スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ

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517名無しさん@ピンキー
桂家訪問→結婚後の誠といたる の続きです。

「いたるの枕元にプレゼント置いてやらないとな。
 あいつ毎年楽しみにしてたし。」
「そろそろそういう事はやめたほうがいい気がします。」
「なんでそういう事を言うんだ言葉!?
 あいつは毎年俺からのクリスマスプレゼントを楽しみにしてきたんだぞ。」
『この間は週末ごとに現れるのは何事だって怒ってたのに』
「とにかく俺は行くからな。」
「行ってらっしゃい(あーあ懲りない人ですねぇ)」

沢越家で

「よーしよく寝てる、こいつを置いて。」
「お兄ちゃん!!」
ガバッといたるが跳ね起きる。
「うわっなんだお前は?」
「なんだじゃない!!何しに来たのよ!!」
「お・お前プレゼントを持ってきたお兄ちゃんに対してなんて言い方を(T_T)
 昔はあんなに喜んでくれたのに。」
「いつの話してんのよ!!私はもう17だよ!!
 こっちだって普通に起きてるときに普通にくれれば普通に喜ぶわよ!!
 なんでこんなややこしい事するのよ!!」
「そんな言い方はないだろ!!プレゼントは意外性があるから楽しいんだろ!!
 去年だってケーキまでつけてやったじゃないか。」
「それが問題なのよ!!
 枕元にケーキなんて置くから寝返り打った時にもろに顔面をケーキの中に突っ込んで
 あやうく窒息しかけたわよ!!
 箱のボール紙であやうく顔を切る寸前だったしさ・・・」
「それはお前の寝相が悪いだけなんじゃ・・」
「うるさいわね!!今年はそんなもの持って来てないでしょうね?」
「そんなものとは何だ!今年は俺お手製のフォンダンショコラだぞ!!
 しかも駅弁みたいにヒモを引っ張るとスチームが出てチョコがとろけるんだ。」
「そんなもの枕元に置いて下手したら顔を火傷するでしょうがバカ兄貴!!
 いいからプレゼントだけ置いてさっさと出てけ!!」
「うっうっ(T_T)」
泣きながら出て行こうとする誠の背中に一言。
「で・でもプレゼントそのものは嬉しいんだからね。
 ありがとうお兄ちゃん。」
「いたるぅ(T_T)来年はもっと頑張るからな!」
嬉し涙を流しながらダーッと駆け出して出て行った。
「コラーッ頑張るなー!!
 来たついでに私からお兄ちゃんとお姉さんへのプレゼントも持ってけー!!」

その直後いたるは言葉と電話中。
様子を見るために言葉がいたるに電話したのだ。

「というわけなのお姉さん。」
「ごめんなさいね。止めようとしても聞かないでしょうし・・」
「でね、私からお兄ちゃんとお姉さん宛のプレゼントがあったんだけど
 お兄ちゃんそのまま出て行っちゃったから・・」
「あっ、私からいたるちゃんへのプレゼントも持って行かなかったみたい・・」
「じゃあ明日ラディッシュでランチでも食べながらプレゼント交換しようよ。」
「そうしましょう。」
END