【妖怪】人間以外の女の子とのお話22【幽霊】

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590続・毛羽毛現之事:2007/12/31(月) 21:58:18 ID:PBwezFQH

「……もう、挿れていいか?」

 返事代わりとばかりに、彼女がゆっくりと浸蝕するように俺の下半身を包み込んでいく。
 体を小さく断続的に痙攣させながら俺の陰茎を飲み込んでいくのがとても愛しく思うが、もどかしくも思う。
 ――だから、腰を動かして一気に根元まで埋没させた。
 その瞬間、彼女は体を丸め、右のツインテールを噛んで何かを堪えるような格好で大きく痙攣した。

「……もしかして――イっちゃった?」

 返事もなく、ただ彼女は口を小さく開閉しながら、ふるふると体を震わせている。
 彼女が俺のモノをゆっくりと包み込んでいたのは、一気にやるとイってしまうからだったようだ。どうやら自分だけイクのが嫌だったらしい。
 人はそれをどう思うかは知らないが、少なくとも俺はそんな彼女の態度がとても健気に見えて、愛しさを感じた。そしてそれに伴う嗜虐心と征服欲も。
 気がついたときには、俺は彼女を抱き寄せて起こし、腰を振っていた。
 絶頂の余韻も抜け切らぬうちに乱暴に突き上げられ、イヤイヤと頭を振っていたが快感に流されて次第に抵抗は消えていった。
 焦点のない瞳が、さらに焦点を失って散大し、青白かった顔が紅潮して色白な人程度にまで血色を見せている。
 そして今や彼女の絹糸のような髪一本一本が蠕動し、蠢動し、胎動していた――俺を射精させるために。
 考えても見てほしい。
 無数の髪がただ俺を射精するため、ただそれだけのために活動している様を。
 その動きが与える快楽に、ただの人間が抗えようはずもない。
 だから、断じて俺は早漏ではない――と思う。そう信じたい。

「…くっ……俺、そろそろ……!」

 俺の言葉に、彼女が頷いた、ように見えた。
 彼女も絶頂が近いのか。それとも、胎内に出して欲しい、ということだろうか。
 ――多分、両方だ。
 一層激しさを増すストロークに合わせるように、彼女の痙攣と蠕動も激しさを増す。
 法悦へと、一気に昇りつめていく。
 そして――
591続・毛羽毛現之事:2007/12/31(月) 21:59:24 ID:PBwezFQH

「――――………!!」

 彼女は体を反らし、ひときわ大きく痙攣して俺のモノを絞めつけた。
 その瞬間、俺の頭も真っ白になった。
 後頭部を思いっきり殴られた時でも、ここまで目の前が真っ白になったことはない。
 それほど凄まじい衝撃が神経を駆け抜けたのだ。

「俺…もっ……!」

 彼女の胎内へ、欲望をブチ撒けた。
 病気になって以来、オナ禁3ヶ月分のそれを一滴残らず搾り出そうとするかのように、彼女の内は断続的な蠕動と収縮を繰り返している。
 二度目の絶頂は、彼女の魂をどこか遠くへと押しやるほどのものだったらしい。
 瞳は開ききって完全に焦点を失い、笑ったまま凍りついた口の端からは、つぅーとヨダレを垂らしている。
 脱力して開きっぱなしになっているのは瞳孔と口だけではないようで、涙腺も弛緩して止めどなく涙が流れている。
 そんな、だらしないとすら思えるような様子が、たまらなく愛しく、そして艶っぽかった。
 右手を彼女の左頬を包むように添え、親指で涙を拭ってやりながら、右目の涙は啄ばむようにキスして、舌で拭う。

「……やっぱり、君は可愛いな」

 まだ小さく震える彼女の身体をそっと抱擁し、額に口付けるようにして髪に顔を埋めた。
 シャンプーの爽やかな香りと彼女の甘い薫りが入り混じった、かぐわしい馨りが鼻腔に充満する。
 天女が羽衣を纏うように、彼女はそれを纏っていた。シャネルNo.5だって目じゃない。
 彼女の頭を撫で、髪を梳き、存分に肺腑を薫香で満たす。
 肉体と本能はまだ彼女の体を欲していたが、精神と理性はこの微睡みにも似た心地好い時を過ごすことを欲している。
 時間はいくらでもある。夜はまだ長い。
 俺は精神の望むまま、この心地好い時の流れに身を任せることにした。



 オワリ
592名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 22:05:12 ID:PBwezFQH
 以上です。
 見てのとおり今回は『毛羽毛現之事』の続きです。143氏の『かなりストレートな励まし』を胸に頑張ってはみましたが……相変わらずの稚拙さに加え、遅筆で申し訳ない。
 こんだけ書くのに3ヶ月……エロって、小説って、難ちいネ。いや、語彙が少ないド素人のクセに無口無表情&異形っ娘でいこうなんてムチャするほうが悪いのか……。
 前作にGJをくださった皆様、そして今作を読んでくださった全ての人に、『All good medicine』
593名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 23:24:00 ID:zmtEkH73


来年が人外スレにとって良い年でありますよう
594名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 23:26:05 ID:Qlsl7Ewy
まさかあれの続きが読めるとは!GJ!
パイプの掃除は大事ですねw
今年の最後に良いものが読めました。
2008年も素敵な人外っ娘に会えますように。
595 【1749円】 :2008/01/01(火) 00:23:29 ID:g2LWuRgy
ラミアさんにお年玉
596小ネタ・メリーさんのいるお正月:2008/01/01(火) 19:56:22 ID:up2PiRux
「明けまして」
「きんがしんねん、がしょ〜!!」
スッコケた。そりゃもう見事に。こけましておめでとうござい。
「違うっ!」
「え?新年のあいさつってこうでしょ?」
「いや完全なる間違いってわけでもないがな、流れを読め、流れを!」
「はーい。」
俺はお約束を外されるのはイヤだ。だれかさんにちょっとしたトラウマももらったしな。
まったくどんな生活してきたんだコヤツは。これくらい常識だろ?コモンセンスだろ?ハヤテだろ?
「いやー、大先輩のゆーびんの精さんに教えてもらったもんだからさ〜。こないだお昼ご飯たかったとき。」
「セコッ!」
「いーじゃん、彼女けっこうお金持ちだし。…そーいえばそのとき『民営化がぁぁぁ…ゆうちょの不透明ヘソクリがあぁぁぁぁぁぁ……』とかわめいてたけど、何だったのかな?」
「…いや、そっとしといてやれ。」

§\§

今日のメリーは黄色の振袖。姉の小さい頃のを送ってもらった。元々和風ないでたちなんで中々によく似合う。
…それでも肩からショルダーホンを離さないのは、精としてのプライド故か。
側面にミニ門松取りつけて正月をアピールしているが、そのセンスはちょっとどうかと思う。
「さーて。正月だし事務所も休みだ。ひとつ正月らしい遊びをするとしよう。」
「えーと、お正月らしい…っていうと帯を引っ張ってぐるぐる回って
『あ〜れ〜お代官さま〜』ごっこ、とか?」
「…なぜにそういう知識は豊富かな。まあそれも面白そうではあるが、今回はコレ、
カルタ取りだ。」
「四人合唱」
「それはカルテット。」
語源らしいけど。
「じょーだんじょーだん!カルタぐらい知ってるよ〜。」
「ホントだろうな。…二人しかいないからタイムアタックでいこう。メリー先に取るか?」
「おっけー。負けないわよ〜!」
ぐいっと腕まくり。…ショルダーホンが邪魔でまくれない。しぶしぶ傍らにとすんと置くメリー。
『ショルダーホンとしてのプライド<気合』の不等式が成立した瞬間だ。
597小ネタ・メリーさんのいるお正月:2008/01/01(火) 19:56:43 ID:up2PiRux

「いくぞー。『そ』んなこと、おれがしるか!」
「ん〜…あ、はいっ!」
だこんっ!

「…次『ひ』とーつ、ひいきはぜったいせず」
「えーと…あった!」
どごんっ!

「…『わ』かさってなんだ?ふりむか」
「これっ!」
ずどんっ!

「…『お』つかれさん」
「…それだっ!」
どすんっ!
「おてつき。それは『お』んどぅるるらぎったんでぃすか、だ。」
「何で同じ平仮名が二枚もあんのよ!?」
「知らん。それよりな…」
「?」
「…いいかげんショルダーホンたたきつけて取るのやめてくれ。床が抜ける。」
すでにメリーがたたきつけた床からは、ぷしゅうううぅ、とヤバそうな煙だか水蒸気だかが
噴き出している。
「あれ、カルタってこうやるんじゃなかったっけ?テレビじゃ見つけたらバシッて…」
嗚呼、予感適中。
「………悪いがその認識は致命的に間違ってるぞ。手でやりんしゃい手で。」
「はーい。」

§\§

その後も追羽根をショルダーホンの強烈スマッシュで顔面にぶつけられたり、年賀まわりを
メリーさん能力でやろうとするメリーを必至で引き止めたり、年賀状配達に例の郵便の精さんが
やってきて郵政癒着の裏舞台とその甘い汁について延々とグチをメリーともども聞かされたり、
そんなこんなで強烈に疲れる俺たちの正月は過ぎていくのだった。

とべ・こんちぬえど?
598メリーさん作者:2008/01/01(火) 19:57:54 ID:up2PiRux
謹賀新年です。
前回は初書きにもかかわらず多くのご声援をありがとうございました。
自分で書いてみてたったひとつのGJの力の偉大さを思い知りました。
元旦にふと思いついたんで今回はエロなし小ネタです。
やっぱしエロはハードル高いっす。
>>592
GJ!
けうけげんのキモ可愛さ(注・大いなる誉め言葉のつもり)が大好きです、このシリーズ。
この十分の一でもエロのオリジナリティの才能が欲しい…。
599名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:16:49 ID:jWVhZ3pe
600名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:27:19 ID:9MavT7Ic
GJです。メリーさん可愛いなぁ。
そういえば次スレの準備を始めるにはまだ早いでしょうかね。
601名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:07:56 ID:fPU1PxWa
478だしそろそろいいんじゃね?
602名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 01:16:17 ID:nFNtveGj
ならば立てるか
603名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 01:30:10 ID:nFNtveGj
次スレ立てました

【妖怪】人間以外の女の子とのお話23【幽霊】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199204809/
604名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 11:13:39 ID:yC+ZFRKR
我が家の猫はもう女性で言えば完熟なお年頃。
最近椅子に座る俺の足の上によく乗ってくる。
小さい頃は俺が触る事すら許さなかったのに
今じゃ撫でると軽く足に爪たててくる。


なにこれ
605名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 12:18:16 ID:fPU1PxWa
>>603
乙!
606名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 13:53:12 ID:HRmzOk0H
ツンデレってやつだな
607名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 21:11:52 ID:dRE9XTNq
>>603
乙です。
608名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 16:32:11 ID:xZeNYbzd
埋め
609名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 16:39:54 ID:ass9uk1Y
>>604
幼少
「アンタなんか…ご主人さまって、認めてやんないんだから」

成長後
「…は、はやく、もっとなでなさいよっ!」

と見た
610名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 16:16:49 ID:vjMRqSLy
611名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 18:17:03 ID:zsomavpk
埋め埋め
612名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 14:27:43 ID:Yw059DdE
埋める
613名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:37:39 ID:JtB17NfH
埋め立て や ら な い か ?
614名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 08:45:50 ID:ef5HGX0y
× や ら な い か ?
○ や ら な い か
615名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 03:07:55 ID:BdQvJ09D
ウホッ!
616名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 23:21:29 ID:OxDvMc2O
>>614
?つけないのか。勉強になった。
617名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 03:47:45 ID:/uQSSv9L
618名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 19:08:04 ID:nKFNb/Ew
整理してたら、昔某スレで書いた雪女のSSの残骸が出てきた。
619名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 20:00:28 ID:WjJoCiFu
坂上田村麻呂が羨ましいぜ
美人の鬼を手篭めにしてるんだぜ

埋め
620 ◆i00Aq69qlQ :2008/01/18(金) 20:26:35 ID:AddsMovr
スペース余ってるそうなので、小編投入いきます

『天井裏から、愛を込めて。』

閑話 「妖怪 天井下がり」
6211/2 ◆i00Aq69qlQ :2008/01/18(金) 20:28:40 ID:AddsMovr
今朝も寝起き早々、その状態だった。
「んっ……ん……」
俺の家で暮らしている妖怪の少女が、今目を覚ましたばかりの俺のペニスを口に咥え、
一心不乱に舌を絡ませている。寝起きの寝フェラ。
彼女がウチにきて以来、俺が家にいるときには、ほぼ毎朝の恒例行事だ。
(ふぁぁ……。それにしても、上手くなったな。さがりの奴)
彼女は妖怪、天井下がり。破れ天井に住み着いて、
その家の住人を驚かせたり悪戯を仕掛けたりするだけの、害のない妖怪だ。
さがりという名前は、とある山奥の廃寺で彼女と出会ったとき、俺が付けてやった。
(おおお……)
さがりは舌先を小刻みに震わせて、裏筋の一番敏感な部分を刺激する。
しかしこちらが際どいところまで高まってくると、
まるでそれを読み取ったかのように、すっと刺激を変えてくる。
緩やかな動きで、優しく全体に舌を絡ませるような愛撫。
そしてまた、こちらが物足りなさを感じ始めるタイミングに合わせて、
感度の高い鈴口を攻め始める。
すぐには終わらせない。しかし、刺激を途切れさせることもない。
断続的に男の性感を高めていく、巧妙な焦らしのテクニックだ。
(まあ、コツを教えてやったのはこの俺だが)
それにしても、わずか数ヶ月の間にこの上達。やっぱり天性の何かがあるんだろう。
寝ている相手に対する「悪戯」は、妖怪天井下がりの種族特性ともいえる行動なわけだし。
「ケーイチ……きょうもこのまま、するの?」
このままする、というのは、つまりこのままお口で抜いてもらうという意味。
俺が狸寝入りを続けて彼女の愛撫に身を任せるのはいつものことだから、
黙っていればそれが肯定のサインになる。
フェラチオからの口内射精には、セックスとはまた違う、たまらない快感があるものだ。
征服感と充足感がない交ぜの。何度させても、飽きることがない。
「いいよ……してあげる」
さがりは俺のペニスを大きく咥え、吸い立てる。
締め付けるような唇の感触と鈴口を刺激する舌先の動きに、俺は急速に高まっていく。
さがりも、もう焦らそうとはしない。立て続けに、強い刺激が、来る。
俺は射精感に身を委ね、そのまま気持ちよく、さがりの口の中に精を放った。
「んっ……ん……」
射精が完全に終わるまで、口を離そうとはしない。恍惚の表情を浮かべて、
さがりは出されたものを飲み込んでいく。
普通の女の子にとってはかなり辛い行為のはずなので、
それは無理にやらなくてもいいと、言ってはあるんだが。
こちらが寝ている時、つまり天井下がりとしての本領を発揮しているときの彼女は
何しろ大変に積極的なので、こういうことも嬉々としてやってくれるのだ。
だいたい、寝フェラなどという行為にしたところで、
別に何も俺が御主人様気取りでやらせているわけではないぞ。
初対面の時からずっと、向こうが自発的にやっているのだ。
というか、止めても聞いてくれない。
眠っている相手に悪戯を仕掛けるのは彼女にとって本能にも等しい行為だから、
やめさせようがないのだ。
試しに居間のソファで寝てみたこともあったが、
所詮一つ屋根の下なので結果は変わらなかった。
どうしてもというなら、彼女を置いて余所に住むしかないだろう。
そしてもちろん、俺にはそんなつもりは毛頭ない。
「おはよう、さがり」
「あっ、おはよ。ケーイチ」
俺が体を起こして声をかけると、
さがりは急にもじもじとして、シーツで体を隠してしまう。
6222/2 ◆i00Aq69qlQ :2008/01/18(金) 20:29:05 ID:AddsMovr
さっきまで一糸まとわぬ姿で積極的にご奉仕に励んでいたというのに。
こちらがはっきりと「起きました」という態度を示すと、
天井下がりの積極性は、たちまち消えうせてしまうのだ。
そうなってからの彼女は、どちらかといえば臆病な性格で、
人並み以上の恥ずかしがりやである。
今さら、見られたくらいで照れることもないだろうに。
「どうしたー?隠れるなよー」
そう言いながら俺も一緒にシーツの中に潜り込み、暖かく柔らかな彼女の体に手を回す。
「ひゃん」
片手で陰裂に触れると、さっきまでこちらからは何もしていなかったというのに、
そこは熱く潤っていた。
「さーがーりー。してる最中、何を期待してたんだ?一人でこんなにして」
「にゃあ……やぁん」
右手の中指をそこに差し込み、ほぐすように掻き分けてやる。
あまり前戯に時間をかけない時の、下準備。朝っぱらからするときには、
じっくりと愛し合う長い夜の時間とは、また違ったやり方があるものだ。
濡れているときでも、多少は慣らしてやったほうがいい。
そうでないと、相手が処女でなくても痛みを感じさせてしまうことがある。
それに、指先に感じられる襞の感触というのは、性感とは別の意味で、いいものだ。
窮屈に絡みつく狭い秘洞の中の、複雑な凹凸を俺は指でこすり上げていく。
はっきりと中の構造が分かる。指先で性器を犯し、
その全てを自分の知識に変えていく、征服感。
この体のこの感触を知っているのは、この世界で俺だけなのだ。
そしてその淡い満足感は、早くこの中にペニスを入れてこすり立てたいという衝動を促していく。
「あ、んっ……ひゃぅん……ケーイチ……するの?さっき、したばっかりだよ?」
その通りだが、これからすることと、さっきしたことは違うのだ。だから、いい。
「する。ほら、もうこんなだ」
俺は、再び屹立したペニスをさがりの体にぐいと押し当ててやる。
「わぁ……ケーイチ、またげんき」
「そうさせているのは、お前だ。はい、下向いてー」
俺はさがりにうつ伏せの姿勢を取らせ、膝で立たせて、後ろから陰裂にペニスを当てた。
「あっ……ふぁ……」
そしてそのまま、腰を進めて侵入していく。暖かく潤ったそこは、待ち焦がれたかのように俺を迎え入れる。
「あん、あんっ、やぁ……ケーイチぃ……」
さがりの甘い声が、心地よく俺の頭の芯を痺れさせていく。
避妊具は、付けていない。たとえ0.01ミリの壁であっても、
それははっきりと何かを阻害してしまうものだ。
直に触れ合う粘膜と粘膜の感触は、たまらない刺激を与えてくれる。物理的にも、感情の面でも。
「やっ、だめ……ケーイチ、ケーイチぃっ……!」
さがりの中の奥の部分、一番深いところで、俺は欲望を解き放った。
コツン、コツンと、俺の精がさがりの最奥を叩く。
相手は人間の女の子ではないんだから、別に構わないだろうという気持ちが半分。
……万一のことがあっても、こいつになら俺の子を産ませるのも悪くないか、という気持ちが半分。
「はぁ……ふぅ」
ぱたりと枕の上に倒れ込むさがりに身を寄せて、俺はほっぺたにキスをしてやる。
「えへへっ……」
俺の体に頭を預けて、さがりは幸せそうにまどろむ。
623名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 20:59:58 ID:RrJCK3HF
>>622
GJ!

アレだな、こう、恥ずかしがり屋だったり甘えん坊だったりする女の子は破壊力二割増しだな。
624名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 22:53:04 ID:+bwf0iFl
キタワァ!
さがり可愛いなぁ…
625名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 01:37:57 ID:51NyZSLQ
かあいいなぁ。
うちの天上からは、つるべ落とししか。

>>623
破壊 カニ 割増し
こうみえた。
626名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 05:48:04 ID:BKLfoSto
古寺に棲む蟹っ娘が謎かけすると申したか
627名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 15:16:05 ID:o/NQOOT3
>>626
答えられなかったら息子とお稲荷さんをハサミギロチンと申したか
628名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 21:08:07 ID:eaYmJCAy
「上は大火事下は大水、な〜んだ?」
見ると蟹っ娘は真っ赤な顔でもじもじとふとももをこすり合わせている!

だな>謎蟹合戦
629名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 09:00:39 ID:3JGBHdnu
>>628
そこは考えるふりしてたっぷり焦らしてやるんだな
630名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 21:46:26 ID:IIVxYlYx
むめ
631名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 09:10:42 ID:UfY0R/jY
>>628
>「上は大火事下は大水、な〜んだ?」
オタリーマン読んでて噴いた
632名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 14:10:41 ID:t/iENf7V
産め
なんかけっこう容量余ってるなー埋まるのに時間かかりそうだ。
633名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 21:44:53 ID:feA8r3RY
          ♪
                ∧_∧ ♪
            ♪  (´・ω・` )キュッキュ♪
             ____○___\ξつヾ____
           /δ⊆・⊇ 。/†::† /δ ⊆・⊇。 /|
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | .|
        |           | :::  |           |
634名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 18:08:24 ID:0VJgoRQX
だからといって大型AA連投して埋めるのは品が無いからやるなよ?
635埋め:2008/01/28(月) 15:44:35 ID:WD1wkKnj
と言う訳で、天窓を目一杯開けて、ポケットの奥底深くから掴み出した
旧い蝋石の欠片で、暗い床一面へと鮮やかに描き出された月の影法師を
囲みつつ、大型AAならぬ73番目の魔方陣を描いてみる。
 そのついでに、夢の中で聞き覚えた戯れ歌なんぞを小さく口ずさめば。

「……ひぃゃぁぁ、ぶにっ!!!」

 一瞬で辺り一面を覆い尽した銀紫色の、微妙に温泉っぽい香りの煙を
掻き乱しながら、目の前に具現化したソレは、いきなり床に激突していた。
……しかも、顔面から。

「おーい、生きてるかー?」

 一応、指に付いた蝋石の粉をズボンで丁寧に拭ってからしゃがみ込み
ぴくぴく痙攣してる後ろ頭を軽〜く突っついてみたものの。

   
  へんじがない、ただのしかばねのようだ。


「……んー、デスマスク取れるかな」

 以前、ちんけな賭けに負けて、自分自身のライフマスクを取る羽目に
なった時、結構大変だったので、良い素材が手に入ったら、是非とも
『全身型どり』に挑戦してみたいと密かに思っていたので、正直嬉しい。
 
 で、念の為、癖の無い長めの黒髪が指の隙間を流れ往く感触を楽しみつつ
小さな頭部全体と、不思議な感触の薄物越しにだけれども、華奢な肩口から
尻たぶに至るなだらかな背中の感触を、丁重に撫ぜ廻してみたけれど、幸い
変な突起物の存在は確認出来なかった。
 耳の上部が幾分尖り気味な所さえ除けば、ごく普通の人型生物っぽい。
只、仰向けにしてみると、額にこそデッカイ瘤が出来てしまっているのだが
上半身から下腹部に至る造作に、服の上から想像していた以上にメリハリが
無い事も判明してしまい、少しガッカリした。
 
『型から抜きやすい』という観点から鑑みれば、幼児体型と言うヤツは
大変良い条件なのかもしれないのだけれど、あまりに見栄えが貧相なモノを
例えコレクションの隅っこにでもあろうと態々加えてしまうのも、なんか
いじましい気がする。
 
 それでも確認の為に某所を弄ってみると、ちくちくする感触が全然無い。
コレは益々、型に押し込む直前の『下準備』の手間が省ける逸品だ!!! と
ほくほくしながらより一層詳しく調べる為に、抱き上げてベッドへと運ぶ。
 よくよく考えてみれば、成長半ばにある未完成品を自分自身の
全身全霊を傾けて、自分好みに育て上げるのも、粋な趣味人に許された
嗜みの一つだろうし。

 ふと、窓から見上げた月が何時の間にか『3つ』に増えているのに
気が付いたが、太陽が3倍の大きさになるより全然、実害は無かろうと
あっさり無視する事にした。

 それよりも、俺をうっとりと見つめてる少女の金色の瞳が妖しく輝いて
口元からちらりと覗かせた真珠色の牙を煌かせながら、俺の喉元へと
埋め込む様の方が遥かに美しく……。
636埋め:2008/02/02(土) 16:21:43 ID:sKA5WHr3
「ん……くっ、くふ……ん、ぅ……あっ!? な、に、コレっっ!!!」

 俺の喉元に喰らい付き、勢い良く溢れ出した熱い液体を何の躊躇いも無く
啜り上げた途端、少女の表情は絶対的強者が哀れな生贄へと賜る余裕綽々の
嘲笑から一転、驚愕の表情を経て、容易く陶然とした笑みへと書き換わる。 
 そして、欲望によってとろりと熱っぽく蕩けた表情を隠そうともせずに
小さな桃色の舌でぴちゃぴちゃと猥雑な音を高く響かせて、俺の首筋から
顎へと、丁重に舐め上げ始めた。


  そもそも、『吸血』という行為は、性的興奮を伴う疑似SEXなのだが
  特に俺の体液は、『人間以外』の異性にとって、怖ろしく性質の悪い
  働きをしてしまうモノらしくて……。


「ふぁぁん! あつい……よぉっ!! もっとお、もぉっと、くださぁ……いっ!!!」

『魅了』したはずの相手に対して寧ろ自らが激しく『欲情』させられている事に
全く気がついていない下僕が、ふんふんと鼻を鳴らしながら媚甘える子犬の仕草で
主人の唇を切なげに甘咬みしつつ、更なる愛撫を強請る。
 あまりのくすぐったさに根負けした俺が渋々口元を緩めた瞬間、すかさず
柔らかな舌が性急に捩じ込まれ、強引に口内を彷徨い始めた。
 上唇の裏側を執拗に突付く一方で、ちろちろと小刻みに歯茎をなぞりながら
熱心な御奉仕に冷淡な俺の舌を絡め取ろうと、それは忙しく動き回る。
 が、唾液を啜り飲む事を学習した途端、益々嬉しげに頬染めて、喉を鳴らし
一心に貪ってきた。
 流石にちょっと息が苦しくなってきたので、上気してる頬を両手で柔らかく
挟み込み、態と音を立てるようにして唇を離す。

「……ふぁ、なんでぇ? ……ぁ、ひぃ、やぁぁっ!!! ごっ、ごめんな……さ……ぃ」

 恨みっぽい上目使いで睨みつけてきたのを冷たく見返し、今も尚、もじもじと
擦り合わせ続けている細い脚の間を強引に膝頭で割り開いて、ぬかるんだ股間を
じゅぶじゅぶと弄ってやる。
 主人を差し置き、一人勝手に浅ましく快感を貪っていた事にやっと気付かされた
下僕が目元まで真っ赤に染めて、おどおど許しを請う様を、鷹揚な笑みで受け流し
華奢な顎を強く掴んで、金の瞳を真正面からしっかり覗き込みながら……。 

「“名前”は?」
「は……ひ? な、まぇ? ん……とぉ『ヴィーヴィル』って、いーます……ぅ」
「いや、オマエ自身の“真の名前”」
「んーーーー、ぅう? ……あぁぃ、まぁだ……ないんれ……すよぉ。ますたぁ」
「……うーわー、“ミント”かぁ!? ……初めて見たよ」


  どうも、反応に余裕が無さ過ぎると思ったら、コイツ“初物”だったのか。
  これは、本当に躾甲斐が有るよなぁ……とか思いつつ、早速調教開始。


 まず手始めに、メリハリが非常に侘しい胸の存在をそれでも健気に主張してる
頭頂部を、薄物越しに軽く摘まみながらやわやわとこねくり回す。
 壊れかけ寸前のにまにま笑いが一層激しくなった頃を見計らい、爪を立てて
強めに捻り潰すような勢いで揉み上げてやると、悲鳴と言うにはあまりにも
切ない声を上げて、ほっそりとした体が俺の腕の中で跳ね回った。
 そこに有るのは最早、仮初めの姿を維持する事も放棄して、コウモリの翼の腕と
ワシの足、毒蛇の長い尾は勿論、額の縦に割れた小さな裂け目の中で、紅く輝く
ざくろ石さえ略奪者の目の前に堂々と晒しながら、処理しきれぬ快感に合わせて
びくりびくりと震えつつ、涙と涎を垂らし続けるしか出来ない体。 
637埋め:2008/02/02(土) 16:23:57 ID:sKA5WHr3
かつては、大地母神として信仰されていた事も関係あるらしく、どちらかと
いえば、虐められて感じるタイプらしい。
 なーんて事を、かなり良い加減に煮え立ってきた頭の片隅でぼんやり考えてたら
何度か瞬きが繰り返された金の瞳の奥底で複雑な感情が閃いて、激しい喘ぎ声の
合間から、困惑が滲む言葉が漏れ始めた。
 
「……ぅそよぉ、嘘っ、こんな筈無……、うぁっ、ん……ぐぅっっ!!!」
「歯立てたら、縊り殺すぞ」

 まだ何か言い募ろうとした口内に、半立ち状態の欲望を無理矢理捻じ込んで
黙らせる。
 反射的に仰け反ろうと動く少女の小さな頭を両手でがっちり固定して、性急に
喉の奥深くへ向けて、腰を激しく突き入れた。

「んぶっ、んっ、んぐぅっ、うぅっ……、んんんんんっっっ!!!」

 決して認めたくないナニカを締め出すかの様に、固く閉じられた瞳は程なく
艶っぽい光を溢れさせて、開かれる。
“初物”に相応しいぎごちなさで、もたもたと動かされた舌は、それなりの
快感を主人にもたらしながら、早速褒美を堪能し始めた。
 その口の端からベッドの上へ、泡立ちながら交じり合わされた俺の先走り汁と
彼女の唾液が、雨の様に降り注ぐ。
 暫くソレを黙って眺めていた俺の顔を仰ぎ見ながら、少女が又、泣きそうな顔で
鼻を鳴らして、更に深く咥え込もうと奮闘する。

「ん、勿体無いよなぁ……、止めるか?」
「ぁ、むぅっ! んんーーーっ!! ぅぶ、ぶうぅっ!!!」
 
 一瞬で真っ青になり、口内で大きく痙攣し始めた熱い塊を濡れた唇できつく
締め付けながら、ふるふると頭を振って、必死で哀願する様が、いとおしい。

「……嘘だよ」

 にっこり笑いながら、親指の腹で優しく額の裂け目の両脇を撫で上げてやると
ほにゃりと解れた柔らかい笑みが返ってきた。
 それを見た途端、切羽詰った快感が俺の背筋を駆け上がり、手荒く少女の口内から
引き抜いた欲望は、跳ね上がりながら辺り一面を汚し尽くす。
 大量の白濁液を何度も顔面で受け止めさせられた後、ずるずると力なく俺の胸に
頬寄せた少女の額の真ん中で、ざくろ石だけが月の光を反射して鈍く輝いていた。




今更、前戯の必要も無い位、完璧に出来上がってしまってる秘所の入り口を
それでも最初なんだから……と幾分遠慮がちに指一本で浅く擽ってやったのだが
案の定、微かな反応しか返ってこない。
 
「あー、もし壊れちゃったら……面倒見てやるから、勘弁しろよっ!!!」

 一応正式な契約になるであろう『言霊』を、一方的に耳元で囁いてやってから
遠慮会釈無しに、灼熱の塊でぬかるみの中心を一気に刺し貫いた。
 まん丸に見開かれた目尻から、次々吹き零れる涙を舌先で丁寧に掬い上げて
悲鳴を上げる事すら忘れたかの様に、只開け閉めを繰り返しているだけの口内へ
軽い口付けを繰り返しながら、何度も何度も流し込んでやる。
638埋め:2008/02/02(土) 16:32:00 ID:sKA5WHr3
やがて、涙の運搬から開放された俺の舌が、彼女の額の裂け目を解し緩めるという
新しい役目を堪能し始めた頃には、小さな体に張り巡らされていた余計な力も抜けて
きつく絡み付いてくる秘肉を少しずつ割り開きながら、更なる奥底へと進む動きも
苦痛だけでなく、快感を沸き立たせる好ましい行為として歓迎されるようになった。
 只、コウモリの翼の腕やワシの足では、俺の体にしがみ付くのが上手くいかなくて
代わりに毒蛇の長い尾できつく俺の太ももを締め上げるのは、正直頂けないのだが。

 
  と、微かな抵抗感を感じ、慌てて腰を止める。
  眉を苦しげに寄せて、浅く忙しない呼吸を繰り返すだけの
  少女がすがりつくような視線を投げかけて、声も出さずに
  『キ・テ』と喘いだ。

 
 なんとか正気に返った時、俺の体の下でもみくちゃになって気絶している少女の
秘所からは、薄紅い混合液がとぷとぷと静かな音を立てて溢れてた。
 とりあえず、又それに栓を打ち込んで、ゆっくりと上体を抱き寄せ、素早く落とす。
『ひゃんっっっ』と甘えた嬌声を高く上げて還って来た少女を激しく突き上げながら
のろのろ記憶を辿ると……。

 なんか、気を失う寸前に『オマエは、一生、俺の、性欲処理道具だっ!!!』とか
大声で喚いた様な覚えが有る。
 しかも、目の前で嬉しげに鳴き続けている少女と『ワタシを孕ませるまでは
絶対、他の誰も召喚しない』なんて“約束”を交わして……。

「……こりゃ、嵌められたかな……」
「あん! あぁんっっ!! ますたぁっ、“名前”、くださぁいぃぃぃっ!!!」
「……んー、コレが終った、ら、なっ!!!」

 三つの月の光を反射して、真珠色に煌く少女の牙をねっとり舐め上げつつ
自分の名付け親としてのセンスを考察しようとしたのだが……、危うく尾っぽで
縊り殺されかけて、中断させられた。



……まさか、子供を儲けた今現在でも、うっかり、『おい』とか『ちょっと』と呼びかけて
その度に、ベッドの上で絞め殺されかける羽目になろうとは、思わなかったなぁ……。
639名無しさん@ピンキー
>>638
GJ!!
名前呼ばないと怒るのか。可愛いなあ。

コウモリの腕とオオワシの脚、ヘビの尻尾って何だ?キメラかな。