【GBから】サガシリーズでエロパロ5【ミンサガ迄】

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1名無しさん@ピンキー
スクウェアのRPGサガシリーズの、
GBからアンサガまで全てをカバーするエロパロ総合スレッドです。

SS投下前には出典作品やカップリング、
特殊な嗜好ありの場合はその旨も、一言添えて下さるとありがたいです。

前スレ・関連スレ他
【GBから】サガシリーズでエロパロ4【ミンサガ迄】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162133980/

Uサガ総合お絵描き板
http://hpcgi1.nifty.com/Dokoiya/oekaki/bbsnote.cgi

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
2名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 15:54:02 ID:1gda3f81
前スレ>>668ですが、SS投下で容量がいっぱいになってしまいましたorz
容量チェックを怠っていました、本当に申し訳ございません。
サガスレリンク集は404になっていたので、削除させていただきました。
前スレのSSにはニア ころしてでもうばいとる 系のオチつけたかったんだけど、
ガラハドが可哀想過ぎるのでやめました。駄文失礼致しましたorz
勝手に前スレ埋めて、また勝手に新スレ立てて本当に申し訳ないですorz
3名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 21:02:41 ID:QgximBL8
4名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 21:14:58 ID:QgximBL8
前スレSSも禿しくGJ!オチもgoodだった。
四人の関係性に萌えた。グレイが一番先に宿に戻るのが合図で、
次に戻る方がその夜の相手、普段からそうやってそうだ
5名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 23:05:10 ID:k+psPnKa
すげえええええええええ、偶然前スレ開いたらSS投下来てたああああああああ!
GJGJGJGJGJGJアイスソードオチも、イイ(・∀・)!
待った甲斐があったぜよ、さすがっす。
まさに、望みどおりのシチュですた!
6名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 01:53:49 ID:3wxZ4Ara
スレ立て乙です  SSもGJでした

なんか即死判定また厳しくなったみたい
7名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 01:55:56 ID:3wxZ4Ara
ああガラハゲの運命のように厳しくなったと書くつもりだったのに〜〜!
8名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 18:19:14 ID:zRqeotTk
前スレ>>668GJ
エロクローディアたまらんね
9名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:18:42 ID:EAG/9PCI
なんという性戦士か…
10名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:07:12 ID:cO9YCFpD
無印グレイなら一度に3人ぐらいは相手できそうだけど
ミンの細腰ではツフにひと殴りされただけで逝きそう
11名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:30:36 ID:ZrCrjP5t
ガラハドは、本当にデカそうだが、よく聖戦士なんかやってて
性欲を持て余さないな
12名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:17:37 ID:ZA8wMov2
奴ら聖戦士の禁欲ってのがどの程度なのかわからないので
どうもエロネタに持ち込みづらいんだよな…
快楽のためにヤるのは当然だめなんだろうが、子を成す目的でもだめなのか?とか
冒険してお宝集めたりアイスソードに固執したりと、物欲は捨て去らなくていいのか?
その辺を自嘲して「成人にはほど遠いな」という自己評価なのだろうか
自分にはこいつのキャラがつかめないから、シリアスエロだと動かしづらい
13名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:19:36 ID:ZA8wMov2
成人じゃなく聖人だった。なんという若禿
14名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:04:06 ID:rh/bWUFb
セシルが結婚してバロンの王様になれるんだし、聖戦士ってだけならカトリックの司祭みたいな
妻帯NGではないんじゃね?セシルとローザは、婚前交渉もありそうだし。
でもガラハドの場合、セシルみたいなイケメンでもないからな・・・・・・。
真剣交際ならありだろうけど、ハゲじゃ無理だな。
15名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:29:26 ID:yjS6olEI
そもそもマルディアスの神様は禁欲しろて言ってるか?
エロは人に迷惑かけなきゃOKて言いそう
16名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:50:51 ID:5KrhwgRV
つか、エロール自身が結構アレな所があるからなぁ。
特に詩のセンスとか、妙にはっちゃけたゲッコ族のきゃたりとかw
17名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 06:02:32 ID:9kAxI2w7
禁欲って一神教のイメージだよな?マルディアスみたいな多神教の世界は 
たぶん、ギリシアの神々みたいにぐだぐだの貞操観念になりそうだ
ガラハド個人が曲がったことが大嫌いそうだから、ナイトハルトのやり方が嫌いで、
ローザリア重装兵辞めて、フラフラ旅することになったような気はするけど。
本人にしたら、国に仕えるか神に仕えるか好きなほう選べばいいやってくらいの違いなのかもな。
でも、まあ職もなけりゃ、金も毛もないし、いいことないけどなぁ聖戦士って。
18名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 07:47:16 ID:IGUrn2pN
宗教的にそう厳しく禁止されてるわけではなく奴の貞操観念は個人の価値観によるところが大きい、
そしてとにかく己の欲望の追求よりも神への奉仕が先に立つ という意識で動いている
って具合に考えると幾分動かしやすくなるな。みんな参考になったぜthx
ちなみにあのカッパ頭は剃髪かつ奴なりの聖戦士像かと思っていたのだが、
術売ってる神官がみんな頭までローブ被ってるから剃髪はマルディアス宗教家基本スタイルかもしれん
19名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 08:58:19 ID:p0123yfY
関羽も赤兎馬もらって喜んでたけど、やっぱ戦いに生きてる連中は、
いい馬とかいい武器を持つことが名誉って言うか、嬉しいんだろうな。
アイスソードもそんな感じなのか?

>>18
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   動かしやすくなったようなので、ワクテカして待ってますよククク・・・
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

20名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 17:20:13 ID:X63JvYXO
アイスソードの場合、武器の機能より見た目重視のいわゆる軟弱な武器のような…
21名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 18:08:04 ID:p/mx9WKH
ちょっとアイスソードもって本所松坂町に行ってくる
22名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:14:49 ID:N3wwZM5U
へえ、自分こないだ鬼神刀持って高田馬場で暴れてきたよ
23名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 00:56:36 ID:/hQDcPnP
アイスソードはフレイムタイラント先生が言ってる通り武器そのものより、そこに籠められてる「氷」の力が重要なんだと思う。
24名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 01:48:48 ID:cO2C2NQV
>>21>>22
あと45人はやく集めないとw
25名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 02:06:03 ID:Z4OLh9Co
そういやさっきツフが屋敷の見取り図手に入れるために
色仕掛けに行くって出て行ったよ
26名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 05:55:37 ID:wm0ZMGPe
うん、それは脅すよりも確実に手に入るな
27名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 06:38:55 ID:V5qLM9+j
殿下「オノオノガタ イクゾー!」
28名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 03:09:18 ID:X9y2LUcE
アルベルト「殿下、それもう泉岳寺に報告の時刻です。それに25の作戦は
 失敗に終わりましたー!」   


                         完
29名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 09:35:51 ID:u0D52kSr
ストーリー上イスマス落城直後にワロン島で傷心のディアナが最初に会うのは
同じく仲間と船を失った海賊たち

つまりゲラ=ハ×ディアナは公式設定
30名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 03:39:26 ID:O5MVKR8Q
ディアナ「立ち直らせてくれる人を探しています」
ゲラ=ハ「私は人間の恋人がたくさん欲しいのです」
31名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 06:00:19 ID:RNF40m0N
だが、ゲラ=ハって足が短いので、
エロを想像するととんでもないアンバランスになるんじゃないかと
心配してしまう自分であった。

ディアナ「座高たけえええよ、トカゲ」

でも、舌が長いからその辺でカバーできそうだな。爬虫類の舌はエロイ。
32名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 08:20:19 ID:QC01QjCo
トカゲのブツは収納式で先が二つにわかれているとか
一昼夜やる種もいるとかぐぐったら出てきた
33名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 06:54:12 ID:oXDBhchU
ゲラ=ハってぶっちゃけ山崎先生だな
34前スレの327:2007/12/21(金) 00:02:37 ID:HA9FIq+L
全スレの327です。まず皆様に一言。ごめんなさい、自分ではエロは書けませんでしたorz。



 「ねえ母さん。何か妙に楽しそうだけど、何かあったの?」
 「ん? ふふ、まあちょっとね。」

 サラがエルトを連れて行ってから、ニヤニヤ笑っているアーリィを不審に感じたのか、
エレンは訪ねてみる。しかしアーリィは笑ってはぐらかしてしまう。エレンは思った。こ
ういう時の母さんは絶対何か企んでいる! と。何となくエレンは背筋に寒いものが走っ
たのでもう寝よう、と思い最後の一杯を飲み干し、そのまま寝室へと消えていった。
 それを見送ったアーリィは杯や酒瓶を片付ける。エレンがいなくなると、堪えきれない
のかうふふふふふ、と声に出る程の笑みになっていた。





 シノンの朝は早い。太陽が地平線から顔を出す頃には朝食の準備が始まる。シノンの村
の住民の1日の始まりである。
 早朝、エレンは頭がずきずきと痛むのをこらえてベッドから起き上がった。今日の朝ご
飯の支度はエレンが担当する事になっている。ねむ・・と呟きながら階下に降りて行くと、
すでにアーリィが起きていたらしい。おはよう、と朝の挨拶をして来たアーリィが、水を
一杯差し出して来た。エレンの母親なので、起きたばかりのエレンの調子等、お見通しと
言った所だろうか。

 「あーすっきりした。あら、サラとエルトは? 二人ともいつも朝早いのに。」
 「さあ? まあ今日は当番じゃないんだし、朝ご飯出来たら呼んであげれば良いわ。そ
の前に、髪の毛整えなさい。」
 「ん、りょーかい。」
 「さて、あっちはどうなってるかしら。」

 エレンがリビングから出て行くのを見送ると、またアーリィの表情は昨日の夜、エレン
が背筋に寒気を感じたニヤニヤとした笑顔を浮かべていた。



 眩しい光が差し込む。既に太陽が東の地平線から顔を出して、結構時間が過ぎている。
傍らに感じる謎の暖かい感触と、顔に感じる冷たい空気の感触と、目を刺激する眩しい光
に、サラの意識は僅かだが覚醒した。
 まだ寝起きでぼやけているサラの瞳では、傍らで眠る少年の姿を捉えてもそれを認識し
ていないらしく「おはよ〜エルト〜朝よ〜」とのんびりした声で起こそうとした。
 しかし自分の声で、大抵はすぐ眠っている状態から覚醒するはずの少年が起きないのを
見て、そもそもどうしてエルトと一緒に寝ているんだっけ? と至極当然な疑問を抱いた
その時、自分と少年の状態に、サラは漸く気付いた。と、同時にサラの意識は急速に覚醒
する事となった。

 (ど、どうして私、裸なの? ま、まさかエルトももしかして・・・)

 おそるおそる、シーツを少し捲り上げて見ると、細身ながらも鍛え込まれた上半身の一
部が露になった。しかし、サラがもっと驚いたのは、エルトの首筋から胸板に至るまで、
夥しい程の赤い跡である。それを見ると、サラの記憶の中に封印されていた昨夜の情景が、
生々しく脳内再生されて、サラの顔は茹で上がったヘプトパスの様に、真っ赤に染め上が
った。

 長く剣を振るって来たせいで、いつの間にか硬質化したエルトの両手が、触手の様に自分の身体を滑る感触
 快楽に溺れながら、更に気持ち良くなりたいと自分がエルトの身体にキスマークを付けようと口づけた感触
 自分とエルトが一つになった時の幸せな瞬間
 すべてが終わり、エルトの腕を枕にして眠りに落ちる瞬間
35前スレの327:2007/12/21(金) 00:03:24 ID:HA9FIq+L
昨夜の事を思い出していると、いつの間にかサラは恥ずかしさよりも、幸せな思いがこ
み上げて来た。男性としては細身ながら、それでも自分より圧倒的に大きなエルトの身体
の温かい感触が、サラに幸せな思いを抱かせていた。
 と、そんな風に朝の余韻に浸っていると、エルトの瞼が開いた。
 覚醒したばかりのエルトの瞳はまだ正常に作動していない。そんなエルトを見てサラは
何を思ったか、互いに一糸纏わぬ姿であると言う事を全く頓着せず、身体を密着させてエ
ルトにキスしたのである。

 「「ん・・・」」

 長いキスが終わる頃にはエルトは現状を認識したのか、少々驚いた様子だった。

 「ふふっエルト、おはよう。」
 「あ、ああ。おはよう、サラ。」
 「お寝坊さん、可愛い寝顔をじっくり見させて貰ったわ。」
 「ちょっ、サラ、可愛いって・・・サラの方が可愛いよ。」
 「そう?」
 「そ、そうだよ! だって昨日のサラ、とっても可愛かったし、あ・・・。」
 「そ、そう? ・・・その、ありがと・・・」
 「あ・・・」

 素直な性格のせいか、思った事をつい口走ってしまうエルト。まさに地雷を踏んだ一言
であった。恥ずかしくなって二人共ごにょごにょ言い合って、黙り込んでしまった。
 気を取り直したエルトが少し起き上がり、腕をサラの背中に伸ばして少し強く抱きしめ
る。あ、と言うサラに、今度はエルトから口付ける。恋人同士の甘い朝の一時であった。
36前スレの327:2007/12/21(金) 00:38:56 ID:SgDZjG0O
 で、その際にシーツが腰の所まで落ちてしまい、二人の身体はほとんど外気に晒された
状態になってしまった。幸いにして下半身は覆ってはいた。


 「おっそ・・・    エ   ル   ト    ?」
 「あっ!?」
 「お、お姉ちゃん!?」

 しばし硬直



 そ し て






 「きゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」



 ノック一つせず、エルトの部屋に入ってしまったエレン。その叫びを階下で聞いていた
アーリィは、GJ私! とガッツポーズを決めていた。








 このエレンの叫び声は、シノンの村全体に響き渡り、その日はエルトとサラは他の村人
達から質問のミリオンダラーを浴びるハメになってしまったのは、また別のお話。
37前スレの327:2007/12/21(金) 00:39:31 ID:SgDZjG0O
以上です、お目汚しスマソ。
38名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 20:58:37 ID:XM1crDPw
エロなしでもGJです。いいね
39名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 03:17:08 ID:dbbSsa/H
><エロ無しはだめですうぅぅぅぅぅ
40名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 12:51:29 ID:cIDwkwu0
><とキャプテン・ホークって、どう?
41名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:46:46 ID:3i5BZRNT
ホーク「俺の名はキャプテン・ホーク!!
   とはいえ今は船も無くしちまってな… 陸に上がったカッパみてえなもんだ」
マリーン「大丈夫です!ウコム様のお力でまた海のカッパになれます!」
ホーク「本当か?!船のためならなんでもするぜ!!」
42名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 01:38:46 ID:6VyGJzpf
>< ヴァン先生、変な腹黒魚と一緒くたにされていますうぅぅぅぅぅ
43名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 17:57:26 ID:ZUxHEXnP
マリーンは媚びるのが上手だから、ロックオンしたら確実に手中に落とすだろうな
44名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 03:36:28 ID:KDuLVGql
><クリスマスは海底神殿で一緒に過ごしませんかぁぁぁぁぁぁ
45名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 13:07:50 ID:FFAFPDxb
ホーク「一緒に過ごしてやるから、自分の体にリボンでも巻いて待ってやがれ」
46名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 17:07:20 ID:vwVL8/Ub
キャー!ホークさんステキー!!
47名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:15:59 ID:TXUqtzLY
昔、湯けむり人魚姫という漫画があってだな
まりんという巻き毛の人魚が人間に化けるという話でな
乳を見られるのは恥ずかしがるのに下半身は平気で
ノーパンで寝てそのままオハヨーとかしてたんだな
48名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:27:00 ID:qhhH1/Yk
支援age
49名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:37:51 ID:rTd+pbbm
人魚ってどうやって交尾するんだよ。
ダメだ、マリーンもこう考えると、ゲラ=ハと同じ部類だな。
獣姦は苦手なんだよなぁ・・・・人間バージョンならいいが。
50名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:04:38 ID:vH2hjTnS
洞窟の魔女に薬もらって足はやして踊ります
それに惚れた皇帝が退位


                  250年後…
                    ↓(なんか無法状態なので支援)
51名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 23:19:02 ID:AREf2Uw2
250年後に行く前の皇帝とマリーンが読みたいです
52名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 02:54:14 ID:F/x96Dy6
><が産んだ卵にブッカケるのを読みたいと申すか
53名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 04:58:10 ID:53FA5Lpo
軽装歩兵で妄想してたので貼っておきますね
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1198654056/18-33
54名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 06:06:52 ID:uoFEe3m+
ロマサガ2の一般クラスみたいに、ほとんど原作にキャラ設定なくて、半ばオリジナルになっちゃうようなのは、ここじゃない方がいい?
55名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 16:23:57 ID:h37kKG6J
自分は歓迎です
56名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 04:29:32 ID:B43OvfqX
保守がわりに、あけおめだ!!
57名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:29:26 ID:Xk2LBeQT
新年だし打ち明けてしまうと、キャッシュが好きです ポッ
58名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 19:51:11 ID:2OO3gfki
>>57
僕と一緒にハッテンしよう!
59名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 21:31:07 ID:j1lY+Htd
>>57-58
いらっしゃいませぇ〜、ぅおとまりですかぁ〜?
60名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 17:46:42 ID:k5rVbCLm
捕手
61名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 17:08:55 ID:Vi9/xLWf
投手
62名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 17:58:47 ID:FgUYC+MQ
待機
63名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 21:16:05 ID:b4rsWD1Z
ほぎー
64名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 20:25:22 ID:Xwdl72XT
保守がつづくな・・・
65名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 22:33:01 ID:cIj61fbN
どうでもいい話だが、衝動買いしたロマサガ2を一週間でクリアしてしまった。
次はやっぱり無印ロマサガをやるべきなのか、それともミンサガをやるべきなのか、
どっちなんだい!
66名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 16:07:00 ID:9+obWnOU
手元にあるなら、無印にした方がいいんじゃないかな
色々とシステムやインターフェイス、デバッグ等に不備があるので、後の作品に慣れすぎてからやると、辛いかもしれないので
67名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 18:42:42 ID:84CqHksN
>>66
いや、どっちも手元には無いw
無印からにするわ。サンクス。

大昔にグレイでひたすら彗星剣してたような覚えが微かにあるが、
もうほとんど覚えてないなー。
68名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 01:57:51 ID:kABWs7yl
無印はアイスソードのさっぱりさが魅力。
ミンサガは殿下の名演技が魅力。

どっちにも魅力があるな。魅力と言って良いのかどうか知らんが。
69名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 09:00:41 ID:XjaRtad8
>>68
突っ込み所や叩き所が輝いて見えるのがサガの魅力だな。
殿下は本当の意味で名演技だったし。使い勝手の悪い武器を縛りプレイ的な意味で無く使い所がいいのもサガならでは。
何よりGAサガやサガフロのなんでもありのごっちゃまぜも素敵だ。
70名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 01:33:21 ID:m3LgYMZL
どうでもいいが魔界塔士Sa・Gaラストの展開って、当時としては珍しかったんじゃないだろうか。
今でこそああいうメタ的なストーリーは珍しくないけど、当時はあまり無かった気がする。
71名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 17:48:25 ID:p4117aLl
15年以上も遅れて、今さら何を感心しているんだ
72名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 21:02:50 ID:zIrr5BId
エレン様の魅力は永遠なり
73名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 18:19:20 ID:zEzjN2eA
魔界塔士SaGaが初のRPGだった消防の俺。因みに難しくて中学で再プレイするまでクリアできず。
その後もサガばっかやってたもんで、RPGってあーいうもんなんだと思ってたわ。
3の聖剣とか神様とかの世界が逆に物珍しかった。
74名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 10:58:56 ID:vDCrPqK5
初めてやったのがオーソドックス?なFF3だった俺は勝ち組か
75名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 00:05:15 ID:qOI4sDwk
パリィ
76名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 10:14:41 ID:ryQO7bB4
保守
77名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:56:54 ID:Sflt4wWu
ほ〜し〜ゅ
78名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:40:58 ID:bQTjloaK
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
79名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 19:11:26 ID:fcnfitB6
秘宝伝説のエスパーガールは?
80名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 14:02:27 ID:e8Zl94I0
保守パリィ
81名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:01:29 ID:cge7nnO5
無印にはダッシュが無いガッデム


絶望した!
あんだけ主人公(っていうかグレイ)に思わせぶりな
態度をとっておいて、あっさりラファエルとくっつくコンスタンツに絶望した!

どう見ても脳内変換のやりすぎです。
本当にありがとうございました。
82名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:34:06 ID:y5+gLQ/L
ホントだよ
NPCは男でも女でもお構いナシなんだぜ?
83名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:04:11 ID:afS4PDLC
コンスタンツとクローディアでナイス百合!ナイス百合!
失礼、取り乱しまましましまましたたたたた

無印はなかなかに妄想が広がるなぁ。
84名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 16:55:33 ID:tSGEH7x4
アルベルトとシフの二人旅は妄想要素満載なんだが・・・・・
ミンサガのシフは萎える。
原作のイラストとタッチが違うとかならわかるが、デザインから違うとはどーいうことだ
85名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 18:27:07 ID:rF5AeC7D
いやあれはもう男なんだよ、ツフ
もしかして人間じ(ry
86名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 00:39:55 ID:LlBDdOvA
ミンサガってスパッツ穿いてるキャラが多すぎ
クローディアは森に住んでいるのにスパッツはありえん
87名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 23:15:31 ID:+lzZVy99
クローディアはスパッツというよりショートパンツだよな
88名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 13:27:48 ID:yVY/mply
オウルの趣味
89名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 03:33:20 ID:eWQehVrh
職人はどこへ行ったのか。
書いているのさ、投下のために!
90名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:50:29 ID:iL+5XjrK
かみはばらばらになった!
91名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:46:30 ID:BrpOeTtB
クローディア様のスパッツなら3ジュエル
エレン様のタイツならドフォーレ商会本社と交換するぜ

さぁ売ってくれ売ってくれ
92名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 21:43:58 ID:XoU+dMIH
カイと女神は俺の嫁とのたまいつつ保守
93名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 23:30:55 ID:+6FHk2D1
hosyu
94名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 01:31:09 ID:jJiKVERi
アセルス様がボクっ娘で生命科学研究所で金獅子にいたずらされるSSってどこいったかしらないか?
俺の夢だったのかな・・・。生命科学研究所で金獅子はないよなぁ
95名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 20:16:23 ID:7eNrgumU
2,3年ぐらい前に見た気がする
白薔薇がレッド編の蜘蛛に犯されてたりしてたやつ
96名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 23:24:42 ID:Cj5hgiNV
そんな前だったのか・・・。俺の夢じゃなかったんだな。保管庫にもないしどっかにないかな・・・
97白薔薇:2008/03/19(水) 23:32:02 ID:Cj5hgiNV
発見したアッー!
エロパロスレに投下されたものではなく個人サイトだった
98名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 23:38:53 ID:Cj5hgiNV
あ、やっぱ理ちがうっぽい・・・でも読んできますノシ
99名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 07:42:32 ID:GY0KXseb
ここって書いたらいきなり投下していいの?
100名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 09:28:53 ID:+ELZKXax
OKだ!忍!!
101名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 02:05:36 ID:40PR6rGT
断空剣?
102名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 22:59:58 ID:7nX8UGMS
急にロマサガ3のサラ思い出した
103名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 03:10:07 ID:VNN1Jkoa
サラ   帰ろう
104こんな四魔貴族イヤだ 最終話 後編:2008/03/23(日) 02:22:13 ID:+0wxXeEE
今までのあらすじ!!

 約300年前にアビスの地に封印された四魔貴族達……、
だが彼らは野望を捨ててはいなかったのだ!!
 再び表の世界を征服するために着々と準備を進めていた

そして現在……
 死食と共に半開きになったアビスゲートから、強大な力を持つ彼らは
自分達自身が通ることができないことを知るのだった。
 そこで彼らは分身ともいえる“影”を生み出すことにに成功する(第1話)

 それから更に数年後……
アビスゲートを通過した“影”は世界の混乱と
 アビスゲートを完全に開放する為に必要な“宿命の子”の捜索に
そして四魔貴族達は全ての“影”を失いながらも“宿命の子”を捕らえ
 その手に納めた(第2話)

 現在……
捕らえられた少女、サラ・カーソン
 彼女にアビスゲートを開かせようと次々と襲うアビスの誘惑(最終話 前編)
しかし、その誘惑に懸命に耐える少女に対し、差し伸べられる救いの手
 サラ救出に現れるユリアン達
その最後の希望を奪い去ることにより、サラを意のままに操ろうとする魔貴族達(最終話 中編)
 そして最後の戦いが始まろうとしていた

……あれ? あらすじ書いたら偉く真面目な話になってる

まあ、しょうがないし、続いてキャラクター紹介

アウナス…頑固爺さん、名前がアラケスとややこしい
アラケス…筋肉、名前がアウナスとややこしい
ビューネイ…ツンデレ
フォルネウス…オタク、ショタ担当
サラ…突っ込み担当

何かそれっぽくなってきたぞ〜
じゃあ最終回 後編 始まり〜、始まり〜
105名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:34:46 ID:+0wxXeEE

106名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:36:17 ID:+0wxXeEE
サラ「え〜と、何だったかしら?」
フォル「えっ? 今からサラ様のお仲間を皆殺しにして、絶望させて、言うことを聞いてもらう作戦だよ」
サラ「そうだったわ。何でか半年位、昔の出来事のような気がしたわ」
フォル「サラ様、何言ってるんです? さっきから数分しか経ってないですよ」
アウ「え〜と、すまんがワシは何者じゃったかのぅ〜」
アラ「アウナス殿!! またボケの進行が〜!!」
サラ「ねぇ? 本当に数分、それよりビューネイさんがさっきから静かなんだけど」
ビュ「わ、私の紹介が四文字……、私がたった、四文字、ブツブツ……」
サラ「……」
フォル「世の中には知らなくて良い事もあるんです」
サラ「ふ〜ん、それより」
フォル「なんです?」
サラ「あなたの性格が一番変わってない?」
フォル「半年前の事なんか忘れましたよ」
サラ「やっぱり、半年経ってるじゃない!!」

―――しばらくお待ちください

アウ「ゴホン、サラ様取り乱しましてすみませんでしたじゃ」
アラ「それでは、我々は早速侵入者を皆殺しにさせて頂きます」
サラ「そ、そんな……」
フォル「僕達の活躍はそこのモニターで見ることができるよ」
サラ「何とか、思いとどまって貰えないの」
アウ「それは出来ない相談ですじゃ」
アラ「そうです。もし嫌ならアビスゲートを開けて頂けるなら考えないことも無いですが」
サラ「うっ……、そ、それは」
フォル「じゃあ、しょうがないね」
アウ「皆の者、各部屋で人間どもを待ち伏せるとするかのー」
サラ「えっ?」
アラ「おい、ビューネイさっさと行くぞ」
ビュ「私が……、四文字……」

ダダダダッ―――――!!

サラ「四人で戦った方が…… というより私が入る部屋がら空きよね?」
107名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:36:47 ID:+0wxXeEE
ユリアン(以下ユリ)『おい、扉が五つも在るぞ」

サラ「モニターから、ユリアン達の声が!!」

エレン(以下エレ)『どの扉が正解なのかしら?』

サラ「お姉ちゃん!! 明らかに真ん中じゃない!!」

トーマス(以下トム)『おーい、サラー 居たら返事してくれ』

サラ「トム―――!!、私はここよ!!」

モニカ(以下モニ)『駄目ですわ。サラ様から返事がありませんわ。カタリナどうしましょう』

サラ「うわ〜、お姉ちゃんとモニカ様両方居るんだ。ユリアン精神的にきつくないかな?」

カタリナ(以下カタ)『モニカ様…… おいショウ=ネン、同じ宿命の子として何か感じるところは無いか』

サラ「今気づいたけどカタリナさん主人公なんだ」

ショウ=ネン(以下少年)『アビスの瘴気が強くて、残念ながら……』

サラ「無茶苦茶な名前の設定ね、それで良いのかしら? たぶんダ○バインだと思うけど……」

カタ『う〜む、しょうがないわね。時間もないし一人一部屋づつ探すしかないわ』
ユリ『確かに、このままじゃサラが危険だ』
エレ『そんな……、サラ……』
トム『エレン、気をしっかりきっと大丈夫だよ』
モニ『カタリナ、急ぎましょう』
カタ『分かりましたモニカ様、ショウ=ネンお前は魔貴族に利用される恐れがあるから私に着いて来い』
少年『はい』
カタ『よし、それじゃ皆行くぞ!!』
一同『オ――!!』
ダダダダッ―――――!!

サラ「……何か、すっごく熱い展開なんですけど…… 戦力の分散はいかがなものかと?」

『定めには逆らえんぞ!』
『血と汗となみだを流せ!』
『私はムシけらに 倒される定めなのか‥』
『真のアビスの力を見よ!』

サラ「キャ――!! 始まちゃった!!」
108名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:37:16 ID:+0wxXeEE
トーマスVSアウナス編
アウ「定めには逆らえんぞ!」
トム「定めってどういう定めですか?」
アウ「……なんじゃったかのぅ? う〜ん思い出せん」
トム「お爺さんちょっと落ち着いてお茶でもどうです」
アウ「いや、お気遣いは有難いが、体の構造上水分は……」
トム「いえ、大丈夫です。お茶の成分を工業用エタノールで抽出した物です」
アウ「ほうほう中々気が利きますな、しかしお若いの原油高騰の世の中でよくこれほどのエタノールを手に入れなすったな」
トム「最近油田を2〜3買い占めましたので」
アウ「凄い資産家なんじゃな」
トム「いや〜それ程でも、それよりお爺さん肩でも揉みましょうか」
アウ「それは有難いんじゃが、ワシの体こんなんじゃからのぅ」
トム「それなら大丈夫です。僕にはこの炎のマントがありますから」
アウ「ムッ……! そのマントは!!」
トム「どうしました」
アウ「活かしたマントじゃのぅ〜」

サラ「お金って怖いわ〜 トムがこ○亀の中○になってる。アウナスは…… もう駄目かもしれない」

ユリアンVSアラケス編
アラ「血と汗となみだを流せ!」
ユリ「はい、師匠!!」
アラ「ふっ、青年よ。血の滲むような努力をしているか」
ユリ「はい、竜槍スマウグ取るのに数十回氷の剣の前のドラゴンルーラーと殴りあいました」
アラ「汗は」
ユリ「今のパーティで常に冷汗を……」
アラ「涙は?」
ユリ「幼馴染の気になる奴が居るんですけど……」
アラ「それで」
ユリ「デートに誘ったのに『そんなのにはなれないよ』と言われた瞬間に心の中で……」
アラ「……」
ユリ「すいません。俺軟弱者で……」
アラ「分かるぞ! 青年よ!!」
ユリ「え……」
アラ「俺にもずっと前から気になってるのが一人居るんだが」
ユリ「はい」
アラ「『私にはあの人(魔王様)が居るから……』と言われ」
ユリ「はい……」
アラ「あのお方がお亡くなりになった後も『あの人は私の中で生きてるから……』と言われ」
ユリ「それでいて、他の女の子に親切にすると『さっきと態度が違うじゃない!!』て目で見るんですよね」
アラ「そうなんだよ。まったくもってけしからん話だ」
ユリ「全くですよ!!」

サラ「この会話が録音出来ないのが残念だわ」
109名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:38:28 ID:+0wxXeEE
エレンVSビューネイ
ビュ「あ〜あっ、私はムシけらに 倒される定めなのか‥」
エレ「えっ、何でそんなにやる気が無いんですか?」
ビュ「どうせ、世の中ロックブーケとかシェリルみたいな妹属性のある女ボスが良いのよ」
エレ「あの〜、ロックブーケはともかくシェリルは違うんじゃって、何の話なの?」
ビュ「うぅっ、もう死んでやるんだから!!」
エレ「ちょっと、早まっちゃダメ!! 大体お姉さんこんなに美人なのに何で死のうとするんですか」
ビュ「……私ってそんなに綺麗? あの二人よりも?」
エレ「えっ…… あっ、はい」
ビュ「ふふっ、どうやら私の勘違いだったようね。私があの二人に負けてる訳が無いわ」
エレ「普通はボスキャラって、強さとか競うんじゃないんですか?」
ビュ「私は、記録に残るボスキャラよりも記憶に残るボスキャラ目指すから良いの」
エレ「新○みたいですね」
ビュ「それより、貴女も私程じゃないけど結構可愛いじゃない」
エレ「貴女みたいな美人に言われると照れるな。でも……」
ビュ「どうしたの?」
エレ「幼馴染の気になる奴が居たんですけど……、ちょっと冷たくしたら偶然やって来たお姫様に取られちゃって」
ビュ「何か凄い偶然ね」
エレ「その挙句凄く嬉しそうな顔で『俺、プリンセスガードになるんだ』と言って私の前から消えてったんです」
ビュ「本当に、そいつは女の敵ね」
エレ「全くですよ!!」

サラ「お、お姉ちゃん…… ユリアンと被ってるよ」

モニカVSフォルネウス
フォル「真のアビスの力を見よ!」
モニ「お願いしますですわ」
フォル「えっ?」
モニ「真のアビスの力って具体的にどんなものを見せて頂けますの?」
フォル「えっ……、メールシュトロームとか……」
モニ「それは、海底宮で見ましたわ」
フォル「で、でもそれ以外は」
モニ「ありませんの?」
フォル:コクッ
モニ「それは困りましたわ。他に自慢できる物はありませんの?」
フォル「う〜ん、ガンプラとか……」
モニ「それは是非とも見てみたいですわ」
フォル「えっ、本当!! じゃあ見て」
モニ「うわぁ〜 カッコいいですわ」
フォル「凄いでしょ!!」
モニ「あら? これバンガードや海底宮にいた奴に似てますわ」
フォル「あっ、これはズゴ○クって言うんだよ」
モニ「どういうロボットですの?」
フォル「水陸両用で隠密活動とかもするんだよ」
モニ「えっ、でもそれは妙ですわ? この赤いのは全く隠密活動に向いてませんわ」
フォル「それは、言っちゃイケナイ約束なんだ」
モニ「えっ、そうですの?」
フォル「ただ、僕もそれに気づいて赤い方をお留守番に……」
モニ「……」

サラ「いつも思うけど天然って無敵よね…… んっ?」
110名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:38:59 ID:+0wxXeEE
―――トゥィィィィン!!
カタ「おや、サラこんな所にいたの」
サラ「おや……、じゃなっかた。カタリナさん助けに来てくれたんですか」
カタ「誰が、トレード最速記録保持者だ!!」
サラ「うわ〜、久しぶりに突っ込まれた。それにしてもカタリナさん」
カタ「何だ?」
サラ「ニコニコ動画見てるんですね」
カタ「それを言うかおまえも見てるんじゃないのか」
サラ「まあ、それは置いといて、ミカエル様が居ませんけど……」
カタ「それがどうかしたの?」
サラ「いや、カタリナさんが良いんなら、良いんですが」
カタ「おかしな奴だな? まあいいショウ=ネン、私は今から皆を呼びに行く、おまえはサラを守っていてくれ」
少年「あっ、はい」
ダダダダッ―――――!!
サラ「何か、凄い名前を付けられてるわね」
少年「いや〜 それは良いんだけど、僕達二人がここで揃うと不味いんじゃないかな」
サラ「何で?」
少年「あそこで、破壊が形をとっていってるよ」
サラ「あっ!!」
ゴゴゴゴゴッ――――!!

カタ「おおおお――――い!! サラが見つかったぞ!!」

トム「あっ、すみません。僕もう行かなきゃ」
アウ「ワシの方はもう良いから行ってあげなさい」
トム「お爺さん、ありがとうございます」
アウ「うむ、頑張ってきなさい」

ユリ「すみません。師匠、仲間が呼んでいますのでもう行かなきゃならないんです」
アラ「そうか、青年よ。とにかく世の中ガムシャラになることだ。そうすれば道は見えてくる」
ユリ「分かりました。その言葉を一生胸に刻んでおきます」
アラ「よし、それが分かれば胸を張って行ってこい!!」

エレ「あっ! もう行かなきゃ」
ビュ「えっ、もう行っちゃうの。やっとお茶が入ったところなのに」
エレ「ごめんなさい!!」
ビュ「まあ良いわ楽しかったし、またいらっしゃい」

モニ「あら、ごめんなさい。もう行かなくてはいけませんわ」
フォル「え〜、まだV、G、W、Xがまだだよ」
モニ「この穴埋めはいつか致しますわ」
フォル「約束だよ。お姉ちゃん」

魔貴族一同「う〜ん、全く良い若者(奴、子、お姉ちゃん)だったな〜…… あっ――――!!」

ビュ「ねえ、さっき来た子って」
フォル「信じられないけど、侵入者だよね?」
アラ「我々が謀られるとは!!」
アウ「うむ、急ぎサラ様を取り返さねば我々はまた三百年アビスから出られんのぅ」
ビュ「とにかく皆、中央の部屋に戻るわよ」

ユリ『宿命?定め? もうたくさんだ!!』
エレ『サラは私の妹、ただそれだけの普通の子よ!』
トム『宿命だと? サラをもてあそぶな!』
モニ『私達が、死の定めを変えるしかありません!』
カタ『破壊されるためにわざわざここまで来たわけではないわ』
111名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:39:36 ID:+0wxXeEE
ビュ「あら?」
アラ「どうしたんだ」
フォル「どうしていつも、誰も少年のことに触れないんだろう」     
ビュ「そうじゃなくて、何かと戦ってるわ」
アウ「むっ、あれは」
ビュ「ちょっと、アイツ私達の技パクッてるわよ」
アラ「確かに」
フォル「著作権法違反だよね」
アラ「こうなれば我々であの怪物を」
アウ「皆、待つのじゃ!!」
ビュ「ちょっと、いきなり大声で叫ばないでよ!! ビックリするじゃない」
アウ「あやつは、現れれば全てを無に返してしまうという伝説の怪物『破壊するもの』じゃ」
フォル「えっ? 現れると全てを無に返していまうのに何で、伝説が残ってるの?」
アラ「いや、フォルそれは大人の事情ってやつでだな」
ビュ「あら、私達が力を合わせても倒せないのは、魔王様位のものよ」
アラ「アウナス殿、見てる限りそれほど強そうな攻撃は無さそうですが」
アウ「いや、あやつは死ぬと膨大な不安定な力が暴走して大爆発を引き起こすのじゃ」
フォル「それじゃほっといた方が良いの?」
アウ「ほっといても結局、力が暴走して大爆発を起こしてしまう」
ビュ「じゃあ、逃げるしかないじゃない」
アウ「それがのぅ〜、爆発の規模が天文単位なんじゃ」
アラ「それってどれくらい逃げればいいんですか」
フォル「隣の星系まで逃げればひょっとしてってことだよね?」
ビュ「それって無理なんじゃ……」
フォル「あっ、人間達が止めを刺そうとしてる」
ビュ「うそ〜!! ちょっと待って!! ダメ―――!!」

ユリ『くらえ!! 必殺黄龍剣!!』
グシャァァァ――――!!
破壊するもの
ゴオォォォォォォォ――――!!!!

どっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

―――数日後
112名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:39:59 ID:+0wxXeEE
エレ「う〜ん、良い朝ね」
―――バタン
エレ「あら、サラ! もう起きて大丈夫なの?」
サラ「うん、全然平気」
エレ「それじゃ、早速そこの居候どもを棄ててらっしゃい」
サラ「えっ」
アラ「少しお待ちくださいエレン殿」
ビュ「そうよ。横暴よ!!」
アウ「ゴホン、ゴホン、こんな年寄りを放り出すのか」
フォル「えっ、僕ひょっとしてホームレス四魔貴族」
エレ「コラ――!! 勝手なこと言うんじゃない。なんでサラ、四魔貴族まで生き返らせるのよ」
サラ「だって、結構いい人達だったし、面白いし」
エレ「うちに住まわすこと無いでしょう」
サラ「アビスを再生させると、死食とか起きて大変なことになるし、お姉ちゃんビューネイさんと仲良かったじゃない」
エレ「四魔貴族だって分かってたら仲良くなんてしません」
サラ「お姉ちゃん、気づいてなかったの?」
エレ「大体、貴族とか王族とかいうのは昔から信用できないのよ」
アラ「あの〜、サラ様」
サラ「何です。アラケスさん」
アラ「エレン殿はさっきからイライラしてる様に思えるのですが」
サラ「実はこの前、ミカエル様がユリアンを男爵に任命されて、その後ユリアンとモニカ様の婚約が発表されちゃって……」
ビュ「あら、でもこの前話したとき、ハリードとかいうキープが居る様なこと言ってたけど」
サラ「実は、ハリードさんが昔愛してたファーティマ姫を復活させてあげたら、お姉ちゃん見向きもされなくなちゃって」
フォル「二人ともお姫様か〜、これはさすがに勝ち目ないね」
アウ「上流階級が嫌いになるのも分かるのぅ」
エレ「ちょっと、全部聞こえてるわよ」
四魔貴族一同「お願いです。何でもしますけら棄てないでください」
エレ「ふ〜ん、何でも言う事聞いてくれるんだ」
アウ「我々の出来る範囲でお願いしますじゃ」
エレ「そうね。そしたら皆で世界征服するっていうのはどう?」
サラ「ええぇぇぇ、お姉ちゃんちょっと」
ビュ「あ〜ら、それ面白そうね。ロアーヌ候には借りもあるしね」
アラ「魔戦士公としての腕の見せ所ですね」
フォル「それにしても、逃げられた男を連れ戻すために世界と戦争するってハマ○ン様みたいだね」
エレ「トマホーク!」
ヒュ―――― ダン!!
フォル「ひぃ!!」
エレ「口には気をつけなさい」
サラ「お姉ちゃんちょっと待って、ほら四魔貴族さんが幾ら強くても、兵士の人達が居なかったら戦争にならないわ」
エレ「それもそうね」
サラ「ほっ」
エレ「サラ、ティベリウスの所に行って兵士借りてきなさい」
サラ「えっ」
エレ「ほら、サラってあの人が言うところの親王様何でしょう」
サラ「何かそうらしいけど」
エレ「彼方が教祖様になっちゃえば、兵士の一万や二万は軽いわ!! お願いサ・ラ・ち・ゃ・ん」
サラ「あ、あの〜」
アウ「さすがですじゃ。もう既にサラ様は人々から崇められる存在になっておられるとは」
アラ「我々の眼に狂いはなかった訳ですね」
エレ「今日から我々は新生魔王軍を名乗ります。意義のある方は?」
ビュ「ええ、良くってよ」
フォル「サラ様、頑張って世界征服しようね」
サラ「もう、イヤ――――!!」

この後、戻ってきたトーマスが必死でエレンを止めたのは言うまでもない。

113名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:48:06 ID:+0wxXeEE
健全ですが保守代わり置いときます
このお話はキャラ版四魔貴族スレで連載していたお話ですが
マシントラブルにより3ヶ月書き込めなかったらスレが落ちていました
そこからさらに3ヶ月たった今やはり最終回が出来ないのは寂しかったので
スレ違いとは知りつつも投下してしまいました。

基本的にはエロではないのでまとめに載せるかどうかはお任せしますが
前の話が無い以上止めた方がいいような気がします
114名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 10:04:49 ID:0WznmxfI
115名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 13:34:52 ID:nhjz67bv
乙パリイ
116名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 18:01:26 ID:gmxrfYMA
ユリアンとアラケスの組み合わせに盛大に吹いたwwwww。
117名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:32:31 ID:ZyEK0Y37
><エロ無しはダメですうぅぅぅ

だから私がぬぎますうぅぅぅ
118名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:34:21 ID:oMJQyirZ
海へ帰れ!
119名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:37:59 ID:6ggtGWkO
前回も休みの時期にエロなし投下あってその時はスルーしていたけど
どうもわかっていない人がいるようだから言うけど
エロ無し投下はスレ違いと解っているのだったらやめて欲しい
まとめの人も混乱するだろうし、何よりここにはサガの「エロ」を
求めてきているんだから

保守がわりというのは言い訳にしかならないし
保守だったら「保守」だけでもいいし過疎っていても
そんなに頻繁に保守しなくてもこの板は圧縮が来ない限り
大丈夫なようだ
マリーンがそれとなくやんわりと注意しているのわからなかった?
120ごめんなさい:2008/03/25(火) 01:03:49 ID:GizUWUXK
>>119 じゃあちょとマリーンの為に頑張ってみる
エロ話 その1
最終試練居にて?

エロール「ここにあった3つの武器は取ったか? よければ、おまえの世界に送り返すぞ」
クローディア:ジィ―――ッ
エロール「何ですか? さっきからこちらをジロジロ見て?」
クローディア「ねぇシルベン、全然戦士に見えないんだけど? むしろ詩人に見えるわ」
シルベン「えっ……」
クローディア「かっこいい狼の戦士が出てくると思ったのに、こんな冴えないオヤジが出てくるなんてがっかりだわ」
シルベン「いや、ちょっとまってクローディア……」
エロール「はい、そこの犬ちょっと来なさい」
シルベン「……」

エロールの話だからエロ話……、ダメ? ダメっすね?
エロ話 その2
その1続き

ニーサ「ちょっと、お待ちになって」
エロール「ニーサ……」
ニーサ「この人は、今は冴えない詩人ですけど、昔はそれはかっこいい戦士だったのよ」
エロール「冴えない詩人は余計です」
クローディア「貴女は、マルディアス全ての大地を司る神ニーサ様ですか」
ニーサ「はい、貴女が普段歩いてる大地全てが私ということになるんですけどね」
クローディア「そうなの? シルベン」
シルベン「そうですよクローディア、つまりニーサは全ての生物の母なんですよ」
クローディア「そういえば、シルベンのお母さんなのよね」
ニーサ「今はとても女戦士には見えないですけどね」
シルベン「今マルデイアスに居るもので、ニーサから生まれてないのはエロール位ですね」
クローディア「ふーん、じゃあニーサ様は全ての生物の苗床なんだ」
シルベン「えっ、ク、クローディア……、その表現は……」
ニーサ「はい、そこの犬ちょっと来なさい」
シルベン「キャイン、キャイン!!」

ダメだ――――!! これが今の精一杯だ―――!! 次回こそ頑張ろう

おまけ
エリス「あーあ、酷い目にあった」
シリル「まぁ、おまえはクローディアの母親代わりなんだからしょうがないだろう」
エリス「それはそうなんだけど、さっきの苗床発言でふっと思ったことがあるの」
シリル「なんだ?」
エリス「よく考えると、シリルてまだ乳離れ出来てないよね?」
シリル「俺の森に居候してる奴に言われる筋合いはない」
エリス「あれ、それって私達って兄妹で同姓してるの」
シリル「そうなるな」
エリス「それってエロくない?」
シリル「おまえにクローディアを育てさせたのは間違いだった」

以上
121名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 11:23:56 ID:sm1VXMkg
俺も小ネタを

ここはファシナトゥールの針の城。
領主ともいえる魅惑の君オルロワージュの気まぐれで、普通のちょっと気の強い少女だったアセルスは妖魔と人間の中間という存在になってしまった。

「妖魔らしくしやる」

と綺麗な召し物を与えられ、教育係をつけられ戦闘訓練を行っていた。魔物を妖魔武具に取り込んで強くなれるのが妖魔だが、アセルスにはまだそれが出来ない。
だが妖魔の身体能力と人間の成長性、くわえて剣の才能があるのかアセルスは見る見る内に上達していった。

「そこまで!」

先輩妖魔のイルドゥンの終了の声で今日の訓練は終わった。

「お疲れ様でした。アセルス様。」
教育係の優しい白薔薇姫が労いの言葉をかけてくれる。

「無駄な動きはほぼ無かったが反応が遅れている事が多かったぞ。」
イルドゥンは褒めてくれているようだが反省点も指摘する。
最初はこんな訓練に付き合う事も無いと思っていたが、投げ出すのも癪な気がしたので妖魔になるための教育とやらを甘んじて受けている。


アセルスは与えられた部屋に戻って白薔薇姫と別れようとしていた。
「あ、白薔薇……」
「何でしょうアセルス様?」
「えっと……ううん、やっぱり何でもないんだ。ごめん。」
「そうですか。何かありましたら遠慮なさらずお申し付け下さい。 それでは失礼致します。」

白薔薇姫が一礼して部屋から立ち去って行った。アセルスはため息をついて周囲を確認する。外も一日中薄暗く古式ゆかしい灯りが部屋を照らしている。
アセルスは穿いているパンツと下着を膝まで下ろした。恥かしさに顔が赤くなる
122名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 11:27:13 ID:sm1VXMkg
「どうしよう……」
妖魔になってからお腹はあまり減らなくなったが人間としての生理機能は殆ど健在だった。汗もかくし、人間だった頃と比べると頻度は遥かに少なくなっているがトイレにも行く。
針の城にトイレはないから町まで行かないとならないのだが。どこに行ってたのかとイルドゥンがデリカシーの無い事を聞いてきたりもしたけど、分からないのかもしれない。
白薔薇姫も半分人間の妖魔を相手にするのは初めてなのかもしれない。だから気がつかないのかもしれない。

人間の女性でもあるアセルスには月よりの使者…生理がきていた。
訓練中に動きが鈍くなったのもそのせいだ。汚してしまった下着を見てただでさえ憂鬱だというのに暗澹たる気持ちになる。

下着も上質なものが与えられていたが「シルクのパンツなんて初めてで最初は気持ち悪かったけど」上下一着ずつのみだった。
「着たきりすずめでいろってことなのか…。」
怒りを覚えたが、妖魔たちがアセルスの体の事を知らないようにアセルスも知らない。妖魔に新陳代謝はない。汗もかかなければ垢も出ないので
衣服を汚すのは戦闘行為でのみなのだ。戦闘行為でも汚れ一つつかないであろう者達もいるが。

物思いに耽っているとドアの向こうに誰かがいる気配がした。アセルスは慌てて下着とパンツを穿く。
「は、はい、どうぞー」
「失礼致します。シーツを換えに参りました。」
白薔薇姫ではなく侍女らしき女性がやってきた。この人も妖魔なのだろうか。
テキパキとシーツを換えている侍女にアセルスは尋ねた。

「ねぇ。こんな事聞くのはあつかましいかもしれないけど、着替えは?」
突然馬車で轢かれてこんなところに連れられた事を考えるとあつかましいという事はないのだが。アセルスは人が好いのかもしれない。
「私が仰せつかったのは、シーツの交換だけです」
「あ、そ、そう…」
侍女は手を止め、アセルスの目を見てそう応えた。すぐに作業に戻ってシーツの交換を終えると一礼して去っていった。

「はぁ…困ったなあ……」
白薔薇姫に相談するべきかあのオルロワージュに文句の一つでも言うべきか。事が事だけにどちらも避けたいのだけれど。
町に出た時に換えの下着と服、それに生理用品を買いに行こうと思ったがアセルスはお金を持っていない。
白薔薇姫に借りようかオルロワージュからせびるかという選択肢が浮かんだ。

「そういえば…」
着ているドレスの内ポケットにハンカチが入っていた。まだ未使用の綺麗なシルクのハンカチだ。これもあの針子が作ってくれたのだろうか。
時間が分からないので町に降りて、トイレを使えるか分からない。イルドゥンに咎められるのも嫌だ。まあつっけんどんに「私の勝手でしょう」とでも言えばいいのだけれど。
123名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 11:30:24 ID:sm1VXMkg
「ごめんなさい。」
頭に浮かんできた針子の少女に謝罪して、アセルスは立ち上がり、下着を膝まで下ろしてシルクのハンカチを使って汚れをふき取る。
とても人には見せられない姿だ。脂分である血液は染みになってしまって取れない。それでも経穴で汚れたクロッチの部分を直に股間に当てているのは
自分の体から出た物とはいえ、気持ちの良いものではない。

ある程度汚れをふき取ったら今度はハンカチを折って汚れていない部分を表裏にして股に挟む。そして下着とパンツを穿いた。
「これでいくらかマシかな。明日白薔薇にお金を貸してもらおう」

と思っていたら。
「やあ、ここの生活にはそろそろ慣れそうかい?」
「きゃあぁぁぁぁぁッ!!」

背後から突然声をかけられた。ゾズマ窓辺に座ってた。妖魔になってからというものも誰もいなくても気配を感じたり出来るようになっていたが、今回は全く気付かなかった。
「随分と驚かせてしまったみたいだね」
「あ、あ、あ、あたりまえじゃないっ!!勝手に人の部屋に入ってきて……!」
「ああこれは失礼。君の様子がちょっと気になってね。面白いコトはないかと思ってきたんだけど……」

(わたしの様子って? み、見られた?もしかして見られたの?)
羞恥に顔を真っ赤に染めて口をパクパクとさせるアセルス。ゾズマは悪びれた様子も無く続ける。

「考え事の最中だったのかな。妖魔ってのは思考は割りとシンプルだけど、人間は色々と考え込んでしまうからね。まあ楽にしなよ」
アセルスを励ましにでもきたのだろうか。ただ興味があって覗きにきたのか。恐らく後者だろうけど。

「い、いつからいたんだ?」
「ついさっきさ」
「わ…たし、…その…」
「? ここから逃げる算段でもしてた…訳じゃないみたいだね。まあいいや。それじゃあまたくるよ」
「今度からはドアから入ってきて。ちゃんとノックもして。入れてあげるかどうかは知らないけど」
「つれないな。ま、覚えておくよ」

そう言ってゾズマは消えた。

「いつからいたんだろ…。見られてた?見られてたの? それとも見られてなかった? 声かけられた時なら、わたしもうズボンはいてたよね。」
アセルスの思ってる通り、ゾズマはアセルスの行動を見てはいなかった。

「カーテンくらい…。ううん、そもそも妖魔の城なら簡単に入れるなんておかしいんじゃない」
ゾズマが前会った時になんか言ってたけど忘れた。
124名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:14:35 ID:DEf80J10
保守
125名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:47:26 ID:b7zyqg58
なんだか空気読まず投下します

初エロです
しかも誰からも要望のないサガフロ2からのカップリングです

エロ度が足りないかも知れませんが、許してやってつかあさい
いかんせん携帯からなんで連投に引っ掛かるかもしれませんが
とりあえず、投下したいと思います
126初夜(1/4):2008/04/02(水) 21:49:05 ID:b7zyqg58
(怖い――)
 天蓋付きの豪奢なベットの傍に立つ男女を、やわらかい月明かりが照らす。
 男は式典で着ていたであろう、飾りのついた上着を雑に脱ぎ捨てベットに腰掛けたが、
女は髪飾りも式典用のマントもそのままに、頑なな表情で窓辺に佇んでいた。
(男が怖いなど――この歳になって――言えるわけがない)
 この期に及んでまだ彼女――プルミエールは(やはり婚姻は早過ぎた…)と考えていた。

 1307年、秋
メルシュマン地方北部にあたる旧オート侯領とノール侯領はお祭り騒ぎであった。
 ノール侯爵家を継いだ新領主であるグスタフと、
大カンタールの末娘プルミエールの成婚の儀が執り行われたのである。

 いきさつは扱く簡単で、侯爵家を継いだグスタフが
彼女の養母ヌヴィエムを通じて結婚を申し込んできたのだ。
 フィニー王家との確執やこだわりを、呪詛のようにあれほど幼い私に毎日吹き込んでいた姉が、
まるで別人のように手放しで喜び、婚姻を推し進める姿は実の妹ながら空恐ろしいものを感じた。
(使者が来たあの日、たまたま私が姉上の屋敷に滞在してて、なんだかんだと言いくるめられて
足止めをくらってしまったが、否!こんなに話が上手く運ぶ等、あるはずがない!!)
 そんな事を考えながらプルミエールは気を紛らわしていると――
 いつの間にかマントを剥ぎ取られ、ネックレスの金具に手がまわっていることに気付いた。
 思わず体を震わせてしまう。
 グスタフは髪飾りを抜き取り、はらはらと零れ落ちる髪の毛を弄ぶ。
「何故、震える。生娘ではないのだろ。怖いのか俺が?」
 彼の声が彼女の耳元で響く。軽く耳に息がかかった。
「あっ……はぁあ――」
 今、自分でも情けない声を出したとプルミエールは一瞬恥じる。
「俺達は夫婦となったのだ。何を怖がる必要がある?」
 グスタフは首筋に舌を這わせながら、両手で肩からドレスを滑り落とした。
 コルセットに引っ掛かり、形良い乳房だけがあらわになる。
 貴族の令嬢のわりには、ややがっしりとした体型のプルミエールだが
その乳房は柔らかく、彼の大きな掌にも納まりきれない程たわわに熟れていた。
「私は――私はあなたの考えがわからない」
 両の乳房を弄ばれながらも必死に堪える彼女は、虚ろな意識の中で尋ねた。
「何故私を選んだのか?
カンタールの名など、あぁ……今では飾りにもならないと言うのに。
私のような没落貴族を相手にしなくとも、ん…ウゥン……今の侯爵家ならば、
他国から王家の姫君ですら、正妃として迎えられるはず。
王位継承権を持つなら直の事――」
 彼の左手が下へ伸びようとする度に、彼女は自分の両手でそれを押し止める。
 許してしまうと、理性が吹っ飛びそうになるくらいの快楽が押し寄せてきそうで怖かった。
127初夜(2/4):2008/04/02(水) 21:49:33 ID:b7zyqg58
「没落貴族か……お前はカンタールの血に誇りをもっているのに、
そんな自分を蔑むような事を言ってはいけないな」
 グスタフはそっと耳たぶをはみながら彼女に囁いた。
 たったこれだけの事で腰から下が痺れてくる。
 とても立っていられないが、彼の大剣を軽々と振り回す逞しい両腕が、
彼女を捕らえて離さない。
 コルセットの紐も緩められ、着ているものもすっかり脱がされてしまった。
 温室育ちとは違う肉感的なその体は、グスタフに烈しい劣情を与える。
「家を捨てた身なのに何故、爵位を継いだの?何故、私の前にまた現れたの?」
 胸と太ももに絡み付く腕が彼女に熱い痺れをもたらす。
 ともすれば漏れでる喘ぎ声に唇を噛み締め、プルミエールはグスタフの攻めに必死に堪えていた。
「私はあなたの事なんかこの一年間、これっぽっちも思い出さなかったわ!
サウスマウントトップの事も、エッグの封印の時の事すら、何も――何も!!」
 震えと痺れ、恥辱と恍惚が彼女をさらに頑なにさせる。
「一人で今までやってきたんだもの。
これからだって、変わらずに生きていけたはずよ!
なのに何故、私の前にまた――夫婦だなんて、私と――」
 グスタフの方へに向き直ったプルミエールは涙を浮かべていた。
「あなたはジニーを選ぶかと思ってたのに……」
 そう呟いたと同時に彼の口唇と自分のを重ね合わせていた。
(言ってしまった。私のわだかり――家同士の事等関係ない。
私はこの人とジニーの間を勘繰っていたのだ。
この人は私ではなく、ジニーを選ぶかもしれない。
だから私はこの人の元から離れたのに)
 軽く触れてきた口唇をグスタフは舌でこじ開けからめてきた。
 驚いたプルミエールはそれを避けようとして下に滑り落ちていくが、
彼はその体を軽々と抱き抱え、そのままベットに寝かした。
「落ち着け、プルミエール。今こうして俺が正室として迎えたのは、プルミエール、お前なんだ」
 グスタフは暗示をかけるように優しく呟くと、そっと彼女の頬を撫でる。
「俺が選んだのは、お前ただ一人だ。
ジニーは明るくて、面白い娘だとは思うが、まだ子供じゃないか」
 そういうと彼はなれた手つきで、プルミエールの腰から秘所へと手をのばした。
「!!ハァアぁ………んン」
 彼女は激しく背中をのけ反らせた。初めて触れられたその場所に敏感に反応してしまう。
 もうそれだけで、頭が朦朧としてくる。
 グスタフはクチャっといやらしい音を立てて指を深く沈めていく……
「グスタァ……フ」彼女は困ったような悩ましげな声を上げた。
 グッと勢いよく指を入れ奥にたどり着きそうになった時、彼は眉をひそめた。
「プルミエール、お前……」
 彼女は屈辱的な表情を浮かべる。顔のみならず、耳までも朱に染まった。
128初夜(3/4):2008/04/02(水) 21:50:17 ID:b7zyqg58
「この歳で初めてだなんて可笑しいでしょ。男嫌いの姉に育てられたせいか男が怖いのよ。
一度仕事仲間に寝込みを襲われて以来、もっとダメになったわ。
殿方の喜ばせ方も知らないのに、恥ずかしくて……
だから私、生娘ではないって言えば結婚を諦めてくれると思ってあんな事……」
 勝ち気な彼女が声を震わせ、懇願するように告白をする。
 グスタフはプルミエールを愛しく感じた。
 彼は彼女の恐怖心を和らげるかのように、首筋から二つの膨らみに優しく口唇を滑らせ愛撫する。
 膨らみの頂きを口に含むと、見る見るうちに硬くなった。
「あぁ、んふぅ……うぅん」
 初恋――だったのだろうか?
 幼い頃テルムで出会った赤毛の少女。悲しげな顔で街中に佇んでた。
「あっ、あぁ……グスタフ、グスタフゥ!」
 たった一度出会ったっきり、ずっと心の奥底に眠っていた君。
 その君が今こうして、俺の名を呼び腕の中で震え、息を弾ませて俺を受け入れようとしている。
 そこは蜜ですでに溢れ、彼の指にネットリと絡んできた。
 しかも先端の肉芽は膨れはじめ、まるで男のまらのように固くなっている。
「グスタフ、私……ハァ、ハァ……もう」
 乳房に舌を這わせ、指で秘所を弄んでいるだけだというのに彼女は限界らしい。
(俺の方も我慢の限界か)
 グスタフはまだ早いと思ったが、彼女の辛そうな顔がまた、自身のモノに漲りを与えてくれる。
「いつもはこんなに早くないんだが――」と、彼女の耳元で囁くと、
 片腕でプルミエールの左足を持ち上げ、ぐっと中に入ってきた。
「!!」彼女が声にならない悲鳴を上げる。
「うっん、アァァ、んん!!」
 グスタフが落ち着くようにくちづけをする。
 舌が絡み付き、噛みちぎられるのではないかと思うほどプルミエールの呼吸は乱れていた。
 彼はゆっくり、焦らすように腰を動かす。ヌチャヌチャっとあのいやらしい音が響いてくる。
「はぁん、あぁ……ん。んン、グスタァフ」触れた口唇から甘いよがり声が漏れ出す。
 グスタフはその声に従って早く突きだす。
「ぁッんん――!……いィやァァ!あぁ、ハァハァアアン!!もっとぉ、グスタフッ!!」
 口唇を離したプルミエールは羞恥心などかなぐり捨て、あられもない叫び声を上げる。
 途端、グスタフ自身の体にもざわざわっとした痺れのような物が走った。
 彼女の手が――まるでその動きを催促するかのように――自然と腰にまわってきたのである。
「くっ、……プルミエール!!」
 ビクビクと別の生き物のようにうごめく膣の締め付けに、彼自身がもうもたない。
「あっ――!はぁッんん――!!」
 彼女の腰もグスタフのそれに合わせ動き、突き上げた瞬間、
処女の明かしである痛みが、鈍くプルミエールの中へ突き抜ける。
 そしてそのまま二つの繋がりは、痙攣を伴ってベットに沈んだ。
 ドクドクっと何かが流れ込む感触が自分自身を充たしていく。
129初夜(4/4):2008/04/02(水) 21:50:42 ID:b7zyqg58
 今だ乱れる二つの鼓動が重なり合い、ぼんやりとした意識の中で、
「……相変わらず、変な髪型ね」
 プルミエールはグスタフの髪を撫でながら、らしくない事を考えていた。
(こんなことなら、殿方を喜ばせる術もきちんと習っておけばよかったわ)
 この婚姻を推し進めた姉の真意はわからぬまま。
 大カンタール復活の為というのなら、それでも構わない。
 結果、私とグスタフの子がメルシュマンの地に安寧をもたらしてくれるなら、
私は喜んで彼の子を産もう。
 あの幼い日出会った、背の高い青年に恋い焦がれてから何年たったのか。
 私はこの人にすべてを任せたい!!
「グスタフ――いいえ、閣下」
 プルミエールは、横で彼女の髪を弄んでいるグスタフに対して改めて切り出した。
「私はあなたの妻になりとうございます」
「神の前で誓い合った夫婦ではないか。何を今更――」
「いいえ、あの時の私は――形だけではなく、真の意味で夫婦になりたいのです。
ですから……、今一度この体に御情けを頂戴しとうございます」
 プルミエールは体を震わせグスタフに抱きついた――


 1308年、春
 女領主として辺境を治めているヌヴィエムの屋敷に使者が訪れた。

 ――ノール侯妃プルミエール様御懐妊!!

「ああ、プルミエールがとうとう……」
 使者からの手紙を読んだヌヴィエムは目頭を熱くした。
「おめでとうございますとお伝えください。御出産が近づいた頃、御屋敷へ伺いますからと……」
 使者にそう伝えた彼女は思わず天を仰ぎ見る。
(お父様、忘れ去られたあなたの娘があなたの血をフィニー王家に齎したのです。
あなたが離縁したマリーの孫とあなたの娘が――)
 ヌヴィエムは少し笑みをもらした。
(プルミエール、幸せになって頂戴。
カンタールに捕われすぎた私とは違う人生を、と思ってこの話に乗ったけれど
やはり後悔もあった。これも私のエゴなのではないかと。
でもこれで間違ってはいなかった。あの二人は惹かれあっていたのだから)
 彼女は初めてグスタフに会い、結婚の話をする時の彼の表情、
そして、その話を聞いたプルミエールの満更でもない顔を思い出して可笑しくなった。
 使者との謁見をおえると、彼女は忙しく仕事に取り掛かった。
 あと半年もしないうちに私の甥か姪が産まれる。
 それに立ち会うためにも仕事を片付けておかねば。
 ヌヴィエムの心はあの少女時代以来、何年ぶりかに晴々としていた。


                              Fin
130名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:51:12 ID:b7zyqg58
以上です

前フリだけで話が長くなってしまうので、
かなり割愛しました
(ヌヴィエムとの絡みとか)
だから展開に無理がある節もちらほらと・・・
地名と治めてる国違うんじゃねぇか
とか細かいことはスルーしていただくと有り難いです
ややもすると第2ラウンド調教篇に突入しそうなのを
ぐっと我慢して無理矢理まとめたんで消化不良気味かもです

と、ここまで勝手に書きなぐってスレにうpしたはいいが
小説ヴァージニア・ナイツ物語なんてあったんやね
とんだ恥さらし・・・忘れて下さいorz
131名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:40:52 ID:5lusbHC/

久しぶりにフロ2モノを見た気がする
この調子でフロ2モノがもっとふえればいいんだが
132名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:43:26 ID:3brHOnbz
この空気の中よく頑張った!
感動した!!
133名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 23:42:34 ID:H3DP/7iS
ここで見るフロ2とアンサガものは何故かクオリティ高いな
134名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 01:08:53 ID:xl6nYxu2
良くも悪くも素人お断りな難易度だからじゃないか?w
特にアンサガ。フロ2も結構ガチですが。
135宣伝中:2008/04/05(土) 01:10:38 ID:nL13ljRl
136名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 17:21:24 ID:v6S4VyeL
素人お断りなんじゃなく単純に河津が説明する義務を放棄してるだけ
137名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 21:44:56 ID:xl6nYxu2
>>136
サガは全体的にそんな感じ。アンサガはちょっと極端だが
138名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 07:26:08 ID:X+BMAbjP
いいスレ
139名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:20:33 ID:2+T2koi3
保守
140名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 17:50:20 ID:PbvHOIMK
パリイ!
141名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 10:33:12 ID:GMdQ1dAV
【ヘイト陵辱】
赤魔道士に扮したヘイトが主人公に接触
 ↓
「四つん這いになれ」 「なればオブシダンソードを渡していただけるんですね」などの
会話を経て全裸に。
 ↓
脳削りでアナルをほじくられ、「汚い穴だなぁ」などと罵られる
 ↓
ダークの乱れ突きで「アッー アッー!」と悶える
 ↓
ホークに局部を見せながら2人に尻の穴を見せる。「気持ちいい!」と悶えながら
ミニオン自身をスペルエンハンス。このあと、テオドールがモーグレイ+3をつけ、ヘイトに背後から
ヴァンダライズ。「アッ、アッ、アッ、アッ!」とヘイトはインペリウムしながら声をあげる。
 ↓
フリーレも加わり4Pが始まる。ヤラれるばかりだったヘイトが一転、攻勢に出て、
フリーレを下にして犯し始める。小刻みに腰を振りながら、「アッー、アッー、イク!」
と叫んで、ヘイトもフリーレの腹に勢い良くシャドウボルト。


あとケツにオブシダン差し込んで 3回まわって「愛がアップ」と吠えたらしい。
142名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 13:35:02 ID:fCWhixme
保管庫にここまでのがまとまって上がってるね
管理人さん毎度お疲れ様です
143名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 10:28:14 ID:SVR8gCNM
犯されたい人達にお薦めの危険な高原 ルドン高原

・軍人あがりの女性5人パーティーなら大丈夫だろうと思っていたら、ヴリトラにトリプル犯された
・入り口から徒歩1分の路上でアマゾネスが股から白い液体を流して倒れていた
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみるとソウジの腹上死体が転がっていた
・一人でモンスターに突っ込んで犯された、というか犯された後から孕ませられる
・パーティーがマルガリータに襲撃され、女も「男も」全員触手で犯された
・入り口から岩までの五歩の間にモンスターに犯された。
・登場キャラの1/3がレイプ経験者。しかもロリータを犯すと幸せになる都市伝説から「海女ほど危ない」
・「インペリアルクロスならば犯されるわけがない」といって出て行ったベアが5分後 陰茎と睾丸がなくなっていた
・「性別がはっきりしなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行ったサラマンダーがかえるの殿様に犯された挙句殺された
・入り口から半径200mはレイプされる確率が1200%。一度犯されてまた犯される確率が100%さらにおかされる(ryの意味
・ルドン高原における強姦事件による被害者は1日平均120人、うち約20人が男。
144名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 01:35:54 ID:fCg7Rnff
hoshu
145名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 11:17:00 ID:FnijyT2j
捕手
146名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 13:23:26 ID:4QWlx+8J
久々に保管庫に行ってみたら、
◆0EE6v7kR6A 様(343rd)の「バーバラで」が見れなくなっていた…
あの話好きだったのに(´・ω・`)
147名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 15:59:50 ID:SUk9Hm+S
作者が自分のサイトに載せるから、管理人さんに削除をお願いしたとか
・・・かな?
148名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 12:21:24 ID:4xsUIhkZ
>>147
でもリンク貼ってある作者様サイトが404なんだ(´・ω・`)
149名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 16:26:22 ID:PSBbecSc
>>148
保管庫、覗いてきた
自分は携帯からだが、たしかに「Not Found」になるね
150名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 16:31:15 ID:HfQDRirP
閉鎖か移転だろうな
諸行無常ですわ、お兄様
151名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 11:57:20 ID:nt+q+Nev
世界の合言葉は保守
152名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 17:49:48 ID:MAWCB85m
保守と樹のうた
153名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:00:39 ID:ywAeSqoR
エレンたんの鍛え上げられたアナルにつっこんでごりごり抜き差ししてたまらず射精したい
154名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:04:07 ID:HfLh+sky
う〜ん、うわさの保管庫覗きに行ったら、保守代わりに書いた全くエロの無い
「こんな四魔貴族イヤだ」載っていた。良いのかな?
155名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:52:24 ID:xB22DUCM
コーデリアがボコられるのみたい
156名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:01:48 ID:iRgUBNvc
リアルクイーンのエロ絵発見!
ttp://bbs01.xp2000.net/upbbs01/img/128383.jpg

この絵をきっかけとして誰かリアルクイーンでエロ小説を書いてみないか?
ちなみに陵辱・妊娠・出産ネタは既に書かれてあるから、今度はその逆のラブエロを個人的に希望。
例えば人間形態に変身したら皇帝に一目惚れされそのままセックスに至り骨抜きにされる。
または皇帝に倒された後、別の男に手当てされその人物の優しさに惹かれていくとか。
157名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:48:28 ID:TV63YsRw
その画像は我々が3千年前に通過した道だ
158名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 02:05:48 ID:nxh5b5t3
リアルクィーンの話が読みたいのに同じく一票入れさせてもらう。
人間に介抱され種族を超えた愛に落ちたリアルクィーンが人知れぬ土地で愛を育むのを読みたい。
159名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 03:08:53 ID:oypcEO8E
>>158
七英雄を倒した後の皇帝と恋に落ちてラブラブな新婚生活ですね、わかります
160名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 03:57:02 ID:e9+RhqY2
皇帝がちょっと気が向いて早めに地下に言ったらまだ準備出来てなくて
あわてて脱皮したと思ったらロリっ娘が出てきた

という幻視が
161名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 07:12:17 ID:nxh5b5t3
皇帝とリアルクイーンの新婚家庭を妄想。

妻の最も得意な料理はオマンコから分泌されるロイヤルゼリー。
脱皮時に何も着てないのもあってか裸体主義者で常に全裸で生活して夫を誘惑。
セックスではヌルヌルのソーププレイが一番お気に入り。

ちなみに二人の愛の巣はサバンナやアバロンじゃひねりがないので古代人の住む忘れられた町とかどうだろ?
あそこならひっそり住むのに最適だし、あるいは南の楽園って感じからコムルーン島とか。
162名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 10:04:32 ID:J1pSoB5M
・・・おまいら、リアルクイーンはでかいぞ?
163名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 10:09:03 ID:Kgiv9AMz
おまいは巨女というジャンルを知らない…。
164名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 13:07:55 ID:3CZDH83A
そういや女巨人って居ないな。
165名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 13:20:54 ID:nxh5b5t3
ちょっとちょっと、リアルクイーンの脱皮した形態は人間サイズと同じなんだけど。
166名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 13:35:50 ID:J1pSoB5M
なんと!
それは無知にて恥を晒し早漏

ならば俺的には問題はない。何もない。
167名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 23:35:16 ID:nxh5b5t3
本来敵であるリアルクイーンと恋仲になるシチュとしてこんなのを考えてみた。

アバロンの地下墓地から突如瀕死のタームが出現、皇帝は調査に向かう。
そこには無数のタームの死体が散乱し、さらにどこかで見たような巨大人形達が襲ってくる。
最深部にはボロボロのリアルクイーンと七英雄のボクオーンの姿が。
狡猾なボクオーンは自分の兵隊としてタームを利用するためリアルクイーンを襲撃したと語る。
それだけでなく同時にアバロンへ直通する地下トンネルも掘り一気に帝都を攻め滅ぼすとも。
ボクオーンは複数の巨大人形の他、脱皮したリアルクイーンの抜け殻さえ操り今度は皇帝に攻撃してくる。
長い戦いの果てに抜け殻と巨大人形達を撃破するも、今度はボクオーンが操るタームの大群によって絶体絶命に。
しかしリアルクイーンの助けによって一時的にタームの大群の動きを止める事に成功する。
その隙を突いてボクオーンに止めを刺すがボクオーンは全員道連れにと自爆、地下墓地の崩壊が始まる。
皇帝はリアルクイーンと共に間一髪で脱出に成功、その後二人はなんとなくいい雰囲気に。

助けた事で芽生える愛という事で、以上。
168名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:41:26 ID:YR5YcLV0
タームの生態は蟻や蜂と同じだから女王は交尾の時自分優位のはず=攻められるのには慣れてない。
蟻の姿の時の交尾は彼女主導で種の保存を優先とした快楽なんて皆無のものだった。
人間体になって初めての行為、開始前は強気でもいざ本番になると皇帝にされるがままのリアルクイーン。
人間の姿になった事で桁違いの快感が体中を駆け巡り、連続して迫り来るオーガズムに対処できない。
戦闘では七英雄に匹敵する強さを秘めていても、セックスでは相手にイカされまくりの最弱に転落。

……マジ読みてぇ、誰か書いてくれることに期待、俺には文才がないから悔しいが無理。
169名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:32:18 ID:ZB+katQM
それで最後にケント=ギルバート率いる。サニックスにアバロンを襲撃されるわけですね
170名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:53:49 ID:YR5YcLV0
ちなみになんで人間形態になるとイキやすくなるのかというと……
蟻形態のリアルクイーンは長い卵巣から卵を大量に産んでいるがあまり本体への負担はなさそう。
でも人間形態になったリアルクイーンは胎生になったから沢山産めないし母体への負担、出産時の苦痛も馬鹿にならない筈。
それと同じことが性感帯方面でも起こったと想像、上記のようにセックスを感じまくるようになったという説を思いついた。
171名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:19:35 ID:S6zG7IIq
お前ら閃き補正高すぎ
172名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:51:12 ID:l5uhnCdZ
リアルクィーンって人間の性技にはとことん弱そうだ
蟻の時なんて後背位しか体験してないだろうし
フェラチオやシックスナインには戸惑うのは間違いない
全身リップや手マンだけでも感じまくりで
ましてや四十八手なんてやられた日には……
ところでリアルクィーンの小説のほうはマダー?
173名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 02:45:53 ID:c6+g6f4G
陣形のためにたった一人で子供と子ムーに放り込まれた女皇帝が
ヴァンパイアとなって黄泉帰り後から来た皇帝たちに逆襲する小説マダー?
174名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 19:18:42 ID:UH7TtB5B
何かリアルクィーン相手のセックルってピコンピコン電球がつきそうなセックルしてそうででいやだなw
175名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:09:08 ID:UNrmwfh0
ピコン!乱れ雪月花!

アッー!!

↑こういうことか
176名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:35:59 ID:bk8AvOUR
それ普通に戦ってるじゃん
177名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 01:47:03 ID:mqJubDYi
いやむしろこうだろ?

人型でのセックスの奥の深さに翻弄されっぱなしのリアルクィーン、今日も皇帝にイカされまくられる日々を送っています。
「あッ……、アッ、アッあッあッあん、アッ、あん、ああん!うぁああーーー!」
「またいったのか? 相変わらず早いなあ。あそこの締め付けは最高なんだが」
ベッドの上で背中に羽を生やした青白い肌の女性とアバロン帝国皇帝が一糸纏わぬ姿で体を重ね乱れ合っていた。
しかし誰が信じられるだろうか?
今全身汗でびしょ濡れで涙をボロボロと流しながら泣く彼女こそ七英雄さえ恐れた存在、リアルクィーンだということを。
二人の下半身の接合面からは大量の愛液が流れ出しているが、現時点で皇帝は疲れた素振りさえ見せていない。
一対一で戦えばリアルクィーンが優勢なのだが、不思議な事にベッドの上ではこの様にその力関係は逆転してしまうのである。
「嫌! 嫌ぁ! もっと優しくしてぇ! もうこれ以上イきたくないぃ!」
「これでも十分優しくしてるんだが……むっ?」
ピコン!立ちかなえ!
「あっ! 何!? こんなかっこ嫌ぁ! 激しすぎ! もっと奥に入ってるぅ!」
「すまない、一度発動したら止まりそうにない」
ピコン!つばめ返し!
ピコン!松葉崩し!
ピコン!しぼり芙蓉!
ピコン!浮き橋!
ピコン!抱き上げ!
ピコン!獅子舞!
ピコン!しめ小また!
ピコン!立ち松葉!
ピコン!第一文字!
ピコン!押し車!
ピコン!しがらみ!
ピコン!窓の月!
「イ…いやぁッ!……もう許してぇぇェッ!!…ヤめテやメてやめてぇ…!! い…い…イクぅぅ〜〜〜〜ッ!!」 」
178名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 03:23:01 ID:EBiYb2Vx
>>177
GJなんだが、残念ながら帝国の正式名称はバレンヌ帝国なんだ(アバロンは帝都の名)。
原作でもほとんど正式名称が出ないから忘れられがちだが(苦笑
179名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 03:34:28 ID:Vp1jCQYV
いまって、リアルクィーン祭り開催されてる……
180名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 08:07:38 ID:mqJubDYi
でも肝心のエロ小説がないから誰か書いてくれることに期待。
私の書いたような小ネタみたいなやつじゃなくてちゃんとした話。
181名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 03:22:55 ID:3lyzagf6
クィーンはリアルクィーンになると処女に戻ってるのかな?
182名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 03:27:42 ID:QtfnU9hp
軽くプロットのような物を立てようと思っても、リアルクィーンと同個体じゃなくてリアルクィーンの子供的なものしか出てこない。
いや、作品内の時代から外れたプロットしか立てれない自分が悪いんだけどorz
183名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 04:46:03 ID:3lyzagf6
そこで挫けず小説にしてくれる事に期待したい。
ところで話からするとそのプロットの時代設定って、ロマサガ2のED後の時代という事で合ってる?
ヒロインは最終皇帝とリアルクィーンの子孫なのかな?
リアルクィーンと同個体じゃなくてリアルクィーンの子供的なものしか出てこない事から予想してみた。
最もリアルクィーンを出しやすい時代はやっぱり最終皇帝の時代だろうね。
作品内の時代から外れたプロットというならED直後の後日談というのはどうだろう?
最終皇帝×リアルクィーンのラブエロをベースとして、最後に二人の愛の結晶として娘を出せばいいかも?
いつかリアルクィーンのエロ話が読める事を願って応援してるので頑張ってほしい。
184名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 00:58:16 ID:JIsH7MC4
このスレ的に皇帝は攻めでリアルクィーンは受けと見た
で、この二人のお気に入りセックススポットについてだが……
皇帝は無人の玉座の間で、リアルクィーンは野外での青姦を好んでそう
185182:2008/06/03(火) 04:06:50 ID:hcoZRcAf
>>183
一応考えてるのは最終皇帝とリアルクィーンの子供のラブエロ。時代的にはED直後(数年単位的な意味でだが)。
蟻は女王が不測の事態で死ぬと群れの一匹が新しい女王になるという生態なので(一部の種だけだったかもしれないけど)、それをベースにする感じで。

あと、このプロットで行くと子供のキャラは皇帝と戦ったリアルクィーンと変えてもいいものかという辺りも悩みどころ。
186名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 11:14:55 ID:JIsH7MC4
徳弘正也の漫画、不老不死伝説バンパイアに登場するマリアというキャラはこんな特性を持ってる
無性生殖で生まれ変わって行く事が可能で寿命が近づくと子供を産む
新しく産まれた子は親と瓜二つであり、親が得た知識・記憶もほぼそのまま受け継ぐ
これを参考にこんな設定を考えてみた

タームの女王は転生の術を修得しており、もし女王が不測の事態で死ぬとあらかじめ用意しておいた予備の卵を器として、それに己の魂を移動させ生まれ変わることで復活可能。
同化の法は寿命の迫った際新たな若い肉体を得るものだが、こちらはあらかじめ無性生殖で産んだ卵(クローンや同位固体が望ましい為)に転生術の処置を施しておく事が必要。
この方法で復活後のリアルクィーンは無性生殖で仲間を増やしていくが、このメリットは親と同じ性質を持つ子が得られることと、予備のボディ用の卵の確保にある。
この場合、親が子を作るまで生存していたのが確かであるから、少なくともそれだけの生存能力を保持する子が得られる訳であり、一定の成功が保証されているとも言える。
ただし環境条件が変わればこの限りではなく、その個体の性質上は不利な条件が生じた場合、最悪の場合全個体が死亡する危険がある。
逆に有性生殖では遺伝的多様性が得られるので、環境の変化にも対応できる個体が得られる可能性がある。
この単為生殖の欠点を補う為、女王は他種族と交配するのだが、そのままでは受精も難しいので特殊な方法を行っている。
その方法とは、
@自分の体をリアルクィーンのように交配対象と同じものに作り変える。
 だが交配対象(人間など)によっては大量に自分の子を生むことが不可能になってしまうのでこの手段はあまりとられない。
 七英雄達がタームの女王を恐れたのも、こうした特性によって古代人の社会に溶け込めるのを恐れたからだと予想できる。
A交配対象をターム化させ洗脳に近い状態にしてコントロールし、動けない女王の場所まで連れていく。
 リアルクィーンを倒した後に人々が元に戻るのから見て、寄生した対象に魔力を流し込む事で一時的にその体をタームに作り変えているようだ。
 (アバロン住民に話しかけるとタームになって襲ってくるが、寄生対象の体を食い破って殺して登場した場合、折角の遺伝情報がパーになるのでこれはありえない)
最後にタームの目的は子孫の安定した繁栄であり、七英雄と同じく必ずしも人間と敵対するものではなく、解り合えることも不可能ではないと言っておく。
ただその方法はまだ試行錯誤の段階であり、それがサバンナやアバロンでの不幸な激突へ繋がってしまったのだろう。
現に私は今、タームの最後の生き残りであるリアルクィーンを妻として、共に同じ時間を幸せに過ごしているだから。
   最終皇帝 著 『ターム、その明かされなかった生態について』

以上が私の考えた設定
アバロンのリアルクィーンがサバンナのクィーンの記憶を持っている点から、継承法や同化の法を連想
しかし同化の法は新たな体を、継承法はスキルや経験を受け継ぐ事から、リアルクィーンは精神及び魂に関連する法を保有していると結論してみた
これなら七英雄がタームを恐れたという理由にもなるし、リアルクィーンを無理なく登場させる事が出来るはず
子供キャラは皇帝と戦ったリアルクィーンと変えてもいいものかというのに関しては、皇帝と戦ったリアルクィーンにしたほうがいい
リアルクィーンの子供だと半オリキャラ化してるしロリキャラみたいだからちょっとイメージに難点があり
と……長話はここまで、ナイスバディなリアルクィーンが最終皇帝のテクによって喘ぎまくる話が一日でも早く読めるよう応援しているので、頑張って話を完成させてほしい
187名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 06:36:15 ID:GUmYuP3I
リアルクイーンのおっぱいからは
母乳が出るのか?
それとも蜜か?
あるいはロイヤルゼリーか?
それが気になってしょうがない。
188名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 15:44:53 ID:FCjXFWmM
とりあえず、皇帝陛下のロイヤル原液を注がれると
体内で発酵熟成が進んでゼリーになります。
189名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:51:39 ID:oOUn04q9
つまり
皇帝陛下がリアルクイーンに膣内射精する
   ↓
精液が膣内で発酵熟成してロイヤルゼリーへ
   ↓
食べごろになると垂れてくる
   ↓
あとは美味しくいただくだけです♪
ということですね!?
190名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 08:37:06 ID:ODGqKs8w
「皇帝印リアルクイーン・ロイヤルゼリー」新発売!
日々の仕事疲れに、夜のお供に、是非!!
191188:2008/06/05(木) 09:51:23 ID:cCRvOI2k
めちゃくちゃ効き目がありそうではある。
192名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 10:31:54 ID:oOUn04q9
でもこのゼリーは皇帝専用なんだろうな。
皇帝はリアルクイーンに顔面騎乗させて
股から溢れ出てくるゼリーをじっくりと味わうわけだ。
193名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 11:26:52 ID:ODGqKs8w
ロイヤルゼリーをめぐって帝国で反乱が起きる→後に帝国崩壊。
リアルクイーンの思い描いてたとおりになったわけですね
194名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 15:23:23 ID:/ZWBIv+x
まて、それはコウメイの罠だ!
195名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 17:12:48 ID:oOUn04q9
ロイヤルゼリーをめぐって帝国で反乱はなさそう……。
だって原材料が皇帝の精液だからな。
他人の元精液を食べたい人はいないだろ。
ゼリーはまさにリアルクイーンが皇帝のためだけに作った愛の結晶というわけだ。
196名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 16:20:42 ID:6NRCENdq
皇帝ベアのロイヤルゼリーを貪る次期皇帝テレーズですね、わかります
197名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:56:41 ID:uH0lAiYe
時期的にリアルクィーンのロイヤルゼリーは最終皇帝しか食べられないぞ。
198名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 07:50:58 ID:J+i4m14p
ちと質問なんだが、
ロマ2汎用キャラ×汎用キャラって需要あんのかな?
…保管庫みたらちょと不安になた

リアルクイーンのロイヤル愛液…なんか甘じょっぱい味がしそう
199名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 09:33:05 ID:OfVbAzl+
面白ければどんな組み合わせでも頂きます
ロマ2は汎用キャラにこそ魅力があるのでは
200名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 21:49:11 ID:9iTpLXyW
テレーズ!テレーズ!
201名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 22:26:18 ID:uH0lAiYe
リアルクィーン!リアルクィーン!
ぬるぬるの体でのパイズリまたはローションプレイ
オッパイからのロイヤルミルク
ヴァギナからはロイヤル愛液
止めは常に全裸を活かした露出及び青姦だ
プレイ内容は豊富だぜぇ

>>185
ところでリアルクィーンの話の完成までどれくらいかかりますか?
読める時を楽しみにしてるので今から全裸で待機させていただきます。
202名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 12:47:37 ID:CbN7VaLy
リアルクィーンがイッた時に出す潮もすごく美味いんだろうな。
203198:2008/06/09(月) 03:07:30 ID:QiSezgrq
ちょっとロマサガ2汎用キャラ×汎用キャラで時間掛かりそうだけど書いてみるよ。
キャラはダイスかなんかで適当に決める。


リアルクイーンの人頑張れー。期待してまつ。
204名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 14:00:02 ID:VMxaH6Ok
皇帝、喉が渇いたと言ってリアルクィーンの股間に口を密着させる。
リアルクィーン、真っ赤になりながらも放尿を開始。
ごくごくと音を立てて一滴も零すことなくうまそうに飲む皇帝。
飲み終わると丹念に股間を舐め回して綺麗にする皇帝、尿道に舌を入れられて腰の力が抜けそうになるリアルクィーン。
リアルクィーンのおしっこも皇帝専用ジュースという名目で飲んでもおかしくなさそう。
205名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 16:48:31 ID:LV9EstLp
なんかそのうちスカトロに走りそうな悪寒
206名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 01:11:21 ID:4Y1mJUKv
いや、ここはリアルクィーンから採れるミルクとゼリーを使った女体盛りケーキだろう
207名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 09:47:25 ID:jikyB232
むしろアジトに愛人キャットを抱え込むジェラールを想像した
208名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 15:52:35 ID:fAIDORDq
首輪つけられて皇帝に飼われてるリアルクィーンが思い浮かんだ。
彼女自身はなんだかんだ言いながらも幸せそうで。
209名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 23:45:36 ID:JYPp8xCC
むしろノエルの奴隷となった女皇帝を想像した。
「犯らせていただきます」
210名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 23:47:52 ID:DFZ/Tc2P
テンプテーションにかかったわけでもないのに、
ロックブーケに性的な意味で襲い掛かる百合皇帝
211名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:50:28 ID:SVw2olB1
フェロモンにかかったわけでもないのに、
リアルクィーンに性的な意味で襲い掛かる絶倫皇帝
212名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 13:32:28 ID:0BzT9FV/
>>208
おしっこの時は犬のポーズなのかな?
213名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:56:31 ID:0tfZQhgY
ご飯も犬のように食べるの?
214名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:31:48 ID:l0IrFI6w
蟻のように食べ、蟻のように撒き散らす!
215名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:28:29 ID:w0544467
>>214
意味がわかりにくい
216名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 08:32:01 ID:DMoAQPdw
>>213
食事は最終皇帝が口移しで食べさせていると言いたい。
217名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 14:36:48 ID:PzXlnMI5
>>215
じゃあ

羽蟻のように食べ、羽蟻のように産む!

そして家は傾く!

あれ?
218名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:28:58 ID:+QfBQPEb
そんなリアルクィーンなんて可愛くねえ!
サバンナのクィーンの姿しか想像できねえよ!
219名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:55:30 ID:2JEsEBRu
たしかに、そんなの萌えん。
ところでそろそろ話投下されないかな。
ネタも溜まってきたことだし。
個人的にはリアルクィーンの話が読みたい。
220名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:23:09 ID:GLM7rZo/
フェイやダンサー、リリスとかが陵辱される話が読みたい
と某動画を見て思ってしまった
221名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 21:02:49 ID:FtDJZtlN
イネイブラー、インヴォーカー、レイン、スプラッシュも捨てたもんじゃないぞ。
ロマサガ3の女敵キャラはロマサガ2と比べて露出度が上がってていいね。
話のほうは陵辱よりもラブエロが読みたいな。
相手はユリアンとかロビンで、他のモンスターに襲われてるのを助けたら気に入られちゃった的な展開で。
ところでリアルクィーンのお話はまだでしょうか?
222名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:34:29 ID:iCGkshuN
リアルクィーンは俺の嫁
223名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 09:43:13 ID:sMrXGVln
リアルクィーンの青白い肌が上気する事で赤らめるのはすっごく色っぽいと思わないか?
224名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 16:47:48 ID:ofM4foDL
蟲の血は緑だから、上気すると青白い肌が緑がかってくるよ
225名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 21:07:46 ID:avpt41ff
いやぁぁぁ!!
想像しちまったじゃねえかwww
226名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 21:24:10 ID:tAKPQuTc
妖魔も青くなるよ
227名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:12:07 ID:LWLiuJ+G
アセルス様なんて紫だよ
なんてことしてくれたんだオルロワージュ
228名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 14:28:09 ID:AiQZPWVJ
>>182様、
リアルクィーンのお話はどこまでできましたか?
スレはなんかエロからちょっと変な流れになっちゃってますが、
気にせず完成へ向けて頑張ってください。
では全裸で待機してますので。
229名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:39:49 ID:p9WH+W/9
過疎っ
230名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:09:05 ID:fpa3r/JJ
保守にはまだ早いか?
231名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 18:44:04 ID:bu8ds891
愛を込めてディフレクト
232名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 22:36:20 ID:kYI6zyF5
パリイ
233名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 15:02:43 ID:Q/NWXBRY
乱れ保守月花
234名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 14:13:52 ID:2Qxa3GIs
ベアにパリィされたい
235名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:21:15 ID:tLCdugz4
最終皇帝女に千手観音されたい
236名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 14:37:05 ID:aWm/Gw7K
今更だが本スレでガトが182cmとの情報を得た。若い頃は一体どんな武勇伝が・・・
やはりウハンジみたいにハーレム状態だったんだろうか
237名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 23:15:48 ID:wurvSj0L
年老いて182cmなのか・・・
じゃぁ若い頃は2メートル近く合ったんだろうな。。。
238名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 01:21:37 ID:Uf08ecN1
クロ−ディア凌辱見たいな
途中から淫乱化で
239名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 22:14:36 ID:IOefEMig
皇帝がロックブーケを陵辱するネタが見たい
240名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 10:28:55 ID:5pJuZBlv
>>238
相手はガチムチ系がいいです><
241名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 14:41:31 ID:m/O1wZXn
>>238
モンスターがいいな。
獣系でよろ
242名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 14:48:44 ID:Fm4VMIB1
     ___
    /     \     ________
  /        | /
 |          | | SSをかくのが つらくなったか?
 |\__/   / <  だが いまやめれば もっと つらくなるぞ!
 | (  ◎)  /   |  がんばれ!
  \___/_   \________
  / /    __)
  L/|  _  |
     \_||  /
        Lノ
243名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 01:57:46 ID:MSdDneZu
タチアナを犯すゲンさんが読みたい
244名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 02:16:42 ID:F/5gj34Y
ゲンさん「四つんばいになれ」

タチアナ「なればクマちゃんを返していただけるんですね?」
245名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 23:49:27 ID:960veNDe
ひっさびさにロマサガ3やったら、ユリアンとトーマスとエレンでエレン処女喪失という妄想をした。
強姦じゃなくてあくまで和姦の仲良し3人で。
246名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 10:47:17 ID:+w1+AYZj
エレンは永遠に俺の憧れ
247名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 19:54:18 ID:+0HZyp+l
リアルクイーンのエッチ話はまだ完成しませんか?
248名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 20:46:16 ID:VuD2LVfe
きつめのレイプものの需要ある?
249名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 22:52:57 ID:MwZN/iZe
あるある。
できれば美形男はナシで
250名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 00:23:31 ID:1pP80Opr
エルマンの出番ですね
251名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 00:24:16 ID:qz8N5wso
ヤメロwエルマンいいやつなんだからw
252名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 06:33:34 ID:Nv9clSrc
レイプでも後味がよければ許す。
253名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 10:38:17 ID:ZoQoKEBR
エルマンがバーバラに掘られる話と聞いて
254名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 03:56:46 ID:dcOAkfQW
きつめレイプだけど、やられてるうちに女が感じちゃうならあり
255名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 22:23:28 ID:4t243izA
きつめレイプで最後まで救いがないならあり
256名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 23:43:14 ID:luWHPG8s
きつめレイプで途中から女が淫乱化して淫語連発しながらノリノリで下品によがり狂うならアリ
257名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 01:54:44 ID:2mndEaNC
レイプで最後ハッピーエンドなら許す
258名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 07:50:51 ID:f9MN5HjD
>>249-251
では、誰ならいいというのだ!
マッチョ系がいいですw
259名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 00:36:21 ID:R2zukSkH
モブキャラ海賊とかならずものとか。

ヘタに名前があるキャラ同士で絡ませると恥ずかしくて抜けないんだよぉ。
んで自分で書こうとすると、エロをお茶を濁すためにラブラブエッチになってしまう
構想考えてみても男が名前アリキャラだと、ウハンジでさえラブラブになってしまう
260名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 01:46:26 ID:6YteM1Yx
じゃあブッチャー辺りでいいんじゃね?
261名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 13:45:31 ID:hYWzHqfl
ハメやがったなブッチャー!!

ってどっかで見たネタだ
262名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 21:00:54 ID:DLuUAtAe
RPG板(だっけ?)のホーク×ブッチャ−のガチホモネタ思い出して憂鬱になった
263名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 23:18:18 ID:JPVmUrhN
フライ・バイだぜ☆のやつか。
確かにアレはきつい。
264名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 03:22:44 ID:3cbEdWoD
ゲッコ族は生理的にホモネタが嫌いです
265名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 06:11:57 ID:aZtE1SmZ
ヒー
266名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 09:13:37 ID:Wg/FnK8r
俺たちゃ☆海賊、俺たちゃ☆海賊
267名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 17:47:56 ID:BwWUl25/
俺たちゃ★薔薇族


ホクシフはある意味薔薇族だと思うんだ。
「や る よ」
268名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 23:15:47 ID:saNOQIYI
強制www
269名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 17:17:45 ID:xF/XDyJ8
とりあえず ニーサにいのる
270名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 07:56:25 ID:uUDtj6oR
邪術の資質と三回言いながら保守
271名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 22:06:55 ID:0ef8PGnl
保守
272名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 01:37:03 ID:LzFEbyan
エレンたんの力強い手コキを想像して眠る
273名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:43:41 ID:GIpXSsWo
勢いに任せて書いてみたが、初エロで文才もないために、
相当ドヘタな内容になってしまっているけど、
この頃ずっと投下もないようなので、出し惜しみしていても意味がないし、投下してみる

内容はグレイ×クローディア物、皇帝の奇病解決直後の夜というシチュエーションで
ちょっと長めになるけど了承してもらいたい

それでは、投下開始
274名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:44:17 ID:GIpXSsWo
銀の月に照らされたメルビルの、
ちょうど2人が初めて出会った場所である、宿屋コロンボの前に彼女はいた。
クローディアはただ、静かに自らの腕に身に着けているムーンストーンを見つめていた。
その運命石の輝きはまさに今、彼女を照らしているエリスの銀の月の輝きと同じであった。
彼女はそれを見つめながら、今まで激流のごとく立て続けに起きた出来事を振り返っていた。

オウルや森の仲間たちとの離別、自分の出生の秘密、皇帝陛下の奇病、
シルベンの正体、ディステニーストーンであるムーンストーンの入手…

とにかく、この短い間に彼女の身に対して、様々な運命が降り注いでいたのだ。
それは非常に過酷なものであり、普通ならば心も体も壊れてしまうぐらいであった。
だが、これらの事に直面していた彼女を支えてくれた人たちがいた。
今、彼女がこうしてムーンストーンを得られたのも彼らのおかげであった。
謹慎中にもかかわらず、皇帝陛下の病を治すべく立ち上がってくれた帝国の財務大臣であるパトリック。
親衛隊長のネビルからの密令を受け、皇帝陛下の病を治そうとする自分たちに力を貸したジャン。
自分たちの活躍を元に詩を作りたいと言い、その我侭のお礼に、と自分たちを助けてくれた吟遊詩人。
そして…

「大丈夫か?」
突然聞こえたその声に彼女は少し驚いたものの、
すぐに声が聞こえた方、ちょうど宿屋の入り口のあたりを向いた。
そこには初めて森を出てから今まで、自分のことをずっと導き、護ってきたグレイがいた。
彼もまた、いや、クローディアにとって彼が最も、自分のことを支えてくれた大切な人物であった。
クローディアはそんな彼に対して、
「あなたにまで心配されるなんて、そんなに酷い様子なの?私。」
と、いつもの口調で返答した。
普段のグレイはクローディアに対してあまり気をかけないのである。
その為、自然と互いの会話は少なく、他者から見たら冷め切ったカップルにも見える。
だがそれ故に、人見知りが激しいクローディアは、
むやみやたらに自分に踏み込んでこない彼に対して自然と安心し、
こうしてグレイと共に今まで旅をすることができたのである。
275名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:44:49 ID:GIpXSsWo
しかし今、珍しく彼は彼女に踏み込んできたのである。
「違う。あまりにも今まで通りだから、心配されるんだ。無理をするな。」
確かに、過酷な運命に弄ばれている彼女には、支えてくれた人たちがいたが、
彼らの支えがあっても多少弱気になるときもあるはずである。
それでも、彼女は今までそのような態度や顔を見せたこともないし、
現に今も普段通りの態度でクローディアはグレイと向き合っていた。
「人に甘えるなんて、その方が無理だわ。」
人見知りの激しいクローディアは珍しく見せたグレイの優しさを拒絶した。
「やはり、お前は人とではなく、森に住む者たちと一緒にいたいのか?」
グレイのその問いを聞くと、クローディアは一瞬顔を強張らせた。
「…」
「答えが返ってないということは、そういうことでいいのだな?」
クローディアはしばらく間を空けた後、語り始めた。

「私はあの迷いの森で育った。あの頃はあそこが私にとってのすべてだった。
ずっと私はあの森で一生を過ごすんだと思っていたわ。
森の外で人と共に暮らしていくことなんて、考えたこともなかった。」
クローディアは多少うつむき加減ながらも普段通りの声で語る。
それをグレイはただ静かに聞いていた。
「私はあの頃、辛い事や悲しいこととかあったときは、いつも森の木々に寄り添っていたの。
木は何も言わずにただ、私の気持ちを聞いてくれた。
森の皆もそうだった。私に駆け寄ってきて大丈夫だって言ってくれた。」
グレイは彼女の話を聞きながら、
(互いの『気持ち』を読み取り合って会話をしていた、といったところか。)
と頭の中で解釈をした。
クローディアはそのまま話の続きを語る。
「森にいた時は、気持ちだけですべてが伝わっていたわ。
でも、ジャンと初めて森で出会ったとき、彼は言葉を多く使って私に語りかけてきた。
それに彼の中に何か不信感もあった。」
グレイはジャンのおしゃべりな性格を思い浮かべると、すぐに納得した。
加えて彼女が感じた不信感に関しては、
そのときのジャンは、皇女である彼女を探しに森に来ており、その皇女本人を見つけての状況だ、
クローディアに対して「あなたが皇女だ」というのを伏せていたのだろう。
「そして、森を出て初めてこの街に来たとき、ここは多くの言葉で溢れてた。
それを見て私は怖くなったわ。
なんでこんなに言葉を使わないと自分の気持ちを伝えられないのって思った。」
276名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:45:24 ID:GIpXSsWo
ここまで静かに聞いていたグレイが突然口を開く。
「人は、他人に伝えたい気持ちだけではなく、
同じように他人に悟られたくない気持ちも持っている。
自分が持っている気持ちのすべてを、さらけ出すことなどできない。
だから、人は言葉を使って自分の本当の気持ちを隠す。
それが、人として当たり前なんだ。」
「だけど、あなたは違う。」
クローディアは静かに、しかし激しく反論した。

「あなたは何も語ろうとしない。あなたは何も尋ねてこない。」
「それは前にも話したとおり、俺が無駄な話が嫌いなだけだ。」
その『前にも』とは、騎士団領にある砦に住み着いたモンスター達のボスに挑むときだった。
彼女の「敵は強いのか?」という質問に対してそっけない答えを返した時に、
「会話にならないわね。あなたも人嫌いなの?」と言われたのだ。
それに対しての返答として「無駄な話が嫌いなだけだ。」と言ったのだ。
「私にとって、あなたは森の木々と同じ。
何も語らず、何も尋ねず、静かに私のことを見守ってくれている。
私が辛いときも悲しいときも、いつもそうして私のことを護ってくれた。」
グレイはまた、静かに彼女の声に耳をやる。
しかし、彼はここに来て、ひとつの矛盾を感じ始めていた。

「確かに、あなたは面倒なことを極端に嫌っているだけなのかもしれない。
でも、私はそれでもかまわない。
私も必要以上のことを聞かれたくないから。
ただ単に、お互いに気持ちが伝われば、それだけでいいと思ってる。
どんなに言葉を並べても、結局伝えたいことは同じだから。」
確かにそうだ、とグレイは心の中で頷く。
どんなに多くの言葉で着飾っても、結局伝えたいことは一つの場合が多い。
誰かに報告を行うときも、とにかく結果から伝えるのがベターである。
途中経過などよりも、本人が本当に知りたいことをすぐに伝えるべきである。
しかし、今の彼女を見ていると、
そのように言っている彼女自身が、沢山の言葉で自分の伝えたいことを修飾している。
その矛盾に対して確信しかけたときだった。
277名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:45:54 ID:GIpXSsWo
「でも、どうやら気持ちだけで何かを伝えるの、私はもう、無理みたい…」
クローディアのその一言は、
グレイに自分は今までの話と矛盾していることを知っている、と言っているようであった。
「何故だ?」
グレイその矛盾はどこから起きているのかを尋ねた。
すると、クローディアは少し声を荒げ返答した。
それは今まで彼女の中で押し殺していた感情が、少しもれ始めていたかのようだった。
「あなたと一緒に旅をする中で、どんどん言葉を使うことに慣れていってしまった。
だから、こうして私は今、言葉を沢山並べてあなたに自分の気持ちを伝えようとしている!
私は、言葉に頼り切って、気持ちだけを伝え合おうとしていない!
だから、私は…」
クローディアの声が縮まる。
「言葉を使うことを覚えてしまった私は…、
森の皆と一緒にいられなくなってしまったと思うの…」
クローディアが迷いの森にいてはいけなくなった理由はもちろん他にもあり、
むしろ、そちらの方が大きい問題だと思われる。
だが、彼女にとってこの言葉を使うことを覚えてしまったことが、
彼女の中では、彼女が迷いの森の住人と別れなければならない決定的な事柄となっていた。
そしてそれは、彼女が森の住人の中にはいない、
言葉を自在に操る「人間」である、ということを彼女に知らしめていたのである。

「…」
「…」
普段ならば静かな夜の大広場に、沈黙が戻ってきた。
その大広場に唯一立っていた2人は、目線を合わせず少しうつむいていた。
広場を照らしていた銀の月も、いつの間にか雲をかぶってる。
そして幾分かたった後、クローディアが顔を上げ、静かながらに再び沈黙を破った。
「グレイ…」
グレイはクローディアを見る。
グレイの目にはクローディアのヘイゼル色の瞳が入ってきた。
この広いマルディアスの中でも、代々バファル帝国皇帝の家系の者でしか持たないという、瞳。
グレイの眼の先にあるその瞳はかすかに潤んでいた。
「私、言葉を使わずに、あなたに私の今の気持ちを伝えたい…
でも、どうしたら伝えられるのか、わからないの!
それに、もしも伝える手段を見つけたとしても、
あなたがそれを受け止めてくれるかどうか、それが怖い!」
クローディアの声は先ほどよりもさらに強くなっり、体も震えていた。
だが、この言葉以後、クローディアから言葉は出てず、三度沈黙が広間に訪れた。
だが、先ほどの沈黙とは違った。
2人は互いをただ見つめ合っていおり、銀の月も、再び顔を出してその2人を照らしていた。
278名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:46:25 ID:GIpXSsWo
「…、クローディア。」
今度はグレイの方が静かに言葉を紡ぐ。
そしてクローディアはグレイを見つめながら、彼の言葉に耳を傾ける。
「お前の好きなようにすればいい。
俺はそれを受け止める、それだけだ。
だから、安心しろ。」
グレイはクローディアを見つめる。
その顔はいつも威圧感をかもし出している彼にしては珍しく、
どこか、穏やかな感じがしていた。
ふと、クローディアの足が1歩ずつ動き出す。
その歩みは最初はゆっくりしたものだったが、すぐにそれはスピードを上げ、駆け足となった。
そして彼女の体はグレイに重なった。
グレイは彼女の全体重をただ静かに受け止める。
そのままグレイが反動から体勢を立て直した後、クローディアの顔を見ようとすると、
彼女はそのままグレイの服を強くつかみながら、彼の胸に顔を当てていた。
そしてクローディアはさらに震えだす。
グレイはすぐにわかった。
そして、彼女の背中に自分の手を回し、ただ一言だけ語りかけた。
「お前もよくやった…」

クローディアは、声を殺して泣いていた。
初めて、彼女は人前で涙を流したのだった。
279名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:46:57 ID:GIpXSsWo
しばらくした後、彼らは宿屋コロンボの一室にいた。
パトリックは今回の件で謹慎処分が解かれ、
明日から再び財務大臣として働く準備をする為に、自分の屋敷に戻っていた。
ジャンも同じく、宮殿の親衛隊詰め所にて、徹夜で今回の件の報告書を書くらしい。
吟遊詩人も、メルビルへ帰る途中に寄ったウェイプのPUBにてすでに、
「新しい詩が書けそうです、ありがとうございました。」と言って、勝手に離脱していた。
つまり、宿屋のこの部屋には今、グレイとクローディアの2人しかいないのだ。
そして彼らは今、部屋の中で抱きしめ合い、口付けをしていた。
2人が名残惜しそうに唇を離し合ったときに、2人の唾液が混ざり合った1本の糸ができた。
その糸は蜘蛛の糸のごとく細いものの、窓から差し込む銀の月の光に照らされ、輝いていた。
しかし、その糸も彼らの顔がある程度離れ合うと「ぷつッ」と途切れてしまった。
そのまま2人は同時に全身の力を抜き、後方にあるベッドへと倒れこんだ。

グレイはクローディアのその長い髪を撫で上げた後、再びクローディアに唇を寄せた。
そして、そのまま首筋へとゆっくり手を持っていき、愛撫をする。
その手はいつもはめているグローブはなく、筋骨に覆われた大きな素手があった。
しかしその愛撫は以外にも、いつも無愛想で、戦いばかりに身をおいている人のものとは思えないほど、
その硬い手がやわらかく感じるぐらいに、優しいものだった。
その意外にも優しい愛撫に、クローディアは必死に声を上げないように我慢する。
「我慢する必要はない、出したければ出せ。」
気にしたグレイがそう言うも、それでもクローディアは声を堪える。

グレイは自分の手を今度はクローディアの胸へと持っていく。
彼女の胸はかなり豊かで、彼が今までであった女性の中でも、一二を争うぐらいの大きさであった。
彼はその豊かな乳房を服の上からゆっくりと揉み解す。
クローディアの表情は多少歪むも、まだあまり変わらない。
そのままグレイは服の中へと手をもぐらせ、直に彼女の乳房を揉む。
そしてクローディアのその大きな乳房の中心にある乳首を優しく摘み、こねた。
さすがに応えたか、彼女の顔が一気に歪んだ。
グレイはそのまま休まず、彼女の秘部へと直接手を進め、ゆっくりと周りを撫でる。
クローディアが彼を握る手がさらに強くなった。
それでもクローディアは声を上げずに堪えきった。
「なぜ、お前はそこまでして我慢するんだ?
俺は別に我慢しなくてもかまわないと言ったはずだが。」
グレイはクローディアに問いかける。
クローディアは息を多少乱しながらも彼に強くしがみつきながら答えた。
「私…は…、そこ…まで…、弱…い…ひ…とに…、見られ…た…く…、ない…か…ら…」
多少あきれながらも、グレイは彼女の服を脱がし、自らも服を脱ぎ捨てつつ、
身に着けていた古い刀も、脱ぎ捨てた服のそばに置いた。
280名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:47:28 ID:GIpXSsWo
クローディアの裸体は、まるでエリスやアムト、ニーサなど、
マルディアスを支えてくれている女神のごとく美しかった。
戦いで受けた傷が多少見受けられるものの、それらはすべて浅い物だけで、
一生体に残ってしまうほどの深い傷は、どこにも見受けられない。
それに対し、今まで多くの戦いに身を晒していたグレイの裸体には、無数の傷が刻まれていた。
浅い傷や深い傷、古い傷に新しい傷…
確かに、彼女と出会う前に負ったと思われる傷も見受けられるが、
彼女は、ごく最近受けたと思われる生々しい傷を見ると、
いかに、彼が自分のことを護ってきてくれたのかということ、戒められた。
それはまるで、いつか吟遊詩人が彼らに語っていた、
皇女であるクローディアの遠い祖先にあたる、バファル帝国皇帝レリアIV世と、
彼を護衛していた女戦士、ローザ・ライマンと同じような関係にも見えた。
だが彼らは、この2人とは決定的に違った関係を結んでいたのだった。

先ほど彼女の秘部を愛撫したときに、すでにそこが濡れているのをグレイは確認していた。
そして、再び指で軽く触れて確認すると、
その指と彼女との秘部との間に、先ほど彼らが唇を寄せ合ったときにできたような糸があった。
「挿れるぞ。」
グレイのその短い問いに対して、クローディアは頷いた。
そしてそのまま、自身の一物を握りながら、彼女の秘部へゆっくりと挿れ始めた。
グレイは彼女の顔を見ながら、躊躇なく深々と腰を入れ続け、ついには2人は重なった。
ここでようやく、グレイはクローディアとつながっている部分を見る。
そこからは赤々と血が流れていた。
やはりな、とグレイは思った。
自身の今までの人生の9割を、老婆や森に住む生き物達と共に迷いの森で過ごしていた彼女だ。
男を知らない処女であるという想像は簡単にできる。
「痛くないか?」
グレイは再び問いかける。
「確かに…、痛いわ…」
彼女は否定しなかった。
しかし、その表情は苦痛にまみれたものではなく、とても穏やかなものだった。
「でも…、悪くない痛みよ…」
微笑みながら、クローディアは続けた。
その様子を見て、グレイは多少安心したようだった。
281名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:47:59 ID:GIpXSsWo
『俺は、皇女であるクローディアと、ずっとこのままの関係でいていいのか…?
彼女はいつか、帝国の皇女としての生活を送る道を選ぶかもしれない。
それを考えると、例え彼女が大丈夫だと言っていても、
彼女をこのまま孕ませてしまうかもしれないという危険に、
本当に晒しても良いのか…?』

しかし、その問題はすぐに先ほどの想いでさらに上書きされた。
グレイは金銭や権力、世間体などに左右されない、独自の価値観を持っていた。
その特殊な価値観は時に、彼の力を事の善悪を問わずに振るわせていたのだ。
そして、彼の価値観が今、彼に下した決断はこうであった。

『帝国や皇女など、そんなもの、今の俺と彼女には関係ない…
クローディアは…、俺にとってみれば唯の、クローディアという女性だ!』

そう決断したとなると、彼はすぐにクローディアに口付けをし、自身の舌を彼女の舌に絡ませた。
口腔も、性器も、体温も吐息も脈動もぬくもりも気持ちも、
2人のすべてが、重なり合い1つのものとなった。
彼と1つになった途端、クローディアの膣壁が、
今まで以上にものすごい勢いで、彼の一物を締め上げ始める。
それに答えるように、グレイの動きもさらに速さを増す。
ここから、2人は一切語らなくなった。
今の彼らは、言葉ではなく、別の手段を用いて互いの気持ちを通わせあっていたのだった。
互いが互いを刺激し合い、激しく互いを欲し、互いが想いを寄せ合い、
そしてそのまま2人は…
282名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:48:31 ID:GIpXSsWo
部屋にはベッドが2つ。そのうち1つはまったく使われていなかった。
そして、もう一方のベッドでは、グレイとクローディアの2人が裸で抱きしめ合っていた。
クローディアの秘部からは、グレイが彼女の中で撒いた子種と、
先ほどまで、彼女が処女であったという証の血が少しだけ、あふれ出ていた。
「何を考えているんだ?」
グレイがクローディアにささやく。
「私が、シェリルと最後に会ったときに、彼女に言われたことを思い出していたの。」
シェリル…、彼らが旅先のPUBでであった謎めいた女性であり、
その正体は、闇の女王として恐れられた、悪き三柱の神の一柱であるシェラハであった。
記憶をなくし、自分のせいで他人が不幸になると思い込んでいた彼女から、
2人は、彼女が見てきた様々な不幸な話を聞いていたのだ。
その中の一つとして、彼女がシェラハとして覚醒する直前に、
彼女がクローディアを見て、思い出した話があった。

…帝国のとある貴族の娘の話。
  身分違いの恋が実らず、憤死していったという…

「私は…、このままあなたと一緒にい続けることができるのかしら…?」
クローディアは不安げになっていた。
グレイもまた、彼女と交わっている途中に、彼女との身分の違いという問題が頭をよぎっていた。

しかし、すでに自分の価値観で進んでいる彼は、彼女に対してこう呟いた。
「お前は、運命に負けずに、自分の道を歩むんじゃなかったのか?
ディステニーストーンや打倒サルーインなどといった、
くだらない運命に立ち向かおうとしているのなら、
その程度のことで音を上げてどうする?」
グレイは、クローディアがシルベンと交わした約束を掘り返しながら、
自身にも、同じようにそう言い聞かせていた。
グレイもクローディアと同じように、シェリルからこのような話をされていたのだ。

…リガウ島の有能な将軍の話。
  大切な国を守る為に強い武器を求めるも、それ武器で守りたかった国を滅ぼしてしまったという…

それはまさに、グレイがクローディアに出会うほんの少し前に手に入れた、
今、服のそばに置かれている古刀の、以前の持ち主のことを言っているかのようであった。
そして、前の持ち主のようにこの刀に操られるがまま、自身が護るべきもの…、
自分の腕の中で、今抱きしめているクローディアを自ら殺してしまうのではないか、
という不安が、グレイの中には少なからずあった。
だが、グレイの屈強な精神力は、その不安に屈しようとしなかった。
283名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:49:06 ID:GIpXSsWo
「俺も、自分の道を歩んでいく覚悟だ。。
誰かが決めた運命に、簡単に『はい、わかりました。』といって従うのは、俺は御免だからな。
自分の道は、自分で決めさせてもらう。
そしてどうやら、しばらくその道は、お前の道と重なっているようだ。
いつまでその道が重なっているか、俺にはわからない。
だが、お前と道が重なっている間は、約束どおり、俺は必ずお前を護り通す。
たとえ、誰が何を言おうとも、俺たちの前に立つ敵が誰であろうとも、な…」
クローディアを抱くグレイの腕に、一瞬力が入る。
「グレイ…」
クローディアはそれっきり黙り込んで、彼に抱きつきながら、そのまま寝息を立て始めた。
グレイは彼女の安らかな寝顔をしばらく見つめた後、
自身の身に着けていた古刀へ振り向いて、睨む。
いつも自身に語りかけてきているその古刀は、このときに限って何も語ってこない。
その後、彼は再び彼女の方へ向き直して、
彼女と共に久しぶりに、安心して深い眠りについたのだった。

窓の外では、エリス神とされる銀の月が、
彼女の腕のムーンストーンが発するものと同じ、白銀色の輝きを魅せながら、
これから大きな運命に立ち向かおうとしている恋人たちを、静かに見つめていた。


 -了-
284名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:52:39 ID:GIpXSsWo
以上、投下終わり

とりあえず話の中にはいろいろと没会話を使ったり、
シェリルの不幸話も2人分取り入れたりしてみてたが、
全体的に強引な展開が多々あったかもな
それにエロ部分がそんなうまく書けていないかもしれん
これからうまくなればいいかもしれないが、果たしてどうなるやら…
285名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 01:00:52 ID:GIpXSsWo
あ、>>280>>281の間が1つ抜けてたwww


「では、動くぞ。
悪くない痛みならば、手加減するつもりはないが、かまわないな?」
再び彼女は頷く。
それを見てから、グレイはゆっくりと自身の腰を動かし始める。
彼の腰が深々とクローディアに打ち込まれるたび、彼女の顔が歪む。
それでも、グレイは先ほど確認を取った通り、手加減をせずにその運動を続ける。
「…、ぅっ…! …、ぁっ…!」
ようやく、少しずつながら彼女の口から声が漏れ始める。
「…、グ…レイ…」
「どうした…?」
グレイがすぐに応ずる。
「わ…たし…に…、うくッ…!
お…お…い…、かぶ…さっ…て…」
すぐにグレイは自身の体を彼女に覆い被らせる。
それに反応するかのように、クローディアは腕を彼の後ろに回し、抱きつく。
そしてグレイは、彼女に覆い被さったことにより、動きやすくなった腰をさらに速く動かす。
「んふッ…、はぁッ…、ひゃぁ…、あッ…!」
甘い声が、クローディアの口からさらに溢れ出た。
グレイは彼女の声から、彼女が痛みだけでなく、快楽も感じてきていることを確信した。
2人は互いの性器の擦れから来る感触だけでなく、互いの体温や体重、吐息や脈動、
そしてぬくもりなどを感じあっていた。
そして、2人はいつの間にか、このままつながっていたいと想い始めていた。
クローディアはそれと一緒に、これからも彼に支えてもらいたい、と想いながら…
グレイもそれと一緒に、これからも彼女を最後まで護り通したい、と想いながら…

クローディアが、苦痛と快楽の中から必死になりながらも、彼に対して耳打ちをした。
「わた…し…、だい…じょ…ぶ…、だか…ら…、そのまま…、なか…に…、
キ…ス…、んくぁッ…!
しなが…ら…、おね…が…い…!」
グレイがその言葉を聞くと、彼の中で先ほどまで想っていたことが、
ある問題によって塗りつぶされそうになった。
286名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 02:28:38 ID:JIi51r9q
初エロとは到底思えませんな
ご馳走様でした
さて、皆口ボイスでもう一度読み直すとするか
287名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 06:49:29 ID:ZgPdq/ZF
とってもGJ!
ミンサガはやっていないけど、自然に文章にのめり込めたよ。
288名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 08:07:42 ID:rKEnOs8o
おお、投下が!GJです
キャラが全然壊れてないのがよかった。シチュもイイ
初とはおもえんので文才を分けてくれw


289名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 22:12:04 ID:LReJEICW
グウウウウウウウジョオオオオオオオオブ!!!!!!!!!
290名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 23:05:45 ID:6oDhoqTE
>>289
近所迷惑だよジャン
291名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:29:05 ID:h4FQYzIm
GJ
ボツ会話ネタがいい感じに組み込まれてて面白かった
292名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 10:48:44 ID:/oxgwvgY
アメリカ上陸のハリケーンの名前が「グスタフ」な件。

グスタフの烈風剣でパンチラ、ブラ透け大量発生だ!
293名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 12:56:30 ID:yfnaZ+06
クローディア×ミリアム→ダーク
なぜダークかというと、グレイ・ガラハドは普通すぎる…かといって他に思い付かない…ということで、
適当にあてがいました。ひろし好きなので、野原的な意味で。
妄想だけは逞しいのですが書くのは苦手で…。耐えられれば読んでください。
↓↓↓



ミリアムはクローディアにとって、初めての友人と呼べる存在だった。
ただ二人の女同士、クローディアとミリアムはいつも多くの時間を一緒に過ごす。
普段は勝気に振る舞っている彼女だが、旅を始めたばかりの頃はいつも世話を焼かれていた
クローディアにとっては、ミリアムは明るく利発な唯一無二の親友であったし、
彼女もそう思ってくれていると感じていた。
旅を続け、大きな運命の流れに巻き込まれていく内に、クローディアとミリアムの関係も深まっていった。

ある時クローディアは、ミリアムが度々仲間の一人であるダークを目で追っていることに気が付いた。
「ダークがどうかしたの?」
「えっ、あ、えーと…」
クローディアが尋ねると、ミリアムは下を向いて口篭ってしまう。
「実は…、絶対内緒よ!クローディアにだけ言うんだからね!」
そう念を押すと、ミリアムは仲間の男三人から少し離れた場所で、クローディアの耳元に囁いた。
「実はあたし、ダークのこと…」
その告白を聞いたときから、クローディアの胸は微かな痛みを持ち始めた。
ミリアムの恋心を友人として応援してあげるべきなのだろうと思う。
しかしどうしても、素直にそのような気持ちにはなれなかった。
自分が一番近くにいると思っていたのに…。
294名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 12:57:27 ID:yfnaZ+06
「ねえ、寒いから一緒に寝てもいい?」
バルハラントの村の宿で、ある夜ミリアムがそう声を掛けてきた。
クローディアは断る理由もなく、彼女を自分のベッドに招き入れる。
「あったかーい!やっぱ寒いときは人肌ねー」
そう言ってミリアムはクローディアの体に抱き付いた。
女友達同士の他愛無い行動だが、クローディアは柔らかく肌の触れ合う感触に、
思わずどきりとしてしまう。
「あ、ねえ、今日ね、」
寝ようとする様子もなく、ミリアムは口を開いた。
寒いというのは口実で、単に話がしたかっただけなのかもしれない。
うん、とクローディアが相槌を打つと、ミリアムは話を続ける。
「洞窟に入ったでしょ、その時あたし思いっ切り滑っちゃって。
そしたらダークが後ろから抱き止めてくれたの!もうあたしドキドキしちゃって…」
そういえばクローディアの背後で、そんなことが起こっていたような気もする。
洞窟を探索していればよくあることだったが、ミリアムにとっては特別なことだったのだろう。
頬を赤らめて語るミリアムは、とても可愛らしく見えた。
「そうなの、よかったわね。」
「うん!ダークって無愛想だけど結構優しいよね。この前も…」
言いかけたミリアムの手を、クローディアはきゅっと握る。
「ん?どうしたの?」
言葉を止めて首を傾げるミリアムに、クローディアは言った。
「彼が優しいのはあなただけよ。きっと彼もあなたのことが好きだと思うわ。」
「え、そ、そんなことないわよ…」
ますます顔を赤らめて、言葉では否定しながらもミリアムは嬉しそうに微笑む。
その頬に、クローディアは軽く唇を当てた。
「ちょっ、クローディア!?」
「ミリアム、今のあなたすごく可愛い。」
戸惑うミリアムの上に覆いかぶさるように体を起こして、クローディアは握っていた手に力を込める。
「目を閉じて、彼の手だと思って。」
そう言ってクローディアは、今度は唇に口付けた。ミリアムの体が緊張する。
「彼にこうされたいんでしょう?」
クローディアが囁くと、ミリアムは少し躊躇いながらも目を閉じた。
295名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 12:58:17 ID:yfnaZ+06
クローディアはミリアムの唇に触れると少し開かせ、深く口付けた。
「ん、んん…っ」
口内を舌で侵しながら、ミリアムの寝衣の裾に手を入れる。
しっとりとした皮膚を優しく撫で上げ、胸の膨らみに辿り着くとそれをやんわりと掴んだ。
「ん、ク、クローディア、やっぱり…!」
行為が進んでくると躊躇いが生じたのか、ミリアムはクローディアの唇から逃れて声を上げる。
「クローディアじゃないわ。さあ、目を閉じて、彼のことを考えて。」
「ダーク…」
「そうよ。」
男の名前を呟くミリアムの瞼に、手を当てて閉じさせると、クローディアは再び乳房に触れた。
撫で擦りながら、もう片方の手で裾をたくし上げ、露出させると唇を寄せる。
「んっ」
乳首を舐め上げると、ミリアムの胸がびくりを跳ねた。
きっと彼女の頭の中では、あの男にそうされていることになっているからこその反応なのだろう。
嫉妬を感じながらも、そこにつけ込んでいるのだから仕方ない。
クローディアは乳房を揉みしだきながら、そこを強く吸った。
「ふ…は、あっ…!」
舌先で転がしたり、押し潰す度に、ミリアムは息を吐き体をよじらせる。
(ミリアム、綺麗だわ…)
その声や姿に、クローディアの胸は熱く焦がれた。
この体にあの男が触れると考えるだけで、許しがたい気分になる。
今までミリアムが何人かの男と恋をしたことがあるのは知っていた。
彼らと抱き合ったことがあるのも知っている。
しかし彼らは、結局ミリアムを傷付けて去って行ったのだ。
きっとあの男も彼女を傷付ける。
ミリアムが悲しむところなんて見たくない!
クローディアはミリアムの硬くなった乳首を摘み上げると、強く摩擦する。
「あっ…んん、はぁ…!」
しかしこうして頬を染めて喘ぐミリアムの頭の中は、今まさにあの男のことで満たされているのだ。
その事実がクローディアの喉の奥をぐっと苦しくさせた。
296名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 13:00:12 ID:yfnaZ+06
クローディアはミリアムの胸を責めていた指を、彼女の脚の間へと移動させた。
ミリアムははっとして一瞬脚を閉じたが、クローディアの手の平に視界を塞がれて力を緩める。
下着の上から秘所に触れると、布が湿っているのが分かった。
クローディアは嬉しいような悔しいような、複雑な気持ちになる。
柔らかい肉に指を沈めて撫で上げ、ミリアムが反応する場所を見付けると、ぐっと押し潰した。
「あっ…!」
「ここ?」
クローディアが耳元で囁くと、ミリアムはこくりと頷く。
そこを布の上から強く上下に擦ると、彼女の腰にぐっと力が入った。
「あ、ん、あっ…あぁ…!」
彼女の体が急激に高ぶっていくのが分かる。
湿っていただけの布に濡れた部分が現れたのを見ると、クローディアは下着に手を掛けた。
ミリアムの細長く伸びた脚からするりと抜き取ると、膝を掴んで脚を開かせる。
「あ、や、やだ…」
恥ずかしがりながらも緩い抵抗しか示さないミリアムの秘所に、クローディアは唇を近付けた。
濡れたそこを指で優しく開き、赤く膨らんだ肉芽を見付けると舌先でつつく。
「ぅん…っ!」
ミリアムの腰がびくりと跳ねる。愛液の溢れる入り口から大きく舐め上げながら、
時折舌先を肉芽に当てると、その度にびくびくと反応した。
「あっ…あ、あ…」
「気持ちいい?」
「う…ん、…あっ、あぁ!」
クローディアが舌先で肉芽を強く捏ね始めると、ミリアムは一際高い声を上げた。
「あぁっ、はぁ…あ…ああっ!」
呼吸を乱しながら、快楽を持て余して腰を捩じらせる。
その姿に刺激されて、クローディアは舌で肉芽を苛めながらも、入り口に指を沈めていった。
中は熱く濡れていて、弾力のある肉がクローディアの指を柔らかく圧迫する。
一本収まると、もう一本指を増やして、ミリアムの中を開いていく。
二本の指が入ってしまうと、クローディアは秘所から唇を離して、指を動かし始めた。
「ほら、彼の指だと思って…」
「ん、あ、あぁ…」
囁きかけながらゆっくり指を出し入れすると、とろりと愛液が溢れた。
わざとくちゅくちゅと水音を立てながら、少しずつ指の動きを速めていく。
「聞こえる?すごく濡れてるわ。」
「やっ…だって…あ、あっ…!」
クローディアが指が激しさを増していくごとに、ミリアムの呼吸も荒くなる。
出し入れしながら左手の親指で肉芽を刺激すると、ミリアムはぐっと体を反らせた。
297名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 13:01:40 ID:yfnaZ+06
「あぁっ!あっ…やっ、ああ!」
肉芽を容赦なく捏ね潰し、内壁を激しく擦り上げるといよいよミリアムの体が上り詰め始める。
「あっ、あ…いや、あぁ…ダーク…っ!」
激しい快楽の中で、ミリアムは恋焦がれる男の名前を呼んだ。
自分がそうさせているのは分かっていても、それを聞いたクローディアの胸はまた苦しくなる。
泣き出しそうな声で男の名前を繰り返すミリアムに、クローディアも縋り付いて同じように彼女の名前を呼びたかった。
それでも女であるクローディアの体は、彼女を抱き締めながら気持ちよくしてあげることはできない。
男であればよかったのにと思いながらも、女でなければここまでミリアムを愛しく思うこともなかったとも思う。
もし普通の町の娘として生まれてくれば、ミリアムともお互いに恋人を持って、普通の友達になれていたのだろうか。
人生の殆どを森の中で過ごして来たクローディアにとって、ミリアムの存在は大きくなり過ぎていた。
「あ、だめっ…いく、あっあっ、あぁあっ!」
ミリアム腰が浮き上がり、大きくびくりと震えて、彼女が達したのが分かった。
中が小刻みに痙攣するのがクローディアの指に伝わってくる。
それが収まっていくのに合わせて、指の動きを緩めた。
やがて彼女の呼吸が少しは落ち着きを取り戻すと、クローディアは濡れた指を引き抜く。
「ミリアム、すごく綺麗だったわ。」
「クローディア…」
何か言いかけたミリアムの口を、クローディアは口付けで塞いだ。
「おやすみ。」
ミリアムに毛布を掛けてやると、自分も毛布を被って目を閉じる。
彼女は毛布の中で寝衣と下着を元通りに直すと、黙って部屋を出て行った。
(もう今までのようにはいられなくなってしまうかしら…)
その音を聞きながら、クローディアは思った。
今夜の行為をミリアムがどう受け止めたのかは分からなかったが、友人としての一線を越えてしまったのは事実。
きっとこれまで通りには接してくれないだろうと思うと、息苦しいほどに胸が痛んだ。
(自分でしたことなのに…わたし、勝手ね…)
カチャリと扉の開く音がしてミリアムが戻ってきた。
彼女はクローディアのベッドに入って来ると、体を寄り添わせて横になる。
やがてミリアムが寝息を立て始めた時、クローディアの閉じた瞼から涙が零れた。



↑↑↑
お粗末さまでした!
298273:2008/09/04(木) 02:09:26 ID:c08wT995
おぉ、グレイ×クローディア物を書いたんで投下しようとしたら、
クローディア×ミリアム物が投下されてたか
GJ、ご馳走様でした



さて投下物の方は、>>273の続き(といってもこの2つの間はかなり空いてるけど)で、
サルーインとの決戦前夜というシチュで書いてみた
本当は最初、3のユリアンとエレン物を書こうとしてたんだが、うまくまとめられなくて、
とりあえずこっちに戻してみたら強引ながらもできちゃったというwww
やっぱ俺はこの2人に愛があるんだろうな…

今回も前回と同じく、長めなのでご了承ください
ただ、前回と違って会話パートよりもHパートが多め
では、投下開始
299名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:10:05 ID:c08wT995
「あなたは、サルーインとの戦いが終わった後は、どうするつもりなの?」
バファル帝国内のとある宿屋にて、備え付けの机の上で、自身が振るう刀、
鬼神刀の手入れをしていたグレイに対し、不意にベッドの上にいたクローディアが問いかけてきた。
「さぁな、特に決めてはいない。
ただ、お前と出会う前のように、気ままに放浪するのだろうと思うがな。」
そっけない感じがするも、今までの彼ならば答えないであろう問いに対して、彼は答えを返した。
それに対し、クローディアは「やっぱり…」といった感じの顔をして、少しうつむいた。

現在、グレイとクローディアは2人きりで行動をしていた。
サルーインが元の力を取り戻し、完全に復活するとされる日まで、マルディアスの暦で1ヶ月半、
日数に変えると30日を切ったとき、グレイの提案によって最終決戦に臨む前に、
1ヶ月間、各々が自分のしたいことをやっておく、という時間を作ったのだった。
グレイとクローディアは、この機会に共に帝国を巡りながら、今までの出来事を振り返っていたのだ。
しかし、時間は気がつけばどんどん過ぎていくものであり、残りの日数も少なくなっていた。
そして、ちょうど、明日ここを発てば、集合場所であるイスマスへ、
解散からちょうど1ヶ月が経過する、約束の日に到着できる計算で、この宿屋に泊まったのである。
そう、2人にとって今夜が、いわゆる決戦前夜となっていた。
しかし、その決戦前夜にこのように全て終わった後のことを話すのは、あまり良いものではない。
「それにしても、こういう話題は、悲惨な結末に終わることを予見するだろうということで、
こういった場面では避けるのが普通なのだが、何故、そんな事を聞く?」
グレイがクローディアのうつむいている顔を見ず、鬼神刀の手入れをしながら返す。

「私…、帝国の皇女として、運命と向き合って生きてみようと思うの。
私を生んでくれた人がどんな人か、それも知りたい気がする…
それに、私はもう、森に帰ることもできないから…」
うつむいているクローディアから出てきた言葉に、グレイの鬼神刀の手入れをしていた手が止まった。
彼の顔は一切変わらないものの、心の中はかなり揺らいだようであった。
クローディアが皇女としての道を歩む、それは即ち…
「でも、その道を選ぶということは、
これからも自由に生きようとしているあなたとは、別の道を歩まなければいけない。
そうなると、あなたとは別れなければならない。
だから…」
「だから、サルーインとの戦いで、俺達が死のうが生きながらえようが、
今夜が、俺達にとっては最後の夜となる…、そういういうことか。」
グレイが間髪いれずに、静かに彼女の続きを口にした。
その言葉を出した以後、2人は黙り込む。
しばらくして、グレイは鬼神刀を鞘に納めて机の上に置き、クローディアのベッドへ寄る。
そのまま、うつむいている彼女の顔を優しく持ち上げて、そのまま唇を寄せた。
そして、口付けをしながら、2人はベッドの上で体を横にした。
300名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:11:02 ID:c08wT995
2人はいつの間にか、互いに服を脱いで、愛撫をし合っていた。
この宿屋は今、グレイとクローディアの2人しか利用客はおらず、
経営者が居住しているフロアも、2人の部屋からは遠い上に階層も違う為、
2人は周りをあまり意識せずに、互いの体を貪り合えたのだった。
そして、ある程度愛撫をした2人は体を持ち上げて、
そのままクローディアは、その豊かな双丘でグレイの一物をはさみ、こすり始める。

メルビルにて初めて体を重ね合わせて以降、彼らは他のメンバーに気を遣いながらも、
事あるごとに体を重ね合わせてきていた。
回数を重ねる度に、段々と経験の浅かったクローディアはその行為に慣れていき、
最初は少々気恥ずかしくてためらいがちだった行為も、
今ではそう感じていても普通に行えるようになっていた。
今行っている行為も、クローディアは最初こそはためらっていたものの、自身の体において、
最も女性として目立つものであり、なおかつ他の女性よりも豊かとされるこの乳房を、
このように使って、彼を悦ばせられるという事を知った後は、
あまり躊躇せずにこれを行えるようになったのだった。

クローディアは胸でこするスピードを速め、より大きく動かす。
それによって押し寄せてきた快楽によって、程なくしてグレイは彼女の胸で果てた。
彼が吐き出した子種を、クローディアは手のひらでその暖かさを感じ、胸全体に伸ばす。
しかし、その暖かさを実感していると、彼女の心の中に『今夜が最後なんだ…』という事実が、
胸全体に彼の子種を伸ばしたように広がってきた。
その事実は彼女の顔に少し表れていた。
その顔を見たグレイは、何も言わずに彼女を押し倒した。

グレイは、少々アレンジをした腕力法で、一気に自身の一物に活力を取り戻させた。
そしてベッドの傍に置いてある、最近エスタミルで開発されたというゴム製の避妊具を一物に付けた。
彼は初めて彼女と交わった時を除き、ずっとこれをつけて彼女と体を重ねていた。
それは、帝国の皇女を孕ませないように、という事よりも、
サルーインとの戦いに身をおいている最中に、もしも彼女が妊娠してしまったら、
貴重な戦力である彼女を、戦線から離脱させざるを得ないという事態になるので、
これを避ける為であった。
そして、特に今の時期は、彼女にとって『危険な日』にあたる時期であった。
その為、彼は今夜もこれをつけてから、彼女の膣に自身の一物を挿れ始めたのだった。
だが、その感触はゴムの膜が互いの接触を邪魔しているが為に、
クローディアにとっては、快楽やぬくもりなどが半分奪われているように思えるのである。
それでも、彼女は彼の肌やぬくもりなどを感じることができていたので、
今まで、これを付けて体を重ね合わせることを許していたのである。
301名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:11:43 ID:c08wT995
しかし、自分達にとって最も大事な夜になるであろう今宵も、この避妊具をつけて交えることに、
クローディアは大層不満を持っていた。
もちろん、彼女はグレイの想っている事を理解していないわけではない。
今、自分にとって『危険な日』なのも彼女は分かっている。
だが、クローディアは、
『今夜だけは絶対に彼の子種を、例え彼の子を身篭ってでも、この身で全て受け止めたい…』
と、グレイとの交わりから生まれる、避妊具によってその半分を失っている快楽の中でこう思っていた。
彼女はグレイの前で、半分失われた快楽から甘い声を上げる。
「んくっ…、はぁ…、ああぁ…」
グレイは腰を動かすスピードを上げる。
「グレイ…、もぉ…わたし…、んんっ!」
「あぁ…、我慢せずにイけ!」
グレイの一物が、クローディアの子宮の入り口を力強く突くのと同時に、彼女は果てた。
そしてグレイも、彼女の膣の締め付け具合でそれを確認すると、自身の子種を吐き出した。
…彼女の子宮へではなく、避妊具の頭部分に作られている空洞へ。

クローディアは、彼の子種が自分の子宮に入ってこないのに対して、空腹感に似たものを感じた。
そしてそれは、彼女の女としての本能や彼に対する想いとと結びついた。
彼の子種が欲しい…、彼に自分を汚して欲しい…、彼の子供を孕みたい…、彼だけの女になりたい…
だが、『皇女として生きる以上、身分の違う彼の子を身篭っていいはずがない』という思いが、
彼女の中に皇女として生きてみようと想い始めた頃からあり、それが彼女に葛藤をもたらしていた。
そしてその思いは、もし彼の子供を身篭ったら、
そのときこそ帝国は自分だけではなく、彼や、自分達の子供を許すわけがなく、
その事実を力ずくでも消そうとするだろう、という『恐怖』を彼女の中で生み出し、
その『恐怖』が、彼女の欲望と希望という二つの望みに影を落としていたのだった。
落としていたのだった、が…

グレイが、彼女から一物をゆっくりと引き抜き、その一物につけていた避妊具を取る。
その中には、彼が先ほど吐き出した子種が溜まっていた。
あれさえなければ、クローディアの子宮の中に入ってくれていたはずの子種…
自分を白く汚してくれたはずの子種…
彼の子供を孕ませてくれていたはずの子種…
自分を彼だけの女にしてくれていたはずの子種…
この世で最も愛している人の子種…

それを見たクローディアの中で、一つの箍が音を立てて外れた。
302名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:12:29 ID:c08wT995
グレイが、先ほど使った避妊具の処理を済ませ、ベッドに乗って次の避妊具を取り出そうとした瞬間、
クローディアは彼を押し倒し、馬乗りになった。
「ク、クローディア…!?」
突然の出来事にグレイは驚いた。
今までクローディアは、彼と体を重ね合わせていたとき、ずっと彼に身を委ねていたのだった。
それが突然彼女から行動を起こしたのだった。
普段、異常な出来事にもあまり驚かないグレイも、愛するものの変わり様にはさすがに驚いた。
グレイが、とにかく何故こうなったのかを知る為に、彼女に聞こうとしたとき、
クローディアが、馬乗りになったまま彼の性器と自身の性器をこすり合わせ始めた。
彼女の積極的な動きによって、すぐに彼の一物は大きく膨らんだ。
クローディアはそれを確認すると、自身の膣に彼の一物を刺し込み、激しく動き始めた。
無論、避妊具をつけずに。
グレイは突然の出来事にただ唖然とし、なす術もなく体を彼女に委ねていた。
彼女の動きはかなり激しく、普段はポーカーフェイスなグレイの顔も、多少歪んでいる。
グレイが必死になりながら、ようやく言葉を発した。
「ク…、クローディア…、一体…どうした…?」
しかし、クローディアはその問いにまったく答えず、彼の名を何度も呼びながら腰を激しく動かす。
「グレイ…、グレイ…、グレッ…ぅぐあぁぁっ!!」
不意にクローディアの膣が彼の一物を激しく締め上げる。
それに反応して、グレイの顔がさらに歪んだ。
「クローディア…、このままの勢いだと長く持たんぞ…
早く退くんだ…!」
グレイが多少声を荒げて警告する。
それに対してクローディアがようやく反応を見せた。
しかし、それはグレイが予想していたものとは真逆だった。
「イヤ…、はなれ…たくない…、イヤ…、イヤ…」
普段の彼女ならば、この問いかけてすぐに我に戻り、事の重大さを理解して退くと思っていたが、
彼女は退くどころか、それを拒んだのだった。
そして、何度も離れる事を拒絶する言葉を呟く彼女の目には、いつしか涙が浮かんでいた。
それを見てグレイは何かを悟ったか、彼女の名を言おうとしたが…
「クローディ…、うぐっ!!」
彼女の名を全部言い終わる前に、彼は彼女の中で果てた。
クローディアの子宮に、彼女の念願であった愛する者の子種が注がれていった。
子種が注がれていく感触によって、彼女も彼と体を重ね合わせた中でも、一番激しく果てた。
「っああぁぁ……!!!!」
大きく体を弓なりに沿らせた彼女は、悲鳴にも似た大きな甘い声を出した。
しばらくして彼女の体が、グレイの体に覆い被さった。
彼女の息は激しく乱れるも、その手はしっかりと彼の腕をつかんでいた。
303名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:13:22 ID:c08wT995
「クローディア…、どうして退くのを嫌がった…」
震えているも、多少落ち着いてきた彼女に対して、グレイが理由を聞いてきた。
理由は彼にも想像がついていたが、それが何であれ、孕む危険性が高いのに中に子種を出したのは事実。
クローディアとグレイは大変な過ちを犯してしまったのだった。
しばらく沈黙が続いた後、クローディアがようやく話した。
「…、怖かった…
このまま、何も残さずにあなたと別れるのが…、怖かった…」
震えながらも彼女の手がさらに強くグレイの腕を握る。
「私は…、確かに皇女として運命と、宿命と向き合って生きていきたいと思ってる…
でも、それと同時に、あなただけの女であり続けたいとも思ってた…!
だけど、どっちもなんてことは、絶対に許されないから…
だから…、だから…」
またしばらくクローディアから言葉が出てこなくなった。

しかし、グレイは彼女の中に、断固たる『覚悟』があったことを感じていた。
どんなに周りに反対されようが、2人が愛し合った証を、
丁度、グレイが約束に則りクローディアを護り通したように、それを護り通していくという『覚悟』…
その『覚悟』を感じた瞬間、グレイは今まで自分の中にあった、
彼女を孕ませることによって、自分達と自分達の子供に降ってくるであろう災厄に対する『恐怖』と…、
絶対自由を心情にして、後悔せずに自分の好きなようにやってきていた彼ですら感じ、
その存在を否定するためにも、今まで向き合おうとしていなかった『恐怖』と、
初めて真正面から向き合ったのだった。
そして、彼女の『覚悟』に背を押されながら、グレイはその『恐怖』を自身に屈服させたのだった。
「だから…、私達が愛し合ったという、その証だけは…
それだけは…、残してほし…」
クローディアが、沈黙を破って再び語り始めたが、
それをすぐにグレイは、彼女の手を振るきりながら抱きしめることによって中断させた。
そして、腕の中にいる、突然の抱擁に驚いている彼女に対して囁いた。
「お前は、俺の女だ…
いや、俺だけの女だ…
帝国やら貴族やら、とにかく誰にも文句は言わせない…
お前が望むなら、徹底的に孕ませてやる…
お前を全部、俺で染め上げてやる…
お前を…」
彼女を抱くグレイの腕に力が入る。
クローディアは相変わらず震えながらも、彼の腕を再びつかんだ。
こうして、グレイもクローディアと同じように『覚悟』を決めたのだった。
304名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:14:24 ID:c08wT995
互いに『覚悟』を決めてからというものの、グレイもクローディアも、互いに自重しなかった。
グレイはクローディアを孕ませる為、クローディアもグレイに孕まされる為、
グレイはクローディアを汚す為、クローディアもグレイに汚される為、
グレイはクローディアに証を残す為、クローディアもグレイに証を残してもらう為、
互いを激しく貪りあい、汚し合い、愛し合った。
これをもう、7、8回ぐらい繰り返した。
彼女の子宮はすでに、彼の子種で真っ白に染め上げられていた。
すでに、クローディアがグレイの子供を身篭らない方がおかしい程であった。
しかし、それでも互いに満足していなかった。
これだけでは、証はまだできない…
まだ孕み足りない…、まだ汚し足りない…、まだ愛し足りない…
もっと、もっと、互いを欲さなければ…

2人は丁度互いに背を起こし、座りながらしがみつき合う体勢で動き合っていた。
クローディアの口からは、普段の彼女からは想像できないような、過激な甘い声が出ていた。
グレイも、普段感情を見せない彼とは別人のように、息を荒げながらも激しく彼女を突きたてる。
その姿はまるで、2匹の獣が奇妙な体位でありながらも、本能のままに交尾をしているようであった。
だが、2人の間には『愛し合った証を残したい』という、断固たる意思があった。
「グレイ…、グレイ…、グレイ…!!」
「クローディア…、クローディア…、クローディア…!!」
互いにしがみつき合いながら名を呼び合う。
「グレイ…、好き…、す…んぐあぁぁ!!」
クローディアが、初めて愛する者に『好きだ』と言った。
「クローディア…、俺も…、同じだ…!!」
彼女が愛する者も、『好きだ』と彼女に返す。
互いにカミングアウトしたところで、互いの動きが最も激しくなる。
互いに強く抱きしめ合い、何度も唇を寄せ合う。
サルーインや帝国、皇女など関係ない、この瞬間が、永遠に続いて欲しいと想い合った。
2人がずっと、1つのままでい続けたいと想い合った。

しばらくして、2人ともわずかな時間差もなく、同時に激しく果てた。
真っ白に染め上げられたクローディアの子宮に、グレイの子種がさらに入ってくる。
互いに強く抱きしめ合う間も、ずっと子種が子宮へと注がれていく。
1分、いや2分ぐらい経ってもまだ収まらないようだった。
ようやく種付けが終わったと思っても、2人はそのまま離れようとしなかった。

「グレイ…、このまま…ずっと…つながってて…」
「分かっている…、クローディア…
俺も…、お前とこのままでい続けたい…」
305名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:15:16 ID:c08wT995
「…、グレイ…」
「…、何だ…?」
長かった情事をようやく終えた2人は、ベッドの上で横になっていた。
だが、それでもまだ2人はつながったままだった。
「ごめんなさい…、私の無茶苦茶な我侭を聞いてくれて…」
『覚悟』を決めていたクローディアも、グレイを巻き込んでしまったことに対し、多少後悔していた。
「かまわんさ…、俺も、お前を俺だけの女にしたかった…
お前に、俺の子供を孕ませたかった…
それに、お前は『恐怖』を乗り越え、『覚悟』を決めていた。
そんなお前を見ていたら、俺も自然と『恐怖』を乗り越えられた…」
グレイは、一片も悔いはないというように返したが、グレイはそのまま不安そうに続ける。
「だが、やはり俺は、お前に酷い事をした事には変わりはないだろうな。
帝国の皇女を孕ませておいて、自分は関係ないといった感じで、気ままに放浪、という風にな…
やはり、俺は…」
クローディアを強く抱きしめながら、グレイは屈服させたはずの『恐怖』の片鱗に不安を感じていた。
どんなに自身に対する災厄の『恐怖』を屈服させても、愛する者と、その者との子供に襲い掛かる災厄、
これだけは、自身で彼女達を護らなければ『恐怖』を屈服できない。
だが、そのとき自分は、彼女達とは遠く離れた場所にいるだろう。
自分はただ、遠くから災厄に襲われる彼女達を見ているしかできない。
愛する者達を護ることができないという無力さが、彼の『恐怖』を呼び醒まそうとしていた。

「大丈夫だから…」
不意に、クローディアが声を震わせながら小さい声で囁いた。
「大丈夫だから…
赤ちゃん…、私がちゃんと…育てるから…
私のように…、悲しくて辛い運命を…この子に負わせはしないから…」
彼女は涙を目に溢れさせながら、グレイに自分の『覚悟』を語る。
「それに…、あなたの心情は絶対自由…
他人である私の…、帝国の皇女だという宿命に…縛られるなんて…、あなたには…似合わ…ないわ…」
彼女の涙が、グレイの胸に零れ落ちる。
最後の方はしゃっくりが混じりながらも、クローディアはグレイを安心させようとした。
「クローディア…」
彼女の『覚悟』を見て、再びグレイは『恐怖』を吹き飛ばし、『覚悟』を決めた。
「…、お前との約束を、これで終わらすつもりはない。
お前が望めば、すぐにお前を護る為に駆けつける。
だから…、安心しろ…」
「…、グ…レイ…」
クローディアはそのまま、大声で泣き始めた。
306名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:16:14 ID:c08wT995
『明けない夜はない』と言われる通り、
2人にとって、ずっと続いて欲しかった夜は終わりを告げ、最後の戦いへ向かう日の朝を迎えた。
グレイは鬼神刀の手入れをしっかりとしてから、鞘へ収めて自身の腰にさげる。
クローディアも、エリスが使っていたとされる弓を装備し、矢立に矢を入れて背負う。
「クローディア。」
グレイは自身が愛する者の名を呼ぶ。
「俺は俺の為に、俺自身を守る為に、神殺しを行う。」
グレイの愛する者はうなずく。
「グレイ。」
クローディアも自身が愛する者の名を呼ぶ。
「私は、自分の運命に負けない為に、その運命を押し付けてくる者を倒す。」
クローディアの愛する者はうなずく。

「今、この時が、俺達の道の分岐点だ。
道は確かに分かれるが、この先にも俺達の道は続いている。
その道を歩き続ける為にも、生きて奴を倒すぞ。」
「えぇ。
そして、その道の上に何があろうと、私達は後悔しない。
それぞれ前を向いて、歩き続けていきましょう。」
2人は『覚悟』を決めた。
「その道を歩む中で、例え俺達を知らぬ間に夜の闇が包んでも、例え俺達が恐怖で言葉を失っても、
互いに歩んで来たこの道を振り返り、互いを思い出し、
闇に包まれたときは、それを光にすればいい。
恐怖に襲われたときは、それを安らぎにすればいい。」
「お互いに、今までの道での出来事や教訓、思い出が、私達のこれからの道を歩む為に、
私達の心に注がれていくことを願いましょう。」
互いの『覚悟』に、2人は静かにうなずく。

2人は決戦の地へと歩みだした。
その歩みは速度を落とすことなく、一歩一歩、邪神が眠るイスマスへと進んでいく。
彼らには、邪神の力の糧となる憎悪と恐怖はまったくなかった。
彼らの中にはただ、断固たる『覚悟』だけがそれぞれにあった。



-了-
307名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:20:27 ID:c08wT995
以上、投下終わり

最後の方をどうまとめたらよいか迷ったけど、
強引にメヌエットの歌詞をなぞらせてみた
これぐらいだったら…、あれ的には大丈夫だよね…?

それ以外にもいろいろと問題点が山ほどあるだろうし、
またまたスレを汚してしまってすみませんでしたwww
308名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 21:15:02 ID:Iv2P7XBz
GJ!
面白かったよ!
309名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 08:26:28 ID:XEOtv6th
>>298
投下乙!俺もこの二人には愛があるかも
310名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 11:02:08 ID:od0gE5PY
GJ!
やっぱり純愛はいいね。
この調子で可能ならリアルクィーンのラブエロも書いてくれる事に期待したい。
創作のネタなら>>156〜228あたりにあるし何よりも
ゲームのおにゃのこ敵@ wiki にある話『リアルクィーンを妊娠させる』が強姦ものだったので
今度はそれの逆のシチュを読んでみたいというのもあるから。

ちなみに156の絵サルベージしました。
ttp://monster-girl.homelinux.net/up/No_3305.jpg
311名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 22:45:32 ID:vjDklNpB
リアルクィーンか。
スレを読んでるうちに読みたくなってきた。
これ書いてくれる職人降臨を希望。
312名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 10:15:31 ID:+QeURG7O
女王蟻様の話読みたくなってきたよ。
誰か書いてくれ。
313名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 12:02:46 ID:mZ6ZtCEj
ジェラールとキャットも書いてくれ
314名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 23:56:36 ID:f1stqs86
保守観音
315名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:35:13 ID:n/XxDZS+
倉庫の作品見てたらサガフロとロマサガ3が不憫すぎて泣けてきた
もしやこれらって人気薄いのか?
316名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 21:09:21 ID:iJVyIh7M
>>315
サガフロは俺の中でNo.1 of SAGA

だがそれとSSのネタを思いつくかどうかは別の話なんだ・・・。
317名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 21:37:31 ID:jbhKuVQQ
自分が書き込んだのはその二つのだけだな……w
318名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 02:25:56 ID:MK9meZoT
>>315
ロマ2とフロ2の方が少ないと思うけど。
ロマ2は書きにくそうだから仕方ないかもしれないけど。

ロマ3とフロ1はそこそこ作品無いか?
319名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 08:31:40 ID:2xGt1hT7
>>315
その二つは俺の中じゃ聖域化していてエロ妄想すると罪悪感が付きまとうんだぜ!
320名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 01:01:05 ID:hKNxrXrw
それでもっエロがみたいっ!
321名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 00:12:23 ID:latINqy8
保守トラルゲート
322名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 16:00:32 ID:w4fUvhbB
フロ1がリメイクされるって本当?
323名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 20:33:26 ID:CAm9zbYy
>>322
ミンサガ的リメイクなら歓迎だな。
張るだけ張って張りっぱなしの伏線やら裏設定やらが
やたらと沢山あって、解体新書の小説とか裏設定暴露でも
回収しきれてなかったからなぁ。

ちなみに、本当かどうかはさっぱり知らん。
324名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 14:40:08 ID:c47IjDhc
フロ1リメイクが本当だとして、裏解体新書やらの設定とか活かされていれば嬉しいが…

キャラデザはオナラだけは止めてくれorz
それならリメイク要らない
325名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 15:23:52 ID:a6ZJdVKD
>>319
わかるわその気持ち
俺にとってのSFCロマサガ1

ミンサガはどうでもいいけど
326名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 18:01:44 ID:WLf0U7W6
ブルーの格好とかはまともになりそうだが

生田が出張らなけりゃ何でも良いわ
327名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 19:33:04 ID:Tcm80faz
リュート編とヒューズ編をまともに作ってくれたらなんでもいいよ
328名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 23:16:27 ID:ql1LP86w
>>322
どこで聞いたの?ソースよろ
329名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 22:36:10 ID:cUIDGQfU
>>322
調べたが分からんかった
マジ話なのか?デマじゃないのか?

>>326
生田って何した人だっけ?
330名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 01:24:53 ID:a1O3cEYU
>>329
フロ1ではアセルス編シナリオ担当
聖剣1のGBA版リメイクの時にシナリオ担当したけど
「既存のイメージにとらわれたくないから」と肝心の旧作をプレイせずに(だったか話を聞かずにだったか忘れたけど)
好き放題書いたせいで新約聖剣が訳のわからん糞ゲーになり下がってしまったという話だったと思う
FF12でも戦犯扱いされちゃってるしね
331名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 01:51:14 ID:49qEjyph
>>330
もしかして12の後半(特にエンディング)はそいつが書いたのか?
あれは酷かったぞ
332名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 02:35:08 ID:x4VErhoy
>>331
12のシナリオのうち誰がどこを書いたのかは実際のところよくわかってない
エンディングムービーを作る関係上、ラストの展開は初期の頃から
決まっていたという見方もできるし。

風呂1と聖剣LoMの宝石泥棒編で名を上げる(?)も、新約聖剣でむっちゃ叩かれてたなw
あと、風呂1のアセルス編とタニス・リーの関連性については当時からよくいわれいた。
333名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 08:10:26 ID:GX/o0yJQ
生田は「既存のイメージにとらわれたくないから」
既読作品にはわざと似せないように書くんだとか。

タニス・リーの話は本人が否定していた。
これとポーの一族を事前に読んでいたらアセルス編は書かなかったと。

まあアセルス編も好きだからどうでもいいが。
334名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 08:43:45 ID:TqdSbwyk
これも いきもののサガか

と言っておけばどんな悪口も中和できる。
335名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 14:41:19 ID:vcySj4fi
アセルス編のネタ元は破妖の剣だと思ってた
336名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 18:50:19 ID:gSOJEm3m
それでも新約聖剣のおかげでナマデンは好きになれん…
337名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 14:04:44 ID:pgrGpS05
そもそもアセルス編からして好きじゃない俺にはいらない人
元ネタもすぐに絞れるほど奇特なもんじゃないと思うし

本題だが、俺はもうずっと規制で、多分解除されてもまたすぐ再規制される。
しかしSSは書いてしまったし、投稿できずに気力が削がれたけど可能ならもっと書きたいと思っている。

このレスは難民板で代行して書き込んでもらっているが、SS丸ごと代行というのは色々酷だ。
どっか他に適当な公開場所、もしくはうpろだなどないだろうか。
338名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 16:36:51 ID:/FYnGDnb
それで>>337はなんのSSを書いてくれたのかな?
それが一番きになるな
339名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 17:34:43 ID:YhieqE4Y
>>337
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/2051/
はどうだろ。エロパロ板SS投下専用掲示板。
スレに何らかの理由があって投下できないのとか
避難所的に使われてるよ。
340名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 22:39:32 ID:oVum+wne
>>337
アセルス編は良くも悪くも濃かったからな
好き嫌いが分かれるのは仕方がないとは思う
だが好きなやつもいるんだからあえて書きこむことも無いだろうに
341名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 00:23:07 ID:D8FcvY3R
そんなレスしてる暇あったらネタでも投下してくれ
342名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 00:33:43 ID:csGpQGl8
再度代行で失礼。>>337だ。
ちょっと軽率な発言だったようですまない。別に叩こうってわけでもなかったのだが。

でまあ、せっかく紹介してくれたので>>339の板にスレ立てて投稿しておいた。
ありがとうよ。
【GBから】サガシリーズでエロパロ避難所【ミンサガ迄】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1222780644/2-7

それで他にもSSを書いた場合、こっちのスレにも報告しておいた方がいいだろうか。
また俺じゃなく、他の規制中なんかの人が新たに向こうに投稿した場合はどうすべきだろうか。
個人的には報告ぐらいはしておきたいし、他の人が投稿した場合も報告して欲しいと思う。
343名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 08:45:24 ID:GME4VMeS
乙&GJ
普通なら独り言で流してもらえる程度の発言だよ
気にしないが吉
344名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 17:08:53 ID:jLZLTKU8
>>337
GJ!
345名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:31:49 ID:fY47rQdh
ババーラ×クローディアなんて書いてみました。
ゲッコ族は書くのが生理的に苦手です
「う〜洞窟洞窟」
今 ボスモンスターを求めて全力疾走している僕はイスマスに住むごく一般的な貴族の息子
強いて違うところをあげるとすれば羽が生えてるってとこかナ―――名前はアルベルト
そんなわけで帰り道にあるモンスターの洞窟にやって来たのだ
ふと見ると奥に一人の若いデーモンスカウトが座っていた
ウホッ!いい羽・・・
そう思っていると突然そのデーモンは僕の見ている目の前でツナギのホックをはずしはじめたのだ・・・!



「・・・誰よ、古代語コーナーに絵本置いた人」
海賊から古文書を買った旅芸人―バーバラは、古文書を訳すためにバファル帝国首都、メルビルにある図書館に来ていた。
翻訳の素人が本を一冊ずつ読みながら解読しているので時間がかかる。バーバラはほうっとため息をつく。
「こんな時に仲間がいればねぇ・・・」
つい最近までバーバラの周りにはたくさんの仲間がいた。会計士のエルマン、自称聖戦士のガラハド・・・
しかし、この古文書が原因で別れてしまった。仲間は(特にエルマン)購入に反対していたのだが、
バーバラが衝動買いしてしまったのである。衝動買いの癖を何とかするために会計士を置いたのに・・・バーバラは自分を責めていた。
「なんで私はこんな紙束と友情を引き換えるなんて事をしたのかしら・・・」
図書館の机でうなだれていると、図書館のドアが開いた。そして
「俺は古刀の補強材を調べる。」
少し暗い男の声と、
「そう。私は向こうにいくわ。」
落ち着いた女の声。間違いない。古文書の一件で別れたグレイとクローディアだ。バーバラを気まずさが襲う。
(今声を掛けて仲直りしようかしら・・・でもねぇ・・・)
なんて考えていたが、先に声を掛けてきたのは二人のほうだった。
346名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:34:03 ID:fY47rQdh
「お前、バーバラじゃないのか?」
グレイの問いかけに、
「あら、二人とも久しぶり。元気だった?」
ひねりのない挨拶で答える。
「古文書の解読をしにきたの?」
手元の本を見たクローディアが問いかける。
「ええ。でもアムト神とエリス神の何かを使うとどうにかなる、って事くらいしか分からないのよ。」
「帰ろう。今日はもう遅い。」
話をさえぎるようにグレイが話す。どう見てもバーバラにいい態度を示していないようだ。
少し心配そうな顔をしているクローディア。そのままグレイ達と別れ、ため息をつき再び解読を始める。
大人気なくモップ男などと罵ったのが文字通り頭にきているようだ。
数時間後。
「ワロン島の神殿に入るにはアムト、エリスのシンボルが必要なのね!」
やっと解読を終えたバーバラだが、その顔に喜びの表情はなかった。
「みんな・・・」
翌日、エスタミルでアムトのシンボルを手に入れ、エリスは迷いの森にいるだろうという話を聞いた。
迷いの森には術がかけられていて、容易に出入りできない、と昔聞いたことがある。
だが、バーバラには迷いは無かった。すぐに船に乗り、ブルエーレを経て迷いの森前に着いた。
まだ夕方のはずなのに周りは夜のように暗く、不思議な雰囲気を醸し出している。
「さて、早く行かきゃね」
バーバラは自分に言い聞かせ、森の奥に入っていった。
一方こちらはメルビルの宿。今日は客室がほぼ満員で賑わっている。ただ一部屋を除いて。
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
グレイは古刀の手入れに集中し、無言である。
(バーバラ、大丈夫かしら・・・)
クローディアは生まれて初めて、人のことを心配していた。先程から何を考えてもバーバラのことが頭から離れない。
「少し出かけてくるわ。グレイはついてこないで。」
部屋が一段と静かになった。
347名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:35:18 ID:fY47rQdh
「ここにさっきも来たような気がするわ・・・」
探索を始めて数時間。バーバラは完全に迷っていた。外は日が暮れているのだろう、さっきよりも暗い気がする。
「は〜あ、疲れちゃったわ。少し休みましょう。」
バーバラは大きな木の根元に腰掛け、最近のことを考える。
古文書のこと、図書館のこと、クローディアのこと・・・
ふと、クローディアの別れ際に見せた表情を思い出す。
心配そうな表情が近づいてくる気がして・・・
「バーバラ!」
そこには本物のクローディアの姿。気分転換に迷いの森に来ていたのだった。
「クローディア!こんなところで何してるんだい?」
「急にバーバラの事が頭から離れなくなって、とにかく変な気持ちなの。それで、気分転換にきたんだけど・・・」
バーバラはクローディアの髪の毛を触る。
「もしかして、私のことを心配してくれていたの?」
クローディアの頬は赤く染まっていた。
「心配とかそういうのじゃなくて・・・その・・・」
無表情、無関心の普段のクローディアとまるで別人のようだ。何かを伝えたいが言葉が思いつかないようである。
互いに譲り合って言葉を交わさない。世界中の音が無くなったかのような静寂が辺りを包む。
十数秒後。先に動いたのはクローディアだ。
「・・・・・バーバラッ!」
クローディアはバーバラを地面の上に押し倒し、彼女の唇を奪う。
「・・・・ッ!」
突然の出来事に頭が真っ白になる。視界内にはクローディアの顔のみが映されている。
あまりにも突然すぎる出来事で、バーバラが状況を理解するのに時間がかかった。
348名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:36:13 ID:fY47rQdh
長年人と関わらずに暮らしてきたクローディアにとって、性別など関係ない。
迷いの森から始めて出たばかりのころ、無口なグレイに変わり一行を盛り上げていたのはバーバラだった。
自分には出来ないことを容易くやっているのを見てバーバラに惚れたとでも言うべきか。
この森でバーバラに出会ったという偶然は、彼女に愛を伝える唯一無二のチャンスである、と直感した。
クローディアは図書館その他で得た全ての「知識」を使い、両手でバーバラの乳房を撫でる。
「んっ・・・クロー・・ディアッ・・・」
バーバラは突然の愛撫に抵抗できずに声を漏らしているように見えた。が・・・
「甘いわねぇ」
バーバラは素早く左手と右肩を掴み、クルっと二人の上下位置を変えた。
「ひゃっ!」
突然ひっくり返されてクローディアの口から変な声が漏れる。隙を見せずバーバラは馴れた手つきでクローディアを撫でる。
「あたしがお手本を見せてあげるわよ。こんな感じでっ・・・」
「・・・・ふっ・・・はぅ・・・」
クローディアのやや大きい胸を衣服の上から触れる。次に衣服の下に手を入れ、直接触れる。
「・・・・・・・んっ・・・・・あぁっ・・・・」
クローディアには刺激が大きすぎるようだ。そう悟ったバーバラはクローディアの突起を擦って絶頂を誘う。
「あ・・・・なっ・・・ひゃぁああああっ!」
ビクビクとクローディアの体が痙攣する。
「あ〜ら?もう終わり?」
「・・・・まだ・・・」
バーバラはクローディアの亀裂をスパッツの上から触る。すでに愛液で滲んでいるスパッツが触れられると一段と色濃くなる。
「ふっ・・・・あっ・・・」
「クローディア。脱がしてもいい?」
バーバラがそう問いかけると、クローディアは静かに頷いた。
349名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:37:14 ID:fY47rQdh
バーバラに下を脱がされ、クローディアの恥部が露になった。クローディアは恥ずかしさで顔を赤らめる。
「まずいつも自分でしてるみたいにやってみて?」
「えっ・・・?私、そんなこと・・・はしな・・いわ。」
バーバラの無茶振りにとっさに嘘を付く。
「そう。じゃあ変わりにあたしが」
そう言ってバーバラはクローディアの亀裂に人差し指を挿れる。
「んっ・・・・・あっ・・・・」
指はは今まで散々濡らしたお陰で何の抵抗もなく中に入った。指の本数を増やしていく。
「じゃあ動かすわよ。」
三本目の指が入ったところでバーバラは移動を開始する。
「やっ・・・ああっ!」
自慰では感じることの出来ない快感にクローディアは喘ぐことしか出来ない。
「これで十分だよね?」
そう言ってバーバラはもう片方の手でクリクリと乳首を弄る。
「はぁっ・・・はっ・・・・いっ・・・・・くぅ!」
「もう、お逝きなさい!って感じかしら?」
前後移動の速度を一気に上げて絶頂を誘う。
「ああっ・・・・だめっ・・・・ああああああっ!!!」
バーバラの指がググっと締めつけられると同時に愛液がクローディアの割れ目から溢れ出てくる。
バーバラが「どう?気持ち良かった?」と聞く。
クローディアは頷いたのかうなだれたのかコクンと首を縦に動かした。
350名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:37:58 ID:fY47rQdh
翌日、メルビル宿屋。
「なんか気まずいわね〜」
クローディアにパーティ再加入を勧められ、仕方なく扉の前まで来たものの、踏ん切りがつかないでいた。
ガチャリ。
向こう側からドアが開いた。
「姐さんがいないと私はいる意味がないです〜」
「旅の資金など、私のアイスソード代を使ってくれ。」
「お前がいないと、旅がつまらん。」
それぞれ特徴的な3人の男の声。
「これで一件落着ね。」
もう一人、女の声。
「あたしなんかが仲間になっていいのかい?」
バーバラが今起こっている和解ムードを確認する。
「もちろんだ。ところで、宝の在処は掴めたのか?」
あたりまえのように宝の事を聞くグレイ。
「もちろん見つけたよ!誰にも渡さないよ!これで大金持ちだよ!」
今日のメルビルの宿屋は朝から賑やかであった。


                        糸冬

以上です。アルマニみたらバーバラはもっとしっかりしてるじゃないか/^o^\
クソ長くなってしまいました。すいません
351名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 16:41:26 ID:hd9HCGKJ
GJ!
352名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 08:40:02 ID:h2xx8r2B
>>350
GJ!
所々に笑いがこめられていて楽しめたよ。
次はバーバラ×アイシャをお願いしたい。
353名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 22:50:20 ID:YdM0Cv0L
しかし人がいないね
規制はまだ続いてんのかな?
354名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 01:10:28 ID:a/ty3ccc
同人イベント前のせいもあるんじゃね?人いないのって。

姐さん×アイシャも見たいなぁ。
でも最近姐さん×シェリルなんていうのも
ちょっと良いかも試練と思い出したんだぜー。
355名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 22:29:55 ID:HtFIo7xv
保守ついでにアニーとジニーは俺の嫁
356名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 22:50:13 ID:Xddx0f5z
アニーって誰だっけ?
あとコーディーとジニーは俺の嫁
357名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 01:25:23 ID:Yzlzd+aR
でかいアニーを忘れる奴は高周波ブレードでパンツ切り刻まれなさい
風呂1未プレイなのか
358名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 05:03:04 ID:1+wLJqtN
>>357
思い出した
エミリア編に出てきた金髪の人だな
フロ1は開発二部に2回は行ったはずだけど昔のことだから忘れてたよ
359名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 08:43:26 ID:zxTRhXO6
>エミリア編に出てきた金髪の人
どの金髪か分かってるよな?

グラディウスの3人娘は俺の嫁保守
360名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 12:04:57 ID:iUrzAQ6I
誰も宣言してないからアセルスは俺の嫁
361名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 12:45:10 ID:6tK3pnwb
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23.ミシェル(アンサガ)
24.ミレイユ(サガ1)
25.ジュディ(アンサガ)
26.ボストン(ロマ3)
27.カタリナ(ロマ3)
28.村一番の美人(サガ1)
29.アイシャ(ロマ1、ミンサガ)
30.カーチャン(ミンサガ)
31.アスラ(ロマ3)
32.ジニー(フロ2)
33.海賊シルバー(ミンサガ)
34.エレン(ロマ3)
35.モニカ(ロマ3)
36.グスタフ(フロ2)
37.クジンシー(ロマ2)
38.ビーナス(サガ2)
39.ヴィクトール(ロマ2)
40.フルブライト(ロマ3)
362名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 15:05:51 ID:1+wLJqtN
>>359
レッドにおっぱい揉まれてた方

>>361
どこで集計したんだw
363名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 19:43:09 ID:d1ck73cL
123と新宿の位置にとりあえず突っ込んでおこうか
364名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 22:27:29 ID:tfGuPuo3
>>361
ロックブーケタンが入ってない!
というわけで俺が嫁にする。
365名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 00:52:10 ID:CKLvCILb
並み居る女子キャラを押さえてしまったイフリートとはにわ
あとキドラント町長て誰
366名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 01:06:09 ID:MrIkgYF9
私が町長です
367名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 01:36:30 ID:1I8ALQKt
ロマサガ3ってエレンが一番人気じゃなかったの?
368名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 04:05:16 ID:fLyqQswU
本気にすんなよw
369名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 23:32:33 ID:HbjRn8fu
>>361
今週のってことは来週も集計するんですね

>>364
ノエル兄さん乙
370名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 11:49:42 ID:/sNzANC5
池袋DPCの夏コミの同人がロマサガ2だったな
371名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 19:45:13 ID:wDunhTRt
今週のサガシリーズ人気キャラランキング

01.タイラー(フロ2)
02.イスカンダール(アンサガ)
03.ゲン(フロ1)
04.ノエル(ロマ2)
05.アラケス(ロマ3)
06.ウェイ・クビン(ロマ1、ミンサガ)
07.そうちょう(サガ1)
08.白薔薇(フロ1)
09.ベルヴァ(フロ1)
10.マリー(アンサガ)
11.カイ(サガ2)
12.赤カブ(フロ1)
13.ピンクタイガー(フロ1)
14.ようせい(ロマ3)
15.リッチ・ナイツ(フロ2)
16.ラムフォリンクス(サガ2、サガ3)
17.サファイア(アンサガ)
18.たてのおう(サガ1)
19.ミリアム(ロマ1、ミンサガ)
20.ジャン(ロマ1、ミンサガ)
21.ミーティア(フロ2)
22.スライム(フロ1)
23.せんせい(サガ2)
24.ジーン・ムーア(アンサガ)
25.ポール(フロ2)
26.まぁぁぁぁぁっ!の人(フロ2)
27.めがみ(サガ2)
28.カオスルーラー(アンサガ)
29.アニー(フロ1)
30.アハ イシュケ(サガ2)
31.ガラハド(ロマ1、ミンサガ)
32.ベア(ロマ2)
33.キドラント町長(ロマ3)
34.かみ(サガ1)
35.ナイトハルト(ロマ1、ミンサガ)
36.アルカイザー(フロ1)
37.教授(ロマ3)
38.歓楽街の帝王(フロ2)
39.アセルス(フロ1)
40.アントニー(サガ2)
372名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 00:11:09 ID:x66OWi6X
おかしいな
俺のエレンがどこにも見あたらないんだが
373名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 06:53:20 ID:PFJ3wVRT
もう秋田
374名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 13:07:07 ID:LpOaQ6xT
スレに関係のないことを書き込んでる暇があったらネタの一つでも投下汁
375名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 15:13:57 ID:Asruu8ae
>>374
お前もな

このランキング作ってる奴どんだけキドラント村長好きなんだよw
376名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 15:37:24 ID:CNvOYaVt
ミンサガのエロ絵まとめてるサイトなかったっけ?
377名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 23:55:49 ID:jYdrmjY0
>371
ここ見てネタに走ったっぽいのが逆に微妙wwww
378名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 00:01:07 ID:v4MvYidv
保守イクゾー!
379名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 00:46:21 ID:8bQKe4Sm
誰か話題を出すんだ!俺は出さん!
380名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 01:22:51 ID:THw6dcGa
最近このスレに投下されたSSがクローディア物ばかりなんで、
今エレン物を書いてる途中

とはいってもまだまだ半分ぐらいなのに現段階ですでに16MBとかありえんwww
少しダイエットしなくちゃいかんな…
381名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 10:02:39 ID:AZoErPvZ
16…MB?
どんな大長編だよ…終りのクロニクルか?
382名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 13:22:00 ID:lZ8Z0lyN
新作の発表でもあれば活性化するだろうか・・・?
383名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 16:24:24 ID:8bQKe4Sm
16MB=8320000文字
384名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 01:36:10 ID:O8YFnkbA
マイ携帯のメール10000字wwww
832通分てどんな物語wwwwwwww
385名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 10:42:26 ID:wpb23i6c
本当にそんなに笑ってんのか?
386380:2008/11/01(土) 11:47:01 ID:I34kj3Ev
現在一通り書き終わって添削&ダイエット中
つーかMBじゃねぇKBだよ俺
それでも25KBだからな…

とりあえず今夜を目処に投下してみる
387名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 14:48:47 ID:teiCYpk2
wktkしつつ待ってる

がんがれ
388名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:31:56 ID:I34kj3Ev
遂に来たか、この時が。
この一週間何度となく他の作品と比較したぞ。
私のユリアン×エレンSSの重たさ。
神のような他者のSSより私のは重かったのだ。一週間こいつのダイエットを考えてきた。
だが、今、それも終わる。
このSSを投下し、あの重たさが自分の仕組んだしょうもない妄想の具現化だったと証明し、
このわずかな傷を拭い去って完全な投下を遂げるのだ。


という訳で、前々から書いてたエレン物のSSが、なんとか25KBから17.2KBに削減できたので投下
とりあえず途中陵辱っぽいシーンがあるけどユリアン視点の純愛物でつ
389名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:32:31 ID:I34kj3Ev
あのときから、もう半月が過ぎようとしてた。
俺たちは最後のアビスゲートを閉じ、世界を救ったのと代償に、サラを永遠に失ってしまった。
その後、トムはアビスリーグの残党の会社を倒すために、再び世界中を駆け巡る旅に出た。
こうして残された俺たちは、シノンに戻ってはずっとしょげ込んでいた。
俺はともかく、いつも強気で男勝りなエレンですら、最後の肉親のサラとの別れはさすがに堪えていた。
そんなエレンが、唐突にミュルスに行こうと提案したのは昨日の夜のことだった。
いつも俺がデートに誘うと、俺の下心を見透かしては断ってきていたのに、
俺がエレンのデートの誘いを断れないことをいいことに、強引に約束を結んできたのだ。
まったく、昔っからこいつはこんな感じなんだよなぁ、と最初は思った。
でも、いざミュルスでデートをすると、確かにエレンはデート中ずっと笑っていたけど、
その笑顔の下にはどこか、もの悲しげな顔が見えてた。
その顔を見て、俺はようやくエレンが無理をしてでも俺を元気付けようとしてるのに気がついたのだ。
俺はこいつの心遣いを無駄にしないように元気に振舞おうと努力したが、
あいつの隠されてたもの悲しげな顔を見ると、元気に振舞うことができなかった。
390名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:33:02 ID:I34kj3Ev
そんな風にしてミュルスでのデートを終え、シノンへ戻ってきたのは月と星が空を支配してる時間だった。
マスターが帰ってきた俺たちを出迎えてくれる。
「お、二人ともお帰り、今日は楽しめたかな?」
「あぁ楽しかったぜ、マスター。
今日は一日中外出してたけど、明日からはちゃんと、開拓の方の仕事をするんでそれでゆるしてくれよ。」
俺は作り笑顔でマスターに返す。
無論、俺もエレンも今日は楽しみたくても楽しめなった。
「私、今日は疲れたからシャワー浴びたら、もう寝るね。
夕食なら、ユリアンと一緒に向こうで食べてきたから大丈夫よ。
それじゃあマスター、ユリアン、おやすみなさい。」
エレンが奥へと入ってった。
だが、気がつけば奥に入っていく瞬間の、あいつのその顔に笑顔はなく、
変わりに、あのもの悲しげな顔があった。
「おや、今日のはエレンが言い出しっぺなのに、彼女、あまり楽しくなかったみたいだね。
なにかあったのかい、ユリアン?」
あいつのあの顔にマスターも気がついたのか、尋ねてくる。
「さぁね、でもあいつ、最近はいつもこんな調子だろ?
気分転換に出かけたけど、結局失敗したんじゃないのか?」
俺は詳しくは分からないというフリをしながら答えた。
勿論、あいつがあんな顔をしてる理由は俺には分かっていし、分かってた。
分かってたけど、どうすることもできなかった。
俺はあいつを元気にしてやりたいと思ってたが、あいつも無理をしてでも俺を元気にしようとした。
でもそれを見てた俺は嫌悪感を抱いて元気になれず、そしてあいつも元気になれず…
もしも、俺もあいつを元気にしようとしても、
あいつは今までのように俺の心を見透かして、俺が無理をしてるだろうと気づくだろう。
それであいつは俺と同じように嫌悪感を抱いて元気になれず、俺も結局元気になれず…
そんなマイナスの螺旋に俺たちは落ちていて、それに気づいた俺は、そんな状況にイライラしてきた。
「マスター、俺も今日はもう休むよ、おやすみ。」
俺もエレンが入ってったドアを開けて入ってった。
391名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:33:33 ID:I34kj3Ev
俺は今日のお礼と、お詫びを言いたかったため、エレンの部屋の前に立ってた。
だが、どこかであいつに拒絶されるという恐怖が心の中にあり、俺はドアの前で躊躇してた。
しばらくした後、俺は心の中で覚悟を決めて、ドアをノックした。
「エレン、まだ起きてるか?
今日のお礼とか、言いたいんだが…」
しかし、しばらくしても返事が返ってこない。
もう寝たのかな、と思いドアを開けてみたら、ドアは普通に開いた。
鍵もかけずに寝たのか、と思い、部屋に入りベッドを見てみるが、ベッドの上にあいつはいなかった。
それじゃあ、まだシャワーを浴びてるのか、と思いシャワールームの前へと行くも、
脱衣所には明かりもついておらず、シャワールームからもシャワーの音が聞こえない。
ならどこへ行ったんだと思いつつ、他の部屋にいるのかと予想し、
とりあえずは俺の部屋へと向かい、ドアを開けてみる。
ドアを開けた先の、俺のベッドの上にあいつはいた。



392名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:34:05 ID:I34kj3Ev
「エレン…」
俺は、俺のベッドを占拠してるあいつの名を呼んだ。
「うん…」
あいつは無気力に、「うん」とだけ答えた。
俺は、あいつの部屋であいつに言おうとしたことを語りだした。
「今日は、その…、ありがとうな。
それから…、ごめん。」
まず、結論部分から俺は言い出した。
「…、うん…」
再びあいつは「うん」と無気力に答える。
「今日は、俺を元気付けてくれるために誘ってくれたんだろ?
それなにの、俺、全然楽しんでなくて…
お前に対して、本当に失礼なことをしたと思ってる。
本当に、悪かった…」
「…、うん…」
三度、あいつは「うん」とだけ答えた。
そんな返答をするあいつに対して、俺はふてくされたと思い始めた。
そりゃあ、俺の今日の所業を考えると致し方ない。
「俺がお前にふてくされて当然だと、俺は思ってる。
お前の心意気を踏みにじってしまったんだから、当たり前だろう。
だから、本当に俺が悪かった、この通り、な?」
頭をぺこぺこ下げながら両手を合わせて許しを請うという、ちょっとふざけた態度をとってみる。
この態度なら、あいつはすぐに起き上がっては、俺につかみかかって大声で怒鳴り散らしてくるだろう。
もしかすると、あいつにナイアガラバスターだの、稲妻キックだのをぶちかまされるだろう。
最悪、斧を持ち出されてヨーヨーやらメガホークでそれを投げつけられることも考えられる。
それでも、俺は今のこいつの姿を見ていられなかった。
ここまで気を落としてるこいつを見たのは、今まで指で数えられるぐらいしかなかった。
だが…
「…、うん…」
あいつは四度目の「うん」だけの返答をした。
393名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:34:36 ID:I34kj3Ev
俺は無気力にただ「うん」とだけ答えるあいつに、悪戯心と苛立ちを覚え始めた。
「…、俺は、お前のことが好きだ。」
俺は唐突に、この半分修羅場な状況で、エレンに対して好きだと言ってみる。
無論、これが俺の本心なのだが。
「…、うん…」
やっぱり帰ってきたのは「うん」の二言。
「俺は…、お前と一緒になりたい。」
「…、うん…」
相変わらずの返答。
ここで俺は、こいつにある質問をしてみる。
「お前は…、俺のことが好きか…?」
俺は心の中でどぎまぎしながらあいつの答えを待つ。
半分イエスであってほしい心と、もう一方ではノーであってほしいという心があった。
「…、うん…」
あいつがすぐに否定するはずの質問にすら、無気力に「うん」と答えた。
心の中で、俺は驚いた。
これがこいつの本心なのかどうなのか、分からない。
「…、本当だな?」
再び俺はこいつに問う。
今度は、心の中は全部ノーであって欲しいという思いで詰まってた。
「…、うん…」
しかし、こいつは見事に俺の思いを裏切る。
ついに俺は、魂が抜けかかってるこいつに対して、とんでもない切り札を出す。

「お前も…、俺の事が好きなんだから、俺…、お前を抱くからな…?
いいな…?」
俺はエレンに対して抱くと言ってしまった。
心の中で俺はこいつに、俺を拒絶してくれと、先ほどよりももっと強く願う。
拒絶されないと、俺は本当にこいつを襲ってしまいそうだった。
俺を拒絶してくれ…、俺を突き跳ねてくれ…、俺を大声で怒鳴り散らしてくれ…
頼む、エレン!!

「……、うん…」
こいつのその二言に、俺は絶望した。
そして、俺は先ほど言ったことを実行するために、こいつを仰向けにし、覆いかぶさった。



394名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:35:06 ID:I34kj3Ev
「エレン、後で後悔して泣いたって、俺は知らねぇぞ…」
俺はどうにかなりそうな頭の中で、必死に振り絞って善意を出す。
しかし、こいつはそんな必死の善意に対しても、相変わらず、
「……、うん…」
と、二言だけしか返してこない。
見限った俺は、ついにエレンの唇を奪う。
だが、エレンとキスをしたのはこれが初めてじゃない。
幼き日のままごとで、俺たちが夫婦を演じたときに、
こいつにせがまれてやったのが、俺にとっても、こいつにとっても初めてだった。
あの時以来の、二度目の口付け。
でも、無邪気ながらも照れくさそうに交わしたあの時のとは違って、
今は悪意を抱きながら俺はこいつの唇を奪ってる。
俺は唐突に、エレンの力無い唇をこじ開け、舌を口の中に進入させる。
しかし、突然の出来事にもかかわらず、こいつは何も反応しなかった。
俺の舌にも自分のを絡ませてこず、まったく動かそうとしなかった。
何も反応を示さない俺はさらに憤りを感じ、唇と舌を離した。
互いの唇の間で、互いの唾が光る糸を作ってたが、こいつはそれを拭おうともしない。

俺は糸を拭った後、今度はエレンの愛撫を始める。
ときに優しく、ときにねちっこく、ときにいやらしくエレンの体を貪る。
キスとは違い、こういうのは初めてだが、明らかに女性なら嫌がるであろう、
胸やお尻も、服の上からだが揉み解した。
しかし、それでもこいつは何も反応もしない。
そこで、俺は服の舌に手をもぐらせて、エレンの肌を直に触っていく。
胸も、お尻も、そしてこいつの秘部も、全部俺の手で触ってった。
これなら声も上げるはずだし、女としても黙っていられないはず。
そう思ってたが、やはり反応が返ってこず、感情がないかのように見える。
それでも、俺が「今度はここだ」などと言うのに対しては反応してくれた。
ただし、「うん」の二言だけだが。
395名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:35:38 ID:I34kj3Ev
エレンの服を剥ぎ取る際も、こいつは抵抗せず、俺に身を任せてた。
俺は裸になったエレンの秘部に指を入れて、弄り始める。
見る見るうちに、俺の指の周りに愛液がつき始めた。
どうやら、一応体は反応してるらしい。
だが、本人自身はまったく反応せず、声すら上げようとしない。
俺は自分のズボンを下ろして、自分のものでエレンのものを擦る。
そして…
「エレン、挿れるぞ。」
俺はエレンに挿入の旨を伝える。
引き返すなら、今だった。
互いに男女経験がない者同士、どうなるか分からなかった。
でも、俺の中ではもう、自分からは引き返せなかった。
エレンが拒まない限り…
「………、うん…」
エレンは拒まない…
俺はその後、黙ってエレンの中に挿れた。
全て挿れた後、エレンからは鮮血が痛々しく流れ出てた。
だが、エレンは何も反応しない。
俺は確かめにエレンに尋ねる。
「動くからな…」
「…………、うん…」
痛々しい鮮血が見られるから、破瓜の痛みがあるはずなのに、
それでもその声音は、相変わらず魂がどこか別の場所にあるかのようなものだった。
生きてるけど、死んでる。
死んでるけど、生きてる。
不謹慎ながら、そんな表現が合うような気がした。
396名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:36:12 ID:I34kj3Ev
俺は腰をエレンに打ち据え始めるが、やはりエレンには反応は見られない。
「どうだ!? 痛いか!? 気持ちいいか!?」
俺は自然と声を荒げながら、エレンに聞いてた。
「…、うん…」
この返答も相変わらずであった。
ここで俺は、無意識ながらに何を思ったのか、心にもないことを聞いてしまった。
「お前は、結局俺じゃなくても、こうやって股開くんだろ!?
俺じゃなくても、お前は別にどうでもいいんだろ!? あぁ!?」
俺は、そんなことを言った後で、それは絶対無いだろうと思った。
俺たちは長年を一緒に過ごしてきた上に、一緒に生死を共にした仲だから、
事はどうであれ、恋人という仲でなくても、こうやって体を重ねることを許してくれたんだろう、と。
だが…
「…、うん…」
エレンは聞いてはいけない質問にも「うん」と答えてしまった。
俺は、何も考えられなくなった。
「ふざけるな…、ふざけるなよ!!
てめえは俺の女なんだ!! 俺以外に股広げるのは許されねぇんだよ!!」
「…、うん…」
エレンの力ない頷きが聞こえた。
俺はエレンに憎悪を抱きながら、力強く腰を打ち付ける。
エレンを壊して、俺だけのものにしたい、そんな思いがあったんだろう。
だけど。
「てめえは俺の…、俺だけの…、俺…だけ…の…、俺…」
段々と俺の腰の動きが鈍り、そして止まった。
こんなの、エレンの死体でやってるのと同じじゃないか…
エレンは生きてるのに…、エレンは俺の傍にいてくれてるのに…、それなのに…
俺は…、エレンのぬくもりとか…、いろんなものを感じたいのに…
俺は…、俺は…



397名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:36:43 ID:I34kj3Ev
俺はいつの間にか泣き出していた。
今までエレンに対してこめていた力も全て抜けきり、半ば今までのこいつと同じようになりかけてた。
俺が動きを止めてからどのくらいたっただろうか?
そんなときだった。
「…、ユリアン…」
不意にエレンが、ようやく俺の名を呼ぶ。
俺はふと、エレンの顔を見る。
エレンの目には、俺と同じように涙があふれ出そうだった。
「…、ごめん…なさい…」
相変わらず力はないものの、その声音には感情が戻ってた。
「こうすれば…、ユリアンを元気付けられると…、思ってた…
けど…、だけど…、どんどんユリアンが…、怖くなってって…」
その一言で、ようやく俺は我に帰った。
そして、今まで俺がしてきた所業を思い出した。
エレンが怖がるのも、無理は無かった。
いや、普段のエレンならこんなもの怖がらずに、逆に俺に対して金テキでも食らわしてるはずだ。
それなのに、これを怖がる彼女に対し、それを不思議がらない俺がいた。
そして、目の前の震えてる女の子が、いつも強気なエレンだと認識できる俺がいた。
「俺…、俺…、取り返しのつかない…ことを…」
俺は自分の所業に対して、酷く後悔した。
俺の一番大切な女の子を、こんな辛い目にあわせてしまった。
俺は…、やっぱりあのときのような、この女の子の夫にはなれない…
いや、なる資格なんて俺にはないんだ…
「違うの!」
エレンが声を荒げ、俺を呼び戻す。
「私、ユリアンを拒絶するのが怖かった!
私が拒絶したら、ユリアンが独りぼっちになっちゃうんじゃないかって思えて…、だから…
だから…、怖かったの…」
エレンの目からは、俺にも負けない大粒の涙がポロポロと流れ落ちてた。
そして自然とエレンからしゃっくりが出始める。
398名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:37:53 ID:I34kj3Ev
ここまで大泣きするエレンは、俺が見た中ではエレンの両親が亡くなったとき以来だった。
開拓作業中の事故に巻き込まれ帰らぬ人となった両親の墓の前で、エレンは一人で泣いてて、
それを見た俺はエレンを抱きしめて、「俺がいるから、大丈夫だって」って言ったっけ…
もしかしたら、つい最近も、俺の見てないところでこうやって泣いてたのかな…
そう思ってると、俺の体が自然と動き出して、エレンを抱きしめだした。
エレンが目を丸くして、俺を見てくる。
そして、俺は、あの時言った言葉を一字一句間違えずに、エレンに言った。
「俺がいるから…、大丈夫だって…
エレン、お前は…、独りぼっちじゃないから…」
何故、俺はエレンに独りぼっちじゃないと言ったのか、分からなかった。
でも、今のエレンを見ると、俺が独りぼっちになってしまうことよりも、
それによって自分が独りぼっちになることを恐れてる、そのように見えた。
だから、俺は自然と最後の一言も言ったのかもしれない。
エレンは俺の腕の中で、あの時と同じように大声を上げて泣き始めた。
俺も、エレンと一緒に再び泣き始めた。
俺は泣きながらも、エレンのぬくもりをようやく感じてた。
399名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:38:25 ID:I34kj3Ev
しばらくして互いに泣き止んだ後、俺たちは口付けをしてた。
初めてのものとも、先ほどのものとも違う、キスだった。
とてもやわらかく、暖かい。
唇を離すのを惜しく感じた。
その後、先ほどからずっと挿れっぱなしだった、俺のものを動かし始める。
するとエレンが痛みで顔をゆがめた。
「だ、大丈夫か?」
「う…ん…、へーきだから…」
「うん」で返してきたが、先ほどの「うん」とは違う。
俺はエレンを気遣いながら腰を打ち据える。
いくらかすると、慣れてきたのかエレンが「もっと動いても平気」と言い出した。
エレンの許可をもらい、俺は動きを早くする。
「あ、はぁ…、うぅん…」
あの普段のエレンからは想像できない、甘い声が聴こえてくる。
「エレン…」
俺は名前を呼んだ。
「ユリアン…」
エレンも俺の名前を返す。
今、エレンのぬくもりを十二分に感じてる。
さっきまでのものとはまったく違う。
互いが互いを想ってるから、だから気持ちいいんだ…
俺はそう思ってた。
しかし、もっといっぱいぬくもりを感じたかったが、そろそろ限界も近かった。
「エレン、そろそろ…」
エレンに意思を伝える。
すると、エレンも俺に頼み事をしてきた。
「ユリアン…、お願い、手…、つなぎながら…、一緒に…」
俺はエレンと両手をつなぎながら、ラストスパートをかける。
そして、俺はそのままエレンの中に、全てを吐き出した。
物理的なものだけではなく、今までエレンに抱いていた思いだとか、
俺とエレンとの思い出だとか、そういったものも全部一緒に吐き出してった。
それと一緒にエレンからも、エレンが今まで俺に抱いていた思いだとか、色んなものが俺に流れ込んできた。
こういった意味でもようやく、ずいぶん遠回りをしたものの、俺たちは一緒になることができた。
互いに吐き出し終えた後、俺はエレンの上に力無く覆いかぶさって、こう言った。
「俺、お前のことが、好きだ…」
「うん…」
エレンは手をつなぎながら、力無く、しかし、心をこめて「うん」と答えてくれた…



400名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:38:58 ID:I34kj3Ev
翌日、2人で一緒にフロアに顔を出すと、マスターが挨拶を交わしてきた。
「お、二人ともおはよう、昨晩は楽しめたかな?」
マスターの冗談に聴こえないその一言に俺たちは吹いた。
「マ、マスター、変な冗談やめてよ!!
私とユリアンはそんな関係じゃ…」
相変わらず素直じゃないエレンが返す。
その顔には、あのうつむいてるもの悲しげな彼女の顔は見えなかった。
そんなエレンを見てると、俺は昨晩のことを全部話し出したかった。
「いやいや〜、エレン、嘘はいけないな〜、嘘は。
俺の親父は言ってたぜ、そんなくだらないことで嘘をついちゃいけないって。
俺たち、一つのベッドの上d…」
肝心な部分を全部言い終わる前に鉄拳が飛んできた。
相変わらず痛い拳だった。
「ユリアン、今度そんなこと言おうとしたら、こんなんじゃすまないからね?」
今の彼女の笑顔の奥には、仁王・明王・観音の3体が一緒に見えた。
ようやく、完全復活ってところですか。
俺は痛がりながらも立ち上がって、「悪い、悪い」と平謝りをする。
それをエレンは軽く流しながらも許す。
そこには、いつもどおりの幼馴染としての関係が、俺たちにあった。

「あ、そうそう、君たち宛に手紙が着てるよ。
ランスのヨハンネスさんって方からみたいだ。」
マスターが不意に手紙を取り出して、差出人の名を口にした。
それは意外にも、あのヨハンネスさんからだった。
俺たちはその手紙の封を切って中身を見る。
手紙には、「至急、ランスの私の家まで来てくれ」とだけ書いてあった。
短い内容だったが、その手紙を見た俺たちには、また戦いに赴くのだろうという思いがあった。
そしてこの手紙が、サラをアビスから助け出せる唯一の手がかりになるだろうと思った。
「また出かけるのかい、お熱いお二人さん?」
マスターが微笑みながら俺たちを見てくる。
「…、あぁ、マスター、ごめん、また開拓作業手伝えなくなって。」
俺は昨日の約束を破ることに対して、マスターに許しを請う。
「そんなことぐらい、気にしない、気にしない。
それに、もしかしたらサラも連れて帰ってこれるかもしれないんだろ?」
マスターは、俺がエレンに見透かされてるのと同じように、俺の考えを見透かしていた。
俺ってやっぱり分かりやすい性格なのかな、と思ってしまう。
「いや、『かもしれない』じゃない、『必ず連れて帰ってくる』から。」
俺は強い意志で、サラを連れて帰ってくると、マスターに、そして傍にいるエレンにも約束した。
401名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:39:35 ID:I34kj3Ev
ランスへ向かうために、ミュルスからツヴァイク行きの船に乗ってる間、俺はエレンに尋ねた。
「一応聞くけど、引き返すなら今のうちだぜ?
もしかしたら二度とこの地に戻ってこれないかもしれないし。」
「戻ってこれないならそれでいいよ。
私は、みんなと一緒にまた、楽しく暮らせるならそれでいいから…
それに、ここであんたと別れて、あんたが二度と戻ってこれなくなったら、
一体、あんたはどうするつもりなの?
そんなの、私は嫌だからね。」
確かにそうだ。
こんなやり取りを見てると、俺はエレンが大人になったのかなと思った。
ロアーヌのPUBでそれぞれの道を歩み始め、俺たちはそれぞれ大人に成長してった。
でも、彼女だけはその道に迷っていたようだった。
それでも、散々迷ったからこそ、今の彼女は俺たちの中で一番大人になったと、俺は思う。
そうして彼女が大人になったからこそ、一緒に今までの暮らしを取り戻せる、そう思えてきた。
俺はそんな、変わった彼女の手を黙ってつなぐ。
彼女は騒ごうとせず、何も言わないし、顔にも笑顔は無く、ただ水平線を見詰めてるだけだった。
でも、今の俺には分かる。
今エレンは、心の底から笑ってるんだって。



   fin
402名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 22:44:34 ID:I34kj3Ev
これで投下終了
ダイエット前はデート中の内容とか、情事の直後に2人が話すシーンとかがあったけど、
ここ無くても一応話し通じるからいいよなと思って斬った
たとえばミュルスで見かけた品がアビスゲートを閉じる旅の中で見かけた品で、
もしもオープニングの夜に誘っていたデートが実現していたら、
この品ももっと新鮮な目で見れたよな、とかいった感じで

ちなみに自分はユリアンとエレンの組み合わせが好きです
でも、ここから前4つに登場していたクローディアとグレイの組み合わせも好きですwww

ではスレ汚しすまそ
403名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 23:15:03 ID:hDHj1cYW
GJ!
ユリアンとエレンの組み合わせいいよね
404名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 03:13:00 ID:5PRIcHuE
エレンの気持ちの変化がイイ
親友って感じのやり取りとか復活後にめちゃめちゃ燃えた
何か妙に癒されたよGJ
405名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 03:22:05 ID:xatIrzeQ
GJ
>>402が思ってるほど長くないと思うよ
もし短縮前の文が残ってたら流してみて
せっかく書いたのにもったいない
406380:2008/11/03(月) 15:34:16 ID:Er4IV5fV
感想どうもありがd
とりあえずリクがあったんで短縮前のをこちらに上げといた
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org15041.txt

さて、次書くとしたらどうしようかな…
407名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 20:23:34 ID:ycS9nmIG
おつな ユリエレを
とうかするやつが またでたか!
408名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 12:11:08 ID:GN/EVtIh
なんという過疎っぷり保守
409名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 20:18:48 ID:ZweakmEJ
ロックブーケたんマダー
410名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 21:33:59 ID:kfdPQ6OT
サガフロンティア 91
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1225606617/
にエロパロ落ちてたw
411コピペ@:2008/11/20(木) 21:35:22 ID:kfdPQ6OT
「こっちよ」
下水の細いパイプを渡りきると、私はゆっくりと後ろを振り返る。
そして目の前の光景をとらえた瞬間、私の背筋を寒気が走り抜けた。
いつの間にか鳥の巣頭が私の正面にたどり着いて、
私の太股をいやらしい手つきでなでまわしていたのだ。
(嘘…っ!)
咄嗟に現実を拒否するように、きつく目を閉じる。
が、太股を好き勝手に這いまわる温かい手の感触は、それが夢ではないことをしらしめてくる。
(嘘、嘘…やだ…っ…どうしよう…)
体が強張って動かなかった。
鳥の巣は私がスタンしたと思っているようで――抵抗するタイミングが、掴めない。

「あの、もっと触りたくなってきたんだけど…おっぱい揉んでもいいかなあ…?」
鳥の巣はあさっての方向を向いて一人呟いた。
(そんな…っ!)
私はそっと薄く目を開けて鳥の巣の様子を窺う。
鳥の巣の左手は相変わらず私の太股を撫でさすっているが、
息を荒げながら空いた右手を私の胸に手を伸ばしてきた。
(いや…っ!)
鳥の巣はヒーロー系のような熱血漢そうな外見に似合わず、そっと優しく胸に触れてくる。
下から乳房を五本の指でくすぐるようにされ、ぞくっと体が震えた。
飽くまでも優しくゆっくりと、乳房を持ち上げるようにしながら全体を揉みしだいてくる。
「う〜ん、でかい!」

(ん…あぁ…っ)
恐怖と嫌悪感に混じって、腰の奥から甘い痺れが沸き上がってくる。
左手も太股を撫でるだけではなく、指一本だけをつうっと這わせたり
膝のあたりを優しくくすぐったりと、妙に…触り方が、いやらしい。
敏感な内股を、乳房を、鳥の巣の指がゆるゆると這いまわり、
渇いたからだに水が染み込むように、ぞくぞくと全身に快感が広がっていく。

(ん…はぁ…は…あ、ん…っ)

「あんた一体なんだ、その格好は?
紐パンなんか履いてふざけてるのか!」
鳥の巣の指が下着越しにゆっくりと繁みのあたりをなぞり、
私はびくっと体がはねそうになるのを必死で堪える。
なんて、なんていやらしい指の動きなのだろう。
恥丘を円を描くようにゆっくりと撫でられ、私は腰がくねりそうになるのを必死で堪える。

(やれるかアルカイザー!?おっぱいをやれるか!)
鳥の巣があそこの周辺をつんつんとつつきながら、一人自問する。

「変身!!」
そう叫ぶと鳥の巣は容赦なく私のキャミを引き裂いた。
上半身を隠す手段がなくなり、鳥の巣の大きな手が胸を包み込んだ。

(ぁ、ん…ッ!!)

手のひらがさわさわと乳房の外形をなぞり、緩やかに乳首が刺激される。
(や…乳首、だめ…っ!)
その間にも左手は内股の弱いところを撫でさすってくる。
鳥の巣が胸をさわさわするたびに人指し指から小指までが順々に乳首を刺激して、
その度に甘い快感の電流がぴりっと体を走った。
私の表情を窺いながら指先で軽く乳首をひっかくようにしてくる。
器用に動く指に、息が荒くなるのがもう押さえられない。私はきゅっと眉をよせて必死に声を殺す。
体が熱い。鳥の巣につままれた乳首が、触れられそうで触れられないあそこが、とろけそうに熱い――。
412コピペA:2008/11/20(木) 21:36:28 ID:kfdPQ6OT
「これは武器だぞ。 こっちもだ。 まさか、これ全部か!」
鳥の巣がにやにやと笑いながら、あそこの割れ目を下から上にすうっとなぞった。
途端にびくっと体がはねる。
明らかに鳥の巣は反応を楽しむようにしながら、割れ目を指一本で何度もなぞってくる。
体がぞくぞくと震え、もう少し強い刺激を与えられれば今にも喘ぎ声が漏れてしまいそうだ。
そして執拗に乳首をつまんですりすりと擦ったりゆっくりと揉んだりしてきて、
上から下から交互に与えられる快感に、私はもうおかしくなりそうだった。

ふいに、鳥の巣の指が止まる。
もどかしい…もっと、もっと気持ちいいところに触れてほしい…。
欲望に流されるままうっすらと目を開けて鳥の巣を見ると――
目が、合った。
反射的に目を閉じてももう遅い。あいつは私が感じていることに気付いている――。
鳥の巣はふっ、と鼻で笑うと、突然指で下着越しにクリトリスを押し上げた。
「んぁ…っ!」
突然襲ってきた強烈な快感に、私は思わず高く喘ぎ声をあげていた。

「よし、リージョン進入準備だ。」

鳥の巣の意図に気付き、私の体は震えた。これから起こることへの恐怖と、それから期待に。
鳥の巣の両手の指が紐パンの紐にかかり、するりと紐が解けたかと思うと、
前の布が落ちてあそこが露わになった。

「すっげ、見ろよ。ブラッククロスより大事件だ!」
鳥の巣の指がぬるぬるをクリトリスに塗りつけるようにする。
「あ、ぁん…っ!」
「乳首もさっきからビンビンに尖ってやがる。こんな淫乱見たことねー…」
気付けば私の目線の真下に鳥の巣が来ている、そして舌が敏感に尖った乳首のまわりをなぞる。
「ふ…あ、あぁ…っ!」
これほどまで愛撫されるなんて生まれて初めてで――気が狂いそうな快感が次々と背筋を駆け抜ける。
もう、ここが下水道の中だなんて考えられなかった。

遠くから息を呑んで見つめる不定形生物や両生類の視線。
そして鳥の巣のはぁはぁという荒い息、
私の恥ずかしいところから響くくちゅっくちゅっという粘着質な音、そして、私の止まらない喘ぎ声。
「ん…はぁ、いやっ、あ…あん…ッ!」
鳥の巣の指はクリトリスを優しく、時に激しくリズミカルにこすりあげてくる。
太股がひくついて腰が揺れる。乳首をちゅぱちゅぱと音を立てて吸い上げられると、
また私の声が一際高くなる。

「あ…ああっあん…やあぁ…ッ!」
鳥の巣がちろちろと乳首の先を舐めながら、
「ああ…やべー…我慢できなくなってきたかも…」
ぼそりと小さな声で呟いた。
次の瞬間鳥の巣はジッパーを下げ、ギンギンに勃起したものを掴み出すと、私の手にぎゅっと握らせた。
そして私の手に自分の手を重ね、その太く硬いものを扱きだす。
まるで熱い鉄の棒を扱いているような感触に、頭がくらくらした。

「・・・ もっと詳しく教えてくれ!」

鳥の巣はそう言ってしゃがみこんだ。
絶え間ない快感が途切れてほっと息を吐いたのもつかの間、
鳥の巣は獣のような勢いであそこにむしゃぶりついてきた。

「やあああああっ!!はぁん…ッ!」
413名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 21:37:07 ID:kfdPQ6OT
ハアハアと荒い息があそこに当たる。舌が素早く動いてクリトリスを舐め上げる。
「ふぁ…ああぁ…ッ!」
そして、太い指があそこに当てられたかと思うと、ぬるぬるとゆっくり中に挿しこまれた。
私のあそこはそれを待ち望んでいたかのようにきゅうっと締め付けて離さない。
指がゆっくりと曲げられると、それは私の一番敏感な部分を直撃する。
「や、ああぁ…だめ…っあぁ…ッ!!」
鳥の巣はゆっくりともう一本指を沿わせて挿入すると、一番弱い部分を押しこするようにしながら中で指を動かしてくる。
クリトリスを激しく舐め上げる舌も少しも動きを弱めず、指でぐいぐいと弱いところを刺激され、
狂おしいほどの快感に翻弄されながら勝手に背中が反っていく。腰のくねりが止まらない。
「はあん…っあ、ああ…だめ…ッもう…あっ、ああぁ――ッ!!!」
脊髄を痺れるような快感が走り抜け――私は、達した。

波のように襲ってくる快感と共に腰が何度もびくびくと痙攣し――そして、私は一気に脱力した。
「ぁ…はぁ…っ…はぁ…っ」
鳥の巣はにやにやと笑いながら、ぐったりして浅い息をする私の姿を見つめている。

「・・・ お前はよく我慢したよ」

「だがそれは間違った我慢強さだった」
鳥の巣がふいに私の乳首をきゅっとつまんだ。
「あぁん…ッ!」
いったばかりで全身敏感になっているところに強い刺激をくわえられて、私は反射的に甘い声を漏らしてしまう。
「…まだまだ足んない、みたいだなあ?」
鳥の巣の力強い瞳が、きらりと妖しく輝いた。

「必ず、正体を暴いてやる!!」
鳥の巣はまたさっきのように私の正面に立つと、屹立したそれを扱いてみせた。
力強く逞しい印象通り、それは生々しく血管が浮いてカリが高く張っている。
あまりのいやらしさに、私の背筋をぞくぞくと震えが走った。
鳥の巣は私の足首を両手でぐっと掴むと、一気に大きく開かせる。
鳥の巣のモノの張りつめた先端が、私のクリトリスにぐっと押し当てられる。
「あっ…やん……っ!!」
鳥の巣は軽く腰を動かして、モノの先でクリトリスをくにくにと嬲ってくる。
「はあぁ…っ!」
粘膜と粘膜がこすりあわされる刺激に、私はそれだけでまた達してしまいそうだった。
…欲しい。中に、熱い塊が、欲しくてたまらない――。

「や…あ…あぁ……っ」

ぬちゃり、と先端が濡れそぼった入り口にあてがわれ、
ずぶ、ずぶ…とじらすようにゆっくりと挿入されていく。
十分すぎるほど潤っているそこは、襞を肉棒にひくひくと絡みつかせながらそれを受け入れる。
もっと、奥…もっと…とばかりに、私は喘ぎながら腰をゆらめかせる。
私に理性はほとんど残っていなかった。この異常な状況に、痺れるような興奮を味わっていた。

「あ、んんん…っ!」
ついに最奥までいっぱいに挿入され、私は嬌声をあげた。
「すごいッ……ぬるぬるで…やばい…締まる…っ」
その声と同時に、鳥の巣は思いきり腰を突き上げた。
「あ、ああぁ…ッ!」
激しい突き上げが繰り返される。何度も、何度も、深く、深く。
高く張ったカリが中の一番いいところを何度もこすり、粘膜から気が遠くなるような快感が沸き上がる。
気持ちがいい。何も考えられない。
頭が真っ白になるのを感じながら、私は首を打ち振り腰を淫らに動かす。

「いいっすねえ、気持ちよさそうで」
遠くでクラーケンが羨ましそうに呟くのが聞こえた。
でも私はそんなことに構っていられない。ただ声をあげ腰を振って鳥の巣の動きに応えることしかできない。
「ああ…もう最ッ高…たまんねーよ…っ」
体を内側から揺さぶるような突き上げを繰り返したまま、鳥の巣はうわごとのように呟く。
414コピペC:2008/11/20(木) 21:37:44 ID:kfdPQ6OT
「終わったら俺にもやらしてくださいねー」
ふいにゼラチナスプランターの間の抜けた声が下水に響く。

「分かったって…お前いいもの持ってたろ…あれ、使ってやれよ…っ」
「あ、そういえばそうでしたっけ…忘れてました」
声は聞こえているのに、夢の中の言葉のように意味が伝わってこない。
――いいもの…使ってやる…?

瞬間、乳首に電流が流れるような快感が走った。
「あ、あんっ…やあああぁ…ッ!!?」
視線をやれば、鳥の巣が乳首に雷の結晶を押し当てている。
「ふあ…あっあ…あっ、あ…やぁ、――ッ!!」
深い突き上げと相まって、声も出せないような衝撃だった。
一気に体が燃え焼けるように熱くなり、私の腰がぐうっと持ち上がって痙攣した。
突き上げられる。またびくびくっと体が痙攣する。いってもいっても止まらなかった。
「――ぁ――ああぁ――ッ!!」
また奥まで突き上げられ、そのたび私の体はびくびく痙攣する。
うねるような快感に身を任せ、私は体の中に熱い飛沫が放たれるのを感じながら意識を手放した。

「ひあ……ッ!!」
すぐに意識を取り戻したのは、クリトリスに雷の結晶が押し当てられたからだ。
「だめェッ…あっあっあ…ッ!」
おかしくなりそうなほど何度も達したというのに、私の体はまた貪欲に快楽を貪っている。
薄く目を開けると鳥の巣が再び私を犯そうと待ち構えているのが見えた。
片手で雷の結晶を使い、片手で極太のアレをしごきあげている。
それはいっぱいに膨張しきっているようで、先端には先ほどの陵辱の痕跡が光っていた。

「異常よっ!あなた異常よ!!」
あまりの快感の連続に、私の残ってた理性が悲鳴を上げた。
「それ以上喋ったらおまえをぶっ壊す。いいか、俺の体から離れるなよ。離れたらぶっ壊す」
ぐちゅっとそれがあそこに押しあてられ、今度は一気に奥まで突きあげられる。
「ああ…あああぁん…ッ!!」
興奮した鳥の巣の挿入はさっきのそれとは段違いだ。
だが無理矢理押し広げられるような感覚も、今は快楽にしかならない。
クリトリスから響く強い振動とシンクロするように激しい律動が繰り返される。

「あっんっあ…あああ…っ!」
鳥の巣が乳首をつまんできた。三点を同時に攻められて、私はびくっとしてまた達してしまう。
中が収縮するとモノの硬い感触を一層生々しく感じて、また快感が増幅して、また中が収縮して――。
「はあ…ああぁ、あああん…ッ!」
ふいに、強い尿意のような感覚が襲ってきた。全身にさっと汗をかき、いけない、と思ったときにはもう遅い。
「あ、あ、は…ああぁ…ッ!ダメッ!!あっ、あっ、ダメーーーっ!!」
じゅわっとあそこに熱が広がったかと思うと、勢いよく熱い液体が吹き出てくる。
その間も鳥の巣は動きをとめず、ぐちゅっずちゅっと奥まで突き上げてくる。
「いやぁ・・・あぁッ…やあああぁ――ッ!!」
そう叫んだ私はまた深く深く達し、快楽の余韻に打ち震えたまま鳥の巣の胸に突っ伏した。
415コピペD:2008/11/20(木) 21:38:32 ID:kfdPQ6OT
そんな事が何度繰り返されたのだろう。
私が最後に意識を失い、目を覚ましたときにはもう裏通りの出口近くだった。
全裸にブーツという異様な姿ではあったが、呼吸する度静かに揺れる私の胸には
唾液も精液も付着した痕跡を残していない。
下半身の汚れもきちんと拭かれていて、さっきこの近くであんなことが起こっていたとは誰にも分からないだろう。
しかし、私の腰のあたりにはまだ強烈な快感の余韻がたゆたっている。

「ひッ……あ、ああッ……いやぁ――ッ」
突如熱く火照った感覚を肛門に受け私は立ち止まった。
私は歩くことも出来ず、思わずその場にしゃがみこんでしまいそうになった。

(あ、ああっ……いやッ・・・私の身体に何をしたの……ああ、あ……)
その間も私の肛門の中で火照った何かは、淫らな振動を発した。
先ほどまで鳥の巣に撫で回されていたお尻を硬直させながらも私は震える指先で
肛門を探り当てた。
快楽の続きを待ち望む身体が反応し思わず仰け反った。

「あ、あ・・・・・あむ・・・・・・ひィッ!!」
すでにふっくらととろけていた肛門はすんなりと指を受け入れた。
私・・・また、オトコのことを・・・淫らな妄想は留まることをしらなかったが、
たちまち指の付け根まで沈むと、指先に何かが感じ取れた。
とろとろの液体が内股から流れ落ち、ブーツを伝って足元にシミを作っていく。
鳥の巣に犯されていたときよりも激しい恥辱を感じつつ、嬌声をあげることだけは
必死にこらえて、キリキリと歯を噛み締めた。
異物が肛門から出るぬぽんという音に私は耳の先まで赤くなるのを感じた。

取り出された紅炎石には一件のメッセージが――

ここを通るには、通行料ってやつが必要だ。100クレジットにまけといてやるぜ

――背筋が寒くなった。
この先起こる出来事に対して、予測が外れることはないだろう…。
静寂の中、私はゆっくりと――そう、傍から見ればスローモーションのように
ゆっくりと視線をあげた…。

「う、うそ・・・あ…あぁっ・・・・こんなことって……!!」

物陰からこちらを見つめる視線があった。少なくとも一対の視線だけではない。
灼けつくように、そして粘りつき絡みつくような視線がそこにはあった。
そしてその視線の持ち主たちは視覚ではなく触覚で私を確かめるために近づいてきている。

ああ、それなのに――この、子宮から沸き上がる期待感は一体何なのだろう。

私はふらつく脚に力を入れて立ちあがる。
もうすぐ、終点だ。
416名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 21:40:09 ID:kfdPQ6OT
おそらく

・私=アニー
・鳥の巣=レッド

だと思う。
違ってたらゴメン。
417名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 22:24:59 ID:xkeOUl13
>>411-415書いた者です。
フロ1ではアニーが、フロ2ではエレノアが好きですな〜。
巨乳万歳!!
418アニーの受難(裏通り編) その1:2008/11/21(金) 01:02:40 ID:+1+vr56u
てなことで続きこっちに載せます。
今度もアニーの受難(裏通り編)です。


「状況、理解できてるのか?」
男の一人が私の耳元でぼそりと囁き、私ははっと正気を取り戻した。
普段の私なら叩きのめしてしまう程度のごろつき3人にいつの間にか取り囲まれていた…。
舐めまわすような獣の視線が私の身体中を這いずり回り、恐怖と期待に膝がガクガク震え、
内腿からはツーと蜜が滴った。

「分かったよな?まあそういう訳だから、ちゃんとおとなしくしてろってこと。…そらっ!」
その声を合図に、私の体はふっと後ろから抱え上げられた。
そのまま階段に腰掛けた男の上に座らされ、ぎゅっと羽交い締めにされる。
「や、やめて…っ!」
「叫んでも誰も聞こねえよ、お前みたいに好きそうな女でもない限りは。
無駄な抵抗やめて、一緒に気持ちよくなろうぜ。――な、さっきみたいに」
熱い唇が耳たぶに押し当てられ、低い声が耳に吹き込まれる。
「や…、い、いや…っ!」
男たちは私のお尻や内股ををさすりあげると、足首をぎゅっと掴んで無理矢理に脚を開かせる。
今の私では欲望剥き出しの男の腕力に抵抗できる筈もない。簡単に大事な場所が男たちの目に晒されてしまう。
「へーえ、もうとろとろじゃねえか。
やっぱりさっきの程度じゃ全然物足りなかったんだな」
下品な笑い声をたてた男の指があそこに触れ、私はびくっとしてのけぞった。

「お…今びくってしたなあ。感じちゃったんだ?…いいぜ、たっぷり可愛がってやるよ」
ニ十本の指が一斉に太股やふくらはぎをさわさわと這い回り、私を抱きかかえた男の大きな手が乳房を包み込む。
「ん…や、やあ…っ!」
私はきゅっと眉を寄せて首を振る。だが、それで男たちの指が止まるはずもない。
「柔らかくていいおっぱいだな…ぷるぷるして、揉み心地最高だぜ…」
後ろから回された手がいかにも柔らかさを楽しむように、時に優しく時に激しく乳房を揉みしだいてくる。
「や…っやめ…っん…ぁ…っ!」

「や…ああ…っ!」
足の指に柔らかく熱い感触を感じ、見れば男の一人がしゃがみこみ、足の指をちろちろと舐めている。
くすぐったいような寒気がするような初めての感覚に、私の体はぞくっと震えてしまう。
そいつは足の指の股まで丹念に舐め回してくる。
こちらを見る目は、「こんなとこが感じるなんて知らなかっただろ?」とばかりに意地悪に笑っていた。
「そんな…とこ…ん…やぁ…っ!」
後ろの男は指先で乳首をゆっくりくるくると撫で回してくる。
それと同時にぴちゃぴちゃと音をたてて耳たぶを舌で嬲られ、私は息を震わせた。

「だ…め…だめ…やぁ…っ」
男たちの指に、舌に、嬲られている内に、腰の奥からちろちろと得体の知れない感覚がはい上がってくる。
それが快感だということを認めたくなくても――体ははっきりと刺激を受け入れる体勢になりつつあった。
獲物をしゃぶる舌先は足の指を順番に口に含んで舐めまわした挙げ句に、
足の甲、足首のあたりとだんだん上の方に愛撫を移していっている。
右足の親指と左足の親指の間にあるものは?と、昔どこかで聞いた卑猥なクイズが私の頭をよぎった。
今度は正面に立った男が乳房を揉みながら、指先で軽く乳首を挟んできた。
「ひっ、あん…っ」
「ここ…さっきも感じてたよな?」
そうして優しく乳首を刺激しながら、男の舌は耳からうなじへとゆっくり這っていく。
「は…ん…んん…っ」
「こいつの髪、いい香りがしやがる…」
後ろから低く甘い声が囁きかけてくる。
前から後ろから乳首を触る指の動きに合わせて、私の体は意志とは無関係にぴくっと動いてしまう。
419アニーの受難(裏通り編) その2:2008/11/21(金) 01:28:08 ID:+1+vr56u
「気持ちいいんだろ?幸せものだなあ…三人の男に可愛がってもらえるなんて」
しゃがみこんだ男が話すたびに、熱い息が太股にかかる。その舌はもう太股の真ん中あたりまで到達していた。
内股を舐め回し膝小僧を指でなぞり…もう、あそこまでほとんど距離はない。
「…あれ、どうしたのかな?さっきより蜜が流れてるみたいだぜ?」
とぼけたような口調で指摘され、私は恥ずかしさにぎゅっと目を閉じる。
「まだあそこに触ってもいないのにこんなお汁出しちゃうほど感じる訳だ。ふーん…やっぱお前、淫乱だなあ」
「乳首そんなに気持ちいいのかよ?…もっとしてやろうか?」

耐え難い恥辱と襲い掛かる快感に耐えるためつぶっていた瞳を開けてみる。
乳首はまるで更なる刺激をねだるようにいやらしく色づき尖っていて、私は真っ赤になって顔を背ける。
「どうだ…いい気持ちだろ?」
そういうと正面の男は指先に唾液をまぶし、丹念に乳首に塗りこみ始めた。
間を空けずに後ろの男もそれに倣う。
男たちの欲望が私の敏感な部分から塗りこまれ、染み込んでいくような錯覚に囚われる。
乳首の先から唾液の糸が引いているのが見えた途端、全身に快感が走り抜け、
あそこからとろっと熱いものが溢れたのを感じる。
「あ…いや…っ!」
まるで全身の感覚が乳首の先と太股に集中しているようだ。こんなに敏感になるなんて…信じられない。
喘ぎ声を噛み殺そうとしても無駄な抵抗だ。私の体は、明らかに快楽に溺れ始めていた。

乳首をさすり、撫で、つまんでくりくりと刺激してくる男たちの技巧は女を嬲ることに慣れている証拠だろう。
それは下半身を責めている男も同じことで、足の付け根ぎりぎりまではい上がってはまた離れる舌は、
火のついた体を確実に煽りたててくる。
「は、ん…く…あぁ…っ!」
私は何度も体を震わせ、行き場のないもどかしさにあそこばかりが熱くなる。
後ろからの指が、少し強めにきゅっと乳首をつまんだ。
「や…ッ!」
快楽の電流が流れ、びくっとお尻が動いてしまう。
同時に私のお尻にちょうど当たっている男のモノが、さらに硬さを増したのが分かった。
「そんなにお尻動かすなよな。俺すぐたまンなくなっちまうぜ」
そういうとモノを私のお尻に押しつけるように、ゆっくりと腰を動かし始めた。
屹立した熱いモノをこすりつけられて、私の体に鳥の巣頭の巨根が埋め込まれた時の感覚が蘇る。
「んんん…や、やあ…っ!」
「またビチョビチョになってきたんじゃねーの?見ろよ、この地面。いやらしい汁でぐしょぐしょだ」

下半身を責めていた男の指が、不意にぴたりと濡れそぼったところにあてられた。
待ち望んでいた刺激に私の体はぴくっとのけぞる。
「あ、ん…っ!」
「もっと股を開くんだ、デカパイちゃん。おまんこがよく見えるようにな」
押し付けられた指先は割れ目をなぞって少しずつ上に上がっていき、クリトリスのところで止まる。
「ここが好きなんだったよな。…触られたかったんだろ?」
感じやすいな先のところを軽く押したり離したり、指の腹を微妙に動かしたりと弄ばれ、
私はそのたびに声をあげてしまう。
今までさんざん焦らされたそこは驚くほど敏感で、
もっととばかりに腰が動きそうになるのを必死で押しとどめる。
「ん…あ…ああ、あ…や、やめ…っ!」
「うん?…やめてもいいの?」
男の指がぴたりと動きを止める。クリトリスがじんじんして、やめないでと体が叫んでいる。
「…お前さあ、今、すっげー物欲しそうな顔、してる」
かあっと全身が熱くなり、私は男たちと視線を合わせることができずに目を背けた。

だがその瞬間、私の頭はたくましい腕にぐっと抱え込まれ、無理矢理後ろを向かされる。
視界に私を抱え込んでいる男の顔が大写しになったかと思うと、次の瞬間私はそいつにくちづけられていた。
「ん…っ!」
熱く、柔らかい唇の感触。
そして男の濡れた舌が私の唇の間に侵入し、
それと同時にネバついた液体が口の中に流れ込んでくる。
420アニーの受難(裏通り編) その3:2008/11/21(金) 01:51:35 ID:+1+vr56u
「ん…んん…っ」
差し込まれた舌は私の口の中を味わい尽くすように嬲ってくきた。上顎、歯列、舌と、丁寧に丁寧に。
乳首はすでに唾液のまみれとなり、下半身を責める指はしつこくくちゅくちゅとクリトリスをこね回してくる。
そして何よりお尻にあたるケダモノのいちもつはもう完全にギンギンになっている。
声が出そうになって私がごくり、と流し込まれた唾液を飲み込むと、男は唇を離して満足そうに嘲笑った。
「美味しかったか?身体の外側から犯されるだけじゃもの足りないだろうと思ってな」
笑った男の黄色く汚れた不揃いの歯並びに嫌悪を感じる間もなく、突然私の体に強烈な刺激が走った。

「あ…いやああ…ッ!!」
クリトリスから背筋に突き抜ける快感と、ブーン…、というマッサージ機のような振動音。
あの時に使われていた雷の結晶が、私のクリトリスに直接押し当てられていたのだ。
「あっあ、あ…だめッだめ…いやぁ…ッ!!」
私をいたぶるために強く押し付けられた結晶は、じんじんと硬く尖った私のクリトリスを直撃して暴れている。
緩やかに指でいじられているのとは刺激のレベルが違う。あまりの快感に背中がびくっと反り返り、
体の奥底がきゅうっと締まるような感覚の後、熱いものがとろとろと沸きだしてくる。
「い…や…だめ、だめ…やだ、それだめぇ…ッ!!」
まるで結晶に自分からあそこを押しつけるように、いやらしく腰がぐいぐい動いてしまう。
逞しい腕に後ろからぎゅっと抱かれて、それでも私の体はびくびくと動いている。
「すーげー。こんなおもちゃ使われてそんな声出しちゃうんだ?本気で変態だなあ」
男たちは私を弄ぶように雷の結晶を当てたり離したりを繰り返し、私の体はそのたびに激しく震える。
「や…だめ…や、あああぁ…ッ!!」

ついに絶頂に達しかけた刹那、ふ…っと振動音と刺激が消え失せた。
「あ…あ…っ?」
行き場を無くした欲望は私の腰の中で渦をまいて、溶岩のように熱くたぎっている。
自分の荒い息をはっきり感じるのが恥ずかしくてたまらない。
「…イキたかったか?けど、あんまりあっさりいっちゃっても楽しくないからなぁ」
背後から聞こえる男の低く甘い声。正面からは骨ばった指がまた乳首をつまんで軽くさすってくる。
「んん…ああッ!…あ…っ」
また結晶が当てられ、だが一瞬でまた離される。
しゃがみこんだまま男は酷薄そうな唇の端をつり上げて笑い、上目遣いで私の表情をじっと観察している。
「あぁ…ッ!…っあ……やあぁ…ッ!…んんぅ…っ」
オン、オフ、オン、オフと何度も繰り返され、私の目尻に涙がたまっていくのが分かる。
いかせて――お願い――と心の中で何度叫んでも、
お尻に当たるものはもどかしいほど優しく動くだけであり、
乳首への責めはいつの間にか緩やかな愛撫へと変わっていた。
結晶もクリトリスには一秒以上は続けて当ててはもらえない。
私の体はもう限界に近づいていた。

「ん、どうした?何か言いたいことがあるんなら言ってみろよ」
男は雷の結晶を片手に意地悪く首を傾げて私の顔を覗き込む。
「こいつは意地悪だが頼めばちゃんと聞いてくれるやつだぜ。…お願いしてみたらどうなんだ?」
乳首をゆるゆると嬲っていた指さえもぴたりと止まってしまう。
続きをしてもらうには――もう、頼むしかないのだ。
私は泣き出しそうになりながら、震える唇を開いた。
「…お…ねがい…し…ま…」
「聞こえない。もっとはっきり言えよ」
私が言い終わる前に、男はぴしゃりと冷たい声で言い放つ。
「どこをどうしてほしいんです?ちゃんとはっきり、…な?」
羞恥に耳までが熱くなる。死んでしまいそうに恥ずかしくて――
それでも、あそこはひくひくと動いて最後のごほうびを待っている。
ふいに耳にぴちゃ、と這わされた男の舌に、私の理性の糸はぷつんと途切れた。


「おねがい、します…乳首、いじって…クリトリスにおもちゃあてて、いかせてください…っ!」

「…よくできました」
男はにやりと笑うと、突然、雷の結晶を激しく押し当ててきた。
421アニーの受難(裏通り編) その4:2008/11/21(金) 02:57:54 ID:+1+vr56u
「あ、あ、あああああ…ッ!!」
快感がクリトリスから背筋を駆け抜けて、脳天ではじける。
頭が真っ白になるような快感が次々と襲いかかってきて、耳たぶと乳首への刺激がそれを更に倍増させる。
「あ、あ、いや、いやあああ――ッ!!」
泣くような淫らな声が部屋に反響する。お尻に今にも弾けそうなものがぐいぐいと押しつけられる。
一際強い快楽が大きく背中を痙攣させ、私は体が浮き上がるような感覚と共に、絶頂にのぼり詰めていった。

私は不規則に荒い息を吐きながら、力の抜けた体をぐったりと後ろの男の胸に預けた。
頭が朦朧とする。他の二人は私の脚をさらに大きく開くが、私は体を動かすこともできない。
「しっかしなあ、お願いしますいかせてください…なんて、よく言えるよなあ、うん?」
流れ出る蜜を指ですくい、男たちは満足気な表情を浮かべる。
「ホントだよな。これじゃ強姦罪なんて成立するわけねえよな。
俺たちこいつがしてほしいことしてあげてるだけなんだからな」
ビクッと私の身体がわずかに震えた途端、さらなる愛液が噴き出した。


男たちの手のひらが太股から脇腹の、うなじから乳房の、そしてお尻の肌を
それぞれそっと撫でていく。
活気に溢れたクーロンの表通りからほんの少し離れた場所で、私は逃げることの出来ない
快感の余韻に浸りながら生まれたままの姿を横たえていた。
誰のものともわからない唾液と留まることを知らずに溢れ出す愛液にまみれた白い裸体は
薄暗い闇の中でこれ以上ないコントラストをつくり出している。
「スキを見せなければ大丈夫」といわれる治安だけあって「スキを見せたもの=私」に対して
現実は容赦してくれそうにもなかった・・・・・・。


男たちは私が堕ちるところまで堕ちたことを確信していた。
「さて、次はどうやって遊んでやろうかなあ…」
「…へへっ…悪りィなあ…」
不意に私を抱え込んでいる男がもどかしそうにもぞもぞと腰を動かした。
先ほどの陵辱でガチガチに屹立したものが私のお尻の割れ目に当たっている。
「俺、そろそろヤバくなってきちまった…」


「またかよ、お前相変わらず我慢きかねーなあ」
雷の結晶を使い存分に私を弄りつくした男は呆れたような声で言う。
「だって仕方ねーじゃねえか…あんなエロい声出して腰振ってくるんだぜ。
尻の柔らかいとこがモロにチンコに当たって…もうさっきから挿れたくって挿れたくって」
「駄目だ。お前のやつバカみたいにでかいんだから後にしろ。口でも使ってればいいじゃねーか」
「あー…そっか、口ってのもいいかもしれないな」
男は私に後ろを向かせ、私の目をじっと見つめてきた。ドロッと濁ったような瞳。
まっとうな生き方をしていないことを証明する瞳が期待と欲望にギラギラ輝いている。
「そういう訳だからよ…お願いできるよな?」
拒否権なんてある訳がない。私は男の促すまま、脚の間にひざまずいた。
筋肉質な太股の間にはち切れんばかりの勢いでそそり立つイチモツ。
今からこれを咥えなければならないかと思うと、一度少し落ち着いたはずの私の鼓動はまた速くなり始めた。
「おい、尻もっと突き出せよ」
別の男に言われ、私はまるで犬のように床に四つん這いにさせられる。

屈辱的な格好。とろとろに濡れて赤く色づいたあそこも、お尻の穴さえも丸見えなのだろう。
最後の一人は四つん這いになった私の下に潜りこむと愛おし気に乳房を愛撫しはじめる。

(ああっ・・・・・・!!)
愛撫による優しい刺激よりも、這わされた私の股間の真後ろと真下にもそそり立つペニスが
待ち受けていると考えると身を灼く想いに正気を保っていられる自信はなかった。

422名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 22:28:15 ID:ZJLlmV02
支援いる?
423名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 01:37:16 ID:SIqsxzgX
>>422
大丈夫そうです、ありがd!!
というか、書いてる最中に寝てしまった・・・。
424アニーの受難(裏通り編) その5:2008/11/22(土) 02:16:18 ID:SIqsxzgX
「へへへ…じゃあ頑張れよ」
声だけは優しげに、正面に立った男はくいっと私の顎をもちあげる。
突きだしたお尻を男の手のひらが撫で回すのを感じ、羞恥に指先を震わせながら、
私はおずおずと勃起したペニスに指を伸ばした。
スジを立てて隆起するペニスに指をかけるのにとまどっていると、男は焦れったそうに
自らその猛々しい男根を掴みだした。
あと数ミリで唇に触れるという距離まで近づけられると、勢い良く反り返ったそれは凶暴なほどに大きく感じた。
先端に縦に走っている筋のあたりはぬらぬらと濡れて卑猥に光っている。私は緊張にごくりと唾を飲み込んだ。

唇を近づけ、根本のあたりにちゅ、ちゅ、とくちづける。
下から上へとゆっくりと舐め上げて、カリに到達する寸前にまた根本の方へ戻る。
下にたれた二つのふくらみも舌ですくいあげるように舐め上げて、じらすように裏筋を舌先でつついて――。
私は、私自身が想像していたよりも何倍もいやらしく舌が動くのを感じていた。
「お前おいしそうにしゃぶるなあ。そんなにチンコ好きなのか?」
卑猥な言葉を投げつけながら何度も繰り返しお尻をさすってくる手の感触と執拗なまでの
乳房への愛撫が更に私の舌使いのいやらしさを助長させる。
反応を確かめたくて上目遣いに男の表情をちらっと盗み見ると、征服者の表情を浮かべ気持ちよさそうに
息を吐き出しているのが見える。
「ん…。ふふ…上手い…じゃないか…。舌、熱くて、気持ちいいぜ…」
いっぱいに口をあけてかぽっと張りつめた先端をくわえ込むと、
男はぶるっと身震いして私の髪をゆっくり指ですきはじめた。
「はあ…あ…いいよ…すげーいい…」

はあはあと息を荒らげる男を見て少しだけ優位に立てたような感覚を味わっていると、
くちゅ…っと、あそこに指が触れるのを感じた。
「ん…っ」
私は猛々しいモノをくわえたまま小さく呻く。
さっきいったばかりのそこはまだ充血したままで、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまう。
後ろの男は左右の花びらをぬる…ぬる…っと指で撫で、クリトリスにも刺激を加えてくる。
「んん…ふ…っ」
口の中いっぱいにふくんだ肉棒のせいで、自由に声を出すこともできない。
「ほら、ちゃんとくわえろよ。唇止まってるじゃないか」
今度は真下から冷たい声。私は慌てて唇をすぼめ、唇の粘膜でカリを包み込むようにして上下に往復させる。
背後から伸ばされた指はだんだん動きが速くなり、クリトリスをくりくりと撫で回してきて、
私は思わずモノを握る手に力を込めてしまう。
「ぅん、ん…っ」
目の前で太股の筋肉が、ぴくっと痙攣するのが分かった。

ぬちゅ…っといやらしい水音をたてて、長い指がアソコに侵入してきた。
反射的にアソコがきゅうっと締まる。
「ん…んぅ…ッ」
気持ちいいところを丹念に探るように指は中を動き回り、やがて指先はある一点をとらえた。
「んあ、んんん…ッ!」
まるでさるぐつわでもされているように声を出すことができず、私は思わずくわえていた男根を強く吸い上げてしまう。
「うわ、ちょ…っやべ…っ!」
私の口を犯している男は短く声をあげ、快感をこらえるように息を止めた。
その間も男の指は中の気持ちいいところを容赦なく押しあげてくる。突きだしたお尻が淫らに揺れてしまう。
いつの間にか指は二本に増やされ、そこに当たるようにぐちゅっぐちゅっとピストン運動が繰り返される。
「ん、んん…んん…ッ!」
私は夢中でモノをしゃぶりたてた。私の唇の動きに合わせて正面の男は腰を突き上げる。頭に置かれた手に力が加わってくる。

「そろそろいいんじゃねえか?」
それまでひたすら私の胸を弄り続けていた男が不満そうな声をあげた。
「そうだな、たくましいのが欲しくてしょうがないないようだな、こいつのオマンコ」
後ろから嘲笑われ、ピンと指先でクリトリスを弾れた。
思わずヒィッと身体をのけぞらせてしまう。
喘ごうにも口いっぱいに肉棒が詰め込まれ、口の端から涎が垂れていた。目もすでにうつろだ。
425アニーの受難(裏通り編) その6:2008/11/22(土) 13:35:21 ID:SIqsxzgX
「よし、上に乗ってやりな。お前が自分からつながるんだ」
後ろからパシッとお尻を叩かれる。
(ああっ・・・・・・!!)
今まで後ろから犯されるとばかり思っていたが、どうやら真下で寝そべっている男と
結合させられるようだ。
逆らうことなどできないが、自分から腰を落さなければならないことがわずかに残る羞恥心を煽った。
思わずしゃぶらされていたモノを吐き出し、もう…許して――とつぶやいていた。

「調子に乗るなよ、この淫乱!!」
「いやああああっ!!」
罵声とともに真後ろからあそこをしゃぶられた瞬間、メスの本能が蘇える。
一度男の腰をまたいで立ち上がると、たくましい肉棒にゆっくり腰を落し始めた。
そんな私の姿を6つの瞳が勝ち誇ったように見つめていた。
「こ、こんなことって……ああっ……」
私は必死に唇を噛み締めた。
どうして泣き叫んで抵抗できないのだろう、自分でももうわからない。
もう快楽の火にくるまれた身体は男たちの操るままなのだ。

「早くつながれよ。おちんちんが大好きなんだろ、淫乱。
また思いっきり気分をやりたいんだろ」
「そ、そんな……ああ………」
私はきっぱり否定できない自分の身体が恨めしかった。

そして、私はアソコの入り口に今までとは違う感触を感じた。
熱く、硬く、張りつめた、指とは比べものにならない太さのそれは――。
「挿れろ!」
次の瞬間、私の体に強烈な衝撃が走った。
「やぁっ、ああ――ッ!」
奥まで一気に挿し貫かれて反射的に背中を反らしてしまうと、先端が余計にいいところをえぐることになる。
「あっ、んっんっ…ぅん、んん…ッ!」
激しい律動が始まった。陵辱者は私の腰をぐっと掴み、獣のように容赦なく奥まで突き上げてくる。
歓びの声が漏れそうになった瞬間、熱くたぎったペニスが唇を割って侵入してきた。
粘膜が擦れ合うところから怖ろしいほどの快感が沸き上がってきて、私はただ唇をせいいっぱい動かし腰を振る。
狭い壁を男のモノはぐいぐいと擦りあげ、子宮口までを突き上げてきた。
「んっ、ぅん…んっんっん…ッ!!」
ぱんぱんと肉の当たる音が響き、同時にぐちゅっぬちゅっという粘着質な音も私の耳に届いてくる。
下からモノが私の最奥を突き上げれば、真正面のモノは私の喉を突き上げてくる。
口とアソコを同時に犯されるという屈辱。
息苦しさに涙が浮かび、しかしそれすらも快感に姿を変え、私はまた気が狂いそうな快楽の渦に飲み込まれていく。

誰かの指が硬く充血したクリトリスに触れ、奥を突き上げるのと同じリズムでくちゅっくちゅっとそれを擦ってくる。
「ん、ん、んん…ッ!」
もう限界だった。目尻からぽろぽろと涙が流れ落ちる。気持ちいい。気持ちよすぎておかしくなりそうだ。
指の腹でクリトリスをこねまわされている。律動がどんどん速くなり、先端がGスポットを強烈に刺激している。
爆発寸前の肉棒を握りしめた私の手に自然とぎゅう…っと力が入り、口の中でびくびくっとそれが震える。
「ああ、もう、やばい、出る…っ!」
男が声をあげ、私の頭をぎゅっと股間に押しつけた。
どくんどくんと口の中でそれが脈打ち、濃いミルクが吐き出される。
それと同時に指でクリトリスを強く押され、激しい快感に私はまた大きく腰を痙攣させて――達した。

一瞬遅れて私を貫いている男も中に大量の精液を放ち、私たちはまるで獣のように荒い息を吐く。
口の中にあるねっとりとした生臭い液体。なのに私はごく自然に、それをごく…と飲み込んでいた。
咽の奥に雄のにおいが絡みつく。
「はあ…すげー…最高…気持ちよかったあ…」
口を犯していた男が後ろに手をついて大きく息を吐いた。頬が真っ赤に染まって、額には汗が浮いている。
私は腰から崩れ落ち、男の胸に身体を預けるようにへたりこんでしまった。
体はまだ快感の余韻をむさぼるようにひくっひくっと小さな痙攣を繰り返している。
私の乳首と男の乳首が擦れ合う度に心地よい刺激が走っていた。
426名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 14:47:44 ID:SIqsxzgX
申し訳ありませんが、無駄に長いしアニーの名前隠したのと
相手の具体的描写に欠けるわでパロでもなんでもなくなったので
一旦切りますね…orz

スレ汚し申し訳ない。。。
427名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 07:02:15 ID:LzUKxkxN
完結するSS希望保守
428名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 17:21:24 ID:yj3xu016
わっふる
429名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 18:35:04 ID:Xn2WvDor
規制は解除されたがPCが逝ってしまった
SSだけバックアップとってなかった…
430カタリナ編OP@:2008/12/02(火) 00:57:02 ID:azYPeAHP
「ああッ……ん、んッ…くぅッ!」
来るべきミカエルとの決戦のためゴドウィン男爵の元、牢屋番すら駆りだされているロアーヌ城地下牢に
女の喘ぎ声がこだましている。

牢の一室では美しい長髪の若い女性が、全裸で横たわっていた。
部屋の隅には脱ぎ捨てられたドレスが無造作に置かれているが、部屋には男の影は見えなかった。
カタリナは牢屋の扉に向かい、まるで見せつけるかのように大きく股を開き、添えられた右手を緩やかに割れ目に這わせる。
執拗に何度も指を這わせながらクリトリスに刺激を与え、その度に軽い喘ぎ声を漏らしている。
左手は自らの乳房を下からすくい上げるようにして揉みこみ親指と中指で乳首を摘むと
さらに刺激を加えるように人差し指を軽く擦るような動作を繰りかえす。
だがそれでは物足りないのかしばらくすると今度は指先に唾液をまぶして同じ仕草を行った。

「あ、ああ……駄目ッ……そんなこと……やめて…やめて下さい……そんなふうにされたら……ふあああッ!!」
自らの身体をいたぶる指先に力をこめると、カタリナは一際大きな声で嬌声をあげた。
乳首の先はすでにとがりはじめ、自らの指の動きに耐えられなくなったあそこは肉壁を熱くとろけさせる。
とろりと溢れた蜜が冷たい石床に染みをつくった。

「いやあああッ……も、もう…許して……これ以上は……いやぁん……ッ!!」
カタリナの脳裏では大臣と三人の兵士によって恥辱と快楽まみれの拷問にかけられる自分の姿が描かれていた。
妄想の中でカタリナは、全裸に剥かれ、縛られ、吊るされ、全身を弄ばれ、そしてそそり立つ熱い肉の棒を次々と押し当てられる。
こんなところにも武器があるじゃないか、と左右から乳首を摘みあげられ、ここに武器を隠してるのだろうと
灼熱の肉棒でとろけたあそこをかき回される。
泣き叫んで許しを請う唇にもオトコの欲望が差し込まれ、口に放たれた精は一滴残らず飲まされ、
そして下からの精は子宮へと注ぎ込まれていく。

オトコたちはまとわり付く位置を替え、体位を替えて夜明けまで輪姦し続ける、普段のカタリナを知るものからは
想像もできない、そんな内容の妄想だった。
「あ、ああッ……たまらないッ…私…私、イッちゃうッ!!」
あられもない声と同時に、カタリナの裸身に痙攣が走り始めた。
そのまま一気に全身灼きつくされるかのような感覚に支配され、おびただしい蜜をあふれさせ、カタリナは絶頂に昇り詰めた。
カタリナの肉体は美しい弓なりに反り返り、双臀をブルブルふるわせて荒い呼吸をする。
そのまま裸体を二度三度震わせ、快楽の余韻を味わいながら汗まみれの身体をのたうたせた。


隣りの牢からはカタリナの牢屋で何が起こっているのか確かめようと、必死になって鉄の扉を叩き、
分厚い石壁を削ったりする音がカタリナが牢を出るその瞬間まで空しく鳴り響いていた。
ミカエルがゴドウィンを打ち破り、ロアーヌ城へ凱旋するまでまだ時間はたっぷりある。
カタリナは隣の牢から聞こえる煩悩の叫びを聞きながら口元に意味ありげな微笑を浮かべた。
そして再び快楽の続きを貪ろうと腰をくゆらせた……。
431カタリナ編OPA:2008/12/02(火) 01:00:05 ID:azYPeAHP
くちゅッくちゅッくちゅッ……。
カタリナの股間から淫猥な音が響く。
「すごい…すごいわッ……ああ、最高よ…ッ!」
どのような卑猥な空想に浸っているのか、カタリナは恥ずかしい声を上げ続けていた。
どうせ、隣りの牢にしかひとはいないのだとたかをくくって…。
牢屋へ近づく足音にも気づかず自慰に耽るカタリナ。二度目の絶頂を迎えようとしたその瞬間、勢いよく扉が開け放たれた。

「…………!!!!」
予想外の訪問者の登場に呆気にとられ、潤ったあそこに指を挿し込んだ、まさに真っ最中の格好のまま
扉を開け放った人物から目が逸らせないでいた。
そこには、ゴドウィンと合流したものだとばかり思っていた大臣が護衛を引き連れて立っていた。
こちらも一瞬呆気に取られたものの、人には言えぬような淫靡なカタリナの裸身と脱ぎ捨てられたドレスを見やりながら、
大臣は満面の笑みをこぼした。
「ほお…これはこれは…。カタリナ殿はオナニーの真っ最中でしたか、いやはやお好きなことで」
護衛の兵士達も唖然としてカタリナを見つめていたが、大臣の声で我に返ると目を血走らせたままゴクリと唾を飲み込んだ。

「あッ……あ……ッ」
頭の中が真っ白になりカタリナは何一つ考えることができなかった。
「これは好都合。カタリナを素っ裸にする手間が省けたというものだ。お前たち、この淫乱女を引き立てろ!」
抵抗などしようもなく牢屋から引きずり出され、カタリナは一糸まとわぬ姿のままハイヒールを履かされると、
四つ這いになって玉座の間まで歩けとの命令を受ける。
ゴドウィン軍の兵士たちの視線が集中あいているのが、痛いまでによくわかった。

(あ、ああ…見られてる……)
カタリナは顔が火のように熱くなるのを感じた。股間は突き刺さるような視線に、身体の奥が熱くうずいて
とろけだすのをカタリナはどうしようもなかった。
「なんていい身体をしているんだ」
「いい女だぜ…この顔にこの身体。腰の周りの色気がたまんねえな」
兵士たちのそんなささやきが聞こえる。皆、目はギラギラ光り、視線が舐めるようにカタリナの裸身を這った。
兵士たちは手出しを禁じられているようでカタリナには触れるものはいなかったが、ニヤニヤ笑って舌なめずりする者、
ゴクリと生唾を呑む者、普段絶対に見ることができないものだけあって皆真剣そのものだった。
ゆっくり這うことを命じられたカタリナは腕を伸ばし、尻を掲げるようにして全てを兵士たちの目に晒した。
中には息がかかるくらいまでカタリナの股間に顔を近づけ食い入るように覗き込む者や、真横でしゃがみこむと
揺れる乳房をしゃぶらんばかりの勢いで見つめる者もいた。

「ああッ……恥ずかしい……」
兵士たちの熱い息を剥きだしの素肌に感じるたびに、悶えるように身を震わせ、すすり泣くような声を上げる。
だが言葉とは裏腹にすでにカタリナの全身は桃色に染め上がり、滑らかな肌には玉のような汗が張りついている。
カタリナの股間はうずき、熱い蜜が溢れた。
滴り落ちる汗と蜜が混ざり合い、カタリナが通った後には淫靡な道筋が現れていた。
降り注ぐ視線に込められた思いの強さにカタリナは目眩を覚え、思わずふらつく。
傍らで見ていた兵士からはカタリナが尻を振ったかのように見え歓声があがった。

「さすが、カタリナさん。アンタは今日から尻振り女だ。肛門ヒクつかせて気持ちよさそうな顔しやがって!」
「へへへ、オマンコがもうびちょびちょですよ、カタリナ様。見られてるだけでこれってのは相当変態の素質があるんでしょうなあ」
「そりゃあ、牢屋でオナニーする女なんだぜ?見ろよ、このびんびんの乳首!しゃぶってもらえないのが残念って顔してるぜ!」
さすがのカタリナもあまりの恥ずかしさといつオトコたちの手が伸びてくるかもしれないという恐怖に身が震わせ、
真っ赤な顔を俯かせたまま、うずくまってしまう。その途端大臣が恐ろしい命令を出す。

「恥ずかしがってないで顔をあげるのだ、カタリナ。尻をもっとたかくかかげて、胸を揺らすように歩くのだ。
ゆっくりだぞ、ゆっくり。かかげた尻を振るのも忘れるなよ。言うとおりにしないと即輪姦パーティーになるぞ」

「そ…それだけは…それだけは許して……」
慌てて腕をピンと伸ばすと、勢いよく尻を高く突き出す。
(……ああ……夢よ……これは夢の続きなのよ……)
胸を揺らし両手を交互に前にだすとオトコたちが覗き込むのを覚悟してゆっくりと両脚を交互に引きつける。
そしてかかげた尻が弧を描くようにくゆらされると、一段と高い兵士たちの歓声があがる。
432カタリナ編OPB:2008/12/02(火) 01:03:14 ID:azYPeAHP
「それでいいぞ、カタリナ。もっともお前はこんな程度では物足りないだろうだがな」
大臣は嘲笑って、指の腹でクリトリスを擦りあげた。
ひいッとカタリナは美貌をのけぞらせた。
ハアハアと喘ぐ口の端からは、涎が垂れている。目ももううつろだ。
輪姦されるのも時間の問題だろう…もやのかかる意識の中、カタリナは想像していたがそれが実現することはなかった。
カタリナにとって永遠とも思えた時間の果て、玉座の間の前までたどり着いていた……。


大臣はカタリナだけを玉座の間へ入れると、不満の声を鳴らす兵士たちを扉の外へ締めだした。
カタリナの尻の真後ろで、厚い鋼鉄の扉が軋む音を立てて閉じた。
ひんやりした風がカタリナの身体へと当たり、思わず身震いする。

(私……助かったの……?)
安堵のあまり床へへたり込んだカタリナの尻に大臣の激しい平手打ちが飛んだ。
「きゃあああああッ!!」
破裂音が響き渡り、カタリナは反射的に四つん這いのポーズをとっていた。
尻をかかげ媚びるかのようにわずかに揺らせてみせる。そして目に涙を浮かべたまま、上目使いで大臣の方を見つめた。
カタリナの顎に手を掛け美貌を引き起こすと、大臣の手は素早くカタリナの股間へと割り込んだ。

「あうッ…うう……い、いやん……」
瞳を逸らすことなく飴細工のように身体を揺らすと媚びるような甘い声でカタリナは鳴いてみせた。
従順なメス犬の姿に満足し、オトコとしての本能を剥きだしにしてカタリナと接してみたい欲望が大臣の心の中で
むくむくと湧き上がって来る。
しかしその感情をどうにか押さえ込むと持っていた布でカタリナに目隠しをした。
(や、やだ……わ、私…恥ずかしいことされるのね……)
尻の痛みに刺激されたのか、普段は隠されているカタリナの被虐願望が徐々に頭をもたげ始め、
カタリナの肉体はますます火照りが強くなる。
だがそのとき、カタリナの戦士としての研ぎ澄まされた感覚が玉座に『何か』の気配がすることを捉えていた。

(ゴドウィンは戦の準備で城にはいないはずなのに……)
目隠しをとって確かめたい…ふと悪寒に襲われそう考えたカタリナだったが、『何か』がこちらへゆっくり近づいてくるのを感じていた。
一歩ずつ近づいてくるその足音からカタリナはそれが人間でないことに気づき身を竦ませた。
カタリナの唇はワナワナとふるえ、身体のふるえもとまらない。その肩を大臣が撫でた。
「いいな、カタリナ。抵抗したり、逃げようとしたら命はないものと思え。
おとなしくしていれば淫らなお前でも十分満足できるぞ、フフフフフ…」
大臣は釘を刺すと、カタリナの尻をまるで商品かのように撫で上げた。
カタリナはにわかに身体を硬直させた。ブルブルと身体の震えが大きくなる。

「こ、こわいわ……」
思わず大臣に助けを求める。
「しっかりしろ。フフフ、うんと色っぽくふるまって、楽しませるんだ。お前も覚悟を決めて楽しむのだな」
大臣は活を入れるように、カタリナの尻をピシッとはたいた。沈黙したカタリナを横目に大臣は『何か』に向かって
大声で全裸のカタリナを紹介した。
「お望み通りお連れしました。これがお話した美貌の貴族、カタリナです。これから素っ裸であなたのお相手を務めます」
大臣の紹介が終わると、カタリナの目前まで迫っていた『何か』の気配が不意に消えた。
そして『何か』が自分の背後に立っているのだと、カタリナが気づいたのと同時に、
カタリナは真後ろからガッチリ腰を抱え込まれていた……。


「いやあああッ……助けてッ……助けてェ……ッ!!!!」
カタリナのあそこの入り口に『何か』のモノが当てがわれた瞬間、カタリナはその太さ、大きさを瞬時に理解し、
恐怖のあまり絶叫をあげた。
だが『何か』の巨大な手はカタリナの腰を軽々と引きつけると、一気に潤ったカタリナのあそこへと突き刺した。
433カタリナ編OPC:2008/12/02(火) 14:37:09 ID:azYPeAHP
「ひい……ッ……あむッ…い、いや…あ……」
無理矢理侵入してくる肉棒のキツさにカタリナは呻き声をあげた。
全身から汗を流して苦しむカタリナの腰をつかんだまま『何か』はその巨大な肉棒を軸にカタリナの身体をグルリと回転させた。
「いやあああッ……やめてェッ!!!!」
『何か』に対面で貫かれたカタリナは血の気を失った美貌をひきつらせ、たちまち悲鳴をあげ、泣き声を噴きこぼした。
カタリナは逃れようにも抱えあげられたうえに深々と咥え込まされているため、
挿入された巨大な灼熱の棒にあそこが馴染むのを待ち望んでいるかのように動くことができなかった。
生臭い息がカタリナに吹きかけられ、まだ近くにいた大臣がカタリナの目隠しを取り去った……。

瞬く雷光が巨大な悪鬼の姿を照らし出した。恐怖に怯えるカタリナは、貫かれた姿勢のまま身じろぎすることすら忘れていた。
「ああッ……そ、そんな……聖王様……」
救いの言葉を口にするカタリナを見ると、悪鬼はニヤリと口の端を歪めた。

「玉座の座り心地もよかったが、お前の股も中々の心地だ。オレはお前を離す気もないし、助けてやるつもりもない。
お前の力でオレから逃げられるかな?」
悪鬼は歓喜の涎を垂れながら掴んだカタリナの腰を揺さぶった。
「ひィッ…く、苦しい……許してェ……」
蒼白になっていたカタリナの美貌はいつしか火を噴かんばかりに真っ赤に戻っていた。
汗に濡れて乱れた髪をまとわりつかせ、苦悶と狼狽に喘いでいる。
「今にものすごく気持ちよくなるぞ。フハハ、だいぶあそこがオレに馴染んできたようだな、カタリナよ」
悪鬼はリズミカルに抽送を繰りかえしながら、カタリナの苦悶の表情を楽しんだ。
「どうした、カタリナ。お前ばかり楽しんでいないで、自分から腰を使わないか」
悪鬼はそう囁くと、舌先を重たげに揺れるカタリナの乳房の上を這うように動かす。
「……あ、あああッ……気が変になるう…ああッ、たまらないわッ!!」
抑えきれない声が噴きこぼれた。ハァハァと喘ぎ、すすり泣く。肉感的な唇は、淫らな電流が全身に流れているのを
示すかのようにぷるぷる震えている。
「し、死んじゃうッ…!!」
カタリナの両脚がピンと張って、上体が大きくのけぞると同時に全身に痙攣が走った。カタリナは絶頂を迎えていた……。

カタリナの身体からガックリ力が抜けると、悪鬼との結合部分から大量の蜜が滴り落ちた。
(…こんな……こんなことって……)
カタリナは両目を閉じたまま、半開きの唇で荒い息をしていた。
逞しすぎる肉棒が灼けただれたカタリナの中をこすりとる感覚…気も遠くなるほどの、この世のものとは思えない愉悦。
通常の性行為とまるで異なる陵辱に、カタリナは錯乱の中に翻弄されつづけていた。
ぐったりと肩で息をするカタリナを悪鬼はどうやっていたぶるか考えていたが、不意に抱え込んでいたカタリナの腰から手を離した。
勢いの衰えない巨大で熱い肉の塊はカタリナののあそこに根元まで突き刺さっていた。

「ひああッ…どうにか、どうにかなっちゃう……ひッ、ひいッ……」
子宮を突き上げるその衝撃に、一度昇りつめた余韻がおさまるひまもなく、カタリナは再び半狂乱に追い上げられる。
ちょろちょろと悪鬼の肉棒を伝い、足元へと流れる黄金の清流。だがカタリナには恥ずかしさを感じるどころか、
漏らしたことに気づかないほど必死だった。
「ミカエルのと比べてどうだ?何度でも好きなだけ気をやらしてやるぞ、ハハハ」
「…………ッ!!!!」
無言のまま、カタリナは腕を伸ばし、少しでも自分を貫く灼熱の塊が深くならぬように悪鬼にしがみついていた。
しかしダラリと宙に垂れた脚は無意識に、悪鬼の腰にからみつき、傍から見るとまるで愛しい人と抱擁をかわしているかのようであった。
434カタリナ編OPD:2008/12/02(火) 14:38:54 ID:azYPeAHP
「…あ…あ、ああッ……ダ、ダメ……ッ!!」
不意に悪鬼がゆるやかにカタリナの内側を隅から隅まで掻きまわすかのように腰を使いはじめた。
快楽の刺激が襲ってくるが、凶悪なモノに操られないよう必死に悪鬼へとしがみつくカタリナ。
手を離せば壊されてしまうという恐怖がほんのわずかしかないカタリナの理性をつなぎとめている。
「どうだ、カタリナ、気持ちがいいだろう。もっとも、淫らなお前はこんなものでは物足りぬだろうがな、フハハハハハハ」
「ああ…いや……あ、あああ……」
カタリナはあえぎのなかにすすり泣きをまじえ、時々こらえきれないようにあられもない声をあげた。
しがみついた悪鬼の胸板に自分の乳首が擦れるのを意識しはじめていた。乳首の先を伝わって前進へ電流が走った。
「ふああ……ち、乳首……擦られて…ッ……こ、こんなッ……!!」
屈辱と快楽が入り混じり、カタリナは思わず声を漏らしていた。
そして、その声を悪鬼は聞き逃さなかった、内に隠された被虐願望までも…。

「感じているのか、カタリナ。否定しても無駄だぞ。お前のこのとろけた肉壷が何よりの証拠だ」
「…ああッ…あううッ……!!」
言葉責めに反応してカタリナの名器がキュッと締まった。唇を噛み締め、沈黙を貫こうとしたが、悦びの声は隠せなかった。
「さあ、どこが感じてるのだ、言ってみろ。気持ちよくなれるのだ、恥ずかしがる必要はない、どうせ誰も聞いてなどいまい」
悪鬼の誘いがひどく魅力的に感じてしまい、カタリナは心を揺さぶられてしまった。
「…………乳首……感じてるわ……」
聞き取れないような小さな声で囁いただけであったが、その一言が一気にカタリナの心の壁を壊してしまった。

「私…私、乳首で感じてます!!…気持ちいい…ああッ、気持ちいいわッ!!」
カタリナはグラグラと頭を揺らし、ブルブルと腰をうねらせだした。形の良い乳房もあえぎ、波打つ。
成熟した女の性が、こんないたぶりにいつまでも耐えられるわけがない。
「フフフ、そろそろ仕上げの霊酒をオマンコに欲しいということか。オレ様のチンポからでる霊酒をな」
思ったより簡単に、カタリナを堕とせそうだ。その間も悪鬼はカタリナの肛門を弄りまわし、巧みな腰使いでカタリナを休ませなかった。
それがカタリナのあがらいの気力を奪う。
「…ああッ…もう、たえられない……し、して……して下さい……」
理性は吹き飛び、カタリナは妖しい視線で悪鬼を見つめていた。
悪鬼はニヤニヤ笑った。カタリナほどの美女にそんなことをいわれるなど、たとえ悪魔であってもたまらないことだ。
そのままカタリナの腰をがっちり掴むと、串刺しにしていた肉棒を一気に引き抜いた。

ジュポ……。
卑猥な音が響き、カタリナの蜜でテカる肉棒がブルンと震えた。
カタリナに屈服を強いてきたそれは、まさに兇器と呼ぶにふさわしい逸物だった。
密生した剛毛からヌッと突きだした肉茎は拳を重ねたように節くれだってゴツゴツと血管を浮きたたせ、
その先端には毒蛇さながらに鋭くエラを張った雁首が膨れあがっている。血の通う肉でできているとは
にわかに信じがたい岩塊のような代物だった。
カタリナの腰がニ、三度びくっと痙攣したかと思うと、背筋を反らして今日何度目かわからぬ絶頂を迎えた。
尽きることなく蜜が流れ落ちていく。
「……えっ?……あああッ!!」
悪鬼に抱き上げられたままヒクつくカタリナだったが、再びあそこの入り口へ巨根の先端が割って入ってくるのを感じると
上体を起こし、期待に身体をくゆらせた。
しかしカタリナの期待とは裏腹に反り立った獣根は入り口に押し当てられただけに留まっていた。
「ああ……もう、して……もう、入れてください……」
先端に触れているだけで、身体の奥がキュンと疼き、哀願の言葉が口をついて出る。
カタリナは自分でもなにを言っているのかわからないように、うわごとのように繰りかえした。
カタリナは少しでも快楽を逃すまいと自ら腰をふり、肉棒の先端で何度も割れ目をなぞらせる。
髪を振り乱し、玉の汗を振り散らしながら陵辱を待ち望むその姿は、従順な牝の姿そのものだった。
435カタリナ編OP完了:2008/12/02(火) 14:42:01 ID:azYPeAHP
長くざらついた蛇のような舌がカタリナの腰から胸に這い、唇の隙間から侵入してくる。
「…んッ……んん…ッ」
悪鬼の舌はカタリナの頬を、口の中を味わい尽くすように嬲ってくる。
上顎、歯列、内頬を、そしてカタリナの舌と絡み合う。流し込まれる唾液の生臭さにカタリナの被虐心がくすぶられる。
引き抜かれた舌を物欲しそうに眺めるカタリナ。
その期待に答えるかのように脇の下から鎖骨までを丹念に舐めまわし、肩口から首筋そして耳朶へと悪鬼の舌は侵略を続けた。
「フハハハハ、ミカエルと寝るよりよっぽど楽しいだろう、カタリナ?」
悪鬼はドス黒い笑みを浮かべると最後の仕上げにかかる。突如ミカエルの名を出されカタリナは動揺した。
「い、いやッ……そんなこと……言えません……ああッ……」
カタリナは太腿を震わせ、目元を真っ赤に染めて長い睫毛を閉ざした。忠誠心を越えた想いのため、
唇を噛みしめて暴虐のひとときを耐え抜こうと決意しているかのようだった。
だが悪鬼はカタリナの震える生腰を引きつけると、肉棒を濡れ切って熱く蕩ける肉壷にジワジワと埋め込み始めた。
「ああああッ!!」
不覚にもカタリナは、再び肉壁を抉られ始めただけで脳髄まで快楽が突き抜ける感覚を味わってしまった。
「……だめッ…た、たまらないのよッ……欲しい……ねえ、欲しいわ……ッ!ミカエル様より太くて逞しいモノを下さいッ!!
カタリナの…カタリナの中に下さいッ!!」


ミカエルが玉座の間へ踏み込んだとき、そこはむせ返るような淫靡な臭いに包まれていた。
粘つく白濁の液は、つい先ほどまで誰かがここで淫蕩に耽っていた証拠を示している。
ただしその量は半端でなく、複数の人間または人間ではないとすれば何か別の恐ろしい生き物の精液に違いない。
それに……性行為には相手がいるはず。その相手は一体誰が……?

その頃、洞窟寺院に連れ去られたカタリナは理性を取り戻すたびに恥辱と恐怖を与えられ続けていた……。
「さあ、本番いくぞ……カタリナ」
悪鬼の声で我に返ったカタリナは、いきなり身体を裏返しにされても何の抵抗もできなかった。
「ま、待って……」
悪鬼は後背位になった状態でカタリナの身体を抱え込むと、そのまま後ろに倒れ込む。
「やああああッ……い、いやあああああッ!!」
これで何度目だろう?声が嗄れそうになるくらいに叫んでいたが、何をしても無駄なことは悟っていた。
悪鬼の上に乗せられた身体は、M字開脚で抱き留められた。
アナルは口を開いて凌辱を待ち望み、もはや抵抗のすべはない。
前の穴はすでにオーガロードの挿入を許し、絶え間ない刺激を与えられ続けていた。
「ああ、許して……両方同時なんて無理」
背後の悪鬼に哀願するが、もちろん許されるわけはない。悪鬼は、許しを乞うカタリナの卑猥すぎる姿に、満足気な様子をみせた。
カタリナは生まれたままの姿で後ろ手に縛られている。ロングヘアの似合う美女が胸を丸出しにして縛られ──アナルを
犯されようとしている。しかも、オマンコには野獣のイチモツがぶち込まれているのだ。
「カタリナ、覚悟しろ」
悪鬼はカタリナの震える生腰を引きつけると、淫棒を濡れ切って熱く蕩ける肛門に深々と埋め込み始めた……。
436名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 21:55:29 ID:HUMK6jlh
シフなら風邪ひいたアルベルトにウンコぶっかけて暖めてくれるよ!(^ω^)ぶびびっ!
437名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 21:58:03 ID:HUMK6jlh
ミューズ様ならさっき料理を作るって魔王殿のトイレへ行ったよ!(^ω^)ぶりゅぶぶぶぶっ!
438名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 21:58:55 ID:HUMK6jlh
シャール!餡かけなんかじゃない、カレーですよ〜!!!
439名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 21:59:26 ID:HUMK6jlh
実は私もカレーは得意なんです!(^ω^)ぶばっ
440名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 22:00:03 ID:HUMK6jlh
さあ、ゴン、ミッチーたくさんお食べwwww
441名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 09:08:46 ID:GtTzvKXE
アニーとカタリナのSSって同じ人?
442名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 17:05:54 ID:xq2oQq4z
>>430
今更ながらGJ
443名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 01:39:23 ID:Zor8weIe
スカトロは何と評価すべきか。。。
444名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 19:22:12 ID:cb9Z0Gks
未だにエレンに萌えまくってるのは俺だけでいい
445名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 01:15:01 ID:M1ULmzjK
446名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 01:05:32 ID:xMPcGwOT
皇帝とリアルクイーンのラブエロ希望
447名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 14:11:52 ID:HB8PIj2i
前にリアル女王蟻の話書くって言ってた人いたけどいないのかな?
個人的には是非読みたいから投下を期待したい。
448名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 11:42:43 ID:eyvV+oBv
>>430
美味しく使わせて頂きました
449ポールのミラクル大作戦@:2008/12/15(月) 22:38:46 ID:S1qlZvg2
カタリナの手から弾き飛ばされた長剣がカランと音をたて街道へと落下した。

「さんざん、てこずらせやがって…おい、ポール!無事か!?」
カタリナは自分を取り囲む野盗たちの視線に死を覚悟していた。
死ぬことは怖くないわけではない。ただそれ以上にマスカレイド……奪われたロアーヌの秘宝のことを思うと、
何とも無念でならなかった。
(ミカエル様…与えられた使命一つ果たせない私をお許し下さい……)
カタリナは自らの君主、そして…最愛の人であるミカエルに詫びていた。

しかし、肩で息をしたまま今にも倒れそうなカタリナを囲んだまま野盗たちはその場を動こうとしなかった。
「へへへ、この女…どっかで見たことあるんだよなぁ」
野盗の一人はそういうと三日月刀をチラつかせたまま、カタリナの顔を覗き込んできた。
悪寒が走り、カタリナは後ずさった。
「やっぱりな!!……こいつ、カタリナだ!ロアーヌの貴族様だぜ!!へへ、髪を短くしてるから誰かわからなかったが、
こいつは間違いねえ」
カタリナの顔を覗きこんだ男が不意に大声を張り上げた。
「ほ、本当だ!?あのべっぴん貴族のカタリナじゃねーか!俺もロアーヌの城下で何度も見たことがあるぜ!!」
「まさか貴族の女とやれるなんて、こいつは楽しいことになってきたぜ、へへへへへ……」
まるで自分を品定めしているかのような野盗たちの口ぶりにカタリナは身震いした。
先ほどまでの荒々しい殺気が込められた視線に代って、欲望に満ちた好奇の視線がカタリナに突き刺さる。

「あ、あなたたち何言ってるの!……変なことしたら承知しないわよっ……」
戦士としてのプライドが助けの叫びをあげる代わりに、怒りに満ちた表情で野盗たちを睨み付けさせていた。
男たちが何を目的としているかは疑うの余地もない。そのことがカタリナの視線をどこか弱々しいものにさせていた。
調子付いた野盗の一人が切り出した。
「さっきは、あんたのせいで、俺たちはもうちょっとのところで殺されるところだったんだぜ?
かといってべっぴん貴族様にそのお返しにきた、といえば話がケチになる。
熟れごろのオンナを一人、ある場所にご案内して、ご無聊を慰めようと思ってるんだ。楽しみにして欲しいな」
服の合間から覗く抜けるような白い地肌をねっとりとした視線が這いずるのを感じ、カタリナは美貌を引きつらせ、
気づいたときには駆け出していた。
だがすぐに後ろから抱きすくめられた。腕力のある若い男の体臭が匂った。
「いやぁッ!は、放してッ!なんてことするのよッ!!」
思わず悲鳴をあげ、カタリナは暴れた。そのまま草むらに押し倒されそうになることだけは防いだ。
それだけ、揉み合っていたことになる。他の野盗たちは、それを楽しむように見ていた。

カタリナにとっては悪夢のような時間であった。しかし、これは夢ではない。
その証拠に、男の掌がうしろから、しっかりカタリナの乳房を握り締めていて、その掌や指の感触は、まぎれもなく現実のものだった。
助けを求めようにも、ランスからファルスへ続く街道には人っ子一人いない状況であった。
頭から布切れをかぶせられ、顔を包み込まれた。得体の知れない薬品の匂いがカタリナの鼻腔を刺激し、目眩を覚えた。
目の前が暗くなり、揺れるように暗い霧の奥に身体がすうっと、吸い込まれていくような気分が訪れた。
「たまんねえな、この女。アジトに帰ったら売り飛ばす前にたっぷり可愛がってやるぜ」
「時間はたっぷりあるんだ。今回は新入りの歓迎を兼ねて派手に輪姦パーティーと洒落込もうじゃねえか……」
そんな言葉が、切れ切れに聞こえたが、カタリナが覚えているのはそこまでだった。
450ポールのミラクル大作戦A:2008/12/15(月) 22:41:42 ID:S1qlZvg2
カタリナの意識を、暗い霧が殴りつけるように覆いつくし、時間が流れた。
それは随分長い時間だったような気もするし、ごく短い時間だったようにも思われる。
「ポール。皮切りだぜ、上手くやってるか?」
男のそんな声が聞こえてきた。カタリナは、まだ朦朧としていた。
「やってますよ。いい身体です。凄ッげえ」
耳のすぐそばで聞こえた若者の声に、カタリナははっとして身じろぎした。
その拍子に自分の身体が衣服をむしられて素っ裸であることに気づいた。
剥きだしの岩壁が見える薄暗い部屋のベッドの上に、寝かされていることがわかった。

「キャーーーッ!!」
カタリナは悲鳴を上げた。
「あなたたち、なんてことを!」
「そう、カタリナさん、もっと大きな悲鳴をあげるといい」
耳元で若者が小さな声で囁いた。
囁くと同時に乳房をぐいっと掴まれたので、カタリナは二度目にもっと大きな悲鳴をあげることになった。
若者以外の声はどうやらカーテンの仕切り一枚隣から聞こえてくるようだ。
そこからカードゲームに勤しむ掛け声とジョッキがテーブルに打ちつけられる音が聞こえてくる。
どうやらここは昔の鉱山跡、または近隣の村の食料保存用にくり貫かれた天然の貯蔵庫を利用して作り上げた
野盗のアジトの一室だろう。
カタリナの脳裏にとっさにそんな分別が漠然と甦ったが、今はそんな客観情勢の整合性を求めるどころではない。
何しろ押し倒されていた。裸だった。裸の男に後ろから抱きしめられている。
乳房をわしづかみにされ、首筋にキスを送られていた。

あまりの出来事に何をどうしていいのかわからない。わかっているのはこのままでは
野盗たちを楽しませることになってしまう、ということだけである。
(卑怯よ……この卑劣漢ども!!)
激しい羞恥心と怒りから、カタリナは今、逆上感にかられて、頭の中が真っ白い荒野のような情況であった。
でも、何か変だ。
この若者。おずおずしている。
首筋を這う舌も、どこか遠慮がちであった。カタリナをしっかり抱きしめているが、
荒々しく跨って犯すという獰猛さはどこにもないのだった。
それでもカタリナは、
「いやッ!やめてッ!やめなさいッ、なんてことするの!!」
激しく暴れ、逃げようと身体を捻った。捻ったはずみに若者の顔が見えた。
後ろから自分を抱きすくめている若者は、二十代前半くらいでくすんだ髪にどこか優しそうな顔つきをしていた。
さっき野盗たちが新入り……確かポールと呼ばれていた若者であることを思い出していた。
そのポールの唇が押し重なってきた。若者の欲望の硬くて熱い膨らみがカタリナの太腿を圧迫した。
カタリナは必死にもがいたが相手はびくともしなかった。

「やめて……!これ以上、ヘンなことしたら、舌を噛み切って死んでやるから」
(理不尽すぎるわ……いったい、これは……!?)
カタリナの頭の中は熱い溶岩が焼け爛れて流れ出すような状態になっていた。
怒りと絶望と、屈辱が極限まで煮詰まって、物を考えたり判断したりするような能力は焼け爛れてしまっていた。
「やめてったら、放してっ!」
カタリナが暴れた瞬間、若者は抱きすくめていた腕を緩め、するりとカタリナの上に覆いかぶさるような体勢をとっていた。
そのまま若者は美女の丸出しの股間をずるりとなぞりあげた。
「くはぁぁッ!!」
突然の奇襲に大きく息を吐き出すカタリナ。ピンと伸ばしてしまった二つの脚を押し広げるようにして、若者が覆いかぶさってきた。
カタリナは悲鳴をあげてもがいた。若者のみなぎった性器が触れた。カタリナは思わず身体を左右に打ち振って逃げようとした。
若者の右手に薄汚れたシーツの下から取り出したナイフが握られていた。改めてカタリナの中に激しい憤りと絶望がやってきた。
凶器で脅して女を犯すなど男として最低の行為だ。
451ポールのミラクル大作戦B:2008/12/15(月) 22:45:34 ID:S1qlZvg2
「カタリナさん、早く、こいつを隠して」
若者は小さな声で妙なことを言い、カタリナの手にナイフを握らせようとしたのだった。
「俺はあなたを犯したくはない。でも命令されている。犯すふりだけでもしないといけない。
今に他の男たちがこの部屋に来るだろうから、これ、俺のポケットから盗んだことにしてベッドの下に隠しておくんだ」
カタリナははっとして目をみはった。
(どういうこと?この人……?)
唇と唇が触れそうな位置にいる若者の顔を見つめてしまっていた。
若者が小声で続けている。
「カタリナ……さん。野盗たちはあなたを十分に調教してから人買いに売り飛ばすつもりだ。
俺は…女の子が売られていくのは見ていられないんだ。あなたがもし自力で逃げ出そうと思っているならそれは諦めたほうがいい。
2、3日もすればあなたがどれだけ意思の強い女性であっても二度と普通の世界に戻れないような
身体にされてしまうのはわかりきっている。ここは俺に任せて、とにかく犯されたふりをしてくれ」

カタリナは激しい疑問に見舞われた。この若者は野盗の中でどういう位置にいるのだろう。どうして自分を助けてくれようとするのか。
「あなたは一体何者?ただの野盗なの?どうしてこんなことするの?」
「しッ、声を出さないで。今はそれを説明している暇はない」
隣室では相変わらず下品な笑いが耐えなかったが、聞き耳を立てられている感じもしていた。
「どうした?ばかに静かじゃねーか。女貴族様はイッちまったのかよ?」
「イッたら合図をくれよ。後がつかえてるんだからな」
野盗たちの下卑た声にカタリナは耳を塞ぎたくなった。
「まだです。こいつの身体…アメみたいに柔らかくて。いいところですから、まだ来ないで下さい」
野盗たちに返事を返すと、真っ赤になって恥ずかしげに身を震わせるカタリナにポールはつづけて囁いた。
「聞いてくれ、向こうの部屋の三人が入ってきたら、俺の手を噛むんだ。
思いっきり噛んでくれたら俺が騒動を起こすから、その隙に服を取ってこの部屋から逃げ出すんだ。
表に出ればすぐ森だからすぐには見つからないはずだ。ファルス砦の明かりが見えるはずだから、
どこかで着替えてファルスの宿屋で落ち合おう」

ますますわからない。野盗の中で内輪揉めでもあるのだろうか。
それともこの若者は純粋に自分を助けてくれようとしているのだろうか。
いずれにしろ、この若者は自分を犯さない!
そう気づいてカタリナはほっとしていた。
ほっとすると同時にカタリナにはもう一つ、もっと生々しい、危機的な情況が訪れていることを認めざるを得なかった。
それはこの切羽詰った性的な環境である。犯す犯さないの問題ではない。
なにしろ猛々しい若者の裸体と身体を密着させているのである。
揉み合ううち、みなぎったモノが今もなお太腿や腰や秘部に触れてくるのだった。
死の恐怖が払拭され、しかも相手がさほど嫌悪感を催す相手ではないとわかったときカタリナを取り巻く情況は一変していた。

香しい男の汗の匂い。組み伏せられ、揉みあい、肉体への絶え間ない愛撫が続いている極限の情況である。
二人とも裸である。紙一重で挿入されそうになっている。
こんなときに大人の女、それも常日頃、肉体的欲求が満たされていない女がとても正常な気分でいられるものではなかった。
カタリナの気持ちはまた妖しくなりだしていた。
理性がよろけ、また立ち直り、またよろけたりしながら、
「お、お願い。……このまま、逃がして」
熱い吐息とともにかろうじて懇願する。
「追っ手がかからないように向こうの部屋の連中を倒す必要がある。それまで我慢してくれ」
そういうと若者は口封じをするかのようにいきなり柔らかい唇を奪った。カタリナは目を閉じてまったく抵抗しなかった……。
ポールは口を開けさせ、美女の甘やかな舌を吸い上げ、ねとねと絡ませる。
絡み合った舌を通して唾液が流し込まれたがカタリナはそれを拒否することなく飲み込んでいた。
仕切り一枚挟んだ隣の部屋から物音がする以外ほぼ静寂に等しい部屋の中で若い二人の男女のキスの音だけがこだましている。
452ポールのミラクル大作戦C:2008/12/15(月) 22:47:17 ID:S1qlZvg2
だがポールは安心しきっているカタリナを見て少し不安になっていた。彼女の悲鳴が聞こえたほうが隣室は油断するはずだ。
「あうんッ!」
甘美なキスから振れ戻され、さらには思わず恥ずかしい声をあげてしまいカタリナはまた赤面する。
ポールがいきなり乳房をわしづかみにしたのだ。ゆっくりと揉みしだき始める。
「やめて、そんな……いやらしい」
「いやらしいのはアンタの身体だよ。こんな綺麗な顔してるのに、こんな大きな胸なんだからな!」
ポールは隣の部屋に聞こえるようにわざと大きな声でいった。
「ひどいわっ……ああ、もうやめてッ!」
屈辱のあまり身をよじるカタリナ。彼女はちゃんと芝居をしているのだろうか、それとも本気なのだろうか。
その疑問も押さえ込んだ柔肌の感触に上書きされるように消えていく。
熱くなった若者は両手を使って美女の乳房を揉みたて、震わせ、執拗に愛撫を繰りかえし始めた。
カタリナは顔を真っ赤にしたままいやいやするように若者の手から逃れようとしている。
「ああ、いや……だめよ。そんなに胸ばっかり揉まないで……」
「ほら、これでどうだ」
ポールはいきなり乳首を両方の指でくっと摘みあげた。

「はぅン!」
カタリナの肉体がビクッと反る。敏感すぎる桜色の先端に触れられるたびに、カタリナの全身がビクッと跳ね上がる。
美貌の女貴族の全身は徐々に汗ばみはじめ、早くも髪の毛が何本か額に張り付いている。
「ああ!どうして、私がこんなことされなきゃいけないのッ!」
身もだえしながら叫ぶカタリナに隣の部屋から野次が飛ばされる。
「ポールてめえ、中々上手いことやってるじゃねえか!」
「故郷に女残してきてるからそうとう溜まってたんだろうよ」
「それよりも女の感度が良すぎるんじゃねーか、ハハハハハ」
一方でポールも自分の理性を抑えるのに必死になっていた。芝居とはいえ滅多にお目にかかれないような美女、
それも貴族の女が全裸になって自分に組み敷かれているのだ。しかも彼女がここから逃げ出すには
ポールの言うことを黙って聞くしかないのだ……。

「くそ、何て柔らかいんだ…手が…手が埋まっていくみたいだ」
「やめて、お願い…」
手荒く、それでもカタリナを気遣うように力は込めずに乳房を揉みくたにする若者。
真っ白な乳房には手指の跡がつきはじめ、感じやすい乳房を思うまま玩弄されて上気したカタリナの息も上がってきていた。
ギンギンになった若者のイチモツと美貌の貴族の秘部は何度も擦れあい、溢れた蜜汁が
男臭い臭気の染み付いたシーツに染みをつくっていく。
(これは……芝居……あいつらを……だますための……芝居なんだッ……)
次第に欲望に飲み込まれていくポールの理性。カタリナはベッドの上で無防備にも両脚を大きく開いている。
丸出しの下半身へと目をやると、自分のものは女の秘部から溢れたもので光っている。

(少しだけだ…少しだけ……)
おそるおそる伸ばした若者の指が、既に濡れきったカタリナの秘部へと触れる。
「んあっ!くぅぅッ!」
何の抵抗もなく若者の中指がカタリナの熱く濡れた部分へ入り込む。
もう一方の手は固くなった、包皮に包まれたクリトリスをまさぐっていた。
「アンタの中、すごく熱いぜ」
若者は大声で言った。だがその目的はもはや隣室へ聞かせるためではなく、カタリナの反応を確かめるためへと変質していた。

「ううっ……ど、どうしてぇッ!!」
カタリナは汗をだらだら流しながら、真っ赤な顔で必死に快感に耐える。
若者から放たれる性の衝動に動揺するカタリナだったが、その心と関係なく秘裂の中は熱くうごめき、
内壁が膨らみ、若者の指を引き込むように蠕動してぐいぐい締め付ける。
「ふああっ!!ゆ、ゆるしてっ!う、う、うぅぅっ!」
真っ赤に上気した美貌が仰け反り、腰が痙攣する。若者の指はもう止まる様子を見せない。
指が下半身から出入りするたび、カタリナの喘ぎ声が大きくなっていく。とろけきった内壁が
指を飲み込みにちゃにちゃと淫猥な音を立てる。クリトリスは剥きだされ、親指で揉み潰される。
24歳の陰唇はぬらついて開き、若者の指に操られる様子をみせる。シーツの上でカタリナの腰がグラインドしはじめた。
「アア……もうダメ……」
カタリナの頭は混乱し、朦朧として今この時だけの快楽に溺れていった。
453ポールのミラクル大作戦D:2008/12/15(月) 22:49:10 ID:S1qlZvg2
「静かに!」
ポールは指責めを中断し、カタリナを見つめた。どうやら隣で行われていたカードゲームが終わったようだ。
しかしカタリナは激しい責めのせいで意識の混濁しているような情況におかれていた。
「ポールのやつ、やけに長いな」
「そろそろ見に行くか」
男たちの立ち上がる音が響いた。
ポールはカタリナの上に覆いかぶさり、耳元で囁いた。

「今にあいつらが来る。カタリナ……俺のあそこを……触るんだ」
ポールはカタリナに敬称をつけることもお願いすることもせず、瞬間、男として命じていた。
そしてカタリナはそのことに何の違和感も無しに従っていた……。
勇気をだして、若者の下半身にそっと手を伸ばす。逞しく反り返っているその部分が、カタリナの指に触れた。
カタリナは極限まで充実したそれを、優しく指で包み込んだ。
どくどくと脈打っている。猛々しい気配を秘めていた。
カタリナは若者の隆起したものを握り締めているうちに、今まで一度も感じたことのない、不思議な性質の興奮を覚えていた。
愛とか信頼とか、その充実とかではない。明らかに異質な情況でのまるで見知らぬもの同士。
伝わるのだ。カタリナが少し指先に意志を送れば若者がうめく。
ぴくぴく震えている感触が生々しくカタリナの指先に伝わってくる。熱かった。そこから若者の熱気が脈うってくる。
その熱気が高まって初めて出会った、息苦しいほどの興奮を覚えた。
カタリナは掌で包み込むようにして、心を込めて握り締めリズミカルに指を操った。
ポールの口から小さな叫びが洩れた。

「危ない……」
「どう……したの?」
「出す……あんたを汚してしまう」
「いいわ。放って……」
「放つのは中だ……」
「えっ……!?」
「中で出す……あんたの膣の中に俺の精を放つ」
「ダメだと言っても?」
「指を離すんだ、カタリナ……」
「ゆ、ゆるして…ああ……」

指を離すとどうなるかくらいはわかっていたはずだった。しかしカタリナはポールのものから指を離さずにはいられなかった……。
ポールのみなぎったものは仰角だった。指を添えずとも茂みの下に直進してくる。
蜜汁溢れる秘唇を逞しいものが貫いていく。
「あぅッ……ン!ううっ」
カタリナは声を抑えて仰け反った。
頭の中を白い閃光がはじけた。エクスタシーではないがそれに近いものだった。
短くて、鋭くて、全てを焼き尽くすような……。
ポールの口から声にならない小さな叫びが洩れた。どどどっと、小さな生命の奔流が白い炎となって
噴出した感じがカタリナの体奥から響いてきた。
ああッとカタリナは声をあげていた。
愛してもいない男に暴力で犯されながらも、身体は一種の快感の声をあげていた。
そのまま攻め立てられ続ければ、もっともっと歓びの頂上にのぼりつめそうな気がした。
しかし攻撃はまだはじまったばかりであり、荒々しく途中で中断したので、その妖しい官能の揺らめきが
何度も揺らめいては立ち上り、また揺らめいては立ち上り、ふっと消えていく虹のようなものとして終息を迎え、
結果としてカタリナは助かったというべきである。
454ポールのミラクル大作戦E:2008/12/15(月) 22:53:39 ID:S1qlZvg2
ポールはカタリナの身体の上でぐったりしていた。
そこへドアを開いて足音が響いた。
「昇天か。声ぐらいあげて合図しろよ」
(今だ。手に噛み付いて)
耳元で囁きが聞こえた。
(ナイフを忘れずに)
「おい、次の番だぞ。いつまでへばりついてるんだ。そろそろ離れて俺にまわせ」
カタリナは呼吸を止めて数を数えた。叫ぶべき第一声が思い浮かんだ。
「離してッ!この変態!」
叫ぶなりカタリナはポールの手に噛み付いた。ポールはギャアッと叫び、仰け反った。
その隙にカタリナはシーツの下のナイフを掴みポールを突き飛ばして、ベッドから飛び降りていた。
カタリナを犯すため武装を解いていた野盗たちはカタリナの手に握られたものを見て、部屋の隅まで後ずさっていた。
カタリナはその隙にシーツを身体に巻きつけ、脱ぎ捨てられていた衣服と靴をつかんで部屋から飛び出していた。
部屋を飛び出してからも野盗に出会ったが、相手が呆気に取られている間にカタリナはアジトを抜け出していた。
カタリナは外に出た途端、くらくらっと目眩がして、足が萎えそうになったが、後一歩の勇気を奮い起こし、
ポールが教えてくれた通り森の中へと駆け込んでいた……。

そこからファルスの砦はさほど遠くないようだった。砦の近くまで来て、追っ手が来ないことを確かめると
カタリナはほっとし、その場にしゃがみこもうとした。
その瞬間彼女の秘裂からドロリと熱い何かが流れ出し、カタリナは思わず口に手をあて悲鳴をあげるのを必死でこらえていた。
洞窟でのあの異様な性行為がカタリナの脳裏に甦ってくる。
どうしてあの情況で性行為に耽っていたのか今となっては理解できない。
ただ、これからファルスの宿屋であのポールという若者ともう一度会うのだ。
私を逃がしてくれた恩人、そして私を快感の渦に巻き込み、精を注ぎ込んだ男。
カタリナは底知れない不安と期待を抱きながらファルスへと足を向けていた……。





ということで蟻さんのエロ話が作ってもらえるまでの支援でした。
出だしが思いつかなかったので、最初の数行は某エロパロの改変となっております。
またカタリナかよと、お思いのみなさんもいるとは思いますが、どうかご寛恕の程を……。
455名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 22:58:26 ID:CmNg4sJJ
リアルタイム遭遇
GJ!
456名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 18:28:49 ID:wDFWoVS6
別にカタリナさんが嫌いな訳ないって
オチ付けて終わらせて欲しかったんだからさ。
小ネタとしては分量も丁度いいし
安心してハァハァできたよ
乙+GJ
457名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 23:07:11 ID:YnzA2Qpg
『 ミューズハード 』

マキシムスの調査の為に神王教団に潜入するミューズ。
だが、それはマキシムスの巧妙な罠だった。

「貴女の貞淑さは 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「せめて力が出せれば…こんな男なんかに…!」
「よかったじゃないですか 禁制の媚薬のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、銀の指を用意しろ。みんなでイカせてやる」
(耐えないと…!!今は耐えるしかない…!!)
「令嬢の生乳ゲ〜ット」
(いけない…!乳首が感じやすくなってるのを悟られたら…!)
「生ミューズ様の生おまんこを拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、乳首に当たってしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないだろう?」
それからミューズは後から侵入してきたシャールらによって救出された


誰かこんな感じでw
458名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:45:43 ID:M0Y5GDsZ
どうでもいいがマクシムスな。
459名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 19:28:01 ID:ohCwpJZ5
>>458
マズイwずっと今まで間違えてたwww
ずっとつってもロマサガにはまったの最近だけど

フロンティアはモンドに勝てず、2はエッグに勝てずでエロネタ探すところじゃねえwww
アンサガは身動きすらままならんwwwww
誰かロマサガ1〜3で獣姦うpプリーズw
460名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 04:06:48 ID:D+Wpu+eP
>>411
レッド×アニーはいいな。興奮したので短編投下

「ハイビジョン録画」
   ↓↓↓
461名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 04:07:27 ID:D+Wpu+eP
シュッシュッシュッ。
煩悩うずまくヒーロー、アルカイザーこと小此木烈人は人知れず全裸でシコシコと悩んでいた。
今、彼の脳裏には無論アニーのあられもない姿が浮かんでいる。
90センチはあると思われる胸の揺れ、ジーンズにラインを浮かび上がらせるムチムチのお尻、
そして剥きだしにされた健康的なふとももにレッドの視線は常に釘付け状態。ヒーローたるもの、
一時たりとも心の休まる時間はないのだ。

部屋の片隅にいるBJ&Kとのいつものやり取りが始まった。
「異常発見。性欲が……」
「それ以上言うな!」
「絶対しゃべるなよ。もししゃべったらお前をぶっ壊す。俺の側から離れるな、離れたらぶっ壊す」
「命令内容が不正ですが、私も壊されたくはありません。命令に従います」
しかし今日に限ってピンと来るものがあり、命令を出しなおす。
今日一日、アニーの側から離れず彼女の全てを中継しろ、中継しなければぶっ壊す、と。
「命令内容が(倫理的に)不正ですが、私も壊されたくはありません。命令に従います」
ホテルの見取り図を読み出すと部屋の換気口から目的地へ向かい撮影開始。

ポンコツから送られてくる映像がモニターに浮かび俺は右手を己の熱線放射銃に添えなおす。
モニターには今まさに全裸でベッドに横たわろうとするアニーの姿が映し出されていた。
アニーは俺に覗かれていることなど知らず、自分のあそこに中指をあてがった。
指先が肉の合わせ目の中に消えていく。アニーの指は、半分ほどが隠れた。
「あぅっ……」
アニーは、短く声を上げると指を割れ目の中に沈めていった。同時にレッドの右手はゆっくりと前後へ動き始めた。
アニーは、指全体をオマ○コの中に出し入れしだした。やっぱり俺のチ○ポを想像してるのか?
オマ○コから出てきた指は、濡れてテカテカと光っている。やっぱ見た目通りエロいんだなあ。
「あんっ、ああん……、あん……」
アニーの声がいつもと違う。発情しているときにあげる声は想像以上に艶っぽい。
「ううっ、あん……、ああん……、あんっ……」
絶え間なくアニーの口から、声が漏れている。ケツ振りまくって脚バタつかせてるのかよ、あのデカパイめ。

グチュ、グチュ、グチュ……。
指が出入るするたび、マイクを通して音が聞こえてくる。些細な音一つ漏らさず拾おうとするBJ&Kの真摯さには感謝。
今度からあいつのことポンコツ扱いできないな。
よく見ればアニーのお尻の下には染みができている。あーあー、あんなに濡らしちゃって。
額に首筋に玉のような汗が浮き出ている。もちろん胸の膨らみも汗でシャワーを浴びたみたいになっている。
アニーは、割れ目に入れる指を二本にした。左手では、自分の乳を形が変わるほど強く握り締めている。
指の間から見える乳首は勃って大きくなっているように見える。
タイミングよく画面がいきなりズームアップされ、アニーの巨乳を舐めまわすような視点へと切換った。
やるじゃないか、さすが相棒。

「ああん、あっあっ、あん……、い……、いいっ……」
よっぽど気持ちいいんだな、ド淫乱……。完全に自分の世界に入りきっている。おまえは覗かれているんだぞ、変態め。
クソッ、おまえのオナニー覗いて、俺が抜いていることを教えてやりたくなってきたじゃないか。

アニーは、胸をもんでいた手を股間に持ってきた。そのまま割れ目の中の突起を擦りだした。
おいおい、クリ○リスまでいじっちゃうのかよ。まずい、早くイッてもらわないとこっちが我慢できなくなってきた。
「あんっ、ああんッ!あっ、あっ、あっ、あん、あん……」
口から漏れ出す声は、だんだんと大きく早くなっていった。
「あっ、あん……、ああ、あっ、ああああああぁぁぁ……」
アニーの肢体がガクガクと振るえた。首を左右に激しく振りながら声を上げている。
汗がマットの上に飛び散っている。そして、喉を伸ばし、仰け反るようにそのままマットの上に倒れこんだ。
同時に俺も天を突くほどいきり立ったジャッカルブレードを握り締め、汚れた牙を発動させていた。
抑えきれず白濁がモニターに降り注ぐ。
ザーメンまみれの画面が、荒い息をつくアニーの姿をアップで映し出した。
すごいぜ、アニー。今のおまえは、俺のザーメンでべとべとだぜ。

その後、俺は我慢しきれず全裸のまま、換気口に潜りこむとアニーの部屋へ直行、悲鳴をあげるアニーを押さえつけて
生でのセックスを楽しんだ。
もちろんそのときの様子はBJ&Kにばっちり録画してもらってね……。
462名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 22:13:46 ID:47TKfrn1
レッドー

それセックスちゃうー

レイプやー
463ドールのモンスター訓練教室1/3:2008/12/24(水) 03:14:09 ID:J5zkG0Hx
 コットンがパトロールに出かけたまま行方不明になってしばらくたった。けどパトロールが一人いなくなったからって、
事件もその分減ってくれるかと言えば、そんなことはない。あまりの多忙さに人員補充を上申したら意外にもあっさり許可が出た。
 ただし条件付きで…。
@確保する補充人員は一名。種族は行方不明のコットン捜査官と同様のモンスターとする
A任務は件のコットン捜査官の捜索
B初めての任務となるためコンビでの捜査となる。コンビの相手はサイレンス捜査官とする
Cヒューズ、ドール両捜査官を、新任がサイレンス捜査官の指示命令に従わせるための訓練教官と任ずる
 以上がその内容だ……。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 自分の身長の三倍はあると思われる雷竜を前にして、ヒューズは高く口笛を吹いた。
「スラちゃん、座れ」
 元スライムは座らなかった。ヒューズは出力を調整したハンドブラスターを振った。丸みを帯びた銃口の先端から
薄黄色の光線が放たれ、雷竜の頭上でバチッと弾けた。雷竜は威嚇するように、グルルとうなり声をあげる。
 ドールは思わず、身を縮めた。
 ヒューズはブラスターソードを振り下ろして、雷竜の足元を打つ。雷竜はうなり声をあげたまま、のろのろと腰を落した。
ヒューズは低く、穏やかなトーンで口笛を吹いた。
「よーし、いいぞ。スラちゃん、大したモンだ」
 ヒューズが誉めるのに合わせて、すかさずドールがバイオ肉の餌を投げる。味はともかく素材が不明なため
好き好んで食べようとする人はいないが、安価で調達しやすい。
 それにしても…とヒューズは心の中で悪態をつく。もう少し知性のあるモンスターなら訓練の必要もなかったのだが、と。
これも上層部が予算をケチったせいだ。
 雷竜は羽を打ち鳴らすと、首をスイングさせてそれを捉え、あっという間に口に押し込んだ。
「よくないと思うわ」
 ドールはミントの香りのするまんまるドロップの包装フィルムを剥きながら言った。ヒューズは驚いたようにドールの方を振り返る。
「何が?」
 ドールはヒューズが持っているハンドブラスターを指し示した。ヒューズはトリガーに指をかけ、クルクルとガンスピンをやってみせる。
「なぜ、良くない?俺はこう見えても、モンスターの扱いには手馴れてるんだ。掴まえるだけなんかじゃなく、
訓練教官としても優秀でね。ロッキーにバーゲスト、ドラゴンパピーと、ワイバーン、マフラーザウルス、
それにトリケプスその他もろもろ扱ったことがある」
「それは千回聞いたわ」
「それじゃあ、その他もろもろについて、詳しく説明しよう」
「ヒューズ、あなたのおしゃべりに付き合ってる暇はないわ」
 ヒューズは素直に頷いた。
「では詳細略とする。とにかくパトロールにとってハンドブラスターほど役に立つものはないのさ。コットンだって、
初めはこれでお手とお座りを覚えた。ついでに言えば、敏腕パトロールの俺に憧れて待てと伏せも覚えた。なぜよくないんだ」
 ドールは、ヒューズの顔をじっと見つめてから、尋ねた。
「ドロップ、食べる?」
 ヒューズは半ば反射的に頷いた。
 ドールは、まんまるドロップをポケットから出して、ヒューズに渡した。
「サイレンスは?」
 一言も口をきかずにヒューズの後ろに突っ立っていたサイレンスは一言も口をきかないまま頷いた。
 ドールは、丁寧にドロップのフィルムを剥くと、そのままサイレンスの口に押し込んであげた。
 ヒューズがくちを尖らせる。
「サービスレベルが違いすぎる。サイレンスにはドロップの皮を剥いて食べさせてやるのに、敏腕で切れ者な
パトロールに対しては皮も剥いてくれない。俺は嫉妬を感じるね」
 ドールは両手を、スーツの腰に当てた。
「嫉妬でも何でもお好きにどうぞ、ヒューズ。こうする理由もわからないようなら――」
 ヒューズは嘆かわしげに首を振って、サイレンスを指差した。
「そうする理由はわかってる。こいつが群れのボスだからだ。最終的にこういう形になる。スライムは君に従い、
君は俺に従い、俺はサイレンスに従う。サイレンスがボス、スライムは下っ端だ。だからスライムは、
サイレンスに従うことを覚える。わかっていても嫉妬を禁じえないだけだ。俺のプライドはズタズタだ。
一つ相談なんだが、スライムの見ていないところでドロップの皮を剥いてくれないか」
464ドールのモンスター訓練教室2/3:2008/12/24(水) 03:17:41 ID:J5zkG0Hx
 ドールはため息をついた。
「わかった。剥いてあげる」
「で、お口に入れてくれる?」
 ドールは腕を組んだ。
「どうしてあなたが言うと、何でもセクハラに聞こえるのかしらね、ヒューズ捜査官」
「うーん、それは不思議だ。ひょっとして人徳かな」
 ヒューズはまたブラスターを振った。今度は雷竜は座った。一瞬、全身のウロコが逆立つような気配を見せ、
青い放電の光が不規則に点滅しているように見えた。機嫌がよくなさそうだ。
「それはともかくどこが良くないんだ?」
 ドールは首を振った。
「怖れを利用して、強制しているわ」
 しかし訓練とはそういうものじゃないか、と言ったふうにサイレンスが肩をすくめて見せる。無論黙ったまま。
「サイレンスと同意見だな。訓練とはそういうものだ。モンスターにこっちを怖れさせる。君だってそうしてきたろう?
噂は聞いたぞ。君は獣系のモンスターの調教が上手いんだろう?」
 一瞬ドールは、はっとした表情を見せたが、すぐにいつもどおりの澄ました表情に戻る。
「でも、相手が知らないような科学兵器は使わなかったわ。相手の知っているコミュニケーション能力を利用しただけ」
「科学兵器とは大げさな。だいたい、ドラゴン系を仕込むのに、のんびり習性を利用しているなんてことは、危なっかしくてできないぞ」
 それは言えるだろう。ドールは雷竜の方を窺った。雷竜は羽をたたみ大人しく座ったまま、ブラスターの動きを追っている。
とにかくドールにはそう感じられた。
「でも、この子は馴れたわけじゃないわ。怖いから嫌々従っているだけよ」
 雷竜は同意するような唸り声をあげた。
「嫌々ながらだって?そんなことはない。うまくできたら褒めてもらえるし、食べ物ももらえる。こいつはそれが嬉しいんだ。
ハンドブラスターはそれを手助けしてやっているだけだ。そうだろ、スラちゃん?」
 雷竜が、フィーッと言う声を出して、太い尻尾を持ち上げた。今度はその尾の先端から青い火花が散って、空中で弧を描いた。
「え?」
 ブラスターの先端から、ぽっと白い煙が吹き上がった。綺麗に残った銃把の先から銃身の一部だったものがだらんと垂れ下がる。
「ほら、ヒューズ。あなたのサオ、反撃を受けて萎えちゃったみたいね」
 ヒューズは壊れたハンドブラスターを握り締め、唖然としていた。
「何てことだ。ショックだ」
 ヒューズは頭を振った。サイレンスも驚いた表情で、ブラスターの先端を凝視している。
 ドールが事態を説明した。
「つまるところあの子はやはり、嫌々従っていたというわけね、ヒューズ。尊敬や愛情からくる服従じゃないわ。
だからうるさい邪魔者を始末した。ショックを受けなくてもいいんじゃないの?放電機構は雷竜の数ある……」
 ヒューズは途中でさえぎった。
「そんなことにショックを受けたわけじゃない。君の言葉にショックを受けた。今のはセクハラだよな、ドール捜査官?」
「さあ――人徳ってやつじゃないかしら」

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 ――その日の夜。
「サ…サンダー…今はだめよ…何も穿いていないし…だめだったら…もう」
 自室へ戻り、シャワーを浴びるドール。シャンプーを取ろうと腰をかがめ、手を伸ばす。そのとき、調教中のオーガ、
サンダーがドールへ甘えてきた。
 無防備な状態でサンダーの前に性器を曝け出してしまったドールはサンダーを嗜める。
「うう……お、俺……が、我慢できない……」
 言う事を聞かないサンダーは腰を振り、怒張させたペニスをドールの尻に何度もぶつけながら埋めるべき場所を
探りあてようとしていた。
「もう、サンダーったら…後で…今はだめなのよ…お願い…あぁンッ」
 ドールは体をよじって逃げるふりをしながら、一瞬尻をささっと上下させ、いきりたったサンダーのペニスに刺激を与えてやる。
興奮したサンダーのペニスは目もくらみそうな熱を帯びている。
 次第にサンダーのペニスはドールの肉裂に何回か当たっていた。
「いけないわ、サンダー…ご褒美はあとであげるからぁ…」
 ドールはご褒美の内容を色々思い浮かべていた。そしてドールは不意に声を漏らした。
「うっ…!…ううっ!!…き…きたわぁぁぁ…」
 サンダーのペニスがドールの膣腔を探り当て、肉壁を広げながら侵入してきたのだった。
 侵入してきたペニスはドールの膣内で膨らみをましながら膣奥深くまで進んでいった。
「い…いやぁん…サンダー…サンダー…ま、まだダメだってばぁ…」
 サンダーが激しく腰を動かし出したドールの肉壁を激しく摩擦した。
465ドールのモンスター訓練教室3/3:2008/12/24(水) 03:26:34 ID:J5zkG0Hx
「ああっ…サン…ダー…お…願…い…」
 ドールは体を動かせずにオーガの怒張を受け容れていた。
「あっ…あっ…や…め…て…あんっ…あんっ」
 ドールの言葉とは裏腹にサンダーのペニスを咥えこんだ肉壷からはおびただしい愛液が流れていた。
興奮したサンダーの腰の動きは一層激しさを増していった……。

 やっぱり調教には愛がないといけないわ、と蕩けていく感覚に身を委ねながら、ドールは満足げな微笑を浮かべていた……。


                                                                          終わり


最近陵辱物の投稿が多かったみたいなので、ますます陵辱物が読みたくなってきましたよ。
どなたか愛ある陵辱ネタとかお願いします。
466名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 02:55:21 ID:Ih4TApgl
その前に意外とバカエロ成分が少ないから補給したい
陵辱ものですら妙にメロドラマっぽくなるから困る
特にヒューズはネタならいいけど、シリアスものでのキャラ改変がひどい
467名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 19:20:59 ID:+/OzstkR
>>466
バカエロ好きだよ〜。
短編でもいいので何かお願いします。
468名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 03:52:00 ID:S20NPfzN
バイト中すっごくセクシーな若奥さまが来て
「乳首はどこですか?」
って聞かれました。ビックリしてしどろもどろになりつつ、ここですか…?と先端あたりを指で突いたら
「ン…い、いえ。違います…」
じゃあこの辺かな?
「ぁんッ…!ち、違います」
わかった、ここだ。固い突起の感触。コリコリしちゃいますよ
「んんぅッ!ぁ…はぁン……ち、違います!哺乳ビンの乳首を…」
469名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 20:47:05 ID:9qAJxci9
全裸で背中にぴったり張り付かれ耳元でいやらしい言葉を囁かれながら
乳首をこね回される妄想が一軍ネタ。
470名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 19:55:42 ID:HDmLDoB7
>>466
裏解体新書好きですね。
471名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 04:28:13 ID:r5/EiwML
アレもいいけど、前身であるザプレのコーナー(すぐやる課だっけ?)がかなりキてた

しかし一つ忘れている
笑わすのは泣かせるより難しいんだぞ!!
しかも風呂1つったらトンデモ設定な方が笑いを生み出す高次元な世界ですよ
設定出せる人達は開発一部のオルロワ並
472名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 01:00:09 ID:3yKCbhbE
魔法ショップ―ジョーゼフズ
都会とは無縁の辺鄙な村であるサドボスにこの店はあった。経営しているのは
老魔術師とその家族である。この田舎町を訪れた観光客はこんなところに魔法ショップ
があることに大抵驚き、冷やかし半分に覗いていくものだった。
今日もその魔法ショップに4人組の男たちが入り、店内を物色していた。
だが、観光客とは思えない人相と8つの視線が中の店員をチラチラと見ているのだった。


「あ〜あ、降ってきちゃった」
店番をしていたジュディが窓から外を眺め呟いた。外は雨が降り始め、何やらゴロゴロと
鳴っている。その轟音とともに強烈な光が煌めいていた。
今日の店番はジュディだけだった。まだ10歳のジュディ一人で店番をさせるのは他の町
では考えられなかったが、この平和な村では危険などないと思われていた。
ぼんやりと外を眺めていたジュディだったが、男たちが近づきカゴいっぱいの術具をカウンターの上に置くとニコリと笑って応対した。
「いらっしゃい。お会計ね」
ジュディがそう言うと、男は「ああ」とだけ言ってジュディが術具の値段を
計算するのを黙って見据えていた。
「はい、47453krになりま・・・・」
値段を言い終えることなくジュディは眠ってしまった。男の使った獣石の腕輪から
発せられた術が効を奏したようであった。
男たちはジュディを抱えあげ布に包むと店を出て嵐の中へ消えていったのだった。

473名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 01:01:21 ID:3yKCbhbE
薄暗い部屋の中の木製の台の上でジュディは目を覚ました。
辺りには何もなく、ただカビ臭いニオイが鼻をついた。
「・・・うん、ここはどこ・・・」
起き上がろうとしたジュディは自分の体が拘束されていることに気づいた。
そして全裸であることにも。
「な、何、これ!」
なんとか逃れようとするジュディ。そこへ男たちが部屋の中へと入ってきた。
「ようやく目が覚めたかい」
「あ、あなたたち誰?放して!」
「逃がすわけにはいかねえんだよ。何しろリベンジなもんでな」
「何?リベンジって、わたしが何をしたの?」
「とぼけてんじゃねえ!てめえは俺たちの仲間を殺したじゃねえか!」
その言葉に驚いたジュディだったが、朧気だった記憶がだんだん鮮明に蘇ってきた。
「あ、あなたたち!あのときの!」
「ようやく思い出したか!」
「忘れてたとはいい度胸じゃねえか」
「あれはあなたたちがいけないのよ!村を襲ったりするから!」
ジュディの反論など男たちには耳障りなだけだった。いや、むしろ反感を招いたと
いっていい。男の一人がジュディに近づき頬を引っ叩いた。
「きゃあっ!!」
「うるせえんだよ!いいか。今からお前にはたっぷり仕返ししてやるからな!」
「な、なにをするの!」
ジュディの問いの男たちは言葉で答えず、大きく開かれた両脚をガッチリと
掴んでジュディの幼い膣に己の肉棒をあてがった。
「や、やめて!お願い!いやあ!!」
「覚悟を決めな。これからバリバリ犯してやるからよ!」
“メリ、メリ、ギチ、ギチ、ズブゥ!”
男の肉棒がジュディのオマンコを貫いていく。
「いぎぃ!痛い!痛い!痛いぃぃぃぃぃぃ!!!」
「やっぱりキツキツだな。幼女はこれでねえと」
ジュディの幼いオマンコに男は喜びの声をあげる。そして痛がるジュディを
よそに激しいピストンを始めた。
「い、いや!痛いよ!痛いよぉ!お母さん助けてえええっ!!」
「いいぜ!もっと泣き叫べ!今、お前のマンコにたっぷり射精してやるからな!」
男のピストンがさらに激しくなり、ジュディのオマンコを蹂躙する。
やがて膨張した肉棒から熱い白濁液が噴き出した。
「いやっ!お腹に!お腹に入ってくるぅぅぅぅ!!いやあああああ!!!」
男の肉棒がビクンビクンと奮えるたびにドロドロの精液がジュディの子宮へと
注がれていった。
「ふぅ、どうだ?俺のチンポは?たっぷり射精たからな。しっかり孕めよ」
男が肉棒を引き抜くと収まりきらなかった精液が破瓜の血とともに膣から溢れ
床へと零れていった。
「うっ、もういやだよぉ・・・お家に帰してぇ・・お母さん・・・」
嗚咽するジュディ。だが、男たちの無道は始まったばかりだった。

474名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 01:02:10 ID:3yKCbhbE
「・・・お願い・・もう許してぇ・・もう痛いのいやぁ・・・」
4人全員に陵辱され泣き崩れるジュディ。その幼い膣は陵辱者たちの精液で溢れ、ジュディが泣いて震えるたびにコポコポと泡を吹いていた。しかし男たちはジュディを無理矢理立たせ押さえつけて命令する。
「オラッ!今度は四つん這いになってケツを上げろ!」
「・・・何するの?・・・もういやだぁ・・・」
「今度はこっちの穴に突っ込んでやるからな。力抜かねえと裂けちまうぜ」
「・・・いやぁ・・お尻なんていやぁ・・・痛いのいやぁぁ・・・」
嫌がって抵抗するジュディ。そのジュディの前に二人が立ち塞がって言った。
「なあジュディちゃん。お尻は嫌か?」
ジュディは首を横に振って必死に抵抗する。
「よ〜し、じゃああることをしたらお尻は勘弁してやるよ」
「・・・な、なにすればいいの?」
ジュディの問いに二人は自分たちの勃起した肉棒をジュディの眼前に突きつける。
「ひぃぃぃぃ!!」
怯えるジュディを面白がりながら男の一人がニヤニヤして喋り始めた。
「いいか、まずはこのチンポをペロペロしゃぶる。パクッと咥えてモゴモゴする。
クチュクチュカポカポと顎がくたびれるまで動くんだよ」
ヘヘヘと笑いながら今度はもう一人の男が続ける。
「そして最後はドピュドピュッって出したものをゴクゴクと飲むんだぜ〜」
「・・・の、の、飲むってな、何を飲むの・・・」
「決まってんじゃねえか!精液だよ!さっきオマンコにブチ込まれただろう」
「それを今度は上の口で飲むんだよ!」
「・・・いや、いやだよう」
涙を流し哀願するジュディに男たちは畳み掛けるように脅していく。
そして目の前で酒瓶を割り、短剣を抜いてジュディの顔に押し付けた。
「ワガママばかり言ってんじゃねえぞ。嫌だってんなら代わりにこの酒瓶を
ケツに突っ込むぜ〜。痛いぞ〜、ケツが血まみれになってクソするときに痛むぞ〜」
もう一方の男も続けて、
「それに比べたらチンポしゃぶるだけなら痛くないだろう。さあどっちがいい?」
「・・・オ、オチンチン、しゃ、しゃ、しゃぶります・・・・」
さんざん脅され怯えたジュディは力なく泣きながらそう答えるしかなかった。
男たちはそんなジュディの惨めな姿を見てゲラゲラ笑った。

475名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 01:03:06 ID:3yKCbhbE
「さあ口を開けて、美味しそうにしゃぶりな」
男は待ちきれないとばかりにジュディの開いた口に肉棒を突っ込んでいく。
「んぐぅぅぅぅぅぅぅ!!」
何週間、いや何ヶ月も洗っていない不潔な肉棒がジュディを口内を汚していく。
すえた体臭と尿のニオイ、舌に絡みつく恥垢が吐き気を催してくる。とても人間が
口にできるものではないモノをしゃぶるという苦しみにジュディは必死に耐えていた。
「もっと舌を絡めろ!使えねえな!」
荒々しく吼える男の声にジュディは黙って従うしかなかった。小さな口をいっぱいに
開き、生臭さを抑えるために唾液をいっぱい絡ませる。そして舌を亀頭、竿、裏スジ
へと這わせ前後に出し入れしていった。
「グヘヘ、やればできるじゃねえかよ」
男はジュディの舌使いに満足しながら言った。やがて男の肉棒が膨張し邪まな欲望の
塊がジュディの口内で弾けたのだった。
「んーーーーッ!!!んぶぅ!んぐっ!んんんーーーー!!」
男の放った大量の精液がジュディの口内に充満する。吐き出しそうになるジュディの
頭をガッチリと押さえつけて無理やり飲ませようとする。
「吐くんじゃねえぞ!じっくりと味わいながら飲み干すんだ!」
男の言葉に従うしかないジュディ。見れば他の男たちはジュディが精飲するのを
確認するかのように咽喉、胸、腹に手を当てている。
「ん、んく、んく、んく、んん、んん・・・・」
息苦しさに耐え切れなくなったジュディが少しずつ精液を嚥下させていく。
男たちはジュディが精液を飲むところをじっくりと見物し精液が体内へと流れて行く
感触を楽しんだ。
「ヒャハハハ。どうだった俺の精液は?美味しかったか?」
男の問いかけにジュディは答えずにただ涙で訴えるだけだった。
だが、そんな訴えなど男たちの嗜虐心をそそるだけだった。
「オラ!まだ終わってないぞ!口開けろ!口ッ!」
フェラ好き二人組みのもう一方がジュディの開いた口に肉棒をねじ込んだ。
男はジュディの頭を掴みそのまま激しくピストンを始めた。
「んぐぅ!んんんーーー!んんーー!んぐぅぅぅぅぅぅ!!」
クスリでもキメたかのように男は興奮状態だった。ジュディのことなどお構いなしに
咽喉奥まで肉棒を突っ込む。
「ウオオオッ!もう出そうだ!胃袋に直に流し込んでやる!イクぞォォォ!!」
男は肉棒をジュディの咽喉奥へと突っ込みそのまま射精した。放出された白濁の
奔流は食道を蹂躙し胃袋へと流れ込む。
「んぐぅぅぅぅ!!んぶぅ!んん!んん!!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」
咽喉奥で弾けた精液を頑張って嚥下させていくジュディだったが、気管に入った
精液のために激しく咳き込んだ。
「ゲホッ!ゲホッ!ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
床に倒れこんで虫の息になるジュディ。何時間も陵辱され最早肉体も精神もボロボロ
になっていた。それでも這いつくばって許しを乞うのだった。
476名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 01:04:19 ID:3yKCbhbE
「・・・お願い・・もう・・・ゆるして・・もう・・ごめんなさい・・・ゆるして・・・」
「そうだな。それじゃあ―」
そう言う男の言葉にジュディが一瞬安心しかけた。だが、続いて出た言葉が速攻で
ジュディを地獄へと叩き落した。
「今度はケツの穴もいっしょに犯そうか」
「い・い・い・いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
男たちは手際良くジュディを立たせて押さえつけると騎乗位の型でジュディのオマンコを
そして口に二本の肉棒を押し付けた。
「オラ!もっとケツをあげろ!」
男はジュディの突き立てた小さなお尻をガッチリと掴んでその菊座へと肉棒をあてがった。
「さあ力を抜け!入れるぞ!」
男は言うなりジュディのアナルをその肉棒で貫いた。
「いっ!いぎぃぃぃぃぃぃ!!痛い!痛い!痛いぃぃぃぃぃぃ!!!」
「こりゃすごい締め付けだ。千切られそうなくらいだぜ!」
男はそのアナルを存分に楽しむかのように肉棒を動かした。右に左に、『の』の字に、
「さ、裂けちゃうよぉ!痛いよ!痛いよぉぉぉぉぉ!!」
ジュディの泣き叫ぶ声と男たちの歓喜の声がハモって室内に響き渡る。
「喚け!泣き叫べ!お前のその泣き声が仲間たちへの手向けだからな!」
「お前にはこれから死んだ仲間の数だけ出産してもらうぜ!」
「ご、ごめんなさい・・もうゆるしてぇぇぇ」
「許してやるよ。これから俺たちの性奴隷としてな!」
「それじゃあまたイクぜ!」
その言葉と同時に男たちは代わる代わるジュディの顔、口、膣内、アナルへと射精した。
「い、い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
流れ込む白濁液がジュディの肉体、体内、そして精神をも真っ白にさせる。
男たちが掴んでいた手を離すとジュディはそのまま白目を剥いて失神した。
あとには男たちの哄笑のみが残るのだった。
                  
                                     FIN
477名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 05:19:55 ID:x2U28wlQ
今年初作品か
GJ!
478名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 02:52:51 ID:HjZo4qkJ
「・・・どうやら私の虜になりたがっているのはあの男だけではないようですわ・・・」

そう言ってロックブーケはねっとりとした絡みつくような艶めかしい視線を
私の隣にいるインペリアルガードへと向けて送った。

インペリアルガードの方を見ると、口を半開きにして涎を垂らして恍惚している。
先ほどの格闘家を誘惑するロックブーケの姿を見たせいなのだろうか?
それとも、術の効果が格闘家だけでなくインペリアルガードにまでとどいていたというのか。

「・・・ほら・・・いいのよ・・・こっちに来て・・・」

ロックブーケはいやらしく舌を舐めまわしながらインペリアルガードを誘ってきた。
インペリアルガードも、フラフラとロックブーケの方に歩いてゆく…

「駄目だ!そっちいっては駄目だ!」

私は、インペリアルガードを引き止めよう声をかけた。
しかし、その声はもはやインペリアルガードの耳にはとどいていなかった・・・

「・・・フフ・・・あなたもいい子…いい子にはゴ・ホ・ウ・ビをあげなくっちゃ・・・」

ロックブーケはインペリアルガードを抱きすくめつつ、その股間の方へと手を寄せる。
そして、鎧の隙間から中に手を伸ばしてインペリアルガードのものをいじくり始めた。
479名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 02:53:36 ID:HjZo4qkJ
「・・・ああっ・・・ああ・・・あっ・・・」

インペリアルガードは喜びの感情がこもったうめき声をあげている。
ロックブーケはその手をゆっくりと動かしながら、先ほどと同じようにインペリアルガードの耳元に囁いた。

「・・・フフ・・・立派な槍じゃない・・・

 ・・・ほら?よくお聞き。あそこの男共・・・よく知っているでしょ・・・
 ・・・私、あいつらにいじめられて、ものすご〜く困っているの・・・
 ・・・だから、オ・ネ・ガ・イ・・・あいつらをやっつけて・・・
 ・・・そうしたら・・・もっと、も〜っとゴ・ホ・ウ・ビあげちゃう・・・」

そういって、ロックブーケは手の動きを早めつつ、インペリアルガードの耳の辺りをひと舐めした。

「・・・あっ・・・ああっ・・・」

インペリアルガードがこれ以上に無い至福の表情を見せる。
至高の快楽に身を寄せて、その喜びを全身で受けているかのようだ。

「・・・さあ、あなたもお行き・・・」

インペリアルガードを自由にしてやると、ロックブーケはそう冷たく言い放った。

快楽から解放されたインペリアルガードは一見、正気に戻ったかのような冷静な顔を見せたが、
その槍の矛先は明らかに皇帝達に向けられていた。

「くっ・・・お前もか・・・」

インペリアルガードの槍の一突きをとっさ避けるホーリーオーダー。
術にかかっているとはいえ仲間である彼らを倒す事もできず、
ただその攻撃を受けるか避けるしかできなかった・・・

「ホホホホ・・・いかがです、陛下。仲間に裏切られいたぶられる気分は?
 でも、大丈夫。すぐに陛下も同じように幸せにしてあげますわ・・・」

「・・・ええいっ、黙るんだ!私は皇帝だ!化け物になど屈してはならぬのだ!」

ホーリーオーダーは必死に罵声を上げつつ、自身にこみ上げてくる邪心を打ち消していた。
しかし、そんな努力をあざけ笑うかの様にロックブーケは次の得物に手をかけようとしている。
480名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 02:55:20 ID:HjZo4qkJ
モニカ様ファンクラブに載っているロックブーケ小説の作者がスレと共に蒸発しちゃったので、
代わりに続きを書いてみますた。

元のやつはこちら。
ttp://www22.atwiki.jp/monica/pages/107.html
481名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 20:52:27 ID:KhfOv4Sa
>>480
GJ!
482名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 01:28:22 ID:6qmAY9z7
483名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 21:12:42 ID:/YOMpMRo
>>482
さすが皇女
484sage:2009/01/18(日) 01:44:38 ID:346N2M4q
ジャンに関するものをひとつ読んでみたいなと思っていろいろ探しまわっていたけど、
ジャンが中心のお話があまり見つからないんで、一つ書いてみた
一応、ジャンとムォニカの話



やぁ、俺の名前はジャァン。
バファル帝国親衛隊に所属している帝国正騎士の一人…、なんだが、
現在訳あって、マルディアス中を周ってるんだ。
何でも、俺が迷いの森の中で見つけた、非公式ながらバファル帝国の皇女様であるクローディアさんと、
俺の親友で、俺に代わってクローディアさんの護衛をしてくれてたグレイのお二人さんが、
あの有名な、邪神サルーインを再び封じる運命にあるとかないとかで、
俺もこのお二人さんのお手伝いのために、打倒サルーインの旅に同行してるという訳だ。
そして、ついにサルーインのいるイスマスに殴りこみに行こうというときに、
復活までに1ヶ月半ぐらい余裕があるからといって、グレイが突然パーティを解散。
あの堅物なグレイがいきなり言いだしたもんで、俺はびっくり。
でも、皆その案を受け入れて、1ヶ月後の再会を約束し、それぞれ自分の行きたい場所へ行ってしまった。
俺たちの仲間の一人である、かわいい魔女っ子のミリアムちゃんは、故郷のエスタミルへ帰っちゃったし、
グレイ以上に堅物な聖戦士のガラハドも、クリスタルシティのミルザ神殿へ必勝祈願に行くとか。
んでグレイとクローディアさんのお二人さんも、みんなに行き先を言わずにどっか行っちゃった。
ていうかあの二人、俺が知らない間にできちまってたんだよな…
それどころか、俺らの目を盗んでは夜な夜なやっちゃってるし…
これがバレたら、陛下とネビル隊長になんて言われるか…、おぉ怖い怖い…
って、そんなことより、残された俺はイスマスと目の鼻の先にあるローバーンへと向かった。
ローバーンに向かった理由は二つあって、一つは、やっぱ最終決戦の舞台のイスマスに近いから。
つまり、約束の日のギリギリ前までのんびりくつろげるってこと。
そしてもう一つは、俺の愛しいモニカがいるってこと。
バレてないと思いながらやってるだろうけど(いや、もしかしたらわざとバラしてるってことも…)、
あの二人がやりまくってるのをずっと聞いてたから、正直恋人がいる身としては辛いったらありゃしない。
つーか、ガラハゲはなぜにあの状況で眠れるんだ?
男だろあんた、股の下に球がないのか?
ミリアムちゃんもよく片思いの男が、近くで女をあひんあひん言わせてるのに平気な顔していられるよな…
やっぱ慣れってことなのか?
とまぁ、話がずれたが、もしかしたらこれが最後ってのもあるだろうし、
やっぱモニカとはよろしくやっとくべきだろってことで、ローバーンへ。
待ってろよ、ムォニカ!!
485名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:45:16 ID:346N2M4q
という訳でローバーンへ到着し、早速モニカの家へ。
相も変わらず質素だよなぁ、と思いつつ家の玄関をノックし、出てきたモニカと再会。
玄関を開けて俺を見るなり、「クローディアさんとグレイはどうしたの?」やら、
「みんなの足引っ張ってないでしょうね?」やら、
「クローディアさんや他の女の人を襲ったりしてないでしょうね?」やら、お前は俺のお母さんかよ…
というか、クローディアさんを襲ってるのは俺じゃなくてグレイなんだよな…
まぁとにかく、ちょっとうるさい気もするけど、そんな叱ってるところもまたかわいい訳で。
それに、なんだかんだ言いながらも、夕飯をちゃんと用意してくれるし、長期間泊める気も満々だし、
やっぱ俺のこと心配してるんだなってわかるんだよな、これが。
だけど、いざ眠ろうって時に、ベッドは一つだけだからあなたは床で雑魚寝してって言ってきた。
ちょっと、いくらなんでもそりゃあないでしょう、ムォニカ!?
俺の当初のお前をあひんあひん言わせる目的はどうなるの!?
とまぁ、とにかく下心を隠しつついろいろと反論してみたけど、
結局モニカにすごまされた結果、何も言えなくなってしまい、床で雑魚寝する破目に。
俺ってやっぱ押しに弱いなぁ…
一応、毛布と枕代わりのクッションはもらえたけど、床の上で直に寝るのはきついし痛いし寒い。
まったくもってモニカのぬくもりとは程遠いじゃないか…
しかし、そんな風な感じで眠れなかったのが功を期したか、眠りに就く前にある事に気づいた。
床で眠れないならモニカのベッドにいけばいいじゃないか、夜這いも込みで。
思ったら行動に移すのが俺の信条、早速モニカのそばへ行く。
完全に寝入ってるかどうか確認をする。
よし、頬を指で押しても起きなかったから寝てるだろ。
では早速、モニカのベッドへ侵入。
うは、やっぱ暖かい…
486名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:45:49 ID:346N2M4q
まずはモニカを背中から抱きしめてみる。
はぁ、マジで今幸せだなぁ、俺。
次にモニカの寝巻の内側に手を入れて、胸を直接揉んでみる。
いや〜、クローディアさんのがスカーブ山なのに対して比較すると、モニカのはやっぱ小さくなるけど、
それでもトマエ火山ってところかな、形もいいし大きさも手に余るぐらいあるんだよな…
にしても、揉み心地も最高だ!
しかし、胸をもまれても起きないなんて、結構熟睡してるなぁ。
まぁ、こちらにとっては好都合だからいいけど。
さぁお次はお股のジャングルへと進み、ジャングル奥地の洞窟入り口を軽くなでてみる。
お、ちょっと色っぽい反応が!?
でも、それでもまだ起きないみたいだ。
では実際に洞窟の中へ、顔もとい指を少し覗かせてみるとしよう。
さっきの入り口付近の探索よりもさらに手応えあり!
んでもってモニカを確認。
ちょ、これでもまだ寝てるのか…
モニカのやつ、けっこう疲れがたまってたのか?
とにかく、反応はあるけど起きないんで、俺の玄竜で洞窟内部を本格的に探索させることに。
毛布を払ってモニカを仰向けにし、寝巻用のズボンをひざのあたりまでおろしてから、
モニカのくせに可愛げな下着も、少しだけずらして洞窟の入り口を出現させる。
その後、ゆっくりと玄竜の全身を洞窟内部へと入れてから、後退、前進の繰り返し。
モニカの方はというと、ここまでやらされてるのに相変わらず反応だけ示しながら寝てる。
というか、これってやっぱり…
そう思ったんで、「おいモニカ、狸寝入りしてるんだろ?」と言ったら、一瞬だけだったが、反応が…
はぁ、結局俺遊ばれてたのか…、困ったものだね…
という訳で、ゆっくりと静かにやらずにすむことが判明したから、こっちのペースを上げる。
さすがに耐えづらくなってきたか、モニカの口から声が漏れてきてる。
いい気味だ、このまま当初の目的通り、あひんあひんにしてやる!
…と思ってたら、モニカよりも先にこっちの方がヤバくなってきた。
だけどさすがに中で俺の玄竜が生命波動したら、それこそ生命的な意味で洒落にならないんで、
外に出させていただきました。
487名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:46:22 ID:346N2M4q
いや〜、やっぱモニカと一緒になるって気持ちいいなぁとか、俺ので汚れたモニカも可愛いなぁ、
なんて思ってたら、突然モニカの目が開いて俺の頬をつねってくると同時に、
「なんで中じゃなかったの?」とすごみながら言ってきた。
ちょっと痛い痛い、って思ったが、その10秒後にモニカの口から出た先ほどの言葉に驚く。
ム、ムォニカ!? 中でいいって、お前正気か!?
でも、モニカは本気で中に出してほしかったらしい。
聞くと、サルーインと戦おうとしてる俺は、生きて帰ってこれる保証がないため、
ある意味あと1ヶ月半の命だから、その間にあんたの子供をつくってあげる、と照れながら言ってきた。
正直うれしかったが、反面さびしくもあった。
あぁ、俺あと1ヶ月半の命なのか…ってな。
でも、モニカのやつが強引に馬乗りになったのちに、自分から俺の玄竜を入れたのち、
何度も何度も俺の上で動き回りつつ、「ほら、中で出さないと死ぬときに後悔するわよ?」とか、
「私に自分の子供産んで欲しくないの?」とか言ってくるのを見てたら、
モニカのやつ、本当に俺のことを想ってくれてるのか…、と思ってしまい、
なら、モニカのためにもいつもの調子でモニカを愛してやろう、ということで、
先ほどまで感じてたしみじみとした気持ちが、吹っ飛んでいってしまった。
そのままモニカのリクエスト通り、中に吐き出してあげた。
無論、モニカはまだまだ満足してないご様子で、俺も抜かずにそのまま、またモニカをかち上げ始める。
いや〜、自分で言うのもなんだが若いっていいよな〜、何ラウンドもできるからね〜
一晩で何回やったか忘れるぐらい、ついついやってしまった…
488名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:47:02 ID:346N2M4q
それから1ヶ月後。
毎晩モニカを抱き続けてたが、ついに名残惜しくもイスマスへ出陣する日が来てしまった。
そんな出発の日の朝に、モニカが俺に自分の生理が来ないと言ってきた。
生理が来ないということは、生理不順とかじゃない限りできちゃってる、ということだ。
でも、最初から子供を作りたいという意思があったから、俺たちは別に驚いたりはしなかった。
むしろ、俺はサルーインとの戦いに生きて帰ってこれる自信がなぜか急に込み上がってきやがった。
確信できるものは何もないんだが、それでも帰るべき場所が俺にある、ということだけで、
俺の中には無事にサルーインに勝ってここへ戻れるんだ、という自信が生まれてた。
まぁ、帰るべき場所があろうが無かろうが、初めから俺は死ぬつもりなんてないんだけどな。
という訳で、いつも通りの感じでモニカに行ってくるぜ、と出発のあいさつをし、
最後の戦いが始まろうとしてるイスマスへと向かった。
さすがにローバーンとは目と鼻の先というだけあって、すぐに着いてしまった。
だが、グレイもクローディアさんもみんな、どこで道草を食ってるのやら、
まだイスマスに来てないようだったんで、一人、海岸からローバーンを眺めてみることにした。
イスマスの空は真黒に濁ってたけど、目の前にある俺の帰るべき場所はいつも通りな感じがした。
俺がサルーインと戦う理由は、グレイとクローディアさんのお二人さんを支えるためだけじゃない、
俺自身の、あの帰るべき場所をサルーインに壊させないためだ。
そんなことに俺が今更ながら気がついたちょうどそのとき、
グレイとクローディアさんの仲良しカップルがローバーンの方角から歩いて現れた。
いや〜お二方とも、隠してるようだけど、なかなかのアツアツっぷりですね〜
おや、反対のローザリアの方角からはミリアムちゃんとガラハドのお二人さんが。
これで役者は全員集合、あとはフィナーレまでノンストップ、といったところですか。
それじゃあ、さっさとサルーインを倒して帰るとしますかねぇ。
待ってろよ、ムォニカ!!
489名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:50:55 ID:346N2M4q
以上
Hシーンでのふざけた表現に挑んでみたが、
なんだかジャンのイメージとかけ離れてしまったような気がしてしまう…
何とかそれ以外のシーンでジャンのイメージをつなぎとめようとしてみたけど…

やっぱりゲッコ族は虫が生理的に好きなのと同じぐらいジャンが好きだとおっしゃる、
ベニー氏のあの小説は素晴らしいと思います^^
490名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 12:11:29 ID:eoR3DTDZ
ツッコミがwwwwテンポいいww時々出てくるムォニカとかww
しかも何気にラブラブだねえ
GJ
491名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 15:09:13 ID:7h1nC2uD
ジャンモニキター!!GJ!!GJ!!!!
この二人のカップル大好きだから嬉しかった
492名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 00:42:40 ID:XHhiS0hk
ジャァァンの口調がもうだめだwwww
GJ!
493名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 08:15:25 ID:N8AWT9+8
スカーブ山とトマエ火山がwwww
494名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 20:21:09 ID:DppzMvWD
イケてよかったね
495名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 20:25:23 ID:iNACIlmG
トマエ火山までは我慢できたのに玄竜でもうダメだwwwww
GJ!!萌えたし笑ったwwww
496名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 22:11:44 ID:fliXHnUm
久々に覗いてみれば…これはGJ!
いつレクイエムが流れて来るかヒヤヒヤしながら読んでいたが、
良かったなあジャァン。

生命波動w
なんと的確な表現
497名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:11:41 ID:u4EJY9tE
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|   あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|    『おれはハーレムでにゃんにゃんするSSを書いていたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     思ったらいつのまにかグレイと黒がにゃんにゃんしていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人      な… 何を言っているのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ     おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ     頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    睡夢術だとか無拍子だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ   そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ     もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

というわけでグレイ&黒のSSです。 読むのめんどい人は飛ばしてください。
498名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:12:10 ID:u4EJY9tE
俺の名はグレイ。
自分で言うのもなんだがそこそこに名の知れた冒険家だ。
俺の旧友にジャンという奴がいる。この前、そのジャンと偶然再会した。
再開するや否やこいつはいきなり護衛の仕事を持ちかけてきた。今思えば、断るべきだった―――

「ハーレムに穏便に入るためにはどうすればいいのかしら・・・」
彼女は護衛の対象であるクローディア。まあ俺にとっては恐怖の対象でもあるが。
俺たちは今、旅先で依頼された事件を解決すべく策を練っている。この国の偉い人が女遊びをしていて、そのハーレムを潰せ、というものだ。
ピコーン「そうだわ!グレイ、私にいい考えがあるわ。あなたが女装してハーレムに入ればいいのよ。」
「断る」
まあ断れない事位承知であるが。
「それしか方法が無いわ」
「おれは いやだぜ」
「どうしても嫌なの?」
クローディアの右手がグーの形になったのを確認した俺は、抵抗を諦め従うことにした。
「・・・いや、どうしてもと言うならやろう。」
「わかったわ。明日までに服を選んでおくから、今日はもう宿に行きましょう。」
俺がクローディアと出会ってからいつもこうだ。最初は内気で大人しい奴だと思っていたが、実際はサディストという言葉がふさわしい。
以前無理難題を無理矢理断ろうとしたら殴られたことがある。並のモンスター以上の力だった。オーガロードかゲリュオン位はあっただろうな。
ジャン、1000金は返すから引き取ってくれ・・・
499名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:12:36 ID:u4EJY9tE
―翌日、ここは北エスタミルのまあまあ高い宿。目が覚めて自室から出た俺は服掛けを確認して青ざめた。
「あなたに似合う服を探しておいたわ。」ついでにクローディアの含み笑いも確認した。
レースの付いた品の良いドレス。指輪。化粧箱。女物のパンツ。
「・・・・・私が着せてあげるから、じっとしてなさい。」
「パンツとドレスくらい自分で着る。」
最後の抵抗だった。
約一時間後。鏡を見た俺は目を疑った。
サラリとした長髪、膨らんだ胸、美しい顔、毛が一本も生えていない細い腕・・・
「この位変装すればもう立派な女ね。喋らなければ男と間違われることは無いでしょう。」
クローディアは続ける。
「いままで聞いた情報を纏めると、ハーレムはアムト神殿の中よ。私は(面倒だから)行かないわ。」
外に出るのも嫌だ。出来ることならこのまま冥府に引きずり込まれたい気分だ。抵抗できない自分の小ささを呪った。

(出来るだけこの恥辱の時間を早く終わらせよう。)
俺は人目をはばかるようにしてアムト神殿に急いだ。後ろから「かわいい」だの「ナンパしてみるか?」だの聞こえるがおそらく俺のことじゃないだろう。 
声を掛けてきたアムト神殿の参拝客を無視し、俺は怪しそうな扉へ急いだ。
「通っていいぞ。」
重い扉を潜り、ついに俺はハーレムに到達した。これでもう男の目に触れることは無い。そう思っていた。
ハーレムに入ってから数十分後。再び重い扉が開き、緑色の男が現れた。
「・・・アレがこのハーレムを作った男、ウハンジよ。もてあました性欲を発散しに来たんだわ。」
ハーレムに捕まっていた少女ファラが、耳元で教えてくれた。
「ウハンジさん、今日もいいのが入ってますねぇ。自分もピーがピーしそうですよ。」
「うんうん、わしもだよ。ここ数日ピーしてないからな〜。特別かわいい子で発散したいところだな。」
部下と会話しているこの男は俗物そのものである。とは言ってももう少し探るためにもここで行動を起こすのは愚策だ。
「よ〜し、じゃあこの灰色の髪をした子に決めた!」
だが運命は悲惨で、過酷だ。
500名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:13:11 ID:u4EJY9tE
ここはウハンジのハーレム、別室。この場所が分かった今もうここには用はない。
俺は連れてこられるや否やいきなりベッドに押し倒された。
「じゃあ、まずはわしの一物を舐めてもらおうか」
目の前に汚らしいアレが向けられる。さすがに一線を越えた真似はしない。俺は首を横に振った。
「なんじゃ、嫌なのか?じゃあ胸でもかまわんぞ。」
俺には秘策があるのだ。俺はウハンジに背を向けヒップを強調させる動きをした。恥ずかしさなんてもう感じない。
「うほっ!そんなにわしのが欲しいのか。すぐ脱がしてやるぞ。」
パンツにウハンジの手が掛けられる。完全勝利の瞬間だ。ウハンジは一気にパンツを下ろして、
    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ
そのまま気絶した。こんなことがあれば恐らくウハンジも改心するだろう。後はここから出れば一件落着だ。俺はパンツを履き、満足げに宿に戻った。
宿に戻ると、報奨金を受け取ったクローディアが待っていた。
「戻ったの。実は私たちはハーレムの場所さえ教えれば報酬を受け取れたみたいだわ。あなたがしたことは無駄だったみたいだわ。」
俺は落胆した。この辱めは何のためのものだったのだろうか。目の前のクローディアが途轍もなく憎い。
護衛者と言う立場と、すべてを捨てて殴りたいという気持ちがシーソーのように揺れ動いている。クローディアがドレスの裾を掴んだ。
「いいえ、あなたのしたことは無駄ではないわね。」
「・・・どういうことだ?」
「あなたの可愛らしい姿を見ることが出来たのだから。グレイ・・・」
クローディアの目が今までと違う感じだ。何か危険な感じがする。じっとしていたら今より悪い状況になることは明白。
そこで問題だ!この状況でどうやってクローディアから逃れるか?

3択―ひとつだけ選びなさい

答え@ハンサムグレイは突如脱走のアイデアがひらめく
答えAジャンがきて助けてくれる
答えB逃げれない。現実は非情である。

ピコーン(そういえば俺の荷物にアレがあったな・・・!)
俺はクローディアの不意を付いて離れ、自室に駆け込んだ。ベッドに立てかけてある技術強化薬の副作用で気絶させる。今の俺にはそれが限界だ。
クローディアが扉を開き入ってきたその時、俺はクローディアの口にビンの先端を差し入れ、そのまま薬を流し込むことに成功した。が・・・
「・・・?戦士の秘薬なんて飲ませて何のつもり?」
答え ―B 答えB 答えB
パワーアップしたクローディアになす術もなく俺はベッドに叩きつけられた。
501名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:14:39 ID:u4EJY9tE
「グレイ・・・」
クローディアは俺の上に跨り、唇を重ね合わせてきた。チュプチュプと唾液が混ざり合う音が辺りに響く。
柔らかく気持ちの良い口付けに次第に理性が薄れていく。そして抵抗するのをやめた。
「ふふっ。グレイのここがもうこんなに大きくなってるわよ。」
俺の股間に手を伸ばすのを見て一気に理性を取り戻した。
「おい!やめるんだ!」
口では言ったものの抵抗することが出来ない。クローディアがドレスを捲ると固く起き上がった肉棒が露になる。少しだけ観察して、口に含んだ。
「ん・・・んんっ・・・」
舌でリングの辺りを舐めつつ、片方の手で皮を上下に擦る。そしてもう片方の手で自分の秘部をいじっている。
最近性欲発散をしていなかったのもあり、早くも俺は絶頂を迎えた。肉棒がビクンビクンと脈打ってクローディアの口内に精液をぶちまける。
「ふっ・・・いっぱい・・・」
コクコクと喉を鳴らして口に出した物をすべて飲み干したようだ。自分では飲んだことはないが相当不味いものらしいのだが。
吸い込まれる感覚に俺のギガントワームがすぐに元気を取り戻していく。
クローディアは俺の上に跨ると、天高くそびえ立つギガントワームの上に自らの秘部を密着させた。
「それじゃ・・いくわよ・・?」
?と聞かれても俺はナニモイウコトハナイ。クローディアの下の口が俺の物を咥えてゆく。
「あっ!・・・おっきい・・・」
女装用の胸が視界を遮り、その光景を直接見ることができないが、全体の3分の1位まで挿さっている感じがする。何がって?アレですよアレ。
どうも彼女はこのギリギリ感を楽しんでいるようだ。今ならチャンスだ。
「ふぁっ!」
俺は腰を浮かせてギガントワームをクローディアの最奥まで突き入れた。そして腰を降ろす、上げるの動作を数回繰り返した。
「あっ!・・ひあっ!・・ひぃ・・・」
クローディアは力が抜け、膝立ちの体制が崩れてこちらに倒れこんできた。しょうがない、受け止めてやろう。
「ひゃっ・・・そ・・そこは・・・」
俺はクローディアの胸を掴み、揉みながら上下運動を再開した。クローディアは完全に思考を失っている。
思考を失っている・・・? ―そうだ!今なら気絶させられる!俺は密かに荷物入れに手を伸ばし、
「ふぅ・・・グレ・・・んぐっ!」
油断していたクローディアに劇薬を飲ませることに成功した!これで今夜は枕を高くして眠れそうだ・・・
「・・・?体力の薬なんて飲ませて何のつもり?」
やっぱり今夜は長くなりそうだ・・・
                                      .┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                      d⌒) ./| _ノ  __ノ
502名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:16:21 ID:u4EJY9tE
これで終了です。一人称視点って難しいですね。
あとポリゴンのグレイは身長187の大男には見えないと思うんだ
503名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:30:56 ID:/o0uardp
投下の最中に立ち会えて幸せですGJ
504名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 01:37:27 ID:SfAsI4rp
ジャンが玄竜に対してこちらはギガントワームかwwwwwwwwwww
にしてもウハンジの絶叫には吹いたw
GJです

ポリゴンのは(可愛さを引き出しているわけではないけど)デフォルメされてるからね
187cmに見えづらいのは分かる
505名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:19:37 ID:NhVNZ88L
立て続けに2本読んで爆笑させて頂きましたw
ジャンもグレイも良い具合に崩壊してて好きだw
506名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:47:04 ID:ufK+Nxe+
神がかり的な二本立てに爆笑したwwwwwGGwww
507アセルスの教育係1:2009/02/05(木) 12:07:39 ID:wzzm+Bus
はじめまして。PSPで配信されてサガフロ熱が再発して思わず書いてしまいました。
投稿するのは初めてなのですが
アセルスのモンスター陵辱?物なので苦手な方はお気をつけください。



妖魔が統べるといわれるリージョン。
紫色の空は暗く大地に根をはり禍々しく聳え立つ茨の巨木…
ファシナトゥールオルロワージュが居城、針の城。

アセルスは一人長い階段を一人降りながら
これから向かう教育係といわれ押し付けられた男を思い出し陰鬱な気持ちになった。

教育係として始めての指導という日、彼は訓練場まで来いとだけと言った。
アセルスが訓練場に足を入れると周囲に結界を張りボーイナイフを握らせ、訳もわからぬまま
立ち尽くしているアセルスめがけ彼は結界内にモンスターを放った。
当然今まで普通の一般人として暮らしてきたアセルスは戦いなど経験がなく、すぐにモンスターの
攻撃に倒れてしまった。
…どうやらこれが彼の『教育』であった。根を上げても容赦なくモンスターをおくり極限の状態で
限界まで力を引き出そうとしているのだ。
その結果確かに戦い方が体に馴染んできた。しかしモンスターを倒すまでは
訓練は終わることなく、服を紫色の血で濡らしながらもアセルスは戦いに挑まなければならなかった。

半ば通うことが習慣になっていたがそのことを思い出しておっくうになり、のろのろと訓練場に着いた。
アセルスが到着するとすかさず彼はアセルスを怒鳴りつけた。
「遅い!ここにくるのにどのくらい時間をかけるつもりだ!…まぁいい、時間の無駄だ。
今日はいつもとは新しい訓練をしてもらう」
いつもとは違う彼の言葉にアセルスはおやっと思い、
もしかしたらいつもより簡単な戦いではないのかもしれないのではと淡い期待を抱いた。
それにもし戦いをしないでいいのならこれに越したことはない、万々歳だ。
そしてアセルスの期待を大きくするするようにアセルスから剣を預かると彼は話した。
「私は戦闘を教えるための教育係ではない。妖魔としての高貴な振る舞いや魅力、
お前には教えねばならないことが山ほどある。案ずるな今回は太刀合いはなしだ」
508アセルスの教育係2:2009/02/05(木) 12:09:01 ID:wzzm+Bus
そういいながらいつもの稽古を始めるときのように訓練場の中央にアセルスを立つようにうながす。
怪訝に思いながらも戦いからの解放からか多少うきうきした面持ちでアセルスはそれに従った。
「ねえ、それでなにをすればいいのよ」
投げかけるアセルスに彼はそのまま無言でアセルスに近づくと、ぐっと顎をつかみ顔を上げさせた。
抵抗する間もなくアセルスの目に赤く光る鋭い眼差しが移った。その瞬間体を電流が突き抜けたように
なり力が抜け、体を動かすこともままならなくなり視線をそらすこともできなかった。
そのアセルスを抱え込むと彼はさらに息が触れるほど顔を近づけアセルスの目を覗き込んだ。
まどろみに包まれるような感覚の中彼の目線に意識が強烈に引き付けられた。

ハッ、ハッ…と次第に息が荒くなっていくアセルスを確認すると、眼差しを逸らし体を横たわらせ結界を張り
彼は壁に背を預けた。
周囲に結界を張られ言いようのない不安にアセルスは襲われる。
が、しかしそれと同時にアセルスの中を別の感覚が少しずつ侵食していた。
熱がじんわりと体に宿り、肌と服が掠れると甘く擽られるような感覚にかすれた息が出た。
「な…なに…コレ…っ」
「ファッシネイトだ。さすが半分人間の血を引くだけはあるな、効きは悪くないようだ。
…半人、今のお前に妖魔としてもっとも足りないものがわかるか?
他のすべてを誘惑し飲み込む官能的な魅力だ。引き付けるだけでなく
かけたいと思った対象に甘美で淫猥な夢を与えることが出来なければならない。
今のお前には圧倒的にそれがたりていない」

そう言うと結界内にザリガニ型とカエル型のモンスター…シェルワームとフェイトードを放った。
アセルスの中でまずいと警鐘が鳴る。しかし体は彼のファッシネイトに浸ったままで自由に動かない。
そして意識の底ではいっそその先の快楽への期待感すら生まれてきた。

あぁ…!アセルスの服にシェルワームがはさみをかけ引き裂いた。
鋭いはさみはアセルスの服をシャツごと一気に剥きバラのコサージュが床の上に無残に転がった。
仰向けに倒れたアセルスの引き裂かれた布の隙間からみずみずしい腕や乳房が露わになった。
そこにぬめぬめとした四肢をひきずりフェイトードが胸に手を伸ばす。
「あっ、あン…は…っ!」
粘液で湿った手が荒ヶしくアセルスの胸を揉みそのたびにぬちゃぬちゃと淫猥な音が出た。
509アセルスの教育係3:2009/02/05(木) 12:10:02 ID:wzzm+Bus
小振りな胸に肉の薄い体つきではあったが、今やピンク色に色づき
妖魔の君の血を受け継ぎファッシネイトに縛られたアセルスの体はえも言われぬ色気を放っていた。
その妖気に誘われモンスターはアセルスに群がる。

素肌に触られる度に言いようのない快楽に襲われ悩ましく掠れた声が訓練場に響いた。
「あ…ぅ…あぁぁぁっ…!」
手でこねくり回すのに飽きたのかフェイトードは長い舌を伸ばしアセルスの乳首を刺激し始めた。
すでに硬くなっていた乳首をほぐすように舌先で弄り舐めまわし、指先で転がしてもて遊んだ。
教育係はその様子にじっとりと目線が注いでいた。
彼はファッシネイトを緩めることなくアセルスに注ぎつづけていたが、その眼差しを更に強めた。

「……!あッ!」
濃厚になった空気にビクンと体震わせ、一気に熱を高められアセルスは限界が近かくなり
体をくくねらせ未だ触られていない腿をすりあわせた。
その中、愛撫を続けるフェイトードの横でシェルワームははすでに切り刻んだ上半身の服から、
まだ残るスパッツを剥ぎ取ろうと目標を変え刃先をスパッツに引っ掛けた。
「あ…!駄…めっ……!」
虚しくも下肢を覆う布は取り払われアセルスの秘部が露わになった。
シェルワームはそこに堅くゴツゴツとした自らの殻をを押し付け摩った。
「あっあッあッあッ…」
一番敏感な部分にやっと触れられたため摩られるのに合わせアセルスの声は大きくなる。
そこに今まで胸を愛撫していたフェイトードが顔を動かし舌を秘部に伸ばしてきた。
シェルワームは心得たようにアセルスの腿を押しのけ足を大きく開かせた。
舌はアセルスの腹部をなでるように伝い、若葉色のもうしわけ程度に生えた茂みを掻き分け、
探るように割れ目をかき回した。
「ぅッうン…!あぁ…!あっあッ…」
フェイトードの粘液もあったがすでにアセルスの愛液によって十分に塗れたそこからは
クチュクチュと音が漏れた。
襞を丹念にかき回し、敏感な核を見つけるとそこに舌を絡みつかせすり合わせた。
「あッ…!」
510アセルスの教育係4:2009/02/05(木) 12:10:44 ID:wzzm+Bus
ビクンビクンと大きく痙攣するとアセルスから力が抜けた。味わったことのない快楽に目が霞み
意識が薄れてきた…

…が頭の中に強い思考が走り一気に覚醒させられる。
「い…嫌…!」
彼によって意識を戻されたのだ。重く淫猥な空気はいっそう濃くなりアセルスを攻め立てる
「嫌…!もう駄目…!おかしくなっちゃう…!」
「そんなものではないだろう?まだ入れてもないのだぞ…?」
視界のすみに彼の口元が持ち上げられたのが見えた。そうだ彼はいつも…
日ごろの訓練を思い出しアセルスはゾッとした。
「…んっ…あぁぁぁぁぁぁぁぁ…!」
フェイトードの舌先はアセルスの中にゆっくりと進入を始めていた。内側をやわやわと進み
敏感な所を重点的に攻め立てる。ビリビリと肌が空気そのものに犯されるような感覚、
胸への愛撫も止まることなく続き、シェルワームは体中を弄りつくしていた。
「ふッ…ふぁ…!あぁ…ン…ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
がくがくと二度目の限界を迎えたが行為は当然止むことはなかった。

「……まだまだ使い物にならんな…」
妖魔としての魅力をまだ纏えない半人に、教育係は腕を組みなおし内心持久戦を覚悟した…


end
511名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 12:11:52 ID:wzzm+Bus
以上です。真昼間から失礼しました。
512名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 07:24:36 ID:iCEGZNCK
GJ
513ラプソディー・イン・モウゼス1:2009/02/07(土) 11:20:39 ID:JtfYTyR3
>511アセルスの話しを書いた者です。GJありがとうございます!
別のssの気晴らしに書いていたらノってきてしまったので投下させていただきます。
ボルカノ×ウンディーネのコメディーものになります。



比較的穏やかな地中海気候に恵まれた都市、モウゼス。
町の中央に位置する井戸の中に隠されるといわれる魔王の遺産を巡り
南北に玄武術士ウンディーネ、朱雀術士ボルカノの一派に別れ長い間争いを繰り広げていた。
しかし数ヶ月前、世界を救ったとされる英雄たちがこの町を訪れたことで
その状況にも変化があった…

「ちょっとボルカノいないの?調合用の薬品切れちゃったから
少し分けてくれないかしら?」
「…何のようだ」
ここは町の南側にあたる朱雀術士の館の最上階、町を一望できるベストスポット…
なのだが、せっかくの景観を隠すように遮断光布が張り巡らされ
壁を埋め尽くすように棚がそびえ立ち部屋のところごころには怪しげな呪符が貼られている。
研究道具や書物などもごちゃごちゃと散乱し一種のカオスな空間ができあがっていた。
この部屋の持ち主、ボルカノによって。

「関係ないな。私に聞きにくる暇があったら自分で採りにいってはどうかな」
「何よ、性格悪いだけでなく心も狭いのね。あなた私に負けたくせに」
「うるさい!!そのことを持ち出すな!」
そうなのだ。長きに渡った争いは英雄たちが介入し片方を制圧したことで一気に進展した。
英雄たちはウンディーネ側に加担しボルカノの館に乗り込み、
大暴れするは館の財宝は盗むはで、じゃまする者はそれはもうぼっこぼこに袋叩きにし
かくして館は半壊しボルカノを慕う弟子たちも怪我人が全体の80%を占め
ボルカノ率いる朱雀術士たちは壊滅状態になった。
それ以来ウンディーネはあの略奪者たちに手を貸し協力的に接したのに対し、
結果的に世界を救った英雄にボコられたということがボルカノの立場を居づらくさせていた。

『もう術士たたみますか?たたみませんか?』まで話しはすすんだが
せっかく持った自分の城、もとい館をボルカノは手放すことが出来なかった。
幸い弟子たちも残ってくれ今はこの玄武術士による度重なる嫌がらせに耐えつつ
細々と研究を続ける日々を送っていたのだった。
514ラプソディー・イン・モウゼス2:2009/02/07(土) 11:21:48 ID:JtfYTyR3
そんな中ウンディーネはボルカノと顔を合わせるたびにくすくすと嫌味をはいた。
それも古傷に火星の砂を刷り込まん勢いで。
「ねぇ、いいじゃない私が研究することで貴方の研究内容も進むかもしれないわ」
「何を白々しい。大体専門分野が違うと真っ向から跳ね除けたのはお前の方だ」
「まぁ今時そんな古臭い実験やってるのあなたぐらいなもんよねぇ。
話しても無駄ね、もういいわ勝手に貰っていくわ」
そういい薬品のビンが置いてある棚に向かうと勝手に吟味し始めた。
「おい勝手にいじるな!」
「後で返すわ。とにかく今すぐ必要で時間がなのよ」
ボルカノの忠告を無視しためつすがめつビンを手に取るウンディーネに
さすがにボルカノも堪忍袋の尾が切れ、術の印を切り詠唱をはじめる。

「もう我慢ならん!」
「何よ、やるっていうの!」
対するようにウンディーネも詠唱を開始する。部屋は二人の術気で溢れビリビリと空気が震えた。
互いに術を放つと凄まじい轟音が響く。
しかし防術対策が施してあるためこの部屋から術や音が漏れることはないし誰も気づかない。
仮に気がついたとしてもボルカノの怪しい研究によりこの部屋から轟音が発せられることは日常差万事なので
いつものことかと気に留めないだろう。
まるで子供のケンカのようにギャーギャーと騒ぎながら二人は争った。
しばらく均衡状態が続いたが、二人とも疲れが出てきたのもあり
勝負を決めようとウンディーネは大きな術を発動させるため複雑な詠唱を試みる。
その隙を見てボルカノは術を放った。
「バードソング!」
「くっ!」
よろめいたウンディーネに素早く近づくと背後から腕をつかみ拘束した。
その際抵抗したウンディーネの手が近くの台にあたりビンや器具が音を立てて床に落ちたが
そのことにも注意を払わずボルカノはウンディーネを睨みつける。
「勝負あったな…!」
515ラプソディー・イン・モウゼス3:2009/02/07(土) 11:23:01 ID:JtfYTyR3
パンッ!と乾いた音がしてボルカノがのけぞった。ウンディーネのビンタが決まったのだ。
「…!」
腕をほどくことができ勝ち誇るウンディーネに今度こそ本気で切れたボルカノは
振り払われた腕を引きずり込み床にうつぶせに押し倒した。
「女のくせに調子にのるなよ…!」
ウンディーネの腕を片手でねじ上げたまま腿が見えるほど深く開いたスリットに手をさし入れ
足の付け根のあたりを軽くなで上げる。
っ!ウンディーネがびくんと反応したのを見るとボルカノはニヤニヤと笑い毒を吐く
「どうしたんだ?もしかして感じたのか?」
「…こんなのに反応するわけないでしょ。それともこんなので満足させたつもり…?」
負けずに言い返すと、ボルカノはウンディーネを仰向けにして腕は頭の上で一まとめにし
ウンディーネにのしかかった。
「フン。減らず口も叩けないくらいヒィヒィ言わせてやるよ。若い男の精を吸い取って
老いた体を隠しているんだろう?だったらせめて俺を気持ちよくさせるんだな」
「やっと本性を現したわね…望むところよ…!」
それを聞くとボルカノはウンディーネの唇に荒々しくむしゃぶりつき
ウンディーネもそれに対してボルカノの口に舌を進入し絡ませた。
相手を食らうように強く口をふさぎ合い、先ほどの炸裂するような音とは打って変わって卑猥な音が部屋に響き渡る。
「ん…うぅン…あ」
「…ん…ン…くっ…」
二人とも元来負けず嫌いな性格のため行為は激しくなり次第に息が上がってきた。

ようやくボルカノがはっ…っと息を吐き顔を持ち上げ大きく空気を吸い込んだ。
ウンディーネも同じで顔をほのかに赤く染めながらはぁはぁと呼吸を繰り返し
そのたびにウンディーネのたわわな胸が大きく上下し揺れるのを見て、ボルカノは
惹かれるようにそれに手をかける。
適度に弾力があり手のひらに収まりきらないほどの大きさだったが
やわやわと揉みこむとウンディーネがあッ…とかすかに声をもらした。
片手だけで触っていたがもう必要ないと判断し腕の拘束を解き、両手でウンディーネの
胸を蹂躙し始めた。
516ラプソディー・イン・モウゼス4:2009/02/07(土) 11:23:47 ID:JtfYTyR3
「ふぅ…うふふ…布の上からで楽しいかしら朱雀術士さん…」
「自分ばかりが気持ちよさそうでは話しが違うな。お前も俺をどうにかしたらどうだ」
それを聞いたウンディーネはくすっと笑うとボルカノのスーツに手をかけ
首のタイを解きシャツのボタンをはずし前を開く。するとひきしまった上半身が露になった。
「まぁまぁ鍛えてるのね…」
そこに手を這わし反応を楽しむ。ウンディーネの手つきにボルカノの手は一瞬止まったが
さっきよりも強く胸を刺激した。
ウンディーネの手がさらに下に伸びボルカノのベルトを外そうとしたが
それを阻止しウンディーネの背中に手を伸ばしホックに手をかけた。
そのまま下に引き、ドレスをずるりと剥ぐと蝶がさなぎの殻をやぶり抜け出てくるように
溢れんばかりの胸やほどよくしまったくびれ、官能的な色に染まった成熟した体が
目の前に現れその光景に思わず息を呑む。
「それでどうしてくれるの?」
その声に吸い寄せられるように喉元に吸い付き火花を散らすようにしるしを残す。
手に触れるしっとりとした素肌の感触に見せられ愛撫もさらに激しくなった。
「あっあぁン…!」
熱をもった息にそろそろ互いに限界が近くなりボルカノはウンディーネのショーツを
剥ぎ取り、そこに指を押し当て軽くかき回した。
「あ…っっ」
ひくひくと反応するウンディーネを尻目にピチャピチャと水が溢れ出るそこに
浅く指を入れながら親指で核を練り遊ぶ。
ずっと指を埋めると内壁がボルカノの指をきゅうきゅうと締め付けさらに行為を促すよう強請った。
「いやらしいな…」
嫌味を言っても与えられる快楽に従ってるのかウンディーネは言い返さず、
指を2本に増やすとひときわ高い声を上げた。
「ッふ……んんぁぁぁぁ…!」
絶頂を向かえ体が大きく反り指をくわえ込んだ中がぎゅっとしまる。
「あっ…あッあぁ…」
荒く息をはいて果てたウンディーネを見てたまらなくなったボルカノはベルトをはずし
はちきれんばかりに固く熱をもった自らを出しウンディーネの中に挿入した。
517ラプソディー・イン・モウゼス5:2009/02/07(土) 11:24:30 ID:JtfYTyR3
ボルカノをむかえそこは窮屈に伸縮を繰り返す。
「っぁ…。動くぞ…」
ウンディーネの足を抱えボルカノは体を大きくスウィングした。
はじけるような水の音に顔を赤くし快楽に体をゆだねる様子は
ウンディーネの水を操る術士という肩書きをとても卑猥に聞こえさせる。
「あぅ…あッあッあッあッ…」
「は…出…すぞ…!」
ドクッドクッとウンディーネの中にはき出すとボルカノはずるずると自身を抜き出した。
一緒に果てたらしく体を震わせているウンディーネの横にどかっと倒れこみ
ふーっと息を吹きしばらく瞑想しているとウンディーネがボルカノの下半身のほうに移動するのを感じた。
「いっぱいお世話になっちゃったわね。お返ししてあげるわ」
「!?…おい…!」
そうするとボルカノのそれを手に持ちゆっくりと摩り、ぺろぺろと丹念に舌で舐めだした。
「くそッ…」
動転するボルカノに気分を良くしたウンディーネは愛撫を加速させた。
これにはボルカノもたまらず果てたばかりの自身はすっかり元気をとりもどしていた。
さらに手だけに飽き足らず胸をたぷたぷと揺らし挟み込んで奉仕するウンディーネに
ボルカノは下半身に血がたぎってきたのを感じあわててウンディーネを引き寄せる。
「もういい。入れさせろ」
「命令は聞かないわ。今度は私の番かしら」
ウンディーネはボルカノに跨ると騎乗位で自らの中にボルカノを導き体を揺すった。
「はッはッはッ…はッ…気持…ちイイ…でしょう…?」
揺するたびにウンディーネの胸が大きく弾み、そのテンポがどんどんと速くなっていく。
ボルカノも動きにあわせて下から突き上げた。
「んッんッ…!あ…あぁぁぁぁぁぁ…!」
「あぁ…!」
二人の頭の中に白い閃光が走り同時にがくんと快楽の最奥に引きずり落とされた。
力尽きボルカノの上に倒れこむウンディーネを受け止めボルカノはぽつりとつぶやいた。
518ラプソディー・イン・モウゼス6:2009/02/07(土) 11:26:27 ID:JtfYTyR3
「ばあさんにしてはよく動くじゃないか…。まぁ全然今ひとつだけどな…」
それにぴくっと反応しウンディーネも言い返す。
「ええ…そうねまさかまだまだこの程度で終わりじゃないわよねぇ…」
二人の間に火花が散った。
「…今言った言葉後悔させてやる。明日は腰痛で苦しむんだな!」
「ふん。あなたこそ私に骨抜きにされて再起不能になるのね!」
繰り返し言うが二人は元来気が強い。情事のあとのけだるい空気は一瞬にしてとりはらわれ
敵意むき出しの見えない圧力が二つ膨れ上がった。

こうして互いに引かずやりあった結果、ウンディーネが帰って来ないことを不審に思った
玄武術士がボルカノの館に押しかけ、しらないといいはる朱雀術士と
日ごろよく思っていない両者は口論の末自分たちの師匠と同じく(内容こそまた違うが)壮絶な争いを
繰り広げるのであった。
しかしそんなことがあった後日、何かにつけてウンディーネとボルカノは互いの館を行き来したそうな。
合性が悪かったのかよかったのか、きっと二人とも別の意味での戦いを続けているんだろう…


end




以上です。今回も真昼間の投下になってしまいました…
ではお付き合いありがとうございました。
519名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 01:38:36 ID:6Mev5Lii
GJ面白かったよ
こいつら意外と相性良さそうだよねw
520名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 21:42:16 ID:dZEq29rp
GJと言わざるを得ない
ところで過疎
521名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 21:46:31 ID:tCqSvyfc
ボルカノとウンディーネって探してもなかなかないんだよね
ウンディーネの歳のせいか
というわけでGJ
522名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 08:01:39 ID:LF/Pd4Qz
触手・怪物スレにアンサガのジュディ一家女三人が来てるね
怪物に犯されるシチュなんで苦手な人は見に行く時気をつけた方がいいかも
523ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 11:18:36 ID:OX6vBRoo
投稿させていただきます
ただし
当方いわゆる「攻略本の文章と写真でゲームする奴」で
いまだロマサガ2は実際には挑戦していてもクリアまではしておりませんので
勝手設定が多々あることをご了承ください。
524ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 12:12:52 ID:OX6vBRoo
「沈んだ塔の秘密」

 沈んだ塔をロックブーケは進み、そして目の前に探していた物が現れた。
記録した映像を再生する機械。何も知らない者には変わった姿見に見える。
 「お兄様、今こそ秘密が…。」
 その時ガヤガヤ騒がしい物音が近づいてきた。ロックブーケは嫌な予感がした。
初めて会った時からいつもこっちの調子が狂わされる。とにかくイライラさせられる。
必ず何か上手くいかなくさせる奴がちかづいてきているのではないか。
 ロックブーケの予感は的中した。あの皇帝陛下ご一行だ。3児の母の落ち着いたジェシカは
まだいい。だが皇帝アメジストとアンとメディアの若い娘三人はまさに
人間台風のような迷惑な存在だった。
 「あ、女王さんお久しぶりです。」
 アメジストの挨拶は丁寧だ。しかしこの後いつもロックブーケは大弱りしてきた。
 (まさかこんな所で…今日はいったい何が…。)
 とにかく、こんな危険人物はこの大切な場所から一刻も早く遠ざけねばならないと
ロックブーケは考えた。
 (少なくとも調べ終わるまでは遠ざけておきたい。)
 ロックブーケは腰に手を当て嘆息しながら言った
 「こちらこそお久しぶりです。でも私ただいまここでやらないといけないことがあって…。」
 ロックブーケがそこまで言った所でアメジストは 相手が話してるのもかまわず口を開いた。
 「じゃあ、お手伝いしましょう。」
 ロックブーケは困った。やはりこの娘達は一等級の悩みの種だった。
 「で、出来れば一人にさせてほしいの。一人の方がはかどる事だから。」
 しかしやはりアメジスト達はそれくらいではなんとかできなかった。だからこそ彼女達は
一等級の悩みの種なのだ。アンが言った。
 「一人で何をなさるんですか?女王様私達にも教えて」
525ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 12:42:23 ID:OX6vBRoo
 「沈んだ塔の秘密」続き

 ロックブーケのイライラが高まってきた。だがこの邪魔者達を、少なくとも
アメジストとアンとメディアをここから調べ物が終わるまで遠ざけねばならない。
ロックブーケは言葉を選んだ。しかし言う前にメディアが周りを見回して言った。
 「ここに限った事じゃないけど変わった物いっぱいあるね。ああっ、もしかして女王様…。」
 ロックブーケは静かに動揺した。まさかもう見抜かれたのだろうか。
 「女王様、遺跡泥棒?」
 ロックブーケは一息吸って強めの口調で言った。
 「いい?この塔の秘密はね!!あなた達にはなあんにもね!!役に立たないことなの!!
だから!!早く!!帰りなさい!!」
 「秘密!?秘密って何ですか!?教えて教えて!!女王さん教えて!!」
 ロックブーケの声よりも大きな声でアメジストがワクワクして聞いて来た。熱くなって
うっかり言ってはならないことを言ってしまった。ここまできてはもう殺してでも力づくでも
しないとこの皇帝は帰らないだろう。
 「本当に…本っ当にうるさい!!やかましい!!騒々しい!!ハエみたいに!!いい加減に消えなさい!!」
 と、激昂しているロックブーケの脇をスッとアメジストとアンとメディアが通り抜けた。そして、
なんとあの映像再生機械の前に立った。
 「秘密ってきっとコレだね。コレどうやるんだっけ」「私も忘れちゃいました」
「ジェシカさんなら多分覚えてるよね。ジェシカさんこれどうやって動かすんだっけ」
 「え?それはね…それはね…考え中です。」
 アメジストが機械の周りのでっぱりを見ているのを見てロックブーケが慌てた。
たぶん適当に、手荒に、やっちゃいけない順番や組み合わせや押し方で押すんだ、
そうロックブーケは思った。
 「待ちなさい!!触るとみんなの知りたがってる秘密が全部壊れてパーになるわよ!!
…。しかたがないから…、私がやるから後ろで静かに見てなさい。静かにね。」

526ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 13:04:12 ID:OX6vBRoo
「沈んだ塔の秘密」続き

 機械の状態は多分いい。ロックブーケが使えるが常日頃使っているようではない手つきで
機械の準備をする。と、後ろから声がかかる。
 「女王さんはチップ?クッキー?なんにしますか?」
 どうやらアメジスト達はお菓子やら何やら取り出してるらしい。ロックブーケは
ひきつった笑いを浮かべた。
 「い、いや要らない…。いやそうじゃなくて!!静かにするだけじゃなくて
散らかさないようにもして!!」
 叱ってから記録された映像を再生させた。

 ロックブーケは真剣に映像を見つつ音にも注意を払っている。アメジスト達もそれを見て
眉間にしわをよせて前に顔を近づけた。ロックブーケと違って何が何やら5人にはよくわからないので
映像をできるだけスケッチして聞こえた音や声は擬音で記録した。帰ってから考古学者を集めて
見せるのだろう。

 何度も何度も映像を停止させて細部を見つめたり同じところを繰り返して正確な音声を確かめた。
そして完全に内容を知ったのかロックブーケは手紙を書き始めた。
 「これでもうおしまいなのかな。」
 アメジスト達も記録できる分は全て書いてしまったと思って映像が終わった後の黒い画面を
なんとなく見つめていた。
 ロックブーケの手紙が半分まで字で埋まった時、それまで退屈な黒い画面しか映していなかった画面に
急に大きな、衝撃的な変化があらわれた。

 画面はそれまで黒一色だったのが一転して明るくなり、そして、その明るい画面の中で
裸の男女が抱き合っていた。
527ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 13:29:14 ID:OX6vBRoo
「沈んだ塔の秘密」続き

 「うおあ!!」
 目の前で繰り広げられる予想をはるかに超えた予想外の光景に思わずアメジストは
声を出してあとずさった。アンもメディアもジェシカも後ろにのけぞった。
音のない黒一色から突然明るい場所で抱き合う裸の男女の光景。全くの不意打ちであった。
 機械からは荒い息遣いや叫び声が聞こえる。ロックブーケもアメジストの驚きの声で
後ろを振り返り、同じ位驚いた。
 皇帝陛下ご一行は唖然としていたがロックブーケはもう少し正気に戻るのが早かった。
そして言った。
 「何も、何もこんな物に上書きしなくたって!!他にもなにかあっただろうに!!」
 その声で皇帝以下5人も我にかえったが「上書き」と言う言葉がよくわからなかった。
多分この機械で使う映像を記録させておく道具の、古い記録を消して新しい記録
を入れる事なのだろうと、アメジストはよくわからんなりに納得した。
 それにしても、この気まずい映像をどうするか。アメジストは
 「これ、よくわからないけど、楽しそう。でもいじめてるみたい。でもなかよさそう。でも…」
 と思った。アンは声も出さずただ画面を見ている。メディアは何か考えているようだ。
ジェシカは男が映る度に「ふぅ」と言っていた。彼女の旦那に比べると余程魅力が無いのだろう。
 そして、今まで誰からも存在を気にされていなかった宮廷魔術師のライブラは
突然上半身裸になって貧相なモヤシぶりを披露しつつポーズを決めた。
 「俺が、一番、セクシ〜ん」
 どうやら映像の男に対抗しているつもりらしいが女性陣は誰も映像の男に魅力を感じず
そしてライブラには今まで通り無関心だった。
528ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 13:45:40 ID:OX6vBRoo
「沈んだ塔の秘密」続き

 ロックブーケは考えた。この卑猥な映像をどうするか。この映像が終わった後に
また重要な映像が始まるかもしれない。だがこれをのんびりみていると時間の無駄だ。
早回ししよう、そう思った。
 「これから早回しするから、画面が何か急に変わったら言って。」
 急に映像の中の動きが速くなった。そして画面が急に変わったと思ったのでアメジストは止めさせた。
 「何だ、場所が変わっただけじゃない。また早回しするよ」
 その後も視点が急に変わった時やいつの間にか人が違う人に代わっていたりする度に止めて
ロックブーケは説明して早回しした。

 その内、ロックブーケの息が荒くなってきた。アンもメディアもとっくにそうなっていた。
ジェシカはニヤニヤと笑っていた。アメジストは顔が赤くなっていた。
 そして映像が終わって画面はまた黒一色に戻った。ロックブーケが確かめてみると残りは
本当に無いようだ。
 一同は沈黙した。ただ一人女性達にアピールを続けるライブラを除いて。しばらくして
ロックブーケが沈黙を破った。
 「あ、あの、もう一度初めから、観ない?」
 若い三人娘は「い、いいよ。」と顔を赤らめて答え、ジェシカは何も言わずクスクス笑い。
ライブラは「君が、言うならね。」と聞かれてないのも構わず精一杯のカッコイイ声で言った。
529ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 14:04:31 ID:OX6vBRoo
「沈んだ塔の秘密」続き

 二度目の上映が終わり、三度目の上映が始まった。しかし三度目の上映が
記録映像の最初からではなく、裸の男女が抱き合っている場面の最初から始まった事を
疑問に思う者は誰も居なかった。
 「ああ、アメジスト様、そんなに乱れては」
 ライブラは興奮し過ぎて映像の中の男女を自分と残りの5人に置き換えて頭の中で
楽しんでいるらしい。
 女性達は身体をかすかに揺らしたり震わせながら、荒い息を吐いていた。
ただジェシカだけは原因が微妙に違うようだ。彼女とダンナは本当にいつまでたっても熱々らしい。
 「そろそろ飽きましたね。……いや!!もうこの記録道具の中には大事な映像は無いみたいですね。」
 アメジストがうっかり、誰もが隠している本当の気持ちに通じる物言いをしかけて言い直した。
 「ええ、じゃあ抜いときます。」
 ロックブーケはまだ息が上がったまま機械から記録道具を抜き取った。それは金属質で
銀色の表面をしている「札」のような物で、よく見ると表と裏の間に細かい隙間があって
そこに記録の仕組みがあるらしい。
 それを見ていたアンが思い出した様に口を開いた。
 「それ、見た事あります。それで、実はちょっと持ち出してきました。」
530ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 14:22:28 ID:OX6vBRoo
「沈んだ塔の秘密」続き

 「実は別の小さな遺跡と言うか大昔の小さな小さな建物があったんだけど、そこに。
はい、ベッドの下に」
 ベッドの下と聞いてジェシカは何か思うことがあったらしい。3人子供を育て上げたからこそ
わかることのようだ。
 「女王様これです。」「女王さんこれ使えますか。」「機械が壊れたらもったいないなあ
どうしよ。」
 「大丈夫、状態はしっかりしてるみたい。じゃあ、再生するよ。」
 皆息を荒げて画面を見守る。

 映ったのは美しい森だった。しばらく森のあちこちが映った後次は
・・・青く澄んだ泉
が映った。だからと言ってどうと言うことはないが。
 「きれい…でも見た事ないな…行ってみたい」
 メディアがうっとりして言った。
 「多分…それは…」
 ロックブーケが複雑な顔でつぶやく。
 と、突然画面が変わった。ジェシカだけは全く驚いていなかった。むしろ、
最初に森が映った時点でニヤニヤと笑っていた。だがその変わった後の映像は少し
ジェシカの想像とは異なっていた。
 美しい女性が二人立っていた。
531ルビーウォーロック:2009/02/17(火) 14:23:19 ID:OX6vBRoo
事情があって次は後で
532ルビーウォーロック:2009/02/18(水) 08:55:46 ID:hxpVYA83
「沈んだ塔の秘密」続き

 ベッドの下、冒頭に美しい自然風景、そこまでくれば現代人でもジェシカにはその先の
想像が出来た。
 (またエッチな映像が始まるんでしょ。)
 だが現れたのは美しい二人の女性だった。しかしジェシカは隠すような場所にあった事と誤魔化す様な
細工がしてあったことがまだ気になっている。
 二人の女性は向き合って見つめ合うと、口付けをした。皆この映像が何の為に記録されたか
わからなくなった。興奮冷めぬロックブーケと三人娘はいやらしい映像を密かに望んでいたのだが。
 「仲がよさそうですね。」「そうですね陛下」
 だがメディアはどこかがおかしく感じられた。
 「でも、陛下、少しこの二人、ただの友達が仲良くしてるだけじゃないような…。」
 ロックブーケは、映像を見る目的が最初と違っている事にようやく気がついて、少しでも価値ある物を
見つけようと注意して画面に目をやった。とは言え、まださっきの余韻が残っていていやらしい映像を
待っているのもまた事実であった。
 二人の口付けは女友達どうしのただの口付けにしては長くで深く、メディアの言うとおり何かが
変であった。更にお互いを抱きしめ合った。まるで、これでは、恋人であるかのようだ。しばらくして
ただ抱きしめ合うだけではなく、お互いの身体をやさしく、しかしどこかいやらしい様な手つきで
撫で回し始めた。 離れた唇から漏れる熱い吐息。
 「私は人妻です。ふしだらな真似はできません。そうです。例えこんな塔の中でも。」
 ジェシカが意味深長な言葉を口にした。ジェシカがそう言ってほんの少し後、映像の中の女性達は着ていた
衣類を脱ぎ捨て再び抱き合い口付けをした。しかし唇は離れ、相手の体のあちこちにさまよっていく。
前の映像の余韻もあってアンもメディアもロックブーケも恥や躊躇い、理性の役目が限界に近くなってきた。
もう少しすればさりげなくそれぞれ自分の身体に手を当てる事になるだろう。頭の熱をはかるためでなく、
怪我した所をいたわるためでもなく。
 だがそれよりも過激な事が起きた。アメジストがアンに飛びつきその唇を奪ったのだ。突然の思いもよらぬ
出来事にアンが何も出来ないで居ると、熱にうなされたような顔をしたアメジストが言った。
 「アン、あの人達みたいにすると、気持ちよくなるんでしょうか…。」 
533ルビーウォーロック:2009/02/18(水) 09:40:57 ID:hxpVYA83
「沈んだ塔の秘密」続き

 アメジストは側近にも答えづらい事を聞く事があるそして今は答えること自体が難しかった。
黙っているとアメジストはアンに口付けをしたままアンを手でなで始めた。
 (どうしよう。相手は皇帝…、いやそもそも女の子…、でも気持ちよくしてもらいたい…、でも)
 アメジストの手つきは更にいやらしくいやらしくなっていき、口付けも濃厚であった。女同士で
やってる。それも、皇帝に、されている。普通じゃない事である。アンはその普通じゃない事の
もたらす快楽に抵抗しつつだんだんと浸って行く。と、突然アメジストが唇を離し、言った。
 「アン、こうやって気持ちよくなるかまだわからないけど、私にも…してください…。」
 アンの躊躇いが消えた。相手は皇帝で、自分と同じ女である。だがアンはその唇に己の唇を合わせ、
服を脱いだ。見ていたアメジストも服を脱いでまたアンに飛びついた。そのまま二人は快感に酔い痴れた。
 見ていたロックブーケは一瞬うっとりしてすぐ我にかえった。
 (このままでは危ない。ここが頃合ださあ塔を出よう。)
 と。だが足を踏み出した瞬間肩をつかまれた。メディアだった。
 「こんな事するのって絶対おかしいと思う。でも、今すごくしたくてたまらないんです女王様。許して。」
 ロックブーケは慌てて手紙の続きを書き始めた。メディアに嬲られながら書き続けた。やがて
たまらなくなって服を脱ぎだしロックブーケの方からメディアに抱きついて行った。
 ジェシカは、不義密通をしていないだけで淫らになっていたことは同じだった。旦那を思って
そのスレンダーボディに手を這わせていた。ライブラは
 「君達、いくら僕が恋しいからって相手を僕に見立てて女の子を抱くなんて…」
 と片目をつぶってやれやれといった風にしていた。

 三人娘はぐっすりと眠っていた。彼女達に布団をかけてやったジェシカも眠っている。ライブラは
別の部屋で寝ているらしい。ロックブーケは手紙の仕上げにかかっていた。不意に手がロックブーケに触れた。
3つも右手が。手紙を書いてる間にいつの間にか三人娘は起きていたらしい。
 「女王さん…かわいい…」「陛下もかわいいですよ。女王様また遊びましょうよ」
「悪いけど、ええと、ええと、もう一回してくださりませんか」
 ロックブーケは三人娘に抱かれながら、快楽の渦に巻き込まれながら手紙を書き終え、
快楽の渦に完全に巻き込まれた。
 「お兄様、秘密はここに…。そして私の秘密もここに…。」
534ルビーウォーロック:2009/02/18(水) 10:01:59 ID:hxpVYA83
「沈んだ塔の秘密」続き

 ロックブーケの兄のノエルは緑のタイツの半魚人から手紙を受け取った。
 半魚人は薄くなって来た頭を気にしながら「私を野球場につれてって」を口ずさんで
トウモロコシ畑に消えていった。ノエルはおや?と思ったがケネディ暗殺事件の犯人が単独だろうが
複数だろうが気にしていないしボディガードなんて必要ないので特に後を追って夢の球場を作ったりなんて
しなかった。代理父は…、多分短命種相手ではなろうとしないと思う。
 ノエルは妹からの手紙を読み始めた。そこには妹の見つけた彼らの仲間達にとって重要な事が書かれてあった。
ノエルは大切な情報がみつかった事、そしてそれを見つけたのが妹である事の両方に満足していた。
 手紙の半分より少し詠んだ所でノエルは字がところどころ乱れて読みにくくなっていた事に気がついた。
 (地震でもあったのかな。それとも夜なべして書いてフラフラになってたのかな)
 などと思いながら手紙に顔を近づけた。すると、妹の香りがした。今まで気がつかなかったがほかの手紙も
そうなのだろうか。ファイルを取り出して以前の手紙を取り出してみる。かすかにだが、香りがした、様な気がする。
ふと気がついた。今日来た手紙の香りは少し違う。妹の香りもするが、他のにおいもする。これはいったい何なんだろう。
 (きっと変な組み合わせの香水でも使ったんだろうな。やれやれ。)
 ノエルはそう思った。まさか手紙を書いている間に3人の女に嬲られていたなんて夢にも思わないだろう。
535ルビーウォーロック:2009/02/18(水) 10:55:39 ID:hxpVYA83
「沈んだ塔の秘密」続き

 妹の手紙で妹の香りをかぐと言う行為の変態らしさに気がついて恥じる事無く、ノエルは妹が年頃の
娘だという事を思い出した。それも、今現在独身の。
 (あいつ、相手いるのかな。)
 ワグナスは、耽美っぷりに妹も妖しい世界に行きそうだ。スービエは、放ったらかしにして
海に出そうだ。ダンターグも同じような意味でダメ。ボクオーンは、絶対上手くいかない。
クジンシーは、実験に巻き込まれて次に会った時はゾンビになってたりしたら嫌だから無理だ。
 (あれ?どうして仲間内だけで相手を探してるんだろう)
 その理由に気がついてノエルの気が重くなった。もう同類はこの世界には居ないんだった。
自分達は追い出されてそして戻ってき。いるのは姿こそ近いがはるかに短命な奴らばかり。
生涯の伴侶になりえるはずがない。
 暗い事を考えるのを中断してまた妹の婿殿候補の事を考え始めた。まあもしも同類たちが
大勢残っていても、戦いに加わって英雄と呼ばれるほどの働きをした女とは付き合い難いと
思う者も多いだろう。妹はダメな女ではない。凄過ぎても相手は見つからない。自分達に近くて、
自分達の同類で、妹の強さを受け入れてくれるような理解者はいないか。
 そこまで考えてノエルははっとした。それから震え始め、震えが大きくなり大声で笑い始めた
。そして叫んだ。
 「いやあやっぱり持つものは友達だなあ。サグザー、妹を幸せにしてくれよ。」
 それから立ち上がった。自分も沈んだ塔に行ってみよう。
536名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 10:56:14 ID:8RXu8dH6
GJだがスレに直接書き込んでない?
パソコンならメモ帳やワードパッド、wordに打ち込んでからコピペ、
携帯からでもメールやメモ帳に打ち込んでからコピペするという方法が取れると思うんだが
537ルビーウォーロック:2009/02/18(水) 11:31:30 ID:hxpVYA83
「沈んだ塔の秘密」続き

 ノエルは沈んだ塔をどんどん進んでいった。そして妹ロックブーケの手紙にあった、
記録映像再生機械の部屋にまで来た。そしてその部屋に来た時、ノエルが目にした物は、
あちこちの遺跡からかき集めた記録道具、記録映像再生機械が映し出す淫らな映像、
そして、愛の嵐にに荒れ狂う愛すべき妹とそれを取り巻く女達だった。
 三人の若い女性が妹を「女王」と呼び、体の限りを尽くして妹にいやらしく仕えている。
そして妹がそれを受けてうめき、あえぎ、吼えている。
 ふと妹がこちらに気がつき、兄が何を見てるか何を思ってるかも考えずに能天気に大きな
甘い甘い甘ったるい声で叫んだ。
 「ノエルお兄様あああああん!!」
 ロックブーケは叫んだ後も相変わらず三人娘との愛の嵐に燃えていたが、ついさっき自分が
言った言葉を思い出し、誰に向かって言ったかを思い出し、誰が来てるか気がついた。
 ロックブーケは大慌てで衣類を身につけ、三人娘もジェシカに手伝ってもらってすぐ服を来た。
 妹の醜態、そして自分に向かって放ったあの言葉とその様で呆然としていたノエルは我にかえると
空かさず妹をしかりつけた。竜だろうがシロアリだろうが驚くくらいの声で。
 「コラッ!!ロックブーケ何をしている!!そんなエッチな遊び、私は教えた覚えはないぞ!!
おまけに一人で遊んでいるだけならまだしも人をさらってそんな事をさせるとは!!ただでは許さないぞ!!」
 ノエルの怒りの迫力に6人は全員震え上がって身動きが取れなくなった。実際には皇帝達の方が
ロックブーケにしかけていたのだが。
 「お、おに、おに、お兄様、違うんです!!この皇帝どもが…」
 「言い訳をするな!!さあ早くこの子達を家に帰してやりなさい!!」
 しかしジェシカが丁寧に断る。
 「いえ大丈夫です。この子達は私が連れて帰りますので。それに、こう見えてもすごく強いですから。」
 そうですかそれはどうもとノエルが礼をし、ロックブーケの手を引いて出口に向かっていった。あまりにも
衝撃的な光景を見て、自分で妹が書いていた記録映像を見ようとしていた事などすっかり忘れていた。
538ルビーウォーロック:2009/02/18(水) 12:30:52 ID:hxpVYA83
「沈んだ塔の秘密」続き

 塔の部屋には皇帝達5人だけが残った。まだノエルの怒りの気が残留しているように彼女達は思った。
少し経って皇帝が口を開いた。
 「かっこいいおにいさんでしたね」「そうですねえ」「追いかけませんか陛下」「追いかけたいですねえ」
「じゃあ追いかけましょう」「それがいいそうしましょう」「そうしましょうそうしましょう」
 ジェシカはやれやれと苦笑している。ライブラは「かわいそうにあんな男に引きずり回されて…、
どれ、僕が解放してあげようか。」と着替えなおして言った。彼の解釈ではついさっきの一件のせいで
両足の間にたっぷり汗をかいてしまったからだ。
 塔の外に出てから兄と妹はさっきの剣幕が嘘の様に仲良く歩いている。いや、イチャついている。
しっかり手と手を握って歩いている。まるで恋人である。
 イチャイチャしながらゆっくりゆっくり歩いていると、二人の目の前に奇妙な物が飛び込んできた。
それは、言うなれば黒い塔のような物体であった。黒いマントをとても背の高い者が全身に巻きつけたら
そうなりそうな物体であった。ノエルが身構えた。
 「一体何者ですか。妹に手は出させませんよ。」
 すると黒いマントからくぐもった声が出た。
 「…違う…。…お前…お前の…。」
 「では、まさか私の命が狙いですか」
 「…違う…」
 「一体、一体あなたの望みは何ですか!?」
 その時黒いマントが裂け、三つの人影が飛び出した。
 「あなた全てっっ!!」
 ノエルが行動に出るよりも早く三人はノエルに組み付いてノエルは倒れこんだ。
 アメジストはノエルの胸にまたがってノエルの顔中にキスをしていた。
アンとメディアはノエルの腕をそれぞれ自分に巻きつけている。
 「一番の獲物の一番いいとこはまず皇帝の物です!!たった今、限時の特別法でそうなりました!!」
 「ああっ たまらないワッ あいしてるワッ! だいてッ だきしめてェーーーーーッ!!」
 アンは初めて見る極上のいい男に火の鳥のように燃え盛っていた。
 「ごめんなさい!!今日今この瞬間だけ浮気を許して!!」
 浮気した事を一人で謝っているメディアを見てジェシカはやっぱり自分は幸せ者だと思っていた。
ノエルの様ないい男をみてもジェシカは旦那一筋の女だった。あんないい男を婿にできた自分のような
運がいい女はどれだけいるのだろうかなどと自惚れていた。
 
 全てが終わった後には、全身にキスマークをつけ放心しきったノエルがうつぶせになってな何故か尻に
意味もなくティッシュを挟んで倒れていた。皇帝達の処女は守られていた。皇帝達はそんな事はやりたく
なかったしノエルは何もまったくやりたくなかったし、そもそもノエルは全く身動きが取れなかった。
 それでもやっぱり男と女と言う事で、あんな三人に性的興味なんてなかったはずなのに気が付けばノエルの
アレは立っていて、今発射した。
 ノエルの酷い有様を見てシクシク泣いていたロックブーケの手をとろうとしたライブラはロックブーケに
その手をつかまれブンブン振り回された後、皇帝達がノエルの事を顔を赤らめて話しながら去っていった方角へ
投げ飛ばされた。
 「あの人よりもいい男なんてこの世界に居るのか知ら」「きっとこの世界ではいませんよ陛下。」「ごめん。
でも、本当にいい男だったんだもん。」そう言い合っている三人と引率してるジェシカの前にライブラが突き刺さった。
 「これは愛情表現の一つ。そしてこんなに力を振り絞ってすると言う事はそれだけ僕への愛が深いということか。
ありがとうレディー。」
 地面に突き刺さった身体を引き抜いてライブラは4人の後を追った。
(完)
539ルビーウォーロック:2009/02/18(水) 12:34:28 ID:hxpVYA83
>>536
確かに
今読み直すと誤字が見つかったり行の長さにムラがあったり
文章って難しいですね
540名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 02:42:46 ID:wy/beL+u
文章の問題ではなく、投下間隔の問題だね。

書きながら投下をやってると、他の人の投下の
妨げになるから、避けるのがマナー。
メモ帳なり使って、ある程度書きためてからまとめて投下、
ってのが作法だから、覚えておくといいよ。
541ルビーウォーロック:2009/02/19(木) 11:21:35 ID:+5CJ48/L
すみませんまた投稿させていただきます。ネタはリアルクイーンとロックブーケの
大昔の戦いです
542ルビーウォーロック:2009/02/19(木) 13:37:09 ID:+5CJ48/L
 「テンプテーションを閃いた」

 それははるか昔、彼らがまだ別の世界へと移っていく以前の話であった。ワグナス達
七人の英雄は恐るべき敵に対し勇敢に戦いを挑み、皆を守ってきた。その日七英雄は戦っ
ていた。相手はタームと呼ばれる高度に発達したシロアリ。七英雄はその巣穴へと攻め
込み、勢力を回復させれるだけの生き残りを作る事無く一気に根絶やしにする事を狙って
いた。
 先頭をノエルが務めてそのすぐ後ろからスービエとワグナスとロックブーケが援護し、
巣に戻ってきたり回り道をしたりして後ろから襲ってくるタームをダンターグが足止めし、
用心棒としてタームが連れている切り札モンスター達にはクジンシーが前に出て禁断の技
を使って倒す。ボクオーンは小細工で後ろからの敵を足止めした。
 タームの本拠地での戦いは明らかにタームが地の利で有利だが七英雄は強かった。
彼らは迎撃を次々に打ち破り、ついに「産卵部屋」にまでたどりついた。そこで彼らは
思いもしなかった物を見て、そして驚きの声を洩らした。女王アリがいた。それも3匹も
いた。思わずクジンシーが言った。
 「生きて帰れるかな。」
 ここが正念場と七英雄は今まで温存して来た奥義を惜しむ事無く使った。そして、
彼らは3匹の女王に勝利した。しかしワグナスの顔はまだ気を抜いた顔ではなかった。
「ボクオーン!!君の意見を聞こう!!」
ワグナスは七人の中でも特に博識で、さっきから何か言いたがっていたボクオーンに
皆の前で喋ってもらう事にした。
 「まずさっきの女王アリ、思っていたよりも若い気がする。そして同じ巣に三匹も同時
に住むとしたら三匹の女王アリを取りまとめる存在が必要になると思う。しかし三匹とも
年齢や体つきなど特にどれかだけが違うような物は見つからなかった。」
 そこまで言った時ダンターグが部屋の奥に向かって言い放った。
 「そこのお前…お前が出てこいや。お前はちったぁ強ぇんだろ?」
 ここが最深部だとばかり彼らは思っていた。だが、奥には更なる通路が口を開いていた。
そしてそこからダンターグの挑発に応じてか応じずか出て来た姿を見て一堂息を呑んだ。
それは、言わば女の妖精の姿をしていた。
543ルビーウォーロック:2009/02/19(木) 13:40:08 ID:+5CJ48/L
 「テンプテーションを閃いた」続き

 七人の英雄は確かにタームと呼ばれるシロアリの巣に乗り込んだはずであった。だが
しかしその巣の奥で待ち受けていたのは青い肌をしてタームの羽根を持つ美しく
整った女の体をした何者かであった。
 「タームの巣の中で女王アリ達の部屋よりも深い場所に平然と居る。そしてあの羽根…。
あいつは恐らく女王アリが更に成長した結果の姿だろう。」
 ボクオーンが皆の疑問に一つの回答例を示した。それが完全に正しかろうが違う部分が
あろうが、こいつだけは生かしておけない。生かしておけばこの戦いの意味がなくなる。
英雄達の直感はそう英雄達に告げた。
 青い妖精はすばやく奥に消えていった。皆急いで追った。
(もしも、もしも抜け道があって逃げられたらかなわない。何としてでも追いつかねば。)
だんだんと英雄達の体力の差や素早さの差、そして慎重さの差が出てお互いの間隔が開
いてきた。そして気がつくと、ロックブーケは一人になっていた。ロックブーケは一人、
皆が消えていった方へと進む。進んでいくと開けた場所に出た。そこには直立不動でいる
他の六人の英雄たちがいた。そして皆、目の前に立っている青い妖精を見つめていた。青
い妖精は薄ら笑いを浮かべて六人のうち最後に来たボクオーンから視線をずらすとロック
ブーケを見つめた。だがさすがに目の前に並ぶ硬直した仲間達と、最後に来た仲間に相手
が何をしていたかを見てロックブーケは理解した。かろうじて避けた。
 「他の皆は引っかかってくれたんだけれど、やっぱりそう上手くいくわけないよねえ。」
 青い妖精が言う。余裕たっぷりに。
「でも、今のにやられなくても、あなたたちの負けはどうしようも出来ないんだけどね。」
そう言うと妖精は六人の硬直した英雄達の頭に軽く手をやっていった。
「あなたの大事な大事な仲間が帰るわよ。ほら。」
六人がゆっくりとロックブーケの方に向かっていく。
「ああみんなよかった。もう大丈夫?さああいつを捕まえてお返ししましょ。」
だが六人はロックブーケの言葉に無反応だった。皆、居眠りする寸前の様な顔をして、
ロックブーケに向かって歩き続けている。ロックブーケはただならぬ予感がした。
(皆、普通じゃない。何が、一体何が)
ロックブーケが戦慄を覚えた所で妖精が言った。
「よくもまあこれだけ派手に無茶苦茶にしてくれたわねぇ。よりにもよってわたしの
大事な巣をさ。しかもわたしの子孫まで手にかけた。これはただじゃ帰らせれない。そこ
の所理解してね。」
 六人はロックブーケの近くまで来ていた。そこで妖精が言った。
 「みんな、この女の子にイタズラしてやって。泣いちゃう位にね。」
544名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 13:42:38 ID:+5CJ48/L
 「テンプテーションを閃いた」続き

 ロックブーケは悲鳴を上げて逃げ出した。突然仲間がいなくなる孤独。そして突然敵に
囲まれる恐怖。ロックブーケはひたすらに走った。その時彼女は不注意だった。まるで自
分達に後ろから追いつき挟み撃ちにしようと躍起になっていたターム建ちの様に。ロック
ブーケはボクオーンがタームを足止めするために仕掛けた罠にかかっていた。
 糸が絡んで、手も足も動かせない。動かせないから解くことが出来ない。動転して術を
使って糸を切る事を忘れていたことに気がついたのはもう妖精とその下僕となった仲間達
が目前に迫った時だった。
 なんとか糸から逃げることが出来たロックブーケだったがその腕をすぐダンターグにつ
かまれ、彼らの方に引き戻されてしまった。妖精の下僕たちに囲まれたロックブーケに
妖精の声が聞こえた。
 「まずはこの子の武器も鎧も服もはぎとりなさい。」
 嫌がるロックブーケをダンターグが完全に押さえ込み、ボクオーンが鎧を外していった。
スービエが武器を引ったくった。そして服をノエルが優しく脱がすのではなく、ワグナス
が容赦なく引き裂いた。
 「い、いや、嫌!!嫌あああああ!!」
 半裸になったロックブーケが叫ぶ。と、不意に優しく誰かが後ろから抱きしめ頭をなで
た。それは妖精だった。気がついてギョッとしたロックブーケだが離れるより先に妖精
がしっかりと両腕を体に回し、ロックブーケに強くキスをした。なおも首を振って抗う
ロックブーケをあっさりと顔を固定してまたキスをしている。
ロックブーケの顔を押さえてる手と逆の方の手はロックブーケの身体をしっかりとつか
んで離さなかった。そして、妖精がキスをしながら身体をロックブーケに擦り付け始めた。
幾ら美しいとはいえ相手は女。それも、シロアリ。気持ち悪くて、背徳的で、ロックブー
ケは耐えられなかったが逃れるすべはなかった。しばらく同性で遊んでいた妖精が下僕た
ちに言った。
「十分楽しめたわ。次はあなた達の番よ楽しみなさい。」
545ルビーウォーロック:2009/02/19(木) 13:44:58 ID:+5CJ48/L
 「テンプテーションを閃いた」続き

 ロックブーケの肌にボクオーンのいやらしくも器用な手が触れる。逃げたくても、今度
は妖精の代わりにダンターグが腕をつかんで離さない。ロックブーケの全身に、あのい
ろんなものを作って見せてくれたの指が触れる。ロックブーケの快感がその指で、全身で
巻き起こされる。
 両胸にスービエとワグナスがしがみつく。人を遠ざけるほどに冒険とロマンを熱く語っ
た口が右胸に、一見優男どころか女にすら見える美貌を持ちつつ熱い闘魂をも持ち合わ
せた男の口が左胸につけられていた。
 クジンシーが足を優しくなでる。禁断の実験に明け暮れ、結果として禁断中の禁断の技
に目覚めた恐るべき男が、最高級の奴隷のように丁寧に足に触れる。しかし、丁寧にでは
あるが、ロックブーケをより一層燃え上がらせるように丁寧に触れる。
 ロックブーケは泣き叫んでいた。仲間たちが操られたことの悲しさと悔しさ。仲間の目
の前で淫らな快楽に溺れそうになっている自分の恥ずかしさと仲間達へのもうしわけなさ、
そして快楽の強さ、全てがロックブーケを泣き叫ばせていた。
 その口をダンターグが口でふさぐ。ただひたすらに強さを追い求め、モンスター達の力
の一部を取り込んでもなお鍛錬を欠かさず、例によって女の子の前では恥ずかしがるダン
ターグ。そのの純朴な逞しい唇が、妖精の暗示でこんないやらしい事に使われていること
にロックブーケはまた泣いた。
 そして、兄が、ノエルが近づいてくる。慕っている人が来る。でも決してこんな事をし
合いたくない人でもある。あの妖精がそれを知っていてノエルにこんな事をさせるように
割り振ったのか、偶然かはわからない。だが、ノエルが今からするであろう事はロックブ
ーケが想像しうる今ノエルがしそうな事の中で最もしてほしくない事であることは確実だ
。自分を、女として、兄が、男として、犯しに来る。

546ルビーウォーロック:2009/02/19(木) 13:48:13 ID:+5CJ48/L
 「テンプテーションを閃いた」続き

 ロックブーケは兄のそんな姿を見るのが怖かった。だが現実は目を背けようがどう誤魔
化そうが変わらない。変える為に何もしない限り変わらない。ロックブーケは目の前を見
た。兄は更に近くなった。
 「やめて!!」
 ロックブーケは兄をまっすぐに見詰め叫んだ。
やめてほしい。こんなこと絶対にやめてほしい。何が何でもやめてほしい。ロックブー
ケの心の中は兄を止めたい心だけで満たされた。強く念じた。やめてくれたらいいのに。
どうしたらやめてくれるんだろう。やめさせたい。やめて。
 ノエルが足を止めていた。その顔はいまだ平常の顔ではなかったが、青い妖精の下僕だ
った時の顔とも違う。ノエルが媚びるような顔を浮かべて妹に言った。
 「うん。やめるよ。」
 青い妖精は信じられなかった。一体何がおきたのか。あの女の子が何をしたんだろうか。
とにかくノエルは彼女の支配下から解き放たれた。そして、次々に他の英雄たちもロック
ブーケをいたぶることをやめていった。もし妖精が注意深く見たら、ロックブーケの周り
に何らかの「幽霊」のような影が飛び交っているのが見えただろう。もともと霊媒体質が
あったのかどうかわからないが、同化法によってロックブーケは強い霊媒体質になってい
た。
 気がつけば青い妖精は七英雄に取り囲まれていた。ロックブーケによる操作も解け、完
全に正常な状態に戻ったらしい。青い妖精は恐怖のあまり笑っていた。そして、ギッタギ
タにされた。ついでにクジンシーがこっそりセクハラしていた。

 それから、ロックブーケに対する人々の対応が変わった。彼女が「お願い」をすると時
たままるで決死隊のようにそれに従うのだ。ロックブーケは原理を知らない。だが、この
「お願い」は彼女と敵対することになる者達を大いに苦しめることとなった。
(完)
547名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 02:47:31 ID:Wh9gqHiO
これはなかなか・・・
七英雄全員、それなりに持ち上げて書いているところがGJ!
548名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 23:14:26 ID:S+ufR11E
ロマサガアプリ期待保守
549ルビーウォーロック:2009/02/27(金) 14:41:16 ID:ywEnBOlH
投稿させていただきます
またしてもロマサガ2
地上戦艦の話です
550ルビーウォーロック:2009/02/27(金) 14:42:12 ID:ywEnBOlH
「船に効く劇薬」

 皇帝フェレットは困っていた。この前遭遇した地上戦艦に手も足も出ない。
追いかければ追いつかず、待ち伏せてもやはり速過ぎて大き過ぎて取り付けな
い。真正面から戦えばまさに蟷螂の斧。遊牧民を苦しめるこの奇妙な建造物は
全く帝国の想像を超えていた。そして、帝都に戻ったついでに知恵者の軍師
ハクゲンに名案を求めようと思っていたのだが、ハクゲンが数ヶ月前から自室
にこもり厳重に鍵をかけて誰も会えないのだと言う。フェレットはあまり期待
せずに戸の外から声をかけるがやはりハクゲンは出てこなかった。

 フェレットは地上戦艦と言う目の前の難物をどうすることも出来ず、かと言
ってこのまま無視するのもなぜか出来なかった。何も出来ないとわかっていな
がら近衛兵と共にステップに向かい、やはり何も出来ず遠くから地上戦艦を眺
め、夜になってマイルズで皆で愚痴ったり憂さ晴らしに騒いだりしたのであっ
た。そんなフェレット達を見つめる男が居た。
 その男は地上戦艦の主の手先であったがフェレット達は知らなかった。同様
にその男もフェレット達が帝国の皇帝とその家来だとは夢にも思わなかった。
地上戦艦の中でひとつの欲求不満が大きくなっていた。性欲。巨大で高速で動
き回る地上戦艦は人を寄せ付けなかった。その為に乗り組み員と異性の出会い
など全く無かった。戦艦の主にも秘密で女を求める気持は強く、抑え切れない
ものになっていく。フェレット達がその男の前に現れたのはそんな時であった。

 (こいつは悪くないな。連れて行けばきっと皆喜ぶだろう。)
 地上戦艦の主の手先である人攫いの男はフェレット達をみつめてそんな感想
を抱いた。だが誘い文句はどうするか。どうやら金に困っているような娘達で
はないらしい。目立たないように無理矢理連れて行くには5人は多過ぎた。
 (もう少し近づいて様子をみて考えよう。)
 人攫いは少しづつフェレット達に近づいていった。そのうちにフェレット達
の話の内容がかすかにではあるが伝わってきた。どうやらこの娘達は、なんと
自分達の戦艦を攻めようとしているらしい。
 (気づいてよかった。)
 人攫いは事前に気がついた事に安心しホッと一息ついた。もしも招き入れて
いたらどんな被害が出ていたことか、と思っていたところで人攫いはひらめい
た。
 (こんな奴らに何が出来るか。何も出来ないようにして連れ込めばいい。)
551ルビーウォーロック:2009/02/27(金) 14:43:20 ID:ywEnBOlH
「船に効く劇薬」続き

 「ちょいとご同席させていただいてもよろしいですかな。」
 さり気無く人攫いはフェレット達の席に近づいた。
 「私もあの戦艦には困らされていましてね。常に忍び込んだりして攻撃する
隙をうかがっていたんですが、肝心の隙が見つかっても頼もしい仲間や道具が
無いときたもんで。」
 男の話は悩みに悩んでいたフェレット達にとっては溺れる者に差し出された
藁のようにありがたく、疑うような余裕は彼女らに無かった。
 「詳しいことは、あそこの建物で今度話しましょう。それじゃ今日はここら
辺で。」
 
 翌日、フェレット達はその建物の前に来ていた。人攫いを味方だと確信して
その分の装備品や消耗品まで用意して来ていた。
 「陛下、意外ですねあの船に忍び込むチャンスがあっただなんて。」
 軽装歩兵のオードリーがうれしそうに言う。
 「きっと我々よりも長い間じっとじっと見張ってたからこそ我々には見つけ
られなかった所に気がついたんですよ。石の上にも三年だとも桃栗三年柿八年
とも言いますし。」
 デーイダメイアが言った。
 「でも中にびっくりする様な強敵がいたらどうしよう」
 猟兵のアグネスがボソっと不安を口に出した。
 「大丈夫ですよ!!きっと不意を突かれて浮き足立ってる所を突き進めれます
って。」
 宮廷魔術師のガーネットが言う。
 「では諸君、…行こうか!!」
 フェレットが毎度お決まりの短い訓示を出して。戸を開けた。
 「お待ちしてました。じゃあこちらへ。」
552ルビーウォーロック:2009/02/27(金) 14:44:35 ID:ywEnBOlH
「船に効く劇薬」続き

 フェレットはだいぶ歩いた気がした。しかしどこへ向かって歩いているんだ
ろう。そこまで考えて気がついた。
(歩いている!?どうして!?いつから!?)
 フェレットは半分眠っているような起きている様な状態だったが、これは敵
によってそうさせられたんだと思った。
 (敵の術中に落ちた…皆は!?手引きの人は!?)
 と周りを探そうとしたが、自分が今まで無意識のうちに歩いていたのを思い
出し、下手に動くと正気に戻ったことがバレると思って控えめに首と目を動
かした。どうやら近衛兵は全員揃っているらしい。そして、全員手足が鎖でつ
ながれていた。手引きの人は見えず、自分達の鎖につながれた行列の先頭と末
尾に覆面をつけた人間がいた。

 (それにしてもどこで捕まったんだろう。)
 フェレットは記憶を辿って行った。最後に覚えているのは、手引きを引き受
けてくれた男が言っていた建物に入り、男の声を聞いた前後だった。
 フェレットは確信した。敵にこちらの企みが知られた、のではないだろう。
敵は、最初から自分達のやろうとしたことを知っていた。あの二人の覆面の人
間のうち片方は恐らく…。
 フェレットはため息をついた。情けないと思った。だが後悔はそこで終わり
だった。自分達は脱出できるかどうか考えてみた。
 武具は、当然何も持っていなかった。防具は、やはり失い、代わりに薄手の
服を着せられていた。腰のドスがある木枯らし紋次郎より心細い。だが自分達
は5人いる。中には術法が得意な人もいる。体術も丸っきりの素人ばかりと言う
わけでもなかった。しかし自分以外に今どれだけ「催眠術が解けていないフリ
」をしている仲間がいるかわからない。できるだけ多い人数で息を合わせて動
かないと鎖のひと引きで台無しになる。自分以外誰も解けていない場合を想定
して、フェレットはどう安全に見張りを倒すか思案していた。
 そのうち、轟音が響いてきた。フェレットは自分達がどこに向かって歩いて
いるか疑問に思っていたが、答えが出たような気がした。その轟音はそうそう
すぐには忘れない音だった。行列の先頭の男が何か合図をすると、地上戦艦が
こちらに向かってきて、やがて止まった。

 皇帝フェレットは覚悟を決めた。
 (ここまで来たんだ。こうなったら、やってみよう。地上戦艦の制圧を。)
 そして皇帝は階段を生気の無い顔を装って上がっていった。
553ルビーウォーロック:2009/02/27(金) 14:46:00 ID:ywEnBOlH
「船に効く劇薬」続き

 乗組員のうちまだ起きていた夜中の見張り当番が気がついて声を押し殺して
いやらしく笑った。
 「まだ終わってないだろうが。見落とすなよ。」
 行列を率いる覆面の男に言われ見張り達はまた持ち場に戻った。しかし、す
れ違いざまに一人がフェレットの小さ目の胸を撫でて行った。フェレットは嫌
な予感がした。ただ抵抗勢力として捕らえられたのではないようだ。行列は一
つの船室の前で止まった。その船室は掃除が行き届いているようだ。だがフェ
レットは、なぜ自分達の入る部屋がそんなに綺麗にされたか想像がついた。
 (楽しいことする部屋だから…なんだろうな…きっと…ワクワクして掃除して
やがったんだろうな…。)
 部屋に入れられて戸を閉められてしばらくして、誰とも無くしゃべり始めた。
 「完璧にしてやられましたね。」「でも、これで潜入は出来た。」「怖い。」
「ご飯、おいしいかな。」「こ、こんな時に…。」「このお洋服どう?」「最
悪だね。これ誰が作ったんだろう。」
 窓から差し込む光が強くなってきた。それに気がついたと同時に、さっきの見
張り達が戸を開けてやってきた。
 「こんな日に当番だっただなんて運がいいな。俺達。」

 早くも先頭の男がズボンを下ろし始めた。それを見てオードリーとガーネット
が怖がる。フェレットは、自分がやるべきだと思ったことをした。堂々と、男達
の群れに精一杯いやらしく歩いていった。
 「お嬢ちゃん、何!!して!!くれる!!の!!かな!!」
 久しぶりの女を見てすっかり興奮した男は寿命を縮めんばかりに胸の鼓動が速
くなっていた。
 「あ、あなたがもう満足していい夢見られるような事、かな。」
 フェレットが服を脱ぎながら言う。
 「ふぇ、いや…へい、じゃなく…お、お姉ちゃん!!」
 デーイダメイアが思わず叫んだ。素性を悟られないよう気遣いながら。このま
まではフェレットが一人で全員を相手にしてしまう。
 「わ、わたしもやらせて!!したくてたまらなかったんです!!独り占めなんてや
めてよね!!」
 淫乱を装ってデーイダメイアも進んでいく。既に裸になったフェレットが見張
り番にキスをされながら胸を触られている。別の男が反射するような美しい足を
なめ回しつつこれまた大きくないおしりに触れる。更に別の男が背中に口付けを
しながら股間に指を進める。全員の中では体つきは置いておいて最も男性経験が
豊富なフェレットではあったが、こんな荒々しい形は初めてだった。一息つく暇
も無い。汗が噴出し、それも男達に吸われる。
 デーイダメイアは押し倒されていた。そしてそのたくましい胸が左右同時に別
の男に吸われた。思わず足を強張らせる。思わず開けた口がまた別の男に口でふ
さがれる。その間も二人の男は胸を吸い続けた。
554ルビーウォーロック:2009/02/27(金) 14:49:43 ID:ywEnBOlH
「船に効く劇薬」続き

 アグネスも勇気を出した。
 (妄想で我慢しよう。あの優しくてかっこよくて男からも女からもぞっこんだけ
どいつも私のことだけを見てくれてお料理も上手でお風呂では身体は顔を最後に
洗う派で寝顔がかわいくてそれからそれからそれから)
 アグネスは、ストーカー対象の宮廷魔術師ジェミニの事を思い浮かべながら、
彼を投影した男に抱かれればむしろ最高だと自身に言い聞かせ、美しくも不気味
な笑いを浮かべながら少しでも皇帝の負担を減らそうとまだ残っている男達に向
かっていった。
 オードリーとガーネットは動けないでいた。
 「皆頑張ってる。あたし達もなんとかしないと。」
 と思った時フェレットと目が合った。
 (あんた達のためにやってるんだから、無理して苦しまなくていいんだよ。)
 と言っている様だった。そして二人の見ている前で、皇帝が男の股間から生え
ているカラオケのマイクみたいなので、まるでナイフに刺されるようにして股間
を刺された。
 「ああっ!!」
 思わず二人とも声を出してしまった。
 (あたし達が弱いばっかりに陛下がいじめられている。)
 二人はこぶしを握り締めて涙をこらえした。
 「陛下…、平気ですから…。」
 「ヒレツなまねをしおって…、もうがまんならん…。」
 と誰にも聞こえないように呟きながら二人も進み出た。

 見張り達が全員満足して出て行った。自慰にふけるアグネスと落ち着いた顔で
息を整えているフェレット、馬鹿のフリをしたのを恥ずかしがり悔しがってるデ
ーイダメイアと口を真一文字に結んでお互いにうなづきあったオードリーとガー
ネットが最後の一人を見送った。
 フェレットが言った。
 「みんな、この船を絶対に沈めようね、ね。」
 皆気合の入った顔で「応」と静かに答えた。ジェミニを思って自慰を続けるア
グネスも。
555ルビーウォーロック:2009/02/27(金) 14:52:19 ID:ywEnBOlH
「船に効く劇薬」続き

 「た、たまんねえなあ。」
 ハクゲンの自室で重装歩兵のバイソンとシティシーフのロビンと猟兵のルイが、
ハクゲンの書き上げた漫画を見ていてヨダレを垂らさんばかりににやける。
 「でも、でも、こんなのバレたら僕達酷い目に遭わされちゃうよ。」
 軽装歩兵のハーバートが顔を赤くしながらも不安を口に出す。
 「大丈夫さ、これは帝国領土内じゃ売らないから。帝国に対抗意識持ってる奴
のところへ行って売ってくるのさ。これも学問の更なる発展の為だよ。」
 ハクゲンが不敵に笑う。しかし他の4人は真っ青な顔をしている。ハクゲンが振
り向いた。
 「げえっ!!皇帝陛下!!」
 かけておいた鍵は簡単に開けられていた。フェレットはハクゲンの漫画を読んで
いる。気がつけば他の近衛兵まで読んでいる。5人の男達は窓に殺到したがフェレッ
トの方が先に回り込んでいた。
 皇帝と近衛兵達に囲まれて5人のスケベ男は蛇に睨まれた蛙のようになっていた。
滝のように汗を流し、恐怖のあまり股間からは黄色い液体を流しながらハクゲンは
笑っていった。
 「へ、陛下、この漫画はですね、私の策が採用されなかったら陛下達がどんな酷
い目に遭うかを表現した作品なんです。決して…あの、その…。」
 「売るんだよね、帝国の領土じゃないところで。」
 
 ハクゲンは泣きながらとっておきの地上戦艦対策を披露した。

 それから数ヵ月後、その対策の要となる大道具が運ばれてきた。厳しい過酷な作
業を率先して行ったのは提唱者のハクゲンとその悪友達であった。なぜ彼らが鼻血
を噴き出し、青筋を立てて、あたり中の鳥や動物が逃げ出すほど咆哮し、目の焦点
が合わなくなるほど全力を搾り出して作業に従事したかは皇帝と近衛兵しか知らな
い。
(完)
556ルビーウォーロック:2009/02/28(土) 19:41:32 ID:TcCrAEAA
「船に効く劇薬」後日談

 地上戦艦対策の「大道具」を運ぶ作業はハクゲン達5人の想像を遥かに超えて過酷
な仕事だった。彼らは来るべき壮絶な苦行に備え漫画を皇帝に読まれた日からその日
まで、体が耐えれる限度までの鍛錬をしていたが初日の最後には全員気絶寸前であっ
た。従事者の中でも彼ら5人は皇帝と近衛兵達によって常に見張られ力を抜けば容赦
なく鞭を受けていたのでその疲労と苦痛は群を抜いていた。
 横たわるハクゲンに音もなく誰かが近づいた。猟兵のアグネスであった。ハクゲン
は反射的に身を縮めて震えたがアグネスは優しくレモン水を差し出した。
 「はいどうぞ。」
 ハクゲンは少し驚いてからゆっくりとアグネスの方に身体をむけ感謝して水を飲み
始めた。2杯目を飲みはじめたとき、アグネスが優しい声で聞いた。
 「ねえハクゲン、どうしてジェミニをストーキングしてる事あなたが知ってるの?」
 ハクゲンはすっかり疲れ切っていて頭が回らなかった。
 「いや、なんとなく、こうだったら面白いかなと…、え?本当だったんですか!?」
 言うが早いか猛然とアグネスはハクゲンを殴り飛ばし倒れた彼を蹴って蹴って蹴り
まくった。
 幸い、周りに居た他の作業者は5人を含め誰も話を聴ける状態ではなかった。
(完)
557名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 16:32:36 ID:olzN60xK
ロマサガ2ナツカシス
558名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 03:44:57 ID:UCT2hNW5
なんか読んでるとニヤニヤしてしまうw
559名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 21:51:45 ID:Ut8/Tq/B
良いな。ぐっじょ!
名前が懐かしいw
560ルビーウォーロック:2009/03/11(水) 23:15:05 ID:1pFn7mRJ
投稿させていただきます
またまたロマサガ2
浮遊城のワグナスのおっぱいのお話です
561ルビーウォーロック:2009/03/11(水) 23:16:00 ID:1pFn7mRJ
空中タクシー大惨事

 浮遊城の守りは厳重で計算されていた。だがそれも元フリーメイジの皇帝アルゴル
の強大な術の数々によって破られ抜かれていった。そして皇帝たちは浮遊城の主人と
対面したのであった。
 天使とも精霊とも見える神々しい姿が舞い降りてくる。フリーファイターのハーキ
ュリーは構えた。帝国猟兵のフリードリッヒは気合をためているようだ。武装商船団
のマゼランは、相手にとって不足なしと言うように軽く笑い帽子をつまんだ。格闘家
のベイダーは何も言わず相手をにらみつけている。そして皇帝は
 「ありがたやありがたや。」
 と拝みだした。全員がよろめいた。
 「こんな時に何やってんすか。」
 大声でフリードリッヒが叫ぶと皇帝がもじもじしながら答えた。
 「いや、だって、あいつ、ごりやくありそうっしょ。ハゲたくないし、もしかした
ら棚の裏から大き目の小銭が見つかるかもしれないし、まだモテたいし。」
 皇帝の近衛兵は4人とも顔を赤らめてうなだれた。そして更に背後から敵の笑い声
が聞こえてきた。
 「はははまるで私は神様か何かにみえるようだね。褒めてくれて嬉しいよ皇帝。」
 近衛兵達は敵意に満ちた目で振り向いた。しかし今度こそ4人の士気を完全に打ち
砕く言葉が皇帝アルゴルの口から出た。
 「ありり。わしって何でここにいるんだっけ。今日の朝なに食べたかは覚えとる。
楽器やって綺麗な何かに運んでもらったのも覚えとる。皇帝に即位した時も覚えとる
。山を登っていった時も覚えとる。皇帝になる前の事も前の皇帝の事も覚えとる。
でも、何でわしここにおるんだっけかな。それだけよう思い出せんでかんわ。」
 もう近衛兵の4人は風にそよぐ稲穂のように打ちのめされて辛うじて立っていた。
そして浮遊城の主人が優しく問いかけた。
 「君達の皇帝はどうやら私には少なくとも敵意はないようだ。皇帝の意思を重ん
じて今日は帰ったらどうかな皆さん。」
 ハーキュリーズはこぶしを握り締めて悔しさに震えたが今の状況ではとても戦え
なかった。敵の言う通りにするのが賢明だったが、果たして信用できるのか。
 「いや何、もしも私がだまし討ちをしようものなら、断末魔の記憶を継承した次
の皇帝が私の友人達に言いふらせばいいだろう。友人たちの指導者である事を誇り
に思っている私はきっと耐えられないだろう。だから安心して信用してくれ。」
562ルビーウォーロック:2009/03/11(水) 23:18:16 ID:1pFn7mRJ
「空中タクシー大惨事」続き

 かくして皇帝達は再び地を離れていった。惨憺たる思いであったが空からの眺め
と飛んでいる感覚はそれを幾らか慰めてくれた。マゼランは目をつぶりまた軽く笑
った。
 次々に近衛兵達は地上に降り立って行った。気がつくと誰も彼も顔が晴れていて
次に降り立つ者に楽しげに手を振ってさえいた。敵に情けをかけられて子供のよう
に帰らされた事など忘れたか、思い切って帰りの飛行を楽しむために考えないよう
にしていたのかはともかく、彼らは笑っていた。そして浮遊城に最後に残っていた
皇帝が飛ぶ番になった。
 「あ、わしもお願い。」
 少し戸惑いながら言う皇帝に浮遊城の主人は微笑みながら摑まるように促した。
 「やっぱり空はええわ。うん、行きの時も良かった。下りてくのもええな。」
 何だかんだと言って楽しんでいた近衛兵と同じく皇帝も飛行を楽しんでいた。遠
くを眺めては感嘆の声を上げていた。そしてそれを浮遊城の主人は優しく聞いてい
た。
 (それにしても…。)
 アルゴルは思いはじめた。
 (男のはずなんじゃけんども…。)
 次第に呼気が熱くなってきた。
 (いい胸しとるわ。あちこちの着替えや風呂場覗いて来たがこんなのは色と言い
形と言いまさに稀代の逸品ってもんだわ。)
 アルゴルの手が汗ばみ始めた。だが摑まれている方はまだそれに気がついては居
なかった。
 (触ってみたいのう。だが、男の胸触ったなんてバレたらどう言えばいいか。い
や、旅の恥は書き捨てとも言うしな。ありり。何か違うような気がする。)
 アルゴルは触りたい気持ちととがめる気持ちで葛藤していた。触ろうかやめるか
考えられている相手はまだそうとは知らずに地上へ下り続けていた。アルゴルの苦
悩が頂点に達した時、無意識のうちに手がワグナスの胸をつまんだ。
 ワグナスは驚き大きく体制を崩した。
 「皇帝いくらなんでも戯れが過ぎますよ!!」
 ワグナスが声を荒げる。怒鳴られた方も驚いた。触る気などなかったのだから。
 「いや、これは、わしもモウロクしたと言うか、体が勝手に動いたんじゃ。悪気
はなかった!!すまん!!」
 ワグナスは少し怒ったが気を取り直してまた下り続けた。アルゴルは恥ずかしい
やら申し訳ないやらで縮こまっていた。しかしだんだんと、別の気持ちが浮かんで
きた。
 (見た目もすごかったが、手触りもよかった。)
 アルゴルの「タガ」が外れ始めていた。二回目は最初よりもためらうことなく起
きた。アルゴルの片手がまたワグナスの胸をつまんだ。
 「ひゃっ!!」
 ワグナスが甲高い声で叫んだ。普段の彼が出す声ではなかった。ワグナスは本気
で怒鳴った。
 「皇帝!!こんな事を続けるようなら次にした場所からそのまま落ちてもらいます
よ!!」
 アルゴルは目をつぶってワグナスの怒りを聞いていた。
 「ひいぃいいいいいいええい!!もうどうにでもなれじゃ!!」
 アルゴルは素早く回り込むとワグナスの腰にカニバサミをかけて両手で胸をいじ
り始めた。
563ルビーウォーロック:2009/03/11(水) 23:20:12 ID:1pFn7mRJ
「空中タクシー大惨事」続き

 「上手い身のこなしだ…あの年にしては…組み技を磨かせたら面白くなりそうだ
…。」
 アルゴルが見せた一瞬の蛇のような動作にベイダーが感心していた。空中の様子
は今や地上組からも見えていた。
 「何やってるんだうちの皇帝は!!これが地元じゃなくてよかったぜ…もし…そう
だったらもう家に帰れねえよ。」
 フリードリッヒがあきれ果てて腰を下ろして言った。空中ではまだ「取っ組み合
い」が続いていた。
 「やわらかさと言い、張りと言い、お前さんのは国宝級じゃ!!ええいこれがわし
の馬鹿弟子どもについておったら…。こら!!男が胸揉まれて変な声出すな!!根性が
足りんぞ根性が!!それともお前変態か!?」
 ワグナスは必死に振りほどこうとするがアルゴルのカニバサミはしっかりと極ま
っていてほどけそうになかった。
 「変態!?そりゃ男の胸を両手でつかんでるあなたでしょう!!大体馬鹿弟子につい
てたらだって!?あんたまさか弟子に手を出してるのか!?」
 「手を出しただと!?口利きの悪い…師と弟子が親交を深める微笑ましい一場面じ
ゃ!!どいつもこいつもかわいげはあるが少し心音を聞こうとするだけでこの玉体に
張り手をくらわしおって…っていやその…。」
 「お師匠さん!!もしかして嫌われてるんじゃないですか!?お弟子さんの胸が私の
様であろうなかろうと、きっとあなたは相手が許すままに吟味しつつゆっくりしっ
かり感触を楽しむ事なんて出来ませんね!!」
 「このオカマ野郎が!!こうしてくれるわ!!」
 そう言うとアルゴルは両腕でワグナスの腹をしっかりと締め付け、左胸の乳首に
吸い付いた。
 「もう我慢できん。つぶれてしまえ!!」
 ワグナスは腹にアルゴルをつけたまま急降下し始めた。見る見る地上が近づく。
寸前でワグナスは急ブレーキをかけ、アルゴルだけを大地に叩きつけるつもりだ
った。しかしその時になって
 「くはっ」
 アルゴルの一噛みでワグナスはタイミングを失い、仲良くそろって地上に激突
した。
 横たわる二人をしばらく無言で近衛兵達は見守っていたが、ベイダーが仰向け
になっているワグナスに覆いかぶさってその両肩を押さえた。
 「わーん、つーーーーーーーーー、すりー!!獲得!!」
 何を獲得したかはベイダーも深くは考えていない。皆月光なりなんなり皇帝を
回復する手段は持っていたはずだがなぜか誰も使っていなかった。
 月光を使ったわけでもないのに光がさしてきた。そしてフリードリッヒが叫ん
だ。
 「やるぞ!」
 「え?少し違うんじゃない?」
 ハーキュリーが不自然に思った。マゼランが帽子を直してため息をついた。
 「やれやれだぜ。」
(完)
564名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:57:59 ID:+OeRy8zF
乙!
565名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 01:08:48 ID:cqf/L1lj
好色耄碌皇帝乙
566名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 04:13:13 ID:+fx39+YR
私はサガシリーズが大大大大大ッ好きです!
ほんとに女性キャラ全員大好きです。
最高にかわいい女の子達がおっぱいを揺らしながら、パンツを見せてくれるなんて、たまりません。
ロマサガ1〜3はシリーズ最高にエロくてヤバすぎです。
一日に何度も何度も抜いてしまいます。
特にあのおっぱいが最高すぎです。
パンツもお尻も大好きだし、抜きまくってますが
それ以上におっぱいの魅力が桁違いに凄すぎるのです。
もう、おっぱいが大好きすぎて、頭がおかしくなりそうです…。
567名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 16:45:02 ID:FyIml8kl
>>566
>最高にかわいい女の子達がおっぱいを揺らしながら、パンツを見せてくれるなんて

>>500のこと?
568名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 02:54:23 ID:t+n/8eNK
君のことだよ
569名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 01:55:52 ID:tKFSJq3z
保守
570ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/16(木) 05:56:12 ID:vKmZpddJ
投稿させていただきます
内容は最終皇帝男とリアルクイーンの少し倒錯した愛
18禁どころか12禁並みにエロ成分薄いです
571ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/16(木) 05:57:14 ID:vKmZpddJ
「麗しのアバロン」

 宰相ビスマルクが月を何気なく見上げている。疲れ切っているわけではない。
特に風流だの何だのと言うわけでもない。ただ何ともなく呆けた様に見上げている。
 ビスマルクは思う。
 (今の暗君が最後ならば、今の暗君を戴いてアバロンが英雄達にトドメをさす
というのか。)
 ビスマルクはその光景を思い描いた。
 (ありえん。不可能だ。では、伝承法に関わりのない者が次なる皇帝に即位してから
決戦をするのか。)
 皇帝アレックスはビスマルクをはじめ、帝国中枢部に位置する者達を悩ませていた。
悩ませていると言うより恐れさせ震え上がらせているのかもしれない。

 アレックスは軽装歩兵の父と海女の母の間に生まれ、本人が言うには重装歩兵を
目指していたらしい。だが彼をよく知る者は
 「務まるわけがない」と言う。
 アレックスは我慢ができない。忍耐もできない。継続もできない。アレックスは
重装歩兵に向かない特徴をその他にも多く兼ね備えていた。
 皇帝となってからアレックスはつまみ食いこそしなかったものの、宮殿の侍女達を
口説いたり国庫を無駄遣いしようとしたりして、ビスマルク達はその度に止めて
回った。部下達の政令提案を聞かせてみたがきちんと聞いたか試すと出鱈目な返答が
帰ってくるので、署名は全てビスマルクの判断で行われた。幸いにもそれまでの皇帝が
苦労した甲斐あって皇帝自ら遠征に出かけるようなことはなかった。だがアレックスが
 「俺は成長するために旅に出る。でっかくなってまた会おう。」
 と言って旅に出たことがあった。学問もお稽古事も全て嫌な顔をしながらやっていた
アレックスを知る教育係が後を追うと、案の定旅人にイタズラをしていた。まだ旅は
始まったばかりだと我慢して教育係は監視を続けたが、怪しい物を買い込んだり
またイタズラしたり迷惑をかけておいて逆上して喧嘩になりそうになったりしたので
喧嘩になる寸前の所で連れ帰った。これで、本当に伝承しているのか。

 ビスマルクは何度目かもう覚えていないほど度々思う。
 (もしも自分が皇帝だったら。)
 昨日殿中で名うての格闘家二人とイーストガードとデザートガードの喧嘩が
起こった。だがなんとしたことかビスマルクが一人で全員制圧してしまった。老いた
宰相が。
 (鍛錬を怠った覚えはない。だがまさかこれ程までとは。)
 ただ力技一辺倒でもなく諸々の術も使えないわけではない。後継者として宰相を
任せれる人間もいる。だが皇帝でない自分が最後の戦いに打って出るとして従う者は
どれだけいるだろうか。ビスマルクが隠し通したおかげで世間に広まっている
アレックスの悪い噂は実情の10分の1未満である。帝国中枢部の外でアレックスは、
少しマヌケな所や少しだらしない所があるが立派にやっていると思われている。最後の
決戦がまだなのは慎重だからだと言う事になっている。もし皇帝出陣となれば多くの
兵が皇帝をたたえて集まるだろう。そして皇帝の実態を見て戦う気をなくすだろう。
それどころか内乱すら起こりかねない。
572ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/16(木) 05:58:07 ID:vKmZpddJ
「麗しのアバロン」続き

 長い間見ていた月から目をそらし寝床に帰ろうとしてビスマルクは意外な発見を
した。女が居る。宮殿内で仕事をする者も宮殿によく訪れる者もビスマルクは全て
熟知している。そしてこの時間帯に宮殿内にまだいるような者の顔など絵に描ける程
知っている。だがその女の背格好は見た事がなかった。そして、美しかった。
ビスマルクは女の後を追った。そして誰何した。何の事はない。明日謁見予定の
考古学調査隊の広報担当だった。

 皇帝アレックスは驚いた。あのビスマルクが行方をくらました。
 (確かにぼくは困った皇帝かもしれないけど、あのビスマルクが匙を投げる程じゃ
ないし、ビスマルクは絶対に逃げたり投げ出さない。)
 アレックスは不思議に思ったが仕事をすることにした。ビスマルクは散々自分に
ああだこうだと言って来た。たまには完璧に皇帝を務めてビスマルクを驚かせてやろう。
若い皇帝は張り切った。ビスマルクが仕事をする時そばにいないのは初めてだった。

 午前の謁見をして昼食して部下の報告や提案を聞いて命令を下し午後の謁見をした。
ビスマルクが口うるさく言っていた事を片っ端から思い出し、よく考えて、堂々として
やってみた。ビスマルクが言っていた事は役に立った。そして、アレックスは皇帝の
仕事がとても面白かった。とても頭を使い、かっこよくて、張り合いがあり、楽しいと
アレックスは思った。アレックスは飽きっぽい。だが一人前の皇帝として国を治めるこ
とが、一日出来た。ふと、過去の皇帝をそばに感じた。深く考えるたび、強く感じた。
 (今日出来た事なら明日は出来る。今日しなかった事でも、ビスマルクに言われた
ことを思い出してよく考えて堂々としてやってみればうまくいきそうだ。こっそり
顔を出したビスマルクをうならせてやろう。)
 そして最後の謁見者が来た。資金援助を頼んでいる考古学調査隊の者だった。
スマルク達の覚書を今日見た限りでは、出してもよさそうだったが、念の為話を
聞いてやる事にした。女は調査場所を選んだ理由、移動手段、調査方法、期間などを
皇帝に説明した。不意に女がうつむいた。
 「どうしたんだい。」
 女はまだ黙っていた。アレックスは、より女をしっかりとみつめた。女が顔を上げた。
女とアレックスはみつめあった。

 72時間後…いまや麗しのアバロンは地獄と化していた…。
 「くらえッ!この#$%@野郎ッ!」
 武装商船団のドレイクが叫んで全然効かないライトボールを放つ。
 「生きて出られそうにないわね。」
 ホーリーオーダーのマリアがダイアモンドダストを放つ。二人とも突如として現れた
「ターム」を全滅させるために戦い始めたはずだった。そして皇帝の安否の確認も
するはずだった。だが気がつけば脱出すら危険な状況になっていた。
 「ああ、だろうな。だが…ただじゃ死なねえぞ。さあ、来いよシロアリども!!
武器なんか捨ててかかって来い。それとも武器無しじゃ俺が怖いのか!?」
 ドレイクはそんなことを言いながらフル装備のままであった。その時突然聞きなれた
声がドレイクとマリアの耳に入った。
 「伏せろ。」
 少しおいて大量の矢と術が作動した。声は遊牧民のボクトツの声だった。
 「引き上げの時間だ。ついて来い。」
 見ればボクトツの周りには大勢の生存者がいた。だが、やはり皇帝はいないようだ。
 「宮殿にはとても近づけない。今は少しでも多くの生存者を逃がそう。」
 マリアはまだ皇帝が気がかりだったが、ドレイクと同じく諦めてついていくことにした。
573ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/16(木) 05:59:28 ID:vKmZpddJ
「麗しのアバロン」続き

 アレックスは窓の外を見る。巨大な塔がそびえたっている。見事な塔だ。そして
それを建てたのは自分達ではない。下の方を見る。大虐殺があったのはだいぶ前の事
だが昔ではない。麗しのアバロンはあった。だがそこに生きるのは人間ではなかった。
高度に発達したシロアリどもだ。アバロンはタームの麗しの都となった。下水道が
改築工事され、地下通路が作られ、塔が建てられ、まだ何か工事計画があるらしい。
タームの麗しの都として壮大壮麗になっていくアバロンに一人、人間の自分が
生きていると言うより生かされている。食料となるか実験に使われるであろう自分が
生かされている理由はわからない。だが、生かしているのが誰かはわかっている。
 「来ちゃった。」
 シロアリどもが神のようにたたえている全てのシロアリどもの母や祖母であるこの
羽のある青い女こそが、アレックスを生かしている張本人だ。この女の意思に反する
ことは誰もできない。
 女を抱いてやる。抱いて横たえてやって、添い寝する。女が擦り寄ってくる。
どこにでもある光景だが、この女はアレックスの帝都に住む人間を大勢死なせ、
好きになり始めた帝政を自分から奪い、ビスマルクを殺した。

 自分一人で治めたアバロン最後の日に謁見した女と見つめ合った後、アレックスが
気がついたのは同じ場所で、あれから十日経っていた。アレックスの前には羽を広げた
青い女が立っていた。ほかに人影は無く、謁見の間にアレックスと青い女二人だけ
だった。
 女が全てを告げた。アレックスは怒って立ち向かい、また見つめ合った。それから
アレックスは数え切れないほど女に立ち向かって見つめ合い、負けた。
 「ごめんなさいあなたの大事な人を大勢殺しちゃって。でもね、あなたもわたしの
ご先祖様達を皆殺しにしたし、これでオアイコじゃないか知らん。」
 アレックスはまた襲い掛かった。そして、一瞬で動けなくなった。
 「あなた、アレックスだっけ。」
 気がついたアレックスにまた女が声をかける。剣を抜くと見せかけて後ろを向いた
まま目突きを仕掛け、裸締めにしてやろうとアレックスはした。そして腕を突き出した
瞬間また動けなくなった。一対一である限り、この女には勝てなかった。それでも
アレックスは動けるようになるたび刃向かった。許せなかった。
 アレックスが気がついた。自分は寝室で女に抱かれていた。女の顔が近くにあった。
強く抱きしめられて力が入らない。術も使えない。頬擦りされている。女の体が触れる。
ともにほとんど全裸だった。
 「あなたが私を憎んでるのはわかってる。でも私はアレックスの事好き。できれば
アレックスの寿命がくるまでに、私の事が好きになってくれたらそれでいい。でも
やっぱり、早い方がいい。」
 女が深く抱きしめてくる。アレックスは自分の胸が高鳴ったような気がした。憎き敵に
抱かれて何をしているんだろう。
 「少し落ち着いたか知らん。」
 女が聞く。また聞く。三度も聞く。
 「もう、殺すのは諦めたよ。」
 呆けたような干からびたような顔でつぶやいた。女が額にキスをした。それから
疲れ切ったアレックスは深い眠りについた。目覚めてからアレックスは剣を
抜かなくなった。女は再び子供達の元へ戻った。そしてまた宮殿に来る。

 アレックスは女に頬擦りされる。そしてくちづけをしてやる。女が微笑む。
 「またお話して。」
 女は寝物語をよく頼む。ただの物語ではなく歴代皇帝の史実を望む。書を愛した
皇帝とアバロンの盗人の恋物語、運河にかけられた橋やそれをかけた者達とそれで
栄えた者達とそれで困った者達や壊した者、そしてまたかけた者達の物語、地上戦艦と、
それに挑む珍奇な賢者の物語、命を賭してサラマンダー達を救った皇帝の美談、
アレックスは実に多くの話をしてやった。その度に女は目を輝かせて聞き入った。
今日は哀れな海賊の話をしてやった。やはり女はうれしそうに聞く。話が終わり、女が
眠らせてきた。
574ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/16(木) 06:01:24 ID:vKmZpddJ
「麗しのアバロン」続き

 目が覚めると女が出かけるところだった。人間の町を遠征する準備かと意地悪を
言ってやるつもりだった。
 「最近、忙しいな。」
 「最後の決戦が近い。その準備です。」
 わけのわからないことを言うと思いかけてアレックスは思い出した。
 英雄達!!
 皇帝の役目を放棄して忘れかけていた名前を思い出した。シロアリどもは英雄に
トドメをさしに行くほど余裕ができたようだ。その繁栄の勢いは自分達では到底
及びそうになかった。おそらくシロアリの勝ちだろう。
 アレックスは複雑な思いになった。自分達は変心してしまった英雄と戦ってきた。
だがシロアリどもはモンスターと戦ってたたえられていた英雄への復讐として
戦っている。
 「どっちが戦っても、英雄と戦うことに変わらりないよ。」
 そう言って笑って女は飛んでいった。女が来ない日が数日続き、シロアリどもが
凱旋してきた。そしてまた女が来た。

 「アレックス。踊ろう。」
 アレックスは女と手をとって誰もいない宮殿で踊ってやった。自分の知っている分を
踊った後、女の知る分に付き合ってやった。踊り終わって、女はアレックスに
くちづけした。
 「アレックス、実はね、楽勝だった。」

 女がベッドで体をよせてくる。胸は小さくない。アレックスの胸にそれが押し当て
られている。輝くような髪が肌に触れる。女の腕が肩を抱く。女の息がかかる。そして
二人は身体を重ねた。アレックスの腕が動き、女の胸を脇からなでる。女が息を吐く。
また、胸をなでる。女の呼気が熱くなる。女がつぶやいた。
 「今日は私に合わせるんじゃなくて、自分からしてきてくれたんだね。」
 アレックスは何も言えなかった。無力を感じながら人類の最終皇帝は、タームの
クイーンに沈んでいっていた。まるで同い年同士のように二人は抱き合って眠りに
ついた。アレックスは決定的な敗北を喫した。

 アレックスは夢を見た。歴代の皇帝たちがいる。何かヒソヒソと話をしている。
自分を見た。それから皇帝達は去っていった。
 アレックスは起きた。女はまだ眠っている。部屋を見回した。剣があった。
 剣を持ったまま大広間に出た。何度か握りなおしてちょうどいい握り具合を確かめる。
そして思うままに振るった。
 流し斬り、水鳥剣、そして無無剣。
 どれもこれも自分でも驚くほどの冴えであった。そして思った。
 (やはりぼくは皇帝なんだな。)
 後ろに気配を感じた。女だった。
 「やっぱり、皇帝なんだね。」
 女がため息をつく。
 「自分の物かはどうあれ、普通じゃない長さの記憶を持つ者同士、やっと似たもの
同士いい友達が出来たと思ったんだけど、これでまた一人ぼっちか。」
 アレックスはつばを飲み込んで構えた。
 (ころすつもりなのか。)
 だが動く前に女がしゃべった。
 「最後の人間の町と言うか、ほとんど隠し砦のような所見つけたんだけど、そこに
だけは決して近づかないよう子孫達には教えてあるんだけれど、どうする。」
 アレックスは間髪入れず言った。
 「行くよ。人間が生きてる限り守って導く。」
 女が泣き笑いながら言った。
 「それでこそ皇帝。でも、お別れの前にどうしてもやりたいことがあるの。」
575ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/16(木) 06:04:19 ID:vKmZpddJ
「麗しのアバロン」続き

アレックスは緊張した。
 (まさか、ついに、ぼくと…。)
 アレックスは女と何度と無く夜を共に過ごし、何度も抱き合い、何度も何度も身体を
重ねた。だが、未だ童貞のままであった。
 「アレックス、目をつぶって。」
 女が近づいてくるのが感じられた。アレックスの鼓動が激しくなる。そして…、女が
噛み付いた。
 「まさか何かいい事かよからぬ事でも想像してたのかしらん。タームの女王様がただで
諦めるわけないでしょ。これは諦める代わりの罰。」
 女は首筋に、肩に、胸に、手首に、噛み付いていった。そしてもう十分だと言いたそうな
顔になると口を離した。
 「この痛み、絶対忘れないから。」
 別れの切なさを言いたいのか恨み言なのか帝国の復讐を言っているのか、言っている
アレックス自身わからなかった。

 アレックスは女に抱かれて空を飛んでいた。だいぶ飛んで、女が地上に降ろした。
 「ここから先一緒に行くとあなたに厄介な事になるからわたしはここで。」
 最後にアレックスを見て心配そうに言った。
 「絶滅しないようにね。」
 アレックスは胸を張った。
 「ぼくらはそんなにヤワじゃない。」
 「そうですかそうですか。」
 女は微笑みながら振り向き、アレックスと逆の方向へ飛び立った。
(完)
576名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 12:44:42 ID:K2xKjiSE
リアルクイーンキター!
ほんとにありがとう!
まじありがとう!
以前にリアルクイーンの話が投下されるって聞いて楽しみにしてたのに結局投下されなかったからこういう話はうれしい!
また機会があるならリアルクイーンの話をお願いします。
今度はラブエロ度アップのやつで。
577名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 17:26:52 ID:NEjFiFAr
感想遅れてスマソ。
アレックスとリアルクイーンの本番シーンが見たかった。
>>576と同じく今度は甘甘のを読んでみたい。
皇帝に倒され傷ついたリアルクイーンを助けた主人公。
二人はやがて恋に落ち遠く離れた地でひっそりと愛し合う話とか。
とにかく乙かれっしたー!!
578ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:45:22 ID:ampNUwln
投稿させていただきます
内容は「最終皇帝以外の、七英雄との最終決戦に勝った皇帝」とリアルクイーン
579ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:46:11 ID:ampNUwln
「最終皇帝の長い治世」

 共和国首都アバロンの酒場で夜遅くにささやかな宴が開かれていた。
そこには20年前に七英雄を倒した皇帝とその近衛兵が揃っていた。あれ
から20年が経ち、皇帝は退位し帝国は共和国になった。かつての近衛兵
はそれぞれの充実した人生を生きている。テイワは商船を操る傍ら、商
船のレースで何度となく入賞している。シーデーは結婚してフリーファ
イターをやめ、今は行儀作法がよくできた清楚な妻である。軽装歩兵と
して従ったジョンは建設庁の役人として順調に出世し、シーデーと結ば
れた。デザートガードだったネマーンは数学の研究をしていて最近は研
究者の間で人気が出てきている。
 「そう言えばまだ結婚しないの?」
 ネマーンがキグナスに聞く。皇帝だった頃の美貌は未だ衰えない。キ
グナスは即位したての頃からその美貌に世界帝国のどの地域の臣民もが
性別種族老若隔てなく魅了された。しかし打倒されていない七英雄が残
り1人になった頃キグナスは独身を当分続ける意を強く示し、最終決戦
を残すのみとなった時いよいよ強調して周囲に告げた。そして今尚世界
中の女性の夢や希望を砕いている。
 「ええ。」
 元宮廷魔術師の最後の皇帝キグナスは優しく答える。

 「どうだろう。ちょっと町内探検に行かないか。」
 ジョンが言う。アバロンが久し振りなテイワとネマーンが喜び、5人は
夜のアバロンを歩き出した。5人は歩いて、時々ジョンがシーデーと新婚
の夫婦のように仲むつまじく戯れ、しばらくして地下墓地の近くにまで
来た。
 今まで静かに控え目に微笑んでいたキグナスが足を止めた。
 「みんな、今、昔みたいに戦えるでしょうか。」
 4人は不思議そうな顔をしている。キグナスが続けた。
 「昔の皇帝の記憶によれば、タームがいる。いやみんなは知らないと思
うけど、昔サバンナにいた、人間のように大きくて高度な社会や技術を持
った恐ろしいシロアリの事です。それが近くにいる。」
 4人はかすかに動揺したが落ち着いて言った。
 「大丈夫だよ。ジョンの家の装備を持ってくれば行ける。みんな体術も
術も出来るし、何と言っても、七英雄を倒した最強の5人だから。」
 キグナスが安心して言った。
 「じゃあいきなりですが、行きましょう。どうもすぐにあっちは乱暴を
し始めそうなので。」
580ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:46:57 ID:ampNUwln
「最終皇帝の長い治世」続き

 5人はアバロン地下に築かれたシロアリの巣に突入した。20年の歳月を
感じさせない身のこなしで5人はシロアリを駆逐した。シーデーも本来の
おしとやかさを抑えて武器を扱い術を使い敵の攻撃を受け流した。装備
は二人とその予備分しかなく、それを5人に分配して戦いに挑んだ。やは
り武器が足りなかった。やられこそしないものの攻めが弱かった。
 「みんな、もうしわけないが、女王を叩く為に…。」
 そこまで言えば十分であった。全員が一斉に攻撃を集中して突破口を
開きキグナスを奥に行かせた。

 そこには女王がいた。だが、それはまるで死体の様に色艶が悪かった。
その陰から羽を持った青い女が姿を現した。
 「一体誰かわかりませんが、ここまで進んで来た私達の再興の準備を
邪魔させるわけにはいきません。」
 「僕はこのアバロンの、いえ、ただの一市民です。一人の市民として
このアバロンを滅ぼされるのを黙って見ているわけにはいかないのです。」
 「ああ、あなたは嘘をついている。いや、嘘はついていないが、大事
な事を隠している。あなたより前の代の皇帝がサバンナで巣を壊滅させ
た時、密かに皇帝につけた卵から生まれたのが私です。私達の繁栄の為
に、元皇帝さま、覚悟!!」
 千鳥は博物館に飾ってある。ジョンの家の武器は残りの4人に持たせ
た。キグナスは徒手空拳に近い。それを見て女王が飛び掛ってきた。だ
が素手のキグナスが剣を握っている。風の術による物だった。女王を最
強の剣士の斬撃が次々に襲った。そして、キグナスからなんとか離れ斬
撃から遠ざかった女王にダイアモンドダストが襲い掛かった。女王は力
尽きた。力尽きた女王にキグナスが近づいてきて、何かをした。キグナ
スは振り返り巨大な抜け殻に斬撃を加え始めた。

 「キグナス!!大丈夫か!?」
 残りのタームを殲滅したテイワ達が到着した。地面に倒れている
巨大な抜け殻を示してキグナスが言った。
 「ええ、御覧の通り。でも念の為、部屋を焼きましょう。」
 ネマーンによって全ての部屋は焼かれ、タームの痕跡は全く無くなった。
 「もし宴が今日じゃなかったら…。」
 「皆様ご壮健で何よりです。」
 「平和を守れてよかった。」
 「ジョン、装備の手入れ手伝うよ。」
 「皆ありがとう。本当に、ありがとう。」
 夜が明け、最強の5人は武勇伝を洩らす事無くそれぞれの家に帰ってい
った。
 タームの女王だった女が、目を覚ました。目の前に美しい男がいた。

 女はまだ意識に靄がかかっていた。その靄が晴れた瞬間、女は超音波
を放とうとした。だが、出来なかった。
 「ごめん。君が倒れた時、呪いをかけた。」
 キグナスが申し訳なさそうな顔をした。
 「世界を旅している時、遺跡で見つけた書物を研究して発見したんだ。
君を守る為に、戦わないで済む為に、仕方なく使った。」
 女は下腹部に違和感を感じた。子供を産めない気がする。
 「ごめん。それも出来ない。本当にごめん」
 女は征服と繁栄の野望が完全に潰えた事を知って脱力した。初めて相
手をよく見た。どうやら自分を手当てしていた最中だったらしい。それ
を出来もしない事で殺そうとした。自分は全く相手の手中で、それどこ
ろか心配されていた。
 「もう少し休んで。」
 40代にさしかかっている美少年に促され、女は眠りについた。
581ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:48:05 ID:ampNUwln
「最終皇帝の長い治世」続き

 女はキグナスにかける言葉に迷っていた。相手が元世界帝国の皇帝と
は言え、自分はタームの女王。臣下の者のようにしたくない、と、女は
思った所で気がついた。自分はもう女王でも何でもない。威厳の根拠も
無く、覇道を歩む事もできない。女は自嘲してから口を開いた。
 「どうもありがとうございました。あの、名前は何と…。」
 「キグナスです。そう言えばあなたにも人間の名前があった方がいい
でしょう。ジニアと言うのはいかがでしょうか。」
 「よくわかりませんが、命の恩人から賜った名前、ありがたく頂戴し
ます。」

 ジニアと呼ばれることとなった女の傷は完全に治った。体の具合を確
かめてジニアは気がついてキグナスに言った。
 「本当にありがとう。お陰ですっかりよくなったんですが、あなたの
邪魔をしてしまって…。」
 「いえ、いいんです。あなたが元気になってよかった。あなたの予想
通り僕はかつて皇帝でした。代々の意志や記憶を継いで行き、一種の超
人となった者の一人です。そして僕の代の頃には帝国は全世界を支配し
ていました。しかし、超人とは言え一人で世界全体を完全に守って率い
て行く事はできないと、何より人々の望む事と僕のする事全てが同じに
なるわけでもないと僕は思い、僕は帝国各地をそこに生きる人々の手に
委ねました。そして僕は、恥ずかしい話ですが、疲れてしまった事もあ
って全てを委ねる事にしたのです。今の僕は…。」
 キグナスは本棚を指した。そこには、
 『帝国皇帝回顧録 レオンよりキグナスまで』
 と書かれた本があった。
 「退位の直前に出したこの本の売り上げで暮らしてる若い隠居です。」
 ジニアは言われずとも想像がついた。退位後に出して大政奉還を唱える
者が出る事、まるで皇位に未練があるように思われる事、それをキグナ
スは避けて退位前に出したのだろうと。
 「キグナス、あなた、本当に細かい所まで気配りが利くんですね。」
 キグナスがジニアを見る。
 「ありがとう。ところでジニア、もしよければ一緒に旅に出ませんか。」
 ジニアが不思議そうな顔をした。キグナスが言った。
 「僕はよく、この歴代皇帝の記憶をたどって、縁の有る場所を巡る旅を
してきたんです。どうですか。」

 二人は世界中をまわった。サバンナでタームの女王の遺した巨大な
腹を見て、カンバーランドの抜け道を歩き、宝石鉱山の中に入り、そ
して、人魚伝説が残る村に来た。
582ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:50:04 ID:ampNUwln
「最終皇帝の長い治世」続き

 「ここで、時の皇帝が踊り子と恋に落ち、皇帝は踊り子の正体を見た。」
 「そして皇帝は踊り子と添い遂げる為に蛇と卵を奪い合うような事ま
でして薬を完成させ、二度と陸に戻ってこなかった。感動するけれど、滑
稽な所もある話ですわね。」
 そう言いながらジニアはキグナスと寄り添い、二人水面を見つめた。二
人は、お互いを見詰め合った。そして…、
 「あの、入水心中はどうかやめてください。ここ、観光名所ではあるん
ですけど、そんな人がよく来るせいで地元だとこの辺り怖がられてるんで
すよ。」
 あわてた顔で誤解して止めに入った少女に二人は思わず笑ってしまった。

 村の宿でジニアとキグナスはベッドに横になった。
 「キグナス…。」
 ジニアがキグナスの手を取る。キグナスもジニアの手を取った。
 「ジニア、僕達も長く長く、愛し合おう。」
 「はい…。」
 ジニアがキグナスの上に体をかぶせ、胸にその身を預け、顔にほお擦り
した。キグナスが少し震えた。
 「ご、ごめんなさい。私ったらいくら愛し合ってるからっていきなりみ
だらな…。」
 「い、いえ、いいんです。それより、人間の男性は初めてなのでしょう。
大丈夫ですか。」
 またキグナスは心配してくれる。優しさにジニアが赤らむ。
 「あの、キグナスはどうなの。」
 「実は僕もです。下手に落胤騒ぎを起こしたりして、退位した後の世界
を乱したくなかったんです。」
 ジニアは、涙をこぼした。
 「こんな、こんないい人に統治されて、きっと人間達は幸せだったでし
ょうね。」
 「そしてこれからはもっと幸せになって欲しい。君も含めて。」
 二人はまた寄り合い、お互いを抱きしめた。

 「うっ。」
 ジニアが顔をゆがめる。
 「大丈夫。大丈夫です。平気…。」
 ジニアが我慢して言う。
 しばらくしてキグナスが突く。
 「くっ。」
 たまらなそうな顔でまたジニアがうめく。突かれる度にジニアが声をも
らした。
 「きっ気持ちっいいいっ気持ちいいんですっ。うあっ。ううっ」
 声を上げるジニアの唇にキグナスの唇が重ねられる。そして
 「ジニアっ。出るっ。」
 キグナスのつま先が強張る。
 「あああああっ。」
 叫んだジニアがキグナスにもたれかかった。その背中にキグナスがそっ
と手を回してやる。ジニアの胸のふくらみをキグナスはその胸に感じてい
た。キグナスをしっかりと抱きしめながらジニアは涙を流した。その涙を
キグナスが受けた。
 「ありがとう、ジニア。」
583ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:51:34 ID:ampNUwln
「最終皇帝の長い治世」続き

 「そうかそうかとうとうやったか。それにしてもキグナスはキグナスで
幸せ者だな。こんないいお嫁さんもらって。まあシーデーが一番だけど。」
 「まああなたったら。」
 「こりゃ例え皇帝の頃でも暴れ出す子は出なかっただろうな。文句のつ
けようが無いんだから。」
 「おめでとう。これでとうとう世紀の悶々に終止符が打たれたわけだ。」
 小さな結婚式は終わり二人はアバロン郊外の小さな粗末な家に戻った。
 「皆さんいい人達ばかりですね。キグナスはやっぱり全然孤独じゃない。こん
な友達がいるんだから。」
 しかしキグナスは軽く笑っていった。
 「そう、皆とてもいい友達だよ。でも、一つだけ絶対に分かち合えないと
ころがあるんだ。」
 ジニアには何が言いたいかわかっていた。それを言葉にした。
 「伝承された物ですね。」
 「うん。そして、君が初めての同類かもしれない。」
 そういってキグナスはジニアをゆっくり抱き寄せ首筋に口付けした。
 「キグナス、お願い。」
 キグナスは少し顔をジニアから離した。ジニアが首を横に振った。
 「そうじゃないの。して。」

 キグナスはジニアの胸にキスをしていた。キスの一つ一つがジニアをしび
れさせふるわせた。
 「キグナス、凄いよ。」
 胸へのキスをやめ、キグナスの手がジニアの胸にかぶせられた。そしてや
さしくもむ。ジニアが息をはずませる。
 「ねえキグナス。わたしも同じのやっていい?」
 返事を聞くまで我慢できずジニアはキグナスの乳首を口に含んだ。
 「はぁっ」
 予想外にさらにかわいらしい声を出してキグナスは首を振り上げた。それ
を見てくすくすとジニアが笑う。
 「キグナス、かわいい。」
 空いた乳首も手でなでてやり、口にした乳首も唇と舌で遊ぶ。キグナスは
ますます切なげな声をあげて胸を反らせ、涙さえこぼしそうだった。
 「ご、ごめんなさい。ちょっとやりすぎたかも…。」
 「はぁっ。き、きにしないでっ。気持ちよかっただけだから…。さあ…。」
 迎え入れるキグナスにジニアは腰を下ろして行った。
 「キグナスっ。ああ…キグナスっ。」
584ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:52:36 ID:ampNUwln
「最終皇帝の長い治世」続き

 結婚からもう40年以上が過ぎた。美しかったキグナスの命を老いが蝕み、
何度目かの記憶を巡る旅の途中でキグナスは倒れ、立ち上がることが出来
なくなった。
 「ジニア、どうやらもう間もなくのようだ。よくお聞き。」
 「よく聞いてるわ。何。」
 キグナスはつらそうに一息置いて、また話し出した。
 「君にかけた呪い…、あれは僕の命が尽きるとともに解けるようになっ
ている。もう、君を縛るものは無くなる。そうしたら、…。」
 ジニアが声を荒げて言った。キグナスに怒ったのは、最後は何年前だっ
ただろうか。
 「あなたねえ、この誇り高き私がいやいや奴隷になんかやってたわけ
ないでしょ。大好きよ。私、きっと私があの戦いで勝っていてもきっとあ
なた助けてた。そして、力の限り愛してたっ。」
 ジニアの叫びを聞いてキグナスは黙った。長く黙っていた。ジニアが
心配し出した頃やっと喋り始めた。
 「ジニア、僕は、帝国の最後の皇帝だった。だが、まだ伝承法は効い
ているんだ。もしも君が僕をそんなに愛しているのだとしたら…、伝承
法が作用してしまう。今僕が持っている意志と記憶が、君に受け継がれ
るんだ。君は、耐えられると思うかい。」
 伝承法の事は大体知ってるつもりだった。だが、それはキグナスの代
で終わったと思っていた。もうこれ以上伝えられる事は無いとジニアは
思っていた。キグナスは伝承法の限界が来る前に英雄達との戦いを終わ
らせていた。
 「キグナス、それって、もうこの上ない幸せじゃないの…。」
 キグナスはそれを聞いて安心し、目を閉じ、息を引き取った。そして
光が差し込んできた。ジニアは自分自身の肩を抱いて目を閉じた。そし
て誰にともなく呟いた。
 「きっと、先代の想い人が跡を継いだら、こんな気分だったんだろう
ね。キグナス、私はもうさびしくない。」

 キグナスの言うジニアに辛いと思った使命、それは、
 「今の世界には極力影響を与えないまま、世界の危機が来た時には守
れるようにしておく事」
 だった。ジニアはタームの女王として生まれた。寿命は長い。この細
心の注意と苦労が必要だとキグナスが言った使命は、だから長く続く。
だがジニアは気にならない。キグナスが言うほど注意を払うことも疲れ
ることもない楽な使命だった。そしてキグナスと共にいれる事がうれし
585ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/28(火) 03:53:35 ID:ampNUwln
「最終皇帝の長い治世」続き

かった。今日もジニアが骨を折る事無く世界は平和に一日を過ごした。
そしてジニアは客船から夕日を見る。
(完)
586名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 07:01:41 ID:My81HV8M
おおおおおおおおお!!
リアルクイーンのラブエロキター!!!
グッジョブ! この一言に尽きます。
マジお疲れ様でしたー!!!!
587名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 08:41:14 ID:ZBEBahwL
GJ!
気になったんだがリアルクイーンってこの話の終始ずっと全裸なんだよな?
すっごく興奮したw
588ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/04/29(水) 21:20:31 ID:hriPKpJy
>>587
そう言えばどうなんだろ
書いてる間全然気がつかなかった さすがにその土地の文化に合わせるのかな
最終皇帝じゃないのに最終決戦まで行くと最終皇帝の剣が無くて苦労しそう
589名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 02:02:05 ID:5/wiLDiA
いや、帝国にはいろんな種族が住んでるから全裸の種族がいたっておかしくない。
現実にだって欧米だと裸で生活するヌーディズムなんてものがあるんだし。
服着てるって描写がないから俺的にはリアルクイーンの姿は常に全裸で脳内変換されてる。
背中に羽生えた全裸の美女と一緒に生活したり旅したりする皇帝……なんて羨ましい。
だが、それがいい!!
兎にも角にもご苦労様でしたーーーー。
590ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/01(金) 02:51:48 ID:G/HB6COL
投稿させていただきます
内容はコッペリアによる皇帝へのセクハラです
591ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/01(金) 02:53:04 ID:G/HB6COL
「難しくて使えない玩具と正体不明の玩具」

 アバロン宮殿の倉庫で自動人形コッペリアがせわしなく動き回ってい
た。コッペリアは機嫌がよさそうに整理整頓をしていた。だがコッペリ
アは特に整えておく事が好きなわけではない。やる事に意義があるとも
思っていない。コッペリアは自分自身に陶酔していた。コッペリアは愚
かな臣民や皇帝に代わって倉庫の整理をしている自分の寛大さ、賢明さ
そして勇敢さに感動していた。
 「前人未トーの空前絶グォ〜 天下無ソーの針小棒ドゥワ〜イ
驚天動地の…、何だこれ…。」
 コッペリアは目の前の物を凝視していた。コッペリアは完成してまだ
10年も経っていない。短い間にも見聞を広げたコッペリアだが目の前に
ある物体はまだ知らない物だった。
 (まあタワケどもに聞いてやってみるか。このコッペリア様よりも古
さだけは勝っていやがるからな。古物なりに知っているかも知れん。)
 コッペリアは謎の物体を手に取ると倉庫から飛び出した。

 コッペリアが言うタワケどもの中でも特に古い、研究所のプロキオン
をまずコッペリアは訪ねた。
 「おい骨董品、宮殿の倉庫整理してやってたらこんなもんが出てきた
けどこれは何だ。教えろ。」
 「どれどれおじいちゃんに貸してみなさい。」
 プロキオンは暴言を浴びせられても笑顔であった。
 「うむ。うむ。うむむ。うむ。これはおじいちゃんにもわからんが、似
た物は知っておるぞ。それと言うのは…。」
 だがそこでマグノリアが割って入った。
 「コッペリアちゃん。それはね、無理して知らない方がお利巧な物な
の。思いがけず知ったらそれでいいし知らないままならそれでいい。た
だ、頑張って知るような物じゃないの。」
 プロキオンは呆気にとられていたがその間にコッペリアは飛び出して
いた。マグノリアは苦笑していた。コッペリアは、お利巧かお利巧で無
いかを決めるのはコッペリアしかいないと考えていた。
592ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/01(金) 02:54:55 ID:G/HB6COL
「難しくて使えない玩具と正体不明の玩具」続き

 コッペリアは次に開発室の師弟に聞こうと思った。あの二人なら色々
な道具を使っているし、研究の為に珍しい物を見てるとコッペリアは考
えた。着いてみると、二人が傭兵のアンドロメダと話し合っていた。
 「アンドロメダさん、それはきっとその武器が壊れるような技だった
んだと思うんですよ。それにそれは私どもが開発した物ではございませ
んので壊れた事に責任がとれないのです。」
 「いえ、私が申したいのはどうしたら武器が壊れないようにその技を
使えれるか教えて欲しいという事です。あら、コッペリアさんごきげん
よう。」
 三人がコッペリアに気がついた。三人はアンドロメダが戦ってる最中
に武器が壊れた事で話し合っていたらしい。だがコッペリアは何に三人
が悩んでいようが興味が無かった。
 「おう機械を作る工作機械ブラザーズ、きちんと師弟愛に励んでおっ
たか。そっちの傭兵機械は恐喝やってんのか。恐喝はやめとけよ。仕事
は脱法の一歩手前が儲かるって聞くけどな。」
 三人は心中で大声で叫んでいたが顔は微笑んでいた。これも修行の賜
物であると三人は考えていた。その三人の前に正体不明の物体を突き出
した。
 「お前らこれが何か知ってるか。無駄に年とってただけじゃないんだ
ろ。」
 生意気な人形に無知を笑われたくなかったアンドロメダだが、全くわ
からなかった。アンドロメダは女ばかりの家で育ち父親は帰りが遅か
った。大人になってからも同年代の男と裸の付き合いをする事はなく仕
事一筋の女だった。
 一方師匠と弟子は、それと似た形のものは当然知っていたし、昔に聞
いた事がある物とそれはほとんど同じだった。ただ、アンドロメダの手
前言えなかった。
 「お前らもっと学問しろよ学問を。」
 コッペリアは走り去った。三人はまたも心中で罵詈雑言を轟かせた。

 コッペリアは宮殿を飛ぶように駆けているとハンターのオセイにでく
わした。オセイは一瞬嫌そうな顔をしそうになって止めた。
 「こ、こんにちはコッペリアさん。」
 「ようガキ、コッペリア様がお前に用を頼んでやるからありがたく思
うがよい。これが何か申せ。」
 オセイは悩んだ。見た事が無かった。似たような物は見た事があっ
た。だが、それは大まかな形こそ似ていたがが、目の前の物は形が整い
すぎていた。そもそも、オセイが見た事が物は人体の一部だ。
 (もしかして、そんな、いやまさか…。)
 オセイは恐ろしい想像をして震え上がった。
 「あの、コッペリアさんはどこでこれを手に入れたんですか。」
 オセイは脂汗が噴出していた。しきりにつばを飲み込んでふらふらして
いる。まるで、たった今人を殺してさらに死体を傷つけた人間を前にして
いるように怯えていた。
 「これか。教えてやる。これは倉庫にあったのだ。おそらくは昔のタワ
ケどもが入れたのだろう。」
 哀れなオセイはどこで手に入れたかを聞く前に気絶していた。
593ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/01(金) 02:56:03 ID:G/HB6COL
「難しくて使えない玩具と正体不明の玩具」続き

 ついに、コッペリアは皇帝に聞くことにした。皇帝は昔の皇帝の事も知
っているらしい。と言う事はあの倉庫に入れたのも皇帝であろうから皇帝
はきっと知っている。最初から皇帝に聞けばよかったのである。
 自室に戻ろうとする皇帝にコッペリアが追いついた。
 「あら、どうしたのコッペリア。」
 「おい皇帝、これが何か教えやがれ。これ倉庫にあったんだから入れた
時の皇帝の事覚えてるお前なら知ってるだろ。」
 皇帝ルナはよくその物体を見ていた。そして昔の事を思い出していって
ルナが言った。
 「コッペリア、思い出したわ。それはね、時代遅れの髪飾りなの。」
 コッペリアは時代遅れの髪飾りと呼ばれたそれを髪に挿して鏡を見た。間
抜けであった。
 「皇帝、これお前にやるぞ。きっと似合う。」
 「そう、似合うかどうかわからないけど、もらっておくわ。」
 皇帝は髪飾りを持って部屋に戻った。コッペリアはどこかへ走り去って行
った。宮殿内でそれほど大した用でもないのにコッペリアは走る。

 夜、ルナは髪飾りだと言った物体を見つめていた。大嘘であった。それ
は昔の皇帝が発見した物で、結局使い方はわからなかったのだ。正式な使い
方はわからない。記憶をたどって、出っ張りやへこみをいじると、動き出し
た。これの正式な使い方はわからないが、動かないだけでこれと同じ物の使
い方は知っている。
 ルナは独身であった。皇帝たるものどうあるべきかだの男は嫌いだのが理
由ではなかった。男から慕われていないどころか、ルナは多くの男達が恋焦
がれる相手だった。だが、ルナの理想は高かった。それに見合う男がいなか
った。帝国の戸籍制度をより正確にする為の調査と称して帝国中の男につい
て調べて報告書を作らせ、気になった者を登用の調査とのの名目で呼び寄せ
て色々と試してみたが、結局全ての男が落第であった。だがルナは思う。い
つの日か、調べていなかった子供が育つか、領土がさらに広がるか、落第点
だった男が変身するかして、きっと現れる、と。
 ルナがゆっくりと、仰向けになっていく。物体を、腹の方へ、足の方へと
持っていく。そして、動いている物体を、股間になぞらせた。
 「はぁっ。」
 するどいため息が出る。動く物体の曲線を股間と合わせる。だるい声が出
る。それを、コッペリアが全て見ていた。鏡の前で髪飾りをつけてみる様を
見てやろうと忍んでいて、目撃した。
 (あんにゃろこのコッペリア様に嘘を!!)
 コッペリアは部屋の物陰から飛び出した。
 「皇帝は髪飾りをそんなことに使うのか!?それは本当は何なんだ!?」
 ルナは慌てふためいて身動きが取れなかった。詰め寄られて観念した。
 「これは、多分女の人がね…。女の人が好きな人を想像してきもちよくな
るための、玩具なの。多分。」
 「ふむむ。もう一度やってみせろ。」
 ルナが嫌がるのを脅してコッペリアは披露を強いた。
594ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/01(金) 02:57:35 ID:G/HB6COL
「難しくて使えない玩具と正体不明の玩具」続き

 皇帝の寝室で皇帝の寝不足が公務の支障にならない程度に、処女を保ちな
がら、皇帝は体を震わせ叫んだ。それは帝国の男子の誰も目にした事がない
光景であった。
 「ダメ!!それだけはダメ!!将来のお婿さんの為にそれだけはできないの!!」
 「しょうがねえな。コッペリア様の情けで許してやらあ。感謝しろよ。だか
ら、それ以外で続けろ。」
 ルナは理想的な形の胸を片手で摩り、自分の股間で物体を滑らせた。
 「お婿様…お婿様ぁっ。まだ見ぬ完璧なお婿様ぁっ!!」
 「人間って…。」
 帝国全土の男性諸君が見ることを望み、決して見ることが出来なかった美し
い体が、また叫び声を上げ反り返る。
(完)
595名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 22:13:59 ID:qcL3+Hxc
hoshu
596名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 08:20:40 ID:WLG0BkQ4
神職人さん降臨しないかな…
597名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 09:16:54 ID:Iz0WdK8E
今更だがルビーウォーロックさんGJ。
まさか投下して数日後に新作が投下されるなんて。
598名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 23:38:28 ID:Ejp8rDJt
hoshu
599ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/17(日) 18:58:30 ID:zAKqS54B
投稿します
ロマサガ2
ホーリーオーダー皇帝とイーストガード
そして火山島の魔道士と触手です
600ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/17(日) 18:59:42 ID:zAKqS54B
「博士の異常な飼育」

 コムルーン島の火山は皇帝によって静められた。島民は皇帝を称えて帝国
の臣民となった。火山島の町が皇帝賞賛に包まれていた。皇帝達はしばらく
島にとどまる事にした。島民達の心からのもてなしを皇帝達は堪能した。

 皇帝の近衛兵、イーストガードのレンヤが一人で歩いていた。シュウサク
はまだ遊び足りない年頃だった。島民のもてなしもシュウサクには合わない
物だった。そのシュウサクを商人風の男が追った。
 「退屈なんじゃないのか。」
 「何か面白い物があるの。」
 「ああ。」
 剣の腕も品行も近衛兵に選ばれた事が証明している。だがシュウサクに
も隙があった。

 二人が来たのは火山を研究していたあの怪しい魔道士の館だった。魔道士
が変装を解いた。
 「何故こんな事を。」
 「他の方々には内緒にしたかったので。この姿で現れると島民も皇帝陛下
も他の近衛兵の方も何か何かと聞いてきたがりますから。」
 「それで、何か面白いものはあるの。」
 「ああ、あるとも。」
 魔道士がいやらしく笑った。
 「シュウサクくん、君は女性が好きかね。」
 「ええ、人並みには。」
 それを聞いて更に魔道士が笑った。
 「では、みだらな快楽に溺れている女性は好きかね。恥じる事は無い。」
 「き、嫌いではないです。まあ、その、ええと。」
 シュウサクが赤面した。魔道士はシュウサクと肩を組んで言った。
 「実はね、君達の皇帝陛下、彼女が私にある依頼をした。どうも彼女は、清
純そうに見えてそうでなかったようでな、触手を用意して欲しいと言ったのだ
よ。それも、人間を性的に喜ばせるような触手をね。」
 「そんな、まさかあの皇帝陛下がそんなわけがないです。」
 「そんな事を言って、シュウサクくん、君はあの美しいアガタ陛下が色っ
ぽく乱れる姿を想像してワクワクしてるんじゃないかね。いや、ワクワクして
いるに違いない。実は今日も陛下が来ているんだよ。君には特別に陛下が触手
で戯れているところを見せてあげよう。勿論陛下からは見えないように何も聞
こえないようにね。」
 シュウサクは黙ってうつむいた。
 「来たまえ。」
601ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/17(日) 19:00:46 ID:zAKqS54B
「博士の異常な飼育」続き

 シュウサクは魔道士に連れられて館の中を歩き回った。シュウサクが知らな
い仕掛けで今まで見た事がなかった所を二人は歩き始めた。そして部屋に入っ
た。
 「ここがその部屋だよシュウサクくん。」
 大きな部屋だった。部屋の端から端まであるカーテンで部屋は分けられて、カ
ーテンの向こう側の様子は全くわからなかった。
 「このカーテンを開けると、向こう側に特殊なガラスがあり、その更に向こ
うに愛しのアガタ陛下がおられるわけだ。そして、そのアガタ陛下は触手でい
やらしい遊びをしている。」
 さも楽しげに魔道士は言った。そして紐に手をかけた。
 「ではカーテンを開けるぞ。目に焼き付けておきたまえ。」
 カーテンが開いた。魔道士が笑った。触手が飛び込んできた。

 触手がシュウサクの首に、腰に、左足に巻きついた。一点の気のしまりもなか
ったシュウサクは触手の最初の襲撃を全く防げなかった。だが次の瞬間皇帝とと
もに戦ってきたイーストガードに戻った。剣を抜いて巻きついてきた触手を斬っ
て離れる。だが新たにまた腰に巻きついた触手に引かれて体勢が崩れ、より触手
の元の近くへ引き寄せられ、そして両手両足に触手が巻きついて身動きが取れな
くなった。
 「いかんねシュウサクくん。よりによって皇帝陛下のそんな姿を欲するとは全
くもって不適切だ。特にただの臣民でなく近衛兵がそれではいかんよ。ところで
どんな気分だね、触手で美女が乱れる姿を見ようと思って触手に捕らえられると
いうのは。」
 魔道士の嘲笑が後ろから聞こえる。シュウサクは剣を使おうとするが完全に動
きが封じられている。
 「さて、君には慰み者になってもらおう。勿論私のではない。懐が豊かな御婦
人と知り合ってね、君の様な好男子が触手でいやらしくもだえる様が見たいのだ
そうだ。勿論ただ君を何かと交換するわけではない。君は入り口だよ。君を始ま
りとして彼女を段々と私の虜になるように罠を仕掛ける。そして多くの物を手に
入れるつもりだ。彼女が来るまでは君の行動の自由を奪う程度で触手はそれの他
に何もしないよ。人間を性的に喜ばせる触手と言うのは本当だ。まあ、その時が
来たらわかるだろう。君の想像の中で触手に狂っていた皇帝陛下がどんな気分だ
ったかがね。」
 そこまで言って鈍い音がして魔道士が黙った。
602ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/17(日) 19:01:33 ID:zAKqS54B
「博士の異常な飼育」続き

 魔道士の声に代わって鋭い声が響いた。シュウサクの主君の声だった。
 「シュウサク!!頑張って!!」
 「陛下!!どうしてここに!!」
 アガタは触手を飛び越えなぎ払い、シュウサクの真下まで駆けつけた。そして
シュウサクの剣を奪い取るようにして取って触手を切り裂いた。
 「あなたが知らない人についてくのを見ちゃって心配になったの!!」
 後ろを見ると魔道士が震えながらひざ立ちになっていた。だが力尽きたとよう
に倒れた。触手が勢いよく襲い掛かってきた。
 「きっと陛下を狙うように命令したんです!!」
 「そうね、だから急いで部屋から出るのよ!!」
 シュウサクの剣を振りかざし、シュウサクの手を引いてアガタは走った。その
アガタめがけて飛んできた触手がまた切り落とされた。間もなく触手が届く限界
を超える所に着く。そこでアガタの腰に触手が巻きついて引いた。
 「あなたは逃げて!!皆を連れて戻ってきて!!」
 剣をシュウサクの方へ放ってアガタが叫んだ。そのアガタの手足に触手が絡み
つき、口を触手が塞いだ。触手がアガタに寄って行った。寄って行って、服の隙
間から次々に侵入していった。
 シュウサクは剣を抱えて歯を食いしばった。ここで町まで行ったら皇帝が触手
嬲られるのは避けられないにしれない。だが今の疲れた自分では触手を倒せない
かも知れない。シュウサクは陛下を助ける事にした。一動で助けれなければ自分
達は触手の虜になる。シュウサクは一刀に全力をかけた。とっておきの強撃を出
した。一気に触手を断ち切って二人は部屋の端にたどり着いた。
603ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/17(日) 19:02:46 ID:zAKqS54B
「博士の異常な飼育」続き

 「陛下、ごめんなさい。実は。」
 「全部聞いてました。」
 シュウサクは床に伏して大声で謝った。
 「あんな、あんなふしだらで無礼な事を望んで罠にかかって!!もう、もう!!」
 泣き出しそうなシュウサクに優しい声をアガタがかけた。
 「シュウサク、顔を上げなさい。」
 シュウサクの前に、全裸になった。アガタが立っていた。思わずシュウサクが
顔を覆った。そのシュウサクにまた優しい声をかけた。
 「シュウサク、さっきの触手が気持ち悪い粘液を出していて、それが体中につい
て気分が悪いわ。あなた、なめてきれいになさい。」
 たじろぐシュウサクを今度は強く促した。恐る恐る、シュウサクはアガタの顔に
口を近づけた。アガタは三十路だ。そして美しい。シュウサクにとって近くてしか
し遠い存在だった。そのアガタに舌をつけた。

 顔中を舌でなめまわした。シュウサクは胸が苦しかった。アガタの額にも舌を往
復させた。こんな近くでアガタを見た事がなかった。息をするのが大変なほどにシ
ュウサクはたかぶり、緊張していた。可愛らしいあごをなめた所でアガタが首から
下へ移るよう言った。首をなめるとアガタがくすぐったいのを我慢して熱い息を吹
くのが感じられた。喉をなめ、うなじをなめ、かすかに体を揺らすアガタに胸をな
めるよう言われた。流石にシュウサクは躊躇したが、アガタは確かな口調でやるよ
う命じた。
 左胸に舌をつけ、上下に往復しながら徐々にずらしていった。アガタの吐く息が
小刻みに、更に熱くなり、声が混じる。豊かな胸だった。その胸の上半分と下半分
をなめ終わった後、アガタが意地悪く言った。
 「まだ残ってるでしょ。先をなめなさい。先端を。」
 シュウサクはつばを飲み込んだ。鼓動が激しくなる。ここをなめるのは他の部分
とは意味が違うとシュウサクは思った。心のうちにある封印を勅令と言い聞かせて
破り、胸の先を口に含んだ。
 「そう、吸いなさい。」
 吸われて、アガタが鋭い声を放って震えた。吸うたびに震えた。両方をぬめり気
が無くなるまで吸った。アガタは次は腕と肩をなめさせた。肩をなめるとアガタは
長い息を吐いた。二の腕のどうしても出てくるたるみを丹念になめ、ひじの裏側も
なめ、前腕をなめた。手の平をなめるとこらえきれず笑い声を上げた。
604ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/17(日) 20:14:09 ID:zAKqS54B
「博士の異常な飼育」続き

  アガタは腹部を指差した。シュウサクは右に左に舌を滑らせ、少しづつ下
に下にとなめる部分を移動させた。ところどころ、少しくすぐったいのかア
ガタの手が強張った。舌の往復は、ついに最も繊細な部分に達した。
 「陛下。」
 「やりなさい。」
 座っていたアガタが立った。手を握り締めていた。シュウサクは今まで以
上に慎重になめ始めた。アガタは興奮を隠さなかった。叫んでいた。手を硬
く握り、腕を真っ直ぐに伸ばして叫んでいた。聖騎士の絶叫が部屋にこだま
した。

 シュウサクが足の指の先をなめ終わって口を離した。アガタが優しく微笑
んでいる。まだ息は静まっていない。
 「陛下、あの、ありがとうございました。」
 「何を言ってるの。これはただの気まぐれの温情じゃないわ。無謀にも皇
帝を大事にしたいばかりに、全滅して確実な逆襲を台無しにしそうになったあ
なたへの恩返しなわけでもない。ただの身づくろいよ。」
 そう言ってアガタが静かにシュウサクの頭をなでた。そして、触手の切れ
端で縛っておいた魔道士を見た。
 「陛下、どうしますこの賊は。」
 「そうね、いい事を考えたわ。」

 触手の部屋でまた触手が、アガタを襲った時ほど活発にではないが蠢いて
いた。
 「ほ、ほぎー!!あ、あくー!!ぴ、ぴぎゃー!!もっと!もっとだー!!」
 あの魔道士が縛られたまま触手に全身をまさぐられて叫んでいた。しかし、
快楽に身を任せるばかりで、後悔も恥も苦痛も何も感じさせない、完全に楽
しんでいるとしか思えない様子だった。そもそも、触手を操れるのに全く触
手の動きを止めていない。
 「陛下、世の中は広いですね。」
 「火山の人工大噴火を直撃させても死にそうにないわね。」
(完)
605ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/17(日) 21:53:30 ID:zAKqS54B
触手は魔道士が作ったゲームに出てこない人工生物って事で
606名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 22:11:12 ID:X7VrZRGX
GJ
今度はリアルクイーンの濃密なラブエロを読んでみたいと言ってみたり
例えば彼女が全裸なのを活かして野外での青姦とか
607名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 22:16:03 ID:zAKqS54B
間違えて最初のページ一部分だけレンヤって書いちゃったよ
毎回必ずどこか間違えるな
>>606
う〜ん御免タームの女王ネタは今は無理
誰か書いて欲しいな自分ばかり書いてもスレの私物化になっちゃうし
608名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 22:16:51 ID:qjUBsoav
う〜むGJ
609名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 22:20:00 ID:mqx2kb9Y
GJ!!
610ルビーウォーロック ◆lTqpNvEDOQ :2009/05/20(水) 01:01:24 ID:75C/2VcX
誰か書いてくれますように
611名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 01:02:06 ID:75C/2VcX
保守
612名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 18:39:53 ID:BlagJSp0
まさか…

ど・う・て・い?
613名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:40:21 ID:BXh2gHWP
>>612
huita
614名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 12:48:29 ID:ehziyddf
保守
615名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 01:28:06 ID:9+BdAYVx
保守
616名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 01:42:16 ID:3aD01lNc
リガウ島の恐竜の穴に荒い息遣いと喘ぎ声が木霊する。
「…グレイ…く、苦しい…ゆるして…」
後ろの穴に押し入るもののたくましさに恐怖していた。力を抜けと言われてもそんなことができるはずもない。噛みしばった唇から悲鳴が噴きだす。
のけぞった汗まみれの首筋に黄金色の髪が張りつく…。

「尻の穴がそんなにいいのか。いい声だすじゃないか」
聞こえてきたのはグレイの声ではなかった。
顔を上げると、倒れた恐竜の死骸の片隅からガラハドがぎらぎらと
刺すような目線で身体中を嘗め回していた。
「そ、そんなっ!!グレイだけだって…」
思わずズリあがるように爪先立ちになった。後ろからグレイに肛
門を深々と貫かれ薄い胸を鷲摑みにされている。逃げようとする動
きは上へズリ上がる動きにしかならない。
ガラハドの視線を正面に受け、気が狂いそうなのにいっぱいに拡
張されて押し入れられている肛門が、しだいにグレイの動きに反応
しだしていた。
苦痛が弱まって、痺れるような感覚がふくれあがる。灼けただれ
るような得体の知れない感覚。

「その調子で気分を出すんだ。何度イっても構わないからな」
グレイが後ろから耳元でささやきつつ足を押し出した。肛門をた
くましいものが貫いたまま、一歩また一歩と前へ歩く。
もうろうとかすんだ目に、ガラハドが裸になって肉棒をそそり立
たせるのが見えた。そしてニヤニヤと欲情したいやらしい顔…。
「お願い…許して…許して下さい…」
恐怖で暴れようとするが、そのことがいやでも楔みたいに肛門に
打ち込まれているものを感じさせ、腸管が灼けただれるような刺激
を生んだ。
美しい金髪を左右に振りたくると、泣き顔をのけぞらせて喉を絞
った…。
「助けて…ディアナ姉さん……」
617名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 14:18:45 ID:I2mhwBew
ミリアムかと思ったのに…orz
618名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 16:45:22 ID:YXM14FKV
おま俺 orz
619名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 17:04:54 ID:I2mhwBew
つーか誰得だよ。
腐女子得とか抜かすなよ。
620名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 17:12:43 ID:+EoY5boC
見事にミスリードされてオチでワロタ

ジョークの通じん奴はリアルで人間関係に気をつけろよ。
誰とは言わんけどね。
621名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 17:15:03 ID:I2mhwBew
いや、本気で切れてるわけじゃないが…
622名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 22:47:15 ID:ho4YQDSz
ワロタ
まぁありなんじゃない?
そんなことよりジャミファラのエロ話して
623名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 05:13:38 ID:maVVWA0x
バンガード殺人事件

「お手あらい?」
 私は隣で寝ていた夫がベッドから抜け出すのに気がつくと、彼に背中を向
いたまま物憂げに声を掛けた。彼からの返事はなく、ドアノブをガチャリと
まわす音が聞こえそのまま足音が消えていったが、私は気にもとめなかった。
 結婚してから5年経つ。夫婦の仲はすでに冷え切ってしまっていた。お互
いわずかでも刺激を求めようと出かけたバンガードへの旅行だったが、もは
や完全に金の無駄遣いに終わろうとしていた。
 離婚の手続きの煩雑さを考えるとため息しか出てこない。
もう、寝よう――。

 ドサッとベッドに夫が倒れこんできた。うっとおしい男…。
「何よ、また?」
 邪魔くさくなり夫を押しのけようと後ろ手を伸ばしたとき、ヌルッと生暖
かい感触がする。
「ん?何、これは――――血!!キャーーーーーーッ!!!!」
 振り向いた私の目に映ったのは、ほんの少し前まで私の夫であった人間の
血にまみれた巨大で、そして醜悪な鉤爪だった――――。

「ハイ、カーーット!!カット!カット!カーーーーット!!」
 むくりと私は上体を起こすと監督をにらみつけた。しかし私が文句を言う
よりも早く、夫の役を演じていた彼が不満をぶちまけた。
「いい加減にしてくださいよ、これで何度目の取り直しなんですか!?俺た
ちもいい加減うんざりですが、基本的に水棲生物の彼なんかもう……」
 彼の視線の先にはベッドの脇に大の字で転がるフォルネウス兵の姿があっ
た。気がついたスタッフが慌ててバケツに汲んだ海水を頭からかぶせてやり
介抱する。一旦休憩を挟むこととなった。

 300年に一度の死食のときに出現するとされる「運命の子」の物語。史
実を元にしたとされる全3部作に別れた映画がツヴァイクの教授の手により
完成され、大ヒットして以来、各地では町おこしのため関連行事や後追い作
品が次々と生み出されていた。
 私の出演する「バンガード殺人事件」も例に漏れずそんな後追い作品の一
つだった。
 映画「ロマンシングサガ3」ではバンガード発進をめぐり様々な冒険が繰
り広げられるのだが、史実は異なる。殺人事件はもちろん、バンガード発進
のイルカの像など必要もなく、さらにはあの海底宮殿などは晴れた日であれ
ばバンガード先端から目視で確認できる程度の位置にある、島民200人程
度の小さな島にすぎない。
 映画を観て来た観光客ががっかりして帰って行く姿が見られるなど日常茶
飯事だ。だがほとんどだましとは言え観光収入は町の大きな財源でありロブ
スター族が経営する観光協会の収益は造船業、漁業についで重要な産業とな
っている。市が関連映画を積極的に援助するのも理解できないことはない。
 しかしあまりに理想的に脚色された物語と妹を助けるため必死で戦い抜い
たあの日々との落差を考えると少し寂しい想いがした。
 休憩が終わりに近づく。シナリオは大幅に変更されていた――。
624名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 05:14:36 ID:maVVWA0x
「んぁ…ねぇ、あなた。何か言って。ねえ、あなたったら……」
 狼狽した声に、切なげな吐息が重なる。宿の一室、私はアイマスクをされ、
仰向けにベッドに拘束されていた。生まれたままの姿で――。
 トイレから戻ってきた夫は沈黙を保ち続けている。首をもたげて、彼の立
てる音を聞き逃すまいとする一方で、限界まで開かれたまま固定されている
両脚をなるべく近づけようと身をもだえさせる。
 見られている――それだけは間違いない。でもベッドの前に立っているの
は本当に夫なのだろうか。陰部を晒された全裸の人妻を、じっと見下ろして
いるのは誰なの?
 目元を覆う黒いアイマスク。ほんのりと紅に染まった頬。薄桃色の唇を半
開きにして、絶え間なく熱い呼吸を繰り返す。
「あなた?…ねえ、どうして何も言ってくれないの?」
 そこにいるのが本当に自分の夫なのだろうか?宿に泊まった他の男性や侵
入者にこんな恥ずかしい姿を見られる。そんな恐ろしいことが、現実に起き
るはずがない――、私の必死でそう信じようとしている心理が、声や口調に
にじみ出ている。
「指で、ずっと指で責められて何度もイって…私、おかしくなりそうなの。
誰かに見られるかもと思ったら、余計に感じちゃって……」
 舌が私のお尻の穴から愛液で濡れた陰唇を這い始めた。とても長い舌のよ
うに感じたが、陰核を刺激された瞬間私はのどを反らせ、媚びを含んだあえ
ぎ声を上げていた。
 両脚は力を失って、閉じるのを諦めたように投げ出される。腰の動きが、
次第に激しさを増す。
快感から逃れるかのように身体をくねらせ、首を左右に振りたくった瞬間、
アイマスクがずれてしまった――。

「い、いやあああああッ!!!!」
 大の字にベッドに縛り付けられた私の股間を嘗め回す長い舌。そして乳房
に伸びてくるのは巨大で、そして醜悪なかぎづ――。

「ハイ、カーーーーット!!!!ダメダメダメダメ!!」
 無常なダメ出しがフォルネウス兵に向けられた。
「君さぁ、悪いけどさエロくないんだよね。う〜ん、そう。まずは爪。爪だ
よ、その長い爪で君おっぱい触れるの?しかもよく考えたら君、魚でしょ?
いや半漁人って言ってもどっちかと言うと魚だよね。ちんぽどこ?ち・ん・
ぽ!」
 フォルネウス兵は凍りついたかのように身じろぎ一つしていなかったが、
監督の最後の台詞と同時にがっくりと膝を落とし背びれをうなだれさせたま
ま部屋を出て行った……。
 どうやら監督はフォルネウス兵の出演は戦闘シーンだけに限定するらしく、
濡れ場は専属の男優を用いる方針に切り換えたらしい。代わりに部屋に入っ
てきたのは――ユリアン!?
 
 最後にユリアンに会ったのは、確かロアーヌ城の一室。あの時はモニカ姫
との将来に対する夢を熱く語っていたはずのユリアンがまさか男優に転職し
ていたなんて…。
 ユリアンは私に気がついていないのだろうか?再び撮影が始まり、その疑
念は消え去った。
625名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 05:19:33 ID:maVVWA0x
「久しぶりじゃないか、カーソン牧場は変わりないかい?」
 侵入者が人妻に跨り唇を奪うシーン、ユリアンは他の誰にも聞こえないよ
うに囁いてきた。ユリアン演じる侵入者の湿った唇が胸の麓から螺旋を描く
ように膨らみを登り、乳首に届く寸前ですっと離れていく。焦らしはユリア
ンの特技だとモニカ姫が言っていたのを思い出す。
「ああん…いやぁ…」
 不自由な手足をくゆらせながら体の内奥から押し上げてくる快感美を、奥
歯をかみ締めて私は耐えていた。
「ハリードが言ってたよ、君は後ろの穴も最高だって。ランス行きの船の中
で船員と二人で君をサンドイッチしたのを懐かしんでたよ」
 ユリアンの意地悪な言葉が次々と恥ずかしい想い出を掘り起こしてくる。
無意識にユリアンの指をいざなう腰の蠕動がはじまった。私は身体を大きく
反らせると演技ではない絶頂を迎えてしまった――。


 その後、何度か方針が変わり最終的に作られた作品は市の広報としては卑
猥すぎるとして日の目を見ることはなかったが、辣腕市長が若い秘書を性奴
として、羞恥に震える彼女の肉体を利用して政財界をのし上がっていくその
物語は隠れた名作として語り継がれていくのであった。
 主演男優のキドラント町長はこの作品を期に再度町長に当選、競演した若
き主演女優を実生活においてもその巧みな性技で魅了し続け、1年後彼女を
妻として迎え入れたとのことである。

                                     めでたしめでたし
626名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 10:56:29 ID:3HYzpULx
GJ!!THX!!
627名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 14:31:45 ID:E8Kz7jyX
キドラント町長の妻をころしてでもうばいたい。
628名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 20:59:48 ID:+JZEPfah
フォルネウス兵カワイソスw
629名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 00:28:00 ID:mEk/cxqX
>>616
ジェラールが誰かわからない長髪のお風呂覗いてたら
レオンだった小話を思い出した
630名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 18:27:02 ID:sCrxAG0e
>625
メタネタが笑えるwww
フォルネウス兵は史実ではどういう出自なんだ、一体w
631名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 22:25:29 ID:YZM1AZ8p
はぁ・・・きちんとした文章が書いてみたい
632名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 23:23:20 ID:R7tdl9DK
>>616
…orz
633名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 17:07:32 ID:Eky+UgS3
町長マジぶっころすwww
634名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 05:08:02 ID:gQClrvWG
純愛と陵辱どっちが好き?
635名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 09:05:30 ID:o7arVeoM
ノ 純愛
636名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 15:42:22 ID:kqVFJrxp
陵辱も好きだが、純愛ノノ
637名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 22:21:02 ID:UVra2rCW
陵辱と凌辱は似てる
638名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 00:51:07 ID:7VjTS/hn
楽しむなら純愛
抜くなら陵辱

コッペリア関係の純愛誰かお願いします。
639sage:2009/06/08(月) 08:10:19 ID:3NQDyVQ0
初投下(・ω・)



「私に構わないで」
漆黒の長い髪を掻き上げ、シェリルはその場を立ち去ろうとする。
私はシェリルの腕を掴み、遮った。
「久しぶりの再開なのに、そっけないですね?でも、そんな所も好きですよ」
にっこり微笑んでみるもの、シェリルは此方と目も合わせようとする気配がない。
「ふざけないでっ!」
そう言い放っては、掴んだ腕を振りほどこうとしたので、今度は背後から抱き寄せてみる。
「別にふざけて等いません。私はいつだって大真面目です」
「その偽善者ぶった態度がふざけていると言ってるのよ」
逃れようとした瞬間、そっと口付ける。
最初は触れるだけの、徐々に深く舌を滑り込ませていきながら。
やがて、唇が離れると、シェリは言った。
「何をするの?」
流れる漆黒の髪に、蒼白いくらいの肌、血の様に紅い唇と強い眼差しで。
「やっと、此方を見てくれましたね」




首筋から胸元へと手を滑らせ、衣服の中へと忍ばせる。
優しく撫で回し、尖端を摘まんだ。
彼女の躯がビクリと跳ねる。
衣服のボタンを剥ぎ取り、顕になった双丘に唇を這わせる。
「エ…ロール…」
固くなった尖端を、舌で弄ぶと、彼女の口から吐息が漏れた。
640sage:2009/06/08(月) 08:11:27 ID:3NQDyVQ0
ゆっくりと愛撫した後、手を下の方へ移動させていく。
衣服を剥ぎ取り、中心をなぞると、指先にヌルリとした物が絡み付く。
そのまま指を中に滑り込ませると、シェリルは大きく躯をうねらせた。
「アッ、ーーーん、…あーーー」
反応を確かめながら、特に敏感な場所を探しあてていく。
次第に、快感が増していき、シェリルは果てた。
「気持ちよかったですか?」
問い掛けると、シェリルは一瞬私を睨み付け、口を開いた。
「貴方は…残酷な人だわ。自分で造った人間のことも、只の玩具としか思っていない。そして私のことを人間として生きていきたいと言って願いを叶えてくれると言ったのも嘘だった!!」
吐き棄てるように、シェリルは私を罵倒する。
「嘘じゃありません。私は私の造った世界を…人間を愛しています!そしてシェリル…、貴女のことも!!」
641sage:2009/06/08(月) 08:12:27 ID:3NQDyVQ0
私は、再びシェリルに口付けると、今度は自分自身を彼女の中に侵入させた。
先程、達してしまったその場所は、濡れそぼり容易に受け入れる。
最初はゆっくりと、徐々に動きは加速していく。
「愛してますよ、シェリル…。いえ…、シェラハ」
「違う!貴方は誰も愛していない」
「嘘じゃありません!!」
「なら、私はどうしてまだ生きているの?気が遠くなる年月を生きていかなければならないの!?」
「私はーーー」
貴女と共に、この世界の行く末を見たいーーー。
光と闇、相容れない二つの鼓動が、重なりあう。





ーーーそして絶頂へと昇りつめ…。





END
642名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 08:20:40 ID:3NQDyVQ0
何故かsage欄間違えたw

スマソm(_ _)m
643名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 19:27:10 ID:hHdIFxu0
近親相姦ktkr!
644名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 20:08:51 ID:bHiy5e9o
そういや近親だったな
645名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 03:18:59 ID:7xnCDRbJ
もう一個ギャグですが、書いたのあるんでうpしときます(^ω^)



メルビル地下道にてーーー

バーバラ「あんまり美しくない相手だねぇ」

シルバー「さーてショータイムね。みんな盛り上げなきゃダメだよ!」

ファラ「か、かわいい〜!」

フリーレ「私の力のすべてをぶつけてやるわ!」

シフ「さあ、いくよ!」

ミニオンワイル「な、何をする気ですかっ(゜Д゜;;)?!!」

5人に押さえつけられ、ひん剥かれてしまったミニオンワイル。

「も、もうやめてください〜(´;ω;`)」

バーバラ「派手にやろう!」

シルバー「これぐらいでビビんないで!」

ファラ「なんか、ちょっとかわいそうね」

フリーレ
「ん〜、いい感じね」

シフ
「手加減できないタチでね」

いたる所を滅茶苦茶に攻められるミニオンワイル。

ミニオンワイル「ひぃ〜、もう許して〜」

バーバラ「あーら、もう終わり?」

シルバー「何やってんだい!しっかりしなよ!」

ファラ「おっきい〜!」

フリーレ「大きければいいというものじゃないでしょう?」

シフ「もの足りないね」
646名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 03:19:27 ID:7xnCDRbJ
テクニックに長けたバーバラとフリーレ。

悪戯大好きなシルバーとちょっと照れながらも頑張るファラ。

体力と激しさなら誰にも負けないと豪語するシフ。

代わる代わる乳首や前立腺まで悪戯された後、順番に馬乗りされぐったりするミニオンワイル。

ミニオンワイル「アッ…やぁん!!(何故、私がこんな目に…)ひっく…しくしく…(;_;)」

バーバラ「お手柔らかにね」
シルバー「やっぱ最後はあたしがしめないとね」

ファラ「えっ、つながるの?」

フリーレ「これでとどめ!」

シフ「まさか、倒れはしないよね?」

ミニオンワイル「サルーイン様…、私はもうダメです…」

バーバラ「ふふっ、やりすぎだったわね」

シルバー「あー、すっきりした」

ファラ「もう、こんなにキツイのヤダよ」

フリーレ「すごいわ」

シフ「リターンマッチだね」

精気を吸い付くされたミニオンワイル。

ミニオンワイル「リ、リターンマッチですと?!!もう勘弁して下さい〜(゜Д゜;;)」
647グレートフェイクショー 01:2009/06/13(土) 00:19:57 ID:8sPdyQLE
 真夜中にカタリナはグレートフェイクショーに忍び込み、途中ブラッドサッカーを相手にする
羽目になったりと多少の事故は起こったものの、無事妖精を逃がすことに成功した。
 が、宿に帰ろうとしたカタリナをショーの男たちが待ち構えていた。挟み撃ちにされ術により
眠らされたカタリナは……。

「淫乱なねえさんよ。ショーを滅茶苦茶にしてくれたお礼だ。今日はたっぷり可愛がってやるよ!」
ピシャッ!
「あぁぁっ!!」
頬に平手打ちを受け、私は目を覚ましました。
「なッ……?」
 私はぼんやりとした意識のまま薄目で周囲を観察しました。まるで見覚えのないカラフルな
天井。大勢の人間が入ることのできる広い室内。そして…髭面の男が私の目の前にいました。
 髭面の男はどろりと濁った目で品定めをするかのように私を覗き込みます。にやにや笑う口
元はヤニで薄汚れた乱杭歯がのぞき、髭の生やし方も品などなく、その頭髪と同じようにしらみ
がたかっているようです。
「いやぁぁぁっ!!!」
 手を伸ばして髭面が私の胸を鷲掴みにします。そしてこの時、やっとこれが現実だと理解しました。
 そればかりか、私がすでに全裸にされてベッドに寝かされていることも、この時に分かりました。
「はあぁぁっ!!!」
 私はその手を払い除けようとしたのですが、手が動きません!ふと、頭の上を見ると、私の両
手首は縄で縛られていて、その手を別の…赤銅色に焼けた肌のたくましい男、おそらく南方人の
奴隷が掴んでいました。
「やめてっ!!…触らないでっ!!」
「ふざけんなよ!?あんたはショーの目玉を潰すわ、逃がすわでこっちはえれえ大損害だ!」
「そ…それは!」
 そのことは事実なのですから、反論に窮してしまいます。
「いやっ!!…縄を解いてっ!!もしも、仲間に縄の跡が見つかってしまったら、言い訳ができないわ」
 私は何を言っているのでしょう…?これでは、仲間にバレなければ、男たちを受け入れても構わ
ない、と言っているのと同じです!
「ほほぉぉーーー。なかなか聞き分けがいいじゃないか。ねえさんもその気があるようだな」
「そ、そう言う意味じゃ……」
「しかし、縛られたまま犯された方が感じるんだろう。ねえさんよ」
「馬鹿なこと…言わないでっ!!」
「嘘を言うんじゃねえよ。あんたの表情を見てればすぐにわかるぜ、調教師としての勘だがな!
あんたはマゾなんだよ!!」
 髭面はそう言うと、乳首を指で摘むと、グリグリと揉み潰します!
「うぐぅぅぅっっ!!!」
 激しい痛みに堪えかねて、私は身を捩って苦痛から逃れようとします。でも、両手を押え付け
られていては、どうにもなりません。
「お願いっ!!…ううぅぅぅっ!助けてっ!!」
 執拗に乳首を強く揉まれると、痛みがやがて凄まじい快感へと変わっていきます。私はその
快感に負けそうになり、必死で哀願します。
「名前は?」
「あうぅぅぅぅっ!!」
「名前を聞いてるんだよ、このド淫乱が!!」
「カ、カタリナ!!カタリナ・ラウランですっ!!!!」
 恐怖と快感でさばかれる直前の魚のように身をよじりながら必死で私は聞かれてもいない姓
まで答えていました。
「へへへ、カタリナか……。いい名前じゃねえか、色っぽくてよ!!オレの名前はミカエル!
へへっ、あのロアーヌ候と同じ名前なんだぜ、いい名前だろう?」
 私は一段と強く身を捩っていました。摘まれた乳首から広がる快感が全身を駆け抜けます。
 こ、こんな男が……ミカエル様と同じ名前だなんて…!!いやぁぁぁぁぁっ…………!!!
「まあ、いい。あんたのために縄以外にも枷を用意してあるからな。カタリナさんよ」
 ミカエルは乳首責めを中断し、持って来た革袋を開きます。そしてその中から二種類の枷
を取り出しました。
「これは、前にマゾ女を調教していた時に使っていた物だ。あんたには、間違いなくマゾっ気が
あるから、色々な玩具を試させてもらうつもりだぜ」
 そう言うと、手首の縄を解きます。でも、もう一人の男がしっかりと手を押えているので、身
動きはできません。ミカエルは手首に手枷、足首にも足枷を付けてしまいます。しかし手首の
枷は連結してしまいましたが、足枷は繋ぎませんでした。
648グレートフェイクショー 02:2009/06/13(土) 00:21:02 ID:8sPdyQLE
「さて…これでいい。ベッドで犯してもいいが、もっと別の場所の方が興奮するだろう」
 彼らは何を考えているのでしょう…?私をベッドから引き摺り下ろすと、テントの端へと連れて
行きます…。しかし、ここが目的地ではありませんでした。
「出ろよ」
 グレートフェイクショーは、訪れた街の郊外にある敷地を借り、その囲いの中に複数の見世物
小屋を立てて木戸賃を取るようにしています。
「待ってっ!…何をするつもりなの……?」
 ショーの敷地内とはいえ、全裸のまま外に出ることには抵抗がありました。
 ここは郊外の上、すでに夜も更けています。ですから、普段は誰もいないはずですが、もしも
大きな声を出してしまったら、道にまで声が聞こえてしまう可能性はあります。
「せめてテントの中で…ねえ…お願い」
「心配しなくてもいい。もしも大きな声を出しそうになったら、猿轡を嵌めてやる」
 猿轡…!?
 ミカエルは、この枷も以前調教していた女性の物だと言っていました。彼はサディストなので
しょう。今日は、私を犯すだけでは飽き足らず、調教をしようとしているのでしょうか……!?
 私は心のどこかで、身体の自由を奪われた上で犯されることを期待していましたが、そんな生
易しいことでは済まされそうにないことを感じ取り、身が竦んでしまいます。
「命令に従えないのなら、従えるようにするまでだが…。辛い思いはしたくないだろう」
 ミカエルは私のお尻を軽く撫でます。それは、「この尻を鞭で引っ叩いてやってもいいんだ
ぞ!」とでも言っているようでした。
「……お願いですから…無茶はしないで……下さい」
 私はそう言うのが精一杯でした。
 裸足で敷石の上を歩かされ、もみの木の下へと導かれます。
 周りの木々には明かりが掛けられ私の裸身が照らし出されます。人に見られないかという恐
怖が私を襲います。
 ミカエルはもう一人の男の持っていた袋から太い縄を取り出すと、それをもみの木の枝に
引っ掛けます。私をこの木に吊るそうとでも言うのでしょうか…?
 手首の枷には金属のリングが付いていて、それに縄を通されます。
「素直だな……抵抗しないのか?」
「………………」
 私は怖くて抵抗することなどできません。もしも逆らったら、どんなことをされてしまうのか分
かりませんから…。
 身体が宙に浮くような吊りではなく、肘が顔のあたりに来るまで腕を吊られただけでした。と
りあえずは安心したのですが、問題はこれからです。
「不安そうだな。…リラックスする為に、酒を飲ませてやろう」
 ミカエルは私を置いてテントの中へと戻って行きます。
「…カタリナさん。あんたのやったことは許されないが……こうして見てみると、まんざら俺たちも
損をしたんじゃなさそうだ」
南方人の奴隷までが、私の身体を上から下まで、舐めるように眺めながら言います。
「もう、俺のモノはあんたのおま○こにぶち込みたくてウズウズしているんですよ。……カタリナ
さんも、楽しみなんでしょう!」
「………………」
 私は無言のまま目を閉じます。
 暫くして、ミカエルが大きなグラスとワインを持って来ました。
 今はもう、酔っ払って訳が分からなくなってしまいたい心境です。
 グラスに半分ほどワインが注がれ、それを私の口元に持って来ます。私はそれを飲もうとした時……。
「そうだ。丁度いい」
 ミカエルはグラスを傍にある石の上に置き、革袋から何やら小さな瓶を取り出します。そして、
その薬らしき液体をワインに注ぎ入れます。
「媚薬と酒は相性がいいんだ…これで淫乱なメスになってもらおうか!」
 媚薬だなんて……!!そんな物、飲ませないで……!!
 勿論、唇にマグカップを押し当てられても、私は口を噤んだまま飲みませんでした。
「上の口から飲まないんなら、下から飲ませるか…」
 私はその意味が分かりませんでした。
「おい…この女の尻を広げろ」
「分かった」
 奴隷の男は前屈みの格好で、私の正面から抱き付くようにすると、両手でお尻の肉を掴みま
す。そして、その手を左右に押し広げ、お尻の穴を露わにしてしまいます。
「尻の穴から飲ませると、酒も媚薬もすぐ効いてくる。酒が弱い女ならブッ倒れるかもしれねえ
が、カタリナさんは大丈夫にちがいねえ、ふふふ」
649グレートフェイクショー 03:2009/06/13(土) 00:21:52 ID:8sPdyQLE
「ひぃぃっ!」
 ヌルヌルとした液体を塗った指が、お尻の穴に触れたのです!それだけではありません。指
先がお尻の穴を撫で回し、さらに穴の奥へと侵入しようとしたのです!!
「あうぅぅっ!!いやっ!!」
 さすがに指が穴の中に入って来た時には、大きな声を上げてしまいました。
「そんな声を出していいのか?」
「うぅぅぅぅぅっ!!」
 私は唇を噛み締め、おぞましい指の感覚に堪えます。潤滑油を塗るだけなら、すぐに終わる
はずなのに、私に辛い思いをさせて楽しんでいるのでしょうか?なかなか指を抜こうとしません。
やっと指が抜かれたのですが、安堵している余裕などありません。ミカエルは袋の中からガラス
浣腸器を取り出して、グラスから媚薬入りのワインを吸い上げていたのですから……。
「浣腸なんて…許して……」
 私は哀れな声でお願いします。
「そんな切ない声でお願いされちゃあ仕方ねえ。早いこと気持ちよくさせてやらないとな」
「うぅぅっ!!」
 お尻の穴にガラス浣腸器の冷たく固い先端が触れます。潤滑油が塗られているので、ほとん
ど抵抗することもできないまま、先端が入ってしまいます。
「あぁぁぁーーーーー……」
 冷たい薬が入って来るのが分かります。お酒はともかく、媚薬がどれほどの効き目があるの
か…怖くて仕方がありません。
 すぐに、酒も媚薬も効いてくるはずだ。お前は、先に準備をしてきた方がいいだろう。この女が
発情したら、すぐにでもお楽しみの時間が始められるように…」
「あ……ああ。そうだな」
 奴隷の男はギラついた視線を私から外すことなく涎を垂らしながら街の中へと消えていきました。
 ミカエルは何かを手にして私に近づいて来ます。
「カタリナさんよぉ、目隠しをしておいてやるぜ。こうすると感度がよくなる女が多いんだ」
 目隠しをされると、彼らが何をするのか分からなくなってしまいます。それが不安で仕方がありま
せんが、まだ口に猿轡を嵌められてしまうよりはマシかもしれません。
 目隠しをされてから暫くすると、立っているのが辛くなってきます。目隠しによって平衡感覚が怪
しくなってきたのでしょうか?でも、顔がだんだんと赤く火照ってくるような感覚もあります。どうや
らお酒が効いてきたようです。
 喉や胃にお酒を飲んだ感覚が無いのに酔っ払う不思議な感覚に戸惑います。しかし、それだけ
ではありませんでした。
 お酒では胸はドキドキとはしないのに、心臓の鼓動がいつもよりも速くなっていきます。そし
て……、身体の奥の方が急激に熱くなってきたのです!
 効いてきたんだわ…!!ワインと一緒に入れられた媚薬が…!!!
 おま○ことかクリトリスではなく、子宮が直接熱く火照ってくるような感覚でした。そしてさらに
時間が経っていくと、子宮部分だけではなく身体全体が熱くなっていきました。
 熱い…!!す…凄く、熱い……!!!
 おま○この奥からねっとりとした汁が滲み出てくるのが分かります。
「はぁぁぁ…はぁぁぁ…はぁぁぁ…」
 だんだんと息が荒くなり、じっと立っているのが辛くなってきます。
 垂れていく…!どんどんといやらしい汁が溢れて、内腿がヌルヌルに…!!
 私は無意識の内に足を重ね、内腿を擦り合わせてしまいます。
「そろそろ薬が効いてきたようだな。……自分でも、腰がいやらしく蠢いているのが分かるだろう」
「あぁぁっ!」
 身体の火照りと疼きにばかり気を取られ、ミカエルがずっと私の様子を観察していることを忘れていました。
「見ないでっ!」
 男の目を意識させられ、太腿の動きは止めたのですが、身体の疼きが収まることはありません。
「もう、濡れてるんじゃないですか?」
 奴隷の男が早々と戻ってきたようです。
「早いな。チ○ポの数はそろったのか?…まあ、いい。これで身体を優しく愛撫してやるといい。
女性は優しくして上げないとな」
「分かった」
 何を…言っているの…!?奴隷の男が近づいて来るのが分かります。そして私の正面に立っ
たようです。
「はぁぁっ!!」
 胸に長毛種の猫が身体を擦り付けたような毛の感触!その柔らかく優しい愛撫に、私は全身
に鳥肌が立つような快感に襲われたのです!!
 どうやら動物の毛皮のようですが、視覚を奪われているので、よくは分かりません。
650グレートフェイクショー 04:2009/06/13(土) 00:22:44 ID:8sPdyQLE
「はぁぁっ!…あぁぁぁぁっ!!」
 胸を撫でた毛が首筋を這い、さらには背中からお尻へと、滑るように毛が肌を撫で擦ります。
私は小さな声を上げながら身を捩じらせます。始めは毛の快感から逃れるようにしていたので
すが、それがやがて身悶えへと変わっていきます。そして、おま○こからは堰きを切ったように、
ドクドクと熱い汁が溢れ出していくのです。
「お願い…あぁぁぁっ!…や…やめて……」
「もっと感じていいんだぜ…ほら…、もっと身体を捻って、いやらしい声を出して」
「あぁぁぁっ!!…いやっ!…ああぁぁぁぁぁ!!」
 毛を這わせる場所を自在に変えられ、私はその快感に、身体を前後、左右にと大きくくねらせ
てしまいます。それと共に、私はより強い刺激を求めるかのように、太腿を擦り合わせてしまうのです!
 だ…だめっ!!!もっと……、強い刺激をちょうだいっ!!!
 心の中では、そう叫んでいるのですが、自ら彼らに屈服する言葉を口にする勇気はありません。
「どうだい?…そろそろ、内腿やおま○こも撫でて欲しくなってきただろ。さあ、カタリナさん。遠慮
せずに足を開いて下さいよ」
「そんな…!あぁぁぁっ……。で、できません!」
「いつまでも強情を張るのもいいんだが、辛い思いをするのはカタリナさんですよ」
 奴隷の男はそれだけ言うと、私から離れていきます。
 やっと猫が這い回るような愛撫からは開放されましたが、もはや火の点いてしまった身体は、刺
激を求めずにはいられません。私は彼らが見ていること知りつつ、太腿を擦り合わせてしまいます。
「へへへ、カタリナのねえちゃんよ…勝手にオナニーしちゃいけねえよ」
「あぁぁっ!!」
 いつの間に私の足元にいたのか…、ミカエルとその奴隷が私の両方の膝を掴むと、一気に足を
開かせてしまったのです!
「………………!!」
 すでに膝のあたりまでおま○こから溢れた汁がべっとりと濡れています。薬で発情させられたと
はいえ、そんなにも濡れてしまっていることを知られてしまうのは、堪えられない恥ずかしさでした。
 男たちは一本の鉄パイプのような物に、足枷を連結してしまいます。私は必死に足を閉じ合わせ
ようとするのですが、膝を軽く内側に曲げることしかできません。
「凄い濡れようだな。…早く犯してもらいたいんだろう」
「………………!!!」
「俺たちゃ、いつでもあんたを犯す準備はできてるんだぜ。…なあ!」
「そうですよ。…カタリナさん」
「はぁぁっ!!」
 いつしか奴隷の男は私の後ろにいて、いきなり両方の乳房を掴みます。そして私の腰に熱く固
いチ○ポを押し付けたのです!
「ああぁぁぁぁっ!!だ…だめっ!!!」
 私以上に発情しているこの男は、きっと私を無理矢理犯すんだわ!!
 どこかで安堵の気持ちがありました。自ら男に屈する言葉を言わなくても、この火照った身体を
満足させてもらえる…と、思ったからです。でも、そうではありませんでした。
「欲しくて、欲しくて堪らないんでしょ。ほら……、言うんだよ。『私のおま○こに、熱いチ○ポをぶち
込んで下さい!』ってね」
 奴隷の男はそう言うと、乳首をグリグリと揉み潰したのです!
「あぐぅぅぅぅっ!!」
 乳首に激し過ぎるほどの快感が襲いかかり、私は一瞬、頭の中が真っ白になってしまいました。
「痛い思いをするのも好きなようだな。カタリナさんよ」
 正面からミカエルが言う。
「あまり大きな声を出されても困るからな…」
「ぐむぅぅぅっ!!」
 半開きの口に、布切れがが無理矢理押し入れられる!
 こんなの…いやっ!!
 身体の自由を奪われ、視覚も奪われ、さらには抵抗する言葉すら奪われ、私は恐ろしさでプル
プルと身体が震えてしまいます。
後ろから身体を押し付けている奴隷の男が、胸を改めて掴みます。そして正面にいるミカエルが、
乳首に何かを付けようとしています。それは冷たく、金属でできている物でした。
 何を……する気なの…!?
 怖くて身体を引こうとするのですが、奴隷の男がしっかりと身体を押さえているので、どうにもなりません。
「うむぅっ!ぐむぅぅぅっっ!!」
 言葉にならないほどの激痛が乳首に走り、身体を仰け反らせます!そして、もう一方の乳首に
も金属製の何かが噛み付く!!
651グレートフェイクショー 05:2009/06/13(土) 00:28:35 ID:8sPdyQLE
「んんんぅぅぅっ!!!」
 激痛は数秒間続き、その後、痛みは変化していきました。乳首に血液が流れ込むたびに、ズ
キンッズキンッと波打つような痛みです。
「はぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁぁっ!!……」
「乳首クリップは初心者には、少しきつかったかな?」
 乳首クリップ……!?調教用の責め具なのでしょうけれど、こんなに辛い思いをさせる道具を
平然と使うグレートフェイクショーの男たちに、底知れぬ恐怖を感じます。
「これだけじゃ面白くねえな」
 もう……止めてっ…!!
「んむぅぅぅぅっっ!!」
 乳首クリップに連結している鎖に、錘を付けられたのでしょう。乳首が下に引っ張られ、再び激
痛が乳首に襲い掛かります!!
 彼らが現れた時、すでに全裸にされ、縛られていたのですから、犯されることは覚悟をしていま
した。でも……、こんな惨い責めを受けるなんて、全く考えてもいませんでした。でも、彼らの責め
は始まったばかりなのです。
 そのとき不意に周りから人の声が聞こえてきたような気がしました。そして声と足音はどんどん
こちらに近づいてきます。
「んむっ……むぅぅぅん!!!」
 私は生きた心地もなく、必死で声を押し殺そうとしました。全身を巡る快感と痛みに耐えているう
ちに私の身体は汗まみれになっていました。
「ちょいと小遣い稼ぎがしたくてよ。何せショーがなくなっちまったもんでね」
 ミカエルが唐突に言いました。
「そこで今日からグレートフェイクショーは真夜中限定で男のためのショーを開くことにしたんだ」
「………………」
「素っ裸の牝奴隷と一緒に遊べるとなりゃ、客が集まる。しかも牝奴隷はとびきりの美人でナイス
バディときてりゃ、フフフ」
「んんんんんっっ!!!!!」
「素っ裸で一緒に遊んで、ちょいと身体に触らせるだけだぜ。ふふ、あんたはもうショーの一員な
んだから、いやとは言わせねえぜ」
 絶望感で目の前が真っ暗になってしまいます。でも今は、身体を揺らさないようにして、苦痛を
避けることしかできません。身体の自由は勿論、許しを請うことすらできないのですから……。
「もうすぐここに金と性欲を持て余した男たちがやってくる。あんまりダダをこねると昼間でも輪姦
ショーを開いちまうからな」
「んん……」
 私は弱々しく頭を振っただけで何も言えませんでした。
 すぐ近くで足音が止まり、奴隷の男が何かを説明しているようでざわめきが聞こえます。私は裸身
を硬直させて必死で身体の震えを抑えようとしました。
「さあ、みなさん!これが噂のセックス奴隷カタリナです!これから素っ裸で皆さんのお付き合いをします!!」
 ミカエルが大きな声で私を辱めます。セックス奴隷などと紹介されて恥ずかしくてたまらないのに、
私のおま○こからは蜜が溢れ出してきました!!
「なんていい女なんだ」
「むちむちしてるねェ……早いとこおっぱいにしゃぶりついて尻を撫で回してやりたいよ」
「こりゃ、たまらんショーになりそうですな」
 乳首の痛みと慰み者にされて人目に晒されている感覚が混じりあい気が遠くなりそうです。
 彼らは私から離れて、小刻みに身体を震わせながら苦痛に堪えている私を観察しているようで
す。そしてワインでも飲んでいるのでしょうか、時々ガラス同士がぶつかる小さな音がします。
 時間の経過と共に、乳首の痛みが妖しげな疼きへと変わっていきます。そして、僅かに錘が動
く度に、乳首に鋭い快感が走るようになっていったのです。
 お……おかしいわ…!!凄く…、感じる!!!
 痛みは感じなくなってきたことは嬉しいのですが、乳首の快感が鋭さを増すに従って、それま
で苦痛で忘れていたおま○この疼きが激しくなっていきます。
 あぁぁぁぁーーーーー。だ…、だめぇっ!!
 私はいつしか、乳首に強い刺激を求めて上半身を揺らしてしまう。そして乳首に襲いかかる快
感に屈するかのように、腰が淫らな円を描くように蠢いてしまうのです。
「おぉぉぉーーー。おぉぉっ!…おぉぉぉぉーーー……」
 猿轡の奥から熱い喘ぎ声が漏れ、唇の端からは涎が垂れていきます。
 唾液が口の中に溢れてきたら、普通は無意識の内に呑み込みます。でも、猿轡をされている
と、そんな単純なことすらできません。私は身体の自由を奪われている辛さ以上に、惨めさを感じました。
 その時男たちが近づいて来る気配を感じ、私は身体の動きを止めます。
652グレートフェイクショー 06:2009/06/13(土) 00:34:20 ID:8sPdyQLE
 今度は…何をするつもりなの…!?!?
 乳首にクリップを付けられた時の痛みを思い出し、私は身を固くします。
 私を取り囲んだ男たちは私の裸体に触れんばかりのところに顔を近づけているようです。汗
にまみれた肌に男たちの興奮した荒い息がかけられます。
「おぉぉぉぅっ!!」
 思わず身もだえすると刺激が加わり、すぐ快感となって消えていきました。
「始めは辛そうだったが、今では乳首クリップの虜のようだな。カタリナ!」
「おごぉぉっ!!!」
 突然、錘が大きく揺らされ、私はその凄まじい快感に大きな声を上げてしまいます。
「可愛い女だ」
 ミカエルはそう言うと、私の顔を上げさせる。そして涎でベトベトになっている唇を、舌でペロ
ペロと舐める。おぞましい感触に、顔を背けようとするのですが、それを許さないとでも言うよう
に顔を両手で挟み、唇だけではなく鼻や頬にまで舌を這わせてきます。
 お前の全ては俺たちの物だ!!とでも思っているのでしょう!
「…そろそろ、一回逝かせてやるよ」
 やっとミカエルが私の身体から離れます。
 逝かされる……人前で!?ああぁぁぁぁーーー……!!どうにでもしてっ!!!
 私は彼らの玩具にされる惨めさ以上に、今の身体の疼きを何とかして欲しいと言う強い願望
に支配されていました。
「おぉぉぉぉーーー…!!」
 内腿に何かが擦れる。その瞬間、私は全身に鳥肌が立つような快感を感じたのです。
 これは…、縄……!?!?
 どうやら、毛羽立った太い縄で内腿を擦られたようです。その縄が小さく前後に擦りながら、内
腿の上へ上へと上がっていきます。こうして内腿を擦りながら、ヌルヌルとした私のまん汁を縄
に吸わせているようです。
 この縄で…、股を擦られてしまうんだわ…!!クリトリスを激しく擦られて…、彼らの前で、あ
られもない姿を晒してしまう…!!!
「おぉぉっっっ!!」
 クリトリスに毛羽立った縄が軽く触れただけで、身体を突き抜けるような快感が走ります!!
「さあ。カタリナ。……これを使って、好きに逝くがいい」
「…………!?!?」
 私は、ミカエルが何を言おうとしているのか分かりませんでした。
 無理矢理逝かされるじゃないの…?まさか……、自分で腰を前後に振ってオナニーしろと言うの…!?
 前にはミカエル、そして後ろには奴隷の男が縄を持っています。でも、その縄は股間に押し付
けられているだけで、動いてはくれません。
「どうした?…逝きたいんだろう!」
「おごぉぉっっ!!」
 ミカエルが棒のような物で乳首からぶら下がっている錘を揺らす。私は突然の快感に、反射的
に、膝を曲げるようにして腰を引いてしまいました。
「……んんんんんっ!!!!!」
 この瞬間、私は頭の中が真っ白になってしまいました!
 縄が激しくクリトリスを擦り、その思いもよらない激しい快感に、一瞬で絶頂に達してしてしまったようです。
 乳首の錘はまだ揺れていて、快感を身体に送り込んできます。それに、膝を曲げたまま真っ直
ぐに立つことのできない私の股間に、縄がV字を描くようにして食い込んでいます。
「カタリナさん。遠慮しないで、何度でも逝っていいんですよ」
 ビシッッ!
 観客の一人がいやらしい声をかけてきたのと同時に突然、お尻に激しい痛みが……!鞭でした!!
「んんんごぉぉっ!!」
 私は鞭の痛みを避けるように、思いっきり腰を前に突き出してしまう。V字に食い込んでいる縄
が、クリトリス、おま○こ、そしてお尻の穴を同時に激しく擦ります!!
 い……いやあああっっっ!!!
「それでいい。もっと腰を前後に振ってみろ!!」
 ビシッッ!!
 今度は、前にいる客が私のお腹に鞭を浴びせかけます!
 反射的に腰を引き、再び股間に縄が擦れてしまう。それと同時に乳首からぶら下がっている錘が
大きく揺れ、快感の連続攻撃にパニックになってしまいます。
 ああぁぁぁぁぁっ!!おかしくなる……!!鞭を…それ以上、打たないでっ……!!!
 ビシッッ!!ビシッッ!!ビシッッ!!……
 男たちが鞭を振るい、私は操り人形のように身体を前後に揺さぶられる。痛みを感じてはいるの
ですが、それ以上に乳首と股間に襲いかかる凄まじい快感に、我を忘れていきます。
653グレートフェイクショー 07:2009/06/13(土) 00:40:22 ID:8sPdyQLE
 ああぁぁぁぁっっ!!もっと…!!もっと鞭で打ってっ……!!気が変になるまで……激しく打ってっ!!!
 乳首への強い刺激、クリトリスを痛いほど擦られる快感、お尻の穴を擽るような異様な感覚、
それら全てが生まれて初めて体験する快感でした。そして鞭の痛みすら、異様な興奮に包まれ
ていた私には、快感でしかありませんでした。
 ミカエルは我を忘れて悶える私に「お前はマゾ女だな」と囁きました。それが事実かどうかは、
私自身にも分かりません。でも……、この心も身体もボロボロになってしまうほどの激しい快感
の世界に溺れたまま逝ってしまいたい、と強く願っている自分がいることは事実でした。
 私は木からぶら下がり、自ら膝を大きく開いていました。そして鞭のリズムに合わせ、激しく腰
を前後に振りました。でも、それは鞭の痛みから逃れようとして腰を振っていた訳ではなく、自ら
快感を求めて腰を振っていたのです。
 ああぁぁぁぁっっ!!あぁぁぁぁっ!!逝くっっっ……!!!もう…だ…だめっっっっっ……!!!!!
「おごごごぉぉぉぉっっっ!!!」
 私は身体を捻るようにして硬直させ、暫くは息もできませんでした。
 意識は朦朧として、思考力などありません。ただただ、真っ白な雲の上を風に任せて漂ってい
る羽毛のように、心地よい浮遊感に身を委ねていました。
 全く身体に力が入らない私でしたが、下腹部が痙攣をする度にビクンッと身体は反応します。
「こいつは真性のマゾ女でしてね。みなさん、これからがお楽しみですよ」
 ミカエルの声が遠くから聞こえてきます。
 しかし、まだ意識が戻りきっていない私には、その言葉の意味を理解することなどできません
でした。それよりも、快感の波が次第に収まってくると、手首の痛みが気になってきました。今は
全体重が手枷に掛かっているので、枷の端の部分が肌に食い込んでいるのです。
「そろそろ、いいんだろう。……俺たちも楽しませてもらって……」
 すでに我慢できなくなっていた客たちが、ミカエルに尋ねた。
「やれやれ、仕方がありませんね。…まあカタリナだって、まだおま○こには何も入れてもらって
いないんだ。きっと、喜んでもらえるでしょう」
 このまま…犯すつもりなの…!?
 身体を足で支えることができないほど疲れ、ぐったりとしている私。少しだけでも休ませて欲し
い、と言うのが本音でした。しかし、私を散々弄ったばかりで戦闘状態のまま放置された客の男
たちには、そんな気持ちの余裕などないようでした。
 まず一人目の客が私の後ろから、両手でお尻を大きく割り開き、お尻の穴に舌を這わせます。
「おぉぉぉぉっ!」
 縄でさんざん擦られた時から、お尻には異様な快感がありました。でも、まさかそんな場所に
舌を這わせてくるなどとは、想像をしていなかっただけに、私は驚きました。でも……、縄とは違っ
たねっとりとした舌の愛撫に、私は身を固くして抵抗しながらも、感じていたのです。
 私は宙吊りのまま、お尻をくねらせます。
 やがて、男の舌がおま○こへと這っていき、ピチャピチャと卑猥な音を立てて、私のまん汁を
舐めます。そして最後にクリトリスへと舌が這っていく。
「おおおおぉぉぉっ!!」
 縄で何度も何度も激しく擦られたクリトリスは、すでに赤く腫れているのかもしれません。そん
な超過敏な状態になっているクリを、舌がペロペロと舐め回します。
 ああぁぁぁぁっ!!す…凄いっ!!
 縄とは全く違うクリトリスへの刺激。これほどまでに感じるとは思ってもいませんでした
 先ほどまでの縄による激しい愛撫とは対照的に、ねっとりとした舌遣いで執拗に舐められ、私
は身が蕩けてしまうような快感に負けて、お尻をうねうねと淫らに蠢かせてしまいます。
 いつしか、足枷が外され、猿轡も外されました。でも、まだ手枷と目隠しは外してもらえません。
「はぁぁぁっ!はぁぁぁっ!あぁぁぁっ!あぁぁぁんんっ!!……」
 今の私には、ロアーヌ貴族の女性としての貞淑さなど持ち合わせていません。私を無理矢理
裸にし、縛り、辱め、鞭打った男たちに媚を売るかのように喘ぎ声を漏らし、更なる快感を求めて
自ら腰を振っているのですから……。
「はぁぁっ!はぁぁっ!はぁぁっ!」
 男が荒い息をしながら、私の正面に立ちます。そして私の両膝の裏に手を回すと、一気に身体
を持ち上げてしまいました。
「あぁぁっっ!!」
「カタリナさん。…このまま、串刺しにして犯してあげますよ!!」
 男が興奮しきった声で言う。
654グレートフェイクショー 08:2009/06/13(土) 00:44:54 ID:8sPdyQLE
 私は抵抗しようとは思いませんでした。それどころか、男の太くて逞しいチ○ポに身体を串刺
しにされることを望んでいたのです。
「はぁぁっ!」
 男は自ら腰を沈め、下からチ○ポの先端をおま○こにあてがいます。そして、ゆっくりと、確
実にその先端をおま○この中に突き入れてきます。でも、先端だけを入れられたのですが、男
の体勢がよくなかったのか、なかなか奥へ入れてもらえません。
 ここまで入れておいて焦らされるのは…、いやっ!!
 そんな想いが、とうとう口から漏れてしまいます。
「あぁぁぁぁっ!!…早く…、奥まで入れてっ!!」
「勿論、入れてやるさ!!」
「あぁぁぁぁぁぁっ!!!」
 それは、まさに串刺しでした!!太く熱いチ○ポが何の躊躇いもなくおま○こを貫き、一気に
子宮の入り口まで達してしまったのですから…!
「熱い…!凄く熱いよ。カタリナさん」
「ああぁぁぁっ!…お願い…。焦らさないで…、早く突いてっ!!おま○こが壊れるまで、無茶苦
茶に突き上げてっ!!」
 私は何を言っているのでしょう……!!
 しかしこの時には、目の前にいる男が抵抗できない女性を辱める鬼畜以下の男であるなどと
いうことは、どうでもいいことでした。この火照ってどうしようもない身体を満たしてくれる男…、そ
れだけを求めていたのですから…!!
 男はチ○ポをおま○この奥深くに突き入れたままにして身体を支え、両手を私のお尻に回しま
す。私も彼の動きを助けるかのように、足を男の腰に絡めます。
「あぁぁっ!!あぁぁっ!!あんんんっ!!」
 男がリズムカルに腰を振り、ズドンッ、ズドンッと下からチ○ポを突き入れてきます。その度に
身体が上下に揺れ、乳首に付けられた錘が揺れます。その錘の動きは左右ではなく上下であ
る為か、乳首に食い込んでいるクリップが外れそうになります。
 その錘の動きが激しくて、快感というより痛みに近いのですが、それでも気持ちがいいのです。私
がマゾ女だからなのか、それとも媚薬とお酒のせいで感覚が麻痺しているからなのかは分かりませんが……。
 もっと…!!もっと、激しくっ…!!もっと、乱暴に…!!
「あぁぁっっ!!あんんっ!!あうぅぅっ!!あぁぁっ!!……」
「はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!……」
 私の喘ぎ声と彼の吐く荒い息が連動し、心も身体も充実した満足感に包まれながら絶頂へと
向かって暴走を始めます。
「あぁぁっ!!あぁぁっ!!凄いっ!!あぁぁっ!!……」
「へへへへへ……。淫乱女め!!しかし、犯されるだけじゃ、物足りないだろう。マゾのカタリナさんよ!」
 突然、後ろからミカエルに声をかけられ、一瞬、身が強張る。
 な…何をする気なの!?!?
 乳首へのクリップ責め、そして鞭打ちと、苦痛を受け入れてしまった私ですが、改めて苦痛を
与えられると思うと怖くなります。
「あぁぁっ!!乱暴は…止めてっ…」
「あんたなら、気に入ってもらえるはずさ」
 風に乗って蝋の臭いがする。
 お願い……!!やめてっ!!
「あぁぁっ!い…いやっ!!あぁぁっ!あぁっ!あぁっ!…いやっ!」
 恐怖に怯え、蝋燭責めを拒絶しようとするのですが、客の男に下から激しくおま○こを突き上
げられ、抵抗する言葉も途切れ途切れになってしまいます。
「あぐぅぅっ!!」
 突然、腰からお尻のあたりに蝋を浴びせかけられ、その熱さに呻き声を上げる!
「うぅぅっ!!凄い、…締めつけだ!」
 男は腰の動きを止め、言葉を詰まらせながら言う。
 暫くは、じっとおま○この締りを楽しんでいた男だったが、改めて私のお尻を抱え直し、前よ
りも激しく下からおま○こを突き上げる!
「あぁぁっ!!あうぅぅっ!!あぁっ!!はぁぁぁっっ!!」
 もっと…!!もっと激しくしてっ!!何も分からなくなってしまうまで、激しく!!あぁぁぁぁっ!!
…お願い!もっと、もっと…!!!
 いつ、蝋燭が浴びせかけられるか分からない恐怖を忘れる為、私は自ら快感を求めて狂っ
ていきます。客の男も、私の激しい喘ぎ声に引きずられるように、低く、呻くような声を上げなが
ら私を犯します。
「はぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁっ!!…もっと!!あぁぁっ!!激しくしてっ!!あぁぁっ!!あぁぁっ!」
「最高だよ!!カタリナさん!!」
655グレートフェイクショー 09:2009/06/13(土) 00:51:14 ID:8sPdyQLE
 男は私を串刺しにしたままキスをする。私は無我夢中で彼の唇を求め、舌を絡ませる。二人
の熱い息が絡み合い、彼の興奮が直接伝わってくる。私は、その甘く蕩けるような感覚に、頭が
クラクラしてしまいます。
 そして唇が離れると、男は狂ったようにチ○ポをおま○こに突き入れます。私は身も心も宙に
浮いたまま、彼に全てを委ねます。
 あぁぁぁぁっ!!素敵っ…!!狂ってしまいそう!!あぁぁぁぁっ!!もっと、私を狂わせてっ…!!!
 そして絶頂が目の前まで来た時…!
「…んんぐぅっ!!」
 突然、別の客からお尻に熱い蝋をお尻に浴びせられ、私は腰を前に突き出すようにして身体
を硬直させます。おま○こも自然に締まったのですが、男は無理矢理チ○ポをおま○この奥へ
と突き入れてきます!
「あぁぁぁぁぁっ!!!」
 い……逝っちゃう!!!
 その時、彼のただでさえ大きなモノが、おま○この中でさらに大きく膨らみ、熱い精を吐き出したのです!!!
「…………んんんんんっ!!!」
 頭の中は真っ白になり、下腹部に激しい痙攣が襲います!
 痙攣は一度だけではなく、その後も何度も繰り返され、その度に快感の波が襲ってきます。私
は身も心も力が抜けたまま、その快感の波に漂っていました。
 遠くでミカエルの声がしているようですが、何を言っているのか分かりません。蝋を浴びせかけ
られて絶頂を迎えてしまった私を蔑んでいるのかもしれませんが、この時には、そんなことを考
える力などありませんでした。
 ようやく拘束が解かれ、地面に敷かれた毛布の上に寝かされる。
「カタリナ。いい声を上げていやがったな。あれじゃあ、街の方まで犯されて喜ぶ声が聞えてし
まったかもしれないな」
「…………!!」
 男に下から犯された時、我を忘れてしまったのかも……!?非現実的な快楽にくるまれて、何
も考えられないほど興奮してしまったのでしょうか……!?
「テントの中で……。とにかく、外では犯さないで……」
 今さら遅いかもしれませんが、ミカエルに哀願します。
「皆さん聞きましたか!?この女はテントの中で犯されまくりたいそうですよ!!…へへ、もう許し
て下さいとお願いしないところが、貪欲だな!カタリナ。…きっとまだまだ、犯され足りないんだろう」
「………………!!!」
 もしかすると…、ミカエルの言う通りなのかも……!?そう思うと、自分の浅ましさに自己嫌悪さえ感じます。
「いいだろう。……這ってテントに入れ!」
 ミカエルは手に持っていた鞭を大きく振る。鞭が空を切り、私のお尻ぎりぎりの所を掠めていく。
「……はい」
 這って歩くなんて…屈辱的だけど、逆らうわけにもいきません。
 私は、まだ逝ったばかりの重い身体を起こし、四つん這いになって歩きます。
「いい格好だ。……従順なメス奴隷といった感じだな」
 ミカエルが私の後ろから声をかける。
「見ろよ!おま○こから精子を垂れ流しながら歩いてやがるぜ!!」
「このままバックから突きまくってやりてえなあ……」
 ああっ……まだ私を犯していない客たちが口々に辱めの言葉を投げかけてきます…。
 拘束は解かれたものの、まだ股間を拭いてもらえないので、ベトベトのおま○こが丸見えのは
ずです。私は足をしっかりと閉じて歩くのですが、足を踏み出す度に、股間からクチュッ、クチュッ
と言ういやらしい音が聞えてきそうで、恥ずかしくなってしまいます。それに…、複数の客たちにこ
の後犯されると思うと、さっき一人目の客に犯されたばかりだと言うのに、身体が火照ってきてしまう。
 浅ましい女…!!でも、私は何も悪くない!私は抵抗できない哀れな女なのだから……。
 テントの中に敷かれたマットの前まで歩かされると、私は再び後ろ手に手枷を連結されてしまいます。
「もう逆らわないから、枷を外して…」
「へへへへ……。身体を拘束された方が感じるくせによ!」
「あぁぁっ!!」
 ミカエルは私をマットに突き飛ばす。後ろ手に枷を繋がれているので、バランスをうまく保て
ず、顔をマットに埋めるようにして前屈みになってしまう。
 ピタッ、ピタッ、ピタッ。
 鞭がお尻を軽く叩きながら、ミカエルが言う。
「さあ。犯してもらいたしければ、自分からケツを持ち上げるんだよ!」
「…そんな……!」
 ためらう私の目の前でミカエルは二番目の客に鞭を手渡した。
656グレートフェイクショー 10:2009/06/13(土) 01:08:26 ID:8sPdyQLE
「ほらほら…」
 ピタッ、ピタッ、ピタッ。
 客の男の鞭がさっきよりも強くお尻を叩く。
 股間に縄を通されて鞭で打たれた時、本当に痛かったことを思い出します。でも……、途中か
らは痛さを忘れて、縄で股間を擦られる快感に翻弄されてしまいましたが……。
「お願いだから…ぶたないで…」
 私は力無くそう言うと、足を閉じ合わせたままお尻を持ち上げます。
「ほほぉぉーーー。足を閉じ合わせたまま、無理矢理おま○こにチ○ポを捻じ込んで欲しいと言
う訳か!?……そんなに強姦されるセックスが好きなのか?え、カタリナさんよぉ」
「そんなつもりは……」
 ああっ…そんな……足を開けと言うの…!?
 私は恥ずかしさを堪えて、徐々に足を開いていきます。
 鞭で脅されているとはいえ、自分から男に股間を見せることは、耐え難い苦痛です。そんな命
令をしなくたって、どうせ抵抗できないのだから、無理矢理犯してくれれば気が楽だと言うのに……。
「さあ。尻を振れ!!淫乱!!」
 ヒュゥゥゥッ!!
 鞭が空気を切り裂く音がする!
「は……はい!」
 どこまで私を辱めたら気がすむの……!?私の身体を自由に犯せるのに…、こんな屈辱的
なことをさせるなんて……!!
 私は胸が押し潰されるような苦痛を感じながら、鞭打たれる恐怖に負け、お尻を左右に振ります。
「もっといやらしく……、媚びるように尻を振るんだ」
 男は鞭の先端をおま○こに触れさせると、ピタッ、ピタッと軽く叩きます。私はクリトリスを刺激
され、その刺激を避けるようにしてお尻を振ります。
「可愛らしい尻の振り方だな。カタリナ」
 男は私の後ろにしゃがみ込むと、両手でおま○こを開き、舌先で舐めます。
「あぁぁっ!」
 舐めないでっ!!
 男は舌先にたっぷりと愛液を絡ませると、クリトリスをチロチロと舐めます。
「あぁぁっ!!…あぁぁぁぁぁーーーー!!」
 鞭で打たれる恐怖からも、恥ずかしい命令に従わされる屈辱からも開放され、私は快感を貪
るように淫らにお尻を振ります。
 男は調子付いてクリトリスを口に含み、チュウチュウと吸い上げます。
「あぁぁぁぁっ……おかしく……おかしくなっちゃうぅぅぅっ!!!!!」
 思わず口を開けてしまい、そこに突然ミカエルのモノが捻じ込まれてしまう!
「おぉぉぉぉっ!!」
 熱いっ!!それに…、凄く硬い!!
 しかし、そんな感動に浸っている暇など与えられません。ミカエルは、私の顔を挟みつけるよう
にすると、チ○ポを喉の奥へと押し込もうとしたのですから…!!
 く…苦しいわっ!!もっと…もっと優しくしてっ!!!
 喉の奥から突き上げてくる吐き気、口の中一杯に広がるオスの匂い、そして執拗に吸われる
クリトリスの快感。私は思考力が無くなっていき、パニックになったまま絶頂への階段を駆け
登っていきました。
「…カタリナ。口を乱暴に犯されているというのに、逝くのがずいぶん早かったな!どうやら、こ
んな風に乱暴に犯されるのが、本当に大好きらしい」
「…………!!」
 すでに口からはチ○ポは抜かれていますが、反論のしようもありません。
「まあ、いいだろう。……これで、また逝ってもらえたんだ。お客さんたちも、遠慮無くあんたの
おま○こを楽しむことができるってもんだ!」
 男たちは私の身体を起こし、積み重ねたマットに上半身を乗せるようにして四つん這いにしま
す。そして、マットに片足を乗せて大股開きにすると、私のクリトリスを吸い上げていた客が後ろ
からチ○ポをおま○こに押し当ててくる。
「……もう……やめて……」
 逝かされ、犯され、また逝かされて、抵抗する言葉も弱々しくなってしまいます。
「あぁぁっ!…あうぅぅぅぅっ!!」
 男の熱くたぎったチ○ポが力強く入って来る。私の飢えたおま○こは、気持ちでは抵抗しようと
しても、それを求めて勝手に反応してしまう。
 ……気持ちいい……辱められながら犯されるのがこんなに気持ちいいなんて……。
 私は再び浅ましい考えに身をゆだねはじめました。
657グレートフェイクショー 11:2009/06/13(土) 01:18:41 ID:8sPdyQLE
 お願いよ…。激しく…しないでっ!!
 激しくされてしまったら、すぐにでも逝かされてしまうと思ったからです。
 男はじっくりと私のおま○こを楽しむかのように腰を動かします。でも、それは最初の内だけです。
「カタリナ。…いい締まり具合だぜ!」
 男はそう言うと、ズドンッ、ズドンッと言った感じで、おま○こを突き上げてきます。
「あうぅぅっ!あうぅぅっ!…ふあぁぁぁっ!!」
 お願いだから…、それ以上、激しくしないで……!!しかし、彼は私の腰をがっちりと掴むと、
より力強く突いて来るのです!!
「顔を…あげろよ!」
 待ちきれず全裸になっていた客たちが、私の顔を上げさせます。そしてその中の一人が私の
半開きの口に唇を合わせてきました。
「あぁぁっ!!」
 男は私の唇に吸い付き、ねちょねちょと舌を絡めてきました。そして唾液をたっぷりと私に飲
ませ。次の客に交代します。
「最高だぜ。…本当に……、いい女だ!」
 男たちは何度も交代で熱いキスをし、胸を揉みしだきます。
 私を犯す男の腰の動きが速くなり、私は絶頂に向かって暴走を始めてしまう。
 ああぁぁぁっ!!だめっ!!!だめっっ…!!逝っちゃう……。
 しかし、それを察知したのか、ミカエルが突然責めを中止させます。
「こいつは、我々が思っていたよりも相当な淫乱女のようでしてね。…どうやらオナニーする時
も、おま○こだけでしているわけじゃなさそうだ」
 私は何を言おうとしているのか分かりませんでした。でも、次の瞬間、その意味を理解しました。
「ひぃぃっ!」
 ミカエルが、私のお尻の穴を指先で撫でたのです。
 私は貴族の婦人たちの間でお尻の穴まで犯されて感じてしまう女もいると聞き、なんて浅まし
い女もいるものだろうと侮蔑したこともあります。しかし、それはあくまでも常識的な考えに囚わ
れていたからであって、現実にアナルを指で触れたり、ましてや指を入れられたりしてどうなる
かなど考えたこともありませんでした。
「いやっ…お願い…。触らないで。……お願いだから…」
 私は執拗にお尻を触る彼の指先から逃れる為、お尻の穴に力を込めながらお尻を振ります。
「ははは、面白いねー。言葉では抵抗しているけれど、身体はおねだりしているみたいに淫ら
なダンスをしていますよ」
 客の男たちは私の思わぬ痴態に大喜びです!!
「ううぅぅぅっ!!本当に…、そこだけは…、許して。」
 しかしあまり客を待たせるのもどうかと思ったのか、彼の指がアナルから離れます。
「いいだろう。しかし、……いずれは、こっちの処女を頂くぜ!」
 怯えて震える私の耳元で彼は不気味な言葉を残し、輪姦ショーを再開させました。
 ギラギラ輝く目が、手が、舌が私の全身を這いまわり、おま○こへの責めがこれまで以上に
激しさを増してきました!!!
「ああぁぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁぁっっ!!」
 凄まじい勢いでおま○こを突かれ、気が変になりそうです。もはや、彼の激しい勢いに導か
れるままに、絶頂へと駆け上っていくのを止めようがありません。
 だめっっ!!また、このまま逝かされてしまったら…、本当に、…本当に…彼らに逆らえなくなってしまう!!!
 私は必死でおま○こを締め付け、最後の抵抗をするのですが、締め付ければ締め付ける
ほど、肉襞が激しく男のモノと擦れ、その快感に翻弄されてしまいます!
「ああぁぁぁっ!!い…いやっ!!!あああぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!」
 逝かされまいと、快感に堪え続けていたせいか、これまでに感じたことのない激しい絶頂に
達してしまいました。
 私が逝くのと同時に、チ○ポが一段と深くねじ込まれ、子宮全体に熱い男の迸りを感じま
した。それも、何度も、何度も……。
 男は満足すると、私から離れていきました。先ほどまで、腰を掴まれていたのですが、今は
その支えがないので、私はその場に崩れ落ちるようにしゃがみ込んでしまいました。
「気持ちがよかったようで、何よりだ。だが…、まだ、何本も残っているからな。孕むつもりで
残りのも満足させてやってくれよ」
 私はマットの山から引き摺り下ろされ、仰向けに寝かされます。両手が後ろに組まされてい
るので、胸が上に突き出すような形になってしまいます。でも、それは一瞬のことで、すぐにも
膝が高々と持ち上げられ、ま○ぐり返しにされてしまいます。
「たっぷり楽しませてもらうぜ」
 もはや我慢できないと言った表情の客が、その大きな身体を覆い被せてきました。
658グレートフェイクショー 12
「……うぅっ!!お、おかしく……なっちゃう……!!!!」
 太いっ!!…ああっ、そんなの…、入らないわ!!!
 今度の男のモノは、でっぷりとした体型に比例しているのか、さっきの二人よりもはるかに太い
モノでした。それがおま○こを無理矢理押し広げながら、奥へ、奥へと入って来る。でも、すぐに
は呑み込めず、小さな収縮を繰り返しながら進入を阻止しようとします。
「はあぁぁぁーーーーっっ!!」
 彼のモノが子宮の入り口に到達した時には、またもや私はクラクラするような興奮に包まれま
した。でも、彼は余裕などありません。すぐにも腰を動かし始めたのです。
「ううぅぅっ!!だめっ!!お願いっ…動かないでっ!!」
 しかし、彼はゆっくりとではありますが、腰を動かし続けます。小さく出し入れすること、十回く
らいでしょうか…。少しづつ私のおま○こが、その太さに慣れてくると、彼は腰の動きを速めます。
「うぅぅっ!!あぁぁっっ!!あぁぁっっ!!はぁぁっっ!!」
 上から叩きつけるようにおま○こを犯される感覚は、まさに強姦そのものでした!!
 お願いだから…これ以上…、私を苛めないでっ!!このまま犯され続けたら…、また、狂っちゃうっ!!!
 勿論、私の心の叫びなど彼には聞こえません。理性の欠片も無くなってしまっている彼は、狂っ
たように腰を振るだけなのです。そして、その獣のような激しいセックスに、私は今日何度目にな
るかわからない絶頂へと追い立てられていきます。
 ああ…気持ちいい…。もう…。どうにでもしてっ!!好きなように犯して…!!!思いっきり、逝かせてっっっ…!!!
 ここからは、何を口走ったのか、どんな声を上げていたのかも覚えていません。でもはっきり
と覚えているのは、これまで経験して来たどのセックスよりも感じ、興奮していたと言うことです。
 彼のリズムに合わせるように荒い息を吐き、彼の興奮と私の興奮がリンクしていく。そして……
私の方が彼よりも興奮してしまい、絶頂へと先に導かれてしまいました。
 私はこの時、ほとんど思考力はありませんでした。ただ男たちによる辱めとち○ぽだけが欲し
いという気持ちだけが止まりませんでした。
「あうぅぅぅっ!!!」
 彼は勢いよく腰を打ちつけるとチ○ポを深々と打ち込み、私の中に、大量で濃い精液を吐き出したのです!!!
 べっとりとした濃い精液…。オスの生臭い匂い…。私は絶頂の余韻だけではなく、その匂いに、
気が遠くなるような興奮を感じていました。
「それにしても激しすぎるな、淫乱。初日からそんなに飛ばすともたねえぞ、ははははは……」

 …………それから、どのくらいの時間が経ったのか、自分の身体がどうなっているかすら、私に
はわかりませんでした。
「いやっ!いやあぁぁぁっ!!……あぁぁぁぁっ!…も、もう、いやあっ!!!!」
 休みなく牝穴に精を注がれ続けて、私は悲鳴に近い声で叫んだかと思うと、次の瞬間にはも
う、口元から涎が止まりません。
「はぁぁぁぁっっ!!イクっ!!イッちゃうぅぅぅっっ!!!……いっ、いいっ!!たまんないっっ!!!!」
 私はもうあられもないよがり声をあげて、のたうっています。がくん、がくんと腰を跳ね、何度も
痙攣が走り、私は白い炎に包まれました。
 そして、夜が明けるころグレートフェイクショーはすでに街を離れていました。
 奴隷が走らせる馬車の中でミカエルは新たな出し物の成功に祝杯を挙げていました。…………生
まれたままの姿の私を抱いて。
 もう私が本物のミカエル様を思い出すことはないでしょう……。
 今……馬車の中は、精液のにおいが充満し、むせかえるような、とてもいやらしい雰囲気に包まれています…………。


   HAPPY END