【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合18

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693名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 03:41:50 ID:UJZeD4w6
なんだ最近のこの盛り上がりようはwww皆GJ!

あと最近、投下中の割り込みが多いからレス前のリロードは厳守ね
694名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 03:54:30 ID:i27MBjb4
>>689非エロでも名作になれるって5年前異世界にとばされたお兄たんが言ってた。
つまり名作GJ!!
695名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 06:55:33 ID:a/T9obHW
誰かアニエス×ルイズ書いて俺を萌え殺してくれませんか
696名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 07:19:27 ID:41271oRl
>>688
GJ!こういうの好きだわぁw
697名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 17:27:59 ID:nx/Q5JS4
アン様が搾り取る展開が見たい
698せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/08/31(金) 23:29:16 ID:lYB5Hs2E
さて、アン様続き投下いきます。
ちなみにまた終わってませんYO★
699忠誠の証 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/31(金) 23:30:34 ID:lYB5Hs2E
「それじゃあ…っと」

才人はアンの方を抱き上げると、ベッドの上に横たわらせる。
そして、不満そうに二人を見つめるアンリエッタの方を向く。

「じゃ、脱ぎましょうか姫さま」
「あ、はい…」

才人に促されるまま、アンリエッタは後ろを向く。
才人はドレスの背中の紐を解き、ドレスの拘束を解く。
アンリエッタが腕を抜くと、ドレスはそのまますとん、と落ちて、布の塊になった。

「それじゃ…っと」
「え、サイト様何をっ?」

才人はドレスから抜き取ったリボンでアンリエッタの両腕を後ろ手に縛ると、すぐ近くにあった椅子を引き寄せ、その上にアンリエッタを座らせる。
そのまま、両腕を椅子に縛りつけ、そして両足も椅子の足にしばりつけてしまう。
さらに、それだけでは飽き足らず。
才人は手近にあった布で、アンリエッタに猿轡を噛ましてしまう。

「んっ、ふーっ!」

猿轡の下から抗議するアンリエッタ。しかしその言葉は才人には届かない。

「それじゃ、アン。服脱いで」
「あ、はい…」

才人はまるでアンリエッタがそこにいないように無視して、ベッドの上のアンに声をかける。
アンは、ベッドの上でいそいそと服を脱いでいく。
才人も、ベッド脇で服を脱ぐ。アンが下着に手を掛ける頃には、もう才人は全裸になっていた。
アンが下着に手を掛けようとした瞬間、才人がその手を取る。

「待って、アン」
「え…?」

才人を見上げたアンの唇を、才人は一瞬の早業で塞ぐ。
そのまま、才人はアンの唇を割り開き、彼女の口内を舌で犯す。

ちゅ…ぴちゅ…。

二人の唾液が絡み合う音が、卑猥に室内に響き渡る。

「ンっ…!ふぅっ…!」

きしきしと椅子を軋ませ、アンリエッタは抗議の声を上げようとするが、その声は猿轡にかき消される。
才人はそんなアンリエッタに見せ付けるように、握ったアンの手を高く上げ、そして腰を抱いて自分の体に密着させる。
立てひざで抱き合うような格好になった二人は、より一層深く、お互いの舌を貪りあう。
アンリエッタは耐え切れず、顔を背け、その光景を見ないようにする。

ちゅぱ…。

それをまるで見ていたかのように、才人はアンから唇を離す。
すると、二人の間に白く輝く粘液の橋が渡される。

「は…」

アンは蕩けたような視線で才人を見上げ、くたり、と手をベッドに着く。
そんなアンを、才人はベッドの上で背中から抱き上げ、あぐらをかいた自分の足の上に乗せる。
それはちょうど、アンリエッタに対してアンが身体を開くような位置であった。
700忠誠の証 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/31(金) 23:31:49 ID:lYB5Hs2E
才人はそのまま、アンの首筋を吸い上げながら、下着の上からアンの乳房を、股間をまさぐる。

「あっ…サイトさぁん…」

アンの蕩けきった甘い甘い啼き声が、部屋に響く。
アンは首筋を吸い上げてくる才人の頭を抱え、送られて来る快感を逃さぬようにする。
乳房をまさぐる才人の左手が器用に動き、アンの胸を覆うネグリジェをたくしあげ、両の乳房を露にし、その硬くなった先端を指で乳房の中に押しもどす。

「ひ…ぃたっ…」

その強すぎる感覚に、アンは悲鳴を上げる。
しかし才人は手を休めずに、今度は右手で、湿ったショーツの中身をかき回し始めた。

「ひぁ!だめぇ!」

才人は無遠慮にアンの滑る割れ目に指を挿しいれ、硬くなった肉芽をこね回す。

ぐちゅ!ぷちゅ!ぶちゅぅ!

「あっあっあっあっ!だめぇ、かき回さないでぇ!」

アンの粘膜と喉が啼く声が、淫らに響き渡る。

「─────っ…!」

目の前で、自分と同じ姿をしたものが、愛する人に抱かれ、悶える。
必死にその光景から目を逸らそうとするアンリエッタだが、その水音と嬌声が、アンリエッタの視線を釘付けにする。
その股間はあからさまに湿り、口に咥えられている布は、すでに吸いきれないほどの唾液でベトベトになっていた。
才人はそんなアンリエッタを横目に、アンの膝を抱え、を抱き上げる。

「…あっ…」

ぽたぽたと愛液を零すアンの割れ目の下に、才人が押し当てられる。

「…いくよ、アン」
「…はい、サイトさんの、お好きなように…」
「──────!」

ずぶぶぶぶ…!

先走りに滑る硬い才人の肉棒が、容赦なくアンの中に埋没していく。
その光景に釘付けになったアンリエッタの牝の器官が、きゅうきゅうと啼いて、涎を零す。

「あっあっあっ……。はいって…きてますっ…!」

再び首筋を吸い上げ始めた才人の頭を、アンはもう一度抱え込む。
その声は肉の悦びに震え、完全に牝の啼き声になっていた。
その嬌声がアンリエッタの耳朶を震わせるたび、彼女の牝が吼え、肉の渇きを訴える。

「───ッ!んーッ!」

必死にアンリエッタは訴えるが、ベッドを軋ませ絡み合う目の前のつがいには、聞こえていない。

「あっぁっあっあっ!サイトさんっ!サイトさぁんっ!」
「アンっ、だすよっ、中に出すよっ!」
「くださいぃ!アンの中、サイトさんで一杯にしてぇ!」

その声と同時に、アンの膝がかくかくと痙攣し、中を貫く才人を容赦なく締め上げる。
701忠誠の証 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/31(金) 23:35:20 ID:lYB5Hs2E
それと同時に。

どくどくどくどくっ!

アンの最奥で才人が弾ける。その衝撃に一足先に絶頂を迎えたアンの身体が、びくんびくんと震える。

「あひ、まら、いっれるぅ…!」

涎を垂らし、だらしなく身体を開き、才人にもたれかかる。
同じ顔の絶頂する光景に、アンリエッタは自分の中に出されている錯覚を覚えた。
その擬似的な感覚ですら、焦らしに焦らされた今のアンリエッタには。

しゃあぁぁぁぁぁぁぁーっ!

「──────────っ!────んんんっ!」

失禁してしまうほどの刺激であった。
アンリエッタは失禁の感覚と恥辱に、顔を伏せ、かくかくと震える。
不意に。
アンリエッタにかけられた、猿轡が外される。
その猿轡は、アンリエッタの唾液でべとべとに濡れそぼっており、外した瞬間に、彼女の頬を大量の唾液が伝う。
猿轡を外したのはもちろん。
才人であった。

「────あ───」

アンリエッタは力のない瞳で才人を見上げる。
その顎をつまみ、才人はアンリエッタの唇を奪った。
不意に襲ってきた肉の快楽を、焦らされたアンリエッタは貪る。
才人の唇を自ら割り開き、舌を差し込む。
雄の口内の暖かさは、おあずけを食っていた牝の本能を、これでもかと刺激する。
少しすると、才人はアンリエッタから身体を離す。
そして、尋ねた。

「…続き、シテ欲しいですか?」

ひたすら焦らされ、牝の欲望に焦がされ続けたアンリエッタに、選択肢はなかった。
上気した顔で、その言葉にこくん、と頷く。
才人はその顎を、再度つまむ。
…ああ、また、唇を犯されるのですね…。
キスを期待して目を瞑ったアンリエッタにやってきたのは、才人のキスではなかった。
才人は目を瞑ったアンリエッタの耳元で、囁いた。

「じゃ、本物の姫さまがどっちか教えてくれたら、続きシテあげますよ」
「…え…」

最初から才人はそのつもりだったのだ。
アンリエッタが折れるであろう事を予測し、椅子に縛って焦らし続けた。
しかし、ここで教えてしまっては。才人の忠誠を量るとか言った、自分の立場がない。
702忠誠の証 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/31(金) 23:36:40 ID:lYB5Hs2E
そう、頭では理解していた。頭では…。

「私、です…」

結局、アンリエッタは。

「私が、本物です…。
 ですから、続きを、お願い、続きをシテくださいまし…」

獣欲に負け、折れたのだった。
703せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/08/31(金) 23:38:08 ID:lYB5Hs2E
つうわけで今日は以上。
次回まで電波でも聞きながらのんびりしてくれたまへ☆
http://www.nicovideo.jp/watch/1187780900

んじゃ、続きはマタ(ry  ノシ
704名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:39:14 ID:ilW8nkba
リアルタイムきたー
GJ
705名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:40:28 ID:L/C6/YEn
GJにございまする。
706名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:54:36 ID:Y2hD28CX
>703
へんたいさんリアルタイムキターーーー!

いいいいですな、アン様。ここ最近スバラシスアン様ネタが多くて嬉しい限り。
これが『ナカダシ・夏のアンまつり』ですな!!!
707名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:55:48 ID:HhxvDU/i
リアルタイムキター
GJJJJJJJJJ
708名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 00:04:18 ID:JSo+ohEt
せんたいさんGJです!
>>706ワロタww
じゃあ秋Verは誰が祭りになるんだろう?
709名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 00:15:36 ID:4Priuf8B
あいかわらずのお仕事GJです!
そして次スレの季節ももう間近。
710名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 04:15:40 ID:4S/KJMLQ
アンのビッチっぷりに睡眠不足確定w
アンかわいいよアン
711名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 13:14:41 ID:8mgonOo0
ビッチかわいいよビッチ
712名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 14:59:59 ID:jobe7dmD
ちょっと注目!!
ゼロ魔関連のssでバトル系ssを読むチャンス。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9783/1188561710/l50
に行って、

【ゼロの使い魔(シリーズ)】
とコピペしてくれ。
なお単票では怪しまれるので他に、
【Fate/stay night】
【MONSTER】
【School Days】
【うたわれるもの】
【スパイラル〜推理の絆〜】
【美少女戦士セーラームーン(シリーズ)】
【舞-HiME 】
【R.O.D(シリーズ)】

上記八作品から四つ選んで一緒にコピペを出来れば頼む。
一人一回、出来ればでいいのでよろしく頼む。
713名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:28:12 ID:h3y5GU4J
次スレ立てました
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合19
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188628049/
714名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:29:28 ID:WSi1lqBW
下の8つはお前のシュミじゃねーかw
715名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:31:24 ID:jTZeIlg6
>>713
700ちょいで480KBオーバーか。
今スレはSSがいっぱいありましたね。良きかな良きかな。
716名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:32:58 ID:jobe7dmD
>>714
いえ、テンプレの他作品に投票ももちろん自由です。当たり前ですが。
ただテンプレ見るのがわずらわしい場合の処置としてです。
一応新スレにも転載しましたが、誠にお願いします。
717名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:33:03 ID:UHcxiL+3
バトルSSなんかに興味ねぇ
718名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:35:59 ID:IY6AbFXH
戦うよりにゃんにゃんしてた方がこのスレの趣旨に合ってると
719名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:38:30 ID:jTZeIlg6
つまりベッドの上の格闘技と
720名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:39:23 ID:q8eNSq0d
>716
宣伝うざいよ
バトルなんかどーでもいいし
721名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:45:47 ID:DgFXSfXN
宣伝はどっか他の所でしてくれ
722名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 20:19:01 ID:66vFVngu
次スレもSSが沢山投下されますように

埋め
723名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:43:21 ID:d6RQ+scU
>クロスオーバーリレーSS
俺の厨二病アンテナがビンビンだぜ
724埋立用:2007/09/01(土) 23:17:24 ID:h3y5GU4J
        /  ,/ / /   _,..-''
       / / ///  〃 ,r'',.-'" //     /
  ,.ィ <´  〈,/〃/-//-'"/ / ,/__,,..-/
  } } ,〉 //" ,r'´ノ ,r'′//-''"二´‐'''~___ノ
  ,) Y ノ // ,r''´‐''"  -='"―-、彡"r'" ̄´
 ,イ  リ ノ り ,=、、-ニ_~― ~''-=二 ∠"´
 ヾ,ヽ 、, , ノノ {.トヾー-~ニ_-二 ― 二ニ==-‐''"
  ゝ  ミィイィ彡`ユ.|`\ヽ丶、‐ __ヽ'''三二,,,_
 〈 `ヾべ_{::::   'ゥ)  `8-、 ヽ‐ 、ヽ`''-_=-
  ゝ_ノ⌒ヘ~"   _”\    ヽ!\ヽ、'''ー-"ニ.._
 〈 (._   |∠ィ ,.ノ  /  __ハ_j!      \
  `‐''^   ,. -‐`ヾ__/ヽ. >,、く       \
       r;>-=<´ 〈 ノ_,.            ヽ \
      (l》L -―''''"~´            ヽ  ` 、
      /                `、   `、  lヽ
    /                    ヽ.   l  ||
    !                   `、   !  !|
    `、             、     |   } V,/
      ヽ             |    /  / 〃
        \           ヘ_,. -''"   / ,.イ′
        \             ヽ     l / /
         l           |      |′,'
725埋め立て用:2007/09/01(土) 23:34:38 ID:ZQle26T7
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
ボコボコボコボコ∧_∧ ∧_∧∧_∧ボコボコボコボコ
ボコボコ∧_∧´・ω・)(´・ω・`)・ω・`∧_∧ボコボコ
ホコボコ(´・ω・)∧_,∧lll ∪)∧_∧・ω・`)ボコボコ
ボコボコ∧_∧ ´・ω∧∪∧(・ω・∧_∧⊂)ボコボコ
コボコ(´・ω・)≡つ);;)ω(;;(⊂≡(・ω・`)___\ボコボコ
ボコボ(っ  つ=つ ( >>725 )⊂=⊂≡ ⊂) \ )ボコボコ
ボコボコ/∧_∧∧_∧ ∧ ∧_∧∧_∧\ボコボコ
ボコボ( ( ´・ω)(  ´・)(    )`  )(ω・` ) )ボコボコ
コボコ(っ  つ/    )(    )   \ ⊂)ボコボコ
ボコボ/   )`u-u'. バ∪ ̄∪バ`u-u'   \ボコボコ
ボコ( / ̄∪ボコボコボコボコボコボコボコ∪ ̄\ )ボコボコ
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
726名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 02:03:04 ID:oOkfu3XX
>>712
うせろキャプテン
テメーのせいで一般のゼロ魔ファンが迷惑を被るんだ
727名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 04:49:40 ID:xLGoPgZM
埋め用にカオスなやつを。
エロくないしパロディだしもうほんとカオスです。
728名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 04:51:26 ID:xLGoPgZM
ここはトリステイン高校。
少年少女が勉学に励む場である。

「ふぁ〜、ねむぅ…」
サイトは通学路をあくびをしながら眠そうに歩いていた。
「お兄ちゃん…大丈夫?」
隣で一緒に歩いている小柄な少女が心配そうに声をかける。
彼女はタバサ。
お兄ちゃんと呼んでいるが血のつながりはない。
彼女の両親は仕事の都合で一年の大半を海外で過ごしている。
そのためタバサは小さい頃から隣のサイトの家にあずけられていた。
そのため、いまではすっかり兄妹の関係になってしまっている。
「おはようタバサ、サイト」
「おはよう」
キュルケが挨拶してくる。
彼女はスタイル抜群で男子生徒からの人気が高い。
これは秘密なのだが、担任のコルベール先生と恋人の関係だったりする。
「もう、一緒に住んでるのに学校には別々に登校するのってイヤよねー」
「お前、みんなにバレたら大変なんだからもう少し危機感ってものをだな」
彼女は両親と離れて暮らしている。
なのでコルベール先生との関係は両親にも気づかれていない。
「わかってるわよ。ところでタバサ宿題あとでみせてね〜」
「うん」
「たまには自分でしてきたらどうだ?」
サイトの言葉にキュルケは反撃をかえす。
「どこかの誰かさんは家でうつせるからいいわよね〜」
「うつしてねーよ。
それだとためにならないからって、勉強みてもらいながら自力でやってる」
「あらあら、それはまた…」
キュルケがニヤニヤしてタバサに後ろから抱きつく。
「もしかしてノートうつさせないのは、ソレが目的なのかしら?」
タバサにだけきこえる声で呟く。
彼女はほんのりと頬を染めてうつむいた。
729名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 04:54:07 ID:xLGoPgZM
「おはようございます」
教室に入ると学級委員のアンリエッタが挨拶をしてきた。
「おはよう」
サイトたちも挨拶をかえす。
サイトは自分の席に向かう。
彼の席は窓際の後ろから二番目というとてもよい位置だった。
ここなら居眠りしてもそう簡単にはみつからない。
「おはようルイズ」
「あによ」
後ろの席のルイズに挨拶するが、機嫌が悪いのか睨まれる。
「ど、どうしたんだよ」
「ふん…あんたには関係ないでしょ」
「関係ないならいいや――ぐえっ」
前を向きなおした瞬間、ルイズが襟をつかんできたので窒息しそうになる。
「げほっ、げほっ…お前なぁ…」
「この前の小テストの成績が悪くて両親に叱られた」
「なんだ、そんなことか」
「そんなことって言ってくれるわね!」
ルイズは手に力を込めて殴るポーズになる。
「わ、悪かったって」
サイトはすぐにルイズを落ち着かせる。
彼女には二人の姉が居るが、どちらもかなり優秀なのだ。
なので末娘のルイズにも両親からかなりの期待がされている。
「ちなみに何点だったんだ?」
「91点」
「それで怒られたの?」
「そうよ」
自分がその点数とったら夕飯は焼肉間違いなしだぜ。とサイトは心の中で思った。
ちなみにサイトは51点だった。これでも頑張ったほうである。
「タバサはこの前のテスト100点だったんでしょ」
「そうなんだ」
「あんた、知らなかったの?」
「別に気にしてなかったからなー」
サイトは少し離れたタバサの席をみる。
その視線に気づいたタバサがサイトに微笑んだ。
730名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 04:56:25 ID:xLGoPgZM
「さて、今日は転校生を紹介しようと思う」
ホームルームが始まる。
コルベール先生はそういうと廊下に待たせていた少女を中に招き入れた。
「さあ、入ってきたまえ」
「はい」
少女がはいってくると「おおおおおおおおおっ」という男子生徒の叫びが響いた。
男子の視線が一点に集中する。
「あ…あの…」
それに気づいて少女はその分部を隠そうとするが
両手でも隠しきれないそのボリュームに男子は発狂寸前になる。
ちなみにその部分とは胸である。
彼女の胸は非常識なまでに発育していた。
「な、なんて胸なの…」
シエスタは彼女の胸に殺意のこもった視線を向ける。
そして次にサイトの席を覗き込む。
そこには転校生の胸をいやらしい表情で見つめるサイトがいた。
(これは思わぬライバル出現かもしれませんね)
シエスタの隣の席の男子がいきなり立ち上がって叫ぶ。
「おお、君は女神だ。どうか君の名を教えてくれないだろうか」
ギーシュが少女に語りかける。
「て、ティファニアといいます」
「おお、なんと美しい名前なんd…がふっ!?」
背後から頭をバットで殴られてギーシュは倒れる。
「先生、ギーシュが気分が悪いそうなので保健室に連れて行きます」
保険委員のモンモランシーがギーシュの足を掴み引きずりながら部屋をでていく。
『ちょっと可愛い子みるとすぐに色目つかうんだから!』
『だ、だぢげでぇー』
廊下からギーシュの断末魔が響いてきた。
その後、ちゃんとした自己紹介の後ティファニアは席に着いた。
タバサは彼女の胸をみて自分の胸にそっと両手をおいた。
(胸…やっぱり大きいほうが男の人は好きなのかな…)
気づかれないように兄の顔をみてため息をついた。
731名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 04:58:33 ID:xLGoPgZM
昼休みとなり教室では仲のよい者達で机を重ねてグループができあがっていた。
サイトはタバサ、キュルケ、ルイズ、シエスタ、アンリエッタといつも食べている。
そして今回は転校生のティファニアも一緒だった。
学級委員のアンリエッタが、ひとりで食べるのは寂しいだろうからと誘ったのだ。
サイトは心の中で「委員長ナイスだぜ」と褒め称えた。
「やあ、これは噂どおりの可愛い転校生だ」
「ワザワザ隣のクラスまで、なにしにきたジュリオ」
「噂の転校生をひとめみてみたくてね」
ジュリオは隣のクラスの男子で、女性から人気が高い。
勉強もできて運動神経も抜群。
隣のクラスのイケメントップツーの一人である。
「すまないね、サイト」
ジュリオの背後から男子生徒が顔をだす。
「う、ウェールズさん…」
アンリエッタの頬が真っ赤に染まる。
ウェールズと呼ばれた彼がイケメントップツーのもう片割れである。
彼はアンリエッタと恋人同士であり
この前の新聞部が行ったアンケートでベストカップルの栄誉を手にしていた。
「どうしてもみにいくと彼がきかなくってね」
「まあ、そのおかげで愛しの彼女と対面できたのだから
こちらとして褒めてほしいくらいなんだけどね」
「では褒めてあげるから教室に戻ろうか」
「いてて、耳を引っ張らないでくれよ」
そのままてジュリオを引っ張って教室を出ていくウェールズ。
「アンリエッタ、放課後にまた」
「はい、ウェールズさん…」
嬉しそうに手を振ってアンリエッタは見送った。
「あいかわらずラブラブね、アンリエッタ」
ルイズがニヤニヤと彼女の顔を覗き込む。
「か、からかわないでよルイズ」
その後は楽しく昼休みの時間は過ぎていった。
732名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 05:00:34 ID:xLGoPgZM
職員室ではコルベールが弁当を食べ終わって一息ついていた。
「お茶をどうぞ」
「ありがとうございます、教頭先生」
教頭先生と呼ばれた女性は美しい笑顔でお辞儀をしてその場から離れていく。
「あー、ミス・ロングビルや、わしにもお茶を一杯くれんかのう」
オスマン校長に頼まれてロングビルはお茶を運ぶ。
「すまないのう」
「どうぞ」
しかしオスマン校長の手は差し出されたお茶を通り過ぎて彼女のお尻へと向かった。
「あぢー!?」
ロングビルに頭からお茶をかけられてオスマン校長は転げまわる。
「まったく相変わらずね、あの校長は」
「あらあら、賑やかでいいじゃない」
楽しそうに笑っているカトレアをみてエレオノールはため息をつく。
「今日も保健室は男子生徒で大繁盛だったそうね」
「そうなの、みんな色んな病気でやってきて大変だったわ」
それは仮病というなの病気だとエレオノールは知っていた。
当のカトレア自身も保険の先生なのだからわからないわけがない。
だが、どうやらその状況を楽しんでいるらしい。
「まったく…昼食くらいのんびり食べさせて欲しいものだ」
アニエスが職員室にはいってくる。
「どうしたのですかなアニエス先生?」
「タバコを吸っていた生徒を叱っていました」
コルベールは「それはご苦労様でした」と労いの言葉をかける。
「まあ、生活指導はわたしの管轄ですからね」
「あなたにかかったらどんな不良も形無しですな」
彼女のすぐあとにはいってきたワルドが会話に乱入してきた。
「褒めているように聴こえませんよ? ワルド先生」
「これは失礼した」
ワルドは逃げるように自分の机に向かった。
職員室は今日も賑やかである。
733名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 05:02:32 ID:xLGoPgZM
放課後となりしだいに学校から人の気配が消えていく。
タバサは図書室で図書委員の仕事をしていた。
「これでおしまい」
その日の仕事を終わらせると外は薄暗くなっていた。
タバサはカバンを手にして下駄箱へ向かう。
「あ…」
「よう」
そこにはサイトが立っていた。
「待っててくれたの?」
「いや、遊んでたらこんな時間なっただけさ。帰ろうぜ」
タバサはサイトと並んで朝歩いた道を今度は逆に進みだした。
「そういえばこの前の小テスト俺51点だったんだぜ」
「そうなんだ」
知っていたが知らないふりをする。
「お前は100点だったんだってな」
「あっ」
サイトがいきなりタバサの頭に手をのせる。
「頑張ったな、タバサ」
頭をポンポンと軽く叩かれてタバサは嬉しくなる。
「なんかご褒美あげないとな、なにがいい?」
「欲しい本があるの…」
「よし、こんどの虚無の曜日に一緒に買いに行こうぜ」
「うん」
次の虚無の曜日に兄とデートの約束ができてタバサは心が踊るようだった。
734588:2007/09/02(日) 05:06:09 ID:xLGoPgZM
さて、次スレでは心機一転がんばるぞー。
735名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 07:04:28 ID:A6pBEKXL
ルイズのくだりがまんまハルヒのパクリで笑った
他は…読んでないけど学園キノとかからかな
736名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 11:33:36 ID:9+OvioIl
>>734
早く次スレで続きを書くんだ!
737名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 14:26:30 ID:cBTjE9K0
           r彳云ヽ、
         , -イ。弋ソ__ 二ミヽ/\         人
       _//> ´ ̄      ̄  ̄ ̄¨ヽ、    `Y´
     /\//        \       ',
    /| fV/          ノ\.      |  _!_
   / |_∨  /  /  /   /  ヽ. ! |  | |   !
   | /    |  /,.⊥L  /  r十|ト!、|  ! |  :
   |{     !ィ爪 ∨\  !  _」_// / 人リ   ;
   !ヘ ヽ  ヽ| V,ィ≠ト ヽ !  {f イ|∨/  \   +
   | \| \__∨|{__,イ}.    弋rリ イ     ヽ   :
   /   !  \弋_rり      ̄::: {     } |   ;
  / ,   {     \:::::     `   人.   //|.|  _!_  
  |/| | ハ     ヽ   r _ア  , イ   // リ   i  
  |! | ト、 ト、     > 、 _ ィi |   /!/      
    \! メ::::\!\  }ー-rく{ } |   |-- 、__     
       ̄ >ー-へ |_::| |:: :||:::!\从::::::::::::ヽ
  人    /::::::::::::::::::∨:::r----r‐rr‐<_::::ヽ::::::::\   人
 `Y´ /:::::::::::::::::::::::::::::::rニニ /.// / ハ:::!::::\:::::∧  `Y 
738名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 15:00:47 ID:S/yS2NYy

         , -‐ ´ ̄   ̄ ̄`ヽ、
.       /             丶
        / /     _
.       / / /.// " ̄ `ヾ、 ヽ     ',
     / / ,' 〃       ヽハ     l   に
     Vl  l _斗'´     `ヽ、l从│    l   ょ
       |  ! /リ        j N | 、   l   ろ
      ヽ小l ●     ●  イ l| }   |   |
.         lハl⊃       ⊂⊃| |ノ    |   ん
.         | 人   r_,、_y     | |    l |
          j|  >'う  __, r<l ││ ││
       / | レ'  /:::_j_  / / ,/、│   l |
.      / ,リ /   ∧f三ミ/  / //l j   | │
.      ,' / l/  〃!l|`¨7 /ル/  V   | │
     l./ |{ヘ_ノト、|:l|M/// /    l_  | |
739名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 15:03:23 ID:S/yS2NYy
            , '´  ̄ ̄ ` 、
          i r-ー-┬-‐、i
           | |,,_   _,{|
          N| "゚'` {"゚`lリ     や ら な い か
             ト.i   ,__''_  !
          /i/ l\ ー .イ|、
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |
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740名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 16:38:29 ID:UuPAI5ZZ
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741名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 16:43:11 ID:UuPAI5ZZ
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742名無しさん@ピンキー
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