【ライパク・ブリアク】鈴木央作品でエロパロ【金剛番長】
20 :
加藤×園田の人:2007/10/30(火) 22:06:43 ID:hAsFvtKJ
週一の保守に来ました。
そんなわけで、続き投下
「お前さ、さっき自分の体が汚いって言ったよな。それは違うから。
絶対に違う。俺が断言してやる。汚いのは痴漢であって、お前じゃない」
「でも......」
「デモもストもない」
「......何よソレ」
「ウチのじーさんの口癖。いや、じーさんはどうでも良いんだ。
お前がさ、汚いって思ってるのって泥まみれの手で触られて服が汚れて嫌な思いしてるのと同じじゃないかと思うんだ。
着替えちまえばどうって事無い、洗って泥を落としちまえばどうって事無いんじゃないか?
ただ、汚れが形として見えないからどうしていいか判らずに、気持ち悪くて汚いって感じるんじゃないか?
いや、実際汚れてなんかいないんだけど、お前の気分的にそんな感じなんじゃないかな......と。
まぁ、俺が男だから単純にそう思うだけなのかもしれんけど」
「見えない......汚れ......?」
「だから、お前は汚くないよ。それでも......まだ、気持ち悪いか?」
腕の中で頷く園田。気休めにもならない俺の言葉。弁の立たない自分の頭が恨めしい。
七瀬なら上手に納得させられるんだろうにと、今この場にいないヤツの顔を思い浮かべる。
「そっか......」
無力だな、俺は。自然と自嘲的な笑みになる。コイツの為に俺がしてやれることは何もないのか。
嗚呼、それでもまだ一つあるか。被せてた学ランを取っ払い、俺のシャツの胸の辺りを掴んでる園田の手を右手で握りこむ。
「俺の手、暖かい?」
「うん......」
「痴漢の手よりはマシか?」
「......うん」
「何処やられた? 拭ってやる」
園田が顔を上げてまじまじと見つめてくる。
それでも、さっきのような切羽詰った迫力は無いから俺も目を逸らさない。
逸らしてやらない。
今度は園田が先に目を逸らす。
「......そんなことしたら、加藤が汚れる」
「綺麗なお前を触った俺が汚れるってバカな理屈が俺には解らない。
俺の手が汚いから嫌だってんならバカな俺でも解る。なぁ、俺の手汚い?
一応練習後にシャワーは浴びたぜ?」
「......バカ」
園田は暫し逡巡した後、俺の右手首を取り直し何も言わずそのままセーラー服の下へと手をもぐりこませる。
タダでさえセーラー服ってのは裾が開きやすいのに、改造丈にしてあるもんだから簡単に手が潜り込む。
ツルツルとした肌触りの化繊の下着。そして、柔らかい体の感触。
ウエストの辺り、余り肉付きが良くないはずの部位。
それでも男の俺とは確実に違う体の感触に心臓が跳ねる。
「そこから......上に手をずらしてってくれればいいから」
「お、おう」
そっと、当てたを上へ少しずつ移動させていく。
あまりの柔らかさにおっかなびっくりで、触ってるんだか触って無いんだかの加減で触れる。
むしろ、さっき抱きしめた時にどこか潰してしまったんじゃないかと不安になる。
「も少し、強くしても大丈夫だから。その、それだとくすぐったい」
「わ、悪い」
恐々と触ってた手に少し力を入れ、掌全体で園田の体に触れる。
「あ、あのさ、一応そんな風な触りかたしないように気をつけるけども、もし俺の手が気持ち悪いと......
痴漢と同じだと感じたら殴り飛ばすなり声を出すなりして逃げろよ?」
「ん......」
ウエストと肋骨の辺りをゆっくりと往復させ、体の感触を手に覚えさせる。
園田の体が強張ったり逃げたりしない力で触る。撫でる。
加減がわかったところで更に手を上に進めると、柔らかいふくらみに指が当たる。
躊躇する俺に届く園田の謝罪の声と懇願の視線。
「嫌な役回りさせてゴメン」
声に促され覚悟を決める。
掌ですっぽりとふくらみを覆い、呼吸に合わせてわずかに上下するそれにあわせて少しだけ力を入れたり抜いたりする。
「ん......やっぱり嫌?」
「そうじゃねえって。なんか、あんまり柔らかくて、下手に触ったら潰しちまいそうでさ」
「どれだけ力を入れるもりなのよ、バカ。」
それもそうかと掌でそっと押し潰してみる。
柔らかな弾力に押し返えされる感触が気持ちよくて何度か繰り返す。丸みに沿って手を滑らせる。
緊張してるせいだろうか、掌に汗を掻いて化繊の下着が纏わりついてくる。
それを無視して、下から上へ持ち上げるようになで上げた時だった。
「ひゃんっ」
短い悲鳴のような声があがる。
「わ、悪い、痛かったか?」
力を入れすぎたかと思い、気遣う声をかけるものの手はそこから離れない。
それどころか首を横に振る園田に安心して、そのまま柔らかさを楽しむかのように掌で弄ぶ。
いや、実際楽しい。
掌の中心に僅かに当たる硬いものの感触と、その周りの柔らかさとのギャップが楽しくて仕方が無い。
って、楽しんでどうするんだ、俺!
目的は園田の嫌な感触を拭い去ってやること。もう一度手をウエストに戻す。
「ん?」
さっきと違う手触りと身を竦める園田に、頭の中にハテナマークが広がる。
撫で上げて気が付く。
どうやら園田の着ている下着は短いタンクトップかなにかで、俺が触ってる間にたくし上げてしまったようで......
素肌を撫で上げ、指はブラジャーに掛かってるという状態に頭に血が昇り赤面したものの、
痴漢より酷いことをしてるという現状に気付き一瞬にして血の気が引く。
手を離さなければと頭では思うものの体が固まってしまって動かない。
「大丈夫だから......」
園田はそう言って、固まって動かない俺の手に自分の手を重ねる。
「......暖かい。本当に暖かいね、加藤の手。痴漢の手は怖くて気持ち悪いだけだった。
男の人の手だという点では一緒なのに、こんなに違う。暖かくて、優しくて......気持ちいい」
「もう、大丈夫か? 全部拭えたか?」
「......」
「あと何処だよ」
返事が無いのは拭いきれてなくて、その場所を言いよどんでるものだと断定して場所を聞く。
園田は一つため息を吐くと、俺の手を胸から下ろさせる。
チチチチチッ。
? ファスナーを下ろす音?
スカートのポケットの辺りにある園田の左手。慌てて上から掴む。
「あ、あのさ、園田?」
「はっ......あははは......私もやられたときはビックリというか、感心したわ。
確かにココから手を入れればバレ難いもの」
「馬鹿、笑い事じゃないだろうが......」
笑い事にしなきゃやってられないのであろう園田の心理状態に俺が泣きそうになる。
そして、痴漢に本気で腹を立てる。自分を棚に上げて。
そうだ、自分を棚に上げて......だ。園田は勘違いしてる。
俺の手は決して、優しい手なんかじゃない。
偶々タイミングよく気持ち悪くない程度の手があっただけなんだ。
勘違いするように判断力の鈍ってる園田につけ込んだんだ。俺が。
本当に優しくて暖かい手なんて、惚れた男のだけだろ。
『ごめん』
そんな言葉が喉の奥をちりちりと引っかく。
「目、瞑ってろ」
自分でも反吐が出そうなぐらいの優しい声がでる。本音では、まだこの柔らかな体に触れていたい。
でもこうして触れる事自体が本当は、本当にありえない事なのに。
「一つ、いい事教えてやるよ」
本当にこいつに触れて良かったのは俺じゃない。
「俺と七瀬、肩幅と手の大きさそんなに変わらないんだぜ? だから......さ、目を瞑ってろよ」
「加......藤?ごめん、言ってる意味が良く解らない......っていうか、なんで将臣の名前が出てくるの?」
「ん。記憶の上書きをさ、俺でする必要は無い。好きな男で上書きしとけって事......
お、おい?園田?何が可笑しいんだよ。」
「もうね、怒って良いんだか泣いて良いんだか迷ってたら笑えてきたのよ、バカ。
あんた、私に痴漢させる気なの?」
31 :
加藤×園田の人:2007/10/30(火) 22:17:07 ID:hAsFvtKJ
これでしばらく保守されるでしょうか?
ああ、明日の金剛番長が楽しみでしかたありません。
月美ちゃんの出番はあるのでしょうか?あるといいなぁ・・・
32 :
加藤×園田の人:2007/11/07(水) 21:55:06 ID:A+KVSFW6
一日遅れで保守&続き投下
「なんでそうなるんだよ!?」
「だって、そうじゃない?
私の体を勝手に触って気持ちよくなる痴漢と、あんたに体触らせておいて
他の男のこと考えて気持ちよくなるっていうのにどんな差があるのよ。
そんなつもりで、こんなことしたんだと思われてたのが悔しいやら悲しいやら。
加藤は触ってる間、他の女の子の事を考えてた?
答えなくていいわよ。肯定されたら立ち直れないもの。
でも、少なくとも最初は私に同情してくれたのよね?
そうじゃなくて、女の子全部に同情したのかな。加藤は、誰にでも優しいもんね。
それを勝手に私が勘違いしたってこと......かな。
本当のバカは私だわ......本当に、バカよね」
「園田?」
「違う、そうじゃない。本当は......私に同情したんじゃなくても良かったの。
他の女の子のこと考えててでも良かった。
加藤が私に触れてくれたって事実は変わらず残るもの。
汚くないって言葉が嬉しかった。
優しく扱ってもらえて嬉しかった。
だって、こんなことになる前から私は加藤が」
「園田ストップ!」
まくし立てる園田を一喝して黙らせる。
普段の園田にこんなことしようものなら、三倍の怒声が飛んで来るのだが......
今の園田は情緒不安定で、少し声を張っただけでベソを掻いて脅えている。
「もう喋らない方がいいって。今日の......今のお前半端なく情緒不安定なんだよ。
今持ってる感情はその上に成り立ってるから、いつものお前らしくない言動したり、
思っても無いこと言っちまうんだよ。な?」
「も......やだ......じゃあ、せめて、否定させてよ......なんで私が将臣の事を好きなのよ......理由が解んない」
「だって、お前あいつの事名前で呼ぶじゃん」
「小学校上がる前からそう呼んでたのに、今更『七瀬くん』とか『七瀬』って苗字で呼ぶほうが恥ずかしいじゃない。
も一つ言うなら、将臣は中学生にもなって恥ずかしげもなく『ちーちゃん』なんて呼ぼうとしたから『園田』に矯正させたのよ。
なんなら、あんた今から『園田さん』ってさん付けで呼んでみる?」
......確かにそれは気恥ずかしいかも。そして園田に同情する。
七瀬が他人に無頓着なのは知ってたがそれほどだったのか。
「あいつ、うちのエースだし」
「スケーティングが上手いから好きになるって言うなら、エフゲニー・プルシェンコか
アレクセイ・ヤグディンを好きになる方が理に適うと思うわ。
現実的かどうかは置いておいて」
話が飛躍しすぎだと思う反面、尤もだとも思う。
「でも、俺より上手いし、ルックスいいし、スタイルだっていいし、頭いいし」
「なんでそんなに将臣にコンプレックス持ってるのよ?」
園田の質問に俺は答えない。その答えはすでに提示してある。園田が気付かなかっただけで。
「お前、あいつに女として見られたかったんだろ?」
脅えてた目にみるみる涙があふれていく。泣き顔ばかり見てる今日。
「違うのかよ?」
「もう、いい。バカ......っふぅ......う......っく」
さっきは、泣いていたから抱きしめた。今度は俺が泣かせたから抱きしめる。
違うのかよ。じゃあ、誰に女として見られたかったんだよ。
お前がまくし立てた独白を、俺の都合のいいように解釈しちまうぞ。
俺が一喝して止めた先の言葉は、きっと俺が世界で一番聞きたかった言葉だと。
そして、こんな状態のお前に一番言わせちゃいけない言葉だったと。
「そうかよ......でもな、俺はバカな上に卑怯者でさ......
お前が情緒不安定なのにつけこんで、好きだとか言っちまうんだ」
腕の中の肢体がビクリと跳ねるが、動けないように更に力を込める。
「園田が好きだよ。
でも、お前は七瀬の事が好きだと思ってた。
だから、俺はあいつにコンプレックス持ってた。
何をやってもあいつよりダメだから、笑ってバカやってるしかなかった。
バカな事してりゃ、お前にかまってもらえるしな。
お前が七瀬を見る時、視界の端にでも映ればそれで良かった」
卑怯な俺。園田の同情を買おうとしてる。
「お前が好きだよ。
園田は俺が優しいって、誰にでも優しいって言ってくれたけど買いかぶりすぎだ。
お前じゃなかったら、わざわざ話を聞きに近寄らない。入口で『じゃあな』で終りだ」
卑怯な俺。お前だけが特別だと強調してる。
「そもそも、片思いしてるお前に触れるなんてありえねえ事態だし。
他の女のこと考える余地なんてありゃしねえよ。
とっさに『拭ってやる』なんて言葉が出てきたのは、お前にずっと触れたいと思ってたからだ。
お前に触れるんだったら、雑巾の代わりだろうが他の男の代わりだろうが構わなかった」
卑怯な俺。自分のしたことを正当化しようとしてる。
情けない俺。園田の顔を見れなくて、腕の中に、胸の中に抱きしめて見なくて済むようにしてる。
「お前が泣いてるのを見て、痴漢の野郎をぶち殺してやりてえと思った。
でも同時に、お前に触れた痴漢が羨ましくて仕方なかった。
今お前を腕の中に抱いてるのは、そんな浅ましいヤツだよ」
「加藤......」
腕の中で園田が身じろぐ。
「悪い、嫌だろうけどもうちょっとだけ我慢してくれ。
今、腕を放してこのみっともない顔を見られたくない」
「バカね。嫌だなんて一言も言って無いじゃない」
園田の腕が背中に回り、トントンとあやすように叩かれる。
「私だって今日は散々情け無い泣き顔をあんたに晒したわ。
それに、あんたのみっともない姿なんて見飽きるぐらい見てるわよ。
今更グダグダ言わないの。ほら、少し腕を緩めてちょうだい」
渋々腕の力を抜いて、園田と対面する。
園田の細い綺麗な指が俺の頬を拭う。慌ててその手を掴んで止める。
「手、汚れるぞ」
「私はそう思わない。私の手が汚いから嫌っていうなら解る......
けど、練習後にシャワー浴びてるわよ? それでも、ダメ?」
「どっかで聞いた台詞だな、おい」
くすくすと笑う園田。俺は手を離して園田の好きなようにさせながら問う。
「なあ、お前嫌じゃないのか? 後悔して無いのか?」
ズキン......と胸が痛む。辛いと本当に胸が痛くなるんだなと、変な事に感心する。
こんな男に惚れられて嫌じゃないのか?
こんな男が肌に触れて後悔して無いのか?
せっかく園田が拭ってくれたっていうのに、また涙がみっともなく頬を伝う。
男の癖に泣き落としかよと、心の内で自分につっこむ。
「私の情緒不安定がうつっちゃったみたいね。ちょっと目を閉じてなさい」
言われるまま目を瞑る。
プツン、プツンとスナップを外す音が聞こえたと思ったら、ついっと頭を引き寄せられ園田の胸に抱きしめられる。
驚いて目を開くと、胸当ての外れたセーラー服、襟ぐりの大きく開いたタンクトップ、真っ白で柔らかな肌が目に飛び込んでくる。
「あっ、コラッ、目を開けていいなんて言ってないわよ!
そうそう、目を閉じて......心臓の音、聞こえてくるでしょ?
『鼓動は人間が一番安心する音である』っていうのを、あんたの腕の中でこの音を聞いて思い出したわ。
声も体を通して響くから、いつと違う風に聞こえるでしょ」
園田の体を通して聞こえる柔らかい声と、その奥に息づく潮騒のような鼓動。
全てが暖かくて優しくて気持ちよく響く。
「ねえ、さっき私に『情緒不安定だから思っても無いことを言ってる』って言ったじゃない?
あんたは今『思っても無いこと』を言ったの?
少なくとも私は思ってたことを言ったわ。
逆に感情に任せて言わなくて良い事まで言ったのに」
43 :
加藤×園田の人:2007/11/07(水) 22:09:13 ID:A+KVSFW6
今週の保守はこれにて。
金剛番長にもっとおにゃのこ出てこないかなあ...
上げるぜ
園田の指が髪を梳くように俺の頭を撫でる。
「あんたの言った、『嫌』とか『後悔』が何を指してるのかは解らないけど......
一つだけ後悔してる事が有るわよ」
「ごめん」
そんな園田にいつまでも甘えてるのは申し訳なく、体を離そうとするが園田の腕がそれを許さない。
「バカ、最後まで聞きなさいよ。
私が後悔してるのはね、もっと早くあんたに好きだって言ってれば良かったって事よ」
俺の耳元で園田が甘い声で囁くように言葉を紡ぐ。
「あんたが好きよ、加藤。
さっき言おうとして止められた時は、あんたは私のことをなんとも思って無いから......
好きだと言われたら迷惑だから止められたんだと思った。
挙句に情緒不安定だからこんな事言い出すんだって言われて......だから、せめて誤解を解きたかった。
でも、何を言っても通じないのが悲しくて、もう、どうでもいいとさえ思った......」
「園田......俺......」
園田の腕が緩み、正面から向き合う。互いに泣きそうな顔の頬に触れる。
「あんたが卑怯なら、私は狡猾よ。あんたが言ったこと、忘れてなんかあげない。
たとえ情緒不安定で思っても無い事を言ったんだとしてもよ」
「俺はバカだから、思っても無い事言うなんて賢しい真似は出来ねえ。
だから、何度でも言ってやるよ。園田が好きだ」
「私も加藤が好きよ。後悔なんてしてあげない」
言い放つ園田が余りにも綺麗で、可愛くて......惹きあうように唇に唇を重ね合わせる。
触れ合うだけの、小鳥が交わすようなキス。
唇の柔らかい感触が気持ちよくて、園田の拒絶が無いのを良いことに二度三度と繰り返す。
薄目を開けると、そこには気持ちよさそうな園田の顔。
散々泣かした目の端にキス。
涙の跡が残る頬から跡の途切れる顎にかけてキス。
唇を離し柔らかに抱きしめる。
「ヤベェ、嬉しくて泣きそうだ」
「そしたら、また拭ってあげるわよ」
園田は言いながら背伸びをして俺の目の端にキスをする。
心臓が跳ね上がるように鼓動を刻み、ある欲求が湧き上がる。
「なぁ、園田。俺、お前に触れたい。拭うとかいうんじゃなくて、俺がお前に触りたい」
「エッチ」
「それは否定出来ねえなぁ。でも、そういうんじゃなくてさ......」
スケベ心がないとは言い切れない。でも、そんなものだけじゃない。
むしろソレより強いのは独占欲。
誰よりも先に、誰よりも沢山こいつに触れておきたい。
どうやって説明したら良いのか考えるが、見当が付かない。
だから、園田の退路を絶つだけの、卑怯な質問を投げかける。耳元へ。囁くように。
「嫌か?」
「......嫌じゃない......」
そうだよな。やっぱりそう答えるよな。積極的な肯定では決して無い、否定の否定。
支えもなく立ってるのが心もとなくて、園田を引っ張り壁にもたれるようにして抱き寄せる。
園田の腕がしがみつくように俺の首に回る。
手をタンクトップの裾からもぐりこませる。
左手は背中に潜り込ませ支えに、右手はさっきと同じように肌を撫でる。
ゆっくりと、柔らかさを楽しむように。
余分な肉なんて付いて無いのに、なんでこんなに柔らかいのだろう。
そんな事を考えながら手を上へ上へとずらし、柔らかなふくらみをすっぽりと手で覆う。
園田の細い体つきに、標準よりでかい俺の手が丁度いいってことは結構なボリュームである。
胸が大きく見えるのは衣装のせいって訳じゃないんだなと、妙な感心の仕方をする。
ブラジャーの上から弾力を楽しむ。
下から上へ撫で上げるたびに、園田の呼吸が浅くなり胸の中心が硬くなっていく。
外したままの胸当てから覗くタンクトップの襟ぐりに、撫で上げる俺の指が見える。
ふくらみを掴んだまま持ち上げるようにして、中指で鎖骨をなぞる。
「ひゃんっ」
中途半端な悲鳴と共に、のけぞる園田。
その反応が恥ずかしかったのか、パッと真っ赤になり俯こうとするが、もう遅い。
止める間もなく反応の上がった鎖骨にキスを落とし、そのまま唇を滑らす。
「......っやぁ......」
一瞬、『嫌』と言われたのかと思ったが、園田の腕は俺にしがみついたままで拒絶してるわけじゃなさそうなので続行する。
続行と言うよりも寧ろエスカレート。
ブラジャーの上からじゃ飽き足らなくて肩のストラップから手を滑り込ませる。
が、密着するのは良いものの空間が少なくて思うように手が動かせない。
これでは面白くないので、空間が出来るように園田を抱え直し、両手を背中の中心へ。
そして耳元で、お強請り。
「ダメ?」
園田は浅い呼吸を繰り替えし、酸欠なのかぽやんとして言葉の意味を理解できないようなので
背中のホックの部分を二三度突いて繰り返す。
「ダメか?」
俺の肩口に顔を埋め、ただただ首を横に振る園田。
これでは『嫌』なのか『ダメじゃない』の意思表示なのか判らない。
だから俺は『ダメじゃない』と決め付けてホックを外す。
と、結構な勢いで外れる。サイズ合って無いんじゃねえのか?
だって、触った感じもさっきより心なしか柔らかくて大きい。
「お前、これ締め付けすぎじゃね?
やけに勢いよく外れたぞ。それでさっき息苦しそうだったのか?」
聞きながらも手は動かしたまま。
人差し指と中指の付け根でツンと上を向いた部分を摘みながら、掌と他の指で柔らかな部分を玩ぶ。
浅い呼吸を繰り返す理由は他にも有りそうだ。だって、今も続いてる。
「......って、滑る時......邪......魔だ......ひゃぅっ......」
同じように柔らかそうだった耳朶に歯を立てる。
唇で挟むと弾力が面白く気持ちいい。
今手が触れてる部分も噛んだらこんな感触なんだろうか。
「......も......や......だぁ......」
しがみついているものの、俺が左腕を外したら崩れ落ちて行きそうだ。
和志だったら上手なリフトの仕方とか知ってるんだろうけども俺はペアなんてやった事無いし。
とりあえず、左足を園田の膝に割り入れる。
「俺の脚に座っちまっていいから」
壁にもたれてるから、これなら俺でも園田ぐらいは支えれるだろうと腰を引き寄せる......
が、逆に園田は座るまいと首にしがみつきなおす。
「お、おい? 園田?」
「......め......汚れ......」
あぁ、そういえば下も触られてたんだっけ。まだ汚いとか気になるんだな。
何があってもお前は綺麗なのに。
「じゃ、拭ってやる」
「ちがっ......そうじゃな......きゃぅ、やめぇ......ヤぁ......」
ファスナーから入れた手を腿に這わす。しっとりと汗ばんで手に吸い付く肌。
園田が熱に浮かされたように『やめて』と『やだ』を繰り返す。
それが精一杯の抵抗なんだろう。
でも、ゴメン園田。それ逆効果だ。
耳元で吐息混じりにそんな事言われて我慢できる男っているのか?
少なくとも俺はムリ。
下着の上から園田のお尻を撫で回す。
小振りで薄い肉付きだけに、触ってる感触がダイレクトに伝わるらしく手を動かすたびに体に声に反応が出る。
「も、い......から......全部......拭えた......から、やめ......」
「じゃ、この先触るのは俺が最初なんだ?」
「っひゃぅん!?」
脇から直接手を入れ柔らかい恥丘から亀裂に向かい指を這わすせ、ゆっくりと撫で擦る。
指に直接伝わる園田の体温......そして、指を進めるにつれ纏わり付く水より粘性の高い液体。
下着もぐっしょりと濡れていてその役目を果たしていなさそうだ。
「汗? ......じゃねえよな......? 俺の手が『気持ちいい』ってソウイウ意味も含んでた?」
「だ......から、ヤ......ダ......言った......のに......汚れ......って」
「バカ、なんで泣くんだよ。あー、もういい、泣いてろ。
な? 俺の手泣くほど『気持ちいい』んだろ?」
今日だけで一体何回泣かせたんだろう。でもって、今回のは最悪だ。
嫌がる園田に痴漢ですら触ってないところに触れて泣かせた。
55 :
加藤×園田の人:2007/11/14(水) 22:58:17 ID:kIaxXupk
今週の保守はこれにて
金剛番長にもっとおにゃのこ出てきたらココも活気付くかな?
56 :
R2:2007/11/20(火) 16:15:06 ID:pYrgAOM/
どもですー、加藤×園田の人さんの作品は毎週楽しみにしてますよ★
それなのにまた保守にも来なくて申し訳ないです・・・・
明日には無事にサンデー入手できるかどうか祈ってる所です
ウチの地域普通に1日遅れの入荷になってる時ありますんでwww
・・・・で、今回は遅れたにも程があるのですがサンデー50号の金剛
番長を読んで小ネタを考えついたので保守代わりに投下しますね
こんなんでも楽しんで下されば幸いですよ
千代田区の居合番長の手の者によって拉致された陽菜子。
そして居合番長こと桐雨刀也宅にて、雷鳴高校の制服から着物に着替えさせられるのであった。
「美しい・・・・・」
「やはり日本女性には着物がよく似合う。素足を見せるような服装は好ましくない。」
「はあ・・・どうも・・・」
(逆らったら何されるかわからないからって、なんでこんな格好を・・・
ハッ・・・!!まさか、こんな格好で変なプレイをしようって言うんじゃ・・・・・・
って、冗談じゃない!)
「あっ・・・あのっ!私をどうするつもり・・・・・・」
「・・・何か不満な事でも?」
「そっ・・・・そうよ!!わ、私にこんな格好させてどうするつもりなの?!」
「別に危害を加えるつもりはない。ただあの服よりは着物の方が・・・・」
「嘘よっ、着物着せていかがわしい事するつもりなんでしょ?私、テレビで見た事あるんだから!!」
「・・・?」
「いかにもやらしい事考えてますって顔してる悪代官オヤジが若い娘の着物の帯をくるくる解いて
『よいではないかよいではないか』って女の子を脱がしていくみたいな事、するんでしょ?!」
「それはあくまでテレビ番組上でのフィクションじゃないのか・・・・時代劇の見過ぎだ」
「それだけじゃないわ・・・・・!!小説で読んだ事あるけど、着物着てる上に荒縄縛ってSMな事
もするつもりなんでしょ?あなた折角のイケメンなのに趣味悪いわよ!!」
「・・・・君の父親は団鬼六かい?」
「ちっ、違うわ!!これはたまたまパパの書斎で見つけて読んでみただけなんだから!!
と・・・とにかく私はそんなんで体許すほど安い女じゃないからね!!」
(・・・・この子の有り余る想像力、というか妄想力はある意味賞賛に値するな・・・・)
近頃の女子高生の思考が少しだけ分からなくなった居合番長こと桐雨さんであった。
58 :
R2:2007/11/20(火) 17:24:08 ID:7Qxmo6pU
以上、超小ネタをお送りしました
それにしても、あの悪代官の帯回しプレイってどこから作られたものなんでしょうね?www
加藤×園田の人さんも仰られてた通り、そろそろ金剛番長にもおにゃのこ増員して欲しい所ですな
悪矢七ギャルズ再登場でも全然オッケーなんですがw
さそり番長でも登場してくれないかな・・・・勿論舎弟や取り巻き達は全員おにゃのこで固めるとか
まずは明日のサンデーに大人しくwktkするとしますか
59 :
加藤×園田の人:2007/11/23(金) 10:12:40 ID:60s6cshG
着物は割れた裾から見える緋色の腰巻と、さらにその腰巻がはだけて見える白い脚がもうね(挨拶
R2さんの小ネタに思いっきり笑ったです。
「うわー、本当にこんなやりとりしてそう」って(笑)
保守はR2さんがしてくれたので、続き投下します
40-49まで
それでも、手は止めない。
唇は鎖骨を柔らかく食み、ゆっくりと舌を這わせ、手はそのままワザとピチャピチャと音が立つように
指の腹で亀裂を行ったり来たりさせる。
「きゃぅ......んやぁ......はぅん......」
どんどん溢れてくる蜜のその奥へ、中指を少しずつ埋めていく。
熱く滑る感触が指を圧迫する。
同様に園田も指に圧迫されてるのを息をのんで耐えるようにしてる。
「痛いか?」
声を出さずに、ただ横に首を振る。苦しそうなのを何とか緩和してやりたくて、親指で届く範囲を優しくなでる。
「ひゃんっ」
親指が何か硬い芽のようなものに触れたとたん、園田が背を逸らして飲み込んでいる指を更に奥に誘おうとする。
中の熱いうねりが少しでも熱を冷まそうと、蜜が指を伝い掌まで垂れ流す。
零れてきたソレを、さっき親指に触れた硬い肉芽に掌全体で擦りつける。
「やぁぁ......だっ......ひゃぁ......」
しがみつく腕の力と耳にかかる熱い吐息、搾り出すような園田の喘ぎ声に
暴走しそうになる自分を抑えるのがやっと。
だって、俺が一方的にお前に触りたくて始めたこの行為なのに、
さらに一方的な自分の欲望を吐き出したらダメだろ、やっぱり。
掌の動かす範囲を広げ、中指の出たり入ったりを少しずつ繰り返し始める。
最初は噛むように締め付けるばかりだったソコも、だんだん指の動きに合わせて蠕動するように指を食む。
「や、も............お願......いだか......ら......」
どうして欲しいんだ? もっと?
そんな意地悪な質問をしてやろうかと思いもしたが、大人しく手を止める。
最後に親指の腹で円を描くように肉芽を優しくいじって押さえつけながら、意地悪く中指をくの字に曲げてゆっくりと抜く。
「ごめ......なさい......ごめん......ゴメン......ネ」
「ん? なんで謝るんだ? 俺が触りたくてやったんだ。謝るなら俺の方だ」
「だ......て、手......汚く......ぐちゃぐちゃに......ゴメ......」
「なあ、園田。これ、気持ちいいからこうなったんだろ?
俺は嬉しいけどな。だって俺の手で気持ちよくなってくれたんだろ?
謝る事じゃないって。それとも、気持ち良かったのが恥ずかしい?
ほら、園田、こっち見ろって。お前の顔が見たい」
少しだけこっちを見てくれる。恥ずかしそうにべそをかきながらの切なそうな表情。
園田はなんとか呼吸を整えて口を開く。
「変じゃない? おかしくない?
そんな音がするぐらいグチャグチャで、加藤の手だって凄い汚しちゃって本当は嫌なんじゃない?」
スカートから手を出し、園田の目の前で指を広げて見せ付ける。
「汚したって、この事?キラキラして綺麗じゃん」
手はしっかりと濡れて、広げると糸を引くほどだ。
上気した頬を更に真っ赤にさせる園田を尻目に、その指をピチャピチャと音を立てて舐り上げ園田の味を堪能する。
「ダメ、汚──」
「──くない。なんなら直接舐めてやろうか?」
止めようとする園田の声に上から被せるように言ってやる。舐った指で園田の唇の輪郭をなぞる。
「お前の体に汚い所なんてないって。
それにだなぁ......俺に『変?』だとか『おかしい?』だとか聞かれても......そのな、困る。
あのな、女の子にだなぁ、その、こんな風に触る事自体初めてだっつーの。
こういうもんじゃねーの? っていうか、お前の方が知ってるだろ。
自分でする時と比べてどうよ? そんなに何か違うのか?」
「自分で?」
「......もしかしてお前......した事無い? 一人エッチ」
「バ......バババ......」
「はいはい、どうせ俺はバカでスケベですよ」
真っ赤になってどもる園田に軽口で返す。
そして園田の、痴漢に触られた自分を『汚い』と言い放ってしまうような少し潔癖なところに納得がいく。
性的に人に触れられることが正真正銘初めてだったのだろう。
だから普段あれだけ気丈なヤツなのに、痴漢に遭ったショックが尾を引いてあんなに不安定になってたのか......
ただ、俺がスケベなのは事実で......その証拠に自身が痛いほどに猛ってる。
幸いな事に園田は色々混乱しているようで気付いていない。
本当は軽く抱きしめて、園田の存在を感じられる程度に触るだけのつもりだったんだよな。
それなら勃ってもすぐ治まる程度で済むと思ったんだけど......
なぜか直接胸をいじり倒したり、下着の下の亀裂に指を這わせたり、熱い園田の中に指を埋めたり......
って、園田を腕に抱きながらそんな事思い出したら治まるものも治まらない。
っていうか、そろそろ限界。
「園田、悪い。ちょっくら便所行ってくる」
肩を掴んでちょっと強引に引き剥がす......
が、園田の膝から足を抜くのに失敗し、足払いのようになり、ガクンと園田の膝が落ちる。
左手で園田の腕を掴んでいたため、何とか床に激突させる事は防げたものの......
膝立ちになった園田の顔は丁度その辺りで......
ソレはズボンの上からでも見て解るような状態で。
「あんまりマジマジと見ないでくれ......」
「ご、ゴメン、今私がぶつかったから......?」
「んや、その前からだから。しょうがねえだろ、お前に触ってるの気持ちよかったんだよ。
その上耳元であんな喘ぎ声聞かされて、勃たせるなって方がムリ」
「ゴメン」
痛え。色んな意味で色んな所が痛え。
なにより、責任を半分園田にかずけて逆ギレする俺の言動が一番痛い。
っていうか、なんでお前が素直に謝ってるんだよ。普段のお前はそんな殊勝なヤツじゃねーだろ。
俺が言いがかりつけてるだけなんだから、『なにバカなこと言ってるのよ』って一発殴っておしまいじゃん。
「私のせい......なんだよね?」
「あー、気にすんなって。俺だってお前の下着グチャグチャにしたんだし、
単なる生理現象だから出すもん出しちまえば......」
「どうすれば、いい?」
カチャッとベルトを弄る音がする。白く細い指をベルトに掛けているのは、どうすればいいかなんて解ってるってことだろ。
「二律背反......か」
『自分の体は汚い』と言う園田に『園田は何があっても綺麗だ』と言う俺。
誰に何と言われても、園田自身が否定しても園田が綺麗だと俺は肯定できる。
でも言い放った口で『俺の涙なんて拭ったら手が汚れる』と言ってしまう。
『俺の欲望を受け止めさせるなんて汚い真似させたくない』と心では思うのに......
だから嫌なんだろう。自分の手で園田を汚すのが。
二律背反というより、これは寧ろアンビバレンス。
本当に『何があっても綺麗』なら『欲望を受け止めても』綺麗なはずなのだから。
「本気でどうにかするつもりがあるなら......ベルト外してくれよ」
「ん......」
ベルトを外そうとするが、カチャカチャと悪戯に音を立てるばかりで上手く外れない。
見ると指先は震えている。それでも何とかベルトを外す。
「怖いんだろ? 止めていいぞ? 今日のところは自分で何とかするからさ......」
「違う。怖くない。怖くないけど......ベルトを外して、その後は......?」
「園田、ティッシュある?」
園田からポケットティッシュを受け取って、ズボンのボタンを外しファスナーを下げ膝の辺りまで脱ぐ。
「怖く無いなら、目を逸らすなよ?」
ボクサーパンツなもんだから、布の上からでもハッキリと形が見て取れる。
先のほうは恥ずかしいぐらいに先走りの汁で濡れた染みができている。
ヤバイなと思う。
明らかにいつもより興奮してる。
園田の目に晒した瞬間にイっちまうんじゃないかと思うぐらいだ。
腹を括ってパンツを下ろす。
腹を打つぐらいに反り繰り返っているせいで引っかかって脱ぎにくいがムリに下ろす。
たったコレだけの事に、ちょっとしたトレーニング後ぐらいに息が切れる。
園田を見下ろすと恥ずかしそうに真っ赤になりながらも、約束どおり目を逸らさずにいる。
「結構、グロテスクだろ?」
この問いに、恥ずかしさのせいか困ったような表情で首を横に振る。
「か、加藤......あのね、その」
「ん? 何だよ?」
――触ってみてもいいかな?
消え入りそうな声で聞いてくる園田に、俺は思考停止する。
それを園田は『NO』だと受け取って謝る。
「ごめん、ダメだよね。嫌だよね。変な事言ってごめん」
言ってしまった内容の恥ずかしさに気付いてか、俯く園田。その頭を軽く小突く。
「目を逸らすなって。それさえ守れば何してもいいから」
園田の指先が恐る恐る脈打つソコへ触れる。
触れたと思ったら、熱いものでも触ったかのようにパッと手を引く。
もう一度触れる。
今度は付け根から先端へ輪郭をなぞるように指を這わせ、そっと握る。
振動で揺れて別のグロテスクな生物のようなソレに添う綺麗な白い指が淫靡で意識が飛びそうだ。
「すごく熱いモノなんだ?」
「違う、お前の手が冷たいんだよ。ほら」
園田の手の上へ俺の手を重ね一緒に握りこむ。
とたんに背筋が粟立つような凄い感覚に襲われる。
この冷たい手で扱かれてイっちまいたい。
そんな不埒な欲望に呼応するように、鈴口で玉になってた先走りが糸を引いて手に垂れていく。