うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

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1名無しさん@ピンキー

2名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 02:18:32 ID:5BCniqGK
またか。
屑だな。
3名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 02:19:04 ID:7VYKhwFB
なんだこり
4名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 06:55:14 ID:8Pkih8fJ
>>1は今すぐ死ね
5名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 07:03:10 ID:Vaw5loAd
>>4
死ねとかそんなのいくないよ?全然いくないよ?
6名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 07:43:29 ID:GNK7ECGo
もうええわw
7名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 10:57:20 ID:HxYgKC2Q
ありがとうございましたー
8名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 20:22:56 ID:0cCkMYU3
あげ
9素人 ◆77XCej4AVc :2007/11/17(土) 21:46:33 ID:Z2OX0EhD
トリップテスト
10名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 13:22:32 ID:m1XeQcKH

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…

 松明で照らされてなお暗い地下室に、獣のような叫びがこだました。
 地下室の一角に在る、壁や扉のすべてが鉄格子で構成された部屋…つまりは
牢屋の一室にて、少女達は身を寄せ合い怯えていた。
 様々な場所から連れてこられた少女達の容姿は一定していないが、全員が類
い希な美しさであり、瑞々しい若さにあふれている事。

 そして、圧倒的な恐怖で支配されていると言うことが、少女達の共通点だっ
た。

 しかし、その中の一人劉華(ラウファ)は、恐怖と絶望的な状況の中で在っ
ても毅然とした態度は崩していない。
 勝ち気そうな吊り目の瞳や、キュッと窄められた口元がふるふると震えてい
たけれども、彼女の生来の気質が恐怖で折れそうな心を支えていた。

 ………もっとも、それが彼女にとって不幸を呼び込む事になるのだが。
11名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 13:58:38 ID:m1XeQcKH

 叫び声から数分後、ズルズルと何かを引きずるような音が牢屋に近づいてく
る。
 少女達は一様に目を閉じ耳を塞ぎ、恐怖に体を震わせた。
 劉華もそうしたかったが、彼女にとってそれは敗北だ。
 拉致され、身体の自由は奪われてはいるが、心が屈したときが真の敗北なの
だ……彼女がこの牢屋で気がつき、脱出が不可能だと悟ってからそう考え続け
てきた。

(たとえ、何が在ろうとも負けるものか!)

 決意も新たにしたとき、何かを引きずるような音の正体が牢屋の前まで到達
した。

「ふごおぉ、ふぐっ、ぉうぉお…」

「クソッ、重たいんだよッ、この豚がぁッ!

 デップリとした肥満体型の男…年の頃は三十半ばほどだろうか? その男が
、何か…生き物が入った麻袋を引きずっている。
 麻袋の大きさや男の発言から、豚が入っているのだろうかと劉華は考えたが
、何とも言えない嫌な予感がした。

 そのとき、麻袋が激しく蠢く。

「ぁっ、んうえへぇッ! あえぁッ!?」

「このっ! 鳴くな! 暴れんなッ! この豚がッ!」

「ぎぅっ!?ごぇっ、んごぉッ!?」

 男が麻袋を引きずるのを止めて、袋の中の生き物を激しく踏みつける。
 劉華は自身の立場も忘れて、鉄格子越しに男を止めようとした。

「やっ、やめなよッ!?」

「…あぁ? んだよ、お嬢ちゃん?」

「止めろって言ってんの!」

 男は麻袋を足蹴にしたまま胡乱げに劉華を睨め付け、すぐさまねちっこく厭
らしい笑みを浮かべ、彼女を頭からつま先まで嘗めるように視姦した。
 そのジットリとした視線は怖気となって劉華を襲い、処女雪のように白い肌
を粟立たせる。

「……よぉシ、次はお前だ…フヒっ」

 その言葉とねちっこい視線を残して、男はピクピクと震える麻袋を引きずり
、牢屋の前から去っていった。
12名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 14:17:47 ID:m1XeQcKH

 男の言葉の意味は、翌日になって解った。
 朝に一度だけ在る、残飯のような食事の後、劉華は昨日のデップリと太っ
た男と、覆面を被った二人の大男によって牢屋から連れ出され、階段を上った
後、延々と続く長い廊下を歩かされていた。
 無論、散々抵抗はしたが、華奢な身体では大男はびくともせず、楽々と抱え
上げられ、現在に至っている。
 誰も一言も喋らず、黙々と歩き続けて数十秒後、沈黙と恐怖に耐えきれず劉
華は口を開いた。

「ど、どこに連れて行くつもり!?」

「フヒっ、きっとお前も気に入る……いや、気に入られる事だろうよ…フヒヒ
っ!」

 太った男のにやけた面が堪らなく憎らしく思ったが、覆面に抱えられて身動
きがとれない状態では何もできない。
 悔しさの余り、奥歯をギュッと食い縛った時、男達は両開きの大きな扉の前
で歩みを止め、太った男が牛の頭を模したドアノッカーを叩いた。

「お食事中失礼いたします、今日の玩具を持って参りました」

『ハイレ…』

「はっ」

 太った男が顔を真っ赤にして扉を押し開くと、そこは地下とは別世界の絢爛
豪華な部屋が広がっていた。
 思わず部屋の中を見回してしまい、劉華は慌てて敵愾心を喚起しようとした
が、部屋の中央に目を遣った途端に、それさえも萎んでしまった。

 巨大な怪物

 部屋の主は、そうとしか表現できない。
 劉華は知らなかったが、RPGをやったりギリシャ神話を囓った者であればこ
う呼んだだろう。

 ミノタウロス、と。

13名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 14:39:50 ID:m1XeQcKH
 あ、劉華さんは大悪司のミンファさんを代入してください。
 デブはトルネコ、覆面はカンダダとオルテガで。

以下、本文

 劉華はその怪物を見て、祖母が語った牛鬼を思い出した。

 このもの
 ちから強くして執念ぶかく
 勢い大磐石を覆すがごとし
 往来の人を採食し
 牛馬六畜を爪裂く
 牛鬼といふもの
 名よりも見るはおそろし

(わ、私…食べられるの? このバケモノに!?)

 恐怖が心を蝕むが、口を真一文字に引き結んで牛鬼をにらみ付ける。
 そんな劉華の目線を受け、牛鬼は荒々しい鼻息を吹いた。

『ホォ、活キガ良イ玩具ダナ…』

「そうでしょう! 厳選した素材の中から更に厳選いたしましたので!」

「ふ、ふ、ふざけないでッ! 早く牢屋にいるみんなや私を家に帰しなさい」

『プフゥー、愚カナ事ヲ言ウ…ソノヨウナ願イヲ聞キ届ケルト思ウノカ?』

 思わない。
 けれども、何かしていないと、少しでも反抗しないと、恐怖で心が折れそう
だった。

14名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 14:44:10 ID:m1XeQcKH

 グフッ、まんど…くさい…、後は……任せ…た、ぞ>>20
15名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 17:36:31 ID:AUCxHv1g
そこまで書いたなら書けよwww気になるじゃねぇか
16neu ◆HmCen5RQl. :2007/11/18(日) 23:32:16 ID:icL2np8E
ksk
17名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 11:35:13 ID:TYi8uHEA
このスレ最低…ホント最低…。
なにが最低ってこれから二度と投下なんて無いだろうにお遊びで続きを読みたくなるようなSSが投下されてるのが最低。
な、なによ!あんたなんか、い、いつもいつも気を持たせてばかりで…っ!
18名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 20:53:12 ID:c2UWpGlA
ツンデレ
19名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 11:44:54 ID:v+rAZcG9
20名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 12:45:44 ID:MpPRr9Ih
良さげなSS投下するんじゃねぇよ…
ただ落ちるだけの糞スレのはずだったのに
良スレになる可能性まで生まれたじゃねぇか…
21名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 17:10:55 ID:tfZbWGIa
>>1
ないない、それはあり得な〜い
22名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 18:15:39 ID:oGkSwh/g
そして約束の一週間を迎えるのであった
23名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 06:16:52 ID:yZowII3G
24名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 17:23:21 ID:pWWxQSZ5
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
普段体験する様な1、2m程の落下とは違う体が風圧に押し戻される感覚を覚えた。
飛び降りた意外と頑丈そうな橋の上では数人の人間が目下に広がる谷底を凝視をやめない。
ふと体を押し戻す風が雰囲気を変えた。
ジーンズにTシャツを着て、その上からもふもふ感溢れるジャケットが覆っている。
しかし、それでも体を震えさす風は変わらない。
この幅20m、橋からの距離100m以上の谷底へ落下しているのだこれは恐怖による震えと言える。
男性が落ちてから数秒後、橋の安定をさせるワイヤーについたがんじがらめにきつく結ばれた太いロープに阿佐馳は軽く嘔吐する気持ち悪さを抑え、伸びすぎたゴムが元の長さに戻る様に橋の上までを宙ぶらりんにされた。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ