テイルズのエロネタないんかね?25

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1名無しさん@ピンキー
テイルズシリーズのエロパロスレです。ハァハァしてマターリ楽しみましょう。

SS書きさん募集中。投下したい時に投下して下さい。
 事前の投下確認は荒れる原因になるので無用。前置きをSSの前に挟めば大丈夫です。
 グロ、百合、性転換など、好みの分かれるシチュの場合は、SSの前に必ず前置きを。
※このスレは男×男(801、ショタ)物は禁止です。801板モララーのビデオ棚スレなどへどうぞ。

注意事項
・クレクレ君は禁止。
・原則sage進行。
・来る者拒まず、去る者追わず。
・荒らしはスルー、各種煽り厳禁。
・厨は21歳になってから。(例え見てても書き込むな)
・このスレでの議論厳禁。あってもスルーしましょう。必要があれば保管庫の雑談スレで。
※その他のローカルルールは適当。文句あったらどうぞ。

前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171978565/
保管庫
ttp://yellow.ribbon.to/~sanadamushi/sstop.html

関連スレ
■◆◆テイノレズシリーズ女体化スレ◆◆■
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1142054813/

次スレは>>950踏んだ人かスレの容量が450KBになったら誰かスレ立て宣言して立ててね。

2名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 20:23:19 ID:CvKQztl8
鮮血の1乙
3名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:19:59 ID:2GzmA2mj
4名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 02:44:48 ID:c8/QHD46
黒獅子の1乙
5名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 06:55:48 ID:JFD9YP9G
裂斬の1乙!


そして前スレ830氏GJ!
いいラブラブっぷりでした。
メル欄会話ワロタ
6名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 13:00:06 ID:PUDIMnKq
1乙
やっとALの信者アンチが
消えて安定してきてたな

次はリオンであれそうだけど
7名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 05:40:20 ID:i4g9LeEO
スレ立てから日にちが二日経ったが、10もいかないって……
良し!俺が盛り上げるぞ!
いや〜ん
うふ〜ん
あは〜ん




ゴメンorz
8名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 08:55:13 ID:vVTz+/UJ
>>1



>>前スレハッサム氏
GJ!!
ジニプレ純愛乙!初めては痛いってネタいいよいいよ
悩みを仲間に相談する辺りが笑えたww

では俺のことは ハッサム氏の一ファンと呼ぶがいi(ry
すまん
9owata:2007/09/20(木) 09:41:36 ID:9Bqo3nvx
いきなり投稿します。
セネル×クロエ 所によりノーマです。
作品名は「鈍感と超絶テクと優しい嘘つき?」
長いです…
10鈍感と超絶テクと優しい嘘つき1:2007/09/20(木) 09:43:36 ID:9Bqo3nvx
その日の夜は満月で金色に輝く月は美しく外を照らす。
ここは遺跡船。そして、ウェルテスの町の中にある資材置き場。そこは深夜で、ひと気がなく、誰一人として町を歩く人は居ない。
白いローブを身にまとい、一人の女性が人目がないか気にする様に、静かにその資材置き場に入っていく。


「本当にするのか…」
「クー… 必ずここへ来たらそう言うね…」
資材置き場にから聞こえてくるのは二人の少女の声。
「当たり前だ!女性同士でこんな事… 本来ならありえない!」
「それもこれも全て愛するセネセネのため〜♪ 違う?」
クロエには、非常にライバルが多い。セネルに関わっていた女性は少なからず彼に恋心をいており、告白はされていないものの、その事実はクロエに多大な危機感を与えている。
「だが、ノーマ。 その、しかしだな…」

「前にも教えたはずだけど、女は度胸!特にセネセネみたいな鈍感マスターには、過激すぎるアタックで丁度いいの!」
「だからって、強引に肉体関係を結ぼうとするのは…」
愛している と一言言うだけで思いを伝える事は可能である。しかし、クロエの恥ずかしがり屋な性格のせいで、どうしても言葉で伝える事ができない。
「クー… あんた、言葉にするのが苦手なんなら行動で示すしかないでしょ…」
遺跡船で知り合った親友(悪友?)のノーマに相談したところ、帰って来た答えはこれである。
「だったら、超絶テクで鈍感セネセネを虜にするのが一番手っ取り早いの!」

「し…しかし、それではクーリッジの思いを無視するようなもので…」
体を使って男をたらしこむ… ひどく悪く言えば、こう言うことである。
相変わらずクロエは自分のやっている行為が本当に正しい事なのか疑問に思い、口ごもる。
それを見かねたノーマは はぁ… とため息とつき、自分のポケットの中にある小さな機械のスイッチを押す。
「んはぁっ!!!」
その瞬間、クロエは両手で自分の陰部に手を当てて、何かを耐えるように歯を食いしばる、
「言葉では、乗り気じゃないみたいだけど… きちんと教えられたとおり、「入れてる」みたいですね。クー♪」
下腹部からかすかに聞こえる振動音。その振動と同じくかすかに体を震わせながら、漏れそうになっている声を必死に我慢する。
「んふふ… 顔真っ赤にして可愛い…。」
顔を赤くして、羞恥に耐えるクロエに欲情したノーマは、うつむいていた顔を、人差し指で持ち上げて濃厚なキスを始める。
「んふ… ノーマ…? むうぅ…」
突然入り込む舌を拒絶することなく受け入れ、クロエはそのまま、ノーマの舌と自分の舌とを絡ませる。
まずは、キスから。深く舌を絡ませて、自分の緊張と相手の緊張をほぐす様に、優しく、ゆっくりと口の中を愛撫する。緊張がほぐれ来たと思ったら、先程より深く激しくキスを行う。
「あふ… むう… む…!」
トレードマークともいえる全身タイツの上から、大きく出た乳房を両手でがっしりとつかむ。
(ホントに… 羨ましい体してからにぃ…)
ノーマは両手を大きくしてつかみ、揉み始める。自身とは違う大きな胸にジェラシーを覚えながら、執拗に念入りに… そして、情熱的に愛撫を加える。
アーツ系の爪術であるがゆえ、そして幼い頃から厳しい剣の稽古をしている彼女は、すらりとした誰もが羨む素晴らしい体型の持ち主で、その上、出ると所は出ている… 
「この女、将来は間違いなく「ボンキュ」ね…」
キスをやめ、感心したように念入りに両方の手でその二つの大きな胸をぐにぐにと揉みくだす。
「んく!ノーマそんなにしては…」
「ノーブラでちゃんと来たのね。クーのそう言う素直な所も大好き…」
両手で揉みくだしながら背後に回り、そこから両手で真ん中に寄せるように強めに揉む。
両方の乳房に愛撫を加えていると手のひらに固い物が当たる感触が得られ、それを両手のそれぞれの人差し指と親指に挟んで、少し強めに捻り上げる。
「んんん!そこ弱いって知って…」
乳房の頂上に走る甘い感覚に、思わず声が漏れてしまう。陰部からの振動は相変わらず治まらず、両方からの官能に今以上に強く耐える。
「よっと!」
突然、スイッチも切り、胸への愛撫をやめ、クロエから離れていくノーマ。
「…! …どうした、ノーマ!?」
いきなり愛撫を中断され、その真意が分からなず、あわててうしろに向く。
「んふふふー。クロエ?ここから先は服を脱がないとできないけど… まだする?」
小悪魔的な笑顔を浮かべて、ノーマは「ここから先」の覚悟をクロエに聞き出す。
「わ… わたしは…!  …………。」
真っ赤に顔を赤らめたクロエは静かにファスナーに手をかけ、しばらくして、バサリと服が落ちる音がした…
11鈍感と超絶テクと優しい嘘つき2:2007/09/20(木) 09:44:45 ID:9Bqo3nvx




「本当に綺麗…」
「そ…そんなに見るな… 恥ずかしいぞ、ノーマ」
「セネセネ… 聞こえる?あんたを慕っている女の子の体は、稀に見る芸術よ…!」
瞑った目から薄っすら涙を浮かべ、両手を固く結び、天に向って祈りを捧げるように呟く。
「ノーマ!ば…馬鹿な事を言うな!私など大した事はない!そ、それにグリューネさんの方が私などよりも…」
「シャラープ!!グー姉…  アレは神の領域なの!凡百の人間があの肉体について語るなんて、すでに愚かな!!」

「それに!クー…!!あんたが まだまだ なら私の価値は一体なんなの!?」
ダバーと妙な擬音を出しながら、滝の様に涙を流し、自分の胸に手を当ててのクロエに迫る。
「い、いや… 世の中には、胸が小さめの方がいい人もいると聞いたが… あ…」
いきなり迫ってくるノーマにあせったのか、上手いフォローの言葉が浮かばずに、思いっきり彼女のコンプレックスをつついてしまう。
「ありがとう… 慰めてくれて、おかげで私の心はズタズタに傷ついた…  胸が大きいほうがいいに決まってんだろうがこらぁぁぁァァァァ!!!」
外に聞こえるかもしれない大声を出しながら、ノーマは燃え上がる怒りにまかせて、力いっぱい叫ぶ… クロエはあたふたしながら、何やらフォローするが全く聞こえていないようだ

「う… んっ…」

「「!!!」」
資材置き場として棚には多くのものが置かれる… その中の棚とは別に不自然に白い布がかぶされた一つの大きなふくらみから、明らかに人間のうめき声が聞こえる。
「だ… だれだ!!」
(あ…ちゃー…)
聞こえてくる人の声に、クロエは畳んでいた服の横に立て掛けておいた剣を構えて、その聞こえてきた布のほうを近付く。ノーマは、冷や汗をたらしながら、大声を上げた失態に、額に「しまった」と手を当てる。
(まあ、遅かれ早かれ、ばらすつもりだったけど…)
っていうか、クーの反応は如何ほどか?などと不謹慎な事を考えつつ、息を呑んでその布を取り去ろうとするクロエを凝視する。

一方のクロエは、国辱物の自分の失態を見られたかもしれない焦りにより、冷静さを失い、服を着ることも忘れていた。
(どうしよう!どうしよう…!!)
本来なら自害してもおかしくない程の、醜態を見られたとなると、頭にはそんな言葉しか浮かんでこない。布に手を掛け、決心を固めたクロエはバッとそれを取り払う。
12鈍感と超絶テクと優しい嘘つき3:2007/09/20(木) 09:46:01 ID:9Bqo3nvx




「クーリッジ…?」
白い布を取り払うと出てきたのは、心地良さそうに寝息を立てる自分の想い人、セネル=クーリッジ。自分の予想をはるかに越えた状況に、大きく目を見開いて、唖然とした表情のまま固まってしまう。
思考停止確認… と心の中でノーマはつぶやき、そのまま時が経つのをひたすら待つ
「そして、時は動き出す…」
頃合を見計らったノーマはぼそりとつぶやくと、資材置き場から今度は思い出したかのような悲鳴が聞こえてくる。
「な…ななな!!クーリッジがなぜこんな所に!!?こここ…これは夢に違いない!!!!夢にちがい…」
「クー 落ち着いて!!こう言う時は、ホタテを数えればいいわよ!」
「あ…ありがとうノーマ!…ホタテが1匹、ホタテが2匹… って違う。これは寝るときだ!」
「あはははは!!」
見事にテンパリまくるクロエに、ノーマはお腹を抱えて笑い出す。
「笑い事じゃない!夢のノーマにまで、おちょくられるなんて… 私もまだまだだ…」
「まだ夢だと思ってるし… こんなリアルな夢があるわけないでしょ…」
あくまで現実から目をそらそうとし、夢で完結しようとしているクロエに少々の呆れを覚えるノーマ。
「よく見て、クー。セネセネはまだ寝てるでしょ?つまり私たちの あれ は見られてない、OK?」
頭をぽりぽり掻きながら、クロエが取り乱さないように説明を始める。
「そして、私たちの裸も見られていない… これもOK?」
「裸?」
ノーマのその言葉に、自分が改めて何も着ていない事に気付き、顔が一瞬にして火がついたように真っ赤になる。
「きゃあ!」
その瞬間手に持っていた剣をおとし、カランと大きな音が立つ。自分があられもない姿でたっている事に気付き、すばやく手で覆い隠すと、そのまま部屋の隅で小さくなってしまう。
「「きゃあ!」だって… くぅー!可愛いー!! 見られてないから安心してって…」

「ん… ここは…」
先程の叫び声ならいざ知らず、床の上に落ちた剣の音に反応して目が覚めてしまったセネル。
安眠を妨害され、いささか不愉快そうに目を開けると、そこはいつものベットの上ではなく、固い床だと言うことに気付く。
「いっ!!」
「クーリッジが!!」

「ん?クロエ…? ノーマ? …………!!」
うるさいぞ、と言おうとした瞬間に二人が一糸纏わぬ生まれたままの姿である事に気づく。
そして、資材置き場からは、本日3度目の絶叫が響き渡る。

「うわああああああ!!何やってんだ!?おまえら!!」
((あんたが叫ぶんかい…!!))
本来なら女性が裸を見られて絶叫するであろうこの場面で、セネルはイの一番に大きな声を上げる。
「落ち着いてセネセネ!こう言う時は、手のひらに素数を書いて、飲み込めばいいよ!」
「お…お前ら!は…裸で一体何を!?くっ!体が上手く動かない…!!」
「華麗にスルーされたし… てーか何時もみたいに突っ込んでくれないと、読者には面白くないでしょ… ねぇ、クー?」

訳の分からないことを言いながら、セネルに分かるように意地悪そうに、「クー」のアクセントをわざとらしく強くする。
「わ…わたしはクロエなどではない!断じて…」
セネルに掛けられていた白い布で体に覆い隠し、スミの方で丸まって必死になって隠れようとしている
「今更、誤魔化しても遅いでしょ… はいはい。こっちに来る!」
「い…嫌だ。私はそっちには決して行かない!」
クロエは恥ずかしさのためか上擦っている声で、断固として動こうとしない。もう、この世から消え入りたい気持ちで一杯のようである
「ふーん。」
13鈍感と超絶テクと優しい嘘つき4:2007/09/20(木) 09:49:43 ID:9Bqo3nvx

「うふぅ…!?ノーマ?」
カチリと服から出しておいたスイッチを入れると、クロエはブルブルと快感に耐える。ノーマから湧き上がるような欲情と悪戯心に芽生え、クロエの耳元でゆっくりと呟く
「折角だし、1回イっちゃおっか。愛してるセネセネの前でねー。」
(エ…?)
ノーマのそのセイフに、顔を逸らしていたセネルは思わず、クロエの方に顔の向きを変える。

「ほら?ここが弱いんでしょ?」
「だめ… クーリッジ… 見るなぁ。」
壁向きになっていたクロエを方向転換させ、セネルと向かい合うように移動させる。
すでに力の入らないクロエは抵抗するも、簡単に移動させられて、顔を真っ赤にして哀願する
「あん…!! ノーマ… やめてぇ…」
(ふふ… だんだん力が入らなくなってきてる。)
クロエの背後に回り、背中から手を伸ばして腹部へ通り、陰部をセネルに見えるように指で大きく広げる。
そこはローターの刺激によりひくひくと小さく痙攣し、濃い愛液がとろとろと流れでている。
「セネセネに恥ずかしい所、いっぱい見てもらお…」
「え…!? だめぇ!! 許してぇ!!やん!!」
広がった陰部をこねる様に中指で掻きまわし、その度くちゅくちゅと淫猥な音が響いてくる。
「ク…クロエ?」
見た事のない戦友の痴態に、目を見開き凝視する。喘ぎ声もその恥ずかしがり体をむずがゆく、くねらせるその白い肢体も、全て新鮮でそして、セネルにとって刺激的であった
「ほら、セネセネがクロエの大事な所に注目してくれてるよ。」
(セネルに見られてる…!!)
ローターの振動で、すでに達しそうであったクロエにとっては、セネルから注がれる熱い視線と、自分の体を知り尽くした女性からの愛撫で、口からは今まで我慢していた嬌声が聞こえる。
「んはぁ!」
ノーマが陰部の陰核を刺激すると耐えていた快楽への枷が決壊し、弓なりに体を逸らすと人一倍大きな嬌声とともに、クロエは快楽の証が床へ飛散した。





「クー… 綺麗な所、いっぱいセネセネに見てもらえたね。」
ノーマは、はぁはぁと息を整えているクロエの頬に小さく口付けを行い、また手に持ったスイッチを切る
クロエの秘部は先程の愛撫でヒクヒクとしており、その横でほんのりと顔を赤らめているノーマは手についた愛液を子悪魔の表情で舐めとっている。
女性としてあまり見ていなかった仲間の妖艶な姿に、セネルは思わず唾を飲み込む。
「お、セネセネ。やる気になった?」
「ふざけるな!く…くそ、何で体が動かない…」
「そりゃ、動かれたら面倒だもん。薬で自由が効かない様にしといた。」
「な… こんな事、許されると思ってるのか!?」
さらりと、ノーマが薬を盛った事を暴露する。全く悪びれる様子のないのを見てセネルは怒りを感じた。
「ほー… そう言う割には、こっちはやる気マンマンなんですけど?」
先程の二人をみて、大きくなった陰茎に優しく触れる。そして、上下に優しく擦り上げセネルのそれに愛撫を加える。
「うく…!」
薬のせいか、それともノーマの愛撫が上手いのか、ドンドンと硬くなり先端からは先走りが少し顔を出し始める。
「ほら、クー。呆けてる場合? 自分ばっかりじゃなくてセネセネも悦ばしてあげないと。」
愛撫で果てたクロエは虚ろな表情で立ち上がり、愛しい人の男根を見つめながら近付いてくる。
「クロエ。駄目だ、やめろ…」
「クーリッジ… いや、セネル。すまない… わたしは、もう我慢できない。」

「ク、クロエ?」
突然自分の呼び方が変わった事に戸惑い、口ごもるセネル。
14鈍感と超絶テクと優しい嘘つき5:2007/09/20(木) 09:50:31 ID:9Bqo3nvx
クロエは膝を折り剛直に向かい合うと、桜色の唇が大きく反り返り包皮から頭を出した亀頭に優しく口付けを行う。
「く… あ…」
温かな吐息が先端にかかり、むずがゆい様な、そして心地良いような感覚にとらわたセネルの口からは、苦痛にも似た声が聞こえる。
クロエは舌先で、反り返っている剛直を付け根から先端まで、優しく這う様になぞる、すると剛直は刺激に耐えかねたのかビクンと、大きな脈動を打つ。
亀頭の雁裏を舌で執拗に舐め、ついてた恥垢をするりと取っていく。亀頭を舌で舐め転がし、陰茎を片手でしごき始める。
クロエは反り返ったそれから浮き上がる、かすかな血管の青い筋を指に感じ、その迫力に息を呑む。
セネルの表情を見ながら、羞恥に震える唇を大きく開き、先端全てを覆い隠すように口の中に侵入させていく。
「むふ… あむ…」
「う…! くぁ!」
歯を立てず、口腔内の暖かくも柔らかい感触を亀頭に与え、舌でセネルの猛りきった塊を歓迎する。
セネルは快楽で漏れそうな声を押さえ込む。クロエの口腔内の温かで柔らかい感触にビクンと体が大きく動き、彼女が敏感な部分を舌全体で舐め回して、愛撫を加える。
すぼめた口の中で、脈動を続ける男根を手で握り、押さえつけて、そのしごき上げるスピードを速める。
亀頭を口から離して、舌先でまた這い回ると、亀頭からは先走りがでてくる。
「んじゃ、わたしも… ちゅぷっ…」
クロエと向かい合うか格好となり、二人の少女はセネルの男根の両側面に構えると、その二人の舌で愛撫を始める。
「うぅぅぅぅぅ…!!」
舌での愛撫の激しさが増して、セネルは体の奥から疼きを感じる。
剛直を満遍なく舌で愛撫していき、お互いの口付けを散らしていく。熱を帯びた剛直に唇が触れるたびに、それはビクビクと跳ね、先走りの量が増えていく。
それを感じた少女たちは、亀頭を両端からくわえ込み、お互いの舌を絡ませるように、口の中で当たる亀頭をずるりとなぞり続ける。
(くっ!!だめだ!!)
「!?」
ズクンと大きくなった亀頭の先端からは噴き出したように、白い液体が彼女たちに掛かる。

「クー?」
初めての男性の絶頂の証を顔に受けて、呆然とするクロエにノーマは声を掛ける。その言葉にクロエが反応し、顔を向けると、顔を舌で優しく舐めてくるノーマ。
彼女たちはお互いの顔についた精液を舐め合い、それをキスで交換し飲み込んでいく。
二人の裸の少女の淫蕩な光景に、セネルの分身は時間を待たずに再び固さをとり戻す。

(クー… いよいよ本番よ!その前に… 分かってるわね?)
(あ… ああ…!) 

「セネル…」
「なんだ… クロエ」
「………」
潤んだ目をむけて、ぎゅっと拳に力を入れるクロエ。
「クロエ?」
先ほど以上に顔を紅潮させるクロエにセネルは異変を感じる。そして、重苦しい雰囲気に戸惑いを感じている
「私は…」
自分でも聞こえるか聞こえないか小声でそう呟く。自分の張り裂けそうになっている心臓に邪魔をされながらも、大きく息を吸い込む。
「お前を事が好きなんだ!!」
小さい部屋余す所なく聞こえる大きな声を出し、目を硬く瞑ったクロエはそう言う。
「ク…」
信じられないといったセネルは、クロエの名を呼ぼうにも絶句し言葉が紡げない。
「…」

15鈍感と超絶テクと優しい嘘つき6:2007/09/20(木) 09:51:33 ID:9Bqo3nvx




「お…」
しばらくして重苦しい空気にを切り裂く様に言葉が発せられる。セネルの声だ。
「…おれも… その… 」
突然の告白に戸惑いながらも、クロエに向って必死に言葉を搾り出す。
「セネ…ル?」
「まさか、お前から先に告白してくるなんて… その… 俺、カッコ悪いな…」
恥ずかしさからか目をそらして顔を紅潮させるセネルは、今まで自分が何時言おうか迷っていた言葉を先に言われ、情けなくなる。
「…!!!」
「クロエ!!どうした!?」
セネルの言葉の意味を理解したクロエからは、大粒の涙が目から流れでる。
「ごめん!!ごめんなさい…!! …嬉しくて! すごく嬉しくて…!!」
この人も私の事を愛してくれていた と思うと涙が止まらない。
「クロエ…」

「クー、よかったね。」
「ありがとう。ノーマ… お前のおかげだ…!」
「何いってんの。「俺も好きだ」って言ってたでしょ。お二人は相思相愛。私が何かする必要なんて最初からなかったし…」
苦笑を浮かべながらノーマは、涙を流しているクロエをふわりと優しく抱きしめる
「それでも、ありがとう!」
「うふふ… どういたしまして。」

「あのさ、ここまで来たんだしさ… これで終わりってのも何か悲しくない?」
「え?」
「セネセネのこれは満足してないよ?」
セネルのそれは先程の会話の長さでも、一向に固さを失わず、それどころか先程よりも大きくなっているように見える。
「な…! もういいって俺は!!」
「しかし、セネルのそれは大きくビクンと揺れ、まだまだ行けると言わんばかりに天高く反り立っていた。」
「なに、勝手な事言ってるんだ…」
なかなか素直にならないセネルにカチンと来たのか、ノーマは突然亀頭の尿道に舌を割り入れる。
「くあ!!」
「ここまで来たんだよ? ここでやめちゃあ、男が廃るぞセネセネ! それとも女の一人も喜ばせてあげれない、甲斐性なし!?」
「そ…それは」

「セネル… その… わたしは… できれば… こ、これを… 続けたい…」
蚊の泣くような声で、顔を真っ赤にしたクロエはぼそぼそとセネルに自分の思いを伝える。
まさかクロエから言い出すとは思っても見ずに、セネルとノーマはきょとんとする

「…。 クーはこう言ってるよ… 告白のときみたいに、自分に素直になってさ… 変に意地張らずにしようよ。」

「ごめん… ホントは その… したかったけど… その…」
「言ったはずだ、私もだと… 」
そう言うと二人は軽く口付けを行う。
口を放し、セネルの剛直の前に立ったクロエはそれを自分の秘部に近づけていく。
「ちょっと待って。 クー、する前に大事な事忘れてない?」
「え?」
突然腰を両手で持ち上げられ阻止されると、その真意がわからずノーマの顔を怪訝そうに見る。そのままノーマはクロエの腰をセネルの胸の辺りまで持っていく。
「ノーマ…!恥ずかしい…」
秘部が吐息の掛かる所まで近付き、愛しい人の前で自分の大事な所をさらけ出していると思うと、恥ずかしくなる。
16鈍感と超絶テクと優しい嘘つき7:2007/09/20(木) 09:52:19 ID:9Bqo3nvx
「んふふふ… セネセネ? よく見てて…」
「いはぁ!?」
二本の指を深々と熱く滾った陰裂に突き入れる。そしてそのまま指で大きく揺れ動かす。
(す… すごい…!)
自分の愛している女性の秘部に指が割って入り、指の間からは愛液がポタポタと、し滴り落ちている。その光景にセネルのそれは暴発寸前にまで硬くなり、大きく揺れ動く。
「んー?なかなか出てこないな〜?」
内部をぐりぐりと抉る指に力を込めて、左右に大きく動かす。
膣を探り、かき回すたび愛液の量とクロエの喘ぐ声が大きくなっていく
「もっとゆっくり…!! ノーマ…」
「ほい、出た!」
愛液とともに出てきた手には小型の円形ローターが握られている。

「むちゅ… こっちは終了。じゃあ、セネセネ。お待たせいたしました〜」
「手間を… 取らせて… すまない、セネル…」
手に持ったローターを舐めながら、ささっとセネルとクロエから離れていくノーマ。
クロエも達しそうになり、我慢していたのか体をかすかに震わせている。
「お、おい… ちょっと休憩したほうが…」
「私なら大丈夫だ… んくぅ…!! あああ…!!」
クロエはそう言うと、セネルの肉棒を自分の秘所にあてがう。濡れ滾り焼けたように熱くなった肉壁に亀頭が触れるとその心地良さにセネルは歯を小さく喰いしばる。
愛しい人の表情を見ながら、クロエは一気に腰を下ろし、根元まで肉棒を招き入れる。
「うあ!」
「はあぅ!!」
肉棒全てを覆いながらきつく締め上げるクロエは大きく仰け反る。自分を貫いた肉棒に、膣を根こそぎ擦り上げられその刺激で達してしまう。
(クー、教えられた様にね。)
はぁはぁとその刺激に耐えているクロエの耳元にノーマが優しく囁くと、腰を持ち上げてゆき、加え込んだ肉棒に刺激を与える。
「ま…まずはゆっくりとグラインドを開始する。」
ノーマから日々教えてもらった、自称超絶テク?を口にしながら、言葉通りに緩やかに腰を上下させてゆく。
「その後、徐々にスピードを上げてゆき、陰茎を擦りたてる…」
腰を上げて下げる、単調な動きでありながら、その体験した事のない謀り知れないほどの強い快楽に、フルフルと体を震わせて、セネルを喜ばそうとその動きを素早くしていく。
「上下の動きばかりで… なく…! うふぅ…! 左右に腰を動かす事も… 忘れず!」
腰を深く沈めて、その状態で左右に円を描くように動かすと、剛直の先ほどとは違う快感に思わず言葉が途切れる。セネルのモノもビクンと跳ね、更に一回り大きくなった。
「…そ、そして… んく… 相手の表情を見て… 気持ちよさそうであれば… 今度は自分の一番感じる場所を探して、腰を打ち付ける…!!」
腰を持ち上げて、その際奥を打ち付けるように腰を動かすと、膣はそのしまりを増していく。
結合部から出る愛液の量も増えていき、大きな水音とともにクロエの喘ぎ声も徐々に大きくなっていった。
 「ううん!!んはぁ!!そ…そして…!!」
クロエは腰を横に捻り、股を交差させるような体勢で、更に深い結合を求めた。
その状態から腰を引きクロエはジュブンと腰を落とす。その陰核がセネルの下腹部に密着するほど押し付け、腰を大きく左右に振りながら剛直を刺激していく。
「くふぅ!!だめぇ、これ…!」
貪るように腰を動かしていくと、その強い快楽に耽溺し始め、相手の喜ばすための動きが自分の快楽を得るための動きに変わっていく。
「これ、すごいよぉ!!」
腰を文字を描くように激しく動かすと、結合部からじゅぶじゅぶとドロの上を歩くような音が響いてくる。
快感のため包皮から顔を出した陰核は、腰を打ち付けるたびに相手の下腹部にすりつけられ、赤黒く充血していく。
「んぅ!!お…おい!もうそろそろやめろ!出る!」
きつく締め上げ、そしてうねる様に肉壁が剛直を刺激すると、セネルは強い射精感を覚える。これを我慢しようと耐えようとするとクロエの膣の剛直がわなわなと大きくなっていく。
17鈍感と超絶テクと優しい嘘つき8:2007/09/20(木) 09:53:33 ID:9Bqo3nvx
(私も最初はそうだったけど… 気持ち良過ぎて、頭の中真っ白になっちゃうのよね。)

(それにしても…初めて他の人のしてるの見るけど…めちゃくちゃ、えっちだよぅ…!)
クロエとセネルの激しく愛し合うその姿に、自分の陰部も愛液が溢れてくるのを感じて、ちゅくちゅくと自分で慰め始める。

「はぁ!せねる!わたし、ごめん…!きもち、よすぎて!」
腰の動きは先程よりも激しくなり、擦り上げる摩擦によりそこは火がついた様に熱くなっている。
螺旋を描くその激しい動きに刺激され、貫いていた男根は射精への脈動を見せ始める
「激しすぎる…! もう少しゆっくり!!」
「ごめん!わかってるけど、とまらないの…!!」
セネルは自身の我慢の限界が近いことを伝える。しかし、快楽の虜となったクロエは大きく首を反らし、白い喉元を晒しながら、なまめかしい姿態を踊りくねらせ一心不乱に攻め立てる。

「くっ!」
妖しく乱れる彼女の動きに、剛直がわなわなと大きくなると同時にズクンと人一倍の大きな脈動を見せる
「だめだ!もう!」
耐えられなくなったセネルは、3度目の精を秘裂の中に注ぐ。
「!? んはぁ!」
マグマのように煮立ったその精を体に受けて、今まで耐えていた絶頂の枷を決壊し、秘裂はそれを強く締め、結合部から愛液を噴出させる。
クロエは頭の中が真っ白となり脱力したようにセネルに体を預ける。痙攣したようにビクビクと体を震わせ、今までの最大の絶頂に身も心も深く侵されていった…

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「…クロエ!」
「クー!しっかりして!」
「あれ、私は? …! すまないセネル!好き勝手に動いてしまって…」
先程の我を忘れて動いた痴態が思い出され、顔を真っ赤にして頭をさげる。愛しあうと言うか、自分がただ気持ち良い様に動いただけで、セネルに申し訳なくなったのだ。
「いや、メチャクチャ気持ちよかったけど… クロエは大丈夫なのか中に出てしまったけど…」
「クー、大丈夫?」
「本当にすまない…   あれ、ノーマ?」
「なに、クー?」
「すごい濡れてる…」
自分を覗き込むノーマの内股からは、数本の快楽の筋が通っている。
「あ、あんたらの見てたら、その… ね?」
指摘され思わず顔を赤らめるノーマに、クロエは思い切ったようにセネルに言葉を投げかける。
「…セネル。まだまだ行けるか?」
「え?ま…まあ大丈夫だけど。」
「ノーマ… セネルは大丈夫だって…」

「な、何馬鹿な事いってんの!?私は別に…」
18鈍感と超絶テクと優しい嘘つき9:2007/09/20(木) 09:54:56 ID:9Bqo3nvx

「自分に素直になってさ… 変に意地張らずにしようよ。ノーマ…」
「!」

「分かってしまったんだ。私とセネルがしているのを見ているお前は、とても切なそうに、恋人を取られた様な悲しそうな目をしていたから… わたしがいつもしているような、不安そうな目をしていたから…」
(クロエ…!!)
「ごめんなさい。そして、ありがとう… ノーマ。」
クロエの思いやりに目頭が熱くなっていくノーマは、唇をグッと噛んで涙を堪える

「ど?どう言う事だ?」
「「…」」
空気のまるで読めていないセネルのセイフに、感動をぶち壊される2人。
「ボケタコ鈍感帝王のセネセネ… 今から私が超絶テクであんたをイかせまくってやるっていう話をしてたの!」
「あの会話から、理解できなかったのか?」
一本の青筋を浮かべながら、苛立ちを覚えるノーマ。クロエもあきれ果てた様子でジト目になり、セネルの鈍感ぶりに冷や汗をかく。

「????」
「もういい!このアホ男!」
「なんなんだ、一体!?」
まるで自分の思いに気がついていないセネルに、怒りを感じたノーマは有無を言わさず、いきなり亀頭を秘部にあて、そのまま腰を一気におろす

「のりゃ…!」
「あああ!!」
クロエとは違った陰茎を舐め上げるような肉壁の刺激に、セネルは悲鳴のような声を上げる。
「クロエ…!今後の参考として、しかと見よ!男を喜ばすこのテクを…!」
「なんで…?お前が…!?」
「セネセネ、いってる場合?」
挿入した男根を腰を引くたび、亀頭の先端まで引き抜き、そして、抜けそうな所まで腰を上げ、また腰を沈める激しい擦り上げを開始する。
クロエのようなぎこちなさのないノーマは、猛りきった肉棒を物ともせず、腰をくねらせながら刺激する。
「…よいしょ!」

腰を悩ましく左右に動かしながら、セネルの胸板に、寄り添うように体を前に倒して、結合をより深くすると、膣は男根に深くえぐられ、くきゅっと締め付けを強くする。
「う!んふぅ!」
「うぅ…! くぅぅぅぅ… 」
ひねりにより生まれた肉棒の捻るような締め付けに、もだえるセネルを見て体の奥が熱くなっていく感覚を覚える。この人のこんな表情をもっと見たい… 
そんな悪戯心に煽られたのか、ノーマはその鍛え上げられた胸にある乳首に舌を這わせる。それを口に含んで中でコロコロと転がす
「うぁ! ああ!」
ビクンとセネルの剛直は、さらに大きく硬くなる。自分の締め付けにも負けずに、まるで自分が動けないのを補うかのように、力強く脈動する男根に思わず体の奥が熱くなる。
ノーマはさらに、腰を前後に振りながら、存分に先程よりも硬くなったセネルの剛直の感触を味わう。
舌を離して、今度はセネルの乳首を指で軽いタッチで擦り、快楽を与え続ける。そして、空いた両手のもう片方で自分のふくらみの頂きを、クリクリと刺激する。
両方の指に力を込めるたびに、膣の締め付けは増していき、一突きするたびに大量の愛液が噴出して、大きな水音が小さな部屋に響き渡る。
「さすがに、3回出しただけあって… 全然大丈夫ね…!何時になったら出る事やら…」
これだけの刺激を与えながらも、一向に来ない射精の予兆に焦りを見せるノーマ。久しぶりにする行為だけに、このままでは自分が先に根を上げてしまう。
「だったら、手伝ってあげる…」
19鈍感と超絶テクと優しい嘘つき10:2007/09/20(木) 09:56:13 ID:9Bqo3nvx
「え、え? ク、クロエ?」
見ているだけで、耐えられなくなったクロエは、今までの仕返しを兼ねての行動か、少しの嫉妬心に駆られての行動か、突然愛しい人と体を重ねる親友の菊座に指を這わせる。
「ひゃん! な…! なに!?」
「あっ!」
味わった事のない未知の感覚に体をくねらせ、甘い疼きに秘道も締め付けを強くする。
戸惑うノーマに、クロエは先程まで自分の中に入っていたローターを、ノーマの菊座にあてがい指と一緒にズブズブと深く挿入していく。
「んんん…!!」
菊座から入ってきた異物に、膣はこれ異常ないほどに強く締め付け。
バイブがほとなくし動き始めると振動にあわせ、結合部からは濡れた粘膜の擦れる音が洩れる。
「ひゃあああああ!!」
「ぐぅぅぅ!!」
ノーマの中にあるセネルの分身は、菊座からの、ローターから与えられる振動を感じ、急速にその官能を高めていく。
熱く煮立った肉壷から、その絶頂の証が大量にでて、吹き出る愛液はセネルの下半身ぐっしょりと濡らす。
ノーマは、腰を激しく動かして、動きにより得る事ができる快感に我を忘れてしまう。
火を持ったように熱くなった肉棒が、自分を貫く快楽に没頭し、もはや本能で腰を動かしている。
絞り込むように剛直を締め付け、発火しそうなほどに熱くなった結合部の肉壁がひくひくと痙攣する。
前後に動かしていた腰の動きを、上下に変えてノーマは奥へとさらに結合を深くしていく。

「ノーマの言うとおり… 他の人のを見るのは、本当にえっちだな…」
そう言うと、クロエは体を倒していき、激しく出し入れされている結合部に向って顔を近づける。そして、さらけ出され赤みを帯びたクリトリスをくりくりと舌先で刺激する。
「んん…!!」
ちょん と舌先がクリトリスをすると、快楽のために腰が思うように動かなくなる。クロエは、動けなくなり快楽が遠退こうとするノーマに、再び急かすかのごとく、執拗にその蕾を舌先で愛撫する。
意識まで侵す快感に突き動かされ、腰の動きを先程よりも一層強くして、貪る様に動き剛直を必死に擦り立てる。
全身から与えられる快感に、ノーマの秘道はセネルの男根をうねる様に締め付ける。先程とは違った締め付けに刺激されてか、自分の中の亀頭がひくひくとした脈動を見せ始める。
ノーマは最後の力を振り絞り、腰を深く打ち付けて、子宮口に亀頭をこすりつける。
亀頭を押し付けられ、グリグリとそのまま擦られてると、セネルはその体の奥から熱い煮立ったような液体が、先端に向って流れて行く事に気付く。
必死に抑えようと耐えるが、ノーマの容赦のない動きにすでに我慢は限界に達しようとしていた。
射精の衝動を抑えようとすればするほど、ビクンと意思を持ったように男根は大きく脈動し、大きく揺れ動いたその剛直はノーマに軽い絶頂を迎え、動きの間にぷしゅっと秘裂からは愛液が絶え間なく出続ける。
「んんん!!もう駄目ぇ…!!ごめんセネセネ!!」
秘道が締め付け、セネルの絶頂を待たずしてノーマは先に果ててしまう。
糸が切れた人形のよう、力なく横に くてん と倒れ、そのままセネルの剛直がずるりと秘道から抜けると、ひくひくと痙攣する花弁から大量の愛液が溢れ出て、体中の力が抜けたせいか菊座のローターもするりと奥から出る。
セネルの絶頂に達しそうであったはずの男根は、今だ赤黒く充血し、ノーマの愛液とセネルの先走りで、滑らかに光る。
ノーマは先程の疲労と絶頂の余韻に浸りながら、静かに目を閉じ、そのまま軽く意識を失ってしまう

「…う   …ん。」
目が覚めると、体に白い布がかかっている事に気付く。状況が把握できていないノーマは、左右を見渡す。そこで、目に入っていたのは、体が自由になったセネルと、クロエと愛し合っている光景だった。
「クロエ…! クロエ!!」
「ああ、セネル…! 」
クロエは全て満たされたような笑みと涙を浮かべ、深いキスを交わす。
セネルはノーマには向けられなかった、愛しい人を抱く穏やかな視線をクロエには向け、必死に相手の名前を呼び続ける。
ノーマは、ため息混じりに苦笑を浮かべ、全て諦めたような表情をする。
「………………」
気だるい自分の体を起こして、ノーマは2人にばれないように、静かに服を着て部屋を後にした…
20鈍感と超絶テクと優しい嘘つき11:2007/09/20(木) 09:57:09 ID:9Bqo3nvx




深夜帰宅し、シャワーを浴びたノーマは星のマークがいたる所に描かれたパジャマを着て、自分の部屋の戻り、窓際に立つ。
四角い窓際から美しい夜空が広がり、薄い雲ひとつない星空が描かれていた。
「ししょー… 聞こえる?」
夜空の中でも、人一倍の輝きを見せる星に向かい、語りかける。
「私も大概、素直じゃないよね…」
クロエのことは言えないな… と心の中で苦笑する。
「でも、クロエは親友だし… セネセネが好きだって告白されたときは、最初はどうしようかと思ったんだけど…」
自分も好きだ なんて言ったら、クロエに気を使わしてしまう。クロエは大切な友達だから。
「しっかし… 私に相談するか?普通…」
今までの自分の行いをふと思い返すと、笑い事では済まされない。かなり悪乗りした方である。明らかに百合入ってるし… 自分と、そしてほいほい言う事を聞いていたクロエにも冷や汗をかく。
「ふぅ…  まあ、これで… 幸せになれるよね…?」
まあ、結果オーライ。終わりよければ全てよし。セネルも最初からクロエに惚れてたんじゃん。

これでおしまい…

「…!! ししょー… やっぱり辛いよ…!!」
そう思うと、目からポロポロと大粒の涙を流れる。例え、覚悟していた事でも愛していた男性は他の女性と愛し合っていると思うと我慢し切れなかった。
「涙… 止まんない…!」
女々しい自分が嫌になり、グッと涙を堪えようとするが、それでも止まらない。歯を食いしばり、ゆっくりと空に向って顔を上げ、ノーマは呟くようにこういった。
「セネル。クロエ。」
「幸せに… なんなさいよ…」
窓際から見える満天の星空、その星達はそんなノーマを慰めるかのように、優しく朝まで照らし続けていた。
21owata:2007/09/20(木) 09:58:16 ID:9Bqo3nvx
すみません。終わりです。セネルさんは絶倫と言う設定で…
クロエさんの処女は、ノーマさんとのレッスンで誤って、えらい事になってしまったって事で…
そして、ノーマさんは ししょー と男女の関係だったって事で…
相変わらず長くてすみません。こ… 今度、作品を作る時は短く… もっと簡潔に…
22名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 10:54:01 ID:i4g9LeEO
owata氏GJ!
長さはこれで充分だと思いますよ。
エロも濃厚ですし、文句はないです。
ただ最後は、ししょーが呼ばれて飛び出てじゃじゃーんと、出てきて欲しかったかな。
って事で、ししょー×ノーマを期待!
23名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:38:00 ID:qU7dHOBf
>>21ほんとにGJ!!久しぶりにセネクロ見れました。俺もこれと同じようにシチュで同人だそうと思ってたwまだ描ききれてないけど…
24名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 13:04:36 ID:cCFpFpXS
>>21 GJ!!!
今までのL作品の中で一番好きかもしれない!
25名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 13:39:41 ID:WK5loipS
>>21
と言うか前スレ767!
GJ!!

前スレ761だがお前の小説を心待ちにしていたよ・・!!
セネクロエロ万歳!
ノマ→セネもいいね
26名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 03:36:39 ID:oV/u0bVD
カンタビレ×ティアが見たい
27名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 12:01:55 ID:WXd9j9B4
>>owata氏
GJ!ノーマ切ねぇ…
長いのは読みがいがあって良い。


>>26
>>1
28名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 16:43:51 ID:/Lx2qnSS
ならぼくはこんぐまんのがちほもがみたい
29名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 20:14:31 ID:1V5RMn6H
>>28
日本語でok
30名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:07:04 ID:q6MwJooC
>>28
コングマンとスタンのだったら見た事あるよ
31名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:21:34 ID:CfGRz370
そ れ は 遠 慮 し  て お く


めっきーは異端児だ
32名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 11:58:15 ID:FufQ30Fp
>>28
コングマン「やらないか」
33名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 17:30:12 ID:7Oxz5AKs
>>32
28「アッー」
34名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 20:17:23 ID:D13FrmDm
コングマンがガチホモなら、リリスが二十四時間体制でスタンの貞操をガード
しかし、結局は妹に貞操を奪われる兄

リメイクでルーティやフィリアに対抗心燃やしているとこ見ると、ガチで兄LOVEなのか?
35名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:43:42 ID:ZIjY9MLF
ものすごくブラコンなだけ…だと思いたい
36名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 03:27:24 ID:OL7d1e4i
そんな酢飯設定イラネ
37名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 11:10:54 ID:W5M38x7d
リメイク版より無印版リリスのが好みだ
3824-16:2007/09/24(月) 15:09:39 ID:h2K5SZfF
前スレの続きです。
 風呂から上がった後、男は昼食をとる。もちろん、ミントの口移しである。
そして、簡単な株の手続きをし終えた後、ベットにもぐる。
「それでは、ゆっくりと休んでくださいね。ご主人様」
 男と一緒にもぐったミントは、胸に男の顔を挟む。
「ん・・・」
 男の体の熱がミントに伝わる。ミントは男と一緒にベットに入るたび、始めて出会った
日を思い出す。
 あの日、ミントは山道で2人の男にレイプされそうになった。そのときのミントの胸はまだ90センチ
台だったが、十分熟していたといえる。もうだめだと思った時、男が助けてくれた。
 屋敷に着くと、温かいスープとコーヒー、ベットが振舞われた。スープを一口飲んだとき、ミントの目
から涙がこぼれた。
「・・・お願いします。私をここで働かせてください・・・。ご主人様・・・」
 その夜、ミントは処女を散らした。
 
「あん・・・、んはぁ・・・」
 ミントは男のペニスを胸に挟み、優しく愛撫する。昼寝の後のパイズリである。
「気持ちいいですかぁ・・・?我慢しないでくださいね・・・」
 ムチムチした胸で挟まれたペニスから先走り液がこぼれる。その光景を見てミントは微笑む。
「いいですよ・・・。射精してください・・・。んん・・・、あはあぁ・・・」
 愛撫するスピードを一気に上げ、射精を促す。ミントの胸に挟まれたペニスは我慢できなくなり、精子を
発射する。その量は常人の20倍はあるだろう。
「はああ・・・!」
 ミントが恍惚の表情で精子を顔に受け止める。そして、精子を舐め取る。
「はあ・・・、おいしいです・・・。ご主人様のザーメン・・・。お恵み頂、ありがとうございます」
 ミントは精子を舐め終えた後、横になり、足を開く。秘部から愛液が溢れていた。
「お願いします、ご主人様・・・。いやらしいミントのおまんこを、ご主人様の神々しいおちんちんでかき回してください・・・」
 そして男のペニスはミントの中へと吸い込まれていった。
3924-16:2007/09/24(月) 15:31:23 ID:h2K5SZfF
「あん!あああ!ご主人様ぁ!」
 ミントは快楽に溺れていた。男のペニスはミントの膣を、子宮を刺激する。
「気持ちいいです!あん!きゃあ!はああ!ご主人様のおちんちんが、ミントの子宮にキスしてますぅ・・・!」
 男は腰を早く動かす。絶頂はもう目の前だ。
「射精してください!ふあ!ミントの子宮にザーメンをぶちまけてください!もう・・・いきそうです・・・!」
 ドク!ビク!ビクン!
 男のペニスから精液が漏れる。行き場のない精液はミントの子宮に激しく当たる。
「ああああああ・・・・・・!気持ちいい・・・!ご主人様のザーメンが・・・、奥に当たっていますぅ・・・」
 顔を赤くして、ミントは満足した表情を浮かべた。
「え・・・?もう一回・・・?はい、もちろんいいですよ・・・」
 男の提案にミントはやさしく微笑み、頷いた。

「ふう・・・」
 男との行為を終えて、ミントは解放された。あれから中出し3回、パイズリ5回という、激しいプレイが行われた。
 ミントはつぶやく。
「多精子症はまだまだ収まりそうにないですけど・・・」
 多精子症。それが男の病気である。その名の通り、1日に作られる精子の量が非常に多い。男は重症で、1日に1月分の精子
が作られるのだ。これによるレイプ事件は後を絶たない。
 だが、ミントは決意している。あの日の恩を返すために。これからも、ずっと。
「ご主人様・・・、愛しています」
 扉の向こうで眠る男に、ミントはささやいた。
 
4024-16:2007/09/24(月) 15:32:48 ID:h2K5SZfF
以上です。前スレから引っ張ってきて申し訳ないです。
ほかのキャラはまた機会があったときに。それでは。
41名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 15:48:53 ID:kPVgnI62
面白い面白くない以前にテイルズのssじゃねーなこれ
42名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 21:11:26 ID:jxpVgvrl
確かに
43名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 23:45:31 ID:To5q15ei
今、リリスの自慰する話を書いてるけど
誰かの絡みもあったほうがいい?自慰に力を入れて書いた方がいい?
44名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 23:47:28 ID:Fw6Tkoc4
そういうのを言うなってば。
45名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 07:47:38 ID:HGttMzuo
>>43
お前に任せるから投下してくれぃ
46名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 08:38:52 ID:DzPWxQYV
>>44 ごめんなさい… こう言うのやっぱり、言わないほうがよかったんだ

>>45 どうもです。レスありがとう
47名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:17:37 ID:sGrkTq8h
今さらだがowata氏GJ!
ノーマかわいいよノーマ
48名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:49:36 ID:lyigLGLP
唐突だがイノセンスが見たい
49名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 08:22:30 ID:hRK+8XhA
ちょっときついかな…
二人の口調とか性格が分からないとなんだか違和感バリバリの作品になってしまいそう
材料がないことには…
50名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 08:28:57 ID:0OCS3GOm
某作品は発売前から主人公とヒロインで暴れまくってたよね

今思うと本当に忌々しい ああ忌々しい 忌々しい
51名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 23:40:40 ID:ozITkVXR
アビス発売前後のこのスレの荒れ様はヤバかった。

よく持ち直したものだ。職人達に感謝!
52名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 09:24:25 ID:/ZswO54P
ま、AとLは本当に信者もアンチも多かったからな
どっちもそれなりに好きな俺としては訳がわからんかったわ

ええい、そんな話は良い
あーりあ×フォレはまだか
アーリア攻めだ

強靱な男が女に弄り倒されるのは非常に良い
53名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 12:37:06 ID:TFxCBFLv
>>51
A厨のスレ占拠か…
そのせいで職人も住人も減っちまったんだよな
もう、あんなことがないことを祈るよ

>>52
クレクレ禁止だと何度も言われてるやんけ
>>1読め
54名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:43:38 ID:kDKRrmRd
>>53
ネタをネタと(ry
55owata:2007/10/01(月) 23:09:44 ID:jAdkJdAI
リリスが自分で自分を慰める話です。
作品の名前は「想いたくて…」です
リリス嫌いな人ごめんなさい。
56想いたくて…1:2007/10/01(月) 23:13:11 ID:jAdkJdAI
神の眼の騒乱に決着がついて半年が経った。リーネの村はその小ささから外郭の破片による被害も少なく。今ではすっかり元どおりの生活を取り戻していた。
リーネの村の一番奥。煙がまるで、絵本のパン工場の様にポンポンと上がる家。かの英雄、スタン=エルロンの生まれた家である。

英雄が生まれた家というと期待させられるものがあるが、普通のそこいらの家と何ら変わりない。そんな家の中から一人の女性が出てくる。
スタン=エルロンの妹、リリス=エルロンである。
太陽の光を浴びて乾いた洗濯物を取り入れ、再び家へ戻っていく。
「お兄ちゃんとおじいちゃんはノイシュタットか…」
本来はトーマスやスタンがいるはずのこの家は、リリスのみとなっている。何時もより少ない食器を、泡立てた洗剤で慣れた手つきで洗っていき、ふてくされた様にポツリと呟く。
「コングマンさんの40歳の誕生日イベントって、何も誕生日まで戦わなくていいのに…」
そのイベントにはスタンとコングマンの一対一の勝負が組み込まれている。
「神の眼の騒乱」で初めて戦った時、コングマンが惜しくもスタンに敗退してしまい、その雪辱を晴らすリベンジマッチが設けられている。
かつての英雄同士の戦いと言う触れ込みもあり、貴族もそうでない人も多く闘技場へ訪れる盛大なイベントとして、大いに期待されている

「こっちには何の相談もせずに、いきなりだもん…」
取り巻きの男がリーネに押しかけてきていきなり、「もう変更できないから来てくれないと困る」と勝手な事を言い出した時には、まんぼう戦哮をお見舞いしようとしたっけ…
それでも、スタンの人のいい性格から即答で「分かりました」と返事をしてしまったのだ。
取り巻きの男もさすがに何の見返りもないスタンを誘い、申し訳なく思ったのか、リーネの人を数人、タダで招いてくれたのを思い出す。

「なんだか… マギーおばさん。ノイシュタットに行くの楽しみにしてたけど…」
優しいマギーさんは、人が傷付けあう闘技場を嫌っていたが、コングマンが戦うと聞いて、「私も行く」言い出した時には驚いた。そして、村では見た事もない意地悪な笑みを浮かべたのも、さらに自分を驚かした。
かつて、女性でありながらノイシュタットの伝説のチャンピオンとして君臨し、「あらくれマギー」という異名とともに、多くの男性を叩き伏せたとんでもない人である。
どうやら、チャンピオンの時代にコングマンの何らかの因縁があったようである。

「お兄ちゃんはディムロスがないのに、コングマンさんに勝てるのかしら?」
ディムロス譲りの剣術があるとは言え、ソーディアンがないのは明らかにスタンにとって不利だ。
そんな風にスタンのことを考えていると、玄関のドアからコンコンとノックする音が聞こえてくる。
「は〜い!ちょっと待ってくださいね。」
洗い物を中断して、エプロンドレスで手を拭き、玄関を開けるとそこにはこの村では見た事のないの初対面の女性が立っていた。
「あの〜 スタンさん居ますか?」
初対面で挨拶もせず、女性はリリスにいきなり自分の用件を述べる、礼儀知らずなその態度に少しムッとするが、一応お客さんであるわけだし… と心の中で呟き、にこやかに対応する。
「今、ノイシュタットに向われたので、ここにはもういないですよ。」
純粋さを武器に。そして、その情熱を動力にして、世界を救ってしまった兄。
四英雄とまで言われて、世界中にその名前が知れ渡り有名になった。そのスタンを一目見ようと沢山の人たちがこのリーネに押しかけてくるようになった。

「あ、そうなんですか? …あの あなた、スタンさんの家の召使いさんですか?」
「 !!  わたしはリリス=エルロン!! スタンの妹です!!」
召使い呼ばわりされ癪に障ったのか、先ほどの相手の無礼な態度もあわさり、思わず怒鳴りつけてしまう。
「っていうか、また兄に言い寄ろうする人ですか!?残念ながら兄には心に決めた人がいるんです!!そう言う用件でしたら、早々にお引き取りください!」
リリスは感情に任せるまま言い切ると、ものすごい剣幕で相手を睨みつける。
そして、目を丸くしている女性に気付き、ハッする。すぐに場を取り付くろうためホホホ… と乾いた笑いを浮かべるも、リリスの剣幕に恐れをなしたのか、そのまま一目散に逃げていく女性。
「はぁぁぁぁぁ…」
リリスはその女性の背中が見えなくなるのを確認すると、今度は体中から搾り出したようなため息を吐いた。
57想いたくて…2:2007/10/01(月) 23:14:27 ID:jAdkJdAI

・・・・・・・・・・・・

夜になり、入浴してパジャマに着替えたリリスは洗面台で頭を解かす。
1人で静かになった家にいると、込み上げるような寂しさに襲われる。
兄を慕う女性が沢山いる… そう頭に思い浮かべると今度は胸が締め付けられるような錯覚が生まれてくる。
「また、1人でお留守番か…」
結っている髪を外し、ストレートヘアにたなびかせて、切なそうに真暗な部屋を見渡す。
兄がいない… 叔父もいない… 
まるで周りから知り合いが1人も居なくなってしまった様な、不安な気持ちがリリスの寂しがり屋な心を覆い尽くす。

(ちょっとだけならいいよね…?)
顔を少し赤らめ、横目でちらりとスタンのベットを見ると、そのままそちらに向っていく。そして、スタンの使っていた寝床に入り、布団を頭から被る。
「よく… お兄ちゃんが居ない時にここで寝てたっけ…」
こうしていると、兄の温もりを感じる事ができるような気がして、心細い気持ちが少しは和らぐからだ。
子供っぽい自分の行動に、クスリと苦笑を浮かべて。少しほどの気恥ずかしさを感じる。

「…でも、あの時と今とは、大分目的が違うけどね…」
リリスは布団の中で自分のパジャマのボタンを解く。
形のいい整った二つの胸が露わにし、桜色に染まった頂きがかすかに服から見え隠れする。
「よいしょ…」
そして、今度は自分の履いていたパジャマの下を脱ぎはじめ、白い無地の下着が露わになる

「ん…!こんなことするのは… その… お兄ちゃんとルーティさんのせいなんだからね…!」
いい訳めいた言葉を浮かべ、胸を軽いタッチで揉んでいく。

「あの人は… お兄ちゃんと…」
不意にあの日の事が思い出され、途端にリリスの顔が真っ赤になる。
1年前のまだ、ミクトラン征伐のための旅をしていた頃… スノーフリアの町を訪れた時のこと。
覗くつもりはなかった… と頭の中で言い訳を思い浮かべる。
1人宿屋にいたルーティに、料理を届けようとした時に、本当に偶然にスタンがいて、ルーティに愛の告白をしていて…
そして、その後すぐに体を重ね合わせ、愛し合った
明かりも消さずに、お互いの秘所を隠そうともせずに、そして、私に覗かれている事も知らずに…
兄として、慕っていたスタンの猛る剛直が鮮明に思い出され、自分の秘部がさらに潤っていくことを感じる。
自分の都会への興味が抑えきれずに、飛び出した子供っぽい兄。久しぶりに見た兄は、瞳にとても強いきらめきを秘めていた。

兄として慕っていたはずのスタンは、旅の中でいつの間にか一人前の成人として、人間として大きく頼りがいのある男性となっていた。
自分が居ないとまだまだ駄目だと思っていたスタン。そのスタンがルーティと舌を絡ませる程の激しいキスをして、体を重ねて愛し合っていた…
猛る剛直とみだらに濡れる秘部が思い出されると、それと同時にリリスの手は自分のふくらみを強く揉みくだし始める。ルーティよりも大きな胸になぜか満足感を得るが、スタンはルーティを選んだ。
自分は妹なのだ… スタンに抱かれるはずはない。しかし、頭も浮かんでくるのはルーティへの嫉妬心のような感情。心の奥底にはルーティに対するそんな思いが渦巻いてくる。どんなに自分が想おうと、スタンは肉親であるから身を結ぶ事はできない… そう納得しようとする。
58想いたくて…3:2007/10/01(月) 23:17:18 ID:jAdkJdAI

「お兄ちゃん… お兄ちゃん…!」
胸を自分で鷲掴みし、少し強めの力で愛撫を加えると、リリスはうわ言の様にスタンの名を繰り返して呼ぶ。
スタンの名を呼ぶたびに、スタンの事を思うたびに体が熱くなってくる。胸の桜色の頂きが、熱を帯びてツンと反り立ち、リリスは親指と人差し指でそれを捻るようにつねり上げると、ビクと先端に走る甘い快楽に体を震わせて反応する。
「ひゃう! んん!…分かる? あ…! わたし、すごく感じてる…!!」
胸から走る快感に酔いしれながら、空いた片手をパジャマを脱いだ下着へ伸ばしていく。
すでにしっとりと濡ているそこは、かすかに透けており、下着の奥の桜色の秘部が見えている。
そこに中指をはわせると、ちゅ… と言うかすかに湿った音が響いてくる。そして、胸とは違う甘い感覚を味わいながら、軽いタッチでそこの指を何度も往復させていく。
リリスは甘い声を発しながらその身をくねらせ、沸き起こる快楽の虜になっていく。
程なくして下着はすでに、その意味を失い秘裂や包皮などが激しく濡れた下着の下からヒクヒクとうごめく姿が見える。
下着の上からの愛撫では足りなくなったリリスは、下着をするりと脱ぎ捨てると柔らかい茂みに囲まれた秘所からトロリとした愛液が流れ出る。
「はあ… はあ… んんん!!!」
両足を開き、その全てを露わにすると右手を使い、秘裂の両脇に指を添えて、それを押し広げる。
くちゅ という音と共に広がり、そして左手でその秘裂を直に触れ快感を求めると、リリスから嬌声が聞こえてくる。
自分の鼓動に合わせてピクピクと動く花弁に指をはわせるたび、体全体がビクンと痙攣を起こしたように大きく揺れる。
真暗な部屋から、ちゅくちゅくと水音が響き渡り自分の指が生み出す快楽におぼれていく。
腰を浮き上がらせながら、体を震わしさらに強い快楽を求めようと自分の指をその秘洞の中へ進めていく。
「ひゃん!だ…めぇ…!!んん! んんん!」
熱い息を吐き出し、つきたてた中指が膣内に沈んでゆくと、すでに濡れきった肉壁が締め付けながらそれを歓迎する。リリスは、強い快楽に耐えながらも指を前後に動かし刺激を与える。指の力強い動きに膣からは、絶え間なく愛液が流れて出てくる。
指はさらに奥へ進んでいき動かすと、その結合部から指を進めた分、愛液が押し出されスタンのシーツを濡らしていく。
じゅぶ、じゅぶと湿った音が響き、白い喉下をさらしてリリスは指からの愛撫に熱中する。
「はっはぁ… お兄ちゃん!」
かつて兄の剛直が脳裏に浮かび上がると、それと同時に秘道は蠕動し、中からはトロリと濃い目の愛液が指を動かすたびに流れ出てくる。
他の男性のそれを見た事がないリリスにとって、自分を慰める時には必ずスタンの剛直が思い出される。…例え他の男性を知っていたとしても、おそらくスタンのものを想像するだろう。
「んん!お兄ちゃん…  気持ちイイ!」
秘道を指が捻るように動き、それによって肉壁が強く擦られるたび人一倍大きな声が出る。
本来なら声のトーンを下げる所だが、そんな思いはリリスには微塵も浮かばない。自分の指によって得られる強烈な快感と、兄への想いに思考は満たされてひたすら行為に没頭していく。

挿入する指も人差し指を合わせた二本になり、前後に素早く往復させるたびに自分の愛液が飛び、シーツを濡らしていく。
ヒクヒクと秘道が断続的に収縮をするとリリスも体を震わして、込み上げてくる絶頂を耐える。腰を浮き上がらせながら、自分の秘部に激しく指を出し入れし、勃起した陰核を捻り上げると音高い水音と共に愛液を噴き出し絶頂を迎える
59想いたくて…4:2007/10/01(月) 23:23:09 ID:jAdkJdAI
・・・・・・・・・・・
「はぁはぁ… んむ… むちゅ…」
虚ろな表情で、絶頂の余韻に浸るリリスは手に付いた大量についた愛液を夢中に舐めとり、きれいにしていく。念入りにそして執拗に舌を指に絡ませる

まだまだ足りない…。指だけでは足りない…。兄のような逞しい剛直に体を貫かれたい…初めて指で慰めた時は、失神してしまったほどだ。ならば、指よりも太くあれほど大きかったもの入れればどれほどの快楽を得る事ができるのか…

恐怖心と期待、そして疼きの止まらない秘部。リリスは重い体を起こし、下着も履かずに自分のタンスへ向っていく。
「これを使うのも久しぶりね…」
タンスの一番上を空け、下着などの下に隠された木彫りの男根を取り出す。

「あ〜ん!…んちゅ……んっ。」
木彫りを口に含み、るろるろと舌で舐めると、かすかに鉄のような…そう、血の味が口の中に広がる。そうすると、リリスからは始めてこれを使った時の事が思い出される。
自分の大事な処女を、こんな血の通わない木でできた男根で散らしてしまった罪悪感。肉壁を全て擦り上げ得られる快楽。そして、何よりも強く思い出されるのは始めて入れた時のあの痛み…

また、あの痛みを感じなければいけないのか… と恐怖心のようなものが浮かんでくる。しかし、得られた快楽もまた大きく、あの時は初めてでありながら何度もこれにイかされた…。

リリスの頭の中で痛みによる恐怖と、木彫りの男根から受けた快楽。その二つがグルグルとめぐる。
しばらくして決心したかのように、男根を握り締めて秘部に近づけていく。

「はぁ… お兄ちゃん… いくよ…」
リリスは痛みの恐怖を振り払い、一気にそれを自分の奥深くまで挿入する。
「!!」
体に電流のように鋭く駆け巡る感触。歯を食い縛って耐え様としていたが、自分の予想とは違うその感覚にリリスは困惑する。
「あ… あ…!!」
痛みがまるでない… それどころか、初めてのときの時より数倍も強い快楽に言葉を失ってしまう。一番奥まで入れられたそれを動かす事も忘れ、秘部からはそれをくわえこんだ状態で大量の愛液が吹き出る。
指とは違い、どんな強い締め付けにもその形を変えずに、貫く男根の刺激に、早くも達してしまう。

「あう…!」
処女を破った痛みが全く込み上げてこない… リリスは指に力が入らないのかぎこちなく木彫りを前後に動かす。ゆっくりとした稚拙な動きでも、締め付けを物ともせずに、突き進むそれに意識ごと侵されていく。
「は!ううう…!!ひゃう!!」
数度往復しても、あの時の痛みが込み上げてこない事が分かると、木彫りの動きを徐々に激しくしていく。狭い膣内を押し広げ、肉壁を擦り上げるたびにリリスの口からは甘い喘ぎ声が響く。

スタンのベットからは、濡れた粘膜のすれる音が聞こえ、強く締め付け纏わり付いた肉襞が、ずりゅずりゅと捲り上げられると強烈な快感から目に涙を浮かべ、体験した事のない感覚に翻弄されていく

木彫りを最奥まで突き入れると、子宮入り口を小突かれたリリスは大きく体を弾ませ達してしまう。膣内全体が強く収縮し、それが締め付けにより前後に動かなくなると、リリスは木彫りを動かせる左右に揺らし引き抜こうとする。
膣を掻きまわす木彫りの感触に意識ごと持っていかれそうになり、歯を食いしばり何とか耐えようとする。
「くううう…」

木彫りを引き抜ける寸前まで、引き出すと再び深くそれを挿入する。すでに、リリスの頭の中には自分に快楽を与える事しか浮かんでこない。体をガクガクと震わしながら強く握り締めた木彫りを天井を擦り上げるよう出し入れする。
「あはぁ!!」

出し入れのたびに握りしめていた指が陰核が触れ、最奥に木彫りを打ち付けると潮を吹き、疲労と凄まじい絶頂の余韻に浸りながらそのまま意識を失ってしまう。
60想いたくて…5:2007/10/01(月) 23:24:10 ID:jAdkJdAI


「…?」
鈴虫の美しい泣き声に、ゆっくりと意識を覚醒させて周りの状況を確認する。
部屋は闇深く覆われており、おそらく外は月も輝いているだろう。
「…ん!」
愛液と汗でべとべとになった体を起こして、とにかくベットから出ようとすると、自分の膣に木彫りが深く挿れられたままである事にきづく。
膣にある木彫りが体を起こす動作でずるり膣を擦り上げると、わずかに体を振るわせる。
「やだ…! 私ったら…!!んん…!」
自分の膣内にの木彫りを優しく引き抜くと、膣から濃い目の愛液がとろりと流れ出てくる。
「はぁはぁ…」
気持ちよかった… と頭の中に浮かんでくると同時に、むなしさが込み上げてくる。
どんなに体を喜ばしても、心は満たされない。生殺しのようなそんな感触だ…

「ルーティさんはお兄ちゃんとした後も、こんなに苦しかったのかな…?」
そんなはずはない… 本来なら愛し合うもの同士がする神聖な儀式だ… こんな悲しみが込み上げてくるはずがない
「何やってるんだろう私… こんなのおかしいよ…」
いろいろ考えているうちにリリスは眠気に誘われるまま、眠ってしまう

(リ… リリ…)
まだ外で鈴虫が鳴ってる… 夜は長いな

(リリ… リリ…! リリ…!)
…まだ鳴ってる。それにしても騒がしい鈴虫ね… クス、まるで兄さんみたい…

(リリス… リリス。  リリス!!)
リリス、リリスって… おかしな鳴き声… それに声もお兄ちゃんそのものだし…

「リリス!大丈夫か!リリス!!」
「え!?お…お兄ちゃん!?」
目を開くと兄の心配そうな顔が飛び込んできて一瞬にして覚醒する。

「リリス!よかったぁ… なかなか起きなかったから、どうしようかと思ったよ…」
「え…?ええ!?なんで、もう帰って来たの!?」
はぁぁ〜〜〜〜と安堵のため息をつくスタン。リリスは後、二日は帰ってこないと思っていた兄が家にいて、混乱している。

「うん。何だかよく分からないうちに中止になっちゃったんだ。コングマンの誕生日パーティー…」

5日間予定されていた誕生パーティーはコングマンとスタンの一騎打ちの勝負が用意されていたが、2日目のスタンといざ戦おうとしていた矢先、突如乱入者が現われてコングマンに勝負を挑んだ。
格好をコングマンに似せられてたそいつは「にせコングマン」と名乗り、そして後に超満員となっていた闘技場で逸話と呼ばれる事になる名勝負「ヘラクレスアームズ」が展開されることになる…
その勝負は、コングマンのぎりぎりの勝利で幕を閉じたが満身創痍となったコングマンは、それと同時に倒れてしまい。入院が必要となったのだ。
当然、主役のいないパーティーなど開くわけもなく中止になったのだ…
「そ… そんな…」
自分の予想もしていなかった事態に動悸は早くなる一方である。

61想いたくて…6:2007/10/01(月) 23:25:20 ID:jAdkJdAI
「リリス! お前なんて格好してるんだ!!」
スタンが驚いたようにリリスを指差す。
「ほえ?」
間の抜けた声を発して自分の体を見ると、パジャマのボタンはひとつも閉まっておらず開放され、そこからは魅力的な膨らみがちらちらと見える。
「…!!  きゃあ!エッチ!! 向こう行ってよ!!」
腕で胸を覆い隠し、自分があられもない姿である事に気付く。布団のため見えないが、下着も履いてはおらず、体から冷や汗が噴き出してくる。
「リリス… 俺が居ないと、こんなにだらしなくなるなんて… ん?何だこれ?木の棒?」
「!!」
滑らかしいリリスのその姿を見ても、全く動揺する事がないスタンは、布団からはみ出していた木彫りを目にして、寝床である場所に必要もないものが置いてあるっとそれを手にとろうとする。
リリスは体中の血液が顔に集まったのではないかというくらい、真っ赤な顔になり、体をわなわなと震わしながら、聞き分けの悪い自分の兄に怒りを覚える。

「向こうに… 行ってって言うのが…!」

「分からないのぉ!!?」
ヒステリックに大声を上げると、あまりの声の度量に顔を引き攣らしたスタンは、恐れをなしたのかそのまま一目散に家の外に出て行く。

「はぁはぁ… あせったわ… 」
いそいそと服を着替え、シーツを取り替えていくリリス。

「それにしても… こんな姿を見たんなら、少しは焦ってもいいじゃない… 馬鹿…」
魅力的な肢体を目にしても、全く動じなかったスタンにふと不満を感じる。

(やっぱり、私は妹。 お兄ちゃんとは…)
視線をおとし、落胆したように頭を伏せるリリスは、スタンが自分を女性としてでなく「家族」という目で見ていることを改めて思い知らされる。でも、これのおかげで踏ん切りがついたような気がする… 
「お兄ちゃんは家族として私の事をしっかりと愛してくれてる… 女性としてでなく家族として… 「家族」としてはこの上ない幸せ。 家族である私にとって一番の幸せよね…!」
今は強引にでもそう理解するしかない。でも、いつかこの思いもきっと若い頃のいい思い出になるはずだから

62想いたくて…7:2007/10/01(月) 23:27:09 ID:jAdkJdAI

さらに時はすすみ半年後…
「エー!お集まりの皆さん!!私、ルーティ=カトレットと、ここに居るスタン=エルロンは今日から一緒に、旅に出る事になりましたぁ!!」
町中に聞こえるような大きな声を出し、手を大きく上げてアピールをする。
「ええーーーーーーー!?」
ルーティに負けず劣らずの大声で心底驚いた反応を見せるスタン。

「なんでおめえがビックリしてんだスタン?」
頭が追い付いていない戦友の反応にニカッと笑顔を浮かべるコングマン。
「ほう、ルーティ君とスタン君が旅を…」
ウッドロウは、二人がこんな事になるだろうと、うすうす予想していたが、恥かしがり屋のルーティからそんな事を言い出すとは思っていなかった。少し驚いたように顎鬚に手を当てて、感慨深く二人を見る
「こりゃ、お二人に送る愛の歌を考えないとな。」
手に持っているマンドリンをジャジャーンと鳴らして、茶化すのでなく本心から祝福するジョニー

「ルーティ… 準備が整ったのだな。」
孤児院の当面の運営資金を支度して、そしてスタンと二人で旅をする決心をしたルーティに優しい笑みを浮かべるマリー。
「一年以上もお疲れ様です。」
おそらく大変だったであろうルーティを労うかのように、行儀良くペコリとお辞儀するチェルシー。
「お二人の旅を心からご祝福しますわ。」
覚悟を決めていたのはフィリアも同じである。1年と言う長い時間であるがスタンへの思いも断ち切り、心から二人へ祝福の言葉を述べる。

「お兄ちゃん。元気でね!」
(いってらっしゃいは、もう言わないよ… たぶんここに帰ってくることはないはずだし…)
「ルーティさんも、これから大変になると思うケド、がんばってね。」

「あと、スノーフリアみたいな見たいな事は、なるべく控えてね♪」
「「「「「?」」」」」
「「!」」
「リ、リリ、リリス…、もももも…もしかして…」
「あ!そう言えば、オーブンでパンを焼いてたんだった!焦がしちゃう♪」
くるりとみんなに背中をむくと、意地悪そうにチロッと舌を出して、家へ戻っていくリリス。

「はっはーん!そう言うことか!!おめえら…」
スタンにいらない助言をしたあの時の諸悪の根源であるコングマンは、二人の反応を見てだれよりも早くリリスの言った言葉の意味を理解する。
「コング。例え勘違いであろうと… それ以上、口を開けば… ねぇ?」
スノーフリアでの様な、にこやかな笑顔を浮かべて、ルーティは手のひらのレンズ(大きめ)に晶力を集中させる。背中には斧を持った屈強な男の影が…
「お、おお… な、何言おうとしたか忘れちまったぜ…」
あの時の猛攻が一瞬のうちに思い出され、へっぴり腰になりながら後ずさりするコングマン。
「よろしい… それじゃあ、スタン行くわよ!!」
「ああ… その、わかった… そそそ、それじゃあ皆…」
お二人の旅は閉まらないうちに始まった。これは兄とルーティへの仕返しも兼ねたリリスの最後の、ちょっとした意地悪なのかもしれない…

おまけ
「おや?あんたコングマンじゃないかい?」
「あ!マギーおばさん。こんにちは。」
「マギー? あんた「あらくれマギー」か!? ひ… ひぃ〜〜!! 勘弁してくれぇ!」
「情けない声出すんじゃないよ… 仮にもあたしに勝った男でしょうに…」
「は?あ…あんたにいつ勝ったって?」
「さあ、いつだったからねぇ… 最近の事のような昔の事のような…」
「ボ…ボケちまったのか?」
「耄碌(もうろく)したかどうか、試してみるかい?」
「ごめんなさい!許してください!このとおりですから〜〜〜!!」
「大の男が情けないったらないねぇ… 」
63owata:2007/10/01(月) 23:29:18 ID:jAdkJdAI
あんまりエロが多くなくて、すみません。
あと、言わなくても気づくと思いますが>>43は私です。ご迷惑おかけしました…
64名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 00:12:28 ID:e8ZHpfo2
>>63
GJ。一つ一つのネタも面白かった
65名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 00:36:48 ID:0oAqRJ9R
>>63


owata氏GJ!
エロが少ない?そんなことありません、充分ありますよ。
リリスが吹っ切れるのは、いつになるんでしょうね。
そして、にせコングマンにあんな秘密があったとはw
次回作も期待してます。
66名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 22:41:00 ID:qI1ND4Uz
保守
67名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 23:18:24 ID:eRJZiXdx
>>63
GJ!!
凄い良かったよ
68名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 06:45:57 ID:doVzBxB6
保守
69名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 13:13:04 ID:admU6NwH
テイルズの保管庫って無いんですかね?
70名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 13:28:38 ID:OtTj7u3E
>>69
お帰りください
71名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 16:41:10 ID:admU6NwH
>>70
スマソ
72名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 05:27:09 ID:j2YCijy+
いきなりで申し訳ないけど、最近のSS保管庫で、絡みが見たいカップルの投票で1位の「フィリア×リオン【純愛】」ってかなり難しいな…
本編でも恋愛描写が一つもないのも加えて、特にシチュエーションを妄想できる話もないから余計にむずい。
なにか、いいネタは無いかねぇ…
73名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 05:31:34 ID:q/rLtBpJ
チャット×カイウス並に難しいなそれは
74名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 09:10:08 ID:tSGL6ssa
あの二人で、しかも純愛って難しすぎじゃね?
そもそもこのスレでリオンの純愛を見たことがないような

リオン&フィリアでバティスタちゃんエロ尋問ぐらいしか思い付かない
75名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 09:21:46 ID:bjD7nElo
>>74
前スレにリリスとがあったぞ
76名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 09:41:18 ID:tSGL6ssa
あれはジューダスだったような
77名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 08:47:09 ID:7YwwmwB0
たとえ、リメDのジューダス化した性格でも、フィリアとは無理だろうな…
チャット×カイウス… ダメだww ギャグだろうww
素敵な追いかけっこを展開しそう。
78名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 14:42:03 ID:266aQPVP
>>38、56
みんなGJ
79名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:01:36 ID:/WlahIRQ
上見てて思ったけど、なりダン的コラボって好ましいのか?
今クラース×しいなのカプを考えてるので参考までに聞きたいんだが
80名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:07:17 ID:gMZeY8xw
個人的には是非
81名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 10:59:43 ID:YsyEqxCr
前にジーニアス×アーチェとかなかったか?
なりダン、ファンダム的乗りで書いたら問題ないのでは?
後は書き手の才能によりけり。

どうでもいいが、偉そうに書く俺は文才は全くない。
82名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 16:40:13 ID:ktJnPO9e
俺なんて文才も絵才もないから
表現出来ずに悶々としてるぞ
俺だって好きカプの萌え絵を書いてハァハァしたい!

あるのは妄想力のみ
83名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 23:37:14 ID:OG4Re9CK
この前アビスのベスト版が売ってたから、買ってやってみたらアニス×フローリアンの妄想が止まらないんだ……
84名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:48:04 ID:FPloRh2b
ティア×カイウスやら
プレセア×カイウス
ならなんとか…ってか…カイウス、ヤられ役ばっかりwww
85名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 21:16:12 ID:EC/qBETS
フォレスト「・・・・・」
ユージーン「・・・・・・」
シャオルーン「・・・・・・・・」
86名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 02:04:53 ID:LoFYu6Tt
>>84
あいつは十分「尻にしかれマン」の資質を持ってるからな。
87名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 04:08:07 ID:3+b3l5OQ
>>36









88名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 08:43:43 ID:t2P/udVD
酢飯 呼ばわりも
酢飯呼ばわりに一々噛み付くのもやめておけ

89owata:2007/10/16(火) 18:40:15 ID:Js9K3qAe
だれも作品投稿されませんね… たまたまでしょうか?
いま、アーチェ×チェスターのお話を作ってますけど、今までの作品で何か気になる所はありますか?
今後の反省として、聞いておきたいんですけど… すみません。
90名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 20:35:20 ID:thAaukN4
とんでもない、全くないです
91名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 04:59:07 ID:IjKU2I0w
>>89
またか。そんなのいらねーよボケ!!!!!!!死ね死ね死ね死ね氏ねじゃなくて死ね腐女子!!!!!!!!!!!!
92名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 05:58:26 ID:aV9dwGrM
テイルズはこんなオタを大漁に引き寄せるゲーム・痛いテイルズ厨の特徴

アニメオタ。ゲームキャラで毎度オナニー。異性にモテない・中には自分はモテると己一人で思い込んでいる都合の良い公衆便所も存在
運動が苦手で絵か小説ばかり書いている・その割には大して上手くないのに自分では自信ありと大大宣言・てめぇのオナニー剥き出しで本来のキャラクターを崩しても平気
本当にウマーな者は自分で「自信あり」など絶対に言わない。脳ある鷹は爪を隠す
気持ち悪いサイトを出現させ、カップル語りやキャラ語りなどこれまた自己中心なオナニーテキストを延々と打ち込み、同類の低レベル低脳厨を洗脳して広めようとする
アビスなどの新作系はHP数が多くて良く分からんが、懐古厨は痛い腐女子キモオタ率激高し

ライトユーザーも存在するようだが、5%程度と見た

93名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 08:08:53 ID:Z0pWGwp2
大体当たっているけどテイルズには変な中毒性があって一度ハマってしまうと抜けられない癖がある
自分の場合ゲームなんて殆どやらず、たまたま体験版貰って割りと面白く
本編買ってしまった所から始まったし 原因はやはりあの声付きアニメ属性か?
Offで恋愛も何回かしたけど、長い間ご無沙汰してるから寂しさ埋める為に二次創作に逃げてるのもあると思う
スレ違いスンマソ
94名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 08:45:18 ID:8RgtWLLx
なんだこのKYなレスは

今時オタ批判も珍しいな、マスゴミに踊らされてんのかね
95名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 08:47:17 ID:EjgKXHTy
もっとシャーリィを大切に扱ってやってくれ
頭かち割ったり肉片にされてるのしか見ないorz
96名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 18:23:57 ID:HaTUjigN
メルネスそんな悪い子とは思わんが、何であんな叩かれているのか
保管庫見たけど1本しかない。セネルの相手クロエばっかりで飽きる
97名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 18:36:15 ID:8RgtWLLx
俺も同感だ

大佐やリオンと同レベルに見えるがね
98名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 20:16:21 ID:SHIQsgPV
ロイド「てんてー、今度のテスト頑張って勉強するかやらせてくれよ( ^ω^)」
リフィル「何を言っているの!皮が剥けてから言いなさい!」
ロイド「Ω ΩΩな、なんだttー!てんてー剥いてくれるって言ったじゃねーか!」
コレット「|草陰|_・)…ロイド…まだおちんちん皮被りなんだね…」
リフィル「あれは言葉のあやというものよ。」
ロイド「じゃあ無理やり咥えてもらうからな!」
リフィル「 从;´ρ`从きゃぁ!や、やめなさい!」
Dイド「てんてー、今のフル勃起の俺に逆らっても無駄だぜwwフヒヒwwww」
クラトス「リフィル」
リフィル「なっ、なによ!?今忙しいのだけど」
クラトス「やらないか」
リフィル「……仕方ないわね」
ロイド「ちょwww俺はスルーっすかwwww」
コレット「|草陰|_・)ロイド…」
99名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 02:33:49 ID:bxb5YytA
女性恐怖症が治ったガイが今までの復讐で攻めまくるガイ×アニスなんかどうでつか?
いつものアニスらしくなくて怖じ気付いちゃったり…

そんな妄想が止まらないけど、文才zero…orz
100名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 05:53:45 ID:7O0n/1tY
正直アニスはイラナイ子だと思うんだ…
アビスはリグレットいればいいや
101名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 06:09:24 ID:NWRlEnHH
えー、俺はアリエッタの方がいいのにー
102名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 08:38:58 ID:yPXNMCbV
またアビスで荒れるつもりか?
103名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 17:19:48 ID:9mW278xo
アビスを目の仇にすんなよ懐古厨
104名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 14:45:45 ID:gV/qIx5U
>>102だけでなぜ解雇中になるのか分からん

被害妄想激しいんじゃないか?
105名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 14:52:43 ID:BuXfV08a
むしろたった2レスについて3レスで3種類の論争を繰り広げるなw
106名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 20:50:45 ID:bdVXAoLL
バロス

>>89
おつです。楽しみに待っていたい…
107名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 05:43:28 ID:gxIWjacs
なんという知能障害児の集まりだ・・・・・・
削除依頼出さないとな
108名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 08:37:59 ID:XzZzNBgn
つーか、シャーリィみたいな妹キャラってセネルとお話作れない…
クレア×ヴェイグもほとんどみないし、どうしたもんでしょう…
109名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 16:42:45 ID:0A6uLg06
違うキャラと絡ませればいいだろ?って考えはダメなのか?
110レジェンディア小ネタ:2007/10/20(土) 19:18:25 ID:IVUYfegH
夢の中のステラは何も身に着けてはいなかった。
その白い裸体を惜しげもなく晒し、ゆっくりと近づいてくる。
俺の目の前まで来た彼女は、唇をすっと俺の唇に重ねてきた。
俺は彼女のさらさらした金髪の髪を撫でながら、激しいキスをした。
「んくっ……んっ、はっ……」
唇を繋げたまま、彼女の白くすべすべした肌を手のひらで優しく愛撫する。
「あんっ……やっ」
柔かそうな胸の先端をきゅっとつまむと、彼女は悩ましげな声をあげた。
「痛いよ……もうちょっと優しく……して」
言われた通りに今度は優しく触れた。ここ数年で急激に成長した彼女の胸は、
マシュマロのように柔かく、手のひらに収まりきらなかった。
「ああっ……もっと触ってぇ……セネル、セネルゥ…」
その喘ぎ声を最後に、俺の意識は現実へと戻されていった。
何かに身体を強く揺さぶられたからだ。

「……ぃちゃん。お兄ちゃん!」
「…………ん」
「お兄ちゃん!はやく起きてー」

……シャーリィ?……って事はもう朝か。するとあれは夢だったのか…。

「もう、はやく着替えないと遅刻だよっ!」

と、シャーリィはいきなり布団に手をかけた。
ヤバイ、この状況は非常にヤバイ。今、毛布の一枚下では俺の滄我が淫らな夢のせいで猛り狂ってる。
何故だ。何故よりにもよってこんな時に。3年以上の長きに渡ってセルフコントロールは完璧だったはずなのに。
もし、これを見られてしまったら今まで培ってきた高潔で頼れる兄のイメージはどうなってしまうんだ。
シャーリィは性教育だけはまともな形で教えられてないんだぞ。純粋培養のお嬢様脳なんだぞ。そんなシャーリィに見られたら
「いやー、お兄ちゃんの変態ー!!」なんて言われてお星様にされるに違いない。これはもうお約束ってやつだ、
「志○―!後ろ後ろ―!」と言われたらタライが降って来るくらい間違いない。

って、こんな事考えてる場合じゃなくてシャーリィを止めないと!(この間0.1秒)
111名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 19:20:08 ID:IVUYfegH
「シャーリィ、話があるんだ。聞いてくれ」
「えっと、はい」

シャーリィは布団から手を離し、こっちの顔を覗き込んでくる。
どう切り出そう?直接的な表現を使わずにシャーリィを部屋から出て行かせるには……

「……あのな、実は一枚下の大地に滄我を封印したんだ」
「へ?えーと、ごめん、急に何?」
「それで今さ、中で凶暴な滄我が猛ってて大変なんだ。早急に静かな滄我にさせなければ
確実に(俺の)世界が滅ぶ。だから、先行っててくれないか?」
「何言ってるのお兄ちゃん? ふたつの滄我は違う滄我だよ。猛りのほうも随分前に静まってくれたじゃない。」

……ダメだ。少しも意図を察してくれない。その純粋な瞳が今は眩しすぎて見られない。

「あ、わかったお兄ちゃん、まだ寝ぼけてるんだね。ダメだよ早く目を覚まさないと。
早く顔を洗って、服を着て支度して!もうみんな待ってるんだから早く…」

そう言ってシャーリィは再び俺の毛布に手を伸ばして……

「だだだ、ダメだって!!それはダメだから!頼む!勘弁して!」

すんでのところで、シャーリィの両手首を掴んで事無きを得た。

「どうしたの?今日のお兄ちゃん何だかヘンだよ?」

一切の疑いも無い曇りなき瞳で、純粋に俺の身を案じてくれている。
だが…。その無知ゆえの無垢さが何故こうも俺を苦しめてくれるのか。

「シャーリィ、頼む。何も聞くな。俺のためを思ってくれるなら、
今は黙って先にウィルの家に行っていて欲しい。今はそれが一番助かる。」
「…え? あ、うん。なんだか良く分からないけど……分かったことにする」
「ごめんな。すぐに行くから」
「すぐウィルさんの家にきてよー、みんなもう来て待ってるんだから」

そういって、シャーリィはようやく部屋から出て行ってくれた。

「さて、コイツをどうするべきか」

朝の生理現象+今朝の夢+今さっきの嬉し恥ずかしな状況のせいもあって、滄我は萎えるどころか異常なほど硬度を増していた。
何故だ。あれだけ緊迫した状況なら普通縮み上がってくれるはずじゃないのか。 何でパワーアップすんだよクソ馬鹿息子。
ヘソまで反り返るほどに赤黒くそびえ立つ灼熱の棒はまさしく鬼の金棒のそれだ。冗談抜きで釘でも打てそうな気がする。

「…………抜くか」

仕方が無い。他に選択肢など無い。このような凶器を引っさげた状態でいつもの全身タイツ姿で街を練り歩いてみろ。
仮にも保安官なのに地下室を定住先に指定されかねないではないか。いや、きっとあの博物馬鹿なら、
珍種のモンスターと一緒くたにして「学名:万年発情パンダ」などと、恥ずかしい名札を立てかけてるに違いない。

と、いう事でさっきの夢に出て来たステラでもう一度セルフバーニングする事にした。
自らの憧れでもあり恩人でもある思い出の彼女を汚すような行為で萌e…否、燃え上がるのは
人としてどうかと思われたが、もはや躊躇っている時間も余裕もない。
112名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 19:21:25 ID:IVUYfegH
「……っ、はぁ」

終わった……出せるだけ出し尽くしてやった。さすがの金棒滄我もこれにはグッタリだ。
2gビンから溢れんばかりに海の素を注げるほどの精なる力に、我ながらビックリというものだが。
さて、さっさとズボン履いてウィルの家に行かなくちゃな。
─ガチャ
「もう!お兄ちゃん遅いよー!何し…………」
「クーリッジ!!性懲りも無くまだ寝ているのか!いい加減その性根を叩き直し…」

…………時が止まった。

「………………」
「………………」
「……ぃ」
「い?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!お兄ちゃんのえっち!すけべっ!へんたいぃぃぃ!!!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! このドスケベの痴れ者めが! くたばれぇぇぇぇ!!!」
「ブルァァァァァァァ!!!」

シューティングスターと驟雨虎牙破斬の二重奏。
そして、俺はお星様になった。
嗚呼、やっぱこういうオチかよ……
113名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 09:11:22 ID:xEARvpvE
>>112
ワロスwwwGJ!!
文章力あるのにギャグテイストなのがまた憎いwww
114名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 09:27:46 ID:AcQSTy5D
なんという滄我砲。
これは間違いなくステラの力によるもの…
115名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 11:46:45 ID:zWHRVTrW
何という文章力と同じく書いておくw
GJ!
しかしブルァァァって何だよww
116名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 08:11:34 ID:o8t4aPH8
この後セネルの牛乳はシャーリーとクロエがおいしくいただきました。
117名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 14:24:18 ID:lE48z9Di
GJ!
118名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:45:57 ID:xmOc8eBE
作品投下されるとしばらく止まるね。
119名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 18:13:22 ID:rUlw8MPl
>>118
それは言うな(書くな)
悲しくなるじゃないか

ブルァァァ!GJ
120名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 22:27:52 ID:avd5Fdti
保管庫の管理人さん乙です!
121名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 07:37:22 ID:xGBsjv2i
同じく更新乙カレーです。
122名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 15:01:24 ID:hEde/FS+
24−16氏GJ!久しぶりに抜かせてもらいました。
123第212話 ベストコンディション:2007/10/31(水) 20:14:27 ID:BKhO3Luh
チェスターの放つ抱擁をかわしざまに

合わせた右は―――正確にチェスターの肉棒の先端を捕え―――

指を亀頭全体に這いまわし―――あたかもピンポンゲームの如く

睾丸の振動激突を繰り返し生じさせ―――典型的な快感悶絶の

症状をつくり出し―――既に意識を分断されたチェスターの肉棒へ

ダメ押しのフェラチオ。崩れ落ちる体勢を利用した―――

正常位による挿入は、チェスターを更なる遠い世界に連れ去り―――

全て(射精)を終わらせた!!!

そ の 間   実 に 2 秒!!!

声を忘れたクレス・アルベインは―――ただただ目前の状況を見守るのみ

これが、もうじき1017歳を迎えようとする 少女 アーチェ・クラインの

ベストコンディションの姿である。
124名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:12:13 ID:g/8QmkT1
バート「エロから手をひけい」
125名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:56:18 ID:H9PEt0Wv
ワロタけど117歳だよね?
1017歳ってすごく…婆ーチェです
126名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 21:13:16 ID:VXj9B/v4
ハーフエルフは1000歳くらい生きるんだろ
127名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 21:27:43 ID:Pgiy2V2V
>>126
その考えだと、1000歳のころにはジーさんバーさんだぜ
128名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 21:31:25 ID:NMmIqnN2
アーチェが1000歳のころにはチェスターは天に召されてるとおも
129名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 21:41:33 ID:VXj9B/v4
>>127
そうだけどそれがどうかしたのか?
ジーさんバーさんでもセックスくらいするだろ
>>128
そこでエクスカリバーですよ
130名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 22:11:37 ID:HoSPRQ3w
バーさんを少女と呼ぶのは相当度胸がいるよな・・
131名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 22:17:09 ID:VXj9B/v4
ああなるほど
132名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:46:23 ID:U2Z9tkNO
逆に言えば自分が死ぬまでぴちぴちのギャルだぜ?
133名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 00:10:19 ID:VyLIgKo5
アソコだけ死んでも若々しいままと言いたいわけか
134名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 00:14:09 ID:N+zpI0Hk
見た目が若けりゃマンコも若いはず
135名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 00:27:56 ID:vY2Fw03I
弛んだら弛んだで拡張プレイや子宮プレイなど変態プレイに移れb(ry
136名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 01:09:02 ID:eUj2zaTx
凄いことになってるw
でもクレス17歳の時代ではアーチェ117歳だよね
137名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 02:38:00 ID:KIRXZy1a
正確にはアーチェ達の時代は
クレス達の時代の100年前ではなく102年前
138名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 10:31:27 ID:OEBLdWt6
じゃあ100年前だったらアーチェ19歳クラースは31歳か…
139名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 03:00:43 ID:1SuhKy6e
>>137
あれ?それだと小説版のアーチェの彼氏の話と時代ズレない?
140名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 08:50:17 ID:fMengTH1
彼氏でもないだろ


あの後生き残ったのってあの料理人の子なんだよな、よく考えたら
名前すら覚えてないけど
141名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 22:38:43 ID:TcaqS1et
保守
142名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 17:22:23 ID:Q4ORpJUg
今、すずのネタを作ってるんですが相手は誰がいいですかね?
純愛系なら、クレスかチェスター。
陵辱系ならダオスかモンスターあたりが無難ですか?
143名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 17:43:20 ID:3lJgesxX
個人的には陵辱系で、出来たら後者を希望

…うん。ごめん、好きなんだ、陵辱系…
144名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 18:03:15 ID:b+sMVw++
むしろ逆レイプ
145名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 18:10:14 ID:IF3KZ9fL
陵辱は可哀相だろ




G・スラッグ辺りでいいんじゃないかな?
146名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 18:44:20 ID:ErUC/UBP
ローパーを忘れてはいけないだろう
147名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 21:27:09 ID:GS51C1Ra
>>142
純愛系で、どちらも好きだから迷うけど後者を希望します

陵辱はダオスがいい。某サークルの漫画で見た事あるけど
148名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 21:37:29 ID:MDISnkX2
いや、あれは触手だった気が・・・
149名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 03:26:21 ID:gXnppt27
スライムが変形した触手だったとおもry




ここはあえて、ファルケンと…
もしくはF2でジーニアスとアニスで3Pを…
150名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 04:01:46 ID:ub8NUm4v
>>149
また出たないい加減にしろカス。俺は金月の邪道小説に出て来る尖り耳ジジイは大嫌いなんだよ!!!!
あんな気持ち悪いのとくっつけられたらすずちゃんがかわいそうだ
151名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 05:12:13 ID:OGS5L8Zl
純愛はオフでいくらでも出来るが屈辱は逮捕もん
よって版権娘はとことん屈辱
と言いつつ、>>142どれも楽しみにしてます。触手も好きだし
152名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 05:31:01 ID:MvXJcobv
153名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 06:59:29 ID:NgLUp6hL
>>150 は田麗玉ということが分かった。
154名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 13:09:27 ID:RKkzi9de
咲崎死ね
155名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 18:43:04 ID:OGS5L8Zl
ヒルダ姉さんが少なすぎる。
アニーにばかり人気取られてるようだが、自分は彼女のほうが見たい。
156名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 20:29:19 ID:lJCqXFrS
もちつけ。そんでもっておまいら>>1
事前投下確認禁止
○○の相手はだれがいい〜?どんな屈辱がお好み〜?も禁止
読みたいなら保管庫池
投下する人は注意書きして勝手に投下してくれ
以上


偉そうな書き方してるが今までこのルールでやってきたはず
157名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 00:22:04 ID:nBHgZNGo
>>142
あえてディオを挙げてみる。
・・・ディオメルすずの3Pならディモールト良し。

>>149
このちびっこスキーめ、俺もだw
158名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 01:08:56 ID:Xk6oj87Y
>>157
ディオメルすずとか最高だな
159名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 07:46:26 ID:RsNOKuTm
160名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 13:36:49 ID:o3LwkfNj
クレクレ厨自重!

>>142みたいなの定期的に沸くけど
クレクレ厨誘発させるためにわざとやってんのかと言いたくなる。
161名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 19:26:40 ID:WFcUp1+Q
エロなしで短いですが、ロイド×しいなです。
162エクスフィア探しの旅:2007/11/18(日) 19:44:48 ID:WFcUp1+Q
ロイドたちによって世界は救われた。
ロイドは世界中に散らばったエクスフィアを集めるためにしいなと旅に出た。

「くっ、魔神連牙斬!」

「てあっ!破魔濤符 !
「こいつ、手ごわい…」
「ロイド、待ってな、いまそっちに…」
「うわああぁぁぁぁぁ!」
「ロイド!」
「ゲヒョヒョヒョ」
「契約者の名において命ず、出でよ!オリジン!」
バババババババババ
「ぐひゃ〜」

「ロイド、しっかり、ロイド!」
(ライフボトルは…ない。近くに町もない、どうすれば…そうだ!)
「操冥符!」
「これで半分生き返った、あとはレモングミを…」
「うぅ…」
「ロイド、食べられないのかい?」
(しかたない…)
レモングミを口に入れ、そのままロイドの唇に重ね、流し込む。
「うぅ…あれ、しいな?俺…」
「よかった、心配したんだから!」
ガバッ
「うわっと、ごめん、もうこんなことにはならないから泣き止んで、しいな」
「うん…」
「それじゃあ、少し休んで出発しようか」
「うん、次の町ではライフボトル補充しないと」
「あれ?そういえばどうやって俺を助けてくれたんだ?」
(あっ…今思えば、さっきのがファーストキス…)
「ひ、秘密だよ!ほら、さっさといくよ」
「あ、ちょっと、待ってくれよしいな」

ファーストキスの味はレモン味でした。
163名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 19:45:50 ID:WFcUp1+Q
ちょっとミスりましたが、感想をいただけるとうれしいです。
164名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 20:10:33 ID:Wl3HnZfL
ディオメルすずに1票!!
165名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 20:17:17 ID:QbdAin4u
>>163
コメントつけてもいいのかな……?
とりあえず一言

すごく……情景が分かりません……
166名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 20:39:05 ID:WQ9jIoTq
こちらも一言
別に全てが終わった後じゃなくても良いのでは?
物語後ということに意味を持たせてほしい
167名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 20:41:11 ID:koIab2Ew
>>163
感想でいいのか?

まずは文章の書き方のサイトをググることをお勧めする。
>>165の書くように情景がわからん
セリフだけの文章は2ちゃんではまず叩かれるもしくは無視の確率90l
168名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 20:57:53 ID:RsNOKuTm
>>163とりあえず二度とここに投下するなよ。
読む気が途中で失せたし、不快な気分にさせられた。
こんな池沼でも書けるような文章投下すんなよ。もっとひねり加えられないのか?
お前みたいなクズはどうせこれから一生かけても上手な文書けないよ。
死んでくれると嬉しいな。お前みたいなカスに生きてる価値なんてないから。
まぁ今後一切このスレに書き込まないでくれ障害児君
169名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:04:11 ID:QbdAin4u
>>163
よし、ヤマジュンモードから復活したからもう少し言うんだぜ

一、
>>166の言うようにED後の理由が不鮮明……というか無い。

二、
台詞ばかりで情景描写がまるでないので、さっきも言ったように情景が全く分からない。
バトル中ならば、
敵は複数なのか単数なのか、追いつめているのか追いつめられているのか、
どういう敵と戦っているのか、どこで戦っているのか、どうしてやられそうになっているorやられたのか、
せめてこれくらいのことが分かるようにして欲しい。

三、
タイトルの「エクスフィア探しの旅」が内容に全く関係がない……というか、
タイトル通りの展開が存在しない。

最低でもこの三点はどうにかしないと、台詞だけというのも相まって殆ど只の台本。
とりあえず、いろんな文章を読んでみることをオススメする。
他人の良いところはバシバシ吸収して(表現技法とかね)自分の作品に生かすと良いんだぜ。(丸写しは論外。自分なりにアレンジしてみるべし)
ネタ自体は別に悪くないから、情景描写をもっと頑張ってみてくれ。
俺が言えるのはそれくらいなんだぜ。
長文スマソ。ROMに戻る
170名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:04:18 ID:UbEWlq58
皆様……スルーすればいいではないか。

でも、163も感想求めるからいけないのだと思う。
感想求めなければスルーされて、
そのまま板が荒れないのに。
171名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:38:43 ID:NzeHYbts
鉄は熱いうちに打てと言う。未熟な部分を指摘してくれる人がいるのは有り難いことだよ。
まあ、それを生かせるかどうかは本人次第だけど。
172名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 22:15:32 ID:9N4pi77I
>>163
二次SSは書き手の自己満足の産物だけど、他人に読んでもらおうと思ったら
それなりにきちんとした文章でなきゃだめだよ。
そんなキミの為にいいことを教えてあげよう。
エロパロ板SS職人の為の修行場が外部にあったりするんだな。
頑張って探してみれば?
173名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 22:56:29 ID:zIUxh+8j
>>163
とりあえず、投下乙と言っておきます

ですが、正直、何を書きたかったのかが見えてこないかな
単発物だと、これだけじゃちょっと物足りなすぎるね、続き物ならこの終わりでもいいと思うけど
もっとヤマ場を作るとか、気持ちの揺れ動きをだしたらいいと思う
それと台詞以外の文をもっと入れた方がいい、と言うより入れるべきです。
最後に書き終えたら、読み手になって見てみたらいいと思いますよ。
書いてる時には気付かなかったものが見えてくる時がありますから。
まぁ、他の方意見も含めて、いきなり全部取り入れようとしても無理だと思いますから、少しずつでいいから、取り入れたらいいと思います。
より良いものが出来たら、投下してください。
最後に、偉そうなこと言って失礼しました
174名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:17:05 ID:lWB1Xz/T
誰か、孫壱さんの『BG』ってHPにあった小説あげてください。
175名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 06:39:19 ID:9OftdYrV
>>174
通報しました
176名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 12:03:09 ID:HnW1OiIg
>>174
他人の書(描)いたものを転載するのは禁止
177名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 17:12:50 ID:rgXRe/hn
VIPから記念
178続・エクスフィア探しの旅:2007/11/20(火) 03:19:40 ID:hy9MXpkc
ロイドたちによって世界は救われた。
ロイドは世界中に散らばったエクスフィアを集めるためにしいなと旅に出た。

ロイド「くっ、魔神連牙斬!」
ドギュンババババババズドーン

しいな「せいや!浜豆腐!」
バシィンバババババギャン

ロイド「こいつ強いぜ」
敵「ゲヒョヒョヒョ」
しいな「契約者の名において命ず、出でよ!おりじん!」
ドドドドドドバババババピッカーンドッグオォォォォン 

敵「グッヒャハヒイィ!」
ベシャァビチクチャ(プレセアの肉片が地面に散らばる音)

しいな「ロイドしっかりロイド」
しいな「「聡明婦」」パァァキラーン
ロイド「俺は駄目だ」
しいな「ロイドしっかりロイド」
ロイド「もう駄目なものは駄目なんだ」
しいな「ロイドがんばれもっとがんばれ」
ロイド「死ぬ前にセックスしたい」
しいな「ええっそんな恥ずかしいよう」
ロイド「黙って脱げ」
しいな「ひゃあっそこはだめえ」
ロイド「くっ出すぞ」
しいな「いっちゃういくいくー」

ロイド「御免悪かった」
しいな「ロイドならいいよなーんてねっ」

今となっては懐かしい若かりし頃の自分。
ファーストキスはいちご味。愛は支えであると信じていたあのころ。
ロイドは時々思うのだ。移り行く価値観の中で――
自分のしてきたことは本当に正しかったのだろうかと
それを確かめようと、世界中の文化を理解しようと
かつての仲間と共に世界を回ろうと
――夢見ていた時期もあった。

今となっては叶わぬ夢。
みんな死んでしまった。争いは無くならないのだ。これはどうしようもない事実だ。
目的の無い人生もまたひとつの目的だと―――
私はそう考えるようになったのである。
できれば、もし私にあと少し贅沢が許されるなら
私ももう長くない。せめて自分の周りだけでいい。
差別の無い世界を見たかった
信じ合えた仲間共に・・・

ロイド・アーヴィング 享年76歳

最後の晩餐は胡桃入りのパンに少しばかりの木の実とバターだったそうだ
179名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 03:21:28 ID:hy9MXpkc
ちょっとミスりましたが、感想をいただけるとうれしいです。
180名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 09:07:26 ID:AR+KhBk7
181名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 09:36:42 ID:D2Pjyrtq
>>179
ちょっとではありません。
全てがミスと言っても過言ではありません。
上で注意されたこと全然頭に入ってないですね?
あなたは作文書いたことないんですか?
小説なども読んだことないんですか?
あなたは投下するに、はまだ早いです。
まず、ラノベでも良いから100冊くらい読んで文章の書き方を勉強してください。
それから、このスレはあなたの練習場ではありません。
まともな文章を書けるようになってから来てください。












マジレスしちゃったけど、もしかして、こいつ釣りか?
あまりにも酷すぎるorz
182名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 09:43:39 ID:AR+KhBk7
縦読み探したじゃねーか、馬鹿
183名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 10:10:05 ID:Wel03zGd
まずは文章の書き方から勉強してください。

キャラ「セリフ」
これはスキットであって小説とはいいません。


とりあえずわからなかったら ググれと言うことです。
小説 書き方 などで検索したらサイトがでてきます。
そのくらいの文章力で2CHサイトに載せたら叩かれるのは当たり前です
184名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 10:45:19 ID:qBvVfVPG
>>179からリア臭がする。
とても大人の書く文章には思えん。

>>179
本当に未成年ならここは立ち入り禁止だから二度と来ないように。
1851レスだけだよ!携帯からだから短いよ!:2007/11/20(火) 12:29:36 ID:BQTANbgk
さて、Sを最後にやったのは二年ほど前だからなにもかもうろ覚えだぜチクショー
おまけに全く計画してない唐突な妄想垂れ流し


「…ロ…起き………ロイドー!」耳元で叫ぶような大声、その声に
「うおお!?」
草原に寝転がって熟睡していたロイドは飛び起きた、
「……コレット、どうかしたのか?」
欠伸を噛み締めつつ、ロイドは自分を起こした張本人――コレットに尋ねる。
「どうかしたのかじゃないよ、そんなところで寝てたら風邪ひいちゃうよ?」
どうやら心配して起こしてくれたらしい、
「大丈夫だって、風邪なんかひか「そういってこの前ひいたよね?」
う……、と言葉に詰まるロイド、たしかにこの前、同じように昼寝をしていたが……
「あれはいきなり降りだしたからだろ」
そういって弁解をしてみるが
「用心しないとダメだよ」
あっさり一言で切り捨てられた。
「それはそ《もうムリポ……》
186名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 16:40:12 ID:QZywdM4g
>>179
さて、ヤマジュンコメントした俺がまたコメントするんだぜ。

うん。二度と書くな。
頑張って書こうとしてる奴は応援したくなるけど、
最低限のアドバイスすらガン無視する奴に優しい言葉かけてやれるほど、俺は人間出来ちゃいないんでね。
それでも一応指摘してやる。

一、
↑でも言ってるが
キャラ名「セリフ」
まずこれが論外。

二、
あれだけセリフだらけで情景が分からないと言われたにも拘らず、全く改善されてない。
個人的な意見を言えば、むしろ↑の一が入ったことで悪化。

三、
急展開過ぎた展開が、すでに超展開と化している。
まだ前の展開の方がシナリオとして納得出来た。

四、
擬音を書くな。書くなら書くで書き方がある。

五、
だからタイトルが内容と関係ないとアレだけ(ry

六、
だから世界が救われた理由があるのかと(ry

七、
だからバトル中に何が起きてるのかと(ry


つーかもう、中学生どころか小学生でもこんな文章書かないだろ、常考……

と、ここまで書いて思ったが、流石にこれは釣りだよなorz
187名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 16:49:49 ID:gAD1UDXU
なんとなく、マジレスすると、
179と163の人は、書いた人が全然違う別人の気がする。

今となっては懐かしい若かりし頃の自分。から以降、
一応情景描写はされているんで……。
179の人は、わざと163の真似をしたんだろorz

だから皆様、スルーすればいいのに。
と、自分が一番釣られてるのか……
188藤林 鈴(りん):2007/11/20(火) 17:07:22 ID:f6iUWbaC
>>142 の者です。
とりあえず書き出しが出来たんで、書き込みます。
他にも考えたんですが、とりあえずディオメルすずネタにしてみようかと思います。

タイトルは今んとこ無題です。

====================
す「また、いらして下さい。」
すずは自分がいる時代での精霊の試練を終え、一度元の時代へ戻るディオとメルを里の前まで見送りに来ていた。
デ「必ずまた来るよ。」
メ「元気でね、すずちゃん。」
す「はい、お待ちしてます。お二人ともお元気で。」
ク「ウキュキュ〜!?」
鮮やかなエメラルドグリーンの毛をしたけものが叫んだ。
す「ふふっ、もちろんクルールさんも。」
ク「ウキュ。」

デ「いくぞっ!!!!!」
レアバードが懐かしい機会音をあげながら空に消えていくのをすずは笑顔で見送っていた。

これから起こる事など知りもせず、ただただ笑顔で見送っていた・・・・・。
====================

とりあえず、こんな感じですかね。

189名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 17:13:47 ID:9UqnurgP
自分も別人じゃないかと思った
どっちにしろ179のほうはわざとっぽい
190名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 17:17:59 ID:9UqnurgP
ごめん、リロってなかった…
乙です。
191名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 18:42:22 ID:e2RKM3bw
別にリロってなかったことを謝る場面じゃないな
192名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 03:08:31 ID:nqBB/TQs
ゼロス×コレットなんかを読むとやはり寝取られ系ってのは
ヒロインはビッチ化もしくはアホな子化しないと成立させにくい難しい
ジャンルだと思い知らされる
相思相愛はエロパロだと動かしにくいね

ただそのくせロイド×しいなとかを受け入れちゃう俺はダメだww
193ケココ軍曹:2007/11/21(水) 03:39:48 ID:lxRCxuBT
詩織揚げ
194名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 21:39:44 ID:5cCpy2PQ
ロイド←しいなは元から公式設定じゃないか。
195名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 12:48:25 ID:h9fkc8ZM
196名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:10:47 ID:in7Mqdkv
以前見に来た時はファンダム1が出た時だったので、それから何作発売されたかすら分からない・・・
俺涙目www
197名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:15:02 ID:9rbdE9C2
>>196
公式サイトいけば良いんじゃね?
198名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 03:33:39 ID:K5uiGTPj
>>196
ファンダム1はPS最後の作品だから、純正シリーズで、D2、S、R、L、A、T
それに、なりダン2、サモリネ、なりダン3、F2
後はEオンラインと、携帯のブレイカーかな。
Iが発売したら、ここももっと賑やかになるかな。
199198:2007/11/26(月) 06:10:10 ID:K5uiGTPj
ごめん、なりダン3とF2の間にマイソロを入れ忘れたorz
それと移植版も入れると、流石に順番分からない。
200名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 07:19:56 ID:x+DYRpTd
>>192
俺がいるな
俺もエロパロのネタだとわかってはいるんだが
どうもヒロイン×他の仲間っていうのはちょっと辛いもんがあるよな
201名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 16:31:12 ID:EoqzzZj+
王道だもんねぇ、主人公×ヒロイン

でもシンフォニアだけは、どうでもいい

前までは好きだったんだけどなぁ・・うん
202水素王:2007/11/28(水) 00:24:05 ID:1UUOvfJp
いきなりですが初投下します。
Rでヴェイグ×クレア(中身アガーテ)です。
拙い上に需要があるのかないのかサッパリですが
暇つぶしにでも読んでやってください。
203ひどい夜1:2007/11/28(水) 00:37:17 ID:1UUOvfJp
『早くベルサスに行くんだ!でないと君は大切なものを失う事になる--!』

 聖獣・シャオルーンはそう言った。ヴェイクにとって大切なもの、それはクレア以外には考えられなかった。
各地を旅してなお、ヴェイグにとってはクレアが絶対の存在だった。
彼女を失う事は何よりも恐怖。
王の盾にさらわれた時…氷で一年も閉じ込めてしまった時…もうあんな絶望を味わうのは嫌だった。
そして今、ヴェイグの隣にはクレアがいる。手を握れば握り返してくれる愛しい彼女がいるのだ。
城から帰ってきたクレアは変わった。前とは違うぎこちなさ、怯え、そんなものを見せるようになった。
ヴェイグはそれに気付いていたが仕方がないことだと思っていた。
彼女はさらわれて様々な恐ろしい目にあった。
自分が旅に出て少なからず変わったのと同様に、彼女が『別の世界を知って』変わるのになんの不思議もない。
それに自分は彼女を一年も閉じ込め彼女の時間を奪ってしまったのだ。
避けられて当然だ――ヴェイクはひたすら、自分の未熟さを悔いている。
その上、聖獣の試練や種族間対立の苦労もあった。
 だから気が付かない。まさかクレアがアガーテの精神を宿していようとは。



クレア、いやクレアの身体を持つアガーテは溜め息を吐いた。美しい金髪に指を絡ませる。
触れた頬はみずみずしさに溢れている。
ミルハウストの為に手に入れた美しいヒューマの身体。しかし、この身体で愛されるどころか彼に拒絶されてしまった。
さらにアガーテの胸を痛めたのは、先日のキョグエンでのこと。
あろうことか、自分の身体を持つクレアを見殺しにしてしまったのだ。
アガーテは己の残酷さがひどく醜いものに思えた。
しかし、こんなに恐ろしいことをして尚、ミルハウストへの想いが揺らぐ事はない。
(ああ…ミルハウスト…)
その時、控え目に扉が叩かれた。
そっと外を覗くと銀色の髪をした幼馴染みの青年、ヴェイグが立っていた。
「クレア、少し……一緒にいてもいいだろうか?」
それを告げるだけでヴェイグは悲しそうな、消え入りそうな声色になる。
アガーテは緊張に体を強張らせながらも部屋に招き入れた。
今日はたまたまクレアが宿の一人部屋を使っていた。
夜に男が女の部屋を訪ねてくるなんて、あまり穏やかな話ではない。
「ヴェイグ、急にどうしちゃったの?」
アガーテは努めて明るい声で言う。ベッドに腰掛けたヴェイグは顔を伏せた。
「すまない…俺は……お前を危険な目に合せてばかりいる。それを謝りたくて」
「そんな!ヴェイグはいつだって私のこと、守ってくれたわ。ヴェイグがいるから大丈夫だって、いつも思っているもの…」
……きっとクレアならそう言うだろう。
アガーテはヴェイグの隣でそっと彼の手に触れた。
ヴェイグはアガーテの目をじっと見ると、クレアにしか見せることのない微笑をわずかに浮かべた。
小さな声でありがとう、と言う。アガーテは不覚にも胸が高鳴るのを抑えられなかった。

美しいクレアに相応しい相手とでも言おうか、ヴェイグはとても端整な顔をしている。
性格の方は少々…いや、かなり変わっているが、優しく純粋な青年だというのは十分にアガーテにも理解できた。
そんな彼を騙すのは可哀相だと思う一方で、意地の悪い気持ちも芽生えている。
彼の愛情を一心に受ける「クレア」に対する嫉妬だった。
204ひどい夜2:2007/11/28(水) 00:42:39 ID:1UUOvfJp
 沈黙の中じっと見つめ合い、耐え切れなくなったのはヴェイグの方だった。
照れくさそうに目線を逸らすと
「その……クレア、今夜はここで眠ってもいいだろうか」
と小声で言った。
え?とアガーテが聞き返す頃にはぎゅっとヴェイグが背に手を回している。
息が苦しいほど、彼はクレアをきつく抱き締めた。
「ヴェイグ?!」
異性にこんな事をされた経験のないアガーテは緊張にますます身体を硬くした。
そして何故こうしてくれるのがミルハウストではないのだろうと思ってしまう。
「あっ…」
そのまま目を閉じてミルハウストの姿を空想している間に、ヴェイグはクレアをベッドにそっと倒していた。
世間を知らないアガーテでも流石に何をされようとしているかは分かる。
本当のところ、クレアを騙る事でこんな事態になるのは薄々覚悟していたのだ。
クレアが処女でないのは「月のフォルス」使用の際に知っていた。
だとすれば彼女の相手がこのヴェイグであることはすぐに想像がつく。
 ヴェイグはぎしりとベッドに乗り上げると、横たえたクレアに口付けをした。
一度ではなく、何度も角度を変えては唇を触れさせていく。
少しでも拒めば青年は行為を止めるだろう。けれどアガーテは抗わなかった。
純潔な身体でないのなら、せめて男女の交わりがどういうものか理解していた方がいい。
その方がミルハウストを幻滅させずに済む。
「クレア…いいか…?」
「優しく、して」
 まだ戸惑いがあるかのように確認するヴェイグに、アガーテは小さく頷いた。



 ヴェイグはそれまで身につけたままだったグローブを外す。
そしてクレアの頬を優しく挾むように触れた。
彼のフォルスの影響もあるのだろうか、ヴェイグの手先はいやに冷たい。
次の口付けは深く、侵入した舌は情熱的に絡んでなかなか離れない。反射的に抗おうとしたアガーテだったが、長身のヴェイグに押さえこまれては殆ど身動きも叶わない。
しかし初めて知る感触は甘く、くちゅ…という唾液の絡む音すらすぐにアガーテを夢中にさせた。
「んぅ〜っ」
ヴェイグの顔が間近に迫る。その男の息遣いは求める人物のものではない。
その一点だけがアガーテを恐怖させた。
震えているクレアに気付くと、ヴェイグは薄く笑った。その目は情欲に染まっている。
「きゃっ」
敏感なヒューマの耳を甘噛みされ、無意識に悲鳴が零れた。
「大丈夫……久しぶりだから、ゆっくりする」
ヴェイグは指と舌とを使ってクレアの白い首や普段は髪に隠れて見えないうなじを愛撫していく。
その全てにアガーテは過敏に反応した。
クレアの深い部分に眠っていた性感が呼び起こされていくのがわかる。
「クレア…可愛いよ…クレア…」
普段殆ど表情も変えない、無口な青年が今はどうだろう。
うっとりと彼女の名を呼び、恥じる様子もなく愛を囁く。
様子を見るかぎりクレアとヴェイグがコトに及んだのは一度や二度ではないのだろう。
アガーテは二人に、そしてクレアに劣情を抱いた。
一切の汚れも知らないような美しい姿で、その実恋人に存分に愛され、いやらしい姿を晒しているなんて。
 ヴェイグは慣れた手つきでクレアの葡萄色の服を解き、そして上体を少し浮かせて純白のブラジャーをも取りさった。
そこには桃色をした可愛いらしい乳首がぴんと立っている。
クレアの細腕をベッドに押さえつけ、ヴェイグは谷間に顔を埋めさせた。
「ハァ…柔らかい…クレアの…んっ」
ちゅっと音をたて、赤子のように乳首を吸うヴェイグ。
クレアの乳房は彼の好きなように揉まれ、形を変えてゆく。
アガーテはその卑猥な光景をまともに見ることが出来なかった。
「ひっ…う…もう、やめてっ!!」
 ふわふわとした快感が込み上げるのを振り切り、アガーテはヴェイグの長く結っている三つ編みを引っ張った。
貪る事に夢中になっていた青年は、はっと顔を上げた。
無言のまま袖口で口をぬぐう。もういいのか?と彼は常の落ち着いた声色に戻って言った。
205ひどい夜3:2007/11/28(水) 00:48:32 ID:1UUOvfJp
(な、なんですの…何か変…)
 ヴェイグの青い瞳に真っ直ぐに見つめられ、アガーテは無意識にスカートの下で膝をもぞもぞと擦り合わせた。
身体の奥の方が熱く、むず痒い感じがするのだ。
「あ…すまない」
ヴェイグはそんな恋人の様子に気付くと脚を開かせ、身体に付くくらいに押し上げた。
「いやあっ」
 上品な色をしたスカートがめくれあがり、白いレースのショーツが現れる。
王族の娘であるアガーテには耐えがたい羞恥だった。
触れられてもいないそこは、布越しにもわかるくらい湿って太腿はふるふると震えている。
「ここを触って欲しかったんだろう?」
 ヴェイグは二本の指をショーツの上からある一点にあてがった。
瞬間、アガーテの中を電気が走ったような強烈な刺激が襲った。
頭の中が真っ白になってクレアの身体は大きく跳ねた。
「ひっ――あぅ!!」
 すぐにアガーテの意識は戻ったが、クレアの身体は脚を投げ出しただらしのない格好のまま
身動き一つ取れなくなってしまった。
「大丈夫か?」
ヴェイグが心配そうにクレアの上体を抱きよせる。
だが耳元では甘い声で、意地わるく囁くのだった。
「ここに触るとクレアはすぐにイッてしまうから」
「あっ…あ……あん…!」
 同じ箇所をぐりぐりと強く擦られて、アガーテは汗を滲ませ無茶苦茶に首を振って声を上げた。
「イッてしまう」というのを初めて味わったアガーテには文句を言うことも叶わない。
 ヴェイグはクレアのスカートとショーツを脱がせると、手早く自らの服も脱ぎ捨てた。
ぐったりと横たわったまま、アガーテは彼の引き締まった身体と、その中心にある凶悪なモノを見た。
(あっ…アレを…中に…?!)
 知識で知っていることと、実物は違う。
想像をはるかに超えたセックスの生々しさにアガーテは慄いた。
恥ずかしさに顔を背けるが、ヴェイグは気にせずに身体を重ねてくる。
 ヴェイグはしばらく何もせずに、恋人の身体を優しく抱きしめていた。
 腹部に剛直が当たっていることにさえ目を瞑れば、ヒトと裸で抱き合うのは純粋に
温かくて気持ちの良いことだとアガーテは気付いた。
ヴェイグもクレアのぬくもりに溺れ、好きだ、愛してる、もう離さない、などと吐息交じりに囁いている。
そんなことを言われても全くアガーテの心は動かないのだが、そのうちにまた違和感があった。
クレアの身体が疼いて仕方がないのだ。

『ヴェイグ、わたしも愛してるわ……』
『ああ早く抱いて…!』

 まるでそう叫んでいるかのように。心がここに無い筈の、クレアの肉体が彼を欲して止まない。
さんざん弄られた秘所から今も愛液が溢れ出している。
脚の間に割って入っているヴェイグにそこを必死に擦りつけるようにすると、ヴェイグはようやく指を伸ばしてきた。
206ひどい夜4:2007/11/28(水) 00:53:54 ID:1UUOvfJp
「どうした?クレア」
ぴちゅ、と音を立て膣に指が吸い込まれていく。それは待ちわびた快感だった。
アガーテは切ない声で鳴く。
「わ、わた…しぃ…!」
「――すごいな、こんなに濡らして」
 それがヴェイグの正直な感想なのだろう。
クレアの媚態に興奮したのか、ヴェイグはわざと稚拙な動きで秘所を指で掻き回す。
久しぶりだというのに蕩けきったそこはヴェイグのモノを求めて切なく指を締め上げてくる。
「ずいぶんエッチな身体になったみたいだな…大丈夫だ、すぐに挿れてやる」
 ヴェイグは身体を起こすと、横たわるクレアと正面から向かい合うような形になった。
(ああ…っ!なんてはしたないんですの…クレア!)
 アガーテは彼を求めているのがあくまでも「クレアの身体」なのだと信じたかった。
ここには居ないクレアを筋違いに恨む。もはやパクパクと口を開ける魚のようになっている秘所に、
ヴェイグのモノが押し当てられた。ひっ!とアガーテは息を飲む。
「い、いやぁああ!」
 押し入る衝動は大きかったが、痛みは殆どなかった。
ヴェイグは全部を納めることはせずに先端だけを進入させ、浅いところで穿っている。
「痛くはないだろう?ほら、こんなに……」
 うわずった声で息を荒げるヴェイグ。アガーテはそこを思わず見てしまった事を後悔した。
ヴェイグのモノが動くたびに愛液が零れ、シーツを濡らしている。
クレアの方が焦らされるのに耐え切れなくなっていて、僅かに浮いた腰が彼のモノを取り込み、
もっともっとと揺れている。
「ひッ…やぁ…!」
 おかしくなりそうな快感に意識が飛びそうになる。
でもまだ開放はされない。クレアがそれを望んでいないからだ。
もうアガーテは自分の心と身体がどうなっているのか、快楽に溺れているのが
はたして「クレア」なのか「アガーテ」なのか、わけが分からなくなってしまった。

(違う…わたくしがしたかったのは…こんなことじゃない…!)

クレアは無意識のうちに叫んでいる。

「お願い、ヴェイグ…もっと中ぁ……奥、に…!」
「クレア…クレアッ・・・・・・!!」

 クレアの求めに応じ、ヴェイグの動きが早くなる。
恋人たちは必死に腰をぶつけ合い、そしてやがて同時に達していった。



 行為が終わってもアガーテは開放されなかった。
今、一つの狭いベッドでヴェイグはクレアと抱き合い、甘い時間を過ごしている。
恋人同士ならごく当たり前のことだ。しかしアガーテは早く一人になりたかった。
目的である、男女が愛し合うとはどういうものか知ることは出来た。
否、嫌というほどに思い知ったのである。
「ヴェイグ・・・このままじゃまずいわ・・・」
「朝までには戻るから大丈夫だ・・・・・・少し眠らせてくれ」
目を閉じたヴェイグはとても満たされた顔をしていて、いつもよりあどけない印象を受けた。
 愛しい女を胸に抱いて、彼は今さぞや幸せだろう。
 クレアの身体もさんざん愛され、少女ではなく女の、一層美しく艶やかな身体になっている。
 ヴェイグの腕の中でクレアもまた眠りに落ちようとしている。

アガーテだけが一人だった。
クレアの身体の中で、アガーテの「心」だけが孤独だった。

おわり
207水素王:2007/11/28(水) 00:58:06 ID:1UUOvfJp
これで終わりです。
クレアとアガーテに書いてる方も混乱しました。
気付かないヴェイグはアホだと思います。

すみません、最後の最後に間違えてアゲてしまいました。
不慣れなもので改行も微妙に失敗or2
なんか色々失礼しました。
208名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:28:38 ID:O0Swt5dW
GJですた!
なんか切ない(´;ω;`)
209名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 08:46:04 ID:J8Oa2pnE
そんな糞作品のSSはいらない
正規のテイルズの作品にしてくれ
210名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 17:11:36 ID:G15aJHQ9
そんな頭の悪い感想いらない
まともに感想してくれ
211名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 18:14:55 ID:lbAlwsPa
テイルズの正規タイトルってなんだと小一時間(ry
まじで職人消えるぞこのスレ

個人的にリバース好きだから嬉しかった。結構ゲームの雰囲気でてるし
また是非書いてくれgj
212名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:59:36 ID:wvG9VZUP
>>207


まぁ、テイルズの主人公は鈍い人が多いから(ぇ
作品はあんまりエロくはなかったけど、雰囲気がいいですね。
常に、どこか物哀しさを感じさせるのは難しいですよ。
そして、クレアの両親と同居中に、よく手を出せたなとヴェイグに言っておこう。


最後に……GJ
213名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 07:15:45 ID:O3R0GjJ4
むしろなかなか手を出さない米具のためにクレアの両親があれやこれや
裏工作してるような気がするw
214名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 20:26:32 ID:q+26bW+I
萌えた…
215名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:09:37 ID:isvl8oXj
>>207

GJ!!
216名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:26:29 ID:AI9RaNwO
gjgj
217名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 03:27:08 ID:EXUxxc7r
ほしゅ
職人さんカモーン
218名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 10:22:10 ID:FXwNIwY6
ほしゅ
小説を 書くまで待とう ほとととぎす
219名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 10:31:53 ID:pd15wFpn
イノセンス発売日記念sage
さてと、買いに行ってくっかな
220名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 02:15:53 ID:PhLdwiQq
ヴェイクレ見たからヴェイアニ見たくなっちまったじゃね〜かwwww
221名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:44:01 ID:Ckuuf+Nl
だったらアニーから言い寄る形になるんだろうが… 
あの片思いは見ていて悲しい… 小説のなかで位、幸せになって欲しい。
222名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 20:42:50 ID:H+Bv9Obt
ルカ(イノセンス主人公)が女の子だったら良いのに
223名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 21:38:42 ID:7c5GyEp2
結局、テンペストに続きイノセンスにもこのスレに書きたくなるような
心に来る萌えキャラも萌えネタも無かったね。
224名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:25:11 ID:vIcD/WQp
>>197-199
サンクスです。ロックマンシリーズより新作の出るスピードが早そうw

電車内でネタは思い付くんだが、帰る頃には構想が薄れてしまう・・・orz
アイデアの出る箇所とはよく言ったモノである。
225名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 14:53:22 ID:TzeBkEC2
TOIで、アスイナ前提のアスサクとか禿萌えるんだが
ルカはエロガキだしスパーダはアッーだしイリアは泣いたら可愛いし
アンジュは巨乳ふくよかさんだしリカルドはむっつり親父だしエルはチ……トだし
なかなか行けるんじゃないかこのパーティー
226名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 14:57:55 ID:TF3g0kWO
>>223
ケンカなら買うぞ
227名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 18:52:21 ID:OcowLv0/
不良貴族×巨乳聖女キボン
と言ってみるテスト
228名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 19:08:59 ID:JexNZG3b
DSではテイルズの良さが伝わらない
ボイスが充実しておかないとどうしても印象が薄くなってしまう
テンペストやったけど余りの駄作っぷりにやる気なくなった
イノセンスもその匂いがする
229名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 20:34:48 ID:AY+8e/PB
ふむ、エロパロに書くことじゃないな。
230名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 21:35:00 ID:Vf8BTaQM
イリアの「ネッチョリ女」発言に吹いた
231名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 04:14:20 ID:26TmJrYo
不良貴族は終始聖女を性的に見てたら
たまに好意っぽいのもあったが
手取り足取りに反応したり、ハグ希望したり、陵辱妄想してたり

あと雪国貴族のMさに噴いたw
232デオ峠にて (1):2007/12/10(月) 07:41:01 ID:xbDaTGni
ネタ浮かんだので、投下します。



『つ、強ぇ…!?』
アクゼリュスへと向う道中、ルーク一行は待ち伏せしていたリグレットによって苦戦を強いられていた。
ライフボトルを使い切り、仲間が倒れ闘えるのはルーク一人となり、彼の心から焦りと恐怖が生み出され、剣を地に落とし、逃げようとして足を転ばせるルークの前には親善大使の自分を見下すリグレットの姿。
『情けない…これがアッシュのレプリカとはな』
『や、止めろ!来るなぁ…!』
六神将のアッシュとルークを比べるリグレットに失笑が浮かばれる。
(少しの間でも時間稼ぎしておくべきか)
リグレットはルークの身体に跨がる様に立ち、倒れた体勢のルークは視線先にリグレットの黒いスカートに見え隠れする下着を捉え、息を呑んだ。
(く、黒だ――!?)
と、状況すら考えずリグレットの下着に釘付けとなるルークに鉄槌が下された。
グリ――!!
『あぁぁ――!』
『私には貴様が何処を見ているか分かる…変態め』
ブーツの踵による股間の踏みにルークのソレは刺激を求めるかの様に内部を血が流れ始め、リグレットはソレを手探りに素早く衣服から取り出した。
『何しやがる、止めろ!』
『なら何故私の下着を眺めていた?』
『そ…それは――』
ルークの戸惑いにリグレットは代わりとして答えた。
『気持ち良くして欲しいからだよ、お前は』『……………』
心構えが見栄を張るだけのルークを御し易いとリグレットは案じてルークの肉棒を片手に持ち、スカートの裾を僅かに上げながら誘惑に等しい尋問を掛ける。
『あ…あぁ…』
『されてみたいだろう?貴様も男だ…私に身を委ねれば――』
リグレットは一種のデモンストレーションとして肉棒を上下に扱き始め、ルークの顔にはもはや闘おうとする意思すら無く、彼女に快楽を求めるだけの意思しか残されていなかった。
『――これ以上のコトをしてやる』
『――し、してくれ』
リグレットの吐息にルークの中で何かが爆発し、上半身だけを起き上がらせ、何かを訴える様な瞳を見開く。
『聞こえないな』
『お、俺を気持ち良くしてくれ――』
『して下さい、だろうが』
『お、俺を…!――気持ち良くして下さい!』
ルークの瞳に服従の文字が浮かび、リグレットはその言葉を聞くと扱く速度を上げ、彼を初めての快楽へと誘った。
『き、気持ち良い――!』
『まだまだ坊やだな…』
銃の扱いを熟練した彼女にとって似た肉棒の扱い等、造作も無い。
233名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 07:49:09 ID:m9deh+EE
なんかここ見てると投下したいと思えなくなるな
234デオ峠にて (2):2007/12/10(月) 08:27:54 ID:xbDaTGni
『あ…あっ…あぁ!』
『舐めなさい、ルーク』
驚愕するルークの前にリグレットの濡れた秘所が蜜の糸を引き、彼女の言葉に惹かれながら従順に舌を使う。
『ん…その調子だ…』
『で、出る――!』
意思の絶頂は肉棒の限界を超え、峠の岩にルークの精液が飛び交った。
(射精したか…レプリカとはいえ、生殖など出来ない筈だ)
(ハァ…ハァ…)
息を上らせるルークの肉棒は脈を打ちながらリグレットを求めた。
『挿れるぞ…』
『うっ!?ぐっ…うぅ――!』
容赦無いリグレットの挿入にルークは驚きの表情を浮かべる。
(お、俺のモノが…中に入った――!?)
間髪入れず騎乗位での激しいピストンにルークは言葉も出なかった。
(こ、こんなに気持ち良いなんて…!)
リグレットの内部は肉棒によって掻き回され、彼女の表情にも快感による喜びが芽生えた。
(わ…私がレプリカ風情に…ぃ…!)
甘く見ていたつもりが、時既に遅く、二人のピストンによる運動は速度を増し、互いに絶頂へ上り詰める。
『ル、ルーク…!』
『う、あぁぁぁぁ――!』
リグレットは痙攣する中に人工的な精液を吐き出され、僅かに立ち上がると愛液塗れとなって横に俯く肉棒を抜き、岩に背中を預けて倒れるルークの耳元に静かに囁いた。
『ティアにもしてやると良い』
『え――っ!?』
リグレットは苦笑を浮かべると人数分のライフボトルを地面に置き、跳躍しながらイキ果てるルークを尻目にアクゼリュスの方向へと姿を消す。
『――こ、こうしてる場合じゃねぇ!』
ルークは人数分のライフボトルを使用し、無事に復活したティア達は一人剣を手に立ち尽くすルークに称賛を贈った。
『ルーク、やるじゃないか!』
誰もがそんな言葉を贈り、アクゼリュスへと足を進める中、ルークはティアの胸を横目で一瞥し、密かに妙な野望を抱いていた。
(あのメロン…必ず俺の物にしてやる!)

投下終了。

ルーク×教官でしたが…微妙でしたね。
次はもう少し考えて投下致します。
235名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 15:00:12 ID:yxbGzYOk
>>234
よくわからん展開だテストと書いてみる
ネタはいいと思うが展開早すぎてワロた
とりあえずは、句読点の使い方に注意するべきだと思う
「、」ばかりだと一文が長くなって読みにくいぞ。「。」で文章を分ければ読みにくくなくなるはず
次回に期待なんてえらそうなことを書いてみるテスト


アンジュってもしかしたら、リアラより腹黒じゃねぇ?
236名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 15:21:14 ID:x6vMI9wQ
職人さんGJ!
237名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 16:29:48 ID:nHt+Z/Rq
アスラは、身長がデカすぎて妄想できんorz
イナンナにしてもサクヤにしても倍近くあるからな
238名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 23:49:59 ID:bGGn11IB
アンジュ×ルカいいなぁ
ゲーム内じゃそんなに歳はなれてるようには見えなかったけど
5歳も違うんだな。そして20歳で自称色恋沙汰したことが無いアンジュ(*´Д`)'`ァ'`ァ
239名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:11:39 ID:jV0RYspx
いやいやここはアンジュ×リカルドで
「これも契約の内ですよ、リカルドさん」とか言いながら無理矢理にあんなことやこんなk(ry
240名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 01:19:31 ID:DG8O2DbK
意外に慣れてない感じがするアンジュ
ハグしたりとかスキンシップは好きそうだけど
241名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 01:36:14 ID:RbCWRf9H
では、アンジュ×スパーダは頂いていく
242名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 20:39:13 ID:K1gWVhsw
誰もいらないようなのでイリア×ルカはいただいていく
243名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:06:59 ID:AyKBLV7f
>>241
I発売の遥か前からスパーダ×アンジュ妄想が止まらないどっかのイオンさま思い出したw
11月初めくらいにそのイオンさまが妄想漫画投下し出した時は噴いたw
244名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:41:57 ID:IJD4zubd
1年くらい経って久しぶりに会ったエルマーナがバインボインになって悶々とするスパーダとか
見向きもしてくれないスパーダに悶々とするエルマーナとか
戦闘中のドッキリハプニングで性に目覚めるエルマーナとか

スパーダ×エルマーナの妄想が頭の中を駆け巡ってうわあああああ
誰かこの電波を受信してくれ
245名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:48:58 ID:Hut0QQzY
その電波受け止めてやる
246名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 01:10:03 ID:y/6E+feB
じゃあここであえてスパーダ×イリアを妄想してみる

素直になれない二人に萌えた
247名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 08:30:40 ID:VAbH/YJP
さぁみんな、そろそろそのカップリングで、話を書こうぜ!
文才?気にするな!初めはみんな素人さ。
熱いほとばしりを文章にぶつけようぜ!!
248178:2007/12/12(水) 13:23:25 ID:m29kZQYX
うるせーよカスども

もうこねーよ

しね

しんでしまえ
249名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:33:14 ID:d9RwmUJO
どんだけ反応が遅いんだよ…

とりあえずしいなかクロエを希望してみる
250名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 19:17:36 ID:HLP2M3CI
ネタじゃなく真性だったのかw
感想聞いといて逆ギレすんなよ
251名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:25:10 ID:u2VDcIJg
>>178
遅いよ
252ケココ軍曹:2007/12/13(木) 06:20:13 ID:fRUc1sSX
誰かミントちゃんで書いてくれであります。
253名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 11:38:04 ID:J6JDgpEq
誰かしいな×ジーニアスで書いてくれ。
254名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 12:33:55 ID:p6qycXuH
クレクレ厨自重!
>>1
255名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 09:04:37 ID:6jXJa3Jl
ティアが可愛さ故にイオンを犯すという展開を書く職人はいないのかぁ!?
256名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 11:47:49 ID:+gwwVh9t
ティアは受けだろ……
257名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:07:03 ID:7R/YC9wQ
うむ、ティアは受けキャラだ
むしろイオン……に限らずシンク、フローリアンも攻めキャラだな
258名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:09:09 ID:fYkt1EB7
イノセンスはダメだ。記号程度の関係図に加えて挨拶程度の絡みしかしておらず、
気持ちの流れとか重みとか、説得力が無いのでキャラ同士の絡みが少しも心に響かない。
微塵も燃えも萌えも出来ないようなキャラやストーリーでは話など思い浮かぶはずも無い
259名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:55:53 ID:7kbIoHDo
そりゃ感じ方は人によるだろ

そんな自分はテンペストのキャラと物語が好きだ
260名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 23:05:46 ID:T69h88IG
今アンジュとリカルドで書いてみようとしてる俺だっているしな
エロ難しすぎワロタ\(^o^)/
261名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 23:45:55 ID:M57viO/V
最近作品叩きが多くて投下しづらいな
262名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 23:49:26 ID:pJ0mGhNw
叩きと感想は紙一重だしな
普通に感想しても見方によれば叩きになるし、かといって誉めてばかりではダメだし
作品の好みもキャラの好みもCPの好みもシチュの好みも人それぞれだし
263名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 00:09:18 ID:NyQZzmSE
>>260
心待ちにしてるぜ
264銀髪少年は黒髪美少女がお好き:2007/12/15(土) 15:03:57 ID:NPQVjZH6
ようやくイノセンスクリアして二週目始めた俺が、サクヤ好きのパッションを放出してみようとしたんだが、
めんどい。アスラはあの通りだから、覚醒チトセとルカでおちょめちょめしようとしたらそこまでが長くて……
まあ一応投下。


 南の島ガルポスにたどり着いた一行。記憶の場探しはとりあえず置いて、ギルドダンジョンで稼ぎに稼いだウン十万ガルドで
ひと時のバカンスを楽しむことにした。
「と言う事で、ルカ! あたしら水着調達して着替えてくるから、アンタは浜にパラソルでも立てて場所とっときなさい!」
「うん、わかった。そっちも、早くね」
 ちなみにルカは既に普通の海パンをはいている。
「ええ。何か飲み物も持っていくわ」
 ……これは当然イリアでなく、アンジュだ。
(そういえば、アンジュが身体の線が出るような格好するのって初めてだな。……えへへ)
「にいちゃん、鼻の下のびとおで。やらし〜」
「やーい、むっつりスケベ!」
「ああ、いやだ。その視線であたしたちをなめまわすつもりなんでしょ! この変態!」
「スパーダまで加わらないでよ……だいたい、スパーダだって嬉しそうじゃないか!」
 スパーダも既にトランクスタイプの水着を着て、脇にはサーフボードまで抱えている。パラソルを持ってくれる気はなさそうだ。
「あたぼうよ! アンジュのむっちむちな水着姿だぞ! 期待しねえでどうする!」
「ええ……開き直っちゃったよ……」
「いいか? 俺は普通のスケベ。お前はむっつりスケベ。この差はでかいぜー?」
 すっかりむっつりスケベにされてしまったが、特に反論する気力もなかった。
とはいえ、やり込められてしまって二の句が次げない。
 そんなルカを見かねたかどうか、既にパラソルを脇に抱えたリカルドが声をかけた。
「ほれガキども、いつまでも話してないでさっさと行くぞ」
 ウェットスーツのようにほぼ全身を覆う水着だ。素潜りでもするつもりなのだろうか。
「あ、はーい!」
 これ幸いとばかり、ルカは駆け出した。
265銀髪少年は黒髪美少女がお好き:2007/12/15(土) 15:04:42 ID:NPQVjZH6
 リカルドからパラソルを受け取って、ビーチまで走っていく。普段持っている大剣に比べればなんてことの無い重さで、
ルカは初めてこの力を単純に便利だと感じた。
 いかに世界一の観光国とはいえ、戦時中のビーチには人気が少ない。平らで、波打ち際にほど近い絶好の場所にパラソルを
どかどかたてることが出来た。
(それにしても、本当に人が少ないな。僕らもこんなことしてていいのかな……)
 優等生の部分が顔を出してくる。
 自分の考えを否定してくれる人が欲しかったのか、なんとなく浜を見渡して、
割と近くに人が居たことに気づいた。パラソルの下にビーチチェア、そして丸く小さいテーブル……それら全てが白。
寝そべっているその人影は、今まさにテーブルの上の大きなグラスを取ろうと、身をよじったところだった。
 その髪は黒。小説で読んだ事がある。烏の濡れ羽、と表現される艶のある髪。かなり長く、腰元まで特徴的なウェーブを描いている。
普段は髪をまとめているのかもしれない。目元はサングラスをかけているため見えなかった。
 着ている水着は、ワンピースタイプだ。ピッタリと身体に合っていて、胸の下のラインもきっちりと浮き出ている。
色は、南国の花を思わせる明るい赤に、黒い線で模様が入っている。華やかなようで、何か近寄りがたい感じもした。
 身をよじった事で水着も同じくよじれて、整った胸がことさらに強調された。胸自体はさほど大きくないが、
腰が細く、均整の取れた肉体の柔らかい質感が、ルカの目をくぎづけにする。

 ルカはもう一度、この力がとっても便利だと思って、立ち尽くしたままその女性を見ていた。
 薄い桃色の、小さな口がストローを吸う。ちらりと見えた歯もまた純白だ。
 投げ出した足の白さがまぶしい。そして良く見ると、ワンピースの割にやたらと股の切れ込みが鋭くて、
腰骨あたりまでカットされている。目のやり場に困る、とは余人がいる場合の話で、今の場合まさに目のやり場はここにこそあった。

 ルカが再三、前世の力バンザイと思って、ハァハァしながら眺めていると。
「!!」
 目が合った。と思う。サングラス越しに、気づかれた気配がした。
(うわわわわわ、ど、どうしよう、じろじろ見てたことがばれちゃったら……!)
 顔を真っ赤にしながら血の気を引かせる、という曲芸を披露していると、
「こっちに、来ませんか?」
 近いと言っても割りと距離があるはずなのに、よく通る声だった。だが、それ以前に。
「え、この声……」
 確かめるため、駆け寄ってみると。
「また会ったわね、ルカ君」
 サングラスをはずせば、見知った顔だった。
「チトセさん! な、なんでここに!」
 チトセは艶然と笑って、
「バカンスよ、バカンス。……それより、」
「! あうっ!?」
 身体に電流が走ったかと思った。
「さっきから私の身体をみて、こんなにしてくれてたのね。……うれしい」
 海パンはそんなに余裕がある着衣ではない。そんなものを穿いて、女性を見て興奮していればどうなるか。
それを撫でられただけで、ルカは腰が砕けたような衝撃を受けた。
「ちょ、ちょっと、駄目……!」
「分かってるわ。あなたがここにいるということは、あの女も、と言う事だものね。場所を変えましょう」
 そういう駄目ではないのだが、アレを撫でられながら言われると、頭がボーっとして抵抗できない。
されるがままに、腕を組んで人目に付かない岩場へと歩き出した。
266銀髪少年は黒髪美少女がお好き:2007/12/15(土) 15:05:53 ID:NPQVjZH6
 岩場に入るなり、さっそく海パンを下ろされ、先端にキスされる。
「あうっ」
 こみ上げてくる衝動をこらえるので精一杯のルカは、されるがままだった。
 チトセが口をもごもごさせてから、開ける。口内にはつばがねっとりと湛えられ、それだけでるかの劣情を掻き立てた。
 お互い言葉を発する間すらなく、ルカのものが根元までくわえ込まれる。
初めて性器で味わう人の口の中の感触は、温かく柔らかく甘美で、一度覚えたら忘れられそうに無い感覚だった。
 知らずの内にチトセの頭に手を置いている。こっちはこっちで別の温かさで、さらさらした髪の毛が気持ちいい。
優しく頭を撫で、耳にかかった髪の毛をそっとかきあげてやる。
 髪を下ろしたチトセが照れくさそうに笑う様は、少しサクヤに似ていた。
 はにかむ顔、すぼめた口の中に何を咥えているか思うと、なんともいえない気分になる。
「ん、ぷ、はっ! ……すごい。どんどん大きくなる……」
 ちょっと苦しそうに、チトセの口から、ずるり、とルカのものが引きずり出される。
自分でビックリするほどそれは大きく怒張していた。チトセの唾液にまみれて、ぬらぬらと光っている。
「や、やっぱりまずいよ、チトセさん……こんな、僕たちまだ、知り合ったばっかりっていうか、その、」
「いいえ。私は前世からずっと、お慕い申しておりました。アスラ様にこんな風にご奉仕できるなんて……夢みたいです」
 かなわぬ夢が偶然かなった、とでもいいたげに目じりに涙を浮かべて微笑むチトセは、実にいじらしかった。
「ううう……でも、こんな状況で……」
「そうは言っても、そのままでは戻れないのではありませんか?」
 それはその通り。今の大きさでは、確実に頭一つ分はみ出る。
「ど、どうしよう……イリアに殺されちゃうよ……」
 すっかり浮気亭主といった風情だ。
「大丈夫、元の大きさに戻るまで、なんどでも私を抱いてください……」
 チトセはもともと面積の小さい股の部分をずらして、極薄い茂みを晒した。
 つうう、と透明な液体が一筋落ちる。ルカのが硬さを増した。
 ここまで我慢した自分を褒めてあげたい。とはルカは思わないだろう。だがなんにせよ、ルカの中の何かが切れた。
 チトセを押し倒す。
「ハッ、ハァっ……! い、入れるぞ……!」
 思えば、アスラもこんな事はした事が無いのではないか。体格が体格だし、人間と同じく性器がついていたかも怪しい。
 初めてアスラの先を行ったような優越感を感じる。そうだ、アスラは、結局イナンナもサクヤも抱けなかったのだ。
でも自分にはできる。まずはサクヤを自分好みの身体に開発して、ゆくゆくはイナンナも……!
267銀髪少年は黒髪美少女がお好き:2007/12/15(土) 15:06:36 ID:NPQVjZH6
 的確に膣の入り口を捉え、力をかける。
「痛ッ……」
 押し殺した小さな悲鳴に、一瞬で狂える意識から覚めた。
「だ、大丈夫!? 痛いなら……」
 ルカの唇に、そっと人差し指を乗せる。
「いいのです。あなたに求められる事が私の喜び。荒々しく引き裂かれることは、むしろ喜びを大きくする位です」
 そう言った表情は、本当に満足げに微笑んでいて、だからこそルカは力を緩めた。
「アスラ様……」
 とたんに悲しみに彩られる表情に、胸が締め付けられながらも、それ以上言わせないうちに唇を塞いだ。
「んむっ……」
 驚きに硬直した体から、すぐに力が抜ける。顔を離すと、先ほどまでとは少し違う、夢見る少女のように
恍惚とした表情で、
「アスラ様……」
 同じ言葉でも、含められた意味がまるで違う。ルカはチトセの身体を抱き起こして、白い耳をあまがみした。
さりげなく胸にも手を置く。
 突然の快感に身体をそらせるチトセをなおも抱き寄せて、耳元でささやく。
「お前を悦ばす事が、今の私の喜びだ」
 チトセの目じりに浮かんでいた涙が、後から後から流れていく。ひし、と抱きつかれ、
「ああ……アスラ様……! うれしゅう……うれしゅう、ございます……」
 震える背中に手を添えてやると、急にチトセがかわいく思えてきた。
 この娘には、自分がいなくては駄目だ。アスラなしでは生きていけない。
 そんな所に、自分が快楽を仕込めばどうなるか。楽しいことになりそうだ、と思いながら、チトセの首筋に顔を埋める。
両手で、乳房を弄んだ。下布が無い水着は、大事な部分がぽっちりと浮かび上がって、簡単に摘むことが出来る。
 引っ張ったり、回してみたり、押しつぶしているだけでも小気味いい反応が返ってきて、飽きる事が無い。
「あんっ、そこ、だめです、あすらしゃまあ……」
 先ほどのささやきがそんなに効いたのか、チトセは身も心も任せて甘えきっている。
 上から水着をずらして、乳房を露出させてじかにもむ。手に収まりきるくらいの、しかし確かな大きさを持ったそれは、
吸い付くような肌触りと柔らかさで、スパーダがアンジュにハグしてもらいたがったのも良く分かる。
 ただ、確実にチトセの方が肌は綺麗だろうな、と思って変な優越感を感じた。
「ああ……アスラ様、どうか私に御慈悲を……」
 熱に浮かされたようなチトセのうわごと。ルカは、額と額をくっつけて、唇が微妙に触れる距離で答える。
「ん? 何のおねだり? もっとはっきり言わないと分からないよ」
「わ、私に……アスラ様の、おち……ん、ち……ください……」
 羞恥に恍惚を感じているのか、顔を真っ赤にしながらも悦びが隠し切れていない。
 平たい岩まで抱っこで運んでいって、仰向けに寝かせる。今度こそルカは遠慮なくチトセに突きこんだ。
 ぷちゅ、という水音は、血の流れる音では決して無い。
 奥まで届く間もなく身体をのけぞらして痙攣したチトセが、ごつ、と岩に頭をぶつける音がした。
当人はまるで気にせずに、蕩けきった顔でよだれをたらしながら虚空に視線をさまよわせている。
 それでもなんだか痛そうなので、覆いかぶさるように抱きしめて、頭の後ろに手を添えてやった。
268銀髪少年は黒髪美少女がお好き:2007/12/15(土) 15:07:11 ID:NPQVjZH6
 密着するのが嬉しいのか、チトセもピッタリとくっついてこちらを抱き返す。色っぽいというよりは、子犬のように無垢で純粋な好意の現われのよ

うに思う。
 これからその純粋な思いを肉欲で染め上げることを思うと、中に入った棒がますます硬くなる。
 チトセは外で抱きしめるのと同じように、膣の中の棒もキュッと抱きしめてくれる。
まだ出し入れはしていないが、緩急をつけた締め付けだけでも射精感がこみ上げてきた。
「動くよ」
 一声かけて、根元まで埋まっていたものをゆっくりと引きずり出していく。
大きく張ったカリが膣内のひだを引っ掛けるたび、
「ああっ♪」とか「ぉおんっ♪」という甘い声を耳元でささやかれ、果てそうになる。
だがチトセの方は、果てそうになるどころか断続的に絶頂しているようで、
腰に絡み付いていた脚がくにゃりと離れ、ほぼ180度に開脚していた。
 そこを、あえて訊く。
「気持ちいい?」
 訊きながらも、前後運動はさらに激しくしてやる。
「はひぃっ! きも、ぎもぢ、いい゛ッ、イク、イきますうッ!
 あすらしゃまぁ、しゅき、しゅきぃ!」
 聞き取れたのはここまでで、あとは「あしゅらしゃま」と「しゅき」の繰り返しだった。
 さすがに声が大きくなってきたので、抱き起こして岩に腰掛け、唇で唇を塞ぐ。
下から容赦なく突き上げてやると、一番奥のほうがむちゅ、と吸い付いてくるのが強く感じられ、
その感触が気に入ったので、根元まで入れっぱなしにして、横に円運動させ、チトセの一番奥を亀頭で撫で回す。
(でるっ……!)
 最後に腰を浮かせて一突き入れるのと同時、奥に密着したまま大量の精を放った。




 穏やかなチトセの寝顔を見ながら、日が大分傾いているのに気づく。
「ああ……終わった……」
 僕の命が。とは、口に出す気になれなかった。
269名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 15:10:27 ID:NPQVjZH6
続くといいね、っていう。
あ、エンディングはエルとでした。イリアよりかわいいです。イリアの見て無いけど。
270名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 22:37:56 ID:kXPHA2AF
これで終わり?
イノセンスまだやってないけど面白かった!
ルカはなんだかニュータイプな主人公だな
GJGJ
271名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 12:25:22 ID:yV8cDylO
GJ!!一途なチトセ(サクヤ)カワユスw
ゲーム内でもルカはこんな感じで時折アスラになりきってたよな。
272名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 14:00:37 ID:uQBO2jTY
>>269
GJ!
ちょうど、ゲームで同じところまで進んでたから、感情移入できたよ
短いのにエロくて、続きを希望します!
そして、なぜかルカはどんな状況でも、最終的には責めになるのはなんでだろう…
これがアスラの力か…
27338 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:24:56 ID:aL3TKC8g
コソーリと。

……某魔砲少女スレで宣言したせいでジニプレ書くはめになった俺が通りますよ。

・ジーニアス×プレセア
・エロ

では、行きます。
27438 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:26:15 ID:aL3TKC8g
幼き、想いが……

「……え!? あ、ちょ、待ってよ姉さん!」

わたわたと意味も無く両手を振り回すジーニアス。
その顔は沸騰したかと思える程真っ赤で。

「あら、ジーニアス。何か問題でもあるかしら?」

そう言って来たリフィルに、ジーニアスは叫んだ。

「大有りだよ! な、何で、僕と、プ、プププ、プレセアが同じ部屋なのさ!?」
「……プレセアと一緒の部屋がそんなに嫌なのか? ジーニアス」

そう無邪気に聞いて来るロイドに、ジーニアスはぐっと口篭もる。

「ぼ、僕はともかく、プレセアが困るじゃないか!」
「……私は、構いません……」

何とかそう言った瞬間、プレセアが速攻でそっちの逃げ道を塞ぐ。
もう何も言えずに固まるジーニアスをエスコートするかのように、プレセアはジーニアスの腕を引っ張って、部屋に消えて行く。
そんな2人を見送って、ゼロスはにやにやとした笑みを浮かべて、口を開いた。

「でっひゃひゃひゃひゃひゃ、これで明日プレセアちゃんは内股で出て来る事決定〜♪」
「な、何言ってんだいこのアホ神子!」

いきなり下ネタに走ったゼロスを真っ赤になったしいなが引っぱたく。
いつもの光景に他の一同が苦笑いしていると、1人首を傾げていたコレットがリフィルに聞いた。

「あの、リフィル先生。内股で出て来たらどうなるんですかー?」
「え、あ……」

さすがに返答に困るリフィルの代わりに、ゼロスが下品な笑みを浮かべたままで口を開いた。

「コレットちゃんだって経験あるんじゃないのー? ……ハニーと何度も甘い夜過ごしてるんでしょー?」
「ゼ、ゼロス!」

そう言ったゼロスを、今度はロイドが引っぱたく。
と、未だ首を傾げていたコレットが、ようやくゼロスの言葉が指している事に思い当たり、

「えー、まだ3回しかしてないよー?」

……そう無邪気に、巨大な爆弾を投下した。
27538 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:26:59 ID:aL3TKC8g
「……な……」
「……んーと……」

硬直するしいなと、さすがに素で返してくるとは思わず、どんな反応をしていいか困るゼロス。

「コ、コレット! 部屋行くぞ、ほら!」
「ふみゅ?」

……と、その隙を突いて、ロイドは真っ赤になって、コレットを引っ張ってその場から離脱した。



「……これは、明日の朝たっぷりと問い詰めなきゃいけないわね……」

そう怖い表情で呟くリフィル。
と、そこにゼロスが、いつも通りの口調で割って入った。

「まーまー、いーんじゃねーの? ハニーもコレットちゃんも、そろそろな年頃なんだしさ。
 ……それに、今の俺様達はいつ死ぬか分からねーんだ。想いは伝えられる時に伝えなきゃな。
 ……リフィル様がプレセアちゃんとガキんちょを一緒の部屋にしたのも、そう言う事だろ?」

そう言ったゼロスを、しいなは信じられない物を見るような表情で見やる。

「……ゼロス、アンタ……、そう言う事考えられる頭あったんだねえ……」
「どーよ? 惚れ直した?」
「だ、誰がっ!」

そう怒鳴り付けるしいなを無視するかのように、リフィルは呟くように言う。

「……お膳立てはしたけれど……、問題はジーニアスに告白するだけの勇気があるかどうかなのよね……」

と、そんなリフィルの言葉を耳聡く聞き付けたゼロスが、口を開いた。

「心配しなくても、あのガキんちょなら腹括るでしょ。
 ……自分の弟は信頼してあげなきゃいけないでしょ、リフィル様」
「……そうね」

そう言って苦笑するリフィルを見て、ゼロスは誰にも聞こえないように呟いた。

「……グッド・ラック、ガキんちょ」
27638 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:27:33 ID:aL3TKC8g
一方。

「……」

ベッドに腰掛けて、かちんこちんに固まっているジーニアス。
と、シャワー室の戸が開き、中からプレセアが顔を出した。

「……ジーニアス、……タオル、取ってください」
「……」
「……ジーニアス?」

硬直したままのジーニアスを不思議に思ったプレセアがもう一度声を掛けるが、ジーニアスは答えない。
仕方なく、プレセアは自分で取ろうと一糸纏わぬ姿のままで部屋の中に入り……、

「あ、タ、タオル……だ……ね……」

……その瞬間、ジーニアスは我に返り、プレセアの裸体を認識した。

「……?」

首を傾げて、身体を隠そうともしないプレセア。
いくら身体は10代前半の物だとは言っても、それは紛れもない「女の子」の身体で。

「ご、ごごご、ごめん!」

ジーニアスは真っ赤になって後ろを向こうとし……、……バランスを崩して仰向けに倒れた。

「……いたた……」
「……ジーニアス、大丈夫ですか……?」
「う、うん、大丈夫……だよ……」

そう言ってジーニアスは倒れた瞬間思わず瞑っていた目を開ける。
……ジーニアスが倒れた瞬間、プレセアはジーニアスの側まで駆け寄っていて。
……つまり、今ジーニアスはプレセアの身体を至近距離で下から見上げる状態になっていて。

「……ジーニアス?」

その瞬間、プレセアはジーニアスに手を貸そうとかがみ込む。
さらに近付いたプレセアの身体をまともに見て、ジーニアスの理性は崩壊した。
27738 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:28:21 ID:aL3TKC8g
「……きゃ!?」

伸ばされたプレセアの手をジーニアスは掴み、そのまま自分の方に引き寄せる。
いくらプレセアに力があるとは言っても、バランスを崩されてはどうしようも無くて。
プレセアはそのままジーニアスの上に倒れ込んだ。

「ジ、ジーニアス!?」

倒れ込んだ拍子に、ちょうどプレセアの秘所がジーニアスの顔の上に位置してしまい、プレセアはさすがに赤くなる。
と、

「ひゃんっ!?」

ぺろり、と秘所を舐められ、プレセアの身体が跳ねた。
そのままぴちゃぴちゃと秘所を舐められ続け、プレセアはびくびく震える。

「やっ、ジーニ、あっ! だ、め、きゃうんっ!」

何とかプレセアはその場から逃れようとするが、快感に力が抜けていて。
その年齢の平均も出ていないと思われる程度の力では、ジーニアスでも何とか押さえられて。

「あっ、あっあっ! やめ、ジーニア、スっ!」

口では止めてと言っているものの、プレセアの身体は、もはや貪欲に快感を求めていて。
プレセアは絶頂に達しかけ、

「は……ぅ……?」

……急に、ジーニアスが責めを止めた。
そして、プレセアを自分の上から降ろすと、その身体を何とか抱き上げ、ベッドの上に乗せた。

「……ごめんね、プレセア」
「……ジーニ、アス……?」

そしてジーニアスはプレセアをぎゅっと抱き締め、プレセアはきょとん、とする。
そんなプレセアに、ジーニアスはゆっくりと、言った。

「……プ、プレセア。……僕、ね、好きなんだ。プレセアの事。
 始めて会った時から、ずっと好きなんだ」
27838 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:29:40 ID:aL3TKC8g
そう言われ、プレセアは一瞬びっくりしたように目を見開き……、
……すぐに、悲しそうに首を振った。

「……駄目です。私は、ジーニアスと同じ時間は歩けない。
 ……きっと、いつか別れが来ます。きっと、いつかジーニアスを置いて行ってしまいます」

そう言ったプレセアを、ジーニアスはもう一度抱き締める。
そして、ゆっくりと口を開いた。

「……人間同士だって、いつか別れは来るよ。
 ……それに、僕はプレセアが好きなんだ。……プレセアの代わりなんか、いないんだ」

そう言われ、プレセアは思わずジーニアスの胸元に顔を埋める。

「……始めてです。こんな気持ちになったの。
 ……ジーニアスが始めてです。私が好きになったのは」
「……プレセア……?」

思わず固まるジーニアスの背中に腕を回して、プレセアは真っ赤になった顔を隠すように強くジーニアスの胸元に顔を埋める。

「……好きです……、大好きです、ジーニアス……」
「うん。……僕も大好きだよ、プレセア」

そうジーニアスは言って、プレセアの顔を上向かせる。

「……ぁ……」

赤く染まったプレセアの顔を見て、自身も負けず劣らず赤くなっているジーニアスは思わず吹き出す。
と、そんなジーニアスを見て、プレセアは頬を膨らませた。

「……笑わないでください……」
「あはは、ごめんごめん」

苦笑するジーニアスを見て、プレセアも1つ息を吐くと、微笑む。
そのまま2人は顔を見合わせながら笑い続け……、
……やがて、ジーニアスが口を開いた。

「……ねえ、プレセア。……続き、いいかな?」

そう聞かれ、プレセアは真っ赤になって……、……確かに、頷いた。
27938 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:30:16 ID:aL3TKC8g
「んっ……あふ……ぅん……」
「うむ……はふ……」

啄むような口付けを繰り返しながら、ジーニアスとプレセアはお互いの身体に手を滑らせる。

「んっ!? んふっ! んんん!」

こり、とジーニアスの手が胸の先端を擦った瞬間、プレセアの身体が跳ねる。
そんなプレセアを見て、ジーニアスはその先端を摘み、唇を離して、言った。

「……プレセア、ここ、気持ち良いの?」
「んっ、ん! は、はい……っ!」

身体を跳ねさせながらそう答えるプレセアに、ジーニアスは安堵したように溜息を吐く。

「……良かった。……僕、こう言うの初めてだから……、上手く行くかどうか、自信無かったんだ」
「きゃう! はあう!」

そう言って、もう片方の胸の先端に吸い付いたジーニアスに、プレセアは甘い声を上げた。
きゅっとジーニアスを抱き締めて快感に浸るプレセアに、ジーニアスはにこにこ笑いながら責めを続ける。

「えっと……ここって指入る……よね?」
「うああ!?」

そうジーニアスは言うと、プレセアの秘所に指を差し入れる。
じゅくじゅくと潤んでいたプレセアの秘所は楽にそれを受け入れるが、プレセアは初めて感じる異物感に悲鳴を上げる。
しかし、ジーニアスが指を動かし始めると、たちまちそれは快感に変わって行った。

「くんっ! ジ、ニ、アス、ふぁっ! それ、だ、め、ああんっ!」
「……うわ……凄いよ、プレセア。……どんどん溢れて来る……」

とろとろとプレセアの秘所から愛液が溢れ出し、ジーニアスの手を濡らして行く。
はあはあと荒い息を吐いて震えるプレセアを愛しそうに抱き締めて、ジーニアスはプレセアの耳元に囁いた。

「……プレセア、僕、そろそろ限界なんだ。……いいかな?」
「……ぁ……」

そう聞かれ、プレセアは真っ赤になって俯く。
だが、すぐに決心するように顔を上げ、言った。

「……はい」
28038 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:30:48 ID:aL3TKC8g
「……プレセア、えっと、大丈夫だから、力抜いて、ね?」
「……は、はい」

そうジーニアスが言うと、プレセアは極力身体をリラックスさせようとする。
そんなプレセアに覆い被さり、ジーニアスはゆっくりと自身をプレセアの秘所に宛がった。

「……いくよ?」
「……はい、お願いします……」

そのプレセアの返事を聞き、ジーニアスはゆっくりと自身をプレセアの中に埋めて行く。

「んくっ! ひ……う……」

指とは比べ物にならない程の違和感に、プレセアは喉から溢れだそうとする悲鳴を必死で堪える。
きゅんきゅんと締め付けて来るプレセアを、ジーニアスは堪えながら少しずつ腰を進めて……、
……何か抵抗にぶつかった。

「……っっ!」
「……これ……」

途端に引き攣ったような表情をするプレセアを、ジーニアスは悲痛の色が見え隠れする表情で見上げる。
……しかし、ジーニアスは決心したようにほんの少しだけ腰を引き、勢いをつけ……、
……一気に、最奥まで貫いた。

「ひぎっ! ぎ、あ、ああ……」

急に襲った激しい痛みに、プレセアは身体を硬直させる。
そんなプレセアを抱き締めて、ジーニアスはプレセアの唇に自らの唇を重ねた。
……少しでも痛みを紛らわせようと、少しでも僕がすぐそばにいると伝えようと。

「んっ……、んふ、はふっ……」

ジーニアスが優しい口付けを繰り返していると、だんだんプレセアの身体から力が抜けて行く。
そんなプレセアにほっとしたようにジーニアスは溜息を吐き……、

「……ぎっ!」
「プ、プレセア!?」

突然自分から動き出したプレセアに、慌てふためいた。
28138 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:31:39 ID:aL3TKC8g
「んくっ! あ、ぐっ!」
「プ、プレセア、待って!」

悲鳴を上げながら、それでも腰を動かすプレセアに、ジーニアスは慌てる。
痛いくらいに締め付けて来るプレセアの中に、ジーニアスは強烈な快感を感じるが、それよりもプレセアの心配の方が先に立って。

「だ、駄目だよ! まだ慣れてないんだから、動かないで!」
「いえ、私、より、もっ! ジーニアス、が、気持ち良くなって、くれた、らっ!」

いくら説得しても、プレセアは腰を止めようとしない。
そうこうしているうちに、ジーニアスの快感が限界に達し、

「プ、プレセアっ!?」
「は……ぅ……」

プレセアの中に、欲望を注ぎ込んだ。
脱力しかける身体を叱咤しながら、ジーニアスはプレセアに聞く。

「な、何で、こんな……」
「……わ、私だけが気持ち良くなってたので……、今度は私がジーニアスを気持ち良くしたくて……」

そう赤くなって言うプレセア。
しかし、その唇はまだ痛みに小刻みに震えていて。
……でも、そんな風になってまで自分の事を考えていてくれたプレセアが堪らなく愛しくて。
ジーニアスは、思い切りプレセアを抱き締めた。



……翌日、内股で部屋を出て来たプレセアを見て、ゼロスがジーニアスをからかうのだが、これはまた別のお話。
28238 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/16(日) 18:35:51 ID:aL3TKC8g
これで終わりです。

……これでいいな? 某魔砲少女スレ96氏よ。

……最近Sしてなかったから、プレセアの口調がいまいち掴めなかったorz
しかもずっと某魔砲少女ものばっかり書いてたから、油断するとすぐにプレセアの名前書き間違えるしorz
283名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 10:38:04 ID:8sVlBUgu
>>282 GJ!!!!
ああ… 純愛を見ていると心が洗われる。
284名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 12:31:25 ID:HbbIBHid
アホか
285名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 12:33:33 ID:+Y6M2ykV
>>282
ちょ、コレットwwwGJ!
286名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:38:46 ID:a9bm617+
>>282
は、早い…早すぎる…
確かお願いしたのが土曜だったはずなんですが…
これだけの短時間で、これほどの作品を投下できるとは、なんという生産力!
GJ!そしてありがとうございます。
287名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 02:19:40 ID:OxsXix4F
>>282
GJにも程がある。
前スレハッサム氏に続き、ジニプレ大好きな俺には堪らん展開だ…
288名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 08:00:13 ID:AwhjNsSo
二作品とも、ボリュームが若干足りない点を除いてもGJ!!と言わざるを得ない!
289名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 15:23:41 ID:Iir9gzsq
>>282
コレットの発言に吹いてしまった
290名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:25:00 ID:wF1OM0lH
冗談抜きで通常の三倍の速さか………!
291名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:16:41 ID:ZLWYzpEW
イノセンス発売しても全然加速してないのにか?
292名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:19:19 ID:NjlYGL26
>>291
イノセンスはなあ……正直食指は動いてるんだがDSから買う必要があるしorz
293名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:29:01 ID:ol4M1wTe
GCを買ってしまった俺としては流石にハードまで乗り換えるのはキツいな、ちょっと悔しいし
294名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:14:15 ID:YMq/iY0t
イノセンス、キャラは割りと好きなんだけど
みんな友達同士ってイメージが強くてエロ妄想まで行かん
295名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:30:24 ID:UsdEqCcv
テイルズって基本そうじゃん
みんな仲良しこよし
唯一まともなのはかろうじてAぐらい
296名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 04:03:09 ID:qr+0Om1Y
仲悪いよりは仲良い方がやってて楽しいような気がするんだが
ゲームだし人間関係がシビアでもなぁ
アビスもそんなに険悪じゃない部分もある…と思う

テイルズは幼馴染み関係が多くて色気のある方向には行きにくいな
そこで妄想ですよ
297名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 10:42:48 ID:da2+PRdk
Aは後半凄い仲良かった印象強いけどな。

イノセンスはスパーダ→アンジュとかルカ→イリアとかネタにしやすいにもかかわらず妄想が膨らまない。
298名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:26:30 ID:qH7Auq6d
成人した奴なら酒関係を持ち出せば楽にいける

未成年は………おもいつかねぇ
299名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:27:58 ID:1evwLycf
きっと>>298はイタい奴なんだろうな
300名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:55:00 ID:Cl37IBWL
唯一異常に恋愛関係を主軸にしてたのはLくらいのものか。
301名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 22:45:31 ID:JxxPE9qk
おかげでセネクロは豊作だった。
302名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 02:06:35 ID:Dtqwcv5T
おかげでセネクロ苦手になった
303名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 09:03:33 ID:rU43FJ60
おかげでセネルなんてエロゲ主人公?になった
304名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 11:08:09 ID:ld6Z3yf5
お陰でクレスとカイウスの空気化が益々進んだ
305名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 12:43:36 ID:9wY9E3oN
セックレスです
306名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 13:13:50 ID:M780wciI
おかげでRPGツクールで
「テイルズオブセックス」を作ろうと思った
307名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 15:22:53 ID:gWzg5DX9
・・なんだこのてんかい・・
308名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 16:40:09 ID:dujEozxh
腹黒なルカが頭から離れないオレ………
309名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 16:50:09 ID:n4MmAgyb
ルカって誰?
310名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 17:41:11 ID:M4NL7OBc
>>309
イノセンスの主人公
311名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 18:54:53 ID:frtvv6QS
あとDQM2の男主人公
312名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 19:00:23 ID:OTvMMzXZ
おれは!!!
おれが想うまま、おれが望むまま!!!!
邪悪であったぞ!!!!!!!!
313名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 19:11:08 ID:bNr1upL6
>>312
狂王子自重しろwww
314名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 19:52:01 ID:ld6Z3yf5
ボクと魔王の主人公
315名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 21:20:03 ID:LpSrAlJw
>314
あれの主人公ってスタンだろ?w
316名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 22:58:21 ID:6r5ur/v7
上の方読まずにありのままを書くと、
イノセンスはテンペストと比べれば1.75倍ぐらいイイ!!ぞ。
テンペストのあの無駄に長いフィールド移動と、
イラっと来る戦闘が改善されただけでもすばらしい。
まだ途中だが今のところエロ妄想には繋げ難いな。

最近ずっと毎週触手攻めとかの素敵なアニメ見てるから、
心なしか妄想力が衰えてきた気がするw
317名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:46:18 ID:oUSEA5Em
むしろその「素敵なアニメ」とやらが気になるw
318名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:09:08 ID:/ZzfXiqR
自分はサイトの一つも作れそうなぐらいイノセンスで妄想してるぞ
319名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 02:02:35 ID:3NB161fl
エロネタ自体はテイルズの中でも一番な気もするんだがな
320名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 09:34:21 ID:ezPTcsmL
>>306
是非とも作ってくれ!
配布はフリーでお願いします。
321名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 12:48:41 ID:2vEN095D
なんかシンフォニアの続編が出るとのことだが
今露出している情報だと旧主人公陣営が
世間的に悪者状態だねえ・・・このスレ的には
コレットあたりが暴動テロに輪姦ネタとか来るんだろうか?
322名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 13:12:55 ID:nZIKhl/3
>>292
You、DS買っちゃいなyo!

俺はPSPもDSもテイルズのためだけに買ったぜ。
次はWiiを買わなくちゃいけないな。
PS3はテイルズの新作が出たら買う。
323名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 13:16:28 ID:R1XoJDvG
今のうちにWii買っとけ

ラタトクスはスマブラと発売被るから品切れになる可能性高いぞ
324名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:05:41 ID:nZIKhl/3
Wiiはラタトクス発売頃まで買わない予定。
今のご時勢、品切れになるほど売れんだろっていう予想と、
ギリギリになってラタトクス同梱Wiiとか発表されたら悲しいからw

まぁ、いざとなったら色んなルートからの入手を試すよ。
325名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 21:18:34 ID:R1XoJDvG
スマブラをなめない方がいいと思うな
Wiifitは品切れ続出だし、スマブラも予約した方が良さそうだけど
326名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 21:18:56 ID:/9h7Pl0+
>>319
単に表面上のパロネタだけで、キャラそのものの掘り下げが全く無いのがイノセンスだからな
327名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 21:35:52 ID:yHzdtSqs
エロパロでする話じゃないな
328名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 22:22:43 ID:opVHnpvK
いや、エロパロに関係あんじゃん
イノセンスをどう描くかっていう問題だろ
329名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 22:34:23 ID:wFsi0+NY
やはりここはルカを黒くして………
330名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 23:13:09 ID:MSmsB57I
いや、アンジュがルカのお尻をですね
331名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:03:26 ID:T32VotwG
ルカに奉仕する喜びを感じているイリアがですね・・・・・・・・・
332名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:16:21 ID:tXA8/jBi
イリアに餌代代わりにご奉仕させられるコーダがですね
333名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:48:24 ID:S7noyhTe
イリアとスパーダにいじられるルカがですね
334名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 01:17:45 ID:ZvQsJ3Yx
エルマーナに色々とお世話されるルカがですね
335名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 02:14:04 ID:DfPU3MY/
アルベールとアンジュが前世の姿と今の姿のとっかえひっかえによる性転換でですね
336327:2007/12/23(日) 09:41:29 ID:dp7cbJbV
あ、リロして無かった。
337名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 13:46:21 ID:7lxKpmNt
>>321
自分もそのネタは浮かんだ。
Sでも世界再生に失敗→不満爆発の民衆にレイポなんていうネタは
チラホラあったけどな
世界再生してもしなくても責められるという理不尽
338名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 22:36:55 ID:Rdn7EZ0L
シンフォニアっていろんな問題残したまま終わった気がする。
世界がくっついたことでテセアラのヒエラルキーとディザイアンの悪行がくっついてハーフエルフの迫害は増すだろうし。
コレットもイセリア以外どこにも居ることができないんじゃないのか?
339名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 23:28:27 ID:fxODmJGo
全てをPに繋げる形でスッキリ終わったんだからあとはみんな蛇足だよ
340名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 19:39:18 ID:7hqRpnr8
まあ続きはラトトクスにつながっているんだと思っとけ
341名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 23:08:21 ID:PWC4KxbH
上手くつなげて欲しいなあ。

その話は置いといて、ロイプレってマイナー?
フェイスチャットでロイドがプレセアのことを妹みたいと言った後にプレセアが今はそれでもいいです。って発言に萌えたんだけど
342名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 23:10:13 ID:cNy+I0aV
>>341シンフォやったことないが今萌えた
343名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 00:10:35 ID:0QLU3G8t
>>341
むしろ好物です
344名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:38:26 ID:eZ1C9jnA
流れ断ち切りになるけど、久方振りに投下(来る度に久方振りって言ってる気がするな)。

イノセンスで、イリア(自慰)





の前に、前回のジーニアス×プレセアで投下できなかった(※)分の最後の方を投下。エロじゃないから、食前酒みたいなものだと思って。


※残り2KBしかなかったし、その後25スレ(現行スレ)立てた報告書き込みが必要だったから、ちょっと余分に残すことにしたため。
345名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:39:49 ID:eZ1C9jnA

翌日
二人の仲が深まったことを天もお祝いしたのか、雲ひとつないような快晴。
当然というか、海岸で遊びまくることにした。
ホテルの部屋を出る直前、プレセアは浮き輪を膨らましたジーニアスに聞いた。
「ジーニアス…きちんと隠れてる?」
同時に自分の頬を指差す。ジーニアスは虫眼鏡を持つようにゆっくりと近寄ると、
「えーと・・・大丈夫、これぐらいなら分からないよ!」
と答えた。
顔についているキスマークを隠しながら、二人は手を繋いで一緒にホテルから出てきた。
一晩で随分仲良くなった。まるでそれまで芋虫と呼ばれていたのに、数時間で誰もが振り返る美しい蝶へと成長するように。

海岸では、既にロイドやコレットが遊んでいる。何も無いのに転んだ。
ロイドがコレットの手を握って起こすと、プレセアもジーニアスの手をしっかりと握り、真顔で聞いた
「あの二人も昨日、私達みたいに身体を繋げたのでしょうか?」
「ど、どうだろうね・・・(少なくてもゼロスはやってるや)」
「それと、ジーニアス、お願いがあります。」
それまで仲睦まじい言葉だったが、思い出したように敬語になった。
でもそれはジーニアスから頼んだことだった。
「こういう風に喋るのは二人っきりのときにだけにして!」という、自分は特別な人なんだと思いたい頼み。
プレセアはそれを二つ返事で承ると、いつもの無表情に戻った。
(表情まで戻さなくていいんだけどな〜)
といいつつ、プレセアの隠れた感情を知っているのは自分だけ、という優越感に浸るのも悪くは無いや! と思っていた

「ジーニアス、聞いていますか?」
変な優越感に浸っていると、プレセアが隣で聞いてきた。
「え? あ! ごごっごめんプレセア、聞きそびれた!
今度はちゃんと聞くよ、一言一句逃さないから、もう一回だけでいいから言って!」
「あの…ですから、ロイドさんやゼロスくんには昨日のことは内緒にしておいてください。分かりましたか?
私もコレットさんやしいなさんには言いません。ですからジーニアスも内緒を通してください」
自分の唇に人差し指をあてて、「しぃー」と言った。ジーニアスも同じ行動をとったが、「しぃー」とは言わなかった。
「もっちろん!」
代わりにそういった。

青々とした海、照りつける太陽、今日もまた楽しい一日が始まりそうだ。

346名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:41:40 ID:eZ1C9jnA
今度こそしっかりと終わり。
つっかえが取れた気分。


こっからちゃんとイノセンスでイリア(自慰)
2ちゃんでいうのもアレだけど、ネタバレ注意。
347名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:43:28 ID:eZ1C9jnA

 濃い朱の鮮血が舞った。
 それが地面に飛散するが早いか、ルカの体がぐったりと倒れこんだ。
 青い服を赤く染めあげた細い体は、地に伏しても少しも動かない。指の先に至るまで命が抜けたように・・・
「ねんねんころころ。この熱い火山の中眠れるなんてウラヤマシイよねェ」
 薄い緑髪の短髪の奇人ハスタは、自らがやった所業に対して毛の先ほどの罪悪感すら抱いていなかった。
 まだ幼いルカの胸部を貫いた槍から、つーと垂れるルカの血を、四足獣を思わせる長い舌でべろりと舐めると、ルカの窮地に唖然としていた一行を見据えた。
「ゲイボルグッ! テメェ!!」
 スパーダは誰よりも強い怒りを持ってハスタに食って掛かるが、ハスタは直接言葉を交わすなどをせず、槍をピュッと振った。
 矛先についたルカの血が勢いよく飛び、スパーダの衣服にかかり、染み込む。火口の熱で瞬時に乾き、服の模様の一部となると、ハスタはまた狂言を吐く。
「我ながらいい模様、あとでハスタ・ブランドの特許申請中。
協力者として、ルカの名前も加えておこうかな。うん、加えるべきね。
身を挺して作ってくれたんだから、創業者のオレよりも大きな字で書いておか」
 閃きを聞くことなく、スパーダは既に斬りかかっていた。が、ハスタは身をくるんと翻して斬撃を避け、そのまま火口へと落ちていった。
 落ちながら壁に槍を突き刺し、溶岩へと落ちることなく壁伝いに移動していき、銃でも届かない距離へと離れていった。
「畜生! 逃がしちまった・・とっとと倒してればルカがこんなことにならずに済んだのにッ!」
「スパーダ君・・・」
 凹む様に落ち込むスパーダに、聖女アンジェは彼の背中に手をあて、落ち着かせるように促す。
「自分を責めるよりも、今はルカ君を助けることに専念しましょ? ここにこれ以上居るとルカ君の体が持たないし、医者も居ないわ」
「う…分かってるんだ・・だけど」
「あーもー、自分とっとと納得しとき!
考えていい場合と悪い場合ぐらいあるやろ」
 格闘少女のエルマーナがスパーダの腰に強烈なキックを入れると、彼の雁首引っこ抜いてルカへと近寄った。
 ここが熱い気候ということだけでは片付けられないほど体温が上がり、呼吸が馬脚のように速く駆けていた。
 時間が経つと、ルカの纏う青い服に赤い波紋がどんどん大きく広がっていくのに対し、顔色はどんどん悪くなっていく。
 必死に彼の傷口を押さえ、回復昌術を唱えているイリアは、スパーダが居たことにすら気付かないようであった。
 ただ、一心不乱にルカの傷を治そうと、ルカの命を助けたいという一心だけを胸に、無理を通り越して唱え続けていた。
 バンっと岩が飛び散り、その破片がイリアの頬を切り裂き、女の命とも言える顔に傷がついても、イリアは自分に唱えることは無かった。
(ゲイボルグの事も気になるけど…今はルカの方が大事だな・・・)
 スパーダは二刀を鞘に収め、出血が収まったルカの幼い身体を持ち上げると、急ごしらえの担架に乗せ、担ぎ手となって暑さを物ともせずに下山した。

348名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:44:22 ID:eZ1C9jnA

 リカルドの戦場仕込みの応急手当が功を奏したらしく、またイリアが精根尽き果てる勢いで唱えていた回復昌術も目覚しい効果を発揮した。
 ガラムについてすぐに医者に見せると、「命に別状は無い」とのお墨付きを貰った。
 彼の見立てでは、順調に行けばすぐに傷が塞がり、多少の痛みこそあれど退院してもよいとの事だ。
 一同はほっとするが、気が抜けない。ハスタが降りてきたという証言があったが、船に乗ってどこかに逃げていったという類の証言は無かった。
「う・・・う…アス・・・ラ…」
 ルカは、悪夢か痛みか、眠りながらも安らぐことなく魘されている。
 彼の裸体に縛られた白い包帯の一点が濃い朱に染まっている、到底戦いなどできそうにない。
「バカ、バカルカ! おたんこルカ!! おたんこバカルカッ!」
 イリアは聞こえようが聞こえまいが構わない気持ちで、ルカの前で何度も涙を拭い、大きくも震える声で彼の事を叱った。
 傷が治らない以上は、彼を守る者が居なければならない。
「ほな、交代でルカ兄ちゃんの事を守っとった方がええんちゃう?」
「そーだぞ。交代が来るまで休みだな、しかし。
コーダはこの国に来て全然メシ食べてないんだな、しかし。」
 謎の生き物コーダは涎を垂らして賛成。
「お前はこの国に滞在して、食いもん食べる口実が出来たから賛成してるだけだろ。
・・・だけど、俺も賛成する。ハスタが来たら、今度は時世の句も命乞いも聞かねえッ!」
「殺気付くなベルフォルマ。そうやって殺気立っていては、癒される疲れも癒されん。
ミルダが魘されている原因は案外お前にあるかもしれんぞ。」
 年長者のリカルドが、若馬のように息巻いて言うスパーダに苦言を言うと、スパーダは「悪かった」といい、鞭で打たれた様に黙る。
「雇い主・・・あんたの意向に俺も従おう。
自由な観光時間を多めに取るか、それともミルダの体の体調を気遣うか?」
「悩むこと………(う〜ん、ここに居れば汗を出してダイエットにもなるかしら?)………無いわ。
ここでルカ君の体が治るのを待ちましょう。
イリアもそれを望んでいると思うしね。
ね、イリア。イリアー??」
 アンジュとリカルドも賛成して、最後にイリア―――と行きたいが、イリアはいつの間にか罵声を止め、泣き伏していた。
 恥も外見も無く、ルカの横たわるベッドのシーツを強く掴み、普段の態度が微塵も感じられないか弱い啜り泣きをして・・・
「アニーミには聞くまでも無いか。決まりだな。
これからミルダが回復するまでの間、昼夜に分かれて、最低二人は常時周りにいろ。そして何かあったらすぐに俺に知らせろ」
 リカルドが銃の手入れをしながら言う。今のことでスパーダが少々疑問に思い、聞いてみた。
「どうやってアンタに知らせればいいんだ?」
「大きな声で名前を呼べ。ミルダが目を覚ますまでは常に半径20メートル外には出ないからな。」
「自分マメな人やなぁ〜。その半径20メートルてなにが基準なん?」
 エルマーナがほえーっと感心して聞くと、リカルドは真面目な顔をして答えた。
「風俗だ。いつまでミルダが寝ているか分からないから食糧も欲しいところだが、戦場で培った抑制術で4日までなら絶食できる。」
・・・しぃーん、と場の空気が凍りついた。嘘か誠か、よく分からない。
「リカルドのおっちゃん、そういうとこの抑制術覚えた方がええで。」
 エルマーナのツッコミは、ナイフよりも鋭くリカルドの胸を抉った。

349名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:45:11 ID:eZ1C9jnA
「そ、それで、誰が最初に残ったらいいと思います?」
 コホンと咳払いをしたアンジュが話を進めた。
 初日はやりたくなさそうな顔をしていたのが、エルマーナ。お腹を押さえて、腹の音を堪えていた。
 誰も手を挙げなかったが、既に一人目は決定していた。話に加わらないが、全員が気にかけていた。
「誰か、アニーミが目を覚まし次第教えてやれ。」

 隣に座るスパーダが、帽子を深く被って目元を隠すと、
「今日の夜番は…俺がやる。
今は夜に備えて体力を取り戻したいから一旦寝るけどな」
「構わん、夜まで好きなだけ寝ろベルフォルマ。
では、俺も夜番をやろう。」
「あら? 貴方が大好きな風俗店は夜にやるものではありませんか?」
 アンジュが不思議そうに首を傾け、棘の付いた言葉を言うと、リカルドは目を鋭くして答えた。
「夜行性のゲリラもいる、という事だ。俺の目は暗闇でもそれなりに冴える。
ハスタは近距離で攻める型だから遠距離で狙う俺には相性が悪いが、逃げていく時に狙撃できるのは俺だけだろう。
アイツを返り討ちにできるかどうかはベルフォルマ次第だ。」
 熱心に戦略を立てる。これでスパーダとリカルドが抜けた。
 声に出さないが、今は嫌だと言う視線を熱心に送るエルマーナも除外。とすると、残りはアンジュになった。
「仕方ありませんね。あの人は生理的に嫌いですけど、ルカ君の為だから。」
 脳裏に浮かぶハスタの道化めいた表情に、気を悪くしたのはアンジュだけではなかった。皆一様に顔を伏し、火山での思慮の浅はかさを悔いていた。


350名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:45:57 ID:eZ1C9jnA

 イリアが目を覚ましたのは、それからしばらく経ってからだった。既に日が沈み、小さな電灯が太陽の変わりに光の拠り所となっている。
 泣き疲れたことによる頭痛で身体に力が入らない。ルカの隣のベッドに寝せられていて、そこから起き上がるのも重労働に感じるほど体が重い。
「あ、気がついたみたいね。」
 周りを見回す前に、イリアに気付いたアンジュがよく温まったコーヒーをイリアに渡した。
 イリアにはそれを飲む力すら絞りだせなかった。手にある仄かな温かさに、眠気が若干覚めてくるまで、何をするともなくぼーっとしていた。
「・・・他の皆は? なんだか見当たんないんだけど?」
「皆でルカ君が目を覚ますまで護衛することになったの。ほら、いつまたハスタが襲ってくるか分からないじゃない。
スパーダ君はもうちょっと夜に備えて鋭気を蓄えているの。エルは今日はお休み(コーダも)
リカルドさんは近くで待機しているって。」
「で、今日の護衛はアタシとアンジュなわけね。」
 首尾よく状況を理解すると、コーヒーを一息に飲み干し、跳ね起きた。自分の腰に挿している銃を取り出し、弾を込めなおした。
 しっかりと準備をして、いつ襲撃してきてもいいように備えた。まだ若干口の中などに眠残が残っている気がするが、それも時間と共に消えていくだろうと、気を改めた。
「う…ぅ」
 そうしているイリアの耳に、蚊の羽音よりも小さなルカの呻き声が聞こえた。
「はぁ・・・」
 気が沈むほど大きくため息をして、ルカの魘されている表情を見る。
 傷からの出血は既に止まり、後は傷口が治るだけ。それも順調に行くと三、四日で済む筈なのに、この魘され方を見ると、一生物の付き合いになったようにこっちが心配してしまう。
 気がついたら目頭が熱くなり、じわぁ、と涙が込み上げてきた。イリアはアンジュに悟られないように背を向け、若干の濁りのある声で、
「本っ当にルカったら手のかかる奴ね。後でまた笑いものにしてやんないと、アタシの気分が晴れないわ
ちゃんと生きなさいよ! そうじゃなきゃ笑えないんだからね、おたんこルカ!」
 自分に言い聞かせるように声に出した。アンジュはくすっと笑うと、「素直じゃないんだから」と呟いた。

 ポタリと、イリアの涙がルカの布団に落ちて染みていく、また一つポタリ、更に一つポタリ・・・
 拭っても拭っても、大粒の涙が止まる事は無く、イリアの押し殺していた声もまた、堰を切ったように漏れ始めた。
 ルカを仲間ではなく、異性として心配して泣いているイリア―――いくら女同士であっても、アンジュは気まずく思った。
(今だけなら・・・いいよね。頬の傷とか、痕にならないように治した方がいいよって言おうとしたんだけど。)
 アンジュなりに気を利かせた結果であった。
 足音を立てずに、アンジュは二人を一瞥すると、そっと部屋から出て行った。

351名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:46:28 ID:eZ1C9jnA

 イリアは、泣き止んでからようやく部屋の中には自分とルカしか居ないことに気付いた。
 泣き顔を見られずに済んだアンジュの行動に小さく感謝しつつ、この状況に気まずさを感じずには居られなかった。
 何しろ、ルカは上半身に包帯以外何も纏っていないのだ。15歳ともなれば、異性に対して性的な考えを持つようにもなるし、興味もある。
 そして夕焼けのような薄暗さというか、妙にムードのある明るさで、男女が一組という状況では、何も思わない方がむしろおかしいだろう。
 無論イリアもよからぬ考えを抱かないわけではなかった。ルカも健全な男の子だ、目を覚ましたら思っていることだろう。
(ちょっとぐらいは。・・・今日こんなに泣いたのも全部ルカのせいだから、見返りがあっても
・・・・ま、いいでしょ!)
 念のため辺りを見回して、アンジュがこっそり見ていないかとか、ハスタが逆さ吊りで観察していないかを確かめると、ふーんっと鼻息荒く呼吸をした。
 高鳴る心臓と気持ちを抑えて、万が一ルカが目を覚ましたときに備え、電灯を更に暗くした。
 ルカのように目を瞑っていると、瞳が大きくなり、暗闇にはかえって強くなるのだから、
 この時イリアが取った行動は完全な間違いなのだが、彼女はそれすらも気にしないほど慌てていた。というか、調子に乗っていた。
 仰向けで寝ている無防備なルカに対し、意地悪く笑い顔を浮かべる。
(あんのチトセとかいう女とキスした頬はどっちだったかな〜?)
 かつて芽生えた嫉妬心を焼き殺すチャンスと思い、反対側の方に自分もキスしてやろ、という思いを持って、多少の緊張を踏み荒らしつつルカへと顔を近づけていく・・・
「うわァア!!」
 と、いざルカの頬に唇が触れるかというときに、ルカが叫び声をあげて寝返りを打った。
 そして、その方向は丁度イリアがキスしようとしていた方向で、イリアの唇を掠めるようにルカの唇が触れた。
 ・・何事も無かったように、ルカはイリアの唇を通り過ぎ、新しい向きになると、再び魘され乱れた呼吸を続けた。
 ハスタに刺された傷が痛んだのか、それとも嫌なことでも思い出したのか。呼吸は毒でも盛られたように浅く早い。
 しかし、イリアの呼吸の乱れは、ルカの比ではなかっただろう。蒸気エンジンが今にも破裂せんばかりに、鼓動が波を打っていた。
 二人の唇が触れ合った瞬間は一瞬だった。秒に直すことも難しいぐらいだというのに、イリアはその一瞬のことを鮮明に覚えていた。
 いや、覚えていたというよりは、そのときの呆気に取られた自分の事を何度も頭で反芻しているだけなのだが・・。

352名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:46:59 ID:eZ1C9jnA

 元から喧嘩していたカップルのように気まずい雰囲気が、その場に親でも同伴しているかのように更に気まずいものへと変わっていた。
 イリアはルカとキスしようとしてはいたが、所詮頬にするだけのキスで、唇同士を触れる気は全く無かった。
 彼女にとってのファーストキスを、こんな形でしてしまった。普段の彼女なら、ここでルカを叩き起こして、背中に強烈な蹴りでも入れているところだが・・
「あ・・・えーと…」
 両手を椅子の下で組み、モジモジと身体を縮込ませる。彼女らしからず、頬を赤く染め俯いていた。
 ルカの身体の状態や、この薄暗い雰囲気、その中で高まった自分の性的な気分は、彼女を普段とは違う性格に変えていた。
 スパーダなら「らしくねーな」、エルマーナなら「自分風邪引いたんとちゃう?」と聞いてくるだろうし、ルカも「どこか悪いの?」と聞いてくるだろう。
 正直、心配してくれているのは分かるが、大きなお世話だ。
 イリアはいてもたっても居られず、ルカの近くに寄った。
 火山麓の気候と、この気持ちの高まりでは、今の衣服では熱すぎる。
 マフラー、ズボン、上着、と一枚ずつ、気付かぬ彼の前で服を脱いでいく。
 下着だけを身につけた状態になると、強気な彼女の面影は影を潜め、しおらしい少女の顔になっていた。
 そっと手を伸ばし、育ちが良く、作り物でも有り得ないばかりに整った彼の顔をこちらに向け、もう一度キスをした。
 今度は掠めるようにではなく、きちんと、何秒も。
 彼と唇を触れていると、心音や心まで共有しているような錯覚すら覚えてしまう。
 この何処までも走ってしまいそうな心の高ぶりを、ルカが苦しみの中で感じて少しでも安らいでくれるのなら、これ以上の幸せは無いと、らしくない考えすら一時抱いた。
 彼の呼吸以上に自分の呼吸が乱れる。
 心臓が、頭の中が、下半身が、熱い。
「ルカが…悪いんだからね」
 耳元で囁くと、彼の手を取り自分の胸元へと持っていき、歳相応に膨らんだ胸へあてた。
 血が足りない手はひんやりと冷たく、イリアの身体をぶるると震わせた。
353名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:47:21 ID:eZ1C9jnA
「ん…」
 イリアが恥じらうものの、すでに昂った気持ちは冷えることなく、ルカの手をブラの中へと誘い、抱きかかえるように押さえつけた。
 初めて異性の手が触れているというのに、イリアは嫌がることなく、彼の手と自分の手を合わせ、静かに揉み始めた。
 旅の中で、坊ちゃんの手から男の手へと変わっていったその手を、本人に無断で何度も揉ませた。
 大きすぎず小さすぎず、形のよい乳房は下着の中でくにゃりと潰れ、ルカの手を通じて自分もその柔らかさに驚いた。
 イリアが自慰行為を全くしたことがないと言えば嘘になる。自然に性知識を覚えていく過程で、想像しながらやってみたことはある。
 だが、自分でやってみるのと他人にやってもらうのとでは全然違うというのを、イリアは今新しく知った。
「も、もうちょっと・・アンタの手、使わせてもらうから。」
 返事が来ない了承を取り、イリアはルカの手を使ってブラのホックをあくせくしながら外し、小さな二つの突起を外部に晒す。
 自肌で温めたルカの手を、その突起の片方に触れさせると、小さく官能の息を漏らした。
「ルカ・・もっと、触ってもらうからね…」
 彼の五指に自分の五指を当てると、傀儡のようにルカの指を動かした。
 自分が稀に行う自慰行為のように、最初は腕を交差させ、乳首に指一本をちょんと当てながら、他の指で膨らみを軽く拉げ始める。
 その頃から、無意識のうちに、自分の手も反対の胸に伸ばし、ルカの指と同時進行で胸を弄った。
「ふぅ・・・ふぅ・・・」
 深呼吸のような声を漏らし始め、汗が頬を伝っていく。
 指で弄られている胸を中心に、体温が火のように熱くなり始め、イリアの表情が快感めいた顔になっていく。
 繰り返されることにより、次第に、乳首への弱い愛撫を中心が中心となり、快感が身体全体に渦を捲くように広がった。
 乳首が度重なる愛撫で赤く膨らみ、ピンと大きくなると、イリアは下半身の異常に気がついた。
(やばっ。濡れてきちゃった)
 下着に付着しない程度の湿りではあるが、イリアの性への欲求は更に高まり、ルカの手は自分の胸そのままに、
 自分の手でパンツの中へと指を押し込み、へこんだ所をゆっくりと撫でた。

354名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:47:57 ID:eZ1C9jnA

 いつものイリアは、ここでただ本能のままに弄っていたが、一つ閃いた。
(ルカの指だと思ってやると、どうなんのかしら?
胸がそうだったから、ここもルカが触ってくれるとしたら・・もっと気持ちよかったりして)
 そう思うと、ベッドで魘されているルカの顔を頭に焼き付けるように、じーっと見た。
 目を瞑り、頭の中でルカの顔をもう一度思い浮かべる。色々なルカの顔があるが、こんな時に情けない顔もおかしいだろうと思い、笑っている顔にした。
 深呼吸をしてルカの顔を頭に浮かべながら、おそるおそる指を動かした。
「あ・・っ」
 奥に入ると、水が撥ねるような小さな音がした。
 元々ここがイリアの一番よく感じるところで、胸よりも何倍も気持ちよく感じ、濡れるのも早かった。
「・・ルカ」
 ルカを思い浮かべながらやると、それは一際芳しいもので、指の隙間から漏れた液がパンツに滲み始めるのも時間の問題であった。
 指を動かすたびに、胸を弄くるのとは別の快感が身体に広がる。
 繰り返し、継続して快感を受け続けていくと、それは溢れて身体や愛液に表れていく・・・
 溢れ出た愛液が下着を伝い、外部へ露出していった。椅子の上に小さく零れ、イリアの快感の高まりと共に徐々にその水溜りは広がっていった。
 椅子の上に愛液の水溜りが出来たことに気付かないほど、彼女は熱中していた。
 胸元にあるルカの手を再び動かし、胸の突起を中心に愛撫してもらい、更なる快感を得ると、イリアの声は本人の制止が聞かないほど大きくなっていた。
「はぁ・・気持ち・・いいっ
ルカ・・ルカ・・・!」
 歯止めが効かないのは声に留まらず、秘所へ這わしていた指もまた止まらない。
 愛液で下着はぐしょぐしょになっている気持ち悪さも感じないほど快感に酔いしれ、酒でも味わえない極上の気分になっていた。
「もっ・・ちょっと・・行ってもいい・・・かな?」
 聞いていないルカに問うと、イリアはパンツを脱ぎ、一糸纏わぬ全裸になった。
355名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:48:32 ID:eZ1C9jnA
 下着を脱いだことで、茂みに隠れていた部分を外気に晒すと、イリアは椅子の上で足を大きく広げた。
 膣口を塞ごうと言う構造に反抗するように、指を広げて左右に押し広げ、守られていた秘裂に中指を挿入させ、更なる快感を求めた。
 将来子供を産むところだから大事にしろという親の言いつけを守らず、快感を貪るように激しく前後し、膣壁をこすり、喘ぎ声を漏らした。
「はぁ・・ひゃっ! あぁ…んん、い、イイ! 気持ち・・いい・・!
ルカの手・・すごく、ルカ、ルカぁ…!」
 彼の名前を狂った様に連呼しながら自慰行為。自分でも恥ずかしいと思うが、声と快感は止まない。
 ピチャピチャとイヤらしい音が、夜のガラムの宿屋に響く。
 隣で今も寝ているルカが何かの拍子に起きたら、心臓停止してしまうのではないかという考えが頭をよぎるが、そのまま何処へと消えていった。
 それどころか、(その時はルカに触ってもらお♪)という考えすら浮かんできてしまったのだから、後で思い返すと自分がどれだけ淫乱なのよと後悔してしまうだろう。
 しかし、快感が五体に満遍なく浸透している今は、そんな恥知の心とはお構い無しに、彼の名前を思うがままに叫び、望むままに快感を得ていた。
 自分の意思が効かないようになってから何分が経っただろうか、イリアは自分の中の異物のような絶頂が込み上げてくる強い違和感を感じ取った。
「気持ち・・・いいよ。ルカ・・ルカぁ・・」
 込み上げる絶頂を誘導しようと、イリアは指をますます早く深く動かし、
 ルカの手を強く握り、胸の拉げ様に神経が行き通らないように強く握った。
 ルカの身体が動くほどに強く引っ張り、
「はぁ・・はっんあ! いく! いっちゃう! ルカ・・
ルカ・・ルカ・・・るかぁ・・・もう・・・・ぁ」
 呂律も回らないまでに快感に酔いしれ、虚ろな瞳で天を見上げた。
 そのまま硬直して、何も考えられない状態がしばらく続いた。込み上げてきた絶頂という異物は、自分を股間から頭まで貫き、そのまま身体に溶けていった・・・

356名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:49:06 ID:eZ1C9jnA

 身につけている衣服全てを着るには、身体が火照りすぎた。が、とりあえず、下着だけでも身につけた。
 達した後にあちゃ〜という顔をして己の考えと行動を振り返ってみた。
(こんな・・変なことで感じちゃうなんて、アタシ変態なんじゃ・・
まあ、誰も見てないみたいだし、いっか!)
 自分の行動一つ一つに銃弾をぶち込みたい衝動に駆られるものの、その悔いたい思いの代わりにあんなに気持ちいい体験をしたんだから、まあ免罪してやろうと思ったとき、
 どさっ! と、ルカがベッドから転がり落ちてきた。
 心臓飛び出るほど驚いたイリアだが、ルカが眠ったままだということを確認すると、ほっとして彼をベッドに戻した。
 ぐっすりと眠っている彼を、弱っている小動物を見るような目で(空腹時のコーダを除く)、観察するようにじーっと見ていた。
 ルカの規則正しく繰り返される寝息を聞いて、彼を眺めるだけで飽きず、時間が過ぎるのは早かった。


357名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:53:02 ID:eZ1C9jnA
イリア(自慰)は終わり。



こっから、二通りに分かれる。
ハスタ×イリアの強姦物(そんな大それたものじゃないけど)に移るか、
もしくは、ルカ×イリアの純愛物に移る。


まずは、ハスタ×イリアの強姦物の方から。
358名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:54:11 ID:eZ1C9jnA




「こんな甘い雰囲気に、忘れた頃に現れるオレ。」
 イリアはビクッと身体を震わせ、謎の声がした方向へと視線を急がせた! が、その時既に自分がとんでもないミスを犯したことに気付かなかった。
 案の定ハスタが居た。自慢の長い槍を、案山子のように肩に背負い、やる気無さそうな表情は昼夜を問わない。
「趣味悪いわね・・本当に趣味悪いわっ!
せっかく人がいいムードに居たって言うのに」
「いいムードのときに現れるいりゅーじょにすと・あるていすと。」
「あ〜っ! もう聞きたくないーっ!」
 イリアは腰にかけてある銃へと手を伸ばそうとしたが・・そのとき自分の格好があられもない下着姿だという事に気付いた。
 銃はズボンと共に脱いでいたため、自分は完全な丸腰だった。
 ハスタは、この暗闇の中でもそれに気付いているのか、余裕を持っていた。
 へらへら笑ったかと思うと、チラリとイリアの裸体を眺めたり、身体を左右にぶらぶら揺らしたりと余裕の割りには落ち着き無い。
 イリアは隙を見計らって銃を拾いに行こうとしているが、ハスタはそれを感じる度に同じことを繰り返す。
「全国の歯医者さんの87%(当社比)が、完全な丸腰で居た方がいいとおもうよ」
 一言一句同じ言葉を二度、三度と聞かされる。イリアは針が爪に刺さっているような鋭い恐怖を跳ね除け、抵抗する。
「余っ計なお世話よ!」
「人の忠告と、ワァーオは聞いた方がいいぴょろよ〜。」
 軽く抵抗を嘲笑うと、ハスタは槍でイリアの脱ぎ捨てた服を一突きにした。
 まるで力が入っていないような一撃なのに、それは硬い銃身を貫き、武器からガラクタへと格下げした。
(ア、アンジュ、早く来てよアンジュ!)
 裸体を隠すことも忘れ、抵抗するように構えるが、全く意に介さないようにハスタは体の向きを大きく傾げる。
 それが自分をどう料理するか、じっくりと眺める視線のように感じられ、気分が悪く感じられた。
「それ以上近づいたら、ぶっ飛ばすからね!
こ、こう見えても乗馬で鍛えた力はあるんだから!」
「アンタ、人間ミタイナ事言ウネ」
 一対一で直と向き合うと、この男がいかに嫌味な男かがよく分かる。いつのときも第三者が居るように話し、しかもその第三者が無茶苦茶おかしい人間だ。
 この余計なお喋りが続いてくれれば、(アンジュが来るまで時間が持つかも)と言う淡い期待は続いてくれたが、
 ハスタが公園を散歩するようにノシノシと近づいてくると、淡い期待も花開くことなく、期待のまま終わってしまった。

359名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:54:50 ID:eZ1C9jnA

 イリアなりに精一杯抵抗したものの、力でも速さでもリーチの差でも勝るハスタに勝てるわけが無く、あっさりと腕を掴まれ、壁に叩きつけられた。
 逃げようともがくが、全体重をかけて押しつぶすように押さえられ、喉元に槍の矛先を突きつけられた。
「鬼ごっこの鬼はオレ、で、お前はその鬼に殴り殺される村人Aさん!
さーてオレの体の中に住んでる紳士淑女の皆さんがお待ちかねですねー、いいですねー!」
 あの嫌な顔が、声が、吐息がかかるほどに近づいている。どれだけ気分を鎮めても、これは到底我慢できるものではない。
「いいわけないわよ! だ、れ、が、村人Aよ!」
 ハスタはひょろ〜んとした表情でイリアの話を聞いていた。
 威勢がいいのは口だけで、身体は磔にされた罪人のように身動きが取れない。が、それで十分。
 何も知らず寝ているルカの身だけでも守ろうと、イリアはできる限りハスタの注意を引く。アンジュが来る時間稼ぎも兼ねて、この男の下劣なショータイムに身を置いた。
 それには、自分のプライドを質屋に預けるような止むを得なさを痛感させられた。
 が、勘か推理か、ハスタはイリアのその切ない思想を見切っていた。
「そういえばオレー、なーにしに来たんだっけ?
ふわふわのぽっちゃりさんを殺しにきたんだっけ? 同根のできそこないデュランダ・・・何とか君と遊びに来たんだっけ?
あれ〜? イブラ・イリア・ヒモビッチさんとお肉の競売しに来たんだっけ?
おお〜〜〜、思い出したっぷー。ファッションセンスがイマイチな青い服君を殺しに来たんだった。」
 惚けた言葉とズレたアクセントであっても、ハスタの言葉はイリアに世界が終わったような表情をさせた。
「こっのっ・・・!」
 ハスタの拘束からの脱出を試みて、イリアは身体を前後に力任せに動かした。だが、後ろから押さえられた状態で、どれほどの力が出せるものやら。
 一瞬の開放すらなく、あっという間に力尽き再びハスタの身体に押さえつけられた形に戻った。
 唯一違う点は、もうイリアには暴れるような激しい抵抗をする力がなかった。
「いやん。そんなに暴れたら脂肪が取れちゃう」
 ハスタはそういうと、イリアの下半身へと手を伸ばした。
 暴れたため、薄っすらと汗ばんでいた下着は、肌にびっちりと張り付きそのボディラインをくっきりと表していた。
 15歳にもなれば、男を誘惑する体はとうに出来ている。
「ひィ…!」
 尻部にハスタの指が触れると、イリアは背筋に寒いものが走った。嫌悪感から身を捩って逃れようとするが、ハスタが「どーん」と体当たりをすると、その体力もつき、壁掛けカレンダーよろしく押さえつけていないと倒れる状態にあった。
「痛・・痛いっての!」
「現代っ子は我慢が足りんな。俺が子供の頃は、たいざんめーどーしてネズミいっぴきぐらい、何かあった気がする」
 意味が分からない会話を繰り出しながらも、ハスタの行動は誰にでも分かりやすいものであった。

360名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:56:15 ID:eZ1C9jnA
 イリアも耳だけで十分わかった。ハスタがジッパーを下ろし、彼のモノを外に露出していることに。
 身体が動かない分、頭は働いていた。イリアのあそこは先ほどの自慰行為の直後で、
 すでに男を受け入れるために十分に濡れそぼっていたことをすぐに思い出してしまった。
 こんな男のために濡らしたのではないのに、秘部はひくひくと波打ち、男を受け入れる準備が整っていた。
 抵抗する力は使い果たしたし、この男に説得は通じない。
「アンジュ・・アン・・ジュ! 助け…て・・・」
 壊れたレコードのように何度も途切れ途切れに仲間の名前を呼ぶが、返事は無い。
 ハスタの指が、イリアの蟻の門渡りにある下着をずらすと、そこに勃起しきったモノを押し付けた。
「食欲と海水浴と殺人欲・・・俺の一時的欲求、先の火山じゃ満たせなかったから、ここで満たしてイイよね。イイデスネ??
行っくぴょん♪」
「や・・い!!」
 ぶちっと音を立てるように、勢いよく処女膜が千切れていった。
 十分に濡れていたはずなのに、ハスタのモノを受け入れるときのイリアは、身体が裂かれるような苦痛を感じた。
「ひ…!! ……いた…………うあんぅ!」
 一度も貫かれたことの無い処に、猛ったように肥大化した剛直を奥深く挿れられ、痛みと無縁のワケが無い。
 涙が枯れることなく零れ、それと呼応するように秘部からも愛液に混じった破瓜の血が流れた。
 ハスタは純潔の証である破瓜の血を指で拭き取り、ぺろりと舐め、そのままイリアに口移しした。
 苦味に顔を顰め、泣き声と共に咽た。
 押し込むだけ押し込むと、後は興味が無くなったようにイリアの中からモノを引き抜き、彼女の身体からも離れた。
 射精が目的ではなく、ただ挿れたいだけという変わった願望を果たすと、後は彼のモノもすっかりその大きさを縮めていた。
「ハスタさんはとんでもないものを盗んで行きました。貴方の何か? です(驚異的あやふや)。
いやん、疲れた。俺は自分の家に帰る。」
 支える力無く床に倒れこんだイリアに興味を示さず、ご機嫌に鼻歌を混ぜながらルカに近寄った。
 何とか身体を動かそうと必死になるイリアだが、声すら出せず、ハスタを視界に捉えることも出来ない。
 股間の裂けた痛みばかりが頭で繰り返され、無情にもルカを守る力は出てこなかった。
「マイホーム、それはこの子の胸の中だってばよーーー」
 ハスタは狂人そのままの台詞と形相をして、槍を勢いよくルカへと落とした!
 次の瞬間、ライフルの銃弾がハスタの槍の柄に当たり、槍と彼を大きくずらした。
「おろ〜ん?」
 惚けた声を出したままぐるっとその場で一回転。元に戻ったとき、再度銃弾がハスタの持つ槍へと当たり、
 そのまま勢い余り窓硝子へと叩きつけられたところで、遠めに硝煙の匂いを嗅ぎ、次弾を装填するリカルドがいるのを確認した。
 同時に、その後ろから闘牛のような勢いと鯱のような速さで突っ走ってくるスパーダも。
「ゲイボルグッ!」
「…………何だこの展開?」
 お決まりの負け台詞を言うと、ハスタはスパーダの体当たりを受け、窓硝子を突き破って外に出た後、背を見せ敗走していた。
「キーン」
 スパーダが窓から身を乗り出して後を追うが、すでにハスタは海のど真ん中。
 ざんぶらこざんぶらこと、剣も銃も届かない距離へと逃げていくのを、スパーダは歯軋りして見届けるしかなかった。


361名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:56:38 ID:eZ1C9jnA
「また逃げやがった! 次会ったときは」
「ベルフォルマ、迷惑だ、静かにしろ。」
 リカルドが小声ながらも一喝すると、すぐに静かになり、帽子で目を隠した。それは面目ないという意味もありながら、床に伏して泣いているイリアを見つけたからでもあった。
 イリアがハスタに何をされたのかは一目瞭然、推して知る必要も無い。
 被害はそれだけに留まらず、アンジュも部屋の外で同じ目に遭わされていた。たわわに実った乳房にはハスタの手形が残されるほど強く握られ、乱暴に犯されていた。
 事前にルカのことを思って自慰行為をしていたイリアと違い、アンジュはまったくの不意打ちであった。
 神に仕える清らかな身であることを義務付けられた彼女は、犯された衝撃で、痛みを訴える声も、助けを呼ぶ声も出なかったようだ。
「婦人に任せていたのが悪かったか・・・いや、別々行動していたお前らに非があったのか?」
 冷静に考えをまとめるリカルドの言葉も入らない、二人は操り糸が切れたように体の露出を隠すタオルを纏い、はだけないように必死の力で握っていた。
 スパーダがリカルドの胸倉を掴み、隣の部屋へと投げ飛ばした。しっかりと受け身を取るリカルドに、スパーダが詰め寄る。
「リカルド! 冷静に対策を考えるのはいいけどよ、時と場を考えろ!
二人がハスタに何をされたか、アンタだって想像がつくだろ!」
「ああ、失敗したためセレーナとアニーミはハスタに犯された。
だからこそ、次回同じようなことがないように至急に対策を考えるのだ。
もし一人ではなく、二人以上いたならば、ハスタに片方が犯されたとしても、もう片方は俺かお前に助けを呼ぶことは出来た。
そうなっていれば、それ以上ハスタは手出しが出来なかっただろう。」
「そうやって正論言えば話がまとまると思ってんのか!?」
「怒るのは勝手だ、お前がどう俺の考えに反論しようと勝手だ。
だが、俺達がこうやって花も実も作らぬ喧嘩をしているうちにハスタがまたやって来て、あいつらをまた襲ってきたらどうする?
俺達は彼女らと同室にいないことで、一手ミスしているぞ。」
 諭すように言われると、スパーダは怒りの表情のままリカルドから手を離した。
 返す言葉も無い。あえて言うなら「馬鹿野郎」と言う謂れもない罵声だろうか。
 ここにずっと居ると、ハスタが来た時にまずいことは一理ある。
 かといって、犯されて身も心も傷ついた二人の居る部屋に行くわけにもいかず、せめて同性のエルマーナを・・と思い、夜のガラムを歩いた。


362名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:59:13 ID:eZ1C9jnA
終わり。

ぶっちゃけ、この話って、イリア(自慰)んときの前半のリカルドとスパーダのこの後出ますよ的な会話が、
何の花開きも無いままルカ×イリアの方が終わったから急ごしらえで書いたものなので全然エロ要素がない。スマン。
363名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:00:49 ID:eZ1C9jnA















ちょっとスペース離して、>>356からルカ×イリアの純愛物へ。
まあ、ルカがちょっぴり黒いキャラになってるけど。
















364名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:06:11 ID:eZ1C9jnA

「イリア…」
 ルカの深い寝息が止まると、何の前触れも無く彼女の名前を呼んだ。
 下着しか身につけていないイリアは取り乱し、思わず毛布に手を伸ばして肌を隠した。
「ルカ! お、起きたの?」
「・・・・」
 一瞬空耳かと思い返したほど、ルカはベッドから動かない。彼の鼻をちょんと触るが、大きな反応は見られない。
 しばらくしてまた寝息を立て始めた。イリアは、今のが寝言と分かると、余計なことで驚かされたことにムカッとしたものの、ルカが無事と分かると嬉しかった。
 しかし「寝言」・・・と、決め付けるにはまだ早かった。ルカの手が、イリアの身体を覆っている毛布に伸びしっかりと掴んでいた。
 かといって起きてもいない。半覚醒状態、夢遊病のように、彼の体が本人の意思なく勝手に動き出していた。
 下着しかつけていない身体が冷え始めたイリアは、服を着ようと思い始めた―――と、毛布を引っ張るルカの手に気付いた。
 ルカは性欲ではなく、単純に寒いから毛布を取り返そうとしてやっていることなのだが、イリアには先ほどの事もあり、真っ先に先の延長上にあることが頭に浮かんだ。
 ルカは上半身裸で、包帯の下には華奢ではあるが男の子の身体をしていた。一度冷えたイリアの身体が再び火照り始めた。
「やっぱ・・アタシと全然違うわね」
 イリアが心臓を激しく鳴らしながら彼の体を見ていると、ゆっくりとルカの上半身が起き上がった。
 目は虚ろで、更に俯いたままで全くイリアの事を見ていない。
 心ここに在らずの今、部屋の中に居るのが誰なのかすら気付いていないようだ。
 多分、オズバルドが居たとしてもイリアと呼んでいただろう。
「イリア。僕、欲しいんだ(毛布が)」
「ほ、欲しいって・・アタシを!?」
「うん・・・」
 考える力が無いルカは、意味は分からないがとにかくハイハイと頷く。
365名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:06:50 ID:eZ1C9jnA
(えーっ! ちょ、ちょっとこんなに積極的にこられると困るんだけど!)
 性欲と貞操の葛藤に、イリアはどうすればいいのか分からなくなり動きが止まった。
 ルカは相変わらず毛布を強く引っ張るが、中々自分の物にならない事に苛立ち、それまで以上に力を込めて引っ張ると、
 毛布を離さんとしているイリアを椅子から落としてしまい、イリアの手から毛布がするっと抜け、床に落ちた。
「きゃっ!」
 下着しか身につけていない身体を恥じ、手足を丸めて隠すと、あわあわと驚き戸惑っていた。
 そんな彼女の姿に気付かず、ルカは床に落ちた毛布を拾いに上半身を乗り出すが、そのまま勢い余りベッドから落ちた。
 落ちた拍子に、下に居るイリアを押し潰し、その柔らかい肢体をクッションにしたお陰で、彼は余計な傷を負わずに済んだが、
「ん・・・なんかやわらかい・・」
 ルカの右手はイリアの頬に、左手は太股に、顔は胸に当たっていた。
「こ、なっ! や! おたんこルカ! どこ触ってんのよ!?」
 声では嫌がろうにも、体勢と性への要求が高くて、どうにも引き剥がしといった行動へ移れない。
 口での注意などで、今のほうけたルカが止まるわけが無い。逆に本能的に、イリアの雌の身体を弄くった。
「イリアの・・おっぱいだね。結構大きいなぁ」
 顔を上下に器用に動かしてブラをずり上げると、その突起を唇で啄ばみ、ぴんと引っ張っては軽く舐めた。
「ひぃ・・くう…ん」
 子猫のように顔をしかめ反応を隠すイリアだが、下半身は素直に反応し、くちゅりと再び秘部から愛液が滲み始めた。
 ルカの左手が若干の湿り気を感じ取ると、少し動かしてその処をつんと突いた。
 単純な挿入でもイリアをますます高揚感に包み込んだ。
「はっあっ!」
 ルカが指を中で動かすだけで、声をあげて仰け反るイリア。彼女の反応を見たルカは、同じ行為を繰り返した。
 想像したルカの手が愛撫してくれて、自分でやる以上に感じたイリアは夢心地のように感じ、身体を流れに任せた。
366名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:07:20 ID:eZ1C9jnA
 大人しくなった彼女を後ろから抱きかかえ、ルカは囁くように言った。
「ほんとうに女の人って濡れるんだね。びしょびしょだよ。」
 イリアの秘所を擽るように指を動かし、そこから溢れ出る蜜を指に塗りたくるとペロっと舐めた。
 そして、再び元通りに彼女の秘所へと挿入し、彼女が感じるようにじっくりと甚振る。
 少し弄っただけでも十分な濡れ方。 ぷちゅ、ぷちゃ…蜜が膣中で音を鳴らし始めた。
「イリアは結構こういうことしてるの?
それとも女の人って、皆こんなに濡れるの早いの?」
「そん、な・・ほかの人な…んて知らな……あんっ!」
「じゃあ、最初の質問に答えて」
「だから知らな・・いって…ばぁ・・
あ・・ぁあっ!!」
 感じたことでイリアは甘い官能の声を漏らす。だが、突然彼女の快感の流れがぷつと止まった。
 彼女の回答に不満があったのか、ルカが挿入していた指を抜いていた。
「イリアがよくしているのかどうかを答えてくれないとさ・・続ける気がおきないや…」
 小悪魔の誘惑のような囁き・・アクメを感じかけていた彼女には、耳を傾けざるを得なかった。
 この銀髪の美少年は、普段は臆病なのにこういう場面になると武将顔負けの性を見せていた。
 両の手で胸を鷲掴みにして、超音波のように小刻みに震わせるが、イリアはもうそれだけでは到底満足できなかった。
 線香花火のような弱い性感ではなく、打ち上げ花火のような強い刺激を、身体が求めていた。
「ルカ、答える! 答えるから続けて!」
 下を向いて観念したように言う態度に、ルカは屈託の無い笑顔を見せ、首筋に軽いキスをした。

「えーっと」
 答えにくそうに、軽く握られた手を口に当てる。恥ずかしさに身体が張り裂けそうでも、それが許されない。
367名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:08:02 ID:eZ1C9jnA
「して・・・る方かもしんないわね。
乗馬の最中に鞍があそこに当たって、変な気分になっちゃうこともあるし・・」
「こんな風に?」
 ルカの言葉を皮切りに、再び秘部への愛撫・・・今度は指を二本押し込み、それぞれが全く別の生き物のように膣内を動き回る。
 ぶるると身を震わせて快感を受け入れ、はぁと甘い声を漏らす。
「ねえ、こんな風なの?」
「こんな・・て、く、鞍に指なん…か無っいわよ」
 「ふーんそうだよね」と納得しながら、ルカはイリアの首筋へ唇でちゅっちゅっと弱くキスしていた。
 ぞくぞくする感触に、イリアは涙を零し始めた。
 いつも強気な彼女の見せる姿に、ルカの心の悪戯がピンと動き出した。
 膣内でぐりぐり動かしていた指を抜き取り、呼吸が乱れたイリアに面向き合うと、ニコっと笑った。
「イリア、こういうことしていいよね?」
 と言って、ルカはイリアの眼前で自分のズボンを脱ぎ、大きくなったモノを出した。
 イリアは全身の毛が逆立つほど驚いていたが、ルカの手が彼女の肩を掴み、逃げられないように固定していた。
 それでも怖いイリアは目を固く瞑り、なるべく思い出さないようにしていたが、
 ルカが腰を動かし、モノが頬に付くと、小さい悲鳴をあげると共に頭の中はそれ一色になった。
 頬が糊を付けたようにべたべたして気持ち悪い。イリアの小さい顔に、ルカは何度もピタピタぶつけた。
「これをイリアの中に挿れたいんだ。それでお願いがあるんだけど・・・
僕の、まだ剥けてないんだ。このままじゃ格好つかないから、イリアに剥いてほしい。」
「ちょっと何頼んで・・・って、ルカ! おに、鬼でしょ、鬼ねアンタ!」
「イリアのことが好きだからお願いしてるんだよ………」
 ルカのたった一言で、千口を止まらず続けられるイリアは絶句した。
「えっ・・あ、あの、アタシは・・・」
 突然の告白で、心の整理に鏤骨していると、
「やめちゃおうかな・・・」
 という迷いを打ち消すようなルカの一言。
 足腰が立てないほどに感じた体と、高く登りたい自分の気持ちに後押しされ、固く瞑っていた目を開いた。
「剥く…ってどうすればいいのよ?」
「さあ、イリアに任せるよ。」
「う、上手く行かなくてもし、し、知らないから!」
 ゆっくりと、膨張したモノを手で覆い、吐息が届く距離で静止した。
368名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:08:56 ID:eZ1C9jnA
 踊るように高鳴る心臓、混乱一歩手前にまで取り乱している頭の中、震えで鎮まらない手付きでゆっくりと、ルカの皮を広げ、下げていく。
 赤く染まったモノが包皮のカバーから徐々に現れ始めた。
 ルカはイリアの優しい手付きにすぐにでも精を放ってしまいそうだが、頭の中で電球が光り、閃いた。
「イリア・・・少し思い出したよ。
半分ぐらいは手でそのまま出していいんだけど・・それから先は濡れた物でゆっくりと湿らせてからやるんだって。
そうしないと、腫れてしばらく使い物にならないって言ってたよ」
 純度100%、根も葉も無い大嘘。普段ならイリアも騙されない、しかしこの状況で、更に
「だから、イリアの口とかで舐めて、ゆっくりやらないと、イリアもこれ以上気持ちよくなれないんだってさ」
 と快感を得られなくなるような事を言われると、エイジャの赤石に時限爆弾が仕掛けられているよろしく疑いつつも従うしかない。
 本当に半覚醒状態? と疑いたくなるほどルカの頭の切れ具合は鋭い。
「分かった・・舐めてあげる。それしかないんだったら、しょうがないからね。」
 言葉通りに、イリアは小さな口を開け、ルカのモノを精一杯ほうばった。
 嫌々亀頭を舐め、その周りを覆っている皮をしっかりと濡らし、丸いパイの皮を一枚一枚捲るようにルカの亀頭を出していく。
「わわ・・あぁ。」
 イリアの舌付きに、ルカも声を漏らす。
 これが1分2分と継続して行くと、ルカに溜まった快感もまた高まり、愛撫を受けているようにポタリと汗を垂らし、イカないように努めていた。
「どうしよ、イリアの口の中・・に・・出ちゃう・・か・も」
 言葉が届かないぐらいイリアは緊張し、涙を流しながらちょっとずつ、ちょっとずつ捲っていた。
 笠の部分まで出し、もう少しというところで一旦口を離し、げほげほと何度もむせた。
 口から零れた唾液を手で拭き、頬裏や舌の気持ち悪さも取れ、さてもう一頑張りと鼻息荒く構えていた
 その彼女の頑張りを前にして、ルカが顔をイリアと同じ高さまで下ろしていた。
「も…もういいよ。これ以上続けると・・・
あの・・・僕が・・もたない…んだ…」
 と、恥ずかしそうに言うが、イリアはそれが耳に入らずルカのモノにしゃぶり付き、しっかりと濡らしながら皮を剥き始める。
「えっ! イ、イリア! それはもういいってば!
だ、駄目だよ・・だ・・め…ぅ…ぅぅ………」
 底から沸きあがってくる射精の予感が強くなると、ルカはだんだん声が小さく、細くなっていく…
 目を瞑って射精に耐えるが、イリアの舌テクの上達は早く、精に不慣れなルカはすぐに射精へと達してしまった。

「・・・飲んじゃったんだけど」
「うん、僕のを飲んだね」
 あっけらかんとしたルカには、少しの罪悪感も見られなかった。
「なぁんでそんな前向きなのよ! ・・・あんた本当にルカ?」
369名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:09:58 ID:eZ1C9jnA
 いつもと違うルカに、イリアはどうにもやりにくそう。
 逆にルカは先へと進もうと、イリアのパンツに手をかけ、太股の辺りまで引っ張っていた。
「や…」
 イリアは恥ずかしそうに顔を背け、背けた先で耳まで赤く染め、暴れる心臓の鎮まりを願っていた。
 辱らう彼女の珍しさに、ルカはわざとらしくゆっくりと下着を脱がしていく。
 蟻の歩みよりも遅いスピードで、膝頭まで下げると、一旦イリアの顔を見た。
 息もするのも辛そうでも、ルカにはその表情ですら可愛らしく思えた。
「かわいいよ、イリア」
「・・・バカ」
「足広げるよ」
 下着を片膝に残したまま、貝のようにしっかりと閉じられていた足を広げて、ルカはその奥をじっと見た。
 僅かばかり膨らみ、性感の高まりを割れ目から感じ取ると、顔とは別の女性の魅力を感じて、つい意地悪を言った。
「イリアって初めて?」
 今のイリアは恥ずかしさで言葉が耳に入らない、質問をしても顔を背けたまま。
 小刻みに震える彼女を引き寄せ、胸を両手で揉むと、ますます身体を震わせ、顔を逸らした。
「初めてなの? 教えてくれないとずっとこのままだよ?」
「う・・うん。」
「嬉しいなぁ〜♪
イリアの初めての人になれるんだし、僕の初めての相手が処女のイリアだって!
後でスパーダに自慢してもいいかな?」
「や、やだって! 知られたら絶っ対になんか言ってくるから」
 ルカはくすっと笑う。
「嘘だから安心してよ。僕だって絶対に何か言われるからね。
でも、イリアが実はけっこうエッチだよってことは言おうかな♪」
 いつものルカいじりのお返しとばかりにイリアをいじる、いじる、何度もいじる。
 とはいえ、ここまでの蓄積でイリアいじりも満足いったようだ。
370名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:10:37 ID:eZ1C9jnA
 ちゅ、と触れるような軽いキスをすると、テスト中でも見せない真剣な眼差しを向ける。
 彼女をきつく抱き締め、そのまま押し倒した。

 ルカの腕の中に顔をうずめると、ハスタに刺された傷が目の前で滲んでいるのが目に入った。
「傷・・・痛むんじゃないの?」
 胸の傷を、優しい手付きでイリアが撫でると、ルカはイリアの艶やかな髪を撫でた。
「イリアの初めてが痛むならさ、僕だって痛い思いをしないと不公平だから、このままの体勢でいいよ。
我慢できないぐらい痛いなら、背中に爪をつきたててもいいから。」
「・・おたんこルカのくせに、シャレたこと言うものね。
それじゃ、こっちも痛かったら容赦しないからね。」
 ルカの首の裏で手を組むと、爪をしっかりと拳の中にしまい、イリアは目を瞑った。
 ルカは深呼吸をすると、自分のモノを掴み、ゆっくり挿入をした。

 押し込み始めると、間もなくぷつぷつという弱くも確かな感触がモノを通じて伝わり、意外なほど、すんなりと入った。
 ルカがあんなに焦らしたお陰で、痛みを感じないぐらいに濡れたのか、それともルカのモノがあまりに小さいものだからか、何にせよ痛みを感じなかった。
「・・おたんこルカ、アンタの背中をどうやって痛めつけてやろうか構えていたのに、意味ないじゃない」
 可愛げない態度を見せるが、内心は嬉しくて堪らない。
 最初はホットドッグを貰っただけの仲だったのに、今は自分の初めてを捧げる相手にまでなったことに、感慨深いものを持っていた。
「処女じゃなくなった今の気分はどう?」
 ルカは小悪魔っぽく笑い、純情な女性には答えにくい質問をしてくる。
「なんか・・・あ…想像して・・たよりも、ずっと痛くない・・
・・・あっ!!」
 イリアが大きく跳ねた。ルカがモノを強く膣壁に打ちつけて、そこからすりすりと膣壁を擦っていた。
 口から声を漏らして喘ぐ、イリアの気持ち良さそうな顔をルカは舌でぺろっと舐め、不満顔でもう一度言った。
「そうじゃないってば。
痛いかどうかじゃなくて、どんな気分なの? 答えてくれないと抜いちゃうよ?」
 ルカの腰がゆっくりと動き出し、イリアを突く。錦のように尊い新たな快感が登りつめてくる。
 彼女の心と記憶に永遠に刻み込まれるであろうそれは、短時間で終わらせるにはあまりにも勿体無い。
 ルカも同じだが、ルカはもっと楽しみたい気持ちが強く、行動のベクトルは全て楽しむほうへと向いていた。
「もう一度言うよ。
ねえ、イリア♪ 僕のがキミのこんなに大事なところにずっぽり入って、被処女になった感想はどうなの?」
 いやらしい言葉を混ぜつつ聞いてくる彼に、一片の怒りも沸かずに素直に答えた。
「うれ・・し・・・い。んん……ぅ…! うれしい・・ってば。
いつかね…こんな日が来ると思ってたけど・・はぁっ! あ・・アンタが相手で、優しく・・してくれたか・ら・・ね」
 甘い喘ぎ声を混ぜつつ、感じたままに喋った。
「僕も嬉しいよ。」
 ルカがイリアの頬に強い口づけをして、2,3日は残るような濃いキスマークを残した。それは岩の破片で出来た疵に重ねるようにつけられていた。
371名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:11:11 ID:eZ1C9jnA
 手をあてて恥ずかしがるイリアの表情はマタタビで酔った子猫のように可愛らしげ。
 反対の頬にも同じように濃いキスマークを作り、舌でちろちろと擽る。
「る・・・かぁ…」
「イリア、もっとイジワルしたいんだけど?」
「・・・もう、限・・界、焦らさないで・・お願い…!
動いて・・・あたしの気が飛びそうなぐらい・・・動いてよ・・」
 ぽろぽろ涙を流し、泣き声でイリアはおねだりした。
 「イリアがこんな事を言うなんて絶対に無い」と思っていたルカは、彼女にこんな台詞を言わせたことや、
 モノを通じて膣から感じる天にも昇る快感に、満面の笑みを浮かべる。
「それじゃあ、アニーミさん・・・じゃなくて、他でもないイリアのお願いだからね。」
 わざとらしく間違えた。さん付けで呼んでいたあの頃は、うだつが上がらなかったが、今は逆におねだりするという力関係を確かめるようであった。
「動くよ。しっかり感じてね」
 腰の動きを再開し、ぐむっと押し込んで子宮口のところに先端を触れさせる。
「はぁあんっ!」
 ぐいぐい膣を圧迫される感覚が続き、イリアの身体がそれまでとは違う震えになった。
 腰を上下に揺らしながらゆっくり引き、また一気に押し込む! 繰り返しが何度も続き、膣内から出る愛液がポタポタと滴り落ちた。
 爪を噛み、ルカと繋がっている快感の波を受け入れる。
 嬌声をあげて酔いしれるその快感が、彼女の中に再び込み上げている絶頂の予兆にすぎないといっても信じないだろう。
 ルカの腰がリズミカルに奥へ前へと何度も往復し、その度にイリアは声をあげ、身体を震わせ仰け反る。
 先ほどまで男を知らぬ処女だというのが信じられないほど感度良好、ルカのモノが膣内のどこを触っても、指が胸のどこに触れても媚薬を使ったような声を悲鳴のようにあげる。
 ルカも同じように、イリアの中で圧迫されるモノを通じて、膣内の熱や感触が面白いように分かった。
372名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:11:32 ID:eZ1C9jnA
「イリア、キミの中・・・すごく温かい・・・
僕を、キミがしっかりと抱いてくれてるよ・・」
「ルカぁ・・るかぁ・・」
「もっと、イリアの協力で、気持ちよくなりたいなぁ。」
「んぅ…いいよ・・はぁ、ルカがしたいなら・・なんでもしてあげる・・」
 気持ちよさで、目の焦点も定まらない、絶頂感が全身に走るのも時間の問題だった。
 身体はそれを知っているのか、ルカとやけに肌を密着させていた。
 手と手を繋ぎ、足はルカをしっかりと抱きかかえ、頬と頬が擦れ合う。
「イリアのあそこ、もっときつく締めて。閉じるようにだよ。」
 快感という逃れようの無い催眠術をかけられ、言われるがままにイリアは股をできる限り強く閉じた。
 膣も縮み、受け入れているルカのモノを強く圧迫する。柔らかい膣壁と燃えるような膣熱が、ルカのモノを一層強く包み込む。
「きもちいい? ルカ・・これで気持ちいいの?」
「最高♪ こんなに濡れてさ、こんなにポカポカで、きゅぅ〜って僕のを圧迫してくるんだもん。他に言葉が無いよ。
それにしても、凄い濡れ方だね。僕と知り合ってからも、自分でもこういう行為をやってたんじゃない? けっこうエッチだよねイリアって。」
 思い当たる節あり、というか、ルカが起きる前にしていた。
「そ・・ういうのって、ルカは・・嫌いなの?」
「今は大好きだよ」
 その今が、半覚醒状態という意味の今なのか、それともイリアがそうだったから好きなのか、はっきりしないところがあるが、
 イリアはその言葉でにこりと笑って、ルカの腕の中で飼われた子猫のように大人しくなった。
「もちろんイリアのことだって大好き。
どれぐらい好きかって言うと、ね………!!」
 ルカの腰の動きが急に早くなった。
「きゃぁう!!」
 イリアが声をあげても全く意に介さず、愛液が零れるほど強く打ちつけた。
 膨らんだイリアの胸が落ち着き無く上下に揺さぶられ、二人の髪の毛がばさり、ばさりと乱れる。
 身体の隅々に性電流が走り、それで意識も飛びそうになるのを、ルカの身体に必死に抱きついて堪える。
「ルカ・・るか・・怖い・・
おかしくなる・・飛んじゃう・・・怖い、怖い・・」
「怖がらないで。僕も飛びそう。一緒にいこうよ。」
 気が狂いそうな性感の中、イリアの絶頂とルカの絶頂が同時に訪れた!
 目の前が白くなった錯覚に陥り、イリアはその白い世界で体の隅々から持ってきた声を高くあげ、
 ルカは彼女の叫びの中で、大きく身体を震わせると、子供の種となる白潤液をイリアの奥深くに注ぎ込んだ。

 イリアは余りに感じすぎて、膣が痙攣し、意識も夢現で、虚ろな瞳で天井を見ていた。
 ルカの出した精液が端から零れ落ち、彼はイリアの頬に深いキスをした。
「イリア・・・僕は君のこと・・僕の子供を産んで欲しいぐらい・・・大好きだよ・・」





「わっ!!」
 ガラムの宿屋の中、イリアは撥ねるように飛び起きた。
 汗びっしょりではあったが、しっかりと衣服は身に着け、首に巻いたマフラーもちゃんとあった。
 隣を見ると、ルカがぐっすりと眠っていた。上半身は裸だが、下半身にはきちんとズボンが穿かれていた。
 はっとして鏡を見るが、キスマークは見当たらない。2,3日残ると思っていたあのキス型の内出血が影も形もない。
「・・はぁ〜〜〜、なァんだ。
・・・夢。夢ね、夢に違いないわね。夢オチなのね。
おたんこルカがあんな積極的な訳あってたまるかって話よ!」
 といいつつ、あんなに感じたことが全部夢だったと思い返すと、ちょっと勿体無いかも、と嘆いた。
373名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:12:25 ID:eZ1C9jnA
 どこまでが夢なのか・・・と悩んでいると、声が彼女に届いた。
「ん、お目覚めか? あんま寝てると、ハスタの野郎に寝首をかかれるぜ?」
 スパーダが眠気覚ましのコーヒーを飲んで、いつでも戦闘に入れるように息巻いていた。その後ろではリカルドが銃の手入れをしている。
 イリアは、鏡に映るポップコーンのように乱れた髪の酷さを驚き、さっと整えると、頭を整理した。
「アンジュから話を聞いたところまでは起きていたみたいね・・・
一応聞くけど、あんた達がここに来た時、アタシどんな格好だった?
あとアンジュは? 全っ然見当たらないんだけど?」
「何だぁそりゃあ? アンジュは俺が来たときにはいたし、イリアは最初から眠っていたぜ。勿論ルカもな。」
「後でセレーナに礼を言え。お前の頬にあった傷跡が消えていたのは、彼女がヒールしたからだ。」
 リカルドが手入れのため、銃口をこっちに向けながら言う。
「傷跡? ヒール? アタシに傷なんかあったかしら?
ふーん・・・なんだかわかんないけど、アンジュには感謝しないとね。
じゃあ、アタシまた寝るから。」
 と言うと、イリアは再び布団を被った。熊のような大きな欠伸を出すと、すやすやと溜まった疲れを癒すように眠った。
 一体何処までが本当で、どこまでが夢だったのかはっきりしないまま、彼女はこの事を忘れていった。

 彼女が周りの人の声ぐらいでは目を覚まさないほど完全に眠ると、リカルドがふっと笑った。
「ゴミ箱にティッシュが溜まっていたことや、椅子がヌルっとしていたことは言わなくていいのか?」
「『自慰行為してたって気付いていた?』っては聞かれなかったしな。
家じゃ兄貴たちと違ってデリカシーってもんは習わなかったが、一応、ハルトマンに騎士としての心得は叩き込まれたんでね。
余計な事を言うつもりはねえよ。」
 かっこいい事を言うスパーダだが、鼻の下が伸びていた。リカルドはさすが大人というべきか、あるいは風俗で放出したのか、鼻で笑うだけだった。

 だが、宿屋の影でアンジュが必死に神に祈り、自分が見た光景及びルカとイリアにした処置を、二度と思い出さないように祈願していたことは、誰も知らなかった。

374名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:14:02 ID:eZ1C9jnA

 目を覚ましたルカは何も覚えていないようで、イリアも夢だと思い込んだため、その後も二人の仲はくっ付くのかくっ付かないのか微妙な距離のままだった。

 さて、それからしばらく・・・一年近く経ち、前世の記憶巡りやアルカ、創世力についての問題もカタがつき、全て元通りの生活に戻った。
 ルカはテスト期間になり、友達からの誘いもきっぱり断り、部屋の中で知識を熟すように猛勉強をしていた。
 自分でも驚くぐらいすらすらと頭に知識が入っていき、試験も答案用紙の上をペンが踊るように走る。
 1週間を使ってやるテストも最終日。得意な暗記物で、前日は気合を入れて勉強した。
 さて、頑張るかと制服を着て、学校へと歩いていたら・・途中、思いも寄らない、されど嬉しい客がいた。
「イリア!」
 髪が大分伸び、馬で遊んでいるというよりは馬を優雅に飼っている印象を受けるが、間違いなくイリアだった。
 ルカはすぐに彼女に駆け寄ると、再会を祝して満面の笑顔をした。
 しかし、イリアはルカのように再会を喜ぶ風も無く逆にハァとため息をついていた。
「どうしたの? そんなにため息なんかついちゃって?
・・・もしかして、僕のこと忘れちゃったんじゃ……そうだよ…ね、僕なんか忘れられて当然だよね・・・」
「ネガティブになってんじゃないっ!!!」
 と、天地貫く怒号で一括。そのせいだろうか、遠くでどっかの子供が泣き出した。ルカも、その子供のように泣き出しそうに身を縮めていた。

 テストの時間までまだ余裕があるからということで、ルカは近くのベンチに座り、思い出話をしようと提案した。
 イリアも立ち話もなんだからと納得。
「その・・・ど、どう? サニア村の様子は?」
「ん〜まあまあね。家とか家畜とかは大分復興したわね。
最近はネズミ猿が十匹、村人が一人増えて、慌しい生活を送ってるから気が休まらないんだけどね。」
「そっか! こ、このまま上手く元通りになるといいね!」
 やっぱりイリアと話していると、緊張して言葉が上手く出てこないルカ。せっかく再会したんだから、「会えて嬉しいよ」とか言おうとしても、喉で止まってしまう。
 逆に、イリアは自分の言いたい事をハキハキと言った。
「それでさ・・さっき村人が一人増えたって言ったじゃない。
念のため言っておくけど、シアンじゃないからね。あいつはもうどっかに旅立ったから。」
「そ、そうなんだ。シアンも居ればよかったのに。
・・・あ、そういえばコーダは!?」
 その時、ルカはようやくコーダが居ないことに気付いた。
 いつもならイリアから離れずに常に付き纏っているあのネズミ猿っぽい生物が、今日は見ていない。
「ちゃんと居るわよ。」
 と言うと、指をパチンと鳴らした。コーダは大きな籠を頭に乗せ、慎重に、慎重にこちらへと近づいてくる。
「重いんだな、しかし」
 忘れられないこの口調・・・しかし、ルカはそれ以上に籠に入っている物体の方に気がいった。
「あれ? 子供・・っていうか赤ちゃんだ!
うわぁー、かぁわいいなぁ」
 人間の赤ん坊。とても小さくて、生まれてまだ数ヶ月あるいは数週間といったところか・・・
 何故か泣いている。どこかで大声でも聞いたのだろうか、泣き止まそうとルカは面白い顔をしたり、高い高―いをしたりするが、一向に泣き止まない。

 子供を泣き止ませようと四苦八苦しているルカに、聞こえているか分からないが、イリアは一応説明した。
375名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:14:26 ID:eZ1C9jnA
「その子が新しくサニア村の一員になった子よ。
だけど、その子を村の中に置くべきかどうか、特に年寄り連中が揉めてんのよねー。
何しろ父親が外部の者で、しかも今は村の中に居ないってんだからさ。」
 途端にルカは不機嫌な表情を露わにする。気が弱いことも、正義感が高いところも変わっていないようだ。
「ひどい親がいるものだね…僕、その父親を許せそうにないよ!
この子の父親について、何か詳しいことは分からないの? ギルドの人達に協力してもらおうか!?
なんなら僕たちで探そうよ!」
 と言って、拳をぎゅうっと握り、イリアの前に突き出す。
 イリアはハァ〜と、深いため息をついた。
「そうね、後でみっちり説教してやらないといけないわね。
父親についてはね・・・結構分かってる部分が多いのよ。
アンタについても、色々と言いたいことがあるんだけどね・・・まあ、その前に一応言っておくわ。」
「そーだぞ、しかし」
 コーダも何かを物凄く言いたげだが、シシシシと歯を出して笑いたいところを、一応内緒にしているような感じ。
 子供の泣き声が小さくなったルカは、子供を抱えてみて、その重さに嬉しくなり、優しく微笑んだ。
「教えてよ、この子の父親の情報。」
「あ〜らそう〜?言ってもいいんだー♪」
 イリアは、旅の中で何回も見せた、魔女のようなあの笑い顔で言った。
「第一、王都レグヌム在住。」
「えっ! ここなの!?
じゃあ、イリアは僕に会いに来たんじゃなくて、この子の父親を探しに来たんだ・・なんか、へこむなぁ」
「第二、この子と髪の色が同じ。」
「髪の色髪の色・・あ、銀髪だね。」
「第三、立っっっ派な医者になりたがっています。」
「『なりたがっている』ってことは、まだ医者じゃないんだね。
僕と同じだね。レグヌムに学校は一つしかないから、ひょっとしたら、僕と同じ学校の中にこの子の父親が・・・
その人、もし同じ学校だとすると、すっごい若いね。
・・・あれ?」
 この頃になると、ルカはなんだか不安になった。
 王都レグヌムに住んでいて、銀髪で、医者になりたがっている人。心当たりが無い訳ではない・・というか、ありすぎる。
 普段は見れないが、鏡の前に立つと絶対に居る。
 父親になるために女性と行う行為自体には、身に覚えが無いのだが………
376名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:15:01 ID:eZ1C9jnA
「ま、まさかね・・・はは・・ははは…」
 乾いた笑い。抱かれた子供は指をくわえて、慌て始めたルカを見つめていた。
 何かを察しているルカに、イリアはむふーっと息を吐いて、力強く言った!
「第四、『前世がアスラ』!!
・・・で、今はルカ・ミルダって名前の、銀髪で、王都レグヌムに住む、医者になりたがっている男の子。」
 そこまで言うと、思いっきり嫌味な口調で聞いた。
「ルカさ〜ん、もし一人でもそんな人物に心当たりがあるんでしたら、私に教えてくださらないかしら〜?」
「・・・・・・」
 第一、第二、第三のヒントには何か言っていたルカだが、この一番のヒントもとい答えには、何も言えなくなった。
 何かの仕返しのように、イリアは嬉しそうに飛び跳ねた。
「ついでに言ってあげよっかー? この子の母親はアタシよ!
この子はアンタとアタシの子供なの。念のため言っておくけど、アタシは誰にでも身体を許すような軽い女じゃないからね。」
 踏ん反り返って、ルカに拳を突き出すように言う。
 石化したようにルカは固まり、眉一つ微動だにしない。
 逆に、コーダは慌しくルカの足をバンバン叩いた。
「イリア、ルカ。コーダには分かるぞ。この赤子はお腹減ってきてるんだな、しかし。」
「あ、もうそんな頃かしら。コーダを連れて来て正解だったわ、こーんな使い方があったんだからね。」
「使い方って、失礼だな、しかし。」
 イリアはルカの頬を引っ張っている赤ん坊を自分の手に戻すと、服をまくった。
 少し大きくなり、若干黒くなっていた乳首に赤ん坊の口をあてがった。
 赤ん坊は美味しそうにちゅうちゅう吸い続ける。ルカは何もすることが出来ず、ただそれを見るだけであった。
 少しすると、赤子はイリアの胸から顔を離して、満足げにおくびをした。その口からは、少し母乳らしきものが漏れていた。
 ルカは必死で記憶を遡り、イリアとああいうことが無かったか考え込んだが、全く記憶にない。
「イ、イリアは・・・僕と……僕と、その…した記憶・・あるの?」
 おどおどしながら、小さく俯いて彼女に問いた。
 イリアは、子供が怯むような怖い目でギロッとルカを睨んだ。
「ルカ・・・まさか、まだ15歳のアタシを孕ませておいて、アンタには記憶がこれっぽっちも無い・・・なーんて言うんじゃないでしょうね!?」
 逆に質問を返された。
「ま、一応答えるとアタシの記憶もすんごい曖昧なのよね・・・一時は夢だと思って忘れてたぐらいだし。
どーもアンジュの話を聞くと、ヒールを使うと傷跡と一緒に内出血も消えるっていうから、まあ、そう思うのも納得が行くって言えばいくんだけどね。
それでー、アンタは覚えてるの?」
「ギクッ!」
 こけしのようにピーンと背筋が伸びた。額から汗が滝のように流れ始め、口は金魚のようにパクパクしていた。
「どうなのかしら?? 全く記憶がないの? 
それとも〜やけにアタシに対して色々要求してくる記憶が、ほん〜〜〜っのちょっぴりでもあったりするの?」
 ずいっと迫ってくる彼女に、まさか覚えが無いとは言えない。かといって嘘を言うのも失礼に当たる。
377名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:16:41 ID:eZ1C9jnA
 悩み考えて、更に悩み考えて、答えが出るまで考えたいところだったが、計った様に学校のチャイムがキンコンカンコンと街中に響いた。

「じ・・時間だから・・・僕行くね。あ、でも連絡だけはつくようにしないと!
とりあえず、イリアはどこに居る予定なの………?」
「別にー。決めてないわよ。逆から言えば、どこでもオッケー、アンタの家にしばらくお世話になろうかしらね♪」
「あ、そ、そうなんだ。(イ、イリアと子供と、一つ屋根の下)・・・って! 父さんと母さんもいるよ!」
 ルカの脳裏に、厳格な父親が大魔神の如く怒り狂う顔が浮かんだ。
 80点のテストを持って帰っただけで説教が2時間続くのだ、子供が出来たなどと聞いたら・・・
「じゃ、ルカん家でいいわね。
う〜ん、手ブラで行くっていうのも。コーダじゃ御土産にはならないわよね?」
「土産にするのはやめてほしいな、しかし。」
「い、家は待ってよ! あ・・えーと・・・場所、どうしよ・・」
 しどろもどろと悩む。旅の頃と変わらぬその姿を見て、イリアは安心した様子だった。
「じゃ、道具屋でホットドッグでも食べながら待っててあげるから、さっさと終わらせてきなさい。
オムツとか、色々こっちで揃えたいものあるしね。」
 と言うと、イリアは子供を抱いて、コーダと一緒に港の方向へとっとと向かっていた。

 一人ポツンと残されたルカは、自分の頬を強く捻った。
 世界が歪んで、これは全部夢でした、というオチが待っていることを祈って。
 が、世界が歪むどころか、逆に痛みでハッキリした。
「夢じゃ・・ないやぁ…
はぁ・・・パパになっちゃった・・・。どういう顔して家に帰ればいいかな・・・」
 重い足取りと沈痛な表情で、試験に臨むハメになった。
 『普段と違うことはするもんじゃないよ、後から色々つらくなるから』という天の声が聞こえた気がした。


 後日、ルカはこの日のテストの結果が他の四日と比べて、あまりにも悪いということで、担任の先生が心配して呼び出した。
「ルカ・・倫理学苦手だったのか? でも前期じゃ96点だよな。
53点だぞ? 今回勉強が足りなかったのか? それとも試験中に寝たのか?」
「あの・・……考え事していて、上手く頭が動かなくて、半分しか書けませんでした・・・」
「ほお、確かに回答率は低いが、書いた奴はほぼ全部合ってるな。それも前半に集中しているし。
その考え事って、何か重大なことなのか? お前に悩みがあるなら聞いてやるぞ。」
 生徒の身になって考えてくれるこの教師には悪いが、相談したところで悩みが取れることは無いだろう。
「身に覚えのないことがあって・・・それのせいで、家族会議が毎日続いているんで
・・・それが終わってから相談します・・」
「そうか。お前の実家はレグヌムに必要不可欠な大企業だからな。あまり大ごとにするんじゃないぞ。
それに、お前自身にもあまりいい影響はないだろうしな」
「・・・はい・・・」
 さすがに「もう大ごとになっています。子供が出来ているんですから…」とは、口が裂けても言えないルカであった。

 その頃、ルカの家では、イリアが煎餅をバリバリ食べながら、呟いていた。
「さーて、ルカのことどうしちゃおっかな〜。
この場で全教科教えられる教師としてスカウトしちゃおうかしら?
それとも、しばらくここでお世話になってもう一人ぐらい作っちゃおうかしら? それともそれとも♪」
 うしししと、頭から湯水の如く湧き出る悪企みの数々・・・その割には、どこか憎めない顔で笑うイリアだった。


378名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 07:20:43 ID:eZ1C9jnA
ルカ×イリア(純愛)の方も終わり。
何KBあったんだろ・・・ほんとに疲れた。

最初にジニプレって言った時点で、気付いている人はいるかもしれないけど、
今年最後の「ハッサムと呼ぶがいい。」

よいお年を。
379名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 09:47:33 ID:VoE+ZG1W
ただ一言。
GJ!!
380名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 10:47:24 ID:sobnHOC4
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381名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:14:18 ID:11JNlFiJ
ハスタに犯されるアンジュの話もkwsk見たかったが
とにかく超GJ!
382名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:05:48 ID:XkuAM9mL
GJ!ルカの親の反応もみたかった
383名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:46:26 ID:sHkoT+1t
いくら感謝してもし足りないがともかく超絶GJ
384名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:23:17 ID:0meJJsE6
やっと純愛イノセンスきたああああ!!
もうGjとしか言いようがありませんだポン
385名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 03:13:34 ID:KCvYx1Ia
神光臨!!!超gj!!俺もアンジュの話も激しく見たかったけどgj!
386名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 12:03:26 ID:dfZRDDvw
ひさびさに見に来たら… 素晴らしい神が降臨していたとは… GJ!!!!
387名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 12:25:57 ID:8ACreIGc
素晴らしい神だな。ハスタの本質をよく理解している。
388名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 14:55:28 ID:NrJ8IcrZ
おお、ルカイリアの王道来たか!
イノセンスはルカ×アンジュもルカ×エルもどっちも微笑ましいから困る
389名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 21:48:18 ID:YEY9NGlP
これはGJといわざるおえない。
390名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 23:25:55 ID:+CyuYVe9
ハッサム氏キタァ――(゚∀゚)――!!
やはり氏は神だ!
391名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 00:51:57 ID:AxRbmRrw
ルカ&イリアの純愛最高!GJ!!

と昨日からイノセンスをやり始めた俺が申しております
392名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 04:25:37 ID:5qbUl7l5
神だ!俺は神を見た!!
393名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 21:12:59 ID:bQaZxO65
ハスタ×イリア最高です
神がやっと光臨なされたか
394名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 21:30:57 ID:qdGcgYqX
>>393
そっちかよ!w
395名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 02:58:05 ID:wMvsOvch
自重しないリカルド吹いた
39638 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/29(土) 21:49:55 ID:+693Xnen
ここでコソーリと少し早めのお年玉置いて行きますよ。

アビスのシンアリです。
39738 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/29(土) 21:50:54 ID:+693Xnen
アンタと、僕と

「……下らない」

食堂の壁に寄りかかって、シンクは冷めた目で食堂で起きているパーティーを見やる。

「……この前クリスマスパーティーやったばっかりだろうに……」

そう吐き捨てて、シンクは壁に寄りかかって座ったまま、ジュースを口に含み、

「シンクーっ♪」

そう叫んで走ってきたアリエッタに、正面から抱き付かれた。
座っている状態では、いくらシンクでも反応する事など出来る訳も無く。
シンクはそのままアリエッタに捕獲された。

「えへへ……シンク、ゲットだぜ、ですっ♪」
「……誰に吹き込まれたの? それ」

ぎゅっとシンクに抱き付いて、悦に浸るアリエッタ。そんなアリエッタに、シンクは溜息を吐いて……、
……アリエッタから漂って来る匂いに、シンクは顔色を変えた。

「……ヴァン!」
「ん? 何だ? シンク」

突然自分の名を叫ばれ、ヴァンは首を傾げながらシンクに近付く。
そんなヴァンを睨み付け、シンクは自分にぴっとりとくっ付くアリエッタを指差した。

「……何で、アリエッタに酒飲ませてるのさ!」
「……何?」

そう言われ、ヴァンがアリエッタに顔を近付けると、確かに酒の匂いが漂って来て。
ヴァンは顔を顰め……、次の瞬間、ある事に気付いた。

「(何故、恥ずかしがらない?)」

いつものシンクなら、アリエッタにくっ付かれると、顔を赤くして飛び退く。
だが、今のシンクはアリエッタにくっ付かれても溜息を吐くだけで。

「(……まさか……、シンクも酔っているのか?)」

ヴァンがその結論に辿り着くまで、それ程時間はかからなかった。
39838 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/29(土) 21:51:57 ID:+693Xnen
「……どうかされましたか?」

シンクとアリエッタを見ながら、ヴァンが途方に暮れていると。
そんなヴァンに気付いて、リグレットが近くに寄って来る。

「(……そう言えば……、リグレットがアリエッタに飲み物を渡していたな……)」

その事にヴァンは気付くと、リグレットを見詰め、口を開いた。

「……リグレット、アリエッタにどの飲み物を渡した?」
「え……? ……これ、ですが」

その言葉に、リグレットはテーブルに取って返し、オレンジ色の液体が入った瓶を持って来る。
その瓶を見て、その瓶の中身がシンクの持っているグラスにも入っているのを見て、ヴァンは頭を抱えた。

「……リグレット……、それは、果実酒だ……」
「えっ!」

途端に飛び上がるリグレットを見て、ヴァンは頭を抱えたまま溜息を吐く。
と、その瞬間、ディストが顔色を変えた事に気付き、ヴァンはディストに声をかけた。

「……ディスト、どうした?」
「え!? いえ、別に何も」

そうディストは言うが、滝のように冷汗を掻きながらでは、説得力も何も無くて。
ヴァンはつかつかとディストに近付くと、ディストの胸倉を掴んだ。

「……何をした?」
「……大した事はしていませんよ? 何処かの素直になれない女の人の為に、その果実酒に媚薬放り込んだだけです」

そう言ったディストに、ヴァンは一瞬だけ硬直する。
と、

「……余計な……、お世話だーっ!」

突然リグレットがそう叫んで銃を抜き、ヴァンが慌てて飛び退くと、

「レイジレーザー! ……プリズムバレットォッ!」

顔を真っ赤にしたリグレットが、ディストを銃撃した。
39938 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/29(土) 21:52:42 ID:+693Xnen
一方。

「……シン……クぅ……」

シンクに擦り付いて、アリエッタははあはあと荒い息を吐く。
そんなアリエッタをシンクは見詰めて……、ひょい、とアリエッタを抱き上げた。

「シ、シンク?」
「……部屋、行くよ。……どう見てもアンタ、具合悪そうだし」

そう言ってシンクはアリエッタを抱き上げたまま歩き去って行く。
真っ赤になってシンクにしがみ付くアリエッタに、シンクは悪戯したくなり、

「……はむっ」
「ふあああっ!?」

ちょうど目の前にあったアリエッタの耳を甘噛みすると、アリエッタは震える。
そのままちろちろと耳に舌を這わせると、アリエッタは面白いように震えた。

「はっ、はあうっ! きゃううんっ!」
「……何だか、やたら敏感になってない?」

悲鳴を上げながら身体をはねさせるアリエッタを見て、シンクは呆れたように言う。

「わ、わかんないです、ぅっ!」
「……ま、いいか。大変になるのはアンタだけなんだし」

びくびく跳ねるアリエッタにシンクがそう言うと、アリエッタは一気に青褪める。
普通に抱かれただけで、少なくとも3回は気絶してしまうのに、今抱かれたらどうなるか。

「シ……シンク! 待っ、て、はぁっ!」
「……だーめ」

アリエッタは暴れようとするが、耳を舐められるだけで身体から力が抜けて行って。
そのまま耳を責め続けると、アリエッタはみるみるうちにとろとろになった。

「……シ……ン……ッ……ら……めぇ……」

それでも何とかアリエッタはそう言うが、シンクが止める訳も無く。
そのままシンクは、ちょうど到着したアリエッタの部屋に入った。
40038 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/29(土) 21:53:10 ID:+693Xnen
「きゃうっ!?」

ベッドの上に放り出され、アリエッタは悲鳴を上げる。
そんあアリエッタに、シンクは覆い被さって、唇を重ねた。

「んんっ!? んっ、んっ……」

その瞬間、アリエッタは目を見開くが、送り込まれる快感に、すぐにとろん、とした目になる。
そんなアリエッタの服をシンクは剥ぎ取り、現れた胸の先端を摘み上げ、

「―――っ!!!」
「……え?」

……その瞬間、アリエッタは身体を限界まで反らせて、びくびくと震えた。

「……ぁ……はぅ……」
「……もう、イったの?」

くてっ、とベッドに沈み込むアリエッタにシンクがそう言うと、アリエッタは真っ赤になる。
そんなアリエッタの胸の先端を指先で転がしてやると、アリエッタは面白いように震えた。

「あっ……、あっあっあっ! シン……クぅっ! も、やぁぁ!」

胸だけで感じまくるアリエッタを見て、シンクは意地悪く笑って下の方に手を伸ばす。
下着越しにアリエッタの秘所に触れた瞬間、くちゅ、と言う音がシンクの耳に届いた。

「っっ!!」
「……なんだ。もうびしょびしょじゃないか」

下着越しから触られるだけで、アリエッタは強烈な快感に襲われ、硬直する。
そんなアリエッタを尻目に、シンクはそう呟くと、下着をずらして、秘所に自身を宛がった。

「や、やっ! シンク、許してっ!」

その瞬間、アリエッタは真っ青になってぶんぶん首を振る。
しかし、

「だめ」

そう言うと、シンクは自身を一気にアリエッタの1番奥に突き込んだ。
40138 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/29(土) 21:53:47 ID:+693Xnen
「ひ、あああああっ!!!」

一瞬にして叩き込まれた強烈すぎる快感に、アリエッタは身体を反らせ、絶頂に達する。
そんなアリエッタを見ながら、シンクは呟いた。

「……ちゃんと声出せる癖に、どうしていつもは出さないんだか」

しかし、強すぎた快感に、半ば意識を飛ばしているアリエッタには答えられなくて。
シンクは額に青筋を立て……、……いきなりトップスピードで腰を動かし始めた。

「ひゃあああっ!! シ、ら、ひいいいん!!!」

途端に絶頂の嵐に叩き込まれ、がくがくと震えるアリエッタ。
完全に成すがままになっているアリエッタに、シンクは言った。

「アリエッタ、いつも、言ってる、よねっ! 僕の言う事、無視したら、お仕置きだ、って!」
「ひあぅっ! ふひゃっ、い、あ―――っ!!!」

そう言って腰を打ち付け続けると、アリエッタはただシンクにしがみついて達し続けるだけ。
何度達しても全く衰えない快感に、アリエッタはおかしくなりそうになり、

「ほら……アリエッタ。……受け取りなよ!」
「あ、あああぁぁああぁああっ!!!」

とどめ、とばかりに欲望と叩き付けられ、アリエッタの中の何かが切れた。

「……シン……クぅっ……、もっと、もっとぉっ……」
「……おいおい、壊れちゃったのか。……ま、それでもいいけど、ねっ!」
「あはああんっ!」

そう言って、シンクが全く萎えない自分自身をもう一度アリエッタの1番奥まで突き込むと、アリエッタは嬌声を上げた。



そして、2人は一晩中愛し合って。
物凄い密度で快感に襲われたアリエッタは、翌日立てなかったと言う……。
40238 ◆KHEtQ2j5Nc :2007/12/29(土) 21:57:02 ID:+693Xnen
これで終わりです。

……うん、女キャラをイかせまくるのが本来の俺のエロなんだ。
シンアリ書いたのも、以前某六神将スレで5本ほどSS書いた以来なんで、上手く行ったかどうかは分かりません。
403名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 14:23:44 ID:d28EqfMD
>>402は劇薬だ!GJ!
404名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 16:27:18 ID:etoTskD4
>>402
シンク楽しそうだな…
女性をイカせまくる男を書くのが天職なんだな、ホントに
GJだ!
405名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 23:13:08 ID:Us7lQmRV
てst
406名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 23:43:36 ID:Zrdp2R5l
シンフォニアの続編買うのやめようと思ってたけど俺、ヒロインの声が釘宮だから買うわ
407名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 07:48:40 ID:F9D84LdS
>>402 あなたのを教本に私も小説をがんばって書いてみる。
408名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 08:03:29 ID:JwETJUr6
>>397-401
劇薬GJ!
409名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 22:35:18 ID:tK7QhAvO
おお、見ないうちにGJな作品が二つも。どっちも良いね。

>>378
いいねいいね!ルカイリかわいいよルカイリ
そしてつまらないツッコミだが「晶術」じゃなくて「天術」だ・・・・Dユーザー?

>>402
ハァハァハァシンアリかわええ(´Д`)
ゲットだぜ吹いたwwwww
410名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 11:59:12 ID:UUvUZgWt
シンク=ピカチュウかw
アリエッタ×ガイの純愛物が読んでみたい俺は邪道だろうか
411名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 16:02:47 ID:Yfya0eJr
アリエッタ物であれば純愛でも何でもいいので読みたいという俺の方が邪道。
412名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 00:18:02 ID:jol6n6dL
てんてーの小説って最近は全くないな
413名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 07:32:28 ID:qp23W00U
今更ながら両作品ともGJ!

夢オチだと最後まで疑っていたのは俺だけでいい。
アリエッタよりもシンクの方にハァハァしたのは俺だけでいい。
414名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:43:41 ID:ywS1VdbY
遅めのお年玉ゲーット!
悶々としながら寝ることにしよう。
41524-16:2008/01/08(火) 14:22:23 ID:NhXWZCHL
久しぶりに投下します。
カップリングはミント×男です。
41624-16:2008/01/08(火) 14:23:36 ID:NhXWZCHL
テイルズ オブ メイド2
ここはベネツィアから離れた屋敷。ここには、5人のメイドと一人の男が住んでいる。
 男は重度の多精子症という病気を抱えていた。これは、1日に平均1ヶ月以上もの精子を作り、それに
合せて発情。最悪の場合、レイプ事件が発生する。この事件が後を絶たないのが現状である。
 この病気を直す手立ては無く、発情を抑えるため毎日、射精をしなければならない。だが、自慰では
刺激が一定であるため限界がある。体力も問題になる。特にこの男の場合、1日に2ヶ月以上の精子を作
るため、自慰ではらちが明かない。そのため、効率よく射精に導くには、女性による刺激がよい。フェ
ラチオ、素股、パイズリ・・・。ありとあらゆるテクニックを駆使し、射精させるのである。
 そして今日も、メイドたちが乱れる。
41724-16:2008/01/08(火) 14:24:21 ID:NhXWZCHL
土曜日の朝。この屋敷のメイド、ミント=アドネードは自室で着替えていた。この屋敷には客は来ず、
部屋も多く余った為、メイド一人一人に部屋が与えられている。普通のメイドには無い高礼遇である。
 ミントは服を着替え終え、鏡で自分を写す。だが、いつものメイド服ではない。白を基調とした法衣
なのだ。だがこれにはちゃんとした理由がある。
 月曜日から金曜日は基本として、男への奉仕はローテーションで回る。だが、土曜日と日曜日は例外
で、一人が連日奉仕する。これもローテーションであるが、愛する男への奉仕が続けて出来るのは、彼
女達にとっての喜びであった。また、男を連れて外へ出かけるのも自由。メイド全員この日を待ちわび
ているといっても過言ではない。
 そして今日はミントが奉仕する日なのだ。他の4人、ティア、ファラ、フィリア、コレットは休暇扱
い。だが彼女達にとっては奉仕技術向上の日として、男の擬似ペニスを用いてフェラチオやパイズリの
練習をする日としていた。
 今ミントの着た服は男と出会ったときに着ていた法衣とデザイン自体は変わりが無い。しかし、一か
ら仕立て直してあり、あちこちに変更点がある。まず、法衣がミントの豊満な体をピッタリと包んでい
る。ミントの105センチの胸。58センチのくびれたウェスト。88センチのむっちりとした尻。体のラ
インが一目で分かるのだ。そして、胸の谷間にあたる部分が十字に大きく切り取られていて、白く美し
い谷間が露になっていた。もちろん、下着の類は一切身につけていない。
 問題が無いことを確認すると、ミントは男の部屋へ向かい、ドアをノックする。そして、男の部屋へ
入る。
「おはようございます。ご主人様。今日と明日、私が御奉仕いたします」
 スッとミントは頭を下げ、そしてゆっくりと上げる。
 男は机の引き出しから指輪を取り出し、ミントの左手を優しく掴む。その後、指輪を薬指にはめる。
「あ・・・。指輪をおはめいただき、ありがとうございます」
 この指輪は、この二日間の間だけ左手の薬指にはめられる物である。ミントはほんのりと顔を赤くし、
それをうっとりと見る。まるで婚約指輪を見るように。
「それでは、出かけましょう。ご主人様」
 105センチの胸がプルンと揺れ、ミントは優しい笑顔を浮かべた。
41824-16:2008/01/08(火) 14:25:10 ID:NhXWZCHL
男とミントが屋敷を出て向かったのは、ベネツィアの食材店。この町にいる間、ミントは町の男達か
ら注目の的であった。ミントの豊満な体、特に1歩くたびユサユサと揺れる胸は男達の性欲を掻き立て
るのには十分だ。ある者は裏路地に入り、ミントを見ながら自慰行為を行う始末である。町を後にした
ミントの顔は少し赤かった。
「・・・少し、恥ずかしかったです・・・」
 視線を感じていたミントが男を見つめながら、素直に感想を漏らす。
「でも・・・。ご主人様にでしたら幾らでも見せます」
 これもまた、心からの言葉である。
 そして、男とミントは森の中へ入る。それから10分後。
「ご主人様、休憩を取りましょう」
 ミントは男を森の芝生の上に座らせ、男の目の前に座る。だが、ミントの顔は哀しい表情を浮かべて
いた。
「こんなに歩かせてしまって、申し訳ございません・・・。それに、おちんちんへの御奉仕も・・・」
 ミントが言い終わる前に、男はミントの頭を優しくなでた。その行為にミントは嬉しさが込みあがっ
た。許してくれた証拠だったからだ。
 ミントの手が男のズボンのジッパーに伸びる。そして、ジッパーを下ろす。男は上半身を芝生に倒し
た。
「すぐ、おっぱいで御奉仕いたしますね、ご主人様。失礼します」
 ズボンから硬く勃起したペニスを取り出す。ミントは笑顔を浮かべ、男の腰に自分の膝を入れる。
そして、Iカップのたわわに実った胸でペニスを包み込む。ちょうど十字の真ん中にペニスが挟まれる。
 ミントの法衣の胸部分が大きく十字に切り取られていたのはこのためであった。服を着ててもパイズ
リできるように。愛しい男への奉仕がすぐ出来るように。仕立て直す際、服飾店で自ら進んで追加注文
した部分だ。
「ん・・・。おっぱい、いかがですか?・・・はい、それでは御奉仕いたします」
 ミントはゆっくりと胸を動かす。根元から亀頭の先端まで、胸でペニスを優しく刺激する。
「はぁ・・・。あん・・・。気持ちいいですか?・・・お褒め頂き、ありがとうございます・・・。あ
あん・・・」
 ミントのいやらしいアエギ声が森に響く。性感帯である胸を使った奉仕なのだから仕方が無い。動か
すスピードも上がってきている。
「どうですかあ・・・?んふぅ・・・。いつでも射精してもいいですからね・・・」
 ユサユサを胸が動き、ペニスへの刺激を続ける。すると、ペニスから先走り液がこぼれ出す。
「んあ!はあん!ご主人様、もういってしまいます・・・。ください!ご主人様のザーメンを私にお恵
み下さい!」
 ドクン!ビュビュビュー!
「はあああ・・・!」
 男のペニスから精液が飛び出るのと、ミントが絶頂に達したのは同時だった。精液はミントの顔と胸
を容赦なく白く染める。
 射精が終わると、ミントはペニスの中に残ったザーメンを、音を立てて吸い取る。
「ご主人様、気持ちよかったですか?私はとても気持ちよかったです・・・」
 精液にまみれたミントの顔に、優しい笑顔が浮かび上がった。
41924-16:2008/01/08(火) 14:25:57 ID:NhXWZCHL
休憩が終わり、再び二人が森の奥へ歩き出して10分ほどが経った。そこには古い建物があった。ちょ
っとした別荘である。
 ミントは鍵を取り出し、扉の鍵穴に差込む。そして開錠し、二人は別荘に入る。別荘の中は隅々まで
綺麗に清掃が済んでおり、住むには文句の言いようが無い。これから2日間、ここはミントにとって、
愛の巣となる。
「では、ご主人様。お食事の準備をいたしますね。何かあったら、いつでも申し付けてください」
 ミントはキッチンに入り、買ってきた食材に包丁を入れる。手際よく、野菜を切り、肉を炒め、あっ
という間にサンドイッチを作る。
 その間、男はミントの仕事振りを見ていた。普段は見えない部分だからだ。包丁を動かすたび揺れる
胸も、屈んだときにくっきり見える尻も。新鮮で、発情させられる。
「ご主人様、どうかなさいましたか?」
 視線に気づき、ミントは手を止め、男に近づく。そして股間に目をやり、膨らんでいるのに気づく。
「大変!今まで気づかなくて、申し訳ございません!すぐフェラチオいたします!」
 男のペニスをズボンから出し、ミントはすぐさま口に含む。
「ん・・・。ぷは・・・」
 ミントの口と舌がペニスを刺激する。
「おいしい・・・。ご主人様のおちんちん・・・。あむ・・・。んむ・・・」
 ジュプジュプと音を立て、ミントは男と目を合わせながらフェラチオを続ける。恥垢も忘れずに取り
除く。ペニスの尿道を、裏筋を、根元を舐め、ミントはペニス全体を味わう。
 そして、その時はきた。男はミントの頭を押さえた。その直後、ペニスが脈打ち、放出された濃厚な
精液がミントの口に勢いよく入ってくる。普通なら吐き出してもおかしくない量を、ミントは抵抗もせ
ずに、口の中で精液を一滴もこぼさず受け止め続ける。
「んんんん・・・」
 ミントは精液を飲み込まずに、そのまま口の中に溜め込む。射精が終わるまで。ようやく終わるとミ
ントは大きく口を開け、口に溜まった精液を男に見せる。十分見せると、口を閉じ、舌で精液を転がし、
しっかりと味わい、極上のワインを飲むようにゆっくりと喉に流し込む。
「おいしい・・・。ご主人様、ミントの口にザーメンをお出し頂き、ありがとうございます・・・」
 ミントは微笑んだ。だが、明るくはなかった。
42024-16:2008/01/08(火) 14:27:35 ID:NhXWZCHL
昼食のサンドイッチを食べ終えると、二人は温泉に入るため浴場に足を伸ばした。屋敷にある温泉よ
り小さいが、二人が入るには十分な広さがある。二人は服を脱ぎ、温泉に浸かる。ミントの胸が湯に浮
かぶ。
「湯加減はいかがですか、ご主人様。・・・はい、このままで・・・」
 ミントの顔にはいつもの笑顔が無い。先ほどの失態を自分で許せないのだ。
 ミントは真面目な性格である。男のコンディションを把握するのは当然と思っている。男が勃起した
ら射精して差し上げる。どんな時間、場所、状況であれ、それが最優先される。そのことをミントは肝
に銘じていた。
 そして、その事は男が一番良く知っていた。いつも微笑んでフェラチオやパイズリをしてくれたから
だ。まだミントしかメイドがいなかったときは毎日してくれた。その恩返しをしなければならない。
 男はミントの後ろに回り、ミントの細い肩に手を置く。
「ご主人様・・・?」
 ミントは何故男が後ろに回ったか、その理由が思いつかなかった。しかし、すぐその身で理解した。
 男の手が、ミントの肩を揉み始めたのだ。ガラス細工を壊さないように、優しく。普通、立場からし
て逆である。ミントはすぐ言葉を発した。
「あ・・・。ご主人様、そんな手を煩わせるようなこと・・・。はい、ではお言葉に甘えて・・・。ん
・・・。気持ちいいです・・・」 
 男の手は休むことなく、ミントの肩を揉み続ける。始めは硬い肩だったが、次第にほぐれていく。
 十分こりが取れたところで、ミントは男の手の上に自分の手をそっとのせる。
「ご主人様、肩をお揉み頂きありがとうございます・・・。え、他・・・ですか?では・・・」
 ミントの手が男の手を優しく握る。そして揉んで欲しいところに男の手を導く。
「ここをお揉みしていただけますか?」
42124-16:2008/01/08(火) 14:28:22 ID:NhXWZCHL
ミントは男の手を熟したスイカの様な胸に置き、手を離す。男の手が再び動き出した。
「あ・・・。んふぅ・・・。お上手です、ご主人様・・・」
 ミントの顔が赤く染まる。性感帯を愛する男に揉まれているのだから無理も無かった。
 ミントの胸は男の手でも包みきれないほど実っている。ふわふわした感触の中に、しっかりとした弾
力もある。それでいて垂れていない。また、乳首と小さい乳輪はほんのりとピンク色に染まっている。
 大きさ、乳房と乳輪のバランス、乳首の色。まさに完璧な胸といえよう。
「あああ・・・。気持ちいいです・・・。ふ・・・、んん・・・。ご主人様・・・」
 胸をすくい上げるように揉むと、ミントの口から自然と声が出た。ミントは目を細め、男に胸を揉ま
れる喜びと快感だけを味わう。
 男の指がミントの硬くなった乳首をこねる。するとミントはピクンッと体をはねらせる。
「あ・・・!そこ・・・。気持ちいいです・・・」
 うっとりと声を出し、ミントは快楽に溺れる。快楽でミントが体をくねらせるたび、水面が揺れる。
「・・・ご主人様・・・。あん・・・。覚えていますか・・・?」
 はあはあと息を漏らしながらミントは男に話かける。
「初めてのベットでも・・・。ん・・・。こうして・・・。私のおっぱいをお揉みしてくれましたね・
・・。強姦魔に襲われた私の心を癒すように・・・。あう・・・。優しく・・・。はぁうう・・・」
 次第に胸を揉む力とスピードが大きく、早くなる。それに合わせてミントの息も上がっていき、目か
ら喜びの涙があふれる。
「ああ!んあ!あはぁん!」
 もう会話にならなかった。それほどの快感がミントを包んでいた。
「あああ!いきます!ご主人様ぁ!あ、あああああー!」
 ビクン、ビクン!
 ミントの体が痙攣したように大きく震える。そして、ゆっくりと収まる。男は収まるのを確認してか
らミントの頭をそっとなでた。
「はあ、はあ、はあ・・・。ご主人様、お優しくおっぱいをお揉みしていただき、ありがとうございま
す・・・とても気持ちよかったです・・・。」
 ミントの顔にはいつもの笑顔があった。そしてくるりと体を男に向ける。
「あの日から。助けていただいたあの日から、お優しいご主人様を心から愛するようになりました・・
・。ご主人様のおちんちんをフェラチオで御奉仕する度、ご主人様のおちんちんをパイズリで御奉仕す
る度。・・・そしてご主人様の、濃厚でドロドロの神聖なザーメンをお恵みして頂ける度、私はご主人
様へ御奉仕することが出来て嬉しい気持ちでいっぱいになりました・・・」
 ミントはうっとりと男を見つめる。ミントの腕が男の頭の後ろに回る。
「ご主人様、愛しています・・・」
 ミントは男に口付けした。舌を入れない、普通のキス。ミントにはそれで十分であった。
42224-16:2008/01/08(火) 14:29:00 ID:NhXWZCHL
それから二人は貪る様に愛し合った。
 夕食のビーフシチューを二人で口移しあった。体を洗いあった。そして・・・。
「それではご主人様、ベットへ・・・」
 ミントが、男を天窓から入る月明かりが照らす一人用ベットに寝かせる。二人は何一つ身にまとって
いない。ありのままの姿だった。
 ミントはベットに上がり、膝を男の腰の下へ入れる。ミントの一番好きなプレイが始まる前兆だ。
「ご主人様、パイズリいたしますね・・・」
 ミントは男のペニスを胸に当て、包み込む。ペニスにやわらかい感触としっかりとした弾力が伝わっ
てくる。そして、笑顔を浮かべ見つめるミント。これだけでも射精に導くことが出来るかも知れない。
「ご主人様、動かしますね・・・。あ・・・、んぅ・・・」
 ミントが恍惚の声を上げ、胸を動かし出す。ベットルームに響くミントの美しい声はまさに音楽作品
であった。
「ご主人様・・・。はあ・・・。気持ちいいですか?・・・あん!」
 風呂場で揉まれていったばかりの胸はさらに敏感になり、ミントはすぐ快楽に浸かる。
「はい・・・。んん!私も気持ちいいです・・・。はぁん!」
 激しく胸が動き、ペニスへの刺激を強くする。ミントは絶頂寸前の状態だった。
「んふぅぅ!出してください!ご主人様、ザーメンをミントにお恵み下さい!あああー!」
 ドクドクン!ビュウウ!
 これまでに無いほどの大量の精液がミントに降り注ぐ。絶頂に達したミントにはそれが祝福のシャン
パンに見えた。一滴も残らず、ミントは精液のシャワーを浴びる。
「はああぁん・・・。ミントにザーメンをお恵み頂き、ありがとうございます」
 ミントは足を男の腰から引き出し、男のペニスの上にまたがる。常人の20倍以上の精液を射精したに
もかかわらず、男のペニスは硬く、ミントの薄いピンク色で愛液の洪水が起こっている膣口にキスをし
ている。
42324-16:2008/01/08(火) 14:32:52 ID:NhXWZCHL
「ご主人様・・・。ミントのオマンコに、ご主人様のご立派で神々しいペニスを入れてもいいですか・
・・?私、もう我慢できません・・・!・・・はい、それでは入れますね・・・」
 ミントは腰を落とし、男のペニスを膣に入れる。
「んんんん・・・!はぁああああ・・・」
 ペニスがミントの膣に全て収まる。程よい締め付けがペニスを刺激し、ペニスのエラが膣を刺激する。
「入りました・・・。それでは動きますね・・・」
 ミントの腰がピストン運動を始める。ミントの金色の髪が乱れ、105センチの胸が踊り、声が響き
渡る。
「あんん!あん!はあん!大きいぃ・・・!ご主人様・・・!気持ちいいですか・・・?あん!・・・
はい、私も・・・!気持ちいいですぅぅ・・・!」
 パン!パン!パン!
 ピストン運動が早くなる。ペニスもまた大きく膨らみ、絶頂は目の前だった。
「ください!出してください!中で・・・!はあああん!ご主人様のザーメン、ミントの子宮に出して
ください!」
 パン!ミントの腰が下りた瞬間、男のどろりとした精液が、ミントの子宮に勢いよく注ぎ込まれる。
「ああああああー!」
 ミントの絶頂した声が部屋にこだました。
「はあ・・・はあ・・・ご主人様のザーメン、暖かくて気持ちいいですぅ・・・。オマンコの中でザー
メンをお出し頂き、ありがとうございますぅぅぅ・・・」
 男はミントの膣から一旦ペニスを抜く。そして、ミントをベットの上で四つん這いにし、再びペニス
をドロドロの精液が溢れる膣に挿入する。
「ああああああ・・・。バックからおちんちんを御挿入して頂き、ありがとうございますぅ・・・」
 男の腰が動き出す。ミントも胸と同等の敏感さを持つ弾力あふれる白い尻を動かし、射精を促す。
「ああん!はあああ!お尻も、オマンコも気持ちいいですぅ・・・!ご主人様ぁぁぁ・・・!」
 その夜、ミントの声が途切れることは無かった。
42424-16:2008/01/08(火) 14:33:55 ID:NhXWZCHL
そして、月曜日の朝。屋敷の男の部屋の扉をノックし、メイド服のミントが入ってくる。
「おはようございます、ご主人様。先日は私へのご寵愛、ありがとうございました・・・」
 ミントの顔が赤く染まる。
 あれから、二人は愛しあった。ディープキス、フェラチオ、パイズリ、本番。それが日曜日のになっ
ても続いた。それも、風呂場、キッチン、森の中と場所を変えながら。
「それでは、御奉仕いたしますね・・・」
 ミントが胸の紐を解き、プルンとした美しい105センチ、Iカップの胸を出す。
 ミントの顔には笑顔が溢れていた。
42524-16:2008/01/08(火) 14:35:21 ID:NhXWZCHL
以上です。これからはミントだけにキャラを絞り込もうと思います。
426名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 18:53:35 ID:ST12aSFq
>ミントだけに
嬉しいこと言ってくれるじゃないの
427名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 19:53:57 ID:Ko2WSBoE
このSSにミントっぽさが感じられるかそうでないかは問題ではない
とにかく凄まじい妄想の持ち主である書き手に敬意を表する、只者ではない
428名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 18:22:44 ID:n5w75Dj5
ティアとコレットもやってくれよ
429名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 22:47:22 ID:021WXxob
イノセンス終盤まで来たぞい。
アスラとイナンナが夫婦同然だったらしいが
この二人サイズ的に大分無理があると思わないか?
アスラの巨大な体型から想像するに、イチモツも馬以上に違いねぇ。
だがしかしイナンナの体型は普通の人間サイズっぽいからマンコもそうだろう。
イナンナ、アスラのデカブツを挿れて平気だったのか?と思う。
まさかアスラのイチモツが極細短小(アスラの小指サイズくらい)とか、
イナンナが緩マンってことはない……と思いたい。
それからアスラの尻尾、ヤってるときに邪魔にならないんかな?とも思う。
430名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:37:33 ID:BBf8uWri
>>429
アスラ「アレじゃでかすぎたんで尻尾使ってヤってました」
431名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 03:39:43 ID:bKxunvW9
イノセンスは全体的に若すぎだから三年後とか五年後で妄想している。
医者になったルカがイリアの学校の定期健診に行って、子供が帰った後に、
ルカがイリアに健康診断だよと言いつつ脱がせてガチュンとしてるのを妄想したら
それだけでお腹いっぱいになってしまったwww
432名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 22:41:40 ID:4bZUvHf3
>>431
今すぐ分sにょうんいしてこいwwwwwwwwwwwwwww
433名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 23:00:35 ID:Vxk2t4ti
>>431
よしそれを文章にしてくるんだ
434名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 23:13:18 ID:ORKBaIuL
>>431
文章化をGD潜りながら待ってるぞ
>>432
落ち着けwwwwwwwwwww
435名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 01:53:10 ID:g+IQPqQP
431だが、奮闘した結果惨敗した。
エロって意外と難しいんだな。俺には荷が勝ちすぎたようだ…スマソorz
436名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 03:57:54 ID:7K/NVNH2
めげずに再挑戦だ
そして汚名を挽回するんだ
437名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 04:12:41 ID:EGQhT5xK
名誉返上だろ?
438名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 08:14:58 ID:yKAC+Ahd
ネタだったらすまんが
名誉挽回
汚名返上
だろ?
439名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 10:48:02 ID:EGQhT5xK
この一言で438がD2をプレイしていないのは確定的に明らか
440名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 11:19:59 ID:yKAC+Ahd
>>439
D2プレイしたぞ。
PS2版だが、そんなネタあったっけ?
発売当時に2周くらいしたと思うが細かい所は覚えてないんだよ。
441名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 12:19:53 ID:ZGxl05MQ
プレセアかわいすぎ
442名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 13:34:16 ID:NRi18QLX
>>441
ジーニアス乙
443名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 20:16:13 ID:7bTd1WS9
>>439
汚名挽回ネタってD2じゃなくてPじゃなかったか?
444名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 22:00:54 ID:OSrsw3y+
PのXX料理人の称号のイベントのことしか分からんな
445名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 08:54:55 ID:L2rz1nJ/
431ではないが、いいシチュなので書いてみた。

ルカ×イリア、の診察のなんたらかんたら。
書くのに要した時間が2時間だったので、そんなにエロくないので色々とスマン。
446名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 08:57:08 ID:L2rz1nJ/

 ルカ・ミルダは、猛勉強の末にようやく医者になった。
 普段は厳格を絵に描いたような父親も、そのときばかりは喜びを顔に表し、柄ではない涙を流していた。
 家業を継ぐわけでもないのに、父親がこういうことをするとは、ルカも驚いたが、父親の愛をしかと感じた。
 無論、父親に限らず、友達の皆も各々の祝福と祝儀を渡してきた。
「それで、お前は医者になってまずどうするんだよ?」
 喧嘩の傷も癒えないスパーダが言った。ルカは頭に手をあてて、にぱーっとはにかむ。
「えへへ・・イリアと約束してるんだ。『まずキミの学校で診断するよ』って。」
「けっ! お熱いこった!
目の前の怪我人はいいのかよ!?」
 と、自分の傷をアピールしながら言うが、スパーダには目もくれず、ルカは時計を見ていた。
「時間みたいだから、もう行くね。」
「今日かよっ!」
 驚くべき手際のよさ、試験に落ちることなんか全く考えていなかったかのような行動の速さに、ただただスパーダは閉口した。
 ただ、ルカの行動の原動力は分かる。ルカに親しみを覚えて近づいてくる子供達、そして、何よりもイリアだろう。


447名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 09:05:49 ID:L2rz1nJ/
「う〜ん・・」
 首を傾げると、「直接触ってみないとわからないや」と、イリアの胸を両手で鷲掴み。
 髪の毛を逆立てて、イリアはルカの頬をグーで殴りたい衝動に駆られるが、ぐっと堪える。
(ぷにゃぷにゃ・・だなぁ…)
 彼女の胸をしっかりと捏ねて、パン生地を作るように扱う。
 目の前がくらくらする柔らかさに、ルカの意識がどんどん黒い方向へと進んでいった。
 手をぱっと離すと、イリアは既に泣きそうな表情をしていた。
 肌蹴ていた胸を服で隠し、ルカを問いた。
「ど・・どうだった?」
「おっぱいがやわらかいよ・・」
 手に残る感触に、すっかり顔がにやけていた。思わずルカは本音を漏らしていた。
 凡ミスに気付いたルカは、ゆっくりと彼女を見た。鬼のような表情を浮かべていた。
「ル〜〜〜カ〜〜〜〜」
 熊も逃げ出す迫力で立ち上がり、ホルスターに手を伸ばす彼女。身の危険どころか、命の危険すら感じる。
 当然、慌てて弁解した。
「ま、待ってよイリア! あ、あの・・・医学の世界では、やわらかいっていうのは・・・その、隠語なんだよ!
 他のどこかと繋がって悪くなっているって言う隠語で、語源は・・・関節が他のところと比べて柔らかいから!」
 必死のルカの(勿論嘘の)弁解。イリアはイラついた顔を崩さないが、「あ〜らそう!」と言って、乱暴に椅子に座った。
「もしあんたの診断が嘘だったら、あたし本気で怒るからね!」
 罪人に向けているような強い口調であった。
 だが、それでもルカの高調は冷え切らなかった。
「続きをするから・・・下半身も脱いで。」
「・・・ど〜も腑に落ちないんだけど」
 文句をいいつつ、素直にズボンを脱ぐ。
「それじゃ、そこに寝てて。」
 ルカの指示に従い、うつ伏せになって枕に顔を埋めた。
「ちょっとびっくりするかもしれないけど、いくよ」
 真っ先に彼女の隠部へと手を伸ばすと、大切な所を下着の上からぐりっと刺激し始めた。
 ビク! と身体を震わせるが、それを気にすることなく続ける。
 下着の上という制約があるものの、彼女の膣口の温かさと柔らかさが手を通じてよく分かる。
 未だかつてこれほど「医者をやっていて万歳!」と思ったことはなかった。
448名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 09:06:55 ID:L2rz1nJ/
すまん、ミスった!
449名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 09:07:41 ID:L2rz1nJ/
>>446から続き




「はい、次の人いいよ」
 ルカがその子から聴診器を離すと、また別の子の胸部につけた。
「えーと、健康だね。でも、外で動き回っているからかな? ちょっと擦り傷があるね。薬塗ってあげるよ。」
 そうやって、もうすぐ二十歳になるとは思えない満面の笑みを生徒に返した。
 そして、次の生徒にルカは度肝を抜かれた。学校の生徒の中で、最も知っている顔であった。
「ルカ兄ちゃんもおっきなったな〜」
 独特の地方訛りを響かせながらルカの前に座ったのは、エルマーナだった。
「エ、エル・・・キミもここの生徒になったの?」
「グレゴリの村で、給食が出るなら、ここに行くゆうてたやろ?
さ、ウチ脱ぐから、ルカ兄ちゃんはとっとと診察して」
 言うが早いか、エルマーナは服をばっと脱ぎ、その胸の膨らみを恥ずかしげもなくルカの眼前に晒した。
 同い年の人と比べればかなり貧困な胸であったが、ルカはかつての仲間というよしみから、顔を赤らめてしまう。
 何とか聴診器を当てるが、自分の心臓の音が邪魔をして、詳しくは分からなかった。
「ルカ兄ちゃん、ウチの胸どんなもん?」
 エルマーナは、「ベリーメロンやろ」という言葉と、羨望の眼差しを向ける
 ・・・ルカは聴診器の先から感じる僅かな感触で確信した。
「それはないね。」
 一瞬のためらいも、僅かな淀みもない。完璧に真実を貫いた感想であった。
「あちゃ〜、傷つくわ・・・」
 失恋したような、とぼとぼとした足取りで、エルマーナはルカから離れていった。
 知っている顔の診察とは、中々どうして恥ずかしいものであった。クラスメイトを道端でナンパするようなものだろう。
(女の人の裸だって慣れないのに・・)
 さすがに子供は圏外だが。
 よりによってこれから先は高学年、中学生以上の子が来るのだから、彼の今後はモトクロスの洗濯板よりも険しいものだった。

450名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 09:08:33 ID:L2rz1nJ/
 鼻血が出そうになる辛さを乗り越え、全校生徒の診断を終えると、ルカはベッドの上に座り、一息ついた。
 緊張から開放され、東部の名産物に舌鼓を打っていると、また知っている顔が部屋に入ってきた。
「イ、イリア!?……校長先生…」
 これほど校長先生という肩書きが合わない女性も珍しいだろうが、経営的な才能は抜きにして紛れも無くイリアは校長だ。
 久し振りに見る彼女は、手の中にすやすやと眠る子供を抱いていて、まるで聖母のようだった。
「お疲れ」
 と一言言うと、子供を揺りかごに乗せて、ルカの隣に座る。距離は近く、望めば彼女の頬にキスをすることができそうな距離だ。
 近いだけで特に肌や衣類が触れ合うこともないのだが、それだけで、ルカの心臓はガタが来たバイクよりもうるさかった。
(やっぱり・・かわいいっ!)
 久し振りに見ても、彼女の美貌には些かの色あせもなく、むしろ、歳相応の色気を併せ持って更に増したかのようであった。
 ルカもお年頃、彼女とは既に何度も身体を結びつけたが、まだまだしたい。
 医者になった祝いに両親から時計を貰ったが、イリアからは何も貰っていないのだから、
 少しぐらいは・・・という悪巧みが彼の頭をきゅぴーんとよぎる。
「イリア・・・あのさ、キミのことも診察していいかな?」
「はぁ!?」
 驚いたというよりも、怒りや呆れの方が強い顔。
 彼女の表情を見るのが怖いルカは、何も言わず服の上から聴診器をそれっぽく当て、ふむふむと納得顔をした。
 聴診器が身体に触れることを嫌がって、イリアは身をよじって逃れようとする。
 ルカは大した追跡もなく、すんなりと彼女の身体から聴診器を離した。が、表情は俯いて悲しそうだった。
 子犬が親から離れたようなシュンとした顔に、イリアも懸念を抱く。
「一応聞くけど、ど、どうなの?」
「うん・・・詳しく調べてみないと分からないけど・・・
 ・・・・・・・・」
 あやふやな回答と、内容のない沈黙は、下手な宣告よりもイリアを不安にさせた。
 勿論ブラフなのだが、ルカの演技がそれとなく本当っぽかったことで、イリアも同じように不安顔。
「じゃあルカ、あたしの事も診察して!
せっかく念願の学校を建てたんだから、早死になんてまっぴらごめんよ!」
 まんまと引っ掛かった。保健室の生徒用の椅子に座りなおすと、ルカを「早く早く!」とせかす。
 ルカは「計画通り」と月のような笑みを浮かべることを我慢して、イリアの裾を捲くった。
 衣服から徐々に現れてくる肌に、エルマーナのときとは逆にルカは食いついた。
「診察するから、イリアが服を抑えていて」
 といって、彼女に捲らせる。間もなく、しっかりと実った二つの膨らみが外部に晒された。
「し、診察するよ・・・」
 ルカは、直接手を触れたい衝動を押さえ込み、
 聴診器を下乳に当てると、膨らみをひしゃげながら、少しずつ上に登らせてきた。
 本来の使用用途と違い、聴診器を単に物としてイリアの乳首をちょんちょんと軽く押す、
 物理的な刺激に、間もなく彼女の乳首はかたくなり、膨らんできた。
「〜〜〜」
 恥ずかしさが込み上げ、彼女は耳まで赤く染める。
 その彼女の可愛らしさに、ルカの悪戯心が更に増していた。
451名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 09:09:11 ID:L2rz1nJ/
「う〜ん・・」
 首を傾げると、「直接触ってみないとわからないや」と、イリアの胸を両手で鷲掴み。
 髪の毛を逆立てて、イリアはルカの頬をグーで殴りたい衝動に駆られるが、ぐっと堪える。
(ぷにゃぷにゃ・・だなぁ…)
 彼女の胸をしっかりと捏ねて、パン生地を作るように扱う。
 目の前がくらくらする柔らかさに、ルカの意識がどんどん黒い方向へと進んでいった。
 手をぱっと離すと、イリアは既に泣きそうな表情をしていた。
 肌蹴ていた胸を服で隠し、ルカを問いた。
「ど・・どうだった?」
「おっぱいがやわらかいよ・・」
 手に残る感触に、すっかり顔がにやけていた。思わずルカは本音を漏らしていた。
 凡ミスに気付いたルカは、ゆっくりと彼女を見た。鬼のような表情を浮かべていた。
「ル〜〜〜カ〜〜〜〜」
 熊も逃げ出す迫力で立ち上がり、ホルスターに手を伸ばす彼女。身の危険どころか、命の危険すら感じる。
 当然、慌てて弁解した。
「ま、待ってよイリア! あ、あの・・・医学の世界では、やわらかいっていうのは・・・その、隠語なんだよ!
 他のどこかと繋がって悪くなっているって言う隠語で、語源は・・・関節が他のところと比べて柔らかいから!」
 必死のルカの(勿論嘘の)弁解。イリアはイラついた顔を崩さないが、「あ〜らそう!」と言って、乱暴に椅子に座った。
「もしあんたの診断が嘘だったら、あたし本気で怒るからね!」
 罪人に向けているような強い口調であった。
 だが、それでもルカの高調は冷え切らなかった。
「続きをするから・・・下半身も脱いで。」
「・・・ど〜も腑に落ちないんだけど」
 文句をいいつつ、素直にズボンを脱ぐ。
「それじゃ、そこに寝てて。」
 ルカの指示に従い、うつ伏せになって枕に顔を埋めた。
「ちょっとびっくりするかもしれないけど、いくよ」
 真っ先に彼女の隠部へと手を伸ばすと、大切な所を下着の上からぐりっと刺激し始めた。
 ビク! と身体を震わせるが、それを気にすることなく続ける。
 下着の上という制約があるものの、彼女の膣口の温かさと柔らかさが手を通じてよく分かる。
 未だかつてこれほど「医者をやっていて万歳!」と思ったことはなかった。
452名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 09:09:58 ID:L2rz1nJ/
 もっとも、彼の医者になっての初仕事がこれなのだが。
「ルカ・・それホントに診察してん…の?」
 感じているのか、少し曇った声でイリアは聞く。ルカはうんと機械的に答え、指の動きを更に早くした。
 イリアは枕に顔を強く押し付けて、漏れる声を我慢していた。
 やがて、膣口から溢れた愛液が下着まで滲み、ルカの手についた。
「イリア・・・」
「なによ・・・!」
 枕から顔を離し、彼の方を見る。既に昂った気持ちが静まらず、ルカを見ると変な気分になった。
「イリアの病名教えてあげるよ。『欲求不満』って言うんだ。」
 ルカはすっかり膨らんだ自分のモノを取り出した。イリアはルカの行動に驚いている様子だったが、特に抵抗はしない。
 逆に、擽られたように小さく笑った。
「じゃ、特効薬紹介してくんないかしら? あたしは貧乏だから、タダだといいんだけど」
「それなら、僕で!」
 ルカがモノを秘所にあて、腰を押し付けると、イリアの体がビクッと震えた!
 中に感じるルカのモノが忙しなく動いている。彼女は桃色の吐息をはぁと漏らし、背面から自分を突くルカに言った。
「馬鹿馬鹿・・・おたんこルカ! したいなら・・・んぅ、最初に言ってってば・・・ぁ」
 涙ぐみ、喘ぐ。ルカと繋がり、火のように熱い股間から愛液が溢れ出て、ベッドのシーツを濡らす。
 性感の高まりが一秒ごとに増していく。
「これは、僕が医者になった合格記念・・・ってことにしたいんだけど、ダメかな?」
「い、いいけど…な・・にもこんな・・形で欲しがらなくて・・・も・・」
 ルカの手が胸へと伸びてきて、ぐにゅり、と掴む。腰の動きと合わせてリズミカルに震わせると、イリアには天に上るように感じた。
 耳を甘噛みして、快感の声を漏らす彼女にそっと問いかける。
「中に出していい?」
「ん・・・どうしよ、今日は危ない日なんだけど・・・。ルカ・・・あんた、責任持つ?」
「責任って、子供が出来たら? もう出来てるよ。」
 腰を後ろに下げ、傘の部分がかろうじて埋まっているまで引き抜くと、もう一度、強く打ちつけた。
 奥へ行けば行くほど狭まってくる膣内、その最奥へと入り込むと、ルカのモノの動きが止まった。
 間もなく、ルカは小さく声をあげると、射精へと達した。

453名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 09:54:07 ID:PuF2hp/M
ちなみに本当に柔らかい やそれに使い隠語はある


・・・悪い意味なんだけど
454名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 16:44:59 ID:nUTvaEPW
これは続きがあると見ていいのか??

ともかくGJだりゅん
455名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 17:38:37 ID:tdAjkl2G
公式設定
イリア 85・62・88
アンジュ 89・62・90
エル 80・56・81
456名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 17:43:04 ID:8OEZ5E7L
スレの最初のほうにあったフィリア×リオンの純愛が難しい、という話だけど
啄木鳥版TODの読者の自分としては、アリだなぁと思った。
何気に一番リオンの扱いがうまそうだwwパーティ中では一番マリアン的な存在だとオモタ
457名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 17:44:44 ID:add/AJAQ
 身体を離すと、二人は向かい合ってキスを交わした。
 起き上がってみると、イリアの愛液とルカの精液が混ざり合い、シーツを汚していた。
 部屋には二人の情愛の香りが立ち込め、身体を繋げた余韻に浸る。
「ルカ、遅れたけど医者おめでとう。」
「あ、ありがとう!」
 遅い祝儀を受け取ると、二人とも一度黙った。
 えもいえぬ緊張感と、眠りたくなるほどの安心感。
「イリア、もう一回していい?」
 返事の変わりに、イリアはルカの服に手をかけた。
「ルカ、今度はあんたも脱ぎなさいよ。
あたしばっか裸なんて、不公平ってもんよ」
「ぁ・・」
 ルカは、イリアに脱がされている現状に照れ、顔を背け、出入り口の方を見た。
「あっ!」
 そむけた先で、ルカはゾッとするものを見た。
 ガラス越しに、生徒の一人と目が合った。よりによって、エルマーナ。
 にぃ、と笑みを浮かべるエルマーナ。
 二人は赤く染めていた頬を、青く染め直した。

 同時に、揺りかごの中の子供が泣き声をあげて起き出した。
 あれこれと暗転する状況に、二人も泣きたくなった。

458名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 17:47:03 ID:add/AJAQ
終わり。
何かしばらくの間書き込めなかったけど、ようやく書き込めた。

いろいろスマソ
459名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 21:44:45 ID:nUTvaEPW
乙です!

>>455
エル普通にでけぇーwwwww
460名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 00:31:16 ID:vRoiTyiZ
>>455
何故だ! シアンがエルの胸はぺったんこって言ってたのにw
461名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 01:39:08 ID:GcDl9c/l
>>460
いろいろ考察した結果『きっと格闘っ娘だから鍛えられた筋肉なのだろう』と云う結論に至りましたが何か・・・でもそうするとWが細過ぎるのか?
462名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 01:47:50 ID:4SZ4/NsQ
>>455
女性の3サイズに関する知識の無い人間が
設定したような数値にしか見えないな
463名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 02:18:01 ID:beBNHk+f
いや、別にそうとは限らないかもよ。
自分は女でB84だが普通〜貧乳だと思う。(普通体型)
ガリガリじゃなきゃ80は貧乳じゃね?
Lのノーマもそうだったし

エルのバストよりアンジュのウエストの方が違和感ありまくりだろwww
62は普通だよwww
464名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 19:08:48 ID:RkPc/DmI
何言ってんの、アンダーによって全然違うよ
トップが80てのはね、アンダー65の細い人ならCカップ、アンダー70の普通体系の人ならBカップになるの。
ウエスト56なら絶対アンダー65の筈だしねー^^
465名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:59:40 ID:vBGlPeyh
つミ 投下
466名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:29:24 ID:vBGlPeyh
『ヴェイグがきっと来てくれる・・・いつだって私が危ない目にあった時には来てくれたもの。』

 世界各地から誘拐されてきた美しい娘達は,城の広い客室の中に
居ながらベッドの周囲や部屋の隅に固まり、不安に耐えていた。
その中にはクレアの姿もあった。

ベッドの周りに集まっていた少女達は、ひそひそ話を始めた。
「ねぇねぇ、アガーテ様に呼ばれて、どんな事をするの?」
「え?んーと、なんか手や足がきれいだとか、容姿を褒められれて、それでアガーテ様
ほどじゃあありませんって言ったの。
そしたらアガーテ様が何かを言いながら近づいてきて・・・その後、急
に気分が悪くなって・・・気づいたら倒れてたの」
「えーっ、それって大丈夫なの?ヤバくない?アガーテ様に何かされたって事?」
「うーん。分んない・・」
「それにしても何時までいなきゃならないんだろう。早く彼氏に会いたい」
一人の少女がそう不安をもらす。
するとベッドの上で囁きあっていた少女達の心にどんよりとした沈黙が積もった。

「あっ、ねぇそういえば、いつも言ってるクレアの彼氏ってどんな人なの?」
そんな雰囲気を紛らわそうと一人の少女がクレアに話しかける。
が、ヴェイグの事を考えてぼーっとしていたクレアは急に、しかもそんな話をふられて慌てて
言葉を詰まらせる。
「えっ?あっ、あの・・・ヴェイグはその・・そんなんじゃなくて・・その・・・」
そんな他愛もない話をしていた時、バンッ、と部屋の扉が勢いよく開け放たれた。
「クレア・ベネット。アガーテ様がお呼びです。ついてきなさい。」

 

 わたくしはまずこちらを見つめる宝石のような瞳に目を奪われた。
雪深い山奥の村から来たというこの娘の肌は、写真で見たその山に降る雪のように白い。
そして同じように白い、すべすべとした美しい手足・・・。
触れたくなる様な金の髪・・。可愛らしい唇。この体を手に入れられたらきっとミルハウストは
わたくしの事を好いてくれる。
 アガーテは、女王の前で少し緊張した少女と他愛もない話をし、そして問う。

「あなたの美しさがあれば、誰もが愛してくれるでしょうね?」
しかし、娘は驚くような返答をした。

「あの、アガーテ様。外見の美しさってそんなに大事なことでしょうか?
私の両親の話なんですけど・・」
 娘が話した話は、わたくしには到底受け入れられない話だった。
その主張は、美しい者がもつ傲慢な考えではないかとさえ思えた。
そう、一度も誰からも拒絶されたことのない、美しいもののみに許される考えだと・・・。
そんな話をする娘に、わたくしは眩暈がするほどの怒りを覚え、この娘に今からする事に対する罪悪感
が薄らいでいく感覚がする。

 そして、アガーテの体からは白い光が溢れ、部屋に広がっていく。

『では姿が変わってもあなたはその考えを言えるのですね?』
そして白い輝きがクレアを飲み込む。



 白く輝く部屋の中心部から離れた位置。その様子を観察していた男がいた。マントを
羽織ったその男は、髪をいじりながら、くっくっくっと、笑いをもらす。

「へぇ、あの子がお姫さまのお人形さんに選ばれたんだ。これは愉快だねぇ・・・」
意識を失い、兵士に抱きかかえられている少女を見ながら、サレは呟いた。
「これからするいたずらが、ますます面白くなりそうだ。ふふふ」
467名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 11:44:29 ID:/weZSHQE
 「おい、大丈夫か?」
なんだか遠くから私を呼ぶ声がする。
「・ん・・・ヴェ・・イグ?」朦朧とした意識の中、ヴェイグの声が聞こえた気がした。
「大丈夫か?立てるか?」
目をあけると赤い絨毯が見えた。『ああ、そうか・・』
その瞬間自分は、スールズでヴェイグに起こされたのではないと理解する。
「私・・」
「君はアガーテ様との謁見中倒れたんだ。部屋には戻れそうか?」
「大丈夫です。一人で戻れます。」


 しかし、クレアは同じ様なドアや窓が続く廊下を歩くうちに、方向感覚を失う。
今自分が何階にいるかも定かではないようだ。
迷ったかしら?
それにまだなんだかくらくらするし、頭も痛いような気がする。
なんで一人で帰るなどと言ったのだろう。
何もかもうまくいかないあせりから、瞳から涙がこぼれそうになる。
 そんな涙を振り払い進む。
しかし角を曲がると、奥に大きな鏡がある行き止まりになっていた。
「ああ、もう」と、クレアは苛立ちを声に出す。

 城の中のものにしてはシンプルなデザインの鏡だ。
『奇麗な鏡』
クレアは、吸い寄せられるように鏡に近寄り、映る自分の姿を見る。当然ながら、いつもと変
わらない自分が映っている事にほっとする。
意識を失う前、アガーテ様が仰っていた事はいったい?・・・
ぎくり。と、背中に冷たいものが走る。
何故なら、鏡の中に冷たい眼をした男が立っていたからだ。

「謁見の帰りに道草かい?君のお部屋からはずいぶん遠いようだけど」
クレアは平静を装い、鏡の中で男と会話する。
「別に。・・・少し遠回りをして帰ろうと思っただけです」
踵を返し、サレの横を通り過ぎようとする。だがその時、腕をつかまれた。
男からは、甘い果実のような香りがした。

「人の顔を見て、いきなり逃げようとする事はないじゃないか。冷たいね」
「当り前よ!はなしてください!」自分をヴェイグから引き離した男を睨みつける。

 サレは手を振りほどこうともがく、美しい少女を観察した。
そしてこれからこの少女にできるだろう想像に、ぞくり、と快感を感じる。他人の大事なものを傷つ
けるのは、何にもまして楽しい。
しかしそれが表情にでないよう努めながら、やさしく少女に話しかける。
獲物には慎重に近寄らないと逃げられてしまうしね。

「アガーテ様が呼んでいるんだよ。君と、もう少しゆっくりお話がしたいって。
でもあの部屋では君がまた、緊張で倒れてはいけないから、私室でお話をして下さるそうだ」
468名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 13:04:39 ID:/weZSHQE
きゃぁぁっ」
しかし、部屋に入ったとたんクレアを待っていたことは、いきなりベッドの上にほおり出される
事だった。
一瞬何が起こったか理解できず、ベッドの上で茫然とする。

「あはははは!こんなに簡単に騙されるなんて。これだから田舎娘は。」
そう言ってサレは部屋に鍵をかける。
「・・ひどい!騙したのね!?・・・・やだ何する・・・」
そして瞳に恐怖が浮かべ、ベッドの上で怯えるクレアに近づき、いきなり自身の唇を無理やり重ねる。
「・っ・・んーう・・」
まだ意識がはっきりしていないクレアは、舌の侵入をあっさり許してしまう。
歯の裏をなめられ、舌を吸われる触感にやっと暴れて抵抗するが、力も入らず、あごも固定され
逃げられない。
くちゅくちゅ・・・やがて小さな口からは、許容量を超えた唾液が溢れ、細い喉を伝う。
『息ができない』そう感じた時、ようやく唇が解放された。
「・・はぁっ・・・はぁっ・・くはぁはぁ・・」
やっと自由にされた口で、クレアは大きく息をする。
「ふふ。ああ、それからいくら助けを呼んでも誰も助けに来ないよ。
この部屋の壁は特別音を通さないからね。・・・ああ、もちろんヴェイグも来ないよ?」

ここはサレの書架なのだ。壁には一面に本が置かれている。
神経質なサレは読書を邪魔されないよう、壁を音を通さない設計にしていた。
しかし、ただ好きにされるクレアではない。精一杯大声を出し、必死に暴れる。
「いや!誰か・・・・誰かきて!助けて!放して!」しかし、分厚い壁はクレアの声を通さない。
叫ぶクレアを無視して胸元のリボンに手を掛け解く。そして細い首に舌を這わせ、
肌蹴させた胸元に滑らせた。
 ぞくりとするその感覚に、クレアは恐怖する。このままじゃ本当に犯される・・・
恐怖から、まだ少女であるクレアの助けを呼ぶ声は、涙を流した懇願に変わる。
「いや・・やめて!お願い・・どうしてこんな事をするの?お願い・・やめてぇ・ひっくうっく」

 悲痛な叫びが届いたのか、サレは手をとめ顔をあげた。
しかしその顔は邪悪な笑みを浮かべていた。

「どうしてこんな事をするのかって?君とヴェイグがむかつくからだよ!信じる心?へどがでるね!
特に何度も刃向ってくるヴェイグにいらいらする。クレアクレアクレア馬鹿みたいに言いながら。
そしてきれい事ばかりいう君にもね!」
 そしてサレは荒げていた声を、わざとやさしい声にもどす。
「だからヴェイグの大事な大事な君を汚して、めちゃくちゃに壊してやろうと思ったのさ。
ふふ。君はどんな風に僕をわくわくさせてくれるんだい?」
それにお姫様のお人形に選ばれた君を汚せば、お姫様の夢にも傷が入るしね。一石二鳥だ。

「お話は終わりだよ。クレアちゃん」耳元でそう囁いき、そして乱暴に服を脱がせる。
すると少し小ぶりだが瑞々しい胸がこぼれ、胸の頂の可愛らしい桃色の蕾がのぞいた。
「私は奇麗ごとなんて・・やだぁぁ」
クレアは胸を隠そうと手を伸ばすが押さえ付られ、白い胸は隠すものもなく露になる。
「見ないで!」
両親以外、ヴェイグにしか見せたことのない所を晒され、クレアは激しい羞恥心と恐怖に
襲われる。この相手には私の言葉は通じないのだ。
いや、この城の『人』には、何一つ通じない。言葉は一方通行なのだ。
469名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 13:07:10 ID:/weZSHQE
 サレが、その胸をそっと包み込むように触ると、形のいい胸は手のひらにすっぽり収まった。
クレアはびくりと体を震わせ、何もできない非力な自分を呪う。
サレは、悔しそうに涙をこらえるクレアを見ながら、胸を蹂躙する。が、決して可愛い蕾には触れない。
やさしくパンをこねるように揉み、巧みに敏感な部分には触れず、柔らかさを確かめる。 
  ーー焦ってはいけない。ただ乱暴に奪うだけじゃおもしろくない。クレアちゃん
を壊すにはそれだけでは足りない・・・。
「・・は・・あ」
まるで恋人にするかのようなその手つきは、乱暴にされるとばかり思っていたクレアを困惑させる。
そして胸から手が離され、更に愛撫は続く。

首を吸う。
耳を甘噛みする。
太ももに指を滑らせる。
胸に円を描くように舌を這わす。
脇腹ににも這わし、へそに舌を入れる。
クレアの白い肌に点々と、紅い跡を付ける。

「っぁ・・」
体の隅々まで侵食されるようなその愛撫に、時折クレアは華奢な体を震わせ、細い声をあげた。
緑の瞳は固く閉じられ、徐々に湧き上がる、認めたくない感覚に耐えているようだ。
「たすけ・・・て・ヴェイ・グ・・ヴェイグ・」
うわごとの様に名を呼び、はあはあと喘ぐ様子に満足したサレは、こう囁く。
「感じてるのかい?震えてるよ」
「違う!」
クレアは目を閉じ、必死に首を振って否定の意志を示す。ーー思っていたものと違う
扱いに戸惑いを感じているだけ。クレアはそう自分に言い聞かせる。
ああ、でも、自分の中からは認めたくない甘い恐怖が湧き上がって・・。
どうして?もっと乱暴にしてくれたら、ただの恐怖だけで済んだのに・・・!


「きゃあああっ」
突如クレアの体に電気が走り、体がのけぞる。焦らされた胸の頂が甘噛みされたのだ。
さらに強く噛まれ、クレアは悲鳴をあげる
「い・・痛いっっ」
いきなり乱暴にされ、さっきまでの甘い感覚は吹き飛び、痛みだけがクレアを支配した。
「いっ・・た・・」
クレアの苦しそうな声に被虐心をあおられたサレは、さらにもう少し強く噛む。
「っっ離してぇ、痛いっ」痛みにクレアは堪らず、懇願する。
 そろそそか。サレはようやく口を緩め、クレアを痛みから解放する。
ぴちゃぴちゃぴちゃ・・すると今度は強く噛んだ乳首を、犬が傷を舐めるように舐め始めた。
「・・あああっ・・んんん・・ん」
ちゅく、唇で乳首を吸い、間から舌をちろちろ出し優しく舌で転がす。
今度は痛みで吹き飛んだ甘い感覚、などとは比べ物にならない鋭い快感がクレアの体を駆け巡る。
「ひいぃぃ・・っん・・ふっふぅぅぅ・・・んんんっ・・・ひ・・くぅぅう」
感じたことのない種類の快感に耐えるクレア。
 痛みの後の快感。ヴェイグに大事に抱かれたことしかないクレアには、今まで体験した事の
ない快感だった。
形のいい胸は繰り返し潰されるように揉まれ、快感で痛々しい程とがった乳首は指で摘まれ、
ちゅぱちゅぱと口で何度も引っ張るようについばまれる。
「ひぃひ・・んんっく・・あっあっ・・ひっ」
甘い快感と切ない痛みが繰り返される愛撫に、切ない声をあげるクレア。
瞳から恐怖は消え、代わりに恍惚とした光と、苦痛の涙を交互に浮かべる。
470名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:17:12 ID:/weZSHQE
胸を嬲りながらサレは、いたずらをもっと楽しくする小道具をそっととりだす。
遊びを面白くするための準備には手を抜かない男だ。
「ねぇ。クレアちゃんのくぐもった声もかわいいんだけど、もっと思いっきり可愛い声を聞きたいなぁ」
そう言いながら内ももを撫で上げ、下着の隙間からすばやく秘部の入口に指を滑らせる。
指には強力な媚薬が何粒か握られていた。
「だめ」自分の一番大事な所の危機に気付いたクレアだったが、すでに遅く入口にあてがわれた
二本の指と粒上の媚薬は、体への十分な愛撫で潤っていた蜜壺につるりと飲み込まれる。

 サレは指を奥まで差し込み、薬を奥に押し込む。それはクレアをすぐに狂わせる事になる。
くちゅくちゅと中をかき混ぜ、薬を溶かしこみながら、クレアに純粋な快楽を与える。
「いやぁあああああっいやぁ・・ぬいてぇ、あっあああ・・あっ・・ぁ」
そして、そんな快楽から逃れようと腰をひねるクレアから、媚薬のとけた愛液をすくい、
一番敏感なクリトリスに擦りつけたのだ!
クレアの体は撥ねるように反り、蜜壺の中からはごぼり、と大量の愛液が噴き出す。
「やめて・・やめ・やめ・・・」
じゅぷ・・じゅ・じゅく。それをわざと音を立てるようにかきまぜながら、敏感な芽をクリクリと
いじる。
「・・やめて、もう・・やぁぁあぁぁ」
サレは、薬の効果で壊れそうな快楽に悲鳴をあげるクレアに、
「ふふ。下のお口はずいぶん素直なのにね」などとお決まりの文句を言い、さらに言葉と指ででせめる。
「こんなにべとべとにいやらしい汁をたらしておいて、いやもなにもないだろ?どこが気持ち
いいのか言ってごらん?」
さらに指を折り曲げ、楽器を弾くように中を刺激する。
「・・あっ・・くふ・・あっあっああっ・・あっあっ・あああああ・ふぁぁぁっ・・あぁっ」
その指で薬を探す。が、それはすべて十分濡れていたクレアの中に完全に消えた後だった。
クレアの、理性が失われていく様に喘ぐ姿を見れば、薬が十分効いている事は明らかだったが・・・

「ここが気持ちいいんだ?ここを触るとクレアちゃんがすごく締め付けてくるよ。
可愛いい顔してこんないいものをもってるなんて卑猥な体だね。」
 やがてGスポットを探し出したサレは嬉しそうに尋ねる。
「ちがっ・・・ちがうぅ・・あああっ・・あっああはぁああぁちがう」
違う違う、こんな快感は知らない。中が熱い。なに?違う。私は、違う・・・
心の中で必死で否定するが、体は徐々に絶頂に向けた階段を上っていく。


 しかし突然指は引き抜かれ、絶頂の波が急激に引いていく。「・・はぁはぁ・・あ・・・」
「どうしたの?そんな物足りなさそうな顔して。やめてほしいんでしょ?」
サレは愛液でべとべとになった指を舐めながら言う。
そんな顔はしてない!クレアは残った理性でそっぽを向き。「そうよ」と言った。
「ああ・・そう」
そう言うとサレはベッドから立ち上がり、本棚に向かう。
そして本を取り、しおりの挟んであった所から読み始めてしまった。
471名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:25:19 ID:/weZSHQE
「あ・・・」
そしてクレアは一人残された。
外部からの刺激は断たれたが、しかし途中で断たれた行き場のない快感の高まりと、
どんな淑女も狂わせるという、体内に埋め込まれた悪魔がクレアに安息を許さなかった。

「はぁはあ・・はあはあ」静かな部屋には荒い息づかいと、本をめくる音が響く。 
 クレアは何もされていないのに湧き上がってくる、『快感を欲する感情』に悩まされた。
どうして?なんでこんな・・・・
媚薬を盛られたと知らない、媚薬などという存在すら知らないクレアは、湧き上がる快感に戸惑う。
「・・くふぅぅう・・はっはっはぁぁああ」
シーツを掴み、体を丸め必死に耐えようとするが、シーツが胸という性感帯に触れ、耐え
られない快感が走る。
「・・・ああっ・・くはぁあ・・」しかしそれだけでは求めるものは得られない・・・。
 快感から逃れるため、仕方なく仰向けになって耐えるクレア。

その姿はとても扇情的で、妖しい美しさだった。
投げたした白い足が、めくれ上がったスカートから覗く。
だらしなく開けた涎の光る口元には、一筋の髪を咥えている。
肌蹴た胸元から覗く胸は赤みを帯び、息をするたびに大きく上下する。
その行動は、痛々しいほどに尖った頂の存在を誇張しているようにさえ見えた。

そして、いつも健康的な光を灯した瞳は、今は妖しく輝き、男を誘っている様にしか見えない。
「はぁはぁ・・・ん・・はぁ・・は」

クレアはそんな瞳で誘う様にサレを見る。限界まで膨らんだ欲望を、満たしてくれる者だという
無意識がそうさせる。
 するとまだ、涼しい顔で本を読んでいる姿が目に入る。
しかし、ほとんど快楽という欲に支配されているクレアは、ある変化を見逃さなかった。
男性自身でテント状に膨らんだズボンを。クレアの瞳が妖しく輝く。
『あぁ。あれがほしい・・・』理性は薬の中毒でほとんど消えている。視野は酷く狭くなり、
自分の見たいものしか見ない。
『あれで満たしてほしい・・』脳髄は麻痺し、もうその事しかもう考えられない。

「ほしい・・の・・」クレアはもう声を出していた。
サレは、読み終えた本をテーブルの上に置き、おもむろに近づく。
「何が欲しいんだい?それより、今読んでいた本の内容だけどね、種族の違うもの同士
がいがみ合うっていう、どこかで聞いたようなつまらない話でね・・・・」
「そんな事どうでもいいの。お願いこれをちょうだい!」
そういうとクレアはカチャカチャとズボンのベルトをおぼつかない手ではずす。
そして自分の中に入りそうもない巨大なものを取り出し、恍惚の表情でそれを見つめた。

「おやおや。」クレアの思ったよりはげしい乱れ具合に満足する。
少し薬の量を間違えたかな?
そして、急かすクレアをなだめながら、まず使い物にならなくなった下着を脱がせる。
涼しい顔をしてはいるが、サレのモノは欲望を放ちたいと限界までそそり立っており、それを望む
クレアの方は、秘所からは大量の愛液を漏らし、それは太ももを伝いシーツを汚している。
472名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:27:32 ID:/weZSHQE
「ああ、お願い、早く。・・挿れて!挿れて!イかせて・・・」

サレは、薬で乱れるクレアを仰向きに寝かせ、愛液でぬるぬるになった秘部にモノをあてがい・・・
正上位で、反動をつけ一気に最奥まで貫く。
「はあぁぁぁぁああああああああああぁぁぁぁっ・・・おっきい・・ああ・・
あああああぁぁぁん」
やっと奥までイッキに貫かれたクレアは、待ち望んだ快感に歓喜の声を上げる。
そして、足をぴんと伸ばし一気に絶頂を迎えた。
「んあっ・・あっ・ああ・・ああああああああああああああっ」


「あああああっっ」
その瞬間私の瞼の中にチカッチカッと火花が散り、体が快感の渦に飲み込まれた。
自分の意志とは無関係に体がひどく痙攣し、体の中心から脳髄に、大量の快感が強制的に
とめどなく送られ、何も考えられない。
 五感のすべてより性の快感が上回り、耳は完全に聞こえない。
「はっくああ・・・くぁはぁはぁ・・はあはあ・・ああ・・あ」
チカッ、チカッ。その時、快感の爆発の余韻に体を痙攣させるクレアの瞳に、再び火花が走る。
『眩しい・・・また光が見える。』
しかしその光はクレアの中で発生した光ではなかった。

カシャカシャ。ようやく耳がそんな音をとらえた。
「な・・に・・・?」
「ふふ。カメラは珍しい?まぁ君みたいな貧乏人が一年働いたって買えない代物だから仕方ないか」
カシャカシャ。再び切られるシャッターの眩しさに、クレアは目を細める。
「クレアちゃんがイク姿があんまりにもかわいいから、ヴェイグにも見せてあげたくてさ。」
快感による余韻でうまく脳が働いていないクレアには、言葉は音声として認識されるが、
脳の中で言葉としての意味を成さない。
しかし『ヴェイグ』というに単語に我に返る。

 ああなんて事をしてしまったの!なぜあんなことを自分から求めたのだろうと、自分を責める。
そしてそれを撮られたという事実に、恐怖と焦りを感じる。
相手はしかもそれを、ヴェイグに見せると仄めかしている!
こんな姿、ヴェイグに知られたくない・・クレアはカメラに手を伸ばすが、簡単に押さえつけられ、
さらに接合部を撮影される。
その行為はクレアに自分がつながったままだという事実を思いださせた。
「いやぁ!抜いて」自分にささる杭をを取り除こうと、暴れる。

「自分から誘っておいて今さら何を言ってるんだい?しかも挿れただけでイくなんて淫乱だねぇ。
それに自分だけ気持よくなって終わりなんてずるい・・・よ!」
サレは足を掴み、つながった部分を起点に、一気に回転させクレアを裏返しにする。
「あうっ・・ぐぅ」イったばかりで敏感な中を、えぐられクレアは呻き声をあげた。
ぬちゅ・・ぬちゅ・・ぐちゅ・・
「・・っく・・待ってまだぁ・・ひぁ・・・」
サレは訴えを無視し、機械のように正確に腰を動し始める。
そして、腰を打ちつけながら、あるいたずらを思いつく。
473名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:33:23 ID:/weZSHQE
「クレア・・・・」
背後から突然聞こえるヴェイグの自分を呼ぶ声にクレアは驚き、一瞬混乱する。
「俺はクレアがいないと死んでしまう」
サレの口は再度甘い声でそう語りかける。その声色はあまりにもヴェイグに似ていた。
「やめて!そんな声で話かけないで!・・っあああっ」
サレはさらに腰の輸送を早めながら、ヴェイグの声で語りかける。今この声でクレアの行動を責める
事が、クレアを一番傷つける事が出来ると知っているからだ。
ぐちゅっ・・ちゅっ・ぬちゅ・・ぐちゅ・くちゅ・・性器がこすれ合い、大きな水音が響く。
その音が、更にクレアを責める。

「俺がこんなにクレアを思っているのに、クレアは誰にでも体を開くんだな・・・」
「あっく・・ちがぁぁ・・違ぁ」
ぐちゅっ・・ちゅっ・ぬちゅ・・ぐちゅ・くちゅ・・
ぐちゅっ・・ちゅっ・ぬちゅ・・ぐちゅ・くちゅ・・
「違う?こんなに濡らして・・締め付けて、いやらしい」
「違うの・・ヴェイグ・・ちがっ」
余りにも思い人に似た声色での批判と、媚薬による快感は、クレアの脳を再び麻痺させる。
必死に否定する言葉はいつしかヴェイグに向けて発せられる。

「ちがうの・・しんじてぇ・・・」

必死にヴェイグに訴えかけるクレアに、サレは腰の動きをいっそう早め、かき回す用に動かす。
ぐちゅりぐちゅりぐちゅりぐちゅり・・何度もなんども
そんな刺激に、敏感な蜜壺は耐えられず、簡単に絶頂を迎える。
何度も与えられる、えぐられるような快感にクレアはまた頭の中が白くなっていくのを感じる。

「・・あっあぁ・・ごめん・・なさ、ヴェッ・・イグ・・ああっ」
「ごめんなさい・・また、いっちゃ・・うの・私・・あっっああ・・あああ
・・なさい・・ごめんなさああああああああ」
「淫乱」
サレはあやまりながら絶頂に向かうクレアに、ヴェイグが決してクレアにかける事のないような、
とびっきり冷たい声色でそう語りかける。
そして思いっきり腰を打ち込み、自身の欲望を蜜壺の最奥に吐き出した。

「はぁはぁ・・ははは」
乾いた声でそう笑い、クレアから自身を乱暴に抜き取る。
しかしクレアはうつぶせのまま、声もあげず反応すらしない。そんなクレアの華奢な肩を掴み仰向け
にする。そして無抵抗に仰向けにされた姿を見て、サレは満足げに歪んだ笑みを浮かべる。

立て続けた快感と、あんな犯され方をしたショックで半分気絶しているのだろう。
焦点の合わない瞳は何も映していなかった。
「ははははははは」
サレは歪んだ笑みのまま、カメラを構える。そしてシャッターを切る音がこだました。




レンズには、魂の抜けた「奇麗なお人形さん」が写っていた。

おわり
ごめん・・・・長いwa

474名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:42:45 ID:rUH0K4l3
>>473 GJ!!
こういうシチュずっと待ってたよ!おいしくいただきましたありがとう!
475名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 14:09:52 ID:QiXFFmF6
サレクレキタコレ!!
GJGJ!
クレアが可哀想だけどイイな。すごい手遅れ感が萌えたぜ!
476名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:19:16 ID:mDWx98xd
最初の一行を空白改行すると、22行以上の書き込みは投稿されない規制が出ているそうだ。職人方は注意
477名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:29:47 ID:KHNSuEE5
イノセンスの人気の無さは異常
478名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:06:43 ID:EqNbwTVI
リカルド渋かっけェのにエロでは無視される運命なのか・・・
479名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 01:34:04 ID:0aHvj6NV
>>478
絡ませにくいんじゃね?
後、むっつりスケベなのは……一因なのかな?
480名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 01:56:21 ID:h1ojViEe
ルカもイリアもエルもぎりぎりスパーダもエロはなんとか想像できるけど
なぜかアンジュのエロだけは想像できないなぜだ。リカは知らん
481名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 02:07:54 ID:0aHvj6NV
>>480
アンジュならアルベールと、前世と現世の姿を使い分けた性転換プレイ
なんてものなら想像したぜ
482名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 05:37:11 ID:j3gqDaIJ
>>481
また難易度の高い妄想をw
483名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 11:40:59 ID:+ykwAHzM
アンジュのパイズリマダー
484名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:02:05 ID:BZFsMlJb
最近保管庫の更新無いな。この時期はやっぱ忙しいんだろうなぁ
485名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:16:40 ID:t0vF+3pF
>>477
イノセンスはパーティの平均年齢が他作品より低いのがネック。
他作品なら年少組のスパーダが年長組の世界だし。
486名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 13:31:37 ID:yEJvNDJj
>>477
テンペストよりマシだと思え
48724−16:2008/01/20(日) 14:37:25 ID:7cypHXC9
再び投下します。カップリングはミント×男です。
48824−16:2008/01/20(日) 14:38:26 ID:7cypHXC9
テイルズオブメイド3

ここはベネツィアから離れた屋敷。ここには、5人のメイドと一人の男が住んでいる。
 男は重度の多精子症という病気を抱えていた。これは、1日に平均1ヶ月以上もの精子を作り、それに
合せて発情。最悪の場合、レイプ事件が発生する。この事件が後を絶たないのが現状である。
 この病気を直す手立ては無く、発情を抑えるため毎日、射精をしなければならない。だが、自慰では
刺激が一定であるため限界がある。体力も問題になる。特にこの男の場合、1日に2ヶ月以上の精子を作
るため、自慰ではらちが明かない。そのため、効率よく射精に導くには、女性による刺激がよい。フェ
ラチオ、素股、パイズリ・・・。ありとあらゆるテクニックを駆使し、射精させるのである。
 そして今日も、メイドたちが乱れる。
48924−16:2008/01/20(日) 14:39:11 ID:7cypHXC9
屋敷の男の部屋。この屋敷のメイド、ミント=アドネードはベットの端に腰掛け、男の頭を膝の上に
乗せ、耳掃除をしていた。性的技術だけではなく、身の回りの世話の技術もこの屋敷のメイドたちは一
級の技術を身につけている。
コショコショと耳かきが動き、男の耳垢を丁寧に取り除いていく。それと同時に、痒い部分を優しく
かき、かゆみを消してゆく。耳掃除をしてもらっている事と、ミントのむっちりとした太ももはいかな
る高級枕には絶対に出せない寝心地を生み出す。このまま眠ってもおかしくない心地よさだ。
「気持ちいいですかぁ・・・?・・・はい。終わりましたよ、ご主人様」
 フワフワの梵天を耳に入れ、回して細かい垢を取り除く。そしてフーッと男の耳にミントは優しく息
を吹きかける。吹き終わると、男は上半身を起こす。
「あの・・・。ご主人様」
 ミントの美しく形が整った口が開く。そこから出た声は先程の優しい声とは違い、ややトーンが落ち
ていた。
「今度の休日奉仕の日、ご主人様と御一緒に海に行きたいのですが・・・。はい、ご主人様が御所有す
るプライベートビーチへ・・・」
 男は各地に別荘を所有していた。森の中、山奥、湖・・・。そしてもちろん、海にもある。
 ミントが土曜日と日曜日に奉仕する日、休日奉仕の日は今週に迫っていた。。季節は夏。海に行かな
い理由など無かった。
「・・・よろしいですか?・・・はい!ありがとうございます!」
 男の返答にミントの顔はパッと明るくなった。そして、ミントの105センチのむっちりとした胸が
プルンと揺れた。
49024−16:2008/01/20(日) 14:39:40 ID:7cypHXC9
男が所有するプライベートビーチは、屋敷からさほど離れていない無人島にある。そこには、男が所
有する自動ボートで20分あれば十分行ける距離である。
 そして土曜日。男とミントはプライベートビーチに到着した。
「いつ見ても綺麗・・・」
 法衣姿のミントは思わず声を出す。透き通った青い海を見れば、誰もがミントと同じ反応をするだろ
う。ミントはこの光景が好きだった。
「ご主人様、すぐ荷物を運びますね」
 ミントはボートから荷物を運び出そうとするが、荷物の重さでバランスを崩し海に落ちる。
「きゃあ!」
 ザバン!
 ミントの全身が海水で濡れる。着ている法衣も言うまでも無い。だが、法衣は単純に濡れたというわ
けではない。
 法衣が透けているのだ。そのおかげで、ミントは裸同然の姿となる。105センチ、Iカップの質量
たっぷりの胸。58センチの見事にくびれたウェスト。88センチのボリュームあふれる尻。法衣越し
でもはっきりわかった物が、ありのままの姿確認できるのだ。特に、うっすらとピンク色に染まってい
る乳輪と乳首が見れるのは大きい。男の理性を狂わせるには十分な威力がある。もちろん、透けるよう
に生地を選んだのはミント本人である。
 男は海に入り、落ちたミントに手を伸ばして立たせる。幸いにも水面は浅く、簡単に助けることが出
来た。
「あ、ありがとうございます・・・。ご主人様・・・」
 ミントは顔を赤くし、男に礼を言った。
49124−16:2008/01/20(日) 14:43:00 ID:7cypHXC9
ミントが海に落ちた後、二人は別荘の中に入り、水着に着替えた。濡れた法衣と男の服は洗濯し、別
荘のベランダに干してある。夏の日差しならあっという間に乾くだろう。
 コンコンと、ミントは男のいる部屋をノックして入る。
「ご主人様。私に水着をプレゼントしていただき、ありがとうございます」
 スッと頭を下げる。そして、頭を上げると、ミントの水着が姿を現した。
 水着は白を基調とした紐ビキニである。しかし面積は広くなく、必要最小限しか隠していない。その
ため、胸は立っているこぼれそうである。また、それらを繋ぐ紐も細い。さらに、白ということもあっ
て、うっすらと硬くなった乳首が見えている。
 ミントの豊満な体を包むにはあまりにも小さい水着といえる。だが、そんな水着にもかかわらず、ミ
ントは笑顔を浮かべていた。
「さあ、ご主人様。泳ぎましょう?」
 ミントの手が男の手をそっと引っ張った。細かな砂浜に足跡を残しながら、二人は青い海に入る。
 ミントは今にも水着をはちきる様な、豊満な体全体で潮風を感じた。
「冷たくて気持ちいいですね、ご主人様」
 くるぶしまで海に入ったミントが男に振り返り、笑顔で話す。しかし、足を滑らせてバランスを崩し、
ミントは砂浜に倒れてしまう。
「あ・・・!」
 ブルン!
 ミントの水着の胸部分が解け、白い胸が露になる。胸の揺れに水着の紐が耐えられず、解けたのだ。
その光景を見た男のペニスは大きく膨らんだ。ミントはその瞬間を見逃さなかった。
「ご主人様、おちんちんが・・・。私のおっぱいでパイズリして差し上げますね」
 二人は海から上がり、一旦別荘まで戻る。砂浜で奉仕しても良かったが、強い夏の日差しを長時間当
たるのは、男の体に悪いとミントが判断したからだ。ミントは玄関前にあるシートに男を寝そべらせる。
終えると、ミントは自分の膝を男の腰に入れ、ペニスを水着をはちきらせた胸で包み込む。この瞬間の
たび、ミントは男に奉仕することが出来る喜びを感じていた。
「んぁ・・・。いかがですかぁ・・・?海水でヌメヌメになったおっぱいは気持ちいいですかぁ・・・
?・・・はい。それでは動かしますね」
 ユサ・・・。ニュルリ・・・。タプン・・・。
 ミントの胸がいやらしく動き出す。海水のヌメリのおかげでスムーズに動く。そのヌメリにもかかわ
らず、ミントの胸はしっかりと男のペニスを逃していない。
「はあああ・・・。ご主人様のおちんちん・・・。大きいですぅぅぅ・・・。ああん・・・」
 海というシチュエーションもあってか、いつもより敏感に反応するミントの胸。その快感にミントの
顔は赤くなり、目が虚ろになる。
「気持ちいい・・・。おちんちんが・・・。私のおっぱいを・・・。こすって・・・。はぁん!」
 ミントはユサユサと激しく胸を動かす。海水のヌメリはもう無くなっていたが、奉仕するのに支障は
無い。むしろ、無くなったおかげでミントの胸に直接快感が走る。
「ああん!んふぅ!気持ちいい・・・、です!ご主人様!ザーメンを私にお恵み下さい!あああ!はあ
ああああ!」
 ミントは刺激に耐えれる事が出来なくなり、声をあげ絶頂する。
 ドクン!プシャアアアァァァ!
 ミントの絶頂と同時に男のペニスから濃厚な精液が吹き出る。ミントは快楽の中、ペニスを口にくわ
え、精液をのどに流し込む。
「おいしい・・・です。ご主人様のザーメン・・・。お恵み頂き・・・。ありがとうございますぅ・・・」
 絶頂の余韻が残る中、ミントは微笑んだ。
49224−16:2008/01/20(日) 14:44:07 ID:7cypHXC9
「ご主人様、おいしいですか?」
 奉仕の後、二人は別荘のシャワーを浴び、昼食を取り、デザートに手をつけていた。ミントは今、ホ
ルスタイン牛柄の水着を身につけていた。この水着の面積はさっきの水着より広く、しっかりとスイカ
のようなミントの胸を包み込んでいる。特に、柄と胸のボリュームとの相性は抜群で、ミントにあつら
えたかのように良く似合っていた。この水着は、ミントが自ら選び購入したもので、ミント自身も気に
入っていた。
 デザートはミント特製フルーツポンチヨーグルト添え。フルーツの自然の甘さと、手作りシロップと
ヨーグルトの甘さが絶妙な組み合わせの一品である。
「・・・お褒め頂き、ありがとうございます。・・・ご主人様、これが最後の一口です」
 ミントは最後のフルーツポンチを口に含み、男と口付けする。もちろん、胸を男の体に当てることを
忘れずに。
「ん・・・。ぷは・・・」
 最後のフルーツポンチを男の口に移し終えると、ミントはプルンと胸を揺らし、名残惜しく唇を離し
た。
「ご主人様、フルーツミルクもございますが・・・。はい、かしこまりました。今お持ちいたします」
 ミントはキッチンの冷蔵庫からフルーツミルクの入ったビンを持ってくる。もちろん、このミルクも
ミントの手作りだ。しかし、肝心の注ぐコップをミントは持っていなかった。そして、ミントは座って
いる男に近づき、胸を男の目の前になるよう膝をつく。
「ご主人様、私のおっぱいを寄せていただけますか?」
 男は、ミントの質量たっぷりの胸を両手で寄せる。ミントは出来た胸の谷間にフルーツミルクを注ぐ。
「あん・・・。ご主人様、よく冷えてますよ。私のおっぱいと合わせてお召し上がり下さい」
 男に目を合わせて、うっとりとミントは微笑んだ。それを見て男は顔を近づけ、ミントのフルーツミ
ルクに口をつけた。
 ジュル、ジュルルル!
 ミントの胸に溜まったフルーツミルクを、男は音を立てて吸う。自然の甘さが男の口に広がる。
「ん!んあ!」
 ミントは胸のフルーツミルクを吸われ、嬌声を上げる。ミントの胸はこんな事にも敏感に反応する。
谷間に溜まったフルーツミルクを吸い終わると、男は寄せていたミントの胸を広げる。フルーツミルク
でほんの少し濡れている。男は濡れた胸を舐め始めた。
「はあぁ・・・。あはぁん・・・」
 ミントがうっとりと声を出す。男は舐め終えると、ミントの牛柄の水着をずらし、乳首を吸いだす。
「あああ!そこ!気持ちいいです・・・!はああ!いく!いきます!」
 チュウウウウウウ!
 男がミントの乳首を強く吸う。すると、ミントは体を反らした。
「はああああああぁぁ・・・!」
 乳首を存分に吸われて、ミントは快楽に落ちた。息を切らしながら、ミントは男に口を開く。
「はあ、はあ、はあ・・・。ご主人様、私のおっぱいを舐めて頂き・・・。ありがとうございます・・・」
 ミントは顔を赤く染め、男に感謝の言葉を述べた。
49324−16:2008/01/20(日) 14:44:57 ID:7cypHXC9
午前3時。ベットの中で、ミントはうなされていた。いつもなら、裸で愛しの男と眠れたら幸せな夢
を見ているはずだった。
「やぁ・・・。いや・・・!来ないでぇ・・・!」
 ミントのうめき声で起こされた男は、ミントの体をゆする。
「・・・いやぁ!」
 ミントは自分の叫び声に目を覚ます。その目に飛び込んできたのは、男の顔だった。
「あ・・・。ご主人様・・・」
 男はベットの明かりをつけ、ミントを落ち着かせる。ミントの体は汗でびっしょりと濡れていた。
「・・・あの夢を見たんです・・・。レイプされそうになったときの夢・・・」
 ミントが落ち着きを取り戻し、男に話す。ミントがレイプさせそうになったあの日。時折、ミントは
その悪夢を見る。それも最悪のケースで。
「ご主人様がいらっしゃったんですけど・・・。目が合うと、離れて行って・・・。それで・・・!」
 ボロボロとミントの目から涙がこぼれる。
「服を破かれて・・・!手錠を付けられて・・・!いやらしいものを私に・・・!」
 そこでミントの声が途切れた。男がミントを抱きしめたのだ。そしてそのまま、男はミントに口づけ
する。数秒後、男の口はミントの口から離れる。
「ご主人様・・・。私を染めてください・・・。ご主人様の色に、私を染めてください・・・!」
 ミントの声が届き、男はミントの首と耳を舌で舐める。ねっとりと、いやらしく。
「はぁああ・・・」
 ミントが体を震わせながら嬌声を上げる。その反応を見て、男は乳首に狙いをつけ、しゃぶり出す。
「あうううううぅぅぅ・・・」
 男はミントの反応を見ながら、乳首を吸う力を調節していった。ある時は優しく、しばらくしたら一
気に強く。それも交互の乳首にだ。
「ああん!そんなに強くお吸いになったら・・・!すぐにいってしまいますぅぅぅ・・・」
 だが、男はそんなミントの声に耳を傾けようとせず、最大限の力でミントの乳首を吸った。
「はああああああ!」
 ミントは再び、乳首の愛撫で絶頂した。
49424−16:2008/01/20(日) 14:45:57 ID:7cypHXC9
[はぁん・・・。んぅ・・・」
 男のミントへの愛撫は続いていた。男はミントの足を大きく広げ、秘部を舐める。
「ご主人様・・・。はぁう・・・。気持ちいいですぅ・・・」
 ミントが感想を漏らす。秘部はもう男の唾液と愛液で洪水状態だ。ベットのシーツに愛液が流れ、染
みが出来ていた。
「ご主人様・・・。ください・・・。わたしのおまんこに、ご主人様の神聖なおちんちんを・・・。立
派なおちんちんをぶち込んでください!私を・・・。犯してください・・・!」
 ミントは再び涙を流し、思いつく淫語を使って男に懇願する。
 男は愛撫をやめて、硬く勃起したペニスをミントの秘部の入り口にあてがい、そのまま挿入する。
「はああああああぁぁぁ・・・」
 この快感をミントは待ちこがれていた。愛しい男のイチモツが入っていく瞬間。それは愛の証だった。
「大きいぃぃぃ・・・!ご主人様のおちんちん・・・。気持ちいいですぅぅぅ・・・!」
 奥まで挿入すると、男は腰を動かす。初めは細かく動かし、亀頭を子宮の奥に当てる。細かく動くミ
ントの胸も見逃さない。
「んはぁぁぁ・・・。気持ちいいぃぃぃ・・・」
 ミントの目が虚ろになり、快感がミントを支配し始める。その隙をみて、男はいきなり激しくペニス
を動かす。
「はう!あん!はあ!ご主人様・・・!かはぁ・・・!」
 ミントの思考はただ、快感だけを伝えていた。男のペニスとミントの膣内は激しく擦り合い、快楽を
貪っていた。
「いきます・・・!あはぁあ!ご主人様・・・!ああー!ザーメンをオマンコにぶちまけてください!
ああぅぅうぅぅ!」
 ミントが嬌声を上げるのと同時に、男のペニスから大量の精液が噴射する。行き場の無い精液はミン
トの子宮へと真っ直ぐに進み、子宮の奥ではじける。
「はあ、は・・・。ご主人様・・・。ザーメンをお恵み頂きありがとうございます・・・。ふあ!ああ
ん!」
 ミントが目を開き、叫んだ。射精したにもかかわらず、男の勃起したペニスが再び動いたからだ。
「あ・・・!また動かしていただき・・・!はふぅん!ありがとうございますぅぅぅ!」
 また子宮に射精してもらえることに、ミントの心は踊っていた。それから2時間、2人は繋がったまま
だった。
49524−16:2008/01/20(日) 14:46:40 ID:7cypHXC9
「ご主人様。私のおっぱい、気持ちいいですか?」
 午前9時。夜が明けて、男とミントは砂浜にいた。ビーチパラソルとシートで、日光と砂浜の暑さから
逃れている。
 そのビーチパラソルの下で、ミントは男の腰の下に膝を入れ、ペニスを牛のような乳で包んでいる。
もっとも、今ミントが身につけている水着は本人お気に入りのホルスタイン牛柄だが。
 しっとりとしていて柔らかく、それでいてしっかりとした弾力もあるミントの胸は、男のペニスを優
しく、いとおしく刺激する。ミントもまた、胸を通じて男のペニスの熱で快感を味わっていた。
「・・・はい。このまま続けますね。・・・んは・・・。私も気持ちいいです・・・」
 ミントの豊満な胸はペニスを挟みながらユサユサと揺れる。ミントは顔を赤くしながらも、笑顔で奉
仕を続ける。
「はああ・・・。いきそうですぅぅぅ・・・。・・・はい。いつでも出してくださいね・・・」
 ミントは目にも止まらないスピードで胸を動かす。それに耐え切ることが出来ず、ペニスから精液が
発射される。
「あああああぁぁ・・・!」
 精液は中に舞い、恍惚のミントの髪と顔を白く染める。それがミントにとっては嬉しい事だった。射
精が終わったことを確認して、ミントはペニスについた精液と胸の谷間に溜まった精液をを舐め取る。
「ご主人様、いつもザーメンをお恵みいただきありがとうございます・・・」
 ミントの顔に涙はなかった。その代わり、いつもの優しい笑顔があった。
49624−16:2008/01/20(日) 14:48:23 ID:7cypHXC9
以上です。今コレットのSSに挑戦していますが、ボツになりそうです。
497名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 16:20:02 ID:FgQc7U02
最近ミントの脚光ぶりに全俺が興奮した

>>484
リンクに新しいお絵かき掲示板が入ってるな
最新SSログはまだっぽいけど
498名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 23:59:29 ID:WeqA16hH
外は寒いが水着ネタは大歓迎だぜ
ミント+白ビキニ=ポロリは最強のスキルコンボだと思うんだ
499名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 02:14:06 ID:y9a2IhPt
>>485
そういえば全体的に見てSSが多いとはいえないエターニアも
約一名の年齢が飛び抜けているが他のキャラは年齢が低めだな
500名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 13:15:15 ID:oDVbnHhU
500
501名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 20:25:30 ID:ys9mH8o3
>>488
久々に興奮しますた
次回ミント以外のメイドに期待
502名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 17:37:52 ID:K+RdpDBJ
>>305
クレス乙
503名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 21:50:52 ID:aM+sKkh4
イノセンスのコンプリートガイド買った。
設定画のサクヤはイイモノだった(*´д`)
504名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 22:51:04 ID:ZIVndOHF
確かにアレはよかった、サクヤ素敵すぎるぜ
イナンナとヒンメルも美人すぎる
…しかし、何故ゆえヒュプノスはハゲなのか

うーん、イノセンス前世組でエロは難しい、かな
505名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 00:36:58 ID:d+bMQIoL
>>504
前世組は物理的に無理があるような気が。
506名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 01:50:15 ID:LYeb0anq
アスラを思ってオナヌーするサクヤなら妄想できた。
それを目撃したイナンナ。でイナンナ×サクヤの百合とか。
「アスラ様が知ったらどう思われるかしらね?」とサクヤをいじめるイナンナの鬼畜プレイハァハァ(´д`*)
507名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 11:59:47 ID:fUDKZLPc
inocence=無垢
508名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 17:37:53 ID:CVs0ueWT
>>505
デュランダルとゲイボルグと元老院以外は何とかいけると思うぞな。
509owata:2008/01/24(木) 10:20:05 ID:7RtZZwOi
忍者の里
「お〜 いてぇ…」
ふすまや障子といった、この里にしか見られない変わったものが一杯見られる。そこで弓の手入れをしながら頭をさするのは、青の長髪を束ねている青年チェスター。
先ほど露天風呂に仲間と一緒に入ろうとしたが、あろう事に女風呂を覗こうとして、アーチェから桶をぶつけられたのだ
その頭が再びズキズキと痛み出し、アーチェへの八つ当たり気味な怒りが込み上げてくる。悪いのはこっちなのだが、売り言葉に買い言葉で謝れず言い返してしまいその場で大喧嘩したのだ。

「よー!入るぞぉ〜〜〜!」
「うわっ!ア…アーチェ!? ノックもなしに入ってくるなよ!」
仲間への弁解の言葉を考えていた時の事だが、唐突に障子が開かれ陽気な声と共にアーチェが部屋に入ってくる。

「んふふ〜 固い事言わない〜。私たちの仲でしょ〜?」
「俺たちがどんな仲だよ!  …うっ!?」
チェスターはアーチェから漂う、突き刺すように強烈な酒の匂いに、思わず鼻をつまむ。
「お前… 飲みすぎだ! ぶっ倒れるぞ…!」
アーチェからの酒の匂いを霧散させるため、とにかくチェスターは手のひらで周りを仰ぎながら悪態をつく。

「あっ! あっ! 今私の心配してくれた!? ひねくれ者のチェスターらしくな~い」
その言葉にアーチェは、手で口を塞ぎオーバーに反応し驚いてみせ、足元がおぼつかない状態でフラフラと近づいてくる。
「う… うるせえ!」
チェスターはいつもなら言い返す彼女に妙な違和感を感じる。「ふん!お節介なの!」っとイの一番に言い返してくるに違いないと思っていたのだが、酔っていてそんな余裕も無いのか、それとも、からかっているのか…
チェスターは、いつもと違う彼女の反応に少し戸惑いを覚える。

(どうしたんだ… こいつ?)
いつか、ひどく酔っ払って地獄のような二日酔いを味わってからは、流石に飲む量も自分できちんと調節していたと言うのだが… 
酒豪の彼女がここまで酔うのは、きっと何か忘れたい程に嫌な事があったはずだ… っと勝手な推測をする。おそらくは、風呂の事とは関係ないはずだ… だとしたら自分のもとに来るはずが無い
まあ、普段のがさつで強気で意地悪で意地っ張りでおまけに、チビで胸は無くて色気も無いし、魔法を所構わずぶっ放す危険人物だが まあ…仲間な訳だしな。悩みくらい聞いてやるか。
別に他意はない… っと勝手に思い浮かべながら一升瓶片手に、まだ酒を飲んでいる彼女に声を掛ける。
「何か嫌な事でもあったのか?」
「見てわかんないの? とんでもない鈍感野郎〜ね!」
「だれが鈍感だ!このチビ!」
「ふん!チビで結構〜 鈍感よりマシですよ〜だ!!」

(こいつ!泥酔しても本質は変わってねぇ!…まあ、言い合いしてもしかたねぇ… ここは下手に出る事にするか。)
俺も大人になったな… っと自分に満足するが、大人なら最初の時点で言い合いはしないだろ…

「チビって言って悪かった… 鈍感野郎な俺に教えてくれ。なんでそこまで飲んでんだ…」
「わたしって、魅力ない?」
「はぁ?何を言ってんだ…」
彼女の一言に思わず、頭が真っ白になる。
「…私って、色気ってもんが無いのかな〜って。」
「…」
さっきまで、勢いよく酔っ払っていたアーチェが、目に涙を浮かべ肩を落として大きなため息をつく。その反応を見て、真剣に悩んでいる事が痛いほど伝わってくる。
彼女の目下最大の悩みは、やはりスタイルや色気に関する事だった… まあ、こいつらしいと言えばこいつらしいな。
「この前、ミントと一緒に城下町で買い物してたの… そうするとミントにハエ共が寄って来る事、寄って来る事…」
自称「絶世の美少女」の彼女に目もくれず、ミントに好意を持って声をかけてくる男をハエ呼ばわりするアーチェ。
じゃあ、うちのクレスはそのハエって事になるのか? っと、どうでもいいことを思い浮かべながら、腕を組んでチェスターは黙って話を聞く。いらない突っ込みを入れても、また口喧嘩になるだけだ。
510owata:2008/01/24(木) 10:21:45 ID:7RtZZwOi
「ミントが困ってたから、少しでも目立たないように地味な服にした方がいいと思って、服屋に行ったの…」
いい加減、男を追い払うのに疲れたアーチェは少しでも自分の負担が軽くなるように、そこで何か良い服が無いか調べていた。
ミントは普段こない服屋に、柄にもなく夢中になっていて色々と服を物色していたが…

「そこで!!わたしはぁ!!衝撃のぉ!!!!」
「うるせぇって!興奮すんの分かるけど静かにしろ!!」

そこでミントが選んだ服…「音素使いの服」というのを選んで、それを来て外に出たの…
そうすると、今度はそこら辺の町の男共に女共も爺ちゃんも婆ちゃんも寄って来てきれい、美しい… だの、何か拍手してた人もいたし…

「とにかく私にはミントみたいにはなれない… って事実を突きつけられたの…」
「ミントがあの服を着たのか… 是非見たかったな〜。」 
 ミントの清楚さと服の妖艶さのアンバランスが逆に彼女の魅力を最大限に引き出したのだろう… 一度でいいから拝んでみたいと本心を漏らすチェスター。

「やろぉ!てめぇ!ぶっ殺す!!」
「うおお! 冗談だから瓶を振り回すのやめろ!!」
アーチェは手に持った「銘酒、斗句流」を怒りに任せて振り回す。何気ない一言のつもりが、彼女の傷をつついてしまい訂正する。っていうか、訂正しなければ、一升瓶で撲殺されかねない。

「どうせあんたも、スタイルやらで女を見るんでしょ…」
「…確かにスタイルは大切だけど、そんなの女性を見るたくさん基準の内のひとつだろ。もっと大切な事が… ほら、あるだろ?いろいろ…」

「ありがと〜 何時になく優しいあんたにバンザ〜イ。風呂を覗こうとしたやつの発言とは思えな〜い」
「酔っ払っても憎まれ口は叩くんだな…」
「今夜は、その慰めの言葉を肴(さかな)にして朝まで飲むわよ〜」
「おい! やめとけって! 迷惑すんのは、こっちなんだぞ」
酒瓶を強引に引き剥がす、二日酔いでもされれば今後のこちらの行動に支障が出てしまう。

「うん… はれぇ? ちぇすた〜… 」
手に持った瓶を取られた瞬間、ふらふらと千鳥足になりそのまま壁に寄り添う形となって、静かに寝音を立てる。
「ぐぅ〜〜〜」
「おい!寝るなっつーの!!  たく…」
チェスターは彼女の酒癖の悪さに思わず頭を掻く。こんな所で放っておけないし… 
「面倒掛けやがる…」
チェスターは深いため息をつき、太ももと背中に腕を回して、アーチェ持ち上げる
「よっと…! こいつ軽いな…」
彼女を抱え上げると、改めて彼女が華奢である事がわかる。
結構な酒の匂いだが、静かに寝息を立てる彼女を覗き込むと、可愛らしい少女の可憐な寝顔が瞳に写る。顔はほのかに赤くなり、火照った彼女の体からのぬくもりはチェスターの男心をくすぐる。

(…こいつ! こんなに可愛かったんだな!!)
強い酒の匂いがするのは玉に瑕だが、普段は見ることのない想い人の愛らしい寝顔に、チェスターは思わず足をとめて夢中になる。
スタイルがどうとか言っていたが、チェスターにとって彼女の愛らしい仕草や強気な態度、決して素直になろうとはしない照れ屋なところは充分、彼女の魅力であると思う。
少なくともチェスターは彼女のそんな所を見て、思いを寄せるようになったのだ。

「お前は… 俺のことどう思ってんだよ…」
彼女の返事が返ってこないのは承知で耳元に囁く。聞こえていない今の内に、彼は彼女に自分の思いを打ち明けていく
「お前はクレスの事が好きなんだよな… でも、俺はお前に惚れてんだ。少しは気付いてるか? まあ、その調子じゃあ無理だろうけどな…」
彼女を抱えたままにしておく訳にはいかない。 アーチェを起こさないように静かに自分のベットに寝かして、さらに言葉を続けていく。
511owata:2008/01/24(木) 10:26:30 ID:7RtZZwOi
「お前は俺に「弱そう」っていったよな?最初は頭に来て、クソ生意気な女だって思ったよ。けど、その言葉のおかげでここまで頑張ってこれたんだ…」
顔をアーチェにも負けないくらい赤らめたチェスターは、ベットに幸せそうに寝ている彼女から、目線を外すことなく思いを打ち明ける。

「みんなの足手まといじゃいけない… そして、お前に俺の事を認めさせてやるって、思いがなけりゃあ。俺は…」
もう、止まらない… 彼女の寝顔を見つめていると自分の秘めていた思いがドンドン言葉となって出て行く。彼女の愛らしい顔を見ていると、とめどなく言葉が溢れてくる。

「そんなお前の事を… 俺は…」
彼女に聞かれていないのが幸いだ… 俺みたいな奴に好かれてもアーチェが迷惑するだけだ… 

「なに言ってんだ… 寝てる女に… 俺は臆病者だ。 こんな時にしか素直になれないな…」
自嘲気味に呟くと、寝ているであろうアーチェを起こさないように静かに部屋を出ようとする。
そんなチェスターがドアノブに手を掛けようとした時、自分のベットからかすかに声が聞こえてくる。慌ててチェスターが振り返るとアーチェが気だるそうに頭をうつむかせ、体を起こしていではないか。

「チェスター…」
「お前、起きてたのか!?」
今まで意識が有ったのかどうかは分からないが、もし先ほどの告白が聞かれたとなると、そう考えると自分の動悸が激しくなっていくのを感じる。もし、拒絶されたら… 

そんな事になれば、これからの彼女にどんな風に接すればいいか分からなくなる。
少なくとも今までの関係が、軽口を言い合っても彼女と接していける関係すら保てなくなるだろう。そんな考えが浮かんでくるチェスターには、酷い焦燥感に苛まれる。

「わたし… わたし… すごく体が熱いの!」
震えた声で自分の体を抱きしめ、アーチェは襲ってくる自分の体の変調に恐れを感じている。
「え…? どうした!」
足を止め、普段の彼女が見せた事もないその様子にチェスターは彼女の顔を覗き込む。
額に手を当てると熱いと感じるほどで、火照った彼女の体は薄っすらと汗ばんでいて、呼吸も荒い。病気に対し詳しくないチェスターは、対処できず慌てるばかりである。
「おい!大丈夫か?ミント呼ぶから待って…!」
医療知識のないチェスターは自分の手には余ると思い、人を呼びに部屋に出ようとするが、突然彼女のか細い手が、チェスターの服の胸ぐらをきつく握りしめる。
「何だよ!! 」 
急いでいるチェスターは、苛立った様子でその手を振り解こうとするも、渾身の力が込められているのか全くビクともしない。彼女の行動の意味がわからず、チェスターは怒気がはらんだ声を出し振り向く。
「 …!?」
自分の首にアーチェの腕が回り、彼女に引き寄せられると首を伸ばしてきたアーチェと唇を合わせる。
「な、何しやが… むぅ!?」
心臓が雷鳴のように鳴り響くと同時に、ヤバイと思ったチェスターは口を離す。しかし、再び引き寄せられ先程よりもより強くその口をふさがれる。

自分の口腔にアーチェの舌が割り込んでくると、チェスターは首を左右に振りそれから逃げようとする。先ほどまで飲んでいた度数の高い焼けるようなアルコールが口の中に広がり、彼女の熱い舌もあいまって灼熱が流れ込んでくるようであった。

自分のすぐ目の前には、アーチェの瞳が大きく写りまるで「行かないで欲しい」と語り掛けているようである。チェスターは見た事のない彼女のその瞳に魅入られ、金縛りにあったように動きが止まる。
「…はぁ …はぁ おまえ…!」
「ごめん… わ… わたし…!ダメなの… 体が… 言う事聞かない…!」
しゅるしゅるとズボンのヒモを解き、服を脱ぎ始める。
「ば… 馬鹿野郎止めろって!! 意味わかってんのか!?」

「子ども扱いしないでよ! …分かってるけど、止まらないのよ…!」
512owata:2008/01/24(木) 10:28:48 ID:7RtZZwOi
(あの酒か!!)
ここは忍者の里だ… そう言う薬が入っている酒があってもおかしくない。どうせ、こいつの事だ。そこら辺の酒を「棚に置いてあるから」と何の確認もせずに手を出したのだろう。
(…!ちっ! やべえ、あいつにキスされたときに口の中に入っちまったのか!?)
クラっと軽いめまいの後、突然自分の体に昂揚感が生まれ頭から体中へとじわじわと熱が伝わっていく。
(おさまれ!クソ!)
握りこぶしを作り必死に自分の額に叩きつける。このままでは、自分から進んで彼女を求め汚してしまう。いくら好きだとしても、こんな勢いのままに事を進めるは間違っている。
「チェスター… 何してるの?」
「ア、アーチェ…?」
自分の中で葛藤をしている間に、すでに余計な着衣のほとんどを脱いだアーチェは心配そうにこちらに話し掛ける。チェスターは、その呼びかけに無意識に振り向き下着のみの彼女の姿を見て、硬直する。
色気とは程遠いと思っていた彼女。女性らしさが欲しいと彼女自身も言っていたその肢体は、思わず目を見開くほどに美しいものだった。
しなやかな肉体。健康的な肌。小振りだがその体に見合った均衡の取れた乳房。女性としてのスタイルのよさは、考えていたものよりもずっと良いものであった。

「服着ろ!バカヤロウ!! 俺は、別にお前の事が好きじゃないからこんな事言ってんじゃない!好きだから言ってんだ!! って何言ってんだ俺は…!」
ヤバイ。このままじゃあ本当に彼女への思いが押さえ切れなくなる。彼女を大切に思うからこそ媚薬で体を絡ませあうなんて…! 絶対に嫌だ!!
もっと普通でいいんだ。馬鹿みたいなことで喧嘩して、悪態つきながらもそこそこ仲良くする… それ以上の関係は求めたりはしない。いきなり体の関係を結ぶなんて、いけない事だ。

「チェスター… あんたが私のことあんまり好きじゃないのは知ってる。だけど、わたし… 」
「え?」

「これ以上は、言わせないで… あのお酒に変な薬入ってたのは、もう私も気付いてる。でも、きっとこの思い あのお酒のせいだけじゃないよ? だから… だめ?」
そのアーチェの懇願するような目線から逃れるため目を落したチェスターは、不意に彼女の下着に目をつけてしまう。そこは、媚薬のせいもあるのかすでに、愛液が溢れかすかに下着が透けている。
茂みに囲まれた、鮮やかなピンクの秘裂が視界に焼き付き自分の中の欲が大きく膨れ上がる。

彼女のおぼつかない足が動き自分に近付いてくるのが見える。はっとしたようにチェスターは顔を上げると、彼女の顔が近付いて来る。
逃がさないとばかりに、チェスターの頬に両手を当てて顔を固定すると3度目の深いキスを行う。最初の時とは違い嫌がる素振りを見せないチェスターは、彼女の舌を受け入れ互いに交換するような深い口付けを行う。
媚薬が含まれているであろう彼女の唾液も進んで貪るように飲み干し、自分の欲に忠実になっていく。そして、彼はその身をアーチェにゆだねていく。

『この思いあのお酒のせいだけじゃない』
この一言で、いままで胸につっかえていた何かがとれたような気がする…
同時に先ほどまでアレほど媚薬で体を絡ませあう事を抗っていたのに、あっさり感情を受け入れた自分の意志の弱さに少し嫌悪感も覚える。
でも、一度受け入れてしまった感情に火が点いてしまったからにはもう止まる事ができない。

「バカヤロウ… すっかりその気になっちまったじゃねぇか…!どうするんだよ…」
「ごめん私が持ってた酒のせいでしょ?ごめん…」
「酒のせいにするなって… それにお前が責任持つ事もないぜ」
「どういうこと」
「お前の言葉を借りるなら、『この思いあのお酒のせいだけじゃない』ってことだよ。」
513owata:2008/01/24(木) 10:29:32 ID:7RtZZwOi
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「……」
「……」
行為に及ぶにあたり、チェスターはアーチェと同じ様に服を脱ぎ下着一枚になると、お互い向かい合いながら体を見つめ合う。

アーチェは、弓を使う人間には戦士の様な筋肉質なイメージを持っていなかった。本来、小型の弓ならともかく大型の強弓を扱うとなると、相当の筋力が必要である。チェスターの体も彼女が思っていた非力なイメージとは違っていた。
そして、機動力を得る理由で鎧を着けていない軽装のためかいたる所に傷跡があり、もしかしたら前線で戦うクレスよりも多いかもしれない…

チェスターも、彼女の均衡の取れたバランスの良い体付きは、ある意味スタイル抜群であると考えている。彼女が言うように細身であり失礼ながら胸もあまりないのは、気にもならない。

「あんたは初めてなの?」
「…そうだよ。ってその言い方、もしかして…」
「うん。実は私はその… 初めてじゃないの。」

「よかった…」
「え?」
「女がはじめてする時って、すごい痛いって聞いてるから… 俺、お前の痛がる顔なんて見たくないし… その… とにかくよかった。」
前のカレについて言及されると思っていたが、チェスターはそんな事を気にも止めなかった。その上、自分の体まで心配してくれてる事に、沸き立つほど嬉しかった。
アーチェは静かにブラのホックに手をかけ、そして脱いでいく。チェスターに見られていると思うとかなりの羞恥を伴い手が震えて、上手く外せない。
チェスターは時間が掛かかっている彼女を急かすことなく静かに黙ってみている。
ほとなくして、ブラジャーが外れると桜色に頂きがある愛らしい胸が顔を見せる。ブラジャーがパサリと音を立て地面に落ちると、それと同時にチェスターが彼女に歩み寄っていく。そして、布団に優しく押し倒し仰向けにすると彼女の胸にそっと手を置く。

「やわらけぇ…」
「ん!」
自分の乳房にチェスターの手がふわりと包み込むようにおかれると、アーチェは体をかすかに震わせた。小振りながらも張りのあるその乳房に、チェスターは感嘆の声を漏らす。
手に当てた膨らみに力を入れると、抵抗なく形を変えていくその胸に夢中になっていく。
「すげえ…」
力を入れるたびに抵抗なく形を変える乳房の柔らかな感触が指から伝わり、初めての女性の体を必死にまさぐる。揉みしだく両方の乳房のいただきから、硬い感触が手に返されると、そこを優しくつまみ上げる。
「!」
「痛いのか?」
突然の体に走る刺激に驚いたのかビクンと体を動かす。口に手を当てて何かに耐えているような彼女の顔を覗き込む。
語りかけられたアーチェは赤らめた顔を左右に静かに振る。
「あのよ… 痛かったりしたらちゃんと言ってくれよ? 初めてでよくわかんないから…」
「!! わか…! た…!」
中断されていた胸への愛撫がまた再開され、乳房の突起へ手が触れるとその甘い感触に再び体を動かす。柔らかの乳房の分その胸の頂点にある突起の固さがチェスターには新鮮であった。
指で優しく乳房を握りしめ、つんと大きくつきたてられる先端にチェスターは静かに顔を近づける。その温かな吐息が胸に胸に拭きかかるとそのむずがゆさから、胸に顔を近づけるチェスターを両手でどかそうとする。
514owata:2008/01/24(木) 10:30:08 ID:7RtZZwOi
「嫌なのか?」
チェスターに問い掛けられてアーチェが慌てて手をどかし、首を振る。
彼女のそんな姿をみて、突起を優しく舌でそこを舐め上げる。

「んんん…!」
先端に走る甘美な感触に体を振るわせるアーチェにチェスターは舌で胸に愛撫を加えていく。舌を鳴らして無我夢中で舐め上げるチェスターの愛撫を受け入れ、アーチェは体の強張りを徐々に解していく。

「むちゅ… ちゅう… ちゅ…」
「いや… 吸っちゃ… やだ…」
「嫌なのか?」
「いじわる… あんた、さっきから私が気持ちいいのを分かってて言ってるでしょ?」
自分の恥ずかしがる姿を楽しんでいる事をここではじめて気付くと、ふてくされたようにチェスターに語り掛ける。
「お前が可愛過ぎるからだよ…」
「ありがとう…」
茶化す様子もなく真剣な声で胸に愛撫を加えながら答えるチェスターに、嬉しくなったアーチェは乳飲み子を抱くように優しくチェスターを抱擁する。
自分の愛している相手からのその静かなささやきを聞いて、チェスターは前にも増して胸の愛撫を増していった

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

「ん…! はあ… 気持ちイイよ… チェスター…」
「ちゅ… ちゅぱ… ん… むちゅ… ふ…」
「…私だけが気持ちいいなんて、いやぁ… ねぇ… チェスター…」 
夢中になり、胸を愛撫するチェスターに甘く囁くと、トランクスの下で強く脈動する剛直を布越しに軽く撫でる。
「…! お、おい!」
アーチェの呼び掛けとその行動に、チェスターは思わず愛撫の手を止める。彼女は構わず愛しそうに優しく布越しの剛直を撫で上げた。
「脱いでみて… チェスターのも気持ち良くしてあげるから。」
「え…? ああ…。」
彼女が一体何をするのかよくわからないが… 言われるがままそのトランクスを立ち上がり脱ぐ。
「あ… アンタにしては結構立派…」
アーチェは膝で立ち上がりチェスターに向かい合う。布を取り払われて開放された昂ぶりは、力強く瞬きを打ちその大きさは臍の辺りまである。思っていた以上に大きいそれをみて、アーチェは少し戸惑った様子を見せる。
チェスターも じっと見られていると、さすがに恥かしいからか 顔を背けて目線を落すと恥かしそうに鼻の頭を掻く。
「んふふ… ちゅ」
ウブな反応と普段見せないその初々しい態度にアーチェは悪戯心が芽生え、彼の反り立つ剛直に顔を近づけるとその先端に優しくキスをする。
「バカ!! お… お前何処を…!!」
「アンタだってわたしの胸にいっぱい触ったでしょ… これでおあいこ… ちゅ…」
「ウア!」
アーチェがキスをすると、体を大きく波打たせ口からは思わず声が出てしまう。軽いキスをちりばめていき再び、亀頭に唇が触れるとチェスターの剛直は再び脈動する。
両手で剛直を掴み、逃がさないとばかりに固定すると剛直全体に本格的な愛撫を開始する。
「んん… はぁ… すごい… 男の匂い…んちゅ…」
しおらしい態度になったとは言え、あのいつも強がって自分に生意気だった彼女が自分の剛直に従えていることに、強く興奮する。
アーチェはチェスターの剛直に魅了されたように呟くと、剛直の先端から竿にキスを散らしていく。柔らかい唇の感触が触れるたびにそこが硬くなり先走りが顔を出始める。

「やめろって… そんなとこ… 」
「あんたも… あたしばかりにさせる気なの… 」
剛直から一旦離れ、チェスターの体を強く抱きしめるとそのまま静かにベットのほうに倒れていく。
「…え?」
真意がわからないチェスターは、突然なくなった剛直への快感を惜しむように呟くと アーチェにベットへ仰向けになり寝かされる。
「おねがい…」
アーチェは甘い声を出して、静かに秘部を近づける。胸と剛直へ奉仕していた彼女の秘部はすでに、愛液で潤い刺激を待ち望んでヒクヒクと動いている。
そのあまりにも悩まし光景に思わず唾を飲み込むと、口を近づけ舌で優しく舐め上げる。
515owata:2008/01/24(木) 10:31:25 ID:7RtZZwOi
「うん…そう…! そこ…!」
舌が触れ、快楽が引き出されると今度はお返しとばかりに反り立つ剛直を優しく咥え込む。

舌で愛撫を続けるチェスターは、とめどなく溢れていく愛液を全て飲み込んでく。ヒクヒクと動く花弁を捕らえ筋をなぞるように舌を動かす。
アーチェもチェスターに引き出された快楽に負けないようにくわえ込んだ亀頭の先端を吸い上げ、お互いに快楽を引き出す。

(アーチェが俺のを舐めてるなんて…)
アーチェは彼の剛直に必死に従えて、舌と指を突き動かす。きつくくわえ込んだ亀頭を舌を使いながら舐め上げ、片手で剛直をしごく。
口の中へ剛直からの先走りが広がると体の奥がさらに熱くなっていくのを感じる。

(チェスターが私のを舐めてるなんて…)
チェスターはアーチェの陰核を舌でなぞると、しびれるような快感が背筋に走り彼女は体を震わせる。花弁をなぞるその舌が再びそこに触れると今以上の大きな反応を見せその快楽から逃げるように腰を浮き上がらせようとする。
その腰を両手で捕らえ自分の口元に強く引き寄せ舌を突き入れると、吸い込まれるように膣内に沈んでゆく。柔らかな、しかし圧迫感のある肉の連なりが包み込み、膣から熱せられた大量の愛液が舌へ絡みついてくる。

部屋の中は男女同士が絡み合う淫らな水音が響きあう。

「はぁはぁ… チェスター… もう私これ以上は我慢できそうにない…」
「え? ああ…」
口から剛直を離し、息を荒く呟くとチェスターも愛撫をやめ彼女の言葉に理解してうなずく。
今度はアーチェを仰向けに向い合うように倒し、見つめ合う。満遍なく顔へお互いがお互いの愛液で塗りたくられているのに気付く。自分の与えた愛撫で相手が感じた証拠だ。

とうとうこの時が来た… 脈打つ自分の心臓が相手に聞かれないかと心配でならない。静かに深呼吸し静かに語り掛ける。
「その、月並みなセイフだけどよ… 俺で良いのか?」


「バーカ…」
今更、了解を求めてくる彼にほんのちょっとの水臭さを感じ、茶化すように小さく舌出して答える

「へ… 可愛くない返事だな…」
彼女のその返事に肩の力が抜け、心臓の鼓動も思いのほかに小さくなった。お礼を言いたいのはこっちのほうだ… と彼女の笑顔を見て優しく囁く。

「いくぞ…」
「うん…」
剛直を秘部にあてがうと、もう一度再度の確認を取る。

「ん…!」
「…!!」
剛直を突き入れるとすでに潤いきったそこは、猛る剛直を難なく受け入れる。肉壁の柔らかい感触が亀頭を柔らかく包み込み、膣の愛液が剛直を突き進めるたびに溢れてお互いの内股を濡らしていく。

「くふぅ… そんないきなり奥に…」
「ダメだったのか?違うだろ… お前の膣すごくビクビクして… っく!」
肉壁の締め付けを物ともせずに、そのままコツンと剛直が最奥を突くと その子宮を押上げられる感触と共に強く締め付けていく。

「お前の膣最高だよ… 温かくて柔らくて、とろけそうだ!」
「そんな事… ひゃう!!」
腰をゆっくりと引き、もう一度突き入れるとその蠕動する肉の連なりに剛直が強く締め付けられる。腰を再度突きいれ最奥を突くと、膣全体が再び驚いたかのように剛直を強く締め付ける

「飲み込み早過ぎ…! もっとゆっくりして…!」
「はぁはぁ… やべ…! 腰が止まんねぇ…!」
チェスターは動きから生み出される快楽の虜となり激しくアーチェの膣を掻き回す。彼女のその反応を見ながら、一番感じる所を何度も擦り上げる。

「…くっ! 出る!!」
「え? ええ!? チェス…! うぁ!! 熱っ!!」
唐突に来る射精感に耐えられずチェスターは、その膣に己の欲を吐き出していく。
叩きつけるように行き良いよく放たれる灼熱の精にアーチェは意識が飛びそうになる。
516owata:2008/01/24(木) 10:33:49 ID:7RtZZwOi
「あはぁ… 膣に出すなんて… どうするつも…」
イきそうになりながら、なんとか耐えて焦点の合わない目でチェスターを見つめる。膣に出され、もしかしたら大変な事になるかもしれないのに何を考えているのか!と怒りを覚える。
「え… まだ、固い… アレだけ出したのに?」
あれだけの精を放ったはずなのに、さらに熱を持ち大きくなる剛直がビクンと力強くまたたきを打ち、全く衰えていない剛直は締め付けにも負けず再び膣で動き出そうとしている
「ごめん… おれまだ…」
「あう!!  うそ… 」
息荒いアーチェに構わず、チェスターは腰を動かし始める。
「ダメだ、また動き出しちまう…!」
穏やかに左右に腰を動かし、先ほどあまり味わえなかったアーチェの締め付けを堪能するようにゆっくりと確かめるようにかき回していく。
「やあ! 」
達しそうになり、きゅんきゅんと蠕動する肉壁を掻き分けてゆったりとした動きから、膣を激しく打ちつける力強い動きへと少しずつ変わってゆく。
「はげし… 激しすぎるよぉ! チェスターもっとゆっくり!」
雁が大きく開きさらに、肉壁を刺激していくとその激しくかき回される快楽に、再びアーチェが達してしまいそうになり、シーツを掴み必死になって耐えようとする。

「なに言ってんだ!? お前こそ、もっとゆっくり動け…! 射精しちまう!」
「あん…! なに… 言って…?」
その言葉を聞き、アーチェは気がつくと貪るように自分から腰を動かし仰向けになるチェスターの剛直を攻め立てていた。
「わ… 私… そんなつもりじゃ…! ひゃう! だめぇ!! 腰が止まらないよぉ!!」
快楽に耐えていたため気付かなかったが攻め立てていたのは自分であった。顔を赤くし、すぐにでも動きを緩めようとするも自分が腰を動かすたびに生じる剛直をかき回す甘い刺激がそれを許さない。膣で舐め回して、淫猥にうねる様に腰を動かしながら
だらしなく開いた口から必死に自分の痴態を否定しようとするも、そのまま快楽に飲まれてしまう。

517owata:2008/01/24(木) 10:34:39 ID:7RtZZwOi
「お前… 可愛過ぎ…!」
必死に否定しながらもさらに激しく腰を動かし、もだえるアーチェに欲情したチェスターの剛直は、これに呼応するかのごとくさらに熱を帯びて硬くなっていく。
腰を捻り自身の一番感じる場所を幾度となく攻め上げ、そのたび快楽の証が幾度となく腰を濡らしシーツのシミを伸ばしていく
「すごいぜ… お前のと俺のが膣で混ざり合って… メチャクチャ気持ちイイ。」
腰を一番深く打ち付けるとその状態から8の字に大きく腰を動かす。湿りきった膣からあふれ出た先ほどの白濁があふれてくる
「ばかぁ…! かき回すなぁ…!!」
大きく動くたびにそれに呼応するかのように体を振るわせるアーチェは、強すぎる快楽に涙目になりながらも必死に耐えている。

「こう言うのはどうだ?」
「だめぇ!! しょこはだめぇ!!」
反り返り弱点を容赦無く攻め立てるチェスターは、さらけ出されたクリトリスを右の人差し指と親指で挟み込みクリクリと弄ぶ。
今まで受けた快楽の中でも一番のものを受け、喉をさらけ出しアーチェはビクビクと体を痙攣させる。
きゅきゅと膣が強く剛直を締め付けると、開いた雁首にぞりぞりと肉壁を擦られ、新たな快楽を受ける。それによって様々な反応を見せる彼女に欲情しさらに力強く腰をグラインドさせていく。
刺激を受け続ける剛直だけが強さを増し、締め付けを物ともせずに膣を力強く掻き回す。蕩けた秘所からは絶頂を示す熱い愛液が吹き出て、彼女の快楽の強さを物語っていた。
「…! お前の今の顔… マジでたまらねぇ…」

度重なる快楽で理性が保てなくなったアーチェは、タンカを切ったように腰を激しく前後させる。チェスターも突き出す動きから剛直を掻き回す左右の動きへ変化する。
自分の猛る思いを解き放つため、今まで以上に激しく動く。肉壁がヒクヒクと蠕動し何度もアーチェの絶頂を知らせる。
「! …いくぞ!!」
膣のうねる螺旋の締め上げに限界を感じ、最後になるだろう精を解き放つ

「「ああああ…!!!」」
薄い障子やふすまを挟んでのアレほどの痴態。聞かれてないほうがおかしい。仲間はもちろん里の人たちにも聞かれたかも知れない…

「チェスター… もっと…!!」
「アーチェ… 」
ま… まあ、このお話。二人の男女が素直になっておたがいの気持ちを確かめ合ったという事で、一件落着しましょうか。
518名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 23:02:41 ID:PF+6UzfV
アーチェの一人称は「わたし」ではなく「あたし」の件
519名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 23:20:07 ID:Q4xzLD/z
そんなことよりとてもgjだ
520名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 23:38:57 ID:4FcwT5No
チェスターに激しく違和感

「童貞じゃねえぞ!」
521名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 23:52:03 ID:VTQCahXW
サザムさん復活希望
522名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 23:52:10 ID:cWw8ci6v
些細な事などどうでもよくなるぐらいにGJ
523名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 11:08:38 ID:mA6l4N62
モテないキモオタ&腐女子のオナニー駄文はもう腹一杯。
RPGは戦闘を楽しむもんなのに、エロ見たいだけでこんなスレ勃てるクソガキに大人が乗せられてるとは
524名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 11:36:35 ID:RqzSda8i
あんだけ豪華声優とアニメ使いまくってりゃ仕方ない
525名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 12:05:40 ID:C0jlkIAa
2ちゃんでエロSS書いたり読んで楽しんでいるのが小学生だとしても不思議ではない時代だからな
526名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 13:41:33 ID:vtVv9/Gh
カッカすんな
おまえらもエロだけが見たくてわざわざこんな所まで来てるんだろ?
似た者同士仲良くしようぜ
527名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 03:17:29 ID:7Bq6V636
というかあからさまに釣りだろ
それより>>517はGJ
528名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 23:48:43 ID:ZEW4qjB2
本スレで挙がってたけどサーバー2にしか新規お絵かき掲示板のアドが載ってないですよー
いちおう管理人さんに報告を
529名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 11:16:41 ID:gXcPW5R4
まとめ氏は生きているんだろうか…w
530名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 23:35:35 ID:lb2Yfu07
正直、エロシーンしかないSSはあまり見る気がしない。
単純なSEXシーンは名前だけ差し替えてても無問題だからだ。
だから、こういうSSの胆はちゃんとその状況に至る説得力を持たせることにある。
今のとこ、それに該当する作品は見当たらない。
531名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 00:49:31 ID:8Ve0ozmP
>>530
では、あなたが望むようなハイクオリティなSSの投下を促すため、
是非ともあなたには手本を書いていただきたい
532名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 00:59:40 ID:Q/V7QBiP
これが言い出しっぺの法則か……
533名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 02:56:14 ID:G3D5UgJn
SEXシーンの間に実際に原作内で起こった
思い出話でもなんでもすればよいのでは
534名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 07:08:37 ID:UVy20SaS
535名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 11:11:41 ID:PPLypD7K
っていうか>>530は「こういうSSの胆はちゃんとその状況に至る説得力を持たせることにある。
今のとこ、それに該当する作品は見当たらない。」
>>517の作品を見て、体を重ねるにいたるまでの経緯が足りないって… どれだけの長文を希望すんのか…
読むほうがエロに入るまでにだれちまうって。
536名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 23:31:21 ID:91rzd/SA
>>530
保管庫にあるSSを1から読み直すんだ!
おまいの読みたい前説のあるものがいくつか見つかるはずだ!
537名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 02:07:54 ID:nKkSbjSm
まぁ、キャラとか全然関係ない・・普通のSEXシーンのみで、全然置き換え
可能とかは面白くないけど、
オリジナルSSならいざしれず、版権ものSSだから前節は元ネタから脹らませてる
って事で、ショートカットできるという事が前提の板なのでは?

ここのシーンの続きでこんな事があったんじゃね?とか、エロの中で
そのキャラ、物語ならではの味が出ていれば十分だと思う。
もしくは全くのパロディ設定で、このキャラにこんな事させてみたら
萌える。とか位で。


それにそんなことしてたらマジ長文になって、物理的に無理wだからそれは
我慢しる
538名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 18:03:47 ID:56UclPiI
そんなに長い前フリが欲しいなら官能小説でも買って読めばいいんじゃない?

それか自分でリオフィリでも書けばいいよ。
539名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 22:23:03 ID:WpzSwDYF
名前を変えてもSSが成り立つのはどうかと思うが。
正直、このスレのメイドのやつも、ミントである必要が無いんだよな。
オリ設定満載で、別にテイルズじゃなくてもOKだし。
ミントじゃなく、大人めのキャラ、フィリアとかでも成り立つ気がする。
540名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 22:55:14 ID:LxksGS9N
ここはプロの作品を投下する場所じゃないんで構わずインスピレーションの赴くまま投下すればいいさ
541名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:31:46 ID:lG0C7GHd
どんなキャラでもいい事をあえてそのキャラでやりたい、
てのが二次創作のモチベーションの一つだしなぁ。
542名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 08:38:06 ID:NTlMF3Od
>>541がいい事言った!
543名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 08:27:56 ID:2BiwUVYc
別にそんな高度っぽいSSは求めてないけどなあ。それにシチュエイションだけじゃなくて、
台詞とか挙動でキャラの区別は十分に付けられるでしょ。
544名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 09:17:35 ID:Jvhi95ex
俺としては投下があればどうでもよい
545名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 15:57:46 ID:GIec+MHs
ピオニーとアニスのロリエロか、ピオニーとネフリーの熟女エロが読みたひ…
546名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 21:43:26 ID:Z/c8IFNE
久しぶりに来た自分は何故538がリオフィリを出したのかが疑問だ
547名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 00:14:36 ID:ZDMbZKFU
まとめの人気投票か、ディレクターズカットの影響じゃないか?
 
最近、キモ姉・キモウトなどのヤンデレがブームになってきたので、リリスタなどの近親相姦を推してみる
548538:2008/02/08(金) 21:40:34 ID:UrjAvgWd
まとめもDCも関係なく俺の趣味だ。すまない。
549名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 22:13:13 ID:PRE+kCaE
何、気にすることはない
550名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 23:05:30 ID:jcu6mUa9
スタリオとかリオルーが読みたい俺は変態かもしれない
551名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 00:00:40 ID:p1dlBfRw
スパアンが読みたい俺は前世がハスタかもしれない
552名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 01:10:44 ID:FJFOuezP
>548
それだったら全力で同意する
553名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:44:23 ID:/mpJiHcL
リオンサイドで野生のリリスになかなか勝てない俺のリオンが
遂にキレてリリスを犯すSSを読みたい
554名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:49:20 ID:+8HB1yCd
野生のリリスってなんだおい
555名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:22:11 ID:9hKcRGQ4
勝てないのに犯せるという
556名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:24:27 ID:Z3hGJD6k
むしろ俺はリリスに犯されたい
557名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 19:06:22 ID:tOygmvaF
エンディングの時に、家を留守にしている間に兄とルーティーが二人旅に出たと聞いてキモウト化するリリスという展開は
558名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:59:29 ID:JwlH3u9P
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
559名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:09:46 ID:+8HB1yCd
マルチ ふまないように
560名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 12:35:09 ID:jTKjPxlM
神よ、すず小説をもっと書いてくれ
561名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 18:09:50 ID:O+RGxB6A
TOIのアンジュ×ルカでルカ総受けの妄想が頭を離れん。
平和になってから教会でシスターの格好で女装させられてるルカにアンジュが淫語&手コキ攻め。
そして東部に巡礼に行ったときに、久しぶりに集まった仲間が寝てるときに女装させられて寝室の隣の部屋でずっと攻められる。

文章力があれば書くのに…orz
562名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 19:40:40 ID:MFupTxrh
>>553リオンサイドにリリス出てきたっけ?
563名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 20:55:38 ID:KKXAkjaT
サブイベントで少し出てくる
564名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 21:48:36 ID:MFupTxrh
そうなのか
リオンサイドのいつ頃発生するの?
565名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 22:35:22 ID:5eD90fVc
何て腐女子の多いスレなんだ。
流石はテイルズスレと言うべきか
566名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 22:42:45 ID:gP4FtU0+
どれが腐女子のレスだと思うんだ?
567名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 23:04:52 ID:7brAb1k1
このスレ最初に立てたのもキモサイト(交流)に巣食ってる腐女子だし
テイルズ信者マジで痛すぎる。ゲーム自体は結構面白いのに、信者が痛い腐女子まみれ
気持ち悪い腐サイトウジャウジャ。マシな所はほんの一部あるけど、そんな所は大人しくて目立っていない
ヘタレばかりがエラソーに大暴れ
568名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 23:59:01 ID:wso6P7Zm
エロパロ板で腐の痛さを語られても
お前テイルズ向いてないよ。やめとけ
569名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 01:27:36 ID:GHTFQ7/o
エロパロ板で腐の痛さを語られても 
自分が一番痛いことに気づけない
570名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 04:53:17 ID:cicAU5Fd
いやいや、いくらなんでもそこまで馬鹿な奴もそういないだろ
きっとあれだ、「腐なんか感じさせないようなエロをよこせ」って遠まわしに言ってるんだ多分
571名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 06:24:02 ID:pXhsejr8
前の投下からあと10日くらいで一ヵ月経つから、きっとSSが読みたいんだよ
……って言うと、俺も読みたくなってきたから、前スレのジュダ×リリ見てくる
572名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 15:56:50 ID:K18dVtNv
あのジュダ×リリは俺も好きだ
ジューダスってギャルゲの主人公に向いてそうだ
573名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 00:37:13 ID:ZGETiwQA
スタンとカイルが女だったらD〜D2含めてギャルゲの道まっしぐらだからなあ
なかなかにおいしい状況だ>ジューダス
574名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 08:57:46 ID:kqZHsynx
なるほど、親子丼というやつかw
575名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 13:02:57 ID:6o3bIPrE
ロニはギャルゲ主人公の親友ポジションか・・・
576名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 13:40:43 ID:pw0BWKUg
>>575
ちょwww
577名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 23:47:36 ID:6bJ4w2xX
このスレ煽り耐性無いヤツ多すぎ

>>530
>>565
にどこまで釣られてるんだよ。2ちゃん初心者しかいないのか?
578名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 12:28:49 ID:vHDvXntw
頭が大丈夫じゃないみたいだね
579名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 14:22:15 ID:4seupoJf
今某所でLの動画見てて思ったがミミーのSSって無いよな。・・・相手がいないもんな。
580名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 15:18:36 ID:mB0NUIPn
誰か>>561を文章化してくれ

>>579
セネル逆レイープで良いじゃないか
581名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:51:04 ID:u7JtS2II
>>572
キールもギャルゲー主人公に向いてると思う
メルディ、プリムラとヒロイン少ないけど
個人的にサンクがギャルゲの友人っぽい
582名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 23:30:43 ID:SmDdh8+0
おせっかいな幼馴染もいるじゃないか
583名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 15:05:30 ID:xVnronJz
リオン×マリアンってないんだ
584名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 18:08:08 ID:g/eP29CJ
ヒューゴとマリアンって肉体関係があるんだっけ?
それが本当なら鬱だ。
だがそれが良い。
585名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 18:24:31 ID:44wu+dLC
オリジナルDの小説のみの設定だったけどな。
矢島の小説だっけ、あれは実に鬱だった…。
その鬱加減は嫌いではないけど、公式にはなくて良かったとホッとする。
リオマリも読んでみたいな。
てかリオン(ジューダス)は相手のパターンが多いよね。
マリアンもだけどフィリアやらハロルドやらルーティやらリリスやら。だがそれが良(ry
>>572の言ってる事分かるw
586名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 19:31:23 ID:VCNzyzR7
そんな設定あったっけ?覚えてないや。
D2の短編集みたいなのでマリアンの話があったのは覚えてるが・・・。野菜の奴。
587名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 19:43:50 ID:obWoHu3Z
その小説の愛人という情報はいつだったかネトサ中に目にした事があるけど
肉体関係まで持ってたというのは記憶にないな
まぁ愛人っていう響きでそう行き着いてしまうのはわかるが
読んでないからそこら辺はようわからん
588名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 21:19:19 ID:Z6ofJBqE
>>579
正直、語尾がパンな奴のエロSSなど、書いてても読んでても途中で萎えると思うww
589名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 21:26:15 ID:6M9ko0OC
PS版マリアンなら肉体関係を持った愛人の可能性は捨て切れないんだよな
ヒューゴを心酔してて、救出されるまで人質だったことに気付かないほどだから、多分、関係を求められても断らなかっただろうし
でも、そう考えると鬱だ
俺にはしんきさんの漫画くらいがちょうどいい




って考えてたらなぜか、スタン×マリアンの電波を受信したんだが…
僕には、無理だ……
590名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 21:43:17 ID:obWoHu3Z
何、そういうときこそ小説は小説ゲームはゲームと
割り切って線を引いていれば問題のないことだ
事実ゲームでは描かれてなかったんだし
メディア派生で多少違うところがあるのはどんな作品にもあることだ

>>588
そういえばミミーのエロSSって想像しがたいよな…
やはりパンパン言うのだろうかwww
591名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 22:23:52 ID:l1rT+Y4P
>>579
ミミーはフランスパン相手にオナヌーでいいじゃないか。
だが、あえぎ声の語尾にパンが付くと思うとギャグにしかならんな。
592名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 22:30:11 ID:znUGQn+3
気持ちいいパン!
もっと小生を突くパン!

萎ーえーたー
妄想した俺は負け組
593名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 22:37:26 ID:UUhJg2nL
パンパンうっせー
594名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 01:37:05 ID:72KxM03E
ミミーワロタw
パンイベントの時、ミミーとモーゼスがフラグ立てているように見えたのは自分だけか?

それよりもPSP版が出るお陰でリバース熱がまたぶり返してきたよ
と言うかリバースの小説少ないな……
気が向いたら四星で何か書いてみてーな
595名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 11:52:03 ID:x05hBd40
モーゼスか・・・

上半身裸で迫ってこられて目を覆っちゃうんだけど実は指の隙間からその逞しい肉体をチラチラと・・・

(し、小生より年下の男の子にドキドキしちゃうはずがないパン!でも何か胸のあたりが肉鍋パンみたいに熱くなってる気がするパン…)


サーセン
596名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 11:59:19 ID:ynNJBoAl
パンパンうっせー
597名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 17:09:13 ID:uYf5wdQ5
パーティー内の男性キャラクターでミミーより年上ってウィルしか……


ここで童顔同士でチャバ×ミミーと言ってみる
598名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 17:15:06 ID:x05hBd40
繋がる点がさっぱり思いつかんw
599名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 19:45:26 ID:Cb416fle
>>589
>スタン×マリアン
想像したら凄い泣きゲーになった
600名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 22:53:40 ID:GKBenoAA
エロ中だけ、口が廻らずに語尾が『ピャン!』になるミミー
……………
すまん、やっぱ萎えか。釣ってくる
601名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 23:39:57 ID:kiJACYd0
「気持ちよすぎて声が出ないパン!」ということにすれ。
602名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 11:57:32 ID:8eMg1oeY
イノセンス少ないな
603名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 16:45:00 ID:dYN5Bv7x
>>602
イノセンスが少ないねぇ…
テンペストなんて見た覚えすらないんだぜ
ルキウスと支配される前のロミーとの、甘々な恋愛物とかを色々と想像したんだが
60438 ◆KHEtQ2j5Nc :2008/02/24(日) 00:21:48 ID:jcBAm9UH
ちょっと保管庫の管理人氏に突っ込みを。
保管庫に保管されている俺のSSなんですが、題名は1行目に書いてある『幼き、想いが……』なんです。
修正をお願いします。
605名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 20:47:05 ID:MBxU3itK
ミミーなら何年か前に
フランスパン入れられる小ネタならあったような・・・
606名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 18:07:16 ID:QmFyxoRS
スタンの代わりにリリスが主人公の物語を書いて遊ぼうと思ってるんだけど
こういうのってここに投下しておkなの?
607名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 19:21:40 ID:0Um0A0zh
エロ有りならおk
608名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 19:25:34 ID:QmFyxoRS
把握した、とりあえず最初の飛行竜の中からずーっとずーっと書いていくわ
609名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 20:37:38 ID:z5o/yz19
>>605
フランスパンって拳大あるぞ
610名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 21:20:00 ID:ntSCJXrW
>>608
これは俺個人の意見だけど、最低でも2…いや3話に一回くらいはエロが欲しいな
別のトコだけど、エロはあったんだが最後の最後にしかなくて、がっかりした覚えがあるんだ
毎回エロを入れるのは難しいと思うから、せめて三回に一回くらいは……!
毎回あれば一番いいんだけどね
俺が言った事は希望であって、やりにくいなら無視してもいいですから、頑張って下さい
611名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 21:55:15 ID:3ktehpLG
>>609
フィストファックっちゅープレイもあるんだからフランスパンでもイケルだろ。

つかミミーはワンダーパン職人なんだから自分好みのティンポ型パンを焼けばいいんだ。
612名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 05:02:04 ID:nrj4Grdg
>>610
飛行竜の中ですでに2回くらいエロがあるんだけど…
尋問とただのフェラだからそんなにエロくはないんだ、すまない
613名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 21:30:15 ID:nrj4Grdg
夜も深まり、リリスはいつものように髪の手入れをした後自分のベットに潜り込んだ。
兄のスタンはもう既に眠っているのか小さな寝言をぶつぶつと唱えているようにも聞こえる。
遠くで聞こえる虫の声を聞きながら布団をかぶってふぅっと小さく息をついた。
「……リリ……リリス……」
ふいに小さな声が聞こえて何かと思いベットから頭を出し。
耳を澄ましてみるとどうやらスタンがもぞもぞと動きながら自分の名前を呼んでいることに気がついた。
何か苦しんでいるようにも聞こえるその声に何となく不安になり、こっそりと近づいてスタンを見つめる。
「リリス……!ハァハァ」
「……お兄ちゃんなにしてるの?」
「リ……リリス!?!?」
スタンが驚いて飛び起きる、それと同時にスタンの股間にある大きく膨れた物から白い液体が飛び出した。
「きゃぁ!?」
悲鳴を上げながらも避けることができず顔にその白いベトベトとしたものがかかり、呆然とする。
スタンは白い液が顔面にかかってしまったリリスを見てかなり興奮しているのか両手を握りしめ、飛びかかってきた。
「リリスーーー!!」
「お兄ちゃんの…ばかぁあ!!」
スタンの顔面を殴り飛ばし、完全に気絶したのを見ると布団を上からかけてもう一度お風呂へと向かう。
そしてお風呂の中で決断した。もうこの家にはいられない、兄の為にも兄離れをしないと…リリスは決心した。


とりあえず試し、最初の部分だけ
614名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 21:42:57 ID:EVLy6rDR
さぁ!早く続きを書くんだ!!
615名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 21:46:26 ID:nrj4Grdg
いや、もう続きは書いてあるんだけど
一応区切りのいい場所まで書いてから投下しようかなと
最初からそこまでエロくないから期待しないでちょ
616テイルズオブリリス:2008/02/29(金) 00:38:34 ID:tJ1zxy7U
よし書けた
最初の飛行竜の中だけ投下致す
フェラも入れる予定だったけど省きました。すみません


「ん…んぅ…ふぁ……よく寝たぁ」
飛行竜の中、そこに忍び込んで倉庫の奥でひと眠りし、やっと目が覚めた。
こんな犯罪を犯してまで飛行竜に乗るつもりはなかったのだが、財布を落としてしまいどうしようもなかったのだ。
あのまま村に帰るというのも何となく負けた気がする……。スタンがちゃんと更生するまで家には帰らないと決めた。
「それにしても…これって本当に空を飛んでるのかしら」
今まで飛行竜が飛んでいるのを見たことは一度もなく、今日も港に偶然この飛行竜が止まっていただけだった。
この飛行竜に乗ればセインガルドまではすぐに行けるという話だったが……。
「ちょっとだけ外に出てみても…平気だよね…」
こっそりと倉庫から顔を出し、廊下をきょろきょろと見回してみるが警備をしている人はいないように見える。
これならちょっとだけ出歩いても何とか客のふりをして騙せてしまうのではと頭の中に名案が浮かんだ。
飛行竜が何の為にあるのかはわからないが、こんな大きな乗り物なんだから人を運んでいるに違いない。
「よし……とりあえず〜っと」
「おい!お前何をしている!」
「え!?あ、いえ…道に迷ってしまって…」
急に話しかけられたことに驚いて背筋を伸ばし、相手を見ながら引きつった顔でその言葉が出てしまった。
もう少しいい言い訳があったのではと思うのだが、言葉にしてしまっては仕方がない。
「何をわけのわからんことを…おまえ、まさか!!」
「……え?あれ?わぁ!」
警備員が剣を抜こうとするのを見て素早く身を反らして剣を避け、転びそうになりながらも倉庫とは逆の方へ走りだす。
倉庫なんかに入ってしまっては確実に捕まってしまう、それなら警備の目を欺いて身を隠す方が確実……。
「応援を頼む!!誰かそいつを止めろ!」
「えええ!?なんでこんな大事になっちゃうの!?」
曲がり角で出くわした乗組員が素早く剣を抜き、切りかかってきたのを見て擦れ擦れの処でそれを避ける。
ここで戦ったらもし捕まった時の言い訳ができなくなる、かと言ってこのまま捕まってしまうわけにもいかない。
兵士を突き飛ばして廊下を一気に駆け抜け、飛行竜の背に続く扉をあける。
「……あ……」
「動くな、もうこの先は行き止まりだ」
「わ、私は何もしてませんよっ!た、ただの密入国者で……」
「嘘をつくな!!それに、もし本当だったとしてもこの飛行竜の中に入れるわけにはいかない」
「うぅ…そんなぁ…」
もうあと一歩でも下がってしまえば空中へと投げ出されてしまう、そんな場所で4人ほどの兵士に囲まれている。
617テイルズオブリリス:2008/02/29(金) 00:40:34 ID:tJ1zxy7U
そんな状況で逃げることはまず出来そうもなく、選択肢は二つしかなさそうだ。
抵抗して殺されるか、飛び降りて死ぬか…どちらにしてもこんなにすぐ終わってしまうとは思っていなかった。
怖い、体中の力が抜け、恐怖で体が震えているのがわかり涙があふれてくる。
「…こちらの指示に従うなら、生かしておいてもいいが」
「ほ、ほんとうに…?」
「ああ、ただし…調べる必要があるからな…今ここで服をすべて脱げ」
「服を!?ぜ、全部!?」
両手を胸の前に組んで体を隠してみたものの、相手は本気で言っているようで冗談を言っているようには見えない。
……裸を見せる…だけなら…平気かな……。
「わかりました……でもここだと服が飛んでしまうから…」
「仕方ない、誰か服を預かってやれ、服もちゃんと調べるんだ」
リーダーらしき男の命令に二人の兵士が近寄り、服を受け取る為にか剣を鞘へと戻した。
仕方がない、自分に言い聞かせながら服を脱ぎ下着姿になる。
ポニーテールを結んでいたリボンも解き長い髪を風になびかせながら下着姿のまま体を手で隠し、顔を赤くしながら歯を食いしばる。
「下着も脱げ、それと脱いだ後は両手を上にあげろ」
「……はい」
ゆっくりと胸を隠していたものを外し、成長しきっていない胸を晒しながら白いショーツへと手をかけ、するりとおろした。
金色の陰毛を晒し、顔を真っ赤に染めたまま両手をあげて涙目で兵士たちの顔を見る。
「足を広げろ」
「……。」
無言でその言葉にしたがい、足を肩幅に広げると兵士はゆっくりと近寄り陰部を指で広げ中を観察する。
あまりの恥ずかしさに足が震え上にあげた手をぎゅっと握ったまま歯を食いしばり屈辱に耐える。
「…次は尻だな、おい、だれか毛を剃れ」
「なっ!?え!?うぅ……」
外の風が異常なほど寒く、体がカタカタと震えて動けない。
後ろに回ったリーダーのような男は尻の肉をぐにゃりと乱暴に掴むとグイっと両方へ広げた。
物心がついてからは誰にも見せたことのないような場所を真剣な表情で観察される。
それだけで頭から湯気が出そうなほど恥ずかしく、顔は真っ赤に染まり涙がぽろぽろとこぼれおちる。
こんなことなら旅になんて出ようと思うんじゃなかった…。そう心の中で思いながら自分の陰毛を兵士に剃られていく。
スプレーはさすがに持っていなかったらしく、アップルグミをすり潰して陰毛に塗りつけ、サッサと剃りおとされる。
剃っている間中一番敏感な突起の部分を指で弄られ、表情の変化をニヤニヤとした表情で見られる。
「下着に薄らとシミがありますが、他の衣服には異常ありません」
「よし、そっちは剃り終えたか?」
「はい」
毛を剃っていたその兵士は一言だけ言葉を返すとリリスの陰部を片手で掴みながら立ち上がり、強い力で揉んだ。
「ひゃぁん!!」
「尻の力を抜け、よ…っと…」
「ひぃ!」
お尻の穴に入ってきた指の違和感に体をくねらせ、両足を広げたままの体勢で穿られるのが終わるまで耐えた。
まるで地獄のようだった時間が終わり、身体のどこにもこの飛行竜から取ったものがないとわかると兵士はリリスの服を持ったまま返そうとする気はないようだ。
618テイルズオブリリス:2008/02/29(金) 00:42:07 ID:tJ1zxy7U
「もういいぞ、倉庫に連れて行け!」
「ふ、服は!?」
「降りるときに渡してやる。くれぐれも壊したりしないように、な」
男の言葉にリリスの隣に立っていた兵士たちの顔がニヤリと曲がり舐め回すように全身を見下ろしてくる。
こんなことなら飛び降りて死んでしまった方がましだったかもしれない。
そんな事を思ったときだった、突然飛行竜が激しく揺れ警報が鳴り響き兵士たちの顔色が一気に変わった。
「馬鹿な!飛行竜をモンスターが襲うなんてあり得ん!くそ!全員配備に戻れ!」
「ハッ!」
女の体よりも自分の命を優先するのは当然のことだろう、兵士たちは剣に手をやったまま走って持ち場へと帰っていく。
裸のまま取り残されるわけにもいかず、命令をしていた男の手にある服を思いっきり引っ張り奪い返す。
ブラとショーツが風に飛ばされどこかへ飛んで行ってしまったが今は着るものがあれば十分だと思えた。
「…はやく服を着ろ、中に入れば少しは俺がここで時間稼ぎをしてやる」
「…でも…この数ですけど…」
空を覆い尽くさんばかりのモンスターの大群、どう考えても逃げ場はないに等しい。
それなのに中に逃げ込む、多少は死ぬのが遅れるかもしれないがそこまで大差はないように思えた。
「飛行竜の奥、お前がいた倉庫の奥に封印された剣がある。こいつらに渡すくらいならお前が持って脱出してくれ」
「そんなこと言われても!!」
「脱出ポットもある!今は説明できそうもないが…走れ!!」
服を抱きしめたまま何も言わずに振り向くこともなく走りだす。
遠くで聞こえる怒号とモンスターの奇声に拳を握りながら中へと入り、素早く着替えを済ますと髪を結び走り出す。
倉庫の場所は覚えていない…さっきは必死で道順など覚えている暇なんてなかった。
ただがむしゃらに、人が目の前で倒れていくのを見ながら必死になって走りまわり、やっと見つけた。
鎖に巻かれ、厳重に保管された一本の剣、肩で息をしながらその剣に触れる。
「誰だ?我が眠りを妨げるものは」
「……剣がしゃべった!?」
「我が声が聞こえるのか…もうここは持たない、早く我を手にとれ」
剣の声にごくりと息をのみながらリリスは剣の柄を握り、鎖など関係なしに思いっきり引っ張った。
鎖はあれほど厳重だったにも関わらず簡単に砕け、剣はリリスの手の中にある…が…。
「お、重くて使えない…」
「おまえは…剣を使えないのか!」
「剣なんて使ったことありません!」
「…仕方ない!我を抱いたまま走れ!」
そんなこんなでリリスは喋る不思議な剣を手に入れることになったのだった。
619テイルズオブリリス:2008/02/29(金) 00:42:42 ID:tJ1zxy7U
今回は以上
620名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 00:46:12 ID:jIBITnt3
>>615
スタンwwじっちゃんもいるんだぜwww
リリス好きな自分としては、ドキドキハラハラガクガクブルブルハァハァしながら、これからktyします
621名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 00:54:55 ID:tJ1zxy7U
>>620
最初じいちゃんに風呂覗かれた後にスタンのオナニーにする予定だったんですが
書くの忘れてました
622名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 02:26:21 ID:7akKm7Gv
とりあえずじっちゃんが覗いてたら、のぞき英雄の立場がないから忘れてオk
623名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 22:37:05 ID:w/D8MFKP
保守
624名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 07:39:58 ID:nDnI0hsC
イノセンスやってたら
ふと、オリフィエル×ヒンメルなんてカプを妄想しちまった
わかってる…わかっちゃいるんだが…
625名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 04:23:49 ID:tiNdXx+w
>>621
続きはまだかな?
626名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 11:34:43 ID:iAa92OLC
保守
627名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 23:24:25 ID:bCNreYib
ちょっとストーリを忘れてしまってやり直しながら書き直してます
とりあえず空気王の登場はエロシーンないので飛ばして書いてます
そのあたりはスタンと同じような対応をされたということで…。

ルーティやマリーと出会う直前から書いてます…
必要なら空気のとこも書きますけど
628名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 01:08:31 ID:PZnl10bw
お前もヒンメルを最初は女だと思っていて、後で男と知ってがっくりした口か?
62924-16:2008/03/09(日) 14:23:34 ID:rn55LyN2
再び投下します。
今回はファラ、ティア、コレット、フィリア×男です。
63024-16:2008/03/09(日) 14:24:34 ID:rn55LyN2
テイルズオブメイド4

 ここはベネツィアから離れた屋敷。ここには、5人のメイドと一人の男が住んでいる。
 男は重度の多精子症という病気を抱えていた。これは、1日に平均1ヶ月以上もの精子を作り、それに
合せて発情。最悪の場合、レイプ事件が発生する。この事件が後を絶たないのが現状である。
 この病気を直す手立ては無く、発情を抑えるため毎日、射精をしなければならない。だが、自慰では
刺激が一定であるため限界がある。体力も問題になる。特にこの男の場合、1日に2ヶ月以上の精子を作
るため、自慰ではらちが明かない。そのため、効率よく射精に導くには、女性による刺激がよい。フェ
ラチオ、素股、パイズリ・・・。ありとあらゆるテクニックを駆使し、射精させるのである。
 そして今日も、メイドたちが乱れる。
63124-16:2008/03/09(日) 14:25:11 ID:rn55LyN2
「う・・・。ん・・・」
 ある月曜日の朝。ミント=アドネードは頭痛を感じていた。
体も熱い。
「いけない・・・。早くご主人様に御奉仕しないと・・・」
 ふるふると頭を振り、自室を出る。ミントは屋敷の男の部屋へ向かい、ドアをノックする。
「おはようございます・・・。ご主人様・・・」
 おぼつかない足取りで、ミントは男のベッドに近づく。
 目の焦点も合わなくなってきた。
「今すぐ・・・。御奉仕を・・・」
 その時、目の前が暗くなり、グラリとミントは男に倒れた。

「風邪ですね」
 ミントの自室。メイドの一人、フィリア=フィリスは脈と体温計を見て判断した。
 フィリアは、この屋敷でメイドとしての役割と、医師としての役割を担っている。もちろん医師免許
も、薬剤師免許も持っている。屋敷には欠かせない存在なのだ。
「薬はお飲みになりましたから、すぐ下がると思いますが・・・」
 さすがに今日は無理。その事は誰の目から見ても分かっていた。
「ご主人様・・・」
 ミントがベッドから体を起こした。慌ててフィリアがミントの体に手を当てる。
「ミントさん、駄目ですよ。休んでないと・・・」
「御奉仕・・・。申し訳ございません・・・・・・」
「さ・・・。休んでください。ご主人様、風邪が移るといけませんので・・・」
 男はミントの部屋から出た。すると、メイドの一人、ファラ=エルステッドが立っていた。ショート
カットが特徴の、この屋敷のムードメーカーだ。
「今日の朝はミントさんに変わって御奉仕しますね!さ、中庭でパイズリいたします!」
 にこりとファラは微笑む。プルン、とファラの97センチ、Fカップの胸が揺れた。
63224-16:2008/03/09(日) 14:25:49 ID:rn55LyN2
「気持ちいいですかぁ?」
 陽が当たる暖かい中庭の芝生の上で、ファラは笑顔だった。
 ファラは外での奉仕をモットーとしていた。これは、中でするよりも、外の陽に当たってセックスし
たほうがいいと考えてのことである。
 男の腰を膝の上に乗せ、弾力のある胸で男のイチモツを包み、ファラは胸を元気に動かす。
 以前、ファラの胸は83センチだったが、愛する男に揉まれる事で大きく膨らんでいた。この事をフ
ァラは『もっと気持ちよくなってもらえる』と喜んでいた。
 しばらく動かしていると、男のペニスから透明な液がこぼれた。
「あ!ピクピクしてきましたね。いきそうですか?それじゃあ・・・」
 ファラは、ぎゅう、っと胸でペニスを圧迫する。そして、男を見つめながら再び動かし始める。
「さ!ザーメンを元気よく射精してください!」
 プシュウウウウウ!
 ペニスから濃厚な精液が飛び出る。
「きゃ!元気ですねぇ!」
 放たれた精液は、ファラの健康な肌を染める。ファラは黄ばんだ精液を指ですくい取り、舐める。
「おいしい〜。ご主人様、お恵み頂きありがとうございますっ!」
 にこっ、とファラは笑った。ペニスに残った精液をズズズ、と音を立てて吸い取った後、ファラは立
ち上がった。
「ご主人様、次は運動しましょう!」
 ファラは男の手を握り、そばの木に連れて行く。ファラは男の手を離し、スカートを捲り上げ、尻を
男に突き出す。手は木につけていた。
「ご主人様!私のおまんこにおちんちんをはめて、元気に腰を動かしてください!」
 ファラは腰をくねくねと動かす。男はファラの秘部にペニスを当てる。
「さあ!おまんこにおちんちんをぶち込んで、いい汗かきましょう!」
 ズブブブ!
 ペニスが秘部に吸い込まれていく。入った直後、男は一気にペニスを押し込んだ。
「あああああ!」
 ファラは声を上げた。快感が込みあがってくる。
「気持ちいい〜!ご主人様、休まずに動かしてください!」
 パンパンパンパン!
 男は腰を動かす。腰がファラの尻に強く当たり、音が鳴る。
「あ!ん!ああ!そ・・・。その調子です・・・!」
 ファラの声が途絶え途絶えになる。ファラの体に、快感が突き抜けていく。
「ん!んふぁ!そ・・・。そこ!気持ちいいです・・・」
 男の腰が徐々に早くなっていく。ファラの声もそれに合わせて大きくなる。
「ああああ!いく!いきます!ご主人様ぁ!」
 ファラの膣が男のペニスを締め付ける。その瞬間、男のペニスが限界を迎えた。
 ブシュウウウウ!
「あああ!元気よく出てるぅ!ご主人様のザーメン!」
 逃げ場のない精液はファラの子宮に当たり、はじける。
 射精が収まった後、男はファラの膣からペニスを引き出す。抜いた途端、精液が膣から流れ、芝生に
ポタポタと落ちる。
 二人の体からは汗が出ていた。
「はあ〜。いい汗かきましたね、ご主人様!」
「ご主人様」
 男の後から声がした。メイドの一人、ティア=グランツである。ミントに負けず劣らずのロングへア
ーと102センチの胸の持ち主で、副メイド長である。
「お昼は私が御奉仕いたします」
63324-16:2008/03/09(日) 14:27:25 ID:rn55LyN2
 チュパ・・・。チュブ・・・。
 男の部屋に淫靡な音が響く。軍服姿に身を包んだティアが男に、昼食のサンドイッチを口移ししてい
るのだ。
 ティアは様々な衣装を持っている。ナース服、大学の女学生服、ボンテージ・・・。どれも町のアダ
ルトショップで自ら購入した物だ。今着ている軍服も例外ではない。ティアの102センチ、Hカップ
の胸、57センチのウエスト、89センチのヒップをピッタリと包み、エナメルに似た光沢がいやらし
くティアのむっちりとした体を強調している。
「ん・・・。おいしいですか?ご主人様」
 唇を離し、ティアは尋ねた。ティアの顔は、愛しい男に奉仕しているせいか、赤く染まっている。
「・・・お褒め頂き、ありがとうございます。これが最後の一切れです」
 最後のサンドイッチの一切れを口に入れ、ティアは再び男に口付けする。
「んむ・・・。ぷは・・・」
 口移しを終えると、名残惜しそうにティアは離れた。そして、男の股間に目を移す。大きく膨らんで
いた。
「ご主人様、おちんちんが勃起していますね。今すぐ御奉仕いたします」
 男のベッドに上がり、ティアは胸のボタンをはずす。そして、男の腰を膝に乗せる。
「パイズリいたしますね・・・」
 ティアは、男のペニスを胸で包み込む。唾液を谷間に少し垂らし、胸を動かし始めた。
「ん・・・。ご主人様のおちんちん、今日も逞しいですね・・・」
 それでいて、かわいい。ティアは素直にそう思った。
 ティアはかわいい物に目がない。いままで、小動物を目にしてきたが、その中で一番かわいいと思う
のが、屋敷の男のペニスなのだ。シンプルで、亀頭がプリプリしていて、それでいて逞しい。
 いつもキリッとしているティアの目がとろける。
「ご主人様、気持ちいいですか・・・?」
 ティアは胸を動かし続けながら、男に尋ねた。
「・・・お褒め頂き、ありがとうございます。いつでも出してくださいね・・・」
 笑顔を残し、ティアは胸を動かすスピードを速める。
 男の肉棒から先走り液が流れた。
「我慢なさらないで・・・。私にご主人様のザーメンをかけて下さい・・・」
 プシュアアアア!
 ティアの言葉と、胸の刺激に耐え切る事が出来なくなり、男のペニスから精液が吹き出る。
 ティアは目を閉じ、男の精液を神の恵みとして浴びた。精液はティアの髪、顔、胸を染めていく。収
まった後、ティアはゆっくりと目を開けた。
「ああ・・・。ご主人様、ザーメンをお恵み頂き、ありがとうございます・・・」
 ティアは男に礼を言った後、顔と胸、ペニスに残った精液を舐めとる。
「ご主人様・・・」
 ティアは立ち上がり、ミニスカートを上げ、男の顔の前で股を開いた。愛撫していないにもかかわら
ず、ぐしょぐしょに濡れていた。
「お願いします・・・。淫乱軍人ティア=グランツのいやらしく、はしたないおまんこを、ご主人様の
ご立派なおちんちんで・・・。ご主人様のご立派なおちんちんでおしおきしてください!」
 ティアは顔を真っ赤にしながら懇願した。
 その言葉を聞き、男はティア体をベッドに倒す。ティアは倒されるとすぐに、足をM字に開いた。
「どうか・・・。おちんちんで、私のおまんこにおしおきしてください・・・!」
63424-16:2008/03/09(日) 14:28:05 ID:rn55LyN2
 ズブブブブ!
 焦らす事も無く、男はティアの膣にペニスを入れた。入れた勢いに乗って、一気にペニスは子宮に当
たる。
「はあああああ!」
 昂っていたティアの感情が爆発した。男はそれに関わることなく、容赦無く腰を動かす。
「あ!あ!ああん!」
 待ちに待っていたおしおき。ゴツゴツと亀頭が子宮を叩く。
「気持ちいい・・・!ご主人様、もっとおしおきしてください・・・!」
 パンパンパンパン!
 ファラの時のピストンとは一味も違うスピードで、男は腰を動かす。ティアの思考は快楽だけが支配
していた。
「あー!はあ!あうう!い・・・!いきます・・・!ご主人様ぁぁぁ・・・!ザーメンを・・・!うあ
!おまんこにぃぃぃ・・・!出してくださいいい!」
 ビュルルルルル!
 男のペニスが震え、ティアの中で精液を放つ。
「はああああああ・・・・!」
 ティアは男の精液が放たれたと同時に、絶頂に達した。ドクドクと精液が子宮に注ぎ込まれる事にテ
ィアは喜びを感じ、涙を流した。
 射精が終わると、男はティアの膣から肉棒を抜く。
「ご主人様・・・。おしおきしてくださって、ありがとうございます・・・」
 ティアは虚ろな目で男に感謝した。その時、ノックの音がした。
「あ、あの!ご主人様・・・」
 一人の少女が男の部屋に入る。メイドの一人、コレット=ブルーネルである。
「つ、次は私が御奉仕します!」
 緊張しながら、コレットは声を発した。
63524-16:2008/03/09(日) 14:28:53 ID:rn55LyN2
「あ、あの・・・。気持ちいいですか?」
 おどおどしながらコレットは尋ねた。跪き、男のペニスを両手で優しく握り、扱いている。
 コレットは、この屋敷のメイドになってまだ3ヶ月しか経っていない。男への愛は他のメイドと差は
無いが、まだまだ奉仕に慣れていないのが現状である。だが逆に、そのぎこちなさが、男にいい刺激を
与えていた。
「あ、ありがとうございます・・・」
 顔を赤くし、コレットは扱き続ける。すると、ペニスから先走り液が出てきた。
「ご主人様、フ、フェラチオをしますね・・・」
 コレットは目を閉じ、口を開く。男の亀頭を口に入れ、吸い始めた。もちろん、扱くのを止めないで。
 ちゅ・・・。ちゅる・・・。
「ふぃもふぃいいふぇふふぁ?」
 口に入れたまま、コレットは男の眼を見ながら喋る。すると男の手が、コレットの頭を優しく押さえ
た。
「ん・・・」
 ペニスがコレットの口に入っていく。そして、奥まで入った瞬間、ペニスから精液が吹き出る。
「んんんん・・・!」
 逃げ場の無い大量の精液が、コレットの口の中を犯していく。その精液をコレットは音を立てて飲み
込む。
「んん・・・。プハ!」
 全ての精液を飲み干した後、コレットはペニスからはなれる。小さく咳き込んだ後、コレットは男を
見つめる。
「ご主人様・・・。ザーメン、美味しかったです・・・。ありがとうございます・・・」
 虚ろな目をしたコレットが男に礼を言った。
「あ・・・」
 男がコレットの手を引き、ベッドに横たわせる。そして、コレットの着ているメイド服の胸のリボン
を解いた。プルンとしたコレットの92センチ、Eカップの胸が露になる。そのまま、男の手がコレッ
トの胸を揉み始める。
「はぁん・・・。ご主人様・・・。私のおっぱい、揉んでくださるんですね・・・」
 嬉しい。コレットは素直に感じていた。時折、声を上げながら、コレットは愛する男に胸を揉まれる
快感を味わう。
 そのうち、コレットの秘部が濡れ始める。
「ご主人様・・・。おちんちんを・・・。ください・・・」
 コレットは股を開く。
「ご主人様の・・・。おちんちんを、私のおまんこに入れてください・・・」
 その言葉を聞き、男はコレットの秘部にペニスをあてがう。そしてゆっくりとペニスを挿入する。
「あ・・・。ああ・・・」
 コレットは男のペニスが入っていくことを喜んでいた。男の肉棒はコレットの膣を侵攻していき、子
宮の奥に辿り着く。
「気持ちいい・・・、です・・・。動いてください・・・」
 男は小刻みに腰を動かし出す。
 小刻みに動かす理由は、コレットに肉棒の快感を慣れさせる為である。それに合わせて、心のリハビ
リも兼ねている。
「あ・・・!ん・・・!」
 コレットの体がビクビクと震える。快感に耐えられなくなってきている。
「ご・・・!主人様・・・!はあ!いっちゃいますぅぅぅ・・・」
 男はほんのわずかだが、腰を早く動かす。
「あ!あ!あああ!いく!いきますぅぅぅ!」
 プシュゥゥゥゥ!
 コレットの絶叫と共に、男のペニスから精液が溢れ出す。
「あ!ザーメンがぁ!あ!ふぁ!ああああー!」
 コレットは精液の熱によって再び体を震わせた。精液が出終わると、男はコレットからペニスを抜い
た。
「はあ・・・。はあ・・・。私にザーメンをくださって、ありがとうございます・・・」
 コレットは大きく息をしながら、男に礼を言った。
「もう一度しますか・・・?え・・・?厨房、ですか?」
 いきなり何を仰られるのだろう。コレットには分からなかった。
「あ・・・。はい。今は誰も使っていないと思いますが・・・」
 それを聞くと、男は立ち上がり、部屋を後にした。
「ご主人様・・・?」
 コレットは男の後姿を見守る事しか出来なかった。
63624-16:2008/03/09(日) 14:29:32 ID:rn55LyN2
 フィリアは厨房に向かっていた。ミントの看病も一段落し、食事を作るためだ。
「さて、ミントさんのご飯を・・・。あら?」
 ふわり、と厨房から優しい匂いが漂ってくる。誰かいるのだろうか?と、フィリアは厨房を覗くと、
男が料理をしていた。
「ご主人様?一体何を・・・?」
 フィリアが近づき、鍋の中を見ると答えがすぐに分かった。卵雑炊がコトコトと音を立てている。ミ
ントへの食事を作っていたのだ。
 男は、小さい皿に卵雑炊を盛り付け、フィリアに差し出す。
「え・・・?よろしいのですか・・・?・・・はい。いただきます・・・」
 愛する男の手料理を、フィリアは口に入れ、ゆっくりと味わう。卵の優しい甘さと、煮えすぎていな
いご飯のおかげで食欲が進む。いつでも食べたくなる程だ。
 フィリアは味を十分堪能してから、のどの奥へと流し込む。
「おいしいです・・・。ご主人様・・・」
 顔を赤く染めながら、フィリアは言った。
「ご主人様・・・。ミントさんのために・・・。お優しいのですね・・・」
 フィリアは男を見つめていた。この優しさが、この屋敷のメイド達を虜にしている。
 男は火を止め、フィリアに向き合う。スッ、とフィリアが男の股間を見る。
「ご主人様・・・。おちんちんが勃起していますね・・・。失礼します・・・」
 フィリアの手が、自然と男のズボンに伸びていく。股間のファスナーを下ろし、勃起したペニスを取
り出す。
「パイズリいたします・・・」
 男を近くにあったイスに座らせる。フィリアは胸のリボンを解き、100センチ、Gカップの胸を開
放した。
 跪き、胸を男のペニスに挟む。
「ご主人様・・・。わたしのおっぱいで御奉仕しますね・・・」
 フィリアはペニスを胸に挟みながら、動かす。胸がペニスに合わせて形を変え、いやらしく刺激する。
「どうですか・・・?気持ちいいですか・・・?」
 フィリアは動かすのを止めずに、男を見上げながら尋ねた。
「はい・・・。気持ちよくなっていただいて光栄です・・・。ご主人様・・・」
 見つめながら、フィリアは胸を激しく動かす。ピクピクとペニスが震えだす。
「いいですよ・・・。私の顔に、ご主人様の神々しいザーメンをおかけください・・・」
 ビシャァァァァ!
 今日で7回目の射精にもかかわらず、勢いよく精液が吹き出る。吹き出た精液はフィリアの顔と眼鏡
をビショビショに濡らしていく。
 フィリアは眼鏡を外し、かかったドロドロの精液を音を立てて吸い取る。
「ご主人様・・・。神々しいザーメンをありがとうございます・・・」
 まだ濡れている眼鏡を再び掛けてから立ち上がり、フィリアはスカートを捲った。股から愛液が流れている。
「ご主人様・・・。私のおまんこで、ご主人様の神々しいおちんちんをご奉仕させて下さい・・・!」
 フィリアは懇願した。
「・・・嬉しいです。では、失礼します・・・」
 フィリアは男にまたがり、腰を下ろす。
「はあああ・・・!」
 待ち侘びていたように、フィリアの膣が男のイチモツを受け入れる。フィリアは目を閉じ、その快感
に身を委ねた。
「気持ちいいです・・・!ご主人様のおちんちん・・・!」
 ごく自然に、フィリアは腰を振る。カリが膣を引っ掻き回していく。
「あ!ん!あはぁ!」
 快感がどんどん強くなっていく。フィリアの目は虚ろになっていた。
 もう何も考えられない。ただ快感が欲しい。
「ああ!気持ちいい・・・!ご主人様・・・・!中に出してくださいぃぃぃ・・・!」
 ドクン!ドクン!
 ペニスは大きく膨らみ、力強く精液を放出した。逃げ場の無い精液が子宮に当たり、フィリアを絶頂
に昇らせる。
「あはあああああ・・・!」
 流れ込む精液の熱に、フィリアは恍惚の声を上げた。射精が終わると、フィリアは腰を上げてペニス
を抜き、跪く。
「綺麗にしますね・・・」
 口を開き、ペニスに残った精液を、フィリアは一滴残らず舐め取っていく。
「おいしいです・・・。ご主人様。おいしいザーメン、ありがとうございます・・・」
 フィリアは優しい笑顔で、男に言った。
63724-16:2008/03/09(日) 14:30:04 ID:rn55LyN2
 午後7時。ミントは目が覚め、体を起こした。頭痛がしないし、だるくも無い。薬が効いたのだ。
 だが、ベッドの上でミントは、自分が情けないと思った。
 ご主人様に御奉仕することが出来なかったなんて。恩返しが出来なかったなんて。
 ミントが思いつめていると、ドアからノックの音がした。
「・・・?はい、どうぞ」
 ミントが返事をすると、ドアが開く。すると、男が入ってきた。
「ご、ご主人様・・・!」
 ミントは驚愕した。なぜこんな所に?
「え・・・。お食事を?あ、ありがとうございます・・・」
 男はベッドのそばにあったイスに座る。暖め直した卵雑炊を膝に乗せ、スプーンですくう。そのまま
ミントの口の前に運ぶ。
「ご主人様、そんなことは私一人で・・・!・・・はい・・・。ご主人様・・・」
 ミントは口を開き、卵雑炊を食べる。
「ん・・・。おいしいです・・・。ご主人様・・・」
 ミントは涙を流しながら男に微笑んだ。
 ご主人様はお優しい。ミントの心が温かくなった。
 そして次の日。ミントの風邪は完治し、仕事に戻った。
 その仕事に着く前。
「ご主人様。昨日のご寵愛、心に染みました。そのお返しに、パイズリしますね」
 胸の紐を解き、105センチ、Iカップの胸を露にする。
「失礼します・・・」
 ミントは男の腰を膝の上に乗せ、胸でペニスを包んだ。
 ミントの顔は優しい笑顔だった。
63824-16:2008/03/09(日) 14:30:55 ID:rn55LyN2
以上です。ほかのキャラも書いてみるとなかなか面白かったです。
639名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 20:17:37 ID:6Df5hfV4
前も言われてたけど…
これはテイルズなの?名前だけな気がするんだ
640名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:10:16 ID:hAtoQK0S
>>639
貴様にこのスレを見る資格はぬえぇぇぇぇい!!!!

まぁ気にしちゃダメ
641名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:31:23 ID:KBqa5NOB
だれかノーマものたのむ
642名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 00:54:41 ID:ewBt5Nq5
とりあえず24-16の人がおっぱい星人なのはよく分かった



フィリアは初期設定の巨乳ということに脳内変換しておこう。
GJGJ
643名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 03:03:20 ID:G4CHPBMY
エロいね……エロいよホント
かなり胸が大きすぎるのは作者の嗜好って事で、まぁいいんだけどさ…
コレットが90オーバーって……!
ぺったんこの称号を持つコレットには違和感あり過ぎだぁぁぁぁ!!
でも、投下してくださるのは嬉しいし、エロいのも大歓迎ですので、どんどん投下してください!GJ!
644名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 19:19:39 ID:zc0vC8Fh
公式設定なんてくだらねえぜ!!

とか言ってる俺はリオフィリ信奉者
645名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 23:51:17 ID:N4pDMBGn
リリスの続きマダー?
646名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:37:15 ID:CzqW90q2
「ディムロスのバカ!えっち!へんたい!!」
ソーディアンはソーディアンマスターとなった人の目を通して周囲を認知できるらしい。
そのことをリリスに伝え損ねたディムロスはベットの上で散々に投げ飛ばされていた。
「や、やめんか!それに我はお前の裸などに興味はない!」
「なんですってー!!」
ディムロスの言葉はリリスに火をつけ、更に喧嘩は激しくなる一方…。

「我は変態ではない、仮に変態であったとしても変態という名の紳士だ」
「……。」
ディムロスは変態紳士だったのか



こんな妄想ばっかりしてるから全く進まないんですね
647名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 02:11:10 ID:xlKwuoUn
>>639
同じくそう感じだ。別段他のキャラの名前に変えても違和感ないし、
さらに別作品のキャラにしてしまっても、違和感無いな。
もう少しテイルズらしいというか、キャラの特性ぐらいは立たせようよ。
あと胸のサイズとブラのカップ数がちょっと気になったが……
コレットが92センチのE ファラが97でF、フィリアが100でG
ウエストは設定的に細いんだから、アンダー65-70ぐらいで計算してもいいんじゃね。
648若野盆地竹村竹子029:2008/03/12(水) 05:22:04 ID:Fwfa+glo
江戸江戸。
649名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 02:48:54 ID:8YKJN7Be
>>647
おそらく、バストサイズの計算に関する知識が無いんだろう
まあ、男だったら知らないのが普通だけどな
こんなことを知っている男は、知識人かスケベ大魔王のどっちかだ
私もスケベ大魔王だし
650若野盆地竹村竹子029:2008/03/13(木) 06:33:23 ID:g4uV4tjd
江戸いグラビア女のスリーサイズ見て勉強して欲しい。
651名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 11:30:07 ID:7Ms4lMhT
アスラとイナンナがしてる時にデュランダルで自慰するサクヤが見たいです
可哀相な娘は良いものだ
652名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 13:32:48 ID:h6ybtrLl
スケベ知識人大魔王
653名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 20:20:41 ID:nCIraK4l
ジアビスのルークのあの性格なんとかならんのん?

シンフォニアのコゼットは萌え萌えなのに
654名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 22:36:41 ID:8/9UvvSS
ならないんですよwコゼット?そんなゴスロリドレスな人はいなかったと思いますが
655名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 02:24:40 ID:oNF4PL0s
現場を知らないエステルたんに誰か教えてやってくれ
656名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 08:50:06 ID:91iTBpw0
>>655
まあVが出ればいくらでも回されるだろうからそれまでガマン汁
657名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 09:00:57 ID:ppPERqyf
マティウスが実は15歳の少女であることが判明した。
ルカ×マティウス結構いけそう。
658名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 17:10:26 ID:xbDZVq9w
>>657
マティウスが15歳ってネタは何処から出てきた
659名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 18:36:37 ID:4HvZnI6L
ソースはファミ通の攻略本。
660名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 19:32:26 ID:IGR9SpxH
老けた声の15歳でございますねぇー( ^ω^)
661名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 19:57:53 ID:Gk/r3XBm
>>660
つエルレインと同じ声のガンダムキャラ
662名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:51:54 ID:k3xCVHSx
流れ断ち切りになるけど、PSPのリバースがもうすぐ出るので久方振りに投下。
マオ×アニー、純愛。ただし、一部に強姦要素ありなので注意。

とりあえずエンディング後。
663名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:53:52 ID:k3xCVHSx
 マオは、食べていたお菓子の味もわからないほど動揺していた。
「えっ、ええっ!?」
 王の盾としての激務により、前の日の睡眠時間は僅か3時間、
 マオの年齢ならもっと睡眠をとるべきなのだが、生理現象すらも吹き飛んだ。
 マオが肝胆震わすほど驚いた原因は、同じ王の盾の男が何気なく言った街の噂の一つだった。
 街の噂というものは、普段は、
「ミルハウスト将軍がカレギアを治めるようになって、差別もずいぶん落ち着いたもんだな。
問題自体は消えちゃいないから王の盾も続いているんだけどよ」
 というようなもので、皆が耳にタコができるほど似通った話題が殆ど。
 マオも聞いたその場で反対側の耳から流していたのだが、この日の話は違った。
「何でも、あの女医を目指している女の子と、ペトナジャンカの工場の……なんだっけあの緑の
……そいつが仲よくなってきているってよ」
「マジか!? アニーって子だろ? 時々差し入れに来てくれる撥ね髪のかわいい子。
あの子とあの熱血男がか!? はぁ〜〜勿体ねー」
「でも、これってけっこう前の噂だからな。
最近ここに缶詰だから、ずいぶん世間に取り残されている気がする」
「じゃあ、もっと先に進んでいるんじゃねーか!?」
 兵士の会話に、マオの丸っこい耳がウサギの耳のようにピンと尖った。

 マオは、話の軸にあるアニーに淡い恋心を持っていた。
 容姿性格ともに一定水準を遥かに上回る。彼女と待ち合わせをしていると、行くまでの間によく声をかけられるとも聞く。
 優しいがキッパリした性格ではあるため、大丈夫だとは思うが、マオが心配性になるのも無理がない。
 ただでさえユージーンやヴェイグとの間に何かなかったかとヤキモキしているのだ。
 アニーとティトレイの仲が急接近しているという話に、誰よりも黙っていられないマオは、読んでいた本をテーブルに置いて席を立った。
 すぐに自分の部屋に戻り、真相を確かめるためにペトナジャンカへ向かう準備をした。
 戸締りをしっかりとして、マオはユージーンに「明日は休むね」と伝えた。無事に許可が下りると、すぐに出発した。
664名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:54:57 ID:k3xCVHSx
 かつて共に戦った仲間は、戦いが終わった後、それぞれの生活を大事にすることになった。
 とはいえ、ほとんどの仲間は元の生活に戻っただけだ。違うのは王の盾をやめたヒルダと、本格的に医者になる勉強を始めたアニーぐらいだ。
 アニーは、それまで住んでいた自分の家が騒音や子供の声がやかましい所であった為、医者になるまでの間は少し大きなアパートへと移っていた。
 そのアパートというのが曲者で、迂闊に近寄れば警備員が寄ってくる。許可証がなければ借主も入れない。家賃は目が飛び出る高さ。
 ……と、気軽に遊びにいくには抵抗がある場所であった。
 アニーとしては、もうちょっと庶民的なところの方が好みだったようだが、
 何でもアニーが引越し先を探しているという噂を聞きつけたオーナーが、家賃を激安にするから、最上階に入ってくれと頼み込んだらしい。
 世界を救った英雄(しかも女性)が住んでいるとなれば、アパートの価値も上がると考えたためで、実際アパートの抽選数は激増したようだ。
 防音がしっかりとされており、最上階の窓から覗く景色も、霧がいい味を出していて悪くない。
 広い居住空間の中、住み心地は悪くないらしく、アニーもその部屋を気にいっていた。
 しかし、それにより外部との接触が減少していた。前の家ならこちらから遊びに行くことも出来たが、今のアパートは防犯上できない。
 電話等もなく、アニーが気まぐれに遊びに来るのを、マオはじっと待っていなければならなかった。
 好きな人の家に、気軽に遊びに行けない辛さが積み重なり、マオは悶々とした毎日を過ごしていた。
 そこに飛び込んできた噂である。マオは信じたくない気持ちを胸に重く置いていた。
(ティトレイに先を越された……まさかね…………もしそうだったら、僕だってアニーのことを!)
 乱暴な妄想をしているうちに、マオの足はペトナジャンカの奥にある、ティトレイの家へと着いていた。
 晩御飯の時間に訪問者、ティトレイは少し驚いていたが、本人の気質からかすぐに溶け込み、一分後にはマオを食卓に座らせていた。
 隣にはティトレイの姉セレーナが行儀よく座っている。
 セレーナは、差別の収まり具合や、マオの近況を聞いてきたり、とてもティトレイに情事の話を出来る雰囲気ではない。
(今はとりあえず食べよっと)
 バルカから船に揺られ、更に陸に着いたらバイラスを薙ぎ倒しつつ危険な道中を通って進む。一人旅の辛さに、疲労が溜まっていた。
「いただきます!」
 両手を合わせて例をすると、マオは世間体を気にせず料理にむしゃぶりついた。
 食卓について数十分、食卓を囲んで他愛ない話を繰り返していると、セレーナが思い出したように席を立った。
「そういえば明日は工場の点検日ね。ちょっと様子見てこないと」
「姉貴、一人で大丈夫かァ!?」
 姉のことには心配性のティトレイは、また何か起きないかと不安なようだが、セレーナは首を横に振って、工場へと足早に賭けて行った。
「不安だぁ……姉貴の器量はこの辺りじゃ一番だからな。サレがいなくても誰かに捕まるかもしれねぇ……」
「おかわりぃ!」
 腕組みをして、セレーナのことを考えるティトレイだったが、ご飯のおかわりを頼むマオにより正気に戻った。
665名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:58:04 ID:k3xCVHSx
「そういえばマオ、お前何しに来たんだ? まさか、絶品と評判の俺の料理を食べ」
「そうじゃないよ」
「……はっきり言われると、それはそれで嫌だな」
「まあ、料理は美味しいから自信もってヨ!
それで、話があるんですけど……」
 仏頂面するティトレイに、マオは例の話をした。
「ほぉー」
 ティトレイはなにやら納得しながら、お茶漬けを口の中に駆け入れた。
 ごちそうさんっと言い、樹のフォルスで爪楊枝を出してシーシーと口の中を掃除している。
「そりゃ確かにな〜、先月の3日か4日、もしくは5日か6日だったと思うけどよ、アニーの方から俺のところに遊びに来てな。
丁度姉貴が出かけていて、家には俺一人だったから、せっかくだからってんで、やったんだよ」
 マオの顔が、凍結したようにショックで固まった。
 その彼に気付かず、ティトレイは次から次と、思い出したことを脚色一切なしに口頭した。
「まあ〜、やっぱりアルコールってのは飲まない方がいいな。まだ俺にもアニーにも早いぜ。
でも病み付きになるっていうか……やっぱりまたやりてぇな」
 と、ティトレイはアニーと一緒にいたものの、酒を飲んだだけだった。
 未成年なので、飲酒は禁止されている。そのことで咎められる恐れがあり、彼も街中に公言しているわけではかった。
 だが、ティトレイが酒を飲んでいると言ったとき、マオは体を凍ったように固まって聞きそびれたため、すっかり意味を履き違えていた。
「率直に聞くけどさ……『ヤッタ』の?」(性的な意味で)
「ああ、やったぜ」(飲み会的な意味で)
 想像したくない返事に、マオの頭がお辞儀よりも深くうな垂れた。
「不謹慎なことするよね」
「どうした? 顔を真っ赤にして」
「もうっ…………どうして今まで黙っていたのさ!」
「わざわざ言うようなことなのか!?」
「ティトレイの馬鹿っ!」
「なんでそんなに怒るんだよ。誰だっていつかはやるだろ?」
「そうだけど…………でも、僕の方がティトレイより先にしたかったよ」
「もうやりたいのかよ! おいマオ! せめて18になってからやれ!!」
「年齢なんか関係ないじゃないか!? 犯罪になるわけじゃないし!」
「犯罪だろうが!」
「犯罪じゃないよ! ひょっとして、ヤっているときを誰かに見られたりしたの?」
「うっ! な、何で分かった……た、確かにバレたぜ!!
しかもよりによって姉貴に」
「ええぇーーー!!! セレーナさんにバレたの!!? え、ええぇ!!」
「そしたら姉貴の奴、俺とアニーを叱りつけるかと思ったらよ、一緒に参加してきたんだよ」
「参加しちゃったのっ!? 三人で!? セレーナさんそういうの好きなの!?」
「ああ、顔真っ赤にしたまま、グイグイやってよ〜。
アニーをダウンさせたあと、そのまま俺にヘッドロックをしながら外に走り出しちまってな〜」
「走り回ったの!? どんなプレイ!?」
「しかも、そのままの格好で近所の家に入りこんじまってさ〜」
「ヘッドロックしながら人の家に!?!」
「俺とアニーが頭を下げて謝ったから、大事に至らずに済んだけどな」
「もう大事になっているよ! バルカで噂になるのも納得なんですけど!」
「海を渡って噂になってんのかよ!? 何、俺のしたことは国際レベルか!?
やっべぇな〜、こりゃ女の子が寄り付かなくなっちまうかもしれねぇ。
でもよ、姉貴にバレたとはいえ、それまで隠せるだけ隠したんだぜ」
「えーと、そういうのって証拠が残るものなの? 後片付けだって、そんなに難しいものだと思えないし。
ま、まさか、デキちゃったからバレたとか……」
「何で俺たちがデキ(上がって)たって分かった? まあ、もう元通りだけどな」
「えええぇぇ(アニー妊娠経験済み!?)!!!!」
「いや〜、めちゃくちゃやったからな〜。
グイグイ続けるもんだから、腹が膨れてまいったまいったァ〜アッハッハッハッハ!」
「笑い事じゃないよ! アニーのお腹を膨らますなんて、なんてことしてるの!?」
666名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:59:13 ID:k3xCVHSx
「おいおい勘違いすんなよ〜、膨らんだのは俺の腹だっ! アニーの腹は膨らんじゃいねぇ!!」
「ティトレイの方が膨らんだの!? ぶっちゃけそっちの方が驚くよ!」
「そうか? 普通のことだと思うけどな」
「普通って……ど、ど、ど、どれぐらいの間隠せたの?」
「ふふん、当ててみな!」
「(あんまり短いと本人も気付かないよね)……い、一ヶ月ぐらい?」
「長ぇよ!!」
「長いの!? え、僕の知識ってどこかおかしいのかな?
正解はどれぐらいなの?」
「30分ぐらいかな」
「30分っ!!? 速いよ! どんだけ早いの!?」
「なにせ初めてだったからな〜、ゲロゲロっとくるまでけっこうかかったぜ
でも中々いいもんだ。お前もやりたいって言ってたんだから、やってみろ!!」
「う、うーん……でも勇気がいるし」
「つっても、一人でやるのも寂しいだろ。俺が相手をしてやるっ!」
「絶対にイヤだ!!」
「そこまで露骨になんなよ! 最初はソフトなのをいくから安心しろ。
でも、最後は気を失うぐらいハードな奴をロックでガン! っだからな」
 想像することもおぞましいが、マオの脳裏に一瞬行為の予想がよぎった。堪えきれない涙が流れた。
「うわ〜ん! 嫌だよそんなの!」
「わ、悪ぃ。どうしてももう一度やってみたくて。そこまで泣くとは思わなかったぜ」
「それぐらい思いなよ! ………………ティトレイ変な趣味あるんじゃないの!?」
「そ、そうか? ユージーンもミルハウストやワルトゥと三人でよくやるって聞いたけどな」
「カレギアの価値観が根底から崩れるんですけど!」
667名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:00:08 ID:k3xCVHSx
 一通り問答が終わると、マオは顔をテーブルに伏して、わんわん大粒の涙を流して泣いていた。
 突然泣き出したマオに、ティトレイはどうしたらいいのか光明を見出せず、途方にくれていた。
 やがて、思い出したようにマオが顔をあげ、涙を袖でふき取ると言った。
「ティトレイ、今からアニーに会いにいかない?
僕、明日の仕事が休みで暇だし、アニーとしばらく遊んでないからさ」
「お〜そいつはいいな。待ってろ、ちょっと姉貴に出かけてくるっていう手紙書くからよ」
 ティトレイが筆を探しに部屋の奥へと進んでいる間、マオは部屋の鍵を指先に絡めてくるくると回し、暇つぶしにした。
 回しながら、あの高級アパートの監視の網をどうやって掻い潜るか、考え込んだ。
 当然入り口には堅固な門が構えており、監視の目が四六時中鋭く睨んでいる。
 もし見つかれば、待機している連中が雪崩のように押し寄せ、たちまち拘束して、警備の人に回してしまう。
 まともに正面突破することはできそうもない。仮にしたところで、以降は出入り禁止のレッテルを貼られることになる。
 しかし、雑草のない庭はないという言葉のように、このアパートの防犯も完璧ではない。いや、マオにとっては、と付け加えるべきか。
 このアパートには、空気循環機が備え付けられており、使われている空気管は子供なら潜り抜けられる幅だ。
 大人では詰まってしまうが、マオの体格なら出入りが苦しくなく、すぽんと落ちることもない。
 マオは自分の小さな体を利用して、空気管からアパート内へと入り込もうと考えた。ティトレイは入れないが、それはしょうがない。
 幸いにも、空気循環機は地上にあり、辺りの草にカモフラージュされているが囲い等はなく、立ち入りは自由だ。
 しかし、自由だからといって、そこから入り込む姿を見られたら捕まることは間違いない。
 見つからないためにどうしようか悩んでいると、ティトレイの、悩みなんかなさそうな気楽な声が響いてきた。
「待たせたな、そんじゃあ行くか!」
「そうだね。ねえティトレイ、通行許可証持ってるの?」
「持ってないけど、俺ほどの有名人なら顔パスだろ?」
 ふーんと鼻息を吐き出す彼に、マオはプププとほくそ笑んだ。
「それなら、真っすぐ行けば熱烈に迎えてくれるかもネ♪」
 マオの言葉に、ティトレイは自信満々な顔をしてバルカの方向を眺めていた。
668名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:01:56 ID:k3xCVHSx
 翌日の昼、光がさんさんと降り注ぐ中、二人はヘトヘトに疲れつつもバルカについた。
「やっと着いたなぁ……まさか半日以上かかるとは思わなかったぜ」
「ティトレイが船の時間に間に合わないからでしょ! もう、次から気をつけてよね!」
「ああ、悪りー悪りー、あとでハチミツ入りマーボーカレーでも作っ」
「あっちの方だったよね?」
 マオの指差した方角には、大小のいくつかのアパートが点在していた。
 群を成す中でも、一際目をみはる高いアパートの最上階に、アニーは住んでいる。
 昼飯のスープを飲み腹ごしらえ。ティトレイのリュックからはガチャガチャと音が出ていた。
「ティトレイ、君のリュックから音がするんですけど……?」
「ああ、酒が入っているんだ。部屋に着いたら飲むつもりだ」
「お酒!? 犯罪じゃないか! 僕が兵士だったら、キミのこと捕まえているんじゃないかな……
……あ、僕ちょっとトイレに行きたくなった……!」
「マジか!? 早く済ました方がいいぜ。待っててやるから」
「さ、先に行ってて! 僕もすぐに追いつくから」
 ティトレイは足早にアパートから離れていくマオに、なんら疑問を抱かず、一人目的地へと着いた。
「許可証、もしくは火急の用事でもおありでしょうか? どちらでもないのなら、お引取りを」
 本人は顔パスというが、別にティトレイはオーナーでもなんでもないので、すぐに警備員に囲まれた。
 捕まるのに決まっているのに、何故か本人はそういうことに気付かない。
 ティトレイも最初は話し合いに応じていたが、次第に口調が荒く口論となり、ついに手が出始めた。
 一度展開が傾いたら、後は傾きが増すばかりだ。やがて、乱闘のような騒ぎとなり、警備の人が大勢集まってきた。
(ティトレイ、頑張って!)
 ちょっと離れた場所から、マオは心の中で声援と「そのまま警備の人を連れてどこかに消えて!」という思いを送った。
 ティトレイを捕まえるために人員を裂くことになれば、その分自分が見つかりにくくなると考えていたためだ。
 その声援が届いたのか、ティトレイは警備の人を尾のように引き摺って、アパートの中へと入っていった。
(ごめんね、ティトレイの犠牲は無駄にはしないよ)
 マオはティトレイに謝りつつも、安全な空気管の方へ身を潜らせていった。
 マオの鼓動が張り裂けんばかりに高鳴る。誰も見ていないことを祈りながら、暗く狭い中を通ると
 首尾よく、マオはアニーの部屋に潜り込むことに成功し、ほっと息を吐いた。
669名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:03:32 ID:k3xCVHSx
 しかし、心臓をつかまれるような緊張感に苦しんだかと思えば、今度は無重力の中に吊り下げられたような無気力感に苦しめさせられる。
「あちゃー、入ったはいいけど、今日はアニー遅いみたい。ヒマなんですけど……」
 アニーがこっちに来るまで部屋の中に隠れ続けるとはいえ、その機会が来るのはしばらく後だ。
 それまで別段することもなく、マオは足をぶらぶらとせわしなく動かした。
 自分の服のポケットに入る大きさの本でも持ってくればよかった、と軽く後悔。
 マオは以前からアニーから十冊単位で本を貸してもらったことはあるが、気にいったのは3冊ほど。
 アニーの部屋は少し見回しただけで医療関係の本や恋愛小説等が嫌でも目に入るが、
 どれも自分には興味をひかない、もしくは苦手なジャンルだ。
(でも、少しは面白い本があるかも)
 ヒマに耐え切れなくなり、小さな体を起こして立ち上がると、こそこそと本棚を漁り始めた。
 一冊出してはペラペラ読んで、舌を出して元あったところに戻す。それを何度も繰り返した。
 次第に面倒になっていったマオは、同じことを5冊単位で行うようになった。それでも、彼の興味をひく本にはなかなか会えなかった。
 中には難しい字で書かれていて、読むことすらできないものもあった。つくづく、「アニーは博識なんだねー」と感心する。
 マオはペースの遅さに多少イラつき、今度は10冊単位でやろうと息巻いて本棚の前に立った。
「『医学大全集』、『医療の歴史』、『世界文学』、『古代カレギア語はなぜ廃れたのか』……」
 取り出そうとした本のタイトルを目で追うと、それだけで読む気が失せる。
 せめて「マンガでわかる〜」と書かれていれば、マオも喜んで本の表紙を掴むのだが、豪筆太字からは、マンガの入る余地は感じられない。
「でも、ひょっとしたら興味が沸くかも♪」
 小さく鼻歌を交えて、一番偉そうなカバーをつけている本を手に取った。
 値段を見ると、12000ガルドと、マオの金銭感覚では大変高級な本のようだ。
 ページを一つ捲ると、もうそこは自分の学力が及ぶ世界ではなかった。
 紙面いっぱいに羅列された文字は、絨毯の糸のように規則正しくびっしりと敷き詰められている。
 文字の小ささに加え、普通の大人でも読める人の少ないような熟語や専門用語が散りばめられ、
 マオの眼球に異常な疲れが襲い掛かり、思わず眩暈を起こした。当然ながら、読むことが出来なければ内容も理解できない。
 滂沱と溢れる文字の濁流に耐えられず、一ページも読まないうちに本棚に戻した。
「早く大人になりたいな……」
 値段が高ければ、内容も自分が及びつかない高尚なもの。
 とても馬鹿にされている気がして、マオは頬を栗鼠のように膨らませ、本を半分まで押し込んだところで別の本棚へ足を向けた。
「わぁ♪」
 マオは歓喜の声をあげた。本棚には自分も知っている昔話の本がところどころに見られ、これなら退屈を紛らわすことができそうだった。
 埃を息でふっと飛ばしてページを捲ると、自分の記憶にあるのと全く同じ画が出てきた。
 糟のように小さな文字はなく、見たこともない用語もない、安心して読書にいそしむと、10分も経たないうちに眠気が差してきた。
 窓から差し込む陽光が、目の隈が目立つマオの横顔を煌々と照らしていた。
 ほどよい暖かさの陽光と、ここの所あまり寝ていないことが兼ねられ、強烈な眠気となってマオを襲っていた。
 いけない、いけない! と首を横に振って眠気を飛ばそうと努力するものの、離れた眠気がその場でまたマオにくっ付いてくる。
 起きようとするマオの意志に反して、眠気は繊毛のように彼の体に纏わりつき、本のページを捲る力も入らなくなっていく。
 気がつく間もなく、マオはウトウトと眠りの暗闇へと落ちていった。
670名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:04:30 ID:k3xCVHSx
 はっと気がついたときには、マオの体には厚い毛布がかけられていた。
 目線を下に降ろすと、自分の眠っていた証の涎がテーブルに広がっていた。
 マオはあちゃー、と手を頭に置いて反省深くうな垂れた。
「マオ、おはよう」
「アニー……おはようって、もう夜だけどね」
 時計の短針が9を指し、自分が潜り込んだ時間からかなりの時間が去ったことを確認した。
 部屋の主は、マオの反対側に座り、温かい紅茶を飲んでいた。
 マオの突然の侵入に起こった素振りもなく、マオにも紅茶を注ぐ。医者の専門書なのだろうか、マオには分からない難しい本を読んでいる。
「ごめんねアニー、いきなり来ちゃって」
 頭を垂れて謝罪するマオに、アニーは微笑みながら優しい口調で言葉を返した。
「いいわよ。最近勉強ばかりで気が張っていたし。こうしてゆっくり会うなんて久しぶりね。
王の盾、頑張っているの?」
 特に緊張した様子もなく、アニーは本へ向けた目線を流す。
「ンーまあまあかなー、最近全然眠れなくて困っているけどね。アニーは勉強どうなの?」
「まあまあね」
「二人とも、まあまあだネ」
 戦い終わった後のことでも思い出すのか、二人は思わず笑っていた。
「マーオ、ところで何の用事なの?」
「用事……って言われても」
 マオは言葉を閉じた。紡ぐ言葉がすぐには見つからず、頭の横に、指をピストルのように尖らせて添え、考えた。
 すぐに思い立ち、続けた。
「もちろん、アニーに会いに来たんだヨ!」
 指をビシッと前に出し、幼いながらどこか精悍な声で答える。アニーは驚いた様子で、小さく微笑んだ。
「ありがとう」
 お礼を言うアニーに、マオは調子よくして紅茶の入ったコップを一口飲むと、言葉を紡いだ。
「アニーも紅茶ありがとう。美味しいね、アニーが淹れてくれたから美味しさも二倍! なーんてね」
 おふざけと分かっていながら、アニーは顔を真っ赤にした。マオが無垢な笑顔を見せるため、アニーは頬をぷうと膨らませ、うつむいた目で弱く睨む。
「もう、マオったら!」
「おかわり!」
 柔らかな髪の毛をふらふら動かし、元気よく声を出す。
 彼に注ぐ紅茶を淹れるため、アニーはテーブルを立って台所の方へと歩いていった。
671名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:06:25 ID:k3xCVHSx
 マオが甘いひと時を送っていたとき、ティトレイはまだ追われていた。
 廊下の幅は約二メートル。大人が五人も並べば詰まる幅の中、よく九時間余り逃げ回ることが出来るものだ。
 あるときは壁を蹴り、あるときは人の部屋に勝手に隠れ、またあるときは樹のフォルスを出してハシゴやバリケードにして追っ手から逃れ……
 さすがに限界が来たのか、ティトレイは球のような汗をダクダクと垂らして座り込んだ。
「チッキショー、この俺がっっ!」
 悪党の断末魔のように叫んだティトレイを、仰々しくガードマンが囲んだ。野次馬含め、ティトレイの周りに集まった数は40をくだらない。
 「観念しろ」という声がどこかしこから聞こえる。
 ティトレイの額から滴る汗が、彼の目に入り彼がそれを拭おうとしたとき、警備人が一斉に飛び掛った。
 この大捕り物をもっと眺めたい人の気持ちを裏切るかのように、ティトレイを腕力で押さえつけた。
(んなろッォォォッ!! こんなところでアニーとの飲み会を諦めてたまっかッッ!!!)
 押さえつけたはいいが、その状態のティトレイの暴れようは凄まじいものだった。
 とっくに尽きたはずの精神力が、奔流雲のように沸きあがった。
 フォルスは心だ。樹のフォルスを出した彼は、巨大な樹の幹となって数人を巻き込んだ後、天井へ激しく衝突した。
 その衝撃は規格外で、上層階の全てに影響を及ぼした。

「あっ!」
 アニーはお湯の入ったポッドを持ちながら、下の階で起きた衝突の余波で体勢を崩した。
 助けようとしたマオは、テーブルに乗り出して彼女に駆け寄り、バランスの崩れた体勢を支えた。
 と、熱々のお湯がマオの背中にざばっとかかってしまい、マオはその衝撃に叫び声を上げた。
「アっっっッッ熱ッッ!!!」
 マオは、アニーを腕の中に抱きしめたままコロコロ転がってのた打ち回り、顔を苦しそうにしかめる。
 その光景を目の当たりにしたアニーの心の中に、罪悪感が生まれた。
「マオっ!」
 アニーは即座に自身の雨のフォルスを出し、彼の背中に雨を降らした。
 マオの背中に流れる水は、止まることなく彼の体を濡らして熱を奪っていく。密着状態にあるアニーもろとも。
 ほっとアニ−が肩を下ろした―――マオの手が、アニーの胸に伸びてきた。
 目を丸くして驚く彼女に、マオは小悪魔っぽく微笑んだ。
「ね〜アニー、今、僕はアニーのこと助けてあげたよね?」
「そ、そうだけど、私もマオの背中冷やし」
「アニーが転ばなかったら、こんなに熱い思いしなくて済んだんだよネー?」
 マオの笑い顔に、アニーは身の危険を感じた。
 今の雨により、自分の服は皮膚にピチッと張り付き、一部は透けてしまっている。マオが変に興奮したのはこの衣装のためかもしれない。
 引き剥がそうにも、マオの力は強く、アニーの力ではびくともしない。
 胸に添えられている手に、力が入っていくのをアニーは感じ取った。
 なだらかな起伏が、明らかにへこんだ。張り付いた服を通じて、マオの手の感触が届く。
「あ、マ、マオ……こういうのって慎重に進めたほうが」
 遠まわしに拒否するアニーだが、その効果が悲しいほど発揮されていないことをすぐに知った。
(アニーはもうティトレイとしたんだから、今を逃すともう出来そうにないもんネ。チャンスチャンス♪)
 マオの手は止まることなく、するすると彼女の衣服をまくっていった。
672名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:07:18 ID:k3xCVHSx
 拒否の手を嘲笑うように、アニーの体は外気に触れることになった。
 上着は、円らな乳首を完全に露出するまで捲くられている。織られた服は、もう人為的な力なくしては元に戻ることは無さそうだ。
 下着は膝頭まで下ろされ、ほのかな朱の茂みを見せている。男の本能を苦しいほどに擽る魅力が醸し出ている。
 小さな割れ目に隠れている女の体の象徴は、中に異物を受け入れることを怖れているようだった。
 着衣が殆ど意味を成さないことに、アニーの顔が火のように赤く染まる。
 マオは笑みを隠せない。じーっと眺め、彼女の体を鑑賞する。陶器のように整った体つきには、感嘆のため息を漏らすのみだ。
 マオは、既に股間の棒を膨らまし、外に出していた。
 閉じられている割れ目に狙いを定め、先端を膣の入り口に僅かに触れていた。
「あのねマオ……ちょっと……」
 こういうのは、きちんと恋愛をして、それから……まだ早いと思っているアニーは、マオの頭を押さえつけた。
 マオにその旨を伝えると、動きを止めて考え込んだ。純情なアニーらしい考えに理解を示したらしい。
「んー、そーかなー。
でもアニーが言うなら、そうなんだね」
「分かってくれた? お父さんとお母さんもこういうのは望んでいないと思うし」
 一縷の望みを絶やさぬように、必死でマオを説得する。
 体が冷えていることを忘れるほどの熱弁をすると、マオも顔を渋め、納得したように頷いた。
 しかし、マオはティトレイとアニーが肉体関係にあることを思い出すと、どうしても後には引き下がりたくはなかった。
 ずっとティトレイの後尻を追うことになるのは、生まれ持った男としての意地が許さなかったようだ。
「イキナリするのはやめとくよ……」
 思いが通じたことに、アニーの顔が嬉々と輝いた。
「じゃあ、こーするよっと♪」
「んむッ!?」
 マオはアニーの了解なしにキスをした。唇を触れ合うだけの、軽く、急いでいるようなキス。
 アニーの体が石のように固まり、マオの行動の理解に追われるが、間に合わないうちにマオの行動は進んでいた。
 弱くも確かなキスを終えると、マオは太陽のように明るい笑顔を見せ、アニーの体を注視する。
「これで、もう僕たちは肉体関係だから、イキナリじゃないネ!」
673名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:08:14 ID:k3xCVHSx
「やッ」
 アニーの抵抗が始まるより前に、マオは腰を強く打ちつけ、肉棒を奥深くへと刺し入れた。
「だ、駄目よマオ! 御願い、こんなの……
あ……いっいた……痛い……いたい……っ!」
 猛ったように肥大した肉棒は、拒むように硬く閉じられた割れ目を掻き分け、その先に張られていた膜のような壁を強引に拉げる。
 異物を捻り込まれたアニーは、マオの腕の中で必死に体を捻り、激痛から逃れようとするが、その効果は芳しくない。
 奥深く入った異物は、激しい動きをすることはなく、支配者のように悠然と佇むだけなのに、アニーは身が裂けているようにも感じ、涙が止め処なく流れた。
 大きく口を開いても声が出ず、咽るように息を吐くだけ。苦痛に満ちたアニーの顔を、涙が飾る。
 マオから逃れようと強い力で抵抗するが、膣への侵入を妨げるには至らず、そのまま彼の肉棒の蹂躙を許してしまった。
「僕のも受け入れてよ、アニー」
 膣内の圧迫を感じながら、マオはアニーの暴れる様子を眺めていた。
 処女ではない筈のアニーが、痛みを感じていることに疑問を持ったが、それよりもアニーと体を繋げたことが嬉しく、疑問はすぐに消えていった。

 10分もすると、アニーにとっての阿鼻叫喚の苦しみは、一旦の休憩を見せた。
 姦通の肉体の痛みと、身体を奪われたことによる精神の痛み。二つとも、現状を受け入れてしまえば自然と納まっていった。
 しかし、アニーの気持ちが整ったからといって、場の全てが平と収まったわけではない。
「……え…………血が」
 マオが少し体を起こすと、今もアニーと繋がっているところから、少しの血が流れ出ていた。
 頭が混乱した。もうアニーはティトレイとしたことがある筈なのに、破瓜の血を―――その彼の考えはアニーの一言によって砕かれた。
「初めて……だったのに」
 マオの顔が蒼白した。突然の事実、世界の終わりのように信じたくなかった。
 既にティトレイと体を結んでいると思ったから、少しぐらい乱暴にしても……と思っていたのに、それは真っ赤な誤解。
 本当の彼女は、まだ接吻も知らず、膣への侵入は誰にも許していない処女だった。
 彼女の初めてを、自分勝手な理屈で強引に奪い取ってしまった。
 好きな人に、最悪の経験をさせてしまった―――信じたくなくて、マオは次々と悲惨なことが浮かんでくる頭を掻き毟り、声を上げた。
674名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:08:54 ID:k3xCVHSx
 二人は視線を合わすこともなく、性器を繋げていた。
 マオは後悔の念が深く、頭で考えることはやめていた。何も考えていなかったから、次第に本能が働いていた。
 自分の肉棒が入っている女の体に精液を吐き出そうと、マオにとっての快感を求めていた。
 指を通してアニーの胸の膨らみの感触がマオに届き、腰を振ってアニーの膣壁から圧迫と熱を感じる。
 突然再開した愛撫に、アニーの頭と心がかき回される。
 沈殿していた快感が、意識の中を駆け巡る――アニーは顔を背け、震える体でマオの愛撫を受け入れていた。
 マオの行動に一番驚いていたのはマオ自身。これ以上、アニーを傷つけたくないと思っていたのに、体が勝手に動いていた。
 このまま続けているとアニーとの仲は修復不可能になるまで壊れてしまう予感がするものの、
 手と腰の動きは頭で命令しても止まることがなく、一個の生命として個別運動をしているようだった。
「ア、ア、アニー!」
 空気が震える大声で彼女の名前を呼ぶと、アニーは僅かに反応した。恐怖は抜け切らないのか、体は小刻みに震えて落ち着きがなかった。
「ご、ごめんなさいっ! 僕、アニーにひどいことしちゃって……どう謝ればいいのかよくわからないけど、ごめんなさいっ!
 り、理由にならないと思うけど……僕アニーのことが好きなんだよ」
「…………」
 アニーは何も言わず、マオと視線を合わせることもない。
 了解を得ていないのに、マオの手は本人の意思とは無関係に動き、アニーの胸を、やんわりと壊さないように揉んでいた。
「アニーの魅力が凄くて、自分でも止められないんだ……」
 マオの腕の中に囚われているアニーの表情は、相変わらず険しい。
 もう戻ってこない処女に対して思いを馳せているのか、それを奪ったマオに対する怒りが生んだ態度なのか、それすらも分からない。
 アニー自身、マオに対して好意的な考えを持っているから、殺伐とした態度をとることも出来ず、かといってすぐに許すこともできなかった。
 少しの沈黙の後、アニーはマオの瞳を見ることなく呟いた。
「これでマオが謝らなかったら、一生マオに対して恨むことができたのに。一生懸命に謝ってくるんだから」
「ゆ、許してくれるの?」
 返答を怖がったあまり、出たのは届かなくてもいいような小さな声だった。その態度に、ますますアニーは困惑する。
「マオのことは、嫌いってわけじゃないから……」
 普通の女性なら、謝られても自分を犯した男を許すことはなかっただろうが、マオが今話をしているのはアニー・バース。
 通常許されないことでも許してしまおうという優しい心が、枷のように彼女に纏わりつき、マオの必死な態度に同情していた。
 また、それに加えてマオの背中に熱湯をかけてしまったことに罪悪感を抱いている。
 二つの事が、他の女性なら決して許せないことを、許容範囲内としていた。
「……マオ……これ以上、酷いことしないって、約束できる?」
「もちろんできる。破ったら針千本飲むよ」
 マオの言葉をしっかりと受け取ると、アニーはマオを拒むように突き出していた手を下ろし、目を軽く瞑った。
 抵抗の素振りをなくし、自分の体を惜しげもなく見せるアニーを前にし、いやがおうにもマオに緊張が走る。
675名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:10:32 ID:k3xCVHSx
 既にくっついている下半身はともかくとして、マオはまず軽いキスをした。
 それから舌を伸ばし、アニーの首筋に深いキスを何度もした。繰り返されるキスの愛撫にアニーの体が何度か跳ねる。
 幾つかは小さな痕となって残り、情愛の証となった。
 首筋にキスを降らした後は、マオの攻める場所は唇に戻った。
 唇をくっつけるだけではなく、アニーの健康的な唇に舌を這わして、つーと舐め上げる。
 ふるふると震え、アニーは身をくねらしている。しかし、マオは逃げた方に顔を動かし追尾する。なぞるように舌を這わしたあと、強引に口内へ入れた。
 逃げようと下がるアニーの舌に、自分の舌をちょんと触れると、一度大きく下がったが、
 それ以上逃げられないように舌同士を軽く繋げた。
「んふぅ」
 アニーの曇った声には意を解さず、マオは舌を繋げたまま、唇をもう一度アニーの唇へと覆いかぶせた。
 舌をいっそう激しく動かして、アニーと快感を共有する。共に桃源郷の入り口に足を踏み入れたような気分だ。
 マオも気持ちよくなってきたところで、性器をずんっと押し込んだ。
「や、はぁん!」
 アニーは腰をあげて反応し、唇を繋げたまま大声で喘いだ。マオはそれに気をよくして、もっと奥へと押し込もうと腰に力を入れる。
 その度に、アニーの体は大きく跳ね、波うつ様に仰け反った。
(ここ、すっごい熱いや……この中に出したいなぁ)
 マオが欲望を抱いていると、アニーの喘ぎが自分により強く伝わった。
 長い間繋がっていた唇を離すと、マオとアニーの間には唾液の橋ができていた。
 マオは、アニーの口の端についていた唾液を拭うと、再度キスをした。頬にも、額にも軽いキスをした。
 幾度も繰り返した行為なのに、決して飽きが来ること無く続く、それは、二人にとって幸せに思える行動だったからに他ならない。
 マオは、アニーが自分のキスを嫌がらないことで、表情は緩んでいた。だが、ほんの少しの不満が残っている。
 金持ちほど金が欲しくなるように、贅沢にも美人を抱いている中で、できればアニーからキスして欲しかったと、更に贅沢を考えたようだ。
「ま、欲張りすぎだよね」
「え?」
 アニーは頓狂な声をかえした。
676名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:11:25 ID:k3xCVHSx
 雨あられと続いたキスを終えると、安心したように、二人は瞳を合わせた。
 アニーは、くりっとしたマオの瞳を高価な宝石でも見るように羨ましげに見ていた。
「マオの目って、キラキラしているのね。悩みがあっても、すぐに消しちゃいそうなぐらい綺麗で」
 涙に潤んだアニーの瞳は、月のように美しく、どこか高貴に映っている。
「そうかな……これでも悩み事はたくさんあるんですけど……」
 アニーが「例えば?」と聞くと、マオは腰をぐいっと押し込んだ。小さく官能の声を上げるアニーの耳元で、マオは囁いた。
「好きな女の子に酷いことをして泣かせちゃったんだもん。
僕って、まだまだだよねー、ユージーンやヴェイグみたいに、早く大っきくなりたいな」
 大人になったマオを想像したアニーは、くすっと笑った。
「ユージーンやヴェイグさんみたいなマオって、想像できないなぁ。
今みたいに、小さいマオしか」
「そういうこと言われるとショックなんですけど……そういうことを言うアニーにはこれだからね!」
 マオは、言葉を絞めると同時にアニーの胸へと吸い付いた。サクランボを食べるように、舌をぺろんと這わしてから口全体で胸を覆っていく。
「きゃあ! や、くすぐ……はぁっ」
 マオは時間をかけてゆっくりと口に含み、飴を舐めるように弱く、じっくりと舌を当てて左右に弾く。
 雨で冷えた体に急に訪れたマオの温かい刺激に、アニーは悲鳴とも嬌声とも取れる小さな声をあげる。
 天上を見上げ、素直に快感を受け入れた。子に授乳する母親の気分を仮体験し、ぽーと薄れる意識に身を委ねる。
 繋がっている性器からも快感がのぼってきて、受身のアニーだけではなく、攻めているマオも頭がぼんやりするような快感に体が浸かっていた。
 ただ気持ちよいだけではなく、心がどこかへ飛んで体だけが無意識中で動いているような気さえする。
 マオが舌を離すと、アニーの乳首はすっかり固くなり上を指していた。
「まだまだ……」
 固くなったアニー乳首を、親指と人差し指で挟み込み、先端をちろちろ舐めた。
「んっ……んん、んぅ……」
 アニーの瞳は見る見るうちに涙で溢れていく。目の端から真珠のように美しい涙が零れ落ち、床に溜まった雨に紛れた。
 愛撫を続けていると、マオは自分の肉棒が痛いほど強く締められていることに気付いた。
 繰り返した愛撫は、二人の正常な神経も奪っている。アニーが無意識のうちに腰に力を入れ、マオのものを強く圧迫していた。
 処女だった膣の圧迫は強く、それに拍車をかけるようにアニーが力を入れている。この状況では、マオの我慢も風前の灯に等しい。
「で、出そう……」
 肉棒に意識を集中し、今にも出してしまいそうな精を必死で堪えたマオの一言。アニーはその言葉に我に返った。
「中は……」
 恥ずかしそうに顔を背ける。明言されなくても十分通じたようで、マオは名残惜しそうに膣から肉棒を引き抜いた。
 しかし、その後のことを考えてなく、おたおたと立ち往生していた。
「どうしよどうしよ〜!」
 引き抜いても、それだけで急に射精が止まるわけはなく、マオは矛先がなくなったことに困り果て、救いを求めるようにアニーを見つめた。
 アニーは、泣き出しそうな彼のことが少し気の毒になった。マオの肉棒を軽く掴み、言った。
「マオ、出していいよ。手になら……我慢するから」
 マオは深い考えができない状態にあったが、捌け口が見つかったことに素直に喜び、自分の手で扱いた。
 目を背けながらも自分の精液を受け止める覚悟のアニーの顔を見ながら、大きく震えると、勢いよく精液が放たれた。
 手で受け止めたアニーは、マオの肉棒が射精を終えるまで、ずっと目を瞑っていた。
 そうでもしていなければ肉棒の射精する様子に怯え、きちんと精液を受け止めることはできなかっただろう。 
 マオがはぁ〜と気の抜ける声を漏らすと、アニーはようやく開放された気分になった。
677名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:13:22 ID:k3xCVHSx
 階下でティトレイが息を吹き返し、再度捕り物が始まったことなど露知らず、二人は情事の余韻に浸っていた。
 特にマオは、渋皮が捲れたように偉くなった気がした。しかし、アニーの気持ちはマオのものとは違い、それほど嬉しいものではない。
 響くように疼く股間の痛みだけではなく、多量に出された精液にも、アニーは顔を顰めた。
 猛っているように熱く張り付き、鼻を刺す匂いがする。粘着性を持っているのに、ぬるぬるとして指からすぐに垂れていく。
 マオが舌を出して何かを期待していたようだが、アニーは首を振り、ティッシュを取りに走った。
 マオはちぇっと口を尖らせ、不満げな表情。どうやら飲んでほしかったらしい。

 突如、地盤が捻じ曲がったような轟音が鳴り響き、床が強く揺れた。
 アニーは揺れに足を取られ、体勢を崩してその場にへたり込んだ。
 悪いことは続き、本棚にかかっていた高い本が、本棚から外れてアニーの体目掛けて落ちてきた。
 マオはすぐに彼女に駆け寄ったが、彼の出る幕はなく、アニーが手を伸ばして本の落下を止めていた。
 怪我が出ないことに、マオはほっとして安堵の息を吐いた。だが、アニーは全然嬉しい顔をしていない。
 アニーが本から手を離すと、マオの精液が本と手の間を、糸をひいて伸びていく。白い橋が架かっていた。
 マオは血相を変えて本の表紙を見た。それは、あの12000ガルドの本だ。収納が中途半端に終わっていたため、今の地響きで落ちてきたようだ。
 大事な、しかも値段が高いものが、白く汚れてしまった。アニーの顔は、見る見るうちに悲しいものへと変わっていき、目尻に涙が溜まっていた。
「高い本だったのに……」
「ご、ごめんっ!!」
「マオは、悪く……ないよ。う……ぅ……えぐっ」
 泣き出したアニーに、マオは膝と頭を地に伏して必死に謝る。もっとも、謝ったところで何もなかった。
 自分がするべきことは、同じ本を弁償する以外に考えつかなかったが、生憎マオは本の購入費やペトナジャンカへの旅費により、金欠状態だった。
 (そもそも、この場合は地面を揺らした者にも責任があるのだが)マオには、アニーに対して弁償という形で責任とることは出来なかった。
 考えている間にも、アニーはくすんと泣いていた。手についた精液を拭くことも忘れて泣く姿に、マオは罪悪感を抱かずにはいられない。
 同時に、男として、好意を持っている女性の泣き顔なんか、いつまでも見たくないという感情も湧き出ている。
678名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:14:43 ID:k3xCVHSx
「ア、アニー」
 そして、弱々しい彼女の体も、抱かずには居られなかった。
 一日の間に何度も泣き、すっかり元気が抜けてしまった彼女の姿には、ガジェマも手を貸したくなるだろう。
 子猫のように、マオの腕の中に抱かれたアニーは、状況の把握に手間取った。
「マ、マオ??」
「12000ガルド分……気持ちよくしてあげる。弁償になんかならないけど、これぐらいしか僕にできないから
い、今だけでいいから、僕のこと恋人だと思って!」
 言葉を区切ると、マオは座位のまま、アニーの中に無理に挿入した。愛液が乾いていたためか、ぴりっと痛みが走り、アニーの顔が苦痛に歪んだ。
 先ほどと同じように、マオは濃厚なキスを繰り返し、アニーの体に性を慣れさせていった。
 既に一度快感を受け入れたためか、アニーはマオの行動を目で追うだけで、文句らしい文句はしていない。
 何をしても、どうせ本のことが頭から離れないだろうと、アニーは半場諦めた気持ちで、せっかくだから忘れるぐらい感じようと決心していた。
「僕、アニーの中に入ってるよ」
「うん……わかるけど」
 マオとは対照的に、アニーの表情は暗い。本が汚れた悲しみに加え、処女を奪われたときと同じピリとした痛みが抜けきっていない。
「ちょっと待」
「気持ちいいところ教えて。できるだけアニーの希望に添えるよ」
 股間の痛みを訴えようとするアニーの言葉を、マオは遮った。
 言うが早いか、マオの腰がアニーに一層強く打ち込まれ、二人の体が跳ねた。
「い、痛っ!」
「やっぱり気っ持ちいいや…………って、痛いの!? じゃあ、濡らさないと」
 苦痛に顔をゆがめるアニーの姿に、ようやく、マオはアニーがまだ気持ちよくないことに気づいた。
 自分では少なくとも彼女のためにやっているつもりだ。自分ばかり気持ちよくてもしょうがない。
 マオは腰を引いて、アニーの中から肉棒を引き出した。
 引き抜いた肉棒を見ると、亀頭を中心に微かに見える程度しか濡れておらず、先ほどとは雲泥の差だ。
「これじゃ痛いはずだね……待ってて、しっかり濡らすように努力するから!」
「しなくてもいいのに……」
 マオは、アニーの羞恥心から来る足の抵抗をものともせず、彼女の足を開いた。
 小さな膣口は膣肉によって閉じられ、彼を怖れているように隠れていた。
 開かれた足の中に顔をうずめ、指で膣口を押し広げ、真剣な眼差しで、マオは秘穴の奥を珍しい蝶のように観察している。
 先ほどアニーは痛いと訴えたが、マオの見立てではしっかりと濡れている。
 確かめるため、もう片方の手を伸ばし、人差し指を挿入してみた。やっぱり濡れていた。
「濡れてても痛いってことは……濡れが足りないんだ!」
 人差し指を出し入れするだけで、愛液が滲んでくる。早く出し入れすると、やがて水の撥ねる音がしてきた。
 アニーは恥ずかしさに耐えかね、手で顔を隠した。手についたマオの精液がそのままで、
 隠した拍子に顔に付着してしまったが、そのことも頭に入らないほど緊張し、興奮していた。
679名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:15:55 ID:k3xCVHSx
(あれ?)
 溢れる愛液でマオの手が濡れそぼり、これならアニーもいいかなーと考えていると、膣の付け根に添えられている豆のような突起が目に入った。
 噂に聞くクリトリス。もう濡れているけどせっかくだから、という理由で、マオはクリトリスを中指でピンと弾いた。
 直後に、アニーの体が電気を流したように強く震えた。固く閉じられた口から悲鳴が漏れる。
 快感を我慢するように太股を閉じ、マオを強く挟んだ。手の奥のアニーの顔は、恍惚の表情を堪えようと必死だ。
「けっこう効くみたいだね〜それじゃあ攻めちゃうよ」
 弾かれてもすぐに戻ってくる。マオはそれをまた弾き、また戻ってきたところで舌を伸ばしてぺろっと舐めた。
 皿を舐めるように少々強めに、継続的に舐めあげることで途切れることのない快感を流すと、アニーの体がムズがるように落ち着かない。
「アニー、ひょっとしてイっちゃったの?」
「イッ……てなんか……ないっ……」
 マオが視線をあげてアニーの顔を見ると、彼女は顔を手で覆い隠していた。
 手を無理矢理はがし、額に精液をつけながら快感に酔ったアニーの顔を露出させた。
 マオはにかっと笑いを浮かべ、アニーの耳元で囁いた。
「気持ちいいんでしょ? アニーはここが弱いんだね?」
 アニーには答える時間もなく、弱点を見つけたマオによるクリトリスへの執拗な弄りが始まった。
 指で軽く押さえつけられ、その状態でおはじきのようにピンと弾かれ、弱い力で摘まれ、くりくりと。
 瞬く間にクリトリスは勃起し、外皮から捲れ、小さく上を向いた。マオは舌を寸止めし、アニーの方を見た。
「ふは……ダメ、やだっやだ、やめて……やめて、へん、変に……」
 閉じた口から声が漏れ、そのことに恥ずかしがったのだが、マオはアニーの懇願を聞くと、かえって舌の動きを速くした。
「やめなーい♪」
 ざらざらした舌の表面が、捲れたクリトリスを掃くように撫でた。
「ぅぅ……あ、ああああぁぁぁーーっ!!!」
 アニーの大きな嬌声とともに、彼女の頭が真っ白になった。手足はぐったりと力が抜け、萎れるように伏している。
 小さな口を微かに開き、ぱくぱく動かし何かを言おうとしているものの、言葉は出せていない。
 とろんとした目でも、マオのことを薄っすらと瞳に捉えていた。
 マオの一挙一動に、アニーの頭の中が真っ白になり、思考がショートする。
 快楽の波がアニーの意識をさらっていき、意識を乏しいものへと変えていた。
「ほらほら、気持ちいいって言ってみて?」
 膣内に指を押し込み、ぐりぐり弄るマオの言葉も入らない。
 アニーは、誘われた快楽の中の体験を、しばしの時間、夢心地で受け入れた。
680名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:17:24 ID:k3xCVHSx
 アニーが気付いたときには、マオが膣口に肉棒を添えていた。
「マオ……は、は、入るの?」
「うん、いれるから力抜いてよ。バッチリ濡れてるけど、痛くない保証はないもん」
「大丈夫よ……マオの、は、小さいし」
「小さいって言われるの、やっぱりショックなんですけど」
 自信をなくしたように頭を下げる。アニーは彼の顔を覗き込むと、自分からキスをした。
 驚くマオと、そのまま目と目を合わせた。美しい瞳が、お互いを見初めあうように視線を交わす。
 濡れた膣と、頭の具合により、多少の痛みも怖くない心境にあった。ただ、感度だけは些かの衰微もない。
「んんっ!」
 マオがぐっと押し付けると、愛液が潤滑油となり、膣内は侵入してきたマオの肉棒をすんなりと受け入れた。
 人生で二度目の挿入だが、アニーは今こそが、本当の初体験のように感じた。
 肉体的な痛みだけの一回目とは違い、性器だけではなく二人の心も繋がっている今こそが、最も幸せ―――精神的な意味での初体験を迎えた。
「はぁあっ、ぁんっ……何、これ……さっきまでと……全、然……違、う……」
 マオの行う前後の運動に、アニーの体は過剰なまでに反応した。
 先ほどまでの痛みが、ツゲの櫛のように抜け落ち、今は快楽だけがアニーの心を梳いていた。
 根元まで突き入れられ、亀頭の寸前まで引き抜かれる、ただこれだけの動作に、アニーは唾液が零れることも気付かずに喘ぎ声をあげた。
 マオはアニーの快楽に溺れた反応に、嬉しそうに腰を動かした。充実感が、身体と心を満たしていく。
 幸せな感覚が、二人の体にまたがって、一人には記憶が飛び飛びになるほどの快感を与え、もう一人には征服心を極端まで高めるという特典を。
 アニーは一秒ごとに表情を艶かしく変え、手の壁を貫く強い喘ぎ声を放つ。
 突き入れた肉棒が、マオの意志一つでアニーの胸を弄る程度とは、井目違う反応を与えている。
「アニーが気持ちいいのって、ここなの? それともこっちなの? それともここなの??」
 挿入の度にかけられる言葉に、アニーは口をぱくぱくさせて悩んだ。
 マオの肉棒が触るところは、どこもアニーの体に嫣然とした感覚を与え、思考を飛ばす。
 百花繚乱と咲き乱れる恍惚の花畑に、どこが一番など答えられなかった。
「答えてよ、アニー! 意地悪なんて、嫌だから!」
 淫猥な表情を見せているにも関わらず、一切質問に答えてくれないアニーに、マオは意地悪を受けた感じになり、腰の動きを強くした。
 アニーは、快感の入り混じった若々しい微笑をマオに向けた。
「マオっ……全部、よくて。順番とか、一番っなんて、つけれないの……」
 マオの前後運動により、言葉を飛び飛びに遮られても、その言葉は伝わった。
 マオは歯を見せて笑うと、アニーの耳に軽いキスをした。ふぅと息をはき、彼女の体が震えさせる。
 手を胸へと伸ばし、頂点の突起二つをそれぞれ摘み、ぴんと引っ張ると、側面を舌先でチロチロとくすぐった。
「さっきからアニー声が出っぱなしだからね〜♪ 気持ちいいんだ、そーなんだー♪」
 即興の歌を歌われても、アニーに否定は出来なかった。
 喘ぎ声が出るのが恥ずかしい、でも気持ちいいから嫌でも出てしまう、でもやっぱり恥ずかしいという好循環に恵まれ、声も出ない。
 精一杯腹部に力を入れ、声を堪えようとしたら、マオの肉棒を一層強く締め付け、彼の限界を手繰り寄せてしまった。
「一番がつけれない、てことは、さ。僕の好きにしていいってことだよネ? やったね♪」
 アニーの表情の変化に敏感に気付いたマオは、無邪気な笑顔を見せる。
681名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:20:38 ID:k3xCVHSx
 前後運動をやめ、目いっぱい肉棒を押し込んだ。小さな肉棒がまるまると入り、根元とアニーの陰毛が触れた。
 圧し掛かりの勢いをつけ、アニーの子宮のすぐ側まで入ると、小さく震えだした。
「最初に入れたときからね、ずっと思っていたんだ。アニーのここ、一番あったかいんだ。
……だから、出すならここに決めてたんだよ」
 出す、という単語に、アニーは目をぱちくりした。
 快感に気を取られて忘れていたが、自分達がしていることは子作りだ。この歳で母親など、到底承知できることではない。
 「中は駄目」、と言おうとしたが、アニーは直前で口をつぐんだ。何も言えなかった。
 熱烈に彼の精液を受け入れたいわけではないが、一生懸命に自分を気持ちよくさせようとしている彼の姿に、拒否の言葉が喉の奥で塞き止められた。
「アニー……中に出していいよね?」
 明るそうな声とは裏腹に、マオは汗を垂らして射精を我慢していた、アニーの答えを待っているかのように。
 アニーは恥ずかしそうに目を背け、ぼそっと、
「……うっ……うん」
 快感で曇った声を返した。最初に拒んだときと答えが違うのは、妊娠の恐怖よりも、マオを想う彼女の気持ちの方が高いことの表れ。
 マオの表情が開放されたように輝き、アニーの体を苦しいぐらい強く抱きしめた。アニーも、満たされた気持ちで彼のことを抱き返した。
 直後、マオの体が声とともに蠢動し、アニーの中に精を放った。
 暖かいという表現では最早足りず、膣内は焼けるような感覚を受け止めた。
 断続的に続いていた精液の放出―――最後の一滴まで注ぎこむと、マオの体から力が抜けて、アニーに覆い被さった。
 触れ合いで、初めて伝わるお互いのぬくもりや鼓動。天涯孤独な身となっている二人が、一人じゃないことを実感できた。
 無論、それはこの一時の気持ちで、すぐに消えてしまう儚い喜びなのだが、心に咲いた月下美人のように、鮮明に記憶に残っていった。
「アニー……好きだよ」
「……わ、私だって、マオのこと……嫌いじゃないよ」
「今いっときだけじゃなくて、恋人になってヨ!」
「え……えーと……」
 この上ない安心感が彼らを包み込み、二人の関係は仲間から恋人へと昇華した。
 少しばかし、行動の順番がおかしかったが。
682名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:24:21 ID:k3xCVHSx

 翌日、王の盾としてのマオを待っていた任務は、「アパートに侵入した男を捕まえろ」であった。
 聞けば、前日の昼から今に至るまでずっと逃げ続けており、警備兵、さらには兵士を加えても状況が好転せず、
 ついに、王の盾のヒマな奴が本来の職務を一時休んで、捕獲に狩り出されたらしい。
「気が向かないんですけど……」
 昼夜を問わず逃げ続けた彼に対し、自分はかねてより好意を抱いていた少女と甘いひとときを……。
 同じ時間だったのに、過ごした環境の差に、思わず謝りたくなった。
 睡眠不足と気まずさ、マオは、酒でも飲んだようにおぼつかない足取りだった。
683名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:30:02 ID:k3xCVHSx
終わり。
ぬぁ〜疲れた。

例によって「ハッサムと呼ぶがいい」。
684名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:34:43 ID:uNhMOTe1
飲み会の話に吹いたww
GJ
685名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 23:16:23 ID:5IbtcLUd
GJ

その続きでティトレイ×ヒルダのマオに仲を取り持てと訴えるネタが浮かんだ。

「…と、言うことなんだヨ。」
「なんだよ。それならそうと初めから言えば協力してやったのに。」
「ごめんネ。でもティトレイのお陰で僕はアニーと付き合えるようになったんだヨ。ありがとう。」
「そうかそうか。よかったなマオ。これでお前も一人前の男だな。幸せになれよ。」
先日の事情を話すと上手く使われたと言うのに自分のことのように喜んでくれたティトレイを見てマオは幸せだった。
…けれども。
「…はぁ。」
盛大な溜息がティトレイから飛び出した。背後には重苦しい空気を背負っている。
「いいよなお前は。おれなんかずっとヒルダの所に通っているのに全然進展しねぇんだぞ。」
ティトレイは孤児院に勤めるヒルダの元に畑で育てた野菜を支給している。ヒルダに寄せる好意が理由だ。
「ぶっちゃけおれはまだ男になってねぇし。あーあ、おれも早くヒルダと幸せになりたいぜ。」
マオは嫌な予感がした。おかしなことに巻き込まれないうちに立ち去ろうと引き攣った笑顔を浮かべた。
「あ、僕大切な用事があったんだ。じゃあねティトレイ。また来るヨ!」
走り出した瞬間に腕を掴まれた。おそるおそる振り返ると酔っ払いみたいに目が据わったティトレイがいる。
「…協力しろ。」
「へぇ!?」
「おれとヒルダが肉体関係になれるように協力しろ!」


続きを書きたいが書く能力がない。orz
誰かこのネタもらってくれ。
686名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 02:25:38 ID:44rXlmIS
>>685
そう言わずに是非とも続きを!
めっさGJ
687名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 00:13:34 ID:yHlp5Sph
空気を読まずにイノセンスキャラの話を希望してみる
688名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 12:48:03 ID:09xWpS5X
リカちゃんはもう非処女なのだろうか
689名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 13:21:51 ID:tkrSxith
アンジュに掘られたよ
690名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 05:05:14 ID:z0AF/N4m
エルマーナがリカルド相手に図書館で云々とか
スラム暮らしで生活のために云々とか
考えてる奴はいないのか
691名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 08:41:37 ID:A/3OAGnl
エルは金周りのよさげな男に鳩尾一発決めて気絶しているうちに既成事実を作るなんつう
えげつない計画を画策する末恐ろしいお子様。
692名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:25:22 ID:thQZHKux
イリアみたいな女は純愛などより輪姦陵辱がよく似合う
693名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 15:07:03 ID:/xRWlMQ2
>>212
今流しつつ読んでみたけど、想像力に文章がついて行ってない感があるな。
他の人も言ってるが、どうも文章的にミントである必要が無いというか、ミントっぽくないというか。

あんまり偉そうなこと言うのもなんだけど、もう少し表現が上達すれば化けるかもしれない
694名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:30:31 ID:kUeDcA0u
>683
ギャグとエロと雰囲気と三拍子揃った筆力に伏してGJ
あなたのティトヒル編是非読みたい!
695694:2008/03/24(月) 19:24:08 ID:oqTxrqi8
間違えた683じゃなく685だったorz
696名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 06:17:23 ID:F/HpzgjZ
>>694
685のどこにエロ要素が?
683と685が同一人物だと勘違いしていないよな?
697もきゅもきゅ:2008/03/25(火) 16:02:43 ID:RDKvm6ZS
とりあえず投下
698もきゅもきゅ:2008/03/25(火) 16:04:23 ID:RDKvm6ZS
プレセア×ジーニアスです

『天才少年でもわからないこと』

ロイド達はある町で休憩をしている途中だった。
そして、今夜はこの町の宿屋で過ごそうというある一人の意見(ゼロス)からここで泊まることになった。
やく、2名は猛反対していたが(ロイド、コレット)その理由がわかった―というより察しただが―のはゼロスだけだった。
しかし2人の反対はあっけなく打ち砕け、一晩はこの町で過ごすことになった。

そしてその日の昼―

「なあゼロス、このマッサージ機すっげー気持ちいいよな!」
ロイドが勇ましく言うと
「ああ。こいつはこの町にしかおいていないんだぜ」
と返事を返す。
そんな会話をしている内に
「ロイドーゼロスーあんまりマッサージ機ばっかり乗ってるとおじいさんになっちゃうよ〜」
とジーニアスが声をかけてきた。
けっ、という顔をしているゼロスを無視して、
「ジーニアスも座ってみれば〜。すっげー気持ちいいぜ〜」
といった。
「ロイドがそう言うなら僕もやろうかな〜」
そんな言葉をいいながらジーニアスがマッサージ機に近づいたときに、
「なにをするんですか?気持ちいいとか・・」
とプレセアが話しかけてきた。
「ああ、このマッ・・」
「性行為だ」
ロイドがしゃべっている途中にゼロスが大嘘をついた。
固まっているロイドとぽかんとしているジーニアス。
どうやらジーニアスは性行為というのがなにかわかっていないみたいだ。
「性行為・・ですか・・」
「そうそうこいつらそんな話してんだよ〜まったく!」
(よく言うぜこの大馬鹿野郎!!!!!)
そう思っているロイドだがそんなこと口にだすと言い訳に聞こえてしまいそうなのであえて出さない。
(でっひゃひゃ。これでロイドとジーニアスは嫌われフラグ成立!一気にプレセアちゃんの俺様の株がアップ!)
どうやらこの町に泊まると言い出したのも目的はこれらしい。
こうなることを予測してマッサージ機のあるこの大広間でロイドをおびき寄せた。
ついでにジーニアスも嫌われたからラッキー!と思っていると
「ジーニアスとなら・・いいです・・」
とゼロスの計画にはまったく入っていない言葉がかけられた。
「俺となら!?」
すかさずロイドが聞く。うしろで聴覚のよすぎる人物が聞いていることもしらずに。
「嫌です」
と、かなり即答で。
「ちょっとまてまて、俺様は〜」
「絶対に嫌です」
(俺様そんなに嫌われていたのか?)
ゼロスは計画もパーになってしまったのとその言葉でかなり落ち込んでいる。
いっぽうジーニアスは何の話をしているかまったくわからずに、
「僕となにをするの?」
とプレセアに聞く。
「今は秘密です。夜になったら教えてあげます」
少し赤くなっていたが、ジーニアスは気づかずに、
「わかった」
とだけ返事をした。
699もきゅもきゅ:2008/03/25(火) 16:05:01 ID:RDKvm6ZS
―そうこうしているうちにもう夕方になって大広間で夕飯を食べた。
やたらロイドとゼロスが暗かったが気にしている人はいなかった。
ものすごく笑顔の人物が1人いたがそれを気にしている人もいなかった。
そして夕食後みんな部屋に戻ることにした。
今夜は貸切である。
部屋も1人1人別々に借りている。
もう10時をすぎたころに本を読んでいるジーニアスの部屋にノックの音がかかって
「だれ?」
と言うと
「私です」
とプレセアの声
「入っていいよ」
ドアを開け入ってきたプレセアはパジャマ姿だった。
(せいこういって何をするのかな?)
と思っているときにいきなりキスをされた。
(!?!?!?!!)
さすがに頭が混乱した。まったく状況が理解できていない。
プレセアはそんな状態のジーニアスもお構いなしに舌を入れてかき回した。
「ぷぁ、ふぁ」
プレセアが口を離したが、声が出ない。なにが言いたいのかわからない状態になってしまっている。
「ジーニアス。いまから行うのが性行為です」
「プ、プ、プレセア、え、あ、えっと、」
「落ち着いてください」
と言われて、一分ほどで落ち着くことができた。
「落ち着きましたか?」
「うん…」
プレセアは少し赤くなっていたが、ジーニアスはものすごく真っ赤である。
「あの…プレセア」
「はい?」
「性行為ってどんなことするの?」
単純に思っていることを口に出してみた。
「それは…口で説明しにくいので…言うと通りにしてくれますか?」
ジーニアスは少し戸惑ったが
「わかった。じゃあプレセアの言うとおりにするよ」
と言う。それを聞いたプレセアが
「では服を脱いでください。」
とさらりと口にした。
「ええっ!?」
性行為をしらないジーニアスには当然の反応かもしれない。かなり驚いている。
「えっと、つまり、性行為とは裸の男女がひとつになるということですね」
その言葉を聴くと、ジーニアスは混乱を通り越して固まってしまった。
そしてまず頭の中を整理した。
(僕となら裸で抱き合ってもいいってこと?)
(ロイドとゼロスがだめで僕だけいい?)
(ということはプレセアは僕のことが好き!?)
結論が出たところでプレセアが
「ジーニアス?大丈夫ですか?」
と聞いてきた。
「プレセア、好きだ!!!!」
いきなりジーニアスが叫んだ。
プレセアは驚いたが
「私も好きです」
と小さく言った。
700もきゅもきゅ:2008/03/25(火) 16:06:00 ID:RDKvm6ZS
「・・・・・」
「・・・・・」
沈黙が続いた。
が、
「そろそろ続き・・しましょうか?」
というプレセアの声に沈黙は破られた。
「う、うん!」
その返事を聞くとプレセアはジーニアスにキスをした。さっきより深く。
今度はジーニアスから先に舌を入れた。
「ふ、ふぁん」
「はぁ、ふぁ」
2人は唇を離した。下のベッドに唾液がこぼれ落ちた。
「じゃあ、私も服を脱ぎますから、ジーニアスもお願いします」
「うん、わかった」
そして2人は裸になった。
プレセアがジーニアスの手を掴むと自分の胸にあてた。
「次は胸を揉んでください」
「えっと、こう?かな?」
ぎこちない動きでプレセアの胸を揉む。
「ひゃ、んあ、ふぁ」
「え、あ、痛かった?ごめん」
ジーニアスはプレセアがどう感じているのかわからないので手を止めた。
「続けてください気持ちいいです」
「気持ちいいんだ?」
「はい」
(女の子って胸を揉まれたら気持ちいいんだ)
そんなことを思いながらプレセアの胸を触る。
「ジーニアス、もういいです。次はここを触ってください」
またジーニアスの手を引っ張り、今度は自分の秘所にもってくる。
よくわかっていないジーニアスも本能で興奮してきた。
「どうすればいいの?」
「適当にさわってください。」
言った通りに適当に触られるが、その適当な動きが気持ちよくて声が出る。
「はぅぅ!ふぁぁ!ふぅ!」
ジーニアスは本能で舐めてみたいと思い、プレセアの秘所を舐めた。
「ふぁぁんん!!ひゃあ!あ!ふぁあ、あ、んん」
プレセアが絶頂に達した。ジーニアスもそれに気づいたのか舌をとめた。
「はぁ、はぁ、次は、ジーニアスを、気持ちよくします」
「え?あっ!」
とっさにジーニアスの分身を舐めた。
「プレセア、なんか、気持ち、いぃ」
ジーニアスは初めての感覚に心を任せていた。
そして、絶頂しそうになるが、それがどういうことかもわからずにプレセアに射精した
「うわ、ご、ごめんプレセア!」
「いいんです」
ジーニアスは自分の精液まみれになったプレセアに謝る。
(なんか、変なのが出たな〜)
と思うジーニアスだが
「そろそろ、入れてください」
と言うプレセアの声にかき消されて、そのまま返事をした。
701もきゅもきゅ:2008/03/25(火) 16:06:40 ID:RDKvm6ZS
「えっとこれをそこに?」
「はい…」
「じゃあ、いくよ」
そう言うと、ジーニアスの分身をプレセアの秘所にいれた。
「ふぁ、やぁ」
そして、ジーニアスが進んでいる途中で障害にあたる。
「そのまま、進んで、ください!」
プレセアが力強くそういった。
「う、うん!」
そしてジーニアスがそこを越えると、
「痛、痛いぃぃ!!」
とプレセアが叫ぶ。
「だ、大丈夫!プレセア!!抜こうか!?」
「お願い!します!続けて!!」
心配になったジーニアスがプレセアに聞くがプレセアはこう言う。
「で、でも…」
「大丈夫です!!その!まま!」
わかった、と言う風にジーニアスはこのままプレセアの中を進む。
「うん!じゃ、このまま、続けるよ!」
「は、い、気持ち、いいで、すか?」
「う、ん、プレセアは?」
「私も!です!痛みも、ひいて、き、て、気持ちよく!なって!」
2人はお互いの気持ちを確かめ合った。
そして、
「ふぁ、あ、ああああああ!!!!!」
「う、あ、ああああ!!!」
と、2人は同時に絶頂に達した。
ジーニアスはそのままプレセアの中に射精した。


「これが性行為です。」
「そう…なんだ…」
行為を終えた2人は本題にもどっていた。
「男の人から出る白い液体は精液といいます。
それが女の人の中にある卵子が合体して赤ちゃんになります」
「え……?じゃあ…」
ジーニアスはものすごく不安になった。
妊娠ということはジーニアスもしっていたのである。
そんなジーニアスの不安を察したように、
「でも大丈夫だと思います」
とプレセアは声をかけた。それに付け足すように、
「また、しましょうね」
と笑顔で言った。そしてジーニアスも笑顔で、
「うん!」
と答えた。
702もきゅもきゅ:2008/03/25(火) 16:07:03 ID:RDKvm6ZS
―同時刻―

「ロイド〜プレセアちゃんに『俺とは嫌か?』って聞いてたよね?あれってどういう意味?」
ものすごく笑顔だが内に秘めてる思いはかなり大きく恐ろしいものがある。
「いや、俺のこと嫌いかどうか……」
「なら、そう聞けば良かったんじゃないかな?」
「いや、その………すいませんでした………」
「うふふふ♪今夜は寝かさないよ〜」
そう無邪気に笑う神子がいた。


―翌日
リフィルが
「みんな準備はよくて?」
と聞く。

「はい・・・・」
妙にやつれたロイド
「はい!すごく元気です!」
やたら元気なシルヴァラントの神子
「僕らはオッケーだよ」
勝手に複数形にするジーニアス
「はい」
となんの疑問もなくジーニアスに同意するプレセア
「あたしもオッケーだよ」
「準備は完了している」
いつも通りである2人。
「はい・・・」
という元気のない返事をするテセアラの神子。
今日も楽しい一日になりそうである。

終わり
703名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 19:49:04 ID:eHN07/bY
>>702
ん〜、展開は悪くないんだけど、とりあえずsageようか
704名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 00:34:46 ID:5b05dSh3
>>702
ネタ的には萌えるんだ。萌えるんだが…
文章の書き方がな…

「――」
と○●は言った
すると、○●●は
「――」
と言いながら〜〜し始めた

これはな〜
705名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:52:11 ID:KwPcljut
ちょっと参考に聞くけど
主人公×ヒロインの定番や
チェスター×アーチェみたいなやや公式っぽい組み合わせがない
人たちって誰と組み合わせる?
すず、リリス、チャット、ハロルド、リフィル、アニー、ヒルダ
ノーマ、グリューネ、アニス 
とりあえずパーティ参加で片思い(する、される)キャラもいない女性キャラはこんなもんか
フィリアはリメDでコングマン、マリーは死んだ旦那(だっけ?)がいたし。
T、Iは未プレイなんでわからん
706名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:56:09 ID:AV2md90C
なんかふたなりのとか見てみたいなあ
707名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 22:56:14 ID:ZL5Xt/Tq
良く言えばシンプルで読みやすいんだが、もう一息厚みが欲しかったなあ
細かい動作とか、どう気持ちいいかとか
話自体は悪くないしむしろ萌えだから文章の幅を広げたらぐっと良くなると思う
708名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:09:07 ID:fmqmgV5E
>>705
その中だとヒルダはティトレイと公式っぽくなかったか?
709名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:17:21 ID:bFKLRJs5
ゲーム本編のフェイスチャット見ていて仲良い感じ〜とか思ってるのと組み合わせるな。
すずだったらチェスターと、リリスだったらスタンと。兄弟っぽい仲の良さがあるし
アニーだったらマオとかユージーンとか。本人はヴェイグが好きみたいだが
グリューネだったらモーゼスに思いを寄せられてる感じだったが本人にその気がない
リメイクは知らんが、オリジナルDだとフィリアはスタンに片想い、マリーはウッドロウから告白されてるチャットがあっただろ
710名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:25:38 ID:KwPcljut
>>708
まったく心当たりがないんだが・・・特典映像とか外伝とかやってないせいかな?
>>709
そうだったアニーはそんな描写あったな
クレアクレ(ryですっかり忘れてた。
オリDに関しては無知だったとしかいいようがないスマン
711名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:26:45 ID:AV2md90C
まあとりあえず
>・原則sage進行。
712名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:40:36 ID:W7SMq6qa
アニーに関してはあえてパーティメンバー誰とカップリングさせても
問題なさそうな描写をされてたように思う
ヴェイグマオユージーンは言うまでもなく
ヒルダとフラグたってる感じのティトレイとも良く絡むし
チャットでもヒルダと仲いいからいじろうと思えばいじれるし

そういやPSP版TORも出たから誰か投下してくれる人とか来ないかな
713名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 23:49:37 ID:bFKLRJs5
ヒルダも冷遇されてる雰囲気があるから見れたら嬉しいわ
個人的にはティトレイとの組み合わせが好きだが、チャット見た限りではヴェイグでも悪くない気がした
ヴェイグ序盤では確かにクレアクレア五月蝿いけど中盤からはパーティ全員平等に接してるし
ネタ化されてるのが気の毒。本当はいい奴なのに

714名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:28:23 ID:0TzL2Fd+
リバースに関しては誰がくっついてもいい感じだと思う
仲良すぎてかえってカップリングしにくいけどなー
715名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 03:23:11 ID:EKJrg/Yh
>>705


すず やっぱりチェスターが最有力候補と思われる
一応、ファルケンという選択肢もあるが、知られていない+嫌いが多いため外すべき
リリス 作中でバッカスに想いを寄せられているんだが…
個人的には義理の姉弟にあたるリオンがイチオシ、余談だが小説版で、バッカスと結婚したのもある
チャット パーティーキャラに相手がいる上、個人的な知り合いも少なく、ある程度改変しないとエロは難しい
Fでブドウ酒の様にレイスに育てられるとか
ハロルド 余り者同士(失礼)ジューダスがベスト
天地戦争時代もシャルと余り者同士(失礼)
リフィル 博識同士のクラトスとのコンビが有力、過去のSSでも何個かあるし
アニー 本人はヴェイグを慕っている節があるが、上でも書かれてる通り、誰とでも組める
ヒルダ ティトレイとお互い気になってる関係
ノーマ 師匠、作中では死亡してるが、実は生きているのがドラマCDでわかったらしい
グリューネ 覚醒前なら誰が相手でも出来そう
相手を考えると、性格からモーゼスが一番適任だと思う
アニス イオン様、それ以外になんと言えば…
716名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 04:22:12 ID:SwaRcauZ
>>715
アニスに関してはフローリアンと言う手もだな
717名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 10:51:26 ID:MUo/ZtZh
>>712
妄想の中だけでなら問題ないが公式かどうかとして考えると問題ありだろ。好感度があるSじゃあるまいし。
全員家族みたいに仲良く絡んでるけど、だからってそれはフラグじゃないだろ?
PSPで再プレイしているんだが

ヴェイグ←アニー
ヴェイグ×クレア
ティトレイ×ヒルダ
ミルハウスト×アガーテ
マオ&ユージーン&アニー

がフラグ立っててやはり公式の関係だと思うんだけど。
718名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 11:45:59 ID:PjL+UBMr
>>715
すずは俺もチェスターくらいしか思いつかん、あとクラースをロリ(ry
リリスのバッカスは個人的に認めたくないなぁ
チャットは本当に難しいのでパス
ハロルドは研究研究とかいって男を調べるためにカイルやロニを使うというシチュと
兄ちゃんがという手もありそう
先生に関しては同意見だ、というかクラトスくらいしかいない
アニーはオールマイティだなw
ノーマの師匠生きてたのかよw
グー姐さんはあえてジェイという手も
アニスはイオン様、フローリアン、姿が同じなのに攻守が逆転するというw

719名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 11:58:38 ID:BcfTG6aC
バッカスってリリスの風呂を覗いてた奴か?スタンが怒って追い払ってたけど
いくら小説とはいえ、んなのとくっついてたらショックだわ
720名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 13:24:35 ID:7BKpi+RR
リムルだっけか? リリスの娘。あんな強キャラ、果たして母親の資質だけで生まれるだろうか。










つまり、彼女は某英雄との近親そうk
721名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 15:27:00 ID:gN6WS4GK
バッカスいい奴じゃん
なんでこんなに人気がないのか
722名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 20:11:29 ID:mR9AbBQb
覗き英雄≠バッカス…だよな?

リムルは一子相伝のカイルよりスタンに似てるので(ry
723名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 22:01:53 ID:jh/Ww5/Z
カイルは風属性で技も空気王



とてもインモラルの予感!!!!1
724名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 22:37:41 ID:XAwaz59J
レジェンディアは基本的に全員セネルしかみてないしなーw
725名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 17:22:52 ID:RJXPBcWQ
まあ売られているノベライズやドラマCDに出て来るオリキャラなどは書いた奴のオナニー性&贔屓傾向&キャラ崩しが出てるから
公式などには組み入れたくない。やっぱり本編の姿こそが正式

テイルズは基本的に主人公がモテる形式になってるから。TOSの好感度を除いても

726名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 17:38:13 ID:h+ViTiT1
>>725
エターニアも除くのだ
727名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 17:41:25 ID:c00PP0Rh
>>726
矢島版エターニアや、聖エルモの灯が好きな俺に一言。
728名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 20:44:22 ID:jBLdMNBQ
>>726がエターニアを除外しろと言っているのは
「主人公はモテる設定」のことじゃないのか?
リッドがモテるのはアニメの方だけの話だし
729sage:2008/03/29(土) 00:30:30 ID:addF6yi5
TOLでのセネルの人気っぷりは以上ww

シャーリィ
クロエ
ハリエット
フェニモール

まだ居るはずだ!!!
730名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:27:55 ID:+vl1JeML
ミミーはどうだ?
731名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 02:09:22 ID:mxj+4sLw
すずはチェスターか……
……いっそアーチェとか……
732名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 02:13:55 ID:Vr1AVPGA
>>729
ステラは?
いろいろ無理があるのはわかるが…
733名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 13:19:35 ID:8YFbDYDA
テイルズは百合を彷彿させるのも結構あって嬉しい
Lだとシャーリィ+フェニモール、ノーマ+クロエorグー姉さんとか
734名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:11:59 ID:VcgK1s3c
ノーマは誰とでも合うから不思議
735名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:52:18 ID:UqBuoVhU
リフィル先生はジーニアスもいけそうじゃね?
実際過去SSでも多いし
つーか意外と先生もオールマイティ
まぁ個人的にクラトス×リフィル、ロイド視点が一番面白い
ネタ的に考えて、ギャグにも走れるし。
736名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 11:24:07 ID:6UMCu03k
Lでセネルは結局誰を選んだんだろうな?

シャーリィと見せ掛けて…
737名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 14:55:31 ID:amBMltJt
そして誰も選ばなかった…とか
738名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:27:16 ID:Se65fuAT
セネルとロイドはヒロイン全員との関係が自然だから困る。

>>735どうでもいいけどリフィルって女教師とか姉とか幼なじみ?とか
そんな肩書きのせいで色々とエロいな。
739名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 17:18:10 ID:9kVrWvcn
男の服を着て露出を避けてる所など、逆にそそる
740名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 21:07:53 ID:Wd7HybvL
リフィルってイセリアに到着する前に恋人いたような気がする。
ユニコーンの発言や魔杖の入手イベントで匂わせているし。
ラタトスクで判明するのかな。
741名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 22:42:18 ID:6iuoasU/
>>740
ラトタスクはいろいろ不安だよな。
前作キャラに余計な追記しなけりゃいんだが・・・
742名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 22:45:14 ID:FtCNdm5D
>>738
ただロイドは誰とでもくっつけそうな反面、
セネルはどこまで行ってもステラしか見てないので。
743名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 01:28:18 ID:lfF3bLE4
てんてー
744名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 13:55:20 ID:V9w09XzW
>>717
ティトレイ×ヒルダは公式なのか?

ティトレイ→ヒルダって感じはちょっとするけど、
ユージーンが姉の面影を云々言ってたし、ただのシスコンじゃね?
ってかトイレは女の子なら誰にでもちょっとときめいてる節があるしw(日記参照
トイレの本命はゲーム中じゃあ姉だと思うわw

あとヒルダからティトレイに恋愛感情があるようにはさっぱり見えないんだよな…
仲間としては普通に好いてるだろうけど、出来の悪い弟扱いに見えるw
どちらかといえばヴェイグとの絡みの方がいい感じにみえたわ 根暗同士。
それから何気にユージーンとでも違和感無い。大人同士話が合いそう。
アニーと百合もいける。マオと大人気ないやり取りしてるのもカワイイ。
ミリッツァと百合でもクレアと百合でも(ry

ヒルダも誰とでもフラグ立てれちゃった俺の脳オワタ\(^o^)/
ちなみにティトレイ×ヒルダも好きなんだぜ ただ公式って感じはしないなぁと
745名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:07:18 ID:dCRmGkEc
なんか料理の話のときにうっすらいい感じの雰囲気があったように思うんだが>ティトヒル
746名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:52:49 ID:hXmfwGVw
途中ですが、投下。ロイド×コレット。時期的には最終戦の少し前です。

<世界再生のイヴ>

「ねえ、ロイド」
 後ろから投げかれられた声に振り返ると、いつになく真剣な顔のコレットがいた。どうしたんだ、と言う前に
「今夜、一緒の部屋をとろう」
「・・・わかった」
 周りにはゼロスとかリフィルがいる。こんな会話を聞かれたら間違いなく拷問行きだ。なので、了解の返事だけ返し、あとは夜に任せようと思った。
 現実は、一緒の部屋を希望した時点で激しく問いつめられたが。コレットから言った、と事実を告げるとすぐに本人に確認、無罪確定。
 そうして夜、彼女と同室に。
747名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:53:45 ID:hXmfwGVw
「どうしたんだ、コレット」
「・・・すごく」
 二つあるベットのそれぞれに向かい合って座り、話をしている。
 昼間から彼女はずっと元気がなかった。厳密には目に見えて沈みはじめたのが昼で、
数日前−−ミトスの輝石に乗っ取られたコレットを救出し、決戦への意志を固めてから、だ。
 姉を想うあまり堕ちた勇者ミトスと世界に対する愛に満ちた女性マーテルの
二人共に一時期身体を奪われ、記憶と感情を共有した事で複雑な心境に陥っているのだ。
「辛いの。ミトスもマーテルもずっと悩んでいて、みんな泣いている。
悪い事だとは思うよ? でも、辛い目にあわされていて・・・」
「同情したくなる、のか?」
「うん・・・」
 決戦を目の前に、悩んでいる。その気持ちはロイドも分かる。実の父親である男と戦い、殺さねばならなかった時彼も悩んだ。
「このままじゃいけない。なら止めなくちゃならない。
もう言って聞く相手じゃないから力づくで・・・」
 本当に、それしかないのか。
 目的のためであっても犠牲を出すのは嫌だ。でも他に方法が見当たらない。
「負けたら、多分殺されちゃうよね」
 ぐるぐる回り出した思考を断つように、コレットの言葉が入った。
「救いの塔も壊れて、ミトスはもう先の事を考えていないし・・・」
「大丈夫だ」
「え?」
「俺、そんなに信用ならないのか?」
 ふわ、とコレットの身体が暖かいものに包まれる。目の前には白いボタンと赤い服。
 ロイドが、抱きしめてくれている。
748名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 15:01:51 ID:hXmfwGVw
「・・・・・・」
 びっくりしたのとドキドキするのと心地よいのとで声が出ない。
「やるしかない。なら、勝つしかない。絶対に、」
 頬に手を添え、顔と顔を合わせる。抱かれて赤く染まっている顔を見られ、更に染まる。
 ロイドの顔が、迫る。唇に、ちょっと乾いていて温かいものが合わせられる。
「守ってみせるから」
 世界の事なのかコレットの事なのかは言ってないが、きっと両方だ。この二つはロイドにって比べられないもの。
 選べと言われたら。
 もう迷わない。
 両方とも守る。
「安心した・・・ロイドに言って良かった・・・」
 広い、自分を包み込んでくれる彼。その胸板に寄り掛かり、しばしの間動きを止める。普段こうして甘えるのは、
二人とも年頃故簡単に出来る事ではない。世界再生の旅の途中、泣く事の出来ない自分の代わりに
泣きながら抱きしめてくれた時は感覚がなくて、嬉しいけど温かさとかが伝わりきらなかった。
 今は、全部伝わる。
「大好き」
 今度は自分から唇を当て、気持ちを伝える。
 しっとりとした女の子の唇の感触にさっきのコレットの様にロイドも赤くなる。
 ちょっと逡巡してから、おそるおそる舌を出してみる。コレットの口がロイドのそれを覆う形なのでこじ開けるまでもなく簡単に入る。
「ん!?」
 舌を舌で小突かれ、驚きの声が上がる。それに反応してロイドの舌が引っ込んだ。
「ふやあややったほの」
 嫌じゃないの、と言おうとしているのだが、全く伝わってない。
「あ、ごめんよ」
 慌ててロイドが口を離した。ディープキスをしようとした事について、というところまでは伝わっているようだが、一番肝心な所が伝わってない。
「ちがうよー」
 もう一度、さっきより熱くロイドを奪う。
 でもこれではまた言葉を発してもふがふが言葉にしかならず伝わらないだろう。学習したコレットは開いている手でロイドの手袋を外し手のひらを出させる。そして、
『嫌じゃないよ』
と書いた。
749名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 15:02:45 ID:hXmfwGVw
「・・・ん・・・!」
 ロイドが目を見開く。普通の人なら手に文字を書かれても理解に時間がかかるが、天使化が進んだコレットと何度もこうして意思疎通を諮った彼には全く問題ない。
『わかった』
 人さし指で字を書いていたコレットの手を広げさせ、同じように字を書く。
 今度は少し大胆に舌を入れる。コレットの口腔内で二人が踊る。長い間口を合わせている間に唾液がたまってぬめりが増し、滑って踊りにくくなる。
 コレットは段々呼吸がしづらくなってきた。唾液と他人の舌が侵入しているせいだ。
(えいっ)
 思いきって、唾液をロイドに流し込む。不意打ちにロイドはその全てを受けきれず、隙間からだらだらと零れた。
 それどころか、喉を通して変な器官に二人の混じった唾液が入り込み、
「ちょっ・・・げほ、げほっ」
思わず口を離す。咳き込む間にも飲み込みきれなかった分がだらだらと口の周りを汚す。
「あはは!」
「笑うなよ・・・お前もなかなかひどい顔だぞ」
「そうだねー」
 この部屋に鏡はないし窓ガラスの映りこみでは輪郭程度しか認識できない。しかし、
手の甲で拭ってみると自分もどれだけ汚れているのかよくわかる。ちょっと可笑しくなってきた。
「ふふ・・・あはは!」
「ははは・・・はは!」
 しばらく、お互い笑いが止まらなかった。気持ちが、楽になる。
750名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 15:44:41 ID:5O7uNGyV
「これじゃ、洗面所で洗っても時間がかかるな・・・」
 長い間笑いあったあと、ロイドは苦笑した。そんな高い宿でもないので洗面所は一つだけだ。二人ともが唾液まみれの顔を洗い終えるには相当時間がかかるだろう。
「じゃあさ、もっと汚れちゃってそのあとおふろに入ろう?」
 コレットの無邪気な提案。顔だけ汚れていようが全身汚れていようが
最後には洗うというのは一緒だから、という事だろうが、彼女は『何がどうで更に汚れるのか』まで頭が回っていない。
「どこを、もっと汚す・・・?」
 ロイドの頭は惚けてはいても回っていた。含みを持たせた質問をする。
 コレットはというと、抱きしめてもらったのと激しいキスとでもうどうとでもなれ、といった状態だ。彼の質問の意図もよく分かっていない。
「もう、どこでも・・・」
「服来てたら顔と手以外どうもできないから、脱がしてもいいか・・・?」
「うん・・・」
 了承と言うより、聞かれたらとりあえず首を縦に振っている。普段ならロイドもここで我を取り戻してきっちり確認をしなおすか
踏み止まるかするだろう。だが、彼もまたディープキスで気分がその方向に向かっていた。
 白い上着を脱がせる。全身黒タイツの姿になったところで、ようやく状況にコレットが気付いた。
「あ、あぁ」
 上半身、そして幼い胸が露出されたところで、慌てて両手を組んで隠す。胸は幼くとも心は十分成熟している。
「さっきかなり恥ずかしい事お前の方からしてきただろ」
「そ、そうだけどぉ・・・」
 細い両腕を引き剥がすのはロイドの腕力をもってすれば簡単だ。だが、それではいけない気がする。
 ロイドが対応に困っていると、
「じゃ、じゃあね・・・」
 言いにくそうにコレットが切り出す。
「ロイドも恥ずかしい所見せてくれたら、腕、外してもいいよっ」
 言った後になって、コレットは自分がかなり凄い発言をしたと気付いた。でも後には引けない。
「ど、どうよ」
「・・・・わかったよ!」
 半ばやけでロイドも凄い事を了解した。
751名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 15:45:16 ID:5O7uNGyV
 恥ずかしがってたらどうもできない。世界記録級の早さでロイドはズボンと下着を下ろした。ぽい、と投げ捨てる。
「ほら、コレットも」
「う、うん・・・」
 ロイドとは対照的に、慎重さなら同じく世界記録級でそっと離す。
 発育途中の胸が露になる。桃色の乳首と白い肌の明るいコントラストが美しい。暗い室内ではそれが更に引き立たされる。
 が、彼の第一印象は
「やっぱ小さくて可愛いな」
「・・・うわああんっ!」
「え!?」
 コレットの頭の中では『小さくて』が延々とエコーしている。そのあとの褒め言葉は聞こえていない。
「むぅ」
 枕を一発ぶちまかしたあと、彼女はそっぽむいてしまった。
 うわー・・・俺、怒らせちゃったよ。
752もきゅもきゅ:2008/03/31(月) 20:21:22 ID:6Am02xew
投下するなら全部まとめて投下したほうがいいんじゃないかな?
それともそれで終わり?
753名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:44:22 ID:A66ysvGp
一連のレスとかSSの傾向とかざっと見てると、
このスレって悪い意味で住人の年齢層が低いよな。
754名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:51:37 ID:OjGS2t5o
まあ元が元だし
755名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 15:24:03 ID:haR6vwJN
ロイコレの続き。

 どうしようか。服拾って、お開きにするか?
 そう難しい事ではない。その後は自分は適当に他の男部屋に
乗り込む(ゼロスに確実に何か言われるのであくまでも最終手段だが)かロビーのソファで寝るかすればいい。
ただし、今すぐでも朝になってからでもとにかく謝らなくてはならない。気まずい時間は
短ければ短い程いい。ならばもう自分から謝るべきだ。言い方を選べなかったロイドに非がある。
「コレット」
「・・・・・・」
 枕を抱きしめているコレットの背中に声をかける。ふて寝してしまったかとも思ったが、
頭が少し動いたのでそうではないようだ。ロイドは続ける。
「あの、ごめんな。そんなに傷付くとは思わなかった」
 聞いてくれてはいるみたいだが、何の反応も返ってこない。
「せめて許すか許してくれないかだけハッキリしてくれないか?
一緒にいるのも嫌だったら、俺は部屋から出てロビーかどっかで寝るからさ」
 やはり無言。沈黙を否定と受け取り、残念な気持ちでコレットの上着と自分の下着を拾う。
脱いだその形のままぐしゃぐしゃの服を簡単に畳んで、コレットの横に置いてやった。せめてもの償いだ。
 靴を履いて、さて部屋から出ようかと戸に向かう。
が、前に進めない。首についている紐を後ろに引かれている。くいくいと引っ張る。
「ロイド・・・」
 か細い声。紐の引きが止まる。
「私こそ、ごめんね。本当のことなのに」
「いや、今まで先生に散々言葉遣いには気をつけろって言われていたのに傷つけるような事言って」
「じゃあ、あいこだね。仲直り」
 ようやく、振り向くのを許してもらえた気がして、微笑んでいるコレットの顔を見る事ができた。
756名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 15:24:56 ID:haR6vwJN
 ようやく仕切り直し、といったところでベッドの上で互いに全裸になった。進行形で脱いでいる様子を
見られるのは恥ずかしいので背中を向けあっている。
 コレットはタイツに手間取っているようで、ロイドより遥かに遅い。間が持たないロイドは、
目の前の散らかされた服を畳んだ。
ボタンが多い服は踏んだりするととてつもなく痛い。ずいぶん前に踏んだ時の
ツボをきつく押されるようなあの痛みを思い出しながら、床に丁寧に置いた。
「ロイド、もういいよ」
「ん」
 その場で180度回転し、正面向き合って座った。さっきよりは恥ずかしくない。学校のみんなで
リフィルの監視の元泥浴びをした頃を思い出す。幼き時代にはもう帰れないが先に進む事は出来る。
 先に動いたのはロイドだ。ゆっくりとした動きで押し倒し、自分が上にコレットが下になる。
 ロイドを見上げるコレットは年齢とか身長とはまた違う大きさを感じ、ほうっと見つめる。
 それはロイドも同様だ。
 今、コレットは自分だけの人。だからって乱暴にしてはいけない。あくまで優しく。
「きゃっ」
 右手が彼女の胸に触れる。人さし指と中指で乳首を押してみる。
その周辺にある他と比べ固い器官−乳腺に興味が移り、そこもぐるぐるとなぞる。
 男の俺にはないもの。
「やっぱ女性、って感じだな・・・」
「あまり、力は入れないでね」
 彼女の言葉に従う。自分にはないもので加減は分からないから当然だ。下手に力を入れて
何かあったら、と思うと自然に『触る』が『触れる』にレベルダウンする。
それでも柔らかい物は柔らかく、興奮させる物は興奮する。
「あ、ロイドも、何か・・・」
 女の私にはないもの。
 ロイドの男根が存在を主張し出した。
757名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 15:27:09 ID:haR6vwJN
 勃起しているのがコレットに知られ、恥ずかしさで視線があさっての方にいってしまう。
手は止めていない。止まらない。ちゃんと見えていないので、ちょっと乱暴になる。
「あ、あぁっ、ああっ」
 痛くなったら声で知らせてくれればいい。段々手の動きに強さが込められる。
 ツンと張り出した乳首をつつき、とても柔らかい部分を揉む。右手には心臓の鼓動も伝わる。
「ああぁっ!」
 声が出てしまう。上昇する体温、速まる鼓動は全部あの手に届いている。
 すご、い。風邪での熱より熱いかも。とてもいい。
「ね、え。ロイド」
 勝手に上がる声を制し、言葉になっている言葉を紡ぐ。中々難しい事だったが、
ちゃんと伝わったようで、ロイドの手が止まった。
「どうした? もしかして痛かった?」
 痛くないよ、と首を横に振る。胸いじりが止まった事で、声を出すのが遥かに楽になった。
「ちょっと待ってて」
 そう言い終えてから、ロイドの首に手を回す。ちょっと反動を付けて横方向に半回転し、上下を逆にした。
「っとと・・・」
 そう横に長いベッドではない。半回転と言えど転がれば端から
落ちそうになるのが普通だ。何とかロイドが手を突っ張って踏み止まった。
「どう、ロイド?」
「どう、って」
 まず見下ろすのが見上げるのに変わっただけで受け手の気分だ。だが、コレットが求めるのはそこではない。
 服の上からでは全く見えていなかったあの小さな胸が重力に引かれ、その姿を大きく見せる。
寝転がっていたら内部が広がり小さく見える事の反対だ。
 小さい物は小さい。しかし
「素敵だ、コレット」
758名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 19:04:05 ID:Lhl6N8qa
>753
そりゃテイルズスレなんだから厨房しか集まんねえだろw
759名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:19:04 ID:zGsjgdNw
今頃気付いたが、女体化スレが消えている
760名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:16:58 ID:7vcMc15B
リクで悪いんだけど、誰かアナル物書いて
もらえませんか?
浣腸して汚物が柔毛と混ざって出てきたり、
直腸に手を突っ込んで十二指腸を引きずり出す
シナリオが見たいでつ。

うん……スカトロ好きなんだけどね。
761名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 01:59:28 ID:DTOBuBeD
最近の流れからティトヒルが来るのではないかと期待
762名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 04:38:56 ID:aFuzFHhe
>>760
スカトロものなら書けるんだが引きずり出すのはグロじゃねーか
763名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 10:44:51 ID:XGHF9bEw
てんてーの萌えを書いて・・・くれ・・・(バタリ
764名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 12:32:41 ID:fqke9uvI
>>761
書きたいけど、姉さんとティトイレは普段イチャイチャしてないだけに(そこが良いんだが)
難しいもんがある・・・凄く好きな組み合わせなのに
765名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 14:44:55 ID:HckXmLKW
またロイコレの続き。

 そういや胸って簡単に形が変わるんだな、とロイドは思いながら手での攻撃を再開する。
 外側から思いきって押してみると中央に集まり、小さな谷間が生まれる。暫く観賞していたが、
コレットの魅力はそうじゃないと思い直し手を離した。すぐに元のぺったんこに戻る。
「こっちの方がいいな」
 巨乳のしいなが貧乳になるのが想像つかないように、コレットの大きな胸も考えられない。
ありのままの彼女がいいのだ。
「あ、ありがと・・・」
 誉められているのは間違いなので、少々照れの混じった声だ。
 少し、腕が疲れてきた。二刀流の剣士が何を言うか、と怒られそうだが、仕方ない。
重量のある物を縦横無尽に振るうのと中途半端に
手が浮いた状態を維持するのとでは、力の使い方が違う。
 でも、まだまだ触りたい。感じたい。
「え、ちょっとロイド!」
 辛くなってきた腕の代わりに腹筋に力を入れ、上半身を持ち上げる。そして、口を使いだす。
 体温は感じにくいが、代わりに白い肌の絹のような感触がよく伝わる。
 普段からしっかり鍛えてあるロイドの腹筋はしっかり上半身を支え、まだまだ崩れそうにない。
「うぅん・・・」
 手なら転んだ拍子に 事 故 で(重要)触ってしまう事もないこともないが、舌で触れるのは性的な行為以外ではまずない。
 乳首など敏感な所をピンポイントで刺激してもらわないといまひとつ感じられないが、
いかにも今そういう事をしてるんだ、という実感が湧いて気持ちの上で盛り上がる。
「あぅんっ!」
 わざと避けられてきた乳首に舌が達する。唾液の跡が空気に触れ、冷たさが気持ちいい。
766名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 14:45:58 ID:HckXmLKW
「あぁっ、ロイド、ロイド・・・」
 うわ言のように呼び掛ける。とてつもなく気持ちいい。
だが、こうも刺激を与えられるばかりだと段々申し訳ない思いが湧いてくる。
 私も、ロイドのこと、気持ちよくしてあげたい。それにロイド、楽しそう。私も楽しんでみたい。
 一旦息をつくためにロイドが動きを止めたのを見計らい、切り出す。
「ロイド、私も気持ちよくしてあげたい。どうしたらいいの?」
「あーー・・・」
 どうしたらいいの?と聞かれても難しい。自分は単にやりたいようにやっていただけであって。
それに、「俺の『ココ』を手や口でやってくれ」なんて言えと言われてもなかなか言えない。
 何も言わないロイドにコレットは頬を膨らませる。
「むー」
「えーーと・・・な、男は『ココ』をいじられると気持ちいいものだ、と、思」
 最後の方は声がすぼんでしまっている。要点は理解できたようで、コレットの視線がロイドの股間の方に向いた。
 恥毛の茂みから男がいきり立っている。
 病気でも何でもないしむしろ健康な事だが、
女の子にまっすぐ見つめられると恥ずかしさのあまり「じっと見るなよ」と言ってしまう。
「・・・・・・」
 ロイドの声はもはや耳に届いていない様子のコレットが、そろり、と手を伸ばす。妙な緊張が二人の間に漂う。
 人さし指一本で触れた。ぴく、びくっ。未知のモノに対する怯えで手が引っ込んだ。
767名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 14:47:16 ID:HckXmLKW
(もう一回・・・)
 天使になるのも同じように恐かったが、あれは世界を救うための義務であった。
自分一人の犠牲で世界を救えるなら、と自分を奮わせ、闘えた。
 それに比べれば遥かに簡単なようだが、コレットがこれに触れなくても別に世界は滅ばない。
その安心感がどうしても手を引かせてしまう。
 もう一度手を伸ばしても、結果は変わらなかった。
「い、いや無理しなくても大丈夫だよ。な」
「うん・・・ごめんね」
 三回目に挑戦しようとしたが、多分できないと諦めた。目に見えて落胆している。
普通の少女は初めてで出来るものではないが、
「私にはできないの・・・? 私には他にも手段はないの?」
 他の方法。あるにはある。というか、その為にペニスは存在しているのだ。
 だが、躊躇いは捨てられない。そう気軽にできるような事ではない。
「ねえ、ダメなの」
「まあ、手は男が自分でするときに使うから。普通は・・・」
「?」
 今のロイドの発言の中に明らかな失敗があるがコレットは気にしなかった。普通は、どうするのか。
 真摯な表情で見つめるコレット。ロイドは言いにくそうに、でもしっかり続ける。
「その、俺のをコレットのな、中に・・・入れるんだ」
「入れる」
 目の前の太くてかなりグロテスクなロイドのが、中に? どこの、中って?
768名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:29:53 ID:sxR5mFOc
しかし意外にロイドハーレムものとかないんだな
唯一のギャルゲータイプのテイルズだったし、女の子も基本皆ロイドのこと好きなのにな
やっぱロイドが純朴っぽいからそういう展開に発展しにくいんだろうか?
769名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:04:33 ID:bOB+ploZ
しいながロイド大好きオーラ出しまくっていたり、プレセアがそれとない台詞言ってる所は良かったよ
SSでは滅多に・・・て言うか殆ど見た事ないけど。モテる主人公に限って鈍感すぎ
770名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:11:13 ID:y0XwTguS
シンフォニアは確かに皆ロイドのことが好きなんだが、それと同時に他キャラとのカップリングも容易に想像できるんだよな。
ゼロス×しいなとか、ジーニアス×プレセアとか。
771名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:31:32 ID:lAkEM38F
自分はシンフォニアだけ脇カプはダメだったな。
その子のEDルートに入ると「俺の嫁w」って感情移入しちゃって
次の周回にもその感情を引き継いじゃって
全キャラクリアした後は「全員俺の嫁ーwww」になっちゃったからw
是非ロイドハーレム作品も読んでみたいね。
772名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:32:33 ID:vJnxJ1dB
ロイドハーレムのスカトロSSか・・・おらワクワクしてきたぞ
773名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:50:31 ID:83+Y59OU
本編ではこれが正式な姿
ゼロス→しいな→ロイド←プレセア←ジーニアス
774名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:57:00 ID:vJnxJ1dB
ゼロス→しいな→ロイド←プレセア←ジーニアス
           ↑  ↑ 
        コレット  先生

会長
775もきゅもきゅ:2008/04/03(木) 00:58:02 ID:njMR6tdu
会長はプレセアじゃね?
776名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 02:55:25 ID:wKXa344p
会長はロリ顔アリシア命
777名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 08:40:24 ID:kU1i0Ylt
ここはモテモテロイド×タバサを押す
778名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 18:45:57 ID:9sa99qOh
会長とプレセアの関係も好きだけど、アリシアが間に入って複雑な心境が出ている(だが、それが良い)
779名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 19:38:58 ID:wkriJK28
ノーマものくれ
780名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 02:26:28 ID:LqsRsf5M
ここはロイド様によるPT内公開乱交でも
781名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 08:16:51 ID:m0RJPTvi
ロイコレ続き。

 冷や汗で体温が急速に引き、心拍数の上昇で今度は変に熱くなる。
「・・・・・・」
 沈黙、そして凝視。熱っぽい視線の晒され勃起は継続。
 何やらかなり真剣に検討しているコレットに狼狽したロイドは、
「あ、いや自力でも何とか出来ると思うし、俺もよくわかんねーしっ」
 実際、たまたま読んだ漫画にそういう描写が数コマあるのを見た程度の知識。
 教師のリフィルは子供達が余計な知識を得るのをよしとしないので授業では
『女性は色々と大変だから大切にしてやれ』とか
『そういう感情を持つのは生物として自然な事なのであまり悩むな』などと
抽象的な事しか教えてくれなかった。
 子供はどうして生まれるのか、と質問しても明確な答えをもらった事はない。
 時々だが鋭いロイドは『答えない→都合が悪い事
→この前読んでたら捨てられたあの漫画にあったようなことか!?』と
見当は付けていたが、確かめようがないのであくまでも推測だ。
 周囲に天使の子と大切に守られて育った神子と
田舎村の怪しげな知識しかない少年の組み合わせは、かなり心許ない。
「ううん・・・」
 ようやく結論が出たらしく、コレットはちゃんと目と目を合わせて言った。
「だいじょぶ、私できるよ。多分」
「そ、そうか」
 むしろ俺の方が不安だ、とは言えなかった。

「じゃ、じゃあ」
「よろしくね、ロイド」
 ロイドが完全に自分をリードしてくれると思っているコレットはにこやかに笑う。
だんだん自信がなくなってきたロイドは汗だくだ。
 ドワーフの誓いは暗唱できてもパルマコスタ憲章は暗記できない頭で必死に思い出す。
「えーー・・・仰向けになって、足、広げて」
「うん」
 コレットはころん、と横になり指示に従う。しかし、向きが違う。男の方に向けるべき足が窓の方に向いている。
 目の前にディナーのように置かれた彼女の乳房をまた揉みたかったが、欲を抑え間違いを指摘した。
「ちがうちがう。俺の正面に座ってそのまま後ろに倒れる向き」
 つまり、普段は女同士でも見せない部分をロイドに見せる向き。
「えぇっ! 恥ずかしいよぉ」
 騎乗位や側位などの他のもあるが、残念ながらロイドは正常位以外は知らない。
知っていたとしても互いに初めてなので、マイナーなのは使わないだろうし、
しっかり見ないと上手く入れられないのでやはり変わらないだろう。
 コレットも渋々だが体勢を整える。
「こ、こう?」
 今度は上手くいっている。
 髪など他の体毛と同じ色の縮れ毛に守られた処女の性器。十分ではないが、
胸への愛撫のお陰で愛液が分泌され、しっとり濡れている。
782名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 08:18:28 ID:m0RJPTvi
「・・・ロイド?」
 黙りこくってしまった彼を訝しみ、頭を精一杯浮かせてコレットは呼び掛ける。
 下方向に注がれる視線と互いの息遣いが存在感を増す。何も出来ずに何だか興奮も
おさまってきたコレットとは対照的にロイドの吐息、そして興奮は昇っていく。
「ねぇ、ロ」
「先に謝っとく。ごめん。我慢できない・・・!」
 開かれた足の間には排泄器とは明らかに違う小さな穴があった。ここまで来れば分かった気がした。
 そこに入れれば、絶頂は目の前。
 メノマエニハ、絶頂ガアル。
「い・・・」
 一方、コレットはまだわけが分からないまま。
「いたぁいっっっっつ!!」
 愛液は、十分とは言えないが不足もしていない。だが、急すぎた。精神も身体も準備が出来ていない。
 悲鳴をあげさせた鋭い痛みはすぐに通り過ぎたが、奥がずんずんと痛む。入り口も無理に広げられて辛い。
「・・・・・・!!」
 ロイドはここでようやく自分のした事に思い至った。
 自分一人の快感だけに目をくらませ、それよりも大切なものを傷つけた。

「ご、ごめん!!」
 声が後悔の涙で震える。慌てて抜き取ろうと体を動かす。
「・・・ぅっ・・・」
 だが、今は例え出すためであってもとにかく動かれるとまた痛みが走る状態だった。
 動いていなければ疼痛だけで済むようで、痛ましくシーツを握るコレットの表情もまだ楽そうだ。
 更にロイドを責めるように血が滲みだす。
「ロイド、ロイド・・・」
 うわごとのようなコレットの声。
だが、腕を使い上半身を持ち上げている事からそうではないのが分かる。
「だいじょぶ、だいじょぶだから」
 単語ごとに紡がれる言葉に合わせて、内部できゅ、きゅっと締め付けが起こる。
 苦痛に悲鳴をあげ、いまなお堪える表情をしていても彼女はただただ彼に尽くそうとしている。
「コレットッ!」
 泣き顔を隠そうとせず、健気な少女に対する愛しさ、申し訳なさで身体を抱きしめる。
「うん、怒ってないよ。へいき」
 まるで幼い子供をあやす母親のように、とび色の髪を撫でつつ囁いた。
 コレットの人生三回目の抱擁。その全てでロイドに抱かれていた。彼は心に澱んでいた不安を押し退けてくれた。
 だから私も、ロイドの辛いもの、追い出してあげる。
783名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 08:19:48 ID:m0RJPTvi
「さっきはびっくりしちゃったけど、もう平気だから」
「本当に?」
「うん。ほら、動いても」
 言いながら、腰で小さく円を描くような運動をする。
「だいじょうぶだから」
 ほんとうは、まだちょっとジンジンする。でも大丈夫。ロイドとならいけると思う。
「分かった」

 また痛い思いをさせないよう細かい表情の変化にも注意を注ぎ、少しだけロイドの方から動いてみる。
 問題ないようなので、もう少し大きく。
 腰を使って突き上げる。
「うぅん・・・」
 コレットが声を漏らしたが、顔は痛みではなく快感で塗られている。
 さっきの言葉に嘘はないと確信し、絶え間なく動くようになる。
 ロイドの首に手を回しているコレットは全てを彼に預けている。
 もう、はなれないよ。
 言葉にもせず心の中にしまっていたが、心の動きに合わせて身体も動いた。膣が締め付けを増してくる。
−−至福が二人を満たす。性器と性器の間の快感だけでなく、胸板と乳房、心と心の間のあたたかさが二人をひとつにする−−
784名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 08:21:44 ID:m0RJPTvi
「あ、あああぁ−−」
「くっ−−−」
 身体の芯でくすぶっているものが膨らむ。絶頂が近い。
「なんか、頭のなかが真っ白、というか変な感じ」
 初めての気分。自慰すら行った事はないのだから知らないの当然だ。
 ロイドは一応知っているが、今までと全く違う大きな感じだ。こんなに凄いものだっけ。
「あっ、あっあっ」
 昇天。
 コレットには他に表現が思い付かない。
「あ、あ−−あああああっっっ!!」
 初めての昇天。膣が意志に関わらず強く引き絞る。
「うわああぁっっっっ!!」
 最大級の絶頂。白濁がロイドから出る。
 コレットの子宮に入っていくロイドの命。
 彼女はこの行為が小作りであることすら知らない。だが、無性に嬉しかった。

 独特の虚脱感が部屋全体に漂う。
「疲れたな・・・」
「あ。そうか、ロイド動きっぱなしだったもんね」
 精液を渡した代わりに愛液をもらったロイドがコレットから抜け落ちる。
「このまま寝たら風邪引くよ」
「大丈夫だよ。かけぶとんもあるし、・・・コレットが温かいし」
「ロイドも温かいよ。おやすみ」
「おやすみ」
 互いに満ち足りた幸せな気持ちのまま眠りに落ちる。
 明日はどうなるか、その時になるまで分からない。この世界に『絶対』なんて存在しない。
 でも、この気持ちは、絶対。
 心のつながりを示すように、二人の手は柔らかく握られていた。

   FIN
785名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:14:16 ID:aQYh4Bq4
誰か次レス立てて、俺立てれなかったから
786名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 10:34:58 ID:wuVGc4b/
ロイコレハァハァだけどまとめて投下して欲しかった
787名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 18:48:28 ID:/XlrNtH8
過疎っててびっくりした
788名無しさん@ピンキー
   ___l___   /、`二//-‐''"´::l|::l       l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i:::::
   ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
    ノヌ     レ  /:l l:::::lヽ|l l:l し      !/  ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
    / ヽ、_      /::l l:::::l  l\l      ヽ-'  / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::
   ム ヒ       /::::l/l::::lニ‐-、``        / /;;;;;;;;;;;;;ヽ!   i::::l:::
   月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l:::
   ノ l ヽヽノ    /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;',               ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    l:l::
      ̄ ̄    /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l            `‐--‐'´.....:::::::::!l
   __|_ ヽヽ   /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ....      し   :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l
    | ー      /::::l';!::::::::::::::::::::  u               ', i ノ l
    | ヽー     /イ';::l          ’         し u.  i l  l
     |       /';:';:!,.イ   し    入               l l U
     |      /,、-'´/ し      /  ヽ、   u    し ,' ,'  l
     |        /l し     _,.ノ     `フ"       ,' ,'  ,ィ::/:
     |       /::::::ヽ       ヽ    /     し ,' ,' / l::
     |      /::::::::::::`‐、 し      ',  /    u   ,、-'´  l,、-
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