【サナギイカ娘】チャンピオン系【鉄ふらんルーン】

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699 ◆EqHQZWqzB.
「さてと……まずは、エビか」
男は駅を出て、まずは近くにあるスーパーに向かうことにした。
自宅へと向かう道、イカ娘のほうを向けば、頬をどことなく桃色に染めてぼんやりと付いて来ている。
しかし、エビという単語を聞いただけで、彼女の目に光が戻る。
「…………エビ! そうでゲソ、ようやく本来の目的を思い出したでゲソ!」
イカ娘は、急に嬉しそうな顔をして男の服の裾を引っ張り始める。
その子供のような反応に男はついつい苦笑しながら歩調を速めた。
「イカ娘……まさか、忘れてたのか?」
エビのために男に身体を捧げたにもかかわらず、すっかり忘れていたみたいだった。
そのことを指摘されたイカ娘は、頬を膨らませてそっぽを向く。
さらに、仕返しのつもりなのか触手でちくちくと男の身体をつついていた。
「うっ…わ、忘れてなんてないでゲソよ、お前を騙していたでゲソ」
苦し紛れの発言に、男は悪いと思いつつも噴き出してしまう。
しかし、笑うと触手で何をされるかわからないと思い直し、努めて無表情を保つ。
「別に騙す必要なんてないと思うんだけど」
この態度がまずかったのか、服の裾を引っ張っていたイカ娘が腕をつねってきた
「痴漢のくせに、そんな冷ややかな目で見るなでゲソ!」
イカ娘は肉を摘んだまま放してくれない、それどころか力を入れてきている。
「いててっ…わかったよ、よし…ここ寄ってくぞ。冷蔵庫の中空っぽだからな」
スーパーの近くに差し掛かったところで、イカ娘の顔がぱっと輝いた。
男はつねられて赤くなったところをさすりながら、走り出したイカ娘の後を追った。


「〜〜〜♪」
買い物が終わり、男は両手に4つのビニール袋を持ちながら薄暗くなった道を歩く。
隣には手ぶらで楽そうなイカ娘が……一切手伝う気のないのは何となくわかっていたが、
男が袋の中を見れば、業務用の剥きエビからえびせんまで…本気でこれを全て食べるつもりなのか、と疑問に思ってしまうくらいぎっしりと買った物が詰まっている。
「イカ娘……お前、本当にこれ全部食べるのか?」
「当然、これでも遠慮してるでゲソ!」
あの小さい身体に、これが全部入るのかと思うと、やはりイカ娘は人間ではないのだろう…保健所とかに通報したほうがいいのかと、男は考えながら歩を進める。
「威張って言うことか…………まあいいや、俺の家こっちだから、どうした?」
「もう終わりでゲソ…よね?」
マンションの入り口で、不意にイカ娘が足を止めた。
声の調子からすれば、もう触られたくないというのはわかる。
それでも、ここまでいろいろ買わせたのだから、もう少し楽しまないと気が収まらない。
「まさか、これだけ買わせたんだ、もうちょっと楽しませてもらうぞ」
「……………」
押し黙るイカ娘、男が袋からエビチリのパックを見せるとぴくりと反応したが。
「それに、お前だって気持ちよさそうにしていたからな、
中途半端なままで終わるのは嫌だろ?」
さらに、エビピラフ、エビシュウマイと見せてみると触手がもぞもぞ動き出した。
「…………」
「やむをえないでゲソ、でも、私には帰るところがないから……一晩泊めてくれなイカ?」
イカ娘があっさりと陥落したのを見て男は内心ほくそ笑んだ。
しかも泊めてくれとまで……それならたっぷり可愛がってやろうと考えるが。
「は……? いいけど、親は心配しないのか?」
「親? そんなもの、この地上にはいないでゲソ」
「まあ、いいけどさ…一晩くらいだったら」
イカ娘が家出少女と知りわずかにためらうが、性欲には勝てずに抱いた疑問を飲み込み、ゆっくりと歩き出した。

――――――――――――――――――――――――
「狭いところでゲソね…」
「うるさい、ほら、さっさとこっち来い」
「お邪魔するでゲソ……」
男のマンションは部屋が一つしかなく、さらにベッドやらなんやらで余裕のあるスペースは狭かった。
700 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:39:32.36 ID:cNzzyTMG
敷いてあった座布団の上にちょこんと座ると、冷蔵庫の中に買ってきた物を詰め込んでいた男がこっちに向かってきて、いきなり抱きついてきた。
「なあ、イカ娘……」
近くから感じられる男の匂い、痴漢されたことを思い出して身震いしてしまう。
男の手は控えめな乳房やお尻を撫で回し、揉みしだこうとしていた。
「ひあっ! 何するでゲソか!」
イカ娘は男の手を振り払い、エビが先だと冷蔵庫に視線を移した。
しかし男は、手を離してくれない、触られると身体がどんどん熱くなった。
まさぐる手は不快なはずなのに、なぜか触手が動いてくれない。
大きな手がふくらみを覆い隠し、密着した男は耳元に息を吹きかけてくる。
「エビはあとだ、それより……な、いいだろ?」
イカ娘が小さく肩を震わせると、腕には鳥肌が立っていた、額はなぜか汗ばんでいる。
最初は撫でるだけだった男の手はマッサージするみたいにやんわりと揉み込みだしていた。
抵抗しなければならないはずなのに、顔がかあっと熱くなって力が入らない。
心臓の鼓動もどきどきと早くなっている、自分がどうなっているのか、そしてどうなってしまうのか……イカ娘は全く理解できなかった。
「……………嫌だと言ったら?」
最後の力を振り絞って、拒絶の意思を男に示す…引き下がるとは思っていなかったが。
「エビ没収、そして追い出す」
男の回答はあまりに冷たいものだった、これでは言うことを聞かざるを得ない。
話をしている間に、むにゅっと乳房に宛がわれた手が沈み込む。
「わかったでゲソ、お前は鬼畜大王でゲソ! 
もう煮るなり焼くなり刺身にするなり好きにすればいいじゃなイカ!」
すっかり我が物顔でイカ娘の身体をまさぐっている男に、憎まれ口を叩くが、
当の男はそ知らぬ顔でイカ娘の胸を揉み続け、ワンピースの中に手を入れてきた。
「そうか、それなら遠慮はいらないな」
煮るなり焼くなりと言ってしまったからか、男は水着の中にまで手を突っ込む。
言うんじゃなかったと思ってももう遅い、素肌を撫でられると身震いしてしまう。
肩口から入り込んだ手はこするように乳房の周りから乳首まで這い回る。
うごめく男の手が、電車内での痴漢行為を鮮明に思い出させてくれる、
指先よりも小さな乳首を押して揉んで転がされると、イカ娘は身もだえする。
ほんの少し乳首をなぶられただけで熱くなった全身は蕩けてしまいそうだった。
「んん……っ 〜〜〜っ!!」
不意に、髪に顔を埋めていた男の顔が近づいてきて……唇を奪ってきた。
粘膜の熱と唾液の味がイカ娘の口の中に広がる、抱きしめる男の匂いでぼーっとしながらも、残っている力を総動員して男の身体を押し戻した。
もっとも、この行為が何を意味しているのかよくわからなかったが。

――――――――――――――――――――――――
「なんだよ、キスくらいいいだろ?」
拒否されることは想定していたが、イカ娘の表情は怒りや羞恥ではなく、戸惑いのほうが強く見て取れた。そのため、強く押せば何とかなるのでは考える。
「キス……? あ、心の準備ができてなかったでゲソ…」
キスという言葉を聞いて考え込むイカ娘、子供だからよくわかってないのかもしれない。
それならと、男はもう一度イカ娘を抱き寄せて顔を近づけた。
「よし、じゃあキスするからな。動いたり暴れたり噛んだりするなよ」
小さな、桜貝を思わせる唇に自分の唇を押し付ける、ふわりと漂う甘い香り。
見た目はあどけない少女であっても、匂いは大人の女性に負けていなかった。
むしろ化粧っ気がない分、肌の匂いをダイレクトに感じられ、それが男の理性を奪う。
「…………んっ………ん…ぅ…」
ぷにぷにした唇もつるつるした歯もこじ開けて、小さな舌を自分の舌で捕まえた。
おびえて縮こまった舌を男の舌先で何度もつつきながら、イカ娘の唾液をすする。
イカ娘が苦しそうだがお構いなしに、口内中…歯茎から歯の裏、喉の方まで舐め回す、
くちゅくちゅと舌で攪拌を続けたせいかイカ娘の口の端からは唾液がこぼれていた。
「ん……ふうっ、は…ん…んむ………」
イカ娘の口中を男の唾液で汚した後は、舌に絡み付いてちゅうちゅうとしゃぶりだす。
だんだんと声の調子が変わってきた、息は荒くなり体温も上がっている。
もがくイカ娘を押さえたまま男は口付けを続け、イカ娘の柔らかいお尻を揉み始めた。
舌先でつんつんとイカ娘の舌をつついたかと思いきや、今度はざらついた部分をなぞる。
相手は翻弄され続けたからか、全く抵抗してこない。
701 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:40:04.60 ID:cNzzyTMG
男はそれをいいことにイカ娘の細く小さな身体をきつく抱きしめ唾液をすすり続けた。
「ん、ん……ん〜っ……いい加減にするでゲソ!」
静まり返った部屋の中で、ちゅっ、くちゅっと音をさせて柔らかな口内を貪っていると、
イカ娘に強く突き飛ばされる、目は潤み、頬を赤く染めながら荒く息をついていた。
「うわっ…何すんだよ、まったく」
せっかくいい雰囲気だったのにそれを邪魔されて、男はむっとしてもう一度イカ娘を抱き寄せようとする。しかし、あっさりと触手に跳ね除けられてしまった。
「息苦しかったでゲソ、酸欠になってしまうじゃなイカ……」
よくよく話を聞けば、単に息苦しくなっただけとのことで一安心する。
もう一度、身体が密着するくらいまで近づくと、今度は何も言われなかった。
腰を抱き、ベッドに押し倒す。イカ娘はぼーっとこっちを見ているだけだった。
「あー、悪い悪い、ついつい夢中になっちまった」
男の口には、まだイカ娘の唇の感触が残っていた。
薄めの唇、ほのかに甘い唾液、ゼリーみたいな感触だった内頬……思い出しただけでもう一度キスしたくなる衝動に駆られてしまった。
「むー………」
反対にイカ娘は、キスなんて二度とさせるもんかという表情を浮かべていた。
頬を軽く膨らませ、目を軽く吊り上げて、両手で唇をガードしている。
「わかったよ、そんなにマンコを弄ってほしかったんだな」
その意志表示を曲解しつつ、お尻の割れ目にぐぐっと指先を沈める。
汗ばんだ肌がワンピースも湿らせたのか、谷間はしっとりと暖かく心地よい。
ベッドとお尻の間に滑り込ませた手を動かせば、イカ娘は腰をくねらせてシーツを掴む。
さらに、脚をばたばたさせるのでワンピースがめくれて白い脚がむき出しになっていた。
覗いている太ももに目をやれば、イカ娘はそれを隠すわけでもなく逆に上まで捲り上げて、
薄布がぴったりと張り付いた土手のふくらみを男に見せる。
「マンコ……? ここの割れてるところでゲソか?」
「って、こんなところ触られたくないでゲソ!」
一人で突っ込んだ後、ワンピースの裾を元に戻そうとするが、男はそれを許さない。

――――――――――――――――――――――――
「そうか? 電車の中ではずいぶんと気持ちよさそうにしてたけど」
痛いところを突かれると、真っ赤な顔のままイカ娘は男から目を逸らす。
指先で入り口ををソフトにくすぐられながら、男への反撃方法を考えた。
「ううっ、あれは、そうだっ、演技でゲソ! 人間は演技かどうかの区別も付かないで……ひゃんっ!」
「演技でもどっちでもいいけどさ、とりあえずこっちに尻向けてくれるか?」
われながらなかなかの反論だと思ったが男は涼しい顔で要求を続ける。
水着の中にくぐらせた指を、露をこぼした淫口に向かわせ、文字のような何かを描く。
目を閉じて、シーツを掴み、唇を噛み、恍惚としたむず痒さを追い払おうとした。
「……恥ずかしいでゲソ」
「こっち向いててもいいぞ、興奮するとキスするかもしれないけど」
キスされると、身体の力が抜けて、男の言うことを何でも聞いてしまいそうになった。
男に背を向けていればキスされないかもしれないと、しぶしぶイカ娘はお尻を突き出す。
まだまだ発育途上のお尻を突き出していると、男はお尻の割れ目を中指でさすってきて、
それだけで、身体にスイッチが入っているからか、鳥肌が立ってしまう。
「これでいイカ? はぁ……っ」
知らず知らずのうちに上ずった声が出る、身体は震えて、腕は少し汗ばんでいた。
ここは男の家で二人きりなのだから、思う存分声を出してもいいはず。
しかし、人間に屈するなんてありえないと、口を固く結んで刺激に耐え続けた。
「それから、ワンピースだけは脱いでくれ」
柔らかな手つきでヒップに触れる男は、イカ娘に次の要求をしてくる。
撫でて、つついて、手のひらを添えて…不意に布を持ち上げられると、
きゅっと股間が締め付けられて声にならない声を上げてしまった。
「……っ……うっ、うう…………わかったでゲソ」
嫌々だったがワンピースに手をかけて脱げば、身を隠すのは水着一枚になってしまう。
水着は完全に食い込まされているのか、男は生のお尻に直接触れている。
指先を滑らせるような触り方に、身体がむずむずともどかしい気分にさせられる。
ぺったりと密着した手がお尻の山をまさぐると、その部分だけ妙に感覚が冴えて、
その指の一本一本、そして指紋の形までわかるような気がした。
「へえ………あ、その帽子も取っていいぞ」
702 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:40:35.93 ID:cNzzyTMG
男が頭のほうに手をやると、反射的にイカ娘は身をずらした。
「これは帽子じゃないでゲソ!!」
それでも男が寄ってくるので、思いっきり引っ叩いてしまう。
「またまた、じゃあ何だ、頭巾か……いてっ!!」
「いててて……何で動くんだよ」
「うう〜っ…」
殴られて尻餅をついた男は痛そうに頬をさすっていた。
イカ娘は頬をぷくっと膨らませ、男を強く睨み返す、さすがに男もたじろいだようで、
頭のほうに手をかけるのは諦めてくれたみたいだった。
「わかったわかった、俺が悪かったよ、イカ娘……それはそのままでいいから」
「ふんっ、わかればいいでゲソ」
「……………………………」
諦めてもらったのはいいのだが、男の視線はお尻に固定されていて居心地が悪い。
見られているだけなのに、触られている気がしてイカ娘はお尻をもじもじさせてしまう。、
「何じろじろ見てるでゲソか?」
「いいケツしてるなって思って」

――――――――――――――――――――――――
「っ!……あんっ、人間の男には、もう近寄らないでゲソ…」
水着を食い込ませてあらわにさせたお尻は、肉付きも薄く小ぶりに見えるが、
手を添えてみると柔らかな肉が程よい具合に指を埋もれさせてくれる。
それは、暖かなクッションのように心地よく男は指先で何度も押し続けた。
「そのほうがいいな、男は基本的にスケベだから」
「ひゃっ、あんっ、あああっ……へ、変じゃなイカ? どうしてこんなに…」
こんな弱い刺激であっても、スイッチの入ったイカ娘の身体には十分すぎるのか、
くねくねと腰を泳がせて、逃げたいのか誘っているのか…お尻を左右に振っていた。
もうちょっと生のお尻が見たいと、白い水着を引っ張ってお尻を丸見えにすれば、
股間も同時に引っ張られて刺激を受けたのか、びくんっと小さな背中を反らしている。
「う〜っ……それ、やめ……ひゃあんっ! んふぅ……っ」
鼻から息を漏らし、瞼を落としたイカ娘が振り向いた。
やめろやめろと言っている割にはすっかり出来上がっているみたいだった。
「さっきお預け食らわせたからな、身体も敏感になってるんだろ」
すべすべして、もぎたての果実のように瑞々しい白尻を埋もれさせた指で掴む。
水着の奥は日に焼けていないからか、本当にイカのように真っ白だった。
うっすらと汗ばんだ尻肉を、撫で抜けて揉み解す。
ぷにぷにしたお尻を手指でいたぶっていると、水着にしみができているのを見つけた。
「お、また濡れてきてるな……相変わらずエロいな、イカ娘は」
「んあ…っ、ああ、んん、はあんっ」
股間を隠している布をずらすと、無毛の割れ目がてらてらと蜜に濡れて光っている。
そこに触れようとした瞬間、器用に伸びた触手が男の腕をねじり上げていく。
「いてっ! イカ娘、やめろ、追い出すぞ」
どんなに嫌がろうと、追い出すと一言言えばイカ娘は抵抗しなくなる。
触手が離れたが、もう少し様子を見ようと汗ばむ尻肌の上で指を滑らせる。
熱く蕩けそうなくらいに柔らかい尻たぶは、少し力を込めるとふるふると揺れた。
「うっ……我慢するでゲソ……急に触るからびっくりしただけでゲソ」
「よし、いい子だ。大人しくしてろよ」
男は手のひらを広げて、五指を不規則に動かしイカ娘のお尻をなで続けた。
尻山の頂点をつついたり、水着の中に指を滑り込ませて谷間まで指を進ませると、
イカ娘はびくっと背筋を大きく反らしたまま、ぶるぶると身体を震わせた。
「んぅあっ…はふ……っ」
こっちを恨みがましそうな、しかし、目尻の下がった焦点の合わない目で見ている。
男はそれを無視するように、両手を水着の中に突っ込んでお尻を揉みたくった。
「すべすべしてて、柔らかくてもちもちしてて」
「ううっ、ぅ……あ、んんっ……」
そのまま親指を溶けてなくなってしまいそうなくらい熱く濡れた秘部に持っていくが、
すれすれのところで手を止めて、再びお尻に指を押し付けむにむにと揉み解す。
そして時々思い出したかのように肉のあまり付いていない太ももを撫で上げる。
お尻と同じくすべすべとしていて柔らかいが、脚のほうが肉が詰まった感触がした。
「ん、はあ、ふ……ん………?」
「どうした?」
703 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:41:00.36 ID:cNzzyTMG
「ん……じらされてるような、気がするでゲソ……あんっ!」
イカ娘が背中を元に戻し、怪訝そうな顔をして口を開いた。
「まあ、じらしてるからな。エロい気分になってきただろ?」

――――――――――――――――――――――――
「そんな気分になんて、なるはずないでゲソ! 馬鹿なこと言ってないで、ひあんっ!」
太ももに触れていた手が、内側に滑り込むと、ぞわぞわっと身体中を何かが走った。
びりっと痺れるようで、それが収まるともやもやとくすぐったいような…
普通に触られているだけではありえないような感覚がイカ娘の全身を包む。
もぐりこんだ先の柔肌を指紋でべたべたにするくらいにしつこく触ってくる。
手が上に……割れ目のほうに近づくとどうしても身体がこわばってしまう。
逆に下がって、ひざのほうにまで向かうと安心するが、わかりやすい反応は
すでに男に見抜かれてしまっているのか、手のひらが不規則に上下し始めた。
「言ったな……じゃあ、いかなかったら伊勢海老食わせてやるよ」
「ふえっ……い、伊勢……海老? 男に二言はないでゲソね!?」
意地悪するみたいに、手を動かす男、気をしっかり持とうと思っても、
どうしても意識が触られているところに集中する。
お尻から太もも…大きな円を描いて進む手は、時々触れているところをむぎゅっと掴む。
そのたびにイカ娘は目を閉じて身をすくめる、刺激になれることができないせいで、
気をそらせなくなっている……男は汗ばんで蒸れた水着の中にも手を入れてくる。
男の手は、ぴったりと張り付いた水着と肌の間を掻き分けて進んできた。
閉め切った静かな部屋の中では、自分の息遣いと布のこすれる音だけが響いている。
「ああ、約束する。俺を信じろって」
「ひゃ、んっ…やる気が出てきたでゲソ、あぅ……」
口では耐えられるといっても、それはひどく弱弱しく聞こえた。
男の指が、さらに潤みを増したピンク色の壷口のほうに向かう。
嫌なのだが嫌ではない、イカ娘自身もどうすればいいのかわからなくなっていた。
「それはよかったな」
「ううっ、力、抜ける、んんっ、あはあっ……そこ、ああんっ」
口から出る言葉も意味のない喘ぎが多くなっていた。
それもいつもとは違う、媚びている、甘えているような変な声しか出せなくなっていた。
潜り込んだ指がお尻の谷間を上下し、指先は奥の窄まりを遠慮気味につついてくる。
逆に押し付けられた手のひらは、イカ娘のお尻を荒々しく揉んでいた。
「……おいおい、早速かよ」
「我慢我慢……あ…ふっ…、ああん、はあっ………」
男が馬鹿にしたみたいに笑えば、恥ずかしさと悔しさで顔が火照ってきた。
壁にかかった鏡に何気なく目をやると、頬がりんごと間違えるほどに赤く染まっていた。
男の指は何度も、割れ目の近くまで来るが、なぜかお尻の方まで戻る。
最初はほっとしていたが、次第にそれだけではない、残念に思う気持ちが出始めた。
そんなことありえない…イカ娘はぶんぶんと首を左右に振ってその考えを追い出すが、
心の中で膨れ上がる悶々とした感情は身体中にまで広がって、
「くっ、ううっ、あうっ、ん〜っ…だめでゲソ、落ち着くでゲソ……」
だめだと言いながらも、ほんの一瞬だったが、触ってほしい…と思ってしまった。
お尻の丸みを撫で上げる手に、我に帰り、受け入れようとした気持ちを否定する。
それでも、一度考えてしまったが最後、もっとして…とこころがざわめく。
「いつまで続くかな…? それに、まだこっちが残ってるんだぞ」
イカ娘の戸惑いを察知したのか、男はついに手付かずだった淫裂を指でつついた。
「ん…あっ、忘れてたでゲソ、しかし…このイカ娘、ああんっ、そう簡単にやられないでゲソ……あ、くっ、んんうっ」

――――――――――――――――――――――――
「その割には顔も真っ赤だし、はあはあ言ってるな、この分だとすぐかな」
お尻をたっぷりと触って、身体を蕩かせることができたのか、
イカ娘の抵抗はどんどん弱くなっていった。
イカというよりはタコみたいに顔は赤く、ぐんにゃりと脱力した様子だった。
「んっ、あはっ、ぞくぞくする、でゲソ…は、ああっ、ん……」
膣の入り口は火口を思わせるように熱い、押し込んだ指先はねっとりとした蜜に触れ、
粘膜に指をこすり合わせて快楽のしるしをかき混ぜた。
秘芯はふやかされているものの、指をくぐらせればそれをきゅっと締め付ける。
ここまで濡れているのに、二本三本、ましてペニスを挿入することは難しそうだった。
704 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:42:15.92 ID:cNzzyTMG
「一本も生えてないんだな…つるつるしてて、赤ん坊みたいだ」
「ひゃふ、んうあ…っ、子ども扱い、するなぁ……!」
股を隠している布を右にずらせば、毛の生えていないぴったりと閉じた肉溝が見える。
見た目は子供みたいだったが、太もものほうまで白液をこぼし、
口では言わないがしっかりと気持ちよくなっているのが見て取れた。
「子供だろ、胸もあるし尻も柔らかいけど、チビだし毛も生えてないし」
水着の裾を固定させて、鮮やかに濡れそぼった桃色の谷を指で歩く。
時々走らせる要領で、強弱をつけてイカ娘のぬめるゼリーを刺激する。
もちろんこれだけでは終わらない、男は指をくぐらせ、小さな肉粒に触れた。
桃色の核を揉み捏ね、弾き、押し撫でるとくぐもった声を出しイカ娘は腰を泳がせた。
「はうん、あう……んんっ、そっちは、ひゃああっ!!」
「弱いんだろ、わかってるよ、イカ娘はクリトリスをこりこりされると、濡れちゃうくらい気持ちいいんだよな」
繊細な楽器に触れるよう、しかし同時に荒っぽく淫核を二本の指で弄ぶ。
触り方を変えれば、甲高い声から唸りに近い声まで、いろんな声を出してくれる。
それが楽しくて、小指くらいの桃真珠を指でそよがせ、押し転がした。
「ううっ、意地悪……ひうっ、くうっ……我慢我慢…」
イカ娘は桃尻という言葉がぴったり当てはまりそうな瑞々しいお尻を左右に振っている。
刺激から逃げているだけで無意識のものだろうが、その腰つきは妙に扇情的だった。
必死に我慢しているイカ娘を見れば、意地悪したくなるのも当然で、
親指と人差し指でクリトリスをそっと抓りつつ、残った指を開きつつある扉に掠める。
「俺以外にも、悪い男に痴漢されたりとか、してるのか?」
「そんなの、ないでゲソ…お前が何もかも初めてでゲソ」
これだけ魅力的な少女なら、周りが悪いことを考えてもおかしくないと思ったが……
男が始めてイカ娘の聖域を侵したということを知り、自然と指にも力が入る。
水源から湧き出る温蜜が秘穴をぐちょぐちょにしていた。
「あ、んっ…気持ちよくない気持ちよくない気持ちよくない……んふうっ!」
「声がエロくなってきてるぞ、」
ぬめる露は、男の指を伝い手の甲まで垂れてくる、処女とは思えない濡れようだった。
それでも意地を張り続けるイカ娘、その感情が男に火をつける。
「あ……ん、ん……ぅっ、気のせい、でゲソ」
「へえ…こっちは気持ちよさそうによだれたらしてるけどな…」
男は、唇の端を歪めながら、秘所から引き抜いた指をイカ娘に見せる。
薄めたミルクみたいな液体がべっとりとまとわりつき、湯気まで立っていた。
「指がふやけそうなくらいマン汁垂らして…動かぬ証拠ってやつだな」

――――――――――――――――――――――――
「…………イカ娘、素直になれよ、本当は気持ちいいんだろ?」
突きつけられた指から視線を反らす、これを気持ちよくなった証だと言っていた。
気持ちいい…確かにそうかもしれないが、一度認めたら男に何を言われるかわからない…
エビのためとはいえ、男の言うとおりにするのはなんとなく悔しかった。
ここまで考えたところで、指がくちゅりと入り口から狭い洞穴に押し込まれる。
こじ開けられた膣壁は、男のさほど太くない指すらも受け入れていないのか。
ゆっくりと動いているにもかかわらず、窮屈な異物感とわずかな痛みを感じた。
「ううっ、…………んはあああっ!」
しかし、それ以上に全身を稲妻が走る、指が押し沈められ、中で混ぜ込まれると、
頭の中が真っ白になる……入った指が右、左とぐちょぐちょいいながら進めば、
今度は濡れ裂け目以外の部分の感覚がなくなってきた。
「ほら、こうやって、グチュグチュってしてやると……」
男の言葉を否定することもできず、ただかすれたあえぎ声を上げるだけ。
頭の中では何かが弾ける感触、そして視界さえも白で塗りつぶされた。
これが男のいう「気持ちいい」なのだろうか、イカ娘は小さく首を振り、否定の声を上げようとしたが、反り返った白く細い喉からは悲鳴しか出てこない。
「あ、ああ、あ、あっ、あんっ……うあ、あっ、んんんっ!」
くちゅくちゅという音が頭の中でこだますると本当に何も考えられなくなった。
内部の入り組んだ部分に指が当たると、手足の先の痙攣が止まらなくなる。
指が引き抜かれると、痺れも弱くなって、意識も少しはっきりしてくるが、
変な余韻が全身にまとわり付いていた、四つんばいになったままイカ娘は枕を抱きしめる。
ぎゅっと強く抱いたのは、どこかにつかまっていないと、落ちそうな気分だったから。
705 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:42:30.98 ID:cNzzyTMG
すとんっと身体の力が抜けて、全身を切ない、むずむずした何かが駆け巡る。
これが何かはわからない、しかし、今までとは違う……
男が、くの字に曲げた指で穴の中のある一点を集中的に触ると、
ベッドに身体が飲み込まれそうなくらいに身体が重くなって、
お尻を高く突き出したまま、ぐったりとベッドに倒れ込んでしまう。
「すごい締め付けだな、指が押し返されそうだ……そろそろかな…」
「ふあ、あ、んあっ、だ、め……何、変でゲソ…あ、ああああっ!!」
嫌なはずなのに……ぼんやりした頭で考えると、本当に嫌なのかもわからなくなっていた。
「ほら、いっちまえって」
男の声が妙に高いところから聞こえる、身体はけだるいのに感覚だけは鋭い。
指先が円を描き、ねっとりとした下の口にくぐり込み、中を押し広げる。
その動きはだんだんと激しくなり、前後の出し入れという動きも加わった。
最初は痛かったのに、濡れ解れてきた割れ目はすんなりと男の指を飲み込む。
「あ、あ……ん、あ、ふああっ!」
気持ちいい、気持ちよくない、気持ちいい……どっちが本当なのかわからない。
しかし、沈み込んだ身体は、ぷかぷかとお湯に浮いているような…それでいて、
感電したみたいにちくちくと身体中が痛くすぐったくて、喉はからからだった。
燃えているんじゃないかと思うくらいに身体が熱い、
鉛みたいに重い身体は、イカ娘の意思とは関係なくぴくぴくと刻み震えている。
「あ、あ…………あああああんっ!!」
ひときわ大きな声を出したとき、急に身体中が引っ張られた気がして何も見えなくなった。
何も考えられない、全身に流れ込んだ何かがイカ娘の身体で暴れている。
「はあっ……はあ……ぅ……」
「イカ娘……いっただろ……」
男に声をかけられると、身体中を取り巻く強い刺激が落ち着き始める。
後に残るのは、幸せな満足感……イカ娘はぼんやりと余韻に浸っていた。
これが”いく”ということなのか、経験がないため全くわからなかった。
ただ、悪くない気分だった…エビをお腹いっぱい食べたときと同じ、ふわっと身体が浮いて空を飛んでいるような気持ちだった。
「いく………何か、変でゲソ…身体が、落ち着かない……ふわふわ浮いてるみたいでゲソ、それに、はあぁっ………」
ぐったりとベッドに仰向けになって寝ていると、男が覗き込んできた。
その顔を見ると、急に切なくなって男に抱きついてしまった。
「それに、何だ? おいおい…どうしたんだよ」
ぞわぞわと身体中を取り巻く心地よさがイカ娘にとんでもないことをさせる。、
理由を聞かれても、とっさのことだからわかるはずもない。
「……秘密でゲソ、それも秘密でゲソ」
秘密という言葉でごまかしながら、ぎゅっと男にしがみついてた。

――――――――――――――――――――――――
「何だよ、教えてくれたっていいだろ?」
イカ娘の急な心変わりに、男は戸惑いつつもそれを受け入れる。
小柄なイカ娘を抱きとめると、柔らかな身体はぼうっと熱くなっていた。
さらに、感じさせられたからなのかフェロモンのようなものも発散していて。
その匂いをかぐだけで男のペニスはズボンの中でそそり立ち、テントを作る。
向こうは何も言わず、無言で、目を閉じて顔を真っ赤にして身体を押し付けてきた。
「………………」
「……ふう、少し落ち着いたでゲソ」
こちらの気持ちも知らず、イカ娘は気がすんだのか男から離れようとする。
これで逃がしてしまうくらいなら最初から痴漢なんてしていない、
男はイカ娘をベッドに押し倒し。耳に息を吹きかけながらささやいた。
「なあ、もう一回気持ちよくしてやるから、今度は俺も気持ちよくしてくれよ」
「私が、お前のマンコを触るでゲソか? そんなの嫌でゲソ」
拒否されてしまったが、あんまりな勘違いに少しあきれてしまった。
「おい、男にマンコはないぞ、男にあるのはチンコだ」
「チンコ?」
「知らないのか、じゃあ見せてやるよ……俺の上に乗ってくれ………」
聞き返してくるイカ娘にペニスを見せてやろうとズボンのファスナーを下ろす。
痛いくらい勃起していたそれは、びくびくと震えながらも堂々たる様子を見せる。
「ほら、よく見てみろ…これがチンコだ」
706 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:42:53.65 ID:cNzzyTMG
「うっ……ウツボみたいでゲソ、これをどうすればいいでゲソ?」
イカ娘はこっちにお尻を向けながら、顔をペニスに近づけじっくりと眺めていた。
「そう、それで、こっちにお尻を向けて…四つんばいになるように」
ベッドにひざをついて、お尻をこっち側に向けられるとワンピースの中に潜り込んだ。
食い込んだスクール水着、割れ目の部分は大きなしみになっていた。
「何でこんな変な格好させるでゲソか? 恥ずかしいでゲソ」
男は裾を全部まくってお尻を露にすると、布をずらして秘裂をむき出しにする。
色づいた花びらみたいに鮮やかな秘貝は、ひくひくと貝蜜を垂れ流していた。
さらに、両手を宛がいつつ、つきたての餅くらいに柔らかくなったお尻に頬擦りして、
真ん丸で全くたるんでいないお尻を撫でて、親指で軽く折り重なった襞を広げる。
「キスしたり舌でぺろぺろ舐めたりしてくれ、俺もイカ娘のマンコ舐めるから」
ぬちゃっと白みがかった液体を零す湿潤地帯に舌を伸ばそうとしたところ、
狼狽したのかイカ娘は腰を躍らせて、舌を拒絶しようとしてきた。
「…………っ! 嫌でゲソ、気持ち悪いっ! 汚いでゲソ!」
「汚くなんてないと思うけど…しょうがないな………じゃあ」
舐められるのも、舐めるのも嫌らしい、当然そんな虫のいい話は許さないが。
男は先制攻撃といわんばかりにイカ娘の薄桃色の谷を舌で散策した。
舌全体に、生々しい女の味が広がる、さまざまな味で構成された露をすすっていると…
「ひあああっ…わ、わかったでゲソ、ううっ…ああんっ………エビエビエビエビ……」
観念したようで、屹立した先端に柔らかく温かい感触が…小さい舌がつんつんと当たる。
――ちゅっ、ちゅっ……れろ、ぺろ……
イカ娘の舐め方は及び腰で、まだためらいが残っており、舌で軽く触れるだけだった。
柔らかな舌のざらつき、ぷにぷにとした唇が楽しめて悪くないが……
「うお……ちょっとざらざらしてて、もうちょっと力を入れて舐めてくれ…」

――――――――――――――――――――――――
「んんっ……あむ…ぅ…」
――じゅるっ、ぴちゃっ、れる、れろ…っ……じゅぷっ
イカ娘が天井向けてまっすぐ立ったペニスをしゃぶり始めた。
舌を押し付けながら、深海魚みたいにグロテスクな祈祷を口に含んだ。
どうすればいいかはわからないので、男に従い、肉棒を頬張ってその形を舌でなぞる。
男も、イカ娘の割れ口で蝸牛が這うみたいにじっとりと形にそって舌を動かした。
男性器は、イカ娘の口と比べるとあまりに大きく、舐めていると息苦しくなる。
しかし、むわっと立ち込める生臭さが、なぜかたまらなく愛おしかった。
――んちゅる…ちゅうっ、くぷっくぽっ、ふぅ……ちゅ…ちゅぽちゅぽ、ちゅぱっ、
――じゅる……ちゅ……ちゅるん……ちゅぅっ、ん、……ちゅちゅ…ちゅううぅー……
小さな口をいっぱいに開けて頬の内側や舌でウツボの先っぽをこねくり回していると、
頂点の穴の開いたところから、苦くてしょっぱい液体が出てきた。
不快な味だったが、舐めているだけで頭がくらくらしてくる。
――あむっ、ちゅぱ、ちゅぷっ、ん…むぅっ、……ぅ…んぅ……れろ、れろ…ちゅっ
イカ娘は、舌を尖らせ穴をぐりぐりと押し広げたり、棒の部分まで口に入れたり、
エラみたいに張ったところに舌を重ねて粘膜同士をこすれ合わせたりと、
知らないなりに口を使って男のペニスを気持ちよくしようとした。
「歯を立てるなよ………アイスを舐めるときみたいに、ゆっくりと…」
ペニスを舐り回していると、小さな口をいっぱいに開いても歯が当たってしまう。
「………んむぅ」
「どうした?」
「ぷはっ………アイスは一思いに噛むでゲソ」
「やめてくれ、飴を舐めるときみたいに……とにかく、ベロでチンコを刺激してくれ」
歯が当たると痛いらしい、機嫌を損ねてエビ没収だけは避けたかったので、
もっと口を大きく開いて、舌先を蛇みたいにちろちろ動かし、先端をなぞる。
「んはあっ……んあ、あああん……」
歯を当てないようにした途端、男の舌責めが再開した。
舌がうごめくとぬちゅ…にちゃ……と水をたっぷり含んだような音がする。
合わせ貝を舌でこじ開ける、指同様に穴の中に舌が侵入してきた。
舌のざらざらしたところが、内側に当たると一瞬口が止まってしまうが、
早く終わらせてしまおうと、唇をエラに引っ掛け、舌を強く押し付けて動きを早くする。
「いいぞ……うまいじゃないか……」
「ああんっ、注文が多いでゲソね……これでいイカ……はぐっ…んむう……」
――じゅるっ……ぢゅる…ずずっ、んふ……じゅぷ、くちゅっ、ちゅくっ…
707 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:43:11.58 ID:cNzzyTMG
小さな入り口を隅々まで舐められると身体の芯までぐにゃぐにゃになってしまう。
手を突いて四つんばいになっているの苦しくなってきた。
イカ娘は全身をぞくぞく震わせながら、さっきと同じように口中にペニスを含んだ。
――ちゅっ、ちゅうぅ…じゅぷっ、ぴちゃ、ちゅぷっ、ずる、ずず……ちゅるっ…
「あ、あぁ……んっ、あ…………」
指よりもずっと太いはずなのに、男の舌は奥まで入り込んでいた。
内部の構造を探るように舌先が動き、溢れた雫を拭いながら進む。
舌が引き抜かれれば安心するが、今度は固くしこったクリトリスに舌が絡み付いて、
にじませた汁を吸い取る、しゃぶられるとそれに合わせて身体が跳ね暴れる。
負けじと、口内にある先端を口を窄めて、頬や舌を押し付けつつ舐め上げた。
――ずずずっ、れりゅんっ…ん…ふうぅん、ちゅぅっ……んくっ…………
室内に唾液とペニスから溢れる苦い液体が交じり合う音と、二人の息遣いが響く。

――――――――――――――――――――――――
「うあ……おうっ……こっちも……」
イカ娘を翻弄させてやろうと思い、鮮やかな桃色の秘肉の上を舌で往復するが
向こうが思ったより熱心にペニスをしゃぶっていて、そのたびに腰が引けてしまう。
剛直を塗りつぶすように動く小さな舌、その動きは稚拙で単調だったが、
ちっちゃな、あどけない少女がしゃぶっていると思えば余計に興奮した。
――ちゅ、ちゅうっ…ちゅる、ちゅぱ、ちゅぽっ……じゅる、じゅる〜っ…
「はうっ……ん〜……う……」
イカ娘は時折動きを止めて、ペニスをくわえたまま息苦しそうに呼吸をしている。
その間も舌を鈴口に押し込めて、溢れる先走りを吸い取っていた。
男は、小さな肉の実を唇で挟んで、突端を舌で弾き転がす。
膣穴への刺激は指に任せ、水飴のようにとろみのある汁にまぶれて、
てらてらと光を反射するほどに潤みきった女核を舌で押しつぶし、根元から舐め扱く。
「っ……すげ、どんどん溢れてくる、おもらし……いてっ!」
ぐちゃぐちゃと指を折り重なった襞や控えめな肉翅を弄繰り回していると、
お漏らしという言葉が気に食わないイカ娘がペニスに歯を立ててきた。
噛み付かれるのも、痛気持ちよかったが、向こうはどんどん力を入れてくる。
「悪かったよ……もう言わないから、もっとちゅうちゅうしゃぶってくれ」
ひとまず謝ると、納得してくれたのか、舌でぺろぺろを再開してくれた。
「…んあぁ…オッケーでゲソ……」
男が要求を出せば、ペニスへの吸い付きが強くなる。
内頬や舌、上顎の粘膜がしっかりと亀頭に張り付いて、先走りを搾り始めた。
それに対応して、男も舌の上下、往復運動を早めて粘液を掻き出していく。
――ちゅっ、ぴちゃっ、じゅる…ぅっ、じゅぷじゅぷ、れろ、ちゅくっ…ちゅぷっ……
口の中で大きな飴玉を転がすみたいに舌がなぞり付けられる。
窮屈だろうに、精一杯口を窄め、根元のほうまでくわえ込んでくれている。
ここからは見えないが、整った顔を歪ませ、頬を膨らませてしゃぶっているのだろう。
「んっ、んむぅ……ん、あう……ん、んあああっ…」
男は、枯れることのない泉から、溢れる滴りを掬い、指では小粒をこねくり回している。
指腹で軽く圧力を加え、爪で軽く引っかいて、指先でぴんっと軽く弾く。
そうするとイカ娘は、びくっと身体をわななかせ、首を小さく振った。
「………へへっ、つるつるだな……でも、小さくて狭くて…」
「あんまり見るなでゲソ、はひゃっ…はうんぅ………ああぁ………っ」
あまり気持ちよくさせると、口内奉仕のほうがおろそかになってしまう、
それでも、太もものほうまで垂れている糖蜜を舐めるほうが先と、
熱を帯びた桃色の火口を舌で塞ぎ、張り付いて押し戻す粘膜の柔らかさを堪能した。
「ううっ……ああ、そこ…いい、もっと境目のところを」
――くぷっ……ぬちゅっ、ぴちゃっ、ちゅっ、ちゅぽっ…ちゅぷ…じゅるぅっ…
――ちゅっ、ちゅうっ……じゅるるっ、じゅぽ、ぢゅるる〜っ…ちゅぱっ、ぐちゅっ…
舌を蜜口を拡張するように、奥へと向かわせた、複雑に刻まれた模様が舌に絡みつく。
舌表は粒立った壁にこすられて、相当な名器であることを知った。
もっとも、これだけ狭いとペニスを受け入れさせるのは一苦労かもしれない。
「はあ、はあっ……んっ、んふっ……むぅ………はう、んんっ」
ペニスのほうは、窮屈で、だが柔らかいものに包み込まれ続けていた。
塗される唾液と、口の中のねとっとした温かさ…次第に下腹部の辺りがむずむずしてきた。
708 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:43:28.84 ID:cNzzyTMG
――――――――――――――――――――――――
「やばい、イカ娘…うまいなぁ、しゃぶるの…うくっ……!」
――ちゅるっ、くちゅっ…ちゅくっ、ちゅっ、ちゅっ…ちゅぱっ……じゅる、るっ…
ずっとペニスをちゅうちゅうしゃぶっていたら、さらに頭がぼんやりしてきた。
飲み込んだ苦くてしょっぱい液体が、身体の中で燃えているみたいだった。
視界もうっすらとぼやけてきて、悲しくもないのに涙が溢れてきていた。
「ん、あむっ。んぐっ……ん…っ、はあ…」
おかしくなりそうなのはこのペニスのせいなのに、舐めるのをやめられなかった。
――ちゅぷっ、くちゅっ、くちゃっ……ぴちゅっ、じゅぷっ、れろ、れろぉっ……
むせ返るような熱と臭いが、理性を全て奪っていく。
洪水で綻んだ割れ目を舌でくすぐられると、それが相まって思考を狂わせる。
もっとペニスがほしい…心の奥底に眠っていた、小さな淫欲がいつの間にか膨れ上がり、
それが今では、頭の中まで侵食し、別の何かに支配されているみたいだった。
――ちゅぷ、んふぅ……ぢゅるぢゅる………ん、んむっ……ちゅぽっ、く…ぅ……
「………こっちもどんどん溢れてくるな……」
男の舌の動きが、さらに激しくなった。
神経が集まった一番敏感な突起唇で引っ張られると、イカ娘の頭の中で火花が散った。
さっきから手足の震えが止まらない、”いく”という言葉を思い出した。
「……っ、もっと激しく頼む、じゅるじゅる〜って、できるだろ?」
「わかった、あんんっ、ゲソ……ん、うぅ…っ」
また、いけると思うと男の言葉をに当然のように従ってしまう。
唾液でぬらぬらと光るペニスを、強くしゃぶりながら、舌を境目に引っ掛ける。
そうしたまま、顔を上下に動かし、喉から唇裏にまで満遍なくペニスを押し付けた。
――じゅるっ……ずずっ……れろんっ…ん…ちゅうぅん、じゅる、じゅぽっ……
男の唇がイカ娘の下の唇にぴったりと寄り添う。
互いに触れ合っているだけで、その部分がびりびりと麻痺してくる。
また、身体が落ち着かなくなる、手足は重たいのにふわふわと浮いているみたいだった。
身体中がいきたいという気持ちでいっぱいになる、いやらしい入り口がぎゅっと締まって、
男の指を食いしめるように圧迫する。そして指を伝って蜜をシーツにまでこぼした。
「ううっ、うあっ……出るかも……」
イカ娘は枕を抱きしめながら男の声を聞いていた。
”出す”の意味はわからなかったが、男にも出してほしくなった。
わからないなりにも、ペニスを刺激すれば何か出るのだろうと思い、
歯を、ほんの少しだけ先っぽに押し付けて、吸い付きも強くした。
さらに、棒の裏の筋になっているところに親指を引っ掛けて強くこすり始める。
「はあん、んん、あふっ……出るって、あああんっ、何が…?」
――じゅぷっ、れろ、れろ……ぢゅぽっっ…ちゅっ……じゅるっ……じゅぷぷっ……
「っう…何も、知らないんだな……ううっ」
男の舌は止まらない、とがった舌がいろんなところに押し当てられると、
何か、急に足の先から頭のてっぺんまで何かが上り詰めてきた。
「んっ、ん、ん…んんっ……あう…はああっ……」
「あ、そこ……舐めちゃだめでゲソ……気持ち、いい…っ」
「っ……ほら、口が止まってるぞ………お、ついに認めたな」
認めてしまうと、急に楽になり、男にもっとしてほしいという気持ちが噴き上がってきた。
「ん、むぅっ……ん、ひゃあ、あ、あっ、ん! 気持ちいいっ、また変になるでゲソ!」
そして、身体を大きく痙攣させると、またいってしまった。
身体がすーっと静かに落ちていく感覚、全身があの部分みたいに敏感になって…
身体中は感電したように、痺れ……そして震えていた。
重力がなくなってしまったみたいな浮遊感、とっさに男の身体を掴んでいた。
「んあっ、ん、ぐ…っ……んぅ……」
「うう…っ、イカ娘、口、離すなよ………くっ……!」
「んんっ!? ん…んぐっ、ごくっ……ううっ」
男のくぐもったような声……その瞬間、イカ娘の口の中に青臭い液体が溢れた。
ペニスで塞がれていた口では、吐き出すことはできず、飲み込むしかなかった。
ねばねばとした液は、喉の奥に絡みつき、変な臭いと相まってむせ返ってしまう。
「ん〜っ、ん…ぅっ……ん、ん………」
「ふう………まさか本当に全部飲んでくれるなんてな」
液を出し終わったのか、男は口の中からペニスを引き抜く。
口の中には生臭くてまずい味が残っていたが、かあっと喉やお腹の中が熱くなる。
「……む〜っ、気持ち悪かったでゲソ」
709 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:43:58.20 ID:cNzzyTMG
「いててて…ごめんごめん、もうしないから許してくれよ」
ぞわぞわと、身体中をいった後の余韻が駆け巡っていた。
男はすっきりとした様子だったが、イカ娘の中では悶々とした思いが増幅される。
「あれは…何だったでゲソ?」
「射精したんだよ、男はいくと精液を出すようにできてるんだ」
「精液をマンコの中に出すと………」
「………………………」
話を聞いていると、その気持ちはどんどん膨れ上がって、我慢できなくなってきた。
「どうした?」
「……抱っこしてほしいでゲソ」
聞いたときには、すでに男に抱きついていた。男も手を背中に回してイカ娘を受け入れる。
「さっきみたいにか、しょうがないな……ほら」
顔を胸板に預けながら、気持ちが落ち着くのを待つ。
本当はいろいろ触ってほしかったが、何か言われそうなのでそれは口にしなかった。
しかし、隠していた気持ちを読み取ったのか、男はお尻を優しく撫でてくる。
だるくなった身体に緩やかな刺激…ますます気だるくなって男にもたれかかってしまう。

――――――――――――――――――――――――
イカ娘が急に甘えだした理由はよくわからないが、その様子は何とも愛らしく、
小さな妹とスキンシップをするように、背中や腰も撫で回してやる。
「はふぅっ………あうっ……」
イカ娘と視線がぶつかる、絶頂の余韻に浸っているからか、
目じりがとろんと下がり、潤んだ瞳の焦点は合っていなかった。
「………んぅ……」
太ももをすり合わせてもじもじとしていたイカ娘が、不意に男にキスをしてきた。
柔らかく、ぷるんっとした小さな唇が、男の唇と触れ合う。
鳥の啄ばみのような控えめな口付け、イカ娘は目を閉じてどこか恥ずかしそうにしている。
よくわからずにこういうことをしているのかもしれないが、その態度に火がついてしまう。
「もっと……」
聞こえるか聞こえないかの小さな声でイカ娘がつぶやいた。
男はすべすべした頬を軽くなでてやり、舌をイカ娘の口の中に進ませる。
「ん、んぅっ……む……」
最初にキスしたときは、どちらかというと嫌がっていたが、今度はあっさりと受け入れる。
鼻で息をしながら、イカ娘は這い回る男の舌に、自分の舌を合わせ重ねてくれた。
触っても全く嫌がらなさそうだったので、胸や尻の小ぶりな膨らみを手で捉える。
イカ娘が小さく震える、だがどこかうっとりした顔のままされるがままだった。
「はあっ………」
キスを終えると、イカ娘は男の後に回し、しっかりとしがみついてきた。
「そんなにくっついたら触れないだろ……」
「んっ……」
ぼんやりとした目のまま、イカ娘は熱っぽい身体を離す。
ワンピースの裾をめくり水着の布地もずらすと、産毛すら生えていない割れ目が露出した。
指先で軽くくすぐると、いったばかりで敏感なのか、イカ娘は小さく肩を震わせる。
「あ………ん、んふっ………」
半開きの口からは熱っぽい吐息がこぼれていた。
白みがかった花蜜を手のひらですくい、ぷっくりと膨らんだ土手に塗していく。
若々しい肌は指を押し返すが吸いつくように柔らかい。
下の唇に指をしゃぶらせてやれば、相変わらず締め付けてくるが指は簡単に飲み込まれた。
そのまま第一関節、第二関節と進ませて、襞の形に合わせて指を動かす。
710 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:44:16.18 ID:cNzzyTMG
「……イカ娘、セ…」
「………………少し落ち着いたでゲソ」
これなら最後まできるのでは…と思った瞬間、いきなり身体を離されてしまう。
「おい……こんな中途半端なところで…」
「何が?」
すっかり落ち着いたイカ娘、太ももの辺りをまさぐってもくすぐったそうにするだけで、
水着にしみを作るほどに濡れた肉口に手を伸ばそうとすれば、触手で軽く払われた。
「何だよ、さっきと全然……」
「お腹すいたでゲソ、エビが私を待っているでゲソ!」
触れようとする手はことごとく避けられ、仕方なしに男は諦めた。
イカ娘は冷蔵庫を開けて、きらきらした目で中に入っている物を見つめている。
「はあ……ちょっと待ってろよ、すぐ準備してやるから」
「は、は……早くするでゲソ…」
エビ食べ放題が待ちきれないのかイカ娘はよだれを垂らして男を見る。
「わかったわかったって、すぐだから」
711 ◆EqHQZWqzB. :2011/05/23(月) 18:44:28.83 ID:cNzzyTMG
………しかし、イカ娘がエビ祭りに参加することはできなかった。
突然乗り込んできた栄子という少女が、イカ娘を引っ張って連れ帰ってしまったからだ。
男とイカ娘が歩いていたのを偶然目撃した誰かが連絡したようで、
所在が明らかになり、イカ娘の家出劇はあっさりと終わりを告げてしまった。
連れ戻される途中、イカ娘は男を助けを求めるような目で見ていたが、
どうすることもできずそっと視線をはずした。
外では、エビを食べたかったイカ娘の必死な声がいつまでもこだましていた。