【Alteil.Net】アルテイルでエロパロ

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271名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 06:49:27 ID:pGH+VQEo
なんという焦らしプレイ
272名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 17:38:11 ID:hzoOHos1
書く時間があまりとれないのですよー。。。

ズゴオオオォォ!

ズゴオオオォォ!

やがて、辺り一面は荒れ地と化した。
二人の周辺には目立った物体は一切見当たらない。
ボルバロン「フンッ!フンッ!フンッ!」
リト「ニャアッ!ニャアッ!ニャアッ!」
ボルバロン「フギャグラァ!!」
ボルバロンの額にに一筋の汗が流れ、そしてすぐに蒸発した。
そう、デカブツももはや我慢の限界なのである。
ボルバロン「ア、アガガガ、フギャグァー!!」
リト「ニャ、……ニ、ニャ?」
リトはデカブツのいままで以上の痙攣、焦り、そして限界を感じた。
一瞬、リトの頭に不吉な考えが浮かぶ。
リト「ま、……ニャア、ま、ま、待つ、ニャ……」
ボルバロン「フンッガァ!!フンッフンッ!!」

ズゴオオオォォ!!

ズゴオオオォォ!!

地鳴りがリトの声を揉み消す。
リト「や、な、中、ニャ、ニャ……。」
ボルバロン「フンッフンッガァ!!」
リト「中、は……ニャ!ニャア!!ダメ……!」
ボルバロン「フンッグッ!!」
ボルバロンのデカブツに電流が走る。
ピストンがより速くなり、巨体が轟音を鳴らす。
リトも声を最大限にして叫んだ。
ボルバロン「グギャラアアアアァァ!!」
リト「な、中には出さないでニャーー!!!アアア」

ズブリャアアア!!

デカブツの頂点から、白い液体が大量に発射しリトの秘所に流れこむ。
リト「ニャアアアァァ!!」
普通ならば、これで終わりだろう。
だが。
相手は巨根魔神、ボルバロンなのだ。
ボルバロンの放つ白き液体の威力は凄まじく、リトの体を空高く吹き飛ばしてしまった。
空中であまりの衝撃に意識を失うリト。
白濁まみれのその小さき体は風でどんどん流されていった。
ボルバロンは、その場に倒れ込んだ。
余談だが、リトは空中でヴォルフィードという謎の鳥に助けられたとさ。

それから数分して、ボルバロンは再び目を覚ます。
どうやら向こうからまた誰か来るようだ。
あれは魔法王国の……。
ボルバロンはグリモア「再生する森」を使い、森の中に隠れた。
再び、日課の巨根ハンティングが始まる。
ボルバロン−別名巨根魔神。
やつの性欲に底などありはしないのだ!!

御愛読、ありがとうございました。
ボルバロン先生の次回作にご期待下さい。
273名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 19:31:58 ID:oKn4/YKe
くそっ!何度読んでも笑いが止まらなくなるwwwwwww
274名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 22:02:18 ID:pGH+VQEo
突っ込みどころ満載すぎるところが逆に面白いなww
275名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 22:33:18 ID:hzoOHos1
今気付いたんで補足。

フィニッシュ時に体位が変わっている件ですが、思わず描写を忘れていました。

ボルバロンがフィニッシュ

その衝撃で地盤が緩み、ボルバロンがひっくり返る

リトと上下が逆転する

リト、空へ
276名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 00:42:19 ID:8qoTtp0d
ここはラヴァート格技場。
ここではまさに今、各国対抗タッグトーナメントが行われていた。
これは現代でいう、オリンピックのような物である。

〜決勝戦〜
ラフィーレ&アイシャVSカサンドラ&エスリア

アイシャ「遅いわね……。」
リング前で呟くアイシャ。
カサンドラ&エスリアが、試合開始時間を過ぎても現れないのだ。
アイシャ「確か戦うのは、準決勝でアルナ&レナリー組に勝利したカサンドラ達……だったわよね?」
ラフィーレに目をやるアイシャ。
ラフィーレはコクりと頷いた。

ビイイイイイイ!

突然、サイレンが鳴りだし会場が暗くなる。
二人が驚いていると、逆サイドからフードを被った二人組が現れた。
ニヤリと笑うラフィーレ。
ラフィーレ「やっと現れたわね。」

二チームがリングに上がると、ゴングが試合の始まりを告げた。
だが、妙な事にカサンドラ達はまだフードを付けたままだった。
リフェス組、先発はアイシャ。
アイシャは片方のフードに飛び掛かる。
アイシャ「そんなフード付けちゃって!私達を舐めてるの!?」
バキッ
フードの中から鈍い音がする。
だが、フードは素早く体制を立て直すとアイシャの後ろに回った。
アイシャ「なっ!」
表情を急に赤らめるアイシャ。
それもそのはず、フードは突然アイシャの下着の中に手を入れたのだ。
アイシャ「な、何を……!」
フード「……。」
体に力が入らず、反撃できないアイシャ。
フードはついにはアイシャの胸に手を当て、乳を揉み出した。
アイシャ「ああっあああ!」

バキッ。
ラフィーレの鋭い蹴りがフードの頭に炸裂する。
フードはアイシャから手を離し、その場に膝を着いた。
アイシャ「よくもやってくれたわね!」
アイシャはフードをチキンアームに捕らえると、そのまま全体中を乗せてキャンバスに叩き付けた。
フード「ぐぅ!」
その反動でフードが外れ、顔が現れる。
ラフィーレ「あっ!」
二人は驚愕した。
それもそのはず、現れた顔はカサンドラでもエスリアでも無く、中年男性だったからだ。
男の名はグレッグ。
277名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 00:44:22 ID:8qoTtp0d
ラフィーレ「きゃあ!」

すっかりアイシャのサポートに気を取られていたラフィーレは、もう一人のフードがすぐ側まで迫っているのに気付かなかったのだ。
フードに押し倒され、もがくラフィーレ。
だが、フードはびくともしなかった。
アイシャ「ラフィーレ!」
アイシャが叫ぶ。
だが、その隙をついてグレッグはチキンアームから脱出。
そしてアイシャを無理矢理押し倒すと、チョークスリーパの体制に持って行った。
アイシャ「くっ!」
グレッグ「おとなしくしてなよお嬢ちゃん。気持ち良くしてあげるからさ。」
そう言うとグレッグはアイシャに絡み付いている足の先でアイシャの秘部をなぞっていく。
アイシャ「ひゃ、ひゃああ!」
グレッグ「抗わない方が身の為だぜ?」
アイシャの首元に舌を走らせるグレッグ。
一方、ラフィーレは馬乗りしているフードをどかせようと必死になっていた。
ラフィーレ「くそー!どきやがれ!!」
フード「フゴッ」
フードは突然、大きく息を吐くとラフィーレ掴み、アルゼンチンバックブリーカーの体制へとスイッチした。
フード「フゴー!!」
フードが体を張るとフードが破け、中から巨体が現れる。
男の名はボルバロン。
ボルバロンはラフィーレを捕らえたまま、リングに上がると怪力でラフィーレの下半身をあらわにし、股を開かせクンニを始める。
ラフィーレ「え?いや、いやあああ!」
ボルバロン「レロレロ!」
そしてギンギンのあれを濡れ濡れの穴に挿入した。
ラフィーレ「や、やめっあああああ!」
そしてそのままジャンプでコーナーポストに上がると、そのまま−−
ボルバロン「ペニス・ピストン・ドライバー!!」


これがやりたかっただけだ。
反省はしていない。
後、続きは考えてない。
278名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 02:22:18 ID:Zjvj2e9d
しえん
279めだまじょ:2008/09/15(月) 17:54:23 ID:sK/a91fu
「悪いネェおふたりさん。ちょいとオレのために死んでくれや」

 か細いその希望という橋を燃え落とすかのように、漆黒の塊は彼らの目の前に現れた。太陽皇子であるフェルラートの視線が橋の手すり
を越えて宙の上で止まり、その表情が驚愕に変わる。
 黒衣を纏ったそれは、既に人間とは呼べなかった。顔こそ普通の人間であるが、漆黒の鎧が包んでいるのは鈍く輝いているものの、間違
いようもなく人間の骨そのものだ。腰の部分から下がない骨だけの巨躯はまるで殺意そのものの集合体で、フェルラートは身震いした。
 アンナローゼの命によって強化された亜人、強化兵団のリーダー格である冥王『ガイエスハート』。その圧倒的な力と、常識を超えた能
力で、未だ混戦状態にある戦場を一足飛びに本命の前に現れたのだった。元より数に押されて劣勢を強いられるこの状況で、誰がこの凶暴
な亜人の動きを察し、止める事が出来なかったと責められるだろう。隊長格であるフィスターアは大挙する強化兵団に対して中央突破され
ないように分断を防ぐので手一杯、虎の子とも言えるブリンガーも湧き出すように現れる暗殺者には有効な手段を持たず、足止めを受けて
いる。

「皇子!」

 独り傍へ残った護衛が、腰から弧を描くその剣を抜き放つ。踏み外せばそれで落下してしまうようなか細い橋の上、気を抜けば足が竦ん
で二度と立ち上がれなくなってしまいそうな存在感と威圧感を放つ敵に対して、それでも彼は皇子を庇うように宙に浮かぶそれと視線を合
わせた。皇子は絶対に護らなくてはという義務感と、太陽皇子と呼ばれるフェルラートの護衛として任されたその誇りは、例え冥王の前で
あっても畏怖をおぼえる事を許さなかった。
 暫しの間だけ獲物を眺めるように見ていたガイエスハートは、こちらを見返してくる男の様子を見てにたりと嗤うと、その巨躯を駆る。

「おらぁ、よっと!」
「――!!」

 あ、と小さく漏れるような声が聞こえた。
 まるで橋ごと巻き込むように空中を突き抜けた漆黒の暴風は、剣を振り下ろすことさえ適わなかった男の誇りごと、そして橋ごと太陽皇
子を突き飛ばす。怯まなかったことが何になろう、時間を稼ぐことも盾になることも敵わずに、たったの一撃で勝負は決まった。

「わあぁーーっ……!」

 橋から弾き出された二人は、なす術もなく闇がのぞく谷底へと真っ逆さまに落ちていく。
 ぎしぎしと音を立てて振れる橋に手をかけながら、落ちていく二人を見届けてガイエスハートは満足げに笑った。彼にとっては何の感慨
もわかない命令だったし、歯応えがあるわけでもない。故に任務を終えたことへの達成感もない。そのままぐるりと身を翻すと、未だに橋
の向こう側では、フェルラートが落下したことと、信じられない敵が現れたことで驚きを隠し切れない者達と、未だに皇子の行方を知らぬ
まま、皇子を逃がすためにと決死の思いで行われている戦が続いていた。

「これで命令終わり。……ってことァ、これからは好きにしてもいいって事だよな!」

 ガイエスハートは喜びを隠し切れずに、その顔に満面の笑みを浮かべて手を叩く。
 確かさっき凄そうなやつが一人いたはずだ――と、戦場の記憶を手繰り寄せながら、再び巨躯を駆って風となった。無論、その道中で数
え切れないだけの人間を、その『暴食』によって自らの力と変えながら。

 一方、その凶行の様子を離れた場所で一人、確認していた者がいた。
280めだまじょ:2008/09/15(月) 17:55:21 ID:sK/a91fu
「な、なんて事をっ!」

 思わず声をあげてしまった彼女は、はっとして周りを見渡した。
 周りにいる亜人達がぴくりと反応して、ぎぎぎと首だけこちらに向けてくる様に彼女は思わず涙目になりかけたが、何のアクションも起
こさない彼女に、暫くすると首を傾げながらも佇まいを直す。その様子にほっ、と思わず安堵のため息をついた。相変わらず頭の中は、た
った今もたらされた情報に対して荒れ放題であったが。

(がっ、ががががっ……ガイちゃん〜〜ッ!!)

 思わず頭を抱える彼女は、強化兵団の情報収集役であり、その名をフランといった。単なる月公国の司書であったはずなのだが、何の因
果か気まぐれかアンナローゼに目をつけられてしまい、他の一部の亜人達同様に無理矢理改造を施されて強化兵団の一員となってしまった
のである。情報収集役に特化した彼女には、目玉だけが具象化したような気味の悪い『目』を大量に操れるようになったり、魔法の一種を
用いて情報整理や伝令を行えるようになったものの、外見的にはそこらにいる少女とまるで変わらない。
 その目を以って、ガイエスハートがたった今、皇子が行方不明になったことを確認したところである。さらにその目を崖下まで向かわせ
たところで、彼女は思わず凍りついた。

(ど……どうしてトドメを刺してくれなかったの……?!)

 そう、行方不明である。
 あくまで行方不明は行方不明。見間違えるはずもない豪奢な鎧と、王冠の見紛うような金の髪。血に多少なりとも塗れているものの、健
在を示すように崖の光を反射していた。思わずおそるおそるズームすると、明らかに息があるのが分かる。下敷きになっているのは最後ま
で彼を庇っていた護衛で、文字通り皇子を衝撃から護る盾になったのだと理解するのに、さほどの時間は掛からなかった。

(おまけに伝令にちっとも反応してくれないし……)

 聞こえているのに無視しているのか、戦いに集中してまるで聞こえてないのかは定かではないが、どちらであろうと彼女に大した違いは
ない。
281めだまじょ:2008/09/15(月) 17:56:30 ID:sK/a91fu
(そもそもさっきだって、私が目を向かわせるのがギリギリ間に合ったから良かったものの、見逃すところだったじゃない)

 恨み言を心の中で吐きながら、彼女は強化兵団の輪の中でたった一人焦っていた。
 皇子の第一発見者、及び最大戦力は既に勘違いで現場を放棄している。こうなると戦場を貫通するようにして皇子に辿り着いたことすら
裏目だった。数で圧倒しているとはいえ、まだまだ戦場を完全に掌握するには時間が掛かりすぎる。その間に月公国の部隊がやってきてし
まえば、さすがに力技で皇子を回収するというのは不可能事になってしまう。

 任務失敗。

 思わず頭の中にその言葉が思い浮かんで、フランは体を震わせた。

(そ、そんな事になったら、アンナローゼに何をされてしまうか)

 皇子を殺したつもりでしたが死にませんでした、などと間抜けな報告で許されるわけがない。当然、ガイエスハートが悪いです、などと
言って済ませることができるはずもない。ちらりと脳裏によぎったのは、どこぞの部屋に連れ込まれ、出てきた時にはまるで全身が腐り落
ちたようにどろどろと崩れてしまった人間の姿、さらには毎度のように脅しをかけてくる八本の手を持つ色男(風)だった。
(ぜ、絶対にいや……)
 冷や汗を流す彼女の周りでは、主の同様を表すように翼の生えた目玉が錯乱したように不可解な軌道を描いていた。まるで荒れる心情を
表すようにばたばたと飛び回り、時にはお互いにぶつかってあらぬ方向へ向かっていくが、フランはまるで気を払わない。

「な、何とかしなくちゃ。でも、一体どうやって……」

 その一つが突然、ぎぎと呻くような音を出すと、その場で蒸発して消滅する。
 繋がった感覚から僅かな熱さを感じて振り返ると、

「やっほー。来ちゃったー♪」

 そこには、ぱちんと片目を閉じてウィンクをする、箒を抱えた魔術師がいた。
282名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 18:00:49 ID:sK/a91fu
過疎だから。前置きが長いのは趣味だから。
フェルラート突き落とされ後のIFとして展開する予定な気がする。
平日はちょっとやんごとなき用事でPCを触れないので更新は来週。
まあ、過疎だし
283名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:13:47 ID:CRHjdR/D
GJGJ
半裸で待ってる
284名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 15:38:15 ID:0IHyJa90
「やあ、アイシャさん」
声をかけられ周りを見ると、いつの間にか傭兵らしき男達に囲まれていた。
「なんですかあなた達…」
「あなたが可愛くなったと聞きましてね」
にやにやしながら傭兵独特の軽口を叩く。
見知った顔はない。どうやら敵らしい。
武器に手をかけると男達も少しは真剣な表情になる。
「やぁっ!!」
武器を振り抜きその一撃は1人の男に当たった。
いつも通りの手応えでその男は崩れ落ちる。
(これくらいの相手ならこの数でもいけるかも…)
その男が倒れると同時に男達もアイシャに襲いかかる。
アイシャもこういう戦いは何度か経験していて上手く男達の攻撃をかわしながら
攻撃を与えていく。
だが相手の人数は多かった。疲れも出てきた。
ドカっ!
「あっ!」
後ろから1人の男に尻を蹴られ倒れるアイシャ。
地面の土と砂に擦れ流石に痛む。だが徐々にその傷は治っていく。
最初の攻撃は痛くて仕方ない、といつもそれは我慢していた。
アイシャは神の加護で傷を受ければ受けるほど強くなるのだった。
立ち上がると男達はさらに攻撃を加えてきた。避けられそうもない。
でも、いつもなら二発目は楽に耐えられるはずだった。
しかし。
285名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 15:38:57 ID:0IHyJa90
「ううっ…」
男の蹴りがお腹にまともに入る。
ものすごい激痛で意識が飛びそうになるアイシャ。
(どうして…?)
痛みでうずくまって顔を歪めていると
「聞いた話は本当だったようだな」
「こりゃいいぜ」などと男達が話している。
真剣な表情は消え、またにやにやと表情が変わっていく。
「おい、立てよ」
アイシャを立たせると男は思いっきりアイシャの尻を叩く。
「あうっ!!」
「おー柔らけぇ」男達が笑い始める。
武器を捨てアイシャに群がり始めロクに防具も付けてない尻を撫で回す男達。
体力の回復もいつもよりも少なく、アイシャはどうしてなのかわからないまま抵抗する力はなかった。
「やっぱ女の尻はこうでなくっちゃな!」
「俺前こいつの尻に剣折られたぜ!固いのなんの!」
そんなことを言いながらバチバチと尻を叩く。だが叩かれて赤くなった尻はすぐに元の綺麗な色に戻る。
「まだ少し回復力はあるみたいだな」
「いいじゃねぇか いつでも新鮮な尻が楽しめるんだぜ」
男達は絶妙な力で尻を叩き続ける。アイシャの回復力は全てお尻に回されていた。
そのうちにアイシャからも声が漏れ始めるようになった。
(こんなことがあるなんて…こんな奴らに負けるなんて…)
(でも、わたしたくさん頑張ったしもういいよね…)

「あっ!あぁぁっ!」
「可愛い声出せるじゃねえか。戦えなくなってもいい尻があるんだから俺は好きだぜ」
「そうだよな これからは俺たちの尻叩き人形として生きるんだよ!」
アイシャはその言葉に大きな喘ぎで返事をした。
286名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:29:46 ID:N+ijUlMW
一方、犬と人魚は相変わらずであった

とりあえず続きを投げる
287めだまじょ:2008/09/23(火) 18:31:00 ID:N+ijUlMW
 可愛らしく微笑む魔術師の姿を捉えると思わずフランは眉を顰めてしまったが、すぐにそれを隠すように仏頂面になって僅かに視線を外
した。

「あなたは――」
「ど・み・な。ドミナだよー、強化兵団のお姉さん?」

 嗚呼なるほど、とフランは自分の中であらかじめ持っていたイメージと、目の前の少女を結びつける。
 アンナローゼは数え切れないほどの人脈を持ち合わせており、月公国内には貴族との繋がりをはじめ、彼女の子飼いともいえる暗殺者集
団に加えて優秀な――それこそ中には師匠級魔術師と呼ばれる、魔法王国に認められるほどの魔術師との関係もいくらか存在していた。
 その筆頭がエイジスや、目の前の魔術師であるドミナのはずだった。
 思わぬ来訪者に若干苛立ちを抱えながら、落ち着けるように一つ嘆息して、つとめて冷静な声でフランは話しかけた。

「それで、何の用でしょうか?」
「んー、別に用はないよ? ただ、賑やかだからー。それに、実験材料もこっちにいた方が優先的に回してもらえそうじゃない」

 にこやかに笑いかけながらそう話す魔術師にフランは呆れたように息をついたが、ふと思い出したように顔をあげて、魔術師の顔を見つ
め直した。引き出しから溢れるようにこぼれ出す知識の中に、無視できない情報が。

(そういえば、こいつ太陽の王様を追わされてたんじゃなかったっけ?)

 太陽王国を離れたフェルラートをつけ狙うように指示されていたのを、フランは識っていた。もっとも本人は出ずに、使役獣を使って遠
目から付け狙わせる形であったが。
 結局のところ、そんな単発の襲撃が成功するわけもなく、フェルラートは無事に月公国まで辿り着き、会談を終えている。そのせいで護
衛達が襲撃に対して警戒してしまうようになった事を考えるとかえって面倒を引き起こしたとしかフランには思えないのだが、その行動の
真意は見えない。アンナローゼが何を考えていたのか、それともこの少女の何かしらの考えだったのか。

(……何にせよ、ぎりぎりまで追っていたのなら――ひょっとしたら今も使役獣を傍に待機させてるかも。いや、そうでなくても特別な活
動能力を持つ使役獣なら、回収できるかもしれない)

 それは崖に落ちた瀕死の男を殺せないが故に、瀕死にさせられそうな危機が訪れようとしているフランにはまさに一筋の光明だった。

 ――強靭な使役獣なら、崖下に一息に飛び降りて回収してくることだって無理ではないはず。
 しかし、正面から頼み込むのは駄目だ。よくない。何を要求されるのか分からない。
 この魔女だってアンナローゼの息が掛かっているのは確かなのだから、上手く誘導すればフェルラートも自然に回収してくれるはず。

(……そのためには)

 じろり、と思案顔から眼球だけを動かして目の前の魔術師を見据えた。ドミナの興味はすでにフランから他へと移っており、時々噴き上
がる火炎や、空を真っ二つに裂くように閃く光の束、戦場の一角を包み込むように現れる薄紫の霧などを見るたびに、きゃっきゃっとはし
ゃいで箒をくるくると縦回転させていた。
 白の下地にちょこんと締められたタイ。夜を表すような深い深い黒の短いスカートに三角帽子。フェルラートのように豪奢ではないが、
微妙に日で褪せたようなその金髪は可愛らしい少女そのものを示している。
 しかし諸々の事情を知るフランには彼女のころころと賽の目のように変化する表情を見るたびに、不気味に見えて仕方がなかった。その
奇異な格好は、フランが知る魔術師の様式はおろか、ラヴァートの何処を探しても見られないもので、まるで御伽噺やタチの悪い法螺から
丸ごと切り取ってきたかのような違和感がある。聞けば誰もが戦慄するような話の数々も相俟って、フランにとっては彼女が人間の姿形を
した化け物のような錯覚をおぼえた。
 もっとも、そう考えるフラン自身こそまさにそれそのものなのだが、思い至ることはない。

「……あの、ドミナさん」
「ん?」

 意を決して、彼女は戦場を見つめるその横顔に声をかけた。
(大丈夫、大丈夫……普段あんな怖い連中と付き合ってるんだから、魔術師の一人や二人) 

「ドミナさんは、普段何をしているんですか?」
「それはどういう意味かなー?」
「いえ、アンナローゼ様に客人として呼ばれた方ですから。師匠級の魔術師がわざわざ御呼ばれして、何をしているのか気になるじゃない
ですか」
288めだまじょ:2008/09/23(火) 18:33:43 ID:N+ijUlMW
 ドミナはふーん、と人差し指を顎にあててほんの少しの間考えた様子を見せる。瞼の奥まで自然と見透かしそうなその視線を当ててから、
一息置いて魔女はにっこりと笑ってみせる。諸所の動作がいちいち体の外側をちくちくと刺激するような感覚を憶えて、考えすぎていると
フランは思った。

「素材を回してもらったり、色々お世話になってるからね。諸々研究成果のついでに出来た道具を回すこともあるし、最近はなんだか随分
と難しい実験理論について意見を求められたこともあるなー。あれはなかなか素敵だったなぁー……」
「なるほど」

 どこかうっとりとした様子で呟くと、ドミナは恍惚としたため息を漏らした。どうせアンナローゼの事だからロクな話ではないんでしょ
う、と思いながらもフランはその情報を頭の中の火薬庫へしまい込む。
 目の前の魔女の、歳相応ではない、しかし違和感など全く感じなかったその蕩けるような表情が落ち着いてくるのを待ってから、彼女は
さらに奥へと踏み込んでいった。頭の奥でかちかちと時を刻む不安定な時計と、崖の下でずいぶんと安定した息をついている、フェルラー
トの姿を現在進行形で頭の中におさめながら。

「そういえば、使役獣を使った依頼を請け負ったこともあると聞きましたけど?」
「ふうん、よく知ってるね。フランちゃんって物知りなんだー♪」
「仕事柄、耳にすることが多いもので」

 ぱたぱたと薄羽を羽ばたかせて、フランの周りからまた一匹、目玉が飛び立っていく。襲撃と呼応するように月公国の周囲に出現する死
者の軍勢に加えて戦場の把握。すでに戦場には冷静になればすぐ分かるほどに目はあちこちに配置されていた。
 気付かれても、手を出されることはない。それは無力だ。
 無力であることこそ、彼女の武器。

「確かに頼まれたことはあるよ? まー、つい失敗しちゃったけどねー」

 てへ、とさして恥ずかしそうにもせずに、魔女はちろりと舌を出しておどけてみせた。

「それは……さぞ厄介な仕事だったのですね」
「そうだね。まあ、ガンちゃんの試運転も込みだったから、別にそう上手くいくなんて思ってなかったけどねー。別に上手くいかなくても
それはそれで構わないしぃ」

 右手で金髪の先を指に巻きつけながらそう言う彼女の様子は、拗ねたような言い訳でもなく、ただどうでもいいという率直な感情が顕れ
ていて――フランはほんの少しだけ驚いた。

「――そんな事言って構わないのですか?」
「ん? やん、フランちゃんってば……チクっちゃうの?」

 そう言って、いたずらな子猫のように綺麗な色の目を細めながらフランの瞳を覗きこむ。
 脅迫ではなかった。少なくとも明確な意思を持った脅しではない。地面にゴミを捨てるのを、そうするのだろうと思いつつも咎めるよう
な、そんな軽い、薄っぺらい問いかけだ。どうにも据わりの悪さを憶えながら、もう少しと会話を推し進める。

「いえ、そんな事は。ただ、つくづく太陽の王様には手こずらされるな、と」
「んー、そうかもね。……ところで、フランちゃん。さっきから、まどろっこしくない?」
「何の、ことでしょう」

 唇を尖らせながらの言葉は、ごくごく自然に返ってきた。やはりほんの少し咎めるようなその言い方は、フランが進むべき場所に辿り着
く前に絡め取られたことを意味している。予想していなかった返答に一瞬フランの思考が凍りつき、悟らせまいとして反射的に飛び出した
言葉に、思考の方が一歩遅れた形になる。 ちぐはぐな様子を見て取ると、ドミナの方はくすくすと笑いながら、すっと一歩前に出た。

「んー、フランちゃんは正直でかわいいね」
 威圧感のない、言葉とは裏腹に気分の抑揚を感ぜられない瞳に覗きこまれて、フランは反射的に一歩後ろに下がる。
「さっきから私のガンちゃんに随分とご執心みたいだね。それなのに自分から切り出さないのは、ずるいんじゃないのかな?」

 今思えば少しわざとらしすぎたかもしれない、とフランは思いながら、視線を外して歯噛みした。見透かすような視線を外せばぐるぐる
と頭の中でまわるのはきっとあっただろう自分の不手際で、それが思い当たらないと、こんな事になるのもガイちゃんのせいじゃない、と
今は好き勝手に気分転換をしているだろう亜人に心の中だけで悪態をついた。

「……わかりました」
289めだまじょ:2008/09/23(火) 18:36:05 ID:N+ijUlMW
 しかし、いつまでも悪態だけついているわけにはいかない。皇子を処理しなければ、今度は踏んだり蹴ったり。
 特にしてやったりという雰囲気もうかがわせないドミナを、やはり気味が悪いと感じながら、それが今自分がいるような仄暗い世界で必
要なものなのだろうかと考える。
 どのようにすれば、こんな風に振舞えるのだろうかと。
 ――しかし。

「実は、その太陽の王様について厄介なことになりまして――」
「うん、知ってるよ」
「――え?」

 その答えは、あっさりと別の場所からあらわれた。

「だって、随分前からずっとガンちゃんを遠目から監視させてるからねー。気持ちよく落ちていったよね」

#################################


「だって、随分前からずっとガンちゃんを遠目から監視させてるからねー。気持ちよく落ちていったよね」

 ――こ、こいつ!
 思わずその瞳を歪ませて、ぎりぎりと歯を鳴らしてしまう。余裕ある態度のわけだ。腹の内を探るも何もあるわけがない、だって最初か
ら全て知っていたのだから。という事はつまり、自分に近付いてきた時点でこうなる事を予測していたということ。私が何とか使役獣を使
わせようと四苦八苦している最中に、この魔女は何もかもわかった上でほくそ笑んでいたんでしょうね。

「……何が目的ですか」

 橋から突き落とされた場面を見ておいて、敢えて接触するのだ。何を言わんかや、である。
 両手を後ろ手に組んで微笑みかける魔女に、改めて問いかけてみる。気がつけば上司である妖女と相対した時のように、汗でじっとりと
服が背中に張り付いてしまっていた。得体の知れない亜人達を相手にするのとはまた別の、真綿で締め上げるようなゆるゆるとした不快感。

「時間が欲しいな!」
「時間……?」
「せっかく捕まえるのに、すぐに引き渡しちゃうんじゃ面白くないなー、って思って」

 私は思わず目を剥いてしまった。せいぜい強化兵団の端を使うとか、体よく私の能力を利用されるのだろうと思っていたんだから、当然。
彼女が言っているのはつまり、身柄を暫く預かりたいということなんでしょう。けれどもアンナローゼがそれを知っていれば、目の前の魔
女だってしらばっくれるわけにはいかない。
 その時間稼ぎを、私にやれと?

「そんなこと……!」
「無理かなー?」

 憎らしいほど可愛らしい笑顔だった。わざとやっているなら悪趣味だし、わざとでないなら本当に大したもの。つくづく普通じゃない、
アンナローゼと関係があるからか、魔術師だからなのか。
 多分、両方なんでしょう。

「……無事ではすみません」
「そうは思えないなー。別に相手が拾うわけでもないんだよ? ちょっとばかり『崖から落ちて行方知れず』ってなるだけ。フランちゃん
なら、それができるんじゃないかな? ねー」

 冗談じゃない!
 そんな間抜けな報告をつらつらと並べ立てておいてただで済むような慎み深い女性なら、本の独特のかび臭い空気漂う場所から離れた、
こんなところで人間ならざる者達と関係を持つことになんてならなかったでしょうに。目の前の魔女がそれを知っているのか知っていない
のか知らないけれど、恐らくどうでもいいんでしょう。
 とんでもない話、私の未来のためにも譲歩を引き出さなければ。……それに彼女だって出来ることなら、機嫌を損ねるような真似はした
くないはず。

「そんな事をすれば、露見した時に貴方だってただではすみませんよ」
「そうかな? ……私は別に、アンナローゼの部下じゃないもーん」
「……っ」
290めだまじょ:2008/09/23(火) 18:37:25 ID:N+ijUlMW
 しかし私の予想に反して、彼女の反応はこれ以上の譲歩を受け容れない、きっぱりとしたものだった。
 やはり魔術師というものは、正気ではやっていられないものなのかしら?

「私は、アンナローゼの客人だもんねー。でもあなた達は違う。バレた時に困るのは、あなた達じゃないかな」

 違う。
 確かに私達と目の前の魔女とアンナローゼの関係は、無視できない違いはある。私達はアンナローゼ直轄のお抱え部隊――といえば聞こ
えはいいが、その正体は改造されて人でなくなった者達が無理矢理アンナローゼに使役されているだけに過ぎない。……中には、ちょっと
例外もいたりするけれど、基本は奴隷みたいなもの。それに対して、このドミナという魔術師なんかは、どちらかというと客人の扱いだ。
それに一山いくら程度の私達みたいなのと違って、腕の立つ魔術師は即切り捨てるというわけにはいかない。同じ問題を起こしたとしても、
確かにその扱いには差が生まれると考えるのが普通かもしれない。
 加えて、あなたが手を出さなければあなたも破滅、という水際防衛に関してはお互いの立場が完全に封じている。私が太陽の王様を見逃
せば人生一発終了モノだけれど、目の前の魔女が見逃したところで何の不都合もない。多分使役獣に関しても『尾けさせてなかった』と答
えるだろうし、そういう風に逃げられるように動いているだろう。
 でも、違う。

「……くっ」
「どう?」

 そんな考えがアンナローゼに通じるという、そういう考え方がそもそも間違っているのだから。単に宮廷を支配する妖女などという存在
ではおさまらないことを、この魔術師が知らないはずがない。あの形容し難い恐怖と不快感の塊は、直接関わった者なら誰もがわかるはず。
理屈や交渉なんてものがロクに通用するなら、あんな女一匹に月公国が突き崩されることはなかった。
 ――結局のところ。
 そのアンナローゼの不興を買うことになろうとも、興味を持ったものには手を出さずにはいられないという魔女の好奇心そのものが異常
すぎるんでしょうね。そんな人間に、私が使う交渉なんてものが通用するはずはないのだから。
 観念するしか、ない。

「……わかりました。ただし、余計に危ない目に遭うのは御免こうむりますから」
「うん、いいよ。それじゃ、早速ガンちゃんを動かすねー。……」

 そう言うと、目の前の少女はふと何かに気が付いたように、もう一歩こちらへ近付いてきた。さらに背伸びされ、顔がぐぐっと近付けら
れる。
 思わず得体の知れない感覚を憶えて一歩下がると、それに合わせたように右手を差し出してきた。今しがた私の顔があった場所に、人差
し指と中指をくっつけて、まるで何か摘むように手を動かすと、

「カワイイ、目玉だねー」

 ぐちゅりと、聞こえないはずの音すら立てて三本の指で空を握り潰した。

「何を!」
「あはは、冗談だよー。それじゃあね」

 ――何が冗談なものか。
 ころころと笑いながら背中を向けて離れていく魔女を見て、無意識に安堵のため息がこぼれ出た。ふと額に手をやれば、たった今の事だ
けで冷や汗がふきでてしまっている。やはり有力な魔術師なんていうものは、ロクなものがいない。今後魔術師と会うようなことがあれば、
出来る限り関係を持たないようにと心がけよう。
 そう決意して、今しがたの出来事を追い出してしまおうと頭を振った。
291めだまじょ:2008/09/23(火) 18:38:00 ID:N+ijUlMW
「……それにしても、可哀想に……」

 自然、頭に出てくるのは太陽の王様のことだった。
 生まれた時、夜であるにも関わらず太陽が落ちなかったとされる伝説的な逸話からつけられた『太陽の皇子』。魔術的なことは専門では
ないけれど、その神秘性は多分に垂涎ものではあるはず。それについ最近判明したことではあるが、彼の持つ剣は太陽剣と呼ばれて、これ
がまた特別な力を持つものであることが推測されている。エスカティア様が持つ月剣ラヌーラと関係があるのだろうか、それとも国の関係
を考えて、太陽剣と呼ばれるようになったのか。
 何にしても、研究材料にならないとは思えない。それにあの得体の知れない魔女のことだから、何をされるのか……。

「素直にアンナローゼに捕まるよりはマシかしら」

 ふと、そんな事を考えてはみるが、どっちの顔を思い浮かべても嫌なものしかこみ上げてこない。強いて言えばドミナの方は太陽王国や
人類そのものの敵ではないのだから、そちらの方がマシかもしれない、という程度のものだった。あの魔女が人類のためを思って動くわけ
がないんだから、結局どっちも似たような気はするのだけれど。
 そもそもドミナの方に嬲られたあげく、引き渡された後にアンナローゼにも嬲られるという展開もある。というか、よく考えたらその可
能性の方がよっぽど高いじゃない。

「突き落とされた時、素直に死んでおけば良かったのに……」

 不謹慎だ、という考え方はなかった。あの二人に好き放題されることが決まっているなら、それもまたいいのでは? と本気で思う。少
なくとも地獄なんてものを見る前に、英雄として死ぬことは出来ただろうに。
 何より私が、こんなに気苦労を負わなくても済んだでしょうに。
 手傷を負いながらも口から漏れる吐息自体は安定し始めた皇子は、本当なら苦しいのだろうけど、私には安らかに眠っているようにも見
えた。陰鬱なものよ。

「……はぁ」

 いっそ魔女に回収させた時点でアンナローゼにチクることも考えたけれど、取引自体を無碍にすると魔女が私に何をするか分からない。
アンナローゼが私を惜しいなんて思うこともないでしょうし……。何で私がこんな中間管理職みたいな真似事をしなければならないの?
ただでさえ強化兵団達と、アンナローゼの間を持つだけで色々なものが潰れそうなのに! 理不尽じゃない。 

 違う目が、戦場を回り込んで崖の上へ辿り着く使役獣の動きを捉えた。その体を以って、苦にもせずに崖下へと飛び降りて太陽の王様を
回収してしまうのだろう。太陽王国軍は身動きが取れないし、月公国軍がくるにしてもまず崖上だ。飛び降りられない人の身では時間がか
かるし、飛行戦力は太陽王国軍のお株だし。
 安堵するべきなのだけど、これから先に待ち構えるアンナローゼの時間稼ぎという無謀そのものな行為に思い当たるだけで酷く陰鬱でた
め息が出る。
 どっちにも肩入れする筋合いはないんだから、自分の身が危なくなるまで何とか時間を稼いで、ある程度稼いだら限界が来る前にさっさ
と暴露してしまおう。そう決意して、フランはとりあえずの自分の仕事に戻ることにした。

「……はぁ」
292名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:41:47 ID:N+ijUlMW
今回ここまで。
はっきり言って前置き長いのはフラン可愛いよフランをやりたかっただけ。
ぷるぷる震えてるのがこれほど似合うネームドがかつていただろうか
293名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 15:23:35 ID:Coo3KV9c
読みにくい上につまらねえな
さっさとエロ書けよ
294名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 22:07:23 ID:Q6N4su9A
295名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 01:06:32 ID:SulXb383
ギルエンサの夜のお供のエトワール志願
296名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 03:40:26 ID:lSUfzlC3
N+ijUlMWつまんね。どっかいけ。
297名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 04:52:56 ID:yHNNUFJA
保守代わりにはなろう
298名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 17:47:48 ID:uEcjdJad
名乗ってる時点でお察し
299名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 01:13:36 ID:KRKS8vYT
ほしゅ

ショタモノくれよ
300名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 03:05:46 ID:tHBrjH3y
300げtt
自分で書いてもいいんじゃよ?
301名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 20:54:41 ID:i/8QijGD
302名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 20:54:38 ID:IHaaIAEV
最近
303名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 04:42:14 ID:aMtEnJWQ
最近どうしたんですか
304名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 13:31:43 ID:Cic46hX5
生まれたての魔法少女におっぱいを吸わせるシュメール
柔らかくて大きな乳はおいしそう
305名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 17:36:41 ID:T2+UwuSP
いや魔法少女は赤ん坊じゃなくて少女で生まれてくるだろう…

だからいいのか
306名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 23:41:21 ID:A3cIZTwH
俺は右手で乳房を揉みながら更に左手で薄手のスカートの下から手を中に入れ太ももを撫でまわした。
彼女の太ももはムチムチして最高の肌触り。手が太もも内側から脚の付け根に向けて這っていきパンティの股間部分に到達すると割れ目の部分を指で押すようになぞった。
「んっ・・うっ・・んっ・・」彼女は目を閉じたまま唇を半開きにして悩ましげな吐息を吐き・・・・
307名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 04:34:40 ID:J1x6QRpG
わっふるわっふる
308名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 20:26:56 ID:e+auBU3c
アルテイルって個人が日常的にどんな対人関係で過ごしてるのかがよくわからないんだよね
そのせいでエロパロ書くにしてもシチュが思いつかん
309名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 07:11:06 ID:4Bfar7tW
地に足の着いた説明は一切行われていないので
シチュ以前に人物の立場や関連性を全く想像できない罠
大半の駄ファンタジーに共通する事だけれど
ストーリーに生活や経済がからまないと全くリアリティを感じられないわー
310名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 13:13:51 ID:EcE5Z7ZB
もういっそヤッちゃってる場面からの開始でもいいかも知れんな。
311名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 01:07:07 ID:zvtZYicV
アイギナ×ピアースって需要あるか?
と思ったがアイギナって黒の戦乙女だったな……
戦乙女って処女か? それともただの称号だからヤッちゃっててもOKか?
312名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 07:25:52 ID:cNhY3NgM
ピアースって誰よ
313名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 07:48:18 ID:dHygAsEH
改造される前のヴォルアグニだっけ?
314名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 17:04:02 ID:OHx592Wi
アルテイルやってると妄想が止まらないけど筆を起こすほどの気力は沸かない
315名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 12:58:02 ID:fx5sjVuM
ほす

11弾出たあたりからやってないから最近のキャラわからねぇなぁ…
316名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:14:28 ID:nsl5Lf16
なんか太陽王国の王子様が鬼畜化して月公国の女王様を調教し始めたらしいよ>11弾以降
あと勇者(笑)は惚れた女助け出して隠居したらしい
どっちもエロエロな事やってんだろうな、多分
317名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 11:35:10 ID:fzXw7ipm
>>316
太陽王国の王子様の名前が思い出せない…フェルナンドだっけ。
エスカティア様は覚えてるんだが…

なんかネタ的にはおいしそうだなぁ…
勇者様ご一行はハーレム終了か…って、エスリア首ちょんぱされてなかったか?助かったの?
318名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 11:38:56 ID:qRBx82To
>>316
ところで捕らわれの歌姫(笑)を助け出した勇者様(笑)に比べてイベールが何一つ得た物がないのは気のせいか?
319名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 01:47:56 ID:Bqlbixtp
俺が ホッシュだ
320名無しさん@ピンキー
職人マダー?