【近親】Sound Horizon【輪姦】

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1名無しさん@ピンキー
はいはいロマンロマン
2名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 01:27:06 ID:f5Hj4T9i
はいはいイベリアイベリア
3名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 02:25:30 ID:IVXf6s3m
はいはいミラミラ
4名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 17:51:20 ID:lXfzOd+W
そこにロマンはあるのだろうか?
5名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 00:13:46 ID:Ep1TYljE
ロマンじゃなくて物語だろ
6名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 18:25:48 ID:z7yJtSwh
晒しあげ
7名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 19:10:03 ID:bRDk+qE0
>>1はエリ組好きと見た
8名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 19:50:01 ID:rp5H+Tpn
以下、サクリ姉が殴られた後輪姦されたかどうか議論する流れ
9名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:42:40 ID:Pmr7CEAT
姉は別に萌えないからいい
でも妹の林間は最高シチュ
10名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 13:17:54 ID:PhNUlYuc
うお!また立ったのか!
良作キボンぬ。
11名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 13:30:17 ID:UC17NWaq
>>9
等しく灰に(ry
121:2007/10/31(水) 13:45:00 ID:PwQS2UEl
俺立てたの3回目なんだが
13名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:33:03 ID:UC17NWaq
>>12
ああ、お疲れ様
14名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 01:43:45 ID:iS5ojGri
>>12
GJ! 応援してます
15名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 23:54:13 ID:fTB8Hmzr
3人くらいしか見てないんじゃないこのスレ
16名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 16:34:50 ID:d6gECrp9
『Sacrifice Love』

「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
神父は、叫んだ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
姉はかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
神父が悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
姉が叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
神父の血があたりに飛び散った。姉のコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
姉の形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、妹も仮面のオヤジも言葉を失ってしまっていた。
思わず妹が言った。
「姉さん!それ以上やったら死んじゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
姉には、まったく聞こえていない。神父も失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
妹が叫んだ。
「あっ……はい」
仮面のオヤジが後ろから姉を押さえた。
17二番煎じ:2007/11/03(土) 18:53:05 ID:MAFKF27a
『StarDust Love』

「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
白いシャツの男は、叫んだ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
「パーン!パーン!」
赤い服の女はかまわず撃ち続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
白いシャツの男が悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
赤い服の女が叫びながら撃ち続ける。
「ギャー」
男の血があたりに飛び散った。白いシャツ姉も今は鮮やかなスカーレットに染まっている。
「これで!お揃いなんだよ!お揃いなんだよ!」
赤い服の女の形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、白い服の女もも仮面の変態も言葉を失ってしまっていた。
思わず白い服の女が言った。
「それ以上やったら死んじゃう!」
「パーン!バキューン!」
赤い服の女には、まったく聞こえていない。白いシャツの男も失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
白い服の女が叫んだ。
「あっ……はい」
仮面の変態がその手を握り返した。
18ルド子?1/2:2007/11/04(日) 21:24:46 ID:uLvHmjif

――バタン


扉が無機質な音をたてて閉じるのを意識の片隅で聞きながら、私はゆっくりとその身を起こした。
気だるい躰。痛む腰と、上手く音を紡がない喉。起き上がった刹那 閉じられた身体の奥からドロリとした物が流れ落ち、私は一人 息を飲んだ。
寝台に染みを残す粘ついた液体。それが『彼』が此処にいた事を 思い出させる。
“一夜限りの情事でも構わない…”
そう言ったのは 私の方。『彼』には『彼』の愛する人がいると知っていて誘ったのも、私。体だけで良い、それで良いから…と言ったのも 私だった。
自分が望んだ夜の終焉。別に『彼』が私が起きるまで一緒にいてくれるとは思って無かったし、『彼』がこの不毛な行為の後 すぐに立ち去るであろう事も想定の内だった。

「…別に 気になんて・・・」

呟いた独り言は 掠れていたはずなのに一人ぼっちの部屋にはやけに響いて。それが私を更に寂しくさせた。
『彼』は 私の物にはならない。私の待つ所には来ない。帰るのは、別の女の部屋…。
――叶わない恋だとはわかっていた。
『彼』と会うには 季節が遅すぎたのだ。私が『彼』と出会った時には 『彼』の隣には、もう彼女がいた。


19ルド子?2/2:2007/11/04(日) 21:26:51 ID:uLvHmjif
何故相応しい季節に逢えなかったのか。
それだけが悲しくて。そして…それでも諦め切れなくて。何度も何度も 『彼』への愛の言葉を囁いた。
それを嗤われながらも ただただ、思い続けた。『彼』に振り向いて欲しくて。女として見て欲しくて。慣れない赤い髪留めなど着けて 『彼』だけを追っていた。

――その結果が…これだ。

体を繋げて 一時だけでも『彼』を独占したと思っていたのに。熱が冷めてしまえば、以前より遠い関係に逆戻りしてしまっていた。
どうして。何故…『彼』と寝てしまったんだろう。あんなに望んでいた事の筈なのに、今になってそれを後悔する私がいた。

ぽたり。

「…あ・・・っ」

俯いた拍子に 敷布に涙が落ちた。それはいくつも降り注ぎ、瞬く間に布を濡らした。
悲しいのか 寂しいのか。悔しいのか恨めしいのか。それすら分からず私はただ泣き続けた。

「嗚呼…お父さん…お母さん…」

実にならない種を蒔かれた腹を撫でながら 私は低く咽ぶ。――この子は生まれては来ないだろう。ぼんやりと そんな予感がした。いくら私が望んでも、きっとこの子の未来は 生まれるより前に死が待っているに違いない。…だって、不義の子なのだから。

――でも それでも私は夢を見ていた。『彼』と、『彼』の子と 林檎の木を囲んで穏やかに過ごせる日常を。
無駄だとはわかっていても・・・

「――それでも、私は 幸せになりたいのです・・・っ!」


叫ぶように言った言葉に応える声は無く、無意味に余韻を残して消え逝くばかりで。
暗く灯りのない部屋の中 私はただ一人 、夜が明けるまで ぬめり溢れる蜜をかき集め むせび泣いていた・・・。





終幕

すまん SH小説書くの初めてなんだ。反省してるぜ・・・orz
携帯厨のクセにしゃしゃってスマンかった。

名無しに戻ります。
20名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 22:55:25 ID:baq443eF
神降臨記念age
21名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 00:58:23 ID:TE6QTRsk
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!
テラ乙です
22名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 17:24:26 ID:vENkKVTV
保守
23名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:49:49 ID:J2HXxVHX
イベリアバカップルの間には子どもの1人や2人や3人いてもおかしくない気がする
24名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 00:39:10 ID:2ugFBEY2
でもその場合、苦い毒を喰らう覚悟なくても共に生かされそうだな
25名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:29:32 ID:SjiwsshD
前にルド子書いた奴です。また性懲りもなく来ました。空気を読まずにサクリ妹(エロ無し)の話を投下してみる。ムシャクシャしてやった。後悔している…orz






(…わたし どうして もりのなかにいるの?
ねぇさまはどこ…?)



暗闇に呑まれた森の中。冷たい地面に放り出された華奢な少女は、其処に横たわったまま 小首を傾げた。
視線を上げた先にいたのは 数人―いや十数人と言うべきか―の男達。掴まれた手に抗い起き上がろうとすると、長い髪がサラサラと横に流れ 白い顔が夜目に明るく浮かび上がった。



(――あのおじいさんは いつも わらってくれたひと。
あのおにいさんは いつも やさしくしてくれたひと。
わたしのてをつかんでいるのは おとなりのおにいさん。
めのまえでわらっているのは おようふくをくれるおじさん…)



息を荒げた男に囲まれてなお、少女は状況を理解しきれてはいないようで、その証拠に その可憐な頬に滲む感情は恐れではなく 単なる戸惑いに近い物だった。



「おじさん・・・?」



少女が首を傾けたのを合図に 男達は彼女を囲む円を狭め、その身を包む簡素な服に手を伸ばしだした。
農作業で節くれだった指により 上半身を包む上着の留め具が外される。肌を撫でる夜風が冷たく 思わず 嫌イヤ、と首を振ると 突然男は半ばまでは丁寧に外されていた鋲を 一気に破るように剥ぎ取った。

.
26名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:31:13 ID:SjiwsshD

ふわふわした形の良い胸が上着から零れ、月の光に青白く照らされる。整ったそれは穏やかな影を生み、重力に従って僅かに潰れていた。誰にも触れられた事のない雪原のような儚さを孕んだ乳房に 誰かと言わず、男達の喉がゴクリと鳴る。
その欲望の的となっている少女はと言うと、自分が今まさに男達によって汚されそうになっているとはつゆ知らず、それより姉に縫ってもらった上着が破り捨てられた事にショックを受け、涙を滲ませていた。

(ねぇさまがくれた おようふく…
やぶれちゃったよぉ・・・)

溢れる涙を拭う事も出来ず 泣きじゃくる少女。ポロポロと雫を地面に染み込ませながら、何故こんな目にあっているのかと 働かない頭を使って、必死に考える。

(わたし、わるいことしたのかなぁ…)

姉から離され こんな目にあっているのは、きっと自分が悪い事をしてしまったからなのだ…。考えた末に出した答えに 少女は一人納得し、そのまままた泣き出した。小さい頃のお仕置きの痛みを思い出し イヤイヤと頭を振る。

「…ごめん、なさい ごめ…なさいっ
もう わるい、ことしませんッ
いいこに します…!
ご めんなさぃ ごめんなさい!!
だから おしおきは やだぁ・・・」


.
27名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:48:34 ID:SjiwsshD

少女の泣き声に男達は顔を見合わせ 下卑た笑みを漏らした。
――どうやらこの愚かな娘は、自分達がしようとしている行為に気付いていないらしい。
どうせこの娘の言う事なんて誰も信じないから 思う存分マワしてやろうと思っていた彼らだが、
少女が勘違いしているなら丁度良い。『お仕置き』だと称せば この娘は何でもするだろう。そう目で会話した彼らは 酷く優しく―しかしその目に映る獣の色を隠す事無く―少女の瞳を覗き込んだ。

「――それは駄目だよ。
君は悪いこと しちゃったんだから。
だから『お仕置き』しなくちゃね」
「君が『お仕置き』受けないなら、お姉さんにも『お仕置き』しなくちゃいけないなぁ〜」
「大丈夫。おじさん達は優しいから いたーい『お仕置き』はしないよ」

「・・・ほんと?」

男達の思惑に気付かず 少女は純真な瞳を瞬かせて訪ねる。本当だよ、とニヤつく男と 脳裏に浮かぶ姉の顔を何度か代わる代わる思ってから、彼女はやがて小さく小さく頷いた。

「…ごめんなさい。
ちゃんと おしおき うけます。
ちゃんと いいこにして おじさんたちのいうこと ちゃんとききます…!!」



必死の形相で言った少女を後目に、男達は目配せを交わし 無防備に横たわった未成熟な身体に 無骨な手を貪るように伸ばしていった…





続かない…orz
サクリ妹の口調がワカラナイよー。スマン 名無しに戻ります…

.
28名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 09:06:04 ID:k2QWRX9C
その調子でお仕置きの内容も書くんだっ!
29名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:12:11 ID:wMVpuPbx
乙です!
30名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 23:56:45 ID:jELPsxu9
>>23-24
どこぞのエロゲの外伝小説を思い出した
その場合の子供は自分がどういう存在か知って育つんだろうか
それとも成長してから知ってしまうんだろうか
31名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 23:43:42 ID:VvLbqzkY
こたつがあった。
三人が足を入れていた。
正直、異様だった。

「ロマン探しに行きなさいよ、イヴェール」

男に語りかけた、その紫陽花の少女は男の右手側。
男はふるふると首を横に振る。

「ロマンを探しに行った方がいいんじゃないですか…イヴェールさん?」

男に語りかけた、その菫の少女は男の左手側。
男はふるふると首を横に振る。

「だって…寒いし…。」

そう言って男、イヴェールは側にあったらき○すたに手を伸ばした。
と、その手を右側の少女ヴィオレットが制する。

「アンタさ、こんなの読んでる場合じゃないでしょ?」

手を戻したイヴェールは口を尖らせる。

「…ヴィオレットとオルタンシアで行って来てよー…形だけでいいからさー。」

「イヴェール!!」

「うゎ、オルタンシアー、ヴィオレットがいじめるー…」

「えと…あの、ヴィオもイヴェールさんも落ち着いて……って、イヴェールさん、どこ触ってるんですか!?」



俺の中ではロマンはこう言うことになってる。

後悔?何それ?おいしい?
32名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 08:09:58 ID:Q7SbI+qW
            , ´        ゞ-へ::::::::::::::ヘ
            /              `ヾ;:::::::::ヽ,
         /                      ゞ;:::::::::〉     おかしいなぁ どうしちゃったのかな、イヴェール
         /               i       〉::::::ヽ
        ,'  /     /      /l     |:::::::::∧    がんばってるのはわかるけど、人生は遊びじゃないんだよ
        ! ,'    /  /  //   !     .!:::::::::} ',   
          l  !    /  / ,イ/_   |       !:::::::ノ   !   朝夜収録時だけロマン探す振りで、家でサボるなら
          {  l  ,ノ-−' "  ´   ̄j       !:::::/   ! 
        l   `〈 |<圷示 ∨|ー-|:./」  _,  j::::/    !  生まれて来る意味、ないじゃない
.         |ヽ  ´{l ゞ='   ヘ| 'イ圷示/´   j´ら     !
           l    .∧   ,    .ゞ='     /ひ'1    }  ちゃんとさ、自分も働こうよ
          !   ,'  ヘ  ′   ー=C     /   !    |
          /   ,イ   ゝ  ` `     ソ   /    !    l  ねぇ 私の言ってること
          / / !     > __ , .イ  /‐v'     l    j
.         /‐ '    !     {::<不>ノ_ノ‐'7        ,'   私の探してきたロマン そんなに間違ってる?
            __,ゝ-‐r‐' f〈ノ|_〉/  _,r{        /
         ,r'7´.:.:.:.:.:./   ヾ}_/ノ´ )'´::_,.へ, -、     /
       /:.:.〈.:.:.:.:.:.:./(三ニ〈薇〉<. ̄ __/‐-、`_ー-、/
     /.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.l f / ,イ | \_,Y´co3 co3 `ヽ:>、   少し、頭冷やそうか…
.    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{.:.:.:.| { 〈_,ノ |__ト-イco3  co3 co3}co3
.   ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.! 7 _,r'´co3 {  co3 co3 _  ノco3
.    !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾト-v'co3  co3ゝ  co3r'´ノ/co3
   l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ-{   co3 co3` ー--'‐'三>、
33名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 18:14:16 ID:2N94umxu
ワロ田w
34名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 14:11:24 ID:Nxy5N1aF
>>32
オルたんハァハァ
35名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:06:29 ID:WUtDwBpK
ルキアたんまだー?
36名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 18:36:58 ID:a1kt4+eV
アビスパパとエルたんマダー?
37名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:01:56 ID:aEMxCJDk
はげ
38名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 15:31:54 ID:WB8AG8V8
ほしゅ
39エルたんハァハァ:2007/12/07(金) 02:23:33 ID:K0cq47vr
保守ついでに投下。
他の男とエルなので注意。
最後の方にパパエル?

ぼんやりとした月明かりが絵本や拙い絵を描いた紙が散らばる部屋を

映し出す。
そこにある粗末なベッドに少女が眠っていた。
遅くまで帰らない父親を待ち疲れたのだろうか。
穏やかな寝息が聞こえる。
小さな口からは唾液が垂れていた。

不意に音を立てて扉が開く。
急に外から吹き込んできた冷たい風のせいか、少女が目を覚ます。
眠たい目を擦り、扉に立つ人影を見上げた。
――ああ、パパが帰ってきたのね。
そう信じて疑いもせずに少女は微笑み、呼びかけた。
「……おかえりなさい、パパ」
その言葉に弾かれたように人影が動く。
一直線に少女に歩み寄る人影、興奮しているのかその足音は荒い。
月明かりに一瞬照らされた顔は、少女が待ち焦がれる人物とは違う男の顔だった。
荒い足音に、少女が身を縮める。
――わたし、わるい子だったのかしら?だからパパはおこっているの?
「……パパ、ごめんなさい。わたし、いい子になるからおこらないで…?」
男を見る少女の怯えきった潤んだ瞳。
不審人物は鼻息荒く少女を抱きしめ、耳元で囁いた。
「エルたんハァハァ」
「エル…たん?……ひっ」
小さな悲鳴を上げる少女。
男の冷たい手がいきなり少女の衣服の中に差し込まれたのだ。
男の手が痩せた体を無遠慮に這い回る。
「ゃ…パパっ、パパぁ…やだよぅ…」
顔を赤くしてのエルの抗議に男は弛緩した笑みを浮かべた。
「大丈夫だよ。優しくするからね」
抱き上げた少女を自分の膝の上に座らせる男。
味わうように頬と首筋を右手で撫で上げる。
くすぐったさに少女は首を竦めた。
40エルたんハァハァ:2007/12/07(金) 02:25:05 ID:K0cq47vr
「エルたん、服を脱ぎなさい」
「ぅ…やだ、わたしはずかしいよ…」
ぎゅっと洋服の前で手を握りしめる。
慈愛に満ちた表情で男は優しく尋ねる。
「パパの言う事が聞けないのかな?」
「でも……」
黙り込む少女。父を名乗る男の言う事を断った罪悪感からか、目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「はは、そうか…エルたんは言う事が聞けないわるい子だなぁ…」
嫌らしい笑みを浮かべた男は、頬を撫でていた右手を幼い秘裂に伸ばした。
そのまま布地の上から撫で上げる。
「そんな子にはおしおきが必要かな?」
「ふ……ぁ!」
エルの体がぴくりと反応する。
その一点を逃さず、男の指が執拗に割れ目をなぞる。
ぷくりと膨らんだ少女の芽の上を何度も、何度も。
「んぅ…、は…」
敏感な芽に指が触れるたびに耐えるような喘ぎ声が少女の口から漏れる。
「パパぁ…やめて…っ、わたしこんなのいやだよぅ…」
押し寄せる快楽を否定するように、少女の細い首が振られる。
目から零れ落ちた涙が頬を静かに濡らしていた。
そんなエルの訴えを無視して男は楽しげに割れ目を擦り上げる。
強弱をつけるたびに喘ぎが高くなるのがおもしろい。
「ん?」
ふと男は少女の股間の生地がどこか湿り気を帯びている事に気付いた。
まさか、と思いながら下着に手を掛ける。
「や…っ」
押さえる手を掻い潜り、膝の辺りまで脱がしていく。
つぅ、と銀糸を引く粘性の液体。
男がにやりと笑った。
「エルたんは気持ちよかったんじゃないのか?」
「っ…きもちよくなんかないもん…」
「そうかなぁ?ここは…」
そう言って夜気に晒され、露わになった秘裂に指を滑らせる。
そこはぬるりとした液体が溢れていた。
「ひぅ…!ん…ぁ」
「すごく気持ちよさそうなんだけどなぁ」
芽の包皮を持ち上げて、赤く充血したそこを軽く爪弾く。
「ぁ…はぅ…」
とろんと潤んだ瞳が俯いた。
ぬるりとした液体を男の指先にまぶしてぐりゅぐりゅと押しつぶす。
「ん、は…っあ…」
「どう?気持ちいい?」
芽の周りだけを焦らすように触れる男の指。
「んっ…や…」
言うまいと唇を噛み締める少女に男は意地悪い声を出した。
「言わないと分からないよ?」
あと少し扱けば絶頂を迎えるだろう少女の芽にそっと触れる。
噛み締めたエルの唇から途切れ途切れに言葉が吐き出された。
「…きもちいい、の」
「どうしてほしい?」
「さ、わって…ほしい…」
「そっかぁ、良く言えたねエルたん。…ごほうびだ、好きなだけ触ってあげるね!」
指で優しく撫でたかと思うと、まるで肉芽を潰すように捏ねまわす。
痛みと快楽とがごちゃ混ぜになった刺激にエルの体が弓なりに反らされた。
「ふぁぁぁあぁ…っ!」
一際高い声を発して少女の体が崩れ落ちる。
どこか呆然とした瞳が閉じられる一瞬、その口が父親への謝罪を小さく漏らした。
41エルたんハァハァ:2007/12/07(金) 02:29:36 ID:K0cq47vr

――やった、ついにやったんだ。
腕の中に眠る軽い体を抱きしめ、男は喜びに肩を震わせていた。
――この子の人生に消えない汚点を残せた。スレ住人達よ、俺はやったぞ!仮面の男を出し抜いた!
これからどうしようか、男は思った。
このまま連れ去ってしまうのもいいだろう。仮面の男はどんな手段を使ってもこの子を連れ戻そうとするはずだ。
いや、いっそ。
白いシーツが敷かれたベッドをちらりと見る。
ここに純潔の花を散らせてやるのもいいかもしれない。自分の沸きあがる性欲を、まだ俺はこの子に処理してもらっていない。
どうせあの男に奪われてしまうものなのだ、なら俺が奪っても……
「残念だったねぇ」
忌々しいあの声が聞こえると同時に首筋に熱が走る。
振り返る間すら無かった。いつの間にか俺の目の前に仮面の男が立っていた。 
腕の中にいた少女すら消えていた。何も知らぬ少女は今、父親の腕に抱かれ穏やかな寝息をたてている。
絶望と後悔の表情を浮かべそのまま自身の血の海に沈む俺を見て、仮面の男は侮蔑の言葉を呟く。
「このロリコンめが」
それはあんただ、と突っ込む前に俺の意識は暗く沈んでいった。



誰かが優しく髪を撫でている。
いつも寝つけない時に父親が読んでくれる絵本。
それを読む声が聞こえる。
目を開けて確認するまでもない。
帰ってきてくれたのだ。

――おかえりなさい、パパ。
毛布の中で微笑んでふと、少女は不安になる。
さっきまでここで起きていたことを父親は知っているのだろうか。
知っていて、自分を嫌わずにいてくれるだろうか。
不安な感情が通じたかのように父親の手が少女の体を抱き寄せた。
父親の体温と聞こえる鼓動に包まれると、嬉しくなる。
――きっとパパはわかってくれる。
心地よい暖かさが少女を再び眠りに誘う。
父親の大きな手が心配ないとまた頭を撫でてくれた。
撫でる手に安心して、少女は静かに眠りに落ちる。


―終―

エロくなくて悪いと思った、今は反省している。
自分は名無しに戻ります。
神の投下期待してる。
42名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:01:43 ID:+y/f988J
GJ!
最後吹いたw
43名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 18:43:15 ID:/72duksj
うぉぉぉぉ!!!激しくGJ!!!
44名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 18:45:29 ID:/72duksj
すまんageてしまったorz
45名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 20:35:02 ID:L2lEUo/t
結局あげてるのかよw
46名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 07:28:19 ID:L0UsInfc
うぁぁぁぁ!!!
本当にすまん。orz
47名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 15:44:56 ID:nEqBaOzS
やっぱりサンホラでエロパロって難しいんだろうか…
48サクリ妹林間1/2:2007/12/16(日) 18:25:27 ID:/sYkZaGX
サクリ妹林間書いたヤツです。エロ成分少ないですが、出来たんで空気読まずに投下します。
携帯からなんで、改行多いッス

―*―*―*―*―

娘の躰は 酷く柔らかかった。そして…とてもあたたかかった。
――なんて滑らかな肌だろう と彼女の腕に手を這わせていた男は唇を歪めた。
吸い付くような 弾力に富んだ肌。
それに触れながら 男は自分の妻の手を思い出し 微かにため息をつく。
農作業に駆り出された事のない少女の肢体は 幼い頃に聞いた、遠い国の姫君を思わせた。

「っやだぁ…」

クニュ、と 骨張った指が胸の頂の蕾を捉える。
柔いソレを引っ張り、摘み、擦りあげると 桜色のソレは瞬く間に固くなり、ツンと空を向いた。
荒い息のまま 紅い木の実にも似た小粒を口に含み吸い上げる。
歯で固い其処を甘噛みすると しなやかな少女の腰が跳ね、下半身を覆う布が捲れ上がった。
地味な布の下の足は今までの抵抗により、緩く開かれていた。
白く細い両足は その奥にある秘密へと男を誘っているかのような色気を纏っていた。その妖艶な空気に 男達は誰ともなくスカートの中に手を伸ばした。
男の指が奥まったその場所に触れた瞬間、少女は反射的に足を閉じようとした。
が 、勿論それは阻まれ 逆に両足首を掴まれ 男達の眼前に生娘の聖域を晒す羽目になった。

49サクリ妹林間2/2:2007/12/16(日) 18:26:15 ID:/sYkZaGX
恥部を隠す薄い布は 僅かに湿っていた。
複数の手によって愛撫された幼い体は それでもしっかりと、自らを守る為の手段を知っていたのだ。
オイ濡れてるぜ コイツ、と誰かが嗤いを漏らした。
中身だけは 何も知らない幼女と同じなのに、体だけは一人前の『女』だと言うことが 男達の性欲を刺激した。

無数の手が 逃げる腰を押さえつけ、少女の下着を剥ぎ取った。
ギラつく獣の前に現れた少女の性器は まだ生え揃わない絹糸によって 申し訳程度に隠されていた。
――誰が真っ先に その花弁に手を伸ばしたのだろう?
気付けば誰もが密壷から溢れるモノに指を絡めていた。
手を濡らし透明な糸を引くソレに男達は狂喜し 競って蜜を舐め続けた。

「ふ、あぁッ…やだやだ、いたいよぉ…!」

沢山の指が少女の性器を嬲り、幼い内膜は赤く腫れていた。
無遠慮な指は固い花弁を割り、奥まった細い場所を引っ掻き回す。
体を拓かれる痛みと恐怖に少女は震えていた。
けれどその姿は男達の嗜虐心を煽る事にしかならず 少女の悲鳴は男達の息と淫らな水音によってかき消された。


*―*―*―*―

とりあえずここまで。
なんか…書いててハズくなってきた…orz
50名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 19:49:24 ID:V5shuuoi
がんがれ超がんがれ
51名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 20:09:17 ID:WHwf+R7F
GJ!続きwktk
52名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:55:40 ID:MDTljTjx
乙乙!!!
53名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 10:52:22 ID:ev8Huq2j
落ちそうだからほしゅ
54名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:45:58 ID:qhhH1/Yk
支援age
55今日のわんこ:2007/12/29(土) 01:59:45 ID:+g4PJPwK

人がいるか分からないけど一応メリークリストフ
大分遅れてサンタさんからのプレゼントだ。
澪音と犬、キャラがすごく崩壊してるから注意。

荒野を一人の少女が歩く。
正確には一人と一匹。 少女の手には赤い紐。
その首に結ばれた犬用の首輪もまた赤く。
犬と少女を犬と少女自身の首輪、そして背部を通り秘部を縦断する赤の紐が繋ぐ。
「は…ぅ…」
「早く歩いてよ、メス犬」
滑らかに人語を話すのは黒銀の毛並みを持つ子犬。
その言葉に怯えたように飼い主たる少女、澪音は肩を震わせる。
「メス犬、じゃないわ…私は…っくぅ!?」
飼主の言葉を無視した子犬が歩を進めると紐が少女の秘裂に食い込み、甘い刺激を与える。
「ぁ…ふあ!と、止まってぇ…ぁ!」
「早くしてよ、メス犬のド淫乱の分際で何で足止めてるの?」
愛くるしい外見とは裏腹になかなか外道な言葉を使う子犬。
飼い犬の熾烈な言葉攻めに澪音は俯き唇を噛み締めて耐える。
それでもぽつりと呟いた。
「ん、うぅ…淫乱なんかじゃ、ないもん」
「へー、よく言うよね、紐が擦れるとやらしい音が聞こえるのにね」
「うー…」
「あーあ、お母様も嘆き悲しむよ。娘がこんな淫乱に育つなんて、同じ腹から出てきたと思いたくないね」
澪音は顔を逸らす。
紐が食い込むたびに感じてしまうのも、愛液がとろりと溢れてきているのも紛れも無い事実だから。
愛らしい瞳をこちらに向けて、子犬が明るい声で提案する。
「そうだ澪音、君はよつんばいになって歩きなよ」
「え…?」
「犬は二足歩行なんて高等な真似できないだろう?」
「そんなこ…っあぁ…」
無情にも紐が引っ張られ澪音の肉芽を赤い紐がぐりぐりと擦り上げる。
想像以上の快楽にその場に崩れ落ちる少女。
息を荒げ、涙ながらに叫ぶ。
「ふぁ、も…やめてっ!よつんばいでも何でもなるからぁ…!」
そのまま手と膝を地面につけ潤んだ瞳で飼い犬を見る。
「これで、いいでしょ…?」
澪音の言葉に子犬は首を傾げた。
その目には嗜虐の光。
「あれー?犬はそんな事言わないよ?わんって鳴くだけだよ?」
「あぅ…」
「分かった、澪音はまた紐を引っ張ってほしいんだ?救えないメスだなぁ」
恥辱に唇を震わせて耐える少女に待ちかねて早く言えといわんばかりに紐をくいくい引く。
生まれた甘い痛みと切ない刺激、それは刺となって澪音を苛む。
そして、彼女の口から服従の言葉が吐き出された。
「…わん」
子犬が振り返る。
黒銀の毛並みを持つ子犬の目はどこか微笑んでいるように見えた。
「良い子だね、澪音…じゃあ急ごうか?」
「ひゃ…ぁぅ」

荒野を一人の少女と子犬が歩く。
…正確には二匹。 少女の手には赤い紐。
その首に結ばれた犬用の首輪もまた赤く。
犬へと堕ちた少女の瞳は薄氷色。
願わくばその瞳に君が囚われん事を…。
56今日のわんこ:2007/12/29(土) 02:01:22 ID:+g4PJPwK
ついカッとなってバールのような物で殴ったらできた、反省も後悔もしている。
ごめん、いまからルキアたん陵辱モノ書いてくるから許してくれ。
57名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 02:21:07 ID:oh81pkyG
いいぞもっとやれ
58名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 07:14:59 ID:ivsSLdf8
許すからマジで書いてくれ
59ルキアたん陵辱 1:2008/01/02(水) 01:07:16 ID:+IpPu1Xq

あけまめ!
なんとか書きあがったので投下。
ルキアとその他大勢注意。

私は、クロニカ…つまらない物語でしたら、お話して差し上げましょう。
黒の教団の大聖堂、その奥に秘密の小部屋があります。
そこの存在を知っているのは黒の教団員でもごく僅か。
入る事ができるのは教祖ノアと一握りの幹部達だけ。
今、少女はその小部屋に繋がれています。
神子としての役割を果たす、その名目で少女は犯されていました。
60ルキア陵辱 2:2008/01/02(水) 01:08:41 ID:+IpPu1Xq
ふ…あっ…」
広くないその部屋に黒いローブを纏った男達がひしめく。
熱の篭った視線の先には幼い少女。
男達の手は発育途上の薄い胸や、まだ産毛すら生えていない秘部にまで伸ばされ、少女の体を蹂躙していく。
ある者は小さな胸を揉み、またある者はその赤い頂点をくりくりと爪で刺激する。
ある者は肉芽を摘み、またある者は男を受け入れるにはまだ早い恥部に指をねじ込む。
その全ての刺激を受け止め、少女は喘いでいた。
「ひぁ、んん…ぁ、く…ぅ」
「おやおや、もうこんな事になっていますなぁ」
秘部に差し込まれていた指が粘液と共に引き抜かれた。
指先にたっぷりと付いた愛液を舐めとって、男がからかう。
「どうやら神子様は感じやすいようで」
空いたそこにまた他の太い指が入り込み、膣内を犯していく。
口腔を、膣を、胸を男達の手が汚し、陵辱していった。
「はひゃ…ぁあ…」
更なる快楽を求めてか、少女の腰が自然に動く。
その様子にどこかから嘲笑の声が上がった。
「神子様、気持ちいいのですか?そんな淫らな声を出されて…」
「ぅ…ん、…き、もちいいよぉ…」
淀んだ目で少女が頷く。
「それは、それは。…まぁ我等も好きで神子様を犯しているのではありませんが」
「そう、目的の為ですからなぁ。我等とて心苦しいのですよ」
男達の間で笑いがさざめく。
目的も果たせて女も犯せる、しかもそれはまだ少女としか言えない身体。
これ以上の願ったり叶ったりがあるだろうか。
「では皆様、そろそろ『目的』を果たしましょうか。もう神子様の準備は整っておられるようですし」
誰かの言葉に一人の手が上がる。
「僭越ながら私から…」
最初に少女を犯せる事にか、歩み出た男の顔は喜悦に歪んでいた。
61ルキア陵辱 3:2008/01/02(水) 01:11:47 ID:+IpPu1Xq
「ん…ぅあ」
くちゅ、という水音と共に少女の入り口が開かれる。
期待と不安が織り交ざった表情のルキア、その細い腰に浅黒い手が添えられた。
男の肉棒が少女の体を一気に貫く。
「あ…ぅ…ひゃぁぁあ!」
いくら指で広げられたとはいえ数日前までは処女だったのだ。
突然の挿入は彼女に苦痛しか与えない。
見開かれた目から透明な涙が零れ落ちていく。
ぎちぎちと締め付ける粘膜に男が顔を顰めた。
「…流石に、まだ、きついな」
「ぁ…痛いぃ……むぅ!?」
他の男の屹立が痛みを訴える少女の口に侵入する。
「むぐぅ…ごほ、…えぐ」
ルキアの抗議の視線が口腔を犯す男を見上げるが、そ知らぬ顔で男は尋ねた。
「胎にさえ出せば、他を使っても宜しいですか?」
「ええ、構いません」
「ふぁ……んむぅ…」
ルキアが喘ぐたびに開いた口から唾液が垂れていく。
その様子を男達は満足そうに見ていた。
口淫を強いている男が少女の髪を撫でまわしながら呟いた。
「しかし、まだ幼いとはいえなかなかの体つきです、な」
「ええ本当に、こんな娘を手元に置けるとは教祖様が羨ましい…」
男の身体が震え、少女の口腔に精が弾ける。
口元から白い汚液を零させながら男が肉棒を抜き取り、汚れを髪で拭く。
「はぁ…は…っあ」
唾液と混ざった体液がルキアの口から石の床へと落ちていく。
汚液を零した少女を男は冷たく見やり、それを指で拭うと彼女の口へと突っ込んだ。
「もったいない…飲むんですよ」
「んぐぅ…んく」
生臭い液体が喉を下りていく感触にルキアが涙ぐむ。
先程まで口腔を犯していた男が不思議そうに動きを止めた取り巻きを見回した。
「お前達、どうした?順番を仲良く待っているつもりなのか?好きに使って構わないのだぞ?」
その言葉で周りの男達がやっと動きだした。
順番が回ってくるまでの慰みにとまた少女に群がっていく。
少女の手を無理やり自分の物に添えさせる者。
白い髪に白濁した液体を放つ者。
指で口を広げ、そこに汚液をぶちまける者。
肉棒を少女の頬に擦りつける者。
精を彼女の体に掛ける者。
小部屋に漂う濃い精の匂いは少女の心も身体も蝕んでいく。
口に溜まった精液を飲み込んで、ルキアはかすれた声を出した。
「も…やめ………!」
少女を贄とした狂乱の宴はまだ終わらない。
62ルキア陵辱 4:2008/01/02(水) 01:12:51 ID:+IpPu1Xq
「ぁ……ぁ…」
何人目かの精液を胎に受けた感触と共に少女の体がぐたりと重くなる。
深海の底のような青の瞳が目蓋の裏に隠されていった。
「おや?」
「少々やり過ぎでしたな…おい」
少女の身体を未だに貪る男達が振り返る。
「その辺にしておけ…下手に壊れて使い物にならなくなると困る」
その声に男達は慌てて硬い石の床に少女が投げ出した。
横たわった少女の身体を無念そうに眺める男に、誰かが笑う。
「どうせ孕むまで思う存分使えるんだ、明日まで我慢しておけ」
「では、神子様。また明日」
慇懃無礼な一礼と共に男達は少女を一度も顧みる事無く部屋を出て行く。
うっすらと目を開き何かを呟く少女は弄ばれ、飽きて捨てられた人形のようだった。

最後の一人が部屋に錠を掛ける音を聞いた後に、白濁に塗れた少女はゆっくりと身を起こす。
震える手が男達の精を受け止めた秘部に伸びていき、溢れるそれを掻きだしていく。
赤く腫れ上がった幼い性器が陵辱の凄まじさを物語っていた。
初めのうちは彼女も抵抗していた。
あらゆる所に伸ばされた手を振り払い、引っかき、噛み付く。
そのたびに黒衣の男達は暴力で応えた。
殴られ蹴られしてできた痣は彼女から抵抗する気力を奪い、代わりに恐怖心を与えた。
流れていく時間はただ彼女に諦念を植え付けていく。
やがて芽生えたのは冷たい感情。
抵抗をしても結果は変わらない、ただ殴られ乱暴に犯されるか、快楽に溺れる様を嘲笑われながら犯されるかの違い。
――なら自分が楽な方がいいだろう?
悪魔の囁きにいつ流されてしまったのだろうか。
それでも微かな抵抗は忘れない。
「くぁ…ふ」
痛みに顔をしかめながら膣壁に爪を立て無理やりに掻き出す。
自分が孕む事を決定事項としている書の記述。それが彼らの望み。
そうすれば世界の終焉は訪れ、新世界が現れるのだと、口々にそう言う。
――そんなこと、させない。
彼らが望む未来を少しでも遅らせる、それが力なき少女のささやかな抵抗だった。
63ルキア陵辱 5:2008/01/02(水) 01:14:30 ID:+IpPu1Xq
もう誰も入ってこないはずの石牢に靴音が響く。
少女に掛けられたのは軽い嘲弄の声。今彼女が心から憎む男の声だった。
「実に良い眺めだね、ルキア」
「ノアっ…!」
表情は黒の布に隠され見えない。ただ口元には嘲笑と憐憫が混ざった笑みがあった。
しかし、と不思議そうに男は呟く。
「歴史に刻まれた自分の運命を遂行する、たかがそれだけの事をなぜ君は理解できないのかね?」
「嘘だ…。あなた達がこうしたいだけだ…!」
「君が我等の仔を残すことは書に拠って定められているのだよ…
私は手荒にやれと言った覚えは無いがそれは彼らの趣味かもしれん」
「……例えば…ボク以外の人にも…するつもり、だったの?」
「もしそれを歴史が望むなら」
小さな拳を握りしめ、男を睨む。
「…ノア、ボクは、あなたを許さない…」
非力な少女のその言葉にも男は笑うだけ。
「許すも許さないも結構。書は人の感情如きでは微塵も変えられぬ」
牢に投げ入れられたのは白と蒼の服。
ここ数日着る事すら忘れていた自分の服だった。
「…服を着なさい、そのままでは私に目の毒だ」
「……くっ」
「さて、久しぶりにパパと入浴を…君は…泣いているのかね?」
「泣いてな、んか…ぁ!」
憎むべき敵であるはずの養父の優しさが心に染み入っていく。
悔しくて、何もできない自分が情けなくて。
唇を噛み締め空を仰いだ。
視界に移るのは無表情な石の牢獄だけ。
その外には輝ける世界があるのだろうか、もう叶わぬ願いでも外が見たい。
青の空と蒼の海が混ざる水平線、白く浮かぶ綿雲と緑の木々が織り成す樹海。
自分が汚れ傷ついても守ろうと思えるあの世界をもう一度見たい。

翼が欲しい、ルキアはそう思った。
空へはためこうと伸ばした自らの翼は男達によりもがれ、踏みにじられた。
――こんなちっぽけな事で折れることの無い翼が欲しい。
翼が無い自分は羽ばたけぬ、ならば預言書が肯定する我が子に未来を託してみよう。
――キミは…この世界を愛して、変えてくれる?
未だ見ぬ子へ思いを馳せて、膨らみもしない胎をただ撫でた。
64ルキア陵辱 6 :2008/01/02(水) 01:18:47 ID:+IpPu1Xq

この哀しいお話は、ここでお終い。
…結末、ですか?どうしても聞きたいのですね?
結局彼女は運命の手から逃れられませんでした。
されど哀れむ必要は無いのです。
私もアナタも、誰一人逃れられないのですから。
めでたし、めでたし。


意外と長編になってしまった、今ものすごく反省している。
やっぱり性格が違う上に何、最後の痛いポエミーとか言う人ごめんなさい。
最後におまけ?
65おまけ:2008/01/02(水) 01:20:14 ID:+IpPu1Xq

黒の教団はただいま現在ブラック★ロリコンキャンペーン中!
教団員になりますと今なら特別。
サンホラ美少女(エル、ミシェル、ルキア、イヴェール)の中からお好きな子一人を選んで一緒に遊んだりできちゃいます!
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66名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 04:21:21 ID:DNe166Hb
こんなスレあったのかwwww
67名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 08:11:20 ID:XCLN7Jtd
>>59-64
キタコレ!GJ!!!
68名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:31:36 ID:VCnOsTC1
保守
69名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 12:37:43 ID:STEj0I3W
自分以外に人がいた…,嬉しいかなんか書いてくるわ
70名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 19:03:17 ID:onwf0HfI
ROMってるだけで大量に居る件
俺も含めて
71名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 20:22:37 ID:Y+FxmMqm
俺も居るぜ
72名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 22:21:49 ID:Ty/11+Mm
けっこう住人いると思うぞ
73名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 22:44:17 ID:onwf0HfI
さりげなくココって見てる人多いよな
ageる人が少ないだけで
74名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 08:52:25 ID:gv6DDyXv
>>65
イヴェールてwww
美少女というより美少年だなw
75名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 17:12:10 ID:nnQYAJR5
ジャケ絵のルキアはどうみても男にしか見えない
76名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 17:21:23 ID:ZVQlUm6g
オッスオッス!
77名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 23:01:53 ID:gLGJTH9X
>>69
wktk!!
78名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 16:03:11 ID:ZvbX6aei
この板で稀に見る良スレww

期待してるぜ!
遅くなったけど諦めず投下。

フラーテルとソロル、一応近親相姦注意。

頬の痛みに目を覚ますと、俺は白い部屋の中にいた。
「……」
自室、ではない。少なくとも俺には見覚えが無い所だ。
拉致られた…訳無いな。俺拉致る理由ないし
とりあえずベッドから起き上がり部屋を探索することにした。
自室から出された事が殆どなかった俺にはなんか新鮮な感じがする。
「しかし…殺風景な部屋だな」
ベッドと後は部屋の備え付けの洗面台と鏡くらいか。
特にする事も無い俺は顔でも洗おうかと思い直し立ち上がる。
覗き込んだ鏡の中、その俺の顔は疲労困憊した土気色をしていた。くるくるした頭も相変わらずだ。
目を引いたのは頬に走る治りかけの一本の朱線。
まるで刃物で傷つけられたような。
それがじくりと痛んだ気がして顔を顰め慌てて押さえる。
「い…っ…なんだ、これ」
思わず手を見る。僅かに滲んだ血の赤と痛み。
霞んだ記憶が繋がった。
そうだった、俺妹に刺し殺されそうになったんだっけ。
吐いた嘘も拒絶の言葉も何もかも思い出して俺は頭を抱える。
マジか落ち着け俺。今妹に会ったらこの頬の傷だけではすまないだろう。
滅多刺しは嫌、俺痛いの嫌いだし。
「お兄様…!」
音を立てて扉が開く。
そこに立っていたのは恐らく俺の頬に傷をつけた少女。
その瞳は目薬を点した後のようにうるうるしていて今にも泣き出しそうだ。
「お兄様…おにーさまーっ!」
俺の胸板向かって飛び込んできた紫色の塊…もとい妹。
避ける事も、逃げる事もせずに漢な俺は受け止めた。
「げほっ!?」
それは鳩尾に直撃、抱きついてきた少女と共に俺の身体が吹っ飛び、洗面台に頭を打ち付けてしまった。
意識が吹っ飛んだ。花が咲き乱れ、小鳥が歌い、川が流れる楽園が見える。
「……」
「探したんですよっ!ああ、もう絶対離れません…!お兄様…愛しています!」
感動の再会というか、ここで会ったが百年目というか。
涙を浮かべた少女は首筋にぎゅうっと抱きついてくる。
妹よ、わざとか知らんがその位置は頚動脈にジャストフィットだ。
「……ソ、ル…苦し…!」
微熱を帯びた瞳、上気した頬。
恋する乙女は話を全く聞いてはくれない。
愛するのはいいけど、恋しい人が死にかけって事に気付いて下さい。お願いします。
必死に動かした唇は少女に言葉を伝えはしない。
俺の意識はまた深い底へ落ちていく。
80名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 01:36:02 ID:LL7LKWj8
本日二回目の覚醒。
うん、なんで俺は素っ裸?
そしてなんで妹が俺の愚息をいじくり回してますか?
「おはようございます、お兄様」
半勃ちの肉棒に口付けて妹が朗らかに笑う。
その光景にはどこか背徳的な美しさがあった。
「うふふ…お兄様は今日も元気みたいですね」
「なっ…おま、何してるんだ!」
「え?日課ですよ?」
日課って…俺は知らないうちに妹にそんな変態行為をさせていたのか?
いや、してない。俺はしてない断言できる。
「それって自分一人で勝手にやってたんじゃないのか?」
「いえ、寝ているお兄様にきっちり許可を貰ってから、一緒のベットに入ってましたよ?」
ソロル、それ許可言わない寝言。
そりゃあ睡眠中の何言われてもOK出すような状態でそう言われてもいいって言っちゃうでしょうよ。
「それにすっきりさせるとお兄様のご機嫌がよかったですし」
妹はそう言って愛しい物を扱うようにそそり立つ肉棒に頬擦りしだす。
柔らかな頬の感触が気持ちいい…
ってダメだ俺、正気に戻れ!近親相姦ダメ絶対!
襲いくる快楽の波に飲まれかけながらも必死で少女の肩を掴み、引き剥がした。
妹はなぜ拒絶されるのか分かっていないようで不思議そうに尋ねる。
「どうしてですか?」
「どうしてって…俺達は…兄妹だろうが!」
俺の言葉にぴくりと少女の眉根が上がる。
…なんか気に障る事言ったか?俺。
「また、同じ事を言うんですねお兄様」
わかりました。
そう静かに呟いて、妹は俺に背を向けた。
しばらくすると背中を震わせた少女の押し殺した泣き声が室内に響く。
なんか俺が悪い事した気分になってきた。
「…大丈夫か?」
振り返ったソロルは零れた涙を微笑みに換え、呟く。
「じゃあ要らないでしょうから切り取ります」
「へ?…いぎぃ!」
しゃきんと取り出されたのはとっても切れ味抜群そうな銀色に輝くナイフ。
間髪入れずに左手で我が愚息を握りこみ、刃をそっと押し当てた。
冷えた刃の感触がそのまま背中を駆けていく。
「ソ…ロル?待った、マジで切り取りは勘弁してくれっ!」
「だって…お兄様が誰かに取られちゃう…」
誰も取らないだろそんなマニアックな所。
突っ込んでやりたいがソロルの表情は真剣そのものでとてもじゃないが言えない。
「わかった……何してもいいから!」
「…本当ですか?嘘ついたら遠慮なく切り取りますよ?」
こくこく素直に頷く俺を見て少女はおとなしく刃を退く。
というかシンボル切り取られるくらいなら針千本飲まされた方が大分マシな気がする。
「な…ぁう…」
伸ばされた少女の手が俺自身をゆっくりと愛撫する
気恥ずかしさについ逸らした、その視線の先。
俺は無機質な目で俺達を見つめるカメラの存在に気がついた。
あれ、もしかして撮ってる?俺見られてる?
「ダメ……!監視卿が見てる…!」
「見せ付けてあげましょう…お兄様…」
「…お前…羞恥心とか無いのかよ!…っあ!」
肉棒を躊躇無く口に含みながら妹はご丁寧に返事をしてくれた。
「なひれひゅ」
「く、…ちに物入れて喋るなぁ!」
本当の所、喋る度に舌が当たって気持ちいい。
それに気が付いたのか裏筋周辺を丁寧に舌で撫で擦る。
くすぐったいような不思議な感覚に吐精しそうになるが流石に早すぎだろ俺と、必死に自分を激励して耐える。
「い…ぁ」
「んぁ…ふふ、おにいさま……おっきい」
少女は一旦口を離す。
先走りと唾液の混じった粘っこい液体が唇と肉茎を繋いだ。
攻め立てる手を休める事無く、妹は包皮を剥きながら尋ねた。
「気持ちいいんですよね?」
「う」
「おとなしく言った方が楽ですよ?」
年下とは思えないほどに妖艶な笑みを浮かべ、白い指が下から上へと撫で上げる。
それだけでますます硬くなる愚息が我ながら情けない。
「気持ちいい…けど…ぁ!」
「…じゃあ出してあげます」
所々に口付けを落としながら、また肉棒が少女の口腔に収められていく。
粘膜同士が擦れ水音が部屋に溢れていく。
「おにひひゃま…」
「…噛む、なっ!」
そろそろ限界が近い、目の前が何か白く見えてきた。
じゅるじゅると啜り上げ、甘噛みして、指が根元に軽く爪を立てる。
包皮の下の亀頭に少女の歯が掠めた。
ごめんなさいもう無理です限界です!
「ごめ、出…ぅ…っ!」
「ふぁ……んくっ」
俺自身から勢いよく迸る白濁を妹は特に気に留めずに飲み込んでいく。
それどころか尿道口に残る精まで余さず飲み干してからソロルはようやっと口を離した。
「ソロル…大丈夫か…?」
「ええ、慣れてますから」
「嘘っ!?」
「うふふ、冗談です」
でもなんか手馴れてたし、あながち冗談だとも言えないような。
俺が寝ている間に妹は一体何をしてきたんだろう。
…考えて薄ら寒くなる。
「ではお兄様、第二回戦へ突入しましょうか。まだ元気そうですし…」
「…嫌って言ったら切り取るんだろ?」
「はい」
どこまでも本気な妹の言葉に俺はただうな垂れた。
「では早速挿入…」
「いや待て、落ち着け」
「なんですか、お兄様?」
明らかに不満げな表情を浮かべる少女をしどろもどろにながら俺は押し留める。
「いやあの…その…前戯とか……」
「要りません…やりたいんですか?」
「濡れてないと…入りにくいんじゃ……?」
俺の言葉に妹は不敵な笑みを浮かべた。
「その心配は無いです」
少女の手が下腹部へ下りていく。
僅かに生えた下草をくぐり、そして自らの花弁に一本指を滑り込ませた。
「ぁ…んぅ…ほら」
ずい、と差し出された指先にはつややかに光る愛液。
指を舐め取りながら、呆気に取られる俺の前でソロルは笑う。
「私…お兄様の事を想うとすぐこうなるんです…おかしいですか?」
彼女の身体は何か俺を想う余りに進化していってるらしい。
事実はエロゲより奇なりって名言だ。
「さぁ、交わりましょう?お兄様」
妹の柔らかい体が押し付けられ、俺が押し倒された形になる。
…俗に言う騎乗位という奴だ。
「あは、さっきみたく硬くなってますよ?」
「…しょうがないだろうが」
少女の柔らかい尻の感触で再び元気になりだした我が息子に泣きそうになる。
哀しき男の性って奴ですか?
「?」
涙目な俺を不思議そうに見る少女。
俺を中に迎え入れようとソロルが腰を浮かせ、肉棒の先に湿ったものが当たる。
「入れ、ますよ?」
少し緊張しているような言葉。
頷こうとした俺の返事を待たずにソロルは一気に腰を落とした。
「ひゃ…んあぁ…!」
狭くぬめる肉壁を押し広げ、進んでいく感触に俺は溺れる。
熱く硬い肉棒が柔肉を抉り、突き上げる感覚に妹は喘ぐ。
「ふぁ、や…にいさまぁ!」
甘い嬌声と共に少女は仰け反り、腹を撫でた。
繋がった事を確認するように、愛しいものがあるかのように。
「あはっ、おにいさまがいる…ぴくぴ、くしてる…の」
言葉に呼応してか、柔肉はゆっくり肉棒を締め付けていく。
「ぅ…ソロ、ル……」
「ふぇ、あ!…はぅ、く…ぁ」
結合部から音と泡を立てて愛液が溢れていく。
一番奥まで突き上げれば妹は一層高い声を上げて鳴いた。
「ひぅ…っ!お、にいさま…ぁ!きもちい、い?」
「私のこ、と…好き?愛して、る?」
俺を見下ろして幸せそうに微笑む少女。
その純粋無垢で一直線な瞳に俺の背筋が凍る。
この一心不乱な愛情は重すぎる。
いずれは彼女を壊し、俺を殺すだろう愛を少女は叫んだ。
「ひゃふ…お兄様ぁ…愛して、ますっ!…何よりも…誰よりもぉ!」
とろけた脳髄が紡ぐ言葉はもはや意味を成さない。
「ぅあ、ひゃぅ、やぅああああぁ…」
涙と唾液を零して少女は獣のように喘ぐ。
それは俺の腹や敷物に落ちて、愛液と共に小さな染みを作る。
俺もただ快感を引き出すことしか考えられなくなっていた。
「ソロルっ…ごめ…」
「おにいさまぁ…ぁぁああああっ!」
絶頂を迎えたソロルの身体が痙攣する。
恍惚の表情で崩れる妹の中に俺は精を吐き出した。
83おまけ:2008/01/20(日) 01:42:33 ID:LL7LKWj8
>>75
「がはははは!…オイあんたの目は節穴かい?」
「そーだ、こんな可愛い子が…」
下卑た笑みを浮かべた男達は少女の性器を覆う純白の布に手を伸ばす。
「ゃ…めろぉ…!」
強い青の目が激しい拒絶を表すが男は気にせずにゆっくり脱がしていく。
「やめ、て…ぇ、いやあぁぁあ!」
顔を赤くしたルキアの叫びと共に幼い割れ目が露わになる。
ついに現れたたてすじに男達は目を細めた
「ほーらな」
「こんな可愛い子が男の子な筈ねぇよ…」


なんかできた
今は反省している
84名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 01:58:16 ID:LL7LKWj8
最後書き込めない…orz

本日三度目の覚醒。どうやら俺はあのまま寝てしまったらしい。
俺の腕の中には寝息を立てる暖かい塊。
満ち足りた幼子のような妹の寝顔には年相応の愛らしさが出ていた。
未だ繋がったままだったのが恥ずかしいので萎えた肉棒を抜き取る。
一瞬身体が跳ねたがまた規則正しい寝息を立て始めたのにちょっと安心した。
「さっきまでと同じとは……思えないな」
遮る物が無い一途な愛情。
それはいつか俺を滅ぼしてしまうだろう。
それなら、今伝えておきたい。
「なぁソロル」
さらさらした紫の髪を手で梳いてやりながら俺はぽつりと呟いた。
「…俺もお前が好きだよ」
その言葉と共にぱちりと開いた紫の瞳。
何が起こったのかよく分からなかった。
「本当ですかっ!?」
少女が飛び起き、俺の首を絞め上げる。
これまたいい感じに絞め技状態だ妹よ。…お前狙ってるな?
「ぐぇ…ソロル…お前いつから!?」
「…寝たふりも見抜けないんですかお兄様?」
しょうがない人ですね、と呟いて額に口付ける。
そこには勝利の微笑みがあった。
「お互い愛し合ってると分かりましたし…どうですか、もう一回?」
「…嫌って言ったら切り取、るんだろ?」
「はい」
乗り気の少女を止める術を俺はまだ知らない。
ついでに酸素不足で意識が朦朧としてきた。
「さぁ、楽園に還りましょう?」
少女の声が囁く。
勝手にしてくれと投げ遣り気味に呟いて、暗闇に呑まれる意識に身を任せた。

―おしまい―

エロ分足りないわ最後にアホミスするわ…orz
>>83はおまけとして読んで下さい
85名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 14:36:20 ID:4WMhMRLS
あげ
86名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 00:01:21 ID:/58LxD8E
GJ!
87名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 20:02:09 ID:VbZviOe3
88名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 23:48:18 ID:yrbs5KTi
ここってエロネタキャラ萌え話禁止なの?
89名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 01:34:57 ID:JuC4fy3U
アリなんじゃない?
90名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:43:48 ID:LNSgphV0
>>88
全然問題ない、寧ろ大歓迎
91名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:54:06 ID:+YTO59tU
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
92名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:13:21 ID:gYe6JZoG
↑はマルチ注意、何処飛ぶのかは怖くて踏んでないから確認してない。
93名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 01:24:18 ID:sNPYiUIb
下のレスを他スレで見つけたから、多分惨事

254 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 22:00:56 ID:h3YUJj4v
何でぇ、人間の女か
94名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 07:38:47 ID:jcA0gA3L
大惨事だな
95名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:47:51 ID:ta2M73Hw
サクリ姉が身売りしたか議論しようZE
96名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:21:01 ID:uOCWmlmE
サクリ姉は身売りはしないで強盗とかに走ったと思うんだZE
97名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:33:37 ID:3+Hv8/pI
イヴェール凌辱したい保守
98名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:59:24 ID:fePNtVkH
保守する時は一応あげようぜ保守
99名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 18:12:10 ID:quzoJPrM
他スレより転載


ライラ
 ユダヤ教で、“懐妊”を司る夜の天使

 女性が妊娠すると、“精液”を神の前に差し出す
 神はこれにより生まれてくる子供の性別・容姿・貧富等
 様々な事を決定し、その後、霊魂は天使の護衛をつけられ
 母親の胎内へと運ばれる

 その時、霊魂は自分の未来を教えられるのだが、この世に
 産まれ落ちる直前にライラは赤子の鼻を弾いて総てを忘れさせてしまう
 
 ただ、時折その欠片が“デジャブ”として残る事も在り得るらしい
100名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 16:36:54 ID:tj31muu/
書に記されているとかなんとかこじつけてルキアを襲おうとするクロニカ様が見たいです…。
襲われ受けでルキクロでもいいけどね。

と、ここって百合ネタはいいんだろうか?
101名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 16:53:30 ID:hR0ujvcA
個人的に大歓迎すぎる
エルルキとか
102名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 10:35:58 ID:HgSCFTHw
ルキクロ好きだ。

というか
此処って性別反転とか良いのかな?
イヴェと双児を性別反転して、女イヴェを虐めたい。
103名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 10:36:43 ID:GzMceogq
それはキモい
104名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 16:09:10 ID:xq2XwU0E
>>102
作品を投下するならタイトルに注意書きを書けば問題ない
ネタもないしうp
105名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 16:14:00 ID:HgSCFTHw
分かった、有り難う。
なんか書けたら載せるよ。
106名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 16:27:09 ID:z5k4fqEq
>>105
wktkしながら待ってるよ
ついでにage
107名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 23:08:11 ID:vcT8MXzv
女体化って数字板じゃないの?
百合はスレないからここでいいと思うが
108名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 01:10:43 ID:j3lU2YxE
>>107
過疎ってるんだから気にしなくておk
109名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 07:40:35 ID:F/lTfR30
なんか賛否両論在るようだから、
取りあえず無難にパパエル書いてくるよ。

ついでに保守
110名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 09:03:23 ID:l+QwbXrM
>>109
パパエル全裸でお待ちしてます(;´Д`)ハァハァ
111名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 17:50:15 ID:YRkwkzqD
シャイライ夫婦、嬉し恥ずかし結婚初夜話とかどうだ?
ライラがシャイタンに処女を奪われる感じで・・・
112名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 19:52:29 ID:fHL4SP76
>>111
自分の中だとライラが「とっとしなさいよほらぁ!」と乗っかっていくイメージだ
シャイたんがあんまりにも奥手すぎてまどろっこしいと言わんばかりに…
113名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 03:01:08 ID:7Z8TbxyD
誓いの接吻以降はライラからしてそうだな接吻。
そしてギシアンを陰からしっかりと覗く三姉妹とサディ先生
114名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 04:30:20 ID:t3zaowro
それを覗くサディ先生の元気な下半身を引き気味でチラ見する三姉妹。
115パパ大好き1:2008/02/23(土) 06:11:19 ID:QM/5PSyX
最初は複数×エルのリンカーン未遂なので注意。
ありがちな展開で、文は最低レベル
今は後悔していない。



薄暗い部屋で、数人の男が一人の少女を囲んでいる。その少女は一糸纏わぬ姿で
四つん這いにさせられていた。
「ふん……これが仮面の男の娘か……」
「中々可愛らしい顔をしているな。」
男の一人が少女の秘部に手を伸ばし、太い指を無理矢理挿し込む。
「………っ、あ!!」
悲鳴にも似た声を上げる少女。男たちは口許を吊り上げ、下卑た笑みを浮かべた

「まぁ、仮面の男が此処を嗅ぎ付ける前にマワしてやろう」
「アイツには恨みを持っている奴が多いからな」
男は背後から少女の割れ目に舌を這わし、舌でナカを探る。そしてもう一人の男
は、少女の幼い胸に付いている桃色の突起を指で弄んだ。
「あぁっ!!やだっ……止めて、んっ、ぁ……」
「こんな幼い娘でも感じるのか」
「お願い……止めて下さいっ……ひぁあぅっ!!」
男が少女の秘部に在る小さな肉芽を指で握り潰す。震え上がるような快感に、エ
ルは目を見開き、涙を零した。

「パパぁ!!助けてっ!!」

少女の悲痛な叫びは届かない。ただ部屋に木霊し、薄れていく。杜撰なタイルの
張り合わせからか、細い隙間が出来ている為、そこにエルが零した涙が溜まる。

「いやだよっ…もう止めて……」
「そんな事を言っていても、エルちゃん。凄く感じてるよ」

少女の窒に二本の指を挿すと、滑った液体が男の指に絡み付く。

「いっ、あ…」
「あーあ、エルちゃんはお股を弄られて気持ち良いんだ。」
「ちがっ……」
「こんなエルちゃんの姿、パパが見たら哀しむよねー?」
「………パパ、が…哀しむ……?」

「パパ」という単語を聞いた途端、絶望したような表情に変わる少女。

「パパに言い付けちゃおうかなぁ。」
「っ…!!駄目駄目っ!!絶対言っちゃ駄目っ…!」
「じゃあ、大人しく俺たちの言う事を聞いてもらおうか。」

エルは必至に頭を縦に振る。その様子を男たちは、至極楽しそうに見た。
黙り込むエルに気を良くしたのか、男たちはエルへの責めを再開する。
傍観していた男たちも加わり、エルの身体を弄ぶ。濡れた秘部にはもう三本程指
が入っていた。上下左右バラバラに指を動かされ、肉芽を甘噛みされ、乳首を指
で摘む。今まで味わった事の無い快感に、エルは嬌声を上げた。
116パパ大好き2:2008/02/23(土) 06:15:21 ID:QM/5PSyX
「ああっ、あぁん…ぅっ…」
「ははっ、もう立派な雌猫だな。」
「よし、入れても大丈夫だろう」
「じゃあ、俺が先だぞ。」
「はぁ?俺が先だ。」
「お前は引っ込んでろよ。俺が先だって」
「年功序列だろ。俺が先だ。」
「それだったら、私が最年長だが?」
「何言ってんだ、この中では俺が最年ちょ……………うわぁぁあ!!」
背後に突然現われた仮面の男。不気味なたたずまいが、その場の空気を凍らせた

「あ…あ…あの…」
「よくも私の可愛い娘に手を出してくれたなぁ…。だが、お前等、運が良かった
と思え。エルの前で人殺しは出来ない。だから今回は許してやる。だがな…次会
ったときは絶対に……」
「すっ、すみませんでしたぁぁーっ!!」
「ずらかるぞっ!!」
戸を目掛けて一目散に逃げて行く男たち。仮面の男はエルの元へ駆け寄った。

「エル!!」
「ぱ……パパっ……」
華奢な身体を抱き締める。啜り泣くような声が仮面の男の耳元で聞こえた。

「ごっ……ごめんなさいぃ……私……っ…」
「大丈夫だ、エル」
「ひっ…ぅ……くっ……本当にごめん……なさっ……!!」
愛しい娘を抱き締めながら、仮面の男は少女の異変に気付く。
「エル……足を、開いてみなさい……」
「っ……!!」

(ああ、パパにバレてしまった。きっとパパは私を嫌う。ごめんなさい…パパ…)

怖々と足を開くと、濡れた秘部が露になる。仮面の男は、そこに釘付けになった

「っ……エル…!!」
「ごめんなさっ……ひぁっ!?」
突然走った肉芽への刺激にエルは身体を強張らせた。
「ひゃっ……そんなにっ、キツく摘まないでっ……あああんっ…」
「エル……今気持ち良くしてあげるね…」
「あぁぅ…、ぱぱぁ……?」
「怖い事は何もしないよ。さぁ、私に掴まって。」
「………はい。」
少女の小さな手は、アビスの肩をしっかりと握る。アビスは背徳感に苛まれなが
らも、エルの窒に自分の物をゆっくりと沈めた。
「ぃゃぁあっ…痛いぃぃっ!!あああっ、あっ…はぅぅっ!!」
「っ………エル…」
濡れているとはいえ、幼い少女の窒内は立派な大人の男が入るのは無理が在る。
二人の繋がる部分から溢れ出した血液は、床を赤色に染めた。
「ぱっ…ぱぱぁ…ひぁっ…ぁっ…ぅっ、あ…」
「……呼吸を、止めないでっ……エル…」
「ぁ……あ…は、っは…あ…はぁっ…。……ねぇ、ぱ、ぱぁ…っぁ?」
「ん?なんだい、エル…」
「愛してる、わっ……」
「私もだよっ…エル…」
117パパ大好き3:2008/02/23(土) 06:22:04 ID:QM/5PSyX
何で書き込めないんだ…?
重複していたりしたらスマン。







「…んっ………?」

目覚めると其処はいつもの薄汚い部屋。
可愛い娘が自分の隣で寝息を立てている。
あれ?ついさっきまで、私はエルとイケないお遊びをしていた筈。

「…………夢、オチ?」

はあああ、と盛大に溜め息を吐くと、元気な自分の股間に目をやる。情けない夢
を見てしまったものだ。
娘を性の対象として見てしまうなんて。
もう一度溜め息を吐いて、ベッドから出る。気分転換に、人殺しでもしてくるか



end


やはり後悔している。
お目汚し失礼致しました。
118名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 12:13:52 ID:laQPPfQv
>>117
職人キタコレ!GJ!
最後ひでぇなw

たしか一行目に改行が入ってると書き込み反映されなかったような気がする
119名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 16:26:39 ID:J7ua5oUq
>>117
マジでGJ!!
120名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 17:38:23 ID:UZ3XV6vc
三女をめちゃくちゃにしたいよー
121名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 02:49:53 ID:pLgWTOz9
三姉妹で姉妹丼
122名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 14:19:41 ID:9Y4zukAB
むしろ三姉妹でキャッキャウフフしててほしい
123名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 15:54:27 ID:zKipZHB/
>>122
それだ!


長女と次女に性を教え込まれる三女とか

…長女は巨乳
124名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 17:42:27 ID:a71DLwgz
・・・老預言者はどうなる・・・先生だぞ・・・
125名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 22:10:47 ID:jGFxBnHZ
じいちゃんの精を絞りとる三姉妹…だと…?
126名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 22:44:22 ID:/dJmSI+W
おじいちゃん二つの意味で逝っちゃうな
127名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 11:52:53 ID:VJQbuTRQ
師匠にはイシゾウがだな…
128名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 12:36:31 ID:S+XCqDc0
杖に顔がついてるのはきっとフェr
129名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 15:19:13 ID:YghgPMpM
ほす
130名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 14:09:07 ID:OrNmUeYO
ほしゅー
131名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 10:20:51 ID:ke2uygtB
ほす
132名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 19:39:21 ID:NKDA9gL5
ほしゅー
133名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 22:43:47 ID:rTwTx9OC
ほしゅ
134名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 23:00:15 ID:juR14FiE
浮上
135名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:58:31 ID:kkkwbuzE
誰か見てる人はいないのか!

保守
136名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:05:57 ID:kAWn5bJu
>>135
常駐してる自分が居る
とりあえず百合っていいよな…朝子夜子で百合が見てみたい
137名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 01:03:39 ID:ZYIjP2dK
>>135
よく来るよ
138名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 01:42:28 ID:7YPjFxVf
「ひ、っや……あ、あぁっ」
「violette、」

紛い物のそこに触れると小さく跳ねる妹の身体。私とお揃いの髪色がゆらゆらと揺た。

「ぃ、あぁ……姉さっ、や……」

姉さん、と呼ばれるのはいつぶりか。私は嬉しくなって指の動きをはやめ俺にはもう無理なんだぜ
139名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:04:49 ID:aAWspM8L
わっふるわっふる
140名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:18:20 ID:kAWn5bJu
>>138
あなたがかみか
常に百合に飢えてる自分にはご褒美です

というか人形に性感かあるのかとか付いてるのかとかそんな無駄な想像が邪魔して書けない
141名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:31:45 ID:7YPjFxVf
続き無理だわwwwwwサーセンwwwww
>>140
百合はいいよなロマンだよロマン
そこが邪魔してなかなか書けないんだわ朝子夜子
142名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 15:12:16 ID:uLGAfLRZ
保守しておくか
143名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 17:38:54 ID:2aVgBW45
三女は肉まん爆裂おっぱい派?つるぺたまな板おっぱい派?
144名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 20:03:55 ID:pjYy37cM
三女はお姉ちゃん達にセクハラされたおかげででかぱい派
145名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 02:56:40 ID:b4E9Z/3P
なんか思い付いたので投下。
三姉妹で百合。


――――――――――――――――――――――――――

「いい?エーニャ、私達は時に自分の身体を売って生き抜かなくてはならないのよ」
次女はそう言いながら、三女の膨らみ始めた乳房の先端を舐めた。
まだそう言った行為に馴れていない三女の身体がびくりと震える。
「ふぁ…い、トゥリーン姉様…ぁ…」
「貴女はまだ月のしるしも来てはいないけれど、今のうちからこうして馴れておいた方がいいのよ」
「ぁ…っは、い…サランダ姉…様…っ」
長女は三女の足を大きく広げさせ、まだ幼い秘孔に舌を這わせていた。
長女の舌が少しでも動けば、三女の身体が敏感に反応して揺れる。
「あ…ぁあ…っ、ねぇさまぁぁ…」
姉二人から与えられる刺激が、次第に思考能力を奪ってゆく。
「じゃ、そろそろ入れるわね…」
言いながら長女はディルドーを秘部に押し当てた。
「いい?力を入れてはダメよ?」
「あ…や、ひぁ、あぁあぁぁ…っっ!!」
ゆっくりと、じわじわと肉を割りながら挿入される異物。
だがその痛みの奥に大きな快楽が有る事を、既に三女は知っていた。
146名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 03:19:04 ID:b4E9Z/3P
「全部入ったわよ…どう?大丈夫かしら?」
「はぁっ…んン…!!」
涙で歪む視界の中、心配そうな言葉と裏腹に、楽しそうに微笑む姉たちが見える。
「ふあぁ…ねぇさま…ねぇさまぁぁ…」
「もっと気持ち良くしてあげる…」
そう言って長女は、ディルドーを動かし始めた。
内壁を擦られ、痛みすらも次第に大きな快楽の波となって三女を翻弄した。
「ひゃ…あっっ…んぁ…ふっ…あぁあ…っ!!」
ただ何も考えられず、長女の動きに合わせて矯声を上げる事しか出来ない。
「うふっ、エーニャは本当に素直で可愛いわ」
「姉様ばっかりずるいわ、私もエーニャを可愛がってあげたいのに!」
好き放題エーニャを弄ぶ長女に、次女が不服そうに異を唱える。
「あら、貴女は胸を揉んであげて頂戴な。ちゃんと大きくなるようにしてあげないと」
「はーい」
次女は口を尖らせながらも、三女を後ろから抱きすくめるようにして小さな乳房を両の掌で包み込んだ。
そして時折先端を摘まみながら、柔らかく揉みしだいてゆく。
「うぁ…あ、ねぇさまっ…!」
「どう?気持ちいい?」
「は…あぁっ…い、ぁ…いぃいよぉ…っ!!」
身体中の快感を引き出され、獣のように叫ぶ。
「じゃあ、可愛いエーニャにご褒美ね」
ディルドーを挿入れたまま、長女の指が小さな突起をキュッと摘まんだ。
「あ、ぁあ…あぁぁあ…っ!!!」
幼い身体が弓のようにしなり、大きく震えて、三女は絶頂を迎えた。


数年後…

「まさかあの小さかったエーニャがねぇ…」
長女が溜め息をつく。
「ホント、育ちに育ってくれちゃって…」
三女をしげしげと見つめながら、次女が続けた。
「何よ?文句でもあるの?」
三女は今や、三姉妹の中で一番の長身と大きな胸に恵まれた体躯となっていた。
「可愛かったのになー…」
二人の姉の溜め息が、青い空へと消えた。


終。




結局エーニャロリでゴメン。
しかしケータイはこう言うの書くにはつくづく向いてないと思った。
147名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:20:16 ID:2CmBdede
GJ!百合三姉妹いいよー
俺は携帯からのときはメール画面で編集してコピペで投下してるな。
面倒だし気が散るから携帯って不便
148名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 15:52:35 ID:yvNpMyLl
ほす
149名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:48:18 ID:2ggZcX6J
>>146
遅ればせながらGJ
150名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:57:01 ID:zu7eT8Qi
ほす
151名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 01:30:17 ID:/BolMvj9
152名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 02:03:52 ID:g8zyTD1W
とりあえず緋色の風車の女の子の末路をエロパロ風に推測しようぜ
153名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 02:22:47 ID:1jpkx8MI
「大人しくしてりゃ、悪いようにはしねェよ…」
くくっ、と咽を鳴らしながら緋い髪の男が笑う。
腕の中には、恐怖に怯えるまだ幼げな少女。
その細い首には、捕虜の証である黒い首輪と鎖とが繋がれていた。
少女が小刻みに震えるのに合わせて、鎖がちりちりと音を立てる。
赤髪の男は、薄い夜着の上からゆっくりと少女の身体を撫でた。
やがてその武骨な手は、まだ膨らみ始めたばかりの胸を通りすぎ、下腹部へと辿り着く。
薄布越しに秘部に触れられ、怯えきった少女は短く息を飲むが、拒むと言う選択肢は彼女に与えられてはいなかった。
男の指が割れ目に沿ってゆっくりと動き、徐々に少女を責め立ててゆく。
「…っっふ、ぅ…」
固く目を閉じたまま、それでも堪えきれずに漏れる少女の小さな吐息に、男は満足気に笑う。
「もっと気持ち良くしてやるよ…」
言いながら少女の夜着をたくし上げ、露になった秘部に直接触れて擦った。
「ひぁ…ッ…!」
突然の強い刺激に、少女の口から悲鳴のような声が上がる。
ゆるゆると動き続ける男の指はやがて湿り気を帯び、直ぐに水音を含むものへと変わっていった。



---------------------


眠くてダメだーモヤスミ。
154名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 12:50:04 ID:u8GqSec2
GJ!
155名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 15:45:15 ID:I8FbmJjA
ドリポ保守
156名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 16:53:06 ID:wjX/6ofK
タナトスとかロストネタも読みたいな
157名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 16:54:14 ID:O4mnQgfT
相手いなくね?少年?
158名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:10:51 ID:y4VRRGCv
今サラバント×ランプの魔人で妄想してる
でもそれを書き上げるのは俺には無理そうだ
159名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:21:08 ID:p8kcPTPY
御主人様ぁとか言っちゃう辺り、意外にも魔人って萌えキャラだよな
160名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 00:12:11 ID:H5ZGZrhJ
恋射ちでも想像できそうだよな。
あと輪廻の砂時計で腹上死ネタとかw
161名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 07:33:11 ID:oMJTfufD
永遠の少年の「君の中は居心地がいい」発言はすごくエロパロ向きだよな
162名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 14:18:30 ID:6uAaYh/7
その言葉だけ見たらアッー!にしか発想がいかないwww
でも永遠の少年はなんかえろいよね。格好とか声とか
163名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:18:32 ID:9aUqznj1
ほしゅ
164名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:34:54 ID:uy9KgCqd
傷を負ったら魔物にならずに淫魔になって彼女を犯すのですね、分かります
165名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:28:22 ID:JtBhS1og
緋色の花による触手プレイですね分かります
166名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 14:00:31 ID:iI0PHMnP
浮上
167名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:26:16 ID:R91kgXw0
保守
168名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:43:20 ID:wzVb57k7
ほし
169名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 05:26:47 ID:E0mD6jsV
僕sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
僕yabeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
僕tueeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
僕kakkeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!

僕こそが新世界の紙にふさわしィィィィィィーーーーーーーーアアアッッッ!!!
170名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:44:47 ID:+YXOnCed
>>169
いきなりどうしたw
171名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 23:56:50 ID:yrQW0D+l
見えざる腕とか好きなんだけどなぁ……
ファントムペイン……とは若干違うか、でも無いはずの部分がうずくってかっこよすぎ

でも「無いはずの部分がうずく」って文章だと女の人に発情した百合の人っぽいなぁ
172名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:29:58 ID:UWvmmif5
↑を見て
歌詞カードちゃんと見ずにArkを流し聞きした時、ウォッチャーの「失ったはずの場所」ってのをティンコの事だと思ってたのを思い出した
173名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:06:14 ID:iZa0DZgO
最初は自分も>>172だと思ってたわ
「失った」て、何があったのかとw
174名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:17:11 ID:JsGsBFzC
フラーテルに裏切られたソロルが暴れて
男性の象徴を潰してまわったとかw
175名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:05:40 ID:6joa0zVG
Roman組でエロいのできた。イヴェ鬼畜っぽい

需要あるかな もし読みたかったら反応プリーズ
176名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:29:06 ID:6joa0zVG
>>175だけどごめん、実は時間があまりないので勝手に投下してしまう
勢いでやった、後悔はしてるけど反s(ry
ちなみに>>138の翌日っていう設定。百合にロマンは在うわなにをするやめ


その翌日。

オルタンスはお茶の用意をしにキッチンに向かうと、イヴェールと鉢合わせした。
昨日のことを思い出して後ろめたい気分になったが、あえて笑顔で、
「ムッシュー、今お茶の用意を、」
とそこまで言い切らない内にイヴェールに普段とは違う強い力で、寝室に連れて行かれてしまった。

ベッドにイヴェールはそっと座り、手招きして膝に乗る様に示した。
オルタンスが座ると、イヴェールは肩からぎゅっと抱き締めた。彼の心臓の音が、とくん、とくん、と聞こえる。
「オルタンス」
吐息が耳にかかる。珍しくオルたんと呼ばなかった。胸が高鳴るのを感じながら、オルタンスは訳が分からず訊いた。
「どう…なさったのですか、ムッシュ……?」
「昨日の夜中、ヴィオレットと何してたの?」
思いがけない質問をされて、動揺が身体に出てしまう。それをイヴェールは勘づいて、さらに優しげな口調で囁いた。
「ね、何してたの?僕に言えないことしてたんでしょう」
「そ、それは……」
オルタンスがうろたえているのを楽しんでいる。
「部屋の外からも聞こえたよ、声とか。いやらしいことなんでしょ?」

「……い、いやらしいこと…です…っ……」

くすっ、とイヴェールは笑った。

「やっとちゃんと言ってくれたね。イヴェール嬉しいよ」
細い指で、さらさらと金色のオルタンスの髪を梳く。
「ふぅん……女の子同士でそんなことしてたんだ」
甘いテノールの声が纏わりつく。吐息の当たる所が変に熱を持つ。

「……あの…」
顔が赤くなるのを感じる。
「何?」
「…もう、いいですか……?」
「だめ」
イヴェールは抱く力をもっと強めた。

「そんないけない子には、お仕置きしないと、ね?」
そう言ってオルタンスからぱっと身体を放した時には、既に上着のボタンは全て開いていた。
「……!」
177名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:29:31 ID:6joa0zVG
イヴェールは開いた隙間から、両手をするりと入れる。
「触っただけで分かるよ。ほら、もうこんなに……」
冷たい指先が私の堅くなった突起を弄ぶ。
「やっ………!」
「感じてるの?人形なのに」
その内指先でコリコリと弄ぶのはやめて、手のひらでマッサージをするかの様に刺激する。
「お仕置って言っても、痛いことはあんまりしないよ」
器用に下着の紐を肩から外す。右手は乳房を鷲掴みにして揉みしだいたまま、左手はスカートの中をまさぐり始める。
「っ……やめて、くださ……」
「ん?僕、全然力入れてないよ?逃げたかったら逃げなよ?」
確かに口ではそう言ったが、オルタンスはだんだん理性を失い始めていた。次第に頭を甘い波が支配して、溺れていってしまっても良いと思い始めていた。

イヴェールは薄布の上から、割れ目の上をそっと指でなぞる。それに答える様に、じゅんっと蜜が染み出る。
「もう上から分かる位に濡れちゃってるよ?」
翻弄するように割れ目の上を往復して、時折蜜が染みているところを人差し指でぐりぐり押す。
「ひゃ…っ……」
「どうする?ずっとこのまま?」
オルタンスはお尻の位置に当たるイヴェールの欲望が、いつの間にか膨らんでいることに気付いた。
「僕は本番までしたいなぁ。オルタンス、身体は正直だね」
スカートをめくって、オルタンスにも見えるようにする。イヴェールの指が、華美な薄布を剥ぐと、蜜が糸を引いた。
イヴェールの太めの中指が腟内へと侵入する。
「ゃっ……ぁっ…」
二本目の指を挿入し、優しく出し入れする。その度に、くちゅっ、くちゅっ、ちゅぷっと妖しい水音がする。
「ひぁ……ああんっ……!」
自然と、はあっ、はあっと呼吸が荒くなる。
「どう?」
「はぁ…っ…欲しい……ですっ……」
「何が欲しいの?」
イヴェールはスカートを元に戻すと、移動してオルタンスのスカートの中に顔を突っ込んで、舌で犯し始めた。
「あぁぁああっ!!そ……れは…っ」
「言わないと分かんないよ?」
顔をあげてオルタンスの表情を伺う。みるみる涙が溜まってゆくのを見て、イヴェールは満足げに微笑んだ。タトゥに熱く口吻ける。
「…じゃあ、僕に『挿れて欲しいモノ』を握ってよ。そしたらしてあげる」
「…は…ぃ」
オルタンスは身体をイヴェールから離して、ズボンのチャックに手を伸ばす。間も無く、屹立した太い根が白い手に握られて露わになった。

178名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:29:57 ID:6joa0zVG
「はい、よく出来ました。ところで」
誰もいないはずの空間に呼び掛ける。

「ヴィオレット、もっと近くで見れば良いのに」

「姉さ……あ、ヴィオレット……?」
罰の悪そうな顔をして、死角からヴィオレットが出て来る。ほんのりと頬が赤い。
「…っ」
「ずっと前から気付いてた。だって、ヴィオレットが濡れると甘い香りがするから」
イヴェールはヴィオレットにも自分の根を持たせた。それからポケットから紐の付いた水色の玉を取り出し、紐を引っ張って震えさせてからオルタンスの中に入れた。
「元はといえばヴィオレットがいけないんだよ?だから君にもお仕置――僕のコレを慰めて。
それからオルタンス、それはバイブっていうんだ。ナカが暇かもしれないから挿れてあげる。ブルブル震えて気持ち良いでしょ?」
「…っ…はい…」
恐る恐るヴィオレットが亀頭の先に唇を付ける。薄桃色の舌がちろちろと這う。オルタンスは玉を口に含む。
二人は双児だが、舌を動かす速度は微妙にずれ、絶え間なく責めたてる。限界をすぐに超え、透明な液が溢れ出す。

「二人とも……とっても上手だよ……―っ、出すよ……こぼさないよう、に……」
「……Oui,Monsieur…」

イヴェールの身体が揺れて、ヴィオレットの口に白濁した液が発射される。
「うく…っ…」
何とか零さずに飲み込み、涙を浮かべる。イヴェールはヴィオレットの月のタトゥにキスを送る。
「はい、よく出来ました。でもご褒美はまだおあずけ……んっ」
恍惚とした表情を浮かべて、オルタンスはイヴェールの残った精を舐めとっていた。
「もうすっかりえっちな人形になっちゃって、オルタンスは……―じゃ、そろそろ」
イヴェールはオルタンスの窒からバイブを抜き取り、今度はヴィオレットに入れた。
「ふぁ……!」
「わ、触ってもないのにすごく濡れてる」
それからヴィオレットを椅子に座らせ、ポケットから二本リボンを取り出す。一本目のかなり長い紫色のリボンできつめに手を後ろ手に縛り、余った所で足首も縛った。
そして二本目の比較的短い同じリボンを首に結んだ。
「首筋は性感帯だから、きっと我慢出来ない位気持ち良くなると思うけど、リボン解いちゃだめだからね。そこでずっと見てて。特等席だよ」
「う……っ」
179名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:30:17 ID:6joa0zVG
オルタンスを丁寧に寝かせ、全ての服をしゅるしゅると脱がせてゆく。白い裸が露わになる。
「…恥ずかしい、です……」
「そう?とっても綺麗だよ……」
イヴェールも全て脱ぎ、オルタンスに、身体の柔らかさを堪能するように密着する。もう一度、タトゥにキスをする。
やがて、身体を起して脚をゆっくり開かせた。充血したような色の秘部が照明に煌めく。
「今の人形ってすごいんだね、こんなとこもリアル」
「もう…本当に、そんなにじっくり見ないで下さい……」
本当に恥ずかしそうにイヴェールから顔を背ける。
窒からまた一筋蜜が零れた。
「ふふ、可愛いね。見るだけで感じちゃうんだ……」
そして、イヴェールのモノをオルタンスの秘部にあてがう。
ちょうど、ヴィオレットが目の当たりに出来る位置で。
「じゃあ…オルタンス…挿れるよ」
「…う…Oui,Monsieur」

イヴェールは静かに腰を動かす。オルタンスにイヴェールの肉棒が呑みこまれてゆく。
「いっ…や……やぁあああっ…!!」
「……くっ、もっと腰動かして…」
すっぽりと肉棒が収まった。
柔らかい内部を掻き回す度に、結合部から愛液が溢れる。
「っ……!あ…いたっ…!」
オルタンスは快楽に呑まれ、欲求に逆らえずにイヴェールを求めて、勝手に腰が動く。それに応え、イヴェールは抜き挿しして更なる刺激を与える。
「あああああっ!!もう…ダメですっ……!」
緩急を付けて奥を突く。愛液がじゅぽじゅぽぐしゅぐしゅと粘っこい水音を立てる。肉棒が程良くきゅっと締付けられ、これ以上出すのを耐えるのは限界だった。
「…っオルタンス……僕も限界……出すよ……!」
「あああああっ!!」
イヴェールは精を放出した。二人同時に絶頂を迎え、オルタンスの身体にビクンと痙攣が走り、がくっと力が抜けた。
「はぁ……っ」
すうっとオルタンスの瞳が閉じた。
イヴェールは身体を繋いだまま、しばらくそのままでいた。
180名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:30:38 ID:6joa0zVG
眠ったオルタンスと、自分の服をきちんと整える。
しかし、身体に付いた精液や愛液は拭き取らなかった。腟にも、栓代わりに今ヴィオレットの中に納まって振動し続けているものの色違いを挿れた。
「これもお仕置。妊娠しないから大丈夫だよ」
今までの行為を間近で見ていたヴィオレットに振り返って、にこっと微笑する。

「ふぅ……僕も久々にやったから疲れちゃった。どうしたのヴィオレット、顔真っ赤だよ?」
イヴェールが指摘すると、余計ヴィオレットの頬は薔薇色に上気する。
「…あ、当たり前です!あんなモノを間近で見せられたら……誰だって…それに、今私はこんな状態ですし……」
ヴィオレットの足の間から液体が染み出ていた。
「感じてるんだ。ヴィオレットもいやらしい子なんだ」
「………」
「同じことして欲しい?」
ん?どう?と、顔を覗きこみながら問われた。ヴィオレットは赤面したまま無言でこくんと頷く。
「でも、だーめ」
「っ………」
イヴェールは椅子に零れたヴィオレットの蜜を指に取って、匂いをかぐ。
「やっぱりヴィオレットの香りだ。オルタンスのもちょっと入ってるけど」
「お願いします……もう、限界です…っ」
ヴィオレットの目はまた涙で一杯になっていた。その涙をイヴェールが掬ってやる。
「だめ、それじゃお仕置きににならないでしょ。その代わり、オルタンスにはしてないことしてあげる」
「え……?」

ヴィオレットの桜貝の様な唇に、イヴェールの唇が重なった。

「んんんっ……!!」
「オルタンスが起きたとき、僕たちの姿を見せてあげるんだ」
器用にキスしたまま喋った。
引っ込めようとしたヴィオレットの舌にイヴェールの舌が絡みつき、貪る様なキスを繰り返す。銀色の糸が幾条にも紡がれる。
「んっ…ん…」
「…やっぱりヴィオレットはどこも甘いね」
イヴェールの口が唇を離れて、手足を縛ったリボンを解く。また近付いた舌は首筋を通ってタトゥへ向う。
「ここ触られると…感じるんでしょ」
「ひゃんっ!」
舌で複雑な模様を大まかになぞる。甘いくすぐったさに、ヴィオレットは嬌声をあげる。
「ああああ…!…やぁっ…!」
181名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:33:24 ID:6joa0zVG
「ん……?」
オルタンスが眠い目を開けようとしていた。イヴェールはすぐにヴィオレットの口に舌を挿れ直し、ひょいっとお姫様だっこをした。
「Bon jour,Mademoiselle」
横目でオルタンスを見た。
「あ……!姉さん、ムッシューと何を……っ…あん…」
眠気が薄れて、バイブの振動がオルタンスを襲う。
「…わ…私だって…」
「オルタンスも、僕とキスしたいの?」
「………はい…姉さんが、ヴィオレットが……羨ましい、です……」
「でも、だめ」
「う………」
「その代わり、僕はヴィオレットのここを何もいじってない」
ここ、 という時にイヴェールはヴィオレットのスカートをめくって、下着が見えるようにした。既に下着はぐしょ濡れで、割れ目の形まで分かってしまうほどだった。
「私だって……オルタンスが羨ましいわ……」
おもむろにヴィオレットのスカートに手を入れた。もしや、と期待したが、虚しくも溢れる蜜を掬っただけで、オルタンスにしたようにはくれなかった。
「オルタンス、胸見せて」
「っ……え……?」
戸惑うオルタンスに構わず、前を外して、あっという間に突起に達する。下着をずらして、房が露になるようにする。そこに、ヴィオレットの蜜をたっぷりと塗り付ける。何往復かそれを繰り返し、オルタンスの乳首はてらてらと光る。
「ひゃ……つめた……」
「ヴィオレットも」
ヴィオレットも同じように前をはだけた。今度は、イヴェールの唾液が塗り付けられた。
「ひあんっ……」
「よし、今日はいっぱいお仕置したけど、二人にあげる一番のお仕置は、『今日一日そのまま生活すること』。
いい?主人の命令は絶対。逆らったら……分かるね?」

「……Oui,Monsieur」「……Oui,Monsieur」



その後サヴァンが現れたがイヴェールは知らん顔でいた。
無論、彼に二人の姫君はおいしく頂かれたことは間違ないが、それはまた別のお話――。


182名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:35:22 ID:6joa0zVG
かなり長文になってしまった…。すまなかった
誤字脱字は華麗にスルーしてくれ
183名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:31:24 ID:gU8IOqp8

ぐっっじょぉぉおおおおぶッ!!!!!!!

待ってて良かったぜ…っ!

184名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:10:21 ID:R/LE2b/g
GJ、これは別の話にも期待するしかないですね!
185名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:49:03 ID:upO7H2wX
超←G↓J↑!!!!
イヴェールと双子待ってた!!ありがとう!!
186名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:40:17 ID:92AdLGK+
GJ!!GJ過ぎる!!!!!!!!!!
誤字脱字なんて気付けない位に禿げた!!
サヴァンの方も是非お願いします!!
187名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 01:07:07 ID:HZ/UqOd0
>>138の翌日”だけ見て読んだら酷い目に遭ったぜ
188名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 16:33:15 ID:6YISW/bi
189名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 21:59:21 ID:DRj9hpJI
こんなスレがあったとは…GJすぎる。双子かわいいよ双子。

関係ないけど、ノア×ルキアってやっぱりないのかな?
190名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 21:10:56 ID:hUM5b1u+
ここは基本過疎だからなぁw
黒の教団によるルキア輪姦ならあったはず
191名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 23:48:49 ID:5jdxfYME
>>190
ありがとう!
遡ってルキア輪姦読んできた。投下して下さった職人さんGJです!

ノアが嫌がるルキアを縛ってねちねち責めあげたりとか、お約束な妄想をしたものの文章に出来ないorz
192名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 16:07:12 ID:I7L2eWqF
本スレは異常な程のスピードで進んで行くのに、ここは過疎だよね。
考察と創作意欲は別物か。


シャイライを読んでみたいです。
193名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 06:30:00 ID:U5PS+Vnv
>>192
是非書いてくれたまえ
194名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 13:36:01 ID:jC1Mt1dI
過疎ってるな…

191-192の流れに期待
195名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 10:15:11 ID:d03aQ4wH
他力本願の集い
196名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 19:24:26 ID:oWBsAESW
誰かが何か書いてくれれば書こうかなと思うよ、思うだけだけど
197名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:07:25 ID:E/aHSFm/
保守
198名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 08:01:21 ID:Bd0+IRgr
フランボウ×ローラン
199名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 22:57:50 ID:G7/hPRHq
191です。
ノア×ルキア投下しても大丈夫かな?ここのスレ、ルキエルとかルキクロの人が多いみたいだから尻込みしているよ…
200名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:32:02 ID:Ddufsvit
>>199
めっちゃ 頼む
201名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 01:34:28 ID:gqGnpnW0
いや、あれは話の流れで俺も俺もとなっただけだからww
投下wktk
202ノア×ルキア:2008/08/09(土) 01:40:41 ID:EQbVpemy
投下させて頂きます。
文章ありきたり最低レベル。
色々と残念なことになってるのでご容赦を。



薄暗い部屋の中。軋む音。荒々しい吐息。
寝台で男が動く度に、組み敷かれた少女の身体が跳ねた。

「んぅ…あっ…」

無理矢理足を開かされ、繋がれた結合部。
男を受け入れた部分からは、粘液の音が絶え間なく溢れている。
少女は泣きそうな声で訴えた。

「ノア…もうやめっ…あっ!」

だが男は止めるどころか、まるで少女の反応を楽しむように、腰をわざと動かす。

「その割には、感じているようだがねえ」

「ちが…う…いやだ……あぁんっ!」

「何が、違うのかね?」

くつくつと笑いながら、男――ノアはルキアの身体を犯していた。
白い肌に、無数に刻まれた、緋色の所有印。
手枷を嵌められているため、抵抗することも声を抑えることすらも叶わない。

「ああ…こんなに濡らして。いけない子だねえ、ルキアは」

そう言って、ノアは少女の薄く色づいた突起を弄ぶ。
更に緩急をつけて、最も弱い部分を突き上げる。
意思とは関係なく与えられる、快楽の波。
上からも下からも絶え間なく責められて、ルキアは更なる嬌声を上げた。

203ノア×ルキア2:2008/08/09(土) 01:47:33 ID:EQbVpemy
「いやぁ…ダメっ…あぁんっ!んぅ!」

凛とした普段の彼女からは想像出来ない光景。

ノアは更に自分が抑えられなくなるのを感じた。

「今夜も、手加減は出来ないようだよ。覚悟しておきなさい」

「…ッ!?」

その言葉通り、ノアはルキアが気を失うまでの間、ありとあらゆる行為を存分に続けた。
意識を無くしてからも、好き勝手にされたかも知れない。
だが、その後のことをルキアはよく覚えていなかった。
思い出せるのは…。

(これで、何度目だろうか…)

幾度となく吐き出された精を胎内に受けながら、ルキアはぼんやりとした頭でノアへの想いを巡らせる。

(信頼していたのに)

孤児である自分を引き取ってくれたノア。
今まで育ててくれた養父。
どんな人間であっても、自分にとっては大切な家族だった。
それなのに。

(……裏切られた)

彼は自分のことを、義娘として見ていなかった。
枷を嵌められて、無理矢理女にさせられた。
抵抗しても所詮は少女の力。
本気を出した男に敵うはずもなく、ルキアはそのままノアに犯された。

何日にも渡って。

204ノア×ルキア3:2008/08/09(土) 01:53:49 ID:EQbVpemy
(ノアにとってボクは…そういう道具でしかなかったの?)

――どうして?

問いに対する答えは、返って来ることはなくて。
ルキアの瞳から、涙が溢れた。


その後――

黒の教団への疑問。信頼していたノアへの失望。そして…。
様々な理由が重なって、ルキアは組織を逃亡した。

205ノア×ルキア4:2008/08/09(土) 02:18:04 ID:EQbVpemy
なくていいかも知れないけどおまけです。

-------

(この子だけは、ボクが護らないと)

自らの身体に訪れた異変。原因はわかっていた。
…望んだかたちではない。でも、宿った生命は大切な家族に違いなかった。
愛おしむように、そっとお腹を撫でる。

「……」

どこか寂しそうな蒼い瞳で空を仰ぐ。

(…今は、とにかく前へ進もう)

そして、ルキアは歩き出した。

-------



以上です。
ルキア好きなのでがんばってみたのだけど、内容めっちゃになっていたりと失礼しました…orz

206名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 16:45:07 ID:/u//5AHN
>>205
GJ!
ルキアかわいいよルキア
207名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 22:08:17 ID:QQI4/UUy
gj
俺も早く書かなければ…
208名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 03:31:26 ID:Q/OkBHxf
GJ!!!!!!!!
ノアルキ好きだから禿萌えた!!
209名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 21:04:41 ID:5dVYJicf
保守っ
210名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 02:41:13 ID:r7wEZt6g
タナトス×タナ子って需要あるんだろうか
もしあったら書きたいのだが…

タナトスのビジュアルはあのPVで本当にいいのかなぁ
嗚呼…誰か教えて……
211名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 15:20:37 ID:Gaooif04
Moira、ギリシャ神話テーマだしえろいんかな
212名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 01:14:25 ID:3dVfiOS0
>>210
もうサンホラキャラなら誰と誰でもいいから読みたい
是非書いてくれ
213名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 00:07:55 ID:N6MrC4fI
>>212
そんな強引なww
まあ書いてみるよ!後押しありがとう
214名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:26:51 ID:oC978kIL
なあ、神官がおとこにょおにゃにょこ構わず襲ってるんだが・・…
215名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 00:21:19 ID:55sAb6ir
>>214

うん、変態神官いたね。双子妹はわかるけど、双子兄まで守備範囲だったとは…。神官のセリフに腹筋崩壊してしまったよ。
216名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 01:18:27 ID:cxYBbHvV
でもDV
217名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 04:23:44 ID:CiYejb/8
ハラショーの「穴があったら掘りたい!」がアッー!!的な意味だと思ってしまった
ちょっと最後の矢で私を射ち落としてくる
218名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 06:53:33 ID:yDIkHaU/
そういや、それも心中物なんだよな。
219名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 23:26:12 ID:bHN8muI0
>>210

wktk
220名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:26:48 ID:Xdc3yNTA
レオンとアレクもいいよね
221名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 22:04:31 ID:0kLzdhEu
骸骨ダンサーズに輪姦される冥府双子とか
222名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 22:45:59 ID:UMtH4n7b
冥王の途中のインスト聞いてると悲鳴とか下卑た笑い声とか聞こえてくるけど
聞くたびに双子妹が犯されてるようにしか思えないから書きたいんだが、文にならないorz
223名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 02:30:32 ID:njP45sV6
前にイヴェと双子書いた者だけど、あれ実は一万字越してたから今回はできるだけ短くしたよ
それから本スレ辺りで出た『冥王が教室に現れたら頭ぶっつけそう』っていうのと被ってる
真似したわけじゃないというのは全力で弁解しとく。



彼は見ている。私は見られている。

彼はいつも見ている。
例えば自分の部屋の隅で。道の影で。
教室ではいつも頭をぶつけているのに、何故皆、誰も気がつかないのだろう。

そして陽が傾くにつれ現れるもう一人の私。

『彼女』は彼を誘う。


「……」
私に比べて何倍も背の高い彼に、しがみつく形で抱き付く。何の匂いもしない。けれど確かな死の温もり。
私の舌は彼の先端を行ったり来たり。けれど気持ち良いのか分からない。彼の指も、私の下着の上を行ったり来たり。その動きに合わせて私も腰を動かす。彼とは違い、自分でも濡れて来るのが分かる。次第に下着を剥いで、蜜の滴る溝を指が犯す。
「……ぁ…は…っ…」
「気持チ良サソゥダ」
「そっちは……どうなの…」
「我モダ。眠ッテシマィソウダ」
「マ…ッサージじゃないんだからぁ……」

くちゅっ、くちゅっと水音の粘度が増して来た。
「濡レルノガ早ィ」
指の力が強まって一点を重点的に責める。往復の速度も早まり、快感が溢れ出す。
「…はうっ…ん…」
私も負けじと変則的に舐めるが、屹立からは一向に噴水は出ない。息一つ乱さない。
「指、挿レルゾ」
常人より遥かに長い節くれた指。私の蜜壷はあっさりと付け根まで飲み込んだ。
間髪入れずじゅぽじゅぽと出し挿れする。蛇の様に動き回り翻弄され、快感に呑まれて舌の動きもままらない。

「あぁぁぁ……!」
「……」

無言で私をひょいと持ち上げて、騎乗位を取らせた。彼と一ミリの隙間無く、胸板と膨らみがくっつく。
ゆっくりと亀頭が侵入してくる様子が露になっている。

「…っ…人は等しく愛でるんじゃなかったの……」
理性が少し残っている内に意地悪な事を言ってみる。彼は紫色の薄い唇を歪めて嗤った。

「前ハソゥダッタ」
「…っ……だった…?」
「死神モ学ンダ。貴方ヲ他ノ人間ト同ジヨゥ二愛ソゥトハ思ワナィ」

彼の総てが収まった途端、激しく腰を動かし始めた。溢れる愛液。

「や…あっあああん…っ…」
「…本当ハ」
そこで言葉を切り、何故か顔を背けた。
「直グニデモ貴方ノ顔二カケテ、出シテシマィタカッタ……ダガ、貴方ヲ汚シテシマイソウデ、出来ナカッタ……ッ」
びくんと身体が跳ね、白濁が発射された。
広がる絶頂感に包まれて、私は彼に微笑んだ。届かなかったので、胸元に接吻を贈る。

「意外と……弱虫なのね、冥王様」
224名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 02:32:21 ID:njP45sV6
涙が一筋頬を伝った。

『あの子、自分で指挿れてるの』
『ァノ子?』
『昼間の、もう一人の私』

お互いを見つめて私の事を話す二人は、未だ身体を繋げたまま。
『彼女』の味わう快感が欲しい。彼等の交わる夢を見ながら自分を慰める。

『彼女』は、朝起きて彼の姿を見掛けたら、私がどんなに駆け寄りたい衝動に駆られるのか、よく知っている。それが出来ないことも。

分かっていて、『彼女』は囁く。私を抱き締めた耳元で。

『もがいているの?苦しんでいるの?』
ここで終わらせてあげる、と。

彼と自分そっくりの彼女が愛し合っているのを、間近で見ることしか出来ない。

嗚呼、お願い。
もう終わらせて。



最後の方何か自分の考察はいっててすまない。

ってかイヴェ双子、続きはみんなの脳内補完でお願いしたかったがまぁ書いてくるか
駄文ごめん
225名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 07:20:15 ID:K98n82SH
GJ!タナトスってドジッ子属性なんだな、すっごい萌えた
226名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 19:15:01 ID:d3wTzNHy
GJ!
タナ子かわいいよタナ子
227名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:49:15 ID:yY4PgXH/
さて、投下するか
228名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:50:24 ID:yY4PgXH/
出会ったその瞬間から、彼は少女にとって、小さな勇者だった。
「よ、ブサイクちゃん。絶体絶命大ピンチのようだから、このオリオン様が助けに来てやったぜ…ん?おい、
嬢ちゃん。あんたはどこの誰子さんよ?」
絶望の淵から自分を救い出してくれたのは、魂の片割れである双子の兄。そんな兄と自分を救い出してくれた
のは、少しお調子者だけど、勇敢で優しい心を持った、弓の名手。
「はあ…なるほど。あんたがミーシャだったのか。へえ、流石双子。確かにそっくりだ。エレフの奴が暇さえ
あれば話してたぜ。妹が妹がって。全くシスコンめ…いてっ!何しやがるエレフ!」
兄と自分、そしてその少年の三人で始まった、自由を求める旅。そして。
口ぶりは乱暴だったけど、自分よりも他人を思いやる強さを持ったその少年に、少女は小さな恋をした。
その未成熟な果実を実らせるための方策。それは―――

「ふふ…緊張してるんだ、オリオン。初めて…だもんね?」
月夜の森、年端もいかぬ少女が笑う。それは天使のように清らかさで、そしてほんのわずかだが、娼婦の如く
淫らさを秘めていた。
オリオンという名前らしい、少女と同い年と思われる少年は、ぷいっとそっぽを向く。
「ちぇっ。バカにすんなよ。大体…お前だって初めてなんだろ?ミーシャ」
「うん…けど、お客さんを取ったことがない見習いとはいえ、遊女の端くれだったもの。オリオンよりは知識が
豊富だと思うよ?」
余裕といった態度の少女、ミーシャ―――しかし、内心穏やかでないのは、かすかに震える身体からも明らかだ。
「なあ―――お前、ちょっと変だぜ?そりゃ、俺だって興味はある、というか、ヤリたい盛りですしね。魅力的
なお誘いだとは思ってるよ。けどさ、こんな急に」
「不安なの」
「え?」
「私ね、奴隷市場に売られる前は、父様や母様、それにエレフと一緒に幸せに暮らしてた。ずっと、それが続く
と思ってた―――でもね、そんなのは幻想だった」
「…………」
「女神様は残酷なのよ。私はそれを嫌ってほど分かってしまった。今だってエレフやオリオンがいてくれるけど、
もしかしたら明日には、離れ離れになるかもしれない。そして一人ぼっちになった私はどうなるかしら?
次に私が出会うのが優しい人間だとは限らない。ひょっとしたら、風の都で私を犯そうとしたあの神官みたいな
汚らしい奴に、純潔を散らされるかもしれない―――そんな目にあうくらいなら、せめて最初くらいは、好きに
なった人に…」
「え?お前、今、なんつった?」
最後が小さな声だったので、オリオンは思わず聞き返した。ミーシャは少し口ごもり、言い直した。
229名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:51:21 ID:yY4PgXH/
「…じゃなくて、さ。オリオン、結構男前だし、私やエレフを助けてくれたし。だから―――オリオンだったら
いいかなー、なんて、えへへ」
「なんか…手近ですまそうって魂胆が嫌だな…<温泉いきてーけど遠いから家の風呂で我慢しよう>みたいな」
「…ニブチン」
「あ?なんか言ったか?」
「なんでもなーい。ほら、エレフが見回りから戻ってくる前に、すませちゃいましょ」
ミーシャがオリオンの腕を取って胸元に抱き寄せる。ささやかながら感じられる柔らかな感触にドギマギしつつ、
オリオンは顔を紅くした。
「じゃあね、オリオン…最初はね…」
「最初は…?」
ゴクリ、と唾を飲み込むオリオン。ミーシャはにっこり笑う。それは、妖艶な笑みだった。
「まず、私の頭をナデナデしてみなさい!」
「…………」
「えへへ」
オリオンはとりあえずナデナデしてやった。ミーシャは幸せそうだった。
「次に、顎の下をゴロゴロしてみなさい!」
「…………」
「はふん」
仔猫にそうするように、ゴロゴロしてやった。とっても幸せそうだった。
「…なあ、俺はよく知らんのだが、これが正式な作法なのか?」
「ふにゃあ…うん、そうそう…」
「なんか、坂道を転がり落ちるように騙されてる気がするぜ…」
「気のせいよ…ほら。次はオリオンの好きなように触っていいよ」
「好きなように…」
オリオンは再び唾を飲み込んだ。そして。
「ここだっ!」
「ひゃぁんっ!?」
いきなり触るところではなかったようだ。ミーシャは顔を真っ赤にしてオリオンを怒鳴りつける。
「な、な、何すんのよ!?バカ!スケベ!変態!色情狂!」
「好きに触っていいって言ったくせに」
「で、でも、ううう〜〜〜…初っ端から触るとこじゃないでしょ!もっとこう、順序というか…」
「じゃあ、ここか?」
230名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:52:19 ID:yY4PgXH/
オリオンはミーシャの胸に手を伸ばした。そのまま衣服の上から、撫でるように愛撫する。
「あ…」
「お。こっちはOKみたいだな…じゃあ、服も脱がすぜ」
「え、え?ああんっ!」
帯を外され、簡素な衣服はあっさり剥ぎ取られた。要するに、あっという間に全裸にされた。ちなみに下着と
いう概念はこの世界にはない。
「うう…ちょっと、いきなりこれは恥ずかしいよ」
「悪かった。けど…やべえ。俺、泣いてもいいか?不覚にも感激してきた…」
「な、何よ?褒めたって何も出ないよ?」
「いや、これは素晴らしいぜ!ツルツルスベスベで凹凸のない幼女みてーな胴体!申し訳程度の貧乳がまさに
通好み!そして完全無欠なる天然物のパイパ―――」
メリッサ仕込の鉄拳が火を噴いた。吹っ飛んだオリオンは頬を押さえながら、よろよろと立ち上がる。
「お…お嬢ちゃん、いいパンチだ…一緒に世界を目指さないか…?お前ならリカルドの持つベルトを奪える…」
「うるさいうるさいうるさい!このバカオリオン!」
「いや、ちょっと待てミーシャ!俺はお前を貶したわけじゃねえ!むしろ完全に俺の好みの身体だと言いたい
だけだ!昔から言うだろうが、貧乳はステータスで希少価値と!」
「そ、そうなの?」
「ああ、そうとも。この可愛い乳首なんて、ほら…」
「あ…」
敏感なそれを舌で転がされて、ミーシャは思わず身を捩った。
「痛かったか?」
「…ううん…とっても気持ちいいよ、オリオン」
「嬉しいこといってくれるじゃないの。それじゃあもっと喜ばせてやるからな」
そう言ってオリオンは、逆側の乳房に手を這わせ、優しく撫でながら(悲しいけれど揉むほどのボリュームが
なかった)乳首をいじる。そうしているうちに、ミーシャは喘ぎ声を大きくしていく。
「へへ、よくなってきたみたいだな」
「あう…変な感じ…」
ミーシャは初めての感覚に身悶えしていた。女性の部分からは、快楽の証である液体が滲み出ている。
「…あのさ、ミーシャ」
「あふっ…なに、オリオン?」
オリオンはちょっと恥ずかしそうに言う。
「俺も、その…気持ちよくしてくれよ」
「え…あ、そうか…」
ミーシャは先程から自分ばかりしてもらって、オリオンに何もしてあげていないのに気付いた。
「うん、いいよ…じゃあ、オリオンにもしてあげるね…」
オリオンの耳元で囁き、ミーシャはゆっくり、焦らすように、オリオンのその部分に手を伸ばす。
231名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:53:17 ID:yY4PgXH/
「…っ!」
既に硬くなっていたオリオンの一物は、衣服越しにミーシャの柔らかな手で刺激されて、ビクンと撥ねる。
「ほら、オリオンも脱いでよ」
さっさと脱いだ。男の脱衣シーンなんぞ事細かに描写してたまるか。
「へえ、オリオンって、意外に筋肉質だね」
「失礼だな君は。俺様、これでも鍛えてるのよ」
「ふふ、そうね。こっちだって、こんなに逞しいもの…」
ぎこちないが、一生懸命に手で擦るように扱き上げる。
「気持ちいい?」
「へ…こ、こんなもん、全然…自分でした方が、よっぽどいいっての…うっ…!」
バレバレの強がりだったが、息子は正直だった。今すぐにでも破裂しそうなくらいにカチカチになっている。
「ふーん…これじゃ気持ちよくないんだ…じゃあ、もっといいことしたげようか?」
ミーシャはしゃがみ込んで、一物の先端にそっと舌を這わせる。チロチロと舐り上げて、小さな口で亀頭を
くわえ込んだ。
「したことないから、歯立てて痛くしちゃったら、ごめんね」
「お、おい…」
「んふ、変な味、変な匂い…けど、なんか、すごい…私もドキドキしてきちゃう…」
「…………」
染み込んでくる男そのものの匂いと、漏れ出してきた先走りの液体の苦い味。初めての感覚にミーシャは段々
と陶酔し、口での奉仕に没頭する。
オリオンは眼下の淫靡な光景と、ミーシャから与えられる快感に、既に射精寸前まで追い込まれていた。
(やべ…もう出そう…ああ、くそ、でもこんなあっさり終わったら、男としてちょっと凹みそうな…ええい!
何かないか!気を紛らわすような何か…)
そんなことを考えながら、ミーシャを見下ろす。と、オリオンの頭上で電球が光った。
(これだ!)
「…あれ?」
ミーシャが異変に気付いた。ついさっきまで、あれだけ熱くて硬かった一物が、なんだか元気がなくなっていた。
「…………」
ミーシャはなんだか悲しそうだった。
「ん、どうした?」
「ごめん。気持ちよく、なかったんだね…私…そんなに下手だった?」
232名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:54:28 ID:yY4PgXH/
「あ…いや、違う。違うよ!これはミーシャが悪いんじゃねえよ!つーか、俺が悪かった!スマン!」
「え?…どういうこと?」
「ほら…その、あんまり気持ちよくて、すぐに出ちまいそうだったけど、あっさりイっちゃったら情けないと
いうかなんというか…ま、察してくれよ。で、ちょっとでも興奮収めようと思って。それで…」
「それで?」
「お前って、エレフと双子だろ?顔、結構似てるだろ?だから、今俺のをくわえてんのはミーシャじゃなくて
エレフなんだと思い込んでみたら、逆に落ち着きすぎたというか、萎えたというか…」
「…………私の鉄拳が再び火を噴きそうだわ」
「わ、悪かった!悪かったって!…うおっ!?」
ミーシャはオリオンをいきなり押し倒して、ぐいっと顔をキスするみたいに近づけた。
「な、なんだよ…」
「こんな美少女をつかまえて、とんでもないこというよね。ほら、見てみなさいよ、私の顔。いくら双子だから
って、そこまでエレフそっくりじゃないでしょ?」
「うーん…」
そう言われて、まじまじとミーシャを見つめる。彼女の双子の兄であるエレフ自体、何も知らなきゃ女の子で通る
くらいの女顔だ。だから妹のミーシャの顔も、エレフそっくり―――そんな印象があったのだが、じっくり見て
みると、やはり女の子というべきか、細かいパーツはかなり違う。
エレフに比べると、ミーシャは全体的に女の子らしく、ふっくらして柔らかそうだ。唇だって、ミーシャのそれは
瑞々しく潤っている。体つきの方は―――先程描写した通りちょっと幼児体型だが、言うまでもない女の子の身体。
「どうかしら?」
「…あー、今の俺の気持ちを表すとだな、うん」
「ん?」
オリオンは、はにかんだように笑った。
「わーたーくしー、ミーシャの魅力に、ズヴォリンスキー…なんちゃって」
「…………」
「…………」
「プ…」
「ハハ…」
「アハハハハ!」
233名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:01:13 ID:yY4PgXH/
お互いに顔を見合わせたまま、大声で笑いあう。
「あー、おかしい!オリオン、あんたって、やっぱバカねー」
「けっ。兄妹揃って人をバカバカ言いやがって」
「けどね…私、あなたのそういうとこ、好きよ」
笑顔のまま、けれど真剣な眼差しで、ミーシャは言う。
「だから…オリオンならいいかなって、思ってるよ」
「最初から気になってたけどよ―――ちょっと、そういう言い方は好きくねえな」
「え?どの辺りが?」
「オリオンならいいってとこだよ。それだと、たまたまそこに俺がいただけじゃねえか。それよりもさ―――
俺がいいんだって、俺じゃなきゃダメだって、そう言ってくれよ」
そう言われて、ミーシャは押し黙り―――やがて、ぼやくように呟いた。
「…ニブチン」
「なんだよ、その言い方…」
「にぶいからニブチンって言ってるの!ああもう―――女の子がそんな簡単に処女をあげようなんていうわけ
ないでしょ!照れ隠しでそう言っただけなんだって、そんくらい分かりなさいよ!」
「分からん。俺はバカだからな」
オリオンは、べーっと意地悪そうに舌を出す。
「だからさ、ちゃんと言ってくれ。ツンデレ式の分かりにくい愛情表現より、素直に好きだって言ってくれた
方が、俺は嬉しい」
「…その前に、一ついい?」
「なんだよ」
「オリオンは、私のこと、好きかな?」
オリオンはへへ、と陽気に笑う。
「好きじゃねえなら、こんな誘いに乗らねえよ。愛してるぜ、ミーシャ」
「イマイチ真剣さが感じられないのが残念だけど…じゃあ、私も言い直すね」
ミーシャは、照れ笑いを浮かべて言った。
「私、オリオンのこと好きだよ。だから、オリオンじゃなきゃ、やだ。初めては―――オリオンがいい」
「…へへ。今のお前、すげえ可愛いかも」
「何よ、いつもは可愛くないっての―――あうっ…!」
オリオンの意外に逞しい腕で、草むらに押し倒される。そのまま唇を奪われた。息苦しくなるくらいの口付けに、
ミーシャの頭は真っ白になっていく。
234名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:02:07 ID:yY4PgXH/
「う…く…あん」
「じゃ、いくぜ。俺もやったことないからよく分からんけど…優しく、するから」
「うん…痛くしちゃ、やだ…あ…」
そそり立ったモノが純潔を押し開いてミーシャの中へ入っていく。想像していたほどではないけど、やっぱり
痛かった。と―――頭に、オリオンの手が乗っけられた。そのまま、小さな子供をあやす様に撫でられる。
「ほら。これでちょっとはマシか?」
「…うん…」
「じゃあ、後は…なるべく早く終わらすから…」
ゆっくりとオリオンがミーシャの中で動く。処女のミーシャには、やはり痛みの方が強かった。でも。
それは、嬉しい痛みだった。
「ぐっ…!」
「あ…っ!」
オリオンが身を震わせる。同時に、自分の中で熱い命が迸るのをミーシャは感じた。オリオンは力尽きたかの
ように、ミーシャの胸に顔を埋める。くすっと笑って、ミーシャはオリオンの頭を抱きかかえた。
「ふふ、大きな赤ちゃんね。よちよち、ママですよ?」
「てめえ…ガキ扱いすんなよ」
「ふーんだ。大人扱いしてほしかったら、五分は持たせることね。文章にすれば十行で終わっちゃって、早射ち
は弓だけにしときなさいよ」
「バ、バカ!さっきはお前が痛そうにしてたから早く終わらせただけで、本気出せばもっと…」
「それ、自信を持って言い切れる?」
「…分かんねえ。すっげえ気持ちよかったから…」
「あーあ、ずるいな。私はあんなに痛かったのに、オリオンだけ気持ちよくなっちゃって」
「…悪い。次は…」
「え?」
「次は…ちゃんと、ミーシャと一緒に気持ちよくなれるようにするよ」
「ふふ。そうね…次に期待してるわ」
235名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:03:26 ID:yY4PgXH/
そして、二人はもう一度唇を合わせて―――
ざっ、と、草を踏み分ける音がした。ぎょっとして起き上がると、そいつはそこにいた。
エレフだった。オリオンの親友、そしてミーシャの双子の兄。
その眼前には、素っ裸で抱き合う二人。シャレにならないほどの沈黙と気まずさが、空間を支配する。
「…………えっと。何をしているんだね、君たち?」
異様に優しい声だった。それでいて、異様に冷たい声と瞳だった。
「何か物音がするから手早く見回りから戻ってみたら…二人して乳繰り合ってやがったのか…」
「その…なんですか、どう説明したらいいのやら…」
「くっくっくっく…ああ、なんか冥府から、俺の名を呼びつつ手招きしてるやたらデカい人が見える…そうそう、
耐え難いンダ、失ウ痛ミハ」
「エ…エレフ…あのね、これはね…」
しかし今の彼に、二人の声は届かない。すっかり闇に取り込まれていた。
「ナア…コレガミラノ望ンダ世界ナノカ?」
そう言いながらエレフは泉へ向けて足を踏み入れた。冥府へ逝く気満々だった。
「待て待て待て待て待ってくださいマイフレンド!こここここれはだな…4年に一回オリンピアで開かれるという
伝説の大祭典に向けて、二人で格闘技の特訓をしてたのであって…」
「そ、そうそう!世界一への道は厳しいものね!だけど私はついていくわ!さあ、金メダルを目指しましょう!」
「フ、フ、フフフ…ヨリニヨッテソンナ言イ訳カ…オ前ラガ俺ニ何ヲシタ?トラウマモンノ光景ヲ見セ付ケテクレタ
ダケジャネエカ!笑ワセンナーーーーーーっ!」
「「ドッヒャーーー!!!」」
ついにブチ切れ、雷を発しながら大暴れするエレフと、それをどうにか宥めようと必死なオリオンとミーシャ。
夜は賑やかに更けていった―――
236名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:05:41 ID:yY4PgXH/
どうも、初めまして。駄作ですがどうぞ。
オリオン×ミーシャって需要ないかなと思いつつも書きました。
一応神話じゃオリオンとアルテミスで公式カップルだし、こういう話も
あるんじゃないかな、と…。
最後ギャグに走りすぎたかな。反省。
それでは。反響あったら続編で大人オリオン×大人ミーシャ書きます。
237名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:08:52 ID:lrhdpKRN
>>236
乙乙超乙!
これから読むトス!
238名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 23:54:47 ID:tYOlTIXE
GJ!最後の兄さんで吹いたよ、面白かった。オリオン×ミーシャもいいなあ
239名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:33:09 ID:zl1eT4rJ
密かにオリオンとミーシャで妄想してたから嬉しいww
小ネタワロタwGJGJ!
240名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 13:23:41 ID:eO/gruQM
GGGJJJ!!
オリオンもミーシャ大好きだから嬉しい
いたずら小僧っ子なオリオンとエロスミーシャかわいい
241名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 01:19:55 ID:SN27Hcil
GJ!!かわいいし何より楽しく読めました。
エレフ哀れw
242名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:43:33 ID:PVQp61+y
風神の怒り。全てを引き裂く嵐。それは私から兄を、彼を、全て奪った。
あの日から、私の目は光を映さない。
そして、今。私はここレスボス島で星女神の巫女として生きている。
「ミーシャ。これより星女神の寵愛を受けた勇者が来られます。くれぐれも失礼のないようにね」
「はい、ソフィア様」
勇者。その言葉から連想したのは、幼き日の小さな恋。一度だけの契り。
彼は今―――どうしているのだろう。風の噂ではどこぞの武術大会で優勝したとか、捨てられた王子だったとか、
あれこれ囁かれているけれど、今一つ信憑性のないものばかり。
会いたい。兄の次―――いや、もしかしたら同じくらいに、彼は私にとって大きな存在だった。
カツン、カツン。足音が近づいてくる。ソフィア様が頭を下げる気配を感じたので、私もそれに倣う。
「勇者様。ようこそ星女神の神域へ」
「お構いなく。いやーこんな美しい女性二人に出迎えていただけるとは、私感謝感激で涙チョチョギレンスキー
であります!」
―――勇者という割には、なんだか軽薄な口ぶり。けれど、不思議と不快ではなかった。
それどころか。何でだろう?
懐かしさと、愛しささえ覚えるような―――
「特にそちらの巫女さん!もしかしてあなた、以前私とどこかでお会いに―――」
<勇者>は、言葉を切った。タッタッと、何故か私の方に駆け寄ってきた。そのまま肩を掴まれ、私はビクッと
身を震わせる。
「あ、あの…」
「ミーシャ?お前、ミーシャなのか?」
「え?なんで」
私の名前を。そう訊こうとして、やっと気付いた。この、人は。
「おいおい!覚えてねーのかよ、この俺のハンサム顔を!ほら、しっかり目を開けて―――」
彼はその時、悟ったようだった。私の目に、光がないことを。
「ミーシャ。お前…目が、見えないのか?そんな!嘘だろ!?なんでそんなことに―――」
「オリオン」
私は彼の問いには答えず、ただ、彼の名を呼ぶ。とうの昔に枯れ果てたはずの涙が溢れるのを感じていた。
「オリオンなのね―――あなた」
243名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:44:21 ID:PVQp61+y
―――ひとしきり再会を喜び合い、二人は身を寄せ合って神殿の泉のほとりに座り込む。
ソフィアはいつの間にかいなくなっていた。気を利かせてくれたというところだろう。
「そう…エレフはまだ、見つからないのね」
「残念ながらな。あの野郎、今どこで何してやがるのか」
オリオンはしかし、にやっと笑った。
「けど、俺もお前もこうして生きてまた会えたんだ。あいつもきっと生きてるさ」
「―――そう思いたいわ」
「…おいおい。さっきからお前、暗いじゃねえか。そりゃ、色々大変だったのは分かるけどよ」
その言葉の、どこが気に障ったのかは分からない。けれどミーシャは気付いた時にはオリオンに対して怒鳴り声
を上げていた。
「分かる…ですって?あなたに何が分かるのよ!」
オリオンはミーシャの剣幕に驚き、思わず仰け反った。
「お、おい、ミーシャ…!」
「エレフともあなたとも離れ離れになって―――全部失くして!目も見えなくなって!暗闇の中で私は生きていく
しかなくなった!ほんのわずかな光も、今の私は感じられない!」
ミーシャの叫びを、オリオンはただ、黙って聞く他になかった。
「辛かった!痛かった!悲しかった!苦しかった!生きることなんて―――やなことばかり!」
悲痛な声。オリオンは自分がミーシャのことを、何も分かっていなかったことに気付いた。
一見しただけでは、そうとは理解できなかったけれど、彼女は、あまりにも傷つきすぎていた。
彼女は―――世界そのものに怯えていた。
「ソフィア様はそれすら受け入れる女になれと仰った―――だけど、私にはどうしても、そんな風に思えない!
こんな残酷な世界なら、私は―――生まれなければよかったんだ!」
パシン!
小気味いい音と共に、ミーシャの頬に残る微かな痛み。オリオンがミーシャを引っぱたいたのだ。勿論オリオン
はほとんど力を込めていない。けれど、ミーシャにとっては、今までの何よりも、痛く感じた。
「言うなよ、バカ」
オリオンの声は静かだった。
244名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:45:02 ID:PVQp61+y
「生まれなきゃよかったなんて、言うな」
「…だけど…」
「少なくとも俺は、お前が生まれてきてくれたことを感謝してる。お前がこの世界にいてくれたから、俺は人を
愛するって気持ちを知った」
オリオンはミーシャの華奢な身体を、きつく抱きしめた。
「オリオン…」
「お前にだってあるだろうが。大事な奴や、大切にしたい思い出が。この世界を否定するってのは―――
そいつらまで否定することだ」
「…………」
「それでも―――それでも、お前がボロボロに傷ついて立ち上がれないのなら…お前を傷つけるモノ全てを、俺は
絶対に赦さない」
「…………」
「お前を害すモノは全て―――この腕で退ける。お前が憎むモノは全て―――この腕で滅ぼしてやる」
オリオンはミーシャを強く抱きしめたまま、語る。
「そして、お前の辛さも痛みも悲しみも苦しみも、背負いきれない分は俺が一緒に背負ってやる。だから―――
頼む。生きることに、絶望なんかしないでくれ」
「…っ!」
ミーシャの目から零れ落ちる雫。オリオンはそっと、彼女の顔を自分の胸に押し付けた。
「ほれ、我慢せずに泣け。今なら再会記念で俺の服をどんだけ汚しても笑って許すサービス実施中だ」
「えぐ…ヒック…ヒック…オリオン…オリオン…!」
今まで堪え続けてきた全てを流すように泣きじゃくるミーシャ。オリオンはもう何も言わずに、彼女が泣き止む
まで、その小さな頭を撫でてやった。
245名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:45:43 ID:PVQp61+y
「…ん」
「よお、起きたか?ネボスケちゃん」
どうやら泣き疲れたあげくに、眠ってしまったようだった。周囲の気配からすると、もう陽が暮れたのだろう。
「ごめんね。ずっと、側にいてくれたんだ」
おう、と短く答えるオリオン。それがミーシャには嬉しかった―――が、次のセリフで台無しになった。
「だからお前が寝てる間になんかムラムラして乳とか尻とかしこたま揉みまくったのは勘弁してくれ」
「お逝きなさい、仔等よ」
数年ぶりに、鉄拳が火を噴いた。オリオンは血反吐を吐きながら天高く舞う。月夜を翔ける彼は美しかった。
「お…お嬢ちゃん…相変わらずいいパンチだぜ…やはり世界を獲るのはお前しかいない…」
「うるさいうるさいうるさい!このバカオリオン!」
「へへ…ちっとは元気出てきたか?」
「あ…」
こんな風にはしゃいだのは本当に久しぶりだということに、ミーシャは気付いた。オリオンは自分を元気付ける
ために、わざとバカなことを言ってみせたのだ。
「まあ揉んだのは本当なわけだが。いやあ、あんまり立派に育ってたので、つい…」
「神域思いっきり穢してるじゃない、あんた!」
星女神の神域で、眠っている巫女に対してセクハラ行為!今すぐ天罰が下っても不思議ではないというかむしろ
このバカが未だに無事な方が不思議だ!
「…悪かったよ。けど、その…俺も健全な男ですから。好きな女が目の前にいて、我慢できなくなったというか」
「ふんだ。色んな女の子に同じようなこと言ってるんじゃないの?」
ぷいっとそっぽを向こうとするミーシャの顔を、オリオンはぐいっと自分の方へ向かせた。そしてそのまま、彼女
の唇に口付けする。
「…ごめんな。今も、我慢できない」
そのままミーシャの身体をそっと押し倒した。
「ここで、お前のこと、抱きたい」
「ちょ、ちょっと…オリオン、それは…」
拒むような言葉とは裏腹に、ミーシャは抵抗しない。分かっている。自分だって―――オリオンを、狂いそうな程
求めていることを。自分が巫女であることも、ここが神域ということも、何も気にならなくなるくらいに。
「ミーシャ…これだって儀式だよ。俺とお前の愛の儀式なんだ。星女神だって赦してくれる…多分」
「最後に多分って言った!?…あんっ!」
246名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:46:28 ID:PVQp61+y
胸をまさぐられ、はしたない声を上げる。目が見えないミーシャには、オリオンが次に何をするのか分からない。
それが更に、彼女の興奮を煽るのだった。
そのままオリオンは巧みにミーシャの服を剥ぎ取ってしまう。当たり前だが子供の頃とはまるで体型が違う。
大きすぎず、かといって小さすぎない形のいい胸。腰から尻にかけてのラインは、理想的な曲線を描いている。
素晴らしい眺めに、オリオンは胸を高鳴らせた。
「しかしお前、本当に大きくなったなあ…色んな意味で」
「バ、バカ。何を感慨深げに言ってるのよ」
「いや、あのツルペタ幼児体型がこんな立派になるとはミラすらも分かるまい!貧乳好きの俺ではあるが、こうして
たわわに実った果実もまた素晴らしい!何というかこう、放流した鮭の稚魚が成長して河に戻ってきた気分だ…」
「もう一発私の鉄拳が火を噴きそうなんだけど、おかわりいかがかしら?」
「すいません調子乗りすぎました勘弁して俺のライフはもう0よ今度喰らったらマジ冥府へヨゥコソしちゃう」
凄い勢いで土下座するオリオン。かっこつかない男だった。
「全くもう。あなたってほんと、子供の頃から成長してないわね」
「おいおい、そりゃ失礼ってもんだぜ。俺だって大きくなったさ。身長だって今はお前より頭一つ分は高いぞ?」
ミーシャはくすっと笑う。
「私が言ってるのは中身のことよ。全然変わってないわ、あなた」
「ちぇっ。すっかりバカにしやがって」
「あら、褒めてるのよ?安心したもの、あの頃と変わってなくて…」
「そっか…けど、お前は変わったよな」
「え?」
「綺麗になった…すっげーいい女になったよ」
「…ありがとう」
ミーシャはオリオンを見つめる。けれど―――やはりその目には、何も映さない。
「今のオリオンは、どんな顔してるのかな…」
「…………へっ。見せてやれねーのがもったいないくらいのハンサム様だよ」
オリオンはわざと軽口で答えた。ミーシャはかすかに笑い、その手でオリオンの顔を撫でる。
そのまま手を滑らせるように、胸元に細い指先を這わせる。
「私…オリオンのこと…もっと知りたい」
247名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:47:18 ID:PVQp61+y
ミーシャは頭をオリオンに押し付けて、クンクンと犬のように鼻を鳴らしながら、オリオンの身体をまさぐる。
「く、くすぐってえよ、ミーシャ。お前、何やって…」
「じっとしてて…」
盲目であるミーシャはオリオンを見ることができない。だからそれ以外の全てで、オリオンを感じようとしている
のだ。ミーシャの手が胸から腰、そして下腹部に伸びていく。
「あ…もうおっきくなってるよ?」
「しょうがないだろ…お前、すごい可愛いんだもん」
「ふふ、ありがとう。じゃあ、もっと気持ちいいことしてあげるね」
手探りでオリオンの服を脱がして、露出したそれに舌を這わせる。
「くぅっ…」
「はむ…んっ…あ、そうだ、オリオン」
「何だよ?」
「今度は子供の頃みたいなバカなこと考えないでね?」
「…根に持ってたのか、あれ」
詳しくは、前回を読んでちょうだい。
「当たり前でしょ。あれだけは本当に最悪だったわ」
「悪かったよ。じゃあ…今度は、ちゃんと最後まで気持ちよくしてもらっても、いいか?」
「うん…」
ミーシャは唾液と先走りで濡れた亀頭を、ゆっくりと可憐な唇でくわえ込んでいく。粘膜と粘膜が擦れあう感覚
に、オリオンはこみ上げるものを感じた。情けないがこのまま続けられたら、すぐにでも放ってしまうだろう。
そうしている内にもミーシャは口内で一物をグチュグチュと刺激し、舌をねっとりと絡ませる。技術はないが、
一生懸命オリオンを気持ちよくさせてあげようとしているのだ。オリオンはもうその快感に抵抗するのをやめた。
「ミーシャ…そろそろ、イクぜ。口の中で出していいだろ?」
「ちゅう…クチュッ…ジュプッ…」
返事の代わりに、より一層口の動きを激しくするミーシャ。そして、限界が訪れた一物の先端から、白く濁った
液体が勢いよく噴出す。ミーシャはそれに驚き、咄嗟に口から一物を離してしまう。
248名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:48:05 ID:PVQp61+y
「あ…」
当然の結果として、顔に容赦なく襲い掛かる熱い液体にミーシャは呆然と…あるいは、陶然とする。ようやく
射精が収まった時、彼女の美しい顔は精液で塗りたくられたようになっていた。
オリオンは射精の余韻に浸る間もなく、慌てて脱ぎ捨てた自分の服でミーシャの顔を拭ってやる。
「ミ、ミーシャ!すまん、その、俺もこんなに出るなんて思ってなくて…」
「ううん。私こそ、ごめんね。ちゃんと口の中で、全部出させてあげるつもりだったのに…」
「バカ。そんなん謝らなくてもいいよ…ほら、取れたぞ」
服はもうまともに着れる物ではなくなってしまったが、自業自得だ。ひとまず精液は全て拭い取れた。
やっと一息ついたオリオンに、ミーシャが何だかモジモジしながら訊ねる。
「…ねえ、オリオン。あのね…こんなに出しちゃったけど、まだ、できるかな…?」
「え?」
「だから、ね。次は、私も気持ちよくしてほしいな…って…きゃあっ!」
言葉を最後まで待たずに、オリオンはミーシャを押し倒した。口元には主役サイドの人物とは思えないような
下卑た笑みが浮かんでいる。
「誰かからひでーこと言われてる気もするが…いいとも、ミーシャ!俺なら全然OKだ!なんならいっその事
このORIONと繋がったままレスボスを練り歩いて、道を往く皆さんに頭がフットーしそうなミーシャを見て
もらうというのは…」
「そ、そこまでしてなんて言ってないでしょ!」
ミーシャは半ば本気で身の危険を感じていた。テンションの上がったこのバカなら、やっても不思議ではない。
「冗談だって…つーかお前、マジで俺をそんなことやらかす鬼畜だと思ってたのかよ…」
「だって、オリオン、意地悪なんだもの…」
「あのなあ、ミーシャ」
オリオンは口を尖らせる。
「俺の意地悪は、好きだからやっちまうという類のものだ。鬼畜と一緒にされちゃあ困る」
「一応、意地悪という自覚はあるのね…あ…!」
オリオンの指が、ミーシャの最も敏感な部分をいじくる。そこは既に熱い蜜で満たされていた。
「その意地悪にいじめられて、濡らしてるのは誰だっての。じゃあ、ミーシャも我慢できないみたいだし―――」
オリオンはとっくに回復していた一物を、そこにあてがい、一気に突き入れた。
「あ、やっ…待って、まだ、準備できてな…」
「嘘つくなよ。ほら、こんなにあっさり、俺のが入っちまったぜ」
249名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:48:47 ID:PVQp61+y
事実、ミーシャの身体は言葉とは裏腹に、完全にオリオンを受け入れていた。経験としてはまだ二度目ではあった
が、苦痛はもうないようだった。
「んっ…!どうだ、ミーシャ。気持ちいいか?」
「はあっ…あんっ…気持ちいいよ、オリオン…私、おかしくなりそう…ううんっ!」
「へへ…ガキの頃はお前は処女で、俺もすぐにイッちまったからな…今回は、約束通りに、ミーシャも気持ちよく
してやるからなっ…!」
「やく…そく…あっ…!」
ミーシャは思い出していた。あの初めての情事の後で、次はちゃんと、二人で気持ちよくなれるようにする、と。
二人で笑いながら、冗談交じりに口にしていた。
そんな些細なことを覚えていてくれたことが、なんだかミーシャには嬉しかった。
「うん…もっと…もっと気持ちよくしてっ…!」
オリオンはもう返事をしない。ただ雄の本能のままにミーシャを貫き続ける。ミーシャもまた雌の本能のままに
それを受け入れる。
月と星の光の下で絡み合う二人。それにもやがて、最後が訪れた。
「―――っっ!」
声にならない喘ぎと共にミーシャが達し、続けてオリオンが胎内に精を放った。
全てをぶつけ合って、二人は声も出せずに、互いの熱をただ感じていた。
「なあ…ミーシャ」
情事のあとの気だるい空気の中、オリオンがそっと囁く。
「エレフの奴も見つけたら…この島で、一緒に暮らそうぜ」
「三人で?」
「ああ、三人一緒だ。みんなで笑って喜んで楽しんで、時々は泣いたりもして」
「…素敵だね、それ」
「そんで、エレフも誰かを好きになって、いつかは俺たちやエレフの子供もできたりして―――」

「そして、みんなで幸せになろうぜ」 「うん」
二人はまた、唇を合わせた。
250名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:54:27 ID:PVQp61+y
予告の通り、>>235から続く前回の続きです。
予想外の反響だったので、一気に書き上げました。
ミーシャ盲目って、どちらかというとマイナーな説だと思いますが、採用しました。
「閉ざした瞳」とか、スコピーを姿ではなく声で判断したとことかで。
脳内設定ではオリオンはこの後はレスボスでミーシャと暮らしつつ、本土に渡ってはエレフを探す。
ついにエレフを見つけて、共にレスボスへ行くも…みたいな。

今回のオチは、ソフィア様が二人の情事を覗き見してて、秘かにミーシャを狙ってたソフィア様が
「あたしの仔猫ちゃんに何してやがんだこの腐れチンボコ野郎がァァァァ〜〜〜〜っ!」
「「どっひゃー!」」
で、ソフィア様が星屑の矢を乱射するというものを考えてましたが、流石に自重しました。
251名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:58:25 ID:6XK7k5jB
>>250
GJ!!すげえ!

ライブだと子ミーシャ盲目っぽかったし大丈夫だと思う
252名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 21:22:29 ID:sshDgLvo
>>250GJ!
余韻に浸ってたのに貴方って人は…!wボツオチワロタwwwww
253名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 22:54:19 ID:N2UZNqh7
>>250
GJ!
子供時代の方は爆笑したww

>ミーシャを狙ってたソフィア様
これ前からこっそり妄想してたんだ…
百合に全力で期待w
254名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 23:11:51 ID:/1F+IFN1
>>250
今回も萌えさせていただきました。ごちそうさまです。
ボツオチにならんくて良かったw
ミーシャ盲目説は自分も支持してたから違和感なく読めた
シリアスでギャグでエロでネタなごちゃまぜ感がいいw
255名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 00:33:55 ID:C0aTql5h
ソフィア先生の仔猫ちゃんハーレムか…
256名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 02:41:05 ID:e3R9YjT2
地平線は全てミシェルのために存在するハーレム説
男でも女でも美味しくいただきます。
257名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 23:03:57 ID:OjzFEkX8
ニカ様がどうなるのか凄く気になる
258名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 02:56:50 ID:FMLE1TB4
>>250
どっひゃ〜フイタww
259名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 04:34:36 ID:9Pah/Xcf
ほっしゅ
260名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 16:54:12 ID:CLak1EwZ
あげ
261名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 00:47:16 ID:lSFydywM
「少女の○○を伝わる○○○○雫を 赤黒き舌先が掬い…」

○の中をいろいろ妄想しる!
262名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 21:58:53 ID:6RPhw7n+
少女の乳房を伝わる乳白色の雫を 赤黒き舌先が掬いかけた…
駄目だこれだとミーシャは変態神官の調教完了後に…
263名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 03:00:02 ID:uGkAmTvH
誰もが通った道かもしれないけど、ミーシャが生贄にならず大人になったエレフと再会する妄想をしてる。
この双子はお互いに対する執着心が凄そうだし、普通に禁断の領域に突入しそうだ。
寝床も風呂もずーっと一緒だよ的な電波を受信した。
264名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:41:52 ID:Bo0KbVIL
>>263
同じく
いちゃいちゃしっぱなしな二人を考えては「どこまでいくんだろう…」とww
265名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:06:54 ID:cpNq1Clh
そしてArkへ
266名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 15:41:19 ID:677MuG6U
>>263
それを見たオリオンが涙ながらに
「俺との愛は嘘だったのかよ…エレフ!」
と叫ぶんですね
267名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 17:10:35 ID:Bo0KbVIL
>>266
アッ――!
268名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 21:23:10 ID:H/CqPhVj
今更ながらレオンに一途なアレクサンドラに萌えたよ。

女傑かわいいよ、女傑。
269名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 22:20:04 ID:z2My1TY5
>>266
エレフを巡ってミーシャとオリオンが火花を散らすのですね、わかります。
で最終的には親友×双子妹×双子兄の3Pで、エレフが二人に攻められてるハッピーエンドまで妄想したorz
270名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 09:46:05 ID:ioaUgyME
>>263
人妻となったミーシャに再開できた運命に感謝し自分にしか使えない剣を握って逃げ出すんですね。わかります。
271名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 18:16:33 ID:DWyOVYy1
>>250からの流れで、レスボスでエレフが見たものは、小さな子供を連れ、
お揃いの白い服を着てオリオンと幸せそうに歩くミーシャ…

「何故?何故なんだ?何故なんだよぉ〜〜〜〜っっ!!!」

その場で切腹しちまいそうだな、これじゃ…
272名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 21:18:46 ID:6Rg7gd4P
>>271
つか、そのセリフだと二人を殺してパレードに加わりかねんな
273名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 21:40:50 ID:xlxsSfgQ
仮面「野郎は丁重にお断りだ…残念だったねぇ…」
しょぼくれるオリオンの手を握り返す男が!
変態「女モ男モ等シク愛デヨゥ!」
そんなルートだな
274名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:49:57 ID:AsGMdxAn
>>272
あのシスコンが妹を手にかけられる訳がないじゃないか…

なんかそのまま入水しそうで怖いな
275名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 01:17:30 ID:SEvh0b/D
人生は入れ子人形にて、後ろで頑張れ!とか、いて!とか言ってる(ぎんーのおちゅーしゃ、の辺り)子はズボリンスキーの妹なんだろうけど






可愛い過ぎはしないか?
276名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 03:33:44 ID:BxmvWCTz
なんだか止まらなかったので投下。
変態とミーシャ。

―――――――――――――――――――――――――――

神殿から程近い所にある、庭園。
夜の闇に紛れて、荒い息遣いと怯えた少女の声が聞こえる。
興奮した神官の顔が、ミーシャに迫っていた。
「嫌ぁ…」
恐怖のあまり、涙が零れる。
それを見た神官は、ぐひぐひと下卑た笑みを浮かべた。
既に衣服は剥ぎ取られ、一糸纏わぬ姿のまま両手首を一括りに押さえ付けられている。
闇に浮かび上がる汚れなき裸体に、神官は舌なめずりをした。
それでも逃げようと必死に身を捩る少女の姿が、男の嗜虐心を更に刺激する。
「逃がさないよ、子猫ちゃ〜ん」
空いている片手で、白く細い腰にそっと触れると、ミーシャは全身を強張らせた。
滑らかな肌の感触を確かめるように、男の手はゆっくりと撫で上げていく。
少女の肌は、男を拒むように瞬時に粟立ったが、それすらも男は楽しんでいるようだった。
そしてまだあまり膨らみのない乳房に辿り着くと、今度は頂点を摘むようにして揉み始めた。
「い、いや、ぁ…やだあ…っっ!」
男の手の動きに合わせて、ミーシャの身体はびくびくと跳ねた。
「私の乾きを、潤しておくれぇぇ…」
神官の赤黒い舌先が、小さな乳房の先端を掬い上げる。
「っひぁっ…あっっ…!」
初めて感じる刺激に、堪らず嬌声が上がる。
それを聴いた神官は、更にミーシャを攻めあげようと片方の乳房を揉みながら、もう片方をしゃぶって吸い上げた。
「んん…おいしいよぅ、子猫ちゃん…」
「あぁっ…あぁ…んぅぅ…、ふ…っっ」
イヤイヤするように頭を左右に振りながらも、ミーシャの身体に快楽が生まれているのは明らかだった。
抵抗する力が失われているのを察した神官は、イヤらしい笑みを浮かべながら押さえ付けていたミーシャの両手首を解放し、空いた手はそのまま足へと向かう。
そして両手を膝裏に入れると、ゆっくりと足を開かせながら持ち上げた。
少女の、まだ何者をも受け入れた事のない秘部が、徐々に露わになっていく。
其処は既に湿り気を帯びて、ひくついていた。
「あぁ…こんなに濡らして…、いい子だねぇ…」
「っっ…やぁ…、」
男の視線が其処にまじまじと注がれるのを見て、ミーシャは恥ずかしさのあまり両腕で顔を覆い隠した。
「これならきっと私の乾きも満たされるよ…」
そう言いながら男が舌先を伸ばした刹那―――
277名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 03:36:14 ID:BxmvWCTz
「やああああぁっっ!」
「ぎゃああああぁぁ!!」
突然の叫び声と共に、神官の身体がミーシャに覆い被さってきた。
「…え…?」
何が起こったのかと、恐る恐る視界を開いてみると…
「…エレフ!?」
「ミーシャ??!!」

―――身体を熱く火照らせた少女と、そんな妹の姿を見てしまった少年と―――
久方振りの再会を果たした彼等のその後は、また別のお話・・・
278名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 04:55:03 ID:AsGMdxAn
>>277
うわああああああこれはGJ!
そして続きを…!!
279名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 08:54:22 ID:UuUYz0EG
エレミシャ・オリミシャの中、余りにタナミシャがなくて書いてみた
需要なかったらすまない

―――――――――




水柱が立つ音がした。
私は其れが鎮まるのを聞く前に遠くへ落ちていく。

(嗚呼‥‥エレフ。)


服から空気が抜けていく音がする。
揺られ墜ち、冷えていく中、生き別れた兄を思い浮かべた。

泣き虫なエレフ。
いつもべそばかりかいていて、私の後に付いて来た兄。
空を駆ける鳥を追い掛けては転び、気付いた私に恥ずかしそうに笑ったエレフ。

(確かあの時もそうだったわ。)

遠い日の思い出だというのに、記憶を呼び起こしただけでも口許が緩んでしまう。
あの時のエレフの反応といったら、此処が水中でなく 其れだけの力が残っていれば、今でも笑ってしまいたい位だ。

私を驚かせようと、何分もずっと湿地の茂みに隠れていたエレフ。結局 急に池から振り返った私に驚いて、彼は足を滑らせ転び 泣いてしまったのだけれども。


―――‥‥君ノ兄ガ、後ロノ茂ミニ隠レテ居ル。


水面に揺らめく満月を取ろうと水を掻き乱すのに必死で、池に落ちそうになった私をそっと抱えた「声」が教えてくれたのだ。
「声」と短い会話を交わし振り返るも「声」の主は居らず、代わりにエレフが転んだだけだった。

(―――‥‥そういえば、あの声は誰だったのかしら。)

父とも母とも兄とも違った手。
大きいその手は明らかに異質で、言うなれば老人のような骨ばった手だったが、力強く 冷たい手で幼い私を抱き上げてくれた。

それでも、だ。

またいつか迎えに行くと 声は去り際に言ったけれども、私はこうして逝ってしまう。
結局人は真意を知らぬまま、運命の随に身を委ねる事しか出来ない。あの日の「声」の主もまたいつか別の所で其れを知るのだろう。


「アルテミシア。」


沈む意識の中何処からか名前が呼ばれ、急に墜ちるのを止められた。
腹に当たった その細さから木の枝かと思ったが、背側に抱き寄せられ 其れが腕なのだと気が付いた。
こんな深い水底に誰がいるというのだろう。水蛇がいる様な場所に海の魔女が居る筈も無い。
それに此処は第一 湖だ―――‥‥一体何だというのだろう。



ふと軽い衝撃を感じた後 あんなにきつかった腕が緩まり、開放された。水平になった体が軽く沈み込んでから、穏やかに戻る。
280>>279続き:2008/10/06(月) 09:35:33 ID:UuUYz0EG
気付けば周りを圧する水の気配も消え、代わりに遠くから河のせせらぐ音が聴こえるのみだった。

「大丈夫カ」
響いてくる発音。
眼を開けば、紫があった。

エレフよりも、もっと深く青い、黒と見紛う真紫の瞳。

長く闇の様な長い髪と服を纏ったその肌は真っ白で、使えなくなり打ち捨てられた娼婦達の骨を思い起こさせた。
「来ないでッ!!」
声とイリオンでの恐怖を思い出し、思わず自分を覗き込んでいた黒い服の背の高い男――‥‥声の低さからして男だろう‥‥――を払い退けた。
殴られた衝撃で男の髪から水が落ちる。
男を、寧ろ人を殴ったにしては軽い その衝撃に私は驚きながらも、今更 自分の視界が拓けている事に気付いた。そして次に叩いた人物が自分と同様 水で濡れてい、彼が自分を此処に連れて来たのだと直感した。
―――‥‥助けてくれた見ず知らずの人を叩くなんてどうかしている。
「済マナィ。驚カセタヨゥダ」
意に反し彼は気に止めず、紫の瞳で見詰めている。しかし不思議と女を前にした時の雄を感じず 褥に置かれているというのに、その瞳は私をただ 黙して見ているだけだ。
「…‥殴ってしまってごめんなさい。助けてくれたのは、貴方?」
黙した瞳が一度、瞬きをする。そして数拍の間。
「助ケテハ イナィ」
貴女は唯、死んだのだ。
彼の唇はそう、動いた。
「‥‥死んだ?」
信じられず目の前の男が発した言葉を繰り返せば、彼は首肯した。
思わず掴み掛かる。
「死んだ、って・・・貴方は誰なの、何故私は此処にいるのっ?」
生気の無い顔に一瞬影が通り過ぎる。機嫌を損ねたのだと気付くのに、暫く時間がいった。
何故ならその前に 再度床に押さえ込まれ彼を仰ぎ見る事になったからだ。容姿から懸け離れた力が上から押さえられた肩にかかる。
「憶エテ、イナイノカ」
疑問なのか独白なのか、それとも唯のからかいか。変化を映さない顔では分からないが、男を知らない身でもこの状況が何に繋がるか位察しが着いた。
「生贄を奪えば、神罰が下るわよ。」
脅すよう少女は紅い眼で睨むと、男は首を傾げた。
「我ノ前デハ等シク無ダ。ソレニ何故我ノ花嫁ヲ、アンナ蛇ニ遣ラネバナラナイ。」

身をなだれ込ませ床に伏し、軽く口吻ける。
その軽さに一度侵入を許してしまえば浅く深く、柔らかく口腔を荒らしtごめん、無理だったorz
玄関がカタカタ鳴ってるから逝ってくるノ
281名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:43:02 ID:AsGMdxAn
>>280
なんという寸止め…!orz

強気なミーシャ萌えるなあ…
282名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:31:18 ID:jVAHboJM
>>236 >>250の人、見直してみたらGJコメが4〜5レスも付いてるってすげえな…
基本過疎のスレだってのに。
283名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:54:16 ID:AsGMdxAn
携帯からちょくちょく覗いては

もっと国民来い!

と念じてるんだけどな
いや自分で投下しろって話だよな…
284名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 22:40:32 ID:3YGO6xuJ
>>280
ちょ、すん止めすぎるww
そこから先が気になるというのに・・・!
285名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 02:55:06 ID:01CRA7Ml
>277も>280も、続きマダー?
286名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 23:57:44 ID:nLU1xysJ
もしもMoiraが漫画化するなら、是非とも古賀亮一先生にお願いしてほしい。
本編そっちのけで変態神官の華麗なる日々、ガチレズ無法地帯と化したレスボス・アマゾン、
生贄の儀式と称して単にミーシャにエロ衣装着せ放題祭りを行う音速さん顔のスコピー、
それを目撃して止めるどころか自分まで祭りに参加するエレフとオリオンを描いてくださるだろう…
287名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 15:53:12 ID:8Gasf/9s
>>286
この野郎ww

しかしそれならミーシャも無事に…いやせっかく再会した兄と絶交しかねんな…
しかしガチレズレスボスは見たい
アマゾンで酒池肉林なアレクサンドラ様も見てみたい
288名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 19:00:17 ID:bUOi9Q2W
ミーシャ=冥王様の花嫁で懲りずに続き書いてみました
文が気持ち悪い&長い&エロくなくて済まない

ちなみに冥様の背は都合上れぼとすよりちょっと大きい位で強行したorz



>>280後半一行から始めます。





―――――――




その軽さに一度侵入を許してしまえば浅く深く、柔らかく 彼は口腔を荒らしていく。

「‥‥んっ…‥‥!」

人とは違う体温。敢えて言うなら「冷たい」というのだろうが、まるで温度が無いような感触だ。
僅かに零れた声に彼女の唇を離すと、今度は背に手を回し 濡れた服では隠せず浮き上がった胸の紅い尖りを口に含む。冷えた布擦れに 頬を染めたミーシャの身が跳ねた。
――‥‥その温もりを、我が奪い去るのだろうか?
白い布から透ける 紅を帯びた薄象牙の肌に舌を埋める。良い香の香りがするアルテミシアの形の良い二つの膨らみの谷間の奥から、早鐘の様な鼓動が伝わってきた。
怯えているのだろう。己には無い 血の巡りを感じ考える。
幾ら彼女が頼によって別の男(ヒュドラごとき)を気にし、己を忘れていたにしても 剰りに軽率な行動に出てしまった。
契ってしまえば彼女は完全に冥府の者となり手元から居なくなりはしないが、未だしなやかで暖かいこの身を 彼女の体を冷やす水の様、唯の冷たい物にさせるのだ。
―――‥‥‥彼女もまた、忌まれ嫌悪されるだけの存在へと成り下がる。

何と彼女に似合わないのだろう―――‥‥冥府の暗い池も月の無い空も。


「‥‥‥……済マナイ。悪カッタ。」

突然彼は前戯の途中で身を起こし、私から身を引いた。長く細い手で己の顔を隠すように額に手を当てたせいで、その表情は分からない。
「服ヲ持ッテ来ル。暫ク其処ニイテクレ。」
出来れば忘れて欲しい。
そんな言葉が見える素振りと言い方に、覚悟していただけに拍子抜けしまう。
しかし少女は目の前の男の声が、僅かに震えている事に気が付いてしまった。

「‥‥どうして貴方は私を連れて来たの?」
気付けばミーシャは問うていた。
死は答えない。
そっと顔に手を伸ばし、見覚えのある彼の手を取る。細い、されど大きなその手。
覆いを取られた紫の瞳は、水面の様に 眼窩の様に動かない。
「どうして貴方は 此処にいるの?」
彼は黙して答えない。
289名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 19:09:29 ID:bUOi9Q2W
少女の薄紅の唇は問う。

「貴方は、何を奪いたかったの?」

違ウ、と小さく、しかし強い否定の声。
初めて紫の瞳に色が揺らぎ、強打するかの様な言葉が彼から発された。

「唯、もう誰にも、我の物を、奪わせはしない…‥‥ッ…!」

何て悲しい色だろう。
握り締めた細い指から伝わる力に、俯いた叫びにも似た声に、ミーシャはタナトスを見詰めた。
憎しみ、ではない。深い淋しさだ。
――‥‥奪われない為に奪って。
唯愛して欲しかっただけで、誰かに必要なのだと、そう一言、言って貰いたかったのだろう。
恐らくその言葉も知らずに。

私は彼の手を離し 背に腕を回す。そしてそのまま抱えるように彼を褥に倒した。
軽い音が立ち、体が沈み込む。
己を拒んでいた筈のミーシャの行動に 困惑したタナトスは彼女を仰ぎ見た。

「私が貴方を受け入れてあげる。」

其れはミーシャの濡れて解れた髪が顔の横に落ちる近さだ。
「‥‥死を受け入れれば、貴女は忌まれる。」
男の言葉に少女はくすり、と笑う。
「迎えに行く、そう言ったのは貴方じゃない。そうよね、タナトス。・・・・私は、貴方を待っていたの。」
承諾の言葉に瞳を開きそして閉じ、彼は彼女をそのまま横に伏させた。
頬が触れてしまいそうな近さで互いを瞳に映した後、再び口付け舌を絡ませ合う。
絡ませたまま 月の名を持つ少女の肢体を丁寧に脱がせ、柔い肌を愛撫する。

名の通り美しく締まった身体の右胸を手の平で潰すように弄り、触れられていないのにツンと上を向いた左の飾りを弾くように尖らせれば、少女は嬌声を零した。

幾度も角度を変えながら重ね合っていた接吻をどちらとも言わずに解く。つ と唾液で出来た糸が紡がれた。
伝った糸を撫でるように指で掬ったタナトスの瞳が再びミーシャに縫い止まる。
「どうしたの?」
空白が長いので息が弾んだままのミーシャが問うと、
「綺麗だから、つい。」
見惚れていた、とタナトスがサラリと返す。
「そんな事、真顔で‥‥……ひゃっ…!」
ミーシャが告げようとした反抗は空しくも、彼女の下腹に伸びた 彼の指が絡め取ってしまった。
驚きと快感に頬を朱に染め彼を見上げると、口元だけが笑い、耳元でもっと知りたい、と囁かれる。

‥‥彼の低い声は甘く、聞いているだけで背中が熱くなってしまう。
290名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 19:47:28 ID:bUOi9Q2W
足に手を添えられば熱に浮かされた様な表情で恥じらいながらも、自然に脚を肩に乗せた。
奥から露わにされた其処は誘うよう 蜜を零しながら震えている。

男の眼に隠せない雄の視線が映る。

濃桃の部分を指でなぞり眼で彼女を見詰めた後、彼は指の代わりにあてがった物で刺し貫いた。
「‥‥‥っぁあ…‥!」
互いに予想以上だったのか、ミーシャは声を抑え切れず タナトスは少し顔を歪ませる。
「大丈夫‥‥っ‥?」
表情の変化にミーシャが問うと、アルテミシアも、と火照った頬に手を伸ばしタナトスは答えた。
グイッと彼女の奥深くに打ちつける様押し込む。狭い胎内から部屋に水音が響く。
「っふ‥‥っぁあ、あっ……!」
指を絡め、求めるまま身体を貪り合い、汗ばみ上気した肌に痕を刻む。

「…ァあ…‥ッ!」

「………ッ…‥!」

一際高い声と内壁の締め付けに胎の深くに精を放つ。
互いの唇が掠め、そのままミーシャの意識は暗転した。





眼が覚めれば、いつの間にか私の眼にも死の影が見えるようになっていた。
死者が蠢く冥府では思ったよりも忌避したいものではあったが、それすら愛しく思えた。

体に残る痛みと充たされただるさを抱きながら視線を横に流す。
「運命の器だから愛している訳ではない。」
私が眼を覚ましたのに気付き、彼は事後の力が入らぬ手を握り締めた。
「貴女(アルテミシア)だから、愛している。」


彼の頬を手で触れる。其処には今は私と同じ、深い紫の瞳がある。

そのまま身を寄せ、驚きで見開いた眼に微笑む。
「幸せにおなりなさい、私の旦那様。」

私の方から唇を重ねた。







おしまう。
291冥月あとがき:2008/10/09(木) 19:53:44 ID:bUOi9Q2W
>>279-280>>288-290を書かせもった奴です
続き、って言ってくれた人、ありがとうございます

新婚だと何故かギャグかシリアス擬きにしかならなくて済まないorz 何よりエロくなくて本当ごめんo...rz
途中からタナトスが日本語喋るようになったのは、ミーシャが死側に寄ったからと言い訳してみる

余りに空気だから本当はエレフも少しくらい出させようかと思ったんだが、

エレ「そんな男か女か分からない男との結婚、認めないぞっ!」
ミシャ「何言うのよ、タナトスは女の子よ」
タナ「普段は男だがな」
エレ「何っ?!」
ミシャ「馬鹿ね、タナトス神様よ?男女くらい変えられるに決まってるじゃない」
二人「今時片方だけとか時代おくれー」
エレ「うわあああ!ミーシャ――ッ!!」


になりそうで止めた

自分設定で冥王様は詩女神達と姉弟にしたから、此方か 本当は姉妹でミラの器なミーシャと近親百合キャッキャのどちらにしようか迷いながら書いてたから、始終女っぽくて済まなi
292名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 23:45:24 ID:bt5kuEzW
GJ!
ミーシャかわいいよミーシャ

そして百合キャッキャにわっふるせざるを得ない
293名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 20:15:18 ID:jtK3V94Y
おまえら…神か?
ミーシャかわいいよミーシャ
もうミーシャがいれば何もいらない
294名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 00:59:11 ID:siQ7x23j
神が降臨してる…ミーシャ可愛いよミーシャ、冥月GJでした!
変態神官の華麗なる日々が気になって仕方がない
295名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 09:54:09 ID:KDR5/YFm
脳内エレミシャが、最近むしろミシャエレな方向に走ってきている…
エレフは変なとこ初心で色々まどろっこしそうなイマジナシオンが
296名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 20:14:28 ID:2qd6qwh5
>295
よう俺
ミーシャがエレフを誘うどころか襲いだして、騎上位でryな
妄想が広がり困りつつも萌えている
297名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 21:41:02 ID:aEaS7uZo
>>296
あるあるww
「ミーシャ駄目だ、兄妹同士で…」とかたじろぎつつ下は(ry な具合で
298名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 23:55:33 ID:5Szy/Vrz
ここに投下する時の
文字数やページ数の基準ってある?
長すぎてもウザイだろうし…
1回につきの文字数の限界も教えてくれるとありがたい

いやまだ書いてないんだが参考までに
299名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 10:04:42 ID:FwFuh5y9
それ自分も知りたい
書けたら投下したいと思うんだが、序盤書いただけなのにすごい文字数で困ってたので
300名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 18:47:42 ID:MmV9c7Hf
自分はおおよそ3000字くらいを目安に書くようにしてる。大抵オーバーするけど
どうしても長くなるようなら前編後編みたいにしてもいいと思うし

というかここは年中過疎状態だ、気にせず投下してくれ
301名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 21:00:55 ID:5DTzum2Q
>>298-299
長文の場合、最初に空白の行があると嵐と間違われて投稿できないから注意な
302名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 21:48:11 ID:FwFuh5y9
自分>299なんだがありがとう。参考になりました
よーしパパ張り切ってシャイライ書いてくるぞー
303名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 23:21:09 ID:Mc5rqFOK
>>302
裸で正座して待ってるぜ
304名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 23:39:48 ID:KnEImsme
>>298 >>302 テカテカして待ってる
それまでの保守がわりにタナミシャ置いてく⇒ミシャ花嫁・盲目設定
なんちゃって雰囲気エロ目指して玉砕わたくしショヴォリンスキー
読みにくいだけでエロくならなかったんだ
次から落とします

ところでソフィア様ガチ百合香がするのはなんでなんだぜ!
305名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 23:47:22 ID:KnEImsme
漆黒、薄墨、何れなりとも常闇の世界であった。
那辺より来やるのかわからぬ菫色の幽光が気紛れに闇の色を変え、亡者の白面を明らかにすれば、常闇
の世界、亡者の貌、腕は地上のものに無い白さでもって闇をなお深く見せた。
その冥府のくらやみの、目を凝らしそのうちまことの凝りに気がつけば、それが死その者、即ち冥王である。
王の傍ら、石の褥に娘は仰臥していた。
褥は冥府よりの石、亡者の欠片でも紛れたか、暗くきらめく白色の、それよりなお白い娘であった。焔のなか
もっともまばゆく輝く年のころ神の類に捧げられた娘であった。冥府に於ては冥王の花嫁となる娘であった。
花嫁の名はアルテミシアと言った。
穏やかな表情で、冥王が知る限り、娘がそのような表情をしていたのは死する者たちの蜻蛉のいのちのよう
な焔の中においても、ほんの一瞬。産着、乳の余香と母の腕のなか。
その砌には常に傍らにあった、器たる青年の面差しを娘のうちに見ながら、冥王はその双つの差異をなぞる
ように、たおやかな頬を愛撫した。その頬に焔の熱はなく、冬の夜の冷気もなく、唯々感じるのは己の花嫁た
る娘への愛しさであった。
何処に壁があり、何処に柱が在ろうと同じようには響かぬ響きでもって冥王が語りかければ、それを享けてア
ルテミシアは二度三度、銀無垢の睫を震わせたのち目をあけた。
娘の菫の瞳は用を為さないが、冥府に於いて、或いは冥王という存在の傍らに於いてはそのような手段を必
要とせず、覚醒ののちただちに己が何時より何処に在るか、また何者の傍らにあるかを、そして己の役割を
正しく理解するようであった。
盲いた瞳でもってひたと冥王を見つめたのち、その正しき名を呼ぶと再び目を閉じ其の人の訪れを待つ。いま
やアルテミシアには欠落も過剰もなく、在るべきものの傍らに在ることを歓びとし無垢の笑みを浮かべていた。
それを見やり、こだまのように唇端に笑みを浮かべた冥王は、漸く己のものとした娘をまことの花嫁とするため
くちづけた。
306名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 23:51:35 ID:KnEImsme
くらやみのなか、ミーシャは愛撫をそこここに感じながら同時に王を感じていた。
頬を撫ぜる長い髪はまさに絹の感触であった。唇は熱を、焔を冬を知らず、唯互いが対のものであるように
合わさり、若枝に似たしなやかさを持つ指の動きはミーシャを翻弄するばかり。ミーシャとて娼婦見習のころ、
美しい二人に彼是を仕込まれていたが、この手管の前では嵐女神に翻弄される小舟、ただの小娘であった。
王がミーシャの、娘であるところにくちづけた際の不意の快感に伸ばした手が触れた王の膚はすばらしくす
べらかで、それ自体が官能的であると言えた。
煮詰めた砂糖のようにミーシャは蕩け、冥王の若枝のような指がそこを過ぎれば夜霧のごとく枝を濡らす。
ミーシャはあまりの快さに慄いた。盲いの闇でなく、意識の闇の闇へと溶けていくことに、闇のなかに煌めき
があり、それが輝きを増し獣の早さで近づいてくることに恐怖を覚えた。己よと、すがるものを求めて手を伸
ばした先には冥王の背中があった。それを引きよせ招き入れた瞬間娘のうちに光がはじけ、すべては冥王
のものとなった。
王は閉じようとする扉を何度も抉じ開けミーシャのなかの別の扉を次々と開いていった。時に獣のように四足
を付かせ、時にミーシャを腹に乗せ、様々にまぐわい、そうしてミーシャのくらやみが意識のものになったころ、
漸く冥王はその歓びを彼女の胎に知らしめたのである。
神話の時代、それは冥府に母の嘆きが響いた日のことであったという。


おしまい
307名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 00:02:32 ID:7o5rJ6IB
>>304
何が雰囲気エロだ、GJじゃないか!
308名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 23:57:20 ID:lDWWCkGc
>>153を読んで

「見えざる腕」のラスト近辺、柱の影から覗いて鳶色の目の少年は

赤 ロ ー ラ ン と 風 車 娘 の 子

などというダーク考察が出来てしまった…
(ローランサンって風車娘の子に殺られたってことか?)

…あと「樫の樽の中で眠っている私の可愛い子供達」が
文字通りだったりするロレーヌ嬢とか。
(葡萄畑で体を給料代わりにして男をこき使った挙句肥料にしちゃうとか)
309名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 23:58:01 ID:WCXSltVE
>>304-307超GJ!
ノリで百合を書いたが、どうがんばってもミシャタナだから止めとく
310名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 22:57:31 ID:qb1+78Ot
>>304
GJ!超GJ!

なんというか、神々のエロだな
311名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 00:23:39 ID:3va7/JV7
>>308
赤ローランと風車の子に関しては桂さんが漫画書くときの設定がそうだったはず。まだコミックスでてないが。
まぁ、それは桂さんの考察であって正解であるかなんて分からないし、そもそも正解なんてないだろうし。


ところでミシャエレマダー?
312名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 00:27:39 ID:++GFvqoJ
オリミシャ、エレミシャ、タナミシャ×2とミーシャ祭絶賛開催中だな
そんな折に冥府双子の百合を書いてみたのだがKYだろうか
>>309を心待ちにしているよ

>>305-306
語彙力高すぎて呆然とした 
なんと言うか、漢文書き下し文を読んでいるような気分になった。
何で二次エロ小説なんて書いちまったんだ!才能の無駄遣いすぐるww

>>308

>「見えざる腕」のラスト近辺、柱の影から覗いて鳶色の目の少年は

赤 ロ ー ラ ン と 風 車 娘 の 子

桂遊生○さんの描いてた漫画版「Roman」は正にそうだった
313名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 01:04:50 ID:ZdFvkofh
>>312
是非投下してほしい
314名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 03:09:42 ID:Fw6428an
ミーシャは関わりあいが一番多いからね。
冥双子まだー?
315名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 18:03:44 ID:++GFvqoJ
>>312です 冥双子で百合できました

俺設定で
・フィー×ミュー
・巨乳ロリ

口調ぜんぜん分かんなくて適当… あとカタカナ喋ってないのは二人とも冥府の住人なんでお互いの言葉(言語?)を理解してるってことで…
変換が面倒なんじゃないんだからな!
316名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 18:05:53 ID:++GFvqoJ
投下しようと思ったら改行大杉で引っかかった…ちょっと調整してくる
317名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 18:19:54 ID:++GFvqoJ
「タナトス様、どちらへお出かけしたのかしら。今日は遅いわ」

そう言って噂の主が出て行った方を見つめて、溜め息を吐くミュー。
多分噂の主は、人間にとっては迷惑な「死」と言う名の愛を振り撒きに行ったのだろう。此処にはそうして求愛を受けてやって来た亡者共がわんさかいる。しかしそれだけでは無いことを、この片割れは知らない。
今は冥王の留守。そして彼女はこちらに意識を向けていない。何気ない素振りでミューに話しかける。
「タナトス様はお出かけ先で、何してると思う?」
「えー、そんなの難しいわ。私達の仲間を増やしてるんじゃないの?」
無邪気な返しにミューは笑った。

「ふふ、それもあるけど、最近は」
突然無防備なミューを体当たりで押し倒した。馬乗りになった勢いで、服に隠れた豊満な二つの丘を頂上を中心に揉みしだく。
「やっ、ちょ、いきなり何!?」慌てて起き上がろうとするミューをウエイトと満身の力で押さえつけながら囁いた。
「私ね、見ちゃったの。タナトス様が黙ってお出かけした時はね、アルテミシア様の所に行くの。そこで二人は………」
丘の頂点を強く摘んだ。
「きゃ!」「ふふっ、服の下に何も着てないないもんね。誰かにバレたら襲われちゃうよ?」
敏感な突起を手の平と指で巧みに弄び、合わせて蜜壷の入り口も刺激する。
「や!あぁぁっ」今までに味わった事の無い淫らな快感が、ぞくぞくとせり上がる。
「だ……めよ、女の子同士で…こんな……」弱く、それでも理性を見せるミューに、艶やかに笑いかける。
「大丈夫。誰も見てないもん」脚を押し広げ、太股の内側から徐々に舌先を割れ目に向って進めて行く。
「ひっ…あ…ぅ…」
体温を持たない蛇の様な冷たい舌先が這う感覚に身震いし喘ぎ声が漏れる。みるみる理性の消えた恍惚の表情に変わっていく。
「ね…気持ち良いでしょう…?」付け根に到達し、縦の割れ目に沿って蜜を二、三度掬い上げた。
「はぅん…ぅ……」

蜜壺へ、フィーの中指を水音と共に押し込む。
「ちょっ…やめ…!」
無視して更に奥へ進める。まだ異物を受け入れたことのない内部がきゅんきゅんと締め付ける。
「やっ…い、いた…っ…」「わ…とろとろ……」「あぁぁんっ」
不意に豆をぴんと弾いた。びくんと腰が浮く。狭くきつくなってきたのでぐっと押し入れる。
「やぁああああん!」膜を破られる痛みにミューは悲鳴を上げる。
「ミュー、もしかして初めて?」「……する人なんて……いないもん…」
「元イーリオンの神官様たちならいつでもお相手してくれるよ」
もう一本追加し、愛でる様に抜き挿しし始めた。
「いっ、あんっ、やあっ!やめてぇっ!」
言葉と裏腹に、蜜は止めど無く床に溜まる程溢れる。「ここが『止めないで』って言ってるよ?」
「そんなこと言ってな…!ああぁっ……」
滑り込んだ右手が固くなった頂点を摘む。蜜を含んだ二本の指が割れ目を深く往復する。上からも下からも同時に責められて声も出ず身悶える。
柔らかな果実を露にする。薄桃に染まる頂点を、硬くした舌をちろちろと往復させたり、吸い上げたり、甘噛みする。

「もぅだめぇぇ……ああぁああ!」

かっくんと全身の力が抜けて、ミューは絶頂に達した。
「あ、もうイっちゃったの?」
返事はない。急激に責めあげたことを少し悔いた。未だ痙攣しているミューの内部を弄ぶ。
「タナトス様にこのミュー見せたらどう思うかなぁ」
上着はたくしあげられ、スカートからは隠すべき部分が丸見えになっている、ある意味素っ裸より淫猥なミューを指し、一連の情事を覗き見していた亡者共に話を振ったが、
全員カタカタと逃げ出した。
「なあんだ、つまんないの。――聞いて、ミュー」
微かに安らかな寝息を立てる片割れに話しかける。
「アルテミシア様、とっても気持ち良さそうだったの。今のミューの顔みたいに。私、ミューのそういう表情が見たかった」
まだ寝ているミューの手を、自らのスカートの下に誘う。

「次は私の番……一人だけなんて、許さないんだから」
318名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 18:24:08 ID:++GFvqoJ
フィー×ミューなのは初めてイラスト見たときフィーのほうが男に見えたから

ここまで読んでくれてありがとう
最近住民多くてイヴェール嬉しい
319名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 20:38:16 ID:uXuiyEy1
>>318
GJ!やっぱ百合はいいな、素晴らしいよ
320名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 22:15:45 ID:3va7/JV7
>>318
gj!
321名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 23:40:04 ID:cpcUHitP
>>>305です
レスありがとうございました。類語辞典に超世話になったよ…。
タナトス口調が面倒でセリフ無しにしたのはここだけのはなs
>>309
楽しみにしてる!
>>318
冥双子百合GJ! 双子えろいな。
しかも巨乳ロリとか冥王うらやましすぎる。そこに帰宅したらどうなるんだ…!

Moira流れのなか申し訳ないが>>112あたりの押せ押せライラでシャイライ書いてみた
かっこいいシャイターンはどこにもいないので注意。話はゆるい感じです
322名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 23:54:07 ID:cpcUHitP
満月がいやに明るい夜、川べりで盛大にため息をつく影があった。赤髪に角、蝙羽、我らがシャイターンである。
シャイターンはぶっちゃけ欲求不満だった。
千年近く埃くさい地下に押しこめられて、両腕は岩壁に取り込まれ自家発電も不可能だったので当然である。
(聖者にそんなつもりは無かったのだろうが)
そんなこんなでライラが目の前に現れたときは「コレガ禁断少女トイウモノカ…」と思ったという。
実際には生身の少女だったわけで、あれこれ思わせ振りなことを投げ掛けた上で契約を持ちかけたら成功、
見事解放と相成った。(どうでもいいが契約の接吻の際シャイターンは舌を入れたらしい)
解放されたシャイターンがまずしたことはライラのコスチュームチェンジだった。千年の闇のなか名前さえ忘れ
てらんらんるーした妄想の産物がライラのあの姿である。
シャイターンのシャは悪魔のシャなので契約したその日にライラを手籠めにしようとした。
契約後にわかったことだがライラは怒ると結構怖かったので「コレシナイト本契約デキナイカラ!ネ!
 オ願イシマス」とかでたらめなことを言ってごまかすあたりへたれだった。
千年のブランクか急いて事を進めたところ先っぽを挿入したところで大層痛がって泣かれ、中止になったの
である。その後にちゃっかり理由をつけて手で抜いてもらったが。
自分の手も使えるようになったし以来自家発電でやり過ごしてきたが、やはり肌の触れ合いが、何よりライラ
が欲しかった。
「デモライラ二泣カレルノハモット困ルナ…」
契約の日に見た小柄な少女の裸身。肉付きの薄い体、組み伏せた態勢では胸の肉が流れてほぼ平らになっ
ていた。そんな胸やうっすら浮き出たあばらを撫でるとくすぐったがっていたのを覚えている。そう、少女は性
感も発達しきっていなかった。二回りは大柄な己に組み伏せられ、おそらく何をされるか漠然と理解していた
(知らない以上に怖いことだろう)ライラは、それでも羞恥と恐怖にふるふると震えながら自ら足を開いたので
ある。そこまでライラは頑張ったのだ。
「…モウ少シ待トウ」
そう言って記憶の反芻で反応を始めた息子を宥めようと手を伸ばした時。
「何を待つの?」
「―ッ」
背中からぺたりと抱きつかれ顔を覗きこまれ、ただでさえ白いシャイタンの顔はさらに白くなる。声をかけてきた
のはライラだった。
「ナ、何デモナイ、ヨー」
「変なシャイタン。起きたらいないし、探したのよ。…ねえ、具合が悪いとか、何か隠していない?」
「ナイナイ、ナイヨー」
その即答にライラは頬を膨らませたかと思えば、急に深刻な表情になる。
「……嘘」
「ライラ?」
「だってここ数日、ずっとよ。ずっと起きたら貴方がいないの。しばらくしたら戻ってくるけど、じっと私を思いつめた
ように見つめてるじゃない。私がしなければいけないことができていないんでしょう?」
寝顔にハァハァしているのに気付かれていたのか、とどう答えるか考えているうちにライラが正面に回り込み、膝上に
座りこまれた。そして、服の上から反応を始めてい
た息子を握りこむ。
「…やっぱり」
「ラララライラ何ヲスルッ」
慌ててその手を外そうとしたがライラが体を寄せてそれを阻んでくる。それから、思いつめた表情で見上げてきた。
「あの、その、本契約がまだ、なんでしょ? あのとき痛くてできなかったから…そのせいでシャイタンが
不調なんじゃないの?」
このとき、シャイタンの脳内でラッパが鳴り響いた。ライラは非常に都合の良い勘違いをしてくれている。そしてあの
とき言ったでたらめをライラが信じていることにちょっとだけ罪悪感を覚えた。でもすぐ忘れた。だって悪魔だから。
「シャイタンが辛いのは嫌なの」
とどめの一言だった。
シャイタンは表情だけは真面目にしてライラにくちづける。やっぱりシャイタンは舌を入れた。
323名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 00:04:34 ID:DL6kK9jM
地面に組み伏せられては背中が痛むだろうと、シャイターンが下になった。薄い胸でも下を向けばそれなりの
サイズに見える。シャイターンは誘われるように腕を伸ばした。やわやわと形をたしかめるように揉む。尖りを
強く摘めばライラは高く鳴いた。指の腹でやわく撫でてやれば足をもじもじとさせた。牙で噛んでやれば頭を
抱きこまれた。そのまま舌先でちろちろと舐め、吸う。まだ擽ったさが勝つだろうが、胸で感じることを覚えて
ほしかった。
「あ…はふ、シャ、シャイターン、うう…」
わざと水音をたてて吸いつきながら背中を撫でさする。ここも立派な性感帯だ。そこからするすると尻の方へ
と下げてゆく。既に濡れているのは腹にぽたぽたと垂れてくる水滴でわかっていた。
口にそって何度か撫で上げれば指に少し粘り気のあるそれがついてくる。ライラに見せると胸をぽかりとたた
かれたのでシャイタンは笑った。ライラの腰を掴み軽々と体勢を変えさせる。
「シャイターンっ、待って―」
ライラが口をつぐんだのはしとどに濡れたそこに口付けられたからか、目の前にたちきったシャイターンのものが
あったからか。
そういえば前回はろくに見ていなかったからと、シャイターンはじっくり観察することにした。そこはぴっちりと閉じて
いた。きれいな桃色で、いたずらに息を吹きかけてみるとひくりと動いた。見ている間にも液体は溢れてきて、
何滴かは口元を濡らす。シャイターンはそれを舐めとってからそこに舌先を伸ばした。
足を腕で固定して逃げられないようにする。指でゆっくりと開く。もどかしいほどにやさしく舐めたかと思えば、
勢い良く舌を突き入れる。そのままぐにぐにと中で遊んでやると耐え切れずにライラが声をあげた。
「あ、ああっだめ、だめ」
膝で体を支えきれず、腰を顔におしつけているような体勢になってしまい、ますます舌を深くに感じてしまう。
シャイターンもライラの腰、尻をがっちりとつかみ逃がさなかった。
「ふっ、ふぁ、あうー…」
快感に無意識にすがるものを探したライラが手を伸ばした先は、シャイターンのものだった。
それに触った瞬間シャイターンの舌の動きが弱まったことから、これをどうにかすれば舌から逃げられるかもしれな
いとライラは考えた。とりあえず顔の前にあったのでぱくりとくわえてみる。やはり舌が一瞬止まった。目には目を、
舌には舌を。悪魔のそれはライラの口には入りきるようなものではなかったので咥えて舐めるのには無理があった。
根元から舐め上げたり、さすったり。特に先端にくちづけるのをライラは好んだ。見た目は不気味だし、味も妙なもの
だったけれど、ライラはこれがシャイターンのものだと思うと不思議とかわいく思えたのだ。
それに夢中になっているとシャイターンの舌がいつのまにか動いているのに気づいた。しかもさっきより激しい。突きこ
まれ、あふれてくるものを吸われ、ライラはそこがきゅ、っと締まるのを感じた。
「あ、あぁ…っ」
尻が、腿がぴくぴくと震える。気をやったのだ。肩で息をつくライラにシャイターンは落ち着くのを待って服を着せようとする。
「…シャイターン? 本契約がまだ…」
「嘘ダ」
シャイターンはぶっちゃけた。
今回もライラは頑張ってくれた。自分から言い出して、舐めることまでしてくれた。
シャイタンは悪魔だったけれど、
そんな健気なライラに嘘をついたかたちで抱きたくはなかったのである。なんだかんだでロマンチストであった。
時々口か手でしてもらおうとかは考えていたが。
「嘘ダッタ。契約ハ最初ノ接吻デ成立シテイル。ダカラ、コレハ必要ナイ。コレ以上ハ君ガ辛イダケダ」
「―嘘でもっ!」
本契約云々が本当だとしても現状力はつかえたのだし、ライラには関係なかった。それでもあの日シャイターンが
口にしたことを理由に今回の事に及んだ理由は唯一つ。
「シャイタンが辛いのは嫌だって、言ったでしょう」
ライラは気づいていたのだった。
「ライラ、無理ハヨクナイ。君ヲ傷ツケタクハナイ」
「私がいいって言ってるのっ」
324名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 00:06:29 ID:DL6kK9jM
言うが早いか、ライラは膝立ちでシャイタンのうえにまたがると、ものを手で支えて自らにあてがった。
「ライラ!」
めり、と音がする。
「っくぅ…」
ライラは苦しそうな顔をするが腰を落とすのはやめなかった。先端が漸く飲み込まれたところで支えていた手を
腹に置き、ひとつ息をつくと勢いをつけて腰を落とす。
「んん…―ぐ、う」
「ラ、イラ。痛イダロウ? 苦シイダロウ?」
ぼろぼろと涙を流すライラに、シャイタンはそれを指で掬いながら痛ましげな顔を見せた。二人の下腹部に隙間
はなく、ライラの小さなそこは限界まで押し広げられ、男のそれをみっちりといやらしく銜え込んでいた。
「これは、嬉し泣き、なんだからぁ…」
止められるのを恐れるように、未だ痛みが強いだろうにライラは自ら、とはいえゆっくりと腰を動かし始めた。
「ライラ、ライラ、ライラ…」
シャイターンは何も言えなかった。ライラが自ら腰を振っている。じゅぷ、じゅぷ、と水音をさせながら。
本当はその腰を掴んで思うがまま突き上げたい、狭く、柔らかく、ぬるぬるとしたライラのなかを蹂躙したい。しか
し今はライラのペースで、辛くない程度にさせるべきだと思った。
ゆっくりとしたグラインドから、だんだんと早い動きになり、ライラの肉と、シャイターンの肉がぶつかる音がぱちんぱ
ちんとリズミカルになってきた。ライラの顔はとろんとしはじめ、潤んだ瞳でシャイターンを見つめていた。
「あふ、シャイターン、ね、ちゃんと、気持ちいい?」 
あられもないライラの問いかけに、グゥ、と獣のような唸り声しか出せなかった。シャイターンはライラの腕をそれぞれ
掴んで自分の腰辺りに固定した。深いところでつながってはいるが、ライラはこれでは動けず不満を言おうと口を
開けたときー狙いすましたようにシャイターンが腰を突き上げた。不満のかわりに口から零れたのは嬌声だった。
一番深いところから突き上げられ、軽いライラの体は浮く。手を引かれ反動で腰を落とせばさらに深いところに突き
こまれる。
「きゃん、あう、あぁっ、シャイターン、シャイターンが、私のなか、いっぱいなの
…っ」
快感を知らせるライラに、シャイターンはもはや歯止めがきかなかった。ガクガクと腰
を震わせライラのなかを堪能する。
小柄な体。狭い胎内。暴力のような激しさで突きあげれば、それでもライラは歓びに
声を上げた。
「ああ…来ちゃう…」
きゅ、きゅ、と締め付けを始めたライラ。その間隔がだんだんと早くなり、ひときわ
強くなった瞬間を狙って突き込めば、
ライラはふるふると体を震わせ気をやった。その瞬間の吸い付くような締め付けに
シャイターンも精を放ったのである。
息を弾ませながら二人は見つめあい、くちづける。
今度はライラから舌をいれるあたり、今後の二人の力関係がうかがえたが、それはま
た別の話…。

おしまい
325名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 01:58:48 ID:eyHJzNZU
ちょわぁぁあああ!!!!GJGJGJ!!ありがとう神よ!!!
326名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 03:51:27 ID:4zTrnPic
フィミュもシャイライもごちそうさまです。GJ!
327名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 03:58:54 ID:QoHmHYsH
うわぁGJ過ぎる…!!
幸せバカップルなシャイライ良いよシャイライ!!!!
328名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 23:03:30 ID:VRX3Q8K8
ナイヨー吹いたw
329名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 00:37:42 ID:fR2FvmAy
シャイタンだめだ…いい意味でw

エロじゃなくていいから、面白いサンホラ二次創作SSってないかな…
330名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 02:08:10 ID:l1piV36V
ほしゅしつつソフィア先生のレズポス島を待っている
331名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 19:57:16 ID:s9xqcxlr
>>329
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1223094116/l50
このスレの122あたりから見てみな
332名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 19:58:17 ID:s9xqcxlr
追記。面白いかどうかまでは知らんぞ。
333名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 22:13:36 ID:kaIgPno5
エスパー学園一年生・ミーシャは可愛い女の子。しいて人と違うところをあげれば、ちっちゃな男の子に興味が
あるということかナー。
そんな彼女が帰り道であるものを見つけた。
「あれ…オリオン?」
近所に住む、ちょっと生意気だけど綺麗なお顔をした○学生の男の子・オリオン。彼が何やらキョロキョロしながら
公園の繁みの中に入っていくのだった。
「どうしたのかしら」
そっと後をつけて、覗いてみると。
「ま…!オリオンったら…」
オリオンは繁みの中に捨てられていたエロ本を手に取り、興味津々という様子でページを捲っていた。興奮で少し
赤くなった顔が、何とも可愛らしい。
(ああもう、こんなところであんなことして…これはダメだわ!あの子が性的倒錯者になってしまう前に、私が
きちんと性教育を施してあげないと…はい決定!)
―――などと大義名分を掲げ、ミーシャはオリオンにそっと近づく。
「オリオン!」
「わァっ!?…み、ミーシャ?なんだよ、おどかすなよ…」
「また年上を呼び捨てにして。ちゃんとミーシャおねえちゃんって呼びなさい。それより、何してるの?」
「な、なんでもいいだろ…ほっとけよ」
「ほっとけないわよ。こんないやらしい本なんか読んで。キミくらいの年でエッチな本を読んでると、お巡りさん
に捕まっていっぱい叱られるのよ?」
「え…?」
顔面蒼白になるオリオン。そんな彼を<早く喰っちまいたい…>とハアハアしつつ、ミーシャは微笑んだ。
「大丈夫よ、黙っててあげるから。でも…これからも隠れてエッチな本なんか読むんじゃないかと思うと、私は
心配だわ…」
「も、もう読まねえよ…叱られたくねえもん」
「信じられないわねぇ…どうしようかしら」
ミーシャはちょっと考え込む振りをして、やがてにこりと笑った。
「じゃ、もうこんな本読まなくてもいいようにしてあげるから、私の家においで」
「ミーシャの家に?どうするんだよ」
「いいからいいから。さ、いきましょう」
オリオンは首を傾げつつも、ミーシャに連れられて公園を後にした。
334名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 22:14:34 ID:kaIgPno5
そして―――
「ほら…おねえちゃんの手、気持ちいい?」
「な、何するんだよ、ミーシャ…お前、変だよ、こんなの…」
ベッドの上で、オリオンが身悶える。彼はズボンを脱がされ、年相応の小さなおちんちんをミーシャに好き勝手
に弄られていた。生意気な口調にも、力がない。
「どう?エッチな本なんかより、こっちの方がいいでしょう?」
くすくす笑いながら、ミーシャは巧みにオリオンを責め立てる。そして制服のボタンを外して、ブラウスも下着
も脱ぎ捨てる。オリオンは眼前に晒された生身の女の子の裸体に、おちんちんがムズムズしていくのを感じた。
「おちんちん、ピクピクしてきたよ。そんなに気持ちいい?」
「うう…」
無理矢理皮を剥かれて、先っぽからは透明な液がじくじく滲み出していた。そろそろ射精が近いのだろう。
ミーシャは根本を指で強く押さえた。うぐっとオリオンが呻くが、構うことなくおちんちんを弄くり続ける。
「オリオン…イキたいでしょ?でも、このまま指で押さえてたらイケないよね?」
「や、やめろよ、ミーシャ…」
「そういう生意気な口を利かないの。ほんとに悪い子なんだから…もっと、お仕置きしないとね?」
おちんちんを咥えて、舌で先っぽを転がすようにペロペロ舐める。オリオンはとうとう泣きながら哀願を始めた。
「やだ…やだよ…おれが悪かったから、もう許してよ、ミーシャ…」
「ごめんなさい、ミーシャおねえちゃん…でしょ?ちゃんと言えたら、精子をいっぱい出させてあげる」
「ご…ごめんなさい…ミーシャ…おねえちゃん…」
その言葉を聞いて、満足げにミーシャは押さえていた指を離す。そしておちんちんを根本まで咥え込んで、きつく
吸い上げる。
「あ、あ、おねえちゃん…おねえちゃん…おれ、もう…」
「くちゅ、んちゅ…いいよ、ガマンしないで、全部出して…」
次の瞬間、いたいけな男の子の白いおしっこがびゅうびゅうと噴出す。ミーシャはそれを喉を鳴らしながら、全部
飲み干す。それが終わった後もおちんちんを舐めまわして、絶頂直後の敏感な粘膜を苛めてあげた。また大きく
なってきたところで、口を離す。
「んん…ミーシャおねえちゃん…やめちゃうの?…まだ…したい…」
オリオンが涙を浮かべてミーシャを見つめる。生意気な態度はどこへやら、すっかり従順になってしまっていた。
「ふふ、心配しなくても、これで終わりなんて意地悪は言わないわよ。今度はね、もっと気持ちいいことよ…」
微笑みながら、スカートとパンツまで床に落とす。オリオンを寝転がらせて、その上にのしかかった。
335名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 22:16:02 ID:kaIgPno5
「おねえちゃん…」
「大丈夫よ。怖いことも、痛いこともないから、じっとしてて…」
ズブズブと、おちんちんがミーシャの秘所に入っていく。亀頭が膣内のヒダヒダを掻き分けていく快感に、二人は
身を震わせた。
「うう…気持ちいいよ、おねえちゃん…」
「ねえ。オリオンは、おねえちゃんのこと、好き?」
「うん…大好き…」
「うふふ…ありがとう。私も、オリオンのこと、大好きよ…だから、ほら。いっぱい気持ちよくしてあげるね」
自ら腰を動かし、下腹部に力を入れて、おちんちんを中で扱きあげ、きつく締め付ける。初めての快感に、まだ子供
のオリオンは耐えられるものではなかった。
ドピュドピュと音が響きそうな勢いで、膣内に二度目の射精を行う。ミーシャはそれを、しっかりと受け止めた。
「オリオン…もうエッチな本なんて読んじゃダメだよ?そんなもの読まなくても、いつでも私がこうして可愛がって
あげるからね?分かった?」
「うん…分かった」
「いい子ね、オリオン…とっても可愛いわ…」
ミーシャはおちんちんを引き抜くと、精液と愛液で塗れたそれを、口で清める。そうしているうちに、またそれは
硬く、大きくなってきて―――
楽しい日々が始まりそうだと、ミーシャは思った。





学園Moiraで女子高生ミーシャ×ショタオリオン書けという冥王様の声が聴こえたので書きました。
ミーシャとオリオンはやっぱ好きなカップリングだなー。
336名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 01:30:11 ID:aZWJhwW1
四周年超おめ!
何か神が無駄に降臨しっぱなしだ‥‥皆超GJ!
特にシャイライが脳以外で読めるなんて、超←どき↓どき↑だったんだぜ!


そして流れに便乗してないミシャタナ投下するorz

>意思が通じると平仮名法則←冥王様が日本語喋りまくり
>新婚から暫く経ってる
>ミーシャはミラの器とかその他諸々ry
>言い忘れたけど百合
>背はレボトス〜ミーシャサイズ

とかいう無茶設定で良ければ、どうぞなんだぜっ




―――――


始まりはほんの些細な事だった。

冥府にしては明るい、多分昼くらいの時だ。
「そういえばタナトスって他の人とした事があるの?」
がしゃーんっ。
向かい合ってお茶を飲んでいた、タナトスがカップを見事に落とした。
「‥‥‥‥あるな。」
「ごめんごめん、気にしないで…‥って、あるのっ?!」
数拍置き言われた言葉に、思わずミーシャもカップを落としかける。
奥手そうだと思いきや、とんでもない事実だ。ウッカリ今日を「今日は貴方がカップを落としたからカップ破壊記念日」In 冥府 にしてカップを割りまくる日にする所だった。
流石に存在している年月が違うからな、と思わずツッコむタナトス。
「‥‥といっても、余り良いモノでは無かったが。」
「その口振りから言うと、された側だったのね。」
男色に捕まったんじゃ大変ね、としみじみ呟くと、彼の動作が綺麗に固まった。
「どうしたの?」
「イヤ、ナンデモナイ。」
妙に上擦った声で答えるタナトス。
その声にニッコリ笑いながら、生者の国仕込みの拳を用意するミーシャ。
「確か神様に、両性持ってる人、居たわねぇ?」
以前彼女の兄を器としようした事がバレた(隠したつもりは毛頭無かったが)時にその鉄拳を食らいかけた冥王は思わず身構えた。
「たっ、確かに我もそうだが、別に打ち明けなくてもいいではないかっ!」
地味に こんぷれっくす なのだぞ!と視線を逸らす彼にミーシャは猛撃する。
「何言うのよっ、夫婦なんだから夫のナニを全部知りたいのは当然じゃないっ。」
「我は死だから、生を司る母上やミーシャのような孕む性は似合わないのだっ」
「私は運命の器でも貴方の花嫁よ?死に属しても私は女、タナトスもなったって構わないじゃない!」
見てみたい、というミーシャの押しに観念したのか、タナトスは溜息を吐いた。
337名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 06:50:11 ID:aZWJhwW1
ふわり、と闇を揺らめかせ風が吹く。似合わないからあまり見て欲しくない、と言いながら顔を上げたのは、

「貴方、何処の美少女よ?」

長い黒髪に白い肌。
少し低くなった背のせいで多少ずるようになった黒服、男の時より細身になり 更にくびれた、腰。
鼻筋の通った顔に綺麗な細い眉、更にその下には以前より少し大きめに配置された紫色の瞳。
その姿はまだ薫る事を知らない華だ。
が。

「‥‥‥‥無い。」
悲しいほどに胸の部分の布は真っ平らに落ちていた。
「無いって……ちょっと待て、ミーシャッ!?」
後ろに回ったミーシャに突然胸を掴まれ、驚きの声を上げるタナトス。
「あら、ちゃんとあるわね。まな板に近いけど。」
最初離せとばかりに暴れていた自分の夫が黙ってる事にふと気付く。肩幅の狭くなった背中をよく見てみれば、震えていた。
「怒ってる?」
首を横に振るが、此方を振り向かない。
不審に思いもう一度問うと漸く口を開いた。
「‥‥っは、そういう訳じゃ、なくって……ッ…!」
思考一時停止。
吐息が混じった声は若干どころか普段より更に艶っぽい。
「・・・・もしかして感じちゃった?」
「だから嫌だ、と言ったのにっ。」
演技かと思い、余り無い胸を潰すよう撫でれば、びくり、と体を震わせる。
「みっ‥…ミーシャぁ‥‥っ‥。」
頬を染めて無意識に涙ぐんでいる姿は、
「‥‥‥‥‥ごめん、誘ってるようにしか見えないわ。」
正直かなり可愛かった。
勢いのまま床に押し倒せば、軽い音を吸わせ 冥府の闇より昏い黒髪が散らばる。
長い睫の奥に伏せられた濃紫がよく映える 血色の悪い白い肌、薄いが柔らかそうな唇。軽く指や髪が肌を撫でる度に零れる嬌声は甘く とても愛らしい。
というより。
「もっと早めに気付けば良かった‥‥こんなに感度が高いなんて。」
黒衣の前面を肌蹴させながら、真顔で言うミーシャ。体を倒し腹の辺りにそれなりに撓む自分の胸がつかせ、つつくよう まだ子を為せない娘のように芽吹いたばかりの飾りを弄る。
「‥‥ぃやぁっ‥、そんな事、言わないで‥くれ…‥っ‥。」
妻のしなやかな手から逃げるよう身体を捩らせ、柔く首を横に振る。青白い肌の指が刺激を与えられる度にピクリと跳ねた。
穏やかな丘から胸骨、前の割れ目へと指を滑らせていく。
「ッあ…‥!」
「!?」
手に感じた違和感に 彼、今は彼女の服を取り、再度驚く事となった。
338名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 13:14:28 ID:aZWJhwW1
自分はじんわりと湿気を帯びたのに対し、愛液が腿を伝いそうになっている。‥‥ちょっと地味に傷付くのは何故だろう。
対する彼女は涙を浮かべ、そんなに見ないでくれと苦情を出した。自分もした癖に随分な注文な気がするが、当時処女だった筈の自分より余程処女っぽいので文句も言えない。
「じゃあ聞くけれど、女のままと男で続行されるの、どちらが良い?」
たっぷり数十秒。
紫の伏せ恥らいを含んだ瞳で此方を見詰めた。
「・・・・なら、このままにする‥‥。」
そのままでいいのか。そのままで。
アルテミシアは心の底からツッコミを入れた。確かに男で犯されたら嫌かもしれないけど 寧ろ犯されてて良いのか!
何より、こんな可愛i…否淫らな姿を他の誰かに見せたのだろうか。
ふとそんな疑問が頭をよぎった。

アルテミシアは無言で脚を上げさせ、自分の肩に渡す。急に同意なしで自分を明らかにされ 動揺するタナトスに、ミーシャは言い放った。
「分かった。今からタナトスがしてくれたみたいにするから。」
髪を掻き上げ、後ろにする。そして開かせた奥にある蜜を零している割れ目へと舌を沿わせた。
「っぁ‥…、ミ…っ‥ーシャ!そんな事、我はしてな…‥ぁあッ!」
途端に脚を閉じようとするが 慣らすよう入口に浅く入りながらなぞる感覚に震える。大分感じているのか、嫌がる表情すら惚としている。
口から零す 禁欲的な言葉に対し、対照的な体。ズッとその胎内に舌を埋めると、背を反り返らせた。奥にある液に濡れた尖りを口に含み、舌でつつくように舐める。
途端に狭くなる内壁。
「っ…‥、ミーシャッ、熱い‥‥ぃッ‥!」
何の事かと問おうとする度 舌を締め上げられそうになり、漸くミーシャは何が原因か思い当たった。
「‥…舌の事?」
涙を零しながら頷くタナトス。半ば開いた艶を帯びた唇が歪む。
「ミーシャは、体温、があるからぁ‥…っ。」
言われてみればそうだ、と今更気付くが、既に取り返しがつくような状態ではないという現状だったり。(特に彼が。)
状態を見る為に舌を抜くと切なげな声をあげる。其処は自らを荒らした熱が無くなった事を惜しむ様に収縮し、蜜をとろとろと下に溢れ落とした。
「こっち向いて。」
唇で薄く開いている唇を埋めると 己の体温が残るその舌に惑う素振りを見せたが、空いた場所に指を挿れてやると容易に受け入れ 表情も快さに塗り潰される。
339+あとがき:2008/10/31(金) 14:16:35 ID:aZWJhwW1
声にも息にもならない短く浅い音と蜜が掻き乱される音がした。
恥らった息継ぎの間に逃げようとする彼を捕らえ、挿れていない方の手で対の芯をこねる。
二本、三本と胎内で蠢かす数を増やす度に強い締め付けと甘く溶けそうな声が喘いだ。

「っぁ‥‥み、しゃ…‥あぁッ…!」

一瞬大きく息が入り ガクン、と身が崩れる。
彼の胎から指を抜けば、衝撃で閉じた眼の睫が震えた。
ミーシャも興奮にも似た眠気に襲われるまま、床に身を倒した。




声がする。
「‥‥しゃ、ミーシャ。」
タナトスの声だ。先程は多少やり過ぎてしまったが、それに対する責任を感じさせない声だ。
瞳を開けてみればやはりタナトスがいた。

但し、上に跨った状態で。


‥‥‥何だろう、デジャヴュが。


ミーシャの頭から一瞬にして先程の甘い情事の夢が吹き飛ばされた。視線を落としてみれば平らな――‥‥だが柔く丸い肌ではない胸が目に入る。

つまり今、彼は男だ。

「済まない、ミーシャ。ミーシャはあの様にして欲しかったのだな。」
真顔なタナトスに物凄く嫌な予感がし、ミーシャは自分の背中に嫌な汗が流れていく気がした。
「えと、タナ‥トス‥‥?!」
「安心してくれ、しっかりやるから!」
満面の悪意の無い笑みで、タナトスは答えた。


のちにミーシャは、余り余計な知識をタナトスに吹き込まないよう、心に決めたとか決めなかったとかいう。





おしまう

――――――


何かずいぶん前(確か>>290くらい?)にへぼいタナミシャ書かせてもらった者です。
設定としては前回からちょっと経ったくらいの話。つくづくNLエロが苦手だと感じたのと、前回より大分頭が酷い感じの文になったが、もう百合書けたから悔いがあんま無い\(^:・.・

読んでくれた&続編期待してくれた人、皆本当有難う
最後に女冥様がつるぺたは趣味なんだ、許してくれorz
340名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 18:31:16 ID:sdu5gkr9
ミシャタナで百合でつるぺたとかおまえこれはGJにも程があるだろう

最後の真面目な冥王様ワロタwww
341名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 01:18:24 ID:AEovcfnx
ツルペタナトスgj!!

エレミシャ書きたかったけどこの時代の寝床みたいなのが分からなくて断念したぜ
342名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 20:07:31 ID:sFy2Ixix
>>333 >>>336
超gj!

>>341
草むらでこそこそすればいいじゃない!早く続きを書く作業に戻るんだ!


俺レズボス書きたい…ってか書いてこよう いつか戻ってくる
343名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 01:10:20 ID:ArPZlDyu
たまにあげてみる
344名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 05:35:46 ID:465C3P73
>>342
待ってるお
早く帰ってこい
345名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 02:37:36 ID:T7d5XTKX
ほしゅ
346名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 00:42:23 ID:w0dq0pNE
久しぶりにクロセカ聞いたが、ニカ様×ルキアの百合もいいと思った
書きたいが時間が…誰か暇なら書いてくれ…
347名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 01:42:12 ID:PmB9lz7r
「恋人を撃ち落とした日」の二人って名前とかキャラ設定って出てる?

348名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 07:29:44 ID:b0zjrDXu
>>347
昔漫画化された気がするが俺は知らない
オリジナルでいいと思うよ
349名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 15:20:40 ID:54vJA7cE
保守
350名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 22:49:23 ID:YSutRvvN
>>347
傷痕と痣を隠して
彼女の前から消えようとする彼と
気付かずに押せ押せな彼女、まで受信した
…しかし、名前ないと書きにくいな
351名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 10:20:58 ID:9WAh1fhb
恋撃ちの彼女ってアニスだった気がする
352名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 11:19:48 ID:QbQw1KFf
>>350

名前とかなら・・・

彼氏=テシウス(イメージCV:緑川 光・杉山紀彰 etc・・・朴念仁っぽさそうな声なら)

彼女=リナ(中原麻衣・柳瀬なつみ etc・・・世間知らずで清純系っぽい)


こんなんどうですか?
353名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 13:07:56 ID:Vb7n53pC
cv.あらまr…

いや、何でもないんだ…
354名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 17:12:44 ID:QbQw1KFf
>>353

もしや、エロゲの声優?
355名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 20:50:20 ID:WxuagEfD
リナは某魔道士が浮かぶんでやめてくれ
356名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 18:33:50 ID:FxBDYkAI
アメジスト将軍を(性的に)お慰めするように言われた元奴隷少女の話とか
考え付いたが、将軍性行為にトラウマもってそうだなぁ。
357名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 18:53:54 ID:KZrL2hGM
>>356
雇い主に無理矢理そういう奴隷として扱われた少女

アメティスト将軍奴隷解放
(ノ゚△゚)「私と共に来るが良い!」

以来将軍にご奉仕(性的な意味で)

‥‥だと、流石にいじりすぎか
この流れだとレオンの方が似合うしorz
358名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 21:53:59 ID:VrlMCBMQ
その流れいいじょない
レオンの場合とアメティストの場合で両方見てみたいぐらいだ
奴隷少女、という据え膳を前にしてどういう対応をするのか。
359名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 02:42:18 ID:GCmCe0ce
このスレ的に曲に出てないキャラ使うのありなのか?
俺は好きだが
過疎だからどんと来い的な?
360名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 10:22:18 ID:H2EcA736
自分はあわてふためいたりするアメティストス見たいのでどんとこい
投下前に注意書きして「〜〜でNG設定よろ」とでもすれば問題無いとおもう
361名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 17:10:50 ID:M7IOOhXO
俺も>>360に同意かな。なんでもおk

つかこのスレ荒れないなw平和で良いことだ
362名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 19:05:07 ID:6qL7tGXv
>>361
噂をすれば影という名の召還呪文唱えちゃだめだー

平和がいいですね
363名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 21:40:43 ID:GCmCe0ce
ここで緋色の風車前奏のバイオリンソロ
364名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 01:14:17 ID:QXpT0dr9
濡音の世界のイントロバイオリン×美しきもののハーモニカでエロパロ〜
とかそういうことか
365名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 21:50:37 ID:9Q7E8RJd
微シリアスなシャイライとか(押せ押せライラじゃないorz)、発情オリオン×純情なミーシャとか、自慰ルーナとか

…需要ある?ちまちま書いてるんだが
あとしもつきんとのコラボとか、一度も話題に上がってないけど気になるぞ
366名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 00:58:33 ID:rES7XNgd
>>365
無い需要など無い
待ってるからな!
367名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 02:00:04 ID:fvKwg8w0
>>365
同じく待ってる!
368名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 22:34:57 ID:R2TrVsTS
>>365
同じく!
369名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 00:37:03 ID:aayzFymv
個人的にエロではおもらしネタが好きなんだが似合うキャラって誰だろう?サクリ妹以外で
370名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 01:42:23 ID:XKaEa9UH
>>369
俺なら
ルキア、ミーシャ辺りかな。
あと生理的に有り得ないかもしれないがヴィオレット
何故か夜子はツンデレな気がするんだ…
371名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 17:53:02 ID:9HCHZy4X
エル…は反則?
あとエトワとか、相手が微妙だが。
372名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 18:45:33 ID:Gt4ua7Y9
>371
獣姦?

ところでズボリンスキー×エレーネをずっと待ち望んでる俺は異端なのだろうか…
あの歳で子作りとはズボリンもやるな
373名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 21:03:08 ID:XKaEa9UH
>>372
声がうさんくさいだけで本当は若いんじゃない?
ゴメン、自分で言っててすごく賛成しかねる
374名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 00:00:31 ID:Gt4ua7Y9
>>373
ブックレットの絵がかなりじいさんに見えたんだが、そうか、若白髪という可能性も…すまんキツいな

神話の終焉の台詞から、結婚して長い間子供に恵まれなかった印象をうけたから
お互いそんなに若くないけど、労りながらにゃんにゃん営みしてる姿を想像して和んでた

しかしハラショーがあんな調子だからギャグにしかならない
375名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 23:44:48 ID:/tcUeq6v
ズボリンとエレーネは初めて聴いたときから歳の差夫婦のいまげ。
いつまでも若いズボリンに奥ゆかしくしっかり者のエレーネ。
周りからは玉の輿狙いだとかなんとか言われながらも毎日ラブラブちゅっちゅっ
ただズボリンの歳ゆえかなかなか子には恵まれず今日もしっぽり愛を育むのであった。

しかし毎日あっちもこっちも掘りながらズボリンれ、レベル高ぇ
376名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 20:10:44 ID:kjK2/ODW
>>375
玉の輿狙い言われてそうだよなあ…
しかし本当にラブラブ仲良しなあの夫婦が超かわええ
大人の夫婦なんだけどかわええ
377名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 21:01:32 ID:QDOpyy6H
最初にCD聴いた時は年の差夫婦だと思ったんだが
いかんせんミラコンで見た中の人の年がゲフン
女の人っていつまでも少女みたいな声出せるんだな、驚いたよいい意味で

しかしどちらにせよ超かわええなあの夫婦
378名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 01:03:38 ID:vMPkZPeX
何故俺の頭の中では「夫婦かわええ」が「スボリンかわええ」に変換されるのだろう…
379名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 22:52:20 ID:6VmW/tIF
学パロやるなら、男女問わずもてもてなミーシャに悪い虫がつかないよう必死なお兄ちゃんの図はデフォルトですよね(・∀・)
380名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 02:26:22 ID:W5FL86+K
オリオンとのギシアンを垣間見てしまうのは最早定石
381名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 02:27:43 ID:Fny6c5HQ
>>379

で、嫌味エリート集団(ただし、レオンの周りは良識派なイメージが)に目を付けられたミーシャが乱暴されたのを聞いてブチギレ(moiraでの慟哭があるし)て大乱闘だな?!
382名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 13:11:21 ID:+PARk0Ir
俺的イメージはレオンとその他は生徒会だな

で、アレクサンドラが不良
383名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 20:42:00 ID:b7+78Lpa
どうがんばって想像してもお出ましだ学園になってしまうよ
384名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 21:39:58 ID:k2PyAgMJ
誰もいない…ミーシャをさらうなら今の内…
385名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 23:44:12 ID:i3KnxA6J
ならば私が阻止しよう!!
386名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 23:56:15 ID:ts924lDi
こんなときだけいるのかwww
387名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 00:49:23 ID:9nAChFwu
発情期ミーシャたんと紫眼狼のあはんうふんな性活!
388名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 01:14:52 ID:HmHTw4LU
愛欲に咽ぶミーシャ
389名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 19:52:01 ID:65ULgVX6
>>388
けしからん、実にけしからん!

(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
390名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 00:47:04 ID:whB5gUkd
ミーシャに「もぅ…!」と怒られたいものだ

ミーシャエロいよミーシャ
391名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 11:06:46 ID:5Pb8MfZe
ミーシャがもてもてな間にイサドラ様は頂いていきますね
392名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 17:16:40 ID:P50N/TEX
じゃあ双子の姫君は俺が
393名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 01:12:34 ID:ZB/6geS/
とりあえずいつかのレスにあった、奴隷少女×エレフみたいなの。まだ途中だけど
オリジナルキャラ出ます。嫌な方は、NGワード「奴隷少女の自由」でお願いします。
394奴隷少女の自由:2008/12/09(火) 01:13:41 ID:ZB/6geS/
「おらぁ! 働けぇ! 働いたやつだけ飯を食わせてやらぁ!」
…私を運ぶ馬車からはそんな男の人の声がする。その声に、私はよりいっそう膝を強く抱くだけ。
私達は戦争に負けた。…ううん、私はもちろん参加してないからその言い方には違和感があるのだけれど、とにかく私達のポリスは戦争で敗れた。
私はお母さんと家の中で震えていたから分からなかったけど、お父さんが家を出て、次にやって来たのは知らない男の人だった。
男達は皆戦争で命を落としてしまい、私達のような女子供は一人残らず奴隷として売り払われた。
ガタゴト 荷馬車が揺れて、私達は何処へ連れて行かれるのか。
「お姉ちゃん…。」
「ヘカテ、大丈夫だから、お姉ちゃんがついてるから…!」
震える手でもう一つの震える手を抱き締めた。僅かに生まれた温かさだけが、私達に灯る唯一の希望。


「おら! 降りろ!」
急に視界が開けて半日ぶりの光が差し込む。その光の眩さに目を細めながら見回した辺りは、先程の男の声から想像した私のイメージと寸分違わぬものだった。
「おら! 早く歩け! おいカサンドラ! 追加だ!」
カサンドラと呼ばれた綺麗な衣装を身に纏った女性は、私達姉妹を値踏みするような目で見つめたあと、すぐに男の人の方を向いてここからでは聞き取れないような話をしている。
「…わかりました。」
「よぅし、神官様が到着されるのは三日後だ。」
「わかりました。」
…意味が分からない文の羅列。でも、ここから逃げ出したい衝動に駆られるには充分過ぎるほどの不吉さを伴っていて。
…もし逃げたとしたら、ヘカテはどうなるのだろうか…考えただけでもぞっとする…それに第一、私ごときがただの乗り物もなく逃げ切れるわけがない。
替え玉のきく役割なんだ。きっとあっさり殺される。
…いつのまにか、ヘカテが震えているのか、私が震えているのか分からなくなっていた。多分、どっちも震えていたのだろうけど。
「―――…!」
その時、耳に音が届いた…気がした。
「聞こえないのかい? そこの二人!」
と、その声は目の前にいる女の人から発せられていた。
「あ! …ぇ…えっと、す、すいません…。」
慌てて頭を下げる私。
女の人はふん、と鼻を鳴らして「着いて来い」と短く告げた。
395奴隷少女の自由:2008/12/09(火) 01:15:12 ID:ZB/6geS/
その女の人の名前はカサンドラという人らしい。
今は、やってくる奴隷の教育、斡旋、そんな仕事をしていると言っていた。
「…何をするんですか…?」
妹、ヘカテは恐る恐るカサンドラさんに尋ねる。
カサンドラさんは全く普段と変わらない様子でただ一言「接待さ。」とだけ告げた。
曰く、風の都イリオンには城壁を作る奴隷以外にももちろんたくさんの人間がいて、神官様だっている。
私達はそんな人達の「接待」をするために連れてこられたのだ。
「…わ、私達みたいな奴隷の酌を…?」
…私の言葉を聞くと、カサンドラさんは顔をおさえて笑いだした。
「まぁ、そういうことだね。神官様方に失礼の無いようにね。」
笑ってる理由が分からず閉口する私達だったけれど、することが男の奴隷のように石垣を積み上げる作業ではなく、偉い人に酌をする作業だと分かって、気分がほんの少しだけ楽になっていた。

三回月が廻って、カサンドラさんに言われた日がやって来た。
私達二人は手を繋いで指定された場所に向かう。お互い緊張してるからか、足取りは遅い。
「お姉ちゃん…。」
「大丈夫だよ、ヘカテ!」
頭一つ分下の妹を見て私は言う。
「お姉ちゃん達は、今から偉い人にお酒を注ぐだけだからね。ほら! もっと笑顔にならないと!」
そんなの無理だろうと、接待に失敗したらどうなるかなんて想像に難くない。私はヘカテに向かって、全力で笑いかける。
ここ数日で泣き腫らした目をあどけなく潤ませ、ヘカテは小さく口元を歪めた。
「私達が無事なんだから、きっとお母さんも大丈夫! ね! お姉ちゃんを信じて?」
「…うん。」
こくりと小さく頷いたのを確認して、私は彼女の手を引いて神官様の待つ場所へと向かう。

「よく来たねぇ。」
私達を向かえた、その胡散臭い男の人は鳥肌が立つような声でそう呟くと立ち尽くしたままでいた私達の背中を押して中に招き入れた。
「さぁて、最初はどっちなしようかなぁ?」
分かりやすい舌舐めずりの音にニヤニヤした笑い。嫌悪感を覚えないはずがないけど、私は無理に笑顔を作って一歩前に出た。
「…わ、私がお酌をします。」
口ごもった自分を叱咤してやりたかったけど、男の人は嬉しそうに小さく笑った。
「…で、ではお酌を…」
私が最後まで言い切る前に、私は後ろへと倒されていた。
驚いて、顔をあげた瞬間、男の人の表情を見て血が凍った。
「お、お姉ちゃん!!」
このヘカテの叫びが無ければ、私は何も出来なかったと思う。
「逃げて!!!」
396奴隷少女の自由:2008/12/09(火) 01:15:54 ID:ZB/6geS/
充血した目が私を捉えて離さない。私はその目から逃げるように妹に叫ぶ。
「早く!!」
ヘカテは全然状況が分からないはずだけど、生理的な危険は感じていて、けれども逃げることはできなくて…。
「逃げたら、この仔猫ちゃんがどうなるかなぁ?」
私にのしかかった男の人は、口の端から涎を垂れ流して荒い息のままでヘカテに告げる。いきなり声をかけられたヘカテは体を小さく震わせた。泣いていた。
「さぁ、私の渇きを潤おしておくれ!」

薄い服の上から、ザラザラした感触が伸びてくる。
「…っ、ゃあ…やだぁ!」
今まで生きてきた中で一番気持悪い感触。
逃げ出そうと私が両手両足をばたつかせて泣き叫んでも、男の人は彼の片手で私の両手を抑え、跨られている今の状況では何も出来ない。
妹は耳を塞いでしゃがんで泣いているのが見えた。
「イヒヒ…気持いいかぃ? ここかぃ?」
男の人の手は服の下に侵入してくる。全力で食い止めても…何も出来ない。
「ゃだ…ぃやだ…やだぁ…。」
「イヒヒ! イヒ! イヒヒヒヒ!」
私の胸なんて、他の女の人、例えばお母さんやカサンドラさんと比べたら全然無い。だけど、男の人はそんな私の胸に手を伸ばしてくる。
「やだぁ…! やだぁ! やめて! おねがい…します…。」
泣いても泣いても、関係無い。伸ばされたその手は頂点の小さな突起を摘む。
吐気を催すような於曾ましさ。私がそうしなかったのは、声を出し続けていたからだろう。
獣躙される感覚。その気持悪さ、一つ一つが逃げようとする意志を蝕んでいく。
「可愛いおっぱいだねぇ…ほらぁ、ちくびが立ってきたぁ!」
耳から抜けてく言葉、妹の叫び声も遠く。
「ゃ…やだぁ…! きもちわるいぃ…! …ゆるして! おねがい……!おねがいします…!」
理性を残して私だけが壊されていく感覚。
獣躙される場所は上半身にとどまらず、下半身へと伸びていく。誰にも触られたことない場所に、悪寒が走る。
「イヒ! イヒヒ! ほらほらぁ、だんだん濡れてきたねぇ…! 体は正直なんだねぇ…イヒ、イヒヒ!」
体勢を変えた男の人は私の股に顔を近付けてくる。
私は逃げようと、自由になった両手で地面を掴むけど、両足を捕えられて動き出せるほど力があるわけない。
「いい臭いだ…可愛いお豆ちゃんだよぉ。」
「…ゃ……やだぁ…やめてよ…ぃやだよ…ん…きたないからぁ…!」
397奴隷少女の自由:2008/12/09(火) 01:16:37 ID:ZB/6geS/
ヘカテ、ゴメンね。
お姉ちゃんは駄目なお姉ちゃんだね。
運命の女神は運命を紡ぐだけ
紡いだ後はそれを見ているだけ

そんな神様 いらないよ

妹、貴方は今のうちに逃げて。
この地平のどこかに。
本当の幸せがあるはず
だから、一言、伝言を残すから、ね?

……………
 ………………

声をあげて泣いている妹にそう告げた、妹は泣きながら部屋を出ていく。

逃げて、逃げて、生き延びるんだ。
私はどうでもいいから、ただ自分の為に。
最後に笑えたのが貴女の為で良かった。

ばいばい。




さぁ、もう壊れてしまおう。明日に絶望したものには、明日はもうやって来ない。

汚れた躯から力を抜いてしまえばいい、そんな事を考えた。

その瞬間。大きな声…というより、沢山の人の雄叫びが聞こえた。
「な、なんだぁ!?」
男の人は私から退いて辺りを見回す、そしてまた次の瞬間、その理由を知る。
「下衆が。」
…白と紫の髪の色、紫眼の瞳、黒い剣
やってきた男の人は躊躇を一切見せず、男の人の前へと進む。男の人は腰を抜かして後退りをする。
「お、おおおお前は、あの時のガキか!!!!」
神官は紫眼の方を指差して金切り声で喚く。私は何が何だか分からず、ただ座っていた。
「羽織れ。」
私を全く見ていなかった彼から、布のようなものが渡される…彼のマントだった。
398奴隷少女の自由:2008/12/09(火) 01:18:23 ID:ZB/6geS/
中途半端でスマソ
ギリシャなんか知らないのに書いてスマソ
オリジナル要素強すぎてスマソ

読む人いるなら続きを頑張ろうと思う
えっちって難しいなぁorz
399名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 14:50:23 ID:klcV+Wqa
>>398
超GJ!
続きは正座して待てばいいですか
400名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 01:00:42 ID:DKfx79xg
>>398

GJ!!!!
続き楽しみにしているw
401名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 15:42:00 ID:3/5kqpPV
GJ!
オリジナル要素でも俺は気にしないぞ
続きが楽しみだな
402名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 00:42:44 ID:qb9HoF/6
おぉぉGJ!!!!!
続き待ってるよ、全裸で!!
403名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 12:01:01 ID:tkdSCjZV
死と嘆きと風の都で変態神官に犯されそうになった女の子がミーシャと知らずに助けたんだよな
エレフは意外と紳士なのか
404名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 18:24:59 ID:BGT4sPc+
それかただ単に変態神官が嫌いだったか
405名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 22:37:07 ID:Rt5cvWLV
意外とってww

そういえばエレミシャ見たことない気がする(´・ω・`)
406名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 04:03:57 ID:FOhCvOYe
エレフは紳士的なむっつりだといいな
407名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 17:53:33 ID:dg/pojkT
>>406
ムッツリっぽいよなあww
殿下は天然オープンな感じで是非
そういえば殿下とアレク様のも見ないな…
408奴隷少女の自由:2008/12/14(日) 01:44:56 ID:yRi6iQks
訳も分からぬまま渡されたマントを羽織る。紫眼の男の人は神官の人をにらみつけている。
「…そ、その娘は…私の奴隷だ! …ど、どうしようと私の勝手のはず!」
荒い息のまま立ち上がった神官は紫眼の人に対し金切声で喚く。
そんな鬼気迫る神官の様子に紫眼の人は嘲る様な笑みを浮かべた。
「奴隷…奴隷だと! はは! 貴様もそうではないか! 人間は皆、Moiraの悲しき奴隷! 貴様も私も神に飼い慣らされた奴隷に過ぎない。」

しかし、と彼は続ける。

「私は、私達はそんな負け犬のように運命に飼い慣らされはしない! 剥くべき牙を忘れたりはしない!」
その言葉を聞き、外にいた人から歓声があがる。これにより、神官は外が既に完全に包囲されているのに気付く。
「ふ、ふざけるな! どうして私が奴隷にならなくてはならない! 私は神官だ、こんなどこぞの者とも知れぬ奴隷などとは違う!」
金切り声はさらに音程をあげ、唾をまきちらしながら神官は喚く。
けれども、紫眼の人はその光景に一切動じない。つまらないような物を見るように神官を数瞬見つめた後、右手を軽く上げた。
彼が右手をあげた直後、屈強な男達が中に入ってくる。二桁にのぼる人数の彼等に、私はマントを自分の方に引き身を縮こめる。
「よくも俺の妻を…!」「この変態神官がぁ!!」「絶対に許さねぇ…!」
…怒りの声が部屋を埋め尽す。その的となる神官は、小さく息を飲んだような音を口から漏らす。そして、そのまま部屋の角へと、へたりこんで後退りをする。
409奴隷少女の自由:2008/12/14(日) 01:47:06 ID:yRi6iQks
「こっちだ。」
それらの様子を呆けて見ていた私に紫眼の人が声をかけてくる。
「立てるか?」
「…はい。」
私は自分の服を見つけ、それを着てマントを彼に返す。
彼は羽織っておけ、と短く言ったあとで私の手を引いて、部屋の外へと向かう。…神官の叫び声と男の人達の怒号と歓声が聞こえた。
外に出たところで彼は私の顔を正面から見つめる。
「これからどうする?」
そう言うと彼は今の様子を教えてくれた。
奴隷を解放したことによりイリオンでは奴隷だった者もそうではなかった者も入り交えて阿鼻叫喚。このままここにいるのは危険だと言う。
「…もう家はありません。」
誰もが侵略し、侵略され、生きていく。たとえどんなに栄光を掴もうと崩れ落ちるのはまさに刹那。
裕福だなんて言えない普通の家庭だった。母さんと父さんと妹とそれなりに幸せだった。
でも、もう父さんはいない。母さんだっていない。最後まで一緒にいたかった妹だって私にはもういない。

…ヘカテはどうなったのだろうか…。

阿鼻叫喚の巷と化した風の都から、彼女は無事に逃げることが出来たのだろうか。
もちろん、姉として私は彼女を探すに行かなくてはならない、はずだ。
だけれども、そうだけども、……汚れた躯をヘカテに見せたくない。
きっと彼女は何事も無かったように「お姉ちゃん!」と私を慕ってくれるだろう。
しかしその笑顔は一昔前のそれとは違う。私を傷つけないようにするための笑顔。もう、戻れないのだ。

…ダカラ、妹ヲ見捨テルノカ?

…どこかで誰かが呟いた気がした。
410奴隷少女の自由:2008/12/14(日) 01:49:05 ID:yRi6iQks
「…さて、どうする?」
紫眼の人の声で意識を引き戻される。その方は私を真っ直ぐ見ていた。
「い、妹がいるんです…逃げたんです…探さなきゃ…!」
途切れ途切れで、私はそれだけ言った。
でも、こんなこと言ったら荒野に一人きりにされるの? 妹がどこにいるのかも分からないのに?
じゃあヘカテを見捨てる? ううん、そんなこと出来るはずがない。だって血を分けた姉妹だもの。
「おい。もう一人いるそうだ。探してくれ。」
顔を上げると、紫眼の人はそう後ろの男の人に言っていた。
「はっ!」
二人の男の人は近くにいた男の人も連れて、どこかへと走り去っていった。
紫眼の人は変わらぬ口調で
「彼らに探させる。君は私と来い。」
…力強く言う。
私が見た彼の瞳は、良くも悪くも決意を秘めていた。
「…どうして…?」
妹を探してもらう事への感謝よりも先に口をついて出た。

…どうして貴方はここまでするの?

「…誰だって、喪う事の耐え難き痛みには勝てない。…それだけだ。」
「……。」

ヘカテの事が脳裏によぎった。………。

「名前は?」
「…セレネです。貴方は…?」

「…………。エレウセウス。」

暴動は止まることなく風の都を紅く染め、そびえたつ城壁は紅黒い影を作っていた。
411奴隷少女の自由:2008/12/14(日) 01:51:23 ID:yRi6iQks
続きを少しだけ投下
なかなか時間が取れなくて書けない…スマソ…orz

書いてて長くなりそうな気がしてきた…orz

あと、オリジナルが嫌な方はNGワード奴隷少女の自由。最初に言うの忘れてたorz
412名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 01:52:30 ID:YoTRoCYR
GJ!
セレネ可愛い
413名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 22:52:39 ID:3Pd7q+7V
投下ktkr
オリジ視点でも面白いよ!また正座して待っている
414奴隷少女の自由:2008/12/15(月) 01:08:05 ID:iaeY+0y4
オリジナル強め
嫌な方はNGワード「奴隷少女の自由」

相変わらずエロが少な目。
スマソ
あと短目。さらにスマソ
415奴隷少女の自由:2008/12/15(月) 01:09:07 ID:iaeY+0y4
「はぁ、はぁ!」
何が起こったのかよく分からなかった

けど

「はぁ…はぁ…ゲホッ……はぁ…。」
唯一つ、ここにいては危ないと分かった。

「お姉ちゃん…! お姉ちゃん!!」
少女は走った。目的も知らず。ただ離れようと、逃げようと。
駆けて、駆けて、駆けた。
後ろは振り向けない。振り向いたら死がすぐそこまで来てるような気がする。
「はぁ…はぁ…。」
少女が逃げた直後、風の都は一変した。少女は最初自分のせいだと思っていたが、どうやらそうではないらしい。よく分からないけど、奴隷は歓声をあげながら何処かへと走り去り、支配する階級の人達は血走った目で残った奴隷を探していた。
少女はそんな混乱の中でどちらの人々からも見付からぬように隠れていた。そして後、逃げた。

「そっちはどうだ!?」
「くそ! こっちの奴らも皆奴についていきやがった!」
「馬を走らせろ! 急げ! 早く伝えるんだ!」
男達がせわしなく彼方へ行ったり此方行ったり。見付からないように、見付からない少女は息を潜めて逃げ出す。

「はぁ……はぁ…。」
誰にも見付からないように、少女は荒野を駆けて行く。
そして、ようやく風の都からやや離れた岩場で腰を下ろす。
416奴隷少女の自由:2008/12/15(月) 01:09:52 ID:iaeY+0y4
「お姉ちゃん…。」
呟くのは優しかった姉の名前。いつも少女のことを大事にしてくれていた。
今だってそうなのだ。
その事実がまた少女を苦しめる。
「ごめんなさい…ごめんなさい…。」
夕暮れのイリオンを遠くに置き、少女は震える膝を抱いて咽び泣く。

岩場が織り為す陰に身を沈める少女に、小さく死が笑った気がした。

…その時、足音が聞こえた。

少女は泣くのを止め耳を澄まして硬直する。足音は複数のようだった。
少女は目を閉じて、彼らが早くこの岩場から離れるよう祈る。
「――――。」
「―――! ――!!」
しかし声は遠ざかる気配を見せない。
「……お、姉ちゃん…。」
握っていた手に力を入れて震える膝を押さえる。膝が白くなっていた。
見付かったらどうなるのか…。
姉の様子を見せつけられた少女の脳内には嫌な映像が浮かんでは消える。
「お姉ちゃん…お姉ちゃん…!」
けれども、その映像はやがて大好きだった姉の映像へと
『ヘカテ! ヘカテ!』
笑顔が眩しい綺麗な姉。少女の自慢の姉。
「お姉ちゃん……。」
少女は自分の頬を伝う涙に気付き、姉のいない今をまた叩きつけられる。
…姉の最後の願い。
『……………
 ………………。』

「おい、見つけた! こっちだ!! おい!」
その声にびくりと顔を上げると、黒い髭をたくわえた大男が少女を見下ろしていた。
「……っ!」
反射的に少女が逃げ出す。
「あ、おい! そっちだ! 捕まえろ!!」
大男の声が少女の後ろから響く。少女は駆ける。
だが、少女が駆け出した先には男が二人。逃げられるはずがなかった。
「…いや……!」
「嫌じゃないんだよ!!」
男の声が響く。下卑びた笑い声もまた岩場に反響する。
「いや…お姉ちゃん! お姉ちゃん! お姉ちゃーん!!!」

…死が笑った気がした。
417奴隷少女の自由:2008/12/15(月) 01:12:31 ID:iaeY+0y4
短目でスマソ
エロは次かさらにその次かさらにそのまた次辺りで頑張るよ…
読んでくれる人、感想くれる人ありがとう。励みになります。
あと、ちまちましか書けなくてごめん。まとめての方がいいならそうするが。
418名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 10:43:14 ID:XmwKuVLf
>>417
GJ!!
投下する人は他にいないみたいだし、好きな間隔で投下しても大丈夫だと思う
続き期待してます。
419名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:57:59 ID:y05kE/Tx
>>417
GJGJ!続き楽しみにしてます!
小出しでも良いと思うけど自分はまとめて読みたいかなーとも思う
420名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:03:03 ID:mUYbpd1D
ある晴れた日の昼休み。突然校内放送が掛かった。

そしてミーシャは放送で呼び出され、何故か勝手に着いて来た双子の兄・エレフ、そして彼に引きずられて来た二人の兄・レオンを伴に 由緒正しきエスパー学園・ミラ校 校長室の、重厚な扉を叩いた。

ギィ、と戸が軋み、部屋が開く。



「ヤァ 我ノ愛シキ花嫁!!‥‥ト何カト雷神域ノ仔ョ。」
此処の制服である学ランを着たタナトスが、とても無表情且つ上機嫌で腕を広げていた。
しかも校長席+紅茶セットで。

「あら、タナトス。元気そうね。」
にっこり柔らかく微笑むミーシャ。二人が腕を回すと、一人身でなくても居たたまれなくなる キラキラした空気が広がる。
授業はどうしたの、という問いに、ミーシャがいなくて等しくつまらないと真顔で答えるタナトス。
学校は勉学に励む所です、お忘れなく。
間髪置かず、半ば所か全力で空気ブローカーに励むエレフ。
「ミーシャに触るな、この変態副校長!しかも何かじゃねぇよ、何かじゃ!!」
正に独り身の、妹を完璧に取られた 可哀想な兄の模範例だった。カップが二セットしかない辺り、明らかに自分達を数に入れてない事がヒシヒシと伝わってくる。
「その様な言い方をするのは良くないぞ、エレフ。」

ツッコもうと隣を振り返れば、
レオンはそれはもう自然な動作でタナトスから新しく出したカップを貰い、紅茶を飲んでいた。
というか隣にタナトス、移動してるし。


「ソゥダゾー。息仔ョ、口ガ悪ィゾー。」

圧倒的にツッコミが足りなかった。
自分の妹なのにこの天然キラキラ野郎は、何故セルフ暗幕なタナトスと付き合う事を容認出来るかとエレフは頭を抱えた。(しかも超年の差
やはり隣クラスに押し掛け嫁を持つだけに思考回路が違うのか。
「ホントよ、エレフ。」
ミーシャが至極困った表情で溜め息を吐く。
「ねえ、そう思わない、ミラ?」

ミーシャの言葉に全員の視線が一カ所に集まる。
其処には何時の間にか校長席で微笑む女性。


その姿にエレフは二人を殴ろうとした剣を取り落とし、
レオンはマグカップを粉々にし、
タナトスは既に白い顔を更に真っ青にした。

「「「ギャアアアアアア!!!」」」

阿鼻叫喚の地獄絵図。

レオンは遠くから駈けつけてくるアレクサンドロの足音を聞きながら、呟いた。

「嗚呼…運命よ‥‥‥保守。」
421↑のかいた奴です。:2008/12/20(土) 21:04:04 ID:mUYbpd1D
保守用に書いたけど、久しく来たら何か超GJな投下がこの先ありそうなので古くなる前に投下した\(^0^)/空気読めなくてスマン


一応設定は、
校長=ミラ
何故か学生生活を送る副校長=タナトス
生徒会長=レオン
副会長=エレフ
会計=ミーシャ様

いつも通りタナミシャタナで、ミーシャ様はミラと友達設定だったり
放送部は多分神出鬼没なジュダだと思うます


というわけで以下セレネとヘカテにwktk
422奴隷少女の自由:2008/12/24(水) 01:23:49 ID:LXoEtPNM
読んでくれる人ありがとう。あと>>421gj!

いつも通り嫌な方は「奴隷少女の自由」をNGワードで

今回も短いしエロが無いんだ…年末年始は忙しいです…。

次はエロあるから勘弁です
423奴隷少女の自由:2008/12/24(水) 01:24:44 ID:LXoEtPNM
天球を覆い尽す星々は様々な事を人に教えてくれる。
それは天気であったり、方角、収穫の時期だったり
さらには未来、人の運命までもを指し示す。
人は滅びへ向かう星々の瞬きに、その瞬きよりも短い人の一生を見つけ
指し示す瞬きは、運命となって人々に降り注ぐ。

産まれるのが運命なら、死に往くのもまた運命。

運命は物語を紡ぎ、歴史を奏で音は地平線を渡る。

女神がどんなに残酷でも、立ち向かう白い翼を

…今の私にはまだ無いかもしれないけど…それでも、いつかきっと。

………………

424奴隷少女の自由:2008/12/24(水) 01:26:06 ID:LXoEtPNM
「エレフで構わないぞ。」
「いくらなんでもそれは駄目です。」
「…何がダメなのか知らないが、役職などで呼ばれても俺がしっくりこないだろ。」
「ですから、エレフセウス様と…!」
将軍様、と呼んだ直後の会話。生まれて初めて馬に乗せられた私は、彼が後ろから支えてくださるお陰で未だ一度も落馬していない。
…でも実は結構高くて怖い。

…って言うか何でこの人こんなにフレンドリーなんだろう?

「呼ばれ慣れてない名では反応も遅れるだろ。」
…この人は私をからかっているのか…よく分からない。馬に乗りながら後ろを見る程まだ乗り慣れてない私は、この方をちょっと不思議に思う。
「では、エレフ様で。」
「…うーむ…。」
何が不満なんだこの人は…。
先程とは全く違う様子を見せる彼に私は少々困惑する。
…もしかしたら、私を気遣って話してくれるのだろうか…?
…だとしたらとても悪いような気がする。
「…うーむ…。」

…何か本気で悩んでるような気がしないでもないけど。
425奴隷少女の自由:2008/12/24(水) 01:29:09 ID:LXoEtPNM
「今からどちらに向かうのですか?」
私はとりあえず話題を変える。このままだと、女の私がでしゃばって彼の言う通りに呼び捨てで呼んでしまいそうな気がしてきたからだ。
「まずは陸路でトラキアに向かう。後、北へ行くことにしている。」
…聞いておいてなんだが、トラキアと言う場所は初めて聞いた。
「北で用事を済ませたら、海路でテッサリアを中継しアルカディアへと向かうつもりだ。」
北での用事…。
「まだまだ先のことさ。」
エレフ様は軽い口調でそう言った。地理に疎い私はそれ以上尋ねることもなく、ただ「…そうなんですか。」と黙りこくった。
「私はこのまま北へ行くのだが、セレネはどうするんだ?」
少し落ちそうになった私を支えて彼は聞いてきた。
…私の故郷アイトニアはここから随分遠くにあるらしい。
故郷に帰っても残っているのは抜け殻となった町だけなのだけれども、そんな事実が私には大きな郷愁の情をもたらした。
けれど、それ以上に心配なのはヘカテのこと。…探してもらってはいるが、もし見付からなかったら? …どうしよう…。
「私に着いてこない人々も沢山いた。」
私がだんまりしてる所に、エレフさんが静かに話し出す。
「彼ら、或いは彼女らは抜け殻となった町を新しく復興すると言っていた。
誰にも屈しない、彼らの為の町らしい。」
馬の背中が股に当たって痛い。そんな私の脇腹を支えてくれた。痛みが和らいでいく。
エレフ様は続ける。
「セレネの妹もきっとそこにいるはずだ。今だったらまだ向かうのは間に合うぞ。」
馬は走り続ける。
「……。」
…そこでなら、ヘカテは私がいなくても幸せに生きていけるのだろうか。
…獣躙される自分を見つめる妹の瞳が蘇る。
「…行きます。連れて行ってください。お願いします!」
…考えがまとまる前に言葉が飛び出していた…それは嘘かもしれない。
「…そうか。」
エレフ様の表情はもちろん分からなかったけど、彼はそう言うと馬の横腹を足で叩いた。
雄々しく鳴いた馬は速度を上げ駆けていく。
風の都は、やがて見えなくなった。
426奴隷少女の自由:2008/12/24(水) 01:32:06 ID:LXoEtPNM
世界史の勉強しとけばよかったと思いました。切実にorz

エレフの口調が何か変なのはそのうち何処かで収拾つけます。
エレフがエロフになるのはもうちょっと先かもしれないorz
誤字脱字は見逃してください…
427名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 17:01:27 ID:R+CkffkQ
>>426
GJ!!!!!!!!忙しい中おつかれさん。
自分はこういうエレフも好きだ。
エロフ降臨を楽しみにしてる!
428名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 18:47:52 ID:MijqtFxT
>>421ナイス保守でした!
タナトス+空気ブローカーに思わず笑ってしまったよ

奴隷少女の職人さん、いつもGJですw
エロフに期待しつつ正座で待ってます!
429名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 01:38:30 ID:q0SkEMec
あげ
430名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 11:16:44 ID:cx6UhBK/
あけまめ。くろまめ。ひめはじめ。
431ロマン正月:2009/01/02(金) 16:14:42 ID:+SBkgI7X
「あけまして」
「おめでとうございます」

僕が寝床からリビングへと向かうとそこはいつものそこではなく、床には畳が敷き詰められ、窓枠には障子が貼られ、上から垂らされていたシャンデリアは取り払われ代わりに何とも和風なあんどんが部屋に置かれている。
「…これはまた。」
僕は驚愕を覚え、微苦笑を浮かべた後に畳へ上がる。
「ああ、ムーシュー、靴をお脱ぎになってください!」
水色の着物を身に纏ったオルタンスが慌てたように注意する。
僕もそれを思いだし、慌てて靴を脱ぎきちんと揃える。
僕があらためて座る(正座している二人の手前、正座せざるをえない。正直、痛い。)とヴィオレットは小さく咳払いして、では改めて…と呟き
「「あけましておめでとうございます」」
声を揃えて深々と礼をした。
「うん、二人ともあけましておめでとう。今年もよろしくね。」
二人に倣い礼を返すと、二人は優しく笑んだ。
「…しかし今年は手が凝ってるね…昨日の挽には何も無かったからてっきり忘れてるのかと思ってたよ。」
僕の感嘆に応えたのはオルタンスだった。
「ヴィオったら、こっそり用意してムーシューを驚かせようって言うんですもの。」
口元をおさえくすくすと笑うオルタンスにヴィオレットは顔を赤らめる。
「そ、そんなこと言ってませんわ! たまたまムーシューが眠った後に明日が元旦だと思い出しただけですわ!」
そっぽを向いてしまったヴィオレットにオルタンスは
「クリスマスの時も同じことを聞いた気がしますけども」
なんて追い討ちをかける。
「お、オルタンス!!」
「ふふふ、ムーシュー、ヴィオは素直じゃないんですよ。」
「みたいだね。あはは!」
「む、ムーシューまで!!」

そんな事を言って一通り彼女をからかった後で、むきになったヴィオレットがぷんぷん怒りながら餅を焼きに行った。
「こんなんならしなければよかったですわ…。」
「あはは、ゴメンゴメンヴィオ。ありがとうね。」
「…まぁ、ムーシューがよろしいならいいですけども。」
口を尖らせる彼女が可愛く思えて、彼女を撫でてあげることにする。
「わ、ちょ、ちょっとムーシュー! 火を取り扱ってる時は危ないですわ!」
撫でた瞬間にビクリと震えた彼女はそう僕をとがめると、その瞬間オルタンスが
「あー! ヴィオだけムーシューに撫でてもらってずるいですー!」
そう叫びながらすっ飛んできた。
「オル、着物が乱れるよ。」
「あ、あう…。す、すいません…。」
「オルはお転婆だなー。」
いつもの髪飾りの代わりに簪を付けている彼女の頭を撫でてやると、彼女は猫のように目を細めた。
「えへへー! ムーシューの手、温かくて私大好きです!!」
「そうかい?」
「………。」
ちなみに沈黙の方に目をやると、焼いているお餅以上に頬を膨らますヴィオレットがいた。
432名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 16:16:34 ID:+SBkgI7X
あけおめロマン
オルは天然、ヴィオはツンデレ、これが俺の中のテンプレ。

もしかしたら続くかも…
433名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 20:24:54 ID:8cWOGefa
あけおめ。
>>431GJ!正月早々、素敵なロマンをありがとう!
434名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 17:51:19 ID:35ENkLcP
ほっしゅっしゅ。
ラフレンツェが出ないのは仕様かい?
435名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 07:37:31 ID:8ir4QRdn
SHみたいな形式だと新作キャラに偏るのは仕方ない
436名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:38:01 ID:AJzcf94J
ほしゅ。
437名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 11:36:49 ID:K2D3jnwQ
地上が『セイジンシキ』という式を迎えた日の夜。
いつも通り地上に死せる魂達を刈ってきた冥王が帰ってきた。

が、今日は様子が違った。

「忘ーレーラーレーター」
元々細い目を半眼にしていた。相当機嫌が悪いのか。
いや、寧ろこれは。
「ミーシャァ〜〜っ」
酔っている。
半泣きの声で戸口に立った自分に崩れるように抱き付いた彼の顔色を見る。
血色の悪い顔が少し綻んでいるから、笑顔なのだろうが・・・泣き上戸だったのか。
あのサングラスの若僧が、やら 折角出てやったのに、息仔ともう一人死者を呼んだくせに、やら言っている辺り、どうやら打ち上げに弾かれたようだ。だから一人で飲んできたらしい。
そうこう思っている内に座りこんで泣き始めてしまったので、仕方なく寝かしつけようとあやし始める。
これが地上で畏れられた冥府の王だというのだから、呆れを通り越して 笑みがこぼれてしまう。
あやしていると 彼は自分をあやす手を絡め上体を起こした。
そしてにこ、と彼は幼い子供の笑みで微笑む。
「ヤハリ我ハ、ソナタガ一番ダ」
背に回った腕が私の髪を解き、言葉と共にまだ淡く ミルトの香りがする口付けが私を床に沈めた。



ごめん、また保守なんだ
438名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:50:05 ID:yrntjjXE
>437GJ!!陛下サイトネタかw
タナミシャ良いよ良いよ〜!
439名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 20:18:27 ID:n+wO/Vl8
ワロタw
いい保守でした、GJ!
440名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 21:59:26 ID:SF6oUJ5Z
ろまんが見てから赤ロラとシエルの妄想が止まらない。
441名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 23:31:26 ID:mScwEKa/
>>440
自分もだ。
しかし捕まったあの時ってシエル何歳なんだろう・・・
ロリに見えるんだが、すぐ手をつけたんだろうか?
赤ロラが昔は女にはそれとなくやさしかったりしたら萌えるな


・・・しかし、ろまんがと呼ばれるのは分るんだが、他の漫画を想像してしまう・・・orz
442名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 14:38:33 ID:s50UhcEz
>>441
シエルが死んだことで赤髪が堕落したと想像すると萌えるw

自分も新井先生大好きだから時たまろまんがと言うべきか迷うw
443名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 19:34:22 ID:qVdanHO4
>>442
自分も思ったw

子ども嫌いなはずの赤ロラがシエルとの息子を手放さなかったのは、亡くなったシエルを忘れられなかったから…と勝手に妄想している。

親子で仲良く(?)歩いてる場面もあるし。
444名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 01:46:37 ID:R4DdB5Ju
最初は玩具にしていたかもしれないけど、だんだん愛情が芽生えて…
みたいな感じだといいな。
シエルの歌も気に入ってるみたいだったし。
しかし、>>441も言ってるけどいつ頃手出したのかね。
なんとなくの構想はあるんだけどなー…なんとか形にしたい。
445名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 12:54:40 ID:pj1T5U//
赤ロラがシエルを好きになっても、シエルの心の中にはずっと銀ロラがいそうだけどな。
まぁ、それはそれで、銀ロラに嫉妬する赤ロラも見れそうだが。
446名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 00:03:03 ID:I9HOVoU1
>>445
ローランと呼びながら別の男を考えてるってかw

逆に、シエルにとって銀はあくまで弟的存在で、赤に段々ほだされて惚れる、もいい気がしてきた
447名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 03:13:14 ID:1MNQARvN
保守用に書いた学パロMoiraが消えちまったorz
448名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 12:36:46 ID:e46BRbMP
>>447
Moiraよ・・・何という仕打ちを
449名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 17:26:31 ID:LGaNc/6n
その学パロというのはもちろんエロ有りだったのか?
450名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 21:17:06 ID:1MNQARvN
エレミシャで風呂エロ……修行が足らないとのMoiraのおぼしめしであったか
451名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 21:54:49 ID:osrccaj8
>>450
諦めるな!抗うのさ!
エレミシャ大好物なんで超読んでみたい。
452名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:06:34 ID:gq/+uaU0
>>451
エレミシャ同朋!
また書いたら保守しにくる(つд`)
453名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 00:53:29 ID:uSJB732e
シャイライ書いたんだけど
ざけんなwwwってぐらい長いんだが投稿おk?
454名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 01:54:50 ID:rmDBU0Eb
誘い受けはよろしくない
過疎なんだから容量に気をつけてとっとと落としちゃってください。気になるようならロダにあげてURLをどうぞ
裸靴下で待ってる
455名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 06:25:16 ID:BrDoyuWW
長いから伺いたててるだけで誘い受けじゃないっしょ。しつこく補足するなら別だけど。
シャイライwktk
456名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 16:24:25 ID:4kWmaxUD
シャイライぜひ読みたいっす。投下待っているよ!
457名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 18:07:35 ID:PKLsa9p3
454はツンデレ
4581/6:2009/02/01(日) 20:28:46 ID:uSJB732e
>>454
すまない
風邪引くから服は着てておくれ
では投下




事の起こりは「ライラ、相談ガアノルダガ」というシャイターンの発言だった。
「ん? なあに、シャイタン」
空になった食器をキッチンに運びながらライラは答えた。ちょうど夕食時だったのである。
いつもの夕飯を終え、振り返るといつもより真剣な表情でこちらを見つめていたので、
ライラはなんとなく気圧されてテーブルに戻った。向かい合って座り、なに? と問いかける。

「ツイ最近気付イタノダガ」
「うん」
「ドウヤラ一度力ヲ解放シナイトイケナイヨウダ」
「ん?」

ライラは眉を顰めた。悪魔とはいえ人間と同じものを食べ、初対面のときはだいぶでかかったくせにあっさり
人間サイズに縮んでしまえて、何より人間の生活にこれでもかと言うほど順応している状態で、
「力を解放」など、まったくピンと来ない。
どういうこと、とライラが問うと、魔力とか妖力とかに言い換えられる、
外に出すと炎となって表れる人外の力が体内に溜まって、とても危険な状態だ、と、
要約するとそう言うようなことを言われた。身体が燃えそうに熱いのだ、とも言った。

考えてみれば、レキンコスタの時代から気の遠くなるような時間が過ぎた現代はまったく平和で、
二人が出会ったばかりの頃と比べれば、シャイターンが力を解放する機会など無に等しいのだった。
自分がそういった力を持たないから思い至らなかった。

「なるほどね、分かったわ。……で、それってもし放って置くと、どうなっちゃうの」
「……力ガ暴走シテ家ガ飛ブ」

それはまずい。せっかく見つけたこの小さいけど住み良い家が飛ぶのは困る。
シャイターンは出来ればライラに協力して欲しい、と続けた。
「協力? それはもちろん良いけど。協力ったって、何をすれば」
「ライラガ嫌ナラ構ワナイノダガ」

シャイターンはそう前置きして黙った。どうやら言葉を探しているらしい。
意外と慎重なたちなのである。人間の日常に適応してしまったせいかいろいろと人間じみたシャイターンの、
唯一人間さを感じないところは、その容貌と表情の変化が乏しいことぐらいしかない。
このまま町を歩いたって、変わった格好した人だな、ぐらいにしか思われないんじゃないだろうか。
ライラは片付け忘れたカップを持ち上げながらそんなことを考える。シャイターンが顔を上げた。

「協力シテクレルナラ我ト性交渉ヲシテ欲シイ」

重い音を立て、ライラは思わず持っていたカップをテーブルの上に落とした。
カップの無くなった手がそのままの形で固まっている。言われた言葉が理解できず、
ライラはおずおずと目線を上げた。

「……え? 今、なんて、いや、あの」
「性交渉シテ欲シイ」
「……え、ええぇぇぇ!!?」

淡々と繰り返して言われ、ようやく理解する。ライラは勢いよく飛びのいた。
確かに契約のために口付けなんかはしたがそれはあくまで儀式であって、人ではないものになったし
契約者だからと一つ屋根の下で暮らしているがそうではなくて、
そもそも人間だったときだって世の中は争いばかりで恋愛なんか出来る状況ではなかったし、
今は今で人でないものになってしまったから、世の中の年頃の女の子が体験する色恋沙汰とはまったく
無関係のまま気の遠くなる年月を生きてきた。
4592/6:2009/02/01(日) 20:29:18 ID:uSJB732e
なのに突然性交渉と言われても。ライラは目の前が回るかと思うほど混乱した。思わず頭を抱えてしまう。
「ライラガ嫌ナラ、我ハ別ニ構ワナイガ」
唸るライラを見かねたのかシャイターンが言った。え、とライラは顔を少しだけ上げる。
顔が熱くて目が合わせられない。

「か、構わないって……その場合はどうするの。まさか家を飛ばすわけじゃないでしょ」
「他ニモ方法ハアル。夜ニ外ヘ出テ、ヒト気ノ無イトコロデ終ワラセレバ済ムコトダ」
「え?」

夜、外、ひと気のない―――。それらの単語はライラの頭の中で一瞬にして繋がった。
自分が相手にならなかった、ということは。ひと気のない夜道に立ってもっともな格好で道行く男性を
引き摺り込む、その手の職の妖艶な女性を相手に選ぶシャイターンが明確に浮かんできて、
ライラは思わず立ち上がった。

「駄目! そんなの絶対、ぜったい駄目!」
言ってからはっとする。駄目、と言い切ってしまったということは、つまり。
シャイターンのことは好きなのだ。じゃなきゃ、いくら誰を憎んだらいいか分からず困り果てていたからといって、
得体の知れない悪魔と口付けで契約を交わしたりなんかはしない。巷で悪魔夫婦と呼ばれていると知っても、
否定するどころか心の中ではとても良い気分でいたのである。ただ、それがそういうことに結びつかなかった。
何せ相手は人間ではないし、こちらは経験ゼロの処女だし。
家を飛ばしたくはないけど、シャイターンが他の女性と関係を持つのはもっと嫌だ。

「わ……分かったわ。協力する、私が、あ、相手になります」
「ソウカ」

意を決しての答えにもシャイターンは淡々と頷くだけだったが、むしろその反応がライラを落ち着かせた。
何せ、宣言しただけなのに心臓がどきどきしているぐらいだ。いつか訪れるその日を想像すると、
家ではなくライラが爆発しそうだった。
とにかくまずは食器を洗わなければ、と背を向けたとき、右から伸びた手が前に回って左肩をつかんだ。
え、と思う間もなく、気付くと後ろから抱きすくめられていて、ライラは思わず悲鳴を上げた。

「わあぁっ、な、何なに、シャイタン?」
「ライラ」

耳元で囁かれ、身がすくむ。身体が熱くて我慢できない、掠れ気味の声で言われて、
ライラはすっかりパニックに陥った。
回された手を引き剥がす余裕も力もなく、そのまま横抱きにされたライラは奥に置いている二人がけ
ソファに寝かされた。とっさに起き上がろうとしたが、両手首を押さえられており、
変化に乏しい涼しげな顔で自分を見下ろすシャイターンを見上げることしか出来なかった。
「しゃ、シャイタン待って、まだ心の準備が、ふっ」
だからって身体の準備が出来ているわけではないけど、ていうか身体が熱いってそういう意味だったの、
と浮かんできた言葉を口にするより早く、唇を塞がれた。薄く開いたところから、容赦なく長い舌が入り込む。
どうしていいか分からず口内で固まっていたライラの舌をあっさり絡め取り、擦るように揺さぶる。
ライラはきつく目を閉じた。

儀式に必要だった口付けとは、まったく違う。
粘着質なものが絡み合う水音と、息苦しさで無意識に漏れる鼻にかかった甘い声が羞恥を煽った。
4603/6:2009/02/01(日) 20:29:53 ID:uSJB732e
「っはあ、は、ぅ……」

唇を離されたときにはもう、驚くぐらい身体から力が抜けていて、片方の手首を開放されても指を動かす
気にさえならなかった。頭がぼうっとして、どうしようもない。
シャイタンの指が襟元にかかるのをただ見下ろすだけだ。長い爪を持つ指は、服を破くこともせず器用に
襟を外してしまう。開いた首筋に指が触れて、ライラは顔を背けた。
ライラを宥めるように耳朶の裏側を撫でていた手が鎖骨に降りたかと思うと、首筋に唇が触れた。
短く息を呑む。上から下、鎖骨に向かって首筋を舐められると同時に、鎖骨にあった手は丁寧にドレスの
前を開いていた。
気付くと腹の辺りまで露出していて、ライラは慌てて服をかき集めようとした。だがその手はあっさりと阻まれる。
鎖骨から降りた唇は薄い痕を残し、まるで唇で胸を持ち上げるような動きで左の膨らみを辿った。

「やぁっ、やだ、あ、あっ……」

白い肌に浮かび上がる、小さな花の蕾のような乳首を口に含まれ、ライラは背中に寒気に似たものが走るのを
感じた。もう片方の膨らみはシャイターンの手のひらの中にあり、形は良いが小振りな乳房は手で隠れてしまって
いる。それを恥じたとき、手のひらの真ん中で触れてもいないのにすでに反応していた乳首が押し潰され、
びくんと背中が反った。

「あ、ん、はぁ……ぃ、やぁ、あっ」

片方は円を描くように愛撫され、片方は舌で執拗に乳首を舐められ、軽く吸い付かれ、両方から絶え間なく
送られてくる刺激は微弱な電流となって、腰を奇妙に痺れさせた。喉を閉じ声を押さえる暇もない。
わずかに震える腰は下腹部に蓄積されていく甘い淀みがこれ以上増えないよう、太腿同士を引き寄せようとしている。
だがそれに従おうとしたとき、胸で円を描いていた手がライラの臍あたりに触れた。

「っひゃ、あ、なに……あ、だ、だめ、まって、ぁあ!」

まるで蛇のようなしなやかさでシャイターンの手がドロワーズの中に入り込んだ。
淀みの部分を指が撫でて、ライラは思わずシャイターンにしがみつく。ほんの少し撫でただけなのに、
すでに濡れきって下着を汚していることが分かる。自分でも用途以外では触れたことがない場所なのに、
シャイターンはすでにそこを知っているかのように長い指を動かした。
下着越しに熱く濡れた秘所と指が擦れあい、そのたびに滑りは良くなる。

「あ、あ、ぅんっ……ふぁ、や、は……」

まだ脱がされていないドロワーズの下の出来事にも関わらず、擦れあういやらしい音はライラの耳に入り
鼓膜を犯す。下着の中で、入り口は耐えず愛液をこぼしすでにだらしなく開いていた。
他のことを考える余裕はまるでなかった。撫でる指が敏感なところに当たって腰を跳ね上げるたび、
ドロワーズが足からずれていくことも、ドレスが完全にはだけて胸をあらわにしていることにも気付けなかった。

だが、はだけていくドレスが尖った乳首に擦れ、その刺激に声が出てしまったことだけは分かって、
ライラは目をかたく閉じた。秘所が感じるたび、赤く染まった乳首もまた新たな刺激を求める。
緩く首を振り、快楽を求めている自分の身体を否定しようとしたそのとき、秘所を撫でていた指が膨らんだ芽を
ぎゅっと押しつぶし、揺らした。
4614/6:2009/02/01(日) 20:30:24 ID:uSJB732e
「ひゃあっ、あ、そこやだぁ、やぁ、ああ、あんっ……!!」

芯をえぐるような、身体を貫くようなわななき。全身が収縮するほどの熱さが腰に集まり、
ライラは高い声を放って快楽の淵に落ちた。力が入らなくなった足がソファからずれて、その拍子にドロワーズ
が地面に落ちる。だがライラの意識を呼び戻したのはドロワーズの落ちる音ではなく、
身体をくすぐる羽根の感触だった。

「はあ、はあ、は……く、くすぐったい、よ……なに、これ……」

身体の周囲を覆うように次から次へと振り落ちてくるのは黒い羽根だった。
見上げると、シャイターンの背中に、普段は邪魔になるからと体内にしまっている黒い翼が大きく広がっていた。
蝙蝠のそれを思わせる翼は限界まで広がっていて、ライラははっきりしない頭の隅に、
ふと背筋を凍らせる予感を覚えた。
表情に乏しい悪魔の白い顔。それは今やまったくの無表情と言っても差し支えないほど、感情をなくしていた。
はらはらと、音もなく上気したライラの身体に降りかかる黒い羽根が赤いままの乳首をかすめる。
ぞくり、と恐ろしい気分になる。背筋は決して快楽だけに震えたのではなかった。
シャイターンのこんな顔は、一度だけ見たことがある。矢に射抜かれて流れ着いた暗い世界で彼と向き合ったとき、
名前を尋ねようと口を開いたライラを見据えたときの顔。
人間味に溢れていると思っていたシャイターンが、人間とは根本的に違う生き物であり、
一歩間違えると人間を滅ぼしかねない存在であるということを、今更ながら思い知りわずかに青ざめる。
だが凍った背筋を貫いたのは、秘所に直接触れてきたシャイターンの指だった。
鼻にかかった高い声がソファからずれた足を呼び戻す。

「ゃんっ……! シャ、イタ、やめ……ぅあ、ぁあ」
赤く充血し張り詰めた芽から入り口全てを覆うように張り付いた指は、指の根元で芽をこね指先で開いた
入り口付近をかき回す。くちゅくちゅと濡れた音が響くたび、ライラは太腿を引きつらせかぶりを振ったが、
快楽にぴんと伸びたつま先はすがるようにシャイターンの背中を抱きしめていた。
耳元で、低い、闇を焦がすような声がした。

「ライラ。後ロ向イテ」
「っえ、あ、あっ! やだぁやだっ、あ、あっ、あ……!」

ろくな反応も出来ないままくるりと反転させられ、腰を高く持ち上げられたと思えばむき出しになった秘所に
長い舌が触れていた。震える腕で上半身を支えることが出来ず、ソファに頬と胸を押し付ける形になる。
舌は芽の先端をつついて、中の調子を確かめるように差し入れたかと思うと、十分進めないまま出て行き
芽を強く吸い上げる。水気を増した音が、自分からでは伺えない後ろのいやらしい想像を膨らませる。

「ああぁっ、ふ、ぁん、んん」

ライラはソファに爪を立て、必死で快楽に耐えていた。舌が与える刺激にがくがくと震える腰と足は刺激を
増やし、その影響で上半身が揺れるせいでむき出しの乳首がソファに擦れてひっかかる。
唾液か愛液か、区別の付かない体液が太腿の裏を伝い、それさえも擦り切れそうなライラの理性を甘く嬲った。
幾度も落ちそうになるが、それには決定的な何かが足りない。揺れる腰、開いた秘所の奥が異様に熱く、焦れている。
気付いた瞬間、背中に覆いかぶさる影があった。ドレス越しに感じるシャイターンは石のように冷たいのに、
皮膚の下を愛撫するように熱い。耳にぴたりと唇が重なった。

「ゴメン、ライラ。優シク出来ナイ」
「―――っ!」
4625/6:2009/02/01(日) 20:30:56 ID:uSJB732e
言葉が終わると同時に、重く滾った何かが入り口を強引に割って入った。
ライラは声にならない声をあげ背を反らすが、すぐに貫かれた快楽がライラを襲う。覚えたはずの痛みは
入り口と自身の摩擦に紛れて分からなくなった。
背中から回された冷たい片手がソファに押しつぶされている胸を掬い上げ、もう片方は下の芽を潰す。
反射的に締まった内壁が挿入を繰り返している自身を強く擦り付けたが、枯渇を知らない湖のように溢れた
愛液のせいで、その動きは止まることがなかった。

「あっ、あぁ、あん、やあっ」

自身は細かく前後しながら、ライラの内壁を緩く円を描くように刺激する。荒くなった息を整えるのに精一杯で、
閉じることが出来ない口からは欲しいところを突かれるたび断続的な喘ぎが漏れた。
ずるりとくびれが入り口から抜けたとき、ライラは思わずうつぶせた首を後ろに向け、
懇願する瞳をシャイターンに向けてしまった。視線を受けたシャイターンは涼しい顔で氷にひびを入れるような
笑みを見せ、それはいまだ降り落ちている黒い羽根で彩られて得体の知れない何かとしてライラの目と身体に
焼きついた。
ライラの知っているシャイターンではない。得体の知れない怪物に、今犯されている。
それはライラに背徳的な快楽を流し込んだ。強く目を閉じる。自分がまったく無力の生き物だと実感する。

「ふぁっ! ああぁんっ、っぁ、ああ!」

うつぶせていた身体がまた反転して、片足を高く持ち上げられたと同時に引き抜かれた自身が勢い良く
入り込んできた。そのまま幾度も、先端まで抜いては突き入れられる。
疼いて焦れていた奥をえぐり嬲る、骨が砕けて溶けるような快楽。大きく開いた足ははしたなく折り曲げられ、
恥もあられもない姿で感じているのが誰でもない自分だと思うと、沸きあがる羞恥がより性感を鋭くした。

奥に触れた先端がふいにある場所に狙いをつけた。先端が触れることで初めて、その場所にざらつきが
あることを知る。くすぐるような動きは快楽以外の全ての感情を壊した。背筋を何かが駆け上がる。

「あ、あ……しゃい、た、ああっ! や、やぁん……お、かしく、なっちゃ、ぁふ、ぅん、ん」

伸びていた足先が反り返る。目を開けていられない。感覚の全てが膣にある。揺さぶりが大きく素早くなって、
足を支えていた手は音もなく移動し今にもはじけそうな芽をきゅっと摘み上げ揺さぶった。
自身の膨らみが嬲っている奥をじわりといやらしく濡らす。

「ああぁっ! ぃ、いく、いっちゃ……っあ、んん、あああぁぁぁっ……!!」

全身を強張らせ、鼻に抜ける声を上げてライラは骨が砕ける音を聞いた。
どろりと、身体が溶け残った砂糖のように流れていくような気がする。胸で荒く呼吸をしながらぼんやりと
見上げると、そこにはやはり冷たい石の顔があり、ライラは身体から流れ出ていく背徳を感じながら、
耐え切れず閉じた目蓋に降りた熱い唇を受けた。
4636/6:2009/02/01(日) 20:32:16 ID:uSJB732e
「……やっぱりシャイタンって、悪魔なのね」
「?」
目覚めたライラの傍に熱い湯を入れた桶を持ってきて、湯に浸して固く絞ったタオルで
汚れたライラの身体を清めようとしたシャイターンの慌てて手を遮りタオルだけを受け取ったライラは、
ぼそりと呟いた。
後ろ向いてて、と言われたため、シャイターンはこちらを振り向かないまま首をかしげる。
ライラはちらりとその様子を見て、今度は声に出さず唇だけを動かした。

(シャイタンって、ちゃんとした男の人……じゃない、悪魔、だったんだなあ)

自分の言葉に素直に従い、後ろを向いたままのシャイターンと同じなんて、まったく思えない。
取り囲むように降り降りた黒い羽根とあの笑み。先ほどの行為と覚えた背徳感がぞくりと背筋を撫で、
ライラは誤魔化すように乱暴に身体を拭いた。
どうやら、暗いときめきはしっかりと刻み込まれてしまったらしい。それも身体の奥深くに。
ライラは部屋中に散らばり、ちょっとしたことでもすぐに宙に舞いだす黒い羽根をどうやって掃除しようか
悩みながら、情事の熱が残る短いため息をついた。


--------
終わり。おそまつ
464奴隷少女の自由:2009/02/01(日) 23:00:26 ID:IEoke9UO
>>463gj
ライラエロいよライラ!

一ヶ月以上も間を空けてすいませんですたorz
ここからエロ展開ですが
無理矢理、凌辱、おもらし
以上が嫌いな方は、NGお願いします。
465奴隷少女の自由:2009/02/01(日) 23:01:46 ID:IEoke9UO
連れていかれた場所は本当に廃墟であった。それ以外に形容する言葉を見付けるのが難しいくらいに廃墟。人が住んでいたかも疑わしい場所だった。

「…やだっ! やぁだ!!」

一人の少女の声がそんな廃墟に響く。
その声の大きさに紛れてはいるが、その音とは別に幾人かの足音も響いている。
足音は誰もいない廃墟の中でやがて止まった。
「いい加減、うるせんだよっ!!」
男の粗暴な声が響き、大きな物音。
少女は後ろ手に捕まれていた所を勢いよく突き飛ばされた。
「…っ!」
しかし、少女は声をあげずに四ん這いでその場から逃げ出そうとする。
その様子がその男を不快にさせたのか、男は少女の腹部を蹴りあげる。
判別つかない小さな悲鳴をあげて、少女の動きは止まった。

「何逃げようとしてんだよ? あんまふざけてると本当に殺すぞ?!」
蹴りあげた男が四ん這いの少女に対し目線を合わせ、彼女の髪を掴みあげる。
「あ……ぁぅ…。」
「そうだよ。お前はそうやってずっと脅えて従えばいいんだ。殺しはしない。な? いい話だろ?」
男の言葉に後ろにいた連中も下品な笑い声をあげる。
涙と泥にまみれた顔を歪ませて少女、ヘカテは恐怖した。
466奴隷少女の自由:2009/02/01(日) 23:03:01 ID:IEoke9UO
「さぁて、やるか。お前らもこいよ。」

にじりよった男達からなるべく離れるようにしても、後ろはすぐ壁。逃げ場は無い。
「さぁてと、ほら……くわえろ。」
男は股間のモノを少女に露出させ、顔前へとつき出す。
目をつむり口を堅く閉ざしてうつ向くヘカテに対し、男は大きな舌打ちをする。
「…指の一本や二本切り取ったっていいんだぞ?! あぁ!?」
大きな怒号を放つ。ヘカテは恐怖に体を震わせた。
しかしそれでも開かない口に対し、男はまた舌打ちをした後で左手で顔面を殴った。
次の瞬間には少女は脇へと転がり、少女の地面に放り出された手足は他の男が抑える。
「やだ…! 助けて! お願いぃ!!」
「勘違いすんなよ。逆らわなければ殺さない、と言っただろうが。」
「やだ…! やだぁ…!」
手足の自由が聞かなくなった所で余計に緊張したのか、ヘカテは泣き叫ぶ。
「………。」
男は無表情でもう一度殴った。
ベチ、と乱暴な音がする。
「…ぁ……。」
「いいからくわえろって言ってんだろ。」
ようやく静かになった、と呟いた男は自身を少女の口の中へと押し込んだ。
「んんんんんー!!! んーんー!!!」
「はは! 何言ってるか全然分かんねぇ!」
男はやや満足そうに笑い、後ろの男も釣られて笑う。
467奴隷少女の自由:2009/02/01(日) 23:03:39 ID:IEoke9UO
「おい、こいつもらしてるぞ。」
足を押さえていた一人がふいに大きな声をあげ、男達からまた笑いが起きる。
「んだよ…きったねーなぁ…。」
「いいからとっととやれよ。後がつかえてんだ。」
男達はそんな言い争いをしてるうちに、少女は口の中を出入りするそれに口を犯されていく。
ゴスッゴスッ、と男が腰を振る度に後頭部が地面にぶつかる音がする。
「んんんんー…んんん!」
「あー、そろそろだわ。」
「は? お前早すぎだろ!」

ぎゃはは、と下品な笑い声をあげる男とは対照的に、少女の小さな抵抗はいっそう激しさを増す。だが、そうした所で抑えつけられてる力に敵うはずもなかった。

「なんだよこいつ! 自分から腰振ってやがる!」
「ションベン垂らして腰振るなんて、とんだ変態じゃねぇか!」
「んんーっ! んー!!!!」

目尻からは大粒の涙が溢れ地面を濡らす。抑えつけられた手で地を掴む。爪が割れるほどの力で掴んでも、感じるはずの激痛はどこか遠くのもののような気がした。
「んんー! んんんー!!」
「うるせぇガキだな! ほら、出してやるよ!!」
男の腰の動きが急に緩やかになる。と、同時に少女は喉の奥の方に異物を感じる。
どんな味か、なんて判ずる前に、背中を伝う毒々しい色をした芋虫のような不快感を感じ、勢いよく吐き出そうとする。
「んんんん!!」
「おいおい、吐き出すつもりかよ……っと。」
しかし、男は放出した後も抜こうとはせず、逆に口を塞ぐようにくわえさせ続ける。

「んん! んごぉ! おぉ!」
「ははっ! まるでブタみたいだな!! どうだ、おいしいか?! ぎゃははは!!」
見開いた目。口の端からは涎を垂らして、ヘカテは泣いた。声を出すことさえ出来ずに、代わりにその口は男のそれを呑みこんで。
男はようやく満足そうに腰を少女の口から離した。
「……おげぇ……おぇ……。」

逆らうことの出来ない感覚に、一度喉を過ぎたものが口へと戻っていく。勢いよく横を向いて吐き出すと、吐き出したそれは黄味ばった白色をしていた。

「あとはいいぞ。好きにやれ。」
少女が吐き出したこともどうでも良さそうに男が言うと、彼女の服は数瞬としないうちに破かれる。
「……ゃだよ……お姉ちゃん……お姉ちゃん……。」

少女の小さな呟き声も男達の笑い声に消えた。
468奴隷少女の自由:2009/02/01(日) 23:05:46 ID:IEoke9UO
相も変わらず少しばかりですまないorz
エロ書くの難しい……orz
他の方のを読んで精進したいと思います
続きはなるべく早く書きたいですが、時間空くかもしれません…すみません
469名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 10:53:54 ID:Ycma0Dmm
何と超GJな流れっっ!!
シャイライにすごくニヨニヨしたwww
奴隷少女の人も是非続き期待してる!
470名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 16:35:48 ID:nc8Q5QGI
シャイライGJ!素晴らしくもだえました、ライラ可愛いよライラ。

奴隷少女の続きktkr
職人さんGJです、時間空いても続き楽しみにしてます
471名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 23:26:22 ID:IajCWc6h
>>463
じんわりくるエロさがたまりませんでした!あくまで淡々としている悪魔が年の差ぽくて素敵
イベリアに思い入れがあるから投下嬉しかったですGJ
472名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 00:39:01 ID:gQejMaSb
この流れなら(投下)いける!
学パロミラのエレミシャでほっしゅほしゅ。続きは書けたらうpするやも。



一足先に帰宅していたエレフの部屋の扉を、ミーシャはノックした。
「エレフ、開けて……」
掠れる声に、机に向かい宿題をしていたエレフは一人で微笑み、「開いてるよ」と声をあげた。
数秒の沈黙のあと、静かに、そしてゆっくり扉が開く。
「エレフ……」
その声に、エレフがくるりと振り返ると、俯き髪に隠されて表情の見えないミーシャが扉に半ば寄りかかるようにして立っていた。
「おかえりミーシャ、大丈夫?」
「大丈夫も何もっ……!っ!」
がくがくとミーシャの細い膝が震えるのを、目を細めて楽しそうにエレフが眺める。
「エレフ……!これ、はずしっ……あぅっ」
「ん?」
「あ、あぁ、やっ」
ミーシャはとうとう床に膝をつく。
エレフは立ち上がり、今すぐベットに引きずり込みたい気持ちを抑えながら陶然と笑む。

細いミーシャの足の付け根には、今日の昼休みに取り付けた、小さなおもちゃが入っている。
ほんの遊戯心で取り付けたそれは、思いも寄らないほどの効果をあげ、いつもかっちり制服を纏いスカートも膝丈からは変わらない姿からは想像できないほどにミーシャの理性を取り払っていた。

「じゃあほら、とりやすいようにスカートを捲って?」
「っ……!や、やだっ」
「じゃあミーシャはそんなもの入れられたままでいいんだ」
椅子にすわったまま、飽くまでも此方は余裕だという素振りを崩さない。
「そ、そんな訳……」
「早くして?」
ぎゅっと下唇を噛み締めて目元を快楽に赤くさせながら、膝立ちになったミーシャは自分のスカートを両手でおなかの位置まで上げた。
「っん……っ」
うすいピンク色のパンツから太ももに、細いコードが伸びて、一瞬だけ、こんなひどいことをたった一人の妹に強いている罪悪感が去来したけれど、それも背筋を走り抜ける程の快楽へ形を変える。
こんな姿を見せてくれるのは『エレフ』だから。
その事実に気をよくしたエレフは、椅子から立ち上がらずに、扉のすぐ前でスカートをまくりあげるミーシャを一瞥してふいと視線をそらして見せた。
「なんだかよく見えないから、ベットに座ってくれる?」
「や、ぅ……あし、が」
「立てないの?」
大きな瞳一杯に涙を溜めながらミーシャはこくこくと頷く。
「エレ、フッ!」
キッと睨みつけてくるのは牽制しているつもりなのだろうが、エレフからしたら涙目で自らスカートをたくしあげている姿でそんなことをされても煽られているようにしか見えない。
しかし拗ねられても困る。
拗ねるミーシャもとてもかわいいのだけれど、今はこのままミーシャの泣き顔を見ていたい。
さて、どんな風にいじめてやろうかとエレフは椅子から立ち上がった。
473名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 06:34:30 ID:CqJ33bYy
エスパー(゚∀゚)学園!!

ミーシャ可愛いよミーシャ
エロフ酷いよエロフ
474名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 21:00:32 ID:zI779GNB
エロフ降臨したー!
ミーシャがどうなるんか気になるww
ナイス保守です
475名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 00:14:22 ID:aYgfc2qO
うわあぁぁぁ超←G↑J↑!!
全裸で続き待ってるからおながいします。
476名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 01:51:50 ID:gtNa/1pd
エロフって心の中で連呼してたらこんなに同朋がwwwww
続きも考えてるからそのうちうpするお(`・ω・)

あとレオミシャ……ってありだろうか……orz
477名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 12:05:25 ID:CKRnkACK
エロフキターーーーー!!!
GJGJ!!エレミシャいいよエレミシャ!!

>>476
レオミシャありだと思う!
478名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 14:43:14 ID:m7IUAOK7
GJ!!エロフ自重www

>>476
星女神の神殿に戦の必勝祈願に行くレオンティウス。
そこで見たのは、絶世の美女となったミーシャの姿だった。
次第に恋に落ちていくレオンとミーシャ。
しかし、そのことが王子を我が物にせんとするアレクサンドラの怒りを買い・・・・・

的な昼ドラ展開が頭に浮かんでしまった・・・・・。
479名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 17:48:03 ID:niCTrF/6
エロフが現れオリオンが囃し立て母上に血の繋がりを明かされ更に泥沼化ですね。
平和な三兄妹も萌えだしレオミシャあると思います。
480名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 00:07:32 ID:/s7m2k8Z
思ったよりレオミシャが歓迎されて涙目
エレミシャレオミシャ風味で書くぞ!

>>478は早くそれを書く作業に移るんだ!
481名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 19:02:57 ID:rrqJZRFy
保守
482名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 00:25:13 ID:UAwCoNAo
続きのエレミシャほしゅ
全然話が進まんorz
色々とアレだけどもしかしたらあと二回くらい続いてしまうかもしれん(´・ω・`)スマソ



「ミーシャ、ごめんね」
涙に濡れた頬を舐める。
「ん……」
震えながら反応する様が愛おしい。
「ミーシャが可愛いからさ、つい」
「つい、じゃな……あ!?」
エレフはミーシャの膝の裏に腕を差し入れて、抱え上げ、俗に言う"お姫様だっこ"の形を作った。
「ぁあ、やっ……ちょっ!」
「これならミーシャが辛くないよね?」
腕はすかさずエレフの首に回ったが、持ち上げられた瞬間にまくれあがっていたスカートはうまくミーシャのお腹で折れてめくれたままになっている。
「やだ、お、おろしてっ!」
「大丈夫だよ、落とさないから」
優しく、額にキスを落とすとミーシャは激しく首を左右に振る。
「ちが、……ゃ、あた……るのっ……!」
びくんと大きく腕の中で震えるミーシャ。
エレフはたまらなく愛しく思い、また唇を落とす。

ミーシャの、その細い足の奥にはエレフが入れた小さな、機械音をたてるローターが潜んでいる。
学校の昼休み、滅多に人のこない離れた第二校舎(実験室などがあるところだ)にまで手を引き、男子トイレまで引きずり込んで、無理やりに入れさせた。
足を開かせ、ローターを入れるまでは暴れていたミーシャも、やがて行為に流されるにつれおとなしく、快楽によって目に涙の膜をはった。
しかしローターの挿入だけでエレフ自身は何もしていない。
そのかわりに、エレフは、ミーシャからローターを抜くこともなく、放課後一人で先に帰った。
ミーシャは生徒会の準備があると言っていたのだから(それは朝の話だが)先に帰ったのは平素からすれば当然のこと。
しかし散々中を弄ばれ、それでも達するほどの刺激も与えられず、静かな雰囲気を保つ生徒会定例会の中で、どれほどミーシャの体が応えたかは考えに容易い。
だからこそエレフは、いつも以上にミーシャをことさらたっぷり愛撫した。
ベッドに横たえた後、シャツもボタンをはずしすべらかな乳房に口を付け、つうとなぞる。
緩やかな快楽でも今のミーシャからすれば相当辛いだろう。ベットの上で腰を揺らしながら悲鳴をあげるミーシャの艶めかしさは頭がくらくらしてくる程だ。
それでもエレフはローターを外さなかった。
獲物を捕まえた肉食獣のように、意識が朦朧としてきたミーシャにのし掛かると、そのほっそりとした白い首筋に歯を立てた。勿論、血が出るようなものではなく、歯形が残るか残らないかという程の甘噛みだったが。
しかし焦らしに焦らされた肢体はその痛みさえ絶大な快楽として享受する。
「っあぁ!!」
足の爪先がシーツを掻き、薄く柔らかな唇が大きく開く。
それでも決定打が与えられないもどかしさに、ミーシャはその体を震えさせながらエレフの髪に手を差し込んだ。
「や、も、いやぁ……エレフ!」
甘えるような喘ぎがエレフの脳天を揺さぶる。
既にその雄ははっきりと形をなし、ミーシャの太ももにあたっている。
それでもエレフはミーシャの下肢には触らずに、ミーシャの首筋を断続的に、強弱をつけて噛み続けた。
それがまるで、ミーシャの中で意識をかき乱すローターと連動しているようで、やがてエレフの髪を掴むミーシャの指が弱々しくシーツの海に落ちた。
483名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 02:23:19 ID:6xUNL+MK
たまんねえww続きはまだかあああry
484名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 14:11:02 ID:R36OIZi6
エロフwww
485名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 17:36:38 ID:4gM9rZ1J
サンホラの男向けエロ絵ってどっかにないかね?
ピクシブとか腐女子向けが圧倒的に多いよな…
486名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:00:58 ID:brEDhfGD
サイトもあんまり見かけないよな

正直汁だくミーシャが見たい
487名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 09:35:25 ID:zJfBnauU
エレミシャスキーな俺がきましたよ
エロフこのやろうもっとやれ
488名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 17:54:00 ID:NGQo1h+f
ナイスエロフ!
うらやm…いやらしい奴め!続き楽しみにしているよww
489名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 19:56:24 ID:JRTMufpg
>>485同じく。
しかしどーもタナトスを読むときハーデースに置き換えてしまう…
そもそも冥府の王つて言ったらハーデースでしょ?冥府の先の奈落もタロタウルスだしさ。
シャイターンなんてイスラム教の悪魔でエルフなんかゲルマン神話だかの妖精?でしょ。なんかすんなりイメージできなくて。
てか、そんな事言うだけ野暮?
490名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 21:19:32 ID:1TMFHNEI
>>489
野暮
神話とかをベースにした全く別物、オリジナルとして見るべきじゃないかな
491名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 01:44:30 ID:+r44pyos
エ、エルフセウス…!
492名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 08:48:30 ID:Av0AT3fk
へー。
493名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 10:29:41 ID:k1pi0E5/
ちょっと思いついたエロなし小ネタ
「ヤァ、息仔ヨ・・・・」
「誰!?」
「ソンナコトハドウデモイイ」
「は、はぁ・・・・・」
「貴方ガ殺メタノハ金ノ変態神官?ソレトモ銀ノ変態神官?」
「いや・・・・普通の変態神官だけど・・・・・」
「ナントイウ正直者!!ヨロシイ、ソンナ正直者ニハ金銀両方ノ変態神官ヲプレゼント!!」
「いらねーよ!!」

いや、最初は「ロリナミーシャ?大人トナッタミーシャ?」の二択だったんだけど、こっちの方が面白そうだったから・・・・
494名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 18:46:41 ID:gUgQY5SS
>>493
GJ!面白かったよ。
輝く金と銀の変態神官に追いかけられるエロフが頭に浮かんだw

495名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 19:55:26 ID:uiG3MY12
一瞬「ロリナミーシャ?ソレトモエロナミーシャ?」かと思って「否!ちょっと恥ずかしがりながらの誘い受けなミーシャ!!」て言うエロフが出てきたorz
496名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:12:56 ID:R6lbFlnz
ミーシャ可愛いよミーシャ
497名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 18:06:09 ID:q9omOClM
ミーシャの乳を…
498名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 19:00:57 ID:PyfblDc8
しゃぶったり……
499名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 14:12:58 ID:dPu17AhY
つーか本スレで誘導かけてる人いたけどあっちは全年齢、こっちはR-18なんだから自重してくれ。
500名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 14:37:31 ID:uImr15Cp
500
501名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 21:41:21 ID:C6Jq0g2t
エトワールのあそこにバターを塗る。
はたしてプルーは理性を保つことが出来るか・・・・・まぁ、プルーが本能見せても百合にしかならんが。
502名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 06:45:27 ID:qBf2ixMp
>501を見て、澪音と黒銀の犬ならいけるかなと思った。
↓↓短いけど以下妄想↓↓


「あっ…んふ…ふ…っ」
まだ幼さを残した少女の声が、廃墟を吹き抜ける風に乗って闇の中に谺する。
その間隙を縫うように聞こえるのは、獣の吐き出す荒く短い呼吸音、そしてピチャピチャと響く水音。
「あはぁ…っ…、き…もちぃ…」
途切れ途切れになりながらも、少女の声は愉悦に満ちていた。
既に衣を纏わぬ白い肌―だがたった一所、両の瞳だけは布で幾重にも覆われていた。
瓦礫の上に身を横たえた少女は、自ら身体中にたっぷりと蜜を塗り更なる快楽を求め、黒銀の犬はそれに舌で応える。
「っは…、ここ、も…っ」
艶やかな笑みを浮かべたまま少女は足を大きく開き、獣の鼻先を招いた。
とろりとした蜜壺の香に、たぎる獣は強く鼻先を押し付けながら、ざらついた舌で溢れる蜜を余す事無く舐めとる。
そしてその行為が再び蜜を溢れさせると、獣は更に激しく水音をたてて啜った。
少女が身を捩らせて悦ぶ度零れる蜜に、やがて獣は舌先を蜜壺へと押し挿れた。
「ふぁ…っあ、やっ…あぁああ…っ!」
ざらついた舌が膣壁を擦るように蠢くと、少女は一際高い矯声を響かせて頂に達した。
「…はっ…ぁあ…ぁ…」
少女の細い身体が、余韻に震える。
だが尚も蜜を求める獣は、飽く事無く身体中を執拗に舐め続けた。
「…んも…ぅ、まだ欲しい、の…?」
うっとりと柔らかな微笑みを浮かべながら、少女の細い指が獣の鼻面を撫でる。
その問いかけに答えるように、黒銀の毛並みを持つ犬は小さく吠えた。


狂乱の夜は未だ終わりも知らず、ただ空には微かな星光が瞬いていた。 終
503名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 17:33:36 ID:MHb6hT83
>>502
GJ!!まさか俺の妄想が形になるとは思わなかったぜ。
黒銀の犬は性別分からないから、オスでも通せるしな。
504名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 21:53:17 ID:VYZ9P2QE
永遠の少年×ロス子
を思いついたが
断片的なネタだけなので
肉付けしてから上げるわ。

しかしあまり文章もエロも得意ではない。
505名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 19:07:52 ID:ai6wsslc
>>504
少年×ロス子ぜひ待っています。
506名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 17:37:13 ID:rIpJSe4z
ロス子ってジャケットの金髪の女の子だよな
おら、わくわくしてきたぞ!
507名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 18:11:01 ID:gnvyZdVH
・・・勝手に再起動したから全部消えた・・・
書き直すから1週間くらい待ってくれ・・・
すまない・・・私が及ばない(ry
508名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 23:06:17 ID:2k/6cbgR
>>507
其れでもお征きなさい仔等よ…


ワクテカしながらいつまでも待つぜ
509名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 23:52:06 ID:klRaJwEk
漫画版ロマン読んでミシェルの裸体を見たら視姦ネタが浮かんでしまった。

展示品のコマまでエロく見えた自分は紛れもなく変態orz
510名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 21:19:18 ID:2IpQs6Kd
ミシェルは触れたらぬっ殺されちゃうから視姦しかないかな。
しかし無数の男達にハァハァされるミシェルってのもなかなか…
511名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 11:20:37 ID:WhzHbvRg
ところでここは中の人の話とかはなしなのか?
512名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 12:25:20 ID:p+3lDnwo
過疎気味だし、ネタ提供は嬉しいぜ
名前を伏せれば良いかなぁ?
513名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 16:54:39 ID:OCh4ZqjN
>実在する人物(アイドル等)を元にした創作 →えっちねたロビー等
514名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 20:32:33 ID:WhzHbvRg
>>513
わかったぜ
ありがとな
515名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 01:55:07 ID:piUuxbtd
あげ
516名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 17:25:41 ID:3q8L4Ymu
lostのヤツは書く気力を失ってしまった・・・
すまない・・・なんか燃え尽きた・・・

でルキア×クロニカも思いついたのだが
自分の中で燃え尽きた・・・(白く)

燃え尽きた燃えカスでよければ
(あらすじなど)
1日ほどで書けそう。

本当にすまなかった。
期待だけさせて。

保守
517名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 17:57:09 ID:CFLigprS
燃えカスでもうp
518名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:04:17 ID:7DKwkK3r
IF的展開で神殿でミーシャに無事再会できたのに、
「う、嘘だ!こんな娘がミーシャな訳がない!!ミーシャはもっともっと背も胸も小さくい女の子だった!!」
って文句言って、「いつの話だ、馬鹿兄貴」とミーシャに蹴り飛ばされるエレフの姿が唐突に頭に浮かんできた。

>>516
気にするな、SS書きにはよくあることだ。
なんか思いついたらまた書けばいいじゃない。
後、燃えカスはやめた方がいいかも、「そこまで書けるなら全部書こうぜ」って話になりやすいし。
519名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:13:02 ID:3q8L4Ymu
最初の方は読み飛ばしてください。

夏に海かプール行きたい&アイス食べたい・・・

そんな作者の願望のかたまりですです。

アイスが食べたいなら、セブンイレブンの細長いアイスバーを食べればいいじゃない!
むしろ下の口から・・・。
妹が部活帰りにあのアイスを買ってきたときに思いついた
ネタが(妹に欲情したわけじゃないよ!)今、実るはず。


かみんぐすー(ry


歴史は改竄をゆるさな・・・・い?


第24巻 1021ページ

私はクロニカ、貴方達がブラック☆ロリコ(ry・・・ではなく
ブラッククロニクルと呼んでいる物の原典、というより筆者と言うべきでしょうか。
ノアが預言者を名乗っていますが(この物語の進行上の理由で)
私が本当の預言者なのです。
ところで私は今見知らぬ「海の家」の中で捕らえられているのです。
なぜこんなことになったか、お話いたしましょう。

とりあえずココで区切っとく

燃えカスの中に変な手紙が・・・
「皆さんはクロニカの胸の大きさは
大きいほうがいいですか?
小さいほうがいいですか?」
クロセカか少年か。
どっちの方が物語が盛り上がるだろうか。
520名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:13:52 ID:3q8L4Ymu
>>518 なんか燃えカスが集まって、元に戻ってきたかも。
521名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 19:44:12 ID:mgz0KNen
>>520せわしない奴だなw
>>518全く同じ妄想したことあるから吹いた
522名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:51:46 ID:UzoHMs5e
>>516

「恋人を撃ち落とした日」の二人?

俺も同じ奴で書いてるとこ。
まだ非エロパートだけだけどね
523名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 07:42:09 ID:AsMVKMR9
>>522 ちがうちがう。ロス子と永遠の少年だよ。

ルキクロ続き投下

今朝、私は予言書読んでいたのです。
「ほぅ、勉強とは精が出るね、クロニカ。
予言書に間違いがあったらすぐに正すのだよ。
その時は私の立場が危ないのだから。」
聞きなれたじまんぐヴォイスが囁く。
「予言書に書いてあることが本当になるようなものだから
大丈夫なのです。」
ツンとした態度でいう。
この男は私に予言をさせておいて
自分が頂点に君臨して言うとは何事でしょう

しばらくすると、黒の教団員が一人やってくる。
28歳男と言ったところか。
空調も効いているのにローブが汗臭い。
「なぁ、クロニカ様」
「なんでしょう?」
すると男はおもむろにローブを脱ぎ始め
「こいつをしごいてくれ!脚や脇ででもかまわない!」
「ッ!!!!???」私はパニックになった。
教団員の中には、私に欲情するものもいたが
ここまで露骨にやる奴は初めて見た。
私は走った、走った。生まれ(ry それはバンプ
廊下で甘いにおいのするローブを纏った人にぶつかり
意識を失った・・・

気がついたら私は海の家にいた。
「気がついたかい?」
少女の声がする。どこかで聞いたことが・・・ルキアだ。
「何を走ってたんだい?キミは。」
私は今までのカクカクシカジカを説明した。
「これまた酷いもんだねぇ。まぁ安心して。ここにはキミと僕しかいないよ。
みんな逃げたのさ。黒の教団は嫌いだけど、闘うつもりは無い。もう無理だ。ってね。」
「なんと愚かしいことでしょう。考えてることは黒の教団と変らないじゃないのでしょうか?」
「だから僕は闘うのさ。・・・そこでだ、このノートの表紙にサインをしてくれないかい?」
彼女が差し出したノートには「白の予言書 空っぽの予言書、これから何でもかける」
とどこぞの言葉で書いてある。
「お断りさせていただきます。その予言書で歴史を変えるつもりでしょう?
そんなことは許しません。」
「そうか、残念だったねぇ。僕は悲しいよ。キミならば終焉を回避することが
理解できると思っていたのだけどね。でもこの僕から逃げられると思っている
のならいつでも逃げてよ、あはっ!はははっはははは!!」
どこかで見覚えのある台詞。

つづく。
524名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 19:44:42 ID:AsMVKMR9
今日は無理そう。
525名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 02:30:12 ID:9zwChr10
「ほしゅうううううううっ!!」
「ぎゃあああああ!!」
「…大丈夫かい、キミ?」
「……エレフ?」
「ミーシャ!?」

「投下が来るまで保守ろう、ミーシャ!」
「うん!」
526名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 11:59:21 ID:yDI8TlZw
>>525
いいから、二人ともとっと逃げろ(笑。
527名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 11:20:27 ID:uptxBcTC
www
528名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 02:53:10 ID:LLqeB4ri
>>523
GJ!ルキアのセリフがwww
続きが気になる

>>525
ナイス保守
でも双子は逃げた方が良いと思う(笑)
529名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 17:01:04 ID:pOkSePVa
続き投下

後頭部に鈍い痛みを覚えたかと思うと
視界が真っ暗になった。
嗚呼、殴られたのだろう。
しかし彼女は目の前にいた。
なのに後ろから殴られた。
彼女がどんな魔法を駆使したのかは
私の知り及ぶところではありませんが、
結果と言う点では明白であると言わざるを得ない。
おそらく私は気絶している間に
手を上に縛られたのだろう。
ほのかに甘いにおいがする・・・。


やっぱ、過疎るよね。こういうのは。
とりあえずがんばる。
530名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:33:14 ID:jF+anLcn
なんかレオン×女体化したエレフってカップリングが唐突に思い付いた。
531名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:43:05 ID:FM1IFOr4
ニョタは勘弁してくれ…orz
532名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 02:15:16 ID:e+hTHDOj
801いけ
533530:2009/03/20(金) 09:53:49 ID:N0uSB0Ga
>>531-532
じゃあ、こーいう発想はダメ?
紫眼の狼が敗北しレオンの捕虜となる→実は狼さんの正体は女だった!→更に言うと、その正体は実は男装したミーシャだった!!
いや、発想的には最初の二つがメインだったんだけどな・・・・
ただミーシャだと奴隷軍率いたりしてくれそうにないけどな・・・・
534名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 10:42:59 ID:e+hTHDOj
時系列考えろ
さっさと数字逝け
535名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 02:56:01 ID:fQOA1ZgZ
唐突にアレクサンドラ女王がリンカーンされてる絵面が降ってきたんだけど、
相手は奴隷軍とアルカディア軍とどっちがいい?
536名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 07:44:21 ID:ACA8Gxn/
>>535

アルカディア軍に一票
537名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 10:47:24 ID:WaGD2hXP
どっちも良いという心理
538名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 23:32:47 ID:ywWP5WLH
アルカディアの下級兵士に林間されるアレク
→レオンが颯爽と現れて野郎共をゴルァする
→お前の部下の悪行で傷物にされた!責任とって私の物になれ、お前に抱かれて清められたいと迫るアレク
→「女を貫く槍は持っておらぬ!」
→  _, ,_  パーン
 ( ・д・)
   ⊂彡☆))Д`)
539名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 00:20:39 ID:0l593Bq9
読みたいな
540名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 02:35:12 ID:ritcWE7h
それじゃまるでレオンがアッーな人みたいd
541名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 21:51:40 ID:SGGvgWdJ
レオンがシャレにならないww
でも軍にリンカーン後のアレク×レオンがあるならぜひ読んでみたい
542名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:25:05 ID:jyxltIW6
DVD発売age
543名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 14:55:10 ID:PfY0tsZV
エレミシャについて考えてみた。
白エレフだとミーシャに気遣いつつ優しくしそう。
黒エレフはミーシャの同意も得ずにいきなり押し倒して激しくしそう。
泣きじゃくるミーシャを無理矢理犯す黒エレフ…とか思い浮かんだ。
DVD見てから黒エレミシャ妄想が止まりませんorz
544名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 17:18:14 ID:/ctz1HnR
黒エレフは「兄妹だから」と躊躇するミーシャに「何故私の気持ちを理解してくれない!!」強引に押し倒した後、
白エレフに戻って「私はなんということをしてしまったんだ」と落ち込みそうだな
で、ミーシャはそんなエレフの頭を優しく抱き締める、そんなイマジナシオン
545名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 10:17:26 ID:9ZbygIO9
書いてくれ!
546名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 10:23:53 ID:X08X6U4n
もいらよくわからん(´・Ω・`)

今日一日で700まで行ったら
イタリア兄弟で(ry
547名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 15:46:50 ID:laGJ2hcU
誰×フォンティーナなのか。それが問題だ
548名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 16:23:28 ID:yOPsRoJU
フォンティーナ姫と七人のイタリア男達

つまり全員が毎晩交替でフォンティーナを…

ごくり
549名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 16:42:24 ID:sxuhl8PW
>>546
700どころか一日止めるとは流石だな
550名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 19:29:49 ID:z7tjNjBz
皆フォンティーナの純潔を守るのに必死だからな
551名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 00:20:20 ID:YlGVLDLD
DVD見てたら小ネタが舞い降りて来た。
キャラ崩壊注意

ミ「エレフはぁ〜なんで私の顔ちゃんと見ないんですか〜」
エ「お酒飲みすぎだよ、ミーシャ。そろそろ控えないと・・・・」
ミ「いいから答えて!なんでJCBホールの時私の顔一度も見てくれなかったの!!」
エ「いや、それは物語をより切なくするための陛下の名演出で・・・・」
ミ「似て非なる人の一人ならそんな運命くらいぶち破れぇ!!」
エ「また無茶なことを・・・」
ミ「私はぁっ!エレフと見つめ合って!素直におしゃべりできないくらいラブラブ空間作って!津波起こしたかったの!!」
エ「それはサンホラのライブじゃないなぁ」
ミ「それで自然とキスしてそこから二人は禁断を超え夜の共同作業を・・・」
エ「巫女の言う台詞じゃないね、それ。」
ミ「それなのにエレフはレオンと仲良く遊んでるし・・・」
エ「割とマジに斬り合ったんだけどね、あれ・・・」
ミ「大体エレフもエレフよ!私探すのに何年かけてるよ!!」
エ「う・・・ごめん」
ミ「しかもようやく星女神の神殿ついたら私もう死んでるし・・・このノロマ!ヘタレ!甲斐性なし!」
エ「・・・・酷いよ、ミーシャ」
ミ「もう、こうなったら私が冥王の器になってJCBホールぶち壊してやるぅっ!!」
エ「コンサートは二か月前に全部終わってるよ」
ミ「それでも潰すの〜!!」
エ「酔い過ぎだよ、ミーシャ。そろそろ寝なさい」
ミ「JCBホール〜ッ!!」
552名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 03:11:57 ID:NKx8dhhu
ちょwwおまwwww
深夜に笑わかすなwwww
GJすぐるww
まぁ実際何も起こらずに育てば、そういう二人になってたかもな。
押しの強いミーシャかわいいよミーシャ
553名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 16:01:44 ID:3m6gOsAo
>>551
ミーシャwwwwww
可愛いなあオイ
554名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 20:43:06 ID:jW0zAv5f
>>551
なんて積極的ww
だがそれがいいミーシャ可愛いよミーシャ
555名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:27:18 ID:4PRYogFC
>>551
冷静にあしらってるエレフにも萌えたwww
しょっちゅうあるやり取りで慣れてんだろーなーと思うと…
エレミシャいいよエレミシャ
556名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:52:42 ID:rkxLtcoI
アルティミシアの楽園に萌え萌えした
死姦ネタとかは流石に駄目だろうか
557名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 01:03:24 ID:XNOhp4MJ
しっかり注意書きとNGワードつければ何書いてもおkなのがエロパロ
558名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 17:48:56 ID:6F1TG2kq
アルテミシアの楽園いいよな。
ねぇ、エレフだけで萌えがほとばしった。
559名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 13:13:17 ID:yKxjjMn6
黒エレフ×ミーシャ投下します。

パラレルのため以下の設定が駄目なひとは『黒エレミシャ』をNGにしてください。

※ミーシャは非盲目設定。
※エレフミーシャと再開後、いろいろあって奴隷軍将軍となり黒エレフ化。
560黒エレミシャ:2009/04/01(水) 13:14:32 ID:yKxjjMn6
月が雲に隠れ、今宵も一匹の黒狼が現れる。


「ミーシャ…」
「んっ…んふっ!」
無理矢理に唇を奪われるのも何度目のことだろう。
舌を啄まれて溢れる唾液をエレフの舌が追いかける。
「っエレフ、お願い。もう…こんなこと、やめて…」
レスボス島で再開した時は昔から何度も夢見た優しいエレフだったのに。
あの日からエレフは変わってしまった。

実の母と兄を手にかけてから…



「お願いだから、もう、こんな…」
ジャラリ、と金属音が静かな部屋に鳴り響き手足の鎖の存在を嫌でも知らされる。
「ダメだよミーシャ…僕達はもう離れたら行けないんだ……二度とミーシャを放すものか」
そういって微笑むエレフの笑顔はどこか狂喜に満ちていて。
もうミーシャの知るエレフではない。
鍛えられた腕がミーシャを抱き寄せ、黒い欲望に濁る紫の瞳がミーシャを捉えた。
「僕達は一つにならなくちゃいけないんだ。…一つに戻ろう」
「はっ…ぅ…」
ぐいと抱き寄せられ激しく口づけられる。ぬめった舌が生々しい感触をミーシャに伝え、ゾワリと背筋を震わす。
「はっは…ふっ…んく!」
561黒エレミシャ:2009/04/01(水) 13:15:28 ID:yKxjjMn6
くちゅくちゅじゅるじゅると唾液を絡ませる獣のような激しい口づけはミーシャの意識を奪うには簡単だった。彼女のトロンとした眼を見てエレフは軽く笑った。
「口づけだけで、こんなになっちゃうなんて……ミーシャは淫乱だね」
「!」
ぐったりとエレフにもたれ掛かったミーシャの体がビクリと震え瞳からは涙が溢れる。

「ねえ、ミーシャ。気持ちよくなるのはこれからだよ」
ミーシャの後ろに回り、後ろから抱き抱えると、ぐいと胸をわし掴む。
骨ばった指先で乳房の先端を弄るとミーシャが悲鳴をあげた。
「ひっ…いやぁ…」
「ん?痛かった?…じゃあこっちを弄ってあげる」
右手は胸に置いたまま、左手を足の付け根に這わせた。
「いやっエレフ、だめぇっ…あぁっ」
顔を真っ赤にして涙目で訴えたところで狼を余計煽るだけ。
「ミーシャ、可愛い」
獣がするようにエレフはミーシャの首筋を何度も噛んでは舐めあげる。
そのせいでミーシャの肌にはいくつもの鬱血した痕や歯形が残っていた。
「っめ…兄妹同士で…だめぇ…こんなこと、許されないっ…」
「まだそんなこと言うの?」
太ももを愛撫していた左手を固く閉じられたその先に無理矢理ねじ込む。
562黒エレミシャ:2009/04/01(水) 13:16:24 ID:yKxjjMn6
「あうっ!」
「ふ…ミーシャ、濡れてる」
エレフに無理矢理慣らされた体は従順で。
軽く触れられただけで感じてしまう己が憎くもあり怖かった。
エレフを何度も迎えた入口は少しの刺激で溢れんばかりの蜜を垂らした。
「エレフぅ…っ」
「ミーシャ、気持ちいい?」
月の光さえ届かない暗く静かな部屋で卑猥な水音がミーシャの鼓膜を震わせる。「あっあ…あっ…」
「ミーシャ…」

(このままじゃ私っ)
エレフに流されて一つになってしまったら…
このまま一つになればなるほどエレフは遠くに行ってしまう気がした。
「いやあっ!」
「っ!ミーシャ!」
狂ったようにミーシャが暴れだす。鎖に繋がれた両手両足が痛んでも、暴れるのをやめようとはしない。

だが、
「あっ」
奴隷部隊の将軍にとって小娘一人の腕力など痛くも痒くもなかった。

後ろから羽交い締めにされ、抱き抱えられる。
「そんなに僕と一つになるのは嫌?」
「だって…だって…」
「ミーシャも気づいてるはずだよ…あの瞬間がどんな時よりも幸せだって」
「っ!」
ぐち、と水音がした。
563黒エレミシャ:2009/04/01(水) 13:18:29 ID:yKxjjMn6
何度も受け入れされてきたエレフの昂りが残酷なほどゆっくりとミーシャの身体に入ってゆく
「ああああああぁっ!」
「あぁ…ミーシャ…!」
ふと視線を下に下げれば自分達の繋がっている部分が妖しく蠢いていた。

「んっ…く」
「ミーシャ、ミーシャ…」ぎゅうっとエレフに抱きしめられると、堪えようもない感情が沸き上がってくる。
「エレフ、エレフ…っ」

エレフが好き。
大好き。
だから…

「元のエレフに戻って…」
エレフの目を見て訴える。
「…元の?」
だが、ミーシャの声は今のエレフには届かない。
クッと笑うと激しくミーシャを突き上げる。
「あうっ!」
「あんな弱かった僕がいいの?それじゃミーシャを守ることができないじゃないか。」

「っぁ…それでも私はっ」…!
「もうお喋りはやめよう」
「ふぁっ」
激しく揺さぶられて何も考えられなくなる。
顎を捉えられて唇が奪われて何度も唾液を流し込まれる。胸をエレフに弄れてどうしようもなく感じてしまう。
564黒エレミシャ:2009/04/01(水) 13:19:58 ID:yKxjjMn6
続きは様子見て今週末くらいにうpします。


つーかパソコンで投下しようとしたらアクセス制限て!

ミラよ!
565名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 16:08:34 ID:edfYcd4s
メモ帳に描いたものをうpロダに上げて
シベリアあたりで誰かに委託してみたら?
566名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 18:47:33 ID:irZ3lzPM
黒エレミシャキタァァァァァァァッ!!!
GJ!!!!!
続き楽しみにしてる!!正座して待ってる!!
567名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 20:18:54 ID:sTw35gMF
超←G↓J↑!!
あれほど待ち望んだエレミシャなのに何故か性的な意味で興奮できなかったけど、久々に文章に引き込まれるという感覚を味わった気がする。
>>564の作りが上手いのか、エレミシャ自体にそういう要素があるのか・・・
とにかく続き期待して待ってます!!
568名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:49:55 ID:MfpjBQMo
>>564
GJ!!
続き超待ってます!!

違う地平線同士のキャラでなんか書きたいなーと思ってパッと書いてみたら、
やたらと長ったらしくなったうえエロが欠片も無いのが出来てしまったんだがどうしよう
569名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 21:24:42 ID:KrQ9gD35
過疎するくらいなら貼るべき。
今までの流れから叩く人はいないはず。

さぁ、続きをサボってる俺が叩かれるかも。
570名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 21:52:25 ID:MfpjBQMo
よし、一回見直して、10時過ぎ頃に投下してみよう
571名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:06:44 ID:MfpjBQMo
―――外は雨が降っていた。
数日前から降り出した無数の雫は、途切れることなく空から地へと落ち続ける。
窓に見える風景をボーっと眺めて、一人の少女は退屈そうに小さく欠伸を漏らした。

「ずっとこんな天気だと気が滅入るわね……」

呟いて、少女、ライラはまたテーブルに顔を伏せる。

数多の血と、数多の涙を流し続けた聖戦の終わり…
静かにそれを見届けた後、少女と悪魔はひっそりとその場所から去り、
誰も知ることの無い所にあった小さな家で、誰も知ることの無いまま、長い時間を過ごしていた。
既に人でない身でありながら、焔を生み出す以外はこれと言って以前とは変わらぬ生活。
契約を交わした悪魔も、そんな自分に合わせてなのか、意外と彼もそうだったのかはわからないが
通常の生活にすっかり順応し、少女との生活を満喫していた。

そんな緩やかに時間の流れる、雨の日。
彼女の同居人の悪魔は朝から木の実を捕りに山の奥へ入っていた。
普段ならそういうのはどちらかというとライラの役目だったのだが、
たまには休みもいいだろうと彼は言った。
あまり感情を表情に出さない彼の珍しい好意を断るのも悪かったので、お言葉に甘えて今日は家でのんびりとしていた。

「それにしても…やることが無いのも暇ね…」

朝食は先に済ませ、彼の分も既に作り終えている。
掃除も昨日のうちにあらかた終わらせているし、洗濯もこの天気では干すことも出来ない。
元々休んでもらう為に彼が出ているのだから普通に休んでいれば良いのだが、
いざ休もうとすると逆に退屈に感じる。
耳に聞こえるのは、ただ雨粒が屋根にあたり、そのまま地面へと流れ落ちる音だけ…
無音の中、水の音だけが流れるそれは、何処か寂しく、何処か不気味にも感じる…
単調に続くその音色に、徐々にうつらうつらとライラの意識が沈みだす。
意識が暗く途切れるその直前まで、水の流れる音は遠く、そしてハッキリと聞こえていた――――
572名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:08:20 ID:MfpjBQMo
「……………ん」

少しずつ目覚めだした意識。
相変わらず聞こえるのは水音だけ。しかし、何故か今度はやたらと近くに聞こえる。
ゆっくり、と閉じていた瞳を開けると………

「……え?」

視界に映るのは、湖のような一面に広がる水面。
空にはうっすらと霧が立ち込めているようなぼやけた青空が広がっている。
足元を見ればそこに土は無く、底の見えない水中がどこまでも続いていて…
しかし、ライラの足はその足場の無い水面をしっかりと踏みしめその場に佇んでいる。
水面と空以外は何も無い……そんな場所に、ライラは一人佇んでいるという状況だった。

「………夢、よね。これ」

多少動揺したライラだったが、少し考えてすぐに結論を出す。
ただ、その割には何故かリアルな実感があるが……
少しばかりその場を歩き、辺りを見渡してみる。
本当にあるのは水と空だけ…耳に聞こえるのは水音だけの静寂…と、その時

「夢ってワケじゃないけどね。ただ、君の意識がずっと深くまで沈んで此処に近づいたからいるだけ」

唐突に背後から聞こえた声。
反射的に振り返ると、そこには自分と同じように水面に佇んだ、一つの影。
見た目の容姿から自分より幼いであろう一人の少年。
身に纏っているのは黒い衣。自分の着ている服も黒を基調としているが、目の前の少年が纏っているのは黒一色。
くすんだ銀髪と、病的なまでに生気を失った肌の色…
そしてなにより、自分を見据える光の無い瞳と…口元に浮かんだ笑みが異様に目に付いた。

「…貴方は誰」
「さあ、誰だろうね。でも君の事は知ってる」
「…ッ……何故…?」
「クスッ…何でだろうねぇ」

こちらの問いかけに、少年は回答ではない返事を返す。
少年のその仕草にライラは少しずつ苛立ちを覚えていった。
自然と語尾が徐々に強くなっていったが、少年はそれを気にも留めずに一層笑みを深める。
573名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:10:16 ID:MfpjBQMo
「質問に答えて!此処はドコで、貴方は一体――――」
「ねえ、君…生きてるのって、楽しいかい?」

ライラの言葉を遮り、唐突に少年が問いかけた。

「いきなり何を………楽しいわ」
「本当に?」

戸惑いながらも答えたライラの返答に、少年は笑みのまま聞き返す。

「永遠の生が毒だと知りながら、それでも君はいまの生が楽しい?」
「私は自分からこの永遠を選んだ。苦い毒も飲み干すと決意して。それに後悔はないわ」

キッパリと、少年を正面から見据えて言う。それでも、少年は嘲るように嗤う。

「それは君がまだ毒を毒と感じてないからじゃないかい?」
「…………!?」
「永遠の生が意味する苦しみ…痛み、悲しみ、孤独、『彼』はそれを知っているが故に契約の際に警告した。
 君はその時、それを理解していたかい?考えたことは?」
「それは…………」

少年の言葉に、思わず返事が濁る。少年は更に続けた。

「君が憎むと決めた負の連鎖。それにより続く争い。なら、それが終わった今、君の永遠の意味は何?」
「それ、は………」
「君の愛する物みんな腕からすり抜けて…それ以上何かを失わない為に力を得たけど……
 本当に、これからも何も失わずに済むと思ってるのかい?」
「ッ……!?」

フッと……少年の姿が掻き消えたかと思うと、その声は自分の真後ろ…すぐ耳元で囁かれた。

「存在し続けるということは、それだけで何かを失い続けることと同じ意味なんだ…
 長い時間を生きれば生きるほど、何かを忘れ、何かを無くし…喪失は常に付き纏う…」
「そんなの……私は………」
「耐えられる?毒の意味も考えずに永遠を受け入れた君が?」

反論を言う暇さえ与えず紡ぎ続けられる少年の言葉。
耳元で囁くその声が、不気味なエコーになって脳を震わせながら染み込んでいく。
574名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:12:12 ID:MfpjBQMo
徐々にそれが不協和音のように不快に感じ出して、少年から離れようとする……が、
その前に、少年の黒い両腕が背後からライラの体を抱き寄せた。
見た目柔らかに見えるその抱擁は、想像以上に固く……
自分と殆ど変わらない華奢な細腕が、まるで巻き付いた黒い蛇のように見えた。
振りほどけないそのままの状態で、尚も少年は囁く。

「…そもそも、君と共にある『彼』だって、本当に共にあるかどうかなんてわからない…」
「ッ…………!?」

その言葉を聞いた瞬間、ドキンと心臓が一際大きく鳴った。
そんなこと、あるはずが無い。絶対にあるはずが無い…!
そう心が叫んでいるのに、そのずっと奥では―――――

「…そう。人は誰だって、最悪の可能性を常に考えていながら、それを直視できずに記憶の奥底に沈ませる。
 そうやって無意識に隔離した不安は闇になり、照らされざるその闇はより昏く、深くなっていく……
 別れって言うのはね、何も死だけじゃないんだ。キッカケは何だっていい。それがどう繋がって行くかだけ……
 苦味の意味を知らず、永久に続くはずの支えも失った時、君は残る永遠を受け入れることが出来るかい…?」

ノイズのように続く言葉。脳を震わせ麻痺させていく旋律。
心臓の音がやたらと響いて聞こえる……頭が…何処か…ボーっとする…
気付けば、無意識に…その言葉を小さく零していた……

「……どうすれば…いいの……?」

ゆっくりと首だけで振り返り……少年に顔を見た瞬間――――

「ッッッ――――――――――!?」

血の気が引くと同時に、一瞬でぼやけた意識が覚醒する。
思わず声にならない悲鳴を上げ、少年の顔を凝視した。
少年の浮べた笑みが…… “変わっていた”。
裂けんばかりに歪んだ口元…見開き、自分を見つめる…暗い、昏い…光の差さない水底のような両眼。
先ほどまでの皮肉めいた笑みではない……おぞましいと言っていいほどの、歪な満面の笑み…


「 そんなの簡単さ 」
575名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:13:32 ID:MfpjBQMo
「なっ………!?」

歪んだままその言葉が発せられたその瞬間…ライラの踏みしめていた足場が無くなった。
唐突に足元の感覚がなくなったかと思うと、感じるのは両足が何かに沈んでいく感覚。
見れば…水の色が一変していた。青く澄んだ水は今、少年と同じ深い闇色…
しかも水のような液体性は殆ど無く、まるで水底に沈殿した泥のように粘着質に、ライラの下半身を呑み込んでいく。

「ぃ、や…!嫌、嫌っ……!!」

這い出ようともがくほどにその泥が絡みつき、ずぶずぶと沈んでいく。
そんなライラに、少年の囁きが上から投げかけられる…

『  君がいなくなっちゃえば良いんだよ  』

声ではなく、もはや脳髄に直接響くかのようなノイズ―――

『 在る物全部が無くなったら あとはただ Lost≪喪失≫へ墜ちていくだけだから 』

笑う、嗤う、哂う……記憶を塗りつぶすかのように響く少年の笑い声。

「違、う……違う…!私が“いま”生きる為に望んでたのは………!!」

もがけばもがくほど泥は少女を呑み込まんと絡みつく。
もう腕を伸ばすことも出来ずに沈んでいく…視界に『黒』が広がっていく……


『  失ウマデ  逃ガサナイ  』


その囁きを最後に…少女の意識は途切れた。
最後に視界に映るのは…何処までも深い、深い…暗闇の色…
576名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:14:25 ID:MfpjBQMo



…………………。

……………………否。


最後に、見えたのは…



―――“黒”を引き裂いた “緋い焔” ―――


577名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:15:10 ID:MfpjBQMo
―――――…、 ――――ラ…

沈んだ意識の中で、何かを感じた。

――――イラ、ラ――――、―――ラ…

誰かが、自分を呼んでいる…

ライ―――、ライラ―――、ライラ―――!

ああ、そうだ……この声は……


そっと目を開くと……視界には、見慣れた赤い髪と瞳が映りこんだ。

「シャイ、タン………」

呟いた、彼の名前…
いつの間にか自分はベッドに移されており、その傍らに座った彼が、心配そうに自分を見つめていた。

「ライラ…随分トウナサレテイタゾ…ソレニ、起コソウトシテモ全然―――」

そんなシャイタンの言葉を遮って…思わずライラはその体に抱きついていた…
何か、夢を見ていたような気がする。どんな夢だったかは、塗りつぶされたかのように覚えていない。
けれど、ただ今は…彼の存在が傍にあることを無性に確かめたかった。

「ゴメン、なさい………」

何故かはわからない。わからないが、いつの間にか、彼に謝罪していた…
シャイタンは突然の事に多少困惑しながらも…そっと、少女の体を抱きしめ返した。

「何ガアッタノカハ、ヨク分カラナイガ……」
爪で痛めないよう、ライラの髪を優しく撫でながら…ただ一言。

「…大丈夫ダ。私ハ…此処ニイル…」

いつも通りの無表情で淡々とした言葉。
それでも、それでも……ライラにとっては充分だった。
ひとしきり彼の腕の中で泣いた後…再び、眠りについた。今度はずっと、安らかな顔で……
578名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:16:25 ID:MfpjBQMo
「………………」

ライラをベッドに寝かし直した後…シャイタンはスッと立ち上がり、窓の外に目をやる。
外はすっかり夜となっていたが、未だに雨はやんでいなかった。
その雨の外…窓の正面から見える地面には、大きな水溜りが出来ていた。
と…その水溜りの上に、ぼんやりと黒い影法師のようなシルエットが佇んでいた…

「ッ―――――――」

シャイタンはその影法師を鋭く睨みつけ、その緋い瞳に殺気を込める。
常人なら一瞬で気絶しそうなその悪魔の殺気を、しかし、影は平然と笑みで返した。

『クスッ…もうちょっと、だったんだけどなぁ』
「……何故、彼女ニ干渉シタ」
『ちょっとした興味本意さ。死の訪れない存在を墜としたらどんな感じかなーと思ってね』

ケラケラ嗤う影。睨み続けるシャイタン。
昏い瞳と、緋い瞳。雨音の続く静寂の中対峙する二人の人ならざる存在。

『けど、僕が言った事の大半は間違ってはいないはずだよ。僕は彼女自身の中に居たからこそ知っている』
「…彼女ガ今、何ノ為ニ生キタイト思ッテイルカ…彼女ハモウ知ッテイル。ソレヲ言ワセナカッタノハ貴様ダ」
『まあそれはそうなんだけどね〜』

悪びれもせずに笑みを崩さない黒い影。
悪戯に失敗した子供のように、無邪気ささえ感じる笑みの中に、
何処までも底の見えない皮肉めいた嘲笑を込めて。

「…モウ、ライラニ手ヲ出スナ」
『どうかな?彼女が永遠を生き続けるのなら、幾らでも僕と出会う機会がある。今度は…逃がさないかもね』
「…………………フッ!!」

ボァッッ!!!

視線に一気に力を込めた瞬間、吹き上がる炎が水溜りごと影法師を包み込んだ。
夜闇を照らした緋色の焔が水を、影を、一瞬で蒸発させていく。

―――その影が消える、直前に…影の口は一言だけ囁いた。



“ またね ”
579名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:17:32 ID:MfpjBQMo
………最後まで哂いながら紡いだその言葉の後には、再び響く雨音だけの静寂と、
水溜りがあった跡だけが残った窪んだ地面がそこにあった。

「…………………………」
その地面を、シャイタンは無言でジッと見つめていた。

……あの少年に、地平線に干渉するほどの力は無い。いや、そもそも干渉する必要が無い。
アレは人の中にいる。人の、見えないほどの奥深くに沈みながら存在する。
地平線という壁など関係なく、そこに生きる、心を、記憶を持つ者、全てに存在するのだ。
地平線を超える必要など無い。何故なら、もう既にそこにいるのだから。
ただ、水の底深くに蠢き表に出てこないだけで。
しかし…ふとした瞬間に、人は流れの中で立ち止まり、
彼はそんな者の元へ這い寄り、水底へと引きずり込もうとする。

人が人として存在するのに必要なものの大半は、恐らくは心というものが占めているだろう。
そういう意味では、『人間』であることをやめたライラもまだ『人』であるかもしれない。
だからこそ、あの少年は彼女の前に現れた。そして、あの少年の言うとおりに、
彼女が永遠であり続ける以上………アレもまた、永遠に付き纏うかもしれない。

「…………ソレデモ」

ライラを寝かしたベッドの傍らに腰掛け、そっと…その寝顔の髪を撫でる…
彼女は、ちゃんと知っている。自分の永遠が、決して無意味な物ではないことを。
そして、再びあの存在の闇が彼女を蝕もうとしたその時は……

「何度デモ、コノ腕デ退ケヨウ…君ト共ニ生キル限リ……」

小さく囁いた決意の言葉と共に…そっと少女の額に口付ける…


……窓の外は…徐々に雨があがろうとしていた―――
580名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:22:58 ID:MfpjBQMo
以上です。やっぱりなっげぇ…
長文&gdgd失礼しました
581名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 23:20:06 ID:pZB5yZVa
GJ!!面白かったよー
永遠の少年怖ぇ……
582名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 23:52:35 ID:bgRON4+4
背後から襲い掛かって言葉責めしながら……という展開にシフトできる挑戦者は訪れないのか!
しかしGJだねd(ゝc_,・*)
583名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 01:25:54 ID:eax6mPLK
GJ!!暗い部屋で読んでたら怖くなってきた…
シャイタン、カッコよすぎる…!
584名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 18:18:51 ID:zir+v0i9
GJ!
585名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 00:54:48 ID:X49rCy5Q
GJ!!
永遠の少年マジ怖ぇ…!!
次は少年×ライラエロ有りで是非おながいします。
586名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 17:47:09 ID:+xVqEOaq
超←G↓J↑!!
やばい、萌えっていうより燃えた!!
もしこの流れでエロに持っていくならシャイライでも萌えれる気がする。
587名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 02:34:46 ID:fDWRByRC
とても良かったよ!
588名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 21:17:12 ID:kReyrvLm
ルーナって恋人探す旅で暴漢に襲われたり、情報聞き出す為に身体売ってたりしてそうだよな
589黒エレミシャ:2009/04/07(火) 23:15:02 ID:fK4zAW5L
予定より遅れましたが続き投下します。

前回GJ下さった方々ありがとうございました。
590黒エレミシャ:2009/04/07(火) 23:16:10 ID:fK4zAW5L
「ん……くっ」
「ああっあっ!」
乳房の先端は赤く色づき、痛いほど立ち上がってエレフの愛撫に答える。
成長するにつれ大きく膨らんだミーシャの胸はエレフを大いに満足させた。
「ミーシャの胸は柔らかい…ね。触ってて飽きない」
「っ…エレフっ」
キッと睨んでもエレフは怯まない。
「下の口は素直なのに上はまだ恥ずかしがりや?」
下肢にのびた手が結合部をなでて敏感な芽をなぶる。
「いやぁっ」
「可愛い…」
ミーシャが恥ずかしがる様子をエレフは楽しんでいる。
「意地悪…っく…ひっ…く」
「…泣かないで」
そっと頬に伝う雫をエレフが舐めとる。
そんな優しい行動をしておきながら腰の動きはますます激しくなるばかりだ。
「あっ!…ん…ぁ…あぁ!」
「ん、知ってる。ミーシャはここが弱いよね」
お腹の奥にある敏感な部分を重点的にせめられる。何度か抱かれるうちにエレフに見つけられたミーシャの弱点。
「!いやぁっ!エレフっやめてっ」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を鳴らしていた二人の繋がりは、ミーシャから溢れた蜜で鈍い音をさせながら肉のぶつかる音を響かせた。
(あ…もう…もう、ダメっ)
591名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 23:17:07 ID:SdeQYPp+
こないだの奴。NGワード死姦でよろしゅう
エレフ×ミーシャで水月後……エレフ喘いでるから気をつけて!




水面に浮かぶ、その痛々しくも美しい姿を見てエレフの理性は完全に決壊した。
獣のような怒声をあげて、水しぶきをあげながら、ミーシャのそばまで駆け寄り、その冷たい躯を抱き寄せた。
生前はピンク色をしていたであろう唇に、震える手でそっと触れてみる。
小さく開かれた紫色の唇は、青白いミーシャの肌によく映えていた。
信じられない。
数刻まで、ミーシャは確かに生きていたというのに。
「嗚呼……」
ミーシャ、とかすれ声で、何度呼んだかもわからない、その名前を呼ぶ。
「探したんだよ……!」
細い体をぎゅうと強く掻き抱いたが、もはやその躯はぴくりとも動かない。
――遠い昔に約束を交わした。
美しい夕日の中で手をとりながら。子供の幼い口約束にすぎなかったが。

『ミーシャ!』
『エレフ、いつかわたしたち、お父さまとお母さまみたいになれたらいいね!』
『そうだね、どうしたらいいのかなぁ』
『けっこんすればいいよ!』
『けっこん?』
『そうよ。そうしたら、わたしたちきっとずっと一緒にいられる!』
『ミーシャがぼくのお嫁さん?』
『うん!』
『ぼくがミーシャのおむこさん?』
『でも、エレフはたよりないから、わたしがおむこさんになってあげてもいいよ!』

じゃれあうように笑いあった日々は、時間の向こうに、もはや、遠い。
戻りたくも戻れない、郷愁の日々。何も知らず、幸せだったあの頃。


夜も深く、涙も枯れ果てた瞳で、エレフは虚ろに闇を見つめた。
水がエレフの体温をも奪っていく。
ヒュドラが司る泉は、まるで氷のように冷たかった。
このまま、彼女を抱えたまま、同じところに行ってしまおうかとすら、考えたが、しかし、エレフがミーシャの躯を抱えなおした瞬間、自分が抱えていたミーシャの二の腕の部分だけが、ほんのり暖かいことに気付く。

「……ミーシャ」

こんなところに居たのでは冷たいにちがいない。
エレフは彼女の躯を抱えて泉から上がった。
592黒エレミシャ:2009/04/07(火) 23:18:13 ID:fK4zAW5L
「っ…!ああっあー!あああーー!」
限界だ。そう思った瞬間ビクリビクリとミーシャの膣が痙攣し蠢いた。
「…っく」
エレフもまたミーシャの中に熱い欲望を吐き出したが、次の瞬間ミーシャを押し倒した。
一度熱を吐き出すだけでは足りないのだ。
「くぅんっ!」
ミーシャは子犬のような鳴き声を出して呻いた。ミーシャの中に入っていたエレフ自身がズルリと抜ける間もなく再び挿入される。
獣が交わるような体勢は、エレフのお気に入りだ。
「っ…ミーシャ…っ」
ミーシャの肩に噛みつきながら後ろから激しく突き上げる。
ミーシャの流す蜜と先ほど吐き出した精液が掻き回され、溢れ出て、ミーシャの太ももにいく筋もの線を描いた。
それを満足そうに眺めながらエレフは腰を進めた。
「もっと奥まで…いける、よね?」
「えっエレ…!っ…あぁっ!!」
子宮を犯し抉るような動きは苦痛でしかない、のに。じわりと快感の波がミーシャを襲った。
「ひっ…あっ…」
「ははっ…やっぱりミーシャとの相性は抜群みたい…だねっこんなにしても僕のこと、受け入れてくれる…っ」
「あっあっあっ…」
「ミーシャ、愛してる…」
耳元でエレフが囁いた。
「エレフ…」
593黒エレミシャ:2009/04/07(火) 23:19:26 ID:fK4zAW5L
ピタリと合わさる二つの身体は一つになるのが当たり前なのだと知らされているようで。

私もエレフを愛してる。
生まれた時からずっと、ずっと愛してる。

エレフを愛しているからこそ。エレフの裏に潜む暗闇を受け入れてはいけないのだ。
身も心も一つになって堕ちてしまったら、エレフがその闇に喰われてしまう。

ミーシャには見える。
見たくはないその未来が。運命(ミラ)には抗えないとわかっていても。

だから

「……エレフなんて、…きらいっ」
「!」
後ろを向いているから顔は見えないが、エレフの空気が怒りとも悲しみともいえる感情を纏うのをミーシャは感じた。
「まだ…そんなこと言うの?…なら、ミーシャがわかるまでずっと繰り返すしかないね」

ぞっとするほど冷たく言いはなつエレフにミーシャはこれからおこるであろう苦痛と快楽が紙一重の拷問に耐えるべく身を固くした。



…ミーシャ、二度と君を失うものか。

何度も攻められて失いかけた意識の中、最後に聞こえたのはミーシャのよく知る悲しげな兄の声だった。
594名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 23:21:21 ID:SdeQYPp+

草むらに上がり、自らの濡れたマントを絞り、水を落とす。
横たわる彼女の躯には、白い下着が張り付いていた。
荷の中から布を出して、あらかたは丁寧にふいたが、それでも濡れた服だけは仕方なく、エレフはミーシャの濡れた服を脱がしていった。
そうして現れた美しい躯に、思わずエレフは目を背ける。
白く細い手は眠っているように、腹の上で組ませた。仰向けなので、傷は見えなく、血色は悪いものの、エレフの目には生きているようにすら見えた。
なだらかな曲線を描き、小ぶりだが形のよい真っ白い胸が、横に流れている。
釘付けになる視線をなんとかそらし、エレフは自らの衣服を、乾かすために脱ぎ、枯れ枝を拾い集め火を焚いた。


ぱちぱちと火がはぜるのをなすすべもなく見つめている。


傍らに目を寄せれば、愛しい人がそこにいるのに。

エレフは、ふっと、ミーシャの顔のすぐ横に手をついて、唇をゆっくり合わせ、ひんやりつめたいそれに、おそるおそる温度を移すように、幾度も角度を変えて触れるだけのキスを繰り返した。
その唇をなぞり、小さく開かれた歯列の間から舌を差し込み、反応のない口内を蹂躙する。

「ミーシャッ……!」

はぁっと息をついて、つめたい躯に温度を移すように自らの体を摺り合わせる。
触れ合った場所が、熱く感じるのは間違いなく錯覚だろう。
胸の頂きますにむしゃぶりつくと、言いようもない快楽を感じて腰を彼女の太ももにすりつけた。
「うっあ……!」
気付けば高ぶった自身から精液が吹き出して。
もう止まらない、と涙と興奮で滲む視界の中ミーシャの足を持ち上げて桃色をしたその場所に亀頭を押し当てて、一気に貫いていた。
「ごめんっごめんねっ……!」
ミーシャの中は痛いほどきつく閉まり、何かが破れるような感覚から処女であったことがわかる。
実の妹の処女を、奪ってしまったという事実に、半ば青ざめながら、彼女の最初で最後、だという事を考えると腰の動きが止まらない。
謝罪の言葉は、死した後、兄妹という禁忌をやぶってしまったことか、それとも助けが間に合わなかったということか。

エレフにはもう何もわからなかった。
595名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 23:25:31 ID:SdeQYPp+
うはwwwww
死姦の人は591と594ですwwwwwまさかのかぶったwwwwwすまんwwwww
596黒エレミシャ:2009/04/07(火) 23:27:12 ID:fK4zAW5L
以上です。

何かエロスを高めようとしてやっちまった感が…
エレミシャをだれかエロく書いてくださいorz

これがエロパロ処女作なので目が滑ったかと思いますが
これを機にまたネタがあったら投下したいと思います。

その後的な話で
エレフを崇拝するオルフが将軍のミーシャ甘やかしっぷりに切れて
ミーシャを襲う話も書きたいもんです。

エレミシャ前提でw
597名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 23:29:56 ID:fK4zAW5L
>>595
ごめんwwww
普段人少ないのに何この絶妙なタイミングww

死姦エレミシャ楽しみにしてました!
美味しく頂きますw
598名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 01:22:20 ID:HMzHxRjM
おぉ、二人ともGJGJ!!
過疎気味なこのスレで投下ケコーンとは、やるなぁw
599名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 03:59:43 ID:8MVMAWDC
GJ!
600名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 04:49:34 ID:8MVMAWDC
600ゲット
601名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 16:22:26 ID:LTQiZHXQ
2人とも萌えた!
GJ!
602名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 21:23:09 ID:c+u1sMYT
GJ!!
エロいいなエロ
その後の話も期待してます!
603名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 22:30:41 ID:tg9/HE6O
保守
604名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 10:46:07 ID:DiEjL9aC
上へ参ります
605名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 23:05:40 ID:3q9zsSQk
保守
606名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 13:42:49 ID:ybuUUG+2
超GJGJ!!!!
エレミシャスキーな俺にとってはたまらない
ミーシャおいしく頂いたぜ
607名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 06:51:41 ID:boSE9wbq
エレフ「ずっと一緒にしようね!」
ミーシャ「うん!しようね!」
608名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 20:14:45 ID:EtD+hdnS
ちょww
609名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 12:39:41 ID:l2vPigcH
双子w
一文字違うだけでなんかえろいww
610名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 18:44:39 ID:F83xWB0h
今更だけどエロミシャ職人のお2人GJ!
乙でした!
611名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 02:24:18 ID:U6INZrbl
保守
612名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 16:14:37 ID:ZFIxAqHo
変態神官に調教されて娼婦になっちゃったミーシャハァハァ
613名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 17:01:00 ID:F+zV5MTg
ミーシャは処女だけどしっかり調教されてそう
星女神の巫女になったのに幼い頃に開発されてしまった性欲に耐えられず毎晩自慰
その後、淫乱な自分の身体を呪いながら涙を流して星女神に懺悔
そんなイマジナシオン
614名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 22:23:58 ID:F+9yaE80
>毎晩自慰
そこでレズボスの本領発揮ですよ
615名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 00:42:38 ID:D4loY2sx
ミーシャ「どうしよう…やだ…、身体が熱いよぉ…んっ///」
レナ「大変だわ大変だわ!…大変だわ大変だわ!!」
616名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 00:49:58 ID:HxDr7xHc
変態神官に完全に調教され終わった後エレフが助けに→うわぁあああ(ry
617名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 06:37:26 ID:Z0DeHg2P
ソフィー先生にやられちゃうミーシャな話を書こうと思って
途中で止めてるの思い出した
618名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 16:19:56 ID:nQNwoOLG
>>615
レwナw落wちw着wきwなwさwいww
619名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 00:02:03 ID:uiMXZ+ax
>>618
GJ!!!!ww
620名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:25:32 ID:UCXR3ssU
>>616
それなんてカルマの坂?
621名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 14:39:27 ID:LPDr7RdE
>>617
さあ続きを書く作業に戻るんだ
622名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 17:39:16 ID:d5bzm3X/
保守
623名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 15:15:36 ID:g/8oikHZ
そういやレオンとアレク様のssって無いんだな
624名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 19:31:42 ID:aUQxdhen
レオン「女を貫く槍は持ってはおらぬ」
アレク「つまり男を貫きたいと」
ってなネタになりやすいからなぁ、この二人は(笑。
いや、アレクサンドラ好きだけどさぁ
625名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 09:34:47 ID:E+DGRQjN
保守
626名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 14:55:08 ID:dnUIR1Ck
賢者×クロエを書こうと思ったんだけど、紳士ってどうやって攻めるんだろう。
自分は紳士になれないと悟った。妊婦に無理矢理なんて最低じゃないかorz
627名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 17:12:45 ID:jN77Yo5N
変態という名の紳士という言葉があってだな(ry
628名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 04:11:32 ID:L4oyYC7n
逆転の発想でクロエからry
629名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 12:45:07 ID:cOPDqhSf
愛のある妊婦ものってのもいっぱいあるぜ
お迎えHとか
630名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 01:39:12 ID:3iC3Uy/S
安定期入ってたらえっちおk
631名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 02:28:11 ID:DU2i1ZKE
産むべきか産まざるべきか悩めるような時期なら
安定期には入ってないな
632名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 00:33:29 ID:KDJ1fUNY
安定期に入って改めて賢者を攻めに行くクロエとか
633名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 01:22:08 ID:/T9e9QZ/
賢者受け…ゴクリ
634名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 12:23:09 ID:m5Vj+UQ7
>>613

そういや、俺は「恋人を撃ち落とした日」でSS書いてるんだが、そこに出てくる「彼女」をミーシャと同じ巫女にしてたな。

で、代わりに生け贄に捧げられてすぐ「彼」が助けにくる、って流れ。


……エロシーン入る手前で詰まってるんだけどね。
635名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 11:53:51 ID:Z8NkmcoO
>>594
>胸の頂きます 吹いたwww
636名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 18:34:20 ID:nituzVgn
>>635
確認しに戻って
「ゴメンネ!ゴメンネ〜ッ!」
と空目
予測変換か
637名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 00:30:02 ID:Iy+EGzxH
保守
638名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 14:47:01 ID:llRM6tU3
…ゴクリ
639名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 18:15:36 ID:4jo7gmTW
シャイタンは愛撫するときどうするんだろう
640名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:01:42 ID:IKz+hCC0
自分は爪は出し入れ可能と脳内変換してる
641名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:36:57 ID:A4UDBFgc
手だと爪で傷つけちゃうから舌を使う
642名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:41:24 ID:q/2qtFkf
ライラが誓ったときに服装と合わせて身体の方もバッチリシャイタン用に。
まぁ後でまたじっくり開発を施すわけだが。
643名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 20:46:14 ID:InVNi2Km
>>639
領拡の時に魔法でなんとかしてるって言ってた
10秒かかるらしいけどw
644名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:08:29 ID:VB+qv0CY
雰囲気が盛り上がってきて、いざ行為に突入、ってところでわたわた爪をしまい始めるシャイタンと
待ち切れなくなって押し倒すライラを受信しました
645名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 00:13:26 ID:8gqHN9rB
>>644
それいいなw
誰かこのネタでSS書いてくれ!
646名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 17:38:43 ID:VeTPYBJc
>>644
目に浮かぶwww
647名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:45:00 ID:sDfDRTJW
10秒待てずに押し倒してシャイタンせめまくるライラとか上になってガンガン腰振ってるライラしか想像できなくなってしまったw
今シャイライ書いてるんで参考にします
648名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 22:44:29 ID:Thgqb3Fe
ライラ強いwww

勢いで押し倒したものの、勝手がわからなくてぎこちなく触ったり握ったりしてるライラも良いじょない
中途半端に煽られてムラムラしたシャイたんに押し倒し返されたって良いじょない
649名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 20:37:43 ID:S+1MMTQJ
10秒モ待テナイノカ?
ソンナ悪イ子ニハ、オシオキガ必要ダナ…

と逆に焦らしプレイですね分かりますw
650名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 23:49:28 ID:RtAsrTHC
強気なライラもいいがシャイタンにしっかり開発されて従順なライラもいいね
651名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 20:32:12 ID:nNHGUc31
ライラは慣れてきたらエロそうな気がするな、何となくw
652名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 12:08:20 ID:N7VyTB4X
ねーシャイたんしようよーって迫って来るライラですね
653名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 19:07:00 ID:+Ib7Qv1D
ライラはシャイたんの子を孕めるのだろうか
654名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:11:10 ID:KEYm+3m9
悪魔で盛り上がってて嬉しいので
みんなの意見をちょこちょこ取り入れてSS書いてみた
シャイタンとライラはラブラブってこと前提。



生死を分ける誓いの接吻から始まった二人の関係も、今では誰もが羨む熱々なものになっていた。
もちろん何度か行為もしている。
といっても、いつもシャイタンが若干強引に攻め、ライラはなすがままの状態だった。
そんな受け身のライラだったが、ある日変化が訪れた。

隣に居るシャイタンをじっと見つめ、思う。
シャイタンが愛おしい。
あの腕で抱きしめて欲しい。
あの指で触れて欲しい。
あの舌でなぞって欲しい。
そして
シャイタンにも同じことをしてあげたい。

その気持ちが快楽のように全身に行き渡りライラの芯を熱くする。
655名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:11:54 ID:KEYm+3m9
「ライラ…?」

はっと現実に引き戻ると、心配そうに覗き込むシャイタンの顔が目の前にあった。
しばし妄想に浸り、本を読む手が止まっていたようだ。

「大丈夫カ?」
シャイタンの問いにライラは応えられずにいた。
吐息が肌をくすぐり、心地のいい声が体中に低く響く。

顔が火照る…
も…ダメ……

頭の中がピンク一色になった瞬間、ライラはシャイタンを押し倒した。

「ラ…ライラ…!?」
突然のことに困惑し体制を戻そうとするが、小さな身体がそれをさせなかった。
自分のしたことにライラ自身も戸惑っていたが、このまま終わる訳にはいかない。
意を決し、口を開く。

「シャイタン…しよ…?」

ライラなりの精一杯の誘いの言葉。
顔は真っ赤に染め上がっていた。
目にうっすらと涙を溜めながら見つめるライラに、シャイタンは静かに顔を近づける。
そして誘いの返事として熱い接吻をした。
ライラの身体がピクリと跳ねる。
絡み合う熱い舌が気持ちいい。
糸を引きながら二人の唇が離れたときにはもうライラは快楽に支配されていた。
656名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:12:38 ID:KEYm+3m9
「ライラ、10秒待…ッ!!」
爪をしまう旨を伝えようとしたシャイタンだったが、ある衝撃によって遮られてしまった。
なんとライラがシャイタンの張りつめたそれに手を当て、もう一方の手でガチャガチャとベルトを外し始めたのだ。
可愛い嫁からの初めての誘いに興奮しシャイタンのモノは既に大きく張りつめていた。

「10秒待ってる間…あたしがシャイタンを気持ちよくさせたい…。」

恥じながらも大胆なこの発言に、露になったシャイタンのモノがさらに大きさを増す。
ライラがそれに手を添えるとビクンと反応をみせた。
ライラにとってこれが初めての愛撫。
どうしたらいいか分からず、そそり立つ熱い棒をとりあえずムニムニと揉みしごいた。
ぎこちない手つきと力加減が不規則で逆に興奮をあおる。
「クッ…ラ…ライラ……」
普段無表情なシャイタンが快楽に顔を歪ませているのを見て、ライラは自分の下着が濡れていくのを感じた。

10秒なんてとっくに過ぎていた。
だがお互いにやめようともやめさせようともしなかった。
もちろんシャイタンは、この至福の時を少しでも長く味わいたかったから。
一方ライラはというと、自分の与えた刺激によってシャイタンが反応することに快感を得ていた。

あたしの手で指でシャイタンが気持ちよくなってる…
あたしの愛撫でシャイタンが息を荒げ、ココをこんなに熱くさせている…!
もっと
もっともっと…
657名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:13:12 ID:KEYm+3m9
そして考え着いた先、それは

「シャイタン…入れて…いい…?」

挿入だった。

くちゅ…
水音を響かせ、糸をひきながらライラは下着を脱いだ。
触られてもいないのに、ライラのソコには蜜があふれ紅く熟していた。

「ライラ、ソレハ私ガスル」
シャイタンが体勢を変えようとするとライラが両手でそれを阻止した。
「ダメっ今日はあたしにさせて?…シャイタンを気持ちよくさせたいの…。」
そう言うとそっとシャイタンのモノを自分の秘部にあてがった。
お互いの愛液で繋がったソコにさらに少しずつ力を加え挿入してゆく。
ライラは腰を落としていくと同時に中が徐々に押し広げられて行くのをゾクゾクと感じた。
シャイタンの全てをくわえ込んだ後、ライラは静かに動き始めた。
いつもより大きく、いつもより窮屈で、それによって普段よりも気持ちいい場所をぐりぐりと引っ掻く。
控えめだった腰も、いつの間にか大きく動いていた。

「ぁっ…シャイっタン…きもちぃ…?」
「ライラ…ッ…最高ダ…」
先ほどの愛撫もあり、シャイタンの限界が近かった。

「ライラッ…出ソウダ…」
「ふぁっぁ…中に…中に出して…シャイタン…」
「ぁあ…ライラ…ッ!!!!」
「ぁっ…シャイタンっシャイタンっっ!!!!!」

シャイタンは頂点に達し、放たれたものがライラの芯を貫く。
奥を突かれライラも同時に絶頂に達した。
そしてドクドクと吐き出されるものを残らず受け止めた。

予想を遥かに超えた快感を味わい、
脚をガクガクさせ肩で息をしぐったりとしているライラにシャイタンが言った。

「大人シク10秒モ待テナイ イケナイ子ニハ オシオキガ必要ダナ…」

この後さらに大きな快楽が襲うことを、ライラのとろけた頭では考えもつかなかった。
658名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:14:17 ID:KEYm+3m9
以上です!
幼稚な文章ですみません!
659名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:32:38 ID:H0sy38xC
GJ!!
ちゃんとレスにあるネタがちりばめられててすげぇ。
続き待ってます。
660名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 00:46:36 ID:PmLPGQPf
GJ!シャイライいいよむしろシャイライシャイいいよww
661名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 00:59:15 ID:KJsTVTqm
GJGJ!悪魔夫婦最高だな!
662名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 02:59:21 ID:CVBy2K6p
GJ!GJ!萌えた!

この後、お仕置きで焦らしプレイだとすると「ドウシテ欲シイカ言ワナイ子ニハシテアゲナイヨ」とSになるシャイタン?
663名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 10:00:33 ID:FF7I87IN
素晴らしい
GJ!!
664名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 22:24:48 ID:A9Lk37FE
シャイタン「ドコガイインダ?イッテゴラン」
ライラ「この変態悪魔ー!」
665名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 23:36:05 ID:L/coOGnr
ワロタwwwww
だがそのままいくとシャイタンが浮気をした揚句ライラに刺されることにならないか
666名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 18:47:31 ID:fnzq+HJA
GJ!!このバカップルめwww
>>665
刺されたぐらいじゃ死なないさw
667名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 23:38:13 ID:7QLeP9BL
>>666
浮気は否定せんのかwww
668名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 21:01:04 ID:V2VqHEvH
性癖なんてそれぞれだろうけどシャイタンのオシオキってどんなんだろう?
ライラにベタ惚れのシャイタンだからライラの嫌がることはしないだろうし
669名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:30:53 ID:hArCpJ6/
保守
670名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 01:36:07 ID:XSWypstW
今月は陛下の誕生月かー
おいくつになられるのか…は禁句かな
671名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 17:36:25 ID:g6np4WM3
2009歳です
672名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 02:24:59 ID:uHgGTVHa
ほしゅ
673名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 15:05:02 ID:RrC3jf/1
>>664
浮気は否定しないシャイタンww
だがそれがいい
674名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 01:47:13 ID:dw8oFZBa
サンホラスレあったのか
知らなかった
住人になろっと
675名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 18:25:26 ID:wFzZ2c+9
冥府ヘヨゥコソ!
676名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 20:35:35 ID:tw9IZthH
パレードへようこそ!
677名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:21:59 ID:Cr6htnw3
古代ローマじゃ、処女を殺すことはタブーだったから、
処刑する前に強姦してから処刑したらしい。

っていうのを知ってからこれミーシャで書けんじゃね?
と思ったがmoiraはギリシャっぽいし
ミーシャは生贄だからむしろ処女じゃないとダメか…

678名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 21:29:04 ID:fCPbNp/I
タブーとは破る為にあってだな・・・

その場合スコミーになるわけか?
679名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 20:41:27 ID:ICPaq40v
ニコでディシディアのエンカウントボイス集見てたら
地平線キャラ達のセリフを考えたくなってしまったがどうしよう
680名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 07:34:56 ID:UBTQpz8N
本スレでやれば気持ち悪い人達が一緒に考えてくれるよ
681名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 00:40:00 ID:un+GaQNH
高級遊女ルートでスコミーを妄想したら、昼ドラ過ぎて我にかえった事を思い出した
682名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 02:08:10 ID:Ur93Wr1a
保守る
683名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 21:34:14 ID:86cD0BPX
黒エレ(タナトス)×黒ミー(ミラ)…いや、何でもない。
つーか兄妹どころか母子相姦だw
684名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 15:46:18 ID:B760Ku+o
こんなスレあったなんて…
眷属になりにきました

ところで冥王を初め女と思ったのは自分だけだろうか
685名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:17:30 ID:iu5edLl4
>>684
ミラをから入って、似非の人とかまったく知らなかったから
歌詞カードの絵見てから暫く女性だと思ってた。
てっきり冥王の女性パートがター様、男性パートは回りの骸骨だとw
686名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 10:35:07 ID:ox9wFS+e
ここで新解釈。
あの大男は実はタナトス様の影武者で、ミューとフィーのどっちかが本物のタナトス。
でもこっからエロパロにしにくいな・・・・
687名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 12:33:13 ID:+GhXiJ6q
>>686
むしろミュフィが合体してタナトス化とか
二人で同時にイクと元に戻るんだよきっと!
でもどうやれば分裂するか妄想できない…
688名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 00:07:13 ID:wK66/kuF
>>686
何故かクロノトリガーのラヴォス思い出したw

昔ミューとフィーは冥王様の持ってる鎌の化身じゃねえかなって思ってた時があったなぁ…
689名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:42:43 ID:ZUE2Cqz7
ミューとフィーとショタナのロリショタであれやこれや見たいぞっ
690名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 00:28:19 ID:wVa9uTHv
シャイタンの好物はハート型ハンバーグ
691名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 21:41:42 ID:c+BhuocE
ミーシャのおっぱいを後ろからもみもみしたい
692名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 16:48:15 ID:Zu0LCY3R
あ……あん……
693名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 10:54:17 ID:mIsNzF72
>>690
ライラのエプロン姿に興奮するシャイタン
までは妄想した
694名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 21:05:11 ID:EsgAvgFO
ライラがいい嫁過ぎて俺嫉妬
この幸せ者め!
695名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 17:08:32 ID:gAxGTrE6
>>694
SHでここまで幸せな夫婦も珍しい
696名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 23:58:08 ID:KiIXEA9B
>>695
ズヴォリンも十分幸せじゃないか(笑。
697名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 10:42:32 ID:JOlzOfF3
>>695
ズボリン忘れてたwww
最近シャイライしか頭にない
698名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 23:57:39 ID:SHs9BDdn
誓いの接吻長かったね
699名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 07:17:57 ID:g4ZMIPa0
ハァハァ
700名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 21:28:20 ID:smEvFzB2
ズヴォリン夫婦の馴れ初めとか読んでみたいな
金持ちになる前なら、一緒に苦労しながら夢を追っかけてとか
金持ち後なら、金目当てとか言われながらも変わり者の夫を支える若妻とか
なんにせよエイレーネは良家の子女っぽいイマゲ
701名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 21:43:50 ID:jiRxXHJI
奉公先の娘さんとかどうだ
もちろん駆け落ち
702名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 21:54:47 ID:smEvFzB2
>700を書き込んだあとに浮かんだネタ

ズボリン「私、妻の魅力にズヴォリンスキー!穴があったら掘りたい!!」
エイレーネ「貴方…何をおっしゃってますの…あっ…や…」
ズボリン「どこがイイんだい?言ってごらん?」
エイレーネ「あぁっ!」
ズボリン「ここか?」
エイレーネ「あぁんっ!」
ズボリン「ここなのか?ほぁっはっは」


下らなすぎてすまんw
703名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:52:38 ID:6v1X1lPQ
>>702
エレーネ「くっ・・・あの変態奉公人いつか殺してやる」
ズヴォリン「よっ、不細工ちゃん。酷ぇ面だな」
エレーネ「人の事言えた面かよ」
ズヴォリン「違ぇねえ」
エレーネ&ズヴォリン「HAHAHAHA!!」

少し頭冷やして来た方がいいかも知れないな
704名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 04:01:54 ID:gpmivj65
お前らw
705名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 15:11:43 ID:MZ4ku0I7
>>702-703
お前ら大好きだwww
706名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 20:45:56 ID:OcoObNLc
GJが降臨してるwww
707名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 23:34:47 ID:8wcBk/90
この流れなら言える

「エイレーネの穴を掘りたい」
ってカラオケで言ってごめんなさい
708名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:40:06 ID:ael+M8Qy
>>702では思わず茶化してしまったが、>>701の設定でズボリン夫妻の馴れ初めを頑張って書いてみた
初投下だし、エロにたどり着いてないし、携帯だから改行めちゃくちゃだが

歳の差婚イマゲなんで、エイレーネは令嬢で十代後半、ズボリンは三十代で書いた
709ズボリン夫妻1/2:2009/07/11(土) 01:41:33 ID:ael+M8Qy
 近在でも有数の大商家である××家の令嬢エイレーネは奉公人にとって触れることも考えつない高嶺の花だった。
 大商家ゆえの裕福さを背景に蝶よ花よと育てられた美しい娘。
 育ちの良さが滲み出るような無垢な微笑、奉公人を分け隔てることのない優しさから
彼女に懸想する奉公人は後を絶たなかったが、××家の娘いずれは同程度に
裕福な商家か、公証人や裁判官など地位ある男にでも嫁ぐのだろうと憧れによる思慕だと己を騙し諦めていた。
 しかし、ある男アレクセイ・ロマノヴィッチ・ズヴォリンスキーは違った。
 貧しい一家に生まれ早いうちに××家に奉公に出た彼は仕事熱心で
醜い顔立ちだが、親しみやすい笑みや有能さから同輩や後輩から慕われていた。
 そんなアレクセイがエイレーネに恋したのは、人から見ればささいなきっかけかもしれない。
 アレクセイには夢があった、貧しいゆえに死んだ優しい母の残した一冊の『叙事詩』を神話を蘇らせること。
 今まで話した者は夢物語と嘲笑い馬鹿にした。
 だがエイレーネは美しい瞳をキラキラと輝かせ笑ってくれた。
 アレクセイはその時彼女に母の面影を見たのだ。
 そして途方もない、愚かにも思えるひたむきな恋心で彼女を必ず手に入れると決めていた。
 が、決めていたものの身分が天と地ほど違う二人の恋が簡単にいくはずもなく。
 迂闊に動けば全てが終わると彼は彼女を見詰めるだけでいた。

 しかし、運命が紡ぐ糸は二人を結び付けるよう動き出す。
710ズボリン夫妻2/2:2009/07/11(土) 01:46:18 ID:ael+M8Qy
 アレクセイが30数年の年月を数える頃、長年の働きが認められ××家の名を暖簾分けした商店を持つことを
認められた。奉公人にしてみればこれ以上ない誉れだが
 アレクセイは焦った。このまま××家を出ればエイレーネとの接点が消えてしまう。
 独立の後、頑張り一財産を築けばエイレーネに求婚することも出来るだろうが
その頃には彼女は適齢期を迎えどこぞへ嫁いでいるだろう。
 焦りのあまりアレクセイは強攻手段に打って出た。
 エイレーネに手紙を出したのだ。深夜の逢い引きを望む手紙を。
 万が一にも叶わぬだろう願いを、祈りを込めるようにしたためた。


 逢い引きの場所に指定したのは××家の敷地内にある忘れられ人の使わぬ廃小屋。
 かつて馬小屋だったのか湿った干し草の匂いのする場所だった。
 気の狂いそうなほどの静寂の中アレクセイは、ただ待った彼女を。
 一秒が数時間に感じられる時をアレクセイは待ち続けた。

 果たして、彼女は現れた。
 軋む扉の音、穴の開いた小屋に差し込む淡い月光に照らされた彼女の美貌。

 感動のあまり言葉もないアレクセイ、戸惑い頼りなく揺れるなよやかなエイレーネの肢体。
 アレクセイは溢れ出る衝動を抑え切れずエイレーネに囁きかける。
「エイレーネ、君に触れたい」
熱に浮されたような言葉に、正真正銘乙女であるエイレーネは言葉もなく頷くことしかできなかった。

アレクセイがエイレーネを見詰めていたように、エイレーネもまたアレクセイを見詰めていた。
けして美しいと言える顔ではなかったが、誰より優しく微笑み、熱心に働く姿を
夢を語る時の少年のような瞳を、家族について語る悲しい顔を
エイレーネは少女らしい恋心を胸に、見詰めていたのだ。
エイレーネは初めてみる男の表情に恐れと同じくらいの昂揚を感じていた。
 労働しか知らない無骨な手が結いあげた乙女の絹糸の髪を解く。
日に焼けたことのない真白い肌が、さぁっと羞恥に紅く染まった。
711名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 04:54:45 ID:B43BOy4w
年の差純愛おいしいです

俺も投下。ろまんが設定の赤ローラン(フランボウ)×シエル
712名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 05:09:59 ID:B43BOy4w
「お前、また胸デカくなったな」
「あっ…!」

フランボウは朝食を作っているシエルを後ろから抱きしめ、乳房をやや乱暴に揉んだ。
驚いて食材を床に落としそうになったシエルは声を荒げる。

「いきなり何するのよ!」
「いつもの事だろ?」
「もうっ」

まだまだ子供だと思っていたシエルがどんどん女らしく成長していくのは、フランボウにとっても嬉しいものだ。

「もっとデカくなれ。そして俺を楽しませろ」
「恥ずかしいからやめて」

シエルはその愛らしい顔のせいで、怒ってもあまり迫力がない。フランボウはニヤニヤ笑って乳房を揉み続ける。

「明日服でも買いに行くか」
「この前新しいの買ってきたばかりじゃない」
「俺のじゃない、お前のだ」
「私の?」
「胸の辺りがガバッと開いてるやつなんかどうだ」
「…………エロ親父」
「何だと淫乱」
「きゃっ!」
「可愛い人形には可愛い服を着せるのが礼儀ってモンだ」
「や、イヤよ、朝からこんなところで…!」
「メシよりお前が食いたくなってきたぜ」
「よ、よくそんな恥ずかしい台詞が言えるわね」
「これからもっと恥ずかしいことしてやるよ」
「あ…あんっ」

俺はいい玩具を手に入れた。
秘所をまさぐられて喘ぎ声を漏らすシエルを見下ろして、フランボウはそう思った。
713名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 01:24:14 ID:tjke2Jqf
おぉぉGJGJGJ!!
神が二人も降臨してる!!
どちらも良い夫婦だな!
この続きもおながいします…!!!!
714名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 01:46:28 ID:SI645wgR
こんなスレがあったのか

幼少エレフとミーシャはどう見ても恋人同士
双子の近親相姦は至高
715名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 01:48:20 ID:Ts1UDs9c
冥府ヘョゥコソ!
716名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:28:49 ID:U7jeo5hm
楽園パレードへようこそ!
717名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 23:30:40 ID:Ts1UDs9c
エレフとミーシャの舐めあいっこを見ていたい
718名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 21:50:06 ID:SnN6njcW
遅くなったけどズボリン夫妻と赤ロラ×シエルGJ!!!!!
続き期待してます。

ところで最近イヴェノエが気になる。
イヴェールお兄様に迫るヤンデレ妹ノエル・・・
719名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 21:50:51 ID:SnN6njcW
すまんsage忘れたorz
720名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 01:57:14 ID:6lZAISK1
保守
721名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 04:21:05 ID:v8In3GhB
こんな素晴らしいスレがあったとは…

過去ログに収納される前に倉庫作ってくれ!!!
722名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 23:56:47 ID:0KVPMZyS
冥府ヘヨ(ry
723名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 08:44:55 ID:mWnz1zbF
>>721じゃないが、保管庫は確かに欲しいんだよな・・・・
新しく作ると手間とか保管者が誰になるかとかの問題もあるし、エロパロ総合の保管庫に頼めないかな?
724名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 22:28:15 ID:mheagDWv
保守
725名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:12:40 ID:H5aDPwIr
下げているつもりなのに上がるのは
何故です母上

最近までレオドラの『ドラ』って本気で母上だと思ってた…

ここまでくるのに2年かかってるし
>>723が言うようにエロパロ総合の保管庫に頼めたらいいな…
726名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 12:56:03 ID:xU5bv8Zt
保守
727名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 11:28:56 ID:gMza9cmz
保守
728名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 14:19:03 ID:M8K36Urx
保守
729名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 21:42:43 ID:PCHG8Kyj
ミィーシャァァ

保守
730名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 15:48:45 ID:hVbpjPA0
ミーシャなら俺のとな
731名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 02:19:47 ID:N9EzGGBi
ターナートース
732名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 03:18:25 ID:EvEnrkoN
ホッシュー
733名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 23:35:26 ID:o7jRsYq1
最近、冥府組はふたなりでもいいかもと思いだした。
このスレ的にふたなりってどうなんだろ
734名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 02:04:03 ID:M0v1wCsP
ほす
735名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 08:11:53 ID:Ysq8wDsr
ちょっと思ったんだがこのスレは3次元おkなのか?
例えば鬼畜陛下に犯されるYUUKIタソとか。
『有希』じゃなくてあくまでサンホラの歌姫『YUUKI』として

書く気は無いけどふと思ったので質問。
736名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 08:20:20 ID:/XrO8A7W
>>735
実際にいる人をエロパロに使うのはこの板では駄目って話だったはず。
YUKIも芸名みたいなもんだろうし、不味いんじゃね?
737名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 09:39:03 ID:9B0roAqW
イタリアはグレーか
738名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 19:33:12 ID:s7Fd16rf
>>735
実在する人物だと別の板があったはずだから板違い
739名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 08:45:00 ID:4Ponl/SE
hosyuuuuu
740名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 23:11:32 ID:Qz/gjTlB
(´・ω・`)保守
741名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 23:55:44 ID:mb44ivyU
エレミシャが読みたい
タナミシャでもいい
なんでもいい
ミーシャがいれば
保守
742名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 04:08:52 ID:O8SFTS16
なんでもいい
743名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 15:25:05 ID:foqGDr0h
読みたい!!
744名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 12:03:12 ID:b6b6f3RP
何か書きたいな
745名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 20:16:12 ID:M36gbMNv
>>571の続きを考えてるんだが、エロパロ板なんだから今度はエロ入れようとしたら
そのエロシーンが一番難攻しているとはこれいかに。
746名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 13:12:03 ID:0SfJQyW+
シャイライってずっと二人きりの設定なのに意外とエロに持って行くにくい気がする
747名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 20:04:24 ID:7lN51bqd
>>745
シャイたん「怯えてるライラかわええ、もう辛抱ならん」

ってのは駄目か?
748名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 22:53:04 ID:svM7dtB1
>>745
応援くらいしか出来ないが、書き上がるの楽しみにしてるよ
>>571も好きだった
749名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 22:47:44 ID:wzg8gU9e
シャイライに飢えているので全力で応援してる!
頑張ってくださいまじでお願いします
750名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 14:01:20 ID:6wh9Gqtz
ほっしゅう
751名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 02:35:44 ID:iKNz0xTv
今日も元気にエロ妄想♪
752名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 11:01:44 ID:fUxsohJ+
わぁいわぁい
753名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 21:12:08 ID:64PFtQD1
複数の触手的亡者にエロく責められるラフレンツェが読みたい
754名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 22:00:29 ID:6r4JpEUL
それ読みたい
755名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 02:27:14 ID:3nJcLqm/
>>753
触手的亡者ってどんなだw



何故だろう、ラフレンツェと冥府の双子の3Pという電波を突如受信した
756名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 00:46:13 ID:2KTjU1cZ
タナ様と冥双子の3Pも読みたい
757名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 14:05:17 ID:5k2rbzPQ
冥府で黒エレフに盲目のまま奉仕させられるミーシャが読みたい
758名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 12:15:26 ID:WfYiJ79W
エレフ×タナトスの従者2人を考えてたんだが無理だった
759名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 23:55:49 ID:ZzQtShEC
3P…ゴクリ
760名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 14:24:45 ID:Ja2Cyq0L

ミーシャ可愛いよミーシャ。
761名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 14:28:02 ID:Ja2Cyq0L

ミーシャ自慰とか
中途半端な妄想だけどあげてみる



ミーシャがもしエレフに助けられず、そのまま遊女になってたらネタ





「…ああ、エレフ。」

何度彼の姿を望んだだろうか。
大好きだった兄を思い浮かべながら、妹――ミーシャは静かに目を閉じた。
幼き日に離ればなれになった片割れは、きっと逞しく成長している事だろう。
(ミーシャ自身も女性らしく、美しく成長したのだから。)

…会いたい。会いたい。
でも、会う資格など…私には無い。

あれから――
奴隷として売られたあの日から、ミーシャは遊女として働かされた。
何度も、見知らぬ男の相手をさせられ、汚されていった。
…それが、女の奴隷の宿命。
そう何年もしていくうちに、体は意志に反し、快楽に従うようになっていったのだ。

(会いたい…でも、こんな私をエレフには見せたくはない…)

「ミーシャ、もうすぐ仕事の時間よぉ?」

複雑な想いに揺れるミーシャの肩を、後ろから来た髪の長い美しく女性が軽く叩いた。どこか妖艶な雰囲気を醸し出すこの女性は、ミーシャの先輩にあたるヘタイラのカッサンドラである。
振り向いたミーシャと目が合うとにんまりと、微笑んだ。

「そうだ、今日のお相手の方なんだけどぉ、ちょっとくせ者なのよねぇ。」

「くせ者…ですか?」
不思議そうに、ミーシャが首を傾げる。

762名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 14:30:52 ID:Ja2Cyq0L

「そうなの、言うなれば…変態さん?かしらねぇ」
困ったように眉間にシワを寄せるカッサンドラ。だが、口元はまだ妖艶な笑みを浮かべたままだった。

「そ・れ・で!貴方、激しいと結構痛がるからぁ…少し慣らしたほうがいいとおもうのよぅ。」

慣らす…?と言う単語にまた首を傾げたミーシャに、カッサンドラは見るからに艶めかしい笑みを浮かべながら少しずつミーシャに近づいていく。
至近距離まできた所で、彼女はミーシャの下着を下にずらしはじめた。

「――!なっ…!カッサンドラさん!?」

驚き、大きな声を出したミーシャだったが、カッサンドラはそれを無視し、手を動かした。
その手は、順番にミーシャの太ももを緩やかに撫でたあと、秘部の突起に手を添え、いじり始めた。

「ひゃ…!?あ、んんっ!はぁっ!」

クリュ…クリュ…

「…うふふっ…。やっぱり感じやすいわね。慣らすの…手伝ってあげるわ」
そう言って変わらず手で秘部を愛撫する。実際、ミーシャの秘部からは蜜がこぼれでていて、足はガクガクと倒れそうになっていた。
その様子を見たカッサンドラは指を降下させ、ミーシャの蜜壺に指をゆっくりと挿入する。指の付け根まで入ったのを確認すると、激しく出し入れし始めた。溢れる蜜がミーシャの太ももを汚していく。

「あっ…ああっ!だめぇっ!」
快楽に逆らえずに甘い声がもれてしまう。既に絶頂はそこまで来ているようだった。
「こら、ミーシャ。感じてばかりいないで、貴方もやるのよ?これは勉強よ。」
カッサンドラはそう言って空いている手でミーシャの手を掴み、彼女の秘部の突起へと動かした。
「ほら…、自分で気持ち良くなれるように指を動かすのよ?さぁ、やってご覧なさい。」


763名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 14:33:08 ID:Ja2Cyq0L
自らの秘部に手を添え、戸惑うミーシャ。ミーシャの手が動く気配が無い様子を見たカッサンドラは、ミーシャの蜜壺に未だ入っている指を激しく、内部を擦るように動かした。

「あっ!?ひあぁあぁっ!」
「もう…だめよぉ、言われた通り指をうごかさなきゃ…」
また困ったように眉を下げるカッサンドラ。だが、挿入された指の激しさは増すばかり。
「あんっ!ふぁ…い…っ」
快楽に耐えながら応答するミーシャ。
ゆっくりと指を動かし、秘部の突起をゆるゆると擦りだした。

「そぅ…いい子ね。」
ようやく動き出したミーシャに気を良くしたカッサンドラは彼女のナカから指を引き抜く。その指には透明な蜜がべったりと着いていた。

快楽に完全に呑まれたミーシャは、その場に座りこみ、大きく足をひろげ、自らの秘部をカッサンドラに言われた通りに弄っていた。左手で秘部をひろげ、右手でナカをひたすら弄る。
だが、やはり自らの手より他人の手の方が感じるようで、先程より小さな吐息にも似た喘ぎ声をあげるだけ。絶頂にはほど遠かった。
「ぁん…んっ、ん…」

くちゅくちゅ、と卑猥な水音が響く
その様子を、見たカッサンドラが口を開いた。
「いーい?ミーシャ。この行為はね、好きな男の人のことを考えながらやると、効果的なのよ?」
「あはぁっ…ん、好き…な、男の人…?」
涙の膜をはった虚ろな目でカッサンドラを見る。
「そう…。貴方にも、ひとり位はいるでしょお?」

好き…な…
(――エレフ…!)

「ひあぁあんっ!だめぇっ」
そのことを考えた瞬間に体が火照る。まだ一度も見ていない、成長した兄の姿を想像し、考えただけでミーシャの蜜壺からは蜜が溢れ出てきた。
兄を想うたび、指の速さが加速していく

「あっ!あんっ!あぁっ!いくっ!」
(エレフ、エレフ―!)

764名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 14:34:51 ID:Ja2Cyq0L

…ごめん超中途半端。
小説とか初めて書いた。

&カッサンドラの口調が掴めませんした
駄文サーセンorz
765名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 19:17:58 ID:JN2lgfBJ
良いと思う!
766名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 01:14:57 ID:QhF+2pGP
投下しようとするその心意気がよい!というわけでそんな謙遜すんな、2ちゃんだし。
767名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 17:21:15 ID:s46yQQ5G
保守
768名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:04:26 ID:n2QJFyBg
ミーシャ自慰GJ!
面白かった
769名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 19:09:42 ID:ybSml7B1
>>764
ミーシャ可愛いなぁ!GJ!

ところで今日、友人に聞いたんだが、悪魔の陰茎には鱗があるんだそうだ。
入れる時は良いけれど抜く時には逆立って擦れて非常に痛いんだとか。
「ペニスの文化史」と言う本に載ってたらしいよ。
後、数が2本とか3本とか言う説もあるらしい。
悪魔の化身とか言われる蛇が2本だからとか、悪魔がよく持ってるフォークみたいな槍?は男性器を表しているからだとか。
へぇ〜と相槌を打ちつつ、悪魔夫婦が頭をよぎって笑いを噛み殺すのに非常に苦労した。
770名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 23:03:25 ID:l0pa/wzV
>>769
さぁ 早くその頭を過った悪魔夫婦を文字にする作業に戻るんだ!
771名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 00:36:41 ID:XnpsSt/L
>>769
本数はともかく、それなんてぬこの交尾w
…で、悪魔夫婦はまだですか?
772769:2009/09/20(日) 17:30:46 ID:1/jaTf21
書きました。

鱗はどう妄想しても気持ちいい感じにならなかったので、複本にした。
更に3だとライラに燃やされそうだったので2で我慢してもらった。
二人が既に相思相愛で誓いの口付けは普通、位のお付き合いだと言う設定。

徹夜明けのテンションで書いたらライラが恐ろしく押せ押せになった上に無駄に長くなってしまった。すまない。
更にタイトルも適当なんだ。すまない。同名の番組は関係ないヨ。
8レス消費予定です。ではどうぞ。
773【キスだけじゃイヤッ!】 1/8:2009/09/20(日) 17:31:50 ID:1/jaTf21
「シャイタン!口付けの先の事をしよう!」
「…ハ?」

宿屋の一室。
口付けの後、抱き締められた腕の中で私が口にした言葉に、シャイタンは絶句した。
何十回と口付けを交わしてきたし、お互い掛け替えの無い大切な存在だとも思っている。
だから、そろそろ先に進んでも良いかなぁ…とも思って、口に出してみたのだが。
シャイタンは暫しの沈黙の後、短く答えた。

「無理シナクテイイ」
「平気、矢に刺された時よりは痛くないと思うから!」

勢いよく答えるとまた暫しの沈黙の後、答えがあった。

「………ライラガ、良イナラ」

嬉しくて押し倒した。ベッド…とテーブルの間、その場の床に。

「…セメテ…ベッドデ…」
「待てない!」

そう言って首に腕を回して唇を重ねた。
ちゅっと軽く押し付けて離し、角度を変えてまた重ねる。何度も繰り返している内に、汗か唾液か解らない体液で濡れた唇の皮膚がしっとりと馴染んでくる。
少し呼吸が苦しくなってきて息を吐くと、開いた唇を軽く舌でなぞられ、心地良さにまた息が乱れた。
唇をなぞった舌が中に入って、催促するように舌をつつかれたので絡めた。

何分経っただろうか。
夢中で貪り合っていた唇が離れ、透明な橋が長く糸を引いてプツリと切れて落ちた。
心臓がドキドキして上手に息が出来ない。シャイタンも軽く呼吸が上がっているのを見て、頬が一層熱くなった。
…よし、いよいよ先だ!…と思ったところで停止する。イザとなると、キスより先に何をして良いか解らない事に気付いたのだ。
774【キスだけじゃイヤッ!】 2/8:2009/09/20(日) 17:32:26 ID:1/jaTf21
戸惑っていると、唐突に腰に手が回され抱き締められた。
「シャイタン」と名前を呼ぶ前に、彼はそのまま身体を起こして来て、噛み付くような勢いで唇を奪われた。
「え?」と戸惑っていると唇が離れて、目が合う。血のように緋い瞳が妖しく輝いていた。
怖いと思う間も無く、唇が頬に触れ、耳に触れ、そのまま首筋を伝って鎖骨まで下りたところで、唇が舌に変わって耳まで戻って来る。
くすぐったい様な感覚に思わず「ひゃあ」と変な声が出てしまうと、小さく息を漏らしてシャイタンが笑った。
腰を撫でていた指先が上着の裾に掛けられる。

「ライラ、万歳ダ」
「ん」

言われる儘に両手を上げると一気に捲り上げられ、するりと頭から抜けた。長手袋だけが残る。次にかぼちゃパンツが脱がされて、長靴下だけが残った。
身体が一気に冷たい夜気に晒されるが、肌寒いと言うよりは火照った身体には心地良い位だった。
それにしても素肌に長手袋と長靴下だけ、って下手に全裸より気恥ずかしいのは何故だろう。無意味と知りつつも胸を隠してみたりする。
…私の掌ですっぽり覆ってしまえるそれが少し悲しい。

「ごめんね、大きくなくて。」
「…ソンナコトナイ、キレイダ」
「…ありがとう…んっ!」

骨張った大きな掌が胸に触れて、ふにゅりと肌に沈むと、つい声が出た。またシャイタンが笑う。余裕なのだろうか。
ちょっぴりムッとしていると、腰を掴まれ持ち上げられてシャイタンの胴の上に膝立ちの状態で乗せられる。
唇が胸の先端に寄せられ、次に来るであろう刺激にきゅっと唇を噛んで身構えた。

「…ふぁっ!」

唇が触れたの迄は我慢出来た。けれど次に舌でなぞられた瞬間、電流が走ったような衝撃に、噛んだ唇は容易く開いてまた声が出る。
力が抜けて座り込みそうになるのを、腰に回された腕に支えられた。
片方を舌で唇でなぶられ、もう片方を掌で指先で形を確かめるようになぞられ揉みほぐされる。その動きに合せて自分の声とは思えない様な甘い声が次々と出た。
下腹部にゾクゾクするような感覚が生まれて大きくなっていく。いつの間にか支える腕に身体を預けて、目を閉じていた。
775【キスだけじゃイヤッ!】 3/8:2009/09/20(日) 17:33:09 ID:1/jaTf21
「ぁ…やぁ…ん…、ああっ!?」

不意に胸から手の感触が消えた直後、くちゅりと水音が響くと同時に、脚の付け根から背筋に電流が走った。
目を開けて、シャイタンの指が脚の間に触れているのを見て、またぎゅうっと目を閉じた。一瞬視界に入ったシャイタンの口許は笑っていた。
笑われても仕方ないかなと思う程に、もう濡れていた。嗚呼、これは恥ずかしい。
目を瞑って口を手で塞ぎ、せめて声を我慢しようと思ったが、割れ目をなぞっていた指が腹部側の突起に触れると、堪え切れずに塞いだ指の隙間から悲鳴が零れた。
一度声が出てしまうともう押さえられなくて。
親指の腹で陰核を捏ねられ、長い指が入口のごく浅い部分に出入りし、掻き回して泡立つ音が響く頃には、もう口から手は離れていて、シャイタンの首にしがみつくように回していた。

「ライラ、痛カッタラ言ッテクレ」

耳元でそう囁かれて、入口をなぞっていた指が入り、陰部が押し広げられる感覚が走る。軽い異物感があるが、気持ち良いと言う思いが勝った。

「ふぁ、あ、気持ち、いぃ」

ゴクリと喉を鳴らしたのはどちらだったか。

「…増ヤスゾ」
「え?…ああっ!や、」

指が2本に増え、慣れたと思ったら3本に増える。さすがに苦しくて、止めて欲しいと思ったけれど、声にならなかった。
そのまま掻き回されて、指が入口近くの壁を擦った時、今迄で一番の衝撃が走る。ビクンと身体が跳ねたのを見て、シャイタンは指の一本をそこを擦ることに専念させた。

「あっ、や、あぁ、ん、だめっ、何か、ん、……あ、ああぁぁっ!!」

叫ぶと同時に背筋から脳に一気に何かが走った。脚が笑える程痙攣していたから、支えてもらってなければその場に崩れ落ちていたと思う。

「はぁ…はぁ」

何とかまともに呼吸が出来るようになって、首筋にしがみついていた腕を離す。
そのままシャイタンの髪に指を潜り込ませて撫でると、その髪が湿っているのに気付いた。
そういえば今気付いたがシャイタンの息が荒い。
776【キスだけじゃイヤッ!】 4/8:2009/09/20(日) 17:33:37 ID:1/jaTf21
「…ライラ?」
「今度は…私が…する!」

ゆるゆると身を起こして、一度首に手を回してギュッと抱き締めた。それから、して貰ったように、唇に頬に耳に首筋に口づけてそれから舌でなぞっていく。
鎖骨をがじがじと甘噛みしながら、服を脱がそうとすると手を掴まれた。

「…自分デ脱グカライイ」

言われるままに手を引いて、その手をわきわきさせて早く早くとせがむと、シャイタンはちょっと苦笑いをしてから上着を脱いだ。
筋肉質の身体がきれいだなぁと思いながら、下も脱ぐのも待った…が、10秒待っても脱ぐ気配がない。
…下は脱がして欲しいのかな。
そう考えてベルトに手を掛けると、がしっと手首を掴まれる。

「…マテ、心ノ準備ガ」
「待てない!」

そう答えると手首にかかる力が抜けた。ので、ベルトを外して金具を下ろして、好奇心の侭に開いて覗き込んだ。

「…え?」

目を無意味にパチリパチリと瞬かせた。…何度瞬きをしてみたところで、目の前にある物は変わらない。
解らない事は訊いてみようと、素直に尋ねた。

「ねえ、シャイタン、どうして2本あるの?」

私の乏しい性知識の中では、普通、ここにある棒状の物は一人につき一本の筈だ。けれど、今、目の前で反り返って血管が浮いた物体は確かに二本ある。
長い長い沈黙の後、シャイタンは答えた。

「……………………悪魔ダカラ」
「そっか、悪魔だからか。それなら仕方ないよね。」

うんうんと頷く。そして、目の前の物をどうするか悩む。確か、手や口でするはず。
ふう、と息を吐いてから、きゅっ、とそれぞれを掌で掴む。それから、ちょんちょんとそれぞれの先端に口付けた。
777【キスだけじゃイヤッ!】 5/8:2009/09/20(日) 17:34:06 ID:1/jaTf21
初めに精一杯口を開いて先端を含んだ瞬間、明らかに括れ部分に歯が当たる感触がして、シャイタンが低く呻いた。
明らかに快感ではなく痛みによる呻きだったので、口の方は舐めるだけで我慢することにする。
そして、割と強く握っても大丈夫だけど、両手を同時に動かすのは結構難しい、という事に気付いたので、一度に動かすのは片手だけにした。
右手でさやさやと根本から先の方の括れまで擦りつつ、左手はもう片方の陰茎の根本を握って固定して、動かさない代わりに唇を寄せ、口付け、舌でなぞり上げる。

「シャイタン、気持ちいい?」

上目遣いで尋ねると、頭をくしゃりと撫でられた。

「スゴク、イイ」
「…嬉しい」

筋の浮いた裏側を舌で舐め上げ、先端の亀裂から雫が零れているのに気付いた。舌でその雫をすくうと、頭に置かれたシャイタンの掌が震える。
嗚呼、先端が気持ちいいんだな、と益々嬉しくなった。
指先で唾液と溢れる雫を混ぜるように、くるくると撫でると、はぁっ、と一際大きな吐息が頭の上から降って来る。
その反応が嬉しくて、もっと気持ちよくなって欲しくて。混ざってどろどろとした液体を陰茎全体に塗り広げてから、強く握り直した。
扱きながら、先端に次々に溢れてくる液体を舐めつつ、ふと、この源泉を吸ってみたらどうなるのだろうと好奇心に駆られる。
駆られたからには、やってみたい。そう思うと同時に裂け目に口付け、ちゅっと吸い上げた。

「!!ライラ…ッ!」
「え!?きゃあっ!?」

一瞬息を呑む気配がした後に、手の中の物がビクンと大きく痙攣し、二つの先端から迸りが起きた。口内に苦い味が広がって、目を見開く。
掌で握っていた方からの迸りは身体に飛び散った。口の中の方はどうしていいのか解らずに、噎せそうになったのでそのまま飲み込んでしまった。
その勢いが止まって離すと、シャイタンは慌てたようにテーブルの上にあった布を取って、飛び散った液体を拭き取ってくれる。

「…スマナイ、汚シタ」
「ううん、いいの。シャイタンのなら、平気。」

そう答えて指に付いた液体を口に含む。苦いし、変わった臭いがするけど、シャイタンのなら嫌じゃない。
シャイタンのなら嫌じゃないよ、重ねて言って微笑むと、呟くように小さく名前を呼ばれた。
それに返事をする前に、押し倒された。
778【キスだけじゃイヤッ!】 6/8:2009/09/20(日) 17:34:42 ID:1/jaTf21
「あ…やぁ…」

膝の裏に手を添えられて足を折り畳むように持ち上げられる。
腰の下にシャイタンの膝が入っているため、陰部をさらけ出すような格好になっているのが余計に恥ずかしかった。

「…ライラ…ッ」
「え?あ、やぁぁっ!?」

腰を掴まれて、思わず目を閉じた瞬間、ぬるりとした感触を陰部に感じて、その心地良さに声を上げた。
見ると、脚の間で二本の陰茎が震えている。

「りょ、両方?」
「…大丈夫、片方シカ使ワナイ………入レルゾ、ライラ」
「う、うん、来て」

先程3本入っていたとは言え、指とは比べ物にならない物が入る事に恐怖を感じない訳ではない。でも、恐怖よりも一つになりたいという気持ちの方が強かった。
強張りの先端が割れ目に押し付けられ、痺れるような感覚に息を呑む。
そのままシャイタンが腰を進めて来ると、広げられていく感覚に快感だけでない鈍痛が混じり、思わず身を捩った。

「ライラ、止メ「いや!来て!」

制止の言葉を遮って叫ぶ。その声にシャイタンは一瞬止まった。けれど、次の瞬間、腰を抱きなおされて、一気に引き寄せられる。

「〜〜〜〜〜っ!!」

貞節を破られる痛みに背筋を貫かれて、声にならない声を張り上げた。
779【キスだけじゃイヤッ!】 7/8:2009/09/20(日) 17:35:10 ID:1/jaTf21
「…イラ…………ライラ」

一瞬、意識が飛んでいたらしい。名前を呼ばれて、シャイタンの顔を見る。痛みを堪えるような表情だった。掌でやさしく下腹部を撫でられる。

「…痛イダロウ?スマナイ、慣レルマデ動カナイカラ」
「大…丈夫!全然平気っ!!」

一息に言い切った。痛いことは痛い、でも、矢に貫かれた時の痛みに比べれば大した痛みではない。
それに、撫でられながら、ゾクゾクとした感覚が少しずつだが生まれて来ている。多分、もう少し慣れれば痛みよりも、気持ち良さの方が勝つと思う。多分。
そう思ったところで、腿の間で所在無げになっているもう一本に気付いた。
もっと気持ち良くしてあげたい。手を伸ばすと、シャイタンがびくりと震える。

「ライラ…何ヲ」
「こっちも…一緒に…ね」

先端から溢れる雫を指ですくって、幹に塗り付けていく。根本まで辿り着いたところで、自分の愛液も混ぜて、何度か往復し満遍なく濡らした。
最後にドロドロに濡れた手を自分の腿に擦りつけて、膝を掴んで、ぎゅっと閉じた。小さくシャイタンの呻きが聞こえて、顔を上げる。

「これで…いぃ…ん、ああっ!!」

急に動かれた衝撃で最後まで言葉にならなかった。
腰を引かれてずるりと半ばまで引き抜かれて、背筋を悪寒にも似た鈍痛と快感が這い上がる。息を吐く前に今度は押入られた。
ゆっくりとした動きだったが、胎内を抉られるような激しい感覚と、腿の間の物に陰核を押し潰すように擦られる感覚。
二つの強烈な感覚を同時に受け、あっと言う間に息が苦しくなる。
何度も繰り返す内に、どんどん動きが激しくなって、同時に痛みなんか感じなくなる位の快感に頭が支配されていく。
身体が砕けてしまいそうで、膝を押さえていた手を離して、シャイタンの背に回してしがみついた。

「ふぁっ!あっ!やぁあっ!」

ガクガクと身体が震えて、足からも力が抜け膝が離れそうになるのを、シャイタンの手が押さえて強く閉じた。
その瞬間。陰核に擦り付けられる感触が強くなって、同時に身体の中がきゅうっと締まって、脳内が真っ白に爆ぜた。
780【キスだけじゃイヤッ!】 8/8:2009/09/20(日) 17:36:11 ID:1/jaTf21
…真っ白になった後、一気に真っ暗になって、次に意識が戻った時、もう服を着て、ベッドに寝ていた。
ベッドの傍らの椅子にシャイタンが座っていて、つい不満が口に出る。

「一緒に寝てくれればいいのに」
「私ガ一緒ダト狭イカラ。無理ヲシタカラ休ンデ欲シイ。」
「じゃあ、せめて。」

そう言って手を差し出すと、ギュッと握り返してくれた。

「…ねぇ、シャイタン、あの…気持ち良かった?」

尋ねると、頷いて頭を撫でてくれた。なぜか苦笑いだったけど。
良かった…、嬉しくて満面の笑みを返す。

「じゃあ、またしようね!」

そう言うと、頭まで毛布を掛けられた。

「…嬉シイケド…嬉シクナイヨ…ライラ」

そう呟くのが聞こえたけれど、その後、ギュッと手を握られたので安心する。

「シャイタン、おやすみなさい」
「オヤスミ、ライラ」

ずっといつまでも、いっしょにいられますように、心の底から願って目を閉じた。

―END―



最後力尽きてグダグダになった。正直、すまんかった。
悪魔夫婦万歳!!
781名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:00:37 ID:3zdGOeJ8
最初から最後まで一気に読みました! 良かったよ! GJ!
782名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 16:55:21 ID:rKIfYGh2
GJ! ライシャイライイイヨー!

しかしライラのあの服が万歳で脱げるのか
詰まってわたわたするシャイターンを想像してしまうんだがw
783名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 02:04:50 ID:EoQ2A8jD
なんというGJ!
素晴らしいシャイライをありがとう!

しかしグローブとニーソのみ着用とはまたエロいなw
784名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 10:05:19 ID:QLwmRijU
シャイターンの趣味です
785名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 10:17:04 ID:6XVXE+6S
スレが立ってから今日で丁度696日…
投下された物語の数も小ネタにして17個…SSにして27個…消費レス数にして783…
と言っている間にも…1レスが過ぎてしまった…今日も君の話し相手になりたい……

休みなんで、今まで投下された数々のロマンをリストアップしてみた
タイトルの付いていない物語で2レス以下は小ネタ、3レス以上の物語とタイトル付は無題SSとして数えました
好きな物語に飛び放題、いいじゃないか!
786リスト1:2009/09/23(水) 10:20:13 ID:6XVXE+6S
16様「Sacrifice Love」 >>16
17様「StarDust Love」 >>17
18様「ルド子?」 >>18-19
   「サクリ妹林間」 >>25-27>>48-49
31様「小ネタ」 >>31
39様「エルたんハァハァ」 >>39-41
55様「今日のわんこ」 >>55
59様「ルキア(たん)陵辱」 >>59-65
79様「恋する妹は切なくて…お兄様の事を想うとすぐ××しちゃうの。」 >>79-82>>84
115様「パパ大好き」 >>115-117
138様「小ネタ(ロマン双子百合)」 >>138
145様「小ネタ(ミラ三姉妹百合)」 >>145-146
153様「小ネタ(緋色の風車)」 >>153
176様「無題(イヴェ×双子)」 >>176-181
    「小ネタ(タナトス×冥界双子?)」 >>223-224
202様「ノア×ルキア」 >>202-205
228様「無題(オリオン×ミーシャ)」 >>228-235
    「無題(オリオン×ミーシャ)」 >>242-249
276様「小ネタ(変態神官×ミーシャ)」 >>276-277
279様「無題(タナトス×ミーシャ)」 >>279-280>>288-290
305様「小ネタ(タナトス×ミーシャ)」 >>305-306
    「無題(シャイタン×ライラ)」 >>322-324
317様「小ネタ(フィー×ミュー)」 >>317
333様「無題(ミーシャ×ショタオリオン)」 >>333-335
336様「無題(ミーシャ×タナトス♀)」 >>336-339
394様「奴隷少女の自由(奴隷少女×エレフ?)」 >>394-397>>408-410>>415-416>>423-425>>465-467
420様「小ネタ」 >>420
787リスト2:2009/09/23(水) 10:21:14 ID:6XVXE+6S
431様「ロマン正月」 >>431
437様「小ネタ」 >>437
458様「無題(シャイタン×ライラ)」 >>458-463
472様「小ネタ(エレフ×ミーシャ)」 >>472>>482
493様「小ネタ」 >>493
502様「小ネタ(澪音×黒銀の犬?)」 >>502
519様「無題(ルキア×クロニカ)」 >>519>>523>>529
551様「小ネタ(ミーシャ×エレフ)」 >>551
560様「黒エレミシャ」 >>560-563>>590>>592-593
571様「無題(永遠の少年&ライラ)」 >>571-579
594様「小ネタ(エレフ×ミーシャ)」 >>591>>594
654様「無題(ライラ×シャイタン?)」 >>654-657
702様、703様「小ネタ」 >>702-703
702様「ズボリン夫婦」 >>709-710
712様「小ネタ(赤ローラン×シエル)」 >>712
761様「無題(カッサンドラ×ミーシャ?) >>761-763
769様「キスだけじゃイヤッ!(シャイタン×ライラ?)」 >>773-780
788名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 10:22:41 ID:6XVXE+6S
sageれてなかったすまない、半角になってなかった…orz

それにしてもミラ組、というかミーシャ多いなw
勿体無いから、倉庫に入る前位には保管庫の管理人さんに頼んで収容してもらえたらいいなと個人的には思ってるのだが、どうだろう
そして楽園組ももっと増えるといいな、スタダ子とか、ミシェルとか屋根裏にありそうなヤンデレ話を是非読みたい
789名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 20:08:07 ID:fnjtgfgL
お疲れ様です。
纏めるの大変だったでしょう。
790名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 19:16:36 ID:At3GTotm
まとめ乙!何気にこんなにあったんだな
791名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:20:48 ID:cBZIwcTc
まとめ乙!50弱もあったんだな
このまま増えて欲しいもんだ

>>784 吹いたw
絶対領域マンセーなライラの衣装もシャイターンの趣味って領拡で言ってたし、
シャイターンは胸より足派なんだろうな
足派と聞いてティンときたので小ネタ。

・美夜子→焔子 衣装チェンジ時妄想。
・シャイタン×ライラだけど非エロ。
・足ばっかり。

「……あ、痛っ」
「ライラ、ドウシタ?」
「足が…」

契約の後、シャイターンと共に冷雨の洞窟を出ようとしたところでライラは崩れ落ちた。
しゃがみ込んだまま腿の辺りに手を置き、小さく答える。
矢で射られて倒れた時に膝をしたたかに打ったのを忘れていた。思い出したら足の裏まで痛み出して、涙が浮かんでくる。
その様子を見たシャイターンは無言でライラを抱き上げ、近くの平たい岩の上に下ろして、膝を付いた。

「治シテヤロウ」
「ありが――きゃあっ!?」

お礼の言葉は途中で悲鳴に変わる。唐突に、長衣の裾に手がかけられためで、ライラはシャイターンの手を掴んで離した。

「なな、なんでめくるの!?胸の傷はこのままで治してくれたでしょ!?」
「傷ヲミナイトナオセナイ」

そう答えてシャイターンは再び黒い布地に手をかける。
ライラは家族以外に肌を見せるのは初めてだ。シャイターンは人間ではないと解っていても、なんとなく恥ずかしくて目を閉じる。治療だ、これは治療なんだと言い聞かせながら。
シャイターンはライラの戸惑いなどにまるで気付かないように、裾を腿の半ば辺りから左右に割り開き、

「……ホウ」

思わず小さく呟いた。
足裏は擦り切れて土や血で汚れていたが、その先の美しさは目を見張る物があった。
先ず、白い。
日頃日にさらされる機会がないためか、薄明かりの中で浮かび上がる肌は恐ろしい程色素が薄く、まるで真珠のような光沢を放っている。
静脈が透けて見える滑らかな甲、折れそうな程華奢な足首、そこから先はうっすらと肉付きを増しながら曲線が描かれていく。
その先にある右の膝頭は丸く、傷どころか皺も殆どない滑らかな物で、左のそれに開いた赤黒い傷口との対比が痛々しい。
程よく脂肪がのった柔らかそうな腿と、半ばから上を覆い隠す無粋な布がライラの呼吸に合わせて微かに震える。
その布と皮膚の間に手を滑り込ませたい、と思わせる何とも艶かしい光景だった。
あまり長く眺めていたため、さすがに不思議に思ったのか、ライラが目を開ける。

「……シャイタン?」
「エ?ア、アア、今ナオス」

足首に触れ、脹脛を撫で上げるように膝の裏まで手を動かした。吸い付くような瑞々しい感触が掌に伝わり、シャイターンを愉しませる。
薄く笑みを浮かべながらシャイターンはライラの膝に口付けた。

「んっ!」

小さな悲鳴が上がり、その刺激から逃れるようにライラが身じろぎする。シャイターンは当然その動きを阻んだ。
岩の上に押し倒す形で。
ライラの長衣が胸の辺りまではだけ、寝巻き代わりに着ていた白い肌着が表れる。矢が刺さっていた部分に開いた穴からは滑らかな皮膚が覗いていた。
腿までの長さのそれも長衣と共にずり上がったため、脚の付け根ギリギリまでが露わになる。

「え、えええええ!?ちょ、しゃ、シャイタン!?な、何するの!?」
「傷ヲ直スダケダ」

そう答え、手を内腿に滑らせて掴むと、ライラは小さく息を呑んで口をつぐんだ。
柔らかく沈むと同時に、抗うように指を押し返す感触にシャイターンは溜息を付く。ドクドクと早鐘を打つ脈が、掴んだ指を通して伝わるのもまた心地良かった。
膝に再び口付け、赤黒い肉の裂け目を舌でなぞると、ライラは喘ぎにも似た苦鳴を上げて身悶えた。
暫くして傷が塞がったので、口を離した。舌の上に広がる鉄の味は、シャイターンにとっては不快ではなく、どこか懐かしささえ覚える物だった。
ライラの様子をうかがうと、傷口をえぐられる痛みのためか、再び目を閉じている。
小さく胸が上下し、濡れた長い睫と、微かに開かれた唇が震えていた。
腿を撫でるとくすぐったげに小さく息をつく。その皮膚がしっとりと湿っているのを感じて、ざわりと身の内が疼いた。

「ひゃっ!?」

内腿に口付けられた衝撃で、ビクンとライラは震えた。仄明りの中、一瞬、真っ白いつま先が翻る。
次いで、ちゅっ、と湿った音が響き、ライラはがばっと起き上がった。

「え、な、なに、シャイタン?そこは怪我してなっ、あ、やっ、吸わないでっ」
「ライラ、……ライラ」
「ひゃ、ま、ま、待って、待って、」

次々とシャイターンの唇が移動し、口付け吸い上げられた部分が緋色の花となり、真っ白い肌に次々と咲いていく。
唇についで舌がなぞった瞬間、ライラは一気に頬が熱くなった。
確かに、つい先程契約として口付けをした。永遠を共に生きようとも誓った。でも、さすがに、これはいきなりすぎるだろう。

「だめええええええっ!!」

叫びながらシャイターンの角を掴んで、力一杯引き離した。みしりと音がしたが気にする余裕は無い。
離れると同時に長衣の裾を掴んで掻き合わせ、がばっと足首まで覆い隠す。
引き離されたシャイターンは角の付け根の痛みで、ようやく我に返った。
ライラは蓑虫のようにがっちりと長衣を撒きつけ、しっかりと膝を抱き、更にその膝に顔を埋めて、ふるふる震えている。

「ライラ…スマナカッタ」
「シャイタンの…バカ!バカバカ!いきなりすぎるよ!じゅ、順序ってものがあるでしょう!」
「本当ニスマナイ。ツイ、カットナッテヤッタ、今デハ反省シテイル。許シテクレ」
「……許してもいい、」
「アリガトウ。」
「けど、」
「ケド?」
「着替える。」

そうライラは呟いた。腿一面に吸い痕が付いた状態で、めくれやすい前開きの長衣と短い肌着で過ごすなんて、恥ずかしすぎる。
どちらにしろ靴は何とかしたいと思っていた。

「解ッタ。用意シヨウ」
「……はだけにくくて、肌の露出が少ない服がいい」

そう注文を付けると、シャイターンは暫し考えてから頷いた。

「ライラ、君ノ望ニ適ウ服ヲ用意シヨウ」

……そう言って、シャイターンが出してくれた服は、確かにライラの注文どおり《はだけにくく》て《肌の露出が少ない》服だったそうだ。

お終い

……こんなイマジナシオン
ただただライラの脚が書きたくてやった。今では反省している
領拡を見ているとシャイたんはキス魔なイマジナシオンなんだぜ
794名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 04:59:45 ID:ameOqs71
シャイライきたー!
GJGJ!
シャイタンも793も反省すんな!もっとやれ!
795名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 10:42:58 ID:x0p8q2lM
素晴らしい!!GJ!!
しゃいらいイイヨしゃいらい!
796名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 18:24:50 ID:RpKlUVR5
GJ!!
797名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 22:34:43 ID:H9ugf62S
ちょっと目を離してる間にシャイライ祭りが始まってた。リアルタイムで見たかったよ…orz
とにかく両者共にGJ!!
798名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 22:56:39 ID:fJMu4cIZ
シャイタン自重w
ライラの絶対領域ぷにぷにしたいぜ
ライシャイもシャイライもどっちもイイヨイイよー!
799769:2009/10/01(木) 15:16:28 ID:/j6msKWl
>>772で残念なシャイライを投下した者です。
読み返してみたら改行とか誤字とか余りにもダメダメだったので手直ししてみた。
プレイ自体はあまり変わらないけど、色々ねっとり書き加えてみた。手袋とか。
結果、ライラがピュアなド淫乱になってしまった。
もう悪魔夫婦はピュアねっとりでも良いよね。悪魔だしさ。
長いのでうpロダにうpしたんだが、良ければみてくれ。

http://uproda.2ch-library.com/lib175017.txt.shtml/  DLキー=sr
800名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:45:36 ID:Hu0wY8lK
GJ!だいぶ変わってるな
読みやすくなった
革手袋の女ってAV思い出したわw
ライラエロいよライラ
801名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 20:09:55 ID:OpHDaQZL
おお、早速ありがとう!
恥を忍んで添削スレに行ってきた甲斐があったよ
革手袋の女、ググってしまった。いいなコレw
802名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 20:15:08 ID:OpHDaQZL
あれ?なんでID変わってるんだ?
801=799です。
803名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 18:52:27 ID:kDpt85Kw
シャイライ祭りに便乗して前に出てた覗きネタ

先生:今は性戦のイベリア、よく見ておきなさい
長女:かしこまりました
三女:はい、サディ先生!
次女:……
先生:どうしたトゥリーン、台詞が飛んだのか?
次女:先生、これは本当に意味があるのですか、ただの覗きじゃn
先生:いや!これは争いの歴史の行く末を見届ける大切な作業じゃ!
長女:そうよ、トゥリーン、歴史が語らざる悪魔と少女の物語を私達が見届けなければいけないわ
先生:おおお、さすがじゃサランダ!よくわかっておるな!
三女:あ!女の子が押し倒しました!!
先生:何!?……おお、すごいのう
長女:最近の子は大胆ねぇ…あらあら、もう脱がしてしまうの?最近の子は我慢がきかないのね
三女:うわ!姉様!姉様!あんなの入るの!?内臓破けちゃわないの!?
長女:ふふ、入るのよ、エーニャ
三女:ひゃあ、すごっ、は、入った!あの子あんなに細いのに!
先生:おお!すごいのう!ぐっぷりいったぞ!若いもんはいいのう!ハアハアハアハア
次女:あの…せ、先生?
長女:あらあら、先生お若いですわね
先生:ほぁっはっはっはっはっはっ!
悪魔:(何ダカ外ガ騒ガシイナ)
焔子:(見られるのもいいかも)

かぶりついて見る先生と好奇心満々の三女、にこにこ笑いながら覗く長女、
そんな三人に引き気味の次女。そんなイマジナシオン
804名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 21:03:24 ID:Rfxzmvm0
ライラがまた新たに目覚めたwwwGJ!
805名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:54:37 ID:iH9ZLTQO
>>803GJ!!

しかし、見事にミーシャとライラばかりだな(好きだけど)
冥界の門を開いてしまったがゆえに解き放たれた悪霊ども×ラフレンツェの輪姦物とか
男女の違いに好奇心旺盛なロランとそれに気圧されてついつい要求に従ってしまうモニカとかを見たいなっ。
806名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 02:39:59 ID:/twKlsyu
うおお、賑わってきたな!みんなGJ!

>>799
次はぜひ二穴で…
807名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 15:34:32 ID:olwRO/dP
>>805
つ「いいだしっぺの法則」

悪霊っていうと
触手やら怪物やら嫉妬に狂ったエウリュディケやらが
大挙してラフレンツェをアレしてコレして
みんなで愛欲に咽ぶんですね分かります
808星屑愛 1/3:2009/10/04(日) 22:28:19 ID:NYjR7uod
シャイライとラフレンツェの流れをぶった切るようですまない。
久々にエル組を聞いて疾りだした妄想という名の衝動が止められずに書いた。

・スタダ子×白シャツ男
・3レス消費
・私的解釈あり
・猟奇表現あり(首絞め・「アタイの銃が火を噴くよ!」etc.)

以上、ご注意の上ご覧ください。



玄関の扉を開いて、男は固まった。
夕暮れの光の中、見慣れた女が見慣れぬ姿で立っていた。
潤んだ瞳、上気した頬、まるで全力疾走をしてきたかのように乱れた呼吸。
いつもは美しく整えられている長い髪もほつれ、白金の鎖のように細い頸に張り付いている。
その様子もさることながら、男の目を奪ったのは鮮烈な色彩。
身体に密着したアフタヌン、足先を包む高いヒール、唇を染める色、指先に握られた薔薇、
それから耳や胸に光る宝石に至るまで、その全てが鮮やかな深紅。
女を照らす茜色の光よりも純度の高い、赤の中の赤。
華やかな顔立ちの彼女は華やかな色がよく映える。
色をまとった彼女を連れて歩くと周りの男が振り返る。彼はそれが自慢だった。
けれど、全身を燃えるような色で包まれた姿は美しいというよりも禍々しさを感じさせる。
そんな彼女を見るのは彼は初めてだった。
紅い色の中心で彼女はニッコリと微笑む。

「き、急にどうしたんだい?」

あまりに異様な姿にたじろぎつつ尋ねると、女は答えずに抱きついた。
勢いに押されて男は数歩後じさり、バタンと扉が閉まる。
ぷっくりと熟した唇が男の唇に重なり、その色を移そうというように激しく押付けられる。
男は一瞬戸惑ったが直ぐに女の背に腕を回して受け入れた。
音を立てて舌を絡め貪るように求め合いながら、女は男の足に自らの足を絡め、そのまま
もつれ合うように倒れこんだ。男の肩が椅子にぶつかり鈍い音を立てる。
離れた唇から銀色の糸が細く伸びて千切れ、白いシャツにぽたりと落ち、染みを作った。
女はそのまま圧し掛かるようにして男のベルトを撫で、金具に手をかける。

「待って、寝室に行こう」

玄関から数歩という所で鍵も掛けていない。
郊外の一軒家で既に黄昏時とは言え、誰かが……もし"彼女"が来たら。
非常に気まずい事になるだろう。
そう考え、あせったように女の髪に手をかけていさめる。
けれど女は構わずにベルトを外し、前をくつろげた。
起ちかけていた物に紅い爪をまとった指が絡みつき、握り込むと男も衝動に流される。

「っ、今日は、本当に、どうし、たんだい?」
「欲しいの」
809星屑愛 2/3:2009/10/04(日) 22:29:06 ID:NYjR7uod
熱を含んだ短い言葉と共に女の頭が寄せられた。
ゆるくウェーブが掛かった柔らかな金糸の束が男の腹をくすぐる。
雫を零す先端にちゅぴっ、と唇が触れ、肌に痕を残す時のように吸われると腰が震えた。
その刺激に声を漏らす間もなく全体が温かな口内に咥え込まれる。
一気に喉の奥まで飲み込まれ、心地良さに喉をそらして息を吐いた。

「くっ、あぁ」
「ん、ふっ、ちゅっ、くふっ、んちゅ、ぢゅぷっ」

柔らかな粘膜で引き絞るように吸い上げられ、舌が這い回る感触に男は何度も身悶える。
切り揃えた前髪の下から、熱烈な感情の篭もった紅い瞳が男を見つめる。
女は喉の奥にこすり付けるように頭を上下させ更に更にと煽っていく。
やがて男が制止の声をかけた。

「は、あ、ぁ、もう、いい、いいから」
「ん……ちゅぷんっ、…はぁっ」

窓から差しこむ宵の月明かりを反射して、濡れた唇と屹立が蜥蜴の背のようにぬらりと光った。
その間を唾液と先走りが混じった粘度の高い糸の橋がつないでいる。
女はその橋が自然に落ちる前に、自らの舌で断ち切って身を起こした。
味わうように唇を舐めながら、ドレスの裾をからげて男の身体を跨ぐ。
下着は穿いて来ていなかった。
手を添え、潤んだ入口を熱い先端でなぞり、ぐちゅぐちゅと淫らな水音を立てるのを楽しむ。
そして、充分と思ったところで男の胸板に両手を付き、一思いに腰を落とした。

「あぁ、はぁあぁんっ!」
「ぐぅ…っ!」

腔内は温かいというよりも熱いくらいだった。その感触に男は荒く息をつく。
女も自分の中に入っている物をじっくりと確かめるように目蓋を閉じる。
それから、すすり鳴くような息を一つ漏らしたかと思うと腰を大きく動かし始めた。

肌と肌がぶつかる湿った音が響き、床が軋んだ声を上げる。

はじめ、女の両腿を掴んでいた男の手は、男が昂ぶるにつれ次第に上に上がっていく。
腰の曲線をなぞった後、たぷんたぷんと誘うように揺れる豊かな球体に添えられた。
持ち上げるように握り込み、指に吸い付き押し返す触感を味わいながら揉みしだく。
尖った先端をこするように摘まむと女は高く鳴いて、がくんと前のめりに身体を倒した。
ばらばらと零れ落ちた絹糸の流れが男の胸をくすぐる。
その柔らかな細い髪を撫で、細い肩を撫で、そして最後に男の手は、女の細い頸を撫でた。

「いいわ……絞めて」

その吐息に促されるように、骨ばった指先が華奢な頸に絡みついた。
その指が食い込んでいくのに応えるように、女の膣壁は無数の小さな指先となって蠢き、
男自身に絡み付いてぎちぎちと締めつける。

「く……はぁ、あ、締まる…っ」

快楽に歪んだ表情で男は喘いだ。
女の濡れた唇が酸素を求めて開閉する度に、ひゅうっと掠れた呼吸音と湿った音が鳴る。
810星屑愛 3/3:2009/10/04(日) 22:29:41 ID:NYjR7uod
男の上で腰を動かし続けながら、女は右手を傍らに転げてあった花束の中に差し入れた。
快感を貪る事に夢中の男はその動きに気が付かなかった。
気付かないまま女の頸を絞め続け、絶頂の予感に目を閉じる。
ただ指と屹立に伝わる女の感触を味わうことを、ただ昇り詰めて果てる事を求めて、
女の下で腰を突き上げる。

「ひっ、はぁっ、あぁあ!あ、ぁっ、く、ふぅんっ!」

強く揺す振られ甘い声を上げながらも、女の右手は静かな動きで男の上に移動していく。
その手が胸板の上に添えられたのと同時に、男は限界に達した。

「うぁ、あっ、ああ、で、出るっ!」

呻きと共に男の指が震える。
その瞬間、
弾けるような音が響き渡った。
男の目が見開く。
その瞳に映る女は陶然と微笑んでいた。

「え?あ?…あ、あ、……あ」

頸に食い込んでいた指から力が抜け、女の身体を滑り落ち、どさりと落ちた。
男の息が乱れ、ビクビクと身体が跳ねる。爪が床を掻く乾いた音が小さく響いた。
何が起こったのかわからない、という面持ちの男を蕩けた様なまなざしが見下ろしている。
女は恍惚とした表情で自分の下腹部に手を這わす。
断末魔の痙攣と共に彼の精が吐き出されていくのが堪らなく心地良かった。
彼の生涯で最期に放たれる熱が自分の胎内に満ちていく。
うっとりと目を細め、息を吐き、彼の胸に開いた孔から紅い雫が溢れ出し零れていくのを、
白いシャツを自分の纏うドレスと同じ色に染めていくのを、じっと見つめていた。

「……ふ……ふふ…」

指ですくって紅の代わりに唇をなぞり舌に乗せれば、愛しい男の液体は仄甘く、
女の心を陶酔で満たした。

……あぁ、これで、"お揃い"ね。

身体を突き破らんばかりに溢れてくる悦びに、喉を反らして快哉の声を上げた。

「あぁぁああっ!幸せぇえっ!あぁっはははははははっ!!」

仄暗い部屋の中を女の笑い声が支配していく。

それは、途切れることなく響き続けた。
男の身体から流れ出た鮮やかな色が、無慈悲な夜の色に変わってしまうまで、ずっと。
いつまでも、響き続けていた。

−お終い−


嗚呼…スタダ子の手を握り返す仮面の男になりたい。
811名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 06:57:15 ID:yrkMh+3E
ならば、私が握ろう
812名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 07:41:22 ID:ugrAakvI
>>811が握るのが…
スタダ子の手か ←→ >>808の手をか…それが最大の…謂わば問題だ
どちらにせよ『差し出された手に気付かないままに堕ちていく』んですねわかります
スタダ子怖いエロい握りたい
813名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 12:15:12 ID:mlVHhKvI
>>808
GJ!題からつい>>17を読み返してしまったよ
ほぼ同じタイトルなのにギャップがすげえ!
814名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 00:52:02 ID:gT2RD0EX
保守age
815名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 00:35:54 ID:V1XZTN4V
おーしばらく覗いてなかったらスタダが!!
エロいよ怖いよ超GJ!!
816名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 23:38:52 ID:Ic2hfc26
ライブのアダルトφμの腰付きにティンと来て書いた。

・タナトス×フィーミュー
・花嫁との初夜に備えて冥府双子がΘ様に夜這ってレクチャー
・5レス消費
・口調、性格、設定、全てにおいて捏造注意

では投下
817フィーミューのハラショー夜這い演習 1:2009/10/10(土) 23:40:27 ID:Ic2hfc26
 草木も眠る丑三つ時。
 蒼く冷たい闇の底にそびえた城の中、冥府を治める王の寝室。
 広々とした寝台で、うとうととまどろんでいたタナトスは扉が開く音で目を覚ました。
 扉が静かに閉まる音に続いて、忍ばせるような足音が二つ。
 こんな時間……でなくてもタナトスの寝室を訪ねる者など一組しかいない。

「φ、μ」

 ぴたりと足音が止まった。その後、すたすたと足早に近付いて来る。
 タナトスは身を起こし、来訪者を待った。
 ぱさりと天蓋を捲って入って来たのはタナトスの予想通り、彼の従者であるフィーとミュー。
 ただ一つ、予想と違い二人はいつものケープとロングドレスではなく、薄い夜着一枚だけをまとっていた。
 唇と同じ紅紫の地に、胸元と肩紐、裾に黒いレースが付いたそれは衣服の役割をほとんど果たしていない。
 幾重にも折り重なったレースで辛うじて胸の先端は隠れているが、ミューの豊かな乳房やむっちりと肉付きの良い太腿や腰、
フィーの折れそうに細い胴の括れやしなやかな脚の線が薄布越しにはっきりと見える。
 表情の変化が乏しい彼にしては珍しく、タナトスは驚いたような表情を浮かべて、二人を交互に見つめた後、尋ねた。

「コンナ時間ニドゥシタ」
「花嫁ヲ迎ェニ往カレル前ニ、Θニ女性ノ扱ィヲ覚ェテ頂コゥト思ィ参リマシタ」
「ドゥィゥ意味ダ?」
「φμノ体デ練習ヲシテ頂ク、トィゥ意味デスワ」

 そう答えると、しゅるりとリボンを解いて前をはだけた。ぱさり、と布が床に落ちる。
 薄明かりの中にさらけ出された二人の裸身は美しかった。
 燐光を放つ青白い肌とぬばたまの黒髪とのコントラストが目に痛い程だ。
 タナトスが感心したように眺めていると、二人は寝台に上がり、彼の両脇に身を寄せた。

「練習トハ?」
「初夜ノ練習デス。花嫁ニトッテ初メテノ睦言デショゥカラ、Θガ導ィテ差シ上ゲナィトィケマセン」

 理解しきれていない様子のタナトスにそう告げ、フィーは彼の夜着に手を掛ける。
 するすると裾を持ち上げていく間に、ミューがタナトスの髪をまとめ、そのまま頭を通して脱がした。

「Θガ気持チィィト感ジル処ハ、大抵、花嫁モ気持チィィト感ジマス。覚ェテ下サィナ」

 ミューはそう告げ、フィーとちらっと視線を交わすとタナトスの身体に手を這わした。
 冷たい指が触れる感触にタナトスは眉をひそめた。
 けれど、それも僅かの間で与えられる刺激に徐々に順応していく。
 唇が重ねられ、隙間から小さな舌が潜り込み、タナトスが応えようと舌を差し出し絡めると、
口の端をもう一つの舌になぞられ、無防備になった口内に侵入される。
 つるりと歯列をなぞられ、上顎の裏を舌先でくすぐるように舐められると、背筋に甘やかな痺れが走った。
 顎を伝って零れた唾液を、交互に吸い付くフィーとミューの唇と舌が舐め取り、飲み干す。
 くすぐったさに似た感覚を、タナトスが明確な快感として認識できるようになった頃には、
彼の腰の物は腹に付きそうな程に反り返って、先端から熱い雫を零していた。
 その強張りにフィーとミューの頬、滑らかな肌と柔らかな肌が左右から擦り寄せられる。
818フィーミューのハラショー夜這い演習 2:2009/10/10(土) 23:41:58 ID:Ic2hfc26
「アァ……熱ィ」
「フフ、スゴク……大キィデスワ」

 思い思いに呟くと、ちゅっ、と口付けた。
 ちゅくちゅくと音を立てて唾液をまぶしてから、互いの指を絡ませるようにして茎部を握り、
根元から笠の括れの部分までゆっくりと扱く。
 それから、雫が溢れる鈴口に唇を寄せ、互いの舌を絡ませるようにじっとりと舐め回した。
 舌を這わせながら、フィーの右目、ミューの左目、光る二つの瞳が反応をうかがうようにタナトスを見上げた。
 二人の愛撫は激しいものではなかったけれど彼には充分なようで、二人が自分の物に奉仕する姿を食い入るように見ている。
 ミューが悪戯をするように目を近づけ、長い睫で鈴口をくすぐるように瞬きをするとビクンと痙攣が起きた。
 すかさずにフィーが陰茎を捻るように真横に倒す。
 達しかけた感覚をせき止められ、タナトスがもどかしさに呻くとミューはにっこりと微笑んだ。

「余リ早ク、イッテシマワレルノハ、勿体ナィデスワ」
「ナルベク我慢ナサッテクダサィ、ソノ方ガ達シタ時ノ快感ガ増シマス」
「……ソゥィゥモノダロゥカ」

 不満そうに顔をしかめるタナトスに、二人は頬を寄せ合ってくすくすと笑い「ソゥィゥモノデス」と答えた。

「サテ、次ハ、女性ノ器ニツィテ知ッテ頂キマス。横ニナッテ頂ケマスカ」

 タナトスが素直に寝台に身を沈めると、フィーは「失礼ィタシマス」と一言断りを入れて、彼の顔を跨いだ。
 ミューがどこからか灯りを持ってきて照らすと、タナトスの目にフィーの陰部がはっきりと見えるようになる。
 桃色の亀裂が仄かな明りを受け、てらてらと光っている。フィーは自ら手を添えて秘所を広げて見せた。
 目に鮮やかな肉の色にタナトスが嘆息すると、フィーは一瞬身じろいだ。が、すぐに気を取り直して続ける。

「割レ目ノ上ノ方ニァル芽ノヨゥナ部分ガ、Θノ先端ニ当タル部分デス、ソシテ……」

 コノ……、と言いながら、とろとろと愛液が溢れてくる中に指を挿し入れて見せた。

「ン……中ガ、Θノ、幹ニ当タル部分デス」

 口調こそ淡々としているが、フィーの頬は薄っすらと上気している。
 細い指を咥えているそこがひくひくと動いているのを見て、タナトスは好奇心に駆られて指を這わした。
 びくりとフィーの脚が震え、くっ、と息を呑むような気配がする。

「触ッテハィケナィカ?」
「イェ、構ィマセン。中ハ、ユックリ、向キヲ確カメナガラ、入レテ下サィ」

 フィーの指がどけられた処に、タナトスが自分の指をゆっくりと挿し込むと内壁が絡みついてきた。
 熱い。腹側の壁がざらざらしている。
 全体の触り心地を確かめようと手首を捻ると、頭の両脇に付かれた真白い腿に力が入った。

「ソノママ広ゲルヨゥニ、ッ、ン……花嫁ハ、特ニユックリ解サナィト、痛ガルカト思ワレマス」
「解ッタ」

 そう答えながら、タナトスは空いた手でフィーの腿から臀部を撫で上げ、華奢な胴の括れに添えた。
 掌にしっくりと納まるそこは、両手で掴めば指が回りきってしまう程に細い。
 薄く浮いた肋骨の上で、控えめだが形の良い乳房と、ぴんと昂ぶった紅桃色の尖りが揺れている。良い光景だと思った。
819フィーミューのハラショー夜這い演習 3:2009/10/10(土) 23:42:33 ID:Ic2hfc26
「ア、ハァ、ンンッ、………………?」

 出し入れを繰り返していた指が不意に止まった。
 フィーが伏せていた瞼を開いて見ると、タナトスは脚の間を通してフィーの背後を見ていた。
 視線をたどって顧みると、ミューがタナトスの陰茎を双球で挟み込もうとしている。
 やわらかな白い肉がひしゃげて、鬱血した肉塊にみっしりと吸い付いている様はとても淫靡だ。
 「続ケテ下サィ」そう声をかけると、タナトスは少し不服そうな顔をしたがフィーの言葉に従った。
 タナトスの指は人の物よりもずっと長くて節くれ立っているため、付け根まで入ると結構な質量を感じさせる。
 ……破瓜前の乙女には苦しいだろう。
 フィーはそう考え、初めての触感を子供のように楽しんでいるタナトスに声をかけた。

「花嫁ノ場合、最初ハ指デハ、辛ィカモシレマセン」
「ソゥカ、ドゥスレバィィ?」
「……御舌デ舐メテ頂ケマスカ」
「解ッタ」

 指を抜いた拍子に口元に滴った雫をタナトスは興味深げに舐め取る。血液に似た薄い塩気を帯びた味に、悪くないと思った。
 蕩けたようなそこに舌を這わせようと思うが届かない。タナトスはフィーの腿を抱え込み、左右に割り開いた。
 がくんと腰が下がって顔の上に座り込んでしまいそうになるのを、フィーはシーツに手を付いて支え、辛うじて避けた。

「φ、我ノ頭ニ手ヲ置ケ」
「ンッ……失礼致シマス」

 くしゃりと髪に指が潜り、頭蓋に弱い重みがかかる。
 フィーの姿勢が定まったのを確認してから、じゅくじゅくと潤む桃色の裂け目に舌を這わせた。
 タナトスの舌が蠢き、その刺激に身を震わせる度に、真っ白い背で長い三つ編みが蠍の尾のようにのたくる。
 暫くして、フィーが小さく叫ぶように制止の声をかけた。

「ンッ、クゥ、ァッ……モ、モゥ、充分デスッ」
「……ン、ソゥカ」

 舌が離れ、フィーは震える足に何とか力を込めてタナトスの上から退く。そして、乱れた呼吸のまま微笑んだ。

「ハァッ……ハァ、サ、先程ノヨゥニ続ケラレレバ、花嫁モ満足ナサルト思ィマス」
「解ッタ」
「……φ、ソロソロィィカシラ?」

 先程から自分で慰めていたミューが待ち切れなくなったように声を掛ける。フィーは頷いた。

「ソロソロ?」
「μノ中ニ、Θガ入ルノデスヨ」
「失礼ィタシマス」

 フィーが答えている間にミューは立ち上がり、タナトスの胴を跨ぐと、用を足す時のように膝を折り曲げる。
 触れるか触れないかという位置まで来ると、強張りに手を添え、自分の秘所にあてがう。
 濡れそぼった泥濘をずりゅずりゅとなぞり、目を細めた。一つ大きく息を吐いてから、ぐっと腰を落とし受け入れる。
 くぷりと先端が沈み、桜色の入り口が吸い付くようにみっちりと括れの部分を締め付けた。
820フィーミューのハラショー夜這い演習 4:2009/10/10(土) 23:43:14 ID:Ic2hfc26
「……ユックリ、参リマスネ」

 そう言いながら、体重を掛けて身を沈めていく。やがて全てが呑み込まれた。
 それを確認すると、ミューは脚から力を抜いてタナトスの上にぺたりと座り込む。
 腰をやんわりと挟むやわらかな腿の感触と、陰茎に吸い付くようにふんわりと包み込む熱い感触。
 二つの快い感触にタナトスは目を細めて大きく息を吐いた。その胸にしなだれかかるように身を寄せて、フィーが囁く。

「Θガ上ニナラレテモィィノデスガ、花嫁トΘデハ体ノ大キサガ違ィスギルノデ、コノ形ガヤリヤスィカト」
「ハァッ、Θ、ィカガデスカ」
「………スゴク、熱ィ」
「私モデスワ。スゴク、ァア、ドゥシヨゥ、φ、動ケナィワ」

 完全に座り込んでしまったため上手く動けないのか、ミューはもどかしげに腰をくねらす。

「Θ、μノ腰ヤ臀部ヲ掴ンデ、揺スッテァゲテ下サィ」
「コゥカ?」

 フィーの言葉に従い、タナトスはミューの腰を掴んで揺す振った。
 ミューが嬌声を上げて仰け反る。重量感のある胸がたっぷん、と揺れて髪の穂先が散らばった。

「前後ダケデナク、左右ヤ、コゥ、」

 フィーがミューの腰を掴んで円を描くように動かす。二つの呻きと共に、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が鳴った。

「コノヨゥニ動カスノモ、良ィカト思ワレマス。花嫁ノ反応ヲ見テ、動ィテ下サィ」
「……アァ、解ッタ……ッ」
「後、少々、乱暴ニナリマスガ……」

 そう言いながらフィーはタナトスの手を取り、ミューの手首を掴ませた。

「コゥシテ、腕ヲツカンデ固定シテ、腰ヲ突キ上ゲテクダサィ」
「……コゥ、カッ?」
「キャァッ!」
「ハィ、ソゥデス。後ハΘガ果テルマデ、オ好キナヨゥニ続ケテ下サィ」
「解ッタ」

 短く答えて、タナトスはミューの手首を握り直すと、腰に力を入れて深々と突き上げた。
 ミューが悲鳴じみた声を上げるのにも構わず、何度も何度も繰り返した。

「ヒャンッ!アァッ!余リッ、激シッ、テ、ハッ!アァァッ!」

 ミューの体が浮いて落ちる度に、湿った肌のぶつかる音と、ぐちゅっ、と大きな水音が鳴る。
 シーツの上に散らばる漆黒の絹糸の流れが蛇のようにのたうった。
 その荒っぽい扱いに息を乱しながらも、ミューは自らも臀部で円を描くように動いた。
 けれど、何度目かの突き上げの後、耐えかねたようにタナトスの胸に崩れ落ちる。
 その拍子にミューの腕を掴む手が離れた。
 離れた手は、むっちりと脂の乗った腿をすべり、やわらかな白い双丘に触れ、掴み直し、前以上に強く引き寄せた。
 二人の体に挟まれた球体が潰れて、ぷっくりと尖って色付いた突起が擦れる。
 ミューは更なる刺激を与え合う事を求めて、タナトスの胴に柔肉を擦り付けるように体を揺らした。
821フィーミューのハラショー夜這い演習 5:2009/10/10(土) 23:44:21 ID:Ic2hfc26
「……ソロソロ、イキソゥダ……ッ」
「構ィマセン、μノ中ニ出シテクダサィ」

 フィーの言葉にミューもコクコクと頷く。

「ドゥゾ……ッ!ソノママナカニッ……出シテクダサィィ……ッ!」
「……ッ、グ……ッ」

 ミューの言葉と共に、きゅんきゅんと求めるように内壁が収縮する。
 その動きに促されるままタナトスはミューの奥深く、子宮の入り口に叩きつけるように精を放った。

「〜〜ッ!ァ……ッアアアアァアッ!!」

 その熱い衝撃にミューは身を震わせて叫び、それから、ふつん、と糸が切れたように脱力した。

 ……

 蒼い闇に沈む部屋の中に、乱れた息遣いだけが響く。

 その息遣いが静まった頃、タナトスは静かに上体を起こし、二人をふわりと抱きしめた。
 二人もそうっと腕を回して返した。未だにつながったままのミューがすすり泣くような吐息を漏らす。
 フィーはミューの髪をあやすようにやさしく撫で、タナトスに微笑んだ。

「オ疲レデショゥ、オ休ミ下サィ……ッ!?Θ……!?」

 背を撫でていたタナトスの手が滑り降り、フィーの脚の付け根に滑り込んだ。
 くちゅっ、と大きな水音が鳴ってフィーが身を強張らせる。ほっそりとした腿を透明な液体が伝っていた。
 物欲しげに震えるそこに指が挿し込まれようとしたところで、フィーはタナトスの腕を掴んだ。

「ッ、私ノ事ハ構ィマセン」
「……μモφモ、我ノ大切ナ従者ダ。等シク愛デネバ」
「アゥ、ンンッ……ハァ、ヤメ……」
「ソレニ、モット……」

「……モット?」聞き返すフィーにタナトスは幼な子のように無邪気に微笑んだ。

「試シタィノダ、付キ合ッテクレ」

 その言葉に二人は一瞬顔を見合わせ、その後、花が咲くように艶やかな笑みで答えた。

「φハ、Θノ従者{モノ}デス、何度デモォ好キナヨウニォ試シクダサィ」
「μハ、Θノ従者{モノ}デス、何度デモォ好キナヨウニォ試シクダサィナ」

 ……それから様々なお勉強を経たタナトスは、いざ花嫁との初夜本番では、
色々と必要以上の事をやらかして、花嫁をドン引きさせたそうだ。

お終い



タダタダ、エロィ双子ガ書キタクテヤッタ。
長くてすまない。今は反省している。もっと冥府物は増えていいと思うんだぜ
822名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 23:48:07 ID:Ic2hfc26
携帯からチェックしたから改行変かもしれない。すまない
次は誰かがラフレンツェと冥府の触手的亡者を書いてくれることを超期待している
823名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 14:59:57 ID:GYkV23ar
自分も携帯だけど別に変じゃないぞ
「スゴク……大キィデス」吹いた。ミューw
冥府組いいな!GJ!
824名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 00:21:33 ID:dqM2urWv
GJ!冥府組待ってた!
825名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 19:04:19 ID:oa7UZNrz
GJ!
自分はパソだけど個人的には一字下げはいらないかな
下げるなら改行して欲しいかも。個人的にはね
双子はロリもいいけどアダルトもいいね
826名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 22:07:32 ID:61LxTMWf
>>816(&792)だけど改行助言とかありがとう。参考にするよ
…ってだけじゃなんなので、やってみたけど挫折したロリショタver.保守代りに置いてくわ

・子タナ+ロリフィミュ・非エロ・甘々・捏造解釈あり 以上注意


シーツの海の中、幼い冥府の王はぽつんとひざを抱えていた。
天蓋がかかった豪奢な寝台は彼一人には広すぎる。
「……母上」
ぽそりと呟いたその時、扉がきぃっと小さな音を立てた。
開いた隙間から、小さな影がひょこりと覗く。
「……μ、φ?」
声をかけると、てとてとと寄ってきて、天蓋の隙間から滑りこんだ。
入ってきたのは最近タナトスに仕えだした小さな双子。
命を刈り取る鎌の化身である彼女たちは、昼の間は常に彼の後に付いて回っているが、
夜は自分達の部屋で休んでいるはずだった。
「何カアッタノカ?」
タナトスの問いに二人は顔を見合わせて、互いに促すようにつつきあう。
つないだ手が揺れるたびに、蠍のしっぽに似た三つ編みと尾長鶏の尾羽に似た髪がゆらゆらと揺れる。
その動きを目で追っていると、不意にフィーがぴっと背筋を伸ばし、唇を開いた。
「θ、私タチト一緒に寝マショゥ」
目を丸くするタナトスに、ミューも胸の前できゅっとこぶしを握って主張する。
「μトφハ、θノタメニ存在シティルノデスワ」
「θガ一人デ寂シクナィヨゥニ、私達ハィルノデス。一緒ニ寝マショゥ」
「…………ァリガトゥ」
嬉しかった。小さな声で頷くと、二人はいそいそとシーツの上によじ登って来た。
タナトスをはさみこむように、ぴたりと傍らに寄り添う。
「フフ、μハθガ大好キデスワ」
「φダッテ、θガ大好キデス」
「……我モ……μトφガ大好キダ」
ごろごろと身を寄せ合う。
三人の寝巻きと髪の色がおそろいのため、広い寝台の片隅で溶け合って団子のように見える。
冥府の住人の体温は生者よりも低い。けれど、密着すればそれなりに温かくなった。
「……温カィデスワネ」
ミューがすりすりと頬に額を寄せると、フィーも折れそうな腕を胴に回して抱きしめる。
「アァ、温カィナ……良ィ心地ダ」
タナトスの呟きに、二人は嬉しそうに更に手足をからめた。
薄布を通して感じるやわらかな感触がくすぐるように肌の上をすべっていく。
そして、ふくらはぎに絡んでいた脚が撫で上げるようにするりと上がってきた瞬間。
「…………ンッ!」
タナトスは小さく声を上げ身を強張らせた。心地よさそうに閉じていた目が開く。
「θ?ドゥナサィマシタノ?」
「何カ、シテシマィマシタカ?」
「イヤ、ナ、何デモナィ」
突然の反応に驚き、気遣わしげな声をかける二人に、首を振って答える。
自分でも説明できなかった。
フィーの脚が腿の付け根に触れた時、臍の下辺りにびりっと衝撃が走ったのだ。
脚がどけられた今も、じんじんとした感覚が腹の底から喉元にこみ上げてくるようだ。
「……θ、オナカガドゥカシタノデスカ?」
無意識に下腹部を庇うように身をすくめている様子に、ハッとしたような声が上がる。
「!?」
何デモナィ、と答えてタナトスは膝を抱え込もうとした。
二人は視線を交わし頷くと、一斉に圧し掛かる。
女の子といえども、ほとんど体格は変わらない。二人がかりで押え付けられて身動きが取れなくなる。
「ヤメ……クァwせdrftgyふじこlp;@ ……ここで力尽きた

むず痒くって駄目だった。すまない
誰かが素敵なロリショタを書いてくれるのを超←期↓待↑!して名無しにもどる
827名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 15:58:39 ID:DCx23P68
「クァwせdrftgyふじこlp;@」でおもっきし吹いたw

だが何にせよGJと言わざるを得ない
ロリショタイイヨイイヨー
828名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 16:21:59 ID:K5q2FH5A
冥府組ご馳走さまです。アダルトもロリショタもいいよいいよー

>>808のスタダ子に続いてバロ子妄想してみた

・バロ子自慰
・私的解釈あり

小ネタですが、以上、ご注意の上ご覧ください。


月明かりが蒼く差しこむ窓辺。
冷たい木の床に身を横たえ、乙女は自らを慰めていた。
平生慎ましやかに身を隠している修道衣は大きくめくれ、白磁のごとき滑らかな腿が
付け根まで露わになっている。
神に仕える汚れなき筈の乙女は、潤んだ入り口に自らの指を沈め淫らに動かしていた。

――くちゅっ、くちゅっ

睫毛を伏せ、目蓋に彼女の月のように静謐な美しい微笑みを思い浮かべる。
今ここに触れているのが、彼女の指だったらどんなにか良いだろう。
あの細く、しなやかで、すんなりと長い白い指。あの指をここに沈めて欲しい。
あの桜貝のような可憐な指先で私の胸を摘んで欲しい。
そして、私も同じように彼女を愛してあげたい。

「んふ……あぁ……っ」

想いの全てを打ち明けてしまいたい。
もしかしたら彼女も私を――そう考えると期待と悦びに体が震える。
拒絶されるのは恐い。
けれど、もう自分で自分を慰めるだけでは足りない。
この想いを解り合いたい。この身を焼く欲望を分かち合いたい。
彼女が欲しい。愛して欲しい。愛させて欲しい。欲しい。欲しい。欲しい。

「ぅ……んっ、あぁああっ!」

絶頂を迎えて、ぱたりと手が床に落ちる。

私は頭の中で夜な夜な彼女を汚している。
この手で大切な人との思い出を毎夜毎夜汚している。
けれど……それを赦されなくっても構わない。
月のように清廉なる彼女が、私の中でだけでも私と同じ罪を犯してくれるのだから。

……どうか、この思いを彼女が同一の物としてくれますように。

浅ましい願いに濡れた指を見詰めながら涙を零した。

歪んだ想いに濡れた乙女の涙は月光を受け、真珠のように輝いていた。

−お終い−
829名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 17:54:32 ID:Q4WDeLja
嗚呼…いつの間にか乙女の背後には『仮面の男』が立っていた
830名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 02:20:13 ID:tLDfuPrC
嗚呼…いつの間にか乙女の背後には『仮面の男』が勃っていた
831名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 06:28:07 ID:T0ZutSfY
「ご機嫌よう、可哀相なお嬢さん。楽園パレードへようこそ!」 (性的な意味で)
832名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 02:04:02 ID:hHLckGyx
楽園パレード=アビスの種付け場
833名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 21:59:16 ID:pVMUKebp
※アビス×ソロル、バロ子、ルド子、サクリ子、スタダ子、エル
※原曲イメージぶち壊し注意

【ある日の楽園パレードの風景】

少女:さぁ、楽園へ参りましょう…小父様。(《Arkと呼ばれたモノ》を握って…)
乙女:あぁ、主よ…!そこです…この私の赤い真珠を…もっとこすってください…っ!
 娘:もっと(胎内に子)種を撒いて甘くしてくれないと……刈り取っちゃいますよ?
 姉:…もう勃たない?そんなの絶対赦さないからね…!(灰に帰るまでやろうぜ的な)
 女:あぁ、男も絞めるとぴくぴくするのね…ふふ、導いて!私を星まで!(絶頂的な意味で)
エル:……ねぇ、パパ…愛を知った日の温もりが欲しいわ。
アビス:…も…もう、無理だ……ざ、残念だったねぇ!――がくっ

嗚呼…そのパレードは何処までも続いてイく…
834名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 14:00:11 ID:tpbM/ua8
何というハーレムwwwつかアビスさん搾り取られとるwww
けしかrもっとやれ!
835名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 20:56:28 ID:nxrq0/G3
age!何とうらやま…しくはないなw6人も欲張るからw
先生みたく一人(杖)で満足しておけば良かったのに
836名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 21:04:17 ID:ctvdt2mG
なにこの素晴らしい流れ
837シャイライ 1:2009/10/24(土) 14:30:34 ID:HETgGbPK
楽園パレードの流れのところすまない
>>792の脚派悪魔と焔子話の続きをカッとなって書いた。投下させてくれ

・シャイタン×ライラ(バカップル度増し増し)
・長女に焚きつけられた焔子が悪魔を誘ったら押し倒されたよ
・三姉妹と悪魔夫婦は顔見知り設定
・6レス消費
・口調、性格、設定、全てにおいて捏造注意

尚、1は軽い前振りなので読み飛ばしてくれても構わない


 ライラです。
 残酷な永遠という苦い毒を喰らう覚悟を決めてシャイターンと共に生きる道を選んだ私
ですが、最近困っています。
 シャイターンがですね、口付けの時にやたらと脚を撫でるんです。
 撫でてる内に段々息が荒くなってきてですね、私が声をかけるとぎゅっと抱きしめられて、
スマナイ、って謝られて離れられるんですが、暫くどこかに行ってしまうんです。
 私、どうすればいいんですかね?ああ…誰か教えて……!

「……って、ライラちゃんに相談されたんだけれど」
「あはははははっ!うぶーい!」
「笑い事ではないと思うんだけど」

 笑いを噛み殺しながらの長女の言葉に、そっくり返って大笑いする三女、溜息をつく次女。

「だって、だって!それ!明らかに【やらないか】フラグじゃない!?」
「で、何て答えたの?」
「勿論、好きあう男女の模範的な数式的な営みを教えて『やさしく抱いてください』って
 言うように伝えたわ!」
「さっすが!姉さん!模範的ィ!」
「……子供になんてことを」
「悪魔と少女がいなければ、争いの歴史はもっと長引いていたことでしょう。
 自らが敵となり戦火を消した彼らのために、私達も少しは力になるべきだと思うのよ!」
「言っている事は真っ当だけど、やっている事はおかしいわ姉さん」
「まあ、トゥリーンたら冷たいのね。エーニャは私の行動を支持するわよね?」
「もっちろん!えへへ!じゃ、行こうか!」
「……どこに?」
「もちろん、「『歴史が語らざる叙情詩を観測しに!!』」
「ああ……そう」

 きれいに唱和した二人の声に呆れた声で答えながら、遠くから歩いてくる師の姿を見て
トゥリーンは更に深い溜息を付いた。

 ……
838シャイライ 2:2009/10/24(土) 14:31:15 ID:HETgGbPK
 ライラです。
 部屋に帰って、サランダさんに教わった通りに、抱きついて、「や、やさしくしてね」
と言ったらシャイターンに押し倒されました。
 頭の両脇に手を付かれて、紅蓮の瞳がすっごくぎらぎらしてるのですが。
 これは……貞操の危機ってやつですね、わかります。

「……ひっ」

 ひたりと腿に手を這わした瞬間、ライラは小さく声を上げた。
 怯えたようなその声音に、シャイターンは迷う。このまま進めていいのだろうか。
 ついカッとなって押し倒してしまったが、ライラは胸の前で手を握り締めて顔を背け、
閉じた睫が濡れて哀れなほどに震えている。受け入れられているようには……みえない。

「ライラ……スマナカッタ……」
「え、や、嫌ではないの!!こ、怖いだけ……で」

 ライラはシャイターンが自分を傷つけるような事はしないとは分かっている。
 それでも、自分よりもずっと身体が大きい相手に組み伏せられるのは、その手の経験が
無いライラにとって、どうしようもない恐怖だった。
 だから答えた語尾も、どこうとしたシャイターンの上着の裾を掴む指先も、かたかたと
震えていたが、それでもライラは「やめて欲しい」とは言わなかった。

「……ライラ、シテミルガ、ドウシテモ嫌ニナッタラ言ッテクレ」

 シャイターンは静かな口調で告げ、そっと唇を重ねた。
 触れ合うだけではない、深く絡めあう口付けに、段々とライラの体から力が抜けていく。
 暫くして唇を離して見ると、白い頬が薄紅色に染まって紅玉の瞳がとろけたように潤んで
いた。うっすらと開いた唇が互いの唾液でてらてらと濡れている。
 衝動的に強く抱きしめたくなったが、シャイターンは逸る気持ちを抑えて爪をしまうと、
ライラの服に手をかけ、ゆっくりと脱がした。
 
「う……恥ずかしい」

 口の中で呟くと、ライラは掌で胸を隠した。小さな膨らみと、うっすらと浮いた肋骨、
ほっそりとした二の腕は儚げで少女らしい。けれど、腿や腰の辺りはむっちりとしていて、
もぞもぞと恥じらうように膝を擦り合わせているのが誘っているように見えてならない。
 シャイターンは真っ先にそのやわらかそうな腿に噛み付きたいのを自重し、折れそうな
首筋に口付けた。次いでくっきりと窪んだ鎖骨を、期待につんと膨らんだ頂きを、唇で舌で、
未知の感覚に構える身体を解きほぐすように、ゆっくりじっくりと愛撫を続ける。
 
「ん、んっ……ふ」

 くすぐるように臍に舌を這わすと鼻にかかった甘い声が漏れ、ふらりと膝が離れた。
 ふわりと漂った濡れた香りに誘われるままに内腿に口付ける。頬に感じる瑞々しい張りと
弾力の心地良さにシャイターンは目を細めた。付け根に向かって唇を滑らせていく。

「や、くすぐった……きゃっ!?」

 息が触れた瞬間、ライラは反射的に膝を閉じ、閉じた膝でシャイターンの角を強打した。

「……ライラ、大丈夫カ?」
「え、うん!ぃや、ううん!私こそ、ご、ごめんね!」
「気ニシナクテイイ」
839シャイライ 3:2009/10/24(土) 14:31:36 ID:HETgGbPK
 謝りながらゆるゆると膝を開くライラにやさしく告げながら、シャイターンはそっと
腿を掴んだ。気にするなと言いつつも閉じられないように固定する辺り、悪魔だった。
 舌で割れ目をなぞり、敏感な芽を撫で回し、入り口をほぐすように突き入れ掻き乱す。
 慣れてきたところで、指も加えた。
 段々とライラの体が張り詰めてくるのに、そろそろ頃合いかと思い、シャイターンは
指先で入り口を緩く刺激しながら、ぷっくりと起った肉の芽を強く舐め上げた。

「っ!?〜〜〜っ!」

 ライラは声も立てずに身を震わせ、シャイターンの指をぎちぎちと締め付けた。
 やがて強張った身体から力が抜ける。強すぎる快感に翻弄され、ぐったりと横たわって
肩で息をするライラの髪を、慈しむように梳きながら、シャイターンは声をかけた。

「ライラ、ソロソロ……」
「……う、うん、わかった」

 ふらふらと身体を起こそうとするので、手を添えて手伝う。
 もたれるように頭を寄せられると、くくった結び目がシャイターンの胸をくすぐった。
 触ってもいい?との問いに頷くと下腹部で張り詰めた物に花のような指先が触れる。
 微かに震えているが、それを抑えようとしているのがいじらしかった。

「み、見ても、いい?」

 また頷くとたどたどしい手付きでベルトを外……そうとしたが、ガチャガチャと鳴らす
ばかりで一向に外れない。シャイターンはライラの手を制して自分で外し、前を開いた。
――ジィィィ、ジ……、チィィィィィッ
 膨らみかけていたもので一旦ひっかかった後、軽快な音で解き放たれる。
 露わになったその部位を覗きこんだ刹那、
 ひぃ、と喉の奥で悲鳴を上げ、一気に身を引くと、ライラは膝を抱えてちぢこまった。

「む、無理だよ……大きさ間違ってるよ!絶対間違ってる!!」

 ふるふると首を振って主張する。
 ほめ言葉と言えばほめ言葉なのだろうが……間違ってると言われてもシャイターンには
どうしようもない。

「……赤子ガ通ル場所ダカラ、大丈夫」

 フォローになっていない苦し紛れの言い訳にライラは首をかしげた。

「う……そう……かな?」
「ソウダ、入ルヨウニ出来テイルカラ、大丈夫ダ」

 重ねて言うと「なら、頑張る」と涙目で頷く。その健気な姿に罪悪感と征服欲、二つの
感情がシャイターンの胸に湧き上がり、一瞬秤にかけられたそれらは結局後者が勝った。

「……大丈夫、チャント解セバ入ルカラ」
「うう……ゆっくりね!やさしくだからね!」

 潤んだ瞳で懇願されると、逆に滅茶苦茶にしてしまいたいと言う衝動がこみ上げたが、
そこはあくまで大人なのでシャイターンはグッと堪えて先程の続きを始めた。
 直前のやり取りで少し乾いてしまったようだが、丁寧に愛撫を続けると直ぐに新たに
溢れ出した液体で、とろとろとほころんでくる。

 ほぐす指が、なんとか3本まで増えたところで、いよいよ挿入を試みることにした。
840シャイライ 4:2009/10/24(土) 14:32:01 ID:HETgGbPK
 馴染ませるように何度かなぞると、ライラの身体が震え、咥え込もうとするかのように
薄紅色の入り口が収縮する。その誘いに応え、そっと押し当て沈めた。ほんの少し広がった
と思うと、ライラが小さく呻いて腰を引き、するっと外れてしまった。
 気を取り直して再び、ぐっと腰を進めると、無意識に逃れるように身体をずらされる。
 シャイターンは焦れったさに溜息をついた。けれど押さえつけて進めてしまったのでは、
後々、ライラの心に傷を残す事になるかもしれない。
 迷ったところでふと閃いて、ライラの背に手を回し抱き起こした。向かい合って抱き合う
ような形になる。

「な、なに?」
「ライラ、自分デ入レテミテクレルカ?」
「え……ええぇ!?」
「自分デヤリ易イヨウニ、シテミテクレ。ドウシテモ駄目ナラバ、今日ハモウ良イカラ」

 頬を撫でながらそう言うと、ライラは神妙な表情で頷き、手を添えて腰を落とした。
 少し入れては止まり、位置を調整するように身じろぎして、また少し体重をかける。
 ようやく先端が入ったところで、眉間に皺を寄せ、唇を噛んで停止した。深呼吸をして
ゆっくりと顔を上げる。

「……この位置でいい、と思うから、あの、ね、ちょっと手伝って」

 自分では怖いから、との言葉に、シャイターンはライラから求められている事に気付き、
背と腿に手を回し、しっかりと抱いて、

「イクゾ」
「……うん」

 一思いに引き落とした。抵抗を破った瞬間、ぎりっと歯を噛み締める音が響く。
 首に回された腕に込められた力が、ライラが感じている痛みを物語っていた。
 それでも声を上げずにじっと耐えている姿に、シャイターンが思わず強く抱きしめると、
ライラは泣きそうな声を上げる。

「ひゃ、あ、だめっ……う、動かないでぇ」
「ス、スマナイ」

 相当痛いのだろう。ぼろぼろと涙を零し、動かないで、と再び呟くライラを刺激しない
ように、努めてやさしく背をさすった。
 破瓜直後の強い締め付けは、入れているだけでぞくぞくするような快感をシャイターンに
与えてくれる。けれど同時に、ライラも入っているだけの刺激でも辛いらしく、じっと身を
強張らせたままで、一向に解れる気配がない。

「…………ライラ、少シ我慢シテクレ」
「え?や、あああっ!」

 シャイターンはライラの腰をそっと掴み、一気に引き抜いた。
 ぽたぽたと赤い滴が落ち、それから少し遅れて白い腿に赤い筋が伝っていく。
 どうして?と言いたげな表情で見つめるライラに、シャイターンは穏やかに微笑んだ。

「ライラハ良ク頑張ッタ、モウイイ」
「!?……うぅ……っ、ご……ごめんね」
「謝ラナクテイイ」

 痛みからの解放による安堵と、続けると言えない悲しさから、ライラはぐすぐすと泣く。
シャイターンはそれをあやすように撫で、汗で張り付いた髪を二色で分けて、額に口付け、
そして……固まった。視線を落とすと、ライラの指が未だ脈打つ己の屹立に触れている。
841シャイライ 5:2009/10/24(土) 14:32:21 ID:HETgGbPK
「えっく……ん、がんばる……から……っ」

 小さくしゃくり上げながらそう宣言すると、血と愛液でどろどろになった陰茎を両手で
包み込むように握り締める。

「ナ、何ヲ?」
「サランダさ…が…ぅ、男の人は途中でやめたら…辛いから…最後までしてあげなさいって」

 ……アノ人間達、私ノライラニ何ヲ教エテルンダ。
 シャイターンは一瞬苦い気持ちになった。が、ライラに呼ばれて直ぐに気を取り直す。

「こすれば、いいんだよね?」

 はにかむように尋ねられ、頷くと、ふわふわとやわらかな手が躊躇いがちに上下する。
 破瓜の血と二人分の体液がその手の動きを助けた。
 その刺激に一瞬、あっさり快感に身をゆだねかけて、シャイターンはふっと我に返る。
 ライラの気持ちは嬉しいが、このままでは、ライラはただ痛くて疲れただけで終わって
しまう。出来れば、初めての交わりを良い思い出にしてあげたい。
 そして、どうせならば一緒に気持ちよくなって終わりたい。そう考え、名前を呼んで、
腿の上に抱き上げた。ライラはびくっと、怯えたように身を強張らせる。

「大丈夫、入レナイカラ。ライラモ一緒ニ感ジテクレ」
「え?……んっ」

 片手を後ろに付いて軽く身を倒し、もう片方の腕でライラの腰を抱いて、秘所が陰茎の
幹に触れるように引き寄せると、小さく声があがった。
 その声に微かに甘い響きが混じっているのに、シャイターンの頬がゆるむ。
 幹に触れる膣口が求めるようにひくついている。それだけでも充分に気持ち良かったが、
ライラはシャイターンの意図を察したように、膝を付けて腿をぴったりと閉じた。
 色づきほてった肌はやわらかく、吸い付くようで、少し身体を揺らしてこすってみると、
じんと腰から蕩けるような快感をシャイターンに与えてくれる。ライラも花芯から伝わる
痺れにも似た快い感覚に、陶酔の声を上げた。

「んん、シャイタンっ、あ……き、もち、いっ」

 その声を合図にシャイターンは動き出した。ライラを支えるように抱きかかえ、互いの
敏感な部分を擦り付け合う。初めは揺さ振られるままだったライラも、途中から支える腕に
しがみつくようにして、自らも腰を動かし出した。
 緩やかだった動きは段々と激しいものになっていく。二人の間で先走りと愛液と血液とが
ぐちゃぐちゃに混じって鳴る音も一層激しくなっていき、互いの快感を引き出していく。
 呆けたように半開きになったライラの唇から吐息と唾液が零れた。目を半ば閉じて、
眉を寄せ、段々と昇りつめていく。ライラの身体に力が込もるにつれて、段々と締め付けを
増してゆく腿のぬめりながら吸い付くような感触に、シャイターンもまた限界に近付く。

「あっ、ああっ!やだっ、やっ、しゃいたっ、ぁんんっ!」
「ライラ……ッ」

 蕩けきった声で名を呼ばれ、呼び返しながら、口付けるために強く抱きしめ引き上げた。
 付け根から先端に向かって一気に擦り上げられ、その刺激がライラの止めとなった。

「んっ……あっ、あぁあああああぁっ!!」

 細く高い声が響いた直後、ライラが達したことで一層強く閉じ合わされた腿の圧力と、
甘噛むように収縮する亀裂の刺激でシャイターンも達し、小さな呻きと共に精を放った。
 身体を濡らす愛しい感触に、ライラは絶頂の余韻に震えながら熱い息を漏らす。
 荒い呼吸が響く中、快感を共に出来た悦びに、二人は満たされた心地で抱き合っていた。
842シャイライ 6:2009/10/24(土) 14:32:49 ID:HETgGbPK
 ……

「……あぁ、若いっていいですわね!」
「いいのう、いいのう、わしゃ、10年は若返った気分じゃ!」
「まあ、サディ先生ったら!うふふふ!」
「ふぉっほっほっ!照れるのう!」
「……そろそろ帰りましょうよ、ほら、エーニャ先に下りて」
「うん!ああ面白かった!」
「しっ、エーニャ、声が大きいわよ」
「ごめんなさーい!」

 ……窓の外のにぎやかな観測者達も、満たされた心地で帰っていった。

「……誰かの話し声が聞こえたんだけど。気のせいかしら」
「ソウダナ、キットキノセイダ」
「もう、そういう事じゃないわ」
「ジャア、風ノセイダロウ」
「もう……」

 目と目で笑い合って、口付ける。シャイターンはいたわるようにライラの背を撫でた。
 ライラはくすぐったそうに目を細めた後、ひたむきな眼差しで彼に告げる。

「シャイタン、大好きよ」
「……ライラ、私モ君ガ大好キダ」

 静かに想いを込めて返された言葉に、ライラは眩いばかりの満面の笑みを浮かべた。
 その笑みのまま両脚をシャイターンの腰に巻きつけ、首に腕を回し、最後に絞め落とさん
ばかりの強さでぎゅうと抱きしめる。
 シャイターンは一瞬息が詰まって咽かけたが、そっと抱きしめ返した。
 
「……次は、もっと上手に出来るようになるから」

 熱がこもった真剣な声音で、耳元で呟かれる。

「サランダさん達に教わって、もっとがんばるから……待っててね!」
「ライラ……」

 心づかいは嬉しいが、変な事ばかり教わるのはやめて欲しい……と思ったが、楽しみで
無い事も無かった。シャイターンは心配と嫉妬と期待とが入り混じった複雑な心境で笑い、
ライラの髪を撫でた。ライラはその胸元に頬をすり寄せ、満足そうにそっと瞳を閉じた。

 ……その後、ライラとシャイターンの睦言での勢力図が反転するまで、それ程の時間は
かからなかったそうだ。
 

お終い

うん、また足ばかりなんだ。すまない。体位が解らなかったローランは獅子舞でググってもらえると嬉しい
肩には乗せてないけどな。イケイケなライラもウブいライラもどちらもオイシイと思うんだぜ
843名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 17:45:44 ID:ALpYhHMz
またお前かwwところどころ楽パレで吹いたwGJ!
844名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 11:15:18 ID:4d1O/TA1
ここ数週間の投稿のラッシュは何だwwGJ!!
845名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 11:06:38 ID:LfBJDS/M
GJ! 先生〜帆かけ茶臼と獅子舞の区別がつきません!
四十八手おもしれーw 御所車=騎乗位でくるくる回る、とか鬼畜すぐるww
846名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 18:43:11 ID:puodNU7T
ま〜わる、ま〜わる、ムーランルージュ♪
847名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 23:34:21 ID:qtPaOAvL
蒼の歌姫ジュリェッタが、黒い獣に追い詰められ凌辱される話が読みたい
紅の歌姫ロベリアが、宰相達に追い落とされ、今まで馬鹿にしてた臣下に凌辱される話が読みたい
848名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 13:01:08 ID:+oYUsnkF
歌姫いいな、是非書いてくれ

>>846
それだと回るのが赤ローランにならないか…?
849名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 16:58:18 ID:qKUYYYcs
歌姫自分も期待してる。で、前に出た逆襲のクロエ小ネタ

※クロエ×賢者

ある初夏の日の黄昏、寂れた郊外の公園を私は再び訪れた。
噴水の近くのベンチには、あの春の日と同じようにステッキを持った胡散臭い男が座っていた。
ウホッ!いい賢者!!

「ボン・ソワール、クロエ、久しぶりだねぇ」
「ええ、貴方と別れてから今日で丁度3ヶ月、私、妊娠22週に入りました」
「ほう22週、日数にして154日、時間にして3,696時間、分にして221,760分、秒にして13,305,600秒……と言っている間にも23秒が――」
「ムッシュサヴァン、重要なのはバリバリ《安定期》に入ったという事ですわ」
「ほう?」
「つわりも終わって(性的な意味で)絶好調ですの」
「ほほう?」
「ということで……や ら な い か?」
「アッー!!」

……続かない

ところでクロエは22週だが、スレも2年と2日だ!
そろそろ職人さん達のSSを、総合保管庫にお願いして格納してもらいたいと思うんだけどいい?
格納してほしくない書き手さんとかいるかな?
特に問題なく「Yeah!」なら、再来週辺り、リスト作って保管庫の方に頼んでくるよ
850名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 12:17:21 ID:DZNXlvxk
賢者「どこが良いのかな?言ってみたまえ」
クロエ「あっ!」
賢者「ここか?」
クロエ「あぁっ!」
賢者「ここなのだね?ほぁっはっはっ!」
みたいにステッキでつんつんする賢者が目に浮かんだ

保管庫いいな。携帯だから嬉しい
851名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 12:25:58 ID:0DyEzCy5
>>850
節子、それ賢者やない…
852名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 09:17:44 ID:uKF0h7nk
クロエ「あの変態賢者…いつか因数分解(バラ)してやる!」

>849 d「Yeah!」b
853名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 18:46:12 ID:hKSrOydR
>>852
誰うまwww

保管庫お願いしまーす
854名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 19:29:41 ID:fN4MczJv
規制まだ解けないんだな…11日解除予定とか長いよ。運営は残こ(ry
855769:2009/11/07(土) 13:33:01 ID:ZbewApy7
規制やっと解けた!!

>>849
保管庫、嬉しいな。お願いします!

それで、>>773-780の修正版を上げなおしました。こっちを保管してください。
頼みますorz
http://uproda55.2ch-library.com/003409.zip.shtml DLキー:sr
856名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 19:06:34 ID:76NvWY+J
総合保管庫見てて疑問に思ったんだが、このスレってどのジャンルに入るんだろうか

「音楽」って部屋は無いみたいだし、漫画になったりしてるからメディアミックス?
それともノンジャンルか「その他・分類不可能」?
857名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 22:56:32 ID:Eearvzb+
ボカロとか歴史・神話もあるし「その他・分類不可能」でいいんじゃないかな?
858名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 11:41:35 ID:EpbHvkEs
そっか。ありがとう、すっきりしたよ!
859名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 20:52:27 ID:qzgCDEmu
849です。保管庫にお願いしてきたよ。楽しみだー
860名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 14:34:02 ID:5LbO18l4
お疲れ様
861名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 20:08:14 ID:mkGrgcR6
お疲れ様。楽しみだなあ
862名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:45:42 ID:JkS+GKmk
乙です!
楽しみだなぁ…と思ってみたら、もう出来てた!「Sound Horizonの部屋」!
すげぇよ保管人さん!一日でやってくれたよ!!
863名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 12:12:55 ID:u1zPfoRR
仕事早いなぁ…前スレとかまでありがたい

一番下のスレのエルパパに吹いた。ついでにロリショタ冥府組にエロが足されてて吹いた
学園エロフとか奴隷少女とかの続きはもう無いのかな
864名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 17:58:19 ID:QX98VulO
>>859
超←G↓J↑
って、まさか、小ネタまで保管済みかよww
書いた身としては嬉しいが、あれは保管してもよかったのか(笑?
865名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 23:11:04 ID:yzt5ULmK
ありがとうございました
866名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 17:22:30 ID:ig+4lov0
冥王「サァ、今日モ殺メテ殺メテ殺メマクルゾ!」
菫「無理です。鎌とかふるえません」
紫陽花「私達、物語を探すことしか出来ません」

冬「さぁ、僕が生まれてくるに至る物語を探してきておくれ!」
μ「…生ヘ至ル物語モ」
φ「…死へ至ル物語モ」
μφ『等シク愛デヨゥ!』

聖誕祭ジャケに吹いたので…双子とっかえとか本家パネえw
保管庫嬉しいな。ありがとう!
867名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 20:01:28 ID:QIUxp+r8
いやそこは
φμ『冥府ヘヨゥコソ!』
で、夜一択だろう

保管記念age!
868名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 05:47:49 ID:dZgfgxiW
シャイタン 純粋さが萌えたage
869名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 16:32:04 ID:j0jX/tpN
保守
870名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 23:24:06 ID:Rvu/jkXV
シャイたん
871名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 23:36:32 ID:iNV65nog
冥府双子マリオネット萌え
872名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 00:54:35 ID:GwLnOcSH
今日は何かいい事がありそう
873名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 15:30:25 ID:DThjuoPp
聖誕祭BOX発売まで後2週間か…
楽しみだー保守!
874ズヴォリン夫妻の楽園 1/2:2009/11/27(金) 21:24:44 ID:/oK9pCT7
幸せ夫婦子作りネタ。
入れ子と死と嘆きと神話の終焉とYieldを延々とリピしながら書いた

※ズヴォリン×エイレーネ
※超←バカッ↓プル↑!!

 ある晩のズヴォリン夫妻の愛の営み風景。

「あ・な・た! 見てくださいな、寝巻きを新調しましたの――」
「おおぉぉぉ! エイレーネ! 愛しの我ぁが妻よぉぉぉっ! 私、君の魅力にズヴォリンスキーッ!!」

 寝室に入ってきた妻を見るなり、夫は力強く抱きつき、坂道を転がり落ちるような勢いで寝台に放り込んだ。

「――きゃあ、もう、あなたったら!
 いつもそうやってすぐに脱がしてしまって、碌に見て下さらないんだから!」
「何を言うんだエイレーネ! 早く私達の愛の結晶が欲しいと言ったのは君じゃないかね?」
「それは、そうですけれど……」
「ならば、さあ、作ろうじゃないか!」
「あん、もう……せっかちなんですから」

 甘い罵りに構わず、夫は肩紐をすべり落とし、むき出しにした首すじや豊かな乳房を指ですりすりとなぞる。
 愛しき妻の白い肌には、緋い花が乱れ咲いていた。

「いやらしい痕がいっぱいだねぇ、エイレーネ」
「あ……っ、あなたがお付けになったんじゃありませんか……うぅんっ」
「ふっふっ……どこがいいんだい?」
「あんっ」
「ほっほっ、ここかね? それともここかね? さあ、言ってごらんエイレーネ」
「あっ、んっ、もう、意地悪……私の事なんて全部ご存知でしょうに」
「すまない、つい、やってみたくなっちゃってね」
「ふふ、あなたったら」

 どこぞの変態神官ごっこをひとしきり楽しんだ後、生まれたままの姿に戻って抱き合う。
 今日も今日とて雄心勃勃として燃えに燃えているアレクセイ・ロマノヴィッチ・ズヴォリンスキー。
 その雄雄しき姿を前にして、麗しき妻エイレーネはポッと頬をそめて微笑む。

「まぁ……いくつになっても、お元気ですのね」

 円熟した肢体と対照的な、少女のような含羞みがまた夫の心を克己した。

「いくつになっても、君の穴が掘りたいっ! ……からだよ!」
「あなたったら! ……さぁ、掘ってくださいな、ふふ」
「おおぉ! エイレーネ! なんて魅力的な穴なんだ!」

 脚を開いて誘う妻に感嘆の声を漏らしながら、ぐっと抱きしめ押し倒した。
 鉄の如き硬度を誇るマイ・スコップを楽園へと導く入り口へとあてがい、掘り入れる。
875ズヴォリン夫妻の楽園 2/2:2009/11/27(金) 21:25:28 ID:/oK9pCT7
 土のようにこぼれた悩ましげな吐息に煽られ、快楽の間欠泉を掘り当てるべく、深淵を目指し、
より強く深く穿ち、ずんずんと掘り進めていく。
 腕を組んだまま脚の筋を伸ばす運動で鍛えた腰のバネが妻の身体を突き上げ、エイレーネは絶頂へと
転がるように駆け上がる。

「あっ、ああっ、あなたぁっ! あぁ……アレク! アレクセイ! もう、もうダメっ!」
「おおっ、エイレーネ! わ、私も、い、イきそうだ!」
「なら、あぁっ! 一緒に! 中に出してくださいなっ!」
「エイレーネ! 私のエェイレーネッ!!」
「あぁ、アレクセイッ! あ、あぁあああああんっ!!」

 妻の歓喜の叫びと共に、夫もその温かな胎内に甘い果実の種を盛大に撒き散らした。


「エイレーネ、今日も君は素敵だったよ」
「ふふ、貴方もとっても素敵でしたわ」

 膝の上でごろごろと子供のように転がる夫の頭をやさしく抱いて妻は微笑む。
 歳を感じさせぬ滑らかな下腹に、胡散臭い髭がふさふさとした頬をすりつけながら、夫はしみじみと呟いた。

「早く、想いが実って欲しいものだねぇ」
「きっと、もうすぐですわ。こんなに愛し合っているのですもの」
「ああ、そうだね。生まれてくる子供の名前は遠い昔にもう決めてあるのですぞ」
「まぁ、楽しみですわ。うふふ」
「ほっほっほ」

 幸せそうな笑い声が響きわたる、熱く、胡散臭い愛が咲き誇る楽園。
 やや遅めの、甘い2つの果実が実るまで、ズヴォリン夫妻のダダ甘な蜜月はまだまだ終わらない。

 完
876名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 02:43:58 ID:X5rsW7ho
>>874
ハラショー!ハラショー!
何とも幸せそうでほのぼのするなぁ
877名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 08:02:38 ID:bEpv0rlF
ハラショーw
雄々し過ぎるwズボリンww
878名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 12:40:01 ID:xZAygfeH
俺的レオンの恋事情

母上ゾッコン→臣下達に親子間の結婚は認められないと言われる
→運命よッ!!→スランプ→隣国で戦争が始まる→
渋々参戦→途中で神託を受けるためレスボス島に寄港→
ソフィア(年齢不詳)に出逢う→母上に雰囲気が似ていると感じる→
ソフィア(年齢不詳)に惚れる→戦に勝利→
しかしアマゾネス達との戦争勃発→勝利→
そのころからサンドラに尾行される(怨まれているのか・・・?)
879名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 02:16:43 ID:f4AoaU/v
>>878
スランプwww

自分的にはアレク→→→レオン→→→母上なイマジナシオン
880名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 18:09:09 ID:07nc76P6
>>879
待てw
上のssの後だから、アレクで略されるとズヴォリンと女王が混ざるww
881名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 18:21:03 ID:cmOMzw9W
その流れでエイレーネが「大切な人を奪っただけじゃない!!」と殿下と母上をスコップで撲殺ですね、わかりますw
882名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 14:03:56 ID:SWmaeyVc
すっかり冬だな。冬の子とミシェルの話が読みたい季節だ
883名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 03:40:46 ID:Zu04pUOv
イベ「くそ、いってえ…あの変態貴婦人、いつか殺してやる」
サン「よう不細工ちゃん!ひでーツラだな」
イベ「人の事言えt…あれっお前その宝石は」
サン「おう、赤色金剛石だぜ。さっき盗ってきた」
宝石「ボンソワー」
イベ「ちょwwオワタwww」


すまんこれが限界だった
884名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 13:42:42 ID:8xH/2sJ9
ちょww
是非その後の、変態貴婦人とイベサンで命懸けの3Pまで書いてくれ
885名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 01:31:34 ID:PFOvBlwd
契約してからのライラって肉体的に傷の再生速度とか早いんだろうか
一度破れた膜も再生して毎回ヴァージンというのを考えてるんだが…
886名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 11:34:43 ID:HoL6+ZWc
それだとライラも可哀想だがシャイタンも気の毒だな
毎回痛がって嫌がられたら不能になりそう
まぁ、膜が関係ない方使えば平気そうだがw
887名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 17:52:42 ID:13NCR1q+
毎回バージンだなんてシャイタンの良心がズタボロになるわwww
888名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 15:46:44 ID:FGKD37sm
生誕祭のシャイタンとライラがラブラブ過ぎるw

菫と紫陽花の手を取る冬の子になりたい
もしくはミューフィーと一緒に冥府の奥深くに帰るタナトスになりたい
エイレーネにボタンをとめてもらうズボリンもいいな

何にせよ生誕祭最高だ
889名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:31:02 ID:vQP9kUVk
>>571の続きやがようやく書き上がりましたー
またやたらと長くgdgdしそうですが投下します。



――――――喪失。

それが意味するものは、一つではない。


時には、『消失』

時には、『略奪』

時には、『別離』

時には、『忘却』

時には、『死』

数多の形を取りながら、その地平線は常に他の全ての地平線と平行し、
黒い腕は彼らを自らの元へ引き込まんと詠い続ける。

その存在に意味は無いのだと。
その生き方に意味は無いのだと。
苦しい存在を続けることは無いのだと。
在り続ける事が苦しいのならば……

――――― いなくなってしまえばいい、と ―――――


それは、ある意味では真実。
しかし、ある意味では虚言。

深き暗い水底へと誘う、せせら笑いながらのその囁きを…
真実として受け入れてしまうのか、虚言として強く否定するのか……


それを決めるのは…他でもなく――――
890名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:33:11 ID:vQP9kUVk
「…………ん…」

徐々に意識が目覚めだし、ライラはそっと目を開く。
ゆっくりと見渡せば、見えるのは明かりの消された部屋。
ふと気付けば、ずっと鳴り続いていた雨音はもう、消えていた。
窓は閉じられていたため景色は見えないが、雨自体はもうやんでいるのだろう。
そして、窓から反体へと目を向ければ…
ベッドの横に置いたイスに腰掛け、静かに目を閉じるシャイタン。
あれからずっと、隣にいてくれたのだろうか…
そっと上半身を起こすと、彼の緩くウェーブの掛かった赤髪に触れる。

「……………ありがとね…」

その時、閉じられていた両の眼が静かに開き、
緋色の瞳がライラに向けられた。

「…モウ目ガ覚メタノカ、ライラ…」
「昼の間ずっと寝ちゃってたからね…けど、ゴメンなさい、貴方も起こしちゃったわね」
「別ニ謝ルホドノ事デハナイ」

もともと、通常の睡眠自体あまり必要としない体の彼だ。
いまでこそライラの生活に合わせてくれているが、やろうと思えば
不眠など何十日と続けたところで苦ではない。
ちなみに、普段からシャイタンは就寝時はベッドを使わずにイスで寝る。
一応彼の分のベッドも用意しているが、本人曰く、
横になるよりこの体勢の方がなんとなく楽なんだとか。

「……気分ハ、ドウダ」
「うん…お蔭様で、大分落ち着いた…結局、なんの夢見てたのかはわかんないけど…」
「……………………」

少しだけ俯いたライラの頬に、そっとシャイタンは手を添える。
891名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:34:05 ID:vQP9kUVk
「………………」
「………………」

互いに見つめあい、沈黙が続く。
ここで、彼女に優しい一言でもスッと言えればいいのだが……
普段から口数自体があまり多くないが故に、いざ面と向かうと言葉が思うように出てこない。
そんな彼の性格を知ってるため、ライラにはシャイタンの顔が、
表情に出さずとも段々困りだしているのがよく分かる。

「…………………クスッ」

普段の暮らしで何度見ても、そんな彼の様子が可笑しくて…
それ故に、彼女はシャイタンが喋るその前に…

そっと顔を近づけ……互いの唇を重ねた。

ずっと一緒にいた。
ずっと一緒に暮らしてきた。
そして…これからもずっと……

だからこそ、その後の行為に至るのに、言葉も必要しなかった…
892名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:35:18 ID:vQP9kUVk
「はぁ……ぅ……」

絹の様に白くなめらかな少女の肌を、ゆっくりと舌が這う。
闇の中に灯された炎を連想させる黒と赤の衣服を脱ぎ捨てた、
一糸纏わぬその姿は…『悪魔と契約した者』と言うにはあまりにも白く…美しい。
そして、ライラを愛撫する赤き悪魔の体も、この美しい少女に見合っていた。
雄雄しい衣に隠れた普段からは分かりづらいが、余計な筋肉の無い、意外と細身の身体。
しかし、決して華奢でもない、無駄の無い引き締まった肉体は、男の体としても十分に美しいと言えた。
彼女の柔肌を傷つけない為だろう。鋭い爪と翼はなくなり、頭に生えた角以外、
今の彼の姿はほとんど人間と大差ないものとなっていた。

「ん……!ふぁ……ぁ……!」

小振りながらも形の良い少女の乳房の先端を、舌がゆっくりと這って行く。
生暖かいざらりとした感触に、ライラの小さな身体は敏感に反応した。
シャイタンの指が、舌が、まるで壊れ物を扱うかのように優しく、愛しげに少女の四肢を触れる。
緩やかな刺激は、ゾクゾクとライラの身体の中を走り、ある意味でのいじらしさと共に、
少女の肉体に少しずつ快感を蓄積させていく…

「ふぁ…!はぅっ……!あぁ………」

口から漏れるのは、普段と比べずっと艶を帯びた声…
決して大人の女ではない、されど、少女の域に留まっても居ない。
幼い愛らしさと成熟した妖艶……中間にいるゆえに、その両方の色で彩られた美しさ……、
愛撫し続けるシャイタンも、そんな彼女を素直に…綺麗だと感じた――――

「はぁ…ぁ…シャイ、タン……私も、貴方の………」
「………ワカッタ」

そっとシャイタンが愛撫を止めると、ライラは起き上がり彼のモノに手を触れる。
893名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:37:07 ID:vQP9kUVk
「(熱い……)」

触れた手から伝わる熱。そっと触れただけで感じるその熱さは、彼を現す焔のようで……
ドクリ、ドクリと指先に感じる脈動。彼の中に流れる…そして自分にも分け与えれられた、『永遠』の鼓動。

「ん………」
「………………ッ」

恐る恐るといった感じに、ライラはゆっくりとその先端に舌を伸ばす。
舌先が触れた瞬間、ピクリとシャイタンの身体が僅かに反応する。

「ん……はむ…チュッ……チュク、クチャ……んん………」

たどたどしくも、じっくりと舌を這わせ奉仕するライラ。
熱く、固くそり立つソレは、少女の小さな口では収まりきれない大きさだが…

「んん……!ん…クプ…チュ…クチュ…んっ…ん……ケホッ…!」

喉に当たる度のえづきを堪えながら、懸命に奥までくわえ込む。
ライラの口の中で、シャイタンのモノはさらにその熱さと固さを増していく…

「ライラ……ッ……!」

奉仕し続けるライラの頭を撫でる……チラリとライラがシャイタンの顔に目を向けると、
その顔は普段どおりの無表情を維持しようとしてはいたが…時折ビクッと反応し、
緋い瞳は仄かに甘く艶を帯び…白い顔を僅かに朱色に染めていた。
894名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:37:56 ID:vQP9kUVk
「(ちゃんと、シャイタンも気持ちよくなってる……)」

そう感じて安心すると同時に、ライラは動きを少しずつ早くする。

「んっ、んっ、んっ、んっ……!」
「ッ…ゥ………!」

手も使い、しごきながら舌と同時に刺激する。
動きを早めるごとに水音が淫らに部屋に響いていく…
口の中のモノがビクビクと震えだしたその時――――

「ラ、ライラ……モウ、ソレクライデ、イイ……」
「んっ…ぷはっ……え…?」
「…………ソロソロ、君ト繋ガリタイ」
「っ…! ………うん」

頬を赤らめながらも頷いて、ライラは再び横になる。
シャイタンが彼女の脚をそっと開くと…そこは、もう十分に艶めき、濡れていて……

「ライラ…力ヲ抜ケ…」
「うん…ゆっくり、ね……」
「ワカッタ……」

入り口へあてがい言葉通りゆっくりと、ゆっくりと……シャイタンは腰を沈め…二人は繋がっていく。

「ッ!!……ッ……!…ッ………!」
「ライラ……」
「ア、ハハ……やっぱり、まだ…慣れ、ないね……」

押し殺した声。なんとか笑みを浮かべるが、その顔はどう見てもやせ我慢をしていて。
少しでもその痛みを紛らわせる為に、繋がりながら深く口付ける。
初めてではなくても、やはりライラの小さな体にシャイタンのソレは大きい。
それでもどうにか全部納まって…馴染むまでシャイタンはジッとライラを抱きしめる……
895名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:39:37 ID:vQP9kUVk
「ライラ……ソロソロ、動イテモイイカ…?」
「………うん」

しばしの静寂の後、再びシャイタンはゆっくりと腰を動かし始める。

「はぁ…!う……!はぅ…ッ…!」

ゆっくりと引き抜き…そしてまた押し入れる。
ズキン、ズキンと彼の動きに合わせて響く痛みは、しかし、少しずつ甘い痺れへと変わっていく…

「ふぁ…!ん…!あっ…!あっ…あっ…あっ……!!」

自らの奥に先端が当たる度に、水音と共にライラの声にも艶が増していく。
それを感じたシャイタンも、少しずつ動きを早めていった。
自分の中で動く熱。甘露に脳に広がっていく快感……
感じるこの熱さが、僅かに残る痛みが…彼が、自分が、いま共にいるという証―――






“ ――――――けれど、それは別れが来ないという証ではない ”
896名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:40:16 ID:vQP9kUVk
「(…………………………え?)」


……………甘い快感に浸っていた頭の奥に、『その声』はなんの脈絡も無く唐突に響いた―――



“ いまこの瞬間に得られる幸せは 裏を返せば いずれは失う飾り物に過ぎない ”



“ いまの幸福を記憶して その代わりに 過去の涙を忘れる ”



“ 温かな現在の暮らしは受け入れて 血塗れた聖戦の誓いは記憶の底へ沈めるのかい ? ”



“ 嫌な事は全部 照らされることの無い最奥へ押しやって 穏やかな記憶へと逃げるのかい ? ”



“ その温かく煌く宝石もまた 泥沼へ投げ込む愚行の為の物でしかないというのに―――― ”
897名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:43:04 ID:vQP9kUVk
「(この……『声』………)」

頭の中を侵していく『声』……
響く……あの笑い声が響く…… 黒いノイズが……暗い水の底から聞こえてくる――――

「(…あ……あぁ…ああぁぁ……・・・!)」

真っ黒に塗り潰された記憶が滲み出す……
あの声が……あの嗤い声が……あの冷たさが……あの笑みが……あの泥が……!


“ 美しく生きようと 醜く生きようと 所詮失うものは失うんだ――― ”


“ どこまで逃げたって 君の喪失は終わらないんだよ ”


“ ただ 君が空っぽになるまで  そして空っぽになっても その円盤は止まらない ”


その声は、やはり鼓膜に響く音ではなく……まるで自分が思っているかのように、
次々と頭の中に浮かんでは消えて…水面に広がる波紋は…脳を浸し……意識を冒していく……


“ ねぇ――――  君は今度は―――――― ”




“  な に を 忘 れ    な に を 失 う の  ?   ”



―――――― 深い深い水底で あの昏い瞳が ニタリと嗤ったような気がした ――――――
898名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:44:07 ID:vQP9kUVk
………………………刹那。



ズンッ―――!

「はうっ――――!?」

いきなり、シャイタンが一気に奥まで突き出した。
突然の衝撃に、暗く沈みそうになった意識が強制的に引き戻される。
その瞬間、途端にシャイタンの動きが早まった。

「やっ…!あっ!あっ!シャ、シャイ…タン…!?やっ…!あっ…!激、し―――!?」

動きの急速によって、与えられる快感が一気に増加する。
先ほどの緩やかな刺激とは打って変わって、ライラの全身を熱い衝動が巡りうねる。
黒い声も、淀んだノイズも、全てかき消して…頭の中をまっ白に染め上げる。


「あっ!ああっ!あぁ!ぁん…!シャイタン…!シャイ、タ…!ああぁっ!!」
「ライラ…………」

互いに強く抱きしめ、更に深く二人は繋がる。
もはや余計なことなど考えずに、ただただその快感に身をゆだねる。

「イクっ…!あ…!イッちゃう!シャイタン…シャイタン!!…あああぁぁ!!」
「ライラ……ウッ……!」

ビクンッと……ライラの身体が大きく振るえた――――
絶頂を迎えると同時に、いまだ残る快感の余韻と心地よい疲労感と共に意識が沈みだす。
ライラの意識が途切れるその前に……シャイタンはその身を抱きしめ…そっと呟いた。
899名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:47:23 ID:vQP9kUVk
………………………刹那。



ズンッ―――!

「はうっ――――!?」

いきなり、シャイタンが一気に奥まで突き出した。
突然の衝撃に、暗く沈みそうになった意識が強制的に引き戻される。
その瞬間、途端にシャイタンの動きが早まった。

「やっ…!あっ!あっ!シャ、シャイ…タン…!?やっ…!あっ…!激、し―――!?」

動きの急速によって、与えられる快感が一気に増加する。
先ほどの緩やかな刺激とは打って変わって、ライラの全身を熱い衝動が巡りうねる。
黒い声も、淀んだノイズも、全てかき消して…頭の中をまっ白に染め上げる。


「あっ!ああっ!あぁ!ぁん…!シャイタン…!シャイ、タ…!ああぁっ!!」
「ライラ…………」

互いに強く抱きしめ、更に深く二人は繋がる。
もはや余計なことなど考えずに、ただただその快感に身をゆだねる。

「イクっ…!あ…!イッちゃう!シャイタン…シャイタン!!…あああぁぁ!!」
「ライラ……ウッ……!」

ビクンッと……ライラの身体が大きく振るえた――――
絶頂を迎えると同時に、いまだ残る快感の余韻と心地よい疲労感と共に意識が沈みだす。
ライラの意識が途切れるその前に……シャイタンはその身を抱きしめ…そっと呟いた。
900名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:48:36 ID:vQP9kUVk



「………ライラ。忘レテモイインダ――――」


「忘レタノナラバ、マタ思イ出シテイケバイイ…時間ハ、沢山アルノダカラ』


「ソレ以上ニ……我々ハ、“ 永遠 ”ダカラコソ……
 コノ一瞬ヲ、大切ニ積ミ重ネテ……生キテイクンダ」


「……失ウコトハ、恐レル事デハナインダ 」


「ッ…………!」

短くまとめられた言葉…それでも、その声はどこまでも優しく、力強く響き……
そして……ライラの意識は途切れた―――
901名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:49:30 ID:vQP9kUVk
―――――どれくらい時間が経っただろうか。

ゆらゆらと、心地よい感覚が身体を包んでいる…
ベッドの上とは明らかに違った……まるで、水の中を漂っているような……

いまだ閉じたまぶた越しに…陽光の様な柔らかな光が差し込んでいるのが分かる。
すると……唐突にライラに向けて声が響く――――

『 永遠の存在は、同時に無限の喪失をし続けるのと同義……けれど失うと同時に、何かを得ている事も事実 』

それはあの『声』と似ていたが、アレとは明らかに違う……

『忘れないで…現在は過去があるから存在できることを。そして、過去は現在があるから残っていることを』

泥のように黒く、澱んでなどいない……止まることなく流れ続ける、澄んだ水のような…少女の囁き。

『永遠に続く未来は…いまの一瞬で出来ていることを……振り返らなくてもいい。でも自分が歩んで来た道を忘れないで…
 たとえ忘れてしまっても、沈めてしまっても…それは本当に消えてしまったわけじゃない。思い返すことが出来るから…』

揺らぐ水底で、単調ながらもしっかりと温かみを持った声が語りかける……

『忘れないで……貴方の詩にも意味があることを。永遠を共に生きる、彼の存在を……
 忘れないで……貴方に残された永遠を、貴方は誰と共に生きると決めたのか――――』

うっすらと瞳を開ければ……透き通った水の中で、差し込む光を背に、一人の少女がいた…
穢れの無い白が…日差しの様な金色が……静かに、微笑みを浮かべていた――――



『永遠ゆえの小さなひと時を抱きしめて―――――――ただ、流れてゆきなさい』
902名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:51:01 ID:vQP9kUVk
「………………………」

自分が居る場所を、ライラはいまはハッキリとわかっていた。
しかしライラは戸惑うこと無く、ただ一度大きく深呼吸をし……そして、歩き出した。
底の見えない水面を、しっかりと踏みしめて…少女は真っ直ぐ進み続ける。
何処までも続いていく世界。進んでいく方向も、どれほど進んでいるのかもわからない同じ景色。
それでも、ライラは立ち止まらない。一歩一歩を踏みしめて、ただ前を見て歩んでいく。

―――――その時、そんな少女が歩んだ水の道…その深い底から這い出た、黒い腕……
水面から出るとすぐさまソレは無数に枝分かれし、音も無くライラの背後へと近づいていき…
その穢れた魔手が、ライラの首を掴もうとした刹那―――

「…………私は、もう立ち止まらない」

後ろを振り返ることなく、歩みを止めることなく……ライラは静かに言った。
その瞬間、黒い腕はピタリとその動きを止める。

「貴方が失うまで逃がさないのなら、私も逃げない。失っても、忘れても…それでも前に進む。
 出逢いも別離も、会得も喪失も……その一瞬を噛み締めて、私は…彼と生きる。
 永遠の中で失い続けても…永遠の中で忘れ続けても………私は、私の永遠を無駄にしない…!」

その声に、その瞳に……もう怯えは無い。恐怖は無い。迷いも、無い……
それ以上の言葉も無く、ライラはただ……前を向いて歩み続けた。

『…………………ハァ…そういう反応が、一番面白くないんだよ』

背後から、あの少年の声が、ひどくつまらなそうにそう呟いて……
そして……昏い気配は、再び水底へと沈んでいった……
903↑ ちょっとミスッた:2009/12/11(金) 22:53:04 ID:vQP9kUVk
「ッ――――――――」

……そして、ライラの意識が完全に目覚め…彼女は、あそこにいた。
見渡す限りの水面、見渡す限りのぼやけた青空、途絶えることなく響く水音……

「………………………」

自分が居る場所を、ライラはいまはハッキリとわかっていた。
しかしライラは戸惑うこと無く、ただ一度大きく深呼吸をし……そして、歩き出した。
底の見えない水面を、しっかりと踏みしめて…少女は真っ直ぐ進み続ける。
何処までも続いていく世界。進んでいく方向も、どれほど進んでいるのかもわからない同じ景色。
それでも、ライラは立ち止まらない。一歩一歩を踏みしめて、ただ前を見て歩んでいく。

―――――その時、そんな少女が歩んだ水の道…その深い底から這い出た、黒い腕……
水面から出るとすぐさまソレは無数に枝分かれし、音も無くライラの背後へと近づいていき…
その穢れた魔手が、ライラの首を掴もうとした刹那―――

「…………私は、もう立ち止まらない」

後ろを振り返ることなく、歩みを止めることなく……ライラは静かに言った。
その瞬間、黒い腕はピタリとその動きを止める。

「貴方が失うまで逃がさないのなら、私も逃げない。失っても、忘れても…それでも前に進む。
 出逢いも別離も、会得も喪失も……その一瞬を噛み締めて、私は…彼と生きる。
 永遠の中で失い続けても…永遠の中で忘れ続けても………私は、私の永遠を無駄にしない…!」

その声に、その瞳に……もう怯えは無い。恐怖は無い。迷いも、無い……
それ以上の言葉も無く、ライラはただ……前を向いて歩み続けた。

『…………………ハァ…そういう反応が、一番面白くないんだよ』

背後から、あの少年の声が、ひどくつまらなそうにそう呟いて……
そして……昏い気配は、再び水底へと沈んでいった……
904名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:53:46 ID:vQP9kUVk
――――――きっと、これで終りなんかじゃない。

歩みを止めずに、ライラは静かにそう思った。
アレはいつだって、自分達の傍に潜み纏わり続ける…自分が永遠なら、アレも確かに、永遠なのだから…
いや、きっと…あの闇は自分が思っている以上に消えにくいモノなのだろう…
そしてそのしぶとさは、そのまま人間のしぶとさに繋がる。

たとえ、かの冥府を統べる死神が、全ての仔らを愛でようと……
たとえ、かの黒き予言の書に記された魔獣が歴史を屠り尽くしても……
それでも、何処かで……別の地平線の果てで、ズレた時間の中で…人間は詩を続けるはず。

故に、あの少年も決してその存在を消すことは無く……永遠で在り続けるだろう…
存在を喪失へ誘い続けるが故に、自らの存在が消えることはない、矛盾の化身。
常に記憶の奥底で自分達を嘲笑いながら、その中に在り続ける虚ろな影……

……けれど、だからこそ。自分たちは存在に、生に執着する。
存在の無意味を投げかけられるからこそ、存在することの意味を見つめ直す。

自らの喪失を受け入れるのではなく……喪失し続ける生を受け入れる。
あの少年を……闇を抱きながら、それでも流れ、生きいていく……
それが、少年への唯一の対抗策にして…存在し続ける、本来の在り方なのかもしれない……

「だから私は……訪れる未来を、去っていく過去を……大切に生きていく」

嘆き悲しんだ聖戦も、彼との出逢いも、そして彼と共に生きる明日も…
自分の永遠を形作る、かけがえのない欠片なのだから……

歩み続けるライラの視界が、周囲が、徐々に眩しい光に包まれていった―――――
905名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:54:31 ID:vQP9kUVk
「ん…………」

そっと目を開ければ…最初に目に映るのは、自分を優しく見つめるシャイタンの顔だった。
ゆっくりと身を起こすと、その緋い瞳をじっと見つめ……自然と、彼の胸に顔をうずめた…

「…今度ハ、随分トスッキリトシタ寝顔ヲシテイタナ…」
「…うん。とりあえずは……もう大丈夫」

彼の体から聞こえてくる鼓動…それが、自分の鼓動と綺麗に重なった……
そっと顔を離し、ライラは澄んだ笑みを浮かべて…ただ一言紡いだ。

「ありがとう、シャイタン……」

そのたった一言で、充分だった。


ふと、雨戸で閉じた窓の隙間から挿す光に気が着いて、勢いよく開ける。
視界に入ってくるのは澄み切った青空と、既に幾らか昇った、眩く輝く太陽。

「降リ続イテイタ雨ガ、ヨウヤク晴レタナ」
「うん…!」

差し込む日の光に答えるように、少女の顔に普段通りの笑顔が戻る。

「……さあ、早く服を着て、たまった洗濯物干さないと!手伝ってよ、シャイタン!」
「…フッ。アア、任セロ」
906名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 22:56:13 ID:vQP9kUVk

失うことを恐れずに…忘れることを恐れずに……


永遠の中の一瞬を、最も愛する人と共に噛み締める……




そうして少女と悪魔は今日もまた……明日を笑って生きていくだろう―――――




fin




シャイタンとライラはとにかく疑うことなく愛せばいいよ!

戦闘力的には決して高く無いけど性質の悪さではトップクラス。
自分の中での少年のイメージはそんなかんじです

>>745からめっちゃ遅くなってスイマセン…
リアルが忙しすぎるぞ、Moiraよ…! 年内にできたのが幸い。
907名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 23:05:46 ID:FGKD37sm
おおおお!続き待ってた!
長くても良いよ一気に読んだよ!GJ!GJ!
908名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 09:53:59 ID:y/tG45kK
大事な事なので二回言ったのかと思ったw
GJ!ロス子登場GJ!相変わらず話の組み立てイイネ
909名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 20:41:29 ID:qNYZS93T
GJ!!!!!!
まさか続きが読めるとは思わなかった!
話の作り方も文章もすごく好きだ。
910名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 02:01:50 ID:SMdaG2hB
続きが読めた!!
911名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 18:04:12 ID:P497utor
GJ!! 情景描写丁寧でいいね

しかし、このスレも漸く900レス超えで455KBか…
次スレの頃には第七の地平線が出てるかな楽しみだ
912名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 04:21:43 ID:Thgqb3Fe
やっと聖誕祭見れたぜ保守
シャイライ夫婦のラブラブっぷりがたまらん
913名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 18:45:31 ID:0NnsQ4+R
冥王の壊れたマリオネットのミューフィーが良過ぎる
冥王になりたい
タナ子やらミーシャやら双子やら、タナトスはズルイよなー
914名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 00:04:59 ID:C6ot5P/M
末弟説を取るならさらに六姉妹ともフラグが立ちます
915名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 09:22:15 ID:9xfDwXlw
赤橙黄緑青藍紫で末弟?
7Pか…アビスと良い勝負だな
916名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 03:29:50 ID:APw1RPSl
ライブとかの印象で女神ズは結構したたかそうだから、タナ様弟でもろくな目にあってなそう
917名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 06:29:24 ID:u/rJ7S+T
小タナ絵を見る限り気弱そうだから悪戯されてそう
…と思ったが他の神々に嫌われたとあったから性的虐待よりネグレクトの方だろうな

しかし生誕祭で「私ノ可愛イμφ」連呼してて吹いた
双子がいつの段階で従者になったのか気になるよ
918名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 19:51:19 ID:x6+WTpN3
本スレがワイ談と化していて、イヴェール嬉しい。
919名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 21:09:39 ID:YgzUdA75
本スレ898のセクハラ冥王、このスレへの誤爆かと思ったわw
JIMANGがErosなんて破廉恥なアルバムを出すからだな。
920名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 04:08:01 ID:ye8dtl9X
全くだ。いいぞもっと(ry
其れでもおイキなさいだの幸せにオナりなさいだの、嫌な母親ばっかりだなww
921名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 21:28:31 ID:cw4rGHZr
メリークリストフ!せっかくだから小ネタ
冥府は本スレのツリータナトスと飾りフィミューが素敵過ぎたのでネタ拝借

【冬のクリスマス】

冬「ねぇ、二人とも昨日から何してるの?」
朝「あ、ムシュー、来ちゃだめです!」
夜「あっち行っててください!」
冬「そんな…仲間外れにしなくても…イヴェールしょんぼり(すごすご)」
朝「…どうしよう、ヴィオレッタ、スポンジが膨らまない!」
夜「泣かないでオルタンス、材料はまだあるわ。イヴェには間に合わなかったけど…今夜中には、きっと!」
朝「そうよね、出来るわよね! ムシューと三人でケーキを囲んで祝えるわよね!」
夜「そうよ、王様君キャンドルもばっちり用意してあるし、焼けたスポンジの良い匂い目指して頑張りましょう!」
朝「そうよね。あのツリーの星屑の輝きが、私達を導いてくれるわよね!」
双子「ムシューのために頑張りましょう!!」
賢者「(がちゃ)メリークリストフ! 美味いケーキと聖戦の物語を持ってきたぞ、今夜は諸君らの話し相手に……」
双子「帰れッッ!」

【聖戦のクリスマス】

悪魔「ライラ、コレヲヤロウ」
焔子「わ、きれいな花、ポインセチアだよね。どうしたの?」
悪魔「今日ハクリスマスダロウ?」
焔子「そうだね…でも、私達には…関係ないよ」
悪魔「ソウダナ、確カニ聖誕祭ヲ祝ウ資格ハ私達ニハナイ。ダガ、敢エテ受ケ取ッテ欲シイ」
焔子「どうして?」
悪魔「赤ハ聖者ガ流シタ血ヲ、緑ハ永遠ヲ意味スルソウダ。君ハ緋キ焔デ私ヲ解キ放チ、永遠ヲ共ニ生キルト決メテクレタ」
焔子「シャイタン…」
悪魔「ダカラ、君ニ今日、此ノ花ヲ贈リタカッタ」
焔子「…ありがとう、シャイタン(ぎゅっ)」
悪魔「ライラ(ぎゅっ)」
姉妹「イイナ…(´・ー(´・∀(`・д||」
先生「ほほ、今宵は生誕のクリスマス、恋人の逢瀬をよく見ておこうかのう…」
姉妹「畏まりました!」「仰せのままに!」「はいサディ先生!」

【冥府のクリスマス】

θ「世間デハ救済者兼預言者ノ聖誕祭ダ…ダガソンナ事ハ関係ナィ! 今宵モ殺メテ殺メテ殺メ尽クスゾ!」
μ「…θハツリーナンデスカラ、動カナィデクダサィ」
φ「ソゥデス。星ガ落チマス」
θ「我ツリージャナィヨー重ィヨー」
双子「…………メ……ッ」
θ「嘘嘘、重クナィデス。モールデ首ヲ絞メルノハ止メテクレ」
μ「ソゥデスカ……ホラ、θ。φト作ッタ、クリストフケーキデスヨー」
φ「θニハ特別ニ、サヴァンクロースノ乗ッタ部分ヲ差シ上ゲマス」
θ「ワーィ」
μ「フフ、ハィθ、ァーン」
θ「ァー、ッテ、待テ、二人同時ニ差シ出スナ……(べちゃ)」
双子「ゥフフフフフフw」

以上。ローラン達、素敵なクリストフを!!
922名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 13:26:43 ID:NrF+Fo5y
【その他のクリスマス】

閣下「…ミーシャ…」orz
仮面「…エル…」orz
ノア「…ルキアよ…」orz
三人「リア充なんてしんじゃえばいいのに!!」

>>921に続いてみた。仮面はエル探し中状態てことで
皆、幸せなクリスマスを過ごしやがって!w
923名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 18:56:46 ID:iFbDQr9u
>>921>>922
GJ!!!
どっちも光景が目に浮かんで和んだwww
924名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 23:12:09 ID:1Qv9WeCZ
似て非なる人たちの中でエレフだけ可哀相です(´;ω;`)

冬朝夜はやっぱりかわいいなぁ
925名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 23:47:11 ID:96RwVxHL
エレフにはオルフとか奴隷軍の皆がいるじゃないか!

それにしてもツリーと飾りとか冥府組密着具合パネえw
926名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 18:18:10 ID:INVwjom4
そっかぁ
927名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 10:50:04 ID:W79IMUPK
En effet.
928名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 09:55:23 ID:c40UsO7o
旧年殺メマシテォメデトゥ!
929名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 16:34:18 ID:VpQqOAhq
ソフィアてんてーネタはないのか...
聖女だから自然に孕むことができるからか?
930名無しさん@ピンキー:2010/01/02(土) 11:37:16 ID:Gk8qcA+/
ソフィア先生は百合路線しか思い浮かばないな

変態神官の夢を見てうなされるミーシャ→起こしてやさしく慰める先生
→「忘れさせてあげるわ」「先生…」ぎゅ→めくるめく百合の世界

こんなイマジナシオン
931名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:27:43 ID:Pjhd+8KL
保守
レスボスはキャッキャウフフが良く似合う
932名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 23:59:43 ID:G4cpHQk0
イリアとルキウスの話が読みたいホシュー
933名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 14:08:50 ID:3Qpg7qrn
>>932 に同意

ルキウス×イリアでルキアの製造工程を…




誰か書いてくれ!!
934名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 17:22:45 ID:bMuh92PV
ルキウス・イリアは情報が殆ど無いからなー見たいけど

とりあえず保守あげ
935名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 00:23:10 ID:VZfLB9ew
規制解除だ保守!
早く第七こないかなー
936名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 21:13:28 ID:UbuSZdLs
悪魔「ボリボリボリボリボリ(ry」
冥王「ボリボリボリボリボリボリ(ry」
冬「二人とも凄い量ですね」
悪魔「ライラガ……数エテクレタカラ」
冥王「ミュート、フィーガ……数エテクレタカラ」
冬「……無理して全部食べなくても」
悪魔「食ベキラナイト、ライラガ悲シム……」
冥王「食ベキラナイト、冥府ヘ帰レナィノダ……」
冬「そ、そうですか」
悪魔「君ハモウ食ベ終ワッタノカ?」
冬「はあ……まあ」
冥王「幾ツ食ベタノダ?」
冬「…………0です」
悪魔「エ?」
冥王「ェ?」
冬「僕……生まれてないんで」
悪魔・冥王「ソウカ…(´・ω・`)(´・ω・`)スマナィ」

節分保守!
937名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 12:49:24 ID:PMFOP72s
乙!
豆を貪ってるシャイたんとタナ様想像したらシュールで吹いたwww
938名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 17:34:45 ID:XTixlnRb
悪魔とか神に年の数だけ食えとか拷問だろw
陛下も西暦より長く生きてるそうだから2010粒か、大変だな
939名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 16:51:25 ID:9cml3Qm7
ほっしゅ
940名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 12:37:21 ID:7M80lrNq
バレンタインの季節だね
941名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 23:34:05 ID:MKLknawL
クリスマス以上にリア充と独り身で明暗が別れそうだ
942甘く、ほろ苦く:2010/02/13(土) 11:26:11 ID:a70sQsL+
以前シャイライと少年書いたものです。
当日に用事が出来てしまった為前日投下。エロはかなり少なめです。



一面の水面……霧がかった青空

数多の記憶が流れ、また沈んでいく地平線…

その果てなき水平線のなかで、佇んでいたのは二つの人影――――



「………………」

「…………ん?」

ポン、とぶっきらぼうに、半ば投げ渡すような形で渡された小さな包み。
それを受け取りながら、僕は渡した人物を見る。
穢れのない白…艶のある金色の髪…小さく頼りないが、髪と同じ煌く金の翼。
僕とは真逆に位置し、対極に存在する少女……

珍しく自分の方から僕の前に現れたかと思えば、無表情にその包みを放り投げ、そのまま無言で背を向ける。
受け取った包みから、ほのかに香る甘い匂い……
その香りの正体に気づくと同時に、思い当たったのはとある行事。

「……ああ、そういうこと」
「……………………」

そう呟いた僕の声に、背を向けた彼女はピクリと僅かには反応する。
こんな場所で、どうやってこんなの持ってきたんだか。
そもそも、此処では時間や季節の概念なんて、あってない様なものだというのに……

「意外だね。君がそんな無意味なイベントに乗っかるなんてさ。それもわざわざ僕になんて」
「………………」
「ま、此処に存在してるのは君と僕ぐらいだし、此処を流れていく者に渡したって意味はないし」
「………………」
「ねぇ。折角渡しに来てくれたんなら、今日ぐらいは返事ぐらいしてよ」
「………………」
「おーい。ねーってばー」
943甘く、ほろ苦く:2010/02/13(土) 11:27:41 ID:a70sQsL+
背中を向けたまま、振り向きもせず、微動だにせずただただ無言。
流れていく者に対してはあれだけ警告するって言うのに、その肝心の僕に対してはいつもこの調子。
ま、僕に対してはこれが正しい対応の一つでもあるんだけど……
…なら、なんでわざわざこんな物を持ってきたんだか。

黙したままその場に佇む彼女の背を眺めているうちに、段々といつもの悪戯心が湧いてきて…
いつものように、音も、気配もなしにそっとその背に歩み寄る。

「…………………!」

彼女が気付いた時には、もう僕の手はその肩を掴んでいた。
驚いて振り返る君の瞳は、足元の水面と同じ……どこまでも澄んで…清らかさで綺麗な水色。
ホントに、何度見ても僕とは正反対なんだと思ってしまう。
何処までも真逆で、何処までも対極で……けれど君は…脆く、か細い。

「話さなくてもいいからさ、久々に会ったんだからもうちょっと相手してよ」
「………! ……………!」

体を向き直させて、ギュッと両腕を回して逃がさないようにする。
それに対して必死に僕の胸を押すけれど、その力のなんてか弱いことか。

「フ……」
「ッ…………!!」

そっと耳に息を吹きかけてみれば、先ほどの無表情を面白いほど崩して朱色に染める。
そんな様子が可笑しくて、そのまま耳をほんの少し噛んでやれば……

「ッッッ……!!ふぁ………!」

じっと堪えていた声を漏らし、腕の中で小さく震える。
抵抗する力も次第に失われていくその様に、加虐心がくすぐられる…

喪失の闇を警告し続ける光――――
けれど、此処を流れていった者で、その警告に救われたものは果たして何人いるだろう。
対極でありながら、白と黒の力の差は、こんなにも大きく………




――――――――――このまま首でも絞めれば、この『光』を消せるんじゃないだろうか?
944甘く、ほろ苦く:2010/02/13(土) 11:29:09 ID:a70sQsL+
ふと、そんな考えも浮かんできて………

………………すぐに、下らない事だと却下する。

どんなに脆弱でも、どんなに光が淡くても……彼女もまた僕と同じ、人の中に在り続ける永遠なのだから。
僕と言う人の中の闇が在れば……彼女の光も必ずなければならない。
対極で、真逆で、正反対で……けれど、それ故に最も近しい…似たもの同士でもある。

……そこまで考えて、気付く。

「……………ああ、そうか」

片手に持ったままだった小さな袋を見る。
この日、女が男にこれを渡すというのは、東にある小さな島国だけの風習で、
本来は男女関係なく自分に縁の在る者…自分に近しい者へと贈るのが一般的だ。

この喪失の地平線で、失うことが出来ない自らの半身…
同時に、永遠に存在し続け、相対、反発し続ける対極…

今回の彼女のコレは、ある意味での遠回し的な僕への宣言なんだろう。

自分たちは最も近しい存在であり…相容れない存在だということを………

――――――――――― 忘れるな、と

「クスッ…随分とまぁ、回りくどい事するんだね。いつもみたいにハッキリ言っちゃえばいいのに」
「……………………………」

腕の中の彼女にそう言うと、プイッと逃げるように顔を逸らした。
その様子もまた、見ている側からすれば可笑しく、愛らしく……
945甘く、ほろ苦く:2010/02/13(土) 11:32:14 ID:a70sQsL+
包みを開けて中を見れば、小さなボール状の黒が甘い匂いを漂わせる。
そのうちの一粒をつまみ出すと、自分の口にくわえ……

「ッ………! ん……!んくっ……!!」

グッと体を引き寄せ、自分の口にくわえたものを相手の口に押し込む。
逃げようとする頭を押さえ、押し込んだ舌が相手の舌に絡みつかせる。

「ん…ん…チュ…!クチュ…んん……!んっ…!…ピチャ……ぷはっ…!!」

口の中に広がる、甘さとほのかな苦味。足元に流れる水音とは別の水音が、しばし静寂の中小さく響く…
ようやく口を話した瞬間、彼女は渾身の力で僕から体を引き剥がした。
口から伸びる水の糸を拭いながら、キッと睨みつける青の瞳。
顔を余すとこなく朱色に染めながらも、その瞳に込められているのは、照れと、羞恥と……確かな、拒絶。

そんな彼女の顔を、僕は満足げに眺めた――――



…君に言われなくたって、僕だって分かってるさ……
僕の場合はわかったうえで、君をからかってるんだからね。
僕が幾ら君に構おうと、君は僕を受け入れはしない。だからこそ、僕は君に飽きはしないんだ。
君が僕を警告し続ける限り…僕は何時までも君と対極にいられるんだから……
全ての人間の記憶の奥底に潜み…その心を見てきた中で…唯一覗くことのできない心を持つ君…
そんな君が常に僕と並び立ってくれるから……




―――――ボクは何時だって、この永遠に退屈しないんだよ……




一人の聖者の命が喪失した日…その日も『黒』と『白』は互いの存在を見つめながら…
近づき、離れ…喪失と忘却のなかを流れていく―――――


fin


ロス子の場合若干抵抗はしても基本されるがままなんだろーなーとか思いながら書いてみた。
対極なわりに立ち向かうというよりスルー重視な感じだし。

シャイライのラブラブよりこの二人のこんなやりとりのほうが先に浮かんだ俺はどうなんだろう
946名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 14:28:20 ID:4lKAj8Vd
GJ!! ロス子かわええ少年うぜえw
そういえば少年とロス子も二人っきりなんだよな
SHは閉ざされた世界なカップル多いな
947冬朝夜小ネタ:2010/02/13(土) 23:31:39 ID:7l3Ifm5f
便乗してRoman組でバレンタインネタをフライング投下
濡れ場は無いです
948冬朝夜小ネタ:2010/02/13(土) 23:32:02 ID:7l3Ifm5f
「はいムシュー、あーんして下さいな♪」
「ムシュー、あの……よろしければこちらも……」
「あ、うん、ありがとう二人とも……」

 やや戸惑い気味のイヴェールを真ん中に挟んで、それぞれ手にしたチョコレート・デ
ザートを差し出してくる姫君たち。
 左隣に座っているオルタンスは、満面の笑顔でフォークに刺したチョコレートケー
キを。右隣に座ったヴィオレットは、控えめにココアクッキーを口許まで運んでくれる。
 時は2月14日、俗に言うところのバレンタインデー。仏語で言うとLa Sant-Valentin。
元は聖人の云々だとかチョコレートを贈るのは云々だとか、そんな野暮な話はこの際
うっちゃっておく。ともかく今大切なのは、彼女たちが食べさせてくれているのが愛の
詰まったバレンタインチョコだということだ。
 ……それはいい。と言うか、むしろ嬉しい。手作りらしいケーキもクッキーも美味し
いし、ちょっと恥ずかしそうにしながら食べさせてくれる二人はすごく可愛い。だから
問題があるのは、そう。

 テーブルの上にこれでもかと並べられている、チョコレートの数々であった……!

「……ねぇ、ふはりほふぉ。はんは、ひょっとほーくはい?」
(訳:ねぇ、二人とも。なんか、ちょっと多くない?)
 むぐむぐと口の中に詰め込まれたチョコレートを咀嚼しつつ、イヴェールは思い切っ
て訊ねてみる。視線の先にはシンプルなハート型の一口チョコを始めとして、たっぷり
のチョコクリームが入ったオムレットに艶やかなザッハ・トルテ、薔薇の花を模った見
事なチョコレート細工のタルト等々が所狭しと広げられていた。一つ一つを見ればどれ
も素晴らしい出来栄えなのだが、いかんせん量が量である。基本的に甘いものは何でも
好きなイヴェールでさえ、見ているだけで胸焼けを起こしそうだった。
「……多い、でしょうか? ムシューのお好きなものばかりですが……」
「ムシューのことを考えながら作っていたら、いつの間にかこんなに出来てたんですよ
ねー」
 ね、と微笑むオルタンスと、恥ずかしそうにこくんと頷いて同意するヴィオレット。
彼女たちの気持ちは大変に嬉しいのだが、愛が重い。主に物理的な意味で。
949冬朝夜小ネタ:2010/02/13(土) 23:32:23 ID:7l3Ifm5f
「んぐ……、いや、どう見てもちょっと多……」
 ごくん、と口の中のものを飲み込んでからそう言いかけて、しかしイヴェールは思わ
ず言葉を詰まらせた。
 大きな紫と青の瞳が、不安そうにこちらを見つめる。小さな体がますます小さく見え
るほど、明らかにしょんぼりとしてしまったヴィオレットとオルタンス。さっきまでの
上機嫌ぶりとの落差がぐっさりとイヴェールの心を抉った。
「……ご、ご迷惑でしたでしょうか、ムシュー……」
「申し訳ありません……す、すぐに片付けますので……」
「わあぁ!? い、いやっ、そんなこと全然ないから!! もちろん全部食べるようん
!!」
 肩を落とす二人に慌ててぶんぶんと首を横に振るイヴェール。我ながら勢いだけで無
茶を言ってしまったと思うのだが、あんな捨てられた子犬のような目で見られたらどう
しようもない。二人は自分のために作ってくれたのだ。それを、食べられないなどとは
言えるはずもなかった。
「で、ですが……ご無理をなさらなくても……」
「無理なんてしてないよ全く! 二人が僕のために用意してくれたものが、嬉しくない
はずないだろう?」
 にっこりと笑いかけると、二人の白い頬にポッと朱が灯る。俯いて指を絡めるヴィオ
レットと、嬉しそうに微笑むオルタンス。……これが可愛くてついつい乗せられてしま
うのは、ある意味本望と言えなくもないかもしれない。
「ムシュー……」
「うん、ありがとう二人とも。良かったら一緒に食べようか」
 さり気なく保険をかけつつ、イヴェールはまだ半分以上が残っているケーキとクッキ
ーに手を伸ばす。姫君たちが喜ぶのなら、例えどんな苦難が訪れても諦めず勇敢に立ち
向かわなければならないのだ……!
950冬朝夜小ネタ:2010/02/13(土) 23:32:45 ID:7l3Ifm5f
────で、およそ三時間後。

「か、完食……!!」
 やり遂げた顔で、ばたんとソファに倒れ込むイヴェール。テーブルの上を占領してい
たチョコレートの大群は、残さず綺麗になくなっていた。傍らに控えた双子の姫君がぱ
ちぱちと拍手を送ってくれる。
「……すべて受け取って下さって、光栄です……ムシュー」
「ふふっ、やっぱりムシューはお優しいですねー」
 ヴィオレットはともかくオルタンスについては、微妙に故意犯の匂いがするのはどう
してだろう。……いや、まぁ別にいいんだけど。ただ当分の間、チョコレートは見たく
ない。
「……なんか、体の半分くらいチョコレートになった気がする……さすがに夕飯は遠慮
しておこうかな」
 はぁ、と深く息を吐くと、それすら甘い香りがしてげんなりした。ぐったりとクッ
ションに顔を埋めるイヴェールを、ヴィオレットとオルタンスが覗き込む。
「…………ムシュー」
「お腹いっぱいになるのは、まだ少し早いですよ……?」
「え?」
 まだ何かあるのだろうか、と顔を上げるイヴェールに、姫君たちの目が合った。じっ
とこちらを見つめる瞳はどこか煽情的に潤み、頬は赤く染まっている。少女たちの小さ
な手が、彼の身体へと添えられた。
「……そっか。まだメインディッシュが残ってたね」
 その手を取って、二人を自らの方に抱き寄せるイヴェール。
 重ね合わせた口唇は、どのチョコレートよりも甘美に感じられた。



おしまい。
951名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 02:47:24 ID:2X8qehhG
GJ!!
出来ればその後のメインディッシュの様子も書いて欲しいw
952名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 19:20:07 ID:Y+Pn2xH/
ロストのもロマン家のもGJGJ!!
メインディッシュ自分も期待してる!

そして便乗して冥府のバレンタイン投下
エロはない
953冥府組バレンタィン:2010/02/14(日) 19:22:28 ID:Y+Pn2xH/
『……バレンタィン?』
「ゥ、ゥム」
 眉をひそめた従者達の表情を見て、タナトスは後悔した。
 先日もクリスマスを西暦後の祝いだからとスルーされた事を思い出したのだ。
 案の定、今回も気のない返事が返ってくる。
「ァレハローマ帝国以降ノ習慣デ、神話時代ノ私達ニハ、関係ァリマセン」
「ソレハ……ソゥダガ」
 予想はしていたがバッサリ切られ、タナトスは少し落ち込む。
「……折角ノ愛デァゥ日ナノニ……」
 そんな主の姿に、冥府の双子は顔を見合わせ、小さく溜め息をついた。
「……ワカリマシタ」
「?」
「チョコハァリマセンガ……バレンタィンノ気分ダケデモ」
「ゥム?」
 首を傾げるタナトスの前で、μとφはおもむろにドレスの裾をまくりあげた。
 黒い絹靴下とそれを留めるガーター、仄白い腿が露わになる。
954冥府組バレンタィン 2/2:2010/02/14(日) 19:23:46 ID:Y+Pn2xH/
「フフ、中世流デスワ」
「チョコデハナク、靴下留メヲ贈ルソゥデスヨ」
二人は艶やかに微笑み、レースがふんだんにあしらわれたガーターに手をかけた。
「……待テ」
「? 御気ニ召シマセンカ?」
「ィヤ……中世流デ良ィノダガ」
「タナトス様? キャ!?」
 タナトスは二人を抱きよせ、腕の中に閉じ込めると、ぽつりと呟いた。
「……我ハ、輪ヨリモ中身ノ方ガィィ」
「……ソレジャ、普段ト変ワラナィジャナィデスカ」
「気分ダケデ良ィノダ」
「モゥ……タナトス様ッタラ」
「ゥフフフ」
甘い笑い声にくすぐられながら、タナトスは二つの贈り物を美味しくいただくべく、
胸元の包装へと手を伸ばした。

HAPPY Valentine Day !!…END
955名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 16:50:30 ID:2kQ/rsQA
欧米の結婚式のガータートスもエロいよ
花婿が花嫁のスカートにもぐって口で外して投げるらしい

なんにせよバレンタインご馳走さま
956名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 23:02:16 ID:A+sz3Bvt
godjob
大変面白かったです
957名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 12:31:46 ID:FtDxjX5z
GJ 投下嬉しい!
958名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 19:27:00 ID:lVjzXTln
そろそろ次スレだな
959名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 22:46:27 ID:dnUM58kS
規制キツい!

サンホラエロパロでちゃんと1000までいくの初めてだな
これからも書き手ローラン達に超←期↓待↑してる!
960名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 03:12:31 ID:XjUjLEfM
残量やばいな
961名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 17:16:43 ID:97ztbgh9
ねぇ レオンは今頃、何してるの
962名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 12:19:42 ID:ji95S/5h
サンドラ様の下ですがなにか
963名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 20:50:32 ID:lrKVtNNx
下なのかw
964名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 02:01:27 ID:xEp0BhNL
容量ギリギリってことで勝手ながら次スレ立ててきた

Sound Horizon 第2の地平線
http://orz.2ch.io/p/-/yomi.bbspink.com/eroparo/1268758616/ http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1268758616/
965名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 05:17:57 ID:6yWkeTDd
>>964
マジか!!ありがとう。
超←感↓謝↑

読み手専門だが次スレも落ちずに続けていくよう祈ってる
966名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 22:26:51 ID:ZkNVKzFD
埋めついでに

イヴェール「イドへ至る森へ至るイド……か
その地平線には僕が欲情するに至る嫁はいるのだろうか」
タナトス「死ネバ皆私ノ恋人デアリ嫁ダガナ」

エル「パパの中の人の配役も気になるわ、今度はどんな変態さんになるのかしら♪」
仮面にせいしんてきなダメージ!

ライラ「そういえば、私やシャイタンもマキシの生まれなのよねー」
967名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 21:46:48 ID:SN6FMJlY


角煮がなさそうだからこっちに投下してみる
ttp://pc.gban.jp/?p=18138.jpg
968名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 10:59:24 ID:0Awoc7+H
携帯だからか見れんな
新スレ嬉しい>>964に、超←感↓謝↑!
969名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 10:58:02 ID:GdAfX2iH
埋め
970名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 00:24:29 ID:dUFA+Aaj
ねぇパパ、次スレではどんな話が咲くのかしら埋め
971名無しさん@ピンキー:2010/04/09(金) 23:49:10 ID:h0qcabCG
一スレ限りの1000でも構わない埋め埋め
972名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 12:32:20 ID:jRWHzVBc
幸せだったスレ、永久に落ちてしまう前に……
保管庫の管理人さんにまたお願いしてこようかと思う

保管してほしくない職人ローランは言ってくれ
大丈夫そうなら来週辺り行ってくる
973名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 23:09:30 ID:7v9Ehb/m
>>972
d Yeah!! b

埋め保守
974名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 20:51:27 ID:5cGJSXjk
埋めついでに>>962妄想

「レオンティウス!今日こそ私のものになるのだ!」
「な、アレクサンドラ殿!? 女王の貴女が何故私の私室に、むぐ」
「うるさいさっさと私を抱けー!」
「だ、抱く!? というか何故全裸でうわああああああ」
→暗転


俺の中ではこんなレオンとドラ様がデフォルトなんだぜ…
975名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 03:00:13 ID:aErzALot
わかるわかる。レオドラを書こうとして
「ふふ…こちらの槍も女を貫けぬ、などと言わんだろうな?」「な、ど、何処を触って!?」
…的な感じになったな、自然と
似非な方々やレオンは皆、女性に対して強く出れないイマジナシオン
976名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 02:35:03 ID:zHfgx9xh
レオン→マザコンないしフェミニスト
エレフ→シスコン
タナトス→従者に強く出れない
イヴェール→双子に強く出れない
シャイたん→ライラに強く出れない
977名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 07:19:17 ID:lbTH5kqU
カフェの冥府組萌え埋め
978名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 23:55:15 ID:QSW6ndSe
カフェ終わってしまった埋め埋め
979名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 00:07:25 ID:mg7s0Yaz
新譜ジャケきたあああ埋め埋め埋め
980名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 15:34:14 ID:9N1Usdes
闇子かわいいよ闇子埋め!
981名無しさん@ピンキー
ねえパパ、歌姫萌えがあるなら絵師萌えがあってもいいと思うの…
秋にアルバムとかYokoyanの腕がもげちゃう><