【サナギイカ娘】チャンピオン系【鉄ふらんルーン】

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718 ◆EqHQZWqzB.
「ああ……伊勢海老…なんて甘美な響き……この世界が生んだ至宝でゲソ」
「それなのに……超えられないたった一枚の壁…」
商店街を歩いていると、早苗は愛しのイカ娘を見つけ、そっと様子を伺う。
何かを一心に見ているようで、目を輝かせている。
その、何ともできない愛くるしさに、抱きつきたくなる衝動に襲われるが、
精一杯平常心を装ったまま、一人つぶやいているイカ娘に話しかけた。
「イカちゃん、どうしたの?」
「どうしたのって……何だ、早苗でゲソか」
少し遅れて、イカ娘が警戒した表情で振り向いて、すぐに視線を元に戻す。
早苗もイカ娘の視線を追うと、そこには水槽に入った大きな伊勢海老が。
「イカちゃん、もしかして…これ、ほしいの?」
「当然でゲソ、楽園がすぐ近くにあるというのに……触れられないもどかしさ……」
ほしい気持ちを抑えきれないイカ娘は、水槽にへばりついて伊勢海老の動きを追っていた。
そんなイカ娘も可愛すぎると、早苗はちゅっちゅしたい気持ちに駆られる。
そんな気持ちを抑えつつ、横に値段が書いてあったので見てみると……
「あ、値段書いてある……5万………高いんだね」
「そうでゲソ、これを買うために、一体何年アルバイトしなければならないのか……」
よほど薄給でこき使われているのか、イカ娘はため息をつくばかり。
早苗も何とかしてあげたかったが、5万円ではさすがに手は出なかった。
「何年って、そんな大げさな………」
(ううぅっ…困ってるイカちゃんも可愛くて萌え死にそう……
でも、何とかして買ってあげたい……5万円、5万円………)
触手をうねうねさせながら、食い入るように伊勢海老を見ているイカ娘。
「はあ……誰か、私にこの伊勢海老を……かわりに何でもするでゲソ…」
このイカ娘の一言を早苗が聞き逃すはずはなかった。
「………何でも……イカちゃん、はあ……はあ……それ、ほ、本当かな…?」
自分でも鼻息が荒くなるのがわかる、イカ娘の顔を覗き込むと…嫌そうな顔をしていた。
「っ……早苗の言う事はあまり聞きたくないでゲソ……」
「でも、さすがにこの伊勢海老と引き換えなら……少しくらいは」
なんとしても5万円を手に入れなければならない、しかしどうやって………
早苗はしばらく考え込むが、普通のアルバイトをしても時間がかかってしまう。
(イカちゃん…この伊勢海老さえあれば、イカちゃんを好きにできる!)
「5万円か……そんなお金ないし、どうしよう……」
その間に売り切れたら……と、ここでメールが届く。
メールは、いわゆる出会い系サイトの宣伝だったが……
”今すぐお金がほしいあなた、登録すれば今日中に出会えるかも……?”
「こ、これだ……イカちゃん、ちょっと待っててね!」
「…………………………? 何でゲソ、一体……」
これなら5万円は何とかなりそうだと、早苗は準備のため、猛ダッシュで家に戻った。
後には、何がなんだかわからないという表情のイカ娘だけが残された。


善は急げと、早苗は早速サイトに登録し、反応が来るのを待った。
あの場でやってもよかったのだが、やはりイカ娘に知られるのだけは避けたかった。
プロフィール欄では、希望額を5万円以上にしたにもかかわらず、
現役の女子高生ということでメールはすぐに殺到した。
そこで、駅前まで来てくれるという条件を満たせる男性を選び、交渉を成立させた。
その後は家に戻って、相手の男性の好みに合わせて着替えた。
ピンクのキャミソールに、ミニスカートという露出の高い格好になってしまったが、
普段からこういう格好もしているので、さほど気にしないまま待ち合わせ場所に向かう。

駅前……しばらく待っていると、男の人が早苗のほうに向かってきた。
「お嬢ちゃんかな、メールくれたのは?」
スーツを着た小太りの40歳位の男の人が、にやにやしながら早苗に話しかけてくる。
多分この人が相手なんだろうと、早苗は笑顔を作るが、どうしてもぎこちなくなる。
「………は、はい」
男の人の視線は胸の膨らみ、むき出しの太ももと交互に進み、
あまりにねちっこい目つきに、思わず見られた部分を手で押さえたくなった。
「早苗ちゃん、だっけ……こうやって見るとかわいいねぇ…」
「あ…りがとうございます」
719 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:23:16.67 ID:3TQZ8gdA
目が合うと、すぐ近くに脂ぎった顔が……正直あまり好みのタイプではない。
(ううっ……こんなおじさんとえっちなことしないといけないなんて……
でもっ、これもイカちゃんのため、頑張るからね!)
それでも、イカ娘に伊勢海老を買ってあげるため、逃げ出したい気持ちを押さえつけた。

――――――――――――――――――――――――
「さてと、早速なんだけど、お嬢ちゃん…お金が必要なんだよね?」
時間がもったいないと、男はホテルに向かって歩き出す、早苗もそれについてきた。
5万円は安くない買い物だったが、ここまでも上物はそうお目にかかれない。
改めて早苗を見ると、純朴そうな愛らしい顔だが、目鼻立ちは意外とはっきりしていていかにも化粧栄えしそうだった。
胸も悪くなく、歩くだけで薄手のシャツ越しにたぷたぷと小さく揺れるのがわかる
太ももは、いかにも女子校生といった肉付きのよさ……思わず生唾を飲んだ。
「5万円か……何かほしいものでもあるのかな?」
緊張しているのか、早苗の様子はどうもぎこちない…
男は強ばりを解してあげようと話しかけてみる。
「はい……だから、どうしても今日中に必要なんです」
早苗がうつむいたまま小さくと返事をする、肌を晒せる割に異性に全く免疫がなさそうだ。
そのギャップが男を余計に興奮させ、すでにズボンの中ではペニスが屹立していた。
「今日中じゃ、アルバイトしても間に合わないよねぇ…大変だね」
「……………」
早苗が小さくうなずく、男が試しに近づいてみると、びくっと小さく震えて距離をとる。
嫌がられているのかと思ったが、強引に手を握ると震えながらも握り返してきた。
「お嬢ちゃんは何年生かな? 可愛いし、男子からももてるでしょ?」
「そ、そんなことは……あのっ……手……」
「大丈夫だよ、誰も見てないって」
ラブホテルのある裏通りに入れば、人気はほとんどなくなる。
それをいいことに、男は早苗のお尻を触ろうとするが、避けられてしまった。
歩くたびにひらひらと揺れる短いスカートを見ていると、興奮を煽られるのがわかる。
今すぐ襲い掛かりたくなるものの、それは我慢して歩き続けるとホテルに着いた。
「ここでいいかな……?」
「あ、はい……」
ホテルの看板を見ると早苗が足を止めるが、やがてためらいがちに男を追った。

チェックインを済ませ、部屋に入ると早苗は物珍しいのかきょろきょろしていた。
「…………………………」
「お嬢ちゃんは、こういうところ来るの、初めてなんだよね?」
スーツの上着を脱ぐと、ベッドに腰掛ける、クーラーが効いていて涼しかった。
「はい……」
早苗を軽く手招きすると、こっちに向かって来る……緊張からか真っ赤な顔をしている。
男は立ち上がると、早苗の体温が感じられるくらいに近くに寄って、
火照った肌の熱を感じつつ軽くお尻を撫でる。むにっとした柔らかさが手のひらに残った。
「……………ひあっ!」
「始める前からこんなに赤くなっちゃって……初々しくていいねぇ」
早苗のお尻は柔らかく、弾力とボリュームはなかなかのものだった。
敏感なタイプなのか、うつむいたままお尻を押さえてガードしている。
こっちは金を払っているのだからと、手を軽く払って指先にお尻を沈めて撫で回す。
「それに、感度もよさそうだ」
ぷりっと上を向いたお尻を下着の線に沿って撫でれば、動きに合わせて早苗が震える。
もう一度男の手を押さえようと、腕が動くが、耳元に息を吹きかければそれも止まった。
むっちりと安産型のお尻は、スカートのうえからもその丸みを浮かばせていた。
さらに、膝上20センチほどのミニスカートで、裾を摘めばすぐに下着が見えそうだった。
匂い立つ柔肌を一目見ようと、男はスカートを持ち上げるが、さすがにガードされる。
「今すぐお金が必要だったら、もう始めちゃおうか?」
「……よろしくお願いします」
早苗を抱き寄せれば、華奢で、それでいてふんわりと柔らかい身体の感触が伝わる。
早苗が少し嫌がっているというのは見て取れるが、男のほうが立場は強い。
身をよじる早苗が上目遣いでこっち見てくれば、ますますいじめたくなって、
「お嬢ちゃん、スタイルいいねぇ……いやらしい格好がよく似合ってるよ?」
彼女の露出の高い服装に触れる、下着のラインを探り当て、指を引っ掛けると、
720 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:23:39.80 ID:3TQZ8gdA
服装とは正反対の、子供っぽそうな、布地の広い下着であることがわかる。
下着と生尻の境界線を、スカート越しに指でなぞって、円を描くようにくすぐる。
「普段からこんな露出高くして、男を誘ってるのかな?」
男の指の動きに合わせて、早苗が腰を泳がせたり、距離をとろうとしてきた。
動きを封じるために強く抱きしめると、むにゅっと大き目の胸が身体に当たる。
「誘ってなんてないです……あんっ…」

――――――――――――――――――――――――
(お、男の人にお尻触られてる……恥ずかしいよぉ……)
こんな体験は初めてで、恥ずかしくて怖くて、身体が硬直してしまったが、
触り方はじっくりと穏やかで、痛くも気持ち悪くもないのでちょっと安心していた。
「いやいや…お嬢ちゃんにそのつもりはなくても、これじゃあね…」
見上げれば男の人と視線がぶつかる、にやりと笑うと、お尻を手のひらいっぱいで撫で回す。
肌が粟立つくらいに身体がぞくぞくしてきて、手が動くと身体も震えてしまう。
額は軽く汗ばんで、手足もぼーっと火照ってきて、身体から力が抜ける。
「男にじろじろ見られたりしてるんじゃないの?」
男の人はさらに続ける、二枚の布を隔ているのに、手のひらの熱がはっきりと伝わる。
次第にその手はちょっとサイズが気になるお尻の山に沈みこみ、軽く揉み始めてきた。
もにゅむにゅと指先を埋めながら上下左右に指は進み、山を登り谷を下った。
「っあ……そんなこと、ない、と思い……ます」
異性に変な目で見られたことも、触られたことも…全てが初体験だった。
心の中は羞恥の感情でいっぱいになり、入ってきたドアのあたりに視線が向く。
調子に乗った手がお尻をもみくちゃにしても逃げ出そうとしないのは、
イカ娘に伊勢海老を買ってあげたいという思いが残っていたからなのかもしれない。
「おっぱいも大きいし、お尻もむちむちして……」
そんな早苗の葛藤など知らずに、男の人はお尻をまさぐり続ける。
さらに、その手はゆっくりと降下し、むき出しの太ももを脚の線に沿って撫で始めた。
手のひらから送り込まれる熱をダイレクトに感じると、身体が強ばってしまう。
「ううっ……あ、あの……」
羽でくすぐるようにゆっくりと動く男の人の手、触られたところがじっとりと熱い。
口の中に溜まった生唾を飲み込みながら、早苗は男の人の手の動きを心の中で追いかける。
膝裏の辺りから、程よく肉のついた内股と、早苗の脚は指紋でべたべたにされた。
もう片方の手は、大き目の、コンプレックスになっているお尻からに宛がわれる。
「太もももピチピチしてて……これが女子高生か……」
若い身体に夢中になった男の人がしみじみといった様子でつぶやく。
男の人の手が太ももから離れると、今度はその手が前に回り抱きすくめられてしまう。
「んんっ……だめぇ……」
拒絶しようと身体をずらせば、むにっと男の人の下半身に柔らかなお尻を押し当ててしまう。
ショートカットの髪に顔を埋め、男の人は息を荒くしながら匂いまで嗅ぎ始めた。
「はぁ……はぁ…いい匂いだ、おじさんすっかり興奮してきちゃったよ」
「っ………ぁうっ…」
リンスの匂いに発情したのか、手の動きがますます激しくなる。
お腹の辺りから手のひらが這い上がり、薄いシャツ越しの乳房を包み込む。
二つのふくらみを持ち上げ、指先を押し込めれば、隙間から乳肉がはみ出る。
触られたところから、何かが染み出して、それがゆっくりと胸全体に広がった。
最初は怖くて嫌なだけだったが、薄皮を剥ぐみたいに少しずつ嫌悪感が薄れていく。
(どうして……おじさんが、優しくしてくれるから?)
次第に訪れる心境の変化を今ひとつ受け入れられないまま、早苗は男の人に身を委ねる。
「ああ……お嬢ちゃんのおっぱいも…………おっと、怖いのかな?」
それでも怖いことに変わりはなく、シャツをめくろうとした手は止めてしまう。
男の人がちょっと困ったような顔をして早苗を見る、視線を逸らしつつしばし考え込んで、
「はい……少しだけ。触られるの、初めて…ですから」
手が止まると息をつくが、名残惜しいような寂しいような…変な気分が身体を包み込む。

――――――――――――――――――――――――
早苗がに嫌がられるのは本意ではないと、男は胸から手をどかして、
どうすれば警戒心を解くことができるのか思案をめぐらせた。
「どうしたものか…………マッサージでもしてみようか、おじさん得意だから」
単に胸やお尻に触れるよりも安心してもらえるだろうと、男は早苗に申し出た。
「え、マッサージ…ですか?」
721 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:24:11.37 ID:3TQZ8gdA
「お嬢ちゃんがリラックスして、エッチできるようにね。」
ふかふかとした乳房や肉の詰まったお尻を触りたくて、マッサージを提案したが、
「………………」
早苗もその気持ちを見抜いているのか、返事を悩んでいるようだった。
「怖がったままセックスするなんて、お嬢ちゃんだって嫌じゃないかな?」
言葉を加えて早苗を後押しする、あまり拒むようなら押し倒すつもりだったが。
「……………そうですね、よろしくお願いします……」
最後には受け入れる気になったのか、小さくつぶやき、首を縦に振った。
男は早苗の腰を抱いてベッドに向かう、隣に座ると女の子のいい匂いが鼻をくすぐった。
「じゃ、ベッドの上にうつぶせに横になって」
早苗が言われるままに横になる、伸びた手足に改めて目を奪われながらも、
最初からがっつくわけにはいかないと、まずは肩の辺りを優しく揉み解す。
早苗が枕に顔を埋めているのをいいことに、しなやかな太ももを舐めるように見ていたが。
「…………ん、はうっ…」
「もっと力を抜いて、そうそう……」
声が少し上ずってきている、鼻から抜けるようなため息を聞くと股間の辺りが熱くなった。
肩から背中、腰へと手を進ませた、一瞬びくっと身体が跳ねるが、
それは無視してくびれた腰と真ん丸なお尻の境目に指を滑らせる。
キャミソールを少しめくり、直接腰に触れると、温かくすべすべしていた。
「それにしても、すべすべで、むちむちで……若いっていいねぇ」
きめの細かい肌は弾力も申し分なく、ぷりぷりと指を押し返してくる。
マッサージという建前も忘れ、男はぐっとお尻をわしづかみにする。
むにゅりと指を深く食い込ませ、手のひらを強く押し付けた。
「あぁっ……んふっ……」
指先を広げ触れる範囲を広くしながら早苗の様子を伺うが、強く抵抗する様子はない。
手の開閉を繰り返しそっとスカートをめくリ上げるとだんだんと太ももが露になった。
「お嬢ちゃんは、感じやすいのかな? 顔真っ赤だよ」
「あ、ああっ…! だって、触り方が……」
太ももに触れ、付け根のほうまでゆっくりと撫で上げていく。
早苗の肌が熱く火照り、しっとりとしつつあるのが手のひらに感じられた。
上昇する手はスカートの中に潜り込み、綿の下着越しのお尻に触れる。
早苗は目を閉じて肩を強ばらせ、何度も首を小さく振っていた。
「そうかな? 普通にマッサージしてるつもりなんだけど」
「ほら、力入ってるよ……もっとリラックスしないと」
スカートをめくったままにして手を離し、しばらく待つ。
早苗の呼吸が落ち着いたのを見計らって再度お尻に触れ、やわやわと弱めに揉みしだく。
お尻に目をやれば、白地に猫のワンポイント、年齢を考えても地味で幼げな下着だった。
「う、あ……っ、んぁ、ん…」
しかし、綿生地の触り心地は申し分なく、すべすべとした指通りはたまらないものがある。
「肌を出してる割に、下着は意外と地味なんだね」
「あ、スカートめくっちゃ…んんっ」
男が下着の感想を口にすれば、不安そうに見ていた早苗が視線を枕に戻し顔を埋めた。
スカートを戻そうとする手を押さえたまま、片手で尻肉の膨らみをぎゅっと揉み込む。
顔を豊かなお尻に近づけると、ふわっと汗の匂いが鼻先まで上がってくるのを感じた。
発散されたフェロモンも混じっているからか、男の性欲はさらに煽られた。

――――――――――――――――――――――――
「どうせ後で脱ぐんだ、このくらい構わないだろ?」
「はい……あ、ああんっ、はあ、ああっ」
確かに、男の人の言う通り、最後には全部脱いでセックスをしなければならない。
初めてはイカ娘としたかったが、彼女の喜ぶ顔を見るためにはやむをえなかった。
逃げられないこともわかっていたが、身体は無意識のうちに男の人と距離をとっていた。
「お尻もプリプリでぷにぷにで……」
早苗のお尻に顔が近づいてくる、息が吹きかけられるとくすぐったくて腰を泳がせた。
男の人は両手で指が食い込むほどに強くお尻を揉みながら、お尻の匂いをかぐ。
「やあんっ……匂い嗅がないで、ください…」
深く、下着の食い込んだ谷間の辺りで、すー…はー…という音が聞こえてきた。
恥ずかしくて振り向けなかったが、深く息を吸い込んで匂いを確かめているみたいだった。
「ああ、いい匂いがするよ……汗の匂いかな……甘酸っぱくて…」
汗の匂いと言われると、顔は火がついたように熱くなる。
722 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:24:30.28 ID:3TQZ8gdA
奥手な早苗にとっては刺激が強すぎて、いっぱいいっぱいになってしまう。
男も、早苗の戸惑いには気が付いているだろうが、構わずにお尻を触っていた。
指を沈ませ、撫で付け、揉み解し、顔を押し付け…………
柔らかな布地と、たっぷりとしたお尻に鼻や口が当たるのを敏感に感じ取る。
男の人は匂い好きなのか、くんくんと谷間に鼻を潜らせ、呼吸を続けていた。
湿っぽい風が、下着をくぐって素肌を湿らせる……思わず身震いしてしまった。
(な、何でこんなことまで………恥ずかしいよぉ……イカちゃん………)
「ううっ……ひどい、こんなのって…」
「こっちは5万円払うんだからねぇ…このくらいは好きにさせてもらわないと」
お尻をくねらせて逃げようとすれば、素早くそれを察知した男の人が魔法の言葉を口にする。
この言葉を聞くと、不意に力が抜ける…愛するイカ娘のために我慢しなければ……
早苗は気をしっかり持って尻責めに耐えようとするが…
「………ぁ…うっ……」
指先が二つのふくらみの上を滑る、右かと思えば左、不規則な曲線を描きつつ進む。
神経が集まっている部分に指が引っかかると、身体中がびりっとした。
「お尻が弱いのかな? 普通はお尻触られただけじゃ、こうはならないんだけど……」
指が軽く進むだけで、ぞくぞくっと身体中を何かが走った。
神経が程よく刺激されて、触られると気持ちよくなってしまったのかもしれない。
男の人からいろいろ言われるのはやはり恥ずかしいが、
気持ちよさに身を浸らせると、その恥ずかしさを忘れることができる。
「はい………だから、あ、んんっ!」
「だから……もっと触ってほしいんだね、
可愛いお嬢ちゃんの頼みなら聞かないわけにはいかないなぁ」
それでも、ずっと触られていると自分が自分でなくなってしまいそうで、
早苗としては早く終わらせてほしかったが、男の人は許すつもりはなさそうだった。
「初心そうな割には、スケベなんだねぇ……それなら遠慮はいらないかな」
下着のゴムのふちを引っ張って、人差し指が入り込んできた。
たった一枚の薄布だったのに、それがなくなるとさらに気持ちよさが増す。
「ふえ……ち、違います…あんっ、だめぇ…っ……!」
指がもう一本入ってきた、さらにもう一本……そしてゆっくりと山をへこませる。
「身体はそうは言ってないみたいだけどね…ずいぶんと気持ちよさそうにしちゃって」
這いずり回る指先が、皮膚を通して神経を刺激する。
くすぐったくて、むず痒くて、針でちくちくされているようで……
いろいろな感覚が一つになり、気持ちよさに置き換わり早苗の全身を駆け巡る。
「あ、あ、あっ…やあんっ……ぁぁんっ」
もっと……と思い始めた瞬間、手が引き抜かれた。

――――――――――――――――――――――――
「顔真っ赤にしちゃって、暑いなら脱ごうか」
だいぶ出来上がってきた早苗の身体は熱を帯び、汗ばんでいた。
男は下着に手をかけて、それをずり下ろしてしまう。
「うぅ……恥ずかしい、あんまり、み、見ないで…」
「そういうわけにはいかないよ、真ん丸でおいしそうなお尻じゃないか…」
早苗のつやつやの生尻を舐めるように見る、身を捩じらせればプルプルと揺れている。
ピンクの差した色白のお尻、ウエストラインから程よく張り出した臀部は、
豊かに肉を湛えているものの、まだ若いからかたるみは全くない。
「おおっ……これはこれは……」
その揺れを押さえつけるように手指でしっかりと押さえつけて、荒々しく揉み始めた。
マシュマロのような、出来立てのプリンのような…弾力と柔らかさが病みつきになる。
素肌はベビーパウダーを塗したみたいに、指通りがよく引っかかるところがない。
尻肌のヴェールの奥に息づく肉を両手で支配すれば、柔らかな反発が返ってくる。
「……う、っ……ぁ………」
「暑くなってきたかな? 汗かいてるよ…」
触れば触るほど、ふんわりしたお尻は熱く解れ、男の指にまとわりつく。
嬲りものにし続けた早苗のお尻を、逃がすまいと指先を埋め込ませたまま顔を近づけた。
もぎたての果実を思わせる熟したヒップを左右に割り開けば、奥には小さな窄まりが……
「あ、あっ……見ちゃ、やだぁ……」
鮮やかな桃色の穴を目で舐る、きゅっと閉じたそこは、締まりもよく窮屈そうだった。
親指を蛇の動きの要領でくねらせながら、指先を入り口に押し付け、力を込める。
「ぁ………っ! そこは、違い、ます…っ! いやっ!」
723 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:25:48.11 ID:3TQZ8gdA
「……ああ、ごめんごめん、間違えちゃったよ」
さすがにアナルは許すつもりはないのか、早苗が身体をばたつかせる。
男は開いた谷間を元に戻し、嫌がる早苗をなだめるようにもう一度山をさすり撫でた。
「ぅぅっ……ああん……」
「怖かったかな、ごめんね………おわびに、汗を綺麗にしてあげるね」
もう一度顔を近づけて、舌をしっとりした尻たぶに押し当て、上に進ませる。
つるつるとした丸いお尻を舌でなぞり、ほんのりとした塩味を楽しんだ。
後ろの穴を触られるよりましということか、拒絶の意思を表すことはなかった。
「ひゃうっ…、そんな、ああんっ……あ、あっ」
「え、あっ……舐め、ないで……匂いも……やあっ…」
手で揉みつぶすよりも緩やかな刺激だろう、だが早苗は喘ぎ乱れ続けていた。
舐め回すだけではなく、唇を這わせ、こなれた肉にちゅうっと吸い付く。
「あ、んっ、んぅっ……はあ、あああ……あんっ、ああっ!」
これが効いたのか、声がさらに甲高くなる、男は両手で腰を固定したまま、
早苗の逃げ道を封じ、舌で尻山の膨らみを舐め上げつつ、吸い付きを強くした。
さらに、舌をじわじわとお尻の中心に向かわせる、心なしか汗の味が濃くなってきた。
「だんだんと声がエッチになってきたね、おじさんはマッサージしてるだけなのに」
唾液でてらてらと光るお尻を揉み続けていると、ペニスは痛いほど勃起していた。
むわっと立ち込める、果汁や花蜜をさらに濃厚にしたような、早苗の雌の匂い……
衝動を煽られた男は、ズボンのファスナーを下ろし、剛直を取り出す。
「だ……って、ん、んっ……ふあっ……ああんっ」
お尻に気をとられているのか、早苗はむき出しのペニスに気が付いていない。
発育のよいお尻を揉み続けながら、男はうつぶせの早苗の上に膝立ちになり、
ペニスを熱のこもったお尻の谷間すれすれまで近づけた。
「舐めるだけじゃ足りないのか……まったく、最近の若い娘はみんなこうなのかな…?」
もう一度早苗のヒップを割り開く、穴を触られるのではと考えたのか身を硬くする。
開いたところに竿をしっかりと挟み込めば、左右からむにゅりと柔らかい感触が迫った。
「安産型のいいお尻だね……こんなお尻見せ付けられたら…」
……おじさんも我慢できなくなってきそうだ…お嬢ちゃんが悪いんだからね」
男は腰を前にやる、お尻でペニスを扱いてもらうのは格別に気持ちよく、
先端から歓喜の涎を垂らし、早苗の蕩けるようなヒップをコーティングしていく。

――――――――――――――――――――――――
お尻の間に押し付けられたものが手ではないことはすぐにわかった。
左右の手は変わらずにお尻を揉み解していたからだ。
「…どうし、て……あ、やっ……強く、揉まないで……え、何、これ……?」
その正体を探ろうと、恐る恐る振り向くと……男の人がペニスを押し付けていた
ガチガチに、棒みたいになった男の人器を何度も上下に往復させてくる。
「んあっ…それは……ひゃんっ! だめぇ……」
手で触られるのとは全く違う、こすられた部分がやけどしたように熱い。
こんな近くで硬くなったペニスを見たのは初めてだった。
今はお尻に埋もれ、扱かれているだけだったが、あれが入ってくると思うと……
怖い反面、……イカ娘を思うときとは全く違う、妙な神経の高ぶりを感じた。
「ん……そんなに動いたらだめだよ、お嬢ちゃん…気持ちよくなっちゃうじゃないか」
男の人の言葉で、自分がお尻を動かしていたことに気が付く。
谷間の奥深くで挟み、尻肉を揺らして誘い込んだペニスに強い刺激を与える……
意識して行ったことはない、早苗は極力動かないようにしたが、
「だ……って、くすぐったい、はひゃっ…あぁん……」
こすられ続けたお尻の割れ目がむずむずとして、意に反してお尻を振ってしまう。
間に感じられるペニスを自分から圧迫し、むぎゅっと左右のお尻で押しつぶしていた。
「ああ、そういうことか……チンチンを気持ちよくしてくれるんだね」
ペニスが尻肉に埋まれば埋まるほど、その熱や硬さ、鼓動を強く感じる。
膨れ上がった先端だけでなく、棒の部分も太い……こんなのが入るとは思えなかった。
「あ……え、違う………つい、動いちゃう、だけです」
枕を抱きしめながらぎゅっと身体を押さえつける、しばらくは止めていられるが、
ペニスの上下のストロークに釣られて身体も上下に動いてしまい、
さらに意図せずに腰をひねらせて、左右の動きで刺激を加えてしまった。
男の人の腰の動きは単なる前後の運動だけではなくて、
左右にぶれたり、先端をお尻の穴に押し当てたりと、動きにバリエーションが出てくる。
724 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:26:52.19 ID:3TQZ8gdA
敏感な部分に、強くペニスが当たると、そのたびに肩が小刻みに震えた。
「お嬢ちゃん、嘘付かなくてもいいよ、手で触られるのも、
チンチンでこすられるのもどっちも好きなんだよね? 感じちゃうんだよね?」
男の人にそう言われても、否定はできなかった。
お尻でペニスを扱く度に、身体の中心から指先まで熱が広がっていた。
火照った身体には汗が浮かび、枕やシーツも少し湿りだしている。
「んんっ……そう、じゃないのにぃ……はあぁっ」
”感じる”という言葉の意味を身体で嫌というほど思い知らされたが、
理性は、なぜか気持ちよくなってはいけないとブレーキをかけ続ける。
もっとも、このブレーキも壊れかけていたのだが。
男の人は、早苗の左右のお尻を寄せて、谷間を深くしてペニスへの圧力を強める。
「うおっ…たまらないよ……お嬢ちゃんのむちむちのお尻がチンチンくわえ込んで…」
押しつぶされた先っぽから、ぬめりのある液体が搾り出されて、それが潤滑油となる。
強くお尻を押さえつけられているにもかかわらず、滑りはよく往復運動はスムーズだった。
「あ、んっ……はあっ、ぬるぬる、してる…………?」
「お嬢ちゃんのせいで、チンチンが涎出しちゃってるんだよ」
涎と聞いて少し気持ち悪く感じたが、その臭いが鼻先まで届くと頭の芯がぼんやりした。
生臭くて汗を濃くしたような、不快はなずの臭いが、胸をどきどきさせる。
(イカちゃん……こんなの初めて、どうすればいいの……?)
大好きなイカ娘のことを思い浮かべるが、普段なら鮮明に思い浮かぶはずのイメージも、
どこかもやがかかった頼りないものになっていた。

――――――――――――――――――――――――
「うっ……いい感じに解れてきてるね、ぷよぷよですべすべで、高校生とは思えないな」
男は我慢汁を撒き散らしながら、肉竿を早苗の尻の上で滑らせていた。
柔らかくもっちりとした尻山を遠慮がちにつつき、谷間に滑り込ませて擦り動かしたり、
ピンク色の処女菊門をわずかにこじ開けてみたりと……お尻への蹂躙を容赦なく続ける。
「んふっ、あう……っ、お尻ばっかり、あああんっ……」
「しょうがないよ、触ってほしそうにしてるんだから。
お互い気持ちよくなるのが一番だからねぇ……目がとろーんとしてきてるよ?」
早苗の気分が高まるのと同時に、男もペニスからのせり上がりを感じる。
下半身に力を入れて、射精衝動を押さえつけて、なおも早苗のお尻をいたぶり続けた。
お前の尻はこうされたがっているんだ……男はそう言わんばかりに、
たぷたぷとしたお尻を揉み押さえ、挟んだペニスのグラインドを速く大きくする。
我慢汁でつるっと滑るお尻は手のひらから逃げそうになるが、
その反面ぷるぷると揺れるお尻は肉竿に何度もぶつかり、思わず腰が引けてしまう。
「え……? そ、そんな……んんっ、ことは……」
まだ否定する早苗、しかし、腰の動きは艶かしいものに変わりつつあった。
8の字や円を描いたり、小刻みに揺らしたり……全てを意識せずに行っている。
無垢な少女の性感を引き出せたような気がして、男は思わず笑みを浮かべてしまった。
「気持ちいいんだろ? 認めちゃっても大丈夫だよ……
ここには、おじさんとお嬢ちゃんしかいないんだ。」
不意に、早苗の動きが止まった。畳み掛けたのが効いたのかもしれない。
男も、ペニスを擦り付けるのを中断し、お尻をやさしく揉みながら動向を窺う。
「…………………………」
「………………………………は、はい、気持ち、いいです」
しばらくの沈黙の後、早苗が小さくうなずいた……男の内心を達成感が満たす。
向こうが受け入れたのと同時に、男は亀頭を猛然と進ませた。
早苗も吹っ切れたのか、尻肉が波打つくらいに腰を揺らし始める。
弾んでたわむ尻たぶがペニスに吸い付いて精液を搾り取ろうとしてくるような気がした。
「ごめんね、イカちゃん……でも、おじさんの手…すごく気持ちいいの……」
イカちゃんという言葉が引っかかったが、そんなことより気持ちよくなるのが先だった。
剛直は、あと何度か尻で扱けば射精してしまうというところまで高められている。
早苗の尻の肌触りは、たっぷりと揉み解されペニスをくわえ込んだからか、
しっとりと水をわずかに含んだシルクに近く、極上の感触を男に送り込む。
「……偉い偉い、よく言えたね……じゃあ、ご褒美をあげよう」
腰の前後運動を大きく、激しくすれば、にちゅぬちゅと粘着質な水音が大きくなる。
深く埋め込まれた肉竿は、早苗の後ろの入り口を撫で拭う要領でこすり続けた。
「……? ひゃっ、ああんっ、そ、そっちは………」
725 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:27:48.86 ID:3TQZ8gdA
「いいじゃないか、ちょっとくらい……入れたりしないから心配しなくてもいいよ?」
後の穴に竿裏が触れると、早苗は喘ぎながらも不安そうに男を見る。
だが、男が入れるつもりはないと知ると、顔を戻し、枕で顔を隠した。
「ほら、こうやってちょっとこするだけ……」
反り返った剛棒で、早苗の外からの侵入を拒絶するように閉じた窄まりをこすり立てる。
柔らかな尻肌とは異なった、少し固めの刺激を裏筋で感じた。
早苗の方も違和感を覚えたのか、腰をずらして尻穴とペニスを遠ざけようとする。
だが、それが逆に竿の側面への圧迫を強くし、思わず射精しそうになった。
「あ、あ…んっ、んあっ、はう、っ………ぁ……もっと、んく、っ……んんっ……!」
「………………ぁ……んっ……今の、は……」

――――――――――――――――――――――――
「もっと、かぁ……お嬢ちゃんの方できつく挟んだり、お尻ふりふりしてごらん?」
つい、”もっと”なんて口走ってしまう、もちろん男の人は聞き逃してくれなかった。
早苗自身、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまい、本当はどうしてほしいのかわからない。
早く終わらせてお金をもらってイカ娘に会いたいという思いと、
もっと男の人といやらしいことをして、おかしくなるまで気持ちよくなりたいという思い…
二つの正反対の気持ちに、左右から引っ張られているようだった。
ただ、少しずつ、快楽を求める感情が強くなっているのか、
男の人の要求を素直に受け止めて、自分でお尻を左右から寄せてしまう。
「は、はいぃ……っ、はあっ……こう…ですか?」
お尻での圧力を強くすると、きつくくわえ込んだペニスの熱や鼓動がはっきりと伝わる。
力を込めたつもりだったが、汗まみれのお尻はペニスの動きを止めることはなかった。
それどころか、締め付ければ締め付けるほど、お尻の谷間を這い回る動きは早くなった。
「そうそう、うまいじゃないか……才能あるよ」
お尻でペニスを気持ちよくする才能があっても、別に嬉しくはなかった。
だが、男の人の気持ちよさそうな声を聞くと、心の中でむずむずと何かが湧き上がる。
「あ、あっ、ありがとう、ございます……」
「っ……お嬢ちゃんのお尻は気持ちいいねぇ…ああ……いっちゃってもいいかい?」
「いく……………?」
男の人の発した言葉を聞き返す……よくわからないけどいっぱいいってほしかった。
お尻から広がるぞわぞわとした気持ちよさが、早苗の思考を狂わせる。
息づくお尻で、きつく挟み込んだだペニスの脈動はどんどん早くなっていく。
興奮しているということがわかり、それに煽られ、腰のくねりを大きく、早くした。
「お嬢ちゃんのぷりんぷりんのお尻に、ザーメンをぶっ掛けるってことだよ」
ザーメンという言葉もよくわからなかった、ただ、かけてほしかった。
戸惑う心とは裏腹に、頭の中ではザーメンを求めていることに気が付く。
「ああ……さっきからずっと我慢してたから……くっ……!」
うごめくペニスはもう我慢の限界みたいで、お尻を掴みながら腰を激しく動かしている。
早苗も早くいってほしくて左右に腰を踊らせ、ペニスに加える圧力の角度を変えた。
「えっと……んあっ……いいです、よ……んんっ…いって、ください……」
「……そうかい、じゃあ、遠慮なく……っ…………」
男の人の声が大きくなるにつれて、早苗も大声を出してしまう。
お尻を揉む手つきもだんだんと荒々しくなり、大きなお尻に指先が食い込む。
お尻をずらしてペニスの当たる角度を変え、男の人を少しでも気持ちよくしようとした。
「ん、んあんっ……ああぁ………」
「ううっ……出すよ、お嬢ちゃん……っ!!」
それが効いたのか、男の人は搾り出すようなうめき声を上げて動きを止める。
その瞬間、お尻に熱い液体が注がれた、これがザーメンだと思うと、身体が甘く痺れた。
男の人のペニスは、ザーメンを発射している間、ずっとびくっびくっと跳ねていた。
「ぁ………熱い……どくどくって………ん……っ…」
発射が終わると、早苗は振り向いてお尻のほうに目をやった。
白く濁った何かが、お尻中に撒き散らされていたが、不思議と汚いとは感じなかった。
それどころか、見ているだけで、お腹がきゅうっと締まるような変な感覚に襲われる。
「ふう……気持ちよかった、いやぁ…お尻でいかされるなんて初めてだよ」
男の人の顔を見ると、何かすっきりした表情を浮かべていた。
さっき見たときはもっとぎらついていたのに……急な変化に早苗は首をかしげた。
「……………………」
726 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:28:10.89 ID:3TQZ8gdA
しばらくはぼんやりとしていたが、お尻にかけられたザーメンを拭こうと、
早苗がティッシュに手を伸ばしたところで、男の人に手で制された。
「ほら、動いたらシーツが汚れちゃうよ、おじさんが拭いてあげよう」
「……あ、すみません…………」
ティッシュで拭き終わったところで、男の人が手を掴む。
「さあ、次は仰向けになって、おっぱいやオマンコもいじらせてもらうからね」
「はい………」
言われるがままに仰向けになると、キャミソールもスカートもたくし上げられた。
横になっても垂れることのない、つんっと上を向いた形のいい乳房。
頂点にひっそりと乗っかった薄桃色の乳首は、すでに上向きになっている。

――――――――――――――――――――――――
男はじっくりと早苗の身体を、舐め回すように見つめる。
さっきはお尻中心の眺めだったが、胸や太もももなかなか成長していた。
「おおっ、おっぱいも大きいねぇ……でもオマンコの毛はあんまり生えてなくて……」
まず、いかにも柔らかそうな乳房は、手のひらに余りそうな豊かさだったが、
同時に丸みを帯びた、たるみの感じられない若々しい膨らみを持ち合わせていた。
ウエストは、細すぎず太すぎず…華奢だが抱き心地のよさを思わせるものだった、
小さなおへそがかわいらしく、軽く指でなぞると、早苗がくすぐったそうに悶える。
「っあ……そんなに、見ないでください……」
視線を下にずらすと早苗が露になった秘部を両手で隠そうとする。
当然そんなことは許さず、手を掴み、薄い茂みに覆われた土手も目に焼き付けた。
密度が薄いだけでなく、毛の一本一本も細く頼りなさ気だった。
男はさらに、早苗の脚を左右に開く、鮮やかな桃色のぬかるみが顔をのぞかせる。
「見られるより、触られた方がいいよね……お嬢ちゃんだったら」
いったん脚を閉じると覆いかぶさるように早苗に迫り、ぎゅっと乳房を揉んでみた。
指先が触れた瞬間、素晴らしい感触が男の方に流れ込んでくる。
たぷんっと柔らかい脂肪の塊は、発育がいいのか男の手をあっさりと飲み込む。
肉の詰まったお尻とは、また質感が違い指先が食べられてしまいそうだった。
「え、あ…………んんっ…」
早苗はびっくりしたようだったが、ためらわずにぎゅっとふくらみを捕まえた。
ふよふよと揺れる果実を両手でわしづかみにして、根元から持ち上げるように揉み扱く。
ただ、できるだけ優しく……くすぐり撫でる手つきで、乳房へのソフトタッチを続けた。
お尻よりも皮膚も薄く、神経もより敏感なのか、早苗は真っ赤な顔をして身体を震わせる。
「おっぱいもぷよぷよしてて気持ちいいよ……マシュマロみたいに柔らかい」
ピンク色に染まった乳丘を緩やかに掴み、手を小刻みに動かせば、
たっぷりと成長した母性の象徴が、右に左に弾んで暴れる。
早苗のたわわな膨らみが波打つのを見ていると、不意に強い衝動に襲われた。
強く、指の隙間から圧し潰された乳肉がはみ出るくらいに揉みくちゃにしてしまう。
それでも、早苗を気遣う気持ちが残っていたのか、すぐに力を緩めて、
手で円を描きながら、半円形の柔らかな山の形を変えないように、そっと揉み解す。
「んっ、あ、そこ、掴んじゃ……んん、うっ………………ひゃっ、ああんっ…………」
「おやおや……お尻触られたのがそんなによかったのかな?
乳首なんて、ほとんど触ってないのにこりこりじゃないか……」
早苗の声が、だんだんと甲高く、強いものに変わっていく。
緩急をつけて胸をマッサージしつつ、向こうがどんな顔をしているか、そっと見てみる。
目を閉じて、何かに耐えている顔をしたかと思うと、今度はぼんやりとした表情になって、
そこで少し強めに胸を揉むと、また苦しそうな、でも気持ちよさそうな顔に変わった。
「んうっ……ふあ、っ……んんんっ………」
「おっぱいも柔らかくて……こうされるとすごくいいんだろ?」
感じ入った様子の早苗を見て、餅肌の双球をやんわりと揉み込み、手触りを楽しむ。
指で押せば、受け止めつつも押し返す……甘酸っぱさの残るもぎたての果実のようだった。
「あ、あ、あ、っ…んんぅ…あふっ…………」
「でも、ちっちゃくて可愛い乳首はどんどん硬くなっていくね」
乳房の先端を見ると、色素の沈着していない桃色の突起がその存在をアピールしている。
指の腹でそっとそれを摘んで、乳房を揉み立てながら軽く転がしてみた。
「あうっ、ひゃ、ぁ……ん……あ、んっ…」
そして、先端から、同じくらい控えめな乳輪にも指を進ませ、くるくると円を描く。
「…………! あ、だめっ、です……それ、あああんっ!」
727 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:28:30.06 ID:3TQZ8gdA
円を広めたり狭めたり…しばらく指でなぞっていたが、これではもどかしいだろうと、
男は硬くしこりを持った乳首や、くすぐられ続けた乳輪を軽く爪で引っかいた。
「爪でカリカリされるのも、好きなのかな?」
「……お嬢ちゃんは本当に感じやすいんだねぇ、ちょっと触っただけなのに」
案の定、早苗は妖しく腰をうねらせる、それをいいことに爪を立てたまま指を這わせた。

――――――――――――――――――――――――
「だ……って、ああんっ、んう……っ……こんなの、初めて…………」
「初めて? オナニーもしたことないのか……」
オナニーのことは知っているが、したことはなかった。
イカ娘を思って悶々としたこともあったが、気持ちを募らせるだけで踏みとどまっていた。
男の人は聞きながら、さらに早苗の乳首を根元から先っぽに向けて優しく爪でこする。
ゆっくりと動く指から送り込まれる刺激が、ぞくぞくっとした震えとともに全身に広がる。
「ん、はあんっ……はい、ああぅ……初めて、です……」
爪が何往復かしたと思うと、今度は先っぽをぎゅっと摘んで上に引っ張られる。
持ち上げられた乳首は、指先にほとんど隠れてしまっていた。
さらに、引っ張った指が、不規則に動き出し形の定まらない図形を描く。
神経の集積体であるその部分がやけどしたみたいに熱い。
男の人の手は、乳首だけに集中せずに、乳房も同時に触ってくる。
指が沈み、離れ、微妙な加減の動きで往復するのに目を奪われてしまっていた。
「へえ……だからこんなに敏感なんだね」
男の人が早苗の実りある半球に顔を近づけてきた。何をされるのかと一瞬後ずさる。
「でも、それじゃ指だと痛いかな……ペロペロしてあげよう」
くちゅっ……と、乳首の先にぬめぬめとした感触が、男の人が小さな突起に吸い付いていた。
蛞蝓を思わせる、じっとりとした舌、唾液が塗され、乳輪まで丁寧に舐め取られる。
ここを吸うのは赤ちゃんだけだと思っていたので、早苗は驚きを隠せなかった。
「ふえ…………ひゃうんっ、あ……そんな、だめぇっ!」
男の人は吸いたてたまま離れてくれない、口に含まれた部分が温かくなるのは嫌だった。、
だが、指よりもざらざらした舌が乳首の形にそって丹念に動き続けると、
身体が落ちていくような不思議な感覚が全身を取り巻いた。
(あ……また、この感じ……私、どうなっちゃうの?)
また、下腹の辺りできゅうっと何かが動いた、切ない気持ちがお腹から広がる。
「ふう……ちょっとミルクの味がするね、乳臭くておいしいよ」
「はあ、ああぁ……んんっ、だ、め…あああんっ!」
男の人が口を離すと、にやりと笑みを浮かべる、早苗はぼんやりとそれを見ていた。
唾液に濡れた乳首は、風に当たってひんやりしている。
先端はしゃぶられ続けた刺激の余韻が残っていて、遠くからむず痒さが迫る。
「だめ、なのかなぁ? 涎垂れてるよ……」
だめと言ってしまったが、もう一度乳首を吸い上げられると、だめとすら言えなくなる。
男の人は右の乳首をくわえ込み、左の乳首は指で転がしていた。
それぞれの感じる部分が、異なる感覚に包み込まれた。
舐られるとむずむずとくすぐったく、摘まれると痛いけど後に残る痺れが心地よかった。
「さっきも言ったけど、ここにはおじさんとお嬢ちゃんしかいないんだ……
……素直になっていいんだよ、気持ちいいんだろう?」
男の人の言葉が、早苗を後押しする……気持ちいいのはわかっていたが、
こんな体験は初めてだったので、恥ずかしさの方が先に来てしまっていた。
しかし、喉の辺りまで、ある言葉が出掛かっていた。
゛気持ちいい"と……言ってしまえば、もっと楽になるのだろうか。
(イカちゃん………どうしよう、どんどん変になっちゃうよぉ……)
脳裏にイカ娘のことが思い浮かぶ、男の人に触れられ続けていると、
どんどんイカ娘のことが頭の中から消えていきそうだった。
彼女のことを考えなくなる代わりに、身を焦がしそうなくらいの気持ちが湧き上がる。
もっと、どろどろに溶けてしまうくらいに気持ちよくなりたかった。
「……は、はいっ……こりこりってされると……か、か…身体が……ああんっ!」
(言っちゃった、言っちゃったよう……)
「ほら、気持ちいいって認めた方が、もっとよくなれるでしょ?」
間髪いれず、男の人がダメ押ししてくる、早苗はそれに小さくうなずいた。
それがきっかけになったのか、男の人の吸い付きはさらに強くなった。
「あ、ああっ、んあっ、はあ……んっ、ひ、ゃあ…………!」
728 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:29:20.26 ID:3TQZ8gdA
途切れ途切れに声を出す、一回口を開くごとに頭の中が真っ白になっていく。
「ぺろぺろじゃ、物足りないかな? まったく…本当にスケベなお嬢ちゃんだ」
「んああぁ……そ、そっちは……」
男の人が左手を離し、自分以外誰も触ったことがない割れ目に指を届かせる。

――――――――――――――――――――――――
男が早苗の淫裂に指をくぐらせると、茂みの奥は熱い潤みを帯びていた。
鮮やかな、赤に近い桃色の肉谷に指を滑らせただけで、早苗は身悶えする。
それでも恥ずかしいからか、男の手を止めようとうごめく手に小さな手を添えてきた。
「初めてだから恥ずかしいかな? でもね……おじさんは、お金を払ってるんだよ」
「………………は、はいぃ……」
もちろんそんなものは意に介さない、早苗も承知したようで、手をどけてくれた。
「オナニーしたことないんだったら、こっちも触ったことはないよね?」
「………………」
ぐんにゃりと軟体動物のように脱力した早苗の脚を開き、蜜に輝く肉割れを観察する。
二つ目の口ともいえるそこは、何物をも受け入れたことがないからか唇を閉じていた。
柔らかなゼリー状の粘膜を指先で押し開くと、小さな穴が見えた。
「オマンコも、ピンク色で、ぴったり閉じてて……おや、結構綺麗にしてるんだね」
早苗は身奇麗にしているのか、折り重なった桃色の襞から漂う性臭は穏やかなものだった。
小さな蝶の羽根を思わせる秘唇をくつろげ、指先を軽く潜らせた。
処女孔というだけあって、締まりは申し分ない。男の指は狭い穴の圧迫を受けた。
顔をさらに近づけると、ふんわりと唇蜜の芳香が鼻先をくすぐる。
「ふふっ、いい匂いがするねぇ……マン汁の匂いかな?」
男は、思わず鼻の穴を広げてその匂いをかぐ、体臭を濃縮したようなむっとした香り。
濃い匂いだったが不快感はない、むしろ遠くに感じる甘ったるさが興奮を煽った。
「え……あ、ああんっ、はあ、はあっ……こんなの……」
指先、そして第一関節を膣穴に埋もれさせる、そこは火口のように熱い。
指を出し入れするだけで、室内にぬちゅっ…くちゅっと音が響いた。
膣穴の攪拌を繰り返していると、次第にたたまれた襞が解れ、抵抗感が少なくなった。
「結構濡れてるみたいだね、お尻とおっぱい触られて感じちゃったかな?」
ぬかるんだ水源からシーツに向かって露がこぼれる、いつの間に大きなしみができていた。
ぽっちりと存在を示しているクリトリスを指先で押し転がしながら、
入り口を開きつつある洞穴の壁を優しくこする。
「んあ、あ……こっち、いいっ、いい……っ……」
甲高い喘ぎを発する早苗は、すっかり悦楽に身を浸らせているようだった。
最初はお尻に触られるのさえ嫌がっていたのに…と妙な感慨を覚えてしまう。
「処女マンコなのに、感じやすいんだね……いやらしい身体してるだけのことはあるね」
オナニーの経験もろくにないのに、ここまで乱れてしまうということは、
早苗には淫らになる素質があるのかもしれない……と考える。
男は立て続けにクリトリスを弾き、穴襞をその模様にそってなぞり続けた。
「はあ、はうっ……き、気持ちいいです、こっちも……ああぁ、おかしくなっちゃう…」
向こうに休む暇は与えない、とめどなく溢れる蜜を指で掬い、それを潤滑油に指を進める。
早苗も、顔どころか身体を真っ赤にして快楽の支配を受け入れようとしている。
花開いた湿地帯も同時に男の指を飲み込みつつあった。
ねっとりとした甘い締め付け、ペニスをくわえさせたらきつく締まるであろう肉路。
極上の感触を予想すれば、肉棒は痛いほどにそそり立っていた。
「おかしくなってもいいんだよ……お嬢ちゃん、まだいってないだろう?」
包皮を剥いてむき出しにしたクリトリスを軽くつまみあげる。
蜜に塗れて真珠のような輝きを放つ、肉粒を引っ張って、擦り合わせた指で優しく転がす。
「ふああっ……あ、あぁあ……っ、だめ、だめぇ……」
腰を泳がし、びくっびくっと震え始める早苗。悩ましげな熱い吐息も聞こえてきた。
その息遣いはだんだんと荒くなり、滴る蜜もとろみを増していく。
近づく絶頂が早苗を牝に変えていく……男は官能を引き上げるように指を蠢かせた。
その表情を確認すれば、目尻は下がり、口は半開きで涎を垂らしている。
「そのだめってのは……いいってことの裏返しなんだよね?
指を引き抜けば、蜜に浸ったそこは少しふやけており、湯気が立っていた。
729 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:30:28.75 ID:3TQZ8gdA
――――――――――――――――――――――――
「見てごらん、お嬢ちゃんのマンコ……もうこんなに濡れてるよ?」
指先の濡れた様子を見せ付けられると、早苗は恥ずかしさのあまり目を反らした。
快楽に中てられていても、自分が感じていたことを突きつけられると羞恥心に火がつく。
「あ、あ……ひあっ……だって、いっぱい、おじさんが触るから……ああんっ!」
また指が割れ目の中に入り込んできた、大事なところなので優しく……
それでいて、満遍なく、時には力強く、中をなぞってくすぐり続けた。
人差し指は第二関節の辺りまで入り込んで、反り返ったり曲がったりして穴を刺激する。
敏感なところに当たると、ほんの一瞬で気持ちよさが全身を走った。
びりびりっとした痛みにも似たそれは、指先まで届くと言いようのない感覚に置き換わる。
「ここが触ってほしいってお願いしてるからね……ほら、こっちはどうだい?」
「ひゃあんっ、あ、ああ………すごく、いいですぅ……!」
強い刺激とその余韻……その繰り返しが早苗の思考能力を奪っていった。
特に全身を包み込むような甘い余韻は、イカ娘に殴られたときと同じくらい気持ちよくて、
ふわっと身体が温かな液体に飲み込まれるという錯覚を感じた。
「クリトリスもぴんぴんになって……もっと声出してもいいんだよ?」
重たくなった身体は、不意に現実に引き戻される。男の人はクリトリスを摘み上げていた。
むしろ抓り上げるという表現の方が適切かもしれない。
露になったピンク色の小さな粒が引っ張り上げられると、頭の中で火花が散った。
この部分はスイッチを入れるボタンにしか思えない、早苗はふとそんなことを考える。
「あ、ああんっ、ああああっ! そんな、に、されたら……んんっ!」
「されたら…………どうなるのかな?」
「………いく、いっちゃいます……はああんっ!」
ぐちゅり……と男の人の指が奥まで侵入し、指先を小刻みに震わせてある一点を摩擦する。
粘膜から染み出した液体が男の人の手のひらまで垂れて、まとわりついていた。
しかし、その汚れを気にするでもなく、くちゅくちゅくちゅと指を何度も往復させた。
男の人は、ピンポイントで早苗の一番弱い部分に指を宛がい、撫で付けている。
全身を焦がしてしまいそうな、強い快感……頭も麻痺してしまいそうだった。
「だったら、これ以上触るわけにはいかないねぇ」
このまま……と脱力した身体で指を受け止めていると、不意に痺れが治まった。
我に返り男の人を見れば指を引き抜いていて、お預けを食らったような淋しい気分になる。
「んっ…………どうして…………?」
「どうせなら初イキは、おじさんのチンポでって思ったんだけど……」
「ほら、これだけ濡れてれば、あんまり痛くないと思うよ?」
男の人が肉の棒を早苗に見せる、エラの張った先端では透明な雫が玉になっていた。
お尻の谷間であれが暴れていたことを思い出すと、生唾を飲み込んでしまう。
「…………………………」
(うそ、だよね……あんなの入らないよ、無理無理無理っ!)
ぼんやりと霞がかった思考の中でも、あれが入れば痛いということくらいはわかる。
とっさに拒もうとするが、自分はお金をもらう立場だと思い出して踏みとどまった。
濡れて、液体を垂れ流す部分に、男の人のペニスの先が押し付けられた。
くちゅりと音がして軽く触れる、それだけなのに脳天まで刺激が一気に走った。
「ま、お嬢ちゃんがいやだって言っても、許すつもりはないけどね」
「………………はい」
早苗の腰を男の人が掴む、ペニスの膨らんだところが狭い穴を押し広げた。
「じゃあ、力を抜いて。そうそう、そのままぐったりとしててね」
「んっ……」
異物感を感じる、だんだんとペニスが早苗の穴の中に沈みこんでいくのが見える。
心にぽっかりと穴が開いた気分になるが、同時にその穴をペニスが満たしていく気がした。
さらにペニスが半分くらいまで侵入する、ずきずきと強い痛みを感じ始めた。
破瓜の痛みは思ったほどではないが、割れ目は怪我したときみたいに痛く、熱い。
「これだけのトロトロマンコだ、ゆっくり入れれば大丈夫だから」
何が大丈夫なのかわからない、痛さと不安で、早苗はとっさに男の人の手を掴む。
それに気が付いた男の人が優しく握り返してきたので、少しだけ安心できた。
(やだっ、痛い……痛いよぉ……)
「…………んんっ!! あ……ぁ…………」
早苗は声にならない叫びを上げる、ペニスはさらに奥深くまで進む。
730 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:31:21.62 ID:3TQZ8gdA
穴の中全てが肉の棒に満たされつつあった、もっとも、太いペニスと小さな穴では、
あまりにサイズが合わないので、ぎちぎちと割れ目が押し広げられていたが。
「ほら……入ってくよ、ああ……いい締まりだ、ヒダヒダが絡み付いてくるよ」

――――――――――――――――――――――――
「あ、ん……やあ、っ……い、いた……い………」
「ごめんね、慣れればすぐに痛くなくなるから……」
男は、窮屈な処女路に言いようのない満足感を覚えていた。
肉竿を拒む清らかな穴、しかし白蜜でしとどに濡れた肉襞は竿を丸呑みしようとする。
苦痛と快楽の間で喘ぐ早苗を、少しでも気持ちよくしてやろうと、
欲望のままに穴を貪るのではなく、慣れてもらえるように、挿入は緩やかに行った。
「ぁ……はい、んああっ……はあ、あぁ…………」
その甲斐あってか、破瓜の血を流すことなく剛直は膣穴に潜り込むことができた。
早苗の粘膜が亀頭や竿にまとわりついて、にゅるにゅると絡み付いてきた。
襞の一本一本が密着して精液を搾り取るように、さまざまな方向に動き出す。
「大丈夫かな? ほら、ゆっくり動いてあげよう。もう少しで全部入るからね」
このままでも十分心地よかったが、さらに快楽を得るために腰を沈める。
ぱっくりと口を開けた秘壺は収縮と弛緩を繰り返し、ペニスを奥に導いた。
早苗は男の手を取っていたが、その手を離させ、髪や頬を撫でてやる。
苦悶の表情が少し和らいだ、痛いだろうに必死にそれをこらえる早苗をいじらしく思い、
ふんわりと柔らかいが、全体的に強ばりの残る壺壁を優しく擦るようにペニスをねじ込む。
「んぅっ……はあ、うっ……ううっ、痛い、よぉ……」
よく見れば目の端から涙がこぼれている、それを指ですくい取って程よく潤った肌を拭う。
早苗が身体を震わせるたびに、複雑な模様が刻み込まれた膣内がぎゅっと縮まった。
盛り上がっている場所もあればへこんでいる場所もあり、単純な穴ではない。
カリ首の辺りをその盛り上がりが容赦なく擦り、下半身がぞくりと気持ちよさに包まれた。
「すごいな、ぎゅうぎゅう締め付けてくる、お嬢ちゃんにチンポ食べられちゃいそうだ」
「はあ、はあ……んんんっ、ああ…ん、あう、はあう……っ」
ぴったりと閉じた穴は男のペニスに掻き分けられる。
ゆっくりと痛みに慣れさせたのがよかったか、早苗の表情はさらに和らいだ。
それどころか、嬌声は艶をますます帯びだして、処女とは思えない反応を見せている。
ふくよかなお尻を掴んで、腰をもじもじとさせる早苗の動きを止めつつ、
とうとうペニスを根元まで埋め込むことができた、強い締め付けがペニス全体に襲った。
「……ほら、全部入った。奥までぐちょぐちょだからすぐに入ったよ」
今度は抽送を開始する、ただし早苗を気遣って、ゆっくりとしたものだったが。
前へ、後へ……そして負担にならない程度に、微妙に挿入の角度を変える。
露でぬかるんだ淫襞を亀頭のエラで摩擦し、雫を掻き出していく。
男と早苗の結合部からは、湧き出る愛液と先走りの交じり合ったものが流れる。
「っ………ああ、入ってる……動かないで、ください……痛い……」
「なかなかの名器だ、上の方がブツブツになってて……すぐにいっちゃいそうだよ」
一度ペニスを半分くらいまで引き抜く、そしてまた時間をかけて奥に……
その途中で、肉路の中に粒が粟立っている部分を見つけた。
屹立した肉竿を往復させると、この部分が亀頭を、カリを強く押し撫でてくる。
「ああぁ……あん……っ、んふぅ…」
「こうやってゆっくり引き抜いて、ゆっくり入れる……痛くなったらすぐに言うんだよ」
早苗の呼吸が深く落ち着いたものになる、表情も、目尻の下がった惚けたものになって、
瞳は涙で潤み、焦点の合わないぼんやりとした目をしている。
「は、はいぃ……あ、んんっ、んう……ぅ…」
「はあ…いい具合だ、搾り取られちゃいそうだよ、ああ、たまらん……
オマンコだけじゃ寂しいかな? こっちも触ってほしそうな顔してるよ?」
腰を前に出し、後ろに引くと、ペニスに絡みついた襞がなびく。
突き入れた剛棒は、複雑に入り組む壺の中に飲み込まれて消えていった。
戻りたくない……熱く蕩ける粘膜に満たされたペニスからそんな声が聞こえた気がした。
確かに、早苗の膣内はふんわりと締め付けてきて、穏やかな心地よさすら感じる。
だが、男は脳の奥まで痺れそうな激しい快楽を求め、ゆっくりとピストンを始める。
「ふああぁ……ああん、あ、あ……ひゃ、ああぁ……」
「あぅっ…そ、こ……あはああ…っ……ん…やあ……ああ……っ!」
731 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:32:40.44 ID:3TQZ8gdA
じっくりと秘所を弄び、前後運動もゆっくりにしたのがよかったのか、
早苗はすっかり感じきった様子で、緩やかだが向こうからも腰を振りだした。
「おやおや……図星みたいだねぇ……それなら遠慮はいらないかな……それっ」
男は、さらに早苗を追い詰めるために、乳首をぎゅっと抓る。
固めのグミみたいなその部分を指で押しつぶし、上へと引っ張ってみた。

――――――――――――――――――――――――
同時に複数の性感帯を刺激された早苗は、大きな波にさらわれる錯覚に襲われた。
波が引くとほっとするが、押し寄せると身体中がざわめきたっておかしくなりそうだった。
「あ、そっち…あんっ、あ、ああっ! だめ、そこ、だめです……ぅ……」
ねじ込まれたペニスは、動くとわずかに裂けるような痛みを感じるが、
それ以上に気持ちよさがどんどん押し寄せてきて、痛いどころではなくなった。
中では、ペニスを気持ちよくしたいのか、ぎゅうぎゅうと締め付けているのがわかる。
(イカちゃん……私、セックスしちゃってるんだよ……ごめんね)
窮屈な膣内を掻き分けて進むペニスは、穴をこれでもかと押し広げる。
サイズが合っていないような気もしたが、穴が広がると次第に痛みも薄れた。
後に残るのは、お尻や胸を触られたときとは違う激しさを帯びた快楽で、
引き抜かれ、そして押し潜る硬い棒の前後運動に、早苗は酔いしれつつあった。
「まだ痛いかな? だいぶ蕩けてきたから、さっきより、ましじゃないのかな?」
「あ、はあっ、は、はいっ……あん、まり……痛くない、ですっ」
男の人の方に目を向けるが、瞳にうっすらと涙がにじんでおり顔はよく見えない。
思考もはっきりしない……手足もだるくなっていてほとんど動かせない。
しかし、ペニスの挿入を受け止めた膣内と、摘み上げられた乳首は敏感だった。
薄い粘膜の奥にある神経をダイレクトに刺激され、息も絶え絶えになってしまう。
「本当にスケベだねぇ、お嬢ちゃんは……初めてのときはもっと痛がるんだけどね」
そんな話はどこかで聞いたことがある、ペニスを入れられる前は恐怖の方が強かった。
今はもちろん違う、お漏らししたみたいに半透明の液体を零す割れ目も、
ペニスが動くたびにぐちゅっぐちょっと水音を立てる膣も、
そして早苗自身も……ペニスの虜になりつつあるのがわかる、スケベでも構わなかった。
「…………はあ、ぁ…っ、でも、おちんちん、気持ちいいですから……ああんっ」
「それはよかった、じゃあもっと気持ちよくしてあげるね……」
早苗のこの言葉をきっかけに、男の人はペニスの往復を早くし、より奥までくぐらせた。
太く長いペニスは、まだ根元までしっかりと入っていないことを思い出し、
手付かずの部分まで、亀頭から吐き出される液体にコーティングされていった。
「…………っ!! あ、は………っ、はう…っ……く、う…んっ」
一番奥の部分は閉じているのか、ペニスの先端がそこを遠慮がちにノックした。
その瞬間、全身を貫かれるような激しい稲妻が身体を走った。
快楽とも苦痛ともつかない悲鳴を搾り出す、手足が無意識のうちにばたついてしまう。
視界も脳内も真っ白に塗りつぶされていく、すぐ近くにいる男の人をずいぶん遠くに感じた。
自分の意思とは関係なく身体が痙攣し、ペニスをくわえ込んだ膣内も収縮する。
そしてもう一度、一番奥の閉じた部分にペニスの先端がぶつかった。
(あ、ああぁん……何これ、何でこんなに気持ちいいの?)
強烈すぎる刺激に、声を出すことすらできず、口をぱくぱくさせることしかできない。
「ふう…ここが一番奥かな、お嬢ちゃんの穴の中…チンポで全部埋まっちゃったよ」
「あ、んっ……そこ、やあぁ……こつんって……しちゃ、はあああんっ!」
男の人のペニスが引いてくれると、ようやく声が出るようになった。
亀頭が触れた部分は切なそうに疼く、今度は早苗から腰を振ってペニスを追う。
「刺激が強すぎたかな? せっかくだから気が済むまで可愛がってあげるね」
それでもペニスは奥まで来てくれない、意図を見抜いた男の人はじらしているつもりなのか、
浅い部分で出し入れを繰り返している、火がついた身体はこれでは満足できなかった。
(どうして……初めてなのに…………おじさんの言ったこと、本当なのかな…
……私って、えっちなのかな……イカちゃん、イカちゃんじゃないのに、こんなの……)
脳裏をよぎった戸惑いも、すぐに消し飛んだ。早苗は男の人の腰に脚を絡ませる。
「あ……ぁ…………♥ もっと、もっとぉ……」
こうすれば、男の人と距離が縮まって、もっと奥までペニスを導くことができる。
732 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:33:46.08 ID:3TQZ8gdA
ぎゅううっと、強く最奥に亀頭がぶつかると、そのたびに声にならない声を上げた。
「ああ……そういうことか、こんなに可愛いお嬢ちゃんでも牝なんだねぇ…………」

――――――――――――――――――――――――
急な早苗の心変わりに、男は最初こそ驚いたものの、受け入れてくれる証拠だと知ると、
絡みついた脚をそのままに、ピストンのスピードとストロークを激しいものにしていった。
早苗の小さな身体を突き上げながら、揺さぶり、子宮口に亀頭を何度も叩き付けた。
「おおっ……そんなにうねうねさせちゃって……中にほしいのかな?」
男の動きを早苗の身体も喜んでいるのか、吸い付くような柔肉がきゅうっと窄まる。
反面、最後の扉は少しずつ開き始め、早苗の身体では精を受け止める準備が進んでいた。
互いの粘膜が触れ合い、擦れ合い、ねちゅにちゅと男がここまで聞こえてきた。
ホテルの一室には、二人の息遣いと、抽送の音だけが響き渡っている。
太竿が膣穴を進みめり込んでいくと、早苗は合わせて白い頤を反り返らせ、荒く息をついた。
「あ、あっ♥ ああんっ、な、中……?」
男の言葉を聞いていたのか、甘ったるくとろんっとした声で聞いてきた。
孕ませてやりたい……快楽の渦に飲み込まれた早苗を見て、本能が指令を出している。
子宮と剛直を隔てるものは何もない…精を吐き出されたことのない清らかな子宮を、
何物も立ち入らせていなかった桃色の粘壁を、全てを白濁液で汚してやりたかった。
「外に精子出すよりも、中に出して……子作りエッチしたいのかなってことだよ」
「え、そ、それ……ああんっ♥ えっと、赤ちゃん……んんぅっ♥」
早苗の背中に手を回し、彼女の身体を起こし、抱きしめながら耳元でささやいた。
不意に、早苗の表情が我に返ったものに……弛緩した顔に、躊躇が浮かんでいる。
しかし脚は変わらず絡みついたままで、さらに強く抱き締め、息を吹きかけるようにつぶやく。
「大丈夫だよね、おじさん結婚してないから……責任は取るよ」
密着していたので、むにゅりと高校生らしからぬ発育した乳房が身体に押し付けられる。
片手で抱き寄せたまま、男はぴんっと立った乳首やクリトリスをこねくり回す。
すると、襞肉が右から左に、さまざまな方に蠢き収縮し、ペニスに一斉に襲い掛かった。
密着していた襞がペニスを圧し撫で、男は全方位から強烈な快感を受け取ってしまう。
「んっ、ふあっ♥ 困り、ますぅ……ああ、ぁ…っ♥」
「……お嬢ちゃんが結婚してくれたら、毎日気持ちよくしてあげるんだけどな」
乱れ切った早苗を男は揺さぶり続ける、ピストンを激しくすれば双球が大きく弾んだ。
本気で結婚しようとは思っていない、ただ…これだけの身体を一度で手放すのは惜しかった。
整っているもののあどけない表情、むっちりとした発育のいい身体、感度のいい湿潤地……
どれ一つとっても、男心をくすぐって止まない極上の牝だった。
「ずるい、です…あふぅ♥ そんなの、いわれたら、んっ、あ、あんっ♥」
はっきりと嫌がられると思いきや、刺激を受け続けておかしくなっているのだろうか。
ペニスを求め続ける早苗をじらすように、動きを止めた。早苗がきょとんとした目で男を見た。
「………え、あ……止まっちゃうん、ですか……どうして?」
脚を絡ませるだけでなく、早苗からもしっかりと男に抱きついてくる。
手が背中に回り、爪が食い込む……抱きつくというよりはしがみついていた。
潤んだ瞳でじっと見られると、今すぐにでも突き込みたくなるが、耐えつつ話を続けた。
「いやぁ、結婚してくれないならこれ以上はやめとこうかなって……
結婚しないのに子供を作るのはおかしいだろう?」
早苗が急にもじもじとし始めた、自分から腰を振ってペニスを奥に導こうとしているのか。
しかし、男が早苗の腰を押さえつけているので、動かすことは難しいだろう。
「…………ずるい、こんなの……ん、んぅ……ぁ……」
「ずるくないさ、当然のことだよ……自分で動いたってあまり気持ちよくないでしょ?」
さらに胸板で早苗の乳房を押し潰し、乳首を擦り、ゆるゆるとした中途半端な刺激を与える。
「ん……っ……はあっ、あ………」
「お嬢ちゃんがお嫁さんになってくれれば、今すぐ動いてあげるんだけどな……こうやって」
しばらくお預けを食らわせた後、腰を大きく動かし、ペニスで子宮口を突き上げる。
瞬間、早苗の身体がびくっと大きく跳ねて、恍惚とした表情を浮かべる。
733 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:34:22.72 ID:3TQZ8gdA
押し入った棹は巧みに這い回る襞に襲われながら、執拗に奥を舐り続けた。
強く…弱く…右から、左からと角度や深さを変えて、突き入れ、抜き出しと肉棒を往復させた。
「あはあああっ♥ こ、これ……ああんっ♥ いいっ♥」
「どうかな……っ……その気になった?」
絶え間ないもう一つの入り口への攻撃に、早苗が早くも屈しつつあるのが見て取れた。
男を抱き締める力は強くなり、喘ぎ声にも媚が混じりつつあった。

――――――――――――――――――――――――
(あ……だめ、おちんちんのせいで……おかしくなっちゃう……イカちゃん…………)
一突きされるたびに、頭の中では火花が散り、それが全身を駆け巡る。
潜り進むペニスは、男の人を受け入れた膣内をぐちゃぐちゃにかき回し、
枯れ果てることのない潤いは、亀頭に掻き出され、滝のように割れ目からシーツにこぼれる。
ペニスが進み、戻る……それが何度も繰り返されていたが、動きは一回ごとに異なり、
浅く入っただけと思えば、深く…一番奥をこじ開けるくらいに進み、
男の人が左右に腰をひねらせれば、異なる密着感に襲われ、それが新たな快楽に置き換わった。
「あっ、んあっ♥ んうっ、あああんっ♥」
さらに、早苗の方でも腰をくねらせて、膣のあらゆる部分でペニスを感じ取ろうとしていた。
(おじさんのおちんちん……もっといっぱいほしい……)
早苗の思考は、男の人に支配されつつあった、イカ娘のことはもはや頭にはない。
牝の本能のままに、ペニスを膣で貪り、精を搾り取ることだけが思考を塗りつぶしていく。
「は、はいぃ♥ おじさんと、結婚しますぅ…だから、もっとぉ♥」
「一番奥まで、こつんこつんしてくださいっ♥」
ペニスを求める欲望が、早苗にとんでもないことを口走らせてしまう。
この瞬間、早苗の膣内は一気に収縮し、男の人のペニスを強く締め付けた。
一方、男の人もこれまでは様子見だったのか、子作りエッチに早苗が応じた途端に、
さらに奥深くまでペニスを挿入し、膣内をえぐるように進み、最奥を亀頭でぐりぐりしてきた。
「お嬢ちゃんみたいな可愛い女の子と結婚できるなんて、夢みたいだよ……」
ぼやけた視界の向こうで、薄く笑う男の人。早苗も合わせて笑った。
頭に飛んでいた火花は、全身を焦がすような炎に変わっていて身体を取り巻いている。
その炎が、身体を熱く、敏感にさせていて、腰を掴んでいる手さえも気持ちよかった。
「あん♥ ああんっ♥ はあぁ♥ いい、気持ちいいっ♥」
「一番奥、気持ちいいです……っ♥ ああんっ、ああ……ぁ♥」
もう何も考えたくない、気持ちいいことだけ感じていたかった。
下腹部がきゅっと切なそうに震えた、早苗はとっさに男の人に強く抱きつく。
「はあ……はあ……そんなにぎゅうぎゅう締め付けられたらいっちゃうよ」
「いいんです、いって、くださいっ♥ 赤ちゃんできても、いいですからっ♥」
男の人のいくという言葉を聞いて、自分もいきたくなった。
全身にまとわりつく火照りが、身体をおかしなところに連れて行く。
目の前が点滅したかと思えば、何も見えなく、何も感じられなくなる。
「ううっ……じゃあ、遠慮なく……っ」
そのうちに、男の人の声が遠くで聞こえ始め、膣内の感覚も戻る。
手足は重たくなって、男の人にしがみついた状態のまま動かなかった。
ぐちゃ、ぐちゃっ、ぐちゃ…と中が壊れてしまいそうなくらいにペニスは猛り進む。
だんだんと身体の中で何かがせり上がってくるのが感じられた、目をきゅっと閉じてそれを楽しむ。
「はあんっ、ああんっ…♥ 奥まで、ごりごりされてるぅ♥」
「おじさん、おじさん♥ あは…ぅ、あああんっ♥ 私も、いっちゃうっ♥」
「それなら、二人で一緒にいこうか……く…っ」
早苗が震えると、男の人が激しいペニスの動きとは対照的に優しく抱きとめてくれた。
それに甘え、身体を預けていると、男の人のペニスが閉じた部分に触れ、
一気に快楽を引き上げられ、やがて泣いてしまいそうなくらいの強い切なさが心を満たす。
「はいっ、いきます♥ ああんっ、あっ、あああっ、あああんっ♥」
734 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:34:48.85 ID:3TQZ8gdA
「くうっ、いくぞ……お嬢ちゃん……!」
膨れ上がったペニスが膣内で何度か痙攣したかと思うと、熱い液体を吐き出した。
液体はいっせいに子宮の方に向かい、お腹の中をかあっと熱くする。
「あ………………♥ すごいのぉ…♥ びくっびくって……」
「私も…いっちゃい、ますぅ……あああんっ♥♥」
ペニスがわななくたびに、何度も射精され、それすらも快感になってしまう。
当然それに耐え切れるものではなく、早苗も同時に絶頂を迎えた。
すーっと落ちていくような、それでいてふわふわと浮かぶ…相反する奇妙な感覚に襲われた。
「…………はあぁ♥」
射精が終わるとペニスは引き抜かれ、ごぽごぽと結合部からは余った精液がこぼれる。
大量に出したのか、次から次へと白濁液が溢れてきた。
「はあ、はあ……ふう……お嬢ちゃんもいけたかな? ずいぶんと大きな声だして……」
息を荒げた男の人が早苗の髪を優しく撫でる。だんだんと自分が落ち着いてくるのがわかった。
「はい………………あ、あの……」
落ち着いてくると、一つの不安が脳裏をよぎった、早苗がそれを口にしようとすると……
「心配しなくても、そんな簡単に子供はできないよ。心配ならこれを飲んで」
「…………これは?」
ここではっと気が付く……今日は全然大丈夫な日だと、さらに男の人が薬を手渡してきて、
「赤ちゃんができなくなる薬だよ、お水持ってきてあげるね」
「ありがとうございます……」
「……………………………」
薬を受け取ったまま、ぐったりとベッドに横たわる。すごく気持ちがよかった……
こんな気持ちいいこと、一回だけなんて満足できない、身体はまだ悶々としていた。
「お嬢ちゃん……もう一回……」
水の入ったコップを持ってきた男の人は、まだセックスをしたいみたいだった。
早苗も同じ気分だったが……イカ娘のために伊勢海老を買わないといけないことを思い出した。
「ごめんなさい、もう行かないといけないんです。買う物があるから……」
「ああ、そうだったね、じゃあ途中まで送っていこうか?」
「いえ、大丈夫です……ありがとうございます」
水と薬と飲むと少しだけ安心した。
(早く行かないと、お店閉まっちゃうかも……)
手早く帰り支度を行うと、後ろ髪引かれる思いを断ち切るように足早に部屋から出た。
735 ◆EqHQZWqzB. :2011/06/15(水) 17:35:04.81 ID:3TQZ8gdA
翌日、早苗は発泡スチロールの大きな箱を持って、イカ娘を訪ねた。
「はいっ、イカちゃん……私からのプレゼント」
「えー……いらないでゲソ」
「いいから開けて、イカちゃんの大好きなものだよ」
このリアクションは想定していたので、早苗はさらに食い下がろうとした。
イカ娘はしぶしぶ箱を開けるが、その途端顔は一気に輝き、早苗と中身を交互に見る。
「…………こ、これは…伊勢海老、一体どうしたでゲソか!?」
イカ娘がきらきらとした目で早苗を見る、以前なら萌え死にそうになり襲い掛かっていたのだが……
「おー、こりゃすごいな」
「あらあら……大きな伊勢海老ね」
イカ娘の声を聞いて、栄子と千鶴もやって来た。
「昨日ほしがってたでしょ、思い切って買っちゃった」
「毎度毎度……イカ娘のこととなると大胆だな」
イカ娘は大きな伊勢海老に何度もちゅっちゅっとキスをしている。
今までなら気絶ものの光景だったが、なぜか可愛いと思うだけで興奮はしない。
「それで、イカちゃん……何でもしてくれるって…」
「う……覚えていたでゲソか、早苗のお願いは気が進まないでゲソが……
この伊勢海老を前にして……引き下がるわけにはっ!」
一瞬イカ娘の表情が曇るが、これだけのご馳走を前にして逃げたくないということか、
後ずさり、嫌そうな顔をしながらも小さくうなずいた。
「偉いわ、イカちゃん……ちゃんと約束を守るなんて」
「そこ、褒めるポイントか……?」
ご馳走を目の前にしているのは、早苗も同じだった。
すぐ後に、イカ娘と同じくらい大事な用事が待っている…………
そのことを考えるだけで、薄い茂みに隠れた割れ目からじわりと蜜が溢れた。
「そのことなんだけど、また今度でいいよ……私、これから用事があるから」
用を終えるため、早苗は目的の場所に駆け出した。
「命拾いしたでゲソ……ふう……しかし、ずいぶんとあっさり引き下がったでゲソね。
でも……逆に、嫌な予感が……ううっ」
予想外の反応にイカ娘は安心したものの、何もしてこなかった早苗をかえって警戒してしまっていた。


「用は終わったのかい?」
海岸の……ほとんど人の来ない奥まった場所で、早苗は男の人に抱かれていた。
男の人は早速ビキニの上からお尻をもみくちゃにし、布地を食い込ませてる。
「は、はいっ……ああん……終わり、ました」
あの後、早苗はもう一度メールを送り、また会えないかとお願いをしていた。
白い、布地小さ目のビキニで来たのも、男の人の要求だった。
普段の早苗なら、こんな格好はできるはずはなかった。
しかし男の人に頼まれると、気持ちよくなったことを思い出し何でもしたくなってしまう。
「まさか、もう一度お嬢ちゃんから声がかかるなんて思ってなかったよ」
手が、お尻と胸を交互に優しく揉み解す、これだけで腰が砕けそうになった。
身体のラインに沿ってねっとりと手が動く。触られると次第にイカ娘のこと忘れていった。
今は、もう男の人とセックスする方がずっと大事になっていた。
「しかも、もうお金はいらないなんてね…」
「あんっ♥ だって、こんな気持ちいいこと……はあんっ♥」
まだ、割れ目には触れられてないのに、少しずつ声が上ずっていく。
「ビキニもよく似合ってるよ……大きなおっぱいにお尻……たまんないねぇ」
触れる指は、まるで楽器を扱うように繊細で的確で……
しかし、力強さも持っていて………早苗は完全に男のものになっていた。
「あんっ、はあんっ♥ もっと、いっぱい…触って♥」
「あ、あ♥ んんっ♥ んああっ♥」
岩陰にいるのをいいことに、早苗は脚を、手を男の人に絡ませて大きく喘いだ。
本当に結婚してもいいかな……そんなことを考えながら。