>>1乙
6 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:12:13 ID:dDZYpv7m
7 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:42:21 ID:km80U100
1おつ
8 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 16:06:51 ID:km80U100
過疎ってるなぁ
9 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 21:29:31 ID:NBYIN/Wt
age
誰も作家がいないのにスレを立てる神経がわからん
書いてみようかな
でも女らんまオンリーだけど
オンリーってことは…オナニーかな?
良牙とゆかさゆりの3pお願いしまw
あの学校の修学旅行はこんな感じだろうか
「わかってるな?せーの、で乱馬にぶっかけるんだぞ(ヒソヒソ)」
「てめーらぁ…おれはそういう趣味はねえっ!」
「み、水だよ水!」
ぶっかけ
もうこの際女らんまにぶっかけちゃってくださいw
熱いのぶっかけたら男に戻っちゃうよ。
20 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 06:37:22 ID:6x8hRFh7
テスト
肉まん二 人前おまちどさま。
あいやぁ〜!お客さん、なにするね!
猫飯店、そういう店ちがう!
保管庫がちょっと見れないね
23 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 10:46:27 ID:uszfsQqd
おんならんま
おならんま
25 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 00:21:54 ID:ut2secTu
過疎ってるなぁ…
何故みんならんまの良さがわからんのだ
いいからこそハードルが高くなってるような気がする。
あの事件以来このスレは寂れたねー
早乙女玄馬は迷っていた。
「ようやっと手に入れた陥落丸。これを呑ませれば生意気な乱馬めを弱体にさせ、懲らしめることができるが・・・・」
だが薬に頼る躾とはいかがなものか。いやそれよりも武道家としての意地が。
さすがに悩んでいた玄馬に影が近づく。
「おやじーっ、どけどけぇー!!」
どかっ、と小気味がいい音がして、中年の身体が天道家の池に叩き込まれる。
怒りとともに立ち上がったパンダの背中には、少年の足跡がくっきりと刻まれていた。
(らんまぁ〜、もう許さん!!)
「まあおじさま、朝から冷たくありませんの?」
居候している天道家の長女 かすみがパンダと化した玄馬にそう聞いてくる。
玄馬は心配するなと身振りで示しつつ、名案が浮かんではっとした。
【かすみさん、乱馬の朝食にこれを入れてやってくれんか?】
「まあ、なんですの?」
【身体に良い薬です。これを飲めば、怪我をしてもあっという間に治るのです】
「まあ素晴らしいですわ。では早速」
人を疑うということを知らないこの善良な女性はまんまとパンダに丸め込まれ、乱馬の味噌汁に陥落丸を入れる。
息子が朝食を平らげるのを見て、人間に戻っていた玄馬は言った。
「乱馬よ。近頃お前は武道家として慢心しているようだ。父として、この際厳しく躾ける必要があろう。さあ学校前の稽古だ、こい!」
「なんだ懲りねえな。親父なんぞ俺はとっくに超えてるっつーのに」
物憂げな表情で乱馬は立ち上がると、素早くちゃぶ台を移動した天道家の人々を横目に構えをとる。
対して絶対的優位を確信する玄馬は不敵に笑い、真っ正面から躍りかかった。
「うおちゃあーっ!!」
「ほい」
渾身の一撃を簡単にかわされ、カウンターを叩き込まれた玄馬はその反動で再び池に落ちる。
その姿を見ようともせずに乱馬は鞄を持って天道家の三女あかねとともに学校へ向かった。
「親父の野郎今さらなに血迷ったんだろうな」
「乱馬最近おじさんに対する態度ひどいもん。さすがに我慢を超えたのよ」
「へっ。武道家は力関係が全てだぜ。弱ぇのがいけねぇんだ」
登校の道すがら、ふたりは朝の件を話しつつ学校へ急ぐ。
だがそのために注意が散漫になり、武道家としてはあるまじきことに商店街の店先に転がっていたバケツを蹴飛ばし、さらに中にあった水をかぶってしまった。
「やーい、まぬけー」
「ちきしょー・・・・」
女体化して濡れたままらんまはぼやき、バケツを元に戻して再び学校へ向かう。
しかし足が重く、あかねにも置いて行かれそうなことに気づいてらんまは愕然とした。
「見つけたぞ、謎の漢方薬剤師!」
「ああこないだの旦那さん、どうしたあるか?」
「どうしたもこうしたもあるか! あの薬、全然効かんかったぞ!!」
「あいやー、それおかしいね。中国四千年の秘薬、効果絶大のハズよ。その女、全く平気だったか?」
「女?」
「是。旦那さん、ある人に言うこと聞かせて服従させたい言った。てっきり女の子を落としたいのかと思てたよ」
「す、すると?」
「あの薬飲んだ女性、発情してメロメロになるよ。近寄る男、拒めない。超淫乱になるね。男と一緒に羽化登仙しまくる、これ間違いない」
「あれを喰ったとき、あやつは男だったからなにも起こらんかったのか・・・・・・だがもし、水をかぶって女になったら・・・・・」
(く、くそっ! 身体が火照る! いったいどうなっちまったんだ・・・・・・)
遅刻はせずにすんだものの、教室に滑り込んだときらんまの肉体はほとんど力を失っていた。
それだけではない。乳首はこすれるだけで勃起し、子宮は淫らに疼いて熱い蜜をあふれ出させるのだった。
「どうしたのらんま、顔が真っ赤よ」
「な、何でもねえっ!」
心配するあかねにぶっきらぼうに返事すると、らんまは顔を背けてしまう。
乱馬は自分が女性的なエクスタシーの極みにあることを自覚しており、恥ずかしかったのだ。
「なによ、心配したげてるのに」
(すまねえ、あかね)
心で詫びつつらんまは必死に机にしがみつく。
そうしていないと、周囲の男子に夢中で抱きついてしまいそうだった。
(ほ、欲しい・・・・・・バ、バカ、なに考えてんだ俺は!)
「はっはっは、いたなお下げの女! 今日こそはぼくとデーとしてもらうぞ!」
「く、九能!」
突如現れた上級生 九能帯刀の姿に教室はざわめいたが、いつもの予定調和を信じて周囲はただ見守るだけである。
だがらんまはこれ以上ないピンチが出来したことに気づいていた。
「うむ、今日も魅力的だお下げの女。それに免じてキスを」
(やめろぉっ!)
いつもなら鳥肌を立てつつ殴りとばすところだが、発情しきった身体には力が入らない。
お陰で易々とらんまの手を取った九能は、その手の甲に優雅に接吻した。
「ああっ!」
らんまの中を電流のように快感が全身を駆け巡り、肉体が熱く蕩けてゆく。
手のキスだけで軽い絶頂に達した後、そこに残ったのは男の心を完全に失った少女だった。
「先輩・・・・抱いて・・・」
「らんま!?」
豹変し、シナを作って九能に迫るらんまの妖しい媚態に教室の雰囲気は一変する。
特に男子生徒はらんまの発情しきった顔とフェロモンに反応し、ズボンの中を一様にきつくした。
「おお、ついにぼくの思いが通じたのだなお下げの女! よいとも、強く抱いてやろう!」
そう言うや九能はらんまを両手でがっちりと抱擁する。
だが周囲で唾を呑み込む生徒たちの期待に反して、彼はそれ以上の儀に及ぼうとはしなかった。
「せ、先輩、早く抱いてぇ・・・・」
「なにを言うお下げの女! こんなにしっかりと抱いてやってるではないか!!」
ある意味健全すぎるほど健全な九能の言に、周囲はみな一斉にコケる。
だが次の瞬間、早くもらんまの変化をかぎつけた男達によって事態はさらに急変した。
「OHHHH! どうやら問題児を矯正する絶好の機会がきたようDE〜TH!」
「校長!」
「ふひひ、不肖の弟子に引導を渡さねばの」
「八宝菜!」
「い、いけない! こんな人たちから一刻も早くらんまくんを保護せねば」
「とか言ってなぜ一緒に床下に隠れようとしてるんだ五寸釘?!」
「こいつに頼まれて連れてきてやたが・・・・なんだこのクラクラする気は?」
「ブキーッ!」
「ムース! Pちゃんまで!」
らんまに恨みを持つ男達が、怒りを情欲に替えてらんまに襲いかかる。
ここに、風林館高校を挙げてのらんま陵辱争奪戦の幕が切って落とされたのだった。
なお結末がどうなるかは作者にもわからなかった。
保管庫がどうので荒れてたことか。
俺は傍観してただけだから実感ないけど
保管庫のリンクがないぞ
そしてまた…
40 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 02:38:06 ID:2uql6gQc
>>32 続きはまだなのかっ!?
もう俺の息子がご立腹だ!!
>>32 なんという終わらせ方w
是非とも続きを求む!
そこで紅つばさが突撃ですよ。
>28-32は最後の投げっぱなしジャーマンでendにしたつもりだったのだが
vs校長編
「ハッハー、諸君グッバイ!」
先手をとったのは校長だった。
パイナップルで息子である九能の頭を殴りつけると、気絶した相手から発情中のらんまをかっ攫っていずこかへ逃げていく。
あかねや男たちはそれを追おうとしたが、煙幕を張られて姿を見失ってしまった。
「やばいであかねちゃん! 相手は学校を好きに改造しまくっとる校長や。今頃乱ちゃんを秘密の部屋にでも連れ込んで・・・・」
乱馬の男装の許嫁である右京が真剣な面持ちであかねに話しかける。
あかねも厳しい顔で肯いた。
「このままじゃ乱馬の貞操が危険だわ」
「手分けして探すで、あかねちゃん!」
「わかった!」
(無事でいて、乱馬! 校長なんかに・・・・・)
一瞬男乱馬の裸体を校長が×××する801な光景が頭に浮かび、あかねは鳥肌を立てる。
なぜいきなりサカリのついたメス猫のようになってしまったかの究明はあとに譲ることにして、今はなにより喧嘩友達を助けるのが先だった。
「ここは・・・・」
「OH、気がつきましたかミスらんま。ここは第三校長室DEーTH。HAHHAHHA−!」
学園改革のたびに逆襲されるため、秘かに用意しておいた極秘の避難室。
ついでに女生徒をイタズラするために予算を猫ババして作った部屋がついに役に立つ日が来たことに、校長は感無量だった。
「以前YOUたち生徒の髪型を正そうとしたことがありましたNE。今回はその続きで〜す」
「髪の毛を・・・・そんな」
「心配はいりまセン。今回は特別に、アンダーヘアだけを刈ることにしましTA」
「ああっ?!」
らんまは、よく見ると自分の身体が婦人用の開脚式検診台に仰向けで固定されていることに気がついた。
上半身は前のままだが、下半身はトランクスまで脱がされたうえ目一杯脚を開かれて股間がモロ出しの状態である。
その彼女に校長は旧式の手動バリカンを持って迫っていた。
「NANTO、刈る前にヘアを濡らそうと思ったらもう濡れてマシタか。手間いらずでいいでーす」
「い、いやあっ・・・・」
心まで女になりきってしまったらんまは校長の揶揄に反発するどころではなく、羞恥に震えて喘ぐことしかできない。
いつもと違う男をそそるその姿に、校長は加虐心を増大させていった。
「では早速・・・・と行きたいところですが、この部分が出っ張っててCHOIと危険でーす」
校長はらんまの発情のため膨らんだクリトリスをバリカンの刃先でちょんちょんと慎重につつき、ニヤリと笑う。
冷たい金属にもっとも敏感な部分を触られ、らんまは怖れとそれに倍する快感とで仰け反った。
「ぁああっ!!」
「nnnn〜、YOUは濡らしすぎデ〜ス。わたしの大事なバリカンがこれじゃ錆びてしまいます。少し減らしまSHOW」
そう言うや校長はらんまの露わな股間にかがみ込み、アヌスにまで溢れている蜜液をゆっくりと、丹念に舐め取っていく。
らんまは火照る淫唇をねぶられ、さらに真っ赤な肉芽を舌で絡めるように弄ばれて、ついにエクスタシーを極めてしまった。
「んんああああぁぁぁっ!!」
あまりの快感にらんまの腰が浮き、さらに失禁する。
少女が瞳に歓喜の涙を浮かべ、肌をうっすらと汗で湿らせるのを見下ろしつつ、校長はバリカンを構えなおした。
「コレではますます濡れるばかり。仕方ない、このまま綺麗にしてあげまSHOW!」
その言葉とともに校長のバリカンはらんまの恥丘の上を滑るように動き、翳りを白い肌へと変えていく。
彼の熟達の技は今なお勃起しているクリトリスに触れることなく、見事に少女の股間をツルツルにしてしまった。
「ハッハー! ミスらんま、あなたのプッシーはコレでベイビーのようにイノセントになりまシタね。しかし、完璧に剃れたかは疑問がありマス。この舌でチェックしましょう」
「やぁん、ナメナメされたらまたオモラシしちゃう・・・・・それより、校長の太いのを・・・・」
「焦らナーイ。前菜はじっくりと堪能するものだよミスらんま」
「イジワルぅ・・・」
もはや料理されるのを待つばかりのらんまにクンニリングスしながら校長はバミューダパンツの前ボタンを外す。
だがそのとき、校長室の床をぶち抜いて現れた小さな影があった。
「屋上の給水タンクの中に潜んどったとはの。お陰で手間取ったわい」
「OOUH! 八宝斎、なぜここが?!」
「バカめ、フェロモンを発しとる女をわしの鼻から隠しておけると思うなよ。八宝大華輪!!」
「マイガーッ!!」
爆風とともに第三校長室は砕け散り、上空に吹き飛んでいた煤まみれの校長が屋上にグシャリと落ちる。
こんなことならさっさと犯っておけば良かったと悔やむ鬼畜を残し、もう一人の鬼畜とその生け贄は姿を消していた。
校長イイヨイイヨー
続きに期待
おお!久しぶりの神降臨!
わっふるわっふる
バリカンかよw
まだー?
51 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:16:55 ID:i3c6+rQP
乱あ誰か書いて下さい。
良らんマダー?
なびか―ず
なびき―て
なびく―。
なびく―こと
なびけ―ば
なびけ―。
こういうところではやはりあまり同人では見れない
良らを書いて欲しいところです(´・ω・`)
同人の方が良く見ると思うけど
乱あ多すぎて羨ましい
>>53 未然
連用
終止
連体
已然
命令…だっけ?
ほす
59 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:01:42 ID:U1QI0qug
需要無いでしょうが良牙×あかりいきまーす。前スレで話出てたんで書き始めたものの、こんなに時間掛かった挙句こんな出来…。まぁ、保守代わりという事で。
「良牙さま…」
「まっ、待つんだあかりちゃん!!」
仰向けの良牙にのしかかるのは、周囲から良牙の彼女と位置付けられている女性、雲竜あかり。
彼女は今、潤ませた瞳を良牙に向け、頬を染めながら。
一つの決心に胸を痛めながら、
「…私を、抱いて…頂けませんか…?」
切ない声音で搾り出されたその言葉と共に。
その柔肌を、良牙に余す事無くさらけ出した。
響良牙十六才。只今、大ピンチであった。
どうしてこんな事になったのかはよく覚えていない。
ただいつもの様にぎこちないデートをして、家に招待して(家までは連れてきてもらったが)夜も更けて。
取り敢えず布団を並べて敷いてはみたものの、期待はしつつも結局駄目なんだろうなぁ、なんて諦めが八割占めていた所に。
……これだ。
「ちょっ、まっ、あ、あかりちゃんっ!?」
「良牙さま…」
慌てふためく良牙に構わず、あかりはそのまま顔を近付けて。
「…んっ…」
柔らかい感触。甘い吐息。熱の篭った声。
(うわ…良い匂い…。それに、気持ち良い…)
近すぎてぼやけたあかりの顔を眼前に。
ぼんやりとそう思った良牙の手が、意識せずあかりの背を抱いたのは、多分に必然だったのだろう。
強く密着させた身体。互いの肌を通して伝わる鼓動の音は、酷く早い。
そうしている内に、二人の鼓動が徐々に重なっていく。
ゆっくりと満たされ、広がっていく幸福感に酔っていく。
それでもこれは。
ただ一時のものなのだと。
(…良牙様…)
彼女には、解っていた。
60 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:09:39 ID:ntxs/5oT
『そういうこと』を考えた事は勿論あるし、一人で慰めた事だってある。
しかし、所謂『本番』が心の準備も無いままやってくるとは思わなかった。
(…えーとえーとえーと、まずは……どうすりゃいいんだ!?)
柔らかく細い身体を壊さぬ様に、出来るかぎり優しく抱き締め、そのまま暫し。
相手に安心感を与え、心の準備もさせるいい方法だとどこかで聞いた様な聞かない様な。そんな不確かな、そして壊滅的に少ない知識を総動員して実践し、何とか上手くいった様ではあるが。
(うおぉぉぉ解らん!!この先どーすりゃいいんだぁぁぁ!!!)
呆気無く詰まった。
第一緊張でロクに身体も動かないというのに、その先なんて上手く出来るのか!?などと不安にまた固まり、最早ガチガチである。
(……な、なんかもう、このままあかりちゃんが眠るの待ってた方がいいかなー、なんて……)
ヘタレ全開な思考に陥る良牙だが、身体は正直だ。
何といっても、柔らかく、甘い香りを漂わせる様な、男の欲望をダイレクトに刺激する女の肢体を腕の中に捕らえているのだ。
これで反応しない男もそういないだろう。
そんな訳で。
(あああっ、鎮まれ俺ぇぇぇ!!!)
雄の象徴であるそれは、もうこれでもかと言う位に臨戦体勢だった。
そして、良牙も失念していた様だが、この行為に導いた……というか、誘ってきたのはこのお相手、雲竜あかりその人である。
同時に服も脱ぎ捨て、良牙も同様。
裸で密着しているのだから、そんなあからさまな変化に気付かぬ訳も無く。
「……良牙様……。あの、私、頑張りますから……」
上気した顔と潤む瞳を向けられ、恥ずかしげに紡ぎ出された健気な言葉に、そっと良牙に触れてくるぎこちない指に。
「あ、あかりちゃんっ……!!」
感極まって覚悟完了すると共に、そこをより一層膨張させたのは、仕方の無い事なのだろう。
61 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:14:04 ID:nJI8UXTv
ぴちゃぴちゃと、犬が水を飲んでいる様な音が、しかし淫靡に鼓膜に響く。
それと共に感じるのは、初めての刺激、快感だ。
自分の股間に顔を埋めて懸命に奉仕するあかりの姿は、この上無く己を昂ぶらせる。
息を荒くしながら、ぎこちない動きながらも良牙の剛直を細い指で上下に扱き、舌で舐め回し、先端を咥え、吸い、滲んできた先走りの汁を啜る。
時折視線をこちらに向けてきて、気持ちいいですか?とでもいう様に小首を傾げてくるのがまた男心を刺激するし、可愛らしい。
「んむっ…ふっ…」
こくん、と喉を鳴らしてそれを飲み込み、一旦それから口を離して一息。
「はふ…良牙様の……凄いです……」
薔薇色に染まった頬と、潤んだ瞳。
陶然と呟かれた声には、抑え切れない情欲の色。
良牙はごくり、と喉を鳴らし、その姿に見入る。
呼応する様に己の分身も硬度を増した事に気付き、多少の羞恥を感じたものの、やはり欲望には抗えず。
「あ、あかりちゃん……その、もっと…いいかな?」
「はい…良牙様……」
甘ったるい蕩けた笑みに、更にそこは反応する。
「おっきい……」
血管の浮いたそれを優しく擦り上げ、なぞる様に舐め上げ、裏筋にも舌を這わす。
「あかりちゃん……」
その刺激に翻弄されながら、本能か感謝の表れか、良牙はあかりの髪を撫でた。
暫くは良牙の荒い息遣いと、淫猥な水音のみが響く。
しかしそうしている内に、限界が近付いていき。
「くっ……ちょ、あかりちゃ……はなっ……」
「んんっ……」
「うお、ちょっ…………!!」
咥え込んだまま離さず、トドメの様に一気に吸われ、良牙が耐えられる訳も無く。
「……っっ!!……くは、ぁ……」
「ん……んくっ、ふ……。ふぁ、は、ぁ……」
あかりの口内に精液を吐き出し、それを苦しそうにしながらも飲み下した彼女の姿に気遣うより先、ある種の興奮を覚え、喉を鳴らした。
62 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:21:19 ID:3C836c8f
「あかりちゃん……次は俺の番だね……」
「あ、や、そんなっ……良牙様ぁ……」
押し倒し、優しくも有無を言わさぬ力で足を広げさせ、彼女の秘部をさらけ出す。
あかりの秘唇からむわっと濃厚な発情した女の匂いが立ち込めた。
既にそこは潤っており、愛液が滴る程に溢れていた。
白い内腿を自身の粘度のある蜜がとろりと伝い落ちる。
(……すげぇ……)
良牙は心の中で感嘆の声を上げた。
初めて実物を目にするそこは、くすみのない綺麗なピンク色で、花のような形をしていた。
「綺麗だ……」
「あ、良牙様っ……ひゃんっ!?」
熱に浮かされた様に呟きながら、引き寄せられる様に秘唇にそっと口付けた。
「あっ……駄目です、良牙様っ……そんな、汚いっ……」
「そんな事ないよ、こんなに綺麗で……こんなに……」
「ひゃう!!」
秘裂をなぞる様に舐め上げ、その刺激の所為か秘所から新たに湧き出てきた愛液を音を立てて啜る。
「ああっ……良牙さまぁ……」
這わされる舌が軟体特有の動きと感触で、あかりを追い詰めていく。
愛しい男に大事な部分を晒し、愛されているという想いと初めての快楽が相俟って、随分と己の身体を敏感にしていた。
更に粘度のある水音が鼓膜を震わせ、羞恥と感度を高める。
(まるで夢の様だ……)
良牙は心中で呟く。その言葉通り、彼は夢心地だった。
想像するしかなかった女体の神秘に口をつけ、その奥から湧き出る愛液を啜り、それを悦んでくれているのだから。
嬉しくて、ついつい力も入る。
「んぁっ…!ふぁっ、くん、ぅゃっ、あんっ!!」
貪る、といった動きに変化していくそれに、あかりはび
くびくっ、と身体を大きく震わせ、嬌声を上げる。
最早頭の中が真っ白になりつつあるあかりは、何も考えられずに与えられる刺激と快感を甘受しながら喘ぐ事しか出来ない。
と、夢中で彼女の秘所を貪っていた良牙の歯に、こりっ、と何かが当たった様な感触がした。
63 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:22:56 ID:3C836c8f
その途端、
「きゃひぃ!!あっ、あぁぁぁぁっ!!!?」
「うぉっ!?」
あかりが激しく体を痙攣させ、秘裂から潮を噴いて絶頂へと達した。
それに驚いたのは秘所を貪っていた良牙である。だが、一応潮吹きの事は知っていた様で、
(うおぉ……これが潮吹きか……)
ある種感動さえしながらその光景を凝視していた。
しかし、愛液を噴出する様を見ているだけでは我慢出来なくなったのか、獣の如く秘所へとかぶり付く。
「あぁんッ!!ぁっ…ぁっ…ぁっ…ぁっ…ぁっ…!!」
必ずしも潮吹き=絶頂というわけではないのだが、どう見ても彼女は達していた。
その上良牙が未だに愛液を噴出する秘所に顔を埋め、そこを途切れる事無く刺激している所為で反応は小さいながらも達し続けている様だった。
歯が触れたそれは秘裂の上側に存在する小さな突起、つまりクリトリスと呼ばれる陰核であり、女性がもっとも感じる部位のひとつである。
突然触られても痛いだけの事もあるのだが、心情的に昂ぶり、身体の方も興奮しきっていた為、激しい快感となって彼女を襲ったのだ。
「大丈夫かい?あかりちゃん」
「は、はひっ……んっ、あ、良牙、さまっ……きゃふっ!?」
愛液を啜るのに満足したのか、純粋に心配してか。そこから口を離してそう尋いてくる良牙に荒い息の中、あかりは言葉を返そうとする。
しかし、息を整えまともに言葉を発する前に突如秘部を襲ってきた感触に声を上げてしまった。
「あひっ……!?や、りょおが、さまぁ……」
背を反らせながら、弱々しく首を振る。
ぐちゅり、と粘着質な音を響かせ、濡れた舌が内部へと侵入してきたのだ。
「だめ、だめ、ですぅ……。そんなっ……ひんっ!」
「お礼にもっと気持ち良くしてあげるからね……」
そのままナカを舌で無遠慮に掻き回す。
空気と愛液と良牙の唾液が混ざって、じゅぷじゅぷといやらしい音が部屋に満ちた。
「はひっ、あぁっ!!……っ、あんんっ!!やぁ、そこ、そこはぁっ!!」
ナカを舌で擦り上げる様に動かし、出来るだけ奥の方へと突き入れる。
64 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:24:41 ID:3C836c8f
雄の本能か、感じる部位だと察した花芯は指で優しく擦り、時折摘んで強弱をつけながら、間断無く攻めていた。
「うわ……凄ぇ……。あかりちゃんのココ、とろとろだ……」
思わず感嘆の息が漏れる。同時に喉も鳴っていたが。
しかし、良牙の反応も仕方の無い位、それは淫靡な光景だった。
蜜と涎とに濡れて光るそこは、赤く熟れきっていて、ふるふると誘う様に震えているのだから。
「ひぁ、んっ……くぅ、あふっ……」
あかりはびくびくと身体を震わせながら、良牙の髪に指を絡ませながら喘ぐ事しか出来ない。
もう力の入らない手では良牙の頭を引き剥す事など出来ないし、言葉では何を言おうが、本心では望んでいた事だ。
羞恥はあるが、ただ縋るものが欲しかっただけというのが本当の所だろう。
「ひあぁ……も、もっ、だめ、ですぅっ……!!ま、またっ……」
熱に浮かされた様な、泣きそうな声で訴えられる。
それを聞いた良牙は、舌の動きを早くし、一段と音を立ててそこを攻め立てた。
加虐心というものか、苛めて泣かせて、啼かせたいと思ってしまう。
それは本人にしてみれば無自覚、無意識のものではある
のだが、良牙は欲望のまま、そこを貪った。
「あっ、あっ、あっ……あああぁぁっっ……!!!」
足をぴんと張り、背を反らせたあかりにそろそろ限界だと察し、指で弄っていた肉芽を強く摘み上げ、限界まで舌を伸ばし、勢い良く熟れた肉の奥へと突き入れた。
「ひあああぁぁぁっっっっ!!!!!」
その刺激を素直に受け、あかりは悲鳴に近い嬌声を上げながら、二度目の絶頂を迎えてびくびくと身体を大きく跳ねさせた。
犬歯がまたもそれを引っ掻く様にして刺激を与えた所為もあるのだろう。
あかりは一頻り身体を震わせた後、力を失った様に、くったりと身を沈めた。
65 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:33:36 ID:o3xQFru2
「だ、大丈夫か!?あかりちゃん!?」
慌てる声を、未だ霞む意識で遠くに聞く。
少しの間意識が飛んでいたらしい。
「…ぁ…良牙、さま……」
「良かった…。すまん、やりすぎたみたいで……」
「い、いいえ、そんな……」
しょんぼりと言ってくる良牙の言葉を、あかりが慌てて否定する。
しかし声に力は無いし、動くのもキツそうだ。
良牙はその様子に、ここまできておきながら迷い始める。
(くっ……こんなに負担になる事だったとは……!!あかりちゃんの事を考えるなら、ここまでにしておくべきか!?しかしそれでは俺の方が耐えられん!!ああっ俺はどうすればっ!!)
(良牙様……いけな、私の所為で……)
それを察知し、あかりは些かだるい身体を動かし、良牙の首に腕を巻き付けた。
「えあっ!?あ、あかりちゃ……んっ」
そのまま唇を重ねた。
絡む舌。響く水音。女の匂い。
汗ばんだ肌が密着し、胸には女の象徴と言える膨らみが押し付けられる。
良牙の頭がぼうっとしてくる。
そうなると、最早身体を動かすのは衝動と欲望だ。
口内を貪りながら、手はあかりの下腹部へ。
その身体がひくり、と震えるのも構わず、秘部を無骨な手でまさぐる。
二回もイカされ、舐め回され、びちょびちょに濡らされている秘裂は準備万端。後はいきりたつ肉棒を挿入するだけだ。
直ぐ様荒ぶる息子を秘裂にあてがわせると、理性も欠片程は残っていたのか、ゆっくりと腰を押し進めた。
「ぁんっ!」
にゅるっと亀頭がすべて埋まったところで何かにぶつかって進行が止まる。
その感触に訝しげな表情を浮かべるが、それが処女膜だと察知し、それを破るときにとてつもない痛みが襲うらしいことを思い出した。
しかしここで止められる程良牙は大人では無く、そして枯れてもいなかった。
(一気にいった方がマシだとか書いてあったような…)
どちらにしろ、ここから時間を掛けてゆっくり、なんて自分の方がもたないに違いない。
66 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:35:41 ID:o3xQFru2
「いくぞ…!」
短く告げると一気に腰を進め、処女膜を破る感触があったがそのまま一番奥まで突き抜ける。
「あぎっ…! んくぅうぅぅっ!!」
「ぐっ…すげぇ…」
今まで汚れを知らなかった少女の膣は押し入ってきた男を拒むようにきつく締め上げる。
それでも、あかりは押し入ってきた大きなものに息苦しさと苦痛、異物感を感じながらも、満足感と充足感を得ていた。
破瓜の痛みは途方もないが、それを上回る程の悦びに包まれていたのだ。
良牙も、一回射精していなければ耐えられなかったに違いない。
初めて男を迎えた膣は最初こそ拒むようにきつく締め上げていたが、徐々に快感をあらわす様にねっとりと、絡みつくように蠢いて精液を強請るように肉棒を絞り上げてくる。
「くぉおおおおおおお!!」
「あ、はっ!りょ、が、さまぁっ!そ、んな、い、いきなり、は、激しっ…きゃうっ!あっあっあっあっあっぁぁぁ!!くぅぅん!ふぁぁああ!!!」
良牙は無我夢中になって腰を振った。肉と肉がぶつかる音が響き、貫く彼女の嬌声が欲望を煽り、さらにそれを結合部が奏でるぐちゅという卑猥な音が助長する。
少女の秘裂に出入りする肉棒に絡みついて放さない肉ひだごと引き摺り出され、また肉ひだごと膣の奥深くまで突き上げられる。
その度に反り返った肉棒のカリに膣を激しく擦られ、陰核並みの感度の子宮口を勢い良く突かれた。
「か…はぁっ!やっ…こわれ、ひあぁんッ!!こわれ、ちゃいますぅ!!」
あかりは初めての行為にもかかわらず、愛する男に抱かれているという昂ぶりの為か、膣から溢れる愛液が肉棒を突き入れられるたびに飛び散ってしまうほどに感じてしまっている。
「す、すまん!!あかりちゃんが可愛過ぎて止められん!!」
それは良牙も例外ではなく。
初めて味わう肉棒に絡み付いてくる膣肉と、柔らかな身体に少女の淫らな表情と嬌声。
何より自分を求めてくれた彼女への愛しさが膨らんで、いつ爆発してもおかしくはないほどに興奮しきっていた。
それでも保っているのは男の意地、彼女より先にイクわけにはいかないのだ。
67 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:36:52 ID:o3xQFru2
「ああっ、そ、んなっ!!ふあぁっ!!りょうが、さまぁぁっ!」
二人とも既に限界に近かった。
あかりは既に二回絶頂しているし、良牙は一回射精している。
とはいえ、彼女の淫らに、熱く、粘着質に絡み付いてくる膣に与えられる快感に一度目以上に昂ぶらせていた。
「あっ、もうっ、っだ!…ダメェ!」
ぐちゃぐちゃと音を立てながら滴る愛液を掻き分けて、子宮を突き上げる良牙の肉棒を小刻みに締め付ける。
良牙は蕩けきった表情で喘ぐ彼女の背中に手を回し、己の胸に抱き締めて出来るだけ胎内の奥深くまで入れようと力強く突き上げる。
そして何度か子宮口を突き上げたとき、今まで散々肉棒に突かれて若干緩くなっていた所を抉じ開けられた。
そうして子宮に押し入ってきた大きな肉棒に子宮の奥を突かれ、ついに彼女は限界を突破した。
「っ、ぁんっ!!あっあひぃいいい!!いっ、イクっ……!!イっちゃいますぅぅぅ!!!!」
強烈な快感に再び潮を噴きながら身を震わせる。
良牙も収まりきらなかった肉棒が強烈に締め付けられたのを感じ、それがトドメとなった。
「だ、だすぞぉぉっ!!」
彼女の潮吹きを下腹部に感じながらも自身も相当に昂ぶらせた欲望を解き放つ。
大量に吐き出された精液は子宮内部にそのまま注がれ、子宮をすべて満たしていった。
「あっ…あっ…あっ…。お、おなか……あつぅ、い……」
抱き締められながらじわじわとお腹の中に熱いものが広がっていき、とろんとした瞳で、虚ろだが幸せそうにあかりが呟く。
良牙は最後の一滴まで胎内に吐き出すと、腕の中でぼんやりとした様子の少女の頭を優しく撫でて性交の余韻に浸った。
肉棒を抜き出され、それにより溢れ、流れ出る精液の感触に身体を震わせながらも、彼の腕の中で息を整える。
腕に抱かれたまま、たった今お腹の、精液を大量に注がれた子宮の上あたりに手を置いた。
これだけ注がれてしまったのだ。多少流れ出たとしても、妊娠してしまうかもしれない。
……望む所だ。
(……せめて……これだけは……)
弛緩した身体で、初めてだというのに激しく交わった疲れの所為か、眠りに落ちそうな頭で。
あかりは切実な想いを心の中で漏らした。
68 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:42:55 ID:T3kQCcif
「お別れしましょう…?良牙様…」
事が終わり、身体を離し。告げられた決意に、良牙は呆然とする。
冷水を浴びた様に身体が急速に冷え、混乱が襲ってくる。
「な、何でそんな事をっ……」
言い募ろうとする言牙の唇を、そっとあかりの細い指が塞ぐ。
あかりは、だって、と呟いてから。
「あかねさんがお好きなんでしょう…?」
涙に濡れた顔を、離れていかねばならない悲しみと、自分の純潔を捧げられた悦びに、複雑に歪ませながら。
無理に笑おうとして失敗した様な、そんな顔を目の当たりにして、そんな言葉を聞いて。
絶句し、完全に言葉を失った良牙に。
あかりは今度こそ完璧に。綺麗な、儚い微笑を零した。
(そんなっ…!!)
気付かれていたのか、と思うより先に、良牙を襲ったのは焦りだ。
自分から離れていってしまうという不安と焦り。
抱いたのだからもう自分のモノだとか思っていた訳ではないが、執着は多大にある。
罪悪感も勿論あるが、切羽詰まった時に。最後の最後に出てくるのは、結局素直な欲望と本能だ。
良牙の場合、
(駄目だ!!)
言葉にするのなら、独占欲といった所か。
「あかりちゃん!!」
「えっ?きゃっ…!?」
良牙は思わずあかりを押し倒していた。
困惑しながらも、やはり悲しい瞳をしているあかりに、良牙は真剣な顔で言い募る。
「ごめん…!!あかりちゃんをそんなに傷つけていたなんて…その上、そんな悲しい選択をさせるなんて、俺は最低な男だ!!」
「…良牙様…。いいんです、私は…」
「よくないっ!!よくないよ…あかりちゃん……」
「良牙様……」
…俯き、唇を噛み締める良牙。
そんな良牙に何も言えず、沈黙するあかり。
69 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:45:05 ID:T3kQCcif
それでも、やはりあかりは良牙を傷つけたくはなくて。
「……これは、私のワガママなんです……。だから、良牙様が気に病む事は…」
「駄目だ!!」
血を吐く様な良牙の叫びに言葉を遮られて、また沈黙する。
だが、
(……いけない……このままじゃ良牙様がもっと傷ついて……)
そう思って、再度口を開こうとしたあかりに、俯かせていた顔を勢いよく上げた良牙の叫びが届く。
「だから、子供を作ろう!!」
「…………………………は?」
どんな思考をすればそんな答に辿り着くのか。唐突すぎるその叫びに、あかりは思わず瞳を瞬かせ、ぽかん、と口を開けた。
「そうすれば、責任が取れる!!」
間。
「……………あの〜……………」
どこかが、何かがズレている様な。
「あかりちゃん!!」
「は、はいっ!?」
「その時は、俺を婿に貰ってくれ!!」
「はいっ!!……え、あっ、ええっ!?」
勢いにつられて思わず返事をしてしまったあかりに、良牙は破顔。
「よっしゃあ!!じゃあいくよっ!!あかりちゃん!!」
「えっ、あっ!?ちょっ、待って下さっ……ひゃああんっ!?」
「うおおおおっ!!」
否定も拒絶もちょっと待ったも聞く耳持たず。
勢いと気合いとを携えて、良牙は突っ走るのだった。
70 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:46:53 ID:T3kQCcif
瞳に虚ろな光を宿しながら、口の端から零れる涎を拭いもせぬまま、あかりは快楽に溺れていた。
「ぅあ、はっ……ひっ、んひぃっ、あぁっ……!!」
意思も意味も無い音が、嬌声となって空気を震わせる。
甘く、艶を含むそれが、耳に心地いい。
肉を打つ音、思う様貪り、ナカを掻き混ぜ蜜と精液が交じり合う淫靡な水音。
「あ、あかりちゃんっ……!!」
こちらも同様、蕩ける様な快楽に溺れ、逃がすまいと腰を強く掴みながら、あかりを欲望のまま突き上げていた。
熱い塊を咥え込んで、快楽を得ようとしてか締め付け貪る肉壁が、それを奥へと誘い込む様に蠢く。
「ひゃうぅんっ……!!」
濡れた音が耳朶に絡み付き、僅かに残っている羞恥に身を震わせ、甘い声を上げた。
痛い位に揉みしだかれる胸からの刺激も、最早あかりの感覚は快感としか受け取らない。
先端から括れの形、幹を走る血管の太さまでも、敏感になった肉壁が伝えてくる。
己の意思に反して無意識に絡み、吸い付いてまるで催促するかの様に蠢くそれに怯えつつも、近く訪れるだろうその瞬間を思って、身体が知らず震えた。
雄の欲望の詰まった熱い迸りを奥まで注ぎ込まれ、内を満たされるその時を。
「あああっ……りょおがさまぁ、もう、もうっ……!!」
「ぐうぅっ……!!いっ、いくぞぉぉっ!!」
「あっ、ああぁぁぁっっ!!」
白く弾ける視界と、どくどくと流れ込む熱いものの感触に、あかりは幸福を抱いたまま意識を失った。
71 :
良牙×あかり:2007/11/03(土) 05:50:21 ID:T3kQCcif
「……そうだよな。俺にはこんなに、俺を愛してくれる娘がいるんだ……」
疲れを滲ませながらも幸せそうに微笑みながら眠るあかりの頬をそっと撫でる。
「………………よし!!」
あかりの寝顔を見つめ、暫し何事か考えていた良牙だったが、気合いの篭った声と共に顔を上げ。
「……俺は決めたぞ!!」
そう言う良牙の声と顔には、言葉通り、何らかの決意に満ちていた。
何はともあれ。
紆余曲折はあったものの。
「結婚!?」
「……マジかよ……」
「まあ、おめでとう」
「意外ねー。まぁ、良いんじゃない?」
天道家にて結婚報告。
「いやー、はっはっはっ」
照れ笑いする良牙の顔に後悔の色は見えない。
どうやら吹っ切った様である。
その手は愛しい彼女のものと繋がれていて。
(……良牙様……私、幸せです……)
握り返すあかりの顔は、幸福に満ちていた。
おわりですー。…この終わり方簡単すぎる様な気もしつつ。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
GJ!
この二人が次に会えるまでにどれだけかかるのかが気掛かり。。
74 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 00:20:37 ID:ieA+PRX+
良牙×右京は嫌いだから、良牙×あかりは嬉しい。
とりあえずGJ
この二人って意外と珍しいよな GJ!
子供を作ろうで地味に吹いたw GJ。
しばらくこないうちに待ちに待った良牙×あかりが!
あかりが健気でかわいかった。GJ!
78 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:44:24 ID:2+OlP1uj
保管庫が…
乱馬とおさげの女との関係を探るため天道家を詮索する九能が早乙女親子の寝室から縮れた赤い毛を発見して狂乱
ここのじゃなくてエロ絵のほうでそ。
しかし、良牙×右京大好きな俺が参上。ほぼセリフだけで、直接エッチは無し。
こいつらは腐れ縁の掛け合い漫才姉弟コンビや!
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
「……あのな、良牙」
「なんだ、右京」
「うち、な……」
「なんだよ」
「乱ちゃんと、セックスしてもうた」
がらがっしゃん。
「……やっぱり、ショックやの?」
「……ま、まあな。あんの野郎〜〜、あかねさんというヒトがありながらっ」
「それやねん」
「あ?」
「あかねちゃんと結婚するから、けじめをつけるために……いうて」
「ちょっとあいつ殺してくる」
右京が続ける。
「言い出したんは、うちの方からや。乱ちゃんは好き、あかねちゃんも大事な友達。
20歳過ぎても30歳になっても、このまんま、っちゅうわけには、行かへんやろ……」
「……右京、お前……」
「そんでな、ごくごく内密に。……ちょっとだけ、や」
つい、良牙が要らざることを訊く。
「……い、痛かったか?」
「……あそこと、胸が。これで『しまい』や、おもたら、泣いてしもた」
「やっぱり、あいつを殺してくる」
「……大丈夫。入ってへんから」
「だっ、大丈夫って、お前なあ」
「乱ちゃんも初めてで、外で出してしもたんや」
「………………うぐ」
「なあ」
「なっっ、なんだよ」
「顔、真っ赤やで」
「あああああ、当たり前だろ!! そんな、女の口から、そんな事をあからさまに言われても」
「ティッシュいる? 鼻血出そう?」
「う、ああ」
良牙が鼻にティッシュを詰め、首の後ろをとんとんと叩く。
「………せやからな、良牙」
「どういう前置きだ、バカ」
「バカとは何や、アホ」
「でええい、さっさと続きを言わんかっ」
「………あんたと、寝てやってもええで」
どんがらがっしゃん。
「………アホ、気絶してしもた。全部ウソやったんやけどな〜〜。
良牙には、まだ刺激が強すぎたんやろか。真に受けられてもなんやし、起こしたろ」
べいん。巨大なヘラで叩かれ、良牙は目を覚ます。
「……う、右京くん。俺は、俺が」
「ウソやウソ。ぜぇーーーんぶ、ウソ。なんやったら、確かめてもええで?」
「たっ、たたたたた」
「乱ちゃんに聞いてみ、ちゅーこっちゃ。なぁーに妄想してんねん、ドーテー」
「てっ、てんめえええ、言っていい冗談と悪い冗談が……」
くすくすと右京が笑う。
「もー、可愛いなぁ良牙。こーゆー事いうたらコロッとだまされとるわあ」
「うぐぐぐぐぐぐぐ」
「気ぃつけんとあかんでぇー、ほんま。女は大概こうやから、手玉に取られるでぇ」
「お前は俺の姉貴かっ!!」
「下世話な近所のおねーちゃんや。どやのん、あかりちゃんとはうまく行っとんの?」
良牙が、ふっと遠くを見つめる。
「……別れた」
「はあぁ?!」
「あの娘は、俺を見ていない気がする。強いから、ブタだからいい、だけだ」
「何やねん、ブタて」
「それはいい、忘れろ。……いい娘だが、幼い。俺には釣り合わん。だから……」
「へええええーーー、あーんたにそないな根性があったやなんて。おねーちゃん驚きやわー、東海地震の前触れや」
「ウソだ」
「ダァホッ!! もう、知らんわ!!!」
おあとがよろしいよーで。
(未完)
85 :
おまけ。:2007/11/08(木) 23:28:50 ID:dS4/k7ih
「す、すまん、つい中に……」
「ええわ、どーせあんたのやもん。ちゃんとうちの卵子にたどり着けるかも怪しいわ」
「なっ……」
「できてしもても、ちゃんと産道通って出て来れるんかいな。あー、出産大変そうやなー」
「……お前な……」
そんな良右。
何か楽しくていい。GJ。
高橋留美子のギャグは台詞のかけあいでなっているからね。
こういう、台詞だらけのは雰囲気出るね。
GJ!
この二人が公式でもくっついてくれたらよかったのにな
それじゃおいらもだいぶ前に書いてはみたものの
スレ違い気味なため投下を躊躇していたものを放り投げますよ。
乱馬とあかねの結婚前夜。
早乙女親子は道場で婿入り前の最後の組手を行っていた。
「乱馬よ。なぜわしがお前を呪泉郷へ連れていったのか、わかっておるか?」
「…中国語がわからなかったからだろ?」
「実はのう…
…お前は元から女だったのだ!!」
「な、なんだってーーー!!」
「我が子を強い男にする。それがお前の母との約束だった。
しかし産まれてきたのは女の子。それが乱馬、お前なのだ。
このままでは約束が果たせなくなってしまう。
すぐさまわしは産まれたばかりのお前を抱いて中国へ渡り、
呪泉郷を訪れ、赤ん坊のお前を男溺泉に浸け、止水桶を使い男の姿にした。
お前の母には術により産まれたときから男だったと思い込ませてある」
「それからわしはお前を男らしい男として育てた。
しかし本当にこれでよかったのか…悩んだわしは再びお前を呪泉郷へ連れて行った。
そしてお前を娘溺泉へ落として女の姿に戻したのだ。
男として育ったお前と、本来の姿である女としてのお前。
どちらがよいのかいずれはお前自身に選ばせるつもりであった。
乱馬よ。それでも男としてあかねくんと結婚するか?」
「…嘘だろ?」
「嘘。」
乱馬はずっこける。
「ふっ、相手に触れずして倒す。これぞ究極奥義、大法螺吹!」
「…この、くそおやじーッ!」
敵前大逆走!
何だ嘘か
まあ乙。
ご好評につき、もう一つ書いてみた。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
良牙は、カウンター席で腕組みをしている。
「……う〜〜む……」
「なんやの、良牙。さっきからなに悩んでんねん、うっとうしい」
「いや、お前に関わる謎がある」
「謎? 何やねん、いきなり」
「俺は知っての通り、硬派だ。女性と付き合った事は、ほとんどなかった」
「硬派? ヘタレの根性なしと同義語やな」
「やかましい。あかねさんとは真正面からよく話せないし、あかりちゃんともそうだ。
どーも敬語を使ったり古風になったり、余所余所しい。今時の若者らしくならん」
「うんうん、そうやな。それで?」
「そんな俺が、どーして一応女であるお前とは、かくも対等に話せているんだ?」
右京が豚玉を焼きながら、仏頂面をする。
「……アホらし。聞いて損したわ」
「いや、すまん。つい気になって、な……」
「せやなあ、うちは乱ちゃんと親父さんに小さい頃捨てられてから、
女である事を捨てて、お好み焼きの鬼となっとった。中学校も男子校や」
「そうだったのか……苦労しているな、お前も」
「せやから、いまいちうちが女やと意識してへんのかも知れんなあ。乱ちゃんも、あんたも。
……こーんなええ女捕まえて、どないな根性してんねん。アホくさ」
良牙はとりあえず、肯く。
「なるほど、辻褄は合うかもな」
「それと、乱ちゃんが男やーちゅう事は、あんたもよう分かっとるやろ?」
「当然だ」
「その乱ちゃんが、水被ったらかわいー巨乳の女の子になって、半裸でうろちょろしとる。
それ見ても、あんたは別に欲情せえへんやろ? してもええけど」
良牙が少し考え、肯く。程よく焼けた豚玉を食べながら。
「そりゃ、まあな。あんななりでも、乱馬は乱馬だ。気色悪いだけだ」
「で、そんななりした乱ちゃんを、あんたはぶん殴れる。うちはぶん殴れん。
硬派のあんたは、普通女の子には、手ぇあげられへんやろうが」
「ふむふむ。中身というか人格というか、その違いという事か」
「せやな。もし乱ちゃんの人格まで女の子になっててみい、あんた殴るか?」
「……気色の悪い想像をさせるな。まあ、殴れんな」
「ああ、丁度ええサンプルがおったわ。小夏、ちょっと来いやー」
「はっ、右京さま。ここにおります」
「うん、ちょいそこにおってんか。……この『くのいちの小夏』は、どっちや?」
「どっちって……」
「体は男でも、見かけと心は女。どや、こいつ殴れるか?」
「……うっっ……いや、ちょっとな……」
びっと右京が、良牙を指差す。
「ほら、そこや。あんたは『女』とゆー人格、性質に対して、引いとるんや。
女々しいのは殴れへん、男らしいのは殴れる。そーゆーこっちゃろ」
「う〜〜〜む、余計分からなくなった」
「ちょっとややこしくしてもうたな。まあつばさのアホといい、なんでうちの周囲にはロクな人間が集まらへんのやろ」
「それは、俺もか? 誰だ、つばさって」
「あんたは甲斐性なしのロクでなし。つばさは女装趣味の変態や。女好きやけどな」
「そんな変態と俺を同列に扱うな。乱馬の同類だろうが、そいつはっ」
右京は少し考え、小夏に手を振る。
「小夏、明日の仕込みに戻っとり。……うーんと、ああそうや、うちとあんたが初めて会った時。
男子校の制服着とったうちに、あんたは遠慮なく攻撃して来たやないの」
「……そうだったかな。というか、襲ってきたのはお前からじゃなかったか?」
「あんたがうちと乱ちゃんの縁談に、ごちゃごちゃ文句つけとったからやろ。乱ちゃんの助太刀や。
あんた、結構近付いても、うちが女やと分からんかったやないか。それなりに傷ついたで」
「す、すまん。化粧っ気もないし、立ち居振る舞いが男らしかったのでな……」
右京が笑う。
「わー、うち、すっぴんやったんかぁ。サラシの下のうちの胸見たら、あんた鼻血噴いて気絶して」
「乱馬がやった事だろうが! それに、その後で乱馬に不意打ちを喰らったからだ!」
「あの後、あんたと再会して、あかねちゃんとあんたをくっつけるお膳立てをしてあげたんやなあ」
「それも、この店でな。懐かしいな……」
「まだ作戦継続中やで。あかりちゃんに浮気せんと、あかねちゃんを奪う根性見せたりぃや」
二人は口論を続ける。
「……ええええい、何の話だったか忘れただろうがっ。方向音痴は三次元空間だけで充分だっ」
「あんたの周囲、異次元空間に包まれとるのんとちゃうか? 話もどこ行くか分からんやなんて」
「とにかく、なんでお前と対等に話せるのか、一つの結論が出た」
「おおー、おめっとさん。言うてみ言うてみ」
「お前、男だったんだな」
「何でそういう結論に行き着くねん、ドアホ――――――っ!!(べいん)」
おあとがよろしいようで。
(蜜柑)
ええーい、エロはどこだっ。通常のらんまパロディSS投下スレ、ご存知ないでっしゃろか。
たまにエロパロも書きますんで……。
タコ焼き男とはその後どうなったのやら
GJ!面白かったわw
102 :
うっちゃんて、ええわ〜:2007/11/11(日) 06:21:56 ID:zvf2U0ym
GJ!!
うっちゃんのキャラの良さを再認識
男子校ネタか×良か×蛸か×乱がみたい!!
紅つばさは?
あー、鯖落ち直ったんか。筆が進んでたまらんので、また来てしもた。
他の職人さんたちも、どしどしおいでやす。自分は良右のぬるいのんしか、よう書けませんが。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。テレビが点いている。
「また『大阪』か……家族殺しとは、痛ましいことだ」
「東京かて似たような事件はぎょうさん起こってるやろが! なんで大阪は差別されんねん」
「さあな……まあ、辛気臭いニュースばっかりでも何だ、明るい番組に変えようか」
「ええわ、ロクなもんやってへんねんこの時間帯。消してええで」
ぷちっとテレビが消され、店内は静かになる。
「なあ、良牙」
「今度はお前からネタふりか。何だ、右京」
「あんた、家族とかどないしてるん? あんたかて、木の股から産まれたんとちゃうやろ」
「いるが……滅多に顔を合わせんな。なにしろ両親ともども極度の方向音痴でな……。
母親さえ、買物に出れば軽く一ヶ月は帰って来ない。この間は近所のスーパーへ行こうとして、韓国へ行っていた」
「ほあー、遺伝やってんか。どうやったらその両親の一族が子孫残せてるんか、不思議やわ。
先祖代々、狩猟採集民族で、長らく文明と交わらへんかってんやろ? 遊牧民でも道に迷ったら死ぬさかいな」
「バカ言うな、ちゃんと都内に一戸建て住宅を持つ、サラリーマンの家だ。蛮族ではない」
右京が変な顔をする。信じられないようだ。
「アホ言わんといて、なんでそないな方向音痴のおっちゃんが、通勤や会社勤めなんかできるんや!
絶対にウソやっ! あんたが学校に通っとった事実は、寮に住み込みやったんやろうから分かるけど」
「いや、方向音痴で帰れなくなった俺を、よく乱馬が連れて帰ってくれたんだ。寮生じゃなかった」
二人は思わぬ謎に、頭をひねる。
「しかし……考えてみれば、そうだな。そもそも何の仕事をしているどんな会社なのかも、知らないな……」
「う〜〜ん、長期出張専門の会社やゆうても、目的地に辿り着けひんかったら話にならんし……。
うちみたく、屋台引いて全国行脚しながら生計立てとるんか? せやったら、一戸建ては無用やな……」
「そもそもあの家は、ほんとに俺の家なのか? 乱馬は場所を知っていたが、俺は年に数回帰れればいいぐらいだしな」
「つくづく近代文明社会と相容れん体質やなあ、あんたの家系。先祖は雲水か山伏でもやっとったんやろ」
「……で、そういうお前の家族はどうなんだ? 右京」
「うち? 親父はおるけど、早乙女のおっちゃんと乱ちゃんにうちを押し付けたまま、行方知れずや。
たまーに手紙が来たりもするから、生きてはおるらしいけどな。放浪癖の激しい男や」
「じゃあ、母親は……」
「大分長いこと、顔も分からんかったんよ。うちが小さい頃、亡くなってもうたらしいの。
こないだ捜したら大阪の菩提寺に供養されてて、遺影はあってん。うちそっくりのええ女やったで」
「そ、そうか……すまん、要らざる事を聞いた」
しかし右京は、さばさばしている。
「ま、うちもあんたも家族的には一人身や。彼女や召使いはおっても、仲良うしようやないの」
「ふん、友人としてな。腐れ縁だが」
「へっ、腐れ縁けっこうや。まだ酒が飲める歳にならへんけど、こういう時酒があればサマになるんやがな。
でもあんた、お酒弱そうやな。花見の席で腹踊りして、後でゲエゲエ吐いてるタイプやろ」
「お好み焼きを食べている時に、そういう話をするな。余計なお世話だ。
お前は酒が入れば、恨み節の泣き上戸だろうが。演歌歌手みたいな人生送りやがって」
二人はもぐもぐと、豚玉を半分こして食べている。
良牙が顔を上げ、店内を見回す。
「……しかしな、右京。寂しくはないか。うら若い女がこのそれなりに広い家に、一人寝で。
いや、小夏とかいうオカマはいるが……」
「小夏は押入れか、外の掘っ立て小屋で寝てるわ。まあ、子供の頃から一人やったし、別段なんとも。
……あ、あんた、よからぬ事を考えてるやろ。このむっつり助平」
「なっっ、そういうつもりで言ったんじゃない! うおっほん。
ただ俺は、さっきのような境涯で、家族に飢えているんではないかと推測してだな」
慌てる良牙を、右京は笑う。
「そうとられても、無理はない文脈やったで。せやなあ、深層心理として、家族に飢えてはおるんかも。
せやから乱ちゃんと結婚して、暖かい家庭を築きたいんやないの」
「そうか……天道家は大家族だからな、俺とあかねさんのプライバシーが侵害されないか、心配だ」
「ぷっ、あんたにまともな家庭が築けるとは、思えんなあ。亭主元気で留守がいい、で浮気し放題。
やがては家庭崩壊、三行半、ドメスティック・バイオレンスや。あかねちゃんが殴る方な」
ガタンと良牙が立ち上がる。
「てんめえええ、ゆーてはならん事をおおおお」
「ごめんごめん、冗談やって。別にあんたとあかねちゃんがくっつかんでも、
うちと乱ちゃんがくっつけば、それでええねんけどな。お膳立てしたる言うた義理や、何とかしたる」
ぷち。会話が途切れ、右京がまたテレビを点ける。
「なんや、『あしたをつかめ・平○若者仕事図鑑』大阪のたこ焼き職人・明神隼人くん?
うちの知り合いやないか。お好み焼き『うっちゃん』も、出演応募してみようかな。全国ネットで宣伝になるわ」
興味なさそうに二人は、ぼーっとテレビを眺める。
「……あ、テレビの脇の置物、いつぞや熱海に行った時のか。まだあったんだな」
「『世界の温泉・冷泉どこでもご招待』ゆうから、海外旅行でも出来るかと期待してたんやけどな。
まあ、熱海でもよかったわ。儲かったし、温泉旅館は羽が伸ばせたし。また行こうかな」
「ふん、本当はあかねさんを誘うつもりだったんだが、まあお前でも別に……その」
「一緒に温泉に行ってくれ、ゆうたら、ある意味殺し文句やで。うちが度量深くてよかったな。
あんたが持ち込んだにしては、ええ企画やったやないか」
「ふんっ。こないだお前が企画していた『破恋洞』作戦では、散々な目に遭ったじゃねえか」
「あれは乱ちゃんとあかねちゃんの、ある意味作戦勝ちやな。言うとくけど、うちとあんたはカップルやないで」
「言い切ったな……まあ、せいぜいコンビかツレというところだ。男女間にも義侠や友情はある」
「せやな、行くとこまで行って『セフレ』や。なあ、寒くなってきたし、また温泉行かへん?」
どんがらがっしゃん。
「……ああいかん、また気絶させてもうたわ」
おあとがよろしいようで……。
(未刊)
ええいあかん、良牙がヘタレの純情すぎて、そおいう方向に話が向かわんやないか。
せっかく右京がモーションかけてんのに、しょうもないなあ。そおいうのをくっつけるために、こないな事してんのに。
……すんません、ネイティヴ関西人とちゃうんで、大阪弁とか適当です。るーみっく弁ちゅうことにしといてな。
許さないよ
読んでて楽しかったGJ!
別に関西弁はそんな気にならなかったぞw
辛い時、悲しい時、悔しい時、良右を書けば元気が出るぞ……ほんまかいな。気は落ち着くんやけど。
右京は理想的な女性という幻想を抱いている方、ちょっとばかしご注意を。……誰かいてはるの?
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
右京ではなく、小夏と良牙だったが。
「……で、右京はどうしてるんだ? 町内会だと?」
「ええ、今夜は町内会の集まりで、夕飯が出るそうです。そろそろお帰りですから、しばしお待ちあれ。
……はい、シーフードお好み焼き出来ました。良牙さま、どうぞ」
「有難うよ。お前も大変だな、山奥の貧乏キャバクラで働かされていたのを、右京が拾ってきたそうだが」
「お蔭様で、賄い食事つき、屋根ありの贅沢な暮らしをさせて頂いて、勿体ない。お給料は月に100円も!」
「苦労してんだな……ほら、お前もちょっと食べろよ」
がららっ。引き戸が開いて、着膨れた右京が帰ってくる。
「う〜〜さぶっ。小夏、戻ったで。……ああ良牙、来てたんか。お待たせ」
「お帰りなさいませ。お風呂を沸かしておきました」
「おう、お帰り。先に小夏とお好み焼きを焼いてるぞ」
「ん。ほな、ちょっと一風呂浴びてくるわ」
コート類を小夏に預け、右京は風呂場へ向かった。良牙は手持ち無沙汰に、お好み焼きを箸で突っつき回す。
しばらくして、湯上りの右京が髪を拭きながら戻ってくる。肌も髪もつやつやしている。
「ふ〜〜、ええ湯やった。さて、今日の議題は何にしよか」
「議題ってな……町内会の集まりって、具体的に何をやってるんだ?」
「まあ、町会費のやりくりやら、月ごとの運営の方針、イベント企画。あとはふつーに飲み会や。
若い女の子も、うち以外にちらほらおったで。猫飯店からはコロンの婆ちゃんやったけどな」
「お前は飲めないだろ、まだ、法律上は」
「付き合い程度ならええんちゃう? 車を運転するわけやなし、無礼講や」
よいしょっ、と右京はカウンター内の椅子に座る。小夏は外の片付け中だ。
「あとなー、風林館の生徒が時々悪さするから、気をつけえって言われたで。たまに不良おるからなあ、あそこ。
……そう言えばあんた、学校どないしてるんよ。通えるはずないよね?」
「風林館に転校する前の乱馬と同じ高校だったんだが、奴が中国へ行くのを追って飛び出してな。
それ以来、学校に戻れなくなってしまった。多分、休学扱いなんじゃないか。
あっちも俺の方向音痴については、承知していたしな……男子校だったが」
右京が心配そうに、顔を近付ける。
「何や、このままやとあんた、高校中退の中卒無職やで。ニートの浮浪者の犯罪者予備軍のワーキングプアやで。
ちゃんと働かんと、将来嫁さんどころか年金ももらえへんやないの。土建屋さんでも紹介したろか」
「うるせぇっ! 母親みたいな事言うなっ! お前こそ10年ぐらい余計に歳食ってるだろ、どこが高校生だ」
「あんたみたいな社会不適合者、どこの企業が雇ってくれるんや。何ならこの店でバイトでもさせよか」
「ここは迷える10代の溜まり場か! おまえはここに加え、主婦という永久就職口があるからいいが」
右京が上体を反らし、天井を向く。
「乱ちゃんかて『だめんず』度合いに変わりはないで。うちはああいうダメ男を見ると、無性に世話しとうなるねん」
「ダメ男を増長させてるだけだろうが……って、俺もかひょっとして」
ずずっと良牙が番茶を啜る。ふわぁ〜と右京が欠伸をする。
「……学校と言えば、お前って成績いいのか?」
「悪くはないで。体育、家庭科、歴史に国・数、生物。英語はいまいちやけどな、日本人やし。
あんたはどーせ出席日数以前の落第生やろ。乱ちゃんと同レベルの」
「バカにするな、体育と社会科と国語、書道も成績は良かったはずだ。地理は全然だが」
「富士山と琵琶湖の位置が逆の地図描くぐらいやしなあ。脳みそのどっかに器質的問題があるんちゃうか。
いわゆる発達障害の一種かも知れひんなあ……一遍、病院行ってみたらどうや」
「うるさいわい。乱馬を追ってきたという事だが、それ以前は男子校にいたんだよな。
……大丈夫だったのか? お前みたいな奴、実際に男でもいろいろ問題だぞ」
「あー、ふつーにホモとかおったしなあ。せやけど、迫ってくる奴らは皆やき入れて従えとったで。
身の危険は、例のつばさっちゅう女装趣味の変態にストーキングされてた事ぐらいやろか」
右京が番茶を良牙の湯呑みに注いでやる。
「着替えとかはどうしてたんだ? 体育なんかはあるだろ」
「裏番はっとったさかいな、手下に外を見張らせて、一人で着替えしとったわ。水泳は見学。
おかげで早着替えが得意になってしもた。まあ、つばさなんかも気付いとったようやし、
女やと分かっとっても紳士協定でか手出しはされへんかったわ。男子校って意外とその辺わきまえてるもんやな」
「まあ、彼女持ちはボコボコにされる世界だったからな……女子校の方が何かとドロドロしてそうだ」
あの『黒薔薇の小太刀』の姿が二人の脳裏をよぎる。声も。
「せやな、女は怖いで。陰湿やし、正面から殴れへんし。男子相手なら気が楽や。
あんたや乱ちゃんなんかは、性的な意味で危険だったんちゃう? きゃー、ベーコンレタスや」
「ないわい! お前も最近流行のそういう手合いかっ」
「まあ、軽くな。うちとしては、あんたがそういう世界を知っとる方が引くわー。乙女の夢やで」
「この頃はやたらにメディアへの露出が進んで来たからな、俺みたいな硬派でも噂ぐらい聞く。
全く、恥ずかしくないのか? 俺には理解できん世界だ、気持ち悪い」
「でもなあ、服装倒錯者や性転換体質者がかくもうろちょろしとったら、
なんとなく、くっついたら面白そうやって思わへん? 小夏かてあんななりで男の子やし、現代的ジェンダーフリーや」
「オトコ女のお前に言われたくないな。お前が男の服装で女子校に通っていたら、それこそ倒錯的だ」
「ちゅー事は、男のカッコしたうちと、女の子になった乱ちゃんがくっついたらどうなるんや。
ホモ? ビアン? ノーマルカップリング?」
「ええ加減にせんかっ。お前は女だ、それでいいわいっ」
しばらく、会話が途切れる。
「……なあ良牙、風林館に転校してきたらどうやの? 寮もあったと思うで。
空き地にテント張って街中でホームレス生活するのんも、そろそろ止めときや。寒い時期やし」
「どうせ迷って同じ事だ。それに、お前の店に来ればメシには困らん」
「たかりに来んなや、ダメ男。ちゃんとお代は頂きますぅ〜」
べーっと舌を出す右京。
「でも、なんでお前の店には比較的簡単に辿り着けるんだろうな」
「次の議題にしとこ。うちはそろそろ寝るで。……あんたも、泊まってく? 外は寒いで」
「そこらへんに寝袋を出して寝る。店を開く頃には出て行くぞ」
「……へん、根性なし」
おあとが、あんまりよろしくないようで。
(延長戦)
右京も女、腐れるかどうかは……どうやろね。
延長戦てw
最近良右が人気なんだな・・
116 :
おみやげ:2007/11/14(水) 01:32:34 ID:fCmkxVM4
「ときにダディー。ハワイから帰ってきて家族になにも用意してこなかったのか」
「ドーント・ウォリ〜、タッチィー。ちゃんと用意してありまーす」
校長はトランクを開けるとテーブルの上に広げはじめた。
「こ、これは…」
「××の×××でーす。×××まで××って××ーっ××。
それからこれは×××が××××で××の×××に×××を××て×××。
アーンド、…オー、これはコッチィーにでしたー。
タッチィーも××××なら×××の××くらい×××して××××ですねー。
さらに××は××××で、もう××××。
×××も×××も××××…」
九能は股間が熱くなるのを感じた。
117 :
おみやげ:2007/11/14(水) 01:36:45 ID:fCmkxVM4
「しかしなぜさっきから伏せ字ばかりなのだ?」
「HA!HA!HA!ミーは教育者でーす!」
「単なる手抜きだろう!」
「HA!HA!HA!HA!」
九能家の夜は更けてゆく…
最近は良乱とか良らとかのサイト増えたような気がする。
ノーマル好きだから読んでないけど、ここで良右読めて嬉しい。
今度はムース×シャンプーが読みたいな〜。…書きたいけどむずい。
良乱はBLだけど良らはノーマルだと思うよ
私は良乱だと拒否反応でるけど良らは好き
ムースにコンタクトレンズもしくはレーザー治療を。
人気もなにも、自分一人でやってるだけで。人気が出たら、涙が出るほど嬉しいわぁ。
ほんなら、今日も投下しましょ。ちょびっとだけ進展します。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
「またお前か」
「だって、右京さまは風邪を召されて、臥せっておられるんですよ?
貴方もしばらく、顔を出されなかったし……」
「すまんな、ちょっと山陰の辺りをうろついて来た。ほれ、土産の『しょっつる』と『いぶりがっこ』」
「秋田土産にしか見えませんが。山陰って、西日本の日本海側でしょ」
けんけんけんっ、と右京が二階で咳をする。
「風邪か。俺はバカだから、ひいた事がないな。どんな具合だ」
「大した事はないようで。養生していれば、明後日には治ると言っておられますが」
「ちょっと見舞いをしてやるか。どうせ閑だ、活を入れてやる」
良牙と小夏は、右京が臥せっている二階へ上がる。小夏が密かにぼやく。
「………なんで、こんな男に………」
「おう右京、上がるぞ。風邪はどうだ」
「なんや、良牙か。わざわざ病人を訪ねて来んでもええのに」
「いいじゃねえか、ほれ、山陰土産の『きりたんぽ』」
「秋田県やろ。山陰行ったんやったら、シジミやズワイガニでも持って来い。……途中で腐るか」
畳の部屋に、良牙が腰を下ろす。
「まあ、寝ていろ。ちょっと顔を見に寄っただけだ」
「乱ちゃんとあかねちゃんは、昨日の放課後に見舞いに来たで。あんたは何日うろついとってん」
「これでも、俺にしては速い方だぞ。風邪ひいたなんて知らなかったし。
何だ小夏……ああ、お粥か。ほれ、口あけろ」
右京が上体を起こし、笑って掌を振る。
「ええって、お腹空いてへんし。あんたがお食べ。きりたんぽ鍋、小夏作れる?
そこの棚に『きょ○の料理』があるやろ、今月号。付箋つけてあるから、見て作って良牙に食べさせたり」
「は……ですが、少しはお召し上がりになりませんと」
「そうだぞ、右京。体力があれば回復も早い。俺は頑丈なバカだから、ひいた覚えもないがな」
「自分で言うとったら世話ないわ。ほな、ちょっと食べようか」
良牙がお粥を匙で掬い、息を吹きかけてから右京に食べさせる。
「……こういう時、誰かがおると助かるわぁ。浮世の人情も捨てたもんやないな」
「そうだな。小夏も有能っちゃあそうだし」
「金銭感覚がド貧民のそれなんを除けば、逸材なんやがなあ。確か乱ちゃんとも互角の強さやで」
「そりゃ凄い、立派なボディーガードだ。月給100円はないだろ、労働者の人権的に考えて」
「最初はただ働きさせてたんやけど、流石に気がとがめてなぁ。
それ以上やると、人件費が嵩むからあかん。うち一人でも、結構切り詰めてんで。
風邪なんかひいたら、赤字やわ。せっかく書き入れ時やのに」
「まあ、少し休めという事だろう。俺もたまには、手伝わなくはない」
半分ほど食べて、右京はまた横になる。
「山陰やない、秋田はどうやってん? そろそろ雪がちらついとったやろ。青森は大雪やで」
「初冬の日本海は寒かった。この辺りまで来ると、暖かいぐらいだな。渡り鳥の気持ちがよく分かる」
「風来坊なんやから、もう。……きりたんぽ鍋、出来るまで40分くらいやろか」
「随分かかるもんだな。小腹はお好み焼きでふさいだから、待つが……」
「……なあ、こないだの話やけど」
「何だ? 寝ていていいぞ」
「うちの店に、比較的簡単に辿り着ける、ゆうてたな。ほんま?」
「大体、天道道場へ着くのと同じくらいの確率かな。行こう、と思わない方が案外着けるんだ。
それでも大回りして、紀伊半島の山中を駆け回ったりするんだが」
「……あんた、修験者になりぃな。うちの宗旨は法華さんやけど。甲州身延山久遠寺、日蓮宗総本山や」
「ああ、元の家は寺なのか?」
「ちゃうわ。多分門前町でお好み焼き屋をやってたんやろうな。お寺さんはテキ屋の元締めやったりするさかい」
「響家の由緒なんかは、さっぱり分からんな。東京人は地方から出て来た家が多いからな」
「そもそも定住できへん家が、どうやって存続し得たんやろ。永遠の謎や。ユダヤ人みたいやなあ」
「……なあ」
「寝ていろって。きりたんぽ鍋を食べたら、俺は帰るからな」
「……帰るって、どこへや。空き地のテントか。ちっとは定住に向けて努力せえ、野蛮人」
「憎まれ口を利ける程度には、熱が下がって来たようだな。……お、まだ7℃5分ある」
「……帰らんで。傍にいて欲しい」
「さしものお前も、人恋しいのか。いいさ、向こうの物置でも借りよう」
「……あほ。この部屋でええわい」
「……大丈夫か? またぶり返して来たか?」
「せやな、ぶり返して来たかな。体と顔が、熱いわ」
「タオルを換えて来てやる。ちょっと待っていろ」
…………あ〜〜〜〜っほやないの? 分からんのんかい、このニブチン。
「しょうもな。期待して、損したわ」
「……大丈夫じゃねぇな、やっぱり。言っておくが、病人を襲うほど俺は助平じゃない。
まあ、顔が赤らんで眼が潤んでいるのを見ると、ちょっとこう、ぐっと来るが」
腰抜け。根性なし。ヘタレのスカタン。それでも男か、石部金吉。
あんたのそういう態度が気に喰わんのんやがな。煮え切らんのかグダグダに煮えとんのか、はっきりせえ。
「……お、きりたんぽ鍋が来たぞ。一緒に食べるか?」
「知らんわ! 一人で食べて!」
「俺が食べさせてやろう。ほーれ、熱々のきりたんぽと、地鶏のいいところだぞ」
「……ん、美味しいわ」
あちちち、ごちそうさん。
(未解決)
すまん、小夏。ぬるいなあ、良右は生ぬるくてかなわんわ。
基礎編はこのぐらいにして、次回からいろんなゲストメンバーも加えてみよか。
小夏に店番させると…
今晩はー。誰もおらんでも、こっそり小説を投下していくで。
誰か他の職人さん、おらんのかいな。雑談住人でもええけど……
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
「風邪が治ってよかったな、ウッちゃん。小夏に店番させたら、経済的にダメージ食らうぜ」
「ちゃんと経済観念は根本的に叩き直したる。昭和初期みたいな物価計算しよって。
まあおおきに、乱ちゃん。年末は忙しいさかいな、早よ治ってよかったわ。今日はサービスするで〜」
来ているのは、右京の許婚・早乙女乱馬。右京はとっても上機嫌だ。
「ちっくしょ〜〜、あかねの奴。ちょっとした口喧嘩に負けたからって、
空高くぶっ飛ばして晩メシ抜きだなんてよー。あいつが俺のメシ抜く権利なんざ、ねーだろうが」
「……乱ちゃん、自分が居候やっちゅー事、忘れてへんか?
せやけど、うちやったら大歓迎やでー、一生涯養ったる。どーんと任せてや」
「ははははは、考えておくぜ、前向きになっ」
もぐもぐ、もぐもぐ。乱馬は次々とお好み焼きを平らげる。
「うん、うめー。やっぱりウッちゃんのお好み焼きは旨いな〜」
「きゃー、嬉しっ。ななな、今夜は泊まってくんやろ?」
がららっ。扉が開き、いつもの男が顔を出す。小夏はまた外の掃除だ、この寒いのに。
「うーっす。……む、先客か。乱馬じゃねーか、珍しいな」
「あっちゃーっ、こンのドアホ。ええ時に出てくんな、塩撒いたろか」
「よーお良牙、しばらく振り。今度は日本アルプスでも歩いてきたか?」
「何をいう、俺は四国山中の雛見沢という村にいたのだ。結構寒かったぞ。
あかねさんへのお土産に、日持ちのする『朴葉味噌(ほおばみそ)』も買ってきた」
「飛騨高山の名物やろうが。どこにあんねん、ヒナミザワて」
「『朴葉寿司』もあるぞ。まあいい、邪魔したな。明日は天道道場へ行く、待ってろよ乱馬」
良牙はくるっと振り返り、店を出ようとする。右京がじとっと睨んでいた。
「待て待て、土産が腐るだろーがっ。明日の朝に連れてってやるから、ここで泊まってけよ」
「乱ちゃん!!」
「そうか? 済まんな。じゃあ右京、『うっちゃんスペシャル焼き』1枚。腹が減った」
「……あいよ、毎度あり。岩塩と唐辛子をたっぷり入れたろか、ボケが」
良牙はいつものカウンター席に座る。番茶はセルフサービスだ。
「……しかし、いつ来ても客がいないな。大丈夫か、ここは」
「失礼なやっちゃ。昼飯時と夕方は大繁盛やで。あんたがいっつも、閉店間際に来るからやろーが」
「ん? よくここに来んのか? 良牙の奴」
「たかりとぼやきに来んねん。迷惑な客やなあ」
「ふーん。でもお前ら、付き合ってんじゃなかったっけ?
良牙のやろー、あかねとあかりちゃんとウッちゃんの三股なんて、すげーな。よっ、色男」
ぶふっと二人は番茶を噴く。
「何ゆうてんねん、うちは乱ちゃん一筋や」
「俺はあ、あか、あかねさんが」
「今ちょっと『あかり』って言おうとしたろ。未練タラタラかよ」
「でええい、やかましい! 大体このオトコ女とは、ツレではあっても恋仲ではない!」
「せやせや、この朴念仁にそないな甲斐性あるかい」
「……でも、あんたら仲悪いようで、結構仲ええんとちゃう? 男子校の同級生で、家まで送り迎えして。
ええなあ、イケメン同士の熱い友情や」
「ふっ、まあな。宿命のライバル、好敵手ってやつさ。俺のほうが強いけどよ」
「……右京に言われると、なんか引っかかるんだが……まあ、そうだな」
「? 何が引っかかるんだ?」
「乱馬、お前は知らんでいい。頼むから知ってくれるな」
いつぞやの『恋の釣り竿』事件を思い出し、良牙は背筋が寒くなった。
「それに、今は恋のライバルやもんねえ。あかねちゃんが羨ましいわぁ」
「ったくよー、おめーも、あのがさつな乱暴女のどぉこがいいんだ?
あんなの嫁にしたら、殺人料理と格闘寝相で、三日で死んじまうぜ。くれてやるのも癪だから、やらねぇけどな」
「あかねさんを侮辱するなっ!」
だんっとカウンターを良牙が叩く。
「だーから、おめーはあかりちゃんかウッちゃんと付き合えばいいだろ。
ウッちゃんは俺の許婚で、幼馴染でもあるけどな。感謝しやがれ」
「せやから、うちは良牙と恋仲やないてゆーてるやろ乱ちゃん。
早いとこ良牙追い出して、今日は一緒に寝よな。ちいちゃい頃を思い出すわぁ」
右京が、ほほほほほと笑う。二人の男は少し怖くなった。
「……で、お前はあかねさんを俺に任せて、右京とくっつくのだ。それが俺たちの目的だ」
「そのために、いろいろお膳立てしてんけど、上手く行かへんのよ。なあ乱ちゃん、うちを選んでぇな〜」
二人が乱馬にぐぐっと迫ってきた。
「わは、わは、わははははは、……ごちそーさん、帰る」
「待てえい! この場に居合わせたが運の尽きっ」
「観念せえや、乱ちゃん! 布団は二階に敷いてあるでっ」
「で〜〜〜っ、やめろ! 犯される〜〜〜っ!!」
ばしゃっと乱馬がバケツの水を被り、女らんまになる。すざっと良牙は水を避けた。
「こっ、これならどうだっ! 女になれば、一緒に寝ても問題ないっ!
……ふえ、ふぇくしょっ!!」
「さーさーさーさー、風邪ひくでー乱ちゃん。お風呂沸いてるでー、一緒に入ろか」
「ままままま待ってくれウッちゃん、俺はまだ心の準備がっ。ほら、良牙もいるだろ」
右京が笑いながら譲歩する。
「ほんならまあ、女の子の恰好でええから、一緒に寝よか。寝巻きはうちのを貸したるわ。
暖房つけっぱなして寝るんも勿体ないし、電気毛布代わりや。積もる話もある事やし……。
ああ良牙、乱ちゃんが上がったら、あんたもお風呂使ってええで。小夏が最後やから」
「……俺はまた、一階で寝袋を出して寝る。朝になったら天道道場へ連れて行けよ、乱馬」
その夜。ぐーすか眠る右京を巡り、男二人の心のうちは。あ、小夏もいたわ。
「「………眠れん………」」
さて、あとが大変。
(続く)
130 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 16:02:01 ID:uHBZSvNb
おもしろい!
夜をぶっとばせ?
はーい、今晩は。この作品はお好み焼きを食べながら作られています…コンビニのやけど。
書き溜めてるわけやないから、どこまで続くかわからんけど、年末ぐらいまではちまちま投下できそう。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
今宵の来客は、天道あかねであった。
「ごめんなさいね、右京。乱馬が迷惑かけたみたいで。
はい、これ、家からささやかなお詫びのしるし。頂き物のもみじ饅頭だけど。賞味期限は大丈夫よ、多分」
「いやいや、うちはかめへんで。あかねちゃんのお蔭で、乱ちゃんと『一緒に寝られた』さかいな」
「ぬ、ぬ、ぬわんで」
「起きたら乱ちゃんは女の子のまんまで、布団巻きにされとったけどな。
うちはぐーすか寝とったから、夜中に何が起きたかは知らんでぇ〜〜。もみじ饅頭はお茶菓子にするわ、ありがとさん」
かかか、と笑い飛ばす右京に、あかねはふんっとそっぽを向く。
「ま、ま、そうカッカせんといて。うちのおごりや、たんとお食べ。夜食もたまには美味しいでぇ」
とりあえずミックス焼きと番茶が出る。あかねはまだ膨れっ面だ。
「もおお、乱馬の奴、帰ったらボッコボッコにしてやるわ」
「そしたらまた、うちのとこに来るまでやろ。手加減したり。
乱ちゃんのアホさにいちいちつっこんどったら、付き合えへんでぇ」
「まあ、そうだけど。そっか、右京は幼馴染だもんね……」
「ドメスティック・バイオレンスも程ほどにせーへんと、近所から騒音公害で訴訟されるわ。
引越しせえ、引越しせえってな。……あの小母ちゃん、どうしてるやろか」
あかねが、湯呑みを持ったままうつむいた。
「……いいわよね、右京は大人っぽくて。男子からも女子からも人気よ。
私なんかどぉぉせガサツで、ずん胴で、性格も子供同然だもん」
「スタイルも顔もええがな、あかねちゃん。憎まれ口を真に受けんでもええて。
あかねちゃんこそ、いろんな人からモテモテやないの。羨ましいわぁ」
「右京……」
「まぁ、性格が暴力的で手足が口より先に出て、人の話をよぉ聞かへんで、疑り深ぉて嫉妬深ぉて、
場ぁの空気を読めひんのんは、シャンプーと同じや。ストーカーでない分よほどマシやろ。
あとは超・不器用でカナヅチで、料理で人が殺せて、素直にものが言えへんのんが玉に瑕やな……あかん、瑕だらけや」
「そりゃ、どおぉぉぉぉも。」
「ええんちゃう? うちかて欠点ぐらい多々あるで。
あかねちゃんみたいな女の子、最近は『ツンデレ』ゆうて、男の子から尊重されるぐらいや。
その上に胸が小さめやなんて、ある意味完成形やないの。自信持ちぃな」
「なあに、それ。いーのよっ、私は男の子なんて、嫌いだもん」
ずざっと右京が引く。
「ほな、女の子なら好きなんか。あかんて、うちには乱ちゃんという人が」
「違いますっ!!(ばん)」
「…………鉄板、熱いでー。」
「うあっちっちっちっ」
あかねは、掌に軽い火傷を負ってしまった。
右京は、あかねの手に火傷薬を塗って、少し包帯を巻く。
「……はい、これでええかな。ごめんなあ、乙女の柔肌に」
「大した事ないわ。こっちのミスだし、格闘してればこれぐらい、いつもの事よ。
でも右京の手って、水仕事や焼き物料理や格闘じみた事してるわりに、綺麗よね」
「うちは、お好み焼き職人である前に、女である前に、お好み焼き職人なんや。
お好み焼きソースを塗れば、大概の外傷は治るようになってんの。肌もつやつやするしな」
「……ねえ、ひょっとして人間、辞め始めてる?」
食べ終わったあかねが、ふっと上を見た。
「……はー、右京が男の子だったら、私は彼女でもいいかもね。
大人っぽいし、強くて優しいし、度胸も度量もあるし。乱馬よりずっとマシ。
それに高校生でこんなお店を経営している女性なんか、そういないわよ」
「あら嬉しい、告白されてしもた。せやけどあかねちゃんは、花嫁修業が足らへんで。
乱ちゃんはうちに譲って、良牙あたりとくっついたり」
「え? でも良牙くんは、右京と付き合ってるんじゃないの? ほら、『絶叫温泉』とか『破恋洞』とかで。
でも、あかりちゃんって人もいたような……」
「ちゃうちゃう、乱ちゃんをうちが、あかねちゃんを良牙が獲得するため、共闘関係を結んどるだけや。
……ま、あの方向音痴とひっついたら、家に滅多におらへん夫になるやろうけど」
「でも、右京だったら、屋台を引き引きついて行けたりして」
「流浪の民やな、さまよえるオランダ人や」
しばらく女子高生同士、話が弾む。
そこへようやく通りすがるのは、我らが永遠の迷子・響良牙。
「こっ、この声は……あかねさんっ!(がららっ)」
「おー、噂をすればなんとやら。いらっしゃい、良牙」
「あら、良牙くん。今ちょうど、貴方の噂をしてたのよ」
(あかねさんが、俺の噂を……!!)
良牙はいきなり、天にも昇る心地だ。何か右京が話しかけている気もしたが、耳に入らん。
「おいこら、聞こえとるんか?(ぺしぺし)……そんなわけでな、良牙、あんたあかねちゃんとデートしぃ」
「そっ、そそそそそそそ、ぶはっ」
良牙は追い撃ちを喰らって、鼻血を噴き、腰を抜かす。
「何やねん、ヘタレの根性なし」
「……んー、じゃあ私、『右京くん』とデートしてみようかなー」
「「え゛」」
右京がぽんと掌を叩く。
「……せやったら、良牙は乱ちゃんとデートすれば、ええっちゅう事やな。こりゃおもろいわぁ」
ぶふーーーーーーーーっっとあかねが番茶を噴いた。
「なっ、何でそうなるんだぁああああああああああああ!!?」
話がややこしくなって来ました。
(続く?)
ああ、
>>135は「4/4」や、投下終わり。
基本的に舞台が動かんので、クロスデートはさらっと流しましょか。
引っ越ーし!引っ越ーし!
はいこんにちわー。珍しく昼時に投下しまひょか。
もはやエロパロやらなんやらわからへんけど、引っ越し先があったら教えてんか。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
「いやー、笑った笑った。楽しいデートやったで。
今度はあんたが女装でもして、男の乱ちゃんとデートしてみ」
「いかにお前でも殴るぞ。……あああ、気が沈む、『獅子咆哮弾』が出そうだ」
「乱ちゃんもかわいー女物着て、案外ノリノリやったやないの、あんたに気があるんちゃう?
あかんわぁ、ええ男はええ女とくっつかな、不毛やないの。男同士もええかもせーへんけど。
そう言えば乱ちゃん、『響悪い子』とか名乗っとったけど、誰やそれ、黒岩涙香かいな」
けらけらと右京が笑う。良牙はまだ顔色が悪い。
「俺は断じて変態ではないっ!! 結局らんまはお湯をぶっ掛けて男に戻して、
女装したまま気絶させて、公園に吊り下げておいたからな。ざまあみろ。
えええい、気色悪かった。次こそはあかねさんとデートしよう」
その頃、店の外では小夏が何者かの殺気を感じ取っていた。
「曲者ッ!!」
手裏剣が、カキッと赤く塗られた金属板に突き刺さる。
「なっ……何だ、あれは!?」
「突撃〜〜〜〜〜〜っ!!!(どどどどどどどど)」
「「はっ!!(ぴきぴき)」」
店内では、右京と良牙も迫り来る気配を感じていた。がららっと店の外へ飛び出す。
見れば、向こうから土煙をあげて、何者かが迫ってくる!
「良牙! 撃退や!」
「おうっ、丁度いいぜ! 今の俺は虫の居所が悪いんだ! む〜〜〜っ、
喰らえい『獅子咆哮弾』!!」
ちゅどーん、と爆発が起こり、迫り来る『郵便ポスト』が吹っ飛ばされる。
だが、中から出てきたのは、栗色の髪をポニーテールにした可愛い女子高生。
「なっ……すすすすまん、大丈夫か!?」
「待ちい、アレが女装好きの変態男、『紅つばさ』や。よう分からん仮装も好きやねん、あいつ。
良牙、もう一発撃ってトドメ刺したれ。粉々になっても復活しそうやけど」
酷いことを言う右京。良牙が振り返る。
「そういうわけにもいかねーだろ。それに『重い気』はさっきので晴れてしまった。
とりあえずふん縛って、軽く手当てしてから埋めてしまおう。せめてもの情けだ」
「せやな、変態の話つながりで、だべりのネタにでもしよか。
ああ大丈夫、あいつは女好きやさかい、良牙は対象外のはずや」
「何の心配だっ! 小夏、ちょっと手伝ってくれ。こいつを簀巻きにしてやろう」
「はっ、良牙さま」
かくして、紅つばさは捕縛されてしまった。
しばらくして、つばさは目を覚ます。
「……はっ、う、右京さまっ!」
「おぅおぅつばさ、久し振りやな。まぁたうちの店を壊しに来たんかぁ?
これからダンボールに詰め込んで、山ん中に埋めたるから、遺言でも聞いとこか」
「右京……すっげぇ怖いぞ」
右京の剣幕に、全員背筋が寒くなる。なにがあったのやら。
「ああっ、ワイルドな男にくのいちだなんて、変わったお客さま。
……ひょっとして、くのいちの人、私の同類? コスプレイヤー?」
「……あんまり変わらんなぁ。まあ、小夏の方が有能でまともで使い勝手がええけどな……」
「ただ、男なんだが……」
「あらあら、やっぱりご同類。けど従業員だなんて、まさか、あんたたちも右京さま狙い?
先に目をつけていたのは、この『紅つばさ』よっ!!」
つばさが無意味に勝ち誇る。
右京がぐりぐりと自分のコメカミをほぐす。頭痛がしてきた。
「先着順やゆーたら、うちと乱ちゃんは5歳の頃から付き合うとんのやで。
まあ、10年ばかし会わへんかったけど……」
「その上、ずっと男だと思われてて、乱馬の許婚にされたのもあかねさんの後だしな……。
獅子咆哮弾、教えてやろーか。簡単だぜ」
「あんたも埋めたろかい! さ、小夏、古い腐れ雑巾持って来い。サルグツワしてしまうでぇ」
小夏がぼろぼろで乾ききっていた雑巾を、バケツの水に漬けて持ってくる。
「いや〜〜っ、卵とソースとサラダ油が染み込んだ古雑巾はいや〜〜っ。
右京さまのドS〜〜っ、美形〜〜っ、男前〜〜っ」
「ままままま、そこまでしなくたっていいじゃねえか。
ほれ、俺のバンダナを1枚やるよ。沢山持っているから、手向けだ」
良牙がしゅっとバンダナを取り、小夏に渡す。その下にもバンダナをしていたが。
「ワイルドな人……お名前は?」
「響良牙だ」
「ありがとう。男と付き合うなんて変態行為はできないけど、貴方は男にも女にもモテそうね。
けれど、右京さまは渡さないわっ!」
ぷつぷつぷつっと縄が内側から切断され、つばさは簀巻きを解いて立ち上がる。
「右京さまっ、今宵はここまでにいたしましょう。
だけどこの紅つばさ、決して貴女を諦めませんわよ。ほほほほほ、ごきげんようっ」
つばさは素早く電信柱に仮装すると、どがしゃ―――――――――ん、と扉をぶっ壊して去って行った。
「…………小夏、追っかけて始末して来いや」
「ご命令とあらば!!(ばっ)」
ちなみに、店の後始末は良牙も手伝ったそうな。
(続くぞっ)
GJ!!
続き楽しみにしてます!
「エロがあればもっと良いなぁ」 と言ってみる
うん、エロがあればええんやけどなぁ。いろいろ思い入れが強くて、なかなかそこまで持っていけへんのよ。
この調子なら、年末ぐらいには二つ枕でニャンニャンしとるんと違うかな。…先は長いなぁ。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、今夜もカウンター越しにだべっている。
「う〜〜〜む、確かに旨いが、なんつーかこう、決め手に欠けるな……」
「さよか〜、乱ちゃんは美味しい、美味しいゆうて食べてくれるけど、
正直味にはあんまりこだわらんタイプやしなぁ。新製品の試食してくれて、助かるわ」
「ふっ、こう見えて、俺は味にうるさいのだ。全国各地の旨い物を食べ歩いて、
厳選した土産物を持ち帰っている。……金がなければ、山の中で熊やイノシシでも狩っているが」
右京が不思議そうな顔をする。
「…あんた、働いて金稼いでんの? やっぱりドカタさん?」
「ごく稀に、実家に帰ると小遣いが置いてあるし、銀行の口座に振り込まれている事もあるが、基本はそうだな。
『爆砕点穴』で発破のダイナマイト代を浮かせたり、旅先で力仕事の短期アルバイトをしたり、いろいろだ。
だがこの頃、地方は何処も貧困に喘いでいるようだ。格差の是正が急がれる」
右京がイカ玉を焼きながら愚痴をこぼす。
「都市部かて、金持ちや景気のええとこは一部やで。ほんま、世知辛いわ。
うちみたいな小金持ちが一番ええんちゃうか。稼ぐに追いつくなんとやら。
天道道場かて、都内にあんだけの家屋敷持ってて豪勢やけど、
なびきちゃんとかすみさんがおらなんだら、とうに破産や。税金高いからなぁ」
「……俺の家の税金とかはどーなっとんだ。近所に親切な人でもいるのか? シロクロには払えんし……」
「シロクロ?」
「飼い犬だ。半身白くて半身黒いから、シロクロ」
「けったいな犬種やなぁ」
がららっ。閉店前の『うっちゃん』に、また来客だ。
「ニイハオ、右京! ちゃんと良牙と愛はぐくんでるか? お前もスミに置けないあるね」
「おー、シャンプー。有難な、壁とかぶち破って出て来んで。
人間、ふっつーが一番やで。うちは乱ちゃんとくっつくさかい、ムースと仲良ぅしたり」
良牙が振り向く。
「シャンプーか。しかし、珍しいな。猫飯店はどーした?」
「今日は定休日ね。商売敵で恋敵の店に来るのもシャクだたけど、ちょと用事があて来たある」
「用事? 町内会のか?」
シャンプーは、ふっと顔を伏せて横を向き、右手を見せる。金属製のヘラが掌に付いている。
「……これね。このヘラ、私の右手にひついて、とれなくなてしまた。悲劇的ね。
コロンばあちゃんのお宝の中に混じていたね。右京、お前は見覚えないあるか」
「へ……ヘラだと? これは確かに、お好み焼きの……」
「しかも常に熱を出してて、中華料理作るのにちょうどいいあるね。
でも料理に使おうとすると、このヘラ怒って熱線撃つよ。そして私を振り回すね」
じっと見ていた右京が、ぽんと掌を打つ。
「……ああ何や、どっかで見たと思うたら、『呪いのヘラ』やないの。
あの『へらくれす』のおっちゃんが持ってたやつやわ。中国にもあったんかいな」
「ほう、それは何なんだ? どっかで俺も見た記憶があるが……」
「うん、ちょっと小夏、霧吹きと糊持ってきてや」
小夏が二階から霧吹きと糊を持ってくる。
「うちや乱ちゃんも手こずったんやけど、発想の転換やな。
実はこれ、調理器具やのうて、アイロンやねん。
…ほら、こうやって水吹きかけて糊かけて、ささっとのしたら、皺伸びるやろ」
ぽろっとシャンプーの掌から、ヘラがとれた。
「……おおっ!! は、外れたね! 謝謝、右京!」
「う〜〜む、何と紛らわしい……。ああっ、そう言えばこれ、お前らが持って駆け回ってる時に、
あかりさんからの俺への手紙を、熱線で焼き焦がしたやつじゃねーか!! 俺もこんがり焼かれたけど」
「え、そんなことしてたん? そらごめんなぁ、おったの気付かんかったわぁ」
シャンプーがそれを聞いて、にやりと笑う。
「おやおや、右京が妬いたあるか? よし、お礼にお前と良牙の恋仲を進展させてやるね。
大体ここはラブコメ板じゃなくて、エロパロ板ある。ぬる過ぎてお客様退屈しているよ。
はい、中国四千年の夜の秘薬ね。これ一袋で7日は臥所を離れられなくなると言うある。
大負けに負けて、五本にしてやるあるぞ」
すっ、とシャンプーが右手の指を開く。
右京は薬を受け取ると、レジから一枚の紙幣を取り出し、手渡した。
「あら、おおきに。うちと乱ちゃんの恋仲を進展させるのに使うわ。
はい、『50人民元』。1元が今16円ぐらいやから、日本円で約800円やな」
シャンプーは、紙幣を手にして呆然とする。
「……なんでお前が人民元持てるか!? 5万円あるよ!! 元だたら5万元寄こすよろし!!」
「この頃チャイニーズもお客さんとして来るんよ。元でも一応受け取るで。
悔しかったらお前んとこの政府にかけ合うて、人民元の切り下げさせてみぃ。
それと、盗賊輸出と領土や領海の侵犯もやめとき。日本国を舐めたらあかんでぇ、やき入れたる」
「東海は中国領ね! この小日本(シャオリーベン)! 日本鬼子(リーベングイズ)!!
生意気言うと、2億人ぐらい華僑送り込んで、日本省にしてやるあるぞ!」
二人の娘が、やけに政治的に口論する。
「まーまーまー、こんなとこで国際紛争を起こすなっ」
三人はひとまず椅子に座る。
「……やれやれ、隣国同士、仲良くできんものかな。
そろそろ北京五輪もあるし、それが終われば経済の過熱も落ち着いてくるだろうがな」
良牙の独り言を聞いて、シャンプーが大きな胸を張る。
「何言てるか、飛躍的中国は21世紀の超大国ね! 有人宇宙飛行も成功したよ、月も行くよ!
今日はアジア、明日は世界ある。小日本は徐福の子孫ね、海外同胞として子分に加えてやるあるぞ」
「神代以来の別国や、ドアホ。お前の国と深ぅ付き合うとったら、歴史的にロクなことにならへん。
互いに善隣友好ちゅうことにせい。靖国も教科書もあんたらに指図されとうないわい」
「ええい、中国馬鹿にするかっ! 南京の恥辱は忘れないよ!」
「やっかましいわ、ご自慢の歴史も捏造で汚しよってからに!」
「でええーーーい、やめろっ、夜中に騒ぐなっ」
右京がバケツを持ち上げ、シャンプーとその後ろの良牙に、水をばっしゃんとぶっ掛ける。
「にゃーーーーーーーっ!!」
「ふんっ、おととい来いや猫娘。小夏、塩撒いとき。遠慮せんと、ぱーーっとな。
……あれ? 良牙、帰ってしもたんか? ああ、水掛けてしもて、悪い事したなぁ。謝らんとなぁ」
その足元にいるのは、首に黄色いバンダナを巻いた黒い仔豚。
「あれ? あかねちゃんとこの『Pちゃん』やないの。よしよし、あんたも濡れてしもうたんか?
タオルでよう拭いてから、一緒に寝よか。明日はあかねちゃんのとこ、連れてってやるで」
「……ぶきっ」
お湯をかけられないのは、お約束。
(続いてしまえ)
秘薬は一応、神棚にしまいました。これ、どうしよっかなぁ。
つばさはどうしたんだ
149 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 17:01:13 ID:f3ZFfltC
久能先輩好きだから、らんまとのエロやってほしぃな。
よし、きみが書きたまえ。
「突き突き突き突き突き突き突き突き突き突き突き突き!」
152 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 01:04:43 ID:nIVtX47L
欲情してどうしようもなくなった女乱馬を、久能が喜んで受け入れる。
優しく裸体の乱馬が、久能の着物に包まれる。
久能の下半身はドクドク脈うち、赤黒く怖ろしい位そそり勃っている。馬のようだ。
とうとうガマンできなくなって、久能の息子がズブズブと乱馬の可愛い艶のある花びらに、強引に分け入っていく、
「ぅヴんんんんんん!!」顔を赤らめ、唾液をためつつ、久能の太い首筋に手を回し、
尚、自分から下半身を押し付ける乱馬。
周りからは、久能の着物に包まれているので乱馬がただ、正座した久能の立派な筋肉質な膝の上に乗り、抱きついているだけにしか見えないが、
久能の一物は乱馬の奥深くまで入ってしまっている。
興奮して体中の粘膜という粘膜が、脈打ち、こそばゆい感覚がガマンできず、深く何度も押し付け、快楽に酔い、
口の中の粘膜の反応も持て余し、ディープキスを激しく結果的にしてしまう乱馬であった。
二人羽織か?
154 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 01:31:15 ID:nIVtX47L
眠いし、ヤッパ文才ないし後はwebで。(嘘ピョ〜ん)WWWWWWWW
155 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 01:41:27 ID:nIVtX47L
女乱馬「な…何で、久能なんかに!!!!」と思いつつ、体を密着させてしまう。
時には愛しくなり、つい久能のはだけた胸元にチュッチュッとキスを浴びせてしまう。
耐えられなくなった久能が。
「突き突き突き突き突き突き突き突き突き突き突き突き!」
156 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 05:34:52 ID:nIVtX47L
徐々に着衣が乱れていくのが良いのではないか。w
おー、新人さんいらっしゃい。つばさは小夏に追跡されて、どっかに逃げました。
今頃、男っぽい女の尻でも追っかけてんと違うかな。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、例の如くカウンター越しにだべっている。外は雨だ。
「……なあ、ここへ来て言うのもなんだが、正直お好み焼きも飽きてきたぞ」
「ぜーたく言いなや。うちなんかのレベルになれば、三日もお好み焼きを焼かず食べずでおると、
禁断症状が出て勝手に体がお好み焼きを作り出すんやで」
「病院行け、病院っ。ふつーの料理も作れるだろ、お前。
味噌汁とか澄まし汁とか、なんかさっぱりした物はないのか? どうもボリュームがあり過ぎる」
「う〜ん、デザートにスイーツ風お好み焼きはあるんやけど、ついついソース塗りとうなってな。小夏に作らせてるわ」
「いや、そんなもんは求めてねえよ。しょうがねぇな、番茶をもう一杯」
がららっ。来客だ。今夜は親父が二人、一人はパンダ。
「やあ、今晩は右京くん。閉店ギリギリみたいだが、夜食に来たよ。すまんが二人分、豚玉でも焼いてくれ」
「ぱほ」《今晩は》
「あかねさんのお父さんに、乱馬の親父さん……」
「ややっ、良牙くんっ。おやおや、こりゃをぢさんたち、密会のお邪魔をしちゃったかな?」
「ちゃいますぅ〜。今できますさかい、カウンターへどうぞ」
早雲とパンダ玄馬が席につき、お絞りで顔を拭く。
「いやいや、かすみがなかなか夜食を許してくれなくてね。早乙女くんと飲みに出たついでに、小腹が空いて寄ってみた」
豚玉を焼きながら、右京は愛想笑いをする。
「特に玄馬のおっちゃんなんか、パンダにならんでもメタボリック体型やもんなぁ。
ええ娘さんですがな、お嫁に出すのんが勿体ないですやろ」
早雲は娘煩悩全開で、高笑いする。
「わっはっはっは、妻を早くに亡くしてから、家事全般を任せているからねぇ。
なびきは家事なんかしないし、したらしたで小遣いをせびるだろーし。
……あかねはまぁ、言わなくっても分かるよね」
「お義父さんは、家事はなさらないんですか? 俺は一人暮らしなんで、一通りこなせます」
「私ゃ、きみの父親ではないが……作るより奪う方が得意でねぇ。
いや、お師匠様があの通りの方だから、サバイバルには長けてしまったのだ。
実はあの道場も、元々私のものではなかったりして」
「なんと」
「おっちゃん、入り婿やったの? 逆玉やな」
「さーてね。まぁ、後妻を取っても家庭内がごたつきそうだしねぇ……特になびきとか、遺産相続で文句言いそうだ」
「はい、豚玉二つできました。……でも、あないな大きな家屋敷、管理するだけでも大変ですやろ」
「いただきます。いやはや、門下生も少ないしねぇ。なびきが経済的に自立しているから、
うちとしては非常に助かっているよ。私がもう少し小遣いを欲しいぐらいだ」
「ボンクラの居候も、何人かおるしな……(じろっ)」
パンダ玄馬に、全員の視線が注がれた。
「そーだとも。早乙女くん、昨日私の取っといたメザシを勝手に食べたろ。
夜な夜な冷蔵庫を漁っているのも、どーせきみだろ」
「ぱほ」《なんのことやら》《乱馬だってお師匠様だっているよ》
じょぼぼぼぼ、と右京が熱湯をかける。
「人間に戻らんかいっ、くそ親父っ。大体あんたにはうちにも言い分がぎょうさんあるんやでっ」
「そーだそーだ、スチャラカ親父っ」
「まーまーまー、この通り、『猛虎落地勢』」
「便利な奥義やなぁ、世渡りに必須やで。ほんなら今度は、焼けた鉄板の上でやってもらおか?」
「まさにっ・・・・鬼っ・・・・!! 将来は鬼嫁っ・・・・!!」
ばっしゃん、とお好み焼きソースをかけられ、パンダになった玄馬は、
じゅーじゅーと鉄板の上で『焼き土下座』の行に入った。右京の虫の居所が悪かったようだ。
「まったく、こんなタコ親父が結婚できたことが不思議だぜ。この親にしてあの子ありか。
……あんまり他人の親のことは、言えないか」
「まあ、のどかさんも、天然ボケだしねぇ……。
かすみは東風くんと、あかねは乱馬くんと、なびきは……九能くんとくっつけば、カネには困らんなぁ」
すかさず二人は売り込みを始める。
「乱ちゃんはうちがもらうから、あかねちゃんに良牙はどないだ? 玄馬のおっちゃんは、上野動物園にでも売り払ってやな」
「乱馬よりはマシという自信はありますっ」
ずい、と早雲に迫る二人。
「ううむ……あかねたち本人の問題でもあるしね、これも。大体良牙くん、きみゃ彼女がいるんだろ、たしか」
「うぐっ……」
「ええい、しっかりせぇ良牙。ここでばしっとアピールしたらんかい」
「天道家としては、きみと右京あたりがまとまってくれると、
こうなんちゅーかしっくりくるんだよね、ぶっちゃけ。乱馬くんの許婚が複数いても、ちょっと困るしぃ」
「ええーい、何でこう誰からもそう言われるんやっ。まぁええ男かもせーへんけど、うちには乱ちゃんがおるのっ」
「ぱふぉ」《腐れ縁》
「やかましっ、このパンダっ。おとなしゅう鉄板の上で焼き土下座しとりっ。
誰のせいでこんなに人間関係がややこしゅうなっとると思うてんねん」
べいん、と右京が巨大ヘラでパンダをどやしつける。
「すでにこんがり焼けているぞ。ソースと油が毛皮に染みて、レッサーパンダみたいな色合いになっとる。
……熊か、それは」
「ソースかぶって鉄板で焼けたら、水分がお湯になって人間に戻るんやないのか?
いや、途中でお湯になったんなら、直接お湯をかぶったことにはならんのやろか?……なあんか、ええ加減な呪いやな」
「……さて、ごちそーさん。んじゃこれ、お勘定ね。早乙女くん、開いていれば銭湯でも寄ってから帰ろうか。
ま、上手くやりたまえ二人とも。わっはっはっはっ」
「ぱほ」《お幸せに》
親父を口説き落とすのは、容易ではなかったという。
(続くんです)
来客編はこんなもんで、次回から新展開……かなぁ。いつになったらベッドインすんねん、こいつら。
良右職人さん頑張ってるな・・・
私的にエロより普通に漫才が好きだなw
162 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 02:06:15 ID:WQ+Dsv+D
163 :
らんま強姦:2007/12/02(日) 23:21:31 ID:TBQGSjRa
今日かららんまの学校ではプールが始まる
久しぶりの水泳なので泳ぎまくり疲れて
フラフラしながら更衣室へ入る
皆から何やら視線を感じるが気にせずに
着替えていると何人かの男子が近づいてくる
らんま「な・・・なんだ どうしたんだ?・・」
らんま今タオルを巻いているものの何も着ていないので落ち着かない
様子で尋ねた
「なぁらんま・・・ちょっとオレ達に付き合ってくれよ」
そういうと男子たちは一斉にタオルを剥がそうとする
らんま「なっ・・やめろ!」
必死に抵抗するが女の状態では力も若干弱いうえ、水泳の疲れもあり
素っ裸になってしまった。その状態で男子がらんまを囲み始める・・・
らんま「お・・・お前ら何するつもりだ!」
「こういうことするつもりさ!」
そういうと一人の男子生徒がらんまの乳房をつかみ始める
らんま「何しやがんだ!」
らんまが驚いていると他の男子生徒達も飛び掛ってきて
身動きが取れなくなってしまった
そして、らんまの乳房を揉みはじめた
らんま「くそっ・・・お前らあとで覚えてろよ・・・」
「まだそんなこと言いやがるのか・・・これでもまだそんなことが言えるかな?」
そう言うと、らんまの股間を舐めはじめた
らんま「なッ・・・待て!やめろ!」
そんなこと聞くはずもなく舐めていく
らんま「んっ・・・や・・・やめろ・・・」
今まで体験したことのないことにらんまは戸惑っていた
すると・・・
164 :
らんま強姦:2007/12/02(日) 23:33:45 ID:TBQGSjRa
他の男子がらんまの肛門に指を入れる
らんま「あっ・・・テメェ何してんだ!」
と言いつつも抵抗も出来ずに
いじくられつづけていた・・・そして
「ふぅっこんなものか」
男子達は指を抜き、作業をやめた
(やっとやめやがったか・・・)
らんまほっとすると・・・
二人の男子生徒が足を掴みらんまの股を広げた
らんま「なっ!何すんだ!」
一人の男子生徒がとてもでかい肉棒をたたせて
挿入の準備をしている
「初めてだし・・・ゴムはしなくていいよな?」
らんまは何を言っているのか一瞬わからなかった
りかいした時にはすでに遅く・・・
らんま「あぁぁっ!痛ッ!んんっ!」
男子生徒は腰を激しく振った
らんま「あっ!痛いッ!やめ・・・あぁァツ!」
ついにらんまは中出しされてしまった
ほかの男子生徒達も次々と前にでてきて
「次は俺だッ」
と仕方がないので前と後ろで同時に突いていった
ナイスなオチに期待
166 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 16:09:18 ID:kTFS1dsD
ゴムなしでレイプって笑えんわ。オチを頼むわ。w
良右職人さん乙です。
なかなか二人の仲が進まないところが原作チックでいい(・∀・)b
ところで同人板の留スレって落ちたまま?
らんまやシャンプーは作品の看板娘な分、エロ被害も多いんやなぁ。ま、ええけど。
応援おおきに、ありがとさん。
ある日、ある夜……以下、省略。
しかし……俺はなぜ、今夜もここにいるのだろうか。
この方向音痴の響良牙さまが、こうも通い詰めとは。いや、1週や2週来ないこともあるが……。
お好み焼き屋『うっちゃん』は、もはや天道家や空き地と並ぶ、ホームグラウンドの感がある。
流石にお好み焼きも飽きてきたが、新製品の試食係ならタダだ。太っ腹だ。
まぁ、外は寒い。常に火の気のあるここなら、物理的に暖かい。
人知れず沖縄の山中で凍死しかけたり、山梨の海辺を彷徨ったり、
化け物がらみの事件に巻き込まれるよりは、よほどマシというものだ。
幸い、世話好きの女主人は、ぐちぐち言っても追い出しはしない。
……いっそのこと、ここに住み込み、定住しようか。
いやいや、俺の定住の場は、天道家の三女あかねさんのはず。
たまにPちゃんになって、同じベッドで寝ることだってしているし。
寝相のせいで、毎回ボコボコにされるが、我慢すれば幸福のはずだ。
ブタになる体質も、考えようでは悪くないかも知れない。仔ブタでマシだった。
あかりちゃんという女の子とも、出会えたのだし。
……最近、距離を置いているのだが。いや、単に方向音痴で会えないだけか。
……そう言えば、あかねさんも右京も、俺がPちゃんだとは知らない。
あかねさんが知れば、どうだろう。俺のファーストキスは、Pちゃん状態だったが、
あかねさんとだったのだ。……嫌われたらどうしよう。
右京は……どうだろうか。実害はないし、「おもろいなぁ」で済むだろうか。
たまにここの豚玉や、俺の手作りイノシシ鍋を食う時、そこはかとなく罪悪感を抱いてしまう。
すまぬ、すまぬ。許してくれ。
「……おーい良牙はん、何を注文するんや? 豚玉か?」
「いや、今日はイカ玉にしとこう」
「あいよ、ちょい待っててな」
これでいい。いや、何がいいのだ。できれば男溺泉に入ってこの変身体質を治し、
後ろ暗いことなくあかねさんと結ばれたい。それが俺の望みだったはずだ。揺れるな、俺の心。
……ここに引き寄せられるのも、俺が右京と組んで乱馬をあかねさんから引き離し、
あかねさんとくっつくための布石。それだけだ。
「はい、お待ち。今夜はまた、あんた一人やなぁ」
「おうよ。……そうだな。まぁ、静かでいい」
「小夏も2〜3日お使いでおらへんし、二人っきりやな」
……………。
………そうか、小夏はいないのか。
それでなんだ、二人っきりとは。思わせぶりな。破廉恥な。
外はしんしんと雪が降り始め、店内は静か。
向かい合って座るのは、男と女。
………椿の花が、ぽたりと落ちた。
「あー、また落ちてもた。冬の花で綺麗やけど、ぽたっと落ちるから、どーも不吉なんよねぇ椿。
学生さんにも縁起悪いし、別のにしよ。何にしよかな」
「そっ、そうだな。冬にも枯れない松はどうだ」
「ははっ、正月飾りやんか。クリスマスツリーのモミの木も常緑樹やけど、
お好み焼きにクリスマスもあらへんし……イチゴと生クリームって、このソースに合うかな」
クリスマス。そう言えば、そろそろだ。11月中から街中にクリスマスソングを流すんじゃねぇ。
「あんたは、今年は『シングルベル』やないやんか。おめっとさん。
うちも乱ちゃんを誘わったらななぁ。店は23日までで、年末年始は休みにしよ。
うちかって花の女子高校生やもん」
「……どっちとベルを鳴らせば、いいのかな」
「ああ、あかねちゃんとあかりちゃん? ダブルデートゆうんも、あかんか。
まぁ気張らんかい、色男。応援しとるで!」
ばしっと右京が背中を叩く。……ああ、そうか。応援してくれるか、右京。
「……なぁ、右京」
お前、いいやつだな。乱馬がお前を、見てくれるのかな。女として、恋人として。
「なんや、良牙」
フラれたら、どうするかな。さばさば笑って、心で泣いて。
女の人生、浪花節か。それでいいのかよ、久遠寺右京。
「もし、俺もお前も、本命にフラれたら」
「あぁ?」
「クリスマスに、付き合ってくれるか」
俺は真剣な顔で、そう言った。右京は変な顔をした。
「……悪いもんでも食うたんかいな。ま、ええで。せやけど変な事したら、はっ倒すでぇ」
「へっ、誰がするかっ。保険だ保険、シングルベルは寂しいからな。小夏にゃ悪いが」
「へぇん、素直やないなぁ。ちゅーても、あかねちゃんはともかく、あかりちゃんはほっとかへんやろ。
幸せもん、幸せになってまえ」
「……おうよ」
なんだか、微妙なバランスだな。この二人三脚は。
(続くで)
良右職人さんGJ!
他にも色んなカッポーが読みたい!
職人さんもっとカモン(´・ω・`)
そーゆうけど来らんなぁ、職人はん。職人応募スレにでも言ってみよか。昔は賑やかやったんやろ?
自分ひとりで回してるんは、ちょい切ないわぁ。まあ、のんびり静かでええけど。
ある日、ある夜……以下、省略。
クリスマス、なぁ。仏教徒っちゅうか日本教徒のうちには、縁遠いわ。
お好み焼きのどのあたりに、キリスト教の入り込む余地があんねん。
バレンタインデーやったら、乱ちゃんにチョコ練りこんだお好み焼き、作ってあげてんのやけどな。
キリストはん、愛はめんどいなぁ。
大体、聖夜たるべきクリスマス・イヴが、性的な夜になっとるとはどーゆーこっちゃ。
処女懐胎信仰はどこ行ってん、古代の異教が復活しとるんか。
愛や愛やいうても、一神教の神様はけっこうえげつないで、聖書見てみい。
パルパティーン似の教皇はんも、今のクリスマスの風潮を非難しとるやないの。
まぁええわ、恋人同士が仲良ぉする祭りやったら、別に文句はあらへん。
うちには乱ちゃんという、立派な恋人もおるんや。許婚やし。
年末年始は忙しいけど、愛は仕事に優先するやろ、キリストはん。
……で、なんで良牙がうちを誘ってんねん。
「本命にフラれたら」とはどーゆーこっちゃ、人をすべり止め扱いしよって。
あんたはあかねちゃんも、あかりちゃんもおるやろうが。
いや、あかりちゃんて娘とは会うたことないけど、ええ娘なんやろ?
乱ちゃんが競争率高いんは認めよ、シャンプーや小太刀もおるし。
せやけど、勝つのはうちや。あかねちゃんはええ娘やけど、これは譲らへん。
見とれや、うちはしつっこいでぇ。
……でも、もし、万一、そうなったら。うちは良牙と、イヴを過ごすんか?
時々からかい気味にお誘いかけとるけど、別にあんたは本命ちゃうで。
男をキープしとくんも女の甲斐性かもせーへんけど、良牙なぁ。
しょむないことだべりながら一夜過ごすんも、不毛な気ぃもするし。
あれか? うちら二人でレストランやらデートスポットやら巡って、遊園地であそんで映画見て、
夜はホテルで運動会、朝はベッドでグーグーグーか?
冬休みは学校も、試験も何にもないで。良牙は不登校やけど。
……そういう話とちゃうわい。なんで鬼太郎アニメが萌え絵になってんのやろ。
で、今夜も良牙は顔見せへんし。待っとるうちがアホみたいやないの。
小夏がいろいろ手伝ってくれるさかい、うちはぼんやりできるけどな。
……小夏かぁ。アレも一応男やけど、恋人ゆうか奴隷、召使いやなぁ。
惚れた弱みを利用してこき使うとるけど、労働監督局につかまらんやろか。
そんなんゆうたら、未成年のうちが店持ててんのも、アレやけど……。
……何の話やったかいな。小夏を男装させたら、女性客けっこう入ってたなぁ。
良牙を働かせとったら、ガタイのええおっさんたちの客が増える気もするけど。
がららっ。扉が開き、いつもの男が顔を見せる。
「おう、ただい……じゃねえ、今晩は。久し振りだなぁ、右京」
「ここはあんたの家とちゃうわい、せやけどお帰り。
今夜は何にしよか。生憎、酒は置いてへんで。うちは未成年やし」
「……こないだは、変な事言って悪かったな。まぁ、気にしないでくれ。
俺はあかねさんを誘ってみるから」
「せやな、別にあんたでもかめへんけど、まずデートでけるんかあんた。
待ち合わせ場所に着くのに、年明けてしまうやろ」
「うぐっ……そうだ。すまんが、あかねさんとの待ち合わせ場所まで連れて行ってはくれまいか。
お前は乱馬を誘ってだな」
「でえーい、そこまで面倒見切れるかい。男やったら一人でぶつかったり」
ほんま、手ぇのかかるやっちゃ。弟がおったら、こんな感じやろか。
顔と気ぃはまあええんやけど、どーもヘタレで頼りないなぁ。
アホさと甲斐性のなさでゆうたら、乱ちゃんと同レベルやで。もうちょいマシな男はおらへんもんかなぁ。
クリスマスまで、あと2週間ちょいかー。何買おかな、買ってもらおかな。
もーいくつ寝るとお正月や。年始には近所の神社で、巫女さんのバイトもあるし。
つくづくええ加減やね、日本人ちゅうんは。
ふと、そーいうたら。
「……なぁ良牙、クリスマスって、これで何度目やろか」
「ん? 今年は西暦2007年だから、2007回目……かな。
でも確か、実際にキリストが生まれたのは紀元前4年だったろ。だから2011回目か……」
「そういうんやのうて、うちらの迎えるクリスマスや。
なんか、うちが高校生になってから、もう20回ぐらい年末年始迎えてる気がするんよ」
良牙は変な顔をする。
「……お前が年食ってる気はしたが、人魚の肉で不老長寿にでもなったか?
気のせいだろ、せいぜい2回か3回目だ。高校1年で20回年始迎えたら、今30いくつだぞ」
「そーやろか。マンガやあるまいし、同じような年をぐるぐる繰り返しとるわけないよね。
サザ○さんやド○えもんみたいに。この近くの友引町でも、数年間同じ時間が繰り返してた、
なーんて妙な噂を聞いたんやけどな……」
「変なSFの読みすぎだろ。そんな事が起きたら、俺は空間だけでなく時間の迷子になって、
白亜紀や平安時代に迷い込んでしまうかも知れん。……おい、早く豚玉でも焼いてくれよ。腹減ってんだ」
「あいよ、毎度ありがとさん。せやな、気のせい気のせい水の精。
年末はバイトに入ってくれると助かるわぁ」
……あれ、うちの誕生日って、何年の何月何日やったっけ。
(微ホラー気味に続く)
177 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 03:19:14 ID:t3rcpnvH
人いないね
178 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 14:19:08 ID:t3rcpnvH
らんまのエロ小説があるサイトおしえて
180 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 13:48:36 ID:tm6xMmKk
あざーすww
職人さんうまいよww
良右好きだけどネタ考えられなくて作れなかったから嬉しい
でもここだと色んなCP好みの人が見に来るから一つのCPを
長く連載するのはちょっとかな・・・ω・`
個人サイトだったら大歓迎だけどw
折角だから是非色んなCPに挑戦してみるのはいかがかと…
乱あ・良ら・ムシャ・良あ(かり)とか色々あるみたいだしねw
えー、ちょっとお久し振り。人がおってよかったわぁ。
スレ占拠するんもなんやし、誰か小ネタでええから投下していかへん?
荒らしでなければ、なんでもええからな。連載終わったら、他のも書いてみましょか。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
今夜の『うっちゃん』は、飲み会の二次会の団体客で賑わっている。
「小夏っ、3番テーブルのお客はん、6枚焼けたでっ(しぱっしぱっ)」
「はいっ、右京さまっ。お待たせしました、ミックス6枚です」
右京も小夏も大忙しだ。忘年会、新年会、花見シーズンや夏休みなどには、
お好み焼き屋『うっちゃん』は書き入れ時なのである。屋台の出店もよく動く。
「毎度おおきに、ありがとうございましたぁ。またおいでやす」
「わっはっは、美人が二人もいて、気分がいいねぇ。その若さで店持ちなんて、大したもんだ。
酒が置けないってのが困りものだけどねぇ」
「あらー、お上手。はいこれ、割引券です。来月末まで使えますさかい、よろしゅう。
今月23日から来月3日までは、休ませてもらいます。またごひいきにー」
「ふーーーーー、やっと店閉められるわぁ。商売繁盛、笹もって来いやな。
小夏―、掃除と片付けと店閉めのあとは、風呂入れてから明日の仕込みしといてな。
うちはレジ閉めするわ。あんたの晩飯は残りもんのお好み焼きで充分やろ」
「はっ、有難うございます右京さま。15分で済ませます、右京さまはごゆっくり」
「10分で出来るか挑戦してみ。ついでに、うちの分のまかないでも作ろっと」
相変わらず小夏は、こき使われていた。
「……せやけど最近、良牙も来ぉへんなぁ。どぉこほっつき歩いてんやろ。
乱ちゃんやあかねちゃんも、ちょくちょく寄ってくれるのに」
響良牙。私の主人、久遠寺右京さまの男友達。の、はず。
ちょくちょくちょくちょく閉店間際にやって来ては、右京さまとだべるヒマな男。
内容は掛け合い漫才に近いのだが、気に食わない。
と言っても、揃って恋仲ではない、ツレだダチだという。私には似たようなもの。
幼い頃から化け物のような継母たちに苛められ、恋人どころか友人もいない。
……そんな私がようやくたどり着いた、暖かい理想郷。それが、ここなのに。
響良牙。永遠の迷子、彷徨える日本人。
おそらくは彼も、右京さまに好意を抱いている。少なからず。
彼もまた、友人の、女性の、姉貴分の、家庭の、母親のぬくもりを求めて、ここへ寄りつく。
迷子も辛かろう、もてないのも悔しかろう。でも、私よりはマシだ。
「………きっと、あかりさんという方と、逢っておられるのでしょう」
そうだ、彼女がいるくせになにを甘っちょろい、響良牙。
ここは私の、私と右京さまの……。
「せやなあ、あいつもあかりちゃん連れてきて、うちに会わせたらええのに。
あかねちゃんのこと諦めたんなら、そうゆうてくれれば応援したるわ」
……あの、右京さま。さばけすぎですよ、貴女は。
仮にも先日、貴女を聖夜のデートに誘った男なんですよ。
「ん? 妬いてるんか小夏。安心せぇ、うちには乱ちゃんがおるさかい。
そら小夏のことも嫌いやないで、せやけどな」
「右京さま、その鍋は、空です」
「……あぁ、おおきに。ちょっと働き詰めで、ぼうっとしてたわ」
ああ、憎い憎い響良牙。けれど貴方を追い出せば、きっと右京さまは困るでしょう。
帰って来るな、帰って来るな。
がららっ。ああ、またか。
「ただ……今晩は。すまん、また来たぞ。
片付け中のとこ悪いが、いつもの1枚焼いてくれ」
「ああなんや、良牙か。しょーもないなー、毎度こないな時間に。
はいはい、おねーちゃんが愛情こもったうっすいお好み焼き、作ったるからな。
もう、チャパティみたいに薄いの」
「インド料理屋かよ。カレー味のお好み焼きってのは、ないのか?」
私はいつものように、外の掃除に出る。はいはい、ごゆっくり。
「はいよ、1丁あがり。……なぁ良牙、あかりちゃんはどうしてんねん。
いっぺんここに連れてきて、うちに紹介したりぃな。水臭いで」
「なっっっ、仮にも女友達のいる店に、連れて来られるかっ。
ごごごご、誤解されたらどーするっ。小夏もいるし、いや男だが」
「ええやないの、他の女にもてる男が、自分のカレやっちゅうんも。
乱ちゃんかてそーやし、行き過ぎたらあかんけどな」
「なっっっっ、からかうなっ! えいくそっ、このお好み焼きは固いぞ」
「ああこら、それはお皿と湯呑みや! アホ、かじるんやないっ」
あの、聞こえてますよ右京さま。それはまさか、乱馬さまのことではなく……。
「なぁホラ、『クリスマスの東京デートスポット』ちゅう雑誌、買ってきたで。
これでも読んで、デートスケジュールでも練っとりや。
……一緒に行くんが、あかねちゃんか、あかりちゃんか、うちかは知らへんけど」
「必ず迷子にはなるだろーが、な。はははっ」
……ああ、早く帰れ、響良牙。
(まだ続きます)
186 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:54:31 ID:5qXhm6QS
投下ありがとう
今年もあと、半月ほどでんなぁ。
さて今回も特に意味のない話やけど、続けていきまひょか。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。右京と良牙である。
「……なぁ、すごーくつまらん事かも知れんが、聞いていいか」
「何や? ほんまにつまらんかったら、はたくで」
「……お好み焼きの、大阪風と広島風って、どっちがどうなんだ?」
良牙の質問に、右京が呆れ気味に答える。
「えっらい基本やな。うち、その質問、お客さんに数千回聞かれたわ。
ええか? 関西風はこう、パンケーキ状や。小麦粉を溶いた生地の中に具が『混ぜて』ある。
で、広島風はやな、こう! こんな具合に『焼きそば』が入ってて、『重ねて』あるの。
うちは関西人やけど、一応広島風のも扱ってるで」
「……そーか……長年の疑問が解けた。聞いてみるもんだ」
右京は胸を張り、語り出した。
「そもそも、お好み焼きの発祥は中国や。『煎餅(ちぇんぴん)』っちゅう流し焼き料理がもとなんよ。
山東省から天津に伝わり、屋台の軽食として広まったんや。これは折ってオープンサンドにするもんやけど。
韓国のお好み焼きである『チヂミ』ゆうんがいつ出来たかは、ちょっと知らんわ。
一方日本では、千利休が『麩の焼き』なる茶菓子を作らせたんやが、これは味噌を塗っとった。
これらを起源として、いろんな料理やお菓子が発生したんや」
「ほほう」
「江戸後期にできたらしいんが『明石焼き』なる、たこ焼きの原型。
もうひとつが『文字焼き』、のちの『もんじゃ焼き』や。
明治・大正のころには、箸に巻いた『どんどん焼き』やら『キャベツ焼き』が生まれ、
ウスターソースを塗った『一銭洋食』として庶民の軽食になっとった。
大阪にはこの頃、コンニャクや肉を入れて醤油を塗った『ベタ焼き』や『チョボ焼き』として伝わり、
昭和10年頃によーやく『お好み焼き』と『たこ焼き』が成立するんや」
お好み焼きを語らせたら、右京は止まらない。
「広島風お好み焼きが成立するんは、終戦後から昭和30年代や。
戦争や原爆で焼け出され、さらに山間部から離村してきた人が都市部で始めたんが、
手っ取り早い軽食の屋台やったわけやな。女性が多かったそうやけど。
誰が元祖ちゅうわけやない、貧乏な中、みんなで苦労して作り上げたんが、お好み焼きという料理なんや」
良牙が豚玉を食べながら、感心する。
「……すごいな。流石はプロだ」
「そ。そしてうちの究極の目的は、究極至高のお好み焼きを作る事や。
この道を極めた者が作ったお好み焼きは、その注ぎ込まれた熱い『気』によって、
百年の間冷めず腐れんというで。うちはある寺で、実物を見たこともある」
「ほんとかよ。お前の話ではお好み焼きが成立して、まだ70数年のはずだろーが。
まあ、お好み焼き職人が格闘でも強いってのも、妙な話だが……世間は広く、道は長く奥深いものだ」
番茶を啜りながら、良牙がふと、右京に質問した。
「……で、右京よ。お好み焼きと乱馬と、どっちが好きだ」
「……即答でけへん。いつぞや押しかけ女房したときは、つい禁断症状が出て、
乱ちゃんをお好み焼きにしてしもたし……」
「筋金入りか……ええいつっこまん、つっこまんぞ」
「それにな、子供の頃に乱ちゃんが、玄馬のおっちゃんにこう聞かれたそうや。
『お好み焼きと右京と、どっちが好きだ』ってな」
「ほう、それで?」
右京は目を閉じ、拳を握る。
「……うちは、お好み焼きに負けた。
まぁちんまいガキやし、色気より食い気に負けるんも無理あらへん。
それ聞いたおっちゃんは、乱ちゃんの許婚にしたうちを捨てて、屋台盗んで逃げくさりよった。
いたいけな幼児を騙しよって……」
「最悪だな」
「……多分、うちがかくもお好み焼きにこだわるんは、
『うちがお好み焼きになったら、乱ちゃんに好いてもらえる』っちゅー思いが、
心の底にあったからかもせぇへん。ほんまに乱ちゃんは、罪な男やわ」
良牙は新しい豚玉を焼いてもらい、二人の会話は続く。
「……あかねさんや小太刀はアレだが、シャンプーも一応料理は上手いしなぁ。
乱馬を餌付けするのはいいかも知れん」
「あっちが中華料理なら、うちは日本の家庭料理や。
乱ちゃんと暖かい家庭を持って、究極のお好み焼きを目指し、
三代遊んで暮らせるだけの財産を築いたる。それがまぁ、うちの生涯の目標やな」
「……壮大なよーな、小市民的なよーな目標だな。
俺は乱馬に勝ち、あか……あかねさんと結婚する。それから先は、知らん」
「ちぃとは人生設計を立てんかい、人生航路の迷子になるで。
大体結婚ちゅーんは『人生の墓場』や、特に男にとってはな。
しっかりした娘選ばんと、将来絶対苦労するで。保険金詐欺とか。
悪いのにひっかかると、包丁で刺し殺されて五体バラバラや」
一言良牙が言えば、数倍になって右京の言葉が返って来る。小気味よいほどだ。
「あかねさんがそんな恐ろしい事するかっ、あかりちゃんだってそうだ。
……だが、小太刀やシャンプーならやりかねんな。中国人は時々人肉喰うし。
お前も乱馬をお好み焼きの食材にして、客に出したりしねーだろうな……」
「ああ、実はその豚玉の肉な……」
「悪い冗談はやめいっ、気持ち悪い」
右京が笑う。良牙も笑う。
「豚いうんは、西洋では人間の代わりに医学解剖に使われとったゆうしな。
ユダヤ人やイスラム教徒は、汚れたもんやゆうて食べへんで」
「中東か。俺は海外に行くと、数年は日本に戻れんだろーしなぁ……いや、中国へは行ったが。
世界中を食べ歩きで放浪しても、楽しいかも知れんな」
「……ところで右京、お前、手が直接鉄板の上に乗っているが……
熱くないのか? 俺だって火傷しちまうぞ」
「ああこれ? うち、皮膚が熱に強いんよ。お好み焼きの修行の成果やろ。
少々の傷は、お好み焼きのソース塗っといたら治ってまうしな」
ふと、良牙が気付く。
「……お前、食べたら絶対お好み焼きの味がするな。無論、食的な意味でだが」
「アンパンマンみたいやなぁ、あはははは」
(意味もなく続く)
カバオとドキンちゃんが脳裏を過ぎる
そらまー、右京の声優の鶴ひろみはんはドキンちゃんやけどな。
良牙の中の人がメロンパンナの中の人と離婚しとるし。あんまり関係ないか。
ある日、ある夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で、カウンター越しにだべっている。
「よっこいせっ、と。やれやれ、すっかり寒くなって、熱いおしぼりと番茶がありがたい」
「どうもじじむさいなぁ、良牙じいさん」
「ほっとけ。今日の土産は、鹿児島名物・桜島大根だ」
でんっとカウンターに、巨大な丸い大根が置かれる。
「似とるけど違うで、これは京都名物・聖護院大根や。懐かしいなぁ。
しかし、ようこないなでっかいもん、土産にしようなんて思うたな」
「鍛えているから軽いもんだ。リュックサックもだがこの番傘、特別製で30kgはあるぞ。
なるべく丈夫にと頼んだら、ビル用の鉄骨を使って作ってくれた」
「やりすぎやっ。まぁうちかて、この巨大ヘラが25kgぐらいはあるか。
鉄板置いた屋台引いとったら、自然と腕力つくんよ」
「ひとつ、腕相撲でもしてみるか? 俺は強いぜ」
ぐっと力こぶを見せる良牙に、右京が苦笑する。
「いくらうちでも、あんたには負けるやろ。パワーだけなら乱ちゃんより上やろし。
うちとシャンプーやったらええ勝負やったわ。白熱したで。
あかねちゃんはうちより少し弱いけど、それでも時々負けるわ」
「あかねさんは、無差別格闘・天道流だったな。早雲のおじさんはともかく、
かすみさんやなびきは、戦闘とはほど遠いが」
「うちかて、お好み焼き久遠寺流やで。ばっちり戦闘にも対応可能。
小ヘラを投げつけ、天カスやメリケン粉に火薬仕込んで爆発させ、鉄板リングに押し付けて、
セメント入り生地とゴム入り焼きそばで動きを封じ、この大ヘラでやき入れるんや」
「食いもんを粗末にするなっっ」
「まぁ、中距離での戦闘が主体やし、懐に入られるとやばいかな。
あんたはどーいう戦法やの? 良牙」
「元来打たれ強いし、岩やコンクリートぐらいは軽く砕けるぞ。
コロンばーさんに鍛えられて『爆砕点穴』を会得したり、謎の土木修行者から『獅子咆哮弾』を伝えられたりしてるし」
「仮にも乱ちゃんのライバルや、強ぅないとな。いまいちチャンスに弱そうやけど」
「あとは番傘でぶん殴ったり、置物で押し潰したり、ベルトに気を込めて斬りつけたりといったところか。
バンダナを投げてカッターにする技もあったが、乱馬と以前戦った時、
誤ってあかねさんの髪をばっさり切ってしまってな……以後、封印している」
右京が非難がましい目つきになった。
「あかねちゃんがショートカットなんは、それでか。
事故とは言えなんちゅうことさらすねん、おなごの髪を切るやなんてっ」
「う、うむ……すまん。右京も料理人のわりに、髪は長いな。赤みがかった黒髪だ」
「うちも女の子やもん。大体、女が男を殴るんはええけど、逆はあかん」
「それって女尊男卑じゃねーのか、女フェミニストめ。俺は殴らないけどよ」
「……ところで、『獅子咆哮弾』て、気が重い人しか使えんのやろ?
その土木修行者のおっちゃんも、不幸そうやったの? 『最強伝説コーラサワー』みたいな」
「黒沢だろ。いや、うーん、どう見ても工事現場の看板に描いてある、
あの『ご迷惑をおかけします』のキャラクターだったんだが……しかもディフォルメした丸っこいの」
右京が、よくある工事現場の看板を思い出す。
「……ああ、アレかぁ。そら何かの精霊やったんと違うか? もしくは幽霊とか」
「幽霊は、重い『陰気』の塊だろうしなぁ。あり得なくはないか、出会ったのも洞窟の中だし」
「うちのクラスに五寸釘っちゅー、呪いが趣味のくら〜い奴がおるんやけど、
そいつになら使えるかもせえへんなぁ。それとも『気が弱い』からあかんやろか」
「俺はそこまで暗い奴じゃねーよ」
お好み焼きを食べつつ、今宵も掛け合い漫才は続く。
「……ところで右京よ。さっき言ってたが、お前はなぜかシャンプーと同じぐらい強いよな。
ムースの野郎はシャンプーより弱いから、お前はムースに勝てるってことか?」
「どうやろねぇ、あいつは暗器使いで卑怯やしな。男のくせしてねちねちとしつっこいし。
うちとスタイルが似てなくはないけど、勝負してみんとわからんわ」
「卑怯さで言ったら、小太刀や八宝斎のじーさんもか。
あいつら、乱馬や玄馬のおっさんと共倒れしてくんねーかなぁ」
「いやいや、卑怯さでゆうたら、早乙女父子もかなりのもんやで。師匠が師匠で父親が父親やし。
良牙は単純やから、すぐ策に引っかかって負けとるやないの」
「そうそう同じ手には引っかからんわい。……もしかして俺は、単に『運が悪い』だけなのかも知れん」
「なるほど、天に見放されてたら、勝てるもんも勝てへんわなぁ。きゃははは」
なにやら二人の話題が盛り上がっている。色恋よりも格闘か。
「すると、うちらの知り合いの中で、最強は誰なんやろ。乱ちゃん除いて」
「乱馬や俺に勝てるレベルで、最強っつーとなあ……。
コロンばーさんに八宝斎のじーさんは別格だが、麝香王朝のハーブって奴も強かったな。
パンスト太郎なんて奴もいたし、ルージュって女は闘神・阿修羅に変身するとか聞いたぞ」
「うちが知らんのばっかりやな。上には上がいるもんや」
「一番となると、やっぱりコロンばーさんかな。負け知らずだ。
すでに女性、ばーさんという時点でいろいろ強い。人間かどうか怪しいが」
「数千年生きとる妖怪やっちゅー噂もあるで。まあ、良牙に『爆砕点穴』教えたんも、
乱ちゃんに『火中天津甘栗拳』や『飛竜昇天破』教えたんも、あのばあちゃんやしな。
八宝斎のじじいと本気で戦わせてみたいわ」
しばらくして良牙が、ふっと思いついた。悟りと言っても良いかも知れない。
「……いや、一番強いのは、かすみさんかも知れんぞ」
「……せやな、あの菩薩みたいなお姉ちゃんには、誰も勝てへんで。守銭奴のなびきちゃんかてギブアップやろ。
戦わんのが一番強いんやなぁ。……ああ、『老子』やんけ」
(『聖夜編』へ続く)
延長戦に突入して十数年。
なびきは乱馬とあかねを道場に呼び出した。
「あかね。乱馬くん。ちょっとここに座りなさい」
「なんだよ、改まって」
「あんたたち、いつまで延長戦続ける気?」
「お姉ちゃんだっていまだに独身じゃないの」
そう、かれらはいまだに皆独身なのだ。
シャンプーや右京は乱馬以外の男に興味を示さず、
良牙とあかりもその性格故、少しも進展しない。
「私はいつでも準備できてるわよ。あとは理想の男が現れるのを待つだけなの」
「そんなこと言ってる間にすぐ三十路だぜ」
「お姉ちゃんの理想っていったい…どんなタイプよ」
「やっぱ顔もそれなりに良くて、お金持ちじゃないとね。
それから、いつも何かに夢中で、私はそれを少し手伝うの。
それで、私の好きなものをよく知っていて、頻繁にプレゼントしてくれる人」
「なんだ、ぼくのことではないか」
「九能…てめー、どっから沸いて出た!」
「人をボーフラみたいに言うな!」
脈絡なく天道家に九能が出現する。
これもまたいつものことだ。
「でも、確かに九能先輩の言うとおりだわ」
「そうだ。ぼくはボーフラではない」
「誰がボーフラの話をしとるか!」
「ちがうの?」
「おめーの理想の男の話だろうが!」
乱馬がものすごい勢いでつっこむ。
「天道なびき、おまえの気持ちはよくわかった。
しかし生憎だがぼくはおさげの女と天道あかね以外と結婚する気はない!」
「そうよ、だいたいそれじゃ私は小太刀と姉妹になっちゃうじゃない」
「乱馬くん、義姉妹にまで手を出す気?」
「…って、何姉妹だよ!」
「おまえがあの変態妹をどうしようが構わんが、
二股をかけるような男に天道あかねをまかせるわけにはいかんな」
「なんでおれが不倫することが前提になってんだよ。
それにてめー、人のことが言えるか!」
「二股とは人聞きの悪い…ぼくは両方と効率よく付き合いたいだけだ!」
「それを二股というんだろーが」
「乱馬と姉妹になりたくなんかないわよ!」
「当然だ。ぼくは両刀ではない」
ちなみに九能はいまだにおさげの女=乱馬であるということを知らない。
「その姉妹の話はもういいっての。話を戻せよ」
「それで、いつまで延長戦続ける気?」
以下、無限ループ。
こんな調子で時は過ぎ、永遠に繰り返すのである。
実際、ここ見てるのって1人か2人くらいなんじゃないか…
見てても書き込まないやつもいるだろ。
俺もこれが初めてだし。
ノシ
好みのカプ書いてくれる神をじっと待っている俺のような奴もいるかもしれん
>>205 うん私もそう。じっと息を潜めて待ってるy
ノシ
職人さんには頑張ってほしい
ノシ
同じくROM人間
いつも職人さんの神作品に萌えさせていただいてますorz
まあま、皆さんぜひとも参加してや。息潜めんと、好きなカプゆうてみ? もしくは自分で書くとか。
さあて、大詰めに備えて、今のうちに投下しとこか。
12月23日、天皇誕生日の夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は人気のなくなった店内で……だべっていなかった。
「ああ、そ。あかねちゃんにもあかりちゃんにも、フられてもうた、と。
で、うちとイヴを過ごそう、と」
「………(ずーん)」
「そこで沈むなっ、うっとうしいっ。店を『獅子咆哮弾』で壊されたらかなわんわ。
分かった分かった、この可愛い久遠寺右京が、デートしたるさかい」
良牙は店の片隅の席で、ずしーんと『重い気』を纏っている。
「……す、すまん。うう足が立たん、気が重い……結局あかりちゃんには会えなかったし……」
「しっかりせんかい。うちかて、乱ちゃんがあかねちゃんと、ちゅーか天道一家と過ごすゆーて、
それなりに傷ついてんのやで。押しかけたってもええけど、迷惑やとも思うし……」
「……そーだな」
「せやから、うちかてホンマは不本意やけど、あんたが頭下げて頼んどるから、
こーして貴重な女子高校生の聖夜デート権を、しぶしぶながらあげとるんやろーが。
感謝せいっ、こーのモテナイ君がっ」
……右京さま、頬が緩んでますよ。満面の笑顔ですよ。
「すまん、恩に着る。一人でカップルまみれの町内をうろつくよりは、
お前がいた方が百万倍マシだ。……今夜は食欲ないから、お好み焼きはいい。寝る」(ごそごそ)
「はいはい、乱ちゃんとデートしよ思って調べといたデートコース、
来年の下見がてらに回ったるな。ははっ、楽しみや」
良牙は、寝袋に潜り込んだ。
「ほな小夏、明日から正月三が日明けまで、この店は休むさかいな。
今年いっぱい、ご苦労さん。はい、今月の給料100円と、年末ボーナス500円!」
「ああっ、なんともったいないっ。これでお好み焼きが、1枚丸ごと買えます!」
「かかか、来年もあんじょう気張ってや。里帰りは……抜け忍のあんたは、でけんか。
伊賀か甲賀の忍者村で、アルバイトでもしとり」
「……そうします。右京さまは、良牙さまとごゆっくり」
「ごゆっくり、てなぁ。そううまい事いかへんやろ、あいつは。
ま、正月になったら戻って来ぃや。おせちにお雑煮もあるで」
「はっ……お世話になりました、右京さま」
小夏は寂しげな笑みを浮かべたまま、去っていった。
「……なぁ……」
「あらびっくり、起きてたんか良牙」
「なんか、小夏に悪い気もしてきたな。あいつも男だろ、一応」
「あいつがええっちゅーから、これでええんよ。
もしあんたがうちを誘わんかったら、うちは小夏とイヴを過ごしとったで。
カップル相手に、お好み焼きの屋台引いて町歩いてな」
右京が、へっ、と自嘲する。
「……そうか。すまん、腹が減って眠れん。悪いがお好み焼きを焼いてくれ」
「まいどあり。クリスマス用にイチゴ&生クリーム入りのクレープ風お好み焼きと、
鶏の脚焼き包みお好み焼きがあるで。どれにする?」
「無理矢理お好み焼きにせんでもいいと思うが……じゃあ、鶏の脚で」
良牙はいつものように、カウンター席に戻る。
「しかし、右京とデートか。こーしてカウンターでだべるのと、大して変わらん気もするな」
「ここではうちが主人で、あんたは客。デートやったら二人とも客。
だべるんもええけど他の人らに迷惑にならんよう、気ぃつけんとな」
「まぁいい女なんだろーが、こうたびたびだべってると、
親しみがありすぎてなんだな、男友達と遊ぶような感じだ。
……まぁ俺の男友達なんて乱馬しかいないが、別に遊ぶほど仲良くないし」
右京が、かちん、と来る。
「へーん、失礼な男や。女らしくしたうちを見て、腰抜かすなっ。
知り合いに見つかってもあれやし、ちょっとこの辺から外れたとこ連れてったる。
……せやけど、はぐれたらあかんで。うち一人で町中歩くんはイヤや」
「そうだなぁ……この手錠でもお互いの手首にはめとくか?」
良牙はリュックサックから、ずるりと大きくて悪趣味な手錠を取り出した。
「そんな犯罪じみたアクセサリーはいらんわっ、どこの土産やのん。
足首にはめたら、いつぞやの二人三脚の二の舞やし」
「といって、俺に迷うなってのは無理な話だ」
「首に鎖でもつけて、引きずって歩いたろか。変なビデオの撮影みたいやな」
良牙はまだ手錠をもてあそんでいる。
「大体、あんたの馬鹿力やったら、少々の鎖はぶっち切るやろ。
迷子になったら、うちをフったと解釈して、ボーイハントしてしまうでっ」
「いや、この手錠は中国伝来の特別製でな。コロンばーさんがくれた。
引っ張ればゴムのように伸びて切れず、ワイヤーより遥かに強い」
「そんなもん持ち歩くんやないわい、危ないわぁ、二重の意味で」
「武器にもなるし、乱馬の動きを封じてフルボッコできるかとも思ってな。
だが、卑劣かなぁとも思って、リュックサックにしまったまま忘れていた」
「メイド・イン・チャイナやし、ろくな効果がないわ、そんなん。
ゴムみたいに伸びるんやったら、乱ちゃんは自在に動けるやないの」
「……それもそうか。鍵はもらわんかったし、外せないもんな。
一応リュックサックに戻して、家に帰れたら部屋に置いておこう……(カチッ)
…… あ れ 」
「ん? どないしたん?」
「……み……右手に……手錠、が」
リュックサックに仕舞おうとして、誤って右手に手錠がはまったようだ。良牙は泣きそうな顔をした。
「……きゃはははは、どないすんのやドアホ! ノータリン!!
そんなんぶら下げてうちとデートするんか、百年早いわ、おととい来い」
「いつ来ればいいんだっ! でぇーい、笑うなっっ」
「おっと危ない、振り回すな……(カチッ)…… あ ら 」
手錠のもう片方の輪が、右京の左手首にはまった。
「うちの左手が!!」
「お、俺の右手が!!」
さーて、どないしましょ。
(24日に続く)
>>290 文才があれば喜んで投下するんだけど…orz
ってかネタがないw
好きなのって言ったら良ら(女)とかムシャかな??
掛け合い漫才やってる人となりきりスレで右京役やってる人って同一人物?
文体が似てる
続きが早く読みてえ!
良右好きだから楽しみだ
217 :
天道かすみ:2007/12/24(月) 00:53:35 ID:uX1iaafc
乱馬くん、一度でいいから七面鳥の丸焼きを食べてみたいって言ってたけど、
今年もそれはできそうにないの。ごめんね。
でもそのかわり猫飯店に北京ダックを注文しておいたわ。
楽しみにしておいてね。
あら。どうしたの?急に黙りこんで。
あっ。
安心して。
皮だけじゃなくてお肉も無駄なく使わせてもらうわ。
((((;゜Д゜)))
219 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 01:33:31 ID:c6OzJWRg
Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)!?
さようならムース? いいいや、違うダックやろな?
……ほな、朝から投下。どうも小ネタを仕込みたくてかなわんわ、シリアスはよう書けへん。
12月24日、午前三時。
お好み焼き屋『うっちゃん』にて、例の二人は。
「……は、外れん。すすすすすすすすすまん、右京っ」
「もー、ええわ。これつけたまんまでも、うちはかまぁへんでぇ……あぁ、眠ぅ(くらっ)」
右京がぐらつくと、手錠の枷がゴムのように伸び、すぽっと手首が抜けた。
「…… あ れ 」
「ああ何や、手枷もゴムみたいに伸びるんやな。
擦ったり握ったりして、熱くしたのんが良かったんやろか。くてっとしとる」
ふー、とお互い大きく息をついた。疲れた。
「ほんなら、うちは昼ごろまで寝るさかい、あんたは寝床でじっとしとり。
外出たら迷子になって、来年まで出会えへんやろうから。デートは昼からな」
怒る気力も失せたのか、右京は大あくびしながら二階へ。
良牙はとりあえず、風呂を借りて冷や汗を流す。しばし迷子になったが。
「あああああ、無駄に疲れた。もう中国製品は信用せんぞっ。
……しかし、右京の手首、細かったな……肩幅も小さいし」
男装すれば美少年、女装すれば黒髪の美女。久遠寺右京16歳、娘盛りである。
「ほんとに、あいつと明日……じゃねぇ、今日、デートする、のか」
午前10時。響良牙は、お好み焼き屋『うっちゃん』の中で迷子になっていた。
「ここは一体、どこなんだぁああ!?」
とてとてとて、と二階から寝巻きの右京が降りてくる。
「……も〜〜、静かにせんかい良牙。早起きしてもうたわ、お早う」
「おお、お早う右京。午前中に会うのは久し振りだな」
「せやね。んー、ちょっとそこどいてんか、顔洗うさかい」
どうやら、洗面所の近くだったようだ。右京はじゃばっと顔を洗い、髪を梳かす。
「……しかし、案外お前の店というか家は、奥行きがあるな。
風呂場から出たら迷ってしまった。数時間ほど眠りはしたが」
「もともと町家やったんを、誰かが小料理屋にしとってな。
それが閉店した際、うちの親父名義で買い取ったんよ。親父もお好み焼きで稼いで、小金持ちやったし」
「ふーむ。借家ではなく、持ち家とはなぁ」
ごしごしと右京が顔をタオルで拭く。
「ふー、目が覚めた。良牙も顔洗っとき、髭剃りはないけど」
「ああ、俺はちと、お湯で洗わせてもらおう。……で、どうする?」
「どうするって、店は休み……ああ、せやせや、デートやったな!
おーっし、おめかししたるから待っとり! あんたもちょっとはパリッとした恰好せい」
「……といっても、俺は着替えたところでこんなもんだぞ。
家に帰れば多少の着替えは置いてあるが、場所が分からんし」
「まぁ、あんたはそれでよし。荷物や番傘は置いとき。
ほな、顔洗ってこざっぱりしてれば、顔はええんやしカバーされるやろ」
そう言うと、右京は再び二階へ上がった。
そして、お昼前。右京はいつもの職人服ではなく、ビシッと勝負服を着た。
頬は紅潮し鼻息は強く、自信と気合いに満ちている。『猛虎高飛車』が撃てそうだ。
「いよーっし、準備はええか、良牙!!(ぱしん)」
「おう、まずは昼飯だな。カネはある程度銀行から下ろしてきたが……。
しかし、そうしていると凄い美人だな、右京」
「いっつも美人や、ドアホがっ。ほんなら、行くで良牙!!(ぐいっ)」
「わわっ、引っ張るなっ」
右京は良牙の腕をぐいぐい引っ張り、都内のデートスポット巡りに出発する。
たまに良牙が迷子になって、浅草寺に参ったり靖国神社に参拝したり、
千代田区で警官に職務質問されたり、秋葉原でオタクに萌えられたりはしたが。
しかし、バイタリティ溢れる二人には、少々のアクシデントもアトラクションだ。
風林館高校の生徒らしき人々も見かけたが、誰も右京だとは気付かない。
普段は男子学生服を着ているからなのか。
「……なぁ、なんで普段から女子生徒の格好しねぇんだ?
学校の奴らも、みんなお前が女だって事は知ってるんだろ」
「10年も男で通してると、スカート履くのがむずがゆいんよ。下がスースーして動きにくいし。
水着やズボンやったらええんやけどな」
やがて右京は大きなデパートに入り、クリスマス特売の食材を買い出した。
冬服やお正月用品、家電製品のセールにも、主婦に混じって突撃する。
一応、良牙の手を握ったままで。
かくして、聖なる夜(イヴ)が来た。良牙は沢山の荷物を持たされている。
「……はー、面白かった。荷物持ちには最適やな、怪力良牙」
「大した重荷でもないが、デートに来とんのか買出しに来とんのか、どっちだっ。
結婚もせんうちからやけに所帯じみよって、割烹着が似合うぜ」
「あーら、あんがと良牙。日も暮れてきたし、これから夜の部や。しっかりエスコートしてんか。
あいにくホテルには行かず、晩飯食べてご帰宅やけどなぁ」
日は落ちて、街はイルミネーションの光に包まれる。
「夜……か。今更ながらカップルどもがうろちょろし過ぎて、落ち着かん。
かえってお前と一緒だと、目立たんですむな」
「うちらも一応、今はカップルのはずやろ。
……わー、クリスマスのイルミネーション、きれーやなぁ。
神戸のルミナリエの方がもっと綺麗やけど、今年は赤字でクリスマスにはやらんそうやな」
「あれは、震災の復興記念に催されたそうだな。お前のとこは大丈夫だったのか?」
「神戸周辺と淡路島が中心で、大阪も北は被害あったけど、うちんとこは別に大した被害ないで、多分」
「多分、かよ。親父さんしか親族いないのか?」
「せやって、親父は屋台引いて全国行脚やもん。家には滅多に寄り付かんし」
「そうか……震災から、何年経つっけ」
「今年で12年目、1月にあったからすぐ13年目……って、あれ?」
……うちら、何歳やったっけ。
(残り3回)
一生やっとれ!
なんて言われそうな良右w
225 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 12:29:14 ID:igXpFLQW
乱馬シャンプー!
シャンプーの可愛さは異常
女乱馬も可愛いけど、いや可愛さなら最高なんだが、
中身男だからな・・・
ってことで、乱馬×シャンプー希望!!
ふむ、それやったら、あかねはムースとくっつくんやろか。絶叫温泉郷ペア的に考えて。
いろいろカップリングが入り乱れるからなぁ、らんまっちゅう作品は。
その日、その夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は……。
「ただいまー、って小夏はおらんのやった。ま、良牙も泊まってき」
「毎度、邪魔するぜ。鶏の脚にケーキも買ったし、二人でわびしく祝うか」
「わびしいが余計や。何なら友達呼んで合コンしてもええけど、
みんなこの日は忙しいやろしなぁ……ええやろ、良牙。とりあえず風呂浴びて着替えるわ」
「「メリークリスマース」」
二階のこたつでだらだら寝転び、みかんを食べつつクリスマスを祝う。
クリスマスだというのに、右京の寝巻きは着物だ。
聖なる夜の神聖さのへったくれもない男女二人である。テレビも点いている。
「はい、ケーキにほうじ茶。お客さんからもろうたお餅もあるけど、これは正月にな」
「シャンパンとは言わんが、紅茶かコーヒーにせいっ」
「甘いもんにはほうじ茶が合うんよ。このお茶にはミルクも砂糖も入れられへんし、
カロリーオフのダイエットには最適やろが」
ずずっとほうじ茶を啜り、鶏の脚やケーキをつつき、みかんを食べる。
「ふー、今年の年末年始は、ゆっくり過ごせるわぁ。
働き詰めやったし、それこそ温泉でも行って、骨休めせーへんとなぁ」
「温泉でなくても、ヨモギ谷ってとこへ行けば、地熱がお灸になるぜ。
ほら、俺らが乱馬をボコって、『飛竜昇天破』を会得させたとこ」
「んー、やっぱり温泉の方がええわ。絶叫温泉郷は勘弁やけど。
でもあの村、合併でどこぞの市に組み込まれて、結構観光客が来てるらしいで。
まぁ、湯量は豊富やったしなぁ。アトラクションは過激すぎたけどな」
ぷち。テレビも、この時期はろくなものをやっていない。
「……あー、……暇潰しに、セックスでもしよか」
「(ぶほっ)お、お前にデリカシーはないのかっっ」
「良牙相手にデリカシーもあらへん。どーせドーテーやろ、あんた。
おねえちゃんが練習台になって、筆下ろししたってもええで〜〜」
「かっ、からかうなっ。お前だって、その、経験ないだろ」
右京が、にひひっと笑う。
「まーな。うちのクラスの女子は、みんな健全やな。そーゆー話は聞かんわ。
ウラではどうやら知らんけどな、あかねちゃんとか特に」
「うわああああ、やめろーっ」
「冗談やジョーダン、純情なやっちゃ。乱ちゃんにそないな甲斐性ないわ。
結婚してもしばらく性交渉なし、ちゅー感じやもんなぁ」
「話題を変えろ、話題をっ」
「ちゅーてもな……キリストっておっちゃん、一応今夜生まれたっちゅう話よね」
「そうだな。別にキリスト教徒じゃねーが」
「母親のマリアさんは処女懐胎やけど、十月十日は経てるんよね。
せやったら、神様が仕込んだんは2月14日、バレンタインデーやんか。
カトリックの受胎告知日ゆうんは春分ごろやそーやけど」
「お前は……」
良牙がこたつに突っ伏す。つっこみを入れるのも疲れる。
「ま、古代ローマの冬至の祭りを、キリスト教が取り込んだお祭りやしな。
日本式なら、カボチャ食べてゆず湯に入ってたらええねん、冬至には」
「しかし、お前はいろいろくだらん事を知っているな。パソコンもないのに」
「お金が勿体ないから、もうちょい稼がんと持たへん。ケータイは面倒くさそうやし、置き電話と手紙で充分や。
うちのネット上での宣伝は、常連のおっちゃんに頼んで、ウェブサイト作ってもろてるけどな。
代金は維持費含めて、一年間うちでの飲食無料や。安上がりでええわ」
「俺がケータイやパソコン持ってても、しょーがねえしなぁ。
使い方が分からないし、すぐ叩き壊しそうだ」
「あんたなら電脳空間でもたちまち迷子やで。ケータイ持ってても、つながらへん所へすぐ行くやろし」
「まったく、俺らが子供の頃は、あんなの少なかったのにな。
今は外に出てもゲーム機持ったガキばっかりで、ひ弱そうだ」
「そやねぇ、猫飯店もサイト持ちでmixiもやっとるそーやし、
コロンのばーちゃんもパソコンやってるで。ブラインドタッチできるし、ケータイも親指で打つとか」
「似合うよーな似合わんよーな、だな。シャンプーやムースはぶっ壊すだろうが。
……天道道場も、ネット上で門下生募集とかしねえのかな。おじさんたちは使えなさそうだけど」
「なびきちゃんがブログとアフィリエイトで稼いどるで。FXに手ぇ出したり。
エロサイトに乱ちゃんの写真やらアイコラやらも流しとるそうやけど」
「流石だな……そのうちデイトレードでもやりだすぞ」
右京がおどけて、天に祈るようなポーズをとる。
「あー、サンタクロースがパソコンとネット接続環境、タダでくれへんやろか。
月々の接続料もサンタ持ちで」
「そんな悪い子には、来ねーよサンタ」
ぷち。またテレビを点け、音量をぎゅっと絞る。
「……で、良牙。あんた、年末年始はここでゴロゴロするんか?」
「お前が良ければ、そうしたいが。それなりの礼はする。
年始参りに天道道場へ行くから、それ以後はまぁ、また旅に出るさ」
「ああ、さよか。小夏の代わりのボディーガードに丁度ええわ。
うちを襲うような根性もないやろしぃ」
「うるせえ、襲うぞ」
「やってみい、歓迎したるわ」
「…………すまん、俺にはできん」
「はいはい、うちはそんなに魅力ないんやね」
「そんなことはない。俺に根性がないだけだ」
良牙は顔を赤らめ、寝袋を出して横になる。
「すまんな、右京。俺は寝るからな」
右京はその横に布団を敷き、枕を置いて横になる。
「ほな、うちも寝るわ。枕並べて、あんたの隣で」
「こ、こらっ。転がって逃げてやるっ」
「逃がさへん」
右京は、がしっと両手両足で、良牙の寝袋に抱きついた。
「大人しゅうせい、良牙」
(続く!)
いや、乱馬とあかねはお似合い。
でもエロパロではシャンプーと乱馬が読みたい。
右京×良牙連載も読んでるよ。続き楽しみにしてる。
いよいよエロか?
エロパロ的には…
右京×ムース
あかね×P
なびき×東風
九能×あかね
ひな子×校長
なんてのがありそうでなかなかないんだな。
正直乱馬があかね以外になびくのは想像できない
エロパロ板で何言うてるあるか
236 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:15:04 ID:BaKwT26o
保守
保守がてら、「らんま」の男性別お相手分類。
乱馬:あかね、シャンプー、右京、小太刀、ひな子、かすみ、なびきほか、
全美少女キャラ・美女キャラに対応可能?
良牙:あかね、右京、らんま、あかり、シャンプーほか、上に同じ
ムース:シャンプー以外眼中になし? らんまやあかねの相手は可能か?(陵辱あり?)
九能:変態紳士。あかね、らんま、なびき、今条マリ子など、相手はわりと豊富だが…
玄馬:のどかをどうやって落としたのやら…らんまとのエロはあり?
早雲:ひな子とのロマンス、かすみとの情愛は可能。らんまはどうか?
五寸釘:陵辱要員? アニメでは小金なる幽霊と恋仲っぽいことに。
八宝斎:陵辱要員? コロン(若)とのロマンスは…?
校長:変態。陵辱要員?
238 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:18:22 ID:FysUw1z9
浮上
……くっ、ホンマに難しいなあエロて。愛はあるんやけど、どうもな。
二人とも処女・童貞やし、今まで積み重ねてきたもんがいろいろあるし。
ほなまぁ、行ってみよか。ぬるくてごめんなぁ。
西暦2007年12月24日、深夜。お好み焼き屋『うっちゃん』二階にて。
響良牙は、久遠寺右京に捕まっていた……。
ぎし……と良牙は、ロウ人形のように硬直している。
寝袋の上から、良牙の背中に、右京が四肢でしがみついている。
むにゅっとこう、柔らかいものを二つ感じる。あててんのか。あててんのか。
「……どうや、良牙。動けへんやろ」
おかしい、動けん。か、身体がピクリとも動かん。なぜか声も出ない。
振りほどくどころではない、指一本さえ動かせない……!!
「あほ。クリスマスイヴの真夜中に、一人暮らしの女の部屋に泊まりこんで、
なーんもなしで帰れると思うとったんかい。ウブなネンネやあるまいし」
いや待て、何かおかしい。ふつーは逆だろうが、男女の立場がっ。
まぁ右京はオトコ女みたいなもんだが、俺は男だ。こ、これはアレか、誘われているのか。
そりゃ、のこのこと右京の部屋にあがりこんでゴロゴロしてたが、待て、待つんだ右京。
「良牙ぁ、カラダが熱くなって来ぃへんか? こないだシャンプーから50人民元で買うた、
メイド・イン・チャイナのエロ薬や。ほうじ茶に混ぜといたから、効くの遅いんか」
……罠か。もう遅い、脱出不可能だ。俺は死ぬ。心臓が熱く激しく震えている。
「ええか、正月三が日明けまで、約10日間やで? その間、あんたここでどうするんや?
うちはもう、楽しんでしまうことに決めた。思いっきり、な」
ぷっつん、と俺のヒューズが、切れた。
俺は血走った目で、寝袋を破って振り返り、右京を押し倒した。
唇を合わせ、舌を絡ませ、唾液を啜る。腰に手を這わせ、寝巻きを肌蹴て乳房を揉む。
……こいつ、寝巻きだけで、下着つけてねぇ。
ぷは、と唇を離すと、右京が嬌声をあげた。
「そうや良牙、もう何もかも忘れてしまい。冬は過ぎ去り、春が来るんや。
乱ちゃんも小夏も、あかねちゃんもあかりちゃんも忘れてしまい。
今ここにおるのは、うちと良牙だけやで」
右京は、笑い泣きしていた。くしゃくしゃの顔、生まれたての赤子の顔。
俺も泣いていた。そうだ、今宵古い俺たちは死んで、新しい俺たちが生まれるのだ。
聖なる、性なる夜、万歳。
……それから先は、はっきりした記憶がない。
白くて、柔らかくて、濡れていて、温かい。いや、熱い。
それに甘くて、いい匂いがする。耳元で右京の声を聞き、息づかいを感じる。
生きていて、良かった。心からそう思った。
そして、12月25日の明け方。
「……ようやった、男になったで、響良牙」
「お前は、やっと、ようやく、女になったな。久遠寺右京」
戦いは終わった。俺と右京は、男女の仲になった。
右京に誘惑され、薬を盛られてのことだったが、とうとう一線を越えてしまったのだ。
布団に入り抱き合ったままだが、背中の汗が冷えていくのが心地よい。
「はは、どーせあんたのやし、中に出してもうちの卵子にたどり着けるか、怪しいわ。
よしんばデキてもうても、ちゃんと産道通って出て来れるんかいな」
「こんな時まで、軽口叩かんでいい。こういう時は、こう言うもんだろ」
二人で笑って見つめ合い、さっき散々言い合ったセリフを繰り返す。
「……好きだ、右京」
「うちもやで、良牙」
ああ、なんて俺は、幸せ者なんだろう。
俺は身体を起こそうとしたが、かくっと力が抜け、布団に崩れ落ちた。
「……た、立てん。あの薬のせいかっ」
「7日は臥所から離れられへん、てゆうてたしな。年末まであんたは寝たきりや」
「でええい、メシや風呂はまだしも、トイレの世話はされたくないっ」
「あーすごい、立ち上がりよった。……下も、勃っとるわぁ」
立つことはできたが、うまく歩けない。
下半身の一部だけ、やけに元気だ。あれだけやったのに勃起がおさまらないとは。
「えいくそ、全身の筋力が低下してやがる。ひでぇ副作用だ」
「丁度ええわ。あんたに思い切り抱きしめられたら、全身の骨が砕けてまうし。
切れて見さかいのうなっとったわりに優しかったんは、それでかぁ」
右京が明るく笑う。胸のつかえがなくなり、二人は様々なしがらみから自由になった。
「クリスマスのプレゼントとしては、なかなかのモンやったで。良牙サンタ。
ほな、正式に乱ちゃんをフって来よか。捨てた男を見返すために、うちは乱ちゃんをフってやる。
幼馴染やし、仲良しのおともだちはやめへんけどな」
「……俺もまぁ、責任とって関係を清算してくる。男としてな」
「うちも、ついてってやろか? 心配やわ」
「ガキ扱いするなっつーに……でもまぁ、そうした方が、分かってくれやすいかな」
太陽が昇り、新しい朝が来た。今日もいい天気だ。
「う〜〜ん、爽やかやわぁ。朝ごはん作ろか」
「……すまん右京、その前に、もう一回」
右京が、笑いのツボにはまってむせ、しばらく畳に突っ伏していた。全裸で。
とりあえず、シャワーを浴びて着替え、朝食をとった。純和風だ。
「すまんな、疲れているだろうに」
「ええんよ、いつも作ってるし。あんたもサバイバルしてるから、メシぐらい作れるんやろけどな」
「どの道、今は体に力が入らん。元気な部分は一か所だけだ」
右京がまた腹を押さえ、くっくっと笑い出す。
「ああ、可笑し。こないにけったいな処女・童貞喪失があるかい。
女子高校生として、女性週刊誌に投稿したろ」
「ま、しんみりするより明るい方がいい。してしまったもんはしょーがなかろう。
俺たちはまだ、法律上は未成年だし、数年したら……その、なんだ」
「はい、続きを早よう言いや」
「…………結婚、だな」
「オッケー、それまで関係続いとったら、やけどな。
……ホンマにできたら、どないしよ。大丈夫な日やけど、おろすのはイヤやで、後味悪いし」
「14歳の母よりゃマシだろ。お前は生活力とバイタリティがあるし。
勿論俺も手伝うが、十月十日経てばギリギリ18歳にならんか?」
「……せやっけ。まぁええわ、来年の事ゆうたら虎縞ビキニの鬼娘が笑ってまう。
メリークリスマス、良牙」
「メリークリスマス、右京」
俺たちはまた、口づけを交わした。
(エピローグ・年越し編へ続く)
あらー乙。
gj
実は何気に楽しみに待ってた
GJ!
漫才も面白かったよ
247 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 05:31:40 ID:pFdM/54l
これageていいっすか。
携帯から失礼。
>>237から一番面白そうだった久能×あかねに挑戦
「天道あかね…私の乱馬様と、け、け、婚約だなんて、何と憎憎憎しい事でしょう!
しかし、祝言を延期させたのが貴方の運のツキ。私、結ばれるべき者達が結ばれ、且つ天道あかねにお仕置きをする、残忍な方法を思い付きましたわ!待ってなさい、天道あかね。オーッホホホ!」
──…満月の輝く深夜、久能家の屋敷から響く高らかな声が静寂を切り裂いた。
翌日、午後3時。
今日買い物に付き合ってくれる約束をした乱馬が居ない。そう言えば、珍しく昼食の時も居なかったな。
「乱馬?ちょっと乱馬、何処ー?」
あかねが天道家の廊下を早足に歩きながら声を張り上げる。
そんな時…─黒薔薇の花びらと共に風が運んだ一通の手紙。
「乱馬様は私の家に遊びにいらしたのですが、少々疲れてしまったみたいでお眠りになっています。良かったら、お迎えにいらして下さいませんこと?」
同封してあるのは、ソファの上に寝転がる…明らかに麻痺をしている様子の乱馬と、その隣でピースをしている小太刀の写真。
248 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 05:45:47 ID:pFdM/54l
…何よ、コレ。
呆れたと言った顔で見詰めるあかね。はあ、と小さく溜息を吐いてまた歩き出す。
「何考えてるのかしら」とこぼしながら、久能家に向かう。
──同時刻、久能家
「お兄様!今日は乱馬様がいらしているので、昼食は奮発してみましたの。どうぞ、お召し上がりになって?」
満面の笑顔で、椅子に座る実の兄─帯刀に手料理を勧める小太刀。
それを、疑いを隠し切れないと言った表情で見遣る久能。
「おいで」と手短に飼い犬を呼び寄せ、その料理を食べさせる。味見、基い毒味と言った所か。
暫く見詰める。…特に変化は無い、寧ろ元気に走り出し始めてしまった。
「痺れ薬が入っている訳では無いのか」
「オーッホホ、そんなモノは入っていません。折角乱馬様の為に作ったのですから」
ナイフとフォークを握り締め、口を開く。
「では頂こうか。」
数十分後、久能が食事を全部食べ終わった頃。
ピンポーン。
──チャイムの音、同時に小太刀がにやりと口角を上げる。
「あら、お客様ですわ」
勝手に扉を開き、ズカズカと入って来たのは天道あかね。
249 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 06:00:52 ID:pFdM/54l
「乱馬は何処?迎えに来たんだから、出しなさいよ」
鋭い視線で小太刀を睨む。
「天道あかね!僕に逢いに来たのか!」
抱きつこうと両手を広げあかねに近付く久能。勿論、直後に脇腹に強力な肘打ちを喰らうのだが。
──しかし、いつもより痛みは無い。何故だろう、と一人首を傾げ出す久能。
そんな事は気にも留めず、またあかねは歩き出す。
「折角だから、お兄様に案内して頂いたらどうです?天道あかね。私の部屋に居る乱馬様がお目覚めになったら…ほほほ」
わざと長髪するような台詞を残し、黒薔薇と共に消える小太刀。
本当ならあまり頼りたくは無い相手。しかしこの広い屋敷。当てずっぽうに動くのは時間の無駄だ。
仕方ない、久能先輩に…。
あかねの考えなど露知らず、久能はまだ悩み耽っていた。─…身体が熱い。熱でも有るのだろうか。
何か考え込んでいるのか。ぼーっとしている久能に話し掛けるあかね。
「久能先輩?」
その声で意識が戻る。
「ああ…何だ、天道あかね」
振り返り、あかねを見詰める。
しかし、何故か視線は彼女の形良く膨らんだ胸、ミニスカートから覗く太股。
益々、身体が火照る。
250 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 06:15:44 ID:pFdM/54l
「アイツの部屋なら僕の部屋の近くだ、案内しよう」
腕を組みながら歩き出す久能。小走りについて行くあかね。
その間も久能は横目にあかねを見ていた。
自分の部屋の前を通り掛った時、
「ねえ、先輩のお部屋、見せて貰っても良いですか?」思いがけないあかねの言葉。
扉の間から見えた、剣道の大会で取ったと思われるトロフィーが気になったのだろう。
「あ、ああ、勿論だ。思う存分見て行くが良い、天道あかね」
片手で扉を開き、部屋にあかねを入れる。
そのトロフィーまで近付き、上体を屈ませて見詰める。
…後ろから見える太股。今にも下着が見えそうだ。
「ねぇ、久能先輩。コレって確か、スゴい大会の…」
あかねが振り向いた、その瞬間
「ぐああああ!もう我慢出来ん!」
爆発したように叫び出す久能。同時に、あかねをその場に強引に押し倒す。
「きゃ…っ、ちょっと、何!?」
驚きを隠せないあかね、反射的に相手を押し返そうとする。
しかし、相手は久能だ。幾らあかねが格闘技を学んでいるからと言って簡単に勝てる相手では無い。
焦るあかねと引き替えに、乱暴にあかねのパーカーを脱がし出す久能。
251 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 06:37:05 ID:pFdM/54l
「ちょっと、嫌っ。やめて下さい…っ!」
必死に抵抗するあかね。しかし簡単に衣服は脱がされ白い肌に胸を包む下着のみが映える。
片手であかねの両手を固定しながら、対手で肌を撫で回す。ゆっくり、そのきめ細かさを確かめる如く指を這わす。
そして辿り着いた、背中のホックを指を掛ける。外れたことを認識した瞬間、強引にブラジャーを取り外す。
露になった乳房。此処までされてはもうあかねだって黙っていられない。渾身の力を加え、梗塞を逃れようとするもその時──
「あんっ!」
…甘い声。ビクッと震える身体。
久能の指先が、あかねの桃色の突起に触れたのだ。
敏感な部分なのか、高く大きい嬌声。艶やかな、表情。
あかねは羞恥に頬を真っ赤に染めている。
久能は指の腹で、突起を回すように遊び続ける。
あかねは下唇を噛み締めるも、身体は正直なようで「あっ…ん、ぅ…」と時折声を漏らしながら両肩を終始プルプルと震わせている。
そして、両手の手の平で乳房を揉みくだし始める。舌で突起を舐め転がしたりしながら、愛撫を楽しむ。
身悶えながらあかねは、普段と様子の違う久能に恐怖心を抱いていた。
「久能先輩、どうしてこんな…」
252 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 06:50:12 ID:pFdM/54l
「オーッホホホ、それは私が今日の昼食に強力な媚薬を仕込んでおいたからですわ!」
扉の前に現れた、小太刀。
「あんた、最初から久能先輩にあたしを襲わせる気で…!」
愛撫を施され続けるあかねを見下し嘲笑しながら、小太刀は話を続ける。
「因みに、この部屋には私の部屋に繋がっている隠しカメラが設置されています。
乱馬様はまだ眠っていらっしゃいますが、あんまり大きい声を出すと起きてしまわれますわよ。オーッホホホ」
胸で呼吸を繰り返しつつ、精一杯の力を込めて睨む。
…視界の間近に、自分の肌を舐め回す久能を捉えながら。
「そんな無様な格好では、全く威圧感など有りませんわ。ああ、汚らわしい汚らわしい!」
高笑いを響かせながら部屋を後にする小太刀。
…乱馬に、見られてしまうかも知れない。
そう思うとあかねは気が気で無かった。
しかし、自分の力では久能に対抗する事は出来ない。
それに、久能に罪は無いのだ。
ギュッと目を瞑り、必死に声を堪えながら思考を巡らせる。
その時、自分の身体に触れる一切の感触が消えた。
──終わった、のか?
そう思って、恐る恐るゆっくりと瞼を開いた瞬間。
253 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 07:02:44 ID:pFdM/54l
目の前に現れたのは、血管が浮き出る程膨張した肉棒。
──あかねは目を見開いた。見た事無い、こんなの。…怖い。
「コレを口にくわえ舐めるんだ、天道あかね」
明らかに我を失った久能。
無理矢理あかねの上体を起こし、有無を云わさず口内へ肉棒を突っ込む。
──…嫌…っ!
そう思うも頭を両手で押さえられてる為、動けない。言葉を発する事など出来る訳が無い。
すると次の瞬間、あかねの頭を激しく前後に振りださせた。
喉咽の奥まで届く。…苦しい…!
「おおっ、気持ち良い。気持ち良いぞおお天道あかね!」
口の中で、コレでもかと云うくらい更に膨らんで行く。
苦痛に表情を歪めるあかね。
「…せんぱ…、くるひ…っ!」
……続きは?
まあともかく、最終話を投下します。長らくありがとうございました。
2007年12月31日の夜。お好み焼き屋『うっちゃん』にて。
二人は二階の右京の部屋で、こたつに入りながらだべっている。
「よーやく良牙も、筋力が戻って来たなぁ。下もおさまって」
「くそう、スキモノめ。人の体をもてあそびやがって」
テレビでは、紅白が始まろうとしている。
「もーすぐ2008年や。今年もいろいろあったなぁ」
「最後にこーゆー大事件もあったしな。ははは」
「小夏に暇出してもええけど、ウェイトレスとしては有能やしな。
追い出すんも何やし、しばらく置いといてみよか。自分から出て行くかもせえへんけど」
「俺が定住するかどうかも、分からないがな。外に出れば必ず迷うから」
「どうせすぐ戻ってくるやろ、あんたは」
右京が台所から、どんぶりを二つ持って来た。
「はい、年越し蕎麦。変な薬は盛ってへんで。
今年はおせち、よそから取ったわ。さしものうちも腰が痛いさかい」
「大掃除は年明けだな、こりゃ。福の神が怒るぜ」
「あんたが客引きしたらええんよ。小夏と一緒で、顔はマシな方なんやから」
ずぞぞぞ、と蕎麦を啜る。蕎麦湯もうまい。
「大体、年越し蕎麦は、歳末の忙しい時のためのファーストフードや。
おせちも正月休みに働かんでええように、作り置きしたご馳走やし」
「正月は神社で巫女さんのバイトがあるんやけど、処女やないとあかんのかな、あれ」
「処女喪失したからやめます、ってのもアレだろ。初詣でがてら行ってみろよ。俺も行くから」
「彼氏連れてバイトする巫女さんは、流石におらんやろ。
天神さんのバチが当たるわ。あんたは試験とかないけどなぁ」
「うちは乱ちゃんや小夏と、あんたはあかねちゃんやあかりちゃんと、
しっかり関係清算せーへんとな。特にあんた、ホンマに大丈夫?」
「一人では無理だ、一緒に来てくれ」
「はいはい、うちがついとるからな」
しばらくだべり、紅白にツッコミを入れる二人。
と、良牙が何かを思い出し、真剣な顔をする。
「……それで、一つ右京に、伝えておかねばならん事がある」
「? 何や?」
「ちょっと、風呂場に連れて行ってくれ」
風呂場で裸になると、良牙はシャワーを「水」にしてひねり、Pちゃんに変身する。
「……ああ、あんたも『呪泉郷』ゆうとこに行ってたんか。
今更大して驚かへんわ、可愛いやないの、『Pちゃん』。しばらく待ってや、お湯にするさかい」
右京が「湯」にしたシャワーをかけ、良牙を人間に戻す。
「……以上だ。まぁ、予想通りの反応だったな」
「あかねちゃんとこのPちゃんは、あんたやったんやねぇ。
可愛がられとったし、それで惚れとったんか、ひょっとして」
「まぁ、そうだ。女に免疫のない俺が、ブタの姿とは言っても、
抱きしめられたりキスされたりすればフニャフニャする。
あかりちゃんに好かれたのも、彼女が大のブタ好きだったせいだし」
「……しっかり豚玉食べてたやん、あんた」
「つっこみどころはそこだけかよ」
「わりとな。ま、浮気したらかっさばいて豚玉の具にしたるから、
しっかり二人をフって来ぃや、この猪八戒。……そういや今年、イノシシ年やったな」
「どわぁれが八戒だ。さっさと男溺泉に入って変身体質を治し、水泳でも楽しみたいものだ」
二人はついでにシャワーを浴びて、こたつに戻り新年に備える。
「……どこにあるんやっけ、『呪泉郷』て。熱海行かずにそこ行けばよかったやん」
「中国奥地、青海省はバヤンカラ山脈にあるのだが。俺にはどの辺りなのやら見当もつかん」
「やっぱり『西遊記』やんか。乱ちゃんが孫悟空であかねちゃんが三蔵法師、
沙悟浄はうちかムースやろか? 『悟浄歎異』、おもろいで」
「道案内がいねーと、絶対迷ってシベリアあたりに行ってしまうな」
「それより方向音痴を治す方法を考えんかい。水泳できても道に迷って、
オーストラリアあたりに泳ぎ着いてしまうやろ。お茶碗持つ方が左で、お箸は右やで」
「右左ぐらいわかるわいっ。流石にオーストラリアまでは遠すぎる」
だべりは続くよ、どこまでも。テレビでは紅白も終わり、「ゆく年くる年」になっている。
「……あ、除夜の鐘や。年越しの時ぐらい、煩悩は払おうか」
「もう煩悩は尽きてきた。風呂も浴びてさっぱりしたしな」
ちっ、ちっ、ちっ、ちーん。
「……明けましておめでとう、右京」
「明けましておめでとう、良牙」
日本人らしく、年越しの瞬間に見合ってお辞儀する。
「……誰かと一緒に新年を迎えるなんて、久し振りだなぁ」
「うちもやわ。その誰かが好きな相手で、よかったわ」
赤くなった良牙に、右京が軽くキスをする。
「巫女さんのバイトは早朝から昼過ぎまでで、そう大きな神社でもないから、
ちょっと仮眠して5時ぐらいに出るわ。良牙もついて来てや」
「その後で、天道道場まで連れて行けよ……って、うわっ」
右京は良牙を抱きしめ、そのまま布団へ倒れこんだ。
早朝4時ごろ。良牙はすっと目を覚まし、右京を起こす。
「……ん、ああ、お早う良牙。ええ夢見られたわぁ。初夢は2日の夜に見る夢やから、もっとええ夢見よっと」
「どんな夢だったんだ?」
「ナイショ。そこのクローゼットに借り物の巫女さんの服吊り下げてるから、あんたちょっと出してんか。
うち、も一回シャワー浴びてくるわ。禊せんとな」
ささっと着替えて軽く朝食をとり、二人は手を繋いで出発する。
「良し、右だな! 行くぞ右京!!」
「アホ、そっちは左やっ!!」
おあとがよろしいようで……では皆様、よいお年を。
(ひとまず完)
乙!!
まだ読み終わってないけど取りあえず書き込み。
この話は終わりでも、また書いてくれたら嬉しい。
よいお年を!!(´∀`)
やっと終わったか
乙かれ〜
また新しい作品を期待してるよ
261 :
最悪な一日:2008/01/04(金) 01:10:51 ID:aLZ3q97c
あああ
しまった。
財布をどこかに落としてしまったらしい。
今日は大事な日だというのに。
どう乗り切ろう。
知らないふりをしようか。
「九能ちゃん、昼休みに体育館の裏ね」
「あ、ああ」
しまった。
つい返事をしてしまったではないか。
仕方がない。わけを話そう。
このぼくがこのような失態とはまことに恥ずかしい限りだが、このさい仕方ない。
・・・いや、待てよ?
あの女のことだ。
弱みを見せては・・・考えすぎだな。
262 :
最悪な一日:2008/01/04(金) 01:11:52 ID:aLZ3q97c
「すまないが、明日にしてくれないか?」
「あら、どうして?」
「今日は金がないのだ」
「そう。お金を持ってないの。残念だわ」
そうだ。わかってくれればいいのだ。
わかってさえ・・・ん?
なな、何!?
天道なびきは制服の肩ひもをはずしはじめた。
「おい、何の真似だ」
今度はブラウスのボタンをはずしだした。
いったい何を考えているのだ。
「こんな光景、人に見られたらどうしてくれるのだ」
「じゃあ、元に戻せばいいじゃないの」
むむむ・・・
許せ!おさげの女、天道あかね。
今からほかの女に触れる、いや、着衣を正すだけだ。
「わかってるわよね?」
ぼくが天道なびきのブラウスに手をかけたそのとき・・・
263 :
最悪な一日:2008/01/04(金) 01:12:52 ID:aLZ3q97c
「 き ゃ ぁ ぁ あ あ あああああ!!!!!
だれかーーーーー!!! 助けてーーーーーーー!!!!!」
それはこっちの台詞だ!
「あかねーーー!!乱馬くーん!!ウッちゃーーーん!!校長ーーーーーー!!!」
なぜダディーまでも!
「なんだ、なんだ」
「あれ、九能じゃないか」
ま、まずい。
このままではこれから先の高校生活が危うい。
こうしている間にも人がどんどん集まってくる。
264 :
最悪な一日:2008/01/04(金) 01:13:52 ID:aLZ3q97c
「九能のやつ、天道あかねには勝てないとわかって、か弱い姉のほうに手を出したのか」
「うわー、最低」
「ちちち、違う!違うのだ!」
「じゃあ天道なびきのその格好はどういうことなんだ!?」
これにはほんの少しばかり深いわけがあって・・・などと説明しても
この学校の生徒のことだ、(聞く耳持たーん!)だろう。
ああ、もう終わりだ・・・
「どうしたのよ?新年会の出し物の練習してただけなのに。ねえ?」
なんじゃそりゃ、その陳腐なフォロー、よくぞ思いついた!
いかん、ここで借りを作ってしまってはきっとまたあとで搾り取られるに違いない。
しかしこの状況・・・素直に従うほかはない。
「ああ、そうだ。ぼくはおさげの女と天道あかね以外の女には興味はない」
さて、この一部始終をこっそりと眺めている者がいた。
「たまにはこういう目にあって当然だぜ。
いつもいつも人の盗み撮りを・・・売るほうも売るほうだが買うほうも買うほうだ。
おっと、これは返しておかないとな」
気配を消し、朝に盗んだ財布を九能の鞄に戻しに向かった。
(終)
海千拳
267 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 13:54:01 ID:VLoc35oJ
良牙Xシャンプーを読みたい!
268 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 19:28:48 ID:hFhpu2q6
シャンプーには乱馬だろ
ハーブのちちを揉みたい
揉み揉みしたい
ハーブが舎弟にやられちゃうとか
人が少ないので、「らんま」の女性キャラ解析。
らんま:声は林原めぐみ。スレイヤーズのリナ、コナンの灰原、エヴァの綾波レイと同じ。
九能、良牙はじめ全男性キャラに対応可能。妊娠問題は、麝香王朝の伝説から可能と思われる。
無論、百合(?)も可能。頭を打って完全な女性の性格にさえなれる。鏡のコピーらんまなら乱馬とも付き合える。
頑張ればふたなりにもなれるのではないか?
元気でエロく気前よく脱ぎ、男ならエロゲ主人公状態。つくづくエロパロ向きの体質ではある。
あかね:声は日高のり子。犬夜叉では桔梗、タッチでは南。
乱馬、良牙、九能などに求愛される。可愛くて乱暴でがさつで不器用で身持ちの固いツンデレ。
ずん胴というほどずん胴でもないが、選択肢は純愛か陵辱かの二択しかないのだろうか?
初期の長髪あかねもなかなかよい。
かすみ:声は井上喜久子。ベルダンディー。ひぐらしでは園崎茜。
天然かつ最強の菩薩。東風、乱馬あたりとならフラグが立つが、基本的に年上好み。
少年ならば、「やさしいおねえさん」にはなるだろう。
なびき:声は高山みなみ。バーローにして第5期の鬼太郎。
九能や乱馬などとフラグは立てられるが、カネは求めてもカラダは売りそうにない。
むしろ人を売り飛ばし、仲違いさせ、それによって財を成す「死の商人」。
なかなか男前、いや女丈夫ではある。心の底では優しいのかも知れないが。
シャンプー:声は佐久間レイ。ペイオース、マイメロディなど。
らんまと双璧をなすお色気要員で、気前よく脱ぐ。猫→お湯(風呂)→全裸の流れは秀逸。特に酒風呂。
乱馬には何をされてもよい覚悟があり、ムースも「さほど嫌いではない(どーでもいい)」。
初登場の時には良牙が近くにいたが、お互いさして気にも留めていないようだ。利用はするが。
直情径行であるが策略と誘惑を好み、エロパロ向きの性格をしている。根は純情かも。
右京:声は鶴ひろみ。DBのブルマ、GSの美神、アンパンマンのドキンちゃん、きまぐれオレンジロードの鮎川まどかなど。
変身体質ではないのでいまいち影が薄いが、男装の麗人・和服美女・関西弁少女・常識人代表(?)として活躍。
乱馬が大好き。また姐御肌なためか、良牙のような弟的ヘタレや、つばさ・小夏といったオカマに縁がある。
商売敵、たこ焼き屋の明神隼人はどこへやら。
後期には乱馬を巡る争いから、シャンプーや小太刀と同類になっていくのがなんとも。
小太刀:声は島津冴子。三宅しのぶにしてフォウ・ムラサメ。
変態で毒々しく悪趣味で根もひねくれているが、純情といえば純情か。顔も悪くはない。
乱馬をストーキングし、部屋には巨大な写真すらある。他の奴とどう絡めればいいのやら。
そもそもギャグ要員な気もするのだが。
ひな子:声は冬馬由美。ウルドにしてディードリット。
外見は子供、中身も子供。しかしれっきとした教職者。気を操り、八宝斎も敵わないほど強い。
アダルトチェンジはしばらくしか持たないのが難点で、闘魚を使えば危険。
早雲とのロマンスはあったが、長続きはしそうにない。わりとエロパロ向きなんだが。
あかり:アニメ未出演。突如現れた良牙の恋人。良右派にとっては青天の霹靂、眼の上のコブ。
かよわき正統派美少女なので、なんというか、扱いに困る。
他にも若コロン、ハーブ、マリ子、ルージュなど、「らんま」の美女・美少女キャラクターはまだまだいる。
発掘してみるのも面白かろう。
なぜあかりをそこまで除け者にするんだ?
良右を支持してるのはわかるがあかりが好きな人もいるんだから気を付けろ
絡めるの良牙だけだからなぁ、普通にいけば。
原作でも後になって出たし、思い入れとかある人もあんまりいないからじゃね?
…良牙×あかり書いた事ある身としては複雑だが。
あかりの存在意義が意味不明だろ?
漫画は既に末期症状だったけどな
高橋留美子が結婚して男の性格をもう少し分かっているなら
もう少しまともな漫画になったと思うがね
乱馬の未熟さは異常だったしね
あれは小学生の男の子レベル
純情以前に性欲が無いガキ
最後のほうは乱馬の異常なまでの自己中な性格が気持ち悪くなったし
あんな男いねえっつーの
うる星のあたると言い、乱馬と言い両極端すぎるんだよね
余りにも乱馬の性格が極端すぎるために、日常とのギャップが埋められず飽きられちゃったとしか思えないね
はっきり言ってエロ抜きでもここの職人のほうが上手いシナリオを考えそうだ
276 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 11:50:25 ID:vaLDydOX
らんまってさ。
高校生の男が女になるっていうだけでもハードなエロ設定なのに
これで思春期の男のリアルな心情を描いたら完璧な18禁漫画だろ。
少年誌掲載かつゴールデンでアニメ化された作品であることを忘れちゃいけない。
つーかそこまで求めるんなら素直にエロ漫画読めよバカ。
>>275 育った環境が普通じゃないんだから乱馬はおかしくて普通だろ
たまに自己感想みたいなのを書き込む奴、変なのばかりだな・・・
独り善がりな批評なんざ誰も関心無いよ。
こんなだから誰も書いて投下しようとは思わなくなったのさ
どうでもいいがアニメ版めぞんで産気づいてた女があかねに似てないか。
声は女らんまだがな。
読み返したら、タッチー×なびきがいいと思った。
タッチ南?
ひさしぶりに乱馬×あかねが見たい
ほ
このスレはもう死んでいる
287 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 02:50:57 ID:fqSI94dx
ぶべらあげ
乱馬と久能のBLで決まりだな(笑)
289 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 23:40:14 ID:lW8S8nsj
YT
YT
292 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 15:46:03 ID:NGigDOsN
ほ
,. - ── ──
r'つ)∠─── \
★〆⌒  ̄ ̄ ̄ \__ ヽ
,.イ ,イ \ヽ, }
ヾイ /{ { ヽ、ト、 \ ノ
{ .ト{\ヽ', メ __\ } /
ゝ |"ひ) \ イびゞ \ ヽ- 、 猫飯店から
>>294への差し入れです。
ノ ト、"´,. ー ノ ///\
/. { ゝ / レ// } ( ( ) ( ) )
{ ヽ ヽ⌒> / レ´TT ( ) ( ) ( ノ
V{ \ └ ´ / ,.イ/ / ____...................____
,-、 f^ヽ >ー┬|/ ! ,.イノ ,, -ー" _,,.. _,,._ ,,.._ ,,.._ _,,.. ゙ ヽ、
{ ヽ:::;ム マミ、: : \ ム: : :∨ / /,,r"i/ ,r"i/,,r"i/,,r"i/,,r"i 、 ヽ
\ ヽ,ム ∨ヘ : : \ /: /ヘ: : :ヘ / ./ /#; / /#.; / /#; / ,/#; / ,/#; / .," i |
,.- 、 \ ヽ〉 ヽ \: : :\://ヘ: : :| i i. /#; / ,/#; ./ /#; / ,/#; / ,/#; / .,' / /
ヽ、 \ | 〉 \ lヽ./^)、 : : |: : ! ヘ. |〃/ ,|〃/ ,|〃/ .,|〃/ , |〃/ .,"..;;/ /
丶、`¨ / ァ'´ /: : ヽr:| : ハ ヽ ヽゝ' `ヽゝ~ ヽゝ' ~ヽゝ' ~ヽゝ' " /
`) l ,.イ、ヾニ二7イ |.ィ ゙ ー-- 、、... _ ____ ,,,,, .... --―"
⊂二´.. _ __/ / ` ー-、_|/、__jニフ
ヾー--='彡- ' /´:j:_}::::/一`
`ーr'´ ,f-':j´:||`′
/ヾ二トr‐_Tj-トイ : l:!┐
, -.―――--.、
,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
.i;}' "ミ;;;;:}
|} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
/Vl.,,、 | ー' | ` - ト'{ 同志
>>293 アーンして♪
/#; /━━━━━━━( ̄ ̄ ̄i .「| イ_i _ >、 }〉}
,/#; / .,'━━━━( ̄ ̄ ゙̄ii | `{| _.ノ;;/;;/,ゞ;ヽ、 .!-'
|〃/ .," ( ̄ ̄\' | | ='" |
ヽゝ' " ''T\ '' / i゙ 、_ ゙,,, ,, ' {
( ,r' 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ
゙i ( ''"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-
| |゙i ヽ、oヽ/ \ /o/ |
295 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:13:41 ID:LK0FdwZ/
↑ブラクラ
297 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 08:56:12 ID:b2vTsTCq
hosu
二人のらんまの回から、二人がいちゃいちゃするSSを見たくなった
恐ろしく今更ではありますが、「掛け合い漫才」の方、神。 GJでした。
300
301 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 21:38:27 ID:SebOUQje
保管庫ってなくなちゃった?
あ
303 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 01:33:18 ID:YMi5e3Jp
良牙Xシャンプーのエロ小説を読みたい!
うふ〜ん
うふ〜ん
306 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:44:59 ID:pcIHR9ag
BBSPINKからだと直接入れないのかな?!
310 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 16:40:09 ID:g8qYKOx8
だれかーーーーーーかいてほしいよ
311 :
ヒロシ:2008/03/06(木) 20:30:16 ID:g8qYKOx8
いつものようにらんまと他愛のない話をしながら
ヒロシが後を付けてトイレに向かうと…
「???」
トイレに入りかけヒロシが違和感を感じた。
「こ、ここ女子トイレじゃないかっ!」
「そうだけど、って!ヒロシ何入ってきてんだよ」
「つーからんまこそ、なんで女子トイレ入ってんだよ」
「俺は今日生理だからな。男子トイレにゃ汚物入れねーだろ」
「!!」
と言って、らんまは個室に入って行った。
『そ、そうか、らんまのやつ完全に女になったんだっけ。
女になったってことは、そりゃ生理もくるわな…』
個室のドアがちらっと開き、
「おい、いつまで女子トイレにいるんだ?このスケベ」
と言ってらんまはクスっと笑った。
ヒロシの顔が真っ赤に染まり慌てて、女子トイレを飛び出た。
以前、男の乱馬に生理になるのか?と、興味で聞いたことがあったが
『男の俺にそんなもんくるわけねーだろ』
と、跳ね返された記憶が、なんだか懐かしく消えていく。
『なななんか急にドキドキしてきたっ』
ほす
何で最近投下無いんだろ…
>>313 昔このスレでよく書いてたけど、最近はなんか書けなくなっちゃった……
でも、他の人の作品読みたくてチェックだけしてる。
個人的には乱馬×右京希望。
315 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 13:23:33 ID:USnWN2Ow
ふにゅ?
age
317 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 13:37:18 ID:xypcmN4M
らんま×良牙希望!
らんま×良牙はなんか生々しすぎて俺は駄目なんだよなあ
人にも好みが色々あって面白い
>>257 いまさらながらGJ!
オチも「良(良牙)し、右(右京)だな!」
と細かいとこも上手すぎるw
エロなしでも最高だった!
ほしゅ
ほす
ほしゅ
乱馬は男キャラにも通用するし、女キャラともできる。
更に発展すれば、ツンツン、デレデレ、攻め、受け、レズ、ホモと無差別に格闘できる万能性。
本当に便利だな、さすが元祖TS主人公。
324 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 12:06:40 ID:3uC73bCn
柔軟な体でどんな体位にも対応できるし、頑丈な体だからハードなSM行為も大丈夫。
325 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 12:12:02 ID:L1K/Vu6x
らんまー
ほしゅ
保守
ほ
329 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:20:09 ID:gBHze6ea
し
ゅ
331 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 17:15:52 ID:NbRe8YOn
浮上
ho
九能となびきが良い
334 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:37:58 ID:1t85Bx+G
なびき「九能ちゃん、今日も私が必要なわけ?」
九能「せっかくこの僕が来てやったんだ、天道なびき」
なびき「仕方ないわねぇ、10000円で相手してあげる」
九能「ふっ、やはり貴様も僕が必要なんだな・・・」
二人は夜な夜な麻雀に明け暮れました
335 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 11:58:05 ID:G7B9ueE7
>>334 ショートでもいいから書いてくれると嬉しい。
なびきがドSの乱なびがおもしろかったなぁ。
なびきが乱馬のちんこふんずけてたやつ。
またあの作者さんのSSを読みたいなぁ。
337 :
響良牙:2008/05/26(月) 17:13:54 ID:dhGTfn3j
おいらんま、乳首が立ってるぞ。
なるほど。ここがお前の性感帯ってわけか。
ふははは。いやらしい声出しやがって。
本当にお前は淫乱だな。
このままクリトリスに爆砕点穴でもかましてやろうか。
何か言いたげだな?なに?俺は男だぁ?
こんな淫らな格好で喘いでいるお前のどこが男だというんだ?
それに俺に色仕掛けを仕掛けてきたのはお前の方じゃないか。
ますますいじめたくなってきたぜ。さて本番といくか。
それっ。ううっ。なかなか締め付けやがる。
あれ?よく見たら血が出てるじゃないか。お前、バージンだったのか。
何?しかも童貞だと?ククク。
変態だから経験豊富だと思ってたが俺よりウブだったんだな。
童貞より先に処女を失った気分はどうだ?
おらおら。スパンスパンスパンスパン。
はっはっは。お前の生意気で幼い顔が歪んでいく様は最高だぜ。
スパンスパンスパンスパン。うっ!
あまりにも気持ちよくて中出ししてしまったぜ。
淫らんま1/2
ほす
340 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:32:39 ID:UcU3zvxo
シャンプー!
猿の干物が留守の間に今日こそおらの気持ちを受け入れてもらうだ!
いつもより積極的に行くだぞ!
何言ってやがる!?
シャンプーの胸、こんなに柔らかっかただな…。
おい、よせどこ触ってるんだ!
おらもう我慢出来ないだ!
だから、あ!ちゃ、ちょっと!
嫌い嫌いと言いつつもおらのこと愛してくれてるだな
此処もこんなに濡れておらの事を待ちわびているだ。
あ、そこは駄目だって…あ…んん…
おらのも興奮してこんなに硬くなっただ。
い、入れるだぞ…。
ああっ!
ふう…
シャンプーの体の中、暖かいだな。
あっ、あっ、あっ、あっ…ムース…てめぇ…人の話を…
シャンプー…おら達の子供を作るだ…
中に出すだぞ…はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、んっ!!!
はぁ、はぁ…な、なんてことを…
341 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 21:02:42 ID:s3gK4y9U
テスト
342 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 15:20:54 ID:QxQBRuqj
格闘新体操であかねが怪我をせずに小太刀と戦った場合
「ふう」
新体操部部室
あかねは軽く息を漏らす これから聖ヘベレケ女学院のエース黒薔薇の小太刀と一戦交えるのだ 既にウォーミングアップは完了し シンプルな黄色のレオタードにも着替え終わっていた。後はリングに上がるだけだ
あかねは不安だった 家が道場であるため幼い頃から修行し一般女子高生と比べればあかねはかなり強い部類に入るだろう しかし今度の戦いは新体操との複合競技である 良牙との特訓で道具はそこそこ使えるようになったがそれでも不安はあった
「あかね」
そんな中新体操部員が声をかける
「今日の試合なんだけど…」
「大丈夫 必ず勝つから」
「いや、そうじゃなくて ルールなんだけど」
「あっ」
昨日まで特訓に励んでいたため あかねは詳しいルールを聞いていなかった
らんまがここにいたなら 呆れたことだろう (らんまは家で寝ている)
「忘れてたわ 説明お願い」
「うん えーとね…」
説明がおわる といっても2分ほどしかかからなかったが
「つまり、道具を使った攻撃のみ有効となるわけね」
「そう、素手での攻撃は禁止」
「普通の武道とは全く逆ね」
「あ・あとね…」
新体操部員が付け足す 何故か少し恥ずかしそうだ
「ん?」
「ありなのよ…その…急所攻撃」
「急所? えーと」
あかねは思考をめぐらせる。人体急所については早雲からそこそこ教わっている 眼球、人中、水月など 水月などはともかく、基本的に眼球への攻撃は格闘技では禁止されている
「道具に急所、本当になんでもありのルールね。つまり目潰しとかしてもいいってことね?」
「えっいや目潰しはさすがにだめよ。そうじゃなくて・・その、股間…」
「ええっ」
股間といえば男性最大の急所である 男子格闘技が主流の世の中では基本的にタブーとされている
「ほら、格闘新体操って女子の種目でしょ。だから反則に入ってないのよ」
「な・なるほどね」
あかねから冷や汗が流れる 格闘技を続けている以上あかねもアクシデントで急所にクリーンヒットをもらったことはあった
らんま曰く「男に比べれば大して痛くねーよ」とのことだがそれでも痛い物は痛い 恥ずかしさを忘れて股間を押さえて転げ回ったものだ
「普通はね」
新体操部員が続ける
「ルールにはないけど、コレはタブーになっているの。 私も見たことないし、でも今回の相手は黒薔薇の小太刀でしょ」
「たしかに…」
あかねは声を低くする
「正々堂々」闇討ちを仕掛けてくる女だ ルールで認められているとなればなおさらだろう
「あかね・・」
不安そうな声を出す新体操部員
「心配しないで 急所なんて簡単にもらうもんですか! じゃあ行くわね」
「う、うん 頑張ってね」
そしてあかねは控え室をでてリングへ上がっていった
343 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 14:10:41 ID:btWYBrJI
続きwktk
続き!続き!!
345 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:25:07 ID:nJnR7kUn
342の続き
パシィ
乾いた音が体育館に響く
女二人は一度距離をとりにらみ合う
二人の戦いは開始から10分ほどがたっていた
両者クリーンヒットはなくほぼ互角の戦いに観客は沸き上がっていた
しかし、
「オーホッホッ なかなかやりますわね 天道あかね」
「くっ」
あかねは自覚していた。ここまでの戦いはほぼ互角のようだが全ての技術において小太刀の方が上まわっている 小太刀はまだ余力を残しているのに対してあかねは疲労していた
(長期戦になったら勝ち目はない、一気にきめる!)
あかねは新体操部員にむかって叫ぶ
「棍棒」
「はい! 行けー あかね」
投げ渡される棍棒
ここまでの戦いであかねは自分に一番あった武器は棍棒だということに気づいていた 棍棒での近距離戦ならば普段の格闘技に最も近いスタイルで戦うことができる あかねは小太刀に向かっていった
(リボンさえかわして懐に潜り込めば 勝機ははある!)
しかし、小太刀はリボンを振るわない
「読めましたわ天道あかね いいでしょう 貴方の得意な棍棒でギッタギタにしてさしあげますわ」
実力で劣るのは自覚していたあかねだが ここまで言われると腹が立った
「やれるもんなら、やってみなさい ヤァアアー」
気合いとともにあかねの連打が繰り出される
しかしその必死の連打を小太刀は全てさばいていく
「その程度で私を倒そうなどとは片腹痛いですわ」
拳と蹴り混ぜ合わせて撃つのが本来のあかねの連打だ しかし武器での攻撃でないため蹴りを出すことはできない そのためそこに隙ができる 小太刀はそれを見切った
「はあっ」
あかねの脇腹を棍棒が襲った あかねは小さな悲鳴を上げ、よろける 追い打ちとばかりに押しつぶすような胸への打撃、さらに顔面への攻撃
たまらずあかねは後退し、乳と顔をおさえる
「うぅ」
ハァハァと荒い息をつくあかね 潰された乳房がジワジワと痛む
「オーッホッホ あまりに弱いと可哀想になってきますわ 今ギブアップするなら優しく場外に落としてさしあげますわ」
「だれが、ギブ…アップなんて…するもんですか」
再び向かっていくあかね しかし先ほどと同様歯が立たない 胸、腹、顔に次々反撃を喰らいながらジリジリと後退してロープ際まで追いつめられてしまう
「くっ はぁあ」
あかねが棍棒を振る しかし小太刀は完全に見切りそれをあかねの手から払い落とした
足下に転がる棍棒
「これでおわりですわ」
武器さえも2対1となり勝利を確信した小太刀 2本の棍棒があかねを襲う
その瞬間
「!」
小太刀が驚く あかねは残った1本の棍棒を上に高く投げた
そして襲いかかる2本の棍棒を両手で止め払い落とす
「しまった」
あかねが使ったのは以前父に教わった護身術である 今までなかなか使うことができなかったが勝ちを確信したため小太刀には隙ができていた そこを突いたのだ
(指も手もすごく痛い でもうまくいった)
あかねは先ほど反撃を受けたときからこの技を使おうと隙をうかがっていた 棍棒を1つ落とされたのは計算外だったが相手の武器は両方落ちた
そして先ほど投げた棍棒が落ちてくる
「やぁぁぁぁああああああ」
それをキャッチしそのまま切り裂くように小太刀に振り下ろした
棍棒で顔は痛い…
347 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 15:40:02 ID:SkULkuNY
345の続き
これで流れが変わる あかねはそう考えていた しかし
「きゃっ」
あかねは軽く悲鳴を上げる あかねに衝撃が走った 棍棒があかねの股間に叩きつけられていた
小太刀は先ほど叩き落としたあかねの棍棒を足の指でつかみ股間攻撃を放ってきたのだ
あかねの攻撃は乱れ、小太刀の頬に軽くヒットしただけだった
実際、この急所攻撃は 棍棒を足の指先でつかんだだけのものだったので さほどのダ
メージはなかった しかし予想外の痛みと驚きであかねは数秒硬直してしまう
そこを小太刀がついてきた
バシィイ
近くにいた観客には音が聞こえただろう
再び小太刀の股間蹴りが炸裂する 今度は棍棒を足の甲に乗っけた全力の蹴り上げである
その威力にあかねの両足は一瞬地面から離れる
「!!!!!!!!!!!」
あかねは声にならない悲鳴を上げ、前のめりに倒れかかる しかし棍棒を手に戻した小太
刀のさらなる追撃、顎へのアッパーが入り今度は後ろに倒れ込みリングに激しく頭と背中を打ち付けられた
顎、頭、どちらも大変大きなダメージだっただろう しかし今のあかねにはそれすら些細な物だった
あかねは股間をおさえ汗だくになり息をするのも苦しそうに喘ぎ、痙攣し、涎を垂らす これ以上ないほどの無様な姿だった
あかねのサポートをしていた新体操部員は目の前の惨事に震え自分の股間をおさえる
観客席からは女子の「かわいそー」という声や男子の「あいつ男じゃなくて良かったなー」
という声が聞こえてくる 女子のあかねでさえあの状態なのだ 男子だったら確実に気絶
していただろう
「……」
しかし攻撃を決めた小太刀の顔は優れない 普段であればこのような無様なあかねを見れば高笑いとともに散々罵るだろう
小太刀が気にくわない理由 それはこのコンボ 「敵の棍棒を1本おとす→自分の2本の棍棒で攻撃→落ちた棍棒での急所蹴り」
というのは小太刀の必殺技であり誰にも破られたことはなかったのだ しかしあかねはこちらの棍棒を払いおとし、さらには反撃までしてきたのだ
先に股間蹴りがヒットしクリーンヒットはさけたものの、頬にはまだわずかに痛みが残っていた
格闘新体操には10カウントや時間制限はなく リングアウトかギブアップもしくは完全に戦闘不能になるまで続けられる
あかねの意識はまだ残っており また骨折などもしていないため戦闘不能とはみなされなかった
普通これほどのダメージを受けたならギブアップするだろう しかしあかねはちがう間違いなく続行してくるだろう
格闘新体操はダウンした相手を攻撃することも認めている 小太刀は今までの相手は股間攻撃の後リボンで場外へ投げ飛ばしていた
たいていの場合気絶しているし、そうでなくてもすぐにギブアップするのだが、気絶確認を待ったり、悶絶した相手がしゃべれるようになるまで待つのも面倒だからだ
今回あかねは気絶もしておらずギブアップの意思もない しかし今だに苦しみ悶えているあかねを場外に出すのは小太刀にとって容易なことではあった しかし
(このままでは私の腹の虫が治まりませんわ 徹底的に、完膚無きまでに叩きのめして差し上げなければ)
小太刀はロープにもたれかかり、両手で股間を押さえるあかねを眺めながら どうあかねを料理したものかと考えていた
348 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 22:44:38 ID:Bm+sl3FQ
小太刀こわいようう
小太刀こわい…
あかねがんばれー!
350 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 00:49:00 ID:Vvvnh9jt
347の続き
1分ほどたっただろうか 痛みが少し薄れたあかねはやっと思考する力を取り戻した
(股間が痛い あんな攻撃をされるなんて…)
まだ股間を押さえる手を離すことはできない 押さえたところで痛みは抜けないが 押さえずにはいられない
周りを見渡すとロープにもたれかかっている小太刀と目が合った
「ぷっ」
小太刀はバカにした笑いを浮かべる
「くっ」
怒りを示すあかね
リングを見渡すと所々に濡れたあとがある
(あれは……わ、私の涎)
あかねは自分の状況を振り返ってみる
数分前急所攻撃を受け、汗だくで、股間を押さえ、涎をまき散らしながら
のたうちまわったのだ しかも多くの観客の前で 観客の中には自校の生徒もいるのだ
それに気づくとどうしようもなく恥ずかしくなった
(早く立ち上がらないと)
これ以上無様な姿は見せられないと 股間から手を離しリングのロープを掴み必死で立ち上がろうとした
しかし、さらされたレオタードの股間を見てあかねはぎょっとした 股間にシミができている
かき続けた汗のせいで、あかねのレオタードの背中や腋の下にはシミが広がっている
しかし股間のシミは汗と言うにはあまりにも不自然であった
(攻撃を受けたときに、その衝撃で…)
わずかな臭いがあかねの鼻に届く
あかねは自分のレオタードが黄色だったこを幸運に思った
もし白の物を着ていたのなら、あかねの痴態が観客席からでも見えただろう
(遠くからなら分からないはず)
「あ、あかね」
新体操部員が震えた声を出す
バレたか?と思いとっさに股間に手を持っていくあかね
部員が続ける
「もう十分だよ これ以上は」
「大丈夫よ あんな攻撃全然効いてないわ」
致命的なダメージを受けたことは誰が見ても明らかである しかしあかねは続行の意思を
見せる
部員が何か言おうとする前に小太刀の方に向き直った
「いかがでしたか? 私の必殺コンボのお味は?」
「必殺、あれが? ほとんど失敗していたじゃない 棍棒を私に落とされて 本当は蹴りだって一発で決める予定だったんでしょ」
虚勢を張るあかね 未だに足は震え ロープにもたれかかっている 股間の痛みが引いてきたことで 強打された顎や頭の痛みがよみがえってきた
しかし、小太刀の必殺技が失敗したことも、股間蹴りは一発で決める予定だったことも
事実である
小太刀は図星をつかれ、さらに苛立ちを強める
(カチンと来ましたわ 絶対にあの女の口からまいったと言わせてやりますわ)
あかねは考えていた
(このダメージじゃ絶対に勝てない もう少し動けるようになるまで逃げなきゃ)
あかねはリボンを手に取る 遠距離から牽制しながら時間を稼ぐつもりだ
(体が回復して また近距離戦に持ち込めば…)
棍棒の打ち合いには負けたが、あかねは素手で小太刀の武器を落とせる 相手に隙がなけ
れば決めにくいが、小太刀は怒りで冷静さを欠いているので隙ができる可能性は高いかも
しれない
あかねは逃げに徹することを決めた
351 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:32:20 ID:Vvvnh9jt
350の続き
距離をとり、リボンを構えるあかね 対して小太刀はフラフープを手にする
お互い距離を取ったまま攻撃の動きを見せない
疑問を浮かべるあかね
(なんで小太刀は攻めてこないのかしら?)
現在あかねはかなり体力を消耗した状態にある 相手の小太刀としては一気にたたみかけ
るのが普通だろう しかし小太刀は不敵な笑みを浮かべたまま一向に攻める気配を見せない
(何かたくらんでるわね)
そう感じたあかね 痺れを切らし小太刀を牽制してみる
リボンを鞭のように振るうあかね しかし小太刀はそれをフープの回転で防いだ
2,3回攻撃を繰り返すがやはりフープに弾かれてしまう
その後、睨み合いを挟みながら何度か攻撃を仕掛けるあかね 小太刀はすべて易々と防ぐ
が、やはり攻撃の姿勢は見せない 大きな動きを見せない試合に、会場はシラけたムードが漂っていた
攻撃を続けるうちにあかねの体力は徐々に回復してきた
会場のシラけたムードに居心地が悪くなり、再び攻撃を仕掛けることを決めるあかね
先ほどまでの牽制ではなく ダメージを目的とした強いリボン攻撃を仕掛ける
しかし、小太刀は先ほどと同様にフープで防ぐ
(やっぱり遠距離攻撃じゃダメージを与えられない 接近戦しかない)
もっともその接近戦での連打ですら先ほど敗北しているのだが、あかねにはそれしか無か
った
見方の新体操部員に武器の交換をつげようとした時 小太刀が口を開いた
「やっと回復したようですわね 待ちくたびれましたわ」
「なんですって」
「手負いのあなたを倒したところでおもしろくも何ともありませんわ」
だから回復するのを待っていたと小太刀は言う
馬鹿にした物言いにカチンとくるあかね 気丈にも言い返す
「そう、ありがとう じゃあお礼にそっちから攻撃して良いわよ」
ここで小太刀に先手を譲るのは危険であることはあかねも理解している
しかし、馬鹿にされたまま黙っていることはできなかった
「では、お言葉に甘えて とうっ」
小太刀は手にしていたフープを投げた
開脚ジャンプでかわすあかね フープは股下数センチの所を通過していった あかねの
耳にブーーンという音が聞こえる フープが高速で回転しているようだ
(もし直撃したら)
想像するあかね 背中を寒い物が駆けめぐった
しかしフープを投げた今、小太刀は丸腰である ここぞとばかりに攻めるあかね
リボンの鞭が小太刀に迫る しかし小太刀はそれを軽やかにかわす
何度も攻撃を繰り返すあかねだが、小太刀は器械体操の床運動のような軽やかで優雅な動きですべてかわしていく
苛立つあかね、そこに味方からの声が響く
「あかね後ろ!!」
「えっ」
振り返るあかね なんと眼前に飛来するフープが迫って来ていた
「きゃあ!」
避けられず顔面にフープを受け、体勢を崩すあかね フープは小太刀の手元に戻っていく
(ブーメランみたいに…)
「ふんっ」
再びフープブーメランを投げる小太刀 体勢を崩しながらもギリギリで避けるあかね
首をひねり飛んでいったフープを目で追う 案の定フープはしばらくすると方向を変え戻ってくる
「そう何度も食らうもんですか」
背中に迫るフープに備えて体勢を整えるあかね しかし
「甘いですわ」
小太刀が言う 次の瞬間あかねの腹に新体操用のボールが直撃する もちろん投げたのは小太刀である
フープに注意をおきすぎて小太刀本人への警戒を忘れていた 腹を押さえ膝をつくあかね さらに戻ってきたフープが背中に直撃する
「がぁあ」
悲鳴を上げるあかね フープはそのまま小太刀の所に戻り ボールもバウンドして小太刀
の手元に戻る この「フープ→ボール→戻ってくるフープ」というのも
小太刀の得意コンボの一つであった
続きまだー?
353 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:33:20 ID:32mOVnwB
「ふんっ」
さらに小太刀の攻撃が続く だがあかねは段々と小太刀の攻撃に慣れてきたようだ
ダメージを受けたにもかかわらず、クリーンヒットを免れている フーノの軌道とボール
が来るタイミングを読んでいるようだ また、ボールもフープも軽く、やわらかいため、
当たった瞬間は痛いが、体の芯に残るようなダメージはない あかねは反撃のチャンスを
うかがいつつ逃げる
なおも小太刀の攻撃は続く、あかねはギリギリで直撃を避けながら手にしているリボンを
握りしめ、反撃のタイミングを伺っていた
「どうしたの 全然当たってないわよ」
小太刀を挑発するように言うあかね 実際には何度もフープやボールが体をかすめ、その
たびに痛みが走るのだが、全く平気なような口ぶりで話す
「ぐっ」
悔しそうに顔をしかめる小太刀、しかし内心はそうではなく むしろ計画通りと考えてい
た
(やせ我慢ですわね 調子にのっていられるのも今のうちですわ)
「ひゃあ ぐ ああ やぁ」
あかねが小さな悲鳴を連続で発する
数分後、試合の流れは徐々に小太刀の方へ傾いていった 執拗に連続で繰り出されるフー
プとボール攻撃を避け続けるあかねは徐々に疲労していった あかねの動きが鈍り、ヒッ
トの回数が増えていく あかねは一撃一撃を避けるためにどうしても大きな動作を取
らなくてはならない それに対し、小太刀はフープを投げるだけである どちらが疲れる
かは分かり切っていた さらに軽いながらもダメージは蓄積し、あかねの体を蝕む
反撃を許さない連続攻撃の前にあかね追いつめられていく
小太刀のフープが飛ぶ 避けようとするあかねだが膝が震え、うまく動くことができず
胸元、丁度乳首の上にクリーンヒットを受ける 高速回転によりかなりのダメージとなった
「ぐうっ」
完全なクリーンヒットだったためフープは後ろへはいかず、その場に落ちる
あかねは乳首は吹っ飛んだのではないかと思うほどの痛みを感じた
胸を押さえ悶えるあかね
間髪を入れずにボールがあかねの顔面を捕らえる 二連続のクリーンヒット ついにあか
ねは背中から大の字に倒れた
「オーッホッホ 寝るのはまだ早いですわよ」
あかねの隣まで近づき仁王立ちをした小太刀が言う 手にはボールが握られている
「くっ」
必死で立とうとするが、もはや脚に力が入らず 手で支えながら上半身を少し起こすのが
精一杯だ その様子を見て小太刀は満足そうに笑う
あかねは結局小太刀のコンボに翻弄され、反撃の一つも入れられず、避け続けるだけで体
力を使い果たし、今は立つことすらままならなくなっている
この状態にすることが小太刀の目的であり、それに成功した小太刀は大変小気味が良かった
反対にこれはあかねにとっては大変屈辱的なことであった
「もう貴方に勝ち目はありませんことよ さあ私に許しを請いなさい」
「だ・誰が…あんたなんかに」
「そうですの なら仕方ありませんわね」
そう言うと小太刀はボールを振りかぶる
「そのブサイクなお顔をさらにグチャグチャにして差し上げますわ」
陵辱系はちょっと・・・
355 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 20:06:16 ID:ooJ21bl2
至近距離からのボール攻撃だ あかねはとっさに顔を腕で覆う しかし
「ゲエエエー」
次の瞬間あかねの絶叫が響く 小太刀が攻撃したのはあかねの腹だった
無警戒の腹にボールを叩きつけられたあかねは悲鳴とともに口から反吐をもらし、自らの顔を汚す 小太刀は跳ね返ったボールをキャッチし再び振りかぶる
「まだまだですわ!」
腹を押さえ苦しむあかねに小太刀の追撃が入る
今度こそボールが顔面にメリ込む
「ブヒィイ」
豚の鳴き声のような悲鳴を上げるあかね
鼻は潰れ、鼻血を出し、口は半開きで反吐を漏らし、目は虚ろだ 完全にグロッキー状態
である しかし小太刀の攻撃はまだ続く
「とどめですわ!!」
三度目のボール攻撃 全力で投げられたボールはあかねの股間に叩きつけられた
「ガァァアアー」
女子高生の声とは思えないような悲鳴を上げ、あかねはのたうち回った
股間を手で押さえ、身を捩り、悶え苦しむ 体が痙攣したようにふるえ 汗が吹き出す レオタードは汗まみれで腋下からはわずかに臭気すら発していた 先ほどまで立つことす
らできなかったあかねだが余りの痛みに体は弾けるように動き無様な醜態を晒していた
小太刀はあかねの醜態をみて心の底から満足したという表情を見せる 先ほどまでは
絶対ギブアップさせると意気込んでいたが、あかねの醜態を見た後ではそんなことは
どうでも良くなり、むしろどのように敗北させてやろうかと考えていた
(このまま場外に突き落とすのはおもしろくありませんわ やはりリング上で気絶しても
らいましょうか)
そして小太刀は完全な勝利のためにあかねが立ち上がるのを待つ
しかしあかねはグロッキー状態で転げ回っている 回復までには相当時間がかかりそうだ
(観客もただ待つのは退屈でしょうね…)
そう考えた小太刀はボールを手に踊り始める 新体操だ
しなやかで躍動的な動きで観客を魅了する小太刀 風林館高校の生徒達でさえその美しさ
に見入ってしまう その演技の傍らではあかねが悶えている
小太刀の演技はあかねの「無様さ」を引き立てていた
新体操用のボールで鼻が潰れるって、どんな投げ方だ
エロくは無いな
コロンばーさんの若い頃の話お願い職人さん
数ヶ月ぶりに投下してくれてる職人がいるのに文句しか言わないココの住人って・・・
>>359 ものによるだろ。
読者の素直な感想は聞くもんだ。
活発なスレならそれでも通るが
こんな過疎スレでその態度ならその内落ちるだろうな
早く続きを貼るんだ!間に合わなくなっても知らんぞー!
363 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 23:54:52 ID:dpwsx/Et
何にしろ過疎スレで書き手へのハードルを高くして
モチベーションを落とすような真似をするのは非常にまずい。
気に入った作風なら褒め、気に入らない作風ならスルーすべし。
ネガティブな感想や注文はスレが盛り上がってからでも遅くない。
気に入らない小説があればスレを保守してくれてると思え。
最近むくむくと構想が湧いてきてるんだが文才がなくてもうだめ
思うがままに書いちゃいなよ。
書籍化するわけじゃないんだから文章なんて稚拙で上等。
文章化するのが面倒くさいんなら構想だけを書き散らすも良し。
とにかくお前さんの妄想の塊をぶつけてくんなよ。
良らが見たいなあ
>>366 良牙「おはよう」
らんま「おはよう」
良牙「らんま、好きだ」
らんま「俺も好き」
良牙「ありがとう」
らんま「ありがとう」
良牙「じゃあ契ろう」
らんま「ああ」
二人はベッドへ向かった
良牙とらんまはイヤらしい夜を過ごした。
そして二人は笑顔になった。
乱馬と良牙とムースで夢の3連結…
369 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 02:39:20 ID:yfFgqYKS
良「あかねさん。俺は今北海道を旅しています。お土産には新鮮なメロn」
乱「おーい、良牙ー」
良「ら・・・・乱馬!お前、何故ここに?」
乱「あぁ?・・・ははーん、おめぇ、またどっか彷徨ってたんだろ」
良「うるさい黙れ!乱馬!今ココでお前と決t」
ム「大変じゃー、二人ともー、大変じゃー」
乱「ムースじゃねぇか、どうしたんだいきなり」
ム「シャンプーが・・・シャンプーが・・・・」
良「シャンプーがどうかしたのか?」
ム「シャンプーがさらわれてしまっただー!」
乱「何!?ホントかムース?」
ム「ああ、オラが出前を終えて猫飯店にオラが帰ってきた時のことじゃった・・」
(ム「今、戻ったぞー、シャンプ・・・・あれ?」)
(コロン「ムース、シャンプーを知らんか?さっきまでラーメンを作っておったのじゃが・・・
ほれ、この通り忽然と姿を消しよってのぉ」)
(ム「シャ・・・・シャンプー・・・オラの、オラの大事なシャンプー!!」)
ム「と、いうわけなのじゃ」
乱「よし、じゃあ皆で手分けしてさがそう!」
良「いや、乱馬、ちょっと待て!俺達で夢の3連結をしてねぇじゃねぁか」
ム「たしかにそうじゃ、忘れておった」
乱「そうだな・・これが無ぇと始まんねぇからな。よし、行くぜー」
こうして三人は快感の限界へと足を踏み入れんとす
370 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 01:10:40 ID:C9r9YZU5
本家復活age
女の快楽を知ってしまったらんまがズルズルと堕ちて行き
男に戻りたくなくなってしまいずっと女のまま快楽に溺れてしまう
って感じのSSない?
>>372 なに言ってるんだ
すでにお前の中にあるじゃないか
らんまやあかね達がショタを逆レイプするSSが読みたい…。
保管庫ドコー?
おんなの身体になったけど、なれない。
「己の身体把握してない。致命的アルよ」
猫飯店の家屋部分で、シャンプーは、かき氷をつつきながら言い放った。
「だーってよぉ、本当は男なんだから、別に女の部分なんて…」
同じく、かき氷を口にかきこみながら、らんまはぼやく。
「俺はナイーブなんだよ。元は男なんだし、あんまり下手に弄れないっつーか」
自分の言ってることに気恥ずかしくなって、シャンプーから目を逸らす。
「なら、私手伝うよ。乱馬の為」
「…何を」
シャンプーが、すっくと立ち上がり、にぱーっと笑顔をらんまに向けた。
「何だ、これ」
シャンプーは、いそいそとらんまの衣服を脱がせ始める。
「大丈夫。安心するね。」
胸を露にされても、女性なので腹は立たない。
シャンプーが、らんまを脱がせる意味がわからない。
乱馬じゃないのに。
訝しむと、細い指で胸の頂をなぞられた。
「ひゃっ、ちょっ、何しやがんだ!」
思いきり、わしづかみにされることはあっても、
丁寧に触られることなんて、なかった。
「教育的指導ね、己の身体思い知る為ね」
らんまタン(*´Д`*)
そう言いながら、シャンプーは、後退るらんまを壁に追い込む。
鼻先でらんまの貌の良い桃色を触れるか、触れないかくらいで焦らしてから、小さな舌で舐め上げる。
「先刻まで、氷食べてたから冷たくてキモチイイね?」
「なっ、変なことすんなっ!女だぞっ」
目の前の中国娘は、愛おしむように舌でゆっくりと、桃色を吮る。
そして、次第に尖ってゆく先を爪で弾いた。
「っひぃん」
「乱馬、可愛いね」
ちゅっ、と音を立てて唇で吸っては、柔らかい手で愛撫に慣れない膨らみを揉みしだく。
自然に内股になってゆくのが、らんまは恥ずかしくて仕方がない。
「闘てるとき、こんなされたらどうするよ。乱馬、圧倒的不利ね」
嬉しそうにシャンプーは、らんまの頬をぺろりと舐めた。
イイヨイイヨー
わっふるわっふる
シャンプーに性技伝授してもらっても、使う相手はあかねになんだな。
あかねって感情がすぐ表に出るし、簡単にいっちゃいそう。
右京、なびきに使ってハーレムを築くとか…。
385 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 13:25:22 ID:qV/QLl+Z
あげるよ
386 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 16:17:59 ID:juiY5b6y
乱馬にあかねが紙切れを手渡したところから全てははじまった。
「格闘乱交選手権?」
「そうよ。優勝すれば中国旅行できるんですって。挑戦してみれば?」
あかねが持って帰ったビラには確かに格闘乱交大会の文字があった。
無邪気に乱馬に微笑むあかね。乱交の意味を分かってるのだろうか?
「おめーな。乱交の意味を分かってるのか?」
「へ?柔道の乱取り稽古の親戚か何かじゃないの?」
乱馬は頭を抱えた。乱交の意味をどうあかねに説明したらいいのやら…。
「とにかく、こんな気持ち悪そうな大会に出たくねーぜ。」
そっぽを向く乱馬。そこへ現れたのは玄馬と八宝斎。
「格闘と名の付くものには負けたことはなかったのじゃないのか。乱馬。
無差別格闘流二代目としてその言葉は何と情けなや。」
「うむ。玄馬の言う通りじゃ。そのようなおよび腰ではまだまだ無差別
格闘流の奥義をさずけるわけにはいかんのう。」
その言葉にはさすがの乱馬もプライドを傷つけられた。
自分から強さを取ったら何の取り得も残らない。
貧力虚脱灸で弱体化したときにも感じた屈辱感と同じものが乱馬を襲う。
「そこまで言われたらやってやろうじゃねーか。
格闘乱交でも何でも受けてやるぜ。」
かくして乱馬は天道家を飛び出し新たな戦いの場へ赴くのだった。
「ところで何の格闘大会へ行ったのじゃ?」「さあ?」
玄馬も八宝斎もまさか乱馬が乱交しに行ったとは知らなかった。
「無差別格闘早乙女流2代目早乙女乱馬でいっ!たのもおっ!」
乱馬は勢いよく乱交道場の門を開けた。
「威勢のいい坊やね。あたいの好みだわ。うふっ。」
待ち受けていたのは色黒でガチムチの兄貴。
「格闘乱交選手権大会に出場したい。エントリー頼むぜ。」
エントリー用紙に要項を書き込んだそのとき空からバケツが降ってきた。
「てえいっ!」
乱馬は得意の甘栗拳でバケツは破壊したがその中に入った水をかぶってしまった。
いつものように乱馬は背の低くて胸の大きな女の子に変身した。
「失礼。貴殿がどの程度の実力か試そうと思ったのだが、
それにしても面白い体質をしておられる。」
現れたのはらんまと同じくらいの年頃の美少年。
「私がここの道場主の陰歩天津だ。貴殿とお手合わせを願いたい。
大会の前にルールを把握するもの悪くあるまい。」
「おもしろそうじゃねーか。やってやるぜ。」
らんまは蹴りを入れるが天津はその足をつかみ尻もちをつかせる。
天津はらんまの足を広げると股間へ目にも見えぬ速さで蹴りを入れる。
「あ…あ…。」
「これが陰歩流奥義、高速電気按摩だ。」
その攻撃は確実にかつ迅速にらんまのクリトリスを刺激する。
らんまにとってその
らんまにとってその快感は初めて感じるものだった。
「格闘乱交は先に逝ったものが負けだ。
逝かせるためならどんな道具や手段を使っても構わぬ。」
「ああ…。や、やめろ。やめ…。あああ。」
気持ちよさのあまりに恍惚とし、よだれを垂らすらんま。
「やめろといいながら体は喜んでおるぞ。変態女め。
貴殿はもう男ではない。快楽を享受するだけの雌豚だ。」
言葉責めがトリガーとなり、らんまの快楽は頂点に達した。
らんまは潮を吹き、ズボンを濡らし、そして気絶した。
「だらしない女だ。家へ連れて帰ってやろう。」
天津はらんまをお姫様抱っこし天道道場へ向かった。
絶頂キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
391 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 11:46:50 ID:RC70Apvj
「ここは!?」
らんまが目を覚ますと天道家茶の間。
あかね、早雲、玄馬、かすみ、コロンが居た。
「やっと気がついたかね。乱馬くん。
気絶した君を天津道場の方がここまで運んでくれたのだよ。」
「ごめんね。乱馬。私、乱交の意味も知らずに変なこと勧めちゃて。」
早雲、あかねが話かけるがらんまは上の空だった。
天津の高速電気按摩を思い出してうっとりしていたのだ。
「まずいのう。婿殿は性癖を開発されたのかもしれん。」
「性癖?どういうこと?おばあさん。」
「婿殿は特定の行為をされるとそれをトリガーに性的に興奮する
体にされてしまったのじゃ。どれ試してみよう。」
コロンはそう言って立ち上がるとらんまの耳元でささやく。
「やめろといいながら体は喜んでおるぞ。変態女め。
お主はもう男ではない。快楽を享受するだけの雌豚じゃ。」
「あ…うん…いやぁ…。」
そういわれるとらんまの顔は赤くなり突然自らの両足の腿を擦り
はじめ、しばらくするとズボンに大きな染みができてしまった。
「何よこれ。」
あまりの痴態にあかねも顔を背ける。
「何だよこれっ!」
らんまは自らの自慰行為を信じられないようだった。
「やはり…。あの男によって婿殿は言
「やはり…。あの男によって婿殿は言葉責めの虜になるマゾヒストに
目覚めてしまったのじゃ。いや、もともとその素質があったのかもしれん。
悪いことは言わん。あの男と再戦するのはやめておくことじゃ。
だが、もし、わしのレクチャーを受けたくば猫飯店に来るがよい。」
中国妖怪は長い髪をなびかせて去った。
「おばあさんの言うとおりよ。馬鹿な真似はやめときなさいよ。
そんな戦い勝っても負けてもむなしいだけじゃない。」
「だが、俺は負けるわけにはいかないんだ。」
あかねの制止を振り切ってらんまはお湯をかぶり猫飯店に向かった。
「格闘乱交には2つの極意がある。相手の性癖を責める。
相手の攻撃を感じない。この2通りじゃ。攻撃を感じないのは高度だから
短期間で覚えるのは困難。ともなれば相手の性癖を見つけて
攻撃することに専念するのじゃ。」
「分かったぜ。ばあさん。でも、どうやって相手の性癖を見つけられるんだ?」
「実践訓練あるのみじゃ。シャンプーを実験台に練習するがよい。」
コロンの背後から現れたのは猫飯店の看板娘シャンプー。
「あいや。乱馬の相手になれるなんて大歓喜。」
「抱きつくなシャンプー。これは訓練だぞ。」
そう言ってる間にも乱馬の股間はむくむくと膨張しはじめた。
「乱馬。相当たまってるね。私が抜いてあげるある。」
乱馬のズボンとトランクスを脱がすと舌で乱馬のペニスを舐める。
チンカスを吐き出し、ペニスを再び咥えると頭を前後させる。
「や、やめろシャンプー。また性癖が増えちまう。」
その言葉を聞いたシャンプーはますます頭の動きを加速させる。
射精まであと一歩だ。
「ふむ。このまま事後になって、シャンプーが子供を宿してくれれば
婿殿とシャンプーの婚約は確実じゃ。ほっほっほ。」
どうやらコロンの目的は乱馬を鍛える以外のところにあっ
どうやらコロンの目的は乱馬を鍛える以外のところにあったようだ。
「ガーガーガー!」
ムームーのむなしい悲鳴ばかりが猫飯店に響いた。
マゾらんまに期待
これは期待せざるを得ない
格闘乱交大会当日。
乱馬はシャンプーに精を抜かれてすっかりふやけてしまっていた。
なんとか理性を保って中出しは免れたのがせめてもの救いか。
目の下に隈ができていた。
「乱馬。やめときなさいよ。そんな体で大会に出てどうするの。」
あかねからはさんざん止められたが、負けず嫌いの乱馬は戦いの地に赴くのだった。
会場には見慣れた顔があった。八宝斎に九能が居る。右京は露店を出していた。
勝負はトーナメント方式。5回勝ち抜けば優勝である。
試合は特設リングで行われる。バイブやオナホールなど小道具がたくさん用意されている。
1回戦の相手は八宝斎だった。
普通の格闘では敵う相手ではないが、格闘乱交ならばどうか……。
乱馬はこの勝負を男の姿で挑むことにした。
女の姿で挑むと貞操の危機であるがため、ここは安全策をとった。
試合開始。
「乱馬よ。女の姿で挑まぬとは師匠に対する礼儀がなっとらん。」
いきなりバケツで水をかけようとしたが、間一髪でかわす。
格闘乱交の極意は敵の性癖を責めることにあり。乱馬は八宝斎の性癖を熟知していた。
「じじい!食らえ!無差別格闘パンティーの嵐!」
懐から大量に取り出したパンティーが乱舞する。
「オー!スイート!」
八宝斎はパンティーの山でたわむれをはじめた。パンティーには媚薬が仕込まれていた。
媚薬の魔力に駆られた八宝斎は年甲斐もなく自慰をはじめた。
しこしこしこしこ。八宝斎は果てた。
2回戦の相手は九能。
ここは襲われるリスクを覚悟で女の姿で挑む。
「おさげの女よ。僕に会いに来たのだな。すりすり。」
(うぐぐ…殴ったらすっきりするけどここは我慢だ。)
らんまが懐から取り出したのは写真。
「九能せんぱーい。あたしの恥ずかしい写真見たくなーい?」
すると九能の股間が膨らんだ。間違いない。九能の性癖は写真だ。
「九能せんぱーい。私の写真を撮ってみない?」
らんまはカメラを投げつけ、グラビアアイドル風のポーズをとった。
「おお!おさげの女よ。何と愛らしいのだ。」
カメラのフラッシュを光らせる九能。股間はもうはちきれんばかりだ。
「乱馬!なんてみっともないことしてるの!もうやめて!」
「せやで乱ちゃん。こないなアホな大会棄権しーや!」
許婚たちの悲鳴が響く中、九能のボルテージは上がっていく。
パシャパシャ!
「ああ。おさげの女のコレクションがまた増える。」
どぴゅっ!九能はシャッター音と共に果てた。
400 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 14:03:56 ID:6w1kRXJv
※3回戦に乱馬と対戦してほしいキャラが居ればリクエスト受け付けます。
上手く書けるかどうか分かりませんが頑張って書きます。
なお、準決勝の相手は小太刀、決勝は天津を今のところ予定しています。
401 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 00:52:55 ID:M+Aof5Z5
面白いです
やっぱ良牙でしょう
玄馬、東風先生、なびきでもいいかも
俺も良牙に一票!!
あかね「お姉ちゃん・・」
なびき「あ〜らどうしたの、あかね?」
あかね「えと、・・夕べね、乱馬にHがしたいって言われたの。」
なびき「断ったの? いい加減素直になりなさいよ。
乱馬君はいー加減だし、粗忽で無神経でバカでセコいけど、一応は半分男なのよ。
発散させてあげないと他の女に性犯罪に走るかもよ。」
あかね「・・ずっと前からあたしの方からおねだりしてたの。
それが昨日やっとOKしてくれたの。」
なびき「だったら言うことなしじゃん。何が問題なの?」
あかね「・・・・笑わないで聞いてね。
乱馬に胸を触られたり舐められるのまでは気持ち良かったんだけど、そこから先がお互い分からないの。
一応その、えっと、・・挿し込んでもらったんだけど凄く痛いだけで気持ちよくならない。
あたしたち武道一筋でHの仕方がよく分からないの。
お姉ちゃんは知ってる?」
なびき「朝から様子が変だと思ったらそうだったの。分かったわ。乱馬君を連れてきなさい。」
あかね「え〜、恥ずかしいよ」
なびき「実験体がないと教えようがないでしょ。早く持ってきなさい。」
あかねは乱馬を自室から連れて来た。
乱馬「なびき、何の用だよ?」
なびき「話はあかねから聞いたわよ。ゆうべはおたのしみでしたね乱馬君。」
乱馬「・・うっせー(これをネタにゆするつもりか?)」
なびき「いい歳してHの仕方も知らないなんて情けないわね。
エロ本とか読まないの?」
乱馬「俺は修行中の身だぞ。そんなもん読んでられるか。
それに親父やおじさんにばれたらどれだけ冷やかされるか。」
あかね(乱馬ってあたしのこと、どーでもいいのかしら?)
なびき「あかね誘っといてだらしないわね。
格闘と名の付くものには負けたことないなんて言って、夜の格闘では早乙女のおじさまどころかあたしにも勝てないのね。」
乱馬「なんだと!」
なびき「悔しかったら素直にあたしの講習を受けなさいよ。お金はいらないわ。」
乱馬「怪しいな。後でおじさんにバラされたくなかったら金を出せとか言うんじゃねーのか?」
なびき「冷たいわね。あたしは妹と将来の義弟の幸せを願って言ってあげてるのに。
このままじゃまともに子どももできないわよ。」
あかね「そんなの嫌!」
乱馬「・・しゃーねーなー。お願いしますなびきお義姉さん。」
なびき「分かればいいのよ。早速始めましょうか。
Hは相手の服を脱がせることから始まるのよ。」
乱馬&あかね「知らなかった!」
あかね「乱馬、バンザイしてぇ。」
乱馬「お、おう」
なびき(ほんとこの子らムード作るのヘタクソね・・)
あかねはぎこちない手つきで乱馬のパジャマの上下を脱がす。
トランクスを脱がせるところでちょっと抵抗を感じたようだ。
あかね「乱馬、脱がせるわよ。いいわね?」
乱馬「脱がせなきゃ始まらねーだろが。」
あかねがトランクスを脱がせると、乱馬の一物は既に大きくなっていた。
あかねに服を脱がせてもらうだけでも興奮したようだ。
ふたりとも顔が赤くなってしまった。
乱馬「今度は俺の番だぜ。いいかな?」
あかね「いいわよ。」
乱馬は器用にあかねの寝巻きを脱がせていく。あかねはノーブラだった。
昨夜も見たにも関わらず、乱馬は顔が真っ赤になってしまった。
続けざまにパンティも脱がせる。既にあかねの局部は濡れ始めていた。
なびき「いよいよ実戦開始、って思うかもしれないけど下準備が必要よ。
下半身がお互いを受け入れるようにするの。そこで、乱馬君」
なびきはどこからか用意した水を乱馬に浴びせ、女にする。
らんま「冷てぇ!何しやがる。」
なびき「女の子の体を知るには女の子になるのが手っ取り早いわ。さっそく実演してあげる」
なびきはそう言うと、らんまの局部を舐め始めた。
らんまの局部から蜜が微かに滴り始めた。
らんま「何しやがる!やめろ!・・やめてください」
あかね「お姉ちゃん!」
なびき「な〜んだ、あかねもやりたいんだ。あかねも女の子だからこれくらいは分かるわよね。
分からなかった適当に舐め回しなさい。」
あかねは乱馬を女にして弄ぶことに抗議したつもりだったが、不覚にも自分まで加担させられる羽目になった。
仕方なくよく分からないが適当に舐め回してみることにした。
相手は女だが、元は乱馬なので局部に近づき、さらには舐め回すことにもあまり抵抗はない。
らんま「あかね!てめぇ何考えてんだ!
あぁ、にゃぁぁぁ!」
なびきの時とは比にならないくらいの奇声を上げ、明らかに感じていた。
あかねに日々殴られるうちに、あかねに責められることが快感になっていたようだ。
局部から際限なく蜜が溢れ出してくる。
あかねの舌がらんまの小突起に触れたとき、ついに絶頂に達して潮を吹いてしまった。
気付けばあかねも同様に濡れ始めていた。
なびき「らんまちゃん、やっぱりあかねが好きなのね。下半身は正直だわ。
あかねもらんまちゃんが大好きなのね。らんまちゃん、あかねって実は・・」
あかね「お姉ちゃん、変なこと言わないで!あたしにそんな性癖なんて・・」
あかねは顔を真っ赤にして自分の性癖を否定した。しかし体は嘘をつけない。
らんまは女の体で感じてしまったことのショックと、あかねに責められる快感の挟間に葛藤していた。
なびき「次はあかねが乱馬君に責められる番ね。それともやっぱりらんまちゃんに責められたい?」
らんま「うるせー!俺は男だ!」
あかね「・・それじゃ、男でお願いします。」
なびきは嘲笑しながらどこから持ってきたのかお湯をかけ、らんまを男に戻す。
乱馬は早速さっきのお返しとばかりにあかねの局部を責め始めた。
あかねは元から女だからか、乱馬を溺愛しているからか、乱馬が器用だったのか、先程のらんまよりもさらに激しい勢いで蜜が流れ出てきた。
あかねは「あぁん、あぁん」と喘ぎ声を放ち続ける程に感じている。
乱馬の舌が小突起を責める前に絶頂に達し、潮が吹き出てきてしまった。
乱馬「大丈夫か?あかね」
あかね「うん。夕べのよりも気持ちよかった。」
なびき「ふたりともいい感じね。次は『乱馬君』があかねに責められる番よ。
あかね、乱馬君のアレをしゃぶりなさい。」
あかね「乱馬、自信ないけどいい?」
乱馬「これも男になるためだ。いいぜ」
あかねが既に十分に大きくなっている乱馬の一物にかぶりつく。
乱馬が痛そうにしたところで、なびきが噛んじゃ駄目、先っぽを刺激するのよとアドバイスした。
あかねが不器用ながら忠告通りにすると、乱馬の息使いが荒くなった。
愛する人が不器用でも口の中に自分の大事なものを挿れさせていることがかなりの高揚感をもたらしている。
あかねが咥えながら上目使いに乱馬が気持ち良さそうか心配する様がたまらない。
体が小刻みに震え、発射寸前になるがあかねが咥えて放さない。
放れた、と思った刹那そのままあかねの顔に向かって発射してしまった。
止めようと思っても止められず、あかねの顔に発射する興奮からそのまま全部出してしまった。
乱馬「あ、あかね、これは事故だつまりその・・」
あかね「こんなに一杯出ちゃったら、許婚やめられないね。」
そう言うとあかねは嬉しそうに顔にかかった精液を指で拭き取り、美味しそうに指を咥えていた。
あかねは乱馬が自分に性的魅力を感じ、興奮する様に幸せを感じていた。
乱馬はその様子を呆然と見ていたが、ここまで自分に受動的で許容的なことに一種の優越感を覚えていた。
なびき「体の準備はできたみたいね。そろそろ実戦に行きましょうか。
あたしが教えやすい騎上位から行きましょうか。乱馬君、あたしのベッドに横たわって。」
乱馬「お、おう」
あかね「ちょっと待ってよ。まさかお姉ちゃん、乱馬とHするつもりなの。ずるい。」
なびき「それじゃ講習にならないわ。あんたらもう夕べ済ましたんでしょ?だったらいいじゃない。」
あかね「でも・・、夕べのは痛いだけだったから。せめてあたしが先にやりたい。」
なびき「しょうがないわね。あまり気持ちよくならなくても怒らないでね。あたしは乱馬君と違ってか弱いんだから。
あかね、乱馬君の股間辺りに跨って、挿入するのよ。それから上下に揺れるの」
あかね「うん。」
あかねは乱馬に乗っかり、自分の局部に乱馬の一物を挿し込もうとする。
お互い体はでき上がっていたので、なんとか挿し込むことができた。
あとはあかねが飛び跳ね・・るのだが、あかねが不器用で上手く行かない。
なびきは乱馬に腰を振るようにアドバイスした。
乱馬は器用な上に格闘技に慣れている分上手くあかねを弄ぶことが出来、あかねは見事に乱馬の上を跳ねた。
快感のあまり、すぐに絶頂に来てしまった。
あかね「乱馬!」
乱馬「あかね!」
あかねは蜜を大量に放出し、乱馬はあかねの中に精液を出してしまった。
あかねは体の中に愛する人の液体が流れ込んで来るのを感じ取り、恍惚感に浸った。
なびき「そこでちょっとストップ!」
(しまった。避妊のことを教えてなかった。
・・でも妊娠しちゃえば素直に結婚できるしいいのか。あたしって案外いい奴じゃん。)
あかね「何よお姉ちゃん。折角いいところだったのに。」
なびき「ええと・・そうだわ。もっと気持ちいいやりかた教えてあげる。
でもこれはやり方が難しいからあたしが手本見せなきゃ駄目だからね。」
乱馬「あかね、なびきはこう言ってるけど、どうする?」と乱馬が恐る恐るあかねに目をやると、
あかね「一回だけ許す。がんばるのよ乱馬っ。」
あかねはご立腹だがもう肉欲には勝てなかった。
なびき「まずはあたしの体の準備から始めてもらいましょうか。乱馬く〜ん。」
あかね「そこは別に乱馬がやらなくてもいいじゃない。あたしがやる。」
なびき「しょうがないわね。本当やきもち焼きなんだから。それとも百合・・」
あかね「いいから早く!」
あかねは強引になびきの服を脱がし、局部を舐め始めた。
なびきは乱馬とあかねが事に及ぶ様を見て濡れ始めていた。
あかねがあっさり絶頂に達する様を見て、なびきに乱馬の体が欲しいという気持ちが沸いていた。
程よく濡れたところでなびきの実戦訓練が始まる。
なびきが両足を開いてベッドに横たわる。
なびき「次は正常位よ。その前に、乱馬君にはこれをつけてもらいましょうか。」
乱馬「なんだこの水風船?」
なびき「コンドームよ。あたしまで妊娠しちゃったら困るでしょ。
あかね以外の女の子とHするときにそれに被せるのよ。」
あかね「お姉ちゃん!よく分からないけど乱馬があたし以外の人とHする心配なんてしないでよ!」
乱馬「こうか?よく分からねーけど付ければいいんだろ?」
なびき「(避妊のことすら知らないのね。当然なのかもしれないけど。)
まぁいいわ。実戦に入るわよ。乱馬君も足を開いて挿入するの。」
乱馬「おう。こ、こうか?」
なびき「あん。もうちょっと下よ。そう、そこ。」
あとはあたしの腰を持って腰を振るだけよ。」
なびきがアドバイスしたところで実戦が始まるが、乱馬の一物はなびきの想像以上に大きく、あっという間に達しそうになる。
一方乱馬はあかねと比べて物足りなさを感じていた。
と、ここで、
あかね「ストップ!もうやり方は分かったでしょ?
いつまでお姉ちゃんを抱いてるのよ。早く私に代わって。」
あかねから交代の催促が入った。早く試したくてたまらないようだ。
姉に対する嫉妬もあった。
乱馬はそれを聞いてすぐにあかねと交代する。
乱馬「大丈夫か、あかね?」
あかね「まだまだ余裕よ。」
乱馬「あのさ・・あかね。」
あかね「なぁに?」
乱馬「なびきとやってみて分かったけどお前のあそこ、凄く締め付けが強くて気持ちいいな。
あそこの方もバカ力なんだな。普通の男だったらへし折れるんじゃねーのか?」
あかね「何変なこと言ってんのよ?
・・あたしの体、乱馬しか受け付けないって言ってくれてるの?」
乱馬にいやらしいことを言われてあかねはさらに濡れた。
乱馬はすかさず今教えてもらったばかりの技をあかねにかける。
なびきの講習の甲斐もあってか、さっき以上にお互い感じあっている。
あかね「乱馬っ!!」
乱馬「あかねぇ!!」
すぐにまた達してしまっていた。
ふたりがあまりにも気持ち良さそうに事に及んでいる様を見て、なびきはあかねに嫉妬に近い感情すら抱いた。
なびき「(ふたりの体の相性はぴったしなのね。羨ましいわ。)
ちょっと。さらにもっといいやり方があるんだけど、教えて欲しくない」
乱馬&あかね「ほしいほしい。」
なびき「但し条件があるわ。あたしが逝くまでHをやめちゃ駄目。」
乱馬「行く?これからどこに行くってんだ?」
なびき「そんなことも知らないの?気持ちよさのあまり失神するまで、ってことよ。
素人の乱馬君にはそんな技術ないかしら?」
乱馬「なんだと!早く教えろよ。逝かせてやる!
・・あ、あかね。いいかな?」再びあかねに目をやると、
あかね「今夜だけいいわ。でもあたしも逝かせるのよ。」
なびきは四つん這いになり、乱馬に腰を持って後から突くように指示する。
乱馬が言われたとおりに試すとなびきはあっという間に絶頂に達した。
そして乱馬が絶頂に達するまでもなく、逝ってしまった。
超人染みた身体能力と器用さを持つ乱馬が相手では所詮は生身の人間のなびきでは話にならなかった。
なびき相手ではコンドームは出番すらないのだった。
「なびきも口ほどにもなかったな。」果ててしまったなびきをベッドから床に下ろしながら乱馬は言った。
そしてベッドに目をやると、四つん這いになりお尻を乱馬に向け、腰を振るあかねの姿があった。
あかね「やだ。体が勝手に。」
あかねは快感のあまり失神した姉を見て興奮しているようだ。
乱馬「あのさ、あかねってガサツでずん胴で」
あかね「何よ。」
乱馬「そこがかわいい。
ボディラインは綺麗だし、体は良く締まってるし、胸も触ってみて凄ぇ気持ちよかったぜ。」
あかね「もう、なに変なこといってるのよ。ますます濡れちゃうじゃない。」
乱馬「よく締まってきれいなお尻だな。ちょっとだけ舐めてみていいか?」
あかね「うん。乱馬が望むなら何をされてもいいわ。」
乱馬は突き出されたお尻に欲情し、思わず変なことを口走ってしまった。
そして欲求の赴くままにあかねの尻穴を舌で責めた。
あかねは今までにない感覚に戸惑いながらも喘いでいる。乱馬に欲情されるのが嬉しくてたまらないようだ。
乱馬「でもこの水風船、あかねになら使わなくていいって言ってたな。
外すけどいいか、あかね?」
あかね「あたしもよく分からないからいいわよ。
それに肌と肌で乱馬とぶつかり合いたい。」
末子でペットもPちゃんしか飼っていない乱馬とあかねには、子どもがどうやって生まれてくるかなど知る由もなかった。
どうやったら妊娠するかなど考えたこともなかったし、結婚して愛し合っていたら勝手に誕生する程度に考えていた。
あかねは生理をどこかで負傷した程度にしか思っていなかった。
乱馬「本番行くぞ、あかね。体力は残ってるか?」
あかね「まだまだ平気よ。ここから先は、延長戦!」
倒れているなびきを無視してバック突きが始まる。
なびきの足止めが無いので延々と行為が続く。
その間何度も何度も絶頂に達し、乱馬とあかねの足元にはいやらしい臭いの水溜りが出来ていた。
しかしふたりとも超人的な体力を持っており、簡単には倒れない。
朝日が照りだしたあたりでようやく限界が見え始めた。
あかね「あたしそろそろ駄目かも。でも、絶頂に逝かせてあげる・・・」
乱馬「俺もそろそろ限界だ。逝くぞ、あかね」
乱馬は最後の力を振り絞り、一層腰を激しく降り始める。
あかねもそれに応じて激しく腰を振る。
あかね「乱馬ぁーー!!!」
乱馬「あかねーー!!!」
ふたりは遂に限界に達し、同時に果てて倒れこんでしまった。
なびき(人のベッドで一晩中事に及んでるなんて、本当に迷惑ね。
こっそり隠し撮りしたけど、脅すのはやっぱり可哀想よね。
観賞用にこっそり持っておくことしましょっと。)
いつからか復活したなびきは羨ましそうにふたりの行為を見ていた。
と、その時
かすみ「なびき、あかね、乱馬君、朝ご飯ですよ〜
お歌の練習してるの?」
次の瞬間かすみさんの目に入ってきたのは、なびきのベッドを濡れ場にして裸で絡み合い、結合して横たわる乱馬とあかね、
そしてそれを裸で恍惚とした表情で見つめるなびきの姿だった。
かすみ「まぁっ、まぁ〜」
〜乱馬はなびきのなんなのさ 完〜
あかねを無理矢理襲う乱馬と泣きながら乱馬に抵抗するあかねとテクニシャンなふたりは想像できなかったのでこんな感じで。
長文スマソ。
>>400 シャンプーにリベンジするのを希望。
勿論妊娠させない範囲で。
皆様、投票ありがとうございます。
2票いただいた良牙で書きました。
今回は暴走気味ですが勘弁してください。
3回戦。対戦相手は良牙。
乱馬は女の姿で挑むことにした。
「乱馬よ。貴様をあかねさんの前で無様に倒すために俺はエントリーした。
あかねさんは俺のものだ。」
らんまは試合開始早々に敵前大逆走。
リングの上をところ狭しと逃げ回り戦術を考えていた。
しかしながら、いくら時間が経っても良牙への攻め方を見出せないでいた。
良牙の弱点はらんまには分かっていた。
そこさえ確実に突けば乱馬の勝利は確実だろう。
だけど、らんまにはそれをつけなかったのだった。
なぜなら、その弱点とはあかねだからである。
らんまにとって良牙があかねをオナペットに果てることは
この上なく見たくない光景であった。
先手を出したのは良牙だった。
「男のくせに女の姿で乱交大会に挑むとはずいぶんと変態に成り果てたな。乱馬。」
意図してか意図せずか言葉責めである。らんまの股間が疼く。
「ちくしょー。このままだと俺の方が先に逝っちまう!」
このままでは逃げ切れないと察したらんまは苦肉の策に出ることにした。
「火中天津甘栗拳!」
良牙の腹をパンチで攻撃する。良牙の体がよろける。その隙に首に手刀を入れた!
良牙は不意打ちのショックで気絶した。しかし、審判はらんまに勝利の判定を下さない。
なぜならこれは格闘乱交。性的に逝かせないと勝利にならないからだ。
らんまの策とは気絶している間に別の策を練ることだった。
寝ている間に手コキするか……。それとも……。
「こ……ここは?」
良牙が目を覚ますとナース服を着て眼鏡をかけた女が居た。
「お兄さん。やっと気づきましたか。
あなたが道端で倒れてたのを親切な人が助けてくれたんですよ。」
ナースの正体はらんまだった。ナースプレイセットが乱交会場に用意されていたのだ。
らんまと良牙の周りは即席のカーテンで囲まれているため、観客席からは見えない。
「あなたは不治の病にかかっています。
病気を治すには精巣の中に居る悪いウイルスを取り除かねばなりません。」
そう言うとナースらんまは良牙のズボンを脱がせて手コキをはじめた。
「な…何をする。」
「大丈夫ですよ。すぐに気持ちよくなりますから。」
良牙の体を快感がほとばしる。そして小さな恋心が生まれていた。
この女は俺のためにこんなに健気に尽くしてくれている。
こんなことをしてくれる女にはもうめぐり合えないかもしれないと。
「お、俺だけが気持ち良くなるなんて申し訳ない。
俺と一緒に気持ち良くなりましょう。」
「何を考えてるんだ。おい、良牙。ま、待てよ。キャーッ!」
良牙はらんまを押し倒し、ナース服を脱がした。
ペニスをらんまの膣口に押し当てた。ペニスには血管が浮き出ていた。
子宮の奥まで一気にペニスで貫くとピストン運動をはじめた。
先ほどの言葉責めでらんまの愛液も潤沢に分泌されていた。
その頃にはカーテンも取り除かれ、2人の痴態は観客の下に晒されていた。
しかし、行為に夢中な良牙はそれに気づかない。
良牙とらんまにとってせめてもの救いはあかねたちが昼飯で席をはずしていることだった。
「りょ、良牙ぁぁぁぁぁ!」
「看護婦さーーーーーん!」
2人の肩の力が同時に抜けた。果てたのだ。
良牙がペニスを抜くと、愛液と精液と血が混じったものがらんまの膣口から垂れていた。
「ら、乱馬!?」
良牙はやっと目の前の女の正体に気づいたようだ。
ショックで石のように固まってしまった。
勝負は写真判定に持ち込まれた。どっちが先に果てたか。
数々の痴態を収めた写真を審査員が真剣に睨み討論する。
結果、良牙の方が一歩先に果てたと結論が出た。良牙は早漏だった。
GJ!早漏ワロタw
414 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 06:18:26 ID:oSUkQ7KQ
>411
「お、俺だけが気持ち良くなるなんて申し訳ない。
俺と一緒に気持ち良くなりましょう。」
GJ!! 良牙らしい
415 :
sage:2008/08/18(月) 00:16:57 ID:6LDJkOOQ
じゃあ良牙
じゃあ良牙
↑誤投下した
「いてて……良牙のやつ思いっきり殴りやがって。」
「3回戦で何があったの?」
タンコブをたくさん作ったらんまをあかねが手当てしている。
「べ、別に何ともねーよ。ははは。」
さすがにあの醜態をあかねに話すことはできなかった。
良牙はショックのあまり、らんまをボコボコにした後、
失踪してしまっていた。
今更ながら格闘乱交の恐ろしさをらんまは身にしみて感じていた。
マゾの性癖に目覚め、処女も失ってしまった。
らんまは既に立ち入ってはいけない領域に入っているのかもしれない。
次は何を失うのか……。
4回戦の相手は九能小太刀。乱馬は男で挑む。
「乱馬様と乱交できるなんて。私の灰色の女子高生活にも
ピリオドを打つときが来ましたわね。」
試合のゴングが鳴ると同時にリボンが舞う。
「さあ、乱馬様。私の処女を奪ってくださいませ。さあさあ!」
口先とは裏腹に乱馬を束縛し、しびれ薬で動けなくし、さらにペニスバンドを持ち出した。
「さあ、乱馬様。秘め事を行いましょう。」
「こんなみんなの見ている前でどこが秘め事だ!」
この時点で乱馬が貞操面で大きなピンチであることは言う間でもない。
だが、試合面でピンチを迎えていたのは小太刀だった。
小太刀の性癖はサディズム。愛する対象に加虐を行うことにより
性的興奮を感じる変態である。
彼女はバックから乱馬のアナルを掘るという異常な行動に出た。
「いででででででで!」
乱馬は悲鳴を上げる。尻の穴に異物が入るのが気持ちいいわけがない。
一方の小太刀は顔が紅潮してよだれを垂らしていた。
「ら・ん・ま・さ・ま。」
小太刀はピストン運動を終えるとぐったりとした。
股間からは分泌液が大量に出ていた。
乱馬は勝利したがもうお尻の処女も奪われてしまったのだった。
いいぞいいぞ
(*´Д`*)
422 :
shiro:2008/08/20(水) 11:35:41 ID:FafGlXyU
げ。下ネタ!?
423 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 20:30:53 ID:6s6kunxH
ついに乱馬は決勝戦を迎える。決勝戦の対戦相手は陰歩天津。
かつて屈辱的な負け方をした相手であり、無差別乱交の創始者だ。
雪辱を晴らすときがきた。
戦地へ向かう乱馬にコロンが情報を与えていた。
「天津は格闘乱交最強の男じゃ。今まで、あの男と乱交で戦って勝ったものはおらん。
なぜならあの男は格闘乱交の極意を極めておる。
婿殿は無差別乱交の極意は覚えておろうな。」
「ああ、覚えてるぜ。相手の性癖を責める、そして相手の攻撃を感じない、だろ。」
「あの男が恐ろしいのは全く相手の攻撃を感じないところじゃ。
なぜならあやつはインポテンツだからじゃ。今のままでは婿殿に勝機はない。」
なるほど。相手が性的に不能では勝ち目はない。
敗北宣告を戦前に与えられてしまったた乱馬であったが、
楽天的な性格の彼は戦いの舞台に上がった。
試合開始。
天津は乱馬に水をぶっかけた。
「また、懲りずに気おったか。この変態女め。よほどいじめられたいとみえる。」
被虐心をくすぐるセリフで挑発されるがらんまは我慢して性欲を持ちこたえる。
そして、そのまま攻勢に転じ、無言で相手の服を剥ぎ取ってパンツ一丁にしてしまう。
かつての海千拳の修行の成果だ。
封印した奥義ではあるが、この際、なりふり構っていられない。
「火中天津甘栗手コキ!」
相手のペニスを炎の熱さを感じぬほどの速度で手コキする。
しかし、それは全く勃起する気配がない。インポテンツという情報に間違いないようだ。
「どうした?全く効かぬぞ。」
天津は逆にらんまを押し倒すとチャイナ服を脱がしはじめた。
「おお。乳首が立っておるわ。男のくせに男に脱がされて感じるとは何とふしだらな。
息が荒げておるぞ。下等なオトコオンナは動物的な本能に忠実よのお。」
「あっ、やあっ!」
言葉責めを浴びせられ、らんまの精神は快感の渦へと飲み込まれていた。
「どうした?淫らに腰をくねらせて。よほど我輩のペニスがほしいとみえる。
頼めばその腐れたヴァギナに我輩のブツを入れてやらぬでもないが。」
らんまはその憎まれ口を叩く男の顔に唾を吐きかけた。
男の顔は一瞬歪むと、右へ左へと目の前の幼い顔にビンタを食らわせた。
「下手に出れば調子に乗りやがって、このオカマ野郎が!
もう我慢ならぬ。屈辱的な逝かせ方をしてやる。
まず、大衆の前でその腐れヴァギナを晒してくれよう。」
天津はらんまのズボンを脱がせようとするが、体術においてはらんまの方が上手。
ややあって、逆にらんまが天津を見下ろす体勢になった。
次にらんまが攻撃したのは天津の乳首。ペニスが不能でもここならもしかしたら……。
「ああん!」
らんまが乳首を舐め上げると情けなくも色っぽい声が会場に響いた。
間違いない。ここが天津の弱点だ。
「どうだ。気持ちいいか?俺がお前をはじめて逝かせてやるぜ。」
そうらんまが優しく語りかけると、天津の肩の力が抜けた。
その後の痴態は筆舌に尽くしがたい。耳、首筋といったペニスを除いた
あらゆる性感帯をらんまは責めつくし、そして天津は昇天した。
大会の幕は閉じた。
「ありがとう。貴殿のような人と会いたくて我輩は格闘乱交道場を開いたのだ。
幼き日に母親から愛情を受けられず、女性不信と性的不能になってしまっていた。
だが、貴殿とのプレイで愛のある性行為を知ることができた。
これからは我輩も女性の優しさを素直に享受できそうだ。
それを教えてくれたのがオカマだというのが皮肉だが。」
言いたい放題、言い放った後に陰歩天津は去った。
それから、らんまが彼と出会うことは二度となかった。
後日。
早乙女玄馬は乱馬のもとへチラシを持って走る。
「乱馬よ。格闘アナルオナニー大会なるものが……。」
「やかましい。」
乱馬の足の裏が玄馬の顔面をめりこんだ。
らんま1/2 格闘乱交の巻 完
427 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 21:22:10 ID:jrUtrm31
ここって、かすみさんネタ、あんまし需要無い?
あるよ。
菩薩様が汚れるのを読みたいです。
430 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 02:51:14 ID:tc4UVWc/
腹痛でのた打ち回るかすみさん書いて。
シャンプー×あかねの百合が読みたい
夕焼け雲が綺麗な秋の夕暮れ時のとこだった。
「ひいっ!ねこねこねこねこーーっ!離れろよーっ!」
女的らんまは猫数匹に囲まれていた。
かすみさんから煮干のお使いを頼まれた、その帰りのことだった。
煮干の匂いをかぎつけ猫があつまってきたのだ。
「ふにゃー。ふにゃーごー。」
やがて、らんまは猫への恐怖のあまり猫拳を発動してしまった。
らんまくんは猫拳を発動すると人間であることを忘れ、猫として振舞ってしまうのだ。
こうなると誰にも止められない。猫もさすがに退散してしまった。
猫として振舞うらんま。毛を繕い、爪をとぎ、煮干を食う。
体をくねらせながら地面をのたうちまわる。
そこに良牙が現れた。
「おっ、乱馬じゃないか。ちょうど良かった。
ちょうど、あかねさんに会いたかったんだ。天道道場まで案内……。」
「にゃあああ。ふにゃああああ。」
良牙の話を遮り、らんまは体を良牙にこすりつける。
「てめえ。ふざけるな。発情期の雌猫みたいな声を出しやがって。」
そう言いかけたところで、良牙は、らんまが猫への恐怖が頂点に達すると
自ら猫になりきってしまうことを思い出した。
「まいったな。猫になってやがるのか。元に戻す方法はないか?」
そうやって良牙が悩んでいるところに、らんまは予想外の行動に出た。
ズボンとトランクスを脱ぎだし、自らの小陰唇を良牙に見せ付けたのだ。
「なっ!貴様!恥というものを知らんのか。」
照れながら、らんまのズボンを元に戻そうとする良牙にらんまはすりよって
さらに体をこすりつける。まるで、匂いを擦りつけているかのように。
良牙はらんまの謎の行動にしばらく思い悩んだ。
やがて良牙は一つの結論を出した。
猫らんまは発情期を迎えている!
わっふるわっふる
こ…これは期待
らんまは下半身裸で地面をゴロゴロ転がりながら
破廉恥にも股間の女性器を良牙に見せ付けている。
交尾をしてほしいというサインである。
しかも、猫の性器ではなく人の性器である。思春期の良牙は
完全に顔が真っ赤になってしまっていた。
目の前に転がっているのはあくまでライバルの男である。
男の女性器なんて見ても意味がないと思う一方で、女体の神秘に
縁がない身としては、じっくりそれを観察したいという気持ちが
ないわけでもなかった。
今は人の意識がないのだから、ここで触っておいても後でらんまに変態扱いされまい。
そう理論武装すると、良牙はまじまじと小陰唇を観察した。
なるほど。それは貝のような形をしている。保健体育の教科書で見た通りだ。
足の筋肉と連動してひくひくと開閉している。
良牙はそれを触って見たいという衝動に駆られ、触れた。
「ふにゃあん。」
らんまは切ない声を出すとのた打ち回った。
その行為に良牙はドキっとすると共に股間のいちもつが勃起したのを実感した。
犯したい。目の前のメスを犯したい。
動物的な本能が良牙の頭を支配する。
しかし、それを実行すると社会的に抹殺される。
だが、後のことより今すぐ気持ちよくなりたい。
バンダナ男の脳内を葛藤を駆け巡った。
その間にもらんまは仰向けで良牙に性器を見せ続けた。
長い葛藤の末に良牙の中で結論が出た。
気持ちよくなるのはあきらめて、警察に事の顛末を知らせようと。
らんまはわいせつ物陳列罪で逮捕。そうなればあかねさんは俺のもの。
その場を立ち去ろうとする良牙の唇に何か暖かいものが触れた。
らんまの舌だった。ペロペロと良牙の顔をなめている。
長いおさげ髪が良牙の鼻に触れる。髪からはメスの匂いが漂ってきていた。
良牙の心臓の高鳴りは限界まで達し、男根もはちきれんばかりに膨れた。
理 性 は 崩 壊 し た。
一気に全裸になると、先ほどからさんざん見せ付けられた小陰唇に
ペニスを当てがい挿入し始めた。
「はにゃああっ!」
らんまの悲鳴に近い声にも耳を貸さず、子宮の奥まで入れ込んだ。
背後かららんまを見下ろす形になった。それはまさに獣の体位だった。
猫のようなセックス、交尾を今まさしく、経験してるのだ。
胸をわしづかみにしてそのやわらかい感触を確かめる。
するとらんまは体を仰け反った。子宮が強く締まる。
俺は目の前のメスを支配している。
そう思うとらんまが急に愛しく思えた。
首の下のあたりをなでてやるとゴロゴロとのどを鳴らした。
少しだけ暖かい気持ちになった。
ペニスを一度抜く。するとらんまは腰を切なそうに動かした。
ほしがっているのだ。今度は優しく挿入する。
一度目に比べると分泌液が潤滑油となり、すんなり入った。
「にゃーん。」
らんまも優しく返事を返す。
良牙は既に発射準備完了状態だったが、彼はこのまま
もう少し甘美なひと時を味わっておきたかった。
440 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 13:50:59 ID:bD6kr7lq
ペニスが崩壊しないようにゆっくりと出し入れを繰り返す。
入れるたびにらんまは可愛い鳴き声で返事する。
動きを止めるとらんまが切なそうに腰を動かす。
これらの行為を何度か繰り返し、良牙は満足するとピストン運動の周期を早めた。
らんまもそれを感じ取り、声のトーンが高くなる。
「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃっ!」
良牙はスペルマを発射し、らんまはそれを受け入れた。
二人はぐったりと倒れる。
「らんまー。そんなところで何してるのー?」
遠くからあかねさんの声が聞こえる。
俺の初恋は終わったのだと良牙は察した。
らんま1/2 猫拳発情の巻 完
>>440 \(^o^)/オワタ
つーか道ばたでなにをやっているんだ良牙よw 人気のないところに連れ込め!
真に乙でありました。
感想ありがとうございます!
自分でも書いてる途中で交尾の場所設定があやふやになってたのは
気になってたのですが、読んでる人が頭の中で補完して
くれるだろうと面倒くさくなって、そのまま書き進めました。
なるほど。もう一度自分で読み返してみると確かに道端で
交尾してるように読めますね。
そのへんの空き地や公園をイメージしたつもりだったのですが
同じ文章でも人によって違ったイメージを
持つものだなと勉強になりました。
444 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 17:46:44 ID:oc5FdvZd
途中でらんまが正気に戻っても良かったなw
あざーす。萌えたと言われるとこちらも書き甲斐がある。
正気に戻るのは考えたんだ。
事後に実はらんまが途中から正気だったと告白して
分かった上で良牙の愛を受け入れてたとかね。
考えたけど書く気にはなれず没にした。
だって普通の人間同士の和姦もレイプも読み飽きたんだもの。
普通じゃないセックスをペットを愛でるような
軽い獣姦感覚のセックスを書きたかったんだ。
>>445 最高!
それにしても獣姦感覚てw
獣姦まで進化しないことを祈る
>>447 見に行かせてもらいました♪
途中のらんまがエロかった
教えてくれてGJ!!
449 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 19:18:54 ID:EYUcqS0C
ある夕暮れ時、私は目を覚ました。
辺りを見回すと見たことのない部屋に居て、見たことのない
男の人と女の人が私の顔をまじまじと見つめていた。
ここはどこでこの人たちは誰だろう。
いや、それ以前にもっと大きな疑問があった。
私は誰?
自分自身とその人間関係に関する記憶が頭の中に全くないのだ。
いわゆる記憶喪失という状態である。
私が目を覚ましたのを見て女の人がほっと息をついた。
「良かったー。良い子ちゃん。心配してたんだから。」
女の人は私にそう話しかける。
私はベッドから起き上がり、部屋に大きな鏡があったので、のぞきこんでみた。
私はブラウスの上に、丈が短い子供用のジャンパースカートを履いて、頭には虎柄の
バンダナをつけていた。胸が膨らんでいる。長い髪がおさげで縛られている。
股間をはたいてみたが、おちんちんはない。
どうやら私の性別は女で、年齢は12歳から16歳といったところだろう。
目の前の2人に思い切って自分が何者であるかという、疑問をぶつけてみた。
「良い子。お前、もしかして記憶をなくしてるのか。」
男の人は狼狽した。だけど、しばらくして落ち着くと、私が何者か話してくれた。
450 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 19:20:44 ID:EYUcqS0C
目の前にいる男の人の名前は良牙で、女の人は良牙の友人のあかねというようだ。
私はこの良牙という人の妹で名前は良い子だという。
言われてみればファッションセンスと歯並びが自分と似ている。
確認のために兄と名乗る男に聞き返してみた。
「えーっと。こっちが私の兄の良牙でそっちがその兄の友だちのあかね?」
「こらっ!もっとちゃんと女の子らしく喋りなさい!」
怒られてしまった。そのショックは大きく私は半泣きになってしまった。
自分が何者かも分からない状態で、この兄と名乗る人に嫌われたら
私は何を伝に自分の正体を知ればいいのか、どこに行けばいいのか
分からなくなってしまう。それが急に怖くなったのだ。
「ごめんなさい。おにいちゃん。二度と汚い口はききません。
だから許してください。」
「いや。そこまでかしこまらなくていいんだ。次から気をつけろよ。」
一生懸命謝るとお兄ちゃんは許し、頭をなでなでしてくれた。
おにいちゃんはいい人だと思った。
「それに本当は謝らなくてはいけないのは俺の方なんだ。」
おにいちゃんは続けた。
「良い子が散歩に出かけるというから、お前が俺と同じ方向音痴で
迷ってはいけないと思い、声をかけたんだが、反応がなかったんで
気付かせようと大きな石をぶつけた。そしたら、お前が気絶してしまい、
ようやく起きたと思ったらこの有様だ。
お兄ちゃんが悪かった。俺がお前を記憶喪失にしてしまった。」
おにいちゃんは私が記憶喪失になったことに責任を感じているようだった。
おにいちゃんのためにも何か思い出してあげたい。
そう思って一生懸命頭を捻ったが、何一つ思い出せなかったのだった。
しばらくすると、あかねという人は自分の家に帰ってしまった。
どうやら、ペットの子犬を見に来ただけらしい。
私はおにいちゃんと2人きりになった。
質問をおにいちゃんにぶつけてみた。
「お父さんとお母さんはどこに居るの?どんな人?」
「それが……。俺たち一家は全員方向音痴で、親父やおふくろは
今日帰ってくるかどうかすら分からないんだ。」
「じゃあ、お夕食はどうするの?」
「カップラーメンがある。」
夕食がカップラーメンとは貧しい食生活である。
もっと、いいものはないかと台所を詮索することにした。
しかし、食材はことごとく腐っていて使い物にならなかった。
テーブルにお金があったのでおにいちゃんに内緒でスーパーに
買出しに行くことにした。内緒で料理を作ればおにいちゃんは
きっと喜んでくれるに違いないと思ったんだ。
さっそく買出しに行き、戻ると、料理に取り掛かった。
今夜はカレーだ。私は鼻唄を歌いながら野菜を刻みはじめた。
しかし、そのとき私は知る由もなかった。
おにいちゃんが私のことをエッチな目で見ていただなんて……。
【補足】
さてさて、自らを良牙くんの妹と偽って名乗り
変装し、まんまと良牙くんのお家に潜入した女らんまちゃん。
お人好しの良牙くんに自分が本当に妹であると信じこませ、
あかねちゃんと良牙くんが二人きりで仲良くなるのを邪魔した
ところまでは計画は順調に進みました。
ところがらんまちゃんは何と頭を打って記憶喪失になっちゃった。
気が付いたらんまちゃんは本当に自分が良牙くんの妹の
良い子ちゃんだと思い込み、おにいちゃんのために奮闘します。
さてさて、これからどうなることやら。
元ネタは単行本11巻「おかえりなさいおにいちゃん」を参照。
良い子ネタ最高+.(o´∀`o)゜+.゜
続き楽しみー
偽りの妹キター
458 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:49:04 ID:LvpnibB2
料理をはじめて数時間後、ぐつぐつ鍋が煮立っている。
もうすぐカレーの完成だ。ちょっと味見してみた。
「うん。おいしい。」
これだけおいしいカレーを作ったら、きっとおにいちゃんも喜んでくれるよね。
そのとき、背後から人の気配がした。
私が後ろへ振り返ろうとするが、その前に背後から胸元へ手が伸びてきた。
「良い子。兄ちゃんのために料理を作ってくれてたのか。」
おにいちゃんの優しくて暖かい声だった。私は安心して肩の力を抜いた。
すると、おにいちゃんの両腕がさらに私の体でクロスし
背後から抱きしめられる形になった。
「ごめんな。良い子。ずっとひとりぼっちにして。
これからはおにいちゃんが一緒だ。」
そのとき心臓がキュンとした。これって恋?
私ったらいけない感情を持っている。
おにいちゃんに恋心を持つなんて悪いこと。
悪いことだと分かりながらも、おにいちゃんが離すまで抱擁を受け入れ続けた。
カレーが完成した。
「いただきまーす。」
おにいちゃんはおいしそうに食べている。それでこそ作り甲斐があるものだ。
こんなことを言うのは少しはばかられるが、おにいちゃんは食べ方が汚い。
でも、そんな野生的なところが、私には
でも、そんな野生的なところが、私には格好よく思えた。
「おっと、スプーンを落としてしまった。」
おにいちゃんはわざとらしくスプーンを落としながらそう言った。
そして、スプーンを拾いにテーブルの下に潜ったが、なかなか戻ってこない。
何をしてるんだろうと不思議に思っていたが、しばらくすると
下半身に視線を感じた。荒い息遣いも聞こえる。
もしかして、おにいちゃん。私のスカートの中をのぞいてる!?
まさか、おにいちゃんがそんなことするはずがないと思いつつも
試しに股を少し大きく開いて、スカートの中がよく見える体勢にしてみた。
するとテーブルの下からの荒い息遣いはますます大きくなり、股の間に息が当たる。
そのとき確信した。おにいちゃんは私のことをエッチな目で見ているんだと。
少しだけ怖くなったが、おそるおそるテーブルの下をのぞいてみた。
おにいちゃんと目が合う。明らかにスカートをのぞく姿勢だ。
気まずい時間がしばし流れる。
「いやー、スプーンがないと思ったら、良い子の足元にあったのか。
あは、あはははは。」
おにいちゃんは白々しく誤魔化すと席に戻った。
私も気づいてないフリをして誤魔化した。
食事が終わったらお皿のお片づけ。
棚に食器を戻そうとしたところ、転んでしまった。
床に無造作に置かれていた桶に足が引っかかったのだった。
「つめたーい。」
桶の中に入った水を被ってしまった。
何なんだろうこの桶?おにいちゃんのお土産かな?
あちこち旅をしてるって話してたし。
桶には止水桶と書かれていて説明書らしきものが付いていた。
『この桶に入った水を、呪泉郷の泉に溺れて変身した者が被れば
元の姿に戻れなくなります。例えば娘溺泉の水を被った者が
娘の姿のまま桶の水を被ればお湯を被っても、娘の姿のままです。』
説明書には変なことが書いてあるけど私には関係ないよね。きっと。
翌朝、電話のベルで私は目を覚ました。おにいちゃんが電話に出る。
声が少し荒げている。何か事件があったようだ。
電話の主は昨日のあかねおねえちゃんだった。
おにいちゃんの友達の乱馬という人が行方不明になって、みんなで
捜索してるらしい。
おにいちゃんは私をお留守番に置いて、慌てて出かけていった。
「おにいちゃん。早く帰って来てね。私をひとりぼっちにしないで。」
「ああ、分かってるさ。昼までには帰ってくるさ。」
一人でお留守番をすることになった私は家の掃除に取り掛かることにした。
あまりにも汚かったからだ。まるで、何日も人が帰ってこない家みたい。
洗濯も山ほどたまっていた。一通り、家事をこなし、昼食を作って
おにいちゃんの帰りを待っていた。
でも、おにいちゃんはその日、とうとう帰ってこなかった。
戻ってきたのは3日後のことだった。
私はおにいちゃんの姿を見つけると胸に飛び込みわんわん泣いた。
寂しかった。おにいちゃんが居なくなったらと思うと怖かった。
話を聞くと乱馬という人を探している間に、自分が迷子になって
しまったのだという。その、乱馬という人も見つからず仕舞いだったようだ。
おにいちゃんはそのことでひどく落胆していた。
乱馬という人が居ないとあかねおねえちゃんに会うための
口実がなくなって疎遠になってしまうと言っていた。
それから、おにいちゃんと私の本格的な共同生活がはじまった。
私はおにいちゃんが家に居るだけで幸せだった。
だって格好いいし、ちゃんと家事をこなしたら褒めてくれるから。
でも、ちょっとエッチなところもあった。
お風呂をこっそりのぞいたり、手が滑ったふりをして私のお尻を触ったりした。
それでも、私はおにいちゃんの下心に気づかないふりをしていた。
だって、おにいちゃんに嫌われるのが怖かったから。
記憶のない私にとっては、おにいちゃんが全てだった。
だけど、その態度がおにいちゃんのスケベ心を助長させることになってしまった。
おにいちゃんが帰ってきてから16日目。
ついに、おにいちゃんが私の目の前で獣の本性を出す日が訪れた。
つづく
ドキドキ…
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
これはwktkせざるをえない!
467 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 20:04:02 ID:7RqQw/WS
その日の夕食後、私はおにいちゃんの洗濯物にアイロンをかけて畳んでいた。
私とおそろいの虎柄のバンダナにトランクスに黄色いシャツに黒いズボン。
おにいちゃんは顔は格好いいのに、あんまり服のセンスが良くない。
今度、一緒にデパートに買い物に行って服を選んであげたいな。
そんなことを考えながら、衣類をまとめるとおにいちゃんの部屋に向かった。
おにいちゃんの部屋には電気がついてなかった。居ないのかな?
でも、中からは、激しい息遣いが聞こえる。
いや、息遣いなんてものじゃない。
まるで、喘息患者のように苦しそうな声をあげていた。
おにいちゃんの身体の異変を心配した私は洗濯物を放り出すと
部屋に入り電気をつけて叫んだ。
「おにいちゃん!大丈夫!?」
おにいちゃんは居た。
居たけれど、そのとき私が見たのは予想したものとは違った光景だった。
おにいちゃんはズボンとパンツを脱ぎ、おちんちんを握り締めていた。
おにいちゃんはひとりエッチをしていたのだった。
私はいけないものを見てしまったと罪悪感を感じたが、
好奇心がそれに勝りおにいちゃんに近づいた。
おにいちゃんのベッドには写真が置かれていた。
最初、写真に写っているのはあかねおねえちゃんかなと思ったが違った。
お風呂に入ってる私の姿だった。
おにいちゃんが私のお風呂をのぞいてるのは知ってたが写真を撮ってたなんて……
「おにいちゃん……」
「良い子、ごめん!」
おにいちゃんは一言謝ると私を押し倒した。頭の中がパニックになった。
「ちょ、ちょっとおにいちゃん!や、やめ、きゃあっ!」
もう少し先まで書き上がってるけど今日はここまで
ちょwwwwww
期待して待ってます+(0゚・∀・) + ワクテカ +
良い子はイイ子だなー
472 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 15:54:31 ID:ObR+ztbC
ハヤクー
473 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 19:24:47 ID:jAvU37G0
おにいちゃんは私のスカートの中にもぐりこむと、お股の間を舐めはじめた。
ええっ!?これってクンニってやつじゃないの?
くすぐったい。くすぐったくて気持ち悪くて怖いだけだった。
そして、何よりも恥ずかしかった。
でも、おにいちゃんは、とても興奮しているみたいだった。
良い子と私の名前を連呼しながら、私の汚いところを舐め続けた。
私は逃げようとしたが、おにいちゃんの腕力には敵わなかった。
「良い子、ごめん。俺がどうかしてたんだ。」
おにいちゃんは、どうにか落ち着くと改めて私に謝った。
「おにいちゃんは寂しかったんだ。早乙女乱馬が居なくなってから、あかねさんに
会いに行っても、今まで以上に他人行儀な態度を取られるようになってしまった。
天道家の人たちも、乱馬が居ないのになんで家に居座るのかと冷たい目で
俺を見るようになってしまった。おにいちゃんは孤独に耐えられるほど強くない。
おにいちゃんには、もう、お前しかいないんだ。良い子。お前だけしか……」
おにいちゃんも寂しかったんだ。孤独を抱えてたのは私だけじゃなかったんだ。
そう思うと涙が出てきた。大好きなおにいちゃんが私を必要としてくれている。
それがとても嬉しかった。
私はおにいちゃんに今までの思いをぶつけてみた。
寂しかったこと。おにいちゃんのエッチな目で見てくるのが怖かったこと。
でも、そんなおにいちゃんが、とっても大好きなこと。
私は最後にこう付け加えた。
「おにいちゃんになら私、エッチなことをされてもいい。でも、優しくしてね。」
次回最終回の予定
明日中には何とか書き上げたい
wktkしながら待ってるぜ!
おにいちゃんは私の涙をハンカチで拭くと、そっと口づけをしてくれた。
おにいちゃんのキスは今日の夕御飯の味がする。
私が作った肉じゃがの味……。
キスをしたままおにいちゃんは私の胸をぎこちなく触った。
気持ちよくはなかったけど、優しい触り方だった。
おにいちゃんが私のことを大事にしてくれていることが分かった。
それだけで私は暖かい気持ちになれた。
キスが終わると、私はおにいちゃんのズボンとパンツを脱がせた。
上向きのおちんちんがポロンと出る。血管が浮かんでいる。
少し怖いと思いつつも袋の裏筋をそっとなでてみた。
するとおにいちゃんの腰が切なそうに動く。
「気持ちいい。良い子。もっとしてくれ。」
私はおにいちゃんのおちんちんをさらに弄り回した。
不思議なことに、私には手に取るように男の人が気持ちよくなるツボが分かった。
まるで、かつて自分が男の子だったことがあるかのように。
「良い子。服を脱がせていいか?」
私はこくりとうなずいた。
おにいちゃんにジャンパースカートを脱がされると下半身が丸見えになった。
おにいちゃんがギラギラした目で私の大事なところを見つめてる。
エッチなことされてもいいとは言ったものの、だんだん怖くなってきて体が震えた。
「心配しなくても大丈夫だ。乱暴にはしないから。」
そう言って口づけしてくれた。怖いことには変わりなかったが嬉しかった。
次にブラウスが脱がされ、シャツも脱がされる。おっぱいも丸見え。
おにいちゃんは子供のように私の胸の中に顔を埋める。
そんなおにいちゃんの姿がちょっとかわいいと思った。
おにいちゃんが私を胸に抱いてるとき、今の私と同じ気持ちだったのかな?
そう考えている間にも、おにいちゃんの手が私の太ももから股間へと徐々に上がってきている。
「きゃははっ!」
くすぐったくって、ちょっとだけ笑い声を出してしまった。
でも、私を気持ちよくさせたいという誠意は伝わってきた。
次におにいちゃんは私を仰向けに押し倒すと、動きが止まった。
迷っているようだった。ここより先に進むべきかどうか。
この続きをすると、赤ちゃんができてしまうかもしれないから。
そこで、私はタンスを指差すことにした。
「おにいちゃん、つけて続きをやろうよ。」
タンスの上から2番目の引き出しに、コンドームが入っていたのを
先日の掃除中に、私は発見していたのだった。
本当は、私はおにいちゃんの赤ちゃんならば、産んでもいいと思っていた。
でも、私が妊娠したら苦しむことになるのは、おにいちゃんだと分かっていた。
おにいちゃんが罪悪感に苛まれる姿は見たくなかった。
おにいちゃんはコンドームを装着すると、私の膝を曲げ、股を開かせると
赤ちゃんの穴におちんちんを入れた。
「くうっ!」
痛い……。痛いけどおにいちゃんを心配させたくなくて我慢した。
奥まで入ると、抜き差しをおにいちゃんは繰り返した。
おにいちゃんの顔を見ると、とても気持ちよさそうだった。
「良い子、気持ちいいか。」
「うん。おにいちゃんがしてくれるから気持ちいいよ。」
本当は痛いだけだったけど、おにいちゃんが喜んでくれるからウソをついた。
おにいちゃんの腰の動きはいよいよ激しくなり、何度もストロークを
繰り返すと、動きが止まった。どうやら射精をしたようだった。
「はあ…はあ…はあ…はあ…。」
私は激しい呼吸をしながらぐったり倒れているおにいちゃんのほっぺたにキスをした。
おにいちゃんは照れくさそうだった。
シーツに染みができちゃった。
クリーニング屋に持っていくと恥ずかしいし、どうやって洗おうかな。
次の日のことを考えながら、私はその夜、おにいちゃんの横で眠りについた。
後日、お父さんとお母さんが帰ってきた。そのとき衝撃の事実が発覚した。
なんと、私はこの家の子じゃなかったのだ。
私は何者で、何故この家の長女を名乗っていたのか……。
謎は深まるばかりだった。
でも、お父さんとお母さんはいい人で身寄りのない私を
響家の子供として、かわいがってくれた。
おにいちゃんとの恋人関係も公認してくれた。
暖かい家族に囲まれて私は幸せだった。
その後、私はおにいちゃんとデートを何度も繰り返し
正式にプロポーズを受けた。
私は響良牙の妹ではなく、奥さんになったのだった。
結婚式を終えて、初夜を迎える。
はじめてのコンドームなしのエッチ。
良牙くんはお姫様抱っこで私をベッドに運んでくれた。
口付けをかわす。妹だった頃のような軽いキスじゃなくて
お互いに舌を絡ませあったディープキス。
「良い子、入れるぞ。」
「うん。私は良牙くんのものだよ。好きにして。」
良牙くんのおちんちんが私の中に入った。そしてお互いの腰が動き始める。
すると、私の体に快感が駆け巡った。喘ぎ声も自然と出る。
「ああっ!やんやん!」
昔より、良牙くんのテクニックは上がり、私の体の感度も上がっていた。
愛液が潤沢に分泌されていて、ピストン運動はスムーズだった。
だけど、どんなに時間が過ぎさっても、名前の呼び方が変わっても
エッチの腕が上がっても、気持ちだけはあの頃のままだった。
私の大好きなおにいちゃん。私の掛け替えのない大事な人。
「良い子…良い子ぉぉぉぉぉぉ!」
「良牙くん!来てえっ!ああっ!」
良牙くんのおちんちんが脈打ち、私の子宮の中に暖かいものが
じわりと広がった。良牙くんがばたりと倒れる。
それは、はじめての子作りが終わったことを示していた。
私の心の中は幸福感でいっぱいだった。
5年後、私たちには4歳と2歳の息子が居た。
名前は良助と良太。わんぱく盛りのかわいい子供たちだ。
その頃には、私がかつて早乙女乱馬と呼ばれ、無差別格闘流の後継者で
あったことを思い出していた。
だが、それはもはや過去のイメージでしかなかった。
今の私の名前は響良い子。響家の主婦だ。
旦那に私の正体を話したときは、少しだけショックを受けていた。
だけど、私の気持ちはあなた一筋だということを話すと、
今まで通り、妻の良い子として愛してくれた。
やっぱり、時が過ぎても私の大好きな優しいおにいちゃんだった。
「あなた。3人目を作りましょ。」
「ああ、今度は女の子だといいな。」
旦那は私を押し倒すと、口付けをし、胸をまさぐった。
らんま1/2 記憶喪失の良い子 完
484 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 15:03:40 ID:hZIwMz0o
最初はもっと凌辱的な内容にしようと考えていたが
良い子ちゃんの一人称視点で書いてるうちに感情移入しちゃって
酷い目に遭わせるのがだんだん可哀相になってしまい
ついつい中途半端なハッピーエンドにしてしまった。
今は反省している。
486 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 16:08:57 ID:hZIwMz0o
ありがとうございます!
書いてる自分だけが楽しくて他人から見ると独り善がりな
内容になってないか心配だったのですが、萌えたと言って
いただけて嬉しいです。
>>484 え、結婚?とは思ったけど、全体的にGJ!
>>484 GJ!良い子ちゃんかわゆす
そういえばなんで良い子はアニメ化しなかったんだろう
むむ…やっぱり最後の結婚は唐突で不自然か。
序盤に「おにいちゃんと結婚したい。でもそれは近親相姦になっちゃう。」
とか伏線張っとけばよかったかなあ。
とはいえ、結婚オチを思い付いたのは終盤まで書いてからだし。
アニメ製作の人たちも良い子というキャラクターには愛着はあったみたい。
響良い子というペンネームのスタッフが居たり、地球オーケストラの
オープニングの中に良い子ちゃんがちゃっかり登場したり、
ペットのシロクロが活躍するアニメオリジナルがあったり。
アニメスタッフに愛されてたエピソードのはずなのに最後まで
出番がなかったということはスタッフの意思とはまた別の
大人の事情でストップがかかったんだろうなあ。
そんなに不道徳な話じゃない、むしろ優しい気持ちに
なれる話なのに、何か放送コードに引っ掛かる要素が物語の
中にあったのでしょう。
>>489 いや、GJでした。
赤ちゃんの穴って表現が泣かせる
どういう意味で泣かせんだろう。意味深…。
赤ちゃんの穴っていうのは単に良い子ちゃんにあまり
下品な言葉を使わせたくなかったから。
おまんことか性器って言ったらかわいくない。
女のらんまってどうやって小便してるの?
恥ずかしがりつつも、なびきに放尿するのを撮影して貰ってるよ。
女らんまの立ちションキボンヌ
496 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:13:52 ID:EobJf8Ea
私の名前は天道かすみ。無差別格闘天道道場で家事手伝いをやっている。
同居者は父と妹2人と居候3人。住んでいる家の敷地は広く、家族も
多いから、並の専業主婦よりも多忙な生活を送っている。
多忙であるために、プライベートな時間はなかなか持てない。特に
恋愛には最近、疎遠になっていた。町内会のおじさまや接骨院の先生と
知り合うことはあるが、男女関係にまで発展することはなかった。
だからといって、男性経験が全くないわけではなかった。学生時代には
年上の彼氏がいた。デートを何度も経験したし、キスもした。だけど、
その恋は長続きしなかった。原因は私の外面と内面のギャップにあった。
彼は私のおっとりとして優しそうな雰囲気に惹かれて告白してきた。
だけど、それは私の本性ではない。本当の私は人並以上に嫉妬深くて淫乱で
わがままで身勝手。だけど、普段はそれを家族の前ですら見せることはない。
彼とお互いの仲が深まったある日、私はついにその本性の片鱗を見せたのだった。
彼を自分のものにしたくて公園のベンチで突然、自分から積極的にキスをした。
そのキスは蛇のようにねちっこくて、ゴキブリのようにしぶといキスだった。
彼の気持ちも考えずに私はむさぼるようにキスをした。それはさぞかし醜い姿だったろう。
その日以来、彼はあっさりと身を引いていった。ふられてしまった。
彼が求めてたのは菩薩のような私の虚像であり、淫乱な私ではなかった。
それから、私はますます菩薩の虚像として振舞うようになっていった。
笑顔を絶やさず、文句も言わず、みんなの世話を焼き、何が起きても動揺せず、
毒を吐くときは節度をわきまえて。
庭にきれいな菜の花が咲く春の日、私はいつものように家族で一番先に目覚めた。
朝食の準備をし、妹たちを起こし、学校へ行くのを見送り、洗濯機を回した。
次に父の部屋の掃除にかかることにしたのだが、そこで思わぬ発見をすることになった。
父の部屋には分厚いアルバムが無造作に放置されていた。普段は整理整頓を
きっちりやっている父なのに珍しいことだった。さらにアルバムの近くには
ティッシュが落ちていた。ティッシュを近くのごみ箱に入れようとつまみ上げたが
そこから強烈な匂いが漂ってきた。この匂いは嗅いだ覚えがあった。
それは先日、家の居候で義理の弟である乱馬くんの部屋を
こっそりのぞいた時のことだった。
彼が自慰行為に及んでいるところを目撃してしまった。彼は私の妹のあかねの
写真を見ながらペニスを一心不乱に手で振動させて喘いでいた。元来、色欲の塊である
私はそれを食い入るように見つめた。私の体が火照ってきて、かわいい義理の弟に悪戯を
したくてどうしようもなくなってしまっていた。だが、自我は何とか保った。
やがて彼はティッシュに精子を吐き出すと、部屋を去った。私はその後に部屋に入ると
ゴミ箱からティッシュを取り出して匂いを嗅いだ。そのときスルメのような強烈な
匂いが漂ってきた。私はその匂いにうっとりしてしまった。
そう、父の部屋に散らかっているティッシュからは精子の匂いがした。これは先ほどまで
父が自慰行為をしていたことを示していた。しかも、近くに放置されたアルバムを見ながら。
私は気になってアルバムを開くと、そこには今は亡き母のありし日の姿があった。
とても優しくて、私たち3姉妹を愛してくれた母……。
おそらく、父が母を自慰の糧にしていたのだろう。私は複雑な心境になったが、
今でも母のことを愛していることだけは素直にうれしかった。
さらにページをめくると母が赤ちゃんの頃の私を抱いた写真があった。
さらに、私が乳母車に乗っている写真、幼稚園に入園したときの写真、
お遊戯回のときの写真、ランドセルを背負った写真、高校のときの写真などなど。
読み進めていくうちに、一つ大きな違和感を感じた。母と私の写真しかない。
私にはなびきとあかねという妹が居る。その2人の妹の写真がなかった。
いや、正確には妹たちの姿も写真の片隅には写っていた。だけど、母が亡き後の
写真の中心を占めるのは全て私の姿だった。
アルバムの最後のページには3日前の私の姿があった。夕御飯を作っている後姿だった。
このアルバムは何のために作られたのだろうかと私は考えた。
家族の記録を綴じるためだろうか?いや、それにしては妹たちの存在感が薄い。
母と父との2人の愛の記録を残すためだろうか?それが妥当な結論に思えたが、
それならば、今度は私の写真がたくさんある説明がつかない。
いや、一つだけ妥当な結論があった。だが、それは私にとって受け入れがたいものだった。
目の前にあるのは父の慰め用のアルバムではないだろうか。
それなら全て説明がつく。父は昔は母を糧に自慰して、今は私を糧に自慰している。
「かすみ」
私を呼ぶ声がする。振り返ると父の姿があった。目が血走っていた。
「あらあら、お父さん。ちょうど部屋を掃除してたところだったのよ。
散らかしたらダメじゃない」
私はいつもとは違う父の表情に驚きつつも、いつもの呑気で鈍感な長女を装った。
しかし、次の瞬間、私の体に強い衝撃が走った。思わず目を瞑る。
「きゃあっ!」
何が起きたのか分からなかった。目を開けると父が私を強く抱きしめていた。
父はなぜこのような行為に至ったのだろうか。
娘が愛おしくなって?何かの危険から私の身を守るため?それとも私に欲情して?
その答えはすぐに出た。
私のお腹には服越しに父の勃起した熱い塊が押し付けられていた。
502 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:27:32 ID:EobJf8Ea
>>427-430を受けてかすみさんネタを書いてみました。
今回はここまでは一気に筆が進んだけれど、
ここから先が少々スランプ気味です。
完成しなかったらごめんなさい。
503 :
名無し:2008/09/06(土) 23:34:05 ID:AIGgHcd9
半角二次元のらんまスレ無くなったのか
高橋留美子総合でもいいから復活してほしいものだ
らんまの面白さを全世界の人に知ってもらいたい
誰か「格闘新体操・女らんま」をネタに18禁でエロイの頼む!
そんな具体的なリクエストされてもおいどんには他人の妄想の
世界なんてそう簡単に想像して書けないでごわすよ。
そこまで細かい場面設定を決めてるのならご自分で
書くのが一番手っ取り早くて面白いものができるでやんすよ。
と、いうわけで書いてみよう。
らんまのまんこにちんこぶち込むSS
509 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 18:44:54 ID:8Ttdx3iK
保管庫消えてる
まだあるだろうがヴォケ
なんでそんなに怒るんだ?wwww
>>179にあるよ
九能は童貞に見えないんだがどう思う?
交換日記から始める男が簡単に童貞捨てられるものなのか。
容姿端麗でも変態すぎて恋人はできなさそうだし。
誰か九能×なびきで九能家の財力・苗字と引き換えに九能が童貞捨てるSS書いて。
「かすみ。私の秘密を知ってしまったのだね。禁断のアルバムの秘密を……」
やはり、アルバムは父の自慰の糧だったようだ。
ひとまず、場を治めるために、私は鈍感な娘を演じることにした。
「お父さん。お母さんのことを今でもとても大切に思ってるのよね。」
にっこりと穏やかな笑顔で返したが、父の顔は険しいままだ。
それどころか私の乳房を掴むと、やさしく撫で回しはじめた。
「ん……やだ……」
私の中にどす黒い感情が流れる。このまま父に抱かれるのも悪くない。
己の身に棲む淫獣を解き放ち、菩薩の呪縛から開放されてみたいと。
その証拠に私の股間にねっとりとした感触がした。
膣液がショーツに分泌されていたのだった。
思わず、うっとりした顔になりかけたが、何とか我に返り、父の手を優しく
引き離し、正座して向かい合った。
「お父さん。そんなところ触ったらダメじゃないの。
悪いお手手ね。めっ。」
私は手を軽く叩くと、父は逆にその手を取り、力強く私の身体を引き寄せた。
「かすみ。お前も、もう気づいてるだろうが、父さんはお前をおかずに
オナニーしていた。どうしてだか分かるか?毎日、少しずつお前が母さんに
似てきているからだよ。その立ち振る舞いも、顔も声も性格も全て。
お前を見てると母さんと熱く愛し合った日々のことを思い出すんだ。
もう我慢できない。お前を私のものにしたくてたまらない。」
普段の厳格な父とは全く違った姿に私は呆気に取られた。
これではただのケダモノである。
かすみちゃんの話が止まっちゃった
ここは気長に待とう
あまり暇でもないんだけど、女らんまの小説を書きたく思ってます。
お題くれる人いたりしますか??よろしく
年の数茸で25位の大人になっちゃうか、
12歳くらいの成長期のらんまちゃんが見たいです。
オナニーを誰かに目撃されるらんまとか
男に戻れる方法が見つかったけど、
なぜか、男女に分裂してしまって
からみは、らんあとりょうらの話がみたいです。
ひろしと大介に可愛がられる話がいい
大介、ひろしはりアル高校生でいいなあ。
524 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 19:55:50 ID:v+vMratG
あげ
おしエロ
525の言ってるのは多分、このスレ的にはとても基本的なサイトの事だと思うのだが
新参は知らんのね。過去スレを見りゃすぐ分かる。今更このスレにさらすのはNG
hima
>>515の続き
父はさらに私の唇を奪う。舌が入るのを感じて私は脱力した。
だんだん、体の芯が熱くなる。このままだと私はダメになってしまう。
背中に手を入れ、ブラジャーのホックに手をかけようとする父。
そのとき何かの糸がプツンと切れた。吹っ切れたとでも言うべきか。
獣のような貪るような情熱的なキスを私の方から仕掛ける。
私の腕は父の背中に回り、さらなる愛を求めた。
そう。本当のケダモノは私だった。
父が私の体を貪るのを嫌がってない、むしろ悦んで受け入れているいやらしい娘。
性欲の塊であることを普段は隠しつつも、本能では犯されることを
望んでいるむっつりスケベな醜いメスブタが私の正体だった。
そう思っていたところに父から意外な言葉がかけられた。
「やっぱり、母さんにそっくりだ。」
「え?」
「本当は人一倍スケベなのに、それを一生懸命隠そうとする健気な姿。
私はそういう母さんが私は好きだった。
そしてそのスケベな本性を出してやろうとこうやっていつも、
私は母さんを獣の如く抱いていたんだよ。
かすみも母さんと同じだったんだね。私好みの娘に育ってくれたんだね。」
おかえりなさい。かすみ職人
536 :
531:2008/10/22(水) 22:35:31 ID:+REuoGDZ
>>535 嘘じゃないです
また気が向きましたら何か書いてください
ほしゅ
悪寒が走る。
ここは誰もいないプールの更衣室。
俺は男子が着替え終わった後にいつも一人で着替えている。
鏡の中には俺一人しかいない。
ちょうど上着を脱ぎ、白い胸が露になったところだった。
てっきり覗きでも居るのではないかと思っていたのだが、
外からは既にプールに入っている生徒たちのハシャギ声しか聴こえず
更衣室近辺には人の気配がなかった…。
違和感を感じつつ残りの衣服を脱ぎ払い、スクール水着をそそくさと着用して更衣室を出た。
適当に体操を終らせ、水のシャワーを体に浴びたら二の腕に鳥肌が一気に出た。
今日はちょっと水温が低いようだ。
プールサイドに腰掛け、片足から恐る恐る水に浸かるが、
鳥肌が更に浮きだったみたいだ。
この先生の授業はノルマを終らせれば自由に泳がせてくれるので、
俺は早く終らせて日光浴でもすることを考えていた。
ハァハァ…続きに期待
他を圧倒する綺麗なクロールでプールを滑泳していく。
ノルマを早急に終らせプールサイドをよじ登り、
水の抵抗感がなくなると、急に目の前が暗くなった。立ち眩みをしたようだ。
同時に下腹部から肩まで悪寒が昇ってきた。
意味を察し、苦い顔をして女子トイレに駆け入った。
鏡を見ると太ももに伝うピンク色の線が延びていた。
そういえば、前回の生理から一ヶ月近く経っている。
周期的に来ることは知っていたが、まさか水泳中に来るとは思ってもいなかった。
どうしたものか…。
「らんま…」
茜が不安そうな顔でトイレに入ってきた。
「あんたやっぱり生理きてたのね」
俺は無言で気まずい顔をした。
茜は軽くため息を吐くと駆け足で去っていった。
続けなさい
なんという気になる終わり方…!続きに大期待(*´Д`*)
気になる気になる
らんま妊娠できちゃうんだね…
544 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 09:56:44 ID:CLcTgHjv
らんまの赤ちゃん見たいっ!
父親はもちろん…
普通に考えると良牙、鬼畜志向でパンダ親父、受け狙いは男の時の自分の精液で受精
鬼畜でお願いします。
茜は戻ってくると持ってきたタオルを開いた。
「これ使いなさい」
隠すように包まれていたのは筒状のプラスチックだった。
「なんだこれ?」
「タ、タンポンよ」茜は顔を赤らめた。
「タンポンて何だよ?」
「あんた、知らないの?女の子が生理の時に…体の中に入れて使うものよ!」
「え゛!?」
ナプキンは知っていたが、こんな物があるなんて知らなかった。
茜も使っているのだろうか?まあ、使っているから今持ってきたのだろう。
「プールでナプキンは使い物にならないし、運動でよく動く時はこっちの方が漏れなくていいのよ」
「そ、そうなのか」
女の未知の部分に触れて、抑えきれない不思議な感情が湧き上がり、
俺の顔は火がついたように熱くなっていた。
「こうゆう風に親指と中指で持って、体に丸い頭を入れて、奥まで入ったら人差し指で注射器みたいに押すの。
全部押し終わったらプラスチックは抜いて汚物入れに捨てるのよ。
この紐は体の外に出しとかなきゃ駄目よ。後で取出す時に紐で引っ張って出すから。」
茜は恥ずかしそうにしながらも、丁寧に教えてくれた。
「じゃあ、私は授業に戻るから。あんたもそれ入れたら早く戻りなさいよ」
「え、あ、ちょっと、あかね!」
足早にまた茜は去ってしまった。
初めての体験に一人で出来る自信が無く、少し手伝って欲しい気持ちもあったのに。
wktkすぐる
途中送信してもた
非処女でもタンポンは怖いってひとも少なくないというのに、
らんまにできるか…!
あかね優しいなーと思ってしまったw
期待
これはwktkせざるを得ない…!
>>547 書いてから間違い発見
タンポンは個包装されているので、裸で茜が持ってきたのは失敗。
ちょっと不衛生。
謹んでお詫び申し上げます。
期待してくれてる人々に感謝。
高橋留美子のエロパロってらんましかないんだな
他のやつ、特にめぞん一刻とか見たいんだが
次スレから高橋留美子総合になる予定はないのかな?
めぞんは知らんがうる星は昔あったなめちゃめちゃ荒れまくって消えたけど
とりあえず、トイレの個室の中でタンポンを眺めていた。
筒状のプラスチックの頭は丸くなっており、
裂け目が入っていてココから中のタンポンが出てくる事が予想される。
太さは人さし指くらいだろうか。
そもそも、今まで指一本も入れたことが無いのに入るのだろうか?
処女が入れても大丈夫なものなのか?
でも茜も使ってるんだしなあ…
茜がタンポンを入れてる姿を想像したら興奮してきた。
これって、入れたら感じたりするのかな…
水着を着たままでは入れにくそうなので、脱いでドアのフックに吊るし、
前かがみで中腰になり足を楽に開いて深く深呼吸をした。
タンポンの先を濡れた膣口に当てると冷たく固い感触に身震いしたが、
ゆっくりと行き先を探りながら進入させていった。
膣に物が入っていく。初めての感覚に甘い吐息がこぼれ出た。
イイヨイイヨー!
タンポン入れる前に興奮するのはいいかもね。
なんもせんとしんどいからな…
かなり昔に読んだ二次創作の小説であかねが体育倉庫で気絶させられて、
五寸釘や九能にエロイ事されたり、弁当に精液いれられてしまう小説のサイトを知ってる方いますか?
もう消えちゃったかなぁ・・・
八宝菜の野望でググるよろし
半分入ったところで先端を残し抜き出してみた。
「んん…」
ぬるっとした膣口の感触に、今まで圧迫されていた膣の喪失感。
切なさに駆られもう一度奥へと進める。
手は自動的に何度も抜き挿しを繰り返す。
そのうち体は火照り、爪先がジリジリと痺れ始めてきた。
ポタポタッ
赤い血の塊が行為により脚を撫でて床に落ちた。
このまま続ければ床が血の海になってしまう。
口から垂れそうになっていた唾液を飲み込み、
プラスチックを奥まで挿すと、タンポンを押し出した。
「ぐぁぁ…」
腹部に圧迫感を感じ、膣全体が喜ぶかのように痙攣した。
暫くは動くことが出来なかった。
これが女の快楽というものなのか。
もし、男のペニスが入ったらどうなるのだろうか?
もし、俺が男とセックスするなら誰と…?
コンコン!
「らんま、大丈夫?」
ドア越しに茜の声が聞こえる。心配して来たみたいだ。
「だぁっ!大丈夫…もう少し休んだら行くから…」
「そう…無理しなくていいわよ」
茜がトイレから遠ざかると、ゆっくりとプラスチックを抜き紙に包んで汚物入れに捨てた。
急いで戻らなくては…
授業はもう終わってしまったようで、皆ぞろぞろと更衣室へと戻るところだった。
俺も男子更衣室に戻ろうとしたら女子に囲まれた。
「らんま、あんた今日から女子の更衣室使いなさいね」
「え?なんでだよ」
「乱馬くん、今まで気を使ってあげられなくてごめんなさいね。
あなたが完全に女の子になったって話は聞いていたけど、
私達もどう接していいのかわからなくって…。
その…あなた生理来てるんでしょ?男子と着替えだなんて、とてもさせられないわ。」
「でも…」
「いーからこっちこっち!」
女子達は強引に女子更衣室に俺を引きづり込んだ。
男子の方とは違い良い匂いがする。
シャワー室でシャンプーをしている女子が数名おり、近くに数名が順番待ちでお喋りに花を咲かせている。
大半が隠しながら着替えをしているが、ちらほらと裸の部分が見え隠れをしている。
「あんたの着替え持ってきてあるから」
俺の着替えは茜の隣の棚に用意されていた。
「俺、本当にこっちで着替えて良いのかよ?」
「女の子を男子の中で着替えなんてさせられないわよ。
最初は皆も元男のあんたを受け入れにくかったみたいだけど、
最近はあんたが男子に混じってるのを嫉妬している子もいるのよ。」
茜は着替えながら俺に答えた。
最近の茜の俺に対する態度が変わった気がする。
妙に優しいというか、俺を女の子扱いしている。
今だって俺の前で堂々と着替えやがって、前はキーキーうるさかった癖して。
俺のことをどう思っているんだ?
別に、男子更衣室でも一人で着替えているので問題ないのだが…
ん?そもそも男の俺が男子に混じって着替えることが出来ないのが問題なのか?
さっきも女子更衣室に入っても、男だった時みたいにムラムラこなかったし…
変わったのは周りだけじゃなく、俺もそうなんだろうか?
これはドキドキせざるを得ない!
このままらんまが完全に女になって
もう自分と結ばれることはないんだって悲しむあかねがみたい
頭がくらくらする。顔も熱くなってる。
小雨が降り始める中、天道家の人々は福引で当てた中華料理フルコースに行く準備に勤しんでいた。
「乱馬君顔が赤いわよ、熱があるんじゃないかしら?」
「俺、今日は留守番するよ…」
「(生理痛?)横になってなさいよ。お土産持ってきてあげるから」
「あ、茜…ちょっと話が…」
「何?乱馬君風邪?せっかくタダで中華料理食べられるってのに、勿体無いわね」
「ちょっと、お姉ちゃん!それ私の服じゃない!」
「いーじゃない減るもんじゃなし、雨降ってるから自分のを着て汚したくないのよ」
「なんだ乱馬来ないのか!じゃあお前の分は父が食っておいてやろう!」
「みんなー行っきますよー」
「じゃあ安静にしとくのよ、らんま。行ってきまーす」
「あっ…」
一行は今日の夕食の話題で盛り上がりながら去って行った。
一人残された俺は悩んでいた。
「やっぱり自分でどうにかするしかないか…」
>>563 すごくいい。構想が生まれたら書きたいけど文才がにゃい。
天道道場に着いた…
突然降ってきた雨のせいで重い荷物を引きずる事になっってしまったが、
豚になっている時の方が鼻が利くせいか、道に迷わずに済む事が多い気がする。
いつものように池側の窓から居間に入ったが、人の気配が無い。
誰もいないようなので土産だけ置いていく事にするか…
留守宅を勝手に使うのは気が引けるが、風呂場で人間に戻らせてもらって、
また往く当てもない旅に出るとしよう。
脱衣所の扉を鼻でこじ開けると、暖かい空気が流れてきた。
誰か入ってるのか?
扉の音に気づいて風呂場から人が出てきた。
「良牙じゃねーか」
らんま!マズイ!
俺はひょいと体を持ち上げられると湯船の中に落とされた。
「最近、姿見せなかったな、どこ行ってたんだ」
「宮崎だ。居間に『白い恋人』を置いてきてある」
俺は壁に向かいながら答えた。
とても目を合わせられない。
らんまが男に戻れなくなってから、
俺はらんまの様子が気になり土産を口実に天道道場に来るようになっていた。
しかし、なるべく人間の姿ではなく豚の姿で会うようにしていた。
あの時、開水壺を見つけ出すことが出来なかった俺が
まともに顔を合わせられる訳が無い。
「久々に会ったってのにつれない奴だな。人の顔を見て喋れ」
らんまは両手で俺の顔を自分に向けた。
久しぶりに見るらんまの顔は一段と綺麗に見えた。
それに体も女らしく丸みを帯びて肌は薄紅色にほてり水を弾いている。
鼻血が垂れて湯船に滴った。
「お前、今は女なんだから服くらい着ろよな!」
「ごめん…」
らんまは急に気が付いたように赤面すると体を手で隠しながら後ろを向いた。
こちらもつられて赤面して後ろを向く。
「すまん」
「…」
「……」
何なんだこの間は?
いつもと違うアイツの反応に空気が張り詰めて息が詰まりそうだ。
兎に角、この空気を変えたい…
「茜さんは留守のようだが元気にしているか?」
「………」
「なあ、何かあっ…」
沈黙に耐え切れず振り返ると、思わず息を飲んだ。
らんまが泣いている。
期待度MAX
ハーブ編の後の話か…wktk
やばい!こういうの読みたかった!wktk
良牙キター!!
>>566 らんまたんを泣かせると僕が許さないぞー!
らんまちゃんかわいすぎる ハアハアハア
某所挿絵もかわいかったです!!
「…どうした?」
喉の奥から出来るだけ優しく声を搾り出した。
「…ぃっく…何でもない…茜は皆…と
中華料理を食べに行ってるよ…元気にして…る…」
何でもないなら何故泣いてるんだ?俺が何か悪いことでもしたのか…?
「…」
「…やっぱり…辛いよな。
すまん!あの時は…本当にすまなかったと思ってる!好きなだけ俺を殴ってくれ!」
「…何謝ってんだ?」
「開水壺のこと怒ってるんじゃないのか?」
全く見当違いだったのからんまの顔が揺るんだ。
「違うよ。…お前が茜の事を気にしてると思ったら
急に胸が苦しくなってさ。…どうしたんだろう俺」
「なんの事を泣いてるか知らんが、俺はお前を気にしてここに来てるんだぞ。」
「ほ、本当に?」
「だから、俺に出来る事があったら何でも言ってくれ」
「じゃあ…」
照れながら、らんまはそっと俺の手を握ると、目の前で観賞した。
日頃岩を砕いてばかりいる為、ゴツゴツした汚い手だ。
「手を綺麗に洗うこと。爪に土が入ってるぞ。
ちょっと…手伝って欲しい事があるんだ…」
電車の中、携帯で書いているのだけど、
これからエロパートなので人に見られたら死ぬしかありません。
>>572 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
皆さん過度の期待はいけません。
嬉しさと恐怖で死んでしまいます。
携帯電話で書かれてたんですか!
しかも電車の中ってw
楽しみにしてます
577 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 22:00:33 ID:+O87Dzi4
俺もここに3つほど長編投下したけど、PCは半永久的な
アク禁に巻き込まれてからは、PCで書き込んだものを
ケータイにメールで送ってそれをここに書き込んでるよ。
超面倒臭いから、挫折中。
とりあえず、期待してくれてる人が居るから
かすみの話だけは書きあげたい。
>>577 アク禁て…
かすみちゃんの話待ってるよー。
畳の部屋に一組だけ敷かれた布団の上でらんまは待っていた。
パジャマ姿で膝の上にバスタオルを抱える姿が愛らしく見える。
「俺は何をすればいいんだ?」
「みて欲しいものがあるんだ」
らんまは布団の上にバスタオルを敷くと
パジャマのズボンとトランクスを一気にずり下ろした。
目は逸らしても垣間見える下半身に向かってしまう。
らんまは座り込むと両足を開いて恥ずかしそう口を開いた。
「見て欲しいのはココなんだ」
ココというのは明らかに太腿の下にある女性器のことを指していた。
このシチュエーション!!いきなりクライマックス!?
それはつまり俺とそうゆう関係になりたいってことなのか?そうなのか?
しかし、キスもしたことが無いというのに、こういうことは早過ぎないだろうか?
俺の妄想は加速し一気に子供を生んだらんまとの幸せな家庭生活まで及んでいる。
動揺している俺を余所にらんまは全く予期しない事を喋り出した。
「紐が見えないか?」
「へ?…ヒモ??」
「タンポンの紐が取れなくなってさ…困ってたんだよ。自分だと良く見えなくて取れないし。
おめぇなら助けてくれるかなって思って」
タンポンというのは女性が生理のときに使用するというアレか?
それにしても、俺なら助けてくれるってのはどうゆうことだ。
俺の事をどうゆう目で見てるんだ?
膝の前まで寄ると寝そべったらんまの体がびくっと震えた。
「…優しく触れよ。処女膜破いたりすんなよな」
改めて近くで見てみると欲情をそそるいやらしい形をしている。
観ているだけで入れたくなってきた。
顔を太股近くまで寄せてると興奮した俺の息がらんまの体に当たって返ってくるのが分かる。
人差し指を下の口にあてると接着面から互いの緊張が伝わった。
縁をなぞり指の先を穴と思われる場所に入れるといきなり蹴りを見舞われた。
「な、なんだよ!」
「悪い!急に入れるからつい。…それにちょっと痛かったし…」
「取って欲しかったらちったぁ大人しくしてろ」
左手でらんまの太腿を掴んで動けなくすると、強張った部分を右手で円を描くようにマッサージした。
股の間を上下に触りながら動かしていると、掴んだ太腿の力が緩んでゆき、
滑った液体が出てきて指を濡らした。
近くで見てみると液が出てくる場所が分かり、そこに重点を置き慎重に指を這わせた。
段々に液が溢れ出て嫌らしい音をたて始めた。
指の先だけ入れて出してみると薄い膜が粘りつきながらはがれた。
これが処女膜ってやつだろうか?
両手で陰部を開き中の様子をじっくりと見てみた。
複雑な作りをしているのでハッキリとは分からないが、各部の仕組みはなんとなく予想がついた。
「じゃあ、指を入れるからな。痛かったら蹴らずに口で言えよ」
「…わかった」
タンポン抜かずになにしてるwwwww
らんま視点の方が萌えるような気がする
WKTK
らんまの顔は既に真っ赤に染まり、やり場のない手はシーツを掴んでいる。
大陰唇を更に大きく開くと明確に処女膜の存在が確認できた。
薄い膜の中央に穴が開いている。
先ほどのらんまの言葉では俺には破らせてはくれないらしい。
そう思うと非常に憂鬱になってきた。
せめて指を自分自身だと思って挿入することにしよう。
指をゆっくりと入れると温かいらんまの体温が伝わってくる。
内側をなぞりながら紐とやらを探すと多数の突起の凸凹があるのが分かる。
腹側に線状のものがある。
「あ…だめ……」
駄目と言われても取るしかあるまい。
人差し指だけで頑張って紐を手繰ってみる。
「ん…ああーっ!駄目だって言ってるだろっ…や…あぁ!」
再び蹴られそうになったので肘で脚を押さえつけた。
「あ…ぁん…はぁ、はぁ…おかしくなる…んぁ…」
指を膣壁につけたまま抜き出すとヌルヌルになった紐が出てきた。
ゆっくりと引っ張り続ける間、らんまの喘ぎ声が大きくなっていく。
「取れたぞ」
血で膨れ上がったタンポンは血ではない液で糸を引いて出てきた。
折角取れたのに、らんまは呼吸を整えるのに必死でそれどころではないようだ。
俺は手に持った卑猥な物をティッシュに包んで屑カゴへ捨てに離れた。
「俺…女なんだな…」
天井を仰ぎながららんまが喋り出した。
「止水桶で女のままになってから、
体も女になっていくし、心も……このまま女になるのかなってずっと考えてたんだ」
「……」
「おめーがあれから顔を見せてくれなかったの…すごく寂しくて
今も、触られてすげードキドキしてんだ…
なんてゆうか、おめーの為ならこのまま女で生きていくのも良いかなって思う。
…良牙…は俺の事どう思う?」
茜さんへの想いよりも、らんまへの想いが強くなっていくのは感じていた。
でも、それは叶わない恋心と押さえつけてきたのに…
そんな顔をされたら決心が鈍るじゃないか!!
らんまの怯えながらも真剣な眼差しに、俺も覚悟を決めた。
「これが、俺の気持ちだ…」
抱きしめたらんまの体からから柔らかい胸の感触、鼓動、女の香り全てが伝わってくる。
自然と互いの唇が合わさりあい、キスを重ねあう。
二人の体がどんどん熱くなってくる。
さっき触られたところが疼いて愛を欲しがっている。
「…良牙……しよ…」
良牙の胸板から心臓の鼓動が激しく伝わってくる。
俺はそのまま押し倒されパジャマのボタンを外されながら
良牙のキスを受け入れ続けた。
唇が胸の先端まで来ると電流の様な快楽が体を流れ、下腹部を刺激する。
「あぁっ!…そこは優しくして…」
丹念に舌を使ってキスをすると、空いた方の乳房を揉みほぐされた。
そのまま股間の柔らかいところを触られると宙に浮かぶ感覚に陥った。
自分でも気がつかなかったが、大量に愛液が溢れ出て性器全体を濡らしている。
俺の準備が出来ていることを知って
良牙は服を脱ぎ始めた。
鍛えられた逞しい体、男の汗の匂い
大きくそそり立つペニス…良牙の全てが俺の胸を高鳴らせる。
良牙は俺の脚を広げると無言で確認の視線を向けた。
俺は肯くと恥ずかしさで目を瞑った。
熱く硬いものが俺の入り口に押しあてられる。
太腿越しに腰を押さえ付けられると一気に膣の奥まで貫かれた!!
「痛い!ちょっと待った!!本当に痛てーぞ、これ!」
痛みで性器が痺れているというのに、良牙はお構いなしに腰を動かし始めた。
痛みと肉棒の感覚だけが伝わってくる。
これがセックス?
思ってたのと全然違うぞ。
俺の痛みなど関係なく良牙はピストン運動を激しくする。
「アッ、アッ、あん!……痛いってば!…良牙ぁ…」
涙が目尻に浮かんでくる。
「すまん!らんま!!」
奥まで腰を捩り込むと体を覆い被せてきた。
静寂が和室を支配する。
終ったのか…?
良牙が腰を引き、膣の中を滑りながらペニスを出す嫌らしい感触に安堵した。
バスタオルには愛液と精液に血が混ざったものが俺の体を伝って垂れ流れている。
良牙くん道程で扱い方わからんからってもっとらんまちゃん労れなかったのか┐('〜`;)┌
586 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 00:46:55 ID:XHSu+CJW
良牙にそんな器用なまねは出来ないんじゃないか?
一旦暴走すると止められなそう。
「すまん」と謝ったのが、精一杯の思いやり。
なるほど┐('〜`;)┌
生理中だというのに…!
お互い男だからそういうの鈍いのだろうか
俺の腹に耳をつけながら呼吸を整えると、良牙が俺の顔を見つめた。
「らんま…」
俺が泣いているのに今更気がついたって無駄だ。
「………」
「…子供は女の子が良いかな?やっぱり男の子?」
「おまえなぁ、俺がどんだけ痛かったか!……もういい」
「すまん…」
「……ぷ、あはははは。それにしても急に子供はないだろ」
「俺は真剣にお前との子作りに励んだんだぞ」
初めてのセックスでいきなり子供なんて出来やしないと思うが
それだけ俺のこと真剣に考えてくれてるってことなんだよな…。
「俺は…一人っ子だったから、二人以上いた方がいいかな」
「双子か、今のじゃ足りんかもしれないな」
「え!?ちょっと…そうゆう意味じゃ…んっ」
良牙は唇を塞ぐと乳房を揉み始めた。
舌が入ってきて俺の口の中を這いづり回る。
俺も良牙の舌に自分の舌を絡ませてみた。
唾液が口から溢れ出て頬から首へ垂れていく。
それを舐めあげて、良牙は優しく瞼にキスをした。
「痛くして悪かった。今度は優しくしてみる」
俺の脚を高く持ち上げると、ゆっくりと挿入した。
さっきよりも優しくゆっくりとした腰つきに蕩けてしまいそうだ。
段々良牙との接点が甘く痺れ始め、
自分がどこかに飛んでしまいそうな気分がやってくる。
「はぁ…ん…もう大丈夫…中に…出して」
その言葉を皮切りに良牙は激しく腰を突き始め、汗を飛ばす。
「あっあっんはぁっ!あっあっ!」
どんどん快楽が近づき、目の前が白くなっていく。
自分を見失いそうになるのが怖くて、必死に良牙の背中へ手をまわす。
「ん!?あっ…ぁああああん!良牙ぁ!」
「らんま!んん!」
腟が激しく痙攣して手足が痺れる!
同時に良牙のペニスから子種が送り込まれて来るのが分かる。
そのまま最後まで俺たちは体を絡ませて抱き締めあった。
寝込んでいるだろうらんまが心配で部屋の前まで来ると
生々しい衝突音と人の声が聞こえる。
嫌な予感が走り、咄嗟に襖に手をかけた。
「らんま、良牙君何してるの?開けるわよ」
襖を開けるとむせ返る様な空気が出迎えた。乱れた布団に半身を隠した良牙君。
上気したらんまの体を見ると、脚の間から認めたくない行為の跡が垂れ流れているのが見えた。
「…」
無音の空間に私の平手打ちがらんまの頬全体に激しく鳴り響いた!
「…ってぇ!」
「最低っ!この恥知らず!…あんたとは金輪際許婚の縁を切らせて貰うわ!!」
本当は私だって、らんまが女の子のままになった時点で
許婚の関係がいつまでも続くとは思っていなかった。でも、それでも…。
「…良牙君……本当にらんまじゃなきゃ駄目だったの?
彼女がいなくて寂しいから誰でも良くなっちゃったのよね?」
いつもみたいに誤解だって言ってよ良牙君…。こんなの認めたくない。
「俺は…らんまが好きなんだ。…わかってくれ、茜さん」
「…親父」
いつの間にか騒ぎに勘付きおじ様、お姉ちゃん達も集まっていた。
おじ様の顔にはみるみる血が昇り、震えた拳が堅く握り締められる。
「乱馬!」
らんまが殴られる!目を瞑った瞬間骨がぶつかる嫌な音が耳に響く。
殴られたのは良牙君だった。
「乱馬、…お前にはもう何も言うことはない!」
そのままおじ様が部屋を出ようとする。
「待ってくれ!」
良牙君は真剣な顔で両手を床につけ頭を下げるととんでもない事を言い放った。
「娘さんを俺に下さい!」
その時、私の腰と共に今まで大切にしていた何かが崩れ落ちた…。
おおお!なんという素晴らしき萌え展開(*´Д`)
急展開だが、続く…のか?
古い道場と繋った家屋の庭で若い祖父と二人の小さい孫が戯れている。
「おじいちゃん!俺パンダ乗りたーい!」
「俺もパンダがいい!」
「そうかそうかー。二人ともパンダさんの背中に乗りたいか」
「いいなぁ早乙女君は。可愛い孫が二人もいてさ。
僕んとこなんて皆出てったまま一人も孫の顔を見せてくれないんだからね〜」
「ああ!いいですよお義父さん。お前ら父さんの背中に乗せてやるぞー」
「ヤダ!父さんすぐ潰れちゃうじゃんか。俺パンダがいいもん」
「こらっお前は女の子なんだから『俺』じゃなくて『私』だろ」
「なんでー?お母さんだって一緒だもん!」
「ったく。アイツが悪い見本見せるから…」
玄関の前には手土産を持ち、体の締め付けのない柔らかい服を着た女が思い込んで立っている。
「ごめんくださーい。…って自分家に向かって言うのも変か…」
ぶつぶつと考えていると玄関の中から駆け足で誰かが走って来るのが聞こえてきた。
「ちょっと買い物いってくらー!留守中ちゃんと面倒見るんだぞ!」
大きな音で戸が開くとそこには懐かしい顔があった。
「…茜?」
優しい雰囲気の若妻はこちらを見るとにっこりと微笑んだ。
「…おかえり、茜」
「…ただいま!らんま」
作者お疲れさま!もっと読んでいたかった…
よかったなんかハッピーエンドでよかった
職人さん乙でした!
GJGJ!良かったです〜
>>594 乙〜GJです
良らの良牙はいつも優しいなあ
鬼畜ってのじゃなくて、らんま相手の良牙は
折って畳んで裏返しと無茶しそうなイメージなんだけど
>>折って畳んで裏返しと無茶しそう
わかるwそして萌えるなあ
らんまが男に戻れないとかシリアスな設定の時の良牙はやさしいね。
↑の折って畳んで〜はノリHとかどつき合いHとかの時に多そう
どっちもいいな
>>折って畳んで裏返しと無茶しそう
ワロタwwwwwwwwww
けど萌える!
601 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 22:25:47 ID:vqFXUtp+
>>594 遅くなったけど、乙でした!
更新されるのが楽しみで家に帰ると即行でパソコン開いてたよ。
また気が向いたら書いてくらはい。
>>折って畳んで裏がえしと無茶しそう
に萌えたので書いてみた良ら。
時間軸的には23巻後〜あかり登場前を想定。
無茶するところまで行かなかったけどとりあえず投下ー
きっと何かの気の迷いだったのだと思う。
普段の中国服ではなく、女物の服に身を包んで、少女の姿で笑う乱馬が。
いつものように空き地に張ったテントに潜り込んできて開口一番、
「セックスしよーぜ。」なんぞとのたまったせいだ。
「イダダダダッ ちょ、てめー離しやがれ!」
ばき、と乱馬の拳が頬にめりこむ。その衝撃で俺は我に返った。
ああああああ、俺はなんて事を!心の中で絶叫して、
握り締めていた乱馬の乳房から勢い良く手を引き剥がして頭を抱える。
目の前で素っ裸になっている乱馬が涙目で俺を見上げて口を尖らす。
「もうちょっと優しくしろよな、このへたくそ。どーてー」
「うるっせえ黙れ!純真な俺をからかいやがって!」
俺の心境など全く無視した、ふてくされた声に怒鳴り返してから
乱馬に背を向けて胡坐を掻いた。その上で目を閉じる。深呼吸。
あれは乱馬で女じゃない、何を血迷っとるんだ俺は。
ぐ、と拳を握るとさっき触れた乳房の柔らかさが思い出されて顔が熱い。
確かに俺は彼女も居ないし童貞だ、だからといって幾らなんでも乱馬はないだろう!
いや違う落ち着け、そうじゃなくてだな、
むに。
「からかってねーよ」
背中に柔らかいものが押し当てられ、次いで首に細い腕が絡みついた。
ひ、と息を呑んでしまうと、背後から微かに笑う気配が伝わってくる。
何なんだこの状況は、恋の釣竿の効果がまだ残っているというのか。
良ら多くて心のオアシスだわ
つづきwktk!
良牙混乱しすぎててワロタwwwww
表記が「乱馬」なのはわざとなんだろうか
ちょっと混乱しかけたんだが女らんまだよな?
確かに「乱馬」表記自分も気になったが、そしたら
>>背中に柔らかいものが押し当てられ
ってのが男の方だったら大変な事になるだろw
ふにゃちんwwwwww
お題ください
ドキドキわくわく
スレ活性化の兆し
609 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 22:50:09 ID:4xnWy0yD
王道だけど、乱あが読みたい・・・
家だとできないから学校でする乱あ とか
家で励んでたらみんなに見られてた とか
嫉妬に駆られてあかねを襲う乱馬 とか
王道のせいかあんまないよね〜
みんな好きじゃないのかな?
乱あはファンサイトたくさんあるからわざわざここでって思わないんじゃない?
それとここはエロパロだからエロ専門のらんまの方がウケがいいのは当然かと
乱あはアニメと原作のあの絶妙なニヤニヤが一番萌えるなあ
それと本スレのせいでここではあんまり…と思えてきた
あかねは乱馬とのプラトニックな恋愛が似合うわ。
肉体関係を持つとらんま1/2の世界のバランスが崩れてしまう。
つーか二人がセックスに到達する絵が想像できないわ。
やろうとすると途中で早雲玄馬シャンプーあたりの邪魔者が
入っておじゃんになるシナリオが思い浮かんでしまう。
乱あは王道過ぎて妄想が浮かびにくいなぁ。
むしろ自分で書いちゃえばいいのよ。
614 :
良牙×らんま1:2008/11/24(月) 16:55:33 ID:nsogtnSX
602の続きを待っている間の暇つぶしに、と思って書いてみた。
小説書くの初めてなので、心の広い人のみ、どぞ。
珍しく真剣な顔をしたあかりちゃんが、面を向かってはっきり言った。
「良牙様、もう我慢できません。お別れしましょう。」
どうやら俺は振られたらしい。
空っぽの心のままぶらぶらしていると、家に着いた。救いようのない方向音痴な俺だが、
皮肉なことに意図していない時に限っては無事帰宅することができるようだ。
鍵を開け、家の中に足を踏み入れる。一歩一歩進むたびに埃が舞い上がる。
親父もおふくろもしばらく帰っていないらしい。
階段を上がり、自分の部屋のドアを開けて、固まる。
「おかえり」
ベッドの上に身体を投げ出したらんまに迎えられた。
「なっ、なっ、なんでお前がそこに、しっ、しかもそのかっこ、俺のベッド!」
口からは文章にならない言葉ばかりが飛び出す。らんまの格好を見れば無理もない。
上半身をぎりぎり隠す丈の薄いピンク色モヘアのセーター、その下からちらりと覗く白いショーツ。
長く伸びた足には黒のニーソックスの装備がオンされており、白い太ももを強調している。
「ん、お前が好きだと思って。」
肘をついて俺の雑誌(3カ月くらい前の)をめくりながら、らんまは答えた。
あとの二つの質問の答えはどうした。
俺の顔を見ないまま、らんまが聞く。
「あかりちゃんは?」
「今、別れてきた。」
「……そっか。じゃあ、意味なくなっちゃったかな、俺。」
「何が、」
「練習台になってやろうと思ってきたんだけど。」
「何の、」
「セックスの。」
「……。」
「お前、童貞だし、力加減聞かないだろ。あかりちゃんに怪我させないようにさ。
俺、身体だけは丈夫だし。……男だし。」
「慰めることなら、出来るだろ?」
ぴくっと痙攣しておそるおそるこちらに顔を向ける。
「……俺は別にかまわないけど。」
心なしか少し火照って、ふてくされた顔でらんまは呟いた。
ありがとう書き手さんたち
こういう不可解な、たんたんとしたらんまは先がすごく気になります…!
wktkハラハラしながら続きまってる!
618 :
良牙×らんま2:2008/11/25(火) 22:16:54 ID:pCMp/2ph
セックスの練習なんてただの口実だった。
良牙と繋がりたい、ただ、それだけ。せめて身体だけでも。
自分の顔やプロポーションには自信がある。
客観的に見ても、かなりイケてる方だとは思う。
でも、俺は男だから。
どんなに可愛くても良牙から相手にされることはないだろう。
窓から侵入して(響家はいつもどこかしら鍵を閉め忘れてある)
あいつの好きそうな格好をして、軽い気持ちで待っていた。
本当に帰ってくるなんて思ってなかったけど、俺はつくづく良牙と
相性が合うらしい。
「慰めることなら、出来るだろ?」
そんな台詞が良牙の口から出るなんて。へたれのくせに生意気な。
雑誌を閉じて、上半身を起こす。
良牙が隣に腰をかけると、ベッドがギシッと軋んだ。
「……っん」
どちらともなく、唇を重ねる。
急に良牙の舌が入ってきたので、びっくりして離れようとすると、
頭を押さえつけられた。息が出来ない。
ねっとりとした二つの舌が絡み合い、
口内でくちゅくちゅと卑猥な音を立てる。
良牙のもう一方の手がするするとセーターの中に侵入してきた。
腰から段々と上に上がり、胸を揉み始める。
心臓はこれ以上ない程に跳ね上がり、身体全体が火照る。
唾液を引きながらもやっと口が解放され、安堵した途端、
「……っあ」
胸の突起を掴まれた。
こいつ、本当に童貞かよ。
俺が責められるなんて気に食わない。
わっふるわっふる
620 :
良牙×らんま3:2008/11/26(水) 23:01:28 ID:gg3CUEku
実は俺は数日前に童貞を捨てていた。
相手は察しの通り、あかりちゃんだ。
「良牙様とひとつになれるなら」と、嬉しい言葉で受け入れて
くれたのだが、裸の彼女を見ても今ひとつ興奮しなかった。
らんまの艶やかな声を聞き、ゾクッとする。
普段、低いドスのきいた声や、こどもっぽい可愛らしい声しか
聞いていなかったから意外だ。
らんまの乳房はたゆんと柔らかく、それでいて弾力があり、
いつまでも触っていたいくらいに気持ちいい。
「……っん、っあ、だめっ」
「何がダメなんだっ?」
俺はらんまを押し倒し、勢いよく、セーターをひっぺがした。
反動でらんまの胸がぶるんっと大きく揺れる。
……なんかAVみたいだ。
白く引き締まった身体に乳ばかりが生意気にでかい。
二つの突起はすでに赤く、ツンッと可愛らしく立っていた。
「あ、あんま見んなよなっ、バカッ」
ささっと慌てて両腕で胸を隠す。
「普段、あれだけ見られても気にしないくせに」
「う、うるせーっ」
「あんまり抵抗するなら、縛るか。」
「えっ、やっ、やめっ……」
らんまの邪魔な両腕はバンダナで縛ってやった。
いくら抵抗しようが、男の力の前に女は敵わない。
そもそもお前から誘ったんだろうが。
胸に顔を埋めると、らんまの心臓の音が聞こえた。
ドクドクドクドク。かなり早い。
こいつでも緊張するのだろうか。
女の甘い匂いにくらくらする。
621 :
良牙×らんま4:2008/11/26(水) 23:04:07 ID:gg3CUEku
胸に顔を埋めてじっとしていた良牙が、
ふいに俺の耳たぶを甘噛みした。
「えろいな、らんま」耳元で囁かれる。
温かい息がかかってゾクゾクする。
良牙は耳から首筋に向かって舌を這わせ、胸まで下りると
今度は乳首を執拗に舐め始めた。
「お前、ここは特に気持ちよさそうだもんな」
もう絶対声なんて出してやらない。
こいつの思うままにされるのは、絶対に嫌だ。
「んっ……っふ」
「声出すの、我慢しなくてもいいんだぜ?」
反論する余裕がないので、キッと睨むと良牙はますます嬉しそう
な顔をした。
瞬間、甘い電撃が走り、頭が真っ白になる。
「ひっ、ゃあっ!」
良牙が犬歯をつかって、俺の敏感な突起を刺激していた。
「……いぢわる」
良牙攻めキター( ゜∀゜)
ワクテカすぐる!!
内容が好みすぎてコメントするのも忘れてた。
wktk。
続き待ってるぞ。
続き待ってまつ
626 :
良牙×らんま5:2008/11/29(土) 22:52:24 ID:CViiMZLZ
潤んだ瞳で睨むらんま。
本人はすごんでいるつもりだろうが、この状況では
「もっといぢめてくれ」と言っているようなもんだ。
さて、普段の仕返しといこうじゃないか。
突起を口に咥えたまま、腕を太ももの方へのばす。
じらすようにゆっくりとなでると、らんまは切なそうに
内股気味になって震えた。
白いショーツはぐっしょり濡れて肌の色が透けて見える。
ショーツの上から股間を撫でながら、
「大分、濡れちまってるな。」
「ちっ、ちがっ」
時々身体をビクッビクッと仰け反らせながらも、
真赤になって否定するらんま。
割れ目にぴったり張り付いているショーツを脱がしてやった。
少なめの陰毛はぴったりと肌にくっつき、秘部を隠している。
俺はらんまの両足を左右に思いっきり開き、顔を近づけた。
「やっ、やめろっ、見るなっ」
「へえー、お前と違って、可愛いんだな。」
ちょこんとついているクリトリスをつつく。
「……っんん」
透明な液体が割れ目からチョロチョロと流れ出た。
らんまの割れ目を舌で這い、愛液を啜る。
「良牙ぁ、やめろよ、汚い」
「汚くねーよ、旨い。」
言いながら、指を一本、らんまの中へ差し込む。
「っ……!!!」
二本、三本、十分に潤ったらんまの秘部に入れる本数を
増やしていく。
「……っあ、っあ、……っあん」
指の動きに合わせて、らんまの嬉しい悲鳴が聞こえる。
「りょ、良牙、ちょっとたんま!」
突然らんまが叫んだ。
「少し怖いかも……。」
え?ちょっと待て。さっきから何かがおかしいと思っていたが。
もしかすると、もしかして……。
「お前、処女か?」
「……っ当たり前だろ!」
らんまは涙目になってキッと睨んだ。本日二回目。
627 :
良牙×らんま6:2008/11/29(土) 22:53:55 ID:CViiMZLZ
なっ、お前、セックス練習だこうだっていうから、
てっきり……。」
「俺は今まで男として生きてきたんだ!
経験あるはずないだろうが!」
「……っ」
くるりと後ろを向いて黙ってしまう良牙。
なんだよ、俺がそんなに軽い女に見えるってのかよ。
「……もう、やめようぜ、らんま」
振り返った良牙が寂しそうに言う。
「俺に処女のお前を抱く資格ねえよ、もっと別の男か…」
ブチッと何かが切れる音がした。
「ふざけんな!他の男ってなんだよ!
俺をそこらの女と一緒にすんな。
お前とじゃなきゃ、誰が男なんか、男なんかと一緒に寝るかよ!」
言ってしまった。
沈黙がもう一度やってくる。
今までのはゲーム、遊び。そんな軽い気持ちだからこそ
良牙は俺とする気になってくれたのに。
こんな重い気持ちを押し付けられても迷惑だよな。
沈黙を破ったのは良牙の方だった。
「じゃあ、俺が責任持ってお前を抱いてやる。」
「……へ?」
「だ、か、ら、俺がちん○をお前のま○こに突っ込んで
やるって言ってんだ!」
「そこまで説明しなくても分かるわ、ぼけっ。」
ペシーンと良牙の頭を叩く。やっぱりこいつは馬鹿だ。
萌(*~∀~*)v
629 :
良牙×らんま7:2008/11/29(土) 23:37:38 ID:qSKi6MFp
色事にはもっぱら疎いと自覚しているが、
ここまで言われればさすがに気づく。
らんまの気持ちに、そして俺自身の気持ちにも。
女に免疫のない俺が、あかりちゃんの身体に興奮しない
のは不思議であった。
大和撫子風の美人顔に黒髪、玉のような白い肌を目の前にして、
赤いおさげ髪に生意気そうな面(ツラ)、小柄でめりはりのある身体を
想像してしまう。
「らんま…」
よりによってあかりちゃんとの情事の最中に
あいつの名前を口にしてしまった。
まあ、そんなことしたら普通振られるだろう。
その時は、また俺の邪魔をしやがって、とらんまを
恨んだったっけな。
最後までやらせてくれたあかりちゃんは女神のようだ。
俺は今、現実に目の前にいるらんまを押し倒す。
華奢な肩を押さえ、瞳を見つめた。
「準備はいいか?」
「……ん」
目をそらし、不機嫌そうな顔でらんまがかすか答える。
「もうやめろってもやめらんないからな!」
さっきは格好つけていたが、もう我慢限界。
俺のペニスははちきれそうに膨れ上がり、思考能力は消滅しそうだ。
あばよ、人間の俺。
良牙がかっけえええ
狂おしく萌えました!!どうなるこの二人…
(*´д`*)ハァハァ
良牙のらんまへの気持ちを察するあかりが一番女神だとおもた。
良牙とらんまは童貞と処女で不器用に一生懸命するシチュがほとんどだったが
強気な良牙が新鮮だw
続きは…
635 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 22:57:53 ID:ztWqOXDq
読んでくださってる方、応援してくださってる方、ありがとうございます。
今週末に続きをうpしたいと思ってますので、しばしお待ちを。
もちろん続きは激しく読みたいけど、貴方のペースでどうぞ!
たのしみにしています
急ぐこたあないぜ!
638 :
トイレ:2008/12/06(土) 06:11:20 ID:2yMJxeUT
天道家のトイレにウォシュレットが付いた。
しょわしょわしょわ…
「…んっ!………はぁっ………っ……」
声がもれない様に口を押さえ、赤いおさげを揺らしながら小柄な身体を捩る。
しょわしょわしょわしょわ
「…〜〜〜〜〜〜っ!」
快感の波が静かにゆっくり押し寄せ、絶頂に達した後も余韻が続く。
一気に昇りきる男のソレとの質の違いに戸惑いつつも、ついキモチイイ角度やポイントを探ってしまう。
「………ふぅ。…まさかウォシュレットってヤツがこんなに良いモンだったとは」
風呂に入れば男の身体になってしまう乱馬にとって、女性器にシャワーを当てたことなど一度も経験がない。
自分の指で弄るのとは違う水圧の生み出す快感は、女のトイレは面倒なだけだと思っていた乱馬の価値観を覆した。
ガチャ
ドアを開けて身体が強張る
「らんま君…最近トイレが長いんじゃない?」
「な、なんだよなびき…別にいいじゃねえか!」
「そういえばさっきまで、おじさまと道場に居たわよね?…トイレに行くのにわざわざ女の子になる必要があるのかしら?ねえ、らんま君?」
「そ、それは…」
覗きこむ様ななびきの視線に思わず目を逸らす
「…ま、別に身体に悪いコトじゃないし…次からは水圧をMAXから戻しておいてね」
ニヤニヤしながらなびきが立ち去った後、急いでトイレ内をチェックするらんま。
もちろんカメラの有無を確認するためだ。
続かない
夏場なら水でシャワー浴びるんじゃね?
ウォシュレットとは別問題だけど。
らんまちゃんはおしっこもう○ちもしないよ
>>641 この方はらんまという女の子をよく理解されている
>>638 ウォシュレットでオナニーって可愛いなw
ウォシュレットじゃ男にもどってしまうのではwwww
しかしGJ!
続けよw
646 :
良牙×らんま8:2008/12/07(日) 23:01:07 ID:kHytl5Cd
良牙のそれはとてつもなく巨大だ。
ホントに入りきるのかよ?
不安だけれど、同時に愛おしく、切なくなる。
いつになく本気の眼差しを見せる良牙。
何もかも見透かされてるんじゃないか、と思うと
恥ずかしくなり目をそらす。
良牙は俺の両腿をつかんで上半身の方へ押し上げ、開いた。
股間に温かい物が押し当てられる、
と思ったら急に俺の中へ侵入してきた。
今まで感じたことのない圧迫感、何だか少し怖い。
じんじんとした痛さが膣全体に広がる。
「い、痛……」
良牙が俺の前髪を掻き分け、おでこに口づけるのを感じた。
「大丈夫、すぐよくなるからな。」
良牙の声に少し痛みがやわらいだ気がする。
「……ん」
奥まで突くと、ソレはゆっくりと上下へとピストン運動を繰り返す。
痛みと引き換えにじわじわと快感がやってきた。
「……っあ、っあ、ん、良、牙…」
647 :
良牙×らんま9:2008/12/07(日) 23:10:04 ID:kHytl5Cd
外見同様、らんまの中も小さく、奥まで入れると壊れてしまうのではないか、
と不安になる。
今にも放出せんとするペニスを諫め、じょじょにらんまを支配していった。
らんまの顔のゆがみは苦痛のそれから快感のそれへと変化していく。
小動物みたいな瞳は潤み、眼尻からは涙が一筋流れた。
かすかに開いたさくらんぼ色の唇から流れるものは唾液と、熱い息と歓喜の声。
「らんま、出していいか?」
「……い、いちいち聞くなよ。」
返答を聞くか聞かないかのうちに、溜まっていた大量の精液を放出した。
直後に脳天を直撃するような激しい快感に襲われる。
ゆっくりペニスを引き抜くと、血と混じり合ってピンク色になった精液が
らんまの割れ目から流れ出てきた。
明るい光とすずめの鳴き声に意識が目覚める。
ああ、まだ眠てえ。
目を閉じたままらんまの腰を抱きよせようとし、空振りした。
ちょ、まさかっ。
左右を見回すが、本人どころからんまの衣服も見当たらない。
ガバッと勢いよく起き上がり、頭を抱え込む。
「夢オチッ……?」
「なーに朝っぱらから寝ぼけたこと言ってやがる。」
甘く甲高い、少し生意気な声がする。
世界で一番聞きたかった声。
いつも通りの中華服を着たらんまが、部屋の入口によっかかっていた。
「朝飯できたぞ。」
くいっと部屋の外を指で指し示すらんま。
「お、おう。」
こみ上げてくる幸福感とともに、床に足をおろした。
終
648 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 23:15:37 ID:kHytl5Cd
完成です。
稚拙な文章でお見苦しい部分もあったかと思いますが、
読んでくださって方々、ありがとうございました。
また投稿するかもしれないですが、その時はよろしくお願いします。
次はらんまが保健の授業で男子生徒に色々いじくられてしまう話が
書きたいです。もしくはどなたか書いてくださいwww
おおお!職人さんグッジョブです(´Д`)
幸せそうな二人がなんともニヤニヤものですな。
また投下してくださるのを期待してます
乙でした!!視点が良牙とらんまかわるがわるなのがいい!
保健ネタよみたすぐるwwwwwww
651 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 16:43:48 ID:K9ntMBIj
良らんGJ!!!
おつかれっしたーーーー!!
>次はらんまが保健の授業で男子生徒に色々いじくられてしまう話
教材扱いかよ…確かに男女の身体の違いを学ぶのに最適な人選だが実にえろい実にえろい
小太刀との新体操バトル以来、風林間高校男子生徒の間で
噂になった謎のおさげ少女「早乙女らんま」。
きっと=乱馬と知れ渡るまで、みんな悶々してたに違いない。
なびきが売りさばいてた写真を片手にw
アニメだと最後のほうまで正体不明になってたしなー。
乱馬のクラスメートは必死であの子紹介してくれってせがんでたしw
原作で初期に正体バレても最後まで写真の需要はあったしな。
男子生徒の間じゃ表面上だけ
「らんまでオナニー?ねーよwww中身男だぜw」みたいな空気だが、
夜な夜な「らんまタンハァハァ!昼間はあんなこと言ってごめんねウッ!」とか、
「くそっ…中身が男なくせに良いカラダしやがって…くやしい…でもビクンビクン」
だなきっと
おまいらのクラスメイトで中身もルックスも普通にいい男が水を被ると女になる男だったらどうするよ
女になってからのルックスが問題だ。
それがちょう自分好みの女だったら?
この子はお湯を被ると男になるちょっと変わった女の子だと自己暗示をかける。
あかねだって乱馬が女になってても普通に接してるし。
つーか「らんま1/2」は毎度高確率で水を被るから
必然的に女らんまの活躍のほうが多いんだよな。
エロとか意識しないで読んでた子供の頃でも
男乱馬は影が薄いと思った。へんてこりんなキャラと
妙チクリンな格闘勝負やる時も大概女らんまだし。
それなんかわかる。そして自然に女らんま好きになっていった。
でもアニメじゃ出番無い回結構あるんだよね。らんま
あるねぇ。久々にらんまになった時、大喜びで真っ先に
ハッピーが飛び掛ってたけど不覚にも共感してしまったw
わかりすぎるwwwwつかこれ女らんまスレ向けな話題かな…
ハッピーと九能は心の友ww
雨雲さんと水かけ婆さんも心の友
格闘と名の付くものも大抵心の友。
やかんは敵
でもやかん持ってるらんまはかわいいな
666 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 23:52:27 ID:YxGKBMdn
今ならティファールかなww
桃源郷のやかんの下に縛りつけられてるらんまがかわいすぎる
「早く!やかんを〜!」のセリフもかわいい
>>666 ティファールすぐ湯が沸くからかなり重宝がられそうw電気代食うけどw
あぶない目にあいかけてるらんまはなんであんなに可愛いのか ハアハア
個人の嗜好に左右されると思うんだけど、
らんまに対するエロはどこまでOKですか?
突っ走りすぎて後悔するより、ある程度ボーダーが判ったほうが楽なので。
暴走しすぎて気分を悪くされるのもスレ的に良くないと思いますので…
特に表記がない限り(良xらん)で
A:ほのぼのキス程度
B:気がついたら和姦
C:夜這いをかけられて強姦
D:苦悩、ムースも加わって4P
E:レズ調教
F:なびき等によるM調教
G:怪しげアイテム&点穴による肉体改造(巨乳化、拡張等)
H:鬼畜アイテムによる拡張
I:ボディピアス
J:ニブルファック
K:Pちゃんハッピーの全身ファック子宮姦→出産プレイ
L:パンスト太郎の触手責め&馬並ファック
M:G以降の総合、淫妖蟲的調教
A〜Dまで。それ以降はらんまが可哀想
基本自分もA〜Dだが、Lの触手責めだけは見てみたいかも。
672 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 19:08:26 ID:RVXwH89t
自分もA〜D+L。
触手みたいわ。
ボーダーの件さんくすです。
触手物ですが、パンスト出すと鬼畜度が跳ね上がるので、かなりマイルドな感じの触手物のネタ妄想構築中。
それでも一般的に十分鬼畜なのは、自分の性癖w
23日までに書ききれるようがんがってみます。
個人的には最初は嫌がっててもあとかららんまも楽しんでor乗り気になってるのがよい
らんま泣かせるのは嫌
うん。らんまのギャグのノリは分ってるから触手和姦の方針でw
最初はパンスト太郎に囚われたあかねの前で触手レイプ羞恥プレイ考えたけど、
流石に後味が悪いので止めました。
楽しみにしてます!がんがってくだしゃい^^
少し早いクリスマスプレゼント楽しみに待ってます(^ω^)
ワクテカしながらまってます!ここは桃源郷だー
番組変更のお知らせ
本来なら「らんま触手責めSS」をお送りする予定でしたが、
諸般の事情により「らんまおなにーSS」をおおくりいたします。
=============================
「……ぁ……くぅ…………んんっ……」
深夜、皆が寝静まった天道家。
居候にあてがわれた部屋から、かすかな喘ぎ声が聞こえていた。
そして僅かに湿り気を帯びた音。
おさげの少女が指で自分を慰めているのだ。
桜色の花弁を左手の人差し指と中指で大きく拡げ、親指で小さな豆をゆっくりと潰していく。
思いっきり拡げたり、わざと爪を立ててみたり、少女は自分の身体を嬲ることにひたすら熱中していた。
彼女の身に付けているものは、ぶかぶかなサイズの男物のタンクトップのみ。
邪魔なトランクスは既に脱ぎ捨ていた。
指で花弁を嬲るだけでは満足できなくなったのか、
いままで乳房や乳首を嬲っていた右手も使って花弁を責めはじめた。
左の指で拡げた花びらの奥、蜜壷の奥へゆっくりと人差し指を差し入れる。
「……ぅ……んっ……」
軽い快感を感じながら指で胎内を嬲る少女。
細い指に細かい肉襞が絡みつき締め付ける。
その動きに逆らうように肉襞の「いちばんきもちいいところ」へ向けて指を折り曲げる。
「……んっ…………んん〜〜〜」
快感の波が身体を突きぬけ思わず腰を浮かしてしまう少女。
しかし同室のパンダを起さない為、出来る限り声を出さないように我慢をしなければならない。
もしも次の瞬間パンダが起きたなら……そう考えると緊張感で興奮が増していく。
こんな自分の姿を許婚の少女が見たらどう思うのだろう?
やはり『この変態が!!』って殴られるのだろか?
それとも『いやー!出て行って!』と、この家から追い出されるのだろうか?
そんな妄想も快感に変わる自分をあさましいと思いながらも、
少女は更なる快感を貪る為いやらしい蜜で溢れかえった花弁に指を差し入れる。
中指。
薬指。
小指。
くちゅっ ちゃっ くちょっ
「……ぁあっ……んっ…………ふぁぁっ……」
押し殺した嬌声。
衣擦れの音。
蜜壷からのいやらしい水音。
数を増やしてもその細い指では自分の求める快感には程遠い。
自然にその手の動きは激しくなる。
左手の指で花弁を限界まで押し広げ、右手を蜜壷の奥へ奥へと押し挿れる。
根元まで四本の指を飲み込んでも、その桜色の花弁は貧欲に蠢き続ける。
胎内では自らを激しく嬲る指と、それを貪ろうとする肉襞がいやらしく鬩ぎ合う。
始めは単なる好奇心だった。
『おんなのからだ』でしたらどうなのだろう……?と言う興味が理性とモラルを押さえ込んだ。
そして男は違い、波のように延々と押し寄せる果てしない快感に溺れた。
おとこの欲望を『おんなの身体』に叩きつけ、ひたすら快感を貪り続けた。
自分の加虐性がおんなの被虐性を急速に開発していた。
気がつけば普通の女性ではしないような自慰行為が当然になっていた。
少女は貧欲に蠢く蜜壷に残った親指をゆっくりと差し入れる。
そして息を吐きながら右の掌を花弁にめり込ませていく。
が、掌の一番広くなっている所……指の根元の関節でその侵攻は止まった。
流石に入りきらないのだろうか?
一旦指先まで引き抜いたあと、勢いをつけて掌を蜜壷に突撃させた。
-------------んっ!-------------
声にならない呻き声が少女から発せられる。
いやらしい蜜を飛び散らせながら神秘の蜜壷に己の手首までを埋め込んでいた。
ハッ……ハッ……ハァ……ハァ………ハァ………
ゆっくり息を整えてから少女は自分を嬲る事を再開した。
蜜壷の最奥まで掌を押し込める。
指先に肉襞とは違う物を感じた。
それは子宮口。
少女はコリコリとした触覚を指先で楽しむ。
蜜壷の肉襞やイボイボが自分の手をぎゅっと締め付けてくるのが心地よい。
いやらしい蜜が潤滑剤となり
花弁を嬲っていた左手は、代わりに乳房を弄りはじめる。
指が白くなるまで力を入れて鷲掴みにしながら、乳首を自分の口へ運ぶ。
乳輪に舌を這い回らせ自分の味をたっぷり楽しむ。
それでも物足りない少女は『コリッ』っと桃色の乳首に歯を立てて快感を引き出そうとする。
甘噛みから、だんだんと本気の噛み付きへとエスカレートしていく。
右手は蜜壷の奥深くで手を握ったり、広げたり、掻き回したり、更に深くへと押しこんだり。
押さえきれない肉欲を満たす為、乱暴に指で胎内を掻き混ぜ続ける。
まさに『自分を嬲る』の形容が相応しい少女の痴態だった。
少女は一番の高みに登りつく為、絡みつく肉襞を指で思いっきり押し広げながら
「いちばんきもちいいところ」を爪を立てて引掻く。
くぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
とめどなく押し寄せる快感の波。
蜜壷の肉襞は少女の指をきつく締め上げ、大股を広げたまま体が弓なりに撓る。
咥えている乳首を食い千切ってしまうかの如く歯にも力が入る。
その痛みが快感を更に増幅させる。
どんどん身体がどこかへ飛んでいってしまいそうな、そんな快感の波を少女は楽しみ続ける。
しかし少女には不満があった。
自分を嬲る時、始めは男の時の自分自身で始める。
だが、男の自分で『おんなのからだ』を嬲ることはどうしても出来ない。
いつも気が付くと、自分を嬲る手は『あの男』の手や肉棒と妄想の中ですり替わっている。
だから、蜜壷から引き抜いた手を丹念に舐めながら自然と『あの男』の名を呼んでしまう。
「……良牙ぁぁ…………」
カタン
少女は頭上の小さな物音に身を硬くする。
『親父』が起きたのだろうか?
違った。
親父の布団とは逆側に唐突に人が現れたのだ。
少女と目が合う。
今しがた名を呼んだ相手−−良牙−−だった。
しかも彼は全裸で鼻血を流しながらも股間の肉棒がはちきれんばかりの状態になっている。
「りょ……良牙ぁ?」
急な展開で事態が読み込めない少女は、とりあえず男の名を呼んでみた。
しかし返事は返ってこなかった。
代わりに男の強烈な抱擁が返ってきた。
「ぐげげげげげげげげぇ〜〜〜」
少女の口から出るのは情けない悲鳴。
肋骨を砕かんばかりの怪力で少女の華奢な身体が締め上げられる。
たわわな乳房が男の胸板との狭間でひしゃげる。
身体が千切れそうな痛み。
望んでいた状況に少女の『おんなの欲望』がまた燃え上がり始める。
しかし、残っていた男としての理性がこの状況では危険だと告げる。
女の姿とはいえ、このまま強姦されたら武道家としての名折れだ。
少しでもこの状況を打破せねばならない。
男の手が緩んだ時、事態を収拾すべく少女は問いかけた。
「ちょ!ちょっと待て良牙!いったい何する気……」
「見ていた」
少女の顔を見ずに耳元に囁く男。
「えっ?!」
その意味の重大さに理解できない。
「……最初から……全部……見ていた…………」
数瞬の後に男の口から漏れた台詞で少女は全てを理解した。
「……せんぶ…………みてた……?」
「…………ああ」
みられた−−−−−
よりによって良牙に見られた−−−−−
しかもあの痴態を全部見られた−−−−−
おんなとして快感を貪るはしたない姿を見られた−−−−−
少女は羞恥心で顔が死ぬほど真っ赤になり、驚愕のあまりに歯がガタガタ震えている。
心臓の鼓動が脳天まで聞こえるくらい激しい。
頭の中がいろんな事がぐるぐる回り続けている。
男は『子豚のPちゃん』として、少女の婚約者の部屋で就寝していた。
たまたま夜中にトイレに行って、そのまま屋敷の中で迷子になって、
気がついたら目の前で少女の痴態が繰り広げられていたのだ。
はじめはこれをネタに、少女と婚約者を別れさせようかと思っていた。
だが、女性経験の無い男にとって少女の行為は強烈すぎた。
あの小さな穴に手首まで入るとは思わなかった。
恋敵であり好敵手と思っていた少女の普段からは信じられないような痴態。
もしかしたら男は、この少女に一目惚れしていたのかもしれない。
で無ければ「思わず抱きしめてしまいたくなるほど可愛らしい……」と初対面で言わないだろう。
その少女が乱れて行く痴態と嬌声に彼は耐えられなかった。
鼻血とヨダレと先走りを流しながら全ての行為を見終わり、
『……良牙ぁぁ…………』
あの声を聞いた瞬間、男の中のなにかが決定的に壊れた。
次の瞬間、少女が元の姿に戻る為に酌んでおいた湯飲みのお湯をかぶって、男は人間の姿に戻った。
気がついたら少女を力の限り抱きしめていた。
男は腕の中で真っ赤になりながら何かぁぅぁぅ言っている少女に語りかけた。
「……らんま…………ヤらせろ……」
「な、ナに言ってやガるんだ!こ、コのトウヘンボク!」
この一言に少女は顔を更に沸騰させながら答えを返すが、
明らかに声が裏返えり動揺しているのは明白だった。。
「静かにしろ…パンダが起きる」
「くっ…」
この状態でパンダが起きれば少女も男もただではすまない。
少女は男の腕の中で大人しくなった。
「ただでヤらせろとは言っとらん。ヤらせてくれたら、おまえの事はあかねさんに内緒にしておく」
男の出した取引。
ただ単にヤりたいだけで場当たり的に口から出た言葉だが、これは少女にとって救いの言葉だった。
少女も目の前の男に抱いてもらいたかった。
しかし、むざむざ手篭めにされては…との武道家としての矜持との板ばさみににあったのだ。
だが、脅されたとなれば合法的に抱かれることが出来る!
傍から見れば短絡的どころか訳の分らない方向へ飛躍した論法。
当人達は大真面目なのだから始末が悪い。
「ちっ…仕方ねーなー……一度だけだかんな……」
少女は心の中を悟られぬように男の耳元に囁いた。
「ふんっ!!」
その台詞を聞いてからの男の行動は稚拙を極めた。
何も考えず肉棒を少女の花弁にあてがうものの……
−−−−−は、入らねえぇ……どうすりゃいいんだ−−−−−
男は所詮ヤりたいだけの童貞で、このような場合になった時の知識もろくに持ち合わせていなかった。
「しっかたねーなー」
少女は男の腰に手を回し肉棒に手を添えて導こうとするが、その表情が驚きへ…そして期待へと変化した。
−−−−−で、でけぇ!−−−−−
男同士で風呂に入った時は二人のサイズは大して差がないと思っていた。
しかし、自分より男の膨張率の方がはるかに大きかったのである。
少女は30cm近い巨大な肉棒を自分の蜜壷へゆっくり導き入れる。
「んん……あぁぁっ」
その蜜壷は、先ほどまでフィストファックをしていたとは思えないほどの締りの良さと、
うねうねとしつこく絡みつく肉襞と更に肉棒をこする無数の粒々……
俗に言うカズノコ天井ミミズ千匹の名器であった。
このような女体の神秘も泉の呪いの一つなのだろうか?
男は今まで自分で処理していた時とは全く違う快感に溺れていた。
ゆっくり根元まで挿れると先端がようやく蜜壷の最奥まで届いた。
肉襞がいやらしく蠢きながら、自分の手でするよりきつく肉棒を締め付け、
粒々が弱い部分を刺激して止まない。
−−−−−これが『おんな』の中なのか−−−−−
やっとの思いで暴発寸前の肉棒をゆっくり引き抜き、
再度少女の肉壷へ埋めていく。
ただそれだけなのに執拗に肉棒に絡みつく肉襞。
2回に奥までたどり着くのが限界だった。
限界まで膨張した肉棒からヨーグルトのような白濁液が大量に噴出した。
「ううっ!!」
「あっ……ええっ?」
男と少女から全く違った声が聞こえた。
未知の快感に一気に上り詰めた男。
今までの妄想とこれから来るはずだった快感への期待を裏切られた少女。
たった『一擦り半』である……
蜜壷に己を放出しつくし脱力した男が、下になっている少女と目が合った。
彼女は酷く軽蔑した眼差しで男を見つめると、心底蔑んだ声で一言だけ呟いた。
「………………そ・う・ろ・う」
と。
男の頭の中で先ほどとは別の何かが壊れた。
自分をペットとして飼っている少女から同じ事を言われても、ここまで傷つかなかっただろう。
この少女の言葉だったから壊れたのだ。
理性なぞ完璧に消えた。
加虐性だけを持った野獣だった。
目の前の『雌』を屈服させ完全に己が物にする。
ただそれだけだった。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
少女のたわわな乳房を大きな手で力任せに握りつぶす。
テクニックもへったくれも無い。
力で少女を屈服させるだけだった。
「ひぃぃぃぃぃっ!!」
万力に挟まれたかの様に無残に握りつぶされた乳房。
真っ白だったその肌が充血し急速に赤くなる。
その痛みと快感に少女は嬌声を上げながら身体を反らす。
指の隙間から覗く乳輪と乳首も今までに無いほど膨れ上がり、まるで男を誘っているようだった。
男はその乳輪に口に含むと……思いっきり歯を立てた。
甘噛みではなく、本気で噛んだのだ。
「あああぁぁぁぁ……んっ…………」
痛みを伴った快感に苛まれた少女の嬌声は途中で止まった。
パンダを起さない為に手近にあったタオルを咥えたのだ。
痛みに耐えるべく両手は布団を握り締めている。
少女にとって、男の豹変はまさに予想外だった。
あの『一擦り半』で全て終わったと思っていたのだ。
自分が待ち望んでいた『身体が壊れるくらいの荒々しい責め』が来るとは思っていなかった。
更なる快楽を求め男のなすがままになっていた。
その間も男の責めは続く。
豪腕で激しく握りつぶされ変形を続ける乳房。
その先端の蕾を犬歯を立てながら噛み続ける。
舌で乳首を舐り味わうことも忘れない。
右に飽きたら左、そしてまた右。気が向いたら両方の乳輪を口に含む。
何度も繰り返される間に少女のぽっこり膨らんだ乳輪の周りには、無数の歯型がついていた。
そんな無残な乳房にもかかわらず、少女は至福の表情を浮かべながら喜々として責めを受け入れ続ける。
少女の乳房を嬲っているうちに、萎えて蜜壷から抜けていた肉棒が復活を始めた。
左手で乳房を握り潰しながら、右手で少女の花弁を弄る。
それまで脚を閉じていた少女は、それだけで男のやりたい事を察しゆっくりと大きく脚を開いた。
男は慎重に狙いを定めながら、蜜壷の再攻略へと挑んだ。
少女の蜜壷は男を蕩かす魔界だった。
先ほどの『一擦り半』ですら、童貞にしてはかなり持った方だろう。
フィストファックの後でも、すぐに小指一本ですらキュウキュウに締め付けてくる常識外れの代物。
10000人と犯って出会えるか出会えないかの幻の名器。
これで筆下しをしたら風俗へ通うことが馬鹿らしくなるほどの代物だ。
そのカズノコ天井ミミズ千匹が男の肉棒をきつく包み込み、快楽への境地へと誘う。
一度出しているからまだ持つものの、この蜜壷はひたすら男を求め絡み付いてくる魔物だ。
数度の出し入れだけで信じられないほど気持ちが良い。
が、男は単調な責めを止め、自分が楽しむよりも『雌を屈服させる』事を選んだ。
繋がったまま、改めて力の限り両の乳房を握りつぶす。
感じて背を反らせる少女。
責めはここからが始まりだった。
乳房を思いっきり下に引き、少女身体全体を自分の腰へ引き寄せる。
肉棒が完全に埋まると、今度は乳房を上に押し上げ肉棒を少女の身体から引き抜く。
少女のたわわな乳房が引き千切れるかと思えるほど激しい責めだった。
乳房を握りにした人間オナホール。
こんな女性の身体を考えない責めは苦痛しかもたらさない。
常識ではそうだ。
しかし何度も腰を打ち付けているうちに男と今まで仰け反っていた少女の視線が合った。
男は見た。
タオルを咥え涙こそ流しているが、今まで見た事が無いほど満ち足りた表情がそこにあった。
「……奇麗だ」
その表情に男の動きが止まる。
とても奇麗だ。
だが少女は自分に屈服しているのだろうか?
そんな疑問に襲われたのだ。
しばし動きが止まると少女は自ら腰を動かし始める。
その瞳には快楽だけを求める淫靡な炎が揺れていた。
「…………堕ちた……のか?……」
自ら腰を動かす少女に満足したのか男は責めを再開した。
それは獣の責めだった。
男は乳房を握りつぶしたまま少女を持ち上げた。
乳房と男の肉棒に少女の体重がかかった。
少女はあまりの激痛に白目をむき、声にならない悲鳴をあげる。
今までの自分の責めでは得られなかった快感。
それが少女の全てを支配している。
男の腰が荒々しく動き始める。
ハードピストン。
少女の蜜壷の奥を男はひたすら蹂躙し続ける。
花弁には蜜壷から溢れた蜜と白濁液が混じりあって泡を作り、互いの腰と太股を滑らせていた。
不意に背を反らせていた少女が男の腕を掴んだ。
流石に乳房だけで体重を支えるのは無理がありすぎたようだ。
−−−−−邪魔する気か?−−−−−
男の想像とは違い少女は自分で腰を使い始める。
それは今まで感じたことが無い快感を生み出すいやらしい腰の動きだった。
それは男の中の高まりを急激に押し上げる。
男の肉棒が限界まで膨張するのと少女の肉襞がきつく締め上げるのは同時だった。
半固形の白濁液が蜜壷に叩きつけられ、最奥の子宮に流れ込んでいく。
それは獣の交尾のように長く長く続く。
少女は男の腰に両足を廻し−俗に言うカニバサミで−注ぎ込まれる白濁液を一滴も逃すまいとする。
男は乳房を掴むのを止め、腕を少女の背中に廻して繋がったまま抱きしめた。
少女も細い腕を男の首に廻し……口付けを交わす。
はじめは初々しい口付けも、お互いの舌が絡み合い、いつしか濃厚なものへと変貌していった。
全てを少女に放出した男は、布団の上に座る少女の顔に汚れた肉棒を近づけた。
白濁液と蜜にまみれたそれは独特の臭気を発している。
男は少女にこれを口で奇麗にしろを誇示しているのだ。
これでこの雌を完全に屈服させる。
嫌がったら無理やりにでも口に押し込むつもりだ。
多分少女は嫌がって……男がそう想像しているうちに少女の舌が肉棒に絡みついていた。
少女に躊躇いも何もなかった。
愛おしい男の肉棒を頬張る事など造作も無かった。
竿、袋、裏筋、カリ、全てを丹念に舐め取り、最後は鈴口に残った白濁液を美味しそうに吸い取った。
プライドと負けん気が強い普段の彼女からは想像できない姿だった。
単なる雌奴隷に堕ちた姿があっただけだ。
男は少女に少し失望した。
自分がこの雌を征服するつもりが、最初から単なる雌犬だったのだ。
逡巡している男に少女は声をかけた。
「……良牙……また今度シてくれないかな……今日よりもっと滅茶苦茶にしていいからさ……」
「お前、本気で言ってるのか…?」
「ああ……俺は……
「あぽっ?」
ばしゃん!
あー!おっをやじ!起こしっちまってすまねーハはハハハハ
ノド渇いて水飲もうと思ったら、ひっ、ひっくり返しまったはははハハハはハははは」
パンダが起きた。
それ以前にあの痴態と、まぐわっている音でよく起きなかった方が不思議だ。
少女は咄嗟にコップの水を男にかけて証拠隠滅を図った。
股間に挟んで子豚を隠したが、応える声が素晴らしくわざとらしく更に声が裏返りまくりだ。
「あぽっ」
『とっとと寝ろ!』というプラカードを出したままパンダは再び眠りにつく。
寝息が聞こえるのを確認してから少女は股間から子豚を取り出した。
まだ処理していなかった少女の下半身に残った蜜と白濁液にまみれた悲惨な姿だった。
物凄く恨みがましい目で見つめる子豚
「……すまねぇ」
そう謝ると少女は子豚の身体を丹念に舐め始めた。
嫌がる子豚の股間まできれいにした後、ようやく開放する。
「……またしような……」
少女は子豚に問いかける。
だがその声には応えずに子豚は部屋を後にした。
この部屋に無数の隠しカメラが仕掛けられている事を、男も少女も知らない。
まだ幸せだった頃の話だった。
続く…かも……
==================================
>>669です。
技量不足により触手物は「らんまが悦ぶ」と「触手責め」のプロットが上手く両立できなくて、
代わりにフィストファックオナニー〜良牙&らんまの流れと相成りました。
1日がかりで突貫で書いたので稚拙な文な上に、触手を期待していた人スマンです。
ろくに推敲してないから酷い酷いw
自分が触手やろうとすると、どうしても淫妖蟲的鬼畜展開に走っちゃうんで…orz
スレ的にはいくら「らんま」が悦ぶといっても「腹ボコ子宮姦」はNGっしょ?
新年にソフト触手物(なんじゃそりゃw)を書き上げる事を目標に頑張ります。
らんまも幸せにする事を念頭に入れますが、鬼畜に突っ走ってしまうかもしれません。
でも、あまり期待しないでください…
乙。萌えますた!
ただ何点か疑問に思ったのですが
フィストは16歳の未熟な少女の身体には構造的に無理では…。いくら慣らしてもガパッと開かないよ。
おまけに心が男なのにそこまで自分でやっちまったら、男として何か取り返しがつかないというか(人にやられるのとは別の意味で)、
童貞&処女の身で自らコブシを試しに突っ込む勇気は中々出ないのでは…風俗女だって滅多にいませんし
あとですね、中を爪立ててひっかくと、自分の爪だろうと中が傷つきやすくて危険なので、読んでてアイタタタと思っちゃう。
プロのAV男優でも爪は超短く切って気をつけるそうなので…。
あと、フェラ初めに「愛しい男」 になった自覚した過程や説明が無いので、その表現も唐突なように思いました。
前々から惚れてた等の説明まではしなくても、今抱かれてる途中で自分の本心に気付いた程度でも前フリが欲しかったかも。
でも、鬼畜良牙は大好物なので続きが楽しみです。
らんまにこのまま失望したままの展開ではない事を祈っとります。
>>どうも669です。
>>688さん。
稚拙な文でスレ汚ししてすみません。
>フィストは16歳の未熟な少女の身体
らんまは小柄で手も小柄だし、呪泉郷の神秘の力でできるのではと思った次第。
>中を爪立ててひっかくと、
リアルでするとマジで頃されかけます。なんか出来ないことの妄想をらんまにぶつけてしまったようで、
変なほうへエスカレートしてしまいました。
まだまだ自分は技量不足のようなので呪泉郷へ修行の旅に出ます。
本当にスレ汚し申し訳ございませんでした。
確かにフィストオナはちょっと無理
年齢以前に身体が相当柔らかくないと、セルフフェラ並に難易度高し
年の数茸で子供になったショタ良牙の手で
1人で先に大人に戻った女らんま相手にやるなら、ギリギリ可能・・かも?
面白いからオッケー。
また投下してくれぃ
コミケ帰ってきてからじっくり読ませていただきます!乙でした!!
うp主のネタストックみてたらワクテカがおさまらんぜ
693 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 07:18:37 ID:dCNXxW/4
>フィストオナwww
>中を爪立ててひっかくwwwww
自分がいかに一生童貞野郎なのか証明したわけですね。分ります。
ho
ho ニャー
>>693 何を今更w
このスレはそういうスレですよwww
ほっしゅ
おちたら悲しいほっしゅ
ほ
しゅ
薬やツボ押しで強制的に肉体的Mにされたらんまが悔しがりながら感じてしまうという妄想が頭に湧いた。
そんなSSどっかにない?
703 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 20:27:45 ID:wnZj9iSH
悔しい!でも感じちゃう! こうですか?
原作やアニメにあるパンスト太郎編であかねのエロパロ小説を頼む
706 :
脳外:2009/01/27(火) 00:06:06 ID:bh8V6qwe
「うっ!」
ドピューッ!ドクッ…ドクッ…
たっぷりと射精すると満足げに女の口から肉棒を引き抜いた乱馬。
唇から白濁液を垂らせてそれを手で拭うのは、乱馬の居候先の娘、なびきだった。
「すっきりした…じゃ、これ…」
そう言ってそっとなびきにお札を手渡す乱馬。
一つ屋根の下に暮らすなびきに、いつもこうやって性欲処理をしてもらっているのだ。
「さんきゅー乱馬くん、ゲホッ、ゴホッ!」
喉に精液がからんで咳き込みながらも、いそいそとお金を受け取り枚数を数えサイフにしまい込む。
そうして乱馬に向き直ると真剣な表情で問うなびき。
「あのさあ乱馬くん、いいかげんこういう事は許嫁のあかねにやってもらえば?」
同じこの家に住んでいるなびきの妹、あかねは乱馬の許嫁でもある。
そのあかねをさしおいて姉のねびきとこのような行為にふけっているのだ。
しかし乱馬はあかねとはまだ特別な関係にはなっていない、もちろん肉体関係もない。
しかし自身の性欲を、好きでもないなびき相手に処理しているのだ、しかも金を払って。
なびきは乱馬があかねに言い出せないでいることをよーく知っていた。
乱馬の性格を分かった上で金づるにしているだけだった。
本当は乱馬もなびきではなく、あかねに自分のチンコをなめてもらいたいのだ。
なんどそんな状況を妄想して自慰にふけったか…
そして興奮が我慢できなくなると溜めたバイト代片手になびきの部屋に押しかけるのだ。
いきり立ってビクンビクン脈打つチンコを強引になびきの唇にねじ込むと、頭を押さえつけてノドの奥まで深く突き入れる。
あとは喉の締め付けを味わいながらズコズコ抜き差しを楽しんで、涙目で「オぇーっ!」とえづくなびきにますます興奮を高めると
絶頂に達して熱い精液を遠慮なくノド奥にブチまける。
本命のあかねにはできない苛立ちを、なびきを陵辱する事で心の中で「ザマーみろ!!!」という快感が乱馬を満たしていた。
男に戻れなくなったらんまが良牙とヤっちゃって
これ以上ヤると男に戻れなくなるってコロンに諭されたのにまたヤって
妊娠の不安があったりあかねとレズる小説のサイトってどこだっけ?
教えてクンで申し訳ない…。
なにそれ超よみてえw
>>707 知ってるけどその話はあまり好きじゃない。
良牙の性格がまるで違ってて、本当に男として人間として情けない。
エロ変態にするのはいいんだけどね、なんていうか、本当に、恋愛感情での行動をしていない。
らんまには「お前が初めて」ってウソついて、エロ親父みたいなキッツイハメ撮りまでしておいて
らんまが良牙を好きになって、自分は妊娠したかも?と悩んでるのに
やっぱり良牙はあかりに先に手を出しちゃってあって、そっちが子供デキちゃってたから
じゃあやっぱあかりと結婚するよ、出来てなかったしらんまはバイバイでポイ捨てって、何それ。
DQN娘と出来婚させられた馬鹿ヤンキー旦那のように、自主性がまるでない。
作者は良牙のキャラを掴んでないところを見ると、全く好きじゃないんだろう。
らんまも、ポイ捨てされてたいして傷つきもせずプライドもなく、子供が出来てなかったらあっさり
「じゃあまーいいか。あかねとエッチして子供でもつーくろっ」って感じのエンドで
あかねにはついさっき良牙が好きだとか言っておいてあかねとエッチ三昧
あかねも全くこだわってない?
そんな自分の貞操観念もそっちのけな馬鹿じゃないだろっつの。性格破綻者か。
この作者はらんまにしろあかねにしろ、女というものを馬鹿にした書き方ばかりだし
男も、女を馬鹿にするような男しか書けていない。
不愉快。
このスレに女が居たのか。
とりあえず、男を喜ばす小説書いてりゃいいと思ってたが
あまり鬼畜なのは控えようかな。
>>709 エロ同人SSにんなこと言っても仕方が無い。
もち着け。
6話マダー。
一番ありえない箇所↓
[ねえみんな、乱馬は今女なのよ?]
[女として扱ってあげましょうよ?]
あかねは女子生徒に、乱馬が女でいる間は女子更衣室を使ってもいいように働きかけてくれた。
絶対ありえない
原作では女らんまになってようと
あかねから何回も更衣室からぶっ飛ばされ蹴りだされた事か
百歩譲って、この話では「生理が来たから完全に女☆ 今後は皆でらんまを女の子扱いしてあげましょうね☆」だとしても
それ以降は乱馬をもう男としては見ない、という前提があっての女子更衣室許可なら・・それでもあかねは嫌がりそうだけど
その当人のあかねが、その後に男として役立たせようと乱馬をエッチに誘うってのも、矛盾していて謎
小説を書くスレでよそのサイトの陰口叩くなよな。
気分悪い。
そういうネチネチしたことはネットwatch板でやってくれ。
掛け合い漫才の人また来ないかなー。
あれは愛が溢れてて良かった。
「酔っちゃったー」
「ささ、カクテルをもう一杯」
↓
ドサッ
↓
「ふはは満願丸以下略」
「いやあ以下略」
ここが現実になったらどうなるかな
満願丸で願い成就のために自身を犠牲にしちゃうのかなー
…やる気が湧いたら書こう
>>716 あのシーンえろくて大好きだったww
楽しみにしてます
九能先輩は金持ちだ。
今日着て来たような一張羅も和服。
呉服店に立ち寄ることなどないので詳しくはわからないが、その辺の背広なんかより余程高いのだろう。
普段余り縁の無いビル街の夕焼けを、大きなガラス越しに眺めながら、らんまはぼんやりとしていた。
砂浜で駆け回ったり格闘する事にではなく、九能が腰に帯びたものに、
如何に自分の願いを叶えさせるかという策に精神を疲れさせていた。
聖刀・満願丸。
アンビリーバブルにしてマンモスラッキーな事に、九能帯刀はその伝説の刀を引き抜いた。
満願丸は三つの願いを叶える刀。
声紋チェック機能付きで持ち主の声での願い事しか叶えない。
残りの願いは後一つ。
ことあるごとにその後一つの願いを下らないことに使おうとする九能にもまた、精神的に疲弊していた。
らんまは男に戻りたい。
変身体質などない、水をかぶっても男のままの、完全な男の体に。
だがその願いを如何にして九能に願わせるか。
「男に戻りたいの!」…だめだ。
「男になってみたい」…だめだ。
「あいわなびめーん」…英語の試験の、真っ赤な答案用紙が脳裏に蘇る。
どう考えあぐねても、九能に“おさげの女を完全な男の体にしてくれ”などと言わしめる策略が思い付かないのだ。
長い長ーい溜め息も漏れるというもの。
「おぉ、実に良く似合うぞ!」
九能の声だ。
らんまが振り返ると、彼は袴姿から黒のタキシード姿になっている。
正式にはタキシードじゃあないかも知れないが、白いカッターシャツに黒のジャケット、揃いのスラックス、
極めつけに蝶ネクタイとくればタキシードという固有名詞しか
彼女(便宜上彼女とする)には思い浮かばなかった。
「…そうですかぁ?」
当のらんまはいつものおさげ頭に、コサージュ付きのカチューシャ。
小花柄が夏というより春向けな、柔らかい色合いのワンピース。
露出はそんなに多くはないが可愛らしいデザインで、
さり気なく施されたレースが、すらりとした生足に実によく映えていた。
が、彼女にとっては下半身がすかすかだわ、脚に擦れると何だかむず痒いだわで落ち着かない、喜べない装いである。
「溌剌とした装いのお前も、品のある恰好もお前も素敵だ…そこで、回ってみてくれないか」
(はいはい、へいへい)
場を弁えあまり声は張り上げず、しかし情熱的に誉める九能に応え、くるりとその場で回ってみせる。
男に背中を向けているときだけうんざりした表情を浮かべて。
鏡が見えた。
あかねに借りようかと漁っていた服に似たようなのがあったが、着心地は違う気がする。
そのあかねはというと、監視をしていたはずが、デートスポット間の移動中にはぐれてしまっていた。
無論玄馬もそうで、今やらんまに味方はなし。
まあ、彼女はそういう状況を全然問題視していないのだが。
九能は満足げに微笑んだ。
「これらを頂こう」
「畏まりました」
二人はディナーに臨むためにと洋服店に買い物に来ていた。
当然、九能のポケットマネー(しかもカード、一括払い、である)での購入だ。
ここは、ビルの三階に居を構えている、高校生には寄り付きようのないフォーマルウェアの販売店。
なびきが本気になって九能をカモにしようとすれば一体どうなってしまうんだろう。
一瞬そんな事を考えた。
そんな未来の九能はあまりにも哀れに思えた。
「斜陽か」
「しゃよー?」
「夕日のことだ」
「ふーん」
関心のないような返事をして、視線を夕焼けに戻す。一面のガラス窓はかなり大きいが、フレームがほんの何本か前を横切って、景色を分断していた。
「もっといい景色を見せてやるぞ?」
(キザやろー)
太陽が、建ち並ぶビルの隙間に沈んでいく。
紫色の雲はどこか物悲しく退廃的だが優しくて淡い色なのに、
オレンジ色の光はかなり眩しくて、らんまは目を細め眉間に皺を寄せた。
取り敢えずの書き出し。
あ、手元に漫画がないので服装とかうろ覚えです
かけ離れてたらすみません
おー!早い!今から読む
服装は確かエリんとこが大きめに開いたワンピースだったとオモ
シャンプー×女らんま書いたんだが需要はあるかな?
>>721 文章がとても上手でスラスラ読んでしまった!らんまもちゃんと「らんま」で可愛い…
続き待ってます!
>>723 はあはあ読みたい…
>>721 九能×らんまは、らんまが必要以上に女言葉になったり、うっかり男言葉が出ちゃったりのきわどさが妙に好きです。
あと、センパーイって響きもいいですよね。とても楽しみにしてます。
ごめw素で間違ったw
乱馬×あかね、ムース×シャンプー、良牙×右京、九能×なびき、早雲×かすみ
のどれかが読みたい><
>>729 前4つは同意
特に良右か九なびがいいです
>>730 九なびって言葉初めて聞いた。
俺も特にそれが好きです><
なにげに本命だよな九なび
「早乙女へ 放課後、体育館裏で待つ!」
ある日の朝、らんまの下駄箱に一通の手紙が入っていた。
送り主の名前は神宮タツオ。らんまの隣のクラスの男子生徒だ。
「オレに果たし状か、なんか聞いたことある名前だったけど誰だったけなあ?」
神宮タツオという名前を記憶の中から思い出しても、とくにこれといった恨みを買った覚えもなかった。
「ま、武道家たるもの、果たし状にはちゃんと応えなきゃな」
その日の午後〜体育館裏〜
らんまが体育館裏に着くと一人の男子生徒がコーヒー牛乳のパックを片手に待っていた。
その男子生徒が果たし状の送り主、タツオであることは容易に気づくことができた。
「待ってたぜ♪早乙女」
「オマエだな、この果たし状をオレの下駄箱に入れたやつは」
「ま、そう息まくなって」
「さ、どこで決着着けるんだ?オレは逃げも隠れもしねえぞ」
「そこに腰かけてオレの話を聞いてくれよ」
らんまはタツオの言葉どおり、体育館裏に置かれた半壊れの長いすに腰かけた。
「こないだ、オレ、中国へ行ってきたんだ、家族旅行でな」
「中国へ・・・」
「そ、中国。そのオマエが落ちたとか言う呪泉卿ってとこにも行ってきたぞ」
「オマエ、呪泉卿へ行ったのか!」
「まあな、そして、このとおりだ!」
神宮タツオは用意してあったバケツの水を勢いよく頭からかぶった。
比較的、高校生男子にしては高かった背丈が小さくなる。
「ほらな!」
喋り声が1オクターブほどあがっている。幼稚園児くらいの見た目だろうか。
「うわ〜、ビックリしたな。また、一人、呪泉卿に落ちたってわけだな」
「そうだ、たしか、童子溺泉って泉だってガイドが言ってた気がする」
「童子溺泉か?たしか、前に楽京斎ってじいさんもその泉に落ちたって言ってたな」
小さくなったタツオの頭をペシペシと叩きながら、らんまが言葉を続ける。
「いやーしかし見事に子供になっちまったなぁ。ちっこいちっこい」
「痛てててっ!子供扱いすんなよ〜」
「あははは!!悪ぃ!悪ぃ!んで、その童子溺泉に落ちたオマエに恨みを買われる筋合いはねえぞ」
「べつに恨んでないぞ?」
「へっ??」
らんまの頭の上に?マークが数個浮かび上がる。
「変身体質も面白いし、オレはけっこう気に入ってるんだ、らんまと違って」
「じゃ、なんで、呼び出したんだよ」
「じつはな・・・」
子供になったタツオはごそごそと学生カバンから一枚のチラシを取り出す。
「この仲良し親子コンテストにオレと出場してほしい!!」
「仲良し親子コンテスト〜??!!」
「仲良し親子コンテストってオマエなあ〜」
「頼む、このとおりだ、そのコンテストにオレと出て優勝してくれ!」
タツオが小さい身体を屈め、必死に頭を下げる。
「なっ…!バカヤロー!!俺は子供がいるような歳じゃねーっつーの!!」
「大丈夫だ オレはこのとおり4歳だし、オマエも21くらいには見えなくはないだろ?」
「オレはそんな老けてねーよ!」
「じつはこのコンテストは優勝賞金は1000万円なんだ」
「い、い、、いっせんまん〜?!」
(い…1000万円を山分けするとしても500万…500万あれば中国に行って呪泉郷に行ける…!)
「な?この中身は16歳の幼稚園児のオレとオマエが組めば優勝もチョロイだろ?」
「よーし!しかたねぇなあ!俺は優しいからな!手助けしてやってもいいぜ♪子供の頼みは断れねぇしな♪」
なんだこのノリwwwでもかわいいなwエロになるのかいww
これは続きが気になるな
ほっしゅ つづきたのしみなのばっか wktk
良牙と右京にあかりと小夏が出来たのって二人をくっ付けまいとする破恋洞の呪いじゃね?
まあ色んな解釈の中にそういう説もあるけど・・・真相は脳内補完で
保守
保守
玄馬×あかね 八宝菜×女らんま 八宝菜×シャンプー が好き
俺は乱馬×あかね、良牙×右京が好きだな。
というか、良牙も乱馬と同じくらい女の子フラグたってんじゃね?
>>744 同じくその2組が大好きだ
良牙が乱馬と違うのは作中では(1人除いて)女達からは見向きもされてない所だが
ポジションが非常に美味しいキャラだと思う
同人的には下手に作中で気持ちが確定してるよりフラグじゃね?ってほのめかす程度の方が
好きなように妄想しやすくて楽しいんだよな
保守
747 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 12:52:43 ID:uWsd5ryi
保守
749 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 01:29:26 ID:8nakjoR7
保守
750 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 16:06:52 ID:+Kqz0CPf
全部読んだ
良右の漫才の人最高だ
751 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 23:24:02 ID:RK9+StVD
早く続きを・・
>>750 あれは良かったね
キャラの性格とか会話のノリとか原作にかなり近い雰囲気で
セクロスにもっていこうとするとどこかで
原作世界を壊さないといけないからなあ。
その辺のバランスが難しいよね。
保守がてら質問。
乱馬以外の男キャラの捏造女体化って此処でいいのか?
ガイシュツの話題だったらごめん。
いんじゃね
女体化良牙なら需要あるよ
>>755>>756 返答ありがとう。
良牙女体化需要あるのか…よかった。じゃあちょっと頑張ってみる
保守
>757
楽しみに待ってます
>>750 俺も同意しておく
職人さん帰ってきてー
保守
762 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 01:08:22 ID:RfyqkStJ
「わーわーねこーーーー!!!」(赤らんま)
「にゃんにゃん(乱馬まつよろし)」
「ガァガァ(シャンプーはおらのものだー)」
「ぱふぱぷふ(今日の夕食はガチョウの姿焼)」
ドボーん
「あいやーお客さん、ここは昔、セクスをしながら二人の男女が溺れた泉ね。」
続き書いてください。
763 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 08:16:47 ID:nWlHXG38
佐助の美少女化見たい!
保守
天道家の長女・かすみは居候の部屋を掃除していた。
家事手伝いとして家の家事全般を取り仕切るかすみにとっては日課とも言える作業であった。
机の上を見ると、本の間に何か挟まっていた。見るとあかねの下着姿の写真であった。
次にふとゴミ箱を見るといかがわしい匂いを放つちり紙が。かすみは乱馬君も男の子なのだと思い苦笑いをした。
そこまではかすみにとってはありふれた日常であった。しかし机の引き出しをよく見ると、またも写真が挟まっていた。
またあかねの写真かと思ってみてみると、それはかすみの着替え中の写真であった。露出はたいしてない。
写真を撮ったのはなびきの仕業だと推し量りつつも、乱馬をちょっとからかってみたいという欲求が生まれてきた。と、その時
「かすみさん、ただいま〜」
乱馬が帰ってきた。早速かすみは自分が写った写真を乱馬に見せ、
「こんなことしちゃダメじゃないの。めっ」
と、らんまの額を指先で突付いた。かすみは乱馬が顔を真っ赤にして恥ずかしがると思ったが、その予想は大きく裏切られた。
乱馬は急に真剣な顔になり、かすみに呼びかけた。
「かすみさん!」
「なぁに、乱馬君?」
「俺の許婚になって下さい!」
そう言った次の瞬間、かすみを押し倒していた。
「ちょ、ちょっと。どうしたの乱馬君?」
思わず動揺したかすみが乱馬に尋ねる。
「俺、最初からかすみさんが好きだったんです。
これからもずっと、かすみさんの手料理が食べたい。かすみさんの全てを知りたい!」
乱馬は本気だった。
かすみの写真はオマケ程度なのだろうと思っていたが、乱馬が求めていたのはかすみの方だった。
あかねの方はガードが甘い上に校内で飛ぶように売れるのでなびきが幾らでも写真を撮っていたから過激な写真でも手に入ったが、かすみではそうは行かない。
実はあかねの方こそが欲求不満を抑えるためのオマケだったのだ。
「乱馬君、私年下は嫌よ・・
でも乱馬君になら・・」
(・・省略されました。続きを読むにはワッフルワッフルとお書き下さい)
767 :
保守:2009/04/23(木) 02:27:13 ID:tLzhUEf6
「ついに手に入れたぞ・・・」
らんまは無機質な包装紙に包まれた小包をドキドキしながら開封した。
中から出てきたものは巨大なバイブだった。
怪しくピンクに光るその物体を眺めて、興奮する。
「女の快感は男の10倍とも100倍とも聞くけど、果たして・・・」
らんまの登場人物って、いたら凄い迷惑な懲りない面々だな
迷惑でない人を捜す方が難しい。
留美子自身そういうキャラを集めたって言ってるしな
だから話がぶっとんでて面白いんだよ
ほ
ぷんぷん
ほしゅ
なびき「乱馬君キスされちゃったの?」
かすみ「そんなに気にすることないのに。
らんま君が寝ている間にイタズラしちゃったから。」
続かない。
良牙「らんま!ちょっと胸見せてみろ!・・鯉が育ってる・・!」
らんま「おめー、大胆だな。好きにしてくれ」
〜恋の釣竿編1〜
お土産屋で買った釣竿
それで意中の相手を釣り上げると
相手は恋に落ちる釣竿だが
あかねを釣ろうとした良牙は間違えてらんまを釣り上げてしまう
良牙はあかねを釣り上げ用とした事を恥じテントに戻った。
良牙「我ながら釣竿に頼ろうとしたことが恥ずかしいぜ。あんなもんに頼らなくても俺の力であかねさんを振り向かせてみせる!その為にも明日から山篭もりだ!」
良牙「明日は朝早いから銭湯に行って早く寝よう」
その頃天童家では
かすみ「乱馬君〜、今日お風呂が壊れてるの。今日は銭湯に行ってきてちょうだい」
乱馬「へいへい。八宝菜のクソジジイ、なんど家の風呂壊せば気が済むんでぇ」
なびき「あんたも十分壊してるでしょ。」
乱馬「あはは・・。い、行ってきまーす」
あかね「あら、乱馬今から銭湯?私もう行ってきたわよ。帰りに良牙君にあったけど銭湯の中で喧嘩なんてしないでよね」
乱馬「良牙の奴もいるのか・・。(なんか変な気分だな。どうしちまったんだ俺・・)」
あかね「乱馬!聞いてんの!?」
乱馬「うるせーな。喧嘩なんてしねーつーの(なんかあかねが良牙に会った事が異常に悔しい・・。何だこの感情は・・)」
〜恋の釣竿2〜
銭湯に走って行く乱馬。普段なら15分はかかる道のりだが8分でついた
乱馬「(なんだこの気持ちは良牙に早く会いたい・・)」
一目散に服を脱いで男湯に向かう乱馬。良牙を探す
乱馬「いた!良牙・・!」
良牙「乱馬じゃねーか。貴様、また天童家の風呂でも壊したか。あかねさんも銭湯に先ほど来てたぞ」
乱馬「いや、おれじゃなくクソジジイがやったんだ・・。横、空いてるか?」
良牙「?あ、あぁ空いてるが、貴様また何か企んでるんじゃないだろうな?」
乱馬「な、何がだよ」
良牙「お前が隣に来るといつも嫌な事をしてくるからな。女に化けたりして純な俺を騙したり・・」
乱馬「違う・・!あ、あれは、その・・」
良牙「いつも思わず抱き締めたく用な格好して俺に近づいて来て騙しやがって」
乱馬「本当か!?お前、いつもそんな風に思ってたのか!?」
良牙「貴様、何をニヤニヤしてんだ。いつも騙され泣いているのは俺なんだぞ。」
乱馬「そっか・・。」
良牙「さて、明日から山篭もりだから俺はもう帰るぞ」
乱馬「あぁ・・、ちょっ・・。」
良牙「貴様なんぞに付き合ってる暇はないんでな。またな」
乱馬「・・・。」
〜恋の釣竿3〜
良牙「乱馬のやつなんか今日は変だったな・・。まぁどうでも良い。早くテントに戻って寝よう」帰り道に天童家の前を通る良牙
良牙「(待っててくれ。あかねさん!次に会うときは必ず君を振り向かせてみせる!)」
良牙が決意をし、テントに5時間かけて帰ると灯りがついていった。
良牙「灯りがついてる?消し忘れていったか?」テントを見ると灯りに照らされて人影がみえていた
良牙「・・!誰かいやがる!響良牙様のテントにかってに入り込むとは・・!誰だ貴様!?」
戦闘態勢に入り勢い良くテントの中に入る良牙。良い子「おかえりなさいー!お兄ちゃん!」
良牙「良い子!?っていうからんま!!何してやがる!?」
良い子「お兄ちゃんに会いたくてテントに遊びに来ちゃった」
良牙「貴様!何を考えている!?さっさとお湯をかぶって俺の前から消えろ!」
良い子「お兄ちゃん・・。非道い・・。せっかく久しぶりに会えたのに・・」
良牙「(何なんだ?今日の乱馬は!?気持ち悪いな!)出て行かんかったら力ずくで出て行かすまで!」
良い子「うっうっ・・、お兄ちゃん・・。か弱い妹に手を出すの?」
良牙「うっ・・。止めろ!そんな涙溜めた目でこっちを見るな!」
良い子「だって・・。」
良牙「何がしたいんだお前は!?」
良い子「お兄ちゃんのご飯作りにきたの!」
良牙「また、なんか企んでじゃないだろうな?」良い子「非道い・・。お兄ちゃん・・。ウルウル」
良牙「分かったから!じゃあ飯作ったら帰れよ」
良い子「はーい!」
〜恋の釣竿4〜
ご飯を作り始めるらんま。
良い子「ね〜。お兄ちゃん。何が食べたい?」
良牙「そのお兄ちゃんは止めろ」
良い子「もしかして男に戻った方が魅力的?」
良牙「男に飯作ってもらって嬉しい訳ないだろ!」
良い子「じゃぁ、このまま作るね!お兄ちゃん!」
良牙「あのなぁ・・。(どうしちまったんだ?あいつ。あっ、待てよ!そういえば夕方あいつを釣竿で釣り上げたんだ!)」
あわてて説明書を見る良牙
説明書には釣り上げた場所があざになり段々成長して立派な鯉のあざになれば相手は完全に惚れると書いてあった
良牙「(しまった・・!らんまを釣り上げちまったから鯉が成長してるのか!?)おいらんまちょっと来い!」
良い子「なぁにお兄ちゃん?」
良牙「(確か、らんまを釣り上げた箇所は股の下辺り!)おい、服を脱げらんま!」
その頃、あかねが乱馬を探しに近所を探しに回っていた
あかね「もう乱馬ったら、何してんのかしら。明日、みんなで山に行くから良牙君も誘ってって帰ったら言おうと思ったのに」
空き地の方に出るとテントかららんまと良牙の声が聞こえる
良い子「やめてよー。お兄ちゃん〜。そんな、みえちゃうよ〜」
良牙「黙れ!大人しく脱げ!」
良い子が服を脱がされる。
良牙「ちっ!パンツが邪魔で良くみえねぇな!(しかし、いかにらんまと言えども今は女。女のパンツを脱がすなんて俺は変態じゃないのか!?)」
良い子「良牙、おめぇ大胆だな。俺初めてなんだ。優しくしてくれよな」
良牙「(良い子キャラは止めて普通のらんまに戻ったか。初めてなんて何気色悪い事いってんだ。こっちはあざが見たいだけだ!」
良牙が意を決してらんまのパンツに手をかける
あかね「良牙君、らんま、何やってん・・」
〜恋の釣竿5〜
らんま「あっ・・。あかね」
良牙「あ、あかねさん・・」
あかね「な、何してるのあんた達!」
らんまのパンツを脱がし足を広げさせている良牙。
良牙「あ、あかねさん!っち、ちがうんだ!これは、ら、らんまの太ももを見たくて!」
らんま「じゃまだよ。あかね。帰りな」
あかねがショックを受けた用に早足でテントを離れていく
良牙「あ、あかねさん!違うんだ!待ってくれ!」
あかねさんを追いかけようとする良牙をらんまが捕まえる
らんま「まちな!おめー、女にここまでさせといて何も無しでどっかいこうってのかよ?」
良牙「な、何を言っとる!お前は男だろうが・・!?」
良牙がらんまの方を見るとそこにはらんまという女の裸があった。
良牙「(まっ、まずい!こんな格好されてたら流石のおれでも・・。)」らんま「うりゃ」
胸を強調させるらんま。
良牙「やめてくれ!」
らんま「これでもか?」
尻を突き出してポーズをとるらんま
良牙「ううう・・!!」
らんま「なんだお前は!これならどうだ!」
自分のアソコを広げて見せるらんま
良牙「あああああ!(堪えろ!堪えるんだ!こいつは早乙女乱馬だぞ!)」
らんま「なんだおめー、インポなのか?」
良牙「誰がインポだ!」らんま「なら見せてみろよ。インポ野郎」
良牙「貴様・・!これでどうだ!」
〜恋の釣竿6〜
良牙「誰がインポだ!?見てみろ!」
らんま「へー、インポじゃなかったんだな。でもお前みたいな弱虫は怖くてエッチもできないんだろ?」
良牙「何!?誰が弱虫だ!!この変態野郎!!」
らんま「本当は怖いから逃げ出したいんだろう?この臆病者が!」
良牙「違う!俺はあかねさんの誤解を解きたくてだな・・!!」
らんま「嘘付け」
良牙「貴様・・!俺が貴様なんか怖いわけないだろう!たかだがセックスの一つや二つ余裕だ!」
らんま「じゃあ、やってみるか?弱虫Pちゃん」
良牙「くっ・・!貴様!いいだろう。ただし終わったら決闘だ!らんま!」
らんま「あぁ、いいぜ。セックスが終われば決闘でもなんでもしてやるよ!(こいつ、本当に騙されやすいな。)」
良牙「いくぞ!らんま!」
らんま「きやがれ!良牙!」
今日はここまで
〜恋の釣竿7〜
良牙「(しかし、俺は初めてなんだ・・。一体どうすればいいんだ?)」
良牙はらんまに挿入しようとする
らんま「いてて!良牙いてーよ!いきなり挿入しようとすんなよ!」
良牙「(う、うまく入らん!?)」
らんま「てめー、愛撫くらいしろよ」
良牙「!う、うるさい!今からやろうとしてたんだ!」
良牙「(しかし、やりかたがイマイチわからん・・。とりあえず胸を揉んでみるか)」
良牙はらんまの胸をゆっくりと揉み始めた
らんま「なんか恥ずかしいな・・」
良牙「(柔らかい・・。らんまの方があかねさんより発育がいいんだよな・・・。)」
らんま「良牙。ここも触ってみな。やさしくな」
らんまがそっと良牙の手を自分のアソコに持って行く。
良牙「複雑な形してるな、濡れてきるぞ。らんま」
らんま「う、うるせーよ」
良牙「(うっ、恥ずかしがりやがって・・。クソ!可愛いじゃねぇか)」
らんま「良牙・・。好き・・」
良牙「うっ・・・」
らんま「キスして・・」
良牙「(ど、どうする!?しかし、今のらんまは可愛いし、やりたくないけど・・。)」
良牙がらんまの唇を奪う
らんま「うぅん・・。」
良牙「(やっちまった・・。でも九能とかもよくやろうとしてるもんな。俺もそれと一緒だ)」
必死に自分を正当化しようとする良牙
らんま「お前も気持ちよくしてやるよ」
らんまが良牙のアソコをくわえる
良牙「あっ・・!!くっ・・!!」
らんま「おい、まだいくなよ」
〜恋の釣竿8〜
良牙「あぁっ、クソ!らんま!やめろ・・。」
らんま「うるへー。」
らんま「おっ、だんだん赤くなってきたなもうそろそろ出るんじゃないか?いくときは言えよ。さすがに口の中はいやだからな」
良牙「あっ・・。イク。。」
らんま「そら、ねえやにどれくらい飛ぶか見せてごらんなさい」
良牙「あっ・・!!」
勢い良く飛ぶ良牙の精子
らんま「うひゃ〜!すげぇな!お前!飛びすぎだ!」
良牙「う、うるさい!」
らんま「次は俺も気持ちよくしてくれよ」
仰向けになり股を広げるらんま
らんま「良牙、早くしてくれ。恥ずかしいだろうが・・」
良牙「くっ・・。これでいいのか?」
良牙はらんまのアソコをなめはじめた
らんま「っ・・!!」
良牙「可愛いぜ。らんま・・。(なにいってんだ俺はあかねさん一筋じゃないのか俺は・・?)」
らんま「ハァハァ・・。か、体が暑い・・」
良牙「(よく、考えれば顔は文句なしだもんな。声も可愛いしな・・)」
らんま「良牙!もっと激しくやってくれ!」
良牙「わかった、俺のテクニックで泣くなよらんま」
らんま「ハァハァ・・。良牙・・。いれてくれ・・。」
〜恋の釣竿9〜
良牙「(とりあえず指からいれてみるか・・。すごいなヌルヌルだ・・。)」
らんま「っ・・!気持ちいい・・。」
良牙「いれるぞ、らんま」
ゆっくりと挿入する良牙
らんま「(いま、良牙のが入ってる!)ああん良牙〜!!」
良牙「イヤらしい声だしやがって!」
らんま「あっ・・。ちょっ・・。やばい・・。頭がおかしくなりそうだ・・。」
良牙「気持ちいいのか?らんま」
らんま「キスして・・」
良牙はすぐにらんまの口にキスした
良牙「気持ちいいな、自分でやるのとこんなに違うもんなんだな・・」
らんま「お、俺も女で一人でやったりするけどやっぱり全然違うんだな・・。」
良牙「お前、やっぱりやってんだなw」
らんま「ああ、男の時とは全然違うぜ」
良牙「変態淫乱野郎だな。貴様は」
らんま「あっ!やばい!なんかイキそうだ・・!」
良牙「イク顔見せてみろよ」
らんま「みんなよ!変態!あ〜、もう無理だ!」
良牙「俺もいくぞ!」
らんま「お願い、中に出して!」
良牙「くっ・・!」
らんま「うっ・・」
2人はビクっとなった
らんま「ハァハァ・・。良かったぜ。良牙・・」
良牙「当然だ。女一人満足させられない俺ではない」
らんま「もう一回する?」
良牙「馬鹿言うな!俺はクタクタだ!」
らんま「そっか、じゃあ飯の続きしてくるよ。ちょっと休んだらいくよ」
〜恋の釣竿10〜
良牙「ああ、もう決闘なんてどうでもいい。飯を作ってくれ」
らんま「寝て待ってろよ」
良牙「ああ・・(あかねさんになんて言えばいいんだ・・。誤解だと分かってくれるだろうか・・)」
良牙はあかねの事を考えつつも眠りについた
らんま「さぁ、飯でもつくるか・・」
一時間後・・。
らんま「良牙!出来たぞ!ん?なんだこの釣竿は?」
説明書を読むらんま
らんま「なるほど。あざだ。」
良牙を起こすらんま
良牙「ああ、寝てたのか。俺・・」
釣竿を良牙にめがけて投げるらんま
良牙「っ!き、貴様なんてことを!」
らんま「決まってんだろ、お前を釣り上げたんだよ」
良牙「クソ!俺には好きな人が・・。ああ、らんまがなんか好きに・・」
らんま「良牙、俺とあかねどっちが好きだ?」
良牙「らんま。お前だ」
〜完〜
787 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 13:54:32 ID:TGcMmL66
文才ないから挫折しそうだった
そんなことない
wktkwktk
良あでしかもパラレルです。
好きじゃない方は飛ばしてくださいね。
舞台は「延長戦」から4年後、らんま、あかね20歳の頃。
季節は初夏。夕焼けに沈む町並み。
「あら? 良牙くんじゃない。久しぶり!」
大学からの帰り道、あかねは公園で良牙を見かけた。
良牙は戸惑いながらも、振り返る。そこには高校時代と変わらない、あかねの笑顔があった。
「あ、あかねさん。お久しぶりです・・・」
「こんな所でどうしたの? また修行の旅?」
「イエ・・・旅はもう終わって、これから家に帰るところです」
「・・・もしかして、また迷子になってたんでしょ〜? いいわよ。私が送ってあげる。道なら大体覚えてるし」
「すみません」
良牙は恐縮しながらも、ホッとしていた。
明日、家にあかりちゃんが遊びに来ることになっていて、それまで帰らないとマズイ!と焦っていたのだ。
あかねと良牙は連れ立って歩き始めた。
道すがら、お互いの近況を話し合った。
あかねは今、体育大学に通っていて、教員を目指しているところだ。
らんまは、世界でも有名なサーカス団に入り、色々な国を回っている。今度の公演はミラノらしい。
良牙は相変わらず修行の毎日で、最近では国内だけではなく、海外まで足を運んでいる。
(方向音痴のせいで、海外では何度となく大変な目にあっているのだが・・・)
初夏の風が二人を包む。
大学生のあかねはまた髪を伸ばし始め、今では豊かな髪が胸まで伸びている。
その髪が風になびいてふわっと広がった。
「きれいだな・・・」
良牙は思った。
そして「いかんいかん。あかりちゃんという人がありながら・・・」と自分をたしなめた。
そうこうするうちに、天道道場の近くにさしかかった。
「そうだ! 良牙くん。家に帰っても誰もいないんでしょ? 夕ご飯、うちで食べていかない?」
「エッ? いいんですか?」
迷子になって長時間歩き回った良牙には、正直ありがたい誘いだった。
「きっとみんなも良牙くんが来てくれたら喜ぶよ」
あかねはにっこりした。
夜。食事が終わった後、天道道場の面々は当然のように酒盛りを始めた。
あかねが10代の頃にはみんなのストッパーになっていたのだが、ハタチを過ぎるとみんなと一緒にお酒を
飲むようになり、ほぼ毎日どんちゃん騒ぎになっていた。
良牙も勧められるまま酒を飲み、腹踊りなんかを披露したりした。
「良牙のやつ、なかなかやるな。わははは〜 もっと飲め!」
玄馬や早雲にどんどん飲まされた良牙は、旅の疲れもあって、あっという間に眠くなった。
「あら、良牙くん、眠いみたいね。今日は泊まっていけば? 乱馬くんの部屋がちょうど空いてるから、そこで眠るといいわ」
察しの良いかすみが、気を遣って声をかけた。
高校卒業後、あかねと正式に婚約した乱馬は、あかねの隣の部屋(元物置)を1人部屋として使っていた。
まぁ、居候から婚約者に格上げされた時に与えられた部屋だ。
しかし、その現・住人もサーカス巡業で留守である。
かすみは、早雲の手を借りながら良牙を乱馬の部屋に押し込め、どうにかこうにかベッドに寝かせた。
夜はふけ、居間で騒いでいた者も、一人、二人と自室へ引き上げ始めた。
「ちょっと、あかね、起きなさい」
かすみは、酔ってうたた寝を始めたあかねを優しく起こした。
「あかね、大丈夫? 自分で部屋に戻れる?」
「らいじょうぶ。らいじょうぶ」
あかねは、フラフラしながらも階段を登っていった。
自室でふらつきながらパジャマに着替えていたあかねは、乱馬の部屋に人の気配を感じ、ぴたと止まった。
「あら、乱馬、帰って来てるんなら挨拶ぐらいしなさいよね〜。こっちは寂しい思いで待ってたんだから」
酔ったあかねは、ヨロヨロと乱馬の部屋に入り、ベッドにもぐりこんだ。そして
「乱馬〜 帰って来たんだね・・・ 久しぶりに添い寝したげる・・・ムニャムニャ」
言いながら眠りについてしまった。
明け方。
早い時間から寝ていた良牙は、スッキリした気持ちで目が覚めた。
・・・途端に硬直した。
同じベッドにあかねが寝ている。
しかもパジャマ姿で。すやすや寝息を立てているあかねの腕は、無意識に良牙に抱きつくような形になっている。
「ギシッ」
良牙は固まった。そしてこの状況を冷静に判断しようとした。
時計は4時を指している。ここは乱馬の部屋らしい・・・ということはあかねさんは乱馬と勘違いして自分の布団に入ってきたのか?
落ち着け、あかねさんとの添い寝なんて、Pちゃんだった頃に散々経験したではないか。
我慢しろ、我慢するんだ響良牙!
ぐるぐると考えを巡らせている時、
「う〜ん。乱馬ぁ」
あかねの手が良牙の秘所をまさぐった。
「どっかん」
良牙の顔は赤くなり、爆発した。
乱馬のやつ、いつもこうやってあかねさんと添い寝してたんだな。あまつさえ、あかねさんにこんな事やあんな事もやらせてたんだな・・・
妄想が爆走した良牙は、もう理性が飛ぶ寸前だった。
クソッ! オレだってあかねさんが好きだったんだ! それなのにお前がいたから身を引いたのに・・・
「あかねさん、もう我慢できません!」
良牙はガバッと身を起こし、寝ているあかねを組み敷いた。
そしてあかねのパジャマを脱がす。
ブラジャーをつけていなかったのか、白くて形の良い胸がすぐに露わになった。
あかねの胸は、高校時代よりいくらか豊かになっていたものの、中心の突起部分はいまだ薄いピンク色をしていた。
「くそっなんてキレイな胸なんだ。あかねさん、オレはずっと昔からあなたを・・・ちくしょう乱馬のヤツ!」
様々な感情がごちゃ混ぜになり、その感情の渦に流される良牙。
ピチャピチャという音だけが流れた。
「う・・うん。何してるの乱馬、朝っぱらから・・・」
言いながら目が覚めたあかねは、呆然とした。
「りょ、良牙くん!! ・・・なんで? えっ、ここ乱馬の部屋・・・ 私、乱馬と間違って良牙くんのベッドにもぐりこんじゃったの? どうしよう?」
さまざまな思考があかねの頭をかけめぐる。
「ちょっ、ちょっと良牙くん、ごめん、私が間違ってここに・・・ やめてっ・・・あンッ!」
一生懸命言い訳ををしていたあかねが、突然甘い声をあげた。
良牙があかねの秘部に舌を這わせたのだ。
「や、ダメよ。良牙くん、お願い許して。」
すがるように言うあかねの声は、気持ちと反してどんどん熱みを帯びてくる。
体の力も徐々に抜けていくようだ。
そんなあかねを見た良牙は、もう勢いを止めることができなかった。
良牙はグイッとあかねの股を開くと、猛り狂った自分自身を、挿入した。
そしてあかねの身を起こし、騎上位でどんどん突いた。
「アッ あぁ! 良牙くん、ダメ! ダメよ」
言葉とは反対にあかねは良牙の動き受け止め、良牙の頭に腕を回した。
(ダメ・・・すごく気持ちいい。どうしよう)
あかねの頭の中はピンクのモヤがかかったようになり、体は絶頂へ向かって一人歩きしていく。
「ああっ!」
あかねは切なそう体を震わせ、オーガズムに達した。
それを聞いた良牙は、まだ足りないと言わんばかりにあかねの体を回転させ、後ろから突きまくる。
「またッ! だめ、またイっちゃう!」
あられもない声を出し続けるあかね。
限界に達した良牙は、男根を抜くとあかねの背中にたぎったものを目一杯ぶちまけた。
チュン、チチ。
朝を知らせるスズメの声で良牙は我に返った。
「あかねさん、す、すみませんでした・・・!!」
あかねは放心したようにベッドに腰掛けている。その瞳には涙が光っていた。
「もう、二度と会いません。本当にすみませんでした」
良牙は服を着て荷物を手にすると、そっと天道道場を後にした。
一人残されたあかねは、のろのろと風呂場に行き、体を洗った。
「もうすぐみんな起きてくる・・・どうしよう。みんなに気づかれないようにしなきゃ。いつもと同じことをしなきゃ」
そう思ったあかねは、日課であるロードワークに行くことにした。
「?!」
天道道場を出たあかねは硬直した。
目の前の道路を良牙がウロウロしている。
・・・明らかに迷子になっているようだった。
(良牙くん。また迷子になってる)
一瞬迷ったあかねだが、生来の人の良さから放っておけなかった。
「良牙くん!」
声をかけると良牙は心臓が飛び出たような顔をした。
「また道に迷ったんでしょう? 家まで送るよ」
「いや・・・しかし」
渋る良牙をせかして歩かせるあかね。
良牙はじっと下を向いたまま、かろうじて歩みを進めている。
無言の時間が流れた。
「・・・あかねさん、オレ、あかりちゃんが・・・」
「知ってる。良牙くんがあかりちゃんを一番大事に思ってることなんて・・・百も承知だよ。私だって乱馬のことが一番大事だし」
「・・・」
「今日のことは私も悪かったなって思ってるわ。乱馬と間違って良牙くんの布団にもぐりこんだのは私だし」
「すみません。でもやっぱりオレがあの時我慢してれば!」
良牙は突然座り込み、頭を抱えた。
「・・・もういいよ。私も乱馬と色々あるし(ゴニョゴニョ)、あの、その、男の人が自制心を保てない瞬間があるっていうのも大体わかるし。
だから、今日のことはなかった事にしましょう。だから・・・もう二度と会わないなんて寂しいこと言わないで」
「あかねさん・・・」
「ずっと良い友達でいましょうね」
話すうちに二人は良牙の家についた。
「良牙くん、今度はあかりちゃんも連れて遊びに来てね! 乱馬とダブルデートしましょう」
「・・・」
「もう! そんな暗い顔しないで! 今日あかりちゃんが遊びに来るんでしょ?」
「はい!」
良牙は初めて笑顔を作った。
「今度、あかりちゃんも連れて、・・・乱馬の野郎も連れてダブルデートしましょう」
「クスッ・・・そうね! きっとね! デートコースは私が考えておくから」
そう言ってあかねは手を振ると、良牙に背を向けた。
「じゃあ、私ロードワーク中だから!」
「はい、がんばってください!」
軽快に走り出すあかねを良牙はいつまでも見送り、そしてつぶやいた。
「さようなら。オレの初恋」
〜完〜
ムース女体化見たい
あかねいい奴(´;ω;`)
ムースは女体化してもあんま外見変わらなさそうだな
いい話(;_;)
シャンプー×女体化ムース
「私より胸あるなんてなまいきネ!こうしてくれるネ!!」「えぐぅ…らめらめぇ〜〜〜っ!やめるらぁシャンプゥ〜やぁぁ…」とエロが嫌いでいくらシャンプーでもセクハラは嫌だ言いつつ好きだから抵抗出来ないムース妄想した、見たい
>>800 >>802 ありがとう〜
あかねの優しさを書きたかったんだ。
>>789-798書いた者です。
めぞんの五代だったり、シティハンターの香だったりに感情移入して読んでたクチなんで、あかねのことがけっこう好きなんすよね。
調子に乗ってまた書いてみよう。
基本的にエロ描写が苦手なんで、また変になるかも知れない・・・
とにかく頑張って書いてみます。
ムース女体化とかが好きな人ごめん。基本ノーマルしかダメなんだ・・・
じゃあ次スレから。
流幻沢からの帰り道。
仲良く手をつないで家路につく乱馬とあかね。
二人は村の無人駅について、電車の時間を確認した。
「あれ・・・? 電車がない・・・」
田舎の悲しさで、電車の本数は一日数本という有り様だった。
「クソッ・・・マジかよ」
「どうしよう乱馬。とにかく、家に電話してみるわ」
駅の崩れそうな公衆電話から電話をかけるあかね。
「あ、かすみおねえちゃん? 心配かけてごめんね。そう。化け物退治は済んだだけど・・・
帰りの電車がなくなっちゃって。乱馬? 一緒よ。ちょっと乱馬、かすみお姉ちゃんが代わってだって」
「オレ?」
乱馬が電話口に出る。
「ハイ。まぁ色々あって・・・ そんで今の場所なんすけど・・・はい。・・・エエッ!? いえそんなこと! ちょっとオレ・・・」
突然しどろもどろになる乱馬。あかねはそんな乱馬をよそに時刻表とにらめっこしている。
電話が終わった乱馬に、あかねは声をかけた。
「かすみお姉ちゃん何だって?」
「ウッ!」
ギョッとして突然顔が赤くなる乱馬。
(「二人で泊まって明日帰って来なさい」って言われたなんて言えるかよ!)
「どうしたの? ・・・そうそう、駅にあった時刻表を見たんだけど、どうも今日はもう電車がないみたい。
ここ、何もないし、隣の駅がもう少し大きいみたいだから、そこまで行ったらどうにかなるかも。
それとも、真之介君の家に戻ってそこで一晩寝かせてもらうか・・・どうしよう乱馬」
異様にドギマギしていた乱馬だが、「真之介」という言葉があかねの口から出てくると少しムッとした。
正直、あかねがまた真之介に近づくのは我慢できない。
「・・・隣の駅まで歩こーぜ」
ぶっきらぼうに言うと、あかねの手を引いて少し強引に歩き始めた。
そんな乱馬を見てあかねはクスッと笑った。
でも、何度も告白してくれた真之介の家に、乱馬と二人で戻るのは気がとがめるので少し安心した。
静かに線路に上を歩く二人。
あたりはどんどん暗くなってくる。
「ねえ、乱馬。次の駅、まだかな。もうずいぶん歩いてるような気がするけど、何も見えないね」
「くたびれたか?」
「うん、ちょっと。毎日緊張してたからな・・・」
あかねは軽いあくびをした。
「あ、あっちの方、なんか光が見えて来たぞ」
「ほんとだ! やっと駅が見えてきたのかな?」
二人は遠くに光る明かりを見てほっとし、最後の力を振り絞って歩いた。
しかし・・・近づいてみるとそこは高速道路のインターだった。
「仕方ねぇな。ここでヒッチハイクでもするか」
乱馬はあかねの疲労を考えて、次の駅まで歩くよりもヒッチハイクをした方が良いと判断した。
しかし、いくら何でも高速を運転中にで止まってくれる車もある訳がない。また、こんな田舎のインターで乗り降りする車もほんとんどなかった。
いや、降りる車はけっこうあるが、みんな近くのモーテル狙いで、練馬の方に行く車は一台もない。
水をかぶって愛想を振りまきながら懸命にヒッチハイクをする乱馬。そんな中あかねは疲れが出たのか、うつらうつら眠り始めた。
「イタ!」
あかねの鋭い声がした。
「どうした、あかね!?」
「イタタ・・・なんか変な虫に背中を刺されたみたい。あっ、少し腫れてるかも」
「大丈夫か?」
「うん、それより車、つかまりそうにない?」
「ああ・・・全然だめだ」
「もう8時だね。今日は乱馬、テントで寝なよ。私寝袋で寝るから」
「ばっきゃろー、朝に寒くて死んじまうぞ。それに背中の手当てもしねーと・・・」
「でも・・・」
「あかねっ!」
乱馬は突然キッとあかねを見つめた。
「なに?」
「今日はそこのホテルに泊まろう!」
「エエッ?!」
あかねは少し離れたモーテルの看板を見た。
どう見てもシティホテルじゃなく・・・ラブホテルだ。
「ウソ・・・」
「ウソもへったくれもねえっ。とにかくまず手当てだ。大丈夫。お前みたいに色気のない女に手を出すほど落ちぶれちゃいねえよ〜だ」
「まぁ、何よ!」
ふくれるあかね。でもいつも通りの乱馬の態度に安心したあかねは、モーテルに泊まることに反対しなかった。
ドキドキしながらホテルの中に入る二人。
受付の老女は、二人の姿を見ると首を振った。
「あ〜、うちは堅気の商売だから、普通のカップルさん以外は遠慮してもらってるんだよね〜」
思わず顔を見合わせる二人。
「乱馬・・・女のままよ」
「いけね! ちょっとおばあさん、お湯ある?」
老女からお湯をもらった乱馬は、急いで男に戻った。
「・・・?? なんか良くわからんけど、まあいいわ」
老女はあんぐりと口を開けたまま、部屋の鍵を渡した。
通されたのは、田舎のモーテルにしては調和の取れた部屋だった。少し全体的にピンクが多すぎるきらいがあるが・・・
経営者の趣味なのか、インテリアにはフリルやレースがふんだんに使われていて、お風呂にはやたらとゴージャスな石造が置いてあったりした。
「わぁ! かわいい部屋」
変な雰囲気になるのを恐れたあかねは、ことさら無邪気にふるまい、ベッドに横になった。
「イタッ!」
虫に刺された部分がぶつかったのか、飛び起きるあかね。
「おいっ、大丈夫か」
「うん・・・ちょっとお風呂に入ってお薬塗ってくる。大丈夫。こんなこともあろうかと、救急セットはちゃんと持ってきてるんだ〜。
だからのぞかないでよ!」
「だぁ〜れがお前みたいな色気のない女!」
べェっと舌を出し、風呂場に消えたあかねを見て、らんまはフ〜ッとため息をついた。
「我慢我慢。オレは修行中の身なんだ。そうだ、テレビでも見よう」
チャンネルを探す乱馬の視線が、風呂場の方に向いた。
「!!」
乱馬は声にならない叫び声をあげた。・・・ガラスごしにお風呂に入るあかねの姿が見える。
部屋の明かりが薄暗いため、明るい風呂場の様子がすりガラス越しに浮かんでいた。
はっきりとは見えないものの、シャワーを浴びるあかねの姿が手に取るようにわかった。
「んなっ! なんだこの部屋は!」
(なんだって・・・ラブホとはそういうモノだよ、乱馬クン)
乱馬の視線に気づかずにシャワーを浴び終わったあかねは、服を着て部屋に戻ってきた。
「ねえ、乱馬、背中の虫刺され、どうにか薬は濡れたんだけど、ちょっと腫れてるみたいだから、ガーゼ当ててくれない? じゃないと今夜眠れそうにないの」
「・・・あ、あぁ」
ベッドに座っている乱馬の隣に腰を下ろすあかね。
そして、迷いもなく背中のTシャツをたくしあげた。
傷口は見た感じそんなに腫れてはいなかったが、少し熱を持っているようだった。
しかしさっきの光景が目に焼きついている乱馬にとって、目の前で露わにされたあかねの肌は刺激的すぎた。
乱馬は無言でガーゼを当て、テープで固定する。
「んッ」
傷口がすれて少し痛かったのか、声を上げるあかね。
その声で乱馬の理性はいとも簡単に吹き飛んだ。
「・・・おい、あかね」
「なぁに?」
無邪気に振り向くあかねの唇を強引に奪う。
「ン〜ッ! ン〜ッ!」
驚いてもがくあかね。
乱馬はお構いなしにあかねの口をこじあけると、舌を入れた。
「くっ! う〜っ!」
乱馬の舌を受け入れてしまったあかねは、苦しくてじたばたしている。
「ふうっ」
やっと乱馬の唇が離れた。
「ちょっ、ちょっと! 乱馬、どうしちゃったの!?」
激しい口付けで目が潤んだあかねを見て、乱馬の自制心は完全に失われた。
「あかね、お前・・・ 自分が何したか分かってるのか?」
強引にあかねの服を脱がせる乱馬。あかねの胸が露わになる。
「ま、待って!」
恥ずかしさに両手で胸を隠すあかね。
しかし乱馬はその手を無理やり広げる。形の良い乳房が露わになった。
「あかね・・・その・・・すごく、きれいだな」
「・・・!」
あかねは恥ずかしさで顔をそむけ、目をつぶった。
そんなあかねのしぐさは、男心を刺激するに充分だった。
乱馬はゆっくりと顔を寄せると、あかねの胸に口を付けた。
ビクッと反応するあかねの体。
乱馬は大切なものを愛するように、あかねの胸に舌を這わせた。
最初は大きな円をかくように・・・ そしてその円はだんだん狭くなり、とうとう乳首に到達した。
「あんっ!」
乱馬のもどかしい愛撫で逆に火がついたあかねの体は、熱を帯びて敏感に反応した。
あかねの腕は徐々に力をなくし、乱馬の頭を抱きかかえる形に変わった。
乱馬の舌はどんどん下半身に進んでいく。あかねの秘部は潤いを帯びて熱くなっていた。
「ダメェ乱馬、そこはっ・・・恥ずかしいの!!」
必死に懇願するが、乱馬は構わずに股を開くと、舌を這わせた。
「あンッ!」
乱馬の舌が敏感な突起に触れたのか、あかねは腰を浮かせた。
「そこダメ!」
あかねは執拗な攻めに耐え切れず、とうとう軽い頂点を迎えてしまった。
ガクガクと腰を震わせるあかね。
そんなあかねに耐え切れず、乱馬はいきりたった肉棒を挿入しようとした。
「あ!」
初めての痛みにもだえるあかね。
「・・・乱馬、痛い」
苦痛をこらえるあかねの姿を見た乱馬は、浅く挿入したままあかねの体を起こす。
「ごめんな、これで背中、痛くないだろ・・・」
(違う!)
あかねは目をつぶったまま頭を振るが、体を起こされた拍子に乱馬の肉棒が深く突き刺さり、言葉を失った。
初体験の痛みがどんどん強まる。
「あぁ! あん!」
乱馬は興奮して強く腰を振っている。静かな部屋に互いが体を打ち付ける音が響いた。
「どうしよう、痛いよ・・・」
ぼんやりした頭で目をあけたあかねの前には、快感で無我夢中な乱馬の顔があった。
その顔を見たあかねは、乱馬への愛しさで一杯になった。
「初めての人が乱馬で・・・嬉しい」
そう思うか思わないうちに、乱馬の動きが早さを増した。
「ッ!」
絶頂を迎えた乱馬は、我を忘れてあかねの中に全てを放出した。
ドクッドクッ・・・
あかねは乱馬のモノが脈打つのを体で受け止めた。
「うわっ! あかね、ごめん!!」
我に返った乱馬は、必死に謝った。
「もう! 子供できちゃったらどうするのよ!」
「ごめん、あまりにも気持ち良くて・・・」
そんな乱馬の言葉にあかねは真っ赤になった。
「多分、大丈夫だと思うけど・・・。もし出来たら、責任・・・取ってよね!」
ツンとすねた様子でシーツを体に巻くあかね。
そんなあかねの姿にまた欲情する乱馬。
あかねのシーツに手をかけようとすると、
「ダメー!!」
あかねが必死に抵抗する。
「今度は、ちゃんと(避妊)するから・・・」
「ダメダメ!」
「お願いしますっ! あかねさん・・・」
「・・・いいけど、ベッドじゃダメッ!」
「・・・? えッ・・なんで?」
鈍い乱馬も、ようやくあかねがベッドの一部分を隠しているのに気づいた。
「もしかして・・・」
「乱馬のバカッ! 鈍感!」
「恥ずかしがることないだろー。そっかー やっぱり初めての時って血が出るんだなー」
嬉しそうな乱馬を見て、あかねは羞恥に震えた。
「ばかー!」
涙を浮かべたあかねを優しく抱きしめる乱馬。
「オレ、嬉しい。・・・実を言うとよ〜。真之介とあんなことがあったから・・・ちょっと心配しちまってたぜ」
「心配? 何を?」
「いや、なんでもない!」
異様に焦る乱馬を見て、さすがのあかねも気づいた。
「もうっ! 乱馬のバカ!! 私がそんな尻軽だと思ってるの?」
プイと横を向くあかね。
「私だって、・・・初めては好きな人とって、ちゃんと思ってたもん」
うつむきながら恥ずかしそうに言うあかねの姿を見て、乱馬はまた暴走しそうになった。
・・・次の日、やっと天道道場についた二人は、家族全員から昨日の外泊について厳しく追求され、散々な目にあわされた。
しかも目ざといなびきが、あかねの背中のガーゼを見つけ、不適な笑みを浮かべた。
「乱馬くーん、ちょっと、いくら何でも床ずれが出来るぐらいにがっつかないで欲しいわ〜。
かわいい妹の体、もう少し優しく扱ってよね〜」
どっかん。
そんな言葉に固まる二人。
許婚とはいえ、娘の純潔を奪われた早雲が、感極まって泣き始めるわ、八宝菜は怒って乱馬をボコボコにするわ・・・
久しぶりの天道家の夜は、あいも変わらず騒がしく更けていくのであった。
ふー 終わった。
先にベタ打ちしてたんだけど、途中でどこからどこまでUPしたか忘れちゃった。
長文になってしまいすんませんでした〜。
819 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 19:06:43 ID:oRG0HrRP
良牙×らんま
良牙×右京
のおすすめ小説あったら教えて!
もち、アダルトで
804さんのあかねちゃんとっても好きです。
良牙×あかね、乱馬×あかね。とってもキュンときました〜^^
良牙×あかねはあんまり見れないのでとっても嬉しかったです。
相手は誰でもいいですのであかねちゃん期待してます!
真之介やパンスト太郎もみてみたいなぁ。
またあかねの優しさが全面に出てていいな〜
終わり方も原作っぽくて良かった
GJ!
個人的に真之助は幸せになって欲しいキャラだ
>>787 恋の釣竿キター!!!!GJ!!!
個人的なあれだけどちょうど過去スレの釣竿話読んで
萌え萌えしてたとこだったから新しい釣竿読めて嬉しい
二人の性格がよく出てて、らんまの強気だけどシャイなとことかも可愛かったです。
また書いてほしいな
〜開水壺を探せ〜
ハーブに止水桶をかけられ女から戻れなくなってしまったらんま
良牙、ムースと共に開水壺とハーブを追い旅に出る。
電車で移動する三人は弁当も食べ終わりくだらない談笑を始めた
「時にらんま。お前はシャンプーの事をどう思ってるんじゃ?」ムースがらんまに問いかける
「どうって・・。前は命を狙われてたけど、今は会えば求愛される身・・。モテる男は辛いぜ・・。」少しはぐらかす感じで言うらんま
年頃の男三人も集まれば話題は女の話に自然となっていくのが普通の16歳達の会話だが
この三人は会えば喧嘩をする仲。
こういう話をする事は初めての事だった。
「おらが聞きたいのはそう言う事じゃないだ!お前がシャンプーを好きか聞いとるんじゃ!」強い口調でらんまに聞くムース
「好きとか言われてもな・・。俺にはうっちゃんもあかねも後、小太刀からも求愛されてるからな〜」ハッキリとは言わないらんまに良牙が口を挟む
「あかねさんはただの親父さん達が決めた許嫁じゃねぇか。お前はシャンプー、右京、小太刀がいる。あかねさんは俺にまかせろ。幸せにしてやる。」良牙が少し冷たい口調で言い放つ
「らんま〜!お前まさかシャンプーが本命なんじゃなかろうな〜!?シャンプーはおらの嫁じゃ!」戦闘態勢に入るムース
「ま、まてまて!誰か一人なんてきめられねーよ!俺はまだ16だぜ?この先もっと魅力的な人が現れるかもしれないし、今は女だ。誰を好きかなんて今はいえねーよ」ムースを落ち着かせるらんま
「あかねさんに魅力が無いと言うのか貴様!」良牙が強い口調でらんまを睨む
「だ〜!お前等黙れ!」呆れた風に言うらんま
「そ、そうだ!ムースはどれくらいシャンプーが好きなんだ?」話を自分から逸らそうとするらんま
「おらの愛は本物だ。毎晩寝る前にシャンプーの全てを想像して寝てるだ」
「そ、それはもしかして・・・」おそるおそる聞くらんま
「んだ。おらは毎晩シャンプーを想像してオナニーしてるだ」自信満々に言うムース
「お、お前な〜。乙女の前で言う話か!」呆れた風に言うらんま
「何が乙女だ。おかま体質なだけじゃねぇか」っと良牙
「おかまとは失礼ね〜。良牙く〜ん。」らんまがそう言うと胸を少しチラリと出した
ブハっと鼻血を出す良牙、ムースも食い入る用にらんまの胸を見る
「みてんじゃね〜よ。変態ども。俺は寝るぜ」胸をしまい、目をつむるらんま。
少しの間、沈黙になる三人
「で、良牙は何をおかずにしとるんじゃ?」ムースが唐突に良牙に聞く
「ば、馬鹿やろう!俺は貴様等と違って変態じゃないからな!そんな事するか!」慌てたように言う良牙
「変態って俺も含まれてるのかよ!ムースと一緒にするな!」二人の会話に口を挟むらんま
「お前等、嘘はドロボウの始まりじゃぞ!健全な16歳の青年がオナニーをせんはずがない!」力説するムース
話を続けるムース
「らんまは女にも好きな時になれるし、男の時と違う快感を味わえるじゃろう。どうじゃ、シャンプーとの日の為におらの練習台にならんか?」少しふざけた感じで言うムース
「お前な〜・・。」頭を抱え込むらんま
「ムース、お前本当に変態だな」少し引いた顔で言う良牙
「あ〜。トイレ行ってくる。覗くなよ!変態共!」トイレに向かうらんま
「誰が覗くか!」良牙が言うとムースが耳打ちしてきた
「今日の風呂楽しみじゃな。らんまは体は女じゃが心は男。男風呂に入るじゃろうから目の保養になるの」ムースが言う
「お前な〜・・。変態同士勝手にやってくれ」呆れた感じで良牙は言うと寝るから話かけるなと言い眠りについた
良牙「らんま。お前は男の時は俺の友でありライバルだ。しかし、女の時のらんまは悔しいが可愛い。付き合ってくれるな?らんま」
らんま「良牙。俺、もう女のままで良いかなって思ってる・・。俺もお前の事が・・・」
「うわー!」良牙が飛び起きる
「どうした良牙?あせびっしょりだぞ。怖い夢でもみたか?」漫画を読みながら、らんまが聞いてくる
「いや、あれだ、ほら、怪力野郎と戦う夢見ちまって・・。いや〜、今から戦いの夢を見るなんて俺は偉いな〜」慌てて嘘の夢の話をする良牙
「ふ〜ん。気の早いやつだな。俺も少し寝よっと」眠るらんまを見て良牙が思う
(なんであんな夢みちまったんだ?らんまをそんな風に思ってんのか俺は・・。いや、俺はあかねさん一筋だ!今のは悪夢だ!ちょっと疲れてるだけだ!)眠るらんまを見る良牙
(くそ!なんでこいつは女になるとこんな可愛いくなるんだ!?・・・。こんな邪念を思うなんて俺も修行が足りないな・・。)電車は進んで行く。
らんま「良牙く〜ん!クッキー焼いてきたの。食べて〜!あ〜ん」
良牙「うまい!お前に食べさせてもらうとまた一段とうまいな!」
らんま「うふふふ。エッチしましょー」
良牙「あははは。そうだなー」
「うわっ!」らんまが起きる
「どうした?お前も怖い夢でも見たか?」良牙が聞く
「い、いや別に・・。谷底にお、落ちる夢見ちゃってさ〜・・。ハハっ・・。」慌てるらんま
「ふ〜ん・・。」っと良牙
(な、なんだ?良牙とエッチする夢なんて何でみるんだ!?女から戻れないから心まで女になり始めてんのか!?)らんまが心の中で葛藤していると
「ところで・・・」良牙がらんまに話かける
「なんだよ!俺、お前とやらねぇぞ!」と慌てて言うらんま
「なんの話をしとるんだお前は?何をやるかは知らんがムースはシャンプーをデートに誘う為の完璧な作戦を思いついたとかで一つ前の駅で降りて帰ったぞ。」良牙が言うとらんまがムースがいた方を確認し
「帰ったのか・・。じゃあ2人で行動だな・・。」と少し緊張した感じでいうらんま
「そ、そうだな」良牙も緊張したかんじでらんまに返す
二人の間は緊張した感じになり言葉少なく電車は目的地につく
「じゃあ、予約しといた旅館に向かうか」らんまと良牙は旅館に向かう
「いらっしゃませ。ご予約頂いてた早乙女様ですね?三人様でよろしかったですか?」旅館の女将がらんまに言う
「いや、ちょっと1人都合がつかなくなっちゃって2人になっちゃったんですが、大丈夫ですか?」らんまが女将に聞く
「そうでしたか。こちらは特に大丈夫ですよ。じゃあ、お二人様でよろしいですね?」女将
「はい。二人でお願いします」とらんま
「部屋はこちらです。ご案内します」女将が部屋に案内する
「こちらです。この部屋のお風呂は部屋の中に温泉がありプライベートな時間を二人でお過ごしできますよ」女将が説明する
「えっ!?普通の大浴場はないのか?」と良牙
「あるのはありますが、せっかくカップルで来てるならこっちの方がムードがでますよ。ではごゆっくり。」説明を終えると女将は部屋を出て行った
「まいったな・・。完全にカップルと間違われてるな」っとらんま
「まぁ、ここにすむわけでもなし。女将にどう思われようと関係ない」さらりと返す良牙
「そーだな。俺、風呂入ってくるよ」らんまが風呂に入りにいこうとする
「おい、ちょっと待ておまえまさか男湯に入りに行こうとしてるんじゃないだろうな?」良牙が問いかける
「当たり前だろ?女湯なんてはいれるかよ」らんまは不思議そうに言う
「馬鹿。今のお前はお湯に浸かっても男には戻らんのだから少しは自重しろ」良牙がらんまに言う
「そうだった・・。じゃあせっかくだから部屋の風呂使うか。その前にやっぱり飯だな!」らんまは浴衣に着替え始める
服を脱ぐらんま。良牙が少し慌ててらんまに言う
「ちょっ・・。おまっ・・・。こんなとこで着替えるなよ!っていうか女の時くらい胸にサラシくらい巻いとけ!」目のやりばに困る良牙
「わっち・・!しょ、しょうがねーだろ!お、俺だって好きでこんな体質になった訳じゃないんだから。ブラジャーなんてできるかよ!」と恥ずかしそうに言うらんま
(なんなんだ今日は・・。らんまを女として意識してんのか俺は・・)らんまが着替えをしている間、後ろを向く良牙
「良牙〜。もうこっち向いていいぞ〜」らんまが声をかける
「おう、飯はまだ・・・!?おまえ!胸、胸!」良牙が慌ててらんまに言う
「ん?何か変かな?」らんまの着ている浴衣は男物だった為、胸の部分が窮屈ならんまは乳首が見えそうなくらい胸をさらけ出していた
「む、胸しまえ!」良牙が後ろを向きらんまに言う
(何、慌ててんだ?可愛い奴だな。恥ずかしがっちゃって、なんか母性本能くすぐられるな)らんまは良牙にイタズラしようと思い良牙にこれなら大丈夫だと良牙を振り向かせる
良牙が振り向くと完全に胸をさらけ出したらんまがエッチなポーズをとっていた
それを見た良牙は勢いよく鼻血を出し気絶した
良牙が目をさますと鼻にティッシュを詰められ
頭には濡れたタオルをおかれて寝かされていた
「わりい、良牙。お前があんな勢いよく鼻血出すなんて思わなくて・・」らんまは心配そうに良牙に言う
テーブルの上には料理が用意されていた
「スッポン鍋なんて初めてだな〜。ウナギにこっちにはステーキもあるぞ。食べようぜ良牙!」腹を空かせたらんまが良牙に言う
「貴様のせいで血が抜けたからな。スタミナがつく料理は有り難い。」と食べ始める良牙
「スッポン鍋うまいけど、ちょっと辛味が欲しいな。ジジイの宝箱にあった七味でもいれてみるか。」そう言うとらんまは鞄から七味を取り鍋にかけた
「おまえ、七味なんてなんで持ってきたんだ?」不思議そうに言う良牙
「いや、前に見つけてズボンのポケットにいれといたんだ。そのズボン鞄に入れて持って来たから忘れたうちに持ってきてたんだ。さっき鞄の整理してたら見つけた」とらんまが言う
「そうか。まあ辛味が俺も足りないなとは思ってたんだ。もう少しかけよう」と良牙が言うと七味をタップリかけた
夕食を食べ終わると二人は異常な感じになっていた
(なんだ?この感じは?鍋で体が暖まったといはえ体の底からくるこの熱さはなんだ・・・)らんまは思う。
良牙の方を見ると良牙も完全に雰囲気が違っていた
「良牙・・。俺、風呂入ってくるよ。暑くて汗びっしょりだ」らんまは良牙に言い部屋風呂に向かう
良牙は黙って頷く
らんまが裸になり風呂に入り湯に浸かっているとアソコが激しくうなずいてきた
(すごい・・エッチな気分だ・・。もう我慢できない・・!)らんまは右手を股間に持っていき湯船から上がりオナニーを始めた
「んっ・・!あっ・・!ハァ・・んっ」らんまが一人で熱中していると扉が開き良牙が入ってきた
「り、良牙!ど、どうした!?」慌てて湯船に入るらんま
「我慢できないんだ・・!すまん!らんま!」っというと良牙はらんまに襲いかかった
「ちょっ・・!やめ!・・」らんまは慌てて良牙の体を離そうとするが良牙の怪力の前には手も足もでない状態だった
らんまは良牙の股間を見ると完全に良牙の物は勃起していた
(凄い・・!こんなもの入ったら私・・。っん?何、私なんて何言ってんだ俺は!?そんな事より良牙を黙らせないと!)近くにあった洗面器で良牙の頭を殴りつけ気絶させた
「な、なんなのよ一体!」らんまは言うと部屋の方に逃げていった
「いつつ・・。なんで俺は裸で風呂で倒れてんだ・・?」良牙が目を覚まし部屋に戻るとらんまが泣いていた
「なんだ?何を泣いてるんだ?らんま」不思議そうに良牙が問いかける
「あんたが私を襲うからでしょ!?」らんまは鳴き声で良牙に言う
「!?ま、まさか俺がそんな変態じみたことを!?」慌てて良牙は否定する
「覚えてないの!?サイテー!!」らんまはますます泣き続ける
「なんか飯を食い終わってから頭がボーっとしてあんまり覚えてないんだ・・。」そう言うと転がっていた七味を拾い上げ、裏面をなんとなく見る良牙
「お、おいらんま!!大変だぞ!この七味!」良牙はらんまに言う
「この七味は媚薬が入っており、男が食すと大変性欲が湧く。但し効果は約30分程度。女が食すとますます色っぽくなり女を忘れた女でも完全な女になります。完全な女になりたくないボーイッシュな貴女は食べちゃだめよ☆」と書いていた
「らんま!おまえまさか!」良牙が言うと
「責任とってよ!」とらんまは言い泣き続けた
「・・・・らんまごめん・・。」良牙はらんまを後ろから抱きしめた
「良牙・・?」らんまはビックリし固まる
「らんま・・。ごめんな・・。今の俺はこういう形でしかお前を安心させられない・・。」ギュッと強く抱きしめる良牙
らんまがそっと良牙の手を取る
「良牙・・。うれしい・・。」安心した顔で良牙の顔をじっとみるらんま
「夢で見たの・・。おれ・・いや、私が良牙と付きあってる夢・・。」らんまが良牙の胸に抱かれて言う
「嘘でも、うれしいぜらんま。俺は女に一度も告白されたことないからな・・。」責任を感じているの甘い言葉で言う良牙
「嘘なんかじゃない!私、いつも良牙の事思ってた・・。あかねに嫉妬していたの・・。」らんまは本音か嘘か分からない事を良牙に言った
「過去の事はわからない・・。ただ今のお前は完全な女だ・・。可愛いぜ・・らんま・・。」良牙はそっとらんまに口づけをした
「良牙・・」らんまは目をつむり完全に身を任せた
「いいのか・・?らんま?本気になるぞ・・俺・・。」そう問いかける良牙
「お願い・・。このまま抱いて・・」恥ずかしそうに言うらんま
それを聞くと良牙は優しくらんまの浴衣を脱がし始めた・・。
〜続かないよ。おわり〜
実に疲れた
文才ないし落ち思いつかんし
勢いでかくもんじゃないね
恋の釣り竿も書いたけどエロパロって本当に難しいね
他の人すごいわ
素直に尊敬するわ
会話のテンポもよくて、キャラがほんとにしゃべってるみたいだった!GJ!!
らんま良牙ムースがわいわいしてるのっていいね
乙。
八宝斉の七味なんてかっぱらうなよw
>>832-833 読んでくれてありがと
らんまが良牙に恋するベタ書きたいけどなかなかそこまで持ってくのが大変w
あ×右×シャ×五寸釘ってのも書いてみたいw
>>832-833 読んでくれてありがと
らんまが良牙に恋するベタ書きたいけどなかなかそこまで持ってくのが大変w
あ×右×シャ×五寸釘ってのも書いてみたい
需要あるが知らんがw
乙
俺はらんまの腰をつかむとゆっさゆっさと揺さぶった
「あ、あ、あ、あ」
媚声をあげるらんま。
俺はそのまま己が欲望のままに白濁を吐き出した。
俺の気持ちは征服感でいっぱいだった。
838 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 18:07:34 ID:8ENK1gPM
新作小説が出てきませんなあ
寂しい!
夏の暑い日
らんまは腰を痛めて寝ていた
「あちーな・・。いてて・・」
らんまは痛めた腰を庇うように洗面所に向かった。
ザパッーンっと水をかぶる
「暑いな・・。あ〜」
布団に戻り横になり冷蔵庫から持ってきたアイスを舐めはじめる
「こんな日は思いっきり泳ぎてーな。あ〜あ、暇だな〜。」
1人でブツブツ喋りながら布団の上でゴロゴロしていると電話が鳴り始めた
「おーい!電話だぞ!」
「・・・。誰もいないのか?チキショー・・」
ブツブツ言いながら腰を庇い電話にでる
「はい。もしもし?なんだ、あかねか。」
「もしもし?らんま?みんなで買い物してたら右京に会っちゃって晩御飯ご馳走してくれるって言うからみんなでご馳走になって帰るからね」
「なんだ、俺が寝てる間にみんなで出かけてたのか?好きにしろよ。腰痛くてそれどころじゃねーよ。イカ玉お土産で貰って来てくれよ」
ガチャッと電話を切り居間に寝転びテレビをつける
「なんか面白いことねーかな・・」
「ごめんくださーい!」
玄関から人の声が聞こえる
「はーい!どーぞ!」
居間かららんまが大声で返答する
「お邪魔します。・・・。あかねさん、これ岩手のお土産の・・。なんだ、らんましかいねーのか?」
声の主は良牙だった
「あいにく、あかねは外出中だぞ。帰ってくるのは夜になるぜ」
「そうか。待たしてもらおう。」
ドカッと座る良牙を見てらんまが何かを思いついた用に良牙に話かける
「良牙。俺、ちょっとでかけてくるからな。ま、ごゆっくり」
「お、おう?まあ、勝手に待たせてもらうかな」
イソイソと部屋を出て行くらんま
良牙はじっとテレビを見ていた
「響せんぱ〜い。えへ」
庭から赤毛の可愛らしい女の子が良牙に声をかけてきた
「だ、誰だ?君は?」
急に現れた女の子にビックリしている良牙
「あたし〜。響せんぱいのファンクラブの会員なんです。きゃっ!//」
「俺のファンクラブだと・・?し、知らなかった・・。いつの間にそんなものが・・」
「憧れの先輩とお話できるなんて嬉しいです!・・お家あがってもいいですか?」
「あ、ああ!俺の家じゃないがどうぞ!」
「(ふっ・・!俺の変装と気付いてないぜ!)お邪魔します〜!」
変装したらんまが良牙の横にチョコンっと座る
「実は先輩にお願いがあるんです・・」
「お願い?なんだ?言ってくれ」
「実はあたし、この前バスケットの試合で腰悪くしちゃって・・。それで武術の天才の先輩にどうやったら早く治るか聞きたくて・・グスッ・・」らんまは嘘泣きをしながら話す
「腰か〜。腰は寝て安静にしてるのが一番じゃないかな?」
あっさりと言う良牙に慌てたようにらんまが
「あ、で、でもそれって早乙女らんまも言ってましたよ!早乙女らんまって先輩のライバルですよね?なんだか同じ事言われるなんてガッカリ・・(良牙にマッサージさせようと思ってたのに・・!なんとかマッサージさせるように持っていかねーと!)」
「なに!?らんまと一緒だと!?それは俺のプライドが許さん!君!そこによこになってくれ!」
良牙は怒ったようにらんまに指示をした
「は〜い!マッサージお願いします〜!(くそ!プライドが許さんってのが引っかかるな!まあマッサージさせるためだ、しかたねぇか)」
寝っ転がるらんま
「じゃあ、マッサージするぞ。どこらへんが痛いんだ?」
「あの〜。お尻の上の方が痛いの」
「そうか。じゃあここらへんかな?」
グイグイとお尻の上の方を揉んでみる
「う〜ん。ちょっと違うな〜。ここら辺だよ」
らんまはスカートをずらしお尻を半分だした
「!ブッ!!」
勢いよく鼻血を出す良牙
「ちょっと!先輩!何してんのよ!?」
「い、いや、君が急にパンツ下げるから・・」
「先輩、こんなので恥ずかしがらないでくださいよ〜」
「い、いやしかしだな・・」
「そんな事言ってるとこのまま前を向いちゃいますよ?」
「!いや!止めてくれ!そんなことすると大事な所が丸見えになるぞ!?」
「じゃあ、文句言わないで揉んでくださいよ!」
「わ、わかった。わかった。しかし、君。かなり大胆なんだな・・」
「ホホホ!私をただの女の子と思わないでね!」
「そ、そうか・・。」
黙ってグイグイと揉みはじめる良牙。顔を真っ赤にして揉んでいる
「(はぁ〜。眠くなっちまったな・・。良牙に任せて寝るか・・)ぐぅ・・」
らんまは眠ってしまった
「おい?ねてるのか?」
「ぐうぐう・・」
「完全に寝ちまってるな・・。ぐ、偶然を装ってもう少しパンツずらしてみるか・・。意識してずらしたら変態だもんな・・。偶然に落ちたらしょうがない」
良牙は自分に言い聞かせて少しパンツをずらしてみた
「おお・・。丸見えだ・・。偶然だからしょうがない」
グイっとらんまの尻肉を広げてみる
「ハァハァ・・。恥ずかしい場所が丸見えだ・・。」
「ぐうぐう・・」
「まだ寝てるな・・。よし今度は少し足を上げさせて・・。おっ!」
ついにらんまの恥部が丸見えになってしまった
「は、初めて見てしまった・・。親父、お袋。産んでくれてありがとう!」
良牙は感動し、ギンギンになった息子を出ししごき始めた
「ハァハァ・・!うっ!もうだめだ!ティッシュ・・!」
ティッシュを探すが近くにない
「や、やばい!早く探さないと・・。うっ!」
ドビュッっと勢いよくらんまのお尻に良牙の精液がかかる
「まずい!早く拭かなくては!」
慌ててティッシュを持ってきて精液を拭く良牙
「ぐうぐう・・。う〜ん」
ゴロンと前向きに寝返りうつらんま。お腹までセーラー服は捲りあがっている
「うっ・・。この子よく見れば胸はノーブラじゃないか・・?確かめてみたい・・。こ、今度も偶然だ。しかたいないよな・・。」
そろーっとらんまのセーラー服をめくりあげる良牙
「!やはり!何もつけてない!」
良牙は吹っ切れたように
「親父!お袋!俺、男になるよ!」
と叫んだ
その声を聞いてらんまが
「ん〜・・?なんだ・・?もう飯か・・?」
と言い起き上がった
「んっ?わあ!?なんだこの格好!?良牙てめぇ!なにしやがった!?」
セーラー服は捲りあがりスカートもなくなっており完全に下半身裸、胸は丸見えの状態になっていた
「っ!り・良牙!?」
らんまが顔をあげるといきなり良牙が襲ってきた
「ば、馬鹿!止めろ!良牙!俺だ!早乙女らんまだ!」
「この際、君がらんまだろうがファンクラブの会員だろうが関係ない!俺を男にしてくれ!」
いきり立った息子をらんまに挿入しようとする
「や、やめろ〜!俺は男だ!・・あっん・・」
勢いよく良牙の物がらんまに挿入される
良牙は勢いに任せて腰を振り続けた
「ちょっ・・!まっ・・!あっ・・!ハァハァ・・」
らんまも自然と腰を動かしはじめる
「(な、何やってんだ俺は・・。)あ〜!もっと強く!」
らんまの声を聴くと良牙はますます興奮し
「こうか!?こうでいいのか!?」と言い
立ち上がり駅弁の体位でやり始めた
「あっあ〜ん!イク!いっちゃうよ〜!」
らんまが叫びともとれる声をあげると
「まだだ!いくときは一緒だ!」
良牙が叫ぶ
「もう駄目!」
手と足を震えさすらんまに良牙がキスをする
「かわいいよ・・君」
ビックリするらんまはついに絶頂を迎え
「イク!」
と叫び
「俺もイクぞ!」
「あっ・・。あ〜ん!ハァハァ・・」
「うっ!うっう・・」
ドビュッとらんまの中に射精する良牙
「ハァハァ・・」
2人は放心状態になった。
らんまが我に返り
「てめぇ!俺の純を奪いやがって!」と言い良牙を睨む
「お、お前、本当にらんまなのか!?」
良牙が慌ててらんまに聞き返す
「なんで気づかないんだよてめぇは!」
「そ、そんな・・。俺の童貞をらんまに捧げただと・・?らんま許さん!」
「それはこっちのセリフだ!覚悟しやがれ!」
らんまと良牙が乱闘を始める
「ただいま〜。らんまお土産のお好み焼き貰って・・。ちょっと!なにしてんのよあんた達!」
あかねが帰ってきて怒鳴り声をあげる
「うるせー!外野は黙ってろ!」
らんまが良牙と戦いながらあかねに怒鳴りつける
「あらあら、2人共裸で喧嘩しちゃって。どうしましょう」
かすみが少しオロオロした感じで喧嘩を見る
「これは新しいわね。明日、久能ちゃんに売りつけようっと」
パシャっと写真を撮るなびき
「何があったか知らんが男の子は裸で遊ぶのが一番!らんま頑張れ!」玄馬がらんまに応援する
「らんまくん。あまり家のもの壊さないでくれよ」っと早雲
キセルを吸いながら八宝菜が
「今日も平和じゃの」と言い夜はふけて行くのであった・・
〜完〜
ちょwwwww後半の怒涛の展開wwww
乙っした!!
久能はなんでも買うんだな
848 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 11:25:18 ID:PMsUVbTh
もっと!らんまのエロ小説を!!
って書いてる人この世に何人いるんだろうか?
更新継続してるサイトなんてないし
さびしい限りだね
849 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 13:56:02 ID:kLt2+Lr0
土日はらんまのエロ小説で抜く予定なんで誰か頼む
850 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 14:39:49 ID:FTMjzZkM
らんまが複数の男にヤラれる小説知りませんか?
なびきに脅されてエロエロされるのなら何処かで見た記憶が…ググッてみればどうかな?
852 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 13:06:15 ID:o0smiqru
google対策を施しまくりのクソサイトしかひっかからん
らんまエロ小説リンク集的なのないかな?
とりあえず八宝菜の野望でググれ。
>>853 それ、普通に検索しても割とよくかかるサイトなんだが。
855 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 15:48:35 ID:JEby0pZB
どっちにしても8年も9年も前のものよね
イラスト系のエロらんまは現役サイトあるのに、小説はないのか・・・
携帯では見かけるよ。
そもそも小説なんて需要が少ないからしかたない
なければ自分で書くといいよ
859 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 15:41:13 ID:GSuIffbm
自分で書いたらオカズにできないんじゃ・・・
携帯サイト探してみる
けどケータイ小説ってだらだらした詩みたいなの多いからなあ
自分は書いてると濡れちゃう
いいSSっていうのはな後から読み直して自分で抜けるものじゃなきゃ駄目なんだ
862 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 15:23:59 ID:X91R9bZl
SSも深いね
抜けるらんま小説を求めて旅に出ます
SSで抜けるやつは想像力が高いんだろうな
俺にはムリだ
864 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 17:50:35 ID:X91R9bZl
フランス書院で抜けるなら、あとはSSの書き手のレベル次第だ
てか小説で抜いてる人どれくらいいるの?
ぶっちゃけ告白して!
これはらんまエロ小説の存亡をかけた統計だよ!
だから抜けない人も書き込みを!(^^)/
素朴な疑問なのだが、興奮できる文章を何度も読み返して抜くのか?
携帯で地道に打ち込むしか方法がないんだけど投下してもいい?
ちなみに乱馬×あかねなんだけど
どうぞ!
んじゃ投下します。
前置き長いし話自体も長いけど我慢して読んでくれたら有り難いですw
──────コツコツ
窓を叩く音に、何の警戒心も抱かずあかねはカーテンを開ける。
二階である自室の窓をノック出来る人物などそうはいない。
「おかえり、乱馬。」
窓を開けると、思った通りの人物が軽快にひょいとあかねの部屋に入る。
「玄関開いてねえけど、皆は?」
無遠慮にあかねのベッドに寝転がりながら問う。
「乱馬が2、3日修業に出るって言ったら、あっという間に
みんなで旅行の計画立てて出掛けちゃったわよ。」
やりかけの課題を広げた机を前に座り、あかねは呆れた顔をする。
「オメーは行かなかったのかよ?」
キョトンとした表情の乱馬を軽く睨みながらあかねは口を開く。
「乱馬が居ないのが悪いのよ!」
─事の発端はこうだ。─
あかねから乱馬が2、3日家を空けると聞いた早雲は
中々進展しない二人の仲を発展させるべく、旅行を計画した。
私も行くとごねるあかねを家族は口々に
「乱馬くんが可哀相」やら
「いいなづけなんだから、ちゃんと世話してあげなきゃ」やら
色々言いくるめられ、結局留守番させられる羽目になったのだ。
───────────
「別にオメーが居なくても平気だけどな。」
呆れたような、ふて腐れたような声で乱馬が呟くと
「もういいわよ。どうせ夏休みの課題も全然手付かずだったし・・・」
チラリと机上の参考書に目をやり、それに・・・と小声で続ける。
「修業頑張ってる乱馬を置き去りにして、旅行なんて行ける訳ないでしょ。」
「あかね・・・・」
何とも言えない表情でベッドから降り、
少しあかねに近づく乱馬にドキッと心臓が跳ねる。
「な・・・何よ?」
照れ隠しの為か、わざとぶっきらぼうに言うと
乱馬はさらにあかねに近づく。
「・・・・夕食は出前取ろうな。絶 対 に 。」
「どういう意味よ!!」
一体何処にあったのか疑問な
店屋物の店前にありそうなたぬきの置物であかねは乱馬をどすぅっ!と叩き潰した。
「うっめぇええええ♪」
天丼を掻き込みながら感動の声を漏らす乱馬を睨みながら、
むくれ顔のあかねも無言で蕎麦を啜る。
台所には、この世の物とは思えないほどにどす黒い
かつては野菜や肉だった物が散乱している。
「やっぱこういうメシが作れるような許婚が欲しいよな?
な あ 、 あ か ね ?」
ケロリとした表情でわざとらしくあかねに話し掛ける。
「うるさいわねっ!黙って食べなさいよっ!!」
お茶が入ったままの湯呑みを投げ付けるが、
簡単にキャッチし、喉を鳴らしながらお茶を飲む。
「あー、食った食った。」
「乱馬、私お風呂入って来るから。その器、玄関に出しといて。」
そう言い残し、あかねは居間を出て行った。
乱馬は絶妙なバランスで器を片手に持ち、玄関へと向かった。
あかねが入浴を済ませ自室に戻ると、
そこで乱馬があかねの課題を丸写ししている最中だった。
「たまには自分でやんなさいよ。」
ベッドに座り、タオルで頭を拭きながら乱馬に言うと、
「オレの世話言い付けられてんだろ?固い事言うなよ。」
と、事も無げに軽口が返って来た。
しかし、今日のあかねはその軽口で引き下がらなかった。
「私もう寝るんだから、さっさと出てってよ!」
少々荒めの口調のあかねを、乱馬は訝し気に見る。
「何だよ?別にいつもの事じゃねえか。何そんなにイライラしてんだ?」
「いつもの事だけど!・・・今日はこの家に私と乱馬、二人きりなのよ?」
目線を逸らし、あかねが呟く。
風呂上がりのせいなのか、照れているのか、頬が赤く染まっている様に見え、
乱馬も何となく気まずい雰囲気になる。
居心地の悪い空気を打破しようと乱馬が口を開いた。
「な・・・何言ってんだよ。別にいつも通りにしてればいいじゃねえか・・・・」
思わず乱馬もあかねから視線を逸らし、
しばし沈黙の時が過ぎる。
「そ・・・・そうよね?!乱馬なんかを意識するなんて馬鹿みたい。
大体乱馬にそんな甲斐性がある訳ないもんね!」
沈黙を破り、強がる様に放たれたあかねの言葉に少々ムッとする。
「あのなぁ!誰が甲斐性無しだって?」
ズイッとあかねに近づき軽く睨むようにして顔を覗き込む。
一度口から出た強がりを止められず、更にあかねは続ける。
「何よ?実際そうじゃない。大体許婚って言ったって
お父さん達が勝手に決めただけだし・・・」
そこまでまくし立ててハッとする。
ベッドに座るあかねの両脇に手を付き、自分を見ている乱馬。
ちょいと肩を押せば、そのままあかねの上に
覆いかぶさる事も出来るこの体勢に気づいて
急に心臓がドキドキと鼓動を早める。
「ら・・・・乱・・・・」
「目つむれよ、あかね。」
意を決した様に乱馬が言う。
その顔は怒っている様な、照れている様な、緊張している様な・・・
何とも複雑な表情を見つめたままあかねは固まる。
目など閉じる余裕も、状況を整理する余裕もない。
キシ・・・とベッドが小さく音を立てる。
乱馬の右手があかねの顔に近づく。
反射的にギュッと目を閉じると、肩に掛けられたタオルが外される。
パサリと僅かな音が聞こえるのと同時に、唇に柔らかいものが微かに触れた。
ビクッと僅かにあかねの肩が震える。それを撫でる様に乱馬の手が滑り
背中へと移動すると、支えながらゆっくりとあかねを倒して行く。
ふっと唇が離れる。
「乱馬・・・待っ・・・・」
「喋るなよ。色気ねえ・・・」
再度唇が塞がれる。いつもの悪態の筈が、
その響きは甘やかで、怒りなど全く感じない。
少し荒く深いキスに、あかねは自分の身体が熱くなって行くのを感じた。
「あかね・・・」
耳元で、今までにない程優しく囁かれる。
その響きと熱い吐息にゾクゾクと背中から腰にかけてが痺れて行く。
「あっ・・・・」
乱馬の肩に置いた手に力が込もる。
乱馬の唇は耳元から首筋や鎖骨の辺りまで落ちて来る。
「んぅ・・・・」
今まで感じた事のない感覚に、あかねは戸惑う。
しかし、抵抗しようという考えは全く浮かばなかった。
ゆっくりとボタンを外す乱馬の手は、どこかぎこちない。
それでもあかねにキスを浴びせながら、丁寧にひとつひとつ外して行く。
一方、あかねは両の手を無造作に投げたまま、目を閉じていた。
恥ずかしさに耐える様なその顔に、乱馬の欲が掻き立てられる。
背中に手を廻し、慣れない手つきで下着のホックを外し
休む事なく与え続けていたキスを止める。
見た事がない訳ではないが、この状況で露になったあかねの乳房に見とれる。
「やっ・・・。」
恥ずかしさのあまり、手で顔を覆うあかねに
何とも堪らなくなり、吸い寄せられる様に手を乳房へと伸ばす。
掬い上げる様にしだくと、身体をよじり僅かに逃げようとする。
それを軽くかわし、先端をそっと摘むと
あかねの身体がビクリと震えた。
「あぁっ!」
未知の感覚に大きめの声を漏らす。
乱馬がその先端を口に含みねぶると、そこは徐々に固くなって行く。
「んふぅ・・・あっ・・・!」
顔を紅潮させ、あかねは甘い声を漏らす。
無意識に腰がくねるのを止める事も出来ない。
乱馬の手によって脱がされたパジャマのズボンがベッドから無造作に落ちた。
下着に手が掛けられ、その手がゆっくりと下げられる。
一糸纏わぬ姿になったあかねの顔を隠す手をそっと外し
羞恥に潤む目を見ながら乱馬が問う。
「怖いか?」
不安そうだが、優しいその目で見つめられ、あかねは首を横に振る。
本当はかなり怖い。それでも乱馬とだったら大丈夫。
他の誰でもなく・・・
「乱馬となら、平気・・・」
「あかね・・・」
乱馬の目が、僅かに大きく開いた。
深く唇を合わせる。苦しいくらいのキスに口を開くと舌が絡められる。
より一層深くなったキスに身悶えてしまう。
身体をなぞりながら、乱馬の指が脇腹から臍の下へと滑る。
やがてあかねの秘部へと届くと、そこは既に熱くヌルヌルとした液体に満ちていた。
「んぅ・・・あぁっ!」
プクッと出た突起に触れると、唇を離しあかねが喘ぐ。
少し乱暴にこすると、あかねの身体が何度も跳ねる。
「あっ!はぁ・・・んん・・・・!」
官能的な声と、いやらしい水音が乱馬を悪戯に刺激する。
逸る気持ちを抑え、ゆっくりと愛液で満たされた内部へと指を埋めて行く。
「んぅ・・・・ぁああっ!!」
思った程の痛みはなく、むしろ快楽の方が大きい。
時間を掛けて、長い指が奥まで埋まって行く。
ゆるゆると抜き差しすると、自然とあかねの腰が動く。
「んあぁ・・・あっ!あぁっ!!」
指を二本に増やし、やや強めに出し入れを繰り返すと、
少しだけ苦しそうな表情を見せるが
内壁は更なる刺激を求めるかの様に乱馬の指を締め付ける。
両足を少し大きく割り開き、あかねの一番感じる突起に舌を這わせる。
「ひぁあっ!!あんっ・・・!」
一際大きく腰を跳ねさせ、制止を促す様に乱馬の頭に手を置くが
それはより乱馬の欲を煽る材料にしかならない。
ピチャピチャと音を立て、更には突起を口に含み吸う。
「やっ・・・あ・・・ぁぁああっ!!!」
固く閉じた瞼の裏に火花が散る様な感覚。
荒く息をつきながら、あかねはぐったりと脱力した。
絶頂を迎えたあかねから上体を起こし、乱馬は自分の衣服を取り払う。
肩を上下させ、呼吸を整えるあかねに言う。
「痛かったらすぐ言えよ。」
汗でおでこに張り付いたあかねの前髪を梳く。
腰を引き寄せ足を持ち上げ、ひくひくと震えるそこに乱馬は自信をあてがう。
少しずつ腰を進め、自身を埋め込んで行く。
「う・・・・ん・・・ああっ!!!」
指とは全く違う熱さと質量にはっきりと痛みを感じる。
それでもあかねはきつく目を閉じ、乱馬を受け入れている。
痛い事には痛いのだが、それとは別の感覚がゆるりと迫って来る。
乱馬のものが全て埋まる頃には、痛みはあらかた和らぎ快感の割合が大きくあかねを支配していた。
あかねの身体を気遣い、はやる気持ちを抑えて来た乱馬は限界と言わんばかりに腰を揺らす。
「はぁあっ!!あっ・・・・ああっ!!んっぁあっ・・・」
乱馬の腰の動きに合わせる様に、自然とあかねが官能の声をあげる。
「あ・・・あかね・・・・」
切な気な乱馬の声に、より一層身体が熱くなる。
がくがくと揺さ振られながら、乱馬の背に手を廻す。
「あっ・・・はぁ・・・乱・・・馬ぁ・・・!!」
名前を呼び返すと、貪るようなキスをされた。
息苦しさと快感に翻弄され、再び絶頂の波があかねに押し寄せる。
「んはぁっ!!あぁ・・・ぁああっ!」
快感にあかねがのけ反る。
乱馬も絶頂が近いのか、あかねの腰を両手で掴み、自分の腰を激しく打ち付ける。
「あぁっ!んっ・・・ひぁぁああ────っ!!!」
あかねの身体が弓のようにしなり、びくびくと震える。
乱馬も、く・・・と小さく呻き達した。
──────────
ドテッ・・・と乱馬はベッドから落とされた。
(あれ?いつの間にか寝てたのか。)
相変わらずの寝相のあかねに、どうやら蹴落とされたらしい。
事が済んだ二人は、極度の照れにお互い言葉も発せずに
ただただ背を向け合い、寝転がっているうちに眠りに落ちた様だ。
乱馬は、あかねの下着だけを身につけ、無造作に投げ出された手足を見て溜息を吐く。
更に、数時間前まで欲情に満ちて官能的だった筈の、今や間抜けな寝顔に目を向ける。
「・・・色気ねえ・・・。」
苦笑とともに、布団を拾い上げあかねに掛けてやる。
早雲の思惑通りに事が進んだ事は何となくしゃくだが、
間抜け面だが幸せそうに眠るあかねの顔を見ているうちに、
そんな事はどうでもいいかと思えて来た乱馬だった。
「いつまで寝てるの?もうお昼過ぎてるよ?」
目を開けると、あかねが立ったまま乱馬の顔を覗き込んでいる。
「水色のパンツ。」
そう口走った瞬間にあかねの拳が降って来た。
乱馬は反動を付けて拳をかわしながら起き上がる。
あかねの拳は座布団とともに畳にめり込んだ。
「だらしない!なんで居間でなんか寝てるのよ?」
いつもと変わらないあかねの態度。
昨夜を思うと、お互い話せなくなりそうなので
その方が乱馬としても楽である。
「風呂入って、そのままここで寝ちまったんだよ。
大体オメーも今まで寝てたんじゃねえのかよ?」
いつもの調子で軽口を叩けば、いつも通りムキになるあかね。
「しょうがないでしょ。なんか身体が怠いし、腰も痛く・・・て・・・」
二人同時に赤くなる。目線を逸らしてもじもじしてしまう。
「・・・悪かったな。」
「べ・・・別に謝る事じゃないでしょ。
私は乱馬ならいいと思ったから・・・」
自分の言葉に照れて、あかねが黙り込む。
そんなあかねを不覚にも可愛いと思ってしまった乱馬があかねの方に近づく。
「あかね、オレはその・・・オメーが・・・」
「えっ?!」
思わずあかねも乱馬の方を見る。
今更だが「好きだ」の一言がどうにも言えず、
お互い顔を赤くしたまま俯き、沈黙する。
「でぇええいっ!!告白するならさっさとせんかいっ!!」
いきなりなびきの声が響く。
驚いて声のした方に目を向けると、いかにも旅行者な団体が
庭側の戸からあからさまに覗いていた。
「オ・・・オメーら!!いつから覗いてやがった?!」
乱馬の問い掛けに、ニコニコ顔でかすみが答える。
「あかねの腰が痛いって辺りかしら・・・」
「あかねも乱馬くんも大人になったのねー。」
不敵な顔でなびきが茶化す。
あかねと乱馬は顔を真っ赤にし、何とも言えない表情で俯くしかなかった。
その夜、いつもの賑わいが戻った天道家では、
甲冑を着込んだ早雲が気まずそうなパンダを睨んでいた。
「さ〜おと〜めくぅ〜ん!
君の息子はちょっと手が早いんじゃないか〜い?」
【わ・・・私は関係ない!】
自ら仕組んだにも関わらずここまで進むとは思わなかった早雲は
パンダにしつこく絡み続ける。
かすみとなびきは早くも祝言(とご祝儀)について話している。
もはや諦め顔のあかねは
二週間ぶりに現れたPちゃんを抱き、縁側に座っている。
その隣にはPちゃんに指をがしがし噛まれる乱馬がいた。
終。
乙です
久々に覗いたら投下されてる…!乙です!
おまけでの早雲に笑ってしまったw
原作の雰囲気出ててイイ!!
879 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 18:09:17 ID:tzWH1Phu
微笑ましいですな
てか携帯入力っすか
お疲れ様です
これ携帯入力か乙
原作を全く壊してなあね
GJ
GJです
最後の早雲さんがいいですねw
882 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 17:49:48 ID:Y6oG6k9g
新作来ないね
らんまエロ小説の書き手って日本に何人いるんだろね
昔は潤ってたのに、不況が影響したかのように過疎ってんな
最近原作読んでないから微妙だけど、レイプ紛いでも大丈夫?
九能がなびきを、東風がかすみを、良牙があかりor右京を、乱馬があかねを、ムースがシャンプーを
襲うというようなのなら大好物だけど、通常ありえない組み合わせだとちょっと… 例:公文竜がのどかを、みたいな。
レイプ紛いでもそこに愛があるのなら是非にも。
公文竜とのどかはアリじゃないか?
別に血が繋がってるわけじゃないし
幼い頃から家族愛に飢えてた自分に初めて愛情をくれたのどかに次第に惹かれ・・・ってのはありえそう
例えばムースとのどかとかいう組み合わせだとありえんが
それともちゃんとした相手(玄馬)が他にいるようなカプがダメとか?
なびきが九能を、の方がありそう。
確かにw
>>886 なびきが久能相手に既成事実を作って名家の跡取りの妻の座を手に入れると
需要あるか分からんけど、パンスト×らんま。
レイプ紛いで、原作のパンスト微妙だが…。
「……ん……」
朦朧とする意識の中重い瞼を開けると、視界に飛び込んだのは見覚えの無い洞窟だった。
剥き出しになった岩と辺りに散らばるその破片は、
この場所が全く手入れされていない天然の洞窟だと思わせるが、
天井から繋がれた質素な電球が洞窟内を鈍く照らしており、
少なからず人間の出入りがある場所だと知らされる。
「……っ…なんだよ…」
意識が覚醒するごとに感じる、手首の痛みと体の倦怠感。
らんまは眉を歪めながら自分の体が今どういう状況にあるのかを知ろうと、
必死になって首を動かした。
「どうなってやがる…」
手首の痛みは両手に掛けられた手錠が原因であったが、
驚いたのはその手錠にはロープ巻かれ、洞窟の岩にしっかりと固定されているという事だ。
力を込め手錠を取ろうとしても、ガシャガシャと頭上で虚しい音がするだけで、
益々手首の痛みと腕のだるさが増すだけだった。
一体何故……、こんな状況になってしまったのだろうか。
「…もう目覚めたのか。早かったな」
奥の方から聞き覚えのある男の声がして、
らんまは漸くこの悲惨な状況を把握する事が出来た。
「てめぇ…。どういうつもりだ!このパンスト野郎!」
「…その名で呼ぶのは止めろと言っただろうが。おかま野郎」
非常に落ち着いた声と表情をしたその男、
パンスト太郎は勝ち誇ったような妖しい笑みを浮かべながららんまに歩み寄ると、
思い切りらんまの腹を蹴り上げた。
ドスっと鈍い音がすると共に、らんまの低く唸る声が洞窟全体に響き渡る。
「…何しやがんだよっ」
ロープと手錠で手首の自由を奪われたたらんまは、
しゃがみこんだまま眼前に立つパンスト太郎を睨みつけた。
「ぐふっ。まだまだ元気があるようだな、おかま野郎。
…しかし、未だこの状況が理解出来て無いようだな」
そうだ……。
何故、こんな所に縛られて自由を奪われているのか。
確かパンスト太郎と戦っていた時に、
頭上に酷い激痛を覚え、そこで意識が途切れた筈。
その後は………。
「そうだ。おかま野郎。
貴様の頭上に馬鹿でかい岩が落ち、貴様はそこで意識を失った。
幸い仲間たちは全員水を浴び、貴様を救える状況では無かったという訳だ。」
不幸中の不幸中、崖付近でパンスト太郎と戦っていたらんまに偶然岩が落ちて来たという。
おまけに良牙達は水を浴びている訳だから、戦える状況では無かったという事だ。
しかし、奴等が近くにいたのならば必ず助けに来てくれる筈だと、
らんまは心の中で僅かな期待を膨らませた。
「残念ながら仲間は来ないぞ」
「はっ、勝手にほざいてろ。良牙達は絶対来てくれる」
「ぐふっ。…今頃奴等は溺れ死んでいるか、サメの餌になっているかだな」
「なっ…どういう事だ!?」
パンスト太郎は口角を上げると不気味に頬笑み、らんまを蔑んだ。
「あの川にはサメがいるんだ。所詮豚とアヒル。
流れが速すぎて溺れ死ぬしか無いだろう」
「サメ!?一体どんな川なんだよ!」
パンスト太郎は勝ち誇った表情をしているが、らんまには何故か確信があった。
あいつ等は絶対に生きているという保証が。
この状況を持ってしても何処か余裕を見せるらんまに対し、
パンスト太郎は尚も妖しく微笑んでいる。
頭上で手錠をかけられロープで固定され、上半身は身動きの取れないらんまの目線までパンスト太郎は屈んだ。
「…おかま野郎。貴様は一番屈辱的な苦痛を与えてやる」
「はっ、そう簡単に俺がやられる訳無いだろ?
さっきだって俺の方が勝ってたんだぜ?」
そう言って、らんまは足元に転がる小さな石をパンスト太郎目がけて蹴り上げる。
砂と共にパンスト太郎の顔面に当たった。
「ぐふっ…。」
鼻で笑うとさっと手で砂を払い除け、
パンスト太郎はらんまの腹に思い切り拳をブチ込んだ。
「っ……」
「おかま野郎、自分がどんな状況に置かれているか、やはりまだ理解出来ていないようだな。
……これならどうだ?」
何処から持って来たのか、取り出したバケツの中には大量の水が入っている。
ここで奴に変身されては洞窟は勿論崩壊だが、その衝撃で逃れる事が出来るかも知れない、
と不図考えたらんまに勢い良くその水がかけられた。
「ぶわっ…冷て…」
たちまち女に変わるらんまに、パンスト太郎は可笑しげに声を出し笑い出した。
「俺自身に使うと思っただろう?…残念だったな、おかま野郎。
それはただの水じゃない。
か弱い普通の女になる水だ。試しに手錠を引っ張ってみろ。
全く力が出ない筈だぞ」
一瞬思考が停止したらんまは、言われるがまま手錠を引いてみるが、
僅かに動かすだけで手首に鋭い痛みが走るだけでまるで力が入らない。
これは、普通の女以上に力が出ないのでは無いだろうか。
「…このっ、パンスト!何て事してくれやがったんだ!」
「まあ、そう喚くな。おかま野郎。効果はたった一日だ。…安心しろ」
それを聞いて胸を撫で下ろすらんまだが、今の状況が不利ある事には変わりない。
むしろ、この状況では殴られても蹴られても……一切抵抗できないのだ。
しかし。
「ふっ…。お前もこんなやり方でしか俺を倒せ無いなんてな。
見損なったぜ…」
僅かに軽蔑する眼差しで、パンスト太郎を見上げるが、尚も奴は薄く笑っている。
「そうまでして俺に勝ちたかったのか…。
パンスト太郎、いいぜ。気が済むまで殴れよ」
半ば諦めの色を宿したらんまは小さく呟くが、
それが何処か馬鹿にした声であったのをパンスト太郎は見逃さなかった。
再びらんまと同じ視線にまで腰を降ろすと、
らんまの顎をきつく持ちあげた。
「ぐふっ。おかま野郎。貴様、俺の事を馬鹿にしただろう?
…だがな、貴様は勘違いしている。
今こうして、貴様を殴っても蹴っても何も楽しくは無い。
抵抗できない女を一方的に殴るなんて、殴り甲斐が無いじゃないか。
それなら俺が変身して倒した方がいい」
「は?じゃあ何の為に俺をか弱い女にしたんだよ」
「……貴様今女だろ?…ただの女だ。
それも力が無い普通の」
「だから、何なんだよ?殴らないなら、一体何の為に…………」
言いかけて、らんまははっと嫌な予感がして口を噤んだ。
今自分で考えた事なのに、考え付いてしまった自分に吐き気がする程、
背中に悪寒が走り嫌な汗が伝う。
嫌な沈黙が暫し流れた後、パンスト太郎の低く笑う声だけが静かに響いた。
「ぐふっ…ぐふ……。男の癖に男に犯されるなんて。
さぞ辛いだろうな。心が」
ぞっとするような低い声でパンスト太郎はらんまの耳元で囁くと、喉でくくっと笑う声が聞こえた。
予想もしなかったこのパンスト野郎の考えに、らんまの体が硬直する。
まだ16という若い年齢でありながら、
事実男である筈なのに男にレイプされるなんて、どれ程の苦痛が伴うのだろうか。
想像も出来ない程恐ろしい気がして、
嫌悪感で押し潰されそうになる自分を必死に繋ぎとめる為に、
努めて大声でパンスト太郎に反論した。
「……てめぇ…。この変態野郎!一体何考えてやがる!」
「俺もこの名前の所為で女には残念な目にあったからな。
…別に女を犯す願望がある訳じゃないが、貴様を犯すのは楽しそうだ。
…体だけは完全な女だからな」
「っ…。てめぇ!ただヤリたいだけだろうが!」
「……悪いか?…貴様も男なら、分かる筈だろう?…
ああ、おかまだから分からなかったかな。ぐふ…」
「てめぇ……!!」
らんまの怒りは増長して行くが、勿論体は全く言う事を聞いてくれず、
本気を出せばロープごと引き千切れそうであった筈なのに、まるで力が入らない。
その様子にパンスト太郎はただただ笑っているだけだった。
悔しそうな表情をするらんまを見て、
嗜虐心を覚える程に不気味に笑う男の姿に、格闘では感じた事の無い恐怖が襲う。
「…まあ、自分なりに楽しむ事だな。おかま野郎」
らんまのお下げを引っ張り耳元で囁くと、
そのまま柔らかい女の耳たぶに舌を這わせ音を立てたがら舐め始める。
「や…やめ…っ…!!」
感じた事の無い気持ちの悪い感覚に、体は硬直し変な上擦った声が漏れた。
容量オーバーか?
連投規制かも?
そろそろ次スレいるな
898 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 11:35:00 ID:htz6Atxb
で、どーなんよ
これからって時に、もうっ
誰か新スレたててちょ
俺も何作かためてるのあるから
サンクス
にゃあ
おっぱいでネタ考えるか。