>949
高レベル冒険者がおきかけてくるからとかw
>951
話持ち込む前につかまると思う。
>>951 あのレベルの冒険者じゃ、国家相手に交渉を持つに至るまでに、
高レベル密偵やら高レベル戦士やら高レベル魔法使いやらにボコボコにされて、
身柄拘束されて、飛空艇のコアだけ取られて、あとこのスレ的にはエロエロな事されて、
然るべき後にポイ、じゃないかな。
ああ、正規の手段で手に入れた物じゃなければ、って事ね。
まともに手に入れたのを強奪したんじゃアレ過ぎるw
っていうか何故も何も普通PCは「善人」として行動するっつーのw
このスレではソラが一番人気なの?
ある意味ツンデレキャラっぽいのかな。
>743
>744
>878
イラストを見るにエアは尻もぱっつんぱっつん、たぶん太腿もぱっつんぱっつん。
失意のシャーリーがレクサスの安心力でメロメロになっちゃう話でもおkだよ
おまいら、あっという間にフォーセリアを捨てたな
ケッチャとベルカナとナイトウィンドとケイン君は俺の嫁ですよ?
>>960捨ててないよ。
スレの流れがラクシアだから、おとなしくROMってる。
やられっぱなしだったフォーセリアが一転攻勢に出るのは間違いない。おう早くしろよ。
先鋒・クリスタニア、参ります!
うわーだめだー。
しかし話題になってるのがみやびリプレイの方ばかりで
さなえりプレイの方は話に出ない罠
まあ最新刊の話題が多くなるのはある意味当然なんだけど
どこのエリート部隊だw
たのだんは量が少ないからね。
TRPG初心者向けにPLがリプレイ書いてやってるから
物語としては弱い。
ましてエロは
文庫しか読んで無い私が通りますか?
ところでR&Rの表紙なんだが。
なぜテスが競泳水着一枚?
>>957 外見はエアが一番好みだが、性格の感想がソラに同意だったので・・・。
もっと飾れ。超飾れ。
>>965 初心者向けというコンセプト上仕方ないとはいえ
キャラメイク場面から始めたせいで中の人(♂)がモロ出しになってるからなあw
>>964 クリスタニアのエロ作品は保管庫でも少ないな。読んでみたい。
水晶の欠片亭でいいんじゃないか。
同意。
看板娘不在でおばちゃん女将なのは仕方ないw
>>976 看板娘? いるじゃないか、ほら……キュンくんが。
看板娘ボルドですね!
わかります!
エア×キュン
こうですか?分かりません!
女神の名前でもつければ?
だめだったー。
では、代わりにスレ立て挑戦してくる。
考えてみればこのスレは1.0と2.0の架け橋だったのか…
15じゃなくて1.5だったんだな。
>988
がう(ry
季節はずれ(ほわいとでい物)ではあるが、ネタメモ消失のショックを乗り越えての埋めがわり。
ヒースとイリーナなので、お腹が一杯の方は名前欄でNG必須。5レス分。
drop/sweet
からりと小鳩亭の扉がなった。
冷ややかな冬の風が、人々と暖炉の熱気で包まれた空気に滑り込む。
同時に響く、軽やかな鐘の音。
今日何度聞いたか、混雑した中でも響くその音に、イリーナはすばやく反応した。
兄貴分と『夕飯時に』と約束してどのくらいがたったのだろう。
来た時にはまだ赤かった空は、完全に闇に落ちている。
太陽の変わりに輝くのはぼんやりと光を振りまく月に、それに隠れる星の雫。
つい先程まで、扉の方を振り向いてはため息を漏らしていた。
でも今度は違う。
確かにずっと来訪を待ちわびていた人だ。
イリーナの待ち人だった幼馴染のヒースは、ぐるりと中を見渡す。
ほどなく仲間達の姿を確認すると軽く頭を振った。
扉を後ろ手に閉め、のろのろとした動きでテーブルを縫う。
途中、冒険仲間でウェイトレスのマウナに話しかけられ、けだるげに注文を伝える。
マウナはわずかに眉をひそめ、軽く手をひらひらさせるぽんと彼の方を叩く。
ゆらゆらと微妙に左右に揺れる兄貴分の動きに、イリーナは席を立った。
「…おぅ、待たせたな」
それに気がついて、挨拶代わりに上げられた手。それもすぐに力を失って、へにゃりと体の横に垂れ下がる。
イリーナがその手をとって軽く引っ張ると、されるがままに誘導される。
これ幸いとイリーナは兄貴分の体からマフラーやコートを引っぺがした。
「兄さん、疲れてるね」
「……昨日実験に失敗してナ。原因の洗い出しやら、材料の再手配やらで時間を食った」
がくりとヒースの左膝が崩れる
「以外ですな。【眠りの雲】はともかく、余りそういう失敗談は聞かないところです」
同じ卓にいたバスが抜群のタイミングで椅子を引と、すぐさまそこに座り込み、背もたれに体重を預けて天井を仰いだ。
「まあ、実際優秀な俺様だから? 意外な結果が出ることもあるが、大抵は想定範囲内。
誰の目から見ても〜なんて事はしたことがナイ」
「うゎ、クマが出来てる。目が半分だし」
「ったりまえ。昨日からぶっ続け。いわゆる徹夜だ。今の今まで寝とらんわい」
遠慮無しに横から顔を覗き込んだノリスの額に、へしゃりと手で突っ込む。
「あ゛〜。マジデ疲れた」
ずり落ちそうになる体をゆすり上げ、テーブルに頬杖を付いて、意識と体勢を何とか確保する。
「……くそッ、1ヵ月前からの準備がほとんどパーだ。資料が残ってるから良かったものの……」
「なら不幸中の幸い? ってやつじゃないか。全部おじゃんになったわけでもないし」
「あくまで結果論だろ、それは。まあ、その通りではあるがな……」
エキューの珍しい慰めに反論と同意を同時に行い、そのまま口の中でぼやき続ける。
「はい、お待たせ。ねえ、そんなんでウチにきて、大丈夫なの?」
温かいお茶の入ったカップをその目の前に置き、マウナが心配そうに覗き込んだ。
その手に持つトレイには、パンとスープ、いつもよりは少ない量の焼き鳥に付け合せの温野菜が乗っている。
「約束してたしな〜。来ない訳には行かないだろ? 心配するし」
軽い音を立てて焼き鳥とスープの皿をその目の前に並べた所で、ぼそぼそと答えが返ってきた。
「約束?」
「私と、待ち合わせしてたんです」
コートを自分の椅子の背に引っ掛け終わったイリーナが、トレイに残っていたパンをヒースの前に置く。
「今日、勉強の日だったの。ココで夕飯食べて、うちに来る予定だったんだけど……」
「悪い、イリーナ。今日は無理。また明日ナ。今日は寝かせてくれ」
すぐに手を伸ばしたヒースがパンを掴み、緩慢な動作で千切ると、スープに浸して口へ放り込む。
しょぼしょぼと細かいまばたきをし、のろのろと食事をするその姿に、イリーナは軽く笑った。
「わかってますよ。さすがにこんな兄さんに教わっても全然ダメでしょ」
「ダメとはナンだ、ダメとは」
「ダメだね」
「うん、ダメだと思うよ?」
「やめるべきですな」
イリーナの言葉に反論して見れば、瞬く間に仲間達から駄目押しの言葉が返ってくる。
最後に、1人立っているマウナが、下に見えるヒースの頭頂にとすっとトレイを突き刺した。
「法螺も皮肉もいえないようなヒースじゃ、いつも以上にダメね」
手首をひねってぐりぐりと、とどめを刺してカウンターから呼ばれてきびすを返す。
「……いいんだ、な〜んにもも言えない時だって、たまにはあるんだ…」
平常時であれば皮肉と法螺の言葉を幾らで綴れるこの魔術師だが、今回は珍しくイジケモードに入っている。
「――あー、本気でへこんでる」
そんなめったにない光景に、お気楽全開のノリスもさすがに不憫に思ったのか。
「ゴメンねヒース。はい、お詫び」
『ノリス御用達スペシャル定食』内の特製プリンを一匙掬い、ヒースの口元へと持っていく。
座った瞳でそれを認識したヒースは、これまた珍しくも素直に匙を口に含んだ。これにはその場にいた全員が驚く。
近くに座る、顔見知りの常連客も。少し遠くにいるマウナも。カウンターの中にいるクラウスに女将も。
勿論、テーブルに座る仲間達。特にヒースを良く知るイリーナはなおさらだ。
「……こんな素直な兄さん、久しぶり……―――でもないか……な?」
最後の言葉は口の中で小さく小さく呟いて、声として音となったかどうかも定かでない。
匙を持つノリスも笑顔のまま硬直している。
ヒースの口は既に離れているが、彼が動き出すのにはもうしばらくかかりそうだ。
「悪いことは言わない。ヒース、君すぐ帰れ」
余りといえば余りの事態に、あくまで冷淡にエキューが促す。
「分かってる。出来れば俺様も自分の部屋で安らかに眠りたい」
「う〜む、本日ここにガルガドがいないのが残念です。なかなかに良い反応が見れたでしょうに」
そばに立てかけていたリュートを手に、静かな旋律をかなではじめる。
「…ヤメイ、最後の一押しをしようとするんじゃない。帰れなくなる」
何とか自分の前に並んだ料理を胃の中に押し込んだヒースが、半眼でヴェーナー神官を睨み付ける。
「それもその通りですな」
常に細められている瞳をわずかに開き、バスはすぐに弦から指先を離した。
最後の音は空気に消え、小鳩亭の中も喧騒を取り戻す。しかし視線はちらちらとヒースに送られている状態だ。
テーブルに突っ伏してへたれているヒースの前に、小振りのバスケットが置かれる。
「はい、明日起きたら食べなさい。これは一応ウチからのお見舞いって事で。さっきのご飯はツケね」
マウナが苦笑し、さっきぐりぐりしたお詫びなのか、軽く頭頂をなでる。
それを見たイリーナはちょっとだけ顔をしかめると、ヒースの肩にコートをかける。
「じゃあ兄さん、とっとと帰りましょう」
「送ってくれなさいイリーナさん。途中で寝そうで俺様とっても危険」
イリーナ手には、ちょっと目が不揃いなヒースのマフラーあった。袖に腕を通すと、首を少し伸ばして妹分に差し出す。
首にぐるぐると二周巻くと、端を持ったまま立ち上がった。それにつられて、ヒースの腰も持ち上がる。
「分かってます。それじゃみんな、またあした」
「苦しいぞ、手をこれから離せ。――サラバだみなの衆。――だから離せと!」
長めのマフラーがリード代わりとなって、ヒースがイリーナに引っ張られていく。
「ん、気をつけてね(それにしても――)」
歩くイリーナの左手にバスケットを持たせると、マウナがひらひらと腕を振る。
(犬ね……)
マウナ以下その光景を見たほぼ全員がそう思う中、からりと扉がなって、2人の姿は外へと消えた。
イリーナの足はしっかりと大地を踏みしめ。対するヒースの歩みはかくかくふらふらと。
そのたびにマフラーが引っ張られ、意識と体勢を確保する。
小鳩亭から出てすぐこそ文句も出てきていたが、賢者の学院正門前に付く頃には無言になっていた。
締められるたびに起こる酸欠に意識が朦朧としているのか、文句を言ってもどうしようもないと悟ったのか。
それはヒースにしか分からない。イリーナとすれば、確実にヒースを学院まで送ることが出来ればよいわけで。
「どうします?」
「よろしく」
「はい」短い言葉でそれだけをやり取りすると、引き続きマフラーを掴んで誘導する。
守衛に軽く頭を下げると、苦笑と共に『行って良し』とばかりに腕が振られた。
その後もヒースの体はゆらゆらと揺れ続ける。
寮の玄関をくぐり、階段の目の前に着いたはいいが、瞳が完全に閉じている。
さすがにこの状態で階段を引っ張って上がるのは危険そうだ。
「…兄さん、兄さん。せめて目を開けてくださいよ!」
「………んー、ぁぁ、んむ」
背伸びをして、兄貴分の頬を軽く叩いて見るが、返ってくるのは不明瞭な声ばかり。
完全に寝込んでいるわけではないが、意識はここにあらずといったところなのだろう。
「……全く」
そんな様子をみて、イリーナは小さなため息と共に呟いた。
マフラーから手を離すと、支えのなくなったヒースの体がイリーナのほうへと傾いてくる。
自分より背の高いその体を受け止め、腰を落とす。兄貴分の腰が、自分の左肩の上に乗る場所で、腰を上げた。
ヒースの体がイリーナの肩上で二つに折れると、左腕を体に回し、担ぎ挙げた体勢となった。
勿論マウナから預かったバスケットは、するりと右手に移動済みだ。
「あんまり、これ、やりたくないんだけどな」
男1人を余裕で持ち上げているが、当然がごとくイリーナの足取りに不安定な部分は見られない。
あっという間にヒースの部屋がある階まで階段を上りきり、該当の部屋前まで来る。
「兄さん、鍵」
「――ん」
ヒースがおぼつかない手付きで自身のベルトを探り、付けられていた部屋鍵を取り外す。
その手から鍵を受け取ると、危なげなく鍵をあけ、扉を押し開けた。窓の鎧戸が少しだけ開けられているが、中は暗い。
廊下の明かりを入れるため、入口を開けっ放しにし、通りすがりのテーブルに鍵とバスケットを置く。
奥のベッドの上に、大柄な体を遠慮なく投げ込んだ。
どさりと音がし、スプリングがして安堵し、本格的な睡眠に入ったらしい。
「しかたないなぁ」
コートにマフラー、ブーツ等を引っぺがそうと手を伸ばすと、ヒースの頭のそばに何か別のものがあることに気がついた。
目が慣れたとはいえ、部屋内の光量は足りずはっきりとわからない。だからそれを手でそっと掴み、目の前まで持ち上げた。
からり、と小気味の良い音がする。よく見て見れば、装飾が描かれきっちりと蓋が閉じられている、茶色い素焼きの壷だった。
もう一度振ってみれば、からからからりと愉快な音色。そろそろ近くなったある日付を考えて、笑う。
「うん、忘れます。部屋から出たら、忘れます。そうします。割れなくて、良かった」
大切なそれをそっとテーブルに置いて、物を扱うようにヒースの体をひっくり返すと寝るための準備を整える。
引っぺがした服などを整理し、最後にヒースへ毛布をかけると、イリーナは眠る兄貴分の顔を覗き込んだ。
「おやすみなさい。明日はよろしく」
そう囁いて、頭頂そっとなでると、立ち上がる。音を立てないように歩き、扉を閉めると、ヒースの部屋は闇に包まれた。
部屋の隅に転がる、小さい壷。
その中のあまいあまい、白と黒の雫。
ほどけてほどけてとろりと広がる赤に青。
年に一度の。
甘くて。
少し冷たくて。
でも、愛しい時。
その、ちょっと前。
えろなしと書くのを忘れていました。申し訳ない。
それでは。
2-795
最 高 に G J !
甘くなる前の匂いというかにニヤニヤしてしまうな
GJ!
>955の先頭行、単語の削除ミス発見。
どさりと音がし、マットレスが悲鳴をあげ、ヒースの体が跳ねるが、目をあける気配はない。
どうやら鍵を渡して安堵し、本格的な睡眠に入ったらしい。
でした。 2-795
災難乙っした!
ほのぼのGJ!!
1000!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。