hackのエロパロ vol.15

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259名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 19:41:17 ID:lJ9QyDph
グッジョブだ。
260名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 21:35:10 ID:kkT2MMfW
>>258
志乃分補給補給w
このスレ人少ないけど
ネタ浮かんだらまたよろしく願います
261名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 05:50:18 ID:pcn7xIoz
おまいら乙
トーナメント3日目・「もものしゃけは静かに暮らしたい」編投下
262名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 05:52:22 ID:pcn7xIoz

『あるのはただ、前進してゆく力だけだ。
 その力を創造しなければならない。解決なぞ、そのあとで見つかる』

                                【アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ  フランスの作家・飛行機乗り】























「赤ちゃんみたいですよ、亮クン……」

胸を吸い続ける俺を千草が小さく笑いながら揶揄する。
反論することもなく、俺は千草の胸の突起を吸い続けた。
すると千草が俺の髪を撫でながら、両腕を背中に廻してくる。
さっきは少しばかり攻めすぎたかと思ったが今日の千草は割と機嫌が良いらしい。
相変わらず大きいとは言えねぇが、俺は千草の胸が好きだ。
現にこうやって吸ってると落ち着くし……アレだ、おしゃぶり咥えたり指咥えたりする赤ん坊の感覚に近い。
が、さすがに赤ちゃん呼ばわりされるのは
志乃にならまだしも千草から言われるっつーのは……ちょっと納得できない。
こりゃ今夜もおしおき確定、だな。

「っ!? りょ、亮クンッ……!?」

打って変わって強く突起を吸われたのに驚いた千草の腰がベッドから僅かに浮く。
今までの経験から言って、俺が千草の胸を吸っている時に吸う力を強めるってコトは
不機嫌気味になってるってコトを、千草だって理解してるはずだ。
なのに、千草はあえて刺激を求めて俺を不機嫌にさせようとする。
元々Mっ気があるのか、それとも俺と付き合いだしてこうなっちまったのか……そこまでは分かんねーけど。

「赤ちゃんとか言った、お返し」
「だって……ホントのコトじゃないですか」
「千草だって乳首こんなに硬くしてんじゃん」
「それは……亮クンが吸うから……ッ……」

言うじゃねぇか、俺が吸う前から硬くしてたくせに。
よくよく考えると千草、“えっちなのはいけないと思います!”とか言ってる割に
自分から進んで俺んちに泊まろうとしたりと積極的なトコロもあんだよな。
メールでしょっちゅう呼び出されて、千草のお気に入りのエリアにホイホイついてった俺も俺だが……。
263名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 05:54:25 ID:pcn7xIoz

「亮クン……自分がえっちだからって、それを私のせいにするのは……ダメだと思います!」

膨れっ面の千草。
コイツもこうなると頑固なところがある。
どうあっても自分を正当化したいらしい……付き合った頃に比べると、随分自分の意見率直に出すようになったじゃねぇか。
平常時になら感心してやるとこだが、今はそうもいかない。
せっかく気持ちよく胸を吸ってたのにそれを無理矢理中断させられたら
それこそ俺だって続行を要求したくなるってもんだ。
千草の胸の突起はさっきまで俺が舐めたり吸っていたせいで唾液にまみれている。
さっさと再開したいのに千草はくどくどと説教ばかり……やっぱ、まだコイツ宗教気質抜けてねーなぁ。

「千草」
「な、何ですか」
「説教とかいいから、ヤりたい」

俺を一旦引き離して一定の距離をとっていた千草に再接近、
ただし正面だとまた引き離されそうになるので、今回はバックをとってみる。
幸いベッドの上なもんで、多少荒っぽい動きをして倒れこんでも衝撃は無い。
形勢逆転、千草を後ろから抱きしめる体制でロックすることに成功した。
千草はしまった、とばかりに小さく声をあげるも後の祭り。

「俺にこういうコトされんの、さっき好きだって言ったじゃん」
「い、言いました、けど……でも、えっちが好きってワケじゃ……」
「まだ言うか」
「はふぃふふんれふかぁ〜(なにするんですかぁ〜)!?」

反論する千草の両頬っぺたを、背中越しに両手で引っ張ってやった。
嘘をつく口はこの口か? あん?
勿論、本気じゃなくて軽く引っ張ってるだけだ(つーか本気でやるほど俺も鬼じゃねぇ)。
む……何だかんだで頬っぺたもやーらかいな、コイツ。
初めて抱いた時も思ったけど、女の身体ってのは男と違って華奢だし、何より軟らかい。
何処の軟体動物かと……そう思うほど。

「うぅ。何で引っ張るんですかぁ」
「千草が嘘つくからだろ」
「……だって」
「だって、何だよ」
「亮クンと一緒に居ると……
 ど、どんどん、私が私じゃなくなっていくみたいで……へ、変に、なっちゃいそうで……」
「なりゃいいじゃん。変に」

最初に千草とヤった時は


『そんなコトよりっ! 亮クンはいつからこんなエッチなコトを覚えたんですかっ!
 女の子の身体に興味があるのは仕方ないですけど、こ、こんなコトやってたら……ば、馬鹿になっちゃいますよ!』
『なりゃいいじゃん。一緒に馬鹿に』


こんな感じだったか……。
1年経ってもこーいう部分っつーかやり取りだけは変わってねーな、俺ら。
ま、どーでもいいか。
2人でこーいうコトやってる時点で変だし?
うる星やつらの初期ED風に言うと「変と変を集めてもっと変にしましょ」ってヤツだ。
264名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 05:56:29 ID:pcn7xIoz

「俺もとっくに変になってるし……問題なくね?」
「亮クンが変態さん、っていうのは私も知ってます……って、問題ありまくりじゃないですか!」
「ねーよ」

あんまり千草がつべこべ言うんでちょっとだけ強硬手段。
黙らせるのも兼ねて、後ろ向きのまま両手で胸を鷲掴みにしてやる。
俺の手が大きいだけかもしれねーが、千草の胸は俺の掌に十分納まるサイズ。
ぶっちゃけると貧相。だがそれがいい。
今の世の中、でかいおっぱいが幅を利かせちゃいるがミニサイズにもミニサイズの良さがある。
例えば……えっと……肩が凝らなくて済むとか……そう、色々だよ。

「変態のカレシに胸、揉まれる感想は?」
「……もう、変態どころかケダモノに降格ですっ!」
「そりゃどーも」

ついにケダモノ扱いかよ。ま、いいけどな。
俺はこうやって触れりゃ問題ねーし?
それに……気のせいかも、だが1年ちょっと前に比べると千草の胸、ちょっと大きくなってねーか。
……会う度に毎回ヤってりゃ大きくもなるか? ホルモンとかの関係で……。
そーいや、彼氏とヤりまくってる女は足首細いって言うしな(千草の足首は最初から細いから区別つかねーが)。

「なぁ、もう付き合って1年くらい経つよな? 慣れろよ千草」
「そうは言いますけど……わわわ私だって、すごく恥ずかしいんです……!」
「ホントにそう思ってんのか」
「ひゃうっ……!?」

両胸を捏ねるように大きく動きをつけて揉んでやると
素っ頓狂な悲鳴をあげて肩を震わせた。
体温が上がり、肌は熱を帯びてほんのりと赤い。嫌だ嫌だと言いつつもやっぱ身体は正直だ。
そのまま追い討ちをかける様に、今度は胸を揉みながら千草の真っ白な背中にキスをしてやる。
さっきまで着けていたブラの後が残っていたから、そこもラインに沿って舌を這わせて舐めて。
たまらず千草はもがく。
が、その度に俺が手に力を入れて揉む力を強めたり、背中を吸い上げる力を強めると大人しくなる。
そのうちどんどん息も荒くなって、自然と肌の上に汗も浮かぶようになってきた。
千草の黒い髪から香るシャンプーの残り香でクラクラするのに耐えながら、俺は手と口を動かし続け……。

「あっ、あのっ!」
「? どした」
「せ、背中……あんまり吸わないでください」
「どうして」

吸うなって言われても……なぁ。
お前があんなに抵抗するから、抵抗した分だけ吸っちまったし……
もう結構な数の内出血の痕跡が背中にチラホラあるし。

「うぅ〜、わ、分からないんですかっ!?
 た、体育の着替えの時……ほ、他の子に、見られちゃうからです!」
「隠しながら着替えればいいだろ。理解不能、理解不能」
「ふ、普通は胸を隠すために後ろ向きになるんですよっ!
 私みたいな胸の貧相な子は特にっ! でもそうしたら背中のキスマーク、丸見えじゃないですかっ!?」
「あ。理解『可』能」

なーる。
でも会話に花が咲いていいじゃねぇか。
それに女同士だし、別に裸見られるってワケじゃねーし、んなの見られたくらいで……なぁ?
265名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 05:58:48 ID:pcn7xIoz

「見られたら見られたでいーじゃん。
『彼につけてもらったんです、いいでしょ?』くらい言ってやれよ」
「そ、それ、絶対私のキャラじゃないです……」
「他の女だってお前みたく、彼氏とヤって、その時にキスマークくらいつけてるって」
「そ、そうかなぁ……」
「そうそう」

と、口からとんだデマカセを言ってしまったワケだが。
まぁ実際そんなもんだろ。
千草はイジめられてた経験のせいで、周りの視線をちょっと気にしすぎているだけだと思う。
あんま神経質になると被害妄想とかに取り付かれかねねーからな。

「でも亮クン……さっき私の胸を触ってる時……失礼なコト、考えてませんでしたか……?」
「例えば」
「この大きさなら肩も凝らないだろうな――――――とか」
「(うへぇ。バレてる)」

いや、この頃少しだけ大きくなったかも? とかも思ったんだぞ。
ゲームで巨乳を見慣れちまった俺にとっちゃ、お前の胸の貧相さというか慎ましさが逆に新鮮と言うかだな……。

「そうですね……私、一度も無いですよ。“肩が凝ったコト”なんて……」
「け、結構じゃねぇか」
「ブラも着けるだけ無駄って感じです……うふふ」
「あはは……は……」

……全く成長なしってコトかい。
そりゃ開き直るわ。

「亮クン……私にメールでスリーサイズを聞いてきたコト、ありましたよね」
「き、記憶にございません」
「ありましたよ。私、ちゃんと覚えてます」
「(クソ、興味本位であんなメール送るんじゃなかった……ッ)」
「……やっぱり、大きい方が亮クンの好みですか?」
「それはない」

ない、と言うか、お前と付き合うようになって
「このサイズも意外といいかも」とか思えだしたからな……。
最近はコンビニでマガジンとかチャンピオンの立ち読みしても
巻頭グラビアの巨乳アイドルの写真とか見ても「ふーん」って程度しか思わなくなったし……
な、慣れって恐ろしいぜ。

「胸のデカさで女の価値が決まるってワケでもねーだろ?」
「悟ってますね……周囲に胸の大きい人が多いせいですか? 
 パイさんとか揺光さんとかカールさんとか志乃さんとか楓さんとか……」
「お前のPCだって……アトリだって、それなりにデカいじゃねぇか」
「あ、あれは……が、願望の現われと言いますか……り、理想のサイズと言いますか……」
「(あの大きさが理想なのか……まぁ……現状がコレだと、理想の大きさもああいうサイズなんだな……)」

とまあ、こんな感じで俺が千草の胸を揉んでいる間にも問答は続く。
あんま口に出さないけどやっぱ大きさ気にしてんだな……この年頃の女なら誰でもそうかもしれねーが。
けど、さすがに外人とかみたくシリコンとか詰め込んでまで……は行き過ぎと思うワケだ。
自然なままが一番良いと思うけどな、俺は。
千草に関しちゃダイエットの必要は全くないみたいだし……むしろもうちょっと肉つけてもいいくらいだ。

「千草は千草のまんまでいいんだよ。無理する必要はねーって」
「亮クンがそれで良いなら、そうしますけど……」
266名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 06:01:06 ID:pcn7xIoz

「って……カッコいいコト言いながら、胸は揉み続けるんですね……」
「千草が胸大きくしたいなら手伝ってやんねーとダメだろ、彼氏として」
「……(さっきは『千草は千草のまんまでいい』って言ってくれたのに……亮クンのえっち)」

こーいうどーでもいいコトで怒る千草はホント可愛いな。
最初に知り合った頃……まだハセヲとアトリだった頃はあんなにウザかったのに。
でも、三爪痕にデータドレインされて3rdフォームから1stフォームに戻った俺を
ハセヲだと理解してくれていたのは、コイツだけだった。
「どんな姿でも、ハセヲさんはハセヲさんじゃないですか」だって……。
榊のせいでお互いが理解し合えるまでに時間はかかっちまったけど……俺はお前に会えて良かったと思う。
お前を通して志乃を見ていたのもホントのコトだけど……今は、お前だけだから。

「千草」
「……何ですか」
「ありがとな。大好きだ」
「えっ……」

お前が頑張ったの、俺は知ってる。
頑張ったから辛かったことも知ってる。
お前が俺に見せた、あの精神世界。
お前の逃げ場は《The World》にしかももう残されちゃいなかった。
でもな、逃げて何が解決するワケでもねぇ。
目ェ逸らせば逸らした分だけ、自分を追い詰めちまう。
人間の心を食い物にするAIDAに付け入る隙を与えちまう。
千草、言ってたよな。もっと自分を見てほしい、って。
榊がお前に与えてた偽りの優しさや暖かさなんかじゃなくて……日下千草としての自分を見てくれる奴が欲しかったんだろう?
俺は……正直、志乃のことしか頭ン中になくて……お前が抱えてる悩みなんか
これっぽっちも分かってやれてなかった。他の奴のことだってそうだ。
一番辛いのは、俺自身だ、って。志乃を助けるために頑張ってる俺が、一番辛いんだって。
勝手に自分でそう思い込んで、誰のことも心の底から信用できずに突っ走ってた。
けど、お前の心を垣間見て、お前の心の闇を知って、気づけた。
届かない声なんて―――――――――――きっとない。                               ザッ ザザーッ

「千草の全部が好きだから」
「ぜ、全部……ですか?」
「千草の眼も、鼻も、口も、耳も、手も、脚も、胸も、腹も、尻も……ココも」
「ッ……!?」
「全部な」

思った通り……俺が胸吸ってた辺りから濡れてたんだな……。
千草の下着に指で触れてみると、独特の湿り気を感じることができた。
更に指で押してみると内側から淫水が染み出してくるのが分かる。
感じやすい体質の千草と幾度もこういうコトやってるせいか、徐々にではあるが俺も女の扱いに慣れてきたと思う。
が、そんな感慨に耽る前に一旦指を引き抜いておく。こっちにも段取りあるしな。

「もうこんな濡れてるじゃん」
「み、見せないでくださいよぉ……!」
「でも千草が出したんだろ」
「知りません、知りませんっ……いぢわるしないでください……」

俺自身、千草と数えるのも忘れるくらいヤってるが……千草の反応はいつも面白い。
気分が良い時はそれなりにノってくれて、俺が多少無理なコトを言ってもヤらせてくれる。
が、機嫌の悪い時もたまにあって、そういう日はあまり積極的に俺の頼みを聞いちゃくれねぇんだ。
千草とヤる時の約束は1つだけ、膣(なか)出しはNG。
射(で)そうになったらとにかく引き抜いて射(だ)すか、事前に抜いておいて千草の身体にかけるか口の中に出すか……
パターン的には毎回そのうちのどれか。
でも付き合ってもう1年近くになるし……そろそろ、俺も我慢が効かなくなったワケで。
267名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 06:03:16 ID:pcn7xIoz

「千草……」
「っ、ふぁ……っ……は、い……」

淫水に濡れた指先で千草の胸をなぞる。
慎ましやかだが指で触れればちゃんと軟らかいし、僅かだがぷにぷにとした弾力もある千草の小さな胸。
耳元で微かに俺が囁くだけで千草の吐息が甘いものへと変化してゆく。
嬉しがっているような、少し怖がっているような、そんな声。
千草はいつも節度ある交際を求めているせいかちょっとばかりこういう行為に関して潔癖なとこあるからなァ。
ま、俺以外の男にゃこんなコト出来ねぇだろうし、させる気もねぇ。
可愛い千草。俺だけの千草だ。他の誰にもやらねぇからな。
……俺、将来千草との子供が出来たら、自分の子供にも嫉妬とかするんじゃねーだろうな。
まさかな。

「今、俺が何考えてるか分かるか」
「わから……ぅ、ない、です……っ……」
「千草とのこれからのこと」
「えっ!?」

俺の口からンな言葉が出たのがそんなに意外か?
千草は喘ぐのも忘れて、首を傾けながら俺を凝視する。
身体はもう十分に火照り、汗が流れて肩まで伸びた髪が千草の肌に貼り付いていた。
汗の匂いと千草の匂い、それと淫水特有の匂い、俺の匂い……俺の部屋に充満している。
そのせいかもしれない。
俺が普段滅多に口にしねぇようなコトを口走っちまったのは。                         ザザッ ザーッ

「俺達、去年から付き合ってるよな」
「はい……」
「でも千草、まだ一度も……その、膣(なか)で出させてくれねーし……」
「そ、それは……赤ちゃんが出来た時、困るから……!」
「お前、昼間言ってたよな。
『女の子は誰かに「好きだよ」って言ってもらえないと、死んじゃうんです』って。
 男もな。女に受け入れてもらえねーとな……すげー不安になること、あるんだぞ?」
「うぅ……言いたいことはごもっともですけど……」

その気になれば、コイツの言うことなんか無視して
無理矢理にでも膣出しする機会はいくらでもあった。
力づくでベッドに押し倒して俺に従わせることだって、いつでも出来た。
けど、それって違うだろ? 何か違うよな? 俺が欲しいのは、そんなんじゃなくて……。
いじめられてた経験のある千草にそんなコトしてみろ、どう考えても俺がサイテーじゃねぇか。
俺はそんなこと、力づくで千草を自分のモノには絶対にしない。
何故か? 俺は本当の紳士を目指しているからだ。好きな女の前でくらい、カッコつけたいんだよ。
言ってることは千草にとっちゃ滅茶苦茶理不尽だろうけどな。
もしかしたら妊娠しちまうかもしれねぇし、しかも本人は「絶対に中絶せずに産む」とか言ってるから尚更だろう。
実は俺も千草の安全日ならOKじゃないか?と思った時が、あるにはある。
が、面と向かって本人に生理の周期を聞くのも恥ずいし、何かもうヤることしか頭にない馬鹿としか思えず
ズルズルと1年の月日が流れちまったって経緯がある。

「今日はもう、俺、歯止め効かねぇと思う……」
「……コンドームじゃ、ダメなんですか」
「今まで一回も使ったことねぇだろ。今更、そんなの使いたいと思うか?」
「うっ」

もう下半身には十分な程の血液が集まって、生地越しに千草の身体に熱を宛がっている。
今日こそ千草に全部ブチ撒きたいという衝動で、自分でも制御できるかどうかちょっとばかり不安になるくらいの……熱。

「何と言いますか……その、私……えぇと……」                                      【TO BE CONTINED....】
268名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 06:05:30 ID:pcn7xIoz


『この岸辺露伴が 金や ちやほやされるために マンガを描いてると思っていたのかァ――――ッ!!
 ぼくは 「読んでもらうため」 にマンガを描いている!
「読んでもらうため」 ただそれだけのためだ。単純なただひとつの理由だが それ以外はどうでもいいのだ!』

                                            【岸辺露伴  荒木飛呂彦原作「ジョジョの奇妙な冒険」 コミックス34巻より】














「ごめんね。決勝の前なのに時間とらせちゃって(志乃さんはもう居ないのか……^^;)」
「まだ結構時間余ってるし問題ねーぜ。で、相談って何だよ」
「うん^^ 実はさ、そろそろカナードも専用ホームページ作ろうと思うんだよね」
「ホームページィ?」

何の相談かと思ったら……んなコトか。

「ハセヲが頑張ってギルドランクを上げてくれたおかげで、カナードもかなり知名度が上がってきたんだよ。
 もっと大勢の初心者をサポしたいしさ、僕らのやっていることを色んな人達に教えたいんだ」
「へぇ」
「まだ思案段階なんだけど、やっぱりこういうコトってギルマスのハセヲの許可がいるしね^^
 ハセヲも手伝ってくれるでしょ?」
「だが断る」
「えッ!?」

あのなぁ。俺がそーいうのに全ッ然興味ねーの、お前だって知ってるだろ?
つーか“死の恐怖”がホームページ運営とか……BBSの格好のネタじゃねぇか……。
開設したその日に荒らしが来るぞ、間違いなくな。

「……シラバス。
 俺が“自サイトの運営とか管理とか、ンな糞面倒なコト”好んでやるような人間に見えるか?」
「見えないね^^;」
「だろ」

こうやってログインして“フツーにプレイすんのが一番性に合ってる”しな。
そーいうのは全部お前らに任すわ。
って……前にシラバスに紅魔宮でのトーナメントのメンバー募集させた時、
BBSに俺の名前使ってカキコしてたコトあったっけ……しかもメンバー見つかったと思ったら罠だったし……。
……全部任せるのも考えモンだな。

「うーん。
 確かに月の樹やケストレルみたいにメンバーがいっぱいならともかく、
 いくらギルドランクが高くてもメンバーがたった4人じゃ、やっぱり今はまだ無理かな^^;」
「時期尚早ってこった。
 そのうちギルドに入りたい、って奴も現れるかもしれねーし今年いっぱいは見送ったらどうだ?」
「そうだね……もうちょっと待ってみるよ」
269名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 06:07:40 ID:pcn7xIoz

トーナメント3日目。
志乃と別れ、シラバスと再合流したハセヲを遠方より見つめるプレイヤーが1人―――――――居た。
桃色の髪と魔女っ子風のコスチュームが特徴的な女性魔導士PC、ギルド・トライフル所属の“しゃけ”である。

「こんにゃー(・〜・)ノ」

各ルートタウンで彼女を見たことがある、というプレイヤーも多いだろう。
ギルドショップにて彼女が店番をしている姿も目撃されている。
トライフルはギルドマスターのニンジャトを筆頭に、しゃけ、へな子、朔、そして最近新たに加入した
アイナを含めて全5人という、カナードに負けず劣らずの少数ギルドである。
にも関わらず、トライフルの認知度は意外な程に高い。
ギルドマスターのニンジャトは「よもやまBBS」における奇妙な書き込みで知られているが、
特に《The World》内にて目を惹くような活動を行っては、いない。
むしろ彼以外のギルドメンバー、しゃけとへな子、朔による創作活動がギルドの名を広めるのに一役買っている、と言える。

「ありがつごじます(*==)」

朔に誘われトーナメントに出場したはいいが、2日目の試合でまさかの
前竜賢宮宮皇の太白のチームと対戦、呪紋を詠唱する間もなく瞬殺されてしまったことは記憶に新しい。
そもそも魔導士3名というチーム編成が最初から無謀であり、1回戦で勝利出来たのは本当に運が良かっただけなのだ。
最初からこの無謀な賭けに乗ることを拒否した、トライフルのもう1人のメンバー
へな子の判断は正解だったワケだ(へな子が朔のチームへの加入を拒否したため、しゃけがトーナメントに参加するハメとなった)。
ちなみに全く関係ないが、へな子がタウン移動中にたまに口ずさむ
「ゆうてい宮皇(みやおう。チャンピオン、ではない)きむこう」とは
「ドラゴンクエストU(ファミコン版)」における復活の呪文の1つで
「ローレシアの王子がゲーム開始直後からレベル48」という前代未聞の裏技として一世を風靡した。
何故へな子がそんなコトを知っているのか? ネトゲ暦19年のしゃけにも分からない。
ひょっとしたら、しゃけよりもへな子の方が年上の可能性もあるが……それを詮索するのは無粋であろう。

「歳とか気にしていてはダメです。愛は数値で表すことができないんです(*゚ー゚)」

そんな彼女のインスピレーションを大いに刺激する存在、それが宮皇のハセヲ。
最近はよく朔とパーティを組んで遊んでいるようだがしゃけ自身も彼との交流がないワケではない。
現にこれまでトレード、ギルドショップでの売買と、彼と接する機会は何度もあった。
彼の活躍はしゃけとて知っている、と言うより《The World》中の誰もが知っている。
しゃけの観点から見れば見るほどハセヲの活躍は興味深いものがあった。
「うなる2丁拳銃 驚愕の早撃ち」「インディニャンうそつかニャイ(ドラクエV?)」
脳内興行成績堂々の1位!! 全米が泣いた!!(色んな意味で)
言わばロードムービー。壮大な大河ドラマの一節を垣間見ているかのような、そんな気分。
“死の恐怖”と恐れられた最強のPKKが仲間と共にアリーナに挑戦し
あれよあれよと言う間に紅魔宮、碧聖宮、竜賢宮の三階級を制覇、更には一連のAIDA騒動を鎮静化させたのは
彼とその仲間達ではないか、という噂まである。

「*おもしろす* (´▽`)」

7年前に勇者カイトとその仲間、ドットハッカーズが
《The World》で起きたウイルスバグ事件を解決したという噂とよく似ている。
しゃけは当時《The World》ではなく《Ultra Online》に登録して遊んでいたが、
前述したドットハッカーズの活躍が《The World》に興味を持った最初の理由かもしれない。
そして2017年現在、ハセヲとの出会いによって彼女の中で大きな変化があった。
ただひたすら、がむしゃらに仲間達と共にタウンを駆けるハセヲを見て
「若いのう(´・ω・`)」と思う半面、自身の中に何かフツフツと沸き立つものを感じたのだ。
それは、忘れかけていた”情熱”!
自分が本当にやりたいものは何だったのか? ハセヲはそれを彼女に教えてくれた。
AIDAによる事件沈静後、しゃけは新たな境地を開拓すべく遠からずハセヲを“(色んな意味で)見守っていた”のだ。
270名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 06:10:19 ID:pcn7xIoz

彼を見守り続けた結果、しゃけの達した結論は“歩くような速さでもいいから、立ち止まってはいけない”ということ。
それはつまり“自身もまた芸術家(アーティスト)である”―――――――という信念がそう思わせるに他ならない。
仮に彼女の創作活動を止められるものがあるとすれば
“現在使用しているPCがHDごとブッ壊れる”か“突然の事故・病気”、
もしくは“完全に絵のネタ切れになった時”くらいのものだろう。
幸いなことに今のところは“どれもまず、ありえない”。
自己を表現する場として《The World》、そしてアプカルルを彼女は選んだ。
言い方は少々下品になるが、彼女にとってアプカルルとは

“止め処なく溢れてくるどうしようもない妄想を垂れ流す場所”

とでも言えばいいのか。ぶっちゃければ“チラシの裏”だ。
無論、古参のユーザーからすれば彼女は“いつまでゲームやってんの?”と指摘をされかねない程
長期的に《The World》という世界にのめり込んでいる。
しかし、アプカルルに絵を投稿したところで報酬が得られるワケでもなし。
ましてや、ちやほやされるコトなど最初から求めては―――――――――――いない。
ただ単に“自分の妄想の一部”を他者に見せるのも悪くないと思った、それだけだった。
全てのユーザーからの理解など、求めはしない。
他者の思考は難解である。
生まれも、育った環境も、趣味趣向も、全く違う他人。
しかもネットでは顔や性別すら分からない。
彼女とて自分がどんな人間かを完全に把握、理解など出来ているはずもなく。
そんな未熟な自分が他人を理解し、また理解されようと思う……それは到底解けることのない難解なパズルに似ている。
19年のネトゲ生活が彼女に合理的かつ建設的な思考を与えるに至っていた。

「しゃけは静かに暮らしたいのでごじるます(・〜・)ノ」

気の合う仲間と共に気ままに絵を描き“気の向いた時にアプカルルに投稿できればそれでいいのだ”。
これは遊び、趣味の一環である。
だが“やるからには誰が何と言おうと最後までやり通す”という信念に基づいた“それなりに本気の趣味”でもある。
けれど、ここに矛盾が生まれる。
しゃけ自身はただ“見てもらうため”に絵を描いていると自負しているが
決して他者の理解を求めているワケではない。
が、“見てもらうため”という行動の延長に“他者に理解されたい”という淡い願望があることも―――――――事実!
この矛盾を押し殺すため“彼女は常に道化を演じ、自身の心を悟られないように振舞う”。その点では、へな子と気が合うのも道理。
しかしながら彼女も人間。
生活の中で空いた時間に気ままに《The World》へとログインし、ギルドの仲間達と共に
イベントに参加してみたり、クエストをしたり、見知らぬ誰かとアイテムをトレードしたり……
その合間に絵を投稿できればいい、それが“彼女の小さな幸せ”なのだ。
一連のAIDA騒動で《The World》に嫌気がさした時もある。
前々からメンバーアドレスを交換していた親しい者達の中にも、他のネットゲームに乗り換える者が居なかったワケではない。
ネトゲ暦19年の彼女にとっては、そんな別れは幾度も経験してきた恒例行事のようなもの。
彼らは“《The World》は自分の居るべき場所ではない”という結論に達し、このゲームを去った。
ならば彼女はどうか。「退」屈と断ずるに些かの躊躇も持ってはいない!
何故なら自分もまた“《The World》の住人の1人であるという思いが、彼女を踏みとどまらせているから”。
他者から見れば傲慢そのものだろう。“その信念を貫く場所を違えているのではないか”と。
しかし、彼女のアイデンティティは今限りなく“《The World》とアプカルルに注がれている”と言える。
愛(アモーレ)。彼女が《The World》を愛しているからだ。無論、偉大な先人達と同輩への敬意も忘れてはいない。
しゃけの愛が“何処に向かおうとしているのか”、それは彼女の絵を見たユーザーの受け取り方次第。
着実に彼女は“自身が進むべき終着点”へと歩みを進めている。その歩み、止められるか否か? 否だ。
“自身を表現するにはココこそが唯一にして最高の場”であり“ココ以外の場所など有り得ない”と“彼女は確信している”のである。
故に、“もものしゃけは動かない”。

「すまんのう(´・ω・`) 」
271名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 06:12:28 ID:pcn7xIoz
“ま…そんなことはどうでもいいか……ぼくは学者じゃなくジャーナリストでもないし漫画家だからな……”?
しゃけのように考え、しゃけのように行動? 何のことです?
おやすみおまいら
272名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 06:41:29 ID:bak71Gc8
毎度乙
273名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 13:40:29 ID:yiiV4o8n

サブキャラ掘り下げイイヨイイヨー
もっとやっちゃえ
274名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 17:23:23 ID:K2EbCtpZ
今まで投下したものひとつにまとめてくれないかな
ついていけん
275名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 20:15:16 ID:u8q/rR/s
>>167の要望に応えて>>218でルート表とその話が載ってるスレ番号まで書かれてるのにお前ってやつは・・・
過去ログが見つからないからカリカリしてんのか?職人のリアルの都合とかも考えろよ・・・
一度しか言わないぜ?  
http://snapshot.publog.net/にアクセス。見たい過去ログのURL貼れ。>>1に載ってるURLだと12スレ目と14スレ目しか見れんがな(ログ保存の鯖が変わったせい)。
>>2に8スレ目〜11スレ目の過去ログ貼られてるからGUのSSだけ見たいなら問題ないだろ。他の職人の過去作品も見れて一石二鳥。職人が投下した>>218に載ってるSSは全部見れる。
ホントならGUまとめブログの管理人が投下作品を編集すればいいんだろうが8月末から完全に姿消して機能してないのが・・・俺もお節介に何やってんだか・・・。
276名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 21:10:35 ID:UsnQJ+gk
>>271
脱線なげーよwww(GJ
次回もwktk
277名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:14:48 ID:ACl6JoFQ
GJです。

何か読んでたら創作意欲が湧いてきました。
書いてみようと思うんですが、
「即行でエロに入るハセヲ×揺光」か
「ある程度ストーリーのできた亮×志乃」の
どっちがいいですかね?
両方書く時間がないので、どちらかの意見がもらえたら嬉しいです。
278名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:53:37 ID:h03ffyyz
>>277
単純にエロいだけのがひさしぶりに読みたかったり
ハセ×揺希望
そしておっぱい星人のためにパイズリを入れてくれると嬉しすぎてもう
279名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 19:42:33 ID:Hb6T4TIi
亮×志乃
280名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 20:18:37 ID:/Bcj7Vpx
ハセ×揺で
281名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:45:09 ID:18a1lP2a
頭悪いのより、亮×志乃がいい。
282名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 02:14:53 ID:RBP/pkLd
ハセ×揺を…
283名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 03:28:43 ID:4GH2Tp3w
亮×志乃かな
284名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 03:55:57 ID:MfNCdzow
GJ。
だがコンドームも着けない者に本当の紳士もクソもあるか!って話だが・・・
285名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 13:45:09 ID:WxWom3df
ハセ揺
286名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 17:08:40 ID:MgrAAQHt
本スレにあったvol.2の榊に手懐けられたアトリで書こうかなと思うんだがどうだろう
287名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 18:17:34 ID:JEPUDBxW
>>286
ぜひ、書いてくれ
288277:2007/12/14(金) 23:37:15 ID:iLl2+UAy
ハセ×揺という意見が多かったのでそっちを書いてみます。
亮×志乃はまた時間を見つけて。

>>286
お願いします。
289名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 05:12:45 ID:1Bq+9WJ4
おまいら乙
これまで投下したSSのまとめサイトhttp://wiki.livedoor.jp/jojogu/d/FrontPageが完成したので
以降はスレでの投下を打ち切り、まとめサイトで活動続行します? 
1年二ヶ月ご愛読ありがとうございました、なお今週は作者取材のため休載とさせていただきます?
何のことです?
おやすみおまいら
290名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 05:56:38 ID:HjhNEv5t
まとめお疲れさまです!
揺光スレの以外は全部読んだんですがやっぱりお蔵入りなのですか
蔵出しのご予定あったらうれしいです。
これまでの1年と2ヶ月ありがとうございました
291名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 11:12:47 ID:oFeTDH1I
1年2か月有難う御座いました!
これからも楽しみにしてます
292名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 17:59:45 ID:vnAL6UiW
ほほおとうとう個人サイトか
293名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 22:51:45 ID:oGxFJsLI
これでこのスレも過疎って終わりか…
294名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 00:29:05 ID:YIEr0cas
いや、始まりだね。
295名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 02:36:29 ID:Mm1ZmdUV
始まりとは終わりの始まり、つまり始まった時点でもう終わってるのさ
296名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:46:12 ID:EaaY0jBv
このスレの栄枯盛衰を2年ばかり見続けてきたが
新たな境地を開拓するものもいれば志半ばに消えていったものも多い
おっさんとかがらす玉とかカラシとかGOREは今何をやっているんだろうか
そして「オーヴァン×志乃を鋭意製作中」と前スレ>>380が宣言して五ヶ月近くになろうとしているが…音沙汰なし
やるならやる、やらないならやらないでハッキリしてくれ
297名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 02:42:06 ID:LoiDlPsq
そんなに粘着しているお前もきもいよ
298名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 09:13:59 ID:Ok+StISF
>>296
完成間際でもちょっとしたことが気に入らなくてボツになることだってあるんですよ
そこんとこ分かってる?
299名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 17:12:47 ID:apS8oQrF
短いけど投下
榊×アトリ。
苦手はスルー
300名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 17:13:44 ID:apS8oQrF
「んっ……ぅあぁ……」
ピチャピチャと淫らな水音が響く。
時は2017夏、場所は『月の樹』@HOME。
高校一年の少女、 日下千草のPC・アトリが、卑猥な声をあげていた。
「どうだいアトリ? 気持ちいいだろう?」
耳元で囁く声はPC・榊の物だ。
PC同士が性交渉をしているという異様な光景。しかし、アトリは――日下千草は確かに快楽に身を任せていた。
「ぁん……あっ、ぅあん……」
感覚のないはずのPCに触れられて感じている。
だが、その異様な感覚は、逆にある恐怖を隠蔽することができていた。
今、日下千草は、リアルの所在を失っていた。
自らが『TheWorld』の中にいる、そのように感じられる状態に、千草はあった。
「榊……っさん……」
「綺麗だよ……私のアトリ……」
アトリの唇に、そっと口付ける。始め触れ合い、互いに唇を湿らせ、舌を絡める。
呼吸を忘れるほどに、熱く。激しく。
顔を離すと、銀糸とともに、黒い気泡がアトリの口から零れる。
榊はアトリのパンツの中へ手を入れ、本来はあるはずのないショーツをずらし、秘部へて触れた。
「んぁっ……」
「もうこんなになって……いやらしいなアトリは」
301名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 17:14:48 ID:apS8oQrF
「だって……榊さんが、榊さんがぁ……」
アトリ自らショーツごとパンツを下ろし、濡れそぼっている割れ目を開く。
「入れて、ください……。もう、耐えられません……」
榊は口許に笑みを浮かべ、アトリを見つめた。
「いいだろう……愛してあげるよ……君の周りの不足した愛の分まで……」
榊は袴に似たズボンを下ろし、いきり立った肉棒をアトリの秘部にあてがった。
「行くよ」
ズブリ、と、アトリの中に深々と突き刺さっていく。
「あぁ! ぁうぁぁっ、ふぁぁぁ!」
今までとは違う快楽がアトリを襲う。
本来避けては通れない破瓜の痛みも感じない。ただ純粋な快楽のみ。
榊は腰を縦横に突き回した。
「だめぇ! 榊さん、さかきさんっ! わたし、もうらめれすぅぅっ!」
余りの快楽に、アトリの舌は回らない。
「いいよアトリ……もっと愛してあげよう……君を私の物に……」
より強く、より速く腰を動かしていく。
「だめっ、わたし、イくっ、イっちゃう、イくっ、イくっ、イくぅぅぅぅっ!」
アトリの絶頂とともに、アトリの中にある物が注がれた。ただ、それは白くない。
ただ真っ黒な、泡。
「アトリ……君は私の物だ……」
そして、アトリは虜になる。
榊の――AIDAの虜囚に。

302名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 17:15:49 ID:apS8oQrF
終わり。
リクエストがあれば書くよ。長編も可
303名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 18:24:28 ID:bvmxTOOq
gjです リクは揺ハセですかね
304名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 04:12:39 ID:pQ8snofW
GJです!!
被るけどハセ揺を…
305名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:44:17 ID:/dtebOhb
GJです
できれば亮志乃お願いしたい
306携帯の人 ◆0yDabgA/0. :2007/12/20(木) 17:12:39 ID:YjvcJ+mL
どうも。
もとがらす玉だよ。
鳥付けてなかったから成り済まし、とか言われたらそれまでなんだけどね。
俺がここに来なくなったのって何だかよくわからない荒らしが発生したからと、携帯が水没してデータがぶっ飛んだからなんだよ。
何回新しくしてもいつの間にか全部埋まってたからねーやる気がガシガシと削られてって。
とりあえず朔のネタがあれだったから、イフ物ってことになっちゃうけど、時間かかってもやるつもりだからさ。
期待せずに待っててよ。
307名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 00:50:15 ID:KHZ9Q2+7
>>306
トオルちゃん事件懐かしいわ
新作期待してる
あとこんなスレがあるんだが、
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/phs/1194162047/
次水没したときのためにも、一読の価値はあると思うぜ
308名無しさん@ピンキー
>>215ですが、地道に書き進めております。
ただ、エロ描写が全然出てこないストーリーになってしまっており、
スレチどころか、板違いも甚だしく、ここではない別の.hack小説掲示板等での投下を続ける事にします。(たぶん
まだどこで続けるか決まっていませんし、ほとんどの方が見ておられないと思いますが、
一応報告をば、と思いましたので。それではノシ