冨樫義博総合エロパロスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
653426:2011/01/31(月) 02:52:07 ID:J+GOwsjq
ぎゃああああヒソマチandコエぼた
キタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━⊂⌒O。Д。)⊃━O(。Д。)O━⊂(。Д。O⌒⊃━⊂(。Д。⊂~⌒⊃━━!!

>>477
素晴らしい…!!ハァハァハァ萌えたGJ!!!
鏡プレイ書いてくらさいおながいします是非に (*´д`*)
自分もハンタは11巻位しか持ってなくて、ヒソマチはばっちりわかるんだが、
それ以降の巻の事はわからないので、いまいち書けないんだorz
エロ描写も心理描写もすげぇ巧い!
気まぐれマチたん、また書いてほすぃw

>>534
萌え転げる程にぼたんが可愛い!!ハァハァ(;´д`)ハァハァ
エロ描写があっさりって…こ れ で で す か !!?
いやもう十分にエロいですたまらんです
制服にコエンマ様のみならず自分も萌えたw


で、制服のぼたんに萌えてついでに制服の雪菜ちゃんに萌えて
書いた、突発エロ無し 飛影×制服雪菜。

エロまで書きたかったんだが…つーかエロパロ板に反して
エロ無しという恐れ多さがあるものの、とりあえず投下。
需要があれば、続きでエロを書いてもいいかな、と。

まぁ小ネタとして受け取って下され。
自分が前に書いた飛雪の続きのようなそうでないような。

では投下。


654飛影×雪菜@426:2011/01/31(月) 02:53:32 ID:J+GOwsjq

「飛影さん!この服、どうです!?」
「――っ!?」

久しぶりに降りた人間界。
久しぶりの桑原の家。
久しぶりに会う妹の姿。

成長期を過ぎ、以前よりもぐっと大人っぽくなった妹の姿に――飛影は絶句した。
否、それよりも何よりも、彼女の、その今までに無い、その魅惑的な服装に。

「――雪…菜…!?何だ、お前…その格好は…!?」
「え?何って…私、この春から高校に通い始める事になったので…
これはその高校の『制服』なるものだと、静流さんが買ってくれたんです。
飛影さんが人間界に降りてくると蔵馬さんから聞いたもので、一番にお見せしたいと思って…」
飛影は、眩暈がした。
雪菜が高校に通うらしい事を蔵馬から聞き、何だかとてつもない不安に駆られ
人間界に降りてきたものの、やはりその予感は的中していた事に、飛影は頭が痛くなった。

『制服』…これが、か!?

碧い髪を垂らし、純白のブラウスに、茶色のブレザー、
深い緑に赤と黄色のチェック柄のミニスカート、
そして、胸にはスカートと同じチェックの蝶ネクタイ……
まるで陰謀のように、あからさまに不自然な程短いミニスカートと、膝までを覆う
紺色のソックスの合間に覗く、白い腿……
風でも吹こうものなら、たちまちそのスカートの下の暗がりまでもを拝めてしまいそうな危うさ…
「――っ、おい!お前…本当にその格好で高校に行く気か…!?」
忌々しくそう疑問を口にすると、当の雪菜はきょとんとして飛影を見詰めていた。
飛影の意味するものを、雪菜は何一つとして理解していないのだ。
「え…?あ、あの…何か、変でしょうか…?静流さんが、さっきスカートの丈を直して
下さったんですが…長いより短い方がいいから、と…」
655飛影×雪菜@426:2011/01/31(月) 02:54:03 ID:J+GOwsjq


――短すぎるだろう……!!あの女……余計な事を…!!

飛影の胸中に、怒りが込み上げてくる。
背が若干伸び、表情もどことなく幼いものから大人のそれへと変わりつつある雪菜に、
この制服は男の目を引くには十分だろう。
せめてスカートが長ければ百歩引いて許せるが、ここまで短くされては、目のやり場に困る。
非常に。
嫌でも、そのスカートの下の、その肌の白さと、自分が以前触れたその肌の柔らかさと
滑らかさが思い出されて、兄にあるまじき感情が湧きあがってくる。
こんな扇情的な雪菜の姿を見れば、他の男共にとっても目の毒になる事は間違いない。
やめさせなければ。
こんな姿の妹を、他の男に等見せるわけにはいかない。
「おい…、今すぐ、その制服を脱げ…いつもの服に、着替えろ…!」
「飛影さん…?やっぱり…私には似合いませんか…?
静流さんは、似合ってると言ってくれたんですが…」
「そういう問題じゃない…!その姿、俺以外の他の男には絶対に見せるな…!
まして桑原には、特に、だ!新しい制服を、出来るだけ丈の長いものを買い直せ!
いいな!?」
強い口調に、雪菜はその意味を考える間も無く。
「は、はい!」
と、思わず一つ返事をするしかない。
その表情には、相変わらず何が何だか、と言う疑問が浮かんでいる。
(全く、こいつは…!)
氷女独特の、魔性の色気――人間界でいう、『雪女』と呼ばれる妖怪は、
その魔性の美しさと色香で、男をたぶらかし、堕落へと誘うとされている。
成長し、かつての幼さが影を潜め、ますますその氷女の魔性の魅力を
身につけつつあるこの妹は、それに反して自分の魅力に全く持って無頓着のままだ。
兄とは名乗れぬ身の上であるとは言え、これではまったく気が気ではない。
否――兄として、だけではない。

656飛影×雪菜@426:2011/01/31(月) 02:54:40 ID:J+GOwsjq

身体が、熱くなっていく。
久しぶりに会った妹に――自分は欲情している。
(くそ……!最悪、だな…)
自嘲気味に舌打ちするも、熱は昂ぶるばかりで。
そして。
「――っ!?おい、何、を…!」
「え?あ、…いえ、飛影さんが、脱げと仰るので…」
「男の前で平気で脱ぐなと言ってる!ふざけてるのか、お前…!」
いくらなんでも、平気な顔して男の前で服を脱ごうとするとは、何を考えているのだと、
飛影はまた眩暈がしそうになる。
けれど、雪菜から返ってきた返事は、飛影の予想外のものだった。
「…飛影さんの前だから…平気なんです…。でなければ、幾ら世間知らずの私でも、
こんな事…」
頬をほんのりと桜色に染めながら言う雪菜に――飛影は、身体にこの上無く熱が篭るのを
感じた。
自嘲気味に溜め息をつきながら……本能に抗わず、雪菜の華奢な身体を、ベッドの
上に押し倒した。
「飛、影さん…!」
その綺麗な瞳を潤ませながら、雪菜は飛影を見上げた。
「ふん……流石に魔性の妖怪だな……男を誘うのは、巧いらしい…」
「え…?あっ、っ…!」
「人を散々煽りやがって…、今から、お前の何が悪いのか、
じっくりと教えてやる…覚悟、しろ…」
「ん、あぁっ…飛、影さんっ――」


――その後。

飛影に言われ、雪菜が再び買ってきた規定の長さのスカートを、再び静流が
短くカットしたらしい事を、陰ながら妹を見守っていた飛影が知り、
おちおち魔界にも帰れぬ日々が続いたという。


終わっとく。

657飛影×雪菜@426:2011/01/31(月) 02:56:01 ID:J+GOwsjq

エロ無し御免。
結局、飛影が雪菜の制服姿に萌えただけの話。
あ、場所は雪菜ちゃんの部屋で、桑原達は留守中って事にしといてくれ(平伏)


>>596さん
今幻海ねえさん攻めを考えてはみてるんだが、何か絶対入れて欲しいシチュとか
ネタとかってある?
どうも萌える男受がなかなか思い浮かばんのだ。
どこまで書いて許されるのかもわからんので、よかったら教えてくれw
…その上で期待に添えたものが上がらなかったら許せ(ニガワラ
658名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 22:55:49 ID:+dADgCQZ
神スレ杉ワロス
飛影いいぞもっとやれ

>>657
攻めというか、なかなか触らせてもらえない
焦らしプレイとかいいんじゃないでしょうか
いわばエサを目の前に待てをさせられる犬のような。

・・・と596でもないのに言ってみた。逝ってくる
659596:2011/02/03(木) 01:01:50 ID:+KBegIoo
>>426
俺がMを装ったドSというのが正直なところだが、
レスにあるような我慢させられる的なのは
萌える。そのあと玄海をめちゃくちゃにしてやってくれ。
まぁあれだ、神に任せる



ピトーネタあるんだが、需要あるだろうか。
660477です:2011/02/04(金) 19:39:04 ID:csiTKfYS
>>534
ぼたんちゃん可愛いよおおおおおお
ちゅっちゅこっちにおいで
426様も仰っていますが、カナーリえろえろですよ!
むふふ
ハンタは初期だけしか読んでいなくても、分かるようなSSを投下したいです!

>>426
相変わらずの...神!
GJすぎます続きはまだですか早く早く風邪引いちゃう
死々若×玄海も、飛影×雪菜もすんごく楽しみです
ハァハァ(*´Д`*)
焦らしプレイとか...うッ...

>>596
是非に!
ハンタのSS増えないかなぁ
ピトーたん待ってます!うへへ


春休みで頭がイっちゃってるせいですかね
鏡プレイじゃないんですが、ヒソカ×マチでチョコレートプレイ()を書いちゃった...

甘くてエロは少ないかもしれません
苦手な方はスルーをお願いします
661ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:42:20 ID:csiTKfYS
融点


その日は人々が、何処か浮かれて街を闊歩する。
男たちは期待した眼差しを、そして女の内の幾らかは、その日に命を賭けるのだ。

「ふーん」
手にした雑誌をパラパラとめくっていくと、ある記事に目を奪われた。
そのページには、『バレンタイン』のスイーツについて、でかでかと特集が組まれていたのだ。
あたしはそんな記事を見ながら独り悩む。
「バレンタインねぇ...」
甘いものは嫌いじゃない。
俗に言うスイーツを、パクノダと一緒に有名なケーキ店へ行って食べた事だってあるし、その辺の好みは同年代の女子と何ら変わりないと思ってる。
ただ少し変わっているのは、あたしが裏の世界でも恐れられている、『幻影旅団』という名の奇怪な盗賊集団の一員であるという事ぐらいじゃないだろうか。
「チョコレートか...」

食べたい。
買うのも良いけど、この雑誌の特集には、チョコレートを使ったお菓子の作り方が沢山紹介されている。
作ってみるのも良いかもしれない。
ああでも...

料理はあんまり得意じゃない。
お世辞にも上手とは言えない腕前だし、いつもはあまり自分で作って食べようという気が起きないのだ。
だがここは変化系。
「...作って...みようかな」
気まぐれを起こしたあたしは、早速材料を揃えるために、街へと繰り出すのだった。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

頭の中には、さっき見た雑誌の写真が悶々と浮かび上がる。
チョコレート、チョコレートケーキ、チョコクッキーにチョコパイ...。
あんな記事を見れば、何となく小腹が空くというもの。
食べるところを想像すれば、自然と顔が綻んでしまう。
店内を見回してみれば、やはり女性が多い。
きっと皆チョコレートを買いに来たんだろうなと、あたしは同じ穴のムジナ達を一瞥した。
662ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:44:36 ID:csiTKfYS

誰かの為に作る女性陣と違って、あたしは作る予定のそれを、他の奴らにあげるつもりは殆どなかった。
でも、ふと思う。
「(パクやシズクは食べるかな...?)」
同じ女子同士にしか分からない事だってある。
パクノダとはケーキを食べに行ったし、シズクも多分甘いものが好きだろう。
上手く出来たらいくつか渡してやろうかな、そんな事を思いながら、材料を観て回る。
「(団長...クロロはどうかな...)」
あの人も甘いものが好きだと言っていた。
渡してやるのも悪くない。
どちらも日持ちするお菓子を作って、今度の仕事の時にでも渡してやれば良いか。

珍しく口元が緩みっ放しだ。
大量の材料を買い物カゴの中に放り込みながら、この材料たちが完成した瞬間に思いを馳せる。
甘い香りが漂い、食欲をそそるお菓子たち。
早く作って食べたい。
ほんの少しだけ浮き足立ったあたしは、清算を済ませると、住処へと戻るのだった。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

気分はとっても良い。
危うくスキップなんてしそうになってしまう程、今のあたしは浮かれている。
まるで遠足へ行く子どもみたいね、と自分に苦笑したりして。
住処に着いて、玄関に鍵を差し込む。

此処で気づいておけば良かったと、あたしはこの後激しく後悔する事になる。
今の浮かれたあたしには、何時もの冴えた勘は働かなかったのだ。

かちゃりとドアが開いて、両手いっぱいの材料を運ぶ。
廊下を過ぎ、リビングへと向かうと、其処には。
「おかえり♥」
ソファにゆったりと腰掛けて、トランプを弄る男が、ニタニタと笑いながら、こちらを見ているのだった。

663ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:47:13 ID:csiTKfYS

一瞬、くらりと目眩がした。
そして次に湧いて出た感情は怒りと困惑。
「......どうやって此処に来た? コレ、住居不法侵入って言うんだけど、アンタ知ってる?」
持っていた材料たちを落としそうになるのを堪え、出来るだけ抑揚のない声でそう尋ねる。
この男の性質は分かっている。
こちらがムキになればなる程、嬉しそうに笑うんだ。
出来るだけ感情を殺した声音で話しながら、こいつをさっさと追い出してしまおうと考えていた。
「ん? 奇術師に不可能はないんだよ♥ それに、あんな扉の鍵ぐらい、すぐに開けられちゃうよ♥」
二重ロックでパスワードも入力しなくちゃいけないこの家の扉が、簡単に開けられてしまうなら、他の家は泥棒が自由に出入りしている事だろうね...
さっきまでの浮かれた気分も何処へやら。
あたしの幸せは瞬く間に吹き飛んだのである。

「...あたし、これから忙しいのよ。帰ってくれない?」
「あ、お菓子作るんだろ? 雑誌見たよ♥♥」
テーブルの上に置かれた開きっぱなしの雑誌を指差して、ヒソカはニコニコ笑っている。
「嬉しいなぁ♥ マチがボクの為に作ってくれるなんて♥ ボク、キミが作ってくれたものなら何でも食べるよ♥」
「.........」
怒りの鉄拳を食らわしてやりたい所だが、ヒソカにはきっと通用しないだろう。
「...帰って。今すぐに」
「そう言うなよ♥ お菓子が出来るまで、此処で待ってるよ♥」
しばしの沈黙。
悔しい事に、結局折れたのはあたしの方だった。
「もういい。勝手にしな。但し、アンタの分は無いわよ」
つんとそっぽを向いて、釘を刺す。
出来上がったお菓子は、パクノダとシズクとクロロにあげるのであって、ヒソカの分など無い。
だがそんなあたしを見て、ヒソカはくつくつと笑うと、「期待してるね♥」と聞く耳を持たない。

一気に雲行きが怪しくなったお菓子作りに、あたしはイライラしながら取り掛かる事になったのだった。
664ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:50:15 ID:csiTKfYS


◇ ◇ ◇ ◇ ◇

もう何時間そうしているのか分からない。
どれだけ頑張ってみても、
「(上手く作れない...!)」
あれだけあった材料は、既にドロドロの液体か、黒焦げの炭になって、キッチンの至る所に放置されている。
甘い香りが其処かしらに漂う予定が、焦げ臭い匂いで部屋中いっぱいだ。
「(も、もう一回...!)」
雑誌の特集ページに書かれている作り方通りにしている筈なのに、何故だか上手くいかない。
クッキーは焦げて石炭の様になり、上手く焼けても歯が折れそうな程硬い。
チョコレートケーキはなんだか味がおかしいし、生焼けで食べれたモノじゃない。
チョコパイは生地が上手く膨れずに、やはり失敗だった。
残った材料はチョコレートの板が5枚と、小麦粉とバターとナッツ類のみだ。
腕を捲り上げて、お湯とボウルを2つ用意する。
湯煎したチョコレートを、形に流し込んで固めるぐらいなら失敗しないでしょ。
細かく砕いたチョコレートをボウルに入れて、力を込めながらゴリゴリとかき混ぜた。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

カチャカチャと何かを混ぜる音が聞こえて、ボクはリビングから首を伸ばした。
今度は上手くいくかな?
失敗してイライラするマチの顔を見るのは楽しいんだけど、流石に焦げた匂いには耐えられなくて、こっそり窓を開けておいた。
午前中に始めたお菓子作りは、夜になっても終わる気配を見せない。
「(...まぁ、お菓子がダメなら別のモノを食べちゃえばいいワケだし...♠)」
なんて、邪な考えを張り巡らせていると、キッチンから何かが落ちる音や、舌打ちが聞こえてきた。
気になってボクがキッチンへ向かうと、これ以上ないぐらい苛立ったマチの姿が目に入った。
「ああっ!もう!」
勢い余ってチョコレートの入ったボウルをひっくり返してしまったみたいだ。
...一体どれだけの力を加えればこんな事になるのか。
彼女の顔にも手にもべったりと、溶けたチョコレートが付いている。
「あらあら♦」
665ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:53:00 ID:csiTKfYS
思った以上の惨劇に、流石のボクも苦笑を隠し切れない。
マチはそんなボクに、今にも噛み付かんばかりの視線を送る。
「...何笑ってんのよ。こっちは真剣なんだけど」
「分かってるよ♥ でも、このチョコレートケーキに使うバター、無塩バターじゃなきゃダメだよ♥ こっちのクッキーは混ぜ過ぎだね♥ パイ生地は...」
「うるっさいわね!大体何で今言うのよ!」

分かっていたなら、作っている時に教えてくれれば良いものを、何で今更言うのよ!
もう材料も無くなっちゃったじゃない!

そんな、ほぼ八つ当たりに近い事を口にしながら、マチはひっくり返ったボウルを片付け始める。
「諦めるのかい?」
「...もう良いわよ。材料無くなったし。アンタもさっさと帰んなよ。見ての通り、あげるものなんて何も無いだろ」
成功していても、ボクの分は有ったかどうか。
チョコレートの付いた手をひらひらさせながら、ボクを見る事もなく片付けを進めるマチ。
なんだかとっても疲れている。
大人しく既製品を買って食べれば良かったいう後悔と、現実は理想とは程遠いんだな、という思いが、マチの頭をぐるぐる回っているに違いない。
「...はぁ」
片付ける手も何処か重そうだ。

しばらく黙ってそんな様子を眺めていたけど、ボクは構う事もせずに、チョコまみれのマチの手を掴んだ。
「...離せ。片付けられないでしょ」
手伝いをする訳でも無いんだから、と怪訝そうにボクを睨む。
「片付けは後にしなよ♥ それよりさ、お菓子もダメだった事だし、別のものをご馳走してくれないかい?」
「...は?」
ボクが何を言っているのか、マチは理解出来ていない。
「...ご馳走って...冷蔵庫の中には何にも入ってないし、あたし何も作れないわよ。それに何で、あたしがアンタにご馳走しないといけないの」
「いやいや、キミの手料理も良いんだけど、ボクもっと別のものが食べたいんだ♥」
666ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:55:23 ID:csiTKfYS

何の事を言っているのか、全く分からないって顔してる。
気付いて欲しくて、マチの頬をゆっくりと撫で、艶っぽい視線を送ってやると、やっとボクの言っている意味が伝わったみたいだった。
「もしかしてアンタ、最初からそのつもりで来たワケ? 自分の欲求ぐらい自分でどうにかしな! あたしで処理しようなんて考えてんじゃないわよ!」
お菓子も上手く作れなかったのに、ボクにまで馬鹿にされて、マチの苛立ちは最高潮に達してしまった。
「そんなに怒るなよ♥ ほら、チョコ付いてるよ♥」
ペロリと彼女の手に付いたチョコを舐め取って、ボクはしてやったり顏でマチに笑い掛ける。
「甘いね♥ キミみたいだ♥」
しかし、ボクの戯言を軽く受け流せる程の余裕は、今の彼女は持ち合わせていない様だ。
食い殺さんばかりの視線を向けて、掴まれた腕を引っ込めようとしてるけど、ボクの腕力に敵うはずもなく。
マチをそのままぐいと引き寄せて、ボクの腕の中に収めた。
「...良い加減にしな、ヒソカ。本当に怒るよ?」
釣り上がり気味の瞳がボクを見上げて、ボクの全てを全身で拒否する。
ボクがココで腕を緩めれば、彼女はきっと逃げたまま、こんな風に腕の中に上手く収まってはくれないだろう。

だから、と思う。

せっかく捕まえた蝶を逃がす程、蜘蛛は馬鹿じゃないんだよ。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

「キミにあげたいモノがあるんだ♥ 受け取って欲しいな...♥」
避ける暇も無く、ヒソカの口付けを受け止める事になって、甘いチョコの味が、口中に広がる。
胸を叩いて離れようとしても、ヒソカはピクリとも動かない。
それどころか、深く舌をねじ込んで、あたしの口腔を舐め回していく。
「ん...ふぅ...んんっ」
息ができない。
苦しくて、甘い。
激しくなる口付けに、どんどんと思考を奪われていって、身体から力が抜けていく。
「は...ぁっ」
やっと唇が離れて、あたしたちの口元を糸が引いて光る。
667ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:57:32 ID:csiTKfYS

肺に新しい空気を入れて、あたしはほっと息を吐く。
「ば、ばか...なにするんだッ...!」
潤んだ瞳で何を言っても効果などなく、ヒソカはへばりついたあのあたしの大嫌いな笑顔で、そっと囁く。
「ベッドがいい?それとも此処でヤっちゃう...?」
「...はぁ? 冗談じゃないよ...!早く離れろ...!」
「イヤだ♥」
反応する暇も無く、ヒソカはあたしの首筋に舌を這わせ始める。
身をよじって腕の拘束から逃れ様と試みるが、ヒソカはニヤニヤと笑うばかりで。
心の何処かで、今日は厄日だと嘆く声が聞こえて来る。
こんな風に捕まって、ヒソカから逃げれた試しがないんだ。
きっと一定の距離を保ち、半径数メートル以内にヒソカを入れないという暗黙の掟(あたしの中では)を破った罰だね。
部屋にこいつが居た時点で、こうなる事は決まっていたんだ。
力ずくでも叩き出してやれば良かったと後悔しつつ、あたしは抵抗虚しく押し倒されてしまった。
怒りと後悔と、そして半ば諦めと、何よりヒソカに対する呆れが大多数を占めて、心の中を渦巻く。
「...良くもまぁ、飽き無いね。アンタさ」
怒った顔で罵られると思っていたんだろう。
あたしの呆れ顏を見て、ヒソカは首を傾げている。
「...? ボクがマチに飽きるって? うーん......今のところその予定は無いから安心しなよ♥」
「さっさと飽きてくれた方が、あたしは嬉しいよ、馬鹿」
そう言ってやれば、ヒソカはやけに神妙な顔であたしを見つめている。
その視線に耐えられ無くなって、あたしはふん、と鼻を鳴らしてそっぽを向く。
「...変化系は気紛れで嘘吐きだからね♥ キミの存在が今すぐにでも、ボクにとってそこらの石ころと同じ価値になる可能性だってありうるワケだ...♥ だから、今こうやってキミを求める気持ちが存在するうちに、抱いてしまおうって思ってるんだよ♥」
「...あたしはアンタの気紛れで、ゴミ以下になるって事だね? それも迷惑な話だよ。 アンタは本当に、面倒臭い男だね」
668ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 19:59:26 ID:csiTKfYS
あたしのその言葉に、喉を鳴らしてヒソカは笑うと、「ごめんね♥」なんて謝られた。
反省なんてして無いんだろ?
だってアンタはそう言うヤツじゃないか。
ため息を吐きながら、あたしはこの男の作った流れに身を任す事になった。
ヒソカを許した訳でも、行為自体を快く受け入れる訳でもない。
ただ、流れに身を任せるだけ。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ボクの下でマチは喘ぐ。
キッチンで押し倒すのは、ちょっと失敗だったかなって思ったけど、一度コトを始めてしまえば、そんなのはどうでも良くなる。
服を剥ぎ取って、なめらかな肌に顔を埋めて、ボクは彼女を貪る。
「...っ、馬鹿...覚えてなよ...!」
悪態を吐きながら、彼女はボクの与える快感に酔う。
「ぁ...っん」
「ククク...♥ 文句言うワリには、随分と気持ち良さそうだね?」
彼女の足を大きく広げて、その中心に舌を這わせる。
まだ濡れていないそこに舌を差し込んで、小刻みに抽出を行えば、ほら、奥から蜜が溢れてきた。
「ゃ...ぅ...んっ...ぁあっ」
くちゅくちゅとワザと音を立てて舐めれば舐める程、マチはソコをぐちゃぐちゃに濡らす。
鼻先を愛芯に押し付けて、ねっとりと舐めてやると、腰を浮かして啜り啼く。
そんな彼女の反応が面白くて、つい虐めてしまう。
「イイねぇ...♥ 色っぽくて可愛いよ、マチ♥ もっと喘いでくれると尚イイんだけど...♥」
「う...るさい! しね!」
涙で潤んだ瞳は、まるで宝石みたいにキラキラしてて、素直に美しいと思えた。
秘洞に中指を一本挿れて、上壁を擦りながら、柔らかな胸に顔を寄せる。
紅く誘う様に震えていた頂に吸い付き、唾液を擦りこむと、身体が仰け反り、突き出す様に胸を差し出す。
交互にその頂を口に含みながら、今日はちょっぴり趣向を変えて見ようかな、なんて考えていた。
マチは嫌がるだろうけど、そんな事知らないよ。
669ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:01:58 ID:csiTKfYS

ボクは奇術師だからね。
音もなく取り出したのは、チョコレートの欠片。
これぐらいならきっと入るだろう。
...ボクのモノが入るぐらいなんだから、大丈夫。
指の数を増やして、ソコを解してやった後、すぐに蕩けきった秘洞のナカへ、そのチョコレートの欠片をずぶずぶと押し込んでいく。
「......ぁ、え!?...なに...!?」
指とは違うその感覚に、マチは怯えた様な表情でボクを見る。
んん〜、可愛い。
「ナカ、熱いからすぐに溶けるよ...♥ 大丈夫♥」
ボクの言った通り、ナカに挿れたチョコレートは、すぐに溶け始めた様だ。
マチの蜜とチョコレートが混ざりあって、とろりと秘部から流れ出る。
「なに...挿れたのよ...!? へん、た、い...っ!」
「ん? キミの食べたかったものだよ♥」
ついでにボクが食べに来たものでもあるね、なんて言ってみたりしたら、勘のイイマチはすぐに気付いたみたいだ。
「ばかっ...!今すぐ出してよ!」
真っ赤な顔で怒るマチは、上半身だけを起こしてボクを睨む。
「早く出して...!」
ニヤニヤ笑ってボクは頷くと、また彼女の秘部へと顔を埋める。
「ぁ...あぁ、っ...ふ」
「甘いし、キミの味もするし...美味しいよ♥」
上目遣いでそう言いながらマチを見れば、目を瞑ってボクの視線を完全に無いものにしてしまっていた。
「(チェ...♣ つまんないの♠)」
指でナカのチョコレートを掻き出しながら、指にソレを絡めて彼女の口元に持っていく。
「ほら...口開けて♥ キミも舐めてごらんよ♥」
でもなかなか口を開けてくれないから、無理矢理口の中に指を突っ込んで、ボクはマチの舌を堪能する。
「んんっ...ふ...ぅう」
この舌でボクのアレを舐めてもらうってのもイイかもしれない。


670ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:05:43 ID:csiTKfYS

「甘いだろ?それに、これがキミの味だよ...♥」
一通り舌の動きとか感触とかを愉しんで、ボクは口から指を引き抜く。
透明の唾液が糸を引いて、ボクの指に纏わり付く。
それを見せ付けるようにペロリとなめて、ボクはへらりと笑んだ。
「どう...?もっといっぱいチョコ、食べたくない?」
「...た、食べたく、ない!」
「それは残念♥ でもボクは是非食べてもらいたいな♥」
手早く自分の服を脱ぎ去ると、既に主張を始めていた剛直を軽く扱く。
そして何の前触れもなく、またボクはマチを押し倒して、チョコレートと愛液でぬかるんだソコに、己の剛直を突き立てた。
「ひっ...ああぁっ!」
ぬちゅりと飲み込むマチのソコは、うねりながらボクを奥へ奥へと引きずり込む。
溢れた愛液と溶けたチョコレートが、ボクらの接合部を茶色く汚す。
「あァ...熱いよ♥ ボクも溶けちゃいそうだ...♥」
「んっ...ぁっ...いゃ...ぁ」
掌に丁度収まる形のイイ乳房を、ボクは捏ねくりながら、マチの耳を甘噛みしたりして、彼女の性感帯を的確に見つけて攻める。
「ククッ...♥ 気持ちイイだろ? ほら、動くよ♥」
「あぁっ...あ、ふっ...!」
マチの両足を掴んで高く持ち上げると、ボクは彼女のナカに深くソレをねじ込んだ。
きゅうきゅうと締め付けてくる肉壁の気持ち良さに、思わず大きく息を吐いた。
始めはゆっくりとした律動で、マチが何処を突かれれば悦ぶのかをじっくり探る。
様々な角度で突き上げながら、ボクは彼女の反応を見る。
そして、あるポイントで悲鳴に近い嬌声を上げ、身体を跳ねさせる事に気づく。
「ココが...イイんだね♥」
「ん...ぁあああっ!あ、ぁ、ひゃ、うっ」
ズン、とソコを狙って突くと、マチが啼く。
大きなストロークで揺さぶりながら、ボクは執拗にソコを突いて、彼女の絶頂を促す。
甘い香りが鼻腔を突いて、それがマチから香る女の匂いなのか、溶けたチョコレートの匂いなのか、ボクには知る良しもない。
671ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:08:22 ID:csiTKfYS

子宮口を叩くスピードは増し、マチの声はそれに比例する様に大きくなる。
「っは......ぁ...かわいいよ♥ 気持ち、イイかい?」
「ん、ぁ、あ、ゃ、あん」
ボクの問い掛けに応える事はなく、彼女は涙を流して弱々しく首を振るばかりだ。
「イかせてあげる...♥」
ほっぺに付いたままほったらかしにされていたチョコレートは、もう徐々に乾き始めていて、それをペロリと舐めてマチに囁いた。
「ぅ、ぁぁああ、ああっ」
耳を犯す嬌声と卑猥な粘り気のある水音。
そして肉と肉がぶつかり合い、肌が擦れる音。
触れ合った場所から発生する、甘く痺れる様な熱。
マチの視線とボクの視線が絡まる時。
それ全部が快楽を生み出す要因となって、ボクは獣の如く腰を打ち付ける。

「...だ、だめっ...もぅ...む、り...っ」
「...!」
昇り詰めたら、後は堕ちるだけ。
「ぁ、あああぁあぁああ」
「っ............ぅ...!」
一拍置いて、奥深くに突き立てれば、大きな悲鳴と共に身体が仰け反る。
ナカが何度も収縮して、思わずナカに出してしまいそうになるけど、ボクはそれに何とか耐えて、剛直を引き抜いた。

「は...ぁ...はぁっ...はぁ...」
身体を丸めて肩で息をするマチは酷く弱々しく見えて、また興奮してしまう。
強気で靡かない彼女。
何度も、どんなに滅茶苦茶にしてやっても、ボクを完全には受け入れてはくれない。
抱けば啼いて悦がるけど、それでも、心までボクの手に堕ちる事はない。
それがマチであって、ボクが彼女に惹かれる魅力の一つ。
「良かったかい?」
「.........は、やく、シャワー、浴びたい...」
息も絶えだえにそう言って、彼女は身体を起こしてボクを睨む。


672ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:10:50 ID:csiTKfYS

そんな仕草でさえ、ボクにとっては興奮する要因になってしまう。
「そうだね♥ 後で一緒に入ろう♥ それよりさ...マチ、ボクまだイってないんだ...♥ イかせてくれないかい?」
突っ込み所の多いボクの台詞に、反論しようとしたマチだったけど、ボクのモノを見てギョッとした様な顔になってしまった。

精を吐き出す前に引き抜いたソレは、後ちょっとの刺激を受けただけで爆発する。
女の子からすれば、勃起した性器なんて大層グロテスクなモノだと思うんだけど。
いきり立った赤黒いソレは、うん、まぁ自分で言うのもなんだけど、かなり大きい。
しかも今回は、マチの愛液に加え、溶けたチョコレートでご丁寧にコーティングまで施されている。
ボクならこんなモノ咥えたくないけど、好きな娘には咥えてもらいたい。
自分勝手で我儘なんだよ、ボクは。
「マチのお口で綺麗にしてね♥」
「...なっ!」

マチの頭を掴んで、口元にボクのモノを押し付けて、可愛い小さな唇に、ボクの先走りの液と、マチの蜜と、チョコレートを擦り付ける。
「舐めて♥」
拒否権なんてないとばかりに、有無を言わさぬ声音で言えば、マチはおずおずと舌を出して舐め始めた。
ピンク色の舌が、猫みたいにボクのモノをちろちろと舐める様は、なかなか来るものがある。
「チョコレート...キミの食べたかったものだろ?美味しいかい?」
上目遣いでマチはボクを睨む。
あぁ、そんな目で見るなよ...
「ボクはアイスクリームじゃないよ♥ ペロペロ舐めるばっかりじゃなくて、咥えて♥」
一度口を離して、マチは嫌そうな顔をしたけれど、ボクが頭を押さえる手を緩めない事を悟り、ソレを口に含んだ。




673ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:12:56 ID:csiTKfYS

「んぅ...む...ちゅ...っ...う」
必死に舌を動かして、ボクをイかそうとしている彼女が酷くいじらしい。
さっさとこんなコト終わらせたいんだろう。
膝を着いてボクの腰を掴み、咥えたまま首を上下に降りながら、ちゅぷちゅぷと音を立てる。
チョコレートが口の端に付いているし、なんだかとっても苦しそう。
......他人事だけど。
カリと裏筋の繋がる部分を唇で扱きながら、時折ボクの顔を見上げて、様子を伺っている。
ゆっくりと裏筋に舌を這わせ、口いっぱいにボクのモノを頬張り、啜る。
唾液ともボクの先走りのソレともつかない透明の液が、マチの唇を伝って零れ落ちた。
「ククク...イイよ♥ 上手だ♥」
頭を掴んでいた手を緩めて優しく髪を梳いてやると、ちょっと安心したみたいだった。

「ん...ちゅ...ぷ...っはぁ...ちゅう......」
「はぁ......マチ、そろそろ出すよ? 飲んでね?」
さっきよりもっとガチガチになった剛直を、深く口のナカに押し入れると、頭を押さえてそのまま軽く腰を前後する。
マチは目を見開いて、苦し気に悶え、ボクを押し返そうと暴れるけど...力で敵うはず無いだろ。

「んーっ...んんっ...!」
「あぁ.........イくよ...っ!」
喉の奥に白濁の精をぶっかけてやると、マチは涙を流して嘔吐く。
最後の一滴すら残さず、彼女の口に吐き出してから、ボクはゆっくりと引き抜いた。
マチは喉を押えて咳き込みながら、口から粘っこい精液を垂れ流し、ボクを睨めつける。
「駄目だよ出しちゃ♥ ちゃんと飲んで♥」
「..................」
指で垂れた精液と、口の端に付いたチョコレートを拭って、マチの口元に持って行けば、嫌そうな顔をしながらも、渋々舐めてくれた。






674ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:14:53 ID:csiTKfYS

「イイコ♥ 美味しかっただろ?」
「ど、こがだ...!......さい...て...馬鹿...変態っ...!」
再び床に伏して、身体を丸めてしまったマチの背にキスを落としながら、ボクはとても満足していた。
後はアレを渡すだけだ。
「とりあえず、シャワー浴びようか♥ ベタベタしてて気持ち悪いだろ?」
ボクはマチを抱きかかえて、バスルームへと向かう。
腕の中のマチは、もういつも通りのつれない彼女で。
「...もう、シないわよ」
「♠」
お風呂入りながら、またマチと遊びたかったんだけど、先手を打たれちゃった。
残念。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

シャワーを浴びている間、何度もちょっかいを出してくるヒソカが鬱陶しくて仕方なかったけど、あたしはそれを無視し続けた。
チョコレートでベタベタになった下腹部を洗っていると、ヒソカが背後から腕を回してソコを撫でたり、卑猥な言葉を口にしたりしてきて、やっぱりウザい。
流れに身を任せたとは言え、今日は良い様にさせ過ぎた。
これ以上調子に乗られちゃ困る。
どうやってこいつを黙らせ様かと考えながら、あたしは何とかシャワーを浴び終えた。


夕食取るのも怠く、あたしはもうベッドに横になる事を選んだ。
散々な一日だった。
もう二度と菓子作りなんてするもんか。
こんなに反省と後悔の多いものだと思わなかった。
後片付けも明日でいい。
ベッドの端っこで丸まっていると、何時の間にかヒソカがベッドに潜り込んできた。
「...もう帰んなよ。あたしもう寝るから」
振り返るのも面倒臭く、丸まったままそう告げると、ヒソカが腕を伸ばしてまたあたしを捕まえる。


675ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:17:06 ID:csiTKfYS

「...もうシないって言っただろ! 疲れてんだから帰ってよ」
「分かってる♥ もうエッチな事はしないよ♥ その代わり、キミにあげたいモノがあるんだ♥ こっち向いてくれないかい?」
「............」
誰が向くかと動かず黙っていたが、ヒソカの無言の圧力に耐えられず、少しだけ身体をずらしてヒソカを見る。
ニコニコしながら、ヒソカはハンカチを何処からともなく取り出すと、
「見ててね♥ 何のタネも仕掛けも無いただのハンカチを、掌に掛けます♥ そして3秒数えると...アラ不思議♥ マチにプレゼントが現れました♥」
そう言えば、こいつがただの変態じゃなくて奇術師だって事をすっかり忘れていた。
ハンカチを取り払ったヒソカの掌には、綺麗にラッピングされた大きめの箱が乗っている。
この茶番といい、どうせまた下らない物だろうと、溜息が出た。
無表情でヒソカを見ていると、ヤツはあたしの手を取って、その箱を押し付けてきた。
「あげる♥」
「何これ...いらない」
「そう言わず受け取っておくれよ♥ キミの為に作ったチョコレートケーキだよ? 食べたかったんだろ?」

ーーーー何だって?

「.........アンタが作ったの?」
「うん♥ あ、安心してね♥ 味見もしたし、変な物入れてないし、美味しいよ♥」
ヒソカは珍しく邪気のない顔で笑いながら、あたしが凄く喜ぶと思っているようだ。
...冗談じゃない。
あたしはあれだけの材料と時間を割いたのに、一つも上手くいかなかったんだ。
ああ、なんかだんだん腹が立ってきた。
男であるヒソカが上手く作れて、なんで女のあたしが作れないんだ!
「初めて作ったんだけど、一回目で上手くいってね♥ ほんと良かったよ♥」
「.........!」
その台詞で、あたしの女としてのプライドはズタズタになった。


676ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:18:56 ID:csiTKfYS

シーツの中に頭まで潜り込ませて、ヒソカの声も姿も完璧にシャットダウン。
頼むからこれ以上喋らないで。
「実はボク、これを渡しに来たんだけどさ.........え? どうしたの?...ボクの愛に感動しちゃった?」

ーーーーますますウザい。

「帰って。 プレゼントもいらないから」
シーツを被ったままそう言って突き放すけど、ヒソカの腕がさっきより強く巻き付いてきて、離す気がないのが分かる。
「上手く作れなかったから怒ってるの? ケーキならまた作ればいいじゃないか♥ 次はボクも手伝うからさ♥ 期待してるよ♥♥」
「............」
こいつに何を言っても無駄だと言う事は、分かり切っている。
分かってるんだけど.........
何とか一泡吹かせてやりたい。
このまま大人しく「料理が出来る男」アピールを聞いているのも癪に障る。

『ーーーボク、キミが作ってくれたものなら何でも食べるよ♥』

そう言えば。
ヒソカはそんな事を言っていた気がする。
ーーーーーそれならば。

シーツから目だけ出してヒソカをチラリと見る。
ニヤニヤ笑っていられるのも今のうちだ、馬鹿め。
「アンタさぁ...あたしの作ったものなら、何でも喜んで食べるんだろ?」
「?......もちろんそうだよ♥ あ、何か作ってくれるのかな?」
「キッチンにある菓子、アンタに全部やるよ。残さず食べなよ」


あたしの台詞によって、ヤツの珍しい笑顔が、これまた珍しく引きつった表情に変わったとき、あたしは肩を震わせて笑った。



677ヒソカ×マチ@477:2011/02/04(金) 20:27:37 ID:csiTKfYS
以上です!
ちょっと早いけど、バレンタインネタで!

ハンタのアニメで、ヒソカがメンチの出した課題の寿司を、フランス料理風(?)に作っていたのを何となく思い出して...
アレ?こいつ料理上手くね??という...
マチの料理ベタは勝手なイメージです...ごめんなさい...((:-D)rz

鏡プレイも頑張って投下出来るようにしたいですうへへ


>>426様、>>534様、>>596様、その他の職人様方、素晴らしい神SS待ってます!


では!
678名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 01:06:55 ID:dlxzxPsU
ktkr!
ハァハァした!
GJ!
679名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 06:26:01 ID:mbFrjzRG
幹久今日子が輪姦されて膣に男のペニスを挿入されることの
気持ちよさに目覚めるってのが見たい
680名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 11:55:28 ID:z962/E0Z
>>534です

活性化してきましたね♪ヽ(・∀・)ノワチョーイ
新たな神の降臨にも期待!

>>426様、>>477様の可愛らしい作品の後に投稿するの、躊躇うんですが‥

今回は、コエ様×ぼたんちゃん←静流サンです。
静流サンがぼたんちゃんを溺愛(偏愛?)してます。

静流サンとぼたんちゃんの絡みはありませんが、百合でストーカーちっくな静流サンを見たくない方はスルー願います。

昭和の耽美小説のような、ちょっと倒錯的な作品でも良い方のみ、ドゾー↓

681コエぼ←静流@534:2011/02/05(土) 11:56:56 ID:z962/E0Z
大事なあの子を傷つけたら、あたしが許さない。


年に一度の集まり。
おばあちゃんの命日。
例年と違わず、だだっ広い本堂の大掃除から、今年も始まった。
あの子に会うのは久々だ。
元気にして居たと本人は云うが、あたしには分かる。
本体が少し痩せたし、表情は疲れて見える。
何より匂い立つ女の馨りが、一層増した。

彼女に変化を与えた張本人は、庭で一人、雑巾を片手に煙草を燻らせている。
あたしは庭に降りて彼に近付き、煙草に火を点けた。
「霊界の王子様は、残暑の中で掃除なんか滅法御免かしら」
あたしがそう声を掛けると、彼はくっと笑った。
「其処まで薄情だと思われるのは心外だな。
小休止だ」
「ふふん‥。
‥ねぇ、あの子、痩せたじゃない。
あまりこき遣わないでよ」

あたしの科白を聞いて、彼は薄い唇からふっと煙を吐き出す。
「‥ぼたんに何か云われたか」
「‥別に、云われていないけれど。
堪えられないのよ、あたしが」
あたしがはっきりと云い切ると、彼は肩を竦めた。
「幽助よりも手強い保護者だな」
「ねぇ、あたしが前に云ったこと、覚えているでしょう。
此の場で、もう一度云うわ。
あの子を傷つけないで。
絶対に」
あたしの強い口調に、彼は暫しの間、此方を無言で見つめていた。
二筋の白煙が、ゆらゆらとあたし達の間を漂う。

「静流さん、そろそろお昼ご飯の支度を始めるけれど」
割って入ってきたのは、あの子の声だった。
振り返ると、首を傾げてこちらを窺っている。
猫のように大きな瞳が愛らしい。
あたしがさっき、サイドに結ってあげた髪が、さらさらと風に靡いている。
「‥もうそんな時間か。
じゃあ、やろうか」
あたしの返事を聞き、彼女は頷いた。
「小閻魔様、準備が出来たらお呼びしますね」
彼女に声を掛けられて、彼は微笑んだ。
「行こう」
あたしは彼女の手を引いて、庭を後にした。
682コエぼ←静流@534:2011/02/05(土) 11:58:12 ID:z962/E0Z
明け方にふと目を醒ますと、隣の布団で寝ていた筈のあの子が居ない。
身体を起こして室内を見回したが、他の二人は穏やかな寝息を立てている。
暫く様子を窺ってみたが、彼女が戻って来る気配は無い。

あたしはいつから、あの子にこんなに執着しているんだっけ。
最初は、良く笑い、感情表現が豊かな子だと思った。
付き合いが深まるにつれて、妹みたいで可愛らしいと愛着が沸いた。
いつしか、其の笑顔の裏には幾重にも隠された感情があることを知り、特別気に掛けるようになった。
純粋な心配は、やがて嫉妬へと変化する。
彼女の感情を大きく左右しているのは、上司である彼なのだと気付いたから。

あの子に訊いても、濁してはっきりとは答えなかった。
彼も、のらりくらりと適当にかわすばかり。
あの子が哀しむようなことをしないで。
あの子を苦しめないで。
あの子に触れるなら、ちゃんと愛して。
あの子を愛しているなら、ちゃんと示して。
彼よりも誰よりも、此のあたしが、彼女のことを一番理解しているのだ。

あたしは布団から抜け出して、そっと襖を開けた。
長く左右に伸びる廊下には、彼女の姿は見えない。
薄暗い廊下を抜け、下駄を突っ掛けて、砂利道を宛てもなく歩く。
外は風も無く、湿った空気が肌に纏わりついてくる。
全くの静寂が、妙にあたしの胸をざわつかせた。
遠くに見える経蔵の飾り窓から、ぼんやりと灯りが洩れている。
あたしは吸い寄せられる様に経蔵へと近付いた。
そして、飾り窓の向こう、連なる書棚の隙間から、あの子の白い肌が見えた。
683コエぼ←静流@534:2011/02/05(土) 11:59:30 ID:z962/E0Z
彼女は書棚に手を添えて俯き加減に立ち、彼に其の丸い尻を向けていた。
彼は突き出された彼女の細い腰に手を添えて、己の下半身を打ち付けている。
彼女の秘部に彼の屹立がゆっくりと出入りし、いやらしい水音が溢れていた。
結合部は二人の体液でぬらぬらと光り、非常に淫らだ。
液体は更に彼女の白い太ももを伝い、まるで失禁したかのよう。

此方から彼女の表情は良く見えないが、室内には色を帯びた声が響いている。
時折、彼の右手が彼女の下腹部へと動く。
花芯を刺激しているのだろう。
彼が手を動かす度に彼女の体がびくんと跳ね、嬌声が上がる。

二人の交わりを見て、あたしは興奮していた。
あの子が、あんなに可愛い声を出して悶えている。
白く華奢な躯が揺さぶられ、快感に震えている。
上司から与えられる快楽に堪えきれず、一所懸命に赦しを請うて啼いている。
なんて愛らしいのだろう。
ぞくぞくする。
余りの刺激に、あたしは大きく身震いをした。

其れと同時に、彼に対する更なる嫉妬心にも火が点る。
あたしが見たことのない、彼女の痴態。
あたしが知らない処で、彼はどれだけ其の姿を見たのだろう。
彼が独り占めしてきた、誰も見たことがない、最も可愛らしく、いやらしい彼女。

やがて一際高い声と共に、彼女の躯ががくがくと小刻みに揺れ、膝から崩れそうになる。
彼が左手で彼女の細い腕を引くと、悲鳴のような喘ぎ声が上がった。
腕を引かれたことにより二人の躯が密着し、挿入が深くなったようだ。
彼は右腕で彼女の腰を支えつつ、花芯を刺激し続けている。
彼女は最早、気持ち良いと云う事以外は何も考えられないようで、あられもない声をただただ上げていた。
684コエぼ←静流@534:2011/02/05(土) 12:00:49 ID:z962/E0Z
彼女のたわわな乳房が、背後からの律動に合わせてぷるんぷるんと揺れている。
皆で大浴場に入った際に見たが、其れらは彼女の華奢な躯には不釣り合いな豊かさで、両の頂には桜色の蕾が付いていた。
あの蕾を押して、捏ねて、捻って、爪で引っ掻いたら、どんな声で啼いてくれるのだろう。
そう考えると、あたしの下半身が疼いた。

彼女は二度目の絶頂に差し掛かったようだ。
先程よりも大きな声で、彼に絶頂が近いことを訴えている。
室内に響き渡る喘ぎ声は一層可愛らしいものとなり、卑猥な単語が彼女の唇から次々と飛び出したので、あたしの嗜虐心は益々刺激された。
絶頂に達する際はいやらしくおねだりするよう、彼に調教されたのだろうか。
もっと下品なことを、あの可愛らしい唇から云わせたい。

彼は腰遣いを早め、円を描くように彼女の密壷を攻め立てる。
暫くして彼女は、彼を呼びながら絶頂を迎え、其の少し後に彼も吐精したらしい。
彼女の躯を後ろから抱き込み、呼吸を整えていた。
彼女の胎内から彼が一物を抜き取ると、結合部から白濁が溢れ出た。
彼女は首を捻って其の様を見届けて、彼の方を向いて跪き、徐に彼の肉棒を口に含んだ。

白くふっくらとした頬が桃色に染まり、大きな瞳は潤んでいる。
可愛らしく悲鳴を上げ、卑猥な単語を紡いだ魅惑的な唇が、彼の肉棒を扱き、赤い舌で先端を刺激する。
其の様から、あたしは思わず窓から視線を逸らした。
彼女が彼に啼かされている姿にはあんなに興奮したのに、彼女が彼に奉仕している姿は見たくないと思った。
一気に躯の熱が冷めたので、あたしは来た道を戻った。
685コエぼ←静流@534:2011/02/05(土) 12:02:15 ID:z962/E0Z
部屋に帰ると、室内の二人は変わらず良く眠っていた。
布団に戻り、どれ程の時間が経っただろう。
廊下が軋む音が近付いて来たので、あたしは瞳を閉じて襖に背を向けた。
静かに襖が開き、畳を歩く音と石鹸の馨りが足許を通り、隣の布団に入る衣擦れの音がした。
いつしか隣から規則正しい寝息が聞こえてきたので、漸くあたしは瞼を開いた。

身を起こして、彼女の顔を覗き込んでみる。
長い睫毛は伏せられ、先程彼の一物をしゃぶっていた唇は薄く開き、呼吸を繰り返している。
あたしは手を伸ばし、そっと彼女の頬に触れた。
「‥‥あたしが守るから」
あなたに降り注ぐ、哀しみの雨からも。
あなたに吹き付ける、邪な嵐からも。
あなたににじり寄る、残酷な影からも。
あなたを苦しめる総てのものから、あたしが守る。
「おやすみ‥‥」
小さく呟いて、あたしは布団を被った。


***************

翌朝、彼女は何事もなかったようにあたしに笑いかけた。
彼と交わる姿をあたしが見ていたなんで、思ってもいないのだろう。
彼にひたすら蹂躙され、よがり声を上げていた姿を。
彼しか知らなかった其の痴態を、あたしも知った。
あんなに可愛いなんて。
あんなに淫乱に仕込まれているなんて。
思い出すだけで、あたしの下半身を刺激する。
あたしがこんなに卑猥な妄想をしながら談笑しているなんて、考えつきさえしないだろう。
彼女に対する其の背徳感がまた、堪らないのだ。
686コエぼ←静流@534:2011/02/05(土) 12:03:53 ID:z962/E0Z
朝食を済ませて一服していると、彼が煙草を手にやって来た。
あたしの近くで煙草に火を点け、静かに煙を吐き出す。
あたしは改めて彼の姿を眺めた。
昨晩見た彼の躯は、想像していたより逞しかった。
ひょろひょろの御坊っちゃまだと思っていたのに、男らしく筋肉がついていた。
何より、其の人間離れした美貌だ。
凛とした美しい顔立ち。

「‥‥じろじろ見るな。
云いたいことでも在るのか」
彼の言葉に、はっとなったあたしは、煙を吐き出しながら視線を逸らした。
「別に、見ていないわよ」
あたしの返答を聞いて、彼はくくっと笑った。
「‥昨晩の事を訊かれるかと思ったが。
覗きとは、お前も変わった趣味の持ち主だな」
あたしは視線を上げた。
挑発するような表情で、彼は此方を見ている。
あたしが口を開こうとした、其の時。

「‥小閻魔様と静流さんて、仲が良いんですね。
また一緒に一服してる」
あの子の声が割って入った。
彼は素早く煙草を揉み消し、彼女の肩を抱いた。
「暑くなる前に、買い出しでも行くか。
今夜も宴会だろう」
そう云って彼が促すと、彼女はにっこりと笑って頷いた。
「そうですね。
じゃあ静流さん、ちょっと行ってくるね」
彼女はあっさりと彼に連れ去られた。
二人の背中を半ば茫然と見つめていると、彼が此方を振り返ってにやりと笑んだ。
憎たらしいこと、この上無い。
あたしは煙草を灰皿にぎゅっと押し付けて、地団駄を踏んだ。


あなたに降り注ぐ、哀しみの雨からも。
あなたに吹き付ける、邪な嵐からも。
あなたににじり寄る、残酷な影からも。
あなたを苦しめる総てのものから、あたしが守る。
あなたを傷つけるものは、絶対に許さない。

あたしがあなたを守る。


「闇に咲く」了
687534:2011/02/05(土) 12:05:42 ID:z962/E0Z
ちょっと変わった趣向だったので、気に入らない方も居るかもしれません‥

行為の擬音や科白を敢えて省いてみました。
そしたら、あまりいやらしくなくなった感が‥orz

補足として各自のスタンス。

コエ様→静流サンの偏愛っぷり、其れ故の己への敵意には重々気付いている。
だからこそ、わざと挑発することがある。

ぼたんちゃん→静流サンが可愛がってくれることに感謝してるけど、度が過ぎるかな‥と薄々感じている。
でも面倒は避けたいので、気付いていないふり。

あとは蔵馬が静流サンの偏愛に少し気付いている位で、他の面子にはバレていない。
螢子なんかは、コエ様とぼたんちゃんの間に蔵馬あたりがちょっかい出してくれたら面白いな、なんて思っている腹黒ちゃん(笑)
688534:2011/02/05(土) 12:10:47 ID:z962/E0Z
甘く、愛が溢れる作品は他の職人様にお任せして、私はちょっと歪んだ愛(でも其処に愛はあるのよー!)を描き続けることと致します(´∀`)

次のネタが浮かびつつあるので、今回の作品が嫌悪されなければ、また投下しようかと思いますです。

皆様、いつも有り難う(´∀`人)
>>534でした。
689名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 22:09:12 ID:UmV9uJpC
>>688
静流あぶねえええええ
でも超絶GJGJGJ!!
コエンマが一枚上手なのもカッコよすぎるw
ぼたんがあまり喋らなくて、ちょい残念
文章が凄く綺麗で素敵なエロでした(;´Д`)
690534:2011/02/05(土) 23:10:31 ID:z962/E0Z
>>689

534です、さっそく有難う(´;ω;`)ウッ

住人様に受け入れて貰えるか不安だったので、感激してます〜

冒頭に書いた通り、耽美小説的な雰囲気を目指したので、言葉選びは結構悩みました‥


今回私が重点を置いたのは、
・第三者(静流)視点での進行
・第三者(静流)による行為目撃
だったので、全体的に科白は少なくしてあります。
また、ぼたんの主観(コエ様が好きとか、
静流サンがどうこうとか)が露呈することを避けたかったので、
ぼたんには喋らせないつもりでした。
コエ様と静流の名前を明らかにしておくため
(進行上)、喋ってますけど‥
今後同じような感じの作品を考える場合、
ご指摘のぼたんの科白数というものを良く検討してみます(´∀`人)


私は女なので、男性が書いた無理矢理強引な話と云うのが苦手で、
女性も受け入れられる作品を目指しているので、
綺麗な文章と云ってもらえたのが本当に嬉しいですm(__)m
691596:2011/02/08(火) 00:14:23 ID:BTHoD9tf
以下、ピトー発情期ネタ
嫌いな人はスルーしてくれ
692596:2011/02/08(火) 00:29:42 ID:BTHoD9tf
ageてしまったすまないorz


最近ネフェルピトーの様子がおかしい…そう気づき始めていたのは
オレだけではないはずだ。
オレ達が回りにいると、やたらそれを気にかけているような様子さえある。
むしろ、自分に興味を引こうとしているようにさえ見える。ムッチリと丸みのある白い太ももや
尻、そして以前よりも明らかに膨らみを増した胸。その上に濡れた唇と瞳で見つめられては、
オレの理性が持ちそうも無い…。襲い掛かったら瞬殺される。そう考え、思いとどまる毎日だ。
「なぁ、ジートゥ。今日ネフェルピトー様がオレなんかに目配せしてくれたんだぜ?」
ラモットが嬉しそうに言ってくる。
「何言ってるんだ、それを言うならオレだ。あんな目でみつめられたらよぉ・・・」
ハギャもか。なんだ、やっぱりアイツに欲情してたのオレだけじゃないんだ。

その夜、オレが食堂に入るとそこにはネフェルピトーがいた。毎晩オカズにして
しまっている罪悪感とバレたらという恐怖で立ち去ろうとした瞬間、呼び止められた。
「ねぇ、ジートゥ。キミ達オスの周りにいると…最近体が熱くなるんだ。」
頬を赤く染め、目は潤んでいるし、耳もふにゃっと垂れ下がっている。いつもの脅威的な力を感じない。
脅威どころか、なんだかいつにも増して可愛らしく、しどけない子猫ちゃんといったところだ。
693596:2011/02/08(火) 01:02:52 ID:BTHoD9tf
「キミに何とかできるかなぁ?」
もしかしたらこれは発情期というヤツかも知れない。ニヤリ。
「それならオレにお任せです。治療をさせていただきます。」
「本当?それは助かるにゃ!」
「ただしひとつ条件があります。治療中は上下関係を無しにしてくださいよ。」
「うぅー、解った。でも今日だけだからね。」
了承を得るとオレは早速彼女のピッタリとした服の上からその緩やかな曲線を描く体を
なでまわした。細くクビれたウエストを上下に撫で、張りのある大きな尻を鷲掴みにした。
「はぁはぁ…ネフェちゃんの体、すごくイヤラシイね。護衛軍とは思えない程メス丸出しの体つきだよ」
オレの想像通りのやわらかい体を、夢にまで見たタメ口で攻め立て、オレのモノは既に疼いている。
「それにほらほら」
きつい服の下からぷっくりと膨らみ透けている乳首を指で擦りあげる。
「にゃあ!・・あ・・んっ」
「こんなに感じ易いんだからなぁ。ここがお気に入りなんだ?」
しこりはじめた敏感な乳首を指で摘み、こね回すと可愛らしい声で喘ぎ倒し、腰をよじり出す。
もっと気持ちよくさせてあげるよ…。オレが彼女の胸の周りの服を剥ぎ取ると、ぷるん!と震えて形の良い胸が
むき出しになる。先端にはピンク色の乳首がつんと上を向いて刺激を欲しがっている。たまらず、おいしそうな
乳首にジュルジュルとしゃぶりついた。
「ああっ!それっ・・!きもちぃよぉ・・・っ」
ついに腰を振りはじめたかわいい発情期のメス猫を目の前に辛抱堪らなくなり、スパッツと下着を引きちぎり
下半身をむき出しにした。
「ここぉ・・へんにゃの・・」
そういうと彼女はビショビショに濡れ、紅くぷっくりと膨らんだ陰唇をオレに見せ付けてきた。割れ目の隙間からは
既にピンクのひだがはみ出ている。
「すごいね・・こんなにヨダレ垂らして欲しがっちゃって。ほら、これを入れると気持ちいいんだよ?」
オレは自分のきつくズボンを押し上げていたモノを解放した。上を向き、ビクビクと蠢くオレの
硬く拡張しきったモノを目の前に突き出してやると、とろんとした目で物欲しそうにそれを指で触り始めた。
そしてそれを彼女のヌルヌルになっている下の唇を分け入り、一気に突き挿れた。
「ニャァァァァっ…!!」
「す、すげぇよネフェちゃぁん・・・オレのち○ぽトロけちゃいそうだよ・・!」
よだれを垂らし喘ぐ淫乱なメスに成り下がったかわいい顔を拝みながら腰を
打ちつける。性器が擦れ合うヌチャヌチャいやらしい音が結合部からもれる。絡みつく膣内のぬるぬるした
肉がオレの余裕を奪っていく。すると…
「お、オイッ!なんだなんだ、どうなってんだ?!!」
ハギャとラモットが最高のタイミングで現れた。思いっきり混乱している様子だ。だが、オレにはそいつらに構っている
暇は無く、見せ付けるようにメス猫ちゃんのおいしいお口を堪能し続ける。パンパンと腰を激しく打ち付けてやる。
「オラッ、オラッ、なぁっ、淫乱ネフェちゃんっ・・ち○ぽッ・・好きかっ?!」
「んっ・・んっ・・これっ・・すごいっよぉっ!・・・きもちっ、にゃぁっ・・・!」
そんな様子を見て二人は早速モノをおっ勃て、ニヤニヤしながら近付いてきた。
「これマジかよ、た、たまらん!」
「俺達も混ぜてくれよぉ、なぁ!」
早速勃起したモノを取り出し、ハギャはネフェルピトーの口にその大きな亀頭をねじ込んだ。すると
彼女はおいしそうにそれをじゅるじゅるとしゃぶり始めた。
「夢見たいだぜぇ、俺達こんなかわいい護衛軍様犯してるんだぜぇ、うぉ、もう逝きそうだっ!」
「オレはパイずりでもありがてぇっ、ああっ、ネフェルピトーさまぁぁっ!!」
腰を打ちつけられ、プルンプルンと揺れる胸を押さえつけ、ラモットがピンク色の乳首に鈴口を擦りつける。
694596:2011/02/08(火) 01:13:46 ID:BTHoD9tf
「ああッ!・・くるっ・・!きちゃうにゃぁぁぁぁ〜!!」
「うぉぉっ、中でだしちゃうぞっ、種付けしちゃうぞーー!そりゃっ!!!」
オレ達三人は同時に思い切り射精し、彼女の膣内、顔、胸に一気に精液を撒き散らした。
紅く染まったビラビラの陰唇からドロっとたれ出し、かわいい口の隅からはよだれにまじり
精液が垂れ、頬を汚している。柔らかい胸も乳首もヌルヌルにまみれてしまい、なんともいやらしい眺めだ。
「はぁっ、はぁッ、最高だったぜ、ヤリマン猫娘ちゃん。結局三人がかりで治療しちゃったね♪」
「今度はオレも夢にまで見たネフェルピトー様のおまんまんに入れてぇなぁ〜」
「オレもだ!まだまだしたりないぜ!!次はオレの番だからなっ。」
「にゃ〜っ」

それから月に一度、発情が癖になってしまったネフェルピトーは食堂で三人の部下に治療をしてもらうのだった。
695名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 08:28:39 ID:z/aMWeD5
696名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 04:39:42 ID:c6MUyu9C

投下無しにて名無しの426です。

すげぇぇぇぇぇ!!!
何なんだ、このSS投下率は!!?
何なんだ、この神SSの数々は!!?

>>477
ヒソマチ、本気でたまらん! マチたんが料理下手ってのがそれらしいw
今回はそれを逆手にマチたんが最後はヒソカより上手にいってるとこが笑えたw
エロは萌えるし二人のやり取りは可愛いしで、ひたすらGJ!!
神と呼ばせて頂きたいハァハァ
ゴチでした!

>>534
神!すごい萌えますた…ハァハァ
何つうか、全体を通して妙な色気があって、第三者の目から見るコエぼってのがまた萌える。
静流さんのぼたんちゃんへの偏愛ぶりが危ういが、それが妙にしっくりくるから不思議だw
きっと流麗な文体が、それを全く違和感無くさせてるんだな、と。
…これの続編書く気ないですか?
なんか癖になりそうだこの話w

>>596
ドSかい!!(爆笑
思わず噴いたわw
まぁ、カミングアウトしてくれたお陰で書き易かったわw
最後まで男受って自分には荷が重かったんでな。
そしてピトーネタと聞いて、古本屋走ってピトーたんの顔拝んできたw
めちゃくちゃにされるピトーたん…ハァハァ
697名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 04:44:52 ID:c6MUyu9C
で、再び426ですスマソですorz

ちょっとここで住人さん方に相談だが、自分も死々若×幻海を書き終えたので投下を
考えているが、バイト数的にSS投下ってのはそろそろ限界が来てるんだよな…
大体500バイト超えると書き込めなくなる可能性高…いんだよな?確か。
間違ってたら指摘してくれ。
自分の記憶が合ってるなら、もう新スレ立てた方がいいかと。

で、このスレはまた雑談やらリクやら小ネタやらで埋めるっつーことでどうだろうか。

もしそれで確認できたら、自分が近いうちに立てようかと思うんだが、↓でいいかな?



冨樫義博総合エロパロスレ2


HUNTER×HUNTER(既刊27巻)
レベルE(全3巻)
幽☆遊☆白書(全19巻)
狼なんて怖くない!!(短編集)
てんで性悪キューピッド(全4巻)

前スレ 冨樫義博総合エロパロスレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198753108/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/

→ENTER
 →漫画の部屋
  →ジャンプ系コミックの部屋
   →冨樫義博作品の部屋


変更部分以外は全く捻ってないんだが……しかも変更部分も合ってるだろうか?
間違ってたらこえーわー…・゜・(ノД`)・゜・
誰か添削してくれ頼む

まぁ立てたらすぐに自分がSS投下すんで即死は無いかと思われ。
もし自分が立てれなかったら誰か代わり頼んます(平伏
698名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 05:03:46 ID:Drj9S57C
それで良いと思う。
変更部分は判んないから他の人チェック頼む。
699名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 06:07:17 ID:krG3ZG0B
巻数が2007年12月から3冊しか増えてないのは
ミスであってほしかった
700名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 14:55:16 ID:c6MUyu9C
426っす。

とりあえず変更部分、大丈夫っぽいかな?
今試してみたが、無事に飛べたんで。

ハンタ、一年に一冊のペースなんだな…

まぁ仕事休みで暇なんで今からスレ立ててくる。
無事立ったらまた貼り付けにくるわ。
701名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 15:34:19 ID:c6MUyu9C

新スレ無事立ちました。
んで、ついでにSS投下してきますた。
引越しおながいします。

冨樫義博総合エロパロスレ2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1297231795/

もしなんか不都合あれば、応援頼みます。
前の幽白スレのSS投稿要項パクらせて頂んしたw
702名無しさん@ピンキー

おkおk
ありがとうございます