お姉さん大好き PART5

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1名無しさん@ピンキー
すべてのお姉さん萌えの人々に幸あらんことを。。

過去スレ
お姉さん大好き PART4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163193427/
お姉さん大好き PART3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123263241/
お姉さん大好き PART2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1100864019/
お姉さん大好き
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080659392/

まとめサイト
http://sslibrary.gozaru.jp/


関連スレ
いもうと大好きスレッド! Part3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155733191/

【友達≦】幼馴染み萌えスレ12章【<恋人】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179023636/
2名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:59:40 ID:dNy6ZXJB
前スレからの続きです。
連投になって申し訳ありませんが、即死回避代わりに。
3魔性の姉 第三章:2007/08/05(日) 00:00:37 ID:2IgjOc4O
 湯が撥ねる飛沫の量が増え始めた。
 ペニスと女陰の淫らな交歓はいよいよ佳境を迎えつつあった。
 亀頭が抜き差しされ、雁の段差が通り抜けるたびに華菜は顎を上げて、けだ
もののような唸り声を洩らす。理性が跡形もなく吹き飛ばされて弟の男を求め
る獣性が露になってきたかのようにさえ見える。
 姉の身体は足の先まで真っ赤に染まり、興奮は限界に達している。
 「もう、許して、昭司……」
 と、華菜は遂に泣きを入れた。
 「お姉ちゃん、本当に気が狂ってしまいそう……」
 「発狂するがいいさ」
 と、なおも姉を責めたてながら弟が言う。
 「俺はずっと、お姉ちゃんが好きで好きでいつも気が狂いそうだったんだか
ら」
 昭司は腰を姉の尻肉に押し付け、ぐりぐりと円を描いて削るように抉り込ん
だ。
 華菜が「かはっ」と声にならない叫びを洩らす。
 「どんなことがあっても、もう絶対に離したくないんだ。責めて責めて、俺
なしじゃいられなくなるくらいにまでお姉ちゃんを狂わせるんだ」
 「馬鹿ね」
 と、華菜は最近の口癖を小さく洩らした。
 「もう、とっくに……」
 しかし昭司はその言葉が終わる前に再びスパートをかけ、一挙に姉と自分の
快楽曲線を上昇させた。
 「あっ、あっ、あっ、ああああっ」
 悪霊に取り憑かれたように華菜は身体中をガクガクと震わせる。
 「ぐっ、い、イク、お姉ちゃんっっっっっっ」
 「きてっ、精子をちょうだいっ、昭司っ」
 玉袋が持ち上がって、男根の根元でごぷっ、という音がした。次の瞬間、

     どびゅ、ドビュビュビュビュビュッ

 と激しい奔流が姉の膣内に打ち込まれた。
 第一弾が子宮口を撃った刹那、華菜の意識は空の彼方へ舞い上がり、淫肉口
からぶしゅうううううっ、と潮液が噴き出してくる。その飛沫が弟の顔を打ち、
なおも断続的に洗い続ける。
 とどめを刺されたかのように、姉の女体が弛緩し、尻穴がぽっかりと開いて、
ぴくぴくと収縮した。
 昭司が襞穴からペニスを抜くと、ごぼごぼと泡立った精子が滴り落ちる。そ
れを合図にしたように姉の脚から力が抜けて、ぼちゃん、と大きな水飛沫を上
げて湯船へ沈んだ。
 昭司が姉を抱き起こすと、姉は白目を剥いて唇の端から泡を洩らしていた。
4名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:02:06 ID:2IgjOc4O
今回は以上です。
前回読んで頂いた方、ありがとうございました。
また、スレをまたいでしまいご迷惑をおかけしました。
5名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:05:31 ID:mvZy81PC
>>4
乙&GJ!!
6名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 08:24:03 ID:BKjLFz86
な ん と い う エ ロ ス
7名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 16:22:28 ID:rnb7ra5/
(*´Д`)ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンンンンンンッッッ!!!!!!!!!
さ、最高ですッ!
ディ・モールトGJッッ!!!!!
8名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 00:34:10 ID:okbLKX5G
ぎゅっじょb
9名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 05:53:05 ID:TDnt80gk
>>4
ごちそうさまでした

もうなんていうかなんていうかぃええぁああおっほほほああああああああ…………!!!!!!
10名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 14:48:22 ID:XO06ZBZ5
>>4
スレたて乙
あと勃起が止まらないので責任とってくれ
11名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 15:38:14 ID:IdRP5enK
しまった、仕事中に読んでいたら
ズボンまで染みてきて動けなくなってしまったw
12名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 20:20:21 ID:iCsJOkS+
GJ!
俺も射精管理されたい
13名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 20:43:09 ID:MIjtKBQi
ここの方々的にはヤングアニマルの読み切りとかどうなの
14名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:49:13 ID:zrSP/hGF
 どうも、前スレ889の者です。
 続き書いたけども………
 もうちょいマシに出来るんじゃないかと思いつつそれが出来ない脳に絶望。
 読んでもらえたら嬉しいです。
15名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:50:26 ID:zrSP/hGF
 あの急な告白(?)から一週間。
 特になんら変わったことはない、と思う。
 強いて、変わったと言うならば、姉と接する時の気恥ずかしさが増した。
 ……それくらいだろうか?
 
 
 俺の部屋には無い。いつも置いてある棚にも無かった。どこだ?
 俺は居間でガタガタと棚や小箱をあさっている。
 外では太陽が遠慮なく日光を巻き散らし、蝉さんが大合唱をしている。
 正直暑い。我慢出来るくらいではあるが、太陽さんには是非とも特別休暇を与えたいものだ。
 一応エアコンはあるが、自分一人のために使う気にはならなかった。
 姉が居間に入ってきた。手には洗濯カゴを持っている。
「……あっつくないの?」
 姉の服装はTシャツにホットパンツと、だいぶ肌を出しているがそれでも暑いらしい。
 シャツの裾を結んで臍を出し、ホットパンツもほとんどふともものきわどいところまで見える。
 そこまで肌を露出しても暑いのですか?というか私も一応男なんですが?
「いや、我慢出来るくらいだから……」
「我慢とか、そういう話じゃないと思うけどなぁ……」
 姉が苦笑しながら洗濯カゴを置き、エアコンのスイッチを入れる。
「ところで、何してるの?」
「ん?あぁ、姉ちゃん。耳かき、どこにあるか知らない?」
「え?……あ、ごめん、たぶん私の部屋。前使ってそのままだったと思う。取って来るね」
「あ、いや、別に洗濯物片付けた後でも……」
 俺が言い終わる前にパタパタと居間から出て行ってしまった。
「……ぬぅ」
 別にそんな急がなくても良いんだけど……
 ………あ、涼しくなってきた………………
 ………蝉、元気だなぁ………………
「ごめんねぇ」
 姉が戻ってきた。
「いや……別に謝らずともいいけど……」
「……はい」
 姉が正座をして、自らの剥き出しのふとももをぺちぺちと叩いている。
─?…なんのボディランゲージでございますか?
16名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:52:43 ID:zrSP/hGF
「耳掃除するんじゃないの?」
「うん、そのつもりだけど……」
「じゃあ、ほら」
 再び自らのふとももをぺちぺち叩く姉。
「えっ……と?…どゆこと?」
「してあげる!ってことだけど?」
「いや…一人で、出来
「お姉ちゃんがしてあげるの!!」
「あー…うん…」
 勢いに負けてしまった。そう思う。
 俺が答えた瞬間。姉はまさに「にぱっ!」というような擬音が聞こえて来そうなくらい満面の笑みになった。
 その無邪気な笑顔を見て、今更断ることなど出来るものか!
「ほら、膝枕膝枕」
 渋々と姉のふとももに頭を乗せ
─っ!……柔らかい……
 その柔らかさは俺に姉を意識させるには充分過ぎた。
 後頭部には姉の腹の感触。右側頭部に暖かく柔らかい、まだ少しだけ汗ばんだ姉のふともも。
「それじゃ、動かないでね?」
「ん……」
 姉の指が優しく俺の耳たぶをつまむ。姉の吐息が俺のこめかみを撫でる。
 姉が耳かきで俺の耳の中を優しく、優しく撫で、かく。
 ……気持ち良い…
 それが、姉がしてくれる耳かきの感想なのか、姉のふとももから伝わる感触の感想なのか、分からない。
「結構、耳、きれいだね」
「…耳かきくらいは………よく、自分で…してる
17名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:58:03 ID:zrSP/hGF
ごめん、ホントにごめんなさい。
ガチで投下ミスった………
焦りすぎた……ちょっと冷静なってきます。
一時間くらいたったら最初から投下し直します。
18名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:11:34 ID:/vUcDiqn
投下し直します。
さっきのは………流してください
19名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:12:43 ID:/vUcDiqn
 あの急な告白(?)から一週間。
 特になんら変わったことはない、と思う。
 強いて、変わったと言うならば、姉と接する時の気恥ずかしさが増した。
 ……それくらいだろうか?
 
 
 俺の部屋には無い。いつも置いてある棚にも無かった。どこだ?
 俺は居間でガタガタと棚や小箱をあさっている。
 外では太陽が遠慮なく日光を巻き散らし、蝉さんが大合唱をしている。
 正直暑い。我慢出来るくらいではあるが、太陽さんには是非とも特別休暇を与えたいものだ。
 一応エアコンはあるが、自分一人のために使う気にはならなかった。
 姉が居間に入ってきた。手には洗濯カゴを持っている。
「……あっつくないの?」
 姉の服装はTシャツにホットパンツと、だいぶ肌を出しているがそれでも暑いらしい。
 シャツの裾を結んで臍を出し、ホットパンツもほとんどふともものきわどいところまで見える。
 そこまで肌を露出しても暑いのですか?というか私も一応男なんですが?
「いや、我慢出来るくらいだから……」
「我慢とか、そういう話じゃないと思うけどなぁ……」
 姉が苦笑しながら洗濯カゴを置き、エアコンのスイッチを入れる。
「ところで、何してるの?」
「ん?あぁ、姉ちゃん。耳かき、どこにあるか知らない?」
「え?……あ、ごめん、たぶん私の部屋。前使ってそのままだったと思う。取って来るね」
「あ、いや、別に洗濯物片付けた後でも……」
 俺が言い終わる前にパタパタと居間から出て行ってしまった。
「……ぬぅ」
 別にそんな急がなくても良いんだけど……
 ………あ、涼しくなってきた………………
 ………蝉、元気だなぁ………………
「ごめんねぇ」
 姉が戻ってきた。
「いや……別に謝らずともいいけど……」
「……はい」
 姉が正座をして、自らの剥き出しのふとももをぺちぺちと叩いている。
─?…なんのボディランゲージでございますか?
20名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:14:21 ID:/vUcDiqn
「耳掃除するんじゃないの?」
「うん、そのつもりだけど……」
「じゃあ、ほら」
 再び自らのふとももをぺちぺち叩く姉。
「えっ……と?…どゆこと?」
「してあげる!ってことだけど?」
「いや…一人で、出来
「お姉ちゃんがしてあげるの!!」
「あー…うん…」
 勢いに負けてしまった。そう思う。
 俺が答えた瞬間。姉はまさに「にぱっ!」というような擬音が聞こえて来そうなくらい満面の笑みになった。
 その無邪気な笑顔を見て、今更断ることなど出来るものか!
「ほら、膝枕膝枕」
 渋々と姉のふとももに頭を乗せ
─っ!……柔らかい……
 その柔らかさは俺に姉を意識させるには充分過ぎた。
 後頭部には姉の腹の感触。右側頭部に暖かく柔らかい、まだ少しだけ汗ばんだ姉のふともも。
「それじゃ、動かないでね?」
「ん……」
 姉の指が優しく俺の耳たぶをつまむ。姉の吐息が俺のこめかみを撫でる。
 姉が耳かきで俺の耳の中を優しく、優しく撫で、かく。
 ……気持ち良い…
 それが、姉がしてくれる耳かきの感想なのか、姉のふとももから伝わる感触の感想なのか、分からない。
「結構、耳、きれいだね」
「…耳かきくらいは………よく、自分で…してるから…」
「…気持ち良い?……」
「……うん…」
「良かった……」
 安らぐ。姉の温もり、姉の吐息、彼女の鼓動が、全てが感じられる様な気がして。
─姉ちゃん…俺は………
21名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:16:22 ID:/vUcDiqn
 弟の耳は充分きれいだった。けど、すぐ離れるのが嫌だったから、そのきれいな耳をただかりかりとかいていた。
 さすがに、これくらいだろうか?
 終りの合図の様に、彼の耳に息を吹きかける。
「それじゃ、逆の耳も見せて」
「…………」
 反応が帰ってこない……
「……もしもし?」
 体を曲げて弟の顔をのぞき込む。
 安らかな顔。閉じられた目。少しだけ開いた口。聞こえてくるのは規則正しい呼吸音。
 寝ちゃった…のかな?……
 ………幸せ……うん、幸せ。
 好きな人が私の膝枕で寝ている。それのどこに文句のつけどころが有ろうか?いや、無い。
「ふふっ…」 
 ついつい笑ってしまう。いや、にやけていると言った方が合っているかもしれない。
 彼の耳たぶを摘んでいた左手を首筋に、その指先を顎へ、そして唇へと滑らせる。
 この唇に……キス……しちゃったんだよね………
 告白してから一週間。もちろんその間にキスすることなんかなくて……
─また……したいな……
 ………いい……よね…寝ちゃってるし………
 わ、私は悪くないもん……君がいけないんだよ?…
 自分に対して告白した女の子の前で無防備に寝て、何もされないと思う方がいけないんだもん。
 だから……その…おしおき………
 静かに左手を弟の右頬の下に。右手をこめかみの下に。
 ゆっくりと、慎重に両手を挙げて、顔を持ち上げる。
 それと一緒に、自らも前傾姿勢になっていく。
 ………別に……しちゃ駄目……って…言われてないもん………
 彼の顔が目前に。互いの吐息が触れ合う。
 ……もう…ちょっと………
「ん……うぅ…」
22名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:18:26 ID:/vUcDiqn
 気付けば目を閉じていたみたいだ。
「…ん……ぁ……寝て、た…?」
「ぅ……そ、そうみたい………」
 すぐ上から、姉の声?
 ………あぁ、そうか。姉ちゃんに膝枕されてんだっけ?……道理で柔らかいと………って!?
 首をはね上げて、頭を姉のふとももから離す。
 姉の肌の柔らかさや、暖かさ。それに感じた思いが妙に気恥ずかしく、顔を赤くさせる。
「お、起きたなら逆の耳、見せて、くれないかな?……」
「…うん……」
 ほぼ、反射での返事。
 そうだ、主目的は耳かきであって、膝枕はその過程での事であって、その
「……聞いてた?…」
「なっ、何!?」
 首を曲げ、振り返り見た姉の顔は真っ赤だった。
「逆の耳、見せて?ほら、寝返り寝返り」
「う、うん」
 短い眠りからとは言え起きたばかりだ。どうも判断力が鈍っていたらしい。
 姉の言ったままに寝返りをうつ。
23名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:20:08 ID:/vUcDiqn
 これは……駄目だろ………
 失念していた。姉は今、きわどいホットパンツに、裾を結び臍まで出したTシャツとかなり薄着な訳で……
 今、俺の目の前にあるのは
 姉の臍
 形の良い窪みに、白い肌。それはとても綺麗で、至近距離で見るには刺激が強すぎた。
─駄目になりそうだ……
 右に視線をそらすと……Tシャツを押し上げている姉の胸。
 なんだろう?
 爆乳とか巨乳って言うより……美乳?…いや、もちろん大きい部類だがって、何考えてんだ俺は…
 左に視線をそらすと……あ…もっと駄目だ……
 かなりきわどいホットパンツだから、姉のふとももが見える。
 さらにそのふとももとホットパンツの裾の間から……その…黒い下着がちらっと……
 だけどなにより厳しいのが、その……あの…ま…まん……てか……あそこが………
 近すぎる。いくら服があるとはいえ、この距離で気にしないのは無理だ。
 何も見ないように目を閉じたら閉じたで、他の感覚を意識せざるをえなくなる。
 頬やこめかみから伝わる、ふとももの柔らかさ、暖かさ。
 姉の使う香水か、石鹸か、それとかすかに混ざった汗の匂い。
 頬を撫でる姉の優しい吐息。
 全てが全て、甘美な刺激を俺に送ってくる。
 理性がチリチリと刺激に焼かれ、どうにかなりそうだ………
24名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:22:43 ID:/vUcDiqn
 耳かきは続けているけど、意識は全く向いていない。
 ふとももに弟の頭。
 さっき、ちょこっとだけ見えた彼の顔は赤かった。
 私を意識してくれてるんだったら……嬉しい…
 ……キスは……またいつか……チャンスはある…と思いたい。
 告白して一週間。
 その間にも私の中で弟の存在は、どんどん大きくなっていった。
 一緒にいるときはもちろん、彼が学校に行っているときでも考えるのは彼のこと。
 今どんな表情をしてるのか。
 今どんな話をしているのか。
 どんなタイプの女の子が好きなのか。
 ………好きな女の子はいるのか……
 出来れば私だけ見ていて欲しい。
 贅沢な願いなのは分かる。だけど、願わずにはいられない。
─欲って……恐いな…
 この前までは一緒にいれれば、それでよかった。
 だけど、弟の口から「家族だからとかで誤魔化す気はない」と聞いてから。
 進展する可能性を彼の口から聞いてから。
 どんどん弟が好きになっていく。
 答えは、いつまで待つことになっても構わない。
 一ヶ月でも、一年でも、十年でも、待ち続けよう。
 彼が私を受け入れてくれるなら、私は一生でも、愛し続けよう。
 拒否されたら………
 いや、考えるのはよそう。この幸せに、自分で水を差したくない。
 弟の視線を、吐息を、お腹に感じる。
 じんわりと全身に歓喜が広がる。
 彼の鼻先にあるあそこは………きっと、濡れているだろう…
 気付かれたら……どうしよう…
 襲われる?
 むしろ、このまま襲われてもいい。いや、襲われたいのかもしれない……
 だからこんな服装で、膝枕なんて大胆なことをしてるのかもしれない。
 そう思うと途端に自分がとてもいやらしい女に思えてくる。
 それも弟のせいだと思ってしまうのは、言い訳として、ちょっと、ずるいだろうか?
25名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:25:31 ID:/vUcDiqn
 なんとか平常心を取り戻すことには成功した。
 考えるのは、今、最大の懸案事項。
 姉への返答
 もちろん人に相談できはしないし、する気もない。
 どう言われようと、最終的に決めるのは俺だ。他の誰でもない。
 膝枕、いや、耳かきしてくれているのも、俺を好きと思ってくれているからなのか?
 だとしたら嬉しい。純粋に、そう思う。
 だが、どうしても姉に、家族としての暖かさを感じてしまう。
 考えまい。としても、どうしようもない。
 十数年見ていたものを、一週間で別に見ようとするのは、無理だ。
 しかしそんなことを言ったら、姉をどれだけ待たせなければならないのか。
 まぁ……本音を言えば…姉は、俺の好みに完全に合致している。
 ど真ん中ストレート、とでも言えば良いか?
 いつも姉を見ていたせいか、いつの間にか姉に憧れるようになったんだろう。
 そして、会う女性全てに、姉の影を探していた気がする。
 だけど、なかった。ただ一人、その本人を除いては。
 ………
─そこまで思うようなら、多分、俺の選択肢は、一つしか無いんだろう。
 だけど、その一つは、重い。軽い気持ちで選んではいけない一択。
 後悔なんか、したくない。
「姉ちゃん」
「……なに?…」
「答え、時間かかりそう……待ってて…もらえるかな?」
「……うん…………はい、おしまい…」
 耳に息が吹きかけられる。
 俺は、起き上がる。
「ありがと……いつまで、待っててもらえるかな?」
「……いつまでも、ずうっと、待ってるから」
 姉の、笑顔。
─やっぱり、選択肢は一択なんだろうな
 そう、思った。
26名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:29:23 ID:/vUcDiqn
 投下終了です。
 今回も自信が無いのと、さっきの投下ミスで嫌な汗が止まりません。
 ダレカタスケテ……
27名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 02:25:01 ID:Iasdo1qX
GJ! GJ!
お姉ちゃん可愛いいし、膝枕の内包するエチさの描写がたまりません!
28名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 03:19:51 ID:ofsYXmjT
滅多に他を褒めないこの俺が最大級の賛辞を送ろう!
GJ!!!

他の登場人物を出さなかったのが、姉弟の関係性を深く描き出すためには、かえって
良かったみたいだね。
29名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 12:09:47 ID:cr+0dp1E
GJGJ!
いいなぁ姉ちゃんいいなぁ(´・ω・`)
30名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 19:35:46 ID:HfR5IUBJ
GJ!!!
内面の描写が丁寧でイイ!
先を急がない展開も好印象
続き期待してます!
31名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 21:32:58 ID:1P5BRSmo
>>26

ちぃっ!

相変わらずこの姉は俺を萌え殺してくれる!


貴方に最大限のGJを贈らせて下さい
32名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 05:42:54 ID:T3u2U/DN
>>26おま・・・あんたの文章のうまさのせいで、耳掻きの話なのに最大勃起しちまったよ・・・
GJ!!
33名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 06:50:51 ID:KSytegKf
>>26
俺の耳かきで姉ちゃんの耳をかいてやりたいのぜ
34名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 13:58:16 ID:uYXkJ05y
wktk
35名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 18:02:18 ID:rpT4n1Xo
スレチかもしれんがロリ姉とショタ弟で作れないものか
36名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 16:43:01 ID:8y3YeDU9
久しぶりに、前スレ>>838の続きを貼ります。
これまでのあらすじを下に書いておきます。


【あらすじ】
俺は受験生。しかし勉強に手が付かない、ダメ受験生だ。
生まれてこの方、女と付き合ったことなど無く、キスの経験さえ無い、冴えない童貞だ。
毎日、自らの手で、自らのモノを擦り、自らを慰めている。

俺には姉がいる。俺は姉に「ヒロ」と呼ばれている。もしくは「あんた」だ。
ナイスバディで勉強もできる、しっかり者の姉だ。
しかし、性格には、かなり問題がある。俺は、彼女がいないことをからかわれ、
童貞であることをからかわれ、キスさえしたことないのをからかわれ、
部屋の押入れに隠してある大量のエロ本のことをからかわれる。
風呂上りは平気でTシャツとパンツだけの姿でウロウロするくせに、
それを見てると「私のこと見て勃起なんてしたら承知しないから」てな感じに怒られる。
いつも姉は、俺に対してセクハラ三昧なからかい方をしてくるのだ。
正直、俺は姉ちゃんが苦手だ。

ある日、俺はズボンとパンツをずり下ろし、机に向かってエロ漫画を見ながらシコっていた。
「姉モノ」のエロ漫画だ。漫画のストーリーは、こうだ。
弟の自慰を目撃しちゃった姉は優しい姉で、弟の自慰行為を手伝ってあげる…。
まさに姉モノのエロ漫画の王道だ。漫画の中の”お姉ちゃん”は、可愛くて、優しくて、
うちの姉ちゃんとは大違いだ。うちのも、こんなのだったら良かったのに。
俺は、その漫画を読みながら自らのモノを擦り上げ、快感を貪っていた。

しかし、それを姉ちゃんに目撃されてしまった…。
37名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 16:45:46 ID:8y3YeDU9
(前スレ>>838の続き)

「ねぇ、ヒロ〜。今、何してたのかなぁ〜?」
姉ちゃんはニヤニヤした意地悪な顔で近づいて来て、俺の股間を覗き込んだ。
「下半身丸出しでアレをシコシコしてたんだよね〜。お楽しみの最中にごめんね〜」
俺は恥ずかしさで死にそうだった。

「これは何かな〜?」
姉ちゃんは机の上のエロ漫画に気づき、手を伸ばした。
「姉ちゃん、それは…」
俺は慌てて止めようとするが、姉ちゃんに取り上げられてしまった。
ズボンもパンツも足首のところまで下げた状態では、動きづらい。
俺はあきらめて、先にズボンとパンツをはくことにした。

「わ、何これ、エロ〜い。あんた今、これ見ながらシコってたんだ」
ニヤニヤしながらページをめくる姉ちゃん。
「うわ…ちょっと…何これ。お姉ちゃんが弟の一人エッチ手伝ってるじゃん…。
それどころか最後までやっちゃってるし…」
よりによって姉モノのエロ漫画読んでるときに見つかっちまうなんて、
俺は本当についてない。

「もしかして、あんたも私に、こんなことされたいと思ってるわけ?うわ、最悪」
「そんな訳ないだろ!なんで姉ちゃんなんかに」
「嘘ばっかり。ほんとは毎日、姉ちゃんのこと考えながらシコってるくせに」
「違うよ!」
「私がいっつもTシャツにパンツだけでウロウロしてるから、欲情しちゃってるんだ」
「だから違うって!」
「正直に言いなよ。私とやりたいんでしょ?」
「勘弁してくれよ。誰が姉ちゃんなんかと…」
「もう、素直じゃないんだから〜」
「ふざけんなよ。姉ちゃんなんかに興味ねぇよ!」
「じゃあ、証明してみせなよ」
「証明って言われても、そんなもん証明しようがないだろ」
「あんたが本当に興味が無いのかどうか、私が試してやるよ」

そう言うと、姉ちゃんは自らのTシャツのすそをつかみ、一気にめくり上げ、
一瞬にして脱ぎ捨ててしまった。

(つづく)
38名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 16:47:11 ID:8y3YeDU9
>>37の続き)

姉ちゃんの、大きくて形のいい胸が、俺の目の前に、さらけ出される。
ボリューム感のあるバストが、俺の目の前で揺れている。

「ほらほら〜。ヒロに姉ちゃんのオッパイ、見せてあげるよ〜。
興味無いんだったら、こんなの見ても何ともないよねぇ〜?」
姉ちゃんは自慢げに胸をはり、女性のシンボルとも言える二つの膨らみを、
俺の顔の前に突き出して、ゆっさゆっさと揺らしてみせた。
俺は、姉ちゃんの胸に、目が釘付けになってしまった。

なんて大きな胸なんだ。それに、なんて形の整った、美しいバストなんだ。
しかも今、それが俺の目の前で、ゆっさゆっさと揺り動かされている。
見ているだけでも、手に取るように重みや、触感が伝わってくるようだ。
乳首と乳輪も、妙に生々しく、しかし決して下品ではなく、その存在感をしっかりと示していた。
今すぐにでも、むしゃぶりつきたくなるような、素晴らしい造形美だ。
姉ちゃんの胸。それは、まさに俺の理想のオッパイだった。
俺の心臓はバクバクと激しく鼓動し、股間のモノも一気に膨張してしまった。

「はい、ここまで〜」
そう言うと、姉ちゃんは両手で胸を隠してしまった。
なんてことだ、もっと見ていたいのに…。
落胆の色をさとられないよう取り繕う俺に、姉ちゃんは言った。

「あんたホントは、姉ちゃんのオッパイ見たくて仕方なかったんでしょ?
揉んだり、しゃぶったりしたくて仕方なかったんでしょ?
こんなエロい体の姉ちゃんと、やりたくて仕方なかったんでしょ?
あんた、もっと自分の気持ちに素直になりなよ〜。
姉ちゃんとエッチなことしたいって、白状しちゃいなよ〜。
正直に言ったら、もっと見せてあげてもいいんだよ?
あんたの態度次第では、それ以上のことしてあげてもいいんだよ?
どうする?このチャンス逃したら、一生後悔しちゃうよ?」

姉ちゃんは、珍しくちょっと真剣な顔つきで、俺の顔を覗き込んでいた…。

(つづく)
39名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 20:42:50 ID:3OVqrQpO
wktk
40名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 00:02:11 ID:g7g48XmY
wktkするぜ
41名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 22:25:33 ID:Glih+R/1
42名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:27:13 ID:f8vs1UMF
age
43名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:40:22 ID:M6k70Isi
何故にここまで過疎なのか・・
それはともかく投下いきます


 柴栄治に姉という存在が出来たのは、八歳の時のことだった。シングルマザ
ーだった母の結婚相手の連れ子――それが円だった。「かわいいー!」と当時
中学生だった円に頭を撫でられたのが、やけに気恥ずかしかったのをよく覚え
ている。
 母が交通事故で死んだのは、その六年後だった。
「栄治……家を出てさ、あたしと一緒に暮らさないかい?」
 円がそう言ったのは、その四年後、二週間前のことだった。
「あんなろくでなし放っておいてさ、あたしと暮らそうよ。栄治だって、そっ
ちのほうがいいだろう? な?」
 父は母の死後酒と女に溺れ、円はそんな父を快く思っていなかった。それは
栄治も同じだ。
 七つ年上の円は大学卒業後フリーライターになり、まずまずの収入はある。
それに母が死んだ時の保険金を合わせれば、姉弟二人で住むのは十分可能だ。
 栄治はさして悩むこともなく円と暮らすことを選んだ。
 そして順調に適当な物件を見つけ、早速そこで暮らし始めたのだが、
「栄治ぃ……あんた料理もできないでどうするのさ。やれやれ、年が離れてる
からって甘やかしちまったかねえ」
「栄治ってさ、ひょろっちいよね。男がこんなんじゃ頼りないよ」
 円は弟が肉体的にも、精神的にも軟弱なのに辟易し、「男を磨け」と栄治に
家事その他、何故か運動まで鍛えるように言った。
44名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:44:35 ID:M6k70Isi
「なーな、はーち……」
 普段は子供の無邪気な声が響く春の公園に、その日は喉の奥から搾り出した
声が響いていた。声の主はつい先日高校を卒業したばかりの青年だ。彼が何を
しているか、否、何をさせられているかというと、肌寒い早朝から公園の鉄棒
で懸垂だ。
 栄治が球のような汗を浮かばせて懸垂に励んでいる隣では、彼にそれを強い
ている張本人である姉の円が鉄棒によりかかって欠伸をこぼしている。
「きゅ、うぅー」
「おら、腑抜けんな!」
 無防備な尻を叩かれ、栄治は飛び上がるように十回目を終えた。
 限界といった風に鉄棒から下り(落ち)ると、ぜいぜいと必死で酸素を取り
込んでいる。
「情けないねえ。もうギブアップかい」
「そんなこと言ったって……」
 円は長い茶髪をかき上げ、さも呆れたと言わんばかりに溜息をついた。地面
に這いつくばる栄治の姿は、なるほど確かに情けない。
「やれやれだよ。ほら、立ちな。ベンチまで行くくらいできるだろう? あん
た限界みたいだから、しょうがねえ、あたしが代わりにジュース買ってきてや
るよ」
 円の手を取って立ち上がる。彼女は女性にしては背が高いので、視線は栄治
とそう変わらない。
「あ、ありがとう」
 礼を言ったときには、円はすでに栄治に背を向けていた。姉の背中を見送り
ながら、栄治はベンチにどさっと座り込んだ。
 右手がやけに熱いのは、懸垂だけが原因ではないだろう。
 これまで何度か、シスコンだと揶揄されたことがある。その時には反駁する
のだが、実のところ自覚はしていた。円は栄治にとって、最初は年上の友達だ
った――憧れの対象だ。それが段々と家族の一員になっていった。しかしそれ
でも出遭ったころに抱いた想いは、倫理観に塗りつぶされることなく、今でも
栄治の胸に息づいているのだ。
45名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:45:41 ID:M6k70Isi
「栄治! あたしは仕事してっから、風呂掃除して夕飯作ってよ」
 筋肉痛に苛まれる栄治が「えぇ〜」と不満の声を漏らすと、円はスカートか
らすらりと伸びた足で背中を踏みつけてきた。
「いたっ、姉さん重い……」
「あア! 何だって?」
 円は太っているわけではない。むしろ学生時代には陸上をやっていたせいか、
引き締まったボディラインをしている。だが筋肉質で背丈もあるため、見た目
以上に重いのだ。
「グダグダ言ってないで! さっさと! 動く!」
「わかっ――」
 栄治は顔を上げて視界一杯に円の足の付け根、淡いピンクの下着が広がって
出掛かった言葉とともに息を呑んだ。さらに言えば、生唾もいっしょに飲み込
んでいた。
「わかったらとっとと動くッ!」
「お、おう!」
 栄治はバネ仕掛けが如く跳ね起き、円から目を反らしたまま風呂場へ駆け込
んだ。
 どこをどう見たところで美形とは言いがたい栄治とは明らかに異なる、円の
非凡な器量は密かな自慢であった。欲を言えばもう少し人を労わることを覚え
て欲しいものだが、他に言うべきところはないと思っている(身内贔屓が含ま
れているのは否めないが)。
 特に二人並んで歩いている時など、似ても似つかぬ外見から恋人に見られる
ことも度々で、それは女性経験に乏しい栄治にとって唯一の甘い青春のひとと
きだった。


 栄治の作った夕飯を、円は「美味い美味い。上達したじゃないか」と言い、
心底美味そうに食べてくれた。姉の率直な物言いは嬉しくもあるが、くすぐっ
たくもある。
「ごちそうさん。美味かったよ」
 円は食器を片付けると、円自らが選びに選んで購入したソファにどかっと座
り込み、手招きで栄治を呼んだ。
「何?」
 返事の代わりに、ふわりと円の両腕が栄治を包み込む。
 栄治は敢えて抵抗もしなかった。誰にも話したことはないが、円は時折こう
して弟を抱きしめるのだ。
「姉さん……俺もう大学生だぜ?」
 しかしながら、やはり姉に抱かれるというのは羞恥心が伴う。
「だから何さ? 弟を可愛がるのに歳が関係あるもんか。どうせ誰が見てるわ
けでもなし。黙って抱かれてな」
 それ以上は何も言わず、姉に身を委ねた。
 そっと、花を慈しむように円の手が背中を撫ぜる。背筋の感触を指先で堪能
しつつ、頬に頬を摺り寄せてくる。
「やっぱり男の子だね。ちょっと鍛えればすぐ変わる」
 円が囁くと、顔に暖かな吐息がかかった。夕飯に出たハンバーグの匂いがし
た。
「筋肉が張ってる……無茶させたかね」
 円はするりと栄治を離すと、名残を惜しむ彼を尻目にソファから立ち上がっ
て「うーん」とひとつ背伸びした。
「栄治が洗ってくれた風呂に入るかねえ」
「あ、うん。もう沸いてるよ」
 口惜しいのを態度に出さないよう、わざとすげなく言って栄治はソファに座
った。しかしすぐに、手首を掴まれ引き起こされる。
「何を言ってるのさ? あんたも一緒だよ?」
 あまりの言葉に唖然としてしまった栄治は、反駁することすら忘れた。
46名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:47:25 ID:M6k70Isi
 垢すりが背中をこする。なんのことはないはずのその感触も、姉がそれをし
ているともなればもう“なんのことはない”とは言い難い。しかもその姉の肢
体を覆うものが濡れたバスタオル一枚ともなれば尚更だ。
 おそらく注意深く見れば、乳房の形もはっきりわかるだろうし、その先端も
見て取れるはずだ。栄治はそれを無理やり意識の埒外に押しやった。
「直接見るとよくわかるね。ふふ、あたし好みの体つきになったじゃないか」
 ふと垢すりとは似ても似つかない感触が背中を這う。
 柔らかな弾力のある肉の感触。円に抱きしめられる時、いつもその感触を意
識していた栄治にはすぐにわかった。乳房、だ。
 先端の突起の感触まで手に取るようにわかる。泡を伴った円の豊かな乳房が
背中をぬらぬらと這っているのだ。
「ね、姉さん」
 栄治の股間に乗っていたタオルが押し上げられる。それを待っていたかのよ
うに、円の白くたおやかなな指が栄治の固く尖った肉棒に絡められた。
「う……」
 思わずくぐもった声を上げると、円は愉しそうにふふ、と笑った。
「返事は予想できるけど……童貞かい?」
「なっ?」
 よもや姉に面と向かって(性格には背中からだが)そんなことを訊かれると
は、夢にも思わなかった栄治は素っ頓狂な声を出してしまう。円はそれも見越
していたか、また喉を鳴らすと、肉棒に絡めた指をその感触を確かめるように
動かし始めた。
「答えなよ。隠そうったって、どうせあたし相手じゃ無理なんだ」
 ならば敢えて答える必要もないのではないか――そうは思うが、今まで聞い
たことのない甘美な色香を放つ姉の声に逆らう気など起きなかった。
「そ、そうだよ」
「ふうん。やっぱりね」
 円は馬鹿にするわけでもなく、ただそれだけ言うと肉棒から手を離し、シャ
ワーで二人の身体を流し始めた。
「出ようか」
 言うが早いか、さっさと風呂を上がってしまった。
 残された栄治はしばし呆然としていたが、やがてのろのろと円に倣った。
47名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:49:09 ID:M6k70Isi
 風呂から出た栄治が身体を拭いていると、先に拭き終えた円は「パンツ穿く
前においでよ」と言った。栄治はどういうことか、あえて考えずにそれに従っ
た。
 円は自分の寝室に栄治を連れ込むと、ベッドに腰掛けるように言った。栄治
も円も、身体を覆うものはバスタオルのみである。
「あたし、あんたに『男を磨け』って言ったよね?」
 栄治は何が言いたいかわからないまま漫然と頷いた。
「思うにさ、家事だ運動だ勉強だも大事だけど……」
 円の手が栄治の股間へ伸びる。
「これも大事じゃないかい?」
 バスタオルを取り払い、露になった肉棒を直に握ると、円はすっと身を乗り
出して栄治の唇を吸った。
 栄治は何かに縛られたように動けず、声も出せなかった。心臓の音が鼓膜を
揺さぶるように大きく響く。
 円は一度唇を離すと嫣然と微笑み、「舌入れるよ。噛むなよな」と言っても
う一度口付けた。
 円の舌が唇を割って口内へ侵入してくる。長い舌が蛇の様に栄治の舌に絡ま
り、さらに歯の一本一本から歯茎まで、口内中を這い回りその味を堪能してい
く。
 肉棒を握る手に力が込められ、それだけで栄治はかつてないほど硬く怒張し
てしまう。空いた手で肩を押されても抵抗できず、あっさりとベッドに押し倒
されてしまった。
「ぷはっ……あ、もしかしてキスも初めてかい?」
 頷くと、円は嬉しそうに頬を杏子色に染めた。
「ふふふ、そりゃラッキー。さ、次は――“女”の味を教えてあげるよ」
 言って円は身体に巻いたタオルをやおら取り払い、たわわに実った両の乳房
と、そこから腰に至るまでのなだらかなライン、そして薄く若草の繁った陰部
を露にした。
48名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:50:43 ID:M6k70Isi
 円は妖艶な笑みを栄治の股間に近づけ、躊躇いもなく張り詰めた肉棒を口に
含んだ。
「ん、むぅ、ちゅぱ……」
 栄治はうっ、と唸り一言「姉さん」と呼んだ。円は視線を上目遣いにしてそ
の声に答えると、口と手の動きを速めた。
「う、あ……」
 早くもぴくん、と肉棒が脈打つと円は口を離した。
「イきたくなったら、イっちまっていいからね。一回でダウンってわけでもな
いだろ?」
 円はそう言うと、今度こそ止めを刺すつもりなのだろう。乳房の間に肉棒を
挟み込んだ。その大きさと張り、整った形。健全な男なら見るだけで垂涎もの
の乳房に挟まれ、栄治の肉棒はびくびくと痙攣した。
 再びそれの赤黒い先端を咥え込み、乳房と舌とで丁寧な愛撫をする円。
「んむ、んん、んぐ……ちゅぷ、はぁ……ぁむ……」
「ね、姉さん――」
 どぷっ、びゅくん!
 言うが早いか、栄治は姉の口内で絶頂を迎えていた。円はそれを全て口で受
け止め、ちゅうぅ、と残りも吸い出した。
 そして耳元に口を近づけ、ぐちゅぐちゅ、ごくん、と栄治が吐き出した精液
を咀嚼して飲み込む音を聞かせた。
「さすが若いだけあるね。濃くて、多くて……」
 唇の端から溢れた白濁液を赤い舌が舐めとり、陶酔した面持ちで詠うように
円は呟いた。お
49名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:52:24 ID:M6k70Isi
「栄治、次は私の番」
 円は栄治の顔に跨り、陰部を指で開いて見せ付けてきた。ぷっくり充血した
クリトリスから尿道、女体への入り口までがはっきりと見て取れ、栄治は生唾
を飲み込んだ。
「テクニックなんて期待してないからさ。好きに弄ってよ。そうしてりゃあん
たのも復活するだろ」
 そうは言われても、栄治は動けない。円はそんな弟の頬を優しく撫でた。
「そんなに緊張するこたぁないよ。これは言ってみれば練習さ。いつか栄治が
女と寝る時、みっともなくうろたえないようにするための練習」
「れ、練習?」
「そう、練習。ふふふ、第一姉弟で本気になっちゃ困るし……ね?」
 練習、これは練習、何もきんちょうすることはない――そう自分に言い聞か
せて栄治は円の秘所に手を伸ばした。
 クリトリスを指先で転がし、円が「ひぅ!」と身体をくねらすのが面白くて
さらに強く愛撫した。
「ううん、そうそう、その調子だよ」
 膣口に弄っていると、ふいに指先が中に取り込まれた。ここが入り口か。今
からここに自分の肉棒が入るのだ。そう考えると、頭が蕩けていくような心地
がした。
 顔を陰部に押し当てると、酸っぱいような変な匂いがした。舌を這わすと、
やはり酸味がした。決して美味ではないが、興奮を誘う味だった。
「あぁん……いい、効くよぉ……あン、あぁ」
「姉さんのここ、凄い」
 とめどなく溢れてくる蜜に、栄治は少し戸惑った声で言う。
「あたしのアソコは正直者なんだよ。早く栄治が食べたいって涎垂らしてるの
さ……な、もういいだろ?」
50名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:54:53 ID:M6k70Isi
 言うと、円は栄治の顔から濡れそぼった陰部を離して天を衝く剛直の上に跨
った。指で固定して、入り口にあてがう。
「筆下ろしの瞬間だ、行くよ」
 栄治が肉を押し分け、円の中に入っていく。心のどこかで長い間この時を待
っていたような、そんな気がする。
 円はゆっくり上下しながら、さらに奥へと栄治を招き入れる。
「どう栄治? 今栄治は姉ちゃんとセックスしてるんだよ? 感想は?」
 円は恍惚の表情ですとん、と腰を落とした。
 蚯蚓千匹とはよく言ったもので、円の膣は幾つもの肉襞が男に絡みつき、一
斉に絞り上げて揉み下ろしてくる。それに溶かされるのではないかと思うほど
に熱くて――
「う、あっ!」
 どくっ、どくん、どぴゅ! びゅびゅうっ!
「――!」
 堪えきれず、栄治は円の中で精を放ってしまった。
 しかし円は――怒るどころか、愉しげに笑っていた。
「おやおや。……率直な感想ありがとさん」
「ね、姉さん。いいの?」
 円は栄治の不安げ横顔を撫でて、笑みを深くした。
「ゴムつけさせなかったんだ。察しなよ。……そんなこと気にしないで、思う
存分、んっ、楽しめばいいんだ」
 言葉の途中から円はまた腰を動かし始めた。真正直に上下するだけだが、そ
れでも十分すぎる快感が栄治の脳髄を駆け巡る。
51名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:55:27 ID:M6k70Isi
「んあ、あぁん……二回も、出したのに……まだ元気じゃないか。いいよぉ、
来る来る!」
 律動が上下から前後へ、そして円を描くようなものへと次々変わる。様々な
角度から弟を味わう肉壺の責め苦に、栄治の僅かに残った理性は溶け切ってし
まい、背徳感も悦楽の波に飲み込まれていった。
 本能に背中を押されるままに、栄治は腰を突き上げ始めた。
「ひぁ! あふぅ、いいじゃない、その調子だよ」
 円は愉悦に形の良い唇を歪ませ、尚も動きを早めてきた。長い茶髪を振り乱
し、男の上で踊り狂う。幾度となく妄想の中に描いた姉の痴態が、今栄治の目
の前で現実のものとなっていた。
「くあ! あっ、あっ、あうぅ!」
 栄治を高みへ押し上げる一方で、円もまた果てが近いようだった。だんだん
と喘ぎが切羽詰ったものになっている。
 前のめりに円が倒れこんで、栄治の顔の両横に手をついた。
 眼前で揺れる乳房に誘惑され、栄治は赤子に戻ったように先端蕾に吸い付い
た。
「ひぃんっ!」
 喉の反らせて悲鳴じみた叫び声を上げる円。その膣がきゅう、と締まる。
 絶頂も間近のここへ来て、二人はケダモノになった。何もかもを忘れて、た
だ互いの身体を貪るようにしゃにむに腰を振り続けるケダモノに。
「あふ。ひぁ、ひぃん……あっ、はっ」
 ずん、ずん、ずん、ずっ、ずっ、ずっ……
 どんどん速まっていく動き。円の膣はぎゅうぎゅうと弟から精を搾り取るべ
く、痛いほどに締め上げてくる。
「はっ、あっ、あっ、あっ、あっ、んあっ! くあアぁぁぁァァぁっ!」
 ――びゅくん! どぷ、どくん!
 達したのは二人同時。円の膣は痙攣を繰り返し、その度に脈打つ肉棒は精を
放った。
「ふうっ……」
 円は満足げな息を吐き、栄治の横に寝転がった。
「……」 
 そして何も言わずに、栄治の頭を抱いた。
 栄治は、幼少の頃何度もそうしたように、姉の柔らかな温もりに包まれて眠
った。
52名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:57:29 ID:M6k70Isi
 栄治が眠ったのを見届けると、円はそろそろとベッドから降り立った。
 立ち上がった足の内腿を、どろりとした液体が伝う。若い熱情を二度もその
膣で受け止めたのだ。流れ出る量から察するに、胎内にはたっぷりと注ぎ込ま
れているのだろう。
 安全日だからと膣内射精させたが、量と濃度がこれだ。……円は白い腹を撫
でた。厭な気は、しない。
 ――これは言ってみれば練習さ。
 脳裏によぎるのは、自らの言葉だ。
 ――第一姉弟で本気になっちゃ困るし……
 円は一度安らかに眠る栄治を見て、それから深く嘆息して、誰にともなく呟
いた。
「困ったなあ……」


                                《了》
53名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 01:11:22 ID:7xc12pce
GJ!
つ、続くのか!?そうならwktk(・∀・)
54名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 11:32:08 ID:ilFLLco9
おおおお、こいつはエロいぜ。
55名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 14:23:49 ID:FZ3uTPCh
続編希望。
56名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 10:20:35 ID:6igGTI2R
GJ!続きはあるの?
5743:2007/08/31(金) 23:51:48 ID:RMl8+1PA
皆さんレスどうも

思いのほか好評だったんで調子こいて続編書いてます
適当に期待したりして下さい
5843:2007/08/31(金) 23:53:17 ID:RMl8+1PA
追記
すぐできるわけじゃないんで職人さん方遠慮なく投下して下さいな
59名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 19:16:10 ID:DkrT5lls
前スレ924GJ!!!
続き期待してます!
60名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 01:49:53 ID:Do4PfkoV
GJ!GJ!GJ!
ネ申が何人も降臨なされてたとは
続編期待してます
61名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 02:14:39 ID:qsU0ncJj
保守
62名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 22:21:54 ID:6X6RfMl/
関連スレが Part3→4になりました、よろしくお願いします o(_ _)o

いもうと大好きスレッド! Part4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188824773/
63鳩 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:09:36 ID:m6k2qXkQ

投下します。保守代わりにどうぞ。ちょいショタ。
64守君の悩み事 1/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:10:30 ID:m6k2qXkQ

 僕の名前は高槻守、今年で○学1年生になった1○才だ。
最近、僕には悩みがある。
それは夜、寝るときにいつも訪れるんだ。
嫌なことではないのだけど、どうも恥ずかしくていつもドキドキしちゃう。
 
 そうそう僕には二人のお姉ちゃんがいる
二人のお姉ちゃんの名前は瑞樹お姉ちゃんと舞姉さん。
瑞樹お姉ちゃんは高校3年生で年は18才、舞姉さんは高校1年生の16才。
二人ともとっても美人で、僕は何度も家の前で告白される姿を見たことがある。
僕の自慢のお姉ちゃん達だ。
でも実は二人とも、僕とは血が繋がっていない。
僕はお父さんの、二人はお義母さんの連れ子。
今から4年前にお父さんとお母さんが結婚してから、二人が姉妹になったんだ。

でも、今は家族みんなで暮らしているというわけではない。
2年前にお父さんの単身赴任に合わせて、お義母さんと舞姉さんも一緒に外国に旅立ってしまったんだ。
舞姉さんはこっちに残っても良かったんだけど、僕と合わなかったせいか、お父さん達についていってしまった。
 少し寂しかったけど、瑞樹お姉ちゃんが残ってくれたから僕は安心だった。
お姉ちゃんはとっても優しくて、いつも僕の事を見ていてくれる。
ただ僕が女の子を家に連れてくると、お姉ちゃんはあんまりいい顔をしない。
すごく不機嫌になるんだ。
何でも女の子はいつも男の子を狙ってるから、気をつけないとセキニンを取らされて大変な事になるんだって。
だからお姉ちゃんが言うように、女の子を近づけちゃいけないんだ。
よく分からなかったけど、お姉ちゃんはいつも僕の事考えてくれてるからこれも本当だよね。
だから僕は瑞樹お姉ちゃんの事が大好きなんだ。

 そうそう僕の悩みの話だった。
僕の悩み、それは毎晩……瑞樹お姉ちゃんが添い寝してくれることなんだ。
一番初めはお父さんとお義母さんがいなくて寂しかったから、僕の方からお姉ちゃんのベッドに潜り込んだのがきっかけだった。
お姉ちゃんは僕を優しく迎え入れて、寝るまで優しく抱き締めてくれたんだ。
それから僕はついつい甘えちゃって、いつもお姉ちゃんと一緒に寝るようになったんだ。

65守君の悩み事 2/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:11:06 ID:m6k2qXkQ

 僕はお姉ちゃんが添い寝してくれること自体は嫌じゃない。
むしろ綺麗なお姉ちゃんが添い寝してくれるのは、とっても嬉しい。
柔らかくて気持ちいいし、いい香りだってする。
でも実は、そこに問題があるんだ。
最近、その……お姉ちゃんに抱き締められると、僕のおち○ちんが大きくなってしまうようになってしまったんだ。

○学校の頃、保険で習ったから知ってるけど、これは勃起っていうらしい……
何でも、大人になった証拠なんだって。
でもなぜか僕は、それをお姉ちゃんに見られるのが恥ずかしい。
だから僕は悩んでいる。
ちゃんとお姉ちゃんに話すべきなのか、それとも秘密にするべきなのか。

 でも僕は今日になって決めたんだ。
ちゃんとお姉ちゃんに言って、一緒に寝るのはもう止める、だって僕はもう大人だからね。

「お姉ちゃん。話があるんだ」
僕はその日の夜、お姉ちゃんにこう切り出した。
もうお姉ちゃんはお風呂から上がって、パジャマに着替えてる。
お姉ちゃんのパジャマは僕が着ているのとは違って、スケスケで裸に近いような奴だ。
昔は僕と同じようなのを着てたんだけど、今は冬なのにずっとこれだ。
お姉ちゃんになんでこんなのを着るのかと聞いた所、守君も大人になれば分かるわ、とはぐらかされてしまった。

「なぁに、守君?早く寝ないと明日がつらいわよ」
 僕はお姉ちゃんを目の前にすると、少し緊張しちゃう。
真正面から向き合っていると、お姉ちゃんの美貌が神々しいほどに感じられる。
流れるように真っ黒な髪、長い睫に縁取られた大きな目、筋の通った小さい鼻に桜色の唇。
僕はあんまり女の人をたくさん知っているわけじゃないけど、お姉ちゃんほど綺麗な人を見たことがない。
おまけにスケスケのパジャマを着たお姉ちゃんのスタイル抜群の肉体が僕の目の前にあるんだ。
学校で友達が持ってきたぐらびあっていうのを見たことがあるけど、お姉ちゃんの体はそれに載ってた人よりも数倍凄い。
しかもその体が間近にあると、甘い香りが漂ってきて僕はくらくらしちゃう。

66守君の悩み事 3/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:11:53 ID:m6k2qXkQ

「あの、実はね……。僕、もうお姉ちゃんと一緒に寝るの止めようと思うんだ」
 僕がそういうと、お姉ちゃんはその綺麗な顔に悲しげ表情を浮かべる。
大きな目が潤んで僕を見つめ、どうしてなのと訴えかけてくる。
その表情に僕の決意も揺らぎそうだった。
「守君、お姉ちゃんの事が嫌いになっちゃったの?」
いつ見ても綺麗なお姉ちゃんの顔が間近に寄せられて、僕は内心ドキドキだった。
大きな目で見つめられると、ドキドキして落ち着かなくなってなる。

「ち、違うよ。お姉ちゃん、その……僕、大人になったから、もうお姉ちゃんと一緒に寝るのはおかしいと思って……」
 慌てて僕は否定する。
お姉ちゃんはほっとしたみたいで、僕の頭を撫でてくれる。
「何いっているの、まだ1○才は子供よ。だから大丈夫、お姉ちゃんと一緒に寝ましょう」
お姉ちゃんは僕をぎゅっと抱き締める。
大きくて柔らかい胸が当たって、僕のおち○ちんが大きくなってきちゃう。
抑えようと思っても、目の前の真っ白な体に包み込まれると我慢が出来なかった。
お姉ちゃんに気付かれないように必死に隠す。

 僕は最後の決断を下すことにした。
どうして僕が、一緒に眠るのを止めるって決めたのかお姉ちゃんに正直に話すことにしたんだ。
そうすれば、お姉ちゃんも分かってくれる。そう思ったんだ。

「お、お姉ちゃん。じ、実はね……お姉ちゃんと一緒に寝ると、……その、僕のおち○ちん……大きくなっちゃうんだ。だから僕、僕……」
 終に言ってしまった。
これでもうお姉ちゃんと一緒に眠ることはなくなる。
ちょっと寂しい気もしたけど、これも大人になったって事、仕方ないことなんだ、そう僕は自分に言い聞かせる。

「ま、守君……」
お姉ちゃんは目をまん丸くして、驚いていた。
そりゃそうだろう、今まで子供だと思ってた弟が急にそんな事言い出したら動揺するに決まってる。
せめて瑞樹お姉ちゃんに嫌われないように、僕はそう願った。

「そういう事なら、早くいってくれればよかったのに」
僕の不安を余所に、お姉ちゃんは優しく微笑む。
「大丈夫よ、おち○ちんが大きくなっても一緒に寝られるわ。大人はみんなそうしているのよ」
 予想外の反応に僕がぼーっとしていると、なんとお姉ちゃんはパジャマを脱ぎ始めたんだ。
あたあたと動揺してる間にお姉ちゃんはパジャマを脱ぎ終えて、僕の方を見つめていた。
67守君の悩み事 4/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:12:45 ID:m6k2qXkQ


「うふふ。さあ守君も服を脱ぎなさい。私がちゃんと教えてあげるから」
お姉ちゃんは僕のパジャマに手を掛けて脱がせようとする。
僕は抵抗するわけでもなく、なすがままに脱がされる。
なんでかって言えば、目の前にお姉ちゃんの綺麗な体があったからだ。しかも全裸で。
ツンと上向いた胸、きゅうっと括れた腰、それに真っ白で柔らかそうな小さなお尻。
本当に綺麗だった。
僕はそれに釘付けで、いつの間にかパンツだけにされていたのに気付かなかった。

「これで最後ね。さあ守君、一緒に大人になりましょう」
 そして最後のパンツをお姉ちゃんは脱がせる。
さすがに僕も抵抗したけど、相手は女の人だ。
乱暴をするわけにもいかず、消極的に身を捩るしか出来なかった。

「……す、凄いわ。こ、こんなの入るかしら……」
 パンツが脱がされ、僕のおち○ちんがお姉ちゃんの目の前に晒し出される。
僕がお姉ちゃんの体に釘付けなのと同じで、お姉ちゃんも僕のおち○ちんに釘付けになっていた。
確かに僕のおち○ちんは大きい。友達と比べてもずっと大きいし、大人の人よりも大きいかもしれない。
そんなことより、僕はお姉ちゃんに凄いって褒められた方が嬉しかった。
お姉ちゃんの顔は真っ赤になって、僕のおち○ちんを息がかかるほどの近さで見つめてるんだ。
お姉ちゃんのそんな表情は見た事がなくて、僕のおち○ちんはさらに硬くなってしまった。

「じゃ、じゃあ始めましょうね。まずは……」
お姉ちゃんは綺麗な顔を近づけて、僕のおち○ちんにしゃぶりつく。
生暖かい口の中に包まれて、疼くような感触が腰中に走る。
くちゅくちゅと音を鳴らして、僕のおち○ちんを美味しそうに頬張る。
何度か僕の反応を伺うように見上げてくるお姉ちゃんの顔がとても可愛いくて、僕のおち○ちんはさらにそそり立つ。
「ん、んん…………ま、また大きくなったの?」
 僕のおち○ちんはお姉ちゃんの口に収まらないほど大きくなってしまう。
こんなに大きくなったのは初めてだった。
お姉ちゃんの綺麗な顔が離れて、僕のどろどろになったおち○ちんが桜色の唇から出てくる。
68守君の悩み事 5/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:13:15 ID:m6k2qXkQ

「これだけ濡れれば大丈夫よね……じゃあ守君、こっちに来て」
そしてお姉ちゃんはベッドに横たわって、僕の腕を引く。
お姉ちゃんの股間はほとんど無毛で、僕の所からはおま○こがまる見えだった。
ピンク色の肉壁がちろっと何度も覗いて、その度に僕のおち○ちんがビクッと反応する。
お姉ちゃんの手がおち○ちんをおま○こに導いて、何度も馴染ませるように擦らせる。
そうすると先っぽから透明な液体が出て、お姉ちゃんのおま○こに塗りこまれていく。

「お、お姉ちゃん。これって……」
これも習ったことがある。
おち○ちんをおま○こに入れる、セックスっていうらしいんだ。
何のためにするんだったかは忘れたけど、とっても気持ちいいって聞いたことがある。
先生は何かに気をつけろって言っていた気がするんだけど……
あのとき後ろの席にいた安藤の馬鹿が喚いていたから、聞こえなかったんだ。

「大丈夫よ。全部お姉ちゃんに任せて」
僕はこくこくと頷く。
お姉ちゃんは頭がいいし、失敗だってしたのを見たことがない。
それに今から起きることに僕は内心わくわくしていた。

「いい子ね。それじゃあ私のここに……」

  くぱぁ。

「…………頂戴」
お姉ちゃんの細い指が、ピンク色のおま○こを押し広げる。
ピンク色の肉が、僕のおち○ちんを誘うようにちろちろと揺らめく。
僕はお姉ちゃんの言葉のまま、そこにおち○ちんを当てる。
どうやら間違ってなかったみたいで、僕が押し当てるとお姉ちゃんはにっこりと頷く。

「いつぅぅぅぅぅぅ」
  ずちゅう。
僕はお姉ちゃんの綺麗なおま○この中に入りこむ。
軽い抵抗感の後、僕は奥のこりこりとした部分までおち○ちんを入れて、腰と腰とをぴったりとくっつける。
お姉ちゃんのおま○この中にあるのがいつもの事みたいに、僕のおち○ちんは完全に収まっていた。
僕のおち○ちんが温かい肉の中で締め付けられ、初めての快感に襲われる。
しかもおち○ちんの先っぽの所が、何か生き物がいるみたいにうねって、僕の先っぽにキュウキュウと絡みつくんだ。
だけど気持ちよさでどうにかなりそうな僕とは対照的に、お姉ちゃんは顔を歪めて必死に痛みに耐えていた。
69守君の悩み事 6/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:14:00 ID:m6k2qXkQ

「お姉ちゃん、大丈夫……?」
 僕は不安になって、お姉ちゃんの顔を伺う。
僕から見ても分かるぐらい必死に痛みを隠す姿を見ていると、こっちまで悲しくなってくる。

「だ、大丈夫よ。私も始めてだったから、ちょっと痛かっただけ……あぅ、大きい」
 お姉ちゃんのおま○この中に始めて入ったのが、僕のおち○ちんだと聞かされると、とても嬉しかった。
それだけじゃない。お姉ちゃんは僕のものなんだ、そういう気がしてきた。
僕の下で痛みに堪える美しい顔も、ぷるんと揺れる大きな胸も、その頂上で可憐に弾むピンク色の乳首も、僕のおち○ちんが奥まで入っている括れた腰も、柔らかい真っ白なお尻も、全部僕の物なんだ。
僕のおち○ちんは僕の考えに同意するように大きくなって、お姉ちゃんの奥深くまで占領する。

「……ふぅ、もう大丈夫。そろそろ一緒に寝ましょう」
少し痛みが引いてきたみたいで、お姉ちゃんはいつもの優しそうな顔で僕を覗き込んでくる。
お姉ちゃんは白い腕を僕の首に回して、自分の方に引き寄せる。
僕は覆いかぶさるように、お姉ちゃんに重なり、柔らかい体に包まれる。
顔が柔らかい胸に当たって、その感触が僕を幸せな気分にしてくれる。

「どう、守君。大人はこうやって一緒に寝るのよ。気持ちいいでしょう」
お姉ちゃんの言う通り、とても気持ちよかった。
上を見上げるとお姉ちゃんの綺麗な顔が僕を見つめ、目の前には柔らかい胸とその頂上にあるピンク色の乳首が美味しそうに揺れる。
僕がそれをペロッと舐めると、お姉ちゃんはくすぐったそうに笑って、おま○こがおち○ちんをきゅうっと締め付ける。
それにいつの間にかお姉ちゃんの足が僕の腰に回されていて、お姉ちゃんの体が僕を包み込んでくれるんだ。
お姉ちゃんのおま○こは、腰を動かしている訳ではないのに前後にうねって僕のおち○ちんを扱き上げてくる。
その気持ちよさに僕は腰の奥から何かが込上げてくるのを感じた。

「お、お姉ちゃん、僕、何か出そうなんだ。そ、その……」
 トイレにいってもいい?
本当はそう聞くべきだったんだけど、僕はそれを言うことが出来なかった。
だってお姉ちゃんに抱き締められていると本当に気持ちよくって、ずっとこのままでいたい、本当に思っちゃったんだ。
70守君の悩み事 7/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:14:32 ID:m6k2qXkQ

「ふふ、いいのよ。それはおしっこじゃないの。だから全部私の中に出していいわ」
 その言葉に、お姉ちゃんが女神様のように見えた。
もちろんいつも女神様みたいに綺麗なんだけど、今のお姉ちゃんは後ろから光が射しているように見えたんだ。
僕はお姉ちゃんに感謝して、おま○この中に出そうと腰を動かす。
お姉ちゃんのおま○この中で動かすと、おち○ちんの出っ張った所がみっちりとしたおま○こで擦れて物凄く気持ちいい。

「あん、あん、あぅ、守くぅん。凄いのぉ、はぁん」
 お姉ちゃんも気持ちよさそうに甘え声を出す。
僕はその声が聞きたくて、何度もお姉ちゃんの中に擦り付ける。
そうすると、おま○こが僕のおち○ちんを抱き締めるように絡み付いてきたんだ。
それがお姉ちゃんのおま○こが、僕のおち○ちんを自分の持ち主だって認めてくれたみたいで、僕は本当に嬉しくなった。

 ちょうどそのとき、奥で出した方が気持ちいい、なぜか僕はそう思ったんだ。
僕はその思いに惹かれて、お姉ちゃんにギュっと抱きつく。
確かに奥に入れると凄く気持ちよかった。

「あぁぁぁ、ふ、深すぎるぅぅぅぅ」
 奥のこりこりとした所におち○ちんを押し込んで、僕は出し始める。
「僕、もう出る……瑞樹お姉ちゃぁぁぁぁん」
 ドピュゥゥゥゥゥ、ドクゥ、ドピュゥ。
 頭が真っ白になったみたいだった。
おち○ちんが気持ちいい感触で麻痺して、何かがお姉ちゃんの中に入っていく度にさらに気持ちよくなる。
僕はくっついたまま、何度も何度もおま○この中に出して、その気持ちよさを存分に味わう。
お姉ちゃんも嬉しそうに笑って、僕をしっかりと抱き締める。

「守君の一杯でてるぅ。もっと、もっとお姉ちゃんに頂戴ぃ」
  ドクゥ、ドク、ドク。
 お姉ちゃんも僕と同じで気持ちいいのか、甘い声で語りかけてくる。
それが嬉しかった僕は調子乗って、腰に力を入れてさらに奥にぐりぐりと擦りつける。
おま○この奥のこりこりとした部分を先端で圧迫すると、そこがひくひくと痙攣して、僕の先っぽを咥え込んだ。
咥えこむと同時にきゅーっとおち○ちんの先っぽに吸い付いて、僕が出した端から奥に吸い込んでいく。
それが気持ちよくって、僕はそこに直接出す。
そうするとお姉ちゃんの体がびくりと震えた。
71守君の悩み事 8/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:15:24 ID:m6k2qXkQ

「え、な、なんで?わ、私、い、いっちゃうぅぅぅぅ」
 お姉ちゃんが叫ぶと、おま○こがびくびくと蠕動して、僕のおち○ちんを吸い上げる。
その快感にまた腰の辺りからこみ上げてきて、お姉ちゃんの奥に出す。
  ドク、ドク、ドク。
 たぶん物凄い量がお姉ちゃんの中に出てる。
  ドピュウ。
 最後の一滴をおま○この中に出した頃には、お姉ちゃんは気絶してしまっていた。
僕も出し切ってスッキリしたら、妙に眠たくなってうとうとしてくる。
僕は目の前にある柔らかくて、弾力があって、温かくて、肌に吸い付いてくる気持ちいい枕にしがみ付く。
今日はとってもいい夢が見られそうだった。


 窓から光が射し込み、ちゅんちゅんと小鳥の囀る音が聞こえる。
朝だ……僕は薄っすらと目を開ける。
冬のせいで肌に当たる空気は凄く冷たい。
だけど今日は、柔らかくて暖かいものが僕の全部を包み込んでいた。
僕はその感触を味わおうと顔を擦り付ける。
お姉ちゃんのくすぐったそうな笑い声が聞こえ、僕は完全に覚醒した。

「おはよう、守君」
 僕は目の前で微笑みかけてくるお姉ちゃんを前に照れてしまった。
裸でくっつき合っていることもあるんだけど、他にも理由があった。それは……
僕はお姉ちゃんからおち○ちんを抜いて、体を離す。
お姉ちゃんのピンク色のおま○こからごぽっと音がして白い液体が零れ、ベッドにシミを作る。

「あらあら。こんなに一杯出したのね」
 お姉ちゃんは嬉しそうにそれを掬い上げる。
細い指には粘々とした白い液体がこびり付いていた。
実はあの後、出したくなってお姉ちゃんの中に出しちゃったんだ。しかも何回も。
たぶん零れてきているのはほんの一部だ。後は全部お姉ちゃんの括れたお腹の中に溜まってるはずだ。
そう思うと、僕はなぜか照れてしまった。
72守君の悩み事 9/9 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:16:05 ID:m6k2qXkQ

「うふふ、いいのよ」
 僕がすまなそうにお姉ちゃんを見ていると、にっこりと微笑んで許してくれる。
「これで……守君の……」
 お姉ちゃんは僕のが一杯入っているはずのお腹を愛しそうに摩り、蕩けきった表情で僕に話しかける。

「守君、これからもず〜〜と一緒よ」

 神々しいまでの美しさで微笑むお姉ちゃんを前に、僕はただ頷く事しか出来なかった。


 その日から僕とお姉ちゃんは、大人のやり方で毎晩を共にするようになった。
夜から朝までずっとお姉ちゃんのおま○この中に入れて、何度も出す。
僕はすっかりそれに嵌まってしまい、いつもいつも夜が楽しみでしょうがない。
お姉ちゃんも同じみたいで、とっても機嫌がいい。
僕が女の子と一緒に遊んでいても何も言わなくなったし、僕の好きな物もよく作ってくれるようになった。

 でも最近、お姉ちゃんがちょっと可笑しい。
一人でお腹に手を当てて幸せそうに笑ってるし、今までは嫌いだったレモンとか酸っぱい物も進んで食べるようになった。
そうそう、前よりも沢山食べるようになった気もする。

 お姉ちゃんには何度か理由を聞いてみたんだけど、もう少ししたら教えてあげる、と笑いながらはぐらかされてしまった。
でも本当はそんなことどうでもいいんだ。
悩み事も解決したし、お姉ちゃんとはもっと仲良くなれた。

 大人って本当に最高だよね。


 守君が大人の悩みを抱えることになるのは、もう少し先のお話。


                                       たぶん続かない。
73鳩 ◆VcLDMuLgxI :2007/09/04(火) 21:16:47 ID:m6k2qXkQ
投下終了。
74名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 21:27:17 ID:Uek9VkgS
HR!HR!HR!HR!
75名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 22:59:16 ID:vdAut3z9
GJ
やっぱりあんたのはエロイね
邪神は止めたようでなにより
76名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 06:45:29 ID:+NpYwz5e
GJ!
エロいお姉ちゃん最高!
77名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 15:44:19 ID:yOKKCLwx
GJ!
最後に舞姉さんが乱入してくるとおもってたけど名前だけ登場でしたか。。。
78名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 15:54:12 ID:Wyai2V54
この中でKissXsisの1巻買った奴ちょっと挙手しろ

79名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 00:48:30 ID:VjNOVvXE
>>73
テラGJ!
80名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 19:29:19 ID:NKSRnKWR
>>19-25の続きまだかな・・・
(´・ω・`)
81名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 20:43:30 ID:c/dsvR5J
オレも待ってる
(´・ω・`)
82名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 02:18:46 ID:5ry6c7pY
KissXsis欲しいが、近くの本屋に売っていない・・・
あいぶれーしょんもあっとほーむろまんすも売ってないorz
83名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 02:51:53 ID:MbOck9N4
「今ごろ気づいたの? 女の子はね・・・とっても甘ぁ〜い生き物なの」
「おいで・・・お姉ちゃんの一番甘いトコロ、食べてみない?」
この台詞で撃沈した奴、ちょっと挙手しろ

ノシ
84名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 11:12:00 ID:nb/FViBQ
ノシ
85名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 12:43:45 ID:ERovD4bA
ノシ
86名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 16:04:39 ID:WP8422V4
それで沈むのか?安っぽい姉萌えだな…
87名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 17:02:41 ID:DY5FPmRn
おまえは・・・、

醒めてるフリしてると本当に醒めちまうんだぜ?
88名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 17:11:36 ID:d+TTgAm/
萌えたけど挙手厨のせいで萎えた
89名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 19:09:54 ID:fiU1BAV5
90名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 20:30:30 ID:nb/FViBQ
>>88
萎えた貴様の萌え姉は俺が美味しくいただ(ry
91名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 21:20:44 ID:Uto5vhHh
78みてkissxsisってどんなんだと検索したら第一話がみれたので読む
早速取り寄せようと思ってアマゾンみたらなんかすげえ値段になってるんだが・・・
これからも普通に販売するだろうに誰が買うんだ??
とりあえずさっき近所の本屋行ったら普通に売ってたんだがどういうことなんだろう
92名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 22:22:46 ID:woIz2taE
寸止め漫画なんか、見たくもない
93名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:54:11 ID:c9zwi245
そのうち最後までいくだろ
94名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 11:47:09 ID:QRgeMaiw
分かってないな
パンモロよりパンチラと言う様に本番より寸止めの方がエロい
95名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 18:55:54 ID:VKKk1x+r
んなもん人によるわい
96名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 21:42:55 ID:Z7Ot+rmC
>>94
未成年乙
97名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 22:22:46 ID:g+mrKCfE
>>96
チラリズムの良さがわからんとは、まだまだだな。
98名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 01:39:51 ID:IZIrnn4P
>>96
未成年乙
99名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 20:38:48 ID:04qYqZf9
一度セックスの味をしると見てるだけじゃ不満になってくるのと一緒だ
100名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 20:45:09 ID:t2Mrxmj/
一度オナニーの味をしると見てるだけじゃ不満になってくるのと一緒だ
101名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 00:04:19 ID:tTChX6Er
高校のとき、国語の先生が『シースルー>スッポンポン』って熱く語ってた。

ちなみにその先生は職場結婚の新婚さんだった。
102名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 00:11:44 ID:cdWCrjC4
確かに、スッポンポンよりもキャミ越しの裸体のほうが興奮するな
103名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 19:47:05 ID:q8PvOEVx
以前キモ姉妹スレに投下し、若干スレ違いな感じ(大してキモくない)がした作品があるんですが、
それの続編をこちらのスレに投下したいと思っています。
投下するにしても、微妙につながっているので、前の作品から投下すべきかどうか迷っています。
キモ姉妹スレの保管庫行って読んでこいっていうのも横柄ですし、
かといえ、一度投下した作品(微妙に改変するとは思いますが)というのもどうかなー、と。
どうすべきか、スレ住民の方にお伺いしたいです。
104名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 19:48:36 ID:pbHEUNyw
俺はOKだよ
105名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 19:53:07 ID:pxYDNXT9
>>103
とりあえずその作品が載ってる保管庫URL貼って、
そこから続きをこのスレに投下で良いんじゃね。
てかわざわざここの住人に聞く自体でむしろ好感が持てるから、
俺的にはそのまま貼ってもらっておkだぜw
106名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:37:01 ID:q8PvOEVx
ありがとうございます。明日、前の作品のURLと一緒に投下することにします。
お姉ちゃんに溜まったフラストレーションをSSにぶつける私は嫌な人間かも・・・。
107名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 05:04:06 ID:euqXvSWC
>>106
自分の内側にため込んでおくよりかは
健全だぞ。
108橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:29:25 ID:r12dua/J
一本投下します。駄文ですが、お付き合い下さい。
ttp://kimoshimai.yukigesho.com/02.html
前の二本は、上のURLにあります。
名無しで投下しようと思っていましたが、保管庫に思いっきりコテ書いてあるので無意味と悟りました
109お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:32:14 ID:r12dua/J
光陰矢のごとしとはよく言ったもんで、瞬く間に夏は過ぎ去った。
蒸し暑い夜は涼しくなり、旬のものは変わり、仕事のしやすさも違う。
だが、姉弟の関係は変わったかにみえても…変わっていない。
勝気な姉に振り回される俺と、弟を振り回して遊ぶ姉。
結局、死ぬまでこうなんじゃねーか、と最近は実感する。
でも、嫌じゃない。なんとなく、本当になんとなくだけど、振り回されてる時が愛しい。
我ままにに付き合わされ、買い物では荷物持ち。二言目には「アキヒト、付き合え。」
そんな姉だが、憎めない。友達に冷やかされた日々とは違って、それはそれでいい、と思えるようになってきた。
変なところで、大人になっているんだなぁ…。
110お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:33:24 ID:r12dua/J
「アキヒト…大丈夫?」
珍しくお姉ちゃんが心配そうな顔をしている。
俺が仕事中、バイクで事故ったのだ。相手は2tトラック。
とはいえ、大きい傷は顔面を10針縫う怪我ぐらい。後は打撲で奇跡的にむち打ちも無し。
すこぶる元気である。怪我より事故処理に頭を悩ませている…。
「見てのとおり元気だよ。一応病院に一泊したけど、特に問題なし。」
はぁぁ…と大きく息をつくお姉ちゃん。なんだかんだで、心配しているんだな。
珍しいものを見れていいなー、と俺はどこまでも?気。
そんな事をお姉ちゃんに言ったら、ペドロヒメネスを1ダースは要求されそうだけど。
「全く…アキヒトがいなくなると困るんだから」
「…どんなふうに?」
「まずは荷物持ち」
やはり…。
「次に海と沙耶の世話」
お姉ちゃん、あなた母親ですよ。
「他には私専属の運転手」
俺はいつからあなたの専属ドライバーになったんですか?
「一番はお酒の相手。友達は付き合いが悪い」
…友達は酒に付き合わない(付き合いきれない)みたいだからなぁ。
「全く。枚挙に暇がないわ。しばらく不便な暮らしかな」
お姉ちゃん。付き合わされる俺の身にもなって下さい。お願いですから。
…まぁいいや。
「アキヒト。早く元気になってね。それじゃ」
最後に優しい言葉を残して去っていく。入れ替わりに入ってくるのが、兄貴。
111お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:35:34 ID:r12dua/J
お姉ちゃんとは違ってかなりのしっかり者だ。挨拶を済ますと、まずは傷の様子を見る。
単なる癖かもしんないけど。
「大丈夫かい?アキヒト君。」
傷口に当てたガーゼを新しいものに換えてくれる。まだ血が止まりきっていないから真っ赤。
流石に手際がいいし、グチャっとなった傷口を見ても動じない。
「まぁ、見てのとおりかな。傷は痛み止めのおかげで疼かないし、心配しなくてもいいよ」
「それはよかった。そうそう、救急隊の面々には挨拶しておいたよ。今は異動したけど、同僚だし」
「お、サンキュー。手間が省けた」
ここがお姉ちゃんとは違う。キチッと気配りができる。気が回らない上、野暮でいなたい俺の理想でもある。
俺がそんな風に思っているのを知ってか知らずか、何の気なしに野暮な話しを始める。
「泉美が心配してた。ダメだよ、アキヒト君。女性をあんなに心配させちゃ」
「へ?そんなに深く心配してたの?てっきり、あっさりしてるもんかと…。」
驚いた。俺の笑顔一つで塵芥のように飛んでくぐらいの心配だと信じていたから…。
というか、そんな素振りしか俺には見せてない。
兄貴は得心いったような顔で頷いている。
112お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:37:08 ID:r12dua/J
「あぁ…君の前じゃ強がっているか。事故ったって聞いてから、とにかく熊みたいにうろうろしてた。
付き合い長いけど、初めて見たよ。携帯繋がんないって半泣き。俺が電話でなんとか宥めたけど…。」
「電話はまぁ、職場とか警察にかけてたから繋がらなかったんだと思う。
それにしても、そんなに心配してたんだ…。でも、なんで姉弟なのに強がるのかな?」
「姉弟だからこそ、かも。お姉ちゃんの余裕を見せたかったんじゃない?
泉美は妙なところで意地っ張りだからね…。そういうところが可愛くて結婚したんだけど」
「…さらっと甘い発言ありがとう」
「ま、ゆっくりしなよ。まとまった休み取れるから。
外出は無理だろうけどね。郵便屋である以上どこで見られるかわかったもんじゃないし」
「抜糸するまで、医者以外の時間は自宅警備と決めてるから大丈夫。
それより傷痕残るかな?ただでさえ怖い顔と威圧的な体にこれ以上ハクをつけたくないんだけど」
「んー…多分大丈夫。奇麗に縫われてるよ。それに、残ってもいい場所じゃん。未来の海賊王と同じ位置だよ」
「嬉しくねぇ…。」
「ふふ。俺はここらで失礼。薬のチャンポンで眠いんじゃない?」
「流石によくわかっているね…。昼寝してるわ。まだ精神的にも疲れているし」
頷いて、じゃ、と片手を上げて兄貴が部屋を出ていく。
部屋に残ったのは俺一人。
好きな音楽をかけて、夢の中へと沈んでいった。
113お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:38:19 ID:r12dua/J
こんな生活が続くこと一週間。その間にいろんな人が来た。
でも、同居している家族以外で毎日来たのはお姉ちゃんだけ。
普段と違ってどこかで弱くなっている俺にとっては、話し相手になってくれるお姉ちゃんは非常にありがたい。
とりとめも無い事を話すだけだけど、それがありがたい。兎に角人恋しい。
それがお姉ちゃんはわかっているみたい。姉弟っていいなぁ。
そして、先日めでたく抜糸。兄貴の言うとおりきれいに縫われたみたいで、傷痕はほとんど目立たない。
形成外科の先生も大丈夫だろう、って言ってたし。
「で、アキヒト。抜糸が済んだのだから…わかってるよね?」
…いやな予感が物凄くする。もちろんとぼけるが。
さぁ?と首を傾げる俺につきだしたのは、お姉ちゃんが大好きなペドロヒメネス。
「さ、飲もう」
やっぱり。ヤバい、かわさないと…。
「俺、病み上がりなんだけど」
「病気じゃなくて怪我じゃん。大した事ないし」
…かわせないね。俺の実力じゃ。うん。
「…グラスをくれ。クランベリーは冷蔵庫に入ってるよ…。」
前にも言った気がするが、毒食わば皿まで。やけっぱちだ。しかし、まだ日は出てる。
今夜は長くなりそう…。
114お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:39:29 ID:r12dua/J
「乾杯!」
「かんぱい…。」
このテンションの差。ダダ下がりの俺に対して、お姉ちゃんは滅茶苦茶ハイだ。
もう酒入ってるんじゃねーの?と心の中で毒づく。
お姉ちゃんはやっぱり、くっと呷る。俺はちびちび。まったくもっていつもどおり。
口の中に広がる芳醇な香り。そのくせ甘い酒で、なかなか美味い。クランベリーもいい感じだ。
「ん〜、美味しい。最近お酒飲んでなかったからね」
「珍しいね。週のうち5日は飲むイメージだけど」
「アキヒトと一緒に飲もうと思って我慢してたんだ」
お姉ちゃんはさらっと言ったけど、ちょっとむせそうになった。
普段は俺のことなんて顧みない性格なのに…。
そういう不意打ちがあるから、お姉ちゃんは憎めない…というか可愛いのかもね。
赤くなった顔を酒精のせいにするため、一気にグラスをかたむける。
18度ぐらいだけど弱い俺には十分。すぐ顔に血が集まった。
115お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:40:43 ID:r12dua/J
「相変わらず、飲みやすいお酒だね。やっぱりいいな」
「そうだね。愛飲しているターキーとは違って甘いし」
「ターキーかぁ…。うん、アキヒト、持ってこい」
またむせそうになった。あれのストックはもうほとんどない。地味にレアな酒だし…。
とはいえ、お姉ちゃんの事だからどこに隠しているかのアタリはつけていそう…。
部屋を荒される前に出すか…。俺の失言と情け容赦のないお姉ちゃんに泣くしかない。
多分今夜で一本無くなる…。
「…持ってきたよ」
「うん、こっちのお酒はなくなったし、チャンポンでいいよね?」
「あぁ。。。」
ワイングラスからロックグラスに持ち替えて、ターキーを注ぐ。
さすがに50度を一気飲みは辛いらしく、お姉ちゃんも静かに飲んでる。
俺はさらにペースが低く、ほとんど舐めるよう。いつもの事だけど。

飲み始めて数時間。10時ぐらいには出来上がっていて、相も変わらずのキス魔。
「アキヒトぉ…。」
「ん…。ちゅっ」
最近は俺も積極性が出てきた。キス魔への道をひた走っていく。
ほとんどバードキスだけど、ディープキスもたまにある。唇を小突く舌を感じて口を開けば、唾液と酒が同時にくる。
とはいえ、舌を絡ませることはないけどね。
116お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:41:41 ID:r12dua/J
「ぷは…。」
何回目かわからないキス。唇に残る感触。
「アキヒト…。」
「ん?」
キスをねだるのかと思ったけど、そうじゃないみたいだ。
酒を口に含んでいるわけでもないし、目を閉じてもいない。
「またこうやってアキヒトと飲めて、嬉しいよ。正直、もう飲めないかと思った。」
「どうしたんだよ、急に…。」
今日一日で何回びっくりすればいいんだろう。
真摯な瞳で見つめてくる。
「心配だったよ」
「…ありがとう。」
お姉ちゃんは真剣だ。茶化す事はできない。
素直な言葉。それだけを返す。
「今夜の台詞は忘れてよね、アキヒト。お酒の力を借りて言った事だし、恥ずかしいから」
「…うん。」
最後にグラスに残ったのを呷って。お姉ちゃんは俺に背を向けて寝た。
お姉ちゃんに毛布をかけて、残った酒を少しずつ飲む。

今の台詞、まだ忘れたくないから。
117お姉ちゃんと明人 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:42:50 ID:r12dua/J
朝。お姉ちゃんはやっぱりいつもどおり。
「アキヒト…昨日は飲みすぎちゃった…。」
「ま、ゆっくりしてなよ。海と沙耶は親父達に任せときゃいいし」
かくいう俺も深酒で頭が痛い。お姉ちゃんが潰れてからも飲んだから…。
「…アキヒト。昨夜の事、覚えてる?」
「何のこと?」
「ならいいんだ」
お姉ちゃんはまた寝た。声を出さないように、くすっと笑って。

くぁ…と欠伸を一つして、俺も二度寝。
俺のお姉ちゃんはわがままな人だ。でも、俺にとっては世界一のお姉ちゃんだ。
こんな姉弟、変ですか?
118橋乃根本 ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/19(水) 10:44:04 ID:r12dua/J
以上です。ありがとうございました。失礼します
119名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 17:43:38 ID:xTnCNR5R
>>118
GJ! まとめサイトのも含めて読ませてもらいました。

> お姉ちゃんに溜まったフラストレーションをSSにぶつける私は嫌な人間かも・・・。
これが気になるんだけど、リアルお姉さんがモデル?
それともリアルではオッカナイお姉さんに虐待されてるから理想のお姉さんをSSで、って方?

いずれにせよ、お姉さんある限り続くんですよね!w  次回をお待ちしてますw
120名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 18:46:33 ID:r12dua/J
>>119
読んで頂きありがとうございます。
リアル姉がモデルですね。
基本的な所(酒飲み、キス魔、楽天家等々性格や職業(その他の登場人物含め)は同じです。
名前や口調はぜんぜん違いますけど。その辺はキャラとして弄っています。
シスコン疑惑をもたれたのはマジですし、事故ったのもマジです。実際はもうちょっと重傷で、未だに自宅警備ですが

とにかくネタとイライラに困らない姉なんで、そのうち続編書くと思います
121名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:55:09 ID:RHK548xn
>>120
その姐さんくれ…って結婚してるんだよなw
怪我はまだ良くないのか?お大事に。

無理しない程度に続編よろしくw
122名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:58:46 ID:PQsSHjU+
つまりまとめると>>720は俺の義弟?
123名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 01:12:37 ID:XMW+T+Um
なんという未来安価・・・
124名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 02:42:25 ID:FfH0apj4
>>120
GJ!続きが楽しみです!

あと、「」の最後には。を入れないほうがいいですよ
125名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 05:15:24 ID:Y/MG9crE
>>118
GJ!
2.3日前にまとめサイトで読み返していたよ<前作
続き期待しちゃっても良いよね?

怪我の方、お大事に
126名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:51:32 ID:KFP+rsVr
GJ!!
そんな姉いてうらやましいぜw
127姉明1レス小ネタ ◆YzvJ/ioMNk :2007/09/21(金) 19:25:39 ID:QTwUzZ1W
「なぁ、アキヒト君。泉美は昔結構遊んでたらしいんだけど…どうなの?」
「兄貴…ちょっと語弊のある言い方ではあるけど。確かに…。
俺が柔道をやってた頃、黙って持ち出したぶかぶかの柔道着を着て、
学園祭の喫茶店ウエイトレスをやってみたり(案外人気だったらしい。男物のYシャツを着た色気みたいな?
そのあとの返ってきた柔道着からは、お姉ちゃんの匂いが染みついてしまって、
不純異性交遊疑惑を持たれたり(どんなプレイだよって言われた…。
肩ぶっ壊して柔道やめてからは音楽に傾倒したんだけど、
買ったばかりだったバイオリンベースのピックガードを踏み割ったり(泣きそうになった
めげずに買ったチューブアンプをラックごと倒したり(奇跡的にもほぼ無傷
嫁に行くまでは俺が膝枕で耳かきしたり(一人じゃできないって言ってたけど、実際は違った
お姫様抱っこが好きなくせに怖がったり(首に抱きついてくる。酔っ払い時限定
彼女ができるとデートの邪魔したり(結婚してからはしなくなった
俺の金でゲーム買ってプレイは二人だったり(半額なんて事は言わない
そのくせ姉弟仲は滅茶苦茶いいから喧嘩なんてしたことないし(強く出れない
実家で俺と飲むときはほとんど酒代俺持ちだし(あんまり持参しない。俺のストックを飲む
とにかく枚挙に暇がない」
「えーっと…要約するとつまり」
「昔は遊んでたよ。俺をネタにしてね」
「でも、アキヒト君」
「?」
「口調に反して顔は笑ってる。なんだかんだで、幸せ?」
「振り回されてるけど嫌いじゃない。ま、それが俺の人生なんでしょ」
128弟の秘密 ◆lqE.YWs7rM :2007/09/22(土) 04:42:09 ID:9pQ/x2YA
姉が欲しい俺がちょっとお話書いてみる
余り書いたこと無いから変になると思うがそこら辺は勘弁しておくれorz
次から投下するよ
129名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 05:02:38 ID:uuVhC9xn
>>127
いいねえwwwwwww体験が生っぽくて実にいいねえwwwww代われやちくしょうw
>>128
wktk
130弟の秘密 ◆lqE.YWs7rM :2007/09/22(土) 05:23:05 ID:9pQ/x2YA
「こんの馬鹿者!!」
「す、すいません!」
休日の夕方
姉は弟に思いっ切り怒鳴られていた
「いつも夜遅くまで遊び歩いて、
しかもいつも学校に遅れて!
それなのに金貸せだぁ?
ふざけんのも大概にせい!!」
「孝文ぃ……そこをなんとか」
「いい加減にせんか!!」
「だってぇ………」
「だってじゃない!!」
孝文は姉の恭子に竹刀を突きつけた
孝文は中学一年生、恭子は高校二年生で
年の差は四歳
普通は逆なのだろうけど、この姉弟は違っていた
孝文は超弩級が付くほどの真面目人間で、
頭も良く、幼少から習っている剣道は、全国大会に進むほどの腕前である
それなのに恭子は、
顔は美人で評判は良いのだが、
成績はお世辞にも良くなく、髪も金髪に染められ、
毎日夜遅くまで遊んでいる日々
弟とは全く正反対であった
この日、恭子はお金を孝文にせびりに行き、
案の定、思いっきり怒鳴られているのであった
「これで最後にするからぁ」
「その言葉、今日で何回めよ?」
「うぅ………」
何も言い返せない恭子
それに孝文は畳みかける
「それにね、あんた明日学校でしょ?
もう後がないのに、髪染めて毎晩毎晩遊び歩いて
それでも日本人か!
こんのゆとり世代がぁぁ!!!!」
血の繋がった弟に国籍を疑われ、ゆとり世代と馬鹿にされるわ、
痛い所を突くわ
しかも注意してるのは四歳年下の弟ってなもんだから
恭子にとってはもう堪らない
「もういいよ!覚えてなさい!!」
耐えかねた恭子は捨て台詞を吐くと、孝文の部屋から出ていってしまった
「あっ、ねぇちゃ………」
孝文の言葉はドアが閉まる音で遮られてしまった
131名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 05:23:29 ID:k+nxJkmJ
>>128
OK、wktkして待ってるよ
ただ、sageだけはお願いするんだぜ。
132弟の秘密 ◆lqE.YWs7rM :2007/09/22(土) 05:24:30 ID:9pQ/x2YA
ごめん
sage忘れてたorz
133名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:26:50 ID:AX/2vRzt
「正樹ただいまぁ!」
「お帰りぃ。」

インテリア誌から顔を上げて玄関を振り向く。当たり前だけど、姉ちゃん。タイトなスーツ姿。
郊外2DKで姉、由梨香と二人暮し。大学2年と3年。俺たちはそんな感じ。

「あー今日も疲れた〜…」
「キッチンに野菜炒めとスープあるからあっためて適当に食べて。」
「本当ー?ありがとう!!やったー、正樹の野菜炒めだ〜!!」

姉がパタパタ自分の部屋に入り、また出て行く音を後ろに聞きつつ、
雑誌にまた視線を落とす。電子レンジが動く音。洗面所の水の音。
シーリングファン欲しいなあ…でもそれ付けるならもっと広い部屋に住みたいな…

「今かけてる音楽スタアパ〜?いいねー!いつ買ったの?」

俺の目の前のローテーブルにお盆を置く姉ちゃん。GAPかどこかのTシャツにホットパンツ。ラフ。
俺の隣に座り、壁によりかかる。
つーかここ俺の部屋。いつものことだけど。

「一昨日とか。」
「あとであたしのiPodにも入れといてよ!」
「はいはい。」

「…ねぇ、雑誌見てないでかまってよー!一人でご飯食べてるみたいで寂しいじゃん!!」

ため息。顔を上げると、多分今日はじめて姉ちゃんと目が合った。
化粧はとっくに落としていたが、控えめに言ったって整った顔が、にやーってなる。かまってちゃん。
134名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:28:15 ID:AX/2vRzt
「わかったからさっさと食っちゃってよ。俺が片付けんだから。」
「はーい!」
「今日アレ?仕事ホテル?」
「そー!バンキットだったんだよねー、本当めっちゃ疲れた…まだ全然慣れてないのに」
「お疲れ様。明日休みっしょ?ゆっくりしなよ。風呂、先入っていいから。」
「沸いてるの?」
「沸かしてるとこだよ。」
「正樹大好きー!!」
「はいはい。」

姉ちゃんのハグ。もー慣れっこ。女子高育ちの人見知りだとは思えないオープンっぷりだ。
てゆーかブラ硬ぇ。痛ェし。

「あー、できた弟持って幸せだなぁ!!」
「全くだ。バイト代よこせ。」
「ハグで払う。」
「しね。」
「ひどーい!!ってかあたし褒めてるのにぃ!」

姉ちゃんの表情がコロコロ変わるのを見るのは、結構楽しかった。思わず噴出す。
姉ちゃんもソレ受けてけらけら笑う。ちょっと口が悪かったかなと反省するけど、姉ちゃんはそこんとこ優しい。


甲高い機械音。


「あ、風呂沸いたよ姉ちゃん。入ってきなよ。」
「え?一緒に入ろうよ?」


またぁ?


「いいじゃん!一緒に入ろうよ、背中流してあげるよ?」
「いいよ、一人で入れって。」
「やーだー!正樹と一緒に入るの!!」
135名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:30:07 ID:AX/2vRzt
…我侭…でもあんまりああだこうだいってもうるさいだけだし、
姉ちゃんが俺と風呂入りたいって言うときは、本当にさみしくて参ってるときだ。

「じゃあ、あとで行くから先入ってて。」
「わ、やった!待ってるからね。」

姉ちゃんはいそいそと食事を片すと、パタパタと風呂場の方へ歩いてった。

中一のとき、友達に笑われて、いつものように一緒に風呂に入ろうと誘う姉ちゃんに大声出したことを思い出した。
悲しそうな顔だった。別にすぐ一緒に行ってもよかったんだけど、なんとなく先へ行かせてしまって数分の暇をもてあます。
携帯をいじってみる。でも頭に浮かぶのは、14歳の姉ちゃんの悲しそうな顔と、2年後に俺がジョーク交じりに
風呂に誘ったときの嬉しそうな顔だった。変な姉弟だとは思う。けどまあ、そーいうのもアリだと思う。

仲悪いよりずっといいよな。



二人暮し先を決めるとき、姉ちゃんがこのアパートを推した理由は、割と大き目でお洒落な風呂桶。
俺が風呂場に入るとすぐに姉ちゃんはその桶を長い脚でまたぎ、俺の後ろに回った。無駄にいい形した乳房を
隠そうともしない。つーか押し付けて後ろから抱きしめてくる。やーらけえ。
今まで付き合った彼女(二人しかいないけど)もれなく全員に「女慣れしすぎ」と言われるのは、
間違いなく姉ちゃんのせいだった。

「いい身体してんねー。」
「姉ちゃんの愛はわかったから流して。お願い。」
「はいきたー!」
「つーかおっぱい隠してよ。」

楽しそうにフランフランで買った愛用のブラシで俺の背中をこする姉ちゃん。無視ですか。

「ねえ正樹の彼女…千夏ちゃん、家に連れてきてよー!」
「絶対ヤダ。」
「なんで?」
「一緒に風呂入ろうとか言い出すでしょ?」
「駄目なの?楽しそうじゃない?」

まあ楽しいっちゃ楽しいんだろうけど……

「…なんかやっぱ彼女とは2人でいたいっつーか…」
「えー、お姉ちゃんは?」
「彼氏作ればいいじゃん。」
「できないんだもん。」
136名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:32:00 ID:AX/2vRzt
ザーザーシャワーで俺の泡を流すと、さっさと風呂桶に入って向こうを向いてしまった。へそ曲げたらしい。


「まだ島谷さんのこと引きずってんの?」
「…そんなことないけど…」

分かりやす!

ため息。

姉ちゃんの後ろのスペースに身体を差し込む。湯があふれる。

「何が駄目なのかな…あたし。」

姉ちゃんは、決してダメダメな女ってことはない。見た目は、気を使ってるだけあって上の中。
大学にもまじめに通って、バイトも一生懸命やる。自分のことより他人のことばっか心配する。
家事だって俺のほうが得意ってだけで、結構そつなくこなせる。なのにどういうわけか――
男運に恵まれない。

俺は後ろから姉ちゃんの首元に腕を回した。指先が膨らんだ胸元に触れる。

「周りの見る目がねえんだよ。」
「正樹はそういってくれるけどさ…やっぱりちょっと自信なくしちゃうよ……」
「今日なんかあったの?」
「…別にぃ。」

姉ちゃんのうなじを指で突っつく。姉ちゃんが振り返った。
顎に手を添えて、姉ちゃんの唇を甘く噛むようにチュウする。やーらかい味。

「元気出せって!」
「…」
「…」
「正樹…」
「何?」
「正樹ってイケメンだね。」
「なにそれ?」
「心が。」
「…見た目は?」
「見た目はフツー。」

苦笑い。
137名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:36:07 ID:AX/2vRzt
と見せかけて後ろから両手で姉ちゃんの乳を鷲掴み。大騒ぎして抵抗する姉ちゃん。
片手を姉ちゃんの股に添えて、がむしゃらに中指を立てた。やらしい声。湯が弾ける音。
もともとくすぐられんのに弱い姉ちゃんは身体をクネクネさせながら大声を出す。
右手で姉ちゃんの乳首を、左手でクリトリスを転がす。どこをどー弄ったら一番いい声出るか、
後ろ向きだろうが目をつぶってようが分かる。そーいう付き合い。

で、知る限り耐えられるギリギリまで姉ちゃんの膨らんでるとことへっこんでるとこを
可愛がると、手の力を緩める。肩で息して身体を小さくする姉ちゃん。身体をひっくり返して
こっちに前を向ける。真っ赤な顔。

「顔真っ赤だよ姉ちゃん。」
「…ぁー、ドキドキしたぁ……」
「気持ちよかった?」

姉ちゃんの人差し指が俺のほっぺたを凹ました。

「年上からかうなよー!」
「はいはい。」

姉ちゃんは指を外すと身体を伸ばして、俺の唇を甘く噛む。桃っぽいバスオイルの香り。

「でも、大声出したら元気でたかも。」
「でしょ?もっかいやらない?」
「ばか!へんたい!!」

今さらになっておっぱいを隠し、脚を折りたたむ姉。じゃあ一緒に風呂入ろうとか言うなよ。なんて。
にしても、いい身体してんなあ…千夏もこんな身体してたらよかったのにな。
この姉ちゃんがこの身体込みで、大安売りされてんの、勿体ねえよなあ。いい男が見つかればいいんだけどな。

「正樹みたいな彼氏が欲しいなー。そうしたら毎日ご飯作ってもらえるし、いじって元気になれるしさ。」

いじられての間違いだろ。まあいいけど。
どっちにしたって、元気出てもらってよかった。姉ちゃんがつらい顔してんのはやっぱ、きついし。

多分今夜は、さみしいっつって俺のベッドに入ってくるんだろうな。姉ちゃんの好きなジャミロクワイを用意しておかなきゃ…
明日はどうせ昼ごろまで寝てるだろうかけど…飯は何を作ってやろう?千夏は、いつ連れてこよう?

姉ちゃんがニコニコした顔を見ながらそういうことを考えてる時間が、俺は結構好きだった。
138名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:44:42 ID:AX/2vRzt
おわりです。スレ汚し失礼しました。
139名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 03:56:31 ID:VojBEX7s
読んだあとほんわかしましたわ〜
140名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 09:36:18 ID:nKm9Uo0I
>>138
あれ?エロは??
141名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:28:34 ID:/3WbtWR3
どうやらスレ違いの投稿だったようですね
本当にスレ汚しだね
142名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:30:04 ID:TjFfdFkv
>>141
は?
143名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 02:25:52 ID:TK3NBS4S
>>141は多分誤爆さ。いやそうに違いない。
144名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 06:30:29 ID:dZm/Ww2L
「……だから…ごめんって……」
「………」
 私は怒ってる。うん、なぜかはっきりしないけど、私は怒ってる。弟に対して。
「…ごめん……姉ちゃん………」
「なんで……」
「えっ……」
「なんで書かないの?」
「それは……」
 自分はなんの事を言っているんだろう?あ、あれの事だ。あれ?あれってなんだっけ?…まぁ、いいや…
「書いてない訳じゃ無いんだ……ただ、どうもうまくいかなくて……」
「うまくいかない?」
「うん……書いても書いても、どうも納得がいかなくて…」
 何を書いてるんだろう?私は知らない、だけど、この私は知ってる?
「納得がいかないものを晒せる訳無いし……」
「………ねぇ」
「……なに?…」
「お姉ちゃんが、協力してあげよっか?」
「協力?協力って、どうやって……」
「こうやって……」
 そういって、この私は彼に、弟の頭に両手を回し、キスをする。
 そのキスは、どんどんと激しさを増す。
 閉じられた唇を舌で割り、唾液を流し込み、吸い上げ、舌を絡ませる。
「ちょ………なに…ん……を…」
「少しだけでも…ぅん……気分んっ……を…すっき…り……させた方……良いっ……でしょ?……」
 気付けば彼を押し倒していた。体が密着し、弟のモノも硬くなっているのが伝わってくる。
 唇を離し、告げる。
「ねぇ……しよ?…」
145名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 06:32:28 ID:dZm/Ww2L
 俺はただ、喉が渇いたから何か飲み物でも、と思って部屋から出てきただけだ。他意は無い。
 そこでだ、居間と台所が繋がっているんだが、居間を経由して台所に行こうとしただけだ。これにも他意は無い。
 居間には姉がソファーで寝ていた。家事の休憩を取ろうとしたのだろう。
 休憩を取るのは悪いことじゃない。寝るのも別に構わない。
 いや、もっと休んでてもらって構わない。いつも働いてもらっているのだ、休んでもらってしかるべきだろう。
 だが、
「……ぅん……そこ……い…いよぅ……」
「もっと……もっと……そこ…きてぇ…」
「……よ……すぎて……いっ……ちゃうよぉ………」
 寝言……
 多分居間で見るような、見ていいような夢じゃないよね?
 俺の妄想ですか?思春期故の妄想ですか?
 ……妄想だ、幻聴だ、あぁ何も聞こえない、聞こえませんとも。
 静かに歩き、冷蔵庫の戸を開ける。
「……あっ…もっと……やさしく…してぇ………」
 ……何あったかな?牛乳…ペットボトルのお茶…炭酸水………たまには牛乳でも飲むか?……
「……そんなに……わたしの……おっ…ぱい……おいしい?……」
 …………お茶にしよう。蓋を取り、コップに茶を注ぐ。
「……でちゃう……でちゃうよぅ………」
 ………………一気飲み。出来る限り、素早く、静かにここを出よう。
「なか……で…い…いから……君との…赤ち─
 結局俺は家の中なのに、走って自室まで逃げることになった。
146名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 06:37:32 ID:dZm/Ww2L
どうも、>>26の者です。
小ネタです。最近どうもうまくいかないから小ネタで気分転換を図ろうかと。
最近は書いてはボツ、書いてはボツの繰り返しで……
 まぁ、もっと頑張ってみます。
147名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 09:44:18 ID:L8uiXhJd
>>146

小ネタGJ!

焦らず自分のペースでどうぞ
148名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:02:14 ID:PecGCWWZ
>>146
GJ!お姉さん滅茶苦茶エロいw
ご自身が納得できるものをじっくり書いてください
149名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 22:54:32 ID:srMOPK4f
 書いてはみたんですが…

「おはこんばんちわー!」
と、昭和の香りを匂わせながら、ドアを開けた俺を押しのけ、姉貴が部屋にヨロヨロ入っていく。
 彼女は歩きながら、高そうなスーツのジャケットをポイと床に脱ぎ捨て、シニョンを解いてセミ
ロングのつややかな髪をフワサッとなびかせ、時計を外して、ブラウスを脱いで、スカートをストン
と落として…ってコラ!
「ちょ、ちょっと姉貴!また飲んでるだろ!」
 俺が彼女の服を順次回収して歩くその先には、姉貴が黒レースの下着姿でソファにチョコンと正
座して、トロンとした目で体をわずかにユラユラさせていた。

 彼女はバリバリの一流大学を卒業後、大手商社に入社。めでたくも同期トップで主任になり、この
まま行けば課長トップ就任もほぼ確実らしい。噂では、それはそれは厳しい仕事っぷりらしいのだ
が、俺にとっては、もう両親ともこの世を去った今、彼女はたった一人のかけがえの無い大切な人、
ただそれだけである。
 だけど、俺にとってその「大切な人」という言葉は、いつの間にか肉親として、というだけでは
なく、女性として、という意味を強く持ち始めていた。
 今目の前で、うちのショボイ照明の下でもまばゆく輝いている彼女の豊満だがしなやかな体に、
俺の心臓は狂おしいほど高鳴る。
 整った顔立ちの中でも特に印象的な、いつもはエネルギーに満ち溢れているやや切れ長の黒々と
した瞳も、今は酔いの海にたゆたうかの様にただ優しい。
 
 俺が水でも持ってこようかとキッチンに行こうとすると、彼女はプクッとふくれてソファーの
自分が座っている横をパンパンと叩く。
「いや、でもほら…」パンパン
「水でも…」バンバン!!
 俺が、しょうがないなあという風を装いつつも、顔を赤くし鼻の下をビローンと伸ばして彼女
の横に座ると、彼女はいきなり俺に抱きついてきた。豊かな形のいいバストが俺の胸板で
ブニッとつぶれ、今にもブラからこぼれだしてしまいそうだ。いやむしろこぼれろ。
 俺のTシャツに顔を埋めた彼女が
「あせくさいよぉー」
と小さな声で文句を言う。
「しょうがないだろ、これからシャワーって時に姉貴が勝手に…」
という俺の言葉を遮って、
「ムオー!臭いわ、言い訳じみてるわ、そんなんじゃ絶対モテへんでジブン!」
 出た、インチキ関西弁。
「…まあ、私がいるからいいかぁ別にぃ。ウフフフ…」
と彼女はつぶやき、
「ってことは、こっちはもっとエラい事にぃ…」
といいながら、俺の短パンとトランクスをいきなりずり下ろしてしまう。俺の、もうとっくにギン
ギンになっていたアレがビヨンと飛び出てくる。それを彼女は温かく柔らかな手で優しく握り、緩や
かにその手を上下させる。
「全く…ヘンタイだよねぇ…実のお姉ちゃんで…こんなにしちゃってさ…こないだだって、何度も
何度もお姉ちゃんの中に…あんなにいっぱい出しちゃって…このドヘンタイ!」
 なんか色々思い出してしまったらしく、姉貴は顔を赤らめながら俺の腰にしがみつき、俺のチンポ
をいきなり喉の奥まで深々とくわえ込んだ。
 俺は、彼女の口内の温かさとなめらかさに、思わずうめき声をあげてしまう。
「ンッ…ングッ…もお…やっぱりこんな臭いさせてぇ…絶対…ムグッ…モテないから…ンクッ…だから
 …お姉ちゃんのだから…ンッ…これ…お姉ちゃんだけの…モノだからね…ンッ…」
 しばらくは、彼女の多彩な口撃になすがままにされていた俺だったが、そのうちどうも様子がおかし
い事に気付く。ふと見ると、彼女が俺のアレを咥えたまま、スースー寝息を立ててるじゃないですか!
うーん、いくらなんでもエロヒド過ぎる!
「ちょ、ちょっと姉貴」
と俺が彼女の肩に手を置くと、彼女は口にオレをほお張ったまま、
「…ンー?…ほへ、ははひほー(訳:コレ、あたしのー)…」…チュパチュパ…チュパ…スヤスヤ…
 俺は究極の生殺し感に悶絶しつつも、愛しい彼女のなめらかな髪を優しく撫でる。まだ夜は長い…
 
 おしまいです。
 エネルギー残量ゼロ。長編書く人ってスゴいですねえ…
150名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:50:51 ID:0DSZmjEe
エロヒド過ぎるwしかしこれは羨ましすぎる!

俺にはおしまいです、なんて言葉見えないですよ?続き待ってるw
つ全俺のエネルギー
151名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 03:14:16 ID:dNohZvd2
超GJ!
(´・ω・`)つ全俺エネルギー
152名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 10:06:03 ID:ZxsqYiXc
魔性の姉シリーズってまだ続くよね?信じて良いよね><
153名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 03:24:21 ID:o1+Fww1B
保守
154名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 23:45:12 ID:7QfhJ3fX
155名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 01:05:22 ID:b0md6xj5
お姉ちゃんが大好きなら♪
156名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 11:31:06 ID:LS08GgAb
期待捕手
157名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 02:02:14 ID:26veFOCG
158名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 02:45:27 ID:/EZrG6rz
姉さんスレ初めて見たけど結構いいな。

保管庫行ってこよう
159名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:47:15 ID:74tAG0nw
>>149
続き早くうpしねーとぶち殺すぞ(´・ω・`)
160名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 11:08:24 ID:XGm85GUN
>>159
ショボーン顔で失礼なこと逝ってんじゃねぇよ(´・ω・)
>>3を読んでガス抜きしとけ。
161名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 12:59:35 ID:fkjTorTc
なんかココ、いい感じで途中になっちゃってんの多くネ?
162名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 17:34:20 ID:kXIvXDKK
今更ながらTOをやってるんだが、
カチュア姉さんは実に良いな。
163多岐川・・・の人:2007/10/14(日) 14:45:47 ID:JeQvSozE
お久し振りです。ひさびさにお邪魔します。
164多岐川龍也22歳大学生の決意20:2007/10/14(日) 14:46:50 ID:JeQvSozE
 “ごめんなさい。今日少し遅くなります。ごはん暖めて食べてね お姉ちゃんより”
 手製の料理が冷蔵庫で待っていた。ジャーの中は炊き込みご飯。味噌汁のふたの裏側は汗のように水滴が付いている。
「またかよ」
 暖めもせずに一口。
「・・・不味い」
 てかもう食って来ちまったし、とぼやきながらもう一口つまんだ。見た目分からない様にして。
 テレビをつければまた神経逆撫でするバラエティー。チャンネル変えても碌な番組がない。
「・・・つまんねー・・・」
 胸に募るは重苦しさ。たまらなくなってテレビを消せば今度は静寂に押し潰されそうになる。
「・・・・・・」
 もし、姉が結婚したら、俺は此処に、独り・・・こんな感じで・・・
「いーじゃねーかそうなったって。何も困ることなんかねーし」
 ・・・ぶつぶつと独り言言い続けて・・・年寄りか俺は。 
 他に何もすることもなく、部屋に戻ってベッドに横になった。
 ・・・何ていうか・・・かなりイライラしてる。・・・そのイライラの元凶はまだ帰ってこない。
「紗綾」
 外食ばかりしないで家に帰って飯食ってくれって、涙目で訴えてきたよな。なのにこの仕打ちは何だよ。今ドコでナニしてんだよ!!
「って、キレるトコじゃねーだろ、フツー」
 こっちは散々外泊してんだから、姉の帰りの遅さを責める筋合いなんて無い。
 だが! にしても! 人に説教しておいて、自分がフラフラと遊ぶなんて、アリか? 
 それに何より!! 振り出しに戻るが!!
「どうすんだよ、花火大会!」 
 姉弟でつるむ気なんざ初めから無いが、何の話も無いままなのは本当にどういうことだ!! 
「一言くらい、言えよ」
 ああもう!! いっそはっきりと言ってくれ。俺とは行けなくなったって。行く相手が出来たって。
 あの見合い相手と!!
165多岐川龍也22歳大学生の決意21:2007/10/14(日) 14:47:44 ID:JeQvSozE
 今だってその見合い相手とつるんでんだろ? 友人たちに囲まれて婚約祝いか? さぞ楽しいだろうな。
 花火大会だって当然、そいつと行くのが自然な流れってもんだ。
「・・・それに・・・」
 そもそも俺と行く約束自体、酔っ払った勢いでの“口約束”だ。
 本格的に忘れられた? あんな目で迫って来て、人の心を掻き乱しておいて・・・
「・・・って、何で俺こんなことにこんなに悩まなきゃいけ・・・」
 悶々としていた真っ最中、突然ドアをノックする音がした!!
「!!??」
「・・・ただいま・・・」
「・・・・・・」
 思考が止まった! 心臓まで跳ね上がった! いっ、いつ帰って来たんだよ!! ドアの音聞こえなかったぞ!? い、いい、い今の・・・・・・聞かれたか?
「龍也、・・・起きてる? 話したいことがあるんだけど」
 待ち焦がれたはずの瞬間が来た! ・・・でも、俺は答えられなかった。
「・・・」
「・・・龍也・・・寝ちゃった?」
 既に電気は消してある。このまま黙っていれば・・・! 尚も跳ねる心臓を押さえつけながら、ベッドに張り付き動かずにいた。いや、動けなかった。
 話? 俺には話すことなんか何も無ぇよ!! だから・・・!
「・・・・・・」
 少しの沈黙の後、扉から気配が離れた。足音がゆっくりと遠ざかって行く。そして、自分の部屋に戻る音を聞き、やっと緊張を解いた。
 “話したいことがあるんだけど”
 話・・・それは、・・・恐らく・・・
「・・・聞きたくねー・・・」
166多岐川龍也22歳大学生の決意22:2007/10/14(日) 14:51:04 ID:JeQvSozE

「・・・・・・」
「・・・龍也・・・、・・・いの・・・もう・・・お願・・・」
 あの日々を思い出したらまたイライラしてきた。
「あ、ココまだ残ってるな。紗綾、ちょっと脚、開いて」
「えっ!? も、もういいじゃない。このくらいで」
 またも恥ずかしがる姉。だが、こちらも譲れないものは譲れない。
「駄目。ちゃんと綺麗に剃らないと」
「やめて・・・こんなこと姉弟で・・・」
「・・・」
 弟の視線に怯む姉。しかし持ち直して尚も食い下がった。
「・・・いや、でも、・・・ええと、・・・・・・お、お姉ちゃん浮気なんかしないから!」
「・・・本当?」
「うん、絶対しない。誰とも。・・・だから、・・・ね?」
 うんうんと必死で頷く姉。恐らく上辺だけだろうが、それでも気分がやんわりと落ち着いてくる。
「でも剃るから」
「えええっ!?」
「それとこれとは別」
「だ、だって龍也、さっき浮気防止って!」
「静かにしないと怪我するぞ?」
「・・・やだ・・・・・・そんなとこ・・・」
「もっと脚、開いて」
 本人がどんなに浮気しないといっても、紗綾を狙う男は何人もいるのだ。対策は万全に。
 大丈夫。決して散々ヤキモキイライラさせられた仕返しって訳じゃないから。
 それはもう取り戻してあるから。
 あの花火大会の日に。



 “花火大会は一緒に行けない”
 その一言を告げられたくなくて、ひたすら避けてよけて逃げ回って、そして・・・
 とうとう“その日”は、・・・来た。
167多岐川龍也22歳大学生の決意23:2007/10/14(日) 14:52:33 ID:JeQvSozE
 昔は家族揃って花火を見に来ていた。親に連れられて電車に乗り、迷子になるなよと声を掛けられながら、早く早くと、手を・・・・・・
 紗綾の、・・・・・・手を・・・・・・
「それが・・・」
「助かったぁー、龍也ー捕まえられてぇー」
「これで女の子ゲットは確実だな」
 結局、大学のダチとつるむことになってしまった。約束は、あやふやなままで。
「はあぁ・・・」
「また溜息が出たよコイツは。何回目だ一体よ。いいかげん諦めて付き合え!」
「お、あのコ良いんじゃね? 龍也、声かけてくれよー」
「却下」
「じゃ、あっちのユカタ」
「却下」
「じゃ、モデル仲間呼べよ」
「無理」
「俺もモデルやりてー。エビちゃんとならびてー」
「無理」
 あり得ねえ。
 頭を抱えたくなるバカ話と溜息を延々としていたとき、
「・・・、・・・あ、あの、困ります」
「!?」
 ・・・・・・・・・物凄く、聞き覚えのある声がした。
「コマリマスゥ? かっわいいーい」
「いやーん、ギザカワユスぅ〜」
 よくあるナンパの一場面だ。が、・・・聞き間違うはずの無い、この声は・・・
「おい、あれ・・・紗綾さんじゃね?」
 クサレ縁の山崎も気付いた。ここは駅前。どう混雑していても目立つ。視線が強制的に引き付けられる。
 ・・・何してんだよ、こんなとこで・・・
 数人の男に囲まれて、お得意の困り顔で相手する姉。
「本当に、その、・・・すみません人を待っているので・・・」
「うんうん。俺達待っててくれたんだよね」
「いえ、違います」
「ああん、つれなカワユスぅ〜」
 丁寧な物言いで拒否しているが、男の方は当然ヤル気満々で詰め寄っている。姉は小さくなる一方だ。
168多岐川龍也22歳大学生の決意24:2007/10/14(日) 14:54:20 ID:JeQvSozE
 姉のあの性格では撃退なんて到底無理だろう。ここは人として助けに行くべきだろうか?
「・・・・・・」
 しかし・・・同時に別の考えも浮かんだ。むしろ、こっちの方が、強く。
 困っている仕草をしていながら・・・実は狙って演じていて、品定めしてるんじゃないのか?
 散々聞いた噂が何度も頭をよぎる。
 ・・・一緒に花火大会に行こうと誘った弟を放置して、男漁りかよ? 
 見合い相手だっているってのに、何股する気だよ。大したもんだな。
 大体こんな所でまともな男なんか釣れる訳ねぇだろ? そこのタトゥーしてる奴なんか、明らかに頭悪・・・
「やっ、止めて下さ・・・いっ、痛い!!」
 突然声が悲鳴に変わった。
「!?」
「ちょ、紗綾さんヤバくね? ・・・って、おい! 龍也!!」
 気付いたときには既にバカ男の腕を掴んでいた。
「放せよ」
「ああ? てめぇ何・・・っ!?」
「その汚い手を放せ・・・」
 紗綾をバカ男から引き離し、背中に庇った。
「・・・あ・・・」
 俺の姿を認めた紗綾は、安堵のせいかぽろぽろと泣き出した。
「怖かったかい? もう大丈夫だよ」
 その背中をぽんぽんと叩いて慰めているのは・・・山崎。・・・てめこのタコ野郎・・・!!
「待たせちゃってゴメンね〜」
「じゃっ、行こうか」
 連れの面々も話を合わせて紗綾を庇える立ち位置に付いた。
 だがすぐには収まらなかった。
「待てよ。横取りしてんじゃねーよ」
「やんのかよ」
 獲物を取られたトンビどもが常套句をかざして反撃に来た。
「おお?」
 負けじとこちらも睨み返す。幸い、ガタイと頭数はこちらが上だ。
 この状況じゃ優劣は明らか。ギャラリーも増えてきた上に・・・
「そこの人達ー、どうかしましたかー?」
 法被姿でインカムつけた大会スタッフにまで駆けつけられ、ナンパチンピラは捨て台詞をいくつか残して去って行った。
169多岐川・・・の人:2007/10/14(日) 15:01:43 ID:JeQvSozE
・・・と、ここまでですいません。続きもう少し待ってください。orz
170名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:47:30 ID:YW/OQgP7
>>169
また、待たせる気かよ!!
あんたの帰りだけを待ち続けた、こっちの身にもなってくれってんだ。
。・゚・(ノД`)・゚・。

まあ、何にしても、よく帰って来てくれた。
171名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 11:31:43 ID:zd0VPusx
>>169
eroなしイラネ( ゚д゚)、ペッ
172名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 22:30:21 ID:1VjT1t4t
なんという生殺し……それでも待ち続ける!

>>171
過去スレ見るよろし。
173名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 06:13:57 ID:Qp/S8QX4
>>169
おおお、待ってたよー!
自分が姉萌えに走ったきっかけはあなたの話を読んでからなんだ
ゆっくり書き上げてくれ。待ってる。
174名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:06:55 ID:u0J6S3n6
「ちと昼寝するから、二時間くらいたったら起こしてもらえる?」
「あ、うん。良いよ。おやすみ」
 うん、それじゃよろしく。と弟は自室にいく。
 
 三十分後
 ………寝たかな?……
 ちょっとくらい寝顔見に行っても……良いよ……ね?…
 あ、でも、まだ寝てなかったら何て言おう……
 
 一時間後
 起きてる?寝てるよね?
 まだ起きてたりしないよね……
 ま、まだ起こしに来たって言うには早すぎるし………
 
 一時間半後
 そ…ろそろ……良いよね?これくらいなら、起こしに来たって言えるよね?
 ………
 
 戸を開けると、彼はグッスリと寝ていた。
 寝顔を見ると、どうしてもまず「可愛らしい」と言う感想が出てしまう。やっぱり、年下、と言うか弟だからだろうか?
 男の子としては、いい気分ではないのだろうけど、こんな無邪気で無防備な顔で寝られたら……
 ………襲いたく……
 っ!ダメダメ!!………その、初めては…両者の合意の元で……じゃなくて!…その、と、とにかく、ダメなのはダメ!
 彼はそんな私の気も知らないで、すうすうと健やかな寝息をたてている。
 ……なんとなく、ずるい。
175名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:09:31 ID:u0J6S3n6
 ずるい子にはおしおきしなきゃ……
 気付けば私はベットの脇に立て膝をついていた。弟の顔は、すぐそこ。
 そうだ、今日こそしよう。
 キスを。
 ずるいかも知れないけど、お互い様だ。
 彼は私の気も知らないで寝てる。それじゃあ私も彼の知らないときにキスする。うん、お互い様だ。
 徐々に顔が近づき、吐息と寝息が混ざる。
─もうちょっと………もうちょっとだけで良いから、寝ていて……
 
 触れた─
 
 柔らかな感触が、唇に伝わり、寝息が口内に入ってくる。
 ひどく久しぶりに感じられた。まるでもう十年間も触れていなかったような感触。手放したくない甘い痺れ。
 ……だけど、ゆっくりと離す。
 弟に気付かれないように。今度は彼からしてくれる事を願って。
─本当に、君はずるい─
 そう思いながら、私の意識はまどろんでいった……
 
 
 四時間後
「……さて」
 起きたとき、眼前にあった姉の寝顔に、驚く前にまず呆然とした。
 姉は腕を枕にして、ベットに寄りかかって寝ていた。
「どうすっかな?」
 時間としてはもうそろそろ夕飯どきだが、こんなに気持よさそうに寝ている姉を、飯のために起こすのは忍びない。
 とりあえず、体が冷えてしまわないようにベットから毛布を引きずり出し、姉の肩に掛けておく。
「……まぁ…いいか?起きたとき一緒に起こしてくれるだろ」
 再びベットに潜り込み、二度寝を決めこむ。
 飯が作れない訳じゃ無いが、姉と比べれば明らかに劣る。
 それを食うよりは待った方が良い。
 料理を作る姉を眺めるのも、一興さ。
 
 気付いてはいなかった。
 姉と一緒にいるのが幸せだと感じれる、この新しい気持ちには。
176名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:15:33 ID:u0J6S3n6
どうも、>>146の者です。
 明日の○○ーンズの勝利、優勝を祈願投下
 小ネタのつもりだったけど最後ちょっと本編っぽくなったよ。
ero無しスマソ
177名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:24:00 ID:u0J6S3n6
しつこくてゴメン
 
本編の方か徐々に季節外れになってきてるのだけど許容出来ますか?
 
あと、無関係だけど、明日じゃないや。今日だった
178名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 05:13:42 ID:vD/z5COY
>>177
俺は、許容できるよ
179名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 13:02:26 ID:puTOieYo
>>177
(・∀・)カエレ!
180名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 22:57:00 ID:Bdpv6iVJ
>>177
全く問題無い
早く続きを!
181名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:38:18 ID:OSOOJJV4
>>177

あなたの作品なら季節はずれでも読みたいですね
182名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 03:33:26 ID:duyqymAl

>>179
(・∀・)カエレ!
183名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 07:49:54 ID:6d1xkN+j
>>177
許容、許容っつーかまったく問題無い
184319 ◆lHiWUhvoBo :2007/10/23(火) 16:05:35 ID:uTM6bUq6

 「ねぇねぇ、ミルク金時ぃ〜! ミルク金時まぁだぁ〜? 」
 「イイ歳して、ミルク金時まぁだぁ〜! なんてさ……姉さん今いくつだよ……」
 「―――気分壊すと御仕置きよ? 」

 子供っぽさと大人っぽさが同居するこの姉には退屈しない。大人の妖艶さを感じさせる事もあれば、童女の純真無垢を
絵に描いたような行動に出ることもある。そう、この今がその時だ。僕が押入れから引っ張り出した、可愛いクマの形をした
手回しカキ氷製造機『キョロちゃん』をキッチンで駆使していた所にやってきて、真正面に座り込んでじっと見ていたのだ。
クマの頭に付いたハンドルを回すたびに、クマの目が左右に動く。それを微笑みながら見ている姉さんの目も合わせて動く。
その様子が可笑しくて少々ハンドルを回しすぎ、僕はカキ氷を零してしまった。だけど、僕はそんな姉さんを笑ったりしない。
僕が笑えば――僕が誰よりも好きな優しい微笑みの――姉さんが春の粉雪のように溶けて居なくなってしまうから。

 「ど、どんなお仕置きなのさ?! 」
 「ナ・イ・ショ。小豆は準備OK! ミ・ル・ク、きん・と・き! ミ・ル・ク、きん・とぉき!」
 「姉さん、もうそろそろ出来るから、練乳、スキムミルク用意しておいて」
 「んもう、肉体労働は弟クンの仕事でしょう? 」

 そうは言っても口を尖らせつつ冷蔵庫からスキムミルクのチューブを出してくれる姉さんが僕は好きだ。だからチューブの
蓋を開けて搾り出す行動に出ても気にも留めなかった。少々出し口が固くなったスキムミルクの大きなチューブを姉さんが
唸りだすまで力一杯絞っていたなんて知る由も無かった。僕が見た光景は…姉さんの絞り出したスキムミルクが…

 「きゃっ! 」
 「ね、姉さ……」
 「いや〜ん、どろどろ…」 

 噴き出して姉さんの髪や顔や胸に付いている――それは夢の中の交わりでしか許されない――姿だった。姉さんは僕の
方を見て、唇の辺りに付いたスキムミルクを舐め取った。その姉さんの無意識に劣情を誘う扇情的な行為は、僕の理性を
吹き飛ばすのには充分の破壊力を持っていた。……スキムミルクが掛かっただけならばまだ我慢が出来たのだ、僕は!

 「ちょ、ちょっと! あ・・・」
 「僕が、僕が、僕がぁ! 」

 甘いスキムミルクの香りと、姉さんの体臭に酔い痴れながら、僕は姉さんの胸元に顔を埋めつつスキムミルクを舐め取る。
自分の服が汚れるのも構わず姉さんに武者振りつく。やめなさい、と姉さんにいつもの冷たい声を出されれば僕は止めたに
違いない。だが、姉さんは僕の頭を抱き…自分の体に強く押し付けて来たのだ。まるで、もっと舐めてと言わんばかりに、だ。
僕が顔を上げると、姉さんは僕に今まで見せたことの無い表情を――欲情に頬を染める誘惑者の笑みを――向けていた。
白いブラウスを引き千切り、モカのブラジャーを引き毟(むし)る。ああ、ずっとこうしたかったんだ! この、僕の手でぇっ!
まろび出たふたつの膨らみの天辺を飾るチェリーをねぶり、甘く噛むと、姉さんの喉から熱い吐息が漏れ出す。…やっぱり
胸が弱かったんだ…。学生の頃冗談で揉んだら思いっ切り叩かれたのを思い出す。

 「胸だけで…いいのかな? 」

 姉さんが腰を浮かせた。ああ、今日はヒップラインがそそるタイトスカートだったんだよなぁ…と頭のどこかで思いつつ、
手はしっかり脱がせる作業に取り掛かるのが怖ろしい。スカートを取り去り、ついに僕は姉さんの…待て。この感触…姉さん?

 「びっくりした? …さっき脱いで来たの」

 僕はようやく姉さんの仕掛けた罠に引っ掛かった朴念仁と言う事なのか? まさか…あの姉さんが『穿いてない』なんて!
僕は姉さんの脚の間に腰を割り込ませると、急いでそそり立つ僕自身を姉さんの女にキスさせる。すると、姉さんがキスを
求めて来た。そうしながら僕は姉さんの中に深く自身を没入させて行くと、姉さんの様子が段々体全体でなんだか泣いている
ような感じを受けた。ある程度まで行くと、入らなくなったので腰を左右に振って勢いをつけようとすると、姉さんが始めて、呻く。
まさか、あの、姉さん、まさかっ!? 僕が唇を振り解き、姉さんを見ると…チロっと舌を出して…泣き笑いの顔で咎めていた。

 「こら、ここでやめたら…お仕置きなんだからね?」

 その後僕はどうしたかって? ミルク金時を作る前に僕のミルク浸け姉さんを作ってしまい、一年後には誰も知り合いのいない
遠くの街に引っ越して、お互いにミルク浸けの状態を心行くまで二人で愉しむようになってしまったとしか僕には言えないね。
185名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 20:33:24 ID:NyLkrMTh
1レスでここまでの質を出すか・・・ ナイス!
186名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 05:03:21 ID:LZ6Vustj
うあホントだ1レスにまとまってるのかよw 言われるまで気付かなかった。
すげーーー GJ!!
187名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 00:17:32 ID:dTZ4tEvk
すごい作品がけっこう出てる割に人がいないな…(´・ω・`)
188名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 20:50:12 ID:5lJ4PxRp
保守
189名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 21:57:38 ID:SusTF/y6
言うほどすごい作品でもないからね
190名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 22:52:35 ID:1yd6hHfu
こーゆうのが居るから…
191名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:56:16 ID:K09mbUx/
『台風は、ゆっくりと………』
「台風……か…」
 居間でゲーム中、ロード中が暇だったからチャンネルを回してみた。
 現在我が国を台風が横断中、それは先日からニュースで知っている。
 それはまだ、結構な威力があるらしく、突風による怪我、雷による停電が各地であるらしい。
 このペースだと今日の夜あたりにここにきそうだ。現に今も弱めながら雨が降っている。
「…一応……最低限、備えはしとくか……」
 ゲームを一度中断。テレビも命知らずのレポーターがうるさいので消す。
 とりあえず……ロウソク、かな?確か、どれかの棚にはあったよな?
 棚を物色し始めると、姉が居間に入ってきた。
「あれ?今日は何を探してるの?」
「ん?いや、ロウソクをさ。夜に備えて」
「…ぇ……」
「………なんかした?…」
「……い、いや………そ、そういうのが……好き…な、の?」
「……はぃ?」
「いや、わ、私は否定しないよ!?人にはそれぞれ趣味があるわけだし………」
 なにやら赤い顔で「君がそっちなら……そ…それはそれで……好、都合……だし…」とかなんとか呟いている。
 まぁ、なんだ、俺だっていつまでも純粋無垢でいられた訳じゃない。
 何を言ってるかは、なんとなく分かった。
 さぁ、どうしよう?
 そういう趣味は無いと言うべきか?……
 とりあえず両者の幸せのために再びテレビをつける。
『…号は今だ衰えていません。台風の予想進路上の方々は雷雨による停電などに備え……』
 これくらい言っていれば分かるだろう。
 そのニュースを見た姉は、顔を真っ赤に染める。しかし、その朱が消えたら、姉の顔色は良くはないだろう。
 弱点ってのは、簡単には消えないからな。
 姉は、雷に弱い。
192名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:58:24 ID:K09mbUx/
 俺は残念ながら、雷でテンションが上がる厄介な性格のお陰でよく分からない。
 ただ姉は、小さいときから雷が苦手で、母に引っ付いたり、布団に潜り込んだり、色々大変そうだった。
「ん、あったあった」
 少々ばかし小さいロウソクだが、最低限の光があればいい。光量が必要なら携帯電話のライトでも使う。
「んじゃ、今から、バーっと風呂掃除終わらせるから、早めに姉ちゃん入っちゃいなよ」
 まだ六時にもなってないが、早いに越した事はない。
 雷が嫌ならそれが来る前に寝てもらえば良いだろう。
「あ、うん……」
 
 光った……………音…
 光と音の時間差から大体の距離を予測、まだだいぶ遠い。
 雨風は数時間前からだいぶランクアップしている。
 雨が地を叩く音、風が吹き荒ぶ音。
 姉ちゃんは……寝たかな?おびえてなけりゃ良いけど………
 姉には風呂の後、自室に向かってもらった。わざわざ起きててもらうことも無い。
 二、三人掛けのソファーに一人で座りテレビを見る。
 テレビの向こうじゃレポーターがガンガン風に煽られている。もっと安全を考えろよな、安全を。
 ─また光った………音……
 どこぞに、芸術は爆発だ、とぬかした芸術家がいたな。全面的に同意してやろう。
 まぁ、観点や視点は違うだろうが。
 俺としては、一瞬の輝き……とでも言うか?
 うまくは言えない、けど、その一瞬が美しい、そう思う。
 悲しいかな、あんまり人には分かってもらえない考え方だが……
 ニュースがスポーツコーナーに入る。
193名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:00:03 ID:ZydOeTkZ
 さっきから雷鳴が聞こえてくる。
 ……やっぱり、一人じゃ怖い………寝れないや………
 ベットからもそもそと体を起こす。
 薄い、淡い黄色のお気に入りのパジャマは、寝れずに寝返りばかりうっていたため、シワになってしまった。
 お水飲んで、落ち着こう……
 
 ニュースが終わる。
 光と音のタイムラグが短くなり、こっちに近付いてくるのが分かる。多分もう落雷圏内には入っただろう。
 ………寝るか。後は特に見るもんも無いし。
 テレビを消す。
 ロウソク、使わなかったな……まぁ良いか。使わなきゃいけない訳じゃ無いし。
 居間の照明のスイッチに指を掛け─
 
 ゴッ!
 
 一瞬、眼前が白く染まる強烈な光。コンマ五秒もなく、腹の底に響く音。
─近い……近すぎるぞおい……
 まるで地震が来たかのように揺れるガラス。居間に隣接した台所では食器がカチャカチャと震えている。
 暗転─
 俺はまだスイッチを押していない。試しに二、三回スイッチを押しても何も変化は無い。
 ………停電か……
 持っていた携帯電話のライトをつける。光源は確保。
 もう時間も遅いし、ベットに直行……?
 ドアが半開きになっている。さっきの振動で開くほどボロくはないはず─
 ライトを向ける。
 そこにはへたりこんでいる……
「……姉ちゃん?…」
「………ふぇ?……」
194名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:01:48 ID:ZydOeTkZ
「……どったの?」
「……お水を飲みに…」
「寝てなかったの?」
「……こ、怖くて…」
「………立てる?……」
「む、無理そう……腰抜けちゃって………」
 ……ぬぅ…
 この停電の暗闇で置いていく訳にはいかない。いや、まぁ、そんな選択肢は元より無いが。
 携帯を持ちかえ、利き手を差し出し、それをライトで照らす。
「うい」
「……なぁに?」
「掴んで。立たせたげるから」
「あ……うん……」
 俺の手を姉の両手が掴む。
 暖かく、柔らかい、優しい手。
「……っ…」
「……どうしたの?…」
「……いや、なんでもない、さ…」
 手が触れた瞬間、俺は意識せずに息を呑んだ。なぜだ?………まぁいい…
「いくよ」
「…うん」
 一息に力を入れ、姉を立ち上がらせる。
 軽い。勢い余って互いの体が触れそうになる。
「……ありが─
 また、落雷。さっきほどじゃないが、近い。
「ひぅ!?」
 再びへたりこみ、しりもちをつく姉。
 雷が鳴っている間、姉は立てない。そう思ってよさそうだ。
 どうするか?……選択肢はそう多くは無いか。
 俺は姉に背を向け、しゃがみこみ、腕をひねり背中にライトをあてる。
「ほい」
「え……と?…」
「乗って。おんぶするから」
「え……う…で、も」
「ずっとここに座ってる訳にもいかんでしょ?」
「うー…うん……」
 ゆっくりと、俺の首に腕を回してくる。
─ぬ……
 別に邪な考えがあった訳じゃない。だけど、姉の体が触れていくほど、意識せざるを得なくなる。
 それほどに、姉の体は、柔らかかった。
 服の上からでもはっきり分かる胸の感触。耳を撫でる吐息。微かなシャンプーの香り。
「………どうしたの?」
「な、なんでもない」
 どうも落ち着かない………なぜだ?…
195名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:05:25 ID:ZydOeTkZ
 弟に渡された携帯電話のライトで、彼の足元を照らす。
「……ねぇ…」
「ん?」
「重く…ない?……」
「全然。てか、ちゃんと飯食べてるのか不安になるくらい軽い」
 雷が落ちても今はそれほど気にはならない。
 私としては、雷<弟のおんぶ、だ。
 いつの間にか、こんなに大きくなっていたんだ……そう思う。
 やっぱり、男の子なんだよね……
 彼の背中は広くて、暖かくて、私をドキドキさせる。ベットじゃなくて、この背中で寝たい。そんなことすら思う。
 ほんの少しだけ、弟をからかいたくなった。
「……栄養は一ヶ所に集まっちゃった…のかな……」
「どこに?」
「……ここ」
 そう言って彼の首に回している腕に力を入れて、体を更に密着させる。
 平均より大きい胸を突き出して、弟の背中に押し付ける。
「っ!…ちょ……何を…」
「……何か…した?」
 わざとそしらぬ振りをして言葉を返す。
「っ…………入るよ。戸、開けて」
 気付けばもう私の部屋の前。彼が少しすねたのが声で分かる。
 そんな弟の仕草ですら、愛しいと思ってしまう。
 こういうのは先に好きになった方が、敗けなのだ。
 好きだから、彼を見て、弟を知り、更に彼を好きになり、更に弟を見て、更に彼を知り、更に弟が好きになる。
 好きになるばかり。好きになればなるほど、更に彼を、弟を好きになる。
 ただ、好きだからこそ、その人には幸せになってほしい。
 私のこの気持ちの結末がどうであれ、まず、彼に幸せになってほしい。
 彼がもしも……あくまで、もしも………好きな人がいるならば、私はそれを応援しよう。
 彼の幸福は、私の幸福にもなりえるから。
 ………まぁ、もちろん、私といてくれるのが、私の一番の幸せなのだけど……
 弟の手は私の足の下に回されている。だからその代わり、私の手がドアノブを回す。
196名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:07:23 ID:ZydOeTkZ
 まだ雷は衰えない。だけどなぜか、遠く聞こえる。
 さっきの姉の悪戯?のせいで顔は赤いだろう。
 姉が部屋の戸を開ける。姉が携帯のライトを振り、ベットを照らす。
「あそこまで……お願い…」
「ん」
 ベット側まで歩を進め、姉を背中から降ろし、へたりこまない様に支え、ベットに横たわってもらう。
「じゃあ、俺も寝るから。おやすみ」
「あ、ぅ……ち、ちょっと待っ…て」
「ん?なに?」
「そ、その……雷…止むまで良いから…ここにいてくれない…かな?…」
 
 
 揺らぐ火が、淡く赤い光を巻き散らし、部屋を染める。
 俺は姉のベットを背もたれにあぐらをかき、テーブルに乗せたロウソクを見続ける。
「これで雷がうるさくなかったら、ムード充分なのになぁ……」
「ん?なんか言った?」
「………ううん、なんでもない」
 あとは相手がその気なら……とか言う呟きが聞こえる。
 目の前にあるロウソクが揺らぐ。準備をしといて良かった。備えあればなんとやら、だ。
 そういえば、姉の部屋に入るのなんか、いつぶりだろう?
 部屋が分かれたのが俺が小六の時で…その後しばらくはちょこちょこ勉強聞きにいったから……まぁ、五年以上?
 昔の部屋の記憶はおぼろげだが、なんとなく、それほど変わっている気はしない。
 変わった様な気がするのは、本の数と……写真立ての数だろうか?
 ……いけないな、家族とはいえ、女性の部屋をジロジロと見るのは、不躾と言うものだ。
 まぁ、それ以外には、ロウソクが揺らぐのを見るくらいしかすることが無いんだが……
「ねぇ?……」
 姉が沈黙を破る。
「ん?」
「ちょっと聞きたいんだけど……」
「何?」
「……迷惑……だった?…」
197名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:09:04 ID:ZydOeTkZ
「何が?」
「その、私の……告白………」
「……なんで?」
 心なしか姉の声は小さい。
「だって……やっぱり、血は繋がってるし………そ、そんな相手から告白されても……」
 声がくぐもっている。布団に潜っているからか、それとも、また違う理由か、分からない。
「……言ったでしょ。そういうのは、関係ない、ってさ」
「でも……」
「好きだって言われて喜びこそすれ、迷惑だなんて思いはしないよ」
「……」
「それにさ、好きな人なんて、選べるようなものじゃないでしょ?あの人を好きになろう、とかさ?」
「……うん…」
「だからさ、近親愛とか、同性愛とか、世間は変な目をするけど、別におかしいことじゃないと思うんだ」
 言葉を続ける。
「誰を好きになろうとその人の自由、そう思うんだよね。俺は……おかしいかな?」
「おかしくない……と思う…」
 穴だらけの持論。
姉に言うより、まるで自分に言い聞かせている様に感じる。
「俺は……驚きはしたけど…嬉しかったよ。うん」
「……え?」
「なんて言うかさ、こんな俺を好きになってくれる人がいるんだなって思ってさ」
「……じゃあ…」
「ゴメン、まだ悩んでる」
「……そう…」
 沈黙が降りる。
198名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:10:57 ID:ZydOeTkZ
 答えは決まっている。がまだ悩んでいる。
今の俺の姉への感情を言うならば「果てしなくloveに近いlike」とでも言えばいいか?
 分かってはいるのだ、近親愛がそれほど簡単ではないと。
 さっき言ったほど簡単ではないと。
 誰かに気付かれれば後ろ指を指される。親に知られれば勘当されても文句は言えまい。
 それでも、姉の気持ちには答えたい。そう思う。
「姉ちゃん?」
「………」
 返事は無い。聞こえるのは規則正しい呼吸音。
「寝た、のか……」
 いつの間にか雷は止んでいる。天井を見れば電灯の豆電球も光っている。
 姉を起こさないように立ち上がり、ロウソクを消す。豆電球がその役目を引き継ぐ。
 雷は止んだ。姉も寝た。俺の役目はもうない。そうなりゃ撤退さ。
 出来るだけ戸を静かに開ける。
「じゃあ、おやすみ」
 そのまま出ようとしたが、なんとなく後ろ髪を引かれた。そうだ、聞かれなくても良い。言っておこう。
「……愛しているか?と問われれば悩む。だけどね、好きだよ。姉ちゃん」
 言ってから気付く。何を言ってんだ俺は。
 急に恥ずかしくなってきた。なに格好つけてんだ。いや、それほど格好良くもねぇし。
 あぁ、この言葉が独り言で良かった。聞かれてたら恥ずかし死に出来る。
「……おやすみ」
 静かに戸を閉める。
 
「……うん、おやすみ………」
 そっと、呟く。
199名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:19:17 ID:ZydOeTkZ
どうも、>>176の者です。
季節外れ&eroなしでごめんなさい。
ああいう風に言っといて二週間も空いてごめんなさい。
頑張れるようになりたいです……
すごい作品は誰かまかせた。俺には無理だ。
とりあえず、俺の作品が住人の暇潰しくらいにはなってくれることを祈って
200名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:41:42 ID:F/moc4+p
GJ!!!
卑下する必要は全く無いぜ
続きも期待して待ってる。
201名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 01:58:54 ID:hL8B1Fw0
>>199俺としては十二分に素晴らしい作品だと思うが・・・
GJ!!!
姉がかわいいし、ほのぼのしたりと楽しかった。続きwktkして待ってる
202名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 01:59:59 ID:Zikah2l4
>>199
GJ!! 間や空気感?みたいなのが好きだ。
続き待ってるよ。
203名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 04:16:27 ID:GjQGu4i6
>>199
良いねGJ!
ほのぼの系も嫌いじゃないぜ
むしろ、もっとカモーン(・∀・)
204名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 23:31:11 ID:JwE4LYxf
>>199
名作過ぎですよ。
本にして出版してほしいな〜
205名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 11:15:31 ID:GfzKSuCb
>>199
エロなし(・∀・)カエレ!
206名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 11:56:49 ID:/Ym+P+07
>>205
お前がウワサのエロなし(・∀・)カエレ!だな!
俺はエロなし(・∀・)カエレ!(・∀・)カエレ!だ!
207名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 13:50:55 ID:rP0n4bOs
>>199
GJ!
ただ、コテなりタイトルなりつけて欲しいです。
検索かけて一気読みしたいので。
208名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:55:10 ID:Z3BI7hVj
寝る前に姉分をたっぷり補給させていただきました
GJであります!
209名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 20:10:23 ID:eVPTqNFe
久しぶりに来たら良い作品に巡り合えた、GJ!!

此処がエロパロなのはわかってるんだが、エロ無し不可ってレスが空気嫁無いイタい子に見えてしまう
210名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 18:01:57 ID:2w9d3+iI
魔性の姉の続編はもう来ないのかな・・・
211名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 10:25:58 ID:FpCfiJxo
>>209
未成年は氏んでいいよww
212名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 15:04:57 ID:Rz5Z3OaU
ここも純愛以外を許容できるなら良いスレなんだがな…
213名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 10:03:56 ID:eRDUaMc5
>>212
どんなやつ?注意属性なら一言注意書き入れてまずは投下してみれ
214名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 10:13:06 ID:bugSX0f7
                               _, ._
                             (・ω・ )
             。・・゚・。。・゚・・゚・。=――q~)、 /   .i ) ̄ヽ
          。・゚・・゚・;・゚・・゚・。         \ ` |_/ /|.除|
       。・゚・・゚・゚・。・゚・・゚.・。           `ー_( __ノ |草|
     。・゚・・゚・。゚・゚・・゚・。               (  `(  、ノ剤|
"..;.;"..;.;".   ;.;"..;wwwwwwwwwwww_ノ`i__ノ  ̄
215ボルダーX:2007/11/09(金) 19:31:58 ID:g+aqwzNH
僕の姉 コスプレ着せ替え人形

「もう〜、○○。どうしてこんなに簡単な問題解らないのぉ?」
姉はあきれ返った様に俺に言う。
「そんなこと言ったって、俺チンプンカンプンだよ」
俺は現在中学三年。今年受験だというのに偏差値40そこそこという状況。
このままではロクな高校へ行けない、と心配した両親が姉を家庭教師に抜擢した。
姉は高校二年、俺とは違い、成績優秀、県内の進学校へ進み、そこでもトップクラスだ。
その上運動神経もよく、ルックスもいけてる。
同じ姉弟で、どうしてこんなにデキが違うのだろう。
そんな姉に俺はずっとコンプレックスを感じていた。
「もうっ。いつまでボンヤリしてるの?
 早く、次の問題っ!」
「わ、わかったよ…」
と言ったものの、すぐに行き詰ってしまう。
「ねえ。○○ってさぁ、高校行ったら何やるとか、
 将来何になりたいとかっていう、そう、夢とかってあるの?」
「えっ?何だよ、急に…。
 別に…。どこか無難な大学入って、適当に就職して……
 それぐらいかなぁ」
「そんなんだから駄目なんだよ。
 もっとさ、目標もって、それに突き進んで行かないと。」
「姉ちゃんはそう言うけどさ、それはデキル奴のことであって、
 こんな俺みたいな落ちこぼれには……」

「それが駄目なのっ。
 何事も決め付けちゃ駄目。
 ○○だって、本当にやりたいこと見つけて
 それに向かって頑張ればさ、絶対、夢かなうって。」
「でも、そのやりたいことってのが、俺、何か解らないんだよね」
「うーん。そうか〜。
 あっ、でもさ、○○。
 中学2年の時の実力テストですっごく頑張って
 クラスで5番に入んなかったっけ?
 あれって何だったの。」
「あれはサ、親に、成績上がって5番以内に入ったら
 パソコン買ってくれるっていわれたから、
 俺、必死になって勉強したんだよね。」
「えー?じゃあ、その気になればデキルんじゃん、○○。」
「んん〜。でもあの時は相当必死だったからなぁ。」
「じゃあさ、また○○が必死になって頑張れるようなゴホウビが
 あれば良いってことだよね?
 何かあるかなーー?」
そう言うと姉は両手を頭の後ろに回して、背伸びするように回りを見渡した。
216ボルダーX:2007/11/09(金) 19:32:57 ID:g+aqwzNH
「ねぇ、○○。
 コレ、前から気になってたんだけど。
 ○○って、こういうの、好きなの?」
姉が指差したモノはアニメのキャラクターのポスターとフィギアだった。
【コスプレ機動戦士リナ】
俺が今、最もはまっているアニメだ。
主人公のリナは、地球征服を目論む悪の組織と闘うセクシー戦士。
様々なコスプレに身をまとい、敵を油断させながら組織へ潜入し、敵の野望を砕く。
リナの衣装は、メイドに始まり、OL、セーラー服、レースクィーン、スクール水着、
フライトアテンダント、ナース、バドガール、女教師、巫女、ブルマー体操着…と多彩だ。
毎回、次はどんな格好で登場するかと思いワクワクしている。
俺の部屋には、その【コスプレ機動戦士リナ】のポスターが何枚も貼られ、
アクリルのケースにはリナのフィギアが幾バージョンも保管されている。
かなり痛い部屋だが、好きなのだから仕方ない。

「○○さぁ、こんな二次元キャラにばっか入れ込まない方がいいよ。
 ねぇ、彼女とか居ないの?」
「そ、そんなこと、関係ないだろう、姉ちゃんには。
 俺が何に興味あったっていいじゃんかよ。
 人の趣味に干渉しないで欲しいな…」
「ふ〜ん。シュミね。まぁいいか。
 で、さぁ、○○。
 ○○って、こういうコスプレ衣装が好きなんだよね。
 それは、認めるよね。」
「そ、そりゃあ、好きだよ。
 じゃなかったら、こんなにフィギア集めたりしないよ」
「そしたらさ、○○の対象ってこういうアニメだけなの?
 リアルな女の子のコスプレには、萌えないのかなぁ〜?」
「えっ?
 そ、それは……」
「例えばだけどさ、こんな格好、お姉ちゃんがしてあげるって言ったら
 ○○、どうする?」
そう言って、姉は、リナの【フィギアNo.4 レースクィーン】を手にした。
217ボルダーX:2007/11/09(金) 19:33:43 ID:g+aqwzNH
(???
 姉ちゃんが?? え?どうして?)
「ふふっ。
 でも、この問題が解けたらよ。」
姉は問題集をめくり、いかにも難しそうな問題を指差した。
「イイ?
 これがちゃんと解けたら、お姉ちゃんね、○○の前でこの格好してあげるよ。
 あ、でも迷惑かな? 
 ○○が好きなのは、コスプレのリナちゃんであって私じゃないもんね。
 どうする?やめとく?」
!! 願ってもないことだった。
コスプレが好きなのはもちろんだ。
が、俺は実は姉のことが好きだったのだ。
何をやっても優秀な姉。そんな姉に俺はいつしか憧れていた。
1日に必ず1回はするオナニー。
そこには、姉の面影があった。
リナのコスプレ衣装に身を扮した姉の姿を思いながら俺はオナニーする。
それは、大好きな姉を汚すようで、してはいけない事のように思えたが
逆にその背徳感がたまらなく快感を高めた。

その姉が、【フィギアNo.4 レースクィーン】の格好をしてくれる!?
俺はもう嬉しさで飛び上がりそうになった。
「で、でも姉ちゃん。
 レースクィーンのコスチュームなんて持ってるの?」
「ふふっ。それがね。お父さんお母さんには内緒よ。
 実はこの間、友達に誘われてアルバイトしたの。
 知り合いの大学生が、同好会の仲間とやるレースにコンパニオンとして出たの。
 割りとイイ報酬だから、思い切ってやっちゃった。
 その時のコスチューム、貰ったの。」
「で、でも姉ちゃん。
 本当にいいの?
 俺の前で、そんな…」
「いいの。○○。
 お姉ちゃんはね、○○に頑張ってもらいたいの。
 私のこんな格好が、○○のゴホウビになるんだったら
 お姉ちゃん、いくらでもしてあげる」
「わ、わかった。
 姉ちゃん!俺、頑張ってみる」
218ボルダーX:2007/11/09(金) 19:34:22 ID:g+aqwzNH
俺は必死だった。
この問題を解けば、姉の、憧れの姉のレースクィーン姿が拝めるのだ。
俺の脳味噌はフル回転していた。
難問だと思えた問題ももう少しで解けそうだった。
夢中に問題に取り組んでいて、姉が俺の部屋を出ていったことにも気付かなかった。
いよいよ最後の計算も終わり、答えが出た。
「やった!解けたよ!姉ちゃん!
 これで合ってるかな?」
俺は満面の笑みで振り返り、姉に言った。
が、姉はそこに居なかった。
(え?どうして?
 何で、姉ちゃん、居ないの?)
(やっぱり嫌やになったのかな?
 こんなデキの悪い弟に付き合ってられなくなって…
 まして、レースクィーン姿になってくれるなんて、
 あり得ないもんな…)
俺は肩を落とし、うなだれていた。
その時だった。

(トントンッ)
ノックの音がする。ドアの向こうから姉の声。
「どう?○○?
 ちゃんと解けた? 
 答え、言ってみて。」
「えっ? うん、えーと。158かな。」
「正解ぃっ!
 やっぱ、やればできるじゃん。
 じゃあ、約束通り、ゴホウビだよ」
ドアが開いた!
そこには、姉が居た!眩しい位、素敵な姉が!
ピンク色のハイレグカットのレオタードを身にまとった姉の姿は
何とも神々しいものだった。
どう見たって、レースクィーンそのものだ。
しかも部屋の入り口で、姉はやや斜めに前傾姿勢で立ってる。
それも両手で姉の豊満なバストを挟みこむようにして!
(すっ、すげえ。姉ちゃんの「決めポーズ」だ!)
実はアニメの【コスプレ機動戦士リナ】でも最後に盛り上がったところで
その時のコスプレ衣装にぴったりのポーズで、敵をやっつける場面があるのだが、
まさに、それを見る思いだ。
俺はリナにやられる悪役さながら、メロメロになってしまった。
(くぅぅっ。姉ちゃんっ、参ったぁあ!)
219ボルダーX:2007/11/09(金) 19:34:59 ID:g+aqwzNH
「どう?
 こんなので良かったの?
 あれ?○○?
 ねぇ、顔赤いよ。
 大丈夫?」
「うぅっ。くくっうぅ。
 姉ちゃん!ありがとう。最高だよ。
 姉ちゃんのハイレグ・レースクィーンの格好…。
 そ、そうだ。姉ちゃん。
 ねえ。写真撮っていい?
 撮っておきたいんだ。姉ちゃんのその姿。」
「いいよ。
 ○○。ちょっと恥ずかしいけど。
 撮ってくれる?
 お姉ちゃんのこの格好…」
俺は慌てて、デジカメと三脚を用意した。
興奮のあまり手が震える。
ファインダーの中の姉がにっこりと微笑む。
猛然と連写する。色々とポーズを変え、姉と俺の二人きりの撮影会は進む。
ベッドの上にも乗ってもらった。よつんばいの姿勢。
こぼれんばかりの姉の乳房。
俺はものすごい勢いで近づく。接写・連写。
俺の荒い息とシャッター音だけが部屋に響く。

「ちょ、ちょっとぉ。近過ぎるゾォ、おヌシ。」
「ご、ごめん。」
慌てて身を引く俺。
が、懲りずに今度は姉のヒップにレンズの照準を合わせる。
「すっげぇ、ムチムチだぁ…」
心の中でつぶやいたつもりが、思わず口に出ていた。
「何よぅ。そんなにハゲシク見ないで。
 エッチねえ…」
そう言いながら姉はイヤイヤをするように腰を左右に動かす。
(ふぅーっ。たまんねえ。
 姉ちゃんっ。何てイイ身体してるんだっ。)
「ねえ。○○。
 もうそろそろ、いいかな?
 お勉強の続き、しなきゃ、だよ」
「う、うん。
 それは、わかってるんだけど…」
「ほらほら、はいっ。
 早くイスに座って。
 じゃ、今度はこの問題やってて。
 お姉ちゃん、着替えてくるから。」
「えっ?着替えちゃうの?
 お姉ちゃん」
「当たり前でしょう。
 お姉ちゃんが、この格好になってあげたのは
 ○○がちゃんとお勉強できるようになる為よ。
 いつまでもこのままじゃ、○○、お勉強に手が付かないでしょう?」
「じゃ、じゃあさ。
 こういうのはどう?お姉ちゃん。
 次の問題が解けたら、また別のコスチューム着てくれるっていうのは。」
「え〜? また別のぉ?」
「じ、実はさ、お姉ちゃんに是非着てもらいたいのがあるんだ」
「なに〜、それ?」
「通販で買っちゃったんだ。これ。」
220ボルダーX:2007/11/09(金) 19:35:36 ID:g+aqwzNH
俺は押入れの奥から箱を出し、姉の前に広げる。
【コスプレ機動戦士リナ No.12 ドS女王様(実物大)】
それは、1/1モデルのリナのフィギアだった。
ウレタン樹脂でできた、実物大のリナ。
そして身にまとうのは挑発的なレザースーツ。
ご丁寧に右手には皮のムチ付き。
「バッ、バッカじゃないのぉ!
 何よ、コレ?
 ○○、アンタ何買ってんのよ!」
「…………」
「ちょっとぉ、○○。
 コレはヤリ過ぎなんじゃない?
 お母さんとか見つけたらビックリするよ」
「………どうしても、欲しかったんだ………」
「いくら、欲しかったと言っても、
 普通は買わないよ、こんなの……
 で、何? ○○。
 今度はお姉ちゃんにこのレザースーツ着て欲しいの?」
「う、うん。
 でもそれだけじゃないんだ。」
「何よ、それだけじゃないって?」
「それ着たら、俺を叱って欲しいんだ。
 もっと勉強しなさいって。何でそんな問題解らないんだって、
 姉ちゃんに叱られたいんだ。
 そうすれば、ボク、勉強すると思う。」
「なるほど。そういうことネ。
 でも、かなり屈折してるぞ、○○。
 まぁ、でも○○の言う通り、やってみようか。
 お姉ちゃんも一肌脱ぐぞ。
 よし、じゃあ、まずこの問題。
 これを解かなきゃ、着替えてあげないゾ。」

この問題を解けば、姉が俺の女王様になってくれる!
そう思ったら、俺の頭は沸騰しそうになったが
何とか、問題に集中した。
ジリジリと時間が過ぎる。
どうしても解らない。以前、試験で出た問題と似ている。
その時は解けたはずだが。
よーく思い出せば解るはずだ。
俺はいつの間にか、問題に没頭していた。
隣にいるはずの姉のことさえ、忘れていたくらいに。
ここに、確かあの公式を当てはめればいいはずなのに
その公式が思い出せない。ちくしょう。
221ボルダーX:2007/11/09(金) 19:37:02 ID:g+aqwzNH
ふいに姉の声がする。
「いつまでチンタラ、やってんだよ。
 そんな問題、さっさと解いちまいな!」
「?? 
 ね、姉ちゃん??」
慌てて振り返ると、そこにレザースーツを着た姉がいた。
右手にムチを持っている。
「ボヤボヤするんじゃないわよ!
 さっさとその問題をお解きっ!」
「は、はひ…」
いつになく、強い口調の姉。
そんな姉に圧倒されながらも俺は感動していた。
(あぁ、今、姉ちゃんに叱ってもらえてる。うぅ、姉ちゃんんっ!)
「ほ〜らほら。
 ちゃーんと集中して。できる子だろう、○○は。
 きちんと正解だったら、ご褒美をあげてやってもいいんだよ。」
(ご、ご褒美っ!
 正解したら、姉ちゃんからご褒美が貰えるっ!
 何だろう?一体どんな素敵なご褒美が?)

その時だった。俺の頭に閃光が走り、
忘れていた公式が思い出せた。解った!
これさえ解ればもう簡単だ。
スラスラと鉛筆がすべる。できた。
「これで、いいかな?姉ちゃん?」
「ふふっ。
 正解よ。じゃぁ、これ。ご褒美。」
言うが早いか、姉はその豊満なバストを俺の顔に押し付けてきたのだ。
あまりの量感に俺は息ができなくなりそうだった。
「ね、姉ちゃんっ、ち、窒息しそうだよ」
「ふふ。○○。○○がちゃんとできたからご褒美なのよ。
 こんなご褒美じゃ、嫌かしら?」
「そ、そんなことないよっ!
 ね、姉ちゃんのおっぱい…
 気持ちいいよぅ…」
「ね。○○。
 さっき、お姉ちゃんのレオタード姿、たくさん写真に撮ったでしょう?
 あれ、どうするつもりなの?」
「ど、どうするって、見て楽しむだけだよ。」
「見て、楽しむって、具体的にどうするの?」
「そ、そんなこと。
 言えないよ。いくら姉ちゃんでも」
「知ってるわよ。
 オナニーするんでしょう?
 違う?○○…。
 正直に言いなさい。そうでしょ。
 ○○、お姉ちゃんの写真見てオナニーするつもりだったんでしょ?
 イヤらしい子ね、○○は。」
222ボルダーX:2007/11/09(金) 19:38:18 ID:g+aqwzNH
「でも、そんな○○、大好きよ。
 ね、○○。よかったら、お姉ちゃんが手伝ってあげようか?
 今だって、もう大きくなっているんでしょう。
 ほら、見せてごらんなさい。」
「あうぅっ」
ふいを突かれた俺は思わず声を上げてしまった。
姉が、SMコスチュームに身を包んだ姉がこともあろうに
俺のチンポをさすり始めた。
「あ、ぅう。き、気持ちいいぃ。」
「○○が悪いのよ。こんな格好にしてたら、何だか感じてきちゃうじゃない。
 思わず触りたくなっちゃったの。○○の。
 ね、こっちに来て。」
それまで椅子に座って、ズボンの上から姉に手コキされていた俺はベッドへ移動した。
「それ、脱いじゃって。」
「え?」
「ズボン。早く…」
言われるままにズボンをおろしてベッドに腰掛ける。

「ふふ。こんなになってる。」
姉はトランクス越しに俺のチンポをいじる。
「なんか、染み出てるゾー。ほら。
 ナニかなー。お姉ちゃんに見せられないものかなー。
 ほーら、パカッ。」
姉は思い切りトランクスを剥がし、一気に脱がしてしまった。
「ぅ、ぅう。恥ずかしいよぅ。姉ちゃんっ。」
「そんなことはないでしょう。
 お姉ちゃんだって、随分恥ずかしい格好させられてるのよ、さっきから。
 それより、なーに?これは。先っちょから何か、出てますよー。
 透明な汁ですね〜。ちょっと味見しちゃおうかなー。」
「え?」
と思ったら、その瞬間、もう姉の口は俺のチンポを咥えていた。
「あ、待っ、ちょ、姉ちゃんんんっ」
「ちゅぱぁあっ、くちゃっ、ちゅぱあぁ」
問答無用のフェラチオッ!!
童貞の俺にとって、憧れの姉のフェラチオッ。
しかも、姉は【コスプレ戦士リナ No.12 ドS女王様】の格好だっ。
あり得ない快感。姉の口、舌が俺のチンポをしゃぶっている。
(あぁ、姉ちゃんの舌使い、いい、好いよう、気持ちいいよう…)
223ボルダーX:2007/11/09(金) 19:38:50 ID:g+aqwzNH
姉のフェラチオで半ば夢うつつ状態であった俺だが
更なる快感を俺は求めた。
「ね、姉ちゃん。お願いが…。
 俺のこと跨いでくれえ。」
俺のチンポを咥えていた姉の口が離れ、粘液が糸のように垂れる。
「やらしい子ねぇ。○○。
 どこで覚えたの?そんなこと…。
 こう?こうして欲しいの?
 こうされたいの?」
姉のスラっとした白い足が俺の顔を跨いできた。
同時に、姉のフェラチオが再開される。
姉の白い太ももが俺の顔に容赦なく打ち付けられる。
「ぅぅううぅぅっ」
俺は喜びの嗚咽を挙げていた。
(姉ちゃん、姉ちゃんの足、柔らかい…。
 甘い匂いがする。甘い蜜の匂い…
 何て幸せなんだろう。)

俺は姉の蜜の源泉を求めて顔をもたげた。
きっと、あそこに違いない。
姉の怒涛とも言えるフェラチオの集中砲火を浴びながらも、
俺は姉の蜜処に辿り着いた。
レザーパンツ越しに感じられる、姉の女淫。もうムレムレだ。
迷うことなくファスナーをおろす。
姉の密林に俺は顔を近づけ、舌を伸ばした。
「ちゃぷぅ、ちゃぷぅ」
子犬のように俺は姉の秘芯を舐め始める。
俺の肉棒をほおばりながら姉はうめき声をあげる。
「んっんんぅむぅん〜、んぅんぉう」
俺は容赦なく責め立てる。舌に加え、指で姉の女淫をいじくる。
ねっとりした、甘い、オンナの匂いが充満している。
(こ、ここが、姉ちゃんの匂いの素のモトだ。)
俺は姉の蜜液で口の周りのだらだらにして、歓喜の声をあげていた。
「あぁあぅぅっ!
 姉ちゃんっ!姉ちゃんっ!」
224ボルダーX:2007/11/09(金) 19:39:30 ID:g+aqwzNH
童貞の俺にとっては、刺激的なことの連続だった。
やがて、快感の頂点は唐突に訪れた。
姉のバキュームが突然激しくなる。
それと同時に姉の腰が前後左右にグラインドする。
「ぅぅううぅーっ、いいっいっちゃうううぅぅっ!」
どうやら姉は絶頂を迎えているようだった。
あまりにも激しい姉の口技に俺も、我慢が利かなかった。
「あ、あぅうう、姉ちゃんっ、俺もぉ、俺もイクゥうぅ!」
俺のモノを口いっぱい頬張りながらも姉は喜びの声を挙げていた。
「んんむぅふぅっ、いくいぃくうぅっ、んんむふぅっ!」
俺が射精する、その脈動に合わせて姉が口をすぼめ、激しく吸いたてる。
これまでのオナニーでは感じたことのない快感。
最後の一滴まで、吸い尽くすかのようにして、姉のフェラチオは終わった。
姉の喉がゴクリと音を立てた。
俺のザーメンを全て飲み込んだのだ。

「けほっ。けほっ。
 っんふ。
 やだーっ。○○のすっごく、ねばっこいー。
 しかもニガいしぃ」
姉が顔を近づけてきた。
さっきまで俺のチンポを咥えていた唇が、俺の唇に重ねられる。
俺は姉の頭に手を回し、抱き寄せた。
「ね、姉ちゃんんっ。
 気持ちよかったよう。
 ありがとう。姉ちゃん。」
「さ、○○。
 これからも頑張って、成績上げよ。
 お姉ちゃんも応援するからさ。」
姉はニヤっと笑って、【コスプレ機動戦士リナ】のフィギアを指差した。
「今度はどの格好でやる?」

終わり
225名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 19:50:14 ID:n6DaR1zi
これコピペでしょ?
226名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 23:28:32 ID:/dm1pMkr
○コピ保管庫ですな
227名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 05:11:54 ID:7Jmofhu+
wktkで読んでたが
コピペだったかorz
228名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 06:35:27 ID:mKu1PtKD
面白かったから良いや、と思ってしまった
229名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 10:48:01 ID:XAF59v2v
本番なしか、残念!
230名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:06:31 ID:v2llytgC
あなたは実姉派?義姉派?

自分は義姉派
231名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 01:07:34 ID:OBBWR67Q
義姉って…兄嫁って解釈?
それとも、親の再婚相手の年上の連れ子?

義姉も捨てがたいが実姉かなあ。
232名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 01:19:56 ID:v2llytgC
義姉も自分的に兄嫁だと寝取りになるから苦手
連れ子とか養子とか


ことさらに『お姉ちゃん』をする義姉がツボなのです
233名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:24:51 ID:uypI1nCZ
あげ
234名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 12:06:53 ID:N3nuvjyl
お前ら何歳差くらいがツボよ?
235名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 20:49:30 ID:kvnKp5wx
>>234
うーん、3〜5歳差かなあ。
義姉でも実姉でも。
でも、双子の姉弟とか年子の姉弟もありかなあ。

個人的には年齢差が大きすぎるのはパス。7歳超えると無理?
236名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 21:42:45 ID:KNHw0LDS
年齢は何歳上でもいいが恋人と変わらんぐらいベタベタ甘えてるのは姉としてどうかと思う
やっぱり弟や妹に対する年上としての誇りをもってる、でも時々だらしない身近な大人の女性って感じが良い
237名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 07:45:50 ID:RsNOKuTm
238名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 04:13:19 ID:NpIJwMys
からくりサーカスのしろがねと勝が理想的な関係に見えた
なんで譲るのか理解できないよ
239名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 20:50:47 ID:+p9QJdzo
保守
240名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 01:51:32 ID:/8MiXPX8
魔性の姉の続編にきたいして保守
241名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 11:21:17 ID:r3Dq5ouU
hosyu
242 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:05:38 ID:ywjiqUT9

だいぶ間が空いてしまいましたが、>>3の続きを投下させて頂きます。
あと、申し訳ありませんが章立てはこちらの都合で中止致します。
243魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:13:34 ID:ywjiqUT9

 夜の三崎家の電話が鳴る。
 昭司が受話器を取った。

 「もしもし、裕一ですが」
 「おう」
 「……なんだ、昭司か」
 受話器の向こうの声は、昭司の悪友の裕一だった。
 「なんだとは、ご挨拶だな」
 昭司が言うと、
 「もし華菜さんが電話を取ってくれれば、ほんの少しでも会話ができたのに
さ」
 華菜ファンを公言する裕一は落胆を隠そうともしなかった。しかし、
 「なんだったら、姉さんに代わったっていいんだぜ」
 と昭司が親切心から言えば
 「馬鹿言え。そんなことして、華菜さんに図々しい男だと思われたらどうす
るんだ」
 裕一はひどくストイックなことを言うのだった。鼻の下を伸ばしながら水泳
部の練習を覗きに行っている男の言葉とは思えない。
 「……はぁ、華菜さんは今何をしているんだ?」
 「ん……。そうだな──ソーセージを食べているよ」
 昭司は少し考えて言った。
 「そうか。華菜さんはソーセージが好きなんだな」
 「ああ、そうだ。毎日食べてる。ソーセージが好きで好きで仕方ないんだ…
…あ痛ッ!!」
 言葉の途中で昭司は悲鳴を上げた。
 「どうした、昭司?」
 「……いや、なんでもない。今は、姉さんは──飴玉を舐めているな」
 「ソーセージを食べながら飴玉を舐めるのか?」
 裕一は不思議そうな声を出した。
 「おかしな食べ合わせだな?」
 「そうかな。でも、姉さんはそれに白ジャムをつけて食べるのが大好物で
ね」
 「ふうん……、変わってるな?」
 「白ジャムが大好きで、毎日毎日、飽きるほど──痛てぇッ」
 昭司はさらに大きな悲鳴を上げた。
 「おまえ、どうしたんだよ?」
 裕一が不審に思って問い質す。
 「いや、なんでもない。それで、何か用か?」
 「別になんでもないよ」
 「てめえ、姉さんと話したいがために電話してきやがったろっ」
 「うるせえ、悪いかっ」
 開き直った裕一に、昭司は言葉をなくす。
 「それじゃあなっ!!」
 受話器の向こうで、勢いよく電話が切られた。
 「──だってさ、お姉ちゃん」
 昭司は呆れながら受話器を置き、足元にうずくまる姉を見つめた。

244魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:14:44 ID:ywjiqUT9

 華菜は、椅子に腰掛けた昭司の前に膝をつき、顔を弟の股間に埋めていた。

     じゅる……ちゅぽっ

 深く咥えていた弟の男根から口を離す。
 「誰が、ソーセージが好きで好きで仕方ないって……?」
 モデルのように美しい姉は舌を伸ばし、昭司のペニスの根元から裏筋までぺ
ろっと舐め上げた。
 「う……っ」
 昭司は呻く。
 「だって、そうだろう? 毎日、お姉ちゃんは俺のチンポをしゃぶってるじ
ゃないか」
 「違うわ」
 華菜は最強の生徒会長らしからぬ仕草で、人差し指を弟の亀頭に滑らせる。
 「お姉ちゃんは、おまえの喜ぶ顔が見たくてチンチンを舐めてあげているの
よ。おまえのだから、こんなものをいつまでもしゃぶって、そして噴き出して
くる臭いものも飲んであげられるの。美味しいとさえ思えるの」
 姉は恋人に口づけるように、唇を突き出してチュッ、と鈴口にキスをした。
 恋愛ドラマに登場するくらいに美しく華やかな姉が、性器に接吻する姿はひ
どく場違いな感じがして、昭司を興奮させた。
 「お姉ちゃんの口の中に出したい」
 淫弟が言うと、聖母のような表情で頷いた華菜は、亀頭を呑んでいった。

     じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷ……っ

 やわやわとしていて、温かくぬめった口内に昭司の快感粘膜が包まれた。
 口腔粘膜の空洞の中で、姉の舌が激しく動き、昭司のペニスを掃きまわす。
 「ああ、お姉ちゃん、気持ちいい」
 昭司は言った。
 「お姉ちゃんは、フェラチオの偏差値もきっと学園で一番だよね」
 ちゅうちゅうと亀頭を吸引されながら、彼は言った。

     ちゅぱっ

 「……おまえは本当に失礼な弟ね」
 生徒会長の姉は、片手で弟の玉をやわやわと揉み、もう片手で肉幹をしごき
たてながら言う。
 「おまえがお姉ちゃんに色々とエッチなことをさせたがるから、自然と覚え
てしまったのでしょう?」
 「いや。きっと、お姉ちゃんには才能があったんだよ」
 「そんな才能、要らないわよ」
 華菜は顔をしかめる。
 「でもその才能のおかげで、俺は最高に良い気持ちになれるんだ」
 昭司が言う。
 「…………………」
 姉は宙を見つめて、少しだけ黙った。
 「──そう。だったら、そんな才能があってもいいわね」
 再び彼女は弟のペニスに唇をかぶせていった。

245魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:15:43 ID:ywjiqUT9

     じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ……

 激しいピストンが始まり、昭司はすぐにたまらない気持ちになった。
 姉の美しい黒髪が彼の股間で揺れ、さわさわとあちこちをくすぐる。姉のか
ぐわしい香りが立ち、その甘さが鼻をついた。
 昭司のペニスをしゃぶりたてているのは、学園一の清楚な美少女なのだ。
 図書館で勉強している姉の姿や、全校生徒を前に演説している凛とした姉の
姿が頭に浮かんだ。
 「裕一やお姉ちゃんの友達、先生や学校の皆は、お姉ちゃんがこうして毎晩
男のチンポをしゃぶってるなんて、夢にも思わないだろうなぁ」

     ちゅう、ぶぶぶっ、ぶぽっ、ぺろん

 まして、こんな激しい吸引や喉の奥までのディープスロートをしているなん
て、想像だにしていないはずだ。
 「弟の精子をいつも飲んでいるなんてことも、きっと思ってないよ」
 昭司が言うと、華菜は彼の目を見つめながら亀頭を舐めまわす。
 「いいのよ」
 彼女は言ってから、肉幹の根元まで皮を強く引き下げ、ぎりぎりにまで張り
詰めた亀頭を深奥まで飲み込み、喉でぎゅぎゅぎゅぎゅっ、と締めた。
 「うッ、出ちゃうよっ」
 昭司が呻いた瞬間。

     ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ

 玉袋がぴくりと跳ね、白い魔弾が次々と華菜の喉を撃った。
 「んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ」
 華菜は慣れた態でそれをすべて飲みくだしていく。
 自らが吸い飲まれているような錯覚の中で、昭司は忘我の境地を漂う。

 「……今日は少しだけ苦味が薄いわね。体調悪いの?」
 華菜は唇についた精子を舌で舐めとりながら言った。
 「精子の味で俺の体調管理をするのはやめてくれよ」
 「いいのよ。これは、私にだけしかできない体調管理なんだから」
 優姉は、淫らに笑った。
 「──いいのよ、昭司。お姉ちゃんが毎日おまえのチンチンを舐めたって、
精子を飲んだって。おまえに私のカラダを食べさせてあげたって。
 だって……。

 ──私は、おまえのお姉ちゃんなんだから」

 華菜は昭司の頭をそっと撫で、胸元に抱き寄せた。柔らかい胸に顔が押し付
けられると、ぽよん、と弾んだ。
 唯一にして女神のごとく絶対的な姉。
 それが、昭司にとっての華菜という存在だった。

246魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:17:02 ID:ywjiqUT9

 夜の姉はどこまでも甘く淫らだったが、学校における三崎華菜は依然として
昭司の手の届かない最強の生徒会長のままだった。

 「まったく、すげえよなぁ」
 昭司は、成績順に貼り出された中間テストの結果を見上げて独り言ちる。
 三年生の学年1位には必ず三崎華菜の名前があった。
 生徒会長としての仕事や主将を務める水泳部の活動の合間をぬって、一体い
つ勉強しているのだろうか。
 視線を一年生の成績表へ移す。
 1位……、30位……、60位……、さらにさらに下がっていき、限りなく
最下位に近い場所にやっと三崎昭司の名前を見つけることができた。
 とても姉弟とは思えない順位の格差である。

 「──おまえが、華菜さんの弟か?」
 背後からの男の声に昭司は振り返った。
 そこには、三年生の襟章を着けた男子生徒が立っていた。
 身長が高く、キリッと締まった顔のスポーツマン系の二枚目だった
 男子生徒は、不躾な視線で昭司をつま先から頭のてっぺんまで舐めるように
ジロジロと見た。
 「なんか、用ですか」
 昭司はぶっきらぼうに訊いた。
 「別に。ただ、あの三崎華菜さんの弟にしてはあまりぱっとしない男だな、
と思っただけさ」
 男子生徒は失礼なことを、しれっと言った。その視線が目の前の成績表に走
り、昭司の凄惨な順位で止まる。
 「なんだ、頭も悪いんだな」
 昭司はむっとしたが、残念ながら返す言葉もなかった。勉強しておけば良か
った、とこんなにも後悔したのは初めてだった。
 「あんた、誰です?」
 無礼な態度に昭司が問う。
 「なんだよ、知らないのか?」
 彼はにやっと笑った。
 「おまえのお姉様の一番大切な男、だよ」
 その男の笑顔が昭司はひどく気に入らなかった。


 教室に戻った昭司に、早速裕一が話しかけてくる。
 「昭司。さっきおまえ、三年の佐伯先輩と何を話してたんだ?」
 裕一は興味深げな表情を浮かべている。
 「あのいけすかない先輩、佐伯っていうのか」
 昭司が言うと、裕一は呆れた。
 「なんだおまえ。佐伯恭介先輩を知らないのか?」
 「有名なのか?」
 「そりゃ有名だよ。うちの高校の男子生徒のアイドルが華菜さんと瑛子セン
パイだったら、佐伯先輩は女子の人気を一身に集めるアイドルだからな」
 「ふうん。男には興味がないからまったく知らなかったなぁ」
 「あの通りの男前だし、スポーツマンで、頭も良いから女子の視線を独り占
めなんだ。まったく、腹立つぜ」
 裕一は私情を挟んだ評価をした後、昭司の目をじっと見つめてきた。
 「しかし、昭司が知らないなんて意外だったな」
 「どうしてだ?」
 「──佐伯先輩は生徒会副会長で、水泳部の副主将なんだぜ?」
 「なんだって」
 さっき、佐伯恭介が思わせぶりに残した言葉が不意に甦った。
 「いつも部活の時に女子に黄色い声援を受けてるのを見てないのか?」
 「……俺はおまえと違って姉さんの覗きになんて行かないから知らないよ」
 昭司は白い目で悪友を見る。
 「でもまあ、今日は少し水泳部の練習を見に行くかな」
247魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:17:36 ID:ywjiqUT9

 季節は秋に向かいつつあったが、相変わらず姉の水泳部は活発に活動してい
る。
 放課後、金網越しに並ぶ水泳部のギャラリーに混じって立つ昭司の目の先に
は、姉のグラマラスな姿態があった。
 プールサイドを歩いてきて、ちょうどこれから水に入って泳ぐ所のようだ。

 不謹慎なことかも知れないが、昭司は姉が競泳水着で泳いでいるところを見
ると、欲情してしまう。
 グラビア雑誌を手に取れば、色鮮やかで布面積の少ない過激な水着を着たア
イドル達をいくらでも見ることができる。
 だが昭司には、競泳水着姿の姉にはそれを凌駕するだけのフェティッシュな
性的魅力が溢れているように感じられた。
 水泳で鍛錬され、はちきれんばかりにむちむちとした姉の美肉。それがぴっ
たりと密着した競泳水着に締め付けられている光景は、下手なビキニよりもず
っとエロティックに感じられた。
 肉体的な機能美は、同時に野性的な性美でもある。
 限界まで水の抵抗を減らすということは、それだけ裸に近づいていくという
ことも意味していた。
 爆乳と呼んでも差し支えない乳房、大きく盛り上がった尻肉。それらは表面
を露出されることはないけれども、極薄のナイロン地によってミリ単位まで正
確なフォルムを描き出されてしまっている。
 それはある意味で、ビキニよりもずっと卑猥な光景のようにも受け取れるの
だ。

 そして、そんな競泳水着姿の華菜が泳ぐことで発するフェロモンもまた、ビ
キニ水着によって発される媚態とはまた違う種のものだった。
 はちきれて飛び出さんばかりに圧倒的に充実した肉体を、か細い布切れで辛
うじて拘束し、ダイナミックに泳ぎきる。
 それは比類なく力強くて健康的なセックスアピールなのだった。
 自由形の華菜はタイムもさることながら、人魚のように泳姿が美しいことで
も定評があった。一切の無駄なく力を推進力に変え、余分な水飛沫なく、優雅
なまでに水を滑る。
 そして身を沈めてターンする時に、水上に一瞬だけ肉付きの良い美尻を突き
出す。
 この瞬間を、昭司は密かに胸をドキドキさせながら心待ちにしていた。誘惑
のために尻を突き出しているわけでなく、競技の特性上心ならずも観衆の前に
尻を丸出しにしてしまう所が彼の倒錯的な興奮を高めた。

 やがてゴールを迎え、華菜の足がプールの底に足をつく。
 ゴールするといつも華菜は、頭部を締め付けるキャップから長い髪を解放し、
解きほぐすように頭を二、三度振る。
 濡れた髪が乱れながら彼女の肩に降りかかる。それから華菜は天を満足げに
仰ぐと、静かに隅のラダーへと向かうのだった。
 ラダーから水上に上がる瞬間、水圧から解放された乳肉と尻肉がぶるんと揺
さぶられる。
 これも、昭司にとっては見逃せない淫景だった。

248魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:18:11 ID:ywjiqUT9

 「華菜さんの魅力は」
 と、華菜信者の裕一はよく言った。
 「男心を鷲掴みにするような魅力を持っていながら、そのことにあまり自分
で気付いていない所にあるんだ」
 「あれだけたくさんの男に告白されていれば気付いてるんじゃないのかな」
 昭司が疑問を呈すると、裕一は首を振る。
 「自分がもてることは知っているけど、どこに皆が魅力を感じているかきっ
とわかっていないんだ。だから、生真面目な顔で厳格な態度をとっていながら、
反面媚態的な態度をとったりするんだ」
 ダイナマイトな肉体を競泳のために薄手の水着で覆うこと。そして、仕草の
中で知らず胸や尻をアピールしていること。それが、ひとつの象徴だと裕一は
考えているようだった。

 そしてそれは、紛うことなく弟の昭司がずっと思っていたことでもあった。
 昭司は、風呂上りにタオル一枚の姿で歩いたり下着姿で歩く美姉に何度胸を
かき乱されたことだろう。
 そんな姉はいつもの優しげな笑顔で、「どうしたの。何か心配事でもある
の? 姉さんに話してごらん」と身を寄せてくる。
 その深い胸の谷間を見せつけながら頭を撫でてきた時の、胸の痛みはどれほ
どのものだっただろう。

 学校中の男子生徒達は同種の胸の痛みに身を焦がしているに違いなかった。
決して手に入らない禁断の果実が目の前でふるふると誘うように揺れているの
を、指を咥えて見つめているだけだ。

 少なくとも今まで、昭司はそう思っていた。
 プールサイドで、肩にタオルを掛けて姉が立っている。立ち姿のシルエット
だけでも妙になまめかしい。
 その姉に向かって、競泳パンツ姿のたくましい男が近づいていった。華菜に
話しかけると、美姉はにこやかに笑った。
 佐伯恭介だった。
 ふたりは何事か談笑し、恭介が冗談でも口にしたのか、華菜は笑いながら彼
の肩を付いた。彼も笑い、そして、華菜の肩にそっと触れた。

 姉はそれを拒まなかった。

249魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:18:50 ID:ywjiqUT9

 今まで昭司は、学園一美しい姉に多くの男子生徒が告白し、撃沈していくの
を見てきた。
 あるいは、馴れ馴れしく身体の一部に触れることがあれば、華菜はいつでも
相手を睨みつける気の強さの持ち主だった。
 不遜な男子が一本背負いで投げ飛ばされた醜態さえ目撃したことがある。
 そんな姉に触れることを許されたただひとりの男であることが、昭司にとっ
て世界で一番大切な特権なのだった。
 彼はそう思っていた。


 「──よう、心配になって見に来たのかい、出来損ないの愚弟君」
 華菜が後輩の指導を始めた頃、恭介はプールサイドへ近づいてきて、金網を
越しに昭司に話しかけてきた。
 「ふん。姉さんの様子を見に来ただけですよ、粗チンの先輩」
 「そ、粗チンだと!?」
 「競泳パンツ越しに大きさがバレてますよ」
 恭介は股間に目をやってそっと手で覆った。からかってみると、意外に憎め
ない男なのかも知れなかった。
 「……そんなことを言うからには、おまえはよっぽどモノがでかいんだろう
な?」
 粗チン呼ばわりされた先輩は、挑発し返すように言った。
 「そうだな。それは、姉さんに聞いてみたらどうですか? 姉さんはよく俺
のチンポを見ているんですからね」
 嫉妬がそうさせたのか、昭司は多少危険球気味の返答をした。
 「ちっ。いくら見てたって、どうせおまえのモノでどうこうできるわけでも
ないだろうに」
 「………………………」
 あながちそうでもありませんよ、先輩。毎晩これで姉さんをひいひい言わせ
ているんですよ、と昭司は胸の中で呟いた。
 昭司の沈黙を降参と誤認した恭介は満足げな表情をして、プールサイドに目
をやった。
 プールサイドに立って、声を出しながら後輩の泳姿に修正を加えている。
 水泳帽を外して水着の胸元に押し込んでいる部分に妙な色っぽさがあった。
何か言うと胸がゆさゆさと揺れ、水泳帽も一緒に揺れている。
 「──ああ。華菜さんはいつ見ても最高だな」
 指導力を発揮する水泳部部長の姿に見とれながら恭介は言った。
 「まるで女神のごとき美しさだ。制服姿も良いが、水着姿になると身体のラ
インがはっきり出て、正視できないぐらい悩殺的だな。テレビに出ているアイ
ドルなんて目じゃないぞ」
 「先輩、鼻の下が伸びてますよ」
 「え、おっと、すまんな」
 律儀に鼻の下を触って確認する恭介。コイツは本質的には裕一と変わらない
な、と昭司は思った。
 「いやいや。しかし、スゴイ肉体だな。エロすぎる。たまらんな。はぁはぁ
はぁはぁ。
 ……いかん、失礼」
 うっかりと華菜の水着姿に見入って息が荒くなってしまった女生徒のアイド
ルは我に帰って涎をぬぐった。
 こいつ、結構キているかもしれない。
 「可哀相なもんだな、弟。おまえだけがあの女神の魅力を感じることができ
ないんだからな。
 まぁ、落ちこぼれ弟に対しても惜しみない愛情を注ぐ華菜さんの姿が微笑ま
しくて、ますます俺の胸を打つわけだが」
 微笑ましいだって?
 昭司はなんだか、ひどく悔しかった。きっと、学校の皆は恭介と同じような
認識でいるに違いないのだ。
 でも姉は、昭司だけの姉であるはずだった。
250魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:21:51 ID:ywjiqUT9

 母親のいない三崎家では、夕食は姉弟がふたりで自炊をしている。父親も仕
事の関係から最近はめったに帰って来ないので、夕食を摂るのもいつもふたり
きりだ。

     とんとんとんとん

 華菜が小気味の良い音をさせながら野菜を切っていく。昭司は隣でえんどう
豆の鞘を取っていた。
 華菜はひとりでも主婦並みの手際の良さで料理をすることができるが、必ず
昭司に手伝いをさせた。将来、家事ができずに困ることのないよう、教育的な
側面からであった。「自分のことは自分でできるようにしなさいね」といつも
厳格な目で姉は言う。けれど、一方で手取り足取り料理の手順を優しく教えて
くれ、作った料理を手放しで褒めて美味しそうに食べてくれるのだった。
 そんな厳格さと甘さを持ち合わせた華菜は、世界一の姉だと昭司は思ってい
た。

 エプロンを突き上げる巨乳が包丁の上下に合わせてダイナミックに揺れてい
る。
 姉の少女としての初々しさを感じさせる学園の制服の上に、直接羽織ったエ
プロンが母性を感じさせ、アンバランスな魅力が胸を打つ。透き通る宝石のよ
うな瞳で次々と野菜を片付けていく美貌の姉を見つめていると、昭司は胸が苦
しくて矢も盾もたまらない心地になる。

 「あ……っ」
 と、姉が不意に声を洩らして身を硬くした。
 弟が背後から両手をまわし、その豊かな砲弾乳を鷲掴みにしたからだ。
 手のひらに、ふわふわしていて温かく、それでいて弾力のある極上の感触が
伝わってきた。
 料理の最中に、何の断りもなく胸に狼藉を働いたのは、初めてだった。
 そっと弾みをつけるように胸肉を揉みしだいていく。昭司が押していくと、
それ以上の力で押し返してくる。
 脳がとろけていくような心地良さの中で、弟は姉の反応をじっと観察してい
た。気性の激しい姉がもしも腹を立てたら、と思うと不安で胸が苦しかった。
 それでも狼藉したかったのは、佐伯恭介の存在があったからだ。
 つまりは、昭司の姉への甘えに他ならなかったのだった。

251魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:22:37 ID:ywjiqUT9

 「こら、昭司」
 ややきつめの声を出して、姉は愚かな弟を振り返った。険しい表情をしてい
る。
 昭司は悲しい気持ちになった。自分が悪いことは十分に承知していたからだ。
姉を困らせてしまったのだとわかっていた。
 「…………………」
 姉の目から険が落ちた。
 「──そんなことをしたら、くすぐったいでしょう。料理、失敗しても知ら
ないわよ」
 華菜は、最高の爆乳を弟に揉ませたまま払いのける様子を見せずに優しく諭
すように言った。
 「後で、お布団の中で好きなだけ触らせてあげるから、今は料理をしましょ
う。ね、昭司?」
 昭司は考えながら、そっと姉の胸を揉み続けた。
 姉の爆乳を揉みほぐすと、ミルクを練った洋菓子のような甘い香りの成分が
立ってくる。鼻から匂いをいっぱいに吸い込むと、頭がくらくらした。
 「俺は今、このおっぱいを揉んでいたい。……だめ? お姉ちゃん」
 昭司は額を姉の背中につけてこすりつけた。
 「昭司はしょうがないわね」
 華菜はため息をついて、
 「……少しの間だけよ」
 と言った。
 煩悩を抱えた弟は、勇躍して姉の乳房に向かった。
 掴みきれないほどの大きさのミルクまんじゅうに指を沈めていく。
 どんなもんだ佐伯恭介、と昭司は思った。
 ──おまえは背後からいきなり姉さんの胸を鷲掴みにして、ぶっ飛ばされな
いのか?

     こりっ

 勢いあまった昭司が先端の蕾を探り当ててつまむと、
 「こらっ、調子に乗るんじゃないの」
 と甘く姉に睨まれ、ぽかっ、と軽く頭を小突かれた。

 華菜は昭司にとっては厳しい姉であり優しい母で、そして魅惑的な同棲相手
でもあった。
 ただしそれでも、昭司は弟だった。
 佐伯恭介がにやっと笑う姿が頭をかすめた。
 くそっ、と昭司は思った。

252魔性の姉04 ◆U3SZPcxj.U :2007/11/25(日) 22:23:14 ID:ywjiqUT9

 三崎家の姉弟の寝室は一緒だった。

 元々はふたりの寝室は別々だったが、毎晩のように弟が姉の布団に忍んでく
るものだから、そのうちに自然とふたりで布団を並べて眠るようになってしま
った。
 「電気を消すわよ」
 「うん」
 パチン、と音を立てて消灯する。
 華菜は、布団をかけてから目を瞑る。
 そして、待つ。
 五分、十分。
 三十分。
 ──あれ?
 布団の中で首をひねる。
 いつもであれば、しばらくすると弟が華菜の布団に潜り込んできて、姉弟だ
けの甘い時間が始まるはずだった。
 ところが、今夜は弟は身じろぎしないまま。そっと彼の方を窺うと、誰より
も愛しい実の弟は華菜の反対側を向いたまま眠ってしまったようだった。
 こんなことは珍しい。
 今日の弟は様子がおかしかった。いつもは姉を心配させるくらいに変に良い
子な昭司が、今日は華菜を困らせるような言動が多かった。
 弟の変化を他の誰よりも敏感に気付けることが華菜の誇りだった。心配をか
けまいと空元気を出したり、わざと笑顔を作る弟を持った姉の特技かも知れな
い。
 一体どうしたのだろう。学校で何か面白くないことでもあったのだろうか。
この間の中間テストの結果が悪かったことで落ち込むような弟でもないはずだ
が。裕一とケンカでもしたのだろうか。教師に叱られたのだろうか。
 華菜は、弟が悲しげな顔をしているとどうしようもなく胸が痛んだ。弟が笑
うためなら、どんなことでもしたいと思っていた。
 ブラザー・コンプレックスであることは承知していた。
 だが、この気持ちに嘘偽りはなかった。
 弟が幸せそうな顔をして「お姉ちゃん」と呼んでくれると、身体に電流が走
るほどに嬉しいのだ。
 息を荒くしながら自分を求めてくる弟が可愛くて仕方ない。それが、そっぽ
を向いて弟の眠る今夜は、ひどく寂しくて悲しくて、胸が苦しいのだった。


 昭司は眠れない夜を過ごしていた。
 ため息ばかりが洩れる。
 姉に無理を言ったのは、子供っぽい独占欲に違いなかった。自己嫌悪に苛ま
される。
 佐伯恭介が姉の肩に手を触れていた時の姿がどうにも頭から離れない。
 夜毎カラダを求め、激しい愛を交わしているのになぜこんなにも激しい嫉妬
に苦しめられるのだろう。
 昭司は胸を触り、股間に侵入することさえ許されているというのに。

 ──可哀相なもんだな、弟。

 恭介の言葉がこだました。

 ああそうだ。昭司は華菜にとって一番近くて遠い男、弟なのだった。

253名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:24:31 ID:ywjiqUT9

今回は以上です。

また続きを投下させて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。
254名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:27:37 ID:4v1NQZK9
お姉ちゃんにNTRフラグが・・・!
255名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 03:50:46 ID:2eUUxNNI
絵に描いたような噛ませ犬じゃないかw
そんなことより激しくGJ!!
256名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 04:01:40 ID:np2VXHRS
いいところで終わりかよ、GJだこの野郎!!
くそっ、そんなに俺に全裸待機をさせたいのか!!
257名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 04:41:42 ID:x3Bul2yi
うほっ魔性の姉来てた
258名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 09:25:03 ID:tRRS3Cm+
GJ!!
おもしろい噛ませ犬の登場ですなw
それにしても華菜はええなあ
259名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 12:46:25 ID:jAG5+wFU
かませ犬uzeeeeeeeeeeeeeeeeeee!
260名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 14:39:21 ID:iD39lxL5
これ、もし噛ませ犬じゃなかったらと思うだけで、俺のライフはもう0に…
wktk&ビクビク
261名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 15:34:35 ID:exIGH5CH
こういうのが危ねえんだよ・・・こういうヤツがさ・・・・
262名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 22:33:46 ID:8Is/YUEV
マンガだったら安心して見られるのに!
エロパロ板だと思うと、どっか不安でたまらねぇ!
263名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:04:42 ID:G2gya/9Q
保守
264名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 16:20:46 ID:XSKg3N7m
GJです
確かに、あれがもし噛ませ犬じゃなかったら・・・
265名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 12:11:10 ID:CsscOJvN
レイープされたりしちゃうんじゃあ・・・・・・



((((( ゚Д゚)))))
266名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 17:29:38 ID:+4wtY7Er
 俺が居間でテレビを見つつ課題を片付けていると姉貴が帰ってきた。
「明成、ただいまー」
「おぅ。今日父さんも母さんも遅いってさ」
「ふーん……。じゃあねえ、セックスしない?」
「はあ?」
 いきなり何を言い出すんだこのバカ姉は。
「いいでしょちっさいころは何回もやったじゃん。さ、脱いだ脱いだ!!」
 といいつつこの女は俺の服に手をかけてきた。
「何年前の話だよ……。こら、脱がすな」
 ま、ガキのころはバカみたいにしてたが。俺は痴女の手をつかんでその行動を止めた。
「じゃ、自分で脱いでね」
 今度は自分の服を脱ぎ始める変態。
「おまえも脱ぐな」
「なんで?」
「何でって……姉弟ですんのおかしいだろ」
 俺にとっちゃ一応トラウマでもあるんだぞ。
「ゴムあるから大丈夫!」
「そういう問題じゃねーだろ」
 大体二人が高校に入ったころにはもうしなくなってたじゃないか。何でまた今ごろ……。
「だって気兼ねなくヤれるのってあんたしかいないんだもの。
 ちっちゃいころはヤりまくってたからお互い気持ちいいところはわかってるし
 ちゃんと丁寧に気を使ってくれるし文句いいつつも私のいうこと聞いてくれるし」
 なんだそりゃ。つまるところ姉貴にとって都合のいい男ってことか。
「ほーんといい性奴隷を持ったものだわー」
「オイ。」
 ……そりゃあんだけ調教されたらそうなるわな。いたいけな純情少年だった俺は
そのときのこいつに殺されたのだ。それとせめて性奴隷じゃなくて弟といえ。
「あのころのわたしは明成大好きだったんだよねぇ……。喰べちゃいたいぐらいに」
「怖ーっ!!最後だけ俺を見つめながらマジに言うな!」
「いまでもそうなの。だからいただきます」
「うわいつのまにか脱がされてる!だからおまえも全裸で下も準備万端にしてるんじゃねえ!
 前立腺を刺激するな勃起させんな押し倒すな挿れるんじゃねえああぁあ」
「あ。ゴムつけんの忘れた」
「オイィ!出来たらどうすんだ!……無視して腰振るんじゃねぇーー!」
「っ、っ、あっっ、はっ、っ、んっ、あぅ!」
「待てってもうわかったからせめてゴムつけさせろ」
「あ」
 腰を押さえつけて動かすのを止めてから抜こうとする俺
「……おい締め付けんな抜けんだろ」
「ふひひ。……んっと。早くね」
 はぁ結局あのころと同じ流れか成長してねぇ俺。いつまでも出来るわけじゃないのに
姉貴もいつまでもサカってんなよでも押し切られちまう俺も俺だよ逆らえないんだよな
俺なりに姉貴のことは好きだけどでも一生付き合うことは出来ないだろ
ああ結局俺へたれってことっすか畜生。
「はやくしろよ犬」
 はいはい犬って何だとこのやろう。ひょっとして俺の考えが読めてんのか。
「でオネエサマはどんな体位をご所望ですか」
「なんでもいいから。は・や・く・シ・ロ」
「はいィ!」
 そんなにドス聞かせんな。ってやっぱ調教されてるよ……。
 そのまま正常位で普通にやりました。
 ……なんか前(つってもほんとに何年も前だけど)よりだいぶ感じてね?
「ねぇまだ大丈夫でしょ?」
 まだやるのかよ。んな蕩けた顔して聞いてくんな。
 で結局俺が回復するまで向こうが色々やってきて、そのあと後ろから突き潰しても
まだやるというので騎乗位で激しくイかせると倒れこんできて舌を絡め始めたので余韻が
残っている間はずっとキスしてました。結局四回もしてしまった……。満足げな顔しやがって!
後始末をしてやったあとで風呂に入るように言う。
……おい何で俺の手を掴む?
保守。
267名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 20:23:05 ID:GWmytFMG
>>266
GJ!! って、保守かよw 続きは〜?
268名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 20:42:38 ID:XQq6g1L3
>>252の続きを投下します。
よろしくお願いします。
269魔性の姉05 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/02(日) 20:43:33 ID:XQq6g1L3

     ゆさゆさゆさゆさ

 「ん……なんだよ……一体……」
 昭司は身体を乱暴に揺すられて、目を覚ました。
 「昭司、こら、起きなさい」
 再び身体を揺さぶられる。
 「どうしたんだよ、お姉ちゃん」
 寝起きの悪い弟がまぶたをこすりながら布団から顔を出した。するとそこに
は、目を吊り上げて姉が仁王立ちになっていた。すでにセーラー服に着替えて
いる。
 「──これはなんなの、昭司」
 ばさっ、と音を立てて姉が何かを目の前に突き出してくる。
 焦点が合っていくと、そこに映ったのは肌を露に晒した若い女性が悩殺的に
尻を向けているパッケージのアダルトDVDだった。
 「桃尻Tバック娘」と書かれている。
 しまった、と昭司は思った。風紀委員よりうるさい我が家の生徒会長様はこ
の手のビデオが大嫌いだった。普段は華菜に見つからない場所にこっそりとし
まっておくのだが、昨日はうっかりと出しっ放しにしてしまっていた。
 「こんなビデオなんか見ないようにって前に言ったでしょ?」
 「ご、ごめんなさい」
 健全な男子高校生がエロビデオを見たくらいで何もそこまで、というほどの
迫力で睨んでくる姉。
 華菜はパッケージに目を落とした。
 アダルト女優が際どいTバックパンツを食い込ませたヒップで挑発している。
過激なパンツを身に着けた女優のヒップにスポットを当てて大きくフィーチ
ャーした、どちらかというとマニアックなビデオである。
 姉の目がパッケージ裏面の写真で止まり、みるみる彼女の顔が紅潮した。
 「こ、こんな……」
 と、彼女は洩らした。
 「ばかっ!」
 プラスチック製のパッケージの角で昭司の頭をぽかりと打つ。
 「痛えっ」
 華菜は憤然としてDVDを放り投げ、その朝はまったく口を聞いてくれなか
った。
270魔性の姉05 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/02(日) 20:44:27 ID:XQq6g1L3

 昼休みの学校。
 屋上で昭司はぼうっとパンをかじっていた。
 天気は晴れ。秋に向かいつつある空には羊雲が浮かんでいる。
 しかし、そんな空模様とはうらはらに昭司の気分は沈んでいた。

 「おす!!」
 ばしん、と不意に背後から背中を強く叩かれ、昭司はむせこんだ。
 「だーれだっ!?」
 目隠しをされる。その声は軽快な女性のもので、背中には豊満なふたつのふ
くらみがぎゅうっと押し当てられる。
 「な、何するんだよ、姉貴……」
 昭司が言うと、すぐに目隠しが外された。
 ゆっくりと開いた目に、屈託なく笑う風間瑛子の姿が映った。
 「よお、少年。毎日勃起してるか?」
 幼馴染の従姉は例によって強気な瞳を輝かせながら際どい挨拶をした。
 「お姉様と毎日しっぽりとヤッちゃってる?」
 人差し指と中指の間に親指を通す下品な仕草をしながらニヤニヤと笑う。
 瑛子は華菜と昭司を奪い合った経緯があり、姉弟の密通を知っている唯一の
人間であった。一度は昭司と関係を持ったこともあるが、今では危険な冗談で
昭司をからかう程度にとどまり、本気で誘惑してくる気配は見せていない。

 瑛子は、昭司の隣に勝手に腰を降ろすと、手をポケットに入れた。

     キン……シュボッ

 オイルライターで、唇に咥えた煙草に火を点す。
 「こらこら、学校で煙草なんて吸うなよ、姉貴」
 「お姉様に言いつけたらお仕置きだよ、昭司」
 紫煙をくゆらせる従姉。
 「そもそも、同棲して毎晩姉弟で不純異性交遊してる不良に比べれば煙草な
んて可愛いもんでしょ」
 瑛子は軽い笑い声を立てた。昭司は返す言葉もない。
 「──で」
 と、従姉は煙草を指に挟み、昭司を見た。
 「おまえ、華菜とケンカでもしたの?」
 瑛子は彼の瞳を覗き込んだ。

 風間瑛子はデリカシーのない頭からっぽギャルのように見られることがある。
 だが、その実は繊細極まりない少女であり、特に幼い頃を共に過ごした昭司
に関しては実に鋭い。
 まるで見ていないようで、従弟が困っていると何気なく近づいてきて手を差
し伸べてくれるのが風間瑛子という少女だった。
 そしてそんな時、昭司はこの美少女にどんな悩み事でも素直な気持ちで打ち
明けることができるのだった。

271魔性の姉05 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/02(日) 20:45:15 ID:XQq6g1L3

 「ふうん」
 と、規律を破りたがる困った美少女はオイルライターを弄びながら言った。
 「アダルトビデオよりエロいことしてるくせに、ガタガタ言う必要なんてな
いんじゃない」
 彼女は昭司を見た。
 「昔から、その手のエログッズにはうるさいんだよな。なんであんなに堅物
なんだろう」
 昭司はため息をつく。
 「堅物だから怒っているのじゃないかもよ」
 小麦色の肌をした小悪魔の瞳が光った。
 「どういうことだよ?」
 「そういう意味よ、鈍い色男」
 瑛子は謎かけをしたまま、解答を教えてくれる気はないようだった。
 「──それに、佐伯のバカのことは気にする必要なんてないと思うよ。部活
と生徒会で一緒だからそれなりに打ち解けてはいるだろうけど、男としては華
菜の眼中にないよ」
 「そうなのかな?」
 「華菜の目にはおまえしか映っていない。もっとも、それだからおまえをあ
の子に譲ってあげたんだけどね。
 でもこのままじゃ、あんまりあたしが身を引いた意味がないな」
 幼馴染の従姉は煙草を咥えながら、何かを考える風だった。
 「──いいよ。まかしときな、昭司。あたしがきっとおまえとお姉様がうま
くいくようにしてあげるから」
 瑛子は久しぶりに、からかいではない本気の目をしていた。

272魔性の姉05 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/02(日) 20:45:58 ID:XQq6g1L3

 部活に生徒会活動に友人からの誘い、と多忙な華菜は珍しく早い帰宅をして
いた。
 だが、そんな時に限って弟の昭司の帰りが遅い。
 いつもは華菜の帰りが遅く、彼女は心ゆくまで弟の顔を見つめることができ
ないでいた。
 熱い夜を重ねることはあっても、やはりそれはそれとして、弟と甘く過ごす
凪のような時間も持ちたかった。
 華菜は、弟の繊細な横顔が好きだった。
 弟はだらしのない無頼漢を気取ろうとするところがあるが、決して一線を越
えずに真面目な優等生であろうとするところもあった。それは従姉の瑛子に憧
れる一方で実姉に心配をかけまいとする彼なりの葛藤のようでもあった。
 彼はいつも何も言わない。
 どんな悩みも悲しみも、いつも笑顔の下に押し隠して華菜に接してきた。
 そして、ふとした瞬間に見せる繊細で物憂げな弟の横顔は、誰も知ることの
ない彼の本当の寂しさや優しさが滲み出してくるようだった。それは姉として
の華菜の胸を切ないほどに痛め、母性本能に似た庇護欲をかきたて、我知らず
弟の身体を抱きしめているのだった。
 たとえ弟が「痛いよ、お姉ちゃん」と言おうとも、華菜にはその力を抜くこ
となどできないのだった。


 携帯の着メロが鳴った。
 愛しい弟からの、帰りが遅くなるので食事は要らないというメールだった。
 華菜は携帯を放り出し、布団の上に寝転んだ。
 ああ。どうしてこんなにも苛立つのだろう。
 枕を抱きしめて、布団の中に潜り込む。

 なんだか、身体が熱い。
 あのあどけない顔立ちをした鬼畜が毎晩毎晩姉の秘肉をずぶずぶに犯し抜い
た挙句、二日も続けて放り出すからだ。
 あのバカ……。
 なんだか股間がむず痒いような感じがして、華菜は太ももをこすり合わせた。
 我慢ができない。

 ………………………。

 お、オナニー、してみようかな……。

273魔性の姉05 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/02(日) 20:47:21 ID:XQq6g1L3
 華菜は、今まで自慰行為というものをしたことがなかった。

 ずっと興味なんてなかったし、弟と夜を共にするようになってからは、そん
な暇もないほど弟は求めてきた。
 だが、カラダがすっかりと弟の肉棒を受け入れるように順応してしまった今、
初めての空閨に耐えることが難しい。

 ──いや、ダメだ。
 華菜は自制する。
 快楽に流されるようでいてはいけない、と思う。そもそも、今まではこんな
ことをしようという気さえ起きなかったのだ。
 三崎華菜が自らの襞肉に指を這わせ、自慰に耽っているなんて、あってはな
らない。
 あってはならない、が……。
 華菜の指は意思に反して股間へと伸びていた。
 どうしてしまったのだろう。
 三崎華菜は鋼鉄の自制心が売り物のひとつだった。どんな誘惑にだって常に
克己心を発揮してただ目的のために努力してきた。
 だが今度ばかりは今まで彼女が経験してきたどんな気持ちとも違う。学業だ
って、スポーツだって、どんな分野でも華菜は自分の努力とそこから生み出す
実績に自信を持っていた。
 ただ、弟を前にした時、自分の心と身体を制御しきれる自信がまるで持てな
かった。
 こんなことは、初めてだ。
 激しい交歓の連続の中で、いつの間にかこんなにも弟の存在が自分の中で大
きくなっていたなんて。

 華菜のほっそりと整った指先が襞肉をこすり始めた。
 小さな電流が通ったように快感が背筋を走る。
 だがそれは飢えた胃に小さな食物が入ったように、ますます刺激への渇望を
促すだけだ。
 下着の中に入った指先がせわしなく動き始める。
 あっという間に女洞の奥からねっとりとした液体があふれ出してくる。その
勢いに華菜は我ながら驚いてしまう。
 こんなにも自分はいやらしい女だったのか。少し指でこすり上げただけで、
下着がぐっしょりになるほど淫液を吐き出して男のものを求めてしまっている。
なんとあさましいカラダなのだろう。
 美しい人差し指がすうっと女穴へと差し入れられた。
 背筋がぴくっと跳ねた。
 カラダが発赤し、かぁっと熱くなってきた。ペニスの侵入を求めている。硬
く太いもので貫かれたがっている。
 ああ、なんて下品なのだ。
 人差し指が女穴を素早く出入りすると、その度にもじもじと太ももはこすり
合わされ、切なげに腰がよじれる。次第に吐く息は荒く、湿度が高まっていく。
華菜の女芯は刺激することで満足するどころか、指が挿入されるたびにますま
す感度を上げ、いよいよ貪欲に快楽を求めようと蠕動を始める。触れれば触れ
るほどに切なくなっていく。
 しかし、快楽曲線が上がれば上がるほど、自慰は華菜にとって背徳的な感じ
のする行為だった。
 皮肉なことに、その背徳感がさらに彼女の快楽源となっていく。
 ああ、こんなにも自分とは淫乱な女だったのだろうか。弟の帰りが待ちきれ
ずにひとりでオナニーしているスケベな女だと知られたら、彼に嫌われてしま
うのだろうか。
 違うのだ。
 弟にだけはわかってほしい。華菜にとっての自制心とは、即ちたったひとり
の弟を守り、幸せにするための努力なのだ。
 どんな努力もすべては弟を愛し、愛されるため。だから、彼の前ではすべて
の自制心のたがは外れ、無敵の三崎華菜から、ただひとりの女になる。
 それを意識した時、彼女の女芯の奥の奥で何かが疼くような感じがした。
274魔性の姉05 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/02(日) 20:47:55 ID:XQq6g1L3

 華菜の股間の中心で、襞肉が蠢き、妖しく花開きはじめた。
 ──な、なに!?
 腰が知らずに揺れ始めた。
 自分のカラダが自分のものでないかのように反応を始める。
 股が大きく割り開かれ、ストリップダンサーのように腰が突き出され、淫ら
な前後運動を始める。
 顎が上がっていく。
 なんて恥ずかしい格好をしているのだろう。
 華菜は自分で自分のカラダの激しい反応をもてあまし始めた。一体これはな
んだ。あまりにも弟に犯されすぎてカラダが彼のペニス依存症にでもなってし
まったのか。弟のペニスに対する世にも下品な禁断症状だとでもいうのか。
 彼女はぞっとした。
 ああ、なんと怖ろしいことなのだ。
 これは、開放してはならない。彼女の心の地下の底の底に堅く扉を閉じて押
し込めておかねばならない魔性のモンスターだ。

 なぜなら、このモンスターには決して打ち勝つことのできない確信が華菜に
はあったからだ。

 女芯へと差し入れられる指の動きはいよいよ速度を上げていく。
 粘膜は強く絡みつき、蠕動する。
 目を瞑った暗闇の視界の中で、稲光がいくつも走る。数度瞬き、身体の筋肉
が硬く硬直する。
 華菜の脳裏に、はにかんだような表情の弟が浮かんだ。
 ──昭司!
 彼は、愛の言葉を囁いた。
 刹那、華菜の全身が一枚岩のように硬くなり、痙攣した。
 目の前が真っ白になった。
 大空に舞い上がるような浮揚感が生じ、全身を襲う。小さな痙攣。そして襲
う疲労感。急速な弛緩。
 華菜は荒い息をつきながら、目を見開いた。
 「昭司……」
 うわ言のように呟いて、姉は静かに眠り始めた。



     トゥルルル、トゥルルル、トゥルルル

 「──あれ、電話に出ないぜ、姉さん」
 昭司は携帯電話を鳴らしながら言う。
 「忙しいのかしらね」
 隣にいた瑛子は答える。
 「まあいいわ。また今度だって構わないもの」
 「でも姉貴」
 と昭司は従姉の目を見る。
 「一体何をするつもりなんだい?」
 「言ったとおりよ。華菜がどれだけおまえのことを求めているのか、それを
見せてあげる。それも、とびきりに切実に求めているってことをね」
 性質の悪い悪戯の好きな従姉はふくみ笑いをした。
 「悪い顔してるよ、姉貴」
 「そんなことないわよ、ふふふ。悪いけれど、華菜のカラダはおまえには過
ぎた玩具だよ」
 「……どういう意味だい?」
 「おまえは相当のスケベだけど、華菜のカラダも超一級にスケベだってこと
よ」
 昭司は、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をした。
 「ふふふ」
 と瑛子は何かを想像して愉快げに笑った。
275魔性の姉05 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/02(日) 20:48:27 ID:XQq6g1L3


     じりりりりりりりり

 少し遅めに帰宅した次の日の朝。
 寝覚めの悪い昭司は眠い目をこすりながら布団の中でもぞもぞと動き、腕だ
け出して目覚まし時計を止めた。
 あと五分寝るか……。

 ……………………。

 …………………ぐぅ。

 「起きろ、昭司!」

     ばさっ

 「のわっ」
 大きな声とともに布団を剥ぎ取られ、昭司は縮み上がる。
 顔を上げると、そこにはすでに制服に着替えた姉が仁王立ちになっていた。
 「遅刻するでしょ、早く起きて支度しなさいっ」
 「ひいいいっ」
 朝に弱い昭司は亀のように首を縮めた。
 仕方がないのでパジャマを脱ぎ捨て、タンスにかかった制服へと手を伸ばす。
ズボンを穿いてシャツを着て。
 「……?」
 彼は不審に思って姉を見た。
 「お姉ちゃん、なんで俺の着替えをずっと見てるんだよ?」
 すでに着替えの終わった姉は腕を組んで仁王立ちの姿勢のまま弟を恐い顔で
睨んでいる。
 姉は黙って何かを投げて寄越した。
 慌ててキャッチすると、それは昨日の朝にひどく怒られたマニアックなお尻
DVDだった。
 「そんなもの見なくたって──」
 と姉は言うと踵を返して弟に背を向けた。
 膝を曲げてお尻を突き出し、制服のフレアスカートをそっとめくり上げてい
く。
 姉の肉付きの良い後ろ太ももから、桃のようにむっちりとしたお尻がむきだ
しになっていく。
 「……あ」
 そして、そこにはいつものような白い下着はなく、黒いTバックのパンツが
際どく尻の谷間に食い込んでいた。
 「お姉ちゃん、こんな下着持ってたっけ……?」
 「き、昨日、買ってきたのよ」
 姉は顔を真っ赤に紅潮させて言った。
 ふぁさっ、とすぐにスカートを下ろしてしまう。
 「あぁ……」
 昭司は魅惑の光景の閉幕に肩を落とした。
 「なんて顔してるのよ、バカ」
 グラビアアイドルよりも挑発的で肉感たっぷりの桃尻の持ち主は弟の肩に手
を乗せた。
 「あんなビデオなんかもう買ったらダメよ? もし見たいんだったら、どん
なものでもお姉ちゃんが、見せてあげるんだから──」
 「ど、どんなものでも?」
 弟はごくりと唾を飲んだ。
 「うん。どんなものでも──」
 美しい姉が耳で囁いた言葉はどこまでも甘い音色だった。その言葉の持つ無
限の可能性に、妄想たくましいスケベ弟は頭がくらくらした。
276名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 20:49:41 ID:XQq6g1L3

今回は以上です。
前回のSSを読んでくださった方、コメント頂いた方どうもありがとうござい
ました。
とても励みになります。
まだ当分終わらないので、マターリとお付き合い頂ければ幸いです。
277名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 22:32:48 ID:K8R7vMj8
GJ!!
278名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:32:38 ID:FEUtL9wI
最高だ!GJ!!
279名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:39:46 ID:cVPCM9gG
どぴゅっとGJ
280名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 07:09:38 ID:ki5w8I9E
>>276
こんな朝っぱらから何やってるんだろ<俺orz
でも、おっきしたよGJ!
28158:2007/12/03(月) 09:56:11 ID:O1X6TrWV
完全実姉属性の俺が書きとめた、駄文をまとめてみました。
どうぞ足をお運びください。
ttp://anemoe.blogspot.com/
282名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 00:28:24 ID:29lt1KhZ
>>281
ちょ、姉ちゃんの足コキ(*´Д`)ハァハァ
283名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 01:41:56 ID:ABIL+Ja3
>>281
姉ちゃんエロ杉。しかしそれがいい。GJ。マジGJ。
284名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 03:06:14 ID:m5Zr4Aps
魔性の姉を読んだ後だと、このクオリティじゃキツイ。
285名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 14:31:27 ID:U/bA2c2w
自演乙
286名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 15:18:41 ID:/S477MIG
自演乙厨乙
287名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:52:14 ID:uFEiNC18
でもまぁ>>281はないな。
288名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 18:33:45 ID:DE9qQzlE
投下します。
今回はエロなしなので好みでない方はスルーよろしく。
289魔性の姉06:2007/12/09(日) 18:34:55 ID:DE9qQzlE
 放課後、いつものように活況を呈する屋外プール。
 今日も華菜率いる水泳部の練習が行われていた。

 競泳水着でむちむちの肉体を引き締めた華菜はパーカーを羽織り、濡れた
プールサイドを闊歩していた。
 半分ほどはみ出した尻の肉がたぷんたぷんと揺れ、男子生徒達の劣情を否応
なく刺激する。
 正直、そんな華菜の姿に憧れて入部した男子部員も数多くいるのだった。
 そして、佐伯恭介もそのひとりだった。

 恭介はプールサイドから後輩を指導しながらちらちらと横目で華菜の肢体を
盗み見ていた。
 ──ああ。華菜さんの体はいつ見てもスゴイな……。
 巨乳で売っているグラビアアイドルだってこれだけ形良く盛り上がった爆乳
をしてはいまい。
 胸だけでなく、水泳でよく発達した肩まわりや背中にかけての優美なライン
が健康的ななまめかしさを感じさせる。
 その躍動を眺めているだけで恭介は思わず小さな競泳パンツの中で勃起して
しまうことがあり、そんな時には慌てて水中へと飛び込む。ぴったりとした競
泳パンツでは彼の剛直を隠すことはできず、危なくペニスが頭を出しそうにな
ってしまうのだった。

 「──華菜さん、少し休憩しない?」
 恭介が華菜を誘うと、彼女は笑顔で頷いた。
 「そうね。休みましょうか」
 ふたりは日のあたる金網にもたれかかって肩を並べた。
 華菜はペットボトルのミネラルウォーターを口に運ぶ。恭介はそっとその胸
元を見つめた。深い谷間が形成され、収まりきらない爆乳が首元から飛び出し
そうになっている。ビキニを着ているわけでもないのにこのボディのわがまま
ぶりは異常だ。華菜を見ているだけでいつも恭介は自然と鼻息が荒くなってき
てしまう。
 恭介が冗談を言うと、プールサイドの女神は明るく笑い、時にはたしなめる
ように彼の肩をちょんと叩く。
 そんな瞬間、恭介はテンションが上がりすぎて射精しそうになる。彼女の笑
顔は太陽のように明るく、その肉体は眩しすぎる。
 恭介自身が冗談めかして彼女の肩を叩いたり抱いたりすることもあった。そ
れでも、華菜は嫌がる素振りを見せることがない。
 彼は、校内では特別扱いだと思っていた。
 完璧な女神である華菜にそんなことが許されている男は、自分だけだという
自負があったし、水泳部内でも校内でもそれは周知の事実となりつつあった。
 順調に既成事実は作られつつあった。
 あとはあの目障りな弟さえ排除してしまえば華菜はあっさりと落ちる、と思
った。ちょいとプレッシャーをかけてやればすぐにも姉から離れていくだろう。
 ──たまらん。もうすぐ、この全校生徒憧れのナイスバディが俺の手に。う
へへ。
 恭介はごくんと唾を飲み込んだ。

 その時、プール入り口の方がざわめき始めた。
 「? どうしたのかしら?」
 華菜は不審げな顔をした。
 「見てくるよ」
 恭介は立ち上がって、入り口へと歩いていった。
 すると、そこに立ち並んでいた一年生達をかきわけるようにして、制服姿の
美少女が現われた。
 「よう、恭介」
 小麦色の肌をした美少女は挨拶した。
 「おまえは──風間じゃないか。何の用だ?」
 「ふふふ。華菜に会わせて。──三崎華菜に水泳の勝負を挑みに来たのよ」
 風間瑛子はそう言った。
290魔性の姉06:2007/12/09(日) 18:36:54 ID:DE9qQzlE
 「見てのとおり、今は部活の最中よ」
 と、プールサイドへやってきた瑛子に向かって華菜は言った。
 「そんな勝負、受けられるわけがないでしょ?」
 彼女はいたって常識的な意見を口にする。
 「そうだよ。風間おまえ、バカじゃないのか? 華菜さんはおまえみたいな
アホとやり合う暇なんてないんだよ」
 瑛子を連れてきた恭介も尻馬に乗る。
 「逃げるつもり?」
 小麦色の肌をした強気な瞳の美少女は言った。
 「逃げるとは言ってないでしょう。ただ、周りを見ればわかるでしょう。今
はそんなことできる状態じゃないの。ましてや私は部長なのよ。そんな自分の
わがままなんか通したらいけないのよ」
 華菜の言い分はどこまでも当たり前のことであった。
 「勝負形式は50mの自由型競泳のタイムよ。ただ、現役の水泳部員の華菜に
はハンデをしょってもらうわ」
 強引な瑛子は、勝手に話を続ける。
 「おい風間、華菜さんの話を聞いてるのかっ?」
 恭介は声を荒げ、ついに実力行使で瑛子を排除しようとした。
 「ハンデは、これよ」


     ばさっ


 美少女の手がひらめき、制服がプールサイドに舞った。
 中からこぼれだしてきたのは、あろうことか大胆なカットの黒ビキニに包ま
れた悩殺的な小麦色のダイナマイトバディだった。
 瑛子を追い出そうと手を伸ばしていた恭介は固まり、その目は彼女の巨乳に
釘付けになった。
 金網の外、グラウンド側に詰め掛けていたいつものギャラリー生徒達、主に
男子生徒から声が上がった。
 何人かの水泳部の男子が股間を押さえてその場にしゃがみ込む。
291魔性の姉06:2007/12/09(日) 18:38:45 ID:DE9qQzlE
 「──これと同じ水着を華菜にも着てもらうわよ。競泳水着なんて着られた
ら遠慮なくインターハイクラスのタイムを叩き出されてしまうからね。脱げ易
いこのビキニを着ることで枷をつけてもらうの」
 瑛子はショッキングピンクのビキニを手にしてそう言った。
 「風間、そんなもの華菜さんが受けるはずがないだろう?」
 恭介は大胆に胸のカットされたビキニのハミ乳から目を離せずに言った。
 「恭介くんの言うとおりよ、瑛子」
 華菜の毅然とした態度を予想していた瑛子は、背後に控えていた男子の肩を
掴んで引き寄せた。
 それは、肩を縮めて居心地悪そうな弟だった。
 「賭けの対象は昭司よ。もしあたしが勝ったりあんたが棄権するというなら、
コイツはあたしの弟としてもらっていくわ」
 ふふっ、と笑う瑛子。
 華菜の眉が吊り上り、瞳が危険な光を帯びた。

     ピクピクッ

 「──いいわ、受けて立とうじゃない」
 こと弟のことになると一瞬で見境を失う姉は、前言までの流れをきれいさっ
ぱりあっさりと撤回した。
 「か、華菜さんっ。こんなバカな勝負受けることないよ。弟さんは彼女に自
由にさせてやったら──」

     どんっ、ばしゃーんっ

 横も見ずに華菜が恭介を突き飛ばすと、彼はプールの中に勢いよく転落した。
 獲物を前にした鷹のような目でまっすぐに瑛子を睨む華菜。もしも他の生徒
ならば一瞬で縮み上がってしまうに違いない迫力だったが、腕組みをした瑛子
はその視線を受け止め、鋭い視線を返してくる。
 「上等じゃない。昭司に手を出したらどんなことになるか教えてあげるわ」
 史上最強のブラコンは低い声で告げる。
 学園で双璧を誇るアイドルふたりは今、昭司を巡って一触即発の修羅場を迎
えていた。
292魔性の姉06:2007/12/09(日) 18:40:33 ID:DE9qQzlE
 清楚で凛々しく、いつも毅然とした美しい生徒会長兼水泳部部長。
 その正統派アイドルがショッキングピンクのビキニを身に着けてプールサイ
ドに姿を現した。
 周囲の男達から「おおっ」というどよめきが起こった。
 小さな布切れに収まりきらない双爆乳が真ん中に寄せられて互いに圧迫しあ
い、裾野に深い谷間を作っている。
 あまりそういう水着に慣れていないのか、下乳横乳を覆いつくすことに腐心
したあまり、谷間にこぼれそうなほどの乳肉が集まり、かえって悩ましい圧迫
感を感じさせる。
 その悩ましさとギャップにギャラリーの男子生徒達は総立ちだった。華菜の
ビキニの破壊力に男子生徒達は降伏状態だった。
 恭介もプールの中で、競泳パンツから完全に頭を出したペニスを押さえなが
ら息を荒くしていた。
 普段の華菜ならこんな格好で部活中に衆目の前に姿を現すなど考えられない。
 だが弟のこととなると一瞬で頭が沸騰し、冷静さを失うのが三崎華菜という
美少女だった。無敵の彼女のアキレス腱は言うまでもなく弟なのだ。
 そしてそれを十二分に知り尽くし、あざといまでに利用するのが風間瑛子と
いうしたたかな従姉だった。
 学園で圧倒的な人気を誇る美少女ふたりは、この上もなく悩殺的なスタイル
でギャラリーを前にして対峙していた。
 そのふたりはスタート台に立つ。
 「条件を確認するわよ。50mを先に泳ぎきった方が勝ち。もしあたしが勝て
ば昭司をもらっていくわよ」
 瑛子が言う。
 「私が勝ったら、もう昭司に手を出すんじゃないわよ」
 華菜は強い口調で言った。
 瑛子はニヤリと笑って頷いた。


 「──こんな勝負したって、華菜さんが勝つに決まっているだろう?」
 昭司の隣にいつの間にかやってきた裕一が言った。関係者のふりをして華菜
のセクシーなビキニ姿を近くで見るつもりらしい。
 「瑛子センパイは運動部に所属しているわけじゃないし、超高校級の華菜さ
んには敵わないだろ」
 「もちろんそうだろうが、あんな紐みたいな水着を着てれば姉さんだって本
来の実力は出せないだろうしな。それに姉貴は部活なんかしていないくせに、
たまに本気出すとありえないくらいの身体能力を発揮するからなぁ」
 ただ、本職の水泳で華菜が負けるとは昭司にも思えなかった。


 恭介の合図でふたりの魅惑的な美少女は水中へ飛び込んだ。
 身体のバネを利かせ、勢いよく飛び込むと一切無駄のない美しいフォームで
前へ進む。
 素人の瑛子は凄まじいロケットスタートで華菜の前方へと飛び出した。
 プールサイドから「おおっ」という驚嘆の声が洩れる。
 ぐんぐんと華菜を突き放しにかかる瑛子。
 「す、すげえ、瑛子センパイ!」
 裕一が興奮して叫ぶ。
 「無茶だ。スタミナの配分をまったく考えていない。あんなペースでもつわ
けがない」
 恭介がふたりの泳姿を見ながら言う。
 昭司はふたりの姉の姿を複雑な表情で見つめていた。
 25mのターン前で瑛子は息切れを起こし、みるみる減速を始めた。ぐっと華
菜が距離を詰めてくる。
 そして、瑛子が尻を浮かび上がらせ、壁面を蹴った。そのすぐ前に華菜。
 瑛子の手が走った。
 刹那、プールサイドでどよめき。華菜が泳姿を大きく崩す。
 次に瑛子の右手が水面に現われた時、その手にはショッキングピンクの小さ
な布切れが握られていた。
 それは、先ほどまで華菜の胸元を覆っていたビキニだった。
293魔性の姉06:2007/12/09(日) 18:42:27 ID:DE9qQzlE
 片手で大きすぎる胸を隠しながら泳ぐ華菜は大幅な減速を余儀なくされる。
 水面へと、手ブラの爆乳が現われるたび、男子生徒達は鼻血を出してしゃが
み込み、水泳部男子達は水飛沫を上げてプールへと飛び込み股間を押さえる。
 「な、なんて真似をしやがるんだ、風間の奴っ」
 と叫ぶ恭介もしゃがみ込んで股間を両手で押さえていた。


 華菜がやっと50m泳ぎきった時には、すでにスタート台の上に瑛子が待ち構
えていた。
 その手には戦利品のようにピンクの水着をくるくるとまわしている。
 「ひ、卑怯よっ」
 華菜はもっともなことを主張して怒り狂う。
 「卑怯だろうがなんだろうが、約束は約束でしょ。昭司はもらうわよ」
 悪役丸出しでニヤニヤする瑛子。
 「認めないわ。絶対に昭司は渡さないっ」
 水着を返すように迫ることも忘れ、華菜は叫ぶ。
 はたから見ると、どう考えても勝手な賭けを持ち出した上に反則技を使った
瑛子の方が分が悪いはずだ。だが、すっかり頭に血ののぼった華菜は彼女らし
い冷静さを失い、論理も道理もなく瑛子に食ってかかるばかりなのだった。
 それこそが華菜が重度のブラザー・コンプレックスであることの何よりの証
明でもあった。


 「そうね。華菜がそんなに言うなら、あたしも鬼じゃない。少し妥協してあ
げてもいいわ」
 瑛子は今回の勝負が始まってから一番悪い顔になって含み笑いをした。
 これだ。
 ──こうして姉さんに断れない状況を作り上げるために、姉貴は今回の茶番
劇を仕組んだんだ。
 昭司は、華菜の性向を見通して作戦を立てた瑛子の用意周到さに内心舌を巻
いた。
 瑛子は、ざぶん、と大きな水飛沫を上げてプールに飛び込むと、華菜に近づ
いて胸のビキニを着けてやった。
 そして、そっと彼女の耳元に口を近づけていく。

 「──昭司と華菜のエッチにあたしを一度だけ混ぜなさい」
 と、小悪魔美少女は囁いた。
 「なっ!!!」
 華菜はぱっと体を離す。
 「隠す必要なんてないのよ。わかっているんだから。ふふふ、嫌とは言わせ
ないわ」
 華菜はぞっとした。恐ろしい。瑛子は初めからこれを狙っていたのだ。
 だが、興奮して足元をすくわれ、絡めとられた華菜にはすでに逃げ出すすべ
もない。

 ただ、この小悪魔の要求を呑むより仕方がないのだった。
294名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 18:45:20 ID:DE9qQzlE
今回は以上です。
前回も読んでくださった方、感想を頂いた方に深く感謝します。
295名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 03:20:18 ID:tA74ExDf
GJ!!
姉に対するこのムラムラ感を発散してくる!!
296名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 05:22:22 ID:+dTIZe/z
魔性の姉キテタワァ*・゚゚・:*・゚(n'∀')η.*・゚゚・:*・゚
297名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 09:42:25 ID:MePpPCwQ
> 「か、華菜さんっ。こんなバカな勝負受けることないよ。弟さんは彼女に自
>由にさせてやったら──」

>     どんっ、ばしゃーんっ

> 横も見ずに華菜が恭介を突き飛ばすと、彼はプールの中に勢いよく転落した。


噛ませ犬ワロスwwwwwwwwww
298名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 12:16:28 ID:xR5dOf1D
と、とうとう三人で・・・










(*´Д`)ウッ!!
299名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 14:02:07 ID:SwPittyS
エロなしパートも必要なんだぜ。
300名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 15:49:05 ID:H9TWJIGx
エロなしでもムラムラした俺は全面降伏をせざるをえない。
301名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 04:17:08 ID:E3T/74sd
昭司と華菜の仲がどうなるかと思ってたが次は三人でか……
続きが楽しみだ
302名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 06:13:53 ID:tz7Xr0f9
朝からおっ気してしまったではないか


(*´Д`)ハァハァ
303名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 01:05:55 ID:HdtHOyRj
従姉派な俺は断然瑛子さん
304名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 03:09:23 ID:eNmTxbSl
なら華菜さんは俺がもらっていこう
305名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 11:45:58 ID:JZmFcE4+
これをきっかけに3Pが日常化するわけですな
または当番制で二人の姉が日替わりご奉仕という桃源郷が待っていたりするのか
306名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 20:50:47 ID:6Y9VW9mu
過疎かい(・_・?)
307名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 22:04:31 ID:1V0xZFhJ
ラストのオチは華菜妊娠で是非
308名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 19:02:27 ID:dD+AHLJQ
>>293の続きを投下します。
309魔性の姉07:2007/12/16(日) 19:04:16 ID:dD+AHLJQ
 「わお、三崎家に遊びに来たのも久しぶりねっ」
 華菜が鍵を挿してドアを開けると、やたらとテンション高く瑛子は中に入っ
ていった。
 「瑛子、勝手に中を引っかき回さないでよ?」
 「わかってるってっ!」
 ちっともわかっていない瑛子は靴を脱ぎ捨てるとずかずかと中へ入っていく。
 「こら、瑛子っ!! どこへ行くのよっ!!」
 華菜も彼女らしからぬ慌てぶりで靴を脱ぎ捨てて性質の悪い悪戯好きな美少
女を追う。
 玄関に立つ昭司は複雑な表情。

 手狭な居間に立ち、辺りを見回す瑛子。
 「ここが今は華菜と昭司の愛の巣なのねっ!?」
 「ただの実家でしょっ!!」
 「何言ってんの。毎日エッチしてるんでしょ?」
 「え、エッチって……」
 みるみると顔を真っ赤にしていく華菜。
 そんな生徒会長を放っておいてハイテンションな瑛子は勝手に台所へと入っ
ていく。
 「きゃあ、ここで裸エプロンしてるのね!?」
 「し、しないわよっ!!」
 「あなた、ご飯先にする? お風呂? それとも、わ・た・し?っていうプ
レイはしないの?」
 人差し指を立てて「わ・た・し」の所でリズムに合わせて振るといった芸の
細かさを見せる瑛子。
 「ど、どこの新婚夫婦よっ!!」
 「しないの?」
 なぜか残念そうな瑛子。
 「部活や生徒会で、大体私の方が遅いからそれから一緒にご飯を作ることが
多いわ」
 「じゃあ、いつもご飯が先なの?」
 「そうね。お風呂は必ず寝る前に入るかしら……」
 口に出してから華菜は、はっとなった。
 「寝る前にお風呂!?」
 目の輝きだした瑛子は浴室に向かって歩きだした。


 「ここで、華菜はエッチの準備をしてるのね!?」
 「だ、誰がエッチの準備をしてるのよっ!!」
 ユニットバスを見つめる華菜。
 「このサイズだと、ふたりで入るとぺったりくっついちゃってエロいわね」
 「い、い、一緒になんて入るわけないでしょ!」
 顔から火が出そうなほど熱くなって華菜は言い募るが、「いつも弟と入って
ます」と顔に書いてある。
 「エッチする前に体の洗いっことかしてるんでしょ?」
 「し、し、し、してないわよっ!!」
 語るに落ちるにもほどがある華菜。
 「たまにはオッパイで昭司のチンポ洗ったりしてあげてるんでしょ?」
 「そ、そ、そ、そんなことするかーっ!!!」
 でも実はやっているんだよな、とふたりの様子を若干遠目から見て昭司は心
の中で思う。
 「やってないったらやってないっ。絶対やってないっ。私がやってないって
言ったらやってないのよっ!!!」
 夢中になって否定する華菜は、はっと我に返った。
 すでに瑛子は浴室を飛び出して寝室へと向かっていた。
 「こ、こらっ、勝手に行くなって言ったでしょっ!!」
310魔性の姉07:2007/12/16(日) 19:06:36 ID:dD+AHLJQ
 「いやーん、コンドームが四箱もあるわ」
 「断りなくタンスを開けるなぁっ!!!!」
 幼馴染である瑛子は、家の間取りや大まかな物品の収納場所を把握している
から、性質が悪いことこの上ない。
 「ゴムはどこで買ってきたの!? 三崎華菜が薬局で四箱もコンドーム買っ
たら大騒ぎになるわよ」
 「そ、それは、サングラスかけて帽子かぶって、自販機で買ってきたのよ…
…」
 瑛子は大爆笑した。
 「エロ本買う中学生みたいっ」
 「仕方ないでしょっ!」
 瑛子は大きく深呼吸を始めた。
 「な、何をやっているのよ?」
 「……いや、昭司の精子と華菜の愛液の匂いがしないかなと思って」
 「するか、アホっ!!」
 瑛子はまったくのマイペースで姉弟を置き去りにして押入れを開ける。
 「さあ華菜、早速布団敷いちゃって。ふふふ、楽しみだなぁ」
 華菜は頭を抱えた。
 完璧超人三崎華菜には敵わない人間がふたりだけいる。弟昭司と、従姉妹の
風間瑛子である。
 華菜は仕方なく押入れから布団を出して敷き始める。
 そうしていると、瑛子はタンスの裏に手を入れて何かをしている。
 「……そんな所には何もないわよ?」
 華菜が不思議そうな顔をすると、何かを探り当てた瑛子は二ヤッと笑った。
 そして出てきたのは……。
 「ふふっ。やっぱりあったわ、エロDVD。子供の頃から隠し場所が変わって
ないね。ワンパターンなんだよ、昭司」
 「あっ、やめろ、姉貴──」
 それまで傍観者を決め込んでいた昭司が慌てて止めに入るが、すっかり扱い
慣れた瑛子は軽く従弟をいなし、タイトルを読み上げる。
 「なになに、『フェラチオ3時間スペシャル 20人ギャルが連続抜きで全発
ごっくんお掃除』だって。昭司、おまえフェラが好きなの?」
 昭司の顔から血の気が引いた。
 「……………へええ。まだ隠してたの、昭司……?」
 背後から、押し殺したような静かな声が響いてくる。
 昭司はびくっと体を奮わせた。
 「なによ、三崎家ではエロビデオ禁止なの?」
 瑛子が訊ねる。
 「うん。ビデオなんかよりお姉ちゃんがもっと上手にどんなことでもしてあ
げるからって──」
 「あっ、バカ、昭司」
 急いで華菜は弟の口を塞いだが、時すでに遅し。
 稀代の小悪魔は満面に笑みを浮かべていた。
 「じゃあ、早速やってもらっちゃおうかしら。フェラチオしてごっくんお掃
除を……」
 「え、いや……」
 華菜は二の足を踏む。
 「さぁ、3Pを始めるわよ、華菜、昭司」
 瑛子は学校では見せない淫らな笑みを浮かべて舌なめずりをした。
 「でも……」
 逡巡する華菜に、瑛子は焦れたように立ち上がり、布団の傍に立つ昭司の足
元まで歩いていってそこに跪いた。
 「いいわ。華菜がやらないなら、あたしは勝手に始めてるわよ」
 ズルッ、と昭司のズボンがパンツごと脱がされた。
 まだ柔らかいペニスがぼろんとまろび出る。
 「ふふふ。美味しそう」
 小悪魔は遂にその本領を発揮し、瞳には世にも淫らな光を浮かべている。そ
して彼女は挑発的な視線を華菜に向けながら、その舌を亀頭へと這わせ始めた。
311魔性の姉07:2007/12/16(日) 19:08:32 ID:dD+AHLJQ
 昭司の股間に跪いた小悪魔美少女の唇が彼の亀頭に口づける。
 熱い息が吐き出され、それがそよそよと陰毛をそよがせ、微妙なくすぐった
い感覚がその先の快感を期待させ、ぐんぐんと彼の男は硬直していった。
 「頼もしいわね」
 学校にいる時ですらどことなく性的な魅力を発散している小麦色肌の美少女
は、今や従弟のペニスを前にしてむっとするような濃厚な色気を醸し出してい
た。
 彼女は唇を開き、大きく張り出した亀頭を挟んだ。そして、裏筋を舌で刷き
上げる。
 「う……ッ」
 一気に下半身へと血が流れ込み、脊髄の快感神経を直接舐め上げられたよう
な感覚。
 悶えるような従弟の表情を満足そうに見上げながら、瑛子はさらに深く肉棒
を飲み込んでいく。
 喉で雁首付近を軽く絞め、そして、昭司の目を見つめた。
 どこか悪戯っぽく、サディスティックで、淫蕩極まりない女神の瞳が光る。
瑛子はウインクした。
 それがひとつの合図になった。
 喉の奥で肉茎を軽く締め付けたまま、ぐいっとさらに奥底までペニスを飲み
込んでいく。そして今度は口元まで勢いよく引き出す。
 喉全体で圧迫された肉棒全体が摩擦され、痺れるような快感が迫る。
 「お、おおおおっ」
 昭司が顎を上げて呻くと、得たりとばかりに瑛子の凄まじく深いピストン運
動が連続で始まった。

     ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ

 こすられるのが長いほどに快感は増す。瑛子が最奥までペニスを飲み込むと、
その唇は玉袋の根本にまで及ぶ。そしてその先は亀頭の先端まで抜かれる。事
実上最長にまたがる摩擦を高速ピストンで連続され、昭司は悶絶した。
 玉袋の根本まで飲み込むと、瑛子は時々ちらりと昭司と目を合わせる。学園
のアイドルが制服姿のまま昭司の玉袋までペニスを飲んでいる光景は、たまら
ないほど淫らだった。
 瑛子は根本まで飲み込んだまま、首を何度か振り、舌でペニスの周囲をぐる
ぐると舐め回した。
 そして、すうっと先端まで肉茎を吐き出すと、今度は鈴口にキスをした。挨
拶ようにぺろりと裏筋を舐める。
 その肉棒の根本を別のほっそりとした手が握った。
 「あんたの好きにだけはさせないわよ。これは──私のチンチンなんだか
ら」
 顔を伏せて、真っ赤になった華菜が恥ずかしげに、だがきっぱりと言った。
 「ふふふ、いいよ。おいで、華菜。ふたりで昭司のチンポを舐めてあげよう
よ」
 茶髪の小悪魔は笑った。
 「お姉様のフェラチオをあたしにも見せて」
312魔性の姉07:2007/12/16(日) 19:10:28 ID:dD+AHLJQ

     ちゅ……っ

 華菜は亀頭にキスをした。
 そして、先端を握って肉茎を上へ向け、顔を下ろしていった。全校生徒憧れ
の美貌を股間深く沈めていくと、垂れ下がった毛だらけの金玉袋にキスしてい
く。そして肉茎の根本へとキスの雨を降らせ、どんどん先端へと近づいていく。
 「毎回、そんなにいっぱいチンポにキスしてあげるの?」
 昭司のペニスのすぐそばに瑛子も顔を近づけ、熱っぽい口調で訊ねる。
 「そうよ」
 「弟のチンポが愛しくて仕方ないのね」
 「うん、愛しいわ」
 華菜は自信を持ってそう答え、さらにキスの雨を降らせ続ける。
 それから、肉棒を握ると少し引き下げた。亀頭の雁首近くにあった包皮が下
がる。
 露出した雁首のくびれを抉るように舌先でつつきまわす。
 「華菜、何をしているの?」
 「雁の所に、時々汚れがついているから、必ず私が舐めて綺麗にしてあげる
ことにしているの」
 「ふふふ。恥垢まで舐めとってお掃除? そんなことまでしてあげてるなん
て、本当に困ったブラコンね」
 「いいのよ。だって私は、昭司のお姉ちゃんなんだから」
 華菜はそう言うと、亀頭を口の中に入れた。それほど深くは飲み込まず、唇
が雁首を経由する程度の軽いピストンを始める。
 美しい生徒会長は、目を瞑って味わうようにピストンを繰り返した。
 「美味しそうね、華菜」
 瑛子が言うと、
 「美味しいわ」
 と華菜は答えた。
 「しゃぶっていると、鈴口から少し苦くて匂いの強いねばねばしたものがで
てくるの。でも、慣れるとやみつきになるような味なの」
 「それを味わっているの?」
 「うん。ずっと舐めていると、なんだかぼうっとして、酔ったような感じに
なってくるの」
 言ってから、亀頭を吸い込むようにピストン運動を始める華菜。
 「いいわ。やっぱり、華菜はあたしの思ったとおり、最高級にエロい女の子
だった」
 満足げな顔をする瑛子。
 言ったとおり、やがて華菜の目がとろんとして酔ったようになり始めた。目
が油を張ったようになり、世にも淫蕩な光を帯び始める。
 「素敵だよ、華菜。あたしも一緒にしゃぶらせて」
 瑛子は華菜の頬にキスすると、彼女は昭司のペニスの根幹部に吸い付いた。
313魔性の姉07:2007/12/16(日) 19:12:31 ID:dD+AHLJQ
 瑛子の唇は幹部から這い下がり、垂れ袋に吸い付いた。
 口の中に金玉をすっと吸い込み、温かい口腔内でころころと飴玉のように転
がす。
 舌で転がされ、味わうように吸われると、微妙な感触がしてむず痒いような
心地良さがあった。
 「昭司のオチンチンは私のものよ」
 華菜は亀頭を同様に口の中に吸い込み、中で優しく舐めまわす。金玉よりも
ずっと直接的な快感がぞりぞりと伝わり、昭司は悶えた。
 「昭司、私の口の方が気持ち良いでしょう?」
 弟に限っては独占欲が非常に強い華菜は、激しい舌技を尽くして昭司が自分
になびくように仕向ける。
 「う、うん。気持ち良いよ、お姉ちゃん……」
 快感に耐えながら弟が答える。
 すると、
 「あら、あたしだって負けていないわよ」
 瑛子が悪戯っぽく笑って昭司の玉袋を吸い込んだ。袋の合わせ目に舌を這わ
せていく。ぞくぞくっ、とするような寒気に似た快楽が背筋を走った。そして
前立腺を舌先で刺激していく。亀頭を激しく責める正統派の華菜に比べ、瑛子
は奇手を用いて昭司にとって未知の快楽を開発していく。それは、必ずしも亀
頭を舐めなくても男の快楽中枢を刺激していく、華菜の卓越した技巧を感じさ
せた。
 「昭司のものは私のものなんだから」
 華菜は頬をすぼめて弟の肉棒を先端から吸い込み、ぐいぐいと引っ張る。瑛
子は楽しげな遊戯のように従弟の金玉を吸い込み、華菜とは反対側、足元へと
それを引っ張った。
 「うああ……っ」
 痛いわけではないが、普段味わったことのない不思議な感覚に昭司はのけぞ
った。
 亀頭側と玉袋側へと、口を使って行われる世にも淫らな綱引き。弾力を持っ
た肉棒と肉袋は引っ張られると少しだけ伸び、皮が張る。
 「華菜、昭司が痛がってるかもしれないよ」
 瑛子が言うと、姉は口を離した。
 「ごめんね、昭司」
 「いいよ、気持ちいいくらいなんだ」
 華菜は謝るように、はむはむと昭司の肉幹を唇で甘噛みした。
 「さあ、今度は協力して気持ち良くしてあげよう」
 瑛子はそう言って華菜の顔を昭司の金玉袋へと誘った。
 ふたりは左右の金玉をひとつひとつ仲良く口に含んだ。同時に左右の玉が口
の中で転がされる快感に昭司はむず痒いようなたまらない気持ちになった。
314魔性の姉07:2007/12/16(日) 19:14:40 ID:dD+AHLJQ
 ふたりの美少女による口唇愛撫は玉袋から徐々に這い上がり、最も敏感な亀
頭へと到達した。
 学園を代表する二大アイドル、三崎華菜と風間瑛子。
 それぞれにファンを自称する男子生徒達がついており、華菜に至っては女生
徒に対しても絶大な人気を誇っている。
 非エロの隠し撮り写真が有料で出回っており、ふたりの内のどちらもオカズ
にしたことのない男子生徒はいないというまことしやかな噂が流れている。否
定する輩が出て来ない所をみると、真実なのかも知れない。
 以前にふたりが行きつけの美容室に頼まれてヘアーカットモデルをした所、
その写真の掲載された広告が一瞬で底を尽き、街に貼ったチラシがその日のう
ちに一枚残らず姿を消したという伝説は伊達ではない。
 いつだって皆、華菜と瑛子の隣に恋人として立つことを夢見ている。
 あのふたりのどちらかとでもセックスすることができたら死んでもいい、と
口にする男子生徒は後を立たなかった。せめて、キスだけでも……。

 昭司はふたりの美少女に、亀頭にキスされていた。
 夢のような光景に違いなかった。
 一人だけでも威光を放つ超絶アイドルが、二人同時に彼のペニスを口にして
いるのだった。裕一や恭介が見たら、羨ましさのあまり憤死しかねなかった。
 時折、瑛子はペニスから口を離し、その唇をそっと華菜の唇に重ねた。
 瑛子は、華菜にもある種の好意を持っているようだった。それは純粋な恋愛
感情とはまた違う種のものかも知れなかったが、それでもやはりひとつの愛情
には違いないようであった。
 そしてその気持ちこそが今夜の三人の交わりの根幹を支えているのかも知れ
なかった。

 「そ、そろそろ、出るよ」
 昭司が切なげに言った。
 「いいよ、出しなさい」
 華菜はペニスを飲み込み、素早いピストン運動を始めた。
 瑛子はサポートをするように舌をペニスに這わせる。
 「お、お、お……っっっ」

     どぷっ、ドビュビュビュビュビュビュッッッッ

 華菜の口から勢いあまって亀頭が飛び出した。その先端は華菜と瑛子の顔を
睨みつけ、勢いよくふたりの少女の美貌に向かって白濁の粘液を噴射した。
 「!!」
 華菜の目の下に第一撃が被弾し、彼女は目をぎゅっと瞑った。そのまぶたの
上に向かってリズミカルな射撃が続いた後、ペニスは射出の勢いあまって瑛子
の鼻筋へ向かって流れ弾が走った。そして連続して頬に精液が着弾して美しい
顔を淫らに彩っていく。
 「っっ……、どれだけ出すのよ、おまえ」
 やがて連射が一段落すると、目を開けた瑛子が頬についた精子を舐め取りな
がら言った。
 昭司はぐったりと力が抜けてしまっている。
 「ふ……、ふたりのフェラが気持ちよすぎるから……」
 「ふふ、良かったわね、昭司」
 精子化粧をした顔を拭うのもそこそこに姉は弟のペニスの先に舌を這わせた。
ぺろっ、ぺろっと鈴口に残る精液の残滓を舐め、そして唇をつけるとちゅうう
っ、と音を立てて吸い取る。
 瑛子がそっと顔を華菜の顔に近づけた。
 ぺろぺろと、従姉妹の顔についた精液を舐め取る。華菜は瑛子に向き直った。
その目に淫蕩な光が満ち、彼女は熱に浮かされたような顔で瑛子にキスをした。
従姉妹は抱きしめ合い、唇を重ねた。華菜から昭司の精液が口移しで瑛子へと
渡る。瑛子はそれを口の中で味わって飲み込んだ。ふたりの美少女は互いの顔
に付着した精液を舐め取っては味わい、口移しで相手にも飲ませていく。
 瑛子は華菜の制服に手をかけてするすると脱がしていく。
 「さあ、昭司。今度はあたしとふたりでお姉様を気持ちよくしてあげよう」
 瑛子の言葉に、昭司は頷いた。
315名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 19:19:08 ID:dD+AHLJQ
今回は以上です。
読んでくださった方やコメントをくださる方にいつも力を頂いています。
ありがとうございます。
エロシーンはまだ続きます。
316名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 20:20:24 ID:I1zRUe+V
GJです!
317名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:57:36 ID:BPlib0J6
エロエロよー!
318名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:35:55 ID:g63BAqb6
GJGJGJGJッ!
ディ・モールトGJッ!!
あぁー!姉が欲しいッ!!
こんな姉がいてくれたら、30で死んでもいいッ!!!
319名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:27:53 ID:nTTdsgVd
あんまりにも超絶美少女とか持ち上げすぎてると萎える
320名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:17:31 ID:AOZOE0a6
>>319
むしろ弟の巨チンと絶倫ぶりを持ち上げて欲しい
321名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 03:51:56 ID:mLolTtcD
お姉ちゃん達との夢の3Pと聞いて、フル勃起しながら飛んで来ました!!
GJ!!
322名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 04:53:34 ID:8l187B+Q
>>315
GJ!!!おっきしたYO
323名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 07:57:32 ID:ttZCeCKh
テンション高いなあ
324名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 17:46:10 ID:7xMOYb5q
GJです!!
俺にも美女お姉さんがHOSIIIIIIIIIIIII
325名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:23:50 ID:S/9Ez7mU
ダブルフェラ羨ましいよ!!
家にこんなお姉ちゃんいたら、早く帰りたくて寄り道なんか出来ないわ
別に超絶美少女と持ち上げられても俺は萎えないけどな
326名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:53:04 ID:FcribzXa
そんな超絶美少女が弟を前にすると平静でいられないのがいいんじゃないか
327名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 16:29:33 ID:cSzz9PcK
それにブサイクより美少女の方がおっきするだろ?
328名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 18:58:58 ID:J2Rqwjnh
俺もあんまり美を強調されると嫌だなぁ
ジャパネット高田じゃあるまいし
329名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:09:38 ID:SSQ2wzZR
俺はその辺気にしないけどな
まぁ素晴らしい作品なんだしちょっとは目を瞑ろうや
330名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 02:15:40 ID:UTTPIa6w
>>328
そういう時は顔が朝青龍なお姉ちゃんを思い浮かべるんだ
ついでに性格も朝青龍
331名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 09:19:43 ID:VXvnVIe0
>>330
ドルジはねーよww
332名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 09:45:09 ID:rhYff/rd
>>191-198の続きはまだかな・・・
333名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 23:25:53 ID:5SOXRLVo
↑に同意。
334名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 01:01:49 ID:VgFlSK/l
↓に同意。
335名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 01:36:47 ID:8BLUmzFv
きっと良い子には、サンタがお姉さんをプレゼントしてくれるはず
336名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 06:51:23 ID:r9TtTHuf
サンタクロースを信じるか?

その質問に俺は、二つの答えを用意している。

ツレとの馬鹿話の中では、「ンなもん、信じてるわけねーがな」とまた、簡潔に否定する。
もちろんこれ、オレの本心。
オレも高校2年生、もう子供じゃないし。

そして、もう一つの答えだけど。

「ねぇ、タカちゃんはもう、サンタさんへのお願いは書いた?」

オレの、たった一人の肉親、佳枝(よしえ)姉さん。
小さい頃に両親が死んでしまってから、母親代わりとしてずっとオレの面倒を見てくれている。
歳にしても、大学一年生で、俺と二つしか離れていないのだが。
長い黒髪、優しげなまなざしの美人。ほっそりとしたスレンダーな四肢なのに、オッパイだけは大きい。
もちろん学校でもモテまくりなのだが、本人はそんな他の男達のアプローチに見向きもしない。

そんな佳枝姉さんは、オレのことをずっと子供扱いしてる。
いい加減オレも大人なんで、いろいろと文句も言いたいんだけど、いざ姉さんの顔を見てしまうと、そのあたりが上手く言えなくて困ってしまう。

優しい、聖母のような微笑みを浮かべる姉さんに、

「オレ、サンタなんて信じてないからね」

とかいうと、

「・・・・・・・・・・・・ぐす」

この世の終わりみたいな悲しい表情で、しまいには泣き出してしまう始末。
姉さんの中では、オレはいつまでも純真な弟のままらしい。

基本的に、姉さんを困らせたり、泣かせたりするのはオレも辛いので、こんな時は慌ててフォローする。

「・・・ゴメン、冗談だよ。もちろん信じてるに決まってるじゃないか。
 今年もいい子にしてたからさ、サンタさんのプレゼントが楽しみだなぁ」

などと、学校の悪友共が聞いたら腹を抱えて笑い出すセリフで、姉さんを宥めるのだ。


でも、こんなふうに、姉さんのブラコン気味の過保護に付き合うのも、それなりの楽しみがある。


「・・・・・・うふふ、タカちゃんたら、可愛い寝顔」

クリスマスイブの夜、寝室で寝たふりをするオレの元に、プレゼントを置きに来る姉さん。
その際、急に目を覚ましたオレに、自分がプレゼントをあげていることがばれてしまわないように、と、サンタのコスプレで。

「それにしても、このサンタ服、もうきつくなっちゃった。来年のために、新調しちゃおうかしら」

どこから手に入れたのか知らないが、へそ出しミニスカサンタの姉さんは、ますます大きくなるバストが服に合わなくなってきたらしく、ずいぶんと窮屈そうだ。

オレは、薄目でこの姉さんのサンタ姿を眺めながら、

(いや、ゼヒ来年も、そのピチピチのエロサンタコスを拝ませてください!)

その為なら、来年もサンタを信じていることにしたままでイイよな、と考えるのだった。


337名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 11:02:18 ID:hmPUTNPV
>>336
そんな姉も、もちろん彼女もいない全俺は泣いた。
でもGJと言わせてもらおう。
338名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 17:12:46 ID:3IV1jdAh
>>336
ホンモノ?のサンタさんがこなくてもいい。 このサンタさんがきてくれれば… orz
339名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 00:30:30 ID:suO3tS2a
聖夜は終わったか・・・
悪い子の俺の所にはサンタもお姉さんもこなかった・・・
おまいらにはどっちか来てお姉さんゲットしてる事を願う
340名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 12:39:50 ID:wpF9Zl1A
クリスマスって何だ?
食えるのか??
341名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 13:03:09 ID:7UjWovKs
ちんちんかもかも
342名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 14:23:57 ID:hqJkxkuE
ほしゅ
343名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:15:58 ID:oj9h7n7Z
ピンクの運営が2chの運営と揉めました。
そんでもって、現在Pinkちゃんねるは一切の規制がかかっていない状態にあります。

(以前の危機のように)いきなりピンクが消えるという心配はありませんが、
スクリプト爆撃で現行スレが流される可能性はあります。
(既に葉鍵板は壊滅しました)
344名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 00:40:15 ID:oBSyZGvD
緊急保守
345名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 02:12:45 ID:KTW+l+RA
テス
346名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 03:01:13 ID:z7wLfMiU
上げ
347名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 03:01:48 ID:z7wLfMiU
上げ
348名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 05:45:07 ID:bBD7vAyq
保守
349名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 21:56:43 ID:vuw8s4eZ
hosyu
350名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 11:35:07 ID:AQrxcWYl
魔性の姉まだかなぁ・・・(´・ω・`)
351名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 00:27:27 ID:OXP4GmFu
ほしゅ
352名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 20:28:30 ID:90psDKc6
>>314の続きを投下します。
よろしくお願いします。
353魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:29:57 ID:90psDKc6
 制服を脱がされた華菜は布団の上にその裸身を横たえた。
 すべすべと滑らかな肌は電灯の光を反射して輝くようだった。鏡餅のような
ふたつ乳山は自重で潰れ、ぷるぷると揺れている。突端の蕾が昭司を誘うよう
に右往左往している。
 「華菜の裸、綺麗ね」
 背後で瑛子が言う。振り返ると、同様に制服を脱ぎ捨てた瑛子が妖艶な笑み
を浮かべていた。
 「さあ昭司、今度はふたりでお姉様を気持ち良くしてあげようね」
 昭司は大きく頷き、姉に向かった。
 「お姉ちゃん、今度は俺がお姉ちゃんのエロい部分を舐めてあげるよ」
 弟が姉の股を割り開こうとすると、閂がかかったように、両脚は堅く閉じら
れた。
 「……?」
 華菜は、弟と従姉妹を前にして怖れのような気持ちを抱いていた。ふたりが
怖いのではない。
 自分のカラダが怖いのだった。
 弟と二晩寝なかっただけで、空閨に耐え切れず燃え盛り、自慰をしなければ
鎮火することのできないカラダの淫らさが怖いのだった。
 弟ばかりか、性的技巧に長けた瑛子にまで身体を責められれば、一体自分が
どうなってしまうものか自分でもわからなかった。
 だから、ふたりがかりの愛撫だけは決して許すわけにはいかない。
 瑛子は、ガッチリと鍵を閉めてしまった華菜の股間を見て微笑んだ。力任せ
に脚を開こうとする従弟をたしなめる。
 「昭司、北風と太陽の話を知っている?」
 はたして昭司は、心得たというように大きく頷いた。
 彼は脚を開くのを止め、顔をそっと閉じた股間に近づけていった。舌を精一
杯伸ばし、太ももの間に少しだけ覗いている襞肉をぞろりと舐め上げた。
 「んっ!」
 ピクン、と華菜の身体が震えた。手応えあり。昭司は嬉しくなってさらに忙
しく舌を掃きまわす。
 「ん、んんあっ」
 姉の身体が大きく動揺を始めた。
 布団に仰向けになっている華菜は、昭司に閉じた両脚を抱え上げられ、尻の
谷間から女陰に向けて吸い付かれている。弟は執拗に姉の性器へと蛭のように
張り付いて離さない。

     ズルズル、チュウチュウ……

 卑猥極まりない啜り音を立てて、昭司は姉の股間の奥から流れ出した粘液を
口に吸い込んでいく。それは、完熟した瑞々しい桃にかぶりついて果汁を啜っ
ている様子にどこか似ている。
 「華菜、気持ち良さそうね。我慢しなくたっていいのに」
 瑛子は従姉妹の巨乳を手にしてたぷたぷと揉みしだく。
 「さあ、脚を開いて股間を昭司の前にさらけ出してしまったら」
 華菜は快感に耐えるように目をギュッと瞑ったまま、首を左右へ大きく振る。
 昭司が舌先を硬くすぼめて膣奥へ差し入れた。
 「んんんんんっっっっ」
 魚のように華菜の身体が跳ねた。
 「昭司、激しくしたらダメよ」
 瑛子は諭すように優しく言った。
 「もっとソフトに、時間をかけて」
 昭司は頷き、ぺろぺろとマイルドに秘肉を舐めていく。襞を唇で伸ばしては
丁寧に舐めこする。
 姉の息が荒く、身体が熱を発散してくる。彼女の神経は快楽へと振り向けら
れ、耐える気持ちがお留守になってくる。
 次第次第に姉の両脚は弛緩し、左右へ大きく股間が開いてきた。昭司の眼前
に、大胆に女性器がさらけ出され始めた。
 それは、快感に乱れることを怖れて堅く閉じられた華菜の門扉が、愛撫でと
ろけてゆっくりと開いてきたことを意味していた。
354魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:30:29 ID:90psDKc6
 いよいよ昭司の積極的な侵攻が始まった。
 彼は姉の腰を抱きかかえると、女陰にかぶりつき、舌をずぶずぶと突き込ん
だ。
 「おおっ、あうっっっ」
 抉り込むたびに華菜は呻き声を上げ、ピクピクと脚先を震わせて敏感な快楽
帯を蹂躙されるがままになっている。
 昭司には、姉のカラダの淫らさを誰よりも知り尽くし、毎晩思うように操り
快楽の世界へと導いているという自信があった。
 そして、それは彼の大切な矜持でもあった。
 だから、以前瑛子に言われた『華菜のカラダはおまえには過ぎた玩具だよ』
という言葉に痛くプライドを傷つけられた。
 姉の絶頂ぶりを知らないから瑛子はそんなことを言うのだ、と昭司は思った。
彼の手で姉を狂乱させ、従姉の目を見開かせてやりたかった。

 昭司の舌は、蠢くペニスのように姉の秘洞を抉りたてる。秘肉の中でナメク
ジのようにもぞもぞと動き、不規則に美姉の快感襞肉を削る。華菜はピクッ、
ピクッと腰を跳ね上がらせた。
 休む暇も与えずに快感の嵐を彼女の中に巻き起こせば、姉の体は紅潮し、汗
でびっしょりとなってくる。
 「あ、ああああっ。あンッ」
 獣の唸り声に近いようなあえぎ声を上げ、姉は首を振る。振り乱した髪から
汗が飛散する。
 華菜は耐え切れないように、股間に食らいつく昭司の頭をギュッと掴むが、
その手で頭を引き剥がすかというとその逆で、苦悶しながらもさらに股間へと
押し付けてくる。
 弟はそれをさらなる求めと受け取った。口をさらに大きく開けて舌を伸ばす
と、首を左右に大きく振った。

     シャプシャプシャプシャプッッッッッ

 よく熟れたメロンにかぶりついた時と同じ感触がした。さらに止まらなくな
って、姉の股間の女の亀裂を貪る。まるで淫らな股間の口とディープキスをす
るような感じ。

 ああ、どんなものだ。
 昭司は全校生徒の憧れの的、三崎華菜のマンコを舐めて彼女を悶え苦しませ
ているのだ。
 そして彼女は、それをもっと求めている。

 昭司は姉の襞肉が十分に潤ってきた頃合を見て、淫液でべっとりになった口
を離した。
 「そろそろ、お姉ちゃんの中に俺のチンポをぶち込むよ」
 彼はちらっと従姉の顔を見て自信満々な表情をした。すでに股間のものは熱
くそそり立ち、女の柔肉の中へ押し入るのを今か今かと待ち構えている。すで
に青息吐息の姉をさらに極上の兵器で攻め抜けば、陥落させるのはごく容易な
ことだった。

 昭司は姉の淫裂へそれを押し当てると、ぐいっと腰を突き出した。

     ズブズブズブズブズブズブズブッッッッ

 「あ、あううううんんっ」
 昭司が硬直したものを沈めていくと、姉の体は反り返って跳ねた。
 すかさず弟は腰を振ってさらに奥へと肉棒を突き込む。
 「ん、んんんおおおおおおっっっ」
 華菜は言葉にならない声を上げて首を振った。
 突き刺しただけでこれだけの反応が返ってくる姉の体は、なんと敏感なのだ
ろう。昭司はたまらない気持ちになった。
 ああ。もっともっと、姉を激しく狂わせたい。
 その気持ちが激しいピストンとなって姉の股間を攻め立てる。
355魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:31:01 ID:90psDKc6


     パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン

 肉がぶつけられる湿った音。
 姉が快楽の悲鳴を上げれば、いよいよ昭司は嵩にかかって攻め立てる。
 姉の股間が腫れ上がるほどに苛烈な抜き差し運動を繰り返す。その一撃一撃
に背筋を痙攣させる華菜。
 粘膜と粘膜の擦れ合う物理的な快感と、高嶺の花の生徒会長である姉を征服
する精神的な快感で、昭司の勃起は破裂寸前まで血液が集中していく。

 「い、イクよっ、お姉ちゃんっっっ」
 昭司は急速に上り詰めていく感覚に我慢ができなくなった。そして、実の姉
も同様に絶頂を迎えようとしているのを感じていた。
 そして、射精の制御を解く。

     ドビュビュビュビュビュビュッッッッ

 姉の中へと白濁液が注がれ、姉は背筋を弓なりに反らせた。ペニスを刺した
ままその股間からブシュウウウウッッ、と噴水のように淫液が間歇的に噴出を
始めた。


 昭司は淫らなシャワーを浴びながら、得意げな顔をして瑛子を見た。
 その足元には、ぐったりと姉がのびている。快楽の責め苦をたっぷりと味わ
い、疲労困憊して力なく横たわっている。
 「どうだい、姉貴」
 と、昭司は自信満々で言った。
 「普段すましているお姉ちゃんが潮を吹いてイキまくるなんて、想像もでき
なかっただろう?」
 瑛子は、くすっと笑った。
 「昭司はやっぱりお子様だね」
 従姉は、からかうように昭司を見て笑った。
 「さっき、言ったでしょう。もっとソフトにしなければダメよ」

 瑛子は、ぜいぜいと息をつきながら横たわっている華菜の傍へ近寄った。
 「華菜。まだまだ寝るには早いわよ。今度は、あたしと遊びましょう」
 淫らな魔少女瑛子は小さく笑うと、背中から華菜の裸身に抱きついた。その
手が大ぶりな華菜の乳房を包む。しかし、手のひらにおさまりきらず、こぼれ
だす。その胸をやわやわと揉みしだきながら、反対側の手は太ももの邂逅する
奥の翳りへと伸びていく。
 「……あっ」
 華菜は小さな快感の呻き声を洩らした。
 「今度は、昭司とは少し違う気持ちの良さを味わわせてあげるわ、華菜」
 瑛子は細い指を微妙にゆらめかせながら従姉妹の襞肉をかきわけていく。陰
唇が開いていくと、粘液が糸を引いた。
 つぷ……っと、静かに指が秘肉の奥へと沈んでいく。
 瑛子は乳首を優しく捻りながら、華菜の顔に自らの顔を近づけていく。
 「ん……っ、ちゅっ」
 従姉妹同士の唇が重なった。幼い頃からよく見知った憧れのふたりの口づけ
を見て、昭司は射精しそうになった。
 それは瑛子が積極的に求める接吻だった。正反対のキャラクターを持ったふ
たりゆえに、あまり仲睦まじい場面を見ることはないふたり。
 だが、少なくとも瑛子については華菜に対してある種の愛情に似たものを感
じているのかも知れなかった。
 「いい? 昭司。女のカラダは楽器と一緒なのよ」
 とやがて口を離した瑛子は言った。
 「名演奏者が奏でれば素敵な音で鳴き始めるの。今から、女のカラダの鳴か
せ方を、おまえに教えてあげるわ」
356魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:31:37 ID:90psDKc6

 瑛子の指が華菜の秘裂の中でゆるやかに蠢く。華菜の腰が切なげにもじもじ
とグラインドする。
 「昭司。女のカラダは、優しく優しく、しつこいくらいに長く、愛情こめて
舐めたりさすったりしてあげるのよ」
 言いながら、瑛子は華菜の乳首を口に含み、昭司に見えるように優しく舌先
で転がし始める。
 「そんなやり方じゃ、弱くて感じていないよ、姉貴」
 昭司が言う。
 確かに、昭司の激しい愛撫に比べ、華菜の反応は弱かった。体を勢い良く反
らせることもなく、ゆらゆらとたゆたうように体を揺するだけである。ともす
れば、くすぐったがっているようにすら見える。
 「これでいいのよ、昭司。おまえのエッチは直線的過ぎる」
 瑛子は淫蕩な光を湛えた瞳で昭司を見つめている。ヘレニズム時代のギリシ
ャ彫刻のように白く滑らかな裸体をさらした従姉妹は、不思議なオーラを放っ
ているかのように感じる。学園では押し隠した奔放な本領を、いよいよ彼女は
発揮しはじめようとしていた。
 「最初は、キスから始めて。もっと、長く、しつこく、ねっとりとね」
 瑛子は女性らしい細やかな仕草で再び華菜の唇をついばんでいく。それは、
女性同性愛者に見られるような繊細と優しさ、淫らでありながらプラトニック
な温かみを感じさせた。
 「さあ、おまえもおいで、昭司」
 瑛子に言われ、ふらふらと吸い込まれるように昭司は近寄っていってふたり
の姉の唇に彼の唇を重ねていく。
 「あ……」
 と、華菜が声を洩らし、目を見開いた。弟と見つめあう。
 姉の目は、涙がこぼれる寸前のように潤みきっていた。柔らかで弾力があり、
檸檬のような香りのすくる姉の唇。その隙間からじっとりと湿気を持った熱い
息が洩れだし、昭司の頬を熱くする。
 発情の潤みの向こうで、姉の瞳が揺れた。そして、ゆっくりと華菜は目を細
め、優しげに微笑んだ。
 「ありがとう。キスしてくれるのね、昭司。私、うれしい……」
 そして、目を瞑る。
 なぜなのか理由はわからないが、昭司の心の奥で重い何かが動いたような音
がした。
 瑛子がクスッと笑った。
 昭司はのしかかるようにしてさらに姉の顔に自らの顔を押し付けていった。

     ちゅっ……、ぬちゅ……っ、ぬぷ……っ

 唾液がぬめ光り、姉弟の舌を擦り合わせる潤滑油になる。そこへ従姉妹がさ
らに舌を伸ばして純愛に妖しさを添え、いわく名状し難い情愛を呈していく。
その中心に立つ弟は淫香に酔ってくらくらと目がまわりそうだった。
357魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:32:20 ID:90psDKc6

 弟と従姉妹と熱いキスを交わしながら、華菜は頭の芯が痺れるような感覚を
覚えていた。
 弟が華菜の舌を絡めとり、激しくこすりながら唾液を啜ってくれば、すぐに
従姉妹に代わり次には唾液を流し込んでくる。三人のキスは、どちらかという
と華菜とふたりのキスという形に近かった。一度にふたりを相手にしている彼
女は気持ちを立て直す間もなく、ひっきりなしに淫らな交歓に応じている。さ
らに、ふたりは胸となく尻となく股間となく、常に華菜のどこかをさわさわと
撫で、くすぐるように性感を掘り起こそうとしているのだ。
 華菜には、漠然とした不安があった。
 先日の自慰行為でも感じたことだが、彼女の中には魔性を宿したもうひとり
の華菜が潜んでいる。その彼女は、理性で抑えきることもできぬほどにこの上
もなく淫ら。
 瑛子と昭司の柔らかでくすぐるような繊細な愛撫は、少しずつであるが、確
実に魔性の華菜を目覚めさせようとしていた。
 それは、今までの昭司の一直線で激しい責めよりも、ずっとあざとく効果的
だった。
 昭司の人差し指が、華菜の股間の肉蕾をすうっと撫でた。ほぼ同時に瑛子の
指が華菜の菊の蕾をさわっと撫でていく。
 その偶然の同期刺激が華菜の背筋に電流を走らせた。

     びくびくっ

 一瞬目の前が白くなり、ざわざわと全身が粟立つ。華菜は小さく達し、ほん
の少しだけ股間から淫水を噴出した。
 目を瞑って身中の轟きをやり過ごす華菜。
 やがてゆっくりと目を開いていく。
 今までであれば、一度達した後にはひと山過ぎ去った心地良い疲労と達成感
にまどろむことが多かった。あるいは、弟の責めが続けば、疲弊しながらも彼
を受け止め続け、それが一段落することで休息するのだった。
 だが、今夜はどうしたことだろう。
 一度達したにも関わらず、快感の曲線が下降線を描かない。
 いや、むしろカラダは鼓動に合わせてさらに震え、上昇気流に乗ろうとして
いる。

     ドクン…、ドクン…、ドクン…、ドクン……

 それは、まるで魔性の華菜が胎動を始めているようだ。
 華菜の中の淫魔は彼女の股間で口を開け、どろどろとした淫水を吐き出して
いく。
 そして、彼女は無意識のうちに腰をゆっくりとグラインドさせ始めた。

358魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:32:51 ID:90psDKc6

 華菜の目は泣いているように濡れ、瞳は限界まで大きく開いている。幾つも
の星を浮かべてきらめくように光っている。
 彼女の吸い付くような張りのある肌には玉の汗が浮かび、息はひたすらに熱
い。
 姉のカラダが燃えている、と昭司は思った。
 昭司と瑛子の愛撫はまだまだ終わることがない。一度小さく達した後、さら
に何度も姉は小さく達し続けている。
 今夜の姉はどこかが違う。
 蛇のようにカラダをくねらせ、悶えながら身を捩る。何かに耐えるように歯
を食いしばり、小さく達する度にえもいわれぬ快感の喜びに打ち震える。
 カラダの中で目に見えぬ魔物と戦うように快感に苦悶するその姿は、鳥肌が
立つほどに官能的でいやらしい。絶叫するほどの激しさは見当たらない。だが、
狂乱するよりもずっと妖しくエロティックなオーラが昭司の肌をびりびりと奮
わせる。
 小さな絶頂は達する度にその大きさを増していく。それは単発の絶頂という
よりは、予震のようにやがてくる大地震の前兆のようにも感じられる。


 華菜の腰は、ストリップダンサーが挑発してくるように前後に揺すられ続け
ている。その様は、およそ品行方正な彼女のものとは思われないほどに下品極
まりない。
 何度目の絶頂の後か、やがて華菜の目が訴えかけるような光を滲ませて昭司
を見るようになってきた。
 彼女の指が伸びて、そっと弟の剛直に触れた。撫でるように這い、雁首を五
本の指でくすぐってくる。
 姉はすがりつくような弱々しい視線を送ってきていた。
 昭司は、瑛子を見た。
 瑛子が頷いた。
 「いいわ、昭司。ただ、チンポを入れたからって、激しくしてすぐにイッち
ゃったらダメだからね」
 彼女はふふっ、と笑った。



     ぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷっっっ

 昭司は姉に衝撃を与えないよう、注意深くペニスを彼女の股間へ沈めていく。
 姉は歯をくいしばり、目を瞑って耐えていたが、やがて十分に肉幹が収まり
きると、そっと目を開けた。そして、
 「昭司。ずっと、これが欲しかったの」
 穏やかな笑顔を見せ、
 「この数日間、本当にさみしかったわ。お姉ちゃん、おまえがいないともう
ダメみたい」
 と言った。
 昭司のペニスがさらに熱を持っていった。
 「あら、健気なお姉様ね」
 瑛子がからかうように言って、正上位で姉におおいかぶさる弟の背後から抱
きついてきた。
 昭司の背中に、従姉妹の豊かなふたつの乳房が触れて、むぎゅっと押し付け
られた。
 「昭司、たっぷりと準備してあげたから、お姉様はおまえのチンポをすうっ
と受け入れられたみたい。
 ふふっ。さあ、華菜のカラダの演奏を始めるわよ。演奏者はおまえ。良い声
で鳴かせてあげて」
 昭司は頷き、慎重に剛直の抜き差しを始めた。
359魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:33:33 ID:90psDKc6

 華菜は無意識のうちに腰を振っているようだった。
 弟の性器の挿入に合わせて、もっともっと受け入れるかのように腰を振る。
それに合わせて、ぎゅうううっ、と膣肉が収縮していく。弟がペニスを抜こう
とする時にはその収縮は強くなり、決して逃がすまいとするかのようだった。
 姉の表情は悦楽に満ち、ぞっとするほどに艶やかで色っぽい。今や苦悶より
もずっと快楽の比率がまさっているように見える。
 全身に入っていた力は抜け、あさましく腰を振り、ぎゅうぎゅうとただ秘密
の淫肉だけがペニスを締め付けてくる。
 愛撫の前には堅く閉じられていた両脚は全開し、むしろ弟の腰を挟み込んで、
痛いほどに巻きつけられてくる。
 すでに目尻から涙の零れ始めた姉の瞳には猫のような媚態がこもっている。
 「昭司、大好き」
 姉は言った。
 「昭司も大好き、昭司の身体も大好き」
 姉の股間の秘洞は弟のペニスをぎゅうっと締め、内部のざらざらした粘膜で
亀頭全体を攪拌してこすり上げ、吸引する。
 一体どんな作りをしているものか、複雑で刺激の強い愛撫に昭司は全身を硬
直させて耐えた。
 さらに姉は円を描くように腰をまわし、異質な快楽を与えてくる。
 たっぷりとした尻を揺すって腰を振り、弟のペニスをしごきたてる姉の姿は
今までに見たことがないほどにいやらしい。
 それは弟を責めるというよりは、耐え切れずに自らの奥へペニスを迎え、そ
れをこすりつけようとする浅ましさからである。そこに、直線的でないしっと
りとしたある種のエロティシズムがあるのだった。
 昭司はそんな姉を見て、ますます姉のことが好きになっていた。
 弟を求めて、学校での姿からは想像できないほどにえげつなく下品に腰を振
ってしまう切なげな姉。
 涙がこぼれてくるほどに弟が欲しくて欲しくて仕方がない姉。
 そんな姉が、たまらなく途方もないほどに愛しくなり、弟は姉の甘く柔らか
いカラダを抱きしめ、そのバラのような香りを胸いっぱいに吸い込むのだった。


 「どうにでもして、昭司」
 淫姉はうわ言のように言う。
 「お姉ちゃんをおまえの好きなようにして。どうしてもかまわない。ただ、
ずっと、ずっと離れないでいて」
 両腕を弟の背中にまわし、ぎゅっと抱きしめる。昭司の胸に、実姉の豊か過
ぎる砲弾爆乳が押し付けられて形を変えた。
 「愛されているわね、昭司」
 背後から、やはり巨乳を押し付けて抱きついてくる瑛子。前後から巨乳爆乳
にサンドイッチされ、昭司はたまらない気分になった。

360魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:34:17 ID:90psDKc6

 「昭司」
 彼の耳を甘噛みしながら、瑛子は囁く。
 「女のカラダは、男の人に抱かれるたびに開発されていくの。華菜は、初め
て男に抱かれて、今やっと性感を覚え始めた所。今が、女のカラダとしての成
長期になるのよ。
 おまえが毎日どんな奉仕をさせて、どんな所を責めたかでこの子のカラダの
今後が決まっていく。
 毎日フェラさせていれば、フェラチオ名人になるし、毎日アナルばっかり責
めていれば、アナル大好き女になるし。
 そして、感じさせれば、感じさせただけもっとそこが感じるようになる。
 そういうものなのよ」
 瑛子の悪魔のような囁きに、昭司はぞくぞくした。
 「ちょっと瑛子、昭司におかしなことを吹き込まないでよ」
 華菜が、快感に朦朧としながらも目を開いて言った。
 「本当のことでしょう。すっかりあんた、昭司のチンポがなければやってい
けないくらいに調教されてきてるじゃない」
 華菜は何か言い返そうとしたが、やめて黙り込んだ。
 「でもね、昭司」
 と、瑛子は言った。
 「華菜のカラダはまたとない名器なの。おまえはまだまだ華菜の音色を極限
まで引き出せているわけではないのよ。だからこれから、おまえは少しずつ華
菜の名演奏者になっていって」
 「話が漠然としていて、わかりにくいよ」
 昭司が言うと、瑛子は微笑んだ。
 「それはね。きっと、華菜自身が誰よりもよく知っているから、大丈夫。さ
あ、昭司。エッチを続けてあげたら。お姉様が我慢できなくなっているみたい
よ」
 瑛子がくすくすと笑う。昭司がふと見ると、華菜が苦しげな顔をしてもじも
じと腰をくねらせている所だった。
 昭司は、頷いてゆっくりと自らの腰を突き入れ始めた。


 ずっと欲していた弟の太いものをカラダの奥深くまで受け入れ、華菜はえも
いわれぬ充実感を感じた。
 脳天まで突き上げてくる快感に打ち振るえ、胸が満たされていく。ふたりが
かりでいつもよりずっと濃厚でねっとりした愛撫を受けたからだろうか。カラ
ダが肉棒を受け入れる準備を十分にしていて、たとえ激しい突き込みがきても、
それは寸分の雑音もなくすべて快楽へと変わっていく。
 もっともっと、弟が欲しい。ふと気付くと、あさましく腰を振り、股をがば
っと開いて弟のペニスを股間へと押し付けている。
 なんという下品な女なのだろう。三崎華菜はこんな女だっただろうか?
 だが、華菜にとって一番大切なのは弟だ。品行方正で、成績優秀で、水泳部
の主将で、生徒会長。そんな肩書き、弟がそばから離れたなら一体どんな意味
があるだろう。
 そんなものよりも、彼女は弟のカラダが欲しくて仕方なかった。
 この状態を、調教されているというのか。もしそうなら、ああ、なんと調教
とは甘美な響きなのだろう。

361魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:34:49 ID:90psDKc6

 風間瑛子の信条は、誰よりも楽しく毎日を過ごすこと、だった。
 誰よりも活発に動き回り、楽しむための努力を惜しまず、常に明るく振舞う
ことが何よりも人生を豊かにすることだと思っていた。
 だから、三崎華菜のように常に真面目ぶって「良い子」でいる少女は、一体
何が楽しくて生きているのだろうと不思議に感じていた。
 幼い頃、実の弟のように可愛がっていた昭司を連れまわすたびに、逐一うる
さいことを言う従姉妹は煩わしい存在でしかなかった。
 それがいつの頃からだろう。
 華菜には、誰もが憧れる完璧少女とは違う顔があるように思えてきた。
 弟が関わった時、三崎華菜は恋する少女のようにひどく弱々しく、献身的で、
わがままだった。
 一見真面目に見える人間ほど、実はその心の奥底に隠れた非日常性を隠し持
っていることがある。
 弟を前にした華菜は、自由人と評される瑛子よりもずっと奔放で、普段の彼
女からは信じられないほどに破戒的になる。
 そしてそんな華菜は、澄ました顔で優等生然としている彼女よりも瑛子にと
ってはずっと魅力的で、人間らしい存在のように思えた。


 「──こうして見ていたら、やっぱり昭司を華菜に返すのが惜しくなってき
たわ」
 瑛子は、無性に華菜をからかってみたくなった。
 「あたしも、昭司のことが大好きなんだもの」
 「な……っ」
 と、疑うことを知らない華菜は顔色を変える。
 「ダメよっ。昭司は、私の弟なの。私だけの弟なの。私が誰よりも一番昭司
のことを愛しているんだから。昭司の心も、体も、全部、全部」
 「そう。じゃあ、昭司のチンポも大好きなのね?」
 瑛子は意地悪くクスリと笑う。
 「え……」
 咄嗟に言われ、華菜は言葉に詰まる。
 「あたしは昭司のチンポが大好きだから、やっぱりこいつのチンポだけでも
あたしがもらおうかな」
 「わ、私の方が……っ!」
 と華菜は言った。
 「私の方が、昭司のチンポが大好きだわっ。毎日、私の中に入れてもらって
いるんだもの。毎日、しゃぶってあげるし、精子だって飲んであげているの。
お風呂で洗ってあげるし、玉だって揉んであげるの。匂いだって大好きだし、
これを握っていると安心できるの。
 だから──、昭司のチンポだって、誰にも渡さないっ」
 弟に関してだけは誰よりも独占欲の強い姉が宣言した瞬間、彼女の襞肉が激
しく収縮し、昭司のペニスが絞り上げられた。

     ドピュピュピュピュピュピュピュッッッッッ

 雑巾絞りのような圧搾に耐え切れず、昭司は姉の中へと射精した。
 「っっっっっっっっっっっ」
 興奮状態にあった姉も、その刺激で快楽の波の頂上まで一瞬で運び上げられ
た。
 「あ、あ、お、ぉ……っっっっっ!!!!!」

     ぶしゅううううううううううううううううううっっっっ!!

 壊れた噴水のように勢いよく淫水の飛沫が上がって、昭司と瑛子の身体に浴
びせかけられる。
 そんな華菜の姿を見て、瑛子は愛おしいと感じた。
362魔性の姉08 ◆U3SZPcxj.U :2007/12/30(日) 20:35:42 ID:90psDKc6

 「ふふふ」
 と瑛子は満足そうに笑った。
 「いい? 昭司。これからおまえがお姉様を調教していくの。本当に華菜の
カラダを弾きこなせるかどうか、それはおまえ次第。おまえが頑張れば、きっ
と華菜の体は素直に応えてくれる」
 そこまで言って、瑛子は不安げな昭司の顔を見た。
「どんな風にしていくか、そのヒントは今夜の華菜にある。大丈夫、祈ってい
るわ」
 瑛子は優しく従弟の髪を撫でて励ました。
 「本当は華菜と同じように、おまえのチンチンを調教してみたい気持ちもあ
ったけれど……」
 昭司が目を剥いたのを見て、瑛子は笑った。
 「華菜が可哀相だから、彼女に譲ってあげるわ。彼女はおまえがいないと、
まるで生きていけないくらいにべったりみたいだもの」
 「どうかな」
 ぐったりと失神している姉をちらりと見て、昭司は首をかしげる。
 「お姉ちゃんはしっかり者だからな」
 「ふふ、昭司。一見完璧なものほど壊れやすいものよ。繊細で綺麗なクリス
タルガラスほど、スプーンの一撃で粉々に砕け散る。
 ──そういうことよ。覚えておいて」
 それだけ言うと、瑛子は昭司に顔を近づけてきて、目を瞑り、長い長いキス
をした。
363名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 20:38:52 ID:90psDKc6

今回は以上です。
前回は色々な方にコメントを頂きとても感謝しています。
今後も少しでも良いSSになるよう精進していきたいと思います。
ありがとうございました。

364名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 20:47:21 ID:VagVkaXh
瑛子恐ろしす・・・
365名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 00:21:50 ID:ZPmtFI2j
GJ過ぎる……
366名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 02:26:23 ID:s0M7A6Ec
てか、職人さんの文才信じれん。なんであんな比喩やセリフがポンポンでるんだ?

姉がホントに欲しくなったオレはやっぱ末期なのか??
367名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 05:43:54 ID:krKFbhSj
魔性の姉キテタワァ*・゚゚・:*・゚(n'∀')η.*・゚゚・:*・゚
368名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 10:59:08 ID:GGXSeWBK
瑛子、なんでこんな偉そうなの?
369名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 11:29:21 ID:YTK5/a1I
官能小説読んでる気分になったw
次回も楽しみに待ってます
370名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 00:06:11 ID:VnlfM8ZY
>>368
経験豊富なんだろ
371名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 17:20:20 ID:RzUqGybL
暎子とエチーはないの?(´;ω;`)
372名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 04:36:27 ID:GOnWivVC
金かけずに金稼ぐ方法見つけたんだ。
良かったら見てくれ。
PDFファイルは
http://www.gekizou.biz/download.php?action=CONFIRM_TEMP&name=file&id=630402_8c6e20b0dd68c9cfdb9142da0b38aaa7&ext=pdf
ここから直DLできる。
373名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 05:57:39 ID:5KB0FFO2
日本語おk?
374名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 16:16:00 ID:fKWRi9Jv
GJ!!!!
綺麗な姉がいる人がうらやましくてたまらなくなってきた
375名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 16:53:51 ID:DKSobj+z
どうして俺にはエッチな姉がいないの?
376名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 17:03:18 ID:Pa3i8LdN
姉のいる可愛い女の子と結婚するか、兄に結婚して貰えば?
なんなら養子にいけ
377名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 19:03:21 ID:Q+KUHrbn
魔性の姉は妊娠エンドを迎えそうだな。
378名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 20:05:33 ID:8tW1d8ry
たとえ兄が結婚しようが人妻が一人増えるだけだし、姉のいる妹と結婚しようが浮気相手が一人増えるだけだし
養子になったり親を再婚させて義姉が出来ても年上の彼女が出来るだけだ!
姉だけはどうしても後天的に作ることはできないんだよなあ。
379名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 21:16:57 ID:j6bxNqO0
たとえばさぁ、>>378の両親が君を呼んで、シリアスな話を始めるわけだよ。

「オマエには、実は『お姉さん』がいるんだ」

両親が結婚する前に出来た子供は、経済的な事情と、世間的な体面から、友人夫婦の養子として育てられてたんだよ。
それが、その友人夫婦の死去や、改善された経済事情から、引き取り直すことになったわけだ。

そして引き合わされたお姉さんは、ずいぶんと優しそうで、凄い美人だったんだ。

「・・・はじめまして、だよね>>378くん」

実はこのお姉さんは、弟がいることを知ってて、君のお母さんから写真や手紙で近況を教えて貰っていたし、
運動会なんかの行事を隠れて見に来たりしてたんだよ。

「あなたの運動会、こっそりと応援してたんだけど、気付かなかったでしょ?」

そして君をぎゅっとハグして、うれし涙を流す訳よ。

「これからはずっと、一緒にいられるんだよね・・・?」


かようなことがあるかもしれないから、さりげなく両親に聞いてみると良い。
380名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:31:01 ID:MEj+8KMw
>>379
奇才出現

>>378
両親が否定しても諦めるな。お姉さんは君といつも共にいる
381名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 12:42:06 ID:dM7nYXeS
保管庫読んでたらグッドエンドだけじゃなくてバッドエンドも結構あるんだな
弟が両親殺して姉が弟の子供妊娠して自殺エンドとか
耐性の無い俺にはきつかったぜ・・・それまでは甘かったのに
382名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 15:04:56 ID:abIvX+rC
以前は街でイチャつくカップルを見るとイラついたものだが、
このスレを覗くようになってから、実はあれは普段会えない
姉弟のわずかな時間の逢い引きだと思うと、さほど腹も立たなくなってきた
ていうか萌えた
383名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 01:47:35 ID:UGUpDmvn
最近駅で8歳くらいの女の子が5歳くらいの男の子の世話をあれこれ焼いてるのをみて和んだ。
両親がそばで談笑してたのもよかった。男の子がお姉ちゃんと呼んでたからたぶん実の姉弟だろう。
384名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 02:00:36 ID:h580xS3I
そのぐらいの年齢ならほとんどの姉がブラコンだよ実際。
そして大人になった時10%が真正ブラコンとして、20%が隠れブラコンとして残るのだ。
(ソース:俺)
385:2008/01/11(金) 02:54:56 ID:F2e0CLfh
投下します
386:2008/01/11(金) 02:56:04 ID:F2e0CLfh
 暗闇。
 なんだこれは……
 感覚がはっきりしない。まるで他人の体を借りてるんじゃないかと思う。
『はっ……ふあっ…』
 誰かが俺の上で腰を振っている。俺のモノがその誰かの股に入りこんでいる。
 女性…近しい人…
 見覚えがある……いや…毎日会ってる、一緒にいる………
 はっきりとしない意識の中でそれは妙に冷静に分かった。
『いいっ、よぉ……もっと…もっとぉ……』
 乱れる髪。揺れる乳房。快感を俺に伝える甘い声。
 その人からにじみ出た汗が激しい運動で跳ねて、俺の体に降ってくる。
『あぁぁ……奥…奥まで、来てるぅ………』
 女の腰のストロークが大きくなってきた。
『はっ、ふっ、うぅ、うぅっ!』
 女の口の端から涎が垂れる。頬は紅潮し、瞳は淫らな輝きを持っている。
『私だけじゃいや!き、みも、気持ち良くなって!一緒に、イこぅ!』
 気付けば、俺も腰を跳ね上げ、突き上げている。手は女の腰を掴み、はなさない。はなせない。
 結合部からの淫らな水音は、大きくなっていく。
『ふぁっ…あ、あっ!イク!イクっ!イっちゃう!イっちゃうよぉ!』
「ぐぅっ……」
 果てた。
『あっ!あぁー!出てるっ!出て!いっぱい出てるよぉ!』
 俺は女の中に白濁を吐き出し、女はそれを向かえ入れようと深く深く俺のモノを沈め込む。
 女は力が抜けたのか、俺の体にしなだれかかってくる。
『あっ…あっ………まだ……出てる…こんないっぱいじゃ、妊娠、しちゃうかも……』
 嬉しそうにそう言い、俺にディープキスをしてくる女の顔は─
「姉、ちゃ─
387:2008/01/11(金) 02:57:35 ID:F2e0CLfh
「んぁぁ!?」
 飛び起きた。目の前には姉の顔。
「なっ!?」
「ひゃっ!?」
 ぶつかる寸前でストップ。目前に姉の唇。
「だっ!?」
 さっきの情景が思い浮かぶ。甘美な口づけ。唇を割り入ってくる舌の甘さ、感触─
「あぁぁ!?」
 恥ずかしさを誤魔化すため再びベットの毛布に潜り込む。
「ど、どうしたの?そんなに朝から賑やかに」
「んと……夢…を見てさ……」
 そうだ。さっきのは夢。姉と俺がシた様な雰囲気は無いし、シーツもあんなに乱れてない。
「あ…確かに、なんか体がガクガクって揺れてたし、なんか、『うっ……ぐっ…』って、うめいてたし……」
 前者はおそらく突き上げてたときで、後者は射精を我慢していたときだと思います。
 恥ずかしい情報本当にありがとうございました。
「その……大丈夫?…」
 覆い被さる様に姉が顔を覗き込んでくる。
「だっ、大丈夫。大丈夫だから」
 いちいちさっきの情景が思い浮かび、まともに姉の顔を見ることが出来ない。意識してしまう。
「なら、いいけど……じゃあ、ご飯出来てるから、起きてきてね」
「……うん」
 部屋から出ていく姉。その尻をつい目で追ってしまった。
 あぁ、意識してる。
 あんな夢を見たけど、嫌な気分ではない。むしろ─
 いや、考えるのは止めよう。変な気分になりそうだ。
 ただ一つ言えるのは、俺は確実に、今までとは違う点で、姉を意識した。
 それは喜ばしいことだと、そう思えた。
388:2008/01/11(金) 03:05:10 ID:F2e0CLfh
どうも、>>199の者です。
とりあえずうん、短くてごめんなさい。
他のとこで調子ぶっこいて投下したら思ったより好評だったのでそれと並行して書いてたらこんな遅く……
 
陳謝
 
コテ、付けてみたけど、こんな感じで良いのかな?被ってないよね?
389名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 04:00:48 ID:LPoe3rrH
まぁ、乙。
エロなら足りてるんで褒めてくれた他のサイト行ってなさい。
書くなら少しは内容のある物にしてくれ。
これだと、オナニー乙としか言いようがない。
小ネタとして投下するべきだと思う。
390名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 04:44:33 ID:F2e0CLfh
>>389
OK。あんたのレスで頭が冷えた。
二、三褒められたくらいで図に乗るのは確かに早かった。
今回の駄文は小ネタに分類してくれると嬉しい。
 
ただ言い訳を言わせてくれ。
エロなしいらね。と言うレスが俺が投下した後に何回かついて、俺はそれが嫌だった。
だから俺はこの貧弱な脳ミソでエロを考えた。
したら今度はエロは間にあってる。ヘタクソなのは認める。どうしようもない。
だが、どうしたらいい、おれは?
 
んじゃ、ちと離れる。今度くるときは少しでもマシなもん書けるように頑張る。
391名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 14:40:27 ID:kSWn4G8R
>>390
月並みなアドバイスだが

他人様の作品を読んで自分の血肉にするしかないだろう。エロを初めから上手く書くのは無理だ。訓練あるのみ。

エロパロ板なのに始めから「エロ書けない」とか言って、逃げているより書いた今回は進歩の現れだ。

頑張れよ、応援する
392名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 01:15:30 ID:NqjqEOmo
>>389
氏ねよ荒らし
( ゚д゚)、ペッ
393名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 07:58:25 ID:G6n7/mCW
>>390
普通に俺はいいと思うぞ?
応援してるから早く続きを書いてくれ
ここで打ち切りしたら負けだぞ
394名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 10:09:05 ID:wGkNsnTT
>>390
電車の中で俺のモノを勃たせた作品を駄作とは言わない。良作と言う。
故にGJという言葉が似合う。
395名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 10:35:50 ID:69MA53/K
>>390
続けてくれ、これじゃ生殺しだ…
396名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 19:13:31 ID:ROYsDzud
ここなら何書いても神認定されるから安心して増長するといい
397名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 19:24:18 ID:43OyYLnP
なんで常駐スレのほとんどに>>396みたいな奴涌いて出てくるんだよ?
398名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 21:06:22 ID:cUgsFLMI
同じ奴なんじゃね?
コテでも名乗ってくれりゃあいいのにね。NGできるしw
399名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 00:37:02 ID:8J4gORia
君が思いやりの出来る人になってくれて、お姉ちゃんは嬉しいよ

でもね電車の中でおちんちん大きくするのは感心しないな。
君が白い目で見られるのは辛いから…

明日は休みだから、ゆっくりお姉ちゃんといっぱいエッチしようね。
そうすれば電車の中でおちんちん大きくしなくなるしね


という会話が>>394の家で行われているに違いない。
400名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 01:47:56 ID:Lv7mTpsW
弟を君と呼ぶ姉が果たして日本に何人いるやら
401名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 06:44:39 ID:QPb58+Hx
日の出前の放射冷却で寒い所為かストーブが効かないよ
助けてお姉ちゃん('A`)
402名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 07:24:55 ID:nNAr2bvP
おねえちゃん・・・疲れたろぅ・・・僕も待ち疲れたよ・・・
なんだかとても眠いんだ・・・おねえちゃん・・・


という 401 の小さな声は誰に届かず、暁の光の中へと消えていくのでした。

(完)
403名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 08:06:02 ID:pNVH4nRi
その流れだとおねえちゃんも死んでまうがな
404名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 08:13:16 ID:nNAr2bvP
おれは脳内姉と末永く幸せに暮らす 401 の姿を思い浮かべ
ハッピーエンドとして書いたつもりなのだが・・・
405名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 09:53:37 ID:mcYrTgkA
末永く → 永遠に
406名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:08:30 ID:LfNr3Cys
美しくて優しい姉が欲しいな
407名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:11:51 ID:WRiqaHWy
メーテルのような姉が欲しい
408名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:32:51 ID:rSlN/KwV
慰めてくれる姉が欲しい。
409名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:48:49 ID:lEuBdSZN
逆に活発な姉に振り回されたい
410名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:46:30 ID:8J4gORia
>>406->>409
君らに実姉はいるかい?
いればそう教育したまえ

いなければ…来世に望みを託すんだ…
411名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:23:38 ID:bJHvJHl1
贅沢は言わない。
優しかろうが厳しかろうが活発だろうがおしとやかだろうが、どうでもいい。
ただ一つ、心をつなぐことが出来る姉さえいてくれればそれでいい。
412名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:31:47 ID:lEuBdSZN
>>411に感動した

俺は来世に賭けるか>>379みたいな淡い期待を持ち続けるよ


>>379のシチュは本気で良いと思うんだが、人の思いついたネタをSS化していいものかどうか悩む
413名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:33:27 ID:WRiqaHWy
雑談はネタ振りのようなものだ
遠慮なく書くべきだと思うよ
414名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:57:18 ID:GRhVA1sr
>>412
あれ書いたの俺ですが、お気になさらずにゼヒ。
楽しみにしております。
俺は俺で、また別のネタを暖めますので。
415名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:01:19 ID:kx8PM36H
この寒い夜に全裸手袋で待つ
416名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:10:04 ID:YKqEz6ED
>>414
ども
遠慮なくやらせていただきます

>>415
今月中には仕上げるから、それまでなんとか持ち堪えてくれ
417名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:33:41 ID:Ke9TsPsx
俺もひそかに>>379はいいネタだと思ってたので、SS化されるのはすごく楽しみだ。
418名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 23:38:25 ID:R22+n+EA
>>379を今読んだ。どこのエロゲとか突っ込みそうになったがものすごく楽しみだ。
419名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 23:48:17 ID:rdN8t/ms
>>414
で、もちろんあなたも書いてくださるんだよね?
420名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 00:47:52 ID:Vqp7RY+H
ho
421名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 17:40:57 ID:Lr22rdh5
syu
422名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:10:33 ID:aTPZLbjS
大学の喫茶室でぼーっとしていると、女が三人後ろに来てペチャクチャやりだした。
「えー?マジで?」
とかうるさいから他へ行こうかと考えていると、
「エリ、今でも弟とお風呂入ってるんだって!」

な ん で す と ?

「うそ?それ異常じゃない?弟いくつ?」
「……じゅうろく?」




帰りがけに三人の顔をチラ見すると、昆虫と魚類と小西真奈美だった。
「エリ」はどれだったのか、凄く気になった。
423名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:36:36 ID:d1xwMsi7
小西真奈美似に決まっているじゃないか!!


なんか久々に姉しよでもやりたくなった
424名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 13:16:42 ID:0yp3grZT
せっかくだから俺はこの姉汁を選ぶぜ
425名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 13:20:17 ID:CNNEYaUM
年下のお義姉ちゃんが欲しいです
426名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 14:50:26 ID:N/2g3fPD
>>385-388の作品待ってたのに……
>>389>>396みたいな奴がいるから……
427名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 17:12:08 ID:dCzPjJ4O
姉に甘えたい派?
姉に甘えられたい派?
428名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 17:28:01 ID:RMr2jlVT
両方
429名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 22:05:48 ID:dxI2TGB4
9対1で前者。
430名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 02:38:26 ID:yN7ngNiN
後者だな
431名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 04:05:53 ID:6+k2dtsl
甘えてくる姉に軽く意地悪をしたい。
432名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:27:16 ID:uSg0yxOk
>>431
「○○○(弟名前)〜、
お姉ちゃん疲れたの〜」
「姉さん、汗臭いよ」

そう言って甘える姉を俺は突き放す。社会人3年目のはずが年々幼児化してるのは気のせいか?

「○○○冷たいよ………
昔は優しくて甘えん坊で可愛かったのに…」

姉さん、カーペットをむしるのやめてよ。

「ふ〜ん!お姉ちゃんの事嫌いになったんだ

すねる姉さん。

やれやれ。溜め息を心中で吐きながら、背中から抱きつく。

「わっ、あ、汗臭いよ…臭い移っちゃうてば」

わたわたする姉さん。

「いいよ、姉さんの臭いなら大好きだから」

腕に力を込めて抱き締めると、姉さんの体が固くなってるのが分かる。
姉さんの耳に口を近付けてそっと呟く…

「姉さん大好きだから」

優しいキスを頬に。



「保守するよ」

こうで(ry)
433431:2008/01/21(月) 22:46:32 ID:EpB4JJMj
>>432
まさに俺が求めていた物をww
GJ!
434名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 23:36:50 ID:IUtspVnI
膝枕で耳掃除って気持ちいいよな
セックスとは違う心地よさがある

でも、ツボに入るとチンコがギンギンになるような気持ちよさもあるよな
435名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 07:50:44 ID:Ld/SEpb1
>>434
何言ってるんだ。どちらも穴に棒を入れる行為じゃないか

「耳と耳かきを比べると、気持ちいいのは耳のほう」
っていう言葉をかなり昔に聞いたことがあるが、そういう意味合いだと今理解した
436名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 14:09:18 ID:lWflOCUF
で、どちらも膜を破るとエ○い事に(「痛い!」とか言って血も出ると)。
437名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 17:52:31 ID:VZ5+Equ6
保守
438名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 01:30:25 ID:+G0i42HO
「うっ、うは。…んっ」
「動かないで姉さん。」
「だって…気持ちいっ!!ふぁ、んっ!!」
「だからじっとしてて。もう少しだから」
「い、いひっ。」
「もう姉さんは耳弱いんだね…あ、出そう」
「ひゃん、だ、だめぇ」


声だけだと誤解されるかも知れないが、僕は今姉さんの耳掃除中だ。
何でも出来てしまう姉さんだが、この耳掃除だけは苦手でいつも僕に頼んでくる。僕としては別に構わないのだが、耳かきを動かす度に変な声を出すので下半身の自制に困る。


「姉さんおしまいだよ」
「…え、もう?」

よだれ垂らして美人度マイナス25点だ。

「○○○(僕の名前)、交代ね」
「えっ、耳掃除?いいよ自分でやるし」
「ほら、早く早く〜♪」

聞いちゃいない。それにタイトなミニだから正座すると…

「…嫌なの?お姉ちゃんの事嫌いなの…」

最近幼児化の進んだ姉さんは、この論法で僕を責めてくる。僕としては姉さんを甘やかしては…

「嫌なんだ…ぐすっ」

はい…泣いた姉さんには逆らえません。
内心の動揺を悟られぬよう、姉さんの膝に右耳を付けて寝た。
「お願いするよ」
「うん♪」



終わった後、思わず涙した僕は今後姉さんに耳掃除をやらせない事にした。
439名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 06:58:02 ID:lw0c9Mhs
なにがあったんだw
440名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 03:57:48 ID:bFZikGFL
>>439
膜が破れかけたのさ
441名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 20:59:52 ID:zIrr5BId
次はアナ掃除だな
442名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 01:19:47 ID:RJe3l1qL
>>432>>438の続き投下します。

今回アーッなネタなんで苦手な方スルー願います



本日は月曜日。本来なら僕は学校へ行き、馬鹿話の合間に授業を受けて平凡な日常を送っている。

はずである。が

ピピッ

「…8度2分か」

風邪を引いて寝ている訳で。

先日、姉さんに破っちゃマズい膜を破られそうになり、行った耳鼻科で風邪をうつされた僕。耳は大した事は無かったので、風邪ウイルスを買った形になってしまった。

普段丈夫な体のせいか、酷く体がだるい。
目をつぶると薬の効果か深い眠りに落ちていった。


ひんやりとした感触。額に何か乗ってる?

「あっ、大丈夫?」

えっ、姉さんの声?

慌ててはね起き(たつもりで)、傍らの時計を見る。3時半だ…

「…姉さん、会社は?」
「だって心配だったんだもん。早引きしちゃった」

てへっと舌を出して笑う姉さん。全く…

「…」

無言で姉さんを見つめる。姉さんにはこの無言責めがもっとも効果がある。

「…ごめんね」
「ううん。僕を心配してくれての事だから…別に怒ってないよ」

まあ呆れただけで。
443名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 01:21:55 ID:RJe3l1qL
ベッドに横たわりながら、姉さんと会話しているとふと額に手を置かれた。

「熱下がんないね」

インフルエンザだと少し厄介かもしれない。
が今日の所は安静にしてるしか対処方がない。

「あ、そうだ。良いもの持ってくるね」

何かを思い出したのか、姉さんは一旦僕の部屋を出ていった。

限りなく嫌な予感がする。

「これこれ〜。只の風邪なら効くと思うよ♪」

手には……えっ……その銃弾形態の物って!!

「座薬だよ。これで明日には元気になるよ」


必死に抵抗したが、病人の身。あっさりとパンツをずり下ろされてしまった…

「本当は仰向けで足を上げて貰うといいんだけどな」

そんな体勢は断固拒否します。

「にしても綺麗なお尻ねぇ、えいっ」

ぷにぷにとお尻を突っつく姉さん。なんですかこの羞恥プレイ(泣)

「じゃ、入れるね。…なんかドキドキしてきちゃった」

姉さん、今ならまだ…

プスッ…グニュニュニュ…

「ひぁっ…」



翌日には熱も下がり体調は回復した僕。しかし、今回何か大切な物を失った気がするのもまた事実ではある…


「ねぇ、お姉ちゃんも風邪引いたら看病してくれるよね?」

姉さんの笑顔を見ながら『汗拭きと座薬は勘弁して欲しい』と心中で呟く僕であった。
444名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 09:43:23 ID:3AY1B5K2
ネギを挿入されなかっただけでもマシということで。
445名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 14:09:52 ID:osTPbhjD
>>444
ちょWW
446名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 08:42:09 ID:FdZWe02U
姉さんに座薬を入れる役目は俺が!
447名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 12:09:28 ID:hwHRx3DR
風邪のひき始めって、栄養補給と体を温めることが大事だよな
汗をかいて熱を下げるのもいいそうな……
448名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 16:22:09 ID:DZ7naqC9
>>446
それは姉ではない。
449名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 20:38:27 ID:12QAA2Lg
じゃあお前には俺が!
450416:2008/01/31(木) 22:28:56 ID:Sg8TQvh0
どうも
予想以上にスケジュールが立て込んだりで全然筆が進まなかったよ

とりあえず前半のみ
エロは微妙



 高野信二郎には姉がいる。……らしい。
 それは今までに何度か一人っ子なのに『二郎』ってなんだよ? と思ったことはある。し
かし、まさか会ったことも無い姉がいるとは。
 話はこうだ。信二郎が生まれる五年ほど前――現在から換算すると十九年前――、ま
だ高校生だった信二郎の両親の間に子供が出来た。二人の強い希望でその子供は出産
することになったのだが、世間体やら経済的やら諸々の事情で子供の居ない老夫婦のと
ころへ養子に出されることになった。
 両親とその老夫婦はしばしば連絡を取り、姉にもたまに会っていたらしい(全て信二郎に
は内緒で)。けっこううまいことやっていたのだ。
 それが、先月その老夫婦が亡くなってしまった。長く寄り添い歩んできた二人は、最期の
時ですら一緒だったのだ。
 そして一人残された姉を、信二郎の両親が引き取る(引き取りなおす)ことになったのだ。


「おう。はいはい。オーケーオーケー」
 父の俊也が電話片手に信二郎を見る。信二郎は首を横に振った。
「はいよ。それじゃ」
 通話を切った俊也は「後十分くらいでこっちの駅だとさ」と告げた。後十分。『姉』が来る。
「おい信二郎、お前迎えに行け」
「なんで俺が」
「いいから。ほら、はやくしないと来ちゃうだろ」
 信二郎はいそいそと玄関に向かった。言われたから行くのではない。数日前に『姉』という
存在を知ってから、信二郎の胸には何か色々なものが混ざり合ったマーブル模様の想いが
渦巻いているのだ。逢いたいような、逢いたくないような……きっかけがあれば、やはり一刻
も早く逢いたい。
 信二郎は駅までの道を歩きながら携帯を開き、俊也に送られた姉の画像を見る。
 どこか似ている。しかしいわゆる『生意気なクソガキ』な自分と違って、優しそうな顔立ちの
女だった。さらりと降ろした黒髪と相俟って、日本人形のような印象を与えた。名を碧という。
「ミドリ、か……」
 ということは『ミドリさん』とでも呼べばいいのだろうか? いやいや、仮にも姉弟なのだから、
『姉さん』くらいのほうがいいのかもしれない。
 駅の近くまで来た。信二郎は、まず最初になんと声をかけようか、とか相手のことをなんと
呼ぼうか、そんなことばかりを考えていた。
 やがて遮断機の警報がやかましく鳴り響き、数分後に電車が駅に停まった。ぞろぞろと乗
客が下りてくる。その中に、彼女は居た。
 きょろきょろと辺りを見回し、信二郎の姿を見咎めると、早足で近づいてきた。
「信二郎、くん?」
 ソプラノの声が耳に心地好い。何と言おうかずっと考えていたというのに、穏やかな瞳に見
つめられると思考が全部吹っ飛んでしまい、結局「はあ」と間抜けな声を出して頷くことしか
できなかった。
 そんな信二郎だったが、碧は満足したように微笑んだ。
「やっと逢えた……わたし碧っていうの。あなたの、お姉ちゃんだよ」
 碧は「よろしくね」と手を右手を差し出してきた。信二郎はまた「はあ」と間抜けな声を出して
その手を握り返した。信二郎が外で待っていたせいか、ほんのりと暖かい手だった。
451416:2008/01/31(木) 22:30:37 ID:Sg8TQvh0
 家路を歩く間、碧は終始喋り続けていた。いわゆる『大和撫子』風な外見と裏腹に、もと
からよく喋る人なのか、それとも今は特別はしゃいでいるのか。普段から口数の少ない信
二郎はもっぱら聞き役に回っていたが、聞きたいことは碧が自分から喋ってくれるので不
満はなかった。ついでに、別に聞きたくないことまで喋ってくれるのだが。
「そうそう去年のシンジロの運動会ね。わたしも話聞いてたから、こっそり見に行ってたの。
後で写真くれるって言うけどさ、やっぱり自分の目で見たいじゃない」
「……気付かなかった」
「そりゃあ『こっそり』見に行ったからね。シンジロって足速いんだね。わたしの運動的な要
素全部持ってちゃったみたい」
「陸上部だったから」
「あ、そうなんだ。どおりで……わたしなんてテニス部だったけど、全然だよ。もうぜーんぜ
んダメ」
 信二郎はひっきりなしに喋る姉に適当に相槌を打ちながら、頭の中では碧と呼ぶか姉ち
ゃんとでも呼ぶかと、未だに悩んでいた。いろんなことを喋る碧だったが、こればっかりは
信二郎自身から切り出さなくちゃどうにもならないだろう。
 ――碧さんでいこう。意を決して信二郎は口を開いた。
「あのさ、碧さん。碧さんって呼ぶけど……」
「だめ」
 それまでずっとおっとりした喋りだった碧が、初めて強い――どこか拗ねた子供のような
口調で言った。
「ヤだ。『お姉ちゃん』って呼んでよ」
「ヤだって……」
「わたしさ。弟が居るって知った時からずぅぅっと『お姉ちゃん』って呼んでもらうのが夢だった
の。だから、ね、お願い」
 信二郎はほんの少し迷った。『お姉ちゃん』というのはどうも気恥ずかしい。が、この期待に
輝く瞳を前にして、無下に断れるほど鬼畜ではない。
「お、お姉……ちゃん」
 碧の顔がより一層明るくなった。照れくさそうに笑って、頬を掻く。
「変な人だね。み……お姉ちゃんって」
「え、うそ!」
 碧は目を丸くした。全く自覚が無いらしい。
 その後も、家に着くまで碧はころころと表情を変えながら途絶えることなく喋り続けた。
「ここが俺の……っていうかこれからお姉ちゃんも住む家」
 なんのことはない一軒家だが、碧は「へー、ほー」と隅々を見渡した。
 両親と碧とはもとから知った仲だったので、軽い挨拶だけで済んだ。
 しばらくはぎこちなくなるかもしれないが、ゆっくり慣れていけばいい。信二郎はそう思って
いたが、俊也のアホ(もはや信二郎の中では彼に父の威厳など欠片も無い)やどこかズレて
る碧が相手なのだ。そうセオリー通りに進むはずがない。信二郎は俊也の一言で自分の甘
さを痛感した。
「そうそう、俺ら夫婦水入らずで旅行行ってくっから。お前さんら二人になるけどよろしく」
 なに? なんだって?
「りょーかいです!」
 混乱する信二郎を尻目に、碧はなにやら嬉しそうに敬礼のポーズを取っている。
「一週間くらいで戻るから〜」
「一週間!?」
「まあがんばってな」
 と、俊也は母を連れて本当に行ってしまった。
 ありえねえ……信二郎は声にならない声で呟くが、それで両親が帰ってくることもない。
 二人だけになった家に、間取りを見て回る碧の楽しげな足音が響く。
452416:2008/01/31(木) 22:32:57 ID:Sg8TQvh0
「シンジロシンジロ、今日の夕飯何がいい?」
「なんでも」
「んー。寒いからなあ。お鍋とか……シチューにしよっか!」
 状況がよくわかっていないのか、碧はいちいち楽しそうだ。信二郎の方は、正直どうしたらい
いかわからないでいる。この状況、おそらくは俊也なりの配慮なんだろうが、本当に勘弁して欲
しい。
「よし、それじゃあ、はりきって料理しちゃいます! その前に、はりきって買い物しちゃいます!」
「いやそんなにはりきらなくても……」
 碧は財布を引っつかんで颯爽と玄関を出て行く。そして戻ってくる。
「スーパーってどこ?」
「……」


 結局、道案内兼荷物持ちということで信二郎は碧に付いて行くことにした。踊るような足取り
の碧の後ろを仏頂面の信二郎が買い物かごを持ってくっついていく。
「次、お肉お肉」
「……」
「なんか果物食べたいかも。シンジロは何が好き?」
「基本なんでも」
「じゃあリンゴだね。リンゴ」
 シチューの材料だけでなく余分なものまで相当買い込んだので、買い物かごが重くて仕方な
い。
 家に帰るまでの間、中身のぎっちり詰まったビニール袋を全部持つのはさすがに辛い。碧に
ひとつだけ持ってもらって、二人は並んで歩く。
「さっすが男の子。わたし一人だったら、運べなくてぼーぜんとしてるところだよ」
 だったら最初からこんなに買わなければいいだろ――口には出さない。
「うん。うん。シンジロが頑張ってくれたから、わたしも頑張るぞ!」
「よろしく」
 正直に言えば、不安でしょうがない。どうも今までの言動を見るに、台所から火事が起こる危
険すら考え得る。素で砂糖と塩を間違えるかもしれない。
 とはいえ信二郎に料理を手伝えるかと言えば、首を横に振るしかない。
 家に着くなり早速まな板に向かう緑を気にしながらも、信二郎はリビングで漫画を片手に過ご
す。
「ロマンティックあげーるよー、ロマンティックあげーるよー」
 無駄にクオリティ高い歌声を聞いて、信二郎の不安はさらに増していく。何故に夕飯が用意さ
れるのを待ってる間に胃に穴が開きそうな思いをしなきゃならないのか。カチャカチャと食器か
何かがぶつかり合う音さえ恐ろしい。
「シンジロ。できたよ!」
 その声が聞こえた時、信二郎は胸を撫で下ろした。夕飯のできが気になるものの、食器の
用意をしに行く。
 テーブルの中心にどかっと置かれた鍋。その蓋を開けるのが、少し怖い。深く呼吸をして、
勢いよく開ける。
 普通だった。予想外に何の変哲も無い、むしろよくできたクリームシチューのようだ。少なくと
も、見た目は。
「シンジロ嫌いなものとか無い?」
「特に無いよ」
 信二郎は碧がシチューを盛り付ける間にも、何か異物が入っていないかチェックした。が、
それらしきものは見当たらない。今のところは安心だ。
「いただきます」
 おそるおそる口に運んでみる。
 ……普通だ。いや、普通というより、美味い。
「美味い……」
 冷静に考えれば失礼極まりない驚きのせいで、自然に言葉が漏れた。碧は鼻の頭を掻いて笑
った。
「嬉しいな。うん。ホントに嬉しい」
「料理うまいんだ。お姉ちゃん」
「んー、まあ、お姉ちゃんだからね」
 相変わらず言ってることはよくわからないが……
 心底嬉しそうな笑顔の前でなら、箸も進むというものだ。普段小食の信二郎だが、この日ばか
りは胃がもたれるまで姉の作ってくれた夕飯を頂いた。
453416:2008/01/31(木) 22:40:22 ID:Sg8TQvh0
 やはり碧は頭のネジが緩んでしまっているらしい。
 信二郎がそう再確認したのは、夕飯の後片付けを終えた時、碧がとんでもないことを言い出
したからだ。
「ねえ……お風呂、一緒に入っちゃあ、駄目、かな……?」
 返す言葉も見つからずただ眉を顰める信二郎に、碧は慌てて言いつくろう。
「いや、違うのよ別に男の子の裸が見たいとかそういうわけじゃなくて……ただ。わたし弟と流し
っことかしてみたかったからさ」
 どんな動機にせよ、大学生の女が弟と一緒に風呂に入ろうとするなど異常だろう。
「悪いけど」
「あ、そ、そう……うん。そっか」
 碧はぎこちない苦笑いを浮べた。信二郎は胸にちくりと刺さるものを感じたが、まさか頷くわけ
にもいくまい。
「じゃあ、お姉ちゃん先に入っていいよ」
 信二郎がこう言うのは、もし信二郎が先に入った場合――

「信二郎……一緒に、お風呂入ってもいいかなぁ〜? お姉ちゃんと、記念に」
「お、俺先にあがるから」
「いいじゃあないか! 姉弟なんだから〜」
 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

 ――な展開も有り得る。その予防のためだ。
「ん。わかった。じゃあお先に」
 風呂場に入っていく碧の背中を見送って、信二郎はほっと溜息をついた。とりあえずしばらくは
ゆったりできそうだ。……ソファに座り込んでテレビをつける。しかし、テレビよりもシャワーの音
が気になってしょうがない。
 やがて水音が止み、ちょっとして碧が現れた。信二郎はソファから転がり落ちそうになった。
「な、何やってんの?」
「え? 何が?」
 碧はきょとんとした顔で聞き返す。首筋に張り付いた濡れ髪やほんのり上気した頬がやけに
艶かしい。しかし何よりも問題なのは、バスタオルを身体に巻いただけというその格好だ。乳房
や腰のくびれ、尻の形まではっきり見て取れる。鎖骨や太腿に至ってはむき出しのもろ見えで
ある。思春期の少年には少々刺激が強すぎる。
「その格好!」
「あ、これ? ごめんね。荷物から下着出すの忘れてて」
 碧はさして悪びれた風もなく、持ってきた荷物から下着を漁り始めた。屈んだ時に、足の付け
根の辺りがかなり際どいことになった。
 信二郎は視線を碧から引き剥がして風呂場に駆け込んだ。いつもより勢いを強くしてシャワー
を浴びる。まだ足りない。温度も上げる。さっき見た映像が頭の中から消えてなくなるまで熱い
シャワーを浴び続ける。
 よし、もう大丈夫だ。風呂から出る。が、そこには碧が脱いだ服――下着までも放置されてい
るのだ。勘弁してくれ、と信二郎は心中で溜息をついた。つとめてそれを意識しないようにして、
身体を拭いて服を着た。
454416:2008/01/31(木) 22:41:52 ID:Sg8TQvh0
 今日は疲れた。信二郎はもうさっさと寝たい、と思ったが、問題がまだひとつ残っていた。碧の
寝る場所だ。両親の寝室が空いているからそっちを使わせるべきなんだろうが……
「お願い! 今夜だけでいいから、ね!」
 さっきから碧が両手を合わせて「一緒に寝よう」とせがんでくるのだ。さっきお風呂我慢したん
だから、としつこく食い下がってくる。
「お願いお願いお願い!」
「……わかったよ」
 ついに信二郎が根負けすると、碧は弾けんばかりの笑顔で抱きついてきた。
「シンジロさいこー!」
「わ、わかったから……」
 信二郎はほとほと困り果てながらベッドの中に入った。いつも寝ているはずのベッドなのに、
くつろぐどころか緊張してしまう。そして碧が布団の中に潜りこんできた。
 ぴったりと身体が密着している。信二郎は碧の方に背中わ向けて横向きに寝た。すると、碧
は信二郎の身体に腕を回して抱き締めてきた。
「ちょっと……」
「寒いから」
 絶対違うだろ、と声には出さずにぼやく。
 背中に押し付けられた乳房の柔らかさに、信二郎はごくりと生唾を飲み込んだ。碧の身体が
暖かい。石鹸の匂いが鼻腔をくすぐる。さっき見た半裸の碧が、生々しく瞼の裏に現れる。
「ちょ、ちょっとごめん」
 信二郎はベッドを抜け出しトイレに向かった。
 ズボンを下ろして便座に座る。信二郎の一物はかつてないほどに硬く大きくそそり立っていた。
 信二郎は右手でそれを擦り上げる。脳裏に思い描くのは、バスタオル姿の碧。そこからさらに
バスタオルを引き剥がす。あの乳房はどんな感触がするのだろう。大きさこそ目を見張るわけ
ではなかったが、形のよい乳房だった。あの柔らかそうな太腿の奥の陰部はどんな色をしてい
るのか。どんな匂いか。入れてみたら、どんな心地がするのだろう。
 そこまで考えて、信二郎は妄想の中の碧に向けて射精した。


 再びベッドに入ると、碧はもうすうすうと寝息を立てていた。なんだかんだで彼女も疲れていた
のだろう。
 しかし信二郎が隣に寝ると、またも抱きついてきた。起きていたのかと思ったが、そうではない
らしい。信二郎は少し考えて、相手が眠っているならと今度は碧と向かい合うように横になった。
 穏やかな寝顔がすぐ近くにある。肺一杯に香りを吸い込めば、石鹸の中にたしかな女の匂いが
混じっているのがわかる。
「ん……」
 碧はさらに信二郎のからだを引き寄せて、足まで絡めてきた。寝息がこそばゆい。
 信二郎は良心の呵責を感じながらも、欲望に負けて乳房の間に顔をうずめた。
 碧の手、足、胸……今日初めて会ったはずの相手なのに、こうして抱かれていると不思議と安
心できる。この人は本当にお姉ちゃんなんだな、と信二郎は思った。
 碧の柔らかな温もりと仄かな香りの中で、信二郎はいつの間にか眠っていた。





今回はここまでで
すいません後半近いうちに持ってきます
455名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 01:28:39 ID:KrBK+nLH
GJ!甘いですね。
456名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 01:41:45 ID:uHpsYJ+1
>>454
GJ! 続きが楽しみだ……
頑張れ信二郎!
457名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 02:00:27 ID:kM1lS6nT
GJ!!! いいねー
続き待ってる。
458名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 21:27:09 ID:rXo2c/5s
GJ!続きを全裸で待ってます。
459名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 16:19:32 ID:tn3ANCaR
hosyu
460名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 22:40:56 ID:lNOhm34E
あ〜ね〜無〜い時間が〜♪
あ〜い〜そ〜だてるのさ〜♪
461名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 19:34:03 ID:vMcFGE0e
目をつぶれば姉がいる〜♪
462416:2008/02/08(金) 16:32:41 ID:y15iujCl
 目を覚ますと、視界一杯に白い柔肌が広がった。しかも、ちょうどパジャマの開いた胸元
から覗いている部位の。寝起きという以外の理由で下半身に血が流れていく。信二郎はま
だすぅすぅと寝息を立てる碧から少し離れた。
 こんなにぴったりくっついて、よく夢精しなかったものだ。やはり寝る前に一発抜いておい
たのがよかったか。
 時計を見ると、八時半。いつもなら学校に行っていなければならない時間だが、それでも
のんびりできるのが冬休みの特権だ。
「ん……」
 信二郎が動いたせいか、碧がゆっくり瞼を開けた。
「あ、起こし――」
「きゃあぁぁあああっ!?」
 突然の悲鳴である。それもご近所さんが怒り出すか110番してもおかしくないほどの。
「ちょ、ちょっとお姉ちゃん?」
「うわ! シンジロだ!」
 碧は「怖い人かと思った〜」と胸を撫で下ろした。ついでに信二郎も外が騒がしくならない
ので胸を撫で下ろした。
「びっくりさせないでよぉ。わたしそういうの弱いんだから」
「おどろいたのはこっちだよ……」
「あー! しかもミスった〜。『もう朝だよ、起きて起きて』ってやりたかったのに。なんでシン
ジロが先に起きちゃうかな」
「……」
 聞いちゃいないな、と寝グセのついた頭をガシガシ掻いた。碧はそんな信二郎を尻目に、
ベッドから下りると早速(何が楽しいのか)にこやかに飛び跳ね始めた。
「朝はーお姉ちゃんのーモーニングサービスだぞーっ、と」
 鼻歌混じりにパジャマに手をかける。信二郎は高速で明後日のほうを向いた。昨日から
思っていたが、どうも碧は思春期真っ只中の少年に対する配慮に欠けている。
「顔洗って、髪整えて、朝ご飯の準備だ!」
 無駄に元気よく碧が部屋を飛び出して行ってから、信二郎はいそいそと着替え始めた。
 碧と入れ違いに洗面所に入り、顔を洗って、手櫛で大雑把に寝グセを整える。
 キッチンでは、碧が一昔前の歌を熱唱していた。
「いーざすーすめーやーキッチーン。めっざすーはじゃーがいもー!」
 何をするにも楽しそうだな、とつくづく思う。冬の朝に台所仕事なんて面白いものでもな
いだろうに。信二郎はキッチンから聞こえてくる歌声を耳に、テーブルについた。
「あ、シンジロ、朝ご飯オムライスでいい?」
「……え?」
 なん……だと……オムライス? じゃあ、あの歌は一体?
「あれ、苦手だった?」
「いやいや、全然いいよ」
 深く考えるのはやめよう。考えたら負けだ。
「ほいほい。好き嫌いしないってのはいいことだよ」
 少しして、特盛りのオムライスが運ばれてきた。正直、朝からそんなに食欲が出ないのだ
が……
「はい。どーぞ!」
 食べないわけには、いくまい。


 胃がパンパンだ。
 朝食の片付けを済ませると、碧は携帯で時刻を見て、
「シンジロ。わたしちょっと出かけてくるね。友達に荷物運ぶの頼んでたんだ」
 と言った。信二郎は「ついていこうか?」と言ったが、碧は首を横に振った。
「いいよいいよ。駅で待ち合わせてるから、道わかるし」
 本心を言えば、碧の友達というのが気になったのだが……信二郎は「そう」とおとなしく留
守番していることにした。
463416:2008/02/08(金) 16:41:14 ID:3u85uMFc
携帯から失礼
なんかエラーが出て書き込めないんで一旦間空けます
464名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 18:00:38 ID:p5junsXT
続きが気になるうううう
てかキテレツ大百科懐かしいなw
465名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 02:23:24 ID:8/yUCuH3
>>463
続きwktk…

しかしジャガイモはどこへw
466名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 07:33:21 ID:RcdQjj1/
続きはまだか!
467名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 08:23:52 ID:BXR8hwWg
キャベツはどうするんだ……?
468名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 14:08:45 ID:QwivGKaH
微妙に鰤ネタも混ざってるな
469416:2008/02/09(土) 17:31:25 ID:8g32+DqY
 小一時間ほどして、エンジン音がした。高野家の玄関の前で止まる。
「ったくよー。ボクをこき使うなよな」
「いいじゃない。車あるんだし」
 碧の声ともうひとつ――言っていた友達だろう――声がする。
「シンジロ! 開けて」
 碧の声で玄関を開ける。ダンボールを持った碧と、その後ろでタバコを吹かしている人が
いた。線が細く、顔立ちも中性的な人だ。信二郎と目が合うと、軽く頭を下げてタバコをくわ
えた。二人の微妙な表情に気がついたか、碧がその人の背中を軽く叩いた。
「この子大学の友達でね。水野アキラっていうの」
 アキラは、しかめ面で碧を押しのけた。「ども」とぶっきらぼうに言う。
「ごめんね。無愛想なの」
 アキラに睨まれて、碧は肩をすくめた。
「じゃあ、ボクもう帰るから。兄弟仲良くね」
 アキラはそう言うとタバコに火を点けて、乗ってきた自動車に乗ってあっという間に行って
しまった。信二郎はしばらく車の過ぎ去った方を見つめていたが、碧に呼ばれて家の中に
入った。


「マンガとかDVDとか、貸すついでに預かってもらってたんがけど……」
 碧が何か言っているが、信二郎ははほとんど聞いていなかった。
 友達って男の人だったんだ、もしかして彼氏? ――そう訊いてみたいが、聞きたくない。
 大学生に恋人が居たって何も不思議じゃない。第一、信二郎はつい昨日碧と顔をあわせ
たばかりなのだ。碧の器量だって悪くないし、恋人くらい普通に……
「シンジロさん? 聞いてる?」
 碧に軽く額を小突かれて、信二郎は沈んでいく思考を中断させた。
「どうしたの? 元気無い?」
「なんでもないよ」
 碧の優しさも、今は胸に刺さるようだった。同じ優しさをあのアキラにも見せているのだろ
うか、と。
「シンジロ……」
 心配そうに信二郎の顔を覗き込んでくる碧の肩を掴んだ。見た目以上に細い肩だった。

「え? なに?」
 ぎゅっと掴んで、掴んで……どうするつもりだ?
 信二郎自身にもわからない。これからどうする何をする?
「シンジロ、怖いよ……」
 碧がついに怯えた声を上げた。唇まで真っ青で小刻みに震えている。
「……」
 すうっと力が抜けていく。信二郎は碧の肩を離して、ソファに座り込んだ。両手で頭を抱
える。一体何をしてるんだ。
「ごめん……」
 謝って済むものじゃあない。最悪だ。最低だ。
 力なく項垂れて呟く信二郎の首に、細っこい腕が回された。
「反省してる?」
 信二郎は少しの間迷ったが、ゆっくりと頷いた。首に回された手の力が強くなった。

「わかった。じゃあ許す!」
「え……?」
 信二郎が顔を上げると、碧は青ざめた唇で弧を描いてぎこちなく笑って見せた。
「許すよ。わたし、お姉ちゃんだもん」
 信二郎はまた頭を抱えた。なまじ罵詈雑言浴びせられるよりも応える。
「ごめん。ごめんお姉ちゃん」
「うん」
「本当に……なんて言えばいいか……」
「うん」
470416:2008/02/09(土) 17:32:13 ID:8g32+DqY
 碧が信二郎を抱く手に、また少し力を込めた。
「いいんだって。わたしも悪かったんだから。シンジロも男の子だもんね。一緒にお風呂入
ろうとか、一緒に寝ようとか言っちゃって……ごめんね」
 信二郎は抱き締めてくる手を握った。
「なんで、お姉ちゃんはそう……」
「だから、『お姉ちゃんだから』だよ」
 やっぱり碧は、とんでもないアホだ。顔青くするほど怖かったたくせに――信二郎は彼女
の手を強く握って泣いた。
「泣かないでよ」
 そればかりは、無理な話だった。碧は信二郎が泣き止まないのを見ると、ソファを回り込
んでその隣に座ってきた。泣き顔を抱き寄せられて、胸の中へ。優しく髪を撫でられると、
ますます泣けてきた。


 たっぷり十分かけて、信二郎は泣き止んだ。
「落ち着いた?」
「……顔洗ってくる」
 冷たい水で顔を洗う。こんなことでも、けっこうすっきりするものだ。リビングに戻ると、碧
は信二郎以上にけろりとした顔になっていた。我ながら情けない、と思う。
 どうしたものか迷ったが、彼女の隣に座った。
「謝って済むもんじゃないと思うけど、本当にごめん」
「もういいって。……怖いのはいやだけど、わたしのこと好きでいてくれること自体は嬉しいし」
 碧は一旦言葉を切り、信二郎に身を寄せて耳元で囁いた。
「好き、だよね?」
 言葉にするやいなや不安げに上目使いで見つめてきた。
「っ……好き、だよ」
 こんな顔を見せられて、どこの誰が本心を隠せよう。
 碧はぱっと笑顔を輝かせて、「ありがとう。嬉しい」と再び抱きついてきた。
 そして両手を信二郎の顔へ。そっと挟み込んで、自らの顔を近付けてきた。
 唇と唇が、軽く触れ合った。
471416:2008/02/09(土) 17:33:49 ID:8g32+DqY
 唇が離れる。碧は、笑っていた。だが、いつもの笑顔とは違う。
 たとえるなら、太陽と月。いつもの笑顔はきらきら輝く太陽だ。そして今は怪しく輝く月だ。
 女の笑顔はこうも変わるものなのか――信二郎は生唾を飲み込んだ。
 碧は耳元に、さっき重ねた唇を寄せて囁いた。
「ね、シンジロ。わたしとエッチしたい?」
 答えを言う前に、ソファに押し倒された。
 あっという間に股間のチャックを下ろされ、中のペニスを取り出された。
「これがシンジロの……いい感じじゃない。生意気ー」
 碧は顔を寄せてキスをせがんできた。請われるままに唇を重ねる。
 碧の舌が、唇を割って入ってきた。さっきとは違う、強欲に相手を求めるキスだった。
「んっ、んっ、んん……」
 信二郎の口内を隅々まで舐め回してくる。
 息の続く限り信二郎を堪能すると、唇を離して碧は満足げに微笑んだ。
 息つく間もなく、今度はシャツを巻くし上げられる。
 碧は露になった乳首にキスをして、もう片方は指先で刺激する。
「お、姉ちゃん」
 信二郎の反応を楽しむように、碧は舌先で乳首を転がす。
 空いた手が、とうとう硬くそそり立った一物を掴んだ。
「うっ……」
 ぴくん、と腰が動いてしまう。碧はゆっくり、ゆっくり手を上下させながら、唇は乳首から腹、へそ
と信二郎の体を唾液まみれにしながら段々下っていく。
「ふふ、いただきます」
 碧の唇がついにペニスの先端を捉えた。
「う、あっ」
 体中に電撃を流されたようだった。
 清純そうな容姿と裏原に、碧の舌使いは淫隈な上に容赦ない。
 亀頭、サオ、袋までザラザラの舌が這い回る。
「かわいいよ、シンジロ。大好き」
 慈しむように囁いて、碧はペニス全体をくわえ込んだ。
 ジュルジュルと音を立てて信二郎を味わう碧。
 さらに空いた手で袋を転がしてきた。
「お姉ちゃん、もうダメだ!」
 しかし碧は信二郎の腰を掴み、さらに激しくしゃぶりつく。
 ジュポ、ジュポ、ジュポ、ジュポ……
「お姉ちゃんっ!」
 信二郎は碧の頭を掴み、妄想の中でそうしたように、実の姉の口内に勢いよく射精した。
「んっ……む……」
 碧は一瞬苦しげに顔を歪めたが、コクリと喉を鳴らして信二郎がぶちまけた白濁液を飲み込んだ。
 ペニスから口を離した碧は、『月の笑顔』で言う。
「大好きだよ、シンジロ」
472416:2008/02/09(土) 17:36:01 ID:8g32+DqY
遅くなってすいません
エラーの正体はうちのPCのネット障害らしい
ちなみに今も携帯からの書き込み


後一回ラスト持ってきて終わりです
473名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 19:16:45 ID:JmIXlHDX
よし全裸で待ってる
474名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 07:12:36 ID:ug5oiccO
GJ! アキラは女の子なのかな?
475名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 16:46:59 ID:DeMCg6Jk
アキラはなんとなくよつばとの虎っぽいなw
476姉明1レス小ネタ ◆YzvJ/ioMNk :2008/02/10(日) 19:34:31 ID:fwRcdwpK
中山家。相変わらず姉貴の襲来に怯える日々であります。
そして、聞きなれた爆音が聞こえてきました。逃げたいです。でも逃げられません。

「たっだ…」
「…お帰り、お姉ちゃん」
こういうときは、とっとと迎えに行きます。部屋が荒らされる前に。…すでに悟りの境地に至っております。
「さすがアキヒト。姉ちゃんの事、よくわかってるね」
「というか、フジツボ突っ込んだEK-9なんて、この辺りじゃお姉ちゃんぐらいしか乗ってないだろ」
「まぁ…そうかもね」
「チェッカーフラッグのバイナル貼り付けようとか言ってたしな。
ファインチューニング程度なのに、外装も攻撃的だよね…」
「うぅ…」
「まぁいいや。海や沙耶もいないみたいだけど、どうしたのよ?この車も久々に見たし」
「えーっと…アキヒトにちょっとお願いが…」
「珍しく歯切れ悪いね。どうしたの?」
「うーんとね…あの車、大分古いじゃん?」
「とうとう売るのか?」
「いや、そうじゃなくてさ…しばらく乗ってないし、いろんな所にガタが出てきて…。」
「用件はもうわかった。報酬は?」
「うーん、っと。これでいいかな?」
ん?と思っていると、車をゴソゴソ…。まさか酒か。酒なのか。ターキーなのか。
お姉ちゃんが振り向くと、問答無用でキスされた。口の中には苦味と芳醇な香り
「!!?むぐ…?むー!ふなふぇー!」
「ん…と」
「いきなし何すんだバカー!」
「いや…アキヒトが好きなお酒…。ほとんど飲んじゃったから…これで勘弁…」
「…お姉ちゃん、素面なのか?本当に素面なのか?」
「今酔っぱらった。それじゃよろしくね。姉ちゃんの車の…」

「「保守作業」」
溜息しか出なかった。
477名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 21:50:12 ID:exNXvKeP
某漫画を読んでロリ姉こそ至高という結論に達した
478名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 22:42:38 ID:4mc8vwGQ
妹気質の姉とか
姉御肌な妹とか
好きです
479名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 00:25:32 ID:UzDW+962
>>477
kwsk
480名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:10:59 ID:LKI1FY4o
奇遇だな。俺も今日ある漫画でその結論に到ったぞ。
481名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:32:20 ID:LsbtVzy/
姉御肌な妹の魅力について
482名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:50:47 ID:IiQo4uRD
姉御肌な妹の暴力について
483名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 13:38:11 ID:+cHr8A2Z
姉御肌な妹の努力について
484名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 19:29:09 ID:5Kn4mzn8
姉御肌な妹の乳力について…

ひんぬーの方かな?
485名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 22:22:54 ID:PxSPWmna
姉「や…やめてください…」
姉「へへへ……ラップはもうビリビリだぜ、あとはフタだけだ」
姉「いやぁ!だめ、フタを開けないで…!」
姉「ひゃっはあ!なんて嫌らしいノンフライ麺だ!」
姉「おいおい、スープの素が2袋もあるぜぇ、こいつ誘ってんじゃねえのか?」
姉「そ、そんなんじゃありません…!」
姉「『食べる直前に入れてください』だぁ?待ちきれねえ、今すぐ入れてやるぜ!」
姉「や、やめてー!ま、まだお湯も沸ききってないのに…!」
姉「うはぁ、すっげえ、冷えてる油とかやくでグチャグチャだぜ…たまんねえ!」
姉「そーれ、お次はお湯だ!中にたっぷり入れてやる!」
姉「あああ!ぬ、ぬるい…!……て、れてえ!」
姉「聞こえねえなあ、はっきりいえよオラッ!」
姉「せ、線まで!きちんと線まで入れてくださいぃいぃ!!」
姉「残念だったなあ、俺は1センチ残す派なんだよぉ!ははは!」

ガタッ
姉「!!!」
姉「・・・見た?」
俺「いや・・・」

姉ちゃんカップラーメンとしゃべってました。
486名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 22:53:37 ID:bNIHbOM3
ワロタ
487名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 23:51:28 ID:C9ywwfD/
なんかとにかく面白キャラに「姉」ってつけとけば萌えられるんだろお前ら










そういうの好きだな
488名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 00:01:33 ID:2VCe5ehS
いや、これは姉さんが801女なんだよw
数字板にはそういうスレもある
489名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 03:01:32 ID:TtqGyCvc
保守
490名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 19:15:19 ID:iOr0DLcK
みんなのお姉ちゃん(脳内姉含む)は、チョコレートくれたかい?
491名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 04:51:27 ID:ySB5Yd/J
手作り貰っちゃったよ
忙しいからそんなことしてる暇ないって言ってたのに
492名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 09:48:44 ID:JUBdHXP5
脳内姉なら同志だが、
リアル姉ならしっとマスク被るぞw
493ちまい姉貴:2008/02/16(土) 11:18:17 ID:ZPGkDYHc
話豚切ですまない。
>>477 を読んで「ロリ姉」という単語に心が動いてしまったのだ。
属性は似非関西弁、ドジっ子理系女、背が低い、非エロ。
全2レス。あぼん指定はタイトルで。
494ちまい姉貴(1/2):2008/02/16(土) 11:19:26 ID:ZPGkDYHc
「こらぁっ、いつまでも寝てへんと、早よ起きや!」
日曜日の朝っぱらから、俺は乱暴にたたき起こされた。
うっすらと目を開けると、枕元には、中学生ぐらいの女の子がいた。
「あんた、今すっごい失礼な事考えたやろ」
訂正。 高校生ぐらいには、見えるかもしれない。
これでも、俺の三コ上の姉なんだからたいしたもんだ。

「何ぶつぶつ言うてるんよ」
「ぶつぶつも言いたくなるよぉ。 今日は休みだろぉ?」
「今日は休みやけど、明日は違うんや」
はぁ? 何言ってるん、姉貴。合点のいかない俺に、じれったそうに言った。
「私に、ネクタイの締めかたを教えよし」
へ? ネクタイ? 俺は、ますます混乱した。

「明日、打ち合わせで出張(でば)らなあかんのよ。
子供っぽぉ見られたないし、ネクタイ着ていきたいんや。
でも、締めかた分からへんから、教えて」
「そんなん、午後からでもええやん?」
しまった! 俺の口ごたえに、姉貴は泣きそうな顔して、
こっちをにらんでいる。俺は速攻飛び起きた。
すぐに着替えるからと、姉貴には自分の部屋で待っててもらって、
休みの日の朝だっつうのにワイシャツ着て、自分のネクタイ持って、
姉貴の部屋に駆け込んだ。

「まず、左っかわに大きいのを持ってって ……」
そうそう、それをぐるっと回して、喉元んところを通して、
きゅっと締めたら出来上がり ……
って、あれ? なんでそんなダンゴになるワケ?
「そんなん、こっちが聞きたいわ! あんたの教え方が悪いんちゃうん?」
んな御無体な。ほらほら、同じようにやって、俺のはちゃんと結べてるし。

姉貴は無茶苦茶、頭ええくせに、意外とこうゆう事が不器用なんだ。
「えぇい、面倒くさい。ちょっと見せてみ」
俺は、姉貴の手をどけさせて、自分で姉貴のネクタイを締めようとした。
えーと、ここで左に回すから、この場合は、こっちだっけ?
「あんたがやってもダメやないの」
「えー、黙っててや。 対面やったら左右逆んなって、ややこしいんやから」

あ! そうか! 姉貴の後ろに立って、前に手を回せば、左右同じじゃん。
俺は、姉貴の後ろに回って、ネクタイに手を伸ばした。
「ひゃあっ!」
いきなり姉貴が、変な悲鳴をあげた。
「な、なんやねん、いきなり」
「いや、あ、あの、急やったから……」
顔を真っ赤にして、上目遣いに、姉貴が言ってきた。
何なんだ? 変な姉貴だな。

後ろに立って襟元に手を回してると、髪の毛の香りが立ち上ってくる。
姉貴もやっぱり女なんだな。ちょっといい匂いだね、こりゃ。
これで、もし姉貴に人並みの背丈があったら、
うっかりわざっと、髪の毛に顔を埋めとったかもしれへんな。

「あによ。私よりタッパがあるからゆうて、
上から見下ろしてニヤニヤせんといて」
鏡を見ながら、姉貴が文句を付けてきた。
だけど、姉貴の背丈って、俺の胸元ぐらいまでしか無いもんなぁ。
495ちまい姉貴(2/2):2008/02/16(土) 11:20:38 ID:ZPGkDYHc
よいしょっと、これでどうよ?
「結び目んとこを、少し緩めて、長さ調節して。
表っかわの太い方と、細いのが同じくらいか、細いのがちょっと短いぐらいに」
「んー、わかった。 ちょっと自分でやってみるわ。
上手い事いかなんだら、また呼ぶし。 とりあえず、私の部屋から出ていきや」
顔が赤いまんまの姉貴が、暖かいねぎらいの言葉を投げかけてきてくれた。

「ごはんやで〜」
ちょうどその時、お袋が俺達を朝食に呼ぶ声が響いた。
「何や、お前ら、揃って出かけるんか?」
姉弟でネクタイを付けている俺達を見て、親父が声をかけてきた。
「いや、違うで。 姉ちゃんが明日、ネクタイで出勤するって ……」
と、説明しかけた俺を遮って姉貴が言った。

「あ、それもええわね。 ね、ごはん食べたら一緒に出よ。
お母さん、わたしら、今日のお昼は外で済ますしぃ」
ああっ、強引に予定を決められてしもた。
でも、いつになく姉貴が機嫌良さそうやし、ま、ええか ……

…… ええこと無かった。
日本橋パーツショップめぐりという、(ごく一部の人にとって)
極めて有意義な休日を過ごしてしもた。
なんで、ああいう時だけはやたらと元気なんだろうね、姉貴って。
こっちに掘り出し物がある、て思たら、エロい店の前も平気で通るしな。
ダンジョンのような雑居ビルの徘徊に疲れきった俺は、
晩飯を食うと、ばったりと床に付いた。

***

「ちょ、ちょっと、早よ起き! 一大事や!!」
あくる早朝、俺は昨日と同じように、たたき起こされた。
「ん”〜、どうしたん。ネクタイの締めかたやったら、昨日教えたげとるしぃ」
ぼやきながら目を開けると、襟元に玉をぶら下げた、涙目の姉貴がいた。
「ゆうた通りにやってんのに、今朝んなったら、上手い事締められへんのよー!」

いっその事、そのまんまにしとった方が、
ねこの鈴みたいで、可愛らしゅうて、ええかも?
「あんた、また、ごっつい失礼な事考えたやろぉ!」
また、昨日みたいに、ばたばたとネクタイを締めてやると、
姉貴は、元気いっぱいに張り切って、出勤していった。
俺たち家族は、家の前で駅に向かう姉貴を見送った。

「なぁ、お袋」
「なんだい」
「姉ちゃん、ネクタイ締めてないほうが、子供っぽく無いんじゃねぇ?」
「それを言っちゃあ、おしまいってもんよ。
お前だって、人様に賢こげに見て欲しい時だってあるだろ? それと一緒さぁ」
俺のぼやきを、お袋は豪快に笑い飛ばした。
でも、それって、無茶苦茶失礼な例えちゃうん?

ちなみにこの日、姉貴は朝と夕方の一回ずつ、梅田の駅で
警官と補導員に職質を受けてもうたらしい。
つか、警官はともかく、補導員がやるのは「職質」ちゃうでぇ。

 『ぱしこーーーん!』
い、痛ーっ! 姉貴! 何すんねん!
「あんた! また、2ちゃんに、いらん書き込みしてるんやないやろうねぇっ!」

〜完〜
496名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 23:50:26 ID:xjrZe16s
明るくエッチに積極的な性格で、
黒髪ロングのナイスバディ、
そして一人称は「おねーさん」。
理想像というしかない白川涼子さんがお気に入り。

ttp://ndsk.net/blue/omakase.html
497名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 15:13:29 ID:S+dqUQ7W
>>494-495
最後のオチだけ余計
498名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 01:47:33 ID:Sf0k1YVl
近所の携帯ショップのおねーさんがキレイ系。
釈由美子似で…こういうスタイルいい子 が理想そのもの。
笹島さん…
499名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:15:22 ID:gsg2pB1P
俺会社の事務員さんに胸がキュンキュンしてる。
ちょっと年上で、そんな美人じゃないんだけど纏ってる雰囲気がなんかこう、お姉さんでさ。






そんな事があったらいいなあ。
500名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:17:24 ID:S7DPa/yz
投下します。
501名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:18:42 ID:S7DPa/yz
2月29日。吹く風はまだまだ冷たいが、ほんの少し春の香りがする。

振り返ると少し薄汚れた、しかし今となっては愛着のある校舎が視界に入る。
暫く見納めかな。

今日僕は高校を卒業した。


家に帰ると物凄い事になっていた。
「ひっくひっく……あ、ひっく…おがえり、なざひ…ひっく」
姉さんが大泣きしていた。
「姉さん…なんで姉さんが泣くのさ。しかも式の序盤から泣いてたでしょ」
「ひっく…ひっく…だ、だっでぇ…ひっく」

帰って一番。うがいでも手洗いでもなく、姉さん用に濡れタオルを用意する。
あまり周りにはいないだろうね。


502名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:19:18 ID:S7DPa/yz
「落ち着いた?」
「うん…」
姉さんの目は真っ赤だが、口調は平常に戻ったみたいだ。
「そんなに感慨深かった?」
「当たり前じゃない!小さい頃から『お姉ちゃーん』って懐いてくれた
可愛い弟が立派になって……(ボソボソ)」
語尾が聞き取れなかったが、感動してくれたらしい。
「きっと空の向こうの父さん母さんも喜んでくれてるわ」
そうだろうとは思いたいけど、四国にいる両親をそんな表現しないでほしい。
「式が始まってそんな事を考えてたら、涙が止まらなくなって…」
そう言うと、姉さんは再び涙を目に溜めてぐずりだした。
やれやれだ。
503名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:19:52 ID:S7DPa/yz
「…ごめんね」
「仕方ないさ。姉さん泣き虫だからね」
「むーっ。馬鹿にしたぁ!!」
泣いたカラスがなんとやら。
「ごめんごめん。馬鹿にした訳じゃ」
「だめ!罰を与えます!」
罰ね…想像はつくけど。
「明日の日曜はお姉ちゃんに付き合う事!!」
そう言ってにっこり笑う姉さん。僕は高校を卒業したが、この姉さんからは
一生卒業できないな。
心の中でそっと溜め息を吐きながら、同時に姉さんの笑顔に安堵していた。

やっぱり姉さんには笑顔が一番だと。
504名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:21:40 ID:S7DPa/yz
投下終了です。
スレ汚し失礼致しました。
505名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 02:10:03 ID:mOqUQZVa
何という萌え姉
間違いなくGJ
506名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 23:22:14 ID:bIBY4u6B
hosyu
507名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 23:47:07 ID:mnPv2GPB
実の姉や義理の姉はOKだとして、
このスレ的に『友達の姉』ってのは無しだろうか?
…え?
…ただの他人?
508名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 00:45:04 ID:u0dg0AWv
タ◯姉から説教癖を引いたイメージが浮かんだ

姉姉してればいいんじゃね?
509名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 00:49:50 ID:fATwxp0I
そういえば、魔性の姉の人はドコ行った?
510名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 02:52:12 ID:jzK+k0ue
あのシリーズ好きなんだよなあ。早く続きが読みたいぜ
511名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 12:02:25 ID:qspqrT/I
>>507
カエレ!( ・∀・)つ ∴∵
512名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 14:26:25 ID:494BQ2lG
>>507
513名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 17:40:31 ID:S2z2XCws
>>507
幼馴染みの姉で、兄弟同然で過ごしてたとかならありじゃね?
まあ、いろいろスレあるしここみたいに贅沢言うようなスレじゃなくても良いと思うが。
514名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 00:36:04 ID:JSUOjr+t
>>507
友達の姉は友達のモノだろ?
515名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 16:57:54 ID:ASNCgkRZ
保守
516名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 01:58:04 ID:LkWCurgr
保守
517名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 15:34:26 ID:lnPGP0G1
友達の姉じゃあ、その友達にとっては只の寝取られじゃないか
518名無し@ピンキー:2008/02/29(金) 19:27:15 ID:gUyjjJeC
俺には三つ上の姉がいるんだけど、小4の時祖母が入院してふたりで見舞いに行ったんだけど、俺あきちゃって姉にじゃれついてたら、突如耳を噛まれて不覚にも感じてしまった。あまりにも愛撫だったので鮮明におぼえてる。あの頃彼氏でもできてたのかな・・・
519名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 01:49:57 ID:2xktDG/M
 私の祖母が入院した。数年前から悪化していた白内障の治療のためだ。
手術は無事に終わって、後は検査やらで退院するだけになった。
それまで私と弟の琴哉は風邪をひいていてお見舞いにいけなかったので、
退院前に行こうということになった。
 市内の病院まではバスで20分ほど、以前祖父が入院した時も両親に連れられて
行ったことがあるので特に問題はなかった。
 受付の女の人に病室を尋ねると、
「三上さんね?三上さんは……518号室だったわよね?」
と後ろにいた看護師さんに確かめた。
「そうですけど、今は検査中ですよ。」
「そっか。どうする?検査終わるまで待ってる?ちょっと時間かかるから待合室か今丁度三上さんの病室
空いてるからそこで待っててもいいよ。」
待合室は人が結構多いし、琴哉が騒いだりすると迷惑になるだろう。
「ありがとうございます。じゃあ病室で待ちます。」
「そう。たぶん2時間くらいで終わるから。」
げ。そんなにか。まあ仕方ないか。
 私と琴哉は祖母の病室に着いた。琴哉はしばらくは珍しそうに見回っていたが
あきたのか私にじゃれついてきた。少々うざったい。
でも同年代の男子に比べればかわいいものだ。最近なぜかからかわれたりすることが多くなった。
この時期の男の子というのはそれはそれは子供っぽく思える。
違うのは三つだけなのだがこの年頃は本当に小さな年齢差でも
大きく感じるものだ。私もこんなに子供だった時があるなんて信じられない。
 でも琴哉とこんな風に過ごすのも久しぶりかもしれない。中学に入ってからは
勉強やら部活やらの時間が増えたせいで琴哉といる時間も減ったし。
琴哉も今みたいに私に素直じゃなくなっていつか生意気な事や下品なことばかり言うように
なるんだろうか。それもいやだな。そんなことを考えていたらなんだか無性に
琴哉にかまいたくなった。ああ、こんなだからブラコンと呼ばれたりするのかもしれない。
とつらつら考えていると不意に琴哉がわきをくすぐってきた。無防備だった私は
すぐに笑ってしまった。体をよじって逃げる。琴哉はまだ手を伸ばしてくる。
私はその両手をつかんで動きを封じた。琴哉はくすくすわらっている。
せっかく私が相手してやろうと思ったのにこいつめ。何かしかえししてやろうと思ったが手は
あいにく塞がっている。
 くすぐったくてこの状態でもやり返せることといったら……

ひらめいた私がしたことは琴哉の耳を噛むことだった。

 そういえば琴哉は耳が弱かったっけと思い出したのは琴哉が変な声をあげてからだった。
謝りながら静止を懇願してきたがなんだか面白くなってきたので続けることにした。
琴哉は暴れたが強く噛んでひるんだ隙に放さないようにしっかり両手を背中に回す。
女の力といえど三つ下の男の子。これでもう逃がさない。
その後は強弱をつけて琴哉の耳の感触を楽しんだりそれから舐めまわして味わったり
髪の匂いを嗅いでみたりして琴哉の反応を楽しんだ。
結局やめたのは何も喋らなくなってぐったりしてからである。
 これはちょっとやりすぎたか。冷静になると自分がしてたことは
かなり恥ずかしかった。まあ誰も見てないしいいや。
 とそこで当初の目的を思い出した。そうだ祖母のお見舞いに来たのだった。
それからしばらくして検査を終えた祖母が帰ってきた。挨拶を済ませ、
検査の結果を聞くと何も問題はないそうで、明日にでも退院していいとの事だった。
よかった。それからこちらの近況やらを聞かれなんだかんだ話すうちにと時間が過ぎて
夕方になったので帰ることにした。最後に祖母にお礼を言われ、私達も元気でね、
と返してお見舞いは終わった。
 帰ってからはしばらく琴哉は私にさんざん遊ばれたことを思い出しては赤くなっていた。
このせいで変なことに目覚めなければいいのだけど。
という私も半泣きになって頬を赤くした琴哉をみてかわいいと思ってしまった。
これはひょっとしたらまずいのかもしれない。これからは気をつけることにしよう
520名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 03:16:56 ID:IMiiL47/
>75
521名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 00:49:41 ID:0lJz8wrR
>>519
なんだろう
ものすごくエロイ
なんだろうこのきもち
522名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 04:54:56 ID:/frnUxDw
>249
523名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 05:46:40 ID:/frnUxDw
>359
524名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 12:51:43 ID:RMt75xpk
525名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 08:49:25 ID:K6cvlpJF
保守
526名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 01:05:26 ID:lxl0g111
kono nagare nara ieru..
hisabisa ni おきゃんぴー shi no
kitiku anemono ga yomitaidesu.
527名無し@ピンキー:2008/03/07(金) 01:28:38 ID:DJoTx4Ju
唐突に実は俺、大学2年まで包茎でした。それを姉に相談した俺はシスコン?
しかも手術の付添い姉でした・・・その後、姉にちんこ見せろって言われた時は流石に焦った。
ネタに思われるかもしれんが実話なんだよね〜これが・・・ちなみに手術中、気を利かせてか
看護婦がコンポで宇多田ヒカル流してくれていた・・・気なんか利かせるな!
528名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 11:30:20 ID:6QFOXv9D
ロリ姉こそ至高
見た目小学生で19才とかいいね!
529名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 20:30:22 ID:dMb+m2Lm
>>528
俺の至高はそれプラス超が付くほどの構ってちゃん
530名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 23:34:48 ID:jdQ4QbfX
年上ぶるところが最高です(*´Д`)
531名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 07:11:13 ID:Urmn1nQ4
ここを開いて姉のよさがさらに分かったわ。お前らありがとう。
532名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 11:32:37 ID:m0QLb9Bn
>>527
まあ、そこまでしたら手術前後を見たくなるのは人情だな。
533名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:21:02 ID:37DC8kbe
いいえ、ケフィアです
534名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:25:41 ID:g7n08d0j
【姉こそ至高】
【時代は禁断の愛・姉弟ブーム】
【妹より姉・一人っ子の七割が'姉が欲しい'】

変な時代になったものだ。俺は読んでいた新聞を畳み、コーヒーをすする。

「姉ちゃん、ぬるい」
台所から姉ちゃんが顔を出す。
「私だって仕事行くんだから、文句あるなら自分でいれてよ」

ショートカットに眼鏡。170cm越えのスレンダーな体に細身のスーツを
着こなす姉ちゃん。初対面の人はほぼ誤解する。
「クールなキャリア指向の美人」だと。
実際は…

「ちゃんと六時には迎えに来てよ、あと日曜は…」
「ん、空けとく」

重ブラコンのアホ姉だ。

そんな姉ちゃんだが、実際仕事はできるらしく某大手広告代理店で活躍中だ。
中には姉ちゃんの作ったコピーが世間の流行になってるのもあるらしい。

もっとも恥ずかしがって教えて貰えないが。
「じゃあ姉ちゃん。先行くよ」
「うん、行ってらっしゃい」


後には
「ふぅ…まさかブラコン姉の一途な思いが、世間を姉萌えブームに
するとはね。でもこれで動きやすくなったかな」

ひとり目を細め、クールに笑うブラコン姉がいました…


終われ
535名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:41:35 ID:Xgs8J+O1
うちの姉ももっと心を開いてブラコンになってくれれば良いのに
536名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 16:17:27 ID:N9JX5LtF
>>535
弟がかわいくなきゃブラコンになるわけないだろ…常考…
537名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 19:11:30 ID:37DC8kbe
しかし姉すら可愛くないという現実
538名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:12:04 ID:f5cU5I7O
鈴木その子が生きていれば何とかなったのにね
539名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:28:22 ID:dplu+px5
色が白くなっただけじゃナー。
540名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 23:17:00 ID:oGb9Oduy
>>537
姉はいいほうだが、弟がイマイチという現実\(^o^)/
541名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 00:11:41 ID:bOgiN6Z0
たまに超絶イケメンの弟が平凡な姉にベタ惚れという話を書きたくなる
けど筆が進まない
542名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 04:48:16 ID:VyRByiyU
それはオマイが超絶イケメンではなく、キモブサのオタクだからだ!!








他人のような気がしない。
あにぃと呼ばせてくれ!
543名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 04:51:30 ID:1d+KKRBg
そして弟だけが12人も(ry
544名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 04:55:41 ID:elRmaHwN
業が深すぎるぜおまいら
545名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 14:51:21 ID:bOgiN6Z0
ミスタープリンス〜お姉様だーいすき〜 2008年初夏発売予定
546名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 22:48:24 ID:i6PRjTm1
ミスターじゃなくてブラザーじゃないか?
547名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:50:24 ID:SOfZp8te
お金や努力とかで大抵なんとかなる。でも、姉は絶対に手に入らない!
世の中にはね、姉が欲しくても手に入らない人がたくさんいるの!
548名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:10:13 ID:hOnoobTk
お姉ちゃんって単語を聞くだけで胸がキュンキュンするぜ
今度帰省した時はうんと姉孝行するか
549名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 15:20:24 ID:ct+7voC7
>>382
お前騙されてるぞ!11!!
550名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 15:38:55 ID:awqxcLuP
>>382
お前は甘スレも読むんだぜ。
551:2008/03/14(金) 04:07:38 ID:zlvWE1E6
お初にお目に掛かります
梟(ふくろう)と申します

ちょいと思いついたので投下させて頂きます

ホワイトデー ネタです

稚拙な文章で申し訳ないですが、感想など頂けると幸いです

では、次スレより
552ホワイトデー:2008/03/14(金) 04:11:32 ID:zlvWE1E6
――ボスッ
 隣の部屋から壁越しに大きな音が響いた。
 隣は10歳年上の姉、佳子(けいこ)の部屋だ。
 28歳にもなって結婚もせず、かなりモテるのに彼氏の一人も作らない姉。
 その姉が何やら大声で叫んでいる様だ。
 幸い、両親は一昨日から旅行に出かけており、1週間は帰って来ないらしい。

「お姉ちゃん、どうしたの?」

 彼女の様子を伺おうと扉を開けた瞬間、枕が飛んできた。
 僕がソレを払うと、今度は消え入りそうな声で『和樹のバカ』とのたまわった。

「……は?」
「和樹のバカ!ばかばかばかばかばかばか、ばかー!!」

 彼女は手当たり次第にぬいぐるみを投げつけながら、僕に罵声をあびせる。

(何かしたっけ?)

 まったく心当たりが無い。
 それなのに何故こんなに姉は怒っているのだろうか。

 漸く弾切れなのか、彼女は肩を上下して荒い息を吐いている。

「落ち着いた?一体何が…」

 僕が言いかけると、姉はスッと壁に掛かった時計を指差した。

「今、何時?」
「え?11時だけど?」
「…今日は何日?」
「今日?まだ日は替わってないから14日で…あっ!!」
553ホワイトデー:2008/03/14(金) 04:13:13 ID:zlvWE1E6
 そこまで言いかけてやっと思い出した。
 そう、今日はホワイトデーだ。

 2月14日、バレンタインデーに姉からチョコレートを貰ったのだ。
 しかも手作りらしく、それもかなり手の込んだデザインになっていたのを思い出す。

「ゴ、ゴメン、忘れてた」

 その瞬間、彼女は目尻に雫を溢れさせベッドに突っ伏した。

「わ、忘れてたって…ひどい!あたしは和樹だけだったのに…」

(――え?)

 一瞬耳を疑った。

(僕だけって…?)

「え?お姉ちゃん、誰かにあげるために僕を試食に使ったんじゃないの?」
「違うもん!あたしは…和樹だけにしかあげてないもん!」
「……」
「もしかして…和樹は他に誰かから貰ったの?」
「え?それは、その…」
「貰ったんだ…その娘たちのにはちゃんとお返しして…あたしの事なんかどうでもいいんだ…」

 大声をあげて泣き出す姉。

「ご、ごめんってば」
「わぁーん」
「そ、そうだ!明日帰りに買って来るから!何がいい?お姉ちゃんの好きなの何でも言ってよ!
 あ、あまり高いのは無理だけどさ」
「…何でも?」
554ホワイトデー:2008/03/14(金) 04:13:44 ID:zlvWE1E6
 泣きはらした目で僕を見つめる姉。

「うん、男に二言は無いよ。って言ってもあまり高いのはやめてね」
「…じゃぁ」
「うん」
「…和樹がいい」
「……は?」
「和樹がいい!」

 何を言ってるんだ、この姉は?

「あのー、僕がいいって…」
「……」
「……」
「もぉ…和樹が欲・し・い・の!」

 僕が欲しいって、その…

「お、お姉ちゃん、何を言ってるか分かってるの?」
「だって…和樹が好きなんだもん!愛してるんだもん」
「で、でも…僕達は姉弟…」
「知ってるわよ!でも…あなたを好きになっちゃったんだもん。
 仕方無いじゃない!
 この気持ち、押さえられそうに無いんだもん!」
「……」
「…何でもって言った癖に!」
「いや、それとこれとは…」
「男に二言は無いとまで言った癖に!」
「……」

(もしかして、この為にわざとお父さんたちを旅行に招待したのか?
 チケットをプレゼントしたのもお姉ちゃんだし…)

「ねぇ…和樹ぃ…」

 立ち上がり僕の首に腕を回してくる姉。
 自ら目を閉じ、唇を近づけてくる。

(…仕方ないか)


 この後僕は、禁断の園に足を踏み入れたのだった



555:2008/03/14(金) 04:16:14 ID:zlvWE1E6
以上です

思いつきで2時間ほどで書いたので
かなり稚拙な文章です(><)

では、また機会が有りましたら…


556名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 05:09:55 ID:N//emWIa
作者さんには悪いが、話より>>551の方が気になって仕方がない神経質な俺
557名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 05:37:04 ID:3aHa/RSO
いや、だから寸止めはヤメロとあれだけ・・・・

GJ ...orz
558名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 07:23:05 ID:OB2RBIf0
>>551
次スレじゃなくて、次レスな
SSは面白かったよw
GJだ
559名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 08:30:43 ID:kDIkmjY0
H描写もなしにSSとな!?
560名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 10:32:59 ID:awWg5stX
>>555
寸止めイラネ( ゚д゚)、ペッ
(・∀・)カエレ!
561名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 12:58:12 ID:CpiPASCV
そこで切るのかよ!まあお疲れさん。
562名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:55:58 ID:WFRAR62E
「寸止めイラネ……っと」
 まったく、最近は萌えれても、なんて言うか、こう……なんか足りねぇな………
 こうなったら俺が書いて手本ってもんを見せてやろうか……
 コン、
「ん?」
『その、ちょっと、良いかな?』
 姉ちゃんか。
 別にこういうスレを見てるが妄想と現実の見分けはついてるさ。
「なに?」
『ちょっと、話せる?』
「良いけど?」
「失礼、しま〜す」
 ドアを開けて姉が入ってくる。白い肌。乳房。尻。
「え?」
 何 故 に 全 裸 ?
「寸止めは、いらないんだよね……」
 そう言って姉ちゃんが押し倒してきた─
 
 
 
という状況の>>560がいるわけですね。
563名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 02:39:39 ID:puWD6Jv2
>>562も寸止めになってる件について
564名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 04:04:41 ID:zde1yXtK
お前ら寸止め好きだな。
565名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 09:55:11 ID:+gfmh+EM
すーんすーんすーん
566名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 09:59:36 ID:phLya+oV
♪すん!すんすんすんどめ
ヒ・ド・シ!
567名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 12:31:44 ID:mtAFigx3
ああ、姉ちゃんが全裸で入ってきて押し倒してこないかな・・・
風呂上がりで身体を拭いて穿いたばかりのパンツを膝までずらしてオナニー開始。
押し倒された気分になりたいから、ベッドに移動。
つまづきそうになってパンツは脱いでしまってベッドに横向きにあお向けに。
妄想の姉ちゃんの裸体だけで興奮してきた。
「姉ちゃん!」つい声がでる。
バタンッ
ドアをあけて入ってきた姉ちゃん。「どうかしたの?あら・・・」
「・・・・ごめん。つい呼んじゃった。」セーターワンピの姉。
「しょうがないねえ。」
「お願い、顔にまたがって」
「無理。その趣味ない。妹に顔面騎乗なんて」

と、>560実は妹説を唱えてみるテスト。
568名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 21:37:27 ID:MVATlQDa
保守
569名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 06:47:01 ID:jUpjFZz5
保守
570名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:27:37 ID:/EA99hxW
お姉ちゃーん!帰ってきて!
571名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 03:23:05 ID:a+v6j6NL
すげーなこのスレまだあったのか。初代スレはかなりよかったよな
572名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 07:47:56 ID:ioQ31OSA
「なあ、恭一」
「何?おねえちゃん?」
「 や ら な い か 」
「…え?なんだ突然」
「ううん、つまり私とエッチなことしないかって言ってるんだ」
「………」
「私、もう我慢出来ないんだ…お前が欲しい、欲しくてたまらない。
それとも、私じゃダメか?いつもみたいにいっぱい虐めてあげるぞ?」
俺の姉、涼子おねえちゃんは俺によくセクハラまがいのことをしてくるが、こんなに真剣なのは初めてだ。
「ダメか?」
「俺、まだ高1だよ?」
「わかってるよ…でも、もう我慢できない!」
言い終わると同時におねえちゃんは俺にキスしてきた。
「っ!む、むぐうう…」
「はあっ、恭一…好きだ…」
ちゅっ、ちゅぱっ、んちゅううぅぅ…
「ん、あ…おねえちゃん…」
ふと口の中に違和感を覚えた。
おねえちゃんは俺の口に舌を入れてきたのだ。
ずちゅぅぅっ…ちゅぱっちゅううううっ!
舌を絡められ、吸われ、犯される。

……
………
おねえちゃんは満足したようで、舌を抜いて荒く息を吸った。
「はぁはぁ…」
「おねえちゃん…」
「どうだ?気持ちよかったか?」
「うん…」
「よかった…」
おねえちゃんは嬉しそうに笑った。
「じゃあ、次は何がいい?」


ついカッとなってやった、反省はしていない。
573名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 14:54:26 ID:Km7h6OL6
>>572
よし早く続きを書く作業に戻るんだ
574名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 20:56:14 ID:ioQ31OSA
「え?」
「だから、おねえちゃんに何して欲しいの?」
「な、何って… 」
「おっぱい触りたいとか、もっとキスしたいとか」
「………」
ここ数分に起こったことに驚き、うろたえ、俺は何も言えなかった。
「じゃあ、私が恭一のこと好きにしていい?」
はっと我に返る、何か言わないと大変なことになりそうな気がしてならない。
「えーと、今の状況を確認するけど俺に欲情しちゃったおねえちゃんは、
俺とえっちをしたいってこと?」
「うん」
あっさりと答えた。
「ダメだよ…俺たち兄弟なんだよ?」
「教科書通りの回答だな」
「何の教科書だよ…」
「ふう、お前はまだ1歳になるかならないかくらいだったから覚えてないか。
実はね、私たちの血は繋がってないんだ」
「は?」
「だから、私たちはエッチなことして大丈夫」
「そんなこと信じられるか!」
「まあそれなんてエロゲ的な展開だからねえ」
「今言おうとしたのに…」
「簡単に説明するとね、私は捨て子だったの。
親の顔も知らない、それで恭一のお父さんとお母さんが拾ってくれたわけ」
「それなんてエロゲ?」
「実際そうなんだからしょうがないだろう?」
「で、でも…」
「私な、恭一が10歳くらいのときからずっと好きだったんだぞ」
「おねえちゃんが15の時から?」
「そうだ、恭一がかわいくてかわいくて犯しちゃいたいとか思ってたぞ」
その一言を聞き、俺の中で何かが切れた。
「…確認するけど、さっきの話本当?」
「うん」
「おねえちゃんは俺のことほんとに好きなの?」
「もちろんさ」
「さっきいっぱい虐めてくれるっていってたけどほんと?」
「ああ、いっぱいいっぱいいーっぱい虐めてあげるぞ」
「いいよ、好きにして」
「ん?聞こえないぞ」
「!…」
「なんだ、虐められたいんじゃないのか?」
「だ、だから好きにしていいって…」
「お願いなら、ちゃーんとしようね?」
「うぐぅ…」
「どうした?」
「俺のこと…いっぱい…い、虐めて…ください…」

ご都合展開サーセン
575名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:43:30 ID:Sg785uyE
い、虐められている描写はまだかね!!(*゚∀゚)=3 ムッハー
576名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 22:52:50 ID:JvvptFN+
>>574
「俺たち兄弟」まで読んだ
577名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 04:19:11 ID:xkvFJzF+
決して負けないテントウ虫?

そういえばスレがたってたっけ
578名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 18:07:13 ID:zWZsWS2Q
「よしよし、よく言えました…いい子ね…」
優しく抱きしめる。
「おねえちゃあん…」
かわいい…かわいすぎる…
正直このかわいさは反則だろう…
小さいときも可愛かったが、こうして成長した今はまた別のかわいさがある。
まだ恭一が5歳くらいだった頃は
「おっきくなったらおねえちゃんのおむこさんになる!」
とか
「おねえちゃん、おしっこー」
とか、幼いという意味で可愛かった。
もちろん今でもかわいい。
ただ幼い頃に比べると少し劣ってしまう。
だが、今はセックスという手段がある。
その中でまた新たなかわいさを発見できると思い今日に至ったわけである。
弟がMであるということは薄々わかっていたので、
それを確かめるためにわざとあのように意地悪なことを言ったのだ。
「それじゃあ始めようか、ベッドに横になって」
「うん…」
少し緊張しているのだろうか、動きがぎこちない。
「大丈夫だよ、おねえちゃんが全部教えてあげるから」
そしてキスする、唇が触れた途端ぴくっと震える。
本当にかわいい…

───このまま壊して一生私から離れないようにしてしまえ…
そんな悪魔のささやきが聞こえた、
だが『壊す』ということは今の状態では性的快楽で『壊す』ということだ。
そんなことをしてしまえば、自然な笑顔や怒った顔を見ることが出来なくなる。
馬鹿馬鹿しい…
私は恭一の全てが好きなのだ、快楽を貪る『だけ』の人形のようになってはほしくない。

唇を離す。
「あっ…」
恭一は切なそうに声をあげる。
「今度はオトナのキスだぞ、噛むなよ?」
「うん、頑張る」
579名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 19:25:35 ID:vIpNSUXH
続きは!?
ねぇ続きはッ!?
580572:2008/03/29(土) 20:19:13 ID:fHZp/FFl
おねえちゃんの舌が進入してくる。
同時に唾液も送られてきた。

びちゅ…にちゅうぅう…

とても卑猥な音が聞こえてくる。

ぴちゅっ、ずちゅうううううっ…

「あっ…ふぁあああ…」
俺は何も出来ずおねえちゃんの成すがままにされていた。
「どうだ・・・気持ちいいか?」
「うん…融けちゃいそう…」
「ふふ……」
妖艶に笑うと、お姉ちゃんはシャツを脱いだ。
もちろんブラジャーを着けているわけだが、そいつがとんでもなくエロい。
真っ黒なフリルのいっぱいついたブラジャー…

どうでもいい話だが、俺は某ギャルゲで黒、ピンク、水色どれがいいと聞かれ、
これは下着の色に違いないと思い、黒を選んだ。
案の定下着の色についての質問で、スケベだなんだと罵られて興奮したのを覚えている。
そういえば、ギャルゲをやっているとどこからか視線を感じたような気がする…

さて、おねえちゃんはシャツに続きジーパンを脱ぎ始めた。
細くて真っ白でキレイな脚…
太ももがよく引き締まっていることが見るだけでわかる…
脚からさらに視線を上げると、
ブラジャーとおそろいの真っ黒でフリルのいっぱいついたパンツが見えた。

「あれ、恭一脚フェチ?だったら調査不足だったなあ、てっきりおっぱいフェチだと思ってたのに」
「なんで知ってるんだ…」
「パソコンの履歴」
「げ…」
581名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 02:12:00 ID:LwzM/3Z/
期待上げ
582572:2008/03/30(日) 23:54:42 ID:SeNLZrik
俺は巨乳が大好きだ。
巡回してるエロサイトは巨乳ものだけだ。
しかい、まさかパソコンの履歴を見られているとは思わなかった。
「やっぱりおっぱいフェチか、よかった…」
「え?」
「だって、これ邪魔なんだもん」
「それ、世界中の貧乳の人敵に回す発言だね」
「肩凝るし、走るとブラと擦れて痛いんだよ」
「そうなんだ…」
「それとも、おっきいおっぱい嫌い?」
「大好き!…って、わかって聞いてるでしょ」
「確認しただけだよ…それより、私の身体を見てくれ、こいつをどう思う?」
改めておねえちゃんの身体を見つめる。
日焼けの跡や傷など一切無い真っ白な肌
対比することで肌の白さを引き立てる黒い下着
腰まであるさらさらとした麗しく美しい黒髪
きりっとした目、高い鼻、形のいい唇
豊かに実った果実のような胸
細くくびれたウエスト
引き締まった脚
ぷりんとした桃のような尻
どこを見ても完璧だ…
「すごい…綺麗…」
「触りたいか?」

ダメだ文才なさすぎる…
583名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 00:33:23 ID:kcqLdM6K
>それより、私の身体を見てくれ、こいつをどう思う?
やめろwww姉が阿部さんにしか見えなくなるww
584名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 00:59:11 ID:cwbxwc1R
日焼けの跡はあったほうがいい、絶対!・・・・さぁ、続きを書くんだ!
585572:2008/03/31(月) 20:34:38 ID:fKn1ZJJt
「うん!」
本当に触ってみたくてたまらないという表情で私を見る。
「そうか、そんなに触りたいか…」
私の中ですぐにでも恭一に触らせてあげるべきだという思考と、いや、もっと焦らして虐め抜いてから触らせるべきだと言う思考がぶつかり合う。
「ダメなの?」
結局焦らして焦らしていっぱい虐めようという思考が勝利した。
「どうしようかなー…」
「お願い…おねちゃあぁん…」
「さっきいっぱい虐めて欲しいって言ったのはだれだっけ?」
「う………」
「そんなドMな恭一は、いっぱいいっぱい焦らされた方が気持ちいいんじゃない?」
「うぅ……」
かわいい…この表情…堪らない…今にも襲ってしまいそうだが、加虐心を満たすほうが先だ。
「そうだな…ちょっと待ってろ…おっと、戻るまで絶対目を開けるなよ?開けたらもうしてあげないからな…」
言われた通りに恭一は目を閉じた。
風呂場に向かう、そしてタオルを2枚持ってベッドに戻った。
「まだ開けるなよ…」
私はそう言うと恭一の両手両足を縛った。
「よし、開けていいぞ」
所謂縛りプレイという奴。
ベッドの上では私のほうが上位だと恭一の身体に覚えこませるために行ってみる。
まあそんなことしなくてもわかっていると思うが…
「服、脱がさないの?」

くそみそネタはまだまだ使いますよw
586名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:38:26 ID:cwbxwc1R
おい!小出しすんなよ!・・・・・おっ俺が焦らされてる!
587名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:47:59 ID:WxeJBsLB
>>582
初めから名文の書ける文才の持ち主など、一握りの天才だけだ
それ以外の者は、文を書きまくり、恥をかきまくって文才を身につける

何が言いたいかというと……もっと書いて
588名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:42:21 ID:ubPwhUgs
保守
589572:2008/04/02(水) 00:52:51 ID:7G0m+KCr
「あ、忘れてた」
一度タオルをほどき、服を脱がせる。
まずシャツだ。
ちょっと引き締まった、とても綺麗でやわらかい上半身があらわになる。
「美味しそう…」
「な、何言ってるんだよ!」
白くて、きめ細やかで、張りがあって、最高だ…
「ハァハァ…」
「大丈夫?お姉ちゃん…」
「ちょっと我慢しろ」
乳首を甘噛みする。
「ひぁあっ!」
女の子みたいな声を上げて震える恭一、その姿が私の加虐心を満たしていく。

───気持ちいい…
おねえちゃんは俺の乳首をぺろぺろと舐めている。
すごく気持ちいい…おかしくなりそうだ。
「どうだ?」
「気持ちいい…すごく…」
「ふふ、これからもっと気持ちよくしてあげるからな…」
「ほんとに!?」
「ああ、おかしくなるくらいにな…」
「おねえちゃあん…大好きぃ…」
俺はそう言っておねえちゃんに抱きついた。
「いい子いい子」
頭をなでなでしてくれるやさしいやさしいおねえちゃん。

───かわいい…「おねえちゃあん」と甘い声を出しながら恭一は抱きついてくる。
その頭を撫でてやる、実に心地良さそうだ。
3分ほど抱いていただろうか、そろそろ始めよう…
「恭一」
「何?」
「そろそろ始めようか」
「うん」
590名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:58:42 ID:ubPwhUgs
591名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 01:45:55 ID:1N076xJG
今まで見た中で最高の姉モノと思う
http://pinknotora.net/2D/pc/img.php?src=../src/424-19.jpg
592名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 04:55:17 ID:Xzh8UIik
>>591
詳細おしえれ
593572:2008/04/03(木) 08:23:28 ID:0UlkeLPj
どうやら恭一のはもう臨戦体勢に入っているらしい。
ズボンを脱がせるとテントを張っていた。
そのままパンツも脱がせる
「ぁっ…」
「こら、隠すな」
股間を隠す手をどける。
「うう…」
「あー、なるほど」
隠したわけがわかった、恭一は包茎だったのだ。
「嫌だよね…こんなの…」
「そんなことない!関係ない!」
思わず怒鳴りつけてしまった。
恭一はびっくりしたみたいだ。
「ほら、ちゃんと剥けるじゃない」
仮性包茎というやつか。
「ほんとに…嫌じゃない?」
「もう…本当に怒るぞ、私は恭一が好きで好きでたまらないんだ。その証拠に・・・」
私は恭一のを口に入れた。
「わっ!」

───いきなりフェラされるなんて・・・
俺のを咥えて舐めまわすおねえちゃんはすごく色っぽい。
つーか、気持ちよすぎる。今にも出してしまいそうだ。

ぴちゅ、ちゅぶ、ちゅぱっ・・・

亀頭を舐めまわし、口に含んで吸い上げる。ねっとりとした唾液の感触がたまらない。
「ひ、あっ・・・ひゃうぅ・・・気持ちいいよ。おねえちゃぁん、もっといっぱい・・・」
「ふふ・・・」
おねえちゃんは不敵に笑うと俺のを奥まで加えた。
「!・・・おねえちゃあん、大好き・・・」

じゅっ!じゅるっ!じゅぽっ!

頭を激しく上下させる。歯が余った皮に当たって気持ちいい。
ダメだ、出ちゃう・・・
「おねえちゃん・・・出そう・・・」
その言葉を聞いた途端おねえちゃんはフェラをやめてしまった。
代わりに手で扱き始めた。
「これで嫌いじゃないって信じてもらえたかな?」
「うん、疑ってごめんね、それよりも、出ちゃいそう・・・」
「まだダメだぞ?私も気持ちよくしてから、一緒にもっと気持ちよくなろう・・・」
「それじゃあ、私の番だ」
594名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 14:03:50 ID:P2ba5apM
あれ?姉のターンで、と・待ってる
595名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 02:06:06 ID:Y6sXX+y1
保守
596572:2008/04/07(月) 02:38:04 ID:dZIiKfco
おねえちゃんはそう言うと裸になった。
そして俺に抱きついて耳元でこう囁く
「好きにしていいぞ、ああ、挿れるのだけはまだお預けね」
「ほんとに・・・いいの?」
「ああ・・・私のこと、気持ちよくしてくれ」
「うん」
まずキスする、おずおずと舌を入れてかき回すとおねえちゃんはぴくっと震えた。

ちゅぷ、ちゅぱっ、じゅるうぅぅ・・・

おねえちゃんも舌を出し、俺の舌に絡めてきた。濃厚なディープキス。頭の中が蕩けていきそうな感覚に襲われる。
やがてどちらともなく唇を離す。
「おねえちゃん、おっぱい触っていい?」
「あんまり強く揉むなよ」
「うん」
触る前に改めておねえちゃんのおっぱいを眺める、大きいのに垂れていない。
肌と同じく真っ白なおっぱい、乳首と乳輪は薄いピンク色で、一点の曇りも無い完璧な芸術品のようだ。
右手でおねえちゃんのおっぱいを掴み、やわやわと揉む。とても軟らかい、こんなに軟らかいのに何故垂れないのか。
「ほら、こっちも」
おねえちゃんは俺の左手を持つと反対のおっぱいに押し付けた。
おねえちゃんの大きくて軟らかいおっぱいをひたすらに揉む。
軟らかい…これ以外に形容すべき言葉が見つからない。
例えられるものがないほどおねえちゃんのおっぱいは軟らかい。
5分ほど経っただろうか。
「乳首も弄らなきゃだめだぞ」
「あっ、ごめん」
慌てて乳首を摘む、心なしかおねえちゃんの顔が赤くなってきた。
「・・・ひゃうっ!あぁああん・・・」
乳首が気持ちいいらしい。試しに引っ張ってみると
「あッ!それ!もっとやって!すごく気持ちいい・・・」
と、艶かしい声を上げた。
俺はつい調子に乗って乳首を捻ってしまった。
「痛っ!」
おねえちゃんは俺の手を乱暴に払い除け、俺を睨みつけた。
やばい、怒ってる…
おねえちゃんはいつもきつい目をしているが、そのきつさが8割増しにになったような感じだ。
とにかく謝ろう、謝らないとやばい!
「ご、ごめんなさい!あの、えっと…」
「痛かった…」
「ごめんなさい!ごめ・・・ひゃうぅっ!」
いきなり押し倒された…
おねえちゃんは俺の両手首を掴み、押さえつけた。
やばい…俺、どうなるんだ…

エロシーン書けない…
おっぱいの描写は偉大なる先人たちの作品を参考にひねりだしました…
下手でごめんなさい…
597名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 11:52:54 ID:lad4+klj
寸止めするくらいなら
初めからうpしないでほしい
598名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 17:19:00 ID:MR2glG2j
うpしたかぎり最後まで書いてほしい
599オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:34:05 ID:UjohS2Wt
投下します。

題 オッパイ星人な弟の告白

ジャンル 巨乳姉 逆レイプあり ラブラブもの
修羅場  後半甘甘逆レイプ
SEX  近親相姦 ノーマル  キモ成分は薄い 弟は巨乳フェチ
流血グロ  破瓜の血すら滴りません 痛くはないです。
糖度   上  読んだ後は寝る前に脳味噌を磨きましょう。
総評   やっぱり弟は姉から逃げられないのです。
600オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:37:03 ID:UjohS2Wt
 胸、乳房、オッパイ、バスト、たぷんたぷん。
 俺のPCのモニターは、最近までよくそういうものを映していた。
 言うまでもなく、俺が巨乳を心から好きなためだ。

 しかしながらその日は、その嗜好が俺を窮地に追い詰めていた。
 俺は、海老沢直輝(えびさわ・なおき)、18才、オタク大学生。
「まったく、部屋にこもって何やっているのかと思ったら……。本当に情けない」
「……すいません」
 俺の前に立つ姉さんは、悲しそうな顔をして何度も首を振る。
 この姉は、海老沢綾乃(えびさわ・あやの)22才、学部は違うが、俺と同じ大学の優秀な大学院生。
 しかしまさか姉さんにブラウザの履歴をチェックされてるとは夢にも思わなかった。
言うなれば、爆乳を期待して画像を開くと、単なる爆デブが出てくるよりがっくりする事態だった。
 姉さんが、デブス女優のような女ならば、謝りなんかせず、勝手にやってろと悪態をつき、とっておきの巨乳DVDを流して、
女としての出来の違いを思い知らせてやるところなのだが……。
 なのに、これがまた、同じDNAを共有しているとは思えない美人な訳で。
 肌はきめ細やかでしみはなく、輝くような透き通るような、しかし健康的な白さがある。
 足は、それだけで宗旨替えして足フェチになりそうなほど、肉感的かつスタイリッシュで足首も引き締まっている。
ピンヒールを履いて踏まれたいと願うマゾヒストが続出するだろう。
 その足から伸びる尻は、丸かじりしたくなるような食欲すら感じさせる、垂れなど一切無い水桃蜜の大胆な曲線で構成されていて、抱え込んだら極楽に間違い無しだ。
 そしてその曲線をたどれば、ちゃんと臓器が入っているのかと心配になるような細い腰に至り、それをさらに登れば、神の乳に至る。
 いや、もうその揺れ具合といい、実り具合といい、白さといい、張りといい、神! なわけで、俺がオッパイ聖人になりはてたのも、この乳が全部悪いのである。
この乳が、毎日側で揺れてたら、女ですらオッパイ聖人になれるだろうって代物なんだから、
俺がおっぱい星人なのは、まさになるべくしてなった、必然のなりゆきってもんである。誰にも文句言わせねぇ。
 話を戻して、体だけで顔が駄目なのは、巨乳女優にありがちなパターンなんだが、俺の姉はそのパターンもあっさり蹴倒して、モデル並の美人だった。
 なんせ髪の毛は、輝く黒ってなほどつやつやで、キューティクルに乱れなきサラサラヘアーだ。それをちょうど肩のところで切りそろえたショートにしている。
 目は、真っ白な白目と、深い深い黒目。それが切れの長い瞳になって、頭の良さやクールさ、そして優しさと妖艶さまで感じさせる二つの宝石となって、俺を映し出している。
その宝石のような目が、銀縁の眼鏡に彩られて、怜悧だが優しさも秘めた切れる女って雰囲気を醸し出していた。
 鼻だって普通はたいしたことがないのだが、姉の鼻は人種が違うかのように高く、それでいて華奢で可憐でしかもまっすぐで、淡麗って雰囲気を醸し出す一品だ。
 唇は、厚すぎず薄すぎず、色気と気品を両立させて、美を上品に保ち、合間からかいま見える歯は白く整っている。
顎から首のラインも密かな色気と凜とした気配に満ちあふれている。
 そういう極上の巨乳ボディを黒いシックなスーツと真っ白なシャツ、やはり黒いミニスカートで包み、美脚を極薄のパンティストッキングで被って、それを黒いガーターベルトでつっている。  
601オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:39:02 ID:UjohS2Wt
 つまるところ、美人助教授とか女社長秘書室長とかが似合いそうな巨乳麗人がうちの姉だった。
それが、俺のマシンのブラウザ履歴を次々チェックし、出てくるおっぱいにいちいち悲しそうに汚らわしそうに首を振りながら、マウスをカチカチやられるのは拷問だった。
しかも「情けない」の言葉の後は、ひたすら無言。
これなら、中断したSSを全裸で一ヶ月待つ方がよっぽど楽だぜヒャッハーてなもんだ。

 やがて、姉さんはブラウザを閉じて、俺に向き直った。
「……胸が好きなのは、わかったわ」
「……」
「まあ、よかったと言うべきなのでしょうけどね」
「はい?」
 蔑みの罵倒とか、不潔という非難を予想していた俺は、目はしばたたかせて、聞き返した。
「男にはわからないでしょうけど、これ、何かと邪魔なの」
 そういうと姉さんは、スーツの上からおっぱいを両手でもちあげる。生唾呑みそうな仕草だった。
「肩は凝るし、走るとこすれて痛い。ブラは食い込むいし、夏にはあせもも出来る。それに、……なにかといやらしい視線でみられる」
「……えー、よくわかりませんが、ご同情申し上げますです、ハイ」
 素直に頭をさげる。
「とはいえ、好かれているとわかるのは、それはそれで嬉しいし誇らしいわね……」
 そんなことをつぶやいていた姉の顔にいたずらっぽい表情が浮かび上がる。
「直輝は、パソコンのいやらしい画像と、私の、生のおっぱい、どっちがいい?」
「……生おっぱいは間違いなく大好きだけど、姉さんの言っている意味がわからない」
 俺は断じて見るだけで満足するインポ野郎ではないわけで、そこに揉まれるのをまっている乳があるなら、遠慮無く揉みしだきたいと思っている。
ただし、そういうおっぱいは皆無であるから、見るだけで……。
 はい? 姉さんの生おっぱい?
「そう、じゃ、こんな写真は、みんな消しなさい。生おっぱいが見たいでしょう?」
「……はい」
 なにかよくわからない展開だが、エロ画像、エロ動画に関しては見つかった時点で覚悟は出来ていた。
消去は仕方がない。後で復旧させるしかないだろう。
 エロ画像フォルダをゴミ箱にたたき込む。ごりごりとハードディスクが俺のおっぱい達をかみ砕いていった。
 とどめに姉さんがゴミ箱をクリアする。
「……なかなか素直だったわね。……直輝にご褒美」
 そういうと、俺の前で姉はスーツを脱いでたたみ、シャツのボタンをゆっくりと上から外していった。
 前が開いて、黒いブラに包まれた白い肌が見える。
「え?」
 シャツが脱ぎ捨てられ、ブラ一枚になった姉さんが微笑む。
 後ろ手にごそごそと何かを触った後、ブラジャーのストラップがすっと肩から滑り落ちた。
 そして俺の前に、神が……正確に言うと神の乳が降臨した。
602オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:44:06 ID:UjohS2Wt
 それを一瞬見ただけで、目がおっぱいに占拠された。脳みそもおっぱいだけになった。
「どう? この生おっぱい?」
 どうも俺はあんぐりと口を開いて凝視していたらしい。
 気がつくと姉さんがおっぱいを抱えながら、少し不安そうな顔で俺をみていた。
「ね、ねねねねねね、姉さん! おおおおおおおお、おっぱい、おっぱい、おっぱいがぁぁぁぁ」
 意識した瞬間、俺は蒸気駆動パニック人形となった。湯気を噴いて、意味のない動作を続ける、無価値な機械のことだ。
「落ち着きなさい! 静かにしないと、触らせないわよ?」
 その言葉で俺の四肢と口が瞬間冷凍。顔だけをさび付いたねじのごとくまわして姉に向けた。
「さ・わ・る?」
「好きなんでしょう? ……それとも埋まってみる?」
 妖艶な笑いを浮かべて、姉さんが胸を持ち上げて誘い、俺は壊れた人形のようにがくがくと首を上下させた。

 包まれると性欲が一瞬で消失した。
 もちろん姉さんのおっぱいの話だ。
 双乳の間に、俺は顔を埋めている。姉さんの甘い匂いに囲まれ、温かくすべすべで柔らかいおっぱいが俺に優しく密着していた。
 神の乳は、おれを極楽に連れて行っていた。
 甘い匂いを胸一杯吸い込み、目や鼻をすべすべの柔らかい肉にこすりつける。
 性欲なんて蒸発してかけらもなかった。あったの本物の安らぎ。
 エロいことをしようという気も起こらない。
「姉さん……俺、もうこの世に心残りない」
「何を言ってるの。……ふーん、じゃあ、直輝はこの乳首は吸ってみなくていいのかなぁ?」
「……いいの?」
 少し驚いたけど安らぎが強くて、頭がぼーっとしていた。
「おっぱい大好きな赤ちゃんには、ミルクあげまちゅよーー」
 そういうと頬につんと固いものがあたる。もう原初の本能に従って口を開け、固いものを加える。
 何をどうしようという気も無く、ただ舐めて舌で転がして、軽く咬んで、先端を舌でつついた。
「……くっ……ふぅ……ぅぁ……ぅん」
 なんかまったりしていたところを、俺の手が姉さんに持ち上げられ、もう一方の胸に置かれた。
 心安らぐ弾力を手のひらに感じて、もてあそんでいると、手のひらに、とがった固まりを感じた。
 愛しさをこめて、固まりをいじる。
 先端を柔らかくこすり、根元をつまんでひねり、固まりのしわひとつひとつにかるく爪をたててなぞる。
 もちろん、口も愛撫を忘れない。
「……んん……はぁぁ……あ……うぅぅ……はぁはぁはぁ」
 口の中でそそり立つ乳首すら、ひたすら愛おしかったので、丹念に優しく喜ばせることだけを考え、おっぱいをいじり吸った。
「……んんぁぁぁ、……はぁはぁはぁあああああああ、だめぇぇぇぇぇ」
 突然、姉さんが体をのけぞらせて震わせ、目の焦点が合わなくなった。
 そして俺に体を持たせかけたまま、動かなくなる。
「姉さん? おーい、お、ね、え、さ、ま?」
 ゆさゆさ。体を揺らすとオッパイと首がテンポ遅れて揺れて、何か楽しい。
……ではなくて、姉はいっちゃって気を失っているらしい。
 俺おっぱいしか触ってませんよ? ええ、その辺、俺はモラリストなおっぱい星人ですから。
「しょーがねーなぁ」
 そうつぶやくと姉をお姫様だっこで、抱え上げる。
 正直、姉さんの部屋まで連れていきたかったが、トップレスの姉を抱いてのこのこ廊下を歩くわけにも行かない。
 くそ重い姉さんの体を、ベッドまで連れていって寝かせる。魅力的なおっぱいは残念だけど毛布で隠した。
 パソコンの前まで戻ろうとしたとき、裾がひかれた。
「姉さん?」
 振り返ると姉さんが目を開けて、シャツの裾をつかんでいた。
「……わ、わたしばっかり……気持ちよくて……直輝が……かわいそうだから……」
「あ、うん。……けどどうするつもり?」
603オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:44:47 ID:UjohS2Wt
 俺の肉棒が異様に気持ち良い肉に包まれている上に、眼前に自由にできる白く丸い尻があった。
 尻から伸びる太股には黒くてエロいガーターベルトが這い、その先を薄くてエロいパンストが被っていた。、
それは男として腹上死が、間違いなくロマンにあふれた死に方だと確信できる状況だった。
「姉さん、……俺、駄目……、気持ちよすぎる……」
「言っておくけど、こんなことをするのは直輝が初めてなのよ。……よーく感謝しなさい」
 口調は少し怒った様子だったが、俺の上に被さっている姉さんの手つきは優しかった。
 ベッドに寝ころんで服を脱いだ俺は、上になってやはりスカートとショーツを脱いだ姉さんの尻を抱きしめて、口と指で存分にかわいがっていた。
 必然的に上の姉さんは、頭を俺の股間に向けている。
……というか、おっぱいで俺の肉棒を挟み、ほとんど埋まってしまってわずかにのぞいている先端を舌で舐めてくれている。
 姉さんのおっぱいはやはり神だった。ありがたすぎて涙がでる。下は気持ちよすぎて先走り液が出てるけど。
 そんなところに、ねえさんのおまんこが目の前にあるのだから、全身全霊をこめて、気持ちよくなっていただくためにご奉仕するのは当然だった。
 爪なんか絶対に立てないし、わずかでもあらっぽくしない。使えるものは小指から舌から鼻まで全部使う。
 むちむちに張り切りながらストッキングをずり降ろし絹のごとく滑らかな太股を丁寧になでて舐めあげる。
 美しい肉の花びらを、舌を立てて唇で挟み一枚一枚丁寧にしごいて吸った。
 膨れ上がったクリトリスは、唇で挟んだまま左右に滑らせ、舌で先端をつついた。
 肛門ですら、愛液と俺の唾液で小指を濡らし、押し入れることをせずに、なで回してしわに沿って指を滑らた。
 膣口が開いたのを確認して、愛しい姉の性器全部を口で包んでなめ回し、舌を突き入れて、うねる壁に舌を這わせた。
 中が舌を締め付けてきたので、これ幸いとなめ回した上で、中指を愛液にまぶした。
 ぴんと立てたそれを、ゆっくりじっくり、尻が震え出すほどじらしながら。入れていく。
 その間、反対の手の人差し指で、クリトリスと膣口を優しくさすり、その間に舌を差し入れて舐める。
 いつしか姉さんの手が止まっていたが、なにも問題無かった。
 白く柔らかい太股に挟まれた顔が幸せだった。おっぱい並に柔らかい肉が俺を包んでくれているからだ。
 息子がおっぱいに挟まれていることも幸せだった。柔らかいくせに弾力のある肉が俺の肉棒に吸い付くように絡まっていたからだ。
 むしろこれ以上動かされると出してしまいそうだった。
 あまりに気持ちよすぎる下半身を、ひとときでも忘れようと、姉さんの尻に奉仕をした。
 入れた中指を途中でまげて、ひねりを加えながら、中の壁をなぞりながら抜いていく。
 抜かないでといわんばかりに、壁が指をぎちぎちに締め付けたが、それも可愛くて関節で締め付ける肉をなでてやった。
 姉さんの体が何度も細かく震えるのを感じて、もっとご奉仕したくなった。
 ぬるついた小指をのばして肛門をなでまわり、指の腹を中心部を押して、ほんの少しだけ指を埋める。
 小指も曲げて、腸壁をさすりながら、膣に入れた中指ともどもゆっくりと抜く。
 姉さんが尻をなんども振るわせながら持ち上げる。
 その時を狙って、クリトリスにキスをして、舌で皮をめくると、歯を軽くたてながら、吸った。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁああ、だめぇぇぇぇぇぇぇ、あっあっあっあああああああぁぁぁぁぁ」
 もう姉さんは俺の肉棒を舐めることも忘れて、快感のままに反り返って、声をあげた。
 顔は太股に締め上げられたが、痛いどころか気持ちよかった。
 とどめをさしてあげるべく、、中指と小指をひねってかき回しながら抜き、クリトリスを舌でつついて、もう少し強く歯を立てた。
「だめだめだめだめぇぇぇ、ひあっ……あ……あぅうっ……いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
 顔面になま暖かいものが浴びせられると共に、尻の震えが止まらなくなって、やがて、俺の顔の上に尻が落ちた。
 鼻と口にびしょびしょの性器がはりついて、呼吸をふさぐが、それもまたなぜか幸せだった。
604オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:46:15 ID:UjohS2Wt
 さすがにどうしようもなく息が苦しくなって、断続的に震える尻の下から顔を抜く。
「姉さん?」
 呼びかけに答はなく、半目を開けたまま、姉がぐったりと寝そべっている。
 いつもは眼鏡のせいもあって理知的な切れ長の瞳も、今ではエロを堪能し爛れきって焦点を失うほど満足した雌の目だった。
「寝ちゃったか」
 力をなくして重くなった姉をそっと、ベッドの上に寝かせる。
 布団をかけようとしたところで、姉さんに声をかけられた。
「……どうして?」
「? 何が?」
「な、直輝を……満足させる……ためのはずなのに……なんで……私ばっかり……」
「……姉さん、すっごく感じやすいみたいだからなんだけど?」
「……。ねぇ、……入れて……いいから」
「……何を?」
「じらさないで!」
「……マジ? というか、やってしまったら一線超えちゃう事に……」
「女をここまでにして、……最後までやらないなんてことしたら……、直輝の人生を壊す!」
 その鬼気迫る声に、背筋を恐怖でなで上げられた。
 あわてて、姉さんの股の間に入り込み、萎えかかった逸物を股間にあてがう。
 柔らかい太股の弾力と暖かみに逸物は瞬時に反り返った。しかしやはり俺は本能を忘れなかったらしい。
「ね、姉さん、もう一回、おっぱいさわっていい?」
 呼吸に合わせて、上下しながら震えるおっぱいに食欲を感じ、さらにもう一度埋まりたくなって、姉さんに尋ねた。
 というか、返事が返る前から、姉さんのオッパイに顔を埋めて、舌の上で乳首を転がし始める。
「あうぅん、駄目って……はうぅ……言っても……んんんぃぃいい……触るくせにぃぃぃぃぃ」
 姉さん、俺はオッパイ星人ですから、あきらめて下さい。姉さんのおっぱいが神だからいけないのです。
 おかげで反り返っていた逸物が、さらに硬さをまして、痛いほど膨張する。
 まさに神おっぱいGJだった。
 がまんできなくなって先端を、潤みきった股間の中心部に当てた。
 ゆっくりと腰を進めて、逸物を姉さんの中に埋めていく。
 待ちかねたように姉さんの中がからみついてきた。
「あうぅぅ、あついぃぃぃ、なおきのあついのがぁぁぁ、入ってくるぅぅぅぅ」
 それだけで出しそうになったのを必死でこらえる。
 姉さんの中を味わいたくて、絡んでくる壁に、肉棒をごりごりとこすりつけながら、さらに押し進めた。
 根元まで入りきってもさらに進みたくて、下腹部を姉さんにぴったりと押しつけた。
「ね、ねえさんのなかが、……くぅ……うごいて……ぅぅ……か、からんでくる」
 じっとしているだけで射精しそうになり、腰が勝手に動き始めた。
「はあああぅぅぅぅ、奥がぁぁぁぁ、奥がつつかれてるのぉぉぉぉx」
 ひねりや八の字の動きで姉さんが気持ちよさそうなところを探しつつ、欲望に駆られて、姉さんを突き上げていった。
 やがてざらついた膨らみが先端に感じられ、そこをこすることで姉さんの震えが強くなった。
 姉さんのざらついたところを突きながら、姉さんの足を舐めあげ、おっぱいをまたいじった。
 おっぱいを吸っていると突然、頭をひかれて、口に姉さんの唇が重ねられた。
 姉さんの甘い口の中をなめ回して唾液をすすって飲み込んで、舌に舌を絡めてつついた。
 空いた手で乳首をひねりながらこすり、肉棒で姉さんの中をこすりまわった。
605オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:47:06 ID:UjohS2Wt
 唇を押しつけてきたにも関わらず、姉さんの舌も腕も動きを止めて震えるばかりで、ついに姉さんが唇を離した。
「ふわぁぁぁぁ、くるぅぅぅぅぅ、おおきいのがぁぁぁぁ、くるのぉぉぉぉぉ」
 姉さんが半ば白目をむきながら、舌をだらりと垂らし、涎を流した。
 姉さんの中が、俺を痛いほど締め付けながら絞ってからみ、肉棒の途中に精液がたまり出す。
「ごめん、姉さん、もう限界」
 そう言って腰を引こうとした俺の腰に、姉さんの足がからみつく。
「中に出すのぉぉぉぉぉ! あああああああああああああ」
 腰が固定されてしまってどうしようもなくなり、俺はやけくそで姉の奥の奥まで肉棒を突き入れて、ざらついた部分をこする。
「うぁぁ、あ、あ、あ、いぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……………」
 突然姉さんが恐ろしい力で俺にしがみついて震える。
 姉さんの中もうねってからみ、俺は腰の力が抜けかねない勢いで姉さんの奥に精子を叩きつけた。
 目の前が一瞬くらむ。俺の射精する拍動に合わせて姉さんが震えた。
 絶頂の叫びは途中で消えて、ただ口が叫び声の形に開閉するだけだった。
 いつまでも終わらないように思えた射精も、だんだんと拍動が収まっていく。
 だがそれでも肉棒は震えながら、貯めに貯めた精液を全部だす勢いで、精子を吐き出し続けた。
 それに伴い、足腰から力が抜ける感じを自覚するようになる。
 同時に姉さんの体から力が抜けて、ベッドに転がった。
 顔は今度こそ意識を無くしたように目が閉じられていた。
 ようやく肉棒の拍動が止まり、姉さんの中から、萎えしぼんだものが抜け落ちる。
 だが、そのときの俺はもう気力体力が尽きており、姉さんの隣に転がるしかなかった。
 なんとか姉さんにも布団をかけて、うとうとしたとき、俺の体が引っ張られて、姉さんに抱きしめられた。
 顔を姉さんのおっぱいの中に埋めて、俺は目を閉じた。
 眠りに沈み込みながら、ほんとに今なら死んでもいいと俺は思った。
606オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:48:36 ID:UjohS2Wt
「胸に顔を埋めたときは死んでもいいって言ったけど、これはいったいどうよ?」
「直輝が、いけないの」
 姉さんといたしてしまってから三日後、俺はベッドにくくりつけられていた。しかも裸で。
 姉さんは俺の上、というか、俺のものを神おっぱいでまた挟んでくれたものだから、勢いよくそそり立ってしまったのだ。
 それをみた姉さんが自分で俺にまたがり、姉さんの膣で俺をくわえ込んだのだ。
 だから、俺を責める口ぶりも、頬を染めて腰を動かし甘い吐息をつきながら言っている。
「私、もう直輝が欲しくって、欲しくって。直輝が上手だから、自分でしても満足できなくて……あうぅぅぅぅ」
 そう言っている途中で突然体を震わせてのけぞらせた。
「うぅ、……あ、あのう、姉さん?」
「もう私、直輝でしか満足できない体になっっちゃったのよ。……責任とりなさい」
「えええ? ちょっと! ……くぁぁぁぁ、駄目だ出るぅ」
「駄目!」
 俺が思わず放ってしまいそうになったとき、姉さんが突然肉棒を抜いた。
身を翻すとあっという間に肉棒の根元を握り、噴出しかけた精液がせき止められる。
「ね、姉さん! どうしてっ!」
「んっふっふー、……苦しそうね? 私の言うことを聞いたら、すぐ楽になるわ」
 出せないことに苦しむ俺をみながら、姉さんは妖艶な笑みを浮かべて、逸物をいとおしむように舐める。
 姉さんが髪の毛をまさぐり、髪を留めるゴム紐を取り出した。
 そして苦しげにいきり立つ肉棒の根元に、ゴム紐をくくりつけ縛る。
「くす、ほら、よだれを垂らして私の中に戻りたがってる。可愛いわね、直輝のおちんちんは」 
「ごめん姉さん! もう姉さんにあんなことしないから! 許して!」
 怜悧ではあるが酷いことをしない姉さんがここまですることに俺は驚いていた。
姉の怒りの深さを見たと思い、謝り続けたのだが、姉さんの顔は晴れるどころかさらに悲しげなものになっていった。
607オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:50:27 ID:UjohS2Wt
 姉さんは、俺の顔をふさぐ位置までずり上がり、四つん這いのままで縛られた俺を見下ろした。
 神おっぱいがたゆんと揺れる。
「ねえ、直輝。またこのおっぱいに埋まりたくない?」
「そりゃ、埋まりたいけど……」
「おちんちんを私の中に入れて包まれながら出すのも好きだよねぇ?」
 俺はせき止められた精液に苦しめられながら、必死にうなずいた。
 だが、脳裏では混乱していた。姉さんの意図が読めなかったのだ。
「直輝はね、……顔も体もおちんちんも私に挟まればいいの」
 その言葉と共におっぱいが降りてきて、混乱した俺の顔を優しくふさぐ。
「直輝、いまつきあっている人いるの?」
 無言で首を横に振った。顔をふさぐオッパイもつられて動くが、どちらを向いても優しい肉が俺の顔を覆った。
「そう。……じゃあ、直輝は私のものになりなさい」
 息を呑む俺を抱きしめながら、姉さんはうたうように言葉を続けた。
「私以外の女に優しくしたら駄目。結婚も駄目。……私だけを見なさい。……その代わり中で思いっきり出していいから」
 その言葉と共に、再度肉棒が熱く柔らかい肉に包まれる。ますます精液が貯まり、俺は苦しくてもがいた。
「……出したい? 直輝は姉さんの中で出したいの? これ出したら、私、直輝を一生離さないよ?」
 根元が絞られた肉棒をなぶるように姉さんは腰を動かした。いやらしい水音がその度ごとに響く。
「ね、直輝。苦しいでしょう? 私も直輝が欲しくて苦しかったのよ。さぁ、直輝、正直になって、姉さんが欲しいって言ってみて」
「あ、ああ、……ね、姉さん、許してくれ……」
「だめよぉ。私のものになると誓わないと、出させてあげないから」
 うれしそうに笑う姉さんの中が、あざ笑うように強く俺の肉棒に巻き付いて絞った。
 そしてついに俺は気が狂いそうな快感と肉棒の根元の痛みのような感覚に耐えきれなくなった。
「うわぁぁぁ、姉さんの、……も、ものにぃぃ、なるぅぅぅ。姉さんがほしぃぃ!」
 せき止めていたゴム紐がすっと外され、目もくらむような快感とともに精液が肉棒の先めがけて駆けのぼる。
 体の中の何かが抜けていく感じともに、俺は精液を噴出させた。
 震えながら長々と精液を噴き出し続ける俺に、姉さんが唇を重ねる。
 姉さんも体を震わせ、息を早めて頬を赤らめながら、膣で俺を絞り続けた。
「はぁぁぁぁ、たまらないぃぃぃ、中で、はううう、中で出されるだけなのにっぃぃぃぃ、いくぅぅぅぅぅぅ」
 唐突に唇を離した姉さんも、顎をのけぞらしてあえぎ、達した。
 腰が軽くなるような余韻に浸りながら、俺は姉さんの中に埋まりながら抱きしめられた。
608オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:51:47 ID:UjohS2Wt
「ねえ、直輝。姉さん愛しているって言って?」
「……、ね、姉さん、愛してる」
「私も直輝のこと愛してるよ!」
 ベッドの中で俺と姉さんは抱きしめあって、幸せに浸った。
 逆レイプの後、俺は姉さんに挟まって暮らすことに決めた。
 選択肢など無かった。姉さんが俺を逃がすはずもなく、また俺も姉さんのオッパイや尻、そしてあそこから離れられなかった。
 挟まるだけで気持ちよくなって姉さんが優しくなるならば、お返しに姉さんにいろいろとする事も苦ではなかった。
 とはいえ、オッパイとかを愛してあげるだけじゃなくて、こんな感じで愛の告白とかもさせられたりする。
 ペアルックもさせられたし、外では手をつないだり腕を組んだりとかもした。
 ……外で姉さんを愛することすらも時々したりしていた。
 でもそんなことも神おっぱいに顔を埋めて、神まんこに中だしして、女神様のような姉さんに抱きしめられるのに比べれば些細なことだ。
 さらに一つ言っておくと、最近では姉さんのおっぱいだけに執着しているわけじゃない。
 俺はもう進化してオッパイ星人じゃなくなったのだ。
 シスコンになっちゃったらしい。
 最近PCには、姉さんの画像があふれている。姉さんが仕込んだんだけど、結構俺は幸せだ。
 この文章も姉さんに書けといわれて書いた。
 GJがいっぱいもらえたら、姉さんがお尻の処女をくれるっていうので頑張ってみた。
 どうだろうか?  

end
609オッパイ星人な弟の告白:2008/04/07(月) 18:52:55 ID:UjohS2Wt
投下終了。

572さんが書ききるのを待ってたんだけど、ごめんね。
610名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 19:09:24 ID:EyyP6PHG
ビバおっぱいw
おっぱいおっぱい(AA略)
611名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 19:48:34 ID:REYEgWyt
GJGJGJ!いっぱいGJするから早くお姉さんのアナル処女を貰って続編を書くんだ!
612名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:08:29 ID:+xu0vQbE
つ GJ!
613572:2008/04/08(火) 07:32:12 ID:IBRB+NZS
「悪い子には、お仕置きだぞ…確かに好きにしていいとは言ったがな……」
俺を見下ろしながら冷たく言い放つ、その時胸の中を何か得体の知れぬ快感が走り抜けた。
あれ?怒られてるのに、気持ちいい…
「何、するの・・・?」
「踏む」
「え?」
「だから、踏むんだ、お前のをな」
おねえちゃんは立ち上がると右足でいきりたった俺のを踏みつけた。
少しずつ体重をかけながら、足を上下に動かす。結構体重をかけられている筈なのに、不思議と痛みは感じなかった。
もしかすると、痛みが快感に変わりつつあるのかもしれない。
「ふ、ぅあ・・くっ…」
喘ぎ声を上げる俺を見下ろし、満足げに口元に笑みを浮かべて俺のをいたぶる。
上下運動に加えて指の間でカリの部分をなぞったり、爪で裏筋を引っかいたりしてくる。

しゅっ、しゅっ、しゅっ………

恥ずかしい、だけど気持ちいい。
踏まれて感じるなんて俺はやはり変態なのだろうか…
と、突然おねえちゃんは俺のから足を離した。
「や、やめないでえっ!」
思わず自分でもびっくりするくらいの大声を上げてしまった。
おねえちゃんはニヤリと笑うとこう言った。
「踏まれて気持ちいいのか?この変態め」
また胸の奥を快感が掠めた。今にでもこのことを伝えてもっと虐めて欲しい。でも、恥ずかしい…

───まさか恭一がここまでMだとは思わなかった。
せいぜい動けなくしていたぶるくらいが限界だろうと思っていたのに。
恭一のを踏んでいる時、私はかなり体重をかけていた筈なのに気持ちよかったらしい。
そろそろ挿れさせてやってもいいのではないかという心と、ここまでMならさらにいたぶって調教するべきだという心が反発しあう。
私は……
───
─────
───────恭一をとことん堕とすことにした。

やれるだけやってみます。
次からはかなりマニア向けの文章になると思います。
>>599さん乙です,GJです。
614名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 08:50:31 ID:rH07EDHB
>>613
最初はいい兄貴にしか見えなかったのが、エスデレ姉フラグに見えてきた
がんばれ。ちょうがんばれ。
615名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 08:59:06 ID:Uu6iOB/q
おお,神じゃ,神が降りておわす
616名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 22:13:08 ID:kkL2mQUl
これは素晴らしいエロス!!
617名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 03:16:55 ID:3w4xGps5
618572:2008/04/12(土) 07:02:42 ID:CUihiGFw
「そんなに虐められるのが好きか?正直に言ってごらん、怒らないから」
優しく、甘い声で恭一に囁く。
「虐められるの大好き……いっぱい虐めて………死んじゃうくらい、気持ちよくして…」
もう完全に堕ちてるような気もするが、私に抱かれないと眠れないくらいにしてやろう。
「わかった、いい子だな……」
私は恭一を抱きしめ、頭を撫でてやった。
「ん、ふぁあぅ…」
可愛らしい声を上げて身をよじらせる。
なんてかわいいのだろう、この子を堕として一生私の物にできるなんて……嬉しくて仕方がない。
「でも、死んじゃうのはだめだぞ」
「冗談だよ…でも、それくらいいっぱい気持ちよくなりたいのは本当だよ?」
ああ、食べちゃいたいくらいかわいい、まあこの後性的な意味で食べちゃうわけだが。
「よし、じゃあいっぱい気持ちよくしてやるからな…」
私はそう言うと、恭一のを手で扱き始める。
上下の動きに強弱をつけて扱き上げると、たちまち我慢汁があふれ出してくる。
「えっちなおちんちんだね〜、軽く扱いただけでこんなにしちゃって」
軽く言葉責めする。
「だって、気持ちいいんだもん……」
本当に正直でいい子だ。
「おねえちゃんの手でおちんちん扱かれて、そんなに気持ちいいの?」
「うん!」
ここまで正直だと少しつまらない気もする。
だが素直に気持ちいいと言ってくれることはとても嬉しい。
「じゃあ、こんなのはどうだ?」
私は我慢汁を右手に塗りたくって亀頭を手のひらで包み込み、軽くにぎにぎした。
さらに余った皮を左手で痛いくらいに引っ張る。
「ふあぁあぁぁっ!それ、もっとぉ!」
「痛くないのか?こんなに引っ張られて?痛いんじゃないのか?」
「気持ちいいよぅ、おねえちゃあん!、もっと、いっぱいしてぇええっ!」
快楽に打ち震える恭一、快楽を与える私。
私が快楽を与えて恭一はそれを素直に受け止める。
私が恭一を気持ちよくしてあげている、恭一は私にされて悶えている。
この時、征服感が押し寄せ、恭一を完全に篭絡せよと本能が命令してきた。
619名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:15:14 ID:DvrFf3H0
おおおおおおGJ!
ここまできたらそのまま突っ走って欲しいw
620名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 21:39:52 ID:aZmEoWLL
保守
621名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 21:40:05 ID:8UQkjeNM
昨日の夜中やってたアニメで主人公が姉属性で萌えた!なんか死んだ人の脳みそさぐるやつ!
622572:2008/04/17(木) 00:22:37 ID:kAPNLgbb
「ふふ…じゃあ次は口でしてあげる」
おねえちゃんはそう言うと俺のを口に含んだ。

じゅぷ、くきゅう、にちゃぁっ…

舌で亀頭全体を丹念に舐め回され、裏筋を触れるか触れないかの微妙な所で優しくなぞられる。
更に奥まで咥られ、頬をすぼめて亀頭を圧迫される。
「おねえちゃんっ…それ、らめえぇぇぇっ!でちゃうぅぅ!」

この時、おねえちゃんはやっぱり他の男にこういうことを教わったんだなって思った、初めてでこんなに上手いわけないから。

本当に出してしまいそうだった。
だがおねえちゃんは俺の抗議など無視して玉をやわやわと揉み始めた。
口の中の動きも激しくなる。
やばい……出るッ!
………と、おねえちゃんの口が動くのをやめた。
射精感が遠のいていく。
「……?」
「ふふ、出しちゃいそうだったから止めた」
「ああ………」
「それとも、私の口の中であっけなくいっちゃった方が良かったか?」
「そ、それは…」
「でも、そうしたらおねえちゃんのおまんこに挿れられないぞ?恭一は初めてだから、2回は無理だと思う」
「おねえちゃん……」
「それとも、私との初めてのえっちで、中に出さなくていいの?」
「な、中って!」
「私、初めては中に出させてあげようって決めてたんだぞ?」
「なんで?」
「そりゃあ、恭一のことが好きでたまらないからに決まってるだろ」
「子供できたらどうするの?」
「産んで育てるさ」
「世間からの風当たりがひどいと思うけど………」
「なに、愛があればなんとかなるさ!」
「もっと賢い人だと思ってたけど…」
「つべこべ言うとやめるぞ?それに今日は安全な日だ]
「安全って言ったって、100パーセントじゃないんでしょ?もしできたら……」
「……ええい!大人しく私に犯されなさい!」
言い終わった途端にキスされる。
「むぐっ!」

最近時間が取れなくなってきましたがなんとか書き上げます。
623名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 02:18:45 ID:wr1yy1HV
>>622
GJ! 無理のない範囲で。
> 「おねえちゃんっ…それ、らめえぇぇぇっ!でちゃうぅぅ!」
ちょwww

>>621
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
「秘密(トップシークレット)」ってやつだな。
624名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 12:27:13 ID:mpBI1QRt
姉の布団の心地好さ 甘い香り
625名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 02:04:36 ID:zDFpsmS8
GJ!!
うらやましいぜ、こんな姉がほしい
626名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 02:49:25 ID:XMq/OC5u
孕ませろ
627名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 13:23:07 ID:/pvCL2c3
全力で膣内射精を回避せよ!
628名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:35:07 ID:UVm6XsqL
保守
629572:2008/04/21(月) 23:42:20 ID:xSFcIrHw
がつっ!じゅぷぅう!くちゃあぁぁあ!

頭を強く抱きしめ離れないようにして恭一の口内をひたすら犯す。
舌を舌に絡みつかせ、歯がぶつかるほどに激しいキスを浴びせる。
恭一の唾液を貪り、吸い上げ、私の唾液を送り込む。
しばらくして苦しくなったので唇を離した。
私の理性は崩壊寸前だった。
そそり立った恭一のものを早く向かえ入れたかった。
「おねえちゃん………」
怯えたような視線で私を見つめる恭一、少し怖がらせてしまったようだ。
「ごめん、でもこれで私の気持ちはわかってくれたよな…」
「うん、俺…おねえちゃんと…」
「言わなくていい…さあ、おいで、私の中に…」

─────おねえちゃんといっしょになる………
俺の興奮は限界まで高まっていた。
どんな風になるのかわからない、でもおねえちゃんと一緒になれるのならどうなってもいい。
他の男と寝たかなんてどうでもいい……
早くおねえちゃんとひとつになりたい。
おねえちゃんとひとつになれる。
考えただけでで胸がいっぱいになる。
「おねえちゃん……大好き!」
「私もだ…これから一生よろしくな」
「うん」

くちゅ…

おねえちゃんのなかに俺のが入っていく。
と、何かが当たってそこで止まってしまった。
「ふう……一息にいくか」
え…まさか…
「っ!」
おねえちゃんは一気に腰を沈めた。

もうちょいで終ります。
630名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 04:39:13 ID:hiDRJhqF
処女ktkr!!
ギリアム・イェーガー!!
631名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:30:46 ID:niFKGB6N
最近、魔性の姉の方の反応がないけど大丈夫だろうか
632名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:58:33 ID:y5nqEAYX
投下しますね
633名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:59:22 ID:y5nqEAYX
あの日のあの娘がどこの誰だかわからないから、オレはソレを初恋と認めたのに
迂闊にも、そうだオレは迂闊にも、あの時オレ自身が発した言葉の意味を取り違えたりするもんだから、こんなややこしい思いに息も絶え絶え身もだえするはめになったのだ。


――バイバイおねえちゃん――


まさかそれが本物の”お姉ちゃん”を指示するなどと誰が思うか。
だってオレにはれっきとした実在の姉がいるし、いるからには自他共にシスコンであると認めるところのオレは、その残り香をたらふく吸って生きているわけで、
存分に、それもふんだんにお姉ちゃん成分を享受し倒してお腹いっぱい。おっぱいいっぱい。まさかいまさら増えるなんてーのは

「お釈迦様でも予想できねー……」

もうすぐくだんの鼓子姉ちゃんが風呂からあがる。すると本物の方の桃葉姉ちゃんが仕事から帰ってきて、ただいまもいわずに脱衣所に特攻。
チャリンコ通勤でパンパンになったふくらはぎを揉み解し、熱気たっぷりのストッキングを脱ぎ落としてうがいに洗顔、する頃には実は本物であったと判明したところの鼓子姉ちゃんがリビングに入ってきて、
本物の方の桃葉姉ちゃんのために、すわお手伝いと濡れた髪を肩のタオルで拭いながら味噌汁を温めなおすのであるが、その時客観的にはテレビを見ているように映るはずのオレの背後を、シャツとぱんつでいったりきたりするからたまらない。

「ゆきひこはテレビがスキナノ?」

という時の本物になった方の鼓子姉ちゃんは、ひきとられたばかりの子犬みたいな純真さで首をちょこりとかしげるのだが、まさかオレがテレビを見ている時はアナタの乳首に恋焦がれている時ですなどというわけにもいかないから、

「ははは、そうだよ。今この国ではこのタレントさんがトレンディなんだよ」

と、その人生の大部分を赤道直下の多島国で暮らしたこの人に教えてあげるのである。


風もないのに流れる金色の髪。鼻先で果物をぎゅーってやられたみたいに甘ったるい、南国の香り。


今一つ鼓子姉ちゃんがオレの実姉だと認めがたいのは、無垢すぎて罪なこの髪だ。

さらっさら。ちょびっとだけ、本当にいじらしい程度に肩口でゆるく癖がついた黄金、こんなもの、ハゲが多勢を締める父方の遺伝子が、率先して集団自決しなければ生まれるべくもない、奇跡。

血が混ざったのは戦争前というから、オレは鎖国明けでテンション上がりまくったご先祖様に、絶対頭が上がらない。参ります、墓。

「姉ちゃん、味噌汁泡吹いてるよ」
「うーはゥ!シマッタことだわ!!」

うーはぅ。多島国に由来する、変な方言。いやんとか、いやですわまったく、の意。

この国の言葉も、お箸の使い方も、見事に忘れて帰ってきた彼女は、なぜか味噌汁の作り方だけはキッチリ覚えていて、一日6リットルくらい平気で作る。

オレは

ただただ彼女の頭を褒めて撫でたいがために、それら大量の味噌汁を涙と共に飲み込むのであるが、さすがに最近、お医者さんから「今はまだ若いから血管が柔らかいけど……」みたいなことをいわれて本気で悩んでいる。

だって彼女の髪の毛はいいにおいがするのだ。だって彼女のほっぺたは柔らかいのだ。
どの道高くなる一方の血圧なれば、死して悔いなし。飲んで吸ってポックリ逝って……

「ソウだゆきひこ!きゃべつをとってクダサイ」
「えー、ったくしょーがねーなー」

などと抜かしつつ、オレの視線は黄金の産毛を焼き尽くすかのごとく、鼓子姉ちゃんの素肌を嘗め回すのである。

ぱんつぱんつ、白い尻白い尻白い尻、ぱんつ
634名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:00:24 ID:y5nqEAYX
「はい姉ちゃんぱん…きゃべつ」
「アゥ、ありがとゆきひこ」

だが渡さない。

オレはこの時ばかりは生粋の悪魔となって、きゃべつのはしをはっしと握り締める。何事かと眼を見開かす鼓子姉ちゃんはそんな無防備なところもアホほど愛らしく。
直ぐに意図に気づいて笑顔になる瞬間などは、富士の初日の出を拝む登山客の尻を、順番に見境なく蹴り飛ばしてやりたくなるほど美しいのだ。

「渡シナサイゆきひこ…!!」
「ふふふ、いやだといったらどうする…!?」
「わーたーすーのー……!!」



そのはしゃぎようといったらどうだ

今時のすれたガキには永久に理解できまい。
ただオレが頭上に掲げたきゃべつに、後一歩手が届かない。たったそれだけのことに、腹よじらせて笑ってくれる。喜んでくれる。そんな人のありがたさ。
このコンクリートジャングルの魔界都市で、こんな純粋培養天然太陽な笑顔を見せつけられて、自分のハウスダストまみれの血液を憂わない人間があろうか。

「イジワルー…!!」

鼓子姉ちゃんが背伸びをする度、栄養過多の乳がたぷたぷ揺れる。

先端が

しばしば擦れていくのは故意なのか故意でないのか。


オレはきゃべつに感謝した。一つにはこうした機会を与えてくれたこと。そして一つには、目の前で飛跳ねるこの姉を、思いっきり抱きしめてしまわないよう両手を封じてくれたこと。



「仲いいな」

「だぁぉあおおあぁjヵjぁjぁじゃえあとj;えtじゃ!!!――桃葉姉ちゃん!!」
「トッタ!!」

きゃべつ目線で説明すると。
突然現れた本物の方の姉であるところの桃葉姉ちゃんにビックリしたオレが、思わず掲げていたきゃべつを胸元辺りまで下ろし、チャンスとばかりに渾身の力をこめた鼓子姉ちゃんの二の腕が、勢い余って振りぬかれてきゃべつは中空。
滞空時間は永遠にも思えたが実際は一瞬だったろう、あとはよそわれるのを待つばかりの味噌汁にホールインワン、ぐわんと回った鍋はあまりにも無慈悲なこの星の重力にいざなわれて落下。

逆らおうとしたのがまずかったのか、オレは微妙にその鍋をなんとかしようと手を伸ばしたせいで、飛び散った味噌汁をモロに浴びたのである。熱いヤツ。

635名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:00:54 ID:y5nqEAYX



「ほら脱ぎな、洗うから」
「いいって…やっとくよ」
「いいからもう、……まったく」

脱衣所にて、奪われたTシャツはじゃぼじゃぼ水ですすがれる。
夜であるがゆえに生活音は水の音のみ。すすぎの達人桃葉姉ちゃんは、鼓子姉ちゃんよろしくシャツとぱんつ姿である。

オレはもちろん、ジーパンを脱ぐフリをしつつもローアングルからその引き締まった脚を眺めるのだが、こんなことが可能になったのも鼓子姉ちゃんのおかげか。

元々桃葉姉ちゃんは、24にもなって高校の時から着ている野暮ったいパジャマを愛用していたのだ。それはそれでよいものがあるのだが、そこへもっての鼓子姉ちゃんの襲来。

異文化は己を見つめる鏡であるといった人がいる。
保守傾向の強かった桃葉姉ちゃんは、自由と太陽を我が物にする鼓子姉ちゃんを見て己に問いただしたのだろう。ついには生まれてこの方意地でも使おうとしなかったルージュにと手を伸ばし、刃を研ぐ術を覚えたのである。夜もぱんつで歩くのである。

ぱんつ、そうぱんつにも、レース的なものが増えた。

悪いことではない。
黒曜石のようにキレイすぎる黒髪、それを惜しげもなく、短刀のように短くそろえた襟元。眼鏡だけはコンタクトが怖くて外せなかったが、それで色気が失せるどころか切れ味が増している。

さすがといっていいだろう。まったく持って鼻が高いと、オレは桃葉姉ちゃんの尻の割れ目をつるんと撫でる。もちろん、頭の中で。

「ひゃぅ…!な、なにをするんだゆきひこ?」
「は!?……違うんだ姉ちゃん、オレは頭の中だけのつもりだったのに…」
「ゆきひこ……」

きゅっきゅっ、という音を最後に、あたりが静かになった。

「ゆきひこ」
「はい姉ちゃん」
「やはりこういう格好がまずかったのだろうか。…その、もしもお前の劣情をいたずらに刺激しているのであれば、今日限りこういうのは……鼓子にもいっておく」
「そ…そんな!?」

脳天から焼き串をぶっさされたが如く。絶望という名の漆が、オレの血涙を吸ってよく映える。
それはまさしく、ありうべからざる神罰の一撃であるといえた。

楽しみが、唯一の楽しみが、人生の潤いが。

「ゆきひこ」
「はい姉ちゃん」
「私たちは姉弟なんだ」
「はい」
「こういうのは、あんまりいいことじゃない」

まじめ〜な眼が。マジメな話なんだぞっと、念を押している。両肩に置かれた手の平が、水で濡れて冷たい。

「まってよ桃姉!仲のいい姉弟ならお尻つるんくらいやるよ」
「え…?」
「桃姉は意識しすぎてるんだ!昔はもっとあんなことやこんなこともさせてくれたじゃないか!!」
「ゆ、ゆきひこ……?で、でもあれは私もよくわかってなかったし……お前もそろそろお姉ちゃん離れをしないと……」
「離れる!?離れるってなにさ…さては男でもできたなコンチクチョウ!!」
「ゆ、ゆきひこ……!?」
636名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:01:33 ID:y5nqEAYX
何をしようと思ったわけでもない、オレは両肩に乗った桃姉の手首をはっしと掴んだ。
だがそこは桃姉、さすがは合気の達人である。

狭い脱衣所で宙を跳んだオレは、どこに身体をぶつけることなく、一回転してふわりと着地。技を喰らった事実すら、オレから奪っていったのだ。

「落ち着くんだゆきひこ…お前は今が大事な時期だし…勉強して来年こそはいい大学に……」
「バ…バカにしたな!オレが今実質社会の構成員にすらなれない未熟者であることを暗にバカにしたな!!」
「ち、違うんだゆきひこ!待ってくれ!!」


オレは走った。走って逃げた。
途中何事かと顔をだした鼓子姉ちゃんを、無視してしまったこともオレの良心を酷く傷つけたが、そういうのも全部丸ごと、忘れるように布団に潜った。





大幅にはしょると

あれから、不貞寝を決め込むオレの部屋に鼓子姉ちゃんがやってきて、オレと桃葉姉ちゃんの仲介役をかってでた。
おずおずと枕元に現れた桃葉姉ちゃんは、しきりとオレを傷つけた発言について詫びるのだが、オレとしてはなんら悪いことをしていない桃姉がなんで謝るのか理解できず、なんだか人間のやさしさにつけ込む観光地の下卑た猿みたいに自分が見えて、居心地が悪かった。

居心地が悪いから部屋からでていってもらいたく、オレはオレがいかに汚らしい恥ずべき人間であるかを言って聞かせるのであるが効果がない。

ならば見るがいいベットの下に隠されたコンビニ袋の中のぱんつの山を。姉陵辱モノのエロゲーを。オレはついに、己の醜悪な性癖について吐露したのである。

「オレは猿にも劣る劣情で、実の姉を己の性のはけ口にしたのさ。笑えばいいよ、罵ってくれ、豚を見る眼で蔑んでくれ」
「いいんだゆきひこ」
「え…!?」
「お前がいくらダメな人間でも、役立たずの穀潰しの落伍者でも、それでも、それでも私の弟なんだ」
「桃姉…!!」

いくらか傷ついたが、それはまあ事実だから仕方がない。仲間はずれにされたとでも思ったのか、抱擁の輪に鼓子姉ちゃんも入ってきて、懲りないオレはそのにおいや体温をむさぼったのである。


結果からいえば全てがなしくずし的に上手く回って、3人は仲直りよろしく一緒のベットで眠ることになった。あまりにもファンタスティックな展開はオレの脳を夢漬けにし、両手が、揉ませろ揉ませろとうずいている。

明日からのことは考えなかった。今はただ、最大限にこの夜気を満喫するという、それだけが心を占めた。
637名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:01:57 ID:y5nqEAYX



「……………ぁっ…ぅ!」

くすぐったがりの鼓姉を黙らせながらまさぐるというのは困難な仕事だった。
指が触れただけでピクリと跳ね、声だけはあげないようにとするものの、くつくつと腹を折って笑っている。その背中を撫でながら

指の腹を

股の隙間に差し入れる。鼓姉の後頭部が、髪のにおいに浮かれていたオレの鼻っ柱を叩き潰した。


ゴメンと言おうとする鼓姉を制して、性器をなぞる指の数を増やす。くちびるがもう目の前にある。触れても拒否はされなかった。磨いたばかりの白い歯が覗いて、その奥に舌が見える。
歯磨剤のにおいがして、そのにおいをずっと近くでかいでいたら、潰された鼻に雫がついた。

鼓姉の悪気のない舌が、その雫を掬いとる。

「ゆきひこ……」
「鼓姉……声だすと…桃姉が起きる……」

その一言は効果的だった。

鼓姉は、カーテン越しの月明かりしか光源がなくとも、羞恥にサッとほほを染めたのが見てとれる。オレから顔をそらし、恨めしげに下腹部を攻める指を押し返す。もちろんオレは、そんな力のない抗議を受け入れるつもりなどなかった。

指の先に、染入るような感触があらわれる。

指でこねると、明らかにぬめりがあるのがよくわかる。そのぬるつきを使い、濡れた布地越しに鼓姉の粘膜を刺激すると、耐えかねたように自らを責めるオレの左腕にしがみついてきた。


極めて調子に乗ったオレは、空いた右手を反対側の桃葉姉に伸ばす。ギチギチのちんこが、ベットと下腹の間で行き場を失っている。

「ゆ、…ゆきひこ…お前…」
「桃姉……声だすと、鼓姉ちゃんに聞かれちゃうよ……」

これも効果があった。

強い抵抗はない、だが鼓姉とは違い、決してオレの顔を伺おうとはしない。背を向けたまま過ぎ去るのを待とうというのだ。

たわわに実った乳の先を、右指3本でゆっくりさする。摘みとるようにさする。シャツ越しに、その生地の摩擦でもって乳首の横腹を責めても、あくまで無視を決め込もうとする桃姉の、洗ったばかりのうなじを舌でなぞる。

「……っ!…ん…」

そのままだ液まみれの舌で、耳朶の中を丹念にねぶる。このまま無視するなら顔中よだれまみれにするよ的なことを囁いたら、泣きながら振り返った。


さすがにこれにはオレも戸惑う。

やり過ぎたか、今すぐ自殺すべきか。だが桃姉は、ゆっくりとくちびるをひらいてキスを求める。

怒ったわけでもないという、悔しいわけでもないという。ならばうれしいのか、そういうことでもない。なんだかよくわからないが、よくわからないから泣くしかないのだ。

「キスして…ゆきひこ」

それは形容しがたい感触だった。
638名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:02:24 ID:y5nqEAYX
この人は、なにもオレとキスをするために姉として生まれたわけではないのだ。普通に生きていればしなくても良かったこと。そこに踏み込むことへの、不安。

「桃姉……初めて?」
「……うん」
「キスも…?」
「……うん」

それからまた桃姉は泣きだしてしまった。

肩越しに白い手が伸びて、桃姉の頭を撫でる。鼓姉だった。

なんだかよくわからないが、みんなでキスをした。3人で舌を交ぜあわせるというのは変な感じだったが、そこそこ変なことをしたほうが自然に思えた。





そういえば昔、今と同じようなことをしたことがあった。

だから鼓子姉ちゃんは連れて行かれるはめになったのだ。





鼓姉は苦悶の表情の中で笑って見せた。

押し戻そうとする膣の肉が、鼓姉が吐く息と共に柔らかくなる。また少し奥に進んだ。

「動いていいよゆきひこ……」
「ん…」

鼓姉の下腹に力がこもる。気づいたようにまた抜ける。シャツを下にひっぱって、陰毛だけは隠そうとするのは、恥ずかしいからか、痛みをごまかすためか。

強張った鼓姉の眉間に、桃葉姉がキスをする。やがてくちびる同士が磁力を持ったようにくっつきあって、スキマから月光を湛えただ液がこぼれた。

オレは鼓姉の、突っ張るような右手をゆっくり握る。接合部がよく見える。それに気づいた鼓姉があわてて脚を閉じようとするのだが許さなかった。膝頭を軽く舐め、ちょっと噛む。

「ひゃぅ!!…な、ナニ…?」
「ん?鼓姉…足弱いの?」

宙に浮いた足先を、捕まえて口に含む。鼓姉は飛跳ねて、あまりにも陽気な声で笑いだした。

「や…やっ!!……ひぅ…ヤメテ…!!んー…!!ンー!!!」

暴れる鼓姉を、桃葉姉が押さえ込む。桃姉のぱんつが目の前で揺れて、思わず手を伸ばしたら、これがくったりと湿っている。

「…ん!……ゆ…ゆきひこ…?」

右中指で、湿ったぱんつを僅か下にずらす。肛門が見えて、そこからこもっていたにおいが溢れでる。相変わらず腰は動かしていた。鼓姉の膣の中で、オレのちんこは硬度を増しただろう。

びゅくり、と

盛大に跳んだ精液はそこらじゅうを白く濁す。収まる勢いはない。

オレは一度、鼓姉のシャツの裏地で亀頭を拭い、残りを搾ると、そのまま尻を向けた桃葉姉に怒張をあてがう。鼓姉の破瓜の血が、桃姉の膣液と混ざった。
639名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:03:06 ID:y5nqEAYX
「……っあ!!」

抱き合った2人を、上からにさらにかぶさるように抱く。ないまぜになった2人の汗のにおいに幻惑され、潰されあったおっぱいとおっぱいの間に手を差し込むと、やわらかすぎてなにがなんだかわからなかった。

自分の快感をむさぼるように腰を振ったら、途中何度か性器が外れて、桃姉が気遣うような顔をする。

自分の方がよっぽど切羽詰っているはずなのに。

結局オレは、桃姉がそうしろというままに、彼女の中に射精した。





さて

それからというもの、盛りのついたオレを止められる者はいなかった。例えばある日、鼓姉が、一念発起して料理を一からマジメに勉強しようと台所にこもっている最中



「……んっ!…ぁ、……ゆき…ひこ…ぉ…やぁ…」

その無防備な白い尻を、悪魔じみたオレの右手が撫で回す。鼓姉は身体をよじってさすまいとするのだが、残念ながらオレの指は人より長く、どう動いても性器の後端をなぞっていく。

裸にエプロン。残念ながらオレの魔手から貞操を守るにはあまりに貧弱な装備といえた。

「ふぁ…!…ん、んっ!!…」

諦めた鼓姉が、僅かに尻を突きだすようにして、濡れそぼった性器をさすりやすいようにするのだが、そんなときに限ってオレは冷蔵庫の中の牛乳を飲んでいる。

「ゆきひこ…!!」

鼓姉が本気でイラっとするのはこんな時ぐらいであった。手に包丁を握っているからそこまでバカにするわけにもいかず、すねたようにそっぽを向く鼓姉の、ほほにキスをしながら挿入する。

「ぁ……!ぁっう!!…んんん!!」

それまでに散々嬲っているから、絶頂に至るのは早い。鼓姉は終始とろんとした表情で膣をこする肉茎を感じ、後は彼女が下腹に力をこめるだけの体勢を作ってあげれば達するだろうと見てとれた。

「んん…ぅぁ!!…ぁ…ぁ!」

ぶるぶると、鼓姉の筋肉が強張るのがわかる。抱き寄せると、力の抜けた鼓姉の頭がもたれかかってくる。髪のにおいをかぎながら胸を揉むと、甘えるような声が返ってくる。
まだ射精してない、耳の中でそう囁くと、鼓姉はずるずると床にへたり込んで、オレの肉物をゆっくりと咥え込んだ。
640名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:03:27 ID:y5nqEAYX
あるいは桃葉姉が仕事から帰ってきて、いつものように風呂場へと直行した時


「ゆきひこ…!…やだ…そんなの…」

洗濯機の上に組伏せられた桃葉姉は僅かな抵抗を試みるのだが、弟の眼が獣じみた充血をしているのを見ると諦めて、されるがままになった。

湿ったら性器より恥ずかしい、腋の下。足の指の間。

そんなとこから率先して口に含んでいくオレを見て、桃姉は恥ずかしいというよりは申し訳ないというような顔をするのだが、その顔こそがオレをつけあがらせるのだと、訥々と語ってみたがやはりよくわからないという。

「ゆきひこはその…ん!…ぁ、…変態…なんだろう?」
「へ…変態とは何だ桃姉!変態というのはな…こうしてこうして…!!」
「やっ!…ちょ…ゆきひこ…!」

桃姉は最初なにをされたのかわからなかっただろう。そりゃあそこは生殖とはまったく関係ないところなのだ。一日のにおいが、溜りに溜まった尻の穴。

わずかに粘ったそこを、だ液をまぶして舌をでねぶる。

「ぅゃ…!…ゆ、ゆきひこ…や…やだ…!!」

うひゃぁとかうにゃぁとか、散々暴れまわる桃姉を静めるにはしばらくかかった。

最終的に、鼓姉はもうちんこまでいれちゃってるんだよとウソをついたら、今はまだ舌だけ、といわれて耳を疑った。
641名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:04:01 ID:y5nqEAYX
ここまでです
642名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:12:12 ID:y5nqEAYX
あーしまった、名前なんですが

桃葉:もものは
鼓子:つづみこ

です

どっちが長女とかはご想像におまかせします
643名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 10:10:04 ID:1Nw5boU3
ちょ、仕事中におっきした。
GJ!
644名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:02:22 ID:XUxt8SC4
主人公は病気か?

>オレは桃葉姉ちゃんの尻の割れ目をつるんと撫でる。もちろん、頭の中で。

>「ひゃぅ…!な、なにをするんだゆきひこ?」
>「は!?……違うんだ姉ちゃん、オレは頭の中だけのつもりだったのに…」
>「ゆきひこ……」
645名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:16:21 ID:8WtsF7HS
>>644
余所でそれ以上にビョーキな主人公を見たことがあるから、それほど違和感無く受け入れていた自分がいるwww
646名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:20:43 ID:rsJjvrUW
おもしろいんだけど、読みづらい。
647名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:01:29 ID:eWiwtlG9
一文が長すぎ
648名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:08:41 ID:UTWbt5Nt
星湯
649名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 07:19:10 ID:MXqzSICe
保守
650名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:03:24 ID:kitjB9Ri
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080429-00000923-san-soci

姉ちゃん死亡・・・
可哀想に
651名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:31:03 ID:JAXYCj+y
姉系スレはそのニュースで持ち切りだな。かわいそうに。
あと「死亡」とか書くな。
652572:2008/04/29(火) 23:44:00 ID:SU6KZENY
─ぷつん

私の中で、切れた。
「う・・・ぅ・・・くあぁああああああああああぁぁぁっっっ!」
痛い、痛いイタイイタイ!
今まで感じたことの無いほどの強烈な痛みが私を襲う。
だが・・・・・・この程度で恭一を手に入れることができるのなら・・・・・・
「おねえちゃん!」
「大丈夫だ、初めてだから・・・ちょっと痛かっただけだ」
「だって!]
本当にいい子だ、この子が手に入るなら私どうなってもいい・・・・・・
痛いのと嬉しいので目から水が溢れてきた。
「ほんとに大丈夫なの?」
「ああ、恭一が心配してくれたから・・・・・・」
本当はものすごく痛い、だが恭一に余計な心配はかけたくない。
「そろそろ動く、気持ちいいからって・・・すぐに出し、ちゃだめ、だ・・・ぞ・・・」
「うん、頑張る!」
少しずつ腰を上下させる。
鮮血が溢れてシーツを汚していく。
痛いけど我慢だ、これを耐えればその後には至高の快楽が待っている。
「ぅあぁああっ、なんか、ぐにゃぐにゃ動いて、る・・・・・・気持ち、いい・・・っ」
恭一は気持ちいいようだが、私の方はまだ痛みが残っている。
「ふふ、そんなにっ、気持ち、いい・・・か」
「うん!すっごく気持ちいいよ」
それでいい、私の快楽はその後でいい。
恭一が気持ちよくなればそれいい。
「もっと動いて気持ちよくしてやるからな・・・」
「え、もっとされたら出しちゃうよ」
「頑張って、っ耐えるんだ」
「そんな無茶な・・・・・・」

>>650
さっきネットで見ました。
ご冥福をお祈りします。
弟さんにはお姉さんの分まで生きて欲しいですね・・・
653名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:01:58 ID:5oIpSI9I
神々GJ!
>>650
 お姉ちゃん気の毒でしたね
 しかし弟さんの名前が今書いてるのとカブッテシマッタヨ。orz
654名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 10:42:51 ID:PYw5gA3u
ネット上のSSじゃなくて本なんだけど、読んだら結構よかったんで紹介。

年上の同居人 〜三人のお姉さん〜
弓月 誠 著
フランス書院文庫
発行:2008年03月
655名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 11:10:01 ID:gx1UOGy5
フランス書院wwwwwwwwwwwwww
656名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 13:26:39 ID:8ouGr4ev
え、笑うところ?
657名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 14:13:38 ID:KS5k0ab/
>>655-656


「ねえ、姉ちゃんっていつも本読んでるけど、それ何?」
「んー?フランス書院のねえ……」
「フランス書院wwww」
「え?なになんで?笑うところ?」


に見えた……疲れてるのかな
658名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 14:57:02 ID:AdtgdkWg
>>657、あなた疲れてるのよ。」
659名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 17:35:35 ID:gx1UOGy5
>>657
「キモウトは僕が一番うまく扱えるんだ!」
660名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 17:59:34 ID:26wSUjSm
>>659
なにいってんの?
661名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:42:23 ID:8ouGr4ev
>>657
誤爆?
662名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 07:16:45 ID:1IZBTQO9
>>659

「キモネエは僕が一番うまく吸えるんだ!」

に見えた。

「疲れておるのじゃ、疲れておるから
ありもしない妄想を作り出すのじゃ」

「妄想・・・でしょうか?」
663名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:40:23 ID:98+rLC3T
>>657
つまりいかがわしい小説で自家発電に明け暮れる姉とニャンニャンということですな?
664名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 06:20:08 ID:OjZvdDDJ
>>657
まさかとは思いますが、この「姉」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのでは
ないでしょうか。もしそうだとすれば、あなた自身がとても疲れている状態である
ことにほぼ間違いないと思います。
よく眠ってください。
665名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:23:52 ID:MBXVeS8F
あげ
666名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 20:17:37 ID:2aa0F8Oi
hosyu
667名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 03:41:17 ID:bbPujbkU
ロリ姉保守
668572:2008/05/08(木) 20:50:40 ID:jbZpCmBM
正直言っておねえちゃんが処女だとは思っていなかった。
あんなに美人でスタイルも性格もいいおねえちゃんが・・・・・・
おれの初めての相手がおねえちゃんなのはとても嬉しい、だがおねえちゃんの初めてをもらったのはもっと嬉しい。

おねえちゃんのなかはとても熱くてとろとろだった。
そして入り口の強烈な締め上げとなかのとろとろが合わさって、いつ出してしまってもおかしくない。
やわらかい肉がくちゅくちゅとおれのに絡みついて精液を搾り取ろうとする。
「おねえちゃん、出ちゃうよぉお・・・・・・」
「もう、出るのか?情けないやつだ、っ!」
おねえちゃんは痛みに顔を歪めるが、おれを罵倒するのを止めようとしない。
と、突然おねえちゃんはぴたりと一切の行動を止め(なかは相変わらずだが)
少しの間静止した。
1分も経たなかったろうか
「ふふ、快楽に身悶える弟というのも悪くはないな」
いきなりいつもの口調に変わる、どうやら痛みが完全に引いたようだ。
「もう、大丈夫なの?」
「ああ、心配かけてすまなかった」

私の中で初めては痛いものと言う先入観があったからかもしれないが、恭一を向かえ入れた瞬間の痛みは相当なものだった。
だが気持ちを落ち着かせると不思議と痛みが引いていった。
膣を動かしてみる、すると途端に
「ぁうぅぅっ!だ、だ・・・め、それ、気持ちいい!出ちゃう・・・」
恭一が悲鳴を上げる。
「んー、何だって?聞こえないよ?」
「だから、出ちゃう・・・」
「主語が無いぞ主語が、何が出ちゃうの?」
「う・・・うぅ・・・ひどいよ、おねえちゃん」
何が出るかなんて言われなくともわかっている。
だが恥辱に頬を染めて真赤になる恭一を見ると、加虐心が心の底から溢れ出して止まらない。
「おねえちゃん、どうしても言わなきゃだめ?」
「だめ」
あっさりととっぱねる。
「・・・うぅう・・・・・・・・ぐすっ・・・・・・・」
まずい、泣きそうだ、やりすぎた。
だが恥ずかしすぎて泣いてしまうなんて・・・本当にかわいい・・・
「おねえちゃん、恥ずかしくて、言え、ない・・・」

遅い上に下手ですいません。
669名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 21:37:02 ID:CkBQ60vd
短いのに俺のクララが勃った!GJ&乙!ちなみに俺のクララは短くない!
670名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 11:27:23 ID:197LKWAk
ショタ?
671名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 11:49:39 ID:QDY2pOn9
寧ろ…
萎えていた物が勃ったからにはEDだった筈。
良かったな。
672名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:00:50 ID:fdlMcEVg
俺の予感だと今夜あたり投下がある!
673名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:29:06 ID:CNpnxkUQ
まどろみの向こうでぴちゃぴちゃと水音が聞こえてくる。
雨かな?と最初は思ったけど下半身がスースーしてむずむずする。
だから雨じゃない。

僕の朝は何時も僕をじっと見つめる雪姉ちゃんの優しい笑顔と下半身のむずむずで始まる。


「慎君おはよう、今日も良い天気だよ」


僕のお○ん○んに舌を這わせていた雪姉ちゃんが何時もの笑顔でおはようを言ってきた。


「おはよう雪姉ちゃん。でもいい加減僕の部屋に窓から侵入するのは良くないと思うんだ」


ご丁寧に梯子までかけて侵入する意味を子一時間程問い詰めたい。
昨日友達に見せてもらった動画の名台詞を早速使ってみた。


「いいのっ!雪は慎君の牝奴隷なんだから朝のご奉仕は雪の大事なお仕事なの!」


ぷんすかといった感じで怒る雪姉ちゃん。
なら御主人様のささやかなお願いを考慮して欲しい。


「だーめ、慎君はまだ御主人様初心者なんだから雪姉ちゃんの言う事を聞きなさい!」


そういって雪姉ちゃんはたくし上げたセーラー服からお目見えした立派なおっぱいを
僕の顔に押し当てた。ピンク色の乳首に嵌ったピアスがヒヤッと冷たい。そして苦しい。
でもそれ以上に柔らかくて良い匂いがするから僕は雪姉ちゃんのおっぱいが大好きだ。


「ほーら慎君の大好きな雪姉ちゃんのおっぱいですよー」


ピアスの嵌ってない方の乳首を僕の口に含ませる雪姉ちゃん。
僕がつい条件反射で吸ってしまうと甘いミルクが口一杯に流れ込んでくる。


「んっ……慎君ったら赤ちゃんみたい……ふふ……雪ママのミルクはおいちいでちゅか〜?」


美味しいけど苦しいです。窒息を避けるために必死で吸っている事実に気付いて下さい。
そう目で訴えるべく見上げると物凄く優しくてどこか蕩けた笑みの雪姉ちゃんの顔があった。
674名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:30:11 ID:CNpnxkUQ
「佐久間雪」というのが雪姉ちゃんの本名で花も恥らう高校生である。
基本的に何でも出来るし頭も良いし美人だしおっぱいも大きいので僕も大好きなお隣のお姉ちゃん。
でも僕が中学校に入学してから僕に調教されてるらしい。僕も知らない内に。
確かに幼稚園の頃の僕が当時小学生だった雪姉ちゃんに「大きくなったらお嫁さんにしてあげる」
とのたまったのは僕の両親の手によってDVDで物的証拠として保存されている。
でも記録された映像の中には「奴隷にしてあげる」なんて言葉は何処にも保存されてないし
そんな事をほざく幼稚園児が居たらイヤだ。無実だ。冤罪だ。

だが雪姉ちゃんは物的証拠を握っている。黄ばみもなく色あせても居ない真新しいB5紙に
幼稚園児が署名したとは思えない程の達筆で奴隷誓約書と銘打たれた書類に牧原慎という僕の
本名が署名されていた。しかも漢字で。筆跡が佐久間雪と署名された雪姉ちゃんのサインと
9割9部9厘同一である点を婉曲に指摘しようとしたら雪姉ちゃんが涙をためた瞳で僕を睨んだ。


「雪姉ちゃんの純情を踏みにじったのね!」


僕の潔白を踏みにじってるのはスルーですかそうですか。
結局僕の主張は一顧だにされず何時の間にか僕は雪姉ちゃんのご主人様になった。
友達が密かに入手したエロ本やDVDで盛り上がる中疎外感を味わっている今日この頃です。

だって白状しちゃうと雪姉ちゃんDVDの中の人より美人だしおっぱい明らかに大きいんだもん。
しかも何時の間にかピアス嵌めてるしミルクでるし今更映像で盛り上がれと言うのは余りに白々しすぎる。
因みに僕の童貞は当たり前の様に雪姉ちゃんに持っていかれました。
その時勢い余ってムカれたのは僕の少年期最大のトラウマになるだろう。マジで痛かったです。涙でました。

それから僕は順調に雪姉ちゃんを調教した。

叩くこっちの掌が痛くなるのにスパンキングをして
熱いのを我慢してローソクを垂らし
手が棒になるまで鞭を振り
いつおまわりさんに見つかるかビクビクしながら「散歩」に連れ出し
引越しの荷造りもした事ないのに縄で縛り
泣いて土下座下したのに許してもらえず浣腸をしたり…………あれ?


「雪姉ちゃんの処女をあげたんだから頑張ってね、御主人様♪」


雪姉ちゃん全部嬉しがってたよね?
もしかして調教されてるのって僕の方?

675名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:33:02 ID:CNpnxkUQ
以上です。間違って寝取られスレのSS見てorzな気分になったので
気分転換に書きなぐりました。お隣のお姉さんだけどおkでしょうか?
676名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:02:36 ID:ySysMq0S
677名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 09:35:10 ID:orXwbmK1
いいよ、おもしろい。
幼児に対して奴隷契約結んでしまうお姉さんは、大した先物買いだなぁ。
主人公、もしもブサに育ってたら、奴隷誓約書はお姉さんの手の内で無かったことにされてたんだろう。
678名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 18:48:33 ID:nVYcbqjV
>>675
GJなんだが短すぎる
もっと続きを!!

>>677
誓約書は最近捏造されたんじゃないか?
679名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:07:39 ID:ioDwclgU
>>677は雪姉ちゃんだな。
680名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 02:27:35 ID:GgXGw1FU
>>675
もっとだ!
もっとよこせ!

俺の中ではここのお姉さんは「姉」ではなく広義的なお姉さんだと思ってる
681名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 14:27:53 ID:7Nw3e8X2
きれいなお姉さんは、好きですか?
682名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 14:57:31 ID:wjCdW1gL
>>681
野菜どぅ!じゃなかったYes,I do!
683名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:39:30 ID:pHban6wn
むしろ嫌いな奴がいるのかと思う
684名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 04:17:50 ID:Nr05vsva
只、某姉系圧力団体最大手でも言われている年上女性を出しただけで「姉モノ」として販売する風潮はいただけない
こう、姉センサーに反応するお姉さんが出てこそだと思うのです
685名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 14:01:22 ID:YG7e3Bxg
年上ぶって世話しようとするけど失敗ばかりするお姉さん
686名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:42:30 ID:E1B1hSw+
たまには、暴力も侮辱も厭わない徹底的にドSなお姉さん
687名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:17:57 ID:xUg+ATzx
お姉さんって言葉は逆に危ないよな。高確率で姉はでない気が。
688名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 13:34:33 ID:0gl6bNf6
呼称から見る実姉の確率

実姉率高

姉さん、姉貴
姉ちゃん
お姉ちゃん
○○姉
○○姉ちゃん
お姉さん

只の年上女性率高

呼び捨てについては除外した。異論は認める。
689名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:48:29 ID:ncY1kGvc
>>688
俺は姉ちゃんだわ
690名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:50:25 ID:r/JkCJRG
ここは姉スレじゃないだろ?
691名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:50:48 ID:/AGHQa1N
答え、まとめをみればわかるぞ!
692名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:58:11 ID:+6pSLm1V
>>688
姉者はどうだ?俺はそう呼んでるんだが
693名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 18:46:20 ID:mBpfpVWH
>>692
嘘をつくな!嘘を!21世紀だぞ!お前はどこの山賊だ!
694名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:51:51 ID:zKHVXsjC
やはり姉やん(ねえやん)派は少数か・・・。
小さい頃に定着して以来、俺はずっとこの呼び名で通してる。
695692:2008/05/15(木) 22:01:07 ID:+6pSLm1V
>>693
俺も漫画ヲタだし、ウチの姉も腐女子だからけっこうネタが通じるのよ
たまに百合やノーマルのカップリングでいろいろ話したりもするし
まあ、801は俺が嫌だからあっちも自重してくれるが
そんなこんなでカップリングの意見が合った時なんかに流石兄弟のマネをして「流石だよな、俺たち」とかやってたらいつの間にか定着してた
バカバカしいかもしれないが、俺ら姉弟はこんな感じ
696名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:51:23 ID:mBpfpVWH
>>695
いや、嘘じゃなきゃいいんだよ。疑ってすまん。まあ、なんだ、仲良きことはいいことだ。
ところで、姉ちゃん腐女子じゃ、もしかすると、あれか、あれな関係とかに・・・なんでもない忘れてくれ
697名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:22:18 ID:klYOHnTV
ちきしょう何だようらやましいぞ
ビヨンセのモノマネするデブそっくりなウチの姉貴との1:1トレードを希望する
698名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 10:22:04 ID:IxDcG72k
荒れずに、妙にほのぼのしてるスレに、保守
699名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 15:02:21 ID:PXjQ8UBb
>>696
692のケツまんこを姉者がペニバンで開発する関係ですね。
わかりますわかります
700692:2008/05/16(金) 19:41:54 ID:jP59hQal
>>696 >>699
だから俺も姉も801に関わる話題は控えてるんだっての
俺が基本的に漫画板に出入りして腐女子を嫌悪してるのを向こうも知ってるから互いに避けてる
うちの姉だってそのあたりはわきまえてるよ
701名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 21:04:11 ID:vEwhCUBh
だったらきみから一歩踏み出さなきゃ!男だろ!僕はきみが処女を散らすのに期待してるんだから!
702名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 23:05:37 ID:xAzUgClf
>>僕はきみが処女を散らすのに期待してるんだから!
微妙なダブル・ミーニングだナー…
703名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 08:49:20 ID:sBF6Mpkn
ま、俺も応援する気持ちには違いはないが・・・・
 姉貧民にはまぶしいな。俺にくれ。
704692:2008/05/17(土) 13:43:55 ID:dAjoS7/c
言い忘れてたがうちの姉既婚者だよ
義兄は腐女子に対して多少理解のある人だが、基本的にこっちの人間ではない
夫婦揃ってちょくちょく実家に寄るし、三人でメールのやりとりもするから、けっこう仲が良いんじゃないだろうか
705名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 13:51:16 ID:UxY0MKDT
>>699,701,703
処女を狙ってるのが三人もいる・・・
逃げて692逃げてー!
706エロなし子ネタ 「とある一家の朝」:2008/05/17(土) 17:49:54 ID:QxHXtw26
「おかあさん!ミートボール、もっと食べていい?」
とある休日の朝9時過ぎ。大好きなテレビのヒーロー番組が終り、ふとテーブルの上を見渡す一家の末っ子。
するとまだ手がつけられていない皿に暖かいミートボールがいくつも残っているではないか。
意地汚いとは言うなかれ。成長期真っ只中の少年に、大好物の手作りミートボール5個は少なすぎるのだ。
「だ〜め。それはお姉ちゃんの分。ほら、お母さんのチーズ上げるから我慢しなさい」
「え〜?でもおねえちゃん、まだおきてこないよ。このままだとさめちゃうよ!」
食欲旺盛な子供にとって、自分のものではなくとも、目の前の大好物が冷めて美味しくなくなってしまうことは、食べられないこと以上につらいのだ。
「もう、あの子ったら、しょうがないわね……。普段から夜更かししてるから。じゃあ、お姉ちゃんを起こしてきて。そしたらミートボール一個上げる」
「ホント!?うん!いく!」
断るはずがない。ミートボールを貰えるのだ。それに、大好きな姉の部屋に入るのも、楽しみだった。
子供らしいバタバタした動きで椅子から飛び降り、階段を駆け上って奥の部屋のドアを、少し静かに開ける。(以前勢いよく開けたら怒られたのだ)
「おねえちゃん!」
雨戸が閉じて真っ暗な部屋に戸惑うが、すぐに目が慣れた。
きれいに整頓された部屋を横切り、奥のベッドのそばまで駆け寄り、声をかけた。
「……ん…」
布団に身を沈めてかすかに身じろぎをする少女。年齢こそ少年とそれほど変わらないにも関わらず、男女の違いか、かなり成熟した印象を受ける。
人によっては年齢に似合わないその肢体と綺麗に整った母親似の顔立ちに見惚れてしまうかもしれない。
だが、まだまだテレビのセクシー女優より、スーパーヒーローに夢中の少年に、そんな美など図鑑に載っているきれいな花の写真ほどの価値しかない。
「ねえ、あさだよ。おきようよ!ねえ」
とはいえ、少女の柔らかなその手触りは大好きだった。無遠慮に布団に手を突っ込んで、体を掴んでゆする。肩と胸に手が触れる。
無意識に少女の最も柔らかな部位の感触を楽しんでしまうのは、子供らしい甘えなのか、少しずつ育ちつつある男のサガか。
「ん〜、まだ、眠い〜……」
「朝ごはんミートボールだよ?冷めちゃうよ!」
「……、うるさい……」
「……」
どうしよう。これ以上無理に起こしたら怒るのではないか。姉は普段は優しいが怒るととっても怖いのだ。
しかたなくベッドの脇で姉の寝顔を眺めてみる。
「ふわあ」
あくびが出た。考えたらさっき朝ごはんを食べたばかりなのだ。鳥頭な少年にとって、一度満腹感を感じ始めればミートボール一個のことはもはや過去にすぎない。
ぼくもねよう。だってめのまえにやわらかいふとんがあるんだから。ねないとそんだよね。
布団をめくり、潜り込む。大人用のシングルのベッドは子供二人で眠るには十分な広さがあるが、少女がど真ん中に陣取っている以上、
少年がゆったり眠るだけのスペースはあまり残っていない。ならば、取りうる手段は一つだけ。
「おねえちゃん……おやすみ」
大好きな姉の体にコアラのごとく抱きつくと、たちどころに夢の世界に落ちていった。
707エロなし子ネタ 「とある一家の朝」:2008/05/17(土) 17:50:31 ID:QxHXtw26
「ん……?」
ふと目を覚ます。何かが自分のそばでごそごそやっていたような気がした。かと思うと、急にその何かが自分にしがみついてきたことを感じた。
「って、こいつか……」
なんということもない。少女の弟だ。年のわりに(それとも年相応に?)子供っぽく甘えん坊な少年。
少女の胸に顔を押し付けるようにして気持ちよさそうに寝息を立てている。
子犬のごとく懐いてきて、褒めてあげると心底うれしそうな笑顔になり、怒るとこの世の終りかのように悲しむ自分だけのペット。
少年は少女にとってそんなような存在だった。
幸せそうなその寝顔を見ているとなんとも和んでくる。
「しょうがないんだから……」
この子は自分が構ってやらないと孤独で死んでしまうのだ。そうに違いない。そっと額に口付けて、少年の首と背中に手を回し、目を閉じた。


なかなか二人とも降りてこないと思ったら、こういうことか。
仲良く抱き合って眠る二人の子供たち。
たとえ休日といえども規則正しい生活は重要なのだ。本来ならたたき起こすところなのだが。
「今日だけよ……」
なぜだろうか。二人があんまり幸せそうだったからか。あるいは、自分と夫の幼いころの姿にだぶって見えてしまったからか。
「まさか、ね」
そうだ。私たちの子供が、私たちと同じ未来を選択するとは限らない。
「でも、カエルの子はカエルっていうしねえ」
考えすぎだろう。かりにそうなったとしても、まだまだ先の話だ。今は仲良くさせてあげよう。
さて、今日は夫が出張から帰ってくる日だ。夕食は奮発しないとね。
708エロなし子ネタ 「とある一家の朝」:2008/05/17(土) 17:51:33 ID:QxHXtw26
レス数書き忘れてた。以上です、エロなしですまん。
709名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 17:54:02 ID:QxHXtw26
あ、しまった。子ネタではなく小ネタだ。内容的に間違いでもないけど。
710名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 20:44:06 ID:DA8kH08f
>>709

最後の方、姉弟の両親も姉弟or兄妹って事?
ならある意味、子ネタですね
711名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 18:44:54 ID:7uly7c84
なるはどこの家は、代々姉弟で子を生していくのですね!わかります、私もよくダビスタでやります。
712名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 18:51:12 ID:rTdfp/6O
代を重ねると、恐ろしくよく似た兄弟姉妹になったりするのだろうか
713名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:16:55 ID:HwZs1/ts
HRスレで見たんだが、近親婚を繰り返して奇形が産まれるというより、遺伝的な形質が似通うせいで伝染病なんかに対する耐性が下がって、
何かの病気が流行ったら丸ごと滅亡、なんてことも起こりうるのだとか

詳しくはHRスレへ
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203805688/486-
714名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 14:03:56 ID:CgL1mByU
三次うpする奴は(・∀・)カエレ!
715名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 05:39:06 ID:dxvFqxGf
実際はどうこうなんて話は知らん
抜ければそれでいい
716名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 20:38:37 ID:569mFSkJ
日本人が近親を忌避するのは間違ってると思うんだけどね、特に年寄り
あの崇め奉ってる対象は尊い血を引くから別って考えなのかね

以前VIPで高校生の姉を孕ませてしまったってスレが立ったとき、「近親相姦は神に選ばれた方々にのみ許された行為」
「日本が安泰なのは現人神で在らせられるあの方達のおかげ」とか演説し始める女がいてドン引きした
717名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:20:10 ID:ZM8bZrCv
へぇ〜そういうこと言ってるの童貞のオタクだけかと思ってた。
まぁ、いいからエロイ話しようぜ!
718名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 10:09:58 ID:T1XAMeve
SSマダー?
719名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:40:01 ID:HEqJjsxj
>>668続きマダー?
720名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 04:22:44 ID:3+yzkne7
おまいらが変なことばっかり書いてるから投下しにくいんだよ。
721名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:12:48 ID:KonQOfG6
おい、投下どころか誰も書き込まねぇじゃねぇか!!
722名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:50:57 ID:jWa+6qyN
ツッコミ吹いたwww
723名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 02:00:45 ID:KX3aw6Hd
オレは姉モノが読みたいだけなんだッ!
724名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 11:49:01 ID:EDs8wBCg
姉モノ禁断症状

何か無いか検索してみる

中々の良サイトを発見し、読みまくる

大体読み尽くしたので、リンクを辿ってみる

この板に戻ってくる


時々こんな感じです
725名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 14:05:46 ID:L8TV/j5E
ああ、俺末期だは・・・寸分もくるいがない
726名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:44:42 ID:dCobaD6z
キモ姉妹スレに、キモ度低めの姉ものが来てるぞ。投下があるまで禁断症状を
紛らわすに良いかも
727方波見淳少年記:2008/05/27(火) 21:11:30 ID:HSig10s1
俺に新しい兄と姉ができた。
お姉ちゃんが結婚したんだ。俺はまだ14のガキ。
お姉ちゃんだって、まだ19。
我が家の結婚はみんな早い。親父やお袋だって20前に結婚している。
でもまぁ、お姉ちゃんの結婚はショックが大きかった。
俺と一緒にバカばっかりやってるような人だったから、友達が結婚したような気分になる。
…負け犬感を14にして味わうとは思わなかった。
「よろしく、淳君」
「よろしく、兄貴、義姉さん」
さすがに19の二人に家を建てる余裕はない。
アパートで生活を始める事になったのだが、俺や義姉さんも一緒だった。
理由を聞くと「大勢のほうが楽しいじゃん。それに、兄弟みんなでの生活って憧れてたんだよね」
……巻き込まれるほうの身にもなってください、お姉ちゃん達。
まぁそんなこんなで、この生活は始まった。

俺と義姉さん…坂本 天音は初めから馬があった。
というより、ラブラブモード全開の新婚バカップルに付き合わされる者同士、話と苦労はよく合う。
「でさぁ、お姉ちゃんが何かする度付き合わされるわけですよ…荷物持ちとかメシとか」
「あー、あたしもそんな感じかな。とはいえ、男の子と比べると頼まれる事は違うかもね。
もっと雑用が多いよ。とはいえ、力仕事はないけどね」
「でも、結局」
「わがままな兄や姉を持つと苦労するよね…」
「「はぁ……」」
色々喋っているうちに、なんだかわけのわからない感情に襲われる事が多くなった。
心が躍る、というわけではない。
(………)
なんだか、もやもやする。
経験がない感情。なんなんだろうか…?


みんな未成年な上、けれんのない性格が揃っているだけあって、なじむのは滅茶苦茶速い。
次の日も、また次の日も、当たり前のように日々は過ぎていった。
もう気の置けない友達みたいになっている。
なんというか、いい奴らばっかりだよ。
728方波見淳少年記:2008/05/27(火) 21:12:01 ID:HSig10s1
毎朝毎朝俺は大変だ。
「淳〜…」
「ん、起きたか」
お姉ちゃんがのっそり起きだす頃には、俺があらかたの準備をしておく。
お湯を沸かして、食材を準備する。
なぜかって?勿論、お姉ちゃんの花嫁修業ですよ。
…もう結婚してるけどね。
お姉ちゃんの家事能力はかなり絶望的だったりする。
手先が不器用っていうのもあるし、一個の事しかできない。
料理の場合。例えば、お新香を切る。味噌汁を作る。これはどっちかなら問題なくできる。
でも、お新香を切りながら、味噌汁用のお湯の番なんてできない。
「コラ!お姉ちゃん、お湯が沸いちゃってる。
沸騰したお湯に味噌を入れると旨味が逃げるから、さっさと火を止める!」
「う、うん」
「手を休めない。香物はまな板に臭いが移るから手早くやれ」
「うぅ…」
とまぁ、こんな感じである。ちなみに兄貴と義姉さんはぼーっと眺めているだけ。どうにも朝には弱いらしい。
「ほら、次。盛り付け。ご飯はそろそろ蒸らしが終わるぞ。熱々を食べさせないと。
焼き鮭もいい具合だ。焦げる前にとっとと取り出しなさい」
「………はぁ」
料理に関しては俺も容赦しない。お姉ちゃんに報復できる、数少ないチャンスなのだ。
で、完全に蚊帳の外の二人は、まだボケっとしていた。
「ぁー…いい匂いだぁ…」
「兄貴、義姉さん、いい加減目を覚まして飯を食って。遅刻するよ」
「おー……」
よくこれで遅刻しないもんだな…。

「いってきまーす」
「いってらっしゃい」
二人を送り出す。送り出すなどと言っても自分も学校に行くからほぼ一緒のタイミングだけど。
義姉さんは同じ学校(エスカレーターの私学)だけど、タイミングをずらしている。
なぜ全く一緒じゃないかって?
それはお姉ちゃんに宿題を出すためですよ。
「今日の宿題は掃除ね。フローリングも和室もきれいにしといてよ。
ちゃんとチェックするかんな。サボったらコンクリで足固めて利根川に漬けるぞ」
「淳、怖いよ…」
「心配しないで。きちっとやればそんなことはしないから。サボったら…まぁ、ね?」
「…目が笑ってないね」
「本気だもん。じゃ、行ってきます」
家を出て学校へ。電車までの時間にあんまり余裕がない。移動はダッシュだ!
柔道部を舐めてはいけない。スプリンターのような見た目でも結構持久力があるんだ。
スポーツの基本は走ることだし、嫌になるほど走らせれたもんな。
729方波見淳少年記:2008/05/27(火) 21:12:28 ID:HSig10s1
「か〜た〜ば〜み〜〜…」
昼休み。さてメシでも食うか、と思っていたら…。
負のオーラを纏いながら話しかけてきたのは、クラスメイトであり柔道部員の宮坂。
隠れ系のいい男なのに、軽口叩く性格のせいかびっくりするほど女っけがない男でもある。
「宮坂…どうしたよ?」
「方波見…俺は…俺はお前を信じていたのに…」
物凄い落ち込みっぷり。俺…何をしたというんだ…?
「ずっと柔道一本で過ごしていたと思っていたのに…。高等部のお姉さまを捕まえるとは…」
高等部のお姉さま…?ああ、義姉さんか。
「淳く〜ん!」
手を振ってこっちに近づいてくる。…なるほどね。昼休みに高等部校舎からこっちまで遊びにるからか。弁当持って。
そりゃ、妙な噂も流れるわな。他のクラスメイトも俺に殺気立った視線を投げかけてるよ。
このとき、ふと悪戯心が芽生えた。どうせ後で実は義理の姉弟ですってバラすし、恋人と思われようかな。
「や、坂本さん。昼飯かい?」
「ちょっと〜、坂本さんって何?あたしたちはそんな他人行儀な関係じゃないでしょ?」
教室が一瞬だけ静まり返った。
すぐにざわめきを取り戻したけど、なんだか場の空気が変わったような気がする。
「いや、でもここ学校だし。分別って大事じゃない?」
「うーん…そうかも。ところでさ、ご飯一緒に食べない?今日は淳くんの特製でしょ?」
宮坂が机を立って、教室から出ていった。ついでに数人の男も。
「今日は、っていうかいつもじゃん。全く料理できないんだからさ」
「へへ、ごめんね」
可愛く舌を出すけど、全く悪びれてない。その様子を見ていた他の男も5人ほどいなくなった。
もう女子の比率のほうが高い。
いなくなった宮坂の席を借りて、弁当箱を開ける。
そんなに気を配って作ったようなものじゃないけどね。冷凍食品も使ってるし。
それでも義姉さんは本当に美味しそうに食べてる。
「これ、美味しい〜。ただの煮玉子なのに、なんだかすっごく美味しい〜〜!」
煮る出汁にこだわったからな。でもそんなに美味いのか?実はまだ味みてないんだよね。
「スキあり!」
今まさに口に入れようとした瞬間、義姉さんの右手が俺に伸びてきて、箸は方向を変えて義姉さんの口の中へ。
「お…俺の煮玉子が…」
がっくり。なんでこうなるの…?
「ん?なんだか教室が静かになったねぇ」
「え?」
確かに回りを見渡すと、さっきまでたくさんいた人間がずい分減っている。
もう10人もいない。なんだ、もう皆メシ食い終わったのか。

「ごちそうさま〜!明日もよろしくね」
「はいはい。腕によりをかけて作るよ」
ひらひらと手を振って、帰っていった。
宮坂とか他の男たちも帰ってくる。みんな一様に死にそうな顔をしているのはなぜだろうか。
部活でもあんまり元気がなかった。でも、俺と組み手をする時だけはケダモノの目になっている。
得意の内股に込める気合が違う。こっちは大外刈りで対応したけど、結局負け。悔しい…。

さて、明日はどうなるやら。
730名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:12:32 ID:ITfP3KSN
>726

いや、こっちでやろうかなって思ったんですが、
容量が怪しかったんであちらへ。
731方波見淳少年記:2008/05/27(火) 21:13:30 ID:HSig10s1
一旦切ります。なんだかdat落ちしかねない勢いだったのでできあがった所まで投下しました。。。
732名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:32:29 ID:PMI8e5t4
GJ!
なんだが、相関図が分り辛かった気がする。俺だけかもしれないけど。
今後の展開に期待してる!
733名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:57:16 ID:N5eDE4ht
保守
734名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 22:23:29 ID:GmVdFgr7
ぐっじょ!
普通に面白いぜ。
続き気になる木。

735名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 22:43:39 ID:daXK/mQZ
面白い

もすこし入りだしの人間関係わかりやすかったらさらによかったかも
736572:2008/05/28(水) 00:26:20 ID:hDxHEVmu
「どうした?別に恥ずかしいことじゃないんだから、正直に言ってごらん」
そんなこと言われたって恥ずかしい・・・
だが言わなければおねえちゃんはこのまま止めてしまいそうだ。
そんな恥じらいも性欲の前ではあっさりと砕け散った。
「精子、出ちゃいそうです・・・」
言ったはいいが、恥ずかしくて死にそうだった。
「はい、よく言えました。それじゃあご褒美あげないとね」
と、言ったと同時におねえちゃんはおれの頭を掴んで上半身ごと抱き起こし、大きな胸に押し付けた。
「ふがっ!むぐあぅ!」
軟らかい乳肉がおれの顔を包む、しかも生で。
おねえちゃんはそのまま身体を揺すった。
たぷたぷと動くおねえちゃんの胸、おれはそのあたたかくあまい感触に溺れた。
「ほーら、おねえちゃんのおっぱいはきもちいいか?」
そう言うとさらに激しく身体を揺する。
今度はたぷんと言うよりぼよんと言った方がいい位に激しく揺れる。
この動きでおれの息子にどんどん血液が集まった。
「ん?あ、おっきくなった!すごいな、さっきよりおっきくなってるぞ!」
おねえちゃんは心底嬉しそうに言った。
「ふふ、おねえちゃんのおっぱい、そんなにきもちよかったんだ」
「うん、すっごく・・・」
「じゃあ、今度は舐めたり揉んだりしてみるか?」
「いいの!?」
「ああ、でも痛くするなよ」
「わかってる!」
おれはすぐさまおねえちゃんのおっぱいにむしゃぶりついた。
まずは右のおっぱい、ただひたすら獣のように吸い付く。
口を開けてめいっぱい頬張り、中で乳首を転がしおっぱいを味わう。
とても甘い香りが口いっぱいに広がってくる。
「手が動いてないぞ、こっちも弄らなきゃだめだろ?」
「あ、ごめんなさい」
吸うのに夢中でもう片方のおっぱいを触るのを忘れていた。

書く時間が・・・
737名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 01:53:55 ID:l1IBdFhh
738名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 17:36:42 ID:UqDM1zrA
>>736
おぉ、ようやく来たか。なんかもう24時間テレビの百キロマラソンみたいだな。
兎に角、自分のペースでいいから頑張れ!ゴールで待ってる!GJはその時に!
739名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:35:05 ID:M1YrwYee
>>724>>725
オススメの姉サイトを教えてたもれ。
740名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 13:46:59 ID:FOotlhWl
741名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 20:34:32 ID:X10LWFGy
すげぇなwどうやって見つけてくるんだ
742名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 21:50:55 ID:WAvHOxHP
ここのスレ住人なら定番サイトだよ。
743名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 08:43:45 ID:6wq0kt/P
好きな作品なんで、多分みんな読んでると思うが
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~siro001/novel/kura/
744名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 11:58:48 ID:6qIaWEBF
読んだことねーから読ましてもらうわ!
745名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 19:25:48 ID:1fPClWz6
保守
746名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:42:26 ID:0Ofje3Hr
「ストーカー? 姉ちゃんにぃ?」
「まあそんな大げさなもんでもないけどさ、ちょっとしつこいのがいるわけよ」
「ふうん。物好きだな」
「うるさい。……っていうことだからさ、あんたちょっとあたしの彼氏になりなさい」
「あん?」
「だからぁ、あたしの男だってことでそいつと逢って、きっぱり諦めさせたいわけよ!」
「ああ、なるほどね」
「ん。よろしく」



というよくある電波を受信した
747名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:14:57 ID:RL3zNSkk
そこから芽生える恋愛感情……




素晴らしい!
748名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:33:24 ID:oXcPgNqR
会った位じゃ納得させられなくて、
あんなプレイやこんなプレイを見せ付けた挙句、
婚姻届まで出してようやく納得してもらえるわけですね、
わかりません。SS形式での解説を求めます。
749名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 23:14:51 ID:LLvay4I5
だが断る
俺がこの世で最も好きなことは、姉萌えのやつに「NO」と言ってやる事だ
750名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:00:55 ID:NDMCPqIe
>>749
お前は俺(748ではない)を本気で怒らせた!だが、俺はお前に何もできない。
俺が無能で命拾いしたな!これに懲りたら姉萌えを馬鹿にするような真似はやめることだな!!
751名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:41:56 ID:0lazQt1r
JOJOの奇妙なシスコン
752名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:59:06 ID:mA5cRH/E
太陽とシスコンムーン
753名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:01:37 ID:Hr4p8/Jp
ブラコンサンとシスコンムーンが5万年に一度戦うのか
754名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 07:35:59 ID:LiFFLQP2
そして姉は1万と2千年前から(ry
755572:2008/06/07(土) 00:32:09 ID:+ASaSHcP
慌ててもう片方のおっぱいを揉む。
「乳首摘んで・・・うん、そう・・・あぁ、きもちいい・・・」
おねえちゃんは少しずつ嬌声を上げ始めた。
「そんなにきもちいいの?」
「愚問はよせ、嫌だったり気持ちよくないのにこんな声出すか」
「あ、そりゃそうだよね」
「そろそろ揉んでる方を舐めてくれ」
「うん」
おれはおっぱいから口を離しもう片方のおっぱいに吸い付いた。
さっきまで吸っていたおっぱいが視界に入る、おれの唾液でてらてらと光っている。
それを見てまた息子が・・・
「ん、また大きくなったぞ・・・そんなにおっぱいが好きか、そうか・・・」
おねえちゃんは何事か考えをめぐらせているようだ。
「ほら、今度は両方止まってるぞ、早く続きを始めて」
「何か考えてるみたいだったから・・・」
「ん、ああ、正直胸が大きくて得したことは少ないから・・・恭一が大きい胸の方が好きで良かったなって思ってたんだ。」
「え・・・?」
「街を歩けばいやらしい目で見られるし、サイズの合うブラジャーは少ないし・・・ぐちぐちぐちぐち・・・」
このままおねえちゃんがずっと喋っていると相当な時間が経ちそうだ。
「あの、おねえちゃん、続き・・・」
「ん、あっと、すまん・・・」
「じゃあ、舐めるね」
「ああ、いっぱいきもちよくしてくれ」
「うん」
ちゅう、くちゅ、ぴちゃぴちゃ、ぺろぺろ・・・
「ん、あはっ、んんんっ!」
舐める度に嬌声を上げるおねえちゃん、その姿はいつものクールなものとは物凄いギャップがある。
更に舐めると今度はなかが急激に締まり、緩み、強弱を付けて動き始める。
「おねえちゃん、おっぱい弱いね」
「ああ、なかがぎゅるぎゅるいってる、どうだ?きもちいいか?」
「うん、たまんないよ・・・ねえ、そろそろ出していい?」
「ああ、よく頑張った、どんな体勢で出したい?」
「さっきみたいに、おねえちゃんにしてほしいな」
「わかった」
おねえちゃんは身体を起こし、全身でおれの精液を搾り取ろうと動き始める。
上下に身体を揺らし、なかをガンガン締め付けてくる。
「さあ、いつでもいいから、おねえちゃんのなかに全部出すんだぞ・・・」
おっぱいが一段と激しく揺れる。

あと少し・・・
756名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 01:27:32 ID:DQsFh7cC
久々乙
757名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 02:54:07 ID:EfFgI9od
同じく乙!!
758名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:05:39 ID:wrIeQ980
オレにお姉ちゃんがいないのはゴルゴムの仕業に違いない。
759名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 13:20:34 ID:Uf9F6l7b
そして、>>758の前に、ゴルゴムの怪人に成り果てた姉が…
760名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 14:46:19 ID:4UkUvM8p
で、泣く泣く姉を倒したと思ったら今わの際に
>>758、私は死ぬ。だが勝ったなどと思うな。お前は一生苦しむことになるんだ。
姉の、この私を殺したんだからな。一生後悔して生きていくんだ」
なんて言われるんですね。わかります。
761名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 17:16:46 ID:VklmManf
 俺に残った力全てを載せた光の刃の投擲が、彼女の身体を貫いた。
 優しく、美しく……尊敬していた、愛していた――かつて姉と呼んだ人を。
 力を出し尽くした俺はそのままうつぶせに倒れ伏した。
 もう動く力も声を出す力も無い。ただ、涙だけは止めどなく溢れてきた。
 ――ずるり、ずるり。
 ふと聞こえてきた音に顔を上げ――凍りついた。
 彼女が、這ってくる。
 残された僅かな命を燃やして、血を吐きながら向かってくる。
 自らの死を確信し、しかし何故だろうか、恐怖はあまり無かった。
 彼女がすぐ近くまで寄ってきた。がくがくと震える手を俺に伸ばす。
 そして――血に濡れた指先で目尻を拭いてくれた。
 そうだ。昔、俺が泣いているといつも彼女は大急ぎで駆けてきて、今みたいに優しく涙を拭いてくれた。
「あ…………」
 彼女の表情を見れば、過ぎ去った日々と何ら変わり無い笑顔がそこにあった。
 赤く濡れた唇が動く。もはや彼女に声を出す力は無いのだろう。
 だが、その口が俺の名を紡いだことだけは確かにわかった。
「姉……さん」
 いかなる力によるものか、俺はいつの間にかそう言っていた。
 彼女はそれを聞くと、満足そうに笑みを深くして――
 ゆっくりと、瞼を閉じた……



「という夢を見た」
「配役代えて、だったら実際やってあげてもいいけど?(ゴゴゴゴゴ)」
762名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 18:54:38 ID:WaLwKT6k
>>761
殺し愛大好きな俺のツボにクリティカルヒットだぜww
とりあえずわっふるわっふる
763416:2008/06/07(土) 22:18:01 ID:o8Rg3Zmb
>>761
俺と一緒に悪女スレに帰ろう
764名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 22:19:10 ID:o8Rg3Zmb
>>763
名前欄が・・・気にしないでくれ
765名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 21:15:09 ID:kFIRh+BO
>>761
そんな怒り頂点の猟奇的なお姉さんも
夜になると媚びた眼差しを向けてきて甘い声でおねだりしてくるんですね、わかります
766名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 21:49:59 ID:dsBVs4sO
強気な姉もベッドでは…ってやつですね。大好物です
767名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 06:31:30 ID:wstVQ/rV
ベッドでは強気の優しい姉を恵んでください。
768名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 13:32:51 ID:j3DS8ied
仮に恵んだとしても君にとっては姉ではないよ。
769名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:30:20 ID:ds8JsU2h
投下、出来るかな?
770名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:31:32 ID:ds8JsU2h
「ただいま」
 いつもと違い静かな玄関。
 出来る限り静かに廊下を歩き自室に、鞄を投げ込む。
 風呂へ。
 洗面器を手にとる。水をくんでハンドタオルを掴み、廊下に出る。
 姉の部屋の前に。
「入るよ?」
 返事は無い。少し申し訳ないが、勝手に入らせてもらう。
 ベットに姉。寝ている。寝息が少しばかり苦しそうだ。
 カゼをひいてしまったらしい。買い物のときにでも拾ってきてしまったようだ。
 顔に汗がにじみ、うっすらと赤い。症状は熱と軽い頭痛。咳は無い。
 洗面器の水にタオルを浸し、絞る。
 冷却シートはちょうど無くなっていた。買いに行こうかとも思ったが、出来れば姉の側についていたかった。
 すっかり熱の込もってしまった額のタオルをとり、絞ったばかりの冷たいタオルを入れ替わりにのせる。
「ん……あ…おかえり…」
「うん、ただいま」
 やはり元気はない。
「ごめんね……迷惑かけて……」
「なに言ってんのさ、迷惑なんかじゃない、いつも世話になってるし。恩返しさ」
「でも……ご飯も作れないし……」
「俺はインスタントでも大丈夫だから。姉ちゃんは茶漬けでいい?」
「うん」
「……ごめんね。ホントはもっと、俺がちゃんとしたもん作れればいいんだけど……」
 後で料理の勉強くらいしておこうと思う。今よりマシになるくらいには。
「ううん、こうして世話をやいてくれるだけでも充分だよ」
「そう言ってもらえると、少し気は楽かな。それじゃ、ちょっと茶漬け持ってくる」
「いいよ、私が行くから……」
「ダメ。ほら、病人は安静にしといて。どうせ何分もかかんないんだからさ」
 冷やし直したタオルで姉の顔ににじんだ汗を軽く、優しく拭ってから部屋を出る。
771名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:33:41 ID:ds8JsU2h
 彼が額においてくれたタオルが冷たくて気持ち良い。
 弟は、優しい。
 どんなときでも、彼は優しく、暖かい。
 その優しさが好き。
 その暖かさが好き。
 私を真っ直ぐに見てくれる瞳が好き。
 優しい言葉をくれる口が好き。
 暖かい手が好き。
 優しくて暖かい、弟が好き。
 どんな言葉を使っても伝えきれないほど、好き。大好き。
 そんな彼につい甘えたくなってしまう。きっと甘えさせてくれるだろう。優しいから。
 けど、それじゃあちょっとヤダ。
 向こうからも甘えて欲しい。甘えさせてあげるから。
 私だけが必要としてるだけじゃ嫌。私を必要として欲しい。
 互いに欲しがって、互いに与えあって、互いに支えあって生きたい。ずっと。
 弟は、私を好きだ、と言ってくれた。それは嬉しい。だけど、もっと好きになって欲しい。
 愛して欲しい。
 あぁ、贅沢を言っている。ワガママだ。自分がこんなにワガママな女だと思うと、少し自己嫌悪。
 こんなワガママ女を、彼はどう思うだろうか……
「……ゃん?」
772名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:35:24 ID:ds8JsU2h
「姉ちゃん?」
「……ふぇ?…」
「俺がいるの、気付いてた?なんかぼんやりしてたみたいだけど……大丈夫?」
 はたから見たらまるで銅像の様にうごかなかった。
「あ……ごめん…」
「別に謝る事じゃ無いって。やっぱり調子悪い?」
「ちょっと悪いけど、今のは考え事してただけだから」
「そう?なら…まぁ、良いけど……ほい」
 とりあえず盆の上の茶漬けを渡す。
「……ありがと」
 やはり笑顔にも元気がない。
 なんとなく、嫌だ。
 俺は、元気な姉ちゃんの笑顔が、好きだ。
「ここに薬と水も置いとくよ。じゃあ、後でまた来るから。なんか欲しいものあったら呼んで…呼べる?」
「うん、それくらいなら」
「んじゃ、ゆっくり休んでください」
 そう言って、姉の部屋から出る。
 我慢しすぎなのだ、姉は。
 家事全般を任され、その休み時間に勉強を教えてくれと言っても嫌な顔一つせずに付き合ってくれる。
 好きでやってるから。きっと彼女はそう言うだろうが、不平不満が全く無いとは思えない。
 常にそれを我慢してる。きっと今も、何かを我慢してる。
 役に立ちたい。そう思う。
 よく考えれば、甘えっぱなしなのだ。何から何まで。
 だからせめて、こういうときくらいは、こっちに甘えて欲しいと思う。
 出来る事なら何でもしよう。彼女の為なら、何でも。
 自己満足でも、恩返しくらいにはなると、彼女のためになると、思いたい。
773名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:39:56 ID:ds8JsU2h
 買い置きのインスタント食品を適当に食べて、改めて姉の料理の美味さを実感出来たことは喜ばしい事だろうか。
 とりあえず姉の部屋から出て三十分程たってる。そろそろいいだろう。
 
「食い終わった……よね」
「うん」
 姉は綺麗に米粒一つ残さず、薬もしっかり飲んでくれたようだ。
「後はゆっくり寝てもらうくらいかな?風呂は……湯冷めとかあるから入らない方がいいとは…言ったりするけど……」
「そ、それは……」
 そうだよな。女性は、風呂に入れないのは色々と辛かろう。
「んじゃさ、今日だけは体を拭くくらいで我慢してもらえないかな?」
「それなら……うん…」
「それじゃ、お湯とタオル、持ってくるから」
 
 チャンスだろうか?少しだけ、彼に甘えたい。
 少しだけ。少しだけだから。このくらいの甘えは、許して欲しい。
 
 温度と湿り気を失わず、水滴が落ちない程度にお湯で濡らしたタオルを絞る。
「このくらい…かな?……うん、ほい、姉ちゃん」
 適度な温もりと湿り気のタオルを姉に渡す。
「う、ん……」
「じゃ、俺は退散するね」
 服を脱がずに体は拭けない。退室するのが当たり前だ。
「あ、ちょ、ちょっと……待っ、て…」
「ん?なんかした?」
「あ、あの、さ」
「うん?」
「その、ちょっと、力が入らないから、えっと、代わりに、その……せ、背中…拭いて…くれない、かな?…」
774名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:50:31 ID:ds8JsU2h
どうも、>>388の者です。
自分としては気にしてないつもりでもやっぱり響くものだね。あれから執筆がパタッと止まってしまった。
これだって前の小ネタを投下する前に書きためてたのだし。
設定も色々と見失って、弟が高二だか高三だか分かんなくなってしまった。
ただとにかく、どれだけ遅くなっても増長と言われようとこの作品は完結させます。
そのくらいの決意がなきゃやってけなくなってしまう。
 
住人の暇潰しのネタと執筆再開のきっかけになることを願って
775名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:59:39 ID:Ia17Evhw
776名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 10:01:02 ID:niFvntxx
>>774
言い訳より、寸止めを何とかしろよ…
777名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:13:06 ID:1scY3fgM
>>774
意気込み乙!
778名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 17:10:27 ID:JT7SlzhY
今日放映の水戸黄門サブタイトル。
「俺の姉に手を出すな・小田原」
なんだかしらんが、頑張れ、弟君!
779名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 18:13:16 ID:8srlCO1K
たぶん、それ実話だな。うん。
780572:2008/06/19(木) 00:15:12 ID:yLcb2AGp
おねえちゃんは腰をガンガン打ち付けてくる。
「もう、ダ・・・メ・・・出ちゃう・・・」
「いいぞ、いつでも・・・私も限界だ・・・っ!」
「あ、でも・・・外で・・・」
「初めから生だったんだ、今更遅いさ、さあ、中に出していいんだぞ・・・」
もう耐えられない・・・
「おねえちゃん、いく!」
「ふふ、わかった、いっぱい出すんだぞ?」

どくん!どくん!

「あ・・・う・・・」
「すごいな・・・お腹の中いっぱいだ・・・出来たな・・・」
「出来ちゃったら、どうしよう?」
「産んで育てるさ、女の子がいいな」
「おねえちゃんみたいになるかな?」
「どういう意味だ?」
「なんでもないよ・・・おねえちゃんが2人か・・・」
「2人で虐められたいのか、そうか?」
「うう・・・」

この先どうなることやら、でもおねえちゃんとならやっていける気がする。



終わり


かなり時間がかかりましたが、なんとか終らせることができました。
これもひとえに住人の皆さんのおかげです。
これからはロムに戻ります。
本当にありがとうございました。
781名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:24:23 ID:m93dT38X
>>780
長かった… 乙!
782名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 12:17:38 ID:Gs/BbnQF
えらい!よくやった!乙…いやGJ!!
783名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:07:01 ID:JrQUIPGF
完結乙
784名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:39:54 ID:U3ZTp2iv
露出スレに投下したもんなんだけど、本来こっちに投下するべきだったんじゃと
気付いたので試みに投下。




「ゆうくん、今日は人が多いね」
「え? ああ、そりゃ……日曜日だし」

 とある休日の昼下がり。
 僕は姉の買い物に付き合って、電車で4駅の繁華街に来ていた。
 高校生にもなって姉弟で買い物に出かけるなんて……正直、僕は無しだと思う。
 もしクラスの連中に見られでもしたら、碌なことにはならないだろう。
 それでも、僕には、姉について行かなきゃならない理由があった。
 それは……。

「ゆうくん、ゆうくん」
「……なに? ねえちゃん」
 ドキッとした。
 瞬間的に、脳裏に嫌な予感が走る。
 どうにかそれを顔に出さないように応えた僕の目の前で、並んで歩く姉は実に朗らかな笑顔でこう言い放ったのだった。

「こんなに暑くて、こんなに人が多いとさぁ、つい脱ぎたくなるよね」

「ならないよっ!」

785名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:44:34 ID:U3ZTp2iv

「えー、そうかなぁ」
 とぼけた顔で姉は言う。
「だってさ、凄いよきっと。こう……男の人はみんな獣みたいな目であたしの体中、おっぱいとかあそことかおしりとか、もう目で突き刺すみたいに
見ちゃうよ? 女の人は汚らしいもの見るみたいな、ものすごい軽蔑の目できゃーって叫ばれてさ、それで写メもいっぱい 撮られちゃって、
なにあれ変態? みたいに言われちゃって、ちっちゃな子供には、はだかだーって指差されてさ、ああもう考えるだけでわたし」
「はいストップそこまで!」
 そのまま遥か彼方の世界に行ってしまいそうだった姉の手を、がしっと掴んで引き止めた。
「勘弁してよ、姉ちゃん……」
「脱いじゃだめ?」
「だめ!」

 言って、ふぅ、と溜息をつく。
 この人のこの性癖は、どうにかならないのだろうか?
 ……ならないのだろうなあ。
 子供のころからそうだった。
 記憶の奥にある……幼いころの姉の、一番古いイメージと言えば、ぱんつ一丁で、外を思い切り走り回る姿なのだから。

 とにかく、僕のこの、3つ上の姉は――
 一言で言ってしまうと“生まれついての脱ぎたがり”なのだ。
786名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:45:58 ID:U3ZTp2iv

 帰ってくるなり僕がテレビ見てるのもお構いなしに、居間で着替え始めたり。
 夏は、暑いと言うだけの理由でノーブラノーパン。
 風呂上り、素っ裸のまんまでテレビ見てるとかも最近当たり前になってきた。
 だから僕は、家に友達を呼んだことがない。
 小学校も中学校も、高校生になった今も。
 ……呼べるわけが無い。

 そして、これだ。最近特にひどい。

 これさえなければ、と何度も思った。
 弟の僕が言うのもなんだけど、美人だと思う。
 背も高いし、腰まで届きそうな長い黒髪もすごくきれいだ。
 スタイルもいい。締まるとこはきゅっと締まってるし、出るとこも……この何年かで、ものすごく成長した。
 嫌と言うほど、見せ付けられた。
 頭もいい。
 家から通ってる大学は、日本人なら誰でも一度は名前を聞いたことがある名門だ。
 なのになんで、この人は……。
787名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:46:42 ID:U3ZTp2iv

「ねぇ、ゆうくん」
 と、唐突な姉の呼びかけに思考が遮られた。
「……今度は何?」
「はいこれ」
「へ?」

 なんだこれ。
 ぽん、とおもむろに姉が手渡したもの。
 紐の付いた、縞々で、布製の、しかもあったかい――

「ぱっ……!!」
 思わず叫びそうになるのを、すんでのところでこらえた。
 大慌てでポケットにしまいこむと、周りで誰か見ていなかったか、視線を走らす。
 とりあえずは――大丈夫だったらしい。
「あはは、顔真っ赤にしちゃって……かわいいんだから♪」
「ていうか姉ちゃん、いつ!? どうやって脱いだのさ!?」
 歩きながら、あくまで小声で僕は叫んだ。
 こんな人通りの多い街中だ。
 目を離してたのって、多分5秒くらいしかないのに、いったいどうやって!? 
「ひもパンってこういうとき便利だよね」
 がくっとくる。
 その一言で大体理解した。
 なんでこんなものがこの世に存在するんだ。
 そんなことのためにそういう造りになっているわけじゃないのだろうけど、
 僕はひもパンと言うやつの発明者に心の中で訴状を叩き付けた。
788名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:52:21 ID:U3ZTp2iv

「んん、あついときはやっぱりノーパンに限るなぁ」
「だっ……そういうことを口に出さないでっていつも言ってるじゃん!」
 今日は割りと丈の長いスカートだから、まだ危険度は低いほうだけど……それでも怖い。
 バレやしないかと、こっちがびくびくしてしまう。
「ふー……脱いでもまだあついなぁ。風、吹いてくれないかなぁ」
 お願いです。
 神様、どうか風を起こさないで下さい。
 僕を、助けて下さい。
 能天気な笑顔の横で、必死に祈る。
 ……その願いが通じたのだろうか、さっきまで少しあった風が、ほとんど無くなった。
 だが、ほっとしたのも束の間だった。
「ねぇ、ゆうくん」
「……次は何?」
「しよ」
 僕の上着の袖をくいと引っ張りながら、無邪気な笑顔で言い放つ。
 その意味するところに、数秒、僕の体は固まった。
 脳裏に、嫌な思い出が蘇る。
「まさかとは思うけど……今?」
「うん。したくなっちゃった」
「だめ! 絶対だめだからね!」
「えー、いいじゃない、減るもんじゃないし」
789名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:53:30 ID:U3ZTp2iv

 ……だめだこの姉ちゃん、早く何とかしないと――

 
「今まで何回警察に捕まりそうになったと思ってんのさ!? 嫌だよ、もう絶対やらないからね、僕は!」
「むー」
 笑顔から一転、姉は文字通りの、むすっとした顔をする。
 けど、これでよかったんだ。
 いい加減、どこかでビシッと言っておかないと、どんどん増長して――あれ?
 姉ちゃん?
 なんで服脱ごうとしてるわけ?
「ちょっ……姉ちゃん!? なにしてんの!?」
「やっぱり脱ぎたくなっちゃった」
「やめてとめて、それだけは!!」
「じゃあ、して」
「出来ないよ、そんな……!」
「じゃあ脱ぐ。じゅう、きゅう、はち、なな……」
 何!?
 何勝手にカウントとか始めちゃってんのこの人!?
「よーん、さーん」
「わかった! する! 姉ちゃん、するからっ!」
790名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:55:47 ID:U3ZTp2iv

 スカートの留め金に手を掛けようとしたところで――僕はギブアップしてしまった。
 姉の暴走を止めるためについてきたはずなのに、なんでこう、いつも結局は加担するようなことになってしまうのだろう……。
 あまりにも情けない。

(僕はもう一生、まともな恋愛なんて出来ないんだろうな……)

 実に楽しげな笑顔の姉に引っ張られて、僕は路地裏へと入っていく。
 そのくらいの分別は付けてくれているということにほっとしてしまう僕も、もうおかしいのかもしれない。
 姉はきっと病気だ。
 ……けど。
 そんな姉ちゃんから離れられない僕も……病気なんだ。きっと。
791名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:59:08 ID:U3ZTp2iv
中途半端で申し訳ないが、以上です。
思い付きのネタを即興で仕上げたものなので荒いですが、ご勘弁を。

ちなみに姉の本音は、「脱ぐのも好きだけど、弟の困ってる顔を見るのはもっと好き」だったりします。
792名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:58:00 ID:Naw2kj4/
だめだこの姉ちゃん、早く何とかしないとwww
793名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:09:00 ID:cZHaaPPe
微妙にキモ姉ですか?
794名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:26:07 ID:a75m9t1U
妹スレには駄目な兄が出てきてこっちには駄目な姉かwwwww
795名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 01:05:41 ID:Sqyhu4tO
        
796名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 01:32:32 ID:B39eRO9Z
勿論脱ぐ時は「蒸し暑いからぬぐー」の掛け声で服を吹き飛ばす訳ですね
797名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:17:18 ID:6LPJauK6
>>774
久しぶりの投下GJ!
完結させるという言葉が聞けて安心した。待ってるよ。
798名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 04:12:43 ID:4eOnBTUO
保守
799名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 00:41:54 ID:0ltgL6Wh
hosyu
800名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 16:50:32 ID:ofM4foDL
姉「ふにゅ〜ぅ」
801名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 02:45:39 ID:MHvH3qSr
保守
802名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 15:54:53 ID:Zl789jNO
ほしゅ
803名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 16:43:01 ID:5AGMKecr
姉ちゃん、「ほしゅ」なんて呟くだけじゃダメだぜ
この変態のすくつにはもっと妄想を書き込まないと
え?俺?俺はエロ画像集めで忙しあっ俺の姉フォルダ見ちゃらめぇ
804名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 09:47:24 ID:bdgRYuID
あげ
805おきゃんぴー:2008/07/06(日) 19:39:04 ID:vipi9/Kg
うだるような暑さの中、自室で勉強をしていた堤浩介は、階下がやけにうるさい事に
気がついた。
「何事だ。人がこのくそ暑い中、勉学に勤しんでいるというのに・・・」
両親は芝居を見に行って不在。そうなると姉の典子がテレビでも見ているのだろうと
踏んで、自分もエアコンのある居間へ向かった。

「きっと涼んでいるに違いない」
扉の向こうから漂う冷気に誘われ、ドアに手をかけたその瞬間、
「キャーッ!」
という悲鳴が上がり、それからほんの一秒くらい後には、
「ギャーッ!」
と、今度は浩介の悲鳴が上がったのである。見れば中身の入ったペットボトルが、浩
介の眉間に命中し、床に転がっていた。

「いてて!何事だ!」
ぶん殴られたような衝撃に思わず尻餅をついた浩介は、何故か部屋の中にも関わら
ず、水着姿の女性が二人いる事に気づく。向かって右側が我が姉、典子で、左側が
その友人の高橋泉美であった。
「こ、浩介君、大丈夫?」
白いビキニ姿の泉美が浩介に近寄り、怪我の具合を見た。幸い、大した事はなさそう
で、本人も案外、けろりとしている。むしろ、肉感的な泉美の肉体が近づいた事によ
って、心拍数が上がった感じである。

「酷いわよ、典子。中身の入ったペットボトルを投げつけるなんて」
「だって、痴漢かと思ったんだもの」
こちらは姉、典子の弁。彼女もまた、泉美と同じく赤のビキニ姿で、細い体によく似合っ
ていた。この姉は泉美とは対照的で、悪びれた様子もなく、淡々としている。
「俺は大丈夫だけど、泉美さんたち何やってんの?」
「水着を買ってきたんで、その試着会よ」
泉美はちょっと体を捻って、全身の線を美しく見せるポーズを取った。
806おきゃんぴー:2008/07/06(日) 19:41:25 ID:vipi9/Kg
「分かったら、さっさと出ていきな」
「は、はい」
典子が指をポキポキと鳴らしながら凄んだので、浩介はほうほうの体で居間から
逃げ出した。少々の怪我はしたものの、泉美のビキニ姿を間近で見られて、幸運
だったなどと思いつつ、そそくさと自室に戻ったのである。

それからしばらくして、浩介はもう一度、階下へ降りた。今度は居間に用事はなく、
台所に飲み物を取りに行ったのである。
「カルピスをツーフィンガーで飲むか。リッチに」
日頃から愛飲している飲料をぐっとやった時、ふとこの美味を泉美に捧げたいと
浩介は思った。ついでだから姉の分もと、やっぱりグラスにツーフィンガーでカルピ
スを拵え、トレイにのせて居間へ向かう。

万一、水着の試着会が終わってない時の事を考え、今度はしっかりと確かめてか
ら扉を開けようと、まずは耳を澄ませて中の様子を窺う。すると・・・
「あ、ああ・・・ん」
「駄目ぇ・・・泉美ったら・・・」
ん、と浩介は首を捻った。何やら妙な感じである。次に安普請の為、がたがきてでき
た扉の隙間から中をそうっと見てみると・・・

(なんだ、ありゃ)
ソファの上で恥ずかしげもなく抱き合う女と女──それは、体の向きを上下に入れ
替え、典子と泉美が互いの性器を舐め合っている姿であった。
(レズビアンとか何とかいったな、こういうの・・・)
浩介は生まれて初めて見る女同士の淫蕩な戯れに、激しい興奮を覚えた。下にな
っている典子が、泉美の尻の割れ目に顔を突っ込んで、いやらしい水音を立ててい
るかと思えば、上になっている泉美がやはり典子の股の間に顔を突っ込み、耳にす
るのもおぞましいような、何かを激しく啜る音をさせているのが、不思議な感じである。
807名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 19:43:46 ID:vipi9/Kg
二人は先ほどまで身に着けていた水着を脱ぎ散らし、ただ互いの急所を舐め合って
はうわ言のように好き、好きよと繰り返している。意外なのは、あの強気な典子の方
が、泉美のしもべのように命ぜられては、それに従っている事である。
「典子、お尻の穴も舐めて」
「分かりました」
こんな具合に典子は従属する事を喜んでいるふしがあった。

また、泉美は征服者という風に振る舞い、友人でありながら下僕の如き存在の典子を
辱め、嬲る事に生き甲斐を感じているらしい。排泄穴を舐めろなどというのが、いかに
も相手に屈辱を与える行為である上に、それを諾させる事によって得る嗜虐的な快楽
に酔っているとしか思えなかった。

浩介はこんな二人の遣り取りを、隙間からずっと見ていた。気がつけばズボンのファス
ナーが今にも壊れそうなくらい勃起している。泉美と典子の裸身が絡み合い、艶めく姿
はこの世の物とも思えぬほど淫靡で浅ましく、少年の心をかき乱すのであった。
「誰?」
泉美がはっと身を起こし、浩介の方を見た。僅かな隙間からの視線に気づいたらしく、
扉の方に指を差して、
「浩介君でしょう。お入りなさい」
そう言って、典子の上から降りてきたのである。

しまったと思っても時すでに遅し。浩介は仕方なく扉を開け、居間に入った。
「いやねえ、ずっと見てたの?」
自分の前で仁王立ちとなる泉美に、浩介は黙って頷いた。肉感的で美しい泉美の裸身
は、瑞々しくてどこからどう見ても極上の物である事に疑いはない。一方、姉は胸を両
手で隠しながら、同性愛の現場を目撃された事を悔やみ、うなだれていた。
「私と典子はずっとこういう関係なの。悪いけど、内緒にしておいてくれる?」
「う、うん」
浩介は全裸の泉美を前にし、男根が破裂しそうなくらい興奮していた。いまだ知らぬ艶
めく女体が、手の届く場所にあるのだ。興奮しないわけがない
808おきゃんぴー:2008/07/06(日) 19:46:03 ID:vipi9/Kg
「単に黙っててねじゃ虫がいいだろうから、浩介君、私で男になっておく?」
「え?」
浩介は目を丸くして、固まってしまった。
「浩介君、童貞でしょう」
「うん」
「だったら、私で経験しておけばいいじゃない。遅かれ早かれ、通る道なんだから」
「い、いいの?」
浩介が顔を綻ばせた時、典子が割って入った。

「やめて、泉美。浩介は関係ないわ」
「いいじゃないの。それともあなたが浩介君の筆下ろしする?あなたも処女だし、ちょう
どいいんじゃないの?」
泉美が目を輝かせ、とんでもない事を言った。もとよりサディズムの持ち主である。姉
弟相姦で処女、童貞、同時喪失などという見世物を観られれば、かなり愉快なはずだ
った。

「浩介君は、お姉ちゃんで筆下ろししたい?」
「そ、それはまずいよ」
「私だって嫌よ」
姉弟は即座に拒否をしたが、おかしな事に妙に気が合っていた。
「でも典子、あなたは私と違って、男は駄目だし、このままだと一生、処女よ。それで
いいの?」
「私は、泉美がいれば・・・」
「そういう訳にはいかないでしょう。世間は同性愛者に冷たいし、就職だってままならない
わ。この際、浩介君で男の免疫つけといたら」

泉美の言葉で、典子が少し悩むような素振りを見せたので、浩介は震え上がった。
「姉ちゃん、馬鹿な事は考えるなよ」
「でも私、男で触れるのはあんたくらいだし・・・」
典子は頭をガリガリと掻きながら、どうしようか迷っているようである。
809おきゃんぴー:2008/07/06(日) 19:48:52 ID:vipi9/Kg
「あっはっは!浩介君、いいじゃないの。初体験がお姉さんだって」
「嫌だよ。一生、重い荷物背負うような気がするよ」
「世間じゃ結構、あるみたいよ。姉弟や兄妹の近親相姦って」
「嘘だあ」
「だって、考えてもみて。自分とそう年の違わない異性が間近にいるのよ。エッチしたい
って思っても不思議はないわ」
「・・・・・」
ついに浩介は黙り込んでしまった。隣では姉が頭を抱えて悩んでいるし、どうしたらよい
ものか思案するも、名案は出てこない。

「・・・浩介」
「ん?」
典子が吹っ切ったような顔をし、浩介に囁いた。
「私とエッチしようか」
「何言ってるんだよ、姉ちゃん」
浩介は両手を前に出し、頭を左右に激しく振った。完全に拒否の構えである。

「俺は嫌だぜ。泉美さんの口車に乗せられるなってば」
「口止めの意味合いもあるし、あんたとなら出来そうな気がするのよ」
典子はそう言って立ち上がり、ソファの方へ歩いていく。
「浩介、おいで」
「やだ」
「うふふ、浩介君。さあ、お姉ちゃんの所へどうぞ」

泉美に背を押され、浩介はソファに寝そべった姉のもとへ、無理やり連れて行かれた。
実は男根はまだ勃起中で、やる気だけは漲っているのだが、理性がいくらか残っていて、
姉犯の鬼畜になる事を拒んでいる。
「浩介君が嫌がるなら、私、典子が嫌がる事しようかなァ・・・そうそう、入れ墨彫ってあげ
ようか?どうせ同性愛者だし、男に肌見せる事ないしさ」
「怖い事言わないでよ、泉美さん・・・」
浩介は泉美のサディズムに、心から恐ろしさを感じた。ただの冗談ならいいが、この人の
場合、本気でやりかねないのである。
810おきゃんぴー:2008/07/06(日) 19:51:08 ID:vipi9/Kg
「典子に一生の傷をつけられなくなかったら、浩介君、あなたが頑張るのよ」
「・・・・・」
「さあ、私が脱がせてあげる。ふふふ・・・やだ、もうこんなに大きくさせて」
泉美は浩介のズボンを脱がし、若さの象徴をまじまじと見た。
「大きいわ。自信もっていいわよ」
「そうかあ」
「あんた、なにをはにかんでるのよ。私は大きいと大変なんだから」
典子は浩介の太ももあたりを、きゅっと抓った。どうやら弟の気楽さが癪に触ったら
しい。

「いてえ!」
「ちょっと典子、せっかく大きくなってるのに萎えちゃったらどうするの。ん、もう・・・」
泉美は男根に手を添え、跪く形でそのまま咥え込んだ。
「ああ、な、なんだ、これ」
それは、生まれて初めて味わう快楽だった。生肉が男根に絡みつき、鼻息が繁みを
掻き分けるように通り過ぎ、時に肉傘が吸引されるような感触は、普段、行っている
自慰とは比べ物にならないほど気持ち良い。

「うふふ、浩介君のオチンチン、凄くピンクで綺麗だわ。おしゃぶりが楽しくなるわね」
泉美は手で男根の根元を扱き、舌を尿道口へ差し込むように当てた。女を知らぬ少年
は、もはやこれだけで達しそうになり、腰砕けとなる。
「ああ、泉美さん・・・チンポコが爆発しそうだよ」
「ちょっと待ってね。出すのはお姉ちゃんの中よ」
泉美は立ち上がり、浩介の体に手を這わせながら、典子の所へ行くように命じた。

「さあ、典子。いつもバイブを入れるみたいに、浩介君のも入れてあげて」
「はい」
そうして浩介と典子は、ソファの上で抱き合った。
「姉ちゃん、ほんとうにやるの?」
「ここまできたら、もう観念しなさい。あ、熱いわね、あんたのアレ・・・」
典子は弟の男根を逆手に握り、自ら女園へ導いていく。
811おきゃんぴー:2008/07/06(日) 19:53:24 ID:vipi9/Kg
「さっき、私が散々、解しておいたから、すぐ入っちゃうわ。ふふ、姉弟の相姦ショー
って所ね。興奮するわ」
泉美は姉弟が今、まさに繋がらん場所を、背後の特等席から眺めていた。ここから
ならば、二人が一つになる所が確認でき、間違ってもその瞬間を見逃す事はない。
「ああ、姉ちゃんの中に入ってく・・・」
「入ってきた・・・ああ・・・」
典子は背を反らし、足のつま先をぴんと伸ばした。

「いや!だ、駄目・・・浩介・・・」
「姉ちゃん・・・やばいよ、俺・・・」
典子は気恥ずかしさからか顔を背け、浩介の背に手を回して爪を立てる。それは、女
が貫かれる時にみせる、ささやかなお返しだった。
「やったわ!姉弟、どちらも処女、童貞喪失よ。良かったわね」
泉美は嬉しそうに顔を綻ばせながら、浩介の背後に回った。

「アシストしてあげる。腰を動かして、お姉ちゃんを喜ばせてあげて」
泉美が背後から体を揺すると、典子の中にある男根がリズムを取って出し入れを始め
た。それにつれ、典子も腰を使って、目を潤ませては息を荒げていく。
「あ、ああ・・・チンポコが蕩けそうだ」
「典子、あなたはどんな気持ち?」
「・・・き、気持ち良いわ」
「本当?弟のオチンチン、気持ち良いのね?良かったわ、これで男嫌いが治るわね」
泉美の手が典子の乳房に伸び、乳首を抓んだ。そうしながら、浩介の尻の割れ目に
手を差し込み、
「精子は全部、お姉ちゃんの中に出してあげなさいね」
と言って、玉袋を掌の上で転がすのである。

「姉ちゃん、俺、もうやばいんだけど、本当に中に出していい?」
「う、うん・・・」
典子は目を閉じ、その時を待った。そうして、自分の胎内に弟の熱い子種を受け取った
瞬間、波のような快楽が全身を貫いていったのである。
812おきゃんぴー:2008/07/06(日) 19:59:10 ID:vipi9/Kg
「浩介君、出てるのね?ああ、もしかしたら、お姉ちゃん、妊娠しちゃうかも。うふふ、
もしそうなったらちゃんと責任取るのよ」
「ああ、姉ちゃん・・・」
「浩介・・・」
弟に止めを刺され、姉の体は痙攣していた。二人は知らず知らずの抱き合い、そして
唇を求め合っていた。

「美しい光景だわ」
泉美は一つとなった姉弟の姿に目を細めている。まだ浩介の射精は終わってないよ
うで、子種が放たれるたびに典子がうめくのが、何とも淫靡である。
「全部、姉ちゃんの中に出しちゃったよ・・・」
やっと射精を終えた男根を引き抜くと、典子の女穴からは大量の白濁した液体が逆流
し出した。

「血は出てないね」
と、浩介が言うと、泉美が言葉を繋いだ。
「私が玩具で処女膜破っちゃったからね。でも、正真正銘の処女だったわよ。今の今ま
ではね。どう、典子。初めてのセックスの感想は?」
「悪くないわ」
典子は髪を手で梳き、浩介を切なげな目で見る。処女を奪った男に対する、尊敬のこも
った視線だった。

「これで二人、今まで以上に仲良くなれるんじゃなくて?うふふ、私も何だか楽しくなって
きちゃった」
泉美は典子と浩介の間に入り、肩を抱いて呟いた。
「これからこの三人は、共有の秘密を持つのよ。絶対に他の人には知られてはならない
秘密を」
「ええ」
「分かってる」
姉弟もその意見には賛成だった。万が一にも知られてはならない秘密を持つ事で、絆は
より深まるのである。
813おきゃんぴー:2008/07/06(日) 22:05:45 ID:jJBct8L8
「ねえ、典子。折角だし、浩介君に私たちの仲の良い所をもっと見せてあげましょうか。
さっきは途中で中断しちゃったし」
「別に良いけど」
「決まったわ。浩介君はちょっと休んでてね」
そう言うと典子と泉美は早速とばかりに口づけを交わした。先ほどの自分の時とは違い、
もっと濃厚で淫猥な口づけは、二人の付き合いの長さを物語っているようだった。

「ねえ、二人はいつからこういう関係なの?」
ふと気になって尋ねてみると、
「う〜ん、中学生だったかな」
「あら、私は小学五年生の時に、泉美にパンツ脱がされた覚えがあるけど」
「そうだったかな。ませてたわね、私」
泉美は照れ臭そうに頭を掻いた。

「ここは典子の家の居間だからちょっと遠慮があるけど、私のマンションかラブホテルだ
ったら、色んな玩具を使って楽しむのよ」
「ホテルはいいわね。カラオケとかあるし」
「私と典子はね、歌を歌いながらエッチな事をするのよ。こうやって・・・」
泉美は典子の傍らに立ち、いかにもマイクを持っているような仕草を見せる。そうして二人
は息の合った所を店ながら、流行歌を歌うのであった。

「ほら、典子。もっと浩介君に、体を見て貰ったら」
「う〜ん、大サービスよ」
泉美にそそのかされ、典子が両手をぴんと垂直に伸ばし、背を反らしてその体を余す所な
く見せつけた。細身だがこうしてみると、当たり前の話だが女性的な線を持っている事が分
かる。特に尻の辺りは肉付きが少なく、スリムな印象だった。
「私も負けないわ」
今度は泉美が手を垂直に伸ばし、典子と背を合わせて浩介の前に立つ。そうして二人は恥
ずかしげもなく、腰を揺すって踊り始めたのであった。
814おきゃんぴー:2008/07/06(日) 22:07:48 ID:jJBct8L8
「どう、浩介君。ちょっと見られないわよ、こういうの」
肉感的な泉美が踊ると、乳房が激しく揺れる。典子だってそれなりに揺れてはいるが、
大きさが違う為に揺れ幅が比較にならず、その淫らな動きに浩介は眩暈を覚えそうに
なった。
「浩介君、ちょっと寝転んでごらん」
「?」
「いいから。さあ、早く」
泉美に言われるがままに寝転ぶと、浩介の顔を跨ぐかのように二人が近寄って、
「瞬き禁止よ」
そう言ったかと思うと、足を広げて腰を激しく回し、女園を指で掻き広げたのである。

「どう?バッチリ見えるでしょう」
「うん。すごく綺麗だ」
「ありがとう。典子のはどう?」
「こっちも綺麗だよ」
「だってさ、典子。よかったね」
「新品同然だもの。当たり前よ」
とは言うものの、典子はどこか安心したような風であった。

「ああ、私、見られると凄く感じちゃう。典子」
「うん」
泉美は典子を抱きしめ、互いを愛しむように口づけを交わす。そしてソファへなだれ
込み、乳房を撫でたり股間に指を埋めたりするのであった。
「あん、駄目よ。浩介が見てる」
「良いじゃないの、仲の良い所を見せてあげましょうよ。うふふ」
そんな感じで浩介を観客に見立て、二人はレスボス島の住人と化す。ずっと親しんだ
相手なので愛撫も的を得ており、すぐにどちらも鼻息を荒くした。

「舐めて、典子」
「いいわよ。私の顔を跨いで」
下になった典子の顔を泉美が足を開いて跨ぎ、女の最も敏感な場所を舐めて欲しいと
ねだると、あの淫らな水音が浩介の耳に届いた。
815おきゃんぴー:2008/07/06(日) 22:10:44 ID:jJBct8L8
「ああ、いいわあ・・・」
泉美は自分でも乳房を弄び、快楽に貪欲な所を見せた。典子の方は持ち前の被虐
心のせいか、奉仕する事に喜びを得ているようで、賢明に泉美の急所を舐めている。
「ここはびしっと浩介君に止めを刺して欲しい所だけど、今日は典子に譲るわね」
泉美の手がひらひらと浩介を呼ぶような仕草をし、
「もう一回、やってあげなさいよ、浩介君」
と言って、典子の女園を指で掻き広げた。

浩介ももう迷う必要は無い為、すぐさま勃起している男根を姉の胎内へ続く入り口に
あてがい、腰をぐいっと突き出す。
「あーッ」
「ほら、叫んでる場合じゃないわよ。私のアソコも舐めないと」
いまだに典子の顔を跨いだ姿の泉美は腰を振って、奉仕を促した。こうして三人は
それぞれに快楽を享受する事が出来、楽しめるのである。

「浩介君。キスしましょう」
「泉美さん」
典子に圧し掛かった二人は、目を閉じて口づけを交わす。泉美は浩介の舌を自分の
舌で絡めとり、大人のやり方を教えてやった。
「キスの最中は目を瞑っちゃ駄目。見詰め合うのよ」
泉美の指導は堂に入ったもので、いちいちごもっともである。浩介としては、良い
先生にあたったという所だろう。
「私もう駄目、いっちゃう・・・」
典子はひっひっとうめきながら、閉じた瞼を痙攣させて、再び絶頂を味わった。弟
との性交による、二度目の女冥利である。

「あっ、あっ・・・」
目を開いたと思ったら焦点が合わず、しかもだらしなく口を開きながら、典子は快感
に酔っていた。弟の男根がこれほどまでに自分を楽しませ、かつ女の喜びを教えてく
れるとは思ってもみなかったが、事実、こうまでしてやられてはぐうの音も出ず、ただ、
浩介に征服された女として、激しく男根を締め付けてやるだけである。また、浩介も二
度目の射精を、姉の中で果たす所だった。
「うッ!」
今度も一回目と変わらぬ量と濃さの子種が、男根の先から放たれる。典子はそれが
分かると、下唇をきゅっと噛み締め、姉の中で粗相をする弟の顔を睨みつけた。
816おきゃんぴー:2008/07/06(日) 22:13:18 ID:jJBct8L8
「ちょっと典子、そんな怖い顔をしないのよ。頑張ってくれた浩介君のオチンチン、
舐めてあげたら」
「いやよ、そんなの」
「じゃあ、私が舐めてあげるわ。浩介君、こっちへ」
泉美は浩介と共に典子の上から降り、互いに向かい合った。そして泉美が跪き、ま
だ涎を垂らしている浩介の男根を、唇でそっと包んだ。

「凄いな。私はちょっと、真似できないな」
典子は息を整えつつ、弟の股間に吸い付く泉美の姿に感嘆した。
「何言ってるのよ。そのうち、喜んでしゃぶるようになるわ」
「ならないよ」
「嘘おっしゃい。たった今、これでいかせてもらったくせに」
「それとこれとは別」
「きっと、好きになるわ」

泉美はもともと典子に被虐心がある事を知っている為、屈辱的だと思っている行為も、
いざやってみると良い性的刺激になる事を見抜いている。実際、口では嫌がる素振り
だが、泉美の手に握られた男根を眩そうに見ているのだ。
「さあ、これで綺麗になったわ。本当は私もしてもらいたいんだけど、お姉さんが嫌
がるだろうから、これでおひらきにしましょう」
「私は別に構わないんだけど」
「また嘘をつく。まあ、いいわ。浩介君、服を着なさいよ。私たちも着替えるから」
「うん」
「後で一緒にお食事をしましょうね」
こうして姉弟を巻き込んだ、淫らな宴は一応の幕を閉じた。
817おきゃんぴー:2008/07/06(日) 22:16:23 ID:jJBct8L8
翌週、浩介は泉美と典子と一緒に海へ出かけた。女二人は先週買った、例の水着を
持って、車を使っての遠出である。
「いい天気になって良かったわね」
運転手はこの中で唯一、免許を持っている泉美。彼女は運転席からバックミラー越し
に、後部座席に座っている姉弟を眺めた。

「二人ともあれからどうせ、猿みたいに毎晩やってるんでしょう」
そう尋ねると、浩介も典子も一緒に顔を赤らめた。どうやら図星らしい。
「ねえ、典子。男嫌いは治ったの?」
「全然。浩介は別だけど」
「へえ。浩介君、責任重大よ。お姉ちゃんと一生、暮らさなきゃいけないかも」
「それは困るなあ」
「姉弟で暮らしてたら、変に思われるもんね、絶対」
そうは言いつつも、二人とも別に嫌がっている感じでは無かった。そういう生活もいいの
ではないかと思い始めているらしい。

「それだったら、私が浩介君と結婚すればいいわ。小姑つきで」
泉美が提案をすると、典子がぱんと手を叩き、
「そうね。それは名案だわ」
と言った。彼女は同性愛者の素養も有しているので、これはまさしく妙案と言えた。
「俺は大変そうだなあ。尻に敷かれそうで」
「男はね、それくらいでちょうどいいのよ。私は威張りくさった男は嫌いなの。ねえ、典子。
二人でうまく浩介君をコントロールしましょうよ」
「賛成」
「決まったわね。ほら、海が見えたわ」
目の前に開けた海へと続く道を見て、三人はこれからの自分たちの人生もこのように開け
ていけたらいい──そんな風に思っていた。

おしまい
818名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:08:10 ID:rvONzJjL
久しぶりだな我が神よ。相変わらず独特の雰囲気がたまらない。
典子可愛いよ典子
でも弟はずっとお預け喰らわされそうでカワイソス
819名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 14:12:43 ID:9tZWxpc3
GJ
820名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 18:50:22 ID:Tt0la42I
いいもん見させてもらったよ
ありがとう
821名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 20:49:19 ID:447OGJ/G
早速使いましたw
822名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:24:56 ID:Bb85Adzn
なんちゅう神だ…即保存した。
823刹那=F=セルゲイ:2008/07/08(火) 22:29:59 ID:ahUc3ixd
聞きたいのだが、キモ姉と姉の違いってなんだ?
それでここに投稿するかあっちに投稿するか変えようと思うのだが。
824名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:14:35 ID:p5A0wQUp
>>823
近親相姦な段階で充分アブノーマル=キモ姉に入ると思う人もいれば
ヤンデレ的な要素が入っていないとダメという人もいるんじゃないかな
あっちのスレができた当初はスレかぶってんじゃないかとか言われてたし
スレ内でも単に姉が弟に恋していたり妹が兄に恋していればOKという話も出てたけど
今ではこっちは比較的ソフト系、むこうはちょっと精神いっちゃってる系に傾向がわかれてきてるみたい
でもかなりあいまい
825名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 23:18:54 ID:Ut9K/aN3
迷ったらここってのが良いんじゃないか?
826名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 00:23:40 ID:GqxVMbgW
弟が喜んで関係を結べばここ
弟が嫌がるのに無理矢理やればあっち
って思ってた。
827名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:35:51 ID:L9Q9Z59O
姉+ヤンデレがキモ姉だと俺は思ってる。
828名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 02:37:23 ID:KLhPuGDd
病んで無くてもキモければいいと思う

キモィってなんだ?
829名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:50:45 ID:9dGCTdyK
楓牙の『姉と弟と』ってエロ漫画にでてくる姉が俺のド壺なんだが、あれはキモ姉?だよな?
830名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:06:57 ID:GqxVMbgW
>>829
どんな姉なのかkwsk
831名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 07:24:24 ID:5HqdJAI0
>>829
yes
832名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 08:19:14 ID:9RGMli7s
ストーカーでヤンデレは最悪だ
833名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 12:41:12 ID:YwT6gLC3
ストーカーでツンデレな姉ってよくない?
「か、勘違いしないでよ!ちっちゃい頃は病弱だったあんたが心配だからずっと見守ってるわけじゃないんだからね!監視よ、監視!」
「誤解しないで!毎日お弁当を届けるのはただの習慣!一人暮らしのあんたの食生活が気になってるんじゃないんだから!」
「ゴ、ゴミを調べてたのは分別ができてるか気になったからよ!あんたの下着とか割り箸にはなんの興味もないわ!」
ただの異常者だな。
834名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 12:50:05 ID:Ef9z66t5
躾のなってない姉だなぁ
835名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 20:23:15 ID:KQD7rdP2
ブラコンのメガネOLで、高校生の弟と二人暮しをするところから物語が始まる。
基本はデレデレなんだが、弟のエロ本を見つけてからよなよな逆レイプ始まる。
なんかうまく説明できん・・・
836名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 20:59:16 ID:iLggykQv
「笑ゥせえるすまん」で、頼もしい顔をしてるばっかりで頼られてばかりで
『おれも甘えたいんだよ!』と暴走する部長さんの話があった。

これを姉に置き換えてパロにすれば…。
837名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 13:15:31 ID:LhxwFHUG
逆レイプって弟を掘るの?
まぁ強姦でこのスレのお姉さん「大好き」はないわな
838名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 13:20:15 ID:Ku08porI
掘るんじゃなくて、弟を縛り付けてむりやりとか
寝てるところに忍び込んでやっちゃうとかじゃね
弟が何か違和感を感じて目を覚ますと自分のものが姉にくわえこまれてるってやつ
839名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 16:51:45 ID:dHBmdxbU
>姉と弟
気になったから早速買ってきた
弟のエロ本見つけて、
なんで他の女の写真で抜いてるの?そのまま逆レ
これからは私が抜いてあげるからしたくなったらいってね
弟がお姉ちゃんからの逆レに耐えかねて家出したら、
心配し過ぎてぶったおれるようなそんなお姉ちゃんでした。
840名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 02:06:49 ID:P5rYQ+Ld
保守
841方波見淳少年記:2008/07/16(水) 14:34:25 ID:ztE+8sDU
>>727で書いたものが完成したので、投下します。
842方波見淳少年記:2008/07/16(水) 14:35:07 ID:ztE+8sDU
(どうしてこうなっちまったんだろう)
ひりひりする頬と、鼻をくすぐる甘い匂い。
奇妙な現実感のある温もり。
(なんでだろう)
なんで、俺の腕の中に義姉さんがいるんだろう。


俺は方波見 淳(かたばみ じゅん)
なんてことのない、普通の中学生だ。
いや…普通の中学生だった、が正しいかな。
静かな生活が乱れていったのには、ちょっとしたことだった。それから、少しずつ歯車が乱れていった。

4月。俺に新しい兄と姉ができた。
お姉ちゃんが結婚したんだ。俺はまだ14のガキ。
お姉ちゃんだって、まだ19。
我が家の結婚はみんな早い。親父やお袋だって20前に結婚している。
でもまぁ、お姉ちゃんの結婚はショックが大きかった。
俺と一緒にバカばっかりやってるような人だったから、友達が結婚したような気分になる。
…負け犬感を14にして味わうとは思わなかった。
「よろしく、淳君」
「よろしく、兄貴、義姉さん」
さすがに19の二人に家を建てる余裕はない。
アパートで生活を始める事になったのだが、俺や義姉さんも一緒だった。
理由を聞くと「大勢のほうが楽しいじゃん。それに、兄弟みんなでの生活って憧れてたんだよね」
……巻き込まれるほうの身にもなってください、お姉ちゃん達。
ちなみに両親は双方共に何も言わなかった。なんでも年老いる前に二人っきりの時間が欲しいとか…。
40超えたバカップル…。まぁそんなこんなで、この生活は始まった。

俺と義姉さん…坂本 天音は初めから馬があった。
というより、ラブラブモード全開の新婚バカップルに付き合わされる者同士、話と苦労はよく合う。
「でさぁ、お姉ちゃんが何かする度付き合わされるわけですよ…荷物持ちとかメシとか」
「あー、あたしもそんな感じかな。とはいえ、男の子と比べると頼まれる事は違うかもね。
もっと雑用が多いよ。とはいえ、力仕事はないけどね」
「でも、結局」
「わがままな兄や姉を持つと苦労するよね…」
「「はぁ……」」
色々喋っているうちに、なんだかわけのわからない感情に襲われる事が多くなった。
心が躍る、というわけではない。
(………)
なんだか、もやもやする。
経験がない感情。なんなんだろうか…?


みんな未成年な上、けれんみのない性格が揃っているだけあって、なじむのは滅茶苦茶速い。
次の日も、また次の日も、当たり前のように日々は過ぎていった。
もう気の置けない友達みたいになっている。
なんというか、いい奴らばっかりだよ。
843方波見淳少年記:2008/07/16(水) 14:35:42 ID:ztE+8sDU
毎朝毎朝俺は大変だ。
「淳〜…」
「ん、起きたか」
お姉ちゃんがのっそり起きだす頃には、俺があらかたの準備をしておく。
お湯を沸かして、食材を準備する。
なぜかって?勿論、お姉ちゃんの花嫁修業ですよ。
…もう結婚してるけどね。
お姉ちゃんの家事能力はかなり絶望的だったりする。
手先が不器用っていうのもあるし、一個の事しかできない。
料理の場合。例えば、お新香を切る。味噌汁を作る。これはどっちかなら問題なくできる。
でも、お新香を切りながら、味噌汁用のお湯の番なんてできない。
「コラ!お姉ちゃん、お湯が沸いちゃってる。
沸騰したお湯に味噌を入れると旨味が逃げるから、さっさと火を止める!」
「う、うん」
「手を休めない。香物はまな板に臭いが移るから手早くやれ」
「うぅ…」
とまぁ、こんな感じである。ちなみに兄貴と義姉さんはぼーっと眺めているだけ。どうにも朝には弱いらしい。
「ほら、次。盛り付け。ご飯はそろそろ蒸らしが終わるぞ。熱々を食べさせないと。
焼き鮭もいい具合だ。焦げる前にとっとと取り出しなさい」
「………はぁ」
料理に関しては俺も容赦しない。お姉ちゃんに報復できる、数少ないチャンスなのだ。
で、完全に蚊帳の外の二人は、まだボケっとしていた。
「ぁー…いい匂いだぁ…」
「兄貴、義姉さん、いい加減目を覚まして飯を食って。遅刻するよ」
「おー……」
よくこれで遅刻しないもんだな…。

「いってきまーす」
「いってらっしゃい」
二人を送り出す。送り出すなどと言っても自分も学校に行くからほぼ一緒のタイミングだけど。
義姉さんは同じ学校(エスカレーターの私学)だけど、タイミングをずらしている。
なぜ全く一緒じゃないかって?
それはお姉ちゃんに宿題を出すためですよ。
「今日の宿題は掃除ね。フローリングも和室もきれいにしといてよ。
ちゃんとチェックするかんな。サボったらコンクリで足固めて利根川に漬けるぞ」
「淳、怖いよ…」
「心配しないで。きちっとやればそんなことはしないから。サボったら…まぁ、ね?」
「…目が笑ってないね」
「本気だもん。じゃ、行ってきます」
家を出て学校へ。電車までの時間にあんまり余裕がない。移動はダッシュだ!
柔道部を舐めてはいけない。スプリンターのような見た目でも結構持久力があるんだ。
スポーツの基本は走ることだし、嫌になるほど走らせれたもんな。

「か〜た〜ば〜み〜〜…」
昼休み。さてメシでも食うか、と思っていたら…。
負のオーラを纏いながら話しかけてきたのは、クラスメイトであり同じ柔道部員の宮坂。
隠れ系のいい男なのに、軽口叩く性格のせいかびっくりするほど女っけがない男でもある。
「宮坂…どうしたよ?」
「方波見…俺は…俺はお前を信じていたのに…」
物凄い落ち込みっぷり。俺…何をしたというんだ…?
「ずっと柔道一本で過ごしていたと思っていたのに…。高等部のお姉さまを捕まえるとは…」
高等部のお姉さま…?ああ、義姉さんか。
「淳く〜ん!」
手を振ってこっちに近づいてくる。…なるほどね。昼休みに高等部校舎からこっちまで遊びにるからか。弁当持って。
そりゃ、妙な噂も流れるわな。他のクラスメイトも俺に殺気立った視線を投げかけてるよ。
このとき、ふと悪戯心が芽生えた。どうせ後で実は義理の姉弟ですってバラすし、恋人と思われようかな。
844方波見淳少年記:2008/07/16(水) 14:36:27 ID:ztE+8sDU
「や、坂本さん。昼飯かい?」
「ちょっと〜、坂本さんって何?あたしたちはそんな他人行儀な関係じゃないでしょ?」
教室が一瞬だけ静まり返った。
すぐにざわめきを取り戻したけど、なんだか場の空気が変わったような気がする。
「いや、でもここ学校だし。分別って大事じゃない?」
「うーん…そうかも。ところでさ、ご飯一緒に食べない?今日は淳くんの特製でしょ?」
宮坂が席を立って、教室から出ていった。ついでに数人の男も。
「今日は、っていうかいつもじゃん。全く料理できないんだからさ」
「へへ、ごめんね」
可愛く舌を出すけど、全く悪びれてない。その様子を見ていた他の男も5人ほどいなくなった。
もう女子の比率のほうが高い。
いなくなった宮坂の席を借りて、弁当箱を開ける。
そんなに気を配って作ったようなものじゃないけどね。冷凍食品も使ってるし。
それでも義姉さんは本当に美味しそうに食べてる。
「これ、美味しい〜。ただの煮玉子なのに、なんだかすっごく美味しい〜〜!」
煮る出汁にこだわったからな。でもそんなに美味いのか?実はまだ味みてないんだよね。
「スキあり!」
今まさに口に入れようとした瞬間、義姉さんの右手が俺に伸びてきて、箸は方向を変えて義姉さんの口の中へ。
「お…俺の煮玉子が…」
がっくり…なんでこうなるの…?
「ん?なんだか教室が静かになったねぇ」
「え?」
確かに回りを見渡すと、さっきまでたくさんいた人間がずい分減っている。
もう10人もいない。なんだ、もう皆メシ食い終わったのか。

「ごちそうさま〜!明日もよろしくね」
「はいはい。腕によりをかけて作るよ」
ひらひらと手を振って、帰っていった。
宮坂とか他の男たちも帰ってくる。みんな一様に死にそうな顔をしているのはなぜだろうか。
部活でもあんまり元気がなかった。でも、俺と組み手をする時だけはケダモノの目になっている。
得意の内股に込める気合が違う。内股どころか股間を狙うぐらいの勢いで。
こっちは大外刈りで対応したけど、結局一勝もできなかった。

打ちひしがれた帰り道。隣には義姉さん。
義姉さんは剣道部にいる。剣道場は柔道場の2階にあるから、会う気ならすぐに会えた。
俺の柔道はそれほどでもないけど、義姉さんは滅茶苦茶強い。
なにせ全中に出て、その実力を買われてこの学校に特待生として来たぐらいだから。
義姉さんの実力のおかげか、それとも単に剣道の名門校だったからかはわからないけど、
去年、一昨年と高校総体で見事メダルを得ている。
「勝負なんだからしょうがないって。そんなに落ち込まないの」
竹刀を構えた凛々しさとは違って、からからと明るく笑う。
後輩(俺からすれば先輩だが)曰く剣道場では鬼のようになっているらしいけど、とても信じられない。
「むー…でも悔しいよ」
「これをバネにして頑張ればいいの。ほらほら、元気だして」
ちゅっ。
「!!?…ね、義姉さん!?」
頬に柔らかい感触。言われずとも唇なのはわかった。
「へっへー。びっくりした顔は結構可愛いね。普段は見れない顔、見ちゃった」
ちょっと顔が赤くなってるけど、悪びれていない。
先行っちゃうよー、と駆けだしていく。可愛らしい仕草を見て、心の中に声が響いた。
おまえは、義姉が好きなんだろう?
禁忌の愛を抱いたのだろう?
抱いてみたいのだろう?
(違う…違うんだ…)
「おーい、ほんとにおいてっちゃうよ?」
彼方から聞こえた声で、我に返った。義姉さんが待つところまで、走る。
走りながら、何度も止まろうと思った。一緒に帰りたくないと思ったのは、初めてだ。
今は、気持ちの整理をしたい。
845方波見淳少年記:2008/07/16(水) 14:48:55 ID:ztE+8sDU
それから十日が経った。心の中に響く声は、どんどん大きくなっていく。
義姉さんが好き…気づかなかった。違うな。気づきたくなかった。
気づけば、どうなってしまうのかわからない。俺はそんなに意思の強い男じゃない。
愛する人は同じ家に住み、そして俺の義姉だ。壊れてしまいそうだった。
忘れたい。しかし、気持ちは止まらない。全てがいとおしかった。
少し荒れた手先も、屈託なく笑う顔も、わずかに見せる憂いの表情も。全てが。
そんな気持ちを止めたかった。そして、俺がとった方法は、全てに情熱と力を傾けるということ。
全力で勉強し、全力で柔道に打ち込み、全力で遊ぶ。
ほんとうに集中しているその時は、義姉さんの顔が浮かぶことはない。それだけを求めて、全てを本気でやった。
初めの頃は義姉さんの顔が浮かばない負荷でも、すぐに余裕が出てきて、さまざまなことを考えるようになる。
そのたびにもっときつい負荷をかけ続ける。先生に体がもたなくなると言われても、やめなかった。
それに、義姉さんより遅くまで練習し続ければ、一緒に帰ることがなくなって、二人きりになる時間が減る。
二人きりになるのが、何よりつらかった。心が張り裂けそうになるから。
それでも二人きりになる時間はゼロにはならず、どうしてもいっしょになる時がある。
そういう時、俺は心を置かずに話をした。これは夢だと言い聞かせて、上の空で会話を続ける。
義姉さんは気づいてはいないみたいで、関係が悪化することはない。
それが嬉しいような、悲しいような、複雑な気分になった。
やがて、中の下ぐらいだった成績はめきめきと上がり、柔道の腕前もどんどん上がっていく。
筋肉と同時についていた脂肪は減り続け、一時期より10キロ近くやせた。それに伴って、告白されることも多くなっていく。
告白されたら、必ず受け入れた。義姉さんを忘れさせてくれるかもしれないという淡い希望を抱いて。
でも、だめだった。彼女と遊んでも、どうしても熱くなれない。
いくら情熱的になっても、何人もの女の子とセックスしても、結局義姉さんの顔が浮かぶ。
どうせ女なんてこんなもんだろう、と思っていても、義姉さんだけは違うんじゃないかと思ってしまう。
身もだえする夜が続き、情熱を傾ける日々が続く。

そして、夏。
俺は全中の切符を手にし、義姉さんもまた高校総体への切符を手にした。
我が家から二人も全国選手が生まれるなんて感動、と両親は喜び、親戚一同集まっての大宴会。
オヤジ達は飲み、食い、踊り、お袋達はそれを眺めて井戸端会議。バカ騒ぎの夜は過ぎていった。
そして宴がハネた後、俺と義姉さんは二人だけになった。お姉ちゃんも兄貴も慣れない酒に潰れている。
「義姉さん」
「んー?」
全中の切符を手にした時、決めたことがあった。
「聞いて欲しいことと、お願いがあるんだ」
「どうしたのよ?」
思いっきり派手に振られようって。このままだとダメになってしまいそうだから。
溜めこんだ想いを全部ぶつけて、ぶん殴られて、そして俺はこの家を去ればいい。
そうすれば、こんな苦しみを味わう必要はなくなる。
「俺…義姉さんの事が好きだ。この世の誰より、愛している。もう気持ちを抑えられない。
間違っているのはわかってる。だから、俺をぶん殴ってくれないか?そしたら俺は止まれると思うんだ」
心の中は不思議なくらい穏やかだった。言ってしまった。心地いい。
義姉さんはきょとんとした顔をしている。すぐに顔を赤くして、平手を振り上げた。
痛みに耐えるため、歯をくいしばって目を閉じる。

乾いた音が響き、鋭い痛みが走る。その後、なぜか温もりを感じた。
ゆっくりと目を開けると、俺の胸の中に、見なれた黒髪。
846方波見淳少年記:2008/07/16(水) 14:50:08 ID:ztE+8sDU
(どうしてこうなっちまったんだろう)
ひりひりする頬と、鼻をくすぐる甘い匂い。
奇妙な現実感のある温もり。
(なんでだろう)
なんで、俺の腕の中に義姉さんがいるんだろう。


「バカ…」
「え?」
「もっと早く、言いなさいよ。本当に、バカなんだから」
義姉さんは少しだけ泣いていた。肩が小さく震えている。
小柄な体を抱きしめた。柔らかな骨格。義姉さんが見上げてくる。
「ん…」
キス。唇の感触。そのまま、舌を絡ませる。義姉さんは初めてみたいだけど、俺は何度も何度もしたことがある。
でも、こんなに大きな快感を得たことはない。ただキスしているだけなのに、身体が熱くなってくる。血がたぎってくる。
ケダモノのように舌で口内を犯す。歯列をなぞり、舌を絡ませ、欲望の唾液を飲ませる。
義姉さんは息も絶え絶えといった感じで、こくこくと喉を鳴らして唾液を飲み続けた。
「ちょ、っと。淳くん、手慣れすぎて…もっと手加減してよ」
酸欠のせいか、あるいは違うか、顔を赤くして唇を尖らせる。
ごめん、と言って、今度は優しく攻めた。
(義姉さんの舌…気持ちいい)
あったかくて、ぬるぬるして、とにかく気持ちよかった。
また我を忘れそうになるのをなんとかこらえて、義姉さんの服を剥いだ。一緒に俺も服を脱ぐ。
嫌がられるかと思ったけど、義姉さんから否定の声が上がることはなかった。
恥ずかしさに耐えられないみたいで、一生懸命俺を抱きしめてくる。体を見られたくないって。
「こ…こんなに貧相な体じゃ、嫌だよね?」
「そんなことない。すごくキレイだ」
本心だ。確かに女性的な体つきじゃないけど、健康的な色気があって、すごくキレイだった。
義姉さんはまた恥ずかしそうにしている。顔を両手で隠して、でも眼だけは出して。
身体を見られることへの抵抗は減ったらしく、ぎゅうぎゅうに抱きしめてくることはなくなった。
少しだけ体を離し、胸へと手を伸ばす。
「あ…ん」
切なそうな声が上がった。手のひらに収まるサイズの乳房を揉み、頂点の桜色をつまむ。
そのたびに声が上がる。他の女などとは比べるまでもないほどの色気があった。
「ひぁ、んんッ!?や、だぁ…」
ぺろぺろと乳首を舐める。ちゅうちゅうと吸う。すぐに固くしこってきた。
「固くなってきてるね。気持ちいい?」
「え…と。うん、なんだかわからないけど…気持ち、んッ!いいよ…」
嘘はなさそう。声は甘く、か細く、すごく扇情的。
そろそろいいか、と胸のみの愛撫から、秘所へと手を向けた。
「―――!!?そ、そんなとこ…」
「いいから。黙って俺に任せてよ」
年下にいいようにされるのが気に食わないらしく、また唇を尖らせた。
すごく可愛い表情で、思わず笑ってしまった。それが不服なのか、もっと怒る。
額にキスをして謝罪。まだ何か言いたげだけど、とりあえず機嫌は直ったらしい。
「んぁ…ひぅ、!」
指を入れたりはしないで、周りをゆっくりとなぞる。少しずつ、指先がぬるぬるしてきた。
それを確認して、指先を激しくしていく。女芯の包皮をむいて、軽くつまむ。同時に右手の指をさしこむ。
左手と口を使って、両胸への愛撫も。
847方波見淳少年記
「んんッ!あ、あ〜〜〜!!?」
義姉さんの体が一瞬けいれんして、すぐに弛緩した。恐らく人生初の絶頂。
「も、っと…はー、手加減…して」
「ごめん」
落ち着くまで抱きしめた。安心したように、頬をこすりつけてくる。
こっちからも、いろんなところにキス。ただ触れるだけのものだけど。
10分が経ったぐらいで、義姉さんに聞いた。いい?って。
それの意味は解っているはず。いいよ、と大きく頷いた。
涎を垂らす俺の一物を宛てがった。義姉さんはやっぱり、少しだけ怯えている。
心が痛んだけど、腰を進めた。すでにトロトロに溶けきっていたそこに大きな抵抗はない。
「んぅ……あれ?思ったほど痛くない」
悲鳴は上がらず、きょとんとしている。俺も…なんというか肩すかしをくらったような感じになった。
「…幼いころから激しい運動をしていると、処女膜の隙間が拡がって痛くなくなるとかなんとか聞いたことがあるけど」
実話だったのか、あれ…。絶対嘘だと思ってたのに。
「そ、そうなの?確かにあたしは子供のころからずっと剣道してたけど…」
「なんにせよいいじゃん。痛くないならそれに越したことはないって」
「それもそ…ひゃあ!?」
言い終わる前に腰を動かした。痛くないんなら、そこまで手加減をする必要はない。
こっちの快楽を求めて、少しずつ激しくしていく。
「や、だぁ!はげしく…ああッ!?しない、でぇ…」
声は大きくなっていく。なんだかんだで、気持ちいいみたいだ。
俺の腰はもう止まらない。ひたすらに、快楽を求めて動く。
「ひゃ、ひゃあ!だ…め、ダメぇぇぇ!?」
義姉さんの体が跳ねる。逃がさないようにきつく抱きしめて、動きを速める。
「ま…ずい。出そう…」
中に出したい。でも、ダメだ。もし子供でもできたらどうするんだ。
「いぃ…う、あああああ!!」
「ぐっ!」
ギリギリのところで引き抜いて、外に出した。ほんのり桜色に染まった肌を、白濁が汚す。
そのままばったりと倒れこんで、折り重なるようにして眠った。



「ん…」
目が覚めると、義姉さんはいない。時計は午前5時20分。まだ兄貴もお姉ちゃんも起きていないはずだ。
気だるい体に鞭を打ち、服を着た。そのまま、顔を洗いに洗面所へ。
「義姉さん…」
「おはよう、淳くん」
義姉さんはなんだかさっぱりした表情で、顔を拭いていた。どうやらほとんど同時に目覚めたらしい。
「あ、そうそう、淳くん。お願いがあるの」
「?」
お願い…なんだろう。やっぱり、内緒にしといてくれってことかな。
「2人っきりの時はさ…あたしの事、名前で呼んでくれないかな?」
「…わかったよ、天音さん」
二人で顔を見合せて、くすくす笑った。
色々問題ありそうだけど、二人一緒ならきっと乗り越えられるよ、天音さん。