おおGJ!はちまんえんは確かにキツイ…
しかし友人即リタイヤしてて笑ったw
こういう形の馴れ初めもいいね
GJ!面白かったよ!
気丈にも一人で行った彼女が速攻で戻ってくるなんてリアルで笑った。
リタイアした友達組が出来てるのもいいね。
そして、ただれた顔のキューピッド達にGJだ!
おお、コレ待ってた
GJ!
そしてラストのキューピット吹いたw
いいね、GJだね
いまさらだが、A/Bの人の話って
二人っきりになるっていうより
なんで二人っきりになったかって解説のほうに
力入っててない?もう少し自分以外の人を意識して欲しい。
一々解説入れるくらいなら単語省くとか。
「僕の考えた架空戦記」分なんていらないよマジで。
こういうのに反応するのは
>>666みたいな突然リアル話や
兵器についての薀蓄垂れ流すキチガイみたいやつだけだし。
こういうのはほっとくとスレ腐らせるから…
>>680 頷ける部分もあるけど、
>>こういうのに反応するのは
>>666みたいな突然リアル話や
>>兵器についての薀蓄垂れ流すキチガイみたいやつだけだし。
こういう喧嘩上等!みたいなレスは遠慮したら?
スレの雰囲気を悪くするのが目的じゃなかったら。
682 :
前スレ678:2008/03/18(火) 13:21:46 ID:7V6UxXUb
GJです。
何とかとれた有給に久しぶりにパソコンをいじっていたらスレタイを発見し、見る見るうちに鮮明に蘇える、半年前の「来週投下します」の一言。
ぎゃあああああっ、半年も放置してしまったっ!ごめんなさーーーーい!急に仕事は入るわ親父が死にかけるわでごたごたしているうちに長い間忘れてしまい・・・ご希望があれば、早めに書き上げます・・・
w-kt-k-
投下おねがいします!
保守
そろそろ次スレか・・・。
最後はまた二人っきりなりそうだな
>>687。
ごめん俺は無理そうだから代わりに
>>689頼む・・・
>>680 後半の煽りはともかく、
確かに架空戦記っぽい文法で長々書くのは
空気読めてないね。
最後のもレスの半分以上使って年表とか或いはいきなり司令官視点にでも変わって
延々戦争終わるまでやらかしそうだ
厳しいご意見ありがとうございます。確かに、前半は蛇足・・っていうか頭に別な体が付いてる感じですね。申し訳ない限りです
最後は蛇足にならないように気をつけますorz
俺はこういうの好きだけどね。
読み応えがあっていいと思うんだが。まあ好みは人それぞれか
俺も嫌いじゃない、スレとしてはちょっと違うと思うが。
架空戦記でエロパロスレってないんだっけ?
俺も嫌いではないがなあ。
つーか、感情的には680のレスの方が嫌いなんだが。
主張の内容はさておいても言い方が最悪だ。お前の言い草放置しておく方がスレが腐るわ。
触れた時点で同類
>>660の続きです。ようやく完結。長かった
重ねた唇を互いに離し、ふと2人はどちらともなく笑い始める。
「変な事したら、殺すんじゃなかったのか?」
アズマは言いつつザパドノポリェワの左肩を抱く。それを拒みもせず、彼女は柔らかい口調で言った。
「……あれは現刻を以て解除、だ。中尉、復唱せよ」
「りょーかい。現刻を以て当該宣言を解除」
「復唱は正しい」
「どうも、大尉殿」
再び唇を重ねる。互いに互いの口腔を吸い合い、舌を絡め合う。唾液は口から零れ、服に、レスキュー・シートに滴っていく。互いの味に、次第に表情が惚けていく。
呼吸のために口吸いを中断し、ザパドノポリェワは大きく息を吸った。そのタイミングを見て、アズマは彼女の口の周りを舐め始める。
「あ……アズマ……?」
「すげーべとべとだぜ。涎で」
萎縮する彼女の肩。暗がりで顔まで見えにくいが、しかし鼓動だけは誤魔化す事が出来ずにその羞恥を彼に明白に伝えてしまう。舌は口の周りから首筋に移る。
「ひゃんっ!?」
首筋が収縮し、肩と首に挟まれた彼の顎が悲鳴を上げる。感覚の上ではあるがやっとの事で脱出した彼は呟いた。
「可愛い声だな」
「……い、言うな」
「何でだよ。いいじゃん、もうこんな事やってるんだし、恥ずかしがる事もあるまいて」
「うう……」
彼女は潤んだ目で彼を睨む。迫力は無いが、その表情は訴える。色々と。
「……何だその、売られていく子牛みたいな目は」
「どんなのか分からんが、お前が変な所を舐めるからだ」
「……あーもう、可愛いなおい」
アズマは彼女を抱きしめる。そしてそのまま、首筋に舌を這わせた。
「ひゃわああああぅぁああ……」
体中を羽ブラシで撫でられる。まるでそんな感触。自分でも情けない悲鳴を上げつつ、しかし反面では酷く心地良い。
アズマの右手が胸元に来る。探るように触っていき、襟元を確認するとそこからファスナの摘みを持ち、引き下げた。フライトスーツの胸元が開いていく。
鳩尾の当たりまでファスナは下げられた。耐熱服の代わりに、毛糸の薄手のセータが現れる。それは湿っており、体温である程度温まっていた。気化熱が彼女の背筋を震えさせる。
彼は何も言わず、首筋から唇に位置を移す。再び、吸い付く接吻。彼らは貪るように、いや、正に互いに貪り合っている。
「寒いか?」
アズマは唇を離して訊く。息が白くなった気がした。
「少し」
「暖めてやるよ」
「ふふ、期待していいのかな」
「いいとも」
セータを、下のシャツを巻き込みつつ捲り上げる。飾り気の無い下着。だがそれが彼女をそのまま言い表しているように感じて、彼は興奮する。
「ちょっと背中上げてくれ」
「……取るのか?」
「ああ」
「……思うんだが、何故男は乳房を求めるんだ?」
「知らね。あれじゃね? 男は母性を求めるとかって。母性の象徴であるおっぱいでその欲求を満たすとか」
「そうなのか。待ってろ。上げる」
彼女は腹筋に力を入れ、背中を少し上げる。すかさずそこに手を滑り込ませ、彼はホックを少し詰まりながらも外した。
「お前、誰かのブラジャを外した経験は?」彼女は問う。
「無いよ。お前のが初めてだ」
「その割には、早いな」
「構造が分かれば外すのは簡単だろ? そうじゃないと、下着として成立しない」
言いつつ、彼はブラジャをずらす。重力に従ってその形を変えるそこそこの大きさの乳房は、寒さか羞恥か、小刻みに震えていた。その震えを収めるように、彼は左手で右の乳房に触れる。
彼女にとって、その感触は未知ではないが既知のものでもなかった。自分で弄った事はあれども、他人にここまで濃厚に触れられた事は未だかつて無いと彼女自身記憶している。
乳房は身体の他の箇所よりも皮膚が薄く、よく静脈血管が透けて見える。それは同時に、神経が集中していなくとも敏感な場所である事を示している。
下から上に這うように揉む彼の左手の感触に、体中が緊張した。それを解すかのように、彼は口付け、そして乳房を執拗とも言える手付きで揉み始める。
乳房の先端、乳頭が、刺激によって次第に勃起する。本来授乳のために起こるこの現象は、血流の集中を伴って性的な刺激として脳は解釈する。息が荒くなる。
アズマは口から顎、首筋、鎖骨と順に舌で這いずり回り、彼女の左の乳房に到達した。彼の舌は乳輪の周りを1周し、そして乳頭に着陸する。息が強く吐かれる。
皮膚特有の柔らかさを維持し、しかし形を容易に変えようとしない乳頭は、それが授乳のためという事もあり吸い付きやすい。彼は更に刺激を与えていく。甘噛み、舌で転がし、口全体で吸い上げる。
「ア……ズマぁ……」
切なげな、やもすればうわ言のようにも聞こえる声は乳房への刺激によるものだろう。彼はその求めに応じ、乳頭から口を離すと何度目かの口付けをする。呼吸のため両者が口を離すと、唾液がつり橋を形作った。
「お前、経験者か?」
ザパドノポリェワは熱っぽく帯気した声で訊く。
「いや、お前が初めて。……どうした?」
「いや。……なんて言えばいいのか、分からない」
「何が?」
「この……、胸の感触が……」
「胸の感触? こんなんか?」
アズマは左手を少し激しく動かし、間髪入れずに舌を乳房に這わせた。
「ひゃうん!」
油断していたのだろう、大きい声で悲鳴を上げる。アズマにとってそれは悲鳴というより嬌声ではあったが。声は、彼を更に興奮させるのに一役買う。口つきは更に激しさを増した。
音は水分をしたたかに湛えている。乳房は形を変え、戻り、震え、揺れる。素早い思考が出来るように訓練されているはずの戦闘機パイロットはしかし、考えが纏まる事は無い。
不意に、口を離した彼が問う。
「自慰は、した事あるか?」
「一応、ある」
想像出来ない。しかしそれを顔に出さず、彼は続けた。
「胸の感触がそれに似てるんなら、『気持ちいい』だと思うぞ」
言い放つや否や、彼は反論もさせぬ勢いで彼女の唇を奪う。そして彼女を抱きかかえ、地面に倒した。まさか。彼女は思う。
「……暖めるのか?」
恐る恐るといった口調。それがたまらなく愛おしい。彼は肯定しつつ、下半身に手をかけた。ズボンのホックを外し、ファスナも開け、下着ごとずり下げる。
顕わになる秘所。しっとりと湿っているのは、雨のためかはたまた。彼は今一度彼女に唇を合わせ、片手で乳房を、他方で秘所に触れた。
「うんっ、ん、はぁん……」
喘ぎ、快感に身を捩る彼女。唇を離し、体位を変える。彼女は乳房の向こうに、彼の顔を見る。
「……何を」
訊くか訊かないかのタイミングで、彼は彼女の秘所に唇を這わせる。陰唇を啄ばみ、舐め、陰核を噛む。その度に、彼女は昂ぶり体を震わせ、そして大声で啼いた。
「このくらい、かな」
彼が母語で呟く。その意味を解する事無く、彼女は声の方を見る。
彼の軍のフライト・スーツはつなぎである。その下着として、上下に分かれた耐寒服を着るのである。
彼はフライト・スーツを上半身のみ脱ぎそれを、下半身を覆う耐寒服とトランクスと一緒にずり下ろして自らの陰茎を露出させた。
明度の低い事が、彼女にとって幸いした。彼女は勃起した陰茎を見た事が無い。見たら怖気づくかもしれなかったからだ。
反り立つ怒脹が彼女の秘所に触れる。両者、身震い。それも一瞬の事だったが、しかし両者の覚悟はそれで決まった。
「痛かったら、どこでもいい、俺のどこかを噛んでればいい」
「……わかった」
彼は怒脹を腟口にあてがい、少し前進した。
「んぃ……っ!」
こらえる声。予想外だったのだろう。彼は進入を止め、陰核を弄り始める。
「大丈夫じゃないっぽいな。でも、オリガ、引き返せないからな。もう」
「……そんな、つもり、こっちにだって、っ、ない……」
少し動くだけでも辛い。闇の中に微かに見える表情がそう物語っていた。彼は何度カの口付けを彼女にする。彼女は抱き付き、彼の右肩に歯を立てた。
「よし。痛みに備えろよ?」
「ふあー」
「Да」とでも言ったのだろうか? 返事を確認し、彼は怒脹で腟を一気に貫く。
「ふぐんっ!」
くぐもった声と共に、右肩に鋭い痛み。必死で絶えるザパドノポリェワ。食い千切られそうなほど強い顎の力と陰茎を締め付ける万力のような圧力、そして快感に彼は顔を顰めた。
彼女が感じる痛みは如何程か。彼は思う。それを少しでも共有せんがために、彼は彼女に自らを噛ませたのであった。
どれくらいその状態でいただろうか。緊張が解かれ、口が肩から離れた。犬歯のあったところから血が滲む。2人は見詰め合い、互いに口付ける。
「……動けるか?」
彼女が苦しそうに訊く。
「なんとか、な。お前は?」
「もう、少し、猶予をくれ」
彼女は深呼吸を何度かすると、頷いた。それが合図。彼は埋めた自身を引きずり出す。挿入れた時とは異なる快感だ。先程まで射精を意識していなかったが、動かすとその感触に全身が集中する。
他方でオリガは未だに痛覚の方が勝っているように彼は見た。無理も無い。処女の証を削ぎ取ったのだから。
しかし、彼は止まらない。確かに小刻みとも言える動きだが、上り詰める快感は耐え難いものだ。
「んっ、あぅっ、くぅ、ふ、ふあ、あっ、あん」
リズミカルな運動をしていく。次第に腰が止まらなくなっていく。動きも大きくなっていく。理性が快感に負ける。溶けていく。ずん、ずんと突く動きに、彼女もつられていく。
V1。これ以上速度を上げたら、滑走路内で止まる事は出来ない。そんな速度。
まるで滑走。全力で腰を前後する彼は、幾何か残っている理性の中でそう思う。早く空に昇りたい。その思いでスロットルを「A/B」の表示にまで押し込む。そんな状態だ。
彼女の声に鋭さが無くなる。艶を帯びて吐息しつつ、こちらもテイク・オフ。
VR。操縦桿を引くのに最も適した速度だ。機種が上を向き。ギアが大地を離れる。
腰の動きは更に速くなる。既にそこに止まる余地など無い。動きに合わせて揺れる乳房に食いつく。乳頭に歯を立て、そして舌で転がす。腟の力が強くなる。
彼女ももう止まらない。こちらも急速に空に向かう。
V2。安定して飛べる速度。しかしスロットルは戻さない。
彼らはどちらとも無く口を付け、吸い合う。喘ぐ声はくぐもり、酸欠に深く息を吸い、互いに互いへと溶け合うかのように動きを、鼓動を、呼吸をひとつにする。暴走。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……」
「ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ、ふ……」
腰が震える。陰茎に収縮していた快感のみの感覚がその外へと出ようとする。それはまるでビッグバン。全ての光が全てを白く染め上げていく。
彼は残存の理性を総動員し、右手で彼女の陰核を抓った。
「は――――――――」
高度制限解除。
声を出す事すらも覚束無い、意識の一点集中。全身の筋肉が縮まり、見開いていたはずの目は何も捉えない。性器に集中した意識が、全身を飛び抜けていく。
腟の動きに陰茎が押し戻される。腰を引く運動の最中に起こったそれは、彼の怒脹を容易に腟外に押し出す。暴れる怒張が白濁を吐き出し、白濁は放物線を描いて飛んでいく。
収縮が開放される。意識を白が埋め尽くし、熱が陰茎を貫いていく。その現象に幾度と無く経験した快感を見出し、彼は腰を崩した。
「――っあああああああ――――――!」
一瞬の間を起き、全身を流れる電流に体を反らせる彼女に白濁が降り注ぐ。
陰唇、陰毛、下腹部、腹部、乳房に着弾した白濁は、彼女の敏感になった体に如実に熱を伝えた。これが、彼の熱なのだ、と。
ふら、と彼が脱力し、彼女の隣に倒れ込んだ。両者、肩で息をする。いち早く理性を取り戻したアズマは、ザパドノポリェワに口付ける。彼女も口付けを返し、自らが噛んだ彼の右肩を舐めた。
そこで、彼らは意識を手放した。
* * *
朝、アズマは未だに疲労が溜まっている体に鞭打ってのそのそと起き上がると、横にいたはずのザパドノポリェワがいなくなっていた。
何事か、と瞬時に目を覚ます。彼は彼女の持ち物一式が全て無くなっている事に気付いた。
「オリガ!? おい、オリガ!」
ふらつく足に叱咤しながら彼は小屋の隅々と周辺を見て回った。しかしどこにも彼女はおらず、ただ雨だった名残として陽光に輝く草木と水を湛えた落葉のみがあるだけだった。
再び小屋の中に戻る。自分が寝ていた位置を隈無く調べる。すると、見慣れない紙が落ちている事に気付いた。彼はそれを拾う。どうやらチェック項目を書く紙のようだった。
戦闘機のパイロットは機体のチェックやその他必要事項を確認する際に使用する紙を右太ももの辺りに装備するように義務付けられている。
その紙にはキリル文字の文字列が印字されており、その裏に手書きでラテン文字が書かれていた。
「アズマへ
この手紙を見ているという事は、もう私はお前の隣にはいない。2、3言いたい事を書き連ねる。
服を着せておいた。私は事情があってとある部隊に保護される運びとなったが、心配しないで欲しい。戦争を終わらせるため、私は本国へと帰る。
そして、いつか必ずお前の前に生きて戻るつもりだ。
生き残れるのかどうか、確実に言う事は出来ない事は分かるだろう。だが、私は希望を捨てない。初めて私を愛してくれたお前の元に戻る日が来る事を切に願う。
万が一私が死んだら、お前にその一報が行くようになっているが、それを聞く事が無いように祈っていてくれ。
そちらからの連絡は不可能だと思う。言葉を伝え合う事が出来ないのはもどかしいが、互いに我慢しよう。それと、お前も生き残ってくれ。頼む。
何ら声をかけずに出掛ける私をどうか許して欲しい。最後に、そういえば私から言っていなかった言葉を送る。
Я ЛЮБЛЮ ТЕБЯ
Орига Николаиевна Западнополева」
彼は手紙を読み終える。声が出なかった。しかし、理解はした。不本意ではあったが。自分の目の前から彼女がいなくなる事を納得してしまうのは、彼自身癪でもあった。
最後の一文。「Я」は「私」、それ以外の単語は分からなかった。しかし――
「……俺だって言ってねえよ。……馬鹿」
おもむろに彼は小屋の外に出る。そして北に向かって立ち、大きく息を吸った。
「この馬鹿オリガ――! 俺だってお前に言ってない言葉が沢山あんだよ――!」
そこで彼は目じりに熱を感じる。しかしそれを敢えて無視して叫ぶ。
「ぜってー死ぬんじゃねーぞ――! 俺だって何やったって生き残ってやるからな――! 覚悟しとけ馬鹿――! 愛してるぞオリガ――!」
彼は少し噎せ、しかし清清しい顔で小屋へと戻っていった。さあ、生き残らなければ。
* * *
戦争は北海道侵攻から4年で終結した。かの国の軍は補給路の寸断や軍用船舶の不足により北海道に足止めとなり、降伏。北海道の復興が終わり次第、帰還する事になっている。
かの国は周辺各国による共同戦線と、北海道で鹵獲された戦略ミサイル潜水艦から発射された弾道ミサイルによる攻撃で戦力と領土を次々に失っていった。
結局、北海道侵攻から5年後には軍部の一部が先導したクーデター軍が政権を打倒、新たな元首が立ち、かの国の領土拡大政策は終焉を迎え、戦争は終結した。
現在、両国は講和会議の準備に追われている。
ある日、かの国から奇妙なフライト・プランが提出された。ハバロフスク発三沢基地着というそれは物議をかもしたが、最終的には許可された。
ハバロフスクからまっすぐ三沢基地に来るという機種は、J-27A「ジュラーヴリ」戦闘機。コールサインは「ナデズダ」だという。
同機は既に領空に入っており、あとは陸奥県上陸の前にこの国の戦闘機によって機種の確認、警戒、そして護衛をする手筈になっている。
東遼介空軍大尉は40式22号イ戦闘機の機上の人になっている。間も無く、ターゲット・イン・サイト。
「レインボウ1よりヘッドワーク、ターゲット・イン・サイト。機種、J-27A。国籍確認。1機。ヘディング・100、スピード・240、アルティトゥード・15」
『機種、J-27A、1機、方位100、速度240、高度1500。共通周波数で交信せよ』
「了解」
彼は無線のスイッチを「警告」に入れ、その周波数である事を確認して話しかけた。
「J-27Aパイロット、『ナデズダ』、この無線が聞こえるか」
『ナデズダ、感度良好。聞こえる』
女性の声が聞こえる。不意に、アズマの声が上ずった。
「周波数を268.2に合わせよ」
『了解』
彼も周波数を合わせ、そして再び交信する。
『ナデズダより、周波数268.2で交信中』
「リーディング・ユー・5(感度良好)。こちらは三沢基地所属の航空隊である。自分のコールサインはレインボウ1。貴官の所属と階級、名前を報じられたし」
『こちらは元ヤクーツク航空基地所属、オリガ・ザパドノポリェワ大尉だ』
暫く、声を出せなかった。
『おい、アズマ?』
僚機からの声で我に帰る。
「あっ、ああ。ザパドノポリェワ大尉、入国を歓迎する。エシュロン隊形にて三沢まで誘導する」
『了解。入国許可、感謝する』
彼女の機には増槽が付いているだけで、ミサイルや爆弾は取り付けられていない。その様子を見て、彼は安堵する。
『ナデズダよりレインボウ1、1つ質問がある』
不意に入った通信に、彼はどぎまぎしてしまう。
「なっ、ホワット?」
『そちらの隊に、アズマという者はいるだろうか?』
鼻の奥に、つんと来る感覚を覚える。彼は出そうになる涙をこらえ、鼻をすする。そして、意を決して答えた。
「俺だ」
『え?』
「俺がそうだ、オリガ」
今度は向こうが絶句する番だ。彼は彼女の機を見る。ヴァイザを上げ、呼吸用マスクを取った。目が合う。そんな気がする。
『……お前、なのか? アズマ』
「そうだ。3年ぶり、かな?」
向こうでもヴァイザを上げ、マスクを取ったようだった。距離があるから見えにくいが、彼女だった。
『……幻じゃ、ないよな?』
「当たり前だ。……ウェルカム・バック、オリガ」
その言葉に、彼女は息を呑み、そして返答した。
『バーグ! アズマ、ヤー・リュブリュー・ティービャ、アズマ! こんな所で会えるなんて!』
「なんてこった! オリガ、お前だよな!? 本当に帰ってきやがった!」
『なんだよ、何が起こってるんだ?』
僚機がわけも分からず回線に割り込んでくる。上機嫌にアズマは返した。
「再会だよ! 俺とオリガの! イヤッホ――――――!」
アズマの乗る機が曲芸飛行を始める。それに合わせてザパドノポリェワの機も曲芸飛行を始めた。
『なっ、おいお前ら! 何やってんだよ、作戦中だぞ!?』
「うるせえ! この嬉しい曲芸をやらないでいつやるんだよ!?」
『ちょっ、……あーもう、怒られても知らねーぞ!』
3機の編隊飛行が東の空に向かっていく。2機は上昇と下降、ロールとストールを組み合わせて、その軌跡を空に描く。陽光を反射して機体がきらきら輝く。
空はますます高く、太陽は燦燦と照らし出す。陽気な曲芸飛行はさながら妖精のようで、2人は高らかに笑い合った。
2機は空気を切り裂いて進んでいく。2人の未来へと。それを目指し、天翔けていく。アフタ・バーナを焚いて。空へ。
ご拝読ありがとうございます。やっと完結いたしました、A/B。
冒頭の蛇足が物議をかもしていますが、それに関しては素直にスレ違いであると認めます。なにやってんだ俺
フォローくださった皆々様、ありがとうございます。しかしやはりスレ違い、自重し切れなかった事をお許しいただきたい
あとエロ薄いのは仕様です。むずいし
最後の用語解説になります
・レインボウ1よりヘッドワーク、ターゲット・イン・サイト。機種、J-27A。国籍確認。1機。ヘディング・100、スピード・240、アルティトゥード・15
これを分かりやすく言うと、「レインボウ1より三沢司令部、目標目視。機種はJ-27A。国籍確認。1機。目標の方位は真北から100度、速度は240ノット、高度は1500フィート」という事
・Я ЛЮБЛЮ ТЕБЯ:「ヤー・リュブリュー・ティービャ」。意味は、推して知るべし
・Орига Николаиевна Западнополева:ザパドノポリェワの名前をキリル文字で書くとこうなる。因みに「大尉」は「Капитан」
・エシュロン隊形:斜めに並んで飛行する編隊。図にすると↓
▲
▲
▲
こんな感じ。逆もあり
それでは改めて、お読みいただきありがとうございました。また2人きりの話を書きたいと思います。今度は色々と自重して
GJ!
でもセクースシーンの軍事用語の比喩になんか吹いてしまったwww
>>704 本編楽しませてもらったよ、GJ。
しかしながら解説が一つ間違ってるので指摘させてもらう。
アルティトゥード(altitude)はアルティトゥード1で高度1000ftだから、アルティトゥード15は高度15000ftだよ。
ちなみに1ftはだいたい30cmだから、高度1500ftは高度450mくらい。飛行機ってのはだいたい高度10000ft(3000m)飛ぶから、結構な低空飛行だね。
>>704 GJ! ハッピーエンドで良かった!
ちゃんと”離陸”(性的な意味で)できて良かったw
A/Bさんお疲れさまでした。
次回作期待してます
しかしV1吹いた。
なまじかじって知ってるだけに
そういう表現もアリだと・・・あぁんもう脱帽だ!
また規制で書きこみできなくて
モチベーション下がってたけど
みなぎってきた。
頑張って続き書いてみる
当初よりえらい長編になっててびっくりだけど頑張る
A/Bさんありがとう。
僚機が口笛を通信に入れてちゃちゃいれなかったのは
ベースが米じゃなく日だからかと納得。
基地に着いたらいろいろあるんだなぁとか
お墓参りとか
妄想が止まらないです
ありがとう。
感想感謝です
っあー、やっちまったorz
ALT15は
>>706氏の指摘の通り15000ftです。ゼロ一個足らなかったとかw
保管庫に入れるとき修正しときます
A/B氏GJ!!
再開して文字通り舞い上がった二人の曲芸が目に浮かぶぜ
エロシーンは確かに薄い、でもこれまでの過程があるから無問題!
次回作も期待しつつ、その後のイチャラブも希望します!
とりあえず、お疲れ様でした
それと、もう495kbだから次スレ立てないと
立てられなかったorz
誰か建てて
714 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 11:06:25 ID:SiHBDz9C
うめようか
チョーヤ梅酒紀州
「女の子と二人きりになってしまった」というのは、果たしていかなる状況なのか?
「なってしまった」とあるとおり、その状況は偶発的に発生しなければならない。
また、「女の子」という語を使っていることから、互いに面識がないか、あっても名前を知っている程度とみて間違いないだろう。
では、「互いに面識のない女の子と偶発的に二人きりになってしまう」状況とは何なのか。
一番身近にある例としては、エレベータに男女一人ずつで乗り合わせた場合だろう。
しかしそれだけでは、物語は発生しない。
その状態を少なくとも一時間以上保てば物語は発生しうるし、状態保持の時間が長ければ長いほどその確率は高まる。
エレベータで一時間以上二人きりという状態を保つためには、エレベータは扉が開かないまま止まらなければならない。
さらにいえば、電気系統の故障で外部と連絡が取れない場合、より急速に二人の距離は縮まるだろう。
「面識のない女の子と二人きりになる」ためには、このように何らかの事故を起こすという手法がある。
>>716 「命の危険」もある程度関わるな。
吹雪の雪山の横穴、
地震発生直後のガレキの下のわずかな隙間、
ビル火災、
鉱山の採掘坑や廃坑での落盤事故、
大海原のド真ん中で推進力を失い漂流する船舶、
セスナが砂漠に墜落、
宇宙船の小型救命脱出艇、
事故で封鎖された海底基地や宇宙基地、
沈みゆく潜水艦、
漂着した無人島、
戦場で敵陣深くに取り残された、
etc etc...
命の危険が伴わないならば、
閉館間際の図書館の片隅、
雨宿りした掘っ建て小屋、
etc etc...
たぶんまだまだある。
二人きりってのはまだまだ可能性を秘めてるってことか……なんだかワクワクしてきた^^
とりあえず埋め
まだ
>>1にある大地震ネタがないことに気付かされた
誰かかいてくれ
俺まだ執筆中だから
>>717 少し前に地球に残された最後の一人、みたいな洋画があったけど、
地球に残された最後の”二人”ってネタもありだよな。
他にもローカル線とかで車両に二人きり、とか
学校や建物でまだいるのにカギかけられて二人きりっていう王道も。
まだまだネタはありそうだw
> 宇宙船の小型救命脱出艇
この関連で、救助されるまで光速or亜光速航行を使ったので、
ウラシマ効果で地球に帰ってきたら既に家族や友人達は…
「本当に二人きりになっちゃったね…」
なんてネタ提供を考えたが、発生する時差がどれ位になるかがわからんかったw
「静かだね…」
「ああ」
夏休みのため一時的に戻ってきた俺は、地元のお祭りの最中、幼なじみの菜々子に出逢った。
高校までは腐れ縁だった俺たちだったが、俺が都市の大学に進学したため、地元の短大に入った菜々子とは離れ離れになってしまっていた。
「大学、どう?友達とか…出来た?」
「ま、それなりだな」
「そっかぁ…」
自分でいうのもアレだが、持ち前の才能なのか、入ってすぐに数人は出来た。サークルや自治委員など、上級生とも触れ合え、色々と役立っている。割と充実した大学ライフなのかもしれない。
浴衣の女の子と二人きり……いいなあ。
相手がツンデレっぽくてもおもしろいかも。
それでは次スレの発展を祈って。
決して二人きり、もしくは独りにならないように……。
こんぐらいじゃ埋まらないか。
早く寝たいのでAAで。
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚)
_(__つ r ,⌒⌒^ヽ
\ ,r( ⌒ ヾ )、ドガァァァン...
(、 r ' ィ ゙ )
( ゚д゚ )
_(__つ_つ
ってこれで埋まらなかったらどうしよう。
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚)
_(__つ r ,⌒⌒^ヽ
\ ,r( ⌒ ヾ )、ドガァァァン...
(、 r ' ィ ゙ )
( ゚д゚ )
_(__つ_つ
まだ埋まってないようだな
( ゚д゚ )<こっちみんな
>>721 そっちに行くと、方程式が冷たくなったり
トップを狙わなければいけなくなったりする。