>>657 探すと増えてないわけではないけど、最近だと回りまわってなのはだな。
一時期はフェイトさんは強かったんだけどね…
結局、曲りなりでも公式の嫁に立ち向かえるのは公式の嫁でしかなかったってことだな。
>>658 クロノ関係は大御所さんらが現在休止中なのがな…。
>>657 新規の人は難しいだろうな……3期で妄想の余地がほとんどなくなっちまったし。アレを覆して妄想できて、なおかつ作品作れるってなら、かなりの猛者だぜ。
結婚しちゃうとやはり動かしづらいんだろうな・・・。
ジレンマですよ。
471kb・・・まだ早いかな次スレ。
ほとんど接点ないのに勝手にくっ付ける妄想は辟易するが
663 :
Mr.P:2007/12/05(水) 00:01:14 ID:Y7V8///Y
>>656 まさかあの作品のことを覚えていてくださる方がおられたとは……
誰もいないと高をくくって完全に放置してました。
エリオ自慰話、慌てて書き始めたんでお待ちをー。
短くすみそうなので近日中にお見せできるかと思います。
>>648 ごめんなさい。
自分も含めて、年末なのでみんな忙しいんだと思います。
たぶん、年を越えれば復帰できるかなと希望的観測を抱いていますが、
正直言うと保管庫を更新する時間があったらSSを書きたいです(涙)。
ということで、保管作業してくれるボランティアは随時募集します。
我こそはという方は、livedoor idを取得して申し出ていただけるととても助かります。
ぶっちゃけ接点なんて作ったもん勝ち。
むしろ、本編では存在しなかった絡みを保管できるのがパロディの醍醐味の
一つだと思っている俺ガイル
>>664 いつもご苦労様です。
リアルは犠牲にしない程度に頑張ってくださいね。
>>662 それでも書いて投下する人は尊いんだよ。スレ的に。
あと妄想云々は他も同じだろーに。
ちゃんとSS内や前書きで納得させれるなら問題ない。
技量が追いついて無い人は…まぁ、スルーで。その内成長するだろ。
>>660 くろくんなのちゃんの方を知ってれば、まあ何とか…。
かなり強固なテンプレだから。
他ヒロインは今だとかなりむずいな。
カリムさんのキャラの生きた面が露出されればまた少し変わるんだろうけど。
>>663 お答えくださりありがとうございます。
やっぱりエリオの初めてはフェイトに食べられちゃうんですか?
ショタがお姉さんに食べられるシチュは大好きなので楽しみにしてます。
カリムさんとリンディさんが出てくるとアダルティな方向にいってしまうからなあ・・・・
俺は本編でこれっぽっちも接点無かったけど、それでもユースバというカップリングが気に入って妄想しまくって頑張って
るぞ。正直妄想した者勝ちな部分はあるな。後は上手くまとめられるかだが。
>>669 ふむ。というか、カリムさん、あなた何歳よと思うw
公式設定あるのかな?
>>648 同じくすみません、保管庫手伝い1です
10スレ以上投下してないんで、いい加減書きたいなぁと思ってるんです。
えと、本当にごめんなさい。
>>671 推定20代後半って言われるが俺は30代半ばと思って・・・おや?誰か来たようだ・・・・
女に限り、孫がいても外見年齢20代くらいの香具師もいる世界だからなあ・・・
カリムさんにも孫とかいても、別にもう驚かんよ俺はw
>>672 頑張って下さいね
そーいやメガミで、クロノとエイミィさんの子供の名前が確定してたな
カレルとビエラだっけか?
こいつらの設定、生かされる時が来るのかね…
いっそアルハザードがあったころからとい…あsd
今夜は野犬が多いですね。それでは失礼いたします。
投稿します
>99-103 の続きとなります。
>>108 の要望を取り入れ・・・ようとはしました。
修繕された隊舎に帰還して1週間、ブランクを埋めるための地獄のリハビリも落ち着き、現在は六課解散後の進路を念頭に個別訓練に移行している。
そのため訓練の終了時刻が各自バラバラになっていた。
「ふー・・・」
エリオはティアナに続いて課題をクリアし、着替えとシャンプーとボディーソープを持ってシャワー室に向かう。
「あれ?」
【調整中】
使えないらしい、
彼は基本的にシャワー派で風呂には滅多に入らないが、訓練後に汗を流さないわけにもいかないので、ほとんど使用したことの無い浴場に行き先を変更す。
何メートルも離れていないが、たったそれだけでなじみの薄い見慣れない景色になる。
隣り合った二つの入り口で紳士マークを確認し、脱衣所に入り、
「?」
軽い違和感を覚えるが、それが何かは、その時は分からなかった。
半端な時間からか使用中のロッカーは一つしかない、空いているのを適当に選びトレーニングウェアと着替えをしまう。
ガララララ
スライド式の曇りガラス戸をあけると浴槽に居る誰かの影、湯気で曇っていて良く見えない、が軽く手をあげ挨拶をしてきたので同じ様に返す。
流しでざっと体と頭を洗う。
普段のシャワーならこれで終わりだが、せっかく普段使わないバスルームに来たのだ、たまには肩までお湯に浸かろうと浴槽に足をかけ、
「あんた体の洗い方随分雑なのね」
「え? そうです・・・ヵ・・・?」
念入りに洗うわけではないし、体についた泥や汗を流せればいい、という程度なので雑と言えば雑だが、そんなことよりもその声がよく知っている“女性”のものであることに絶句した。
「え? え? え!?」
そこに居たのは、髪を下ろしたティアナだった。
「ぅわ! っわ! わぁ!!」
慌てて股間を手で隠す。
「何今更隠してるのよ、お互い隅から隅まで知ってるんだし」
「何で!? 何で男湯にティアナさんが!!?」
「ここ、女湯よ」
嘘だ!
「そんな! ちゃんと確認しました! そんなわけが無いです!!」
「でもほら」
彼女の指差す先、曇りガラス戸の向こうに、ぼけているが明らかに女性職員の姿が見て取れる。
「!!!」
「あーあ、今から出てったら鉢合わせだね」
「ひぃ!」
ガララララ
「あれ? アルト、ルキノ、シャーリーさん、皆おそろい?」
「おーティアナ、んー今日はもう皆上がりだねー、定時上がりは久しぶり、あたし足しだってたまには遊びたいしね、頑張ったよー」
「今日はティアナ一人?」
「うん、スバルもキャロも新しく覚える事増えたしね」
「ふーん、スバルは今後の進路、災害救助隊を希望だっけ?」
「えー、今までみたいに全力でぶっ放すだけと違って細かい出力調整を覚えなければいけないし、そのへんで苦戦してるみたい、
キャロはキャロであのヴォルテールって黒いのとのフリードの連携とかやってるらしいけど、アレに連携って必要かな?」
「アレとなのはさんってどっちが強いかなー?」
「なのはさんでしょうね」
「わ! 言い切った! でもあれでっかくて黒光りしているよ?」
「色や質感は関係ないでしょ・・・」
「管理局のエースオブエース機動六課のジョーカー我等がスターズ分隊隊長高町なのは一等空尉なら中に愛娘ヴィヴィオさえ居なければゆりかごくらい外から墜としたに決まってる」
「ワンブレスで言いましたよこの子」
彼女たちが垢と一緒に仕事の疲れを洗い落としながら、小鳥のさえずりを思わせる声で交わす取り留めのない会話を聞きながら、
エリオはティアナの隣で、腰を腕で押さえられたまま微動だにできずにいた。
後から入ってきた文官3人には彼の姿が見えていない。
ティアナの幻術魔法で透明にされているからだ。
その部分だけ水面にぽっかり穴が空く、と言うことは無く、水面の幻影で埋めているにはいるが、よく眼を凝らせば屈折率が違うのが分かる。
湯気もただよっており、湯も揺らめいているのでそのつもりで見なければ気付けるようなものでは無いが、それでも彼には気が気ではなく、眼の端に彼女の胸が映る事とあわせて外から聞こえるのではないか? と言うほど心臓が激しく鼓動していた。
「ダイジョーブヨ」
当たり前だが鼓動音が外まで響くわけがない、だが密着しているティアナには感じとれている。
「ソレトモアタシノ魔法、ソンナニ信用出来ナイ?」
「ソンナ事ハナイデスケド…ひあ!?」
「んーどうしたのティアナー?」
「いや、上から湯気が落ちてきてビックリしただけ、音マデハフォロー出来ナインダカラ気ヲ付ケナサイヨ」
「ソンナ事言ッタテ! ティアナサンヤメテ下サイ!」
彼女は腰に回していた手を内側に進め、彼の中心を握ったのである。
「ナンヤカンヤ言ッテ、コンナニシテルジャナイ」
その中心は、彼女が触れる前からすでに肉の槍として臨戦態勢を整えていた。
「 ッ ッ ッ ! 」
その肉槍をティアナに先端から睾丸までを揉みしだかれ、漏れそうになる声を押し殺す。
彼女は逆の手で彼の腕を握り、それを自分の中心へと導いた。
水中で揺らめく、彼女の癖のない柔らかい直毛が指先をくすぐる。
「! ティ、ティアナサン!? い゛ぃ!」
エリオが反射的に離そうとすると、ティアナは彼の槍を潰さんばかりに握り締めた。爪も立てている。
「んー? 何ー?」
「何でもない何でもない」
幸い、ハッキリ上がった悲鳴もシャワーで髪や体を洗っている三人官女には届かなかったようだと胸を撫で下ろす。
彼女の手が今度は優しく蠢く。
不安気な顔をする彼に目線も向けず、どの道見えはしないが、そ知らぬ顔をしているが、何を要求しているか思い知り、彼女の中心へ手を進め芝の茂る土手を撫ぜる。
「っん」
もぞもぞとその手に擦り付けるようにうごめく腰の更に奥へ指を滑り込ませた。
そこはもうすでにお湯とは明らかに粘度の違うものでぬめっていた。
ほぅ・・・
心地良さそうに深い溜息をつき、槍を撫ぜる手つきも軽く柔らかくなる。
「お邪魔しまーす」
ビクゥ!
流石のティアナも驚き体を硬直させ、膣に挿し込んだ指を締め付けた。
体を洗い終えたシャーリー達が浴槽に入ってくる。
「エリオ、コッチ」
彼の槍から手を離し、
「逃ゲタラココデ魔法解クワヨ」
浴槽の、3人から近からず遠からずの縁へ移動し、縁を背もたれに手足を介の字に広げる。
その側に近づいたエリオをゆっくりと、自然な動作で捕まえ自分の上へ被せるように抱きかかえる。
「ドウスル? ココデシチャウ?」
いきり立ったままの肉槍はもはや収まりが付かないところまで来ているが、
「無理デスヨ、コンナトコロジャ…」
「ナンデ?」
「ナンデッテ、ソノ…シャーリーサン達ガ…」
ほんの数メートルむこうには見知った女性が3人もいるというのに、
「じゃする気は満々なんだ。だってさ」
「!」
いきなり上げる声量に驚き彼女たちに目を向けると、彼女たちもティアナに、
いや、ティアナの辺りに目を視線を向けている。
彼は戦闘訓練を受けており、相手の目の動きの観察は極めて重要である。
彼女達は、エリオのいる辺りを見ているのだ。妙な笑顔で。
「!?」
彼は自分の体を見回すが、ちゃんと消えている。水面の偽装もされている。
それが、解かれた。
「ふー・・・しんどー」
「ティアナさん!? あ!」
そのとき唐突に、入り口で覚えた違和感の正体がつかめた。
バスルームはあまり使わないとは言え、一回も使ったことが無いわけではない。
以前は確か、男子湯の入り口はこちらではなかった。
「何のこと?」
何も言っていない。その言葉で全て察した。この3人もグルだ。
「謀ったな・・・」
「人聞きの悪い事を」
その意地の悪い笑顔が如実に物語っている。
「な・・・なんで?」
「いや皆にあんたとの事話したらね」
「話したんですか!!」
無視。
「この子達もあんたで遊びたい、って言うからさ」
「“で”って何ですか!?」
「っさいわね、あんただってこんな美女4人とこんなこと出来るなんて男として本望でしょ」
「皆さんは良いんですかそんなんで!?」
「んー処女なんて大事に取っておくものじゃ無いし」
「でも同世代や年上はなんか怖いし」
「キャロでも咥え込めるのなら体の負担も軽いだろうし」
大人の玩具扱いである。
子供な玩具扱いである。
「じゃぁ・・・ヤッパリボクの事が好きとか、そういうわけじゃ無いんですね・・・」
「そんな事無いよー」
「いくらあたし達でも何の好意も持ってない相手とこんな事するほどさばけてないよー」
「エリオの事可愛いと思ってるのは本当だよー」
だがそれはペットやヌイグルミに対する感情と同質のものだった。
「と、言うわけで、ヤッちゃえー!!」
一応この中では一番階級の高いシャーリーの号令で、彼は浴槽から引きずり出された。
「あら? すっかり萎えちゃってる。ちょっと虐めすぎたかしら?」
ノリノリのシャーリーに羽交い絞めにされたエリオを眺めると、彼の性器は先ほどの勢いを失い、小指ほどにまで減退していた。
「朝顔が枯れるとこんな感じだよねー」
屹立時はともかく、萎えてしまえばまだ皮をかぶったままの、年相応の弱々しい器官である。
「ね、ティアナ、大きくさせてみてよ」
「んー・・・じゃ」
はむ
その釣りの餌の蚕のサナギのようなモノを口に含む、
「ふあ!」
ん、ちゅ、むー
唇でしごき、舌で嫐り、喉で吸い込むと、一度は臨戦態勢を整えたまま、放出せずに萎んだので又すぐ元の様に立ち上がる。
「ぷはぁ・・・まぁこんな感じ」
「うゎ!」
「けっこぅ・・・おっきくなるんだね・・・」
「エリオくんなら、あたしの中指くらいだと思ってた・・・」
「んで、誰から行く?」
想像より猛々しいサイズと形に引く三人。
協議の末、とりあえず経験者に任せることにした。
「「「ティアナさん、お願いします」」」
「根性無し共め・・・っまいっか、じゃ」
彼の槍を握り自分の中心に定め、
ずちゅ っ
「〜〜っ」
腰を下ろし、一気に根元まで挿し込む。
言動の淡白さとは裏腹に、そこは熱い粘液に濡れていた。
「ぅわ! ホントに入った!」
「じゃ、動くね」
にちゃ くちゃ
根元まで挿れたまま、クリトリスをこすり付けるように前後に動くほうが好きなのだが、ギャラリーに見えるように腰を上下させる。
「エリオくん、ティアナの中ってどんな感じ? 気持ち良い?」
息を荒げている彼はその質問には答えず、歯を食いしばり、瞼を強く瞑り、顔を背けている。
ティアナはその姿に少し不快感を覚えた。
ぬぽ
槍を引き抜き立ち上がる。
「っあ!?」
「なに切な気な声出してるのよ。
シャーリー離してあげて、
ここをこんなに腫らしてるのはただの生理現象。ただ自分は犯されているだけ。何のやましいことはしていない。魂だけは潔白でいよう。
そんな感じ?
そんなスタンス取られてもちょっとムカつくのよね。
だからエリオ、それを落ち着けたかったら、気持ちよくなりたかったら、あたし達に挿れるにしろ、自分で処理するにしろ、自分で決めなさい」
彼の視線が自分と彼女の性器を交互している。
もしここで「自分で処理する」と変な意地を通されると、それはそれでティアナ自身も困るので、ちょっとだけサービス。
彼に尻を向け四つん這いになり、下から通した手で自分の中心を広げる。
「ほら、あんたの好きなようにして、良いんだよ」
彼の自制は、音を立てて崩れた。
ハァ ハァ ハァ
「っん はぁ!」
ぱちゅん ぱちゅん
エリオの荒い吐息とティアナの喘ぎ声、尻と腰のぶつかる乾いた音と互いの性器が絡む湿った音がバスルームに響く。
(ぃつもと・・・当たる所が違う。声が、抑えられない)
基本的に騎乗位、稀に対面座位いか経験の無い彼女に、この体勢は肉体的にも精神的にも刺激が強く、上半身を支える腕から力が抜け崩れる。
ティアナの胎でエリオが脈打ち、限界が近い事を知らせる。
「ティ・・・ティアナ・・・さん!」
「良いよ ハァ 膣で出して ん 大丈夫だよ」
「あ゛っ! あぁ!!」
ビクッ ビクン
尻を引き寄せ、腰を突き出し、届く限り一番奥まで挿しこみ激しく体を震わせ熱い体液を流し込む。
「あぁ!? はぁあん!!」
腰骨から脳髄まで熱湯を流し込まれるような錯覚に、ティアナは今まで経験の無い位置まで昇り、落ちた。
そんな普段は知的で理性的な二人の獣じみた痴態を息を飲んでみるめる三人の間を、
「いいなぁ・・・」
と小さな呟きが流れる。
誰の声かは分からないが、3人とも自分の漏らしたものと疑わなかった。
一度理性が敗れれば後はだだ崩れである。
彼は求められるまま3人を貫く。
開き直り、と言うより自棄ッパチと言うほうがニュアンスは近いだろう。
30分も立った頃には、その場で動いているのは呼吸を整えたティアナ一人だった。
アルトとルキノは抱き合って気を失い、シャーリーは女の子座りで自分の膣から溢れる色々混ざった体液を呆けた顔でニチャニチャといじっている。
エリオは意識はあるようだが浴槽の縁を背もたれにして脱力していた。
「ん?」
シャーリー達が人が入らないように使用不可の札をかける手はずになっていたが、脱衣場で人の気配がする。
本来なら慌てる場面だがそんな気力も無い。
もうどうとでもなれ。
「あー!!」
「ティア、エリオ、アルトルキノにシャーリーさん!?」
入ってきたのはやっと訓練を終えたらしいスバルとキャロだった。
確かにスバルなら無視しかねない。
気付かなかったのかもしれない。
その声にエリオも反応し顔を上げ、眼を剥き、力の入らない足で後ずさろうとするが、後は浴槽である。
その視線の先にいるスバルは瞳は金色をしていた。
その視線の先にいるキャロは両手にケリュケイオンを装着していた。
「「あたし達も混ぜて!」」
おしまい
以上です。
GJです
さー次スレ立てるか
ついに40か……
大したものだね? なかなかどうして
>>686 お疲れ様ですー
さて、軽いの一本くらいあると良い感じだね
>>638 GJ
なんという愛玩玩具扱い…
このエリオは将来間違いなく女啼かせw
このままヴォルケンズまで食べちゃいそうな勢いだ(除く 犬)
おはようございます〜wいやそこであえてわんこも……ウホッ!?
[はやクラ][朝から昼メロ]
ミッドにも某巨大掲示板郡とか電話とかあるっていう設定捏造
名前とかは気にしない方向で
ほいでは朝刊〜
翌朝、まだ薄暗いキッチンにはやてが入ると既にエプロン姿のクライドがシンクに向き合っていた。
ちなみにあれから一度も顔を合わせていない。
「おはよう、クライドはん〜」
「ん、おはよう。はやて」
エプロンをしながら彼の隣に立って、えへへ、と微笑みながら見上げる。
そのどこか艶やかな笑顔に思わず彼の手が頬に伸びると、はやても素直に瞼を閉じた。
そしてゆっくりと重ねられる唇。
すぐにそれは深くなり、少し貪りつかれながら彼女もまたしっかりと背に手を回した。
ある程度で離れて額を重ねると、後悔の強い言葉が聞こえる。
「やっぱり――抱いておけばよかったかな」
「うん……次はそうして?」
「そうだな……」
それからキスを再開する2人。
そのキッチンに開けっ放しの扉をくぐって入ろうとしたシャマルが、
朝っぱらから繰り広げられているキスシーンに気づいてがばっ、と廊下に戻って隠れた。
(朝から、心臓に悪すぎ……)
しばらくしてこっそり覗くと、やっと本来の目的である朝食作成を開始した様子に安堵して、改めてキッチンに入る。
「おはようございます、はやてちゃん、クライドさん」
「シャマル〜おはようさんや」
「おはよう、シャマル殿」
こうしていつもとちょっとだけ違う朝の光景から、その一日は始まったのであった。
さてそれから朝食を終えて、クライドを残しいつも通りにゆっくりと、綺麗に揃って管理局本局に到着する八神家一同。
白一面で構成された受付を通り過ぎ、魔力認証用のパネルに軽くはやてが触れると白い自動扉が開いた。
そして内部に入ってすぐの廊下のところで、待ち構えていたとしか思えない女性局員数人に囲まれる。
「あっ、来た!」
「あの八神二佐、婚約って本当ですか!」
「へ?な、なんの話や?」
なのはちゃんの話かな、でも一応アイドル扱いやしそう簡単に広まるわけないよな、と思考を巡らせていたが
矢継ぎ早に続く彼女達の質問の内容にその方向性が明らかに違う事がすぐに分かる。
「クロノ提督とデートって本当ですか?!」
「だからそれはアリバイが」
「え、じゃあやっぱりスカリエッティに作らせたクローンとか?」
「……あー……」
こりゃあかん、いくらなんでもあかんやろと思っても今更手遅れである。
様子からして、もはやこの話が管理局中の誰もが知るところとなっている噂話となっている事は想像に難くない。
つまり今問いかけられている話は、他人の楽しい噂話――なわけがなく、精度が低いとはいえ思いっきり完璧にはやては当事者なのである。
そして返答に窮していると、こちらも何となく待っていた感じのフェイトが管理局制服姿で現れた。
「ごめん、はやて。今朝私が来たときにはもう手遅れで」
「ああ、ええって……うん、しゃーない……で、一体どこから?」
「それが、昨日夜遅くにシャーリーから電話がかかってきて……しかも凄く酔っててお兄ちゃんがどうとか妙な事言ってたから気になってたんだけど、
今朝来たらこんな状態で、聞いてみたら酔った勢いで電話かけまくったらしくて」
「あ、あはは……」
乾いた笑いで答えるしかない。
「本人は噂話程度のつもりだったみたい。今、デバイスルームで滅茶苦茶落ち込んでるから、あんまり責めないであげて……」
「ああ、いやもう過ぎたことやし、いいって……うん」
「しかもね……」
「ん?」
「誰かが匿名掲示板とかに書き込んだらしくて朝からメールとか電話が凄いって」
「……」
はやても名前だけは知っている、ミッドに存在する巨大掲示板郡ミッドちゃんねる。通称ミちゃんねる。
それに書き込まれて広がっているとなれば、割と大事である。
「で、ね、それで……」
「あ……」
と彼女の振り返った廊下の角の先から現れたその人に、その場に居た全員の視線が例外なく集まる。
きりっとはめた白い手袋に、管理局女性提督が纏う青い上着の礼服に青いネクタイに白いタイツ。
完璧と表現すべき長く豊かな薄い緑色の長髪をふわりと背中に広げた――
「り、り」
クライド・ハラオウンの妻であり、クロノ・ハラオウンとフェイト・テスタロッサ・ハラオウンの母であり、未亡人であるはずの
「り、リンディさん」
総務統括官、リンディ・ハラオウン、その人であった。
その顔は、微笑んでいた。
それはもう、非の打ち所のない彼女らしく完璧な――完璧すぎる微笑であった。
そしてそのままの表情で、いつも通りの口調で全く澱みなく用件を告げられる。
「おはようございます八神二佐、少しお話宜しいでしょうか」
「は、は、はい!」
階級でなんてただの一度も呼ばれたことのないことも手伝って、その台詞には有り余るほどの迫力があった。
念話で騎士達に泣き言を言わずにはいられないはやて。
(あかん、あかんて!リンディさんめっちゃこわいって!)
(が、がんばって!はやてちゃん!)
(はやてがんばれ!)
(もうここまできたら覚悟を決めるしかありませんね)
(よくわかりませんけど頑張ってくださいです!)
(はうううう!)
そして本局にはありふれた小さな面談用の部屋へと無言で向かうその人の背中に、
心許ない声援を受けながらはやては静かについていくしかなかった。
天の声:次回は、リンディさんとぅ〜、ハートでぇ〜、たたかいまぁす
ほいではまたノシw
きたああああああああ
この展開を待って居た!グッジョブ!
怖い!怖いよ!!リンディさん!!やばい!!怖いのに超楽しぃ!!!
>>693 GJ!!
ぬおおおおおおおおおおおおおお!!
リンディさんktkr!
超GJ!
テンションあがってしょうがありません!
GJ!
はやて…、イ`…
リンディさん、めっちゃ怖っ!w
>693
リンディさん……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>693 GJ!
遂に来るべき時が来てしまったか・・リンディさん怖えEEEEE
厳密には違うんだが何だろう、クロはやと言われるとやっぱ独特な魅力が…
>>693 こぅえーww
まぁ、リンディさん視点から見たら腹立たしいわなwww
これはまた明日が楽しみな終わり方だなw
GJ。nice boatな感じにならなければ無問題だZEw
誰だよ、今俺の脳味噌に
夜天の書をバラバラにして
『何だ、クライドさんがいるなんてやっぱり嘘だったんじゃないですか。』
『中に、誰もいませんよ。』
とか言い放つリンディさんの電波を飛ばしてきたのは。
投下宣言します。
再び機動6課の休日 その2
今回は折り返し無しで投稿してみます。
「予定時刻20分前……無事着いたな」
遊園地の駐車場に到着したシグナムが運転席からフェイトにそう告げた。
「うん、ありがとう」
一方、答えたフェイトは助手席に乗っている訳だが、経緯としてはこうだ。
最初、フェイトは無意識で自分で車のキーを持って車に乗ろうとしたが、いざ運転席を空けてその事態に気がついた。
子供だとペダルに足が届かず、車の運転が不可能だと言う事である事を……。
泣く泣くはやての部屋に戻り事情を話して、代わりにシグナムに車を運転してもらう事となった訳だ。
「時にテスタロッサ……送った見返りと言うのも何だが、いくつか頼み事をしても構わないだろうか?」
「うん、別に良いけど?」
「まずは遊園地のお土産にヴィータの気に入りそうな物があれば適当に買ってきて欲しい、無論代金は後で払う」
少々恥ずかしそうな口調で話すシグナムに対し、フェイトは嬉しそうに答える。
「それぐらいならお安い御用だよ」
「それと……もう一つの頼みなんだが……」
今度は口調が途切れるほど恥ずかしいのか、顔が真っ赤になり今までフェイトに向けていた目線も外すシグナム。
「どうしたの? シグナム」
「その……だな。あ、頭を……撫でさせて欲しい」
それは予想外の答えだったが、それでもフェイトは気にせず笑顔で答える。
「そのぐらい別にお願いする必要も無いよ。いつでもどうぞ」
そのまま助手席から、横に乗り上げる形でシグナムの横へ顔を出す。
「あ、ああ……それでは遠慮なく」
体格差と体勢の都合上どうしてもフェイトがシグナムに対して上目遣いになり、それが原因で更に顔を赤くしたシグナムが優しくフェイトの頭を撫でた。
「し、シグナム……すっごい顔緩んでる」
先ほどの以外な発言中や頭を撫でる直前より更に変貌したシグナムを見て、流石にフェイトも一言発せられずには居られなかった。
「……っは! すまん、つい取り乱したようだ」
我を取り戻したかのように冷静な表情へと戻る。
「私だけになら良いんだけど……はやてとかに見られたら、また遊ばれそうなぐらい凄かったよ?」
「肝に銘じておこう」
続いて苦い思い出を彷彿させるフェイトの発言でよりいっそう顔が引き締まる。
「む、目的の2人が来たようだ。後は任せたぞ、テスタロッサ」
「あ、うん。行ってくるね」
いつものように車のドアを開ける動作をするが、やはり子供の体格で片手の力では動かないらしく、構えなおして両手でドアを開ける。
「テスタロッサ。最後に聞き忘れたが帰りはどうするつもりだ?」
フェイトが助手席側から車を出て、運転席側に回り込む途中にシグナムが窓を開けて質問をする。
「そうだね……必要になったらそっちに連絡する形で良いかな?」
「心得た。それでは上手くやるんだぞ」
お互い手を振って別れの挨拶後、シグナムが乗った車が駐車場から去る。
「よし、ちょっと後ろの別の列から入れば簡単にはバレないよね」
後方からエリオとキャロの姿を確認しながら入場ゲートへ並ぶ。
「入場人数を教えて下さい」
どうやらフェイトがチケットを買う順番になったようで、カウンター越しに係員がアナウンスで呼びかける。
「えっと、大人一枚で」
「大人? ……保護者の方の分ですか?」
係員がフェイトの付近を見回すが、それらしき大人は見当たらない様子で答える。
「あっ! ええと、すいません。子供一枚で……」
車の時と同様に、自分が子供の姿であると言う事を忘れてしまっているハプニングであった。
「エリオ君、これなんかどうかな?」
「良いね。でもこっちとかもどうだろう?」
エリオとキャロの2人は何種類かのアトラクションを回った後、お土産屋に寄っていた。
無論、子供姿のフェイトも少し離れたお土産屋でヴィータへ渡すぬいぐるみを物色しながら見守っている。
2人の道中はこれと言った事件も無く、なんら問題は無かったのだが……。