カオスウォーズに関して言うなれば既に出涸らしすらも出尽くした茶葉状態と言っても過言じゃねぇしなぁ。
むしろ1作のみなのにここまで続いた方が凄かったというべきじゃないかな?
保守
537 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 18:56:31 ID:mjbmOa/X
あげ
538 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 03:28:33 ID:vj6VRtXD
応援してるよ
539 :
にごいち:2009/06/07(日) 18:47:32 ID:Jss6Le92
申し訳ない。
今から疾風丸×エミリーを投下する。
予告からかなり時間が空いたことを心の底から詫びる。
すまなかった!
「はぁ……」
厳島エミリーはここのところ憂鬱だった。
何をするにも気分が乗らず、先日は装備を間違えて出動して危うく死にかけた。
にも拘らず、いつもの突貫気質が出てこないのである。
「…スランプでありますぅ……」
そういったときにどうするかは人それぞれだが、エミリーは食堂へと向かっていた。
「あれ?エミリーちゃん。」
「ああ、小雪先任殿…」
「やだなぁ、小雪でいいって前にも言ったじゃない。」
「あ、いやしかし……」
「良いってば。それよりシルヴァネールさんがケーキ焼いたんだけど、一緒にどう?」
「是非ともいただきたいであります!」
悩んでいても、そこはやっぱり年頃の女の子である。
「…あの、小雪殿。」
「え?どうしたのエミリーちゃん?」
「……ちょっと、悩みを聞いてほしいであります!」
エミリーはケーキを食べながら、最近の自分の不甲斐無さを語った。
装備を間違えたこと、掃除当番の際にバケツをひっくり返して兵真に怒鳴られたこと、連携時で標準を間違えてしまったこと──
「…で、原因はわかるの?」
「それがさっぱりだから悩んでいるんでありますぅ…」
そう言うとエミリーは眼に涙をためてがっくりと肩を落とした。
「うーん…あ、もしかして!」
「!何か思い当たる節があったでありますか?!」
次の瞬間、小雪の口から出た言葉はエミリーにとっては意外なものだった。
「エミリーちゃん、恋してるんでしょ!」
「…ええ!?」
本人は気付いていないようだが、エミリーが疾風丸に恋心を抱いていることは周りにはバレバレであった。
何かあると元上官のガイザンより先に疾風丸のもとに言って意見を伺ったり、食事のときはなるべく疾風丸のそばで食べようとしたり、そして何より──エミリーは疾風丸に追いつこうと必死で努力していたのだ。
そういう事が続いていれば、周りは否が応にもそう考えてしまう。
「こここ、恋だなん、て…ここ小雪殿!冗談はやめてほしいであります!」
「あら?冗談じゃないよ?私もそうだったんだから。」
「え?」
この後、エミリーは小雪の惚気話をたっぷり二時間半聞かされる羽目になった。
「…恋…で、ありますか……」
精神的にも肉体的にも疲弊したエミリーは夕飯を取らず、自室のベッドで考えていた。
確かに、自分は疾風丸に対して特別な感情を抱いているのかもしれない。
ここに入った時も、最初は敵だった自分に対して真っ先に温かく受け入れてくれたのは他でもない疾風丸だった。
自分がガイザンをとらえると言った時には全面的にバックアップもしてくれた。
自分のミスもたびたび助けてくれた……
「疾風丸殿…」
不意に漏れた言葉。
頭の中では彼の笑顔が特大で表示されていた。
「…自分は、どうすれば良いでありますか……?」
「あうう…お腹がすいて力が出ないであります……」
自分のせい(半分、小雪のせいでもあるのだが)で夕飯を抜いたツケは、深夜の猛烈な空腹感という形で彼女自身に帰ってきた。
「…背は腹に代えられないであります…」
エミリーはひとり、深夜のつまみ食い作戦へと向かった。
「……うう、暗くて怖いであります…」
いろんな人が生活する場とは言え、深夜ともなれば寝静まっている。
遠くで聞こえる鍛錬の声に戦々恐々しつつも、エミリーは目的の台所に到着した。
エミリーの前に、一つの皿があった。
そこに乗っていたのは、やや小ぶりながらも夜食にはこれ以上ないもの──握り飯。
エミリーはごくりと生唾を飲むと、そっと手を伸ばした。
「…失敬するであります…」
作り置きの握り飯に手をかけようとしたその時だった。
「…ん?」
「へ?」
触れていたのは、誰かの手だった。
「どわああ!?エ、エミリーはん?」
「ははは、疾風丸小隊長殿!」
あわてて二人離れる。
それ以上に、エミリーの心臓は超高速で早鐘を打っていた。
(こここ、これはいったいどういうことでありますか?ひょっとして、自分は処罰されるんでありますか?)
「おーい…」
(何ということでありましょう…この厳島エミリー、一生の不覚であります!)
「エミリーはん?」
(それ以前になぜここに疾風丸小隊長殿が?)
「エミリーはん!」
「ひゃいぃ!?」
疾風丸の声に驚き、エミリーはずてんと派手に転んだ。
「あう…」
「あ…大丈夫か?」
「あ…申し訳ないであります…」
とりあえず落ち着けはしたものの、エミリーはまだ今の状況を理解できないでいた。
「エミリーはん、エミリーはんもつまみ食い?」
「え、いや、その…」
「気にせんでもええ…実はワイもやねん。」
そう言うと、疾風丸は少し恥ずかしそうに笑った。
「今日ちょっとおやつ食べ過ぎてもうて、晩飯あまり食べられへんかってん。せやから今になってお腹すいてもーて…」
「そうだったんでありますか…」
「あ!そうや、とりあえずワイの部屋で一緒に食べへんか?」
「ええ?!」
突然の疾風丸の提案にエミリーは目を白黒させた。
「そそそそんな!悪いでありますよ!」
「いやいやエミリーはん。ここでもたもたしててカレンとかに見つかってみい、明日のご飯がなくなってまうで?」
「そ、それは一大事であります…」
事実、過去にウルが夜にこっそりつまみ食いをした事があったが、カレンにこっぴどく叱られた揚句に翌日断食生活を送る羽目になったのだ。
そのことはエミリーは入団の際に聞かされていた。
「…それじゃあ、お邪魔するであります。」
そろそろと、隠れるように二人は疾風丸の部屋へと到着した。
「ふいー、ミッションコンプリートー。」
「なんだかすごく疲れたでありますぅ…」
どさっと、床に座る。
疾風丸は包みを開けると、握り飯を一つエミリーに差し出した。
「ほな、夜食といこか。」
「了解であります!」
思えば疾風丸の部屋に来ることに抵抗は始めからなかった。
わからないことは大抵最初に疾風丸に聞き、それでもわからないときに別の人に聞くのが普通だったからそれもそうか…
「なぁ、エミリーはん。」
「ふぁい?」
「エミリーはん…最近何か悩んでるんか?」
エミリーはその言葉を聞くと、食べてるその手を止めてしまった。
「やっぱり…気づいてたんでありますか?」
「気づかないわけないやろー。最近エミリーはんめっちゃおかしいでー。」
「…はぁ……」
気づかれていたのかと思うと、溜息が自然に漏れだした。
548 :
にごいち:2009/06/07(日) 20:03:46 ID:Jss6Le92
ちょっと席外します
申し訳ないです
続き頑張れ
天然なエミリーさんテラ萌えす…続きに期待であります。
ふとエロ絵漁りしてて思ったけど、カオスウォーズのオリキャラの絵って見ねぇな…
pixivで検索しても5件しか当たらんし、エロに到っては0とかねぇ。
他ゲーのキャラに比べても魅力は負けてないはずなのに何故だろうなぁorz
ほす
ゲーム自体がマイナー・・・・・・げふんげふん
遅くなりましたが続き投下
「熱でもあるんかいな?」
「ほえ?!」
突然、疾風丸はエミリーの額に自分の額を付けた。
突然の事にエミリーは顔をトマトのように紅くさせた。
「あー、やっぱり少し熱あるなー。今日はもう寝…」
「……」
「エミリーはん?」
頭から白煙を立てながら、ゆっくりとエミリーは倒れていく。
疾風丸はそんな彼女をあわてて抱きとめた。
「あ、あわわー。しっかりせえエミリーはん!」
エミリーの頭の中は猛烈な勢いで大回転していた。
花は咲き、鳥は叫び、戦車が駆け巡る。
それこそ、まさにカオスな状況であった──
そして、彼女の頭が思考をやめようとした時、バランスを失ったエミリーの身体は疾風丸に抱きかかえられていた。
「……疾風丸小隊長、殿…?」
「ふいー、危なかったー。」
こんなに近くに、疾風丸はいてくれる。
もう少し近づけば、互いの顔が触れてしまうような、こんなにも近い距離──
エミリーは、もう半ばやけくそとも言った決意を固めていた。
「…疾風丸小隊長殿。」
「ん?なんや?」
「…自分は!疾風丸小隊長殿に恋しているでありま、す……」
最初こそ気合十分だったが、後半に行くにつれて勢いは一気に失われていった。
はじめ、疾風丸は自分に何を言われているのかさっぱり分からなかった。
二人の間で時は止まっていた。
──恋、している?
疾風丸の脳内ではその言葉が何度も何度もリピートされていた。
自分には全く縁がなかったその単語が、非常に異質な感じで脳内にたまっていく。
「な、なぁ…エミリー、は…?」
とりあえず、エミリーの方を向いた疾風丸は驚愕した。
エミリーは泣いていた。
特大の涙をボロボロ零して泣いていた。
今まで見たこともないある種の涙に、まだ若い疾風丸はどうすることもできなかった。
「…失礼します!疾風丸小隊長殿!」
「ああ、ちょっと待ってえな!」
部屋を飛び出そうとしたエミリーの腕を、疾風丸はがしっと掴んだ。
「は!?ははは、離してほしいであります!」
「嫌!離さへん!」
「え…?」
エミリーは涙を拭き、疾風丸の方を向いた。
そこにいた疾風丸はいつもの陽気で冗談ばかり言っている疾風丸ではなかった。
真剣な表情でじっとエミリーを見つめる「無堂院疾風丸」が、そこにはいた。
「…エミリーはん。」
「は、はいぃ!」
「…わいな、こんなんやから女の子にそういうこと言われたこと無かってん。」
「そ、そうなんでありますか?」
「…でも、エミリーはんは……」
「……」
「…わい、今めっちゃ嬉しい。」
そう言うと、疾風丸はエミリーをつかんでいたその腕の力を強くした。
「疾風丸小隊長殿…」
「…エミリーはん。一つ、ええかな?」
「何でありますか?」
「エミリーはんの言葉で、エミリーはんの素直な思いを聞かせてくれへんかな?」
二人の間の時が止まる。
エミリーはゆっくりと、口を開いた。
「…自分は、疾風丸小隊長殿が……好き…で、ありま…す……」
最後の方はほとんど聞き取れないほど小さい声だったが、疾風丸には十分届いていた。
「エミリーはん…」
「疾風丸小隊長殿…」
どちらからというわけでもなく、二人の身体が触れ合う。
そして──二人の唇は重なった。
「んっ…」
「ん…疾風丸、小隊長殿…」
初めての感触に、エミリーは少し戸惑ったが遅れてやってきた快感にエミリーはゆっくりと流されていく。
対称的に、疾風丸は今しがた起こったことに頭がぐるぐるしていた。
「あ、あんなぁ…?」
「何でありますか?」
「…当たってるん、やけど……」
「え、あ、ああ!」
エミリーは決して貧弱な肉体ではない。
いやむしろこの年齢では少し考えられないほど発育は良かった。
普段は気づいていなかったが、こうして近くにいて気づくこともある──
いや、問題はそこではない。
疾風丸の若い男の子の身体に密着しているのはエミリーの肉体なのだ。
当然ながら──
「あ。」
(勃ってもうた…ロマンティック台無しや……)
疾風丸は軽くへこんだが、次の瞬間それはぶっ飛んだ。
「…エミリーはん?」
「んしょ…」
疾風丸にはエミリーが何をしているか、一瞬分からなかった。
エミリーは疾風丸のズボンのジッパーをおろそうとしていたのだ。
「え、えええ、エミリー、はん!?」
「良いんであります!疾風丸小隊長殿はそのままで!」
「いやその…」
キス、密着、そして今まさに脱がされようとしている羞恥は疾風丸の若い身体を熱くさせていく。
疾風丸は何とか冷静を保とうとしたが、もうそれは不可能だった。
ぶるんっ!
「…うわ…」
「え、あ、ああ…」
勃起した疾風丸のペニスがあらわになると、エミリーは驚きで、疾風丸は羞恥でそれぞれの顔を見合わせた。
「えっと…これを確か…」
「嫌…やめて、エミリーはん……」
「…それは、無理であります。」
そっと、いきり立つペニスに触れる。
それだけで、疾風丸の身体は否が応にも反応してしまう。
「ふぁっ!や、エミリー、は…」
「凄く…熱いであります……」
今にも破裂しそうに膨張したペニスを宥めるかのように、エミリーはそっと撫でていく。
その微細な刺激は疾風丸の肉体には快感と焦燥感を同時に与えていった。
「はむっ」
「え、ええ!?」
何が起きたかわからない疾風丸はエミリーの方を見て驚いた。
咥えられている、自分のモノ。
そしてそれを咥えている、エミリー。
それはあまりにも煽情的で、美しかった。
「や、やめ…!エミリー、はん…」
「はむ…ん、んちゅ……んっ!んっ!」
疾風丸の制止など聞こえてないかのように、エミリーは咥えることをやめない。
疾風丸の肉体に限界が来るのはそう遠くなかった。
「も、もう…!射精てまう!!」
「んぶぅ!?」
エミリーの口内に、今まで味わったことのない液体が流れ込んでくる。
それと同時に、疾風丸の身体が跳ねた。
「ん…けほっ、けほっ……」
「はぁ…はぁ……え、エミリーはん…」
エミリーの方といえば、初めて味わう精液の味に不思議な感情を抱いていた。
まるで、自分の中で何かが変わっていく、そんな感情。
「疾風丸小隊長殿…」
「エミリーはん…」
もう一度、二人の唇が重なり合う。
舌と舌とが絡み合い、くねり合う。
もう二人を止めるものは何もなかった。
「疾風丸小隊長殿…自分にも、して、ほしいであります……」
「あ、ああ…」
言われるままに、そっと、服を脱がせる。
ぷるん、と二つの大きめな丘があらわになった。
その美しさに疾風丸はただ見惚れていた。
「そ、そんなに…見つめちゃ恥ずかしいであります!」
「あ、ああ、ごめん。」
軽く、包み込むようにエミリーの胸に触れる。
それだけなのにエミリーの口から零れる吐息は熱くなっていった。
「んっ…はぁ…はぁ……疾風丸、小隊長殿ぉ…」
「ん…凄い……やらかい…」
自然に、疾風丸はエミリーを味わっていた。
ぴんと勃起した乳首に舌を這わせると、それだけでエミリーの身体はびくんびくんと反応する。
ころころと舌で転がしたり、軽く歯をあてたりするだけで、エミリーは絶頂に達しそうになった。
「疾風丸小隊長殿…」
「ん?どないしたん?」
「おっぱいだけじゃ…嫌であります……」
その言葉が何を意味しているのか気づいた疾風丸は、小さく頷いた。
「…ええな?脱がすで……」
何も言わないかわりに、エミリーは頷いた。
そっと、ショーツを脱がせる。
その下がどうなっているのか、当然疾風丸は知らない。
「…うわ。」
疾風丸はエミリーの秘部を見て驚いた。
まるで子供のように一本の毛も生えていない、秘められた丘。
その一種の美しさに疾風丸は惹きこまれていた。
「や、やぁ……!そんなに、見つめちゃ恥ずかしいであります!」
「…ごめん、エミリーはん。せやけど……」
止められへんのや。
「え、ひゃ、そん、な──!」
エミリーの身体に電流が走る。
今まで一度も体験したことのない刺激がエミリーの秘部からじんじんと駆け巡る。
「あっ!あっ…!疾風ま、る小隊長、殿ぉ…」
「んじゅ…ちゅ、んむ……んっ…」
舐めても舐めても溢れてくる淫猥な液体の虜に、疾風丸はなりつつあった。
「あっ!も、もう、イっちゃ……!!」
「んむ!?」
エミリーの肉体がびくん、びくんと跳ねる。
それと同時に秘部からぷしゃあ、と大量の液体が噴出され疾風丸の顔にかかった。
「…あ、ああ!大丈夫でありますか?!」
「あ、ああ…大丈夫やけど……」
濡れてしまった眼鏡をはずす。
疾風丸のとった行動はそれだけだったのに。エミリーの眼にはその姿は何よりもかっこよく見えた。
「…疾風丸小隊長殿。」
「…あんな、一つええかな?」
「なんでありますか?」
「その…せめて『小隊長』ははずしてくれへんか?ずっとツッコミ入れたかったんやけど。」
「え、あ、その…」
「なぁ。」
眼鏡のない顔で、疾風丸はエミリーを見つめる。
その新鮮な表情に、エミリーは呆気無く陥落した。
「疾風丸…殿……」
「エミリーはん…」
もう今日で何度目になるかわからないキス。
もう二人の間には今までの二人にはなかったある種の感情が生まれていた。
「疾風丸殿……」
「エミリーはん…ええんか?ほんまにええんか?」
「疾風丸殿じゃなきゃ…嫌であります……」
そっと抱き締めると、相手の鼓動が身体越しに伝わってくる。
疾風丸は抱きしめる腕の力を強くした。
「ええんやな?」
こくり、とエミリーは頷いた。
「…戻れへんで?」
「戻りたく、ないであります…」
「……分かった。」
いきり立つペニスを、そっとあてがう。
ずずっとした感触とともに、ペニスは秘部に吸い込まれていった。
「…ぐぅ!痛…!」
「エ、エミリーはん?!大丈夫か?!」
破瓜の証明である鮮血がとろりと垂れ、布団を染めた。
「大丈夫…で、あります……」
「そんなことないやん!めっちゃ苦しそうやで!?」
「…ううん……?」
「え?」
慌てる疾風丸の耳元で、そっとエミリーは囁いた。
「大好きな疾風丸殿がこんなにそばにいますから…嬉しすぎて苦しいんでありますよ……」
もう、二人を抑制するものは完全になくなった──
「エミリーはん…動くで?」
「は、はい…」
ゆっくり、ゆっくりと腰を動かす。
そのたびに漏れ出す吐息が心地良い。
「エミリーはん…滅茶苦茶可愛いで……」
「や…そん、な……」
もう二人の間に、余計な感情は何もなかった。
元敵同士だったとか、元いた世界が違うとかそのすべては意味をなさなかった。
ただ、愛しい。
それしかなかった。
「エミリーはん、エミリーはん!」
「ああっ!は、疾風丸殿ぉ!!」
ただ、愛しい。
その気持ちが互いの肉体を加速させていく。
その先にある、絶頂という名の終点を目指して。
「エミリーはん!わいもう…!」
「はいぃ!中に、中に下さい!」
「「あああああああああ!!」」
びくん、びくんと二人の肉体が震える。
エミリーの膣内に流れ込む、疾風丸の精液。
その感触を二人で貪った。
ペニスを抜くと、どろりと疾風丸の精液が溢れだす。
そしてエミリーの破瓜の鮮血と混じり合い──布団に垂れ落ちた。
「疾風丸殿。」
「なんや?」
「二つ、お願いがあるであります。」
「言うてみ、なんでも聞いたるで。」
その言葉に、エミリーは軽くはにかんだ。
「エミリーって…呼んでほしいであります。」
「…はんつけたらあかんってこと?」
こくり、とエミリーは頷く。
参ったな、と表情で言うと疾風丸は小さく呟いた。
「…エミリー。」
「……」
顔を真っ赤にしながら、エミリーは疾風丸に抱きつく。
つられるかのように疾風丸の顔も一気に紅潮した。
「…もう一つ。」
「え?」
「もう一つのお願い、まだ聞いてへんで。」
「あ、ああ…!」
エミリーはそっと静かに疾風丸の顔を見た。
ああ──
この人、こんなにもかっこいいんだ──
いつも明るくて、凄く大きくて、自分を守ってくれる──
自然と溢れそうになる涙をこらえ、エミリーは口を開いた。
「ずっと一緒にいてほしいであります…疾風丸殿と……」
「……」
次の瞬間、エミリーの身体は疾風丸に抱き締められていた。
「え、あ、え…!?」
「…悔しいな。」
「え……?」
「その言葉、わいが言おうと思ってたんに。」
抱きしめ返すエミリーの腕の力が、強くなった。
「疾風丸殿…」
「エミリー……」
「大好きであります!」
「大好きやで。」
567 :
にごいち:2009/06/11(木) 06:28:14 ID:NtfZQsz6
以上です。
なんのひねりもボケもないダダ甘い作品になってしまいまして申し訳ないです。
途中で時間あいちゃって申し訳ないです。
語彙力少なくて申し訳ないです。
キャラ崩壊させて申し訳ないです。
また来ます。
次書く作品はもう少しいい作品にしたいなぁ…
待ってた、おつかれぃ
なんのひねりもボケもないダダ甘い作品〜
何を言うんだ。この二人だからこそ初々しくて良いんじゃないか。
疾風丸×エミリーGJです。
やっぱり中途は良くないしネタもいくつか出てきたので再開。
それとグロランスレが消えて行き場のないネタを、とりあえずWIKI(
ttp://wiki.livedoor.jp/chaoswars/d/)に掲載。こちらは随時更新予定……それともどっかに投下した方がいいかな?
「さっさと起きる」
「んっ…………」
いつの間にか寝てしまっていたようだ。沈まない太陽も昼間より高度を落とし、目の前の池で泳いでいたはずの仲間は一人も見当たらない。
「ライエル、ぐっすり寝てた。体は動いてなかったけど、何かブツブツ言ってた」
「もうそろそろご飯」
目を擦りながら振り向いた先には2人の少女、金髪蒼眼の野生少女ウルゼルと黒髪茶眼のアイヌ少女スルクである。
「ようやく涼しくなる。ウチは暑いの苦手」
「そうか?オレ、ちょっと寒いのニガテ。昼くらいが丁度いい」
それぞれ密林と氷の山に生息している部族の衣装を着ているが、この周辺はそのどちらの気候でもないので薄着のウルゼルは兎も角、厚着をしているスルクは特に愚痴をもらしていた。
「呼びに来てくれたのか、すまない……少し、夢を見ていたようだ」
「どんな夢?」
「うむ、何故かカーマインの奴とリシャール様が力をあわせ、巨大な顔と手だけの化け物を倒している夢……だったと思う。あまり覚えていないが」
何しろ夢の中なのでライエルも鮮明には覚えていない。他にも桃色髪の少女や、ゴーグルをつけた大柄の男、それと知らない紫髪の女もいたような気がするが。
「りしゃーる?それ強いか?それとも美味しいか?」
「食い物ではない!ところで、お前達2人か?」
「リィンいる、さっきまで一緒にいた」
「何故か知らないけど、途中で――」
「スルクー、ウルゼルさんー」
と、池から離れた場所にある森の中から声がした。そして、ガサリガサリと音を立てながら姿を現したのはライエルも良く知っているゲートマスターの少女リィンであ――
「っ!?」
――あったが、彼女の姿と、なによりその後ろに落ちてきた物体はライエルの予想を超えていた。
「おっきな晩ご飯、取れちゃいました」
頭部、背、尾にそれぞれ一対の翼を持つ巨大な龍が、ありとあらゆる刃を持つ道具に全身を貫かれ、息絶えていた。
「リィン……そのドラゴンは一体……?」
「兵真さんが寝込んでいるので何か元気が出そうなものを狩ってきちゃおうと思って……一応生ものだったみたいですし、ドラゴンは腐っている種類以外は全部食べられたような気がしたので。これ食べたら、兵真さんも元気になるかな?」
「そ……そうだな」
「兵真、これ食べればきっと元気になる。竜の肝、精力抜群!」
ニッコリと笑顔でリィンは言うが、左半身がべっちゃりと血で濡れた姿は流石のライエルも少し引く。というか怖い。一方ウルゼルはきらきらした瞳でリィンが仕留めた竜をぺたぺた触り始める。
「……そんなもの用意せずとも、兵真は元気にヤッてると思う」
ボソリと小さくスルクが呟いたが、誰の耳にも入ることはなかった。
【スルクへの友好度:△】
【ウルゼルへの友好度:○】
【リィンへの友好度:△】
お久しぶりです
リメイク記念ありがとうございます
「元気にヤッてる」キャラによってこれほど意味が異なる言葉も無いよなw
それにしてもネタが無いな…一度ネタ探しに再プレイでもしてみるべきか…
「ふぅ……」
食事も終わり、日課である食後の訓練も終わったライエルは風呂場で体を洗ったあと湯船に浸かる。
「そういえば、今日は女達に良く会う日だったな」
ナイツ達の数は多い上、自由行動を取る者が多い。さらにいえば出かける前までは敵組織にいたはずなのに、戻ってきたら仲間になっていた、というナイツもいたりして、今正確に何人のナイツが屋敷にいるかなどをライエルは知らない。
「いつもはあまり会わぬミカやアナスタシア、それにメルヴィナにも今日は会った。最近仲間になったシェルトランにも会った。会ってないのは後――」
「私よ、わ・た・し♪」
「む、そういえばまだお前には会っていなかったか」
「もぅ、ライエル君ったらいけずぅ」
背後から現れた赤髪の魔女、オーヴィアがライエルの頬をツンツンと突く。
「別に意地悪を言うつもりで――」
離れようとしたライエルは、
「何故お前がここにいる!?」
水しぶきを上げてライエルは大きく後ろから離れ立ち上がった。
「ふふっ、偶然よ偶然」
「男湯に女が潜む偶然などあってたまるか!」
頭に載せていたタオルを手に取り、腰に巻きながらライエルは言う。
「ライエル君、タオルを湯船に浸けるのはマナー違反よん?」
「女が男湯に入る時点が……ブハッ!?」
言いながら振り向いたライエルは、オーヴィアの姿を見て思わず仰け反ると同時に鼻血を噴き出した。
「いまどき裸見ただけで鼻血を出すなんて、ライエル君って純情ねー。やっぱりホモ童貞の噂は確かなようね」
「おッ、俺は、ホモでは……ないっ」
足に力が抜けたのか、ドブンと音を立て再び湯の中に入ってしまうライエル。オーヴィアはそんなライエルに妖艶な笑みをうかべ、裸体を隠そうともせずライエルに迫る。
「じゃあ、オンナに興味があるってことよね?それじゃ、私ライエル君から貰いたい物があるのだけど、ね?ライエル君の……22年物の、ド・ウ・テ・イ♪」
「誰か!誰かいないか!助けっ!助けてくれー!」
ライエルは生まれて初めて戦う前から助けを求める事を選び、大声で叫ぶ。そして、その声に……
「どうした、ライエル?」
ライエルの親友であるナイツであり多数の女性と関係を持っている青年、カーマイン・フォルスマイヤーが浴室の戸を開ける。
「……邪魔したか?」
「かっ!帰ろうとするなカーマイン!後生だ!今すぐ俺を助けてくれ!」
戸を閉めようとしたカーマインを慌てて止める。
「まあライエルのことはいいとして、オーヴィアさん。少し付き合ってくれないか?」
「えっ?カーマイン君が私に用?うーん、周りのガードが固くて試し食いできないカーマイン君が自ら来るなんてとてもチャンスだけど、今ライエル君の童貞ゲットしようとしている所だし……」
ライエルに迫りながら、オーヴィアは眉を顰める。
「後にしてくれれば俺がいつか手伝おう」
「おい!?」
「それならいいわ。じゃあ、ライエル君また会いましょ。今晩でも部屋の鍵開けておいてね」
……ちなみにライエルは着替え終わった後、一目散にゲートを使って屋敷から離れたのだった。
【オーヴィアへの友好度:×】
ライエルネタはこれで終了……女性メンバー無理に全員出すのがここまで面倒だとは。次はカーマイン×シェリーネタの予定。
あともうすぐ次スレが必要だけど、どうしよ?今の状態じゃ、カオスネタだけでは到底続かないし……
おつかれー
次スレからはクロスエッジのネタもOKにするとか?
前にあったスレも落ちてしまったし、IF作品スレじゃ他メーカーのキャラは扱いにくいだろうし
まあ、20もいかず落ちたこと考えるとクロスの書き手いるかどうか怪しいけどな。
あと前落ちたグロランか?でも話題皆無とはいえアトラス総合スレあるしな。
ふと思ったけど図書館でオーヴィアが住んでた辺りのエリアってヤバめな本とか有りそうだよな。
ペラッと開いたらページからゾワッと大量の触手が飛び出す本とかエロ系な魔導書みたいなヤツ。
てか図書館に住んでた時はそういうので愉しんでたんじゃないかと思った。
オーヴィア×男キャラの話が読みたい
577 :
にごいち:2009/07/01(水) 16:51:06 ID:rkO12g4K
オーヴィアもなかなかいいキャラですよね。
次オーヴィアで書いてみようかな。
相手誰にしようか…
@エンディア
A沖田総司
Bアーネスト・ライエル
前に投下された話の時のように、兵真×オーヴィア。
詳しい話は
>>146の保管庫にある。
そろそろ作品投下もし辛い残容量になったし、そろそろ次スレの名前決めておかないか?
そのままで行くなら↓だろうけど
・カオスウォーズでエロパロ 第4章
クロスエッジなども混ぜるなら↓とか
・【IF】カオスウォーズでエロパロ第4章【クロス含む】
何か良い案あれば求む。そういえば、スレ名って何文字まで?
アガレスト作品エロパロとかぶるから無理じゃな。
・カオスウォーズでエロパロ 第4章
とりあえず次スレをこれで立てるとか?
複数メーカーのコラボ作品だとクロスエッジ以外にも、9月に出るトリニティユニバースはどうするよ?
とりあえずスレタイは現状維持しつつ
テンプレにクロスエッジもOKって加えとくとかどうだろう
モンスター図鑑のブルースライムの項を読んで思ったんだけどさ
水の中に入ると見えなくなるんだったら、プールとか泉とかに潜んで不意打ちとか出来そうじゃない?
エンディア世界なら知恵を身に付けてエロに特化した変態スライムが居ても不思議じゃないと思うんだw