FantasyEarth ファンタジーアースでエロパロ 3Dead

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1名無しさん@ピンキー
建ててみた。
3Deadなのは趣味。

※晒しや叩きは禁止です。煽り荒らしはスルーしましょう。
※ゲーム内、スレ問わず公共の場では良識のある行動を取りましょう。
※特に他プレイヤーに迷惑をかけないように。
※sage進行推奨

公式 ttp://www.fezero.jp/

前スレ
FANTASYEARTH ファンタジーアースでエロパロ2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1183293365/
2名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 22:55:58 ID:qbwMJ3y3
バシィ!!
「んゆー!!(泣)」
皿♀「どうしたの?!」
雷皿♀「弓スカちゃんが私のお人形壊したからぶったの!」
弓スカ♀「んゆー!!(泣)んゆー!!(泣)」
皿♀「ほら、このバナナを食べて仲良くして」
弓スカ♀「んゆ〜・・」
雷皿♀「・・・・」
敵ヲリ「可愛い子めーっけ」
皿♀「?!」
ヘァ!ズシャ
皿♀「ぁ・・」
敵短スカ「いっちょ上がりだぜ、へへ」
弓スカ♀「ん、んゆー・・(ぶるぶる)」
雷皿♀「ぁ・・あぅ・・(しょわ〜)」
敵ヲリ「なんだぁ?おもらしかぁ?」
両手♀「お前達なにをしているの?ぁぁぁ!キャー」ドポン
敵ヲリ「バナナの皮に滑って川におちていきやがったぜ、さてお嬢さん達、いいことしよかぁ」
3名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:55:07 ID:WsfrXiwH
>>1乙。
4名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 00:48:27 ID:bm2OsZhF
>>1乙。
そして職人に期待。
…カオスはもうおなかいっぱいだお。
5名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 03:39:11 ID:W0jbRXpu
まぁ
なにもないよりいいがな
スレが止まってるのが一番アレだ
6名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 04:42:13 ID:hfbxHmfv
112 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2007/10/18(木) 03:41:35 ID:eZGjpfZh
盾含まず合計で防具の数値87だった
7名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 04:43:07 ID:hfbxHmfv
ごばった
8名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 15:52:34 ID:PKdU6ykM
皿♀「ここは?」
ザッザッ ザッ
「んゆー!」「ゆー!」「んゆー!」
皿♀「あなたたちは?」
長ピア厨♀「んっゆんっゆんゆー(お前はだれだ?)」
片手♀「下がっていろ、皿♀、彼女達の言葉は私たちとは違う」

ピア厨♀達「!ゆーんゆーゆゆーん!(パワスカ♀!部族一の戦士!)」
パワスカ♀「・・んゆーゆー(長、私が相手をします)・・お前達は私がたおす」
皿♀「あなた言葉をはなせるのね」
片手♀「こい、たいまんだ」
9名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 16:01:52 ID:PKdU6ykM
片手♀「いくぞ皿♀!フォースインパクト!」
皿♀「ヘルファイア!」
パワスカ♀「!んー!ゆ!ゆゆゆゆゆゆゆ」
片手♀「なに?このパワシュのラッシュは!?うぁぁ!」ズザァ
皿♀「きゃぁぁ」
ピア厨♀達「ゆーんんゆー!ゆー!(パワスカ♀!最強の戦士)」
片手♀「まだよ、まだこれからよ」
パワスカ♀「さすがだ」
片手♀「いくぞ!スラムアタック!」ギャオゥ!
ドガァ!
パワスカ♀「ぐ!?」
片手♀「ソニックブーム」 ゴァオォォォ!
パワスカ♀「んゆー!!」ズギャァァア
皿♀「いまよ!ヘルファイア!」ドギャァァァァ
パワスカ♀「くぁ!!」
10名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 19:22:27 ID:HbS4VHWi
くぁ!!
11名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 19:43:44 ID:PKdU6ykM
ズザァァァ
長ピア厨♀「!ゆーん!(この二人を殺せ!)」
パワスカ♀「ゆんんゆ!(待って!)」
パワスカ♀「何て重く熱い心の篭ったパンチなの、ふふ、負けたわ、私も貴女達と共にいきましょう」
長ピア厨♀「ゆゆんゆ(そうか、お前がみとめたなら仕方あるまい、やはりお前も血をひいておるのだな、ゆくがよい、そなたたちの道は厳しいぞ、)」
皿♀「よろしく!」
片手♀「いきましょう!パニ・カ・スのまつ城へ!」タタタタ
長ピア厨♀「んーゆんゆ(お前が帰ってくるのをまっておるぞ)」
ザッ
長ピア厨♀「ゆ?(なにものじゃ!)」ヘアヘアヘアヘアヘアヘア ズシャズシャ
ビア厨♀達「ゆー・・(ガク)」
タン・カス「私はパニ・カ・ス様の側近タン・カス、一足遅かったようですが仕方ありません貴方に消えて頂きましょう」
12名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 19:50:46 ID:PKdU6ykM
前回までのあらすじ とうとう片手♀達はパニ・カ・スをおいつめた


パニ・カ・ス「ふふ、私は争いあう人間達にしつぼぐわあア.」

片手♀達「帰ろう私たちの故郷へ」

片手♀は国に帰り偉大な博士になった
皿♀は保母さんになっ
パワスカ♀はロックシンガーとして活躍している
終わり
13名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 20:04:50 ID:yWDdIwKF
ある日、スカ、サラ、オリの3人の娘が居ました
3人ともお胸が大きく、戦争の時に動きの邪魔をするので攻撃があたりません

両手オリ♀「胸が邪魔でヘビスマあたらないよぉ」17歳

氷皿♀「あ〜あ!この胸のせいでカレスミスっちゃった!」24歳

弓スカ♀「…胸が大きいので…レインがうまく撃てません…」21歳

うーん…どうすればいいのかな?
誰かアドバイスしてあげて〜
14名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 20:16:27 ID:QZpRZuDA
巨乳ふぇちな男に守ってもらえばいいよ!
代償は体で
15名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 21:00:54 ID:HbS4VHWi
>>14
−80点
16名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 21:35:08 ID:B1dg4uaG
>>13
揉んでもらって、いっそのことおぱ〜いで殴れるほど大きくすればいいと思うよ
17名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 00:29:47 ID:kqNcGBFO
>>13
俺が後ろから手を回して押さえつけておくから
気兼ねなしにスキルを放ちなさい
18名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 06:58:27 ID:JXaYpyC6
ヲリ♂はチムポスマッシュをした

ドギャア!
19名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:52:35 ID:dm/YnNlu
 
20名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:35:59 ID:JXaYpyC6
「18番こい」
「は、はい」

「きりたくなった」!
「え」ズバっ ドサ
「11番、全裸になれ」


氷皿♀「私達どうなるの?」
火皿♀「私達の人生おわっちゃうんだ・・」
「26番貴様なにをやっている!」
片手♀「この衛兵が隣の子に、ひどいことをしたからよ!」
「26番は全裸にした上股を開かせ町中引き回しの後牛裂きに処す」
片手♀「・・ばいばいみんな」

雷皿♀「うわぁぁぁん恐いよ死にたくないよ!!」
「6番」
21名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:46:46 ID:JXaYpyC6
衛兵「黙れぇがきが!」バキィ
雷皿♀「うぁぁぁぁんわぁぁぁぁ」
衛兵「貴様は死刑だ!」ドス!
雷皿♀「ぁ・・ぁあ痛い・・ょ・・」ドサ
火皿♀ 「ぁ・・ぁぁ・・(ショワ〜)」

「グワァァァ、ギャァ」
衛兵「なにごとだ?」ズギィア!
ヲリ♂「みんな!無事か!!雷皿♀・・!!貴様ら!」
氷皿♀「ヲリ君私のアソコみて!」クパァ
ヲリ♂「ウォォォ!精気が俺のちからとなる!スマァァァッシュ!」
敵「グワァァァァ」

衛兵「たすけてぇ」タタタタ
ヲリ♂「ソニックブーム!」ドピュ!
ズドォ
衛兵「ぐわぁ」
22名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:51:55 ID:JXaYpyC6
片手♀「今回はあなたに助けられた、ありがとう」
ヲリ♂「お前がいたから氷皿♀達はがんばれたんだ、こっちこそありがとう」
片手♀「ふ、私はいくわ、また会いましょう」

火皿♀「片手さん、、」
氷皿♀「?空から光りが!あれは雷皿♀ちゃん!」
ヲリ♂「女神が、奇跡をおこしてくれたんだ」
雷皿♀「え・・私・・」
ヲリ♂「なにもかもこれからだ!いくぞ!」
23名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 00:40:04 ID:iJ7Er5wP
なんだこの文章……(´A`)アキタ
24名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 06:22:02 ID:SFZWGCt8
【1】

「寒いなぁ……」
肌をさすりながら、ポツリと呟く。
辺りには頼りない街頭が1つしかなく、人通りのない路地は、実際よりも夜風を冷たく感じさせる。
ヴィネル島──、ガルム遊技場D6地区。
煙をたなびかせる煙突と、窓からこぼれる光。中では家族や恋人たちが一時の団欒を楽しんでいるのだろうか。
街ではごくありふれたその光景も、今の私には遠くはなれた異世界のように縁のない事のように思える。
富と欲望が集う、華やかな建物が立ち並ぶこの地で、私は…。ただひとり、月明かりにその身を晒して、己の運命を呪っていた。

事の起こりは、2週間前に遡る。
本国カセドリアと、隣国との戦争が膠着状態に陥ったことで、前線兵の一部に帰還と休息が与えられることになったのだ。
依然としてウェンズデイで睨み合いを続ける戦況の中で帰国する事には少なからず抵抗はあったが、
私も、他の部隊員も開戦初期から最前線で緊張の中に身をおき、疲弊していたのもまた偽りの無い事実だった。
休暇は10日程度と短いものだったが、それでもありがたく申し出を受け、私は森と城壁に囲まれた首都、アズルウッドへ戻ってきた。
仲間は皆、家族に再会したりしていたが、私は戦災孤児だ。親はいない。
あの日、燃える故郷から一緒に逃げ出した妹は私同様、聖王女の尖兵となり…今回の休暇メンバーには入っていなかった。
思い思いの時を大事に過ごす知り合いの邪魔をする気にもなれず、私が向かったのが──このヴィネル島だった。
5カ国から永久不可侵を約束された地。
戦いに疲れ、平和な時間もどう使っていいか悩んでいた私には、ある意味ちょうどいい場所だった。
正直勝ち負けはどうでもよかった。
カジノの景品である武具に、興味がなかったといえば嘘になるが、余暇の一興、とその時までは確かに思っていた。

なのに。
それなのに。

私が今、こうしているのは。カジノへと足を踏み入れたその時に、既に決まっていたのかもしれない。
25名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 06:23:15 ID:SFZWGCt8
【2】

カジノに集まる猛者には、私のような初心者は恰好のカモだったのだろう。
詳しい経緯は省くが、なにもかもを私は失った。帰国するための費用も。戦いを共にした愛用の装備品も、なにもかもだ。
己の愚行を悔やむ暇もなく、不足額を笑みを浮かべて告げる勝者。その額は…身に覚えがないほどの高額だった。
もちろん異論を唱えたものの、生殺与奪の権利が向こうにある以上、私に抵抗する術はなかった。
戦場とは異なる地獄。
街角にたたずみ、女の私に残された最後の財産を切り売りする事。
ヴィネルについたその日。哀れみと愚かさを同時に感じた、あの少女たちの列に…。
ほかならぬ、私自身が身を堕とした瞬間だった。


「……っ」
物思いにふけっていた体を再び冷たい風がなでていく。
薄布であつらえた服を1枚しか身に着けていない私には、体だけではなく心までも蝕まれていくかのように感じられる。
何気なしに空を見上げた私に…
「こんばんわ」
不意にかけられる男の声。緊張に身を強張らせてそちらを振り向く。ついに来た。
「こん…ば…ぇ?」
声の主を確認し、挨拶を返そうとした私の視界に予想外の光景がうつる。
そこには…。
「お、結構いいんじゃね?」
「胸がなぁ…。まぁ普通っちゃ普通?」
「うっせ。声かけたの俺なんだから、お前らは後にしろよ」
「へいへい」
4人の、ニヤつく屈強の男達。
「あ、あの…」
不安にかられて呟いた私の声もお構いなしに、彼らは続ける。
「ねぇ、君どこの国の子?」
「肉付きからして、兵務経験者かな」
「おまw なんで見ただけでンな事わかんだよww」
「経験と勘だよw ほら、太ももの張りが…」
「きゃぁっ! や、やめてッ!さ、さわらないでよ!」
不意に一人の男が言いながら、足の付け根をなでて来た。おぞましいその感触に私は耐えかねて悲鳴を上げる。
が、物言いがマズかったらしい。笑みを浮かべてこちらを値踏みしていた男達の表情が厳しく変化した。
「あ? さわらないで?」
「それが仕事じゃねえのかよ?」
「初顔みてえだけど、上等な口の利き方するじゃねえか」
圧力すら感じる低い声で威嚇され、私は思わずあとずさる。剣さえあれば…とも考えたが、今の私は…もはや兵士ではないのだ。
「す、すみません。つい驚いて…」
硬い笑顔を無理やり浮かべ謝罪するが、彼らの怒りはまだ収まった様子はない。
「く、国はカセドリアです。おっしゃるように片手剣の経験があります」
「ふーん、片手か…」
言いつくろうように質問に答えた私に、従順の意を感じ取ったのか、いくぶん態度が柔らかくなっていく。
「ま、いいや。で? いくらなの?」
26名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 06:24:39 ID:SFZWGCt8
【3】

イクラナノ?
この言葉に心が軋む。物を取引するための言葉が、自分が商品となっている事実を認識させる。
「あ、あの私初めてで、その…」
この際思い切り高値を吹っかけてやろうと、自暴自棄で処女を告白するが、これも裏目にでた。
「はぁ? マジでウリ初めてなん?」
「は、はい…で、ですから」
「じゃあ、安めでいいよなぁ?」
「え?」
自分でも滑稽なほど、すっとんきょうな声が口から漏れた。
「で、でもっ」
「こなれてねえなら、サービスに自信なんてねえだろ?」
「ヤった経験はあんのかよ?」
ストレートな質問に顔を赤らめながらも、
「いえ、全く…ないです」
と、答える。
貧窮にあえいだ幼少時から今まで、生活と戦いで精一杯だったのだ。恋愛すら片思いが数度。経験などしたことがないし、興味もなかった。
「だったら安めだな。決まり」
「硬い反応が萎えるんだよなぁ…。別の子探すか?」
「どうする?」
「まあ、俺はどっちでも構わねぇけど…」
「そ、それは…」
困る。選り好みのしていられるほどの権利も余裕も私にはないのだ。悔しく、惨めな自分を必死で慰めながら、私はうつむき頷いた。
「わ、わかりました。では…」
「その前にさ値段に見合うか、見せてよ」
「え?」
予期しなかった言葉がまた耳に飛び込む。
「ウォリアーってさ、ほら筋肉とかそれなりだろ?腹筋ばっかだとなぁ…」
「あー、それはあるな」
「見せてもらってから、決めるか?」
「俺は物買うときは、見て買う派だからなww」
「そ、そんな…。こんなところで…っ?」
裏路地とはいえ、屋外だ。
こんなところで、見ず知らずの…異性の前で身を晒すなど、拷問に等しい。
なんとかしようと考えを巡らすが、男たちは遠慮のない視線を全身に浴びせかけてくる。
その目はまるで薄い布を貫通して、中の素肌を見通さんばかりに輝いていた。
「ほら、早くみせろよ」
「ワンピースなんだからさ、スカートめくって自分でたくし上げてみ?」
「いいなそれw 両手で裾をもって口元で咥えろw」
「………っ。わ、わかりました……」
理性はNOと激しく訴えているが、無理やりそれを押さえ込み、私は生まれて初めて、自らその裸身を人目に晒していく。
屈辱と羞恥の極みに、ぎこちなく布を持ち上げていくその仕草が気に入ったのか男達が揃って口笛を吹いた。
「へぇ、思ったよりスタイルいいじゃん」
「肌も白いな。そんなに鍛えてもねえみてえだし」
好き勝手な批評に、いっそう顔が赤くなる。
首元までたくし上げたままの姿で、震える私の全身を隠すものは、今や質素な下着だけだ。
「んじゃ、これは俺がとってやるよ」
リーダー格の短髪の男の手が、最後の砦であるその下着にかけられた。想像していた以上の事態に、慌てて身を引こうとする。
「えッ!? ちょ…」
「動くんじゃねえよ」
「っ!…〜〜〜〜ッ!」
怯える私を一声で制して、一気にショーツをずりおろされた。
身を強張らせて、前かがみになったところを、今度はブラをむしりとられた。
自らの意思ではないとはいえ、服をまくり全裸を見せ付けているような恰好に私はカタカタと震えることしかできなかった。
27名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 06:25:46 ID:SFZWGCt8
【4】

「お〜、丸見え」
「それなりのモノをもってんじゃん。人気でそうだぜ、お前w」
「なんか、慣れてないところもソソる感じするなw」
「………あのっ…。もう…よろしいでしょう…か…」
戦いとは違う未知の恐怖に打ちのめされ、涙声で哀願する。
我ながら情けないとは思ったが、これ以上は耐えられなかった。
「ま、いいぜ。で、値段なんだけどさ」
「あ。は、はい」
パッとスカートを下ろして、本題に入る。見られていないという、ささやかな安心が少し心を楽にしてくれた。
が、次に男が発した言葉は、耳を疑う様なものだった。
「本来俺ら、4人だからさ。それぞれ金がいるんだろうけど。
 まとめて相手してくれたらいいから、1回分で構わないよな?」
「え…? そ、そんなっ!」
「そっちにもメリットあるじゃん。時間も4人順番に相手するより短いぜ?」
「そりゃいいや。決まりだなwww」
「こっ、困ります!そんなの私、できません!」
どこまで貶めたら気が済むのだろうか。
最低の部類に入る者たちの中でも、特別性根が腐っている連中に違いない。
こんな相手に自分を差し出すなどという選択は、いくら積まれたとしても願い下げだ。
「いいじゃんか。金欲しいんだろが?」
「いい飯、おごってやるぜ? そのあと、俺らもご馳走になるわけだしなw」
「いやですっ、お断りします!」
なおも食い下がる男を睨みつけ、言い放つ。
横目で辺りを観察すると、少し先に逃げられそうなな別の路地が目に入った。あそこまでいけば──。
「な? ちっとサービスしてくれりゃいいだけだからよ?」
言いながら、腕をとられた。
考えている暇はない。
このままこの場にいれば、完全にこの男達のなすがままにされてしまう。
「いっ…やッ!離して!」
戦闘訓練で教え込まれた、組み手の応用。つかまれた手首をひねってやる。
「ぐぁっ!」
みっともない悲鳴を上げてもんどりうった男には目もくれず走る。服1枚の私を、鎧の重量を抱えて追いつけるはずもない。
「クソっ、なめたマネしやがって!」
「まてや、このアマっ!」
陳腐なセリフで怒りを表す男たち。
こちらを追いながら叫ぶ怒声が背中から聞こえてくるが、もちろん返事をしてやる義理などない。
むしろささやかな反撃が成功したことに、久しく忘れていた笑みさえ浮かぶ。
上手く振り切った。後はなんとかなるだろう。
めぼしをつけた路地を見据え、私は走る勢いを一気に加速させた。
28名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 06:29:49 ID:SFZWGCt8
情景描写に力入れすぎて、クソ長くなってしまった;
でも、まだ序章…。

こんな文体でよければ、これからハードな展開を用意するけど…。

ニーズ、ある?w
29名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 07:09:46 ID:f/aJ+JJk
落としたいなら落とす。
それでいいんじゃまいか。
3024:2007/10/20(土) 17:27:56 ID:SFZWGCt8
【5】

「逃げられると思ってんのかよっ!」
あと数mで逃げ切れる。そう確信した瞬間。
「アイスボルトッ!」
「なっ!?」
背後からの声と同時に足元に冷気の塊が炸裂し、私を絡めとる。
全くの不意打ちになすすべなく転倒する私を、男たちは余裕を持って取り囲む。
追ってきたせいもあるのだろうが、息を切らして迫るその顔に私は新たな絶望と恐怖を感じた。
「残念だったなw」
「………っ」
悔しさに唇を噛む私を見下ろし、ニヤつく男達。ソーサラーが仲間にいたなんて…。うかつだった。
地面にはいつくばったまま、なおもこの場から逃げようともがくが、足の感覚はほとんどない。
彼らからは、芋虫がのたうつようにしか見えなかっただろう。無様な私の姿に嘲笑している。
「無駄だって、惜しかったけどなw」
「ナイスボルトだぜ、GJw」
「おい、押さえとけ」
うつぶせのまま、頭と両手を固定される。背中に馬乗りになって完全に自由を奪われた。
これではもう、逃げることも、動くことすらままならない。
「ちょっ、いやぁっ!離してッ…た、助け…むぐぅッ!」
精一杯の声で助けを求めた口も、無骨な硬い手で塞がれてしまう。
半狂乱になって暴れる私をさらに2人の男が押さえつける。一人は右足。もうひとりは左足。
「っ!!むぅッ!〜〜〜〜っ!…っ!!」
「暴れんじゃねぇよ」
「片手様も、こうなっちゃ形無しだなぁ?」
抵抗を楽しむかのような言葉。一人拘束に加わっていなかったあのソーサラーが杖を手ににじりよる。
犯されるのか、殺されるのか…どちらにしても暗い未来に、ついに堪えていた涙がこぼれた。
「元気なのはいいけどな、これはお仕置きモンだぜ?」
左右の足を抱えていた男が、無理やり私の両足を開いていく。
うつぶせのまま開脚しているような姿を強要され、さらにスカートをめくられた。
お尻も、大切なところも全て見られている。隠そうにも、体はぴくりとも動かすことができない。
「〜ッ!んむぅぅぅ〜〜〜っ! っっ!」
いよいよか、と覚悟をきめながらも儚い抵抗を続ける私。だが、その覚悟すら生ぬるかった。
3124:2007/10/20(土) 17:29:10 ID:SFZWGCt8
【6】

次の瞬間、股間に感じたのは予想していたものとは違う感触。
手でもない。指でもない。男の、アレでもなかった。
冷たい、硬質な何か。これは…ソーサラーが持っていた杖の先端だ。魔法の触媒となる宝玉が、私のアソコに押し当てられている。
「!!?」
意味が分からず、ビクッと身体が硬直する。
「さて。覚悟はいいか?」
低い声で問いかけるソーサラー。返事を返すまもなく、何をされるのか思い知らされた。
「ライトニングスピア」
力ある言葉が発動し、下半身からすさまじい痛撃が与えられた。股間から脳天に突き抜ける苛烈な電撃。
背中に乗った男の体重もお構いなしに、私は身体を海老反りにして痙攣する。視界が白く瞬き、金魚のように口がパクパクと震えた。
「ッっッ!!!!!!」
意志とは関係なしにビクビクする五体に、他の3人の男達もあきれ返る。
「おわ、エグいことするなぁ、お前w」
「つっこむのは、もったいねぇだろ?」
「そりゃそうだけど、死ぬんじゃね?これw」
何処か遠いところでその声を聞く私。意識が半ば吹き飛び、辛うじて呼吸をしてか細く震えるのが精一杯だった。
晒けだしている下半身を隠すことも、抵抗する声を上げることもできない。
「…ぇぁ……。ぅ…。 っ…」
ただ意味をなさない声が漏れるだけだ。殺されるような責め苦に翻弄されている所に、再び魔法を打ち込まれる。
今度はもう痛みを感じる余裕すらなく、反射的に身体をヒクつかせることしかできなかった。
「………ぅあ……ぅ」
人形のように動かなくなった私を見て、男たちはようやく拘束をほどく。
逃げる体力も気力も…そう考えようとする意識も、ほとんどなくなったことを確信したのだろう。実際その通りだった。
ごろりと、仰向けに転がされる。
視界には、夜空と月と…それを覆い隠すようにこちらを見下ろす男たち。
路地の真ん中で下半身を露出したまま汗と涙にまみれ、四肢を投げ出し虚ろな瞳で震える私の姿に満足しているようだった。
「さて、と。普通に遊ぶつもりだったけど、気が変わったな」
「ナメたマネをしたぶん、しっかり楽しませてもらうかw」
「おい、例のとこに連れてかね?こいつ」
「お、それいいな。先にいってるわ、俺」
まだ何かをされるのだろうか。

語り合う男達にの言葉を耳にしながら、私は限界に達していた意識を手放し…気を失った。
32名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 18:48:42 ID:iJ7Er5wP
(゚∀゚*)スゲェ
33名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 20:58:44 ID:jQ4HXGZL
続きまだーーーーー!?!?
3424:2007/10/20(土) 22:36:12 ID:SFZWGCt8
【7】

「お姉ちゃん、ティファリス様に会えたの? いいなぁ〜」
羨望の眼差しを向けて、自分の事のように微笑む幼い頃の妹。
「お誕生日おめでとう。ケーキは後で食べましょうね」
穏やかで優しかった母親。
「逃げろっ! 俺は他の家を見てくるッ。いいか、アズルウッドに逃げるんだ!」
炎に包まれた村で交わした、父親との最後の会話。
「ようこそ、私達の部隊へ。共にカセドリアのために頑張りましょうね」
新兵だった私を迎え入れてくれた、笑顔の部隊長。

時間も場所もでたらめに展開していく懐かしい思い出。
あぁ──これは夢だ。
楽しい事も、悲しい事もあったけれど、この時の私はまだ「私」でいられた。「もの」ではなかった。
これからどうなるんだろう。いや、どうされるんだろう。
目覚めたくはなかった。このまま記憶の世界に閉じこもりたかった。
だけど、それはかなわぬ願い。意識が覚醒へと向かっているのだから。
それは心地よい夢から覚め。現実という悪夢へと目覚める時間──。


「お、気付いたか?」
意識を取り戻した私に、かけられる言葉。
「ん? やっとお目覚めか。ったく待たせやがって」
「マグロ相手にヤッてもつまんねぇしなぁw」
目を覚まして、最初に耳にした声としては最低といってもいいだろう。
「──…。こ、ここは…?」
呟き、私は自分の周りを見渡す。
まず理解できたのは、どこかの室内であるということ。
冷たい板張りの床に寝かされていたようで体のあちこちが痛んだが、意識を失っている間に汚されることはなかったらしく、
とりあえず服もそのままだ。
身を起こして周囲を確認しようとして…後ろ手に縛られていることに初めて気付く。たいした念の入れようだ。
「楽しい事をする場所だぜ?ちょっとばかり特殊だけどなw」
こちらの問いかけを、自分への質問と受け取ったらしい男が答える。
楽しい事というのを文字通り受け取るわけもない。おそらく娼館かそれに類する場所なのだろう。
ただ、特殊という言葉に違和感を感じ、いくぶんはっきりしてきた頭を振って、部屋の様子を改めて確認する。
確かに男のいうように、この部屋は特殊だった。
3524:2007/10/20(土) 22:37:11 ID:SFZWGCt8
赤と黒を基調とした、どぎつい色彩でまとめられた内装。
罪人を磔にするような巨大な十字架…のような何か。
三角柱を横にした、四足の…何か。
部屋の隅に並べられた、用途も不明な様々な道具…。
部屋の中にあるものだけでも、異様な禍々しさを充分なほどに感じさせる。
なによりも、部屋のあちこちからぶら下げられた鎖や荒縄が、まるで拷問を行う場のような雰囲気をかもし出していた。
「面白いところだろ?ヴィネル随一のオススメスポットだぜ」
「…………」
性的な経験が無い私にも、世の中には苦痛を快感に感じる人間がいることくらいは知識として知っている。
ここはそういう趣味の人間が集う場所なのだろう。
事態を理解し憔悴した様子の私に、別の男が擦り寄ってきた。
「その様子だと、何をされるのか分かったみてぇだな」
「……さいってぇ」
「お。まだそんな口聞く余裕があるんだw 気丈だねぇ」
吐き捨てる言葉に笑い声を上げる男。
「壊さないようには気をつけるけどよww せっかくだからせいぜい抵抗してくれやw」
「カセドリアの女は、こういうのが多いんかね?」
「そういえば、隣のヤツも最初こんな感じだったな。まぁ2・3日でメスになってたけどなww」
よくわからないことを言い合っている。
他にも似たような境遇の女性が犠牲になっているのだろうか?
「ん?あぁ、ここはさ、国別に部屋が分かれてんだよ。カセ部屋・エル部屋・ゲブ部屋、みてえにな」
「気に入った国の女を選べるってんで、人気あるんだぜw」
私が顔に浮かべた疑問に気付いたのか、聞きたくも無い説明をしてくれる。
同国の者はもちろん、例え敵国の女性であったとしても同情を感じずにはいられない。
と、そこへあのリーダー格の男が部屋に入ってきた。
「お、何だ?気付いてたのか、そいつ」
「おつがぉ。そっちはもう始まってるのか?」
「あぁ。どうせならそいつも連れてこいよ、カセ同士だし仲良くなれるかもだぜw」
そういえば、今までこの部屋には2人の男しかいなかった。口ぶりからすると別の部屋にいたようだったが、それに気付いたとて
私の運命がどうなるものではない。
「ん〜、じゃあお邪魔しますかw」
「お前も先輩のヨガる姿を見て勉強しねぇとなぁ?ww」
「……いたっ!……っ」
言いながら、乱暴に髪を引っ張られて立ち上がらせられた。歩く元気もなく、引きずるように扱われる。
3624:2007/10/20(土) 22:38:15 ID:SFZWGCt8
【9】

「おら、いくぞ」
背中をおされ、別の部屋へと案内される。ふらつく足取りで進む廊下は、まるで死刑台に続くそれを思わせた。
そう長い距離を進むわけでもなくやがて目的の部屋の前へとたどり着いたらしい。
扉は閉まっていたが、場違いな程に豪華なその入り口には、「Cesedria 04」とプレートが張られている。
「あいつ、無茶してなきゃいいけどな」
独り言をつぶやき、ノブをひねるリーダーの男。押し開けられた扉の隙間から、とたんに漏れてくる…女性の嬌声。
「ぁっあぁっ、ひぁッ! あっあぅ…っ ヒぅッ!!」
「……っ」
人の声とは思えない、あられもない獣の様な叫び。
苦痛に泣くような間延びした甲高い悲鳴の中に、喜ぶような甘い吐息が混じっているような独特な旋律。
私は思わず顔を伏せる。本当は耳を塞ぎたかったが、手は縛られたままだ。
「スゲぇ声だろ? 興奮するか?」
「……するわけ…ないじゃない」
「そっかぁ? 中のヤツもそういってたけどな。数日であんな感じに可愛くなったんだぜw」
「そうそうw 今じゃ、もっとぉ!もっとぉ!ってなww」
赤くなった顔を隠すように、私は唇を噛み締めてうつむく。そんな私の表情を楽しそうに観察する男達。
「あっ、ひゃうっ、あぅ…っ! ッぁあァァあァ───ッ!」
不意に、ひときわ大きく正気を失った声が響き、次の瞬間辺りを沈黙が支配する。
「ん?終わったか?」
「ちょうどいいな。次はこいつも一緒に楽しもうぜ」
言いながら、どんっ!と部屋の中に突き飛ばされる。
「…っ、きゃぁ!」
バランスを崩して、倒れこむように押し込まれた私の目に──その光景が飛び込んでくる。
「…っッ!」
驚きに…いや驚きという言葉では言い表すことすらできず、私は目を見開き、息を呑む。

体が震える。
汗が吹き出る。

「う、嘘…。そんな…だ、だって…。嘘よっ…そんなはず…ないッ!」
でたらめな言葉が制御を失って、口からこぼれる。
「ん?なんだ?」
「なにいってんだ?コイツ」
ガタガタと震え、目の前の惨状を凝視する私の様子に、いぶかしげな表情を浮かべる男達。
「ここに…いる…、はずないものッ! こん…なの嘘ッ!嘘よッッ!」
ただひたすら嘘だと繰り返す。そうすることで、本当にそうなって欲しいと願う祈りのように。
「なんでっ! どうして…こ、こんな所にいる…んですか…ッ!」
目の前で、ぐったりと動かない女性。
そしておそらく、あの淫らな、みっともない声を張り裂けんばかりに叫んでいた…声の主。
「部隊長ぉぉッ──っ!!」
涙を流し、悲鳴のように呼びかける私に、彼女は反応すらしなかった。
3724:2007/10/20(土) 22:41:43 ID:SFZWGCt8
>>33
書いてある程度まとまったらUPしてるんで、時間かかるんだ…(・ω・)
続き、明日になるかもだけど待っててくれると嬉しいス。

これからやっと、期待の****なシーンが続きますw
38名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:02:24 ID:1W5tehJE
てらわっふるwwwwwwwwww
39名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:07:21 ID:nF+bvB3B
拷問系ストーリーな上に
寸止めでリアル拷問されるとは予想外wwwwww
40名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 02:34:12 ID:v11r31kq
ストーリー展開がいいね〜…寸止め喰らったがw
それでも俺は待ってるぞ!
4124:2007/10/21(日) 04:55:11 ID:3tGEImvY
【10】

「え?何? 知り合いなの、コイツ?」
「部隊長って…。ハハッ!こりゃ傑作だなww」
私の叫びに、全てを理解した男達が爆笑する。
「嘘…、なんで…」
遠慮のない耳障りな笑いを無視して、私は現実を否定するかのように、ひたすら同じ言葉を繰り返す。
「へぇ、一緒の部隊なんだ? よかったじゃん、こっちの世界も教えてもらえるぜw」
「そいや、あのソーサラーは?」
「今隣に放置してる。あとで連れてくるかw」
「んだなw」
計らずも極上の楽しみを見つけたといわんばかりに、男達の声が弾む。
リーダーが、失神した隊長の頭をぐいっと持ち上げ、
「どうだ? いい顔で呆けてるだろ? コイツのアヘ顔が俺のお気に入りでよw」
見せ付けるようにしながら言う。
X字の形をした柱に両手と両足を全裸のまま固定され、身体中の体液という体液を撒き散らしたその姿。
自慢していた髪はバサバサに乱れ、涎と涙でグシャグシャになった顔。
足元に広がる白濁した水溜りが、どれほどの陵辱を受けていたのかを物語っている。認めたくはないが、間違いなく彼女だった。
記憶にある凛々しく、力強く…ひそかに憧れていた事が、幻であったかのような有様ではあったが…。
「なんかよ、数日前にカジノでハメられたらくてな?」
「…え?」
不意に、男が語り始める。意識を失った隊長の身体を好き勝手にまさぐりながら、続ける。
「イカサマだよw ルーレットに興味本位で首つっこんでブッとんだって話だ」
「まあ、ここにいる女ってそういうヤツ多いけどなw」
「で、闇ルートでここに流されて、あとは見てのとおりさw」
そんな……。同じ様な目に隊長も…?
だとしたら、私がカジノで勝負したあの男も、イカサマ師だった…ということなのだろうか。
「弱ぇクセに勝負事に挑むのは、カセのお国柄ってやつか?w」
「いいんじゃね、そういうバカのおかげでこうして楽しめるんだしさww」
「違ぇねぇww」
侮辱の言葉も、私にはほとんど聞こえていなかった。もしその話が本当だったとしても、隊長がここにいる理由にはならない。
彼女と一緒にウェンズデイから帰還した時まで、そんな話は一言もなかったのだ。
久しぶりに恋人のところへ行くと…あんなにも幸せそうに語っていたではないか。このヴィネルにいるハズがない。
「そんな…嘘だよ…、こんなのっ…」
なおも呟く私に、あきれたように男たちが肩をすくめる。
「お前も頑固だねぇ、認めろってww」
「じゃあ、本人から説明してもらうか?」
リーダーはそういいながら、今も呼吸をしているだけの彼女を嬲り始める。
私に見せ付けるように拘束台の横手から、胸を下半身を。
「やッ!やめてぇっ!」
正視することができずに叫ぶ私。自分がされるよりも数倍嫌だった。
「うっせぇよ。黙って見てねぇと、アイツ壊しちまうぞ?」
「そッ…!……〜っ…」
向こうも心得ているのだろう、自分ではなく、隊長を人質にしたほうが効果的だと分かっている。
自分の尊敬する人物がされるがままになっている光景を、私は涙を流しながら見続けるしかなかった。
4224:2007/10/21(日) 04:56:34 ID:3tGEImvY
【11】

私自信初めて目にする彼女の裸身。同姓の私がいうのも変な話だが、魅力的だと思う。
その胸が、揉みしだかれて生き物のように形をかえる。桃色をしたつつましいその先端がつままれ、捻られ、口に含まれる。
下半身に秘められた大切な場所にも容赦なく指が突き入れられた。乱暴に出し入れするたびに、意識の無い全身がゆさゆさと揺れる。
まるで自分自身がそうされているような気分に、私は身体を震わせた。
「起きねえな。オラ、目を覚ませよッ!」
反応が無いことにイラついたのか、右手を突き入れて揺さぶりながら、空いた左手で平手打ち。パァン!と部屋に乾いた音が響く。
「…ぅっ。ぁう…」
か細い声を上げ、隊長の目がうっすらと開いていく。
「っぁ…。 も、もぅや…いゃッ」
意識が回復すると同時に送り込まれてくる責め苦に、身をよじらせながら呻くが、もちろん手が止まることはない。
「ぁっ、うぁぅ…あっぁぁああっ! っひぁ!」
ガクガクと乱れるその姿の目の当たりにして、私は信じられない思いで彼女を見つめていた。
その表情。
言葉では、否定している。嫌だと、やめてと。ならばなぜ、そのような表情をしているのか。
意味のなさない単語を絶え間なく発するその口元は、涎を垂れ流して…つりあがっていた。笑みとよばれるその形に。
「……た、たい…ちょう…」
私の呆然とした呼びかけにも、隊長は答えない。意識はあるのに目の前の私の姿を認識していないようだ。
己の浅ましい姿を見られているにも関わらず、彼女の言葉に私は愕然とした。
「き…きもちぃいッ! あっ、うッあ、うぁん! もっとッ! あ、あ、あぁッあァ〜っ!」
「え?……」
確かに言った。今、気持ちいいと。
見知らぬ男にこのような目に合わされて、正しい営みから大きく逸脱した拷問のような行為をその身にうけて…気持ちいい?
「な?言っただろ? コイツ、もうヤられるだけのメスなんだよw」
はたで見ていた男が、そういって笑った。
その一言に、こちらのやりとりを見ていたリーダーが、隊長を舐り続けていた手を止め、離れる。
「ぇ? なんでッ…。 ゃ、やめないで…、ぃイかせ…てよぅ…」
拘束されたまま、傍らの男に向かって非難するように、媚びる様に…懇願するその態度。リーダーはそれを眺めながら、
「イかせてやってもいいんだけどよ。ほら、お前にお客さんが来てるんでなw」
私を指差し、ニヤつく。
指を追ってこちらに視線を移した彼女が、初めて私の存在に気付いたように驚きに目を見開いた。
「っ! え…。そんなッ!? い、いやッ!み、見ないでッ、見ないでぇぇェッ!!」
柱に縛られたまま、なんとか身を隠そうと暴れて頭を振り乱し、どこにそんな力が残っていたのかというほどの勢いで台座ごとガタガタと身悶える。
「たい…ちょ…う」
「お願い、みッ、見な…ぃひぁああああぁァッあッ──!」
哀願する言葉の後半があえぎ声と化してこだまする。
リーダーが、いつの間にか手にしていた男根の模型を股間に突き刺したのだ。過激な不意打ちに、透明なしぶきが股の間からほとばしる。
湯気を立てながら床に新しい水溜りが広がっていき、辺りに異臭がたちこめた。
「コイツ、今日そこで拾ったんだよ」
まるで両足の付け根から3本目が生えているようなサイズのものを、容赦なく掻き回す。壊れた絶叫が部屋中に響くがお構いなしだ。
「知り合いだろ? さっきから何で、何でってうるせぇからよ。お前から説明してやれや」
「あっうゃあぁぁあァ─! っはっ、はっぁ…あ、せ、せつ…め…? ッあっ!」
「ここに来た話とか、聞きたいみたいだぜ?」
せわしなく出し入れを続けながら、リーダーが語りかける。
上と下から、頭がおかしくなる様な声と音を響かせながら、彼女はそれでも意図は察したらしい。小さくかぶりを振りうつむく。
4324:2007/10/21(日) 04:57:41 ID:3tGEImvY
【12】

「そ、それは…ぁあッ!」
「もしちゃんと説明できたらよ」
耳元に顔を近づけ、呟くリーダー。
「このまま、イかせてやるぜ?」
隊長の動きと声が一瞬止まった。涙に潤むその瞳を傍らの男に向け、何かを問いかけるように唇を震わせる。
「だから、ほら? な?」
優しい悪魔のささやき。
今なお秘所をえぐる地獄の快楽に、あられもなく太ももを痙攣させ続けながらも、彼女の顔に浮かんだのは…安らぎと喜び。
子供が親からごほうびを貰った時のような、笑顔だった。
「ご、ごめんな…ぅぁっ! っはぁ…ひっあッ、さい…」
命令を受け入れたようにこちらを向き、謝罪の言葉を口にする隊長。
全裸で固定され、アソコからぐちゅぐちゅと淫らな音をたてながら、視線を向けられた私は、どう返事をしていいのか分からない。
そもそもなぜ彼女が私に対して謝る必要があるのだろう。
「あなた…っが、あひゃぅッ!…ここにいっあぅ!…ることを話したら…やぅああァぁッ、つ、連れてぅあひぃイッ!っけって…」
「…な、なにを、言って…?」
絶え間なく全身を駆け巡る快楽に翻弄されているのか、言葉として理解できるのは半分ほどだ。
それすら断片的で、要領を得ない。
「さ、さいしょ…は、あッ!そ、ソコ…んあぁアッ、ねだ…らっれて、うぁあぁぁァ─ッ!っあぁ!は、はじめ…たんだ…ぅひぁっ!け、けど」
「………」
「ぁああッ!だ、だま…さっんんぁあはぁァァッ!っはぁはぁ……。だまされて…い、いっしょに…」
言いながら、軽く絶頂したのだろう。息を切らせて荒い呼吸を繰り返す。
相変わらず意味は分からなかったが、彼女はすぐに言葉を続ける。早く終わらせてイかせて欲しい。そんな様子だった。
私は、目の前で繰り広げられる凄惨なその姿に、言葉も無く聞き入っていた。
「ごめ…ん、あっッ!ねっ…。はぅんぅッ! あの…こ、うあっひぃうッ!まも…あッあッ──!…って、あぅひんッ、あげられ…あふッ!」
「おら、もうちょっと頑張れよ?」
突き入れを続けながら、黙って聞いていたリーダーが、座り込む。
模型が差し込まれた場所に顔を埋めると、じゅるるるるるるるッ!と、激しい音を立てながらそこを吸い立てる。
今までとは違う責めに、全身をのけぞらせて絶叫。口元からこぼれた涎が上半身に流れ、限界まで膨張した胸の先端を妖しく輝かせた。
「ほんっ!とっ…ァアアあぅ!うにっ! うひゃァあはぁあァァ──! っご、ごめんな…さいッ!」
「…た、隊長…」
あとは喘ぎ声と、繰り返される「ごめんなさい」という単語だけ。
「なんだ? 終わりか?」
リーダーが啜っていた股から口をはなして、こちらに視線を向けてくるが、私に聞かれても困る。
我を失っているのは、隊長だけではなく、私も一緒なのだ。
「まぁ、こんな様子じゃ説明っても無理ねぇか?」
「だろ? 別にいいんじゃねーの。結局末路は一緒なんだからよww」
「そろそろトドメさしてやれば?w さっきから腰の震え方が異常だぜ、ソイツwww」
代わりに様子を眺めていた他の男たちが口々に言う。
「んー、まあ、いいか。今日はコイツメインじゃねぇしなぁ」
仲間からの提案に再び隊長の責めに専念すると、少し落ち着いていた嬌声のボリュームがまた跳ね上がる。
「あッ!ぁあ!っごめん…なさいッ!気持ちいいのッ!ぁううんッ!ひぁあっ!ッ、イかせてぇぇッ!っほっ欲しいのぉぉッ!!」
我を忘れ、叫ぶ声。何もかもをかなぐり捨て、快感だけを望む…醜い動物のような呻きが辺りを支配する。
「天国にイかせてやるよ。死んじまうなよッ!」
矛盾した言葉を吐きながら、ひときわ強くアソコにかぶりついた男が動きをとめる。
それと同時に硬直する隊長の肢体。何をされているのかは、断末魔の絶叫が教えてくれた。
「ひッんゃァあああああぁァ───!!ク、クリッ! ァあぁか、噛んじゃッ!こ、こわれ…っうぁあひァアあぁッ───っ!!」
全身という全身が爆発するかのように、のけぞり震えている。
今までで一番の、人間がこのような反応をするのかと疑いたくなるような狂乱を、私は目の当たりにする。
「ぃク!イクイクッ!ぁァあああッああっッはああァァ──!! イッっくぅぅぅぅうゥ───ッッ!!!」
耳が痛くなる程の、どこまでも伸びきった悲鳴をほとばしらせて、次の瞬間、今までの動きが嘘のように隊長は動かなくなった。
息はしている。だが、生きているとはとても思えないような事切れた様子に、私は戦慄する。
4424:2007/10/21(日) 04:59:49 ID:3tGEImvY
【13】

なんなのだ、これは。
わずかの間に繰り広げられた光景が、現実だというのか。私も同じように、壊されていくというのか。
今ほど必死に神に祈ったことはないが、それも無駄に終わりそうだと…あきらめるほかないのだろうか。
「あ〜…、これはヤッちまったかな?」
頭をかきながら、隊長の顔を覗き込んでいたリーダーが苦笑いする。
「完全に目がイってら。お〜い、生きてっか?」
ぺしぺしと頬をたたくが、反応はない。乳首をひねり上げてもピクリとも動かない身体。
「ヒデぇwww 壊しやがったwww」
「知らねぇぞ?弁償とかいわれっかもww」
「まあ、いいけどよ別にそれは…。んだよ、気に入ってたっつーのに案外脆かったなぁ…」
「無茶しすぎなんだよ、お前はw」
人を廃人に追い込んでおいてのこの言い草に、私は全身の血が凍っていくような恐怖にかられる。
殺されたほうがまだ救いがある。戦場ですら、まだ人として死ねるのぶん随分とマシだとさえ思った。
「た、隊長…? ねぇ…。返事をしてください…隊…長…っ」
部屋に転がされたままの姿勢で、声をかける私。せめて私には僅かな反応を返して欲しかった。
「ね? 隊長ってば…。ぅっ、う…ぁあぁぁっ!」
嗚咽が漏れる。感情をせき止めることができなかった。
「んでよ、おい、お前」
まるで人事のような口調で泣き喚く私に声がかけられる。
「結局気になってた事はわかったわけ?」
「アンアン言ってるだけだったけどな、ほとんどww」
涙に濡れたまま、無言で頭を振る。
そうだ、あの人がなぜここにいたのか…。かろうじて理解できた言葉をつなぎ合わせようと試みる。
まず、「ごめんなさい」という言葉。ここには誰かと一緒に来ていたこと。カジノでだまされたらしいということ。
その誰か、だろうか。守れなかったとも言っていた気がする。
こうやってまとめてみても、理解とは程遠い内容であることには違いなかった。
「まぁ、別に俺らにとっちゃどうでもいいことだしな」
「これからの自分の役割が分かったか? せっかく隊長サマが身をもって教えてくれたんだしなぁ?ww」
そこへ追い討ちの言葉。不意に冷え切っていた身体に火が着いた。赤くはない、もっと…ドス黒い炎が。
「よ…よくも…! あんたたち、こんなことっ…ぜったいに…っ!ゆるさないッ!」
身体さえ自由なら、素手でも襲い掛かっていただろう。勝ち目など関係ない。なにがあってもこの連中は殺す。
私は頭の中で何十回と相手を惨殺するイメージを描きながら、物理的な圧力を伴うような視線を投げかけ、呪詛の言葉を吐き捨てる。
4524:2007/10/21(日) 05:00:41 ID:3tGEImvY
【14】

「おわ、怖ぇえwwww」
「なんだよ、アイツもお願いしてたんじゃん? イかせて〜ってさw 怒るような事か?w」
「コイツはリタイアしたけど、もうひとりお替りは用意してるし…お前ら別にいいか?」
「おう。じゃ連れてくるわ」
私の視線におどけるように挑発してくる男と、なにか別の相談を語る男。
「…連れて、くる?」
眼光の鋭さは変えないまま、相談をしていた方の男に問いかけた。
「ここに来た時最初に言ってなかったか?」
「このルームはよ、3つの部屋がつながってんだ。元々壊れたソイツと、もうひとりソーサラーをキープしてたんだよ」
そっけなく答える男。
不幸な仲間がまだいる事に私は心を痛めるが、次は自分かその子の番ということになる。
このまま縛られたままで犯されたとしても、いつまでも束縛したままで終わりはしまい。少しでもこの手が自由になれば、
隊長が味わった思いを数万倍にして返してやろう。
むしろ早く私を選べ。そんな事を考えながら黙っていると、奥の部屋へと消えていた男が戻ってきたらしい。
「お待ち」
「おう、来たな」
私の背後からの声に、部屋に残っていた3人が応える。
転がされたままの私からは、新たに連れてこられた女性は伺い知ることは出来なかったが、この有様を見て驚いたのだろう。
全裸で貼り付けにされて動かない女。床に縛られて倒れている女。それを取り囲む男達。
そして何が行われていたのかの如実に語る…散らばる液体と、むせかえるような臭い。
「……っ!」
息を呑む気配が私にも感じ取れた。
だが──。
「た、隊長さん…そ、それに、…ひょっとして…」
姿の見えない彼女が発したした聞き覚えのある声に、今度は私が言葉を失う。
「!?」
そんな…まさか。嘘であってほしい。
慌てて背後を振り返るその先に。
「…お、お姉ちゃん…?」
そう呟く、半裸の少女の姿があった。
4624:2007/10/21(日) 05:06:15 ID:3tGEImvY
寝ずに書き続けてきたけど、限界w
長くて読むのも大変だろうけど、もうちょっとだけ続きます(・ω・)

>>38>>40
寸止めスマソww
わっふるしてもらえるように、続き頑張りますw
47名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 05:35:45 ID:CnA5rgpA
48名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 06:08:41 ID:+lV8fjgV
わっふるわっふる

FEZでエロパロなら長かろうが短かろうがカオスだろうが
書いてくれるならどちらかというと大歓迎
49通販さん@賛成です:2007/10/21(日) 08:24:47 ID:tH17nWjs
おめがわっふるwwwww
50名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 08:28:18 ID:e7CSxzW5
すげえ・・・これが職人か・・・
電撃FEZに連載されねーかな
わっふりゅわっふりゅ
51名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 11:58:55 ID:s/P2cwmE
なんというわっふるわっふる
これは間違いなく流行る
52名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 15:53:07 ID:a+eqXI1F
わっふるわっふどいjfぽあ
職人さんすごすw
53名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 17:55:17 ID:ZlB512Gi
蝶期待
54名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 20:32:16 ID:L+/kEmq4
わっふるわっふる
55名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 20:49:00 ID:0udXWaQg
あっぷるあっぷる
56名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 20:54:24 ID:v11r31kq
わっふるわっふる
57名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:10:45 ID:pyem65iQ
アイスのお店
「ブリザードカレス」
この店は氷皿♀が経営をしているアイス店である、この店のアイスを不思議な事が起きるというのが売り文句だが所詮子供だましの嘘である

からんからん
雷皿♀「ベーコンアイス下さい!」
氷皿♀「ぁあいらっしゃい、雷皿ちゃん、チーズアイスね40gよ」
雷皿♀「ありがと!またね!」からんからん

スカ♂「おいあの子」
ヲリ♂「おいかけんぞ」
58名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:49:09 ID:pyem65iQ
「氷皿♀さんのアイスおいしいけれど不思議なことおきないなぁ」


「不思議な事はおきるよ」
雷皿♀「だれ・・?」
スカ♂「僕達は不思議の国の使者」
雷皿♀「本当?」
ヲリ♂「ああそうだよ、でも君は駄目だなぁ」
雷皿♀「どうして?」
ヲリ♂「不思議の国に行くには儀式を受けないと行けないんだ、裸になって儀式をうけるかい?」
59名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:10:59 ID:pyem65iQ
雷皿♀「ぇ・・」
スカ♂「不思議な国にいきたくないのかい?」
雷皿♀「・・いきたい」
ヲリ♂「じゃああそこのしげみの中で裸になろうね」
雷皿♀「うん・・」
スルスル パサッ
スカ♂「じゃあ目をつむろうね」ガサガサグッ
雷皿♀「?んーんん!」
ヲリ♂「不思議な国なんてないよばーかそんなん信じてんの?」
スカ♂「俺のだぜ」
スカ♂「きついな・・よっ・・!」ズブズ
雷皿♀「んー!!んぁ!んー!」
ヲリ♂「(シコシコシコシコ)」

スカ♂「あ、いきそ、なかにだそっと」ドクンドクンドクン
ヲリ♂「うぉおいく!!」ドピュドピュドピュ

スカ♂「さていくか」
ヲリ♂「女にぶっかけは最高だぜ」


しげみなかには全裸で股間から赤いものがまじった精子を垂らし、綺麗な髪や顔を精子でべとべとにされ放心つくした雷皿♀がいた 傍らには半分食べ熔け崩れてしまったアイスが落ちていた
60名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:31:56 ID:zax3MaU7
これは…天然雷皿♀に萌えた
61名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:32:02 ID:nF+bvB3B
>>57
ベーコンアイスを求められチーズアイスを差し出したり
単位がゴールドなのかグラムなのかわかりにくかったり
この氷皿♀には非常に突っ込みを入れたいw

>>24
文中と読者を同時にいじめ続けるセンスに脱帽
私も早くイカセテクダサイ
62名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 00:06:01 ID:WGgNwCmH
初めまして、僕は14歳の雷皿♂です。
レベルも17になったし、そろそろ戦争に出てみようと思ってダガー島に入ってみたんだけど…
戦場がこんなに恐ろしい物だっただなんて、夢にも思いませんでした…

目の前でバッシュしている片手さんは、純白の半分お尻が見えそうなレオタードっぽい鎧を着て戦っているし…
横で詠唱している火皿さんは、胸がこぼれ落ちそうな青い服を着ているし…パンツも見えてるよ…
レインを打っているスカさんは、すっごいハイレグのネコをかたどった様なスーツ着ているし…
お姉さんたちはこんな服を着て恥ずかしくないんだろうか?
そんなことを考えているうちに、何故か見ている僕が恥ずかしくなって裏方に回ることにした。
だけど裏方のクリ掘りも地獄だったんです…

一緒にクリを掘っている人たち、クリスタルを受け取る人たちも凄い服装だった。
裏オベのクリを欲しがってる両手さんは、青い毛皮のような鎧を着て…この鎧も胸が見えそうだし、パンツも…
隣の氷皿さんは、シスターの様なローブを着ているのですがスカートが縦に分かれててストッキングの下のパンツが…
後ろのスカさんは、下乳が見えちゃってる服を着ています…
もう何がなんだか分からなくなってきました。お姉さんたちは本当に恥ずかしくないのかな…??
僕はガチガチになっているオチンチンを隠すようにクリを渡していました。

「なくりぼ@24」「レイス出る @33」
プレート一式を着た両手のお姉さんと、軍服のようなお尻が見えそうな服を着た短スカのお姉さん。
お姉さんたちがクリを受け取ろうと前かがみになったとき、ちょうど僕の目の前にプレートの食い込んだお尻と、軍服を着ているスカさんの胸の谷間が飛び込んできたんです。
そのとき僕は下半身に変な感触を感じました…。

びゅびゅびゅびゅるる…あたりに充満する鼻をつくような香り…
射精をしてしまいました…大勢のお姉さんの目の前で…
お姉さんたちも異変に気が付いたのか、僕を全員で見てきます
「…あ、うわぁぁ!見ないでください!」
僕の精液まみれになったぬめぬめしたクリスタルを、必死で隠しました。
でも、そのあとのお姉さんたちの反応は以外でした。

「あら、君…ウブだね」
「そこに水辺があるから、精液で汚れちゃったクリとズボンお姉さんたちと一緒に洗おう?」
「射精しちゃって可愛い〜」

お父さん、お母さん…戦場は怖いです
63名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 00:44:10 ID:vI4b2frU
新たな展開ktkr
ショタっ子雷皿♂とはww
64名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 01:45:34 ID:tMqJ0mTc
文章で描写されると本当にエロい装備してるよね
65名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 02:16:20 ID:fHj4B2Cv
バカ、そこは三色皿のポジションだろ!
66名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 06:15:03 ID:5V8xcOwO
>>62
つ、続きは?続くよな?
6724:2007/10/22(月) 06:50:30 ID:F6DKOApE
【15】

「な…んで……」
かろうじて口をついて出た言葉はそれだけだった。
次々と襲い来る残酷な現実に、今日は幾度「なぜ?」と自問しただろうか?
ありえない。こんなことは認めない。目を閉じることすらできず、首を横に振り続ける。違う。こんなのは違う。
「お姉ちゃ…ん…」
儚げにたたずむその声に私は苦痛さえ感じた。どれだけ否定しても、私をお姉ちゃんと呼ぶ人物は一人しかいないのだ。
そう呼ばれることで、別人であってくれという私の祈りが壊されていく気がした。
「うっは、お姉ちゃんってマジで?ww」
「今度は妹だってか?w」
「さっきのヤツと一緒にここに来た娘だから、ひょっとしてと思ったが…w」
部屋の中で男達が色めきたつ。
力なくうなだれる私とは対照的に、この状況を神に感謝でもしているのだろうか。ニヤニヤ笑いながらこちらを見つめている。
彼らが私達を使って何を想像しているのかは、考えたくなかった。
「た、隊長と一緒にここに来たのって…」
「……。ごめん、なさい…」
私の言葉にこくりと頷く。
「なっ!なんでよっ!ウェンズデイで哨戒任務に付いてたはずじゃないっ!」
「………」
責めるような私の叫びに、ビクっと身を小さくする。元々兵士としての素質が疑われるほど気の弱い子だったが、構わず声を荒げてしまった。
「おいおい、お姉ちゃんよ〜。そんな言い方してやるなよw」
「あ〜あ。怯えてんじゃんかww」
横手から男達が口々に言う。セリフとは裏腹に、その顔はこの状況を心底楽しんでいるようだった。
「第二陣の帰還部隊で…お姉ちゃんのすぐ後に、戻ってきたの…」
「え?」
うつむき独白するような彼女の言葉。私は彼女に向き直る。
「まだ、アズルウッドにいた隊長さんに聞いたら…ヴィネルに行ったって教えてくれて…それで…」
涙目になりながら告白は続く。
「ごめんなさい…っ」
隊長と同じ、謝罪の言葉。頬を伝う涙がぽつりと床にこぼれる。
私自身が彼女を痛めつけているような罪悪感。どうしていいのか分からなかった。
「わかんないよ。なんで…あやまるのよ…」
「……私がお願いしたの…。会いたいから連れて行ってって…。でもお姉ちゃん見つからなくて…」
「………」
「カジノも…わ、私がお願いなんかしなかったら…」
彼女はそう言って部屋の片隅に視線を移す。そこにはまだ動かない隊長の無残な裸体。
痛めつけられ、肉のオブジェと化したその姿を瞳に収め、
「ぜんぶ、私のせい…なのっ。私が全部悪いのっ… ご、ごめんなさい…ごめ…ぅっ…ぅぅ」
後は言葉にならずにただ嗚咽する。
6824:2007/10/22(月) 06:51:26 ID:F6DKOApE
【16】

ここにきて…何があったのかがやっと分かった。同時に私は理解する。
違う。あなたのせいじゃない。
きっかけは、私だ。
隊長も、妹も──私がヴィネルに来さえしなければ、後を追ってくる事もなかったのだ。
2人を巻き込んでしまったのは、他ならぬ私。
自分の行いが、大切な人の運命をも巻き込んでしまった。
「違う、違うよ…謝るのは…私だよ…」
頭を振り、涙する妹に懺悔する。
許されるならばこの身は喜んで差し出そう。死も陵辱も、それが必要ならば受け入れる。
あぁ、だから神よ。愚かな私の代わりにこの子だけは…。唯一、最愛の家族である彼女には、救いを与えて下さい。
目の前に立ち尽くす妹に、私は祈りを捧げる。
彼女があたかも聖母であるかのように…。


「あ〜…。よく分からねぇけど…」
姉妹がそろって涙を流し泣き崩れる光景に、沈黙していた男の一人が遠慮がちに呟く。
「妙な雰囲気になっちまってるトコ悪ぃんだけど、もういいか?」
リーダーが続けて、私達を現実に引き戻す。
「せっかく姉妹丼ってやつ? を楽しむチャンスなんだからなぁ?」
「どうせ泣くなら、アッチのほうで泣いてくれwww」
どこまでも最低な連中が、口々に私達に声をかけてくる。
つい先ほどまでは、殺してやりたいとさえ思っていた彼らを、私はうろんげに見つめ返すだけだった。
心が折れてしまったのだろうか。身体の力も精神の力もまるでどこかへ消えてしまったようだ。
全ての元凶が私にあるのなら…もういっそ汚され、壊されることも罪に対して与えられる罰なのではないか。
私はそう考え始めていた。
6924:2007/10/22(月) 06:52:24 ID:F6DKOApE
【17】


「お願い、です。お姉ちゃ…んは助けて、下さい」
そこに不意に響く妹の声。
「私が、2人分…が、頑張りますから、お姉ちゃんは…」
何をいっているのか、私はすぐには分からなかった。
見るとその顔は涙に濡れてはいたが、瞳には覚悟を決めた意志の光が輝いている。震えながらも前を向き、気丈に男達を見つめていた。
魔物の花嫁として生贄の祭壇に捧げられる巫女のような、場違いに神々しい姿。
「っ…な!? ダメっ!そんなの…」
慌てて口を挟む私を、悲しい笑顔で諭すように見つめる妹。
「いいの。私…もう、綺麗じゃないから…、お姉ちゃんが助かるなら…いいの」
「だッ、ダメ!あなたは私が……って、え?」
取りすがろうとした私の耳に、飛び込んできた言葉。頭をよぎった疑念をそのまま声に出す。
「き、綺麗じゃ…ないって?」
「…………」
微笑んだまま沈黙を返すその顔に、私は唇を震わせる。
「う、うそ…」
「あー、いや…当たらずとも遠からず、ってヤツかなw」
私達のやりとりを見て、リーダーが割って入ってきた。
顔を羞恥に染める妹と、男達を交互に見つめる。
「ま、お願いもされたことだしなぁ。説明もかねて見せてやるよw」
私の表情を見て、部屋の隅に置かれたベッドに腰掛けていた男が立ち上がる。妹をここへ連れてきた男だった。
とたんに、妹の表情に恐怖と困惑が浮かぶ。
「え…、ここ…で?」
「ったりまえじゃん。自分でいったことをお姉ちゃんに教えてやれよw」
にじり寄りながら妹の肩に手をかけたそいつは、舌なめずりをしながらねちっこく語る。
「綺麗じゃないってとこ、見せてやれよ?お姉ちゃんも気になってるみてぇだぜw」
「やっやだ! そんなの…ぃヤッ!」
「あ?いまさらだろ?」
「だ、だって…」
「見られる人間が一人増えるだけだ。気にすんなww」
立ち上がった男は妹の背後から彼女を抱きすくめると、耳元に口を近づけ甘噛。ビクリと跳ねた身体が朱に染まる。
わずかな抵抗を示していたその全身から、あきらめたように力が抜ける。
「多分、おどろくぜ?」
「え?」
すぐ隣に立っていたリーダーの声に振り向く。
目の前の妹と男の会話についていけなかった私は、その言葉の意味も察することができない。
「さっきのは面白ぇ言い方だと思ったが、確かにそうかもな?」
謎掛けのような喋り。
「どう…いう…こと?」
「経験はあるが、経験がないってことさ。まぁ見てりゃ分かる」
私から視線をはずし意味不明な事をいいながら、リーダーは妹と絡みつく男に向き直った。
耳たぶを粘つく舌で舐め回されて嫌悪感を露にする妹を見つめ、
「安心しろ、アイツお前と一緒だよ。今のところなw」
また一言。さっきから一体何が言いたいのだろう。
「だから…何をいって…」
「処女ってことさ」
問い詰めようとした私の言葉をさえぎり、一言だけ付け加えると彼は黙り込んだ。
「いやぁぁっ!そっ…それダメぇっ!」
身悶えしていた妹が、ひときわ大きな声を上げる。

私が彼の言葉を正しく理解するのは、これからだった──。
7024:2007/10/22(月) 06:53:43 ID:F6DKOApE
【18】

隊長のように拘束はされてはいなかったが、妹は身動きをしなかった。震えるその身体は、棒立ちのまま男になすがままにされている。
額に縦皺を刻み、唇を強く噛み締めているその表情が苦痛の強さを物語っていた。
それでも黙って受け入れているのは、自分を犠牲に私を助けようとする彼女の意志の強さを現すものでもあった。
「……っ」
幼い頃から人懐っこく、万人に優しく、姉の私にとっても自慢だった彼女。
親を亡くし戦禍の中を姉妹たった2人で生き延びていかなくなった時から、どれだけその笑顔に救われただろう。
その妹が汚されていく。私の目の前で。私のために。
「いいだろ?この服」
妹の唇を強引に奪っていた男が、重ねていた口をはなして私に言う。
「っぷぁ。はぁはぁ…は」
荒く息する彼女との間には、細く輝く糸が引いていた。
男のいう、妹が着せられている服。それはリンダと呼ばれるソーサラー専用の服飾装備…の「ような」ものだった。
桃色をベースにした女性魔術師の中でも人気があるタイプなのだが、一見してそれが異様であることを示す理由がある。
まず、胸の部分が丸く大きく切り取られていた。
ちょうどその部分だけを露出するようにあつらえてあるのだろう。私よりもサイズがある2つの胸が、丸見えにされている。
本来隠すべき所が否応なく強調されているデザインに、考案者の悪意を感じざるを得ない。
もうひとつ。スカートもなかった。
アンダーウェアの白いタイツ生地が、腰から足元まで、完全に晒されていた。身体のラインがはっきりと分かる上に、
その生地は本来の物より薄い素材で作られているようで、僅かに素肌が透けて見えるようになっている。
極め付けなのは股間の部分に何の冗談か、小さなファスナーが取り付けられてることだ。
「ここはさ、こういう服のバリエーションも豊富なんだぜw」
男の表情が悦楽に歪んでいる。
「他にもミニのホーリーとか、透けフェアリーとかあるんだけどよ」
「ぅぁっ!ぉ、おっぱぃはヤだぁぁっ…ぁひぅッ!」
「こういう巨乳ロリにはリンダが一番なんだよなw」
まろびでている胸を、下から鷲づかみにしてこねあげながら、声をあげる妹の表情を楽しんでいく。
服を着たまま生肌を弄ばれる羞恥に、妹の吐く息が甘く、熱く変化していった。
私の目の前で説明されることで、見られている自分の姿を改めて認識したのだろう。困惑したように身をよじる。
「ちなみに知ってっか?コイツさ…」
言いながら、今度は双方の乳首の先を親指と人差し指でグリグリと揉み込んだ。
とたんに跳ね上がる身体。喉から切ない叫びがあがる。
「あッ!ぁっあッひィぅぅ──ぅッ!ぅぁあァあぁぁ─っッ!ぃやァ!それはいやぁァッ!先っちょダメぇぇェッ!!」
「な?ここが弱いんだよwww おら、どうだぁ?気持ちいいだろ? ん?」
「ちっ、違うっんッ! ひぁん、ぅあぁぅぅんっあッ! そんな事ッ、なぁあぅっ、いッあぁんっ!」
首を振り、否定の言葉を口にするが、説得力などまるでない。
明らかに今までと違う切迫した反応に、周囲の男の誰かが唾を飲み込んだのが分かった。
7124:2007/10/22(月) 06:55:09 ID:F6DKOApE
【19】

「………っ」
私も同じだ。
あられもなく声をあげて悶える妹の姿。よく知っているはずの彼女が見せる痴態に、心臓が高鳴っていく。
なぜ自分がこんな目にあっているのかも忘れ、男達と一緒にただ見入っていた。
「ぁあァッ! やぁっ! み、見ない…いッ!でっェえ! ふわぁッ、あひぅ! ッ見ちゃダメッ!おねぇっちゃ…っあァ──っッ!」
「!」
呼びかけられてハッと我に返る。
「お、おね…が、い…。見な…ぃ、ッ─!!やだっ!やッ!そ、それだめッ!ぁあぁァっ!ぎゅってし…ちゃァぁあァッ!!!」
「おら、とりあえず1回イっとけww」
その言葉と共に、男がさらに強く乳首をひねった。
涙を貯めてこちらを見つめていた妹の顔。見ないでとこちらに訴えていた切ないそれが、突如理性を無くした様に歪む。
恍惚とした、呆けたような、苦痛となぜか幸せそうな…表現しようのない表情。
私の知らない妹の顔だった。
「……」
「っあッ、はぁはぁっ、はァぁぁっ、はぁはぁっ…」
お互いを見つめたまま、胸だけで絶頂に達した妹はヘタリとその場に倒れこむと、ぜいぜいと荒い呼吸を繰り返している。
見ないでといわれても無理だった。まるで何かに魅入られたように、私は全くの別人のように見える彼女を見ているしかできなかった。
「相変わらず、感度いいな、コイツw」
「そっか? やっぱりいつもよか硬いぜ。姉ちゃんの前だからかなw」
声を掛けるリーダーに、一仕事終えたような仕草で答える男。入れ替わるように、今度は2人の男が床に倒れたままの妹に群がっていく。
「まあ、次だな。アレも使うかw」
「まぁまてよ、コイツに教えてやってからだろが?w」
またもよくわからないことを言い合う男達だったが、私はほとんど聞いてはいなかった。
視線は、今しも妹に襲い掛かろうとしている2人の男に釘付けになっている。
「ほら、起きろ」
カクカクと震える妹の四つんばいにして、前と後ろから迫っていく。
「うッわ、べっちゃべちゃ。アソコ透けまくってんじゃんww」
後ろから股間を覗いていた男が、あきれたように笑った。
「見るか?お姉ちゃん」
「え、やぁッ!」
小さく漏れ出る悲鳴もお構いなしに、こちらにお尻をむけられる妹のそこはアソコの部分だけ、水気を吸って完全に透明になっていた。
「いやぁぁぁ、やぁだぁ…ぁ…」
全員の視線が自分のそこに集中しているのを感じたのだろう。身じろぎしながら妹が抗議の声をあげる。
私は、そこであることに気付いた。
「……? え?」
あるべきものが、見えなかった。
私にも隊長にも存在する大人の女性の証。彼女も私の3つ下の年齢からすれば…あっておかしくないもの。
「じゃあ、ご開帳〜w」
「ぁあぁっ!」
私の心を見透かしたわけでもないだろうが、股間のファスナーが引きおろされた。
ぽっかりとそこだけ外気に晒される秘密の部分。ヒクヒクとうごめき、粘質の体液をベッタリと塗りつけたアソコ。
そこは生まれたての赤ん坊のように、全く陰毛が見当たらなかった。
「毛が…」
思わず呟いた私に、リーダーがこたえる。
「あー、それな。ソイツの趣味w」
言って指差す先には、最初に妹の胸を陵辱していた男。
「ロリはやっぱ、こうじゃないとw」
「変態がww」
面白可笑しく言い合う。私がここに来るまでにすでに慰み者になっていたらしいことは今までの会話から分かっていたが…
いったいどれ程の事をさせられたのだろう。
知れば知るほど妹が遠い場所に離れていくような感覚に陥るが、それが錯覚とも思えなかった。
7224:2007/10/22(月) 06:56:53 ID:F6DKOApE
【20】

「ま、お姉ちゃんより随分とススんではいるぜww 見てろよ」
「……っ!」
言って、妹に取り付いていた2人が揃ってズボンを下ろした。
初めてみる、男性器。
醜く反りあがった肉の塊。赤黒くピクピク震えるそれはどんな魔物よりも凶悪な物体に見えた。
「な…ちょっ! まさかッ!」
下半身を露出したまま、四つんばいの妹ににじり寄る男達に、私は声を荒げる。
何をするつもりだと、こちらが言いたいと思ったのだろう。
「あん? あぁ違ぇよ」
上半身だけを起こさせ、彼女の正面がこちらに向くように体勢を変えながら、男は私に向かって答える。
「心配しなさんなw」
「……ぅ…ぁうっ」
床に座り込むような恰好の妹の左右から、立ったまま腰を突き出す男。ちょうど顔の真横に2本の男根が差し出される。
不安げに見つめる私と、左右のモノに視線を交互にやりながら、彼女の瞳が暗く濁っていく。
「わかるよな?」
「ほら」
「……。ぁうっ…、や…」
促すように腰を振る男。
私が危惧したような事ではなさそうだったが、明らかに動揺する妹の表情から察するに、ロクでもないことが始まるのは明白だった。
彼女は求められている内容を知っているのだろう。私を見つめ、何かを訴えるように震えている。
「何を…するつも…」
いたたまれずに声をかけた私の言葉が終わるまもなく、
「あぁ、もう、早くしろよっ」
「んっんむぅぅうぅッ───!」
じれったそうに片方の男が、自分自身のソレを妹の口に差し込んだ。
「ひッ…、な、なにっ…を、やめてッ!やめてッ!……っやめてぇぇえェッ!」
目に飛び込んできた予想外の行為に、私は声の限り叫ぶ。
性器を口に含ませられるなど…ありえない。なんてことをさせるのだ。
「んもぅうッ!ぅんんっ!んむぅぅぅうううッっ!」
苦しげに喉を鳴らす、くぐもった妹の声が部屋に響く。
後頭部を手で固定され、男の腰に顔を押し付けられながらも、それでも視線は私の方を向いていた。
もう片方の男は、妹の頬にアレを押し付けて遊んでいる。
「や、やめて…やめてよぅ…」
口のきけない妹の代わりに、泣き崩れるように哀願する。
経験のない私には、目の前で展開される行為は悪夢以外のなにものでもなかった。
「ん〜?やめて…ってか?」
「っえはッ!ぷはぁっ、…はァッはぁ!ゲホっ!ゲホッ!…はぁ、はぁ、ッう…ゲホッ」
私の声を聞き、男が男根を引き抜いた。
喉をふさがれていた事がよほどの苦痛だったのだろう。妹は涙と唾を垂れ流しながら酸素を求めて咳き込む。
「まぁ、俺はいいんだぜ? コイツがダメってんならお前がやってくれりゃいいわけだし」
「…え」
こちらに向き直り言い放たれたその言葉に、私は顔を青ざめさせる。
今のを、わた…しが?
「せっかく頑張ってるのになぁ? 聞いた? お姉ちゃんがダメっていってるんだよなぁ」
「どうする?嫌だったらに代わってもらうか?ww」
まともに変わったこちらの表情を、目ざとく観察しながら男は妹に問いかける。
そうだった。彼女は私の為に…あんな目に…。
7324:2007/10/22(月) 06:58:28 ID:F6DKOApE
【21】

依然として、咳き込む妹はうつむいたまま男達の声に首を振る。嘔吐寸前の赤い目でこちらを一瞥すると、
「私が…やり、ます。お姉ちゃんには…しな、いで…っ」
「っ!」
言って今度は自分から、その男の股間に口付けをする。
空いた手は、もう1本の肉棒にそえ、ゆっくりと上下に擦っていく。
「なら頑張れよ。ほら見てもらえ?」
男根に接吻をする妹の姿に満足したように言う男。
「ちゅっ、んぷッ!…ちゅ、…は、はぃ…」
頷き、こちらに視線を向けると妹はキスを繰り返しながら男のソレに奉仕していく。
「んぱぁ、ちゅっ、はッ…ちゅちゅ、んむッ、ちゅ」
股間を丸出しにした仁王立ちする男に挟まれ、跪く妹。
「ちゅっ。もぐッ、んっんっンッ! ぷぁっ、っはぁはぁ…ちゅぱっ」
やがて軽いキスだけではなく、舐め上げ咥え、首を振りながら熱っぽく男根に向かい合っていく。
ごく当然のようにそれを行う姿。
言われたこととはいえ、こちらを見つめたまま背徳の行為に耽っている妹の顔が、やがて上気し赤くなっていく。
その顔のなんと淫らなことか。まるで、彼女自ら私に見て欲しいと語りかけているかのようだった。
「………っ」
息を呑み、それを見つめる私の吐息もいつの間にか荒くなっていた。
ピチャピチャという舐めしゃぶる水音だけが響く時間がどれくらい流れただろうか。
やがて飽きたのか、妹の喉を犯していた男が不意にそこから性器を引き抜く。
「んー、いつもとやっぱ違うぜ」
「っぷぁっ!……はぁ…はぁ…っ、…え…?」
不満げなその声に、妹は男を見上げて呟く。
「やっぱあれか? 見られてるのが気になる?」
「……、そ、それは…」
こちらを見ながらの質問に、妹もまた私の顔色を伺うようにしながら、頷く。
冗談ではなかった。私の目からは充分なほどの行為だ。唯でさえ口を使うなどという事に驚愕していたというのに、
いつもと違う。しかもそれが不満。
男はそういった。それは逆をいえば妹が今まで、もっとはしたない事を男達相手に行っていたことを示す言葉だった。
ドキリと心臓が高鳴った。
「………」
一体どんなことを…。
と、一瞬頭をよぎった興味を私は即座に打ち消した。知ってどうするのだ。妹の痴態をもっと知りたいと?
バカな、そんなことは絶対にない。
「お前さぁ、気合入れないと、マジでお姉ちゃんに代わってもらうぞ?」
「ご、ゴメン…なさぃ。」
妹はまるでしかられた子犬のように、うつむく。それでもこちらが気になるのだろう。ちらちらと不安気にこっちを見つめている。
すると頬や髪にアレをこすり付けて悦に入っていた方の男が、何かを思いついたように妹に語りかけた。
「んー、ようは見えなきゃいいわけだろ?」
「…はぃ?」
問いに対して首をかしげた妹の顔に、その男の手がかざされる。
視界を塞ぐような恰好だ。これで見えないようにして続きを行うつもりなのだろうか。私にも意味が分からなかった。
が──。
7424:2007/10/22(月) 07:00:06 ID:F6DKOApE
【22】

「ヴォイドダークネス」
男が言葉と共に手のひらに生み出した闇が妹の顔を覆い尽くすのを見て、より悪趣味な事態に発展したことを否応なく理解する。
闇の塊はすぐに消失したが、彼女の目の周りの肌はどす黒く変色して、その効果が現れたことを示していた。
ヴォイドダークネス──毒性の霧を発生させて、視界を奪うスカウトの技だ。
「あ、…!?…っ…。目…が…っ?」
「これでよし」
狼狽する妹を尻目に、スカウトの男がひとりごちる。
「や、っ!…な、なにッ?なにするの……?」
いきなり視界を0にされて、目に見えて怯え始める彼女。戦場でこの技を受けた経験は、私も…もちろん彼女もあるはずだったが
このような場所で使用されるとは思っていなかったのだろう。
「おちつけって」
見えない目で辺りを探ろうとする妹を、しばらく黙っていたリーダーが静止させる。
続けてただ成り行きを見つめる私に向かって、彼はニヤリと意味深に笑った。
「…?」
意図のわからないその表情。不思議そうにする私の顔を見てから、彼は懐から何かを取り出して仲間に投げて渡す。
「ほら、そろそろコレの出番だろ?」
「おう」
妹の口を犯していた男がそれを受け取り、私にそれをかざしてみせる。
よく目を凝らしてみるが、この距離では判別できない。小指の爪先ほどの黒くて丸い…小さな固形物だ。
「……なんだと思う?」
リーダーが低く笑いながら再び私を見た。
「わからないわよ…。黒い何か、ってくらいしか……」
憮然として見たままを答える私。と、
「え?…ま、まさか……っ! ッいやぁぁァ──ッ!」
それを聞いていた妹が悲鳴を上げた。いきなりの半狂乱。上気していた顔も、朱がさしていた全身も、みるみる青くなっていく。
暴れ始めるそのしぐさは…あたかも今から殺される者がする命乞いに近かった。
彼女には私も男達も見えないはずだったが、それでもなりふり構わず叫び続ける。
「そ、それだけはいやッ!…お願いっゆっ、許してッ、ダメなの!それはヤだぁぁッ!やぁぁぁ──ッ!!」
「ははw そんなに気に入ってもらえるとはなぁ?w」
何をどういう風に受け取ればそんな言葉を返せるのか、リーダーは予想通りといった感じで大笑いする。
「…なんなの? あれは…」
正直聞かないほうが良い気がしたが、我を失っている妹のアレは普通じゃない。
視界のない状態で逃げ出そうとして、部屋の調度品の角に足を引っ掛け、転倒したところを例の2人の男に押さえつけられてた。
それでも手足をバタつかせ、逃れようと必死の努力を繰り返している。
「錠剤だよ。サラマンダーの肝や、グリフォンの牙、妖精族の燐粉なんてゲテものを調合した非合法の強力な…なw」
「薬って…こと?」
「あぁ。その様子じゃ、あんまり分かってなさそうだけどな、お前w」
「……?」
肩をすくめて、リーダーは私を見やる。なにやらバカにするような顔だった。
「アイツがあんなになる様なモンだぜ? 本気で知らねぇのか?ww」
「…喋る気があるなら、聞いてあげるわよ」
挑発的な返答。それでも彼は満足したらしい。
飛びっきりのクイズの答えをバラす時のような満面の笑みを浮かべて、懐から同じ錠剤が入った小瓶を取り出した。
「いや無知ってのは怖いねぇw まぁいいや、教えてやろう」
「……」
「…催淫剤だよw 即効でアレが欲しくてたまらなくなる程のなw」
粘りつくような口調で私の顔を覗き込む。
「処女どころか、赤ん坊に飲ませてもアソコからエロ汁が止まらなくなるようなシロモンさw」
「ひぃッ!」
その言葉を私と同じように聞いていた妹の声が、哀れなほどにうわずる。
7524:2007/10/22(月) 07:00:13 ID:F6DKOApE
【22】

「ヴォイドダークネス」
男が言葉と共に手のひらに生み出した闇が妹の顔を覆い尽くすのを見て、より悪趣味な事態に発展したことを否応なく理解する。
闇の塊はすぐに消失したが、彼女の目の周りの肌はどす黒く変色して、その効果が現れたことを示していた。
ヴォイドダークネス──毒性の霧を発生させて、視界を奪うスカウトの技だ。
「あ、…!?…っ…。目…が…っ?」
「これでよし」
狼狽する妹を尻目に、スカウトの男がひとりごちる。
「や、っ!…な、なにッ?なにするの……?」
いきなり視界を0にされて、目に見えて怯え始める彼女。戦場でこの技を受けた経験は、私も…もちろん彼女もあるはずだったが
このような場所で使用されるとは思っていなかったのだろう。
「おちつけって」
見えない目で辺りを探ろうとする妹を、しばらく黙っていたリーダーが静止させる。
続けてただ成り行きを見つめる私に向かって、彼はニヤリと意味深に笑った。
「…?」
意図のわからないその表情。不思議そうにする私の顔を見てから、彼は懐から何かを取り出して仲間に投げて渡す。
「ほら、そろそろコレの出番だろ?」
「おう」
妹の口を犯していた男がそれを受け取り、私にそれをかざしてみせる。
よく目を凝らしてみるが、この距離では判別できない。小指の爪先ほどの黒くて丸い…小さな固形物だ。
「……なんだと思う?」
リーダーが低く笑いながら再び私を見た。
「わからないわよ…。黒い何か、ってくらいしか……」
憮然として見たままを答える私。と、
「え?…ま、まさか……っ! ッいやぁぁァ──ッ!」
それを聞いていた妹が悲鳴を上げた。いきなりの半狂乱。上気していた顔も、朱がさしていた全身も、みるみる青くなっていく。
暴れ始めるそのしぐさは…あたかも今から殺される者がする命乞いに近かった。
彼女には私も男達も見えないはずだったが、それでもなりふり構わず叫び続ける。
「そ、それだけはいやッ!…お願いっゆっ、許してッ、ダメなの!それはヤだぁぁッ!やぁぁぁ──ッ!!」
「ははw そんなに気に入ってもらえるとはなぁ?w」
何をどういう風に受け取ればそんな言葉を返せるのか、リーダーは予想通りといった感じで大笑いする。
「…なんなの? あれは…」
正直聞かないほうが良い気がしたが、我を失っている妹のアレは普通じゃない。
視界のない状態で逃げ出そうとして、部屋の調度品の角に足を引っ掛け、転倒したところを例の2人の男に押さえつけられてた。
それでも手足をバタつかせ、逃れようと必死の努力を繰り返している。
「錠剤だよ。サラマンダーの肝や、グリフォンの牙、妖精族の燐粉なんてゲテものを調合した非合法の強力な…なw」
「薬って…こと?」
「あぁ。その様子じゃ、あんまり分かってなさそうだけどな、お前w」
「……?」
肩をすくめて、リーダーは私を見やる。なにやらバカにするような顔だった。
「アイツがあんなになる様なモンだぜ? 本気で知らねぇのか?ww」
「…喋る気があるなら、聞いてあげるわよ」
挑発的な返答。それでも彼は満足したらしい。
飛びっきりのクイズの答えをバラす時のような満面の笑みを浮かべて、懐から同じ錠剤が入った小瓶を取り出した。
「いや無知ってのは怖いねぇw まぁいいや、教えてやろう」
「……」
「…催淫剤だよw 即効でアレが欲しくてたまらなくなる程のなw」
粘りつくような口調で私の顔を覗き込む。
「処女どころか、赤ん坊に飲ませてもアソコからエロ汁が止まらなくなるようなシロモンさw」
「ひぃッ!」
その言葉を私と同じように聞いていた妹の声が、哀れなほどにうわずる。
7624:2007/10/22(月) 07:02:05 ID:F6DKOApE
【23】

催淫剤という単語は聞いた事はなかったが、リーダーの下品な説明を聞けば、どんなものなのかは流石に理解できた。
意志に関係なく、淫らで浅ましい姿を晒すことになるはずだ。理性も貞操感も何もなく。
おそらく過去に同じ物を飲まされた事があるのだろう。その薬の効果がどれほどのものなのかは、彼女の表情が説明してくれている。
「な…な…」
彼らが妹に何をしようとしているのかを悟り、私は声を失った。
「言ったろ?アイツ自身が私は汚れてるってさw」
正しくは綺麗じゃない、だ。私が言葉尻を指摘する間もなく、
「それを今から見せてやるよw おい、お前ら」
リーダーの合図に、手にした錠剤を妹の口に運ぼうとする男。
「OK。ほら、飲めw」
「やァッ!ンんんッ!!むうぅぅぅ────ッ!」
全身をジタバタと動かし、首を振りながら唇を硬く閉ざして侵入を拒む。
必死の形相で小さな黒い薬から逃れようともがいているその顔を、男たちは含み笑いをしながら見つめていた。
「んンン────んッ!」
しかし、どれだけ口を閉じようとも、呼吸をしないわけにはいかない。鼻をつままれもなお、窒息しかねないような長い時間を耐えていたが…
「──っッ! っぷぁッ!っはぁっ!」
限界を迎えて口をあけた瞬間、それはついに喉奥に放り込まれる。
「!!」
眼をむいて、ガクガクと震える妹の視線が、私のそれと交差した。
何を言いたいのか、私が何を言うべきなのか…そのどちらも分からなかった。
飲み込んでしまった悪魔の薬の感触が分かるわけでもないのだろうが、妹は両手を自分の腹に置いた姿勢で震え続ける。
「…ぁ…。ぁあ……。ぁ」
小さな、本当に小さな呟きがその口から漏れていた。
「んじゃま、始めますかw」
スカウトが自分の陰茎をしごきながら、迫っていく。
視界を封じられている彼女は、当然それに気付くはずもなく…いとも簡単に再び四つんばいの姿勢を強要された。
「なんだ?お前からかよ?」
不満げなもう一人の男。
「お前さっき口でさせてたじゃんかよ。こっちは譲れってw」
「っち、まぁ…いいか。早く済ませろよ」
言い合いながら、話がまとまったらしい。
スカウトがいきり立った肉棒を鼓舞するかのような姿勢で、四つんばいの妹を背後から抱きすくめた。
「ひぁッ!…うぁぁあ…やだ…もぅヤだぁ…」
目が見えない分他の感覚が敏感になっているのか、触られただけで全身を強張らせていく。
「まだ濡れてるぜ、これなら大丈夫だなww」
「ぁあっ、いやぁ…や…っ」
片手で妹のアソコを確認したスカウトは、のしかかるように覆いかぶさり妹と腰を密着させていく。
これから何が行われようとしているのか、彼女が抵抗らしい素振りを見せなかったのでつい失念していたが、これは…。
アレだ。
7724:2007/10/22(月) 07:03:06 ID:F6DKOApE
【24】

私はここにきてやっと切迫した事態であることに思い当たる。
「だ!っダメぇぇッ! や、やめなさいッ!妹から離れてぇッ!!」
我に返ったように叫びながら、彼女の元へ身を乗り出す。
こちらもまともに動けない姿ではあったが、立ち上がろうとした私を、
「黙って見てろってw」
すぐそばで見ていたリーダーが押し止める。
後ろ手に縛られた繋ぎ目をぐいっと引っ張られて、なすすべなく転倒させられてしまった。
身体の痛みを無視して妹を見る。声と音で私の居場所を探ったのだろうか、彼女はこちらを向いて見えないその目で救いを求めていた。
屈辱的な犬のようなポーズで、男に今しも犯されようとしている恰好で…。
「ん、…っと」
腰を僅かに動かしたスカウトが、妹の腰に手を添えて笑った。
犯される女の悲壮感と犯す男の優越感…、異なる感情が浮かんだ2種類の表情。その両方が図らずも同時に私に向けられる。
次の瞬間。2人の腰の間に存在していた僅かな隙間が、0になった。
「や、やめ…」
「っあぁあァあァァ─────ッっ!!!」
私の制止の声が、喘ぎの絶叫にかき消される。
「っく、ひぃあァッ! んくぁッ! ぃひッ、あァああぅんッ!うあァっ、んぅあァァ──ッ! んアっ!あぁあぁァ───ッっ!!」
髪を振り乱し、喉が裂けんばかりの叫びが部屋中に響く。
結合部は私からは向かい側に位置するため、直視することは出来なかったが、組み伏せられたままガクガクを揺さぶられる妹の身体と
男の激しい腰の動きを見れば、どのような責め苦を彼女が受けているのかは充分すぎるほど理解できた。
「いッやぁあッ──っ!ひぃぅあぁあぁ──あッあッあッ、んあぁあァああぅァ───! っイやぁッ!」
魂を削られるような声と共に、太ももの間から水が滴るのが見えた。両の拳は硬く握られ、両足の先はバタバタと床をうっている。
顔は既に…見ていられるような状態ではなかった。涙、汗、涎…。それらが全てぐちゃぐちゃになって、顎から下へ滴り落ちている。
壮絶なその有様に、私はこれが人間同士のすることには思えなかった。
「しょっぱなから激しいねww」
「飛ばしすぎるなよw」
傍らから男たちのはやしたてる声が飛ぶ。
私のすぐ横にいるリーダーも、楽しいショーでも観覧しているかのように眺めながら、
「処女だっつぅのに、ここまでとはねぇw」
と、呟いた。
処女…。そういえば、少し前にも私と同様、妹も処女だと言っていた。ということは、妹の破瓜の相手があの男ということになる。
今までの陵辱で最後の一線が無事だったのは楽しみを先延ばしにする男たちの気まぐれか。
「薬の…せいじゃない!好きでもない相手に、初めてで、あんなのっ…」
言いながら、私はリーダーを睨みつける。
「ん?何いってんだ?」
不思議そうに視線を受け止める。その顔は本気で私の言葉を理解できていないようだった。
「薬、まだ効いてないぜ? むしろこれからさw」
「…ぇ?」
「あとな? どうも勘違いしてるみてぇだが…アイツ、まだ処女だぞ?」
その返答に今度は私が、困惑の表情を浮かべる。
だって…ならば目の前で妹が受けている行為は何なのだ。薬のせいでなくて、何故こんなにも乱れられるというのだ。
その答えは、すぐにでた。
男の攻撃に息も絶え絶えになりつつ、悶える妹の声がそれを説明してくれた。
78名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 07:03:54 ID:VCsKFnQo
つC
7924:2007/10/22(月) 07:04:01 ID:F6DKOApE
【25】

「ッあぅ!ひぃぁッ、んああんっ! も、もうヤッ!ぃあッ!ぉ、お尻ッ!お尻ぃぃイぃッ!ぁあぁ──ッ!!」
「お、おし…ッ!?」
耳にした言葉を、思わず口に出す。
そして私は、妹と男が行っている行為が自分の想像を遥かに上回って異常な事であると理解した。
「な? 分かったか?アイツはケツ穴専用で仕込んできたんだよw 前は使ってねえから新品だぜww」
「そッ、そん…そんな…」
「お、お尻!あぁァッ!ッふァぁぁ──ぁッ!ひぁッ!お、しィりぃぃい──ッ!んうぁァあ──ッ!!」
「今じゃ素でケツでイけるくらいになってるぜw」
「最初は確かに薬つかったけどなぁ…。意外と素質あったってことだろw」
周りの男が口々に評する。
本来排出することにしか作られていない部位に、性器を打ち込まれて声を上げる妹の姿。
神の摂理に反するその異常な行いに染められた彼女が、私にはまるで魔物と同じような存在に思えた。
「ぁふァぁッ! うッ、はぁァぁあ──ぉ、おなかッ!お、奥ぅッ!あっ!ヒぁんッ!んっくぅぅぅっ──ッ!
気付けば絶え間なく聞こえる彼女の声から、否定や拒否を意味する単語が消えていた。
代わりに認識できるのは、何をされているのか、どうなっているのかを純粋に伝えるそれ。
声の質も、悲鳴や絶叫ではなく…間延びした熱く甘い…そんな声が多く混じって聞こえるようになっている。
「………う、…そ、だよ…ね?」
私は小さく妹に声をかける。綺麗じゃないと彼女は言っていた。
それがこういう事だったのならば、せめて無理やりなのだから、とそう言って欲しかった。
「そ、そんな顔…しちゃ…だめ、だよ…」
もう最初の嫌がる素振りが、見えなくなっていた。「いや」も「だめ」も聞こえない。
声を上げる彼女には、女の顔とでもいうべきものが…浮かんでいた。
「そろそろかなw」
「おい、きをつけろ。もうすぐ来るぜ、きっとww」
絶望に打ちひしがれる私を無視して、軽い口調で男達がいう。
何が来るのだろうかと頭のどこかで思ったが、ここまでの出来事で憔悴しきっていた私には、もはや物を考えることすら辛かった。
今までのパターンからすれば、どうせ聞かなくてもすぐに分かるはずだ。そうとだけ思った。
「うァあぁッ!お尻、お尻ッ!ぁあァッ、ひぃあッ! うッ…、………ぁ、 …あぁぁ……、あ…」
やがて絶え間なく続いていた妹の声が、パタリと停止する。
意識を保ったまま、記憶を失って立ち尽くしたようなとでもいうべきか、小さな寝言のような呟きだけを口から漏らす。
聞こえなくなった声の代わりに、依然として菊門に男の怒張を受け入れ続けている身体の震えが、少しづつ激しくなっているようだった。
「……?」
隊長のように、絶頂を迎えて意識を失ったわけでもない。
「…きたぜ」
リーダーのその一言をきっかけにしたかの様に。

妹が、壊れた。
8024:2007/10/22(月) 07:05:36 ID:F6DKOApE
【26】

「くぁひぃぃイぃぃ!お、お尻ッ!ねッ、ねえ!もっとッ、もっと強ッ、くっ!ぁああァァあひぃぃぃぃ──そ、そぅッ!ソレぇッ!」
「んッ、お姉ちゃ、んッ──見てるッ? お尻、気持ちぃいお尻ッ!ァあッ!ね?すごぃのッ!ァあぁっ、き、気持ちぃぃのっ!!」
「もっとッ!もっとぉッ!ほじって、えぐッてェ!お、お尻ぁあァあッ!ひくぁッ、んぁあぁァ───!!」
壊れたという、人に使うべきではない表現がこれほど適切だと思ったことはなかった。
ひときわ強く痙攣した後、妹は完全に正気を失って自ら進んで男を貪り始めたのだ。これが黒い薬の効果なのだろう。
正気を失った顔で自身を犯す男をみる表情も、卑猥な言葉で自ら陵辱を求める浅ましい声も、どれも常軌を逸していた。
「ッねェっ?まだでない?ッ──ァあぁあァッ!は、早く熱いのッ!ァあひぃイぃぃ、だ、出してェぇっ!」
「ぅッあ、あぁあッ!キた、キたッ!お、お尻にぃぃッ!白いのッ、キたぁァぁッ!!んくぁあッ、す、ステキぃぃ──ッ!!」
男が果てたあとに、引き抜かれる肉棒。
白い糸を引き、今まで自分の後ろの穴を犯しぬいていたソレを、彼女は神像を捧げるかのように持ち上げ、ためらい無く口に含む。
「んちゅぷッ、れろっ…んふッ。美味し…ッんちゅ。ね、まだ出る?ふぁくッんっんん〜〜〜っ、ぷあッ。っちゅッ!」
上目遣いで艶っぽく媚びながら、舐め、しゃぶり、ねぶり、尻穴に入っていたモノを清めていく。
やがて硬さを取り戻した男根を満足そうに見つめると、自分から仰向けになって大きく両足を開き、膝と肘を交差させるように抱え、
掌でお尻をつかんで横に広げて菊門を露出させる。
パクパクと蠢くそこからは、つい今しがた男が吐き出した白い液体が逆流していた。
「ねぇ、ほらぁ…いれて? きもちいいの、ちょうだぃ? はや…くぅあァァあッ!ひイァぁああッっ!んぁ───ぁッ!!」
淫らなおねだりに男が応え、再びその凶悪な肉の塊をお尻へと埋め込んでいく。
根元まで押し込まれるそれを、自分の目で確認しながら妹は嬌声の限りを叫び続ける。
「………………」
もう、私は声を発することも出来ずにいた。
ここに来て…いや、この男達に声を掛けられてからの出来事に、私自身の心もどこか壊れてしまったような感じがした。
2人をここへ導いたのは、私。
ならば、彼女たちを壊したのは…私だ。
「…っあ、あは…あははっ…」
涙がとめどなく溢れ、唇からは乾いた笑い声がバカみたいにこぼれていく。
「ね?た、楽しいんだよッ、お姉ちゃ、んっぁあぅっ!おね、えちゃんも、一緒に…ぁあンッ、き、気持ちよく…なろッ?」
私の笑い声を聞いたのか。
妹が男に刺し貫かれながら笑みを浮かべて私を見る。毒の効果が切れ視界は元にもどったようだが、その目は色欲に濁っていた。
遊びに行こうと友達を誘うような、そんな彼女の提案に、
「だってよ?」
成り行きを見守っていたリーダーがこちらを向いて、笑う。
「…………」
私は、こちらに無邪気な微笑みを向けたままの妹を見つめたまま──。
8124:2007/10/22(月) 07:06:27 ID:F6DKOApE
【27】

「ほどいて」
一言だけ、口にする。
「あ? 逃げるつもりか。出来るわけねぇだろw」
「違う。…いいからほどいて」
威圧的に言い放つリーダーの言葉に、冷めた口調で同じ要求をする。
「……。いいか、妙なマネしたら…分かってんな?」
様子の変わった私に気圧されたのか、念を押しつつも私の束縛に手を伸ばす。
「ほらよ、どうするつもりだ?」
「………」
自由になったその手をしばらく見つめてから、私は次の瞬間、リーダーの手元から小瓶をむしり取る。
「っ!おいこら!」
慌てて手を伸ばした彼から、身体を引いて逃れると一息に蓋を開け放った。
あの黒い薬が中に詰まっている事を確認すると、それを掌にザラッ!と取り出す。
「……なにするきだ?」
いぶかしげに問うリーダーには無言のまま、私は妹に視線を移す。
と、不意に部屋の片隅から随分と懐かしい声がした。
「だめ…、そんなこと、しちゃ…。やめな、さい……」
隊長だった。
私がやろうとすることを察して制止してきたという事は、結構前から意識は戻っていたらしい。
「私のせいなんです」
隊長の不安げな顔に笑顔を返す。
「だから、私も。…そちらにいきます」
「お前、正気か? それがどんなもんなのかは、目の前見りゃわかんだろが?」
やっとリーダーも思い当たったらしい。低い声で警告してくるが、そちらにも私は笑みを返す。
「分かってるわよ。だから…こそよ」
「──いいんだな?」
返事を返す代わりに、私は掌に乗せた薬をひとつ飲み込む。喉を伝っていく感触が全ての終わりを告げているようだった。
「……あぁっ」
それを見て、隊長が絶望に目を伏せる。
「平気です隊長。妹も貴方も一緒なら」
「……」
「それに──。私はこれから罰を受けないといけませんからね」
言って、掌に残った10粒ほどの錠剤全てを口に含み、胃に送り込む。
「お、おいッ!! バ、バカ野郎ッ!それがどれほどヤベぇのかッ……」
「知ってるわよ」
予想外の事に慌てるリーダーに、私は冷静に言葉を返す。
「私も壊れてあげる。──2人をこうしたのは私だから…。嬉しいでしょ?」
「てめぇ……」
「私もね、ちょっとだけ嬉しいんだ」
私が運命を狂わせてしまった彼女達。
謝ることなどでは償えないならば、せめて同じ運命に私も身を投じよう。
それが私の贖罪だ。
「後悔…する、わよ…きっと…」
「ぁァあんッ!お、お姉ちゃん、ずっと…一緒な、の?気持ちぃい事、ずっと…一緒にぁあぅあッ!ッ…?」
2人の声に、私は同時に頷く。

身体が熱い。視界が霞む。息が荒くなり、汗が止まらなくなってきた。───どうやら来たらしい。
ふうっと深呼吸をした次の瞬間。

私の意識は、闇に閉ざされた──。
8224:2007/10/22(月) 07:11:29 ID:F6DKOApE
以上で完結となります〜〜〜…(=ω=)ネムイ…

22が重複してるのは単純ミスです、スマソ;
とにかくクソ長いこんなのを待ってくれた人。寸止めに悶々としてくれた人w
サンキューです!

結局、語り手の女の子は最後まで無事、という変化球ストーリーでしたが。
次回また何かネタができたら投下します。

そのときは、寸止めじゃなくて一気にうpしますわww
では、徹夜のまま仕事に行ってきますノシ
83名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 07:15:50 ID:VCsKFnQo
84名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 07:33:19 ID:AbrPvj5G
  ,彡ニ三三三三三三三ニ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
  ,彡ニ三三三三ニ三三ニニ;〃ヾ、;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
 ,彡彡,'',ニ=ミミミ三三三三ニニ彡  `゙゙''ー-、;:;:;:;/;:;/
 ',彡'/ r' ノヽヾミ三三三三三彡'   _,,,,,,、ヽ;:;ィ''|
  彡'|.|(‐'''" 'iミニニ三彡"´ ̄     `゙゙ー'  ;;;:|   _,,,,._                、-r    r--,      、-r
.  彡i、ヾ ('  ヾミニ三'          __,,、 ....ノ   / .,','" ̄',〈... _,,,_   _,,,_   _,,,,,| |     ~`l |  _,,,_   | |,,,,,_
  彡ゝ `'' "  |ミミミ'       ‐'"ひi,;'´  ,ィ;;ァ'  { {   ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l      .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
   '彳`ー‐i  |ミミミ'          `゙ーシ'   |、ニ'  .ゝヽ、 ~]| ,i i  i l i l  i i .i i  .i .i      .| | i i  i l  .| i  .i |
 --、/    i  |ミミ         .,,r‐''"   | ノ    `ー-‐'"  ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ     .l l  ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
 く'ノ    :i  ミミ         ´  ., '   |'                              (~'-'ノ
 、\     .l  ヾ            .ノ(_,,、.   |                            `~~
 :\ヽ,   ヽ          /   `t‐一'        __
 ::::ヽ ヽ   `::.       ,; '      .:i          〈  ヽ
 :::::::ヘ ヽ    `::.        ''"⌒゙''一ノ           |   }
 ::::::::::ヘ.ヽ    ヽ、       ` ー'ーノ            !>'⌒ヽ、
 ::::::::::::::ヽヘ     `ー┬‐一;;''""´           /ヽ、 ,  )
 \、:::::::::ヽヽ      /::ヘ ) `゙'ー、_         /:::::::::Τ  ̄ `l
 〃`゙ー、;;;;\\   /i:::::::丿 ' , ' , '`゙ヽ、      /:::::::::::┼‐- -ノ
85名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 12:42:56 ID:H/PtyRzP
だめだ読んでて心が痛い
冗談抜きで心が痛い

だけどさっきからニヤニヤが止まらない
痛さと同時に楽しくてしょうがない
86名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 13:50:15 ID:+9lSW4MQ
職人さん乙

同じく心が痛い
どうか次は甘いやつを…
87名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 17:40:31 ID:2N1idiA2
FEZで甘いのってあんまり見ないよな
88名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 17:51:53 ID:/amNFDoy
火皿♀「出来上がりー」


三色皿♂「…………。」

火♂「フリフリだな」
雷♂「大変そうだな」
氷♂「動けなそうだな」

三色♀「かわいー♪」
火♀「可愛いよねー」
雷♀「素材がいいからねー」
氷♀「戦闘向かないけどね」

三色♂「………くすん」
89名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 23:22:04 ID:j84ZYOHR
>>24
まずはグッジョッ!
次回は一気にうpしてもらえるようだが…
正直それはそれでありがたいような物足りないような感じだ
すでに調教されてしまったのかもしれんが、
次回も悶々とする覚悟はあるのでどうぞよしなに!
9057:2007/10/22(月) 23:28:11 ID:D1mYIleq
「お腹空いたでしょう、これをあげる」
氷皿♀は特製のステーキアイスを火皿の少女に差し出した
氷皿♀は店を構える前は各地を回り希望を失った子達に夢を与えていたのだ
火皿♀「・・ありがとう・・みんなに会いたい・・」
氷皿♀「・・このBOXに3つのアイスをいれておくわ、寂しくなったらこれを舐めてごらん」
そういうと氷皿♀は立ち去った
火皿♀はステーキアイスを軽く平らげるとBOXの中身のアイスを取り舐め始めた、すると
「火皿♀、元気に強く生きなさい」
「お母さん??お母さん!ぁ、もしかして!」火皿♀は残り二つのアイスを取り出し舐め始めた

「火皿♀、頑張るんだよ」
「火皿♀や、お前は幸せになるんじゃ」
「お父さん!おばあちゃん!!」
91名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 23:32:51 ID:D1mYIleq
「この子、もう淋しくないよね」
安らかな笑顔を浮かべ息絶えている火皿♀の少女を氷皿♀は見つめる

「さぁ、次の被災地に行かないと、私はいつか、普通のアイス売りになるんだ」
92名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 23:53:12 ID:D1mYIleq
がらがら がらがら
シュ! ドシャア
リアカーが壊され氷皿♀は押し倒される
スカ♂「一人でこんな所横断とは無用心だな、おら!」びりびり
氷皿♀は瞬く間に全裸にされてしまった
氷皿♀「・・なにをすればいいのですか」
スカ♂「しゃぶれ」
氷皿♀「・・はい」
数分後
スカ♂「はぁぁいきそ!いきそ!ぁあ!」ビュルビュルビュル
氷皿♀「・ぅ・・」
スカ♂「はぁはぁおいのめよ、このナイフがみえねぇのかよ」
氷皿♀「・・(ゴクン)」
スカ♂「ひゃはは素直な女だなぁ!殺すのはやめておいてやるよ!はははじゃあなぁ!」
氷皿♀「こんな時代だから、私は夢を与えていきたい、私は死ねないの」
93名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 06:01:29 ID:b16PmwGi
>>24
内容が重すぎる・・・
ていうかFEZ関係ねうわなにすんだおまえやめくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」

GJ!乙だぜb
94名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 07:11:56 ID:P3ZwKG+2
俺にとっては実用的ではないけど続きが楽しみだった
95名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 14:46:01 ID:vrnFt20V
なんでこんなに凌虐なモンを思いついて書ききるかな・・・
しかも3日がかりとか、おまえほんと変態だな


師匠と呼ばせて下さい
96名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 17:38:03 ID:5B2AIe84
「んゆー」
親友のF7弓スカは無表情のまま叫びながら底無し沼に沈んでいく

「んゆー」
弓スカはついに頭の天辺すら見えなくなった
私が遊びに誘わなければ良かったんだ
短スカ♀は一人ぼっちの友人の為にハイエナをしてまで仕留めた相手を沼に沈めていく
97名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 17:41:46 ID:cUXweZG1
唐突過ぎて意味が・・・www
98名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 17:59:20 ID:tAJgoOD2
氷皿♀のアイス売りのお話
エロティックで素敵(*´д`)
99名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 23:24:46 ID:wvvAFene
>>96について俺的に解説してやろう!

弓スカ♀と短スカ♀は幼い頃から共に育った親友。
しかし、短スカ♀の誘いで遊びに来た沼に弓スカ♀が落ちてしまう。
そのまま親友が沼へ飲み込まれるのをなすすべもなく見つめる短スカ♀。
彼女の悲痛な叫びが、今も耳から離れない…。

『私のせいで…』

彼女の命を奪い、その亡骸を飲み込んだ沼は
一人にさせるにはあまりにも寒くて暗かった。
そんな短スカ♀は、戦場で仕留めた相手を
今は無き友人の元へと送り続ける。
どんな手段を使ってでも…一人でも多く…
今は亡き彼女が寂しがらないように…。


スレの趣旨と違うwww
10062です:2007/10/24(水) 00:02:23 ID:tAJgoOD2
なんだか分からないうちに、4人のお姉さんに水辺に連行されちゃいました。
「さあ、精液でべとべとになっちゃったズボン脱ごーか?」
そんなことを言って、シスター風の服を着たお姉さんが僕を押し倒し
部隊服ズボンとブリーフを一気にずり下ろした。
射精したばかりで萎んだオチンチンを、お姉さんたちが見てきます。凄く…恥ずかしい…
するとプレートのお姉さんが喋りました。
「うーん…やっぱり包茎かぁ〜 お姉さんたちが剥いてあげる♪」「…え?」
すると軍服を着たスカさんと、ラコタを着たスカさんが僕のオチンチンに顔を近づけてきました…
ペロ…ペロ…チュ…「な、何をしてるんですか!!?オチンチン、汚いですよぉ!」
僕のオチンチンを2人のお姉さんが舐めてる…裏側とか…あ!お口の中に僕のオチンチン!
「ああ!また出ちゃう!!」「ぷはぁ!!」
僕がまた射精をしそうになった瞬間、お姉さんたちは舐めるのを止めました。
「…え?何で?」僕の疑問に2人のお姉さんは、いじめっ子っぽい感じで答えました。
「なぁに?私のお口の中でしたかった?フフ、ゴメンネ?」
「だって、私達だけで君をイカせちゃったらつまんないもん、ネ?」

「それじゃ私のおっぱいでイカせてあげる〜」
シスター服を着ていたはずのお姉さんが、全裸で立っています…何をするつもりなんだろう…
「んじゃ、挟むよ〜」
大きいおっぱいで僕のオチンチンを挟んできました…僕のオチンチンがお姉さんの胸の中にうずくまっています…
すると先っぽだけ出てる僕のオチンチンを舐めながら、おっぱいでしごいて来ました。
「うあっ…あっ…出ちゃうよ…」その瞬間、また射精をしてしまいました…さっきも出したばっかりなのに…
あ…お姉さんの顔にかかっちゃった…髪の毛にも、胸にも…
「あ、ご、ごめんなさいっ!お姉さん汚れちゃった!」
でもお姉さんはにっこり笑いながら、僕の精液を飲んでいます…美味しい…のかな?
そして僕のオチンチンの先っぽの皮を掴んで、一気にずりおろしました。

「ハイ、剥けた♪これで大人の仲間入りだよ?」
「剥けたら次は童貞捨てちゃおうか〜?」

…プレートのオリさんも全裸になっています…
…僕、これからどうなっちゃうの?
10162です:2007/10/24(水) 00:07:58 ID:Pht10Db4
本来はアレだけで終了のつもりでした
ですが>>66さんが続きを読みたいと言って下さったので
続きを考えてみました。
プレートオリさんとの本番は明日でいいでしょうか?;
今眠いので…;ごめんなさい;
102名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 03:58:53 ID:1fICF31f
GJだ!・・・が




わっふるわっふる
10366です:2007/10/24(水) 08:25:44 ID:D8pOH59C
>>100
おおおGJ!
朝からニヤニヤが止まらねえぜちくしょうw
わっふるわっふる
104名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 12:20:53 ID:N67jEaLQ
[妖怪オシッコ漏らさせ]
「山に入ってはいけないでよ、妖怪オシッコ漏らさせがでるでよ」
お婆さんからそう言われた雷皿♀は口では分かったといいつつもいつか山に入ってやろうと思った、その日の夕方
「大変だ!○○さんとこの火皿♀ちゃんがオシッコ漏らさせに出会った!」
村の広場では今なおオシッコを出し続ける全裸の火皿♀と神主。それを見守る村びと達がいた
「妖怪よされ!オシッコを止まれ!」神主の神の言葉でようやくオシッコは止まった、だが水分を出し切った火皿♀は酷く衰弱していた
「雷皿♀よ、分かったじゃろう、山にいってはいかん」
105名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 12:33:03 ID:N67jEaLQ
あくる日「山に行こう妖怪をやっつけよう」
雷皿♀は遊び仲間の片手♀とスカ♀と一緒に山にはいってしまった
まだ昼だと言うのに独特の雰囲気を感じる
「妖怪でてこい妖怪!」
片手♀が叫んだ するとスカ♀の様子がおかしい
「山に入るなでていけ人間!」スカ♀が彼女の声でない声で叫ぶと同時にスカ♀はオシッコを排出しはじめた
スカ♀「ぅぅうわぁぁぁん!痛い、痛いよぉ(泣)」
「わぁぁぁ」雷皿♀と片手♀は真っ先に山を駆け降りた
スカ♀は濡れた衣服といまなお放出を続けるオシッコのせいでついていく事は出来ない

山を降りた二人は大人達に神主の元に連れられ、村の男達はスカ♀を探しに山へむかった

干からび絶命したスカ♀が下半身をびしょ濡れにした男達により運ばれて来た
「山には入ってはいけないオシッコ漏らさせがでるよ」
今もこの山に立ち入るものはいない
10662です:2007/10/24(水) 19:11:57 ID:fjNUdnAM
「あ…あの…ドウテイって何ですか?」
僕はドウテイの意味が分からず、オリのお姉さんに聞き返しました。
するとオリのお姉さんは自分の股間を広げて、僕の目の前に立った。
「童貞って言うのはね、セックスをしたことがない男の子のことだよ」
優しい微笑を浮かべながら、更に言葉を続けます。
「つまり〜童貞を捨てるって言うのは、私のおマンコに君のオチンチンを入れることだよ?」
とんでもないことを聞いてしまった!僕の顔がどんどん熱くなってくるのが分かる。
「あああああの、ぼぼぼぼぼ僕、お同じぶぶ部隊のこここ氷皿♀ちゃんががすすす好きなんです!」
声を震わせながら、僕は必死に反論をする。
「だだだだから、すす好きじゃない人とセセセ…セックスなんて出来まままません!」
お姉さんはにやけた顔をして、おっぱいを押し付けるように僕に抱きついてきました。
「お姉さんは君のことが好き〜 これじゃだめ〜?」
「だだだだだダメです…」
お姉さんはいきなり脹れ面になり、僕に覆いかぶさってきました。
「…もう!それなら君の事犯しちゃう!!」
荒い口調でそう言うと、無理矢理僕のオチンチンを自分の股間にねじ込んで来た…。
それと同時にどこかに飛んでしまいそうな感覚が、僕にまとわりつく。
暖かくて、気持ちよくて…さっきのスカさんのお口の中も暖かかったけど、全然比べ物にならない…
一心不乱に腰を振り続けるオリさん。また僕の下半身に射精する準備が整い始めてきたんです…
「僕!また射精しちゃう!!抜いてください!オリさん!妊娠しちゃいます!!」
ドウテイの意味を知らなかった僕でも、どうすれば赤ちゃんが出来るぐらいは知っています。
だけどオリさんは全然抜こうとする気配はなく、気持ちよさそうにこういったんです。
「今日は妊娠しない日だから、た〜〜〜〜っぷり出していいよ〜」
「ほ、本当なんですか?」「うん♪それじゃ一緒にイコ?」
オリさんがそれまで激しく動かしていた腰を、ピタッと止めた瞬間…
ドクドクドクドクニュルビュルビュビュビュドビュビュドクドクン…
さっきの射精とは桁違いの量を、お姉さんの中に出してる…
「うあ!ああああん!君の精液!私の子宮に流れてるよぉ!!!!」
「…僕も…気持ちいいです…」

僕はゆっくりお姉さんの子宮から、オチンチンを引き抜きました…
オチンチンの先っぽと、お姉さんの子宮の間に白い糸が… これを見て僕は本当に出しちゃったんだって実感した。
抜いたのと同時に、お姉さんの子宮から逆流した僕の精液が、地面に水溜りのようになっています…。

「たくさん出したんだね…」
107名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 19:16:11 ID:sh8EAJUp
これは新しいジャンルだなw
wktk
10862です:2007/10/24(水) 19:23:27 ID:fjNUdnAM
「でも結局、みーんな汚れちゃったね〜…」
「君、結構絶倫だね…」
「楽しめたからいいでしょ?」
「そうだね〜 雷皿♂君の初めても奪っちゃったしね〜」
「…ゼツリンってなんですか?」

皆で水辺で汚れた服や鎧を洗っていると、聞き覚えのある声が…

「雷皿♂くーーーーん!こんなところに居たんだ〜 戦争勝てて良かっ…」

うわぁ!氷皿♀ちゃんだ!!!!!!!!!

「…あ、氷皿♀ちゃん…違うんだ違うんだぁ!」

「落ち着いて話聞いて?ね?ね?」
「そそそ!まず落ち着いて!!」

氷皿♀ちゃんは、遠くを見つめるような目で僕を睨んできました…。

「あ、隊長ですか?雷皿♂君をキックしてください」

こうして僕の恋は終わりました…。
そういうことで、今はオリさんの部隊に入れてもらっています…。
10962です:2007/10/24(水) 19:26:03 ID:fjNUdnAM
雷皿♂君の話は完結しました〜
まだまだ僕は話の構成とか修行中ですが
楽しんでいただけると、とてもうれしいです。

次も何かいい話が浮かんだら書き込もうと思います
ありがとうございました!
11066です:2007/10/24(水) 21:30:59 ID:D8pOH59C
>>109
乙!すげー良かった
これぐらいの方が読みやすくていいな
流れもいいしオチが付いてるトコもいい

何か素人っぽくない気が・・・

誰か漫画にしてうp汁!
111名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:47:37 ID:A8IT/NGI
>>109
なんという可愛そうな雷皿♂…
だがGJ過ぎるぜ……!!


三色♂「君は無理だよね」
俺「orz」
112名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 00:18:42 ID:JlmSLziO
>>109
これはさっぱりしていていいw
GJ
雷皿♂かわいいよ雷皿♂
113名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 11:37:40 ID:0RPLY17m
        ハ,,ハ
        ('(゚∀゚∩_ おいらはどこかのリンクから辿ってきました!
      /ヽ   〈/\ お別れの時には何かこのスレから貰っていきます
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
       |     |/
        ̄ ̄ ̄
現在の所持品:みかん、(´・ω・) ス、雷皿♂、雷皿♂、雷皿♂、雷皿♂のパンツ
114名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 11:47:07 ID:4Z5cy6f8

        ___
      /    /\
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
       |     |/
        ̄ ̄ ̄
115名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:07:13 ID:zWVKaZ73
「おるすばん」
「雷皿♀ちゃん、弓スカ♀ちゃんとおるすばんしててね」
「はぁい」
ガチャ

数時間後
弓スカ♀「んゆ〜、んゆゆーん」弓スカ♀は車の玩具であそんでいる
コンコン
雷皿♀「誰?」
「警備兵です、この家に悪い人が入っていきました、開けてください」
「え?・・わかりました!」ガチャ
バッ
「むぐ・・」
短スカ♂「いい子だねー・・大人しくしてろや、おい金になるもんどこだ?」
「ゆー・・」(一番高い車の玩具を差し出す)
短スカ♂「ぁあ?んなガラクタいらねーよ!」バシィ! ドガグシャ
「んゆー(泣)んゆー!(泣)」
雷皿♀「おかぁさ・・かえってきて・・」
短スカ♀「しけた家だな、しゃあねぇなガキでも犯してやるとするか」
116名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:23:16 ID:DNbmxG5q
【1】

「ふぅ、だいぶ取れたわね」
「そうだな。…貸せよ、こっちでまとめる」
「ん。ありがと」
満天の星空。虫も眠るような深夜の荒地で、かすかな声で語りあう。
一人は白銀に鮮やかな金の装飾が施された鎧を纏った若い長身の男。赤毛の髪を短く刈り込んだその顔に優しい笑顔を浮かべ、、
手を差し出している。
その手に青く輝く結晶を手渡す女もまた、若い。こちらは緑と黒を基調とした柔らかい服を着込んでいた。長く美しい金髪に
頭の大きなリボンが美しく映えている。
「これでこっちは、一杯だな。フィリア、そっちは?」
男は手元の袋に受け取った鉱石を詰め、フィリアと呼んだ傍らの女性に声をかける。
「ん、こっちはもうちょっといける…かな。リックは休んでていいわよ?」
「そうはいくかよ…手伝うって」
傍らで座り込んだフィリアに、頭を掻きながらその男──リックは呟いた。
2人の眼前には、青白く神秘的な光を放つ巨大な物体。その光と月明かりに照らされ、周囲だけが夜を忘れたかのように明るい。
自然のスポットライトが、彼等が寄り添う光景をまるで舞台と役者のように見立てているかのようだった。

ゴブリンフォーク南東、フォックストロット−7と呼称された地点。
その巨大な物体──クリスタルを、リックとフィリアが見つけたのは、今から2時間ほど前のことになる。
それからずっと2人はこの場に留まっていた訳だが、こんな時間に辺境の奥地まで足を運んだのには、もちろん理由があった。

隣国、ゲブランドと起きた武力衝突。
カセドリア連合王国・ゴブリンフォーク守備隊に所属していた彼等は、その深刻な状況を奇襲という形で知ることになった。
突然のことに指揮系統は混乱し、補給は寸断。歩兵による反抗戦で、なんとか前線は持ち直したものの、物資の不足が深刻を極める。
強力な戦闘力を誇る召還を行い、支援建築物を設置するためにも必要な──クリスタル。それが早々に枯渇したのだ。
戦闘の優劣を左右するクリスタル無くば、戦況は不利なまま。リックとフィリアが受けた任務は、その雌雄を決する鍵となるクリスタルの欠片を
採取するという極めて急を要する重要なものであり、だからこそ彼らはこうして夜の戦場を踏破してきたのだ。

とはいえ、ここは敵陣からも前線からも遠くはなれた僻地のひとつであり、危険度も低いと見られていた。
実際この場に来るまでも、この場についてからも、敵と遭遇したことはない。隠密性を重視し、わずか2人での作戦遂行を命じた指揮官は、
その辺りも考慮していたのだろう。
つまるところ、平和だった。ここが戦場であるとは思えないほどに。
117名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:24:04 ID:DNbmxG5q
【2】

「よしっと」
やがてフィリアも作業を終え、2人は揃ってクリスタルの柱に背を預けると一息つく。
「輸送、いつ頃になるんだっけ?」
ほうっ、とひとつ息を吐き、リックに問いかけるフィリア。
「当分先じゃないかな…、前線もまだ混乱してるだろうし…」
「そっか…」
僅かな受け答えを境に会話は途切れ、辺りを沈黙が支配する。
「静か……だね」
ちらちらと瞬く星を見上げつぶやくフィリアの声には、僅かな不安と憔悴が含まれていた。恐らくこの場にいない同胞の身を案じているのだろう。
リックは正面を向いたまま、ただ彼女の手を握り、
「怖い……?」
ぽつりと口にする。
「だい…じょうぶ、かな。リックが一緒だし」
小さく言いながらリックの掌にぎゅっと力が込められる。言葉とは裏腹なしぐさが、彼女の本心を彼に伝えていた。
「平気さ。今までもそうだったように…フィーは、必ず守るから」
勤めて明るく、力強く。リックは彼女を愛称で呼ぶと、フィリアの顔を覗き込む。
「あら、守ってくれなかった事もあったじゃない? 説得力に欠けるわよ?」
クスッと笑って夜空からリックへと向き直り、おどけたような意地悪な口調。
「ほら、村にあった大きな木。あそこに2人で登ったこと覚えてる?私だけ置いてきぼりにされて…」
「い、いつの話だよそれっ」
慌てながら口を尖らすリックを見据え、フィリアは懐かしそうに言葉を続けていく。
「痛かったなぁ…。危ない事をしたお仕置きですって、後でお尻が腫れ上がるくらい叩かれたんだからね?」
「う…あれは、その。……俺達が5歳、くらいだっけな…時効にならないか?」
励ましの言葉に思わぬ反撃を受け、たじろくリックに、1本とった形のフィリアが可笑しそうに笑った。
そしてまた訪れるしばしの沈黙。お互いを見つめ合い──
「──ありがとう」
彼女の感謝の言葉に、溢れる想い。リックは黙って…そっと唇を重ねる。
夜の闇の中、クリスタルに照らされた青く輝くステージで。2人は時が止まったかのようにお互いの存在を確かめ合った。
118名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:24:46 ID:DNbmxG5q
【3】

「ん…。約束、やぶっちゃったね…」
「はは、そうだな」
どちらからともなく離された口から、それぞれ照れたような言葉が漏れる。
幼い頃から連れ添っていた2人が、友人という関係から恋人という関係に進んだのは実はそう昔のことではない。
この戦禍の中、共に兵士として戦ううちに芽生えた大切な想いを伝え合ったのは、このゴブリンフォークに向かう前、ほんの数週間前だ。
その時に彼と彼女は誓っていたのだ。
生きて帰った時に、口付けを交わそう──と。
その禁を破った事実に、リックもフィリアも苦笑する。
「守って、ね。──…これからも…ずっと」
「あぁ」
ここが教会の神前であるかのような言葉。肩を抱き寄せ頷く幼馴染に、フィリアは身体を預け……
「ねぇ?」
身を寄せ合う体温を感じながら小さく呟く。
「約束…やぶっちゃったついで、なんだけど」
「ん?」
その囁くような口調に、リックはすぐ隣の愛しい女性の顔を見て、思わず息をのんだ。
クリスタルの輝きに照らされた、神々しいとすら感じる美しい姿…上気した頬。潤んだ瞳。その全てが視界いっぱいに広がっていた。
鎧の上に覆いかぶさると、身を伸ばして再びキスを求めて、
「……………」
そのままじっとリックの言葉を待つ。
「いつ輸送がくるか…」
「当分来ないって言ったのはリックよ?」
「任務中なんだから…」
「もう採取は済んだわ」
「安全だっていっても…戦場なんだぞ、ここは」
「……だから、よ」
咎めるリックに、フィリアが答える。
両手を彼の頬に添えると、涙を浮かべた瞳でリックを見つめ──
「やっぱり…こわいの」
ぽつりと漏らす。その身体はこらえていた何かを思い出したかのように震えていた。
「あなたがいなくなるのが、怖い。あなたのそばにいられなくなることも…怖いよ」
「フィー…」
「さっきのキスで…。やっぱり好きなんだって、一緒にいたいってッ…」
頬を伝う雫が、リックの鎧の上にこぼれ落ちていく。腕を伸ばした彼が優しく抱きしめると、爆発寸前だった感情がスッと和らいだようだった。
「バカだって、わかってる。こんな時にこんな場所でっていうのも……でも明日はこないかもって…そう考えたら」
「フィー、もういいよ」
なおも訴えを続けるフィリアを制し、そっと髪をなでるリック。
涙に濡れる顔を優しく愛しく見つめ、彼女に応える…接吻。
「リック……」
「ありがとう、フィー。俺もお前と一緒にいたい。一緒になりたい」
言って強く、強く抱きしめる。
「………うん」
抱擁に頷く彼女にもう一度キスをして、リックはフィリアの肩に手をかけた。
119名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:25:32 ID:DNbmxG5q
【4】

「……きれい、だ」
あらわになったフィリアの上半身を見つめ、リックがため息を漏らす。
フェアリーと呼ばれる服をはだけて、初めて目にした見事な裸身。それは正に妖精のように可憐で美しかった。
「へ、変じゃない?」
自らの胸に向けられる視線に、羞恥に頬を染めながらフィリアが目を伏せる。
「言ったろ。綺麗だよ、すごく」
抱き寄せながらその言葉が真実だというように、リックはそこに優しく手を沿えていく。ピクリと敏感に反応する肌に、つい笑いが漏れる。
「な、なに?」
真っ赤な顔でこちらを見つめてくるフィリアに、
「ん。いや…ドキドキしてるんだな、ってさ」
リックは誤魔化しながら返答する。実際に手のひらに伝わってくるその鼓動は、彼女がどれほど緊張しているのかをはっきりと伝えていた。
言葉どおりに受け取ったらしいフィリアは、どこか拗ねたようにそっぽを向き顔を隠す。
「当たり前でしょ、さ、触られたことなんてないし…外だし…」
「ここで、って言ったのはフィーじゃなかったっけ?」
茶化すようなリックに、一層顔を赤らめていく。表情を悟られまいとしているかのようなその仕草は、どこか子供のようだった。
「リックは…ドキドキしてないの…?」
「してるよ」
鎧の上に頭を乗せながら聞かれた質問に、リックは即答すると、フィリアの胸を使ってそれを証明する。
「わ、ひゃんッ!ま、待って…、いきなりそんな…」
「ダメ、待たない」
ふたつの膨らみに加えられた愛撫に慌てる声。
リックはその訴えをあえて却下し、マッサージをするかのように手を、指を動かしていく。
白く瑞々しいその柔らかな丘を。その先端でほのかに色づく桜色の突起を。くすぐるように、焦らすように。
「ん…んふ、ぁ…」
真正面から行われているそれらの行為に、フィリアの吐息が熱く漏れる。
むにむにと形を変える自分の胸を見ながら、そっと彼の髪に手を沿え微笑む。
「フィー?」
「…優しいね」
手を止め聞くリックに、
「気持ち、いいよ」
心の奥に灯ったその感情を言葉にする。その照れた様なはにかみに笑みを返し、彼はスッと身を引いてフィリアを誘う。
「おいで」
「ん…」
クリスタルの淡い光が地に映し出す2つの人影。それが倒れこむように重なり、1つになる。
それは聖なる輝きに祝福された、彼等だけの時間の始まり。
戦場の片隅で密かに行われる、命を確かめあう時間の始まり。
120名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:26:34 ID:DNbmxG5q
>>62氏の雷皿♂、GJですねw

あ、ども。24です。
またしてもこんな長文ですが、沢山感想貰ったのでまた投下しに来ました。
甘いヤツを、との誰かが言ってたので…3人称のベッタベタな内容に挑戦。
あと困ったのが、寸止め肯定派が意外と多いのねw(;・ω・)

よろしい、ならば寸止めだ。ってことで>>82の前言撤回。
続きは後日にうpします。また悶々としてくれる人がいてくれたら嬉しいですw
121名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 19:08:36 ID:otyxZbaj
危うく純愛ものを自家発電するとこだったぜ、GJ!
122名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 19:40:27 ID:G5Zc+c2K
おにー><
123名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:11:03 ID:0NUXFY7I
>>120乙彼
相変わらず状況描写が上手いのと
読む側の心情心理を巧みに掴んだ 寸止め してるな

ここで止めるかよっ!こっからだろうがっ!
この悶々としたやるせない気持ちをどうすれば・・・
長文なのに、つい読み切ってしまう
124名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:27:10 ID:OOovvYUT
>>115
短スカ♂…ヒドス(;´д`)
125名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:28:07 ID:E0QkyGRW
あまーーーぃっ!
126名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:32:14 ID:zWVKaZ73
雷皿♀「やめて!やめて!」
短スカ♂「いやだよばぁーか」
弓スカ♀「んゆー(泣)んゆー(泣)」
短スカ♂「うるせぇがきが!」ズシャ!ズバッ
弓スカ♀「んゆ・・」ガク
雷皿♀「ぁっ・・ぁぁ(泣)」
短スカ♂「おら!脱げ!」
雷皿♀「やぁぁぁぁ!」



カチャ

「二人ともちゃんとおるすばんしてた?・・ぁ・・」
誕生日に買ってあげた玩具をにぎりしめいきたえた弓スカ♀と身代金を要求する置き手紙だけがそこにはあった

三日後 短スカ♂はキプに立て篭もり屋外に挑発にでたところ、火皿♀に射殺された、この時無許可で狙撃をした火皿♀は刑罰に処せられた
救出された雷皿♀は感情をそれ以来失ってしまった
127名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 01:15:20 ID:pUyE8Wp/
(´;ω;`)ブワッ
128名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 01:21:24 ID:vvYFlRlF
Xrationの人が好きそうな展開だな
129名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 23:26:28 ID:rBNZHaZu
あまりにもいたたまれないので、せめてメルファリアでは
どんなピア厨だろうと弓スカ♀を守ろうと思た
130名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 08:07:46 ID:E2R7sGxJ
犯人の短スカは雷皿♀をつれキープの屋外にでて、短剣で雷皿♀をきりつける仕草を報道陣や部隊にみせつけていた ランカー部隊所属火皿♀(25)から狙撃ランスを受け即死した、だが無許可での攻撃であった為とパニカス協会からの非難により火皿♀はヴィネル島へ追放された
救出された雷皿♀は涙も涸れ 親の顔すら解らなかった 体重は22キロだった
131名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 17:17:18 ID:b9mx8B4k
ガキィン!ズサァ!
敵陣でヒドラ片手♂とミミクリー短スカ♂に追い詰められ、ヘクセン雷皿♀は絶体絶命の危機に陥っていた。

『あのオベなら一人でも壊せる』そう思い、敵陣に奥深く入り込んだことが仇となった。
片手♂「ダメだよ、女の子がこんなところで一人で来ちゃ〜w」
短スカ♂「そうそうwさあ、俺たちといい事しようか〜」
片手♂は雷皿♀の後ろからしがみつき、胸を鷲掴みにする。
短スカ♂は帽子と手袋、ブーツを残し服や下着をナイフで切り裂いていく。

片手♂「おいおいwヘクセンは隠れエロ装備なんだから破くんじゃねえよww」
短スカ♂「バッカお前よ〜w手袋ブーツ帽子だけ残して犯すのが楽しーんだろーがww」
底辺の会話を繰り返す二人に、怒り出す雷皿♀。
雷皿♀「お、愚か者!わ、私を誰か分かっての所業なのであろうな!」
片手♂と短スカ♂は一瞬、雷皿♀の古風な口調に呆気を取られる。
片手♂「お、おろかもの?」 短スカ♂「…しょぎょう?」
雷皿♀は誇らしげに説明を続ける。
雷皿♀「聞いて驚くな!私はエルソードの上級貴族、ヴェイユ家の一人娘のシェンナであるぞ!」
二人は『やれやれ』風なジェスチャーをして、雷皿♀を仰向けに押し倒した。
片手♂「あぁwだからシルクのいやらしい下着だったのかw」短スカ♂「お嬢様を犯せるのかwやったぜw」
二人はそそり立った性器を雷皿♀に見せ付けながら、下品な会話を繰り出す。
片手♂「俺マンコなw」 短スカ♂「じゃ、俺ケツの穴w」
雷皿♀「あ…うぁ…お父様、お母様!!」
プチン!ブツッ!!
片手♂「やっぱ処女だwラッキーw」 短スカ♂「マジかよw羨ましいぜw」

シェンナは家が嫌だったわけでもない、戦争で助けたい人がいるわけでもない。
ただの気まぐれでエルソードの兵士登録をした。
最初は皆シェンナが上級貴族だと気が付かなかったが、上級貴族だと分かった途端に皆が優しくなった。
上司でさえシェンナに対しては頭が上がらなかった。
ヴェイユの名前を出せば皆が助けてくれる、皆が優しくしてくれる。

雷皿♀「わ、私にぃ…この様な事をして…タダでぇ…済まされると思うな!」
片手♂「やっべぇwすっげえそそるwマンコもキツキツだしw」 短スカ♂「ハイハイw俺らカセドリアの人間だから関係ないしww」

…皆が自分に対して優しい生活に慣れきった時に、今日突然起きた理不尽な出来事。
叫んでも誰も来てくれない。ヴェイユの名前を出しても二人はシェンナを犯すのを止めようとはしない。
シェンナは自分の浅はかさを呪った、だけど全ては手遅れだった…

二人の腰の動きが高速で動き始める。シェンナのどん底はすぐ近くにまで迫っていた…
雷皿♀「うあ…止めろ!止めてくれ!子宮に射精するのだけは許してくれ!」
片手♂「アハハハwお嬢様を犯すだなんて、もう一生無いから…中に出すに決まってんだろーが!妊娠しろオラァ!!」
短スカ♂「ケツの穴にもいっぱい出してやるよww壊れんなよぉ!!」

二人はありえないほどの量の精液を、子宮とお尻の穴に叩きつける。
放出された精液はまるで生きているかの様に、性器が入っている隙間からとめどなく溢れ出る。
二人が性器を引き抜いたあとも、子宮やお尻の穴から壊れたワインの樽の様に精液が大量に流れ出ている…

この衝撃で気を失ったシェンナに追い討ちを掛けるかの様に、出し損ねた精液を顔に掛ける。
片手♂「お嬢様w楽しかったぜw」 短スカ♂「あ〜あ〜アレじゃ貴族の名前が台無しww」

雷皿♀「うぁ…あう…わ、わた…しは…ヴェイユ家の…シェン…ナ…」
そこにはもう美しい上級貴族の娘はいなかった。
下品な男二人に犯され、自我を失った哀れな女性が一人いるだけだった…
132名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 23:05:47 ID:E2R7sGxJ
「大丈夫よ、お母さんとお父さんはいきているからね」軍人の片手♀の言葉は幼い氷皿♀には頼もしく思えた

「ここからでないで」
そういうと片手♀は穴蔵からでていった
氷皿♀は戦争に巻き込まれ家族と離れ離れになってしまったのだ
氷皿♀は知らぬ間に眠っていた、外は静かだった、外に出ると焼けた原、散らばる死骸、
暫く歩くと岩影に全裸の死体があった、助けてくれた片手♀だった、目を開き、股間から白いものを垂れ流し腹部はきりきざまれていた
氷皿♀は悲しくなった、と同時に腹部にジンとする痛みを感じる、
「キルゲット!」
氷皿♀は片手♀の上に倒れ込んだ
「おいいきなりやったら犯せねぇじゃんばーか」
「いいだろ他にも沢山いんだから」
氷皿♀は母に貰ったブローチをにぎりしめ眠りについた
133名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 03:09:20 ID:7txOTlIW
鬱物語うわあああああああ
134名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 08:47:53 ID:ICXw51G7
〈独りぼっち〉
「聞いたか、あいつのいるランカー部隊あいつ以外全滅だって」
「どうせ仲間を捨てて逃げたんだろ」

火皿♀「・・馬鹿ほど、よく吠えるんだ」
「なにぃ?!」
「おいやめろ!俺達まで殺されるぞ」
火皿♀「・・」ガタ
カランカラン
火皿♀は街を歩く
「君は火皿♀だね、僕の部隊に入らないかい、僕の部隊は」
火皿♀「・・」
「あ、ちょっと!」

「大変だ!始まりの大地にヤツラがあらわれた、あの有名なランカー部隊を殺した、最強のカセ部隊ラグシボリィーズだ!」
火皿♀「やっと、みつけた、みんな、まっていてね、」
この戦いはカセドリアの圧勝に終わった、火皿♀は味方の過剰な撤退行動により、ついにラグシボリィーズのメンバーと闘うことなく討死する
135名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 23:20:02 ID:6jOymuhe
エロ目的の仲間達を鬱物語で追い返してるのはこのスレですか?
136名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 23:31:39 ID:Qsfi/02H
シェンナの物語を書いたのは僕です…
「お嬢様犯せてうっはうは」な男二人の物語だったのですが…
もし鬱っぽかったらすいません…
137名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 23:34:30 ID:g9OTt2o3
いいぞもっとやれ
138名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 23:59:09 ID:7txOTlIW
いいぞもっとやれ
139名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 07:06:49 ID:Q7WrCETa
エロいぞもっとやれ
140名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 11:31:08 ID:YXByWt+q
一応戦争もんだし、その程度気にすることねーべ
141名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 16:22:32 ID:EHTCNo8X
どーでもいいけど本スレに張りまくるのやめれ
142名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 18:55:26 ID:EHTCNo8X
あと関連スレにも張りまくってるけど勘弁してね
143名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 23:32:25 ID:/QXlHr8b
「ぺっぺっぺっ!」
雷皿♀は片手♀と弓スカ♀に唾を吐くと走って逃げていった
片手♀「待ちなさい!」
弓スカ♀「んゆー!!(怒)」
雷皿♀「www」キキィ!!ドン!
ドサ
ナイト「子供が、子供が急に、、!」
雷皿♀「・・・」
片手♀「ぁ・・ぁあ・・」
弓スカ♀「んゆ・・(困)」
144名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:51:00 ID:BLQQMCrG
あれから数日が経った
絶頂の寸前でお預けを食らった俺の息子は
すでに先端をカラカラに乾かし、かつての勇ましき姿は見る影もない
…確かに、じらしプレイを望んだのは俺だ
だが、まさか>>24のマゾッ気にここまで磨きがかかるとは予想してなかったんだ

>>116-119の続きが気になり、夜も眠れない日々が続く
俺ですらこの状態なのだ、マゾくない同士達の安否も気になる
そろそろゴールしてもいいよね?いや、お願いだからそろそろゴールさせt

か..ゆ...
...う..ま...
145名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 16:09:14 ID:QTMF51e3
>>24>>116です。

>>144氏、ごめんw
ゲッターで燃え尽きて、その後追い討ちのようにリアル仕事ががが;

もう少し待ってて〜…来週くらいには…なんとか;
146名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:25:56 ID:EwtOsn2U
俺達の事は気にするな、暫くは>>84をオカズにするゼ
147名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 14:02:08 ID:hroHtRQ3
「グリフォンさん!ステーキ落 と し て ね!っと!」
『今日もグリフォン倒して倒して、ステーキ大量大量♪慣れると倒すの簡単だね〜♪』
ステーキをソートで一つにまとめていると、後ろに大きな影が…
「ギギャァァァアアアア!!!」
グリフォンが耳がおかしくなるぐらいの叫び声を上げ、火皿♀を地面に押さえつけた。
仲間を大量に倒されたから怒っているのだろう。火皿♀は半分戦闘不能になることを覚悟した。

……何も…してこない?恐る恐る目を開けると、意外な物が目に入った。
大きく膨張し、天に向かってそびえ立つグリフォンのそそり立つペニス…
火皿♀はすぐに何をされるのか悟った…

「嘘!止めなさいよ!私は人間!アンタはグリフォン!そんなの入らない!入らないよ!!」
『発情期のグリフォンは見境なく、メスを犯そうとする。それが別の種族であってもだ。』

魔法学校の先生のこの話を思い出し、必死に逃げようとした。
でも腕力の差は歴然、魔法では勝てても力で押さえつけられるとソーサラーは何も出来ない。
グリフォンは前足で器用にホーリースカートを破き、パンティもずらし始める…
火皿♀のアソコに生暖かいペニスを押し付け、挿入してきた…
…ズブブブブゥ
「私のアソコにグリフォンの…入ってる…」
人じゃない物に犯されている、そのような悲しみに浸ることも許されずグリフォンは激しく腰を動かす。
「うあぁ…もうステーキ取らないからぁ…」

グリフォンが奇声を上げ、腰の動きを早くする。
『ああ…中に出されちゃう…』

「ギギャアアアアア!!!!」
ドクンッ!
一回目の射精は子宮の中に吐き出された。
だが精液が子宮の中に納まる許容範囲を超えたようで、お腹が膨れたあとに隙間から鉄砲水の様に精液が逆噴射する。
ビュルル!
2回目の射精も子宮の中に出される。
許容範囲を超えてるため、子宮の隙間からまた鉄砲水の様に精液が逆噴射される。

「…ヒュァアアア」
満足そうなため息をつきペニスを引き抜く…。
グリフォンのペニスという栓がなくなったのと同時に、子宮からどぼどぼと精液があふれ出す。

ブビュ!
3回目の射精は体全体に掛けられる…
グリフォンは種族を存続させるための行為を終えると満足そうにその場を去った。

鼻が曲がりそうな悪臭のグリフォンの精液の中で、ぐったりと倒れこむ火皿♀が一人…
その姿は、生クリームたっぷりのショートケーキのトッピングのようだった…
148名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:12:04 ID:sd1TMNi9
「はぁ!」ヲリ♀は強く締め付けるとグリフォンのそれは切断された
149名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:19:17 ID:6s3Li07S
新ジャンル「ヲリ子さん」
150名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:45:03 ID:VFqcp9Up
Theガッツ!〜メルフェリアでガッツ!〜
151名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 18:54:46 ID:6VCPvkTW
少年ボディの三色皿♂がクリックでクリスタルを掘り、オベやAT等を建設
その合間に筋肉ムキムキの両手オリ♀&片手オリ♀にイタズラされてしまうのか!!?

…いい話だぜ!!(゚∀゚)
152名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:44:06 ID:gl0c1jq9
「弓スカ♀ちゃん、うちの子と仲良くしてあげてね」
弓スカ♀「んゆー☆」
ガチャン

火皿♀「・・」
弓スカ♀「んゆー」弓スカ♀はぼろぼろの人形を二つ持ってくる
火皿♀「・・」
弓スカ♀「んゆー」
火皿♀「いらない!あっちいけ!」バシ!
弓スカ♀「!!んんゆー・・」
火皿♀「お父さんは戦争でしんじゃったんだ!お前と私は違うんだ!」火皿♀は叫びながら人形をたたきつけ壊してしまう
弓スカ♀「!!・・んゆっんゆっ・・んゆぅ(泣)」ダダダ
火皿♀「ふん・・なんなのよここ、どういうとこなの、ガキばかりじゃない」
153名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:52:35 ID:gl0c1jq9
カチャン

両手♂「お前達、もうすぐここも戦場になる、早く馬車に乗って新しい避難所にいくんだ」
火皿♀「・・避難所?お母さんは・・?そっかきっと向こうにいるんだわ」

スカ♂「おい!敵だ!ギャァァァ」
両手♂「くそ、もうきたのか!!早く馬車を出せ!かまわんいくぞ!」ガラララララ
火皿♀「ぁ、待って待て!・・そんな・・走って逃げなきゃ・・あれあいつさっきの?なにしてるの・・」
弓スカ♀「んゆー(泣)・・んゆー(泣)」
敵ヲリ♂「にげられたか、くそ、なんだこのガキ?」グシャ
敵ヲリ♂「んん?なんかふんだぞぉ」
弓スカ♀「んゆー!!」ガブ!
敵ヲリ♂「いてぇ!なんだこのくそがきが!」ズバァ!
弓スカ♀「っ・・」ガク
154名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:57:21 ID:0naSTL8M
鬱フラグ的な流れだな・・・
155名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 22:04:39 ID:gl0c1jq9
敵ヲリ♂「ったくボケが、血でよごれちまったぜ、このくそがきが」ドガ!
敵ヲリ♂「なんだこら?人形の腕か?きたねーごみだな、こんなとこいたってスコアはとれねーわ」タッタッタ

火皿♀「あいつなんで逃げないのよ・・死んじゃったの?」
火皿♀「この人形さっきの・・なにこの手紙?」
「弓スカ♀へ、お母さんとお父さんはこの戦争からは生きて帰れないでしょう、私達がいなくてもあなたは強く生きなさい、これはあなたの欲しがっていたお人形です、弓スカ♀、げんきでね」

火皿♀「・・この子・・」ドス!!
火皿♀「!」
パニスカ♂「へへぁスコアゲットぉ!」
火皿♀「ぁ・・・・」ドサ
「んゆー・・」
「・・ごめんね、ごめんね」
「んゆー☆」
「うん、遊ぼう、今度は壊さないからね」
156名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 23:45:36 ID:Jo2eaavt
(´;ω;`)イイハナシダナー
157名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 01:03:20 ID:EB23sh3j
以前はwktkしながら覗きにきたここも
今じゃ開く度に鬱にさせられるな…
158名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 02:51:27 ID:dF09eCRW
最初は構わないと思ってたが今は度が過ぎてるな
159名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 03:08:44 ID:UdhjjrYP
これ書いてるの同じ人?
もうやめてくれええええええ
せめてハッピーなものを・・
何故こんな所で俺は鬱になっているんだろうか
160名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 10:40:46 ID:rh+ww5Br
同じ人だろうな。故意だろうな。

仕方なくね?
鬱になるって人が多すぎて最近は三色♂を襲撃できないし。



三色♂「何で襲撃になるんですか」
俺「けしかけらんないんだもん」

三色♂「アイスジャベリン!アイスジャベリン!」
俺「いてぇ!やめろクソガキ!」
161名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 13:08:37 ID:fkruanbp
「入るね〜」
ガチャ、ドアが開けられる
「お前ノックくらいしろよw」
「は〜い、なにしてるの?」
「オノ磨いてるんだよ、それで何か用?」
「暇だったから遊びに来ただけだよ〜」
「そうか、見ての通り俺は今忙しいんだ、そこにでも座ってろ」
「はいは・・・・ん?あれなに?」
「どれだ?」
「あれだって」
「だからどれ?」
「だからこれ!」
苛立ってきたのか皿♀はそれを指差した
「え・・・いや、それは・・・」
(やばい・・・隠すの忘れてた)
「なに?変な形してるけど?」
「まぁ・・・その・・・性欲処理機といいますか・・・」
(どうするかな・・・)
「それじゃこれで何時もオナニーとかしてるの?」
「たまに・・・ね・・・」
「これ気持ち良いの?」
「それなりには・・・」
(そこは気持ちよくないって言わないとダメだろ俺・・・)
「そっか・・・私じゃ物足りないんだ・・・」
「それはないです!皿ちゃんだけでも十分です!」
「ならこれ捨てて良いよね?」
「あ・・・その・・・」
(それはらめええ)
「やっぱり私だけじゃ・・・」
「はい、捨てます!今すぐ捨てます!」
(仕方ないか、アハハ)
ヲリ♂はしぶしぶとソレを捨てた
だが今まで必死に隠していたソレを皿♀に見つかったのだ唯では済むまい
「これでいいですか?」
「だめ・・・許さないから・・」
「ごめん・・・」
「私の方が上手いんだからね!」
「はぇ?」
カチャカチャ皿♀は手際よくヲリ♂の服を脱がしていく
「えっと、皿♀さま?」
「はむっ!」
急にまだ大きくもなっていないヲリ♂の
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                  略
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「もうあんなの使っちゃだめなんだからね」
「わかってるよ、俺にはお前だけいれば十分です」
「えへへ・・・大好きだよ!」
「ああ・・・俺もだよ」
好きな人を抱きしめながら眠りに落ちていくのであった
162名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 13:27:41 ID:lATqiV+m
そこを略するなァ―――――――――ッ!!
163名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 14:09:13 ID:lLfLYlpn
お前らもう一体何なの?
俺を苛めてそんなに楽しいか?
164名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 16:24:21 ID:dAgBzfYk
>>161
おいィィィィィィィィ????
165名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 18:13:47 ID:wdZrfqpg
弓スカ♂「はぁぁぁぁ!」弓スカ♂はぼろぼろの美少女人形を二つもってきた

火皿♂「いらねーよ!こんなん!」グシャ

弓スカ♂「はっはっはぁぁぁぁぁぁ!(泣)」


性別をかえるとこんなに違う
166名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 19:43:14 ID:UwNmSthv
>>165
すっごく笑ったw
これはいいなw
167名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 20:04:12 ID:lLfLYlpn
むしろID:wdZrfqpgに殺意が沸くんだが
168名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:43:30 ID:s9TwO6z5
そろそろ最低な雷皿♂とショタな三色皿♂の話が欲しくなってきたな…
あいつら元気かのう…
169名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:36:11 ID:S7T3Ljx5
>>168
雷皿♂が三色皿♂を襲えば解決でしょうか?
170ショタ雷皿♂の話をここに載せた者です:2007/11/05(月) 23:42:53 ID:S7T3Ljx5
あと、まだ書き終わってない&話し考え中ですが
3姉妹が戦争中に敵兵に捕まって、奴隷売場に引き渡されて
犯され精神を壊されてから売られる話考えているのですが〜

僕も仕事が忙しくて、なかなか書く時間がないのですが…
3姉妹の話を書き終わったらここに乗せていいでしょうか?
171名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:15:35 ID:a9fjB5qg
還ってきた!鬱の国から戦士たちが還ってキターッ!

>>170
スレタイ通りに
エロが絡んでれば基本的にOKかと
172名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 02:40:17 ID:VTJ4OLMm
>>170
溜めて待ってる
173名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 14:54:19 ID:XCl9rj+q
>>170
ハァハァハァハァハァハァハァハァ
174名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 16:58:58 ID:il8CAz+n
3姉妹がやられる話より
逆に敵の新人監視役な氷皿♂なんかを誘惑して脱獄するような話の方が
個人的には(;´Д`)ハァハァ


敵氷皿♂「や、やめろ・・・っ!」
仰向けに倒れている氷皿♂の首の上にまたがり、両腕を押さえつけている片手♀の口元が緩む。
片手♀「うふふ・・・本当にやめて欲しいの?」
そう言って前かがみになり、下腹部で顔を覆う。
敵氷皿♂「ふむっ!んんっんむー!」
火皿♀は男のひざの上に馬乗りになり、氷皿♂の硬くなった部分を手の平で撫で回す。
火皿♀「ここはやめてほしくないって言ってるよ?」
弓スカ♀「ほら、直接触られると、気持ちいいでしょ・・・?」
服の下に手を入れてきて、まくり上げる弓スカ♀。
吐息を感じるくらいに顔を体に近づけて呟く。
弓スカ♀は慣れた手つきで氷皿♂の服を脱がしていく。
カチャカチャという金属音が響く。
敵氷皿♂「う・・・あ・・・やめて・・・くっ」
半ば泣きそうな顔で懇願する氷皿♂。
見上げると、はち切れそうな胸の間から悪戯っぽい笑みをこぼした片手♀の顔が覗きこんでいる。
顔に密着している片手♀の下腹部。
生き物のように動く弓スカ♀の手。
痛くないように優しく、尚且つ乱暴に、敏感なところを刺激してくる火皿♀。
敵氷皿♂「うっ・・・はっ・・・は・・・」
体が反応し、腰が勝手に動く。
片手♀「こぉら、おとなしくしなさいw」
火皿♀「もっとして欲しいんだよねw」
火皿♀が股間に近寄り、両手でズボンを下ろそうとする。
期待と不安と想像で、頭がいっぱいになる。

チャラッ・・・
弓スカ♀が、氷皿♂の服から鍵の束を抜き取った。
その音は、次の行動を起こす合図だった。


―――――続かない
175名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 18:04:22 ID:iHrsH+Ig
ここは実にS職人の多いスレですね^^
176名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 00:24:31 ID:OHIXvJ+2
逆転の発想、ここの住人はマゾばかり
177名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 07:02:26 ID:DpnJDbAf
このロリコンどもめ!
178名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 23:09:13 ID:ANe6dW3J
「うへへ、今日もホルホルさせて貰おうか」
 そう言いながらウォリアー♂は短カス♂にヘビースマッシュをたたき付けた。
 いつもならこれで終わり、味方を倒され蜘蛛の子を散らすように逃げ去るホルミンを一匹ずつ刈り取る仕事が始まる。
 今日もそのはずだった。
「なに!?」
 しかし今日に限っては短カスの目にぎらつく何かがあった、普段ホルホルしすぎたゲブランドの全身ブレイブ装備のウォリアー♂はそれを見誤ったのだ。
「レッグブレイク!」
 二度目のヘビースマッシュが訪れる前の渾身の一撃、いつもならたいしたことのないその一撃がウォリアー♂を恐怖に叩き落すことになる。
「な、なんだ珍しく反撃してきやがったと思ったらレグブレかよ」
 くず折れる短カスの姿を見ながらウォリアー♂を撤退の姿勢に入る、その足を飛来した氷柱が地面へと縫いとめた。
「なっ?」
 普段なら逃げ散るはずのホルミン達、その瞳が短カスと同じくギラギラと輝いている。
「なにっ!?」
 そのホルミン達のただなかから飛び出したのは、半裸の女だった。
 たわわな”おっぱい”を露出させ、羞恥に頬を染めながら一直線にウォリアー♂へと近づいていく。
「なんだ、なんだこれ……」
 ウォリアー♂は反撃することも忘れて、ただ目の前の”おっぱい”と迫り来るチェッカーシールドを見詰めていた。
「アッー!?」

 後日、部下の豊満なおっぱいを玩びながらホルデイン国軍師イグルーは呟いた。
「うむ、やはり目標達成ごとに姫様が一枚ずつ脱ぐというのは実に効果的なようですな」
 イグルーは考える、見えそうで見えないチラリズムこそエロスのキワミ! 次は紐ブラとふんどしとかどうだろうか? と
179名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:15:37 ID:kHk6bpTN
どうしよう…我が国王ヒュンケル様じゃ
脱がせる価値がないどころか1枚脱いだだけですっぽんぽんだorz
180名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 02:05:13 ID:8FPXxXu3
エリスが脱げばry
181名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:33:11 ID:/UBV/NW8
カチャン
「んゆー☆」
弓スカ♀は片手♀の帰りを毎日出迎える
片手♀「ただいま、ご飯をもってきたわ」
弓スカ♀「んゆー!」ガツガツ
片手♀「ふふっ。」
片手♀「(この子と同じような孤児達をすくうために私は・・闘うのよ)」

カァァンカァァン カァァンカァァン
弓スカ♀「!んんゆぅ(ブルブル)」
片手♀「襲撃警報?・・弓スカ♀、ここから出たらだめよ、すぐにかえってくるからね、」
弓スカ♀「・・んゆー☆」
ガチャン
182名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:43:00 ID:MbfJ4pmf
>>181
鬱ENDになるなら続きは書かないでくれ・・・
183名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:44:06 ID:/UBV/NW8
弓スカ♀はいつの間にか眠っていた
弓スカ♀「んゆー・・」カチャン

弓スカ♀が外に出ると酷い光景であった
沢山の死体、焼けた原

弓スカ♀が暫く歩くとそこには見慣れた服をまとった、焼け崩れた片手♀の死体があった
弓スカ♀「んゆー☆」弓スカ♀は片手♀の為にとっておいた果物を取り出し片手♀だったものの口に運ぶ、しかし片手♀はもういないのだ
弓スカ♀「んゆー?んゆー・・?んんゆ〜」
184名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 00:03:30 ID:XsyM7udT
>>182
荒らしなんか放置してテンブ装備のパンツの色でも想像しようぜ
185名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 08:57:49 ID:qL0N/2O+
見なければいいだけじゃんw
186名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 15:44:55 ID:RmbYHB9U
弓スカ♀がんゆー以外の言葉を喋らないのが可愛いから
欝展開でもワクテカしてまってますぜ
187名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 19:49:49 ID:AQBgmS+R
「んゆ〜・・・」
今日も弓スカ♀は机の角にあそこを擦り付ける
「んゆ・・・んゆ・・」
机がしっとりと濡れてきた頃弓スカ♀の絶頂も近づいてきた
「んゆ!?」
188名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 20:35:46 ID:geHd/FR7
>>187
ここから神展開だろ?


鬱物語やら訳分からんモンのせいで
すっかり住人が減ったな
189名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:27:05 ID:RmbYHB9U
んゆ〜可愛いよんゆー
190名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 00:48:33 ID:QmYXl/6a
>>188
もともとこんなもんだったぜ
191名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:03:59 ID:IhnHqRd0
>>190
いや、どう考えても住人減ってるだろう
そしてなにより職人が足りない!

ただ、すれ違いな内容はここじゃなくて該当スレつくってやるべきだ
192名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:35:26 ID:gC+VioUx
元々 がいつの話かによる
193名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 07:42:20 ID:3bV1x8XR
Part1はパロ系、Part2は長文系で盛り上がったな
どっちもコピペ保管していると言ってみるテスト
194名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 16:36:09 ID:K/sv4fcM
>>187さん、ごめん!
我慢できないので>>187の続き、少しだけ書いちゃっていいすか!!?

ビクビクンッ!ぷしゃぁ…
「…ん、んゆぅ〜…」
絶頂を迎えたとき大好きな片手オリ♂君がやってきた…
「弓スカ♀…俺の机で何やってんの?」
片手オリ♂に声をかけられ我に返る弓スカ♀
「んゆ!?んゆんゆ〜〜!」
必死に言い訳を考えようとするが、頭が真っ白になってしまい何も考えられない。
だが片手オリ♂の反応は意外なものだった…
「机で気持ちよくなっちゃったのか?悪い娘だな…それとも、俺じゃダメか?」
195名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 19:01:24 ID:RSTl5A8G
超合金♀ 元々は優しい優秀なウォリアーであったが 不慮の事故により脳に傷を負ってしまう
結果 痛覚や感情等を失ってしまう
いかなる傷を負っても人間としての身体が死に絶えるまで戦う人の形をした戦闘兵器である
196名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 19:12:35 ID:RSTl5A8G
弓スカ♀には片手♀の死が理解できなかった

弓スカ♀「んゆー・・」
ガシャ
敵火皿♂「まだ生き残りがいやがった」
敵両手♂「やっちまうか」
弓スカ♀「!?」

ズギャァァ ドシャ

弓スカ♀「・・?」
敵火皿♂「両手?!なんだおまえは!?それにさっき2ゲージが一気にへったが・・」
超合金♀「・・んゆー」
弓スカ♀「!?んゆー?」
敵火皿♂「しにやがれ!ヘルファイア!!」
超合金♀「ブレイズ・・ヘルファイア・・スラッシュ」
敵火皿♂「?!なに?ギャァァァァァァ」
弓スカ♀「んゆー・・!?」
超合金♀「・・」

弓スカ♀は片手♀の遺体を弔うと 超合金♀についていき戦う決意をしたのであった
197名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 01:24:14 ID:llRFZtMu
>>193
パロ系………食べ物のアレかw
198名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 01:36:53 ID:W8rUSFoT
個人的に超短文が受けたな
たったアレだけの文字数で精一杯エロを表現してたのが素晴らしい
199名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 03:21:59 ID:voE/niRB
スピア    気が強い。胸が無いのを気にしている。
ランス    お嬢様。スピアをライバル視してる。グラマー。
ジャベリン  無口。二人をそっと見守る。

ジャッジ   ボーイッシュ。ヘルがムカついて仕方がないが、いざ目の前に立つと伏し目がちになる。
ヘル     天然。言動に脈絡が無く独り言多い。 最近、ジャッジに声かけられては黙られる。
カレス    アイドル的存在。自分のことを良く聞かれるが、むしろ他の連中が何をしてるのか非常に気になってる様子。

スパーク   転校不良少女。自称一匹狼でツッパってるが、実はかなりの寂しがりや。体育館裏で涙してるところをサンボルに見られる。
サンボル   内気。転校してきたスパークにいきなり地味なところをバカにされて凹むがその日からスパークが気になる存在になる。
ウェイブ    生徒会長。常に取り巻きがいてにぎやか。実はスパークと幼馴染だが今は互いに干渉しないようにしてる

200名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:51:03 ID:0DO8lBwu
>>194
我慢できなくなったってw
続き書いてOKですよw
201名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 14:19:09 ID:+r6FpkqQ
弓スカ♀1「んゆー!(喜)」
弓スカ♀2「んゆ!!(怒)」
弓スカ♀3「んゆー・・・(哀)」
弓スカ♀4「んゆゆ〜(楽)」
202名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 15:22:30 ID:a/+lfjaD
「んゆ!んゆゆ…」
片手オリ♂にいきなりキスをされる。
弓スカ♀は言葉を途切れさせられ、そのままベッドに押し倒された。
片手オリ♂はキスを止め、意地悪そうな口調で弓スカ♀に話しかける。
「フフ、俺に抱かれるのが嫌なら今ピアでフッ飛ばしてももいいぜ?」
弓スカ♀が必死に首を横に振り、嫌ではないことを必死にアピールする。
「んゆゆ!んゆゆ!」
片手オリ♂は嬉しそうに微笑みかける。
「…良かった。俺も…お前のことが好きなんだ…」
弓スカ♀に確認を取ると、片手オリ♂はクロムレギングスを脱ぎ始めた…


「…これが欲しかったんだろ?」
拡大し反り立つ肉棒を弓スカ♀の割れ目にあてがう。
「…んゆぅ〜」
弓スカ♀はコクンと小さくうなずく。
「わかった…」
肉棒を弓スカ♀の割れ目に全て埋めた瞬間…!!



「うあ…気持ち良すぎる!む!あ!で、出るなぁ!」
ドクドクドクドク…!!!!
片手オリ♂はクールに決めていたが、実は早漏だった様だ…
何の前触れもなくいきなり中に出され、事情が読み込めずきょとんとする弓スカ♀。
「んゆ?んゆ?」
片手オリ♂は慌てふためきながら必死に謝罪をする。
「ごめん!ごめん!…中に…出した…!」
状況を飲み込んだ弓スカ♀は、頬を膨らませて片手オリ♂をぽかぽか叩き始めた。
「んゆ〜〜〜!!んゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆ〜〜〜〜!!!」

その後2人は、めでたく恋人同士になりました。



>>200
許可がでたので、続き書いちゃいました!
最初は普通のエロ話にしようかと思いましたが
「ギャグっぽいほうが面白いかな?」と思いこんな結末にしてみました
200さんも他の皆さんも気に入ってくれるといいなぁ…(´ω`)
203名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:46:47 ID:ctlzd8yI
>>202 GJ!
204弓スカ♀銀行中:2007/11/12(月) 10:11:47 ID:ctlzd8yI
>>205
>>206
[D−3]クリ50ナイト1ジャイ7レイスXキマXドラ◎
召還負けしています。
馬は用意しましたのでナイト出て下さい…(泣)

ttp://akm.cx/2d/src/1194829425079.jpg
205名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 18:15:51 ID:3YJ+ef2M
雷皿♀は衣服を脱ぎ命乞いをする
「私を抱いて・・ほら・・一緒に・・」
弓スカ♂「・・」
雷皿♀「(ふふ)」
ピシュン ドス
雷皿♀の顔面を矢が貫く
弓スカ♂「はっはっはぁぁぁぁあ!」
弓スカ♂には弓を撃つ欲求しかない、他の感情はないのだ
206名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 18:18:19 ID:3YJ+ef2M
奴には悪いことと正しい事などない、それすら考える事がないのだ、空っぽなのだ
ただピアをうつだけなのである
207名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 19:13:23 ID:lVo61TkF
>>205-206
お前さんには失望した
208弓スカ♀銀行中:2007/11/12(月) 20:05:10 ID:ctlzd8yI
……川orz川
ここってもしかして、絵は邪道なのかな?
>>207
もしよかったら、ナイトお願いします〜☆
209名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 20:10:21 ID:lwvCyhl5
何このキモいスレ('A`)

クオリティ下がったな
210名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 21:30:11 ID:/+RSVSBP
>>208
まー絵をうpする勇気は非常にいい
ただその勇気が無謀になってないか常に考えるんだ
211名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 22:26:25 ID:plid99Wi
>>208
まずはケツを出せ
そしてうpしろ
話はそれからだ
212名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 22:44:48 ID:RVaC0nz1
213名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 22:53:46 ID:B0yPYNHu
ナイト出るときに必ず
三角木馬のナイト出ますって言ってる人を思い出した
214名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 19:21:32 ID:NyTO8b5C
二次板のスレ、スクリーンショットばっかだから絵投稿はよろこばれるよどんなものでも
215名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 21:25:56 ID:ItXBqAfe
書き始めたはいいが、くだらない前フリが多すぎて
エロに辿りつかねーぜorz
216名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 21:31:13 ID:052d8Aw7
書き終わった後に前フリ減らすとシェイプアップされるんじゃね
217名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:08:10 ID:9bqJZAEO
リレーエロSSなんてどうだろう
218名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:06:05 ID:glFN86SP
「んゆ〜☆」(銀行始めます〜)
20分後
「んゆゆ〜;;」(クリ50ナイト1ジャイ7レイスXキマXドラ◎ ナイト出てください;;)
「なぁなぁ、お嬢ちゃん、そんなんじゃ誰もナイトなんて出てくれないぜ」
「んゆ・・・」(それではどうすれば・・・・)
「な〜にお手本を見せれば良いのさ」
何かを持ってくる両手ヲリ♂
「手を後ろに組んでこれに乗ればきっと皆もナイト出てくれるさ!」
「んゆ、んゆ〜!」(わかりました、やってみます!)
初期装備の弓スカ♀はそれがナニとも知らずに言われた通りに上に乗る
「んゆ!?んゆ?」(なにこれ!?両手さん、これに乗りながらナイト募集したら皆さんナイト出てくれるんですよね?)
「そうだとも!」
「んゆゆ〜☆」(キプクリにてナイト募集中)
・・・・・・数分後・・・・・・
「んゆ・・・」(両手さん全然ナイト出てくれないですよ;;)
「嬢ちゃん、知っての通りナイトはお腹の筋肉を使うんだ」
「だからお嬢ちゃん、腰を前後に振って腰の筋肉を使いながら募集したら皆ナイトになってくれるさ」
「んゆ!」(わかりました両手さん!)
「んゆ・・んゆ・・・んゆー☆」(うんしょ・・・うんしょ・・・ナイト募集中です!)
と募集してると弓スカ♀はお腹が熱くなってくるのを感じる




この続きをどなたか書いてくれw
ちなみに>>204の絵の部分で止めてある
219名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 01:09:17 ID:xd7esRtC
ジャイ7とかひどすぐるw
220名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 01:20:49 ID:Pwy2I6A6
「んゆ!」(わかりました両手さん!)
「んゆ・・んゆ・・・んゆー☆」(うんしょ・・・うんしょ・・・ナイト募集中です!)
と募集してると弓スカ♀はお腹が熱くなってくるのを感じる
「んゆー!んゆゆ・・・」(やだ、何これビクンビクン」
「んゆーんゆー」「もう我慢できない輸送ジャイでます」

この続きをどなたか書いてくれw
221名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 02:21:31 ID:9EEZygFN
「んゆ・・・?んゆー!」(あれ・・・?蔵が建ってない!)
「嬢ちゃん、まずは蔵を建てるんだ!銀行は引き継いでやる」
「んゆ!・・・んゆぅ・・・」(はい、両手さん!・・・あぁん・・・)
ゴゴゴゴゴ・・・
「次のナイト用のクリを預かりたい。クリを一度こっちに渡して引き続き掘ってくれないか?」
「ん・・・んゆ!・・・んゆ〜・・・」(は・・・はい!・・・でももう我慢が・・・)


この続きをどなたか書いてくれw
222名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 02:23:07 ID:9EEZygFN
あ、ジャイ7体出てるのか・・・
こらだめぽ/(^o^)\
221は無しでw
223名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 02:34:23 ID:zRwNSaeK
リレーSSにダメなことなんてないんだぜw
(鬱例外('A`))
224名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 13:03:44 ID:zRwNSaeK
「んゆ〜☆」(銀行始めます〜)
20分後
「んゆゆ〜;;」(クリ50ナイト1ジャイ7レイスXキマXドラ◎ ナイト出てください;;)
「なぁなぁ、お嬢ちゃん、そんなんじゃ誰もナイトなんて出てくれないぜ」
「んゆ・・・」(それではどうすれば・・・・)
「な〜にお手本を見せれば良いのさ」
何かを持ってくる両手ヲリ♂
「手を後ろに組んでこれに乗ればきっと皆もナイト出てくれるさ!」
「んゆ、んゆ〜!」(わかりました、やってみます!)
初期装備の弓スカ♀はそれがナニとも知らずに言われた通りに上に乗る
「んゆ!?んゆ?」(なにこれ!?両手さん、これに乗りながらナイト募集したら皆さんナイト出てくれるんですよね?)
「そうだとも!」
「んゆゆ〜☆」(キプクリにてナイト募集中)
・・・・・・数分後・・・・・・
「んゆ・・・」(両手さん全然ナイト出てくれないですよ;;)
「嬢ちゃん、知っての通りナイトはお腹の筋肉を使うんだ」
「だからお嬢ちゃん、腰を前後に振って腰の筋肉を使いながら募集したら皆ナイトになってくれるさ」
「んゆ!」(わかりました両手さん!)
「んゆ・・んゆ・・・んゆー☆」(うんしょ・・・うんしょ・・・ナイト募集中です!)
と募集してると弓スカ♀はお腹が熱くなってくるのを感じる
「んゆー!んゆゆ・・・」(やだ、何これビクンビクン」
「んゆーんゆー」「もう我慢できない輸送ジャイでます」
「んゆ・・・?んゆー!」(あれ・・・?蔵が建ってない!)
「嬢ちゃん、まずは蔵を建てるんだ!銀行は引き継いでやる」
「んゆ!・・・んゆぅ・・・」(はい、両手さん!・・・あぁん・・・)
ゴゴゴゴゴ・・・
「次のナイト用のクリを預かりたい。クリを一度こっちに渡して引き続き掘ってくれないか?」
「ん・・・んゆ!・・・んゆ〜・・・」(は・・・はい!・・・でももう我慢が・・・)
「んゆ・・!!?んゆゆ・・・」(あう・・・・何かいっぱい股から出てきたよ・・・でも気持ちよかったかな・・・)
・・・二分後・・・
「んゆゆ〜、んゆ〜」(それでは行ってきますね! ジャイ出ます!)
「おう、嬢ちゃん頑張って来いよ」(良いものが見れたな・・・)
弓スカ♀がナイト実演したおかげで、この後ナイトが10機出て、弓スカ♀が敵オベを折りまくり勝ったという・・・。
225名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 21:50:58 ID:Pwy2I6A6
感動した
226名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 00:55:59 ID:85NC10HD
なんというビューティフルストーリー
227名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 18:42:05 ID:OJ99GXGv
「んっちゅぱっんっ」
両手♂の快感が高まっていく
「ちょ・・・出る!」
限界に達した時両♂はスカ♀の頭を快感の出所に押し付ける
ビュル・・ビクビク・・・これでもかというほどの精子が出てくる
「んっ!?・・・・んぐ、ゴク・・・」
「出しすぎだよ!もおぅ・・・」
飲み込めなかった分が唇から垂れる

続かない
228215:2007/11/15(木) 19:43:15 ID:W7xSC866
>>227
今の俺が書いている長編をスリム化するとこうなる訳だが
229名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 19:58:14 ID:pzq/wlMF
>>224
GJ!感動した!
230名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 20:18:52 ID:OJ99GXGv
>>228
期待してるぜw
231名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 20:24:04 ID:BnS+zoBz
普通の話書こうと思って始めたんだが、気が付けば陵辱物になってるのはなぜなんだぜ
232名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 20:24:33 ID:Ns0TJ+65
戦争ゲーだからさ
233名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:39:19 ID:AVL+i+s/
そおかあ?
234名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:44:54 ID:HwJFYKdl
俺はあまあまのしか上げてないなw
235名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 05:34:45 ID:SkjPrxXn
エロじゃなくても良いから普通の物語的なのを読みたいと思う俺は異端
236名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 07:49:37 ID:9v7L2UKa
鬱でもエロでもスレが流れて話が読めればそれでよかったのに排斥なんてしちゃうから人が居なくなるんだよ!チクショウ
237名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 15:41:36 ID:RwVXYBNB
あれ?鬱展開はNGなのか?
238名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 18:09:13 ID:sJm0gZtD
鬱は鬱でも「女の子が5〜6人の男にゴスゴス犯される展開」は大丈夫だが
流血や死ぬ系はちょっと…ということではないか?
239名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 18:19:15 ID:ssl1YPmf
物語重視のエロ軽めはおk?
240名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 18:20:30 ID:HwJFYKdl
>>239
OK ( ^ω^)
241名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 00:09:40 ID:ZeZes1Cj
鬱オンリーとかエロ関係無いのは専用スレ探せって事じゃないか?
ここはあくまで「エロパロ」なので多少なりともエロが混ざらないとな
242名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 05:27:33 ID:9/bJP78Q
他にそういうスレないからいいと思うが
243215:2007/11/17(土) 08:19:07 ID:LX6XH1Ps
鬱やカオスはもうお腹いっぱい
エロやパロが全然足りん
求む!エロパロな職人!
244名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:34:30 ID:8/vriPYX
鬱=スレ違い
カオス=スレ違い
エロ=スレ違わない
鬱+エロ=スレ違わない
カオス+エロ=スレ違わない
245名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 00:32:31 ID:M8J1t+Ia
そんなのテンプレにはないんでなんでもいいよ
246名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 00:35:13 ID:lAGKMmGh
適当に題材plz
247名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 02:22:48 ID:Mw7wD6Im
敵拠点に悪戯に来た♀スカが捕まって生クリームやフルーツでデコレーションされちゃうSSのうpを所望します
248名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 06:39:35 ID:cC17kZVP
何事も動じない7顔が無愛想な顔のまま全裸にひんむかれマムコも口の中も顔も髪も精子まみれにされて 男達が去った後 初めて子供のような泣き声を出すSS希望
249名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 08:27:06 ID:GFMw7oMV
F鯖もできた事だし
そろそろ味方キマに襲われてもいい頃だと思うんだ
250名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 19:17:25 ID:PfECwbQG
まだ鯖つくるのか。人減ってきたのに
251名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 21:08:01 ID:8TyVSYDz
「ちょっと早くこの縄ほどきなさいよ!」
後ろでに縛られ身動きが取れない短スカ♀はジタバタと暴れる。
そんな彼女を楽しそうに眺める皿♀
「だってほどいたらあなた逃げちゃうでしょ?」
「逃げやしないわよ!皿なんてその場でギタギタにしてやる!!」
皿♀は腰をかがめ縛られて座っている短スカ♀を見つめる
「その皿にやられちゃったのはだーれだ?」
にっこりと満面の笑みを浮かべて短スカを挑発し、さらには痛かったー?ごめんねー?と頭まで撫でる始末
「ふざけんじゃないわよ!」
そんな怒鳴り声にも一切おくさず皿♀はまるで人に慣れてない猫を落ち着かせるようにスカを撫で続けた。
「いいかげんにしてよ!だいたいこんな僻地クリで一人寂しく掘ってるような奴に私が負けるはずないのよ!」
いままで頭を撫でていた皿の手がピタリと止まる。それを見た短スカ♀はさらにいい気になって喋りだした。
「ふんっ図星ってわけ?そーよねあんたどうせ誰の役にもたって無いんでしょ?だからこんな所に一人でいるわけだ」
「だまれ」
さっきまでのおどけた口調と変わり突然低く脅すような声に思わず短スカは息を呑みこんだ。
皿の目は細くなり暗い、なにか言ってやりたいが突然のかわりようで短スカはなにも喋ることが出来なくなってしまった。
先端がクリスタルで造られた杖が短スカの胸に押し当てられる。そして皿の周りに魔方陣が現れた。
「ちょ、ちょっと?」
短スカは眉間にしわをよせる、これから起こる事が容易に想像され短スカは額に汗を浮かべた。
皿の魔法は何度も受けたことがある、しかしこんな近距離でしかも無防備な状態で受けたことなどは今までなかった。
皿の口が開き何かを囁き
途端、短スカに貫かれるような電撃が走った。
「ぎぃひっ!!!」
思わずからだが跳ねる。回避はおろか防御すらできず、ただ地面を短スカはのたうつ。
喋ることができず蹲りながら必死に酸素を求め目じりに涙を浮かべているそんな彼女に皿は再び杖を押し当てた。
杖が触れた途端、ビクリと顔を上げ皿の目を見つめながら頭をふる。
「や、やだ・・・やだよう・・・」
ガクガクと震え懇願する短スカを尻目に皿はゆっくりと口を動かした。
再び電撃が体を走り短スカの体を蹂躙する。
「ひぎゃっぐぎぃいいぃぃい!!」
さっきよりも強い電撃が短スカの体を駆け巡り、その衝撃から逃れようとすると皿が杖でさらに強く体を押さえつけた。
「ぐあぁっあっあぎぃぃっ」
そして彼女が動くことすらできなくなった所で皿は電撃を放つのを止め、
蹲りながら体を震わす彼女の髪の毛をつかみ引っ張りあげる。
「ひぃ」
「分かった?」
なにを分かればいいのだろうか?そんな疑問も浮かんだが今の彼女にそんな事を考える余裕は無く、
涙を流しながらただ首を上下に振ることしかできなかった。

おわり
252名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 22:14:50 ID:wnvGGGyr
ちょwwww
253名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 22:37:31 ID:lHQ78gtH
わっふるわっふる
254名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 23:11:40 ID:/RVGMq08
終わりかよっ!!www
255名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:06:18 ID:S5PEfkPc
>>116-119の続きを待ち続けている俺としては
コレッくらいの焦らしプレイなんて容易いもんだぜ





わっふるわっふルわっふrーワふrワhーワフーーッ!!!
256名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 01:18:12 ID:ZEbzpU56
>>255
無茶しやがって…
257名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 14:25:28 ID:q1qb8wIx
>255
わふーっ!(>ω<)
258251:2007/11/21(水) 20:08:33 ID:O2tEsM8U
続き投下させていただきます。

(2)
皿は涙を流す短スカの顔を自分の胸に抱きしめ再び頭を撫で始める。
「えっ・・・え?」
今度はいったい何をされるのか、不安で震えていた短スカはただ戸惑い皿になされるがままに撫でられ続けた。
「ごめんね」
皿が口をひらく。それは先の行いが嘘に思えてくるほどの穏やかで優しい口調だった。
「痛かったよね」
短スカは上目でみる。皿はこちらを見ずに遠くを見つつ、短スカの頭を撫でている。
わけが分からず見ていると不意に皿がこちらに目を向けた。思わず身構える。
「怯えないで・・・だってああでもしないとあなたずっと暴れてたでしょ?」
「え・・・」
怯えるな?いきなり近距離で魔法を詠唱したやつが何を言うんだ、といいたいかったが何かいったら再びあの電撃が飛んでくると思い
短スカは口をつぐんだ。
「あなた知ってる?自軍拠点に帰還できなかった兵士の末路」
再び短スカから目をはずし、胸に抱きかかえたままどこか遠くを見る。
大抵、戦闘中に戦闘不能状態に陥った場合兵士はクリスタルの加護から自軍の拠点に帰還することができる、が
ごくまれに帰還する寸前のところで敵に捕まり捕虜にされてしまうことがあった。
「・・・捕虜にされるんじゃないの」
「そう、捕虜にされる。でもね・・・」
「・・・でも?」
短スカは首をかしげる。
「憎んでる相手の兵士をただで済ますと思う?捕虜にして縛り付けて、はいおしまいってなると思う?」
「それは・・・」
今まで頭を撫でていた皿の手が止まり再びスカの目を捉えた。
「犯されるわよ。私達のような女だったら特にね」
「・・・・・・」
「それも集団で。泣き叫んでる兵士をみんな楽しそうに、壊れるまで」
「ひっ・・・」
その光景が頭に浮かぶ。そういえば今まで戦闘終了後、男の兵士達がなにやら楽しそうに集まっているのを見たことがある。
なにかあるのかと思いその集団に入っていこうとしたが同じ部隊の人に見るな、と言われ渋々と引き下がっていた。
記憶を辿れば、大抵それは敵の兵士が捕虜になった時だったことを思い出す。
短スカは青くなった。
体がガクガクと振るえる。そうだ自分は捕虜になりかけている、今誰か来れば私は間違いなく・・・
逃げなくては
そう考え再び体に力を入れようとした時
「大丈夫・・・そんな事絶対させない」
皿がギュッっと強く短スカを抱きしめた。
「あなたにあんな酷い事したのも、仲間の兵士に気づかれないようにするためなの」
本当・・・ごめんなさいね・・・とも加えた。
そうか、この人は捕虜に対する仕打ちが許せないんだ、だから私を逃がそうとしてくれる。
少なからずこの戦争中おとなしくしてればきっと逃がしてくれる。
そう思っていたところをさらに強く抱きしめられた
「ん・・・苦しいよ・・・」
声が漏れる
だけど、今はそんなに嫌でもない。頭を撫でてくれるのも私を不安にさせないため。
そんなふうに考えるとひどく安心し短スカは目を閉じる。暖かかった。
259251:2007/11/21(水) 20:09:14 ID:O2tEsM8U
(3)

「そう・・・絶対、他の奴なんかに盗られてたまるもんか・・・」
ひどく冷淡な声が聞こえた
「あなたみたいな可愛い子、他の奴に壊させたりなんかさせない」
皿の抱きしめる力がさっきよりも強くなる。
「ちょ、なに、言って・・・」
パチン
不意に頭に何かつけられた。
「ふふ・・・やっぱり似合うと思った」
「え・・・えっ?」
「プルイヤーの耳・・・あなたのような黒髪にはやっぱり茶がいいわね・・・」
ゾクリ
短スカの背中に鳥肌がたった。さっきの魔法を受けた時とは別種の寒気が走る。
「やっと捕まえた・・・私だけの、私だけの・・・」
「いやああぁぁあぁ!!」
最後の言葉だけは聴きたくなかった。そう思った瞬間短スカは皿をできる限りの力で吹き飛ばした。
軽い悲鳴と皿の拘束がとけた体。短スカは今すぐその場を離れようと地面をけった。
逃げなくては、逃げなくては。今すぐ仲間のいる所に逃げなくては。
涙があふれ体は振るえ、手は後ろに縛られうまく走ることはできないがそれでも短スカは足を動かした。
目の前に激しい閃光が飛び交い

体が宙に浮いた

「がぁっ・・・」
そのまま地面に叩きつけられ咳き込む。
足音が短スカに近づいてくる。必死に体を持ち上げ体勢を整えようとし、顔を持ち上げたスカの目の前に
皿は立っていた
「あっ・・・あ・・・」
そのままヘタリと座り込む。皿の目は恐ろしいほど暗くそして許さないという意思が現れていた。
皿の持つ杖が短スカに向けられ、ゆっくりとその距離を縮めていく。
「・・・ひぃ」
もう逃げることはできない。
短スカは下半身が弛緩していくのを感じた。
自分の股間が濡れ周りの地面が水気を帯びていき、ゆっくりとその範囲を広げていく。
ショーツがまとわりつく気持ち悪さ、恐怖したとはいえこの歳でもらしたというショック。
さまざまな絶望感が彼女の中に渦巻く。
そんな短スカの痴態に気がついた皿はきょとんとし、杖をおろし微笑した。
「そうよね、懐いてない子が暴れるのは当たり前、粗相をしたら世話するのも私の役目だしね」
皿は短スカを無理やり立たせ引っ張る
「すぐそこに水辺があるから行きましょ。綺麗にしてあげる」
「やだぁやだぁ・・・」
「嫌がらないの」
微かに抵抗するスカを引きずるように引っ張り皿は水辺に向かった。
260251:2007/11/21(水) 20:09:54 ID:O2tEsM8U
(4)

 *  *  *

「さぁ綺麗にしましょうね」
スカを腰掛けさせ、はいている服を脱がす。
股間が水辺の冷たき空気に晒され、短スカは恥ずかしさから目を強くつむり、顔をそらす。
そんな彼女にお構いなしに皿は秘所を観察していった。
「顔も可愛いいけど、ここも随分とかわいいのね」
ほぅ・・・と、皿はため息をつき毛が生えてないスカの股間をまじまじと見る。
「・・・みないで」
震える声で抗議する。しかしそんな短スカの秘唇に冷たいものが触れた。
「ひぅっ」
つむっていた目を開き自分の股間を見る。そこには濡らした布で短スカの秘唇を弄っていた皿がいた。
ゆっくりとやさしく拭いていく。
「や、やだっ・・・やぁ・・・」
「ちゃんと拭かないとかぶれちゃうでしょ」
「べ、別にいい・・・」
「ダメ、私が許さない」
そう言ったの同時にさらに激しく手を動かす。やさしく全体をさわり、花弁の筋に合わせて上下にうごかし、時たま突起に触れる。
拭くというより、もはや愛撫だった。
「や、ああっ…んん……っっ!!」
短スカは下唇を噛み声を上げないように耐え続ける。それでも皿の愛撫は終わらない
「あああんっんぅぅっ………!!」
顔は完全に赤面し、息苦しく酸素を求め口を開けると自分の恥ずかしい声が聞こえてくる。
自分で弄る時もあったがこれとは比べ物にならない。
されるがままの自分が悔しく涙を流した。
「ひっひぐうぅぅ・・・!!」
「どうしたの?私は拭いてるだけよ」
とぼけた口調で皿は言う。短スカは頭を振りながら
「ひっひぃ・・・う、そ・・・ぜったいにぃぃ、ぅん・・うそだぁ!」
「あれぇ・・・?おかしいなぁ・・・」
軽く驚いたような声をあげ、秘唇を弄っていた手を離し短スカの前へ掲げる。
「私は拭いてただけなのに・・・拭いても拭いても綺麗にならないのはなんでかな?」
皿の手に握られていた布は水分以外のものを含んでおり、また拭えなかった液がキラキラと皿の手を汚していた。
「し・・・しらない・・・」
短スカはそっぽを向く。しかし皿はそれを見て再び弄りを始めた。
「なら私は綺麗になるまで拭き続けるわね」
「ひゃぁあん!!」
やめて、と言う代わりに短スカは嬌声で返す。
皿は秘唇をなぞるように刺激をあたえ、もう片方の手で太ももなどを触る。
「きゃうぅん!」
短スカの口は完全に緩み涎がたれ自分の胸元を汚す。
もう頭がボーッとしていき矯正をただあげ続けることしかできない。
そして皿は突起をつかみ、グッと指の腹で押しつぶした。瞬間
「――――ああぁあぁぁああ――――!!」
短スカの体が弓なりになり軽く震えたあと、パタリと地面に倒れた。
薄れていく意識の中、無理やり辱められた悔しさと悲しさ、そして同時にもう終わったんだという安堵感があった。
このまま皿に捕まりもっと酷い事をされるかもしれない、だけど逃げればいい。隙を見て逃げればいいんだ。
そう思いながら、眠りについた。
261251:2007/11/21(水) 20:10:34 ID:O2tEsM8U
(5)

クチュリ・・・

自分の秘唇になにか冷たく硬い物が押し当てらている感触にスカは気がついた。
曇っている目を必死に向け、何事かと確認する。
そこには、皿が持っていた杖が押さえつけられており、今にもスカの秘唇に割って入ろうとしているところだった。
「!?」
意識が一気に覚醒し身をよじる。
だがいつの間にか皿に後ろから上半身を持ち上げられ足をM字に拘束されていた。
「なにをするか分かる?」
皿は持っていた杖に力を入れる。
「うあっあっあぁ・・・」
嫌というほど分かった。しかしこの行為を信じる事ができず、歯をガチガチとならしながら必死に首を横にふる。
もう片方の手で皿はそっとスカの頭をなでつつ耳元で囁いた。
「分かってるくせに・・・」
「やめて・・・やめ・・・やめてください」
頭を撫でるのをやめ、体に力を入れ拘束を強める。
「・・・やっぱり分かってるんじゃない」
ふふっと笑い
「さぁ力を抜いて・・・」
「助けて、お願いします・・・助けてください・・・おねが・・・」
「・・・駄目」
グチュリと、生々しい音をたて、杖は短スカの中に沈んだ。
「っっっっっ!!ああぁぁああぁぁぁあぁぁーーーー!!」
「あはっ挿入ったぁ・・・」
悲鳴を上げるスカを一切無視し、さらに奥に入れようと力を入れた。
「ひぎぃぃいいぃぃーーー!!痛い痛いのぉおぉ抜いてえぇぇーー!!!」
大粒の涙を流しながら懇願する短スカを見ながら皿は恍惚する。
「うあぁぁぁああぁぁあーーーやだぁぁやだぁあぁやだぁぁああぁ!!」
もはや悲鳴はスパイスにしかならなかった。聞けば聞くほど手を緩めることなく逆に強くする。
杖が完全に奥に入りストロークを開始する所で皿はスカの股間から血が流れているのを見つけた。
「・・・あれ?あなたもしかして・・・」
何か言おうと思ったがそこで喋るのをやめ
「まぁいいか」
そう言い、杖のストロークを開始した。
ゆっくりと杖を奥から引き抜く、その衝撃がまるで自分の内臓すべてをエグられる感覚を覚える。
「ひぃ・・・いっ・・・いたい・・・いたいよう・・・」
「そのうち慣れるから我慢してね」
あくまでも言葉はやさしく、杖が抜けそうになった所で再び奥に突き刺していく。
「くああぁあぁぁあぁんっっっ」
心なしかさっきよりもすんなりと入ったような気がする。
それに気をよくし皿は杖をよりはやく出し入れした。
「ひっひぃん、くあぁぁ、ん、ん、んあぁ」
「なんだ、結構気持ちよさそうじゃない」
「そ、そんなことぉないぃぃいい」
杖が動くたびにスカの股間からは愛液が飛び散る。
もはや始めに流した血は愛液と大して変わらず杖の潤滑液にしかなっていなかった。
皿はあまった手でスカの乳房を弄び、硬くなった乳首をつまんだりして遊ぶ。
その度にスカの声から悲鳴ではなく嬌声が混じっていった。
「ひぃっひぃっな、なんかへんっなんかへ、あぁあぅぅう」
秘唇からは杖を受け入れた水音しか聞こえない
「なんでぇ、なんでえぇぇいやなのに、いやなのにぃいぃぃぃひぎぅう」
自分の意思では無いのに腰が快楽を貪るために勝手に動く。
「どうする?そろそろイっちゃう?」
スカの乳首を指の腹で転がしながら聞く。
「あぁぁあん、気持ちいい、気持ちいいよぉおぉぉ」
涙を流しながら涎をたらし腰を振るスカにその言葉は届いていなかった。
262251:2007/11/21(水) 20:11:18 ID:O2tEsM8U
(6)

そんなスカをやれやれといった感じで皿は見つめ、乳首を強く摘んだ
「んぁあ、なにか、なにか、くる・・・きちゃう・・・やだ、やだ、やぁぁあぁーー・・・」
「ダーメ」
達する寸前、挿入を緩め代わりに乳首の刺激を強くし、クリクリと弄ぶ。
「ふぁあ、なん、で・・・」
さっきまでの抵抗など忘れ、もっと快楽を与えてくれるよう懇願する。
「なにかして欲しい時はちゃんとお願いしないとね」
わかるでしょ?と付け加えた。
短スカは快楽の余韻から震える体で頷き
「イカせて・・・ください・・・ご主人様ぁ・・・」
「これで・・・あなたは私のもの・・・だよ」
再びストロークが開始される。
「あぁぁ、お、奥、奥まできて、きてるぅぅうぅ」
一切の躊躇もなく達しさせるためだけの挿入。
「ひぃぃん、わ、わたしイク、イっちゃ・・・」
「最後はとっておきのでイカせてあげる」
ふふっと笑い、囁く
そして
杖がひかり
「あっあぁぁああぁ、いやです!そんなのやぁぁあ」
「大丈夫、気持ちいいから」

そして、弾けた

「やああああああああぁぁぁぁああぁぁぁぁあああああああぁぁぁっっっっっっ・・・・・・!!!!!」

貫かれると同時にスカは達し、大量の愛液が噴き出す。
「らめぇ・・・もうらめ・・・ぇ・・・」
そう言うとガクリと首を落とし、スカは今度こそ眠りついた。
そっと皿はスカを横に寝かし、杖を引き抜く。
ピクッと一瞬うごくが起きる気配はない。

どうやら戦争も終了したらしい。正直な話勝ち負けなどどうでもよかった。
ただ目の前の少女が手に入っただけでも申し分ない。
きっとこの子は今後も抵抗するだろう。しかしそれを押さえつける方法を考えると今から楽しみで思わず笑みがこぼれる。
目の前の少女は自分の運命をしらずにスヤスヤと気持ちよさそうにねむっていた。

そんな彼女の頭を皿はそっと、撫でた―――――――――

263251:2007/11/21(水) 20:14:17 ID:O2tEsM8U
あとがき

初書き、投下ですのでお見苦しいところがあると思います。
今後とも精進しますのでよろしくお願いします
264名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 20:21:09 ID:hZ14wz85
  ,彡ニ三三三三三三三ニ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
  ,彡ニ三三三三ニ三三ニニ;〃ヾ、;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
 ,彡彡,'',ニ=ミミミ三三三三ニニ彡  `゙゙''ー-、;:;:;:;/;:;/
 ',彡'/ r' ノヽヾミ三三三三三彡'   _,,,,,,、ヽ;:;ィ''|
  彡'|.|(‐'''" 'iミニニ三彡"´ ̄     `゙゙ー'  ;;;:|   _,,,,._                、-r    r--,      、-r
.  彡i、ヾ ('  ヾミニ三'          __,,、 ....ノ   / .,','" ̄',〈... _,,,_   _,,,_   _,,,,,| |     ~`l |  _,,,_   | |,,,,,_
  彡ゝ `'' "  |ミミミ'       ‐'"ひi,;'´  ,ィ;;ァ'  { {   ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l      .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
   '彳`ー‐i  |ミミミ'          `゙ーシ'   |、ニ'  .ゝヽ、 ~]| ,i i  i l i l  i i .i i  .i .i      .| | i i  i l  .| i  .i |
 --、/    i  |ミミ         .,,r‐''"   | ノ    `ー-‐'"  ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ     .l l  ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
 く'ノ    :i  ミミ         ´  ., '   |'                              (~'-'ノ
 、\     .l  ヾ            .ノ(_,,、.   |                            `~~
 :\ヽ,   ヽ          /   `t‐一'        __
 ::::ヽ ヽ   `::.       ,; '      .:i          〈  ヽ
 :::::::ヘ ヽ    `::.        ''"⌒゙''一ノ           |   }
 ::::::::::ヘ.ヽ    ヽ、       ` ー'ーノ            !>'⌒ヽ、
 ::::::::::::::ヽヘ     `ー┬‐一;;''""´           /ヽ、 ,  )
 \、:::::::::ヽヽ      /::ヘ ) `゙'ー、_         /:::::::::Τ  ̄ `l
 〃`゙ー、;;;;\\   /i:::::::丿 ' , ' , '`゙ヽ、      /:::::::::::┼‐- -ノ
265 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2007/11/21(水) 21:08:26 ID:LU9XrU8k

.ハァ._▲_゚; 
 ハァ(*'A`)  
  .†ノ雷ヘヘ  
""""""""""""
266名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:43:59 ID:wLoPkTMV
>>251-262
おおぉぉ・・・・・・(;´Д`)ハァハァ
267名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 00:02:38 ID:qjk0q5rB
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵。∴∵
∴∵∴∵:。∴∵∴∵∴: --─- ∴∵∴∵∴∵∴∵
∴∵゜∴∵∴∵∴∵  (___ )(___ ) >>251-262 ∵。∴ ゜
∴∵∴∵∴:∵∴∵_ i/ = =ヽi ∴∵∴∵。∴∵∴
∴∵☆彡∴∵∵ //[||    」  ||] ∴:∵∴∵∴∵:∴∵
∴∵∴∵∴∵ / ヘ | |  ____,ヽ | | <もう思い残す事はありません!
∴゚∴∵∴∵ /ヽ ノ    ヽ__./  ∴∵∴∵:∴∵∴∵
∴∵∴∵  く  /     三三三∠⌒> ∴:∵∴∵:∴∵
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵
   ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧
  (   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ 安らかに眠れよ・・・
   i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ /
   三  |  三  |  三  |  三  |
   ∪ ∪  ∪ ∪  ∪ ∪  ∪ ∪
  三三   三三  三三  三三

268251:2007/11/22(木) 00:46:11 ID:A/Eh4xaq
すみません
誤字脱字がありえないほどありましたorz
振える→震える
吹き飛ばす→突き飛ばす
などなど
一応読み直しはしたのですが有頂天になっていたようです。
お見苦しい文章をあげてしまい本当に申し訳ありませんでした
次回投下する場合、しっかりとチェックしたいと思います。
269名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 09:53:17 ID:KntaGtq4
>>251
ずっとお預けくらってた所に何という救世主!
読み終わった後のこの達成感と絶頂感をどうしてくれよう
GJすぎる!
270116:2007/11/22(木) 18:30:03 ID:5EbSDdWz
【5】

「あ…ふぁ…、んっ。 はぁ…ぅ…ん、あぁ…」
光の柱に背を預けて座るリックの両足の間で、膝立ちになったフィリアが切なげな声を上げる。
腰に手を回し、目の前に差し出された胸に口付けを繰り返す彼と、その情熱的な刺激に翻弄されている彼女。
「そんっ…んぁ。そんなに…し、しちゃ…はぅッ」
その口から漏れ出る息遣いが荒く、熱っぽく変化していく。
左右の突起に加えられる愛撫から身をよじりながら逃れようとするが、リックがそれを許さない。
「ほら、逃げないで」
「んぁあッ!ソレ、強すぎっ…あッ、あぁあッ!」
軽くついばむような刺激が、不意に飢えた獣が我先にと獲物をむさぼる行為を思わせるように荒々しいものへと変化した。
「ふぁァ…ゃあンっ、ぁあァッ!」
乳首といわず、胸全体をぬめる舌先や唇、その全てを使って舐めまわされる。
「ひッ、だ、ダメダメっ、そこダメぇぇ! ンぁふッ!」
完全に尖りきったピンクの先端が、リックの口に含まれたまま上下左右に舌先で転がされる。
「あっあッ!か、噛んじゃだッ!ダメぇッ!」
歯の先で甘噛みされ引っ張られ、ジンジンとした快感を次々と送り込まれた。
次第にそれらが渾然一体となって、フィリアをどこか未知の世界へと導いていく。
胸を中心にして波紋のように広がっていく得も言われぬ感覚。それと同時に、痺れにも似た電撃が頭の頂点を突き抜けて
意志とは全く無関係に意味のなさない声が口をつく。
「もぅ…やらぁ…ッはっう! リック…ぁあッ! ダメだめぇッ…ふぁっ!」
許しを請うその顔は、真っ赤に染まり何とか我を失わないように踏みとどまっているかのようだった。
「……ほんとうに?」
と、ここまで無言で彼女を攻め続けていたリックが、胸から口を離し彼女の顔を覗く。
寸での所で絶頂をお預けにされた形に、フィリアの顔に戸惑いが浮かぶ。
「ほんとうに…しちゃダメか?」
再び意地悪な質問。彼女の状態を正しく理解した上での質問。
恥ずかしさに口を閉ざす彼女だったが、軽く舌先で乳首を弾かれてビクリと体を震わせると、フィリアは根負けしたかのように小さく応える。
「ダメ………じゃなぃ…」
「して、ほしい?」
「………ぅん」
頷きと同時に、再開される胸への愛撫。僅かに落ちついていた悦楽の炎が瞬時に再着火し、鎮火不可能な勢いで燃え盛る。
「んぁあアッ!はゃぁあァァッ!ッあ! んッ、あぁァッ!」
自分自身が「こう」なってしまう事に、フィリアは大きな驚きを覚え、リックもまた、自分の「仕事」で、想い人を乱れされているという
男の本能に酔いしれていた。
271116:2007/11/22(木) 18:31:12 ID:5EbSDdWz
【6】

自分が知らないお互いの姿と、自分さえ知らない己の姿が、2人をどこまでも高めていく。
「も、もぅ…、リ、リック…ったら、胸ばっかりッんぁあァッ! っはぅッ! …あ、赤ちゃん、みたいだよ…」
「…そっか?…じゃあ、こっちも」
「えッ?やっ! ちょ…んぁあぁぁあァあァァ───ッ!!ゆ、指ぃいッ!はぁぁァアぅあァぁ───!!」
「濡れてるよ、フィー」
「ばかぁ!んッやっ!! はぁッ!んッ、ぁあッ!」
「もっと見せて。フィーの気持ちいい顔…すげぇ綺麗だからさ」
裸のフィリアの上半身を激しく愛し続けながら、リックはまだ身に着けたままの彼女のスカートの中へ手を差し込んでいた。
さらにその奥、小さな布地で守られた秘密の場所へ指を潜り込ませると、辺りに響く嬌声が1オクターブ跳ね上がる。
下着を履いたまま、そのわきから差し込まれた男性特有の硬い指先が、自分の最奥を開拓していくその甘美な刺激。
「うっ、上も下もぉッ!り、リックが…あぁッ!んひゃぁ、っぁあッ!リックにぃぃさ、さわらッ! ふぁあァぁ──っッ!」
今までの、バストを中心とした快感とはレベルが根本的に違っていた。
絶え間なく下半身に湧き出る快感が、完全に性の刺激に目覚めた胸の快感とリンクして線を結ぶ。
体中を駆け巡りながら下から上へ、そして頭の頂点へと突き抜けていく電撃にも似た感覚に、フィリアは翻弄される。
「き、きもちぃッ! すごい、これすごいよリックッ!き、きもちぃイッ!」
喜びの声に応え、今にも飛びそうになっているフィリアを見ながら、リックがその動きをさらに加速させていく。
「はぁァぁあ───ッ!やッあっ、あッアんッ!ひッあぁアぁぁ─────!!」
「イっていいよ、ほら」
「ぁあッ!ふぁあァぁぁ───ッ!い、イ…あァッ!んぁッ! ふぁぁッんァぁ───────ッ!!!」
リックの声を合図に、フィリアの体がのけぞる。
細かに震えながら、きゅうっと身が硬くなるその仕草は、彼女の快感の強さをリックに知らせるかのようだった。
「ッ─────! っはぁッ、はぁッ……はぁぁァ───……」
しばらくして全身から全ての力を抜いたフィリアが、くったりとリックの胸元に倒れこんだ。
その呼吸は荒く艶やかに。顔は満足げに火照っていた。
「どうだった……?」
聞くリックに、フィリアは、
「ばかぁ……」
非難するような、か細い呟きを返す。
「聞かなくても……わかる…でしょ……」
「ん。わかる」
言って二人で笑いあい、キスを重ねる。
「すごかった…。自分じゃないみたい、あんな声……」
「可愛かったよ」
「リックのせいだからね。あんなトコ他の人には…」
「あぁ、俺だけに見せてくれ。これからも、ずっと」
「ん、いいよ」
抱き合いながら囁く、言葉のひとつひとつは、他人が聞けば何と思うだろうか。
お互いを信頼し、全てを捧げ全てを独占している恋人が交わす、他愛無い…だからこそ本心を飾らず語れる言葉。
体を繋ぐ快感とは別の、精神を繋ぐやりとりに、2人は共に酔いしれる。
272116:2007/11/22(木) 18:33:24 ID:5EbSDdWz
【7】

「じゃぁ、次は…私の、番かな?」
身を起こし悪戯っぽく笑うフィリアに、リックが頷く。
横になった彼の傍らに座り、フィリアがズボンのチャックをゆっくり引き下ろしていく。
「わひゃッ!?」
やがて表れた下着を突き破らんばかりに盛り上がったその部分の有様に、フィリアがすっとんきょうな声をあげる。
「ちょ…、な…ぇえっ?」
「な、なんだよ…」
あわあわと狼狽する顔を見て、リックが眉を寄せて呟く。
「いや、その……。だって、こんなに…」
股間のテントから目を離さず、というか離せない呪いにでもかかったかのように「そこ」を凝視したままのフィリア。
「さっきのフィーと同じだよ」
「え?」
「フィーのせいで、こんなになっちまったんだよ」
「あ、あはは…そ、そっか…」
こういった経験が初めてのフィリアにとっては、男性の生理現象は未知の世界だ。
しかしその言葉を聞くとなにか嬉しくなって微笑んでしまう。自分が彼をこうさせたんだ、と暖かい感情が心を支配する。
「えっと…じゃ、じゃあ…見る、ね?」
「あぁ」
ゴクリと喉を鳴らして、覚悟を決め下着をめくる。
「…ぅわぁ………、こ、これがリック…の」
フィリアが思わず呟くのも無理はなかった。
赤く血管の浮いた肉の塊。それがピクピクと蠢きながら天に向かって直立している。
幼い頃、もう記憶にしか存在しない父親と入浴した時に見たソレとは全く印象が異なる、ある意味暴力的な何かを思わせるその部分。
そして、女性の心を激しく揺さぶる何かを兼ね備えた物。
「フィー…なんてのか……」
「な、なに?」
呆けたようにじっと股間を見つめられて、リックが照れくさそうに頭をかく。
「そうやってじ〜っと見られると…。さ、流石に恥ずかしいというか、なんというか……」
「だぁーめ。さっき私はも〜っと恥ずかしかったんです〜ぅ」
ワザとらしくすねた子供のように言って、フィリアはリックを跨ぐように姿勢を変えていく。
ちょうどリックの太ももの上で内股座りをしている恰好だった。
「でも…なんだろ、コレ見てると…ドキドキするよ」
「無理しなくていいからな」
「ヤだ。リックのだもん。無理でもするの」
優しくかけられた言葉を、舌をべーっと出して拒否するとフィリアは腰を浮かせてリック自身に手を添える。
273116:2007/11/22(木) 18:34:50 ID:5EbSDdWz
【8】

「あ、あっつぃ…、それに…かたい」
一瞬の戸惑いが、彼女の動きを止める。温度も硬さも…自分の中に受け入れるには予想以上のもののような気がした。
「男の人って、こ…こんなになるんだ、ね」
「もう一度いうけど、ほんとに無理だけは…」
ためらうその姿に、リックは再び声をかけようとして、
「うっあ」
代わりにうめき声を漏らす。フィーがリックの先端を、その花弁に押し当てたのだ。
「無理じゃないよ…リックの、リックを私に…ちょうだい」
「あぁ」
「ほんと、すごい熱いよ…リック。ドキドキして、不思議な気分」
「俺もだ。それにフィーのも…あつい」
「一緒…だね」
微笑みと同時に、お互いの視線が交差する。それは最後の合図でもあった。
リックを受け入れるべく、フィリアがゆっくり腰を落としていく。
「っく」
リックの喉から小さな吐息がこぼれた。
飲み込まれた部分にまとわりつくような、その熱さ、ぬめり。
「んん…っぁッ、ぃッた、んぁぁっ!」
フィーも眉根を寄せて声を上げる。
自分を突き刺そうとしているモノの、その熱さ、硬さ。
次第に密着していく2人。
「リック…、は、入る…よ?」
苦痛に顔をゆがませながらも、微笑むフィリア。


だが、次の瞬間リックが見たものは。


見てしまったものは。

その笑顔の下。
                  

フィリアの胸の間から、突き出た───赤く染まった短剣の切っ先だった。
274116:2007/11/22(木) 18:41:14 ID:5EbSDdWz
【9】

「…え?」
自分の胸元から生えた、血に濡れた銀の輝きを信じられないような目で見つめるフィリア。
ずるッとその刃が奥に引っ込むと、その傷口と口元から鮮やかな赤い線が流れ落ちる。
「っかふッ!」
吐血と同時に、フィリアは全身がどこか遠くに離れていくような感覚に襲われる。急速に目の前のリックの姿が霞んでいくことにも恐怖した。
「…フィ、フィー?」
リックもまた、目の前の光景を、呆然と…なにか絵空事のように見つめていた。
一体何が…?と思う間もなく、今度はフィリアがのけぞり背中から鮮血が飛び散っていく。
繋がったまま前に倒れこんだ彼女を受け止め、叫びながら大きく揺さぶった。
「フ、フィーッ!?お、おぃッ! フィー!!」
「リ…リッ…ク…? あれ…、体動かない…リック、見え…ない、よ?」
小さな声が、その口からこぼれる。
弛緩したその全身からとめどなく流れる──赤。こぼれていく命そのもの。
「な、なん…、なんなんだよ、これ…おいッ!フィーッ!!返事しろ、おいッ!」
「リ……ック……?」
リックの声に反応し、彼の名前を呼ぶフィリア。
「そうだ、フィー!俺だ!分かるなッ!?」
「…………」
だが次の問いかけに、返事はなかった。
「な、なんなんだよっ!これはあああああああああああああッ!!!」
喉からほとばしる絶叫。
次の瞬間。それに応える声が、するはずのない声がした。
「それはこっちのセリフだっつーの」
「なッ!?」
そこでリックは初めて気がついた。輝くクリスタルの傍らに立つ、第3者の姿に。
身軽そうな軽装に身を包み、たった今フィリアを手にかけた短剣を握り締めている男。顔に下卑た笑みを浮かべ、2人を見下ろしていた。
「僻地にネズミにきてみりゃ……とんだ場面に出くわしたぜ」
言ってひゅっと鋭く短剣を振り、刃についた血を振り払う。
「お、お前が…ど、どこから…?なんで…」
支離滅裂な問いを発するリックの震える唇を、その男は可笑しそうに眺めて、
「そう、俺がやったのさ。ハイドで近づいてたってのに、お前ら気付きもしなかったよな? ダメだぜぇ?そんなんじゃよ」
人をバカにするかのように笑う。
「ゲブランドの…スカウト、かッ!」
「正解。つか3つ目の質問な。なんでもなにも…。こっちの方こそ聞きたいぜ」
「………」
フィリアと、それを抱くリックを睥睨し、スカウトは呆れたような蔑む口調で言葉を続ける。
「僻地とはいえ、戦場で何やってんだ? いや、これは失礼、「ナニやってた」のは見りゃわかるわな」
「き、きさ…ま、フィーを、フィーを…」
「あん? あぁ、その女の事か? いや最後まで見てても良かったんだけどよ。こっちもオベ折りとか忙しい身なんでね。
 惜しいとは思ったんだが、さっさと終わらせたくてな?」
「……な、なんだ…と?」
「だから忙しいんだって、こっちも。まぁ納得いかないならもうひとつ付け加えてもいいんだけどよ。お前ら、恋人だろ? んで、初めてとか」
そして、スカウトはトドメの言葉を口にする。
「その2人があれだ。繋がる瞬間に、サクっと殺るってーの? なんか面白そうな気がしてよ?」
275116:2007/11/22(木) 18:42:10 ID:5EbSDdWz
【10】

「きさまぁああああああぁぁアァッっ!!!!!」
爆発する激情。傍らに置いた剣を手に立ち上がろうとしたリックを、スカウトは軽くいなして腕をとる。
「おっと、危ないなァ」
ごきん!と鈍い音がして、武器を握り締めた上腕があらぬ方向に折れ曲がる。
「その女のアレに入れられなくて怒ったのかァ? いやぁ、スマンねぇ、ホント」
余裕を顔に浮かべて、さらに挑発するその動きはリックを完全に凌駕していた。今度は足の関節を狙って重い一撃を放つ。
「ぐあぁッ!」
「お前らがバカなんだよ。殺って下さいっていってるようなもんだろが?」
腕と足を封じられて、地面に転がったリックの顔に唾が吐き捨てられる。
「よ、よくもフィーを…、彼女をッ!」
視線だけで人を射殺すような表情で、リックは呪詛の言葉を投げつける。
「あぁ〜あ、みっともない顔すんなよ。まぁ、そんなに大事ならよ?」
その圧力を風のように受け流しながら、スカウトの男は倒れたまま動かないフィリアへ視線を向ける。
「なんだったら、俺が続きをしてやろうか?」
「な、なんだと?」
「ここだけの話な? 俺は死体でも構わねぇのよ。コイツいい女だしなぁ?お前のかわりに、俺が貫通しといてやるよ」
言いながら腰のベルトを緩めていく。
「き、貴様ぁぁあぁッ!やめろぉあぁぁぁッ! 殺すぞぉぉッ!!」
「いいから黙って惚れた女が犯られるトコを見とけよ。安心しろって、中で出しても孕むこたぁ無ぇからよ?」
動かぬ身体を、それでも這うようにしながらフィリアに近づくリック。その顎を、スカウトは容赦なく蹴り上げる。
「ん? なんだ、まだ生きてるのかこの女。だが犯ってるうちに死ぬってのも一興だな」
いきりたったモノを取り出して、せわしなくこすりながら、なお続ける。
「身体の真ん中に穴が増えてるから、そこに突っ込んでみてもいいよなぁ?」
「フィーッ!くそぁァぁァッ!やめろぉォぉ───ッ!!」
リックの叫びが辺りに木霊する。
つい先ほどまでの事が嘘のような地獄。これが現実だとでもいうのか、とリックは神を呪った。
「さァてぇ? この女の味はっと……」
にじり寄っていく陵辱者を、リックはなすすべなく見つめ──。

こちらを一瞥したそのスカウトが瞬時に凍結する様子に驚愕した。
「ッな!?」
次に起こったのは、その全身を焼き尽くす劫火。悲鳴も残さず、スカウトは黒い炭になって崩れ落ちる。
不意にクリスタルの輝きをかき消すように、辺りに黒い影がさした。
背後の崖上に、巨大な物体が月明かりを遮りながら現れたのだ。人ではない。異形の…怪物、3つ首を持つあれは──。
「召還獣…キマ、イラ……?」
その禍々しい姿を、リックはまるで天の遣いのように見つめていた。ほんの数秒前まで神などいないと思っていた事も忘れて。
傍らには悠然と立つ、騎士の姿もあった。
友軍の召還獣、その2つの姿を視界に納めリックは…。
「フィー…」
倒れたままの彼女に腕を伸ばそうとして、限界に達していた意識を失った。
276116:2007/11/22(木) 18:43:09 ID:5EbSDdWz
【11】

次にリックが目を覚ましたのは、アズルウッドにある王立の病院だった。
ゴブリンフォークでの出来事から2週間あまりも彼は目を覚ます事はなく、事情を知るものは現実に戻るのを躊躇しているようだとさえ言った。
それほど彼の受けたダメージは身体と心を痛めつけていたという事なのだろう。
あの戦いの行方は、カセドリアの勝利に終わっている。奇襲を受け、クリスタルが枯渇した戦況を考えると、それはまさに奇跡だった。
とはいえ、かの地ではいまだ支配権を争い小競り合いが絶えない。まぁ、これはエセスティアのどの地でも言える事ではあるが。
それらの大まかな状況をリックは後に知ることになる、

「やっと、今日で退院か…」
リックは言って、窓の外の景色を眺め笑った。
ここ「2ヶ月」の間、ずっと馴染みのあった病室だ。最近では自室のような親近感さえ感じるようになっていたことに、自然と笑みがこぼれる。
「長かったような、短かったような…」
見つめる先には豊かな森と湖。傷を癒すには最高の環境といって間違いなかった。
実際のところ、この国の主たる聖王女ティファリスは、この景色すらも考慮して施設を設立したという。
リック自身はまだ数度しか目にした事はなかったが、華奢なエルフの若き姫君はなかなかの傑物であるらしい。
「俺の部屋よりもいいし、引っ越してもいいかも」
口をついて出た冗談。
「リックぅ…? それ本気でいってるの?」
その言葉を眉をひそめて咎める人物が、もうひとり。
窓辺に立つリックを、病室のベッドに横になったまま見つめる、この部屋にいるもうひとり。
「なんだよ、フィー。変か?」
「変に決まってるじゃない、ばぁか。私が出て行くっていうのに…あなたが戻ってきてどうするのよ?」
「ま、それもそうか」
あっさり言ってリックは笑う。

フィリアは、その命を取り留めていた。あの時のゴブリンフォークにおけるカセドリアの勝利よりも、なお大きな奇跡。
リックは今もそう思っている。
キマイラと同時に現れたナイトにより本陣にクリスタルと共に移送されたのは、リックもフィリアも同じだったが、
彼女の傷はリックの比にならない程深かった。
急所をほんの僅かに外していただけの、ほぼ致命傷といっていい状態。
何度も心臓が止まりかけたものの、周囲の必死の蘇生措置によりなんとかこの病院までたどり着いたという。
そこから先も意識のないまま、彼女はリックが目覚めた後も死線をさまよい続けていた。
意識が回復したのは、1ヵ月後。傷が癒え、なんとか外へと戻れる目処が立ったのが今からわずか1週間前。そして、今日がその日だった。
277116:2007/11/22(木) 18:43:52 ID:5EbSDdWz
【12】

「退院、おめでとう。フィー」
向き直り、寄り添いながら言うリックに、フィリアは照れたように頬を染め、
「ありがとう。ごめんね…リック」
改まったように、頭を下げる。
「ごめん、ってなにがだよ?」
首をかしげる彼に、視線をそらすフィリア。
「私のせいで…リックにも大ケガさせちゃったんだもん……。その、それでちゃんと…謝らなきゃ、ってむぐッ!?」
「もう、いいよ」
言葉をキスで遮って、リックは言う。突然の事にフィリアの目が驚きに見開き、すぐに安らぎに閉じられる。
あの時ぶりの、2ヶ月ぶりの、接吻。
「生きて、またこうしてフィーとキスできるんだ」
「リック……」
「それだけで、もう俺は…」
「私も…」
ベットの上で抱き合い、囁きあう。互いの瞳に映るその姿が何よりも大切な物であると、2人は確信しあう。
「ちょ……。リック、まさか…」
パジャマをゆっくりとはだけられ、フィリアは顔を真っ赤にして呟く。豊かなそのバストが、窓からの光に照らされて輝きながらあらわになった。
「ダメよ、病室なんだよ、ここ」
「傷…残っちゃったな……」
胸元を隠そうとするフィリアの声には応えず、リックはその両手を取って抵抗を封じてそこを見る。
魅力的なふたつのバストの間にある、大きな傷跡。白い柔肌に残る無残なそれは、おそらく生涯消えることはないだろう。
「……見ないで、お願い」
横を向き、涙目でうつむくフィリア。自分の身体に付いた傷を、彼女は極度のコンプレックスに感じていた。
その事はリックも知っている。だから彼はあえて傷のことを話題にして、次にこう言ったのだ。
「……やっぱり、綺麗だよな」
「え?」
フィリアの耳に、想像もしてなかったリックの言葉。彼女の両手をベットに押し付けたまま彼女の胸を眺めている彼の顔は真剣だった。
「傷がなんだ? フィーは最高だよ」
「で、でも…」
「フィーの全てが、俺は欲しいんだ」
その言葉を証明するように、キス。次第に首から、胸へ、そしてその傷跡に。
「あぁぁ…リック…」
彼の唇が触れたところから、じんわりと優しい波動が広がって癒されていく。彼女は嬉しさに涙を一筋こぼした。
「なぁ、フィー」
「ん?」
「あの時出来なかった続き…さ」
「………うん」
「まだ出て行く時間まで、少しあるだろ?」
「そうだね……」
見つめあう。部屋に満ちるは暖かな風と、柔らかな光。2人は時間が止まったかのように、しばらくそうしていた。
「………ん、いいよ」
目を閉じて、フィリアが言う。リックは頷き、フィリアの身体を抱きしめる。

そして、あの時と同じように。
窓から降り注ぐ光が部屋に映し出す2つの人影が、1つに重なり合った。

それは過酷な出来事を乗り越え、未来を得た彼らの…幸せと愛を確かめる時間の始まり。


今度こそ誰にも邪魔されることなく。
2人の初めてが───始まる。
278116:2007/11/22(木) 18:44:30 ID:5EbSDdWz
お久しぶりです。>>116-119です。
てか続き…。寸止めしすぎて…ゴメンナサイです。

バンクェ、参加してる上に勝ち残ってたりします。練習してます。
あと、経験値うpイベントとか。戦争しまくりです。

遅れに遅れましたが、なんとか完成したものを投下します。
相変わらず長文なのはカンベンしてくだしぃ。こんな書き方しかできんのです、自分;

最近スレが鬱展開NGって流れだったので正直焦りました。
ベタな純愛物に見せかけておいて、どん底に叩き落すという対読者トラップ(笑)を仕込んでいたのですが
ダメじゃん!!!…とw

そんなわけで急遽ハッピーエンドモードにラストを改訂してみました。
いつになるか分かりませんが、次があればまたヨロシクです。

ではこの話も気に入ってくれる人がいてくれますよーに(・▽・)ノシ
279名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 18:46:47 ID:gqJMFIxd
GJ!
280名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 19:41:29 ID:KntaGtq4
>>270-278
だあああ、ダメだ、涙が・・・(つДT)
ちくそう!俺も精進しなければ!
お疲れ様であります!(;Д;)ゞ
281名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:14:07 ID:ru9QNWVK
  ,彡ニ三三三三三三三ニ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
  ,彡ニ三三三三ニ三三ニニ;〃ヾ、;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
 ,彡彡,'',ニ=ミミミ三三三三ニニ彡  `゙゙''ー-、;:;:;:;/;:;/
 ',彡'/ r' ノヽヾミ三三三三三彡'   _,,,,,,、ヽ;:;ィ''|
  彡'|.|(‐'''" 'iミニニ三彡"´ ̄     `゙゙ー'  ;;;:|   _,,,,._                、-r    r--,      、-r
.  彡i、ヾ ('  ヾミニ三'          __,,、 ....ノ   / .,','" ̄',〈... _,,,_   _,,,_   _,,,,,| |     ~`l |  _,,,_   | |,,,,,_
  彡ゝ `'' "  |ミミミ'       ‐'"ひi,;'´  ,ィ;;ァ'  { {   ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l      .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
   '彳`ー‐i  |ミミミ'          `゙ーシ'   |、ニ'  .ゝヽ、 ~]| ,i i  i l i l  i i .i i  .i .i      .| | i i  i l  .| i  .i |
 --、/    i  |ミミ         .,,r‐''"   | ノ    `ー-‐'"  ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ     .l l  ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
 く'ノ    :i  ミミ         ´  ., '   |'                              (~'-'ノ
 、\     .l  ヾ            .ノ(_,,、.   |                            `~~
 :\ヽ,   ヽ          /   `t‐一'        __
 ::::ヽ ヽ   `::.       ,; '      .:i          〈  ヽ
 :::::::ヘ ヽ    `::.        ''"⌒゙''一ノ           |   }
 ::::::::::ヘ.ヽ    ヽ、       ` ー'ーノ            !>'⌒ヽ、
 ::::::::::::::ヽヘ     `ー┬‐一;;''""´           /ヽ、 ,  )
 \、:::::::::ヽヽ      /::ヘ ) `゙'ー、_         /:::::::::Τ  ̄ `l
 〃`゙ー、;;;;\\   /i:::::::丿 ' , ' , '`゙ヽ、      /:::::::::::┼‐- -ノ
282名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 01:19:46 ID:0APou2nW
俄然活気付いてきたな!
おまえら最高だ!!
283名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 02:02:56 ID:G+5WOVHd
>>278
おい
GJだぞ
じーんときちまったじゃねーか

だが俺は外道なパニスカが好きだw
284名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:22:37 ID:YJ/pDjwU
ドガ バギ
両手♂は膝けりを7顔♀の腹にいれる
両手♂「おら!おらぁ!」
片手♂「こいつ抵抗しないからおもしろいぜ」
バキィ ドザァ
7顔♀「・・」7顔は無表情で横たわる
両手♂「いこうぜ」
片手♂「ぺっぺっ」ピチャ

7顔♀「・・」7顔♀は爪先だけの力で立ち上がると足を動かさず平行移動をしながら、両手達に迫った
両手♂「・・?なんだ!」
片手♂「うわぁぁぁ」
7顔♀は平行移動をしたまま片手♂を全身で貫いた
両手♂「ひっひぃぃ」
7顔♀は体中片手♂の血液や肉片をつけたまま両手に向き直った
285名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:32:02 ID:YJ/pDjwU
両手♂「うわぁぁ」両手♂は力いっぱいヴリトラで7顔♀の顔面を斬りつける
7顔♀「・・」7顔♀の顔から大量の血が流れるが7顔♀は顔色一つ変えない、それどころかみるみる傷口が塞がっていく
両手♂「!?」
〜10年前〜
キキィ!バァァァァン

「先生あの子はたすかるのですか!?」
「彼女は助かります、ですが、あらゆる感性を失ってしまいます、優しさも痛みすらも・・」
「ゲェ!」
286名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:35:22 ID:Fupg9IjC
sage進行推奨
287名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 02:22:07 ID:YiqrHSCh
288名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 02:34:44 ID:Y6iOKXYv
せっかく盛り上がってたのに…冷めてしまったな……
289名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 08:02:16 ID:Gp8eek2c
(1)

深夜、窓から月が妖しく部屋を照らす。
部屋には少女が一人、月明かりを肩まで伸びた銀髪で受け止めたたずんでいた。
その銀髪のせいか明かりを受けとめている髪はキラキラと薄い蒼色を反射させ光っている。
ベットに腰かけ少女はバイオレットの瞳を閉じた。
そろそろ、くる
ここに来てから一週間、決められた時間に待ちたくも無い待ち人がくる。
閉じた目を再び開き空高く上った月を見た。そんな少女をあざ笑うかのように月は光続けている。
不意にドアが開く音がした。
たてつけが悪いのか、それともこの深い夜のせいかドアは訝しい声をあげながら開かれていく。
少女は立ち上がり伏目がちになりうつむいた。そして両膝を折り床に跪く。
ドアから入ってきたのは男、その男はそんな少女を満足そうに見下ろした。
「だいぶ分かってきたみたいだな」
「・・・・・・はい」
そういい少女は頭を足らす。結ばれたワインレッドのリボンが震えていた。
「顔を上げてくれないか?」
低く、他人を威圧する重たい声が耳に入り、少女は顔をゆっくりと上げる。しかし男と一瞬目を合わせるとすぐにその瞳をそらした。
「・・・ふむ」
男は少女に近づき少し屈むと顎を親指と人差し指の二本で無理やり掴みあげた。
「くっ・・・」
少女から小さな悲鳴が漏れるが男はその声を無視した
「そういう態度は失礼じゃないのかい?」
それでも決して男を見ようとしない少女をみてやれやれといったように首を振る。
「そんな態度では君に着させたその服が泣いているよ」
男はマジマジと少女が着込んだ服を見る。全体の色はワインレッドで統一されておりそのためか白いエプロンドレスが華やく。
ふっくらと膨らんだ肩の部分とは対照的に長袖はほっそりとしており、
その先にあるカフスは開花寸前の花のように大きく布を広げ、そこから乳色をした細い手を覗かせていた。
下半身にはかれたスカートにはフリルがつけられており、少女が動くたびに弱々しく揺れる。
そこから伸びた足はガーターストッキングに守られていた。
「せっかく取り寄せたウェイトレスセットだ。その名に恥じないような誠意ある姿が見たいものだね」
顎を掴むのをやめ代わりに少女の頬を撫でる。少女は手を払いのけるような事はしないものの嫌悪感にあふれた瞳で男に答えた。
「プライドが高いのは元ウォーリアだったからかな?」
「・・・元、じゃないわ。今でもそうよ」
その言葉に反応した少女はそらしていた瞳を男にあわせ、睨み付ける。
「気丈なものだ・・・」
それをいなし、男はふと窓に目をむけ月をみた。傾きはじめている。
「・・・夜も随分とふけた。さっそくやってもらう事にしよう」
少女の肩の震えに気づき男はククッといやらしく笑う。そして立ち上がり、跪いたままこちらを睨んでいる少女に一歩近づいた。
290名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 08:03:05 ID:Gp8eek2c
(2)

「・・・どうした?早くしないか」
そう言い男は少女に腰を近づける。少女は震える手で男の股間に手を伸ばしズボンの拘束をゆっくりと、といていく。
男は時たま止まる手にいらつきながらも今晩もまたこの少女を汚せる喜びに胸を膨らましていった。
完全に開かれ、少女の目の前に黒く汚れた歪な男のモノが現れた。それを一瞬だけ目に入れると少女はすぐに顔を背け弱々しく掴んだ。
しかし、掴んだ手は微かに動くだけでそれ以上の事は行われない。男はいらただしげに少女の髪をリボンごと掴み無理やり押し付ける。
「ぐぅ・・・」
頬に男のモノが強く触れ、か細く苦しげな悲鳴が少女の口から漏れる。
「とっととやらないと朝になるぞ」
それでも少女は頑なに拒みそれ以上の事はしない。男はまたか、といった感じで口を開いた。
「やらないのは勝手だが、その場合君の仲間がどうなるかは分かってるだろうな」
それを聞いたやいなや少女は目を見開き男の顔を見る。男は冷たい笑みを浮かべながらさらに続けた。
「本来なら敵国の兵士は捕縛し情報を聞き出したすぐ後に処刑台行きだが、君の頼みだ、今は労働させるといった形で生かしてある。だが・・・」
そこで一旦言葉を止め間を作った
「私の命令一つで彼らはすぐにでも」
「卑怯者・・・」
男の言葉を遮り少女は呟いた。目は憎しみをため、怒りのせいで肩が震えている。男は掴んでいた髪を離し軽く突き飛ばした。
「何を言っている。君が"私はどうなってもいい、だから彼らを助けてくれ"こう言ったからそのとおりにしたまでだ。
 それともなんだ?自分がどうなってもいい代わりに彼らを逃がして貰えると思ったのか?」
男はあくまでも楽しそうに言葉を続ける。それが真実かどうかは少女の瞳が訴えていた。
「馬鹿なことを。このカセドリアは他4ヶ国に比べたらすこぶる弱小だ。捕縛した敵国の兵士をみすみす逃がすわけないだろう。
 さっきも言ったとおり大半は処刑台、もしくは労働だ。もっとも我が国の聖王女様はそのような事はしらないだろうがね。」
そう言い放ち、男は再び近づき自分のモノを少女の前に突き出した
「さぁ、やらないと本当に朝になってしまうぞ」
少女は緩慢な動作で身を起こしそっと、男のモノに触れた

 ※    ※    ※

「んぅ・・・あむ・・・はぁ」
唇を押し進め男のモノを口内へと導き、舌でころがす。
口の中が男のモノでいっぱいになり苦しさでむせそうになるがそれを必死に我慢し少女は頭を前後させ始めた。
「ちゅっ・・・じゅぶ・・・んぐ・・・・・・ぐぅう」
口内を蹂躙されるたびに部屋には水音が響き、その不快な音が少女の心をえぐる。
男は少女の口内で舌がチロチロと動く感触を楽しんだ。
「く・・・うぅん・・・ぷは・・・・・・じゅっ・・・ちゅ・・・ぴ、ちゅ」
一旦、男のモノを口から出し、舌で表面をなぞって行く。
その間に空いていた手で男の柔袋を掴みゆっくりと揉み解していった。
「んっちゅぅ・・・ぴちゃ・・・はぁ・・・」
側面を唇で軽く咥えたり裏側の筋を舌で上下させ、別の手では亀頭をさすり刺激を与えていく。
男のモノからあふれた液体が鼻につくが少女は行為を続けた。
291名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 08:03:39 ID:Gp8eek2c
(3)

「咥えろ」
その言葉を受け根元に添えていた舌をゆっくりと頂点まで這わせていき、再び口内へと導いた。それと同時に一筋の涎が床にたれる。
「ちゅ、は、ふぅ・・・ぴちゃ・・・じゅ・・・ずず」
「くく・・・やはり君は戦場で斧を振り回すよりもこちら側の方が似合ってると思うね」
「く、うぅん・・・は・・・ひ・・・じゅぅ・・・」
男は少女の髪を掬い上げる。瞑られた瞳には涙が浮かび、そこに収まりきれなくなった水が頬を濡らしていた。
「ここに初めて来た時よりも随分とうまくなった」
「じゅぅ・・・ちゅぱ・・・ちゅ・・ゅ・・・く・・・ぅう」
「・・・だが」
懸命に動かしている頭が男の両手で不意にはさまれ
「私を満足させるにはまだほど遠いな」
そう言うと男は自分の力で無理やり少女の頭を動かし始めた。
「んむぅ!?・・・ぐぅ、が、んむんぅう!!!」
突然の行為で対処できず、喉の奥までもが犯されていき、激しい嘔吐感に襲われるがそれを忘れさせられるほど激しい。
「ひぅん・・・じゅゆゅ・・・じゅぽ・・・ぁあ、んぐぁ!!」
揺すられるたびに頭に付けられたリボンが弱々しく踊った。
少女の口からはダラダラと涎や滴が顎をつたいこぼれていくが、男はそんなことに構いもせずに行為を続けていく。
「ひぁ・・・ちゅ・・・ぐぅうぁ、あ、んぁ・・・は・・・じゅぅゆぅ、ず、じゅずずず」
顔を真っ赤にし涙を流しながら男の行為を受け必死に舌を這わせる少女、二本の手からは既に力が抜け、ダラリと落ちされるがままになっていた。
「ぁあぁんちゅあ・・・が・・・・・・はっんぅ・・・ひ・・・ちゅ・・じゅう」
はやく終わって、そう願い耐え続ける彼女の思いがかなったのか
「出すぞ」
そう言うや男は少女の口内に陰茎を更に奥につきいれ
「んぐぁっ」
己の中でのたうっていたモノを放った
少女の全身に戦慄が走る
「は、は、・・・んぐあぁぁああぁぁあぁっっあっあっぁ」
顔が体が心が汚される
「ううう……んぐ…ん・・・あぁ・・・・・・うぅ、ん・・・」
喉をならし、少女は放たれた灼熱のモノを懸命に飲み込んでいった。
全てを出し切った男は満足そうに自分のモノを引き抜く。
そして少女の唇から飲みきれなかった液体が零れている事に気がついた。
それを親指ですくいあげ少女の前に差し出す。
「――――・・・」
虚ろげな瞳でそれを見た少女は痺れきった舌をゆっくりと絡め、舐めとっていった――――


292名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 08:12:03 ID:Gp8eek2c
途中書き

こんにちは>>251です。
投下させて頂きました。楽しんで頂ければ幸いです。
今回はこちら側の都合で途中までしか投下できず申し訳ございません。
出かけ先でも書き続け家に戻りしだい投下したいと考えています。
他の方みたいにまだうまく書く事はできませんが今後も勉強していきますのでどうかよろしくお願いします。
293名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 09:35:49 ID:vua+pmDj
    ∩
    ( ⌒)     ∩_ _
   /,. ノ      i .,,E)
  ./ /"      / /"
  ./ / _、_   / ノ' わっふるわっふるわっふるわっふぉおおおおおお
 / / ,_ノ` )/ /
(       /
 ヽ     |
  \    \
294名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 10:51:22 ID:EezD7mk/
>>289-291
お疲れ!
カセドリア最低だな

(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
295名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 15:00:45 ID:Y6iOKXYv
GJ!
きっとカセ民倍増するな…
296名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:43:57 ID:5sGV/Deg
びんびん丸がワッフルの音頭を取らせて頂きます

   ∩
  ( ゚∀゚)彡 ソーレ、わっふるわっふる!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
297名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:44:50 ID:5sGV/Deg
    ∩
  ( ゚∀゚ ) ズレタッ!
  (  ⊂|
   |   | 
   し ⌒J
298名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 12:24:29 ID:31sMJB9j
>>289-291
カセドリア最低だな!

>>297
ちょんまげwwwww
299名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 16:55:36 ID:lSfOb04s
ワーカーグラス+16にしたよー\(^o^)/
300名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 21:39:27 ID:MeXs/4qA
最近の鬱展開とガチエロが頭のなかで悪魔合体して変な電波が飛んできた。

ホルの弱さに業を煮やしたワドリーテが出陣するも味方の不思議空間に見捨てられて哀れゲブの捕虜に。
兵士に売られチンピラどもにリンカーンされそうになるところを貧民街を通りかかったライル様に救出される。
慰み者にするかと思っていた相手の紳士な対応に驚くワド様、過去の話なんか聞いちゃったりしつつ次第に女と女王の間で心が揺れる。
お互い平民に化けてゲブ城下を視察イベントでさらに二人の仲が接近、まんざらでもなさそうなライル様。
その二人のことを塀の影から見詰め、「あの女は危険だ……」と呟くサー・ケイ。
監禁され調教ry
洗脳されホルに帰った後も裸で城下を乳牛プレry
301名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:20:50 ID:ca6FuFqX
メンテが終わりません、って事で…いきますよ〜w
302名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:21:31 ID:ca6FuFqX
【1】

「らめッ、らめぇぇ!そ、そこもうやめッ…ッひぅんっ!」
頭がぼ〜っとして、呂律の回らない声が勝手に喉からこぼれていく。
全身が震えて立っているのがやっと。腰や太ももが痙攣したようにカクカクして、自分のものではないみたいだ。
熱病にうなされるあの感覚に似た、でも…もっと切なさを伴った切羽詰った疼き。
こんな、こんなに気持ちいいなんて…知らなかった。知りたくなかった。
「ダメ、ですか? じゃぁ、こうしたら…」
スカートの中に潜り込んだ「あの人」のくぐもった声が悪戯っぽく囁き、それまで焦らすように弄んでいた私の…その、
差し出された大事な部分にゾクリとする刺激を加えてくる。
コリコリと蠢く歯の感触が痺れとなって、頭の中を真っ白に塗りつぶし、とっくに脱がされて素肌を晒しているアソコから、
ひとすじのはしたない雫が、つぅっと内腿を伝っていく。
「ひにゃぁぁッ!か、噛んじゃイヤぁぁッ! そんなにさりぇたりゃ…ッ」
足を広げたまま、私は頭をぶんぶん振りたくリ、懇願する。
見えない分、どこをどうされるのか分からない。それでなくてもソコは今まで極力触れずにいたところ。私じゃない、私のアソコ。
「もぅ。デニスさんはわがままですねぇ、ダメダメばかりじゃ私も困ってしまいます」
淫らな攻撃を止める事なく、子供を咎めるような優しい声。
きっとその顔は今も笑顔なんだろうな…。お願い、私の知っている「あの人」に戻って……。
涙目でなすがままにされるしかない私の願いは、もちろん届くことはない。
スカートの中でもぞもぞ動き続けながら、夢中になって私をいぢめているのだ。こっちの顔は見えないし、口にしても…多分聞いてはくれないだろう。
壁に背を預け、みっともなく拡げられた両足はとっくに限界を超えて今にもへたり込みそうだった。
そんな状態でもなお、座り込むこともできず、足の間にかがみこんで入り込んでいる人からの強烈な刺激に、
私は神経がマヒしてしまったかのように、ただ鳴くばかり。
「さぁ、ではもう1回見せて下さいね」
とたんにぞぞぞぞ、っと背筋を這い上がる快感。
腰周りの布地の奥で、そんな言葉と共に激しくなる動き。
「ヒっ!い、いやらぁァァッ!も、もうやら…しにゃいでぇ…ぃ、んぁくッ! イ、イ…イかせないりぇぇえェッ!」
もうどっちが地面でどっちが天井なのかすらわからず、私は追い立てられていく。

あぁ、また…きちゃう。
また…、あれを、あのものすごいのがきちゃうんだ。

気持ちよくなっちゃダメ。
でも気持ちよくて…。
私は、女の子なのに…こんなの知ったらダメなのに。
でも気持ちよくて…。

理性と欲望がどろどろの頭の中でせめぎ合う。
その間にも、股間を襲う甘い感覚はとどまることを知らずに、なお激しさを増していく。
303名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:23:39 ID:ca6FuFqX
【2】

「もう、もうらめ、出るッ、でりゃうぅぅうぅッ!」
カクカクと腰が勝手に動き始めてしまう。あぁ、これ、この感覚だ。くる──。
私の身体の変化を敏感に察知して、
「クス、もう限界みたいですね」
ドクン、ドクンと熱く脈打つソレを包みこんでいた唇の動きが、強く嬲るように激しくなった。
「あぁァッ! そりぇ、気持ちいいですッ、ソレぇェ!」
細い指が根元に添えられ、ぬめる舌先と同調してソコをこすりたてられた。
間髪いれずに、もう片方の指がくちゅり、と音を立てて私の奥に潜り込み…そのまま中をぐるぐるかき回していく。
「やぇひゃわァぁぁッ!りょ、両方ッ、どっちもあァあぁあァァ──ッ!!」
「っぷぁッ、うふふ…。どうですか? デニスさんだけが味わえる感覚ですよ?」
先っちょから口を離して、私の反応を楽しむかのような…ほくそ笑む小さな声。
「い、イぃですッ! あぁッ、すごくて…ま、またぁ、アレが来ちゃいますうぅぅッ!!」
「どっちがいいですか?」
シュッシュと擦りながら、吹き付けられる息。ビクビクとそこが震えるのが自分でも分かった。
からかう様な問いに、私はあられもなく叫ぶ。
「ぉ、男の子! 男の子の方がイっちゃいまふぁァッ──!白いの、また出ちゃうッ!」
「あら、デニスさんはれっきとした女性ですのに…。ここから、そんなに出したいのですか?」
「あァぁぁ、い、いぢわるしないりぇ、だ、出させてぇぇ! ぴゅってしたいの! おちんちん、破裂しちゃうぅぅぅッ!!」
誰にも知られていなかった「ハズ」の私の秘密。
今日この日まで知らなかった未知の感覚、射精感に揺さぶられるまま、私は涎を流しながら浅ましくおねだりしてしまう。
もうなんでもいい、お願いだから出させて。
気持ちいい、アレを早く、早く──。
「えぇ、たっぷり出してくださいね」
「あの人」が短く言って、再び私の男の子を自らの口の中へ飲み込んでいった。
「あひゃぅぁァぁァッ!」
痛いほど硬くなった先端を、舌先でくすぐられる。弄ばれるその全ての感覚が、電撃のように背筋を貫いていく。
「りゃ、りゃめ…もうで、で…あぁッ!あッ!あッ!」
小さな口で、じゅぼじゅぼと吸い上げられる。私のソコにかぶりつくようなその音に、沸騰した溶岩のような何かがググっとそこに迫ってきた。
「あぁァぁぁ!ぁふぁァぁぁッ!!  で、でりゅ、でりゅッ──!」
頭が痺れ、呼吸困難のような息遣い。
咥えらた暖かくぬめった口内で、舌先が裏筋を強く舐め上げられたのを感じたその時。
さんざん焦らされていた悦楽が一気に弾け、肉の塊を走り抜けていく。
「はぁァァああッ────っッ!! れた…れてましゅ、射精ッ! いぃッ、イイッきゅぅぅぅぅぅ────!!!!」
どぴゅる、びゅくびゅく!
痙攣するたびに、そこから放たれる圧倒的な開放感。その下の女の花弁もその感覚とリンクして、白濁した蜜を飛沫のように垂れ流す。
「お、男の子も…女の子もイってりゅぅッ!!…ァあぁッ!と、止まらない、お汁が、白いのがッ! まだでりゅぅぅゥ────…ッ!…ッ」
白い喉をそらして、あいた口から舌を伸ばしたまま私は硬直してしまう。

こんなすごい…なんて。気持ちいい。やめたくない。もっともっと、味わいたい。
今まであれだけ忌み嫌っていた、私にあってはならない男の──モノ。
女性には、本来一生縁のない射精という行為が、これほどまでに甘美なものだったとは。
304名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:24:53 ID:ca6FuFqX
【3】

「7回目なのに…またこんなに…、すごいですね」
呆けきって、プルプル震える私の股の間から──同じように熱く火照った呟きが漏れる。
パサリと軽い布擦れの音をさせて、私のスカートがめくられた。辺りにむせ返るような青臭い性臭がたちこめて、放出したその尋常ではない量が
あらわになった。
「ほら、見てください。デニスさんのでベトベトですわ…」
私を絶え間なく攻め続け、股間に淫らな爆発をおこさせたその人は、その顔や髪にべったりとこびりついた白い粘液を見せ付けるようにしながら
足の間から這い出て微笑む。
「とってもヤラしい匂い…それにこの味…今までで一番、かもです」
立ち上がりながら、口の端の精液を舌先でペロリと舐めとり陶酔する。

素材のよさを感じさせる、一見質素ながらも仕立てのよい桃色のドレス。
線の細い、さらりとした長い金色の髪の毛。
白くきめの細かい肌、華奢なその身体は、人間であれは子供のようにも見える。
上気した薄くほほを染めたその顔には、栗色の瞳が怪しい光をたたえ──「長くふさふさとした耳」が興奮冷めやらぬ様にぴくぴくと動いていた。

「ティ、ティファリス…様」
足元の束縛から解放され、ずるずると座り込みながら私はその人の名前を呼ぶ。
ダメだ、もう立てない。何度となく精を絞られ、ロクに声を発することも難しいほどの疲労。
「あら、ギブアップですか?」
顔中に私の吐き出したものをこびりつかせたまま、手を口元にあてて清楚にクスクスと笑う。
その自然な仕草と全身からあふれ出る高貴な雰囲気は、昨日まで私の知っていたエルフの若姫──国民の誰もが慕うそのままの姿。
でも、今日知ったこの人の本性は、どうやらこちらの方だということを…嫌というほど味あわされた。
「な、なんで…どうして…」
首を上げる力すらなく、うつむいて息を整える私。その様子を見下ろして、ティファリス様はきょとんとして首をかしげる。
「気持ちよくなかったですか?」
「……そうじゃ、ありません……どうしてこんなこと…」
的外れな返答に、問いただす私の言葉。指を唇に当てて、不思議そうに聞く綺麗なその表情がやんわりと緩む。
「もぅ。ですから説明したじゃありませんか、デニスさんったら」
ニコニコとしながらも困ったように。
「錬金術…キマイラでしたよね? その合成薬研究で、自ら被験体として臨んだ実験と失敗。その結果雌雄同体の素敵な身体を手に入れたこと──」
「ラボは閉鎖されて困っていらした事──」
髪についた精液をすくい取り、指でにちゃにちゃと揉み解しながら、ティファリス様は微笑む。
「カセドリアは知っての通り、建国間もない小国ではありますが、個人のそれくらいのことは簡単に調べがつくんですよ?」
「でも…なぜあなた、が…」
その答えも何度も聞いたけど、いまだ納得できない。
ティファリス様はその美貌に相応しい、温厚で誠実な…間違ってもこんな事をするような方では──…。
「デニスさんったら…、おちんちんから精液と一緒に記憶まで吐き出しちゃったんですか?」
その口から出た、下品な冗談。
「閉鎖された研究を国で請け負う…そういえば、あなたをお城に呼ぶことができますよね?」
「私、一度でいいから貴方の様な人を味見してみたかったんですよ」
指の間で粘つきながら糸を引く、私の吐き出したものを、じぃっと見つめてこちらの向き。
私がその様子に心を揺さぶられているのを感じたのだろう、ゆっくりとそれを口に含む。
「っはぁ…、ステキな味。女の子なのに、男の子。味もどこか特別な感じがしますわね」
淫靡な…とても1国の主、聖王女の名に相応しいとは思えない…妖しいその仕草。
信仰といっていいほど、慕っていた人のあまりにも落差のある姿に絶望すると同時に、
今まで施された様々な性技を思い出し、私の股間がまた疼きだす。
「奇跡…といっていい身体を持った貴方と出会えた事、神様に感謝しなければなりませんね」
いいながら、また笑顔。
口にする言葉と、首上に浴びた白い汚れさえ無ければ、それは皆がよく知る表の…いや「裏」のティファリス様そのものだった。
305名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:27:16 ID:ca6FuFqX
【4】

「姫様が…こんな…ウソです」
ようやく落ち着いてきた私が小さくかぶりを振る。
「ウソといわれても…。あんなに可愛い声で喜んでらしたじゃないですか。 私の何がご不満なのでしょう?」
「あ、あれは…その」
「それに、デニスさんは聞いた事がありませんか?」
こちらの呟きを遮って、ティファリス様は私を見て尋ねる。
「カセドリアの姫は、無類のバナナ好きだ───。と」
「そ、それが…?」
唐突な質問に私は意図を測りかねた。
その話は国の誰もが知っているものだった。本人を目の前にしていうのもなんだけれど、都市伝説みたいなものだ。
「事実ですよ、その話」
あっさりと、どこか楽しげに認め、
「ただし──、殿方の「バナナ」が……ですけど、ね」
ティファリス様は、情欲に支配された…今まで以上の妖しい光をその瞳に映し出す。

うそ、なんで──?

ムクリと股間の部分が反応し、慌ててそこを隠そうする私。
だが意志に反して鎌首を徐々に持ち上げていく肉棒が、座り込んだままのスカートを持ち上げ、三角の盛り上がりを形作った。
「今までお城の人たちとか、たまに新兵の方達をつまみ食いしてきたんですけど」
めざとくそれを確認すると、ティファリス様は、座り込んだままの私の横にしゃがみこんで言う。
「そうそう。国の兵力にバラつきがあるでしょう? あれも私のせいです」
「……?」
「ウォリアーの方は、ともすれば乱暴ですし、ソーサラーの方は皆さん鍛えてない分、持久力が物足りなくて…」
全く関係のないような話題を口にしながらバサっとスカートを捲り上げ、私のそこを外気にさらす。
すっかり硬さを取り戻してしまったおちんちんが、澄んだ瞳に凝視され、羞恥と興奮にピクリと震える。
「あ…ぁあ…」
「スカウトさんは手先が器用で、テクニックがあるし相性がいいんですよ。だから贔屓しちゃってます。 内緒…ですよ?」
いってペロっと悪戯っぽく舌を出す。
差し出されたその若木のような美しい指が…、私の男の子をきゅっと握る。
皮をかむったまま肥大化していた敏感なそこを、人差し指と親指でつまみ引きおろす。
「うァあぁッひィっ!」
真っ赤なルビーのように、硬く色づいた亀頭を過激に露出され私は腰を跳ね上げて悲鳴を上げる。
「でももぅいいんです、デニスさんみたいに…」
エラの部分をくにくにと揉み解しながら、顔をよせていくティファリス様。
「女の子としても、男の子としても楽しめる方を見つけちゃったんですもの」
熱い息がそこに吹きかけられる。匂いを楽しむように、息を吸い込んでうっとりしたかと思うと
その可憐な口がすうっと開かれ、奥から小さな舌先が伸びて…ソコに近づいていく。
「これからずっと、お相手をお願いしますね?」
「そ、そ…そんな…」
そのスローモーションのような動きに魅入られたように、身動きできない私に出来たのは、
僅かな呟きを漏らすことだけだった。
306名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:28:01 ID:ca6FuFqX
【5】

あぁ…、また。
おっきくされて、どっちもいぢめられて…いっぱい、いっぱい泣かされちゃう…。

「も、もぅ出ません、や…やめ…」

私のアレに近づいていくティファリス様のちろちろと蠢く舌先。
それを凝視したまま、イヤイヤと私は首を振る。

「では、8回目……ですね、あ〜〜〜……ん」

訴えを無視して、大きく口を開けたティファリス様が──。
私のおちんちんを、ぱくりと咥え込んだ。

「いやぁぁぁッ! またっ、また……気持ちいいのがッ! も、もう許してぇぇェッ!!」


あぁ、なんでこんなことに…。
私、これからどうなって、どうされちゃうんだろう…。

ついさっきと同じように、舌の回らない声を上げながら私は……これからの自分の行く末を案じる事しかできなかった。
307名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:28:36 ID:ca6FuFqX
まいどども、>>24>>116でございまーす。

メンテの余りの長さに、書き始めた3作目が完成してしまった罠。
ってことで投下します。
カセドリア、最低だな!の流れに乗って…その国の名物姫と、キマ血の女の子のお話です。

既成のキャラを使う上に、こんなニッチなネタ…ドン引きされたらどうしよう…(;ω;)
でも僅かでも「GJ!」といって貰える人がいたなら、ビクンビクンして喜びます。

ネタのヒントになったのは、>>289氏のお話だったりします。
まさか外道なカセ兵君も、姫様がこんなことしてるとは思うまい!というのが、大元のきっかけというww

書いてる本人がカセ所属なので、今までどーしてもカセネタばっかりになってましたが……


最近ネツにキャラ作りました。




……ロリフラグ立つかもしれません。   いえウソですけどね。

では、また機会があれば参上しますー(・▽・)ノシ
308名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:39:54 ID:ilrQfQNV
GJw俺好みのSSだった
309名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 11:12:57 ID:Czm2I+jN
姫は貴重なエルフですから種の存続のためにも種付けさせていただく
姫「あんあん」

〜fin〜
310名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 11:41:04 ID:Y9cT4p0T
>>309
二行かよwww
311名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 15:54:02 ID:CYa5vkME
〜fin〜
312名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 20:16:19 ID:H31WANdw
>>302-307
GJ!
【1】から既に始まっちゃってるパターンが、こんなに興奮するものとは・・・
ちょっとカセにキャラ作ってくるわノシ

313名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 00:56:43 ID:csu1Aadx
読み終えて満足した後、ふとしたきっかけで
雷皿♂のバナナが叩き売られている姿を想像してしまった俺の性欲はドコヘ
314名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 06:40:58 ID:fHuPW9oj
まんこ丸出しでカクタス鎧着た4顔が、鎧の乳首突起部分が、地面に突き刺さり抜けなくなるSS希望
315名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:28:12 ID:V0mbofaq
>>289の続きを投下させていだだきます
316名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:28:56 ID:V0mbofaq
(4)

男の指についた液体を舐めきり口を離す。その時にできた滴の橋が少女の舌と男の指をつなぎ、そして途切れた。
乳色をしていた少女の体は赤くそまり、か細く呼吸を繰り返す。力の抜けた瞳で放心状態になりながらも少女は男を見上げる。
そんな少女の腕を男は掴み上げ、ベットの前まで誘導し顎で次に何をするかを無言で催促した。
「・・・・・・」
のろのろとベットに上がり膝をつき、瞳から一筋の涙をこぼしながらつ伏せになった。そして自らの桃尻を上げていく。
「そうじゃないだろう」
もの覚えの悪い子供を叱るように男は喋る。
「・・・う・・・ぅぅ・・・」
嗚咽が漏れそうになる唇を噛み締める。ベットが軽くきしみ布の擦れるかすかな音がする。
少女は腕をまわし自らスカートをたくし上げ、もう一つの手はシーツを固く握り締めていた。
「・・・うあ、ぁ・・・あぁぁあ・・・」
悔しさか、悲しさか、少女はとうとう堪えきらずに泣く、涙がシーツを深く染めていった。
男は少女が自らたくし上げあらわにした部分をやさしくふれながら言う。
「なにを泣いている・・・ここにきた初日からのことだろ」
だが、男の声には威圧するような声色はなく、むしろ喜んでいるように聞こえていた。

――――まだ汚れていない

男はこの少女と出合った戦場を思い出す。傷ついた仲間を庇い、ただ一人立ち向かっていた。全身を傷つかせ、
武具が弾き飛ばされ、両膝を地面につかせてもなお立ち向かってくる。
ひとめぼれだったのかもしれない。
それがたとえどんなに歪んだものだったとしても、これは恋にも近い感情があった。
それだけは否定できないし、させはしない。
だからこそ自分は少女を手に入れた。そしてこの行為が少女の心を深くエグルことになったとしても・・・

男はそこで頭をふり、自分の思考を元に戻した。
(今は・・・何も考えたくない・・・)
ただ、この少女を汚す、それだけのことだ。
触れていた指をゆっくりと少女の秘唇に持っていき、黒いショーツの上をはわせる。
「・・・ゃ、やだぁ・・・」
イヤイヤをし、腰をくねらせ少女は抵抗する。その姿を見た男は意外な言葉を投げかけた。
「傷つくな・・・」
「・・・えっ?」
男の方を恐る恐る少女は振り向いた。その表情には困惑の色が隠せていない、だが
「いくらイヤでも顔だけじゃなく腰まで使わなくてもいんじゃないのか?」
瞬間、少女の顔が紅色に染まる。
「ふ、ふざ・・・ひぃう!」
秘唇を強く押し、擦りあげる事によって少女の言葉を無理やり黙らせ、男はからかうように喋り続けた。
「君が嫌がり、泣いてる事はおもおも承知だったが・・・」
「んあっ・・・あ、あぁ・・・んうぅ、ぁあっ」
ほぐすように少女の桃尻を揉みあげ、一方では二本指の腹でやわやわと秘唇に刺激をあたえていく。
「なにも・・・ここでも泣かなかないでほしいな」
クチュゥ・・・
指の先でショーツの上から押し付け水音が溢れ出す。
「ひぃう・・・ふ・・・ふぅ・・・」
「はは・・・しかもこの涙、やけに粘り気が強い」
ソコに触れていた指を離し、親指と絡める。
指には糸がひき、ショーツからはすでに痴液が溢れ膝をつたいガーターストッキングを深色に濡らしていた。
317名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:29:49 ID:V0mbofaq
(5)

「ふざけないで!!!」
部屋に怒声が響いた。
「ふざけないでよ!!わ、私が、どれだけいやか分かって、るんでしょ・・・なんで・・・なんで・・・・・・」
一瞬の覇気はすぐに身を潜め、弱くなっていきじょじょに擦れていく。
こんな屈辱的なこと、ただでさえ嫌なのに、この男は・・・この男は・・・
ベットに顔を埋め、少女は本格的にシーツを濡らし始めた。
「ふざけてなどいない」
「え・・・」
少女が振り向くと同時に男はショーツをずらした。そこに溜められていた少女の痴液があふれ出し、部屋の空気が冷やす。
「・・・くぅん」
再びベットに顔を埋める。
「・・・顔をあげろ、と言っているだろ」
おもむろに男は少女の髪に手を伸ばし、その銀髪を掴み上げた。
「い、いたい・・・」
「これしきの事で痛いなんて言ってると、これからが大変だぞ」
心なしか男の声がこれからおもちゃで遊ぶ子供のような感じに聞こえ、形容しがたい恐怖が少女の中をめぐった。
「今日は・・・」
一呼吸おき、男は宣告した。
「挿入れさせてもらうぞ」
その宣告を聞き瞬時に少女の顔が青くなった。そして悲鳴をあげる。
「や・・・やだ、やだ、やだあぁぁぁ」
髪を掴みあげられているためろくに抵抗することができないが少女は声を上げることによって己の拒否の意思を伝える。
自分の大切なところに挿入れられる。この男にここに連れてこられた時点でいつかくる事だとは思っていた。
だが、それでも、それだけはイヤだった。
どんなに汚されたとしても、ここだけは自分が心の底から愛した人にのみあげたかった。
たったそれだけのシンプルな思い。
「い、いつものようにするから、それだけは許してえぇ」
ただ守りたい
「ほう・・・いつものように、とは?」
「わ、わたしのあそこで・・・そ、ソレを・・・こす、る・・・こ・・・と」
そう言い、自ら桃尻を突き上げる。
どんなに恥ずかしくても、屈辱的でも守りたい、可能な限り。
「だ、だから・・・おねがい・・・ゆるし、て・・・」
男は僅かに思考巡らし、少女に問いかけた。
「ところでだ、誰がここに挿入れると言った」
男の声が1オクターブ下がる。
「いかに私だって嫌がる女性を無理やり奪ったりはしない。ここは君が自ら求めて来たときのみ楽しませてもらうつもりだ」
「そんな、こと・・・」
もとめるわけない、と訴えようとした少女の言葉は男に遮られる。
「だから今日はこっちで楽しませてもらう」
髪をはなし、少女の桃尻に手を伸ばし軽く開く。そして一方の親指の腹で少女のすぼみにグリグリと押し付けた。
「ひゃあっ!?」
腰がひき、体が軽く仰け反る。男は逃がしはしないといった感じにさらに強く刺激を与えていく。
「ひ、なに?なにをするの?」
そんな彼女の問いに何を分かりきったことを、といった感じで男は答えた。
「だから、ここに挿入れさせてもらう」
318名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:30:46 ID:V0mbofaq
(6)

少女は男がこれからする事を理解した。
「無理、そんなのぜったいむりぃ!」
イヤでも一週間近く男の股間に生えたモノを間近で見せられ続けその大きさは記憶している。
それを入れるなんて不可能、そもそもここに入れるなんて聞いたこともなく、あったとしても理解すらしたくない。
「安心しろ。さっきはああ言ったが、私は女性の痛がるような姿はあまり見たくない。そこでいいものがある」
そう言い男は獣の牙に模した小瓶を取り出した。中には黄緑色をした液体が入っている。
「・・・キマイラブラッド」
それを見た少女は呟く
「さすがに知っているか」
ニヤリと笑い、巻かれた紐を解きコルクを引き拭く。男はその中身を自分の指の上にたらした。
ドロッとした液体が現れる。
「これとクリスタルを併用することによって我々はあの忌々しい化け物を召喚することができる。だが、これ単体を使った場合は」
液体の乗った指を少女のすぼみに近づけた。
「強力な催淫剤となる」
言うやいなやすぼみにその液体を塗りつける。
「ひ・・・や・・・」
その滑りを利用して男は指を侵入させ、グリグリと少女の肛内を弄る
「あ・・・ぐぅ・・・気持ち、悪い・・・」
本来ならありえない感覚が少女の内を駆け巡り、嫌悪と困惑を漏らしていく。男はそんな少女を無視し、さらに深く指を深く侵入させていった。
「う、う・・・は、あぁ、あ・・・やぁ」
指の第二関節まで侵入させ、男は一旦指を抜き再び液体をたらして再度少女のすぼみに塗りたくっていった。
諦めか、疲労感か少女はたいした抵抗もすることなく男の行為を受ける。
「そろそろ、だな」
気分はどうだ?と、付け加えた。
「ど、どうって・・・・・・ふぁ・・・・・・あぁぁっっあああぁぁぁ!?」
少女の細い体が大きく跳ね返り、ベットが揺れる。
「クク・・・どうした?」
耳元に口を近づけ、太ももを必死に擦り合わせ唇から涎を足らす少女の髪の毛で遊びながら男は問う。
「むず、がゆ・・・あぁ・・・あつ、い・・・うあぁぁ」
膝から手をはわせゆっくりと上になぞっていく。
ニチュ・・・
男の手に少女の痴液が触れる感触があった。そのまま手をすすめすぼみに軽く触れた。
「ふぁあぁぁん」
「どれ、もう少し足してみるか」
再び男は液体を取り出し塗り上げていった。指を入れ内壁を揉み上げ、内外すべにまんべんなく塗っていく。
少女は男の指が内で蠢くたびに思考が剥ぎ取られ、とどめをさすかのようにむず痒いような熱いような感覚が全身の力を奪っていく。
「あぁぁ・・・ダメ・・・そこダメェ・・・・・・」
「催淫剤を使ったとしてもほぐしとかなければ挿入れた後が大変そうだからな」
すぼみにもう一本指を入れ、かるく開閉させる。そして空いたところに軽く息を吹きかけた。
「はひ・・・ぃぃ・・・」
全身は朱色に染まり、秘唇からはすでに痴液であふれかえり、乳首は服の下からでも分かるほど突起していた。
そしてすぼみはイヤらしく染まりあがり、少女の意思に背いて今か今かと期待するかのようにピクピクとさえずる。
319名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:31:31 ID:V0mbofaq
(7)

「では、挿入れさせてもらおうか・・・」
「・・・ぃ・・・ぃ・・・・・・」
イヤ、と言いたかった。しかし疼きと熱さがそれを許さない。そしてすぼみに固く熱い何かの先端が触れる。
「ぁ・・・ぁ・・・あぁ・・・」
ズブゥ・・・―――――
「ひぎぃぃいいいぃぅぅうううう!!!」
男のモノがゆっくりと少しずつすぼみの内へと埋まっていき、少女はシーツをきつく握り締めながら身震いをする。
「どんどん入っていくな」
時たま男は動きをとめ、少女の姿を観察しまた侵入を行う。
「ぬ、ぬいて・・・ぬいてよぉぉ!」
ボタボタと涙を流し腰を左右に振って少女は拒絶するがそれがまた男のモノへの刺激となっていき。
そして、全てが収まった。
「――――っっっっくぅああぁあぁぁんっっ」
全身で激しい呼吸を行う少女。男は収まったモノを引き抜き始め、少女は自分の中の物全てが引き出される恐怖を覚える。
「んあぁぁが、はぁぁあぁんぅぅうう」
この行為に嫌悪しながらも痛み以上の快楽を覚えた。涙が止まらなかった。
「まんざらでもなさそうじゃないか」
言って男は本格的なストロークを開始した。
「あぁぁっっあ、んぅぅ・・・くぅぅううん」
粘液の飛び散る音、ぶつかり合う音、服の擦れる音、ベットの軋む音、そして少女の鳴く声。
「ひぅ、ひ・・・ひゃあぁぁん・・・・・・」
これらすべてが混ざり合い、男の感覚を鈍らせていく。そしてさらに激しく腰を振りうちつけた。
「うぁあ、んひぐぅ・・・な、なんでぇ・・・なん・・・くぅん」
「どうした」
息を荒ただしく男は言う
「か、からだがぁあ、勝手に・・・ひぅうん動いちゃ、ぅうのぉぉんあぁぁ・・・やだぁあぁぁ」
火照った呼吸を行い少女は望まない快楽に翻弄させられ、口からは涎がトロトロと垂れていく。
「ひぃぅん、ぃいひくぅ・・・・・・うあっぃきぅぅっ!!」
「だいぶ、効いてきたようだな・・・」
すぼみから電流がはしり、首筋の後ろや頭の頂点、そして視界がチカチカとする。
心では拒否していても体が求める。もし、もしもこれがあそこにでも使われたとしたら自分の意思と関係なくこの男を求めてしまうかもしれない。
なんだ・・・この男は元々私の意思なんて関係ないんだ・・・
ただ、私の苦しむ姿が見たいだけなんだ・・・
快楽とは別の涙がこぼれ、諦めを悟ったかのように少女の体からは力が抜けていく。
少女の考えに感づいたのか男は腰をうちつけながら喋りだした。
「私はこれを君のあそこに使うようなマネはしない。言っただろ君の意思で自ら求めた時のみだと」
「ぅ・・・あぁ・・・んきぅいぃぃあぁぁぁあ」
「・・・だから、安心してくれ」
静かにそう言って男はさらに強く少女の内をえぐった。少女の体が激しく跳ねる。
「あぁぁあああんぅぅぅ、ひきぁうぅ、だめ、もうだめぇぇええぇ!!き、きちゃうぅぅふわぁぁああぁっっ」
「私もそろそろ、限界だ」
「あぁ、あ、あ・・・くる、きちゃう・・・やあぁぁぁぁぁあああぁぁ」
少女がいったやいなや男は内に白く濁った液体を吐き出した

「っっっっっっっっっんああぁぁ!!ああぁぁあああぁ、ああぁあぁぁっあああぁっ!!!!!」

弓なりに体を仰け反らせ少女はビクビクと痙攣する。
催淫剤を使われたとはいえありえない所で絶頂かされ、あげくのはてには男のけがわらしい液体を受け入れた。
霧がかかる頭の中には悔しさだけがあった。
男は少女のすぼみからモノを引き抜いた。それと同時にすぼみから己の出した白濁とした液体が溢れ、垂れていく。
そして、少女は糸が切れたようにベットの上に倒れこんだ。
320名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:32:07 ID:V0mbofaq
(8)

男は身支度を整え部屋を出る前に少女を見た。ベットの上で衣服は乱れ、涙の後を残しながら眠りについている少女がいた。
そっと近づき少女の前髪をすくい、そしてその額に軽くキスをする。
「・・・・・・すまない」
静かにそう呟き暗闇に消えていった。

 ※    ※    ※

少女は目を覚ました。
部屋は明るく、窓からは明るい太陽の光がこぼれていた。
眩しそうにしながら目を擦りあたりを見回す。昨日とは別の部屋に寝かされており、いつのまにか夜具に着替えさせられていた。
この部屋は少女に与えられ、昨晩の部屋とは別の場所。
体も特に汚れてはいないが、ジンジンとする下半身の部位が昨晩の行為が真実だった事を物語っている。
泣きたくなる自分を抑え少女は起き上がり近くの椅子に座って髪をとかす。このクシもあの男が持ってきた物だが他にないのではしょうがない。
不意に机の上に置かれた手紙が目に入った。
手紙にはこう書かれていた
――よく眠れたかどうか
――体は大丈夫か
――食事は使用人に持たせる
――屋敷内は好きに出歩いてよい、好きにしてよい
――ただし逃げ出すようなマネはするな

そして

今晩もまたあの部屋で男を待っていること

毎日のように同じ手紙が置かれている事がおかしいのか少女は楽しそうに手紙をちぎりばらまく。
これが些細な抵抗になるような気がした。
髪をとかしおわり窓際にたち窓を開ける。気持ちい風が少女の頬を撫でてきた。
外にあの男が仲間と思われる者たちと一緒にいるのが見えた。全員が物々しい格好をし武具を持っている。
一瞬こちらを見たような気がしたがすぐに少女の視界から消えて行ってしまった。

今日もどこかで争いが起こっているらしい。

少女は瞳をつぶり、しばらくの間朝の光に身を包ました――――

そしてまた、夜は来る――――――

321名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:39:05 ID:V0mbofaq
こんにちは>>289です
出先で他の人に見られないようにビクビクしながら書いてましたが
完成させ投下することができました。
やや特殊なシチュなので楽しんで貰えるかちと不安です。
まだ荒削りな部分もありますが次も頑張りますのでよろしくお願いします。

追伸

あの聖王女さまは予想外でしたw
こんな手もあったかと布団にもぐり携帯で読みながらビクンビクンしてましたww

ではでは・・・
322名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:44:53 ID:RLTbAhCT
微妙な心情が織り交ぜられてて今後の妄想が膨らむのであります!
そして私の中では気分いい物語として完結しそうであります!
なんにせよお疲れ様でありました!そして…

  ,彡ニ三三三三三三三ニ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
  ,彡ニ三三三三ニ三三ニニ;〃ヾ、;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
 ,彡彡,'',ニ=ミミミ三三三三ニニ彡  `゙゙''ー-、;:;:;:;/;:;/
 ',彡'/ r' ノヽヾミ三三三三三彡'   _,,,,,,、ヽ;:;ィ''|
  彡'|.|(‐'''" 'iミニニ三彡"´ ̄     `゙゙ー'  ;;;:|   _,,,,._                、-r    r--,      、-r
.  彡i、ヾ ('  ヾミニ三'          __,,、 ....ノ   / .,','" ̄',〈... _,,,_   _,,,_   _,,,,,| |     ~`l |  _,,,_   | |,,,,,_
  彡ゝ `'' "  |ミミミ'       ‐'"ひi,;'´  ,ィ;;ァ'  { {   ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l      .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
   '彳`ー‐i  |ミミミ'          `゙ーシ'   |、ニ'  .ゝヽ、 ~]| ,i i  i l i l  i i .i i  .i .i      .| | i i  i l  .| i  .i |
 --、/    i  |ミミ         .,,r‐''"   | ノ    `ー-‐'"  ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ     .l l  ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
 く'ノ    :i  ミミ         ´  ., '   |'                              (~'-'ノ
 、\     .l  ヾ            .ノ(_,,、.   |                            `~~
 :\ヽ,   ヽ          /   `t‐一'        __
 ::::ヽ ヽ   `::.       ,; '      .:i          〈  ヽ
 :::::::ヘ ヽ    `::.        ''"⌒゙''一ノ           |   }
 ::::::::::ヘ.ヽ    ヽ、       ` ー'ーノ            !>'⌒ヽ、
 ::::::::::::::ヽヘ     `ー┬‐一;;''""´           /ヽ、 ,  )
 \、:::::::::ヽヽ      /::ヘ ) `゙'ー、_         /:::::::::Τ  ̄ `l
 〃`゙ー、;;;;\\   /i:::::::丿 ' , ' , '`゙ヽ、      /:::::::::::┼‐- -ノ
323名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:13:31 ID:qOlz8dK5
                   ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
                 〈∨⌒ /\__,,..  -‐ '' " _,,. ‐''´
          〈\   _,,r'" 〉 // //     . ‐''"
           ,ゝ `く/ /  〉 /  ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐''"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
 '-‐ '' "  _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   _-  ちょっとキマイラブラッド作ってくる
 - ‐_+      ;'"  ,;'' ,''   ,;゙ ‐-  ー_- ‐
______,''___,;;"_;;__,,___________
///////////////////////
324名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:19:39 ID:LarlHHgJ
これはGJ、なんか心に残る話だな
325名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:22:59 ID:xjptsgNu
いいねー
輝いてるよー
326名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 03:29:23 ID:qhzG1acd
GJ………!
327名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 15:59:54 ID:OuXMY1Uy
GOD JOB!!!!!

このウォリ子がジェントルメェンに心を開いた甘甘ラブシーンを想像してみた
ふぉおおおおおおおおおおおおおう!

このウォリ子がジェントルメェンに心を開かず更に歪んだラブシーンも想像してみた
ふぉおおおおおおおおおおおおおう!!ふぉおおおおおおおおおう!
328名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:04:33 ID:B11PFn5A
「やめっ!やめさせて!」
雷皿♀は叫んだ
「駄目だな、あいつは新しい玩具をみつけてたのしそうだなぁ?」
「んゆー♪」弓スカ♀は掃除機を雷皿♀のかっている金魚の水槽に突っ込むと、中にいる金魚達が吸い込まれていく
「いやぁぁぁやめて!(泣)」

「ははは、さぁお開きだ、いくぞ」
「んゆー・・」
二人がたちさった後、雷皿♀が掃除機を開けると、靴下や、ハンカチ、1円玉、ゴムバンドその他多数にまぎれ、変わり果てた金魚の姿があった
329名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:05:57 ID:7aXjjgAs
(;^ω^)
330名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:24:30 ID:B11PFn5A
雷皿♀は絶望にふかれ夜の街を歩いた

「もう、あの子達いないんだ・・」
すると路地裏に怪しげな屋台があった
「ドッジボールみたいな大きさ・・金魚・・?」
火皿♀「これは、で目金」
「わぁ」
火皿♀「一回一万円、なんだけど、特別サービスしてあげる」
雷皿♀はで目金をすくおうとするがすくえないまま破れてしまう
火皿♀「・・」火皿♀は手でで目金を掴みペットボトルに放り込むと雷皿♀に手渡す
「いいんですか?」
火皿♀「あなたは優しい子、これからもその想いを忘れないで」
雷皿♀が家に帰りペットボトルを見るとで目金ではなく、大量のオーブが入っていた、
331名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:26:03 ID:MlU+KQMD
( ;∀;)イイハナシダナー
332名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:13:28 ID:SxTUDaMi
>>316-320
GJお疲れさん
どっかやるせない気持ちになるのは
この男の行動に共感を覚えない部分があるからだな
>>316「君が嫌がり、泣いてる事はおもおも承知だったが・・・」
↑特にここが共感できねーw

>>328-330
ある意味、心に残る話だなw
1円玉とかおま・・・
333名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:51:25 ID:6i1xPY4m
_▲_
_、('A`),_
`ー' `ー'
バーミヤン
334名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 10:23:35 ID:iWAb2sw9
ドッジボールの大きさが気になる。
335名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 16:04:46 ID:p6KRfMZD
火皿♀がそれを手で掴んでペットボトルにいれた件
336名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 21:48:11 ID:hDET99NH
じゃあ俺も書くぞ

ライル「ここがいいんだろう?」
豆「あんあんv」

〜fin〜
337名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:43:42 ID:p6KRfMZD
弓スカ♂「はぁぁぁぁぁ」
弓スカ♀「んゆー」
fin
338名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 16:50:30 ID:xa5JTjic
いるんだよな。
適当にやってるから。手を抜いてるから。
そうあらかじめ逃げ道を作っておく奴。

ほんとうは怖いんだろう?
本気でやったところでなにもできやしないと絶望するのが。
339 ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2007/12/01(土) 17:09:00 ID:NpoSgP/6
   。;*          。;*
  .;゚  *;。   ヘへ  .;゚  *;。 
ハァ._▲_゚;  へ/ヘへ _▲_゚;
 ハァ(*'A`)  .| / ヘ.|  (*'-')  ←BL入れてるので
  .†ノ雷ヘヘ  \  / †ノ氷ヘヘ   聞こえない
""""""""""""""""""""""""""""
340名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 03:54:07 ID:CZuk8//3
ここ本当静かだよな
341名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:49:23 ID:y5yur8Uj
しつけが良いから「待て」をされると
モニタの前でハフハフしながら大人しく待ち続けます
だって僕たちマゾですから!
342名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 01:30:56 ID:USdksJWD
いや一緒にされても困る
343名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:10:01 ID:Z0rgo9RW
長文書けたんで投下するよ。
ただ結構長編になっちゃって、前編と後編にわかれるわけ。
そしてエロパロ板にあるまじきことに、後編はちっともエロパロにならない感じ。
なもんで今夜は前半だけ、入魂してとりあえず仕上げたよ。陵辱とかない上百合だけど。
344名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:12:03 ID:6vQpgab/
>>343
それどう考えてもストライク
345343前編1:2007/12/04(火) 02:12:49 ID:Z0rgo9RW
 武芸の名門、ジャンヌ家。その屋敷の西に、やや小さいながら、花々に囲まれた庭園がある。
 普段は庭師しか立ち入らないその庭園の中央で、女たちの密やかな声が交わされていた。
「今度の戦争はいかがでしたか?」
「初陣の者がいた。果敢にもナイトで出撃していたが、召喚解除のしかたがわからんと慌てていたよ」
 若い女たちが静かに笑う声に混じって、かすかな水音が漂う。
 ジャンヌ家の息女が侍女を伴って、戦争の垢を流しているのだった。
 代々伝わる、青く染まった戦装束は、庭園の芝生に脱ぎ捨てられている。
 小さな花園の中央に、どんな花弁よりも可憐な白い肌が花開いている。その肌を、侍女の手ぬぐいを持った細い手が、ゆっくりと伝う。
「姫様は、本当に、戦争で力をふるうのがお好きなのですね」
「『ひいさま』はよせ。物心ついてからずっと戦ってきた、野蛮な私だ。嫌でも戦が好きになる」
「……うらやましゅうございます」
 侍女のほほえみが、ふとかげった。会話が止まり、しばしの間、侍女の手から生まれるかすかな水音だけが空気をゆらした。
「お前はもう、その……戦場には、出ないのか?」
 姫の、主従関係にあるまじきほどに遠慮がちなこの言葉に、侍女はしばらく沈黙し、言葉を探すように、視線を泳がせた。
 けれど、すべてを解決しうる答えなど何処にも転がっていなかったようで、侍女はただ、やるせなく首を振った。
「明日には、嫁ぐ準備をはじめなくてはなりません。嫁げば私は他国の者。戦に出れば、祖国の人々と刃を交えることもありましょう。
姫様とも……ですから私、もう……」
「……お前を見初めた、ライサラ家の三男が恨めしい」
「姫様! 滅多なことをおっしゃってはなりません」
「なに……聞いているのは花くらいだ。私から、幼なじみと、戦友と、僕。一人ずつしかいないそのすべてを、いっぺんに奪おうと言うのだ。
このくらいの恨み言は言わねばならん」
「でも、とても良い縁談なのです、従僕と三男とはいえ、他国同士の縁談は非常に希。もしこれが、完全和平の足がかりになれば……」
「わかっている。わかっているのだ……」
 主従の最後の行水は、滞りなく進んでいく。侍女の手は、やがて仕上げのために、もう一度、主の上半身へかえった。
 名残を惜しむような仕草で、侍女の手が動く。
 うなじの生え際。鎖骨。脇の下。豊かに実った乳房の周囲、その下側。腹部、へそ、そして……。
346343前編2:2007/12/04(火) 02:16:23 ID:Z0rgo9RW
 そして、両足の付け根に侍女の手が潜り込もうとしたとき、姫はかすかに声をうわずらせて、その手を止めようとした。
「そこはいい……自分で、できる」
「どうか、姫様……最後、最後なのです。せめて、隅々まで……」
 その目が切なげに潤んでいた。はじめて見る僕の視線に、姫の抵抗する力は奪われていった。
 主の緊張がほぐれたことを、侍女の手は敏感に察知した。ただ名残を惜しむだけだった指先が、とたんに、貪欲さをあらわにした。
「ひっ……!」
 姫の肉体を言い知れぬ刺激が貫く。手ぬぐいを捨て去った侍女の指が、姫の『核』を守っていた皮膜を唐突に剥いたのだ。
「な、なんだ……なにを!?」
「姫様……楽になすっていてください」
 姫の反応が侍女の行動を飛躍させた。片腕で主の肩を抱き、下腹に潜り込ませた手を、突き上げるように動かした。
「あっ」
 水に濡れた恥毛をかき分けて走った指が、肉を割る。
「姫様のここ、可愛い……はじめて人の指を受け入れて、とまどっている。ご安心ください、お任せください……」
「あ、ああ」
 これがただ別れを惜しむ儀式ではなくなっていることに、姫も薄々気づきはじめていた。
 だが、このヒメゴトが最後の触れ合いになることも、また事実。姫は、拒むことができなかった。身を委ねるしかなかった。
 そして一方で、胸を高鳴らせている自分に気づいていた。『核』が外気に解き放たれた瞬間、姫は、自分の下腹部に潜んでいた何かが、
急速に目覚めていくのを感じていた。
 姫の手は、無意識のうちに侍女に取りすがっていた。
「姫様……」
 肩を抱いていた侍女の手が、姫の乳房に移動した。渦を巻くような軌道で指が這い、徐々に中央へ進んでいく。
「あっ、あっ……ひっやっ」
 奇妙な声が出る。
 侍女の手がもたらす刺激は、あるいは痒みのようにささやかでありながら、同時に、彼女が戦場で受けたどんな一撃より重く、激しく、
その肉体を攻撃した。
347343前編3:2007/12/04(火) 02:19:57 ID:Z0rgo9RW
 そう、それは、もはや攻撃と形容して良いほどに、激烈な刺激だった。
 にも関わらず甘美でもあった。その甘露をむさぼるために、姫の肉体の内側に潜む何かが動きはじめていた。
 下半身が痺れ、震える。
 上半身もまた、その神経中枢が乳房に移ってしまったかのように、自由に動かせない。
 脳の奥が熱い。まるで侍女が、指先から姫の内側をかき回しているような、抗いがたいほどの刺激。
 姫の頭脳が混迷の頂点に達した瞬間、侍女の指もまた、主の乳房の頂点に到達した。
「…………っ!!」
 もはや声にもならなかった。乳房に集中していた神経が、体の内側、全身に向かってはじけた。
 同時に、腰の辺りから侍女の手が潜り込んだ部位に向けて、血があふれるような感覚が走った。
「濡れております……姫様、水ではありません……ああ、嬉しゅうございます」
 侍女の声が熱っぽく変わっていくが、痺れた頭でその内容を理解できるはずもなかった。
 姫はただ、侍女に取りすがった手の力を強くすることしかできなかった。離したら、どこまでも落ちていってしまいそうで。
「はっ……!」
 下半身に潜り込んだ手が、その貪欲さを維持したまま、活動を再開した。
 姫は反射的に腰を浮かしたが、侍女の手から逃げられるはずもなかった。水を張った桶に、かすかに波紋がたったばかりだった。
 侍女の手は、一個の生き物のように、姫の内側をさぐった。
 時にはえぐるように激しく。時には赤子を抱くようにやさしく。二つの属性を持った動きで、肉を割っていく。
 侍女はさらに、ごく不規則な間隔で、姫の『核』に触れた。指ではなく、親指の付け根のやわらかい部分で、なぜるように、こねるように……。
「姫様、腰が……動いております」
「うそ。う、そ……!?」
「なんて、ああなんて……」
「や……言う、な……言わな……」

「いやらしい……」

「ああっ……!」
 侍女の言葉に、姫の、最後の理性が粉砕された。
348名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:23:36 ID:Z0rgo9RW
 肉体が、全神経を襲うこの得体の知れない感覚に、解答をもたらした。

 これは『快楽』だ。
 気持ちいい。
 気持ちいいのだ。

 途端、姫の口から、数々の嬌声がこぼれ落ちた。
 それが快楽であると、身を委ねてもよいものなのだと、心が理解した。血流に乗ってうごめく肉欲たちが、姫のすべてを快楽に染めていく。
「すご、いっ。あ、あっん! こんなっやっ……ひぃっ!!」
「姫様、ひいさまあ。嬉しゅうございます、嬉しゅうございますぅ……」
 責めるばかりの侍女もまた、己の行為が孕んだ背徳を前に、昂っていた。
 侍女の、上気した頬が、姫の頬に触れる。熱い。切なく開いた唇を、侍女の口がふさぐ。
 姫は瞳を閉じた。なにかを意識してのことではない。ただ唇を奪われた瞬間、大量の涙がその瞳に浮かんだのだ。
 侍女の手の動きは、上も、下も、より激しさを増していく。
 姫もまた、快楽の奔流に翻弄されるまま、腰を動かしていた。
 重なった唇から、侍女の舌が入り込んでくる。姫は、遙か昔から約束されていたことのように、自らの舌を、侍女の舌に差し出した。
 声が消滅する。吐息が重なり、混ざる。
 体が溶けてしまいそうな快感は、次第に高まり、熱を持ちはじめる。
 主の肉を貫いた侍女の手が、ついに、姫の最も深い部分を突いた。
「はっ……!」
 快感が爆発し、腰を中心に、体の内側を跳ね回る。
 姫は侍女にすがっていた手を宙に放り出し、その背を大きくのけぞらせた。
 呼吸がとまり、開け放たれた口からは、赤い舌が踊っているのが見える。口の端からは、高貴な者にあるまじき醜い涎が垂れていた。
 その喉が数回、悲鳴のように鳴ったのを合図に、姫の体からあらゆる力が消滅した。
 乳房を弄んでいた侍女の手が素早く動き、墜落しかけた姫の体を抱き止めた。
 侍女の腕の中で身を痙攣させていた姫だったが、やがて肉体が落ち着きを取り戻し、呼吸も、次第に整っていった。
 侍女は姫の内側をえぐった手を桶の水に浸し、失神寸前で朦朧としている姫の顔を見つめた。
349343前編5(4の名前変え忘れちまった:2007/12/04(火) 02:26:09 ID:Z0rgo9RW
「姫様……愛らしゅうございました」
「なんという……従僕だ……こんな……」
 まだかすかに色づいた吐息を混じらせながら、姫は、気丈につぶやいた。
 震えながら、その手を侍女の頬に添える。
「……泣くな。私の体を摘み取っておいて……そんな顔を、見せないでくれ」
「申し訳ありません」
「おまえは、ライサラ家に嫁してしまうのだな……」
 その前に、互いの絆を確かめたかった。
 離ればなれになる前に、その手、その指先に、主の面影を刻みつけたかった。
 そんな侍女の気持ちが、姫には、はっきりとわかった。
「姫様、お許し下さい。どうか……」
「良い」
 姫は侍女の眼からあふれる涙を指に乗せ、その手を太陽に空かした。
 きらめく水滴の一つ一つに、姫と侍女が、映っている。
「……『行くな』と言えれば、こんな想いをしなくてもすんだろうに」
「姫様……」
 それは、できない。
 侍女の縁談には、両家の様々な打算がこもっている。ご破算ともなれば、姫や侍女ばかりでなく、血族や使用人、その他の兵たちにも、累が及ぶ。
 自分一人の孤独を殺すために、その道を選ぶことは、姫にはできないのだった。
「全く……体が火照っている。だが、水が心地よいな」
 姫は、自分を見下ろす侍女に、ほほえんで見せた。彼女が、従僕で、戦友で、幼なじみである侍女に対して与えられる、最後のものだった。
「姫様……」
「もう少しこのままでいたい、いいだろう? もう少し。もう少しだけ……」
 眠るように瞳を閉じた姫は、闇に閉ざされた世界の中で、自分を抱く腕のぬくもりだけを感じていた。

 すべてはヒメゴト。ただ二人だけの秘密。
 庭園の花々だけが、そのヒメゴトを見ていた。

 そして一週間後、侍女はライサラ家に嫁いでいった。
 メルファリアに戦は絶えず、ジャンヌ家の姫は、今日も戦にだけ身を委ねる。
 その傍らに立つ者はなく、ただ代々伝わる青い戦装束だけが、彼女と共にあり続けた。

(後編に続くかもしれない)
350名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:29:56 ID:Z0rgo9RW
とりあえず前編はこんなとこで。
後編は、エロネタ仕込もうとするとバカ長くなりそうなんでどうしようか悩んでいるわけ。
どんな内容になるかっていうと、姫様が戦うお話になるわけ。
あ、良家のお嬢様なのに『姫様』なのはなんで? とか聞かないでほしいわけ。
やっぱりジャンヌを着てる女性ってのは、男にとってはお姫様なわけ。
351名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:43:17 ID:USdksJWD
おまw
角煮の奴か
352名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:44:21 ID:AIV1F7qE
前編〜
短スカ♂:おい見ろよあの女、いいウエスタ胴だぜ
雷皿♂:ああ、いい・・・

後編〜
短スカ♂:あいつ、ネカマだったんだな・・・
雷皿♂:だがそれもいい・・
353名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 11:46:25 ID:Y2ruEBv6
>>350
GJ!ジャンヌいいよな!ジャンヌ!
 
だが俺はハーミール派なんだ…
354名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 15:31:21 ID:nfFABrQm
ライサラ家という名前でギャグかと思ったら違ったw

   。;*
  .;゚  *;。   ヘへ
  ._▲_゚;  へ/ヘへ   
   ('A`)   | / ヘ.|
  .†ノ雷ヘヘ  \  /
""""""""""""""""""
355名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 21:53:20 ID:ZbElMBFY
ライサ=ラオスって名前だとちょっとかっこいいと思った。
356名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 00:19:15 ID:QGkBG3Kl
   _▲_   
   ( 'A`)  <俺の目に狂いはなかった!この侍女ならきっと…!!
   †ノ雷し  
    ≫≫   
""""""""""
357名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 14:43:07 ID:iOOz6Jaq
雷皿♂最幸だな
358名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 16:54:31 ID:aTzHeC58
雷皿♀「やっと出来た!両手君にプレゼントするんだ・・少しねようかな」雷皿♀は両手♂にプレゼントをするためのケーキを徹夜で完全させた

ガチャン
弓スカ♀「んゆー・・」起きてきた弓スカ♀はケーキを見つけるとあらゆる調味料を見よう見まねでふりかけていった
弓スカ♀「んゆー♪ゆー♪ゆーんゆー♪」ドバドハドバ

そして
雷皿♀「両手君・・これ・・」
両手♂「ぇ?あ、ありがとう」
パニカス♂「うわぁいいなぁ両手は・・あけてみろよ」
パカッ
クサプーン!
両手♂「ぅっ!ゲホゲホ」
パニカス♂「ぎゃははは、雷皿♀ひでぇことするなぁ!」
両手♂「・・なんなんだよ!君なんか嫌いだ!むこういけよ!」
雷皿♀「そんな・・ちがう!」
パニカス♀「両手君になにするのよ!このブス!!」
雷皿♀「・・」
359名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 17:07:15 ID:aTzHeC58
カチャン
雷皿♀「ただ・・!?」弓スカ♀「ゆー♪」グチャグチャドバドハドバ
弓スカ♀が作っているらしき物体は昼学園でみたソレであった

雷皿♀「あんたが・・お、おまえがぁ!」バシィ!
弓スカ♀「んゆー!(泣)」
ガッシボガ ズザァドガバギ
雷皿♀は殴った
雷皿♀「あんたのせいで!」
360名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 19:40:19 ID:GrVtFThW
全員「はいっ!ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャ〜〜〜ン!」
361名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 02:17:24 ID:VosYOEx6
>パニカス♀「両手君になにするのよ!このブス!!」

パニカス♂「両手君になにするのよ!このブス!!」
かと思った
カオスもいいがテンポは重要だぜ
362名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 03:03:22 ID:sb+E+IA0
また微妙に鬱な話だ・・
363名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 06:58:21 ID:IKdJxfAt
いつものやつだろ
スルーが一番。新装備もきたことだし職人の新作期待age
364名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 07:35:59 ID:7vTdt/ge
弓スカ♀可愛いんだからいじめてやるなよ
365名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 09:15:51 ID:croMH/XO
皿♀のときはツン960‰ぐらいのフレが
弓スカにCCすると
んゆーv
んゆー?
んゆー…
んゆー;
しか言わなくなるのはここを見てたからだとわかった俺が来ましたよ
366名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:26:29 ID:Xuly2Qh/
んゆー☆
367名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:28:26 ID:rdYOyVZc
嫁にください
368名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 23:55:37 ID:6GX18JWn
>>365
なんか2.5頭身なにおいがする。
369名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:16:47 ID:IjgZa+mu
>>365
そりゃ弓スカのイメージ画像がコレだから仕方あるまい
ttp://feero.s10.x-beat.com/feupbbs01/img/fez743.jpg
370名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:17:41 ID:mQLXVv8d
保存…と。
371名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 01:09:25 ID:kj4iwCap
どうみてもアホの子
372名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 08:27:55 ID:JEEaKC37
短スカ♂「フィンファンネルで仕留めてみせる!」


373名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 11:07:25 ID:v/Zmp4Ra
オリ♂:なんだこんなトコに姫様がいるぞ
ティファリス:いえ私は名も無きエルフです
オリ♂:じゃあやっちまうか
ティファリス:あんあんv

を書いてて思った
時間が取れたら本気で書いてみる
374名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 13:55:27 ID:PvZOJu5F
エルフは繁殖力が低い為町に出向き夜な夜な兵士と身体を重ねる姫
まで読んだ
375名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 19:53:00 ID:Yul692c9
いつもはおどおどしてて可愛らしい姫様も、ベッドの上では非常に大胆コース
やっぱり受身で優しくリードしてあげたいコース
うってかわっていきなりS女王様変身コース


どれも捨てがたいですねエルフ姫。
376名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 22:49:04 ID:fTIfp0iF
7顔長髪♀と
1顔♂の純愛甘甘SSおねがいします・・
377名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 22:56:52 ID:whIBEmmT
言っておくけど大体どのスレでも催促すると・・・あとはわかるな?
わからなかったらしんでいいよ
378名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 08:36:13 ID:40JDjnCH
7顔長髪♀:え、何これ、こんなシケたプレゼントで満足すると思ってんの?
1顔♂:え、これだけじゃだめですか?もう2000Aも・・
7顔長髪♀:考えが甘すぎだっつーの!


書いたぞ甘甘SS
379名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:09:12 ID:U37acXau
1顔♂「こんなしか、買えなかった」
7顔長髪♀「ぁっ・・ありがとう・・嬉しい」ガサゴソ
1顔♂「あはは・・白いパンツなんだけどさ、はは・・ごめ・・」
7顔長髪♀「(嬉しそうに微笑む)」
7顔長髪♀はスカートの中に手をいれパンツを脱ぎ始める
1顔♂「ぁっえこんなとこ・・」
7顔長髪♀「・・まだ履いたら・・駄目・・?」
1顔♂「いや・・どうぞ・・」
7顔長髪♀「にあう・・?」
1顔♂「ああ、凄く可愛い」
7顔長髪♀「(//」
380名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:21:45 ID:U37acXau
1顔♂「7顔長髪♀・・!」ガバッ
7顔長髪♀「・・ぁ!だっやっ・・だめ・・」
1顔♂「ごめん・・」
7顔長髪♀は貰ったパンティを再び脱ぐ
1顔♂「?」
7顔長髪♀「汚れちゃう・・から・・はい、いいよ・・っ」
1顔♂「・・すきだっ!」ガバッ
中略
1顔♂「ぅう!っくもういく!いく!」
ビュルビュルビュルビュル
7顔長髪♀「ぁっ・・中・・入っ・・てきて・・っる・・」ズブ
1顔♂「ぁあ!まだとまんなっ!」ビュクビュクビュクビュク
1顔♂の射精は7顔長髪♀の顔、長い髪から おっぱい、お腹 腿 足の指まで精子でトッピングした
7顔長髪♀「中も・・外も1顔♂の・・」
1顔♂「ごめん、溜まってた・・」
7顔長髪♀「・・いいっよ・・私の全部が1顔♂のもの」
381名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:23:10 ID:qhcnuVXp
ィィョィィョー!
382名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 17:10:05 ID:07U1pmKP
職人さん来ないよな〜
やっぱこうゆうゲームだと話しつくるのは難しいもんなのかね?
新人も来てたけどもう投下しないのかな
383名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 22:52:44 ID:Mre9U3n/
7顔長髪♀「っ・・いや・・」
敵スカ「裸にしてやったぜゲヘヘ」
7顔長髪♀「・・やだ・・」
敵スカ「やらせろ、いや犯してやる!」
1顔♂「やめろ!」ガシボカ
敵スカ「ウワァァァァ」
1顔♂「大丈・・ごめん・・これはおりなよ」
7顔長髪♀「・・」
二人の出会いはここから始まる
384名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:40:45 ID:e0YlhOeh
7顔長髪♀「っ・・いや・・」
敵スカ「裸にしてやったぜゲヘヘ」
7顔長髪♀「・・やだ・・」
敵スカ「やらせろ、いや犯してやる!」
7顔長髪♀「やめろ!」ガシボカ
敵スカ「ウワァァァァ」
7顔長髪♀「・・ごめん・・」
敵スカ「いやこっちこそごめん・・・」
385名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 07:20:55 ID:qmlP+7E7
昔…まだ雷皿♀だったころ、瀕死弓スカ♂のキル取りに夢中になってたら背後から3連パニ+妨害スカのヴォイドくらって一方的に嬲られて逆にやられたを思い出したぜ…

勿論戦は勝ちました^^

わっふるわっふる
386名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 18:25:44 ID:wQgLrKZI
7かおめすとすることぜんぶ
387名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:42:01 ID:1wnxXq3d
24-after【1】

「ねぇママっ!雪だよ、雪!」
窓の外を覗いていた幼い少女が、歓声をあげる。
「あら、本当…ヴィネルにも降るのねぇ…」
部屋のテーブルで夕食の後片付けをしていた母親は、我が子に寄り添うように空を見上げた。
ここに住むようになって早5年になるが、降雪は初めての経験だった。
「プレゼント、届くかなぁ」
「いい子にしてたら、きっと来てくれるわよ」
夜空を舞い、街に降り注ぎはじめた白い粒を、輝く瞳で見つめる少女を優しく抱きしめる。
「うん、いい子だよ! 今日のパーティーも楽しみっ、だって初めてだもん!」
何気ない少女の言葉にビクリと身体を強張らせる母親。
「………」
母の陰りの浮いた表情を、心配そうに見上げて少女は首をかしげて尋ねる。
「…ママ?」
「あ、ごめんなさいね。なんでもないから…。」
むりやり笑顔を浮かべ、努めて元気よく見えるように腰に手を当てて言った。
「じゃ。そろそろ出るから準備しましょう」
「はぁ〜い!」
返事をするも、いいながらまた外の風景に見入っていく少女。
初めて見る雪に興味津々なのか、ひとつふたつ、と必死にその数を数えている。
無邪気なその様子をいつまでも見ていたいとも思ったが、母親は手早く支度を終わらせ少女と共に部屋を出た。

「よぉ。迎えに来たんだが…いいタイミングだったな」
「こんばんわ、お姉ちゃん…」
うっすらと白く染まり始めている外へ踏み出すと同時に、傍らから声がかかる。
見ると短髪の男と彼女の妹が、こちらを見つけて歩み寄ってきたところだった。
「おじちゃん、お母さんのお友達?」
数度しか面識がない妹と、知らない男の姿に戸惑いながらも、ぺこりと挨拶をする少女。
「もう始めてるぜ」
「そぅ…」
短いやり取りを済ませて、さっさと歩き出す。
「んだよ、相変わらずそっけ無ぇなぁ。ガキも出来て親になったってぇのによ」
「……」
「ま、いいけどな。こっちの妹の方はもうすっかり染まってっから、タイプが違ってるほうが美味しいしなぁ?」
手を引かれて一緒に歩きながら、少女は無言の母親に幼いながらも違和感を感じたのだろう。
謎めいたその言葉に、不思議そうに大人たちを見る。
「むつかしいお話?」
「ん?そうだなぁ…。すぐ分かるよ、お譲ちゃん」
俯いたままの母に代わって、男がにっこりと…いやニヤリと笑う。
「お姉ちゃん……」
小さく呟く妹の声に、かぶりを振って、
「こうなるのは分かっていたから…、もういいの……」
「?」
母親達のやりとりに、頭にいくつもの「?」を浮かべる少女だったが、男に頭を撫でられて、にぱっと笑顔を浮かべる。
「今日は特別なお祭りなんだよね? 夜にパーティーをして、いい子だったら寝てる間にプレゼントが届くんだよね?」
手を離れ、ひとり先を小走りしながら、白くなった道に足跡をつけてはしゃぐ。
その様子を見ながら、男は言った。
「あぁ、そうさ。楽しいパーティーになりそうだな」
「うん、楽しみ!」
振り向いて言う少女に、母親もその妹も言葉を返すことはなかった。
388名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:42:58 ID:1wnxXq3d
【2】

彼らと出会い、妹と…もう一人の恩人と再会したこの地で──5年間。
戦争の続くエセスティアから遠く離れたヴィネル島で、私は生きてきた。
人は言う。
このヴィネルは、5カ国不可侵を約束された楽園だと。
半分が本当で、半分が嘘だった。
ここは戦場以上の地獄で、この世のものとは思えない快楽を教えてくれる天国だった。

「ねぇママ!雪って冷たいね!」
すくいあげた白の塊を、こちらに差し出してくる我が子を見つめる。

この子は知らない。何も知らない。
自分がどうやってこの世界に生まれたのかを。
そして知らない。
なぜ、この世界で生きていくことを…今まで許されていたのかを。

「そうね?」
軽く微笑んで声をかける。

まだ随分と早い気がしたが、時がきたのだ。
偽りの愛情に彩られた日々の終わりが。この子が自分の存在理由を知る、始まりの日が。

ほどなく、目的地が見えてきた。
そこはかつて、自分の運命が流転した場所。

果たして少女は気付いただろうか。
母親が浮かべた微笑みが、暗く歪んでいたことに──。
389名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:44:19 ID:1wnxXq3d
【3】

「じんじんする、ママぁ!じんじんするよぉッ!」
「き、気持ちいいのよ…それは「気持ちいい」っていうの、んっあぁ…もっとそこ抉ってぇ!」
「っはぁ、すごい…この子のお尻とっても美味しぃ…んちゅぷっれろッ」
「ひゃァっ!き、気持ち、いいよぉ…ママぁ!気持ちいいっ」
「っあッはぁァっ!そうッ!?よ、良かっ、ぁあァァッ!!!…はぁ、はぁ…ほ…ほら、もっと味わってほぐしてあげて?」
「おぃおぃ…そんなにがっつくなよ…。すぐ出ちまうぞ、っう!」
「っぷわぁッ! はぁァッ、かけてっ!精液ぃ飲ませてェっ!」
部屋に溢れる淫らな声と、むせ返るような匂い。人ではなくなった4人のオスと4人のメスがそこにいた。

母親の仮面を外した女は全裸で男の股の上に跨り、声を上げながら自ら腰をふりたくっていた。
繋がった股間の部分からは、卑猥な水音が絶え間なく響く。
「っはァぁッ!ぁあんッ、あなたって…本当に…お尻が好きなのね、ッあはぅっ!」
自らの行為を棚に上げ、蔑む様に言う彼女の視線の先には、よつんばいになった幼い娘の臀部にむしゃぶりつく彼女の妹。
「うん…好きぃ、するのもされるのも大好きぃ…っちゅぷ」
舌先を小さな菊門にねじこむように舐ると、まだ年端もいかない子供が恍惚とした表情と声で応える。
その背徳の行いに酔いしれ、妹は獣の様に息を荒げながら、
「お姉ちゃんの子供なんだよ、この子…。だから…私が、お尻の良さを教えてあげたいんだもん」
「ふふっ、いいわ…教えてあげて?」
その母の指示を合図に、少女の声が一際高く跳ね上がる。
「うやぁァあッ!? お、お尻にお指が…っ!くぽくぽいってるぅッ! なにこれ、なにこれぇェ!」
「ね? ここステキでしょう…? あら…。まだちっちゃいのに、女の子のお汁が出てるわよ?」
小指を少女の肛門に出し入れしながら、前の部分に顔を近づけ妖艶に笑う妹。
「すごぃ…もうそんな…に?」
部屋の片隅から別の女の声。彼女もまた全裸で、男に後ろから貫かれながら目の前の痴態に興奮しきった顔で呟く。
「もう立派な女の子だもんね? ほら見てください部隊長さん、こんなに溢れてますよ?」
いいながら、妹が白い可憐な縦割れを人差し指と中指でくぱぁっと開いてみせる。
「やぁ、お漏らしごめんなさぁ…」
薄いピンクの粘膜を晒す感覚に、腰を引く少女。粗相と勘違いして涙目で頭をふる。
「本当だわ…濡れて…あぁ、美味しそう…」
「これはね、気持ちいい印なの。だからもっとしてあげるね?」
「ぅぁにゃぁっ! ぺろぺろしたら、もれちゃうッ!ひゃぁァぁお、お尻のお指が、う、うごいちぇッ!あひゃぅんッ!」
「後で、私にも味見させて…ねッっ、あはぁァぁッ!わ、私の娘なんだから、私にも…ッあぁんッ!」
部隊長と呼ばれた女が、舌なめずりをして少女を見つめる。
母親が自分の娘にとりついた妹に、親にあるまじき言葉をかける。
3人に見つめられた少女もまた、幼いその身体を震わせて悦楽の叫びを上げ、口の端から涎を流して舌を突き出し悶え続けていた。
「しかしまぁ…すげェな」
「あぁ…」
唾を飲み込みながら、呻くように言ったのは残りの2人の男。
「わかっちゃいたが、この薬はやっぱ大当たりだな」
バックから部隊長をせめていた男が、不意にその股間から肉棒を引き抜いて笑った。
「ぇ…、なんで?」
中途半端な状態でお預けとなり、犯されていた女の口から不満げな声が漏れる。
「こいつらだけでも満足してたけど、待ったかいがあったかなぁ?」
「で、マジでやるのかぃ?リーダー」
「そのために今まで育ててきたんだろ?」
股間にすがりつき、フェラチオを始めた部隊長を無視したまま、リーダーはニヤリとする。
390名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:46:01 ID:1wnxXq3d
【4】

「親子2代で、ってのも面白いだろうが?」
「あの子いくつだっけ? 最初にこいつらとヤったのが…5年前だっけか?」
「ま、子供だろうがこいつがあれば問題ねぇだろ」
「筋弛緩効果もあるから、どこまで入るか見物だな」
言いながら取り出したのは、黒い錠剤。
ジャラっと音をさせると、部屋で乱れていた女達の動きが止まり、いっせいにリーダーの手元に視線を集中させる。
「あぁ…それ、ソレぇ…」
腰の動かしながら、フラフラとリーダーに手を差し出す母親。
「お薬だぁ…」
うっとりと呟き、少女から離れてリーダーに歩みよる妹。
「っぷぁ…、あぁ…ほしい、くだ…さい」
咥えていた股間のモノから唇を離し、膝立ちのまま上目づかいで舌を突き出す部隊長。
「なんだ?お前らも欲しいってのか?」
見せ付けるように薬剤の入った瓶をかざすと、3人の女の視線がそれを追う様にゆらゆらと揺れる。
「あの子だけ…ズルイです」
「私も…」
「ほしぃ…ほしぃです…」
それぞれの呟きに男達は低い笑い声をあげた。その浅ましい姿を心底楽しむように眺めて焦らす。
すでにその薬の生贄になっていた少女は、完全に絶頂させられて今は床に大の字になっている。
桃色に染まった体は小刻みに震え、虚ろな瞳は年相応な輝きとは無縁の淫らな満足感に濁り曇っていた。
この数年、彼女たちも何度となく味わった悪魔の黒い薬。
いつか男の誰かがいったとおり、赤ん坊に飲ませても効果があるといわしめた強力な催淫剤の効能。
「まぁ、いいけどよ。じゃあ分かってるよな?」
「は…はい」
跨っていた男から腰を抜き、母親が小さく呟く。
リーダーの言葉に従い、ぐったりとしている娘の上半身をゆっくりと起こしていく。
391名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:46:45 ID:1wnxXq3d
【5】

「マ…ママ」
呆けたままの我が子を背後から抱きしめる。
「気持ち、よかった?」
「うん…ふわふわして、ビリビリして…なんかすごかったよぅ…」
「そう」
いいながら、抱きすくめた少女の足首を両手で持って抱え上げる。
「ふぁ…ママ? なに…?」
母親の胸に背を預け、Vの字に両足を固定された少女が不思議そうに声を上げる。
「貴方はね…このために産まれたの」
股間をあらわにするポーズを強要させながら、にっこりと呟く。
「私達と同じように、あの人たちの…パパ達のオモチャになりましょうね?」
「…ふぇ…?」
されるがままに、絶頂の余韻にひたる少女は首をかしげる。
「いまさらだが、いいんだな?」
リーダーの言葉に母親は答える。
「ずっと前から…産んだ時から約束してたことでしょ…どうぞ、差し上げます。そのかわりもっと私にも…」
「わかってるさ」
言って手にした黒い薬を、両脇の2人の口に放り込む。
「んく。はぁぁ…また…飲んじゃった…」
「あぁあ…、早く効いて…もぅ待てない…」
妹と部隊長がそれぞれ躊躇なく飲み込んで、母親と少女の元に歩み寄る。
「さて、じゃあ今まで頑張ったお前にもご褒美だ」
屹立した肉棒を見せ付けるようにリーダーは、娘を抱きかかえたままの母親にもそれを与える。
「もうひとつ、下さい」
「ん?」
言葉のままに錠剤を手渡すと、母親は少女の口にそれを含ませた。
「にがぁい…」
「さっきみたいにすぐに良くなるわ…もっともっと気持ちよくなりたいでしょ?」
リーダーの股間の怒張を潤んだ瞳で眺めながら言う。
「2粒は、どうなるかわかんねえぞ。子供には試してねぇんだからな」
「大丈夫よ、私の娘だもの」
少女の割れ目が、傍らの妹の手によって左右に開かれる。
「ふぁッ…、すーすーするぅ」
部隊長が目の前のリーダーのモノをこすりながら、少女のソコへ導き密着させる。
「なぁに? なにするの?」
自分の身体の変化も、これから行われようとしている事も…認識できていない少女の純粋な問い。

その姿を見下ろし、最後に母親が…手にした娘の足首をさらに押し開いていった。
クスクスと笑いながら。淫欲を隠しもしない笑顔で。
もう一度、同じ言葉を繰り返す。

「大丈夫よ、私の娘だもの──きっと、ステキに壊れてくれるわ」

聖なる夜、雪降る街で。
少女を贄とし、宴が始まる。
392名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:48:09 ID:1wnxXq3d
116-after【1】

「聖なる夜に、ケーキはいかがですか?」
「ワイン・チキンも格安ですよ〜♪」
カセドリア、壁の区にある商店街。普段は武器や鎧の店が立ち並ぶこの辺りに、一組の男女の声が響き渡った。
共に赤と白の色が配色された独特な衣装に身を包み、大きな看板を手にしている。
『フェスティバル用ケーキ 500G 他祭典用食材多数!』
星やカラフルな玉、針葉樹の葉をあしらったデコレーションが施されたそれには、傍らのテーブルに置かれた商品の宣伝が大きく書かれている。
「今日の記念に、どうぞお求めくださ〜い」
カセドリアではめずらしく冷え込んだ夜空に、白い息が溶けていく。厚手の服を着込んではいるが、刺すような痛みが顔を引きつらせる。
「ねぇ、お母さんケーキ!」
「さっき買ったでしょう? 2つもいらないわよ」
道行く親子がそう言いながら、足早に離れていく。
「わりぃな。俺、そういうの縁が無ぇからさ」
声をかけた鎧姿の男が申し訳なさそうに言って、去っていく。
売り上げは、思ったよりも芳しくは無かった。

「あぁっ、もぉぉぅっ! 場所が悪いんじゃないの、ここッ!?」
それらの人通りが途絶えたとたん、愛想笑いを浮かべて客寄せしていた金髪の少女が表情を一変させて険悪にうなる。
「そうはいってもしょうがないだろ? 仕事なんだから。ほら、笑顔笑顔」
もう一人の赤毛の男は、苦笑しながらぽんぽんと少女の肩を叩く。
「笑顔ったって誰も来ないじゃない…あー、こんな日にバッカみたいっ」
「…やろうっていったのフィーじゃないか…」
「………。リックってば最近一言多くなってきたわよね?」
「誰のせいだか…痛ぇっ!?」
冷え切った足をフィーに蹴られて呻くリック。虫の居所の悪い彼女の扱いには慣れていたつもりだったが、いささか今日は分が悪い。
「しょうがないじゃない、戦争がなけりゃ報酬もないんだし」
「平和なのが一番だと思うけどなぁ…」
「リジェもベーコンもバカにならないし」
「そりゃ回避ザルで、アレだけ被弾してガブ飲みしてたらなぁ…」
「稼ぐならリックも一緒じゃなきゃヤだし」
「それに付き合わされる俺の意向は無視だったよなぁ」
「可愛い恰好が出来る割のいいバイトのハズだったのよ」
「それでなんで人もまともに通らない場所にいるんだろうなぁ」
「………」
「………………」
にっこり。
顔に輝くような笑顔を浮かべるフィー。ただし、目の下には妙な影。
「リィックぅ〜?」
呟く。背後に肉眼で見えかねないような黒いオーラを背負いながら。
その手には看板の代わりにいつの間にか杖を握っていた。
「……っておいッ!まて、街中でそれはマズッ……!」
「いちいちうるっさぁぁァァ──っいッッ!!」
癇癪と同時に、夜空から特大の雷が降り注いだ。
393名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:49:09 ID:1wnxXq3d
【2】

「はぁ…思ったよりも稼げなかったなぁ…」
「まぁいいじゃないか、着たがってた服は現物支給で貰えたんだしさ」
すっかり夜も更けたバイトの帰り道。ぼやくフィーに律儀にフォローを入れるリック。
2人はソーメリーと呼ばれる衣装を着たまま家路を歩いていた。
「まったく…このさわやかバカは…って、うわリック、降ってきたよ…」
「ん? 本当だ、アズルウッドではめずらしいな」
「聖なる夜の、雪…かぁ。こういうの、なんていうんだっけ?」
「ホワイト…なんだったっけな」
立ち止まり、空を見上げる。
厚い雲から、幻想的に白い雪が落ちてきていた。温暖なこの国では数年に一度あるかないかの事だ。
音も無く、ゆっくりと降りてくる白い綿毛のような…寒さを忘れるその光景を、しばらく2人は見つめ続ける。
「ねぇ。また一緒に…雪を見れたね…」
不意に優しい口調になったフィーに、
「あぁ」
リックもまた答える。
「あれから半年…かぁ。生きてて良かったって思うよね、ほんと」
「まだこれから何度も見れるさ」
ゴブリンフォークでの悪夢とその後の幸せを思い出し、フィーもリックも空からお互いに視線を移し微笑む。
「ねぇ…」
「愛してるよ、フィー」
自分の言葉を制した唐突な囁きに、フィーは顔を真っ赤にして口ごもる。
「さ、先に言わないでよっ」
「いいじゃん。何度でも言うさ。リック=ヴォルグは、フィリア=ルーディスを愛してる」
ワザとフルネームで言い直すと、面白いようにまた顔を赤くするフィー。
「え、えっと…」
「愛してるっ!!」
照れ隠しに呟くフィーの言葉を、今度は大声でリックはかき消した。
人通りのない時間とはいえ、屋外だ。これにはたまらず慌ててリックの口を手のひらで押さえるフィー。
「ちょ! な、なな何をっ…やめてよ恥ずかしいっ」
「どこでも言えるよ」
フィーの腰に手を回して、言うリック。
雪の降る通りの真ん中。街頭の明かりに照らされながら時間が停止する。
「……ばぁか」
もう一度、口癖を呟いて目を閉じるフィー。
リックはその唇を黙って塞いだ。


「ねぇ、ママ? あそこで誰かがチューしてるよ?」
「ッ!?!?!」
永遠に続くかと思われた時間を動かしたのは、頭上からの子供の声。
見ると、通り沿いにある真上の民家の2階の窓から、小さな男の子が2人を見下ろしていた。
外の雪を見ようとして、気付いたのだろうか。部屋の中にいるらしい家族に向き直って手招きして呼んでいる。
「何を言ってるの、この子は全くもぅ」
やれやれと笑いながら親も外を覗くが、もちろんそこには誰の姿も見当たらなかった。
394名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:50:41 ID:1wnxXq3d
【3】

「この…、ばかリックッ!」
「あっははは、ヤバかったなぁ」
やり過ごした2人は小声で言い合う。
建物と建物の隙間の死角に上手くもぐりこんだので、今の彼らは誰からも見られることは無いだろう。
「もー、さぃってぇ…。1年に一度の記念日なのに…バイトは寒いし、稼げないし、リックはバカだし」
「おい」
一応突っ込むリック。
「目を閉じたの、そっちが先だったじゃん」
「あー、うるさーい。とにかく最低、あーもー」
耳を塞いでダダっ娘のように言うフィーにため息をつくリック。
と、ふと何かを思いついたように、
「じゃあ最高にしてあげよう」
言って、フィーをすばやく抱きしめるとスルリと服の中に手をすべりこませた。
「わひゃっ! ちょッ、手、冷たいって!」
「フィーは暖かいなぁ」
むにゅん、と胸をもみあげて、指先で乳首を軽く弾く。
「…って! 何やってるのよッ」
「プレゼント」
「…はぁ? んぁはぅッ! ふぁァッやめ、そこダメ…ッあっんぁあッ!」
「寒い分、いつもより敏感っぽいなぁ。これはもっとしてあげないと…」
ブラの中にまで侵入し、フィーの胸を自由自在に形を変えながらまさぐっていく。
「どう…?」
「っはぁァっ!あぅッく、はぁ…はぁ…なんていうか…」
「まだ寒い?」
むにゅり。
「はぅぁっ!あァ…んッはぁ…ううん、寒くない…熱い、あったかい…」
「まだ最低…?」
きゅっ。
「ひゃぁうッ、先っちょは弱ッ、あッあッ…はぅあァぁァッ──!」
「最低な感じ?」
こりこりこりこりっ。
「んきゅァあァぁァッ!そ、ソレいい、気持ちぃい、さ、最高ぉッ!」
「そっか、よかった」
満足げにリックは笑うと、そのままフィーの胸に熱烈な愛撫を施していく。
もみこみ、つまみ、はじき、こね、さすり、つつみこみ…そしてまたもみこむ。
「ぁあァぁぁッ!もうダメ、リ、リック、イく、イっちゃう…、わっわた…しッ、っ胸だけで…イッんぁあァぁあッ────ッ!!」
一際高く嬌声を上げて、フィーは全身から力を抜いてへたり込む。
395名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:51:36 ID:1wnxXq3d
【4】

「っはぁ…はぁっ、…っはぁ…」
「フィーは胸が好きだし、いいプレゼントだったろ?」
「雪も降ってるのに…こんな、無節操だよ…もぅ…」
抗議しながらも、余韻に笑みを浮かべるフィー。
「まぁ俺がバカだってのは良く知ってるだろ?」
「そだね……。じゃぁ私も、気持ちよかったからこうする」
言って、リックのズボンを下着ごとずり下ろす。
「おわッ、ちょ…」
バランスを崩してしりもちをつくリックの腰には、大きく反り返った男性の部分が飛び出していた。
「さささ、寒ッ、おいフィー…なにを」
「バカなリックの彼女としてぇ。私もプレゼントのお・か・え・し」
スカートの中に手をいれ、自分の下着も足元に落とすとそのままリックの股間に跨って密着する。
「んッ…あぁんッ!」
「ぉあ…」
ぬるんとした感触と繋がった部分からじんわりと広がる暖かな体温。
上になった姿勢でフィーはリックを見下ろし微笑む。
「ね、…寒くないでしょ?」
「…あぁ、すげぇよ…」
ソーメリーを着込んでいる部分はもちろん保温が効いている。
だが素肌同士が重なったソコは、それ以上の熱さをたたえていた。
「気に入った?」
「もちろん。…っむぅッ」
リックの唇を、塞ぐフィー。
そのまま彼らはお互いの「プレゼント」を存分に交換していった。

寒さも、場所も関係なく。
聖なる夜に好きな相手を感じる事ができる幸せに、酔いしれる。
396名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:52:56 ID:1wnxXq3d
302-after【1】

「んぁあッ!ス、ステキですわ…お腹の中ですごく暴れてッ、で…出そうなんですね、あッは!ま、また大きくッ!」
「はぁッ、はぁッ、っはァッ!」
「ふふ…夢中になって腰を振って…、あァぁっ!は、激しっ、いッ! 私ももう…んッくぅあァぁ──ッ!!」
「っはぁぁ…で、でりゅ…っ、ぴゅって…っはぁ、はァッ! な、中にぴゅってェぇえッ!」
「き、来てくださいッ…ぁうっ! 私も一緒にイきますわッ!」
「イ、イく!でりゅ、せーし、ぴゅってしますぅぅぅ───ッッ!」
「っんぁァぁァぁ───ッ!出てる、入ってきて…ますわ…あ、わッ、私もでそう…」
「だ、出してッ、姫様のも見せてっ!」
「ひゃァうッ!デ…デニスさん動かしながら、握っちゃダメで…はぁァあァッ!私のはまだ…敏感ッんっくぅァあっはひゅあッ!!!」
「ほら、擦ってあげますから、早くッ!早く見せて下さいっ!」
「あッあァッ!はぁあんッ!イ、イ、イくッ!そんなに擦られたら…ッっくぁあッはァぁぁっ───ッ!!」


コンコン。
部屋のドアが軽くノックされ、扉の向こうからくぐもった声がした。
「ティファリス様、もう間もなくお時間となります、お支度の準備に参りました」
返事のないまま数秒の間が過ぎる。やがてカチャリと音がして、メイド姿の少女が一礼して現れた。
「失礼致します」
「っぷぁ、もうそんな時間なのですか…」
口から咥えていた肉棒を離し、不満げに呟くエルフの少女。
カセドリア王国の主ティファリスは、なおも目の前のモノをキュッキュとこすりながら気だるく上半身を起こす。
「んッく…ほらデニスさんも離して下さいな」
軽く呻きながら、自らの股間に顔を埋めていた女の口から「男性器」を名残惜しそうに引き抜いた。
「あふぅ、んぁ…姫様…」
「後でまたおしゃぶりして頂きますから…ね?」
熱にうなされたように、なおも亀頭にちろちろと舌を這わせてくるデニスの頭を優しく撫でる。
69の体勢で、お互いの股間を刺激しあっていた2人の姿に大した反応を見せることなく、メイドは部屋の入り口でひかえていた。
「あと、どれくらいあるのです?」
「1刻ほどにございます。不躾かとは思いましたが…」
「いえ、構いませんわ」
言いながらティファリスは、デニスから離れて大きな天蓋付のベッドから立ち上がる。
「呼んでもらわないと、いつまでも続けてしまいそうですし…」
髪の毛を手で整えながら、全裸の姫君は股間を見つめて苦笑する。
そこには、可憐な肢体に似つかわしくないほどの…巨大な男根が湯気を立てんばかりの熱を放ち勃起していた。
股の間からは、たった今デニスが中に吐き出したのだろう。白い粘液がつぅっと糸を引いて床にこぼれていく。
397名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:54:32 ID:1wnxXq3d
【2】

「左様ですか」
努めて平静を保ったメイドの声。だがその喉がゴクリと小さく動いたのを、彼女は見逃さなかった。
「顔が赤いようですが…体調でも?」
「いえ…」
にこやかな笑顔のまま人の悪い質問をされたメイドは、首を振って否定し部屋を一瞥した。
王城の一室。ティファリスの自室は今、乱れに乱れていた。
高級な調度品や異国製の絨毯には、そこかしこに白い汚れが飛び散り、ベッドのシーツはグシャグシャになって床に落ちている。
部屋中にこもった性臭は、雄のものも雌のものも濃厚に漂い、どれほどの時間にわたって何が行われていたのかを如実に語っている。
立ち上がってこちらを向いている主の傍らには、ティファリスと同じ様に股間から雄雄しい肉の塊をそり返した女性が荒い息をついていた。
錬金術師デニス。姫様の「お気に入り」で…アレを生やした張本人。
夜毎異なる衣装でこの部屋に招かれていたが、今日は網タイツにネコの耳を模した髪飾り、いわゆるバニーガール姿である。
これが今夜の趣向なのだろうか、ミーア姿の女性からそそり立つモノがより一層異様な光景を演出していた。
「すごいでしょう?」
「は、はい?」
唐突な声に、我に帰るメイド。
「これです。おちんちん」
自分の股間を指差し、ピクピク震えて全く萎えていないソコを見せ付けるティファリス。
「デニスさんの失敗作は本当に最高です。何度しても飽きないんですよ」
「姫様……」
近づいてくるその異形の姿に、目を放せなくなる。
「私もお願いして良かったですわ…こんなにステキなもの…」
立ち尽くすメイドの目の前に迫り、ぴとりと股間のソレを腹に押し付ける。
布越しにも関わらず伝わってくるその熱さを感じ、メイドの口から吐息が漏れた。
「お、お支度を…」
「貴方も知ってるわよね?」
進言を無視し、跪かせる。そのまま顔の正面に位置するようになった自分の肉棒をメイドの口内にねじ込んで、
「まだ小さくならないの。 貴方の口で…お願いしますわ」
後頭部を両手で押さえつけて腰をゆすっていく。
「んぷぅうッ!んぐッ!?」
「あぁ、喉のコリコリが…いいですわ」
「んごぉッ!…ッ!っぱぁッ…えほっ、げほッ、姫様っ、や…やめ、んむぐぅッ!?っんぅむッ!んッぐぽッ!」
「ほら、ちゃんとお世話して下さらないと、準備もできませんわよ?」
苛烈なイマラチオに涙を流しているメイドを、うっとりと半眼で微笑みながらティファリスは腰の動きを加速させる。
じゅぼじゅぼと卑猥な音が喉から漏れるのも構わず口内を犯す様子に、呆けたように見つめていたデニスが起き上がった。
398名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:55:18 ID:1wnxXq3d
【3】

「す、すご…い、なんてヤラしい…」
自分の股間を手で慰めながら、熱っぽく頬を染めて寄り添っていく。
「んふふ、デニスさん…彼女のも慰めて差し上げて?」
腰を休まず動かしながら、傍のデニスに顔を向けて言うその言葉に、メイドの目が見開く。
「んッむうううぅぅ!!? んむッ!ふッぐむっぅぅうッ!!」
喉を激しく突かれながらも、イヤイヤと首を振る。
頭を固定され、立ち上がることもできない彼女のスカートをデニスがたくし上げると、可憐な白い下着があらわになった。
「おっきくなって…る」
「んむぅぅぅ!!」
デニスがその部分を凝視したまま声に出すと、メイドが羞恥に顔を赤らめる。
そこに見える不自然な盛り上がり。
抵抗することも適わず、股座にとりついたデニスにあっけなく下着もずり降ろされると、ぴょこりとそこから…何かが飛び出してきた。
「あら、可愛い」
「皮も…まだ剥けてないです…ね」
「ん──ッ!」
2人の陵辱者の言葉とくぐもった悲鳴。
メイドの股間に現れたティファリスとデニスと同じく…いや彼女達よりもいくぶん小ぶりな、男の部分。
彼女もまた、デニスの薬によって両性具有の身になったひとりだった。
いや、この言い方は正確ではない。今やこの城に仕える全ての女性はティファリスの意向によって全員同じ身体を持っている。
「せっかく生やしたのに。その様子だとまだ使ってないんでしょう?貴方…」
ティファリスの低い声。不機嫌な様子を見せるのはめったにないことだ。
「いい機会だから、デニスさんのおしゃぶりをたっぷり味わって…」
瞳に浮かぶ危険な光。
「堕ちちゃいなさい」
それを合図に、メイドの股間に爆発のような悦楽が炸裂する。
むしゃぶりつくように咥え込んだデニスが激しく舌を頭を動かして、まだ経験のないソコを追い立て初めたのだ。
「んもぁぁぁッ!むぐぅぅッ!ッんんむぅぅ───ッ!」
咥えさせられ、咥えられて…断末魔のような声が部屋に響き渡った。
399名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:56:15 ID:1wnxXq3d
【4】

「姫様?お支度は状況は如何ですか?」
そういいながら部屋の中に入った彼女が見たのものは…。
「うわ…すご…」
言葉どおりの光景だった。
「あひゃぁぁァあぁッ!おちんちんがッ!アソコがッ!お尻がぁあッ!」
ヘアバンドだけを残して全裸に剥かれた同僚が嬌声を上げている。
「ほらっ、奥を擦られながら、ここをいぢめられるのはステキでしょう?」
ティファリスが前から激しい突きいれを行いながら、その子の男性器をむちゃくちゃに擦りながら鬼気迫る笑顔で言う。
「んンッ、姫様のが中で動いてる…き、持ちいいッ」
後ろから抱きしめて同じように腰を動かしているデニスもまた、恍惚とした顔になっていた。
やっぱりこうなっていたかぁ。
予想通りの有様に、新たに部屋を訪れたメイドは呆れたように肩をすくませる。
「あ、あァあッっ──ッ! イ、イぃッ!いっぱい、いっぱいき、気持ちいいッ!でっでるゥぅ!」
びゅくり!
腰を跳ね上げさせて、射精するそのお腹には、既に白いものがべったりと付いていた。
既に何度も精を吐き出していたのだろう、その上から新たな奔流が降り注いでいく。
「こちらもイきますッね! んんぅッ!」
ずん!と一際奥に腰を付き入れ、エルフの姫はプルプルと震えて呻いた。
「はッあァあァぁあッ!キてます…あついのお腹にぃッ! っひぃッ!?うっ、後ろも出てッ!あッはぁァ───ッ!!!」
「んんッ…でたァ…きも、ち…ひぃぃィ…」
後ろのデニスも犯していたメイドの肩に顎を乗せるようにもたれ掛かりながら喜びの呟きを漏らす。
「ふひァぁあッ!!両方、出て…え、ま…またおちんちんがッ!で、出る、出るッまた射精しちゃぅゥっ───ッ!」
両穴に熱い奔流を受けて、ベッドの上で密着した3人全員に白い噴水のような射精を降り注がせて…。
「姫様〜…?」
そこで遠慮がちに声をかけてみる。
「あら…いつのまにそこに…?」
やっと気付いてくれたようだ。ティファリスは不思議そうな顔で、立ち尽くす新たなメイドへ向き直った。
「いつのまにじゃないですよぅ…、もう時間が〜」
「え…もう?」
「半刻もないですー。というか、その子…随分前に伺ったハズなんですけど…」
「ごめんなさい…つぃ…」
軽い抗議の声に苦笑して、ぬぽっという音をさせて腰を引き立ち上がる。
ビクッと痙攣する完全に失神した相手を見下ろして満足そうだ。ちなみにデニスはまだ後ろから繋がったまま腰を動かし続けている。
そのたびに前の穴から姫様の注ぎ込んだ精液がこぽっ、こぽっと漏れ出して流れていった。
「私も勃っちゃったじゃないですかぁ…」
もじもじ足を動かし、スカートの盛り上がりを上から撫でるメイドに微笑むティファリス。
「それでは後で、お相手いたしますね?」
「はいぃ…お願いします…」
「では、デニスさん。私は行きますので…その子はまだ可愛がっていてくれていいですからね?」
反応しない相手を構わず犯し続けているデニスに声をかけ、ティファリスは湯浴みの為に部屋を出て行った。
400名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:57:07 ID:1wnxXq3d
【5】

荘厳なファンファーレと共に謁見の間に現れた若き姫君の姿に、周囲から大きな拍手が巻き起こる。
「今夜は年に1度の祭典の日。ようこそいらっしゃいました、みなさん」
ピンクのドレスに身を包んだティファリスは、居並ぶ人々に凛としたそれでいて優しい声をかける。
「いまだ戦火は絶えず、収まる気配はありません…。不幸なこの連鎖を皆さんは憂いていることと思います」
「ですが、今日この日だけは…戦場から剣の音が無くなる事を…わたくし、ティファリスは願ってやみません」
「今も各地で戦う彼らの身を、無事な姿を祈りましょう」
「お集まりのみなさん。聖なる夜の楽しい声を…彼らに届けましょう。その声が世界中に広がったなら…」
「きっと戦いなど、なくなるはずだから」
そういって手にしたグラスを掲げる。
列席した人々もそれに習い、それぞれのグラスを手にとって最後の一言を待った。
「乾杯っ」
『乾杯!!』

戦いの続く日々を一時でも忘れられるようにと、ティファリス王女自らの提案で行われたこのパーティーには、
何年か振りの雪にも関わらず多数の市民も訪れ、アズルウッドの城では深夜まで賑やかな笑い声が響いたという。

「さて…この後のパーティーも楽しみですわね…」
玉座に座ったティファリスは、そういってスカートの中をムクリと蠢かせた。
「今日はせっかくだから、彼女たち全員で…」
視線の先には、給仕に動き回る城のメイド達。例外なく彼女たちに付いているはずのアレを想像しながら…
「ふふ…楽しみですわ」
もう一度誰にも聞こえない小さな声で呟き、エルフのうら若き姫君は口元をほころばせた。
401名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 17:58:20 ID:1wnxXq3d
メリークリトリ…もといクリスマス、ってことで参上です。
今回は今まで投下した話の続編を、クリスマスに関連させて持ってきました。
…が、ぶっちゃけFEZあんまり関係なくなっt…;
まだ未熟者なのでツッコまれる前に自白しときます(;ω;)

ではそれぞれのコメを…。

<24-after>
ヴィネルのカジノで堕とされちゃった彼女とその妹と部隊長の続き。
母親になってたり、子供がいたり…この話だけ時系列をいぢってます。
テーマは、ロリと鬼畜。
ダーク路線を突っ走ってみました。

<116-after>
ゴブフォで命拾いしたリックとフィリアの続き。
てか、こんなバカップルいたらパニりてぇ。
テーマは、ソーメリー。
コメディーっぽくしたけど、いいのか悪いのか…。

<302-after>
ティファリスと、キマ血の女の子の続き。
ふたなり化した姫様がパワーアップ。
テーマは、イマラチオとふたなり同士。
お城の中の侍従はみんなティファリスに食べられましたとさw



もし良ければ、今回の元ネタも改めて読んでもらえると嬉しいなぁ。

ではみなさん良い性夜を〜。
しんぐるべーる、しんぐるべーる…_| ̄|○
402名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 19:01:10 ID:czBWyEyC
すばらしい
わっふるわっふる
403名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:14:33 ID:zQh+ap+e
>>401
お前可愛いな。イブに裸で俺んとこ来いよ。
404名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:19:08 ID:8pPOXZso
ガシィ
ヲリ「にげんなよ助けこねーよ」
7顔長髪♀「・・」
スカ「おい裸ンなれよ」
7顔長髪♀「好きなひと・・いるから嫌・・」
ヲリ「は?ぬげよオラァ」バキ
スカ「おうぬがしちまおうぜ」
ヲリ「きにいらねんだよ、こいつに愛されてる男がいんだろ?ならこいつがその男裏切って自分から他の男に裸身晒すのみてぇじゃん」
スカ「そうかそうだなぁ!おい聞いたろ脱げよ、お前の男よりきっとでかいぜ」
405名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:27:52 ID:8pPOXZso
バキ
7顔長髪♀「ぅ!うぇぇ・・!」ビチャビチャ
ヲリ「吐きやがったぜ、おらさっさとぬげよ」
スカ「なんだこいつ?泣きわめくか暴れるかしろよ・・」
ヲリ「おい、しゃぶれ」
7顔長髪♀「・・」
ヲリ「しゃぶれよ!!」
7顔長髪♀「・・好きなひといるから・・」
スカ「・・なんだよこいつ」
ヲリ「おい、首はねられたいか」ヲリは7顔長髪♀の首にヴリトラをそえる
7顔長髪♀「・・!・・」ジョジワジワジワチョロロ
スカ「おいこいつ小便もらしたぞ」
ヲリ「きたねー女だな、これじゃ裸なってもやれねーわ、始末するか」
7顔長髪♀「・・!」
406名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:34:44 ID:8pPOXZso
ダッ
スカ「にげたぞ!まてこら」スカは7顔長髪♀にレグブレをし続けてガドブレで衣服を剥がす
7顔長髪♀「・・っあだめ、みないで・・」
ヲリ「やっと見れたと思いきやちいせぇ胸だな、下も使ってあるじゃねぇか、斬るか」
スカ「・・俺こいつほしい」
ヲリ「ぁ・・!」ドス!
スカ「俺がこいつ貰う、他国民を養ってるのがばれたら死罪だ、お前には死んでもらう」
ヲリ「俺に勝てるつもりか?あ?」
7顔長髪♀「・・」
407名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:45:29 ID:Gdbm70Jf
…あれ、ここ21禁だよね…?
408名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:47:14 ID:dmGSVVma
わっふるわっふる
409名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 12:37:35 ID:5Gx3S/dQ
7顔はもっと殴っていいよ
410名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 14:55:12 ID:VyHGtriB
ID:1wnxXq3dはGJ

ここでその
名前「」
とかやってる奴は本スレか鯖スレでやってくれ
411名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 16:22:04 ID:Xlp4QZND
だからそういうのやめろっての・・・見なきゃいいだけだろ
412名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 08:13:13 ID:IU5JK30S
>>401
gj!
しかしだ、24のその後の話しを読んで
もう十数年後にこの三人はどうなるのかと無駄な心配をしてしまう
一人は自分の子供売ってでも生き延びそうな気がするけどな
まぁこういう小説でその後のその後を考えたりするのはアウトなんだろうけどさ
ついでに言うならこの三人の心が全壊状態でなく半壊状態だから、なお読んだ後の後味が悪い
これ褒め言葉からね
413名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:28:48 ID:YC8mkow+
>最初にこいつらとヤったのが…5年前だっけか?
一年後に生まれて四歳として
それはロリではない。
ペドだ。
414名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:42:58 ID:toRGbOEt
(1)

部屋はオレンジ色の光に包まれており、壁に設置されている暖炉からは暖かな音が漏れている。
中央にはテーブルがありシンプルな白色のクロスが掛けられ綺麗にまとめられているが、その上に無造作に並べられた皿や器がそれを台無しにしている。
そのテーブルを挟むようにイスがあり二人の少女が腰掛けていた。
白く透けた肌色の肩全体を空気に触れさせ、白色の布が乳房の半分ほど包みこみ
カジュアル色を強めた動きやすい茶色の服を着込んだ少女はオレンジ色の飲料水が入ったグラスを持ちながら疲れた表情をしていた。
それとは対照的に反対側に座る少女は頬を火照らせ、陽気にしながら自分のグラスに赤紫色のワインを注いでいく。
全体が緑色で構成されているアインスの服を着ており、肩まで包み込むインナーの黒がさらにその色を意識させる。
アクセントに加えられた金色のネックレスや胸下に取り付けられたブローチ、そして服と同色のリボンが少女の陽気さを引き立てている。
「くわんぱぁーい!」
「・・・・・・かんぱい・・・」
一方からはろれつの回っていない声、もう一方からはあまり気乗りしていない声が聞こえる。
お互いの掛け声とともに二人はグラスをあわせ、カチンと音がなる。
ろれつの回っていない、顔を赤くさせ酔っ払っている少女は金髪で短い二つ結びを揺らしながら幸せこの上ないといった顔でグラスにそそがれているワインを一気に喉の奥へと流しこんだ。
プハーっと息をはいてから袖口で口を拭い、とろみを帯びた目つきで再び自分のグラスにワインを注いでいく。
その光景を見ていた黒髪を肩まで伸ばしたもう一方の少女は唇を引きつらせながら見守っている。
「ねえ、飲みすぎだと思うんだ・・・」
「たいちょーさんは、あたしがよっぱらってるって言いたいんれすかぁ?」
「どう見ても酔っ払ってると思うけど・・・」
「まだ酔ってません!!」
たまらず声を掛けてみるが、不機嫌そうな顔でにらみつけられ隊長と呼ばれた彼女はたじろぎながら、はぁとため息をついた。
テーブルの上を見てみる。
無造作に並べられた食器の上には食べかけのパイやチキンなどが散乱しており、それ以上に目をひくのが空になったフェスティバルワインのビンだった。
何本あるのかと彼女は思い数えてみるが途中で嫌になり中断する。目の前のチーズを口に運び、ゆっくり溶かすように口内で転がした。
空き瓶を作った張本人はなにが楽しいのだろうかニヘラニヘラしながらワインを喉に流し込んでいた。
彼女は再びため息をつきすでに暗くなった外に目をやる。
この部屋と同じように外の窓からも光が漏れていた。
普段静かなこの場所も、この時期にかぎり陽気な声が聞こえてくる。
お祭りの声だ。
中央街の掛け声、祭典の出し物の話をする男性、パーティーに出す料理で盛上がる女性
ソーメリーやピエロの姿に身を包み戦災孤児に陥った子供達におどけながらプレゼントを配る兵士達、はしゃぐ声。
そして互いに永遠の愛をちかう男女。
街は見えない絆で強く結ばれてるように感じられる。
昼夜関係なく毎日が寒いが人々は暖かい。
だが、こんな夜にも戦場は絶えない、無くならない。
今日もきっと鉄と罵声がぶつかり合う場所に赴く兵士がいるだろう。こんな祭典の時期に関係なく泣き叫ぶ子供達がいるだろう。
自分はお祭り気分に浮かれててもいいのだろうかと少女は考え込んだ。
415名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:43:29 ID:toRGbOEt
(2)

暖炉の中で燃えている薪の弾ける音が響いた。
ハッとし、再び部屋の中に視線を戻す。
目の前には口をへの字に曲げた少女がおり、手に持っているグラスには相変わらずワインがなみなみと注がれていた。
「どうしてたいちょーさんは飲まないんですかー?」
「・・・苦手なの、一口でも飲んだらすぐに眠くなっちゃうから」
グラスを突き出され困ったように答える、しかしこの説明はしたのが今日で何回目なのかもう分からなくなっていた。
顔を赤くした少女は残念、と呟き今度は座った椅子の前足を宙に浮かせ後ろのわずかな部分だけで体全体をグラグラと揺らし始めた。
「あははーなんかおもしろーいフワフワしますよ〜」
「危ないってば・・・」
「ぜーんぜん大丈夫ですー」
本格的に頭を抱え込みたくなる衝動にかられる。彼女は苦手なアルコールを一滴も飲んでないはずなのに軽い頭の痛みを覚えた。
事の発端は目の前の完全に酔っ払った少女が、折角の休暇でお祭りですからパーティをやりましょう、と持ちかけてきたのが始まりだった。
休暇組みが二人きりだったので、だったら私の家でやろうと言ってしまったのが運のつきだったのかもしれない。
私の家で、と言った時少女は飛び上がるほど喜んでいたがこんなに悩まされるぐらいなら知らなかったとはいえ提案しなければよかったと考えてしまう。
未だにイスをグラグラさせながらも、器用にワインを胃に運んでいた少女が口を開いた。
「たいちょーさんは彼氏さんとかつくらないんですか?美人さんですから、たいちょーさんならすぐに見つけられると思いますよー」
「ほら、今色々と大変でしょ。中央大陸じゃこんなお祭り関係無しに戦争がおきてるからなんか不謹慎なような気もするし」
突然のその問いにになんと言ったらいいか分からず少し困りながら答えた。戦争中だから恋人なんて作れないと。
しかし本当は違うのかもしれない。
ただ、何が違うのかが分からず彼女はそう答えることにした。
それに満足しなかったのか少女は続ける。
「まじめに考えすぎだと思いますよー?こーゆー時につくっておくからこそ大切なんだと思います」
「そうかなぁ・・・」
「そうですよ。大体、あたし達だっていつどこで蒸発するのか分からないじゃないですか。だから今のうちに恋人さんを作っておきたいです」
喋り終わってからヒックと喉をならし、でも難しいです、と呟いた。
それを聞いていた彼女は少し気になりパーティを始めてから久しぶりに会話が成立したうれしさも相まって尋ねてみることにした。
「あなたは好きな人とかいないの?」
「・・・いるにはいますけど、そのぉ・・・・・・」
赤くなっている少女の顔がさらに濃く染まったのを見逃さない。さんざん振り回されたお礼だと言わんばかりに問い詰めることにする。
「へぇ・・・一体誰なの?教えて欲しいな」
「そ、そんな事いえませんよぉ・・・」
「今着てる服もそのお目当ての人のために手に入れたの?」
「違いますっ!これは、たいちょーさんのお家に招待してもらったから・・・その・・・好きな人のため、というか・・・あの・・・・・・」
416名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:44:06 ID:toRGbOEt
(3)

イスをグラグラとさせていた遊びも少女はいつの間にかやめており、視線を宙に泳がせながら歯切れ悪く答える。
普段も元気よくハキハキと喋り、まるで子犬のように後をついてきて笑顔を絶やさない少女がこんなにも困った顔をしている。
(・・・・・・かわいいかも)
そう思ってしまった。
自分のグラスに残っているオレンジ色の飲み物を飲みながら彼女は目の前の少女の観察を続けた。
少女は顔を湯気が出そうな勢いで赤くそめていき、うつむいたり、上目遣いでチラリと覗き見をしたりする。
そして時たま、あの・・・や、その・・・などとゴニョゴニョと喋った。
「その好きな人って私の部隊の人?」
「――――――!!」
あからさまに動揺した。
少女はそんな彼女を見てもっと困らせてみたい、そしてあわよくばその好きな人も聞きだしてみたいと考えていた。
そこで一計を案じてみることにする。
「じつはね・・・私も部隊で好きな人がいるんだ」
それを聞いた少女は驚き、恥ずかしそうにうつむいていた顔を持ち上げなにかいいたそうに見つめ返した。
もちろん好きな人がいる、というのは嘘だ。ただこう言えばもしかしたら彼女が喋ってくれると考えたからだ。
それにこの嘘がばれたとしても笑いながら誤魔化せばいい。
「だからあなたの好きな人も教えて欲しいな。一緒だったりしたらあなたに悪いし・・・」
「たいちょうさん・・・好きな人いないって・・・」
「ちょっと恥ずかしかったから・・・その、ね」
そこまで喋って彼女はある事に気がついた。さっきまでこちらを見ていた少女が再びうつむき、瞳が暗く濁っている。
「・・・大丈夫です」
「えっ?」
「好きな人・・・一緒なはずありませんから」
「・・・・・・・・・・・・」
沈黙が訪れた。
彼女はなにか不味い事を言ってしまったかと考える。
もしかしてこの嘘がはなからばれておりそれに対して少女は不機嫌になってしまったのだろうか?
何も声をかけられず気まずい時間がながれていった。
「・・・帰りますね」
「あ・・・」
「今日は招待してくれてありがとうございました。楽しかったです」
少女が沈黙をやぶった。
その声色は未だに暗く、うつむいたままなので表情を読むことができない。
ゆっくりと椅子から立ち上がりすこしふらついた足取りで歩き始めた。
417名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:44:40 ID:toRGbOEt
(4)

大丈夫・・・?」
「これぐらい、全然平気です」
「それならいいんだけど・・・」
彼女が言うやいなや、少女の足から力が抜け体が傾き激しい音が部屋に響いた。
慌てて駆け寄り、体を持ち上げ支える。
「全然大丈夫じゃないじゃない!」
「・・・平気です」
自分の肩に少女の腕をかけ立ち上がらせ、そしてゆっくりと椅子まで歩いて行く。
半身に少女の肌の弾力が伝わり、アルコールのせいか体温が鼓動が強く感じられる。また髪からほのかに甘い匂いがあふれ彼女の鼻をくすぐってきた。
もやもやとしたどす黒い感情が彼女の心を覆った。自身の心臓の音が耳に聞こえてくる。
ここまで体の力が抜けているのなら、きっと押し倒したとしても少女は抵抗しないだろうし、むしろ出来ないだろう。
実行したら少女はいったいどんな顔をするのだろうか。驚きか、苦しさか、悲しさか、きっと普段見たことの無い色々な表情を見せてくれるはずだ。
それに声だって聞けるだろう。押し倒した瞬間は驚いた声、次に苦しそうな声、最後は泣いてくれるのかもしれない。
胸の高鳴りがさらに強くなっていくのを感じた。
「う〜ん・・・」間延びした声が彼女の耳が捉えた。自分の肩に腕をもたらせてる少女は辛そうに顔を歪めていた。
(・・・・・・最低)
自分は一体、何を考えていたのか理解できず、彼女は困惑した。心の中を一瞬覆った感覚を振り払うように頭を軽く左右にふる。
彼女に自身の体重を預けている少女はまだ意識はあるらしく、力の抜けた目で床のどこかを見ていた。
「ほら、ここに座って少し休んでて」
少女を椅子に腰掛けさせる。そしてテーブルのすぐ近くにあったベットのシーツを乾いた音を立てさせながら直し始めた。
「・・・なにしてるんですかぁ」
「今晩はもう遅いし、そんな体じゃ歩けないだろうから泊まっていきなさい」
「別に平気ですから・・・」
「ほら、ベット貸してあげるから。ゆっくり休んで」
「たいちょうさんはどうするんですか?」
「私は床に寝るからいいわよ、気にしなくて」
直し作業も一通り終わり、後は少女をここに寝かすだけだ。
「・・・・・・なら、一緒に寝ませんか」
「あはは、なにバカな事いって・・・・・・んぅぐッ!」
少女をベットに寝かせそうよ振り向いた瞬間、彼女の唇がなにか柔らかい感触のする物が塞いだ。
比喩でもなんでもなく目と鼻の先に少女がいた。
驚き、目を白黒させてる彼女とは別に少女は目を閉じ澄ました顔でぶらさがるように腕を彼女の首にまわしながら唇を重ねている。
418名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:45:12 ID:toRGbOEt
(5)

「んぁ、なにして・・・んッ」
足がもつれてしまいそのまま後ろのベットに倒れ、自分がなにか沈んでいくような感覚にとらわれた。
それでも少女は唇を離すことはなくひたすら無心に唇を合わせ続けていた。
「んぅうッ!」
彼女の唇を割って生暖かく、粘液を帯びた舌が侵入してくる。そして、なにかほろ苦い液体がそれを橋にしながら彼女の口内に注がれていった。
(・・・・・・これって)
彼女が苦手とする液体、アルコールだった。
吐き出す事もできず喉を震わせながらその液体を胃の中に無理やり収めていく。
移し終わったのか少女は唇を離し溜まっていた息を軽く吐き出した。
「お裾分けですよ・・・たいちょうさん全然飲んでなかったから・・・」
にっこりと笑い、彼女の唇にからこぼれていたワインを人差し指で拭いそれを舌で舐めるとる。
「おいしぃ・・・飲まないともったいないですよ」
昂揚とした表情でそう言い再び口の中にワインを含ませ、ゆっくりと彼女の唇を目指して体を傾かせる。
「やめ・・・、て・・・」
すでに体からは力が抜け始め、顔が火照ってきているのが分かる。少女を制止しようと痺れた腕を持ち上げ肩を押し上げようとするが意味が無い。
そしてもう一度、唇が塞がれた。
「んぅ・・・」
少女の舌が別の生き物のように動く。彼女の硬く閉ざされた唇を開けろと言わんばかりに突付いたり舐めたりするが、彼女は頭を少し振りながら拒否の意思を示す。
先のようにうまくいかず、業を煮やしたのか少女は彼女の鼻をつまんだ。
「んぅううッ!?」
目をつぶり耐えている彼女の目尻に涙が浮かぶ。
「んんぅッ――・・・んぅ――――ッ」
鼻をつままれ、呼吸をすることができなくなる。そして頭が痛くなるほどの時間を耐えていた彼女の唇がとうとう開かれた。
「ぷぁッ!はぁッ―――!!」
開いたと同時に鼻を離し少女の舌が再び侵入を行い口内で長時間留まり温かみを帯びた液体をやさしくそそいでいく。
彼女はその液体を気管に入らないようにしながら胃に送っていった。
「どうです?おいしいですか・・・?」
唇を離し、少女は荒い息をしている彼女にたずねる。
「・・・おいしかったですよね」
そう言って中指を彼女の唇にあて触れるか触れないかの力加減で指を下に向かわせ顎、喉に触れていく。
「やめ・・・くすぐったい・・・」
「ふふ、どうしたんですか?震えてますよ・・・」
笑いながら指を胸元にまで動かす。彼女の乳房を包んでいた白い布に指が触れ、掴む。
そしてゆっくりとずらすように布を引っ張り下げていった。
419名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:46:12 ID:toRGbOEt
(6)

「ッ!やめてっお願いだから・・・」
「ダメです・・・」
掴んでいた指に力が入り、彼女は震える。
「お、おかしいよ、こんなことするなんて、ねぇ」
「たいちょうさんが悪いんですからね・・・」
濁った瞳を輝かせ妖艶に笑いながら少しずつ服をずらしていく。肌がじょじょに露になっていった。
「あやまるからっ嘘ついた事あやまるから、お願い、もうやめてぇ!」
おびえながら体に残った力全てを使い謝罪の言葉を言う。そんな彼女を不思議そうな表情で少女は見ていた。
「うそって、なにがですか?」
「私に好きな人がいるって事!本当にごめんなさいっ。そう、言えばあなたの好きな人が聞けると思ったの!!」
「あれ、うそだったんですか?」
「そうなの。嘘だったの!だから、だから、謝るからもう許してぇ」
指を離し、少女はキョトンとした表情で彼女を見つめ、肩を落としハァと息を吐いた。
その表情には安堵感が漂っており、先ほどまで見せていた暗く淀んだ瞳はしていない。
(よかった・・・)
彼女の体から力が抜けていく。
やめてくれた。これ以上酷いことされずにすんだ事に彼女は安堵した。
しかし、別に少女は嘘をつかれて怒っていたわけではなく別の理由だったらしいが、その理由を考える余裕は彼女にはなかった。
「たいちょうさん」
「・・・・・・なに?」
「好きな人がいるって、うそ、だったんですよね」
「そう、だけど・・・」
「ふーん・・・」
「・・・・・・?」
少女が何を言いたいのか分からず彼女は首を傾げる。
「あたし・・・嘘つきって、きらいなんですよね」
「ぇ?」
再び少女が彼女に覆いかぶさり、服に指をかけさっきのように焦らす様にではなく素早く下にずらす。そして彼女の二つの乳房が空気に触れた。
「わぁ、たいちょうさんの、凄くきれい・・・」
「えッ・・・え?なに、してるの?」
「嘘をついたおしおきです」
「や、やだッ・・・ひゃんっ」
彼女の首筋に軽く唇で咥えてから舌の先で舐めていき、乳房を円をかくように揉みほぐしていく。
420名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:46:49 ID:toRGbOEt
(7)

「うぅんッ・・・だ、め・・・触らないでぇ」
「ん・・・んんっ・・・ちゅっ・・・」
「や、ああっ・・・・・・くぅんんん」
「たいちょうさんの・・・肌、やわらくて、あまぁい」
乳房を揉みながら舌を彼女の乳房の間まで這わせて行き、そこで一旦顔を上げる。少女の舌がはった部分が光っている。
「はぁっ・・・はっぁ」
「こっちも美味しそうですね・・・」
乳房の先端にある桃色の突起。少女は直接それには触れず周りを人差し指の爪で円を描いていく。
ピリピリとした感覚が彼女の脳に突き刺さり、突起はプックリと膨れいてく。
「あぁっ・・・ダメ・・・やぁぁ」
「ふふ・・・たいちょうさんのこれ、可愛いです」
「だめ、やだ、やめてぇ・・・」
「はぁ・・・きれいなピンク色で、すごく・・・あぁもう我慢できない・・・」
たっぷりと唾を絡ました舌を彼女の突起に触れさせ、そのまま口内に捉える。彼女の体がビクンッと激しく仰け反った。
「あっあぁあッ!ふぅううぅぅうっっッ!!」
「んぅ・・・やっぱり、すごく甘くておいし」
舌の先端で舐め上げ、裏の柔らかい部分で舐め下げる。唇でついばみ吸い上げ、下唇に突起を乗せ前歯でコリコリと甘く噛む。
舌を再びつかいグリグリと先端で押しつぶし、それに反発してもどってくる感触を楽しむ。
そして少女はわざと聞こえるように音を立て彼女の突起に刺激を与えていった。
「ひぐぅうッ―――!!くぅぅんうぅうっッ」
「んぁ・・・・・・あむ・・・じゅるぅ・・・・・・ちゅうぅッ」
片方は口で責め、もう片方は指の腹を使い撫でまわし、時たま爪でカリカリと擦る。
音を立てて吸い上げるたびに彼女の体は跳ね上がり荒い息を漏らす。
「や、だあぁぁあっ!・・・胸、やぁあぁああ!!」
「んんうぅッ・・・じゅうぅ・・・・・・ぷはぁ」
少女の濡れた唇が突起から離れ、そこには透明な唾液がまとわりつきキラキラと妖しく輝いていた。
「今度は・・・ふふっ・・・・・・反対側ですよ」
「やぁ・・・、いやなのぉ」
「たいちょうさん・・・・・・いただきまぁす」
「やああぁぁッ」
反対側の突起を口に含み同じように刺激を与え、さっきまでの方には二本の指を使ってこすりあげていく。
唾液が指と絡み淫らに糸を引いていった。
「ちゅぅううッ・・・じゅうるぅ・・・んは・・・そうだぁ」
「くうぅん・・・・・・ふぁっ・・・?」
「さっきは優しくしたから、今度は強くしてみますねぇ」
「・・・・・・なに、を?」
421名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:47:20 ID:toRGbOEt
(8)

スゥッと少女は軽く息を吸い込む。
「まさ・・・か・・・、だめ、ぜったいだめ・・・だめええぇぇ!!」
軽く彼女に目を向け、少女はニヤリと笑いかける。そして・・・
グリュゥッ!
前歯を使い彼女の突起を噛み締めた。
「―――あぁぁあああぁぁぁぁっっッ!!!」
ビクビクと痙攣しながら声を上げる。彼女の突起は噛まれ、少女の歯の間で変形する。
「あぐぅううぅぅ!!やだっやだぁああぁッやめてえッ!んああぁぁあぁッ!!」
「そんなに・・・ぐにゅ・・・強く・・・コリッ、してませんよぉ」
悲鳴とも嬌声ともつかない声を上げている彼女を楽しそうに眺め、さらに力を強くしグリグリと歯と突起を擦りあわせていく。
「ああッ――ああぁあッ!、うあ゛ぁぁあぁッーー!!」
「あはぁっ・・・くちゅう・・・ぐりゅ・・・たいちょうさん、かわいぃ・・・」
脳の奥が焦げるような刺激から逃れようと彼女は必死に体を仰け反らせるが、
それは結果的に胸を突き出すような格好になってしまい、さらに強い刺激が与えられていく。
「う゛あぁァッーー!んあ゛あ゛ぁ、あああぁっッ!!」
彼女の顎を涎がつたう。
アルコールの効力も混じっているせいか彼女の視界はかすみ、唇からは漏れる声は止めることは許されず、少女の意思で引っ張り出されていく。
「も、もうッんあぁあ゛ぁぁ――ッ!!やめ、ひぃいいっ、やめてええぇぇ」
「ぐりゅッ・・・んはぁっ・・・そう、ですね・・・もう・・・クチュ・・・やめて、あげますよ」
そう言って、一瞬だけ今までよりも強く噛む。
「ぎィいうッ」
彼女の体が跳ねる。
少女が突起から口を離した。そこには痛々しい跡が残っている。少女は舌でその跡を丹念に舐め上げ、その度に彼女の体が細かく痙攣した。
「どうですか?たいちょうさん」
「・・・・・・・うっ・・・うぅ・・・」
「ほらっ・・・今舐められて、どんな感じなのか教えてください・・・?」
「・・・じんじん、するの・・・・・・」
「そうですか、ふふっ」
そう言って、再び舌をはわせていく。
「あッ・・・ぐぅ・・・ひっ・・・ひぐッ・・・うあぁ・・・・・・」
「たいちょうさん・・・?」
少女が彼女の顔を覗き込む。彼女は軽く丸めた両手を顔にかぶせ、嗚咽を漏らしていた。
「な、んで・・・なんで・・・ひぐッ・・・こんな・・・、ひどい事、するの・・・?ねぇ・・・ひっ・・・なんで」
たとえ酔った勢いのイタズラだとしてもこれは酷すぎる。無理やりアルコールを飲まされ体の自由を奪われてしまい、胸を晒され蹂躙された。
もはや彼女には理解できなかった。ただ、嗚咽だけが漏れ、その声はしだいに大きくなっていく。
少女は顔を覆っている両手をつかみ、そっと引き離す。彼女は軽い悲鳴をあげ、怯えた目つきで少女を見つめた。
422名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:47:55 ID:toRGbOEt
(9)

顔を近づけ、流れている涙を少女は舐めとる。
「だって、これはお仕置きですから」
冷たく言い放ち、小動物のようにふるえる彼女を抱きかかえるように起こす。
彼女の全身は深い朱色で染まり、体からは力がぬけグッタリとしている。黒髪が弱々しく垂れ額にはいくつもの丸い汗を浮かべていた。
少女は自身の顔を彼女に近づけジッと瞳をとらえながら口を開いた。
「それに・・・あたしが、たいちょうさんのこと好きだからです」
「・・・えっ?」
言葉はそこで遮られる。
少女の唇が彼女の唇を塞ぐ。腕にもたれながら彼女は再び少女の感触を口内で感じた。
唇を二つの肉がやさしくカプカプと挟み、割りいれられた舌が口の中で動き回る。舌を絡めさせ、歯茎を舐めまわし、吸い尽くされていく。
オレンジの光で包まれた部屋に水音が響き渡る。
「は、ふぅ・・・」
「んあぁ・・・」
うっとりとした目つきで少女は舌を引き抜き、透明な糸の橋ができあがる。それはしだいに途切れベットのシーツを濡らした。
彼女は自身の口内を動きまわっていた舌の感触と思考の中に渦巻く混乱が互いに混ざり合い、さらに深く落ちていく。
しかし、新たに与えられた刺激が彼女の意識を引っ張りあげた。
その場所に彼女は視線をうつす。
はいているスカートの中を少女の手がモゾモゾと動き回り、指の先で彼女の太ももの内側を弄っていた。
「あ・・・あぁ・・・」
「この服っていいですよね・・・可愛くて、動きやすくて、普段着にもピッタリ」
自然と内股になる彼女の太ももにをいともせず、弄りを強くしていく。
「それに・・・とっても脱がしやすいですし」
素早くホックをはずされ彼女は少女の前に薄い青色のショーツを晒らされた。
ショーツは水気を帯びておりしっとりと濡れている。
少女が指の腹でショーツの上をはわせる。クチュ・・・という音を彼女の耳が捉え顔を紅色に染めた。
「や・・・だ、め・・・」
「ふふ・・・」
彼女は身をくねらせて抵抗するが、少女は器用にショーツをずらしていく。そして少女の前に彼女の秘所が現れた。
そこは、はたから見ても分かるほど濡れており、ひくついている。
「あぁ・・・」
「たいちょうさん・・・あたしのも・・・見てください」
艶を帯びた声を出しながらいつのまにか少女もスカートを脱ぎさり、彼女の前に自分のを晒していた。
そして抱き寄せ、そのままベットに覆いかぶさるように倒れこむ。
少女は彼女の足を広げ自分の足とからめさせる。露になった彼女の秘所に自分の物を密着させた。
肌や汗の匂い、お互いの鼓動が彼女達を狂わし始める。
423名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:48:30 ID:toRGbOEt
(10)

それじゃぁ・・・いきますね」
「ま・・・、って・・・」
その声を無視し、少女は自分の秘所を彼女のに擦りつける。背筋を甘い痺れが走る。
「んぅくうん、あぁ・・・ひぅぅッ・・・たいちょうさんのあつ・・・い、んぅっ」
「っっッ・・・はああぁっ・・・あぅッ・・・ふあぁぁああぁぁ」
彼女は少女にしがみつく。
お互いの秘所からトロトロとした蜜がこぼれ、それが交じり合い音を立てる。少女は一心不乱に行為をつづけた。
「あぁぁ・・・ッすごい・・・頭がピリピリしますッんんンッ・・・しちゃいますぅッ」
「くぅううッ・・・ひっ、ひぅい・・・や、やだ・・・ぅくあぁ・・・やあぁぁぁああ」
荒い息をあげながら、彼女はその感触に翻弄され、少女は酔いしれる。
「ど、んあぁ、どうですか?たいちょう、ひうんッさん」
「あぁぁあッ・・・やだ、やだよおぉぉ、んあぁぁッ、もう、ひぃい、もうやだあぁぁぁ!!」
上を虚ろげな瞳で見つめ、彼女は首を振り嬌声に悲鳴をまぜながら訴える。
その目には涙が溢れ出し、こぼれ落ちていた。
そんな彼女を少女はさらに強く抱きしめる。
「あたし、あたしぃ・・・んぅ、ずっと、すきだったんですッひぅん、たいちょうさんのことが・・・あぁああ――ッ」
彼女の胸の間に顔を埋め舐めあげる。
「声をかけてぇッ、もらって・・・はぁうッ部隊に入れてくれて・・・いろいろ・・・あぁぁッ教えて、もら、って」
「あたし、いままで・・・んぅッずっと一人ぼっちだったからぁうれしかった、ですぅッ!すごく、すごくぅッ・・・」
「それで・・・きづいたらぁ、ぅくん・・・す、きに、ひぁぁッ・・・!!」
少女は今まで秘めていた胸の内をポロポロとこぼしていく。彼女に届いているかは分からないが、それでも続けていく。
「だからぁ・・・たいちょうさんが、好きな人がいるって、んくぁッ言ったから、あた、し・・・ひゃぁんッ・・・こわくなってぇえッ」
ごめんなさい、ごめんなさいと繰り返す。
そして強く少女は密着をもとめる。腰をくねらせ、擦り合わせ、二人の小さな突起が触れ合う度に体がはねる。
愛液は流れ続け、シーツを濡らしていった。
「ひぅぅうんッ・・・もう、あたし、ダメですぅッ・・・きちゃう、きちゃぅぅう」
「だめぇッ!そん、なに・・・強く、しないでぇぇ」
少女の腰の動きが早くなり、彼女はしがみついていた腕に力をこめる。
「あッ・・・あぅ、んあぁ、たいちょうさん、たいちょうさん、くぅぅんッ・・たいちょうさぁぁん!!」
「や、やぁぁっ・・・もう、だめぇ・・・!だめなのぉっっッ!!」
二人は一瞬震え、互いの秘所がキュッっとしまり、はじけあった。

「ひゃあぅううううぅぅぅぅううぅぅっっッッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!」
「んああああああぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁあああぁああぁぁぁあああっっっっッ!!!」

 
424名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:49:11 ID:toRGbOEt
(11)

  ※    ※    ※

次の日の朝
カチャカチャと食器を重ねる音で少女は目を覚ました。
妙に気だるい体を起こして音のする方を向くと、テーブルの上に散乱した食器の片付けをしている彼女が目に入った。
声をかけようとしたが、昨晩の行為を思い出し喉の奥へと引っ込んでしまう。
「おはよう」
そんな少女に朝の挨拶をかける。しかし後ろ姿しか見えず少女には彼女の表情が分からなかった。
「あ・・・おはよう、ございます・・・」
おずおずと返事をする。しかし会話が続かず、食器の音だけが部屋に響いた。
「痛っ・・・!」
話しかけようと声を出そうとした瞬間、少女は自分が激しい頭の痛みに襲われている事にきがついた。
頭を両手でおさえうずくまる。
「だから飲みすぎって言ったじゃない。後でお水持ってきてあげるからとりあえず横になってなさい」
「すみません・・・」
昨晩の件もあり再び横になるのは気が引けたが、この頭の激しい痛みに耐えられそうになくベットに寝転んだ。
顔を彼女の方にむけるが、やはりこちらを向いておらずただテーブルの上の片づけをしているだけだった。心なしか怒っているように見える。
「あの・・・」
「・・・なに?」
素っ気無く返事をされ、少女は怯む。そしてよわよわしく彼女に話しかけた。
「昨晩の、ことなんですけど・・・」
今までテーブルの片付けをしていた彼女の手がピタリと止まった。
ヒッと少女は声を漏らし目をつむる。
「じんじんする」
「え・・・?」
「だから、まだじんじんするの。あなたに噛まれたところが」
恐る恐る目をあけると、少女の目の前に彼女は立っていた。その表情は怒っているとも不機嫌そうともいえない顔をしている。
「ご、ごめんなさい!」
「・・・・・・」
体を縮こませ、謝罪の言葉を言うが彼女はなにも答えない。
「本当にごめんなさい、除隊でもなんでも構いませんので、許してください・・・」
除隊と言う単語を自らの口に出し、少女は深い絶望感に襲われる。
しかし、されたとしても文句は言えないほどの事を自分はしてしまった。
なぜ、好きな人にあそこまでしてしまったのか、そして目の前の好きな人に嫌われてしまった悲しみが彼女の頬を濡らした。
「・・・ばか」
「ふぇ・・・?」
涙でかすんだ目を擦りながら再び少女は彼女の方をみる。
「私が部隊の皆に言う除隊理由どうするの?あなたにアルコールを無理やり飲まされて動けなくなった所を襲われたからって言うわけ?」
「あ、の・・・」
「そんな事言ったら私まで笑われるじゃないの、それに・・・」
彼女が少女から視線をはずす。
「それに・・・?」
「私にあんな事して責任もとらずに逃げ出すようなマネは絶対に許さないッ」
そう言って彼女は少女の唇に自らの唇を合わせる。
それはほんの一瞬の出来事で少女が何をされたのか気がついた頃には、テーブルの片付けを彼女は再会してた。
そんな彼女を見ながら少女はハイ、と答える事しかできなかった。

窓からお祭りの後片付けをする音が、聞こえる。
425名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:55:52 ID:toRGbOEt
メリーベリークルシミマス(’д`)

こんにちは前回投下させて頂いた>>316です。

今回はクリスマスということでSSの内容もそれ関連にもって行こうと挑戦してみました。
楽しんでくれた方がいれば幸いです。
FEZにある日常風景みたいなのを想像してたのですが、
ちと中途半端になってしまったような気がしなくもありません。

これからも勉強していきたいと思います。
それでは皆さん、よいクリスマスを
ではでは・・・
426名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 19:51:12 ID:kgx5CnDY
>>425
堪能させていただきました
    ___
   ,;f     ヽ
  i:         i
  |         |
  |        |  ///;ト,
  |    ^  ^ ) ////゙l゙l;   
  (.  >ノ(、_, )ヽ、} l   .i .! |   
  ,,∧ヽ !-=ニ=- | │   | .|
/\..\\`ニニ´ !, {   .ノ.ノ
/  \ \ ̄ ̄ ̄../   / .|

427名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 21:20:14 ID:7mo9jUr1
>>425
なんというプレゼント・・・!
サンタさんありがとう
428名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 00:45:16 ID:2ZzT4YGD
ジリリリン…ガチャ
雷皿♂「はい、ライサラオスです」
スカ♀『あ、雷皿♂くん? 聞きたいんだけどさ、明日のクリスマス、時間・・・あるかな?』
雷皿♂「えっ、え……!? あ、うん、バイトとかでいつも忙しいんだけどさ、明日だけはどーいうわけか暇なんだよね!」
スカ♀『キャハハハハ、やっぱりー!』
火皿♀『ね? ね? ウチの思った通りだったでしょ? あははははは!』
ガチャン、ツーツーツー
429名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 01:12:51 ID:f3Yeejmr
ブワッ
430名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 02:49:51 ID:JX98u1Qk
胸が敏感な人ってどれくらい居るんだろう。。
意外と平気な人も多そうだとボケて見る(=w=)
431名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 03:10:06 ID:c1Gotk3m
あ、平気だったけど最近感じるように(ry
432名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 09:55:08 ID:Hrj/8uGU
好きな人に触られたら女はどこだって敏感になるものです
433名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 19:38:25 ID:k6wlxekn
僻地クリでずっと掘ってたら、突然敵軍の短スカ♀ちゃんにパニられて
そのままパワブレで力を抜かれて強引に押し倒されて
「カンタンには死なせてあげないから」って口移しでハイリジェネを飲まされた挙句
じわじわ回復中に、はだけたスティルブレストからこぼれ落ちる豊満な膨らみを押し付けられて
「このまま窒息させてあげよっかv」とか言われながらオベリスクを太腿ですりすりされて
「あはは、カチンコチンじゃなーいv可愛いvv」って耳元で囁かれつつ白い太腿の間に射精したい

その後HPが減って回復しに来た両手♀ちゃんと短スカ♀ちゃんが意気投合して
二人同時にアナルとオベリスクを同時に嗜虐的な目で見られながら責められたい
434名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 21:55:04 ID:FNdmIRN5
>>433
よう俺(´・ω・`)ノ
435名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 23:48:01 ID:O5CXSFJA
じゃあ俺は

敵陣僻地でコソコソとオベ折りしてはハイドで隠れて回っているところに
鼠退治しにきたディープシー皿♀が来て、隠れてやりすごそうとしているところに
「見失っちゃったあ」とか言いながら寄りかかられ、むっちりとした尻を股間に
押し付けられた挙句「あれ?なんか硬いのがあたってるけどなんだろうね〜?」
とか言われながらその体勢のまま手探りでオベを丸出しにされて尻コキで射精したい。
436名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 00:13:50 ID:+F3VS347
お前らの想像力に勃起
437名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:43:40 ID:OX5Hga0O
そこはエセスティア大陸のほぼ中央に位置する「ワーグノスの地」──そのものだった。
一体どういう仕掛けなのか闘技用のフィールドにも関わらず、まるで現地にいるかのような圧倒的な現実感。
その場に踏み入れた20人の若い女性達は、不安げに周囲を見渡しながら立ち尽くし、身をすくませていた。

「ようこそ、カセドリアのお嬢さん方」
先にフィールドに入っていたのだろう、目の前の完全武装したヒゲ面の男が彼女達に声を掛ける。
ビクリと身を固まらせて緊張する彼女達の顔を面白そうに眺め、
「そう緊張しなくても危害は加えない。捕虜に対する扱いはこう見えても紳士なんだ」
野太い声でいいながら、ニヤリと笑った。
「自己紹介しておこう。ネツァワル国所属、ボルクスだ。まぁ君達の生死を握っている責任者というところかな?」
「………」
丁寧な口調とは裏腹の辛辣なセリフに、カセドリアの女性達は憔悴したように沈黙する。
「さて、さっそくで悪いのだが──君達の今後の処遇と、ここに集まってもらった理由を説明するとしようか」
「その前に聞きたいことがあります」
ボルクスの言葉に、捕虜達の集団から一人の女が1歩前に出る。
金髪碧眼の、整った顔立ちに凛とした声。周囲の者達と異なり、瞳に強い意志の光を讃えた姿が印象的な女性だ。
「ふむ、貴方は?」
「カセドリア連合王国、ビクトリオン方面第23歩兵小隊アーシャ=コーデリア。彼女達の…指揮官でした」
名乗るアーシャに、ボルクスは頷く。
「貴方がアーシャ殿か。で、聞きたいこととは?」
「私達のこの服装です」
言いながら、自分の身に纏った服を指差す。白を基調とし、緑のラインが入ったカセドリア国の下級部隊服。
集まっている他の女性達も皆同じ恰好で並んでいる。この場に来る前に着替えるように指示されたのだが、全く意図が不明だった。
「捕虜とはいえ、貴方たちはカセドリア国に所属する身。それなりの尊厳は尊重しよう、そういう事だ」
「……ウソですね」
「その通り。良く分かったな」
もっともらしい言葉を皮肉って否定したアーシャに、ボルクスはあっさりと嘘を認める。
「それも今から説明しよう。命が惜しかったら黙って聞いておけ」
続けて悪びれる様子もなく、笑顔のまま脅迫じみた事を口にしてきた。
「…っ」
アーシャは唇を噛みながら、うつむく。
「さて、本題というか処遇についてだが…君達の身分と扱いについて、その一切を私は一任されている」
生かすも殺すも彼次第。その言葉の意味するところを悟り、捕虜達に不安と緊張が走る。
逆らえばどんな運命が待っているか分かったものではない。
だが、続いて彼が発した言葉はにわかには信じられないものだった。
「そして考慮の結果──私は、君達を解放しようと思う」
「!?」
耳を疑う様なセリフに、アーシャも含め、顔を見合わせるカセドリアの面々。
「私にはその権限も与えられているからな」
平然と言いのけてボルクスは笑った。
「か、帰れる?」
「良かった…。おかあ…さん」
「うぅ、ぐすッ…」
突然開けた明るい未来への希望に、表情をほころばせる者や涙ぐむ者。
その中で、アーシャだけは言葉の裏を探ろうと、緊張感を保ったままじっと目の前の男を見つめていた。
「ただし──」
女達が落ち着く頃を狙ってボルクスが言葉を続ける。
「今日この場に来てもらった理由がそれなのだが…──条件がある」
「………」
再びの緊張。いぶかしげな表情で沈黙しながら次の言葉を待つ捕虜達に向かって彼は、
「オベリスク・クラッシュというものは知っているか?」
言いながら、瞳の奥に危険な光を宿らせた。
438名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:44:27 ID:OX5Hga0O
【2】

「ふむ、知らない者はいないようだな。結構なことだ」
一同を見渡し、ボルクスは頷くと顎の髭を擦りながらニヤニヤとする。
何か妙な気配を漂わせ始めたその様子に、捕虜の女達は焦燥感を募らせ、アーシャも胸の奥に嫌な予感を感じて唾を飲み込む。
「ではルールの説明だ」
「ルール?」
オウム返しに聞くアーシャを無視。
「このフィールドには、既に私の部下が10人配置についている」
「君達が狙うのは彼らのオベリスクだ。クラッシュさせた者は、無条件で開放の対象となる」
「つまり条件を達成することのできる者はここにいる半数のみということになるが…、まぁそこはせいぜい競い合って欲しい」
「フィールドアウトは即失格。外にも部下を用意してある。逃げようとは思わんことだ」
「そして、参加するための条件だが…」
「ちょ…待ちなさいッ! 一体何の話なのですかっ?」
次々と得体の知れない「ルール」とやらを説明するボルクスの言葉を無理やり遮り、アーシャは抗議の声をあげて詰め寄った。
立場も忘れ、捕虜になる以前の命令口調になって目尻を吊り上げる。
「なにがだ?」
話の腰を折られたボルクスが、彼女を不機嫌そうな声で睨む。
その眼光の鋭さに、思わず後ずさるアーシャ。だが自分の背にはうろたえる仲間達がいる。ここで弱気な所は見せられない。
「わ、私達に分かるように説明しなさい!」
内心の動揺を誤魔化すように、叫ぶ。
「いいだろう。では分かり易く言い直そう」
ボルクスは咳払いすると、笑顔に戻ってアーシャ達、カセドリアの捕虜に向かって言い放つ。
「手前ぇらの中で助けるのは10人のみ。ここのどこかにいる俺の部下をイかせたら勝ちだ」
「は…?」
突然の口調の変化に戸惑い、アーシャは思わず間の抜けた声を漏らす。
「フェラでも中でも、好きなとこを使ってザーメンをしぼってやれよ? 早いもの勝ちだからな」
「な、ななな…」
下品なそのセリフに、赤面するアーシャ。ボルクスは、そんな彼女に顔を近づけ、
「おや? アーシャ殿はまだ理解できない? ラッキーだなぁ、おい。ライバルが1人減ったぞ?」
言いながら今度は彼女の後ろの女達に視線を送る。
その言葉に息を呑んで黙り込む捕虜達。微妙な気配の変化に、アーシャは驚いて振り向いた。
気まずそうな、それでいて切羽詰った悲壮感に満ちた表情をこちらに向けて、彼女達は沈黙している。
「な…、みんな、まさか…」
「後ろのお嬢さん方は賢明だなぁ」
ボルクスが声を上げて笑う。
「ダ、ダメよ…! あぐぅッ!!」
血相を変え、制止しようとしたアーシャの横っ面を、無言でボルクスが殴りつけた。
至近距離から恐ろしい力で打ちつけられた拳が頬にめり込み、上半身が真横に吹き飛ぶような勢いでアーシャは倒れこむ。
頭がクラクラし、視界が霞む。失神しなかったのが不思議なくらいだった。
その様子に目をそむける捕虜達。しかし、誰一人として助け起こす者も声を掛ける者もいなかった。
「さて、じゃあ最後のルールだ。その部隊服の下と…あと下着もな。今脱げ。それが参加料だ」
咳き込むアーシャをちらりと一瞥し、ボルクスは何事もなかったかのように鬼畜な指示を告げる。
「え…? 脱ぐって…」
「そんな…。こ、ここで?」
予想外の要求に狼狽し、羞恥に躊躇う女達にさらに追い討ちを仕掛けていく。
「脱がねぇならリタイアだ。いつ終わるか分からねぇ戦争中、ずっと捕虜でいるか?」
からかう様な声で語るそれは、自らの保身に傾いている今の彼女達には一番効果的な言葉だった。
439名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:45:06 ID:OX5Hga0O
【3】

やがて──。
ひとり、またひとりと顔を赤らめ涙目になりながらも、自らスパッツと下着に手をかけていく。
「や…やめな…さ」
アーシャは、倒れたままで口内の痛みに耐えながら呻くが、その言葉も空しく……。
ほどなく、彼女以外の全員が、下半身のみを露出した姿をボルクスの前に晒していた。
「はっは、いい光景だな。よし。1列に並んで手を後ろで組め」
「く…ッ」
仲間の取った恥知らずな行動にアーシャは唇を噛む。
兵士の象徴である母国の部隊服を着込み、股間を丸出しにする屈辱。それは彼女達も感じているはずだ。
同じような…それでいて一人一人僅かに異なる女の部分を、ボルクスに観察されながら無言で耐えている。
それでも拒絶の言葉を口にせずに、言われるがままになっている理由は──他でもない。
自分の身体を差し出すことで、自由を保障してもらう…その条件を彼女達が受け入れたということだった。
「OKだ。じゃあ気合入れろよ?連中のオベは凶悪だからなぁ、しっかり折ってやるんだぜ?」
男性器をオベリスクに見立てた、悪趣味なオベリスククラッシュ。その開始を彼が告げると同時に。
カセドリアの捕虜達は、傍らのアーシャには目もくれず──淫らな姿のまま、我先にとその場から走り去っていった。

「いい余興だろ?」
その後姿を眺めながら、ボスクスは満足げにひとりごちた。
「下衆が…ッ!」
唾と共にアーシャは吐き捨てる。
「あの部隊服のネタは、部下のリクエストさ。まぁ上の者としてはお願いも聞いてやらないとなぁ?」
痛烈な罵りに気にした素振りもみせず、彼は倒れたままのアーシャに歩み寄ると、その髪の毛を容赦なく引っ張り上げる。
無理やり頭を持ち上げられて、苦悶するアーシャを覗き込み、
「わざわざヴィネルまで来てやってんだからよ、お前も意地張らずに楽しめばいいのに。助かりたくねぇのか?」
さも残念そうに苦笑する。
「変態どもに付き合うのはお断り、よ…」
「は、気丈なこった」
嫌味に短く答えると、ボルクスはアーシャの腕を取って立ち上がらせ、力任せに引っ張る。
「や…ッ!な…何ッ?」
よろめきながら振りほどこうとする彼女を引きずりながら、彼は心底楽しそうに提案した。

「じゃあせめてお仲間の様子を見学しに行こうぜ?」

──と。
440名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:47:03 ID:OX5Hga0O
【4】

元いた場所から5分も歩いただけで、さっそく最初の現場に遭遇する。
目を見開くアーシャの視界に飛び込んできたのは、大きな木に背を預けて立っている男と、
その股間に纏わり付き、顔をつきあわせて肉棒をしゃぶりたてている3人の女の姿だった。
「ぷぁ!んっく、ちゅぱ」
「はぁぁ、レロッ、ちゅッちゅ!」
「んぷ、ちゅぽッんむ、はむ…ちゅるるッ」
膝立ちになった姿勢の彼女達の口から、卑猥な音がひっきりなしに聞こえている。
そそり立つ1本の「オベリスク」を巡って、一心不乱に舐め咥え、奪い合うように頭を寄せ合っていた。
「もぐッ!んぷッんむぅッ!んんッ!」
正面にとりついた一人が、激しく頭を上下に動かしながら口の中のものを渡すまいと男の腰に手を回して固定する。
「ズルいッ!わ…わたしにもっ、ね…ねぇ最後はわたしにちょうだいッ?」
「いやぁ!あたしにお願いぃ! ほらッ…これいいでしょ?ねっ?気持ちいいでしょ?」
残された2人は焦りをあらわにしながら、それぞれ男の左右の太ももに腕を絡ませ、媚を売っていく。
左の女が目の前の睾丸を口に含み舌先で転がすのを見て、最後のひとりも同じようにもう片方の袋を舐めまわす。
「うぉあ…。いいぜぇ、その調子だ」
3人の必死の口技に、男が声を漏らし、
「一番上手く出来た奴にくれてやるよ。ほら、もうちょっとキバれ」
腰を巧みに動かして、淫らな刺激をはぐらかしながら言うと、3人の口から離れた怒張がピクピクと震えながら自由になった。
「はぅぷッ」
「あッ!?」
「くぅ……」
すかさず争奪戦が繰り広げられる。
はぁはぁと荒い息を吐きながら、何かに憑かれたように醜い奉仕合戦を続けていく股間の3人。
男はその様子を見降ろしながら満足そうに笑い、フィニッシュする相手を値踏みしていた。

「なるほど、考えたもんだ」
ボルクスが感心したように呟いた。
「近場の見つけ易い場所にいれば、勝手に群がって来てよりどりみどりって訳か」
呆然と立ち尽くし、痴態を眺めるアーシャにも、その言葉だけで容易に理解できた。
19人の捕虜に対して与えられる席は10。自分が助かるためには一刻も早く相手を探すしかない。
そんな状況下で、すぐ側に目当てのモノがあったとしたら? 決まっている。貴重な1つを今の彼女達が見逃せる訳がない。
それこそ先を争うように集まるだろう。後はその中からお気に入りを選んで……つまりそういうことだ。
アーシャはまるで汚物を見るかのように、下劣な男と愚かな女達に視線を向けていた。
441名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:47:48 ID:OX5Hga0O
【5】

「っく、そろそろいくぜッ!」
腰を震わせて言う男の声に、歓喜と期待の表情を浮かべる女達。
「あッ、来てぇ出してェ!」
「下さいッ、飲みます!飲みますからッ!」
「わたしにごっくんさせて下さい!」
一斉に肉棒から口を離すと、顔をあげ、恍惚としながら口を開けて舌をつき出す。
仁王立ちでモノを激しく擦り上げる男は、3人のその仕草を見渡して、
「よし、お前だ」
右側の栗色のポニーテールの少女を選ぶと、その頭を両手で押さえつける。
「あ、ありが…んごぉもぉぉッ──ッ!!」
選ばれた事にお礼を言おうとした声が、くぐもった絶叫に変わる。
喉奥めがけて一気に差し込まれたモノが食道にまで達し、首の中ほどにくっきりとその形を浮き上がらせていた。
強引な侵入にボタボタと唾液が流れ落ち、女の全身が細かく痙攣し始める。
「いくぜ」
次の瞬間、男の言葉と同時に、びゅくる!と炸裂する白濁液。
「───────ッッ!!」
直接胃に送り込まれていると錯覚するようなその灼熱感に、少女の意識の大半が吹き飛んだ。
そのまま2回、3回と腰を震わせ、男は容赦なく大量の子種を飲ませていく。
「………っ」
「ぅ…ぁ…」
選に漏れた2人の女は、間近で見る壮絶な口内射精に声も無い。
やがて全てを吐き出した男は、ゆっくり喉から息子を引き抜き、ふうっと息を吐きながら女の頭から手を離した。
トサッと軽い音をさせ倒れこんだ少女は、焦点の合わない瞳で口の端に白い泡を浮かせたまま、
「ぁ…は、…ゃ、やったぁ……」
殺されるような責め苦を味わったにも関わらず、それでも呆けた笑顔で小さく呟いた。
442名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:48:56 ID:OX5Hga0O
【6】

2箇所目、その場ではすでに「勝者」が決まっていた。
「お、ボルクス隊長」
道行く彼らに、男がのんきに声をかけてくる。
「なんだ、もう終わってんのか」
「えぇ、見事に折られてしまいました」
ボルクスの茶化すようなセリフに頭を掻きながら、全裸のまま近づいてくる。
「旨そうな女っスね、そいつ」
アーシャの姿にその股間が反応し、勃起していく。上向きながら接近してくる醜悪なソコに、彼女は目を背けながら後ずさった。
「おいおい、手ぇ出すなよ。こいつはリタイアだ」
「なんだ、もったいねぇ…」
呆れたように言うボルクスに、未練がましく舌打ちする男。
「ったく…絶倫ぶりは相変わらずだな。で、お前の相手は?」
「あぁ、あそこに」
指差す先に、女がうつぶせで倒れていた。
道沿いの茂みのさらに奥。木の幹に、投げ出した腕を巻きつけるようにして崩れ落ち、ぴくりともしていない。
アーシャが戦慄して顔を青ざめさせる。
「まさ…か、死…」
だが、呼吸はしているようだった。ほんの少し肩が上下している。
アーシャを連れ沿い、倒れた女の側まで来ると、ボルクスは身動きひとつしない姿を眺めて苦笑する。
「派手にやりやがったなぁ」
脱力した両の足の間からは、陵辱の証が大量にこぼれ落ちていた。
その部分を覗き込んであることに気付くと、彼はアーシャにも見るように顎で指す。
べったりと撒き散らされた男の精液に混じる…赤。
「……っ!」
「そいつ、初物だって自分から白状しましてね。なもんで、たっぷり孕ませてやろうと思ったんですが…」
背後から勃起したままの男が言う。
「後ろから突きまくって、抜かず3発ぶちこんだだけで失神しやがって…ったく、興ざめですよ」
「ひど…い」
武勇伝のように語るその言葉に、アーシャは目を伏せる。
「あん? 何が酷いってんだ、見ろよ、コイツの顔」
非難の声に、男は失神した女の身体を足で乱暴に転がして、うつ伏せから仰向けへ姿勢を反転させる。
脱力した半裸がごろりと上を向き、
「う……そ」
アーシャ目を疑った。男の言うとおり、その子の顔にも先ほどの少女同様、幸せそうな笑みが浮いていた。
破瓜を散らし、乱暴に犯されたはずだ。なのに、なぜこんな表情をしているのだろう。
信じられなかった。信じたくなかった。いくら捕虜の身から逃れる為とはいえ、これでは行為自体を喜んでいるようではないか。
「あークソ、見てたらまた催してきやがったぜ」
アーシャが心の中で葛藤していると、そう言いながら男が倒れた女に覆いかぶさっていった。
「ちょッ!」
止める間もなく、くちゅると軽い水音。
怒張を差し込む瞬間と、中に出された男の精液が押し出され溢れていく様子を、アーシャは見てしまう。
「も、もう終わってるでしょ! やめなさいっ!」
リズミカルに腰を振るタンタンという激しい音に、赤面しながら叫ぶ。
なすがままに揺さぶられる女を、ダッチワイフの様に扱う男。
しばらくそれを面白そうに見ていたボルクスだったが、
「んじゃ忙しそうだし、俺らは次のとこにいくわ」
一言だけ言い残し、喚くアーシャの手を引いてその場を離れていく。

「お願い、止めさせてよッ…」
仲間の様子を背中ごしに振り返りながら、アーシャはボルクスに懇願する。
だがしかし、視界に映る陵辱者の姿が拳ほどの大きさにまで小さくなった時、彼女の耳に届いたのは、
「うっく…だすぞッ! ──っぐッ、おらァッ!!」
人形のように動かない相手に向けた、獣のような叫びだった。
443名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:49:42 ID:OX5Hga0O
【7】

その後もアーシャは行く先々で、様々な痴態を見せつけられた。

仰向けとうつ伏せで抱き合った状態で交互に犯されながら、どちらに射精してもらうかを競う者がいた。
自ら尻を割り開いて肛門に男性器を受け入れ、悲鳴のような喘ぎ声を上げながら果てた者がいた。
男の顔の上にアソコを押し付けながら、両手で肉棒を擦り上げ、射精に歓声をあげる者がいた。

どの場所でも男に媚びへつらい、乞食のように精を求めていた仲間の姿──。

いくら魅力的な褒美をエサにされているとはいえ、わが身可愛さに自ら望んで男達に行為を求めるなど。
失望が怒りに変わり、アーシャは知らず彼女達をも侮蔑するようになっていた。
自慢の仲間だと思っていたのに。あんなに愚かで、浅ましく、淫らだったなんて。
最低だ。恥知らずめ。この裏切り者。

暗い感情が、彼女の中で膨らんでいた──。
444名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:50:35 ID:OX5Hga0O
【8】

「ア、アーシャ様?」
そんな声がしたのは、2人が最後の「オベリスク」へと向かう途中の事だった。
背後に向き直ると、そこには一人の少女が、戸惑ったようにこちらに視線を向けている。
アーシャと同じような金髪をツインテールにまとめた幼い顔立ち。小柄な体型をした見覚えのある姿。
「シル……フィー?」
その名を、アーシャは小さく呟く。
「あ…やだ見ないで下さいっ」
彼女は思いがけず再会した知り合いと、隣の男が自分に注目しているのを感じ、慌てて露出した股間を手で隠して顔を赤らめた。
それっきり無言でモジモジとしながらアーシャ達の様子を伺っている。
シルフィー=ルインフォード。
捕虜達の中でも最年少、皆のマスコット的な存在だったソーサラーで、
見た目と同じく子供っぽい性格の、アーシャを姉のように慕っていた少女だった。
「………」
そんな彼女と、見つめあう。
「なんだぁ?」
彼女達の様子にボルクスが呟き、シルフィーとアーシャを交互に見やる。
「あ…えと…。見つからなくてそれで、人がいたから…」
自分に説明を求められていると思ったシルフィーが、視線を彷徨わせて気まずそうに言う。
「なるほど。あぶれ者の一人って訳か」
ボソボソとした言葉にも納得がいったのか、ボルクスが笑った。
「残念だったわね。…多分もう遅いわよ?」
「…え?」
次にシルフィーの耳に投げかけられたのは、黙って彼女を見つめていたアーシャのこんな声だった。
「アーシャ…様?」
「シルフィー。貴方もアウトよ」
冷たい視線で言うその姿に、シルフィーが眉根を寄せ、ボルクスも軽い驚きの表情を向けた。
「そう…ですか」
顔を伏せて呟くシルフィーに、アーシャはなじる様に続ける。
「……そんな恰好で、必死に走り回って…」
「………」
「自分が何をしているのか、分かってる?」
「………」
そこで、ついに抑えていた怒りが爆発する。
「自分から犯されたがるなんて、何を考えているのッ!? 恥を知りなさい!!」
叫んだ言葉が、矢となってシルフィーに突き刺さった。
「知らない男に身体を開いてでも助かりたかった!? 仲間達と争って、見捨てて、それでも自分だけは助かりたかった!?」
「アーシャ…様…」
「私の名を呼ぶなッ!!」
嫌悪感をあらわにしてアーシャは絶叫する。シルフィーはその痛烈な拒絶に身を硬くして涙を浮かべた。
「私は貴方達とは違うわよ…。例え捕虜であっても、何をされようとも、誇りと尊厳は失わないわ…絶対に」
息を荒げるアーシャは最後にそれだけ言って、彼女に背を向ける。
「言うねェ。流石はアーシャ=コーデリア、といったところかな?」
両手を広げながら大げさに感動してみせるボルクスに、
「ふん」
アーシャは鼻を鳴らしてそっぽを向く。

私は、違う。
アーシャはそれだけを頭の中で繰り返す。

そう、私は違う──。絶対に。
445名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:51:39 ID:OX5Hga0O
【9】

「さて、では結果発表だ」
ボルクスが居並ぶ10人の捕虜達を前にして言った。
キャッスル前に再び集められた彼女達は、オベリスク役の男達に囲まれて一様に憔悴している。
「とはいえ、見れば分かるように、君達は「敗者」だ」
冷酷な宣告に、暗い顔でうつむく彼女達。その中でただ一人、アーシャだけが毅然とした態度で立っていた。
「既に「勝者」はフィールドアウトを許可し、自由の身となっている」
ボルクスの言葉は淡々と続く。
事実その通りだった。アーシャには意外な事だったが、口約束にすぎないと疑っていた解放自体は本当だった。
半数に数を減らした捕虜の人数が、それを証明している。
わざわざカセドリア軍に送り届けるような親切なものではなく、そのまま身ひとつで放り出すような乱暴な処置だったが、
このヴィネル島からは、アズルウッドがあるエイケルナル大陸への定期便もある。それでも後は充分なんとかやっていけるだろう。
何よりも、このバカバカしい「オベリスク・クラッシュ」に勝った連中だ。
娼婦でも身売りでも好きなことをやって帰ればいいのだ。私の知ったことか。
アーシャは内心で毒づき、この場にいない女達の顔を思い浮かべて頭の中で唾を吐きつける。
「残念ながら、君達は引き続き我々の元にその身柄を置かれる事になる」
「丁重な扱いを、ぜひ期待したいものですね」
ボルクスの言葉に、アーシャはたっぷりと抑揚をつけて皮肉るように言った。
周りの男達がその態度に笑い声を上げる。
他の捕虜達はというと、その挑発的なアーシャのセリフにまともに動揺し、一番端に立っていたシルフィーも、
「ア、アーシャ様っ…」
と、泡を食ったように小さく呟いた。
──機嫌を損ねるような事をしないで。──バカな意地を張るのは一人でやってよ。──私達を巻き込まないで。
アーシャに向けられる彼女達の瞳が、そう訴えていた。
「丁重な扱いか。もちろんそのつもりだ」
ボルクスは、そんなのやりとりを見て心底楽しそうに笑う。
アーシャは憮然としながらも、彼を見返したまま黙り込んだ。
「それでは、我々の誠意をさっそく証明することにしようか」
アーシャと、カセドリアの面々に向かって、大仰に言う。
もったいぶってニヤニヤと笑うその顔の醜悪さが、誠意という言葉とは裏腹に捕虜達の不安を煽っていく。
今度は一体何をする気だ?
アーシャは嫌な予感が心の中で膨らんでいくのを確信し、すぐにそれが的中した事を身をもって知った。

「闘技場つながりで、敗者復活戦。10人でのリーダーデスマッチっていうのはどうだ?」
「ルールは単純。リーダーがイったら他の勝ち。逆にイかされたらそいつはアウトだ」
「参加は自由。人数制限なし。リーダーが負けた時点で残りの全員を解放しよう」
ボルクスの説明に、アーシャの全身に戦慄が走る。
ま、まさか──…。
彼女の脳裏に閃いた想像。
蒼白になりながら、彼女の想像を残酷に肯定している笑みを浮かべたボルクスと視線を交わす。
「さて。そのリーダーだが、はたして誰が適任かな?」
ボルクスの、男達の、捕虜達の。その場の全員の視線がアーシャに集中する。
そして───。
彼女の悲鳴と共に、1対9の、絶望的な戦いが始まった。
446名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:58:49 ID:OX5Hga0O
----------------続く----------------------

25日ですね、まだクリスマスですね。
(=д=)、 ペッ!

前回は感想どもでした、>>401でございます。
長文ですが、年内にもう1つと思って新作を投下しまっす。
まだ全体の約半分だったりするので、久々の寸止めですw

もうちょっとで書き上がるので近いうちに後半を。 んではッノシ
447名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 13:32:21 ID:pyGONYRi
 _▲_  ハァハァ
  (;´Д`) <これは良いクリスマスプレゼント…後半も期待…!
_(ヽηノ_
  ヽ ヽ  †
448名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 20:31:39 ID:/NlGTdiY
アーシャの人望のなさに嫉妬
かわいいよツインテ子かわいいよ
449名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 00:04:54 ID:i2NGOzuq
エロイぜGJ!!!
イかされまくるアーシェも見てみたいなぁw
450名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 03:42:29 ID:tIl3dfbV
お疲れ様でした
もうエロくて頭が飛びそうになってしまいます('д` )
>>446氏の文章は読みやすく、キャラがしっかり立っているので読んでいて楽しいです。
どうやったらここまで綺麗に書けるのかが不思議でなりません
後半も楽しみにしています。頑張ってください!



451名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 12:39:26 ID:2jCciNK9
DDDとかいうSSサイトってないっけか?
間違ってお気に入りから削除しちまって
どこだかわかんね(´・ω・)
452名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 13:07:16 ID:D/2xHVGB
DingDongDangのことか?俺も昔はよくお世話になった
本家は閉鎖したがSSはミラーサイトに残ってる

ttp://anotherddd.fateback.com/
453名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 15:19:37 ID:GNUDivcU
毎度毎度のage
過疎ってるとこあげて来いよ、何件かおちたぜヽ(`Д´)ノ
454名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:35:33 ID:M+useQKk BE:247319892-2BP(1000)
hssh
455名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:34:03 ID:2vihmSsg
まいどども、437でございまっす。出来上がった後半をうpしに来ました。
またクソ長いんですが、全部読んでくれる人いるのかしら…(不安)

<前半のあらすじ>

闘技場に連れられたカセドリアの虜囚。未来を憂う彼女達に告げられたのは、意外な事にその身の解放だった。→>>437
だがしかし、交換条件として提示されたのは、淫らなオベリスク・クラッシュへの参加と強制露出という屈辱。→>>438
唯一人、その参加を拒んだアーシャは、仲間達の様子を「観戦」することをボルクスにより強要される。→>>439
そこで彼女が見たものは、1本のオベリスクを醜く争う仲間 →>>440>>441 や、失神したまま犯される仲間。→>>442
淫らなその姿にアーシャは嫌悪を抱いていく。→>>443 保身に走る少女との決別は、彼女の運命を大きく変え、→>>444
やがて敗者となった10人に、次なる競技が告げられた。→>>445
リーダーデスマッチ。それはアーシャを地獄に堕とす、裏切りと淫欲の罠だった──。

ってな訳で、後半スタートー。
456名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:37:06 ID:2vihmSsg
【10】

逃げようと踏み出した足を、素早く掴まれて転倒させられた。
「いやァッ! やめなさいッ、貴方たちッ!」
倒れこんだアーシャを取り囲む捕虜達は、この期に及んでも命令口調の彼女に、薄ら笑いを浮かべていた。
次々と彼女に群がり、押し倒すように手足の自由を奪っていく。
「ひッ!?」
仰向けで四肢を拘束されたアーシャは、視界いっぱいに広がる彼女達の迫力に、喉からみっともない叫びを漏らした。
「やだ…うそよね? だって…仲間だもんね?」
容赦のない力で押さえつけられながら、目に涙を浮かべ、怯えた笑顔で懇願する。
さっきの勢いから一変した、アーシャのか弱い仕草。
その狼狽ぶりに嗜虐心をくすぐられたのか、捕虜達の顔が悦楽に歪む。
「安心してください、アーシャ様」
「ティナ?…やめ…ッんむぅぅゥッ!?!」
微笑む女が、頬に優しく手を添えながらアーシャの唇を塞いだ。
ぬめる舌先が這い回る感覚に目を剥いて暴れる。
舌を吸い、唾液を送り込みながら、ティナは夢中になって口内を蹂躙していった。
「むぅゥッ!んむぅ───ッ!」
「私達は、同じ女ですもの…どうか任せて下さい」
声を出せなくなった彼女に、上着に手を掛けた女が続ける。
ブチブチッ。
布が破れる音。清楚な下着に包まれた二つの膨らみが空気に晒された。
「んんんんッ────ッ!!!」
そのままカップの部分を捲り上げられ、若く瑞々しい乳房と桜色の先端があらわになると、
「ちゃんと気持ちよくしてあげますから…」
「私達の為にイって下さいね」
すかさず別の2人が取り付き、左右からアーシャを無理やり昂ぶらせていく。
口を塞がれたまま濃厚なディープキスの餌食になっているので、何をされているのかは感触でしか分からない。
ただ、胸のふくらみが両脇からもみくちゃにされている事だけは理解できた。
「あは、柔らかい」
「アーシャ様のおっぱい、とっても可愛い…」
片方づつを、2人がそれぞれ両手で鷲づかみにする。むにゅむにゅと揉みしだくと、ビクビクとアーシャが跳ね回る。
手のひらを使って撫で、指を使ってくすぐるたびに、プリンのようにそこが震える。
「ふむぅぅゥぅ───ッ!んんぅぅ──ッ!」
「すっご…敏感ですねぇ」
「じゃぁ…これはどーですかぁ?」
律儀に反応する彼女の身体に呆れるように呟いて、女は次に淡く色づいた突起に狙いを定める。
(何コレッ!何なの、この感じ…ッ!?)
アーシャは混乱しながらも、胸の先端に加えられる刺激を追ってしまう。
細い指で右側の乳首がきゅっとつままれる。弱く強く、焦らすように、ゆっくりと。
左側は唇と同じように、舌先で転がされていた。熱い柔らかな感触が円を描くように動いたかと思うと、ちろちろと先端を弾くように変化する。
「んふぅッ!むぷぅッ、んッうぅッ!ふむッ!」
見えない分、アーシャはその刺激をまともに知覚してしまう。
胸を2人ががりで弄り回していた少女も、アーシャの呻きが短く断続的なソレに変化している事に気付いた。
視線を交わしあい頷くと、はむっと口に乳首を含み、同時に強く吸い上げる。
ちゅううううううううっ!
「んふぅぅぅぅぅぅ───────ッッ!!!!」
背中をそり返して、アーシャが全身を震わせた。
(あぁァあぁッ!? む、胸ッ! すっ吸われてるッ! 吸われてるぅうッ!)
まるで中身までも搾り取ろうとするかのような、強烈な吸引に視界が瞬く。
457名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:38:44 ID:2vihmSsg
【11】

「ちゅぽっ。なるほどー、アーシャ様ってば舐められるのが好きなんだぁ?」
「甘くて美味しい…なんか本気になっちゃう、ね」
唇を離した2人がうっとりと、身震いしながら笑みを浮かべた。
ティナもようやくアーシャから離れ、情欲に濡れた瞳で彼女の顔を覗き込んでいる。
「はぁ…はぁ…う…ぅ…ぐすッ…う、うぁあァぁぁあぁん、うわァぁあぁあ!」
その視線の先で、アーシャは子供の様に声をあげて涙する。
汚された。弄ばれた。
大切にとっておいた初めての接吻、ファーストキスを同姓に奪われ、こんな大勢の前で無理やり胸を晒されて…。
女に強姦された。こんな女達に。
惨めな自分に心が折れ、我を忘れて泣きじゃくる。
「泣いてるアーシャ様も可愛い…」
だがしかし。
「うん。初めてみる顔…」
陵辱の宴は終わらない。
不幸な事に、今の彼女達にとってアーシャの涙は行為を促進する燃料にしかならなかった。
「ぅぐッ、えぐ…う…や、やめてぇ…もうやめてよぅ…」
首を振りながらか細い声で哀願するアーシャを無視し、周りの女達が見下ろしながら語りあう。
「どうする? みんなで鳴かしちゃう?」
「……私、おっぱいさわってみたいなぁ…」
「ペロペロされるのが好きみたいだから…交代で、ね?」
「早くイかせちゃおうよ」
淫らな相談をアーシャに聞かせるように、悦楽に酔った表情で頷きあうと、周りの全員が身を折りながら、アーシャに顔を寄せていく。
舌を出しながら、首に、耳に。あらわになった胸に、腋に。女達は近づいていく。
「ぇ…な、なに…?なに…?」
嗚咽しながらアーシャは不安に顔を曇らせる。
「我慢しないで、イってくださいね?」
誰かのその一言を合図に、一斉にアーシャに覆いかぶさっていった。
何をするのか聞く間もなかった。
「ぅあ…ひ、あ、うぁァっ!? やぁッ、はひぃぃッあァッ! ひぃぃッ!」
ちゅぱちゅるるっ。れろっ、ちゅうっ。
上半身の肌が見えている所、その全てを同時に舐め回され、アーシャは鳥肌を浮かべて悲鳴を上げる。
「はァ、あ、んッはぁぁァぁッ! ダメぇぇッ、うぁあっ、あっはぁあァぁあぁ────ッ!!」
「ほら、音がすごいでしょう?」
耳たぶをねぶる、卑猥な水音を無理やり聞かされる。
「いやァッ! 聞かせないで! あはぁうッ、そんな音させなぃでぇェッ!あァあぁぁッ!」
「震えてるぅ…気持ちいいですかぁ?」
首筋で舌先を上下させている女からの問い。
「ふぁァあぁアッ! な、ないッ、気持ちよくなんかッ! あァぁッ、はぅぁん!」
「ふふ…ウソだぁ?」
「ね、こんなにピクピクしてるのに…」
腕の付け根とヘソの辺りから、むずがゆい刺激を送りこんでいた女が、からかうように笑う。
「は、うッ! ふぁッ、誰が…こ、こんなもので…はぁァああッ、よく…うぁッあぁあッ!!」
歯を食いしばりながら、アーシャは否定する。
だが、その顔は真っ赤に染まり、襲い来る快感の波に翻弄されているのは明白だった。
濡れた瞳は壊れたように上下左右に揺れまわり、絶え間なく上げる喘ぎに開きっぱなしになった口の端から涎がこぼれている。
押さえつけられたまま、細かに震える身体もとっくに上気して淡いピンクに染まっていた。
「はぁァぁッ!あ、あふぁ、うぅあァぁァッ!誰が、ぁあッ、だ、れが気持ちよくなどぉッ! あっくぅッ!」
誰の目にも明らかな程に悶絶しながらも、それでもアーシャは僅かに取り戻した気丈さを健気に発揮する。
「ふぅん…?」
「さすがアーシャ様ぁ…」
息も絶え絶えなその言葉に、一旦唇を離した女達が感心したように呟く。
458名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:40:05 ID:2vihmSsg
【12】

「はぁっ、はぁッ……、はぁ……、───…?」
地獄のような責めから解放されたアーシャは、荒く息をつきながら自分を見下ろしている女達を見る。
笑顔で、何かを企んでいた。
9人の視線が、18個の瞳が、呼吸に合わせて上下している胸に注がれるのを感じ、アーシャは再び狼狽する。
「───ッ!?」
彼女達の考えを察し、息を呑む。
人並みよりも、少しだけ控えめな…形のいい小ぶりなバストと、その先端の慎ましいピンクの部分。
「やだッ…やめ…そ、そこはダメなの…。わ、私、そこは…」
涙目になりながら、告白する。
プライド高く、ことさら貞操観念が強い彼女が、今まで知る由もなかった「性の弱点」。
ついさっき思い知らされた──快楽の弾薬庫。吸引された時に感じた陶酔感を思い出し、アーシャは恐怖した。
「お、お願い…そこはっ…私じゃ、なくなっちゃうの…ッ」
「…それなら」
「アーシャ様の好きな所をいっぱいしてあげますね?」
「いやぁァぁぁ──────ッ!あ、あぁッ!あぁうぁァぁァ─────ッ!!!」
再開された攻撃に、嬌声がほとばしる。
今までのそれが児戯だと思うような快感が、アーシャの胸に弾けた。
「ダメぇ!ダメぇェッ! 胸はムリぃぃッ! ひぁぁッ、んひぃッ!」
「ふふ、やっぱりここがいいんですね?…はむッはむッ」
「あぁはァ──ッ!か、噛むのやだァッ!はぅうう──ッ!」
「ちょっと、早く変わってよー。っちゅぷ、ちゅうッ」
「んひィッ!? す、吸わないで、あァッ!また胸吸われてェぇえェッ!」
「まだまだですよー、アーシャ様ぁ」
「順番にしてあげますからね?」
惨めに哀願しながら身悶えするアーシャの双乳を、捕虜の女達が代わる代わる執拗に刺激する。
充血してジンジンする先端を甘噛みされて喉をそり返し、吸われる度に髪を振り乱す。
「あふァぁぁ──ッ!あ、はッ、はぅぁァんッ! あぁァァ───ッ!」
下乳部分を持ち上げるように舐め上げられたり、横から弾力を楽しむように、乳房をツンツンと舌でつつかれる。
「む、胸ぇッ! あはァあぁッ、わた、しのッ! はァうんッ! お、おっぱいが! ぁあァぁあッ───ッ!」
「おっぱいが、どうしたんですかぁ?」
「あぁッ!痺れてるッ、しびれて…あァぁあはぁァァッ───ッ!おっぱぃやァぁあァぁぁあッ───ッ!」
ふくらみの上下左右から顔を寄せた女達に聞かれ、アーシャは悶え狂った。
舌と唇だけで加えられる責め苦に呆けた表情で叫ぶ。もはや余力は残っていないように見えた。
「んふふー。気持ちいいんですよねぇ?」
「イっちゃいそうですか?」
期待した目で観察するその言葉に、アーシャは飛びかけた意識を辛うじて繋ぎとめる。
ビクビク痙攣しながらも首を振った。
「っはァぁッ!あっ、はぅッ!ひぁぁッ!あぁッっくぁッ!」
「気持ちいいですよねぇ?」
首を振る。
「あぁァァ──ッ!ひぅッ、あッあぁぁァッ!」
「イっちゃいそうなんですよねぇ?」
首を振る。
「もぅ、強情ですねぇ…そんな声で違うと言われても説得力ないですよぉ? ほらイっちゃえっ」
「あきらめてイきなさい?」
部下だった女からの卑猥な命令に、アーシャは、
首を───振れなかった。
459名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:40:55 ID:2vihmSsg
【13】

「あぁぁあッ? うあぁっ、あっはああァあァァ────ッっ、はぅあぁぁァァ───ッ!!!」
今度は9人の同時攻撃。
既に否定しようのないくらい敏感になった胸に、同時に、全員がかぶりついたのだ。
はじける快楽の電撃に、アーシャの上半身が9人の頭を乗せたまま跳ね上がる。
「ひ、ひぁァぁッ───ッ!あッひゃァぁぁッ! んぁァ! ひ、ひゃィぃぃ─────ッっ!!」
喉が反り返り、意味不明の…自分の声とは思えない、はしたない声が周りの空気を震わせた。
(胸がこんなにされてるのに……でも…でもこれ、気持ちいい…!?)
レイプにも等しい責めを受けながら、アーシャの心がついに快感を認めてしまう。
「あふァぁッ───!あぁッ!も、もぅッ!あはァぁぁッ、も、もぅッ───ッ!!」
「もう…なんですかぁ?」
「はぅあぁんッ、もぅっあっ!あァ────ッ!い、言えないッ、ひぁあァァ──ッ!ぃいッ!言いたくないッ!」
(気持ちいい、気持ちいいのッ! イくッ! もうダメぇ、イッくぅッ!)
気高さゆえに口に出せない淫らな言葉を、頭の中で連呼しながら最後の抵抗を見せるアーシャ。
そんな内心を見透かしたように、女達はにんまりと笑い、残された理性を剥ぎ取るように、その動きを加速させていった。
「ひゃァぁあぁ───ッ!あ、あァッあッ、はッ!あァあッ!?」
(ひぁ、キた…きちゃった…きもちいいのが…ッ!)
「あぁッ! もぅ…も…ダメェッ! はぁッ、あひぁ───ッ!、ぃ、いぃッぃイッッ!!」
(おっぱいでイく!先っちょでイく! 気持ちいい! 気持ちイイッ!!)
歯を食いしばる。全身が硬直する。視界が白く染まる。そして、最後の叫び。
「イぃッくぅぅぅぅぅッ───────!!」
(イぃッくぅぅぅぅぅッ───────!!)
甘美な愉悦が、アーシャの全身を貫いた。


「っはァ…はァっ、はぁ、はぁッ…ぁふッ、はぁ、はァぁ……」
弛緩した全身を震わせて、荒い息のアーシャの耳に届いたのは、
「あはは、胸だけでイっちゃってる!」
「やったぁ! アーシャ様っ、イきました? イきましたよねっ?」
「これで勝ち、でいいんだよね!?」
そんな捕虜達の嬉々とした言葉だった。
──淫らな行為に耽る彼女達を、侮蔑していたはずだった。
──仲間であることや同じ女であることすら嫌悪していたはずだった。
「はぁ、はぁッ…はぁッ」
しかし、たった今アーシャは、彼女と同じように淫らな声をあげ、痴態を晒した。
密かに行っていた一人遊びとは次元の異なる悦楽を施されて、なすすべなく絶頂してしまった自分。
「はぁ、はぁ…っく…うぅっ…うぐ…」
屈辱に涙がこぼれた。
快感の余韻に浸る自分の身体を、刺し殺してやりたかった。
460名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:41:59 ID:2vihmSsg
【14】

「いい見世物だったぜ?」
笑顔のボルクスが、男根を擦りながら、近づいてくる。
いや、彼だけではない。
周りを囲んでいた男達の全員が、いつの間にか己のモノを握って上下させていた。
「ゲームはお前らの勝ちだ。意外とあっけなかったけどな?」
「じゃぁ…私達…」
「あぁ、解放を認めよう。──ッっくぉっ」
そう言って仰向けのアーシャを見下ろすと、その顔めがけて白濁液を撒き散らした。
「いやぁッ!っぷぁッ!?」
拘束されたままの彼女は、顔面に降り注ぐボルクスの精液をまともにかぶって悲鳴をあげる。
びゅくる、びゅくんと2発、3発──。
むせ返るような匂いをさせながら、大量の粘液がアーシャの髪を、顔を、首を汚していく。
「やぁァぁぁッ────ッ!! き、汚いッ! いやぁぁぁァあ────ッ!!」
半狂乱になって喚く声にも構わず、7発──8発。
「美人になったじゃねェか、可愛いぜ?」
べったりと白く化粧したアーシャから離れると、交代するように別の男が射精する。
今度は胸だった。
「ひぁッ、熱…いやぁァぁッ! ヤぁあぁぁ────!!」
上半身といわず、全身に次々と浴びせられる男達の精液。
やがてボルクスを含めた11人の男達が欲望を吐き出し終わると、そこには変わり果てたアーシャの姿があった。
「……………っう……うく……」
口や目を開けることも出来なくなった、その凄惨な光景を、満足そうに眺めて、
「いい格好になったなぁ? ──んじゃとりあえずお前らはここで御役御免だな」
ボルクスは捕虜達に声をかける。
アーシャはどこか遠くから、彼女達があげた歓声を聞いていた。
もう──どうでもよかった。
裏切り者、と罵る事すら出来ないほど憔悴し、汚された身体を抜け殻のように横たえていた。
461名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:42:57 ID:2vihmSsg
【15】

「まだ…終わってませんよ?」
そこに一人の少女の声がする。
「だって、アーシャ様はまだイってないですから」
聞き覚えのある声だった。
「何言ってるの、シルフィー…?」
いぶかしげに別の女が呟き、ボルクス達もまた、彼女の言葉に驚きの表情を向ける。
アーシャの顔にこびりついた精液を拭いながら、シルフィーは答える。
「だって、アーシャ様はこう言ったんだよ?『私は貴方達とは違う』って」
「!」
その指摘にアーシャは、ビクリと身を震わせて動揺する。
「『何をされようとも、誇りと尊厳は失わない』って…そう言ってたんだよ?」
目元のぬめりを取り払われたアーシャは、ゆっくりと目を開けた。
恐る恐る…声の主、シルフィーを見る。
「私達のことを、『恥知らず』って──そう言ってバカにしてたんだよ?」
彼女は優しい微笑みを浮かべて、そっとアーシャの頬を両手ではさむ。
「そんなアーシャ様が、イっちゃう訳ないですもんね?」
「シ、シルフィー…」
可憐な瞳の奥に、ほの暗い炎が燃えていた。
普段と変わらない口調に込められた、得体の知れない迫力。
アーシャはその様子に、言いようのない恐怖を感じた。
「だから、まだ終わってません」
シルフィーの言葉に、他の女達からも危険な雰囲気が沸き起こった。
「──それ、本当?」
「そんな風に言ってたの?」
アーシャに冷たい視線を向けながら、次々と低い声でシルフィーに問い正す。
「ま、待って…あれはっ、だって」
慌てて言い繕うが、その次を繋げなかった。
全て事実だ。全部アーシャ自身が彼女に投げつけた言葉だった。
「アーシャ様は、エッチな事をする私達を軽蔑してたんですよね?」
「そ、それは…」
「捕虜になって…こんな目にあってるのも、そもそもアーシャ様の指揮のせいなのに…」
「ち、違っ……」
「私達を変態みたいに言っていたアーシャ様だもん、胸だけでイったりしないでしょう?」
「…………」
普段おっとりとしている彼女が、背筋を寒くするような深刻な怒りを込めて、いたぶる様に言ってくる。
「シ、シルフィー…待って、ね? 聞いて?」
「アーシャ様?」
にっこりと。天使を連想させる笑顔で。
「私の名前を、呼ばないでくれますか?」
シルフィーはあの時と同じセリフで、アーシャの言葉を遮った。

「はっははは! いや、スマン。俺の見間違いだったな!」
ボルクスの爆笑が辺りに響く。
「確かにまだ終わっちゃいねぇよなぁ? ご立派なアーシャ様はこれしきの事にゃ、屈し無ぇよなぁ?」
「……え、え?」
「お譲ちゃんの言うとおりだ、謝るぜ」
呟くアーシャをよそに、ボルクスがシルフィーと捕虜達に頭を下げる。
その場から離れると、肩をすくめて、
「じゃあ続行だ。せいぜいイかせてやれ?」
そう宣言した。
462名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:44:52 ID:2vihmSsg
【16】

「ま、待ってッ、…もうヤだッ! イ、イった、もうイったの!」
組み敷かれた姿で、アーシャは恥も外聞もなく叫んだ。
精液にまみれ、胸を放り出したまま、首を振って涙声で哀願する。
「ウソはダメですよ、アーシャ様?」
「ち、違う、ウソじゃないですッ! イきましたッ、もぅイきましたから許してェッ!」
両手両足の拘束を強めてくる捕虜達に、アーシャは敬語で助けを請う。
プライドも何もなく、ただこの責めからの解放を望む彼女に、応えるものは誰もいない。
その腰に、違和感がした。
「ひッ…な、何を…」
ビクっと震えてその部分を見やると、体を入れ替えたシルフィーがスパッツの両端をつかんでいた。
「こっちも使ってないのに、そんなの信じませんよ?」
クスクスと小さく笑いながら、男達の精液を吸い込んだ股間の布地をずり下ろしていく。
「や…やめてッ! お願いシルフィーッ! そこだけは許してぇェェェッ─────ッ!」
「えぇー…? ここが一番いいのに…」
アーシャの絶叫に不満げに口を尖らせながら、シルフィーがその手を止める。
「あ、毛が見えてる。…髪と同じ金色で綺麗ぇ…」
足の付け根ぎりぎりまで引き降ろされたソコからわずかに覗く若草。
シルフィーが、まるで宝石を見るかのような感想を漏らし、アーシャは顔を真っ赤にする。
「お、お願いよ…そこは…ソコだけは…お願いします…」
「んー、そうですかぁ…? じゃぁ、止めてもいいですけどぉ」
シルフィーが、ふーっとアーシャの恥毛に息を吹きつけながら呟いた。
その言葉に、アーシャがホッと安堵のため息をついて気を許した次の瞬間──。
「やっぱりダメ」
短い言葉と共に、腰から布地の感触が消え失せた。
「えッ!? あ、ぁあッ?」
股間が外気に触れるスーっとした感覚に、アーシャは愕然としてソコに視線を送る。
下着ごとだった。丸出しにされた自分の腰と、微笑んでいるシルフィーの顔がそこにあった。
「い、いやぁァぁアぁ────ッ!!!!!! 見ないでぇェェ───ッ!!!」
喉を潰さんばかりの絶叫を上げ、押さえつけられているのも構わずに暴れまわる。
女のとって最も神聖で、最も秘匿しなければならない、大切な部分。
金色の茂みをアクセントにした、白く清楚な縦割れが完全に晒されていた。
「あはー、見えましたぁ。へぇ──アーシャ様のココってこんななんですねぇ?」
取り去ったスパッツと下着を横に放り捨てて言うシルフィーに、
「ねぇ、私にも見せて?」
「わ、すごい…。綺麗ー…」
そばの女達もアーシャの秘所を覗き込んで口々に声を漏らす。
「あぁぁッ、やだぁァァ───ッ! 見ないで、見ないでッ、見ないでぇェェ!!!」
全てを見られている羞恥に、アーシャは美貌を苦悶に歪ませながら、叫び続ける。
四肢を拘束されて隠すこともできないそこに、視線を注がれる恥ずかしさ。狂ったように彼女は身を揺する。
「あれ、アーシャ様?」
と、真ん中で覗き込んでいたシルフィーが不意に言った。
「なんですか、これ…」
からかうような声で、アーシャの股間に指を伸ばす。
「ひッ!?」
アソコに触れる指の感触に、ゾクッ!とした痺れがアーシャの背中を駆け抜けていった。
腰が勝手に跳ね、ピクピクと小さく震える様に、シルフィーが小さな笑いを漏らす。
463名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:46:09 ID:2vihmSsg
【17】

「濡れて…ますよ?」
割れ目の上で軽く指を上下させながら、困ったような表情で指摘する。
初めて人に触れられる感覚に顔を染めながら、アーシャは涙にまみれて首を振る。
「ウソ…そんなこと…ないッ」
「ホントですってば、ほら聞こえませんか?」
ちゅくちゅくちゅくっ。
シルフィーの指の動きに合わせて耳に入ってくる、股間の水音。
「ね? 聞こえるでしょ? エッチな音が、ほらほら」
ちゅくちゅくちゅくちゅくッ。
「あひっ…うぁあッ、は、んくッ、違うっそ、それは…」
早まる指の動きが、アーシャを悶えさせていく。
軽く添えられ動かされているだけなのに、甘美な痺れが身体を駆け抜ける。
「違うって、何が違うんですかぁ?」
「そ、それは…あ、汗ッ、そ、そう汗よっ!」
絶え間なく上下する滑らかな指に腰を浮かせながら、苦し紛れに言うアーシャの言葉に、捕虜達が吹き出した。
「へぇ、汗なんですかぁ……」
シルフィーが低く呟き、瞳を妖しく輝かせた。
つぷ。
「ひぁッ!?」
人差し指と中指の第一関節をアソコに差し込まれ、上ずった悲鳴がアーシャの喉からこぼれる。
熱く湿り、包み込むような粘膜の感触に、うっとりと微笑んだシルフィーは、そのまま細かに指先を振動させて揺さぶっていく。
湧き上がる快感に、アーシャは堪らず悶絶する。
「あァぁッ! ひ、ひぃッ! あふぁんッ、んぁあッ! あ、あひゃぁァあぁッ!」
「これが…汗?」
ちゅくちゅぐッちゅむちゅくッちゃぷッちゅくッ。
花びらの肉を、上下に震わせるように愛撫しながらシルフィーは冷たく言い放つ。
アーシャの喘ぎを聞きながら、なおも激しく加速していく指。
「あひゃぁァァぁッ! や、やめ…あァぁッ! はひぃ、んッあぁァぁ!」
「まだそんな事いってるんですか? ほら音もどんどん大きくなってるじゃないですか」
そう言いながら、シルフィーは、股間の水音が激しくなるようにワザと指先を操っていく。
「ふぁッ! あぁッ! ひぅあッ! んぁあッ! ひぃぁァッ!」
「汗なんですか? ねぇ? 新しいのが溢れてきてるんですけど?」
サディスティックな笑みを浮かべて、残像が浮かぶような速さで指先を動かしながらシルフィーは問う。
アーシャはその声に答える余裕もなく、腰を震わせながらガクガクと痙攣していった。
「あぁァぁァあァ────ッ! はぁあァあァあぁッ───ッ!」
その嬌声が、一際高く甘く響いたその時。
不意に暴れていた指が離れ、絶頂寸前だったアーシャを解放する。
「はぁァッ…はァッ…はぁぅ……え?」
戸惑った顔で、股の間のシルフィーに視線を送るアーシャ。
「なんで残念そうな顔してるんです? ほらぁ…これでも汗っていうんですか、アーシャ様?」
シルフィーは、今しがた彼女のアソコを嬲っていた2本の指を差し出して見せる。
「こんなにねばねばした白いのが…汗な訳ないですよねぇ?」
「……っ」
アーシャは口をつむぎ、羞恥に顔を背ける。指の間で糸を引く本気汁をシルフィーは弄ぶようにしながら、
「アーシャ様も、私達と一緒なんですよ」
微笑みながら言う。
「むしろ胸だけでこんなに濡れて、女の私に弄られてイきそうになって…」
指先の愛液を美味しそうに口に含んで、横を向くアーシャを覗き込む。
「アーシャ様のほうが、変態じゃないですか?」
「!……ち、ちが…!」
否定しようと声を上げようとした所に、また刺激。
「ぁあァあぁッ!?」
寸前でお預けされていた悦楽があっけなく再燃する。
464名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:47:12 ID:2vihmSsg
【18】

「ほんと、敏感ですね…。そうだ、アーシャ様はしたことあるんですか?」
「ぇ?」
「エッチですよ。あるんですか、経験?」
まるで明日の天気の話をするかのような口調で、シルフィーは言う。
ゆっくりと秘所をまさぐられながら、アーシャはその質問に言葉を詰まらせる。
男性経験はあるのか──。つまり処女であるのかどうかを聞いているのだ。
そんなことを自ら答えるなど、論外だった。
「はぁァう、あ、あはッ、そ…そんな…うァッ、こと……」
股間の刺激にピクピク震えながら目を伏せるアーシャに、シルフィーは気にせずに続ける。
「あー、別に言いたくないならいいです。勝手に確認しますから」
そっけなく言って、アーシャのアソコに沿えた指を左右に押し広げていった。
「そッ? やァああッ───!? やだッ! いやァァ────ッ!」
「なんだぁ、「まだ」なんですねぇ…アーシャ様」
「───────ッ!」
大事な場所を奥まで覗かれた恥ずかしさ。まだ経験の無い事を指摘された恥ずかしさ。
2重の羞恥にアーシャは声も出ない。
「えぇっ? うそぉ…それであの感度?」
「とっくに済んでると思ってたのに…」
彼女を押さえつけていた捕虜達も、これには驚いたように顔を見合わせる。
無遠慮な好奇の視線をいくつも全身に浴びながら、アーシャは唇を噛んで耐えることしかできない。
「きっと、一人エッチが好きだったんだよ」
濡れながらヒクヒクと蠢くアーシャの股間を視姦したまま、シルフィーが言った。
ボッと赤くなるアーシャの顔が、それが正解だということを周りの全員に教えてしまう。
(もう、やめて…お願い、お願い…)
股間を割り広げられている淫らな自分の姿、それを見ながら笑う同性の陵辱者。
すでに精神は限界だった。
「じゃあ、初めてはあの人達に譲ってあげたほうがいいよねぇ」
そんな彼女をよそに、シルフィーは独白する。
遠巻きに痴態を眺めているボルクスと男達を一瞥すると、アーシャに向き直って微笑む。
「じゃ、アーシャ様? 私達がココの良さを教えてあげますね」
その邪気のない顔に、背筋を震わせるような危うさが混じっていた。
「挿れた事が無いんだったら、きっとこっちの方が気持ちいいですよ?」
「──シ、シル…フィー?」
アーシャの怯えた声に、言葉ではなく舌先と唇が答えた。
465名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:48:03 ID:2vihmSsg
【19】

「はッひゃああッぁぁァぁ────ッ! ふぁあァぁッ、あ、あひぅアッ! ああぁあぁァ────ッ!!」
この感覚をどう表現すればいいのか。
アーシャは、狂ったような嬌声を上げながら、背筋を反り返らせ、腰を突き出し、胸を震わせていた。
「んひゃぁあぁァァ──ッ! あひぃイッ! ク…クリッ!クリトリィッスゥうぅ───ッ!」
腰をみっともなく痙攣させて、どこを責められているのか叫びながら、頭を振り乱す。
いきなり手加減なしでシルフィーが吸い付いたのは、アソコの上の小さな突起。
アーシャの快楽神経が集中している最も敏感な、最も快感が詰まった肉の豆──クリトリスだった。
「シルフィーってば…いきなりクリなんて…」
「しかも全力だよ…うぅっ、こっちまで濡れてきちゃいそう」
「ていうか、私も今まで知らなかったけど……この子見た目に似合わずドSだったんだね…」
拘束している捕虜達が、その激しさに唾を飲み込む。
すさまじい電撃が小さな急所から次々と炸裂し、アーシャの頭がピンク色に蕩けていく。
(うそ、ウソッ! お豆を、舐められるの…ッ! なんでこんなに…!)
指で味わう感覚は、アーシャも知っていた。
が、今ソコから沸きあがる脳天まで突き抜ける愉悦は──完全に未知のものだった。
「あひゃぁァァあッ!?あ、あぁあッ!あぁッ、ひぃんッ!あぁあァぁァッ!!」
包皮につつまれた淫核を唇で吸引され、舌先で縦横無尽にねぶりまわされる。
一体どこで身に付けたのか、シルフィーの恐ろしいまでの技巧に、アーシャは翻弄されるばかりだ。
「いひゃぁぁッ! らめぇッ、ひぁァぁぁ、んあぁァァ──ッ! クリはぁぁァ、らめェッ!」
強烈な陶酔感に、ついに呂律が回らなくなる。
(こ、声が…あぁ、でもこんなの凄すぎるぅ…!)
股間が麻痺したように痺れて、シルフィーの愛撫を求めるように勝手に浮き上がる。
「はぷッ、ちゅうっ!じゅる、ちゅッ!んふうッっちゅッ!」
シルフィーはその様子にますます攻撃を強めていく。
アーシャの無意識のおねだりに答えるように、差し出された恥ずかしい部分に顔を埋めて吸いたてた。
「ひゃうぁァぁぁッ!は、激しッ、あぁッ!? す、吸わないれッ!吸うのらめぇェぇ───ッ!」
舌先による刺激から、唇による吸引へ。
アーシャはたまらず悲鳴のような喘ぎをあげ、きゅううッと硬直した。
同時に、シルフィーの唇に咥えられていたクリトリスが、吸い込みに屈服したようにぴょこりと包皮から顔を出す。
「ひゃぃあああぁァぁァ────────ッ!!」
アーシャの視界で白い閃光が弾けた。
間髪いれずに、剥けた淫核の根元を舌先でほじくり返すシルフィー。
「あアぁあぁアぁッ! ああぁァあぁァッッ────ッ!!」
絶頂している所にさらなる刺激を送り込まれて、アーシャは快楽にのたうちまわる。
そして──最後のトドメ。
コリッ!
「はひゃァあぁァァァ───────────ッッ!!!!」
剥き出しのクリに歯をたてられて、アーシャは浅ましい絶叫と共に意識を失った。
466名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:49:28 ID:2vihmSsg
【20】

「ほら、起きてくださいアーシャ様?」
「…う……ぁ」
ぺちぺちと頬を叩かれて目を開けると、ツインテールの少女が微笑みながら覗き込んでいた。
幼さの残った相貌に、いつもと同じように無邪気な大きい瞳を輝かせている。
呆けたままぼんやりとしているアーシャに、ニコニコとしながら声を掛ける。
「おっぱいよりも、良かったでしょう?」
これは誰だったっけ…。よく知っている子のような……。
「あっけなさすぎですよぉ。まだ「イってない」のに、……寝たらダメですよ?」
イって──え?
その言葉に、やっと意識が覚醒する。
「あ…あぁ……」
そしてアーシャは、自分の置かれた状況を、否応なく自覚してしまう。
「そんな、まだ……、また……?」
失神している間に、姿勢を変えられていた。
仰向けなのは同じだったが、M字型に足が大きく割り広げられ、ひっくり返ったカエルのようなポーズを強要されている。
「イった…イったの…。もぅ、ヤだ…許して…」
小さく頭を振り、涙目でシルフィーに訴えるアーシャ。
どれほどの間気を失っていたのかは分からないが、全身に残る気だるさや股間に残る甘い痺れからすると、まだ1分とたっていないだろう。
溢れてしまった恥ずかしい蜜も、まだ乾いていない。
「んふふ…なんの話です?」
よりあらわになったアーシャのアソコに視線を向けて、シルフィーが笑う。
愛液に濡れて輝く花弁、頭をだしたまま勃起している淫核、誰がどう見ても分かる絶頂の跡。
だが、それを見てもこの子悪魔は、止めるつもりがないのだ。
アーシャが何度果てようとも、許すつもりはない──。
「今度はもっとすごいですからね? アーシャ様」
「そんな…そんな…ぁ…」
彼女の意図を知り、アーシャは絶望する。
「見て。ほら、ヒクヒクしてるでしょ?」
「うん、すごぃヤラしい」
「お豆もこんなに腫れて…アーシャ様のって大きいんだ…」
シルフィーに呼ばれてアーシャの秘所を覗き込んだ2人が、それぞれ淫欲に支配された顔を寄せていく。
抵抗する力すら失った彼女の全身に、ついさっき知ってしまった快楽の閃光が迸った。
「ぅゃあぁッ!?」
アーシャの腰が反射的に跳ねる。敏感になったアソコとクリへの同時攻撃だった。
「こっちも教えてあげますね、アーシャ様」
シルフィーは、夢中でアーシャのアソコを責める仲間を見ながら、口に含んで唾液をまぶした自分の小指を、
つぷん。
アーシャの菊門へ突き込んだ。
「ヒッ───ッ!? うぁぁァッ!? お、お尻ッ!? いやぁァぁァぁァ──ッ! ふぁァぁあァ──ッ!!」
くにくにと蠢く感触に、アーシャは狼狽した悲鳴をあげる。
不浄のその穴。性とは関係のないはずのその場所を襲う、感覚。
(ウソ、お尻に指がぁぁっ! で、でも何この感じ! あぁっ、ウソぉおッ……!)
シルフィーの指の動きに合わせて、そこから湧き上がるこの痺れ。
アソコとは違う、むずがゆい、でも間違いなくこれは…。
467名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:50:09 ID:2vihmSsg
【21】

「アーシャ様、こっちは初めてですか?」
困惑したようなアーシャの反応。それを見てシルフィーが後ろで指を抜き差ししながら聞く。
その口元は、何かを確信したように、ほくそ笑んでいた。
「あふぁッあぁあァ───ッ! あひァッ、んっくぅッ! んあはぁァあぁぁ────ッ!!」
はしたなく裏返った声をあげながら、目を閉じたままコクコク頷くアーシャ。
「ふうん…でもこの反応、ちょっと異常ですよ…?」
くぷくぷ。
「前から溢れる量も増えてるし…」
くぷくぷくぷ。
「──あ、そっかぁ」
不意に指を止めたシルフィーが、悶えるアーシャを見ていった。
わざとらしく、今気付いたかのような口調で。
「アーシャ様って、こっちでも感じる「変態」だったんですねぇ?」
「ッ!? ち、違ッ!!!」
その言葉に、アーシャは慌てて否定しようと顔を向け──
くりゅっ!
向けたその表情を淫蕩に緩ませて涎をこぼすと、あっけなく絶頂してしまう。
「ふぁあァぁあァぁ─────ッ! イッ! イくぅぅ!! あぁぁァはぁァぁあ────ッ!!」
今日3度目となる、悦楽の告白。
それはシルフィーが折り曲げた指で、直腸をえぐった瞬間だった。
今まで以上の異質な何かが、アーシャの股間に弾け、秘所から透明な飛沫が飛び散った。
「わぷッ! うわっ…潮噴いたぁ…」
「けほッけほッ。ちょ…お尻でなんて、信じらんない…さいってぇ」
前に張り付いていた2人が、その淫らな噴水をまともに被って股間から顔を離す。
──さいってぇ。
アーシャは余韻に身体を震わせながら、それを耳にする。
「はぁッ、はぁ…あぁ…あはぁッ、はぁ…」
(最低……そうね。こんな、お尻でイくなんて…最低だわ)
荒く息を吐きながら、シルフィーが指を動かす度に、痙攣しながらぴゅ!ぴゅ!と、2度3度と潮を噴いた。
(でも、でもね…。最高に気持ちよかったのよ…)
アーシャの口元に、自虐的な笑みが浮かぶ。
「あは、やっといい顔になってきましたね、アーシャ様?」
満足そうに、シルフィーも笑っていた。
「気持ちよかったんですよねぇ?」
差し込んだ指を揺らしながら、からかうような声で語りかけてくる。
「お尻ほじられて、そんなに良かったですか? お漏らしちゃうくらい?」
そう、良かった。漏らすほど気持ちよかったの。
「あんなに私達をバカにしてたのに? 蔑んだ目で見てたのに?」
ごめんなさい、ごめんなさい。
「アーシャ様、今どんな顔してるか分かってます?」
わからない、だって自分では見えないもの。
「すごいエッチな顔ですよ。呆けて蕩けて……」
そうなんだ。だって気持ちよかったんだもの、すごかったんだもの。
「救いようのない変態ですね?」
「あ…、ぁあァぁ……ッ」
突き刺すような言葉に身が震えた。
468名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:50:53 ID:2vihmSsg
【22】

もうアーシャは、認めるしかなかった。
抵抗を奪われ、大勢の前で裸体を晒し、同姓に愛撫されて、自分は絶頂した。イってしまった。
そんなものだったのだ、自分の心など。
気丈であれと思っていた。誇り高くあれと思っていた。
真にそう自戒していれば、この程度のこと耐えられたハズだ。理想としていた自分なら。
まったくバカバカしい。なら、今の私は──?
女の手によって、快楽の声をあげ、恥らいなく愛液を撒き散らして果てた自分は?
正しい営みとは無縁の部分で、いやそれ以前に胸を、秘所をどうされて自分は果てた?
認めるしかなかった。
彼女の言う通り、変態だ。人ではない──性の本能を狂わせた家畜にも劣る存在なのだ。
ならば、どうする?
今、自分が求めるモノは何──?

「あは…あははは…そうだった…んだ」
涙をこぼしながら小さく笑うアーシャを、シルフィーが優しく抱きしめた。
「シルフィー…ごめんね、私っ…わたしぃ…」
「いいんですよ、アーシャ様、泣かなくてもいいんです」
「でも…酷いこといっぱい言ったわ…」
「いいんです。たとえ変態だったとしても、私の大好きなアーシャ様ですもの」
拘束されていた手足が自由になると、アーシャはその両手でぎゅっとシルフィーに抱擁を返す。
「大好きです。もしアーシャ様が男の人だったら、抱いて欲しいくらい」
「…え?」
はにかむようなその告白に、アーシャは頬を染めた。
シルフィーの可憐な瞳に真正面から見つめられて、目を逸らして真っ赤になる。
「逆に私が男だったら…アーシャ様のここに、きっといっぱいしてたと思います」
「あはんッ!」
秘所を優しく触られて、アーシャは喜びの声を上げた。
蔑んでいた相手に、淫らな自分を自覚させられた所で、それを良しと手を差し伸べられたのだ。
こんな私を、どうしようもない私を、赦してくれる──求めてくれる。
度重なる陵辱のショックと、立て続けに味わった快感のせいで、急速にアーシャの思考は歪んでいった。
「どう…されたいですか?」
シルフィーが周りの捕虜達を見ながら、言った。
「え…?」
「アーシャ様が言ってくれたら、みんな、きっと協力してくれますよ?」
アーシャの喉がゴクリとなった。
期待に体を震わせながら、熱く潤んだ瞳で周囲の仲間に視線を巡らせる。
「聞かせて下さい? 変態のアーシャ様は、みんなに──どうされたいの?」
もう一度、母親が子に聞くような口調で、シルフィーが耳元で囁く。

今、自分が求めるモノは何──?

「して、ほしい…」
アーシャは、抱きしめていた腕をほどいて自分から身体を開いていった。
「おっぱいでアソコで…お尻も…他のところも、いっぱい……」
全身を駆け巡る被虐感。倒錯した悦び。狂おしいまでの──壊れた愛。
「イきたい。イかせてッ。お願い、気持ちよく……してぇッ!」
アーシャは理性の消えうせた顔で、初めて自分から陵辱を求めた。
469名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:51:54 ID:2vihmSsg
【23】

「あひぁぁあぁッ!!お、おっぱい吸われるの、き、気持ちいぃッ!」
髪を振りたくリ、胸にかぶりついている女の頭を撫でながら叫ぶ。
「もっと吸ってあげますね?」
「うんッ、うんッ! 吸ってッ! あッ、ひァ、あはぁァぁあァァ──ッ!!」
乳首に炸裂する快感に、呆けたような笑みを浮かべるアーシャ。
「はぁあぁ…───おっぱい気持ちいぃ……、乳首気持ちいぃ……っ、吸うの、好きぃぃぃ───」
吸引される感覚にうっとりとため息を漏らす。
「じゃあ、これはどうですかぁ?」
左の乳首から唇が離れると、指で潰されて、先端を舌先でねぶられた。
じんじんした痛みと、湧き上がるような快感がそこから溢れ、アーシャは浅ましい声をあげて喜ぶ。
「ソレッ! それイイッ! つねられた先っちょ舐められるのステキぃ───ッ!!」
アーシャが歓喜の涙をこぼすの見て、
「じゃあこっちは、こうしてあげます」
今度は右の乳首を2人ががりで舐めまわされた。ぬめる舌先が、ピンクの突起を上下左右に転がしていく。
「あッあはぁァぁアぁッ! やぁッ! そ、そんなヤラしく舐めるのダメェッ! んっひゃぁアぁッ──ッ!」
両胸の先端を咥えられては悲鳴をあげ、形が変わるほどに乳房を揉み込まれながら嬌声を喚き散らす。
淫欲に支配されたアーシャの顔に、かつての凛とした面影は欠片も残っていなかった。
「ね、ねェッ! やっぱり吸って? チューって吸って? お願いぃ──っあァあぁぁんッ!」
左右の胸を愛撫する女達の髪をクシャクシャに掻き回しながら、自分のふくらみを嬉々として見つめ、おねだりする。
「いいですよ? じゃあ両方いっぺんにいきますね」
希望通りの快感を与えられたアーシャは、蕩けた声で快感を口にする。
「はあァあぁあぁァ─────ッ!! キたぁぁ──ッ! コレッ、吸われるのがイイのぉオぉ──ッ!」
ちゅううううううッ。ちゅるるるる。ちゅううううう!
「んひゃぁァ──ッ! 出ちゃう、ミルクでちゃいそうッ!! 吸われておっぱい出るぅッ! あッひァあはァぁあ───ッ!」
陶酔したその口から、あり得ない言葉が漏れる。
「もぅ、アーシャ様ったら……出る訳ないじゃないですかぁ」
苦笑しながら言うのは、大きく開かれた股間に顔を埋めたシルフィーだった。
「ううンッ! ぜ、絶対に出るからッ! もっと吸って気持ちよくなったら……きっと出るわッ! んひァあぁぁッ!」
「ふふ、じゃあ見せて下さい?」
常軌を逸した悶えに付き合うように、アーシャを肯定する。
「うんッ! あぁふァァ──ッ! だからもっと吸ってェッ! ひぁァぁあッ! ミルク出させてぇェッ!」
ガクガクと震えながらの訴えに、乳首を吸う女達がその刺激を強くした。
ちゅうううううううっッ!
「んッあはぁあァぁぁ─────ッ! あぁァぁァぁあぁ────ッッ! イくッ! おっぱいイっちゃうッ! あッはァぁぁ───ッ!」
上半身を仰け反らせて胸を突き出すようにしながら、アーシャは痙攣する。
「イく、イくッ!! 吸われてイくぅぅぅッ───ッ!! ミルクッ! ミルク出してイくぅぅぅ───ッ!」
喉から搾り出すような悦楽の叫びを上げて硬直。
数秒後、がっくり脱力すると、笑みを浮かべながら呼吸を整える。
「はぁ、はぁッ…、はぁァ…また胸で…イっちゃった…あは、はぁ、あはは…」
「おっぱいは、出なかったみたいですねぇ?」
からかうシルフィーの声に、アーシャは自分の胸を見る。
「あれ…?…はぁ、はぁ…で、でも気持ちよかったから…別にいいやぁ…はぁッ…あはは」
微笑むその顔は、もう完全に淫欲に支配されきって壊れていた。
470名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:52:45 ID:2vihmSsg
【24】

「ねぇ、シルフィー…?」
「なんですか?」
アソコから唇を離して聞く彼女に、アーシャは可笑しそうに、
「私ね、まだイってないよ? だから──まだ終わりじゃ…ないんだよね?」
余韻に震える淫らな表情のまま、分かりきった嘘をつく。
まだ足りない。
もっと気持ちいいのが欲しい。もっと、もっと──。
濡れた瞳がそう訴えていた。
「んー、じゃあ仕方ないですねぇ。──じゃあ「今度は」こっちでイかせてあげますね?」
「うん、アソコで「も」、イきたいの。…だから──ね?」
建前でしかない嘘にシルフィーが苦笑し、アーシャもそれを認める。
「あッ、そこぉ…舐めてェ…あぁァあぁッ──! んひァッ、そ、そうだ…おっぱいも一緒にぃぃ…」
秘所に再開されたシルフィーの愛撫に腰をピクリと跳ねさせる。
アーシャは同時に乳首から口を離していた女の頭を、自分の胸に再び押し当てた。
「りょ、両方一緒が気持ちいい…よね? あぁァはッ! んッふぁぁァあァッ!! やっぱりぃぃぃッ!!」
その瞬間、快感が点から面へ進化する。
アソコと左右の胸が、気持ちいい三角形となり、それぞれの性感を数倍に強化した。
「んはぁァぁあァッ! んぁッ、あ、あはァッ! す、すごいッ! あァあぁァあァ────ッ!」
上下の感覚がリンクした未曾有の愉悦に、アーシャは続けて傍らの女に手招きする。
「あぁあァッ! ティナぁ…あのね、んっくぁはぁんッ! …さっきのすっごいキス…もう1回ちょうだい?」
ファーストキスの相手に、接吻のリクエスト。
唇を塞がれ、舌を吸い合うと悦楽の三角形が、狙い通りに、四角になった。
「んぷぁッ! はァあッ──ちゅぅうッ、ぷはッ! あぁァぁあッ! はぅあぁんッ!ちゅッんむぅぅぅ───ッ!」
アーシャは口、両胸、股間の全てを犯されながら悶絶する。
涎を垂れ流し、嬌声をあげ、恍惚としながらどこまでも昂ぶっていく。
471名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:53:22 ID:2vihmSsg
【25】

それから、どれほどの時間が経っただろうか。
無限に続くかに思われた痴態の狂宴も、体力の限界によって終わりが訪れようとしていた。
最後の──そして最大限の絶頂の予感に、アーシャは全身を震わせる。
「あひゃぁァぁァぁ─────ッ! ひぃぃぃッ───ッ!! ふぁッ! はッはゃあぁぁァぁぁ─────ッ!!!」
腰をガクガク震わせて、アーシャは自分でアソコを押し広げながら、いくつもの指と舌先による攻撃に悶え狂っていた。
「あふッ、あひゃぃぃぃッ!! らめ、もうらめェッ! ッッはぁァあぁ──────ッ!!」
その瞳は既に焦点を失って、もうどこを見ているのかすら分からない。
彼女を最後の快楽へと導かんとしているのは──取り囲む9人の女達。
「はぁあァぁ───ッ! あァ────ッ! 乳首ぃ、吸ってェ! イくから吸ってェえェッ!!」
乳首を転がされ、吸われ、噛まれる度に、アーシャの喉から甘く間延びした嬌声がほとばしる。
その声に合わせるように、
「ほら、こっちでもイってくださいね?」
淫核を3方向からねぶりまわしていた女達が言って、完全に剥けきった肉突起をでたらめに舐めしゃぶられた。
「ひきゃぁあぁァぁ─────ッ!? お、お豆ッ、クリちゃんが壊れるぅゥうッ! あひゃぁあぁあァ───ッ!!」
胸に続いて、敏感な部分に炸裂する快感。
「じゃあ、ここも…ね?」
アソコに指を伸ばした2人が、ぷっくらと膨らんだ大陰唇を摘み、左右に引っ張ってくにゅくにゅと揉み込んだ。
「ひぁァあぁッ!! アソコがぁッ! ピラピラが伸びちゃうッ! はぁァあぁあッやぁァぁ────ッ!!」
ぷしゃぁぁッ!
その刺激で、何度目かの潮が勢いよく吹きだした。そして最後に──。
「アーシャ様が好きなのをしてあげますね?」
後ろの穴を刺激していたシルフィーの指先が、2本、直腸をほじくりまわしながら奥に差し込まれる。
「ッあッはぁあァぁぁ──────ッ!! お尻ぃッ! お尻がイくぅぅぅッ! ひぁあァぁァあァ────ッ!!」
渾然一体となって、アーシャに襲い掛かる絶頂の連鎖。
彼女は快感の津波に飲み込まれる幸せに身体中を痙攣させた。
「あひゃぃいぃぃ───ッ!! おっぱいでイくッ! アソコでイくッ! クリでイくッ! お尻でイッッくぅぅぅぅゥ───ッッ!!」
断末魔のような狂ったエクスタシー。
「はおぉぁあァぁ────────────ッッ!!」
女の声とは思えない、獣のような絶叫を最後に。
アーシャは、股間からありとあらゆる液体を漏らしながら、気を失った。
472名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:54:01 ID:2vihmSsg
【26】

「全く……、女同士でここまでヤルか?」
ボルクスが、驚くというよりも心底呆れたように呟いた。
「俺達よりも、よっぽどタチが悪いじゃねェか」
「あぁ、壊すまで追い込むとは思わなかったぜ」
周りの男たちも口々に感想を述べる。
「まぁ、いいけどな。リーダーデスマッチはお前らの勝ち。フィールドアウトを認めよう」
歓声をあげて手を叩く捕虜達の中で唯一人、無言のまま失神したアーシャを見つめる、ツインテールの少女。
「なぁ?」
ボルクスは何気なしにシルフィーに声を掛ける。
「はい?」
「こういうのも何だが……。結局お前、コイツの事をどうしたかったんだ?」
「別に…。ただ……」
「ただ?」
「私と違って──強くてキレイな人だったから……心も、ね?」
「………」
「だから汚れて、一緒になって欲しかった……のかな?」
「………」
「自分でもよく分かりませんけど、多分そうなんだと思います。──じゃあ、もう行きますから…最後はお任せしますね?」
「はッ、わざわざ残してくれるたぁな」
「だって、私は女ですから」
そう言い残して、シルフィーは他の捕虜達とフィールドアウトの準備に入った。
「──さよなら、アーシャ様」
シルフィーが呟いた最後の言葉。それをアーシャが聞くことは無かった。
473名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:55:00 ID:2vihmSsg
【27】

「よぉ、お目覚めか?」
目が覚め、最初に視界に映ったのはボルクスの笑顔だった。
覗き込んでいる彼の周りには、依然として10人の男達。シルフィーも、他の捕虜達も見当たらなかった。
「どうだ、気分は?」
仰向けに倒れたままで、ほぼ全裸のアーシャは、身体を隠そうともしないで軽く微笑んだ。
「悪くない…かな…」
「そうかぃ、そいつぁ良かった」
ボルクスは肩をすくめる。
「あの娘がよ。『私は女だから、最後はお任せします』だと」
「そぅ…」
──やっぱり。だからアソコはしなかったんだ。
大した驚きもなく、アーシャはその言葉を受け入れる。正直有難かった。これで知ることができる。
「何を言ってるのかは…分かるよな?」
「そりゃぁ…ね?」
試すようなボルクスの顔に、アーシャは言う。
「じゃあ、どうするんだ?」
「───どうすると思う?」
随分と懐かしい挑戦的な自分の態度。アーシャは心の中で苦笑してしまう。
「さぁ、分からねぇなぁ…」
ボルクスは彼女の内心を見透かしたように、股間から怒張した肉棒を取り出した。
すでにビクビクと脈打ちながら、先走りをうかせている。
「教えてくれねぇか? どうするんだ?」
「こう、するのよ」
アーシャは顔に淫欲の光を灯しながら、M字に足を開いていった。
指先でアソコの粘膜を広げながら、奥まで見えやすくなるように腰を上げて突き出していく。

「ここに、男の人をいっぱい教えて欲しいの」
「もっと、気持ちよくなりたいから────だからどうか、お願いします」
「たくさん犯して、たくさん気持ちよくなって、たくさん注いで下さい」

淫らなおねだりを、言い終えて。
これから始まる被虐の予感に、アーシャは身を奮わせた。
474名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:57:08 ID:2vihmSsg
長ぇよッ! そんな声が聞こえてきそうです…(=w=;)
長文は今回を最後に自重かなぁ。描写するほど、FEZネタが希薄になってくし……やりたい放題でスンマセン;;
前半がオムニバスっぽい形式だったので、後半はどんだけねちっこく書けるかに挑戦したんですが、なんでこうなったんだろう? 
純粋妹キャラに見えて、キレるとドSなエッチ娘、シルフィー。
エロ小説において、マジメキャラがどういう末路をたどるのかを証明してしまったアーシャ。
この2人がメインでしたが、人数多いと描写に苦労するからとか、そういう裏の都合には気付かないで下さい。ダメ、絶対。
実用まではいかなくても、ちょっぴりでも読んでくれた人のオベを建てられたらいいなとw

そう願いながら、今回はこのへんで〜。 皆様、良いお年をっ(・▽・)ノ
475名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 13:53:27 ID:1GAnYPb8
お疲れサマー
朝っぱらからご馳走様でした^o^

アーシャかわいいよアーシャ
476名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 13:55:23 ID:XPPKmpYD
長ぇよ!!
だがそれがいい
来年もよろしくたのむぜw
477343続き1:2007/12/28(金) 05:48:09 ID:WQNUlpFd
「姫様、よくぞご無事で」
 長年ジャンヌ家に仕えた執事が侍従たちを引き連れて、戦場帰りの姫の無事を祝した。
 これが少し前であれば、侍従たちの中に幼なじみの侍女がいたはずだった。そして姫は家来に無事な姿を示した後、
侍女を伴って、あの庭園で身を清める。
 だが、今この場にその娘はいない。この国のどこにも、もういない。
 姫は侍従たちに出迎えご苦労とだけ言って、青い戦装束のまま、自室へと向かった。
 ロビーの階段を上る背に執事たちが二言三言と声を投げかけたが、姫は応じない。自室に入って扉をしめてしまえば、
姫は一人きりになる。
 だが、安らげるはずの自室はがらんとしていて、姫は吐息を漏らす気にもなれなかった。
 部屋の端にある暖炉の中で火が踊っている。戦場がホークウィンド高地であることを知った侍従の誰かが、
気を利かせて火をくべておいたのだろう。
 暖炉の反対に視線を移すと、そこに赤銅色の両手斧が掲げられている。炎を照り返す柄には『マルス』の銘。
両手ウォリアーで活躍していた侍女がその戦功を称えられて、公式に国王より下賜された名誉ある一品であった。
478343続き2:2007/12/28(金) 05:49:31 ID:WQNUlpFd
 侍女は姫の傍らでその斧をふるい、さらに数多の戦功を打ち立てていた。片手と両手、姫と侍女。互いに、
これ以上ない最良の戦友だった。だが、侍女は力無い笑顔とともに、この斧を置いていってしまった。
 侍女自身、馴染んだ得物を置くことで戦を忘れようとしているのだと、姫には思えた。
 姫が、両手でマルスを壁から外すと、ハンドスキン越しに金属の冷気が伝わり、そして腕にはその重みが宿った。
「膂力は同じくらいだと思っていたのに、私の腕にはこんなに重い。これが、片手と両手の差なのか」
 横にした切っ先をゆっくりと絨毯の上におろす。そのままじっとしていると、少しずつ、握った部分が暖かくなる。
 姫は眼を閉じ、手のひらのぬくもりを頼りに、侍女の姿と仕草に思いを馳せる。戦場での侍女の足取り。視線。身のこなし。
幾人もの強敵をうち倒した、技の一撃一撃。
 それこそ、その指先の動きひとつに至るまで、精細に記憶している。刻まれている。
「ぁっ……」
 姫の口から熱っぽい吐息が漏れた。
479343続き3:2007/12/28(金) 05:50:24 ID:WQNUlpFd
 暖炉の火が強すぎるのかと最初は思ったが、違った。
 侍女の指先の感触を思い出してしまったのだ。
 そう認識したとたん、心臓の鼓動が強くなるのがわかった。痛いほどの高鳴りを押さえようと、左の手を胸に当てる。
だがその手は、そのままゆっくり乳房へと降りていった。
(なんだ? 何をしている? 私は……)
 自問しようとする理性に反して、姫の手が、包み込んだ乳房を静かに揺らした。
「ひぁっ」
 じんっとした甘い痺れが乳房から脳へ突き上がった。それは手先がほんの少し震えただけのか細い刺激に過ぎなかったが、
その一瞬で、姫の脳から理性の二文字が去っていく。
 体の力が薄れ、右手のマルスが落ちそうになる。必死にこらえようとするが、そのために力を入れると反対の手にも力
が入ってしまい、乳房がつぶれ、ゆがみ、さらなる刺激が押し寄せてくる。
「なぜっ……だっ、手、とまらなっ……!」
 戦うときは邪魔でしょうがない脂肪の塊。それなのに、今は頼りなくて柔らかいその脂肪に、わけのわからない愛おしささえ
感じはじめている。
 自分の呼吸が荒くなっていくのがわかって、頬が熱くなる。視界がぼやけていく。左手の動きはどんどん強く、早くなっていく。
胸から発生する痺れが全身に波及していく。
(だめ……ぁっ……何もかんがえ、られない)
480343続き4:2007/12/28(金) 05:51:06 ID:WQNUlpFd
 姫の手がいったん乳房から離れた。手の甲をかじり、口でハンドスキンを取り払う。解放された指先が戦装束のボタンを外し、
直に乳房に触れるべく、下着の隙間から潜り込んでいく。
「っ!」
 肌と肌が触れ合い、痺れが電撃となって肉体を駆けめぐった。ハンドスキンをくわえた唇がふるえる。
(すごっいっ……腰、ぬけ……)
 足腰の力が失われていくのを察して、姫は体の向きを変えた。必死に握り込んだマルスの柄にまたがるように。
「ふー……ふー……」
 ぼやけた眼下に、マルスの赤銅色の柄がゆらめいている。姫はその金属の色を見つめながら、残された理性のすべてを右手に集約した。
(おち……るっ)
 震えていた腰の力がついに抜けた。姫の下半身が、全力で支えたマルスの柄に落ちる。
「んんんんんっ!」
 局部の肉が柄にぶつかって、ゆがんだ。同時に下腹の奥から熱が湧き出る。侍女に肉を割られたあのときのように。
(腰、うごっくっ……かっ……てに……!)
 斜めに支えられた柄に沿って腰が前後しはじめる。乳房をもてあそぶ左手の動きもまた、さらに激しさを増していく。
 ボタンをはずされた上着が姫の動きに合わせてひらめき、時折、空いた乳房の先端をこする。そのたびに、痛いほど張りつめた乳首が
ぴくぴくと下品に身震いするのを感じる。
 局部からあふれ出た得体の知れない粘液が赤銅色の柄を汚し、それでも止まらずに、タイツにまで染み込んでいく。
 ただでさえぼやけていた視界が、さらなるひずみを宿しはじめた。涙だった。
481343続き5:2007/12/28(金) 05:51:48 ID:WQNUlpFd
(ああ!)
 快感にこねくりまわされてとろけきった脳の奥から、侍女の面影が這い出してきた。見えざる手が姫の乳房を弄び、肉を割り、
『核』をなぜる。
(そうだ……おまえはこうやって、私を……)
 姫はぎゅっと瞳を閉じた。闇の中で侍女の手がうごめき、姫の肉体を快楽のてっぺんへと押し上げていく。
 腰が動き、乳房が揺れて乳首が震える。頬を伝った涙が、侍女の栄誉の表面に落ちて、粘液にからんでいく。
(ああ、来る……来る、来るっ来るっくるっ!)
 肉体が絶頂に昇りつめる瞬間、右手が渾身の力を込めて、柄を局部に押し当てた。
「ひ……っーーーーー!!」
 姫の背が弓なりにのけぞり、白い喉がみにくく震え、全身が二度、三度と痙攣した。
 マルスの柄とともに膝が落ち、また、唇から、糸を引く唾液とともにハンドスキンが落ちた。
 やがて姫は、小さな痙攣に身を任せながら、絨毯の上に倒れ込んだ。
 肉体は濃密な快感の余韻に侵されたままだったが、脳は急速に理性を再構築しはじめていた。
(何をしているんだ、私は……陛下より下賜された栄誉ある逸品で、こんな……)
 それは後悔や反省や、ましてや自己嫌悪などではなく、ただ純粋な疑問だった。
 そしてその解は、突き詰めてみれば、ひどく単純なものでしかないのだった。
『姫様、どうか私のために暗い顔をなさらないで下さい。私はもう過去の者なのです。お忘れになってくださっていいのです……』
 侍女は最後にそう残して、屋敷を去っていった。姫自身、きっと月日があの娘を忘れさせてしまうのだろうと、切なく感じていた。
 だが……
「忘れられるはずが、ない」
 月日が過ぎれば過ぎるほど、面影は強くなり、思いは激しくなる。
「会いたいよ……」
 願いとともにその名を口にしても、返事はなかった。
 理性を取り戻したはずの姫の視界を濁らせたのは、やはり涙だった。
482343続き6:2007/12/28(金) 05:53:14 ID:WQNUlpFd
「妙な顔をする。どうしたか」
 凛々しい声を投げかけられて、侍女はハッとして、声の主を振り向いた。
「いえ……ただ、呼ばれたように感じたものですから」
「それは奇怪なことだ。ここには貴様と私しかいない」
「いえ……ここではない、もっと遠くから」
「ふん?」
 声の主は不可思議な解答に、一瞬だけ疑問符を浮かべたようだった。もっとも、浅緑の兜に覆われて表情は見えなかったが。
「まあよい。それよりも支度を急げ。坊ちゃんが待ちかねていよう」
 そう急かす女戦士は、ハイドラ装備の一揃いに、頭だけゲイターヘルムを装着するという奇妙な出で立ちをしていた。
ハイドラ装備の輝くような緑に比べ、ゲイターヘルムのくすんだ緑が浮いて、少し不格好だ。
「……もう少しだけ。なにぶん回数を重ねていますから、どうにも手間が……」
 下着姿の侍女は、姿見に映った自分と実際の自分を交互に見比べながら、全身に肌色の粉をふる作業を再開した。
483343続き7:2007/12/28(金) 05:56:28 ID:WQNUlpFd
「貴様がライサラ家の門をくぐって、もう一月になるか」
 いつもは黙って侍女の"化粧"を監視している女戦士が、珍しくそんなことを口にした。
「その通りですが、それが何か?」
「よく続くものだ」
「『当家とジャンヌ家』の結びつきが強くなるのなら、このくらい苦にもなりません」
「わたしの機嫌をとる必要もあるまい。貴様は、この屋敷では坊ちゃんに次ぐ地位にあるのだ。その頭に『当家』とやらが存在しないこと、
わからぬと思うてか。ジャンヌ家の従僕め」
 侍女は化粧道具を置くと下着姿のままで立ち上がり、振り返ると同時にきっぱりと返答した。
「本心を申したに過ぎませんわ。お坊ちゃん付きの衛士殿」
「貴様はもうライサラ家の……坊ちゃんのモノだ。許せとは言わん。だが、その信念には敬意を表そう」
 侍女の"化粧"がすんだことを理解した女戦士は、部屋の扉に手をかけた。
「さあ……行け。坊ちゃんはこのためだけに貴様をめとったのだ」
 女戦士の手によって開かれた扉の向こうに、長い廊下が伸びている。その終点の部屋では、屋敷の主がいつものように妻を待ちかまえているだろう。
 侍女ははだしで絨毯の上を進み、石造りの廊下に踏み出していく。背中の方で空気が動いたかと思うと、重い音をたてて部屋の扉が閉まった。
 戻ることはできないのだ。
(姫様、どうか、私のことはお忘れくださいますよう……)
 冷たい廊下を踏みしめながら、侍女はただ、それだけを願って前に進んだ。

(さらに続くかもしれない)
484343:2007/12/31(月) 16:53:27 ID:qLcXmqUI
続きの続き1

「時間をかけすぎなんだよ・・・・・・ボクがどれだけ待っていたと思う? ああ?」
 甲高く、神経質な声が侍女を叱責した。
 侍女は黙って、形式上の夫の声に耐えている。
 部屋の装飾もライサラ家の三男の服装もきらびやかなものだったが、その中心で爪先立ちしている侍女の姿だけは、場違いなほみじめ
だった。
 両手を縛られ、天井から吊り下げられ、満足に立つこともままならない。身に付けているのは白い下着の上下だけで、それも所々裂けて
ぼろきれのようになっている。
 下着の裂け目からは、赤くはれ上がった肌がのぞいていた。
「ほら、戦場から見事に凱旋してきたボクに、妻として何か言うことはないのかよぅ」
 三男の手のひらで、ムチが張り詰めたような音をたてる。
 侍女は、不安定な姿勢に苦心しながらも、かろうじてか細い声をしぼりだした。
「今日の戦は・・・・・・いかがでしたか?」
「大活躍さ! 相手に遅れをとることもなかったし、ソーサラーでトップのダメージをたたき出した! 当然ランカーにも入り、ボーナス
リングももらった! それなのに・・・・・・」
 最初は誇らしげに戦績を語った三男だったが、次第に、その声に陰湿なものが混じりはじめる。
「同じ戦場にいたやつらが、ボクを馬鹿にしやがる! ダメージ厨だのスタンドプレーだの・・・・・・! 迷惑そうにボクを見る! くそっ!」
「ぅぁぅッ・・・・・・」
 三男の手にあったムチが、うなりをあげて侍女の腹を打ち据えた。引き裂かれた布地に、かすかに赤い染みができる。
「ボクは活躍したんだ! ボクのおかげで勝てたんだ! それなのに、どいつもこいつもボクが足を引っ張ったかのように言いやがって!」
 三男は金切り声をあげながらも、ムチを振り回しつづける。
485343:2007/12/31(月) 16:55:44 ID:qLcXmqUI
続きの続き2(1sage忘れちまったい)

「ぁぅっ・・・・・・ひっ・・・・・・くぅぅぅッ」
 ムチが風を切る音、侍女の肌を打ち据える音、そして侍女のうめき声と下着のはじけ飛ぶ音。それらが、ひとつの四重奏のように部屋の
中にこだまする。なおも責めつづける三男だったが、侍女の右の乳房がこぼれおちたのを機に、ようやくその手を休めた。
「はぁっ、ぜぇっ・・・・・・」
 乱れた呼吸を整えつつも、三男の目は粛々と痛みに耐える侍女に注がれている。
 その視線が侍女の肌のある一点にとまったとき、また、あの神経質な声が飛び出した。
「おい! おい! 貴様ッ!! 傷はちゃんと隠しておけと言ったじゃないか!」
 三男が指をさし、にらみつけているのは、侍女の太ももに浮かび上がった古傷だった。三男自身が、今のように侍女を責めた挙句につけ
た傷のひとつに違いなかった。
「あれだけ時間をかけて、まだ隠しきれなかったのか!? まさかこれ見よがしに傷を見せれば、ボクがおまえを哀れむとでも思ったか!?」
「ご自分でおつけになったくせに・・・・・・」
「な、なにぃッ!?」
 それまでただ打たれるままだった妻の予想外の切り返しに、三男は大いにたじろいだ。
「どんなに上手に隠しても、傷は消えやしませんわ・・・・・・そもそも、傷を隠させるくらいなら、なぜこのような鬱憤晴らしをなさるのです
か。あなたは、自分の不満をわたくしにぶつけておきながら、そこから目をそむけようと言うのですか?」
「きッ・・・・・・きっさまぁーッ!」
 三男がムチを放り投げたかと思うと、その手がそのまま、侍女の頬に飛んだ。ソーサラーゆえの非力か、あるいは人を叩いたことがない
のか、腰の入っていない平手は、湿り気を感じさせる気持ちの悪い音を立てる。
「薄汚い犬のくせに! 下賎な生まれの、ただの従僕のくせに! 主の言いつけるままに体を売りにきた売女のくせにっ!! このボクの
機嫌を損ねたらどうなるかわかってるだろうが!? ボクが父上に言いつければ、おまえはあっという間に放逐だ! ライサラ家とジャンヌ
家の親交は断絶! そうなれば、我が国と貴様の祖国が同盟を結ぶ可能性も潰えるわけだ! 失望するだろうなぁ、おまえの主は!!」
 平手が猛烈な勢いで侍女の頬を打ち、そのたびに思い切りの悪い音が連なる。だが、その音の中に侍女のうめき声は混じっていない。
「わかったか!? ええっ!? わかったのかよ!! ぜぇっ・・・・・・くそっ、くそっ・・・・・・」
 やがて平手の音もやみ、三男は今度こそ疲れきって肩で息をしはじめた。
486343:2007/12/31(月) 16:57:38 ID:qLcXmqUI
続きの続き3

 突如、三男の体の周囲に薄紅の魔法陣が浮かび上がった。平手を連発しながらもコンセントレーションを高め、魔法詠唱の準備を整え
ていたのは、さすがソーサラーと言ったところか。
 それまで無表情を貫いていた侍女の顔色が変わった。三男の指先に、小さく弾けるような連音を発する光を認めたのだ。
「ウォリアーなら、さんざ苦しめられてきたこの魔法が何かわかるよなぁ? そうだ、ライトニングスピアだ! もっとも、こんな所で
発射したりはしないから、指先に雷を発生させてるだけだが・・・・・・この状態でおまえの肌に触れたらどうなるだろうな?」
「なっ・・・・・・!」
「そうおびえるなよ、手加減はしてやるよ。火傷でもされたら、明日からこの部屋にくるのがもっと遅くなるだろう? もっとも、防具
を身に付けず、エンダーペインも使っていない状態だ・・・・・・気絶くらいはするかもなぁっ。いやだろう? ムチには耐えられても、魔法
の痛みには耐えられないだろう? 許しを乞えよ、わたくしごときが無礼な発言をして申し訳ありませんでしたと、媚びへつらえ!」
 だが、侍女は口を開こうとはしなかった。つるし上げられた姿勢のまま、瞳をとじて、唇をかみしめていた。
 それならばと、電撃を宿した三男の指先が、あらわになった侍女の乳房に忍び寄っていく。
「目を閉じていても、空気の乱れでわかるだろう? お前の下品な部分に触れそうだぞ? ジリジリくるだろ? ひゃははっ!」
 嗜虐心を隠しもしない三男の言葉だったが、侍女はやはり沈黙を貫いていた。
「どうしようかなー。どうしようかなー」
 帯電した三男の指が、侍女の乳頭を中心に円を描く。その動きと指の周りを跳ね回る雷とで空気が乱れ、侍女の乳房がそれを感じ取る
はずだった。
 事実、三男の指が接近するたび、侍女はその体を小さく震わせた。瞳を閉じても、苦痛が忍び寄っていることを体が感知しているのだ。
 三男は指をくねらせながら、少年じみた瞳で侍女の心が折れる瞬間を待っていた。そしてついに、固く閉じられていた侍女の目が開く。
 しかし。
「・・・・・・なんだよ、その目は」
 侍女は、三男を激しくさげすむような、それでいてどこか哀れむような目を向けたのだった。
487343:2007/12/31(月) 16:59:00 ID:qLcXmqUI
続きの続き4

「ちぇっ・・・・・・つまんねぇ。つまんねぇ女だ」
 三男は雷を宿した指を下げ、ため息混じりに背を向けた。
「飽きた。また明日呼ぶから、今度はちゃんとしろよ」
 そういって、さっさと扉の方へ一歩踏み出す。
 侍女が、その日の『勤め』を終えたとばかりに吐息をついた。
 その瞬間。
「と見せかけてスイッチオーン!」
 突如三男が身を翻らせ、雷を宿した指を、緊張の解けた妻の乳頭に乗せた。
「っひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!」
 侍女の全身を雷撃が襲った。駆け巡る電流が傷口でスパークし、口からは意思に反して絶叫が飛び出す。爪先立ちの足がぴんと伸び、
小刻みに痙攣して無様なたたらを踏む。
「あっ・・・・・・あがっ・・・・・・ひゅっ、ひゅーっ・・・・・・」
 ほんの数秒間の責め苦から解放されたとき、侍女は白目をむき、舌をだらしなくたらし、口から薄く煙をふいた。さらに・・・・・・
「うひゃひゃっ!! こいつ失禁してやがんの! きったねぇー! しまりのねぇ女だ、犬! 犬!!」
 笑い声とともに、三男の指が再び侍女の乳頭に触れる。
「あびゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅヴヴヴヴヴヴヴッ・・・・・・」
 絶叫が鳴り響き、そして、その後に嬌声がこだまする。
 その繰り返しは、三男が本当に飽きるまで、何度も何度も続けられた。
488343:2007/12/31(月) 17:00:51 ID:qLcXmqUI
続きの続き5

「ヴッ・・・・・・」
 真夜中。
 真っ暗な部屋の中で、侍女はただ一人、天井に吊り下げられたまま放置されていた。
 意識はまだぼんやりしていたが、乾いた尿の臭いを知覚できるくらいには回復していた。
 しかし全身の筋肉が弛緩して、爪先立つことさえままならい。天井に縛り付けられた手首に、その全体重がのしかかる。痛みがないのは、
まだ脳が麻痺しているのか、手に血が通わぬためか。
「ひいさま・・・・・・」
 翌朝、あの女戦士に解放されるそのときまで、侍女はそのまま、眠りに落ちることもできずに放置されつづけた。
489343:2007/12/31(月) 17:08:40 ID:qLcXmqUI
ひとまずこんなところで。
いろいろグダグダで申し訳ない。
なによりちっともエロくなくて申し訳ない。
あとsage忘れ本当にすみませんでした罵ってください。
490343:2007/12/31(月) 18:04:34 ID:qLcXmqUI
忘れてたー!! みなさんよいお年をー!!
491名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 20:16:38 ID:Afxm/zZB
ヴッ

にワロた
492名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 18:06:06 ID:jUHI6Dxd
まずは職人さん方々お疲れ様です
昨年は正統派からカオスまで色々お世話になりました
今年もよろしくお願いします
今年は新職も追加されそうですので
荒らすことなくまったりいきましょう
493名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 15:16:24 ID:od8fYAI9
|w・)汎用キャラではなく領主キャラのエッチで需要ありますか?
494名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 15:48:56 ID:3MAof3FN
ライル様とワド様とかwktk
495名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 06:19:25 ID:vrxzJrw1
職人GJ
更なる降臨を期待
496名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 10:40:45 ID:Van8j6q9
ここに来たの初めてなんだけど
なんかお勧めの作品とかある?
497名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 10:56:45 ID:BZ+dgBQt
知りません
498名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 13:07:05 ID:zuO2tvbh
淫乱テディベア
499名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 17:44:10 ID:RlazqIGN
同人の本ならかくにの方がいい
500名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 01:59:24 ID:0dlOMwmQ
「さあ、今から取調べを受けてもらおうか」

ハンナハンナの前線基地にカセドリア兵の怒号が響く。どうやら捕虜を尋問しようとしている。
捕虜となったのはゲートの破壊をしようとしたネツァワルの女兵士2人組、外見から察するに18か19くらいのようだ。

「当然、ボクたちの事はエスセティア条約を守った上で捕虜として扱ってもらえるんだろうねぇ?」

「姉さん、そんな言い方は相手を刺激してしまうわ。」

フラッセと名乗った女スカウトは捕虜であるにもかかわらず高圧的だ
それもそう、条約では捕虜の安全は保障されいるからである。

レイナと名乗った女サーサラーはフラッセをなだめようとしている。
いちおうは捕虜としての自覚があるようだ。

501名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:00:09 ID:0dlOMwmQ
「貴様ら・・・姉妹なのか?」

「だったら?関係ないでしょ?ハンナハンナ戦はもう終わったんだから条約どおり開放してよね。」

カセドリア兵が聞くがフラッセはエスセティア条約を盾に開放を要求している。
だがフラッセは大きな過ちを犯していた事に気がついていなかった。

「ククク・・・貴様らここが何大陸が言ってみろ・・・」

「何言ってるの?自分の国のある大陸も分からないわけ?ここはエイナルケル大陸・・・!?」

「そう・・エイナルケル大陸・・・即ちエスセティア条約の適用範囲外となる・・・」

フラッセは自分の過ちに気がついたが時既に遅かったようだ、
あれほどまでに反抗的な態度をとってきたフラッセをただで帰すつもりはカセドリア兵には無かったし
過ちに気がついた彼女自身もそうは思わなかった。
502名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:00:40 ID:0dlOMwmQ
「お願いします!姉がした暴挙は私が謝ります!だから・・」

レイナが必死に謝る、だがカセドリア兵は聞き入れはしない
それにもとよりカセドリア兵に2人をそのまま開放するつもりは無かったのだ。

「謝ってもったとしても俺たちには何の得も無いんだがな、
まあ・・・うちの姫様の道楽につくあってくれたら開放してやっても・・・よいがな・・・」

ただでは帰されるとは思ってなかった2人だが予想外の提案をだったので飲むことにした
だがこれが悪夢の始まりだったとは予想すらしていなかったのだ。

思えばこの時、無理にでも脱走を図っていれば。いや、そもそも本土攻めなどしなければ良かったのだ・・・。
503名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:04:54 ID:0dlOMwmQ
「ティファリス様ぁー!、今月の聖儀の準備が整いましたぁ」

アズルウッドの聖堂にウインビーンの声が響く
どうやら何かの儀式が開かれるようだ。
そして・・・そこには先日ハンナハンナで捉えられた2人のネツァワルの女兵士・・・
フラッセとレイナの姿があった。

「今回の聖儀のお手伝いをしてくださるのはこの方たち?」

「はっ、ティファリス様!それでは地下の聖儀の間にこのものを連れて行きますので!」

そういうとウインビーンはフレッセとレイアを聖堂の地下、聖儀の間に2人を連れて行くよう衛兵に命じた。

「まったく・・・ティファ様の道楽にはつきあいきれんな・・・」
504名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:05:37 ID:0dlOMwmQ

「姉さん・・・わたしたち・・・何されるんだろう?・・」

「大丈夫だよ、どうやらティファリス王の儀式を手伝わされるだけみたいだから、
それに仮にも聖女王って呼ばれてる人だ、安心しなよ」

不安そうなレイナをフラッセが励ましている。だがフラッセも言葉では強気だが不安なのだ
妹レイナにかけるはげましの言葉は自分に対する励ましの言葉でもあった。

「それでは聖儀を始めましょうか」

そう言いながらティファリス様と従者の女数人がやってきた・・・
505名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:06:12 ID:0dlOMwmQ
「では清めを・・」

ティファリス様が一言言い終わるか終わらないかのうちに従者が
フラッセとレイナの服をすべて剥ぎ取ってしまった。
その肌はネツァワルの兵士とは思えない・・まだうら若き乙女の肌であった。

「ちょ・・何するんだよ!」
「やっ、やめてくっさい・・・」

突然の出来事にフラッセとレイナが叫び声を上げる。が従者はそれを無視し
何かの液体を2人の体にかけた後、拭きあげていった。

「それでは2人には今からわたくしの聖儀につきあってもらいます」
506名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:06:44 ID:0dlOMwmQ
「分かりませんか? わたくしのオモチャになっていただく・・・ということですよ・・・」

ティファリス様はそう言うと中央の玉座に座り、靴を脱ぎ。2人に舐めるように命じた
だが突然の出来事を2人は受け入れられるはずも無かった。

「エリッサ!、クルーセ!」

ティファリス様が従者の2人の名を呼ぶ、
エリッサと呼ばれた従者はフラッセの、クルーセと呼ばれた従者はレイナの
2人を立ち上がらせると・・・その頬を力いっぱい・・・貼った・・・
507名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:08:07 ID:0dlOMwmQ
「ボクたちに何するんだよ!」
「痛ぁっ!」

フラッセは突然の出来事に怒り、レイナは頬を貼られた痛みに悲痛な声を上げた。
だがそれを無視し従者は2人の頬をまたもや張ろうと手を振り上げた。

「お待ちなさい!」

ティファリス様がそれを止める、だがそれは2人を案じてではない・・・

「あまり顔ばかり叩くと2人の顔が醜くなってしまいますわ、それに・・・あまり暴力に訴えるのはスマートではありませんわ」

ティファリス様の予想外の行動、頬を貼られた事、それによりフラッセとレイナは混乱した。
どうすればこの場から逃れたれるのか、そしてベインワッドに帰れるのか・・・。もう、その答えは1つしかなかった。

言うとおりにするしかない・・・
508名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:09:05 ID:0dlOMwmQ
「言うとおりにするよ」「分かりました、なんでもします」

フラッセとレイナはそう言うとティファリス様の脚を舐めた、それは屈辱的だっただろう。
ウインビーンや他の男兵士の汚らしい脚ではないとしても敵国の女王の脚を舐めさせられている。
この指を噛みちぎってやろうか、と舐めている時に何度思ったことだろうか。

「もういいわ、次は何をしてもらおうかしら。そうだわ、ここも舐めてもらおうかしら。
うーん、どちらにしましょうかしら?決めた、フラッセに舐めてもらいましょう」

ティファリス様は自分のショーツを脱ぐと横のベッドに移動し股を開いた
だがさすがに抵抗があるのか、フラッセは舐めようとはしなかった。

「イヤよ!なんでボクがそんな汚いところ舐めなきゃダメなんだよ!」

だがその言葉はテイファリス様を怒らせることになってしまった。
509名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:09:48 ID:0dlOMwmQ
「フラッセ、いま何といいましたの?」

フラッセも自分の言葉がティファリス様を怒らせたのが分かったのだろう
さすがに同じ台詞を言うことはできなかった。

「エリッサ!、クルーセ!」

名を呼ばれた従者は素早くフラッセを羽交い絞めにした、
ジタバタはするがフラッセはもう身動きは取れない。

「どういたしますの?舐めるの?舐めないの?」

ティファリス様は左手でフラッセの口を押さえつつ右手で乳首をひねり上げていった
フラッセは何か言おうともぐもぐさせるが口を押さえられて言うゆえに上手くしゃべれない。
510名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:10:42 ID:0dlOMwmQ
「姉を・・・フラッセを話してください。私が変わりになります!」

見るに見かねたレイナがそう叫んだ。

「レイナはああいってますよ、どうします?フラッセ?自分で舐めますの?それとも妹に舐めさせますの?」

ティファリス様はフラッセに選択を迫った、
だが乳首をひねり上げている右手の力を緩めようとはしない。

「わ・・・わかったよ・・舐める・・・舐めるよ・・・」

痛みにも耐えられる限界が来ていたし、妹にそのよう行為をさせたくはない
フラッセがそういったときにはもう自分の胸は赤く充血していた
511名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:11:42 ID:0dlOMwmQ
 あっ
          ひぁっ        んぐっ
    んっ
                 ひゃぅっ 
くちゅっ・・・ちゅぱぁ・・・くちゅっ・・・ちゅぱっ・・・
                           はぁん
           あんっ
 うぁっ               んふぅ

密室に淫靡な音が聞こえていく、秘部を舐める音と
ティファリス様の声を押し殺した喘ぎ声が・・・

「んっ、んぁぁっ!」

ティファリス様がイッたようだ。満足そうな表情を浮かべながら感覚に浸っている。

「なかなか良かったです・・・それじゃあフラッセも気持ちよくしてあげないといけませんね」

その言葉に今度は自分がティファリス様に舐められるのだと思い
だが肉体的な痛みを受けるような仕打ちではなくてほっとした。
512名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:13:52 ID:0dlOMwmQ
「レイナ・・・フラッセを舐めてあげなさい、そしてフラッセもレイナを舐めるんですよ」

だがフラッセとレイナは姉妹、さすがに抵抗があった。
ティファリス様はまあ予想通りねというような反応をしながらさいど従者の名前を呼んだ

「ひっ!」「ま、まってください。わかりました。」

さきほどの仕打ちを受けるのかと思うとに2人は戸惑った、
だが言うとおりにしないと何をされるか分からない
フラッセとレイナはベッドの上でお互いを舐めあった。

「ちゃんとイクまでしないと・・・いけませんからね」

ただ舐めていれば何とかなると思っていた2人だったが
その言葉には従うしかなかった。
そして10分ほど舐め続けたころだろうか。

「止めなさい」

ティファリス様が言った。
513名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:14:21 ID:0dlOMwmQ
だが2人の動きは止まらなかった。

「え、なんで?」「体が・・・体が止まらない・・・」

2人の意思とは無関係に体がお互いを求め続けた。
お互いの秘部を舐め、吸い、そして感じる部分を攻めてゆく。

「あら、先ほどの薬の効果が出てきましたね・・・。
あれはエルフの媚薬、体に塗ることにより効果を示す薬ですの」

だがその声はもう2人には届いてはいなかった
もう2人の頭の中はお互いを求め続ける事しか考えられなくなっていた。
514名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:16:16 ID:0dlOMwmQ
「ああっっ、レイナ!レイナ!きもちいいよぅ、んんあああっ」
「フラッセ、あんっ、フラッセぇ、いいよぅ」
「ああっ、もう・・ダメ・・・イキそうっ・・・・イクっ・・・・・・・・んんっっ・・・んはぁっ」

フラッセとレイナが絶頂に達したその時、薬の効果がきれた。
だがその一糸纏わぬ姿は写真にしっかりと取られていた。

「その写真・・・どうするつもり・・・」

ティファリス様は2人の捕虜をベインワッドに帰すことを条件に
有利な条約をネツァワルと結ぼうとしていたのだ。

                             前半・完
515名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:25:04 ID:0dlOMwmQ
             −−次回予告−−

ティファリス様に捕まってしまい、儀式を受けさせられるフラッセとレイナ
そして2人を引き渡す事を条件に有利な条約を結ぼうとするティファリス王女

はたしてその条約とは、そしてネツァワル幹部会はそれをうけいれるのか
そしてまた2人の運命はいったいどうなってしまうのだろうか?

                               乞う御期待しないで。
516名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 14:52:07 ID:/5dKh5JC
ヲリ♂「おいぃ?ログイン鯖が4時間メンテで目標戦に友達が来れなかったんだが。」
お詫びちゃん「ごめんな。まさか正月休みに緊急メンテとは運営も私も想定外だったと思うんや。」
ヲリ♂「想定外ぃぃ?危機管理が出来ていないだけだろ女子高生。それで今回のお詫びは?このままでは俺の寿命がストレスでマッハなんだが・・ 」
お詫びちゃん「今回はなんと!前回くすねてきた強固の石を2個もってきたんや!親指大の大きさでポケットにも入るから持ってくるのも楽やし。これなら納得や

ろ?」
ヲリ♂「お前それで良いのか?」
お詫びちゃん「え!?」
ヲリ♂「仏の顔を三度までという名セリフを知らないのかよ。お前ハイスラでボコるわ・・。」
お詫びちゃん「でっ、でもちゃんとお詫びの品を持ってきたんや。これも皆に悪いと思っているからで」
ヲリ♂「そうじゃないだろ!お詫びってのは誠意だろ?気持ちだろ?物で誤魔化すんじゃねーよ!!」
 ガシッ!
 ヲリ♂はお詫びちゃんの両腕を正面から抱くように固定しつつ、お詫びちゃんのケツを揉み始めた。
お詫びちゃん「なっ!何するんや!!人を呼ぶで!!」
ヲリ♂「呼べよ。叫んでみろよ!ログイン鯖が落ちている今、首都に何人いると思っているんだ?」
お詫びちゃん「ひ、卑怯やで。この変態!ド変態!人のお尻揉んでニヤけるこの変態ヲリ!さっさと放し」
ヲリ♂「いい…凄くイイ!カボチャパンツの上からでも分かる肉付き、この弾力、そしてその強気な所も。だから俺様からプレゼント。」
 ビリビリビリッ!
 布地が引き裂かれる音と共にカボチャパンツの下からほんのり赤く染まった肌が見える。乱暴に揉んでいたその手は
 そのままどこから取り出したのか、ヌラりと光った強固の石を無理やり尻穴に押し込んでいく。
お詫びちゃん「あひひぃぃ!!!なっ、駄目や何してん!?熱いのが穴にっ、穴にぃぃ!?止めてぇぇ!」
ヲリ♂「サラマンダーの体液で濡らした強固の石のプレゼント、熱くて気持ち良いだろ?」
お詫びちゃん「熱い熱い熱いぃぃぃ!!!わっ、分かった…からぁぁ、もう分かったから…手を放してぇぇぇ!!」
 ヲリ♂の束縛から逃れようと暴れようとするが、鍛えたヲリ♂の腕力からは一向逃げ出せる気配が無い。
ヲリ♂「そうか良いか!絶対そう言ってくれると思ったんだ。だからもう一つプレゼント!」
 熱くなった尻穴に追加される強固の石。サラマンダーの体液でヌルヌルと直腸に捻じ込まれた石は
 奥に入った石にぶつかると、ゴリゴリという音を響かせながらまた強引に体内に入っていく。
お詫びちゃん「か…堪忍や…もうゆるびで…私が…わるがったから、石を出だせてくだざいぃぃ…」
ヲリ♂「んん?もう良いのか?それじゃあ出していいよ。」
お詫びちゃん「あ、ありがとうごばいます。ドイレに…ドイレに行くから放びでくばざい」
ヲリ♂「何言ってんの?ここでだよ。ここで出して俺に石を返すんだろ?」
お詫びちゃん「ひ、人がい」
ヲリ♂「だからログイン鯖が落ちているから誰もいないって。気にせずいつもウ○コ出しているように捻り出せよ。何なら手伝ってやる。」
 お詫びちゃんの尻肉を左右に広げ、尻穴を限界にまで拡げた状態で、排泄しやすいように腰を浮かせさせるヲリ♂。
 暑さで意識が朦朧としてきたお詫びちゃんは、不安定な体位を何とかさせる為に意図せずにヲリ♂の首に腕を回していく。
お詫びちゃん「めぇ…だめぇ……。人が…人が来たら…でももう熱いし…我慢がれきないぃぃぃ…」
 ブビッ 
 朦朧とした意識の中、体の異物を何とかしようとする作業だけが進み、石を捻り出していく。
お詫びちゃん「…もうらめぇぇ…」
ヲリ♂「ほう、経験が生きたな。」
517516:2008/01/06(日) 14:53:48 ID:/5dKh5JC
ネ実で1レス内に収まらなかったのでこちらに貼らせてもらいました。
失礼しました。
518名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 15:07:34 ID:bSD2SnKk
またお前か
519名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 15:15:30 ID:/5dKh5JC
誤解を招くと悪いので言っておきますと、某スレライターは
お詫びちゃん純愛長編系、エロSS系、変態SS系の最低3人はいると思われます。
520名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 15:17:59 ID:QjCFhKiS
 三           三三
      /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン なんでこんなになるまで
    /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三放っておいたんだ!
  〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
  ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
  };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
521名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 15:45:59 ID:mfkZIduQ
ケイの人が確かお詫びちゃんに移った気がする
522343:2008/01/07(月) 04:13:22 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き1

『戦争終結!!』
 ソーン平原での戦争が集結し、起伏に激しい地のあちこちで、勝者の声と敗者のつぶやきが交差する。
 戦争が終わったからといって、すぐにその場を立ち去ろうとする者は少ない。ある者は仲間と共に次の戦場を探し、
またある者たちは戦術についての議論を交わし、明日への糧を得ようとする。
 そんな中、ジャンヌ家の姫君はただ一人、平原の中央にある窪地に立って空を仰いでいた。
「私は、なぜまだ戦うのだろう」
 共に戦場を駆けた侍女は、もう側にはいない。一人で戦っても、むなしさがつのるばかりだ。
(あっ……)
 下腹部がうずくのを感じて、姫は両足をすり合わせた。
 秘すべき恥部がにわかに湿り気を帯び、何かを求めるようにうずく。激戦を制した直後だというのに、すこし侍女
への思いをつのらせただけで、淫らな欲動が兆してしまう。
(くそ……一月前のあのとき以来、妙なクセがついてしまった。このままでは私は……ダメになるんじゃないか)
「よう、姫さん。今回も大した活躍だったな」
「ふぁっ!?」
 急な呼びかけに、姫はたいそう驚いて振り返った。
 声をかけてきたのは、他国に属するウォリアーの男だった。戦好きで、なぜか傭兵として味方になることが多く、
姫も顔と名前くらいはおぼえていた。
「どしたい、顔赤くして」
「な、なんでもない! いきなり何の用だ!」
「ランキング見たぜェー。片手でありながらダメージランキング3位とは恐れ入るね」
「……そんなことか」
 どうやら、直前の仕草は見られていなかったらしい。姫は内心でため息をついた。
「大したことじゃあない。ナイトで一度出られればそんなものだ。近頃は召喚合戦が多いしな」
「そう言えるのは姫さんがツワモノだからだな。単騎でレイスを落とした手並みは見事だったぜェ。まっ、馬上
の姫さんもいいが、正直言やァ、あのお付きちゃんと一緒に戦ってるのが一番目の保養になるけどな。俺ァ
アンタらのファンだからよ」
 男は若干の照れを交えながら子供のような笑顔を見せたが、すぐにその表情を引き締まらせた。
「おっと、祖国から救援要請だ。邪魔したな姫さん、ファンとしてちょいと挨拶だけしときたかったんだ」
523343:2008/01/07(月) 04:14:40 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き2

 男が去ると、姫は得物であるヘラクレスソードを盾に納め、戦闘態勢を解いた。
「ファンなどと大層な……」
 そう言いつつも、姫の口元はほころんでいた。侍女と共に戦う姿を誉められたようで嬉しかった。
「……もう二度と見せてはやれんがな」
 停戦協定の続く平野からはいつしか人の密度も薄れ、今では一部の熱心な戦術家たちぐらいしか残っていない。人
が少ない分、その会談の内容はよく聞き取れたが、腰を据えて聞く気にもなれなかった。
 だが、姫が本国へ戻ろうと思いかけたそのとき、その耳がある単語を捉えた。
「そうそう、聞いたかよ? ウチの国のなんつったっけ、アレだ、ライサラ家の三男の話!!」
 見れば、戦術家たちの輪から少し離れてヒソヒソと世間話に花をさかせている男女の姿があった。男はユカゲ装束、
女はヤマトナ装束と、共に東方から伝わったという珍しい衣装を着装している。
 両者ともその顔を蒼と紅のジャイアントマスクで隠していたが、会話の内容から、彼らが侍女の嫁いで行った国の
人間であることは明らかだった。
「最近ほら、どっかの国から嫁もらったって話じゃん? あの雷皿♂ときたら、せっかくもらったその嫁さんを夜
な夜な虐待してるらしいぜー?」
「…………」
 どうも男の方が一方的にしゃべっているようだったが、それは姫にとってどうでもいいことだった。気づいたとき、
姫は抜刀して、二人の方へ歩を進めていた。
「なんだ、ノリ悪いじゃん。かえろっかな……って、うぇっ!?」
 会話を切り上げようとした男スカウトの喉元にヘラクレスソードの切っ先を突きつけた姫は、有無を言わさぬ
圧力を込めて命じた。
「今の話、詳しく話せ」

「あーおっかねぇ。もう行ったかな?」
 ライサラ家の三男夫妻について洗いざらいしゃべらされた男スカウトは、姫がその場から完全に去って行ったこと
を確かめると、横に控えたヤマトナ装束の女スカウトに目配せした。
「…………」
 女は言葉を発しなかったが、ジャイアントマスクに包まれた頭を上下させて自らの意思を示す。
「んじゃ、報告といきますか……あー、もしもし?」
 男が一人でしゃべりはじめた。クリスタルの召喚エネルギーを通信に応用したTellという技術によって、遠方の
仲間と連絡を取っているらしい。
「あ、胆露ちゃん? ジャンヌたんへのリークは完了したぜ。後は姫君のなすがまま、ってわけだ。んじゃ不肖この
日座巻、兎瑠鹿とデートしながらのんびり帰るんで、後はヨロシクぅ。……さて、うーるーかーちゃん!」
 通信を終えた日座巻が勢い勇んで呼んだものの、兎瑠鹿なるヤマトナ装束の娘の姿は既に消え失せていた。
「……照れ屋ちゃん」
 日座巻の姿もまた、周囲の景色にとけこむようにして消えていった。
 戦術家たちの熱い討論以外なにも聞こえなくなったその平原に、二つの小さな風が音もなく流れたが、その微細な
気配に気づくものは一人としていなかった。
524343:2008/01/07(月) 04:15:42 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き3

『戦闘開始!!』
 ソーン平原にて停戦協定が結ばれてから間もなく後、ニコナ街道では別の戦争が開始されていた。
 キープから出陣した数十名の精鋭たちが一散に駆け出して行く。
 ある者は一番槍として前線へ向かい、またある者は戦略資源確保のためにクリスタルの周囲に陣取る。
 戦略地形の中央付近で最初の衝突が起こる頃、後方からも幾人かの者が飛び出して、オベリスクの建設を開始する。
 この国では、その頃になると初期装備を身にまとった職業不明の娘がどこからともなく現れるのが通例だった。今
回もその例に漏れず、いつの間にか現れた娘はクリ掘りの面々の中央にちょこんと腰を下ろし、愛用のメガネを指で
上下させた後、その特徴的な髪型を揺らしながら、おっとりとした声で宣言した。
「はいはーい、縦ロール銀行開店しますー。ジャンジャン預けちゃってくださーいなー」
 実家がアイテムショップを経営しているという彼女は、戦争参加の動機を「経営的戦略眼と素早い計算力を養うた
め」と公言し、あくまで『商人』として参戦する異色の人材であり、さらには中央大陸の覇権争いが始まったごく初
期の頃から参戦している古参兵でもあった。
 口調こそおっとりしているが、正確な召喚計測と明晰な頭脳、そして広い視野を備えた軍師としても一目置かれて
いる彼女への『貯金』をしぶる者はおらず、口座にはみるみるうちにクリスタルが詰め込まれていく。
「在庫50ですー。んー、建築ナイトさん募集かなー。東の方をATで要塞化して欲しいですー」
「私が出る」
 クリ掘りの面子の中から、青の戦装束に身を包んだ女性ウォリアーが立ち上がる。
 名門ジャンヌ家の一人娘、通称『姫』。縦ロールに勝るとも劣らぬ知名度を誇る手練れである。
「わぁ、お姫さん。連戦で、しかも開幕ナイトなんてお珍しいー。じゃ、お任せしますねーハイ40個」
 姫はクリスタルを受け取るやいなやキープに向き直り、クリスタルを触媒としたナイト召喚の儀式を開始する。
 ほどなくして、青白いクリスタルの輝きが姫の全身から放たれた。光が晴れたとき、姫の手には長大な突撃槍が、
全身には白銀の鎧が、そしてその尻の下には異界の駿馬が、それぞれ出現する。
「ナ1ーっと。すぐ建築用のクリ集めちゃうんでー、姫さんちょっと待っててくださいなー」
 縦ロールがクリスタルの受け渡しを受け付けるのをよそに、姫はまたがった馬の手綱を繰り、馬の首を敵陣とは真
逆の方向へと向けた。
「縦ロール」
「ふえ?」
「許せ」
 縦ロールが言葉の意味を理解するより早く、姫のかかとが馬の腹を蹴った。それを合図に馬がいななき、蹄が力強
く地を蹴って疾駆を開始する。
 敵陣どころか、戦場ですらない方角へ向けて。
「え……えー?」
 縦ロールをはじめとしたその場にいた誰もが、その信じがたい光景を前に動くことさえできなかった。
 姫の姿はみるみる戦場から離れ、やがて人々の視界から消えていった。
525343:2008/01/07(月) 04:17:11 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き4

「暇だな」
「な。ハプニング欲しいよな」
 ライサラ家の三男にあてがわれた屋敷の門前で、門番たちがそんなやりとりを交わしている。
 ライサラ家には、長女の他に三人の兄弟があり、その三人にはそれぞれこのような屋敷があてがわれていた。
「上の若様らの祝言の折には、向こう一年はひっきりなしに来客があったものだが」
「無茶言うなよ、相棒。御兄弟らは人格者だが、ウチの坊ちゃんはあの通りの小僧っ子だろう。こんな屋敷を構える
こと自体、分不相応なんよ」
「ふん。してみれば俺たちも、あんな三男の下に配されて実に災難であるな」
「うわ、つまんねーソレ」
 などと言って侮蔑の笑みを浮かべる門番たちの様子から、屋敷の主に対する忠節を読みとることはできない。
 これは彼らが特別不忠者なのではなく、この屋敷に仕えるほとんどの従僕に共通する風潮だった。
 片割れの門番などしまいには座り込んで、腰を据えた無駄話に臨んでいた。
「まあアレよ? 一番災難なのァ嫁入って来たあのお嬢ちゃんだろうよ。今日なんて朝からガキのサンドバッグだぜ」
「そう思うならお前が救出してやったらどうだ。ジャンヌ家の従僕だけあって、見目麗しかったぞ」
「無理無理! オイラぁ今のリーマン生活が性に合ってるのよ。それにいくらガキだっつっても、きっちり戦闘職に
ついてる坊ちゃんにかなうわけねぇだろうが」
「一介の門番が白馬の王子様に成り上がれるチャンスだというのに」
「ばかやろ、世の中ンな外連味たっぷりにゃ……って、なんだアリャ」
 門番の目が、視界の端に映った小さな影をとらえた。影は屋敷に向かって次第に近づいてくる。
 しばらくは目を凝らしてその存在を見守っていた門番たちだったが、接近につれてその輪郭が明らかになってくる
につれて、その顔面に驚愕の色を浮かべていった。
「な……ナ、ナイト!?」
「しかも白い縁取りだと!? はぐれナイトだとでも言うのか!?」
「おい! おい! こっち来るぞ! ちょっ、おまっ、早すぎっ!!」
 数十秒前まで遙か彼方にいたはずのはぐれナイトは、今や屋敷の門前約半ブロックほどの所にまで接近していた。
「ち、ち、ち、畜生! こちとらこの仕事に今日の晩飯がかかってんだ! 是が非でもカチ込むってんなら、俺の屍
を越えていけぇ!」
 門番が、身を挺してナイトの進路に割ってはいる。しかし相手は彼のそんな職業的努力を歯牙にもかけず、悠然と
跳躍した。
 馬影を振り仰ぐ門番たちへ、馬上からの一声が降り注いだ。
「早馬なれば乗打御免!」
 馬の蹄が飛翔の勢いそのままに格子門を蹴りつけて破り、屋敷の敷地内に着地する。
 馬上の騎士は着地で少し崩れた姿勢を整えつつ、門番たちを一瞥することなく、邸内へ向けてさらなる突撃を敢行
した。
526343:2008/01/07(月) 04:18:52 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き5

 木製の扉を蹴破って邸内に侵入した姫を、使用人らの見開かれた瞳が出迎えた。
 馬上から見渡したロビーに求める娘の姿がないことを認めた姫は、手にした槍で空を切り、大音声を張り上げた。
「奥方はどこかっ!!」
 声は石造りのロビーを伝って周囲の鼓膜を震撼させたが、皆棒立ちで姫を見つめるばかりで、うんともすんとも言
おうとしない。
 それはほんの数秒ほどの空白だったが、今の姫にとっては一秒さえも惜しい。焦れて、とにかく走りだそうかと思
った矢先、その耳に、懐かしい声がかすかに届いた。
「今のは……! こっちか!?」
 姫は声のした方、屋敷の東側へと延びた通路へ馬を回頭させ、即座に腹を蹴った。
 角を一つ曲がり、渡り廊下を抜けると、その奥にひっそりと一枚の扉が控えていた。そこから、今度は悲鳴が漏れ
聞こえて来る。
 姫は馬の勢いを衰えさせることなく、邸内に乗り込んだときのように、装甲に覆われた馬の顔面でその扉をぶち
破った。
 室内中央、はじけ跳んで宙を舞う瓦礫の向こうに、二つの人影があった。
 一人は一度だけ写真で見たことがある、ライサラ家の三男。
 そしてその奥にもう一人、宙づりにされて気を失っているらしい全裸の娘こそ、姫の従僕であり、戦友であり、幼
なじみであり、そして今誰よりも姫に必要な侍女なのだった。
『いやね、あの三男ときたら性格最悪でみんなに嫌われてるのよ。で、その鬱憤を毎日嫁さんで発散してるって噂。
悲鳴まで聞こえるっちゅーから、下手すりゃ魔法まで使ってるかもしれないな』
 全身に刻まれた無数の生傷、手首ににじんだ血、憔悴しきって瞳を伏せた土気色の顔……何より、雷魔法発動時に
特有の、しめったような空気……ジャイアントマスクの男から聞き出した情報がすべて真実となって、姫の前に広が
っていた。
「貴様……」
 姫の全身からクリスタルの輝きが消えていく。もとの人間の姿に戻った姫は、ライサラ家の三男へと詰めよりなが
ら、盾に納めたヘラクレスソードを抜刀する。
「じゃ、ジャンヌ家の!? 待って、これは……」
 三男は戦闘状態で接近してくる姫に対して何事か弁明しようとするが、突然の事態に、ろれつが回らない。
 姫は三男を間合いにおさめると、無造作に得物を振りかざした。
「ひぇっ」
 姫の斬撃が、縮こまって目を閉じた三男の頭上、紙一重の位置をかすめながら走った。
 吊していた縄が切断され、崩れ落ちようとする半裸の侍女を、姫の腕が抱き留める。
「……すまない」
 姫は刃を納めると、意識のない侍女の体を一度抱きしめてから近くのソファの上にそっと横たえた。
 そして、腰を抜かしてへたり込んだこの屋敷の主に向き直った。
527343:2008/01/07(月) 04:19:47 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き6

 姫は完全に脱力した三男を襟首つかんで引き起こし、その眼に最大限の軽蔑を乗せてにらみつけた。
「大体の話は聞き及んでいる……」
「ぼ、ボクは……っ!」
 なにごとか言おうとした三男の口をハンドスキンに包まれた手がおさえた。
「私はこれから、この腹に渦巻く怒りを言い連ねる。その後で飽きるまで殴り抜いてやろう。貴様は私に罵倒され続
ける間、我が身を襲う痛苦を想像して恐怖しろ」
 三男は涙さえうかべてその身を震わせたが、姫は一片の慈悲さえかけてやるつもりはなかった。
「このサンピンが……よくも好き勝手やってくれたな」
 仮にも『姫』とあざなされる女の口から、下賤な世俗にまみれた言葉が飛び出した。
「なぜこの世にはテメェのようなくだらん奴らが存在するんだ。変態が、変態野郎が。汚ェツラを世に晒しながら、
堂々生き続けるテメェらのようなクソッカス共が。こうして触れている今も総毛立ってしょうがない、その卑屈な眼
を見ているだけで八つ裂きにしてやりたくなる! 貴様の肉を切り開いて、その醜いはらわたを白日の下に並べ立て
てやったら楽しかろう。緑か、黒か、いずれゲス汚れたクソ汚物色に染まった醜い臓物を野鳥たちがついばむのを見
ながら、貴様があの娘につけた傷を一つ一つ舐めて癒してやろう。ああ……それを想像するだけで歓喜がこの身を駆
けめぐるんだ。喜べ、笑え。貴様のような、本来なら生きる価値もないウジ虫以下のゲロ野郎にも一つくらいは誰か
の役にたつことがある……ん?」
 さらに言い連ねようとした姫が、下腹に当たる妙な感触に気づいて視線を落とした。
 三男の股間の衣服が盛り上がり、張りつめていた。それが、姫の下腹を押していたのである。
 しかしそれは、性的興奮によってもたらされた勃起ではなかった。来るはずのない姫の来訪に対する驚愕。己の陰
湿な行為を見られたという焦燥、背徳、自責。あるいは直接的な苦痛への恐怖心や、姫が口にのぼらせた残虐な言葉
の数々……そういった本来混ざり合うはずのない要素が、ただでさえ未成熟な三男の内部で混合した結果、その神経
に変調をきたしたのである。
 ほとんどの人間の場合、それは『失禁』という現象となって現れる。
 だが、偶然が重なった結果か、はたまた三男の体質がそうさせたのか、この時この場に限っては、それは勃起とい
う現象となって、姫の眼前に堂々と屹立して現れた。
「……ライサラ=ウォス最低だな」
 姫の視線から熱が失せ、代わりに鋭利で冷徹な輝きが兆した。汚物を見るような蔑みの色はますます深くなる。
 三男の口から離れた手が、直後には拳となってその顔面を打ち抜く。
 眼球ではなく眼孔部の骨を狙ったその一撃は、脳へ衝撃を与えることなく、ただ純然たる苦痛を三男にもたらした。
 その次は喉仏への掌底。次の一撃は額と鼻柱の間への打拳。その次は頬への平手。さらにその次は口と、その奥に
ある前歯をつぶしにかかった打拳……。
 三男は出血もせず、声さえ出すこともできず、さらには気絶することさえ許されずに、死にたくなるほどの激痛の呵
責に晒され続けた。
528343:2008/01/07(月) 04:22:07 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き7

 三男の顔の形が変わりはじめると、今度は体を放り投げてその頬を足蹴にした。ブーツのかかとで虫か何かを
執拗につぶすようにして踏みにじる。三男の口の内側が切れて、唾液混じりの血が垂れる。
 姫がもう一度踏みつけようと足を上げたが、消え入りそうな声がそれを制した。
「ひいさま……それ以上は……気高いお手が汚れます……」
「!」
 侍女が、弛緩して力が入らないのであろう全身を痙攣させながら、ソファの上で懸命に起きあがろうとしていた。
 姫は三男ではなく絨毯の上に足をおろし、侍女のもとへと駆け寄る。
「お前、目覚めていたのか。一体いつから」
「『ウジ虫以下のゲロ野郎』辺りから……」
「……妙なところを見られた」
 姫は照れ隠しに侍女を助け起こそうとしたが、侍女はその手を拒んだ。
「お前……?」
「どうして……いらしったのですか」
 侍女は顔を上げようともせず、ただ震えながら、心底信じられないと言いたげな声でつぶやいたた。
「戦争を……なくせるかもしれないのです……姫様が戦わなくてもよい世界が……作れるかもしれないのです」
 そして侍女は、その胸に秘め続けてきた本音を口にした。
「怖いのです……姫様が……戦に魅入られていくようで……そんな姫様と……ずっと戦い続けたいと……思ってしま
う……わたし自身が……!」
「黙れ」
「え……っ!?」
 秘密を打ち明けた唇に姫の唇が重なり、言葉を奪う。
 唇を離した姫は、まだうつろな表情の侍女をしかと見据えた。
「私はお前を迎えに来たんじゃない。ましてや取り戻しに来たんでもない。奪いに来たんだ、おまえのすべてをこの
腕にとらえにきたんだ。何も言わずに、この私にさらわれるがいい」
「あっ……」
 姫はまだぐったりとしたままの侍女を抱き上げると、床に伏したまま芋虫のようにあがいている三男を一瞥した。
 そしてその場を立ち去ろうとしたとき、ふと、背中の空気がかすかにうごくのを感じた。
 瞬間、その全身に果てしないプレッシャーの奔流が襲来する。
「なに!?」
 侍女を抱えたまま反射的にステップを踏んで回避行動に出た直後、姫たちのいた空間に、上から下へ一直線の一撃
が振り下ろされた。
 背後からの一撃を辛くも回避したかのように見えたが、床に激突した衝撃波は水しぶきのごとく跳ね上がり、さらに幾
重にも折り重なりながら放射状に広がって、姫たちを襲った。
 避けきれず、空中で衝撃に巻き込まれた姫は姿勢を崩し、取り落とした侍女ともども絨毯の上に転げ落ちる。
529343:2008/01/07(月) 04:23:10 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き8

「な……何者!?」
 即座に起きあがった姫の眼に、まばゆい緑の輝きが飛び込んでくる。
(ハイドラ装備!? そしてドラゴンテイル……両手ウォリアー、近衛兵か)
 ハイドラの手に握られた三日月状の両手斧が、朱色の軌跡を描いて姫の胴を襲う。
 これをかろうじて着装が間に合ったシールドで受けた姫は、さらに後方へとステップを踏んだ。
(赤い三日月斧……ヴリトラか!? 実在したとは)
 不意打ちをし損じたハイドラは、悠然とした動作で得物を構えなおした。すぐに仕掛けてこないのは、こちらの出
方をうかがうのと同時に、ドラゴンテイルの使用で多少乱れた呼吸を整えるためだろう。
(得物、身のこなし、そして我が従僕でさえ修得しえなかった奥義中の奥義……! ……頭のゲイターだがだけちぐ
はぐだが……いずれにせよただ者ではないと見たが、素直に相手をしてやる義理は、こちらにはない!)
 その考えを悟らせぬために、姫は盾に納めたヘラクレスソードを静かに抜き払った。
 同時に、腕から転げ落ちた侍女のほうへ一瞬だけ視線を飛ばす。侍女は姫のさらに後方へと飛ばされて、壁にぶつ
かって止まったらしい。皮肉にも三男と同じような姿勢でもがいていたが、姫のいる位置からならワンステップで届
く距離だ。
(……両手ヲリならば、こちらに近づかなければ有効打を繰り出せないはず……間合いに入ると同時に、シールドバ
ッシュで動きを止め、その隙に二人でこの場を去る……)
 姫の脳がめまぐるしく活動し、常人ならば言葉を発することさえできぬ程の短時間で、侍女と共に逃げ切るための
戦術を構築していく。鍛え抜かれた超絶的集中力のなせる技だったが、その集中ゆえに、侍女のか細い声を聞くこと
はかなわなかった。
「逃げて……姫様……かなう相手ではありません……!!」
(来るっ!)
 ハイドラがかすかにその足を動かした。かと思った瞬間、素晴らしいまでの鋭さを持って、緑の甲冑が突っ込んで
来る。
(前方にステップ! だが、いかに速くとも来る方向さえわかっていれば)
 超人的加速で踏み込んできたハイドラが盾の間合いに入る、その一瞬のタイミングを、姫は正確にとらえ抜いた。
小さな呼気とともに、渾身の力を持って盾の腹を打ち付ける。
 しかし、必中のはずの一撃はなんら手応えを返すことなく、空気だけを叩く18:26 2008/01/05。
(跳んだ!?)
 視界の端にスカートのひらめく様が一瞬だけ見えた。短距離ステップを絶妙な位置に着地させたハイドラは、すか
さず跳躍して姫の殴打を回避したものらしい。
(しめた、着地を狙ってくれと言っているようなもの……)
 姫が第二撃の命中を確信して、左斜め上方向へとハイドラの軌道を追う。
 しかし振り仰いだ方向に敵の姿はなく、代わりに、眼ではなく耳が、小さなかけ声と、何かを蹴る音をとらえた。
530343:2008/01/07(月) 04:25:09 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き9

(三角飛び……!!)
 まず姫の斜めにジャンプしたハイドラは、その一飛びで侍女がぶつかったあの壁にまで到達し、さらにその壁を蹴
ることで、空にありながら落下の軌道・速度を変化させたのだ。
 そこまで思い至る思考の流れが、姫の動きをほんの一挙動ほど遅らせた。その間に、足音が背後へと降りてくる。
室内にあってなお野生さえ感じさせる緻密で大胆な動作は、『身軽』の一言では表現しきれない魔性を感じさせた。
(まずい、後ろを……!!)
 振り返ろうとした姫の脇を、重力の塊をたたきつけられたかのような衝撃が襲った。
(ヘヴィ……スマッシュ……!)
 斜めに突き上げるような重圧で、姫の体が地を離れた。そのまま衝撃の方向に沿って飛ばされ、壁に激突して崩
れ落ちる。
「ゴォォォエッ……ゲァッ……!」
 内蔵へのダメージが著しい。駆け上ってきた虫酸が、口から吹き出す。体の自由がきかず、踏みつぶされた虫ケラ
のようにもがくことしかできない。たった一撃で、人から虫へと堕とされてしまった。
 姫をそんな状態にせしめた張本人は、決着がついたことを確認して、はじめて口を開いた。
「慌てて転身しようとすれば脇が開く。距離を取るべきだったな」
531343:2008/01/07(月) 04:26:47 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き10

 ヴリトラの三日月状の峰が、地面でうごめく姫の顎をひっかけた。
「意識はあるのか。さすがはジャンヌ家の戦装束、我が一撃を受けてほころびを見せぬどころか、紙一重で主を守り
きったようだ」
 ゲイターヘルムに隠れて表情はわからないが、その声色は少しだけ笑っているようだった。
 ヴリトラの刀身が姫から離れ、その頭上高くに掲げられる。
「貴様の思惑、思い至れぬでもないが……今回はこれでデッドダウンしてもらおう。クリスタルの加護のもと、自国
へ送り戻されるがいい。召喚状態で乗り込んできたのは良い判断だったな」
 赤い三日月がまさに振り下ろされようとしたそのとき、その腕をつかむ者があった。
「おやめ……ください」
 侍女だった。
 立つことさえ困難な状態にありながら、侍女は、すがりつくようにしてガントレットにつかみかかっていた。
「無茶をする。坊ちゃんの雷で責められているのだろう」
「おやめください……どうか」
「それは命令か?」
「え……」
「ライサラ家御三男の妻女として命ずるのであれば、一従者に過ぎぬ私は、理由の如何に関わらずこの刃を納めよう。
だが、そうでないのならば聞き入れてやる理由はないな」
「わたくしは……」
 侍女は何か言おうとしたが、そこで筋力の限界を迎え、床の上に崩れ落ちた。
 かろうじて四つん這いの姿勢でその身を支える。体の表面に脂汗がうかびはじめ、呼吸も荒くなっていった。
「わたしは……犬です」
 ハイドラが三日月型の斧をおろして、四つん這いの侍女を見下ろした。
 侍女もまた、立ち上がることはできないまでも首を上に向けて、ハイドラをきっと見据える。
「犬ゆえにここに来て、犬ゆえに堪え忍んできました! ただ姫様が傷つかねばよいと……そのための礎になれるな
らと! その姫様を傷つけようとする人がいる、『やめて』と口にする理由が他にあって?! これまでも……これか
らだって! わたしはひいさまの犬なのよ!!」
 ハイドラはその激白に身じろぎ一つせず、ただ兜の奥から、自ら犬と名乗った娘をしばし見つめていた。そして数
瞬ののち、その得物を静かに納めた。
「当家で犬を養うという話はついぞ聞いたことがない。迷い込んで来たのであれば迷惑だ。疾く、飼い主ともども去
ぬがいい。私は一刻も早く坊ちゃんのお怪我を診てさしあげたいのだ」
 ハイドラは視線を切り、姫と同じく床でもがく三男へと歩み寄っていった。
532343:2008/01/07(月) 04:27:43 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き11

「姫様……」
 回復しはじめた五感が、懐かしい声と、匂いと、手の感触を感じとった。
「大丈夫だ……動ける、なんとか……」
 犬に抱き起こされた姫は、まだ軋む内蔵と肋骨に顔をしかめながらも、自らの力で体を起こした。
「不様だな……私は」
「仰らないで」
 姫と犬の視線が重なる。表情さえうつろだった犬の顔にみるみる生気が兆し、それに伴って瞳がうるうるとゆらぎ、
やがては感極まって、主人の胸に顔をうずめた。
「……恋しゅうございました……」
 姫の胸に犬の涙がしみて、そのぬくもりが伝わる。
 焦がれに焦がれた娘。虐げられていることを聞いて、助けに来ずにはおられなかった娘。それが今、自分の手の届
く位置に、確かにいるのだ。だが……
(く……)
 姫には、犬を抱きしめてやることができなかった。一糸まとわぬ姿で甘えてくる犬を、愛でることができなかった。
 かろうじてできたのは、その両肩に手を添える程度だった。
「……私とて、気持ちは同じだ。だが、今は……」
「……はい」
 顔を上げた犬は涙をぬぐい、両手で自分の頬を叩いた。
「姫様。奥の化粧部屋から裏庭へ抜けられます。そこからなら、人目を避けて……」
「だめだ……!」
 姫はヘヴィスマッシュの一撃で取りこぼしてしまったヘラクレスソードを拾い、ふらつきながらも剣を支えに立ち
上がり、そして、ちょうど三男を抱き上げたところのハイドラに向き直った。
「出るのは正面からだ……! 私が召喚状態でここに来たのは、正体を隠すためじゃあない……!」
 ハイドラは姫を一瞥し、「ふん」と鼻を鳴らしただけで、さっさと部屋を出ていった。
「ぐぅっ」
 ハイドラが去ると同時に、姫は再び膝をついた。犬が心配げに身を寄せてくる。
「姫様、まだお体が……」
「子細ないっ。呼吸を整えれば、立てる……! だがお前……服はどうする?」
「犬に衣服は無用ですわ!」
「そうもいくまい……仕方ないな」
 姫の手がジャンヌ装束のボタンにかかったのを見て、犬が血相を変えた。
「姫様! 姫様が素肌を晒す必要などありません!」
「では、どうする。私に、生まれたままの姿のお前を連れ回せというのか?」
「うぅっ、それは……あっ!」
 犬が表情をぱっと明るくし、『ピンときた』とでも言いたげに手を打った。
533343:2008/01/07(月) 04:28:50 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き12

「立てるか?」
「まだ少し痺れが……でも、なんとか」
 姫が手を引いて犬を立たせる。先ほどまでの全裸ではなく、その体には下着の上下がまとわれていた。
「姫様の下着、汗じっとり。ふふ……本当に大慌てで来てくだすったのですね」
「ばか、いらぬことを言うな……しかしその、なんだ。素肌にこの服は……妙な感じだ」
 そう、犬が身につけているのは、先ほどまで姫が戦装束の下に着込んでいた下着だった。姫の素肌を晒すことをど
うしても良しとしない犬が苦肉の策として提案したものだったが、いざ下着を着せてみると、犬は妙にうきうきとし
ている。
 姫はというと、普段は下着に柔らかく包まれている敏感な部分が編み込まれた布地に触れるので、たいそう動きに
くい思いをしている。
 とはいえ長居もできない。かろうじてマシな状態にある姫が犬の体をささえつつ、正面玄関へ向けての移動を開始
する。
 姫が屋敷に乗り込んでからだいぶ時間が経っていたが、廊下は召喚状態の姫に踏み荒らされたままの状態で、人が
出てくる気配もない。
「信じられんな……自分でやっておいてなんだが、ここまでの狼藉を働かれて、人が出てこないとは」
「この屋敷に詰める人間、そう多くはありません。ご本家から相当数の人間が派遣されたようですが、半数近くが、
お坊ちゃんに見切りをつけて去っていったと……」
「……あのハイドラ装備の女戦士は何者だ?」
「わたしも詳しくは存じません。お顔も常に兜に隠れていましたし……ただあの方だけは、ご本家からの命令ではな
く、ご自分の意志でお坊ちゃんに付き従っているようでした。あの方はこの屋敷でただ一人、本当の意味で、お坊ち
ゃんの味方なのかも知れません」
 姫は、いまだに我が身を去ろうとしない脇の痛みを思いながら、下唇をかんだ。
「……完敗だった。あの数瞬の攻防で、次元の違いを思い知らされた……」
「相手が悪うございます……わたしとて、あの方が相手では何秒ともつかどうか……」
「そうじゃない! そうじゃあないんだ、私は……」
 姫が何か言おうとするのと、二人が正面玄関から中庭へ抜け出るのとがほぼ同時だった。
 そしてその瞬間、犬が眼前に広がる異変に気づいて、表情をこわばらせた。
「姫様……!」
 正面玄関から中庭へ抜け出た姫たちを出迎えたのは、前方と左右の三方を隙間なく取り囲んだ、無数の衛士たちだ
った。
534343:2008/01/07(月) 04:30:10 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き13

(迂闊……!)
 自分を負かした相手のことばかり考えていて、その他の部分に対して思慮を及ばせなかったことを、今さらながら
に姫は悔いた。
 鎧に身を包み、ずらりと居並んだ衛士たちの中には、姫が屋敷に乗り込んだときに出くわした使用人たちの顔もあ
った。この屋敷の使用人たちは、すべからく衛士を兼ねているのだろう。となれば人が出てこないのも当然で、彼ら
は、突如として襲来した狼藉者を撃退するために、総出で迎撃準備を進めていたのだ。
「ジャンヌ家のご息女とお見受けする」
 居並ぶ衛士の中から、長らしき者が一歩歩み出て言った。
「屋敷を荒らし、ライサラ家ご三男のご妻女を連れ去ろうとするその振る舞い、いかにいかでも許されるものではあ
りませんぞ」
「黙れ下郎! 命じられるままに暗君に仕える信念なき走狗ども、我が進行を阻むのならば、残らず順繰りに切り伏
せてくれるっ」
 姫が愛剣を抜き、衛士たちが身構える。空気が張りつめていく中、姫の間合いの一歩外にいる衛士長は、表情を変
えずに、その片手をかかげた。
「この手を下げれば、この場の全員が一斉に動く。貴殿の剣力は聞き及んでいるが……着の身着のままの娘を抱えて、
この数相手に立ち回れるおつもりか?」
「姫様……」
「離れるな」
 姫は、犬をしかと抱き寄せながらも歯がみした。
(一人一人は戦闘職にもついていない雑兵……だがこの数、50人はくだらない……)
 まだハイドラから受けた一撃も癒えてはおらず、犬を抱いているため盾も使えない。脱出の可能性は限りなく低い。
「まあなんでもよろしい。捕縛されて後、ご本家の面前で、貴殿の信念とやらを語るがいい」
 衛士長の手が降りた。
 それを合図に、人並みが一斉に姫に押し寄せてくる。
 姫は残された力を振り絞り、ヘラクレスソードの柄を握り込んだ。
 その瞬間、姫たちの背後から、翡翠のごとき輝きが飛び出した。
『ぢェェいっ!!』
 不気味な声と共に放たれた何かが姫たちの頭上を駆け抜けていく。
 かと思うや、薄紫色の閃光が最前列にいた数名の衛士たちの間に突き刺さり、そのすべてをなぎ倒した。
「!?」
 信じがたい光景を前に、全員が我が眼を疑い、動きを止めて立ちつくした。その静寂の中心に、翡翠色の輝きが舞
い降りる。
 そして同志のはずの衛士たちをいともたやすくなぎ払ったハイドラ装備の女戦士は、長大な剣を肩にかつぎ、超然
と言い放った。
「この場、私が預かろう」
535343:2008/01/07(月) 04:32:32 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き14

「これはなんの真似だ!」
 真っ先に声を上げたのは、かろうじて難を逃れた衛士長だった。その怒声は無論のこと、ハイドラへと向いている。
「その娘はライサラ家を愚弄した不届き者なんだぞ! それを……」
 食ってかかろうとした衛士長の顔左側面を、鋭い光がかすめた。
 眼にも止まらぬ速度で繰り出された長剣の突き。そしてそこから放たれた衝撃波が、後方に並んだ衛士たちの、鉄
兜の頭頂部にある突起を順繰りに吹き飛ばしていった。
 衛士長は腰を抜かしたのか、その場に尻餅をついて静かになる。
「馬鹿な! その剣は、まさか……」
「ギロチンソード……!」
 同時に戦慄した姫と犬に、ハイドラが向き直る。
 二人とも思わず身構えたが、ハイドラが口にしたのは、たった二文字の言葉だった。
「行け」
「……え?」
 とっさにはその言葉の意味するところがわからず、姫はつい呆けた返事をしてしまった。
 姫たちに先んじて、三人を取り囲んでいた衛士たちが動いた。逃げまどうような足取りで隊列を開き、門までの道
を姫達に示す。その状態になってはじめて、姫はさきほどの言葉の真意を悟った。
「どういうつもりだ」
「愚問を重ねるな」
「情けをかけようというのか!?」
「この程度で情けもなにもないが……」
 ハイドラは失望したようにため息をついた。
「情けをかけられるのを是としないのならば、相応の力を得ておくことだな」
「くっ……」
「もう一度言っておく。疾く、去ね。戦友の忘れ形見が貴様らの血を欲している」
 ハイドラの手にある長大な剣が、その言葉に呼応するように不気味な音を発した。
「姫様、参りましょう」
 意外にも、犬はハイドラの申し出をすんなりと受け入れたようだったが、それでも姫には承伏しかねた。
「だが……!」
「姫様……『奪いに来た』と仰ってくださったとき、とても嬉しゅうございました。あの一言で、犬はあなたの手に
落ちる決心をつけられたのです」
「だが、私は……!」
「小僧のような姫君だな」
 頑として動こうとしない姫に業を煮やしたのか、ハイドラがあきれたように口を挟んだ。
「私はその犬の信念を通してやろうとしているに過ぎん。貴様のつまらん意地になど、もとより付き合ってやるつも
りはないのだ。行きたくないと言うのなら勝手気ままに駄々をこねているがいい、無分別な子供のように」
 ギロチンソードを納刀したハイドラは、興味をなくしたように二人に背を向けた。その背を、犬が呼び止める。
「お待ち下さい……短い間でしたが、お世話になりました」
 犬は小さく目礼したに過ぎなかったが、その仕草はハイドラに対する敬意に満ちていた。
「世話をしてやった覚えはない。道中、息災でな」
 ハイドラは軽く手をあげて見せると、振り返ることなく屋敷の奥へと消えていった。
「姫様、さあ……さらっていってくださいまし」
 剣を向ける相手を失い、愛しい犬にほほえみ混じりにこう言われては、姫はもはや首を縦にふるしかなかった。
536343:2008/01/07(月) 04:34:01 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き15

 二人が徒歩で祖国の屋敷に戻る頃には、辺り一面濃密な夜のとばりに閉ざされていた。
「たった二月……でも、懐かしゅうございます」
 犬は笑いながら門をくぐったが、姫にはその笑顔がまぶしくて、眼を合わせることができなかった。
「姫様……?」
 不思議そうにのぞき込んでくる犬の視線をよけながら、その手を引いて、西へ進む。
 幾度となく水を浴びた庭園に犬を誘った姫は、しばらく使われていなかった桶に、月を頼りに新しい水をくむ。
「身を、清めよう……」
 犬の下着を脱がせ、桶の中に座らせる。
「姫様、もったいのうございます」
 いつもとは逆の立場に恐縮した様子の犬だったが、特別固辞することもなく、姫のなすがままに任せていた。
 水を浴びた犬の肌は月明かりに照らされ、庭園の中央に咲く一輪の華のように儚く、美しかった。
 だが水がその肌を覆った粉末を洗い流して行くにつれ、新しいものから古いものまで、無数の傷が顔を見せる。
「ここまで……いくつかは深いものもある……消えないものだって……」
「……鍛えていたつもりでしたが、私の肌もまた、人並みの柔肌だったみたいです」
「手首は特に酷い……」
 連日連夜荒縄が食い込んで幾度となく肌を削られたのであろう手首には、もはや消えることのない痣が刻まれてい
た。今も一部のかさぶたがはがれ、ぬめった傷口があらわになっている。
 姫はその傷にそっと唇を寄せた。
「姫様……! 汚いです、そんな……」
 言葉とは裏腹に、犬は頬を染め、うっとりと姫を見つめた。
 だが逆に、口づけた姫の方は、犬の手を押し抱くようにしてうつむき、震えていた。
「全身の傷をこうしてやるつもりだった」
「姫様……」
「お前に刻まれたすべての傷を、こうやって私のものにしてやるつもりだった……!」
 姫の声が震えはじめる。こらえようのない悔しさがわき上がってきていた。
「私はお前を奪うつもりだった。痛みも苦しみも、あらゆるしがらみも、すべてをこの手に収めてやるつもりだった。
お前のすべてを私のものにするつもりだったんだ! それなのに……それなのに!」
 桶にはった水の中に、水滴が一粒、二粒と落ちて、映りこんだ月の光を静かに揺らした。
537343:2008/01/07(月) 04:35:36 ID:CFzrrwhV
続きの続きの続き16(ここで一段落)

「できると思った。その力が私にはあると思っていた! だが現実はどうか!! たった一人の敵も打ち倒せぬばかり
か、その敵の助けを借りてようやくお前を連れ出せた。これが私だ! この程度が私なんだ! 無力な私が、人一人
のすべてを手中にしようなどと……!」
 叫び、血が上り、熱を宿しはじめた姫の頬に、水に濡れた犬の手がそっと触れた。
 犬は薄暗がりの中、手探りでさがすように姫の涙をすくうと、今度は戦装束の前ボタンに手をかけた。
「なにを……」
 あっという間にボタンが外されると、開いた合わせの隙間から、豊かな膨らみが二つのぞく。犬はその左側に手を
置くと同時に、姫の手を自分の胸に誘った。
「姫様の心臓が脈打っているのがわかります。わたしの鼓動もおわかりになるでしょう?」
「ああ……」
「わたし好きです、この鼓動。とくとくと、あんなに勇ましく戦う姫様に似つかわしくないくらい、可愛らしい鼓動。
この鼓動に触れられることが、いまこんなにも嬉しい。姫様は、嬉しくないでしょうか?」
 姫は首を横に振った。
 そんなことあるわけない。嬉しくてたまらない。二度と会えないと思っていた。忘れれば楽になれる、でも忘れら
れなくて苦しかった。会いたかった。恋しかった……
 胸がいっぱいで言葉を紡げない。
「今生の別れを惜しみ合った私たちが、今こうして互いの鼓動に手を重ねている……わたしは、それで十分です。姫
様、すべてに勝利できる者などありはしません。ほとんどの人々は、数え切れない敗北の果てに、一片の勝利のカケ
ラを拾いあげて先に進むのです。戦いましょう。戦い続けましょう。わたしはもう恐れない、傷ついても、時には敗
れても、姫様のおそばで戦い続けます。だから……」
 犬が姫の体を抱き寄せた。うつむいていた姫の顔が乳房に埋もれる。永久に沈んでいきたいほどの心地よさが、全
身に広がっていく。
「だから姫様、時折は、わたしにも甘えて下さいまし」
 その瞬間、姫の胸の奥底から、抗いがたいほどの感情の並がわき上がってきた。
 それが一体いかなる意味を持つ感情なのかも理解できず、圧倒的なうねりを持ったその奔流にただ流されるように
して、姫は声を上げた。
 いつしか姫は、己を犬と定めた娘にすがりつき、子供のように声を張り上げて泣きじゃくっていた。
 月夜の下で、花々とただ一人の犬だけが、その産声のような泣き声に耳を傾け続けた。

<さらに続く>
<次回ハイドラさんと再戦>
538343:2008/01/07(月) 04:39:25 ID:CFzrrwhV
うん、「またエロシーンがない」んだ。済まない。

仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。


でも、次回のハイドラさんとの再戦を書ききると、姫様たちにエロいことし放題の

「状況」みたいなものが整ってくると思う。

殺伐とした戦争の中で、巨乳のスカ子ちゃんを手懐ける姫様とかええやん?

そう思って、次回の話を書いているんだ。

公開オナニーの一種だと思って、冷たい目で「この生きる価値もないウジ虫以下のゲロ野郎」とののしってくれるといいと思う。

じゃあ、また次回。
539 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2008/01/07(月) 05:02:21 ID:UYA6FvpN
   。;*
  .;゚  *;。   ヘへ 
ハァ._▲_゚;  へ/ヘへ
 ハァ(*'A`)  .| / ヘ.|
  .†ノ雷ヘヘ  \  / 
""""""""""""""""""
540名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 06:17:33 ID:AESBmAvk
>539
ライサラ=ウォス最低だなっ!
541名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 09:56:02 ID:4Gks+FET
この生きる価値もないウジ虫以下のゲロ野郎!
542名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 16:04:12 ID:V5npwESX
とりあえず職人GJ
543名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 17:45:55 ID:OAfeutqr
職人乙!
そしてwktk
544名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 13:24:11 ID:94BguzSg
どうしても続きが気になってしまう
罪な奴だぜ…
545名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 21:43:47 ID:5gjvzZMM
そのままハゲスは営業課のフロアへと向かって行った。
営業社員の机が並ぶ一室。金曜夜ということで社員は殆ど顧客に商談混じりの接待に行っており、
そこに残っているのはお詫びちゃんのみ。ドア越しの窓から資料のまとめ作業をしている彼女の後ろ姿が見える。
ハゲス「おいぃ、お詫びいるか!」
怒鳴りながら部屋に入り、後ろ手でドアの鍵を閉める。事務作業に集中している彼女には小さなカチャッという音には気付かない。
お詫びちゃん「あ、ハゲスさんお疲れ様。ご機嫌斜めやなぁ…お呼びかいな?」
ハゲス「呼んだから聞こえたんだろボケがっ!手前のお詫びの仕方が足りないからいっつもクレームがGMに来るんだよ!」
怒声と同時に彼女の髪を掴み、後ろに引っ張る。座ったままの姿勢では抵抗もままならず、
強制的に仰け反った姿勢に豊満な胸が弾むのが目に写る。
お詫びちゃん「きゃっ!?ハ、ハゲスさん!?いきなり何」
ハゲス「いきなりも糞も無いだろ?俺は、いーーっつもお前のお詫びにイラついてんだよ。誠意が無いだろ?」
お詫びちゃん「それでもうちなりに一生懸命やっているんやから」
ハゲス「お前、自分の立場分かってんのか?お前はお詫びをするだけの社員モドキ。俺はGMとしても社員としても発言力がある。
    その俺がお前の駄目さを指摘しているのに何それ?舐めてんじゃねえよっ!!」
ガンッ!顔面を机にぶつけ、鼻血が出ているが気にせずにそのまま仰け反るように後ろに引っ張る。
お詫びちゃん「せっ、せやかて」
血で鼻が詰まり、目尻に涙を溜めつつも反論しようとする彼女の姿に
ハゲス「だから俺がお詫びの仕方ってのをじっくりレクチャーしてやろうってんだ、よっ!!」
言うと同時に彼女の上着を下のシャツごと強引に下から引っ張り、脇の所で脱がさない状態にする。端から見るとバンザイをしたようにも見える。
ハゲス「簡易拘束の完成、と。へへっ、良い乳してんじゃねえか。おら動くなよ、動いたらまた一発お見舞いするぞ。
     綺麗な顔に傷を付けたくないなら、静かに俺のレクチャーを受けてろよ?」
お詫びちゃん「レっ、レクチャーって何をしてんねん!?」
ハゲス「お詫びってのはな、相手に満足してもらわないと駄目なんだ。だから体を使ったお詫びをするのは当然だ。
    特にお前はこの乳と良い腰のクビレも。へへっ、ヨダレが出そうなぐらいに良いスタイルをしているからな。
    だから俺がこの体を使ったお詫びってのをご親切に教えてやる。嫌なら部長にある事無い事言って首にするぞ?」
お詫びちゃん「そんなもん誰が出来んねん!」
ハゲス「お前は社員モドキで謝るだけ、俺は地位のある社員、公私混合でも仕事はこなし上司からの信頼も厚い。
    さてさて、部長はどっちを信用するかな?」
お詫びちゃん「ひっ、卑怯やで。こんな事をして絶対に許さへんから!」
ハゲス「へへへっ、許すかどうかは…体に聞いてみようか。いや待てよ。こういう時は後で体は正直だぞって言うべきだからここは」
 これから始まる事に妄想を膨らませ、自然と顔に笑みが浮かんでくるが、
 ドンドンドン 突然、部屋のドアが叩かれた。
???「あれ?おーい、お詫びちゃん。まだいるかな?」
お詫びちゃん「あっ、い(ぐむっ、むぐーむぐー)」
人が来た事に焦りつつも、とっさに上着越しに彼女の口を塞ぎ声を出せないようにしておく。
ハゲス「(おい騒ぐんじゃねえぞ殺すぞ) どーも、お疲れ様です。お詫びちゃんは居ないですよ。」
???「あれ?そうなんですか?えーと鍵が掛かっているんですけど、あなたは?」
ハゲス「GMチームのハゲスです!ちょっと営業課長から資料を頼まれて探していまして。もう見つかったので大丈夫です。
    部屋には私しかいないのでこのまま帰るので戸締りは任せてください。」
お詫びちゃん「(むむむ!むぐぅぐーむぐー!)」
???「あれー?そうですか、分かりました。それじゃあ戸締りよろしくお願いします。
     あ、もしお詫びちゃんにあったらいつもの飲み屋で待っていると伝えてもらえますか?」
ハゲス「分かりました、もし会ったら伝えておきますね。」
ドア付近から人の気配が消えた。本来だったら不審に思うだろうが俺だから信用したのだろう。馬鹿な男だ。
ハゲス「へっへへ、それじゃあナイトさんは消えた事だし、レクチャーの続きを始めるぜ。」
To Be Continued?
546545:2008/01/11(金) 21:44:17 ID:5gjvzZMM
スレ汚し失礼しました
547545:2008/01/11(金) 21:48:23 ID:5gjvzZMM
純愛系の人と同じキャラを扱って汚すのもなんなので
最後はbadとhappyの2つ用意してみたのですが…オナヌーですまん('A`)
548名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 22:25:18 ID:Estr/563
わっhAげすしね
549名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 02:05:05 ID:baiDDHzb
おわびちゃんはかわいい
お幸せに!
550名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 10:39:36 ID:OIhixfNx
ティファリス様見てて、これ谷間あるし横から見たら胸割と大きいんじゃね
と思った日曜の朝
551名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 00:10:56 ID:nDaBQ79i
ライサラ=ウォス最低だなっ!
久々にスレに来たけどいい職人がいるじゃあないか!

続き楽しみにしてる!
552名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 03:19:18 ID:xdQaDYxS
ラ、ライサ=ラヴォス!
553名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 01:52:51 ID:seIo0GCM
普段はあんまり使わなかったアイスボルトを使いはじめてからサラのスコアが5000くらい伸びた
なんでかしら
554名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 12:20:00 ID:xZaG1wO9
アイスボルトはライトと同じくらい使うぜ、ジャベより普通に頻度高い
ってかスレ違いだ
555名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 01:28:58 ID:8fktJjfM
シャンテ陵辱モノ希望
ぎゅるびーん!
556名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 04:30:14 ID:yZaq+iOd
とりあえずストラクチャーセットがノーパンでストッキング直穿きだからそこを上手く使いたい
あーでもパンスト直穿きすると常時擦れてるんだっけか?
557名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 01:21:39 ID:a39dVZME
test
558343:2008/02/05(火) 01:22:02 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦01/17

 姫は自室の窓枠に腰かけ、中庭を見下ろしていた。草花の表面に朝露の光が散っているのが、部屋からでもわかる。
さわやかな朝と言ってよいだろう。
(私の、当主としての門出を祝そうというのか……)
 脇の辺りが小さくうずく。肉ではなく、その奥の骨がゆれるような感じだ。あのハイドラに一撃を受けた場所であ
る。その脇をおさえてため息をつくのと同時に、扉がノックされた。続いて「犬です。失礼いたします」という娘の
声がやってきて、扉が開いた。
「おはようございます……あら、お召し替えをと思って来たのですけど」
 新しいウエイトレス衣装に身を包んだ犬は、主が青い戦装束をまとっているのを見て、少し意外そうに口元へ手を
やった。その手首に、うっすらと縄の跡がのこっている。姫はそんな犬にほほえんでやる。
「いつまでも敗北を気に病んでいるわけにもいかない……いきなりとはいえ、私はもうジャンヌ家の当主なのだ」

 すべては慌しい流れの中で行われた。
 姫が犬を連れ戻ってきたことを知った前当主、すなわち姫の実父は、すぐさまライサラ本家へと走った。ライサラ
家の言い分を聞いて事情を把握した父が戻ってきたのは、つい昨日のことである。
 父は戻るや否や、姫や犬を含む屋敷中の人間を集め、姫の行状を叱責した。
 両家の友好関係が終わったこと。水面下で進行していた両国元首への同盟案提出が頓挫したこと。そしてライサラ
家の出方次第では、国家間戦争とは違う、きわめて私的な紛争が起こるかもしれないこと。それらを恨めしそうに述
べ立ててから、前当主は最後にとんでもないことを言い出した。
「もう面倒くせェ。アホらしいから俺ァ隠居する」
 唐突にそう発表した父は、古くからの執事と、父を慕って同行を申し出た二人の侍女、あわせて三人を連れて屋敷
を出て行った。行き先は聞いていないが、しばらくは兵士たちの使う宿屋に滞在することになるのだろう。

「みなはどうしている?」
 いきなりの襲名式から一夜明けて、残された侍女たちの動向が姫には不安だった。自分はまだ若く、当主としての
経験に乏しい。姫将軍ワドリーテの例があるとはいえ、女当主であることも不安の種だろう。夜の間に屋敷を出た者
もいるかもしれない。あるいは、屋敷に残った人間の方が少ないかもしれない。
 だが、姫の不安をよそに、犬はかえって明るい顔をした。
「何も変わりません。みんな姫様に付き従う所存です。執事さんはいませんけど、かわりに侍従長の姐やが、みんな
を取り仕切っています。姫様が案じることなんて、なんにもないんですよ」
「そうか……」
 思わずため息が出た。それが安堵のためか、当主としての責任への気負いのためかはわからなかったが、姫は考え
ることをやめて、窓枠を降りた。
「ならば私も、変わりなくジャンヌ家の使命をまっとうしよう」
 犬が姫の真意に気づいて、背筋を伸ばした。
「では、姫様」
「戦に出る。体はなまっていないな、我が犬?」
「もちろんですわ!」
 犬の体が小さく震えていた。武者震いである。
 その仕草が愛しくて、姫は気負いのない笑顔を浮かべることができた。共に戦える歓喜を体全体で表現してくれる
この娘の存在が、自分にとってかけがえのないものなのだと感じた。
559343:2008/02/05(火) 01:22:55 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦02/17

 犬がそっと壁を指さした。その先の壁に、赤銅色の両手斧がかざられている。
「もう一度、姫様の横であのマルスを振るえるときがくるなんて」
「えっ、いやっそれはダメだ!」
 気持ちが和んでいたところにマルスの名を出されて、姫はとっさにそう言ってしまった。当然、犬は不思議そうな
顔をする。
「えっ……そんなぁ、どうしてですの?」
「それは、その。アレだ。新しいのを用意してあるんだ」
「でも、せっかく陛下から賜った栄誉ある品ですのに……」
(ああ、もう!)
 犬がなかなか納得しないので、姫のなかに焦りが生じた。とにかくなんとしても、マルスを使わせるわけにはいか
ないのだ。その焦りが、姫の口からよどみない言葉をすべり出させた。
「犬よ! お前は私の犬として生まれ変わったのだ。新たな服、新たな鎧、そして新たな武器で、私についてきてく
れ。それが私の願いなんだ」
 犬がはっとしたように目を見開いた。姫の言葉は、この娘の心にしかと届いたらしい。
「姫様、そんな風に……申し訳ありません、わたしったら……」
 犬は感激し、瞳をうるませさえしてこちらを見つめてくる。その視線がちょっとだけ痛かったが、姫は内心で、今
度こそ安堵のため息をついた。
(自慰になんて使ってしまったものを、持たせられるか……)
「あっ……」
 犬に触られて乱れた自分。マルスにまたがって乱れた自分。淫らな自分の姿を思い出して、また股間が湿るのを感
じた。肉欲が一人歩きしているように思えて、姫の頬は羞恥の色に染まった。
「姫様? お顔が赤くなっているような……」
「なっ、なんでもない。戦いを前に、少し昂ぶっているだけだ」
「本当に? もしお体の調子が悪いなら、無理に戦わなくとも……」
 そのとき、訝る犬をどうごまかそうか思案しはじめた姫を救うように、軍団通信になじみの声が響いた。
『はいはーい。まもなく目標時間でーす。目標のウォーロックは他国支配なのーでー、今すぐ制圧しないと間に合い
ませんー。ご協力お願いしまーすー』
 間延びした声が頭の中に直接響き渡る。縦ロール銀行の店主が、目標戦を制しうる精鋭を募っているようだ。
 目標の二文字を聞き、姫は我知らずその表情を引き締めて、犬を見据えた。
「ちょうどいいな」
「……支度してまいります!」
 犬はもう四の五の言わず、一礼すると、部屋を出て行った。
 姫の股間はもう乾いている。だが、その抑えがたい淫らな衝動が下腹部に居座っているのも感じる。
(聞き分けろ、我が欲動よ……こんな気持ちのままでは、私は何も手にいれられない)
 脇がまたうずいた。ハイドラに喫した敗北は、三日たち、当主となった今でも、姫の心に重くのしかかっていた。
(戦おう……戦いが、きっと私を前進させてくれる……)
 姫の決意に追従するように、全軍通信が鳴り響いた。
『ウォーロック古戦場跡にて宣戦布告しました』
 姫は背筋を伸ばし、来るべき戦に向けて神経を研ぎ澄ませた。そして何食わぬ顔で、壁に飾ってあったマルスを、
クリスタルの異界干渉性を応用したインベントリにそっとしまいこんだ。
560343:2008/02/05(火) 01:23:47 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦03/17

 扉の向こうから、男と女が何か言い争っているのが聞こえる。
「ジャンヌ家の言い分だけで動くわけにはいかん。これだけ言っても、弟に会わせんつもりか」
「坊ちゃんはジャンヌの姫君に負わされた傷が癒えておりませぬ故……」
「その姫君が去るのを手助けしたというではないか、野良犬め。なにを企む」
 部屋に入ろうとしている男を、女がとどめている。粉砕され、仮板が打ち付けられただけの扉からは、そのやり取
りの様子がくっきりと伝わってくる。
 自室のベッドに腰掛けたライサラ家の三男は、耳をふさぎ、扉の向こうからもれ聞こえるそのやり取りを遮断した。
「ハイドラ。ハイドラ。お願いだ、兄上をここに通さないで……」
 包帯に包まれた顔をふせ、祈るようにそんな言葉をこぼしていく。
 数分か、あるいは十数分。三男にとっては長い静寂を経て、仮の扉の開く気配がした。
 三男は反射的に瞳を閉じ、ふさぎこむように頭を抱えて震えた。
 部屋に入ってきたのは女の方だけだった。翡翠のごとく輝くハイドラ装備に身を包み、頭にはくすんだ薄緑の兜を
据えている。
 女戦士の気配に気づいた三男は顔を上げ、安堵したように鼻をすすった。
「兄上様はお帰りになられました」
「うん。ありがとう……」
 三男は、来客を退けた従者の功績に礼を言ったものの、少し気恥ずかしそうに視線を落とした。
「包帯をお取替えいたしましょう」
 ハイドラはインベントリから包帯を取り出すと、三男の顔に巻きつけられた古い包帯をはずしにかかった。三男の
顔があらわになると、ハイドラは「ほう」と、少し意外そうな吐息をもらした。
「まだかすかに腫れが残ってはおりますが……ほとんど癒えております。跡も残っていない。包帯などいりませぬな。
ジャンヌの姫君、気性に幼いところはあったが、正しい資質をお持ちのようです」
 ハイドラは、ヘルムからのぞく紅い口元にかすかな笑みを乗せた。その気配を敏感に察知して、三男は口をとがら
せる。
「正しい資質って、なんだよ」
「今の坊ちゃんには難しゅうございます」
「…………」
 三男は黙り込み、まだわずかに腫れの残る頬骨の辺りへ手をやる。次に額、さらに上顎。そうやってジャンヌの姫
君に負わされた傷を一つ一つなぞりながら、従者に問いかける。
「ボクは、生きる価値もないウジ虫以下のゲロ野郎なんだそうだ。ハイドラ。ボクのしたことは、そんなにも酷いこ
とだったか?」
 その問いかけに、従者は、はっきりとうなずいた。
「唾棄すべき外道の所業でありました」
 三男はうつむき、ため息をつきながら立ち上がった。眼前のハイドラをかわし、窓際に立って、視線を空に逃がす。
「まだ……よくわからない。姫の怒り、されるがままだったあの娘のこと」
 空の下を雲が流れている。しばしその様子を眺めていた三男だったが、やがてその背後で鳴った小さな金属音に振
り返った。
「あ……なっ、ハイドラ!?」
 振り返った先に、あの翡翠の女戦士はいなかった。
 いたのは、少し日に焼けた小麦色の肌を惜しげもなくさらした、一人の女だった。
 女は、ハイドラスカートと胸をおさえる巻き布、そしてゲイターヘルムだけを身に着け、まるで三男を待っている
かのようにベッドに腰かけていた。その足元に、翡翠の甲冑が転がっている。
 三男はうろたえ、その場に立ちすくんだ。
561343:2008/02/05(火) 01:24:34 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦04/17

 ハイドラの手がよどみない動きで背中にまわった。巻き布の結びをゆるめ、乳房の戒めを解く。おさえつけられて
いた二つのふくらみが、解放のときを待ち焦がれていたように弾んで布をすべらせていく。
 巻き布が左右の乳首にひっかかり、かろうじて乳房の露出を防いだ。
「坊ちゃん、私を抱けますか」
 ハイドラの声は静かであり、一切のゆらぎを見せなかった。対して三男は、見慣れない従者の姿に視線を釘付けに
されながら、大いに動揺していた。
「いっ、いきなり、なにを!?」
「好きにしていただいてかまいません」
「いい、いいよそんなの! 鎧をつけろ! 早く!」
「縄で縛っても鞭で打っても、雷で責めても結構です。犬と罵ってもいい。蔑んでもいい」
「何を言ってるんだよ! できるわけないだろ!? 君にそんなこと、できる……わけが……」
 三男は、言い終えない内に、何かに気づいたように愕然としてハイドラを見つめた。
「できるわけ……ないよ」
「なぜ?」
「だって君は、だって……」
 うつむき、まごつくばかりの主を前に、ハイドラは大きくため息をついて、胸の巻き布を締めなおしにかかった。
「あなたは、虐げやすい者を身近に欲していたに過ぎませぬ」
 語りながら、布を締めなおし、足元の甲冑を拾って、再び身に着けていく。
「坊ちゃん、あなたの心はまだ弱い。貴い家柄に相応しくあろうとすること、さぞ重荷でありましょう。しかも歯が
ゆいことに、私はそのお心を導くだけの言葉を持たぬ」
「ハイドラ……?」
 すべての装備を装着して普段の姿に戻った女戦士は、兜の奥に秘められた瞳を主へと据えた。
「ジャンヌの姫君には感謝しております。私にはできぬことを、あの娘はしかとやってのけた。二ヶ月もの間、あな
たの不慣れな自慰に耐え続けた奥方にも」
「……ボクは」
 三男が何か言おうとしたとき、全軍通信がクリスタルの波動を伝って二人に響いた。
『救援要請! ウォーロック古戦場跡!』
 要請を聞くと同時に、ハイドラの手元でガントレットが音を立てた。指を開閉し、はまり具合を確かめている。
「……坊ちゃん。きっかけはすでに得ているはず。あとはあなた自身が、戦いの中で理解してゆかなくてはなりませ
ぬ。自信とは何か。他者に信頼されうる強さとは何か」
「この要請を受けようっていうのか?」
 ハイドラの口が、不敵に釣りあがる。
「戦う場に困らぬのは、幸福なことでありますな」
「でも……何度も救援要請が出てる。きっと負け戦だよ。そんなところに行っても、意味が……」
 尻込みする三男をよそに、ハイドラの手に薄く発光した長大な大剣が現れた。本来ならばクリスタルの力を結集し
て召喚する異界の魔物の手にあるべき、魔性の剣が。
「戦いとは、勝利にすり寄っていくことにあらず。眼前に横たわる敗北を打ち倒すことこそ本義。それを、私めが体
現してご覧にいれましょう」
 天井に触れない程度に掲げられたギロチンソードの刀身が、鳴き声のような不気味な音を発した。
562343:2008/02/05(火) 01:25:08 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦05/17

「てぁっ!」
 小さな呼気と共に走った斧が、敵のステップ着地を正確に捉え、その体を打ち据えた。
「がっは……」
 力尽き、倒れる敵スカウト。眼前の敵を倒したばかりの犬は、気をゆるめることなく周囲の気配をさぐる。
「姫様、もう一人ハイドがいます」
「見えている!」
 犬より数歩離れた位置で、もう一人のネズミを相手にしていた姫のレトセルスシールドが虚空を打った。瞬間、重
い金属音と共に、姿を隠していた敵スカウトが現れる。
 盾を介して全身に気と衝撃を叩き込まれたスカウトは、一時的な酩酊状態に陥って、その場でたたらを踏む。
 犬が動く。地を蹴って間合いを詰めると同時に、デリーターの刃を叩きつける。スカウトはまだ倒れない。着地し
た犬が、斧をさらに深くかまえる。犬の気を宿した斧が青白い軌跡を描き、棒立ちのスカウトへと吸い込まれていく。
 ヘヴィスマッシュが命中した重厚な音に、スカウトの断末魔が弱々しく続いた。
 二匹のネズミを片付けた姫たちは、武器をおろし、小さく息を漏らす。
「お見事です、姫様」
「ああ……こちら中央。ネズミは排除したが、オベリスクが少し損傷した。私と犬の二名で、引き続き防衛に当たる」
 軍団通信で状況を伝えると、姫はその場に腰を下ろした。犬もそれに習い、隣に座る。
「間もなく敵キャッスルも陥落ですね。前線は一進一退のようですけど」
「ああ。中央渦巻きの全域をおさえられたからな。領域で勝ったのだろう」
 ウォーロック古戦場跡の中央には、らせん状のうず高い山がある。ここを早期に押さえて守り抜くことで、攻撃軍
は領域において大いに有利になる。その重要なオベリスクの防衛に、姫と犬は当たっていた。主戦場から離れた僻地
にきたのは、実戦を行うのが二ヶ月ぶりになる犬を慮ってのことだった。
「しかし、二ヶ月ぶりの実戦とは思えないな。新しい武器はなじむか?」
 姫は、犬の手にある片刃の両手斧・デリーターを指した。
「まだ少し違和感が……でも、じきに慣れますわ。このインペリアルセットも」
 犬は、編みこまれた布地に包まれた胸に両手を乗せてうれしそうに微笑んだ。
「よく似合っているよ」
 姫の褒め言葉で、犬は素直に頬を赤らめる。その頬を照れくさそうに手で覆う仕草が愛しい。だが、犬を傍らに置
いておける幸福に浸るのを拒むように、姫の脇がうずいた。
(……くそ)
「まだ、あの方に敗れたことを?」
 姫の表情が沈んでいくのを察知したのか、犬が的確な質問を投げかけてくる。姫は答えようとはせず、先ほど打ち
倒したネズミたちの方へ視線を移した。
 力尽きて倒れたスカウトたちの体は、もうほとんど大地に溶け込むようにして薄くなっている。間もなく、クリス
タルの加護によってキャッスルに転送されるだろう。その様が、ハイドラに打ち込まれた直後の自分と重なる。
(私はまだ、ああして地にはいつくばったままだ。戦うだけではダメだ……あの敗北の記憶を粉砕しなくては、前に
進めやしない。だが……どうすればいい)
「姫様……」
 犬が心配そうに顔を寄せてくる。頬に吐息を感じ、くすぐったい。姫もまた、誘いこまれるように犬に視線を重ね
る。
563343:2008/02/05(火) 01:25:51 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦06/17

『南西の前線に敵レイス発見! 護衛ナシ! ナイト急行されたし!』
 姫の頬が熱くなりかけたそのとき、軍団通信に前線からの報告が入った。姫と犬は、互いに少しびっくりしたよう
に体を離した。
「警戒から、キャッスルのクリスタルは枯渇していると聞いていたが、まだレイスが出せるのか」 
「で、でも、護衛もないそうですし、きっと最後の最後にとっておいたクリスタルを使ったんでしょう」
「そうだな、はは……」
 白々しく笑いながらも、姫の頭の中では、一つの疑問が波紋を広げていた。
(護衛ナシでレイス……普通ならば考えられないことだ)
『ちょっちょっ、おまっ! 聞いて聞いて! 変なの見た! 今変なの見た!』
『あっお前! なんでキプ前に戻ってんだよ、ハイドで敵キマ警戒するって言ってたじゃねーか!』
 軍団通信がにわかに慌しくなった。敵のキャッスルを監視していたスカウトが、突如としてキープに現れたためら
しい。当のスカウトは何かひどくうろたえた様子で、全軍に通信を発している。
『聞いてくれ! 監視はちゃんとしてたんだ。そしたら、なんか新しい兵が二人はいってきて……こんな終盤に参戦
なんて珍しいだろ? 顔を見ようと思って近づいたんだ……そしたら飛んできたんだよ! ギロチンソードが!』
『あーレイスが出るときに気づかれたのか。運がなかったな』
『ちがうんだ! そのときまだレイスは出てなかったんだよ! むしろ、俺のキルクリで出したみたいな感じで……』
『あ? じゃあ……なにそれ?』
『あのレイスになった女ヲリはなんかヤバイよ! 一瞬でハイドの俺に気づいたし、生身でギロチン使うし……』
「まさか……!」
 黙って報告を聞いていた姫の脳裏に、一つの確信が湧き上がった。
 女ウォリアー。生身でのギロチンソード。ハイドに気づく鋭敏さ。これらの特徴を備えた人物を、姫は一人だけ知
っている。
「姫様、もしかして……」
 犬も同じ予感に行き当たったらしく、顔を青くして姫を見た。
「間違いない、奴だ……奴が来たんだ! あの女にレイスなどやらせたら……この戦場、ひっくり返るぞ!!」
 姫はオベリスクの防衛も忘れて、一目散にキープへと走った。犬がそれに続く。キープでは例の警戒スカウトが、
まだ落ち着かない様子で縦ロールはじめとした裏方の面子に何か話している。
「縦ロール! 向こうのレイスに覚えがある! 私をナイトで出してくれ!」
 姫はクリスタルにつくや否や、草原に腰を下ろして銀行業務に明け暮れている縦ロールの娘に願い出た。
 だが、縦ロールから返されたのは、不審に満ちた細い眼差しだった。
「た、縦ロール……?」
 予期していなかった敵意に、姫は困惑した。縦ロールはこちらを一瞥しただけですぐに視線を切る。
「ナイトさーん。確か五騎くらいいましたーよねー。そろそろーレイス倒せましたーかー」
 軍団通信で、レイスの討伐に向かったらしいナイトたちに縦ロールが呼びかける。
 だがナイトたちからの返事はない。
「今戦ってるのかしらー。まー、討伐されるのも時間のもんだ……」
『ナイト死亡』『ナイト落馬』『すまんナイトやられた』
「ハァッ?!」
 いきなりなだれ込んできた三つの報告に、縦ロールのみならず、キープ付近に待機していた一同が唖然となった。
564343:2008/02/05(火) 01:26:59 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦07/17

「ど、ど、どうしてー!? 護衛ーいっぱいでてきたんですかー?」
『いや、なんつーか……正直に言うわ。負けた。真っ向勝負で。レイスに』
(やはり……!)
 姫にとっては予測できていた事態ではあった。あのハイドラがレイスとなり、その戦闘センスを遺憾なく発揮すれ
ば、ナイトとて天敵ではなくなる。討伐隊には、護衛がついていないことへの油断もあっただろう。
 やはり、レイスの正体はハイドラ本人に間違いない。姫の胸の内で、心臓が大きく脈打った。
「縦ロール、頼む。敵レイスと戦わせてくれ。奴をおさえなければ、前線が崩壊する」
 今度は声を落ち着かせて願い出てみたが、やはり縦ロールは姫を見ようとはしなかった。
「ナイトさーん、まだ全滅はーしてないですよーねー。慎重にー歩兵にも気をつけてーヒットアンドアウェーで……」
『ム、ムリだ! どうしろってんだ! ア、アイツは殺戮機械なんだよ! アイツがいるかぎ……う、うわあぁああ!』
「…………」
 壮絶な断末魔とともに軍団通信が途絶えた。キープに集まった面々は、一様に『まさか』と言いたげな表情を浮か
べる。しばらくの沈黙の後、前線から送還された一人の兵士がキープに現れ、たった一つの事実を告げた。
『ナイトしぼう』
「なんでよ――――――!」
 常に温厚で、冷静さを失わないことで知られる縦ロールが、メガネを振り落とさんばかりに取り乱した。縦に巻かれ
た髪が無様に振り乱れる。単騎で四騎のナイトを退けるレイスの存在は、それほどに大きかった。
『前線やばい! レイスがとまらないッ! 無双にも程があるッッッ!!』
『オベ折られるぞ。短スカ、なんかブレイクいれてくれ』
『やろうと思ったけど無理! ハイドで近づいたのに、引き付けるだけ引き付けてからバインドもらったわ!』
『じゃ、じゃあ弓スカ、イーグルで削ってくれ!』
『ダメですぅ〜。あのレイス間合いがすごっ……イーグルよけるくせに、バインド当ててくるんですよぅ〜ッ! 
っきゃ〜! 逃げ切れない〜!!』
 間断なく送られてくる絶望的な報告に、キープの面々の士気が沈んでいく。中には「目標失敗か……」などとつぶ
やく者まで現れはじめていた。
「え、えぇー……どうすればいいのー……」
 軍師としての力も評価されている縦ロールだったが、一騎当千のレイスを相手にしては戦略も浮かばない様子であ
る。敗戦の気配が濃厚になってゆくキープ一帯において、姫だけがまだ士気を保っていた。
「縦ロール。四の五の言っている時間はない。私が奴をおさえる。おさえねば……負けるんだ!」
「負ける……」
 その言葉に、縦ロールの瞳が静かさを取り戻した。しかし、その底に潜む鋭さはまだ去らない。
「お姫さん。あの戦いもー、負けーたんですよー」
「あの戦い……?」
「お姫さんがー、ナイトーになってー、どっかいっちゃったーときー」
「あっ……」
 縦ロールの敵意の意味を、姫はようやく理解した。あの時、姫は犬を救うため、初動展開に必要なクリスタルを使
ってナイトを召喚し、戦場を去った。それが自軍にとってどれほどの痛手になったか、考えるまでもないことだった
のだ。
「僅差でしたー……オベやATの展開がもっと早ければー……押し切れてたーかもー……」
「姫様、一体……?」
 それまで黙っていた犬が、姫の背後で不思議そうに首をかしげた。
 犬は、姫がナイトになって救出に現れるまでの経緯を知らない。そして、知られたくもなかった。姫は慌てた。
「そ、それはその、あの時はちょっと色々あってだな……」
「おかげであたしぃー、工作員の疑いーまでかけられてー。縦ロール銀行は信用ガタ落ちですー。こんな状況でクリ
渡して、まーた裏切られたらー……」
「裏切るものか! クリスタルを渡してくれれば、行動で示す」
「信用できまーせんー。どうしてもってーいうのならー……条件がありますー」
565343:2008/02/05(火) 01:27:42 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦08/17

 無理もない要求だった。私的には一刻を争う状況だったとはいえ、それは縦ロールたちには関係ない。姫は、素直
に首を縦に振った。
「……わかった。だが急いでくれ、こうしている間にも前線は押されている……」
 縦ロールの口が不気味につりあがった。指先でメガネの位置を整えると、にわかにその鏡面が濃さをまし、瞳を覆
い隠す。銀行や軍師というより、商人としての表情が濃くなっている。
「今じゃないですー。この戦争がー終わったらぁー、ちょっとあたしの実家の商売をー手伝ってもらいますー」
「商売だと?」
「ウチもーライバル多くてー。何か目玉商品でもあればーと思っているんですー。お姫さんにーその目玉になってー
もらえたらなー」
「承服できません!」
 こたえたのは、姫ではなく犬の方だった。犬は真新しい鎧をわなわなと震わせ、縦ロールへと詰め寄っていく。
「事情はよくわかりませんけれど、そんなの絶対許せません。姫様を、そっその、商品だなんて……!」
 一方の縦ロールも、犬の剣幕にひるむことなく、どころかその鼻先を指で突き返しながらメガネを光らせる。
「あたしはー別に身をひさげなんてー言ってませんー。ただー写真のモデルーにーなって欲しいんですー」
「写真って……」
「有名なー姫様のーちょっとこうセクシーなポーズーでもいっぱい撮ってー雑誌にしたり、ブロマイドにしたらー、
儲かるかなって思うんですー。知り合いに良いカメラマンもーいるしー」
「せっ、セクシーって……! ダメダメ、そんなのダメにきまってますわ! 他のにしてくださいな!」
 犬は顔を真っ赤に染めて、断固反対の意を示す。
「駆け引きは好きくありませんー。あたしがーこうと言ったらーこれ以外はありませんー」
「お、横暴ですわ、そんなの!」
「だまらっしゃーい。銀行から借りるもん借りてー、利子もつけずに踏み倒そうなんてー生きる価値もないウジ虫以
下のゲロ野郎だー」
「な、なぜそのセリフを……」
 第三者が知るはずもないセリフに、さすがの犬も思わずたじろいだ。縦ロールはそれについては何も説明せず、た
だ得意げに鼻を鳴らす。
 そうしている間にも、前線からは阿鼻叫喚の悲鳴が伝わってきている。そしてそれは、少しずつだがキープへと迫
りつつあった。
 姫は拳を握り締めた。脇のうずきはいまだにやまぬ。
(この機を逃せば、私はきっと、永遠にこのままだ……!)
「……やろう。やってやる。雑誌でも写真でも、かまわん! 大儲けさせてやるッ!」
「ちょっ……姫様!?」
「縦ロールの言うとおりだ。駆け引きなどしている時間はない。それに……どうもその女は、敵にまわさない方がよ
さそうだ」
 姫が苦笑すると、縦ロールも不敵に微笑んだ。
「商談成立ーですー。そうと決まればーハイ40個ー」
 決まってしまえば、縦ロールの行動は早かった。すぐさま抱え込んだクリスタルを姫に渡す。
「……私も行きます! かまいませんよね、縦ロール?」
 犬も討伐軍に名乗りをあげた。まだ不満の名残が表情に表れていたが、これ以上姫の決意に踏み入ろうとはしない。
「うーん……むしろー出て欲しいのは山々なんですけどー……在庫が微妙に足りないんですー。キルクリあります?」
「それなら問題ありませんわ。先ほどネズミを倒しましたから」
 戦場を駆ける兵士たちは、すべからくクリスタルの庇護下にある。致命傷を負っても無傷で拠点に送還されるだけ
ですむ。倒された兵士の体からこぼれたクリスタルのエネルギーは、それを倒した者の懐に入るという仕組みだ。
 犬もサブの銀行から在庫のクリスタルを受け取り、姫と並んでキープ前に立つ。
「相手が相手だ。二ヶ月ぶりだなどと甘えていられなくなったな」
「こわくないです。姫様のおそばにいられるのなら、それで」
 姫は、自然と笑みがこみ上げてくるのを感じた。自分を慕ってくれるこの娘のためにも、勝利をおさめなくてはな
らない。
(勝つ。あの女にも、この戦争にも。そしてなにより、我が身にのしかかる敗北の記憶にもだ)
 決意と共にクリスタルを掲げ、召喚の儀式を開始する。攻撃軍の赤色に縁取られた突撃槍と甲冑、そして異界の駿
馬が現れ、姫の全身をかためる。隣では、犬が同様の姿となって並んでいる。
 姫は犬へと視線を重ねる。どちらともなくうなずき合い、意識を重ね、そして手綱を振るった。
 馬が地を蹴り、最前線へと向けた疾走を開始する。
 遠ざかっていくキープが見えなくなる直前、軍団通信ではなく、肉声で、盾ロールの声が草原に響いた。
「ジャンヌ家ご当主のご出陣! ご出陣ーッ!!」
566343:2008/02/05(火) 01:28:53 ID:a39dVZME
ハイドラ再戦09/17

 しばらく並走していた姫と犬の二人だったが、犬が突然手綱をひき、馬の足を止めた。
「姫様……いま、北東の方角になにか召喚の反応があったような……」
 戦場の地形は、クリスタルを通じて兵士たちの頭脳に描き出される。そこにさらにオベリスクを建設することで細
かい認識を実現するのだが、今北東には味方のオベリスクは建っていない。
 姫はすかさず、全軍通信へと意識をチャネルした。
『前線の様子は?』
『相変わらずレイスは無双だけど、歩兵は減ってきた。レイスだけどうにかしてくれりゃ押し返せる!』
 返答した者の声は、一抹の希望を見出したように明るい。本来ならば姫にとっても喜ばしい報せだが、犬が感じた
召喚の気配がある以上、裏を見抜かねばならない。
「姫様、もしかして……」
「キマイラだ!」
 錬金術によって異界の獣を合成した魔獣キマイラ。三種のブレスを操る強力な召喚獣だが、なにより危険なのは、
キープに取り付いて自爆するファイナルバーストである。北東に現れた召喚獣の気配は、そのキマイラに違いなかった。
直前まで優勢だったとはいえ、戦争も終盤。自軍のキープがその破壊に耐え切れないのは明白だ。
「なんて奴らだ……一騎当千のレイスさえ囮にして、キマイラを決めるつもりか!」
「で、でもでも、どこからクリスタルを……」
「あの女だ。あの女、もうキマイラを召喚できるほどのキルを稼いだようだな……!」
「そんな……いかがいたしましょう!?」
 姫の腹はすでに決まっていた。
「お前はキマイラに当たれ! 奴は……私がおさえる!」
「で、でもそれじゃあ……」
「やるしかない! キマイラを阻止したとしても、結局レイスをおさえねば負けるんだ!」
 言うが早いか、姫は馬を走らせた。議論を重ねている時間はない。背中のほうで、犬が逆の方向へと走りだす気配
を感じる。
 馬は鼻から猛烈に息を吐き、前線へと疾走するが、それでも姫にはもどかしかった。かかとで腹を蹴りつけ、加速
を促す。その視界の端に、突如として別のナイトが走り抜けているのを認めた。
(犬……!? いや、例の五騎の生き残りか!)
 見たところ、その味方ナイトは相当消耗しているようだった。鎧ははげ、馬の足取りも頼りない。だがそれよりも
姫の目を引き付けたのは、その味方を追う、青い縁取りの敵ナイトの姿だった。そちらも相当に疲弊している。
(奴がレイスのクリスタルをキャッスルに運んだな。追われている味方のほうも輸送か)
 姫は即座に手綱を繰り、馬の進路を二騎のナイトに向けた。二騎に垂直な進路で進み、側面を突く。
 姫の存在に気づいた敵ナイトが、馬をいななかせて槍をかまえた。長大な槍身に電光が閃く。放たれた衝撃波が、
前方を直進する瀕死の味方ナイトを襲う。
(道連れにする気か!? いかん、命中するぞ!)
 ディバインスラストの一撃が味方ナイトを貫くかに見えた瞬間、クリスタルの輝きが爆ぜ、騎馬の姿が消えた。代
わりに、光の中心からワイルドキャット装備の女スカウトが現れる。槍の一撃は、生身のその娘を打ち抜いた。
「にゃあッ!」
 小さな悲鳴とともに娘が転倒する。だが、ナイトの力は生身の人間には及ばない。致命傷はまぬがれたようだ。
 次の瞬間には、姫の放った一撃が相手ナイトを貫いていた。
 騎手が落馬し、馬も二、三度地をかいて地面に転倒した。薄れていく体が、致命傷を負ったことを示していた。
「良い判断だ。もうだめかと思ったぞ」
 姫は地面にへたってあえぐ女スカウトに一声かけ、再び前線への進撃を再開しようとした。しかし、ヘルムに隠れ
たその娘を目にしたとき、ふと、過去の記憶が頭をもたげてきた。
「君は……そうか」
 娘が、不思議そうに姫を見上げる。
「召喚解除は、おぼえたようだな」
「えっ……」
 娘の白い喉が、驚きを示す音を鳴らす。直後、犬の声が軍団通信に乗った。
『敵キマイラを発見しました! 迎撃の人員をまわしてください!』
 北東から忍び寄っていたのは、やはりキマイラであったらしい。自軍のキープは、いまや前門の虎と後門の狼に狙
われている。これ以上この場にとどまる時間は、この戦場には残されていない。
「行かねばならん。君は、クリスタルをあの縦ロールに届けてやってくれ」
 言葉を残し、三度前線への疾駆を馬に命じる。
 手綱を繰って前線から後退してくる負傷兵の隙間を縫う内、姫はいつしか最前線へと躍り出ていた。
(みつけた……!)
 青みがかった漆黒の四枚羽が、彼方に見えた。
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ハイドラ再戦10/17

『ぢェェェあッ!』
 敵レイスは、果敢に突撃した味方の両手ウォリアーをギロチンソードの一振りで吹き飛ばし、悠然と坂を上ってく
る。さすがに無傷ではなく、それなりの負傷は見て取れたが、まだまだ余力は残している。
「ハイドラァッ!」
『来たか、ジャンヌの姫君ッ!』
 相手の方でも姫に気づいた。強者だけが成しうる感覚の共有。姫は馬の勢いを落とすことなく、敵兵をかきわけて
突撃した。相対速度によって、両者の距離は一瞬にして詰まる。
 相手が槍の間合いに入った瞬間、姫はたぎる闘争心を乗せて槍を突いた。馬がいななき、槍身に宿った異界の力が
一直線に放たれる。しかし……。
(……はずしたっ!)
 レイスは衝撃波が命中する直前、一瞬のタイミングをとらえて後退した。レイスは衝撃波が霧散すると同時に、左
手に青白い冷気を収束し、それを姫に向かって撃ち出した。大振りの攻撃を外した直後であり、回避運動を取ること
さえできず、冷気弾が命中する。
「くっ……!」
 急激に体を冷やされ、全身がかじかむ。その影響は馬にも現れ、その速度が目に見えて鈍化した。
(今のは私が愚かだった……! だがこれで、頭は冷えたぞ)
 馬を走らせ、レイスの正面から側面へと回る。鈍化しているとはいえ、並の兵士にとらえきれる速度ではない。容
易く回り込んだころには馬の体も熱を取り戻していた。
 敵歩兵の少ないルートを瞬時に見極めて突撃する。貫く大振りのディバインスラストではなく、小突くピアッシン
グの間合への接近を試みる。
『ぢェェいッ!!』
 ギロチンソードが風を切り、薄紫に輝く魔性の刃が姫を打ち据える。だが、鎧に覆われたナイトにとって、一撃二
撃ならば耐えられないダメージではない。
「オォォッ!」
 レイスの連続攻撃を真っ向から受けながら、姫が雄叫びを上げた。突撃の勢いはゆるめない。やがて、馬の鼻先が
相手に触れるほどの位置にもぐりこむ。槍の先端が小さく輝き、レイスの体を打った。
(まだまだ。一気に削り取ってくれる)
 姫が第二撃を繰り出そうとしたとき、突如その視界が闇に閉ざされた。レイスの魔力で、周囲が闇の帳に閉ざされ
たのだ。
(かまわん、この距離ならば……)
 ひるむことなく槍を放とうとした姫の体に、軽い衝撃が打ち込まれた。
 一瞬何をされたのかわからなかった。だが、前進しつつ放ったはずの槍が空を切ったことで理解する。
(しまった、シールドバッシュ……!)
 闇の狙いは、姫から姿を隠すためではなく、忍び寄る敵の歩兵を隠すためのもの。そして馬は、敵の放った盾にや
られて動きを止めたのだ。闇の向こうからいくつもの足音が駆け寄ってくる。
(まずい……!)
 すでに相当の無理を重ねている。敵の歩兵に、火力の強いソーサラーでもいれば、一気に体力を減らされかねない。
 その予感を肯定するように、闇を切り裂くような猛火が放たれる。瞬間、姫は落馬さえ覚悟した。