【G1】トランスフォーマーエロパロスレ2.2【クロニクル2】

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1名無しさん@ピンキー
引き続き、エロ妄想を存分に書き込んじゃってください。

SSを書いてくださる場合はなるべくsage進行、コテハンにしてください。
ちなみにTFキャラの擬人化、擬女化もOKとしますが、嫌いな方もいるかと思いますので事前に予告してください。

初代スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116688109/
前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176312273/
(153レスでスクリプトスレ乱立により圧縮dat落ち)
2名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 08:15:21 ID:LrC4nsWt
新年を前に建て直してみました
3名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 09:52:42 ID:JG1WrF/a
即死とかする?
4名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 09:55:51 ID:JG1WrF/a
あっ俺ってジャパンG1ワールド?
5名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 03:25:45 ID:LWsiXgZp
即死回避
6名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 07:14:46 ID:2g7IXOKs
ミーシャの年越しメイクラブきぼんぬ
7名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 23:43:04 ID:jKR2zISq
あっちもう落ちた
8名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 23:57:45 ID:Ugnk7wtC
姫初めまだー?
9名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 07:16:02 ID:4BJ3n1OC
家紋
10名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:58:05 ID:OsYrQduS
大胆咬むひあー
11名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 19:29:38 ID:636UlBWe
保守しておこう
12名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 12:15:51 ID:VCnOsTC1
アニメイテッドのサリーなんで黒いのん?
13名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:40:55 ID:VnhrQOj8
カーリーがモブでいるらしいね
14名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:04:18 ID:HlagAkKd
サリーに人間の固体の増え方を聞くオプ、耳打ちされてびっくり

とても下品な事を言ったサリーを想像してみる。
15名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:28:56 ID:dU8FAThQ
>>14
この板的にはエロイことを言ったと見るべき。
サリーは神エロSS職人だったんだよ!
16名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 10:25:09 ID:FeXV69/M
な、なんだってー!!>ΩΩ
Ω
17名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 22:02:45 ID:eSp/DE92
ほしゅ
18名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 22:51:26 ID:sjH7HhIn
それでは保守しておこう!!(CV:政宗一成)
19名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 22:39:25 ID:10YLCe8o
19
20名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 23:23:25 ID:95IUahFw
しかし念のため補修
21名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 23:47:44 ID:Hjiqd+VW
サリえろいよサリ
一話ですでに触手くらってるじゃん
22名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 07:28:19 ID:VmE7l2Em
ベクターシグマの鍵を名無しさん@ピンキーの尿道にですね…
23名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 06:02:36 ID:rcFVMR5P
おはよう保守
24名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 15:49:23 ID:gXhsC7aE
というわけで保守
25名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 19:28:13 ID:ZZ0o0TBP
そんじゃオレもー
26名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 17:23:34 ID:Py+x3Djx
あげ
27名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 16:47:46 ID:RH6RNgGk
クルマ、恐竜の化石食べる悪いヤツ!
カーロボットもっとワル!!
28名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 16:09:58 ID:9Cq/kNEx
んで保守
29名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 22:13:30 ID:aHnE6zkM
hosyu-
30名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 13:44:14 ID:mNL6VMwJ
サリーの初オナニー話しキボン
31名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 10:19:17 ID:yMUH03Zw
アレクサで3P
32名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 15:44:25 ID:MOKopWg4
月曜日ほしゅ
33名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 07:01:00 ID:9kebMB1E
ミネルバ総受け
34名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 08:12:29 ID:UBV/Injn
アニメイテッドを見てスタスク×ウィドーという
超電波を受信した…
35名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 07:52:27 ID:i9mHU6d5
捌いてんかー
36名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 12:40:27 ID:3u0vcSIU
線ブラ同期してないよ壺
37名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 00:48:13 ID:IHzNcOa2
>>33
凌辱向きだな
救急車付きだからアフターケアも自分でばっちりだ
38名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 13:55:08 ID:YR6ROVaT
週末あげ
39ミーシャ:2008/02/03(日) 19:16:36 ID:Nd3ql3n7
根本まで太いの咥えちゃいます
恵方巻きを
40名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 17:17:59 ID:OILqzzcR
保守
41名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 06:57:15 ID:rTcpfIKl
明日のためにほしゅ
42名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 17:04:26 ID:CiH0qSQd
週末あげ
43名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 22:35:09 ID:vna7LnXn
明日に向かってほしゅ
44名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 02:34:19 ID:5O1k4A1D
超電波を受信してから息抜きにちょっとずつ書いてるけど
意外に難しいね…TF同士だと
45名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 06:05:45 ID:DATh6IVX
wktkしておこうvv
46名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:06:15 ID:fGB+Evt8
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
47名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:48:10 ID:dfMbP3zA
業者イミフ
48名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 22:36:34 ID:Kk1xlCF0
34=44です。まだ途中だけどこっそり投下してみる。
【注意】
・アニメイテッド
・スタスク×ブラックウィドーという超電波(Not擬人化という無茶振り)
・日本ではまだ未放送、あんまり話数が放送されていないので
 性格やら過去やらは1話とwikipediaを参考(とくにブラックウィドー)
・スタスクの性格は初代とアニメイテッド1話参考
・肝心のエロは少ない。

それでも良ければどうぞ。
49スタスク×ウィドー(1):2008/02/13(水) 22:42:10 ID:Kk1xlCF0
「スタースクリーム、ブラックウィドーの治療をしてやれ」
「はぁ?なんで俺なんですか?ほかにもいるでしょう。ブリッツウィングとか…あとラグナッツとか」
「今手が空いているのはお前しかおらんのだ。」
振り返ることなく我らが破壊大帝殿は唐突に言い放った。



「ウィドーはこちら側に来てからまだ日も浅い。ここの設備もまだ使いこなせているとは言い難いし、
 出自のこともある。」
「俺は偉大で慈悲深いメガトロン様恩自らが部下に対してその超寛大深い御心を示されたほうがよろしいんじゃない
かと思いますがね?」
「スタースクリーム!この愚か者め!!!暇なのはお前しかおらんとさっきからいっておるだろうか!!」
また翼を捕まれて怒鳴られた。・・・・また凹んだぞ畜生、その女の修理より先に俺の翼の修理のほうが必要なんじゃ
ねーのと愚痴をつきながら仕方なく医務室に行くと、件の新人が壁にもたれかかって座り込んでいた。足をヤッたのか、
うまく立てないらしい。俺に気付くとぶっきらぼうに「遅いッシャ…」と呟いた。
 これは大変失礼しましたお嬢様と、メガトロンにしてやるように馬鹿丁寧にお辞儀をしてみたが、そんなことより早く修理
してよ、とつっけんどんな態度をとられた。だから馴染めないんじゃねーのとか思う。
立てないだろうからと恩をう・・気を利かせて手を差し伸べてやったのに、自分で立つからと
突き放される。まぁどうせ俺様に助けを求めざるを得まい。・・・と思ったら案の定バランス崩しやがった。時間の無駄なので
有無を言わさず抱え上げ、メンテ用の台に乗せてやる。腕の中で感じた動力による発熱とは微妙に異なるぬくもりが妙に気
にかかった。ウィドーはなぜか大人しい。モニターに表示された身体の細部なデータに目を通し、診断のために画面を切り替える
と、取り外し可能なパーツ部分があるとメッセージが表示された。
 面白いなと俺は思ったが彼女は自分の身体がお気にめさないらしい。吐き捨てられた呟きがそれを如実に物語っていた。
「気味の悪い身体……アイツらのせいでこの様ッシャ。いつか元の身体に戻ってやる…」
50スタスク×ウィドー(2):2008/02/13(水) 22:51:56 ID:Kk1xlCF0
…個人的にこういう「弱み」の詮索が俺は好きだ。いざというときに役に立つからな。
よく言うだろ?ペンは剣よりも強しって。

 幸いなのかどうなのか知らないが、この女の構造上リペアにはかなり時間がかかり、メガトロンが知らない情報を引き出せる
時間はたっぷりあった。彼女自身も自分の身体についてまだ知らないところが多いらしい。作業が遅れるのは断じて俺様の
腕のせいではないと断っておくと、「アンタらしいッシャ」とのお言葉をいただいた。一体どこが俺様らしいってのよ?蜘蛛姉ぇちゃんよ。
「あっちにいた頃でもスタースクリームの名はメガトロンの次に有名だったわ」 
こっちに来てから色んな意味で、よーーくわかったッシャ、というため息混じりの呟きを聞きながら脚の修復を続ける。
一方で無造作に投げ出された脚のラインに手を這わせたり、接続部をなぞったり遊んでみることも忘れない。
「…さっきから関係ないところをいじるのはやめて欲しいッシャ!変なところつつかないでよッ」
「いいじゃねぇか。そもそもお前、さっき自分の身体を元に戻すっていっただろ?ついでに俺様がデータ集めを手伝ってやるよ」
 治療には関係ないし、もちろんデータ集めを手伝ってやる、というのは半ば詭弁に過ぎない。それよりもウィドーには何かそそられる
ものがある。それが妙に俺を駆り立てるんじゃないだろうか。
 渋るウィドーに構わず胸部パーツを取り外すと、機械的その下からより滑らかな線で構成されたふくらみが現れた。
興味の赴くままつかんでみると、意に反して柔らかかった。その感触に手が吸い付いたように離れない。
やめろ離せとウィドーが騒いているがそんなこと知ったことか。大体何を恥ずかしがることがある。ボディの外殻を外しただけじゃないかと言ったら
「そういう問題じゃない…」と視線を逸らされた。なにか間違ってるか?俺。

 ラインに沿って撫で上げ、形を変え、軽く食んでみる。それを何度も繰り返すと、次第に吐息が甘やかなものになり、ウィドーの身体の力が抜けていく
のが判った。
 彼女が今何を感じているのか俺にはわからない。相手だけが知っていて、俺にだけ判らないというのはしゃくに障る。
「どんな感じなんだ?」
「ふぁ…なんていうか、説明が難しいッシャ…むずむずするというか、なんかこう、ビリって・・」
…そいつぁ、まいったな。全然わかんねぇ。
「「まいったな」じゃないわよ!アタシだってこんなの知らなかったッシャ!」
「何事も経験って思えばいーんじゃねーの?」
なにか元に戻る手がかりがあるかもしれねぇし、と言うとウィドーは黙り込む。
これがコイツのウィークポイントなのだろうか。
それでもなお反論しようとするウィドーをあしらいながら俺はふと考えた。
生物ベースなら、子孫を増やすためのモノもある筈だ。
TFには生来関係のないものだが…。あるのか?
51スタスク×ウィドー:2008/02/13(水) 22:54:32 ID:Kk1xlCF0
ちょっとここまで。
…改行とか色々ミスってることにorz
次直すから見逃してくださいメガトロン様!!!
52名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 01:09:29 ID:29W8euox
ちょっとおっきしたお
53名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 13:57:22 ID:U3f5S5Q1
良作アゲ
54名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 00:14:18 ID:x1/myUpu
ストレートに良いな。ご馳走様!

つかスタスクの動機がwwwwww
55スタスク×ウィドー(3):2008/02/17(日) 01:45:36 ID:DD+P4E/A
遅ればせながら>>52の続きです

「スタースクリーム、ちょっと何するッシャ!?」
「胸部のパーツが取り外せるなら、下腹部のパーツも取り外せるんじゃねーかと思って」
「な、な、なにを・・・っひゃ!?」
予想通りこちらの方も外れる。
パーツに隠されていた部分をなぞると、普段のこいつからは想像出来ないような
声が口から漏れる。さらに小さな突起に指を当て軽く押しつぶしてみる。
「っきゃぁん!!」
らしくも無い高い悲鳴が上がり、軽く身体が跳ねた。
ここは結構キくようだ。ついでにすぐ下にある亀裂にも指を浅く入れてみると、
ぬるっとした液体が指につく。
TFにも体液は一応はあるが、これはそれと同じものなんだろうか…そういえば
どこかの惑星の生物の身体構図に似てるよなぁ…。一度バラしてみたら面白い
かもしれない…なんて知的欲求にかまけて注意力が散漫になっていたらしい。
ウィドーが振り上げた手に気付いたときは、顔に衝撃と爪あとが走っていた。
いつもの俺なら容赦なくビームをぶっ放している所だが不思議と殺意は沸か
ない。むしろ余計苛めてやりたくなっただけだ。
先ほど添えた指をそのままそこに捻じ込んでいく。
「ッ痛…っ止め、るッシャ!…ゃ、駄目」
「何が駄目なんだ?え?言ってみろよ」

「どうかしましたか?スタースクリーム。なにか問題でも?」

嫌だといいつつも力が抜けていた身体が一瞬で強張る。
扉の向こうからブリッツウィングのいぶかしむ声がした。
さっきの拍子になにかにぶつかったが、思ったより大きな音がしていたらしい。
ゆっくりと止めていた行為を再開しながら「別に問題はない」と言い放つ。

「メガトロンの命令で反抗的な新人に色々教育してやってるだけさ。
 最低でもリペア用の機材の扱いは教えとかねぇと使いものになんねぇだろうが」
「いえ、それならば別に。」
有機ボディのせいか出自のせいかはたまたデストロンの風習のせいか、この女を
見下す奴は多い。ブリッツウィングもその中の一人だ。
そんなわけで正直メガトロンへの反逆とかそういうのでなければ中で俺が何して
いようが奴にとってはどうでも良いことだろう。

内壁をなぞるとウィドーが小さく喘いだ。
しっかし機械生命体同士で全く馬鹿な話だよなぁ。一体何の意味があるってんだ?
きっとこの女の毒でどこかの回路がイカレたんだろう…、ということにしとこう。
指が動くたびにウィドーの口から艶やかな声が漏れ、それに気付いて唇をかみ締め
こちらを睨む……うん、なかなかいい光景だ。
(声を出してもいいんだぜ?)
(ッ…音声回路がイカれた方がましよ…ッん)
「スタースクリーム?」
56スタスク×ウィドー(4):2008/02/17(日) 02:05:12 ID:DD+P4E/A
返事が無いのを不審に思ったのか訝しげにブリッツウィングが問いかけてくる。
「…ぁあ、というわけで暫くここは俺様の貸切だ。通信だけは生きてるから、
用があったらそっちを使え」
そういえば昨日お前が悪ノリしたせいで壊れたんだよな…カメラは。
「了解した!了解した!?リョーカイwwww」
先ほどまでとは明らかに異質で異常にハイテンションな鼻歌と共に足音が
遠ざかっていく。
トリプルフェイスの野郎が去ったのを確認したのか身体の下で安堵の溜息がした。
そのせいか反応がさっきよりも良くなっている気がする。
滲み出てくる液体を指に絡め、この女が反応する場所を抉る。
動きに合わせてふるん、と胸が揺れ、重なった身体の下で押しつぶされた。

形のいい脚に、胸の谷間に、身体の微妙な継ぎ目に、TFには珍しい、柔らかな唇に。
この女が反応する場所に口付け、そのたびに必死で堪える様子を眺めるのが堪らない。
もっと、もっと追い詰めてやるにはどうすれば良いだろう。
「ブラックウィドー」
「ッ…?な…に」
それは今までのコイツの態度・一人ごとから推測したこと。

「無理してたんだろ?」

ウィドーの動きが一瞬にして止まる。これぞビンゴ、ってやつだ。
小さな声で「そんなこと無いッシャ」とか「同情なんて・・」とかぶつぶつ呟く
様子がそれを証明している。
狼狽したせいでガードが緩んだその隙に、今までよりも激しく、深く指を突き入れた。
「ッぁ…!」
 いきなり与えられた快感に、ウィドーの身体が弓なりに仰け反る。
それを無理やりに押さえつけ、どめとばかりに挿れた指をねじこんだ。肩に立てられた
爪が鈍い音を立てて塗料を削り取っていく。
獲物を嬲り殺すときに感じるものと似た高揚感を感じつつ、彼女のような生生しい快楽を
感じることが出来ない自分の身体をこのときだけ、残念に思った。


「データを集めるなんて…ヤッパリブラフだったッシャ…」
俺の腕の中でぐったりとしながらウィドーは恨めしそうに呟く。
「失礼な。このスタースクリーム様が嘘なんてつくわけねぇだろーが。
 ちゃぁんと保存してあるさ……俺様のメモリーバンクの中にな」
はぁ、と大きな溜息をついて彼女はさらに俺にもたれかかる。
「確かに嘘は言ってないけど…まぁアンタがスタースクリームだってこと
 忘れてたアタシが悪いッシャ。
       ……けどちょっとだけ楽になった。ありがと」

機械音に混ざった小さな呟きをセンサーが拾う。聞こえてないと思っただろうが、
俺様の聴覚センサーを甘く見るなよ。
「ぁあ?聞こえねーな。もう少し大きな声で言えよ」
「いい加減にしないとその顔に蹴りを入れるって言ったのよ」

…ああ、この調子ならすぐこっち側に馴染むだろう。
さて、ブリッツウィングに言った手前、新人教育もしとかなきゃな。
「それじゃ…修復機材の使用の実習も兼ねて、まずはメガトロンが凹ませやがった
 俺様の翼の修理をお願いしようか」

それに対して、せいぜい利用させてもらうわ、とブラックウィドーは何時もよりも
すこし柔らかに微笑んだ。
57+α:2008/02/17(日) 02:16:56 ID:DD+P4E/A
あれから少し経ち、力を認められるに従い彼女も異質なりにデストロンに
なじんできたようだ。

さすが俺様、部下の教育もなかなか…と一人ごちたのをメガトロンは
聞き逃さなかったようだ…。
「確かにウィドーが優秀な戦力となったのは認めてやろう。あっち側の甘さが
 抜けたのも認めてやろう。」
「でしょう?」
「なにが「でしょう?」だ!!ウィドーの忠誠心に難があると思ったらやはり
 貴様が関与していたか!まったく余計な入れ知恵をしおって!!」
騒ぎを聞きつけラグナッツが「メガトロン様最高!」と喚きだし、
ブリッツウィングがまたかとため息をついたと思えば場を引っ掻き回す。

憮然とする俺様の後ろで、いつの間にか居たウィドーがくすりと笑った。
「お互い大変ね、ニューリーダー」
58終わり:2008/02/17(日) 02:27:26 ID:DD+P4E/A
以上で終わりです。
アニメイテッドでは1話からさっそくスタスクがやらかしてくれましたが
今後メガトロン様がどう対応するか気になります。
それではまた名無しにもどります。

…うわ、今度はアンカー間違えてる。正しくは>>50です_ノ乙(、ン、)_
59名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 17:48:21 ID:aHhQ8mKX
>>58
おぉぉ!! 心底乙!!
ウィドーもだが、何かスタスク可愛いなw
60名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 22:15:06 ID:IBwcEkjf
まさかウィドーのこのスレ初めての相手が
タランスでもシルバーボルトでも
あまつさえチータスでもなく
スタースクリームとは……。
まあ、アニメイテッドのは
BWとは別人っぽいが。
61名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 21:32:50 ID:89VoN7t2
某と某がこのこと知ったらキレそうだw
誰かは…アニメイテッド本編を見てもらうしか無い
62名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 01:22:27 ID:b/gnb4sY
投下しておいてなんなんだけど、アニメイテッドのウィドたん悲惨すぎる…
BWのウィドー姐さんみたいに幸せになってほしいなぁ。
だけどなんでか妄想が止まらないんだぜ…>>61の言うように多分某と某に
ノされるな…。
63名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 19:56:22 ID:L/+7ERwV
メカエロか擬人化エロか
海外ファンフィクとかだとTF人間の場合いまんとこ儀TF化を選ぶ勇者が多いなー
時に過去ログ知らんのだけどTFのエロパロのノリってどんなん?
64名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 23:32:25 ID:eWq/ozmW
ミネルバのメカエロ読みてえ。
あえて生身じゃなロボット姿で犯すのがポイント。
65名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 12:37:55 ID:CqFNHkuv
ほしゅ
66名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 03:34:03 ID:9jXubp24
補修
67名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 16:29:13 ID:j3BH+Hl8
>>63
あんまりよくわからないけど、前は人間同士の絡みが比較的多かった
ような。でも正直自分が書きたいように書けばいいんじゃ?
自分も受信した超電波のままに書き散らしてるし…

ところで初代には「変身の泉」という便利なものがあってな。
それを使えばTF→人間 人間→TFに変われるという(exシースプレー)
68名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 22:54:48 ID:KXytzhyR
いっそTFの巨体にいいようにされる人間♀が読みたい。
力の差ありすぎw
69名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 06:36:23 ID:JNo0Ejoh
フレンジーにむしゃぶりつかれた半裸のサムを助けに来るミカエラ
70名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 19:22:40 ID:Th4p5xKt
逆じゃないのかよw
マギーでもウママ
71名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 21:31:49 ID:1QhfUmo8
>>63
最初のスレの頃はギャラフォやってたからコビロリバカップルの全盛期だった。
それからスパリンとか他のも増え始めていた
72名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 17:31:56 ID:aHup75dq
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://monitorguide.biz/2ch/01_info.html
73名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 04:14:32 ID:TIMS6z7j
なんで文字板にくるかね業者
74名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 22:34:27 ID:PCo22K/M
ネタは浮かぶが文章書いたことない
TF雄人間雌ならTFが人間サイズの疑似テ○コ(感覚付き)なり用意でアハンできそうだが
メカ雌はやはり接続エロなのだろうか
エリータ1がコンボイになんかコードで繋がってた話無かったっけ
エロイシーンじゃなくてエネルギー供給かなんかで。あれ?
75名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 12:38:01 ID:w/otDY4C
>>74
あったあった。
エリータワンが時間を止める力を使って壊れたときにやってたね。
76名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 15:31:29 ID:5+HHrIei
純愛でのTF×人間なら
スタースクリーム×アレクサだよね。
スタースクリームの前では自分を偽らず強がらず素直でいられるアレクサが乱れに乱れまくり
行為が終わった後に視線を感じ扉の方を見るとラット達が居て暫くの間二人は冷やかされる事にって感じで

人間がTFに陵辱されるならヘッドマスターズの女性陣だよね
77名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 20:58:16 ID:B1CBp2Es
スタスクのいない大統領志望の未亡人に「奥さん…!あんな男の事なんか…!」→泥沼セクロスの
昼メロも可能だ。ちなみに人間TF問わず襲いかかっても良いと思う。
ナイスクが記憶の無いままうっかりレイープでもイイと思う。

みねるばかわいいよみねるば
時に人間×TFでキッカーエリアルとかも興味ある
78名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 18:33:46 ID:VXGG7LhH
電脳空間ネタがありなシリーズだと結構楽にいけそうだが……擬人化と一緒で邪道かね?
79名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:27:30 ID:k7xtyYgt
どうだろうSLではモロに国内限定だけどバーチャルトーナメントやってたし、おkじゃないか?
クロニクル2あたりの世界観なら擬人化するでなく無いはずの機能を仮想で付けてみるのも
設定まわし上手けりゃいいと思う。
G1なら流石に邪道かなと言う気はする。
80名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 00:29:41 ID:vvhcD1Ny
擬人化は邪道か……
81名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 01:16:29 ID:mLU0hieX
本編をちゃんと見たことがないのでアレかもしれんが
キッカー×エリアルの場合、

ボウヤが例の超パワーうpするっぽい白いスーツ着てたら
姉御とガチでやりあっても

玉突き衝突に巻き込まれた被害者みたいな目には遭わずに済むのではないか?
82名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 09:42:49 ID:mFdpI3Rk
ローリ×フレイムコンボイは邪道だろうか?
メカ獣による獣姦なんかも可能だし
83名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:05:14 ID:TwE6URun
是非それでひとつよろしく頼む>>82
そしてGF見返したらクロミアが意外にロリ顔で可愛かった
やるとすれば升目様かスーパースタスクか…
他にもブリッツウィング×ウィドー(アラクニア)もじわじわときてるんだが
メカエロはなんとも難しいw
84名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:42:53 ID:B/RAaYZo
>>82
後半ではコビーとバカップル全開なんで初期の設定で頼む
85名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 17:47:23 ID:JmT2zGES
ローリがアニマトロスに行った時
既にバカップル入ってたんじゃ
86名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 22:17:18 ID:206GjQ27
週末ほしゅ
87名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 19:28:19 ID:TcxpqM3N
G1カラーアーシーktkl保守
益々ヒヨコに・・・ピンクヒヨコ?
燃タン部分をお腹に回して
ニンシンとかやってた人いたな・・・
88名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:49:13 ID:Zq3kqUbZ
ho
89名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 12:35:31 ID:35OfejtJ
HHスタスクのミサイルを
名無しさん@ピンキーの尿道に
ですね…
90名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:00:58 ID:o1X4ksHG
保守してみよう
91名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 05:40:59 ID:/Kein4yF
バイナルテックアーシー発売決定ほしゅ
ブラックウィドーで予定があったにせよ
ガタイのいいねえさんだなー
92名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 08:11:00 ID:GCcMSrlX
ボッシュ
93名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:37:44 ID:HpcvmJKB
バイナルテックー!!
94名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:07:15 ID:FEvO3Qgh
意外とゴツかったバイナルテックアーシー姐さん…orz
ちっくしょー!!コスミックルストに悶える姐さんで
妄想してやる!
95名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 15:21:02 ID:TfsrZ19w
オバドラをいじりながら
太くて長い棒持参なんだなあ
と思ってみる
海外版オルタネイターのディセプチャージが
バイナルのブラックウィドーとして
発売予定だったみたい
でもオルタ版て棒の部分は安全対策で付いてなくて
スキャナーという扱いらしいから
よっぽど危険な棒なんだろうw
96名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:46:43 ID:q/iCUrHP
アニメイテッドメガ様復活記念・・・に全然間に合わなかったorz
連続でアニメイテッド文投下していいものだろうかと思いつつ

【注意】
・TFアニメイテッド
・ブリッツウィング→ブラックウィドー(&スタスク)
 という超電波・・・
・まだ途中までしか出来てないorz
・ごめんよ某と某
97ブリッツ→ウィドー(1):2008/04/01(火) 23:53:03 ID:q/iCUrHP
「…以上でこちらからも報告は終りだ。」

モニターの向こうの珍しく憔悴した顔を眺めながら、くっくっくと
ブラックウィドーは肩を震わせて笑い、手近にあったオイル缶に口を付けた。
「貴様はそれでも兵士か!!作戦は帰還するまでが作戦だ!!!全ては偉大なる
 破壊大帝 様のために!メガトロン様万歳」
いつの間にか後ろに居たモノアイの兵士が出した大声にスタースクリームが
げんなりとした表情を見せ、それを見てまた彼女は面白そうに肩を震わせた。

今回の作戦もメガトロンの目論見通りサイバトロンに気付かれることなく成功した。
今彼女が小型船にいるのもその作戦のためである。
ついでに二人一組で行動するというものだったのだが・・・日頃の行いのせいか
スタースクリームは抵抗も空しく―彼女から言わせれば“メガトロン狂信者”
のラグナッツと同じ船に乗せられ連日の「メガトロン様賛歌」で疲弊している
―まぁ大体こんな所だ。

オイル缶を揺らしつつ、若干陽気になり気味の思考回路でブラックウィドーは
自業自得とはいえ画面の向こうの相手に僅かながら同情していた。
(・・・交代する気は無いけど)
同情はするが、さっきから元気のない航空参謀なんて珍しい見世物に笑いが止まらない。
ガシャガシャと足音を立てて同船者が入ってきたが、それに全く気付かないほど
に。

「オイル片手にリラックスとはいいご身分ですね、ブラックウィドー」
「あらぁ?作戦成功の功労者にそんなこと言っていいわけ?
 そもそもブリッツウィング、アンタが勝手に突っ込んだからややこしくなった
 っッシャ」

トリプルチェンジャー・ブリッツウィング。
冷酷を司る人格の嫌味をいつものように同じく彼女は嫌味で返す。

「うっるせぇよ!結果的に勝てばよかろうなのだ!!」
瞬時に人格が切り替わり、激昂する。
それを冷ややかにみやると、彼女はまたオイル缶に口をつけた。

なにが勝てばよかろうなのだ、だ。
そのせいで被った被害と手間、無駄なエネルギー消費、心痛etc・・・しかも
密かに期待していた『元の身体に戻る情報』も結局有益なものでなかったときた。
苛々をぶつけるかのようにぐい、と残ったオイルを一気にあおる。
98ブリッツ→ウィドー(2):2008/04/02(水) 00:05:43 ID:d8ZXsPnx
「こっちはこっちで役立たずでうるさい阿修羅マンと缶詰。・・・まったく
 嫌になるッシャ」
「なっ、俺だってテメェみたいな不気味なオーガニックボディの蟲女と
 一緒に居たくなんてねーよ!!!」

ブラックウィドーの眼が剣呑に細められたのと、『あーあ』とスタースクリームが
顔を覆ったのと、空き缶がブリッツウィングの顔に激突したのは同時だった。
ぐえっ、と変な悲鳴があがるが無視する。

投げた缶の中にオイルが残っていたのか、胸の辺りにどろりとした液体が付いて
いるのに気付くと、彼女は何気ない仕草でそれを指ですくい、舐めとった。
感嘆の声に視線をモニターに戻すと、僅かに元気を取り戻したのか(それでもまだ
若干弱弱しかったが)いつもの表情に戻ったスタースクリームが居た。
絡みつくようなその視線に答えるかのように脚をわざと組みかえてやる。

「そんな身体でもアンタは十分いい女だと思うぜ?」
「こんな身体だとアンタの営業トークでもありがたく思えるのねぇ」

それじゃぁ帰還後のピロートークにはもっと力を入れないとなぁ。
冗談とも本気とも取れる口説き文句に彼女も艶やかに唇を歪めて、期待しているわと
答えた。
完全に話の輪から外されてあっけにとられていたブリッツウィングがそのやり取りに
やっと我を取り戻したのか慌てて会話の中に割り込んでくる。
「ちょ・・、ちょっと待ちやがれスタースクリーム!!そういう関係でもないのにそんな
 言葉を女にかけるんじゃねぇ!!ブラックウィドー!てめぇももう少し自分の
 身体を大切にしたらどうだ!?」

スタースクリームの眼が『は?何言ってんだコイツ』という風に見開かれ、そして
すぐに何かを理解したかのように意地悪く細められた。
「はっはぁ、なるほどそういうわけねぇ・・・いやはやわからんもんだなぁ」 
すごくむかつくニヤニヤ笑いに微妙な含みを持たせた言葉。
短気な人格にシフトしているプリッツウィングが激昂する前に、
「あと俺達は一応『そういう関係』だからな」と炊きつけるような事を言うだけ
言って彼は通信を終了させた。

「な・・・おい!『そういう関係』ってなんだよ!」
「自分で言っといて何言ってんだか。言葉の意味そのまんまよ」

妙にしつこいブリッツウィングをあしらいつつ新しくオイル缶を空ける。

「なんで貴女はそうつっけんどんな態度しか出来ないのでしょうか」
「自分の胸に聞いてみなさいよ」
「それより、そのペースで飲んでいると私の分が減ってしまうのでは?」
「・・・ご高説どうもありがとう阿修羅マン」
本当に今日のコイツは鬱陶しい。
あの何時もふざけている黒い顔ならわかる。だが比較的まともな人格まで何かと
纏わりついてくるのはどうしたものだ。
99ブリッツ→ウィドー(3):2008/04/02(水) 00:31:19 ID:d8ZXsPnx
暫く考えをめぐらせ、彼女は「いい考え」を思いつく。
”ブリッツウィング”と(丁寧にも)ラベルが張ってある缶をわざと空ける。
缶を傾けると、とろりと液体が垂れ、脚に落ちた。
「どうしたの?アンタ専用のオイルよ…せっかくあけてあげたんだから
 飲んだらどう?」
ふふんと挑発的な笑いを浮かべ、オイルが滴る脚を見せ付ける。

「・・・そうですか。それでは、遠慮なく」

脚に押し当てられた唇の下から熱と、ぴちゃぴちゃと啜る音がした。
オイルが残した跡が消えるまで丁寧に舐めとると、何事も無かったかの様に
ブリッツウィングが顔を上げた。
視線がぶつかる。
暫く唖然としたかのように四つの眼が見開かれていたが、何かが気に入ったのか
ふふ、と薄く微笑むとウィドーは手に持った缶をブリッツウィングへと
押し付けた。

「しかしさすがに私の労働量に比べると量が少ない気がしますがね」
なにかで埋め合わせを、とぶつぶつ人格同士で会話し呟く様子を
ブラックウィドーは面白そうに眺める。

「あ、そうだ。僕ちゃんいいこと考えちゃったw」

一番ふざけた、ジャック=オー=ランタンの様な黒い顔でぽん、と手を
打つと、ブリッツウィングは再び冷静な人格へとチェンジした。
「何よ。またさっきみたいに予想外のことをしてくれるの?」

挑発しているかのような、期待するかのような微笑み。
黙ったまま口に軽くオイルを含むと、彼は素早くウィドーのそれに重ね合わせた。
そのまま半ば無理やりこじ開け、含んでいたオイルを流し込む。
「ん・・・・んんぅ!?」
ごきゅ、と喉が動く。飲み込む事を想定していなかったため当然のように
むせるが、唇を離すことは強い力で抑え込まれ許されなかった。

暫くして抑える力が緩み、ちゅ、と音を立てて唇が離れた。

やっと解放されたウィドーはげほげほと咳き込む。さすがに顔をしかめる
ウィドーを気にすることなく、ブリッツウィングは彼女の顎を伝った
オイルの跡を舌でなぞった。
そのまままた唇を重ねる。
予想外の出来事の連続にも関わらず、今の状況を楽しむかのように目を細め、
彼女は今度は自分から舌を絡めていった。

「一体これはどういう風の吹き回し?スリーフェイス」

「さぁ、一体どういうことなんでしょうね」

ただもう見ているだけではいられなくなった、それだけのことだ。
100ブリッツ→ウィドー:2008/04/02(水) 00:34:14 ID:d8ZXsPnx
すいません、まだここまでです。
メガトロン復活part2(副題(嘘):さよならニューリーダー)までには
完成できたらいいな・・・?
101名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:44:23 ID:hn+9SQY4
スタスクと姐さんのやりとりがええなぁ。
でも彼らだけじゃなくて、皆でワイワイ言ってる全員が魅力的なトコがTFらしい。

で、次はいよいよ大人の時間ド本番なんだな?
銅像の台座に座って待ってるぜ!
102ブリッツ→ウィドー(4):2008/04/13(日) 18:06:35 ID:9oS8EiQR
保守ついでに続きを。
といいつつまだ未完s(ry・・・
――――――――――――――
彼女が酔っているのはある意味幸運だったのかもしれない

何時も彼女が漂わせている拒絶のオーラはオイルによって薄められ
容易に踏み越え近づくことができた。
問題があるとすれば・・・彼女の身体を自分は何も知らないことか。

実際彼自身、ほとんど異性とお付き合いをしたことは無かったのだが。
そもそも唯でさえ女性TFの数は少ない。ましてやデストロンに所属
している女性TFの数などは推して知るべしというものである。
さらにトリプルチェンジャーという特異な性質が拍車をかける。
人格が一周して気が付いたら振られていたなんて苦い過去も――
―――――――・・・――あ〜・・・うん・・・―――――――――あった。

嫌な記憶を首を振ってメモリの古い場所に追いやってから
おずおずと身体に手を伸ばす。女性特有の曲線的なラインに加え
有機と無機が融合した身体は滑らかで、何度も触りたくなる魅力に
溢れている。

(つぅか俺に変われよ!!)
(青い顔が赤くなったら紫ってワケかい?アハハハハハハッ♪
 直接僕も蜘蛛ちゃんとやりたいなぁ〜w)
(ああ、貴方達が出ると面倒なことになるのでここは私が)
・・・あと2つの人格は自重という言葉を知らない。
嫌な記憶を押しやるついでに脳内会話もシャットダウンすることに努めた。

ブリッツウィングの複雑怪奇な内心のやり取りを知ってか知らずか、
触られてるだけじゃ物足りないわ、と上気した表情で蜘蛛がねだった。
愛撫に、口付けに、しなやかに身体をくねらせて答え、一方で脚を
絡め腕を絡めて獲物を絡めとろうとしてくる。

身体同士が擦れ、機械音では無い音を立てる。
胸のデストロンマークをなぞる指の動きを見ながら、これで内部を弄られたら
おかしくなってしまいそうだとも思う。
このまま彼女の術中にはまっても良かった。だが直前にあの男が言った言葉が
気にかかって仕方ない。
仕込んだのがあいつだと思うといてもたってもいられない。
つい、疑問と詰問が半々くらいの質問になって口をついて出た。
「つかぬことをお聞きしますが、スタースクリームとはどこまで?」
手を止め、ウィドーが気になるッシャ?と聞く。
気になります、と正直に答えたら、アンタの時はムッツリさんッシャ?と
意地悪げに細められた目で見られた。
103ブリッツ→ウィドー(5):2008/04/13(日) 18:11:50 ID:9oS8EiQR
「そうやって煙にまかないでください。・・・まったく君とこうしていると私は変になって
 しまいそうだ。なぜ君は私のスパークをこうも乱すんだ?・・・蟲のくせに」
「嫉妬してるの?」
「してませんよ」
ふぅん、なかなか可愛いとこあるじゃない、と妙に年上目線のウィドーに
珍しく「蟲」という言葉に反応しない彼女を不思議に思いながらも、「少なくとも
貴女よりは長く生きてますよ」と嫌みったらしく言い返す。
「ふぅん・・・何にせよ今日のアンタは嫌いじゃないわ」
「・・・・ふん」
顔を赤くしてそっぽを向く。ちらりと視線を戻すとくすくすと笑うウィドーの顔が。
手が伸びて、顔の向きを戻した。
お互いに自然と顔が近づく。
そして唇が触れあう直前で―ブリッツウィングの顔が唐突に切り替わった。

ヒャッホ―ィといわんばかりにいきなり飛びつかれ、ウィドーの身体は
イスと一緒に船の床に倒された。
雰囲気を壊されたこともあいまってさすがに文句を言おうと身を起した
ウィドーの目に、俗に言うルパンダイブで飛び込んでくるブリッツウィングが映る。
着地の衝撃に少なからず船が揺れたそんな気がした。ついでに瞬間的に身体に
かかった重さに意識が遠のいた。
興が醒めたのも無理は無い。
「興醒めッシャ。ついでに重いッシャ。」
いつも理由なく楽しそうなこの人格だが、今はより一層愉快気で正直腹が立つ。
いやん蜘蛛ちゃんのイケズ、とくねくねと身体を捩じらせ、うふふと笑うと
ウィドーの喉に軽く噛み付いた。
「クモ女の身体はどんな味かなぁ〜」
もちろんえっちな意味でだョ。
・・・今の行動と今までの行動から判りきっている事をわざわざつけたす意味がわからない、
と当の蜘蛛女は内心で突っ込む。
普段のコイツの奇行から一瞬ホントに齧られるかとは思ったけれど。

「蜘蛛ちゃん、ぜんぜん本気にしてないけど・・・ボク達ってけっこう
 蜘蛛ちゃんのこといが〜〜〜いに好きなんだよね?ほらほら気になる子
 ほど苛めたくなるじゃない?なるじゃない?ならない?なるよね?
 そんなカンジさ。まぁ君がどう思ってるかは知らないケドね。
 だからちょっとスタースさんちのクリーム君のことむかつくんだよねぇ♪
 アハハハハハハ」

他の人格が隠していた本音をさりげなく暴露し、ブリッツウィングは自分の身体から
ケーブルを引っ張り出して、こう言った。

「そこでアナタと合体したい」
104ブリッツ→ウィドー(6):2008/04/13(日) 18:42:49 ID:9oS8EiQR
「だが断る」
ついでに「このアタシが好きなことは〜」といってやろうとしたら途中で「だが断る!
答えは聞いてない!」と遮られた。

機械生命体であるTFは有機生命体とは違い、生殖活動を必要としない。
だが生殖活動の必要が無いにも関わらず、彼らには恋愛感情、ひいては性欲も
存在するのも事実。
彼らは一般的に、身体的なコミュニケーションの他に、お互いの身体を接続しあう
方法で解決していた。後者は精神的に繋がることもあり、より深い快感を得られる
・・・簡潔にいうと、簡単にイける。
ブリッツウィングがしたい事はまさに後者。
・・・正直あまり気乗りはしない。
が、じりじりと迫ってくるブリッツウィングに対してどうするべきか思いつかない。
自分の身体、その中でも有機部分がひときわ行為とそれによって得られる愉悦の
感覚を求めている。
生殖本能というヤツなのだろうか。だからこんな身体は嫌いだ。

さて、どうしたものか・・・と半ば自棄になりながらブラックウィドーは考えた。
3択―ひとつだけ選びなさい。

答え@ブラックウィドーは突如「いい考え」がひらめく
答えA他のデストロンからの通信かトラブルが起きて助かる
答えB何も出来ない。現実は非情である。

無理やりボディパーツをこじ開けようとするブリッツウィングと、身体に走る嫌な痛みに
やはりBしかないのかという考えに至る。
観念してロックを外す。無理やり外装を毟り取られるより大分マシだった。
軽やかだが慎重にブリッツウィングの指が彼女の内部機器を這う。やがて目当てのモノを
見つけると軽く摘み、慎重に端子を取り外すと、代わりにに自分のものをゆっくりと
差込んでいった。

途端、ブラックウィドーという中にブリッツウィングという存在が半ば無理やり
割り込み、入り込んで来た。
彼のやり方が少々手荒なのか、それとも最初はこうなのか。
眩暈とざらつき、異物がもたらす不快感から本能的に逃れようとするウィドーを押さえ、
彼女の身体から外したそれの先端部を摘み上げる。
「こういうのってなかなかクレイジーだよね」と呟くとブリッツウィングは、その付近に
絡みついている有機成分でできた何かを舐めとって綺麗にしてから、嬉々として自分の
身体に差込んだ。

リンクと同時に中枢回路を伝って体中を焦がす電流に身体が震える。
最初に軽くざらつきは感じるものの、すぐにそれは回路を焼き尽くすような快感に変わる
事を彼は経験上知っていた。
用途は恋人として愛を交わすためではなく、捕虜達が自白しやすくするためという
彼に言わせれば「つまんない」「こっちのほうが軽くトラウマ」、サイバトロン側に
言わせれば非道なものだったが・・・・・・・
それは置いておくとして。
なんだかんだで彼女もこのおかしくなりそうな快感の波に身を委ねているようだ。
「ちょ・・・キツ過ぎるッ、もう少し緩めて、それ以上ッ・・・」
「ああ、蜘蛛ちゃん始めてなの?それじゃぁ、慣れなくっちゃ♪」
人生損しちゃうよという言葉の後さらに送り込まれる情報の波。

遠慮という概念は無い。楽しくて気持ちがいいことなら尚更遠慮は要らない。
無理やり踏み込み、押し広げ、さらにぐちゃぐちゃに掻き混ぜる。

「ねぇ・・とっても、気持ちイイッ・・・でしょ!?」
「・・ッ・・・!」
返事が無いということを彼は勝手に肯定と受け取った。
105ブリッツ→ウィドー:2008/04/13(日) 18:52:15 ID:9oS8EiQR
オオウ・・・あともう少し・・。
少しでもスレの保守に役立てれば・・・orz
そして今更ながらメガトロン様完全復活おめでとう。
さよならニューリーダー・・・
106名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 10:57:51 ID:5yYiFY+l
こんなスレがあったとは!GJGJ!
ちょうどアニメイテッドハマったとこだったので、ブリッツ×ウィドー良かったよ!
続きも楽しみにしているよ!
107名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:05:30 ID:0J/8zXOq
>人格が一周して気が付いたら振られていたなんて苦い過去も――
>―――――――・・・――あ〜・・・うん・・・―――――――――あった。
イキロw
108名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 01:36:25 ID:B1VSgr9I
ほっしゅage
109名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 14:28:01 ID:naIIE1+g
http://gbrfeah.ath.cx
チョー美味しい♪
110名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 09:09:24 ID:CT9a+Wp0
ほしゅ
111名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 09:51:30 ID:o3A0RAns
GWほしゅ
アニメイテッドはアーシーのオモチャも
でるそうだね
112【アニメイテッド】ブリッツ→ウィドー(7):2008/05/05(月) 00:42:16 ID:asLH3FwQ
バーウィップグラーナウィピニボム!!
タイトルに【アニメイテッド】とつけてみた。
相変わらずぬるいですが保守代わりにそっと置いておきます。
******************
>>104の続き
「良いよねイイよね・・・んっふふふふ♪あ、そこイいの♪」
「ばッ・・いやッ・・・あッ・・・この!入ってくるなぁッ―ん・・・」
無理やり入り込んでくるその度に流れる電流。
内部回路が焼かれ、体内温度が上昇し、放熱ファンの音が大きくなる。
熱い。息苦しいくらい・・・
「って熱い!すっごい熱い!洒落にならないくらい熱い!!」
慌てて自分の身体をチェックする。異常なし。
「あ、ごめん。ボクちゃんの身体、ちょっと排熱しきれてないみたい。
 冷却液があんま冷えてないのさ〜」
スキャンをし終わったブリッツウィングが何がおかしいのか指をくるくる
まわしながら笑う。
「でもボクちんのを蜘蛛たんに処理してもらえば無問題!!」
「この・・・お馬鹿!!アタシの排熱処理はどうなるッシャ!?アタシも
 相当体温上がってるのよ」
「嘘付け俺の体温より低いじゃねーか!!ほらほらさっさと
 俺を受け入れろー♪」
ごまかすかのようにガハハと笑い、ぐりぐりチューブを押し付けてくる。
金属のぶつかる音に気が気ではないところにガキッという嫌な音。
「あー良かったはまった」という言葉と同時に、ごぽり、と冷却用の
液体がチューブを伝って流れ込んできた。

自分の身体に他人の身体に使用されているモノが入り込み、
正常な状態になって出て行くというのは、緊急時に行う応急用の処置で
あっても、なんだか変な感じがする。

何気なくバイザーを見つめると赤い顔がさらに赤くなり、青い顔に戻った。
確信犯じゃないのかコイツは。いや、この人格は明らかに確信犯だ。

唇を重ねられると流れ込んでくる波が一層強くなった。
仮面の下で何かを言いたげに眼が細められ、もどかしげに脚が
摺り寄せられていたが、快感を彼女に与え、与えられようとすることに
没頭していたブリッツウィングがそれに気付くことは無い。
生物としての欲望にあがらえず口を開きかけた瞬間、ブリッツウィング側の
波長が増大し、ウィドーもそれに引き摺りこまれ、お互いに増幅しあった
波長が回路を白く焼いた。
113【アニメイテッド】ブリッツ→ウィドー(8):2008/05/05(月) 00:46:16 ID:asLH3FwQ

こぼれ粘ついた冷却用の液体がお互いの身体を汚している。
「あーぁ、ベトベト・・・」
チューブを外した時に身体に付いた粘液にウィドーは顔を顰めた。
「確かに」
接合部分の金属に付着した白っぽいそれを拭いとり、きれいにしてくださいます?
とウィドーの方に向ける。
「何期待してるのよ」
「舐めてくださるかと思ったんですが」
「予想の斜め上の返事が来たわね。・・・それ期待しすぎよ」
疲れた深い溜息。
確かにあの体験は初めてで、めくるめくといっていいほどで。
・・・だけど、それ以上に。
「ウフフフw体液を流し込まれるって卑猥な響きだよねぇ」と笑うブリッツウィングを
殺気だった目で睨み、「・・・気持ち悪いから綺麗にしてくるの!」とブラックウィドーは
立ち上がる。こちらの不満に気付きそうも無いヤツに腹が立ち始めていた。

ドアに手をかけて思い出したように振り返る。
「ああ、ついでに勘違いのないよう言っておくけど。アイツと
 アタシの間にアンタが思ってる様な感情は無いわ」
トモダチでさえ無いかもね、と付け加えて、身体の奥で芽生えたじくじくとした疼きに
せかされるように、足早に部屋を出た。
「気は進まないけど、これはピロートークに期待するしかないようね」
窓に映る漆黒の空間を眺めながらもう何度ついたかわからない溜息を彼女はさらについた。

ブリッツウィングは椅子にもたれかかり、空き缶でお手だまをしたり潰したり
しばらく遊んでいたが、コンソールに手を伸ばす。
「もう少しこのままでいられると思ったんですが・・・
 帰還まで後半日といったところでしたか」

そして欺瞞の子達は帰還する。
ここからスタスク×ウィドーの後にブリッツウィング→ウィドー
みたいなカンジになるので注意
それでもよければどうぞ
   ↓
>>113の続き
****************
やけに調子のいいブリッツウィングとラグナッツ
やけに疲労の色の濃いブラックウィドーとスタースクリーム

メガトロンはそんな部下の様子を不審そうに眺める。
毎度おなじみのスタースクリームの愚行と生態反応がサーチできず
状況を掴みにくい上独断行動しがちなブラックウィドー。彼らを牽制するための
この組み合わせは間違ってなかったようだ。
現にある程度トラブルはあったようだが、大方満足のいく成果を挙げている。
どちらのペアも片方が相当消耗しているのは気になったが。
「各自次の作戦へ備えておくがいい・・ああブリッツウィング。ロックダウンとかいう
 賞金稼ぎから連絡があった。連絡しなおしておけ」
「え〜。ボクちゃんさっき帰ったばかりだしぃ、休みたい」
「うっせーよブリッツウィング!てめーメガトロン様に逆らう気か!」
「どーでも良いけど疲れてるッシャ・・・なんにも無いならもういいでしょ」
「俺様はラグナッツの声が聞こえないところに行きたい」
良くいえば個性的、悪く言えば人材に難有りの直属の部下。
「・・・もういい。暫く休んでいろ」
珍しく深く溜息をついて、破壊大帝は追い払うかのようにそう告げた。

カツカツとヒールが硬質な音を立てる。
「あームカつくッシャ」
母艦に帰還した途端、いつもの「ウザイ」ブリッツウィングに戻った
のはどういうことだ・・。
小学生という概念があればまさしくあの不快な言動はそれに一致する。
「一瞬でもくらっと来たというか見直したアタシはスタースクリームッシャ・・・」
あぁ?と後ろを歩いていた本人が反応する

「あぁ別にアンタのこと言ったわけじゃ無いッシャ・・・・はぁ。ブリッツウィングの
 あのウザさはなんとかならないのかしら。航空参謀さん」
「ラグナッツのウザさに較べたらまだマシだろ。ああ麗しのメガトロン様
 メガトロン様我らが偉大なる大帝メガトロン様・・・」
「同じくらいだと思うけど。ついでにアンタのその性格も相当よ」
ヒールの硬質な音にガシャガシャという足音が重なる。
いくつかドアを抜け、簡素な個人用の部屋やら倉庫やらがある区画に入る。

ふぅ・・。溜息をつき、部屋のドアに置いたその手にもう一つの手が重ねられた。
「なによ」
自分よりかなり大きい相手を気だるげに見やる。
―自分も結構長身だったのだが。ここに来て以来小柄だと錯覚してしまいそうになる。
「冷たいねぇ」
ドアが開く。翼がつっかえないようにうまく滑り込むと壁にウィドーの身体を
押し付ける。
「何言っても無駄なようね」
どうせなら目一杯楽しませていただこうかしら。
少しだけ期待していたこともあるし。
軽く考えた後、彼女は妖艶な笑みを返した。
いつからか始まった慰みごと。
スタースクリームの気まぐれで始まったそれは、結構長い間続いている。

耳元で低く優しく熱く紡がれる言葉の羅列と身体を抉られ弄ばれる愉悦。

スタースクリームにとって、お互いに身体を重ねるこの行為は、快感を得る意外に
言葉どおりの慰み事と、日々メガトロンに抉り取られる自己の回復の行為でもあった。
それはブラックウィドーにとっても同じこと。自身がデストロンに身をおく
きっかけとなったあの事件から失われた自己愛のようなものや大事なもの、
それを僅かでも取り戻せる貴重な時間。

(要は利害が一致しただけってことなのかもねぇ)
重ねられた唇の下で絡んでくる舌に答えながらぼんやりとウィドーは考える。

それに、こうすることはメモリから消えない、自分を置き去りにした男達、
特にあの男にとってのささやかな復讐にもなる・・のかもしれない。
少なくとも友人以上の感情を持たれそして持っていたあの教科書男がこの光景を
見たならばどんな顔をするだろう。
自虐的だとはわかっているが、想像するだけで少し憂さが晴れた。

胸部アーマーを外した手が腰へと滑り、そのまま下半身の外部装甲を外し、
するりと撫であげる。
普段よりも強い刺激に思わず身体が強張り、慌てて視線が逸らされる。
そんな様子に、ブリッツウィングはお嬢様を満足させてくれなかったと見えると
彼は意地悪く笑った。
「馬鹿!!笑う、な・・ぁんッ。ひゃぅ!?」
「可愛いなぁもう」
指を柔らかな胸に這わせ、軽く掴む。
「スタースクリーム」咎めるような、催促するような甘い声。それに応じて彼は
ウィドーの股の間に脚を割り込ませ、外気に晒された場所―人という種でいうなら
生殖用の場所の、一番感度が高い場所―に軽く押し付けた。
「過程を楽しむのも好きだけど、わざと焦らされるのは嫌いよ」
「焦らすのが好きなくせに」
ぐりぐりと押し付けた脚を動かすたびに僅かに身体が捩れる。
「ひょっとして、満足しなかっただけじゃなくてイけなかったとか?」
「少し黙りなさいよ」
「やれやれ、口の減らねぇ女だっと」
威嚇するウィドーの口に指を突っ込み、片方の手で乱暴に胸を揉んでやる。
牙が指に食い込み、軽く痺れた。
この程度の毒なら問題にならないことは知っている。これくらいなら
ちょっとした媚薬の代わりにも出来る。
大体大人しい相手を意のままにするよりも多少強気な相手を屈服させるほうが
より自分を燃えさせることをスタースクリームは自覚していた。

ぐちゅぐちゅと口内をかき回し、頃合を見て引き抜く。銀色に光る液体の糸が
指と唇をつないだ。
「っぷはッ・・・もう。強引な男は嫌われるわよ?」
「そういうなよ。俺様はこういう駆け引きが出来るところも含めてお前が
 気に入ってるんだ。・・・・・・あの阿修羅マンなんかに簡単に譲ってやるかよ」

後半の小さな呟きと赤い機体を青い光が飲み込んだ。
うん。後もう少しで完成なんだ・・・。
というわけで一応今回はここまでです。
アニメイテッド、今期か3期かトイでかは知らないけれど新しい女キャラが
出るとか。wktk
118名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 16:48:01 ID:eSlFwQCp
うおお、どっちの男相手もGJ!…と思ったらスタスクーーーー!?
ブリッツが本気だったり、スタにとってウィドーとのことがちゃんと必要な辺りが嬉しいのぅ。
ウィドーはサイバトロン還りせず、ディセプティコンで幸せになって欲しいよ。
119名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 06:09:22 ID:agBJs15F
ほしゅ
120名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 03:07:45 ID:a5JR0it9
あららら〜保守
121名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:28:41 ID:YaWGDgnm
10分レスがなければ
ミーシャは俺の嫁
バーウィップグラーナウィピニボム!!
保守の代わりにそっと置いておきますね。

****************
>>116の続き

急激に室内の温度が下がり、きらきらと霜が降りる。
スタースクリームを包んだ氷をさらに何度か光の奔流が襲った。

何が起こったのかまるで理解していない呆けた顔のまま氷の彫像と
化したソレを粗大ゴミのようにぞんざいに部屋の外に押しやってから
改めて彼は彼女のほうに向き直る。

何時もより一段と冷ややかにモノクルを煌かせて、
何時もより一段とバイザーに温度と怒りを灯らせて
何時もより一段と狂的に。

「私ごときでは不満だと?」
 「満足してないならそういえよ蜘蛛女!!」
「んふっふふあははは♥ボク参上!ごめんねぇ邪魔しちゃったねぇ
 で・も。別に良いよねぇ――今度こそ満足させてあげるからさぁ。
 答えは聞いてないけど」

避けるより早く手が伸びてきて身体を壁に押し付けた。
自分の攻撃射程範囲だが、先ほどまでの行為のせいで
身体の動きが鈍くなっている。
それに今のコイツは何をするかわからない。
この艦のリペアシステムがどこまで自分の身体を癒せるのか
いくら身体に愛着を持たないといえども、試してみる気には
全くなれなかった。

完全に逃げ出せなくなったウィドーを尻目に、ブリッツウィングの指が
つつっと腹部を伝って、剥き出しになった下腹部に移動する。
何時にもまして変化の乏しい顔に、ぞく、と背筋に寒いものが走るのは
室内にも関わらず発射されたコイツのフローズンレーザーのせい。
きっとそうに違いないとブラックウィドーは自分を無理に納得させた。

やがて冷気をまとった新しい質量が身体の中にもぐりこんできた。

蕩け始めてはいても、今まで受け入れていたスタースクリームの
すらりとした指とは違う、無骨なそれに身体は戸惑い、抵抗する。
それにもお構い無しに、異物感と痛みを与えながらゆっくりと
それは沈んでいく。
「さぁ、どこがいいのか言ってくださいよ、ねぇ」
聴覚センサーが近くで囁かれた音声を拾い、先ほどとは違う種類の
電流が背中を走り、彼女の身体を震えさせる。
それと同時に埋められていた指がゆるゆると動かされ始め、暫くすると
すでに分泌され始めていた液体が潤滑油代わりになり、痛みと違和感を
ぞくぞくするような快感へと摩り替えていった。
********

「さて、どうなんですか?言ってくださらないとわかりませんよ?」
「・・・そんなの自分で・・考え・・っあ・・・・
 や・・ブリッツウィ・・・ん・・・ふぁッ・・・あッん!ぁ・・・!?あぅ・・」

ぐりぐりと奥深く押し込んだと思えば、浅く入れるだけに留めたり
強く押し付けられたかと思えば撫でているのかと思うくらい弱く。
そして一番反応がいいところを発見し、確認するとそれ以降は
わざと軽く触れるだけに留め、他の場所にターゲットを移す。
わざとらしい、生殺しのような愛撫に次第に身体に力が入らなくなっていく。
壁沿いにずるずると滑り落ちていくウィドーの身体を支えながら、
ブリッツウィングはなおも乱暴に指を動かした。
何度も抉られる場所から漏れる水音と、口付ける場所から漏れる水音。
あふれ出た蜜が責める指や大腿部を伝い滴り落ち、外装部に幾筋も跡をつけた。

指を一旦引き抜き、支える力を弱めると彼女はついに床に座り込む。

肩が上下に大きく動き、背中の蜘蛛の脚が力なく垂れている。
「も、駄目ッシャ・・・ッ。これ以上は、無理ッ」
これ以上この調子で続けられたら、自分という軸を見失ってしまいそうで
怖かった。
立ち上がろうとした拍子にとろりと蜜が中から零れ、内腿を濡らす。
反射的に手で隠したものの、気休め程度にしかならない。

「無理なわけないでしょうが。スタースクリームとは出来て
 私とは出来ないとでも仰るんですか?」
冷たく言うと、柔らかい膨らみを手の下でひしゃげさせ、乱暴に揉みしだく。
その一方で、優しくキスを落とすのは、無意識なのか、それとも計算なのか。
「アンタも某航空参謀さんと同じようなことをするのね」
ウィドーの精一杯の皮肉は軽く聞き流された。

「しかし何なんですかね。これ。本当にわけのわからない身体だな君は」
掬い取った蜜を眺め、ブリッツウィングはウィドーに問いかける。
感心しているのか蔑んでいるのかわからない口調にイラっと来て彼女はつい
思わず何時もの調子で言い返してしまう。
「自分で確かめれば?阿修羅マンさん」
その直後、僅かに歪められた口元にしまったと感じたが既に遅し。

「お望みのままに」
ざらざらとした熱くて柔らかいものが、さっきまで指が埋められ、
嬲られていた場所に押し当てられる。
羞恥で固まった身体を責めるように舌が裂け目を軽くなぞる。
メットの鍔の陰に隠れて見えないが、時折視線を向けられているのを
肌に感じ、ウィドーは視線を彷徨わせた。
殺風景な部屋の壁、実験用の道具―――どうしてもブリッツウィングの身体
が目に入ってしまう。
どうしてこいつらはこんなにデカイのよ、邪魔よと内心で八つ当たりをして
気を紛らわす、そんな彼女の内心を察したのか、
「嫌なら私を見なくてもいいんですよ。ブラックウィドー嬢」
とブリッツウィングは素っ気無く提案した。

モーターの動く機械音に合わせてぴちゃぴちゃ啜る音と甘さを増した喘ぎ声が響く。
そんな中、じわじわと追い詰めるような粘着的だった愛撫が、一転して荒々しい
ものに変わる。
舐め上げ、奥へと押し付け、攻撃的に太股へと噛み付く。
息苦しいほどの熱気と、また違った新しい種類の快感に背を反らせて反応する。
「もっと俺を見ろよ、蜘蛛女」
真っ直ぐな視線。
「どっちなのよ」と半分呆れるウィドーに対し、またも人格交代をした
ブリッツウィングは即答した。
「ん〜。両方」

―なお余談ではあるが、彼のこの性格は後々アースモードに如実に現れる
 こととなる。ジェットかタンクか、それが問題だ―

狂的で子供っぽい人格にシフトしたまま、ブリッツウィングはごそごそと
下半身の装甲のロックを外し、内蔵されていた普段あまり使わない金属製
チューブを取り出す。
柔らか過ぎず硬すぎず、適度な長さのエネルギー補給用の緊急補助用具。

さて・・・・・そんなもので一体何をしようというのか。

ブリッツウィングの様子にどうしようもない嫌な予感をブラックウィドーは
覚えずにはいられない。
例えるなら某総司令官に「私にいい考えがある!!」と自信たっぷりに
言われた時のように、絶対に何かかよくないことが起こるという確信に
近い予感が。

「ちょっと入りますよ〜」
それが押し当てられてから、押し込まれるまでは一瞬の出来事。
嫌な予感は現実のものとなった。
「―――――!!」
「くぅッ・・・ん〜・・・・あ!これ意外にイイね!気持ちいい」

生命維持に関わる有事以外滅多に触れられることの無い内部器具は、
その性質から常に外界に晒される場所よりも敏感になっている。
例えるなら、感覚神経が他所よりも集まっている部分。
その部分で、直接、彼女の中を抉りとろうという予想の遥か斜め上を
いく行為。きっとこの人格だから出来たに違いない。

その行為はアイセンサーから送られるブラックウィドーの映像データや
聴覚センサーから送られる淫らな水音や嬌声などの音声データも相まって
有機体の雄が行為時感じる愉悦には遥かに劣るものではあるものの、
ブリッツウィングを夢中にさせるのに十分な悦楽を生み出していった。

「信じられな・・・ッ腐食して故障しても知らないッシャ」
いくら強がっていても、ゆるゆると内壁に器官を擦りつけると言葉が途切れる。
堪えようとしていたのかくぐもった喘ぎ声が漏れた。

・・・サイバーリンクも良いケド、これも捨てがたいよね。
機体を動かす速度を少しずつ速めながら、ブリッツウィングは考える。
故障のリスクはあるものの、ちょっとした工夫で回避出来るに違いない。

いつの間にか苛立ちと怒りはどこかへ消え去っていた。
ロックダウンとの交渉の際に必要なデータを取りに居住区に
戻らなければ、見なかったであろう彼女と彼の睦事。
自分に抱かれてそんなに時間が経っていないという事も相まって
色々と暴挙に出てしまった気がする。

そして今、オーガニックボディの蜘蛛女はそれしかインプットされていないか
のように、自分の名前だけを呼んで、求めている。
それで十分だった。
とりあえず、今のところは。

「ひあっ・・ッッ・・リッツ、ブリッツウィ・・ングッ?・・・いぃ
 だめぇ・・・ぁッ―――――・・・」
嬌声がひときわ高くなり、しがみつく力が強くなる。
その様子を見て、ブリッツウィングは自分のリンク用ケーブルをするりと取り出し
そっと彼女に押し込む。
ぱちん。
小さな音と同時にリンクが始まり、ブリッツウィングは彼女を抱き寄せた。
愉悦に酔いながら不安気に震える蜘蛛の身体と
サイバー上でイメージ化されたデータとを。

「・・・少し、駆動系の反応が鈍いんですが」
「ばーか。だから言ったのに。・・・ひぁッ!?もうわざと擦るの
 やめて!!」
まだとろとろと流れて出てくる蜜を律儀にも拭き取っている
ブリッツウィングと極力顔を合わせないようにウィドーはそっぽを
向く。さっきから恥ずかしくて目があわせられない。
「大体何でスタースクリームと」不機嫌そうに彼が呟いた。
「チャレンジャー過ぎますよ」
「・・・えらい言い様ね。
 あいつもアタシも現実逃避のためにお互いを利用してるだけよ。
 大体あの傲慢で尊大卑屈かつ大嘘付きの権化のようなあの男に
 愛とか真心とかそんなものを求めると思う?逆に言えば見え透いている 
 ビジネストークだから気が楽なのよ」
「さりげなく貴女も酷い事言ってますね。
 それに、私には貴女の言うそれが本心からのものだとは思えませんが」
さりげなく寄り添ってくる身体をウザいなぁとは思いつつも、結局成すがまま
身を任せ、「ホントよ」とウィドーは言う。
裏切られるのはもうこりごりだった。とくに真面目誠実がウリの男には。
僅かに曇った表情に、ブリッツウィングはそれ以上追求するのを止めた。
残念ながら、まだ彼女は自分に心を許していない。
これ以上聞いても答えてはくれないだろう、とブリッツウィングは考える。
とりあえず彼女がスタースクリームに恋愛要素を含む感情を持ってはいない
ことがわかっただけでも良しとしよう。

「まぁ彼と今すぐ別れろとは言いません」
瞬間的に顔が切り替わる。
「言っとくけどこれは俺の最大の譲歩だからな!出来ることなら俺とだけ
 してほしかったり・・・いや、べ・・別に嫉妬なんかしてるわけじゃないぞ!!
 勘違いするな蜘蛛女!」
誰もそんなコト聞いていないわよ、そう言いかけて、ブラックウィドーは
ふと違和感を覚える。
「それに何でアンタにそんな事言われなきゃならないわけ!?」
やれやれ、と再度人格をシフトしたブリッツウィングは頭を振った。

「だって浮気じゃないですか!!」
「・・・・そもそもアタシとアンタは恋人じゃないッシャ」
ふむ、ならばとブリッツウィングは続ける。
「・・・・・それではかなり譲歩して、同僚以上恋人未満、必要とあれば
 身体を重ねて愛し合い、ヴァレンティンスタークにはギフトを
 送る、そんな関係からお付き合いを始めてもよろしいですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・まぁそれなら良い・・・ッシャ?」
「ありがとうございます。それでは今後とも宜しくお願いします。
 そうだいつかオクトーバーフェストにでも行きましょう。
 なおこの会話は記録されているので悪しからず」

暫く沈黙した後、何を言われているのか、自分が何を言ってしまったのか
理解して彼女は自分の体温が急激に上昇していくのを自覚した。
放熱ファンの立てる音に気が気でないところに「赤いですよ、顔」と言われ、
反射的に頬に手をあてて・・・自分の顔の大部分は仮面に隠れていることを思い
出す。

「っはっはっは!!!惚れたか!?愛してるぜ蜘蛛女!!」
豪快に笑うと、急に声を潜めて、
「―次はもっと良くしてやるからな」
長い、長い沈黙。

「・・・・ッ―――この――――調子にッ、乗るなッ!!!」
コピー能力を使っていないのに、あの細い腕のどこにこんな力が、と
いうくらいの速度でぶん投げられる実験器具をひょひょいと避け、
笑いながらブリッツウィングは部屋を飛び出る。
背中越しに扉が閉まり、何かがいくつかぶつかった音がした。

******
廊下でひとしきり笑ったあと、まだ氷の彫像と化していたソレを見つけて
コンコンと叩く。
「お取り込み中失礼しました」
聞こえないとは知りながらブリッツウィングは小声で挑発し―
勢い良く氷が砕け、同時に大気を震わせて光線が走った。

「っこの!!!イカレトリプルチェンジャーがァアァぁぁ!!!!
 いきなり何しやがる!」
連発されるナル・レイ・ビーム。ひょいっとそれをブリッツウィングは軽く避け、
それがスタースクリームをさらに怒らせる。
「大体貴方が「譲らない」なんていうからですよ」
「聞いてたのかよこのムッツリスケベめ!!大体お前ウィドーの事
 気味悪いオーガニックボディだって嫌がってたろーが」
「そりゃ百数十年立てば印象も変わりますよ。表立って主張してなかった
 だけで。ま、貴方は単なる・・・・ふ・・ふふ・・ぷっ・・・いや失礼」
「・・・・なに笑ってやがる!!!」
何を思い出したのか吹きだしたブリッツウィングに、スタースクリームは完全にキレた。
両腕に備え付けられた銃にエネルギーが溜められていく。
それを見て、ブリッツウィングはくるりと向きを変えると、全速力で逃げ出した。
しかも、大笑いしながら。

かくして空陸参謀とキレた航空参謀と命がけの追いかけっこが始まった。
128【終】:2008/05/19(月) 02:12:55 ID:tFgRmbX5
これにて終了です。お付き合いくださりありがとうございます。
なんだか予想以上に長くなってしまった気が・・・

燃えと萌えが止まらないアニメイテッド、まさかのスタースさん
○○化にwktkが(ry
129名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 07:34:18 ID:APMZPY8x
ドキッ!スタスクだらけの5P大会!!
怪力ゴングさまも思わずポロリ
130名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 06:19:22 ID:pnDnQDIq
牧場スレでメガトロン様が暴れています
131アニメイテッド/コンボイ×サリ? その1:2008/05/30(金) 02:30:49 ID:yZ5Ev3vg
ここはデトロイト、サムダック博士が買って忘れた
廃墟ビルのサイバトロン基地である。

コンボイだ!
「バンブル、サリの様子はどうだ・・
ちゃんと相手してるか?」

「夜更かしゲーム三昧といきたいけど、今はやってくれないんだよねえ・・
目から水漏らして疲れて寝ちゃったよ」

サリが会社を追い出され、オートボッツの基地に居候する生活が
始まっているのである。

「そうか寝てるか。ちょうどいい機会だ…。
ちょっとサリの部屋に行ってくる」
「え〜、司令官一体何をしに?」
「以前、地球人の子供の作り方をサリに教わってだな・・
あれからインターネットでいろいろ調べたが
やはり直接有機物の♀型を確認したい」
「寝てるのに?サリに直接頼めばいいじゃん」

最もな意見である。

「直接言った事があるが断られた。
説得には時間がかかりそうだ。
デストロンを壊滅させる為にも今の私には
早急に地球の知識を得る必要がある!」
「司令官〜やめたほうがいいよ、寝てるよ〜」
「ええいそこをどけ!バンブル!!」
「あ〜あ俺知らないよ…」
132アニメイテッド/コンボイ×サリ? その2:2008/05/30(金) 02:32:39 ID:yZ5Ev3vg
ちゃーらーらーらーら

サリの部屋である。
ボケが作ったタイヤのベッドでスースー寝ているようだ。

コンボイがでかい体に似合わず細心の注意を
払って、サリのパジャマを引きはがしにかかった。
ブラはまだしておらず、ちっちゃいおっぱいがすぐ現れる。
さらに白い木綿のパンツを引き下ろすと一本の立てスジが
まぶしく現れた。

「ぬうう…おかしい。パーツが大幅に足りないようだ。」
「そうなの?」
「ネットで得た知識と照らし合わせてみたが股間に毛がないようだ。
胸もパーツがないな…。」
「そうなんだ、さすが司令官詳しいなあ。」

さすがはセイバートロン星の士官学校卒である。
情報収集能力も優秀なコンボイだ。

「うう〜…ん…」
ごそごそしている様子にさすがのサリも
気がつき始めた。
なんか体がスースーする。眠い目をこすりながら
体を見るとなぜか素っ裸だった。

「きゃあああああぁぁぁぁーーーーーーー!!!!??」
サリの超音波兵器だ!どうするコンボイ。
133アニメイテッド/コンボイ×サリ? その3:2008/05/30(金) 02:37:36 ID:yZ5Ev3vg
「いかん、サリが起きてしまう。
逃げるぞバンブル!!トランスフォーム!!!」
「司令官待ってよ〜」

寝起きのサリの目には
2体のトランスフォーマーらしき物体が
壁をぶち破って逃げる姿が見えただけだった。

ちゃらーらーらーら

「なんじゃい嬢ちゃんどうした」
ラチェットだ。
他のメンバーもわらわらと集まってくる。

「ああああああたしの部屋に誰か来た!!
一体何!!!!」
サリの部屋は壁が破壊されて悲惨な状況だ。
「お…おれじゃないよ」
みんなの視線を感じてバルクヘッドが弁解する。

「これはきっとデストロンの仕業だ!」
遅れて現れたコンボイだ。

「なんであたし裸なのよ…」
「きっと鍵でも探してたんだろう。見張りを強化しないと
いけないな。今夜はみんなで見張ってるから安心して
寝るといい」

デストロンのせいにし、綺麗に場を納める司令官だった。
134アニメイテッド/コンボイ×サリ? その4:2008/05/30(金) 02:41:48 ID:yZ5Ev3vg
ちゃらーらーらーら

「ねえ、結局何かわかったの?」
バンブルだ。

「とりあえずサリは地球人の♀と少し違うようだ。
戸籍とかがないのもこの辺の秘密と何か関係があるのだろう…
今後も調査が必要だが情報が少なすぎる。
まだ他言は無用にしておこう。」
「了解!」

また懲りずに調査に行く予定の司令官であった。
135名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 02:43:12 ID:yZ5Ev3vg
早く女体のスタスクが見てえ…
136名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 08:24:18 ID:c1w9QE8n
政宗の声で再生されるwww
gj!!
137名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 17:22:33 ID:usHU+CYJ
アニメイテッド終盤アゲ
もっと職人増えますように…
138名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 18:05:50 ID:P/rBlOke
GJ!
司令官wwロリコンボイめw

>>135
にょたスクにはあのアゴは無いから安心しろ
139名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 01:52:14 ID:BLXpMJee
そういや半角二次元にスレないんだよなあ…
画像こっちでもいいと思う?
140名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 04:08:50 ID:0tODbLtw
角二に立てるのがスジだと思うよ
前回すぐ落ちちゃったけど
141名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 13:41:35 ID:Pruhrr7e
一応立ったことあるのかw
延びないだろうな…
142名無しさん@ピンキー :2008/06/02(月) 19:31:28 ID:pwT4xYKB
>>134
ワロタww
GJ!
143名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 23:20:52 ID:h+ooo3+E
26話はなんというか…
ダイノボットのロボットバージョンでさあ蜘蛛ねえさんを
犯せとか考える人が世界中にいる気がするな
144アニメイテッド /サリ緊縛物 その1:2008/06/07(土) 23:59:07 ID:h+ooo3+E
ここはデトロイト、サムダック博士が買って忘れた
廃墟ビルのサイバトロン基地である。

ローラーブレードを履いたサリが
プロールの戦闘訓練にチャレンジをしようとしている。
「君には難しいんじゃないかな」
「アンタが出来て私が出来ないわけがないわ!
見てなさいって」

鍵をベルトコンベヤーのコンソールに突き刺して
颯爽と走り出したものの、なぜかベルトコンベヤー付属の
アームがプロールの時と違う動きを始めた。

「ああー!!いやー!!」
アームに腕をとられて吊り下げられるサリだ!

「今助ける!」
助けに入ったものの、非力ゆえ機械のアームにふっとばされる
プロールだった。
145アニメイテッド /サリ緊縛物 その2:2008/06/08(日) 00:08:20 ID:RbGtG8So
「誰か〜!助けてー!!」
コンベヤのアームが足首をつかんで
左右にめいっぱい広げる。

「ちょっちょっとそこはらめええええ!!!
絶対らめえええええ!!!」
丸出しのパンツをひきはがさんと
さらにアームが伸びてくる。
身をよじって避けようとするものの
体が固定されてわずかにしか動けない。

「ひぃっ」
サリが思わずのけぞった。
アームが股間の一枚布の上からかすったのだ。
今度は布を掴まれ、破られた。

「いやっ!!やめてー!!!誰かああぁぁ!!」
サリの抗議もむなしくアームが丸出しの股間を狙って
今度は直接まさぐり始めた。
土手の肉を左右に広げられて
クリトリスからちっちゃい膣まで丸みえだ。

さらに叫んで誰かを呼ぼうとしたが
今こられてこんな姿を見られるのもいやだ。
146アニメイテッド /サリ緊縛物 その3:2008/06/08(日) 00:08:45 ID:RbGtG8So

「はあっ…!いやっ…やあああん」
困ってもだえてていたが

ぷしゅー

突然機械が動かなくなった。
そこに現れたのはコンボイだ!

「危なかったな、電源を落としたぞ」
「あぁ〜…あありがとう…」
「あんまり鍵で遊ぶんじゃないぞ。予想もしない
力を得たりするからな」
「はーい…」
コンボイパパの説教を食らって反省するサリだった。

所変わって司令室
先ほどのサリの様子の動画をコンボイが見ている。

「どうやらうまく撮れたようだ。」
真相はベルトコンベヤーのプログラムをコンボイが
いじっていたのであった。
実は逐一動画に撮っていたのである。
147アニメイテッド /サリ緊縛物 その4:2008/06/08(日) 00:10:22 ID:RbGtG8So

「マイスター、待たせたな
地球のおにゃのこの資料を送る」
「オオゥいつもクールな資料ありがとうございます
最高司令官も楽しみにしてます」
「センチネルには内緒にしててね」
「わかってます、彼有機物嫌いですしね。」

着々と出世街道の足がかりを固めてる
コンボイだった。
148名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 12:50:45 ID:qYPTl6hz
>>147
GJ!
ちょwwコンボイwなんかもう色々とだめだww
みんなオクトーンみたいに色んな女の子のグラビア集めてそうだww
149名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 13:57:38 ID:tXZrDbLL
gj!コンボイwww


>143
これ書いてくれええええ!
 ───アタシの名前はエリータ1。心に傷を負ったトランスフォーマー。
モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪

アタシがつるんでる友達以上恋人未満は
士官学校卒のエリートのセンチネル、オプティマス。
デートしてもやっぱりタイクツ。今日もオプティマスとちょっとしたことで口喧嘩になった。
機械同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆
そんな時勇気生命体の星を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいセンチネルを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
センチネルはカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
 「キシャー」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと音がする方を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・トランスフォーマーとはなにかが決定的に違う。
スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(有機生命体・・!!・・これって運命・・?)」
男は蜘蛛だった。逃げ遅れてレイプされた。「キャーやめて!」コピー能力をきめた。
「ガッシ!ボッカ!」アタシは死んだ。ブラックウィドー(笑)
151名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 22:25:53 ID:2yCdZGLW
>>150
ちょw
152名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:34:01 ID:FrLc541J
>>151
概ね本編と食い違っていないところが凄いw
153名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 04:45:28 ID:XXeypZAZ
スローモーたんは割りといい感じだと思うが
どうよ?
154名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:54:19 ID:UoDdCFBp
俺もいいと思う。
スィンドルに奴隷として宇宙に売られるとか世界中の人が
考えてそうだよね

月末までもしかして放映なし?
週末の楽しみが〜!
女体スタスクは遠いなあ…
155アニメイテッド/サリ盗撮物 その1:2008/06/13(金) 23:14:38 ID:UoDdCFBp
ここは特殊鉱石に囲まれたデストロン基地である。
メガトロンと部下二人、そして囚われのサムダック博士が
いる。

「オールスパークの力はもはやこの小娘の鍵しか
残っておらん。お前ら奪ってこい」

ザル警備のサムダックタワーのサリの部屋が
基地の巨大モニターに映し出される。

シャワーを浴びたあとらしいサリが濡れた髪のまま
すっぽんぽんで部屋で音楽を聴いていた。
とんでもないシーンに出くわしてしまった。

「幼女の部屋を覗き見とはボクちんの上司は
いい趣味してまちゅね〜(゚∀。)アヒャヒャヒャ!!」
「メガトロン様万歳!
メガトロン様の性癖を愚弄するとは貴様…!!」
ラグナッツが怒りをにじませて拳を振り上げる。

「いやワシはロリコンじゃないけど…
お前ら騒ぎすぎだ。こんな小娘の裸はどうでもいいから
はよ鍵見つけろ」


「メガトロン様、もうちょっとローアングルで
見せてくれませんか。ワレメを観察したいです(@д・)」

ブリッツウィングの人格が変化した。
冷静なタイプだ。
156アニメイテッド/サリ盗撮物 その2:2008/06/13(金) 23:17:07 ID:UoDdCFBp
「お前こんなちっこい有機物に興味あるのか…」[
呆れたようにメガトロンが言う。

「ボウボウだといかにも有機物で気持ち悪いですが
これはなんとか…。まずはファーストステップで幼女から有機物は
慣れさせてください。メガトロン様は平気なので(@д・)?」

「ワシは50年もこやつと付き合って動画見まくってるからな。
もう有機物は飽き飽きだ。しかしよくも
ワシの手の上で白い液飛ばしまくって
くれたなあサムダック教授?」

ジロリとにらみつけられ、サムダック教授は震え上がった。
とんでもないところでオナニーをしてたもんだと後悔している。
ここ最近は後悔ばかりだ。


「見慣れると有機物もなかなか・・・そして盗撮という
シチュエーションがなにやら胸が躍ります(@д・)」」
「こんなのがおもしろいわけねえだろ!!
レイプから始まる人妻ラブロマンスを見せろ(#`Д´)」
「ボクちんならこの幼女を使ってスナッフ物を
宇宙中に流したいな〜(゚∀。)アヒャヒャ」

「ジークデストロン!ハイルメガトロン!!」

「いいからお前ら少し静かにせんか!!」

「イヤァもうヤメテ!!ワシの娘をそんな目で
見るのヤメテ!!」

囚われのサムダック博士がシールドの中からバンバン
叩いているが、無視してモニターを見て騒いでる
デストロンであった。
157アニメイテッド/サリ盗撮物 その3:2008/06/13(金) 23:24:54 ID:UoDdCFBp
-次の日-

「メガトロン様、今日もアレ見せてくださいよ
鍵持った幼女の部屋(@д・)」
「メガトロン様万歳!メガトロン様は神!!」

「お前ら…。まあよい
あとでちゃんと鍵奪いに行って来い」
文句言いながらも部下二人に見せてやるメガトロンであった。

巨大モニターにサリの部屋が映し出された。

「幼女のふわかわベッドフゥゥゥゥゥーーー!!
びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!!」

サリのベッドの上で全裸になり、
ケツをバンバン両手で叩きながら枕に顔をうずめて
白目を剥き、嬌声をあげてるマスターソンがそこにいた。

「うががががああああーーー!!!(#`Д´)」
ブリッツウィングがモニターに火炎攻撃を
仕掛けた。

ゴゴゴゴゴ…
モニターの爆発に連動して基地が崩れ始めた。

「やめろおおおワシの基地がああああ!!」
こんな部下で大丈夫だろうかと頭を悩ますメガトロンであった。
158名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 12:08:46 ID:RflUle6O
油断してたら吹いたw
159名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 13:24:35 ID:nA2a2Alc
畜生吹いたwwびっくりするほどユートピア!に吹いた!
なんと言う腹筋破壊大帝wwGJ!
160名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 13:54:26 ID:uQ+9g/iz
久々に来たら腹筋割れたww
なんだこの素敵すぎる流れ
161名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 03:46:02 ID:T+PxOHX0
「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!!」
って何のネタだっけ?って他でも見たなと思ったら
魔方陣グルグル…かw
162名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 12:40:48 ID:9Iod6sxr
なんかそれが元ネタで
部屋で取ったキチガイ的行動スレで2chで
盛り上がったらしい
163名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 06:06:58 ID:hm8S9KNL
悪霊を追い払う儀式か何かじゃなかったっけ? >びっくりするほどユートピア!!
164名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 06:13:11 ID:hm8S9KNL
ところでブリッツ基地外面はこんな感じの方が似てなくないかい?(`w´)
165名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 10:01:52 ID:/fnxiKL6
モモタロス乙
口のギザギザがいいやね
166255 ◆CXOEeUAUII :2008/06/29(日) 00:28:31 ID:5iOF55Ny
お久しぶりです。
仕事が忙しかったりケガしたりでずっとロムッてばっかりでした…

アニメイテッドブームの中で気が退けますが、某掲示板にぅpされてた温泉ローリを見て、久々にコビロリ熱が再発してきたので…
近日中に温泉ネタ投下しても宜しいでしょうか?
相も変わらずのおバカなノリになりそうですが…

投下できた際はどうか、お手柔らかに。
167名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 01:25:00 ID:egtrcoZC
おうおう待ってるよ
168名無しさん@ピンキー :2008/06/29(日) 08:14:46 ID:ueXY1df9
楽しみにお待ちしとります〜!
169名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 19:01:22 ID:6NN1ILTo
誘い受けはこの職人のお家芸だな
その事はもう問わんから
ちゃんと投下してくれ
リアルの事情で予告がすぐなし崩しになるのはうんざりする
170名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:20:14 ID:SupIRKyF
女体スタスクキター!!!
アゴがなくてよかった!
思ったより女傑でびっくりした。
171名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 10:14:55 ID:N4ahw6Os
女スタスクとアラクニアの百合キボン
172名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:31:00 ID:bGGMnQuo
女スタスクvsウィドーはシーズン3以降、本編でやるような気がするw
173名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 02:24:48 ID:xsDXjQSn
手を組んでもよし、敵対してもよしw絡んでもよしw
アニメイテッドは女性TFが多いし、美人さんばかりで嬉しいぜ!

焼きゴテで地球産TFにデストロンエンブレムをつける場面があったけど、
ウィドー姐さんもデストロン加入時に喉元にアレを押されたんだよな…
相当痛そうだけど、SM的なエロスを感じるので妄想してきます。
174名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 01:19:01 ID:E6MaUY7v
ステイシスカフス(EMP手錠)だの、ワイヤーでぐるぐる巻きだの、ウィドー姐さんの蜘蛛糸でぐるぐる巻きだの、
アニメイテッドは何かと緊縛プレイが多いアニメだ
本当に子供向けなのかw
175名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 20:19:58 ID:HGKs2qoO
>>174
大きいお友達もターゲットに含まれますから
176255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/05(土) 20:14:48 ID:BglnLqRP
ご無沙汰してすいません。一応近況報告。
現在三分の二まで書いています。
残りのエロの部分とオチを書き上げれば投下できるはずなので、もう少しお待ちを…

ノイズメイズのキャラを再確認する為にようつべでもう一度チェックしましたが、まさかあんなバカだったとはv
177名無しさん@ピンキー :2008/07/06(日) 06:46:26 ID:GNoOhqgm
>>176
乙〜!
楽しみにお待ちしとりますね〜。
178名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 11:24:37 ID:c7qyFm2D
女スタスク×へたれ・嘘つき・ごますりクローンズも見てみたい
179名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 20:43:30 ID:9GKKjr48
やっとシーズン2の終わりまで見た
女スタスクかなりいいね
いろんな奴とからめ安そうだしw
180名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 16:20:58 ID:yuU4dLdv
にょたスクかあ…
181名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 23:05:23 ID:6aX3z2oZ
音沙汰なくてすみません。255です。
携帯から失礼します。パソの方が巻き添えで規制食らってしまって…。
SSはだいたい完成してますが、書いてるうちにネタがどんどん浮かんで一作品では収まらない事態に…!
例によって長いです。
それでもいいなら、規制解除され次第投下します。
待っていてくれた方、本当にすみませんでした。
182名無しさん@ピンキー :2008/07/13(日) 23:12:09 ID:vGZAPBhk
>>181
オッケーデース!
楽しみにお待ちしとります。ちなみに自分以前コビロリでお世話になった某アレですw
最近こちらもご無沙汰しててすみません。
規制早く解けるとよいですね〜。
183名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 10:24:56 ID:3QkCJcXC
ミーシャの激エロきぼん
184名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 06:45:07 ID:rQWTeIa/
http://p2.2ch.net/
モリタポ持ってりゃここへ登録して書き込めるじゃん
185255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 22:57:19 ID:T4jCxGaV
解除されたみたいなので、投下します。
今日の部分はエロなしですがご勘弁。
186255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:01:43 ID:T4jCxGaV
「今日のエピソードは旅にグルメにエロスに温泉特集! 視聴率は頂きだ!!」
「エロスは程々にしなさい」

ドキッ! ドッキリだらけの温泉旅行!! 旅情編

◆1
眼下に見えるのは深緑の森と、美しい河のせせらぎ。
「わぁ〜! すっごいきれ〜!!」
「うん。やっぱり日本に来たって気がするね」
…どうも皆さん、お久しぶりです。コビーです。
月日が経つのは早いもので、ハイスクールに通って、もう一年過ぎようとしています。
僕とローリは今、日本に来ています。
今はバスに乗って、A県のとある温泉宿に向かってます。
え? なんで自分達が日本に来てるのかって?
それは、単純に言えばアルバイトを頼まれたんです。ギャラクシーコンボイに。
二日前、ビデオメールで。
『ローリと二人で日本に行って、ある人物にこれを渡してほしい。
まぁ、アルバイト付きの海外旅行と言ったところかな』
…ってどっかで聞いたような感じで言われて、なにやら布に包まれた箱のようなものを僕たちの住んでるアパートに送ってこられた。
自分達は訳あって、この「モノ」を日本に送り届ける事ができないらしい。
モノが入ってる箱の大きさはだいたい30センチぐらいの長方形。
中身がなんなのかは全然分からない。それに…。
『但し、どんな事があっても届け終わるまで中身を見てはダメだぞ。
勿論潰したり、振り回したりする事もいかん。そして、乳幼児の手の届かない場所に、隠して持っていきたまえ』
と、釘を挿された。もうムチャクチャです。
187255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:03:19 ID:T4jCxGaV
『ま、いい機会だし勉強を忘れて二人でのんびり羽を伸ばしてきなさい』
司令官を引退してから、なーんかキャラ変わったなぁ。ギャラクシーコンボイ。
背景に何か、ぬいぐるみみたいなのが見えたのは気のせいだったんだろうか…?
今その箱は、僕のボストンバッグの中に入っている。
言われた通り、潰したりしないように注意を払いながら。
ローリは、
『見たい! 見てもいいよね? っつーか見せなさい!!』
と、興味津々で何度も布を取っ払おうとした。
勿論僕も気になったけど、必死になって止めましたよ。
検閲のときにも問題なく通れたから、やばい代物ではない事だけは確かなようだけど…。
ちなみに僕達は、今回はホップ達に頼らずに、ロサンゼルスの空港からここまで自分達だけでやって来た。
行きと帰りの飛行機のチケットと運賃などの費用は、「モノ」と一緒に送られてきたからタダだったけど、いつまでもギャラクシーコンボイやホップ達におんぶに抱っこじゃ、申し訳ないからね。
なお、その人物というのが誰なのかすらも聞かされていない。
ひょっとしたら、ギャラクシーコンボイと同じトランスフォーマーなのかもしれない…。
「…と、まぁこうして二人で、その人物がいるって言う宿に向かってる訳だけど」
「ねー、さっきから誰に向かって喋ってるの?」
的確なツッコミです。ローリさん。
188255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:04:53 ID:T4jCxGaV
「…うっ。つ、『常にカメラの映りを意識しながら演技する。それがスターってもんだ』って言う言葉もあるじゃない」
「なにそれ、変なのー」
そんなバカバカしいやり取りをしていると、向かい隣の席のおばあちゃんが、
「外人さんかい? 日本語お上手ねぇ」
と、話し掛けてきてくれた。
「どうも…、ありがとうございます」
僕もローリも、ぺこりと一礼。
「仲いいわねぇ〜。わたしの若い頃を思い出すわぁ〜。
あっ、そうだ。今日うちで獲ったばかり桃なんだけど、良かったら一個持っていきなさい」
「えっ? いや、知り合ったばかりなのにそんな…」
「いいっていいって。ほら、一個ずつ…ね?」
「は、はい。…ありがとうございます」
「ありがとうございました」
おばあちゃんから手渡された桃は、形は少しイビツだけど、大きくてふんわりといい香りを出している。きっと美味しいに違いない。
正直、こうした果実の状態の桃は見るのも初めてだった。これだけでも感動もの。
「(なんか、こう言うのもいいな。こう言った田舎の人のあったかさって、日本もアメリカも関係ないんだろうな。きっと…)」
と、まぁ。理由はどうあれ、こうしてローリと二人っきりで海外に行けたのは嬉しかった訳で。
「(そして…温泉と言えば……浴衣…卓球…コーヒー牛乳!
ローリと二人で…婚前旅行!!)」
期待感と下心と、何故かちょっぴり不吉な予感を感じた矢先、バスのアナウンスが目的地の宿場町のアナウンスをした。
189255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:06:29 ID:T4jCxGaV
バスを降りたときには、空はすっかり夕焼け空になっていた。
目的地の宿へは、このバス停から歩いて20分程。
お金は一応あるが、何か勿体無い気もしたので歩いて行く事にした。
だが、あまり運動が得意なほうではないローリはすぐに
「もーダメ〜! 暑い〜。疲れた〜」
と、言いながら5分ぐらいでへばってしまった。
まぁ、ロサンゼルスから飛行機(ロスまではホップに送ってもらった)、更に電車とバスを乗り継いで10時間以上経っているので無理もなくはないかもしれないが。
「まったく。まだ全然歩いてないじゃないか。情けないなぁ」
口ではそう言いながらも、コビーはちゃんとローリに手を差し伸べる。
「悪かったですねーだ」
ローリもむすっと口をしかめながらも、どこか嬉しそうに差し出された手を握って立ち上がり、そのまま彼の腕を抱きかかえるような形で寄り添いながら再び歩いた。
「…えへへ」
まるで、子猫のような仕草で甘えるローリ。
「(なーんだ。初めっからそれが目的だったか。可愛いなぁ。このツンデレめ)」
こんなワガママな面も可愛く思えてしまうのは、やっぱり惚れた弱みだろうか。
「ん、そうだ。さっき貰った桃、食べてみる?」
「うん。でも…、どうやって食べるの?」
歩む足を一旦止め、コビーは先ほど貰った桃を、バッグから取り出す。
190255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:08:03 ID:T4jCxGaV
「えっと、確か…。こうやって、皮を剥いて…」
少し試行錯誤しながらも、何とか皮を半分程剥く。
ナイフがないので不格好だが、仕方ないだろう。
そして、もう一個も同じように剥いて、ローリに差し出す。
「…はい、どうぞ」
「ありがと」
手に取ると、更に甘そうな香りが鼻に入る。
「(なにこれ…すっごい美味しそー…!!)」
「(本当は付くまで我慢しようと思ってたけど…ダメだ!)」
小腹も空いていた二人は我慢できず、一度互いの顔を見つめ、コクリと頷いた後…。
「「いただきます。」」
同時にかぶりついた。
「「うまっ!!」」
味も香りも今まで食べてた缶詰のものとは天と地の差。
二人だけでここまで来るのは正直しんどかったが、それも吹っ飛ばさせるような幸福感だった。
そんな風に酔い痴れてると、不意にローリが吹き出す。
「…ぷ」
「なんだよ、ローリ」
「だってコビー、汁がたらたらなんだもん」
「…。あ」
確かに言われてみれば、口中果汁だらけだった。
だがそれは、彼女にとっても同じ事だった。
「なにをーっ、ローリだって人の事言えるかっ」
「やーん。コビーこわ〜い」
そうやって楽しくやってる道中では、コビーはすっかり忘れていた。
バスを降りる直前に浮かんだ、あのほんの少しの不吉な予感を。
ちなみに今二人が食べたこの桃が、日本最高級の品種である事を知るのは、もう少し後の事になる。
191255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:09:12 ID:T4jCxGaV
◆2
そして、徒歩20分のところを、二倍の時間を掛けて付いた頃には、すっかり暗くなっていた。
「や、やっと着いた……!!」
「な、ナニよ…コビーだってバテバテだったんじゃない」

『旅館・大の湯』

正直に言うと、二人とも地元のモーテルのような場末のボロい宿を想像していた。
しかし、二人の眼前にある宿は、派手さはないものの、歴史を感じさせる風情を残すなかなか立派な建物である。
隣の看板を見ると『千葉ビーコン株式会社御一行様』『日本エネルゴン調査団御一行様』『鳥居範仙様』などと書かれたものが何枚か下げられている。
漢字はあまり読めないが、自分達の他にも何組か客がいるのだろう。
「…えーっと、こーゆーところに入るとき、日本語じゃなんて挨拶すればいいんだったっけ?」
二人とも、ハイスクールでは日本語も勉強してる。
ルーシー教授にも教えてもらったおかげで、日常会話は充分こなせるが、どうもこういう風に「本番」になってしまうと緊張してしまう。
「"おばんです〜"、だっけ?」
「それはちょっと違うでしょ。
"たのもー!" …じゃなかった?」
「渡世人じゃないんだから。ローリ時代劇見過ぎ」
「何よー。コビーだって一緒によく見てたじゃない」
「"ごめんなすって!"」「それじゃ任侠映画じゃん」
「"おいっすー!"」「それはドリフ」
「"ボンソワール!"」「欧米か!」(←注・コビー達も欧米人です。)
「"こんばんわ。とよとみひでよしです"」「えーかげんにしなはれ」
と、いつの間にかしょうもない夫婦漫才と化してしまう。
こんな所も息がピッタリなのは、流石と言うかなんと言うか。
192255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:11:32 ID:T4jCxGaV
「って、こんな事やってる場合じゃないじゃん!」
今更気付くな。
「えっと。ええっと〜」
少し悩んだ後、二人で同時に引き戸を開ける事にした。
「ご、ごめんくださ〜…」
「はいは〜い。いりゃあせ〜」
開けた瞬間に目に飛び込んだ、若女将らしき和服の女性の姿に、二人の目がテンになった。
「「い!?」」
「こんばんわ。ようこそ当館へ♪」
その女性は紛れもなく、ルーシー・スズキ教授本人だった。
「る、ルルルルーシーさん?????」
髪型は違うが、他人の空似ではない。完全に彼女本人である。
「そ、その姿は一体!!?? っていうか今地球にいないはずじゃ??」
「え? 私そんな事一言も言ってないわよ?」
二人はビデオメールの内容を、よく思い出してみる。
「「…あ。」」
確かに、ギャラクシーコンボイは「自分達は訳あって届けられない」とは言っていたが。「ルーシー教授が地球にいない」とは一言も言ってない。
「じゃあ、なんでここに?」
「ここね、私の親戚が経営してるのよ」
「いつ、帰ってきたんですか? 連絡くれれば良かったのに…」
「四日前よ。
ホントはね、私達も久しぶりに地球に帰って羽根伸ばしにきたんだけど、
私の従姉妹の女将さんと番頭さんのご夫婦が一週間程家を留守にするって言うんで、私が代理を頼まれちゃったの。
団体さんも入ってけっこう忙しかったから、連絡しそびれちゃったのよ。ごめんなさいね」
「へぇ〜…」
そう言いながら微笑むルーシーの和服姿は、とても様になっている。
ひょっとしたらアメリカに渡って大学教授になっていなかったら、臨時ではなく本当にこの宿で働いていたのかもしれない。
193255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:13:20 ID:T4jCxGaV
そう考えていた矢先、コビーはふとある事に気付いた。
「…ん? "達"??」
「あっ、そうだ。紹介忘れていたわね。
この方が臨時の番頭さんよ」
ルーシーがポン、ポンと軽く二回手を鳴らすと、
「ん? お客さんですかな?」
奥からスリッパで大きめの音を立てて、大柄な男性が現れた。
「「あ!」」
番頭の格好をして現れたその人物は誰であろう、アメリカ軍大佐、兼ルーシーの恋人であるマイク・フランクリンであった。
「やあ、コビーくん。ローリちゃん」
「な、何で…大佐まで?(予想はしていたけど…!!)」
「ははは。今は大佐はなしだよ。
人手不足で頼まれてしまってね。なかなか似合うだろう? この格好」
「ま、まぁ…」
そう言ってるフランクリン大佐の顔は、終止にやけっぱなしである。
勿論視線は常に、和服姿のルーシーに。
「(嗚呼、愛しのルーシー…君の為なら例え火の中水の中、エネルゴンの中…!)」
「「(し、下心見え見えやん!)」」
かつてのミステリアスな雰囲気を醸し出していた軍人としての彼は、一体何処へ行ってしまったのやら。
「ついでに今の私は、マックスズキと呼びたまえ」
「…それって、日本の野球選手じゃないですか」
194255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:16:17 ID:T4jCxGaV
でも言われてみれば、彼も大柄な体格に、番頭の法被がよく合っている。
「ちょ、ちょっと待て。ルーシーさんがここにいるってことは…。この頼まれた"モノ"って…!」
コビーは本来の目的であったモノの事を思い出し、バッグを開けて取り出す。
そして、布を全部取り払うと…。
「ぬな?」
コビーが硬直する。
「…へ?」
間の抜けた声を出すローリ。
布を取り払った箱の包装紙には、大きくこう描かれていた。

『名古屋名物 ういろう』

「こ、これ?」
「そうそうこれ! 
ドレッドロックさんに直接ここまで送ってもらったから買い損ねちゃったの!
昨日ギャラクシーコンボイさんが使いを出して届けに来てくれるって言ってたけど、
まさか君達だったとは知らなかったわ。
ありがとね〜二人とも♪」
相も変わらずの天然ボケぶりに、二人は呆れる。
通販という手は考えなかったんですか。ルーシーさん。
「(ぼ、僕達ってパシリにされたの??)」
「ル、ルーシーさ〜ん……」
「まぁまぁローリちゃん。一個あげるから」
そう言って、箱の中のお菓子を一個取り出し、ローリの目の前に差し出す。
「ま、まぁ折角だし…いただきます」
「ど〜ぞみしょれ(召し上がれ)〜」
薄い紙を剥がし、ぱくん、と口の中に放り込んでみると。
「…………。
おいっ…しー!!」
途端にローリの眼がキラキラ輝く。
一瞬、背景に少女マンガのように花が見えたような気がした。
「(ちょ、ローリ釣られ過ぎ!!)」
女の子は、美味しいものに弱い。
…と言う言葉を改めて認識したコビーだった。
「ホントにすっごい美味しい! もっとちょーだい!!」
「はいはい。半分こしてあげるからがっつかないの」
端から見れば、まるで姉妹のように微笑ましいやり取りなのだが、コビーはさっきにも増して、どっと疲れが襲う。
「それではお二人様、角の間(ま)にご案内です♪」
何処か遠くの山の、お寺の鐘の音が聞こえたような気がした。
195255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:17:51 ID:T4jCxGaV
◆3
そんなやり取りから一時間程経ったあと。
「ふ〜、気持ちいい〜…」
コビーはタオルを頭に乗せ、ひとり外の大浴場で温泉に浸かっていた。
自分達は夕食を少し遅く、7時頃に頼んだので、普通の人が夕食をしている今の時間帯ではほぼ貸し切り状態。
宴会場で誰かが歌ってるらしく、微かに歌が聞こえてくる。
ローリは流石に疲れたのか、部屋に着くなり座布団を枕代わりにして寝てしまった。
本当は一緒に入りたかったが、無理矢理起こすのも可哀想なので、毛布をかけて、自分がここにいると言うメモだけ残してそっとしてやった。
「それにしても…殆どドッキリじゃないか…。
さてはギャラクシーコンボイもグルになってるな?」
何となく、今回の旅行の全貌が見えてきた。
首謀者は恐らく……!!
「でも、ルーシーさんのあの姿、似合っていたなぁ…。
もしもローリも着ていたら…」
和服姿のルーシーから、そのまま自分の彼女をオーバーラップさせる。
「(うなじ…、時折のぞく脚…! 
……萌え……!!)」
夏に一度、浴衣姿のローリも拝んだ事はあるが、それとはまた違った色っぽさがある。
あくまで、今はコビーの妄想であるが。
196255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:19:15 ID:T4jCxGaV
「(判ります…! 和服のルーシーさんにに萌えてる大佐の気持ちがよく判ります!!
ビバ・じゃぱんびゅーてぃー!!)」
そんな妄想を思いながら鼻の下を伸ばしていると。
「…おーい? 戻ってきてよー。コビーってばー」
「わわわわわ??」
いきなり、その妄想していた愛しい人の声が自分の真後ろから聞こえてきた。
しかも長めのタオルを体に巻いているだけの、あられもない姿で。
「ろ、ローリ? いつの間に?」
「ついさっきよ。少し寝ちゃったけど、やっぱり汗でベトベトして気持ち悪いから」
「そ、そうか。…でもここ男湯…?」
「なーにとぼけてるの。ここは混浴よ。入る前ルーシーさんに聞いたもん」
「へ?」
「ほら。あそこにも書いてあるよ」
間の抜けた声を出すコビーに、ローリは向かいに立っている立て看板を指差す。
『温泉効能・体力増進、各種疾患、リュウマチ…etc』
『熊出没注意! 万が一熊を見たら、ブザーにてお知らせください』
『大浴場は、男女共用です』
看板には、確かにそう書いてあった。
「…あ。」
「ね? えっと。それじゃ、失礼します」
タオルをはだけさせ、産まれたままの姿になる。
それだけでも、コビーは生唾を飲んでしまう。彼女の裸体は、常に見慣れてるはずなのに。
そんな彼の態度を知ってか知らずか、ローリはちょっと気恥ずかしそうに脚からゆっくり湯舟に浸かり、コビーの隣に座る。
197255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:20:38 ID:T4jCxGaV
「ふ〜…やっぱり来て良かった〜…。
でもこうして温泉入るのって、北極以来よね」
「…そうだね」
2年前、ルーシー教授を初めて仲間に迎えた北極でも、こうやって温泉に入った事があった。
だがあの時は男女分かれてて、水着を着ていた。
しかし、今回は訳が違う。二人同じ浴場で、しかも素っ裸。
ハイスクールに入って一緒に暮らし始めて、一緒に風呂に入った事は何回かあるが、もっぱら一人用の狭いバスタブである。
「きれ〜…。やっぱりアメリカの星空とは全然違う…」
少しの間、二人寄り添って星空を眺める。空はすっかり日も落ち、満月と星がきらきらと瞬いている。
「蝉とかの鳴き声も違うよなぁ。喧しいだけじゃないところとか」
包んでいるのはこの星空と、まん丸のお月様。近くを流れる河のせせらぎ。そして蝉などの虫の声。
「混浴って聞いてホントはビックリしたけど…、良かった。
コビーひとりだけしか入ってなかったから…」
「僕だって。ローリのこんな可愛いところは、誰にも見せたくないからね」
寄り添う二人の体に、次第にお湯の熱さとは違った熱が籠っていく。
「コビー。あたし、幸せよ。今すっごく幸せ。
お金なんかあんまりなくったって、大好きな人とこうして旅できて、一緒の時間を共有し合えるんだもの」
「これからも…だろ」
「うん…」
そしてごく自然に、唇が重なっていった。
198255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:22:12 ID:T4jCxGaV
そして、そんな二人の姿を1キロ先の木陰から見つめる、不気味な二つの黒い影があった。
「やあ皆さん。ご存知黒いお邪魔虫・野呂イズメイズでーす」
「同ジク青イ解説者・サウン野呂ウェーブダ」
誰に向かって挨拶しているのだ。こやつらは。
ちなみに、二人の姿は光学迷彩により、コビー達からは完全に見えない。
「ッテユーカ、ナンデ私達ハばかっぷるドモヲ出歯亀シテイルノダ…?」
「よく聞いてくれました。プラネットXの再建もメドが立ち、今回俺達がこうして地球くんだりまでやって来たのは…。
スシー、テンプラー、フージヤマゲイシャー…じゃなかった、あの小僧達にリベンジする為さ!!」
「ナ、ナンダッテー!!?
ッテ…、オマエノソノ脇ニ抱エテルがいどぶっくハ何ダ?」
「……ドキっ!!」
よく見ると、サウンドウェーブのツッコミ通りノイズメイズは「日本の名所名物100選」などとセイバートロン語で書かれたガイドブックを何冊も持っていた。
「ヤッパリ観光気分ダッタンジャナイカ」
「う、うるせー。それはそれ、これはこれだ。
ちなみに、二人がここにいるってのは、バ『ピー(本人の希望により、名前を伏せております)』氏のタレコミのおかげさ」
「(何故伏字…?)…何故ダ? 何故アンナ小僧ドモニ? 恨ミデモアルノカ?」
「ふふふ…オレは2年前、あいつらにドリフの館…もとい、アトランティスで、とんでもない屈辱を味わわされたのさ…!!」
「屈辱?」
「あいつらボーヤ達に、さんざん芸人扱いをな!!(本編35、36話参照)」
そうして、その時に起こった出来事を洗いざらい告白するノイズメイズ。
「…返ッテ、美味シインジャナイノカ?」
「お前まで芸人扱いかよ!
でもまぁあいつらバカップルどものせいで、オレはイジられ役のポジションを決定付けられちまった…」
「デ、ドウスルツモリダ? マサカ…」
「安心しろ。野蛮な事はしやしねー。その代わりに…!」
ゴニョゴニョと、サウンドウェーブに耳打ちする。
二人のオプティックセンサーが、同時にキュピーンと輝いた。
「…そんで、こうやってバカップルどもの恥ずかしい現場を盗撮しちまおうって寸法よ…」
完全な腹いせ。しかもやる事がセコい。
「…たいとるハ、『盗撮バカップル・愛の湯けむり旅情イグニッション』デ決マリダナ」
「オメーセンスねーよ」
そんなバカコンビの野望も知る事なく、恋人達は更に盛り上がっていた。
199255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/16(水) 23:29:51 ID:T4jCxGaV
取り敢えず前半分はここまでです。
明日投下する後半はちゃんとエロですのでご安心を。
夫婦漫才のシーンはどっちがボケでどっちがツッコミなのかはご想像にお任せします。

ちなみに大の湯旅館の部屋は君、盤、剣、牙、翼、角、長…ダイ●ゾーンです(笑)
200名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 09:39:21 ID:un4IINIp
キャラが全部壊れてるなw…
201255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:06:30 ID:ZcS1zltC
続き、エロシーンとオチ。
久々に書きましたが、エロは比較的真面目に…
202255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:11:46 ID:ZcS1zltC
「ん…んむ、は、んんっ…!!」
深く、情熱的な口付け。
お互いの瞳は、うっすらとではあるが閉じられていない。
二人ともそれなりに経験を積んだだけあり、お互いにどんなキスが好きなのかもよく把握している。
勿論、その後の事も。
「んはぁ…、桃の味がするぅ」
「さっき食べたからね。でも…」
名残惜しそうにコビーが唇を離すと、ローリの豊かに成長した乳房に手を伸ばし、
優しく弄び始めた。
「僕は、こっちの桃も食べたいかな」
「ん、ダメよ…。ここじゃ、人が来ちゃうよ」
「大丈夫だよ。ここは奥まってるし…それに夜で湯けむりでぼんやりとしか見えないから、
声をあんまり出さなきゃバレやしないさ」
「そう言う問題じゃな…ひゃうっ?」
彼女が戸惑っている一瞬の隙に、コビーは顔を移動させて、さっきまで弄っていたローリの胸の先端にある、頬に負けないぐらい桜色に色付いた果実を味わう。
「やっ、ちょ…ああん」
「それに…、我慢できる訳ないよ。此処に来るまでずっとお預けを喰らっていたんだから…」
203255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:12:44 ID:ZcS1zltC
舌と歯を使い、丹念に乳房を愛撫していく。
反対側も左手で乳首をつまんだり、くりくりと刺激する。
「ふぁ、ああっ…! そんな、胸ばっかり…!」
「…胸ばっかりじゃ、ダメなんだ?」
そう言って愛撫をやめ、屈託のない笑顔を見せるコビー。
「意地悪」
"天使のような悪魔の笑顔"とは、こう言う事を言うんだろうなとローリは思った。
「ん、じゃあ…」
いつものバスタブとは違い、直の岩のまま彼女を座らせる訳にはいかない。
コビーは取り敢えず、ローリがさっきまで巻いていたタオルを畳んで、岩の上に敷いた。
「じゃあ…ローリ。ここに座って。脚開いて」
ローリは耳まで真っ赤にして恥ずかしそうに、一回頷くと彼の言われるがまま、そのタオルの上に座って脚を開いた。
濡れて肌に絡み付いた黒髪、そしてお湯に浸かったのと便乗し、快感で肌が程良く桜色に染まった彼女の身体は、なんとも言えず色っぽい。
そこはもう既に、お湯以外の液体が溢れ出てきている。
204255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:13:28 ID:ZcS1zltC
「凄いな。もうこんなに感じてたんだ」
「コビーの…、せいだもん…」
「そうかな?」
こいつは、いつの間にこんなに意地悪になったんだろう。
しかしそれでも、言葉は意地悪になっても、コビーは絶対に無理強いはしない。常に優しさが感じ取れる。
「触るよ」
呟くようなコビーの声に、ローリは恥ずかしそうに一回頷く。
それを見た直後、花弁を指で左右に広げ、中の莟に舌を這わせた。
「あっ…! はぁぁっ!!」
ローリの背筋に、ゾクゾクとした電流が走る。
コビーもまた、敏感に感じてくれる彼女の姿に快感を覚えながら、舌を使っての愛撫をどんどん続けた。
クリトリスを刺激し、周りの花弁を舐め、時折指でする時のように中に挿入していく。
溢れ出る蜜にも、むしゃぶりつくように吸いつく。
その蜜はローリの太腿と、コビーの口の下、顎から温泉にぽたぽた落ちていった。
クンニを続けていくうちに、自分の下半身から込み上げてくる猛りを抑えられなくなったコビーは舌を秘部から離し、ローリに湯舟に入るように目で合図した。
軽く頷き、再び湯舟に入るローリ。
205255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:16:06 ID:ZcS1zltC
「我慢できない…! もうこのまま、挿入るからね…!!」
荒く息を立てるコビーの顔には、先ほどの余裕は微塵もない。
おへその辺りに擦り付けられた彼のペニスは、お湯の熱と自らの熱で、熱くそそり立っている。
ローリは身震いしながらも頷き、コビーの背中に腕を回した。
「うん…! 来て、コビー…!!」
言葉を聞き届けた瞬間、コビーは腰を前にゆっくりと、力強く動かし、暴発寸前の逸物を彼女の膣内に鎮めていく。
「ク、あ…!! うぁああっ!」
何時もよりもねちっこい愛撫で敏感になっていた事もあり、軽く達してしまうローリ。
コビーも思わず射精してしまいそうになるが、力を入れてグッと我慢した。
「んぁっ…コビー…、熱い、よぉ…!!」
「はぁ、ああ…。僕もだよ…。溶けてしまいそうだ」
「うん…! 溶かして。あたしをもっと溶かしてぇ…! コビぃ…!」
「……判った…!」
ローリの背中に腕を回し、彼女が倒れ込んだりしないように気を使いながら、コビーは腰を動かし始めた。
最早自分でも制御が効かなくなっているのか、その動きは非情に荒々しい。
ローリの膣内はお湯と愛液で濡れていたおかげか滑りが非情に良いにも関わらず、締め付けはまったく変わっていない。
むしろ緊張のせいか、何時もよりも狭く感じ取られた。
206255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:17:10 ID:ZcS1zltC
「あっ! は…激し……ひゃぁっ!」
二人の動きと同時に、バシャバシャと水面が刎ねる。
そんないつもと違う、獣のようなセックスにも、ローリのカラダは機敏に反応し、
自然と彼の動きに合わせて、自分も腰を動かしていた。
「く、あ…ローリ…凄いよ、ローリッ」
「あっ、あ! コビー…ふぁっ! ああんっ!!」
何時人が来るかもしれない。声を出してはいけないはずなのに。そんな背徳感が二人を更に燃え上がらせていった。
声を出しちゃいけないのなら…。
「ッ、ローリ…! こっち向いて…」
「あっ、あ…、コ、ビー? …んっ!?」
コビーは彼女の整った形の顎をそっと掴み、自分の顔のほうに向けさせていきなり口付けをする。
「んーっ! ンっ、ん…!! ん、〜…」
ローリも最初は驚いたが、すぐに抵抗をやめ、彼の動きに合わせる。
舌が自然と、蛇のように絡まっていく。
涎が互いの口から零れ落ち、息苦しい程なのだが、二人にとってはその息苦しささえも、今では快楽の一つであった。
207255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:17:52 ID:ZcS1zltC
「んむ、ぷぁっ…! ローリっ、愛してるっ、ロー、リッ…!」
「ふぁっ、あ、あたしもぉ…! コビぃ、あい、してるのぉ…!!」
更に激しく腰を動かし、高みに登ろうとする。
最早自分自身の体温なのか、逆上せてしまっているのかさえ判らなかった。
さっきまで気になっていた入ってくる人の事も、どうでも良くなった。
「や、あっ! コビー…!! あたし、もう、ダメぇ…!!」
「僕も、ローリ…! 出すよ、このまま、出すからね…!」
「うん…! うん! 来て、来てぇコビー…んんっ!」
抱きしめ合う腕に力を込め、再び口付け合う。
「んんっ! ん、んんんんんーっ!!」
ローリの一番奥にコビーの熱い欲望の塊が注がれ、二人は同時に達する。
「くっ、う…! ロー、リっ……ッ」
「か、はぁ、あ…コ、ビぃ…」
絶頂の開放感と気怠さが二人を遅い、少しの間二人は繋がったままその場の岩にもたれていた。
「はぁっ、は…ローリ、大丈夫か…?」
「ん、はひっ…! うん、へいき…」
「のぼせないうちに部屋に戻って…美味しいもの食べような」
「うん…」
お湯から上がる前に、二人はもう一度、熱烈なキスを交わしていた。
208255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:20:32 ID:ZcS1zltC

「…ゴチになりました」
「ごちニナリマース……!!」
そんなバカップルのやり取りを一部始終盗撮していたバカコンビの顔は妙にツヤツヤしてスッキリしていた。
「それにしても盛大だなぁ、お二人さん…。これで8年後(本編最終話参照)に結婚するまでにガキがいねーってのはあり得ないんじゃねぇか?」
「チャント避妊ハ心得テルンダロ。夢ヲ一緒ニ叶エル約束ヲシテルラシイシナ」
「だが…、弟の成長した姿を見れて、ティム兄ちゃん嬉しいぞ…!!」
「チョット待テ。きゃら違ッテルゾオ前」
「うるせー。お前だって掛け持ちしてるくせに」
二人がそんなやり取りをしている最中、後ろからヌッと出てくる影があった。
「デ、コノびでおヲドウスr…ヒデブッ!?」
一撃。
サウンドウェーブが吹っ飛ばされた。
「ワ、私ノ出番コレダケカ…? がくっ」
いきなり不意打ちを喰らい、失神するサウンドウェーブ。
「テッ、てめぇ何もん…だ?」
ノイズメイズの後ろに現れたのは、自分達程に巨大な熊だった。
しかもただの熊ではない。白と黒の絶妙なバランス。
食肉目。クマ科。ジャイアントパンダ属。別名、シロクログマ。熊猫。
勿論、本物ではなく着ぐるみなのだと言う事は一発で判った。
「な、何だぁ? この某保険会社に出てきそうなパンダは!?」
209255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:21:52 ID:ZcS1zltC
「…私だ!」
そう言って、巨大パンダは頭を外した。
その中には、なんとギャラクシーコンボイの顔があった。
「ゲッ! 何でお前がここに! って言うか何だそのコスプレは!!?」
(上戸かクロミアちゃんを期待してたのに〜…)と、心の奥で呟くノイズメイズ。
「今の私は、ギャラ熊シーコンボイだ。
ちなみにこれは先々代司令官御用達の『熊ンドスーツ・TypeP』だッ」
「…日本に合ってないじゃん」
「…。と、ともかく。さっきからずっと見ていたがこうしていたいけな少年少女達を盗撮した罪は重い!
制裁を受けてもらうぞ!!」
「え? ちょ、ちょっと待て! あいつらもう既に下半身はオトナ…」
「真っ向唐竹暗黒剣!!!」
「それは悪の華を咲かせるコンボ…ぎゃあああああ!!!」
<ノイズメイズさんがボコボコにされております。しばらくお待ちください。>
「今回はこれで勘弁してやろう。だがこのデータは没収だ」
「って…さっきから見てたって、アンタも覗いていたんじゃn」
「宇宙を守れ! トランスフォーム!!」
「(す、スルーしやがった!!)」
210255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:23:36 ID:ZcS1zltC
◆4
それから十数分後。
コビーとローリは浴衣に着替えたが、ローリはけだるそうな表情で、ふらふらと歩いていた。
「おいおい…。大丈夫?」
「…だーいじょーぶー」
まぁ、さっきまであれだけ温泉でハッスルしてしまったんだから無理もなくはないが。
二人して歩いていると、コビーがふと、売店のほうに目が行った。
「そうだ。なんか飲み物買ってくるよ。何がいい?」
「…ん〜。ポカリ〜…」
「判った。ひとりで歩ける?」
コクコクと頷くローリ。でもコビーは心配でならなかった。
「それじゃあたし、先にお部屋行ってるね〜…」
「無理するなよ」
「りょーかーい」
ひらひらと手を振るローリを心配になりながらも見届けたコビーは、取り敢えず売店に向かった。
「えっと…。ポカリは…あった」
冷蔵庫の中から、目当ての飲み物を二本取り出す。
211255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:25:51 ID:ZcS1zltC
「二本で、240円になりまーす」
そしてレジで清算を済ませると、レジの隣で漫画を読んでいる黒髪の少年にこう呟いた。
「…で? 今度はどんなワナを仕掛けてくるつもりなんだ?
…バド」
ピクン、と反応する少年。
「ナ、ナンノコトアルカ? 
ニポンゴムツカシクテワカラナイアル」
「話せてんじゃん」
「「………」」
暫しの沈黙。
黒髪の少年の方が大きく息を吐いた。
「…バレちゃってた?」
少年が、おもむろに自分の髪を掴むと、それはするりとズレ落ち、代わりに金色の髪が姿を現した。
コビーの実弟、バドである。
結局のところ、二人っきりでの旅行どころか2年前の仲間が全員一つ屋根の下に集合していた。
212255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:27:06 ID:ZcS1zltC
「うん。玄関に『鳥居範仙様』の看板が掲げてあったんでピンと来たよ」
「ヘヘへ…あからさまだったからね〜」
バドももうジュニアハイ、中学生だが、こういった天真爛漫さは全然変わっていない。
「どうやって泊まったんだ?」
「ギャラクシーコンボイに送ってもらった。ちなみに、父さんと母さんも来てるよ」
「ええっ!? 来てるの??」
「今はね、大宴会場で千葉何とかって会社の社長さんと飲んでるよ」

ここで、その大宴会場に場所を一旦移してみましょう。
コビーの父は、バドだけでなくコビーとその恋人のローリもここに来てるとはつゆ知らず、
今日始めて知り合った会社の社長とすっかり意気投合して、お酒を飲んで歌っていた。
「「規格通りのシヤワセよ♪ アミノ無くてもパルスで育つよ未来人〜…」」
「よっ、千葉社長に飛び入りの人、カッコいいぞ〜」
と、千葉社長の部下、遠藤副社長たちが囃し立てる中、
「もう、あの人ったらこんなにハメ外して…もう知りませんよ」
と、ぼやきながら今日五杯めの冷酒をいただくコビーの母だった。

213255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:28:44 ID:ZcS1zltC
再び、コビーとバドに視点を戻してみましょう。
「…てなわけで、こっちはこっちで楽しくやってるからね。
ま、父さん達にはボクから上手くつじつま合わせとくから、安心していいよ」
楽しそうに話すバドの姿を見て、コビーはホッと一息、息を吐いてから呟いた。
「…バド」
「なんだい?」
「ありがとな」
「………」
小さな声だったが、バドにははっきりと聞き取れた。
正直、怒られるかと思ってたバドは少し戸惑ったが、やがて理解した。
「すっかり忘れてたよ。僕とローリが付き合って、ちょうど今月で二年めだって」
そう。今月七月は、コビーとローリが正式に交際を始めた月だった。
バドは勉強とギリギリの生活、アルバイトに負われてる二人をねぎらおうと、今回のドッキリじかけの企画をこっそり仕掛けたのだった。
ちなみに今回の事を何も知らないのは、ローリとルーシー教授、そしてコビー達の父と母だけ。
もちろんフランクリン大佐も知っていた。
「いゃあ、準備もなしにぶっつけで計画したんだけどね。ギャラクシーコンボイなんかけっこう気合い入ってたよ」
「で? これからどうするんだ?」
「んー…ヤメにしちゃった」
「へ?」
「ホントはにーちゃん達ちょっぴりからかおうと思ってたんだけどね。
二人の楽しそうな顔見てると、なーんかどうでも良くなっちゃってさ」
「そっか…」
214255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:30:49 ID:ZcS1zltC
二人でそんな会話をしていると、向かいの廊下から、女の子がひとりこっちに向かって手を振ってきた。
「バドくーん! なにやってるの〜?」
黒髪のポニーテールの少女。どうやら日本人らしい。
年格好は、バドと同じぐらいだろう。
「あっ、ユウコちゃ〜ん!」
「…えっ? バ、バドあの女の子誰…?」
「ここで今日仲良くなったんだよ。
んじゃあ、ボクも彼女が待ってるんで、これで〜」
「おう…。ってちょっと待て! お前確か学校でも……」
「へっへ〜んだ。ボクにーちゃんよりモテるんだかんね〜」
ぺろっと舌を出し、さっさとその娘のところへ去っていくバド。
密かに、バドの瞳がキュピーンと輝いていた。
「(フフフ…。ボクはヤメにすると言ったけど、ボク以外のドッキリはヤメにしないとは言ってないよ…!)」
そんな弟の姿を、コビーはしばらく呆然とするしかなかった。
「(バド…、我が弟ながら恐ろしい侠(おとこ)だ!!)」
13歳にして既に女殺しの風格を漂わせる弟に、恐ろしさと更なる不吉な予感を感じたコビーだった。

「この雰囲気のまま、後半へ続く!! by先々代司令官」
215255 ◆CXOEeUAUII :2008/07/17(木) 22:36:13 ID:ZcS1zltC
取り敢えず、「前半」温泉ネタはこれで終了です。
それにしても今回はギャグがブッ飛び過ぎた。すみませんorz

ああ、次は卓球と夏祭りだ…!!
今回はエロが短くなってしまったので、今度はリベンジしたいですね。
じっくり練って書き上げていくので、気長にお待ちください。
216名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 08:38:26 ID:nKUAMzR1
保守&乙!
おバカなノリが楽しめました。
ギャラクシーコンボイなにやってんのw
217名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 13:22:51 ID:JRjLVjPx
GJっす!
ひょっとして先代か先々代スレでキカミシャのキャンプネタを書いてはった人ですか?
218名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 18:57:14 ID:ECwk7CtG
なにをいまさら
あれはちゃんと酉ついてたじゃん
219217:2008/07/21(月) 21:48:37 ID:KaIQz0KC
記憶だけでものを言うべきではないな
おちおち謝辞もつけられぬ

ログとってない自分が悪いのか
220名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 04:59:32 ID:p29sAoca
255 ◆CXOEeUAUIIさん乙でした!
>>219
記憶あやふやなのに責任転嫁っぽい
うまいというか語弊を招く言い方だなあ
過去ログ、モリタポで確認
保管庫あればよかったのにね
作るって言ってた人もいたけどなあ
221名無しさん@ピンキー :2008/07/22(火) 18:55:04 ID:a+6OfmBs
>>220
>作るって言ってた人もいたけどなあ

それは俺だw
・・・が、職人さんにもまだいいのでは? と言われたし、その後尻切れになっちゃった
からなぁ。一応完璧じゃないがデータは残ってるけど。
222名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 22:52:27 ID:BAZ7Z/PS
取り敢えず保守あげしておこう
223名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 10:05:26 ID:vSBVRVLv
ほしゅ
224名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 20:59:07 ID:wRLnD+YM
保守しておく
225名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 09:18:54 ID:f/qNH/SS
ミーシャとサリーのレズものが
読みたいです><
226名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 10:22:50 ID:eiZ0Iv6K
お盆保守
227名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 11:13:59 ID:jGS5ooq+
保守
228名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 10:39:12 ID:wa8iODSS
コミケ初日でほしゅ
229名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 07:25:45 ID:CiiFJ6HZ
週末保守
230名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:08:28 ID:YryLv1jV
保守ついでにアニメイテッドで色々妄想
ロックダウン→アーシーで陵辱モノとか、女スタ×スタスク+愉快なクローン
たちの逆ハーレムものとかリンカーンものとか読んでみたい。
にょたスクにしばかれるスタースさんとかもいい
あと個人的にアラクニア姐さんは色んな人と色んなシチュエーションが
楽しめる万能キャラだと思う。オプアラはもちろんブリアラもグリアラもおk
でもいまだにロボエロのあり方について悩む自分がいる…完成しづらい
231名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 08:43:47 ID:jJEAHEio
9月保守
今月からTVでやるトランスフォーマーってなんだったんだろう
変形!ヘンケイ!のCMでも流すのかな
232名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 01:42:41 ID:rvb/0dmH
アニメイテッドであると信じたいが違うんだろうな
233名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 13:01:37 ID:Ykt3OurV
地方局の何処かでで旧作の放映が始まる、ってとこでしょう

アニメイテッドのシーズン3以降、新キャラで女TFが増えるそうでw
234名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 04:24:00 ID:8WbCbKlb
週末ほっしゅ
235名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 10:49:54 ID:hlLyVBzx
連休保守
236名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 21:52:32 ID:MTeJLCUT
取り敢えず保守あげしておこう
237名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 08:43:17 ID:jQ4CZKUx
週末保守
238名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 16:35:42 ID:Uma79m63
フラクチャーとかどうよ?
なにげにクラシックでムービーに導入とか
239名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 02:24:34 ID:e2nQZqRG
>>233
アニメイテッド新女TFキャラはストライカ姐さんでした!
240名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 02:16:00 ID:2vYaZ03O
俺はまだ女医アラートを信じてる!
241名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 22:46:46 ID:8fSxJTPt
保守あげ
242名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 00:46:42 ID:L5k00y1K
週末ほしゅ
ロールアウトコマンドでブレイコウ
あ〜れ〜
243名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 05:40:41 ID:kWnH0XKa
週末保守
来週はファンケットだあね
244名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 02:11:12 ID:okhVn5AV
255 ◆CXOEeUAUIIさんの新作を待ちつつ保守がてら、書き途中なのに投下。

うん、なんだ、またブリアラなんだ。すまない。
とりあえずこのスレを保守しようという気持ちが伝わってくれれば
じゅうぶんなんだ。ていうか職人さん降臨お願いします、マジで。

ちなみに海外名でいくので
蜘蛛姐さん→ブラックアラクニア
阿修羅マンことブリッツウィングの一人称と顔
私→【アイス(冷静)】 
俺→【ホットヘッド(短気)】 
ボク→【ランダム(キティ)】
でよろしくたのみます。
245アニメイテッド:ブリ→アラ:2008/10/31(金) 02:15:50 ID:okhVn5AV
*1*
ついつい口をついて出た私の愚痴を武器商人は聞き逃さなかった。
紫色に淡く光る小さなエネルギーキューブを取り出すと、いつものように
商品のPRを始める。

「…貴方の説明を総合するとそのキューブは感覚センサーを過剰反応させる
 作用と我々のプロテクトを惰弱化させる効果を持っている、ということで
 よろしいですか?」
「どこぞの種族の言葉を借りるなら、我々用の媚薬とでも言いましょうかね」

まったく我々には不要なシロモノじゃないか…。
呆れる私に構わずスウィンドルは喋り続ける。
「成分は…こればかりは企業秘密さ。私の取引相手はセイバートロニアン
 だけじゃぁないということから察していただけるかな?」
そんな予算は無いと口を挟もうとしたが、それは満面の笑みとトークで遮られた。

「いえいえ、まだこれは商品として売るにはデータが不足していてね。
 そんな中途半端なものをお得意様であるあなた方に買い取れなんて、
 とてもとても。私の信用にも関わりますよ。
 いえ、何、簡単なレポートを送ってくれさえすればいいんです。
 ホットで刺激たっぷりの甘い時間を過ごせたか、いつものように
 つれない時間しか過ごせなかったかをね。」

…「いつものように」は余計だ。余計。

気が付けば殆ど押し切られる形でキューブは私の手に押し付けられ、HAHAHAと
武器商人は上機嫌に笑い、注文した荷を引き渡すと爽やかに去っていった。

私はというと、あろうことか恩を売ってしまったという事と目の前に詰まれた
山のような荷物に気を重くする。
これを全部船に乗せて、積み替えて、オートボットに見つからないよう偽装して…
今度は母船に積み替えて…考えるだけで気が滅入りそうだ。
大体一番力があるのだから、【ホットヘッド】が出てきて運べばいいのに。
今のところ知らぬ存ぜぬを決め込むあと2つの人格への不満が口をついて出る。
なぜこういった地味な任務は私に押し付けるのだろう。
大体状況を悪化させるだけ悪化させてから後始末を私に押し付けるのも
止めて欲しい。
…心なしかメガトロン様の叱責を受ける役回りも私が多い気がする。

突然の通信音に私は自分達への愚痴を止める。
回線を開くと、ハスキーな女の声が頭の中に響いた。
246アニメイテッド:ブリ→アラ:2008/10/31(金) 02:17:53 ID:okhVn5AV
*2*

「お元気?阿修羅マン」
「君か」
「こっちはすっごく静かでいいわぁ。そのまま帰って来なくてもいいのよぉ」
「いちいちカンに触る言い方しか出来ないのですか?わざとでなければ
 早急に言語プログラムのアップグレードをお勧めしますよ。まぁもっとも君が」 
有機汚染を排除しない限り…と続く言葉を飲み込んで私は状況を分析する。
【ランダム】でも無い限り、からかう為だけに個人回線を使って連絡をしてくる筈が無い。
これは期待するなという方が間違っている。
いつも通り皮肉を返すのを止めて、慎重に返事をする。
「…まぁいいでしょう。何か私に用事でも?」

回線越しに彼女が微かに笑ったのが聞こえた。
それだけでチェンバーに格納されたスパークがざわめく。
「用がなければ連絡しては駄目って決まりがディセプティコンにはあるの?
 まぁ、実際特に大した用は無いんだけれど。
 …珍しくアナタのシャッフルフェイスを間近で楽しめなくて
 とても残念な気持ちなの」

最後の方は甘い囁きだった。
ぞくりとスパークが粟立ち、腕の中に彼女がいるような錯覚に陥る。
細い指が砲身をなぞり、誘われるままに首筋にキスをする。
囁かれたのは欺瞞に満ちた愛の言葉とこれと同じトーンの甘い声。

「別にゆっくりしてきても良いのよぉ。そろそろメガトロンの機嫌が
 悪くなってきてるけどねぇ」

いつもの口調に戻り、私を現実に引き戻すだけ引き戻しておいて
通信は一方的に切れた。

なんて女だ。
まぁ彼女の言うとおり、任務遂行のタイムスケジュールに予想以上の
遅延が生じていることは確かだ。
彼女の言うとおりメガトロン様からお怒りの通信が入るのも時間の問題かもしれない。
あまり好ましいことではないな。

…そうでなければラグナッツの馬鹿でかい声でかねぇ。
「ちゃっちゃと片付けて帰ろーよ。どっちも怒らせちゃったら大変だしねぇ」

結局、荷物は【私】が運んだ。
247アニメイテッド:ブリ→アラ:2008/10/31(金) 02:29:03 ID:okhVn5AV
*3*

帰還後、簡単な事務処理と報告を済まし、久方ぶりの開放感が私を包む。
若干報告を簡潔にしすぎたせいか、メガトロン様が何か言いたげな
顔をなさっていたが、―ちゃんと要点は伝えたし問題なんて無いよねぇ〜。

一応詳細な報告書を提出するとして…取り掛かるのは少し休息をとってから
でもいいだろう。

―いや、先にハッピータイムだ。あの女の気が変わらねぇうちに
ガンガンやっちまわなきゃ、俺は何のために必死こいて銀河を渡ってきたんだ?
いや、それはもちろんディセプティコ―ああ、もういいや。議論は後にしよう。
どうせ彼女の部屋は目の前だ。

他の部屋とそう変わらないドアを抜けると、彼女はデスクについたまま
ちらりとこちらを一瞥し、すぐに手元にある実験データに目を落とした。

「お帰り阿修羅マン。もう見たからいいわよ。
 それに人の部屋に勝手に入ってこないで頂戴。…いま大事なところなの」

なんて女だ。
しかし出て行く筋合いはどこにもない。
そもそも私が持っている彼女の部屋のロック解除コードが生きている
時点で、勝手に入るなという言い分は通らないのでは…と思う。
休息用スペースに腰をかけ、オイル缶の封をあけつつ、デスク周辺につまれた
資料とデータに無造作に眼を通す。
オートボット・ディセプティコン問わず、手に入れられる範囲の文献が集められている。
ナノテクノロジーの権威のものから、俗に言うマッドサイエンティストのものまで。
今取り組んでいるのも、例の実験の一環だろう。
ついでにいうとスタースクリームもアレだがそちらのほうの造詣は深い。見た目に反して。

それにしてもメガトロン様のプライベート・オイルは格別だ。
どのように配分されていらっしゃるのだろう。レシピを教えてくださればいいのだが。

偉大なディセプティコンの指導者の意外な特技に感嘆しつつ、持ってきたオイルを傾ける。
ついでに彼女の部屋の簡易エネルギー補充システムを拝借し、暫く身体を休めていると、
深く短い溜息をついて、アラクニアが席を立った。

少し座る位置をずらすと大人しく横に腰をかける。力なく垂れた蜘蛛の足が、実験の
結果が芳しくなかったことを示していた。
飲みますか?と差し出したオイル缶を受け取り、アラクニアはそれにそっと口をつけた。
それを私は少し熱が篭った視線で追い、突然【ランダム】に切り替わって…
248アニメイテッド:ブリ→アラ:2008/10/31(金) 02:36:05 ID:okhVn5AV
*4*

「かーんーせーつー!キ・ッ・ス♪イェイ☆」

ブッとオイルを噴出して蜘蛛ちゃんは苦しそうにむせる。面白いよね。むせるって。
ボクは経験したことないからわからないけど。大体呼吸って何?
アハハハハハとひとしきり笑って【ボク】はまた引っ込み、代わりに出てきた
【俺】は対応にかなり困った。
「ブリッツッ…ゴホッ…このッ…ゲホゲホッ!!苦しッ…」
睨むなよ、蜘蛛女。俺じゃねぇってわかんだろうが。
大体こういうフォローは【アイス】の役目だろーが。俺こういうの苦手なんだよ。
アラクニアの顔をちら、と見ると、オイルで一層艶が増した唇が目に入った。
やけに艶々と光っている。つやつや…ツヤツヤ…。
ああ、クソ。たまんねぇ。

ドアロックがかかっていることを確認する。うっかり確認を忘れて
スタースクリームに「ゆうべは おたのしみでしたね」とニヤニヤ顔で
言われるのは一度で十分だ。

一瞬の隙をついて唇を奪い、そのままの勢いで押し倒し、組み敷く。
オイルで濡れた歯列を舌でなぞり、角度を変えて深く口付けると
少しずつ分泌され始めた保護液が混ざる。

「ちょっと…!焦らないで」
「うるせぇよ黙れよ蜘蛛女。誘ったのはてめーだろ。これ以上俺を待たせんな」

蜘蛛の有機体が混ざったこの女は正直、今でも異質で薄気味悪い。
それなのに、いつの間にか俺はこの女に抗いがたい魅力を感じていて、
それなのに、いつまでたってもこの女は肝心な部分で俺を拒絶していて。
蟲けらのくせに。
苛々する。うざってぇ。単なるセクサロイドみたいに見ることができればよかったのに。

剥ぎ取るようにハッチを開け無理やりケーブルを繋げる。
『この行為』用に作ったプログラムを起動させると、俺の苛立ちは強烈な波となって、
ケーブルを伝いアラクニアの中に吸い込まれていった。
249アニメイテッド:ブリ→アラ:2008/10/31(金) 02:42:36 ID:okhVn5AV
とりあえずキリのいいここまでです。
全然エロくなる気配がないけど、頑張ってみます。
250名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 05:36:05 ID:vmUz48pr
週末ほしゅあげ
251名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 12:13:35 ID:Yl46RlyF
保守しておこうか
252名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 12:25:34 ID:Y/wk2k5t
ほ週末
スラストダージ注文開始かあ
253名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 10:29:59 ID:TS00nxD+
アイちゃん発売日age
254名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 03:01:55 ID:FSKm4YxK
週末三連休補修
255名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 23:31:28 ID:YMdT6G0/
保守
256名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 12:51:44 ID:MeC++rJX
ミーシャとサリーとアレクサの
激レズきぼんぬー
257名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 16:52:12 ID:pjC9gWk0
はれひれはれほれ
258名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 12:15:27 ID:0X5MNgTA
TFCの会報に女医アラート載ってたそうだぞ
ヨカッタナ
259名無しさん@ピンキー
あげとく
漫画ヘケヘケでヒロインが出てくれないかなぁ…
津島氏だからきっとボインになるはずだ