スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ

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世界「みんな…」

私は自分の帰りが遅く変な噂が流れている事で気になってきてくれたらしい…。

光「世界…顔色悪いよどうしたの?」
光が気になって私に尋ねる…が刹那は黙って私のお腹当たりを脱がし加藤さんが蹴りつけた後を見つける。
刹那「やっぱり…加藤さんにやられたんだね…。」
刹那は悲しげな顔を浮かべてそう告げる…踊子お母さんは何も言わない…恐らく刹那と光が一連の事情をお母さんに伝えてくれたんだろう
光「噂…本当になっちゃったんだ…加藤さんが世界をリンチにかけてやろうっていってたの…」
光が今朝皆が私を遠巻きにしていた理由、そして光と刹那が私に対して心配していた理由。
そうだったんだ…だから皆遠巻きにしてたんだ。

そんな事を思いながら刹那と光は思いもよらない事を私に言う。
刹那&光『ごめんなさい!』
なんで?刹那も光も私の為に来てくれて…お母さんに事情を話してくれたのに…。
どうして…。
光「こんな世界が辛い目に合ったのは七海とアンタがつるんで桂さんから伊藤君を奪おうとしたって
私も信じちゃったから…だから噂を聞いても言い出せなかった…」
刹那「それにこう言う時だからこそ世界を励ますべきだったのに傍観した方が互いの為って思ってたから…」
刹那…光…。私の事そんなに心配してくれてたんだ…。
私は昨日流したはずの涙が瞳から溢れるのを感じる。

そこに踊子お母さんがようやく口を挟んだ。
踊子「良い友達を持ったわね…世界。でもあえて言わせてもらうわ
この現状を招いたのは七海ちゃんでも桂さんでもなく…世界自身が招いた事よ」
お母さんがそんな事を言い出す…私は違うと言おうとしたがお母さんは話を続ける。
踊子「元々七海ちゃんが世界のために動いたのはあなたが弱かったからよ…。
最初にあなたが嫉妬で桂さんを遠ざけてたりしなければ、七海ちゃんだった桂さんに危害は加えなかったはずよ。
それと…世界の悪い所は他人にしてもらうばかりで自分で責任が取れない事!
まずは道を誤らせた七海ちゃんと加藤さんに謝ってから…。
伊藤君と桂さんの事を自分で決着を付けなさい!そうじゃなかったら何時までも世界は負け犬よ。」

お母さんの暖かくも厳しい言葉が私の心をキュッっと締めつける。
そうだ…私は横恋慕で無理矢理誠を桂さんから奪おうとした…だから方法こそ間違っていたけど七海は…
私のために動いたんだ…。
世界「だから…」
三人『だから…何?』
私は私の弱さで結局自分以上に桂さんや加藤さんそして七海達を傷つけた…そしてその弱さで誠は私を見限った。
だったら…だったら私は!
世界「私の弱さが全ての原因なら…だったら私は強くなりたい…強くなって私のせいで傷ついた皆に謝りたい!!
誠にも桂さんにもそして加藤さんや七海に謝りたい!!」
そうだ…もう私は誠とよりを戻す事は不可能だろう…でも私のせいでみんなばらばらになるのだったら!
私の手で決着を付けたい!もう嫉妬や闇の感情に流されないで素直に桂さんと誠を見守りたい!!
そんな私の気持ちを察したのかお母さんが優しく私を抱きしめ。
踊子「世界がそこまでの覚悟を決めたんだったらもう私が言う事は何もないわ…世界」
光や刹那もこんな私に微笑んでくれる。
そして私の胸に暖かい物が染み込むのだった。

踊子「さあ後は私がやるから刹那ちゃん、光ちゃんそろそろお家にね。
それと刹那ちゃんそろそろ舞に‘ビリーズブートキャンプ’返せっていっといてね」
各自解散し私はお母さんに湿布をつけてもらいながら明日は学校休んで良いからゆっくり休みなさいと言い。
珍しくお母さんと添い寝で私は一緒に深い眠りにつくのだった。

【続きはまた今度でも】
【始めてですので稚拙ですが感想宜しく願います】