特撮ヒロイン・ピンチSS

このエントリーをはてなブックマークに追加
617名無しさん@ピンキー
>>238の続きです
七海が失踪して一年が経つ。
鷹介も吼太もゴウライジャーも必死に彼女を探した。
独りでいる時に遭遇したジャカンジャを追いかけたまま七海はそのまま帰らなかった。
いくら待っても連絡もなく、関係者が焦燥するまま一年という月日が経過していた。
七海によく似た人物を見たという目撃情報が入るたび向かい、その
たびに無駄足になってばかりいた。
その日も微かな望みを託して鷹介も吼太、そして珍しく手の空いていたゴウライジャー、
更に冬休み中の吼太の妹が新たな目撃情報があった場所に向かう。

○○県××市の港の貸し倉庫が並ぶ寂れた一角。
通行人や車はほとんどなく、袋小路にある倉庫の前に黒いバンが数台停まっていた。
「とりあえずあそこから当たってみるか」