葉月は階段を下りて玄関にたどり着く、すると
ガチャ
「あ、青くん」
「あ、姉ちゃんどうです」
「うん、今は静かに寝ていると思うわ」
玄関で他愛もない話を交わす葉月と青。青は空がどんな状態でいるかは葉月が発言した限りまでしか想像がつかないが。
「じゃあ、私は遅くなるしそろそろお邪魔するね」
「あ、はい」
そう言って葉月は暗くなって、電灯の光が照らす夜道を歩き帰っていった
青はそれを見送ってからスーパーの袋を一旦キッチンのガスコンロの横のスペースに置いた後、空の様子を見に階段を上がる
「姉ちゃん、大丈夫かな」
(・・・ん・・・私)
空はかすかに意識を取り戻しつつ、自分の状況を必死にまとめようとしていた
(確か・・・鳥飼さんが来て・・・)
ふと、ドアからノックの音がする
「姉ちゃん、入るよー」
「ん・・・」
その青の声を聞いて無意識に答える空
(・・・確かいきなりネギを挿されて・・・ネギ・・・!?)
ガチャ
「姉ちゃんどう?熱下がっ・・・」
そういって青の体と思考が冷えたように固まる
「え・・・えーっと」
しかし、ネギを普通挿さないような場所に挿している姉の姿を見ては仕方ないかもしれない
(-ラ-)
とりあえずこんな感じで・・・うわぁ、ほかの書き手さんにどう謝罪したらいいものか・・・
それとネギの事に関してなんですけど、最初は九州でよく売られている万能ネギでもいいかなとは思ったんですけど
見た感じ1本1本細い気がするので、プレイ的に(?)どうかと思って、いろんな意味で世界観壊してしまった気がするけど
白ネギを使ってしまいました・・・
ということで、お目汚し失礼しました(でも、何かしら浮かんだらまた書き始めるかも・・・)
ネギの時点で展開がわかるから困る
926 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 16:22:42 ID:MSIQt+qf
初めてSSを書きます。根岸×神谷。
まだ途中ですが。いろいろ不甲斐ない所があると思いますが、
温かい目で見てくれれば嬉しいです。
927 :
根岸×神谷:2007/12/29(土) 16:26:33 ID:MSIQt+qf
「これじゃ、あいつ行かない方がよかったな・・・」
大地はそう呟き、雨の雑音を聞いていた。
今日、みなもは珍しく友達と天神に遊びに行ったらしい。
だがみなもが行った後、昼頃から雨が降り出し、今はどしゃぶり程の雨。
(みなもに友達が居たのはよかったが、この雨じゃなぁ・・・)
両親は居ないし、犬男はすやすやと眠りに落ちていた。
犬男は一度寝るとなかなか起きない体質で当分目覚めそうもない。
そう、今日家に居るのは大地1人だけ。
特にすることもなく、大地はテレビのバラエティー番組を見ていた。
ピーンポーン・・・・
家のチャイムが鳴る。
(こんな雨に誰だろ・・?)
不思議に思いながら、玄関に向かう。
「はーい・・・」
ガチャリ、とドアを開ける。
「あ、こんばんは。」
ニコリ、と爽やかな笑顔で少女が言う。
その顔を見た瞬間大地は硬直した。
「な・・・っ・・・!?」
「どうしたんですか?根岸くん」
・・・・神谷だった。
928 :
根岸×神谷:2007/12/29(土) 16:31:04 ID:MSIQt+qf
「ど、どうしたんですか、じゃねーよっ!どどどうしてお前っ・・・!?」
大地は早口になりどもりながらも、そう言う。
そう、神谷はずぶ濡れだったのだ。
雨で服が透けて、下着なんかも見えている。
「あはは、見ての通りずぶ濡れじゃないですか。それでですね、偶然根岸くんの家に通りかかった訳ですよ。だから根岸くんの服貸してもらおうかな、なんて・・・」
「ダメですか?」
「いや、ダメってわけじゃないけどよ・・・」
大地はできるだけ神谷を見ないように喋る。
・・・下着だって丸見えなのだ。思春期の男なら赤くならざるをえない。
「じゃあ、早く貸してくださいよぉ。寒いんですから」
「わ、わかったよ・・・」
「ここで待ってますね」
「あ、いや・・・・」
ここは玄関だ。
いくらなんでも座らせた方がいいだろうし、もっと暖かい所じゃないといけないか・・・・
「・・・じゃあ、中入れよ」
「え?」
神谷はきょとんとする。
「だっ、だから!ここじゃなんだろ!?だから家の中入れっていってんだよ!」
「あ、そゆことですか。わかりました。じゃあお邪魔させて頂きますねっ」
「・・・・じゃあ、代わりの服持ってくるから。ここで待ってろよ?」
「はいっ、分かりました。」
神谷を大地の部屋に連れて行き、ココで待たせることにした。
929 :
根岸×神谷:2007/12/29(土) 16:35:08 ID:MSIQt+qf
大地は服がある場所に行く。
(・・・んん、みなもの服は神谷に小さいから無理だよな・・・)
(でも、俺の服っていっても何着せれば・・・)
悶々と思いながら10分以上がたつ。
そして妥当な服に決め、大地の部屋に戻る。
「神谷ー待たせ・・・・」
「うわぁっ!?」
「あ、根岸くん!」
神谷は嬉しそうにいう。
しかし・・・神谷はあられもない姿になっていた。
服は脱ぎ散らしていて、ほぼ全裸。オマケに濡れている。
かろうじてパンツは穿いているが・・・・・・
******
はい、ここまでです。
中途半端ですみません;;
初めてのSS投下なのでビビリまくりです;
>>929 ちょww生殺しww
そんなに萎縮線でもいいからw
てっきり神谷を風呂に入れる展開かとオモタ
>>929 おおおおお期待!!
できたらみなもを絡めての展開にも期待!!
>>929 職人歓迎!つか、もっと堂々と書いてくれw
ただでさえ、500KB行く前に1001行っちゃうくらいのスレなんだし
933 :
根岸×神谷 :2007/12/30(日) 00:40:08 ID:U2S1S/9Y
「最初で最後のイタズラ」
授業が早く終わったので根岸は部室に向かった。別に優等生ぶっているわけではない。他にやることがなかっただけである。
そして部室に入ると案の定だれもいなかった。
「しかたねーー・・・だれか来るまで昼寝でもすっか」
こういうとき部室があると便利だなとつくづく思いながら机にうつ伏せになった。
そして根岸はしばらく眠りについた。
「あ、根岸君、おはようございます。あ、でも今は午後ですからこんにちはですかね。」
そこにいたのは神谷だった。どうやら他の部員はまだ来てないらしい。
「おう。来たのはお前一人だけか。だったらもう少し寝ててもいいかな。」
「ちょっとそれは酷いですよ根岸君〜〜〜だったら私もまたイタズラしちゃいますよ〜〜」
またってお前、オレが寝てる間になにかしたのか!!」
根岸がいつものように問い詰めると神谷もいつものようにあっさり白状した。
しかし今回は少し違った。
「はい、しましたよ〜〜こんなチャンスもうないと思いましたからね〜
なので安心してください、このイタズラはこれが最初で最後です」
「でも・・・どんなイタズラしたかはヒミツです」
そう言い終えると神谷は無邪気にニッコリ微笑んだ。
しかしその天真爛漫な笑顔に騙されまいと根岸はすかさず突っ込みを入れる。
「お前そこまで白状してんならふつー何したか言うだろ!!」
そうやって根岸がさらに迫ると、なんと神谷は根岸との目線を外し下を向いてうつむいてしまった。
その反応に根岸が驚かないはずがない。
(・・・あれ?どうしたんだコイツ・・・こんなことで萎縮するヤツだったっけ・・・)
普段の彼女からは想像もできなかったので根岸はしばし唖然としてしまった。
934 :
根岸×神谷 :2007/12/30(日) 00:40:36 ID:U2S1S/9Y
しばらく沈黙の時間が過ぎていく。まるで部室内の時が止まってしまったかのように二人は何も話さない。
この雰囲気をどうにかしようと根岸が「言いたくないなら・・・」と言おうと口を開いた瞬間
「・・・わけないじゃないですか・・・・」
神谷が小声で囁くようにつぶやいたのが微かに聞こえた。
「・・・言える訳ないじゃないですか・・・・・・・・・・したなんて・・・・・」
そう言うと神谷はまたうつむいて黙りこんでしまった。
しかしあまりに小声だったので、根岸は神谷が何と言ったのかうまく聞き取れなかったが
「・・・わかったよ・・・」と返事をした。
神谷の今までに見せたことない真剣な態度
だけはわかった。もうそれだけで十分だった。
根岸はそれ以上詰問することはしなかった。
「あ、そろそろみなさんが来るんじゃないですか〜〜さぁ準備準備!」
そう言うと神谷はいつものように屈託のない明るい表情で部室の外に出て行った。
結局神谷のイタズラがなんだったのかは分からず終いだったが、それよりも神谷朝霞という一人の女の子の存在がその後
根岸を悩ませることになった。
初投下です。自分も未熟ですが・・・・
935 :
929:2007/12/30(日) 02:49:14 ID:Hy0KbnR8
皆さんありがとうございます!!><
てっきり叩かれるものだと思っていたので本当によかったです。
今日なかなか眠れずにいたのでSSの続きを書いていたら、
書き終わってしまいww
投下した方がいいでしょうか?出来がヒドイんですが;
>>934 根岸×神谷がまた見れるとはwww
この2人の関係が一番好きだったりするので嬉しいです・・・v
好きにするがいい。俺らはただ乙するだけさ。
>>934 GJ!葱神人気だなー
そもそも誰に断ってんの?
許可出せる立場の人間なんておらんだろうに
938 :
929:2007/12/30(日) 03:41:54 ID:Hy0KbnR8
>>937 SS初心者なので、こうゆうのは許可が必要なのかなと。
必要ないんですね。ありがとうございます。
939 :
929:2007/12/30(日) 03:46:19 ID:Hy0KbnR8
続きから〜。
******
「なっ・・・なな何してんだよ神谷!!??」
「だって根岸くんてば、待ってもなかなか来ないじゃないですかー。ずっとぐしょぐしょに濡れた服なんて着てられませんってば!」
神谷は少し怒った感じで言う。
「あ、服、持ってきたんですか?」
そういって神谷が俺の手に持っていた服を指差す。
「え、あ、ん、まあ・・・」
そういって目を逸らしながら神谷に服とタオルを渡す。
(神谷はいつもと調子が同じだし、逆にこっちの調子が狂っちまうじゃねえか・・・)
「あ、あのよ。着替え終わったら行ってくれよ・・・」
そういい残し、大地は自分の部屋を出ようする。
・・・・・・が。
「あっ!ちょ、ちょぉっとまってください、根岸くん!」
神谷は根岸の腕をギュっとつかむ。
・・・ふみゅ。
・・・・なんだか柔らかい感触がした。
大地は何秒間か「?」としていたが、すぐにこの感触の先を知る。
この感触の先を知るやいなや、即座に神谷の手を振りほどく。
940 :
根岸×神谷:2007/12/30(日) 03:47:54 ID:Hy0KbnR8
「なっなっなな・・・!!」
根岸は顔が真っ赤になり、思うように口が動かない。
この感触が触れるだけでも大地は硬直してしまうのに、直に、だ。神谷は裸なのだ。
「根岸くん?・・・どうしましたか?」
「〜〜〜〜っ!!なっ、なんでもねえよ!もうなんでもいいから、早く服着ろよ!!」
このままでは理性が抑えきれないと悟った大地は、神谷に早く服を着させるように命じる。
「でも・・・根岸くんがどこか行っちゃう・・・・」
「じゃ、じゃあもうココにいるから!!そ、それでいいだろ・・・?」
神谷がぱあっと明るくなる。
「はいっ!」
(こ、これじゃますます理性が抑えなくなるんじゃ・・・)
そう思いながらも、神谷の悲しげな瞳には負けてしまう。
941 :
根岸×神谷:2007/12/30(日) 03:50:02 ID:Hy0KbnR8
「・・・あのぅ、根岸くん。」
「次は何だよ?」
「私のぱんつ、脱ぐの手伝ってくれますか?」
(・・・・・・・・・・・・・は?)
「ぱんつも雨で濡れちゃってるんです。なんだか気持ち悪いですもん。さっきまで、服脱ぐの大変だったんですよぉ。ほら、濡れた服って脱ぎにくいじゃないですか!」
「あーそうだよな、あるあるー・・・・ってオイ!?」
「?」
神谷はさも不思議そうな顔でいう。
(こいつ、まさか兄貴とかにまでこんなこと手伝わせてんのか・・・?
そんなの、うらやま・・・・ってじゃない!!ぜ、全然そんなこと思ってないからな!!?)
大地は自分自身で誰に言ってるか分からず、ただただ自問自答をしていた。
「・・・・嫌だっても聞かないんだろ・・?」
「もちろんです!根岸くんに拒否権はありませんっ」
「ったく・・・」
大地は呆れた風に言いつつ、神谷がなんとも思ってないなら別にいいかな・・・なんて少しばかり思っていた。
それでまた自問自答をするのだが。
「じゃ、じゃあ・・・脱がせるぞ・・・?」
「はいっ」
根岸が神谷のぱんつを手にかけ、脱がせようとする。
942 :
根岸×神谷:2007/12/30(日) 03:54:25 ID:Hy0KbnR8
・・・そのときだ。
「ただいまー!」
バタバタバタッと走る音が聞こえる。
「んーどこにもいないな?あ、おにぃの部屋はまだ見てないや!」
ガチャリ、とみなもが大地の部屋を手にかける。
「おにぃ〜〜〜っ!ただいまーーーー!!」
「・・・・・おにぃ?」
「よ、よお・・・・」
「・・・なんだおにぃ。ずっと寝てたんだ?まったくもぉ、不健康なんだから!」
「い、いや・・・・あははは・・・」
大地が顔を引きつらせながら笑う。・・・どう見ても不自然だ。
「・・・おにぃ太った?なんだか布団がふっくらしてるよ?」
「そっそうか!?全然そんなことないぞ!?あ、でもさっき家で豚ラーメン3杯も食べちまったからな!!あはっ、ははあははは・・・」
「おにぃ、うちにはラーメンなんかないよ?」
「・・・・・うっ・・・・」
・・・・墓穴だ。
「・・・まぁいっか!今日、私がご飯作ってあげるね!ねっおにぃ☆」
「お、おう!」
そしてみなもは大地の部屋を出る。
「ふぅーーー・・・・」
安堵のため息が漏れる。
「・・・根岸くんて、みなもちゃんに愛されてますねえ・・・」
そう言い、神谷が布団から体を出す。
「ばっ馬鹿いってんじゃねぇよ!」
「そうそう。いい忘れてたっ。おにぃっ。今日の晩ご飯何がー・・・・・」
『あ。』
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・き」
「・・・・・・き?」
「き、きゃぁぁぁあああああああああっ〜〜〜〜!!!!!」
根岸の家は、みなもの悲鳴で木霊していた・・・・
おしまい。
*****
はいw途中からなんかもう滅茶苦茶になってしまいww
ありがとうございました。では、おやすみなさい。
投下するのは良いんだが、とりあえずsageて欲しい
あとここはあまり馴れ合う場所でもないから
そのノリはちょっと自重するほうがいい。
偉そうなもの言いでアレだが、とりあえず。
投下する側もいろいろ迷ったり、恥ずかしかったりするから、投下してもいいでしょうか?
と効かれたら一回ぐらいはどうぞ、と背中を押してあげるのがマナー。
あんまりしつこいようなら注意する。
AM7:00 起床
着替えの後、隣の部屋で寝ている妹みなもを起こす。
寝相が悪い妹に悪戦苦闘しながら、何とか起こすことに成功。
寝ぼけて自分がいる前で着替えようとする妹を慌てて制止し、急いで階段を駆け下りる。
鼓動を沈めながら、溜息を吐いた後、朝食作りを開始。
AM7:20 朝食
献立は白米、目玉焼き、ウインナー。二人分作り、皿に盛る。
TVをつけ、台所の椅子に座って休憩しながら妹を待つ。
5分後、顔を洗った妹が部屋に入るのを確認すると同時に冷蔵庫から牛乳を出す。
コップに妹と自分の二人分注ぎ、机に置く。
そして、いただきます、と声を合わせ朝食開始。
AM7:40 身支度
朝食を片し、洗面所で妹と並んで歯磨きと洗顔。
妹の口の周りに牛乳がついていることに気づき、タオルで擦る。
まだまだ子供だな、と苦笑が漏れると同時に微笑ましさを感じる。
しかし、そんな感慨に耽ってしまった自分が気恥ずかしくなり、乱暴に妹の頭を撫で繰り回す。
AM7:50 餌やり
慌てて洗面所から出て、台所で犬男の餌を用意する。
ケージに入ってすやすやと寝ている犬男の横に、餌を置いておく。
犬のくせに警戒心ないな、なんてことを思いながら犬男の寝顔を見つめる。
と、妹に呼ばれたので玄関へ急ぐ。
AM8:00 出発
玄関においてある学生鞄を持ち、妹を先に家から出す。
自分も出て、鍵をかける。しっかり鍵がかかっていることを確認して、道路で待つ妹の元へ。
妹と合流後、学校への道が分かれるまで一緒に登校。
10分後、妹と分かれる。
そのとき、「他の人にあんまりデレデレしちゃダメだからね」などというわけのわからないことを言われる。
全く意味がわからない。だが、その後言われた、「おにぃなら気づかないか」という言葉のほうが気にかかる。
自分が何に気づかないというのだろうか。
AM8:15 登校途中
先ほどの言葉の意味を考えながら歩いていると、佐々木と会う。
特に離れる理由もなかったので、話しながら登校することにする。
しばらく雑談しながら歩いていたが、靴箱前で「栗原と一緒じゃないと違和感あるかもな」と言ったら何故か急に喋らなくなった。
何か不味いことでも言ってしまったのだろうか、と思っていると不意に駆け出し、行ってしまった。
しばし、呆然としていたが後ろから声をかけられ、驚きで意識が戻る。空閑だった。
「ふぅ、根岸ちゃんにも困ったものね」とだけ言って風のように去ってしまった。
意味はやっぱり、よくわからなかった。
空閑は部長と付き合うようになってから、より一層ミステリアスな雰囲気を醸し出すようになった気がする。
部長が何かしているのだろうか…、そんなことを考えながら教室に向かう。
947 :
(青×夏海):2007/12/30(日) 12:33:01 ID:trrdj/XI
「お、青く〜ん!」
「…あ、こんにちは…えっと…姉ちゃんの友達の…」
「麻生。麻生夏海ったい」
「あ、麻生さん」
「あぁん、夏海でよか」
学校からの帰り道、あと少しで家というところで青を呼び止めたその人は、小走りに駆けてくると青の横に並んだ。
何度か会っている姉の友人。最近会ったのは…確か、姉の見舞いに来た時か。
妙にテンションが高いのは一人のときでも変わらないらしく、青の視線のやや上でニコニコと笑っている。
「今日はどうしたんですか? えっと…夏海さん」
「ん? いやぁ、空にノート借りっぱなしやったからねぇ。
返そう思っとうけど、珍しく部活にもおらんかったし、家まで行くしかなかって思って」
『姉ちゃんにノートを借りて参考になるのか?』と、日ごろの姉の振る舞いを知る青は疑問符を浮かべるが口には出さない。
やがて家までたどり着くと、青はドアノブを引く…が、開かない。
「あれ? 姉ちゃんまだ帰ってないのかな?」
言いながら、ごそごそと鍵を取り出す。
「あぁ、そうみたいやね」
「ノート、預かりますよ」
と、夏海の額に縦スジが何本かさっと入る。そして何故か、慌てたように
「えぇええと、いやあ、実はまだ分からないところがあるったい、ちょっと待たせてもらっても…」
「あ、ええ、いいですよ。どうぞ…えっとスリッパを…」
先に上がり、スリッパ立てに身をかがめた瞬間、
「!?」
青の腰にしがみつく柔らかい腕。
そして腰の辺りにギュッと押し付けられるのは……胸?
948 :
(青×夏海):2007/12/30(日) 12:33:35 ID:trrdj/XI
「あ! えっと、夏海さん?」
「いやぁ、いいからいいから、青くんはちょっと静かにしといてくれたらよかよ?」
左腕で青を自分の胸に押し付けながら、器用に右手だけで青の股間をまさぐる。
布地の上からでも分かる細い指と、蠢くような指の動き。
夏海の右手は、次第に大きくなり始めた青の股間を絶え間なく刺激する。
シャフトの部分を大きくなぞったかと思えば、袋の部分をこそこそとくすぐる。
「夏海さん、ダメですってば!」
「あはっ、勃っとう勃っとう!」
まるで青の言葉など聞こえないみたいに、大きくなったモノに無邪気な声をあげる。
いつの間にやら左腕も前に回して、まるで青を抱え込むようにしながら、両手を投入する。
ジッパーを下ろす音と共に、ごそごそとトランクスをいじられる感触。
慌てて両手で押さえ込もうとしたが間一髪間に合わず、青自身が外に飛び出す。
「いやぁ〜流石中学生は元気やねぇ。ほれ、もうこんなに濡れとうよ?」
夏海の声のまま目を向けると、人差し指と中指の間に、透明な液体が糸を引いている。
その間にも右手はようやく自由に刺激できるようになった竿を、ゆるゆるとしごいていた。
「あの、夏海さん、なんでこんな…」
「んー、青くんくらいの中学生って、どげんかいなって思って。
やっぱり剥けて、毛も生えとうね」
皮の部分を上手く使いながら、ゆるゆると亀頭を刺激する。
「いや…い…」
「ふふ〜ん、今青くん、ビクビクぅってしよう? 『いいです』って声に出そうになっとうし」
「違いますって!」
振り向いた夏海の目は、意地悪そうな弧を描いている。
949 :
(青×夏海):2007/12/30(日) 12:34:09 ID:trrdj/XI
「そげん気持ちよさそうな顔して言ったって説得力なかろうもん。
あはっ、またちょっと大きくなっとうし」
右手で擦っている間に左手に自分の唾を塗りたくって、その左手を青の竿全体に塗りこむ。
青の先走りと夏海の唾が一緒になって、チュッチュと卑猥な音を立て始める。
青の両腕は最早夏海の腕を押さえ込むことすらできず、ただ握っているだけ。
それがまるで、青が夏海にこの行為をさせているかのような感覚すら青に与えてくる。
「青くん、気持ち良かと?」
「あ…いや…」
「無理せんでも良かよ。ほら、ずっと私の指の中でビクビク震えとるもん」
「…」
「こげんくちゅくちゅになって、私にしこしこぉってされて、まだ意地張るんかいな?」
自分の先走りと夏海の唾でどろどろになった青の竿は、続きっぱなしの指の刺激に耐えかねて。
夏海の指はゆるゆると竿を往復したかと思ったら、カリの部分を回すようにいじくり、その間にも別の手で袋の中の玉を転がす。
「ほれほれ、青くん? 気付いてないんかいな? 私が指動かすんと一緒に青くんの腰、動いとうよ?」
言われて青はハッとなる。事実、無意識に…そして夏海に指摘されてもなお、青の腰は更に刺激を求めようと前後に動いている。
「あはっ、言われてもやめんとは、青くんはちかっぱエッチやねぇ」
「そんなこと…!」
「きゅうけ〜い」
950 :
(青×夏海):2007/12/30(日) 12:34:38 ID:trrdj/XI
唐突に刺激が途絶える。
後ろから胸を押し付けてくることに変わりないが、さっきまでの刺激が途絶える。
夏海の両手は、青のベルトの辺りで文字通り休憩していた。
「あの…夏海さん?」
「?」
まさかもっと刺激してください、とは口が裂けてもいえない。
いつの間にか自分も靴を脱いで玄関に上がったのか、夏海の吐息が青の耳の辺りに当たる。
「青くんは気持ちよくなかけん、もう私にしてもらわんでもよかね」
「いえ…その…」
無意識に腰が前後に蠢くが、先ほどまでの柔らかい刺激はそこにはない。
夏海の前髪だろうか、さわさわと青のうなじをくすぐる。
「青くんも男やったら、自分で言わな…」
夏海が青の耳たぶをかぷっと甘噛みしたとき、青の中で何かが弾けた。
「夏海さん…もっと…してください!」
まるで電気回路のスイッチが入ったみたいに、夏海の手が青の股間に伸びる。
右手で竿を大きくしごきながら、左手でカリをくすぐる。
さっきとは比べものにならない程単調な動き。それでも…
「あ、夏海さん…すごいですって…」
「あはっ、青くんどんどん大きくなっとうね? 先走りもこげん出して…」
「だって、すげえ気持ちいいから」
「ホント? 私の指って気持ち良かとね? オナニーするときよりも?」
「あ、そんなん、全然比べられませんよ…」
「青くんは正直やねぇ…お姉ちゃんの友達に玄関でおちんちんしごかれて、それでこげん声あげるなんて」
「夏海さん気持ちよすぎるんですって…」
「あ、またビクビクぅってなっとう……ゴメン! 青くん!」
951 :
(青×夏海):2007/12/30(日) 12:34:59 ID:trrdj/XI
と、夏海は両手を突然離すと、青の肩を掴んで半回転させる。
そしてグッと床に押さえ込んで寝かせると、スカートの下からショーツだけを取り出した。
青は成すがままに、ただ呆然とその光景を見上げる。
ただ思ったのは、夏海の手のショーツが銀色の糸を引いていたこと。
そのまま夏海は青を跨ぐと、ごそごそとスカートの中で青の竿を掴む。
長いスカートが邪魔をして青には状況が分からない。
熱に浮かされたように頬を赤く、そして瞳を潤ませて、夏海が少し腰を浮かせると、くちゅっと音がする。
青の亀頭には吸い付くような感覚。
「青くん、入れるよ?」
先端が生暖かい感触に包まれたのも束の間、じゅっと音を立てると共に竿全体が包まれる。
「あ…夏海さん…」
「青くん…おっきかねぇ…」
うっとりとした目つきのまま、しばらくグリグリと奥に押し付けた後、夏海はゆっくりと腰を動かし始める。
「あはっ、青くん、ちかっぱ気持ちよか…ん、あん」
「夏海さん…俺も…」
952 :
(青×夏海):2007/12/30(日) 12:35:37 ID:trrdj/XI
ゆっくりとした動きは次第に早く、そして本能的に青も腰を動かし始める。
「青くん、腰動かすの、んッ、上手かね…ああ、聞こえる?
私のおまんこと青くんのおちんちん、音出してるの?」
「うん、あ…凄い聞こえますよ…くちゅくちゅって…」
「ああ、そげん声に出して言うたら、また気持ちよく…青くん!」
「夏海さん…そんな締め付けないで…もういっちゃうって!」
「私のせいじゃなかよ…青くんのがどんどん大きくなるったい、いっぱいで…」
「どっちでもいいよ…すげえ気持ちいいから…」
「男の子だけ先にイッっちゃダメったい…ほら、青くん、胸も触って…」
左手で身体を支えながら、右手だけでブラウスのボタンを取ると、夏海の大きめの胸が露になる。
青は両手を伸ばしてブラを上にずらしあげると、少し乱暴に刺激する。
「夏海さん…胸も柔らかい、ああ、下も凄い柔らかいのに…」
「青くん、胸触るの上手……胸も下も気持ちよくておかしくなる」
「夏海さん! ああ、締め付ける…気持ちいいです!」
「あん、青くん、そんなに突いたらまたくちゅくちゅって音が大きくなるッ!
青くんのおちんちん、中学生なのに気持ちいい…」
「夏海さんのだって、すごいぬるぬるしてて、俺もう…」
「イクと? あ、私ももうすぐイクから…もうちょっと待たんね?」
「ああ、イキます…出ちゃいますって…夏海さん!」
「青くん、青くん…このまま出しぃ。ね、青くんちかっぱエッチやから、このまま出しくなかとね?」
「うん、このままイク…あ、夏海さん…出るッ!!」
びゅるっ、びゅるっ、びゅるっ
「あ、青くん、出てる…ちかっぱ出とうし…ん、あ、私も…あ、イクッ!!!!」
青の白濁を吸い尽くすように、夏海がギュッと締め付ける。
びゅるっ、びゅるっ、びゅるっ
それに応えるかのように、更に青は出し続けて…
「青くん……出しすぎ………」
うっとりとした声をあげて倒れこむ夏海を、まどろんだ視界の中で青は見上げた。
―――
(…青と、麻生さんが、何やらエッチなことをしている…)
(…別にするのはいいのだが…………私はどのタイミングで家に入ればいいんだろう…)
久しぶりに投下…って、麻生さんはどこの痴女だよこれorz
東人に九州弁はハードルが高いぜ
参考文献「スケッチブックパーフェクトワークブック」の麻生夏海の博多弁講座
皆様よいお年を
ちかっぱGJ
>>952 うおおおおおおおお!!!!
これはエロ過ぎ!麻生エロ杉だろ!!!
おっぱい気持ちよすぎ!GGGJJJJJ!!!
うーむナチュラル
お見事です GJ
>>952 するのはいいのかw
それにしてもGJ!
958 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 14:11:06 ID:vqM3ZpU3
GJです
内容の濃いものばかりだったなぁ……
そろそろ次スレかな、と思うのですが、テンプレはどうしましょう?
前スレ(このスレ)のURL+αですかね
今年最後は夏海で〆た。気持ちよかったばい Thx
>>958 保管庫があるわけでもないからこのスレのURLくらいでいいんじゃね
ってかsageる癖つけろよ…
>>952 麻生さんエロすぎじゃねえかああああああああ!
これはよいエロス
ありゃ、このあいだ保守したときにsageのチェック外したままだったか
失礼した
>>946の続きにも期待しておく!!
こういう形式のもいいね
ちかっぱよかったGJ
てか友人家の玄関先でなにやってんだwww
冬コミ(二日目)でスケブの同人誌をちかっぱ買ってきたと。
ばってんエロ本は一冊も無かったばい。
そりゃ二日目だからなぁ……
三日目でもないと思う
エロ描くようなもんでもないからな
冷静にひどいこと言うね
俺も買ってきた。数は少なかったが、収穫としては上々だった。涼風可愛いよ涼風。
最終日もこれから参戦するが、パンフで調べた限りでは・・・・・・正直、期待薄。(汗
やっぱ4コマ系かイラスト系が多い?
ストーリー物があるなら通販ででも手に入れたいところなんだが
>>970 やっぱ4コマか、あっても2、3ページの漫画だなぁ
俺もストーリーもの1冊くらいは期待してたんだが、残念
ますますアニメ制作スタッフの苦労がしのばれる