜めた涙を溢れさせそうになりながら、必死で美波は言葉を続けている。
正直これを言うのは怖いけれど、嘘はつきたくないし、これが僕の気持ちだ。駄目だったならそれはそれでしょうがない。
「好きじゃないって言えば、それは嘘になると思う。でも僕が美波のことが好きだって言うのもほんとだ。
少なくとも美波を裏切るようなことはしないって約束する」
言った。言ってしまった。
美波の反応を見るのが怖くて目を瞑っていると、鼻を啜るような音が聞こえてきた。
まさかと思ってこわごわ目を開くと、流れ出る涙を拭おうともせず口を押さえて泣いている美波がそこに居た。
あ、あれ……駄目だったかな……?
「み、美波?」
ちょっと怯えながら声をかける。美波はハッとしたように涙を拭って僕に向き直った。
「さ、さっきのアレ。と、突然だったから、何があったか良くわからなかったじゃない。だ、だから……」
声を震わせながらそこまで言うと、目を瞑ってわずかに顔を上げた。
これは……い、いいのかな?
「えっと、美波? その……するよ?」
「い、いいから早くしなさい!」
覚悟を決めて美波の両肩に手を置くと、一瞬美波が体を硬くして、けれどすぐに力を抜いて僕に体を委ねるようにした。
何か妙な責任感がわいてきて、とりあえず紳士的に振舞おうと思って目を閉じようとした。
でも、出来ない。すぐそこにある美波の顔から目が離せない。
まだ少し涙に濡れている頬とまつ毛が、どことなく妖艶な雰囲気を醸し出している。
よく見ればまだ涙は治まっていなくて、少しずつ流れてきている。それを見ていると僕の心臓の動悸も、頭の熱もぶり返してきた。
熱に浮かされた頭のまま、目も閉じようと努力をしながら顔を近づけていく。
あと少し、唇が触れ合う直前まで来たところで、それは起こった。
798 :
4巻if:2009/06/23(火) 02:08:40 ID:TzslHFmx
「おーい。まだ誰か残っているの……か?」
見回りだろうか、鉄人が教室のドアを開けた。
思わず僕も美波も鉄人のほうを見て、目が合って、固まった。
鉄人は僕ら二人を交互に見ていて、僕らは何も言えずに固まっている。出来ればそのまま出て行ってくれないかなあ……。
というかこれはかなりまずい状況じゃないか?
状況だけを抜き出してみると、放課後の教室に男子生徒と女子生徒が二人きり。
僕が美波を押さえつけてるように見える体勢で、美波の目は涙に濡れている。
普段の力関係からは有り得ないことだけど、下手をすれば僕が美波を襲っているように見えるんじゃ……
やばい、顔にも背中にも変な汗が滲んでる。
美波が証言してくれるだろうから停学とかはないだろうけど、この場で反省室送りになるのは確実だろう。
いくら処分されなれてる僕でもあそこには行きたくない。
どうにかしてこの場を収める言い訳をしないと。
「あ、あの「あー、お前ら」
遮られた!?
鉄人の台詞に僕も美波も体を固くする。
「そのー、なんだ。すまなかった」
謝られた!?
予想外の展開に呆気に取られる。
「邪魔をして悪かったな。お前らがそういう関係とは知らなかった。ただ、いくら禁止されていないからといってあまり校内でそういうこ
とをするんじゃないぞ。Fクラスの連中に見つかったらただじゃすまないからな」
そう言って豪快に笑っている。誰だこのきさくなおっさんは。
とりあえずこの場を流すために、わざとそう振舞っているんだと思い込もう。
「恋愛もいいが、勉強もちゃんとしておけよ」
そう言って鉄人は教室から立ち去って行った。
……なんだろうこの気持ちは。
まだ素直に反省室送りにしてくれていたほうがずっと良かった気がする。
誰にも見られたくないところを、よりにもよって教師に見られた上気を使われることがこんなに辛いなんて。
勘違いしてくれていたほうがよっぽどましだ。
これから先教室でずっとそんな風に見られるのか? 考えたくもない……
げんなりしていると今までの雰囲気も吹っ飛んでしまった。
美波を見てもそんな感じで、二人で顔を見合せて空笑いをした。
「……はあ、帰ろうか」
「そうね。なんだかめちゃくちゃ疲れたわ……」
鞄を持って教室を出る。
少し先を歩いている美波の左手が開いている。
僕は少し足を速めてその左手を掴むと、顔を見られないように前に出た。
手を掴んだときに一瞬驚いた美波が、僕に笑いかけたような気がした。
僕は気がつかない振りをして、返事の代わりに手をぎゅっと握り締め、やや早足になりながら歩いて行った。
以上です。
しめは思いつかなかったので適当ですが、まあ一応終わったのでご勘弁を。
gj
うむ、素晴らしい(`・ω・´)
GJ!
なんか久々に読んだぜ
GJ!
あとたぶん誤字見つけた
>どれも普段と美波とは全く違う雰囲気を纏っている
じゃなくて
>どれも普段の美波とは全く違う雰囲気を纏っている
じゃない?
オレの勘違いだったらすまん
803 :
793:2009/06/24(水) 00:31:34 ID:TIg3FeBF
感想どうもです。
>>802 あーほんとだ。一応見直したんだけど見逃してたみたい。
ご指摘感謝です。
GJ
そして今日バカテ同人買ったら昔ここでぼそっと口走った
秀吉と優子入れ替わりネタで俺歓喜
んでもっての同人?
yes
807 :
信長:2009/07/02(木) 23:58:37 ID:Tyt6Dnhn
割り込み御免。我は信長と申す。作品を投稿しようと思っているのだがPSPからの書き込みになるのでさぞかし読みにくいと思うのでなによし。
もう既に突っ込みどころ満載なんだが、どうすればいい?
スルーで
810 :
信長:2009/07/03(金) 00:09:31 ID:OzTHf+L5
明久(以下明)「今度僕の家で勉強会しない?」この一言で僕と秀吉との関係が大きく変わることを僕たちはまだ知らない。 『僕と秀吉のあぶない関係』
姉さんがみてる
812 :
信長:2009/07/03(金) 00:53:02 ID:OzTHf+L5
続きは明日
専用ブラウザを使っているのならNG指定
janestyleの場合だと
ツール→設定→あぼーん→NGName→信長
814 :
信長:2009/07/03(金) 22:12:15 ID:sT7zfVxQ
>>813殿。ご指摘痛感いたしました。しかし某、この名前を変える気はない故、どうかお見逃しを
815 :
信長:2009/07/03(金) 22:52:47 ID:sT7zfVxQ
続き
いつものメンバーに声をかけたが姫路さんと美波は用事があるらしく来れないらしい。
明「この四人になっちゃったね」
雄二(以下雄)「まぁいいんじゃないか男四人でも」
明「え?男四人?雄二は本当にバカだな」
雄「は?なんでだよ。あってるだろ?」
明「秀吉は女の子だろ」
秀吉(以下秀)「明久おぬしまだワシが女だと・・・
雄「悪い明久それを忘れてた」
秀「雄二おぬしもか!こうなったら裸の付き合いで男だと言う事を認めさせるとするかの」
ムッソリーニ(以下土)「・・・・・・(ボタボタ)」
明「ムッソリーニまだ鼻血はまだ早いよ!」
そんなこんなで一日前になった。
秀「いよいよ明日・・・ワシと明久が一つに・・・ハァハァ」
秀吉は自分の欲望のために明日の準備をする。明日に実行するために・・・
@短編を投下する時は分割するな
A携帯からの投下でも敬遠されるのに、PSPとか論外
Bsageろ
こんな基本的なことは書きたくないんだが…
とりあえず書き手としての在り方を学んできて欲しい
秀吉の性別は秀吉だろJK
818 :
信長:2009/07/04(土) 12:19:45 ID:6HHnECVi
【科学式Agは何か答えよ
坂本雄二の答え
「銀」
珍しく正解です。簡単すぎましたか。
土屋健太の答え
「アコースティック・ギター」
ゴロ合わせじゃないですよ。
吉井明久の答え
「アンコを がっつり食べたい」
願望ですか?勝手にしてください。】
当日
適当に勉強を終わらし、ゲームをして、夕飯に秀吉に胡椒をかけられると言うイタズラをされたが、早くも就寝時間になった。
みんなよく眠っている。でもまだ起きていた。僕と
僕の息子が
明『なんでだろう?まぁいいかトイレで抜くか』
僕が行こうとしたとき、
秀「うーん・・・明久ぁ・・・」
ドクン
僕の中で何かが弾けた。
台本形式にするならするで統一して欲しいかな。
下手に混ぜられても余計読みにくい。
別に名前なくても口調でなんとなくわかるし。
PSPとかwww
他人ん家の無線LANでも使ってんのかよwww
ムッソリーニ(´・ω・`)
誰だよw
×土屋健太
〇土屋康太
忠告はスルーか…
824 :
信長:2009/07/05(日) 00:23:33 ID:bb3vRz7J
沢山の御指導、痛感いたしもうした。某テストと言う敵と戦うため一週間ほど修行に出るゆへ、しばらく休暇をとらさせて戴きたい。
さて、休暇中書き込みは出来ないと思うゆえなによし。
書き込めない間、『読みたくネーヨこんな駄文』と言う方は1と書き込んでくだされ。
反対に応援して戴ける方(居ないだろうけど)2と書き込んでくだされ。
御手数かけてしまい、誠に申しござらぬ。
ちなみに1が多い場合は、打ち切りにいたしますのでかりゆしじゃなかったなによし。
玲が米国でレイプされて、日本に戻ってきたという設定はどうだろう?
馬鹿が馬鹿を呼ぶのだろうな
美波が独逸でレイプされたという設定はどうだろう
3でバカになるんですねわかります
ここ過疎ってるわりには人がいるんだな
そうだね
>>827 そのビデオを土屋がどこからか入手してて、性奴隷化されるってかんじでいいな。
834 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 01:45:46 ID:tXgyvkpw
,r';;r" |;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;
,';;/ /;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;
l;;' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;
. ,l;L_ .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iソノ
ヾr''‐ヽ, ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
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ヽ ヽ〈 i| Vi゙、
゙, ,ヽ===-'゙ ,' , // ヽ
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. ヽ.  ̄´ / ,、 ' / / \
ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙ /
康太 「…だから、どうしてくれるんだよ」
明久 「ご、ごめんなさい、ぼく」
康太 「…ごめんですまない、見ろよこれ」
玲 「アキくん、どうしたのですか?」
康太 「・・・明久がDVDを踏んで割ったんだ、僕が持ってきた奴」
明久 「ごめんよムッツリーニ、ぼく弁償するからさ」
玲 「いくらくらいのものですか?」
康太 「…これはお金では買えない・・・・21禁だし」
玲 「アキくん、あんなものを見てるの?」
明久 「・・・だって姉さんは次世代DVDだし」
836 :
つづき:2009/07/09(木) 02:17:02 ID:9AISQ/27
康太 「…明久、先走りすぎだ」
明久 「ごめん」
玲 「わかりました。アキくんはオッパイがみたかったんですね?」
明久 「え、いや、ちょっと」
康太 「プシューーー」
え、姉さんが上着を脱いでるし?、ムッツリーニは出血多量で血の海だよっ?
そのまま、裸の姉さんが迫ってきてるし…
玲 「甘えん坊さんですね、アキくんは」
明久 「ムガムガ、ムゥ・・・」
うう、息が出来ない・・・
とりあえずムッツリーニは三点リーダー4つな
>>263 会話のテンポがよすぎます楽しく読ませてもらいました。
ありがとうございました。
…姉DVD?
保守
841 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 19:54:32 ID:+VE6DWj2
保守
たまに明久に女の子扱いされた秀吉が頬を朱く染める場面があるけど、
実はそのとき優子と入れ替わってた可能性はないかな?
実はちょくちょく入れ替わってたとか、すでにフラグ建ってるとか。
姉さんと姫路さんは、どっちが巨乳なんだ?
EカップとFカップだから瑞希じゃね?
>>842 FBオンラインが更新したのが7月24日。
その時「アタシと愚弟とクラス交換」が一般に公開されたのだが、
その3日前にピンポイントっぽいネタふりはいったい・・・?
なにか知っているのか?
846 :
信長:2009/07/27(月) 23:51:19 ID:VQWsrFdY
暫く更新出来ずに誠に申し訳ござらぬ。PSPが壊れて修理に出していた故
では、はじめさして戴く。
僕は思わず秀吉を抱っこして僕の部屋へ走った。
そして秀吉を僕のベットに降ろした。(雄二たちは客間で縛っておいた)
「・・・秀吉が悪いんだからね」
秀吉の服を脱がし終えた後、僕は秀吉の胸にしゃぶりついた。
(あ・・・甘い)
吸っているとだんだん秀吉の乳首が勃ってきた。
(感じてくれてるんだね。うれしい)
そして、僕はとうとう下半身に手を伸ばした。
僕は秀吉の小枝をシゴキながら菊門をなめていた。
「あっ・・・あん・・・あ・・・明久」
「秀吉・・・感じてくれているんだね・・・うれしい」
秀吉の菊門が僕の唾液と秀吉の腸液でベトベトになっていた。
「よし、これだけ濡れてるんなら大丈夫だな」
そして秀吉の菊門に僕のマグナムを当てがって先端が少し入った時
「ちょっと明久、まっ
ズブッ!
「ああぁぁーーーー!」
「秀吉おきてたの!?」
まさか秀吉が起きているとは思わずに根本まで挿れてしまった。
847 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 21:43:12 ID:n18oF2RE
な、何だこれは・・・
まだいたのかワロスw
850 :
信長:2009/07/29(水) 20:18:30 ID:KGTsLXQ9
>>848殿、某(それがし)はゴ○ブ○並の生命力ゆえ簡単には消えぬ!
(殺虫剤はご遠慮戴きたい。)
それでは
「あ・・・あぁん」
「秀吉大丈夫!?今抜くから!」
「待って・・・もう暫くこのままで・・・」
それから伍分経った。
秀吉の腸内(なか)はぬるぬるですごく熱くてキツイ
「はぁ・・・はぁ・・・明久ぁ・・・キスしてぇ・・・」
僕は返事の代わりに深く、深くキスをした。
「ぷはぁ・・・アン明久動いたら・・・ヒャン!」
僕は無意識に腰を動かしていたようだ。
それからと言うもの、僕ら(二人)は激しくお互いを求めあった。
誤爆?
852 :
信長:2009/07/31(金) 01:36:03 ID:3qAQOLfm
>>851殿、文中に〔伍分〕とあるが、これはわざとなのでなによし。
とりあえず、これで完結でござる。
くぎりが悪いのは十二分(じゅうにぶん)に理解している。
しかし某(それがし)の力不足ゆえ、ここで終わらして戴く所存。
それでは、御免!
荒らしに感じた私はおかしいだろうか
皆誰にレスしてるの?
明久×優子
勢いで書いたんで結構無理矢理です。
物凄い久しぶりなんで、話し方とか不自然かもしれませんが、まあ気にせずに。
「な、なんじゃ、明久。ちょっと顔が近すぎるぞ」
「ん? 秀吉さ、なんか今日はいつにも増して可愛いなって思って」
(バレた? なんで? 変装は完璧なはず……)
「いつもと変わらんはずじゃが。どこか変か?」
「いや、なんて言えばいいのかな? いつも可愛いけど、艶が増してる感じかな?」
「つ、艶!?」
「うん。いい匂いもするし」
「なっ!? そんな近づくでない!! ち、近すぎる!!」
「わっ、秀吉が動くから頬っぺたに口が当たっちゃったじゃないか!! 恥ずかしいなあ」
「わ、儂はそんなことされたことないんじゃぞ! ちゃんと謝るんじゃ!」
「そうだね、ごめんね、秀吉」
「軽すぎるじゃろ!」
「う〜ん、じゃ今日は秀吉の好きなものいっぱい作ってあげるよ。家に泊まる約束してたでしょ?」
「な、なんじゃと!?」
(そんなこと聞いてないわよ!)
「雄二もムッツリーニも来るって言ってたけどダメになっちゃって、姉さんも仕事で出張してて……。
二人きりだから、ちょっと照れるけど……」
「二人きりじゃと!? それはちょっとまずかろう!」
「そうだね。じゃあ、また今度にしよっか」
(ふ、普段の秀吉の行動を知るいい機会かもね。ちょ、ちょっと行ってみようかしら)
「い、いやっ。今日行きまする」
(うわっ、噛んで変な言葉遣いになっちゃった)
「えっ、いいの? じゃあこれから一緒に帰ろ。帰りにスーパー寄ってくから好きなもの教えてよ」
「そうじゃな。それがよい。そうしよう」
(いいの!? いきなり泊まりだなんて……。それも学校一のバカの家に)
「じゃあ行くよ。とりあえず家に着て荷物を置いてこよう」
「そうじゃな」
そういうわけで木下優子は学校一のバカの家に泊まることになった。
Fクラスの生活がどんなものか興味を持ったのが運のつきというやつだろうか。
たまたま今日は秀吉は風邪を引いて、学校を休むことになった。
それで優子からFクラスで授業を受けてみたいと提案してみると、秀吉は面白そうじゃと言って私の振りをし、お母さんに学校に電話をしてもらった。
Fクラスの授業は最悪の環境だった。
ありえない。
Aクラスがどれだけ恵まれているか身に染みた。
でもこれは行き過ぎだろう。
Fクラスの連中は成績を上げるということは考えず、女子以外はやる気が全く見られない。
サボることだけを考えているような連中だった。
学校に何しをしに来ているんだろうという疑問を抱かせる。
放課後、そんな空気が嫌になってさっさと帰ろうとした優子は校門まで来たところで明久の呼び止められる。
それでさっきの会話だ。
明久の家がわからない優子は秀吉の真似をしながら、ゆっくりと歩き、会話に夢中な振りをして道を間違えたときを誤魔化した。
明久とまともな会話をするのは初めてだけど、意外に楽しく時間はすぐに過ぎていった。
明久の家に着くと着替え始める。
優子は男子の制服のままだったが、明久に服を借りて楽な格好に着替えることにした。
優子はなぜか異性として気を使われ、バレているのかと疑問に思ったが、いつもそういう態度をしているようだ。
楽な格好とは行ったが、もちろんブラが透けるような服は着ない。
それに胸の膨らみが目立たないようにダブダブの服を着た。
二人で買い物に行って豪華な料理を振舞ってもらう。
明久の手際は良く、あっという間に用意をし、色んな料理がテーブルに並んだ。
どれもおいしい。
ビックリして普段の自分のように話してしまいそうになった優子だったがなんとか素に戻るのを我慢した。
ご飯を食べている時に聞いた話をまとめると、
ちょっと前だったら塩水だけの食事だったけど、お姉さんが帰って来ているから自堕落な生活は出来ないらしい。
ガスや水道も止められたことがあるけど、これもお姉さんのおかげでちゃんと支払えた。
優子は、もしかしたら塩水の夕飯と水だけのシャワーを浴びることになりそうだったことに驚いたが、お姉さんに感謝し忘れることにした。
シャワーを浴びて寝る準備を整える。
部屋は別々にするようだった。
なぜか照れている明久をからかってみたくなる優子。
「明久、料理のお礼にマッサージをしようと思うのじゃ。ソファーの上に寝転がるのじゃ」
「ええっ!? い、いいよ! そんなこと! 恥ずかしいし、いつものことだからさ」
「いや、ダメじゃ。恩に着たままというのは儂は嫌なんじゃ」
「いいよ!? いつもそんなことしてないしさ」
「いいからいいから。さっさとそこに寝て」
(あっ、素に戻っちゃった。でもバカだから気付かないよね)
「無理しないでいいって。だから……わっ!?」
「きゃっ!?」
押し問答をしながら優子は明久をソファーに突き飛ばそうとした。
だけどそれは空振りに終わり、優子が明久に抱きつくような形でソファーの上に転がった。
その拍子に唇が重なる。
二人とも理解が出来ない。
思考が停止したまま時間が過ぎた。
優子が明久の上に乗った状態で押し倒しているようにキスをしている。
クッと顔を上げ、頬を紅潮させる優子。
ほんのり赤く染まった頬を両手で包む仕草は今まで見たことがないくらい女性らしく魅力的で高校生男子には我慢しがたいくらい惹きつけられるものがあった。
明久は優子を抱き寄せる。
全身に感じる重みと柔らかい肌。
ほのかに香る甘い香り。
胸に感じる小さな弾力。
明久は何かわからず優子を抱き締めている。
だけどそれ以上は無理矢理しようとしない。
優子は驚きながら抵抗するけど、それ以上何もしないからか少し安心し、身を委ね始めた。
ふと目があると二人は同時に目を逸らす。
だけど身体はもう離れようとしない。
明久は日頃から秀吉を異性としてみているような発言を多発しているし、優子は明久のことが気になり始めていた。
お互いに好意を持っている二人がその後の行動をするのはおかしいことではない。
今度は事故ではなく、明久の意思で優子にキスをする。
初めてする大人なキス。
キスをしながら優子の身体をまさぐり始めた。
胸の弾力や張りを感じる。
優子の股の間には明久の太ももが入っている。
そこでやっと異変に気付いた明久だった。
「秀吉……。秀吉ってもしかして本当に女の子だったの?」
優子は答えることは出来ない。
ただ明久からのキスや愛撫を無言で受けた。
拒否する仕草さえ見せずに、身体を隅々まで触られる。
時折り、我慢が出来なくなり、艶かしい声が上がり、空気をより甘くした。
初めてからなのか拙い手技では大して気持ちよくなることはなかったが、それでも興奮した優子の秘部からはたくさんの愛液が流れる。
二人は服を脱ぎ捨てる。
優子の裸体は綺麗だった。
控えめで形の整ったバストにくびれたウエスト、ちょうど良いくらいに発達した肢体は興奮をより盛り上げる。
そのまま優子の中に入れようとする明久だったが上手く入れられない。
「…もうちょっと上……」と可愛い声で優子が誘導するけど上手くいかない。
優子は明久の陰棒を持ち、秘所に誘導する。
そして二人は重なり合った。
初めて感じる快感に明久は一瞬でいってしまった。
膣内で。
「ごめん」と謝り、身体を離そうとしたが優子が抱きとめる。
「少しこのままで」と囁き、明久はそれに応えた。
次の日。
朝早くに帰っていった優子は後悔の念などなく、家へと向かう途中笑顔が零れる。
「ふふふっ」と笑いながら帰る優子を見た人はみんなどこか心が温かくなった。
それくら幸せを振りまいていた。
翌週。
秀吉の体調が戻り、Fクラスへ。
何があったか聞いていない秀吉はいつも通りに明久に接するが、どこか様子がおかしい。
まあたまにあることだからと気にせず、日常へと戻っていった。
終わり?
終わりです。
エロくないし、ところどころ間違いがありますね。
GJ
862 :
信長:2009/08/01(土) 01:40:39 ID:gVqH1N6P
>>856殿ぐっじょぶで申した。
それと某とのを比べると・・・
誰か某をSATUGAIしてくだされぇぇぇぇ!!!!
うわぁぁぁぁぁん!(TA>)
いい加減にしろって感じなんだが、もう皆NG指定にしたのか?
sageてくれ
865 :
イエヤス殿:2009/08/02(日) 15:13:00 ID:pAs/M3KH
初心者ですが小説投下して良いですか?
因みに翔子が雄二を拘束した感じです。
是非とも!
翔子さん大好き!!
投下しようという意欲はありがたいが、とりあえずsageを覚えてからにしてくれ…
とりあえず18歳以下は帰ってくれないかな?
コテをやめろとはいわないが…
2chにおけるコテの扱いを知らんのだろうな……
872 :
アクセル:2009/08/07(金) 15:19:01 ID:UoSc4kah
下げないやつはROMれ
下げられないような奴はROMるの意味も分からないような気がする
男なら黙ってNG
それよりまともな職人の登場に期待
ここに18以下の奴らが何人いるやら
そんな事言うと未満と以下の違いもわからないんですかwwwとかいう中学生がレスしに来るぞw
880 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 01:42:08 ID:o0A59dHs
ほしゅ
秀吉…好きだ!異性として!
>異性として
そりゃそうだろうな。同性なら、そいつも秀吉になっちまう。
「アキ…ウチ…もう、抑えられそうにない…」
「ど、どうしたの?美波っ!」
美波が家のソファに押し倒してきた。いったい何なんだ?
「アキが悪いんだからね…全然意識してくれないから…ウチだって少し位その…胸だってあるんだから!
そう言って僕の手を胸に押し付ける。あぁ…なんて柔らかい胸筋なんだ…
「アキ、何か失礼なこと考えてない?」
なんて勘をしているんだ…これが近年稀に見るシックスセンスというやつなのか?
「それはそうと…ウチだけこんな恥ずかしい思いをするなんて不公平よね!」
待って!それだとまるで僕が無理やりしたみたいじゃないか!あぁ待って!頼むからズボンに手をかけないで!
「ウチだってやるときはやるんだから…」
続きはWebで
883>
Webを見れない僕の為にもこの板で続きをのせて下さい。
誰かが突っ込むのを待っているのか、
わざとなのかは分からんが、我慢できなくなったので言う
ここがWebです
お前ら仲いいな
887 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 01:33:10 ID:jViUnAw8
全くだな
883>
「ウチだってやるときはやるんだから…」
美波…わかったからからとりあえず手首から手を離そう?このままだとその…折れちゃう…
「ほら…男の子ってこういうことされるときもちいいんでしょ?」
そういって僕のその…アレをおそるおそるさわっている。うーん…触られるだけではそこまで気持ちいいわけではないんだけど…ここはだまっておくべきだよね。触らぬ神になんとやらってやつだよね。
「うーん…もっとこう…上下にこするようにね…してほしいな…」
欲がでちゃったよ!どんだけ欲深いんだよ僕!
「えーっと…こんなかんじ?」
「うんそうそう…ていうかなんでフェラまでしてるの?」
「あれ?気持ちよくなかった?」
まさか…自然にしてしまったのか?島田美波…なんて恐ろしい子…!
「いや…全然気持ちよかったけどさ…、あ、やばい美波逃げ…」
言い終わる前に白くて…ドロドロしてる…その…アレが…ああもう!そうだよ!精液だよ!とにかくそれが美波の顔にたくさんついてしまった…やばい!
「これが精液…?ということはアキも気持ちよくなってくれたのかな…」
あれ?怒ってないのかな?とにかく話題をそらさないと!
「それより、何でまた急にこんな強かn…もとい大胆なことを?」
「ウ、ウチだって最初はこんなことするつもりじゃ…だって…(瑞希もアキに気があるみたいだったし…)」
「え?なに?最後のほう聞こえなかったけど…」
「い、いやなんでもないわ。それより今日のことは他言無用よ!いいわね!」
そういって美波は帰っていった。ん?そもそもなんで美波は家に来たんだっけ?まあいっか。明日にでも学校で本人から聞けばいいか。
そして次の日学校で
「美波、昨日のことなんだけど…」
(ギロリ)
鬼の形相でにらまれた。うん、タイミングをミスったね。
「明久君、昨日美波ちゃんと何かあったんですか?」
「いや…特に何も…」
「何かあったんですね?」
「………はい………」
その後、すごい剣幕の姫路さんに負けて、粗方の話をしてしまった。際どい部分をうやむやに話したのは僕とキミたちだけの秘密さ☆
そんな事を考えていたので、僕は聞き逃してしまったんだ。姫路さんの
「わ、私もがんばらないと…」
という言葉を。
とりあえず終わりです。間違いは脳内補完してください。短いながらありがとうございました。
乙
美波は俺の嫁
じゃあ俺は葉月ちゃんとむしろ今だからこそ付き合いたいな
894 :
a:2009/08/24(月) 22:56:23 ID:ffJZvY+I
a
895 :
a:2009/08/24(月) 23:19:11 ID:ffJZvY+I
a
ほしゅ
秀吉を抱きしめたまま寝たい
翔子様のCカップバストで×××を○○・・・
うおおおおおおおおおおおおおおおおお
899 :
隣芋:2009/08/29(土) 01:29:15 ID:Q3N4EgG5
はじめまして、隣芋って言います。
多分明日SS投下させて頂きます。
雄二×翔子です。
ただ、変な仕事のため無理になる可能性も在ります。
でわ。
翔子×雄二じゃなく雄二×翔子なんだな?
チョー期待して待ってる
ただsageてない、一日後投下宣言(未定)、でもコテ付き
と言うあたりに一抹の不安を覚えないわけではない
そろそろ保管庫が欲しいので誰かお願いします。
>>902 言いだしっぺの法則というものがあってだな
俺は1度だけ読むついでにまとめるのは良いが続かない人だからな
エロパロ総合保管庫に依頼するってのは?
906 :
隣芋:2009/08/30(日) 00:46:06 ID:Vdl9N1bv
こんばんわ、隣芋です。
昨日言ってたので雄二×翔子アップします。
エロはなしです。ごめんなさい。
前後編になります。
では前編行きます。
sageってなんですか?
907 :
隣芋:2009/08/30(日) 00:47:08 ID:Vdl9N1bv
「本当のところ、雄二って霧島さんのことどう想ってるの?」
鉄人の地獄のような授業が終わった放課後、僕はずっと気になってることを聞いた。
霧島さんが雄二のことが好きなのは知っているけど雄二はどう想っているんだろう?
「翔子のことだと?」
雄二は霧島さんの名前に一瞬身構えた。
「そうじゃな、わしも前々から気になっておったのじゃ」
「…………気になる」
「ほら、男の僕やムッツリーニだけじゃなく、女の子の秀吉まで気になるんだよ?」
「ちと待て明久。わしは男だといt」
「そうだな、」
「わしはスルーかっ!?」
秀吉はまた・・・こんなに可愛い女の子なのに。
そんなことを考えてる間に雄二は・・・
「ちょっと待って雄二!!なんで泣きながら土下座を始めるの!?」
「…………顔色が悪い」
「えぇ!?雄二!!しっかり!!」
くそっ!!こんなところで雄二を失うってたまるかっ!!
「起きろ!!雄二!!」
(どごっ!!)←僕の渾身のストレート
(ばきっ!!)←ムッツリーニのドロップキック
(ギュリギュリ)←飛び上がった雄二の僕とムッツリーニへの頚動脈締め
「待て!!雄二よ!!明久と土屋の顔色が青を通り越して紫じゃぞっ!!」
僕たちは臨死体験をした。
「で、本当にどう想ってるのさ?」
「しつこいな、ストーカーと被害者。これでいいか?」
「むぅ」
「…………ほんとに?」
「そうかな?」
「納得してねぇな」
「だってさ・・・」
「だってもないだろ?」
雄二はかばんを担いで教室の扉を開けた。
僕はその背中に一言だけ、自分の本心を伝える。
「
908 :
隣芋:2009/08/30(日) 00:48:37 ID:Vdl9N1bv
では、後編はまた明日。
おやすみなさい、皆さん。
でわ。
まずここは18禁なのですが其処の所は分かってますか?
sageを知らない?知らなかったら調べろ。F組のバカでもそれくらいの分別はある
無知は罪なりという言葉がある。すいません、初めてなんで><とか言おうものなら半年ROMれ
1,2レス程度なら一気に投下しろ
結局のところ
>>901の言うとおりだったわけだ
アニメ化って恐ろしいと言わざるをえない
まあエロ無しなのは構わない。作品数が不足しているしな
ただsageを知らない、調べようともしない奴が書き込むなよ
もうエロ無しとか文書きなれてないとかそういう事じゃない、明確に迷惑だからこれ以上書き込むな大人しくROMってくれ
凄い事になってるな
18禁なのですがってのはエロイの書けやって意味じゃなく
あなた年齢制限に引っ掛かる年齢でしょ?って意味だと思う
何故こんな事になったんだ!
何故でしょうね!
あーんもう!!
917 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 17:28:47 ID:3g8x17MR
土屋香美とアキちゃんと秀吉を提案したい
翔子と雄二。エロはありません。
このレス以外は雄二の視点です。
「あー、実は俺たち今日来たばっかなんだけど、道に迷っちゃってさ」
「だから海水浴場までの道を教えてもらえませんか?」
僕と雄二がモテないことを認められなくて始めたナンパだったけど、そう簡単に女の子が捕まるはずはなかった。
声を掛けては失敗するということを何度も繰り返し、ナンパを始めてから時間も結構経ったからみんなのところに帰りながらターゲットを探そうということになる。
僕と雄二は自分たちがモテないことを嘆きながら歩いていると、雄二の視線がある一点で止まった。
僕がその視線の先を追うと女の子の二人組がいた。
一人は栗色の髪を後ろで束ね、切れ長の目をしたクールな印象を受ける美人。
もう一人は可愛い感じの女の子だった。
二人ともスレンダーな身体ですごく魅力的に見える。
歳も僕らと同じくらいだろう。
雄二は一人で歩いて行き声を掛け、僕もそれに乗っかった。
「えっ? 海水浴場だったらすぐそこだよ」
「もしかしてナンパなんじゃない?」
「しょうがないなあ。じゃあ私たちが連れてってあげるね」
クールな印象とは対照的に明るい声で返してくれる。
その上ノリも良い。
栗色の女の子はスッと雄二の隣に来たと思ったら腕を組んでどこかへ歩き出す。
もう一人の女の子も「じゃあ君は私が連れてってあげる」と明るく言ったけど、なぜかトボトボと僕の隣に来て腕を組んだ。
なんか嫌そうだ。
ここは恥ずかしがってるって考えようか。
その間に雄二たちはどこかへと歩いて行く。
あれ、そっちは岩場しかなかった気がするけど……。
僕の隣に来た女の子は喋るたびにビクッと反応していた。
なんでくっつこうとしているのかわからなかったけど悪い気はしないので放っておく。
この娘はこの娘で僕をどこかへ連れて行こうと考えてるのか、雄二たちが向かった方向とは逆に歩き始めた。
あれっ、どうしたのかな。
まあ、いいか。
案内してもらうんだし、行き先は任せよう。
―――そして。
僕が案内された場所には女の子が数人いた。
俗に言う美人な女の子たち。
一人は胸が大きくて垂れ目で穏やかな物腰をしている女の子。
一人はペッタンコで吊り目だけど、脚が凄く綺麗な女の子。
一人はスタイル抜群で性格に問題がある僕の身内。
三人とも笑顔だけど、僕の意識はかつてない程の警鐘を鳴らし、身体からは滝のように冷や汗が流れ出た。
僕を案内してくれた可愛い感じの女の子は、この場所に連れてきた途端すぐに離れていった。
女の子の中から秀吉を見つけ出すと、すぐに秀吉の背中に隠れる。
ブルブルと震えていたけどなんでだろう、なんて思っているとパサッと髪の毛が落ちると、見慣れた友人の姿になった。
そんな風に余所見をしていると姫路さんと美波と姉さんがいつの間にか僕の目の前にいた。
………。
ぎゃあぁぁぁああああああ!!!
世の中には叫ぶしかない状況ってあるんだね。
* * * * *
どうやらナンパに成功したようだ。
俺の隣にはクールな外見の美女が腕を組んで楽しそうな笑顔をしている。
一言一言が明るく、嬉しそうに弾んでいた。
海水浴場に連れて行ってもらう予定だったが、なぜか人が少なくなっていく。
後ろを確認すると明久はいなかった。
気を利かせるなんていうことは嫌な意味でしか出来ないヤツだからわざとではないだろう。
あまりにも上手く行き過ぎる展開にビビッたが、これで俺がモテることが証明されたってことでよしとするか。
女が俺を連れて来たのは崖だった。
サスペンス劇場の最後のシーンに出てくるような崖。
自白をし、動機を語り、自分を責め、他人を責める犯人が説得されるような場所。
隣にいた女とはまだ腕を組んだままだ。
さっきまで明るく喋っていた人物とは思えないくらい静かに海を眺めていた。
俺の腕を締め付ける強さが増している。
その分、隣の女の胸の柔らかさが伝わった。
心臓がドキドキと高鳴り、ありえない展開を期待しちまう。
お、俺ってそういや翔子に寝込みを襲われたくらいしか経験がねえ。
いいのか、この展開は。
おいしすぎるぞ。
念のため周りを確認したが、人のいる気配はない。
もしあいつらだったら間違いなく痕跡を残してるからな。
そんなことを考えていると隣の女が喋り始めた。
少ししっとりしている。
艶があるって言った方がいいかもしれん。
どうでもいい話をした後、少しためを作ってから色っぽい声で言った。
「ねえ、キスしよっか」
「なっ!?」
いいのか!? この展開は!?
ありえないだろ!? 普通に考えたら。
今日会ったばかりどころか、さっき会ったばっかだぞ!?
ない!
そんな都合の良い展開がこの世にあるわけねえ!
だが女を見ても何か罠を張っているようには見えない。
張ってあったとしてもどこかに隠れた男が襲ってくるとかか?
それならそれでいいんだが……。
なんというか…本気で俺を誘っているようにしか見えんのは気のせいか?
女の目が少し潤んでいるように見える。
それだけじゃなくてさっき聞こえた声も震えていたような……。
声だけじゃなく、唇も微かにだが震えている。
じゃあ本気か?
本気で俺のことを気に入ったのか?
やっぱ俺はモテるんだな。
ざまあみろ、明久。
俺の勝ちだ。
しかしどうするか。
女にこんな台詞を言わせるとは俺はつくづく罪作りな男なわけだが、しちまっていいのか?
今はいつも付きまとっている翔子がいない。
翔子がいたら俺の目を躊躇なく潰して、どこかへと連れて行くはずなんだが……。
なんか調子狂うな。
まあここで俺が何をしようと俺の自由だ。
だから翔子に責められる云われはねえ。
ここでキスをしても何の問題もないはずだ。
……その代わり翔子は泣くだろうな。
なぜかあいつは俺のことが好きらしい。
小学生の時のことをずっと引き摺って、罪の意識がいつ恋心にすり替わったのかは知らんが、たぶん勘違いだろう。
それが何年も続いていて、今でも付きまとって……うっとうしい。
けど、な、やっぱ翔子を悲しませることは絶対出来ねえよな。
「悪い」
「なんで? そっちから誘っておいて」
「俺がそういうことをしたら悲しむヤツがいるからな」
「彼女?」
「いや、そんなんじゃねえよ。小学生の頃から一緒のヤツだ」
「幼馴染ってやつかな? その娘のこと好きなの?」
「わかんねえけど……。俺の中ではそいつを泣かすことだけは何があってもやっちゃいけないことなんだ」
「バレなきゃいいじゃん」
「そういう問題じゃねえよ。もしここでお前とキスしたら俺は俺を許せなくなる。あいつとも話せなくなる」
「そんなに大切なの?」
「たぶんな。ずっと一緒だからイマイチわかんねえけど、きっとそうなんだろうな」
「……そう」
「ああ、そうだ――っておいっ! 何泣いてんだよ!?」
「……だって」
「あ〜っと、悪かったな。こっちから声掛けといて。こんなはずじゃなかったんだ」
「……こんなはずって?」
「もっとこう楽に、楽しくって感じだな。明久たちと一緒に四人で話をしたかっただけだったんだ」
「……そう」
「だから、すまん」
「……いい」
「そうか」
「……うん、雄二の気持ち聞けたから」
女は言うと同時に俺にキスをした。
頬なんかじゃなく、唇に。
……翔子に見つかったら間違いなく殺される……。
監禁程度で済む気がしない。
命は助かったとしても両目は残ってないだろう。
「な、何すん…んんっ!?」
俺が抗議しようとするとまた唇を塞がれた。
今度はなかなか離れようとしない。
海に負けないくらいさわやかな香りが鼻を通り抜け、穏やかな気持ちにされてちまう。
柔らかい唇は甘く、遠慮がちに合わさっている。
両手で俺の顔を固定する力は物凄く強いが、触れ方は繊細だ。
そのギャップに驚いたが、このままじゃいかん。
だがあからさまな拒否をすることも出来んな。
「……いいの?」
「何がだ?」
「……私にこんなことされて」
「もともと俺のせいでもあるからな。お前の気が済むまですればいい。あとで俺は殺されるかもしれんが、それは俺の責任だからな」
「……わかった」
女はまた唇を重ねる。
でもそれ以上のことはしてこない。
キスも単調で、とてもじゃないが経験があるようには思えない。
もしかして無理してるのかもしれんな。
恥かかされたから、か?
………。
……………。
…………………。
そういやなんでこいつは俺の名前を知ってんだ?
言った覚えはねえぞ?
ってことは俺のこと知ってたのか?
そういや話し方が変わってたな。
声の質は少し違うが、あれは聞きなれた話し方だった。
もしかして――
「翔子!?」
「……はい」
「『はい』じゃねえっ! お前何してんだよ!?」
「……キス」
「そんなこと聞いてんじゃなくて――」
「……雄二の気持ちに応えただけ」
「俺の気持ちって――」
「……雄二は私のことが大好き」
「そんなわけあるか!?」
「……外見も性格も私のことが大好き」
「ち、違う!!」
「……私に悪いからキスしなかった」
「それは違うぞ!!」
「……さっき告白された」
「誰がそんなことするかっ!!」
「……私のこと傷つけないって心に誓ったって」
「変な解釈するな! それはだな――」
「……認めると楽になる」
「認められるか!」
「……大丈夫。私は雄二のもの」
「俺の言うことを聞け!!」
「……うん。頑張る」
「そういうことじゃなくて!!」
「……お義母さんに聞いて雄二の好みは把握したから」
「なに赤くなってんだよ! 好みってなんだよ!!」
「……恥ずかしくて言えない」
「やっぱりそっちか!? あの本は明久ので――」
「……私、頑張るから」
「いいから聞けって!!」
「……頑張る」
翔子は俺の上に乗って、俺の手を拘束した。
その後、また唇を重ねて……。
……それだけだった。
それ以上のことはしようとしない。
さっきから何度も触れている柔らかい唇が重なっただけ。
くそっ!!
あんなプレイをするんだって少し期待しちまったじゃねえか!!
応えるって言ったはずなのに、なんでだ!?
エロ本から俺の好みを把握したはずだし、こいつなら場所がどうとか言うはずはない。
たしか文化祭の時にはみんなの前でメイド服を脱ごうとしたもんな。
だがさすがにこんなところでするのは抵抗があったのか?
ふと俺の頬に水滴が落ちてきた。
いくつもいくつも流れてきた。
翔子は目を瞑り、キスをしながら泣いていた。
そして唇を離し、ただ強く俺のことを抱き締める。
「……雄二、雄二、雄二」
何度も俺の名前を呼び、顔を隠すように抱きついている。
背中をポンポンと子供をあやすように軽く叩いてやる。
頭を優しく撫でてみる。
そんなことをしばらく繰り返していると翔子は落ち着いたようだった。
震えていた肩も涙でぐちゃぐちゃになった顔も冷静さを取り戻したようだ。
自分の手で顔を拭った後、笑顔を俺に向けて翔子は呟く。
「……誕生日が楽しみ」
「誕生日っつっても俺らまだ高校二年だからな!」
「……十八歳になるのが楽しみ」
「俺はまだ認めんぞ!」
「……安心して。それまでにいっぱい勉強しておくから」
「勉強ってお前!?」
「……うん。インターネットでいっぱい調べる」
「やめろ!! お前が間違った知識を入れたら俺が困る!!」
思い込みが激しいからな。
もし俺が嫌がってもそういうプレイだと思いそうだ。
真面目だから引き際もわかり辛いだろう。
「……わかった。じゃあ教えて」
「誰が教えるか!」
「……やっぱりインターネットで」
「それはやめてくれ! 頼む!」
「……吉井に本を借りる」
「それもやめろ!! あいつが俺の弱みを握ったらどうなるか」
「……大丈夫。私はどんなことがあっても雄二と一緒」
とりあえず俺の上にいる翔子を退けて、みんなと合流しなきゃいかんな。
このまま二人で居るとどうなるかわからん。
「翔子。そろそろ行くぞ」
「……イクだなんて」
「そういうことじゃねえ!」
「……恥ずかしがらなくてもいい。私はどんなことでも受け入れるから」
「違う! いいからそこ退け!!」
「……遠慮しなくていいのに」
「行くぞ!」
「……二回目?」
「違う!! あいつらを探しに行くんだよ」
「……そう。残念」
「早く立て」
「……勃て?」
「違うって!! お前はなんで頭いいのにバカなんだよ!」
「……雄二のだったら受け入れる」
「何を言っても無駄か!? くそっ。いいから明久たちのところに戻るぞ」
「……わかった」
やっと言うことを聞いてくれた翔子は崖に来たときと同じように腕を組んだ。
来た時との違いは、俯いて恥ずかしそうに、だがどこか嬉しそうにしていたことくらいか。
* * * * *
しばらく歩くと声が聞こえてきた。
「でね、雄二ったら霧島さんの後姿見た時に固まっちゃって、何の躊躇いもなく声掛けに行っちゃったんだ。
すごいよね。
やっぱり雄二は霧島さんのことが大好きなんだよ」
やっぱりコイツは殺っとくか。
終わり。
翔子さんキター! GJ!
926 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 21:50:24 ID:3g8x17MR
秀吉がマル秘写真をムッツリーニに撮られて弱みを握られる話なんてどうだろうか?
雄二も大概鈍いなー素直じゃないなー、ぐっじょー!
>>926 いやむしろそこは木下優子で
強気な方が弱みプレイは盛り上がる
GJ!!
翔子さん可愛いよ翔子さん
いいもの読ませて貰った
とてもよかった
玲さんのビキニ姿エロ過ぎる!
玲さんマジいいよ
934 :
I am 5386(ゴミ野郎):2009/09/05(土) 01:56:46 ID:EZ47r+hU
あははははははは!(爆死)
大丈夫か
GJだよ
良かったよgj
ここ長寿だね
今年は豊作だな
アニメいつからだっけ
創作スレなのに1000到達しそうだな
次スレ誰が建てるんだ?
テンプレには何も書いてないし。
950が立てるか、950を過ぎても立っていなかったら立てる宣言してから立てればいいんでない?
980までには建てような
この流れじゃ970でも十分な気がする
そういやWikiてないの?
無いならエロパロ総合でまてめて貰いたいな…
まとめてもらおうぜ
948 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:19:20 ID:CLkDHbcW
1000が間近だ
949 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:51:54 ID:CLkDHbcW
1000が間近だ
投下されたSSをリストアップして申請したら保管庫に収納してくれるらしいぜ。
次スレは君に任せた
早いもんだな
953 :
何かのマンガで言ってそうな台詞:2009/09/11(金) 18:17:47 ID:sjpY0qW3
「待ってろ。今、俺が助け出す。」
「・・・何言っているんですか?アキくん」
「・・・何でもないよ。さっきのは忘れて、姉さん」
保守
収録依頼したのは2ちゃんエロパロss保管庫で良いんだよな?
おk
ん、誰か依頼しに行ったの?
それとも一体…
皆が誰かが収録依頼しただろうと思ってるだけで
実は誰も収録依頼してないパターン
まずはリストアップから始めないと。
まずはリストカットから始めないと。
まずはストリップだろう、非常識で考えて。
それらを全て早くするんだ!
スレ立てられなかった……
規制にひっかからない人、誰か頼む
965 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 00:54:33 ID:XzQMrv0c
誰か依頼してくれ
テンプレはどうする?
誰かリスト作ってくれ。
テンプレはこんな感じ?
-----------------------------------------
エロの有無問わず、SS募集中。
sage進行でお願いします。
残りの容量が480KBを超えるか、レス数が970を超えたら次スレを立ててください。
ルールを守れない方には特別に姫路さん特性クッキーをプレゼント!
よく味わって食べてくださいね。
前スレ
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199892599/l50 -------------------------------------------------------------
バカテスっぽく会話調か新聞の記事にしたかったんやけど、
喋り方に違和感があってうまくいかんかった。
誰か頼む。
一応失敗したのを投下してみる。
↓ ↓ ↓
-----------------------------------------
…………エロの有無問わず、SS募集中。
一応sage進行で頼む。
残りの容量が480KBを超えるか、レス数が970を超えたら次スレを立てるのじゃ。
ルールを守れない人には特別に姫路さんが特性クッキーをプレゼントするよ!
よく味わって食べてくださいね。
自分は前者のテンプレを支持。
ただ、エロの有無問わずではなく、パロの有無を問わずにしてほしいかな〜と。
異論は認める。
この場合のパロを抜いたら意味不明になると思うけどw
ただテンプレでエロ無しでもおkってのは明言しないほうがいいと思う
アニメ化するし無用な低年齢化は避けたい
じゃあ立てるか
スレ番は2問目とかでいいよね
973 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 12:16:03 ID:gT2VGO95
リスト作ろうとしたけど、途中で諦めました。
だれか続きを書いて。
あと依頼先は「連絡用スレッド」やと思う。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1081523361/l100 8様「バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 >8-12
伊南屋 ◆WsILX6i4pM様 「美波×明久」 38-50
132様 「瑞希×明久」132-133
142様 「小ネタ」 142
142様 「小ネタ」 143
伊南屋 ◆WsILX6i4pM様 「ある晴れた朝、ありふれた朝。」161-162
182様「特攻服は袴に勝てない(明久×秀吉)」182-190
208様「小ネタ」208
蝦夷リカン ◆siVNdTGXVM様「明久×秀吉」224-227、232-235
蝦夷リカン ◆siVNdTGXVM様「明久×美波×姫路×秀吉」248-251、255-262
>>973 スレ立て乙。……だけど、現スレが一番目だから「2問目」が正解じゃない?
>>2を見るにここは2スレ目らしい
テンプレに前々スレも入れておけば良かったな
そーなのか。失礼しました。
次スレに過去スレとして前々スレ貼っといた
スレ立て乙
スレ立ててくれた人、乙です
乙
榲
>974はどうする
皆で少しずつ作って行けはいいのでは
過去スレはうんかーで読めるし
986 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 18:44:00 ID:dW2SKeex
今PCがあぽーんしてるのでまとめてもらった方がありがたい
ああ、でも112レスで落ちてるから大した量じゃないな
990 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:14:05 ID:F6z0BtOb
ん?
新スレで話し合えばいいじゃん
もう余裕無いしね
埋め埋め
じゃ、梅
998
999
1000 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 00:25:12 ID:ICU3JUtW
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。