バーニアの炎が爆発のように膨れ上がり。ガブスレイが凄まじい速度で宙を跳ねる。
既に全軍に配属されつつあるガブスレイ・タイプだが、今回の作戦の機体は一味違う。
通常、MSは放熱や電源供給等の条件が悪化した場合でも安定して長時間動作するように
その性能の限界にマージンを設けて性能を制限しているのが通例である。
そのマージンを食い潰してMSの限界に近い条件で動作させるのがオーバークロックだ。
謂わば最前線改造だが、オーバークロックは一年戦争当時から行われている。
あのシャア・アズナブル大佐のMS-06S ザクUも、オーバークロックされていたと聞く。
そして、今回の作戦に従事する6個小隊のガブスレイも改造済なのである。
『どけっ! ネズミめぇぇ!!』
エルシーの居丈高な叫びに、カミーユ・ビダン少尉も渋々といった口調で言った。
「何を、この豚め。このカミーユ・ビダンが相手してやる‥‥‥」
如何にも用意されたセリフを棒読みしたような名乗りは、芸の欠片もない。
なんでも出来る天才少年のカミーユも、さすがに演劇のスキルは全くないようだった。
『このガブスレイの攻撃を受けてみなよおーーーっ!』
嬉々としてメガ粒子砲を連発するガブスレイの攻撃を、Zガンダムは辛うじて避ける。
言うだけはあるというべきか、エルシーの攻撃は的確で急所を押さえているものだ。
「や、やるなコイツ‥‥‥。おっと、逃げないと」
呟くカミーユは、ジュナスから与えられた指示を思い出して後方の宙域を確認する。
少年は、数回の立ち回りの後で負けたふりをしてZガンダムを後方へ引かせた。
エルシーのガブスレイがカミーユのZを追い、カミーユはまた逃げては戦う。
『このガンダム・タイプは、ジェリドの野郎の仇だしな、ここで殺しておく!』
エルシーは、腰砕けになっているZを見て雄雄しく叫んでいた。
ちなみに、月面都市攻防戦で大怪我を負ったジェリド・メサ中尉は地球で療養中である。
カミーユは、尚も数合ガブスレイと立ち合うとさっと身を翻して少しだけ下がった。
『エルシー中尉、お待ち下さい。深入りは危険です!』
最後尾から付いて来ていたジェシー准尉が、さっと速度を上げてエルシー機に並ぶ。
『敵の逃げっぷりはなんだか変です。とって返しては逃げ、誘っては逃げます。
恐らく伏兵があるに違いありません!』
『それならそれで蹴散らせば良い! これしきの相手、伏兵がいようと敵ではない!』
可々と大笑したエルシーは、『全軍付いて来いっ!』とガブスレイを一気に跳ばせた。
更に追撃を続けるガブスレイ隊の少し前方に、ふらふらと1機の紅いMSが現れる。
2本の細長い大出力グライバインダーを背負ったRMS-099RS シュツルム・ディアス1号機
パイロットは自他共に認めるクワトロ・バジーナ大尉の忠臣、アポリー・ベイ中尉だ。
シュツルム・ディアスは、振り被りつつ手に持ったクレイバズーカを構える。
「そらよ!」
アポリーは、彼にしては珍しいくらいいい加減な射撃で砲弾を撃つ。
勿論、そんな適当な火線では気合を高めつつあるガブスレイ隊を掠めもしない。
『中尉、やはり伏兵です!』
自分の読みが当たったジェシー・マーセル准尉が、幾分か得意げな口調で叫ぶ。
位置的にも、新手のシュツルム・ディアスはZガンダムを彼等から庇う様な位置である。
だが、エルシー・シャトラン中尉は馬鹿にしたように肩を竦めただけだった。
『これが敵の伏兵だって? ははは、これしきの敵、物の数じゃないねぇ!』
今回の作戦は、あくまでサイド2の25、35バンチ内部への毒ガス注入である。
その為、コロニー外壁の2基のガスボンベに2機ずつ合計2機を残して来てはいるが、
6個小隊即ち全18機のMS編隊の内、最終的にはこの突然の追撃に14機が参加していた。
その大軍を相手に、当初立ち向かって来たのが1機、そして現れた伏兵もたったの1機。
どんなに高性能なMSであろうと、引っ繰り返せるような戦力差ではない。
戦史を紐解いて見れば、確かに戦局を引っ繰り返したMSもあるにはある。
だが、それはあくまでも新型兵器が縦横無尽に戦場を掛け回れた黎明期の事象だ。
現代に於いては、単騎のMSが戦局を変える事が出来る程単純ではない。
ましてや、14機対2機ならば戦力差は7倍──もはや、狩猟に近いと言えようか。
だからこそ、エルシーがその美しい瞳を残忍に輝かせるのである。
『小ざかしい虫けらめ! 蹴散らしてやるよぉぉぉ!』
1発、2発、更に殆ど引き金を引きっぱなしのままで3発、4発、5発。
エルシーのガブスレイが、漆黒の空間を切り裂いてメガ粒子砲を5連射してのけた。
「うおおお!?」
アポリーのシュツルム・ディアスが、ぎりぎりでそれを避けて悲鳴を上げる。
「こ、こいつ、やはり手強い!」
普通、彼我の相対位置を掴みにくい宇宙では最初の1射なぞはソナー代わりだ。
その射撃が相手をどう捕らえるか、又は捕らえないかで後のリアクションも変わる。
ただし、アクティブソナー同様に相手にも同じ情報を与えてしまうのは当然の事だ。
それに、エネルギー残量上必要以上の試射は自分の首を絞めるだけである。
だからこそ、エースと呼ばれる人種は2射目で勝負を決しようとするのだ。
だが、エルシーは試射さえもせずありったけの弾を躊躇なく突っ込んでくる。
弾丸がなくなった時の事を考えもしない思い切りの良さは、ある意味恐怖なのだ。
『そらそらそらぁぁぁーー! 踊って見せなよぉ!』
そう笑うエルシーの射撃の腕は、言うだけの事はあるというべきかかなり正確である。
なおも数回クレイバズーカを撃ち込んだ後で、アポリー機が数キロ後退した。
そのまま、シュツルム・ディアスの左手がカミーユのZガンダムに触れた。
「そろそろ引き上げ時じゃないか?」
通信機の電力を使わない接触回線の会話、通称“お肌の触れ合い会話”である。
ミノフスキー粒子が蔓延している現在、通信機やレーダーの感度は恐ろしく低い。
そんな中で必然的に生み出されたのが、MSの装甲を触れ合わせる会話方法なのである。
「了解です」
さすがに、エルシーの無軌道な凶暴さを持て余していたカミーユも、素直に頷く。
カミーユとアポリーは、それぞれ自機のバーニアをさっと噴射して後方へ下がった。
牽制の為にビームライフルが数条伸びるが、ガブスレイは1機も怯まない。
『そんなに簡単に退却されちゃあ、面白くないんだよねぇ』
口元を綻ばせるエルシーは、健気に轡を並べて来る副隊長のジェシーを横目で見た。
『ここでエゥーゴの新型を討ち取っておくのも一興じゃないかい?』
『は、はあ‥‥‥。しかし、エゥーゴの策略がこのくらいだとは思えません』
心配そうな口調のジェシーの声を遮って、後を付いてきている部下が意気揚々と言う。
『隊長、ここで奴等が二度と立ち上がれないよう蹴散らすべきです!』
彼等が興奮状態にあるのは、この非人道的な作戦に加わっているからだろう。
『そうです、俺達にこんな作戦を実行させるエゥーゴを許してはいけません!』
コロニーの中に毒ガスを注入して罪もない人々を大量虐殺するという悪魔的な所業。
例え護衛任務として直接手を下さなくても、その罪悪感から逃げる事は出来ない。
その恐ろしさに居ても立ってもいられないからこそ、神経が高ぶってしまう。
言ってしまえば、彼等は眼前のエゥーゴに八つ当たりをしているのと変わりない。
彼等が、こうも簡単にカミーユ達に誘き寄せられていたのはそういう理由もあった。
『よおぉぉーし、エゥーゴの蛆虫共を踏み潰してやるよぉ!』
口を耳まで裂けさせるエルシーは、ガブスレイのバーニアを一気に噴かす。
爆発的に噴射された炎が、オーバークロックされたガブスレイを全力で跳ばした。
『了解ですっ!』
隊長に遅れてはならぬとばかりに、部下達が口々に返答を寄越してくる。
一瞬顔を顰めたジェシー・マーセル准尉も、首を振ってからそれに続いた。
だが、ウェブライダーに変形したZガンダムの航行速度は現時点で圧倒的であり、
大出力グライバインダーを背負ったシュツルム・ディアスも非常に速い。
それを躍起になって追撃するエルシーの後を、部下が必死に付いて行くのだ。
先を行くZガンダムは、数分逃げてから機首を転じてグレネードランチャーを放つ。
「そこに、さっ!」
よろよろと飛ぶその弾を確実に避け、ガブスレイ隊は陣形を修正した。
『はははは! そんなヘナチョコ弾が当たるもんかよ!』
2機を居丈高に追い掛ける内に、ガブスレイ隊は期せずして縦列隊形になってしまう。
暫しの順調過ぎる追跡飛行の後で、ふとジェシーが不安そうに口を開いた。
『おかしい。エゥーゴのトップ部隊がこんなに手応えがない訳が‥‥‥』
まさか戦艦でも来ているのかと周囲をスキャニングするが、そんな影はない。
ミノフスキー粒子影響下でも、戦艦程の高い質量の把握は非常に簡単だ。
待ち伏せの陣形で戦艦を隠しておいたならばまだしも、今回のような迎撃戦闘なら、
エゥーゴ旗艦強襲宇宙巡洋艦アーガマは全速で駆け付けて来たばかりである。
そのエンジンの熱さは、オーケストラの演奏がごとく熱源反応にヒットするはずだ。
しかし、エゥーゴの先発隊が逃げて行く先の射程距離内に戦艦はいない。
『隊長、これでは余りにも敵に策がなさ過ぎる気がします』
ジェシーのガブスレイが、全速で跳んで陣形の先端部、エルシーの横へと追い付いた。
そんな彼の行動を見て、後を付いて来ている同期の揶揄するように軽口を叩く。
『ジェシーはいつも考え過ぎなんだよな。ま、それが良いところなんだが』
『安心しろよ、ジェシー。ジュナスとやらも評判倒れだったってことさ!』
誰もが、逃走に逃走を続けるエゥーゴの先陣に安心しきった口調だった。
エルシーも笑って答えようとしたその刹那、彼女の顔が何かに気付いたように歪む。
『この匂いっ!? 全機、西天に跳べえええええーーー!!』
その声と共に、彼女のMA形態のガブスレイが強引に機首を起こして跳ね飛んだ。
重力のない宇宙空間だからこそ出来たアクションだが、それにしても無理矢理である。
『‥‥‥え?』
エルシーらしくもない切羽詰った絶叫に、殆どの部下達はキョトンと動きを止める。
何人かの部下は、逃げ続けていたZガンダムとシュツルムが速度を増したのに気付く。
『──っ!?』
返事をする余裕はなかったが、ジェシーただ1機が彼女に続いて鋭角的にジャンプした。
──その途端、彼等の視界が絶望的な光でホワイトアウトする。
例えば、ここが山川あい迫って草木が鬱蒼と茂っている森林の中ならば。
そして、待ち構えていたように火を付けられ、火が折からの強風で煽られたならば。
紅蓮の炎は、きっと狂獣が如く兵士達に襲い掛かり、焼き尽くそうとしたろう。
彼等を、ガブスレイ編隊を襲った強力なビームの奔流はまさにその波涛のようだった。
『う、うわあああああーー!』
『な、な、何だっ!??』
1機が溶け、1機があっという間に爆発して腕と脚を飛び散らし、更に1機が溶解した。
更に5機、間髪を入れずに9機、10機と次々に機体が爆散して宇宙空間に部品を撒く。
『‥‥‥っ!!』
つい数秒前まで圧倒的だったティターンズMS隊は、阿鼻叫喚の地獄の渦の中なのだ。
『っぁっ!?』
ガブスレイ隊の兵士達の悲鳴が、恐ろしい交響曲のように重なり合って響いた。
誰の声が驚愕の思いで叫んでいるのか、誰の声が哀訴と絶望の悲鳴を上げているのか。
一瞬の差でその光の奔流を回避出来たエルシーの顔が、慄然と固まっている。
彼女の顔が、圧倒的な閃光に照らされてその額を滑り落ちる汗をきらきら光らせる。
判らなかった。何が起こったのか、エルシーには全く判らなかった
『何が‥‥‥起こった‥‥‥?』
ほんの40秒余りの強烈な光のハレーションの後で、彼女の視界がようやく開けた。
『た、隊長』
通信機から人間の声が聞えた事を、これほどエルシーが嬉しいと思ったのは初めてだ。
瞳だけ動かして横を見ると、ジェシー准尉のガブスレイが隣に浮かんでいる。
あのエルシーの叫び声に無条件に反応して動く事が出来たのは、彼一人ということか。
いつもは凶悪なエルシーの口元が、何処か照れた様に微かに緩んだように見える。
だが、そんなふうに見えたのはあるいはただの錯覚だったのかもしれない。
彼女の瞳は部下が付いて来ていたはずの宙域を睨み付けると、憎々しげに歪んだのだ。
漆黒の宇宙空間には、爆発の残り火と溶け残った機体の部品が舞っている。
瞬く間に、4個小隊、計12機のガブスレイがパイロット共々その存在を抹消されていた。
残ったのは、エルシー・シャトラン中尉とジェシー・マーセル准尉の2機のみ。
これは、まさにティターンズ軍壊滅と言って良いだろう。
『MSが携帯出来る兵器に、こんな大口径のものはないはず‥‥‥!』
かつての名機と呼ばれたRX-78-2 ガンダムが携行していた標準装備ビームライフルは
戦艦並みの威力とは呼ばれもしたが、あくまでも口径はザクマシンガンと大差ない。
ただ、その圧倒的な出力でMS-06 ザクUの装甲を針のように撃ち抜いただけだ。
力一杯コンソールを殴り付けたエルシーは、しかしすぐにその顔を上げて叫ぶ。
『このままここにいるのはマズい! ジェシー、毒ガスタンクまで退却する!!』
眼前の敵への復讐よりも、態勢の建て直しを優先させるという判断はさすがである。
Zガンダムが射撃体勢に入ろうとした瞬間、2機のガブスレイは一気に後方へ飛び去った。
ファ・ユイリィ軍曹は、MSA-005 メタスのコックピットで感心したような声を上げる。
「て、敵の反応が殆どなくなっちゃいました‥‥‥!」
彼女が乗るメタスは、それまでティターンズのガブスレイ隊がカミーユとアポリーを
嵩に掛かって追跡していた宙域からは、凡そ百数十キロも離れたエリアである。
近くには、ファのメタスの他には純金に輝くMSR-100S 百式改だけしかいない。
そのコックピットには、何時も通りクワトロ・バジーナ大尉が座っている。
だが、いつもの百式改と違っているのは、その構えている“武器”だ。
構えるというよりは、抱えているもしくはしがみ付いていると言うべきかもしれない。
前方に突き出すように伸びているから余計にそう見えるのかもしれないが、
その全長は明らかに本体である百式改より長く、30m近くあるという巨大さである。
人間が、戦艦に搭載されている砲塔を無理矢理使おうとすればこう見えるだろうか。
「これが、『メガ・バズーカ・ランチャー』」
ファが呆然と呟いたその名称こそ、ガブスレイ隊を壊滅させた武器の名である。
次第に高出力武器開発のイタチゴッコ、すなわち強さのインフレが始まりつつある現在
激化する戦局を打開すべく秘密裏に開発されたのが、この巨大兵器だった。
メガ・バズーカ・ランチャーは、その砲身にブースターも備えた大型メガ粒子砲であり
現時点でMSが携行出来る武器の中では最大規模並びに最高の威力を誇っている。
ただ、その強さと比例するように発射するまでに莫大なエネルギーを必要とする上に、
射撃体勢に入ってから発射するまでに掛かるチャージの時間も相当に長い。
現実的には、高機動性こそが強さとされる現代戦で動かない的があろうはずもなく、
更に充填に掛かる非常識な時間の間ずっと射手は動く事が出来ないのだ。
かつて一年戦争初期の旧ジオン公国軍でQCX-76A ヨルムンガンドという大艦巨砲主義の
トンデモ兵器が開発された事があったが、メガ・バズーカ・ランチャーも思想は近い。
何処の誰が、縦横無尽に飛び回る可変型MSを大砲で撃ち落とせるというのだろう。
その為、アナハイム・エレクトロニクス社から納品された後も使い道がないまま
エゥーゴ旗艦強襲宇宙巡洋艦アーガマの格納庫でコンテナに入ったままだったのだが、
「敵を追い掛けるのではなく射程に誘い込む、か。さすがはジュナス大尉だ」
クワトロの言う通り、ジュナスがその最も効果的な使い方をして見せたのである。
その『策』の素晴らしさは当然だが、それもクワトロの射撃センスあってのものだ。
敵が射界でほぼ一直線になるのを先読みして撃った腕は、やはり並大抵の技量ではない。
── 次 回 、サ イ ド 2 防 衛 戦 ク ラ イ マ ッ ク ス
乙!!
メガバズーカキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
次回がクライマックス?冗談じゃねぇ!
俺は新スレ
>>1乙する前からクライマックスだぜ!
乙
まさかIGLOOネタが入るとは思わなかった
乙であります!俺もまさかこんなところでヨルムンガンドが見られるとは思わなかった。
ヘンメ砲術長も草葉の陰でよろこんでいるだろうて。
そういやシャアってルウムでヨルムンガント見てるんだよな
エルシーとジェシーに萌えるわ〜
>>27 そういえばそうだな
ひょっとしてそれも含んでの話題登場か?
メガバズ強いってレベルじゃねーぞ!
そしてエルシー。この女・・・陥ち(デレ)た・・・!!
>射撃体勢に入ってから発射するまでに掛かるチャージの時間も相当に長い。
つまり、「ごぉぉぉっついバズーカ・ランチャー」
このネタがわかる人はデコマニア
溝口ktkrw
トビアが敵に捕まるシチュを利用してローズマリーに拷問されるSSを妄想してみた。
誰か投下してくれ。
妄想したならおまいが書けよw
だが断る
原案
原作
脚本
監督
演出
現在、規制が完全に解除されており、
このエリアもsenkaされつつあります。
保守推奨中です。
しまた
39 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 19:27:29 ID:M+useQKk
hssh
大変だな規制解除。
やはりメガバズーカが来たか。
本編で外しまくりのメガバズも、策あってこそ威力を発揮できるっちゅうことですね。
そういやもう27日。
ソロモンは堕ちましたなぁ。
ポケ戦のバーニィは死んだけど、VOEで登場するのかなぁ
ユニバーサルピースでしたっけ?
クリスとセクースさせてやりたいっすよほんと。
ISAPさんよろしくおねがいします。
小説版では氏んでないけどな
>>42 ありがとう、ちょっと古本屋に行って来る。
>>43 と、言っても病院で意識が戻ったらしい事が新聞に書いてあったのをアルの親父が見つけただけで
その後どうなったかは不明だぞ。作者曰く話が三流になってしまったらしい。
>>44 意図的に悪く書くなよ
バーニィ生存というご都合主義を取り入れる事で一流の悲劇を三流の話に落としてでも、
読者のやるせない悲しみを癒やしたかった。
そういうのが作者の意図だった筈だぞ。
>>46 Fでのザクへの異常なまでのこだわりにはワロタ
あれでは道化だよ
バーニィならフェンリル隊仕様の魔改造ザクでサキエル辺りを背面零距離撃破しそう
待て、フェンリル隊仕様なら誰でもできるぞ
50 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 11:12:56 ID:0FXsiikt
保守age
シャアとナナイの濃厚な絡みを是非!
シャア×ナタリー中尉というもアリですね。
そろそろ、エロ書きます。
ちゃんと。
一転して追い立てられる獣が如く、2機のガブスレイが盛大にバーニアを噴かして飛ぶ。
操縦用レバーを握り締めるエルシー・シャトラン中尉の顔は憎悪に歪んでいた。
『畜生! このままじゃ済まなさないよ。宇宙人共め!』
エルシーは、スペースノイドに宇宙人という蔑称で呼ぶだけの価値しか認めていない。
地球に住む者には、彼女のようにスペースノイドへの差別意識を持つ者が多かった。
初期宇宙移民の多くが、強制的に移住させられた人間だった事から出た思考だ。
社会的に低い階層の者達が宇宙へ厄介払いされ、特権階級達は地球に残る事が出来た。
この政策を称して、俗に“棄民政策”と呼ぶのは必ずしも間違ってはいない。
アースノイドの一部にしてみれば、スペースコロニーなど貧民街に等しいのだ。
宇宙開発が本格化した現在では、必ずしもその物差しは必ずしも正確ではないだろう。
有能な科学者や思想家の多くが、宇宙に出てそこに骨を埋める時代である。
だが、依然としてスペースノイドは地球から支配され続けているのも確かだった。
だいたい、どこの国家が“植民地”に一定以上の権利を与えようとするだろうか──?
『殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやるよォォ』
前方を一心不乱に睨み付けたまま、エルシーは呪いをかけるが如く呟き続けた。
下等な人間である宇宙人共に一杯喰わされた事が、エルシーには悔しくて仕方がない。
スペースノイドなど、まともな教育も受けていない低脳の猿でしかないはずだ。
そう考えれば考えるほど、彼女はかつての傷口が開きそうな位に激昂してしまうのだ。
全速で飛び続けるエルシー機の通信画面が、コールのフラッシュをする。
小さな画面に現れたのは、唯一の生き残り、副隊長のジェシー・マーセル准尉だ。
『ウィリアム・ミラー軍曹、ジョアナ・サウスコット軍曹、共に返答なし』
ノーマルスーツのヘルメット越しでも、緊張した面持ちでいるのが判る。
相手に容易に感情を掴ませてしまうようでは、パイロットとしてはまだまだ未熟だ。
エルシーは眉を顰めつつ、それでも気を取り直して短いセンテンスだけ呟く。
『当然だねぇ。アイツ等なら上手くやっているはずさ』
今回のサイド2襲撃作戦は、あくまでサイド2の25、35バンチ内部への毒ガス注入だ。
その為、エゥーゴの追撃に参加したのは6個小隊即ち全18機のMS編隊の内14機であり、
コロニー外壁の2基のガスボンベに2機ずつ合計4機を作業と警備用に残していた。
彼等は、予め決められたタイムスケジュールで作戦を続ければ良いだけであり、
エルシーは彼等にオペレーション突入後は無線封鎖をするように命令していたのだ。
メインスクリーンの片隅に表示されている作戦開始時刻まで、既に100秒を切っている。
ほどなくして、サイド2-25バンチの円筒形のシルエットが視界で大きくなった。
空気のない宇宙空間では、遠近感がないから目的地までの目測が難しい。
映りの悪い手元のコンソールの短距離レーダーを併用しつつ接近することとなる。
エルシーのガブスレイは、ジェシー機を引き連れて占拠済のエリアへ近付いた。
さっとMS形態に変形したエルシー機は、物干し竿を振りかざしてモノアイを輝かす。
ジェシーのガブスレイも、彼女の後を忠実に付いて来瞬時に変形をした。
背後からの追撃は、ミノフスキー粒子で乱れる短距離レーダーには感知されていない。
コロニーへの毒ガス注入まで本当なら42秒も残っているが、ここは急ぐべきだ。
『よぉーーしっ! 一手違いでアタシ達の勝ちってことさ!』
エルシーは、接触回線で部下に指示を与えようとガブスレイを豪速で移動させる。
突然、そんな彼女目掛けて鋭いビームの火線が味方陣地から放たれた。
『おいおい!? よく見な、アタシ達は味方だよ!』
唖然と叫ぶエルシーだが、通信封鎖状態では相手に聞こえるはずもないと臍を噛む。
彼女が一旦後退をすると、それまで彼女のMSがいた宙域をビームが数本襲った。
右に左にビームを避けるエルシーは、不意にこれまで以上にバーニアを噴かす。
『こうなりゃ、近くまで行ってアタシ達のガブスレイを見せるしかないねぇ』
付いて来な、とエルシーが言うよりも早くジェシーのガブスレイがその後に続いた。
向かって来るビームを避けて進む視界で毒ガスタンクが大きくなる。
エルシーの口元が残酷に緩んだ瞬間──突然毒ガスが充満したタンクが爆発したのだ。
『な、何だっていうのさ!?』
愕然とするエルシーは、毒ガスタンクの陣地近くを見下ろして言葉を失った。
そこに立っているのは、真紅に塗装された無骨なシルエットのエゥーゴ製MSである。
そして、周囲に漂っているのは彼女の部下の物らしきMSの破壊された破片だ。
「悪いンだが、この陣地はジュナス大尉の下知により戴いた」
空けっぱなしのティターンズ回線から、暢気そうな口調の声が聞こえて来た。
即ち、フラグ・ラグ・ハヤオ中尉のRMS-099RS シュツルム・ディアス3号機である。
手に持ったクレイバズーカの砲身を振っているのは旗か何かのつもりか。
いわゆるビームフラッグが開発されるのは、この時点から30年近くも後の事だが、
もしフラグがそれを持っていたら、自慢げに宇宙空間で振り翳していたかもしれない。
『いつの間に先回りしていやがったんだいっ!!』
シュツルム・ディアスのビームサーベルで切り裂かれたタンクは、非常に惨めだった。
宇宙空間にガスが散布されてしまえば、それを掻き集めることなど不可能である。
『よくもタンクを‥‥‥。な、生意気な事をしておくれだねぇ!』
憎しみに満ちた瞳でフラグの機体を睨み付けたエルシーが、呪詛を吐き棄てる。
こうなれば、刺し違えてでも相手の喉笛を噛み切らねば気が済まない。
『た、隊長! もう1基の毒ガスでせめて奴等に一矢報いましょう!』
一瞬自暴自棄になりかけた彼女を、タイミングの良いジェシーの言葉が救う。
『そ、そ、そうだね‥‥‥。あっちだけでも守り通すんだよ!』
言い捨てると同時に、エルシーのガブスレイがMA形態に変形して跳ねた。
ジェシー機も続くが、拠点を守っているフラグはそのまま動こうとはしない。
大出力グライバインダーを背負っていても、ガブスレイには追い付けないと考えたのか。
エルシーは、ぎりぎりと歯を噛み締めながら自機を35バンチへ全速で向かわせる。
その瞳に映る無傷の毒ガスタンクが、みるみる頼もしげに大きくなった。
少なくとも、これで1基だけは無事だ。予定の半分ではあるがこれで大量虐殺が出来る。
エルシー・シャトランは、口を耳まで裂くような邪悪な微笑をその顔に浮かべた。
『お前達が死ぬのは、エゥーゴのせいさ。恨むんならエゥーゴを恨むんだねぇ』
反連邦組織運動エゥーゴさえ、その活動を始めなければこんな事にはならなかった。
宇宙移民者の自治だと? 地球の植民地の分際で何を生意気な事を言っている。
権利だけを主張するスペースノイドなど、叩き殺して身の程を判らせてやるしかない。
『死ねばいいんだよ‥‥‥この世の誰も彼もねぇぇーーーー!』
エルシーの視界でぐんぐん近くなる毒ガスのタンクが、不意に光った。
そういえば、残しておいたはずの部下2機のシルエットが何処にも見えないではないか。
まさか!?と目を見開いた途端──2基目のタンクまでもが爆発した。
小刻みに連続した乾いた音で、二人の機体にタンクの破片が当たって来る。
『な、馬鹿なっ‥‥‥!?』
逆噴射で急制動を掛ける彼女の機体とぶつかりそうになりつつジェシー機が止まった。
『こちらの陣地も、エゥーゴに!』
タンクを護っていたはずの2機のガブスレイは、既に陥とされたと見るべきだろう。
ジェシーの驚愕の声に応えるかのように、タンクの残骸の陰から2つの影が飛ぶ。
「先回りさせて貰った」
MSF-007 ガンダムMk-Vのコックピットから、ジュナス・フレイブ大尉の声が響いた。
彼の“先回り”というフレーズを聞いた瞬間、エルシーがその動きを止める。
さすがの彼女も、ようやくジュナスが仕掛けた今回の作戦の真意に気が付いたのだ。
『アイツらが逃げ回っていたのは、この時間を稼ぐ為だったのかい!!』
そう、何も陽動を担当したカミーユ・ビダン少尉のMSZ-006 Zガンダムと
アポリー・ベイ中尉のRMS-099RS シュツルム・ディアスは無駄に逃げていた訳ではない。
かなりの実力を持つ二人なら、腰を据えて敵と撃ち合う事も可能だったはずだ。
実は、彼等には別ルートでタンクを叩く部隊から目を逸らせる目的もあったのである。
二人がティターンズ部隊を引き付けている間に、ジュナス達は2つの陣地を奪った。
つまり、クワトロ・バジーナ大尉のメガ・バズーカ・ランチャーで敵を一網打尽にすべく
射界に敵を引き付けてある程度固めておくというのは、実は二の次の策だったのだ。
愕然とアクションを止めてしまったエルシーの変わりに、ジェシーが前に出る。
『せめて一太刀だけでもーーっ!』
MS形態に変形したガブスレイが、その全長より長いフェダーイン・ライフルを構えた。
だが、間髪を入れずにジュナスのガンダムMk-Vの背後から鋭い火線が一気に伸びる。
物干し竿とも評されるフェダーイン・ライフルが、強引にビームでへし折られた。
言葉も失くしてビームが飛んで来た方向を見るジェシーの眼前に、1機のMSが降り立つ。
悠然と飛び出してきたのは、グレーで塗装されたMSA-099-2 リック・ディアスU。
「‥‥‥ジュナス大尉には‥‥‥指一本‥‥‥触れさせない‥‥‥」
ぼそぼそと無愛想・無表情・無感情に言うのはフランセス・エラワー少尉である。
根本から無残に折られたジェシー機の銃身が、くるくると宇宙空間で舞った。
『そ、そんな‥‥‥速いっ!?』
ショックで硬直してしまったジェシーのガブスレイをフランセスのRUが狙う。
『ボケっとしてんじゃないよぉぉぉ!』
彼を突き飛ばすようにエルシーのガブスレイが動き、メガ粒子砲を連射した。
ジェシー機を撃ち抜くはずだったビームは、その肩先を掠めただけだ。
だが、いかなエルシーといえどここまで追い詰められてはその全力も発揮出来ない。
何しろ、部下の殆どを陥とされた上に毒ガスタンクまで奪われて破壊されたのだ。
自棄になったように撃ち続けられる弾は、しかしフランセスを捕らえられない。
『癪に障る女だねぇ! さっさと陥ちればいいんだよぉぉーー!』
右へ左へとリズミカルに動くリック・ディアスUへ、ジュナスが口を開く。
「フランセス君、無理はするな」
だが、その心配そうな声はかえってフランセスの心のどこかに火を点けた。
「‥‥‥大尉は‥‥‥あたしが‥‥‥護ります‥‥‥」
よく見れば、頬が微かに桜色に染まっているのを一体誰が気付いたろう。
いつも以上に力を増しているフランセスと、いつもの調子が出ない焦燥のエルシー。
その動きの差は如何ともし難く、程なくしてエルシー機のバーニアが噴き飛ぶ。
『ちぃぃぃーーー!!』
エルシーの絶叫は、自らの敗北つまりは死を覚悟した絶望に満ちていた。
俊敏さこそが力である現在戦に於いて、動けなくなったMSなぞ標的以下のゴミである。
寸刻を置かず彼女へ向けられたフランセスのリック・ディアスUのビームライフルが、
だが、次の瞬間その右腕の肘から下のパーツごと吹き飛ばされたのだ。
スローモーションの中で、エルシーはジェシー機の腕部を掴んで後方へ跳ぶ。
酷使されたサブ・アポジモーターが悲鳴を上げるが、そんな事を気にしてる暇はない。
野性の本能というべきか、針の穴のようなチャンスを逃さない感覚はさすがである。
そのエルシーの視線が、幻想のように現れた1機のMSのシルエットを見た。
一方、無言のまま距離を取るフランセスの状況判断能力も中々のものである。
少女の一切無感動な瞳も、東天方向から現れた新手のMSのシルエットを見た。
そして、フランセスのRDUを庇うように横に出たMk-Vのジュナスが静かに口を開く。
「ヤザン大尉‥‥‥。今まで高みの見物か?」
蜃気楼の様に現れたのは、ORX-005 ギャプランのヤザン・ゲーブル大尉だった。
エルシーと同じくアレキサンドリア級巡洋艦1番艦アレキサンドリア所属だが、
今回の『サイド2毒ガス注入作戦』には加わらない事を宣言していたパイロットである。
『面白いことを言うなァァ、ジュナス大尉』
高らかに哄笑するヤザンは、しかし口調ほどにジュナスに油断している訳ではない。
『たった今来たところだよ、正真正銘な』
ギャプランのムーバブル・シールド内臓ビームライフルは、ジュナス機を狙っている。
だが、一方でいつの間にかジュナス機の前に回り込むように移動しており、
失った右腕部の代わりに左手でバズーカを構えているフランセス機にも気付いていた。
RDUから放たれる相討ち覚悟の必死のプレッシャーは、ヤザンの口元を苦く綻ばせる。
『今回は引かせてもらう。いいな?』
その言葉は、眼前のジュナスと背後のエルシー達の双方に言ったものだ。
「‥‥‥勝手な‥‥‥ことを‥‥‥」
平坦な声で反発するフランセスは、抜く手も見せないままバズーカを構えた。
ここで彼等を逃がせば、愛しいジュナスの手柄が低くなってしまう可能性さえある。
油断しているヤザンやエルシーなら、容易く討ち取れるのは間違いない。
「危ない、フランセス君!」
ジュナスが自機のビームライフルを連射し、フランセスの眼前で相殺の閃光が弾けた。
「‥‥‥っ!」
目を丸くする少女の顔が光に照らされ、その向こうにギャプランの銃口が見える。
フランセスは、ようやく自分を狙ったヤザンの圧倒的な速さに気付く。
彼女に放たれたビームライフルを、ジュナスが寸前で相殺してのけたのだった。
改めて息を呑むフランセスを見つめながら、ヤザンが面白そうに強い口調で宣言する。
『今回は引かせてもらう。‥‥‥いいな?』
ジュナスのガンダムMk-Vが、手に持ったビームライフルの銃口を天に向ける。
それを合図にしたように、ヤザンのギャプランが2機のガブスレイを掴んで跳躍した。
エルシーは、そのコックピットの中でヤザンに拗ねたような口調で問い掛ける。
『大尉は今回の作戦には加わらないと聞いていたけどね‥‥‥?』
『艦長命令の回収作戦ってヤツだ。ガディが奴等の策に気付いたんだと』
要するに、艦長であるガディ・キンゼー中佐はエルシーの敗北を予想したという事か。
その上で、エースであるヤザンを救援に向かわせた先読みの智謀はさすがだ。
アレキサンドリアへ向かって引っ張られつつ、エルシーは「畜生」と唇を噛み切った。
背後では、彼等のバーニアの炎を見詰めるフランセスがジュナスに囁いていた。
「‥‥‥大尉なら‥‥‥きっと‥‥‥勝てました‥‥‥」
「だが、ここで戦えばコロニーにも被害が出る」
諭すようなジュナスのセリフに、フランセスは愕然と自らの足元を見る。
いつの間にか忘れていたが、自分達はコロニーが外壁に陣取っていたのだ。
こんな至近距離で戦闘を行えば、コロニーへの被害は避けられないことを忘れていた。
優しいジュナスの瞳に、フランセスは眩しい光でも見るように目を細めて見蕩れる。
── 次 回 、 サ イ ド 2 防 衛 戦 、 終 結 。
皆様、良いお年を。
これはいい夢見る乙女。
1年間お疲れ様でした。来年もがんばってくださいね。
GJ!GJ!
ジュナスの策が的中しても結構緊迫していましたねぇ!
ヤザンツヨス!ガディもえらい遠くで策を見抜くとか冴えてるぅ!痺れました!
ところでISAP氏に質問なのですが劇中ティターンズのMSパイロットに軍曹とかいますが
MSパイロットって尉官の人間じゃなかったでしたっけ?
そもそもティターンズはエリートの集まりで軍内でも一階級上扱いとか言ってるし…
まあ人それぞれのガンダム世界があるようなので酷く無粋な質問してる気もしますがww
しかし今年も一年、投下お疲れ様でした!
色々あるでしょうが来年もまたよろしくお願いします!
それではよいお年を!
原作でもサラ曹長とシドレ曹長がマラサイに乗っとるがな。
そういやそうだな!でもあいつら正規のパイロットなんかな?
正規軍だろ?いくらなんでも若杉
当時はシロッコの小姓で見習い兵士と認識してたから階級とか疑問に思ってなかった
だからこそジェリドとかも呆れてたみたいな感じだったような気もするし
ガノタから言わせるとエゥーゴは軍曹でもMSパイロットはいる。
ティターンズは曹長がギリギリだろ? 一階級上の扱いだから准尉か少尉待遇だし。
所詮私兵だし気にしない方向で誤魔化す事も可能
>>ISAP様
お疲れ様です。
今年も一年間、エキサイティングな物語をありがとうございました。
ところで...
>>54 つ 必ずしもその物差しは必ずしも正確ではないだろう。
倉庫に格納の際に修正いただきたく、
それでは、皆々様、良いお年を。
一年戦争は大晦日で終結したんだよなあ
よろしう
あけおめ
>>ISAP様 今年も頑張ってください。
ティターンズは正規軍+一階級上扱いだから曹長でもOK。戦時で繰り上げなのかもしれないけど。
エゥーゴはファとカツが軍曹だったと思った。まぁ私兵集団だから階級は適当なんでしょ。
というか、1年戦争時点でアムロが曹長、カイとハヤトが軍曹だった
気がするのは気のせいだろうか。
戦記のアニッシュとかか、軍曹曹長クラス
ジオンだとスワガーとか
階級にこだわってると、パイロット集めづらいんじゃなかろうか?
どこのゲームでも、1年戦争時点では伍長からOKだからなあ。
士官学校出の尉官以上ばっかりになったのは戦後ではなかろうか。
80 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 13:25:22 ID:ik4M4w4X
士官学校卒のヒヨッコは後の指揮官候補生だろうし、パイロット総尉官以上にはならんと思うなぁ
この展開は三国志演義の世界観だから面白いんであって、
宇宙世紀でこれをやったらコメディにしかならない希ガス
でも最後にヤザンたんとガディたんが活躍してくれたからいいや
82 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 03:02:42 ID:/mOhl0Sc
定期パトロール、完了
一度ageておく
考えてみるとジオンが大日本帝国で連邦がアメ他連合軍をモデルにしてることを考えると
ジオンは下士官クラスが主力でアメは尉官主力になるんじゃないかなあ
>>84 ん?私はジオンのモデルは第三帝国だと聞いた覚えがあるが
ガセなのかね?
日本がモデルみたいよ。
途中からドイツ色もまじってるけど。
>>83 小説も微妙に違ったような
>>86 なるほど、参考になった
ところで、ISAP様の今年初投稿は何時になるんだろうか?
例年通りなら来週か今週の日曜だと思うのだが
>81
まあ、展開というか計略自体はあってもいいとは思うけど
計略(がうまくいくの)が主人公側に偏っているのが萎えるんだよな。
むしろ敵の計略(がうまくいく所)の描写にこそ重点を置くべきかと。
(特に、原作の後半部分は基本的にシロッコの計略・意図で話が構成されてるんで)
大体原作ではその類が上手いのはヤザン・ガディ・シロッコと軒並みシロッコ派だし、
首魁のシロッコに至っては48話で「話に登場さえしないのに状況と未来を全て読み切って支配している」
という諸葛亮なみの策略の冴えを誇るからなあ。
バスク抹殺自体はスペースノイドに取っての悲願だし、人的被害は最小限に抑えてるしで文句の付け所は
無い筈なんだけど、シロッコの読み筋に巻き込まれてロザミアを殺す羽目になったカミーユには50話で
ぶち切れられるという因果(背後にシロッコの意志があったことを理解できていたカミーユは流石最強NT)。
というよりティターンズは正規兵でエゥーゴこそ私兵集団だろうに
テロリストの首魁のブレックスの悪口をマジにとるか普通
まだこの時点ではティターンズこそ力で正義で正規軍だぞ
命令系統がほとんどバスク発でやり口が脳筋なだけだ
だからガンダムの二次やるときは原作読み込まないと
底が浅く見えるので困る
>>89 ならテメェで書けと。
俺らはおまえの言う底の浅い二次を楽しんでるんだからさ。
言いたいことはわかるが、とりあえず落ち着こうか
>>89 そういうのがマジにとられる位、宇宙と地上の確執が大きかったんだろう。
それこそ逆シャアまで原作が一貫して描いてきた事かと。
三国志に全く興味がない俺涙目。
とりあえず、エルシーとジェシーのエロシーン、レコアのアナル打開を待ち望んでおります。
安心しる
オレも三国志は一切興味ない
ただ、VOEは心から楽しんでるから無問題
>>89 いや、別にオレたちは原作キャラのエロやらオリキャラの萌えやら
が満載の面白い物語を楽しんでるだけで
実際ブレックスとジャミトフのどっちが正しいかなんて
ただのスパイスでしかないんだ、マジで
それにしても、エマさんのエロがひさびさに見たいのう
95 :
保守:2008/01/10(木) 16:38:54 ID:aegCSzct
ジェリドが「泣き叫べスペースノイド。今宵ここに神はいない」
とか言ったら最高だなw
ISAP様の書く公式カプのヘンケン×エマとカミーユ×ファが見たいです
軌道修正するのは大変でしょうけど原作の絆の強さに感動したクチなので…
でも、原作とは一味違った上手くいかなさは原作と違ってファが非処女だったり、
カミーユとエマが出来てたりして、打ち解け方が変わった理由付けがあるのが凝ってるな。
クレクレ房ウザいな。
べつにここは特定職人の個スレでもあるまいに。
>>98 はいはい、GジェネGジェネ。
あいかわらず主張がワンパターンで飽き飽きなんだが。
もう少し考えて書き込めよ。
100 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 12:22:56 ID:G997H0a3
ageとくぞ
今年も宜しくお願い致します。
(喪中につき、挨拶の省略平に御容赦を)
エゥーゴ旗艦強襲宇宙巡洋艦アーガマがサイド2の1バンチ、レウクトラへ入港したのは
アレキサンドリア級巡洋艦アレキサンドリアの戦闘宙域離脱から70分後の事である。
戦後処理の対応としては異常な程に、その入港は戦闘終結から余裕がない。
考えてみるまでもなく、70分や80分程度の時間ならアレキサンドリアがとって返して
サイド2通称《ハッチ》に再襲撃を加える可能性もまだ残されているのである。
かつて、エゥーゴがフォン・ブラウン市を見事に奪還した《アポロ作戦》後半戦でさえ
アーガマ艦長ブライト・ノア大佐が勝利宣言を放送したのは戦闘終結から250分後だ。
そこまで待って、ようやくティターンズを撃退出来たと認められたのである。
だからこそ、今回のアーガマのレウクトラへの速やかな入港は常識外だ。
評者によっては、些か拙速であると判断する者もいるかもしれない。
万が一アレキサンドリアの撤退が『策』ならば、エゥーゴは絶体絶命に陥った事だろう。
ただ、結論から言えば今回はエゥーゴの完勝でティターンズの再訪はなかった。
だからこそ、この気忙しいアーガマの入港もエゥーゴの戦史上で失策となっていない。
サイド2市長ライアル・ミュソッフは、レウクトラのメイン管制ルームにいた。
つい1時間程前の戦場のような喧騒がようやく静まり、部屋は静謐に包まれている。
ライアルは苛々と自身の禿げ上がった頭部を撫でながら、意味のない嫌味を口にした。
「ったく、こういう事だけ早いものだな。エゥーゴは」
無論彼とて一端の政治家であり、エゥーゴの援軍が遅れたのは仕方のない事だと判る。
別に、彼等も好き好んでゆっくり駆け付けて来た訳ではあるまい。
月からハッチへ飛んで来たのだから、まず褒めてやらねばならない速度だ。
誰かが事前に、ティターンズが無実のコロニーを襲うと予期していれば違ったろうが、
さすがに、地球連邦軍のエリート部隊がそこまでやると思った者はどこにもいない。
「こういう事だけでも、早いのは美点かと」
ライアルの隣に立つ、クラースと呼ばれている秘書がすました顔で追従を口にする。
軽く舌打ちをしながら、ライアルはいつもマイペースな秘書を睨み付けた。
まだカレッジを卒業して数年の若い青年だが、その頭脳には時にライアルも舌を巻く。
彼等二人の無駄口は、エゥーゴの戦艦の入港を警戒している緊張の裏返しだ。
「市長、アーガマ艦長が面会を求めていらっしゃいます」
ライアル・ミュソッフが座っているデスクのコンソールから受付嬢の声が流れた。
成る程、常識外の早い入港は、やはり市長との面会を求めての謂わば恫喝という事か。
「判った。入ってもらえ」
短く答えてから、ライアルはアレキサンドリアが去って行った宇宙を見る。
現時点では、と限定して論ずるならば「ティターンズこそ力で正義で正規軍」である。
その問題点は、命令系統のほとんどがバスク・オム大佐発である点だけだ。
そして、組織上はティターンズが“正規兵”で、エゥーゴは“私兵集団”である。
ただ、後世の歴史家も語る通り、エゥーゴはただの一度も無差別テロを行っていない。
彼等の武力行使はあくまでもティターンズの横暴に対するものだけに限定されており、
だからこそ、彼等はスペースノイドから絶大な支持を受けているのである。
従って、歴史家がエゥーゴに与えている称号はテロリストではなく「レジスタンス」だ。
ちなみに、歴史上の事実では無差別攻撃を専門にしていたのはティターンズだ。
月面都市フォン・ブラウン市の一方的な武力占拠は、百歩譲って戦略的行動としても、
サイド1の30バンチの住民を虐殺した『30バンチ事件』や今回の『サイド2襲撃』に加え
そもそも、ジャブロー周辺の貴重な大自然を核爆発で汚染したのも彼等である。
更に、エゥーゴを焙り出す為に無関係のホンコン・シティーも爆撃の炎に包んでおり
その想像力を著しく欠いた悪行は“正規軍”であっても決して許されるべきではない。
少しの間口を閉じた後で、ライアルはコ・オペレータの青年に向かって口を開いた。
「私だって市民の命第一に考えての事だし、殴ってしまったのは偶然の産物でしかない」
混乱の中で、ライアルは毒ガスタンクを狙撃しようとしていた彼を殴って止めている。
それは、無論その射撃がタンクではなくコロニーに当たるのを恐れたからでもあるが、
同時にティターンズと最後まで交渉の余地を残したいという計算もあった。
場合によっては、三寸不爛の舌でティターンズに取り入る事も出来たかもしれない、
それはサイド2全てを支配するライアルの政治家としての自負心が言わせる言葉である。
無論、相手はそんな交渉の余地を残している程に甘くはなかったのが現実だ。
そして、ティターンズへ取り入る事はすなわちエゥーゴを裏切る事に他ならない。
スペースノイドの希望であるエゥーゴを見捨てるというのは勇気が要る。
だからこそ、ライアルはコ・オペレータの青年に仰々しく言い聞かせるのだ。
「信じたくなければそれは君の勝手だが、先程の一連の騒動は事故だと思って貰えれば
君の臨時給与は十分考えさせてもらうよ。可及的且つ速やかに、な」
所詮、管制ルームのスタッフなぞ公務員でありその処遇は市長の胸先三寸である。
クラースと呼ばれている秘書が、やれやれといった表情で肩を竦めて見せた。
「相変わらず無理難題を簡単に仰られますね、市長は」
絶妙のタイミングの声は、逆にコ・オペレータの青年が反論をする暇を奪ってしまう。
その政治家としての腹芸に感謝するからこそ、ライアルはクラースを軽く睨む。
「お前には、例の木星行きを推薦しておいてやる。それで我慢しろ」
冷静な秘書は、実は木星の植民地開拓を手伝いたいという熱い理想を持っている。
現在の木星は、20年程前から始まったテラ・フォーミングが停滞してしまっており、
その総責任者の壮年の実業家は私財を投げ打って駆けずり回っていると聞く。
ライアルは援助要請受領の際に一回話した事があるだけだが、随分情熱家の男だった。
カリスマ的な魅力のある彼の名前は確か──クラックス・ドゥガチといったか。
静かに唾を飲み込んだ後で、コ・オペレータの青年がライアルを鋭く見上げた。
「‥‥‥口外するなという事で?」
「そうは言わんが、君だっていたずらに市民に動揺は与えたくないだろう?」
政治的な説得の常套手段は相手を無理矢理味方に引き込んで同罪にしてしまうことだ。
この場合、本来は市長でない青年は市民の動揺を気に病む必要はない。
だが、そう言われてしまえばなかなか反論出来ないのは青年が無駄に善人だからだ。
管制ルームが居心地の悪い静寂に包まれ、それがドアの開く小さな空気音で遮られた。
「アーガマの艦長、ブライト・ノア大佐です」
地球連邦軍の正規の軍服を来た、白目の小さい青年がゆっくり部屋に入って来る。
一年戦争の英雄、地球連邦軍第13独立部隊ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベース元艦長
ブライト・ノアの勇名は、サイド2市長ライアル・ミュソッフも知っている。
現在でも、エゥーゴのフラグシップ艦長を務めているのだから相当な重要人物だ。
確か、大佐と言えども27歳かそこらのはずだからライアルより軽く25歳は若いはずだが、
年に似合わない落ち着きはこれまでに何度も死線を潜り抜けて来たからだろう。
手八丁口八丁の駆け引きが出来るようには見えないが、油断出来る相手ではあるまい。
「お噂はかねがね伺っておりますが、お若くていらっしゃる」
手を大きく広げて親愛のポーズを取りながら、ライアルはブライトに微笑み掛けた。
ブライトが無言で敬礼を返してくるから、彼はその格好のままで咳払いをする。
一年戦争中は、特殊な例である“ニュータイプ部隊”ホワイトベースを除けば、
少年兵が戦場に借り出されたのは、ジオン公国軍末期の学徒動員くらいのものだろう。
そもそも、基本的にMSパイロットというものは尉官クラスである事が原則だった。
だが、正規軍プラス志願兵という構成のエゥーゴではその原則は必ずしも守られない。
軍曹や曹長をパイロットとして駆り出さなければならないのが苦しい現状だ。
逆に、ティターンズはエリートの集まりであるからこそ軍内でも一階級上扱いされており
尉官クラスでなくとも実力のあるものは積極的に登用されるシステムである。
ティターンズは暴虐で知られる反面、人事制度は基本的に公明正大なのが面白い。
もっとも、そうでなければ、特注の白軍服を着ているパプティマス・シロッコ大尉や
黄色の特注軍服の“狂犬”ヤザン・ゲーブル大尉が重用はされないだろう。
要するに、同じように尉官以下のパイロットがいても、両陣営で性格は異なるのだ。
「お話を伺いたいのは、こちらから発信された通信の事なのですが」
ライアルの愛想笑い黙殺し、ブライト・ノアは鋭い視線を投げ掛けて来た。
だが、国会で野党の追及をのらりくらりかわす事なぞ市長としては日常茶飯事である。
「何の事でしょう?」
しれっと答える市長に向かって、エゥーゴ旗艦艦長は尚も強い口調で詰問した。
「戦闘が始まった直後に、敵と連絡を結ぶ通信がここから出ましたね?」
そこまで掴んでいるのかとエゥーゴの意外に高い情報収集能力を見直すライアルである。
彼は、とぼけた表情で「ああ!」とようやく思い出した態度を装いつつ苦笑した。
「実はお恥ずかしい話ですが、職員の一人に反逆者がいましてな」
事実は、エゥーゴを切ってティターンズと交渉をしようとしたのはライアル自身だ。
だが、それを認めてしまってはスペースノイドの中でサイド2の立場が微妙になる。
この場合、死んでもティターンズに抵抗するのが“正しい行為”だ。
地球連邦軍という巨大な力をバックに持つ理不尽な暴力組織に抵抗する為には、
全スペースノイドが心を一つにして立ち向かわなければならないのは常識である。
その団結をサイド2が率先して乱せば、サイド2の評判は地に落ちてしまう。
勿論、来年9月に予定されている市長選でライアルが再選される可能性もなくなる。
「ですが、その男は取り押さえて既に逮捕済でありご心配は無用です」
じゃあその犯人を出せと言われても困ってしまうから、ライアルは急いで口を開く。
「しかし、反逆者を責めないで戴きたい。我々は檻の中にいるようなものです。
G3のような毒ガスを使われたら、もう逃げる術も逃げる場所もないのですから‥‥‥」
セリフの途中で、思わず感情が入ってしまう自分をまだまだ若いとライアルは思う。
ブライトを煙に巻くつもりでつい本音を語ってしまったのはまずかったろうか。
だが、きっとエゥーゴの軍人達は戦う術を持たないコロニー住民の気持ちは判るまい。
抵抗する力を持つ者は、その力を持たない者を思い遣る事はないのである。
ブライトは、ライアルの瞳をじっと見つめた後で言い聞かせるように語った。
「判りました。しかし市長、これだけは肝に銘じておいて下さい」
その瞬間、ライアルは20数歳も若い青年に言い知れない恐怖を覚えて怯んでしまう。
「ティターンズと手を組んで一時の平和や安定を手に入れたとしても、
結局、いつかは貴方がた市民とスペースノイド全体にそのツケが回って来るんですよ」
ライアルが無言で頷いたのを合図に、ブライトは敬礼をして部屋を出て行った。
サイド2の1バンチ、レウクトラの管制ルームを、静かな電子音だけが満たす。
嫌な汗を感じてライアルが禿げ上がった頭部を撫でると、秘書が何気なく言った。
「サイド2の住民は、今日起こった事の殆どを知らないまま‥‥‥ですか」
人類の第二の故郷スペースコロニーは、完全に閉ざされた一種独特の世界だ。
その中で、人は自分が出来る事を、自分の立っている場所で行っていくしかないのだ。
「そうだな。──さて、来週の定例議会の草案をまとめるとするか」
記録には、この後もずっとサイド2政権は親エゥーゴ路線を取り続けたと記されている。
サイドボードの小さな灯りだけが燈る室内に、押し殺したような喘ぎ声が響いていた。
「‥‥‥くぅ、‥‥‥はぁ、はぁぁぁ」
その秘めやかな声は、ベッドに固定されたブランケットの中から漏れている。
エゥーゴ旗艦強襲宇宙巡洋艦アーガマは、未だ戦闘配備状態は解除されていない。
従って、アーガマの居住ブロックはアームが縮んで回転されていない無重力状態であり、
そこで就寝する為には、いくつかのベルトでベッドに身体を固定する必要がある。
ブランケットの中で、身体を折って声を出しているのはレコア・ロンド少尉だった。
今回の『サイド2防衛戦』では、MSA-005 メタスをファ・ユイリィ軍曹に取られてしまい
心ならずも留守番役になってしまった彼女は、ずっと自室に篭っている。
外に出ているのは頭部と裸の肩だけだが、ブランケットの中の彼女は全裸だった。
レコアは、身体の右側を下にしてまるで胎児のように身体を小さくしている。
両足を胸元に抱え込むように曲げ、その左手は背中側から臀部へと伸びていた。
「ああぁ、はぁぁぁ、あああああ」
レコアの乳液で濡れる人差し指は、彼女自身のアヌスに突き立てられている。
ゴムのような感触の引き締まった穴は、レコアの指をいつも簡単に飲み込んでいた。
「あ、あ、あああ、はぁぁあ」
まるでアヌス自体が呼吸をしているかのような、ひくひくっという蠢きが心地良い。
一回指を出してみると、レコアは自分のアヌスが物欲しそうに動くのが判った。
──‥‥‥いい子だ、レコア・ロンド
頭の中で、パプティマス・シロッコ大尉の冷酷とも言える囁きがリフレインする。
レコアを認めてくれるのは、レコアを大事にしていくれるのは彼だけだ。
本当にあたしのことを心から好きになってくれるのは、きっとシロッコだけなのだ。
──もっと、アヌスで感じられるようになっておくんだ。
そんなセリフを、超大型輸送艦ジュピトリスでの調教の際に言われたような気もする。
いや、あるいはそんな言葉はレコアが勝手に作り出した妄想かもしれない。
だが、大事なのはそんな事ではない。そんな事ではないのだ。そんな事ではないのだ。
レコアは、自分の左手の人差し指に更に中指まで加えてアヌスに突き立てる。
「んんん!!」
ぎゅっと閉じた唇を引き結びながら、レコアは快感の声が目立たぬ様に押し殺した。
乳液を塗り込んだ指には、アヌスの肉の感触がすべすべとして気持ち良い。
その、きゅぽきゅぽっという擬音は実際に聞こえた訳ではないのかもしれない。
しかし、指先を動かす度に、きゅぽきゅぽという淫靡な音が身体中を満たす気がする。
その音をもっと部屋中に響かせたくて、レコアは更に二本の指を出し入れした。
きゅぽきゅぽ、じゅくじゅく、じゅくん ‥‥‥その水音は、時に嬌声より大きい。
「は、はぁぁ!」
レコアはぷるぷると身体を痙攣させ、開きっ放しの口から涎を垂らす。
──ふふふ、いやらしいアヌスだな。指を二本も飲み込むなんて、淫乱そのものだ。
想像の中のシロッコが、細い目を更に細くして面白そうにレコアをなじる。
その屈辱の想像が、更にレコアの身体の奥底に火を点けて熱くさせてしまうのだ。
「いやぁ、違う、あたしは淫乱なんかじゃ‥‥‥淫乱なんかじゃ‥‥‥」
レコアの指は容赦なく腸内を抉り、ピストン運動を繰り返してしまう。
「淫乱‥‥‥淫乱んんん‥‥‥はぁぁぁぁ」
指が出入りする度に、アヌスの周りのシワがめくれたり内側に引っ込んだりする。
既に、彼女の腰は快感を貪るようにくいくいと前後に緩やかに動いていた。
「‥‥‥淫乱なの、かな‥‥‥ああああ、淫乱んんん‥‥‥!」
──次回、「レコアのアナルオナニー」&「リベカのSM初体験」
gj
面白い!やはりZにはイデオロギー談義があってこそ、ですよね!(偏見)
正直ちょっと強力かなぁとも取れるような三国志テイストよりも
ぐんとISAPさんの作風の良さが出ているようにも思えます。
そうそう階級云々の無粋な質問を始めにしてしまった事に対しての作中でのお答え、納得です。
喪中との事色々あるようですがこれからも頑張って下さい。GJ!でした!
レコアのアナルオナニー導入とか流石としか言いようがないわ〜。
2万回くらいオナニー出来そうです。
GJ!
長期連載でありながらのハイクォリティ維持に、心から敬意を表します
GJです。正規軍の方が侵略者や賊や私兵集団より性質が悪い行為を行うのは
(中国史では)たまにあること。
その次回予告は何だー!?
笑ったけど。
エゥーゴは多分軍規が凄いんだろうな
反乱分子が大義語るにはそこら辺を締めてないと語るに落ちる事になっちゃうから
正義の味方っていう御旗は何より手放せないよな
GJです。
ところでニコニコ動画のZ三国志\って知ってます?
ここも欠かさずみてるけど、あっちも面白いですよ。エロはないけど。
>>123 長谷川裕一の「Zガンダム ハーフ」には偽エゥーゴとか出てきてたよ。
ジオン残党がザンジバルで参加してるエゥーゴにさらに偽エゥーゴ…って…
ムーンクライシスでも確かヌゥーベルエゥーゴとか出てたよな
我々はエゥーゴである!とか言いながらザクで略奪行為してた。
本物のエゥーゴにボコられてたけど。
エゥーゴの本来的な意味では、むしろそのザクの方にこそ正当性があるんだよな。
何せ「反地球連邦政府」もしくは「反地球連邦組織」というどこをどう考えてもテロ組織
としか思えない名前なんだから。
というか、そもそも革命軍でその手の名前が付いてるのって大抵夜盗以下だから。
(まともな所だと大抵主張する主義・体制を名前に盛り込みます。反対だけなのはそれを持ってないからに他ならない)
まあ、実際ユダヤ人が聖地を独占するための私兵だしね。夜盗の方がましなくらい。
今見直したらハイザックだった。
まあ、どのみちサイドストーリーだからな。
「おおおおおおオフィシャルじゃありませんぞ!!」
やはり今回分は、市長他のきちんとした心理・思考描写がいいですね。
この調子でこの話の対である41話・42話の毒ガス攻撃での描写もお願いしたいところ。
まあ、今回のブライトの口車に乗って徹底抗戦を決定した結果、住民を全滅させてしまうという
極めて後味の悪い内容にならざるを得ないんだけど、それこそが正に「ゼータの味」ですからね。
ここで唐突にキャプテンガンダム×マスクコマンダーを希望してみる
じゃあグリーンベレーガンダム×グフ重装型を希望
ビグザム司令×旧ザク工房の旦那
134 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 13:02:11 ID:HZ179erc
空気を読まずにage
135 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 09:07:46 ID:wz5rbWM0
age
ISAPさんはエロとシリアスのバランスが絶妙ですね。
三国志風なのもありだと思います。
Ζは指揮官クラスがモビルスーツに出てくるくらいですから。
もう個スレ立てるか、自サイトでも立ち上げてそっちでやったら?
連載とかそういうレベルじゃなくてスレの占有になってんだけど。
どうして他の職人の投下が一切無いのか少しは考えた方がいいと思うけど。
どうせ神職人さまは耳の痛いレスは黙殺なんだろうけどねw
↑性欲を持て余す強烈な変態
意地の悪い書き方するなよ
耳の痛い忠言と悪意のあるいちゃもんは違うじゃんか
まあでも生半可なエロパロは問答無用にスルーされるきらいはあるかな
140 :
139:2008/01/27(日) 04:14:45 ID:imtdPYB7
>>137 職人さんは、耳が痛いとか関係なく、単に同じコトしか
言えないオマエに呆れてスルーしてるんだと思われ
そもそも、初代スレからいる職人を追い出す理由はないし
職人一人で支えてる名スレなんてこの板には山ほどある
そんなことすらわからずに毎度毎度粘着してるオマエは
匿名掲示板になんて来ないほうが人生しあわせだぞ
142 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 17:42:24 ID:WXlwgoRw
それ以前の問題だぜ
>>141 >>137みたいなおこちゃま脳はハナからネットを知らなかった方が幸せだったのさ
おバカちゃんはほっとこうぜ
っと、たまにはageとこうか
*'``・* 。
| `*。
,。∩ * もうどうにでもな〜れ
+ (´・ω・`) *。+゚
`*。 ヽ、 つ *゚*
`・+。*・' ゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
`・+。*・ ゚
豚を斬り殺す勢いで質問だが
ジオン製90mmMG MMP80の至近射撃で、ジムカスタムを正面から戦闘不能(関節やセンサー破壊含む)にできるかしら
弾はフェンリル隊仕様の徹甲弾及び成形炸薬弾で
ジム改くらいなら確実に殺れると思うんだが、ジムカスタムの装甲はイマイチ判らん
シーマのマリーネライターの腕ガトリングであれだけやれたんだからいけるんじゃね?
できるだろ、普通。
「できる」「できない」ではない
「やってみせる」のがジオン軍人というものだ
なら俺に足コキをやってみせろよアイナさんよぉ!!
あたしは故あれば脚コキするのさ!
>>144 できると信じて行動すればよし。
まじめに物理学を語るなら、直撃弾大量に食らえば、センサー類なんてあっさり壊れるし関節に食らえば動けるはずもない。
アニメとして語るなら「その場の都合が最優先」なので、「90ミリの直撃食らって動けなくなったジムカス」を必要ととするならそうなる。
(必要としないなら核反応炉に直撃って事で吹っ飛ぶでしょうw至近距離なら攻撃した側巻き込んでw)
そうだ! できると信じて足コキするんだ!
ソフィー少尉のシルバーブロンドで髪コキ
あの綺麗な髪を俺の汚らしいザーメンでギトギトにし、それをシャルロッテに無理矢理舐めとらせる
うっ
リリアたんの登場マダー?
>>144 ガンダムのメインカメラだって、ザクの指で
ゴシゴシこするだけでイっちまうぜ。あの時の
セイラさんにはエロスを感じた。
トニーの漫画かよっ
指令、放り出さんでください
>>137
もう個スレ立てるか、自サイトでも立ち上げてそっちで安置やったら?
どうせ神荒らしさまは耳の痛いレスは黙殺なんだろうけどねw
スレの専有と言っても、ISAPさんがいなくなったからといって、他の職人が投下するとは確実に言えないからなぁ。
そもそも賑わうようなテーマじゃないのかもね、ガンダムのエロパロって。
とりあえず、レコアさんのアナル打開とフォウの再登板が楽しみ(*´д`*)
賑わうというか、どこ行っても
>>158みたいな朝鮮ヒトガタカメムシ式儲が沸いてくるから意味ないw
そこはチョウセンヒトモドキだろ
いやいやチョウセンメクラチビゴミムシで
このスレの空気が荒むという、ただ一点に置いて
>>137の目的は達成されたと言える
そんな事よりお前ら、エロい話しようぜ
プルは可愛いと思う
馬鹿め。プルツーの良さが分からんとは。
マリーダ・クルスなんてどうよ
境遇は・・・だが成長したあれだぞ
お前ら…プルクローンズを忘れてないか?
TV版だと量産型キュベレイに乗せられてゲーマルクと戦ってたヤツだ…。
あれだけ居りゃ…1体くらい貰っても罰は当たるまい…。
つ[ ガンダムUC ]
彼女の指は、殆ど何の抵抗もないまま自分自身の尻穴に深く入り込んでしまう。
「あ、はあっ、あああ」
レコア・ロンドの耳に入る小刻みな嬌声は、自らの官能を更に高めた。
「あ、あ、あ、あ、ああああ」
指が少し動くたびに、レコアのむっちりとした腰はふるふると揺れる。
胎児の様に膝を抱えたポーズで、彼女は何かを恐れるように両方の瞳を固く閉じた。
──もっと、深く指を差し込んでかき混ぜてみたまえ。
想像の中で、パプティマス・シロッコ大尉がレコアを見下して笑う。
「‥‥‥はい‥‥‥」
この場にいるはずのないシロッコに、返事をしてしまうレコアの顔が上気する。
「判り‥‥‥ました」
深い息を吐いてから、レコアはブランケットからサイドボードへ手を伸ばした。
簡易固定してあったボトルを持ち上げて開け、ぬろりとしたローションを指先に塗す。
粘度が高いから空中に浮いたりはせず、さらさらとした手触りは悪くない。
そもそも、本来ならアナルは「出す」為の器官で何かを「入れる」為の性器ではない。
ヴァギナとは違って濡れる事がないから、どうしても人工的な湿り気が必要となる。
ちなみに、ローションに濡れる爪は磨き上げられたように滑らかだ。
人体の粘膜は意外と柔らかいから、ちょっとした引掛かりでも腸に傷が付く。
万が一傷が付くと、指先を入れる度に痛みを感じて快感どころでは無くなってしまう。
だからこそ、アナルを拡張しようとする者にとって爪先の手入れは重要である。
「‥‥‥はぁぁあ‥‥‥」
もっとも、レコアも軍人である以上ネイルのお洒落を楽しんだりした事はない。
爪を伸ばしっぱなしにしていては、素早く銃を撃つ時に邪魔になるからだ。
今となっては実際に自分で銃を撃つような場面が一体いつあるのか判らないとしても、
元レジスタンスとして身に付いた習性は、なかなか消え去ったりはしない。
むしろ、その習性を忘れずにいる自分をレコアは誇りに思っている。
レコアにとって、地べたを這いずり回っていたレジスタンス時代はいわば勲章だった。
少女闘士と揶揄されながらも、あの時の自分は何でも出来た気がする。
「んんっ! ‥‥‥はぁぁぁああ」
指をアナルに差し込むと、ぬろんっとした挿入感覚がぞくりと背筋を駆け上がった。
想像の中のパプティマス・シロッコが、腕組みを解いて白い軍服の肩を竦めて見せる。
──レジスタンスの勇者が聞いて呆れるな、レコア・ロンド
そうだ、今のレコアはただアナルの快感だけを求める淫乱でしかない。
排泄の為の器官に異物を差し込んで、唾液を垂れ流してしまうただのオンナだった。
「は、はぁぁん、んんぁっ」
レコアのひとさし指は、まるで自らを犯す様に第二間接まで挿入される。
一連の動きを中断しないまま、レコアは挿入した指をくいっくいっと優しく曲げた。
「んあぁっ、イイ、イイ‥‥‥」
この瞬間の違和感、すなわち直腸への刺激から生まれる排泄感。
それが、腰を蕩けさせるような快感になって行くのが怖い。
最初は吐きそうだったその排泄感が、次第に快感に変わりつつあるのが怖い。
そして怖いからこそ、どきどき胸の鼓動が高まってしまうを止められないのだ。
レコアは、根元までひとさし指を入れて色々な角度に曲げて感じる部分を刺激した。
「イイ、イイのぉ‥‥‥おぉぉ」
滑らかな指先が、自らのポイントを探すように開発する。指をゆっくり出し入れする。
──そうだ、レコア・ロンド。もっと丹念に指先を動かしてみたまえ。
ブランケットから外に出ているのはレコアの肩先から上の部分だけだ。
もしこの場を俯瞰視点で見るチャンスを得た男がいたら、布の下でごそごそと動く
腕の動きを正確に見極められないからこそ、逆に淫靡に感じたことだろう。
だが、ブランケットの下では彼の想像するよりも更に妖艶な行為が行われている。
滑らかな指先が、自分自身を貶めるかのように貪欲に、開発する。
一心不乱にくちゅくちゅと、指をゆっくり入れたり、きゅぽんと出したりする。
アナルを刺激する時は、入れる時よりも出す時を丁寧にする必要があるのだ。
「くはぁ‥‥‥はぁ、はぁ、はぁ‥‥‥!」
暗闇を手探りで進むように、レコアの指先はブランケットの中で慎重に動き続ける。
深く、荒い息を吐くと、彼女のアナルに入っていた無駄な力が少し抜けた。
──もう、すっかりアナルで感じる事を覚えてしまったようだな。
想像の中の男の嘲りが、もっとレコアの身体の芯に火を点けてしまうのである。
私がどんどん変えられてしまう。それは、彼女にとっての甘い屈服の悦びだった。
「だって、これは‥‥‥貴方に教えて貰った快感‥‥‥だから」
これまで出逢った男は、あんな風にひどく自分を扱ってはくれなかったのだから。
「はぁ、あああああ、あああああ」
焦らすように指をアナルから抜き出しながら、レコアは目を閉じたまま喘いだ。
ゆっくり抜く指の、排泄に近い感覚に被虐的に喘ぐことしか出来ない。
「こ、こうやって動かすと、か、感じ‥‥‥!」
指を浅く、深く抽挿する。深く、深く、浅く。深く、浅く、浅く、深く、もっと深く。
自分の身体がこの指だけで支配されているような感覚が、レコアを燃え上がらせた。
アナルに突き立てられた、たった一本の指に逆らえない淫乱オンナ。
深く、深く、浅く差し込む。深く、浅く、深く、もっと深く、もっともっともっと!
その瞬間、レコア・ロンドの身体を絶頂の波が一気に駆け上がってびくんと震わせた。
「あぁ‥‥‥いやぁああああっ!!」
ブランケットの中で、強い刺激に耐えられない彼女の身体がびくびくと痙攣する。
きゅぅぅんっと子宮が収縮するのが感覚として判ったから、とてもせつない。
──イったのかね? まったくしょうがない変態女だな。
脳内で哂うシロッコの声が、鳴くレコアをそのまま深い眠りに誘い込んでしまった。
次にレコアが目を覚ましたのは、エゥーゴ旗艦強襲宇宙巡洋艦アーガマがサイド2から
出航し、事実上作戦が完全に終了してからてかなりの時間が経過してからだ。
シャワーを浴びて簡単に身繕いしてから、レコアは食事を採る為に自室を出た。
「さすがに、もうサイド2は見えないか‥‥‥」
彼女は、通路の耐圧ガラス越し宇宙空間をちらりと覗いてから淋しそうに小さく呟く。
今回の『サイド2防衛戦』では、全く活躍の場がなかったレコアである。
それを悔しいと感じるからこそ、ついついサイド2のあるはずの宙域を見てしまうのだ。
今度あそこで戦闘があった時には、きっと出撃して活躍するとレコアは誓う。
そして、後の歴史家はレコア・ロンドとサイド2について皮肉な記述を遺している。
この時、レコアがサイド2を護る作戦に参加しなかったのは逆に良かったのだ、と。
何故なら、彼女はしばらく後にこのコロニーをもう一度訪れる事になるからだ。
ただ、その時にレコア・ロンドが立っている場所は残念ながら今とは違う処なのだが。
「あ、レコア少尉。こんにちわ」
食堂に向かう彼女に、すれ違う何人かの男達が気安い態度で会釈をして来る。
機械的ににこやかに答えてやりつつ、レコアは心の中で全員に唾を吐きかけていた。
レコアが、自分のプライドを完全に表面に出さなくなった途端、周囲の評価がこれだ。
いつの間にか、男達は彼女をくみし易い女と感じて愛想良くなっている。
旧世紀と比べれば格段に男女の格差がなくなり、社会参画が可能なこの宇宙世紀でも、
必死に地位や名誉を手に入れようとする女性に社会は未だに住み良くはない。
だが、自分のプライドを殺せば、こんなにも世間は暮らし易かったのだ。
「何も出来ないふりをすれば」男達は手助けをする為に嬉しそうに寄って来る。
「何も知らないふりをすれば」男達は楽しそうに愚かな知識を自慢げに語る。
男を相手に可愛い女を演じさえすれば、こんなにも気楽に生きられた。
もっとも、それが「一個の人間」として「幸せ」なのかどうかはまた別問題だろうが。
笑顔を顔に貼り付けて歩くレコアに、突然テレンス・デニケン准尉が近寄って来る。
「レコア少尉‥‥‥サラをジュピトリスで見かけませんでしたか?」
余裕のない表情の青年が、少女のせいで人生を狂わせられたのは彼女も知っていた。
ふと眉を顰めたレコアは、彼を利用して遊んでやる手段を思い付いて胸を高まらせる。
「サラ・ザビアロフ。‥‥‥貴方を、あの娘に会わせてあげましょうか?」
何かを企むレコアの囁きに頷いた時、テレンスの運命は決まってしまったのだろう。
スリムな生脚をすらりと伸ばし、リベカ・マレリーは彼の股間を右足で軽く踏んだ。
無論、そこが男性の急所であることは判っているから強さは加減している。
それでも、彼のペニスは少し振動を加えられただけでむくむくと鎌首をもたげていた。
「あら? こんなに簡単に硬くなるんだ」
無邪気に微笑むリベカが首を傾げると、ふわふわのウェーブの掛かった髪が揺れる。
「や、止めてくれ」
彼が苦しそうな声で言うと、リベカはわざとらしく目を丸くして見せた。
「嫌なら、あたしの脚くらい払い除ければいいのに」
いくらパイロットの訓練を受けているといっても、所詮は23歳のか弱い女である。
リベカのふざけ半分の脚を払い除けられない程に、男に力がない訳がない。
「でも、出来ないんだよね? こんな風にされるの、好き、だもんね」
彼女の脚は、ペニスの裏筋をついぃっとなぞってからもう一度同じ動きをして見せる。
「ああ、ああ!」
堪え様としても思わず出てしまう彼の喘ぎ声に、リベカはにんまりと笑った。
「ほぉら、もうこんなになっちゃった‥‥‥」
リベカの脚が奏でる圧迫と捻りの動きに、彼は唇を噛んで声を出すのを耐える。
それでも、彼女の脚の動きを追って思わず腰が動いてしまうのを止められない。
「ほらほらぁ、逃げないともっとヒドイこと、されちゃうよ?」
膝の上で握り締められた彼の両方の手は、ぶるぶると快感に震えている。
「あうぅ‥‥‥!」
彼の手は、じっとりと淫靡な汗をかきながら恥辱的な刺激への無駄な抵抗をする。
「なんか、うっとりした表情になってるみたいだけど」
一回強めに脚でペニスを踏み付けて、リベカの爪先が彼の垂れ下がる陰嚢に伸びた。
彼の股間へとまっすぐに伸びた爪先は、その小さな玉をちょんと突付いた。
「だ、だめだ。そんな‥‥‥っ!」
彼の弱々しい抗議を蔑みの瞳で聞き流しながら、彼女は更に睾丸を突っ突く。
まるでその重みを確かめるかのように、素足の甲に陰嚢を乗せ、リベカは薄く笑った。
「随分、たまってるみたい」
リベカは脚を持ち上げると、素足の親指と人差し指の間を広げてペニスに触れさせる。
「‥‥‥ヒドイこと、されたい?」
彼女の2本の足の指にペニスを挟まれるだけで、彼ははぁはぁと荒い息を吐くしかない。
「ね? 返事して欲しいなぁ」
リベカは、足の裏全体で勃起しているペニスを彼の下腹の側へと踏み付けて微笑んだ。
男の象徴とも言えるペニスを無惨に踏み付けられ、彼のプライドが軋む。
だが、その屈服の軋みの音でさえもリベカから与えられる快感を増幅させてしまう。
「返事してくれたら、もっとヒドイこと、してあげるんだけどなあ‥‥‥?」
上下、左右、更に上下と器用に重心を移動させつつ、リベカの足が彼の急所を踏む。
先走り液に濡れる彼のペニスに、痛みと紙一重の快楽が送り込まれるのだ。
「あふぅ、も、もう止め、止め‥‥‥!」
踵でペニスを踏み付けられる異常な快感に彼は思わず両手で股間を押さえようとする。
すると、リベカはひょいっと脚を持ち上げて意地悪く行為を中断してしまうのだ。
「手をどけてくれないと、続けてあげない」
にまにまと微笑むリベカの威圧感に、彼は半泣きの顔で両手を膝の上に戻す。
そんな彼を上から見下しながら、リベカは緩急をつけた足コキを再開した。
「じゃあもっとヒドイこと、してあげるから ‥‥‥覚悟してね?」
「──‥‥‥っていうSM調教プレイをしてみようと思うんだけど、どうかなぁ?」
テオドール・チャーチワード少尉の部屋で、バスタオル一枚のリベカが無邪気に言う。
非戦闘時でも、アイリッシュ級1番艦アイリッシュの居住ブロックは無重力だ。
だから、正座しているリベカはその姿勢のままふわふわと空中を可愛く漂っていた。
「別にどんなプレイも構わないけど、リベカは足コキの経験なんてないじゃん」
初体験からすっと二人は相手以外の異性経験はなく、これからも増える予定はない。
「足コキって難しいらしいよ。リベカに足コキなんて出来るの?」
当然に相手を務めなくてはならないテオドールにとっては、切実な疑問であろう。
「『出来る』『出来ない』じゃなくて『やってみせる』のがジオン軍人なのよう」
「いや、リベカはジオン軍人じゃないし」
思わずツッコんでしまうテオドールの正座した身体も、空中を漂っている。
「でも、宇宙でSMって難しいんだよ。蝋燭は球形になって宙に浮かぶだけで落ちないし
こんな狭い部屋じゃ、テオが鞭を振り回したら照明とか壁とかが危険だし」
まあ、そもそも軍艦の設計者に部屋でSMしようとするカップルの存在は想定外だろう。
「やっぱり、テオにあたしをM字開脚&高手小手で緊縛して貰うしかないみたい」
── 次 回 も 、 え ろ 増 量 モ ー ド 継 続 中
※ 来週は、「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威」休暇です。
GJ
おひおひw
あ〜あ。
テレンスくん...(^_^;;;
無重力SMとは新しい・・・
あと、レコアの中のシロッコ像がど〜も
実物と微妙に違うのが笑えますな。
>アクシズの脅威
あ、もう出るのか。
187 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 10:38:34 ID:/olRQfK/
戦闘パートがサターン・バージョンに戻らないかな?
>>187 ああ、俺がいるw
おれもSS版の方がやりやすかった。
PS版をプレイして、失望して止めたんだorz
PS2版のできそこないでないなら気にしない。
・・・密林で注文したんだけど発売日に届くかなぁ。
konozamaが都市伝説にしか思えない俺関西方面人
運がいいだけなんだろうけど
普段から発送遅い上に届くまで時間掛かる俺南九州人
IDがダブルエックス。
けど見たこと無い
193 :
189:2008/02/08(金) 02:01:29 ID:K6v9zYvH
さっき帰ってきたら密林から届いてたー!!
でも明日も明後日も仕事だ・・・
レコアさんの気持ちが、たまらないなぁ。
そんな、生き難いおんなに、神は官能での開放を下さった。
そこでレコアさんが「神=シロッコ」と勘違いしてしまうところが、
弱さだったり、せつなさだったり、なのよね。
ま、勘違いしたくなるときもあるし、それもおんなの選択のひとつさね。
エロ万歳。
「全員揃ったな、これより本作戦の概要を説明する」
スクリーンに映されたプロジェクターの映像以外明かりの落とされたブリーフィングルーム。
何度と無く聞きなれたゲラートの台詞から始まったブリーフィングだが、机に並び一心に聞き入る彼らフェンリル隊の面々の表情からは、決して緊張感が抜けるような事はない。
「現在、連邦のMSを中心とした部隊が、本基地の位置を捜索する為に侵攻中である」
ゲラートが手元のキーを操作すると、スクリーンにはキンバライド基地の周辺地図が映し出され、そこに青で侵攻中の連邦軍部隊がデジタル表示された。
「潜入中のリィからの報告によれば、彼らの推定到達時間は、おおよそ10時間後。我々は来週、重要な作戦を控えている。場所を特定されるような事は絶対に避けねばならない。又、悪戯に総力戦に持ち込み、撤退路や総兵力をトレースされるのも同様だ」
「敵の規模は」
ニッキの質問に対する答えは、スクリーンに映し出された記録映像によって返されたが、リィのハンドカメラで撮られたそれを見たニッキは、顔を引きつらせて「うげぇ」っと思わずうめき声をあげてしまった。
アフリカの平原を行軍する連邦軍MSの大部隊の姿が、そこに映し出された。
GMタイプが10機内2機は新型で恐らくは指揮官機であろう。ガンキャノンタイプが各1個班に一機ずつ。分隊を支援するガンタンクが2機。
更にMSの足元には大型の対MS砲を搭載した駆逐戦闘車、高性能センサーと通信中継機を搭載したホバートラック。上には爆音を響かせる戦闘用ヘリと、はるか上空には白い雲を引く航空機が何機か確認できる。
「こんなの勝てませんよ〜」
ニッキが白い歯を覗かせながら悲鳴をあげるが、ゲラートは淡々と続けた。
「元はと言えば我々が不用意に連邦軍兵士を誘拐なぞするからこうなったのだ。砂漠を放浪していた我々を受け入れてくれたこの基地に報いる為にも…」
「俺達のケツは俺達で拭きましょうや、がっはっは!」
腕組をして豪語するマットのシモネタは見事に滑ったが、その場にいる誰もNOとは言わなかった。
誰一人として、キンバライド基地の懐の深さを知らぬ者等、このフェンリル隊にはいない。
「ニッキの言う通り、我々の戦力だけでこの大部隊に致命的損害を与える事は不可能だ…だが忘れたか、我々ミッドナイトフェンリルの真髄とはゲリラ戦であり、これからもそうだ。
そして我々の長い経験から得た連邦の最大の弱点とは何か…物量に任せて押し寄せる大部隊は、その大きさゆえ頭を抑えられると統制が利かなくなり自滅する。
何も大群相手に一騎当千の大立ち回りをする必要はない。適度に焦りを与えて基地とは別の方向に誘導できれば、それが我々の勝利だ」
ゲラートのブリーフィングは説得力があり、その作戦内容も実に特異で突飛ながら、それを実現可能にさせ得る魅力を隊員達に感じさせる。
隊内でも古株のマットやル・ローアは、ゲラートの説明の後に更に補足する様に発言した。
「誘い出すだけでは駄目でしょうな。我々の行動が陽動であるという事を悟られぬ為にも、ある程度敵と正面から撃ち合う必要があるでしょう。この作戦には高度な指揮統率力、心理戦と情報戦の勝負になります」
「俺達の旧型装備じゃ分が悪いですぜ、おまけに数も揃っちゃいません」
マットの言うとおり、ここキンバライド基地に配備されている全MSでも絶対数が足りていない。
彼らフェンリル隊のMSも補給や整備が間に合わないどころか、マットの愛機であったMS-05Bザク1でさえ作業用として徴用しなくてはならなかった程である。
だがゲラートは一つだけ隊員達に良い知らせを持参していた。
「MSの心配ならば無用だ。今回はある筋から強力な支援を頂戴してある」
先ほどゲラートは「キンバライドの支援は無い」と発言していた。つまりその筋とはここ以外からであるという事だ。
彼がキーを操作するとまた映像が切り替わり、彼らの見たことの無い型のザクが表示された。
それは横一文字のモノアイスリットに剥き出しの動力パイプ、左右非対照のショルダーアーマーと、ザクである事に間違いないのだが、直線を意識したマッシブなラインと各部に増設されたアポジモーターが既存のザクとは違っていた。
「これは?」
シャルロッテの問いに対して答えたのはニッキだった。
「知ってますよこれ、カタログに載ってました。統合整備計画で再設計されたザクの最新ロッドですよね…でもこれの生産数少なかったと思うんですが」
ニッキの言う通り、スクリーンに映されたMS-06FZ ザク2改は、結果的にザク2モデルの最終量産型であり、量産機としては高性能ながら、生産数の少なさから一部の部隊にしか出回っていなかった。
そしてその数少ない配備部隊の中に、あのジオン親衛隊の名も連ねられていた。
「このエンブレム…デラーズフリートですね」
ソフィはすぐさま、右肩ショルダーシールドにペイントされた部隊章を識別した。
「MSを譲渡する代わりに、傘下に入れという事でしょうか…我々も宇宙へ?」
マニングが心配そうな顔をますます暗くして項垂れる、が、その心配は杞憂に終わった。
「これはデラーズ艦隊からの直接支援ではなく、ビッタ−少将に送られた物を我々に回してもらっただけだ。今回2機のザク2改、及び長距離砲撃MSザメル1機が新たに配備された。
ザク2改はニッキとシャルロッテ、ザメルはドムが整備中のサンドラに回す」
「やりぃ!」
豪快な女性パイロットのサンドラが、太い腕をグッとたててガッツポーズを取る。
が、それを後ろで見ていたメカニックの青年は複雑そうな表情だった。
「(この人MSの扱い乱暴なんだもんなぁ…)」
「作戦開始時刻は2時間後、1020時…それまでに新しいMSのコクピットに慣れておけ、練習する時間はないぞ」
シャルロッテとニッキ、それにサンドラの三人は早速、手元のマニュアルを確認した。
統合整備計画によって操作系を統一簡略化された機種だけあって、今まで彼らが乗っていたザクより遥かに薄い小冊子だった。
「少佐、俺のザクはどうすんですか」
マットが最後に口を開き、困った表情ではげ頭をなで上げた。彼のザク1は基地の整備用として回収されたままだった。
「マットには悪いが、今回は敵とある程度正面からぶつかる事になる。貴様のザク1では流石に連邦の新型相手には無理があるのでな」
かといってマットが「ザク贔屓」を諦めるとは思えない。
「お前にはサンドラのバックアップについてもらう」
「えぇ!?俺が、サンドラ少尉のですかい!?」
「頼りにしてるよイロ男」
尻のように割れた自分の下あごに指を指差しながら吼えるマットを、サンドラは後ろから羽交い締めにして耳元で囁いた。
そして最後にゲラートが締めくくり、その言葉に緩みかけていた部屋の空気は一気に引き締まる。
「この作戦、誰一人として欠けるような事はあってはならない…我々は決して、仲間を見捨てるような事はしない。誰一人、誰一人としてだ…全員無事に帰還せよ、これは命令だ」
ゲラートの言葉に皆が皆席を立ち、一糸乱れぬ動きで敬礼した。
群れの長たるゲラートに対し、狼達が高らかに雄叫びを上げたのだ。
今回ここまで、エロ無いですがこれからシャルソフィ陵辱とかケルゲレン子×メカニックの青年(ジオフロの名無し整備兵)とか書いてこうと思います。
後ガトー×ヒヨコとかな!!!!!!!!
>>197 待ってた・・・僕はずっっっっっと待ってたんだ!!
テラGJ!!
>>197 フェンリル隊の人
キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
>シャルソフィ陵辱とか
ウヒョホーイ(゚∀゚)楽しみに待ってます!
ジオニックネタがようわからんで損してる俺(´・ω・)
ジオフロは夏元あたりが漫画化するべきだと思う
ダムエーじゃなくていいから
ル・ローア「撃つなマット!」
203 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 08:21:35 ID:srFCzVD1
ageとくんだぜ
ジオフロ…はなるべくなら漫画化とかしないで欲しいな
小説版のラストが出そうで
小説版ラストはちょっとな
エイガーは最後までヤンデレでいてほしい
ガンエーでゲスト出演した時はエイガー、めでたくティターンズ入りらしいが、きっと未だに旧ザク恐怖症に違いない
206 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:49:59 ID:hm3+v3WV
ここは宇宙世紀専門スレですか?
Wネタで何か書いてみたい気もするのですけど。
Wスレはないからいいんじゃないかな。
専用スレがある00・種以外ならいいんじゃない?
W単独スレはとっくにdat落ちしたから、投下はここでいいと思う。
平成組とはいえガンダムだし。
ここも門戸が広くなったなぁ
昔はISAP以外は受け付けてさえもらえなかったのに
>>208 トールギスたんで何か描いてくれ。
ところでゼクスが仮面の上からヘルメット被れるのが解せんw
どういう容積なのだ。
>>211 今も昔もオマエみたいな粘着荒らしは受け付けてねぇよwww
>>211はツンデレだと思えばよし
そんな事よかおめーら、ジオン製ノーマルスーツのひんむき方教えてくれ
あれ宇宙服兼ねるから相当丈夫だよな
>>212 ヒント:トニーの漫画
>>215 丈夫とか言うレベルじゃない気がするぞ
連邦ジオンを問わず、普通に考えると
ノーマルスーツ着てる女をレイプするのは
そうとう難しいんじゃないのか。
>>ノーマルスーツ着た女レイプするの大変
反対!そんなの絶対反対!
アイナ様を・・・
毒ガス注入して涙目のシーマ様を……
ノーマルスーツの引ん剥き方?
お前ら…初代ガンダムの最終回見てみろよ…
ア○ロとシャ○、レイピア持って戦ってるぞ…。
レイピアで刺さるなら戦闘用ナイフでも大丈夫だろう…と思う。
テクノブレインかと思ったじゃねーかチキショー
>>217 レイプに絶対反対なのか、大変だという意見に絶対反対なのかドッチだ
つまりアブノーマル派か
「大佐、ノーマルスーツは脱いでイッてください」
>>220 たとえば現在でも、防弾ケブラー繊維はアイスピックとかは刺さるけど
ナイフとかの斬撃は通らんですよ?
まあそれは置いとくとして、実は俺半脱ぎH大スキなんすよ。
ノーマルスーツの股間部分だけ切り裂いてズップシ・・・とか想像してみたんだけど
・・・うーん、いまひとつ?
いやいやいや、おまいの気持ちはよーくわかるぞ
胸はだけて下だけビリっと破けたノーマルスーツを想像しておっきするのは自然の理
さぁ、早くエディタを開いて文章を書く作業に戻りたまえ
ジオン娘はノーマルスーツもいいが軍服がベスト
しかし軍服で出撃するのは赤いキチ〇イだけと来てる
>>230 ジオン地上軍なら結構いそうだけどな
アフリカとかは特に
パイロットスーツって対衝撃とかある程度あるんだろ
よく着込まずに行けるよなと、空想にしろ
というか、空気漏れとか万一したらどーすんだよな、って話だよな
…帰ってきたらカミーユやテム・レイ状態の少佐が…。
>>227-228 いいねぇ必要最低限のトコだけ破ってって
でもきっとパイロットスーツの股間部分には排泄用の処置がしてありそうだ
そこをパックリと開けてずっぽりとね…
>>231-232 ハマーン様も軍服で出陣されているぞ
ジオンの軍服じゃないオリジナルだがね…。
アフリカやアジア戦線なんかだと下着いっちょで乗ってる女パイロットとか居そう。
熱いのにクーラー壊れたとか言う状況で
08小隊のはぐれザク小隊のトップさんがまさにそれ。
連邦だとカレンっつーか、08小隊ではノーマルスーツ着てるヤツのほうが少ないな。
真面目にノーマルスーツ着てるのはノリスとアイナくらいか?
序盤でシローがノーマルスーツを暑がってたけど、
メットまでかぶっちゃえば外気温なんて屁のカッパだろうに。
ノーマルスーツのヘルメット外した時、女性らしいきめ細かな髪がハラハラと靡くのが好き
そんだけで俺は写生できる
いや、負傷した敵兵に応急処置する為に胸はだけたら弾力あふるる二つの肉丘がとかはもっと好きですが
(;´Д`)ハァハァ
そういやノーマルスーツの下ってTシャツ一枚がデフォだよな。
ブラはしてるのかな…
ノーマルスーツの女性はみんなノーブラなのかな…ジュルリ
連邦→エウーゴの女性兵士のミニスカ+タイツ(;´Д`)ハァハァ
そういえばリリアたんはエゥーゴに所属したとか・・・(;´Д`)ハァハァ
パイロットスーツの下はのーぶらのーぱんがデフォです、
きっと…。
そーいえば…セイラさんが出撃のGに耐え切れなくてオシッコ漏らしたって話があったような気が…。
アイナとかも初めての時は…
>>235 シローのスーツは宇宙服としての機能がオミットされてたんじゃないか
>>240 マレットの部下の事なら詳しく聞かせてもらおうか。
245 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/16(土) 23:29:23 ID:BUCEU//q
炎天、アフリカの平原をMSの巨体が闊歩する。
2機のRGM-79Cジム改と一両の駆逐戦闘車が1個班を形成し、それを各1機のRX−77Dガンキャノン量産型がバックアップする。
2個班は各1機のRGM-79Nジムカスタムに搭乗する分隊長によって指揮され、更に各分隊後方には、最近ロールアウトしたばかりのRMV−1ガンタンクU先行量産型が1機ずつ随伴している。
計2個分隊計16機にも及ぶ大部隊は、両分隊の中心に随伴するホバートラックによって情報交換や通信の中継を行っていた。
また、上空には地上のMS部隊を火力支援する為に数機の戦闘ヘリが編隊を組み、敵目標に即座に致命打を与えるべく大型の爆弾を搭載した大型爆撃機や、偵察機も高高度から監視していた。
更にMS部隊の後方14kmの地点には、移動指揮所兼MSドックとなる大型のホバー陸戦艇が待機し、これにも火砲が搭載されている。
部隊全体の指揮はこの陸戦艇によって統括され、これに搭乗するエイガー少尉こそ、中部アフリカ・ジオン残党拠点捜索撃滅作戦の指揮官である。
そしてこの若者こそ…
『いいな!絶対に油断するんじゃないぞ!ジオンの奴らは…特にあの狼マークの奴らは、人の皮を被った化け物だ!そう思って一匹残らず叩き潰せ!!』
三年前の1年戦争地球戦線において、幾度もフェンリル隊に煮え湯を飲まされ、恥じをかかされた人物であった。
「小隊長、その話でしたら…」
サーフェイス1、ジムカスタムのマリーニ曹長が「またか」といった表情で呆れながら言ったが、無線のエイガーの声は完全に取り乱した声色で続けた。
『三年前俺は、自ら設計した最強のガンダムタイプ「6号機マドロック」で、北米最大のジオン軍拠点、キャリフォルニアベースの奪還作戦に参加した…俺はたった1機で並来る敵MSをなぎ倒し、1個大隊を壊滅に追いやった
ジオンの連中に白い悪魔と恐れられたアムロ・レイは、俺が仕込んだんだ』
「うわまたかよ」
「もういいよ」
「あー、もう…」
恐らく部隊配備後20回目となるエイガーの語りに、兵士達からウンザリした溜息が漏れた。
しかし、フェンリル隊に愛機を破壊され、その後もここアフリカで何度も翻弄され続けたエイガーには、もはや歯止めは存在しない。
こうなっては彼が満足するまで、延々と指揮を忘れ語り続けるのみだった…恐らく彼の目には狂気が宿り、薄ら笑いすら浮かべるその表情は宇宙世紀以前の西暦時代のアジアで「ヤンデレ」と呼称されるに違いない。
『俺が、臆病風に吹かれHLVで宇宙に逃げ延びようとするジオン野郎共を吹き飛ばす為、キャノン砲に諸元を入力したときだ…あの狼マークのエンブレムを着けた、悪魔のような敵が現れた…
そのMAは山よりでかかった、そいつが1個師団も現れ、一斉に俺に襲い掛かってきやがったのさ!』
なお、実際に彼のガンダム6号機を巧みなトリックで撃破したのは、ゲラートの操る改造旧ザク1機である。
これは連邦史上最初で最後、『MS-05に撃墜されたRX-78』という前代未聞の大失態であり、マドロックの機体ナンバーもろとも公式記録からは完全に抹消されている。
『俺はキャノン砲もビームライフルのエネルギーも、バルカンさえも撃ち尽くすまで戦い、最後は素手で殴り合った!壮絶な戦いだったぜ…だが奴は、あの狼野郎は卑怯にも地元の村娘を人質にとり、俺を脅迫しやがった!
「この婆さんの命が惜しければ、MSを捨てて投降するんだな!」そして俺は遂にマドロックを捨て、婆さんの命と引き換えに奴らを見逃してやったんだ…』
「さっき小娘って言いましたよ」
「前の時は爺さんだったぜ」
当然だがエイガーの真偽入り混じる戦争体験談は兵士たちからは概ね無視されているが、旧ジオン公国軍に『ミッドナイトフェンリル』という悪名高い特殊作戦部隊が存在し、各地の戦場でブラックリストトップに名を連ねていたのは事実であり
実際に、ここアフリカにおいて、ジオン残党に襲撃された連邦軍部隊の間で、狼のエンブレムマークをつけたMSの姿が何度か目撃されている。
246 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/16(土) 23:29:54 ID:BUCEU//q
そしてつい最近、ここアフリカのジオン討伐隊にエイガーが配属になって数ヶ月後の事だった。
突然連邦軍の駐屯地にアムロ・ピッツァ(地球連邦軍の英雄、アムロ・レイの名を借りた大手ピザショップ)の出前が、それも駐屯地駐留兵士全員分のピザが配送され、その支払いが全て『エイガー少尉宛』とあったのだ。
配属されたばかりのエイガーには何の心当たりも無く、配達員を彼が直接問い詰めると、配達員は注文を受けた時にメッセージを預かっていると、メモ書きを読み上げたのだ。
内容はこうだった…『ガンダムでザク1に負けた連邦のパイロットさんへ。ピザでも食べて元気出してねwww』
明らかにフェンリル隊による心理作戦の一環であったが、その日以来、フェンリル隊を追うエイガーの不毛な戦いが、ここアフリカで再び始まったのだった。
『くくくっ…上層部の馬鹿共が手前のガキをこんな最前線に配備しやがったおかげで、ようやっと奴らに復讐する機会がめぐって来たぜ』
今作戦は本来、エイガーの提案したものではなく、討伐隊に配属されていた連邦軍幹部の子息が誘拐された事による、所謂報復であった。その為これだけの戦力を短期間の内に用意できたというわけである。
ちなみに上の通信は陸戦艇の通信士の個人的判断によって記録から消去され、連邦軍本部には知られずに済んだようだ。
『だが気の毒にな、ジオンの狼野郎共は捕虜にした連邦兵の皮を生きたまま剥ぎ、骨まで食っちまうんだ…誘拐された連中も今頃は…
お前達もそうなりたくなきゃ、狼のエンブレムを見つけたら、鉛弾を全弾お見舞いして確実に息の根をとめろ…それができなきゃ、次に殺られるのはお前らの方だからな!』
エイガーの部下達は、この脅しも聞き飽きているが、後半は概ねその通りであった…
士気も練度も高くなく、実戦経験もないボンボン育ちの兵士達にとっては、フェンリル隊は非常に危険な存在といえた。
「…ん?サーフェイス2進行方向2km、電索に感」
サーフェイス1及び2の中間地点に位置する、索敵センサーを満載したホバートラックから通信が入り、一瞬全MSパイロット達に緊張が走った。
ミノフスキー粒子濃度はメートル波レーダーは元より、物体の正確な形状を観測可能なミリ波レーダーすら使用可能な程希薄だった。
「破棄された車両のようです…熱源なし、完全に停止してます…」
『サーフェイス2、1600m前進せよ…サーフェイス1は現在地で全周警戒待機』
「サーフェイス1了解」
「サーフェイス2了解」
サーフェイス2分隊長のイワノフ上級曹長は、指揮下の「チャーリー3」「チャーリー4」両班、及び各班をサポートするガンキャノン2機と共に前進を開始した。
また誘導兵器による伏撃を防止する通常処置として、航空機によるミノフスキー粒子散布を行ったのだが、これが逆に彼らの仇となってしまった。
1500m前進して、平原にポツリと放置されたエレカの姿がチャーリー3の光学カメラでもハッキリと捉えられた。
イワノフ上級曹長はチャーリー4に停止命令を出し、チャーリー3のジム改2機と駆逐戦闘車1両のみを前進させた。
2機のジム改及び駆逐戦闘車は、お互いの死角をカバーする様に展開し、エレカと周辺を均等に警戒しながら前進した。
訓練で何度もやった捜索要領であり、またパイロットも緊張してはいたが、どこか「訓練と同じ」という甘さを捨てきれていなかった。
やがてチャーリー3はエレカの側にたどり着き、駆逐戦闘車が180mm対MS砲をエレカに向けて援護する形で、ジム改2機がエレカの中を覗き込んだ。
「…おお!動いてる、生存者確認!」
その通信はすぐさま500m後方のジムカスタムに搭乗するイワノフに届き、彼はその旨をホバートラックの中継で陸戦艇のエイガーに報告すると、すぐさまチャーリー3に生存者の身柄確保を命じた。
エイガーは一瞬嫌な予感がしてイワノフを止めようとしたが、イワノフはエイガーの返事を待つ事なくチャーリー3に命令してしまったのだ。
「チャーリー3了解…」
右翼を守るマリオが連邦製90mmブルバップMGの銃口をエレカに向け、スピーカーで警告を行った。
「10秒待つ、両手を上げて車両から降りろ!」
10…9…8………10秒経過してもエレカの乗員が降りてくる気配はなかった。
しかたなく左舷のルイージーが近づき、巨大なマニピュレーターでエレカの屋根を掴むと、ミシミシと力任せにひん剥いてしまった。
そして中にいた人物の姿に、チャーリー3の全員が驚愕した。
「んんんんっ!!!んんんんんっ!!!」
「ぬぐぐぐっぐうっ!!むぐぐぐっ!」
エレカの中で縛られ、全裸に剥かれて猿轡をされていたのは、昨日誘拐されたジムカスタムパイロット2名だったのである。
247 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/16(土) 23:31:03 ID:BUCEU//q
「生存者の身元を確認…誘拐された2名です!」
『何だと…?』
エイガーの嫌な予感は見事に的中した。
ルイージーが2名をエレカから引きずり下ろそうと片膝をついた途端、援護体制をとっていたマリオの頭部メインカメラが、粉々に吹き飛んだのだ。
マニング軍曹のザク1は、MMP80-90mmMGを長砲身改造したフェンリル特製狙撃銃を抱え、囮のエレカから3km程離れた小高い丘の上で腹ばいのまま照準を合わせた。
MS05-ザク1は人類が初めて実戦配備したMSであり、その性能は当然ながら最も旧型のそれであった。
しかしその低出力故の放熱量の低さ、軽量故の防音性は隠密行動や狙撃任務においては、むしろメリットとして活用され、実際にザク1を狙撃に特化した「ザクスナイパー」と呼ばれる現地改修型も少数ながら存在した程だ。
マニングのザク1もこうした部隊マイナーチェンジの一つであり、駆動部の防音処置やアンチレーダー装置を完備し、更に機体の頭から排熱をカモフラージュする特殊コートを被っていた。
また、アクティブセンサーに頼らず目視照準によって正確な射撃を実現する為の、様様な戦術も考案され、マニング軍曹はその点ずば抜けた才能を発揮した…所謂囮である。
エレカと自分の現在位置との距離は判っているし、敵がどの位置で停止するかも大体決まっているわけであり、狙撃距離は常に一定であったし、周辺の風速データも既に収集済みだった。
連邦軍のセオリーとして作戦行動の際、馬鹿の一つ覚えの様にミノフスキー粒子をばら撒けば、マニングのザクは正に見えない殺し屋と化す。
後は、高倍率の光学スコープで照準を合わせ、引き金を引けば、フェンリル隊特製の90mm特殊徹甲弾が、ジム改1機を一瞬で役立たずのガラクタに変えてしまうのだった。
「え…あ!?」
頭部パーツを破壊され、一瞬で全ての索敵システムがダウンしてしまったコクピットの中で、マリオは呆然とした。
「畜生狙撃だ!2時方向!」
ルイージはすぐさま防御体制を取り、エレカの2名と大破したマリオを守る様にシールドを構え、90mmブルバップマシンガンをマニングの隠れていた丘の中腹に向け乱射した。
しかし3kmという長大な射距離と、狙撃に特化していない照準システムでは有効弾等到底得られず、それはけん制にもならなかった。
「おちつけ馬鹿!狙撃者の座標を正確に…ぐわ!」
マニングが次に標的としたのが、強力な火砲を積んだ戦闘車両だった。この車両に搭載されていた対MS砲も、敵の位置が判らなければ無用の長物である。
正確無比な狙撃によって駆逐戦闘車は駆動履帯を破壊され、大型砲故に回転砲塔を搭載できなかった戦車は完全に戦力外となる。
唯一対抗できる戦力も撃破されてしまうと、いよいよ残されたルイージはパニックを起こした。
「Mother Fucker!!!!!!!!!!!」
完全に恐慌状態に陥ったルイージーは、次々とスペアマガジンの弾を吐き出して応戦したが、当初の目標を達成したマニングは、さっさとその場を撤収し、丘の反対がわに移動してしまう。
狙撃は基本的に2発以上同じ場所に留まらないのが鉄則であり、それ故高レベルな狙撃手の正確な位置を特定するのは、極めて困難である。
「くそ!くそ!くそ!にがさねぇぞジオン野郎め!」
マシンガンの弾が尽きると、ルイージーはバックパックのラックから360mmハイパーバズーカを取り出し、肩越しに構えて発射体制をとった。
「ぶっ殺してやる!」
バズーカの爆音でようやっと事態を把握したサーフェイス1分隊長は、後方のエイガー少尉に状況を報告すると共に指揮下のチャーリー4及び2機のガンキャノンに、交戦中のチャーリー3を支援するよう命じた。
通信を聞いていたエイガーは頬を吊り上げ、白い歯をぎしぎしと軋ませて唸った。
「見つけたぜ狼野郎…もう逃がさねぇ…」
3年間追い続けた愛しき宿敵を前に、エイガーは背筋にゾクゾクと痺れるような感覚を味わいながら、狂喜の笑みを浮かべていた。
248 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/16(土) 23:32:12 ID:BUCEU//q
マニングの狙撃と平行して、フェンリル隊の心理作戦は第2段階に移行した。
正体不明の敵に狙われているという不安から、勢力数不明の敵に包囲されているという恐怖へ…
「ほらほら、さっさとしなよイロ男」
「わかってますよサンドラ少尉、あんたのケツはしっかり守りますぜ」
砂色の巨体を陽光に照らすYMS-16Mザメル。
その後方では、マット軍曹の搭乗するMS-05ザク1が、せっせと砲弾を運んでいた。
長距離砲撃戦用重MSであるザメルは、単独でも680mm砲を運用可能であるが、その巨砲に装填される砲弾もまた巨大であり、再装填時のタイムロスを減らす為にもMSのサポートを受けるのが好ましい。
「弾種対MS榴弾、最大装薬、瞬発触発…距離7000!」
ガコンと鈍い音が響き、折たたみ式の砲身がまっすぐに伸びて固定される。
その黒い砲身の先、実に7000m先には、盛大にマシンガンの火花を散らすジム改の姿が捉えられていた。
「そいじゃ、一発派手にいきますかv」
サンドラ少尉の愛機であるドム・トローペンが整備中の今、久々の出撃となった彼女は、妙に嬉しそうに声を裏返した。
ザメルは680mm砲の巨大な砲身を先だけ丘の天辺から伸ばす形で機体を固定し、高倍率光学カメラを内蔵した直接照準器を潜望鏡の様に伸ばした。
レーダーにはザメルの姿は殆ど映らず、不意の砲撃に応戦する事はまず不可能だった。
サンドラが女性としては少々太い指でトリガーを引くと、耳を劈く凄まじい轟音が鳴り響き、凄まじい衝撃によって周囲の砂塵が舞い上がった。
ザメルの砲撃初弾は僅かにずれて外れ、ルイージーは幸いにも木っ端微塵の憂き目に会う事は無かったものの、突然目の前の地面に爆音と共に穿たれた大穴と、頭上に降り注ぐ土砂の雨に、彼の口は開いてふさがらなかった。
「は…はひ?」
爆発音の後、約10秒後にゴオンという砲撃音が響き、バズーカーを構えたまま固まっていたルイージーは、自分が強力な長距離砲の照準に晒されている事にようやく気づいた。
そしてその砲撃音は後方のサーフェイス2分隊長、ミノフスキー粒子によってセンサー類が麻痺し始めたホバートラック、更にはその後方で指揮を取るエイガー少尉の耳にまで届く。
今やエイガーの語った虚構は、討伐隊隊員達の間で事実として誤認され、恐怖は一瞬にして全員に伝播してしまった。
我々は、強大な敵に包囲されている!!…と。
「く…!敵…どこだ!」
「サーフェイス…助…てくれ!…狙われてる!」
「…ガー隊長、…を!」
「…ン野郎…来い!ぶっ……やる!」
パニックに陥った隊員達の絶叫が重なり合ってスピーカーを劈く。
どれもこれもミノフスキー粒子の影響でぶつ切りにされ、混沌としていた。
だがエイガーは、普段病的なまでにフェンリル隊に執着していたエイガーだけは冷静だった。
なぜなら、彼だけはフェンリル隊の手口に“慣れて”いたからだ
『全員黙って俺の指示に従え…サーフェイス2!次の砲撃の瞬間を確実に捉え、敵の正確な方位を報告しろ!ホバートラックはパッシブソナー感度最大で砲撃音を観測、敵距離の測量を行え!』
敵の発した音を観測するパッシブソナーは、ミノフスキー粒子下に置いても影響を受けない索敵方式であった。
元々砲撃戦のプロフェッショナルであったエイガーは、長距離砲の発射音の過大性を即座に見抜き、利用したのだ。
249 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/16(土) 23:32:40 ID:BUCEU//q
「お次はひっくり返してやろうかねぇ…次弾装填弾種榴弾、装薬最大、信管延期!」
延期信管は着弾後、若干の時間を経て着火する信管で、強固な陣地や建造物の破壊に用いられる。
680mm砲から再び放たれた砲弾は、恐怖にかられて逃げようとするルイージーの足元の地面に深くめり込み、極浅い深度で炸裂した。
自分の立っている地面が、突然火山の噴火の如く吹き飛び、バランスを崩したジム改はサンドラの言葉通りひっくり返ってしまった。
ルイージーはコクピットのディスプレイに額を打ち付け、それで完全に伸びてしまう。
エレカに閉じ込められていた二人はもっと悲惨だった。
ジム改の機体に遮られ、衝撃波や弾片に身を引き裂かれる事はなかったものの、頭から大量の土砂をもろに浴び、エレカのシートまで完全に埋まってしまったのだ。
おまけに凄まじい爆音によって三半規管を狂わされ、まるでプロボクサーにパンチを浴びせられたかのごとくグロッキー状態になってしった。
エレカの調査に来たチャーリー3は、これで完全に戦闘不能となり、討伐隊はほんの数分でジム改2機と駆逐車両1両を失う被害をこうむってしまう。
しかし、彼らもただやられっぱなしではなかった。エイガーの咄嗟の判断で統率力を取り戻したサーフェイス2は、2発目の砲撃を完全にトレースし、方位を割り出していた。
「敵の砲炎を確認!…距離、およそ7000m!」
『よし、チャーリー各機、後退路を予測し散開、航空機隊と連携し敵を包囲殲滅しろ!』
「ぐ!連邦の奴ら、こっちのケツに食いついてきましたぜ!」
サンドラとマットが潜んでいた岩場に最初に接近したのは、小隊の左側に展開していたサーフェイス1分隊のチャーリー2と、それを援護するガンキャノン1機だった。
90mmブルバップマシンガンのAP弾を、鹵獲した連邦製大型シールドで何とか凌ぎながら、マットの旧ザクはザメルを援護した。
間合いに入られてはザメルの長距離砲も、単なる物干し竿だ。こういった点でも、長距離砲撃戦MSの単独運用は適切ではないと言える。
幸いマットの旧ザクはフェンリル隊のテックチーフ、ミガキによって凶悪な増加装甲が成され、接近戦用の00バックスチールボール弾を使用するショットガンを装備していた為、撃ち返すだけならば問題はなかった。
だが所詮は旧型MS、終戦後に生産されたジムの改良型相手には分が悪すぎる。
「引き時かねぇ、もうちょっと暴れたいとこだけど」
ボーイッシュなショートブロンドの下で目を細め、シュンとしてもらすサンドラ少尉をせかす様に、マットはショットガンのポンプを荒荒しくストロークする。
「好い加減にしやがれ、この盛り女!欲求不満ならこの俺が帰って相手してやる!」
「あんだと!?その言葉、わすれんじゃないよ!」
「うお!?」
マットの旧ザクは、盾とショットガンを構えたまま不意に宙に浮いた。ザメルが後ろから旧ザクをひょいと持ち上げたのだ。
「うお!このアバズレ本気か!?」
「はん、上官に対する不敬罪で軍法会議もんだけどねぇ…イロ男に免じて許してやるさね!」
マットは剥げ頭の天辺からどくどくと脂汗を流しながら、自分の口の悪さを後悔した…
全身マッシブに鍛え上げられた女ランボーにレイプされる自分を思い浮かべただけで、マットの顔はみるみる青ざめてしまった。
ザメルは長距離砲と厚い装甲を施した重MSながら、ドム系同様の熱核ホバーによる高速機動が可能であった為、逃げに回ればジム改の機動力でも早々追いつけるものではない。
おまけに、フェンリル隊の心理作戦の第3段階が発動し、チャーリー2はサンドラ達を追跡することすら不可能になってしまったのだ。
…心理作戦の第3段階…部隊内の裏切り者による疑心暗鬼。
250 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/16(土) 23:33:09 ID:BUCEU//q
討伐隊のサーフェイス1分隊には、2機の量産型ガンキャノンが分隊火力支援として配備されていた。
量産型ガンキャノンは両肩の短砲身速射砲で、MS分隊と共に行動しながら火力支援を行う、いわば歩く迫撃砲である。
分隊運営を行う上で非常に重要な役割を担い、ゲリラ戦では通信用車両、指揮官機、そして分隊火力支援機の順で狙われると言われている。
またこの手の機体は前線の状況を直接確認しながら、煙幕や閃光弾等、妨害用弾頭を敵前面に撃ち込むなど、ガンタンク等長距離砲撃戦用MSにはできない使い勝手の良さも持ち合わせている。
サーフェイス1の前面に突出し、偶然にもソフィ少尉とマット軍曹の2機に接触したチャーリー2の後方にも、この量産型ガンキャノンが1機随伴しており、2機のジム改は盾を構えるマット機にマシンガンの制圧射撃を与えながら、ガンキャノンのパイロットに指示を送っていた。
「リィ上等兵!発煙弾発射用意!」
「航空機隊、こちらサーフェイス1・チャーリー2…爆撃支援を要請、敵目標はレッドスモークの後方50m!」
『航空機隊了解、対MS爆弾を用意して急行中…到着は20秒後だ』
「了解!」
「リィ上等兵、急げ」
「…わかっています」
リィ上等兵…つい最近討伐隊に配属された、巨漢のアフリカ系男性である。
あまり口数の多いほうではないが、努力家で人当たりも良く、周囲からは比較的信頼されていた…
そう、あのフェンリル隊のリィ・スワガー軍曹である。
サイド1出身の彼は、厄介なジオン訛りも無く、連邦にするには持って来いの逸材であった。
「今だ、撃てスワガー!」
逃げるザメルへの追撃を一時中断し、航空機爆撃の衝撃波に備える為に岩陰に隠れるジム改2機。しかし…
「…はい?」
「何してんのスワガー…?」
彼らの後方カメラが捕らえたのは、両肩のキャノンの砲口を自分達に向けるガンキャノンの姿だった。
「すいません、私ジオンなんです」
ドズン…鈍い音と共に、周囲が赤一色に染め上げられる…
もくもくと立ち上った赤い煙幕が、空高く舞い上がって風になびいた。
『目標を確認…投下!』
「裏切ったなスワガー!」
「赤いのは、らめぇぇぇっ!」
サーフェイス1分隊長、マリーニ曹長が最後に受け取ったチャーリー2からの通信であった。
彼が駆けつけた頃には、ジオン軍残党と量産型ガンキャノンの姿は既に無く、友軍の誤爆によって完全に破壊されたチャーリー2のジム改2機と、辛うじて脱出に成功したパイロット2名が呆然と立ち尽くすのみであった…
251 :
245:2008/02/16(土) 23:34:46 ID:BUCEU//q
乙。エイガーいい具合にぶっ飛んだなww
そしてサンドラ×マットフラグかwwww
乙です〜
>「赤いのは、らめぇぇぇっ!」
思わずお茶吹いたww
エイガー色々と壊れすぎててワロタw
乙
ゲームたまにやる自分としては嬉しいものですな
…よかったねシャルロッテ、新しいザクが貰えて
「あーたーらしい、ザクがきた きーぼーーのーザークーだ」
ザクか・・・
ふと思ったんだが、このスレの住人のフェイバリットMSはなんだろうな。
一つだけ、一番好きなのを上げてみて欲しいな。
俺はZ+ C1型だ。
Zガンダムにきまっとる
子供のころはmk2派だったんだけどねw
量産型ゲルググ(指揮官機)かな
基本的にシャアとシーマ専用機以外のゲルググは全部好きだが
シーマ様は好きだがシーマ専用機のあの色だけはダメだ
259 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 15:34:49 ID:+ujh4ugi
ハリネズミのように武装したケンプファーを愛しております
後ろから撃たれたら爆発しそうなノズルの多さが素敵
メッサーだな。タックル用に作られたトゲ付きのシールドってのがツボだ。
F90(1号機)のどノーマル
グフカス。ガトリングカッコいいよガトリング。
うーん…永遠の名機ザクU
俺はコイツと添い遂げるッ!!
鍛えたザクで勝ちまくり パーツを増やして次の都市へ♪
それはそうと、俺はグフだな。
あの盾がいい。
また渋いところを突く人がちらほらいるのう・・・
ザク、もちろんJ型
あとMS-09と09/TROP
ジムストライカー
久々にこのスレ来たが
30話以降はまだ見れないのかな?
早く読みたいぜ
ISAP氏ならアクシズの脅威やっててVOEに対する新たな愛を磨いている真っ最中だ、気長に待とうぜ
>>269 いや、南極も途中までの保管で今までが全部見れんのです
>>236 一瞬実写調かつ萌えるガンダムヒロインイラストを236が描いてるのを妄想した。
>>270 南極に補完されてる総集編の「30話」っていうのが
実際の連載の第115回まで(7スレ目の途中まで)
このスレが13スレ目なので7スレから12スレまで
6スレを読み倒さないとリアルタイムにおいつけないんだコレが
もしよかったら、html形式で7スレから12スレまで
まとめてうpしようか?
といっても明日から出張なんで、うpは土曜日になっちゃうけど
一番セクシーなMSはギャン高機動型で決まり
反論は認めない
ギャンKのほうがエロくね?
ガルバルディα
ここで出たからじゃないが、MK-IIIかな。アナハイムの。
・ゼクアイン
・ケンプファー
・ブルーディスティニー一号機
……見事な青つながり
リ・ガズィ
>>278 そのつながりで行くと量産型νガンダムとかも好きそうだな
F90(2号機)
はいはいゾゴジュアッジュ
>>281 どれだ、2Pカラーかマーズカスタムかそれとも再々整形バージョンか
>>283 スマン。てっきり流れが青つながりだったのでつい。
キャノン兄さんが好きです
(#^ω^)ビキビキ
類似スレが勃ちました
あ、本当ですね。
スレを立てる前にはちゃんと検索が原則のはずですが‥‥‥
困ったものです。
>フェイバリットMS
νガンダムです。
闇に包まれる宇宙空間を、切り裂いているのは一筋の宇宙戦艦の航跡の光である。
エゥーゴは、ティターンズの『サイド2毒ガス注入作戦』を阻止すると、間髪を置かずに
旗艦である強襲宇宙巡洋艦アーガマに対して地球圏へ向かう命令を下していた。
現在、アーガマは半舷休息を保ったまま月と地球の間の宙域を航海中だ。
僚艦として、既に歴戦の風格を持つサラミス改級巡洋艦アララトが付き添う。
彼等が不在の間の月面都市フォン・ブラウン市はサラミス改級シナイが防衛を担当し、
アイリッシュ級1番艦アイリッシュと2番艦ラーディッシュがフォローに入る段取りだ。
敵であるティターンズが着々と力を付けて、確固たる足場固めをしている現在、
本来なら旗艦アーガマを単独で地球圏に向かわせるようなメリットはない。
だが、彼等はどうしてもこのタイミングでこの作戦を行わなくてはならなかったのだ。
「最近のエゥーゴは、守りに気を遣い過ぎると思わんか?」
アナハイム・エレクトロニクス社重役であるウォン・リーが、腕組みをしたまま言う。
彼は、アーガマ艦内ブリーフィング・ルームの固めのソファに身体を沈めた。
東洋系の細い目とこけた頬から、不満そうな表情を見て取るのは容易である。
尊大な態度は、まるでウォンがアーガマの艦長であるかのようにしか見えない。
だが、ウォンはそもそも軍人ではなく“死の商人”の企業の一役員でしかないのだ。
本来なら、民間人がエゥーゴの旗艦に四六時中乗船しているのは異様だ。
しかし、相変わらずスポンサーに頭が上がらないのがエゥーゴの情けない実情である。
ウォンの前に座るクワトロ・バジーナ大尉が、慎重に言葉を選びながら言った。
「エゥーゴ・イコール反乱軍のイメージが強くなるだけの作戦は良くない」
それでなくとも、彼等が相手をしているのはれっきとした地球連邦軍である。
世間一般の基準では、正規軍に抵抗しているエゥーゴこそ“反逆者”と見えてしまう。
無論、後世の歴史家も認めている通り彼等エゥーゴの活動は正当な主張だ。
だが、その主張をする為に銃を構えてしまったことが彼等の悲劇なのである。
クワトロのセリフをつまらなそうな顔で聞いた後で、ウォンは苦々しく口を開いた。
「ところで、大尉は《アクシズ》が何の為に動き出したか知っているのだろう?」
ブライト・ノア大佐は、クワトロの隣で驚いたような顔で肩を震わせる。
「さあ‥‥‥?」
軽く首を振るクワトロの態度が、まるで機械のようだからウォンはこう言うしかない。
「アクシズの情勢について、ジオンにいたクワトロ大尉が知らん訳があるまい」
クワトロが元ジオン公国軍人だという事実は、エゥーゴ上層部では誰もが知るものだ。
ただこの時点では、彼の本当の正体を知っているのは数人といったところである。
だから、ブライトはクワトロが“赤い彗星”シャア・アズナブルだったとは知らない。
もし、知っていたらブライトのクワトロへの態度は変わっていただろうか?
彼が艦長を勤めた、第13独立部隊所属艦ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベースは、
7年前の一年戦争当時には何度も彼、シャア・アズナブルと死闘を演じていたのだから。
サングラスで表情が読めないクワトロは、抑揚のない口調でウォンに答えた。
「確かにウォンさんの言われる通り、私は以前アクシズにいた時期もありましたが
この数年は皆さんが知っている通りで、一切の通信はしていません」
──旧ジオン公国の意志を継ぐ者達の中に“アクシズ派”と呼ぶべき人々がいる。
彼等は、アステロイドベルトにある小惑星基地アクシズへ逃れたジオン残党であり、
数多い旧公国軍の生き残りの師団の中では、最大勢力と言っていい。
彼等はザビ家の生き残りである、ドズル・ザビの娘ミネバ・ザビを総帥としており
幼いミネバを補佐する摂政としてハマーン・カーンという20歳の少女がいる。
実質的には、このハマーン・カーンこそアクシズの指導者だと認識すべきであろう。
彼等は、今も虎視眈々と地球連邦軍への反旗を翻すべく力を蓄えているとされている。
「ふん‥‥‥タテマエは別にいいのだよ」
ウォンが鼻を鳴らした途端、部屋の壁の巨大スクリーンが呼出音と共に点いた。
画面に映った壮年の実業家風の男に、ウォンとクワトロが殆ど同時に頭を下げる。
彼こそエゥーゴ最大の支援者アナハイム社の会長、メラニー・ヒュー・カーバインだ。
ちなみに、社長であるジョン・カバナンは特にエゥーゴ寄りの立場ではない。
むしろ、資料によれば彼はティターンズの地球至上主義の支持者だ。
万が一メラニーの身に何かがあった場合、ジョン・カバナンは援助を打ち切るだろう。
その時点で、エゥーゴはルオ商会を凌ぐ最大の資金源を失う事になってしまう。
スポンサーがいなければ、エゥーゴは弾丸一発を撃つことさえ出来ない。
実は、エゥーゴを倒す為にはメラニーを暗殺してしまえばいいというのは皮肉である。
そんな作戦を考案しないティターンズはまだ正気を保っているということか。
画面に映ったメラニーは、スクリーン越しにクワトロを見つめて言った。
「元ジオンの残党が拠点にしているアクシズのフネが地球圏に向かったらしいな」
火星と木星の間に小惑星が無数に存在している宙域を、アステロイドベルトと呼ぶ。
アクシズは、ジオン公国が資源採掘のためにその宙域に領有していた小惑星だ。
先日、そのアステロイドベルト付近から艦が地球圏に出撃したのが観測されている。
何が目的なのかは定かではないが、残念ながら遊覧飛行などではないだろう。
「はい」
言葉少なくクワトロが頷くと、メラニーはその視線を難しそうな顔のウォンへ向ける。
「大尉が彼らと接触をして、エゥーゴと手を結ぶように仕向けるのか?」
「はい。アーガマを使えば可能かと」
ウォンは、アーガマの高い戦闘能力がアクシズへの牽制になると理解しているのだ。
重々しく頷いたメラニーは、不意にクワトロのサングラスの奥まで覗き込む。
「‥‥‥クワトロ大尉、君の本心はどうなのか?」
その瞬間、クワトロが全身になんともいえない不快感を纏ったように見えた。
「かつてのザビ家の生き残り、ミネバを立てる残党に、志があると思えますか?」
クワトロの口調は、隣に座るブライトが思わず顔を向けてしまう程に凍り付いている。
「うぅむ、ダメで元々だ。やってみる価値はあると考えよう」
ティターンズへの対抗策ならなんでもやるべきだと、メラニーは通信を打ち切った。
ミルクを溶かし込んだようなすべすべと白い肌に、しゅるりと黒ずんだ縄が巻き付く。
手を背中に捻り上げられると、メロンのように豊かな乳房がぷるぷる揺れた。
既に十分勃起している桜色の乳首が、乳房の先端でぷるんとその存在を主張している。
ぎゅっと目を閉じたリベカ・マレリーは、睫を震わせながら喘ぐ。
「ああ、痛い‥‥‥っ」
胸を付き出すように背を反らされるから、乳房が殊更に強調されてしまう。
彼女は両手を背で重ねさせられ、二つ折りにして巻き付く縄に両手を捕らえられた。
手首をしっかりと固定された後、縄は前に回されて二重、三重に妖しく胸縄を掛けらる。
その次には首縄が掛けられ、一直線に胸元へ縦に繋がれて双乳が絞り出された。
「ぅぅうん‥‥‥ううう」
両手で掴んでも十分余ってしまうリベカの爆乳が縄で激しく絞り出された。
「まったく、何を食ったらこんなチチに育つんだか」
感心したような口調を装いながら、彼はリベカの乳を後ろからぐにぐにと揉み込む。
「や、やめてぇ‥‥‥」
両手を縛られてしまうと、こんなにも抵抗する気力が挫けてしまうとは予想外だった。
相手に反抗する手段を奪われてしまうというのが、こんなにも心細いものだったとは。
リベカの雪のように白い肌に、きりきりと屈辱の縄が食い込んでいく。
「こんな大きなチチしていて、恥ずかしくないのかよ」
力を込めて双乳を揉み嬲りなあがら、彼はリベカの魔乳を中心部へと寄せ付ける。
ぱっと手を離すと、ぷるんっと乳房は跳ね返るように外側に向かって揺れた。
「ああ、ヒドイよぅ」
リベカは、細い肩先を喘がせながら、ただ天井を見上げて呟くしかない。
「何がヒドイだ。ちょっと縛られただけでこんなに興奮しやがって」
火照った耳元でニヤニヤと指摘されると、リベカの頬が更に真っ赤に染まった。
「こ、興奮なんて、してない‥‥‥してないったらぁ」
自分でも信じられないが、リベカは彼の指摘する通り官能を燃え上がらせられている。
肌に吸い付くような縄の感触と、乳房を絞り上げられる異常な圧迫感。
その息苦しさが、痛くてきついはずなのに、何か身を委ねたくなってしまう。
何本もの腕で、彼に抵抗出来ないように全身を抱き締められているような、甘い感覚。
それは、決して不快なだけの感触ではなかったからこそリベカを戸惑わせるのだ。
しとやかな肩をはぁはぁと上下させる、リベカの無駄な抵抗を彼は背後で嘲笑する。
「興奮してないんだって?」
彼の大きな手が、まるで乳搾りでもしているかのように彼女の乳首を揉んだ。
きゅきゅっ、きゅきゅっ、と絞り上げられてリベカは「ああ」と熱い息を吐いた。
彼は、張りがあってマシュマロのような柔らかさの隆起をねっとりと揉み解すのだ。
「こうやって、縄で絞り出されたオッパイをイジられて興奮してないんだって?」
「ああぁんっ」
彼の意地悪な囁きに、リベカはせつなそうな声でぷるぷると首を左右に振る。
抵抗出来ないリベカの乳房に対する、彼の玩弄の仕方は悔しいくらいに的確だった。
縄をぎゅんっと食い込ませ、根元からキツく絞り出された白い乳房を鷲掴む。
「そらそらぁ!」
楕円を描くようにゆさゆさと乳房を揺すり、指先で乳首をこりこりっと抓むのだ。
「はぁ、はぁぁぁぁん」
ふわふわのウェーブの掛かったリベカの髪が、宙に広がって彼の鼻先を叩いた。
くりっ、と乳首をチャンネルのように回されるたびにリベカの喘ぎ声が上がる。
乳房を揉み込まれる動きに合わせて、リベカの裸身が左右に淫靡なダンスをした。
「か、感じ、感じてなんか‥‥‥ああああ」
胸の丘全体が次第に快感のピンク色に染まり、内側から蕩けるように柔らかくなる。
全身から力の抜けたリベカの表情は、快楽に漬け込まれて妖しく緩んでいた。
「ああああ、いやぁぁぁ」
「まだ感じていないんだって? どれどれ」
馬鹿にしたように笑いながら、彼の右手がリベカの乳房からすぅっと下半身へ伸びる。
緊縛されたリベカではその手が股間を蹂躙しようとする動きを止める事が出来ない。
乱暴に動く彼の指が、彼女の秘処でくちゅんっといやらしい音をたてた。
「おいおい、こりゃあ大洪水じゃないか」
彼は、リベカの耳たぶをこりっと噛みながら呆れたような口調で呟く。
そのまま、舌先を伸ばして彼女の耳の穴の中でくちゅんくちゅんと水音を立てた。
「‥‥‥いやぁぁ‥‥‥ぁぁぁぁ」
リベカには、耳の中で聞こえる音が自分の割れ目が立てている音のように聞こえる。
それは自らの屈服を実感させられてしまう、被虐的な快感が押し寄せる音だった。
「──‥‥‥っていうSM調教プレイをしてみようと思うんだけど、どうかなぁ?」
テオドール・チャーチワード少尉の部屋で、バスタオル一枚のリベカが無邪気に言う。
ふわふわと空中を漂うリベカは、ちょこんと正座した姿勢のまま首を傾げた。
「僕は、その話がまだ続いていたことに驚きだよ。リベカ」
はあ、と額を抑えるテオドールはそれでもなんとか愛しの恋人を嗜めようとする。
「だいたい、僕はSM趣味はないから緊縛用の縄なんて持ってないよ」
至って当然のテオドールのツッコミに、リベカは空中を泳いでベッド脇へ移動した。
バスタオルの下から、ぷりんとしたお尻がはみ出しているのがやっぱり可愛い。
リベカは、サイドボードから何やら取り出すとそれをテオドールに差し出した。
「じゃーん! 調教用ロープぅぅぅ」
「その四次元ポケットみたいな口調は止めようよっていうかそれ作業用ロープだよ!」
「そうだよ、アストナージさんから貰ったの」
「18mm級の頑丈なナイロンロープじゃ身体中傷だらけだよ!」
当然だが、軍艦に調教用の女の汗を十分に吸った麻縄なぞ積んであろうはずもない。
キョトンと指を頬に当てて微笑むリベカの前で、テオドールは大きくため息を吐いた。
──次回、エマさんのえろシーン
GJ
GJ
>「──‥‥‥っていうSM調教プレイをしてみようと思うんだけど
リベカ、バカかわゆすw
リベカ妄想乙ww
今回も投下、乙であります!
オアシスを発見!補給を急げ!
ツッコミ体質のテオがカワユスw
>次回、エマさんのえろシーン
気の抜ける書き方に吹いたw
ところで、PSPギレンにマニティさん出てきてますが・・・
・・・
えー。誰これ(´・ω・)
やたっ!次回は久しぶりのような気がするエマさんのえちシーンだー!
>>305 エロパロ板では、萌えフィルタをとおして物事を見るのがキホン
アレはマニティたんのニセモノだ
まあ、類似スレが立つのも仕方ないかもな
書き手が少なすぎて、ほぼ独占状態
VOE以外のSSを読みたい奴が類似スレ立ててもおかしくはないわ
いっそここは専用スレにして、それ以外の宇宙世紀ものは類似スレに投下ということにすればどうだろうか?
きっと荒らしも減るお(^ω^)
イメージ検索しても出てこないんだぜ。
>>305 さあ早く画像をうpするんだ。
>>308 何度もそういう提案がなされてるんだけどねぇ
こいつら話聞かないから
俺は空気読めないちゃんだから質問するんだぜ
お前らの中でのケルゲレン子の性格はどれか
1とりあえずツンデレ
2実は隠れヤンデレ
3普通に奥手
4致命的に天然
5キレると田舎訛り
6アイナ様ハァハァ
7地球に巣くう虫は駆除すべきだと思います
>>311 4だろう。個人的にはノリスの身の回りの世話を甲斐甲斐しくやって欲しいな。
父娘みたいなほのぼのな関係なのよ。
けど周りから突っ込まれたらノリスを意識して、ついだお茶をぶっちゃかして
ノリス涙目。ケルゲレン子も涙目。
エロ的にはそっからズボンについたお茶拭こうとして(ry
5だな。ジオン訛りの更に凄いのが飛び出すんだぜきっと
315 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 12:54:46 ID:9xNiSInB
お
316 :
308:2008/02/28(木) 12:58:26 ID:9xNiSInB
何でこのスレの住人って、こんな傲慢なの?
少しは他の人の意見も聞くものだお!!(#^ω^)
317 :
308:2008/02/28(木) 13:09:14 ID:9xNiSInB
VOE以外の小説が読みたい人は、このスレじゃないもう片方のスレに行くお(^ω^)
このスレの連中はハマーン軍だお!!(#^ω^)
反乱起こすお!!我々はグレミー軍だお!!(#^ω^)
このままこのスレが続いたら、UC小説が滅んでしまうお!!(#`ω´)
グダグダ独占オナニー小説から、UC小説を守るんだお!!!!!(#^ω^)/
勝手にやっとけ
塚グレミー軍って最後フルボッコだったようなwwww
アクシズもエウーゴも最終的には、っちゅー話だよ
このスレもだいぶ釣り耐性がついたのう
>>317どの
グレミーで思い出したがその昔、彼がプルツーとやる同人誌があってのう。
それ自体はよくあるんだが、なんでか彼は声優名で呼ばれとった。
柏倉さん、となあ。
それで彼の声優がちびまる子ちゃんのはまじと知っておじさんは驚いたものじゃよ。
ふぉふぉふぉ。
書き手は、読者の希望に応える為に書くのか
自分の書いた話が他人に受けるかどうか、確かめる為に書くのか
どっちだと思いますか
俺はむしろケルゲレン子の下着の色に興味がある
_ ∩
( ゚∀゚)彡 純白! 純白!
⊂彡
ジオンらしく緑系だな
奇をてらってライムとかどうよ
>>326 なら薄緑色(アッガイたんのバックプリント)でどうだ
OD(オリーブドラブ)やカーキ…
もしくは白…
飾り気の無い超シンプルなショーツ
ただし…いつも新品で染み一つ無い
…とか
329 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:43:16 ID:HNn5MVUR
狙撃任務を終えたマニングが集結地に到着した時には、既にサンドラのザメルとマットのザク1も、連邦軍に成りすましたリィのガンキャノン量産型も到着していた。
そこはキンバライド基地から、東へおよそ100km離れた位置にある荒廃した無人の都市で、1年戦争アフリカ戦線の熾烈な戦闘において住民に見捨てられた、20平方kmにも及ぶ廃墟郡だった。
4年前ならば、そこは住民達の憩いの場として多くの市民達が訪れたであろう、大きな公園跡で、今は整備する者もおらず、錆付いた市長の胸像だけが砂塵に晒されていた。
ゲラートはその像を見上げる様に直立し、隊員達の搭乗するMSが集結するのを一人待ちつづけた。
リィとマニングはそれぞれ市街地戦仕様のザク2F2とグフB3に乗り換え、横一列に並ぶ各々のMSの後に続き、右腕マニピュレータを掲げて敬礼のポーズを取った。
ゲラートは振り返り、インカムのマイクで隊員達全員に出撃前の激励を送る。
「各員準備は完了したようだな…貴様らならば、この困難な任務を見事遂行し、全員帰還してくれるものと確信している。貴様らはあの1年戦争を乗り越え、3年もの間敵の目を掻い潜り数々の修羅場を生き延びてきたツワモノぞろいだ。
ここで死ぬことは、この私が許さん…もう1度…いや、何度でも言おう…全員、生きて任務を遂行し、帰還せよ!」
ゲラートのこの言葉は、今まで様様な任務で散々使われた決り文句であった。
しかし、その言葉は決して建前などではなく、その都度彼は、本心から全ての隊員達の身を案じ、同じ言葉を吐き続けてきたのだ。
そして、それはフェンリル隊全員が心得ている事であり、誰一人としてそれを疑う事など無かった。
「ブルーチーム了解!」ソフィのドムに引き連れられ、シャルロッテとニッキのザク2改がホバー走行で路地に消える。
「グリーンチーム了解!」レンチェフとマニングのグフカスタムの後を追い、リィのザク2F2が待機位置に向かった。
「レッドチーム了解!」ル・ローアのグフカスタムが先行し、サンドラのザメルに続いてマットのザク1が殿を務めながら、大通りの奥に向かう。
330 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:43:56 ID:HNn5MVUR
ゲラートは高性能な通信装置を積んだ指揮車両に乗りこむと、連邦軍がまず目標にするであろうこの広場から正反対の位置にある、街の北側に走り出した。
「ミノフスキー粒子濃度20%…電波通信、未だ良好です!」
隊員達から「ケルゲレン」と呼ばれ親しまれる黒髪の女性隊員が、指揮車両の通信機を抱えて健気に報告する。
終戦間際、フェンリル隊がキャリフォルニアベースの防衛に当っていた時、戦傷者診療所に保護され、持て余されていた女性兵士を気の毒に思ったゲラートが、身元不明のままオペレーターとしてフェンリル隊に引きったという経緯だが
過去に何か酷いショックを受けたようで、アジア方面から撤退してきた部隊に混じっていたのが見付かった時には、既に自分について多くの記憶を失った、記憶喪失の状態であった。
彼女の唯一の所持品であるジオン軍女性兵士の制服には、恐らく彼女が搭乗していたであろうザンジバル級巡洋艦「ケルゲレン」の名が刺繍されていたが、ケルゲレンはラサ地区での打ち上げ成功の通信を最後に、行方不明となっている。
記憶は失ったとはいえ、ケルゲレンは身元も判らぬ自分を受け入れてくれたフェンリル隊に精一杯尽くし、指揮を執るゲラートや戦闘で矢面に立つ隊員達に的確に情報を伝え、その恩に答えていた。
ゲラートはケルゲレンからの情報を聞き、鋭い視線を敵の予想進路上に向け、低い声でつぶやいた。
「ミノフスキー粒子濃度の上昇が、敵の接近を知らせてくれる…」
果たしてその通り、2時間後にはミノフスキー粒子の濃度は急激に上昇を初め、レーダーや電波通信は完全に麻痺してしまった。
331 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:44:40 ID:HNn5MVUR
MS隊16機の内、ジム改3機大破、ガンキャノン量産型1機造反という損害をこうむった討伐隊は、フェンリル隊が故意に残した痕跡を追跡しつつ、編成の再編を行い、追撃の準備を整えていた。
遂にフェンリル隊の姿を捉えたエイガー少尉は、今までにない程的確に判断し、部下の隊員達を驚かせる程だった。
普段は何かにつけて「ジオンの人食い」「狼の化け物」「人の皮を被ったケダモノ」だとトチ狂った話しかしない彼だが、いよいよ宿敵を前に、彼の脳細胞は最大限活性化され、不気味な薄ら笑みを浮かべる様は、何かがとり憑いたようであった。
「偵察機からの報告…進行方向50km先の無人の旧市街地を最後に、敵MSの熱源はロスト」
「本部には『ジオン残党の潜伏拠点を特定』とだけ報告しろ…保護した新兵二人の事は言うなよ」
「はぁ?」
しかしエイガーの嘘の報告は通信士を困惑させた。敵の反応が消えたとはいえ、確認もせずその無人都市をジオン軍残党の拠点とするのは時期尚早も甚だしく、また折角救出に成功した幹部の子息2名の名を伏せるのも不自然極まりない。
そう、エイガーにとっては“フェンリル打倒”こそが唯一の目的であり、ジオン軍残党の拠点捜索も、やたら圧力をかけてくる上層部の言いつけも“お題目”に過ぎなかったのだ。
「いいからそう報告しろ…(クククッ、精々利用させてもらうさ…今度こそ奴らの息の根を止める為にな)」
2時間後、エイガーの元には、更に10機のジム改と4機のジムカスタムが増援として送られてきた。子息を誘拐された上層部が手を回して無理矢理用意したのだろう。
エイガーの目論見通りであったが、一つだけ彼の気に入らない事があった…
「ジオン軍?ボコボコにしてやんよ」
自慢気に配備されたばかりのジムカスタムの両腕をババババッと振り回しながらスピーカーで馬鹿騒ぎする新兵達…上層部は誘拐された馬鹿の息子を救出する為に、馬鹿を送ってきたのである。
対してエイガーの部下達は先刻の奇襲に恐怖心を煽られ、それが悪い方に転んでしまったようだ。
「あの街の何処かに、奴らがうじゃうじゃ隠れてやがるんだ…」
「捕まったらエイガー隊長が言ってた見たく、俺達も皮を剥がれて食われちまう!」
「いやだ、死にたくねぇよぉ…!」
パイロットの手の震えが操縦桿を通し、MSの腕部にまで伝わる程だった。
エイガーはその様を見て米神を抑えた。
対ゲリラ戦では『敵を過小評価する』者も『恐怖に駆られて暴走する』者も役には立たない。
『敵の戦力を慎重に予想し、冷静な判断が出来る』者のみが戦力として価値があるが、そういった事が可能なベテラン連中は中々回ってこないのが現状だった。
332 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:45:12 ID:HNn5MVUR
更には、先ほどの戦闘において発覚した「友軍内部の内通者」の存在も問題だった。
リィ上等兵の裏切りが討伐隊隊員達の精神に重大な影響を与えたのはまず間違い無く、チームワークが重要になる市街地戦闘において「自分の背中を守る仲間が信用できない」という状況は非常に問題だった。
部隊の規模が大きくなり、新しい人員が外部から新たに補充されたとなれば、当然エイガーの部下達は素性の判らない彼らに疑いの目を向けるであろう。
噂ではトリントン基地を襲撃したジオン軍残党の何名かは、連邦軍仕官に変装していたとの事だ。
先ほどの襲撃の際は、各班長を中継し指示を送ることが出来た為、悪戯に損害を大きくする事はなかった。しかし、今度の戦闘は各MS間の間隔が狭くなる市街地戦闘である。
現場で指示をする班長と隊員達は近くなるが、逆に後方で戦況を統轄する指揮官との通信は、ミノフスキー粒子や地形の影響をもろに受け、正確性や迅速性に欠けて来るだろう。
必然的に各班は班長の判断のみで行動する事が多くなり、エイガーの目は届きにくくなる。終戦後に入隊したばかりの新兵ばかりを配属した彼らに、フェンリル隊を相手にする事ができるのか…
だがそれでもエイガーは、この飢えた狼の檻とも言える廃都市に新兵達を放り込むのに、何ら抵抗を感じなかった…
フェンリルを潰す…今の彼には、それしかないのだ。例え如何なる損害を出そうと、この作戦の後に自分が処罰を受けることになろうと関係無い。
「にがさねぇ…俺をコケにしやがったジオン野郎は、一匹残らずひねり潰してやる…」
そう、彼ら討伐隊が抱える最大の問題点とは、指揮官であるエイガー自身の破綻した人格だった。
「各機前進!敵を発見し、殲滅しろ!一匹たりとも逃がすな、生かすな、容赦するな!ジオン兵は全て敵だ。奴らは人間ではない、人の皮を被った畜生だ!そう思って全て叩き潰せ!」
エイガーの絶叫がインカムを通し、兵士たちの耳を劈くと、彼らは都市の中央部に向かう路地に班ごとに隊列を組み、脚を踏み入れていった。
333 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:45:55 ID:HNn5MVUR
シャルロッテとニッキのザク2改が通路を挟み、向かいの建物の影で息を潜め、ジム改3機が通過するのを見守る。
まずは敵分隊の動きを偵察し、その初期目標を予測する。
ジム改3機とジムカスタム1機が通り過ぎると、ニッキの溜息がインカムを通してシャルロッテの耳に届いた。
「敵の増援は予想していたが、予想通りでも嬉しくないな」
「それでもやるだけやるのよ、ニッキ少尉は私の盾になって戦いなさい、男でしょ」
「ふざけてるのか?」
「さぁどうかしら…足手まといのあなたが居なければ、私もソフィ少尉も心置きなく戦えるものw」
フェンリル隊に配属になってからこの調子である。プライドの高いシャルロッテは、同時期にやってきたニッキに何かとライバル心を抱き、初陣に至ってはザクの操縦権を巡ってゲラートに直訴した程だ。
そして今回彼女が気にしているのが、同じチームに配備されたソフィの事だ。できればシャルロッテは、尊敬するこの女性仕官に対し良い所を見せたかったし、その後イロイロお楽しみを期待してもいたが、それもニッキが居れば興ざめである。
「遊んでないで敵を追跡なさい。いつ攻撃命令がでるか分からないわよ」
後続の部隊が無いか確認の為に、後方を迂回して来たソフィのドムから通信が入る。
ホバー走行のドムは、どうしても防音性に欠ける為、市街地戦では中々その強力な機動力を生かすことはできない。
今回ソフィは大きなハンデを背負う形になってしまたが、シャルロッテにしてみれば、これは不謹慎ながら絶好のチャンスであった。
ソフィ少尉が敵に囲まれる
↓
危ないところを私が助ける
↓
ついでにニッキ少尉戦死で大尉に昇進
↓
ソフィ少尉私にぞっこん
↓
『怖いの、今夜は側に居て』
「はい、私がんばります!」
「何をだよ…行くぞ」
334 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:46:23 ID:HNn5MVUR
都市の北部を東西に走る陸橋は高さが10m程あり、又街の東側は戦闘によって多くの建物が倒壊し見晴らしが良い為、北東部に陣取っていたサンドラのザメルは、敵部隊を鴨撃ちにできる位置に居た。
「ったく、人使いの荒い女だぜ」
「黙って弾運びな色男、種馬なんだろう?」
「下品な口をきかねぇでくだせぇ」
「あんたが良く言うよ」
マットのザクはバックパックに資材運搬用の大型ランドセルを背負い、せっせとザメルの後に随伴した。
どうやら弾薬を山ほど積載しているようで、本来軽量であるはずのザク1は、1歩歩くたびにビシビシとアスファルトにヒビを走らせた。
「…底ぬけねぇだろうな、この陸橋…」
「アタシのザメルが走ってるんだ、あんたのザク1くらい問題無いさね…もっとも、さっきみたいに抱き合って走ったら分からないねぇ」
「…う」
最初の攻撃の際、危うく敵に追いつかれそうになったマットは、ザク1ごとサンドラのザメルに、所謂“お姫様抱っこ”の状態で集結地まで運ばれた。
強面で利かせる彼が、そんな様をニッキやシャルロッテに見られたのは一生の不覚だろう。
「ふふふ、早くぶっぱなしたいねぇ…なんせミガキ自慢のデカイ得物だしねぇ…」
ザメルの後部には、折りたたみ式の680mm砲に代わり、何やらシートに包まれた筒状の物体が据え付けられていた。その口径は明らかに680mmを超え、代わりに口径長は短くなっている。
また、そのシートの端からは、どうやら弾丸を送り込む為の蛇腹のような物が見え、それが背部の弾薬ラックに伸びて固定されていた。
「…(正気かあのアマ、あんなもん撃ったらひっくり返るぞ)」
マット軍曹の受難はまだまだ続く。
335 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:46:50 ID:HNn5MVUR
「マニング、狙撃位置につきました」
マニングのジムカスタムは90mmライフルを抱え、街の中央広場を見下ろせる位置に建つ市役所の屋上に陣取っていた。
狙撃任務であれば自慢の狙撃仕様ザク1が好ましかったが、今回は不意の遭遇戦が予想される市街地戦であるため、マニングもレンチェフ同様、格闘戦能力の高いグフカスタムに搭乗した。
「結構…これから連邦のゴミ虫を狩るからな、しっかり確実に殺してくれ」
マニングの通信に応えたのは、かつての司令官であったレンチェフであるが、彼はあいも変わらず辛辣かつ虫唾の走るような言葉で殺戮を肯定化した。
「…」
正直良い気分ではないだろうが、マニングに選択の余地など無く、また同じチームに配属された以上、上官である彼の言うことは絶対である。
唯一の救いが、この作戦が無謀な総力戦等ではなく、フェンリル隊としての意義ある作戦だった事だろう。
「何か言いたそうだなマニング…」
「御話の途中申し訳ありませんが、敵です」
レンチェフの言葉を遮るように、斥候であるリィのザク2F2から敵発見の通信が入った。マニングは何となく胸を撫で下ろしたい気分であった。
この寡黙な曹長とは階級が近いせいもあるが、何故か気が合うのだ。
上官に持つなら、レンチェフ少尉よりかはリィ曹長の方が良かった…何度かそう思ったほどだ。
純粋に戦闘能力としてならレンチェフの執念とも言うべき格闘戦闘力は凄まじかったが、彼の熾烈過ぎる性格は“指揮官”としては致命的であった。
それに対してリィは的確な情報分析と、第三者的視点からの戦況判断が可能な、より指揮官向けの性格である。それに何より、リィ曹長は無意味な殺戮を好まない。
「?」
マニングが横目でリィの方を見ると、ザク2F2は右腕の人差し指をマニングに立てて見せ、頭部パーツと左右逆方向に振って合図を送っていた。
「『気にするな』…ですか」
マニングはインカムを外してそうつぶやき、南に向かう大通りの先から、2時間前までゲラートが立っていた広場の中心に連邦軍MSの1個班チームが姿を現したのを確認する。
最初の目標に照準を合わせ、彼は時を待った…
336 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:47:25 ID:HNn5MVUR
司令部であるホバー陸戦艇を待機させる為に、街の中央広場確保を初期目標として前進してきたのは、ジム改3機とジムカスタム2機によって新たに再編成されたチャーリー3だった。
彼らが中央広場を制圧後、そこを拠点として陸戦艇による火力支援や総指揮等を無人都市全体に行うというセオリー通りの作戦である。
実際この班の戦力は、他の4班に比べ新鋭機ジムカスタムが1機多い5機編成となっており、中央広場から5方向に伸びる大通り…都市中央を東西に貫くメインストリートと、中央広場から北東、北西に向かう路地、そして彼らが南から侵攻して来た通り…
それぞれ4方向を1機ずつ確保する為に、強力な配備となっていた。
彼ら4機の内、ジムカスタム1機と2機のジム改に搭乗しているのはエイガーの部下であり、また最初の襲撃の際チャーリー3を失ったサーフェイス2分隊のメンバーであった。
彼らはチャーリー3が襲撃された際の慌てふためき様と、ザメルやザク1からの狙撃の様をすぐ間近で見ており、フェンリル隊に対する恐怖心という点では、他の分隊より危険な要因を含んでいる。
「くそ…!各機警戒を怠るな!」
新編成チャーリー3の班長であるイワノフ上級曹長は、額から嫌な脂汗がどくどくと流れ、それが首を伝って胸元に落ちていく度に、びくびくと震え上がった。
彼は配属以来、1度も戦闘を経験していなかった…そして彼が最初に遭遇した相手が、ジオン軍最狂最悪と噂されるゲリラコマンド(かなり尾ひれがついている)、あの「ミッドナイトフェンリル」だったのは不幸としか言いようが無いだろう。
「…(畜生!奨学金に目がくらんで入隊して、除隊の機を逃したと思えばこの様かよ!こんな所で死にたくねぇ…)」
「目標地点に到着。班長、指示を」
「各機所定の位置に付け、怪しい物を見つけたら即座に報告しろ!誰も勝手な真似はするな!」
3機のジム改はそれぞれ、東西に伸びるメインストリートと北東への路地の角に展開し、銃口をその先へ向けて監視を行った。
副班長のジムカスタムがそれに習い、北西へと伸びる路地についた所で、イワノフは「第一目標確保」を意味する赤い信号弾を上空に向け発射すべく、ランチャーの内蔵された90mmブルバップライフルを空に向けた。
今正に、イワノフがトリガーを引こうとした瞬間、白い奇跡を描く飛行物体が三つ、向かいの市役所の窓から放たれて広場に飛来した。
経験の浅い彼の頭は一瞬にして真っ白になった。
「!!!!!!!!!!(敵?どこから?どうする?攻撃?どのくらい?逃げるのか?戦うのか?畜生、死にたくねぇ!)」
広場の中心に落ちたそれは数秒の後、甲高い爆音と共に炸裂し、周囲一帯を真っ白な煙幕で覆ってしまった。
それは、予め広場の中心部に照準を合わせていた迫撃砲から放たれた、WP(発煙弾)だった。
「円周防御!各機状況を報告しろ!」
イワノフがインカムに向かって絶叫した。ついに彼の恐れていた事が起こったのだ…フェンリルが、牙を剥いている…
337 :
フェンリル隊、終わらず…:2008/02/28(木) 21:47:49 ID:HNn5MVUR
「セドリック損害無し!視界ゼロ!」
「ニコライ損害無し!敵影確認できません!」
「アミード損害なし、…パッシブソナーに感!」
3機のジム改の内、高性能パッシブソナーを搭載していたアミードの機が、MSの駆動音を感知した。
途端にチャーリー3全機に緊張が走り、各機はあちこちと、自分担当の警戒方向に銃口を忙しなく向けた。
「この音響パターンはMSです、間違いありません!数は…10、20…30…45!!まだ増えるぞ!」
アミード機のパッシブソナーセンサーのディスプレイに、青で表示されるMSの影は、見る見るうちに数を増やし、総勢54機もの未確認機が彼らの周囲700m四方を包囲してしまった。
当然この中には友軍機21機も混じっているだろうが、それでもこちらの総兵力を超えているのは間違い無かった。
「敵に包囲されただと!?」
「どうなってんだこの数は!」
「班長、どうすれば!?」
「やっぱりこの街は奴らの巣だったんだ!」
「黙れ!」
イワノフはインカムで怒鳴りつけ、自身もパニックに陥りそうになりながらも部下達を静止せんとした。
だが彼の努力は全くの無駄に終わってしまう事になる。
『あ〜、あ〜、連邦軍兵士諸君、聞こえるか』
突然真っ白な煙幕の無効から、大音響スピーカーによる男の声が聞こえてきた。
明らかにジオン訛りのある中年男性の声だ。
『君らは完全に包囲された。無駄な抵抗は止め、投降したまえ。我々は無意味な流血は好まない…』
それは、録音されたゲラートの音声であった。
ゲラートの声は更に続けた。
『が、我々も“食料に困っている”…君らが“食材を提供してくれる”と言うのなら、我々も喜んで歓迎しようww』
市役所の上で狙撃姿勢をとっていたマニングのグフカスタムは、ゲラートの音声が終了するのと同時に、白煙の中に向かって狙撃ライフルの引き金を絞った。
突然白煙の向こうか鳴り響く狙撃銃の爆音と、飛来した90mm弾。
しかも先頭のジム改を直撃したそれが、真っ赤なペンキをタップリ含んだペイント弾であったのは、先ほどのゲラートの言葉にビビリまくっていたチャーリー3を恐怖のどん底に叩き落とした。
彼らは恐怖のあまり“MSが血を流さない”という根本的な事実を忘れ、ただ目の前に飛び散った血糊のような赤い液体に悲鳴をあげた。
「ひぎゃあああああああああ!!!!」
「いやだ、食われるのはいやだああああああああああ!!」
元サーフェイス2のセドリック、ニコライがでたらめな方向に向かって90mmMGを乱射し始めた。敵の位置も判らなくては何の意味もない行為だった。
フェンリル隊に帰還したリィによってもたらされた新情報『フェンリル隊は同族食いの人でなし』というデマは、彼ら本人によって利用されてしまったのだ。
ケルゲレン子は墜落のショックで記憶喪失になってしまいました。
異論は認めない。
キタキタキターー!!!
>>338乙です
偉い人推薦のバカにワロタw
あとシャルの頭の中にもw
それにしてもザメルを更に魔改造・・・
ナニが積まれてるのかこの上なく気になります
GJだが、
>>335でグフカスがジムカスになってるな。
>「ジオン軍?ボコボコにしてやんよ」
>自慢気に配備されたばかりのジムカスタムの両腕をババババッと振り回しながらスピーカーで馬鹿騒ぎする新兵達…
これはかろうじてこらえたが
>上層部は誘拐された馬鹿の息子を救出する為に、馬鹿を送ってきたのである。
冷静すぎる解説にやられたw どいつもこいつもアホスwwwww
じゅるり
シャル×ソフィに期待せざるを得ない
シャル鬼畜ww
∧_∧
( ・ω・)=つ≡つ
(っ ≡つ=つ
/ ) ババババ
( / ̄∪
後世に名を残す変態が今ここに舞い降りる↓
/ ̄\
( 凸 )=つ≡つ ジオン軍?ボコボコにしてやんよ
(っ ≡つ=つ
/ ) ババババ
( / ̄∪
頭の形がアッガイだぞ?
┌┐
( 凸 )=つ≡つ ジオン軍?ボコボコにしてやんよ
(っ ≡つ=つ
/ ) ババババ
( / ̄∪
こ、こいつ、進化したやがる・・・
俺もその改変をやろうとしたが、
ジムカスのカメラアイは凸型じゃないだろw
俺にはもうレオパルドンにしか・・・・
>>350 AAでジムカスタムは無理だな
微妙なV字型のカメラアイなんて、どう表現すんだよ
できた。
l
< 十 >=一≡一 ジオン軍?ボコボコにしてやんよ
(っ ≡つ一=一
/ ) ババババ
( / ̄∪
鹵獲された!?
ギャンが連邦に下ったのか
┌┐
( V )=つ≡つ ジオン軍?ボコボコにしてやんよ
(っ ≡つ=つ
/ ) ババババ
( / ̄∪
保守
hosyu
↓童帝
書き込めない
362 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 17:55:14 ID:s9kPhxIT
ほす
363なら全員に玉責め
市街戦文章化むじい
ブラックホークダウン見直すかな
NHK高校講座 日本史でZのサントラが使われてた・・・
前ピンポンでΖの曲流れてたな・・・
最近ジオフロSS投下してる者ですが、ISAP氏連載やめちゃうんですか?
私は長期連載作品を気にしたりしませんので、満足行くまで続けると良いと思いますよ。
実力のある書き手がいるスレの方が、書いてて楽しいので。
歴代のヒロインってことなんだがろうが保管庫はあるのか?
南極条約はほとんど更新停止状態だし。。。
ギレンをやってるんだろう。>ISAP氏
>>367 すみません、色々と考えて連載を止めるつもりでした。
毎回、「本当に止めよう」と思っているとちょうど声をかけてくれる方がいて
なんだか運が良いんだか悪いんだか判らない私です。
ただ、貴方の作品を楽しみにしている皆さんの、何かのお役に立てるのなら
もう少しだけ、頑張って続けてみようと思います。
(もっとも、私は実力のある書き手ではないので心苦しいのですが‥‥‥)
私も、貴方の作品はいつも楽しみにしています。
ジオフロでは、エイガー少尉&マドロックが好きで好きで仕方ありません。
砲術エキスパートの癖にヘタレのエイガー君はもっと評価されてもいいと思います。
アイリッシュ級1番艦アイリッシュは、月面都市アンマン上空から次第に離れつつある。
出港とは行っても、ここは空気もなく重力も小さい月面の宇宙港だ。
簡便という意味では、自動操縦にまかせっきりにしていても全く問題ない程である。
それでも、アイリッシュ艦長代行マニティ・マンデナ少佐はブリッジに控えていた。
船乗りとは、古臭い習慣を頑固に守り続ける事を美徳とする人種だ。
出港や入港に艦長が立ち会うというのは、義務を通り越し、既に儀礼と化している。
「異常はないようね」
緊張しているのか、マニティの指は地球連邦軍正式のグレーの制帽の庇から離れない。
寸分の隙もなく整然と着こなされた制服は、彼女の性格を反映しているようだ。
「当然かと」
傍らには、同じく地球連邦軍正式の軍服をきっちり着込んでいる黒人の少女が立つ。
言葉はマニティに反応しているが、その瞳は前方を見つめたまま離れない。
チョコレートを溶かし込んだような肌に、黒水晶のような瞳のアフリカ系美少女は、
実質的なアイリッシュの司令塔、副長のエマニュエル・クリル中尉だ。
マニティは、気が付くといつもこの少女が隣にいるような気がしてならない。
三交代制を引いている艦内である以上、二人のシフトは自ずとズレるはずなのだが?
ひょっとして、エマニュエルはほとんど休憩を取っていないのではないか。
そう考えると、胸が締め付けられる様な痛みを感じずにはいられない。
エマニュエルが忙しい理由──それは、マニティが頼りないからに他ならないのだ。
軽い電子音が鳴ると同時に、アンマンのロズウェル港からの通信が入った。
『こちら、ロズウェル管制塔』
「こちらアイリッシュ。ブリッジの艦長代行、マニティ・マンデナ少佐です」
マニティは、性格通りにケチのつけようもない海軍式の敬礼をする。
余談だが、旧世紀からずっと軍隊の敬礼には「海軍式」と「陸軍式」の2種類があった。
陸軍は、戦闘空間が広大な野外の為、敬礼は肘を目線の高さまで上げる。
一方、海軍は狭い艦の通路を想定して、脇を閉めて縦に敬礼を行うのが基本である。
要するに、「海は縦型」「陸は横型」と認識していれば間違いない。
『あと300秒でラーディッシュが出港します。速度は落さずにどうぞ』
「了解です」
アイリッシュ級2番艦ラーディッシュは、今回もこのアイリッシュと同行する予定だ。
ふと、管制官がマニティの顔をしげしげと見て不思議そうな表情になった。
『そういえば、艦長代行は随分と資料写真とお顔が違いますね』
管制官の言葉に、ああ、とマニティは困ったように微笑むしかない。
地球連邦軍を裏切る直前、データベース上の自分のプロフィールは当然改竄している。
軍に残っているマニティの写真は、実物とは似ても似つかない顔だ。
もっとも、もとから顔見知りのガディ・キンゼー中佐などには無意味でしかない訳で
所詮は気休め程度の効力しか持ち合わせていない“偽装”ではあるが。
ちなみに、これはエゥーゴに入る際に余裕があった者はみんなやっているのだが、
単なる暴走で加入したカミーユ・ビダン少尉や、止むに止まれず加入することになった
ブライト・ノア大佐・ファ・ユイリィ軍曹、退役済だったジュナス・フレイズ大尉は
残念ながら個人情報の殆どがティターンズに知れ渡ってしまっている。
カミーユやファなぞ、ハイスクールの通知表まで調べ上げられているありさまだ。
『意外にお美しくて、驚きましたよ』
リップサービス程度に思っておくべきセリフだろうが、まあ悪い気はしない。
にこにこと微笑むマニティの横顔を、エマニュエルがキッと無言で睨み付ける。
視線に気付いたマニティは、慌ててその身を正すとエマニュエルにそっと問い掛けた。
「‥‥‥こ、こんなことくらい、その、えーと、私一人でやっておくけど」
入出港時の立会いなど、所詮は入国管理官へのポーズでしかない。
どうせ、この艦の運行に関しては何の役にも立っていないマニティだ。
これくらい一人でこなして、有能な副長であるエマニュエルを休ませてやるべきだろう。
「艦長代行一人で、ですか?」
マニティの遠慮がちな言葉に、黒人の少女は胡散臭そうな目を向けて来る。
あくまで無愛想なその瞳に媚びるように、マニティは愛想笑いをした。
「わ、私なんて、こんなことくらいでしか役に立てないしね」
その瞬間、エマニュエルはマニティを刺し殺しそうな表情になる。
精一杯気を遣ったつもりなのに、殺意すら向けられてしまう理由がさっぱり判らない。
怯んでしまうマニティをしばらく睨んだ後で、エマニュエルは吐き棄てるように言う。
「‥‥‥情けない」
そんなことくらい、言われなくても判っているマニティである。
だが、このアイリッシュにとって必要なのはエマニュエルであって自分ではない。
既に何回も、上層部に自分を艦長から外して欲しいという申告を送っているのである。
後任にはこのアイリッシュを隅から隅まで把握しているエマニュエル副長を推薦し、
場合によっては彼女の部下になって、使われてもいいとさえ伝えていた。
だが、いつまで待ってもエゥーゴ上層部からは許可の返事は来ない。
マニティは、アイリッシュのお飾り艦長代行のままつらい日々を過ごすしかないのだ。
目の端に涙を浮かべるマニティから、エマニュエルは苛々と視線を逸らす。
ちなみに、あまり知られていな事実だが、アイリッシュはエゥーゴ艦隊の戦艦の中で
もっとも装備が充実しており、補給関係で困ったこともないという特徴を持つ。
それは全て、元“事務屋”のマニティが如何なく手腕を発揮した結果だ。
膨大なリストの中から必要な物を見つけ、それを的確な交渉で計画的に調達する彼女は
アイリッシュのクルーに、武器弾薬で苦労というものをさせたことがない。
フォン・ブラウンの港の片隅に納品先不明で放置されていた最新鋭メガ粒子砲3門を、
様々な書類から捜し当てて買い付けた時など、港職員から絶賛を受けている。
そんなマニティ艦長代行を、副長であるエマニュエルはどう評価しているのだろうか。
そっと涙をぬぐったマニティは、なるべく背筋を伸ばして出港作業の続きに戻った。
エマ・シーン中尉は、アイリッシュに続いて出港したラーディッシュの艦内にいた。
半舷休息状態の艦内で、三交代のエマはちょうど自由時間に入ったばかりだ。
艦長でも作業員でもないパイロット達は、出港に際して何もやることはなかった。
それに、軍艦とはいえ訓練ばかりでは息が詰まり大事な時に役に立たない。
いつでもピンと張り詰めている糸ほど、いざという時には切れ易いものだ。
だからこそ、エマも自由時間の過ごし方にはとても気を遣っている。
最近のお気に入りは、ベッドに寝転がって古本のミステリーをチビチビ読むことだ。
枕元にバーボンでもあれば文句はないのだろうが、そもそもエマは酒は飲まない方だし
パイロットがいざという時に酔っ払って出撃出来なければ目も当てられない。
軍艦では、ギムレットにはまだ早すぎるなどと粋を装う余裕はないのだ。
「この人も殺されちゃったかぁ」
エマは、ふんふんと感心したように頷きながらペーパーバックのページをめくった。
背表紙に印刷されているのは、正解率1%などと無意味に仰々しい煽り文句だ。
無重力でも、室内を漂うのは精神衛生上良くないから、身体はベッドに固定している。
些か不便ではあるものの、やはりブランケットの柔らかい感触は悪くない。
しばらくそうしていた後で、エマはペーパーバックを閉じるとサイドボードに置いた。
固定式ではないから、本はぷかぷかと空中に浮き上がって漂ってしまう。
「‥‥‥どうしてるかな、カミーユ」
ペーパーバックを見つめるエマの瞳が、何かを懐かしむように細められた。
エマは、8月末のクワトロ回収作戦後から正式にラーディッシュへ配置転換されている。
カミーユと会話をしなくなってから、一ヶ月半にもなるだろうか。
元々、エマはアーガマからラーディッシュに貸し出される事が多かった。
その理由は不明──と言いたい処だが、エマもジュニアハイスクールの生徒ではない。
艦長であるヘンケン・ベッケナー中佐がその原因だと薄々感づいている。
「ヘンケン艦長、かぁ」
地球連邦軍出身であり、一年戦争にも従軍経験のあるベテラン軍人だ。
若くしてサラミス改フジ級輸送船スルガの船長を務めたのだからエリートに違いない。
ラーディッシュでも、クルーの全員から殆ど盲目的と言えるくらいに全面的な信頼を
受けているのも、こうやって長く乗船していれば実感として判る事実だ。
客観的に見て、ヘンケン・ベッケナーは評価に値する軍人である事は間違いない。
(第198回・終)
GJ
いつも乙です
しかし次回予告が外れてショボーン…エマさんのえろシーンが…
正直ここまでのものを見せられてしまうとVOEのない日曜日が考えられないんですよね…。
お疲れ様です。
さっそく
>>305を反映しているあたり心憎いw
こういう対応力と諸々の知識(とそれを調査できる能力)というのは
必ず上達に結びつくように思いますので、「描く」コト自体は続けた方が得だと思いますよ!
連載終了を選ばれたら非常に残念ですが、それでも何か別な物を「描く」コトには挑んで欲しく。
あと今はまだ顕在化してませんが、マニティさんの実務能力は好きですねw
補給を欠かさないってのは重要ですよ。楚漢戦争で活躍した蕭何みたく。
それからこの前ですね、自分がISAPさんから受けた影響が、また別な人に伝播して
その人が連載期間実に一年五か月ほどの対策を完結したコト、ひとまず報告しておきます。
どう取るかはご自由ですが、何かを懸命にやるコトは決して悪い影響のみを
広げるとは限らないとは思いますね。
とにかく如何なる判断を下されようと、命ある限り最後までお付き合いしますよ。
実はマニティ激ラブなエマニュエル
上層部にはマニティはすげー有能(事実ではある)ってべた褒め
マニティを艦長から外したらアイリッシュ沈めて自分も死ぬと脅迫している
あと凄いツンさんなんでマニティに毒づいた事を自室で酷く後悔して、
シャワー室でマニティ想いながら激しいオナニーをしている
夢はいつかマニティをお姉さまと呼ぶ事
「制帽が曲がっているわ…レビル将軍がみておられるわよ」
と直して貰う事
題して、「レビル将軍が見てる」
…いや、ないな
PSPギレンのマニティさんは改竄済みだったのですね!!
おそらく耐久が本人の数値で、それ以外はエマニュエルの人のパラメータなのか。
台詞もエマニュエルの人が当ててると考えると妙に笑えて楽しいですな。
ISAPさん帰ってキター
ぜひとも止めずに続けて欲しいものです。
ところでアクシズ未プレイの俺に
偽マニティがどんなのか教えてくれ
見た感じきっついハイミスで、決め台詞は
「私を軽視した報いです!」
やたら軽視されることに敏感なお方。
ハイミスなのは偽造書類に基づくイメージ画像で
エマニュエルさんが「お姉さまを軽視するとは許せん!」的な
アテレコをしていると考えると笑える。
そういやマニティさんのあの顔って出典なんだろう?
どこかで見た事あるんだけど・・・
それより本放送時にエゥーゴパイロットとして再登場予定とアニメ誌に載ってた
一話でカミーユ殴ったカラテ部の先輩が居るのにワロタ。
他に居なかったのかョ。
>>389 さんくす!
なんかカテジナさんみたいだのぅ
こんなのボクらのマニティさんじゃない(´・ω・`)ショボ゙ーン
391 :
386:2008/03/20(木) 18:24:29 ID:ZsjbgPrd
>>387>>389 ありがトン。確かにイメージ違うなww
きっとマニティさんだけどマンデナさんじゃないんだよ。うん。
エマ・シーン中尉の身体は、カミーユ・ビダン少尉の腕の中にすっぽり入ってしまう。
無駄な肉のないスマートな肢体のエマが、特に華奢な訳ではない。
17歳の瑞々しい少年の身体が、意外に逞しいだけのことだ。
「ん‥‥‥」
力の加減を知らないカミーユは、エマの身体を思いっきり抱き締めるのが常だった。
時に、背骨が折れてしまうのではないかと思う程に、その抱擁は強い。
少年の腕の中で、エマは苦しそうに息を吐いてその身体を震わせる。
元ティターンズのエマは、それなりに訓練の日々を送って来ていた。
同世代の女性達よりは、運動神経も身体能力も良いつもりだ。
それでも、女性としての根本的な軟さだけはどうしても克服することは出来ない。
ハイスクールの空手チャンピオンのカミーユに、力ではとうてい適わないのだ。
「‥‥‥ふふ」
唇の端から苦笑が漏れて、エマの全裸の肩が静かに美しく上下した。
エマは、カミーユに強く抱き締められるのが決して嫌いではない。
まあ、もうちょっと加減というものを学習してくれれば、更に文句はないのだが。
カミーユが彼女を強く抱いたから、二人の身体はベッドに向かって倒れ込んでしまう。
半舷休息の艦内は、人口重力が形成されているから当然ながら勢いが付く。
二人の身体は、マットのスプリングを確かめるが如く数回ベッド上で跳ねた。
エマの白い乳房が、ぷるんぷるんっと揺れてその先端の乳首も揺れる。
その拍子に少年の手が名残惜しげに離れ、エマとカミーユの身体の間に空間が出来た。
「エマさん‥‥‥っ」
カミーユは、その距離を許さないかのように彼女の唇を奪いに来る。
そういえば、いつまで経っても7歳年下の少年は彼女を呼び捨てに出来ない。
それを嗜めるべきかどうか迷うエマの口の中に、カミーユの舌が器用に入り込んで来る。
「ぅんん‥‥‥」
エマは、数ヶ月前に処女を捧げたカミーユ以外に男性経験はない。
カミーユも似たような物だったはずだが、さすが天才、テクニックの向上が目覚しい。
いつの間にか、エマはカミーユの愛撫に翻弄されるようになってしまっている。
こんなところまで、その万能な才能を発揮せずとも良いものを、と思わないでもない。
カミーユは、その手をエマの乳房にかぶせるとゆっくりと揉み始めた。
部屋の空調が若干暖かめだからだろうか、エマの肌は既に軽く汗ばんでいる。
「あ、ああんっ」
「エマさんの胸、イイですよね‥‥‥」
カミーユに乳房を揉みほぐされ、エマは思わず小さな嬌声を上げてしまった。
「きゃうっ‥‥‥!」
何がイイんだか判らないが、それにしても褒められれば嬉しいエマ・シーンである。
「乳首、固くなって来ました」
いちいち解説を加えてくるカミーユの指が、エマの乳首へと触れた。
そして、勃起しつつある突起を指の腹で撫でるようにくりくりっとマッサージする。
「ど、どうですか? エマさん」
「あ‥‥‥あはぁ、‥‥‥い、いい‥‥‥わ、カミーユ」
くすぐったさと心地良さが同時に胸に広がり、エマは自分の吐息が熱くなるのが判った。
パイロットが着るノーマルスーツは、意外と身体の線が出てしまうものだ。
エマは、ティターンズに属していた時から大きめの自分の胸を疎ましく思っていた。
訓練中に、ふとゆさゆさ揺れる自分の胸の膨らみを意識しまったことも何回かある。
そんな乳房も、こうやって丁寧に愛撫されていると愛しくなって来るのが不思議だ。
むしろ、こういう関係になってからはバストが大きめで良かったと思うエマである。
男というものは、胸の大きい女性に惹かれてしまう動物らしいから。
「んっ‥‥‥く‥‥‥。‥‥‥ふっ、はぁぁ」
「エマさん、感じてますか」
カミーユがエマの乳首を軽く抓むと、彼女の身体にびくんっ!と電気が駆け抜ける。
「あぅぅうん」
少年は、嵩に掛かったように両手を駆使して、エマの乳首を刺激し続けた。
「あ、ああああ、ダメ、ダメよぅ‥‥‥カミーユぅ」
「ここをこうすると、どうですか?」
「あ、はぁぁ、あああぁぁぁん」
エマが可愛く悶えるから、我慢出来なくなったカミーユは彼女の乳首を口に含む。
「きゃんっ!」
震えるエマの胸にカミーユが襲い掛かり、エマは反射的に上半身を反らした。
柔らかくて湿ったカミーユの舌が、エマの乳首にねっとりと絡み付いて吸い始める。
ちゅくちゅく、という音がカミーユの口元から響くから、エマは赤面してしまう。
「ダメ、感じ‥‥‥感じすぎる‥‥‥からぁ」
指で丹念に刺激された後の乳首は、自分の身体と思えないくらいに敏感だ。
頭の中が痺れてしまったエマは、その両手でカミーユの身体をぎゅっと抱き締めた。
柔らかい身体に魅了された、少年は彼女の豊かな乳房に頬擦りをする。
そっと伸ばされたエマの腕が、カミーユの頭を愛しそうに抱え込む。
そして、まるで幼子に乳を飲ませるが如くカミーユの頭を自らの胸元に押し付けた。
カミーユは、はぁはぁと呼吸を荒くしながら、より一層エマの乳首を吸う。
「や、やん、やんやん‥‥‥やぁぁぁぁ‥‥‥」
カミーユの手が、エマの乳房を根本から絞るように強く揉みしだいた。
ずんずんと尖って来た彼女の乳首は、カミーユの口に含んで転がされてしまう。
「噛みますよ、乳首」
「え!? ダ、ダメ‥‥‥ああああん!!」
宣言通りにカミーユに乳頭を歯を立てられ甘噛みされ、エマの身体が突っ張った。
「あっ、ああぁぁあ! や、は、はぁぁぁ‥‥‥!」
上体を激しくクネらせてエマが喘ぎ、漆黒の黒髪がシーツの上で乱れ舞う。
白い肌がすっかり上気し、大粒の汗で一杯になっているのがなんとも艶かしい。
「エマさん‥‥‥」
全裸のカミーユが身体を伸ばすようにして、エマの唇に唇を合わせて来る。
「んん‥‥‥っ」
カミーユの舌が伸びて来たから、エマはそれを自然に受け入れてそして夢中で吸った。
お互いに生まれたままの姿でするキスは、普段のキスより数倍も淫靡だ。
いや、むしろ挿入行為そのものと比べてもいやらしいと感じてしまうことすらある。
キスは物語で知っていたようなロマンチックなものではなく、逆にエロチックだ。
エマがそれに気付いたのは、カミーユとこうやって夜を過ごすようになってからだった。
ぼうっとした瞳で自分を見つめるエマに、カミーユは少しの間魅了される。
一呼吸置いた後で、カミーユは右手をエマの股関へと伸ばしてそっと触れた。
「は、あぁっ‥‥‥!」
エマが、きゅっと目を閉じて全身を突っ張らせるように痙攣する。
濡れているとカミーユが口の中だけで呟き、その囁きにエマは耳まで真っ赤になった。
汗ばんだ肌の上をカミーユの手が焦らす様に滑るのも、エマには快感になってしまう。
カミーユの指が、慣れたものだと自慢するかのようにエマの割れ目に差し込まれる。
「ふぁぁぁっ」
悔しいくらいに慣れた動きは、エマの気持ちいいトコロを判っている指だ。
カミーユの指がエマ自身の割れ目を抉じ開け、熱い内壁に触れて来る。
「あああ!」
ぞくぞくぞくっと彼女の身体が震え、乳房がゴムマリのように弾んで、髪の毛が舞う。
エマの中に入れた指を、カミーユは一本、更にもう一本と増やしていく。
そして、三本になった指を巧みに動かして、エマの感じ易い媚肉を愛撫し続ける。
「ひゃぁ、はっ、はぁぁぁぁ!」
「ここ、イイですよね?」
「ダメ、そ、そんなとこ‥‥‥!」
「‥‥‥イイんですね? エマさん」
カミーユのよく動く指がくちゅくちゅと抜き刺しされる度、エマは嬌声を上げた。
じっとりと噴き出して来る汗が、常夜灯の光の中でぬるぬると光るのが美しい。
カミーユは身体を起こすと、エマの漆黒の恥毛に覆われた丘をそっと見つめる。
エマは毛深い方ではないから、ヘアは慎ましく、普段なら風に揺れる程だ。
だが、今は垂れ流される愛液に濡れ、しっとりと股関を守るように張り付いている。
カミーユは、エマの左足の腿の部分に手をかけて、足を開かせようとした。
「‥‥‥やぁぁ」
口を閉じたエマが拗ねたように首を振るが、カミーユは強引に彼女の脚を割る。
そのまま間髪を入れず、カミーユはエマの女性自身を擦り上げた。
「‥‥‥ひゃああぁ、ぅうんっ」
胸元で手を揃えたエマが、びくっと身体を震わせながら喘ぎ声を上げる。
エマの割れ目の中に差し込まれたカミーユの指が、くちゅくちゅっと動き続けた。
白い肌をぴくぴくと痙攣させ、エマは嬌声を隠すように顔を倒してシーツに埋める。
「んんんんん‥‥‥!」
シーツを口で咥えたエマが、抑え切れない快感の声を漏らした。
カミーユが指を動かすたびに、猫がミルクを飲むような音が淫らに響いて来る。
エマが身体を横に倒したから、重力に従って垂れた乳房が、たぷんたぷんと揺れた。
(第199回・終)
そういえば、いつの間にか次回は連載200回です。
gj
GJです。200回ってすごいなぁ
いや、本当にお疲れ様です
色々あるなかでの連載続行…頭が下がります。
ISAPさんお疲れ様ッス!
これからもがんばって下さいね
地味にウォルトン君のその後は気になりますなぁ
はやく・・・
エマさん
続きを・・・
お疲れ様です。継続は力なり、ですね。
199回も続けられたその姿勢にいつも活力を戴いております。
エマさんの胸への思惑が可愛らしいw
まだカミーユLOVEなところを見ると、ヘンケン艦長の春は遠いか?
>>405さんも言われてますが、ウォルトン君のその後もそろそろ見たいですね。
正確にはエリスとの絡み。地球編での濡れ場はVOEの中でかなり好きでしてw
貧乳+強気という素材を上手く活用しつつ距離が縮まる、この板ならではのお話でしたねアレは。
……欲をいえばジュナスとベルにも進展が欲しいですが。
開始されて早ン年、いまだに本編童貞のジュナス君がアワレです、
先生…はやくベルたんとのセクロスが見たいです…(AA略
ゲーツキャパ×ナナイないかなあ
たっぷんたっぷん
411 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 03:55:17 ID:7fHxyc0d
ISAP氏に5日遅れのGJを捧げつつ、DAT落ち回避age
ISAP氏GJ!!!
と同時にJの三人娘+姫 のSSをリク
エロパロだと何日で落ちるのかな?
淫行といえば、グリプス戦役のこの時期プルは何をしてるんだろ
グレミーに調教されてるんだろ
アクシズにて…
@勉強中
Aミネバの遊び相手(TVに出てこないところで)
Bその他
418 :
386:2008/04/03(木) 06:51:03 ID:19WSCgY9
お風呂に決まっている
>>418 たしかにそのとおりだ(*´▽`*)ウットリ
>>418 全くもって異論のさしはさみようが無いな
そして名前が残っていたことに気付いた…
恥ずかしい。穴があったら入れたい。
>>421 ・バスク
・コレン
・バニング
・ノリス
好きな物をどうぞ。
殺伐としたスレに職人の降臨マダー?
全裸で待機ch
半裸で待機。
着衣で待機
俺の息子は着衣
オレは黄金聖衣
俺は黄金戦士
俺は黄金ナット
私のMSはフルアーマー黄金改
ゴールドラ○タン
あーしたにーかけてーゆーくー
おれたちのねがいが〜
ゆーくぞおーごんせーんしー
ゴールドラ○タ〜ン
このスレの平均年齢がなんとなくわかった春の休日
ゴトラタンと読んでしまった
変形前のライタンってサイコロガンダムと形が似てるよな。
そういえば、そうですね。
好きです、サイコロガンダム。
サイコハロとか素敵すぎます。
>>434 >>435 届いているか聞こえるか、遥かメカ次元〜♪
ガンダムMk-Uが反撃しようとした瞬間、マラサイのバリュートがいきなり開く。
『何ぃぃっ!? オートマチックだとぉぉぉ!!!』
驚愕したカクリコンのバリュートを、ガンダムMk-Uのビームライフルが撃ち抜いた。
「‥‥‥もっと離れていれば、撃たれなかったのにっ!!」
カミーユは、そこで戦闘を切り上げてガンダムMk-Uを戦闘空域から離脱させる。
バリュートを失ったカクリコンのマラサイが、大気の摩擦で火を噴き始めた。
『うわあぁぁーーー!!』
殆ど同時に、ジェリドの乗るマラサイのバリュートも高度設定で自動展開する。
ジェリド機は大気圏突入可能だが、落下途中でカクリコンを助ける事は出来ない。
『カクリコォォーンーっ!!』
絶望したジェリドの叫び声が空しく響き、カクリコンの機体が溶解していった。
『アメリアァァァァーーー‥‥‥ァァッッッ』
カクリコンの最期の絶叫と共に、彼のマラサイが流星のように燃え尽きる。
『カミーユっ! 許さんぞっ カミー‥‥‥・──ザザッ』
ジェリドの怒声が雑音と共に断ち切られ‥‥‥戦闘空域はようやく静寂を取り戻した。
アメリアという名前は、いつだったか三人で食事をした時に聞いたことがある。
確か、カクリコン・カクーラー中尉の地球にいる恋人の名前だった。
地球に降りてゆくカミーユとジェリドを、エマは見えなくなるまで目で追っていた。
アーガマは最全速で地球の重力から離れ、空域から遠ざかりつつある。
敵味方双方共に、降下する者は降下し、後退する者は後退を終えたようである。
エマのリック・ディアスとフランセスのプロトZX-1は、アーガマ甲板で立ち尽くしていた。
クルーも虚脱感に襲われているのか、二人の機体に近付く整備工もいない。
「──置いてかれちゃった‥‥‥か」
コンソールをちらっと見たエマは、地球に降下したMSは68機だと知った。
最初に揃った全84機の内、11機が撃墜され5機が降下不能となってしまったのである。
つい先程までビームとバーニアに彩られていた宇宙を、エマはぼんやりと見つめた。
今の自分は、随分と情けない顔をしているのだろうな──と思う。
ティターンズに所属している時の自分は、誰にも頼らずに一人で生きていられた。
たった一人でも生きていけるという、自信と誇りがあったと言い切れる。
しかし今の自分は、肌を重ねた17歳の少年との一時の別れに心をかき乱していた。
カミーユ・ビダンに出逢わなければ、こんな想いを抱く事はなかったはずだ。
そうだとすれば、誰かと心を重ねるという事は弱くなるという事なのだろうか。
誰かを好きになるという事は、本当の自分ではなくなってしまうという事なのだろうか。
「‥‥‥強く‥‥‥ならないと‥‥‥」
不意に、隣に立つプロトZX-1からフランセスの呟きが聞こえてきてエマは驚く。
まるで自分の心の中を読み取られでもしたかのようで、エマの心臓が波打った。
もっとも、それじゃフランセスが破壊されたプロトZX-1の右腕を見つめて言ったセリフだ。
敵対したパプティマス・シロッコの驚異的な戦闘能力を彼女は思い出していた。
今の自分程度の強さでは、まだまだ駄目だとフランセスは悔しく思う。
強くならなくてはいけない‥‥‥誰にも負けないくらいに強くならなくてはいけない。
そうでなければ、大切な親友を、愛しく思う人を護る事なぞ出来はしないのだから。
「そうね‥‥‥、──強く、なりましょうね」
静かに目を閉じたエマは、シートにもたれかかって小さく呟く。
せつなく細められたフランセスの瞳が、遙か遠くを見つめるように微かに揺れた。
次第に離れてゆく水の星、地球は、いつもと変わらず蒼く静かな輝きを放っていた。
二人しかいない狭い部屋の中が、次第に濃厚なセックスの匂いに満たされていく。
カミーユ・ビダンの指先は、エマ・シーンの愛液でびっしょりと濡れている。
「んん、あはぁ、んんんぁぁぁ‥‥‥」
シーツをぎゅっと噛み締めて、快感に揺れるエマがせつなそうに首を左右に振った。
ばさりと乱れる黒髪が、時に瞳を隠して時に口元を隠すのが、妖艶でも淫靡でもある。
爪先がベッドの上でぴんっと伸ばされて、飛び上がるかのように震えた。
足の付け根の女性器から染み落ちる愛液は、恥毛を濡らしてシーツを濡れそぼらせる。
カミーユのペニスの先端から、先走り液が染み出して糸を引いた。
その薄く粘っこい透明の液体は、エマの白くなだらかな腹の上に暖かく水溜りを作る。
「んぁっ、ダメ、感じちゃうから‥‥‥ぁ」
エマの口がシーツを吐き出し。うっとりとした視線が下からカミーユを見上げた。
その官能的な囁き声が、17歳の少年の劣情を猛烈に刺激してしまう。
「エマさん‥‥‥っ!」
カミーユは、遂にエマの太腿を割って自分の引き締まった下肢を入り込ませた。
「あっ、カ、カミーユ」
エマが彼の名前を呼んだのは、挿入を押し止めようとしたからだろうか。
それとも、待ち望んだ快楽の期待の瞬間に思わず彼の名前を呼んでしまったのだろうか。
カミーユは、彼女の上半身を強く押さえ付けて腰をぐいっと突き出す。
何度も出入りしているエマの入り口は、カミーユのペニスに慣れ親しんでいた。
指を添えて誘導しなくとも、勃起した肉棒は割れ目から逸れたりはしない。
「あ、ああ、入って、く、来るぅ」
エマの裸身がびくんびくんっと痙攣して、大きく口が開かれて涎が飛び散る。
カミーユは、その体勢のままがむしゃらに腰を打ち付けてペニスを肉穴に送り込んだ。
「来てる! 来て‥‥‥るっ」
ボブカットの黒髪が揺れ、リンスの香りがカミーユの鼻先を擽る。
なんというメーカーの物だろう、とてもいい香りだなと今更ながら少年は気付くのだ。
部屋に二人きりになってから、既にかなりの時間が経っているというのに。
「エマさん!」
気持ち良さに目を閉じながら、カミーユはペニスをエマの割れ目に埋め込んで行く。
「カミーユ、カミーユぅぅぅっ!」
エマの瞳が潤み、涙に部屋の常夜灯が映ってきらきらと光っているように見えた。
彼女の秘処は、ぬろぬろとした粘膜でカミーユを甘く優しく包んでくれる。
「ああああ‥‥‥!」
カミーユの手が、エマの張りのある乳房を掴んで、むにむにと揉みしだく。
火照った肌は撫でられるだけでも気持ちいいのに、更に乳房は敏感である。
エマは、赤ん坊のように頭の左右でシーツを掴んで、きゅっと引っ張り上げてしまう。
片一方の端がマットレスから外れ、エマの身体が自然に右横を向く。
「あ、ああ、あああああ!」
更にカミーユが腰を突き上げて来るから、エマは体を回転させてうつ伏せになった。
少年の逞しいペニスは、ずっと彼女の胎内に埋め込まれたままである。
肉壁をペニスで擦り上げられ、その表面を削り取られる甘美にエマは大きく喘いだ。
「エマさん、イイです、と、とっても!」
エマは、カミーユに挿入されたまま背後から乳房を鷲掴みにされた。
重さを量るかのようにたぷたぷと下から持ち上げられ、揺れる乳首が更に尖ってしまう。
ミルクを搾り出すかのように、根本からぐいぐい揉み上げられて乳首が尖る。
「ダメ、ダメぇぇぇ」
か細く長いエマの悲鳴に誘われるかのように、カミーユの指先が秘処へ伸びた。
既にエマのクリトリスは勃起しているから、触れられるだけで一気に弾けそうである。
「ひ、ひああぁぁぁぁぁぁ」
じんじんに充血した肉豆を刺激されて、うつ伏せのエマはシーツに爪を立てた。
カミーユが背後からエマにのしかかり、その耳たぶをしゃぶり、うなじを舐めて来る。
「あ、あっ‥‥‥!!」
肩先までも舐め上げられて、エマは上半身を仰け反らせて嬌声を上げた。
後背位で犯される時、いつも彼女はもどかしいようなせつなさを感じてしまう。
少年を抱き締めたいと思っても、いとしそうに髪を撫でたいと思っても、出来ない。
キスさえ容易には出来ないこの体位は、セックスの為だけのものだ。
自分が、ペニスで繋がっているだけの快感を貪るだけの存在だと思い知らされるのだ。
「あ、あああ、あぁぁん」
エマの華奢な身体はカミーユの手で好き勝手に動かされ、背後から圧し掛かられる。
突っ張ろうとしていた腕をぐいっと奪われ、エマは完全にうつ伏せ状態にされた。
シーツに顔を埋め、乳房が体重で押し潰され、彼女は一方的な快感に流されてしまう。
「あっ、ああっ、はぁぁぁ」
汗と愛液のなまめかしい匂いが、エマの全身から立ち上って少年の鼻を擽った。
後ろからずんずんと突き上げられ、彼女はただシーツを掴んで喘ぎ続ける。
「あああーーーーっ!!!」
快感を分け合おうと思っても、その腕が相手を抱き締めることは出来ない。
顔を見ことも出来ない、見つめ合うことも出来ない、それは哀しいけれど気持ちが良い。
エマは、ただシーツの白さだけを見つめて犬のように舌を出して涎を垂らした。
背後からペニスを突き立てて来るカミーユの顔が見えない、声も聞こえない。
「カミーユ、カミーユ!」
いつの間にか、添えられていたはずの手の感触もなくなってしまう。
カミーユの存在がペニスの感覚だけになり、そしてそれが不意に消え去って行く。
「────っ!?」
気が付くと、エマはアイリッシュ級2番艦ラーディッシュの自室のベッドの中にいた。
どうやら、ペーパーバックを読みながらいつの間にか眠ってしまっていたらしい。
手から離れたペーパーバックは、部屋の中を漂って今は入り口近くを流れている。
エマが身体を起こすと、ブランケットの端のマジックテープがばりばりと剥がれた。
灯りを点けっぱなしで寝てしまったからだろう、頭がなかなかすっきりしない。
額を押さえて頭を振ると、ボブカットの黒髪が揺れて頬を軽く打った。
ミネラルウォーターが飲みたい。壁際のハンディ冷蔵庫にストックはあったろうか。
「夢‥‥‥だったんだ」
そうだ、エマ・シーン中尉がカミーユ・ビダン少尉と離れて既に長い。
互いに軍艦に乗っている身ということもあり、二人は連絡さえも取っていなかった。
「そう‥‥‥」
今の記憶は、数ヶ月を共に過ごした少年とのいつかの逢瀬のことだったのだろう。
エマは、天井を見上げたままエゥーゴの制服の胸元に手を入れる。
しっとりと汗を吸っているブラジャーが、夢の残滓のようで頬が赤くなってしまう。
夢にまで見るくらいに少年と逢いたかったのか、あるいはただの性欲だったのか。
淋しいのなら会いに行けばいい。いつだって一緒にいて抱き締めてもらえばいい。
初体験の時の寝物語で語ったように、カミーユはきっとエマを護り続けてくれるだろう。
だが、それでは駄目なのだ。それではいつまで経っても、エマ自身が強くはなれない。
これまで彼女は、本当の意味でカミーユに「愛してる」と言ったことがない。
好きだ、くらいは身体を重ねている最中の喘ぎ声交じりに言ったことがあったろうか。
だが、うわ言半分で言ったセリフごときをカウントしていいのかは微妙である。
いや、逆に何処の世界にセックスの最中の言葉を間に受ける馬鹿がいるだろうか。
これまでその言葉を口にするチャンスが全くなかったというつもりはない。
むしろ、いつだって望む時に気持ちをぶつけることが出来たはずだった。
そんなエマの気持ちにブレーキをかけていたのは、気恥ずかしさだけではない。
カミーユは、現在のエゥーゴのパイロットの中では、5本の指に入るエースだ。
衝動的にRX-178 ガンダムMk-Uを強奪してエゥーゴに飛び込んで来た無鉄砲少年の癖に
カミーユはクワトロ・バジーナ大尉やジュナス・フレイブ大尉と同じくらいに
今のエゥーゴにとってなくてはならない人物の位置にちゃっかり納まってしまっていた。
何をやらせても器用にこなす17歳の少年の天才っぷりは羨望の的である。
ティターンズでエリートとして扱われていた自分がちっぽけな存在に思える事もあるし、
時に天才と凡人の違いを思い知らされて落ち込んでしまうこともあるくらいだ。
恐らく、MSで模擬戦をやったとしてもエマが彼からポイントを取るのは困難だろう。
だから、エマはカミーユに気持ちを伝える訳にはいかないのだ。
敵方から寝返った女が、その組織でのポジションを得る為に組織のエースに擦り寄る。
その代償として与えるのは身体、要するにセックスで篭絡して少年を操る。
まるで三流ドラマの筋書きのような、そんなことを考える者はいないかもしれない。
けれども、たった一人にでもそういうふうに思われるのが嫌だ。
たった一人にでも、自分の気持ちをそんな打算混じりの物だと思われるのが許せない。
だから、今のエマはカミーユに「愛している」などと言う訳にはいかない。
爪先でベッドを蹴ると、エマの身体はバスルームに向かってゆっくりと流れ出した。
「‥‥‥強く‥‥‥ならないと‥‥‥」
これから先、彼女がエゥーゴで押しも押されぬエース・パイロットになった時、
誰もが、こんな素敵な女性が選ぶ相手はどんな男なのだろうと思った時
エマはすました顔で歩み出し、ダンスに誘うが如くカミーユの手を取るのだ。
その時の少年の顔を想像して、エマはくすくすと暖かい気持ちで微笑んだ。
だからエマは強くならなくてはならないのだ──カミーユの力を借りず、たった一人で。
次 回 、 「 ジ ェ リ ド の 恋 人 」
ISAPさん乙です!!
>次回「 ジ ェ リ ド の 恋 人」
(д) ゜ ゜
な、なんだってーーーー!!?
乳はええなあ。
連載200回おめでとうございま〜す!カミーユのアレがエマさんのソコに
何回ぐらい入ったり出たりしたんだろうと想像すると今夜は眠れそうにありません。
うそです。ごめんなさい。楽しみにしています、お体に気を付けてがんばってください。
今までに戦記のSSとかは存在しなかったの?
YOU自分で書いちゃいなYO!
そしてこのスレに投下するんだ。
457 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 08:30:14 ID:oKWAskd5
isapさん、200回おめでとうございます&お疲れ様です&ありがとうございます。
>エマはすました顔で歩み出し、ダンスに誘うが如くカミーユの手を取るのだ。
エマさんの男性経験の少ない少女っぽさとプライドの高さがでてますね!
別にどっちでもいいだろう。好きなほうに書くといい。
ところでジオフロの続きまだー?
===
連載200回乙であります。
うーむ・・・エマさんがそんな立場になれる日はくるのかな。
>>451 GJ!です!エマさん良いですな。
例え少女趣味気味であっても大切な人の為への気持ちの良い努力の仕方が描けていて、
ちょうどレコアさんと対照的になっているように思います。
レコアさんは誰かへの努力と大切にされたいという気持ちが空回りして、「大切な存在」が不在なんですよね。クワトロは戦いに逃げるし。
シロッコにつけ込まれるのも無理ないですよねw悲しいです。
この二人が差し違えるのはある意味必然になっているのかも…
いやただのエロの回ではない良い伏線張りでした!乙です
待ってる人がいるなんて
現在手元にPCがございませんので中断しておりますが、もうすぐ新しいノートPCが手に入るので続きを書けそうです
フルボッキしつつお待ち下さい
>>455 別スレを建てた輩の経緯を見れば、どちらのスレに投下すべきかは一目瞭然です
462 :
ジオフロ作者:2008/04/15(火) 10:31:34 ID:3OonZpu7
こんな電波を受信したので落としてみる。
マットの腰の上に膝だけで立つと、ますますプロポーションの良さが引き立つ。
ちょっと強く抱きしめれば折れそうな小さな肩。
ほつれたセミロングの髪が汗でべとりとそこへ張り付き、中指一本ほどの鎖骨のくぼみを隠
す様子はなかなか艶かしい。
そこからウェストへのラインはやや幼さを残しながらも、理想的なくびれを描いて柳腰へと流
れている。
ヘソの周囲の肉付きは薄く、触ればさながら新鮮な白魚のように指を弾くだろう。
髪と同じ栗色の恥毛はやや薄く、しっとりと染み付いた愛液がてらてらと光を放つ。
重力に引かれながらもきれいな釣鐘型を維持する2つの膨らみの中心部では、やや小さめの
乳首がぷくりと勃起し、マットはすんでの所で手を伸ばしそうになった。
「あ……」
ノエルは遠慮がちな声を漏らした。
太ももを横に広げた際、花弁が横に広がり冷たい空気が流れ込んだのだ。
それだけの刺激なのにノエルの全身に甘いやるせなさが広がり、雪細工のような指でおそ
るおそるながらもしっかりと恥毛をかきわけ、花弁を広げた。
すでに前戯により敏感になっている秘所は指の動きに反応して粘り気ある蜜を垂らした。
「……っ」
童女のようにぎゅっと目をつぶりながら、ノエルは細身を振るわせた。
「た、隊長……これでいいですか?」
「ああ」
「ふぁ……」
腰を落とすと赤黒い怒張がぬるぬると飲み込まれ、ノエルは法悦の溜息をついた。
以上。んー。やっぱISAPさんにゃ及ばないわw もっと描いて腕磨かないとなぁ。
463ゴチです
次はジオン秘書官をやっちゃってください
長文希望します
[送信]
保守。ネタが描けない自分が恨めしいぜ。
>>461 がんばってください。
ISAP氏と貴方の作品の投下を待ち続けております。
マターリと(=゚ω゚)ノ
海外の大河ドラマ「ROME」の、クレオパトラ役の吹き替えがエマさんの人だった
エロい、エロい
ちなみに、ポンペイウスはデラーズ閣下です
作品が来る事を祈って保守。
ガンダムXのエロパロスレのログ持ってる人いる?
>>468 ROMEのクレオパトラは真性DQN
エマさんとの共通点はショートカットぐらいか。
保守
保守
ISAPさん連載終了か
ベルたんがどうなるのか楽しみだったんだけどな・・・
原作か、オリキャラか、焦点が絞れてなかったのが惜しいな
思いついたこと全部書こうとすると、見ている側は楽しいけど、作者は大変だろうし
ここまで続けられたことが凄い。敬礼!
え、マジネタ?
本人のみが知ることさ
俺に出来るのは待つことと・・・・とりあえず妄想をなんとか文章に起こせないかとあがくのみ
ところで最近モーリンちゃんが可愛くて仕方がない
童顔たわわに実ったな肢体(妄想)が堪らない
>>476>>477 連載終了だななんてどこで聞いてきたのでしょうか?
このスレ見る限りまだ続けていくと見て取れましたが
亀仙人「もうちょっとだけ続くんじゃ」
キリマンジャロは、タンザニア地方北部に位置するアフリカ大陸の最高峰だ。
スワヒリ語で「輝ける山」という名の通り、標高5,895mのその山頂は常に氷雪を擁き、
西山頂付近には、凍りついた一頭の豹の屍が横たわっているとも伝えられる。
ちなみに、そんな高い所までその豹が何を求めてきたか今まで誰も説明したものはない。
現在、ティターンズはこのキリマンジャロの山腹付近に新しい本拠地を建設工中だ。
死んだ豹とは違い、彼等が何を求めてキリマンジャロに来たのかは明白である。
ティターンズは、約五ヶ月前の5月11日、南米アマゾン川流域のジャブロー基地を、
降下したエゥーゴを全滅させるべく、地下に仕掛けた核爆弾で破壊していた。
資料によれば、この核汚染によってアマゾンの環境破壊は急激に加速されたという。
引越し先として予定されていたのは、最近建造したばかりのニューギニア基地だ。
本来、ニューギニアへの移転はエゥーゴに嗅ぎ付けられるはずがなかったのだが、
エゥーゴ支援組織カラバに協力する、フリー・ジャーナリストのカイ・シデンの手により
たちまち突き止められてしまったのは、ティターンズにとって大いなる誤算だった。
かつて地球連邦宇宙軍第2連合艦隊第13独立部隊ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベース、
通称ニュータイプ部隊に属していたカイの情報力を軽視したティターンズの失策である。
結果として、カラバ代表ハヤト・コバヤシ艦長が操るガルダ級大型輸送機アウドムラと、
“白い流星”或いは“白い悪魔”アムロ・レイ大尉のガンダム・タイプの猛撃により
地球におけるティターンズの大本営は、再度新天地への転居を余儀なくされた。
地球連邦軍の全権を委任されている組織にしては、いささか情けないと言わざる得ない。
従って、ティターンズがキリマンジャロに求めたのは強固な本拠地なのである。
仮にも“地球至上主義”を標榜しながら、地球に拠点がなくては格好が付かない。
それに、宇宙世紀なぞと騒ぎ立てたとしても、結局のところ政治の中心は地球だ。
議決一つで、ティターンズは軍の代表的立場から追い落とされる可能性もある。
だからこそ、彼等はこの「キリマンジャロ新基地」を最重要視している。
万が一キリマンジャロを陥とされるような事があれば、ティターンズは終わりだ。
それは、地球に於けるティターンズの居場所を失う事とイコールである上に、
“文民統制”が確立されている地球連邦政府への睨みを失くしかねないからである。
もっとも、後世の歴史家が指摘する通り、彼等の総帥ジャミトフ・ハイマン大将は
地球に住む人間を軽蔑したことから、地球支配を重要視していなかった。
近年の研究で明らかなように、彼はギレン・ザビ大将の思想に感銘しているのである。
ジャミトフは、常に能力のある者だけが生き残るべきであると考えていたという。
これは、一年戦争時にギレン・ザビ大将の唱えていた徹底した合理主義そのものである。
ギレンは、常日頃から少数の優良種たる人間による人類支配を主張していた。
政府の衆愚政冶を嫌い、真に能力のある者によるエリート支配を望んでいたのである。
ギレンが、本当の意味でサイド3の住民=ジオン国民を愛していたか怪しい。
ちなみに、ジャミトフがティターンズというエリート集団をわざわざ選出したのは
後々に自分が地球圏を支配した後の、優秀な手駒として考えていた可能性が非常に強い。
独裁政治と呼ばれる彼等の思想は、基本的に“悪”と見なされるべきだろう。
旧世紀から現在まで、民主主義こそが人類の政治形態の理想と定義されて久しい。
ただ、本当に「ティターンズは悪」で「エゥーゴは正義」だったのだろうか?
これよりずっと後、ある少女が口にした言葉を併記しておくのが公平というものだろう。
幸運の少女と呼ばれた彼女は、理想の政治形態の定義を問われてこう答えたという。
「絶対に間違わないでやれるっていうならば、理想的な独裁政権の樹立よ」
少女の言葉を聞いた相手の青年は、爽やかに弾ける様に笑ったと記録されている。
そして、青年は「それが出来る人間がいるとすれば、それは神様だよ」と答えたのだ。
惜しむらくは、彼は神にはなれなかったしなろうともしなかったことだろうか。
そして、キリマンジャロ基地から外を見つめている彼もまた神になれない者の一人だ。
「しかし、たまには外に出て見たいもんだがな‥‥‥」
ジェリド・メサ中尉は、分厚い強化ガラス越しに白く煙る景色を見つめている。
現在、ティターンズ新基地はキリマンジャロの山腹付近に基地を建造中だ。
左右に数キロに渡る予定の建物は、現在のところ完成率55%といったところだろうか。
通路の端の端まで行けば鉄骨が剥き出しになっている部分もまだまだ多く、
対空砲火設備も完全ではない現在、エゥーゴの襲撃を受ければひとたまりもないだろう。
「ま、外に出ても凍え死ぬだけか」
リーゼントにキメている金髪を揺らしながら、ジェリドは大袈裟に肩を竦める。
もっとも、左脇の松葉杖と包帯だらけの両手足のせいでいまいち格好が付かない。
ジェリドが、戦闘で負傷した怪我の治療の為に地球に降りて来て2ヶ月近くになる。
ティターンズとエゥーゴが月面都市フォン・ブラウン市を奪い合った2回の激戦
通称『アポロ作戦』&『反アポロ作戦』の混乱の中でマウアー・ファラオ中尉を失い、
自らも大怪我を負ってから、いつの間にかそんなにも時間が経ってしまっていた。
後世の戦史家も指摘しているが、この時期の内部でのジェリドの評価は低くない。
確かに対エゥーゴ戦では黒星が続いてはいるが、それでも生還を続けている。
軍にとっては、血を流しながらでも生きて返って来るパイロットは「貴重」なのだ。
更に、RMS-117 ガルバルディβ、RX-178 ガンダムMk-U、RMS-106 ハイザック、
直近では新鋭可変機RX-110 ガブスレイまでもを次々と乗りこなすその腕も確かである。
そんな経緯で、ジェリドは地球に降下して長期間に渡る治療を受けられたのだ。
だが、身体の傷は時間が経つにつれて癒えても、心の傷はそうはいかない。
彼の脳裏からは、女のような顔と名前を持った17歳の少年の顔が消える事はなかった。
カミーユ・ビダン少尉──彼から全てを奪ったエゥーゴのパイロットだ。
少年は、彼の士官学校時代からの大親友であるカクリコン・カクーラー中尉を殺した。
生涯の師と仰ぐはずだった、地球連邦軍のライラ・ミラ・ライラ大尉を殺した。
そして、遂にカミーユは、マウアーまでも彼の腕の中から奪っていったのだ。
「マウアー‥‥‥」
その名を思い出すだけで、その名を口にするだけで、ジェリドは心臓が締め付けられる。
核爆発で壊滅するジャブローから輸送機で逃走する時、偶然出逢った相手だった。
二人はその後、戦いを通して愛を深めていった──とジェリドは信じている。
そこに、トリノ・カーナヴォン中尉の悪意に満ちた策略があったとは気付いていない。
彼女は、ジェリドを利用する意図で強制的に接近させられたのである。
ただ、エゥーゴの戦力を削る為だけに捨て駒としてトリノに扱われたのだ。
そして、ジェリドは自分が結局キスだけしか出来なかった、気高いマウアーが、
トリノには膣どころか尻穴まで晒して牝奴隷として玩ばれていたとは考えもしていない。
知らない事は幸せだという言葉は、彼にこそ相応しいのかもしれなかった。
「マウアー、なんで俺を置いて行っちまったんだ」
強化ガラスだから、ガラスは決してキリマンジャロの寒さを伝えている訳ではない。
──貴方は決して負けない。貴方はきっと世界を正しい方向に持って行く事が出来る。
それでも窓ガラスに手を付くと、手が凍ってしまいそうに冷たかった。
もう誰も心から愛することなんか出来ないかもしれないなと、ジェリドは呟く。
──ジェリド、覚えておいてね。貴方の後ろにはいつも私がいるって‥‥‥
「なんでこんなふうに、なっちまったんだ」
ジェリドが肩を震わせながら俯いていると、不意に誰かが後ろから彼に抱き付いた。
「ジェ〜リドっ!」
嬉しくて仕方がないという口調で彼の名前を呼ぶ相手に、彼は当然心当たりがある。
しかし、心当たりがあるからと言って反応してやる義務がある訳ではない。
俯いたままジェリドが黙り込んでいると、相手は不思議そうに首を傾げたようだ。
ジェリドに後ろから抱き付いて来たのは、ティターンズの軍服の女性だった。
「‥‥‥あれ、ジェリド?」
彼女は、彼が動きを止めてしまったのを暫くキョトンと見つめる。
それから、悪戯っぽい表情になると更に抱き付いた手を強めて自分の身を押し付けた。
むにむに、とスレンダーな肢体の彼女の乳房が彼の背に押し付けられて潰れる。
蕩けるような感触に、さすがのジェリドも黙ったままではいられなくなってしまう。
俯いたまま額を押さえたジェリドは、大きく深呼吸をしてから背後の彼女に言う。
「胸が当たってるんだが」
「当ててるの」
彼女が楽しそうに答えて来るから、ジェリドは身体を捻って彼女を振り解いた。
背後から抱き付いていた彼女は、「あんっ」と甘えたように叫んで彼から離れる。
ジェリドは意識して顰め面を作り、拗ねた表情で抱き付こうとする彼女を睨み付けた。
「まったく、まとわりつくなと何度言ったら判る」
彼より少し背が低いだけなのに、小さく見えるのは身体の全体が華奢だからだろう。
その癖、制服の胸元を押し上げている乳房はそれなりに豊かで魅惑的だ。
脚もすらりとモデルのように長いから、きっと抱き心地は最高に違いあるまい。
更に、乱暴に切り揃えられたショートカットの髪に飾られている顔も美しい。
恐ろしいほど整っている容姿だからこそ、おどけている態度とのギャップがあった。
ジェリドが厳しい顔で言うから、彼女はちょっとムッとした瞳になる。
「なんでそんなに冷たいの?」
「なんでって‥‥‥そりゃ、その常識的にだなあ」
哀しいかな、ジェリドはこれまで女性に積極的なアプローチを受けた経験はない。
だからどう嗜めていいのか判らずに口篭ってしまう彼を見つめ、彼女は言う。
「それってツンデレ?」
「誰がツンデレだ、コラ」
ジェリドは彼女の頭を軽く叩くが、叩かれた彼女はそれでも嬉しそうだった。
── 次 回 、 「 好 意 の 理 由 」
このタイミングでよくやる・・・・!
乙かれさまです
ジェリドの恋人、名前未発表ですがロリっ子(言い過ぎか?)の予感!
憎めないキャラだけに、彼には幸せになってほしくもありますが・・・。
キリマンジャロでの攻防で、どのように演出されるのか、目が離せないわー。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 ジェリド! ツンデレ!
⊂彡
あと数年は大丈夫そうですねw 頑張って下さい。
この流れでの登場、ISAPさん素敵すぎる…!惚れ直して良いですかw
彼女がかわいいなぁむちゃくちゃかわいいなぁ
登場したとたん、雰囲気が陽に変わったのが興味深いです
相当パワーのありそうなキャラみたいで楽しみだなぁ!
ISAPさんktkr
ご自分のペースで描いて下さい。
で、「絶対に間違わないでやれる〜」が分からないので調べたところ閃ハサだったとは。
ジャミトフのギレンに対する感銘といい、ガンダム愛に溢れるSSなのでずっとお付き合いしている
のかなーと。
もちろん華奢で巨乳も大好物ですよw ええ。
久々にGジェネネオやったらクレアに萌えた
クェス声ってのもあるんだろうけど…俺だけかね?
んでクレアとかオリキャラのSSってあったっけか?
Gジェネオリのを書こうとする人が現れる度に
いちいち足蹴にする人が何人もいたから
今では誰も書こうとしないね
>ISAPさん
お疲れ様です。待ってましたw ジェリド幸せになるといいですね〜
確かにいわれてみれば彼は結構有能ですし。しぶとい、ともいいますがw
あ、今絶賛展開中の三国伝で、張飛がZなのご存知ですか?
姜維はザクとF91(辻谷さんつながり)だそうです。
>>496 Gジェネは難しいっすからねー。
ジオニックフロントならもうすぐ作者さん復活されるんですが。
>>497 うんうんなるほど。
ところでシーマ様は処女だと思いますか?
オレは処女だと思うんですよ。あの人、人沢山殺したーって罪悪感のせいで
自分だけが幸せになるのが許せないとか思ってるかと。
で、シーマ艦隊の面々がそれを理解してシーマ様を大事にしてたりしたら萌えませんか。
女王様タイプだからといって肉便器にするのは良くないと思うのですが、
>>497さんはどうでしょうか? 良ければお返事お待ちしております。
この娘もトリノに...wktk
>>500 寝取られ好きのオレにそんなんいうなw ジェリドの目撃込みで見たくなってきたじゃないか。
い、いや、ほのぼのらぶらぶえっちが一番だけど。
>>499 まあ、実態は住民装った荒らしが叩いて追い出してるだけだがなw
どうしてもここが偏狭な信者のスレってことにしたいんだろw
>亀仙人「もうちょっとだけ続くんじゃ」
それは延々と続くと言う事でよろしいか
人懐っこいちっこい娘がティターンズの制服ってのはミスマッチで萌えるな
真剣に対峙するジェリドとカミーユとの間にばあ♪とかって現れて水を差したり
「喧嘩しないで仲良くしようよ〜。じゃないと私泣いちゃうよ?私泣くとタイヘンだよ?」
とか言ったり
実は影では連邦軍内の新兵食いまくりの足コキ上手のビッチだったり
いや、ここはお約束だろう。
実 は 強 化 人 間
orz
...えぇっと。
もしかしなくても、人格と記憶を書き換えられたフォウ?
ロザミィの線は…
>>502 本当に一部の荒らしが暴れてるだけで
大多数がまっとうな住人だと言うのなら
こんなに被害は拡大しない
第一、こんだけ期間があったんだから、荒らしなんて今頃駆逐されてるか
とっくに飽きてどっか行ってるだろ
ここの人達の言う「荒らし」が現れる度に
その荒らしに対して非難の声が全然あがってない事が
ここの実態を表してる
ところでジオフロ作者さんはまだかね。
時々炸裂する小ネタが大好きなのだが。「ジオン軍?ボコボコにしてやんよ」とか。
俺ぁ小難しいコトはさっぱりわからないが、全ての職人さんに対して
感想だけは必ず書くよ。現にずっと書いてきたし。
だからこういう者の存在も職人さんに知って欲しいんだけど・・・
そんなコト考えちゃ、駄目、かな・・・? (上目遣いで胸の谷間を見せながら)
エロシチュはなんとなく思い浮かぶんだが、ベッドシーンまでの導入部が全く持って浮かばないから困る
実際1本完結のエロSS読むときは、皆はエロまでの持って行き方とか重要視するのかい?
参考までに教えてほしい
>>508 >>508 被害ってw
はいはい、死ぬまで呪詛言ってろw
>その荒らしに対して非難の声が全然あがってない
荒らしに構う馬鹿がいるわけねえだろ、残念だったなw
>>510 個人的には持って行き方には拘るけど、
しかし感想の数なら一気にエロに入ったモノの方が多い感じだな。
あーでも一本完結か。一回の投下でエロもあるなら、何ともいえんw ゴメンよ。
でも、いきなりエロでそこまでの導入を最小限でも文句はつかないと思うよ。
追記。原作でもカプ成立してるキャラなら導入部なしでも大丈夫。
接点ないキャラだとうまく導入しないと大変そう。
以上、個人的な見解。
>>510 とりあえず、
>>508みたいな基地外はおいといて
がんばって書いてみてくれ
きっと感想はつけるよ、オレ
>第一、こんだけ期間があったんだから、荒らしなんて今頃駆逐されてるか
>とっくに飽きてどっか行ってるだろ
なに言ってんだ。とっくに飽きるのは普通の人。
「飽きずに延々と粘着するから荒らしと呼ばれる」んだよ┐('〜`;)┌
新作&続き期待ほしゅ
>>504 おいおい…それどこの聖槍黒円卓騎士団だよwww
518 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 10:34:39 ID:1zFRItg2
508はツンデレ
>>518 ああ。毒を吐くタイミングを見てみろ。
ISAPさんが投下するのを毎週毎週待ってたとしか思えないぜ。
で、なかなか来ないから「何よ私をこんなに待たせて」とか思ってたな。
そして焦れに焦れたところの投下。一瞬嬉しそうな顔したけど「べ、別に嬉しくなんかないんだから!」とか。
まー、雄山も和解したし、そのうち彼もスレに溶け込むさ。
なるほど、荒らしと見せかけたツンデレだった訳ですね。
>>508 アタシの小説がもっと読みたいですって? ア、アンタ、バッカじゃないの?
ま、ま‥‥‥まぁ、いいわ。ちょうど続きを投下したかってところよ。
別に、アンタの為に投下する訳じゃないんだからね、ついでよついでっ!
誤字や脱字や、ついでに考証ミスがあっても、笑わないでよねっ
そ、そう? そんなに言うなら、また気が向いたら書いてあげないこともないけど
あくまで気がむいたらよ、ホントにホントなんだからっ!
ところで、雄山って和解したんですか?最近スピリッツ読んでなくて。
大袈裟に頭を手で覆うと、彼女はぷぅっと可愛く頬を膨らませながら抗弁をして来る。
「イタ〜い‥‥‥。 ジェリドって、いじめっ子だよね」
ジェリド・メサが彼女と出逢ったのは、彼女がキリマンジャロに着任した2週間前だ。
従って、事実上二人はこれまで赤の他人であったと言って構わないだろう。
普通なら、彼にそんな短期間でオンナを陥す才覚がジェリドにある訳がない。
そんな手練手管があったなら、もっと美味しい士官学校時代を過ごせたはずだ。
学生時代は、どちらかというと親友のカクリコン・カクーラーの方がモテた。
エマ・シーンのように気軽に話が出来る異性の友人には事欠かなかったジェリドだが、
特定の恋人?らしきものはマウアー・ファラオと出逢うまでいなかった。
だからこそ、彼はマウアーを殺したカミーユ・ビダンを許す事が出来ない。
そんなジェリドだから、彼女に付き纏われているのには、キチンとした理由がある。
ジェリドの前で手を腰に当てた彼女は、その人形のように整った顔を顰めた。
「まったく、カノジョにはもう少し優しくして欲しい」
洗脳、という言葉がある。“記憶操作”の一環で、実は地球連邦軍の研究成果の一つだ。
普通、一年戦争と言えば旧ジオン公国軍の悪辣さだけがクローズアップされている。
歴史上では、ジオン公国軍はドズル中将率いるA基幹艦隊でサイド1とサイド4を強襲し、
20億以上の住民をG3ガスの前身GGガスという毒ガスと戦術核で虐殺している。
また、地球連邦軍総司令部ジャブローの破壊が目的の通称『ブリティッシュ作戦』、
サイド2の8バンチコロニー「アイランド・イフィッシュ」を地球に落とした作戦は、
降下中に攻撃され崩壊したコロニーの前端部分がオーストラリアのシドニーを直撃し、
厚さ10kmの地殻を貫通し、マグニチュード9.5の大地震までも発生させている。
オーストラリア大陸の16%が消滅し、シドニー湾と呼ばれる巨大クレーターを造り出し、
その余りに大きな衝撃被害は、地球の自転速度を1時間当たり1.2秒速めたという。
それらの行為は、どんな理由があっても決して許されるものではない。
多くの歴史書が、ジオン軍及びギレン・ザビ大将を「悪」と定義するのはその為だ。
ちなみに、『ブリティッシュ作戦』発案者はギレン派で知られたエギーユ・デラーズ大佐、
更に「アイランド・イフィッシュ」に毒ガスを注入して住民を大量虐殺した実行部隊は、
ジオン公国軍海兵隊、通称「シーマ艦隊」その指揮官はシーマ・ガラハウ中佐。
彼等も決して幸福な一生を送らなかったという事が、犠牲者の供養になるのだろうか?
もっとも、戦争という“正しい人殺し”の中で何を残虐と呼ぶかは微妙なところだが。
そして、地球連邦軍がジオン軍に比べて本当の意味で清廉潔白だという訳でもない。
彼等が一年戦争で勝利後、非人道的な研究を繰り返した事は最近の調査で判明済である。
戦勝国など、旧世紀の世界大戦から現在までロクな事はしないというのは定説だ。
「カノジョって、おい‥‥‥」
2週間前までは顔さえ知らなかった女性を前に、ジェリドは頭を掻いた。
基本的に女性に縁のないジェリドは、気の利いたセリフをすぐに口に出来はしない。
だが、彼女がジェリドを見る目は、ずっと前から彼を知っていたような親密さである。
「何よ、私がカノジョじゃ不満だって言うつもり?」
勿論、そう言うだけのことはあって恐らく何処に出しても恥ずかしくない美少女だ。
ティターンズの制服越しにもスレンダーで無駄な肉のない身体の線は判る。
その上に美しい顔が乗っているのだから、こんな相手が恋人なら何の不満もあるまい。
そうだ、本当の意味で相手が自分を好きで、自分が相手を好きだったならば。
口篭ってしまったジェリドに構わず、彼女は俯いて爪先をツンツンと衝き合せた。
「久し振りに逢ったからって、最近冷たいよ。ジェリドって」
久し振り? 違う。本当は、二人が出逢ったのはたった2週間前のつい最近の事なのだ。
だが、彼女の記憶では「二人はハイスクールからの恋人同士だった」とされている。
それも、一方的に彼女がジェリドに一目惚れして交際が始まった二人。
軍に入隊してから不幸にも配属が別となり、ようやく再会出来たという設定である。
要するに彼女は、都合の良いように意図的に記憶を操作されているのだ。
人間が人間としてその人生を尊重される、という事はどういうことだろうか?
場合と状況によってその問いには様々な答えがあるだろうが、
少なくとも相手の記憶に敬意を払うというのがその一つに該当する事は間違いない。
人の記憶を自由に蹂躙するというのは、最低な行為だと断言出来る。
だが、現在の地球連邦軍やティターンズはそれを平然と行ってしまう組織であった。
「‥‥‥冷たい、か‥‥‥」
ジェリドは、自分を愛している──いや、愛させられている彼女を見つめた。
恋人同士という「設定」に身を置かせておくのが、彼女の精神衛生上最良なのだという。
そう聞かされたからと言って、すぐに気持ちを切り替えられる彼ではない。
正直なところ、まるでモデルのような彼女に好意を寄せられて嬉しくない訳がなかった。
むしろ、誰彼となく自慢して歩きたいくらい気持ちがうきうきと高揚してしまう。
しかし、それと同時にとてつもなく暗澹たる思いに押し潰されそうになるのも事実だ。
本当の彼女は、きっとジェリドと出逢っても恋に落ちたりはしないだろう。
本当の彼女は、きっと自分をこんなに愛しそうな瞳で見つめたりはしないはずだ。
何しろ、本当のジェリドは惚れた女一人さえ護ることが出来ない男なのである。
マウアー・ファラオを護ることが出来なかった──それは皮肉にも二重の意味で正しい。
ジェリドは、彼女をトリノ・カーナヴォン中尉の陵辱からも護れなかったし、
カミーユ・ビダン少尉の攻撃からは、逆に身を挺して庇って貰ってしまったのだから。
そして、ジェリドはマウアーと最後に交わしたキスを忘れられずにいる。
「‥‥‥なんか、また考え込んでる」
ジェリドが黙ってしまったから、彼女は不意に不安そうな表情になった。
「まさか、他に好きな人が出来たとか言わないよね?」
不思議なことにそれは彼の心を正確に推察していたから、ジェリドは目を瞬かせた。
そんな彼の態度を見て、彼女はいきなり正面から彼に抱き付いて来る。
「おいおい‥‥‥!」
彼女を引き剥がそうとしたジェリドは、その潤んだ瞳に言葉を失くしてしまう。
ジェリドの胸元に顔を押し付けながら、彼女は半分笑って半分泣きながら口を開く。
「もしそうだったら、私泣いちゃうよ? 私泣くとタイヘンだよ?」
その口調が余りにも可憐だったから、ジェリドは思わずその肩を優しく抱いてしまう。
「あ、いや‥‥‥そうじゃないんだ」
ジェリドの手の暖かさに触れて、彼女の細い肩がびくんっと震えたのが判った。
それから、恐る恐る彼の顔を見上げるように顔を上げながら彼女は囁く。
「‥‥‥本当?」
数日前、ジェリドにこのプロジェクトを説明した研究員はこう説明していた。
彼女は非常に精神が不安定であり、結果として常に誰かのフォローが必要となる。
その相手は、出来れば彼女と精神的に近い相手であればあるだけ良い。
例えば兄、例えば妹、そして例えば心から愛して信頼する恋人。
彼女にとって、その相手として選ばれたのが“死に損ない”のジェリドだったのだ。
その為、彼女の記憶は根本から書き換えられて本当の記憶は残されていない。
人間として悲惨であり、余りにも哀れな境遇だと言わざるを得まい。
いや、むしろそんな女こそ今の自分には相応しいかとジェリドはふと苦笑してしまう。
だから、彼女の肩をより一層強く抱き締めて殊更優しく語り掛けるジェリドである。
「悪い、ちょっと気に掛かることがあってな」
記憶を失くして軍に利用されているだけの女など、まさしく自分にはちょうど良い。
こんな女くらいなら、好きにならないだけの理性はまだあるだろう。
聞いたところでは、彼女はここに来る前に誰かと愛し合って処女を失っている。
別にジェリドは処女信者ではないから、逆に彼女に憐れみを覚えてしまう。
彼女は、女として一番大事な処女を捧げた相手の記憶さえ奪われてしまったのである。
研究員は処女膜の再生手術をサービスすると提案して来たがジェリドは断った。
一度失われたものは、形だけ戻っても本当の意味では二度と戻らないのだから。
「オマエを好きに決まっているだろう、馬鹿だな」
ひょっとしたら、自分はこれから先もマウアー以外の女は愛せないかもしれない。
そして、親友を、上官を、恋人まで殺されて生き延びているのは、
ただ、ライバルであるエゥーゴのカミーユ・ビダン少尉を殺す為のはずだ。
彼女は、その為には願ってもない強力なパートナーと言うべき存在かもしれない。
何しろ、彼女はかつてエルシー・シャトラン中尉から聞かされた“強化人間”だからだ。
かって一年戦争当時、旧ジオン公国軍にフラナガン機関という組織があった。
サイコミュという装置で、人間の反射神経を電気的に取り出す研究をしていた組織だ。
正式名称サイコ・コミュニケーター(psycho communicator)と呼ばれるこの装置は、
ニュータイプの特殊な精神波である感応波を、ミノフスキー通信によって受信した後で
機械語に翻訳し、操縦端末に伝達するいわば脳波制御システムである。
更に、ミノフスキー粒子下でも遠隔操作出来るサイコミュ誘導兵器も使用可能となる。
そもそも、ニュータイプとはジオン・ズム・ダイクンの提唱した概念の一種だ。
宇宙に進出した人類は、その洞察力が発達してゆく為、あらゆる事を理解出来るように
なるだろうという希望的観測めいた実例のない推論であったはずなのだ。
現実のニュータイプは、その進化の恩恵として“勘”や“気配察知”の才能に優れる。
その結果、パイロットとしてのニュータイプはほぼ無敵の最強の兵士となった。
だが、それはあくまでもニュータイプの能力の副産物でしかないはずである。
ところが、研究所で目標にされたのは兵器としての人間の能力のシステム化だった。
そして、戦後フラナガン機関を模倣して作られた研究所はその悪しき部分を踏襲した。
ムラサメ研究所、オーガスタ研究所、等がその後継者と呼ぶべき研究所だ。
彼等によって開発された兵器として完成された人間が──“強化人間”なのである。
強化人間は、その身体を薬物・催眠療法・臓器移植などで強化されていた。
また、薬物投与による精神弛緩策・気分高揚化・恐怖感覚の喪失策を施されるという。
肉体の反応強化操作並びに、戦闘に特化した催眠コントロールも処置されており、
いわば肉体を改造した強化パイロットで、ニュータイプの概念を完全に否定する物だ。
ただ、強化人間の力は絶大であり、実戦では驚異的な戦闘力を発揮している。
いつ現れるのかどうか判らない不確定なニュータイプより、確実な戦力となっていた。
そんな有能なパイロットであれば、きっとカミーユを殺す時に役立ってくれる。
そう考えて彼女を抱き締めた時、ジェリドの胸はきゅっと締め付けられた。
カミーユを倒す為なら何をやったっていい。そう思っても心が苦しくてしょうがない。
だから、わざと明るく愛情を込めた瞳で彼女を見つめて囁くのだ。
「オマエだけを愛している。フォウ‥‥‥」
自分はこれからこの女を騙して利用する。そう考えたジェリドの目に涙が浮かぶ。
そんな彼の胸の中で、フォウ・ムラサメという名の少女は、蕩けそうな笑顔で囁いた。
「勿論、私もジェリドだけ。でも、そんなことくらいとっくに知ってるよね?」
── 次 回 、 「 エ リ ス か ら の 手 紙 」
>>498 私は、心から敬愛する魏延将軍だけが気掛かりで‥‥‥
なんかどんなメディアでも損な役回りばかりなものですから。
>>506 ビンゴ、でした。
乙であります
よりにもよって彼女とは・・・・なんてこったい
>>520 そうか……でもありがとな。無料でSSを描いて投下してくれて。
ツンデレは素直に褒めるのが良いらしいので。しかし釘宮声で再生されたので自重なされw
ともかく、お疲れ様です。しかしフォウとエリスのどっちに反応すればいいのやらw
乱雑に切り揃えられたショートカットっていうからワイルドなコを想像してましたが……
こりゃカミーユとの因縁がまた深まりますねー。
で、エリスからの手紙。怪我の具合はどうなんでしょうね彼女。
というかウォルトン頑張れ。早く頑張って結ばれるんだ。
そう願ってあげるからエリスをとろとろにしなさいよ!
雄山は先週発売分で和解したらしいですよ。
さすがに二十五年もやってるとネタが切れたとかでw
んー、アレですね。情報やネタの補充はこまめにしないとダメっていう。
>>532 マークIIかマークVってのがファンの間で期待されてます。
しかし呂蒙がディジェで甘寧がケンプファーですし……何がくるやら。
536 :
506:2008/05/18(日) 20:08:18 ID:xt6FIESS
>>ISAPさん
ぐっはあ、心の底から外れて欲しかったンですが。
魏延将軍は、史実では、劉玄徳の信任篤かったように記憶してますが、
確かにフィクションでは、ロクな扱われ方されたためしがありませンね。
まさかのガンダムスレでこのカオスっぷりwww
しかしISAP氏のネタの拾いっぷりも凄いな
>>501のセリフがまんま出てるしwww
>一度失われたものは、形だけ戻っても本当の意味では二度と戻らないのだから。
ベル・・・
さぁ、保管分を覗くまでベルのことをベルナドット隊長の事だと思った俺の尻を引っぱたくんだ!
やっちまおうぜ
あいつを
ヤっちまおう
>>539 ターンXを用意した。じゃあ叩くね。溶断破砕マニピュレーターで。
むしろショットランサーをぶち込んでやる
アーサーなんだぜ?OTL
アーサーをブチ込むのか
ハードなプレイだな
@ヒートロッドでぶったたかれる
Aチェーンマインでグルグル巻き
Bゲゼステッキで殴打
Cその他
どれがいい?
ジェリドとカミーユとフォウですか・・・
本編じゃカミーユを仕留めるところをフォウに邪魔されて雪中をスタコラ逃げてった
ジェリドですが、VOEじゃジェリドにとっても悲しい結末になってしまうのですね。
ハンカチ無しでは読めんですなー これは
人工的に作られた恋人としての絆って、兄妹という設定より拘束力がない気がするな
女心は秋の空だし
GP03の地上版みたいなコンセプトはアナハイム考えなかったのかな。
デンドロがジオンのMAに影響受けて開発されたんだったら、ヒルドルブやらライノサスみたいな地上砲撃戦仕様のオーキスとかも構想してよかったんでは。
そこそこの数の職人が投下し、そのスレ特有のまったりとした雰囲気でスレが流れる(これが普通は続く)
↓
途中で一つの勢力(特定カプ、長文コテ等)が現れる
↓
当然、文が神だったり、そのカプが好きな人が多いから、マンセーの嵐になる
↓
だんだんその特定勢力と、それ以外の作品への(レスや雰囲気の)温度差が現れ始める
(作品投下のすぐあとに○○マダーとレスが付くことも)
↓
特定勢力以外の職人が萎え始め、特定勢力の作品ばかりに(しかし信者は気がつかず、むしろ喜ぶ)
↓
特定勢力以外の読み手&書き手がこの状況(それ以外の作品投下のモチベが低下せざるを得ない状況)に意見し始める
↓
信者は猛反論
「そんなこと言って神のモチベが下がったらそうするんだ」「だったらお前が書け」と意見、
最終的には「この神(勢力)がいなくなったら”このスレは絶対に過疎るだろう!”
”そんなことになったらお前らは責任が取れるのか!”」と言い出す
↓
ほとんどの住人はそこまで責任とれず、何も言えない
そして、”その勢力が現れる前までに続いていた流れ”は無かったことにされ、
「この勢力のお陰でこのスレは続いている(いた)」と信者は主張し続ける
つまり、勢力作ったもん勝ちということ
別スレ立った原因判明wwwww
これなんてお前ら?
地上用デンドロ乗り回して半狂乱するエイガータン。
それを魔改造した05で〆るゲラート。
>>548 レーダーが利かない状況じゃ、でかい機体は的になるだけだよ。
>>548 でもあのデカさだぜ? せま苦しい地上じゃ使い勝手悪くないか?
それにwiki参照だけど、元々は「宇宙空間での拠点防衛」を叶えるために
MAを参考にしたらしいし。
あと、地上仕様を開発しようにも、ガンダム開発計画が白紙になったから
できなくなったとか。
だからこそガンダムぶっ壊されて傷心なエイガーダンにあげる価値があると思うの。
ア社員「とりあえず動く試作品作ってみたけど、地上じゃ使い道ないから予算うちきられちゃったー」
エイガ「よし!俺がそいつでジオンの奴らをフルボッコしてやんよ!」
ア社員「ステイメン都合できないから中身ジム改で我慢してねー」
そして期待通り05に負けるエイガータン。
こんなこともあろうかと!つって
デンドロの底面に無数のちっちゃい足がうぞうぞとだな。
今週のビックリドッキリm(以下自粛
>>549 もう止めとこうぜ・・・・
どうせこいつらにとっては「一人の人間が別人を装って長期的に粘着してる」
って風にしか見えないんだから・・・・
こいつらはここに隔離しといて、俺らはあっちでマトモにやろう
お前の言動は、ちっとも「マトモ」には見えんが・・・・
正直、お前が「単数」でも「複数」でもたいして変わりはない。
だいたい、回線繋ぎ直せばID変わって自演し放題の板で何言ってんだか。
以前のまとめzipのダウンロード数から見て、このスレの住民は60人以上。
(うpした本人だけど、あの時DLしてくれた人はありがとう)
本当に60人がみんなお前の言動に賛成していればスレの流れは変化してるはずだ。
それどころか、半分の30人程度さえお前に賛同してないのは一目瞭然。
>>555 お前が一人じゃなくて2〜3人でも、正直たいして変わりはないんだよ。
>>556 おお、その節はありがとう。一度dat落ちすると見れなくなるから
うpしてもらうと助かるよ。
話は変わるけど最近IGLOOが気になって仕方ないぜ。
「成功できなかった技術者を取り上げたプロジェクトX」だとか。
萌えキャラいるんですかねーコレ。ツボなキャラがいればネタにできるのだけれど。
>>557 ツンデレキャラ:モニカ
プライド軍人:カスペン
オススメよ
萌える話以外禁止が良いと思います;><
>>558 d。プライド高いおにゃのこ好きだからカスペンたん目当てで見るよ。
まて、カスペン大差はおとkアッー
>>563 安心しろ、別の意味で惚れる
いや、性的な意味でなくな
カッコイイ軍人だ、うん
個人スレに信者が60人居るから何だと言うんだろう
しつっこいなおい・・・
ツンデレって事にしといてやるからそのへんにしとけや。な?
空気読もうぜ?な?
お前らが思ってるような普通な空気だったら、こんな現状にならない事ぐらいわかれよ
スレが分離してるとこなんか他に無いだろ?
そんな事より萌える話しよーぜ
569 :
506:2008/05/28(水) 22:00:41 ID:sq798nSd
あのさ、くだくだツマンネー繰言書き込ンでる暇があるなら、
面白ぇSS書いてUPしろや。
今までだって、面白ぇ作品にはちゃんとコメント付いてるじゃねぇか、
なぁ?
エロシーン書くのがネックかもな
何でここに投下してやんなきゃなんないのさ
なぁなぁ、荒しって無視されるのが一番堪えるんだぜ!?すげぇよな、お前ら知ってた!?
という事でアルは頂いていきまアッー!
荒らし? 荒らしなんていないじゃないか。
いるのはただスレを思って苦言を呈する可愛い女の子だけじゃないか。
不躾だがぱんつは何を履いているのかね?
縞模様かね? 水色と白の縞模様かね?
お尻にハロがプリントされた白いぱんつだと嬉しいのだが
もちろんトランクスでもブリーフでもみな喜ぶと思うよ。
ギャン高機動型のシルエットのエロさは異常
>>574 ギャンクリーガーのほうがエロい気がするが。
クリーガーはちょっとやり過ぎだな、あれじゃ魔法少女だ。しかもゴスロリ。
高機動型はどっちかというと女剣士って感じ。
好みの問題だな。
>>556 同じID→アンチが一人で乙wwwww
違うID→ID変えての自演乙wwwww
つまり話を聞く気は無いという事か
ああ、この性欲うずまく板にきてまでなお美しく倫理を説かんとする少女よ!
投下される数多のSSの淫猥なる描写に頬を赤らめ、必死に目を逸らしているのであろう彼女の
ぱんつの色ははたして何色だというのか!!
いつか彼女にギャンクリーガーのコスプレをさせ、ミニスカの奥にあるぱんつをそっと覗き込みたい。
警察官採用試験の結果待ちしながら全裸で待機中
俺なんか元自衛官だぞ
俺は元体操選手だぜ
俺なんか現役自宅自衛隊員だぞ
予備自衛官でないなら問題なし
585 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 12:51:59 ID:uC66PRl8
俺なんて自宅警備員だぞ
職人(職種的な意味で)ですが何か?
触手的な意味で職人だと…けしからんな……ハァハァ
海ヘビは触手とは言えないか・・・
縄だなアレは。
ガンダム世界で触手といえば…
っ「アッグガイ」
アッグガイ×アッガイ 萌え
アッグ×ゾック アッー!
グフのロッドじゃ駄目ですか(´・ω・`)
>>592 手持ち式だしね…
せめて生えてれば…。
そこで騎士ガンダムですよ。
コックローチバイアラン があらわれた!
ところでジオフロはどうなっていますか・・・(´・ω・)
598 :
ジオフロの人:2008/06/08(日) 13:43:50 ID:hISfn8l6
学校の課題忙しくて手がつけられねえYO!\(#`Д´)ノ
ボチボチでもいいのでお待ちしておりますよ ノシ
(´・ω・) がんばってくだせぇ。
ISAPさんもジオフロの人もだが
ドーピングコンソメギニアスの人もまた来ないかなぁ。
もちろん、新進気鋭の人も待ってるお・・・。
>ドーピングコンソメギニアス
あのテンションでエロは難しいだぜ。
べ、べつに作者じゃないんだからねっ!
今日は投下が来る 予感
昔はほぼ毎週投下だったもんな
岩手
神奈川
秋田
ISAPさんは宮城入りです
柏崎は酷かったな
第一陣で現地入りしたが、あちこち道路壊れてるし水道も漏れまくり
1番ビックリしたのが、俺達がめったに手出さない戦闘糧食の缶詰、珍しがって皆食うんだよ、子供とかが
食料は比較的余り気味で、もっと美味い飯はあるのにさ
ちょっと気になったのが、水の使い方かな。
暑いのはわかるが…ビニールプールに水張って「水が足りないんです」は無い
辛いのはどこも一緒なんだから、少し辛抱も覚悟すべきだね
救援に行くとか真似できないぜ。俺にできるのはせいぜい募金ぐらいか・・・
戦闘糧食といえば、アメリカのはマズいらしいな。
物の本によるとオランダのは味と見た目と量が一番いいらしいがどうなんだろう。
あと海上自衛隊の輸送艦は艦によって仕入れが違うからメニューも違うという。
宇宙世紀の戦艦もそうなんだろうか。こういう軍隊の知識がもっとあれば面白い物が描けそうなんだが。
>>610 艦によって食料の質の差はあっても良いんじゃないかな。
アーガマみたいに激務が続く艦なんかでの日常では食事が唯一の楽しみだったりするだろうし。
映画ではヘンケンとかケーキ食ってるし。
他の艦からのベテラン補充パイロットとかが
「いいねぇこのフネは〜。いい女が多くてメシも美味い。気に入ったぜ」
とか言うシチュエーションは容易に想像がつくし。
>>610 自衛隊のレーションなんかは、美味くて評判良くて、
レーションコンテストでもトップランクらしいw
まあ陸軍の話だが。
>>611 スレッガー思い出したw
レーションねぇ。米軍のチキンライスバージョンはそれなりに食えるらしいが、粉末ジュースが凄まじく酷いとも聞いたな。甘いくどいのダブルパンチだとか。
まあカロリーと水分を同時に取ろうと思えば仕方ないよな。>甘いくどい
615 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 04:44:12 ID:AH4egr7o
ちょっくらage
616 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 09:48:30 ID:Nt8zGAGx
アメリカのケーキ類はどれもバカみたいに甘いそうだよ。
米軍の知り合いからレーション分けてもらったけど
パンケーキまじうまかったぞ
陸自の場合、増加食(おやつ)は市販のお菓子とかを袋に詰めてくれる
というか、可能な限り市販品を使うようになってるけどな >ミリメシ
ガンダム時代のミリ飯は…どうなってるんだろうな?
無重力下ではカルシウムが足りなくなるんだっけ?
ニンジンいらないよ
>>619 地球軍は今とそう変わらないだろうが、宇宙軍はどうなるのかな……
地球に下りた後のホワイトベースでは皆普通の食事を食べていたように見えるけど、宇宙で
あれを食べるわけにも行かないだろうな。
わざわざ宇宙食と通常食の両方を搭載してるんだろうか。
hosyu
ヒヨコ可愛い。
誤爆すまん。
いや、かわいいと思う
ノエルたんの方がかわいい
スパロボZ PV公開記念保守
インパクトのグフカスは良かった。ノリス萌え。
一番は戦記だけど。ノエル可愛いよノエル。
628 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 03:26:46 ID:lxkYM5Lb
ノエルは俺の嫁age
それは許さんsage
のえるしってるか
しにがみは
りんごしかたべない
ジュナス「計画通り!」
呪茄子でーす
もう2ヶ月近く経ってしまったわけだが・・・
477 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/11(日) 08:30:20 ID:wifQthrB
原作か、オリキャラか、焦点が絞れてなかったのが惜しいな
思いついたこと全部書こうとすると、見ている側は楽しいけど、作者は大変だろうし
ここまで続けられたことが凄い。敬礼!
というレスを書いたら、また降臨してくれるかなあ
やめとこうぜそんな幼稚な事
他の方の作品がうぷされるまで
控えているのかもしれない
まあ、正直なところなんでもいいから投下カモンって感じ
638 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:47:26 ID:JRzcz2Jc
俺としてはネ申の作品が読めれば問題ないな
という事でage
お待ち申し上げております。
住民が待ってるのはISAPの作品のみ
否定しても意味なさそうだが、一応否定しとくな。
0083見てて気になったけど、MSや戦艦の動力ってなんなんだ?
推進剤どうこうはバーニアのアレだよな?
>>642 核融合炉。
核融合炉で推進剤を燃焼、噴射して推進力を得ている。
だから常温じゃ体積小さいけど、燃焼すれば体積が増える物質が
推進剤には最適。
08MSじゃ派手に爆発してたなぁ。
と投下待ちつつ書いてみる。
信じて待ってればきっといつか誰かが投下してくれるよ。
初代ガンダムじゃ、ザク1機が爆発しただけでキノコ雲が出てたからなあ。
入港途中にブライトから注意を受けて、駅弁から立ちバックに移行するカムランとミライ。
647 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 01:32:39 ID:91OcygSz
ちょっとageときますよっと
>>643 遅レスだけどありがとう。そういう違いがあったんだ・・・
禁断症状が…
>>ISAPさん
もし疲れて何もできない状態ならば、まずはゆっくり休んで豆腐やら牛乳食べて、
回復してから今後をゆっくり考えていけばいいと思うのです。
長年描いていれば私生活など、執筆以外の部分で色々あるかも知れません。
時に人間は逆境に身を置かれた時、辛辣な意見や出来事と自分の無力感を結びつけて
悪い方悪い方に考えてしまうもの。
だがしかし、子供が社会に出て自立できるように、人間は変わっていける物。
自分が変われば環境への思いも変わる物。どういう発言や出来事が降り注ごうとも、何を思うかは自分次第。
すぐに打開ができずとも、へこたれず、ちょっとずつちょっとずついい方向に持ってくための努力ぐらいは可能ってもんです。
六年ずっと少しずつ少しずつSS描いてきた経験は、そんな努力を行うためにきっと役立つ筈。
だから疲れて動けない状態ならば、まず休んで回復して、それからどんな行動をするか考えればいいかと。
別に何か飛び抜けた名声を得ようとしなくてもいいのです。
行動さえすれば多かれ少なかれ何かを自分に与える事はできます。経験とかお金とか、感想とか。
気分を真にいい方向に向けるのはむしろそちらではないでしょうか?
何かを得ようとすれば「得られない自分」に苛立ち、時には「どうして得させてくれない」と環境さえ恨んでしまいますから。
で、自分などはISAPさんから既に色々な物を与えられたように思います。
そしてSSを描きだしてから色々ありましたが、同時に「描くために学ぶ」面白さを知り、新たな方向性が見えました。
誰かに何かを与えたい。そう思った時は、別に唯一無二の物や豪華な物を与えなくていいのです。
災害に遭った街へ、災害前とまったく同じ建物を与えるのは個人の力ではとても不可能。
しかし一杯のおかゆや一枚の毛布だけでも助かる人は確実に居る物です。
そして助けられた人がまた別の人を助ける事だってある筈。少なくても自分はそう信じたい。
だから今は何もできずとも、いずれ何かをやれるようゆっくり休養されてもいいと思います。
そして選択した事がしっくりこなければ、後で微調整を加えてしまえばいいのです。
1時間以内にガッされなかったらISAPさんがフルパワーになって帰って来る。
ヌルヌルポ
ガッ
653 :
www:2008/07/23(水) 10:49:06 ID:xr5RJbQb
1時間どころか1分半しか持たないなんて…
自演かもしれん
俺はみこすり半しかもたないぜ
ここ最近地震だらけだったからな…
ボランティアで忙しいんだろうな
もう二ヶ月投下なし?
658 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 02:38:02 ID:o3ETITYH
神の光臨を信じてage
四川で謎の病に罹患してたりして・・・
DG細胞に侵食されたのか。やばいな。
661 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 19:56:12 ID:2ktBT9ax
ISAPタンガンガレ!
支援age
南極の現在の状態で、誰が作品を保管するのか?
言い出しっぺの法則
誰かホアさんのSS書いてくれ…
太眉かわいいよ太眉
この時間なら誰もいないはず…
30分以内にガッされなかったらISAPさんがパワーアップして帰ってくる
携帯から願いを込めて、ヌルポヌルポヌルヌルポォォォォ!!!!!!!!!!!
ガッ
667 :
www:2008/08/04(月) 12:56:55 ID:rKkMOOgl
またまたオワタ!
そーいやジェリドの時計とか書いてたキチガイ
最近見かけないな
死んでればいいんだが
669 :
www:2008/08/06(水) 02:59:56 ID:4thREwMl
じゃあ今回は私が………
当たらなければどうということはない!
30分以内にガッされなかったらISAPさんがパワーアップして帰ってくる はずだ!
ヌルポヌルポヌルヌルポォォォォ!!!!!!!!!!!
ッガ
住民が待ってるのはISAPの作品のみということが十分分かった
>>671 よう。
暑いからかどうだか知らんが、脳と目玉が腐ってるようだな
だからあれほど冷蔵庫に入れとけって言ったのに。
>>662 管理人交代のあたりで見るのをやめたんだが、荒れてるのか?
wiki形式になったのならドーピングコンソメギニアスとか寿司屋さんのとか
保存できないこともないんだが・・・
新作を拾い上げるのが無理とか。
漆黒の宇宙空間を疾走する純白の船体は、エゥーゴ旗艦強襲宇宙巡洋艦アーガマだ。
周囲に比較物がないから判りにくいが、実は相当に速い速度である。
無作為に漂う宇宙塵が、細かい音を立てて船体に当たっては後方へ流れ去って行く。
勿論、そんな雑音がブリッジのブライト・ノア艦長の耳に聞こえる訳ではない。
ブライトは、ただ難しそうな表情で前方の宇宙空間を睨み付けるだけである。
白目の小さい細い瞳を何回か瞬かせてから、彼は憂鬱そうに口を開いた。
「会わずに済ませる訳には‥‥‥いかないのだろうな」
少しの静寂の後で、隣に立つ、サングラスを掛けた金髪の男がそれに答える。
「タイミングを逃せば、ティターンズとアクシズが接触をする」
エゥーゴ実働部隊のエースであり、事実上の“大元帥”クワトロ・バジーナ大尉だ。
約2ヶ月前の宇宙世紀087年8月16日に地球連邦議会で議決された特別法案、すなわち
「地球連邦軍の全権をティターンズに委譲させる」提議が通ってしまって以降
エゥーゴの宇宙での活動は、補給どころか移動までも大幅に制限されてしまっていた。
この現状で、総戦力が不明なアクシズまで敵に回られてしまうのは痛い。
だから、エゥーゴはこのアーガマの武力をもってアクシズを牽制しようというのだ。
そんな戦略上の理屈は判っていても、感情的に納得出来ないのがブライトである。
何しろ、彼はつい7年前にはジオン公国を相手に戦争を行っていたのだ。
ひょっとしたら彼等アクシズに逃げ込んだ者達とも剣を交えたかもしれないのである。
戦後の研究で、ジオン公国とは言ってもジオン・ズム・ダイクンの思想は圧倒的に薄く、
通称「一年戦争」はザビ家の関与が過大であり、謂わば「ギレンの野望」とでも
称しても良い程にスペースノイドの総意を表わしたものではない事は知られている。
ただ、それでも彼等が掲げたスペースノイドの自治という命題だけは真実であり、
地球と宇宙で生き続ける者達に対立を生み出し続ける残酷なテーゼとして残り続ける。
まるで、宇宙移民者の魂のルフラン[繰り返し]のように、いつまでも何度でも。
「判っている」
ブライトはため息混じりにクワトロに答えると、クワトロの方へ顔を向けつつ尋ねた。
「アクシズは、ジオンの残党が作った宇宙要塞だとか?」
クワトロは、「ああ」と鷹揚に頷いてから努めて平坦にしたような声で言う。
「彼等がティターンズにつくのか、エゥーゴにつくのか、正直なところ私にも判らん。
私がアクシズから離れて、だいぶ経つのだ。それは察して欲しい」
まるで、だいぶ経っていなければアクシズ勢がどう動くか判ったというように聞こえる。
その癖、クワトロはアクシズやハマーン・カーンという人物について語ろうとしない。
暗鬱な気分のブライトは、ふとある人物のこの件に対する意見を聞いてみたくなった。
「この件について、ジュナス大尉は、何と?」
恐らくクワトロも同じような事を考えて既に話を聞いていたようだった。
「例えば重い病人を治すに、まず粥を与えて穏やかな薬を飲ませ、五臓が整い
身体が回復するを待って、肉食をもって元気をつけ強い薬を飲ませれば病気は治る。
だが、身体のことも考えず急に劇薬を用いればかえって病気を重くする──だそうだ」
つまり、現在八方塞りの重病人であるエゥーゴに大規模な作戦は相応しくない。
まずは、アクシズへ接触することで回復の為の時間稼ぎをすべきという事なのだろう。
相変わらず現実主義なジュナスの意見に、ブライトは何も反論する事が出来ない。
図らずも、それはジュナスを邪魔者扱いしているウォン・リーの意に沿っているのだ。
「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや、ということことか」
そう答えるブライトに微かに頷いて、クワトロは静かにブリッジから退出して行く。
ともかく、アクシズとティターンズが手を組む事態だけは避けないといけないのである。
カミーユ・ビダン少尉は、アーガマの食堂でタイ風激辛カレーラーメンを食べていた。
基本的に宇宙空間は無重力だから、いわゆる汁物メニューは当然ご法度である。
シャボン玉ならまだしも、球状になったシチューやポトフが宙を舞っても喜劇なだけだ。
だが、遠心力による人口重力を形成出来るアーガマに限っては例外である。
非戦闘時限定だが、思う存分讃岐うどんや名古屋名物きしめんを腹一杯食べられるのだ。
ちなみに、味噌カツや青柳ういろうも欲しいところだがそれは流石に無理である。
「うん、今日のはまた一段と美味しいな」
カミーユは、はふはふと息を吐きながらカレーラーメンをずるずると口にした。
金曜日はカレーメニューがメインになるのは昔の海軍から受け継がれた伝統であるが、
その汁物バリエーションはこういった重力下でしか食べられないのだから貴重だ。
「美味しかったですか?」
ふとカミーユが顔を上げると一つ挟んだ右のテーブルを拭き掃除していた美少女が
カミーユの呟きを聞きつけて、優しそうに微笑んでいるのである。
すんなりと細い鼻に桜色の薄い唇、そして滑々とした肌は白く透き通っていた。
星のように美しい瞳に、天使の輪がきらきらと光るセミロングの髪がとても可憐である。
すらっとした脚も良いが、エプロンを押し上げる豊かな胸元にも目を奪われてしまう。
数字上は豊満という訳ではないが、全体的に華奢な分だけ膨らみが目立つ。
規則的に動くタイツに包まれた脚も、余計な贅肉が付いていないしなやかさである。
ただ、少女を最高に美しく見せているのが憂いに翳る表情だというのは皮肉だろうか。
「は、はい! と、とっても」
綺麗なお姉さんにとことん弱いカミーユは、箸を取り落としそうになって慌てて堪える。
見蕩れるカミーユは、トーレスが食堂の美少女の噂をしていたなとふと思い出した。
彼女が厨房を手伝うようになってから、メニューの質が上がったと専らの噂だ。
恥ずかいのか、厨房から殆ど出て来ないというその出現率はウルトラレアに近いそうだ。
「そう、良かったです」
にっくりと笑った少女が横を向くと、リボンで結ばれた髪の毛の先が揺れる。
「ラーメンやうどんは、重力がないと出せないから貴重なんですよ」
胸元が揺れるのを凝視しそうになって、カミーユは頬を染めつつ視線を丼に戻した。
少女は、そのまま並んだ長テーブルの拭き掃除を黙々と続けていく。
「確か、ベルナデッタさん、だっけ‥‥‥」
カミーユは、自分とベルナデッタ・ソロンがサイド7でニアミスしていた事は知らない。
無論、彼女が受けた輪姦陵辱の件も一部の関係者以外には緘口令が引かれていた。
ちなみに、少年が起こした混乱のせいで地球連邦軍基地が手薄になったとも言えるから
彼女をトリノ・カーナヴォン中尉の魔手から救った功労者の一人はカミーユだろう。
もっとも、実際に彼が行ったのはMSの強奪及び恨みをもったMPへの復讐だけだったが。
「綺麗なヒトだな。あんなヒトが好きになるような男ってどんなヤツなんだろ」
改めてカレーラーメンを啜りつつ、カミーユはふと寂しそうに嘆息した。
「それにしても、エマ中尉、連絡ないけど元気なのかなぁ」
少年の恋人、もしくは愛人であるパイロット エマ・シーン中尉がこのアーガマから
アイリッシュ級2番艦ラーディッシュへ正式に転属になって既に一ヵ月半になるだろうか。
当然、戦艦である以上守秘義務もあるからメールが使えないのはまあ納得出来る。
いくら串を通そうが、最終的に敵に発信源を突き止められる可能性も非常に高いからだ。
しかし、アナログな手書きメールなら常識の範囲内なら特に規制はない。
エマだって、カミーユに手紙を出そうとすれば出来ないはずがないのである。
たった一通も手紙が来ない理由に思い至らず、彼女の本心の理解に苦しんでしまうのだ。
言うまでもなく、エマにはエマのカミーユと連絡を取らない事情がちゃんとある。
エマは、カミーユに釣り合いが取れるような人間に自分の力だけで成長したいのだ。
たった一人で、誰に頼らずに強いパイロットになりたいだけなのである。
しかし、それを察してやれる程に17歳の少年は大人でもなんでもない。
カミーユは、ただエマが自分との関係に飽きてしまったのか?と思うだけなのだ。
だとしたら、こちらからしつこく連絡を取るような事はすべきではない。
第一、淋しいから会いたいなどとはまるで女子供のようではないか?
自分は、その名前とは正反対に凛々しく男らしい性格のはずなのだから。
「どうでもいいよな、エマさんがどうしてようがさ」
急いで啜ったから、カレーの黄色い飛沫が胸元辺りに数滴跳ねてしまう。
「ちぇ、なんだってんだよ。もう」
そんな気持ちのすれ違いなぞ、本当は面と向かって肌を重ねるだけで消える。
何百の言葉を重ねるより、一回抱き合うだけの方が効果的な時もある。
しかし、エマはカミーユのために強くなるにはカミーユと会うべきではないと思った。
カミーユは、エマの気持ちを考えればしつこく追い縋るべきではないと思ったのだ。
歴史家の記す通り、彼がここでエマに連絡を取っていれば歴史は変わったかもしれない。
ひょっとしたら、後の悲劇の幾つかは回避出来た可能性も高いのである。
だが、実際はカミーユはエマと連絡を取り合う事はなかった。
もくもくと食事を続けるカミーユから少し離れた場所を、レコア・ロンド少尉が通った。
無意識にレコアを見た少年は、その背に黒い霧が乗っているのを見て慄然とする。
「レ、レコアさんっ!?」
愕然としたカミーユがもう一度見ると、レコアの背中の黒い何かは消えていた。
見間違いか? それにしては、やけにハッキリと見えた幻想だったようだが。
身体を硬直させるカミーユの視界の中で、食堂に入って来たクワトロがレコアに近付く。
クワトロを見たレコアは、何故か疚しそうな表情でそっと視線を逸らすのだ。
「どうした。食べないのか?」
クワトロは、殆ど食事が残っているレコアのプレートを見て訝しげに尋ねた。
「クワトロ大尉。‥‥‥食欲がないんです。お飲みになります?」
スープの皿を見て首を振るクワトロ・バジーナは、改めてレコアの顔を見ようとする。
「お、お先に失礼します」
レコアは、小さく吐き棄てるように言うとまるで逃げるように食堂を出て行った。
その背を少しだけ見送ってから、クワトロがカミーユの方へ歩いて来る。
カミーユは、傍らを黙って通り過ぎようとするクワトロに思わず話しかけていた。
「何かおかしいですね、レコアさん。僕、いつも傍にいるからわからないんですけど
大尉は何か気が付きませんか?」
カミーユとしては、レコアの事をクワトロに聞くのは当然にしか思えない。
しかし、一瞬怪訝そうに眉を顰めたクワトロは「カミーユ」と静かに口を開いた。
「人の心の中に踏み込むには、それ相応の資格がいる」
その口調の余りの素っ気無さに、カミーユはこの人は一体何を言っているんだと思う。
資格がないからと理屈を付ければ、悩んでいる相手を救わなくて良いとでも?
「判ってますよ、そんな事。大尉には、資格があります」
「そうかな? いくつになっても、そういう事に気付かずに人を傷付けるものさ」
クワトロの語っている事は一見もっともらしいように聞こえるが、
男と女の関係の相手を捕まえて言うセリフでない事くらい、いくらカミーユでも判る。
無言で歩み去るクワトロを見送りながら、カミーユは嫌な予感で立ち尽くした。
次 回 、 「 謎 の モ ビ ル ス ー ツ 」
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
乙です!
ご苦労様です。
まってました。
お疲れ様です。
今回は小ネタが多かったですねw しかしなんでエヴァ?w
>例えば重い病人を治すに、まず粥を与えて穏やかな薬を飲ませ〜
ジュナステラ策士wwwwwwwwww
だがあんた、ベルに粥やってないじゃないかw 朴念仁めw
あと、海軍でのカレー人気はなかなかすごいそうで。
お疲れ様です お元気そうでなにより
もうベルの登場だけで満足してしまった俺がいる!
なんかいろんな意味ですれ違いの章でしたね
691 :
www:2008/08/24(日) 21:14:46 ID:Jwjm54MM
>例えば重い病人を治すに、まず粥を与えて穏やかな薬を飲ませ
華詑のセリフでしたっけ?三国志ネタなのは確かだった気がするんですが…ISAPさん流石です。
ISAPさんって名古屋人ですか?ひつまぶしも出してほしかった(笑)
乙であります。
久しぶりにじっくり読ませてもらった
原作ではなかなか見れない食堂の一コマとか、こういった部分が二次創作の面白さだなと改めて感じた次第
海軍メニューとかエヴァネタとかの小ネタも楽しませてもらいましたわ
ところで
>白目の小さい細い瞳
あれ・・・白目、あった・・・っけ・・・・・・?
いやっほいおおおおお
先生お久しぶりです今回も乙ですた
>「ギレンの野望」
なるほど、長期休載の原因は・・・
しかしこれカミーユ崩壊ルートなんかな?
ジュナスほどの男がそばにいてもカミーユの精神崩壊は防げないもんなのか…
前から薄々感じてたんだけど
ISAPさんは、原作と違うカプにして愛のないエロや周りを考えないエロを書くことで
こんなふうになっちゃいますよと新訳と真逆の事をやりたいんじゃないの?(違かったら申し訳ない)
自分は原作のカミーユの事を信じてたファが好きだったから、我が身の事しか考えてないここのSSのファの方が成長していて好きだと言うかたの意見が
どうも不快なんだよ
でも、SSでちゃんと文章中にチラッとファのやっている事は間違っていることは書いてあるし、
ここのカミーユはΖ初期案に近く、尽くしがいがないのはわからんでもない
ISAPさんは全体的に自分で作り変えたキャラクターにダメ出しを書いてる気がする
697 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 14:11:39 ID:Y+pqLxiY
それはそれ、これはこれ。いろんなストーリー、設定があってこそのパロディー。
自分は好きですし、いつも楽しみにしております。
自分もSS書きですので、産みの苦しみは知っているつもりです。
ですから色々な意見が有った方が、励みにもなります。(人によりますが・・・)
ISAPさんのSS、続きをお待ちしております。
それよりウォルトン分を補完・・・
>>697 まあまあ
>>696も一つの意見として好き嫌いを語った訳で、ちゃんと内容を読んでる上の感想な訳だ。
それをそんな切り捨ててやるなよ。
ISAP氏へのダメ出しはどんな内容でも許しません
>>696 まぁどう思うかは人それぞれなんだけど
私はファには強い思い入れないのでまぁこれもありかなぁという感じです
原作では負のイメージでしかなかったカツに見せ場を作ったり、
クアトロの駄目男っぷりが鮮明に浮き上がってきたり、
原作がスルーしていた所に色々な解釈を与えてくれるのが面白いですね
>>701 クアトロ(笑)
どこぞの数字娘みたいだなw
クワトロもクアトロと出所は同じじゃなかったっけ?
キャスバルの4番目の名前だからクワトロ
キャスバルの4番目の名前だからクワトロ
そして、4人目のガンダムパイロットだからカトル
実は語源が同じ二人のなんと違う性格なことよ
>>702 構うな、アンチがわざとやってるだけだ
いい加減、アンチの使う手はバレバレ
キャスバル エドなんたら シャア クワトロ だっけ
エドモンド
エドワウ・マス
エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
ごっついのう
バーロー
ネタニマ
Gガンダムのナスターシャものキボン
VOEは戦略を練るジュナスも良いけど一パイロットとして縦横無尽にモビルスーツを駆って戦う描写も久々に欲しいかな
こう…技量と技量のぶつかり合いのドッグファイトを。
初期にあったクワトロ対ウラキみたいな
Gスカイイージー上げ
ISAP死ね
うふ〜ん
はいはい
うふ〜ん
過疎スレにもキチガイは湧くんだな・・・
うふ〜ん
わざわざ住み分けしてるのになw
向こうのスレが荒らされたのかw?
うふ〜ん
うふ〜ん
昨日から張り付いているみたいだけど
寄ってきたのは
>>717が意味もなくageたせい?
うふ〜ん
キチガイNEET君、コテ付けてくれんかな
とりあえず無関係の00スレまで荒らすのはやめようなw
うふ〜ん
2ちゃんねるなら悪質なコテ叩きはアク禁にできるんだがな・・・
pinkだとそううまくいくかな。
うふ〜ん
セシリーかわいいよセシリー
ISAP死ね
悪質なコテ叩き以前に、悪質なコテだってアク禁した方が良い
信者はまぁ、そこまで言い出したらキリがないから、特別に見逃してやっても良いが
こんな廃墟同然のスレでなにを争っているんだ
しかし、荒らしさえいなくなるとこのザマ・・・というのもあるな。
保守を「ISAP氏ね」で統一すれば全て解決・・・・アレ?
てすと
741 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 18:15:22 ID:BpeMm5on
保守
気長に待ってますね
ISAPさんガンバです
うふ〜ん
>>742 いつも保守作業ありがとうございます。
おかげでこのスレが落ちずに済みます。
うふ〜ん
ジオフロSS中々手つけられないお
でもここに住人がいるかぎり、フェンリル隊は戦い続けるだろう。
地上に残る全ての戦友の為に。
Sige Zeon!
ISAPさんへ。
あなた以外にも書き手がいる。
それはつまり、心ない書き込みがいくら続こうと、このスレが必要とされている事の証です。
いくら環境が悪くなろうと、私はこのスレ以外で投稿する気はありません。
このスレで自由なSSが投稿できないのなら、他のいかなるスレでも同じ事だからです。
このスレが自由な場であり続ける為に、ISAP氏始め、全ての書き手は、投稿を完遂すべし。
ジオフロも待ってるよーッ!
ISAP死ねISAP死ねISAP死ねISAP死ね
ジオフロ死ね
ちょいとAOZのウィキを覗いてTR‐6とかいうMSのスペックを見てみたんだが
その予想以上の厨二臭さに思わず思わず噴いたわ…
ああも真っ向から「ぼくのかんがえたつよいガンダム」やるとは…
あんなんあってティターンズが負けるとかありえないwww
モノアイガンダムみたいな感じで、なんか凄いシステムを積んでいるがそのサイコミュの副作用で
女主人公は発情してしまうみたいなオリジナルなガンダムでも妄想してみようかな
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: !
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//l:::::::::::::::::::::|.|.|:::::j | | !::::::::::::: !,!|::::::::|:||:::::::::::::::::::::l
///l ::::r┐::::::,j !イニ |_|、! |l___l ll ィ--,ニ,┐::::::::::l !:::: !
.////l::::::|,!.|::::::::l'lア::。::lヽヽ /,イ"。:ヾ||::::::::::| !::::::| イッペン、死ンデミル?
/ /./. //l::::::::|亅::::::|.|ヽ__,ノ .` ヽ___/ ||:::::::::|ノ::::::::!
./ / / // !:::::::::::|::::::::| ! |,! :::::::|:::::::::::|!
'´ / / /./ |::::::::::::|:::::::| l. _ _ ,|::::|:::::|:::|::: :::!l
/ / / / .! ::::::::::::::|::::::.|\ __ /: ̄l ̄:::j::::|::::l.l
/ / / ./ ! ::::::::::::::|:::::::l.l:::::: ヽ、 ー _,ィ'´::::::::,||:::::::::|::::|::::l l,
/./ / .l::::::::::::::/|::::::,!,!|:::_,ノ| ``ー---‐'" ト_ ::::::l !::::::::|l:::|l::::| !l
/ / / .!:::::::::::::/i,|:::::/,l〃'、 ヽ\. / ./入l |:::::::::| !:l.l::: l !l
,/ / .,!::::::::::::/ !!|:/"ヽ_ノ`、 !、ヽ. / ./ / :::::7-、::::| !: !l::: ! !l
/ / ,' :::::::::://.!'´ ,' ::::::::ヽ \ ヽr' //::::::::::/~"ヽj !: ! !::l. l.l
. / ./:::::_, -'"::::::::``= ヽ::::::::::::::ヽ、ヽ / / :::::::::::::::!、 " ! ヽ! l:::l !.!
/ . / /ヽ: :: :::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::: !、 У ,/ :::::::::::::::::ノ`‐~~::::::::::::ヽl. | |
今週もISAPさん来なかったな・・・・復活の日を待っています。
保守
BSでZ見てると
自然とこちらの話も頭に浮かんでしまい・・・
復活してほしいな
うふ〜ん
>>753 最近よくあんたでオナニーしてるよ。
華奢な女の子なんだよね。
おっぱいは最近膨らみかけで服に擦れると痛いんだよね。
だからイライラしてるんだよね。分かるよ。うん。
だからね、バスクにレイプされながら死ね死ねって喘ぎながらいってる姿を想像すると
ご飯何杯でも行けるんだ。
絵も描いたよ。吹き出しに君のレスを貼って抜いてるよ。いままでに百回ぐらい使ったよ。
でもバスクは飽きたから次はドズルに浣腸されるプレイで抜くね。
だからまた来てね。お願いね。
俺は気長に待つ態勢に入ってる。
全裸で。
エロ機能のあるガンダムか…
どんなトンデモ能力が相応しいかな
Sガンダムは人工知能
νガンダムはフィンファンネル
モノアイガンダムは精神干渉だっけ?
EXAMはなんだったっけ。
ゼロ…
EXAM使用後は射精している。
やっぱりノーマルスーツにはトイレパック内臓されてるんだよな?
>>759 そういうシステムにするのが落としどころかなエロ機能ガンダムの
女性パイロットの神経を刺激して反応速度をニュータイプレベルにまで一時的に高めるシステム。
しかし、その代償として性中枢までも刺激され強制的な発情状態へ陥るため、長時間の起動は発狂の危険があり無理。
戦闘後のセックスやオナニーなどの性衝動の発散も必須。
またインターフェースとの接続をスムーズに行うための専用パイロットスーツが必要で、
その裏地には触手型生体部品が使用されており、乗れば乗るほどに肉体を淫らに開発されてしまうという女性パイロット殺しの機体でもある。とか。
アナハイムが辺境コロニーで開発をしていたそのガンダムを手に入れようとする為に、
そのコロニーを襲撃してくるジオン残党。
戦闘の最中、傷つく人々、大切なあの人を守ろうと偶然にもガンダムに乗り込む決心をする事になる少女…。
しかしそれはジオン残党達と共に自らが乗るガンダムとの戦いにもなるとはこの時想像もしないのであった。
機動天使ヴァルキリーガンダム〜堕ちし戦姫〜
快楽に堕ちた少女はジオン残党達にすら嬲られる事をせがむようになり、その瞳には既に決意の輝きはないのだった…。
少女「イク!イキます!イク!イク!イグゥゥ!」
みたいなw
>>759のは小説版だっけ。
持ってたんだけど、どこやったかな…
>>761 こんなところにいたのか。
さあ、屑スレに帰るぞ。
サーセンwww
キャラ・スーンの異常な性癖はバイオセンサーの副作用。
逆に言うとバイオセンサーは(ry
あれは強化手術のせい…とは一概には言えないかw
最初からエキセントリックだったし
バイオセンサーだったっけ?
偶然見つけたVoEのまとめサイトから、三ヶ月かかって現行スレに辿り着いた……。
進行はゆっくりだけど、続いてくれてて良かったなあ、と。
ここって、版権オリみたいなのもありなの?
ならちょっと書いてみようかなぁ
うふ〜ん
>>769 昔からけっこう版権オリあるから大丈夫。
まずは描いて見なされ。描いてく内にテンションが上がり
より面白い物が描けるようになるってもんです。
このスレって、VoE以外の作品の保管庫ってないの?
ジオフロの最初の方、ザクの歌だかを歌ってたシーンをまた読みたい……
むかしなら南極条約さんに収録してもらってたんだけど(確か寿司屋さんのはあった)、いまはないしなぁ。
まとめリンクも実質的には作品の保管庫というより過去ログ保管庫なので
むかしの作品を読みたい時はすごくありがたかったんだけれど、今は更新されてないようだ。
まとめリンクの管理人さんの安否が心配になってきた。大丈夫だろうか。
776 :
769:2008/11/03(月) 07:28:55 ID:5asSqMsO
いざ書こうとすると、死ぬほど苦戦……
とりあえず、入間でブルーインパルス見てゲージ溜めてきます。
>>776 ブルーインパルスから刺激を受けた作品が、どんな話になるかは分からんが楽しみにしてるよ
頑張ってくれ
出来ればオリガンとか頑張って出してくれると嬉しいな
筆が進まぬときは新・吼えろペンの5巻を読んでみるのをおすすめする。
要はテンションと気合いだ。ファイトだ。死力を尽くせばきっといいのが描ける。
うふ〜ん
780 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 16:19:51 ID:NbeZZQMW
つまらん!!
>>779の荒らしはつまらん!!
・・・てか楽しい?
待て。
>>779は幼女だ。
最近膨らんできたおっぱいが服に擦れてどうしたらいいか分からず、八つ当たりしてるだけなんだよ。
最初は痛かった服の感触がだんだん気持ち良くなってきて、
「んっ……」とか「ふぁぁ」とか半眼に涙いっぱい浮かべて喘ぎながら
一生懸命文字打ってるんだよ。
そういう想像で4回抜いたのでもっと来てください。
もちろん、
>>769氏もお待ちしております。
782 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 22:45:20 ID:9Bpnz+ZN
あーもう、ISAPさん帰ってきてぇ!
続きが見たーい!!
大丈夫、全裸はそろそろ厳しい季節だがまだ行ける。
全裸待機を継続する。
フル・フロンタルですか
ガンバトのオペ子は何故あんなにエロいのか
ラー・カイラムとか、宇宙戦艦は閉鎖空間だから、数少ない女性士官はエロいことになりそうだな
うふ〜ん
____ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
/_ノ ヽ、_\ ( もう・・・私のばか・・・・!!!
. / (● ) (● )\ ( また本心と・・・・違うこと・・言っちゃったお・・・
///////(__人__)///\ ◯ ほんとは・・・素直になりたいのに////
| | 。O  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
\ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''
>>788-789 素直になれないもどかしさがツボったので抜いた。
しねりん可愛いよしねりん。次は来週水曜日ぐらいに来てくれ。
うふ〜ん
保守ごくろうさん
ISAP死んでくれ
____ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
/_ノ ヽ、_\ ( もう・・・私のばか・・・・!!!
. / (● ) (● )\ ( また本心と・・・・違うこと・・言っちゃったお・・・
///////(__人__)///\ ◯ ほんとは・・・素直になりたいのに////
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ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''
規制解除まだかな
携帯からじゃ長文投下できね
エロシーンが皆無と言うか女っ気皆無な物語になりそうだ……
俺はどこで間違ったのだろう?
全員のチンコとっぱらってしまえ!!
さればエロも描けよう。(たぶん)
エロパロだからエロ要素が必要というわけではない。
よな?
建前はな。
800
かきこめぬ
802 :
ジオフロアナザー『シャルロッテ強化プログラム』:2008/12/08(月) 06:55:25 ID:CTqWlSxg
シャルロッテの操るザクUのコクピットモニターには、暗い夜の森が延々と映し出されていた。
画面左に表示されるミノフスキー粒子濃度は高い数値を示し、ミリ波レーダーセンサーは完全に死んでしまっていた。
パッシブソナーとサーマルは使用可能だったため、シャルロッテは不安からか、索敵範囲の広いソナーの感度を最大まで高めて森の中を進んだ。
見通しの悪い森林地帯は、待ち伏せに絶好の場所であるため、ポイントマンを命じられたシャルロッテの責任は重大だったが…。
「どこにも敵なんか、いやしないじゃない」
彼女の若さは致命的であった。
パッシブソナーは索敵範囲こそ広いものの、動きを止めている相手に対しては全く効果がなかったのだ。
至近距離での遭遇戦が予想される森林地帯では、索敵範囲こそ狭い物の停止している相手も察知可能なサーマルセンサーを使用すべきだった。
突然の警報音がコクピットに鳴り響き、シャルロッテはギョッとして操縦桿をひねった。
だが、すぐ真後ろに迫っていたジムコマンドは、容赦なくシャルロッテ機のランドセルに銃弾を浴びせた。
「きゃっ」
座席を揺さぶる振動と、耳をつんざく爆音。モニターは一瞬でホワイトアウトした。
『シャルロッテ機、沈黙』
インカムを通してオペレーターの無感情な声が響く。
『バカ者、これが実戦だったら、貴様は戦死だぞ!』
続いてゲラート少佐のどなり声。
シャルロッテは頭を垂れてしばらく沈黙した後、コクピットを開放した。
ジオン北米基地のMS整備施設。
MS戦闘シミュレーターから降り立ったシャルロッテは、意気消沈した表情で梯子を下りた。
訓練をモニタリングしていたゲラートが、スピーカーを通して再び声を荒げる。
『少尉、何故やられたのか研究し、解決策を自分で見つけ出せ。死んでしまってからでは遅いのだ!』
「了解!」
ゲラートに一礼するシャルロッテ。そのヘルメットの下で、彼女は瞳を湿らせていた。
803 :
ジオフロアナザー『シャルロッテ強化プログラム』:2008/12/08(月) 06:56:01 ID:CTqWlSxg
食堂のテーブルでだらしなく姿勢を崩し、トレイの上のジャガイモをフォークで突くシャルロッテ。
その姿はまるきり、子供がイジケテいる様だった。
「どうしよう、このままじゃ私、またオペレーターに戻されちゃう」
フェンリル隊に配属された当初、彼女の乗るはずだったザクの配備が遅れてしまい、不本意ながらオペレーターの任を受け持った事がある。
その時の悔しさは、今でも忘れられないようだ。
またあの時のようには、なりたくない。祖国の国民と家族の為、連邦と闘う為に軍に志願した彼女の意地だった。
「どうしたのシャルロッテ少尉、元気がないようだけど」
女性の声に顔をあげるシャルロッテ。その目に映ったのは、同じくフェンリル隊に所属するソフィ少尉だった。
「ソフィさん」
透き通るようなシルバーブロンドと白い肌。まるで絵画の聖母のような穏やかな顔立ちの、同じ女性から見ても美しすぎる同僚に対し、シャルロッテは何の抵抗もなく「さん」付けをして呼んでしまう。
ソフィはシャルロッテの隣の席に、まるでモデルのような軽やかな動きで腰掛けると、頬杖をつき、悪戯っぽい目で覗きこんだ。
「いつ戦闘があるかわからないのよ?あながたそんな具合では、私も安心できないわ」
ソフィの問いに、シャルロッテは心底暗い面持ちで答えた。
「戦闘シミュレータの成績が悪いんです。私、チームから外されるかもしれない」
ソフィは眼を細めて微笑み、心なしかシャルロッテの横に身をずいと近づけ、耳元で囁いた。
見るものが見れば、それは落ち込む仲間を元気づける様にもとれるのだが、邪な何かを感じさせもする様だった。
「相談に乗るわ。今夜0030時に戦闘シミュレータに来て頂戴。訓練するにも、二人の方がいいでしょう?」
途端に表情を明るくするシャルロッテ。
ソフィの高い戦績は良く知っているし、断る理由はなかった。
「ありがとうございます」
しかし、シャルロッテはこの時、ソフィの目に宿る邪悪な輝きに気づくことはなかった。
「時間も時間だし、ノーマルスーツは着てこなくていいわ…」
804 :
ジオフロアナザー『シャルロッテ強化プログラム』:2008/12/08(月) 06:56:54 ID:CTqWlSxg
その夜、約束通りシャルロッテはMS整備施設の戦闘シミュレータ前までやってきた。
時間も時間で人数は少なく、ほとんどの設備で明かりが落とされていたが、戦闘シミュレータのコクピットだけは煌々と明かりを灯していた為、ソフィの居場所はすぐに分かった。
シャルロッテは梯子を上り、解放されたままのコクピットに腰掛け、調整を行っているソフィに挨拶した。
「少し遅れました」
「いいのよ、私も今来たとこだから」
「訓練っていったいどうするんですか?」
「貴方がこれに乗って戦闘する。それだけよ、簡単でしょう?」
ソフィはニコリとほほ笑み、自分の膝を指差した。
シャルロッテは言っている事が一瞬理解できず、拍子抜けな声を出してしまう。
「へ?」
「さ、早くいらっしゃい」
シャルロッテは顔を真っ赤にし、たどたどしい口調で答えた。
「ででででもコクピットは狭いし、ふ、二人じゃ…」
「アナタの体重の秘密は守ります。それとも、私じゃ信頼に足らないかしら」
ソフィは残念そうに眉を潜めたが、それも企みの一つであった。
シャルロッテは慌てて首を横に振った。
「し、失礼しますっ」
シャルロッテの小さめな臀部が、ソフィの太ももに触れた途端、生暖かい感触が伝わってくる。
一瞬ビクリと体をこわばらせ、やっとの事で全体重をその膝に委託したが、シャルロッテの背後でほほ笑むソフィは、静かに舌舐めずりをしていた。
「ひゃぁ」
怯えたような声をあげ、シャルロッテの肩が震える。
視線を下ろすと、自分の腰に回されたソフィの腕が、しっかりと彼女の体を固定していた。
「もっと体を引いて。そんな姿勢じゃ危ないでしょ?」
流石は空手の有段者、黒帯所持者のソフィの腕力に敵わず、シャルロッテの体はますます、ソフィの体と密着する形になった。
805 :
ジオフロアナザー『シャルロッテ強化プログラム』:2008/12/08(月) 06:57:29 ID:CTqWlSxg
「意外と軽いのね」
背中に触れる柔らかい感触。うなじに伝わる生暖かい吐息。呼吸のたびに上下する身体…
それらの感触に、いつしかシャルロッテの思考は混乱を極めていた。
「…(あるぇ?私、何してんだろこんな所で。絶対変だよねこれ。)」
「閉めるわよ」
ソフィの操作でハッチが閉まる。
途端にコクピットの中は暗闇に包まれ、二人の呼吸する音だけが息苦しく響いた。
「訓練開始。敵MSはジム1機」
「へ…あ、はいっ」
慌てて返事をするシャルロッテは、咄嗟に操縦かんを握りしめた。
コクピットのモニターが点灯し、3Dで精巧に再現されたジャングルが表示された。
が、敵影はどこにも見当たらず、シャルロッテはレーダーを確認した。。
しかし、高濃度に設定されたミノフスキー粒子の影響により、レーダーは完全にホワイトアウト。
しかたなく手元のスイッチを切り替えてレーダーからパッシブソナーに変更する。
だが、ソナーは動かない相手には一切反応しない。お互いに見えない位置関係では、不毛な様子見が続くだけだ。
「ソフィ少尉、敵がいな…」
シャルロッテが助言を受けようとしたその時、背後のソフィは突拍子もない行動に出た。
突然シャルロッテの後頭部に顔を埋め、香りを楽しむように、鼻で大きく息をしたのだ。
「良い香りね、整髪料、何を使っているの?」
「ひゃぁあい?」
突然の事に驚いたシャルロッテは、顔を髪の色と同じ真っ赤に染め、つい力んで操縦桿のトリガーを引絞ってしまった。
当然装備中のザクマシンガンが火を噴き、120o弾の光が尾を引きながら、誰もいないジャングルの奥に消えていく。
辺りに響く轟音によってパッシブソナーを一時的に麻痺し、代わりにロックオン警報がコクピット内に鳴り響いた。敵に察知されてしまったのだ。
「きゃぁ!」
鋭い衝撃と共に爆音が響き、コクピット画面がホワイトアウトする。
背後から放たれたジムの90oマシンガンの連射によって、シャルロッテのザクは一瞬で穴だらけにされてしまったのだ。
実戦ならコクピット内の彼女は、超音速で突き抜ける徹甲弾と飛び散る金属片によってズタズタにひきさかれていた事だろう。
画面に表示される「RED LEADER CRASH」の表示が空しく点滅した。
「ダメでしょ少尉、戦闘中に気を抜いちゃ」
項垂れるシャルロッテに、ソフィが悪戯っぽい口調で言う。
それに対し、シャルロッテは顔を真っ赤にして反論しようとした。
「い、いまのは、ソフィ少尉が変なこと…」
「あら言い訳?本当に集中できていれば、このくらいの事で動じるはずないわ」
言葉に詰まったシャルロッテは、唇を噛みしめた。確かに、同じコクピット内にソフィがいる事で気が動転していたのは確かだ。
だがどう考えても「同じコクピット内にいる同性から髪の匂いについて聞かれる」事等絶対にありえない。
少し考えれば分かる事だが、その言葉が出てこない以上、やはりシャルロッテは気が動転していると言えた。
806 :
ジオフロアナザー『シャルロッテ強化プログラム』:2008/12/08(月) 06:59:17 ID:CTqWlSxg
「あなたに足りないのは、集中力と忍耐力ね。大丈夫、今日の私のプログラムをクリアできれば、すぐに改善できるわ」
ソフィはさも当然のような口調でそう言うが、その笑みは明らかに邪な何かを潜ませていた。
だが、何が何でもパイロットの席を離れたくないシャルロッテは、それに気付かない。
「本当ですか!」
「嘘じゃないわ。私も先輩からこうやって教わったの」
そう言うとソフィは、再び訓練プログラムを開始する。画面には、先程と同じくジャングルの映像が表示された。
「ジムの数は1機よ。落ち着いて」
耳元でささやくソフィの甘い声に戸惑いながらも、シャルロッテは画面に集中した。
すると、パッシブソナーに僅かだが反応を感知し、敵の接近を告げるアラームが鳴り響いた。
だが、相手はこちらに気付かず、ロックオン警報は鳴っていない。
「やった、先手をとれる」
シャルロッテはすぐさまロックオンボタンを押そうとした…だが。
「えあ…ちょ、これは」
かちゃり…冷たい金属音が鳴り響き、薄暗いコクピットに手錠の銀色の輝きが、艶めかしく蠢く。
その鎖は操縦桿に伸びており、シャルロッテは完全に座席に拘束されてしまっていた。
「ソフィ…少尉?これは一体…」
「言ったでしょ、ちゃんと集中しなきゃだめだって」
ソフィの声が、怪しい響きを持って囁く。
「これから、何が起こっても、戦闘に集中してなきゃダメよ?」
「ひっ!」
ソフィの白い指が、シャルロッテの喉元を撫でまわす。その手つきは明らかに正常ではない。
ようやく自分の置かれた状況…ソフィは訓練と称し、自分に猥褻な行為を働こうとしている…に気付き、シャルロッテは狼狽した。
「ちょっと、ソフィ少尉!何考えてるんですか!」
「くんれん」
「違いますこれは…いやぁ!」
シャルロッテの服のボタンが、音を立てて外されていく。
逃れようにも両手は操縦桿に固定され、両足は踏ん張れないよう、ソフィの長い脚によって締め付けられている。
「少尉、しっかり前を見なきゃダメよ。ジムが来てるわ」
サディスティックな笑みでそう言いながら、ソフィはシャルロッテの耳を噛む。
泣き顔で首を曲げ、それから逃れようとするが、ソフィはそれを許さず、顎を掴んで固定した。
「やぁ、誰か!誰か助けて!」
だが、いくら騒ごうとも、完全密閉されたコクピットの外に、彼女の悲鳴が漏れる事はなかった。
そうこうしている内にジムが射程圏内に姿を現す。が、シャルロッテはそれどころではない。
せっかく有利な状況だったにも関わらず、再びシャルロッテのザクは発見され、銃撃を浴びてしまった。
807 :
ジオフロアナザー『シャルロッテ強化プログラム』:2008/12/08(月) 06:59:48 ID:CTqWlSxg
「もう、またヤラれちゃったの?」
「ソフィ少尉、お願いですからやめてください…」
「聞き分けのない子ね。お仕置きが必要かしら」
そう言ってソフィは、ポケットの中から何かを取り出し、涙で顔をぐしゃぐしゃにして泣いているシャルロッテの目の前にぶら下げた。
それを見たとたん、シャルロッテは目を大きく見開き、泣きやむ代わりに今度は歯をカタカタと鳴らし始めた。
「…かわいいでしょ?私のお気に入り」
そこには、甲高い機械音を響かせて振動する、ピンク色のローターがぶら下がっていた。
ソフィはローターのコードを操縦席のジャックに繋ぐと、それをシャルロッテの頬に当てていった。
「座席の振動機能に直結したから、次のプログラムでしっかりできなかったら、ふふふ…どうしようかなぁ」
「やめて、やめてくださいソフィ少尉…こんなの訓練じゃ、ひゃぁあ!」
シャルロッテの下腹部に冷たい感触が走る。
スカートをめくりあげられ、タイツを引きずり降ろして下着が丸見えな状態にされたのだ。
上着のボタンも完全に外され、白いブラが画面の明かりに合わせて明滅する。
「かわいい下着ね」
そう言ってソフィは、前で止まっているブラのホックを指先で外してしまう。
かわいいという言葉通り、歳の割に未発達なシャルロッテの胸が解放された。
その先端につんと触れると、シャルロッテは小さく悲鳴をあげて悶えた。
「さぁ、次こそは頑張ってね、シャルロッテ少尉…ジムの数は2機よ」
「やあぁ…やめ、あああっ!!」
RED LEADER CRASH
「ひゃあぁああああ!」
RED LEADER CRASH
「ふわあぁっ…あはぁあああ!」
RED LEADER CRASH
「らめ…んああぁああ!」
RED LEADER CRASH………
四回程プログラムを終えた所で、シャルロッテは限界に達した。
輝きを失った瞳はただ、空しく点滅するコクピット画面を見つめ、だらしなく開いた口からは、涎と熱い吐息を洩らし、小刻みに震える下半身から噴き出した潮はソフィの太ももを濡らし、シートにまで達していた。
「ひぐ、うぅ…ひっ、ひぃぃ…」
不規則に響くシャルロッテの嗚咽を味わいながら、ソフィはゆっくりと、自分のスカートの中に指を這わせていく。
「あぁ、んっ…」
卑猥な水音と共に、ソフィの脳裏には教習所での自分の過去が蘇ってきた。
まだMSパイロットとしてのノウハウも全く知らなかった頃、彼女もまた先輩から同じようにいたぶられ、毎晩のようにはしたなく、そして浅ましくよがり狂わされた。
今度はまた、自分の手の中でシャルロッテが、あの時の自分の如くおもちゃになる。
「んあぁっ!…シャルロッテ少尉…シャルロッテぇ……」
倒錯した快感と共に、やがて彼女自らも達した。
808 :
ジオフロアナザー『シャルロッテ強化プログラム』:2008/12/08(月) 07:03:37 ID:CTqWlSxg
三日後…
「敵機撃破!やりました、作戦成功です!」
『最近調子がいいな少尉、何か良い訓練法でも見つけたのか』
「それは秘密です」
シミュレータ内ではしゃぐシャルロッテの手の中には、ピンク色のローターが艶々と収まっていたとさ。
規制解除ひゃっほーーーー!
これでまた投稿できるぜえええええええ!!!
ISAPさんマダー?
うっひょうジオフロきたぁ〜〜〜
結構読ませる力作だな。
ガンダムものとエロの両立がちゃんとできてるし
シャルロッテ可愛いよシャルロッテ。だから
>>807をもっと詳しく!!
とにかく規制解除おめでとうございます。
次なる投稿もお待ちしますねーノシ
あいかわらず
ソフィ姉さんは
エロい
な
まったくけしからんな。
いいぞもっとやれ。
こうもプッツリ途絶えると安否を心配してしまう。
辞めるなら辞めるで一言は欲しかったよな
ストイックにSSの投下をされるのも良いけど雑談とかにも参加して欲しかったし
スレッドって職人さんだって雑談しても良いと思うんだ
ISAP氏が止めようが続けようが、俺は書くよ
ここ以外で書く気はない
書かなくていいよ^^
最近のダムエーにビビっとくるキャラがいねえのが辛いぜ。
夏目さんがいる頃はノエルとかリリアとかミユとか良かったんだが。
リアのいたジオンの幻陽終わっちまったし。
>>817 その心意気がありがたいです。
誰が何といおうと自分は待ってますよ。
ガンダムカードビルダーお薦め
パイロットセイラさん、ノエル、ミユ、レイチェル、モーリン
艦長アヤ
とか趣味デッキもできるぞ
しかしビルダーは消えてくから、やらない方がいい。
824 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 20:47:06 ID:hHJ4jqyX
ビルダーってテムレイが面白いあれだっけ?
ノイエジール2が出てるならやってみたいが無理だろうなあ。1ならともかく。
ガンダム無双2をロランでプレイしたらクェスと親密な関係になった
なのでクェス×ロラン希望
なんというかうなぎとプリンみたいな食い合わせだな、それ。
しかもロランが下か
ロランは誰が相手でも下な気がします
バイバイ、バーニィ
シャクティ×ロランでも成り立ちそうだしな
そっか…バーニィの命日になるんだよな
俺はシンとクェスが親密になってた
あとはゼクスと御大将
シンとクェスは似た者同士な気がしないでもない
>>832 嫌なコンビだなゼクスと御大将w トレーズと御大将じゃないだけまだマシだがw
ほしゅするぜ
あけまして おめでとう
あけおめ。今年もよろしくです。
ISAPさんもジオフロさんもまだ見ぬ職人さんにも実り多い一年である事を祈っております。
一日で10レス20レス描かなくてもいいと思うんですよ。
5行でも10行でも毎日ちまちま描いてれば何とかなるものですし。
というか描き出しさえすれば指が勝手に動いてくものなので、まあ気楽に楽しく描いちゃえばいいのではないかと。
てな訳で今年もよろしくです。
838 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 10:44:26 ID:fcbia5eh
ふと思ったんだけど元からダイクン派だったメンバーは兎も角
一年戦争当時のザビ家派よりのメンバーにセイラさんって捕まって正体バレたら最後
激しい拷問や陵辱調教されてザビ家の言いなりのイエスマンに調教されるよね。事実上、正統なジオンの後継者を一人でも押さえてザビ家を全面的に支持させたらジオン公国は
ザビ家の思うままに操れるし
>>838 普通に初期ならギレンかガルマ、中期以降ならギレンと政略結婚させられるな
どうせ調教ならそこらの名無しより総帥の方がいいなw
モニク×エルヴィンが読みたいです閣下
>>838 普通に殺すだろ
別にザビ家すげーカリスマでジオン率いているのにわざわざ後々の禍根を残すような真似するメリットなんかないし
だからこそ幼少時に兄妹は命狙われてるんじゃん
>>841 >後々の禍根
男はなw
女の場合は色々と利用価値がある。
クェスが生意気なシンを襲っちゃう
…という電波が来た
ほ
しゅ
火種
ジェリドを慰めるプルツーとかカオスな奴を
ジェリドがプルツーで自分を慰めるとかカオス
850 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 22:22:01 ID:DM5kJURU
保守
851 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 15:50:10 ID:qDGH00Wi
プル×プルツーで頼む
852 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 15:17:25 ID:FdkucuOe
プルプルズのプルプルおっぱい保守
プルたちはプルプル震えるほどのおっぱい持ってない
854 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 01:04:09 ID:WLcocqeY
カテジナさんに凌辱されるプルツー
プルプルおっぱいはエニルで我慢しとけ
なんかのゲームでプルツーが乳揺れしたと聞いたが・・・
なんだそりゃ。わかってないにもほどがあるゲームだな。
プルじゃなくてエニルだったんじゃね?
スパロボでは元祖だしな。乳揺れの。
860 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 19:59:07 ID:ondEeEaw
ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる〜♪
861 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 10:55:45 ID:/A4YEIVh
保守
今日は日曜日だな・・・ひょっとしてひょっとすると
863 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:05:48 ID:OQoWvYd5
今保管庫どうなってるんですかね?
864 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 14:33:21 ID:5812Gcx5
プルプルズ保守
君達の好きなISAPは去った!
何故だ!
死んだんじゃないの
冗談に思えない;;
どっかで書いてたりしてね
三国志大好き君を筆頭に信者の人たち元気かねぇ
今こそ新規の人たちが投下するチャンス
ISAPさん・・・今でも待っています・・・
871 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 20:07:32 ID:Whbd+DuW
V.O.E.再開祈念
私も祈ります。
死んだ奴が来るはずないだろw
だーれが殺した
クックロビン
マリーダって
マンコに中田氏されて妊娠→堕胎
マンコにナイフ入れられ、子宮死亡
体中にSMの痕
アナルセックスで肛門裂けて人工肛門
と散々だね
とうとうここにもユニコーンアンチがやってきたか
今のユニコスレとプルスレは地獄
エマさんはティターンズだろjk
今ある保管庫って全部死亡中?
マリーダの過去こそエロパロにすべきなのに
>>884 エイプリルフールだからってやめろ。
みんなずっとフランセスのシーンを裸で待ち続けているのに・・・
エイプリルフールだからってやめろ。
みんなずっとISAP を裸で待ち続けているのに・・
ご無沙汰してました。
偽者乙^^
>>889 貴方みたいな人がいるからこっちも書く気がなくなっていくんですよね。
もう書くのやめました。それだけを伝えにきました。
今まで拙い文章を読んで下さった皆さま、感想、批評などを下さった方々には本当に感謝しています。
ありがとうございました。
すげえwww
こんなあたま悪い騙り見たこと・・・
結構あるな。
朝日新聞社嘱託ネット工作員か朝鮮学校ホロン部レベルだな
ISAP信者キモッ
自宅警備員ども乙
ところで、ISAP信者じゃない
>>894はID:C+qBsQNGのことをどう思う?
まさか「あれはISAP本人だ」とか言い出さないよな?
やっぱり職人を育てるのは環境だよなぁ
で、その環境を作るのが読み手の仕事だと思ったんだが・・・
クソISAP信者はどこにいったんだ
ISAPが去れば、後は知らぬ存ぜぬか?
自分も含めて文句言う奴しかいないこんなスレなんてもうどうでもいいわ
じゃあ落とそうぜ^^
ISAP?どっかで死んだんじゃない?w
まぁ生きてようが死んでようが俺には関係ないけどね^p^
そうだな
こんなスレでいくら投下したってロクなことにならないのは目に見えてるし、書き手さんにとって申し訳ない
ISAP氏やその他の書き手さん達の作品については、何か別の形、場所ででも続けてくれればとてもありがたいと思う
このスレが死んだ経緯
一部の気合いの入った作者が大作連載
↓
連載が気に入らないアンチ、自分の短編が蔑ろにされたと勘違いしたDQN、便乗した荒らしがネガティブキャンペーン開始、エロパロ板住民への迷惑も考えず重複スレ建てる
↓
重複スレ削除、顔真っ赤にしたアンチと、お祭り気分の荒らしが本家に八つ当たり開始
↓
ガノタの馬鹿さ加減に嫌気がさした全書き手及びスレ住民が退去
原因
妬みと同族嫌悪
以上、エロパロ板の別スレ住民(非ガンダム関係)に過去ログ見せ、反応をまとめた第三者意見
他人の意見なんざ知ったことじゃねーよww
俺が気に入らないから叩いたまでだし^q^
落とすなら勝手に落とせば?
もうしてやったりの大勝利で俺は満足ですわ^p^
おつかれさまでした
>>901 うん、つまんない人生だね。
と釣られればイイのか?
そんなことよりやらしい妄想しようぜ!!
ふう・・・
ISAP ◆ISAPgGZZNI never die
never die never die
ISAP ◆ISAPgGZZNI never die
He just fade away
>>890 とても残念ですが書く気がなくなってしまってはしょうがないですよね、、寂しいですが
将来気が変わってまた書いていただける時を気長にお待ちしております
今までお疲れ様でした
◆が本物
◇が偽物
欺されるなよお前らw
お前らて、907だけだろw
>>908 それが判ってないのは騙ってる本人=907だけだよw
2chは俺一人による壮大な自演
キモスレ晒し揚げ
まずはキモ板を晒しあげるべきだな
みなさん、このたびユニコーンのアニメ化が決まり
プルズたちの12番目の妹が公式になりました
同じ遺伝子を持つ姉妹が娼婦にさせられて中出しされて妊娠して堕胎させられてるってどういう気分ですか?
とりあえず
プルオタのみなさまおめでとうございます(笑)
レガシーの単行本も出たことだし、リリアかノエルで一つ。
劣餓死イラネ
ジオフロキャラ改悪されてすげぇ腹立った
あんな糞シナリオ、エロパロ板だって受け入れられねぇよ
俺はジオニックフロントが大好きだった。
フェンリル隊はかっこよかったし、DQNなエイガーも腐れ縁なヤラレ役として良いキャラだった。
どんなに良い成績でクリアしたって、必ずジオンは負ける。
それでもフェンリル隊は、宇宙に脱出せず、地上に残ったジオン残党の為に戦い続ける。
あのエンディングは痺れた。
例えその後がプレイできなくても、俺には、フェンリル隊がしぶとく連邦やティターンズ相手に戦い続けていると、そう確信できる結末だった。
それをレガシーは、安っぽいシナリオと説得力のカケラもない自己満足の演出でぶち壊しやがった。
シャルロッテやニッキが、フェンリル隊で命をかけ共に戦った二人が、今更なんで共和国軍なんぞでどこの馬の骨とも分からん奴の部下になってんだ?
あの二人はゲラートの部下だ、ゲラートあってのフェンリル隊だ、フェンリル隊に居てこその二人だ。
他のゲームで人気のキャラだからって、何の関連性もない奴をつれてきて「はい意外でしょ?」みたいな演出がまかり通るとでも思ったか、ファンが喜ぶと思ったのか?
あのシナリオを書いた奴はゲラートの格好良さがわからんのか?気に入らなかったのか?
隊長は女子供にチヤホヤされる若い美男子じゃなきゃ我慢できなかったのか?
レンチェフは生身の人間をザクマシンガンでミンチにし、仲間も平気で見捨てるDQNだった、だがそれが魅力だった。
決して、熱い信念とやらにつき動かされているだけの“安っぽいアニメキャラ”じゃなかった。
「狼の紋章」だと?原作やってないのか?レンチェフはゲラート以外では扱いきれない狂犬だったから、しかたなくフェンリル隊に身を寄せていただけだ。
間違ってもゲラートの後釜に座れるような、カリスマ性のあるキャラクターじゃなかった。
ソフィは端麗美人だが、同時に冷酷だった。
レンチェフに対し常に脅しともとれる発言で釘を刺す、裏表の魅力あるキャラだ。
「彼のような人間も、この戦争に勝つためには必要…兵としては」
原作中のこのセリフだけでも、ソフィがレンチェフを“使い捨て”ぐらいにしか考えていなかった事は明白だ。
間違っても、てめぇの感情に流されて猪武者にホイホイ付いてくような、安っぽい“ギャルゲーヒロイン”なんかじゃなかった。
俺は空想が好きだから、フェンリル隊のその後が気になって仕方なかった。
アフリカ辺りでキンバライド基地にでも身を寄せてるんじゃないか。
ティターンズに入ったエイガーに、またしつこく追い回されてるんじゃないか。
そんな風に考えるのはとても楽しかった。
だから珍しくスピンオフ作品が出たと聞いて、本当に期待していた。
結果はご覧の有様だ。
魅力的な指揮官であったゲラートはおらず、ニッキやシャルロッテは馬の骨の部下に、ソフィやレンチェフは阿保になってしまった。
泣こうが喚こうが“公式にそう描かれてしまった”。
俺が一番悲しいのはそれだ。
ここで顔を真っ赤にして痛々しい長文打とうが、ジオフロ関係のスレで悪態つこうが、どう足掻いても、くそレガシー以外のシナリオで続編が描かれる可能性は、完全に潰えてしまったのだ。
今はもう、絶望しか残っていない。
921 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 17:14:15 ID:i68sGNeE
ユニコーンの福井が、自分で創ったキャラでもないZZの人気キャラ・プルのクローンにやったこと
※プル(アニメ・ガンダムZZのヒロイン)
遠藤・鈴木の名脚本で、当時の二大アニメ大賞でダントツ1位で、単独ムックも出た人気ヒロイン
ユニコーンの人気TOPヒロイン・マリーダは、そのプルのクローン
926 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/04/25(土) 17:49:37 ID:???
10歳で処女喪失、いろんな男に中出しされる
殴られたり縛られたりの被虐プレイを行われ
現在も体中に消えない火傷や縄の跡が残る
15歳の時に客の子供を妊娠、気絶させられている間に堕胎させられる
度重なる被虐プレイや中絶などにより子宮は破壊されアナルも使えなくなり
マーサに「口しか使えない」と馬鹿にされる
マリーダの人生ワロタ
そしてその分身のプル
本人じゃないからいいよ
プル12の人生
コールドスリープから目覚めた後、キャラと戦闘
↓
戦闘後に男に回収され娼館に売られる(10歳)
↓
客相手に処女喪失、何度も中出しされる
↓
客が被虐プレイを始める(数年たっても消えない程の傷をつけられる)
↓
客に中出しされたあと受精して妊娠する(15歳)
↓
気絶している間に堕胎させられる
↓
何度も繰り返された被虐プレイや中絶が原因で子宮とアナルも使えなくなる
↓
ジンネマンによって回収される
↓
マリーダと名乗り、ネェルアーガマを襲う
↓
ユニコーンに敗れた後、捕まって傷だらけの体を晒される
↓
回収されるもニュータイプ研究所に送られる
↓
薬物と催眠術で複数の男に輪姦される幻覚を見せられて洗脳される
↓
洗脳されてユニコーンと対峙するも説得で正気に戻る
↓
バンシィの攻撃からネェルアーガマかばって死亡
そんなコピペ張るぐらいなら、プルのSSでも書けよ
925 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 10:13:25 ID:N7wNAR4I
入ってくる…また男の汚いモノが私の中に (輪姦される直前のプルの台詞) ユニコーン6巻
そして後に残るのは汚水でブヨブヨになった生皮の袋だけだった (中出しされたマンコの描写) ユニコーン4巻
安いベッドがギシギシと軋む 青い瞳が上下に揺れる天井を見ていた (セックス中の描写) ユニコーン4巻
取られた…!私の中に少しずつ芽生えつつあった何かを (中絶の手術から目覚めた時) ユニコーン4巻
ユニコーンの本編だけで十分
>>920 俺、どうしてもガトー漢!とかのジオン兵マンセーが受け入れられんわ
たかが私欲丸出しのザビ家なんぞを心酔して素で様付けで呼ぶ公私混同ぶりで痛々しく
サムライ気取りでガス、コロニー落とし、核攻撃なんかを一般人の迷惑も顧みずにばかすかやってそんな連中が戦士の絆だの志しとかなんかヘソが茶ぁ沸かすわ
ゲラートはランバ・ラル同様、非ザビ派
原作掘り下げない、いい加減な解釈でキャラ作りした結果が劣餓死
いくら泣こうが喚こうが劣餓死のクソシナリオが覆される事はないから諦めてるけどねー
文句付けるなら読まなきゃいいじゃんwww
うふ〜ん
931 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 19:34:48 ID:4M4TF/Wn
小説版はそれと矛盾する映像が出た時点で同人本並の史料価値に成り下がるのがUCの常。
富野本人の書いたファーストでさえZに繋がってないんだもんw
932 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 01:18:00 ID:WLW6EUbb
78 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 00:51:28 ID:???
>>75 何個かは入れ歯かもしれんな
娼婦時代に相当殴られたらしいから
風俗とか言ったことないから分からんけど
娼婦の扱いって実際にマリーダみたいに酷いの?
中出しOKで妊娠とか
縄で縛ったり殴って傷を付けたりとか
他の客が不快感を感じるようなことは普通なら禁止してる気がするんだが
80 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 00:58:35 ID:???
娼婦にもランクがあるよ
マリーダは賃金さえ払わなくていい最低ランクのヤリ人形
84 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 01:05:17 ID:???
マリーダは不衛生な環境で衰弱死を待つだけの身だった
90 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 01:13:01 ID:???
4巻読み返してるとマリーダは風呂すらろくに入らしてもらってなかったみたいだな
前の客の精液が固まったのが体やマンコに付着したままだった可能性が高い
なんとISAP氏は長期休暇中か。
史実と違った人間関係を築いている作品だけど、
いつかはカミーユとファの愛のあるセックスにたどり着くと思っていたのに。
史実より紆余曲折を経ている分、深いものになると思っていたのになぁ…。
また気力が満ちた時に書きに来ておくれ。
いつまでも待つから。
熱烈ではないけれど、たまに覗いてみて更新を楽しみにしている、
私みたいなファンも多いと思うから。
なんつーか、VOE描き始めた瞬間には「どうしてもここだけは描きたい」って場面があったと思う。
それを捨てきれないのなら絶対に描くべき。
状況がどうの伏線の処理がどうのなんてのは別に投げ捨ててもいいはず。ここは商業誌じゃなく2chだし。
まずは描く。完結させる。本当はそれだけでも価値があると思う。
文章技巧には詳しくないけど、何の収入にもならないのに何年も何年も連載した所はすごく偉いと思う。
「ひたすら信じてついてきてくれた読者に最大の感動をもたらしてこそ
プロの責任が果たせるというものじゃないかっ」
この言葉もきっと達成できると信じている。誰が何といおうと応援する。
ここに投下しなくても自分のサイトで発表するって手もあるしなー
この勢いのままじゃ間違いなく次スレは立たないだろうし
うふ〜ん
>>931 あれは元々アニメのノベライズじゃないわけだがw
久しぶりにガンダム(ソノラマ小説版)読んでみたんだが
…えらいエロいな…。
セイラさんがアムロと同衾してたり…。
(この連邦軍、女性軍人率が3割とか…)
>>938 まあ、ラストにいたってはセイラさんおもらしまでするしな。
940 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:24:31 ID:qqGZSrmA
プルツーのヴァギナはキュベレイMkIIの色だけど
マリーダのヴァギナはクシャトリヤの色だな
941 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:30:10 ID:qqGZSrmA
ユニコーンアニメ化
↓
マリーダの過去にスポットライトを当てた18禁OVA発売
↓
マリーダのオナホール発売
↓
アンジェロの過去にスポットライトを当てたホモビデオ発売
↓
アンジェロのアナルホールとマリーダのアナルホールが同時発売
まさに大人のためのガンダム
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
946 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 17:26:57 ID:UOOQSNCU
マリーダのエロシーンなかったら
ユニコーンって普通のガンダム小説だからな
ユニコーンに何か価値を見出して買うなら
マリーダのSEX描写のある4巻と6巻で十分だよ
なかなかの豪の者だな
948 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:29:18 ID:PcRzwVA8
78 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 00:51:28 ID:???
>>75 何個かは入れ歯かもしれんな
娼婦時代に相当殴られたらしいから
風俗とか言ったことないから分からんけど
娼婦の扱いって実際にマリーダみたいに酷いの?
中出しOKで妊娠とか
縄で縛ったり殴って傷を付けたりとか
他の客が不快感を感じるようなことは普通なら禁止してる気がするんだが
80 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 00:58:35 ID:???
娼婦にもランクがあるよ
マリーダは賃金さえ払わなくていい最低ランクのヤリ人形
84 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 01:05:17 ID:???
マリーダは不衛生な環境で衰弱死を待つだけの身だった
90 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2009/05/16(土) 01:13:01 ID:???
4巻読み返してるとマリーダは風呂すらろくに入らしてもらってなかったみたいだな
前の客の精液が固まったのが体やマンコに付着したままだった可能性が高い
686 名前: なまえないよぉ〜 投稿日: 2009/06/06(土) 14:57:19 ID:HIBImCiz
>>680 人格なんて関係ない
所詮人格なんて周りの環境次第だからな
同じ顔で同じ体で同じ遺伝子を持つクローンがやられまくってんだから
何千人もの男にマンコとアナルを晒されたようなモンだよプルとプルツーは
まだこのスレあったのか(笑)
信者ども乙(笑)
950 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 04:05:14 ID:o8DkbW2B
医者ですら直視できないグロマン設定のマリーダw
951 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 10:43:02 ID:wtuYkTNQ
ユニコーンでのプルシリーズの強化レベル
・遺伝子レベルで強化済み
・心臓と肺を半機械化で常人の数倍の機能
・強化外骨格と薬物による筋力強化
・↑の強化と生命の維持のため毎日定期的に薬物の摂取を必要とする
刷り込みだけの強化のギュネイじゃ相手にならない
952 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 02:46:39 ID:uumBXveI
顔も同じ、身長も同じ、マンコの形も臭いも同じ
プルクローンとセクロスならプルとやっているようなもんだろ
福井からプルファンへのご褒美なんだろうな
953 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 19:11:28 ID:bidutOOy
954 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 01:50:20 ID:21LYuKdm
入ってくる…また男の汚いモノが私の中に (輪姦される直前のプルの台詞) ユニコーン6巻
そして後に残るのは汚水でブヨブヨになった生皮の袋だけだった (中出しされたマンコの描写) ユニコーン4巻
安いベッドがギシギシと軋む 青い瞳が上下に揺れる天井を見ていた (セックス中の描写) ユニコーン4巻
取られた…!私の中に少しずつ芽生えつつあった何かを (中絶の手術から目覚めた時) ユニコーン4巻
福井テラ鬼畜ス
957 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 15:01:44 ID:5vY4GIhF
作者連はもう戻ってこないんかのう。
そろそろスレも終わるが・・・
>>958 まだまだ終わらんよ
またスレを立てて待てばいいさ
もう終わりにしよう・・・
俺達もISAPさんからの卒業だ・・・
ミリアリアがキラを誘惑するシチュを想像してみた…
ギレン暗殺計画のエリースってあり?
964 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 11:21:37 ID:F9dR2rOZ
>>962 ゆとりって宇宙世紀だろwwww
ユニコーンが宇宙世紀の総括とかwwww
シーマの年齢が0083の時35というサイトを見るんだけど、
どっかに生年書いてあるものあるんだっけ?
どうだろうねぇ
ギレンの野望とかでG3ガス使ってガクブルする1年戦争当時の
ヤングシーマ様が出てくるけど、0083で35とすると、
ヤングといえども若く見積もっても30だのぉ・・・
っていうかさあ、35歳ってあんなふけてないよ!
世の35歳に喧嘩売ってんの?って感じ
絶対サバ読んでる
職安では「40歳未満」は「若年者」…わぁい、俺ってまだ若い〜♪
…ってか、ガンダム世界は設定年齢より見た目老けてる人多いよね。
(逆もまた然りだが…)
1年戦争のブライトとか…ギレンも相当に…
ザビ家の人々も相当…ハマーン様もとても20とは思えない
971 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 05:46:07 ID:SB/kHEXz
974 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 12:03:06 ID:CTjXOOkL
プルのクローンに売春させて妊娠させて輪姦して殺しました
975 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 14:06:02 ID:gqTkYe8I
平成のガンダムもどきの汚点を見つけ、叩いてきた旧世代の遺物、異物達。
いうなれば、武田騎馬隊の様な集団だが、
結局は、自分達の見てきたモンが一番いい!最高!
というだけだよな
でも良く見るとさ、ニュータイプとかアムロとララァのニュータイプ会話とか、きもいwww
地球上でのモビルスーツの優位性なんてないだろwww
ドムみたく戦車でかくしろ
ビグザム?戦艦に同じ装備で良くね?www
って言うと、ゆとりだからだよ、ぼうやだからさ、低脳だからさ、っていって片付けるんだよな
お笑いですねwww
種?大嫌い。00?薄い何もかも
まぁ、まとめるとだ。ガンダムきもい。エヴァ最高
エヴァスレにかかってこいよお前ら
よしなに。
978 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 04:52:09 ID:gCEv95Wv
肉便器マリーダの声優に甲斐田
声優界の売春婦だなwwww
979 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 06:31:28 ID:gCEv95Wv
乙