らき☆すたの女の子でエロパロ19

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836名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 02:55:53 ID:91qEzRqg
容量的に次スレ確保してからのほうがいいかもしれない
837名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 02:57:05 ID:PE6bDMXe
時間はそれなりに経過しているし、深夜だし、
投下しても問題ないかと。
838名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 02:57:17 ID:nMoOpJsk
人あまり居ないようだし時間空けてるからいいんじゃね?
次スレのほうがいいかはレス数で決めてくれ。
839名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 02:58:10 ID:963jBu6d
ixLyJZQq死ね
840アリアン:2007/10/11(木) 03:01:16 ID:R/p3a7Am
そこまで容量食わないので投下します
 
かがみ×こなた
2レス借ります
若干(?)かがみが壊れ気味です
841アリアン:2007/10/11(木) 03:01:57 ID:R/p3a7Am
私は今、本屋にいる
目的はもちろん、ラノベを買うためだ
でも、それは自分用に買うのではない
こなたに勧めるために買うのだ
私の周りでラノベを読んでる人は、残念ながらほとんどいない
つかさは文字を読むのが苦手だし、みゆきはそういう話題を語り合えるような雰囲気じゃない
こなたは文字自体苦手
でも、何とかしてこなたにラノベを読ませようと頑張っている
ラノベの話をする相手は、話が合うならだれでもいいのだけれど、なるべくならこなたと話し合いたい
私は、こなたのためにこなたがよく振る話題の知識を集めている
だから、こなたもせめてラノベの1冊や2冊は読んでほしい
そのためにも、こなたの好きそうなラノベをじっくりと吟味しないと…
 
「う〜ん……ハルヒとかシャナなら読んでくれそうだけど……きっと「アニメで見てるから……」って言いそうだからな……
 空の境界は分厚いから読まなさそう……どれがいいかしらね……」
と、その時にふと目がとまった一冊の本
手にとってよく見てみる
「確か……これはこなたが言ってた好きな絵描きの人……」
手にとってぱらぱらと眺めてみる
厚さもちょうどいいし、冒頭部分も面白い
そして、絵も文句なくうまい
これならきっと読んでくれるはず
今日一晩で読んで、明日こなたに勧めてみよう
こなたと一緒の話題がまた一つ増える
そう思うと、笑みがこぼれて止まらない
明日が楽しみだ
 
「ふう……」
何とか読み終わった
内容が面白く、3回は読みなおしてしまった
そのせいで、外はもう白み始めている
今から寝ても、1〜2時間しか眠れないだろう
仕方がない……
私は、もう一度冒頭部分から読み返すことにした
これぐらい面白いなら、こなたもきっと読んでくれるはずだ
842アリアン:2007/10/11(木) 03:02:31 ID:R/p3a7Am
「ほぉらこなたぁ〜!!」
私は昨日買ったラノベを手に持ち、こなたの前にいる
こなたはこれを気に入ってくれるかな?誰が気に入るかな?そう考えるだけで、楽しくなる
「あんたこの絵描き好きでしょ〜?読んでみれって〜!!」
「わかったよ…うるさいな……顔近いって……」
そう言われるまで気づかなかったのだけれど、私はこなたの顔面数センチのところまで接近していた
とりあえずこなたに本を渡し、私はその様子を見守ることにした
本を読んでいるこなたの表情は、マンガを読んでいる時のものとは違う、教科書を読んでいる時のものとも違う、今まで見たことのないかわいい顔をしていた
やばい。かわいい。かわいすぎる
本当にもうこのまま持ち帰って抱き枕にしたいくらいかわいい
このかわいさは反則級だ
多分つかさはみゆきはこんな表情見たことはないだろう
私だけしか知らないこなたの表情
この顔をするこなたは、私だけが知っている
私だけのこなた……
ああ、だめだだめだ
変な考えを止めなければ
このままだと本当にこなたをどうにかしてしまいそうだった
「あの……かがみ……」
こなたが私の視線に気づいたようだ
その時になって気付いたけれど、私の顔がものすごい緩みまくっていた
まあいいかえればこなたの顔を見ながらニヤけていた
まずい、何かごまかさなければ
私の脳内のエンジンが超高速で回転し始める
この状況だと、ちょうどいいごまかし方がすぐに見つかった
「いや、どこまで読んだかな〜って」
こなたとの共通の話題がまた一つ増える
それにまたこなたのあのかわいい顔を見れる
私は、そのまま先を読むよう促した
さあ、早く読んでくれ
あ、でももっとその顔見たいからそこまで早く読まないで
でもそれだと読み終わるまでの時間が長引いて……
でもそうすると……
でも……
……
843アリアン:2007/10/11(木) 03:04:30 ID:R/p3a7Am
以上です
こなフェチ病にかかり気味かもしれない…
あと電波の受信状況が悪いのか短いSSしか書けない…
長いのを読みたい人、ごめんなさい
 
最後になりましたが、タイトルは「かがみのかがみによるこなたのためのラノベ」でお願いします
844名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 04:33:02 ID:WbkX6gF7
いつも思うんだけど、なんで句点つけないんだろう。
845名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 06:20:43 ID:X6/UCKfD
あー
癖なんだろうが、確かに読んでると気になるよな。
ポエム調なのを狙ってるのかな?
846名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 07:20:51 ID:X+77kzQm
投下した方々GJなんだぜ!
白石ネタが多くて個人的には嬉しい。
しかしいつかフルボッコされそうで怖い。

次スレは建てないの?
847名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 07:30:17 ID:fJs6a35/
>>846
480KB過ぎたくらいでいいんじゃないか?
埋めるのも結構時間かかるし
848名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 07:45:17 ID:CHyqn6rq
こなフェチ病の状態で童話、小説のパロディを書くと

シンデレラ
超過保護に育てられる。王女とのHAPPY ENDにさせないために、シンデレラに溺愛している姉たちが妨害しまくる。

白ゆき姫
七人のこなたで(鼻血による)出血多量で出血死。

注文の多い料理店
(性的な意味で)食われる。

こんな感じか
849名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 07:53:56 ID:LsQHhdJ8
一寸法師
一寸法師こなたを巡って血で血を洗う闘争勃発

桃太郎
桃太郎こなたを巡って血で血を洗う闘争勃発

金太郎
金太郎こなたを以下略
850名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 08:11:01 ID:zu2pav/b
赤ずきんちゃん
猟師をフルボッコにし、食う。もちろん性t(ry

浦島太郎
竜宮城から帰りたいと言っても決して承諾しない
851名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 08:20:15 ID:X+77kzQm
ヘンゼルとグレーテル
お菓子の代わりに貪る(性的なry)

眠れる森の美女
クライマックス永遠ループからこなたが如何に逃げるか(無理)
852名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 08:27:55 ID:YaN//9z1
かぐや姫
勿論過保護で育てられる。
全国から結婚申し込みが殺到する。なぜか育ての親も参列。
かぐや姫は想像を絶する無理難題を言い渡すが
あっけなくクリアされ進退窮まる。
次の無理難題を言い渡し、クリア結果を待たず
個人用月牛車で月へかえってしまう(従者も信用できないため)
853名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 09:23:46 ID:EUMAbsg9
サディスティック痴女保健医なふゆき先生ってネタ読んでみたい。
相手名も無い男子生徒
854名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 09:27:31 ID:/1mnAYTP
>>853
オリキャラはスレが荒れると何度(ry
855名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 09:56:37 ID:pZhd4hhk
>>848-852

ワロタwww
おまいらもう、全員で漫才しちゃえよw
856アリアン:2007/10/11(木) 10:56:06 ID:R/p3a7Am
>>844
すいません、癖なんです
そのことで大学の先生からも注意された…
以後気をつけます
85715-613:2007/10/11(木) 11:08:59 ID:g1CIhj/0
こんにちは。てーそ書いた人です。
続きものの合間に実験的に書いていたものに、何か降りてきましたので、投下してみます。

□ 丁寧語主体
□ 多分CPなし(分類上ゆたか&みなみ?)
■ 非エロ
■ 文体稚拙
見たくない人は回避してください。
多分4レス使用です。何もなければ少しして投下します。
858Fruit:2007/10/11(木) 11:11:27 ID:g1CIhj/0
誰の心にも木の実がなっています。
赤い赤い、とても綺麗な木の実です。
その実を突つきに小鳥が飛んでくる事があります。
鳥に突つかれ木の実が弾けること………それを人は「恋」と呼ぶのです。

あなたも、赤い実を突つく小鳥を探しませんか?


 これは、ある本の文章を抜き出したものです。その作家が手紙を書く、そんな、ただそれだけのお話。


−−−Fruit−−−


 私は、新人の編集者です。その傍らに作家稼業をやらせてもらってます。
編集者で作家というのは、この業界では花気違いの大工みたいなものだ、と言われたことがあります。
何がいけないのでしょうか。
さて、私が作家になろうと思ったのは、二人の女の子の影響です。今、二人は何をしているのでしょうか。
夢は、叶ったでしょうか。まだ、夢の途中でしょうか。

 二人とは高校時代に出会いました。その二人ともう一人の友達の御蔭で私の高校生活は充実したものになりました。
中学時代、私には殆ど友達と呼べるような人はいませんでした。三人との出会いは私を大きく変えてくれたと思います。

 今日久々に暇が出来たので、三人の内、一番仲の良かった人に手紙を書こうと思い立ちました。
世の中にはメールという便利なものもあります。
しかし、作家や編集者という仕事に就いていると、直筆というものの重要性に気付かされます。
私の担当させてもらっている作家さんは、まず、直筆で下書きをしてからパソコンに向かいます。
ひどく時間が掛かりますが、愛が篭っている気がしてどうしても急かすことは出来ません。
結局、私が頭を下げることになる訳ですが。

 閑話休題。
私はペンを握り、かれこれ半日は便箋に向かっています。
しかし、友人にいきなり手紙を書くとき、どう書いていいか分からず、一文字として進んでいません。
失敗した便箋がメモ用紙として積み上げられています。
今日、何度目になるかわからない休息を取ることにします。
私が担当させてもらっている作家さんが、ネタ集めと称してご友人と遊びに行った御蔭で出来た休日。
出来れば今日一日で書いてしまいたかったのですが。
気分転換にラジオを点けてみます。大学時代に買ったラジカセ。少し型は古くなって仕舞いましたが、私のお気に入りの一つです。
テスト前にはテレビの代わりによく働いて呉れました。
最近は大抵CDを聴くのにしか使ってあげてませんでしたが、たまにはラジオとして使ってあげなければ可哀相です。

−−−ブン……ジジジ………

起動音の後に砂嵐の音。使っていなかったのでチューニングがあっていないようです。
少し調節するとすぐにスピーカーから鮮明な音が聞こえるようになりました。
859Fruit:2007/10/11(木) 11:14:48 ID:g1CIhj/0
「おっはラッキー☆ と、いうことで久々に始まりましたらっきー☆ちゃんねる! メインパーソナリティは勿論私、小神あきらで〜すっ!」
「同じくアシスタントの白石みのるです。いや〜、ホント久しぶりですね、あきら様。あきら様もすっかり大人っぽく−−−。
どうしました、あきら様?」
「あきらは永遠の14歳なの! 大人っぽくなんか−−−」
「綺麗になった、と言えばよろしいですか?」
「……はいはい、勝手に言ってなさい。
さて、前にやってた頃を思い出してもらうために懐メロリクエストを募集してみました〜。パチパチ〜っと。
はい、じゃあ、白石読んで。」
「はい! では、一通目のお便り。RN.眼鏡っ娘激LOVEさんからのお便りです。」
「ありがと〜。」
「リクエストはスキマスイッチでボクノート。
大学受験のときに勉強とアニメとゲームの合間にらっきー☆ちゃんねるとこの曲をずっと聴いていました、だそうです。
有り難いですね。」
「て言うか、勉強しなさいよ。ま、いいけど。じゃあ、お聴き下さい。スキマスイッチのボクノート。」

よく知りませんが、昔やっていた番組の復刻版みたいです。しかし、流れてくる音楽には聴き覚えがあります。
確か高校に入る前後に流行った曲の筈です。アニメの主題歌になっていたような気がします。
RNもどこかで聞いたような気がしますが………


耳を澄ますと微かに聞こえる雨の音
思いを綴ろうとここに座って言葉探している
考えて書いてつまずいて消したら元通り
12時間経って並べたもんは紙クズだった
君に伝えたくて 巧くはいかなくて
募り積もる感情は膨れてゆくだけ
吐き出すこともできずに

 聴くとは無しに聴いていた曲。その歌詞。なんだか今の私を表しているみたいです。

今僕の中にある言葉のカケラ
喉の奥、鋭く尖って突き刺さる
キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ
この痛みをただ形にするんだ

 そのフレーズに私はハッとしました。
感情を素直に表すために直筆を選んだ筈だったのに、いつの間にか綺麗な文章を書こうとしていたのでは無いでしょうか。
いえ、きっとそうです。
高校・大学時代には気持ちを表すだけでも、文章が整っていっていました。
しかし、今はどうでしょう。文章ありきになってしまっています。
編集の仕事のときにはそれでも良いのです。そういう仕事ですから。
しかし、作家の仕事のときは、手紙を書くときはそれではいけないのでしょう。
いつの間にか曲は終わり、DJたちが惚気話や痴話喧嘩を繰り広げています。
私はラジオを切り、便箋に向かいました。不思議と書ける気がします。
もしかしたら、ラジオが力が呉れたのかも、なんて。
860Fruit:2007/10/11(木) 11:16:19 ID:g1CIhj/0
 これから書く手紙は多分ラブレターになるんだと思います。伝えられる筈のなかった思いを篭めた、ラブレター。
今更意味の無いことかも知れません。あの頃、自分で出した答えに逆らう行動なのですから。
今なら伝えられる気がするのです。
多分、あの人は理想の人と付き合っているでしょう。
そんなところに私なんかが手紙を、ラブレターを出したら迷惑だとは分かっています。
しかし、友達さえほとんどいなかった私に、恋というものを気付かせて呉れたあの人にあの頃の気持ちだけは知っておいて欲しいのです。
私の大事な小鳥さんには。
同窓会で話す笑い話のような気軽さで、私は書き始めます。

『前略、岩崎みなみ様
桜の花も散り始め、緑が映える今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。』

 そんな文句で始まった手紙は、便箋二枚に渡り、最後はこう締められました。

『私は、貴女のことが大好きです。それはずっと変わりません。
ではこのあたりで、貴女の健康と活躍を祈りつつ、ペンを置かせていただきます。
草々

小早川ゆたか』



お話はここで終わります。
この少女が手紙を出したのかは、私には分かりません。
貴方はどう思いますか?
86115-613:2007/10/11(木) 11:22:47 ID:g1CIhj/0
お目汚し、レス数間違い大変失礼しました。
多分続きません。
敬語・丁寧語を使うとみゆきさんモノローグに見えます。

練習作でキャラ破壊やってみましたが、難しいです。新参には無理なのでしょうかね。

それでは失礼します。
862名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 11:40:10 ID:1NsWCCJA
みゆきさんだと思ってたら…ミスリードGJッス。

二人の女の子=ひより&パティ、もう一人=みなみってことでおk?
863767:2007/10/11(木) 11:55:13 ID:ELlBPBhB
いいですね。俺もだまされましたw
GJ!
864名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 13:02:58 ID:jXG9QuR5
ミスリード以前に、書き出しの文体が異様に巧いと思った。
絵本作家モードのゆたかなら、実際に書きそうな感じで。
865名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 16:25:50 ID:m2YtUdcl
短編を一つ。
4つ程借ります。
つかさがかなり壊れているのでご注意。
あと血の表現有り。
866愛が怖くて:2007/10/11(木) 16:26:25 ID:m2YtUdcl
  愛が怖くて


 学校は楽しい。
 気の許せる友達が居る。
 勉強も、大変だけど嫌いじゃない。
 まだぼんやりだけど、目標があるから。
 そんな学校は好き。
 でも、時々学校が怖くなる。
 嫌なのとは違う。
 ただ、怖い時がある。
 そして、家でも…。

「お姉ちゃん」
 つかさがひょこっと私の部屋に顔を出す。
「どしたの?」
「あのね、宿題で分からないところがあるの…」
 ドアの隙間から、猫が顔を覗かせる見たいにして上目遣いのつかさ。
 本当、お願いがある時のあの子の顔は分かり易い。
「また? まぁ、いいけど。どこ?」
「うん、ちょっと私の部屋に来てもらえるかな?」
 つかさが言う。
「え…」
 体が震えたのが分かった。
「いいでしょ?」
 赤ちゃんみたいな微笑みだった。
「え…うん…」
「それじゃ早く早く! お姉ちゃん!」
 つかさは満面の笑みで私の手を取る。
 柔らかくて、温かい手。
 でも、私の躯は強張っていた。
「どうしたの?」
「な、なんでもないわ」
「そう?」
 ちょこん、と首をかしげるつかさ。
 本当に可愛い。
 それなの、私は躯も、心も正直強張っていた。
「…だから、ここはこう」
「んー…難しいよう…」
 つかさの部屋で勉強を教えてから暫く経った。
 緊張がほぐれた私はいつもの調子に戻り、時々寝ちゃいそうになるつかさにつっこみを入れつつ、ようやく宿題を終わらせる
事ができた。
「うーん…。終わったぁ…」
 つかさが背伸びして、晴れ晴れとした表情で微笑んだ。
「はいはい、良かったわね。もうちょっと授業を聞いていればもっと簡単に解けるのに」
 私はいつもの調子でやれやれ、とジェスチャーする。
 油断していた。
 いつものつかさだと思っていた。
「うふふ。それじゃ、お礼…しちゃうね」
 つかさの言葉に私ははっと息を止める。
 つかさを見ると、微塵の躊躇いもない動作で右手が横に大きく振り上げられていた。
 まぎれもなくひっぱたく動作。
867愛が怖くて:2007/10/11(木) 16:27:06 ID:m2YtUdcl
 私は瞬間的に身を縮め、きつく目を閉じた。
 まだ叩かれてもいないのに頬がしびれた錯覚を起こし、目を瞑った瞬間に瞳の端に涙が浮かぶ。
「なんちゃって」
 悪戯な声。
 視界が暗転したまま、私はつかさに押し倒された。
「それ! んーっ…!」
 つかさが馬乗りになり、そのまま私の唇を奪う。
「…!」
 きつく閉じた私の瞳から、今度こそ涙がこぼれた。
 また、つかさに唇を奪われてしまった。
「お姉ちゃん…」
 唇を噛み合う様に重ねたままつかさが呟く。
「好き…好き…」
 むしゃぶりつきながら呪文の様に繰り返して呟くその言葉。
 口の中に入ってきた唾液が溜まり、我慢できずに飲み込む。
 それは、不味くはない。
 だから余計に嫌。
 やめて! 双子の姉妹なのに…!
 そう言いたいのに口はふさがれ、怖くて目を開けられない。
 涙がぽろぽろとこぼれているのが分かる。
「お姉ちゃん、こういう時は本当に泣き虫さんだね」
 つかさは唇、歯、舌や頬の裏まで、くちゅくちゅと音を立てて嘗め回しながら楽しそうに呟いた。
 本気で泣いているのに。それなのに、つかさはその涙を見てさも嬉しそうにくすくすと笑う。
 屈託のない、その笑いが私は怖い。
「うれし涙だね…。私も嬉しい…。もっともっと気持ちよくしてあげる」
 つかさが上着の隙間に手を入れ、ブラの上から胸に触る。
 とっても暖かい手なのに、私は背筋が凍る様な錯覚を一瞬覚え、堪らず体を仰け反らせる。
「あ、感じてくれた? 嬉しい…」
 口元から飲みきれない涎が流れても一向に唇は解放されず、私の舌もつかさの唇に誘導されてそっちの口の中に入ってしまう。
「おいひい…おいひいよ…」
 ブラの上で胸をなぜていた手はブラを押し上げ、直に触りはじめた。
 柔らかな手の感触と堅い爪の刺激が胸の先端にいきなり襲いかかる。
 痛い!
 私は魚みたいに身をのたうつ。
「ふふ、お姉ちゃん、気持ちいいんだ…」
 違う、違うよ…。
 止めて欲しい。
 それを言いたくて、一層多く涙がこぼれる。
 それなのに、つかさはその涙を舌で舐め取り、そのまま私の頬やまぶた、耳や首筋を嘗め回した。
「おいしいよ…おいしい…」
 もうやめて!
 でも、その一言は、例え口が自由でも絶対に言えない。
 言ってはいけない。
「あむ…」
 私の胸につかさがかぶりついた。
「ああっ!」
 思わず声が出る。
 それはまた、私が堕ちた瞬間。
 つかさがいよいよ歓喜にむせぶ合図だった。

 始まりはあの日。
 初めてつかさに襲われた日。
 いつもの様に勉強を教えに部屋へ行った時、その時、突然つかさが私に抱きついて、唇を顔中に押しつけてきた。
 勿論私は力一杯抵抗した。
868愛が怖くて:2007/10/11(木) 16:28:10 ID:m2YtUdcl
「あ、あんた! 悪ふざけもいい加減にしなさいっ!」
 つかさの力なんてたかが知れている。
 私はだだっこの様に無我夢中で抱きつこうとするつかさの手をふりほどき、思わず勢いでつかさの頬を叩いてしまった。
 乾いた音が響き、つかさが止まる。
 流石に正気に戻ったと思った私は深呼吸してつかさを睨んだ。
「いっ、いくら双子の姉妹だからって巫山戯すぎは許せないわ! 罰として一週間は勉強みてあげないから!」
 私としては充分優しい罰。
 勉強を見ない以外は普段通りに接するつもりだったから、それで充分と思った。
 何か甘えたい衝動でもあったんだろう。それがちょっと暴走しただけ。
 明日からはいつも通り甘えさせてあげよう。
 そう思っていた。
「分かったわね!」
 私はねじが切れたみたいに黙ったままのつかさを残して部屋を出ようとした。
 頭を冷やせばいつも通りのつかさに戻る。
 そう思った。
 その時。
 今でも耳から離れない、小さいけど、はっきりした嫌な音が聞こえた。
 私は反射的に振り返り、目を見開いて絶句した。
 そこには、カッターを手首に突き立て、ぎりぎりと動かしているつかさが居たから。
「つかさっ!」
 その音は肉が切れる音。
 私は体中に鳥肌を立てながらも、つかさに跳びかかってカッターをはたき落とす。
 血の玉が幾粒も弧を描いて宙に飛んだのを、スローモーションで見た様に覚えている。
 腕を掴むとぬるりとした感触の血が手に付いたが、もちろん気になんてしない。
「な、何しているの! は、早く消毒して、止血…」
 突然、私は言葉が止まる。
 掴んでいた筈のつかさの手が、いつの間にか私の手を掴んでいた。
 傷口から、血はまだ出ている。
 肘を伝い、床に血が落ちている。
 それでもつかさは血まみれの手で私の手を包み込む様にして握った。
「お姉ちゃん…」
 私は背筋を凍らせた。
 その声が痛さではなく、嬉しさで震えているのが分かったから。
 私を見上げるつかさの目がまるで死人の様だと思ったから。
「私を、本気で助けようとしてくれたね…。やっぱり私のお姉ちゃんだ…」
 つかさは握っていた手を自分の頬にあてがい愛おしそうに頬ずりし、キスしていた。
 手が離せない。私の力が抜けているせいもあるけど、つかさが、つかさじゃないみたいに力が強かった。
 血まみれの手が触った頬はそのまま血にまみれ、つかさの白い頬を、ピンクの小さな唇を不規則に紅く染めた。
「つか…」
 私は名前を呼ぼうとしてまたも言葉を遮られた。
 つかさの唇が、私の唇を塞いだから。
 唇をルージュみたいに染めていた血の味は忘れない。
「お姉ちゃんに嫌われたら…私、死んじゃうよ?」
 その微笑みは狂気美だった。

 あの日から、私はつかさのこの行為だけには絶対に逆らえなくなった。
 それ以外は依然と全く変わらないつかさ。
 甘えん坊で、優しいつかさ。
 でも、あの行為の時だけは本当に人が変わったとしか思えない変貌を見せ、私の体にむしゃぶりつく。
 文字通り、本当にむしゃぶりついてくる。
 唇はもちろん、体にも、手足にも。
 手はおろか足の指先すら一本残らず舐め尽くされた。
 そして、あれだけ泣いて止めてとお願いしたのに、「嫌」の一言で一蹴され、私の…私の…その…あ、あそこと…それと…
お…お…おしりの………も…べとべとに…なるまで、舐められ、いじられた…。
869愛が怖くて:2007/10/11(木) 16:30:22 ID:m2YtUdcl
 意地悪は止めてと泣いてお願いした。
 するとつかさは驚いた顔で言った。
「まさか! 私は、お姉ちゃんをいじめたりなんて絶対にしないんだよ? お姉ちゃんは優しいから、そんなことしなくていいの」
 どういう事? 問いかけにつかさは恐ろしい返答で応える。
「お姉ちゃんを傷つける真似なんか絶対にしないよ。だって、私を傷つけさえすれば、お姉ちゃんは優しいからお願い聞いて
くれるもん」
 つかさは、あのときの手首の傷跡を舐めながらえっへん、と自慢げに言った。
「それにお姉ちゃんにやっている事はみぃんな気持ちいい事だよ。お姉ちゃんはああいう風にするのが気持ちいいんだもんね。
だからあんなに泣いてうれしがってくれるんでしょ?」
 何も言えなかった。肯定じゃない。つかさが私にする行為は、全て私が気持ちいいと思ってやっているんだ。
 つかさの全ては私への愛なの?
 そう思うと何も言えなかった。
 つかさは、初めて私を抱いた時に付けた手首の傷を、勲章の様に愛おしげに撫でる。
 力が弱いせいか、出血量の割には傷跡は浅く、注意しなければほとんど見えないくらいに治っている傷。
 でも、私にははっきり見える。
 つかさは、私にはかすり傷一つ付けずに、自分だけを、私が言う事を聞くまで傷つけると言った。
「駄目! そんなことしちゃ駄目!」
 後先考えられなかった。
 つかさがそんな事をまたしたらどうしよう。
 それだけで私はつかさを抱きしめていた。
「…お姉ちゃん…ぐす…」
 抱きしめたつかさが嗚咽を漏らしていた。
「本当に…優しいよぉ…。嬉しいよぉ…」
「自分を傷つけるなんて真似しないで…」
 その時、私はただただつかさに傷ついて欲しくないと思っていた。
 つかさも反省してくれたと思っていた。
 でも。
「好き!」
 次の瞬間、つかさは私を押し倒し、驚きで声も出ない私の下着を強引にはぎとり、あそこにむしゃぶりついた。
「つか…さ…」
 私は満面の笑みで股間に顔を押しつけるつかさを、泣きながら見守る事しかできなかった。

「どしたの? かがみ」
「…えっ?」
 昼休み。
 何となく屋上で空をぼーっと眺めていたら、いつの間にかこなたが横にいた。
「い、いつから居たのよ?」
「心配して来てあげたのにつれないねぇ」
「悪かったわね。…ありがと」
「素直になれないけどお礼は忘れないかがみん萌え」
「うるさいの」
 こなたがねこくちでにやにやとチェシャ猫みたいに笑い、私もそれに吊られてくすくすと笑った。
「で、どったの?」
「…たいした事じゃ…ないわよ」
 私とこなたは壁により掛かって座りながら話す。
 青い空が痛いくらいに目にまぶしくて、涙が出そうになった。
「へくちっ!」
 …いるのよね、空って言うか太陽見るとくしゃみする奴。
「メイはサツキと違って将来美人になるタイプじゃないけど、いいお母さんにはなるタイプだよね」
 心を読むな。そしてメイに謝れ。
 こなたはそんな私の心を、また読んでいるぞとでも言いたげににやにや笑いで私の顔を、と言うか瞳を見詰めていた。
 なんか恥ずかしいわよ。
「私はね」
 こなたが突然話し出す。
「黙ってかがみを取られる気はさらさら無いよ」
「なんのはな…」
 こなたの唇が、私の唇を塞ぐ。
 この時から、私は学校も怖いと思う様になった…。

 続くっぽい
870名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 16:30:53 ID:m2YtUdcl
以上、おそまつ。
血が嫌いな人はごめんね。
871名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 16:56:58 ID:zZ6rpygJ
>>870
そ、そういうことは先に言いなさいよ!

……………………GJ。
872名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 16:59:30 ID:7wITakF6
GJ!黒と言うよりヤンデレと言った方が近いですね


ところで次スレは?
873名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:00:39 ID:zlVm454k
続かない…とくると思ったからびっくり。GJ!
一体本当にかわいそうなのは誰なんでしょうね。
続きにwktk
874名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:02:35 ID:fJs6a35/
さすがにそろそろ新スレ立てないとやばい頃だな
875名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:07:53 ID:WbkX6gF7
>>871
先に言ってるじゃないか。

>>870
GJ!
8767-896:2007/10/11(木) 17:08:13 ID:h5faQdSX
>>848-852
面白そうですね
本当に書いてみてもいいっすか?
877名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:09:17 ID:h5faQdSX
sage忘れました
878名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:17:57 ID:69Q/LVus
間に合った

らき☆すたの女の子でエロパロ20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1192090620/
879名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:19:01 ID:BDC/7O6X
>>873
本当にかわいそうなのはほんわか系かがつか百合が好きな俺・・・
880名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:20:28 ID:zu2pav/b
>>876
どうぞどうぞ!
私は全く構いませんW
wktkしながら待ってます。
881名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:32:42 ID:ELlBPBhB
>>870
GJ!なんというヤンデレw
882名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 17:56:16 ID:X+77kzQm
>>876
どうぞだよー☆
あなたなら俺より良いのを書いてくれるはず…!
ってか俺は続き書かねばorz
883名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:29:18 ID:5ITUlj9q
                                -―─- 、
                           , '´ /ヽ/レ'^\`¨  ̄`ヽ
                          //^∨       \ ⌒\ \
                           //               \  \ \
                    / ̄7/:/      l        \  \ ヽ
                       /   / ./:   ,':.../!:.  |:::l:{ :..      \  Vハ
                  / / .:::/:'::.  !:::/ |::.. |:::l:::ヽ::.. \    ヽ  Vj __
                   |.:/,イ...::::::l::l::::. |:::| l::::.. |::.l:::::::.\ :::..\::...  ∨::Y  `\
                   l// :!.::/:::|::l::::. |:::l  !::::: |::.{ヽ::{\ ヽ、::: \::... .l::::|⌒ヽ  l
                  //:::::|:::l:::::|::l ::::.、|l:_|  \_;{ ヽ \ \ \:_丶‐::.|.::|:::::::::l j
                     /イ ::::::|:::l:::::|::l :::::::|ヽ「二ニヘ:ヽ   `ニ二下\:ヽ:::|.::! :::::::| {  其れなら私を
                 { !| :::::::l:/!::::|:ハ::::::::V仟アてヽ\     仟アてヽ乂:::|/ ::::::: | l   し、尻穴奴隷にしてくださいっ!
                     ? :::::::{:∧::∨{\_::ヽ∨少'_      ∨少'_//リ::::   | |
                 `ト、::::::ヽ:∧:?:::: ハ ///    ///イ:::::::|! ::::   | l
                  l ::::::::::/::∧\:::::小、     '       小 ::: |l :::::.  ∨
                   i ::::::::/::/  ヽ:ヽ:::|:::l\    (⌒)   //l| l:::: |.| :::::  {
                    l :::::/::/   /|::::: :|:::|ハ{> 、  _ , イヘV /' |::::.| ! :::..
                 l ::::::::/:!   {ハ::::::::|::{ ヾ:{ F==v===7}:}/  !::: l人:::::.  ヽ
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.               / ::::::/   {          ∧ヽ / _,>!:::}::::}\  / ∧            } \::.   \
             / ::::::/   }ヽ        l /∨    /}ーく   \,∧ヽヽ          ,/    \::.   \
               / ::::::/    {\         l l l{   二 }::::::{      l l│      /      \::.   \
           / ::::::/    人 \___/l l j }   ヽ/:::::::}       l l│     /          \::.   \
            / ::::::/    <  ヽ____ ハ_{ { !    l::::::::::l      l l人__//              \::.   \
         / ::::::/      /    ー─/ ̄}厂{j    /| ::::::::|    孑/ ヽー‐ イ             \::.   ヽ
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884名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:29:27 ID:g4pkR9e/
さあ埋めるざますよ。
885名無しさん@ピンキー
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   ll     || .,ヘ   / |  ,-、  |   ,r':/ ̄''‐-〆_ノ
   ll     ヽ二ノ__  { | / ハ `l/   i::::i    _   `ヽ
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