ニューハーフ・シーメールでエロパロ

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445BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/12(金) 18:39:05 ID:V2/nNAnD
「ぷはっ。お姉ちゃん、おちんちん、入れて、いい?」

「うん、ユキの好きにして、いいわよ……」

 お姉ちゃんは仰向けの姿勢で、顔だけをユキのほうに向けて答えます。ユキはお姉ちゃんの
浴衣の帯を解き、前をはだけさせます。薄ぼんやりした灯りに、浴衣をはだけさせた
お姉ちゃんの裸身が浮かび上がりました。上気した頬と、うっすらと汗を浮かび上がらせた
乳房、荒い呼吸に上下するおへそと、ぴんと立ったおちんちん。扇情的な光景に、ユキの
心臓はドキドキいっています。自分の浴衣の帯も解き、前をはだけます。自分も下着をつけて
いないのに、この時気がつきました。

「……なんでお姉ちゃんもユキも下着つけてないの?」

「ユカ先輩が『浴衣に下着は邪道よ』って……」

「あは、じゃあお姉さまもリカさんもノーパンノーブラなんだ」

 でも、それはかえって好都合というものです。ユキは自分のおちんちんから先走りを
掬い取ると、それをアヌスに塗り付けました。

「いただきまーす……」

 ぐりっ、つぷっ、ずぶり、ずぶずぶ……

 一気にお姉ちゃんのおちんちんを根元まで飲み込みます。愛する人のものに侵入されて、
ユキのアヌスが声にならない歓喜の声を上げます。その声が背骨を伝わり、ユキの喉から
あふれ出ました。

「あっ、ああっ、あんっ!」

「ちょっ、ユキ、声押さえて!」

 慌てて声を押さえると、弾みでアヌスがきゅっと締まります。その刺激は快感に変化し、
ユキの体から力を奪います。そっと体を倒すと、ユキはお姉ちゃんの首に抱きつきます。
お姉ちゃんもユキを抱き返し、二人で固く抱き合う形になりました。

 お姉ちゃんが片手で掛け布団を手繰り寄せ、ユキの背中にかけました。布団と、羽織った
ままの浴衣にくるまれて、ユキとお姉ちゃんがつながっています。お姉ちゃんに貫かれた
アヌスと二人のお腹に挟まれたおちんちんから、快感が途切れることなく湧き上がります。
まるで一つに溶け合ってしまったような錯覚に、ユキは無上の幸福感を感じました。

 あまり大きな音を立てるわけにいかないので、体を少しだけ上下に動かします。すると、
お姉ちゃんのおちんちんが少しだけ後退し、再び前進してユキの一番奥に触れます。
一番敏感な箇所に撫でるような刺激を受け、さざ波のように快感が湧き起こります。けれど、
普段のような声を出すわけには行きませんから、ユキは嬌声を噛み殺します。そうすると、
その快感が体の中を跳ね回ります。激しく突かれた時のように快感の大波が押し寄せるの
ではなく、さざ波が繰り返し繰り返し訪れます。寄せては返すさざ波に、ユキは体を震わせ
続けました。

 快感が高まると、声が我慢でなくなります。押さえた嬌声がもれ出るたびに、お姉さまと
リカさんが目を覚ましたら大変、と思い声を押さえます。背徳感とスリルがスパイスとなり、
更に快感をあおります。
446BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/12(金) 18:39:42 ID:V2/nNAnD
 どれくらいの時間そうしていたでしょうか。突然、アヌスから快感の大波が押し寄せました。
お尻からの快感が全身に満ち溢れ、ユキの体を震わせます。

「あっ、あっ、ふああっ!」

 押さえ切れない声が漏れ出し、全身がユキのコントロールを離れてぶるぶると震えます。
アヌスが姉ちゃんのペニスをぎゅうぎゅうと絞り上げると、最深部に熱い衝撃がありました。
今のはずみで、お姉ちゃんも射精したようです。

「っ、ふうっ、ふう」

 お姉ちゃんも熱い吐息を漏らします。それを聞きながら、ユキは快感の余韻に浸っていました。

                    ● ● ●

 絶頂の余韻が収まり、手足に力が戻ってきます。名残惜しいですが、ペニスを抜こうと
体を起こしました。ふと見ると、お姉ちゃんのおなかが精液でぬれています。

「……?」

「どうしたの、ユキ?」

「これ、いつのまに出たのかな……?」

「? 気がついてなかったの? 抱き合ってるときに、少しずつ出続けてたわよ」

「気がつかなかった……」

「くすっ。まるでお漏らしね」

「! やだ、意地悪!」

 その時でした。

「……ぷっ」

 すぐ横から、吹き出す声が聞こえてきました。

「!」

「あ……」

 おそるおそる隣の布団に目をやります。こちらを見ていたリカさんと目が合いました。

「……」

「……ええっと、お疲れ様、かしら?」

「いいい、いつから見てたんですか!?」

「……『何で下着つけてないの』のあたりからかしら」
447BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/12(金) 18:40:35 ID:V2/nNAnD
 リカさんが頬を赤く染めながら言います。つまりは、ほとんど最初からという事です。
あまりの事態に視線をさまよわせると、お姉ちゃんが反対側を向いて硬直していました。
まさか、と思いながら視線を追うと、お姉さまのニヤニヤ笑いがありました。

「……お楽しみね、二人とも」

 お姉さまが言います。

「え、え、ええっと」

「二人とも一生懸命声を押さえて、可愛かったわ」

 反対側からリカさんの声がします。

「いやぁ、いいもの見させてもらったわ」

「うふふ、特等席だったわね」

「録画しておけば良かったかしら」

「この暗さじゃ無理だと思うけど」

 左右から聞こえてくる会話に、ユキもお姉ちゃんも何も反応できません。嵐が過ぎ去るのを
待つ心境でした。

「……ほら、体洗ってきなさい」

「二人とも汗だくよ。浴衣もかえたほうがいいわ」

「あ、はい」

「はあい」

 ユキたちはその場から逃げるように、露天風呂に入りました。汗と精液を洗い流して
湯船に浸かります。一息つくと、恥ずかしさがぶり返してきました。

「うう、見られちゃいました……」

「ま、まあ、しょっちゅう見られてることだし」

 と言われても、見られるつもりで見せるのと、見せるつもりは無かったのに見られて
しまうのでは、気構えが違います。
448BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/12(金) 18:44:29 ID:V2/nNAnD
「恥ずかしかった?」

「はい……」

「ユキちゃんはボクと愛し合ってるところ見られちゃうのは嫌だった?」

「……本当を言うと、モウチョット ミセツケタカッタカモ……」

「え?」

「なんでもないです!」

 ちゅっ♪

 アキ先輩がユキの口元に耳を寄せてきました。ユキはそのほっぺたに、不意打ちのキスを
送りました。

                                     ―了―

*** Next Morning ***

川 ゚ー゚) 「ふっふっふ」
(   つ目 ←ケータイ
   ┌          ┐
        チュッ♪
     リリ ・▽(・ω・ |||
        xx-xx xx:xx
   └          ┘

||イ ・ω・) 「うわ、いつの間に」
川 ゚ー゚) 「あんたたちが入浴してた時に決まってるでしょうが」
||イ ・ω・) 「そりゃそうですけど」
ノノゝ・ヮ・ノ 「待ち受けにするからその画像頂戴」
リリ ・▽・) 「……ユキニモ オネガイ シマス」

────────────────────

ここまで。今回は、茉莉香さんたちと同じ温泉宿に一泊です。

>>437
がんばってくださーい。

>>438
ご想像にお任せします。

>>439
ひらめきは9割のほうに含まれています。

壁|ノシ ソレデハ
449名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 18:54:53 ID:eyvV+oBv
乱交クルー?
450BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/20(土) 21:48:18 ID:ZjPJuFum
壁|・_・)ノ コンバンハ

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* リカのお仕事・2 *

「ありがとうございます」

 店を後にするお客さまの背中に向かって頭を下げる。今の女性客で、今日の営業は終わりだ。

 レジカウンターの背後の壁に目をやると、壁掛け時計が午後八時五十分を指している。
閉店まで後十分。既にデパートの館内放送は閉館のアナウンスを流している。

「ご苦労様、リカちゃん」

 ため息をつきながら肩を叩いていると、背後から声がかけられた。

「あ、オーナー。お疲れ様です」

 声をかけてきたのは、このブティックチェーン「フローレス」のオーナーの狭山さんだった。

 フローレスの三越○○駅前店内のテナント、通称駅前デパート店は、普段は支店長と私、
二人のアルバイトで営業しているのだが、今日はオーナー直々の視察があり、私達は少々
緊張しながらの業務だった。

「本当に手際がよくなったわね。お客様への対応もいい感じだったわよ」

「ありがとうございます」

「この分なら、そろそろ氷川さんを本店に引き抜いても、あなたに任せて大丈夫そうね」

「え……。店長が、異動なんですか?」

 バックヤードにいる支店長の氷川さんの方を見る。氷川さんは業務日誌から顔を上げると、
私にウィンクを飛ばしてきた。

「営業部長が来年で退職の予定でね、幹部を補充しなきゃいけないのよ」

「そうなんですか。でも、私なんかで……」

「勿論、あなたの意向は尊重するし、もしそうなったらきちんと研修を受けてもらうから、
心配しなくても大丈夫」

「はい……」

 話をしながらも、閉店の作業は続けられる。私とアルバイトの娘でハンガーやラックを
整理し、シャッターをおろす。氷川さんは業務日誌を書き込み終わると、書類を整理する。
最後の点検作業が終わったときには、時計は九時半過ぎを指していた。アルバイトの娘は
先に退勤し、バックヤードにいるのはオーナーと支店長、そして私の三人になっていた。

「リカちゃん、来週なんだけど……」

「はい?」

 オーナーの声に切れがない。普段はテキパキとした喋り方をする人だけに、何か言いづらい
事を言おうとしているのだと分かる。
451BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/20(土) 21:50:26 ID:ZjPJuFum
「大事なお客様があるの。あなたに、特別な接待を頼みたいんだけど……」

「……はい」

 やはり、というのが正直な気持ちだった。既に何度も繰り返されたことだ。私は了解の
言葉を返した。支店長が、対照的に非難のこもった視線をオーナーに向ける。彼女もオーナーが
言外に込めた意味を知っているのだ。

「ねえリカちゃん、狭山さんも言ってるでしょう? 嫌なら断ってもいいのよ?」

「大丈夫です、店長。このぐらい平気ですから」

 私は支店長に、わざと明るい声で答える。『平気平気』と自分に言い聞かせながら、
胃のあたりに感じる重い塊をあえて無視する。

 『特別な接待』というのは身体を使った接待の遠まわしな言い方だ。いわゆる枕営業と
言い換えてもいい。

 最初は、私達の側から持ちかけたものではなかった。

 あるとき、私は営業研修の一環で、オーナーと一緒にとある衣料ブランドのデザイナーを
接待していた。そのとき、そのデザイナー氏が私が女性ではないことに気づいた。彼は、
私を一晩自由にさせれば来シーズンの新作の一部を「フローレス」に独占供給すると
持ちかけてきた。

 無論そのときは、オーナーは断った。ところが、へそを曲げたデザイナー氏が、それならば
供給契約を打ち切ると言い出した。

 ブティックチェーンにとってブランド衣料品やグッズの供給契約は死活問題だ。人気の
商品が他店にしか無いとなれば顧客離れを引き起こしかねない。逆に独占商品があれば、
顧客のロイヤリティーを強化して固定客化することも出来る。

 板ばさみになって悩むオーナーを見かねた私は、デザイナー氏の要求を独断で受け入れた。
結果、新作の一部を独占できた「フローレス」は、そのシーズンにチェーン全体で10%以上の
増収、さらに20%近い増益を果たした。

 勿論この利益は、まっとうな営業努力の結果得た物とは言いがたい。私はオーナーに
謝罪した。今まで正当な努力だけでチェーンを育ててきたオーナーを侮辱したも同然だと
思ったからだ。

『すみませんオーナー、勝手なことをして』

『ううん、いいのよ。それよりリカちゃん、自分をもっと大切にしなさい。貴女の恋人が
これを知ったら、きっと悲しむわ』

 私はこのとき、オーナーが自分のプライドのことではなく、私の身を心配してくれていた
事に感謝した。

 私はオーナーに、狭山さんに借りがある。

 失踪した父が闇金融に残した借金。それを返すために私は身体を売っていた。

 男娼に始まって、言われるままに体を弄ってニューハーフになった。客を取るだけでは
なく、いかがわしい写真集やDVDも作られた。それらはいわゆる裏物というやつなので、
おおっぴらに流通したりはしていないが。
452BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/20(土) 21:51:03 ID:ZjPJuFum
 それでも借金の残額はなかなか減らない。元の額が大きいために、利息分の返済だけで
毎月かなりの額になっていたからだ。私は正直、絶望しかけていた。そのころ恋人が出来て
いなかったら或いは自殺していたかもしれない。

 そんな時、ひょんなことから知り合ったのが狭山さんだった。私の通っていた服飾専門
学校に特別講師として来た狭山さんと、私は親しくなった。狭山さんによると、将来有望な
社員候補を探していて私に目をつけたのだという。

 最初は私を女性だと思っていたそうで、私がニューハーフだと知ってひどく驚いていた。
しかし私の事情を知ると、狭山さんは借金の残り全額を立て替えてくれた。条件としては、
卒業後は「フローレス」に就職すること、そして立て替えたお金は給料から返済すること
だけだった。私から見れば、就職先が確保できた上に無利子のところに借り替えられた
ようなものだ。

 「フローレス」は、オーナーの知り合いが経営するニューハーフパブの従業員たちの
ひいきの店だ。その伝手(つて)もあってお客にニューハーフや女装者も多い。そういうお客に
十分な対応をするために、社員にニューハーフを雇おうかと考えていたところに、私と
出会ったのだという。

 こうして「フローレス」で働き始めた私は、恋人のアキちゃん(この娘もニューハーフだ)と
同棲しながら充実した日々を過ごしている。

 私は今の生活を守りたい。

 そして、狭山さんに少しでも恩を返したい。

 そのためなら、いまさら身体をわずかばかり自由にさせるぐらいどうという事は無い。
どうせ、数え切れないほど男たちに弄ばれてきた身体だ。

                    ● ● ●

 明日はいよいよ接待という日、早めに休むようにという事で私は七時ごろに帰宅した。

「あ、リカちゃんおかえりー」

 お鍋をかき回しながらアキちゃんが振り返った。

「ごめんねー、今手が離せなくて玄関にいけなかったよ」

「あら、いいのよ。それより、今夜はシチュー?」

「うん。リカちゃんの好きなシーフードだよ。あと少し煮込めば出来上がり」

「じゃあその間にシャワー浴びてくるわね」

 バスルームでシャワーを浴び、ゆったりした室内着に着替える。ダイニングキッチンに
戻ると、アキちゃんがお皿を並べているところだった。テーブルの真ん中では、シチューの
お鍋が湯気を上げている。

「じゃーん、今晩はシーフードシチューとピラフにしてみました」

「今日も美味しそうね」

「だって、ボクの愛情がこもってるもん!」

「うふふ、ありがとう。じゃあ早速頂きましょうか」

 遅めの夕飯を食べながら、アキちゃんとお話をする。
453BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/20(土) 21:52:13 ID:ZjPJuFum
「明日は、遅くなりそうなの。たぶんご飯食べてくるから、アキちゃんは先に寝てて」

「うん、分かった。お仕事いつも大変だね」

「平気よ。きっと可愛い奥さんのために頑張る旦那さんってこんな感じなのね」

「え〜、じゃあボク達、夫婦みたいなもの?」

「アキちゃんは奥さんね」

「じゃあ今度、裸エプロンでもやってあげようか?」

「風邪ひかないでよ?」

「くすっ、やるなとは言わないんだ……」

 アキちゃんの笑顔を見ながら、私はかすかな罪悪感に襲われた。

 アキちゃんは、私は体を売るような仕事からは完全に足を洗ったと思っている。それなのに、
私は明日、体を売るも同然のまねをする。嘘をついているという事実が、小さな棘となって
私の胸を刺した。

 アキちゃんと一緒の生活を守るためなんだ、と私は自分自身に言い聞かせ、胸の痛みを
押し殺した。

                    ● ● ●

 ホテルのレストランについたのは十一時三十分ごろだった。会食は十二時からの予定だが、
早めに来ていて悪いということは無い。私とオーナーは予約してあったテーブルでコーヒーを
飲みながら相手を待つ。

 十二時少し前、ウェイターに案内されて二人の男性がやってきた。

 「フローレス」に服飾雑貨を供給しているブランドのひとつのオーナー兼デザイナーと、
その秘書だ。顔写真は見せられていたが、実際に合うのは初めてだ。

「やあ、お待たせしたかな?」

「いえ、私達も来たばかりですわ」

 席から立って一礼し、挨拶を交わす。デザイナー氏が私を一瞥してオーナーに尋ねた。

「そちらの、ええと、お嬢さんが?」

「はい、当社のマヌカン兼チーフアシスタントの平野です」

「始めまして、平野リカです。よろしくお願いします」

「ほう、これはこれは……」

 お辞儀する私を、デザイナー氏が私を値踏みするような視線で眺める。私はその視線に
気圧されるものを感じながら、表面は冷静な態度を取り繕った。
454BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/20(土) 21:56:40 ID:ZjPJuFum
「いや、話には聞いていましたがこれほどとはね。今日は楽しみだ」

 席についてからは、主にデザイナー氏とオーナーの間で、今シーズンのトレンドや来期
流行りそうな物の予想、あるいはどこそこの縫製がしっかりしているだのいい加減だのと
いったビジネスの話になる。私と秘書氏はときたまに相槌を打ったり質問に答えたりする
だけだ。

 しかし、ビジネストークの間も、デザイナー氏は幾度も私を見ていた。鋭い視線が、私を
検分しているように感じられる。

 ランチが終わったときには、時計は一時二十分を指していた。

 レストランからフロントに移動し、デザイナー氏が名前を告げる。フロント係がボーイを
呼び、部屋番号を告げて案内するように命じた。

「では私達はここで。八時にお迎えにまいりますので」

 秘書氏がデザイナー氏に告げる。その傍らでは、オーナーが私に向かって気遣わしげな
視線を向けている。私は小さく肯いて、『大丈夫』というジェスチャーを送った。

「さて、じゃ頼むよ」

 デザイナー氏がボーイに告げ、エレベーターに向かって歩き出す。その後について歩き
ながら、私は自分に向かって『大丈夫大丈夫』と言い聞かせていた。

                                        <TO BE CONTINUED>

────────────────────

今回はイントロ編です。次回、エチシーンです。


>>449
えーとすいません、あれでおしまいです。今書いてるこれの次でマキ&ミキ×オルガ&サキというのを
考えてますんで、そちらにご期待くださいませ。


壁|・_・)ノシ ソレデハ
455名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 12:55:45 ID:3nFzZJJk
支援
456BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:34:49 ID:aLiRQ60O
壁|・_・)ノ ツヅキー

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 案内された部屋は、上層階の大きなスイートだった。室内の装飾や調度も実用本位の
物ではなく、凝った柄の壁紙やシャンデリアタイプの室内灯といったものだ。

「さて――じゃあこれに着替えてもらえるかな」

 デザイナー氏がスーツケースを開けながら言う。取り出されたのは黒いワンピースだった。

「あの、ここでですか?」

「ああ」

 諦めて、スーツのボタンに手をかける。ジャケットを脱ぎ、皺がつかないようにソファに
置く。スカートとブラウスもその上に置き、下着とパンティーストッキングだけの姿になる。
テーブルの上に出されていたワンピースに手を伸ばそうとしたところで、デザイナー氏が
それを押しとどめた。

「下着も用意してあるから、全部着替えてくれ」

「……はい」

 ストッキングとブラジャー、ショーツも脱ぎ、全裸になる。その格好でスーツケースの
中を改めると、ワンピースとは別に下着や小物も入っていた。下着類はシルクの総レースで、
ほとんど肌を隠す役には立ちそうに無いデザインだ。

 最初にガーターベルトを身につける。ストッキングをはき、吊りガーターを留める。
サスペンダーは前だけにあるタイプだった。

 続けてショーツを穿く。ゴムは入っておらず、両脇を紐で結ぶタイプだった。全体がほぼ
レースだけで出来ており、レースでないのはクロッチ部分の当て布だけだ。サイドを蝶結びに
して、当たりを整える。サイズがぎりぎりなので、ペニスをはみ出させないのに苦労した。

 ブラジャーは、肩紐の無いハーフカップだった。カップ自体も乳首をぎりぎり隠すだけの
深さしかない。しっかりしたワイヤーが入っているのでずり落ちる心配は無いようだが、
乳房の上半分が露出してしまう。背中のホックを止めるのに苦労していると、デザイナー氏が
私の背後に回ってホックを留めてくれた。

 スリップは無かったので、次に黒いパフスリーブのワンピースを身につける。スタンド
アップカラーなのに胸元が菱形に大きく開いており、乳房の上半分が露出する。裾丈は
ショーツがぎりぎり隠れる長さで、少しでもかがんだりしたらお尻が丸見えだ。最初は別に
スカートがあるのかと思ったが、裾に襟や袖と同じ白いレースの縁取りがついている所を
見るとこういうデザインらしい。背中のジッパーを上げるとウェストが絞られ、コルセットを
しめたようになる。感触からすると、ウェスト周りだけ二重布になっているようだ。
ジッパーががっちりしたつくりのものなのも、強度を優先したためなのだろうか。

 スーツケースの中にはまだいくつかの小物がある。私は後ろを振り返り、デザイナー氏に
視線で問い掛けた。

「残りも全部だ」

 畳まれていた白い布を広げると、柔らかいドレープのついたエプロンだった。ただし肩
紐がやたらと長く、ウェストから上の前当てが乳房の半ばあたりまでしかない。ウェストの
両わきにリングがついているので、肩紐を背中で交差させて腰の後ろで結ぶタイプのようだ。
身に付けてみると、丈がスカートより短く胸元もまったくカバーしていない。実用品では
無く装飾の役目しか果たしていないのは明白だ。
457BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:35:47 ID:aLiRQ60O
 あとは黒いシューズと白いヘッドドレスだった。

 ヘッドドレスは本格的なヘアクリップではなくカチューシャにフリル飾りがついている
だけのものだった。ただし、フリルのレースやフリル自体の造形も手が込んだ凝ったもの
だった。これも髪を押さえる実用品ではなく、頭部を飾る装飾品なのだろう。

 最後に靴を履く。踵が三インチはあるピンヒールで、うかつに外を歩いたらどこで転ぶか
分からないような代物だった。足元に爪先立ちをしているような感覚がある。

 着替え終わった私は、デザイナー氏のほうに振り返った。デザイナー氏がしばらく無言で
私を検分する。

「……すばらしい!」

 突然の大声に私は戸惑った。それにかまわず、デザイナー氏がまくし立てる。

「君は美しい! それを自覚しているかい?」

「え、あ、あの、ありがとうございます」

「さて、それじゃ来てもらおうか」

 デザイナー氏はそう言うと、ベッドルームに向かった。

                    ● ● ●

 ベッドに寝転がるデザイナー氏の股間にそそり立つペニス。私はまず、その先端に
口づけをする。そのまま唇を滑らせ、竿の部分を唇で愛撫する。同時に片手で竿をしごき、
もう片方の手で睾丸を転がすように弄ぶ。

 一通り唇で愛撫し終わったら、今度は舌を使う。ペニスの根元側から先端に向かって
ゆっくりと舐めあげ、亀頭をソフトクリームのように嘗め回す。そのまま舌に唾液を乗せ、
こんどは竿全体を満遍なく嘗め回す。

 一旦口を離すと、既に先端からは先走りが溢れ、私の唾液と混じって濡れ光っている。
私はそのてらてらと濡れ光るペニスを咥えこんだ。

 最初は亀頭部のみを口に含み、舌の先でつつく。くびれの部分を唇で固定し、鈴口を
舌先でこじるように刺激する。次いで亀頭全体を嘗め回し、舌に載せて転がす。

 それからゆっくりと竿まで飲み込み、喉奥に先端を導く。呼吸を落ち着けて嘔吐反射を
押さえこみ、喉奥を使って亀頭を刺激してやる。

 ペニスがぴくぴくと震え、射精間近であることを私に教える。と、デザイナー氏が私の
頭を掴んだ。丁寧な、だが力強い動きで私をペニスから引き剥がす。

「? あの……」

「胸でしてくれないか」

「はい」

 エプロンの留め紐を解こうと腰の後ろに手を回すと、デザイナー氏が再び私を押しとどめた。

「脱がないで、はだけるだけにして」

「? あ、はい」

 一瞬考えて、意味がわかった。
458BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:37:03 ID:aLiRQ60O
 まずエプロンの肩紐を両わきに下ろし、腕を抜く。続いてブラウスの背中のジッパーを
腰までおろし、こちらからも腕を抜く。ブラジャーのホックを外すと、私の乳房が外気に
晒された。

 位置を少し変えて、かがんだ状態でペニスが胸の位置に来るようにする。唾液をたらして
ペニスをぬめらせ、乳房で挟み込んだ。両手で乳房を捧げ持つようにして、ペニスを左右
から圧迫する。左右をずらして動かしたり、同時に上下させたりしてペニスを刺激する。
時々上から唾液をたらしたり先端を舌でつついてやったりして、刺激に変化をつける。

「くっ、うおっ!」

 唐突に、ペニスが爆ぜた。白い粘液が私の顔を打ち、顎から滴ったそれが乳房の谷間に
溜まってゆく。二度、三度と続く噴出は、私の顔を白く染めていった。

「……ふう」

 デザイナー氏は呼吸を整えると、私の顔を凝視してきた。私はとりあえず顔を拭こうと、
サイドテーブルに置いてあるティッシュペーパーの箱に手を伸ばそうとした。

「全部飲むんだ」

「……はい」

 私は頬から垂れる粘液を指で集め、掌に溜めた。掌に口をつけ、それを啜る。胸に垂れた
ものも全てかき集め、同じように啜りこむ。わずかにこびりついたものだけは、ふき取る
ことを許された。

「しばらく、一人で楽しんでもらおうか」

 そういって手渡されたものは、バイブレーターとローションのミニボトルだった。

 ショーツを脱ごうとすると、再び完全に脱がないようにと言われる。私は紐を片方だけ
ほどき、ショーツを膝にまとわりつかせたままにした。

 ローションを掌に出し、指先に掬い取る。最初はアヌスの周辺をマッサージするように
塗り広げる。ローションを追加して、中指をもぐりこませる。入り口周辺から、奥のほうへ
塗り広げていく。指がスムースに出入りするようになったら、今度はバイブレーターに
ローションをまぶす。

「こちらに見えるように」

「はい」

 デザイナー氏に背を向け、ローションにまみれた尻を晒す。バイブレーターを掴んだ右手を
後ろにまわし、背後からゆっくりと押し込む。

 ずぶり

 先端部がもぐりこみ、押し広げられたアヌスが違和感を伝えてくる。

 ずぶっ、ずぶり

 バイブレーターを更に押し込むと、胴の部分にあるパールがアヌスを抉る。無数の突起に
内側から抉られ、肉の輪が痙攣した。刺激に絶えかねた私はベッドの上に突っ伏す。しかし
そのまま、バイブレーターを押し込む手は休めない。
459BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:37:41 ID:aLiRQ60O
 ずぶっ、ごつっ

 バイブレーターの先端が行き止まりにぶつかり、三分の二程度が私の体内に消えた。
いま私の尻からはみ出しているのは、ダイヤルとスイッチを備えたコントローラー部分
だけだ。私は尻を上げた姿勢でベッドに突っ伏したまま、顔を伏せて荒い息をつく。

 そのバイブレーターが動き出した。デザイナー氏がスイッチを入れたのだ。

 先端部がくねりながら伸縮し、私の胎内をかき回す。体の内奥がこねくり回され、内臓が
突き上げられるような刺激がある。

 胴部分のパールが回転し、肛門を削り取るような刺激をもたらす。

 根元から枝分かれしたローターが振動し、前立腺を外側から揺さぶる。

 内外三箇所から同時に責められて、私の体は否応なしに昂ぶらされる。何度も何度も
ペニスに貫かれた結果完全に性器と化している私のアヌスは、このような機械的な刺激にも
快感を覚えるようになっている。アヌスと直腸から湧き上がった快感は股間から腰全体、
背筋を伝わって全身に広がっていった。

 いつのまにか私の左手は乳首を弄っていた。ピンととがった乳首をつまみ、こねくり、
押しつぶす。右手はペニスを掴み、ゆっくりと扱く。先端から蜜がこぼれるのが感じられる。

 デザイナー氏がバイブレーターを抽送し、私のアヌスに更なる刺激を与える。機械の
一定のリズムを保った動きに人間の不規則な動きが加わり、送り込まれる快感が倍増した。
胸とペニス、アヌスから送り込まれる快感に、私は獣のような声を上げた。

 そうやって何分が経過した後だろうか、唐突にアヌスからの刺激が消えた。バイブレーターが
引き抜かれたのだ。戸惑った次の瞬間、熱い肉が私を貫いた。

「あっ、ああんっ!」

「いいぞっ、もっと鳴け、僕にインスピレーションをくれ!」

 デザイナー氏の腰が私の尻にたたきつけられる。肉が肉を打つ音に、潤滑液にぬめった
肉穴が掻き回される湿った音。荒い息づかいと喘ぎ声。室内を淫らな物音が満たしていた。

 デザイナー氏が私を抱き起こした。座ったデザイナー氏の腰に私がまたがる姿勢になる。
ベッドに膝をつき、デザイナー氏の腿についた両手で状態を支える。

「こっちへ向いて、自分で腰を振ってくれ」

 力の入らない下半身に鞭打って、どうにか膝で立つ。四つん這いになってデザイナー氏の
上半身に覆い被さる位置に移動すると、今度は自分から彼のペニスを飲み込んだ。

 デザイナー氏の胸に手をつき、しゃがみこんだ下半身を上下させる。M字型に開かれた
両脚の間でゆれる私のペニスを、デザイナー氏が掴む。

「くっ、ふうっ」

 ペニスをしごかれて、私はうめき声をあげた。自分で触るのとも、アキちゃんやユキ
ちゃんに触られるのとも違う、力強い刺激だった。あえて言えば、ユカに踏みつけられた
ときが近いかも知れない。

 自ら動いて痴態を晒す状況、そして乱暴な刺激に、私はいささかマゾヒスティックな
快感を呼び起こされた。腰を上下させてアヌスの快感をむさぼりながら、ペニスから送り
込まれる刺激も楽しむ。
460BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:38:28 ID:aLiRQ60O
 やがて、私は限界を迎えた。

「あっ、駄目、駄目っ、もう駄目っ、いくっ、いっちゃうっ!」

 絶頂の直前、私が腰を上げると同時にデザイナー氏が手を離した。直後に腰が落ち、
デザイナー氏のペニスが私のアヌスを深々とえぐる。

 絶頂。

 私のペニスが精液を噴きこぼす。アキちゃんに貫かれているときのようにとろとろと
こぼれ続けるのではなく、撒き散らすような射精だ。私の精液がデザイナー氏の腹を汚す。
直後、デザイナー氏のペニスも精液を噴き出した。腰の奥に熱い衝撃を感じる。絶頂直後の
敏感な胎内への刺激に、私のアヌスが痙攣した。

 しゃがみこんだ姿勢のまま、私達は荒い息を吐いた。腰にも手足にも力が入らず、僅か
でも動いたらそちらに倒れてしまいそうだ。

 先に回復したのはデザイナー氏だった。両手が私の腋の下に回され、私を持ち上げる
ようにしてベッドに寝かせる。

 力なく横たわる私の顔の前に、デザイナー氏のペニスが突きつけられた。私は精液に
まみれたそれを咥え、舌を使って清めた。

                    ● ● ●

 デザイナー氏がシャワーを浴びている間に、私は彼の指示で着た服を脱いだ。

 改めて観察すると、裁断も縫製もきわめて丁寧に行われている。布地もかなりいいものが
使われているし、ヘッドドレスのレースなどは手編みの高級品をティアラ型に仕立ててある。
きているときにも思ったが、どう見てもメイド服をモチーフにしたデザインだ。

 まじまじと観察している私にデザイナー氏が声をかけた。

「そんなに気に入ったのかい?」

「あ、すみません」

 バスローブを羽織ってくつろいでいる彼に、私は先ほどから疑問に思っていたことを尋ねた。

「あの、ひとつお聞きしたいことがあるのですが……」

「ああ、何かな?」

「先ほど、『インスピレーションをくれ』って仰っていましたよね。あれはどういう……」

「ふむ――君は、自分が美しいって事を自覚しているかい?」

「…………」

「君の美しさは女性の美しさと似ているが、根本的な違いがある。雄が雌に魅力を感じる
のはつまるところ繁殖のためだ。言い換えれば、そういう本能が組み込まれているからだ」

「…………」
461BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:39:36 ID:aLiRQ60O
「だが、君の美しさにはその影響が無い。妊娠できないんだから当然だな。つまり、君の
魅力は純粋な美しさっていうことだ。――この業界で男性女性を問わず同性愛者の割合が
多いことは知っているだろう?」

「はい」

「純粋に美しさを求めるなら、動物的な本能に根ざした欲望は邪魔になる。それはデザインに
濁りをもたらす。しかし君は違う。そこらの女よりよほど女らしいのに、その濁りが無い。
いわば、『純粋な女性美だけ』の美しさだ」

「…………」

「ま、今のは僕の持論だがね。だが僕は、僕の創る物にその美しさを取り入れたい。君は
以前『○○』というオートクチュールのデザイナーに抱かれたことがあるだろう?」

「ええ」

「で、君のところでその製品の一部を独占提供したよな?」

「はい」

「あれは君にインスピレーションを得て創ったんだそうだ」

「え、そうだったんですか?」

「ああ、本人から聞いたんだから間違いない。それで僕も君に興味を持ったというわけさ。
狭山君には無理を言ったがね。それより、君もシャワーを浴びてきたまえ」

 私はバスルームに向かいながら、デザイナー氏の言葉を反芻してみた。

 正直に言って、実感はない。デザインに濁りとか純粋な女性美と言われても、ぴんと
こないのだ。それでも、彼が単純な肉欲だけで私を求めたのではないことは分かった。
以前の人物が契約を盾にしてまで私を求めた理由も。

 つらつらと考えながらシャワーを浴び、汗とこびりついた精液を洗い流す。バスルームを
出ると、デザイナー氏は既にスーツに着替えていた。

「すまないが、もう一度それを着てくれ」

 デジタルカメラを取り出しながらデザイナー氏が言う。指差す先には、先ほどまで着て
いたミニメイド風ドレスがあった。

「……?」

「そいつは来期の新作用に考えたデザインの試作品なんだ。まあさすがにそのまま出す
わけじゃないがね。少々写真を撮らせてくれ」

「はい」

 一旦化粧を直し、ドレスに着替える。八時までの残り時間は、写真撮影に費やされた。

                    ● ● ●

「それじゃあ。今日は有意義な日だったよ」

 ハイヤーに乗り込むデザイナー氏に、私とオーナーは一礼した。車が走り去り、ホテルの
正面ドアの前に私達だけが残される。
462BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:40:15 ID:aLiRQ60O
「……今日はごめんなさいね、リカちゃん」

 オーナーがこちらを見ずに言う。

「いえ、大丈夫ですオーナー。それに、別にひどいことをされたわけじゃありませんから」

「でも……」

 オーナーの口ぶりから、本当に申し訳なく思っていること、そして私の身体を案じて
いるのが判る。

「ねえオーナー、ラウンジで一服していきませんか? 少しお話したいこともありますし」

「ええ、そうね」

 ロビー脇の喫茶室に向かって歩きながら、私は今日デザイナー氏に聞いたことをどう
説明しようかと考えた。

                    ● ● ●

「ただいま」

 家に帰り着いたときには十一時を過ぎていた。アキちゃんはもう寝ているだろうと思って
いたのだが、リビングの明かりが点いている。

「ただいま――あら」

 リビングに入ると、アキちゃんがソファの肘掛にもたれて眠っていた。

「アキちゃん、そんなところで寝ちゃ駄目よ」

 肩を軽くゆすってあげると、アキちゃんはすぐに目を覚ました。

「ん――あ、おかえり」

「寝てなかったの?」

「うん。だってボク可愛い奥さんだから、旦那さんの帰りを待ってなくちゃ」

「うふふ、そうだったわね。ただいま」

「おかえりなさい。ちゅっ」

 改めて帰宅の挨拶を交わし、私達はそっとキスをした。

 その夜、ベッドの中でアキちゃんを抱きしめながら、今日言われたことについて考えた。

 私はアキちゃんを愛してる。雄が雌に感じる魅力の一部は本能による。私達の間に子供は
できない。ならばそれは純粋に『アキちゃんという個人』に対する愛情?

 子供が作れない夫婦間にだって愛情はあるじゃないかとか、本能がアキちゃんを女性と
錯覚しているだけなんじゃないかとか、いろいろと反論はあった。それでも、私達の愛情が
純粋に『愛情だけ』で出来ていると考えるのは楽しいことだった。

 パジャマの胸にアキちゃんの頭を抱きながら、私は眠りに落ちていった。

                                     ―了―
463BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/22(月) 01:41:29 ID:aLiRQ60O
*** A month later ***

||イ ・ω・) 「ねえリカちゃん、見てこれ」
ノノゝ・ヮ・ノ 「あら、ファッションショー?」
||イ ・ω・) 「見てこのドレス。メイドさんみたい」
ノノゝ;・ヮ・ノ 「……そ、そうね」
||イ`・ω・) 「これ欲しいなあ。リカちゃんのところで入れない? ボクバイト代つぎ込んじゃうよ!」
ノノゝ;・ヮ・ノ 「オーナーと相談してみるわ」

────────────────────

おしまい。

>>455
ドモー

壁|ノシ ソレデハ
464名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:16:18 ID:yXfh+nmf
良かった。
リカ絡みは特にニューハーフ故の話って感じでエロ以外も面白い。
465名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 19:19:20 ID:ZruxHxjv
「美の追求」な業界に同性愛者が多いのは事実だ。しかし、ニューハーフ好きは実は極少数。
日本的に無改造、に分類される「シーメール」「女装者」好きの方が多い。
しかし、服飾を含め、混同しない「ホモ・レズ」こそが最大派閥。

ニューハーフ好きなので、もっとリカを、オルガを、朝霞マキ&ミキを、茉莉香を、もっとぉぉぉぉ!!
男1人×マキ&ミキは無理かな?
466名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 02:15:01 ID:xICbVMKv
>>465
シーメールは改造しているだろjk
467BLUE ◆ROSE/9P7pw :2008/12/30(火) 13:25:00 ID:UjV9jBH3
>>465
> 日本的に無改造、に分類される「シーメール」「女装者」好きの方が多い。
シーメールは改造済みなんでは……。改造度で並べると

 シーメール ≧ ニューハーフ > ホルモン服用 > 女装のみ

って感じだと思ってましたが。

> しかし、服飾を含め、混同しない「ホモ・レズ」こそが最大派閥。
むむ、貴重な情報をどうも。( ..)φメモメモ

> ニューハーフ好きなので、もっとリカを、オルガを、朝霞マキ&ミキを、茉莉香を、もっとぉぉぉぉ!!
次回はオルガさん登場の予定です。

> 男1人×マキ&ミキは無理かな?
マキ&ミキはSですので……。マキ&ミキ×男でよければ。


>>466
ですよねー。


壁|ノシ ソレデハヨイオトシヲ
468465:2008/12/31(水) 20:17:28 ID:GoQgQrS6
ニューハーフ:和製英語ですらない、完全な造語。オカマ、の云い様が悪かったために流行した呼称。
今ではホルモン服用以上の改造オカマは全てここに分類される。しかし、日本でしか通じない。
new-halfとか言うと馬鹿にされます、海外では。

シーメール:改造有りオカマ(基本的に性転換済み)はこれに分類される。が、「ニューハーフ」が定着し出した頃、
ならば無改造でしかし美麗なオカマは? って時に何故だかこれが使われた数年があった為に改造度において
ニューハーフ>シーメールの認識の世代が存在する。私はそんな世代。しかし現在では
舶来(洋物)ニューハーフに使われることが多い。

女装者:そのまんま。最近では「ホルモン服用」もこの分類なのは、私には正直意外な念。

レディボーイ:性転換までには至っていないシーメールに対して使われる呼称。しかし日本では
殆ど使われない。 何故だ?
以上、弁明弁解。

日本ではニューハーフとシーメールに殆ど認識の違いが無いのですが、「ニューハーフを知ってる」
海外の方々においては、「これはシーメールとは言えねー」ってのが意外に多いのです。
ニューハーフヘルス・クラブとかは、本来シーメールヘルス・クラブとか言うべきなんですが。
469BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/01(木) 21:32:07 ID:yO31AbzH
壁|・_・)ノ アケマシテオメデトウゴザイマス

新年保守

||イ ・ω・)
  「あけまして」
ノノゝ・ヮ・ノ リリ ・▽・) 川 ゚ー゚)
  「おめでとうございます」
.()_().
( ・x・)
  「本年も」
ノノル ・ヮ・ル 川 ^∀^) 川 ^∀^) ノル ・_・ル ノル ・ヮ・)
  「よろしくお願い申し上げます」

リリ ・▽・) 「ところで」 ワクワク
||イ ・ω・) 「なに?」
リリ ・▽・) 「姫始めはやっぱり炬燵でs」
ノノゝ・ヮ・ノ 「私が先よ!」
川  ̄ー ̄) 「次は私ね」
||イ;・ω・) 「あの、先に振袖着て初詣とか……」

ノノル ・ヮ・ル 「敬一さん……」
( ・_・) 「茉莉香……」
壁|<ギシギシアンアン

.()_().
( ・x・) 「新年の営業は四日からで御座います」
川 ^∀^) 川 ^∀^) ノル ・_・ル ノル ・ヮ・)
  「ご来店お待ちしていまーす」

>>468
歴史的経緯も含めると複雑なんですね。私はそれぞれの例として

 シーメール → ttp://goldshemales.com/
 レディーボーイ → ttp://www.ladyboystars.com/

ぐらいのイメージで単純に考えてました。

壁|ノシ ソレデハ
470名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 15:41:36 ID:QIReVKnT
明けましておめでとうございます

久々に来たけど相変わらず、良作読めて嬉しい!!
シーメール…最初見た時は意味すらよく分からなかったけどまさか自分がそこにエロ萌えを見出だすとは思わなかった…
世界がまた一つ広がりました

今年もよろしくお願いいたします
471名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 15:50:38 ID:OgyjSNf4
同じくGJ!
いいお年玉(シーメール的な意味で)でした
472BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/10(土) 11:39:17 ID:q5/sGDTg
壁|・_・)ノ コンニチハ

────────────────────

* Fallen Angel *

「さて皆様、双子の悪魔に捕らえられた哀れな天使の事を覚えておいででしょうか」
 ライトアップされたステージの中央で、タキシードを着込んだ兎がマイクを手に軽快な
スピーチを行っている。
「今宵は、彼女のその後の顛末をお見せ致したいと思います」
 ステージの袖の幕の陰からそれを見ながら、天使のコスチュームを着込んだオルガは
何度も深呼吸をしていた。
「オルガさん、そんなに緊張してると最後まで持ちませんよ?」
 オルガを見上げるようにしてひそひそと声をかけたのは、バニーのコスチュームに身を
包んだサキだ。普段のフロア業務用とは違うステージ用の衣装で、黒い耳と尻尾、手足を
包む黒いレザーのロンググローブとロングブーツと、とにかく黒尽くしだ。
「ウン、わかってるんだけどネ……」
「大丈夫です! 私が一緒ですし、こっちからは見えないけどフロアからご主人様達も
見ててくれてますから!」
「ありがとう、サキちゃン」
 ひそひそ声での会話が終わった時、ちょうどステージでの開幕のスピーチも終わりを
告げたところだった。
「それでは、今宵の主役の登場です!」
 兎の腕が振り上げられ、舞台の袖を示す。客席の視線が集まるのを感じながら、オルガと
サキは足を踏み出した。

                              ●

 ライトアップされたステージの中央に、簡素なベッドがひとつ置かれている。その他に
大道具は無い。背景は石壁と鉄格子のはまった窓だ。鉄格子を通して夜空と三日月が見えて
いる。
 舞台の袖、客先から見て右手側から、オルガとサキが姿をあらわす。
 オルガの服装は天使のコスプレだ。白い貫頭衣(トーガ)と背中の翼が、蒼い目と金色の髪に
映える。両腕は手枷で拘束され、首にはめられた太い首輪と鎖で結ばれている。鎖が短いため、
腕は胸の前からほとんど動かすことは出来ない。両足にも足枷がつけられ、足首が鎖で結ばれて
いる。こちらも何とか歩くことは出来ても、走ることは出来ない長さだった。
 オルガの首輪から伸びる鎖をひいているのは、小さな黒兎だ。黒い耳に黒い尻尾、黒いレザー
ビスチェに黒いショーツ、黒いロンググローブに黒いロングブーツと、全身を黒でまとめた
サキだった。
 サキにひかれてヨタヨタと歩くオルガが、どうにかベッドのそばにまで到達した。サキが
軽く肩を押すと、オルガはベッドに倒れこむ。手にしていた鎖をベッドのパイプフレームに
錠前で止め、その鍵を壁際に放り投げるサキ。嬉しくてたまらないという、満面の笑顔だった。
「えへへ、これでもう逃げられませんよ」
「な、何をするつもりなノ?」
「今日はご主人様達がお出かけなんです。だから代わりに私があなたを可愛がって上げます!」
「いっ、いやァ、もう許しテ……」
「駄目でーす♪ 悪魔の虜になっちゃった天使は永遠にオモチャなんですよー!」
 そう言うとサキはオルガに顔を寄せながら、オルガの目をじっと見つめる。オルガは視線を
そらすことが出来ない。互いに見詰め合ったまま、どんどん顔が近寄っていく。
 ちゅっ
 サキの唇が、オルガのそれに吸い付いた。そのまま体重をかけ、オルガを押し倒す。
「ンっ、んん〜っ!」
 くぐもった悲鳴を上げながら、オルガが身をよじらせる。しかしながらその動作には力が
無く、サキを押し返すどころか唇をもぎはなすことも出来ていなかった。
「ぷはっ。どうしたんですかぁ? そんなんじゃ、逃げることなんて出来ませんよぉ?」
 サキの意地悪な質問に、オルガは顔を赤らめながら視線をそらす。
「あれあれ、反抗的ですねぇ。これは身体に教えてあげないといけませんね!」
473BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/10(土) 11:39:54 ID:q5/sGDTg
 びりびりっ
 サキの手が、オルガの衣装を引き裂く。わざと破れ易い素材で作られた衣装は、あっさりと
引き裂かれてオルガの乳房を剥き出しにした。
「うわあ、おっきなおっぱい。いただきまーす♪」
 ぺろり
「ひゃんッ!」
 サキの舌が乳首を一舐めすると、オルガが甲高い悲鳴を上げた。しかしその声音に嫌悪の
色は無く、悲鳴というよりむしろ嬌声といったほうがいいものだった。
「あれえ、ずいぶん気持ちよさそうですねえ。天使さんは使い魔におっぱい舐められるのが
気持ちいいんですかぁ?」
 オルガはサキの質問には答えず、更に赤らめた顔をそむけた。乳房越しにそれを見上げながら、
サキの舌が再びオルガの乳首を襲う。
 濡れた下が乳首を、乳輪を、乳房全体を嘗め回す。そのたびにオルガの悩ましげな嬌声が
上がり、身体が力なくよじられる。
 やがて左右の乳房が一通り責められ終わるころには、オルガの全身からすっかり力が抜けていた。
「ふうっ、どうです? 私の舌は、気持ちよかったですかぁ?」
「ソ、そんな事、無い、わヨ……」
「ふうん、そうですかぁ。その割には、これはどういうことなんでしょうねぇ?」
 びりっ
 サキの手が、再びオルガの衣装を引き裂く。今度は前側の裾の部分だ。裾から腰帯のすぐ
下までが縦に引き裂かれ、オルガのペニスが剥き出しになる。
 オルガのペニスは、固く屹立して天を仰いでいた。先端からは蜜が滴り、こぼれたそれが
長大な竿の半ばまでを濡れ光らせている。
「天使さんのおちんちんは、すっかり大きくなってるみたいですよぉ?」
「ヤっ、いやぁ、見ないでェ……」
 手錠で拘束され鎖で繋がれた両手で、オルガは顔を覆った。もっとも、両足はサキに押し
開かれたままで、勃起しきったペニスもその下の窄まりも剥き出しだ。ペニスはふるふると
震え、アヌスはひくひくと収縮している。恥辱に震える精神(こころ)とは裏腹に、肉体は
更なる陵辱を求めているかのようだった。
「むー、強情ですねぇ。これはもう、最後の手段をとらざるを得ませんね♪」
 サキの手がオルガの腰を掴み、その身体をうつ伏せにする。オルガは自分の両手の上に
顔を伏せ、尻を上げた姿勢となる。
 オルガの背後に回りこんだサキは、腰に手を当ててショーツを下ろした。すべらかなヒップの
谷間に、黒い尻尾だけが残る。尻尾の反対側では、すっかり勃起したペニスがこちらも天を
にらんでいた。
「強情な天使さんは串刺しの刑です♪」
 すぶっ、ずぶぶ
 サキのペニスが、オルガのアヌスに食い込む。
「アッ、ああっ、あああンッ!」
 ペニスが奥へと進むたびに、オルガの悲鳴が上がる。
 長身で胸もペニスも大きい、純白の天使。それが牢獄の粗末なベッドに拘束され、一回り
以上小さい黒兎に背後から犯されている。倒錯的で、いささかならず背徳的な光景に、客席
からの視線も釘付けだった。
「えへっ、全部入っちゃいましたよ。気持ちいいでしょう?」
「ヤあん、いやいヤ、言わないでェ……」
「あれぇ、まだ強情を張るんですね。じゃあこれでどうですかねぇ♪」
「ふあッ!」
 サキの腰が前後運動をはじめ、ペニスの抽送が始まる。
「アっ、あっ、あんっ、ああんッ!」
「ほらっ、ほらっ、どうですかっ、気持ちいいんでしょうっ!」
 オルガのアヌスをペニスが出入りするたびに、まごうかたなき喜びの声があがる。
「アあんっ、駄目ぇっ、もういっちゃうわよゥ!」
「駄目ですっ! 勝手にっ、いっちゃったらっ、お仕置きですよっ!」
「アっ、そんなっ、あんっ、ああッ!」
474BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/10(土) 11:40:45 ID:q5/sGDTg
 サキはピストン運動のペースを上げながら、オルガに絶頂を禁止する。アヌスへの刺激が
絶えたわけでも、コックリングの類でペニスを拘束されたわけでもないオルガは、自らの
意志力だけで我慢することを強要される。
「あははっ、ずいぶん気持ちよさそうですね! 使い魔に犯されてよがるなんて、もう
天国には帰れませんね!」
 ぶちっ
 サキの右手が、オルガの翼から羽根を毟(むし)り取った。
「! イやあっ、やめてっ、やめてえッ!」
「どうせもう飛べないんだから、翼なんかいらないですよ!」
 ぶちっ、ぶちっ、ぶちぶちっ
 あっという間にオルガの翼がぼろぼろになる。羽根をむしりながらも、サキのペニスは
オルガを犯し続ける。とうとう限界を迎えてサキが、オルガに告げた。
「んっ、私もう、いっちゃいますけど、天使さんは、いっちゃ、だめですよっ!」
「アあん、そんなあっ、あン、ひどい、うあッ!」
 唐突にサキの動きが止まる。ペニスを一番奥まで打ち込んだ位置で、腰を震わせる。
「ウあっ、熱ッ!」
 オルガの全身も、腰を中心に震える。しかし、オルガのペニスからの射精は無い。
「……はあっ。んっ……」
 オルガのアヌスからペニスをゆっくりと引き抜くサキ。オルガのアヌスからは、一筋の
精液が垂れ落ちている。
「あっ、駄目ですねぇ。これは栓をしないと。んっ、んんっ……」
 自らの尻尾の付け根を掴み、ゆっくりと引き抜く。サキのアヌスに納まっていたのは、
Lサイズのアナルプラグだった。自らの胎内にあったそれを、サキはオルガのアヌスに
押し当てた。
「アあっ、ふ、太いわよゥ……」
「大丈夫大丈夫、あなたのおちんちんと同じぐらいの太さですよ♪」
 ずぶずぶ
「ほら、入りましたよ」
「ハッ、はあっ、苦しいワ……」
「えへへ。翼を無くして尻尾も生えちゃって、もう誰もあなたを天使だなんて思ってくれませんね」
「……」
「ねえ、おちんちん、苦しくありませんか?」
「……苦しいワ」
「精液、出したいですか?」
「……うン」
「私のお尻の中に、たっぷり注ぎ込みたいですか?」
「うン」
「じゃあ出させてあげます。たっぷり、搾り取ってあげますね♪」
 オルガを仰向けにすると、サキはその腰の上にまたがった。限界寸前のオルガのペニスを
自分のアヌスにあてがい、ゆっくり腰をおろす。
「ンっ、くうっ、ああン……」
「あっ、うあっ、おっきっ……!」
 ずぶり、ずぶずぶ、ずぶり
「天使さんの、おちんちん、大きすぎです……」
「ダ、大丈夫!?」
「えへ、大丈、夫、ですっ!」
 どうにか全てを胎内に収め、サキはオルガの腰の上に座り込む。
「じゃ、じゃあ、動きますね」
 膝で身体を持ち上げ、あるいは腰で円を描く。小さな身体を大きなペニスで貫かれながら、
サキは全身を使うようにして今度は自分がオルガに奉仕をした。
「アっ、駄目、そんなにしたら、すぐに出ちゃウ!」
「いいんですよ、いっちゃって! 私の中に、全部出してください!」
「アっ、ああっ、いくっ、いっちゃウ!」
 どくん
 オルガのペニスが、散々焦らされた精を吐き出した。サキの胎内を、熱い液が満たす。
「! ふあっ! きてるっ、天使さんのが、私の中に、いっぱいっ……!」
 下から突き上げられながら、サキはオルガの精液を受け入れ続ける。やがてオルガの射精が
収まり、サキはオルガの上に倒れ込んだ。
475BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/10(土) 11:42:12 ID:q5/sGDTg
「大丈夫……?」
「はい。……えへへ」
「?」
「使い魔の中に射精していっちゃうなんて、これで天使さんも立派な堕天使ですね♪」
「……」
「ご主人様方と私で、永遠に可愛がって上げますね!」

                              ●

 サキの台詞は、今夜の寸劇のシナリオどおりのものだ。しかし、オルガはその内側に、
サキの本気を感じた。胸のうちから込み上げてくる愛おしさが、オルガを突き動かす。

                              ●

 オルガの両手が、サキの頬に当てられる。サキを引き寄せ、オルガはその唇に自ら口付けした。
 オルガがステージ上で始めて見せた積極的な仕草に、客席のあちこちから小さなどよめきが
上がった。間をおかず、どよめきは拍手に変わる。
 ステージの照明が落とされ、タキシード兎が閉幕のスピーチを始めた。それらを意識の隅に
とどめながら、オルガはサキと唇を重ね続けた。

                                     ―了―

*** Dress Room ***

川 ・∀<)d 川 ・∀<)d GJ!
 「いい出来だったわよ、二人とも」
ノル ・_・ル
 「ありがとう御座いまス」
ノル ・ヮ・)
 「ありがとうございます!」
川 ^∀^) 川 ^∀^)
 「この調子なら、サキちゃん一人でS役も出来そうね」
ノル ・_・ル
 「エ……」
川 ・∀・) 川 ・∀・) ノル ・ヮ・)
 「?」
ノル //_//ル
 「サキちゃんには、ワタシだけを、虐めて欲しいかナ、っテ……」
川;-∀-) 川;-∀-) ノル;-ヮ-)
 「……」

────────────────────

今回は試験的に、テキストの整形の仕方を変えてみました。

>>470
ネットの海は(性的な意味で)広大なのですよー

>>471
ドモー

壁|ノシ デハマタ
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
476BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/10(土) 11:45:35 ID:q5/sGDTg
壁|>_<) コピペ ミス〜

最後の一行は見なかったことにしてくださーい。

壁|=3 ハズカシー
477名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 08:55:17 ID:bR26ETm+
>>476
GJ!!
これでまた、次の展開が楽しみになりました。
478BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/12(月) 01:35:52 ID:yyY1brJN
>>477
ドモー
今回のは最初はマキ&ミキも一緒にステージに上がって、

 ノル ・_・ル
   「そんなにされたら私いっちゃウ!」
 ノル ・ヮ・)
   「いいんですよぉ、私の中にたくさん出してください♪」
  A A   λ λ
 川 ^∀^) 川 ^∀^)
   「ほらほら出したら堕天使確定よ。いやならがんばって我慢しなさーい」

て感じで考えてたんですけど、プロットがうまくまとまらなくてオルガとサキだけで再構成しちゃいました。
次回はうまく双子を絡めたいですね。
しかしマグナハウスはステージのネタが切れたので、次はどうしようかが悩みどころなのです。
誰かネタを、もっとネタを〜!

壁|ノシ ソレデハ
479名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 12:08:54 ID:azGG2ilh
保守レス

>>478
ミキ&マキはW女王様ですが、この二人でのプライベートH(二人きり)なんてのはあるんでしょうかね?
480BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/19(月) 19:10:32 ID:9mC3j4Fk
>>479
SはMの裏返し、という言葉もあるので、意外と二人だけのときはどっちかがMになってたりするかも?
お互い相手に自分を投影しての自己性愛なんてのも捨てがたいですが。
481名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 14:53:32 ID:Fuhgaawd
>ミキ&マキ
S同士の
「どっちが先に入れるのか? 入れられた方が今夜はネコよ ドタバタセックスるバトル」
なんてどうかな?
482BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/01/31(土) 11:16:32 ID:UPwu3L28
>>481
そういうのも良いですねえ。
そんな感じで一本書いてみようかな。
483BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/01(日) 14:24:27 ID:FPhcH9bh
壁|・_・)ノシ

今日はイントロでーす。

――――――――――――――――――――

* ダンス・イン・ザ・ナイト *

 冷たい金属のポールに身体を絡ませ、扇情的に踊る。客席からの突き刺さるような視線が、
私の体を熱くする。
 身体をくねらせて尻を突き出すたびに、視線が集中するのを感じる。
 視線に載せられた熱気が私の中にこもり、そしてダンスポールに移っていく。
冷たかったポールが、男の欲望をはらんだ肉棒のように熱くなる。
それにしがみついて踊りながら、男に身を任せるときにも似たエクスタシーを感じる。
 私が今身につけているのは、ヘアバンドとハイヒールのシューズ、そしてアヌスをふさぐ
プラグだけ。フェイクファーのブラとショーツはとっくに脱ぎ捨てられて舞台の上に落ちている。
ヘアバンドには狐耳、アナルプラグには狐の尻尾が付き、私を女狐に仕立てている。
 エロティックな装身具だけを身につけて踊る私を、十数人の客が鑑賞している。
スピンするたびに、身体をのけぞらせるたびに、足を上げるたびに、腰を振るたびに、
胸に、ペニスに、そしてアヌスに視線を感じる。
 熱い欲望のこもった視線が、私の体も熱くする。
 熱に浮かされるように、私は踊り続ける。

                    ● ● ●

 私の名前はアリス。一条アリス。
 本名ではない。
 私は週に三回、ニューハーフショーパブ『マグナハウス』のステージで踊っている。
アリスという名前はいわば芸名というわけだ。
 昔から、自分に違和感を感じていた。
 女の子のスカートやドレスを見るたびに、自分もあんな格好をしたいと思った。
 はっきりと自覚したのは高校生の時、学園祭で女装ミスコンの企画に出場したときだった。
堂々と女物が着れる、と思って出場したそのミスコンで私はぶっちぎりの得票数で優勝した。
 そのとき私は思った。
『ああ、これが本当の自分なんだ』
 高校卒業と同時に、私は家を出た。大学には日数ぎりぎりしか通わず、アルバイトと女装
サロン通いに明け暮れた。
 抗男性ホルモン剤、女性ホルモン剤、美容整形、全身脱毛にエステティックと、お金は
いくらでも必要だった。豊胸手術をしてそれまでのアルバイトが無理になると、夜の町で
風俗で働くようになった。
 アナルバージンは客相手に失った。それが私の二度目の目覚めだった。
『気持ちいい』
 その時純粋にそう思った。男の器官で貫かれることそのものが快感だった。
 それからの私は、商売そっちのけで男を咥え込むようになった。とは言っても、料金を
しっかりと頂くのは忘れなかったが。何しろ金が必要なのだ。
 その後、家族にカミングアウトして父に絶縁された。大学も中退し、夜の町で生きてきた。
 マグナハウスの事を知ったのはそのころだ。
 面接で、ホステスとしては不採用になった。オーナーいわく、私は「がっつきすぎ」だそうだ。
その替わり、ステージ専門のアトラクション要員として契約した。
 オーナーからの援助でその手のステージ専門の講師をつけてもらい、集中訓練でダンスの
基礎を身に付けた。その後は、時々その先生に見てもらいながらステージで踊りを磨いている。
 いかに男を興奮させ、誘惑するか。
 それが私の踊りだ。
 踊りながら客を誘惑し、自分も熱くなっていく。
 踊りの後のことを考えて。
484BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/01(日) 14:26:37 ID:FPhcH9bh
                    ● ● ●

 曲が終わり、ポールに抱きついて尻を客席に突き出した姿勢をホールドする。客席側からは、
プラグについた尻尾に隠されてアヌスとペニスは見えないはずだ。とは言ってもショーツを
はいていないのも丸見えだから、客の想像の視界ではプラグの埋まったアヌスと勃起して
涎をたらすペニスが露出しているだろう。
「さて其れでは、此処で狐さんにインタビューと参りましょう」
 オーナーの台詞とともに、こちらに近寄る足音が聞こえる。
「今のご気分は如何ですか?」
「はい、アリスは、皆さんにダンスを見てもらえて、とっても嬉しかったです……」
「嬉しいだけですか? 何やら興奮なされているようですが?」
 いつもどおりのダイアローグ。
「はい、とっても、興奮しちゃいました……」
「其れは大変ですね。如何したいですか? 正直に仰ってください」
 この兎は本当に人を焦らすのがうまい。いつか食べてやるんだから。
 などと頭の片隅で考えつつ、私は答える。
「お客様の、おちんちんで、アリスを犯してください! ザーメンいっぱい注ぎこんで
ください!」
「これは大変なおねだりですね。それではお客様に御協力願うと致しましょう」
 カードをシャッフルする音が聞こえ、私の目の前扇形に開かれたカードが差し出される。
私がその中から二枚を選ぶと、オーナーがそのカードのスートと番号を読み上げた。
 客席から歓声や溜息が上がり、抽選された客が喜びの声を上げるのが聞こえた。
 この後を想像して、私は押さえきれない疼きに身体を震わせた。

                              <TO BE CONTINUED>

――――――――――――――――――――

マグナハウスのシリーズの一番最初に出てきたダンサーのアリスさんです。

壁|ノシ ソレデハ
485名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 11:44:34 ID:TBnoQAvn
亀ながらGJ!!

ブルーさんの保管庫にある「佐藤栞」はご本人が執筆されたものですか?
もしそうなら是非再登場してほしいキャラです。
486名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 20:35:29 ID:LZuI5kLq
エロパロって難しいよな
特にシーメールとか特殊なエロ前提のエロパロってかなり難しい
需要も供給もニッチだしな
BLUEさんは偉大
487BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/09(月) 18:12:49 ID:ysn3QWp2
壁|・_・)ノ ツヅキー

――――――――――――――――――――

「御客様は初めてですね」
「あ、はい。まさか当たるとは思って無くて……」
「左様ですか。もし御辞退されたいのであれば、抽選をやり直しという事に致しますが」
「おいおい兄ちゃん、やめるのは勿体無いぜ」
「……あの、やります。よろしくお願いします!」
 ポールから離れて後ろを振り返る。ステージ上には、二十歳を少し過ぎたばかりと思える
青年と、四十がらみの中年男性がいた。
 中年男性がリラックスした雰囲気なのに対して、青年はコチコチに緊張している。私は
青年に向かって微笑み、彼の緊張をほぐそうとしてみた。ところがこれは逆効果だった
ようだ。彼は真っ赤になると、私から視線をそらして俯いてしまった。
 初々しいのはいいのだが、このリアクションには正直困ってしまう。私も接客の経験と
いえばウェイトレスのアルバイトぐらいしかないのだ。積極的に私の体を求めてくる相手
ならばいくらでも経験しているのだが……。
「……どうでしょう、御客様。本日はこちらの御客様とアリスさんのお二人だけという事に
致したいのですが。御客様には次回無抽選でステージに上がって頂くと言う事で如何で
しょうか?」
 オーナーが中年男性に向かって言う。私と青年を苦笑しながら見ていた中年男性がそれを
承諾した。オーナーが中年男性にジョーカーのカードを渡し、中年男性がフロアに戻る。
 オーナーがステージ袖に下がると、ステージ上には私と青年だけになった。
「あの、そう固くならないでください」
「す、すいません……」
 どうやら言葉ではいくら頑張っても彼の緊張をほぐせそうには無かった。
「私に任せて、リラックスしてくださいね」
 青年の返答を待たず、私は彼の服を脱がせ始めた。
 シャツの前ボタンをはずして前をはだけると、着痩せをするタイプなのか意外と厚い
胸板が現れた。シャツを脱がせた裸の上半身に抱きつき、青年の胸に私の乳房を押し付ける。
乳房が押しつぶされ、その頂から甘い刺激が走った。
 私はそのまま青年の唇に自分の唇を押し付けた。彼も拒絶せず、私の口づけを受け入れて
くれた。おずおずと背中に回された腕が私を抱くのに身を任せる。
 十分にキスを堪能した私は、青年から身を離すとその前にひざまずいた。
 スラックスのベルトを緩め、ジッパーを下ろす。ボクサーパンツの前を開くと、柔らかい
ままのペニスが転がり出た。
 緊張のせいか、それともやはり舞台の上というのは恥ずかしいのか、たいていの客はこの
時点で既に固くしているのだが、青年のペニスはいまだ力なくうなだれている。
 私はそのペニスの先端にそっとキスをした。
 左手で竿の部分を捧げ持ち、亀頭に唇をつける。先端に舌の先を当てて敏感な穴の周りを
刺激してやると、青年がうめき声を漏らした。
 舌の先を押し当てたまま唇を離し、そのまま亀頭を舐め上げる。舌だけを使って亀頭を
隅々まで舐め回す。竿部分は左手で支えるだけにして、極力刺激を与えないようにする。
 敏感な部分に集中して与えられた刺激に、青年のペニスがどんどん固くなってゆく。
既に左手で支えていなくても大丈夫だ。私は左手を彼のペニスから離すと、舌と唇だけで
ペニスへの奉仕を続けた。
 まず亀頭をくわえ込み、舌で転がすように刺激する。唇で雁首を咥えて固定し、舌先で
亀頭全体をつつきまわす。続けて竿を飲み込んでいき、舌と口蓋で裏筋と亀頭を刺激する。
更に奥まで飲み込み、喉奥から唇まで使って全体を刺激する。
 ディープスロートでたっぷり楽しんでもらった後は、激しい往復運動で攻め立てる。
頭を激しく前後させ、唾液をたっぷり含んだ口の中で彼のペニスを擦りたてる。思い切り
吸引することで、負圧による刺激を与える。唾液の立てる水音と、下品な吸引音。飛び散る
唾液と、振り乱される髪。どこからどう見ても、ペニスをむさぼる雌狐にしか見えないはずだ。
488BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/09(月) 18:18:39 ID:ysn3QWp2
 口ではフェラチオ奉仕をしながら、空いた両手は私自身を責めている。
 右手は勃起したペニスをしごき、先端から垂れる蜜をペニス全体に塗り広げている。
私自身の耳にもぐちゅぐちゅという音が聞こえている。一しごきするたびにペニスから
甘い刺激が起こり、先端から更に蜜が溢れ出す。
 左手は右の乳首を弄っている。こちらも固くとがった乳首をつまみ、ひねり、転がし、
つねりあげる。胸からも絶え間なく快感が湧き起こり、私の中にたまっていく。
 客席から突き刺さる、無数の視線が感じられる。すぐそばからも、私を見つめる視線が
感じられる。淫らな姿を衆目に晒すことで、私は更なる快感を得る。
『私を見て!』
『アリスのバキバキに勃起しまくったちんぽを見て!』
『お客様のおちんちんをしゃぶって喜ぶ姿を見て!』
『ちんぽをぶち込んで欲しくてひくひくしてるいやらしいケツ穴を見て!』
 頭の中で大声で叫びながら、ひたすらフェラチオ奉仕をし、自慰をする。青年のペニスの
先端から漏れる液の匂いと味が、私を更に興奮させた。
『お客様のおちんちん美味しい!』
 青年が私の奉仕に興奮している。
『アリスもう我慢できない!』
 昂ぶり続けた身体は、最後のとどめを求める。
『このちんぽでアリスのケツ穴犯してください!』
 アヌスが勝手にうごめき、挿入してある尻尾付きプラグを噛み締めた。
「っ、ぷはっ、はあっ、はぁ……」
「ア、アリスさん、大丈夫ですか!?」
 限界に近づいた私は、彼のペニスから口を離した。深呼吸して酸素をむさぼる私に、
青年が気遣わしげな声をかけた。
「だっ、大丈夫です。ちょっと、興奮しすぎちゃいました」
 私は青年の顔を見返してにっこりと笑う。
「それより、お願いです。次はこっちにもあなたのおちんちんください……」
 私は彼に背を向けると、ステージに四つん這いになった。肘を突いて顔を両手の上に伏せ、
尻尾の生えた尻を彼のほうに突き出す。尻を左右に振り、尻尾を揺らしながら懇願した。
「お願いです……」
 ごくり
 生唾を飲み込む音が聞こえた。数秒後、尻尾の根元が掴まれ、ずるりと引き抜かれた。
プラグの太い部分が肛門を通過すると、あらかじめ注入してあったローションが少しこぼれた。
内腿を液体が伝い落ちる感触がある。
「い、いきますよ……」
「来て下さい、早く……」
 腰が両手で掴まれ、アヌスに熱い物が押し当てられた。快楽の予感に、私のアヌスが
ひくひくと震えた。

                              <TO BE CONTINUED>

――――――――――――――――――――

急な用事で一週間も間が開いちゃいました。週刊誌じゃないんだから。><

>>485
あれは別の方の作品です。マグナハウスの設定だけ拝借しました。
今回再登場のアリスさんなんかはキャラクタの造型が影響受けてますが。
あとはアキも一部近いかも。

>>486
壁|・∀・) ドモー

壁|ノシ ソレデハ
489BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/10(火) 21:23:06 ID:mYPz+1fk
壁|・_・)ノ ラストー!

――――――――――――――――――――

 ずるり
 とろけたアヌスに青年のペニスが侵入してくる。熱くほぐれたアヌスは、全く抵抗無く
それを受け入れた。体内を掻き分けて侵入してくる感触が感じられる。
「あっ、ああっ、んんっ、あああんっ!」
 肛門を一番太い部分が通過する感触。
 先端が内壁を押し広げながら中を突き進む感触。
 ペニスの竿が肛門を通過していく感触。
 そして先端が突き当たりを叩く感触。
 敏感になった神経がそれらを全て感じ取り、脳に送り込んでくる。背筋に電気のような
ものが走り、私は声を振り絞った。
「くっ、すごい、中は熱くて、僕のを締め付けてますよ……」
 全て挿入し終わったところで、一旦動作を止めた青年が声をかけてきた。
「お客様の、おちんちんも、とっても、熱くて、気持ちいいです。どうぞ、アリスのお尻、
お好きなように楽しんで、くださいませ」
『がちがちのちんぽ気持ちいい! もっと、もっと激しく、ケツマンコ犯して! アリスの
スケベなケツ穴、壊れるぐらい激しくして!』
 オブラートに包んだ言葉で続きを哀願し、おねだりをする。
 最初はゆっくりな動きだった。私の直腸内部を確かめるように、位置や角度を少しずつ
変えながらゆっくりストロークしてきた。はじめてのアナルファックに加減がつかめないの
かもしれない。私にとってはまるで焦らされているようなものだった。
「んっ、お客様、もっと激しくしても、大丈夫ですから」
『もっと、もっと激しくして! 焦らさないで! お尻の中ゴリゴリして!』
 青年の動きが少しずつ速くなってくる。体内を抉られる感触が全て快感に変換され、腰を
中心に私の全身がその快感に満たされた。全身の力が抜け、涎と精液を垂れ流しながら
アヌスからの快感をむさぼる。
「すっ、すごい! 女のあそこなんか比べ物にならない! アリスさんも、気持ちいいん
ですか!?」
 青年が私のアヌスを賞賛する。無論その間も腰の動きは一瞬も休まない。私は彼の腰の
動きに合わせて尻を振る。自身がより多くの快感を求めると同時に、彼のペニスにもより
多くの快感を与えるためだ。
「はっ、はいっ、ケツマンコ、ちんぽでゴリゴリされるのっ、気持ちいいのっ、大好きいっ!」
 快感の奔流に脳まで犯されながら、私は低下した思考能力で必死に言葉をつむいだ。
既に言葉のうわべを整える余裕は無く、思考がそのまま垂れ流しになっている。
「くっ、そ、そろそろ、限界です! 中に出しても、いいですか!?」
「はいっ、アリスの中にっ、ザーメンください! 熱いのいっぱい、どくどく注ぎ込んで、
くださいっ!」
490BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/10(火) 21:24:31 ID:mYPz+1fk
 それから数秒後。
 青年の腰が唐突に止まった。
 ペニスがぶるぶると痙攣し、ぐっと膨れ上がった。
 アヌスの奥に、熱いインパクトがあった。
 青年の腰が私の尻にぐいぐいと押し付けられ、先端も直腸最深部を抉った。。
 お尻の中にじわじわと熱いものが広がっていった。
 中出しされる快感に、私のペニスもビクンとはねた。まだ残っていた精液が飛び出し、
ステージの床面を叩いく。びちゃっという音がはっきりと聞こえた。
 快感の余韻に浸りながら、私はいまだに入ったままのペニスの感触をじっくり味わった。
柔らかくなっていくペニスを絞り上げるように、私のアヌスがひくひくと痙攣する。体内
では彼の精液が隙間に流れ込んでいく。自分の体内にそんな空間があるなど、普段は気が
つかないようなところを熱い液が満たしていった。
 ずるりと、青年のペニスが引き抜かれていく。私のアヌスはそれを名残惜しげに締め付けた。
「はあ〜〜〜……」
 後ろから大きな溜息が聞こえてきた。私はステージの上に横たわると、上体を起こして
横すわりの姿勢をとった。青年のほうを振り向き、彼に言葉をかける。
「い、いかがでしたか? 私のお尻は……?」
「さ、最高でした!」
 青年はそれだけ言うと、感極まったように言葉をとぎらせた。
「アリスのステージ、また見に来ていただけますか?」
「勿論です! 毎日通います!」
「ありがとうございます」
 私が彼に礼の言葉を述べたとき、フロアのほうから拍手が起こった。蒸しタオルを持った
アシスタントたちが出てきて、彼の身体を拭き清め、着衣を整えさせる。
 名残惜しげにテーブル席に戻った彼を、周りにいたほかの客たちが冷やかしたり肩を
叩いたりしている。会社の同僚か、あるいはプライベートな友人同士か……。いずれにせよ
親しい間柄らしい。
 周りの人たちと何やら言い合っていた青年の視線がこちらを向く。私は彼ににっこりと
微笑んで、小さく手を振った。釣られるように微笑んで手を振り返した彼の頭が、やっかみの
言葉とともに四方からの平手ではたかれる。周囲の席から笑い声が上がった。
 いつのまにか舞台の上にいたオーナーが、今日のステージの終了を告げた。アシスタント
たちに助け起こされながら私は客席に向かって一礼した。

                                     ―了―

*** Backyard ***

.()_().
( ・x・)
  「御疲れ様でした」
川 ^∀^)川 ^∀^)
  「今日はなんだかいい雰囲気だったんじゃな〜い?」
ノル ・_・ル
  「タしかに、恋人同士みたいな雰囲気でしたネ」
ノイ //∀//ノ
  「そんな事無いですって。いやほんとに」

――――――――――――――――――――

壁|ノシ デハマタ
491名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 10:47:12 ID:JyjwCbnt
BLUEさんに影響されて、シーメール物でなんか書いてみたけど…下手すぎて捨ててしまった。
自分で書いてみて改めてblueさんの凄さが身にしみたぜ…
492BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/17(火) 23:14:31 ID:kTSXZy57
壁|・_・) ホシュ

――――――――――――――――――――

* バッドエンド? *

 さまざまな困難を乗り越え、ついに魔王城にたどり着いた勇者アキと賢者ユキ(と使い魔ミズカ)。
ついに勇者と魔王の決戦が始まる!

||イ`・ω・)「いくよ、ユキちゃん!」
リリ`・▽・)「はい、姉さま!」
(`・∀・)「ハーイ!」
ノノゝ`・ヮ・ノ「さあ、我が腕の中で息絶えるがよい、勇者アキよ!」

   〜2ターン経過〜

||イ;>ω<)「きゅ〜」
リリ;・▽・)「ね、姉さまあ!」
ノノゝ`・ヮ・ノ「今のは○ラゾーマでは無い。○ラだ」
リリ;・▽・)「くっ! 私達を全滅させても、教会で復活してまた挑戦しに来ますからね!」
ノノゝ・ヮ・ノ「床に這い蹲りながら言っても迫力ないわよ。でもそれも困るわね。
      じゃあ息絶えてもらうのはやめにしましょうか」
リリ;・▽・)「え?」
ノノゝ・ヮ・ノ「替わりにこうしましょう」パチン⌒☆

 魔王が指をはじくと、ユキの周りに赤い魔法陣が浮き上がる。
何事かと見回すユキの周りに、無数の触手が床から生えるように現れた。
触手がユキを絡め取ると、巨大なイソギンチャク状の本体が魔方陣から現れる。

リリ;・▽・)「な、なにっ! いやっ、離して!」

 触手がユキを本体のほうへ引き寄せる。
振り返ったユキは、本体の中央から立ち上がる巨大な男根状の器官を見た。
半透明の筒の中には、白い卵が無数に見えている。

リリ;・▽・)「やっ、やだっ、まさか、いやあっ!」
ノノゝ・ヮ・ノ「うふふ。あなたには魔獣軍団のお母さんになってもらうわね」

 半狂乱になってもがくユキを、触手が容赦なく引きずり寄せる。
魔王の放った火炎呪文のためにぼろぼろになっていたローブが触手によって引き剥がされた。
 両腕と太ももに触手が巻きつき、ユキを宙吊りにする。
イソギンチャクの産卵管の上に運ばれたユキは、最後の悲鳴をあげた。

リリ;・▽・)「いやっ、いやあっ! 助けて、姉さまあっ!」
ノノゝ・ヮ・ノ「うふふ、残念でした。
      勇者様は私が直々に可愛がってあげるから、心配しなくていいわよ」
493BLUE ◆ROSE/9P7pw :2009/02/17(火) 23:17:05 ID:kTSXZy57
 ずぶずぶ。
 ユキのアヌスに男根の形をした産卵管が突き刺さり、早速卵を産み付け始める。
魔王が再び指をはじくと、イソギンチャクがユキを抱え込んだまま沈み始めた。

リリ ;▽;)「うっ、いやあ、姉さまあ……」

 イソギンチャクとユキの姿が消え、魔方陣も消失する。
後には魔王リカと、呪文の直撃を受けて半死半生のアキだけが残った。

ノノゝ・ヮ・ノ「あら? 使い魔みたいなのが一匹居たと思ったんだけど……。
      まあいいわ。さて、たっぷりかわいがってあげるからね、勇者アキちゃん」

 アキを抱き上げ、闇の中へと消えていく魔王。魔王城の広間に、静寂だけが残った。

                              <続く?>

――――――――――――――――――――

>>491
愛さえあればなのです。
一レス物のショートショートなどから始めるといいのですよ。


壁|ノシ ソレデハ
494BLUE ◆ROSE/9P7pw
壁|・_・)ノ フタタビホシュ

――――――――――――――――――――

* ペットにされちゃった? *

||イ;-ω-)「……んっ、うーん」
ノノゝ・ヮ・ノ「あら、お目覚めね、勇者様」
||イ`・ω・)!「ま、魔王!」

 ベッドの上で意識を取り戻したアキは、すぐ目の前にあった魔王リカの顔に驚愕した。
慌てて距離をとろうとして、手足がうまく動かない事に気づく。

ノノゝ・ヮ・ノ「うふふ、自分の身体をよく見てみなさい」

 自分の身体を見下ろしたアキは、腕と脚が異形に変化しているのに気づいた。
腕は上腕の半ばから、脚は太ももから下が、白い毛に覆われた獣の脚になっている。

||イ;・ω・)「な、なっ、なにこれっ!」
ノノゝ・ヮ・ノ「脚だけじゃないのよ」

 魔王がアキの頭に手を伸ばす。思わず首をすくめるアキの頭を魔王の掌がなでた。
頭を撫で回されると、髪を触られる以外の感触があった。

||イ;・ω・)「あれ……?」
ノノゝ・ヮ・ノ「見て御覧なさい」

 魔王が手鏡を差し出す。それに映る顔の上に、ぴんと尖った三角形の耳がある。

||イ;・ω・)「い、犬の、耳……?」
ノノゝ・ヮ・ノ「犬じゃなくて狼だけどね。尻尾もあるのよ」

 人間の姿を動物に変え、知恵も記憶も失わせる呪い。魔王はそれをあえて中途半端に
かけることで、アキを半人半獣の姿に変えたのだった。

ノノゝ・ヮ・ノ「うふふ、可愛いペットの出来上がり。たっぷり可愛がってあげるわね」
||イ;・ω・)「ま、待って。ユキちゃんは、どこ?」
ノノゝ・ヮ・ノ「ああ、あの魔道師の子? 御覧なさい」

 手鏡がもう一度向けられた。鏡面が暗くなり、牢獄のような石壁の部屋が浮かび上がる。

||イ;・ω・)「……ユキちゃん!」

 牢獄の中央にユキの姿があった。巨大なイソギンチャク型の魔物に雁字搦めに拘束され、
口とアヌスに太い触手を挿入され、乳房とペニスが無数の小さな魔物にたかられたユキの姿が。

ノノゝ・ヮ・ノ「あの子には魔獣の母胎になってもらってるわ」
||イ;・ω・)「ユキちゃん、ユキちゃあん!」
ノノゝ・ヮ・ノ「ああ、駄目駄目。音は伝わらないわよ。私達の姿はあちらからも見えるけど」

 ベッドの上に横たわるアキの背後から、衣服を脱ぎ捨てた魔王がのしかかる。
手足の自由が利かないアキは、拘束されているわけではないにもかかわらずそれから
逃れることが出来なかった。
 魔王のペニスがアキのアヌスを犯し、精を注ぎ込み、その手がペニスをしごき、
精を噴き出させる。
 一部始終をユキに見せ付けながら、魔王はアキを犯し尽くした。

<続く?>