オウガバトルサーガ@エロパロ episode:2

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1名無しさん@そうだ選挙に行こう
              ,.、   .,r.、
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前スレ
オウガバトルサーガ@エロパロ episode:1
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113320404/
2名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:14:29 ID:pwmVphajO
ぬるぽ
3名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 10:35:21 ID:K1HxKgqc
ガッ
4名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 11:15:39 ID:6rJ7Lm/4
落ちちまったか…
5名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 02:10:12 ID:jSxYsi25
あ、立てようと思ったら既に復活してたか。せっかくテンプレ書いたのに。


オウガバトルサーガのSSとか萌えとか雑談とか。

オウガバトルサーガシリーズ
 『伝説のオウガバトル』第5章 The March of the Black Queen (黒き女王の行進)
 『タクティクスオウガ』第7章 Let Us Cling Together (手をとりあって)
 『オウガバトル64』第6章 Person of Lordly Caliber (指導者たる器を持つ物)
 『伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子』プリンスの章 Let us walk on together,so as not lose our way
 『タクティクスオウガ外伝』オウィスの章 The Knight of Lodis(ローディスの騎士)

前スレ
オウガバトルサーガ@エロパロ episode:1
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113320404/

過去スレ
タクティクスオウガのエロ小説
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1044758436/
6名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 10:45:21 ID:a/JQ6gO+
もったいない
7名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 03:10:29 ID:GDof+dg2

     【  カチュア  】  
      |       ↑
ヤンデレ|       |肉奴隷
      ↓       |
 【デニム】 ――→ 【ヴァイス】
       マイケツッ
8名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 14:04:28 ID:pHBpDpPo
9名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 10:04:55 ID:INOP0vnq
作家が出るまで立てない方がよかったんじゃないかと思いつつ
建った以上は保守 
10名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 10:40:15 ID:2q0YxN8J
オズの筋肉任せのセクロスに骨抜きになるセリエきぼん
11名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 11:13:50 ID:WYAKFr1w
廃墟のバルマムッサ
12名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 16:34:03 ID:WYAKFr1w
即死回避のためとはいえ一日二度の保守するお
13名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 20:58:40 ID:X+sLT/Pb
>>10
王道中の王道だし結構既出
14名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 10:48:58 ID:FVqxcNHm
短小包茎のフォルカスを罵倒プレイするシスティーナ
15名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 11:03:21 ID:USrdroy4
>>14を希望
16名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 14:07:38 ID:FVqxcNHm
書いてみようかな、と思ったけど一行目で挫折した
おわびにセリエ姉さんとレズってくる
17名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:53:56 ID:D897Pdlp
その一行目きぼん
18名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 12:54:33 ID:G9olU1FH
即死回避
19名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 14:46:14 ID:LcsSO5B2
フォルカス⇒システィーナ⇒デニムの片思いssきぼんぬ
20名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 15:04:24 ID:G9olU1FH
っていうかフォルカス×システィーナは仮面夫婦になりそうな悪寒
21名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 22:46:28 ID:gI1nWpR7
すべて一方通行はせつねぇな
22名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 11:06:28 ID:TLsumuwN
セックルは出入りだけどな
23名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 22:49:02 ID:GgZbagH3
出入りというか、
この先、行き止まり。抜けられません
もしくは
私有道に付き 関係者以外 進入禁止
24名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 10:28:07 ID:ZwQchTXC
25名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 01:09:08 ID:4xW2s0h3
過去ログはもう読めないのか?
26名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 13:25:06 ID:AINTtwud
mu
27名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 18:04:25 ID:F36tbKrc
【黒き女王の行進】オウガバトルサーガ総合 5章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1148573170/l50
28名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 11:41:37 ID:3ZLrcmHs
ほっしゅほっしゅ

29名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 13:16:04 ID:k8Y8wZBn
hoshu
30名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:22:48 ID:0Lu+MxPY
鯖移転する前の物だったら読める。

http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1044758436/
31名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 05:13:49 ID:ocs1VWoY
新たな萌えを求めて夏休み中ひたすらプレイ。
死者の宮殿B91階に差し掛かった時に、同居人が
SFCのコンセントを足に引っ掛けて、転びやがった。


……俺のッ、ニバス先生との逢瀬を台無しにしくさってッ!
畜生ッ…こうなったら神の降臨を待つしかないのか……

32名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 05:23:15 ID:1zWLioz2
>>31
だが経験は失われないはずだ!
習熟すればネクロリンカなしでも1階5分でこなせるのだから…
33名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 05:31:04 ID:ocs1VWoY
駄目だ…姉さん、僕は立ち上がれない…。

…もう、ゴリアテに帰ろうか……?
34名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 10:18:03 ID:byTJCdBl
スナップドラゴン一個とれたら引き返す勇気が必要だぜ?
35名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 12:46:20 ID:IqH9eWUR
スターティアラを入手したら一旦引き返すヘタレな俺。
36名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 12:49:38 ID:byTJCdBl
それはひどいw
せめてリンカネとって帰れよw
37名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 18:02:33 ID:mMp4SPnW
いやでもフェアリー2匹使った先制スターティアラ確保しときたいのは人情だろ
あれがないと死者の宮殿泥沼化する時があるからな通路が狭くて打撃メンバーを確保できない時とか
38名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:13:47 ID:ocs1VWoY
最初はワープリングが欲しかった。だけどスターティアラも、
ついでに白黒魔導着もあったらなぁ、それにイグニスを忘れちゃイカンよなぁ…。

いや待て。何より俺は、ニバス先生に新たなネタ(エロ)を
求めてプレイしてきたんじゃなかったのか。
引き返すはずの1stアタックで、気付いたらどんどん深入りしていた。

そんな俺に降りかかった今回の試練は、再起不能に
させるだけの威力があった。
誰か、この憐れな骸に救いのエロを下さい…。
39名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 05:22:05 ID:TcTQ7JIj
一番最初に地下一階に侵入するときもう右から左にナンパしまくり、9個のワープリングを取ったら一度撤退して、再侵入を考えても良いジャマイカ
40名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 09:31:20 ID:1XIVm3gz
>>39
え?それって基本だろ?
うちのパーティーじゃ三顧の礼で迎えたプリーストがエンジェルナイトで活躍中だぜ!
41名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 15:32:44 ID:U26lFbtc
そのプリーストの名前はオリビ(ry
42名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 03:33:43 ID:K3BbUSxK
>38にネクロマンシーかけてスケルトンにしたら
発情することもなくなるんじゃない?w
43名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 17:50:47 ID:OBqP5woi
>>39
彼奴等彼方此方に散らばってめんどいから、オーブ一発で昇天させ、ワープリングが3つでたら上出来、4つ出たら最高。
それ以外はリセットにしてる。
その後撤退。セーブ再突入の流れ。
(後、ベルゼビュートの処で後一個取れるし)
44名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:23:19 ID:EIa++oiV
結局のところオーブ4つ装備の方が大体の場合機動力上がるからねぇw
ところで裸オーブ4つってどこに装備しているんだろうな。
45名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 09:04:48 ID:KWZHt5rx
そりゃもちろん、 両乳・下の前後だろ。
こう、紐で縛ってだなw
46名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 14:16:12 ID:Tw9t/Kfj
47名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 14:22:28 ID:XfHh5d38
神光臨
48名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 14:27:16 ID:Tw9t/Kfj
土のオーブだった・・・・il||li _| ̄|○ il||l  
49名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 00:54:03 ID:sp/ThFMA
気にすんな!漢なら心の眼で大地のオーブを感じるさ!
とにかく全力でGJ!
50名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 10:28:28 ID:MaijVwo4
>>46
神よ、アタックチーム全員にそれをやろうとしているデニムキボン
手を出そうとして肘鉄くらってるギルダス
心眼で見ているハボリム先生とかもアリ
51名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 03:21:40 ID:ZzIJCsmI
ギルダス
「別れの時がやってきた。…死に急ぐなよ」

ハボリム
「剣が泣いているのだよ。…そういうことだ」
52名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 08:20:20 ID:X5F8xugB
でも、裸オーブ四つ。……

デニム
「ギルダスさーんっ!! ハボリムさーんっ!!」
53名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:26:52 ID:uJC0pZLm
実際俺のギルダスは神鳴明王剣覚えさせたあとは
ミニマムダガー+オーブ三つにしてるお。
54名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 01:17:31 ID:QZLKHrFY
裸オーブ4つ、怒号魔破拳でガーディアンすら1撃さ!
イベントキャラって低レベルで仲間になる神父が一番育て甲斐がある。
55名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 11:59:02 ID:2pT47ptC
なんせサラと一緒に徹夜レッスンだもんな。
何をどうすれば一夜でエキスパート(w になれるんだか。
神父と尼僧の濃厚なプレイを思わず妄想。
56名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 13:49:32 ID:ikEsmAkY
サラ「あなたって、本当に最低の豚ね!せいぜい可愛い声で鳴くことね」
プレ「アッー!」
57名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 20:18:13 ID:2pT47ptC
濃密な夜を越えて、あらゆる属性・体位をマスターしたサラとプレザンス(Lv.50)
愛欲伝道隊のレベル底上げのために、隊員から四方八方挑まれる日々。
サラにかけるだけで1up、プレザンスを踏むだけで1up。

アロセールがフィストにハマったり(犠牲者はカノープス)、ヴォルテールが縄師、
ハボリムはバイブ二刀流、シェリーはカルディア 姉さんはラプチャ薔薇を極める。
そんな究極の性技の使い手達を一身に受ける英雄デニム。


…ごめんなさい、妄想が暴走した。
58名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 20:41:35 ID:j4nuMSVJ
いや、エロもそこまで行くとむしろギャグだw
59名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 01:44:38 ID:/xKh5O9E
なんかそれだとランスロット@アルモリカ城のありがたいお言葉が…

ランスロット
「いいか、無理をせずトレーニングを積むんだ」
何のトレーニングだよ
60名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 01:12:08 ID:HTutXNyM
まだ純粋だった頃のデニムに対しての性教育のススメ
61名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 11:19:51 ID:uVFKIJxV
ちょっ 真面目な顔してランスロット何をw

そしてカチュア離反がまともに思える点。
カチュア「私を置きざりにして…たった二人きりの姉弟なのにッ!」
夜な夜な各所でトレーニングしてたらそう言いたくもなるわ
62名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 00:53:52 ID:pbYEo+TE
関係ないけどヴァイスってさ、
デニムが虐殺って言っても反対するし
虐殺しないって言っても反対するし
結局どっちやねんってかツンデレなのか?
63名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 10:27:48 ID:+aYvEQlT
ヴァイス「あっ、あんたと同じ道通って、家に帰りたくないだけよ!」
64名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 17:37:29 ID:wezvWWmA
おーいヴァイス、口調がおネエだっ。あと小指立ってる。
65名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 01:16:59 ID:WTzPaPb+
LAWルートだとあれだな。
しばらく見ないうちに二刀流になったヴァイスが
「悔い改めたみたいだし、一緒に戦ってあげるわよ。
 ・・・ゆ、許したわけじゃ無いんだからねっ。
 ヴァレリアのために仕方なくなんだから!」
66名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:24:05 ID:WpqXtp9k
そういう風にしていくとジュヌーンは陰のある女性になりそうだなw
67名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 20:17:39 ID:HBkBsC2+
ジュヌーン
「グアチャロの言葉を鵜呑みに攻撃して殲滅しちゃって、
しかもその後逃げ出して、おめおめと生恥晒しながらまだ剣を握ってて…」

後ろからケリ入れたくなるくらいのダウナーっぷり。
ここは是非オクシオーヌに思いっきり罵倒してもらいたい。
68名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 01:29:24 ID:QTn8h51K
ジュヌーンにだけ超ドSなオクシオーヌ
69名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 10:38:31 ID:YHfN1PlA
その線だと鬼畜ショタだな >オクシオーヌ
妊娠させたりガルガスタンのバーサーカーの精液便所にさせたり
いろいろやってくれそうだな
70名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 23:18:30 ID:TDgAxSFM
こんな時こそ凌辱鬼畜系の話を書かせたら天下一品の西村寿行ですよ。
文才無いからとりあえずアウトライン↓
オクシオーヌが出てるという事だからザパンは元気でいる訳だから・・・

ザパンとオクシオーヌの性交を見る事を強要されるジュヌーン。
ねばい眼で見ながら勃起する。
 ザパンが膣内射精し、余韻もそこそこにベットを立ち上がるオクシオーヌ。
ジュヌーンの眼の前にたつと
「犬の分際で何勃起させてんだよ!」と言い放ちムチを篩う。
「犬には犬の役目をさせてやる」彼女はジュヌーンの目の前で精液を溜めた股間を広げジュヌーンの貌に押し付け、「犬、一滴の残らず綺麗に御舐め!」
精液と淫水に塗れた女陰を、ジュヌーンは粛々と舐めながら股間は恐ろしく波打ち脈動していた。
 
71名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 15:07:56 ID:3RHbe/5D
誕生日プレゼント

セリエ「おめでとう…これは私からの心遣いだ、受け取ってくれ」
(画面暗転、「キャー」のSE付)
シェリー「あら、これでまた大人の仲間入りね(ハート)じゃ、これをあげるわ」
(画面暗転、「キャー」のSE付)
システィーナ「誕生日おめでとう、たいしたものじゃないけど、受け取ってね」
(画面暗転、「キャー」のSE付)
オリビア「あ、あの…誕生日だっていうから…私をあげます…」
(画面暗転、「ヴァー」のSE付)
72名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 23:03:47 ID:qNoVvz7h
オリビアw お前は一体何をしたッ!?
7371:2007/09/09(日) 17:58:47 ID:FcXT7TRx
いや、オリビアと見せかけて暗転直前によく見るとゴーゴ(ry
デニムのチビキャラがびっくりしてるところが最後に…
74名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 18:59:20 ID:CB8SWV2B
…でもさ、正直言うとゴーゴンなんか目じゃなくね?
デニムはどうせ首飾りしてるから石化無問題だし。
リアルO嬢の方が遥かに怖えと思うんだ。あの蒼い魔獣とか。

……あれ…何だろ?後ろでフェンリ


回線が切断されました
75名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 15:30:10 ID:rSYaJRrL
しかし駆け落ちしたのはいいけどそのうち戻ってくる羽目になるんだから
マナフロアとベルナータの悲劇再びって気がしないでもないな
さっさと子供作って産んどいた方が…っていうか何か長く生きられなさそうな幹事 >オリビア
76名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 22:08:48 ID:gkxcd0w+
そして禁呪と竜言語の血で血を洗う戦いですね。

ウォーレンレポート
「…その戦禍は、後に"デニムの戦役"とよばれた……」
77名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 00:49:17 ID:LL6TJixV
一見すると竜言語とネクロマンシーを操る
カチュア姉さんが有利にみえる。
しかしオリビアは三段階変身があるからなw

第一形態セイレーン(+禁呪)
第二形態リッチ(+禁呪)
第三形態エンジェルナイト(+スターティアラ)
一概にどちらが有利とは言えないのではないだろうか?w
78名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 05:09:24 ID:OKSaQi0l
禁呪使わなくても召喚魔法で一発昇天ジャマイカ
79名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 22:59:49 ID:XK/WGr2U
気付かれないうちに射程範囲に入れば蒼い魔獣の勝ちだな。

突然だがミルディン×アロセールって受信した。
レオナールと同じ騎士、なのにこうも違う気障な性格が鼻につく。
1度吹っ掛けるように愚痴ると、いつも毒舌はなく
ただ優しく慰められて……みたいな。
まぁ、立ち直った後某ベンチウォーマーとくっつくんだけどさ。
8079:2007/09/14(金) 00:17:37 ID:p2u17VSo
あ、しまった。
上の「いつも"の"毒舌〜」だ。たった一字抜けただけで
意味が大分違っちゃうな。

さて、ミルディンのクソ甘い台詞にうろたえデレるアロセールを
妄想して今日は寝るか。
81名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 01:15:56 ID:Ys0yyOAK
ミルディンはセリエさんだと思うんだが…。
年齢近いし
82名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 09:42:47 ID:p2u17VSo
あくまで受信した電波でしかないんだが、
アロセールとレオナールって歳離れてるな→そういやフォルカスとも
→二人共騎士だな→アロセール、ナイト・イーターか?!w
ならばも一人増えてもええやろ、みたいな感じでミルディン。
ギルダスとは気が合いそうってか普通にマブっぽいし。

セリエ姉さん×ミルディンは姉さんのが年下なのに
ミルディンのこと小僧呼ばわりしてそうだ。
それも、いいな。
83名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 19:28:05 ID:C15aQPl2
ミルディンはあちらこちらに真面目な顔をして口説いて手を出すタイプでしょう。
バルバスとの会話では享楽的な部分が垣間見えるので、エロ漫画の主人公張る位に女に手を出しながら、そのくせ憎まれないという。
一方ギルダスの方は純情一本やりみたいな感じで、
84名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 10:12:16 ID:Q7f5qQVN
誰かハボリム先生の事を書いてあげて下さい
先生ああ見えてまだ 3 0 歳 なんですから…
85名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 18:41:06 ID:TFTCojMG
兄のほうが年下に見えるハボリム
86名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 01:48:50 ID:JHOAkZPA
ハボリムを相手に出来るオナゴなんているか?
例えばオズマの場合:士官生時代にオズマが冗談でコナかけても、
ハボリム無視するから「つまんない男」とかボロクソに言われてそうだ。
…駄目じゃん。絡んでないよ。


ある意味タクティクス中一番ストイックなキャラなのかもな。
87名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 16:36:10 ID:HQHtMBrr
バールゼフォン「よし、この弟はお前たちにくれてやる!好きにしろッ!」
88名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 18:48:48 ID:JHOAkZPA
田「さっすが〜バールゼフォン様話がわかる〜ッ」
(画面暗転 ヴオー の声×5)
ハボリム強えー!って違う


シェリー「むさい男に興味ないけど…その身体、悪くないわね」
こうか?
89名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 13:38:27 ID:3eEfg1n2
保守
90投下準備:2007/09/23(日) 19:05:25 ID:iN9ImPx/
過疎ってるのでちょいと投下します。
Cルート3の終盤あたりの話で、カプはハボリム×シェリーです。

「湖畔にて」 です。
91湖畔にて1:2007/09/23(日) 19:06:09 ID:iN9ImPx/
 どこか遠く虫の声が響く湖畔。
皆が寝静まった夜更けに、ハボリムはひとり水面に身体を沈めていた。
 戦いの日々も終盤に差し掛かり、本懐を遂げる時も近い。
リーダーの少年は「敏捷性の強化をしよう!」と最近この湖に駐在していた。

「…しかしまぁ、少々不便だな」

 ぷかりと浮かび上がり、愚痴を漏らす。
周囲は忘れているかもしれないが、何しろ盲た身だ。
身を清める事ですら難儀で、醜態を晒さぬよう行動は自然、夜半になる。
ごみ同然に放逐された頃を思えば幾分ましになったとはいえ、
ご婦人も多いこの軍では気を遣う事が多かった。
 だが、それでも。

「あら、月見の入浴なんて洒落てるわね」

 宿ではなく野営だと、こんなニアミスを犯してしまう。
シェリーは軽い足音で忍び寄り、こちらの動揺もお構いなしに呼びかけてきた。
見つかっては仕方がない。身体を起こし、岸辺の彼女と向き合った。

「今夜は月が出てるのですか?…生憎判らないもので」
「ああ、ごめんなさい。貴方を困らせる為に言った訳じゃないのよ」
「構わないですよ。ところでこんな時間、どうして此処へ?」
「……眠れなくて、ね…」

 彼女の声に、自嘲の響きが篭る。
それはいつも強気な彼女の、危うい脆さが表れていた。

「…申し訳なかった。ひとりの所を、こんな先客が邪魔をして」
「ふふ…気にしなくていいわ。眼福に与れたし」
「その……今更なんだが、服を取ってくれないか?私は早々に退散するから」
「どうして?どうぞゆっくりなさって」
「いや、見苦しい姿を晒し続けるのも宜しくないだろう」
「本当にいいのに。…そうだわ」

 刹那聞こえる、衣擦れの音。

「ご一緒してもいいかしら…?」
 不穏な囁きが耳に突き刺さった。
92湖畔にて2:2007/09/23(日) 19:38:36 ID:PRRFvXZH
 こんな事で狼狽する程、若くはない。だが彼女の真意は掴みかねた。
何の気負いもなく彼女は服を脱ぎ捨て、静かに水面へ脚を入れる。

「思ったより冷たくないのね。丁度いいわ」
「シェリー」
「月灯りの貴方があまりに気持ちよさそうだったから、私も…」
「……そうか」
「もちろん他の男となら、こんな事しないわ。貴方だって私の身体を拝もうものなら、
 すぐにでも石にしてやるんだから」

 冗談ともつかない台詞を口にして、徐々に近付いてくる彼女。
微かな波紋が身体を嬲る。冷たい指先が、胸に触れた。

「綺麗ね」
「まさか」
「本当よ。ねえ、どうして髭を伸ばしてるの?折角の美青年が勿体ないわ」
「あまりからかうな。髭は…自分で剃るのも面倒で、不精の末だ」
「その所為で最初見た時、父と同じ位の歳かと思った」
「それは酷いな。モルーバ殿にも、私にも」

 小さな苦笑が互いの口から漏れる。
静かな夜に感じるのは、彼女の存在だけ。それは久しく忘れていた、甘く疼くような感覚。 
 彼女の指が背中へ滑る。冷たく柔らかな身体が絡みつき、思考をあっけなく遮断された。

「……何も言わないのね」
「…言うべき言葉など、私にはない」
「言ってくれるじゃない。でもその素っ気なさが、今は楽だわ」

 引き寄せられるまま、口付けをひとつ。
何処にも想いが向いていない、傷の舐め合いのようなぬくもり。
流れてくるのは彼女の唾液と痛み。悩ましい程艶やかなのに、それは酷く虚ろで。
――困るんだ。頼むから無防備にさらけ出さないでくれ。私はそんなに、聖人君子じゃない。
 
 彷徨う腕は拒絶せず、抱き締めもせず。
反応のない木石のような男に、彼女は飽かず唇を求めた。
93湖畔にて3:2007/09/23(日) 19:39:05 ID:PRRFvXZH
 緩やかに互いの口内を行き来する舌。
駆け引きもなく、熱情もなく。ただざらつきを擦り付け合い、痛みを共有する。
 
「…ッ、んぁ……。貴方、真面目な顔して質が悪いわ」
「…それは褒めてるのか、貶してるのか?」
「けなしてるに決まってるでしょう。傷心の女を受け留めるでなし、拒むでもなし。
 一番罪作りでろくでもないわ」
「耳に痛いな。だが貴女を受け留められる程器が大きくないんでね」
「なら、拒みなさいな」
「拒む程、私は枯れていない」
「本当に最低ね」
「まったくだ」

 答えがお気に召さなかったのか、彼女はむっと唸った後首筋に唇をあて強く吸う。
止める間もなく付けられた鈍痛に、跡の鮮やかさが窺い知れた。
慌てて手で抑えるも振り払われ、鎖骨に胸にと次々跡を残していく彼女。

「これは、酷いだろう。明日私はどんな顔して歩けと」
「ふふ、いいザマだわ。このまま残すのもヒーリングを頼むのも、どっちも見物ね」
「…質が悪いのは、貴女じゃないか」
「貴方がいけないのよ?そんな無防備に漂ってるから」
 彼女の指が脇腹を辿り、舌がちろりと胸を舐める。

「…私なんかに捕まった。悪いけど今夜は、八つ当たりさせてね」
 乳首を甘噛みされて、不覚にも息が上がった。灯されてしまった快感は、もう消えそうにない。

「身体を拝んだら、石にするんじゃなかったのか」
「ええ。でも貴方見えないでしょ?」
「見えずとも判るさ。…こうして触れていれば」

 彼女を抱き締めると、華奢な肩が微かに震えた。
無防備はどちらだ。身体を、心を、そんな簡単に明け渡すな。
手加減が出来なくなるだろう?もっともそんな気遣いなど、とうに失せてしまっているが。

 髪に指を絡め、噛み付くような激しいキスを彼女に。
彼女の躊躇いの声は侵略する舌に潰され、外に響くことはなかった。
94湖畔にて4:2007/09/23(日) 19:40:52 ID:PRRFvXZH
 暴れる舌を捻じ伏せて、思うがままに蹂躙する。
彼女の吐息はシャシャのように身体に響き、理性を容赦なく削っていく。
綺麗に並んだ歯列を辿り、口蓋に触れ、内壁を余さず暴き立てる。
とめどなく唾液がこぼれ胸を濡らす程になって、ようやく力を緩め彼女を離した。

「……ねぇ、髭を剃る気はないの?」
「特にないな。どうして?」
「キスに邪魔だわ。ちくちくして、口に入ったりするんだもの」
「生憎こんな爺むさい男に言い寄る、物好きな女性はいなくてね」
「あら素敵。私の場合、その皮肉はどこにかかるのかしら?」

 つんつんと髭を引っ張る彼女に、思わず笑みがこぼれる。
彼女をまた引き寄せ、額にキスをひとつ落とした。

「一夜の気まぐれとはいえ、物好きに違いはないだろう?貴女は、酔狂でとても素敵な女性だよ」
「それは褒めてるの、けなしてるの?本当に食えない男ね」
「もちろん褒めてるよ。…さぁ、そろそろお喋りは止めよう」

 唇は耳の柔らかさを、手は背中の滑らかさを、胸の弾力を確かめる。
あれ程冷たかった身体は水に濡れ、熱を持ち。何処も彼処も、冗談のように手触りが良かった。
濡れ髪を優しく払い首筋に唇を這わす。折れそうな鎖骨を辿り、窪みから胸の膨らみへ。
質量感溢れる双丘は手の中で自在に形を変えながらも、どこか頑なな張りを残している。
 口に含めば緩やかに硬度を増す頂き。
丹念に舐め上げる度、彼女の鼓動が高まり切なげな喘ぎが漏れた。   

 髪をまさぐる細い指が、時折乱れ快楽と催促を知らしめる。
溺れるように顔を埋め貪り喰らう。そして、思い出したように悪戯の刻印を左胸にひとつ。
びくりと震えた後、彼女の手が額を軽く打ち払った。

「どうしてそう悪さをするの」
「服の上からは見えないさ。それにまぁ、先程のささやかな仕返しをね」
「悪い男にはお仕置きするわよ」
「それは怖いな」

 彼女の手が脇腹から水面へ沈み、硬く起立する男性器に触れる。
焦らすように幹を撫で上げた後、不意に強く全力で握られた。
95湖畔にて5:2007/09/23(日) 19:44:21 ID:KaAbSI2i
「――――ッ!」
 突如襲った激痛と快感。
思わず腰が引けると、逃がさないとばかりに彼女の腿が脚を割り袋を柔らかく押しつぶす。
力を緩め艶めかしくうごめく指。擦り上げ握り、先端を押されると、抗えない程の刺激に苛まれた。

「一度、その澄ました顔を崩してみたかったのよ。…いいわ…ゾクゾクする」
「…私だってただの男だ。それより残念だな」
「何が?」
「今日程、貴女の顔を見たいと思ったことは、ない」
「"見えずとも判る"んじゃなかったの?」
「ああ、それでもだ」

 唇は再び塞ぎ、互いの胸を密着させ、彼女の尻を掴み後ろから中心を撫で上がる。
薄い襞の奥の肉は指に吸い付き、水とは明らかに違うぬるみを纏わりつかせた。
すぐに流されてしまうそれを何度も絡め、一番敏感な芽へ塗りつける。

 何度も震え、徐々に力を失くしていく身体。そしてより熱を帯び、おぼつかなる指。
彼女の手がただそれを握るだけになった頃、唇を離し侵略の許可を請う言葉を囁いた。

「…今更だけど、少し気になるわ。水が、変な感じで」
「貴女も可愛らしい事を言うな。ならば、岸にあがろうか?」
「ん…いいわ。誰に見られてるとも限らないし」

 やっぱりちょっと、恥ずかしいじゃない? と耳をくすぐる彼女の言葉。
本当に、罪作りな女性だ。そんな事を言われて、正気でいる男など何処にいる。

 彼女の左腿を高々と抱え込み、切先を入口へとあてがう。
しなやかな腕が首筋に絡みつき、彼女の香りが雄の本能を煽り立てた。
 
「ッ――――ゃぁあああッ!」
 突き入れた瞬間、強く肩を噛み何かを懸命に堪える彼女。
その痛みも、ぬめりを流されひたすらに圧迫する内も、時を止めるのに充分な刺激。
身動ぎ出来ずに、波が収まるのを待って幾刹那。

「……ぁ、凄い…。貴方が、なかで 動いてる…」
 彼女の呟きに追い立てられ、淫靡な音を撒き散らし抽出を開始した。
96湖畔にて6:2007/09/23(日) 19:45:32 ID:KaAbSI2i
 不安定な姿勢で無理やり突き動かす睦みあい。
通常なら潤滑油となる互いの体液も、抜き出す度に洗われ内は軋むようにきつい。
貫き上へ擦りつけると彼女の身体が揺らぎ、離れぬよう必死でしがみ付く腕。
漏れぬよう堪えても出る喘ぎ、暴走する鼓動。
 その彼女の全てが、狂おしい位に愛しい。

 唇を求めては喰らい付かれ、快感は更に天井知らずになる。
熱くて熔けてしまいそうだ。彼女の唾液は、海水のように飲み干す程に渇きを覚える。
もっと強く、もっと奥へ。もっと、もっと尽きるまで――。

 長い長い戯れは、彼女の身体が痙攣し力なく倒れこんだ事で終わりを迎えた。



「…シェリー……?大丈夫か?」
「こんの、ケダモノが…。でもありがとう。今夜は、何も考えずに眠れそう……」
「待てシェリー、まだ寝るな」
「……ぅん…無理…よう……」
「頼むからッ!シェリー!」

 頼みも虚しく、腕の中で安らかな寝息を立てる彼女。
仕方なしに彼女を抱き上げ岸辺に戻り、よく判らないローブに苦戦すること数刻。
結局出鱈目な着せ方をしたシェリーを担いでテントに帰ったのは、明けの鶏が鳴き出す頃だった。

 出迎えてくれた同室のオリビアの視線が、質量を持って突き刺さる。

「…その…本当に済まない」
「何が、と聞くのも野暮ですね。でもいいんです。姉のこんな穏やかな寝顔、本当に久しぶりだから」
 彼女を受け取ると、素早く身支度を整えて寝台に寝かしつける彼女の妹。
その手際の確かさに、改めて頭が下がる思いだった。

「さて、ハボリムさんもいいですか?その姿は、ちょっと艶めき過ぎですよ」
「……そんなに、その…酷いか?」
「ええ。あまりに、目の毒です」
「重ねて申し訳ない。頼んでいいか」

 ヒーリングの柔らかな温もりが身体を包む。
情事の後始末を妹にさせるという、なんとも情けない結果でこの夜が終わった。
97湖畔にて7:2007/09/23(日) 19:46:27 ID:KaAbSI2i
 彼女が本当は"いいんです"と思ってなかったのを、自分のテントに戻るなり思い知った。
既に起きていたミルディンは、軽く息を飲んだ後、「ちょっと」と呼び掛けてくる。
 腕を肩に廻し、辺りを憚るように囁く彼。

「貴方も隅に置けないですね…今日はこのマントを使いますか?」
「…その意味を、聞かない方がいいのかな」
「首元にひとつですから、そう目立たないと思いますが…この軍にはうら若い少年や、
 何時までも子供の困った人がいますからね」
「……はぁ。自業自得とはいえ、こんな事はもうご免だな」

 大人しく見えて、やはり彼女の妹。
姉に不貞を働いた男に、しっかりと報復をしていたのだ。
最初の発見者がミルディンだったのは、せめてもの不幸中の幸い。
これが未だいびきを上げるギルダスや、リーダーの少年だと思うと…胃が痛い。
 何故、こんな気苦労を背負ってしまったんだろう。

「さて、今日のトレーニングの的は貴方に決まりですね。石じゃなく剣で思いっきり
 挑みますから、覚悟して下さい」
「あまり虐めないでくれ。頼むから」
「果報者にはそれ位で丁度いいでしょう。…ああ、もう朝食ですね。行きますか」

 テントを開けると初秋の陽光が暖かく照らしつける。
光を喪い、絶望に叩き落され、復讐だけが残されたこの身。
それでも。

 理想を求めて、つたなく足掻く事を。
 友と語る、何気ない日常を楽しむ事を。
 そして、刹那とはいえ人を愛しむ事を。

 そんな人間らしい事が、まだ出来るのを知った。
いや違う。喪っていたのを、この軍が取り戻してくれた。

 刻限の時は近い。だが例え達しても、きっとまた、新たに歩んで行けるだろう。


 そうして高いびきの騎士を残し、私達は慌しい朝へと踏み出していった。
98投下終了:2007/09/23(日) 19:48:52 ID:KaAbSI2i
以上です。
ハボリムがキザい!甘い!こんなの先生じゃないッ!!と悶えながらも
書き下ろしてみました。
99名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 22:09:57 ID:yeYJSmiO
俺の知らないハボリムがそこに居た・・・・
GJ!
100名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:18:05 ID:Zqt9Wj7o
GJ!
久々にみたら投下されてた記念age
101名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 04:33:37 ID:4yDSdY8n
GJ!
描写が麗しくて実にイイ!
102名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:02:40 ID:QgY895Qo
GJ!!

103名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 13:44:43 ID:Y4f+8+9k
>>50
何か詰め込み過ぎたよかん
http://akm.cx/2d/src/1190694621365.jpg
色々構図弄ってたら一ヶ月近く過ぎちゃったよ・・・・
オリビアって額に傷が在る訳だから前髪を眉あたりまで垂らしたようなイメージがあるんだけど、
グラフィックでみると左右に分けた髪型で違和感を感じる。
そんな疑問をもった人は皆無だろうか・・・



台詞入れない絵は需要ある?
104名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 17:37:50 ID:M0F7LFP/
ヤフォーイ!通勤中なのに盛大に吹き出したぞw
何あのスネ毛反則だろ。神のおかげで笑いをこらえる微妙な顔の俺。
電車の中で隔離サークルができちゃったじゃないか。
ともあれGJ!
105103:2007/09/26(水) 00:51:38 ID:TYdj22h0
不備があったので揚げ直し
http://akm.cx/2d/src/1190735301747.jpg
レッド・ドラゴン涙目
106名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 17:08:43 ID:iafFgBYi
レッドドラゴンのモノがすごく…大きいです……と思ったら足だった。
GJ
107名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 17:51:00 ID:GTUnMWW8
>>363
ピカチュー大将軍の弟か従兄弟あたりじゃね
んで、トリスタンとラウニィーの情事を見て
くそーラウニィーとズッコンバッコンズッコンバッコンピュピュッピュピューってしてー
って思ってそれを実行しようとしてトリスタンに見つかってランスロットとカノープスとウォーレンと
ミルダスとギルディンとデネブが呼ばれてヴォラックは捕まってしまって地下の拷問室で
毎日毎日肛門にカボチャ入れられたりミルダスとギルディンとの3Pやったりランスロットのロンバルディアで
キンタマ1個取られたりウォーレンの占星術で不吉な予言を毎日聞かされていたぶられて
ヴォラック・カタタマ、ウィンザルフになってしまってゼノビアとかに居れなくなって
復讐してやると思ってローディスに行ってバールゼフォンに「うほっいい男」って言われて
お尻合いになってしまってそのままテンプルコマンドになったんだと思う
108名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:02:45 ID:87bzTlGb
えっと…取りあえず言わせて欲しい。
ミル「ダス」、ギル「ディン」はわざとなんだよな?
遥か未来へのレスだけど。
そして絵師様グッジョブでございます。
ギルダスいいよギルダス。
109名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 23:15:16 ID:bk5B7XFS
>>103 GJ!
ところでなんでミルディンだけ鎧きてんだ?ナンパ男の仕様かwww
110名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 11:14:51 ID:AwLiMAWI
111名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 23:33:01 ID:gr29e0B7
公式絵を見て思ったこと
お前らスカート短くね?魔道衣とかセリエとか、こんなんなら日常的にパンチラしてそうだ
112名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 00:49:40 ID:brde0SIo
そもそも我々がパンチラにハァハァしても
オウガワールドの住人はそうじゃなさそうだ
113名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 01:45:40 ID:Hf6tPBI0
戦闘中なら確かにそれどころじゃないだろう。
だがッ、移動の時やトレーニングの時なんかで、密かにドキがムネムネしてる
そんなファンタジーがあってもいいじゃないかッ!
いや、むしろあれ。漢ならガン見するべきだ。
114名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 08:14:46 ID:il+/gD7z
とりあえずピックアップしてみたお
パンティ見えそうなの
大地の神バーサ
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-53.jpg
シェリー
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-23.jpg
セリエ姐さん
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-22.jpg
でねぶ
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-29.jpg
アマゾネス
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-35.jpg
紐パンのような革のパンツなのかぁキャラ的にアマゾネスの想像が一番膨らむヾ(´ー`)ノ
ウイッチ
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-38.jpg
番外
見えそうで見えなくてモヤモヤしそうなもの
バルキリー
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-36.jpg
オリビアも微妙
http://www.rpgfan.com/pics/tactics-ogre/art-25.jpg

所で彼女達はパンティなのか?
褌だったら割り込むお尻が見えて(;´Д`) ハァハァなんだが、トランクスみたいなショートパンツみたいだと一寸嫌
(多分これがデフォなんだろうけど)
115名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 17:44:31 ID:Hf6tPBI0
紐ぱん説にイピョーウ ノシ
短パンだとラインが響いて服の上からゴロゴロするし、スリット深い服
(ex.オリビアとか)は見えちゃうだろ。三角をふたつ合わせたようなので、
両サイドで結ぶタイプなど如何なものか。

ちなみに女戦士系は水に入れるんだよな。
……先生!濡れて透けて張り付いて乱れてますッ!鼻血出そうです!
116名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 22:34:18 ID:LDiD3Cpe
>>115
同じく紐パン説に一票…。

…うん、同類だね。
外伝だとウィッチなんかも水に入れるから服がすk…
うわユフィールさん何を(ry 続きはユフィールのサラマンダーで燃やされました
117名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 20:05:38 ID:gE2H7n6d
ここでなぜ某ハイレグクイーンがでないんだ
年か?それともモロはダメなのか
118名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:54:52 ID:ZaVqTDy9
どっちもどっちでおっさ…もといギルダス臭いw

もっと直球でいいじゃないか。
下半身露出しっぱなしなクラスもあるんだし。
119名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 08:54:03 ID:9QBJFL4r
なんだってー!(AA略
それはヒトのクラスなんだろうな?リザートマンとかなしだからな?
上半身裸ならトリの兄貴が思い付くけど。


…そう言えばハーネラたんは丸出しだな。あれが実は着ぐるみでした、なら
中の美脚を想像してちょっとにやにやなのだが。
120名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:56:01 ID:8O3sqLfX
今更だけど>>114はバーサじゃなくてグルーザでは?
121名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 19:47:56 ID:P+aj5zSf
…そうだな。素で気付いてなかったよ。
ゾショネルの前掛けめくってくるわ。
122名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 21:28:47 ID:iDWsPhxd
待て、ゾショネルの前掛けを捲るのは俺だ!
123名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 00:11:54 ID:p1ensvHS
よくぞ集まった勇気ある英雄達よッ!今こそその力を指し示せッ!
行くぞ!サモンゾショネル!!

ぼぅわっ(炎の効果音)


>>121-122
「デニム…済まない…役に立てなかった……」
124名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:30:32 ID:ySkaZRbJ
いきなり神サマのブツを拝もうなんて無謀だろ。
俺は手堅くフェアリーのぱんつに指をかけるぜ!
125名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 07:40:12 ID:2q3F4qR9
フェアリー「きゃぁ!近寄らないで!マジックミサイル!」

(光を収束しぶつける)

>>124
「デニム…済まない…役に立てなかった……」
126名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 02:00:55 ID:QG+RjfY2
ぱんつもいいが、ブラがどうなってるのかが気になる今日この頃
誰か俺に乳ばんどの実態を教えてくれ
なんなら占いジジイ!レポートに書いてくれよ
127名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 06:52:06 ID:asOcUBRK
ウォーレンとヒューゴー
>>126…済まない…役に立てなかった……」
128名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 20:35:35 ID:gCL6WGwh
無茶をしない俺は死者の宮殿にいる人権ない人たちでいいや。
129名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 12:47:56 ID:rqyj60IB
 
130名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 15:19:22 ID:tNq8OIag
>>128
またそんな事言って…ゴーゴンに石化させられるぞ?
131名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 18:40:30 ID:yLH3oJ22
ゴーゴン「邪眼」
しぱ―――ッ(邪眼の効果音)


>>128は石化した。
132名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 06:32:25 ID:92WR8LQc
133名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 21:27:51 ID:xFtOrbe7
ふとブリガンテス城の丸腰デニムに思いをはせた。


雪深い古城の前に佇む、裸デニム。バーサーカーでなくとも難癖つけるだろう。
って言うか、デニムッ!蒼い魔獣にロックオンされてっぞ!!w
134名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 22:07:07 ID:/dgnciTE
丸腰だったけど、呪文を外し忘れて袋叩きにあったっけなあ・・・
135名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:26:49 ID:Qc7Dxe4a
全裸に呪文…耳なし芳一か
136名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:49:29 ID:xFtOrbe7
持っていかれるのは……やはり、ちんこか?
137名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:59:58 ID:rl4wRz9S
オリビア「あ、あの・・・『剣』をしまって・・・ください・・・」
138名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 07:25:40 ID:Hv77PUur
139名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 08:58:18 ID:CZO2aBAU
デニム 「剣?僕は見ての通り丸腰だよ」
オリビア「えッ……え、ええ確かにそうですが……」
デニム 「僕は話し合いに来たんだ。城の中に入れてくれるね?」
オリビア「い、嫌ッ。何をするつもりッ!」

――Fight it out !

140名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 10:58:52 ID:AgeVGKn5
オリビア「その娘には傷が〜」
(スカートをまくりあげる)
デニム「ちょwwwwww昔の俺wwwwwどこに傷つけたんだよwwwwwっうぇ」
141名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 21:44:41 ID:1ApmSuz/
>>114 シェリーしか見てないけど何なんだこのごついたいかk……
ん?何か落ちてくるきがs
142名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 22:47:49 ID:CZO2aBAU
>>141の冥福を祈って、黙祷
143名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 02:47:26 ID:dCEOg+CK
しかしシェリーは露出がすごいな
あの服の短さにブラチラ、どんだけ見せてんだ
144名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 14:47:12 ID:mtrz9ibZ
セリエ姐さんをどうやってsenkaするのか
145名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 06:55:10 ID:siwfQI0I
4姉妹で最も影の薄いシスティーナの萌えポイントを探す。
あの幼稚園スモッグがマイナスなんだよな…。

例えば戦闘中槍でスカートをざっくりやられたら、なんて妄想。
一息ついた後、男性陣にモロ出しの脚を指摘されて慌てるシスティーナ。
…お、結構いいかも。
146名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 01:53:37 ID:1+yh8Dgx
システィーナは真面目っ娘なのがウリだろうと思う俺が通りますよ
テンパってる所をじっくりといじめたい
147名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 22:07:52 ID:MRrM1O+9
巷ではハロウィンで騒いでるが、ふとパンプキンヘッドのエロが頭をよぎった。
いや、うん、悪かった。それはちょっと冒険し過ぎた。
148名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 08:46:42 ID:Rn+E/xRf
パンプキンヘッドって最初は確かイケメンを元に加工してたんだよな
ならエロもおかしくない・・・・のか?
でもイク瞬間に頭がぼろん、とか落ちたりしたらトラウマになりそうで嫌だ
149名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:08:00 ID:gepJNK7T
とある宿の中、情事の後
アマゾネスA「…はぁん。凄かったわ……」パンプキンヘッド「お腹すいたかい。僕の顔食べる?」


ちょっ、それなんてアンパン○ン
150名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 07:57:53 ID:msSD6rBN
>>149
思い切り吹いたわwwwwwww
151名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 09:55:39 ID:F5lNs9Mg
女の好きなもの、芋蛸南京(カボチャ)長話ってね
152名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 00:21:14 ID:LrFMPnhe
実は経験値が高いパンプキンヘッドに、デニムがこっそり恋愛指南を依頼する。
今日のお題は、「○○と私、どっちが大事なのッ!」を黙らせる方法。
相談者D「彼女が事ある毎にもっと構え、とウザイんですよ」
パンプ相談員「あーそれね、その時は問答無用で抱き締めてあげなさい」
相談者D「はあ。それで?」
パンプ相談員「耳元で真摯に囁くのです。
『…ごめん。でも僕には姉さんだけなんだ』と」
相談者D「おぉー。それでそれで?」
パンプ相談員「すかさず瞳を見つめなさい。1分もすれば充分でしょう。
これで彼女はめろりんきゅ〜です」
相談者D「先生ありがとうございますッ!僕、頑張ってみます」


――翌日。
相談者D「…先生。質問は回避出来たんですが、その後3時間拘束されました」
パンプ相談員「そうですか。それはご愁傷様ですね…」
本日のお題「際限ない攻めを上手くあしらいHを1時間で切り上げる方法」
恋愛指南と相談者Dの苦悩は今日も続く。
153名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 07:31:00 ID:OLeuQ61T
154名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 08:51:41 ID:I6FQWraf
夢ぶちこわすようで申し訳ないが、パンプキンヘッドの口って動くの?
155名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 12:23:52 ID:m984sKqj
そこに夢はねーだろ
156名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:46:54 ID:as+5X2za
一応"かぼちゃうぉーず"だの技名を言ってるんだから喋れるんじゃないか?
それに主はあのデネブだし。
夜な夜ないびられて9人ずつ(1人はデネブの餌食)トリの兄貴に
泣き付いてるパンプキンヘッズを妄想してちょっとにやにや。
157名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 07:07:30 ID:ciFKeH+S
158名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 08:33:03 ID:MjfxX58m
>>156
そーか、dクス。
159名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:25:27 ID:iMdBMHot
ちょいと質問。
オウガの住人(特に女)は鎧の下に何着てるんだ?
戦士系でバリバリ働かすアロセールやセリエとかは
属性の鎧着せてるけど、中身は・・・裸?
裸エプロンならぬ裸鎧、裸メイルなのか!?
160名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 06:54:56 ID:Qs2NqPyr
>>159
中には何か着てるだろう
裸鎧は蒸れる罠
161名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 10:31:45 ID:qW6PXNl4
衝撃吸収の観点からも鎧の下には着るのが基本。
162名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 12:07:01 ID:QVAF+7Pw
>>161
つまりそれは鎧をデフォで着ている服の上に着ているということか?
163名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:56:45 ID:iMdBMHot
そうか、ありがと。初代のオピ(男女とも)や外伝のシビュラみたいに
裸同然な格好もあるんだからいっそのこと、と思ったんだ。
ただ、やっぱり着ないと「臭いシリーズ」になっちゃうわな。確かに。
164名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 07:27:02 ID:INiqBE8r
人がいない・・・
1時間レスがなかったらカチュアは俺のもの
165名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 08:20:25 ID:+qf/T+ny
阻止汁!
166発酵王女:2007/11/21(水) 08:34:17 ID:YcQMMkv+
>>164
あらデニム、こんなところにいたのね。
167オリビア:2007/11/21(水) 09:37:54 ID:nFvGmpTg
>>166
残念、それはヴァイスだ
168名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 02:57:55 ID:b1t9vpIH
>>166
それはおまえのおいなりさんだ
169名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 20:37:23 ID:teYXQSVe
それ何て変態仮面だッ!
兜の代わりにぱんつをかぶったジュヌーン
170名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:34:17 ID:+oeZpjjI
独り言に聞こえてしまうが、アマゾネス×クレリックの百合を想像したのは僕だけのはず…
171名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 06:29:53 ID:/ZUFGQ7x
>>170
いいことおもいついた
おまえそれでSS書け
172名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 23:06:09 ID:ZNFOyqfF
エロいことやりすぎたら昇天して
エンジェルナイトになるとか妄想したのは俺だけでいい。
173名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:59:46 ID:bGgbdwYn
更にスナップドラゴンで神聖属性の剣に変えて、柄の部分で〜とか考えるのは俺だけだろう
174名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 16:07:03 ID:63oRqHBN
剣がその人間の様相を表す訳ね。
それはそれで面白い。
175名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 17:44:49 ID:9uaCTl6F
176名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 21:50:19 ID:n3NbaDOM
兄貴の羽って、もちろん神経通ってるんだよな?
実は性感帯だったりして。
177名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:59:12 ID:K4IA6moj
実は羽の付け根が弱いらしい。
178名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:32:57 ID:KZxDJPku
背中を舐め舐めすると悶えて羽をばっさばっさするのだな。
舐め舐め要員は……本命デネブ、対抗セリエ、大穴デニムw
っていうか相手誰でも違和感なくいけそうな感じ。かのぷ〜スゲー。
179名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 12:25:26 ID:HT2M3YT0
前スレにカノープス×セリエのSSがあったな。
あれの続きはないんだろうか?
180名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 05:40:54 ID:o5EXU3TU
ヴァイス×カチュア読みたい…
需要も供給もなさそうだが
181名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 17:08:45 ID:sMqdnCFo
>>180
前スレにあった
182名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 19:56:01 ID:yC3KlTIw
ジュヌーン×オクシオーヌって需要あるだろうか…
書き始めてしまったのだが
183名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 22:45:31 ID:u0J3WUf7
おぅ、どんとこいだ。
おもむろに服を脱いで正座で待機。全裸で。
184名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 20:02:19 ID:dYg7HFKm
俺も正座で待つか
全裸で
185182:2007/12/05(水) 20:38:08 ID:L9NCnj7P
ありがとう。
今週末くらいに投下しにきます
186名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 23:48:59 ID:uRl/2UPk
全裸で待機して3昼夜。
そろそろ寒くなってまいりました。ううう……
187名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 03:55:18 ID:6jG0MXg+
>>186
「僕一人で、しかも丸裸でいれば大丈夫。きっと話しを投下してくれるさ
188名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 09:23:06 ID:41TMBYSz
でも、魔法を外し忘れて突入し1対10でフルボッコw
189名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 09:39:55 ID:ZpkAqcL6
いや、なに、Lv.50のハイパー>>186ならひとりで蹴散らせるだろw
しかも装備の魔法がチャージスペルとチャームだったらなお笑うぞ
190名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:30:30 ID:qHQC8QGs
LV50なら素手でも何とか…
191182:2007/12/08(土) 18:07:33 ID:Sf/UJTYk
全裸でほっといてごめんなさいよー。やっと書き終わったんで投下しに来ました。
SS投下初めてなので挙動不審だったら言ってください。
192ジュヌーン×オクシオーヌ:2007/12/08(土) 18:25:37 ID:Sf/UJTYk
彼の本心を見抜けなかった、幼い自分を許すことが出来なかった。

白くなるまで握り締めた手のひらには、彼らしい几帳面な字で別れの言葉が綴られた手紙がある。
君はもう一人でもやっていける、バスク村にも人が戻り始めたし、君はその中でうまくやって
いける、大丈夫だ自信と誇りを持て、というような(ありきたりな)言葉が並んでいた。彼が
かつて過ちを犯した場所で2年もの間暮らすことが、どれだけ苦しいことなのか考えたこともな
かった。彼はいつも眉根に深い皺を刻んで、困ったように微笑むだけだったから。

はじめは憎しみと悲しみが彼女を突き動かしていた。すべてを失った絶望の中から、彼を憎む
ことで這い上がってきた。だが、戦場でアーチャーの放った流れ矢が飛んできたとき身を挺して
彼女を庇ったのも彼だった。矢は深く肩に食い込み、鏃に塗られた毒は三日三晩、彼を苦しめた。

不器用な贖罪の気持ちを感じながら、憎むしかなかった相手は、今自分の身を守り死の淵にいる。
オクシオーヌはその日、初めて彼の手を握った。混沌とした感情の中で、確かに芽生えたものが
あった。

戦争が終わり、もう二度とハイムに戻ることもないだろうと思った。荒れたバスクの地を取り戻す
決意をデニムたちに告げ、ジュヌーンも彼女に従った。あなたはもう私と一緒にいなくてもいい
はずよ、と精いっぱいの虚勢を張ったつもりだったが、困ったように微笑む彼が傍にいてくれる
ことは心強かった。

1年が過ぎ、荒れた土地はようやくわずかな実りを宿すようになる。2年が過ぎ、バスクを追われた
人々が戻り、ようやく復興の兆しが見えてきた時、彼はバスクを去った。あの日彼の手を握りし
めたとき、芽生えたものはなんだったのかようやく気がついたが、すべては遅すぎたのだ。
193ジュヌーン×オクシオーヌ:2007/12/08(土) 18:27:03 ID:Sf/UJTYk
すべてわかったつもりでいた幼い自分を悔い、彼を探し各地をさまよったのだ。早く大人になら
なければ。大人になって、彼に伝えるべきことを全て伝えなければ。そして、さらに季節は巡った。

***

オクシオーヌの深い栗色の髪は、子供の髪特有の儚さから、女らしい艶やかさを増していた。ジュ
ヌーン、と名前を呼ばれる。ああ、と返事を返したが声は掠れていた。動揺を悟られてはならない、
一瞬目を閉じて息を大きく吸ったと同時に、彼女が胸に飛びこんで来た。硬く握った拳で胸当を
叩かれ、眉根はぎゅっと寄せられ、眦には涙が浮かんでいた。怒っているのか泣いているのか。
いや、両方だろう。よく見れば彼女の髪や肌は埃っぽく、身にまとった旅装束は長い旅に耐えた
あとが見えた。ジュヌーンは自分がバスクを去ってからから、彼女がどんな風に過ごしてきたのかを
想像し、彼女の埃っぽい髪を撫でた。

どこからが間違いだったのだろう。
彼女が大人になり、幸せになるまでを見届けようと思ったことか。自分が彼女を庇護することで、
彼女が自分を慕い、憎しみを忘れ始めたことか。自分が起こした過去の過ちが全ての発端であった
のは確かだ。だから、彼女の傍にいてはならないと思ったのに。

彼女は何年も彼を探し、海を渡った国で異郷の騎士となった自分を追ってきたのだ。バスクを捨てて。

彼女の髪を撫で、嗚咽が落ち着いたところでそっと肩を抱いて自分の胸から引き離す。街へと続く
橋の上は、街を去る人と訪れる人でごった返している。若い女と年の離れた大男が抱き合っている
のは好奇の目で見られた。行こう、と彼女の耳元で囁くと、オクシオーヌは小さく頷いた。
194ジュヌーン×オクシオーヌ 3/9:2007/12/08(土) 18:28:31 ID:Sf/UJTYk
「私、大人になった?」

ジュヌーンは郊外の宿屋に入ると、オクシオーヌに温かいミルクに少し酒を落としたものを飲ませ、
湯あみをさせて無理やりベッドに寝かしつけた。ベッドに入ったオクシオーヌが発した第一声はこの
言葉だった。

「ああ。背も少し伸びたし、大人の顔になったな」
どう返したらいいものか分からず、見た通りの答えを返す。オクシオーヌは不服そうに頬を膨らませた。
血色も大分良くなり、あの頃と同じ幼さが覗く。ジュヌーンの顔は思わずほころんだ。

「あなたを探してここまで来たの」
「大変だったろう。今夜はここでゆっくり休みなさい」
「遊びに来たわけじゃないの」
「…ああ」

「どうしてあの日」そこまで言いかけて、オクシオーヌは口をつぐんだ。何かを躊躇するように。
「あの日、バスクから出て行ってしまったの?」

「君は私を憎むことで生き延びてくれた。生きるための糧を見つけたとき、私の役割は終わるからだ」
想像していたより、あっさりと答えは返された。「私と君は一緒にいるべきではない」

「それはあなたの気持ち?それとも世間体を気にしているの?」
「両方だよ」
「だったら」
オクシオーヌの黒いひとみがジュヌーンをまっすぐに射抜く。
「はじめから優しくなんかしてほしくなかった」

薄々感じていたことではあった。

だから、あの日ジュヌーンはオクシオーヌのもとを離れたのだ。贖罪から始まり、慈しみを覚え、硬く
なった自分の心が暖かいものでほぐされていくのを感じながら、この日々がいつか終わってしまうと
いう事実を受け入れることが出来ない。だから、自分から姿を消した。自分勝手な男だ。

オクシオーヌの小さな手が、ジュヌーンの堅く大きな手を握った。指先がささくれて痛々しい。
「すまない、もう行くよ」
搾り出すようにそう言ったが、オクシオーヌは彼の手を離そうとはしなかった。オクシオーヌは小さな
子供のように小さく首を振り、いかないで、と唇だけでささやいた。
195ジュヌーン×オクシオーヌ 4/9:2007/12/08(土) 18:29:50 ID:Sf/UJTYk
ジュヌーンは床に簡易な寝床を作ると、オクシオーヌと大人ひとりぶんほどの間隔を空けて(これでも
精一杯だ)寝転んだ。明日からどうしようか、と不安が頭をよぎるが、明日のことは明日考えることに
して眼を閉じる。宿屋の主人にはにやにやされたが、仕方がない。すべて自分が背負った業だ。

オクシオーヌは疲れがたまっていたのだろう、小さな寝息をたてている。小動物のぬくもりをすぐ近く
に感じるような、くすぐったい気持ちを抱いたまま、ゆっくりとまどろんでいく―


どのくらい時間がたったのだろう。身体にのしかかる重みを感じてうっすら目を開けたジュヌーンは息を
飲んだ。「お…」

オクシオーヌが自分に馬乗りになっていたのだ。闇夜に目が慣れず、表情までは見て取れない。薄衣の
向こうにある、柔らかな温かさと息遣いだけが伝わってくる。殺すつもりなのかもしれない。そう思ったが、
それでもいい気がした。よくある結末じゃないか。

オクシオーヌの顔が近づいてくる。思わず目を閉じた。首に手をかけられるかと思ったが、小さな手はジュ
ヌーンの厚い胸板に置かれたままだ。首筋に柔らかいものを押し付けられて、ジュヌーンは自分が勘違いを
していることに初めて気が付いた。

首筋をねっとりとした感触が這いまわり、耳の裏側まで到達する。身をよじって逃げようとしたが、身体が
動かないことに気が付いた。両手首の周囲に氷の枷が嵌められている。もちろん彼女の仕業だろう。唇が
額から鼻の頭を渡り、少し躊躇した後にジュヌーンの唇に触れた。

「こうしてしまえばよかったのよ」
オクシオーヌが小さく呟いて、強く唇を押し付けてきた。甘い果実のような吐息を吹きかけ、柔らかな舌が
ジュヌーンの前歯をなぞった。左手がジュヌーンの鼻を押さえつけた。呼吸の出来ない苦しさと、唾液が混じ
りあい口腔が蹂躙される感覚に、頭が痺れてくる。瞬間、長い口づけが唐突に終わり、喉仏に噛み付かれる。

「こうなってしまえば、あなたはどこにも行かなかったんだわ」
「オクシオーヌ、違う」
声を振り絞るが、オクシオーヌはジュヌーンと目を合わせようとはしない。

舌が厚く日に焼けた胸板を這いまわっている間、胸に押し付けられていた右手がジュヌーンの下半身へと
伝ってゆき、硬く張ったものを探り当てた。身体にのしかかる重みが一瞬無くなり、下半身を覆っていた
衣を剥がれたのが分かった。 硬く張ったものの先から筋に沿ってねっとりとした感触が伝い、熱い息が吹き
かけられる。
196ジュヌーン×オクシオーヌ 5/9:2007/12/08(土) 18:31:14 ID:Sf/UJTYk
「やめ―」
搾り出すような声を上げるが舌の動きは止まらずに、彼自身を柔らかで吸い付くような感触が飲み込んだ。
何度も吸い上げるようにして、舌がねっとりと絡みつく。何年ぶりかの感覚に、それは否応なしに硬く張り
詰めて痛いほどだ。

「ジュヌーン」
名を呼ばれて、朦朧としたまま視線を動かすと、目が闇に慣れたのかオクシオーヌの顔がはっきりと見えた。
「好きよ」
吐息を吹きかけるようにして囁いた。 そうしてより強く舌を絡ませて、いとおしむように咥え、舐る。
「お願いだから、大人しくしていて」

オクシオーヌが帯を解き、薄い衣を脱いだ。窓から差し込む月明かりに照らされて、白い裸体が浮かび
上がった。胸から腰にかけてはゆるやかに女性らしいカーブを描いていたが、どこか脆い幼さを残していた。
思わず目を逸らしてしまう。

オクシオーヌは男の胸元に両手を置き、緊張した面持ちで腰をおろした。ジュヌーンの下腹部にあたる微かな
茂みの奥はぬるりと濡れていたが、ぬるぬると逃げてうまく入るわけもなかった。初めて、オクシオーヌの
表情に焦りと戸惑いが見えた。

「オクシオーヌ」
名を呼ぶ。

少女はびくりと身体を震わせた。ジュヌーンがオクシオーヌを叱りつける時、決まって返す反応だ。まるで
数年前に戻ったかのようだ、と思う。ただ、二人の間にあるものは、何年かの間に変化していた。
変化してしまった。
197ジュヌーン×オクシオーヌ 6/9:2007/12/08(土) 18:32:54 ID:Sf/UJTYk
「この枷を取ってくれ」
「だめ。私はあなたと一緒にいたいの」
「だから、はずして欲しい。逃げたりはしない」

オクシオーヌは少し考えてから、魔法の枷を外した。それからジュヌーンの冷たくなった手首に気が付き、
「ごめんなさい」と呟いた。一瞬にして子供に戻ってしまったかのようなオクシオーヌの柔らかい髪をなぞり、
冷たくなった右手で小さな頭を抱きかかえた。白い肩が自然とジュヌーンの胸元に寄り添う。

「私は過ちを犯した」
「うん」
「しかしそれがなければ、かつての仲間たちや君と出会えなかった」
オクシオーヌの息遣いを心臓の上に感じて、右手と胸の奥が暖かくほぐされてゆく。

「過去を振り返りながら、前に向かって歩けるようになったのは君がいたからだ」

胸の中で小動物がもぞもぞとうごめくようにして、オクシオーヌが顔を上げた。そのまま、つうと唇を尖らせる。
自然と唇が重なり、少女の唇から含み笑いが漏れる。

「それって、もう私から逃げないってことよね?竜騎士さん」
198ジュヌーン×オクシオーヌ 7/9:2007/12/08(土) 18:33:30 ID:Sf/UJTYk
***

床に敷いたシーツに身体を横たえて、白い肌に祈りをささげるような口づけをしてゆく。細く長いうなじから、
幼さの残る鎖骨から胸元、淡く小さな膨らみをなぞり、時々歯を立ててやると少女が甘い吐息を漏らした。
下腹部を右手で円を描くように撫で、もう一度深く口づける。先ほどとは打って変わって大人しくなった
オクシオーヌも、応えるように舌を絡ませ、ジュヌーンのたくましい首筋を両手でかき抱いた。

下腹部を這わせた指をずらしてゆく。茂みを撫であげ、その奥に指を伸ばそうとすると、オクシオーヌはも
じもじと腿を閉じてしまう。ジュヌーンは下腹部から茂みまでの稜線に口づけ、白い腿を噛み付くようにして
愛した。少女の口からくすぐったいような声が漏れたが、その声は徐々に甘いものに変わってゆく。そのまま
白い腿を持ち上げ肩にかけると、茂みの奥に舌を這わせた。

「あ!」
ひときわ大きな声で鳴いたオクシオーヌは、抵抗しようと両足に力をこめようとしたが、自分でも触れたこと
のない場所に熱い息を吹きかけられてなかなか力が入らない。自分でも触れたことのない場所を舌でまさぐられ、
何かがつるりと剥かれて舐られたところまでは分かったが、頭の奥が痺れて真っ白になる。声を出すまいと口を
つぐむが、唇の端から自分でも聞いたことのないような甘い声が漏れ、羞恥心で一杯になった。

「声を上げてもかまわない」
ジュヌーンの舌がそこを啜りあげると、下腹部が熱く蠢いて、こらえきれずにオクシオーヌは小さな悲鳴を上げた。
分泌されたとろとろとした愛液が尻のほうまで垂れていく。雷で痺れたように身体を痙攣させ、がくりと力を失う。
199ジュヌーン×オクシオーヌ 8/9:2007/12/08(土) 18:34:01 ID:Sf/UJTYk
ふと目をあけると、ジュヌーンの顔がすぐ近くにあった。
小鳥のように口づけて、 額をこつんと合わせる。
「―…よく知っている人のような、まったく知らない人のような、不思議な気分だ」
眉間に刻まれた深い皺を刻みつつ独白する男の姿がなんだか可笑しくて、オクシオーヌは少し笑った。
「知らない人よ。今日知り合った人」

確かにそうかもしれない。

とろとろと濡れた場所に硬いものが押し当てられ、貫いた。

鋭い痛みに身をよじるが、太い腕が細い肩を床に押し付けた。ゆっくりと、奥まで貫かれる。少し間を置いて、
引き、また奥へ。何度かそれを繰り返すうちに、痛みが徐々に和らいでゆく。オクシオーヌが開いた両足を日に
焼けた身体に絡ませると、腰の動きが激しくなった。 小さな吐息が甘い喘ぎに変わってゆく。乳房から下腹部
までを力強い指で何度もなぞられ、快楽と羞恥心で気が触れてしまいそうになる。

男のかみ殺したような吐息が呻きに変わった。手首をぐいと引かれ、上半身を起こした形で男のひざに抱かれた
形になった。そのまま、何度も貫かれる。もう自分がどんな痴態をさらしていようがかまわない、そう思った。

「…頭がどうにかなってしまいそう」
男の首に両腕を絡ませて囁くと、男はオクシオーヌの上半身を強くかき抱いた。そのまま小さく呻き声をあげた。
オクシオーヌは、腹の中で熱いものがどくどくと脈打つのを感じ、男とできるだけ一つになろうと腰を強く押し
当てた。
200ジュヌーン×オクシオーヌ 9/9:2007/12/08(土) 18:35:06 ID:Sf/UJTYk
***

これからどうするのか、と恐る恐る聞いたジュヌーンに対し、オクシオーヌは「わからない」と答えた。
「帰りたくなるときも来ると思うけど、あなたがいないほうが困るわ」
おどけて笑う少女の無邪気さに、ジュヌーンはため息をついた。

果たして、自分が彼女に感じていたものは憐憫だったのか小さきものへの慈しみだったのか、それとも愛情だった
のか。今となってはまったく分からなかった。分からないまま彼女を抱いてしまったことで、より彼女を傷つけて
しまうのかもしれない。

「過去を振り返りながら前に進むんでしょ?」

ジュヌーンの思いを見透かすように、オクシオーヌが彼の言葉を反復した。何か言いかけて、ジュヌーンは黙って
しまう。思い切ったように少女のほうに右手を伸ばしたが、そのまま宙をさまよった。あの日、初めて手を握った
日のことを思い出すわ、と呟いて、オクシオーヌはジュヌーンの宙をさまよう右手に指をからませた。

強く揺るがない眼差し。あの日、戦場で出会った日から何も変わらない。
「だから今度は、私も一緒に行くの」

混沌とした感情の中、新しく生まれたそれを抱きしめるように、オクシオーヌはジュヌーンの頭を抱き寄せた。
201182:2007/12/08(土) 18:37:02 ID:Sf/UJTYk
以上です。

ナンバリング途中まで忘れてました。
ゲームが今手元になくて設定うろ覚えだから変だったらすんまそん
お目汚し失礼しました
202名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 19:46:12 ID:qiHq9fZr
乙エロス。オクシオーヌの描写がよかった。
原作の二人のその後としてごく自然に入り込めた。
ものすごく面白かった。ありがとう。
203名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 19:55:14 ID:9dRTGBMV
>>201
見事です。よく少ない資料からここまでのものを…。
貴方に、光神イシュタルの祝福を…。
204名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:17:37 ID:eu+Ahu1C
ブラボー!
ええもん読ませていただいた。
205名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 06:34:23 ID:2ArWmgGd
206名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 02:48:36 ID:mqQ3MnNi
今更ですが>>201を書いた者です。改めて読み返したら結構文章ミスが多くて
恥ずかしいです…適当に脳内変換していただければ幸いです
207名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 05:51:53 ID:xVqfMEnx
 
208名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 12:10:23 ID:ailidjnB
公式で陵辱されて死んだ人がいると聴いて来ました。
209名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 14:26:47 ID:3DSKuEOf
そんなこと言うとイグニスにメッタ刺しされますよ。

あッ、なんか後ろでブーンチャキッ って音が





ウ"ォーッ
210投下準備 ◆oi5hYF6UMQ :2007/12/16(日) 04:22:39 ID:4bnuCfhb
でっち上げSSを投下します。
Cルート4の終盤、死者宮攻略後の話です。
カプはアロセール×ギルダスで、エロがぬるいです。
がっつり本番をお求めの方等スルーでお願いします。

タイトルは 「王都にて」 です。
211王都にて1:2007/12/16(日) 04:23:46 ID:4bnuCfhb
 腐肉に突き刺さった断罪の矢。どれ程理由を挙げようと、言い訳にもならない。
考えたくなかった。認めたくなかった。
――そして気が付くと私は、シャシャなしでは眠れなくなっていた。




 
 酒場の喧騒が心地いい。
時折寄ってくる男共は冷笑で撃退し、ひとり静かに杯を傾けていた。
さすが王都、場末の酒場とはいえ質が違う。
カラリと揚げられた肉に各種フルーツ、ちょっとつまむつもりが
あまりの美味しさについ手が伸びる。
普段なら深酒の頃になっても、今夜は料理のおかげでゆっくりと酒を楽しむことが出来た。

 だから、多少不愉快なことがあっても怒らない。
たとえ目の前で、むさい騎士がナンパにしくじる様を延々と見せられても、だ。
クルミを投げたのは、身内からせめてもの情けだと思って欲しい。
クルミは狙い違わず後ろ頭に当たり、邪魔されたギルダスは顔をしかめながら
こちらへと歩いてきた。

「…何すんだよ。お前さんが投げたら洒落じゃ済まんだろうが」
「そう?騎士って随分と繊細なのね」
「そりゃそうさ。あ〜、モニカちゃんが逃げてく……」
「…少しは、私に感謝しなさいね」
「何を?邪魔してくれやがってありがとう、ってか?」
「醜態を止めて下さってありがとうございます、よ!」

 一瞬顔を見合わせた後、お互いぷっと吹き出した。
違いねぇやと笑いながら、彼は私の隣に座る。
そして追加の酒を注文し、断りもせず私の皿をつまみ出した。
212王都にて2:2007/12/16(日) 04:24:28 ID:4bnuCfhb
 カウンターに並ぶ奇妙なふたり。
剣士特有の武骨な彼の手に、苦い追憶が甦る。
こんな何でもないことにまで引きずって、本当に馬鹿だ。
 あんなに美味しかった酒が、今は何故か苦い。

 彼の前に注文の酒が置かれると、私達は簡単な乾杯をした。

「いやー、お前さんも人が悪い。見てたんなら声かけろよ」
「だから声をかけたじゃない」
「クルミでな。他の奴にはやるなよ。本当に洒落にならん」
「……そんなに痛かった?」
「ああ。バイアン爺さんなら昏倒ものだ」
「自重するわ。でも色ボケた頭には丁度良かったでしょう」
「可愛い顔して相変わらずキツイな」

 苦笑しながら杯に口付ける彼。
どれだけ下卑に振舞おうとも、育ちの良さを隠せない。
それはとても魅力的で、彼に想いを寄せる娘がかなりいる。
付け上がるので、本人には決して教えたりはしないが。

 私は曖昧な笑みを貼り付けて苦いシャシャを飲み下す。
空の杯をカウンターに叩きつけ、もっと強い酒を注文した。

 隣の彼は微かに顔をしかめるも、何も咎めない。
ただ皿をつまみ、杯を傾け、冗談を口にするだけ。
 気を遣われているのは重々承知。
だがあからさまに心配するリーダーや、見ぬ振りを決め込む気障な騎士よりも
遥かに居心地が良かった。

 だから気が付いたら私は、思った以上に杯を重ねていた。

「うぃー、さて。そろそろ帰るか……ってアロセール?」
「…ん〜〜…まだ飲み足りないのよぅ〜…」
「おいッ!潰れるなよ!」
「へぇ〜きよう……このくら〜い……」

 彼が随分と慌てた声でがなっている。
何だか可笑しいの、と頬を緩めたところで私は意識を手放した。
213王都にて3:2007/12/16(日) 04:25:05 ID:4bnuCfhb
 ゆらゆら、暖かい。
ぼんやりと目を開けると、すぐ横には癖のある短めの金髪。

 ああ、もう逢えないと思ったのに。私を責めに迷い出てきたの?
腕を伸ばして彼の頭を抱きしめる。
髪に口付けを落とし、小さくごめんなさいと呟いた。

「おう、起きたか?」
「………?…」
「謝るのもいいけど、手を離してくれや。これじゃ前が見えない」
「…あ……、えーッ!?」

 腕の中の頭は記憶のものより色が濃く、頬には髭があり。
どこをどう見てもギルダス以外の何者でない。
しかも私は、腰の下に彼の左腕をまわされ担がれていた。
 彼の吐息が、胸に当たる程近い。

「えッ、何で、ギルダスいるのッ!?」
「何でも何も……あんまりうるさいと放り出すぞ」
「いや、だって」
「酒場で飲んだくれて潰れた。今は宿に帰る途中」
「……もしかして、世話かけた?」
「明日の晩メシおごりな」

 ニヤリと笑う彼に、恥ずかしさが盛大に込み上げる。
私は慌てて降りようとすると、やんわりと止められた。

「もう着くから、このまま担がれとけ」
「…悪いわね」
「いいって。役得だ」

 おずおずと彼の首に腕をまわす。
逞しい肩、硬い腕。片手で私を抱えて少しのブレもない。
 こうして荷物のようにとはいえ、男性に抱かれたのは何時以来だろう。
もう思い出すのが困難な温もりが、今この確かな熱に消されてしまいそうで。

 なんて、浅ましい女。
心の中で吐き捨てると、程なくして私達は宿に到着した。
214王都にて4:2007/12/16(日) 04:26:03 ID:4bnuCfhb

 簡素な部屋の中は星明りしかない。
相部屋だったはずのクレリックは、連日飲み崩れる私に気を遣い
最近ではどこか別の場所で休んでいるようだった。
 そんな無人のベッドを、彼は意外そうにすがめた。

「何だ。サラはいないのか?」
「きっと今頃誰かの相談にでものってるのよ。あの娘、お人好しだから」
「ふーん。ま、いいけど」

 手前のベッドにふわりと降ろされる。
たわむ布団が非難するかのように冷たい。暖かな彼の腕が、離れていく。


 嫌、だ。 

 私はきっと、今夜も眠れない。
あのひとの冷たい死の感触から、逃れることなど出来ない。
 助けて。罵られてもいい。今はこの腕を、離したくない。

 私は首にまわした腕に、力を込めた。


「……どうした?」
「…このまま、傍にいて」
「滅多なことを言うんじゃない。今日はもう遅いから休め」
「どうせ眠れないわ。無茶なこと言ってるって解ってる。でも」
「アロセール」
「お願い……あなたのその腕を貸して」
「…………駄目だ。離すんだ」
「いやッ!」

 引き離そうとする彼の手に、何故だか涙が溢れてくる。
私は頑是ない子供のように髪を振り乱してしがみついた。
215王都にて5:2007/12/16(日) 04:26:49 ID:4bnuCfhb
 深夜の密やかな攻防が、ベッドを艶っぽく軋ませる。
こぼれた涙が彼の肩に染みを作る頃、ようやく私達は力を抜いて見つめ合った。

「酷い顔。美人が台無しだ」
「…放っといて」
「なぁ、野暮なこと聞くが…その涙は、俺のせいではないんだろ?」
「……何よ。何が言いたいの」
「いや、あの騎士も悪い男だな、と思ってさ」
「――――ッ!」

 驚きと怒りで一瞬息が止まる。何を言ってるの、この男。
私が苦しんでる理由は、そんな綺麗なものじゃない。
もっと醜悪な、自己憐憫なのに。

 反論しようと開きかけた唇は、武骨な指に抑止された。

「お前さんは良くやったじゃないか。なのに何故自分を責める」
「……解りきったことを…」
「いーや、解らないね。……理由は、彼を自らの手で屠ったから?」
「ええ」
「道を違えたまま、別れてしまったから?」
「ええ」
「…今もまだ、彼を求めているから?」
「……ええ。そうよ、その通りよッ!」

 性懲りもなく涙が溢れる。
いい加減に止まれ。醜態を晒し続けるな。
心の罵倒はまるで効果がなく、私は強く唇を噛みしめた。
 彼の手が頬を包み、ゆっくりと涙を拭っていく。
もう、目を開けることすら叶わない。
彼の目を見てしまったら、きっと全てを吐き出してしまいたくなる。

「あーあ、こんなに泣かせて……罪な男だな」

 あの騎士は、と微かに囁いて、彼は私のまつげに唇を寄せた。
216王都にて6:2007/12/16(日) 04:28:03 ID:4bnuCfhb
 思いの外柔らかな唇と、まわりを覆う髭がくすぐったい。
私が涙をこぼす。流れる前に彼が軽くキスをして拭う。
何度も繰り返される度に、身体が軽くなるのを感じていた。

「もし……あくまでも、仮定の話だが」
「…………」
「もし、俺がかの騎士だったらな、」
「…全然似てないわよ。図々しい」
「おう、憎まれ口叩けるんならもう大丈夫だな」

 唇を離し、添えていた手が私の頬を横につねる。
抗議をしようと重い瞼を開くと、皮肉に歪む口と優しい眼差しが目に入った。

「ん、まあ喩え話だ。俺が彼なら……やっぱり主君を捨て置けなかったと思う」
「…どうだか」
「心外だな。とにかく騎士ってのは、そういう人種なんだ」
「…馬鹿ね」
「馬鹿だな」

 つねった手に指を絡めると、反対側の腕でふいに強く抱きしめられた。
彼の力強い鼓動が、肌を通して響いてくる。

「だが俺なら、主君の過ちを正そうと足掻いただろう。結果あの悲劇を回避できた、とは
 口が裂けても言えんがな」
「…………ッ」
「仕方がなかった、で済むことじゃない。だが事実はどうあれ…アロセール。
 お前はひとりの男を救ったんだ」

 背中にまわされた腕に、力が入った。

「全ての尊厳を踏みにじる魔のくびきから。己が心を引き裂いてまで
 解放してくれた女に、俺なら一生頭が上がらない」
「……死んだら、上がる頭なんてないでしょ」
「…ほんっとにこのお嬢さんは……。まあ、そこが可愛いのかな」
「ギルダス?ボケるにはまだ早いわよ」
「だって俺に涙を見られて拗ねてんだろ?可愛い可愛い」

 抱きしめたまま頭を乱暴に撫でる彼。髪が盛大に乱され、私は少し息苦しかった。
217王都にて7:2007/12/16(日) 04:28:55 ID:4bnuCfhb
 彼を見上げれば、穏やかな笑みに何処か悪戯めいた光が混ざっている。
何となく。本当に何となくだが、嫌な予感がした。

「よし。その可愛さに免じて、今日はお前さんが寝るまで傍にいてやろう」
「……う、うん。ありがと…」
「でも俺はあんまり気が長くないからな。変なことになる前に、ほらさっさと寝る」

 勢いよく布団を剥いで私を押し込み、手早く布団で簀巻きにする。
大きな蓑虫になった私の横に、彼はどさりと身体を横たえた。




 しばし訪れる沈黙の刻。
ふと先程の言葉が気になって、私は彼に問いかけた。

「ねえ、ギルダス」
「何だ。まだ眠れないのか?」
「さっきの『変なこと』って、何?」
 緩やかに頭を撫でていた手が、ぴたりと止まる。
怪訝に思って見つめると、不自然に顔を逸らされた。

 心なしか、彼の耳が赤い。

「ギルダス」
「………だから、その、…あれだ」
「ひとりで完結しないで。何?」
「だから、…『腕を貸す』だけじゃ済まなくなるってことだよッ!察しろそれ位!」

 さっきまでのしたり顔は何処へやら。
いい歳した大男が赤面して叫ぶ様は……私は、変なのかもしれない。

 とても愛しい、と思った。

 簀巻きの上部をくつろげ腕を出す。
熱を帯びる彼の頬に触れると、判りやすく緊張が走った。
218王都にて8:2007/12/16(日) 04:29:53 ID:4bnuCfhb
「あなたまさか、私の言葉をそのままに取ってないでしょうね?」
「…そのままでないと、まずいだろ」
「どうして?私そんなに魅力ないかしら」
「そういう問題じゃない。なぁ、頼むから人をあまりからかうな」
「からかってなんかない。でもそう頑なに拒絶されると、ちょっと傷つくわ」

 少し困ったように微笑むと、彼はみるみる眉根に皺を寄せた。
さっきは散々泣かされたのだから、これ位の意地悪は許して欲しい。
私は身体をごろりと転がし、彼の身体と密着させる。
そのままよじ登るように彼の上に跨り乗った。

 さて、どうする?どうしてくれよう。

 彼は更に赤面し視線を彷徨わせる。
その様は、有体に言って挙動不審だった。
指を滑らせ頬から首筋、胸へ。
襟元にぶら下がる革紐を引き抜くと、しゅっと小気味いい音がした。
 露わになる胸。微かに生える胸毛が汗でじっとりと光る。
それに口付けようと屈んで……屈みきる前に彼の手で額を掴まれた。

「…仮にも女性に、アイアンクローはないんじゃないの」
「うるせぇ何しやがるッ!」
「何って、服脱がしてキスし」
「皆まで言わんでいい!」

 近付こうとする私。離そうとする彼。
力が拮抗し、ぐぐぐっと額が嫌な音を立てた。
 正直、物凄く痛い。
相手が一回り以上年下の女なのに、この仕打ちはあまりにも大人気ない。
そして、私も。

 まだ自由になる両手で彼の上着を掴み、思いっきり捲り上げる。
厚みのある筋肉が隙なく覆う身体。
薄い胸毛が下半身へと線を描くように流れていた。

 セクシーだなぁ、とぼんやり思う。
彼と思うがまま痴態を繰り広げたら、束の間でも楽になれるだろうか。
そんな考えが頭を過ぎる程、私は彼の半裸に参っていた。
219王都にて9:2007/12/16(日) 04:31:00 ID:4bnuCfhb
 服が落ちてこないようぐしゃぐしゃに巻き上げる。
片手で彼の妨害が入るが、そんなものは気にしない。
すっかり顕わにさせた後、更にズボンの紐に手をかけた。

 彼は、もう半狂乱で喚いている。
でも悪いわね。止める気はさらさらない。
紐の結び目が意外に固く、焦れったくて苛々する。
もたついてたその瞬間、私は両手首を拘束された。

「やッ!ちょっ、ギルダス!?」
「だぁーもう!おイタはいい加減にしろよッ!」

 掴まれた手首は前に引かれ、私は勢いよく彼の右隣に倒された。
あっという間の形勢逆転。
彼は腰の上に跨り、私の両手首を背中へまわした。
きゅっと締まる感覚がある。どうやら先程解いた革紐で縛ったようだった。

「!やだッ、ちょっと何してるの!」
「こうでもしないとお前また襲うだろ!」
「…………何よ」
「おう。何か言いたいことでもあんのか?」
「……痛いし、重い。…………ギルダスの意地悪」
「うッ……だ、でもな」
「…勃ってるくせに」
「〜〜〜ッ悪いか!仕方ないだろ!」

 体重がかかり過ぎないよう、気をつけてくれているのは解る。
だが、尻に当たる硬い存在を隠せてはいなかった。

「……そりゃあ、俺だってなぁ…」
「?…………あッ」

 ふいに彼の指が背中を撫で上げる。
首に辿り着くとまた下へ滑り、そのまま執拗に肩甲骨の形を確かめた。
思わず漏れ出でる嬌声。油断していた背中は、無防備に反応を返した。
220王都にて10:2007/12/16(日) 04:34:26 ID:HyXKtBP9
 彼がゆっくりと覆い被さってくる。
重なり合う身体。触れる熱。それらが、一気に理性を吹き飛ばした。

「…ん……ぁ…ッ」
「ん、どうした?急にしおらしくなって」
 
 唇が髪を掻き分け、耳を甘噛みする。
熱くて湿った舌が耳朶を嬲り、言葉で私を追い詰めた。
背中を弄る指が、脇腹へと移る。そして焦らすように上へとうごめいた。
 その先を触れられたら、もう止まれない。
怖れと期待で身体を震わせると、もう片方の指が私の唇に侵入してきた。

「………やっ、…だめ……」
「……ってそんないい声で啼くな。冗談だ」

 悩ましく攻め立てた手と唇が、呆気なく離れていく。
後に残るのは千々に乱れる鼓動だけ。
恨みがましく横目で彼を睨むと、冗談が冗談でなかったことが見て取れた。
 荒い息のまま彼は腰から降りて、私の横に再度寝そべる。
布団を被せ直し、私の頬にかかる髪を掻き上げた。

 視線が絡み合う。吐息が共有される。
互いに欲望を抱いているのに、決して重なり合わない何か。
そのよく解らないずれに、私は切なさと安堵を覚えていた。

「…何やってるのかしらね。私達」
「全くだ。……なぁ、もう大丈夫そうか?」
「ん、どういう意味で?」
「うなされずに眠れそうか、って意味だ」
「それならきっと平気。…誰かのせいで、少し悶々としそうだけど」
「悶えて眠れない方がよっぽど健康的だ。お互い様だから、それは我慢しろ」

 彼の手がぽんぽんと、子供を寝かしつけるように肩を叩く。
その温もりに私は身体を委ね、最後の問いを彼に尋ねた。
221王都にて11:2007/12/16(日) 04:35:16 ID:HyXKtBP9
「ねえ、どうあっても私とはしないの?」
「本音はしたい。でも出来ない」
「それは何故?」
「お前さんの想いが俺に向いてないからだ。そうだろ?」
「私……ギルダスのこと、結構好きだよ」
「それじゃ駄目だ。もっとこう、『嫁になってやる!』 って位じゃないとな」

 告げられた解に仮定の自分を想像する。
ギルダスの奥さん。何だか喧嘩の時は命懸けになりそうだ。
 彼と一緒に歩めたら、きっと楽しいだろう。でも。

「……ごめん。やっぱり、それは違う」
「いいって。…でも残念だな〜。覚悟があるなら明日起きれない位可愛がってやったのに」
「よく言うわ。起きれなくなるのはそっちじゃないの?」
「うわッ、いろんな意味であながち否定出来んのが嫌だな」

 大げさに顔をしかめても、眼差しは変わらず優しい。
そんな取るに足らない会話から、彼の心遣いを感じて胸が熱くなった。

 ありがとう、ギルダス。

 彼の不器用な声と屈強な腕に守られて、私は何時しか眠りについていた。






――あのひとの、夢を見た。

 いつも困ったように微笑む、私が愛した彼。
自責に囚われ既に喪ってしまった筈の笑顔が、ここにあった。

 赦された訳じゃない。彼がいない現実は、決して覆らない。
それでも、消えず残る彼の笑顔が――――私にはただ、嬉しかった。


222王都にて12:2007/12/16(日) 04:37:07 ID:HyXKtBP9
 誰かが、髪を梳いている。
くすぐったさに笑みがこぼれかけると、唇に暖かく湿った何かが触れた。
それはすぐに離れ、布団が控えめな音を立てる。
微かに冷たい風が入り、私を包んでいた温もりが完全に去っていった。

「お前さんも難儀だなぁ……。まぁ、頑張れ」

 小さく、吐息のように囁かれたエールを、私はしっかりと受け取る。
あなたのおかげで、彼の笑顔を思い出すことが出来た。
だから大丈夫。私は頑張れる。
 未だ眠気で動けない身体に代わり、心で精一杯宣言する。
その返事が届いたのか、気のせいか――彼はまた、優しく頭を撫でた。

 そしてふと、戒めたままの私の手首に触れる。
固く結ばれた革紐はなかなか解けない。
最初は私を起こさぬよう慎重に作業していたのが、だんだん痺れを切らし
力ずくで解こうと四苦八苦していた。

 格好良く去ろうとしていたのに、最後の最後でへたる彼がとても可愛い。
このまま彼のために起きずにいようと決意した瞬間。

 ギシッ、と不吉な音がしてドアが開いた。

「…………」
「…………」
「……ギルダス?」
「お、おうッ!サラか」
「……何か、弁明はあるかしら」
「ああッ!?お前、まさか変な誤解してッ、いや、待て!!」
「見苦しいわね。ちょっと来なさい」

 絶対零度の彼女の声に、私ですら凍りつく。
彼女には、寝込みを襲うため手首を縛る不逞の騎士、と映っているに違いない。
いつも笑みを絶やさぬ友人の怒りは、ガーディアンをも凌ぐ圧力があった。

 どうしよう。私、起きた方がいいと思う?
私の逡巡を他所に、彼女は冤罪者を問答無用で引き摺っていく。
弁解の叫びがあまりに憐れで、さすがに心が痛んだ。

 ごめん、ギルダス。
後で皆に弁明しとくから、それまでちょっと我慢してて。
 
 これから始まるだろう騒動に、私は思わず溜息を吐いて目を開けた。
223投下終了 ◆oi5hYF6UMQ :2007/12/16(日) 04:38:33 ID:HyXKtBP9
以上です。
224名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 18:01:37 ID:ZSMiZwB0
乙。エロはなかったけど面白かったよ。
ギルが哀れすぐるw
225名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 06:43:27 ID:x5OXrweX
 
226名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:09:47 ID:9X0lQFND
ギルがへたれかわいそうで良かったw
乙です
227名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 23:24:29 ID:uSJ+hhJi
テンパるギルダスが笑えた
次は是非ともエロをヨロ
228名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 06:31:43 ID:wQ5W2xY8
229名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 00:01:55 ID:F2bizqjj
230名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 00:34:34 ID:sE7Go7EA
セリエ姉さんがミニスカサンタになってオーブをばらまいてる夢をみた

…チキショウッ!来年、来年こそはラブいクリスマスを過ごすんだッ!!
231名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 14:23:59 ID:vo+kelNZ
荒らし対策
232名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:48:34 ID:i9HRPOdT
保守
233名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 01:08:41 ID:2sElU76V
俺何してるんだろう、と虚しくなりながらもヒーリングオール(age)

せっかく根付き始めたんだ。リザレクションは使いたくないよな。
234名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 17:40:49 ID:WkpdCdzZ
ハボリム×セリエな俺は異端者?
http://www.odnir.com/cgi/src/nup8104.jpg
235名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 21:00:01 ID:u0LY1AiP
>>234
ぜひSS書いてくれ
236名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 20:58:14 ID:XBtGfY47
ハボリムってストイックだと思ってたけど、よく考えたら意外と多彩な組み合わせ
いけるんじゃね?
上にあるセリエ姉さんやシェリー、デネブにオズマ辺りか。ある程度大人な女性なら
OKな感じがする。
あ、番外でデニムを押しておこうw
237名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 05:04:31 ID:2KrZDtEJ
ナ、ナンダッテー(AA略
238名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 21:50:55 ID:+/e92Ggz
チームハーネラのメリーゴーランドな関係を妄想した。

デニム(風に暫定)がシスティーナに発酵姉と水妹の事を相談→
システィーナがカノープスに自身の在り方とフォルカスの事を相談→
カノープスがサラにちょっと愚痴ってみたり→
サラが実はアロセールラブで禁断の想いにやきもきしてたり→
アロセールは取りあえずの道を示してくれるデニムを頼っている→
デニムは〜(ry


この場合、カノープス→サラやアロセール→デニムのエロを想像してニヤリ。
板違いになるかもしれないが、サラ→アロセールなんかもMAXにやにやだ。
239バイエルン発動機製作所 ◆JF./hUt3Ek :2008/01/05(土) 21:29:23 ID:4hkz6Lsd
 深更、とある宿にて。
「アイーシャ、何を?!」
「ディスティン、側に来て欲しい…」
 薄絹一枚で、そっとディスティンの胸にすがるアイーシャ。
「ダメだ、俺はキミを抱くなんて出来ない…」
「どうして? 私を女として見てくれないの?」
「そうじゃないんだ。俺には…、できない」
「?」
「今、キミを傷つけるような事はしたくないんだ…その、好きだから、さ」
「ディスティン…、なら…」
 言下に首を振るディスティン。
「…今、キミと一夜をともにしたら、俺は戦士としての誇りを失ってしまいそうなんだ…。だから、今はこれで許してくれ」
「あっ、デスティン…」
 アイーシャをそっと抱きしめるディスティン。
「ごめんな、今の俺にはこれぐらいしかしてやれない。許してくれ、アイーシャ」
 そういって、アイーシャの長い金の髪を優しく撫でる。
「いえ、私の方こそ、ごめんなさい。我儘を言って…」
「いいさ。さ、もういいだろう?」
「…もう少し、このままでいたい」
 苦笑するディスティン。
「ヤレヤレ、もう少しだけ、だぞ?」
「…ええ」
 窓から降り注ぐ蒼き月の光に照らされ、二人の影がゆらりと揺れた。

保守がわりの小ネタですー。
240名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 07:01:22 ID:2pcyWGc3
241名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 21:35:24 ID:l9xz7kRz
64でアイ×ディスを匂わせていた事ってあったっけ?
242名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 06:21:24 ID:26T3k8hx
ギルバルド⇒ユーリアで確定
デボネア⇒ノルンで確定
サラディン⇒アルビレオで確定

であるから、
残ったアイーシャがデスティン目当てでも不思議ではないな。
つーかロシュフォル教の大神官令嬢が、アウトオブ眼中な男と旅路を供にする訳がない。
まあエウロペアのほうがデスティンの好みだったようだが。
243名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 20:23:45 ID:sUb18fT4
>>242
サラディン⇒アルビレオで確定

・・・すまん。
突っ込んでいいかそれ。ウホッで怨恨な師弟関係いやん。
244名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 03:49:54 ID:G3oV2j4l
石化プレイですかw
245名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:06:01 ID:a/b9lghO
石化プレイ、そして放置プレイ……。
これも新しい愛の形ですかね?
246名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 00:20:23 ID:K2CJ4PiN
64の攻略本見て気付いたこと
グルーザたん生脚じゃねーじゃん!タイツなんか邪道だッ!
代わりにバーサがタイトミニガーターの絶対領域。
だから何と言われたらそれまでなんだが……バーサかぁ……
247名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 01:14:30 ID:F+tRVb40
保守
248名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 21:24:48 ID:qoijoGhP
顔グラでこっちに視線を向けてるのって、美人さんが多いよね。
筆頭美人(自称?)のデネブ、セリエにシェリー、カチュアあたり。
あ、死者宮の人達は除外で。
249名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 21:27:02 ID:7znYg9O1
>>91氏、遅れましたが眼福でございました。

湖畔にてを読む前に、
現在の自軍において偶然にもハボリム先生の後衛にシェリーを配置していました。

死者の宮殿の残り30数階、なかなか艶やかな旅路になりそうです。
250名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 21:01:53 ID:YD9Zev/u
251名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 06:43:46 ID:UNdl9MAR
hohho-
252名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 21:51:52 ID:c8RmgQ99
昏睡中のウォーレンがテレポート唱えて女湯をのぞき見レポート
253名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 13:48:23 ID:7kpGn/WN
その週刊アマゾネスを鼻息荒く購読してるヴァイス
254名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 21:53:22 ID:UOonwZgt
その使い尽くされた冊子を黙々と片付けるレオナール
ブツが飛んでページがくっついてる物は廃棄、綺麗な物はヴォルテール以下
軍の若僧達へ払下げ
255名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 19:34:16 ID:Du/wMYl7
夜な夜なバーニングするヴォルテールがうるさくて木の上に避難するカノープス
256名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 08:52:57 ID:VWI8zQvO
 
257名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 10:49:31 ID:aOLq+Fi5
TO外伝が一番好き
しかしCPは黒ランス×カチュアがイチオシ
258名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 12:37:14 ID:C3VTfIhC
つまり団長と王女の爛れた軟禁逃亡生活とな?
259名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 14:09:51 ID:TgDGGDY2
>>257
我も
260名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 13:24:10 ID:p+9KKzkN
>>257
それで何度もSS書いて、なんかその都度にお蔵入りにしてるんだがw
つか、何度書いてもカチュア死亡エンドか、ランスロット人格崩壊エンドなんだよな。
エレノアへの思いに振り回されるランスロットと、それにつけ込むカチュア。

261名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 13:42:00 ID:cwNxKCt4
>>260
カチュア黒いなw
でも黒ランスも一歩家に帰れば二十年たってもロリ顔なユフィールタンとハァハァしてるわけですよ。
262名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:36:03 ID:E3PK//s2
エルリックに刺されるぞwあ、サモンドールかフェンリルかなw

つか、黒ランスはエレの事忘れてそうだ
そして性に関してはかなり淡白そう
モノは良さそうだけど…じゅるり
263名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:23:54 ID:FVndrQP4
いや、実はかなりムッツリ系で、夜な夜なエレノアを思い出しながらシコシコとw
もしくは、エレノアと言う源氏名の夜鷹・私娼を抱え込んでるとかwww
264名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 21:09:52 ID:UBSsQT6S
>>263
嫌すぎるwww

つかアルはなんであんなんなっちゃったんだ…
外伝から先に始めた自分にとっては、やっぱり
外伝に特に思い入れがあるから複雑…(´・ω・`)
265名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 18:41:42 ID:SQRvHvU6
>>264
( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ
エレが切なすぎるw
266名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 00:49:15 ID:YzBGadjc
おお、外伝好きは意外にいるんですね。

こういうカキコの流れで外伝モノを投下すればデキがちょっとくらい
アレでも喜ばれそうなのですが、前スレに投下したのの続きが
結構な量出来上がりつつあるのに(エレとか名前しか出てこない話ですがw)、
pcトラブルによって仕上げられないという、やるやる詐欺的状況にいますw
待ってくれている人がいたら素直にごめんなさい。
267名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 07:33:45 ID:trGzTbf1
さっさとうpれカス
268ほすあげ:2008/02/20(水) 15:00:58 ID:rucwMLqr
>>267
うp主の登場を今か今かと待ちながら、自らがうp主になろうとはしない…
それが>>267だ!!
269名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 15:17:06 ID:uXOOya2c
次スレは松野泰己作品総合で頼む。オウガもFFTも米倉も書きたいので。
270名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:06:40 ID:w5Uhy5md
書きたいならすぐに書けばいい。
そして、遥か先のことであろう次スレに期待するより
「オウガ以外の松野作品スレ」でも立てて投下した方がいい。
一人でも書く人がいれば過疎なりにスレはもつ。
271名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:26:36 ID:/flVimq+
極寒のバハンナ高原で意地でも半裸な兄貴の背中に冷たい手で
触りまくるデネブを脳内妄想した。


外伝でもなんでも正座待機するから、みんなsageようぜ。
272名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 13:50:33 ID:mVe/TVWd
デネブ「かのぷ〜」
カノープス「かのぷ〜言うなッ。なんだッ。」
デネブ「えいww」 ぺたぺた

カノープス「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」

デニム「ちょwwwwwこれがほんとのトリ肌wwwwww」
カノープス「トリ言うなッ!!!1!!1!!」
273名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 14:30:56 ID:KlndvO7i
>>272
油断してたらふいたw
それはそうとデネブがそんな悪戯して寒い言うなら、抱き締めて羽で
もふもふ暖まればいいじゃない。かのぷ〜ガンガレ反撃してやれ。
274名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 04:10:12 ID:BHSZQ0ng
ほすあげ

>>272GJwめちゃ吹いたw
275名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 20:36:28 ID:1YTHN4w1
カノープス 「だぁぁぁぁぁッ、冷たいッ!何しやがる!」
デネブ 「きゃあッ!?」

ばっさぁっ    ←デネブを背中と羽の間に挟み込んだ音




カノープス 「…………」
デネブ 「…………」
デニム 「……皆さん、あっちに行きましょうか」
カノープス 「あッ、待てデニム!いやッこれは違ッ!」
デネブ 「……かのぷ〜のバカッ!そんなに寒いなら服着ればいいじゃない!
デフゾショネルデフゾショネルデフゾショネル――ッ!」
ハボリム 「いやあ、今日もいい天気ですね」
カノープス 「熱いだろうがこの変態ウイッチ――ッ!!」

……こんなか?
276名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:32:00 ID:9lCOqQE7
カノープスって半パンベルトゆるゆるだけど、戦闘中勢い余って
ズボン脱げたご開帳!にはならんのかな?
277名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 06:40:37 ID:yf4EjhYn
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://neets.net/2ch/01_info.html
278名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 23:37:25 ID:luvfW7qW
広告乙
279名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 00:15:18 ID:VncSqv9R
>>277ヴァイス「夢の仕事じゃね?」
デニム「そんなものを、夢だなんて言うな!毎夜毎夜貪欲に絞られて最後には血しか出ない、
こんな日常いくらGを詰まれても嫌だッ!僕は逃げたいんだッ!!」
280名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 04:50:53 ID:6TA1ejDa
ホストクラブ 新竜……
オーナーウォーレンを筆頭に、支配人ランスロット、チーフレオナール
調理担当のヴォルテールにバーテンダーハボリム、そして凌ぎを削るホスト達。
トップに君臨するゼノビアンズ、枝を取られたと陰湿な嫌がらせを仕掛けるわっはっは。
甘い蜜に群がる女達、影で繰り広げられる争いを捌くマネージャーデネブ。
夜の世界へと足を踏み入れた、新米ホストデニムの明日はどっちだ!?


疲れてるとロクな妄想しないな。早く寝よう。
281名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 12:26:12 ID:3RvZjO6X
なぜかオカマバー「ガルガスタン」と会員制SMクラブ「バグラム」が存在するんだな
282名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 01:00:43 ID:o57eYR2M
その会員制クラブの上得意なロスローリアンズ・・・濃ゆい夜が展開されてそうだ
売れっ子ワンツー女王様はカチュアとオズマだよな
三角木馬に跨がる団長を鞭打つカチュアやオズを天井から吊して双子ショーを
見せるオズマが浮かんだ
283名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 23:02:36 ID:lk7VyfS+
保管庫ってないの?
284名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 07:06:57 ID:3mHWHgcF
>>283
あったけどつぶれたよ
285名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 15:30:33 ID:M92CUnOL
エロパロ保管庫でサルベージ保管してもらうことってできないのかな?
前に見たオクシオーヌの鬼畜攻めorお兄ちゃんなSSとかもう一度読みたい。
286名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 23:35:25 ID:8cIlpdZc
俺、過去ログ自体は2スレとも取って置いてあるけど。
287名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 00:29:19 ID:tSecLC8r
>>286
ナンダッテー(ry
暇と気力があるならぜひともレス番かテキストに落としたのをうpして
保管庫作成依頼して欲しい。もしくはwikiとか。してくれたらフィラーハ様と称えるぞ。
288名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 16:26:20 ID:0aBxejg3
>>282
ヴァイスはカチュアになら嬉々として打たれそうだwww
289名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 19:46:05 ID:0Sos9ZBw
要求高杉w

暇も気力もないのでフィラーハ様にはなれそうもないけど、
うpろだでも教えてもらえればそこに上げるくらいのことは
やるよ。
290名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:19:17 ID:NUmjg+df
2chエロパロ保管庫のトップページにあるろだを借りてみてはどうだろう。
同じく暇は厳しいが気力ならふり絞れば何とか出そうなんで、
上げてくれたら依頼出すよ。ノシ
291名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 07:23:16 ID:c5+1kC42
292名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 12:28:58 ID:UNu6dsuF
ttp://www3.uploader.jp/dl/eroparo/eroparo_uljp00004htm.txt.html
ttp://www3.uploader.jp/dl/eroparo/eroparo_uljp00005htm.txt.html
あとは気力のある人に任せたよ。どちらのスレも書き込みはまだいくらか
続いていたと思うけど、作品はこれで全部のはず。
293290:2008/03/21(金) 21:41:15 ID:m9uiXsTt
今頑張ってデータをテキストに落としてるけど……あまりの量に心が挫けそうだ。
もうレス番拾うだけでいいか、なんて考えが過ぎったり。
とりあえず作者さんが自己申告してる訂正と改行、タイトルの統一だけはして
今episode:1の最初にこぎつけた。先は長いな……。

ちなみに。表記はこんなんしてます。

作者名 : 「タイトル」(ない場合はカップル表記)

 例:  1様 「オウガのエロパロ」
294名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 22:50:10 ID:dOo0qK3u
>>293
ご苦労さまです。

考えたら、この作業を百以上のスレでやってくれてる管理人さんは凄いよねえ。
295名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 01:55:14 ID:bOQzr+iP
やっと依頼してきました。
小ネタをどこまで拾うだとか誤字修正とか、至らない点が山盛りだと思いますが
そこはご容赦下さい。
後日載せていただいた時に見て、「違うじゃねぇかゴルア!」と申告してもらえれば、
このスレが終わる時にでもまた修正依頼出しますので。

それにしても自分、こんなに要領悪いとは思わなかった……。
296名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 20:21:40 ID:CcKeDxa/
>>293
ありがとうございます!
297名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:16:21 ID:0Shs1v1J
楽しみだな
ところでブランタとエンジェルナイツの怠惰で堕落した日々、なんてないのか?
298名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 03:34:22 ID:ukW4ywDf
あげ
299名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 20:55:24 ID:MuhPXxj3
ブランタとエンジェルナイトにシェリーを絡ませて書こうと思って幾星霜orz
300名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 02:38:24 ID:CrDy44Q6
昇天したシェリーがエンジェルナイトになるのですね。
わかります。
301名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:33:06 ID:/08nMaTt
いやっふー保管庫ができてる!ちょっくら読みふけるぜ!
302名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 06:58:34 ID:zaa0AGP3
>>301
kwsk
303名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:10:31 ID:ZzOz+x4w
>>302
「2chエロパロ板SS保管庫」でググれ
304名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 20:09:03 ID:jshlIJcj
保管庫堪能させてもらったよ!
今更ながらまとめてくれた人、乙でした!

しかしフォルカスって・・・
う〜ん、バイアンもデボルトも思い出せるのに・・・フォルカス
一応プレイメモにも名前を記してはあるんだが、アロセールの彼氏だっけ?
305名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 12:10:32 ID:KMdDBE1L
システィーナのアッシー兼メッシー(死後)、ただし性的な意味での奴隷ではない
306名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 14:35:11 ID:16qk+RRw
>>305
システィーナの方か!

ググっても人間関係は載ってないし、
確認しようにも自分のカセットROMはどっかいくしで
キャラクターを全然把握出来てなかった。ありがとう!!
307名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 00:54:57 ID:06oThiyy
アロセールも間違いではないよ。
エンディングふたり連れだって(ジジイもいるが)旅立って行くし。
要はシスティーナにフラれたんだな。
308名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 01:34:09 ID:28Ku9LiJ
ちょっと気になったんだが、死者宮アタック中ってトイレだの風呂だの
どうしてるんだ?それはアレか。石像の陰でこそっと致すのか。
んでもって帰りに通った時、
「これ姉さんの ウ ン ○ だよね」
と確認するのか。
309名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 17:46:39 ID:7d/0lTHL
死者宮ってあらゆる意味で業を取り込んでるんだね

まあ、トイレはともかく風呂の心配はしなくてもいいと思われ
しかし、寒そうだな。沸かすにしても入るにしても
310名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 01:34:47 ID:5AfdOl38
100連戦なんてすると血まみれ、汗まみれでエラいことになりそうだが
それこそ最奥階のニバス先生が狂喜しそうなくらいに


風呂入ろーぜ。何なら皆全裸でマーシーレイン、などいかがなものか
311名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 19:24:28 ID:UIxZkJQ9
で、覗きに行くカノぷ〜とデニム
312名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 21:13:32 ID:x5EiEgYK
おまいら、ちゃんと見張ってないとダメだろw
313名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:00:38 ID:PwTIzdkE
そんな事しようものなら手に入れたばかりの魔法の餌食になるぞ。
あ、ほら「彼岸をすがめ」だの「星々の」だの不吉な詠唱がかのぷ〜めがけて


全員巻き添えに。
314名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 03:30:39 ID:FaY5cL6j
(;´Д`)
315名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:24:13 ID:PDjI8YcW
手羽先と裸女体群(+α)を一度に楽しめるなんて素敵じゃないか>全員巻き添え
316名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:28:35 ID:tEHmqBaO
ちょっ、手羽先なアニキ憐れw
ところで風の法衣って「風」なんだから、バカには見えないという
例の王様ロバ耳な素敵仕様じゃないのか?

デニム「これを着るとハーネラ神の加護で大地属性への耐久性が高まるんですよ」
システィーナ「えッ……でも私このままで……」
デニム「システィーナさん。僕は貴方を思って勧めているんです。
着てくれないとほら、剣のフォルカスも泣いてしまいますよ?」
システィーナ「……どうしても、なの」
デニム「オーブ2つの杖両手持ちと、どちらがいいですか?」
セリエ「今更だ、周りを見ろ。装備はこの宮殿限りと諦めるんだシスティーナ」
システィーナ「…………姉さんは現実に屈してしまったのね」
オリビア「大丈夫ですよ。皆さん裸オーブですから、実は姉さんが
  一番胸が小さいなんて誰も言いませんよ?」
システィーナ「くッ……オリビアッ!!」


みたいな。WT調整のために皆で裸になろうぜ。
317名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:44:13 ID:xR9APqAV
>>316
フォルカス…
さりげなくスナップドラゴンされとる
318名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:52:59 ID:f1f4q/wV
またこれがたいして役にも立ちそうにない、なまくら剣に思えてしまう
319名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:16:06 ID:a3yCy6+M
いや、あれはじつに役立たずだぞ。
320名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:02:59 ID:OMXi/5od
みんなひどいな!
でも俺もフォルカスとヴォルテール、炎属性二振りをハボリム先生に持たせてる。
先生まさに鬼のように強いぞ。
321名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:09:58 ID:xR9APqAV
君らの鬼畜っぷりはよくわかった…
ネクロマンシー→リーンカーネイト→スナップドラゴン
こうですね?
322316:2008/04/19(土) 23:10:23 ID:tEHmqBaO
あ、「王様ロバ耳」じゃなくて「裸の王様」だ。何か違うと思ったら。
ロバ耳シェリーに付けてくるよ。
323名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 06:44:01 ID:ThblJbV8
シビュラに…トラの格好を…
324名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 17:45:57 ID:lq2Z4KTF
>>323
それ何てハーネラたん?
325名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 17:53:59 ID:7UHbPSWt
ゴーゴンに水色の法(DOM!DOM!
326名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 15:23:22 ID:ZggO31Sk
獣になんかしなくても彼女らの服は十分エロいんだぜ!
と言ってみるテスト

ゲーム画面じゃ分かりにくい上に職業にもよるけど、鎧の下1枚ペロペロな人がいたりミニスカ風だったり……

俺は個人的に水の魔法より風の魔法で服だけズタズタに裂くのを推したい(笑)
327名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 02:15:17 ID:3724bnLy
角煮オウガスレにドールマスター降臨
328名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 12:17:26 ID:jxKgMgjb
角煮見てきた。いいなぁ、でも女オピも欲しかったな。
329名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 17:19:55 ID:a/uF9++c
330名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 17:45:29 ID:W/f+adOD
331名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 01:04:27 ID:H11PKjoR
332名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 15:42:44 ID:xZNDu587
333名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 10:19:08 ID:MIwuG/BX
334名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 03:55:14 ID:IswFJ+Uz
335名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:30:39 ID:jAmJjV+q
336名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 18:25:00 ID:xFiktsTK
337名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 19:08:12 ID:3KAS8Zcc
338名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 17:41:16 ID:oXNMVc9d
339名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 17:51:51 ID:a1ouDffi
末期的な状況だな。
作品の投下もないし、このスレももう終わりかな。
340名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:39:05 ID:34B0mNZQ
↓何かやれ
341名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 18:21:09 ID:CPZyQW95
342名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 05:54:16 ID:zhx7pc6Z
ho
343名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 16:38:33 ID:ILiRDhqZ
今ならもれなく神になれるチャンス

誰かいないかのう
3441/4:2008/05/20(火) 16:59:03 ID:ogxKFdJk
 ジャリ……ジャリ……

「ねぇザエボス。落ち着いたら?」

 ジャリ……ジャリ……

「解ってるさ、今更どうにもならない事ぐらい」

 ジャリ……ジャリ……

「歩き回っても疲れるだけよ?」

 ジャリ……ジャリ……

「落ち着いてなんか居られるか!」

 ウロウロと歩き回っていたザエボスが立ち止まったのは正門前の草むらだった。
 遠くに見えるウェオブリ山のシルエットが赤く染まって見える。

「あの英雄気取りの坊やさえ……」
「もう……それは言うな…… 枢機卿猊下ですら……  手遅れだ……」

 物心付いた頃より、剣の柄か盾の握りしか持ったことの無いザエボスの無骨な手。
 その節くれ立った指が美しいセイレーンの髪を撫でていた。

「俺は間違ってるだろうか…… ジルドア、どう思う?正直に答えてくれ」
「その答えは誰もわからないわ。だって、正しいか間違ってるかを答えられるのは……」

 セイレーンは小脇に抱えていた大きな扇を広げ、その羽にかかれたルーン文字を指でなぞった。
 その指先の動きが酷く淫猥に見えるのは、自分がきっと追い込まれている証だろう。
 ザエボスはそんな風に思いながる次の言葉を待っていた。

「きっと、未来の人間だけだから。だから私達は信じた道をしっかり生きるべきじゃない?」
「……お前はいつも前向きだな。そう言うところが羨ましいよ。俺なんかいつも人を羨んでばかりだ」
「もっと自分に自信を持つべきよ。あなたはガルガスタン王国の筆頭騎士なのよ?」
「元、だろ。その筆頭騎士が主を捨てて逃げ出したくなってるよ……」

 武人として恥しくない生き方をしろと育てられたローゼンバッハ家の後取りは、僅かな手勢のみを連れて立てこもっていた。
 かつての栄光を今に伝えるコリタニ城の尖塔には、その栄華の残り香のようなガルガスタン軍旗がはためいている。

「この城が、我が栄光のガルガスタン最後の希望とはな……」
「まだ…… 奥の手があるじゃない」

 その言葉にザエボスは天を仰いだ。

「まだ、殺し足りぬ。そう枢機卿は言われていた。愚昧な民衆をまとめ結束させるには信頼か、恐怖か。そう……」

 視線を足元へと落とした大柄な騎士は剣の柄へと手を伸ばす。
3452/4:2008/05/20(火) 16:59:35 ID:ogxKFdJk
「枢機卿猊下はさぞ無念であったろうな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「この剣はいったい何人の血を吸ったのだろうな」
「あなたらしくも無いわね」
「……弱気に見えるか?」
「えぇ」

 寂しそうに笑った騎士と魔女。
 そっと歩み寄ったザエボスの太い腕がジルドアを抱き寄せた。

「ジルドア。もう一度ガルガスタンを再興しよう。枢機卿の血を引く子供がまだ居るはずだ。俺たちで」

 見詰め合う男女の視線が絡む。
 しかし、その魔女は静かに首を振った。

「それは無理よ。だって、あの枢機卿の子孫を……」
「だから奥の手があるんだろ」
「もっと殺すようよ」
「しょせん血塗られた道だ。あの英雄気取りの偽善者とは違うんだ。今更申し開きなどしない」
「立派な騎士道だ事」

 いたずらっぽく笑ったジルドアは背伸びしてザエボスの首へ手を回しキスした。
 柔らかな唇の感触を忘れがたいザエボスがもう一度抱き寄せてキスを反す。

「ジルドア。今からお前だけ脱出してくれ」
「そんな事!」
「俺みたいな血塗られた男にも未練は有る。ローゼンバッハ家が潰えたら俺は先祖に顔向けが出来ない」
「じゃぁ」
「どこかで俺の子を生んで育ててくれないか。そしていつか、もう一度ガルガスタンが再興する日の為に」

 熱く語るザエボスの胸元をするりと離れたジルドアは、数歩下がって草むらに立ち俯いた。

「私の二つ名を知らないあなたじゃないはず」
「……障碍の」

 再び顔を上げたジルドアがサバサバとした表情だったのはザエボスには意外だった。
 何を言うかと思っていたのだが、その拍子抜けさに驚く。

「私は障碍のジルドア。私は女じゃないの。私はただの…… セイレーン」
「お前……」

 大柄の扇を広げたセイレーンはその妖しい光を僅かに放つ扇で口元を隠した。

「魔道を極めようとする者は、皆それぞれに大なり小なり、何かを犠牲にするものよ」
「じゃぁ、お前の場合は」
「私は…… 仕方が無かったの。何の取得も無いただの小娘が猊下のお役に立つのならね」
「だから、その扇か」
「えぇ。せめて女らしくしろって。これでも何度か寝室へお誘いを頂いたのよ」
「………知らなかった」
「でしょ。女には幾つも秘密があるものよ」
「じゃぁ、あの夜の……
3463/4:2008/05/20(火) 17:00:07 ID:ogxKFdJk
 何かを言いかけたザエボスの言葉をかき消すように一人の兵士が階段を駆け上がってきた。

『ザエボス様!』

 無言で視線だけ向けるザエボス。
 威圧感あるその眼差しに気圧された兵士は跪き報告した。

「あの小僧がやってきました!おそらく数小隊規模の集団です!」

 片方の頬肉だけを持ち上げて卑屈そうに笑みを浮かべたザエボス。
 ジルドアは口元を隠したまま目だけ笑っていた。

「仇を取るチャンスね。あの坊や、解放軍を放逐されたそうじゃない」
「まとめて叩き潰すにはちょうど良いな」

 僅かに思案したザエボスは兵士に命じた。

「周辺を固めろ、敗残兵は絶対に逃すな。皆殺しにして見せしめにする。全戦力をここへ揃えろ!」
「それはだめよ!」

 思わず口を挟んだジルドアが扇をたたんで兵士に命じた。

「ここへは精鋭だけを揃えて。力勝負よ。実力の違いを思い知らせるの。あなたは城内へ突入する連中を切り捨てて」
「おい、それじゃあ!」

 ジルドアはにやりと笑った。

「私を誰だと思ってるの? 猊下御手ずからこの扇を下賜いただいた魔女よ。あんな坊やに後れを取らないわ」
「……死なないでくれよ」
「それは私の言葉よ。有能な騎士の子を養子に取って暮らしましょう。もう一度あのころの様に」

 何も言わず剣を抜き放ったザエボスは剣捧げの姿勢をとった。

「お前の言葉、今の俺には猊下の言葉と同じだ。あの小僧の首を取ってガルガスタンが滅んでいないことを見せてやる」

 ふと気が付けば城内で待機していた兵がゾロゾロと正門前へ集まり始めた。

「命知らずは正門前!腕に覚えのある者は城内広間!首集めは城の周辺を固めろ!かかれ!」

 混乱しつつも統制の取れた動きは国力ある国の軍隊特有なのだろう。
 あっという間に陣形を整えた兵士達は暗闇の中に現れるはずのウォルスタ人を待ち構えている。

「さぁ、あなたは城内へ」

 囁くようなジルドアの声が妙に色っぽく聞こえる。
 ザエボスは抜き放っていた剣を鞘へと治めた。
3474/4:2008/05/20(火) 17:00:39 ID:ogxKFdJk
「ジルドア。この戦いが終わったら…… どこか海の見える街で静かに暮らそう」
「そうね。楽しみにしてるわ」

 そっと歩み寄ってもう一度キスする2人。
 兵士達は見てみぬ振りを決め込んでいる。

「誇り高きガルガスタン兵士諸君!猊下の恨みを晴らすぞ!薄汚いウォルスタ人どもを皆殺しにしろ!」

 兵を鼓舞するザエボスの声に城の中や外や、そして周辺に居た兵士達が喚声で応えた。
 正門が勢い良く開き城内の広間が見える。

 悠然と歩いていくザエボス。
 多くの兵士達の精神的支柱はもはや彼しかいなかった。
 常に泰然としていた枢機卿はもう居ない。
 精神的劣勢に立たされた兵士達の為に、ザエボスは有能な指導者としての振る舞いですらも要求されていた。

 常に主の命を忠実にこなす事のみに生きてきた彼にとって、その使命は聊か荷が勝ちすぎていた。
 多くの者が寄せる期待と信頼。それに応え続けなければならない立場。

 あれほど嫌っていたウォルスタ人のあの英雄気取りの小僧へ、急に妙な親近感を感じたのは気のせいではなかった。

「死なないでね」

 ジルドアの声がザエボスを現実世界へと引き戻す。
 一瞬の間に頭の中を駆け巡った様々なイメージが有能な騎士であるはずの彼を混乱させる。

「ジルドア。皆殺しだ!」

 冷厳と言い放って城内へ消えていくザエボス。
 最後に一瞥をくれたジルドアは後姿だった。

 そしてそれが、ザエボス・ローゼンバッハの見たセイレーン・障碍のジルドア、最後の姿だった。


 ……たぶん続く
348名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:13:17 ID:EuGrEq2K
ザエボスの兄貴ktkr期待!!!
349名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 16:01:59 ID:SUk9Hm+S
キャ━━(゚∀゚)━━!!!!
GJ!!続いてー!!
350名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:26:53 ID:q27RwYLG
ジルドアたんが健気で切ないッ! 続きが気になって眠れなくなっちゃうよGJ!
351名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 07:15:52 ID:mdO0VKTZ
ギャース!!ザエボス!ザエボス!!
続き待ってるぜGJ!!

自分もいくつか書きたいんだが、これってやっぱりエロ必須?
352名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 23:51:02 ID:VmD44Lp4
>>351
「エロ」が本番、という意味なら微妙。だけどここは何の板だ?
エロパロにエロはもちろん必須だろう。何がエロいかはそれぞれあるだろうけど。

なので、書いて下さい。
僕一人で、しかも全裸で待ってるから大丈夫。きっと話を投下してくれる……よね?
353名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:00:06 ID:PSBbecSc
ノシ
354名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:53:15 ID:MNJCxgUX
>>352
エロってのは本番、の意味で書きました。
やっぱり“エロパロ”板だもんね、本番は要るよね…。

でも、そうか。何を“エロ”とするか、ってのも人それぞれだよね。
そしたら書ける…かな…?(__)

>>352さん、ありがとう。
でもとりあえずぱんつだけでも穿いて下さいw
355投下準備 ◆oi5hYF6UMQ :2008/05/23(金) 20:39:45 ID:y1WYpC/k
Cルート4章の終盤、>>211 「王都にて」 後のサラSSを投下します。

タイトルは 「砂漠にて」 です。
356砂漠にて1:2008/05/23(金) 20:41:07 ID:y1WYpC/k
 熱を帯びる風に煽られて、砂のつぶてが纏わりつく。
テントを抜け出し人の気配がないのを確認して、サラは静かに溜息を吐いた。

 長く続いたこの戦役も、恐らく今度の戦闘で終わる。
革命の成功が見えてきたからだろうか。最近不安に揺らぐ者が続出した。
不眠、食欲不振などはまだましな方、酷い者は錯乱し自らに刃を突き立てた。
 皆、疲弊しきっている。何より彼らを癒す自分こそが、実は一番病んでいる事を
強く実感していた。

 目の前には枯れ朽ちた木が数片埋もれている。果てなく広がる砂の丘といい、
まるで虚ろな自分のようだと自嘲の笑みが浮かんだ。
 何もかもが、どうでもいいと思えてしまう位に遠い。
いっそこのまま、私も埋もれてしまおうか。
馬鹿な事をつらつらと考えて、倒木へと腰掛ける。
ぼんやりと夜空を見上げれば、遠くで羽ばたきの音が耳に届いた。

 規則正しい羽音がだんだんと近付き、程なくして視界が朱に染まる。
夜闇でなお鮮やかなその羽色に、私は心を奪われた。

「あまり遠くへ出歩くと危ないぞ」
「……カノープス。……どうしたの?」
「カボチャ共に泣き付かれるのが面倒でな。逃げてきた」
「また変な実験?」
「知らん。とにかく毎晩毎晩勘弁してくれ、だ」

 頭を乱暴に掻いて愚痴をこぼす有翼人。
彼らのその楽しげな光景を想像しては、暖かなものとどす黒いものが
湧き上がるのを感じた。

「相変わらず仲が良いのね」
「誰が誰と」
「貴方と、彼女と、彼ら」
「…………冗談は止めてくれ」
「端から見てて微笑ましいわ。……羨ましいくらい」

 思わず漏れた暗い呟きに、彼の表情が怪訝に曇る。
しまった、と思っても遅い。繕うように笑みを浮かべても、彼の眼差しは深まるだけ。
何か別の事をと口を開きかけた私に、彼の言葉が被さった。
357砂漠にて2:2008/05/23(金) 20:41:59 ID:y1WYpC/k
「……サラ。お前こそどうした?」
「何? いきなり」
「こんな夜更けに一人で……何があった?」
「…………何も」
「嘘言うな。じゃあ何で」
 ふいに力強い腕が伸びてくる。頬を捕まれ強引に視線を合わせられた。

「……そんな虚ろな顔をしてる?」

 がっちりと固定されて、逃げ場がない。
射るような強い眼差しを、私は正面からではなく俯瞰して眺めていた。


 ああ、まただ。何時からか意識が乖離するようになって、もう随分と経つ。
自分を上から眺めてる感覚は既に慣れてしまったが、頻繁に起こるそれに辟易していた。
言葉を紡ごうと、その手を払おうとしても、意識と身体の繋がりが酷く鈍い。
 彼の手に力が入る。耳に触れ髪を撫で、無骨な指が私の意識を掻き乱す。
そしてもう片方の手が軽く頬を叩いた瞬間、ようやく私の身体に実感が戻った。

「……別に何もないわ。ただ、ひとりになりたかったのよ」
「………………」
「信じられない?」
「……信じろと、お前は言いたいんだな?」
「ええ。……風が強くなってきたわね。帰りましょうか」

 呪文の詠唱のように流れる言葉が、悲しくなる程に薄っぺらい。
彼は軽く溜息を吐いた後、ゆっくりと手を離していく。その遠くなる温もりを何故だか
離したくなくて、私は思わず彼の腕を掴んだ。
突然の行動に、彼の片眉がぴくりと跳ね上がる。
 どうしてこんな事をしてるのか、自分でも判らない。けれど目の前の彼ならば、
この不可解な甘えを許してくれる、気がした。

「……やっぱり、もう少し傍にいて」
「……ああ」

 掴んだ腕を引き寄せ彼を跪かせる。急に近くなった精悍な身体を抱き締めると、
微かな汗の匂いと陽だまりのような温もりが私を包み込んだ。
358砂漠にて3:2008/05/23(金) 20:43:07 ID:y1WYpC/k
 何も言わず、なすがままにさせてる彼。
じんわりと伝わる熱に、久しく忘れていた安らぎを感じていた。
 弓を引くよりも人を癒す事を選んだ、その選択に迷いや悔いはない。
だが思った以上の重責で、今の狂った私がいる。壊れる事など、許される筈もないのに。

 彼の胸にしがみ付きながら、思い出すのは弓使いの彼女。
毎夜密かに苦しんでいた彼女を、私は救えなかった。
結局した事と言えば、抱き締めるだけで彼女を笑顔にした騎士に嫉妬をし
そして、自分の無力を責めただけ。
 でも、それも仕方のない事。形骸化した祈りの言葉よりも、この揺らぎない温もりの方が
どれ程心を癒すか。理屈ではなく、身を以って判る。

 まどろむように目を閉じて、指を滑らせる。
少し硬めの髪を梳き、バンダナから覗く耳に、そして彼を象徴する羽飾りへ。
くすぐったそうに顔を背ける彼を、とても愛しいと感じる自分がいた。

「……もう少し、っていうのはどれ位なんだ?」
「さあ? ……貴方が帰ると言うまで、かしら」
「言わなかったら?」
「ずっとこのまま、傍にいて」
「期待される程の理性なんざ持ち合わせてなくても?」
「そんなもの、私だってないわ」

 腕を緩めて見上げれば、静かに問いかける穏やかな瞳。
誘うように、誘われるように、引き寄せてキスをひとつ。
共有される吐息が切ないまでに甘い。

「白状すると、ひとりになりたかったのは本当。でも貴方が来てくれて、嬉しい」
「そりゃ光栄だ」

 屈託ない彼の笑顔に、身体が心地よく高揚する。もう一度、触れるだけのキスを。
離しては見つめ、そしてまた触れて。ついばむようなそれは数を重ねる毎に深くなっていく。
躊躇いがちに差し出した舌は思わぬ強さで絡め取られ、淫らな水音を響かせた。

「……ここで?」
「ええ」
「優しくは出来ないぞ」
「構わないわ。……一時でいい、貴方の手で泣かせて」

 告げる言葉と彼の腕、どちらが先だったか判らない。
逞しい腕で捕え首元に噛み付く彼に、私は短く声を上げた。
359砂漠にて4:2008/05/23(金) 20:44:10 ID:y1WYpC/k
 性急に刻まれる口付けの跡に、感覚が鋭くなる。
乱暴な手付きでベルトを外され、ボレロが滑りチュニックを捲られた。
瞬く間に衣服を剥いでいく彼に、否応なく高められつつも苦笑の呟きがもれる。

「本当に、容赦ないのね」
「何言ってんだ。これからだろ」

 不敵な答えを返し私のズボンを引き落とす彼。もう片方の手は髪を弄り、髪留めを
器用に外していく。小さな金属音の後、その指に乱され波打つ髪が背中を覆った。
 身に着けているのは、指輪と下着だけ。そんなあられもない姿になった私を、
彼は自身の膝へと座らせる。
閉じようとした脚は難なく開かされ、彼を跨ぐような格好で向き合った。

「さて、覚悟はいいか?」
「……もし、駄目だと言ったら?」
「止めない」
「意地悪」
 額をごつんと打ち付ければ、めちゃくちゃに頭を撫でられた。
軽く睨むと彼の優しい眼差しとぶつかる。

「いい顔だ。さっきよりずっといい」
「……本当に、意地悪なんだから」
「何とでも。でもそう言われるのは、悪くないな」
「…………ばか」
 
 拗ねた唇に甘いキスを。髪を撫でる手が首筋もなぞり、その刺激に背中が弓反った。
突き出された膨らみは彼の厚い胸板に潰され、更に身体を痺れさせる。
舌が口腔内で暴れまわる。僅かな意識の乖離も許さない程に、執拗にざらつきを
擦り付けては、引き込んで裏を舐める。それでも空気を求める舌に、軽く歯を立てられた。
際限なく溢れる唾液は攪拌し、互いの喉を、口の端を流れていく。
その飲下する度動く喉が、意外に長い睫毛が、どうしようもなく艶かしい。

 徐々に身体が火照り、力が抜けていく。
彼は抱え直すように腕をまわし、私の胸を掴んだ。
一際高い喘ぎが口内で響く。反動で舌は解放され、微かな糸を胸に落とした。
360砂漠にて5:2008/05/23(金) 20:45:31 ID:y1WYpC/k
 絡み合う視線。混ざり合う欲望。
彼は溢れた唾液の跡を辿り、顎から首筋へ、鎖骨にそして胸の頂きへと舐めた。
柔らかく吸われる刺激に快感が走る。
私は堪えきれず爪を立て、彼の肩に淫らな傷を付けた。

 色付く頂きの外縁を焦らすように舐めては、唇で甘く食んでいく。
唾液に濡れた肌は痛い程に鋭敏になり、荒くなる吐息ですら私を苛んだ。
 身を捩りたくとも、背中にまわる腕がそれを許さない。私はただ縋るように彼の肩を、
髪を掴み震えるだけ。
鼓動がうるさく耳に付く。はしたなく漏れる嬌声に耐えられなくて、自分の指を強く噛んだ。

「……大丈夫だ。誰も聞いてやしない」
「でも……」
「綺麗な指に傷を付けるな。我慢できないなら、俺を噛め」
「駄目よそんな……――――んんッ!」
「いいんだよ。……もっと聞かせてくれ」

 脇から伸びる手が両の胸を揉みしだく。唇は右の頂きへと移り、
硬く起立する乳首を何度も舐め潰した。
更に強烈な快感が襲い、一気に昇りつめる。背筋を走るその予兆が何故か怖くて、
彼の頭を強く抱き締めた。
 身体は壊れたように震え、苦しい。身体と意識がこんなにも近く、いや身体そのものに
成り果てた意識が何かを喚いている。
どうかしてる。どうかなってしまっている。怖い、いやだ助けて!
 彼が強く吸い上げ頂きを摘んだ瞬間、遂に達してぐったりと脱力した。



 息が上手く吸えない。それでも空気を求め肩は激しく上下した。
弛緩した途端に肌から汗が吹き出て、こもった熱を夜の中へと発散させる。
その間中、彼はゆっくりと私の髪を梳き、柔らかく肩を抱いていた。

 平然として見える彼の、鼓動が速い。私のよりは幾分穏やかな、けれど決して
常とは言い難い速さに顔が赤くなる。
彼も、興奮しているのだろうか。何に……私の痴態に?
急に羞恥心が湧き上がり身を起こすと、布越しに主張するそれが私の腿にあたった。
361砂漠にて6:2008/05/23(金) 20:46:30 ID:y1WYpC/k
「あっ…………」
「ん……まぁ、そりゃな。そうなるだろ」
「……言わないでよそんな事」
「いいだろ別に。……さて、だ」

 すい、と指を滑らし私の下着に触れる彼。片脚を掴んでは器用に引き抜き、
濡れそぼった残骸は私のふくらはぎに丸まった。
もう身を隠すものは何もない。そして彼は自身のベルトを外そうとし、私はその手を
遮るように掴んだ。 

「? ……どうした?」
「私ばっかり……何だかずるいわ」
「そうか? ならどうしたい?」
「どうしたら貴方は、嬉しいかしら」
「言わせるなよそんな事。……まぁ、ご自由に」

 彼はぱっと手を離すと、そのまま後ろに手を付いて私を見つめた。
からかうような、期待するような眼差しが私を嬲る。それに耐えられなくて、
振り切るように口付けをした。
先程の暴力的な動きとは一転、全て私のなすがままに絡む舌。
くちゃと水音だけが高く上がり、消えていく。
 じりじりと込み上げる熱情と冷めた客観がせめぎ合い、逃げたい位に恥ずかしい。
それでもと指を彼の胸へ這わせれば、微かな反応が確かに伝う。

 一度唇を離し、瞳を開いて再びキスを落とす。
焦点合わない程に近い彼を見つめ、彼を味わい、彼に触れる。耳には息遣いが、
そして汗の匂いが私を包む。
 全てが彼で満たされている。彼に、溺れている。
彼も瞳を開き、互いの欲情を探りながら見つめ合う。何もかもを暴きそうなその眼差しに、
拒絶する気持ちと晒してしまいたい想いが交錯した。
362砂漠にて7:2008/05/23(金) 20:48:16 ID:y1WYpC/k
 舌を放し唇に名残を付けては首筋へとずらす。頑強な身体を確かめるように、
筋をひとすじひとすじ隈なくなぞった。
時折触れる古傷に過去の痛みを思い、癒すように舐め上げる。その度に控えめな、
押し殺した吐息が彼の口から悩ましく漏れた。
 身体をずらし、ベルトに手をかける。金具のはまってなかったそれはあっさりと解け
ボタンをひとつ、ふたつと外していく。
すると下着を押し上げてそれが飛び出し、私は思わず吹き出した。

「……笑うな。仕方ないだろ」
「ごめんなさい。でも、少しは悦んでもらえたのかしら」
「さあね。……で、どうするんだ?」
「どうして欲しい?」

 ズボンと一緒に下着を両手で掴むと、彼が腰を浮かせてくれた。
力一杯引き抜けば、全てが露わになる。
その全容を改めて眼下に確認し、私は生娘のように全身を固まらせた。

 硬く隆起するその大きさに、情けなくも血の気が失せる。
恐らくは片手でやっと握れるかどうか。
そんなものが自分の中に、と考えたら、即座に無理! と頭の中で声が返った。

「……なぁ。そこで止められると、こっちも反応に困るんだけど」
「えッ!? あっああ、ごめんなさい! ……えっと」
「もう降参するか?」
「………………」

 暫くの逡巡の後、私は力なく首を振った。確かに辛そうだが、ここまできて止めたくない。
意を決して指を伸ばす。熱くて少し弾力があるような、不思議な硬さを持つそれを
尖端から根元へと触れた。
癖のある茂みを探り、奥の柔らかな袋を手のひらに。そしてもう片方の手で幹を
引き寄せ、見えるように舐め上げる。
 彼がびくりと身体を震わせ、そして相当焦った声が降りかかった。

363砂漠にて8:2008/05/23(金) 20:49:01 ID:y1WYpC/k
「うわ待てッ! そこまでしなくていいッ!!」
「……ご自由に、って言ったじゃない」
「いや、でもッ!」
「貴方は嫌……?」
「………………その聞き方は、反則だ」

 彼は自分の額を抑えては、乱暴に髪を掻き溜息を吐いた。
その姿を確認して、私は意識をそれへと戻す。より強い彼の匂いが鼻へ抜けた。
尖端を丹念に濡らしていく。唇で優しく焦らすように食んでは舐め、添えた手を
上下させると、それは強く脈動を伝えた。
塗り付ける唾液が手をも濡らし、徐々に滑りがよくなる。最初は軽くなぞるだけだった
動きを大胆にしていけば、応えるようにそれも張りを増した。

 口角が鈍い痛みを訴える。
限界まで開いて飲み込もうとしても、歯が触れてしまって入らない。
何度もむせそうになり、その度に息を止めて堪え、そしてまた舐る。
だんだん自分が何のために何をしてるのかさえ、判らなくなる。
倫理だの信仰だの、もうどうでもいい。いやらしく貪って、もっと彼の淫らな声が聞きたい。
私の手で、乱れて欲しい。
 茂みの奥の袋を揺さぶる。幹を小指から握り直し擦り上げる。
頭がぶれてそれに歯が当たった刹那、私は勢い良く引き剥がされた。

 視界がぐらりと反転する。
そのまま後ろへ倒れそうになったが、すかさず彼の腕が私を支えた。
舌に残る彼の味。その余韻を指で確かめては唾液の跡をなぞる。
はしたなく濡らす唾液は、この夜の中にあってもあちこちを背徳的に光らせた。

「ッ……もういい。やばい」
「ん…………ん――ッ!」

 手荒に抱き締められ、熱い唇がキスを奪っていく。
喉の奥まで掻きまわし、名残を上書きするように刺激が与えられた。
身体の芯が疼く。全身を駆ける脈動に震えながら、私は喰われた。
364砂漠にて9:2008/05/23(金) 20:50:20 ID:y1WYpC/k
 彼の手が泥濘のもとに伸びる。触れた所からぴちゃりと快感の音を響かせた。
指を一本入れてはぬめりを纏い、内壁を広げるように動かしていく。
ぐるりとまわして隈なく触った後、更にもう一本増やし指を開いた。
 敏感な芽を彼自身で圧迫される。指を浅く深く突き入れては前を強く揺さぶる。
呼吸が出来ないまま昇りつめ、私は水のような何かまで吐き出した。

「……いいよな……?」
「……聞かないで」
 彼が私を持ち上げ自身の尖端へあてがい、そしてゆっくりと降ろしていく。

「――――――ッ!!」
「力抜けッ。出来るだけでいいから、深呼吸しろ」

 突如襲う圧迫感と痛みに、声泣き悲鳴が漏れた。
みしみしと広げていくそれに、強い反発を返す私の内。彼も痛みを感じているのか、
眉根が寄り額には汗が浮かんでいた。
 苦しくて、痛い。けれどこれこそが、私の求めていた「生きている実感」。
無様に荒い呼吸を繰り返し、彼の肩にしがみ付いて沈めていく。
余りに遅い歩みは私の体力を容赦なく削っていった。
 腿ががたがたと震える。遂に限界まで力を使い果たし、私は全身の緊張を解いた。

「――やああああああッ!!」

 深々と奥まで突き刺さり、その衝撃で声の限りに叫びを上げた。
全てを吹き飛ばす鮮烈な存在感。感覚が限界を振り切って、私は意識を手放した。



逞しい腕に守られてまどろむ。額に触れる優しいキスに、ようやく私は目を覚ました。

「……大丈夫か? 悪い。その、もしかして……」
「違う。初めてじゃないわ」
「それでも……済まないな。痛い思いさせて」
「いいのよ。言ったでしょう? 『泣かせて欲しい』って」
「……サラ。お前、言葉には気を付けろ」
 彼の腕が私の腰を掴む。軽々と持ち上げ、杭が抜けるぎりぎりの所で動きを止めた。

「……もう、どうなっても知らないからな」  
「構わないわ」
 
 自重のままに落ちる身体。強烈に奥を突き上げられて、私はまた獣の叫びを上げた。
365砂漠にて10:2008/05/23(金) 20:51:31 ID:y1WYpC/k
 最奥を穿つ凶器は容赦なく躍動する。それはもはや、快感などではない。
切り裂くような鋭い痛みを伝える入口と、殴打されたような鈍い痛みを訴える奥。
持ち上げられては降ろされて。私の重さなど羽根程にも感じていないのか、
疲れを知らない動きで何度も打ち付ける。
降ろす度に突き上げるそれは角度を変え、強さを変え、一時さえも休む事を許ない。
 身体全体を揺さぶられて、目眩がする。長い責め苦の末、痛みしか返さなかった内は
感覚を失くし麻痺したようにひくついた。

 こんなもの、セックスなんかじゃない。
もしこれがそうだと言うなら、今まで私を通り過ぎた男達は何だったのか。
欺瞞は許さず、真っ直ぐに攻め立てる彼。強い眼差しの奥には静かな熱情が宿る。
 見られている。全てを、暴かれている。伸ばした腕は空を掴み、大きく身体が泳いだ。
耳をつく激しい呼吸は彼のか、私のか。
熱くて溶けてしまいそうで、なのにこれ以上ない程明確になる、私という形。
 
 身体の奥に秘める力が、弾けようと渦巻いている。
暴走しそうなそれを彼の人の名前を叫んだ瞬間、激しく何かが溢れ出し
私はその迸りに翻弄されるように地へと堕ちた。



 彼の肩にもたれて、ただひたすらに波が収まるのを待つ。
身体の重みが消え自己の境界が曖昧になる。このままでは意識を失ってしまう、
それだけは避けようと何度も大げさに深呼吸をした。

 一度強く抱き締めて、彼は私から繋がりを抜いた。途端にこぼれる欲望の成れの果て。
立ち昇る匂いが惚けた頭を現実に引き戻し、多大な羞恥を連れて私を襲った。
 
「――ッ、あ、やあッ」
「あ――……こりゃ凄いな。拭くもん持ってるか?」
「えっと、ズボンの方にハンカチが……」
「あーもうこれでいいや。ちょっといいか?」

 彼は自分の頭を探りバンダナを外すと、躊躇なく私の泥濘を拭った。
優しく指で押される度に、白濁が溢れバンダナを重く湿らせる。
悪くて、恥ずかしくて、逃げようとしても彼の腕と表情がそれを許さない。
片手で胸を隠し、もう片方を彼の胸に付いてされるがままに待つ。
すっかり拭き清められて、ようやく彼の腕から解放された。
366砂漠にて11:2008/05/23(金) 20:52:33 ID:y1WYpC/k
「これなら大丈夫だろ」
「……ありがとう……貴方は?」
「んー、適当に……ってこら! 触るなッ!」
「だって綺麗にしてもらったから……」
「いいからッ! またエライ事になるから絶対ダメだッ!!」

 舐め取ろうとした私の頭を抑え、全力で拒絶する彼。
そして私を膝から降ろすと、背を向けてごそごそと始末をしていた。
丸めた背中に肩に、幾つも残る痴態の跡。改めてそれらを見ては血が昇り
私は無意識で呪文を唱えた。
柔らかい光が手から発し、彼を包む。驚いた彼がこちらを振り向いたが、
剥き出しになってるそれが思いっきり視界に入り、私は気まずく顔を逸らした。 
 
「その、跡が、凄かったからッ」
「別にいいのに……ってそうもいかんか」
「当たり前でしょう! みんなにばれたらッ……いやああぁ」
「……その反応は傷つくぞ。そんなに俺と、が嫌か?」
「そうじゃなくて! 普段したり顔でみんなの相談とか乗ってるのにッ、それに!」
「いろいろとある訳だな。小難しい事が」
「…………呆れてる?」
「いいや。可愛いな、とは思うけど」
「――――――ッ!」

 不意打ちな彼の言葉に、息が詰まる。そんな事をそんな顔で、ってああ、静まれ心臓!
それこそ小娘のように、勘違いしてしまいそうになる自分を嗜めながら服を手に取った。
風に晒されていたそれは、相当に砂まみれで。叩けばざらざらと、砂が煙を立てて落ちた。

 かつてないまでに意識と身体の繋がりが満たされている。なのに、何処か切ない。
服を1枚身に纏う毎に、この甘やかな痛みが厳格な聖衣に消されていくようで――
失いたくない、心の奥で何かが叫んでいた。

 ボレロに腕を通し振り返れば、彼もいつもの格好に戻っている。
いや、正しくは額を飾るバンダナがなく、前髪が無造作に降りていた。
その些細な差異が私の視線を奪う。暫しの空白の後、強い風が辺りを吹き抜けた。
 野放図に舞い踊る髪に、ふと彼が外した髪留めを思う。服の落ちていた所を見やり、
私は困惑する羽目になった。
367砂漠にて12:2008/05/23(金) 20:53:45 ID:y1WYpC/k
「――ないわ」
「何が」
「髪留め。どうしよう……」
「別になくてもいいだろ? 前はそうやって髪を下ろしてたじゃねえか」
「駄目よ聖職者がだらしのない……それにあれ、イシュタルの祝福がかけてあって」
「そうなのか? ならまずいか」

 おもむろに屈んで地面に手を這わす彼。
私も同様に探り出したが、時間が過ぎるだけで一向に見つからなかった。
空は既に白んできている。夜の終わりが近い事を知って、私は溜息と共に立ち上がった。
手を差し伸べると何か考えがあるのか、彼は私の手を取り唸った。

「……ありがとう。もう遅いから戻りましょう」
「それ、代わりに出来ないか?」
 彼が示すのは、私の指のワープリング。
握った手がそれを外そうとして、私は彼の指を遮った。

「ただの輪だからすぐ抜けてしまうし、第一細すぎるわ」
「じゃあ俺のも使うか?」
「駄目に決まってるでしょう!? ……後でアロセールから何か貰うから」
「……そっか」

 互いの指にはまる指輪を見比べては苦笑する。
紫立ちたる明けの空の下、手を取り合って。それはまるで、神聖な誓いするふたりのよう。
 
 ならば、何を祈る? ――この争いの終結を。
      何を捧げる? ――ほのかに芽吹いた、このささやかな恋慕を。
      何を誓う……? ――最後まで貴方を、そして彼らを守り抜く事を。

 密かに厳かな宣誓を立てると、彼は私を抱え込み一蹴りで空へと舞い上がった。
風が強い。彼が近い。名残惜しく照れ臭い、そんな想いを誤魔化すように話しかけた。
368砂漠にて13:2008/05/23(金) 20:54:40 ID:y1WYpC/k
「指輪は使わないの?」
「向かった先が判らんから、危ない。お前も緊急の時以外使うなよ」
「そうかしら? ……うん、そうかも知れないわね」
「それに」
「何?」
「こっちの方が、気持ち良いだろ?」

 髪を風の嬲るままに、目を細めて告げる彼。
その時朝日が一筋差し込み、私達を照らし出した。
 たとえこの戦役が終わり、平和に埋もれていく日々が来ようとも。
きっと、この光景は忘れない。
 知らず込み上げる何かを彼に見えぬよう振り払い、そうして私達は帰っていった。




 食欲をそそる香ばしい匂いで目が覚める。
テントには既に身支度を終えたアロセールが、呆れたように私を見下ろしていた。

「毎晩毎晩みんなの為にってご立派だけど、お人良しも大概にしないと身体壊すわよ」
「……おはよう。……もう出発の時間?」
「大丈夫、まだみんなご飯食べてる。サラも食べてきなよ」
「……うん。……ありがとう本当に」
「……? どうしたの改まって」

 怪訝な顔の彼女に微笑んでは身を起こす。
途端、手に触れるざらりとした砂の感覚に、彼との夜を思い出して赤面した。
忘れた訳じゃない。忘れる筈がない。
意識が迷走しそうになった所で、頬にかかる髪が現実へと呼び戻す。

「ごめんアロセール。髪留め、何か持ってない?」
「ん? 革紐でよければ余りがあるけど……失くしたの?」
「えっと、そう。何処かに落としちゃったみたい」
「ちょっと待ってて。確かこの辺に……」

 彼女が鞄を漁りそれを取り出すと、その見覚えのある紐に思わず苦笑いが浮かんだ。
369砂漠にて14:2008/05/23(金) 20:55:58 ID:y1WYpC/k
「それ、あの時の彼の?」
「……うん。まぁ、本人も『返せ』とは言って来ないし、いいんじゃない使っても」
「………………」

 何か釈然としない、複雑な気持ちのまま受け取って髪を編む。今までとは違う、
1本に纏めて横に編んだ髪型が 「いいね」 と彼女に褒めてもらえた。
 テントを出れば、そこここで朝食を取る団員達。
無意識に赤い翼を捜してる自分が、何だか面映かった。

「今日の当番はデネブだって。 『かぼちゃの地獄焼き』 なんて凄いネーミングだけど、
 美味しかったわよ」

 そんな彼女の言葉と共に差し出された、小振りのかぼちゃとパン。
蓋になってるヘタを取れば、中には熱々のシチューが詰まっていた。
パンで掬って口に運べば、かぼちゃと根野菜が優しく味覚を楽しませる。冷めぬ内にと
無言で平らげ器のかぼちゃを齧っている時、ふと神妙な面立ちの一角が目に留まった。

 緑色の血色が悪そうなパンプキンヘッド達、その彼らの数が昨日より1人少ない。
そして、彼らの中心には苦虫を噛み潰したような表情の有翼人。
彼の手元にある本日の朝食は、炭と見まごうばかりに黒々と焦げていた。
……何故 『かぼちゃの地獄焼き』 なのか、判りたくないのに判ってしまったような。
炭の塊に突き刺さるナイフが、あの美しい魔女の感情を端的に表してるようで、
私はそっと目を逸らした。

「……あれ、深く追求しない方がいいのよね?」
「わざわざ死ぬ事もないでしょう? いや、敢えて突っ込みたいなら止めないけど」
「……冗談でも、性質が悪すぎるわ」

 もそもそと残りのかぼちゃを口に放り込み、私達は肩を竦めた。
370砂漠にて15:2008/05/23(金) 20:57:38 ID:y1WYpC/k
 彼らの間に何があったのかは知らない。だが、自分が無関係ではない事は確かで。
……ややこしい事になっちゃったな。

 新たに発生した問題が、相当面倒なのに心を浮き立たせる。
成るようにしかならない。だから出来る事をひとつひとつやっていけば、きっとそれでいい。
ふとあれから一度も乖離してない事に気付き、何か変わり始めた自分を嬉しく思った。

「……サラ。今日、凄くいい顔してる」
「そうかな。……そうだと、いいな」

 勢い良く立ち上がり食べかすを払う。
確かな足取りでテントに向かう途中、彼と視線が合った。
問いたい事はたくさんある。打ち明けたい事も、感謝したい事も、言葉に出来ない想いが
胸に溢れてる。
だけど、だから私は口をつぐむ。この想いが、消えてしまわないように。

 彼が微笑む。困ったような、でもとても優しいその笑顔に、私は晴れやかな
笑みを返し、戻っていった。

371投下終了 ◆oi5hYF6UMQ :2008/05/23(金) 20:59:26 ID:y1WYpC/k
以上です。 長文失礼しました。
372名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 13:22:11 ID:1Rq2y+e0
>>371 サラエロすぎだろ・・・・GJ!
373名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 04:49:49 ID:i3AhW4oW
萌えた!>>371GJ!
374名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 11:45:01 ID:KFE7XUwJ
消えたカボチャはどこいったw 乙です

ところで保管庫の方に最新まで収録されてた
中の人すげーなー
375名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 20:45:13 ID:nkroqWI9
>>347
で、続きは?
クイックムーブでも掛けたら良いかな?w

期待してますんで♪
376名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:26:03 ID:VyyVOhla
ヴァレリアの指導層の中で一番人望あるのって枢機卿っぽいんだよなぁ。
部下がみんなすげー怒り狂って襲って来るんだもん。
377名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 10:15:50 ID:TUaHGvsH
治世の奸雄・乱世の英雄って奴で、ヴァレリア全域が騒乱状態にあるならば、
多少の強硬姿勢を示したとしても支持を集めやすいのかも。
ついでに言えば反対派はみんな粛清されちゃった後の設定なんだし、
曲がりなりにもフィラーハ教団の教皇一歩前な立場の枢機卿だし、
個人崇拝が行くところまで行った状態なんじゃないかと。
378名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 10:19:55 ID:Kgiv9AMz
というか、処刑のシーン、どーみてもロンウェーの方が小物悪役だよなw
379名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 08:45:46 ID:lD/iXIkC
380名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 20:56:09 ID:IQu4vJVJ
保守
381名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:44:34 ID:09i9UVzO
 ○承前○

   ―― ウォー!


 時ならぬ勝鬨の歓声があがっている。
 それが何を意味するのか、考える前に結果はわかっていた。

 飛び込んでくるはずのウォルスタ人を待っていた騎士たちが動揺している。
 先ほどまで剣の柄を握り締め、眦を決し全身に殺気を漲らせていた兵士達。
 その全てが、警戒から恐怖へと切り替わっていた。

   ―― あいつら強いぞ
   ―― 勝てるのか?
   ―― 何人居るんだ?

 陣形を作り待ち構えるのだが、皆浮き足立っている。

   ―― まずい。まずいぞ……

 僅か数歩前に陣取っているテラーナイトが僅かに振り返った。
 全身くまなく覆うプレートアーマーの、その兜のスリットから見える目が何かを促している。

「諸君!」

 密やかなざわめきに覆われていた城内の大ホールにザエボスの声が響いた。

「うろたえるな!奴らは広場での戦闘で疲れている!傷ついている! 奴らとて無敵ではないのだ!」

 ローゼンバッハ家の家紋が入った剣を頭上に掲げ、さらに声を絞り出す。

「たとえ前衛が傷つき倒れても、まだ我々が居る。我々が倒れても、我らに続くものたちが居る。死を恐れるな!」

 ホールの中にある者の視線がザエボスに集まる。
 それを気にせずにザエボスは叫び続ける。

「我々は永遠である!我々が倒れてもガルガスタンは滅びない!ガルガスタンがある限り我々は永遠である!」

 ウォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!

 ホールの中の兵士達が叫ぶ。
 まるで自らの肩に手を回した恐怖を力ずくで振り払うように。

「剣をかざせ! 声を上げろ! ここが奴らの墓場だ! 我々は屍を踏み越えて行くのだ! 薄汚いウォルスタ人を踏みつけろ!」

 恐怖に駆られた騎士や戦士達が大声を上げている。
 直接の戦闘に加わらぬはずの僧侶ですらも声を上げている。
 これから死線を踏み越える仲間を励ますために。
 そして、自分の恐怖を誤魔化すために。
382名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:45:10 ID:09i9UVzO
 ガン! ドタン! バタン!

 重々しい音が響き大ホールの扉が開いた。
 じんわりと滲み出す嫌な汗を乾いた夜の風が入ってきて乾かしてくれる。

「ザエボス!」

   ―― あの小僧だ!

「貴様はゴリアテのデニム! ジルドアを殺ったのは貴様なのか!」

 ジルドアの笑顔が脳裏をよぎる。
 いつも冷静で、どこか余所余所しくて。
 でも、あの笑顔を愛していた。

「解放軍に追われている身だとばかり思っていたが、それはバルマムッサのように我々を欺くためだったのか?」
「人聞きの悪いことを言うなッ。僕は解放軍の人間じゃない!」

 若々しい声だ。年の頃ならまだ15か16か。
 いや、ウォルスタ人は少し若く見えるはずだから、もう少し年上だろうか。

「私利私欲のために民族紛争を利用する公爵や枢機卿といっしょにするのはやめてくれッ!」

    ―― 若いな……

「他人のために戦うとぬかすかッ!正義ヅラした偽善者めッ!」

 フン!と鼻を鳴らしザエボスは剣を抜いた。
 磨きぬかれたバルダーソードが鈍く輝いている。
 ローゼンバッハ家の家紋が入った見事な設えの剣には僅かな血錆びも残っていない。

 ただ、霊感の強いものならば見えるのだろう。
 存在するだけで周囲に恐怖を撒き散らすテラーナイトの様に。
 この剣のまわりに漂う恨みつらみの怨念が。

「そう言って、何人の人間を殺した? 貴様の手も血で汚れていよう」

 力のこもった眼差しでグッと睨みつけたザエボス。
 その死線の強さにデニム・パウエルは僅かだが気圧された。

「所詮、俺も貴様も同じ穴のムジナだ」

 ニヤリと笑い剣を持ち替えたザエボス。
 その切っ先を床にドンと下ろし、柄の先端へ手を乗せてなおも睨みつける。

    ―― フン!

 忌々しい小僧から目をそらし、その後ろに居る小規模の戦闘集団へと目をやるザエボス。
 一人ずつ値踏みするかのように見ていたその目に、あの扇を持つ僧侶を見つけた。
 恐怖の色を微塵もみせないその女は、まるで悪魔でも見るかのようにザエボスを睨み付けている。

    ―― ジルドア……
383名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:45:42 ID:09i9UVzO
「おっ…… おっ…… おっ…… おまえ 名前は?」
「……ジルドア」

 コリタニ城下町の街角。
 士官学校の帰り道、出会い頭にぶつかった女をザエボスは見ていた。

「騎士が女を弾き飛ばしたんなら手ぐらい差し出しなさいよ!」
「……すまない」

 抱えていた機動戦闘教本や戦闘指揮に関する本を持ち替え、ザエボスは無意識に右手を差し出した。
 個人戦闘教練の帰り道と言う事で、クタクタになるまで教官に扱かれた一日だった。
 その上、帰宅するまで重い甲冑を下ろしてはならないとされていた。

 半ば朦朧としていたと言っても良いザエボスの右手。
 その手には重厚なガントレットがはまったままだ。

「そんな手をつかんだら私の手が痛いでしょ!」

 早叫ぶと同時に蹴り上げたジルドアの足がザエボスの右手を蹴った。

     ―― バシ!

「いっっっっっっっったぁぁぁ・・・・・!」

 サンダル履きの足でガントレットを蹴れば痛いのは目に見えている。
 剣やハンマーで殴られても平気なように作られた篭手作りの防具。
 それを女の足で蹴ればどうなるか、目に見えている。

「だっ! だいじょ……うぶ か?」

 涙目で見上げるジルドアをザエボスはどうして良いかわからず見ている。

「少しは気を使いなさいよ! デリカシーの無い男ね!」
「すっ すまない 疲れててボーっとしてた」

 ガントレットを外したザエボスがもう一度手を伸ばす。
 しなやかな皮の手袋まで外したその手にジルドアは手を伸ばし、そして再び引っ込めた。
 物凄い汗の臭いにジルドアは顔を顰める。

「あなた! 臭いわよ! あっち行って!」

 よっこらしょとばかり立ち上がったジルドアが数歩下がってザエボスを見ている。

    ……わが祈り、イシュタルの灯火となりて…… 

 どこかで聞いた詠唱だ。
 そう、これは……
384名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:46:13 ID:09i9UVzO
    ―― ヒーリング……

 一瞬視界が白くなったかと思うと、全身の筋肉に詰め込まれていた鉛のような疲労感がフッと抜けていった。
 先ほどまで薄暗いほどだった視界がパッと明るくなり、夕暮れの光に見えるその女が、実はかなりの美人だと言うことに気が付く。

「あなたの為にしたんじゃないからね! 次にどこかの女がぶつかったら 次はその女が死ぬからよ!」
「え?」

 ふと気が付けば、あれほど肩に食い込んでいた甲冑の重みをザエボスは忘れていた。
 それどころか、錬闘場から講堂まで走らされて悲鳴を上げていたふくらはぎの筋肉まで痛みが消えている。

「街の治療屋なら50ゴートの料金よ! お礼くらい言ったらどうなの?」
「申し訳ない。女性と話しをするのは苦手なので気が回らなかった。どうか許されたい」
「そんな事……」
「私はザエボス。ザエボス・ローゼンバッハ。あなたの御厚情に感謝する。そして」

 若き騎士は一歩下がって踵を揃え、立派な家紋の入った剣を捧げ腰を折る。

「ご迷惑をおかけした。申し訳ない。どうか許されたい」

 頭を上げたザエボスが見たもの。
 それはポカーンと口をあけて驚いている女の姿だった。

「あっ あなた…… ローゼンバッハって言えば」
「いかにも。我がローゼンバッハ家は代々尚武の家系。私も騎士団へ入るため訓練に明け暮れています。ですから、どうか」

 よく見れば、そのぶつかった騎士の着ている甲冑も、手元に見える皮の手袋も、とてもじゃないが平民出の騎士が買える様な代物ではなかった。
 何より、士官学校に通うような未熟な騎士が、背後にお付の者を2人も連れているわけが無い。

「若様、お時間が」
「うん、わかってる」

 若い騎士は抱えていた手箱から小さな皮の袋を取り出すと、中から小さな硬貨を取り出した。

「不快な思いをされたでありましょう。これでどこかで冷たいものでも召し上がってください」

 まだポカンと眺めているジルドアへ、ザエボスは硬貨を手渡した。
 汗の臭いに混じって、どこか芳しい花の香りがしている。

「では失礼する」

 握り締めた右のこぶしを胸にあて、ザエボスはもう一度僅かに頭を下げ立ち去った。
 まだ幼さが残るジルドアの顔に僅かな紅が見える。
 偶然出会った男は、ガルガスタンの貴族社会でも屈指の名家。
 貧しい家に生まれ何の取り柄も無く、ただ口減らしの為に神学校へと放り出された小娘にとっては、それこそ奇跡の出会いだ。

 そして、後にこの出会いが運命であった事を彼女は知る事になるのだが……

385名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:48:02 ID:09i9UVzO
    ―― お前もあんな目をしていたな
    ―― これでも俺は運命の出会いだと思っていたんだぜ


「おまえのようなヤツがいるからッ!!」

 ややヒステリックに叫ぶ少年の声がホールに響きわたった。
 理想に燃える少年の眼差しから理性では無く殺意の炎が見える。

「若いな……」

 呟くようにこぼしたザエボスの声は、ウォルスタ人の兵士たちが抜き放った剣の音に掻き消された。
 誰かが雄たけびと共に切り込んでいく。
 剣と剣がぶつかり合い、金属の悲鳴が鳴り響く。
 あるものは炎の魔法を詠唱し、その背後では誰かがマジックエキスのビンを開けていた。

 剣と槍と弓と魔法と、そして、血と汗と魂の削りあい。
 その光景を何か演劇でも見るかのようにザエボスは眺めていた。

    ―― 仇は撃ってやるぞジルドア

 顎を引きグッとにらみ付けたザエボスの眼差しに、狂気の色が滲み始めていた。
386名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:48:41 ID:09i9UVzO
 ……たぶんまだ続く
387名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 08:20:22 ID:6xFwhRkj
理想的なツンデレだなw
388名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:26:43 ID:PNXAYljs
保守
389名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:09:59 ID:vSsNwxN6
保守
390名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:12:49 ID:kKRd6TNJ
Lルートのヴァイスにどうにも違和感を覚える。
感情に任せて、暴れているだけに感じてしまう。
ただでさえ崖っぷちなのに、何で同じウォルスタ人に矛先が行くんだ。

合流後の会議でもヴァイス達の態度は他人事のようにデニムを
批判しているだけだし、漫画版カノープスの言葉に共感を覚えてしまう。
全てのルートで言えることだが、ヴァイスは何かを成す事が出来たのだろうか?
仮にLルートでデニムが居なかったら、どうなっていたんだろう。



それはそれとして、漫画版のティティスに(;´Д`)ハァハァ
自分の無力感を感じながらも、プリティキッスでデニムを回復するところなんて最高に可愛い。
大きいことにコンプレックスを持ってる乳尻を使ってデニムを慰めるSSを誰か書いてくれないかな。
391名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:47:23 ID:3LOpllJx
つ 保管庫
デニムとおっきくなったティティスのエロがあるお
392名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 12:48:25 ID:bm71Vtb3
>>390
プレイするのはCルートが殆んどの俺には、ヴァイスは基本的に悪党ヅラで記憶されてるから、
最初からやり直したり、たまにLルートでやると、あのアクの抜けた顔を見る度誰コレ?って感じになる。
393名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 07:19:34 ID:u+TyLUdA
虐殺しない→「この甘ちゃんが!!」
虐殺する→「そんなことは止めるんジャー!!」
394名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 11:30:46 ID:RpqwfeT6
                 ┌─┐
                 |も.|
                 |う |
                 │投│
                 │下│
                 │.し│
                 │ね│
                 │え.│
                 │よ.│
      バカ    ゴルァ  │ !!.│
                 └─┤    プンプン
    ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ  (`Д´)ノ    ( `Д)
    | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄  . ̄◎ ̄   ̄◎ ̄   ◎−>┘◎
395名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:29:12 ID:q91KvGG0
あなたはスレが憎かったんじゃない。 住人からGJが欲しかっただけ。
どうして気づかなかったの?住人はあなたが完全に嵐になってしまう前に無言であなたに訴えた。
それが、住人に出来たただ一つの事だった。住人は、あなたをずっと待っていたのよ。


……いいよ。私の言葉をあげる。二人ならきっと、淋しくないよね……?
396名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:32:21 ID:58x7W0L9
何のセリフ?
397名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:02:59 ID:lJ5v++7e
やっぱり分かんないよね…印象薄いよなあ、475じゃないけど泣いた

ちなみにTO外伝、正史ルート終盤のヒロインのセリフ(の改変)です。
TOの改変は頻繁に見るけど、まさかTO外伝の改変を見られるとは
398名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:03:33 ID:lJ5v++7e
ごめん、475じゃなくて395ですた
399名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 13:30:34 ID:6k3R06NK
そして誰も書かなくなった……
400名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 20:29:24 ID:1V/bsZEp
保守
401名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 07:09:33 ID:r6zQG8Ku
赤いアロセールと青いアロセール、あなたが置き去りにしたのはどちらのアロセールですか?


ノア 赤いアロセール
「兄さんは歩く事が出来なかったのに……死ねぇッ!!」 うぼあー

ノア 青いアロセール
「私には私の考えがあるッ。押し付けないでッ!!」 うぼあー



ノア 「僕は君を愛してるッ!」
「……私の命、貴方に預けたわ。…………ってデニム後ろッ!!」
「……手には入らないならいっそ……」 サクッ うぼあー
402名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 01:49:37 ID:0Izljyis
保守ッ
403名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:50:00 ID:vtnQcc+j
保守
404名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 22:48:38 ID:Z0aPY9AS
保守
405名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 23:20:12 ID:Skz193SZ
保守
406名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 06:50:21 ID:PagCDcVK
407名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 07:14:59 ID:XDVaKx1U
どうした?
408名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 16:39:29 ID:f/QcK24U
Lのヴァイス≒カチュアの護衛兼種馬
ヘタレで大して成果挙げてない=民衆から見れば汚れてない
カチュアも生い立ちから来る離別恐怖を紛らせられ
…ないか、半端に知られてるのって怖いかもな

ぶっちゃけ姉は、母性を求めて百合に走る方が幸せかもしれん
409名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 17:29:18 ID:J0coJQef
相手はサラ姐さんですね、分かります
410名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 18:25:24 ID:f/QcK24U
漫画版のサラは戦>母性て感じだったな
TO自体母性的なキャラがいない気が…
幼なじみだし、いっそシス子やゴーゴン辺りと(ry
411名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 18:28:08 ID:JMSk+CAs
ゴーゴンとはDead or Aliveな仲だから…
いっそオクシオーヌかクレアだろJK
412名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 19:03:00 ID:f/QcK24U
オクシオーヌは登場遅いのが非常に惜しい
ジュヌーンいなければあんなキャラにならなかったろうし。拉致る?ww
ルート考えなければオリアスもありそう(藁
しかし介護してる女も多いな、TO。
413名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 19:13:01 ID:JMSk+CAs
おいおい、曲がりなりにも戦争中だぜ?
看護とsenkaは華じゃないかHAHAHA

そもそも、オリビアの登場が遅すぎなんだよ >TO
システィーナじゃなくてオリビア救出マップなら分からなくもないのに
414名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 21:49:51 ID:H6gH5L+0
終盤で出てきたオリビアにヒロイン面されても、まぁ、その、困る
シナリオ的にはシスティーナがヒロインポジションだろ、常考
415名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:05:35 ID:XDVaKx1U
えッ、ヒロインって姉さんじゃないのか?
なんて素で驚いちゃったよ。しかしあの時代でヤンデレヒロインたぁ恐れ入るね。
416名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 10:31:24 ID:XHBAJ8Ni
あれはヤンデレじゃねえ!邪悪ヒロインだ!
417名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 09:45:59 ID:sqcqrcBT
素でレオナール刺しちゃってるからなぁww
418名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 08:45:40 ID:vFzQqztL
3連戦の後自殺された時はそのまま進みたい衝動を必死に抑えたもんだ。
なんであの女殺すとバッドエンド直行なんだろう・・・。デニムが皇帝でいいじゃん。
419名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 09:54:11 ID:RDp6r1xz
それは大いにあるな。
巷で『僕は姉さんを愛してるッ!』って言わないと助けられないんだぜ、と
噂していたのをバカ正直に信じて選択した時の脱力感といったら……
(『それも仕方ありません』を選択してて姉さんが戦闘に未参加だった)

でもまぁ、プリンセスは使えるから許す。顔グラも一応美人さんだしな。
420名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 18:41:18 ID:/MJawwPL
ランスロットも公式では戦死扱いだから
セリエの処分もそれに準じそう。
421名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 21:02:36 ID:DbHEazPZ
デニム本人がリッチにクラスチェンジして皇帝が理想的なんだけどなぁw

またはカチュアがリッチのクィーンで筆頭家臣のデニムがテラーナイト。
周囲はスケルトンの騎士団にゴーストの魔法団。
なんて素敵な恐怖支配国家になるんだろうw
422名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 22:43:07 ID:iSfHVaX8
いや…ここはデニムがデスナイトですよ。

エンジェルナイトの天空騎士団も忘れちゃいけないぜ!!
423名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 00:06:52 ID:xMhcOaQY
自分はオリビア好きだけど、確かに救出イベントか何か絡みは登場前に欲しかったなぁ。
顔グラ…
424名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 09:07:50 ID:/AZfuSUH
保守
425名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 21:48:08 ID:Z1M/L3rn
ほしゅ
426名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 17:25:54 ID:3CPM6z19
>>421
リッチにしてどうやってエロパロするんだwww
427名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 22:49:08 ID:jx5zE05t
骨フェチにはたまりませんなぁ
428名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 10:21:32 ID:JMH3lPcf
何となく保守
429名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 13:57:08 ID:+HhuFlVK
>>385

で、続きまだ?
そろそろ4ヶ月経つんですが、まだ待ってるんですけど。
430名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 11:21:18 ID:1Bh4OwLd
保守
431名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:33:28 ID:2+QFoJZN
保守してる人が書いてみたらどうかな?
432名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 16:23:47 ID:X6OaIYb3
わかってるよ。キミたちはエロが欲しくて来たんだろ?
そろそろ来ると思ってたよ。キミたちはそういうタイプだからね。

……今度は何をお望みなのやら。
433名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 21:50:26 ID:qTfF9fuj
オクトパスにがんじがらめにされて犯されるセリエや、
トキシックブレスに当たってドラゴンに欲情しストリップするシェリーや、
コカトリスに脚だけ石化されて服をついばまれてるシスティーナや、
リザードメンに取り囲まれて陵辱されるカチュアや、
それらを影から眺めてほくそ笑んでるオリビアがみたいです。
434名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 02:51:27 ID:Ou+rybht
タコに犯られる汎用♀達なら昔あった
ストリップはイイなぁハァハァ
シェリーさんなら倍率ドンだお
435名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 20:15:33 ID:TfQnHTvL
リザードメンに凌辱て・・・なんかエヴァみたいだな
436名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 23:03:34 ID:n252v4xU
むしろ一〜二匹のタコと激しく絡み合う獣使い♀オピとか見たい
TO四コマの美川べるの的シュールな構図でハァハァするやつ
獣使い♀オピはガチ
437携帯で妄想文1:2008/12/11(木) 15:32:36 ID:3vR3KQDh
指導者デニムが妹たちに手をつけている、そんな許し難い噂を耳にしたセリエは
居ても立ってもいられなくなり、デニムに真偽を質しに行く。
しかしそこに待ち構えていたのは、デニムによって身も心も調教された妹たち。
不意を付かれ自由を奪われたセリエは
「わたしたちの中で処女なのは、もうセリエ姉さんだけなのよ」
「その歳でまだ処女だなんて信じられないわ」
などと嘲笑されながら、裸に剥かれていく。そして、戸惑うセリエを尻目に、六本の白くしなやかな腕は
処女というにはあまりに肉感的過ぎる身体を蹂躙し始めるのだった。

「ああ…、セリエ姉さんのこのお尻をわたしが開発してあげられるなんて…
信じられない。本当に夢みたいだわ…」
「こ、こらッ、システィーナ!や、やめなさい!そ、そんなところを
触ったら、駄目!き、汚いッ!」
「セリエ姉さんの身体に汚いところなんてどこにもないわ。
はい、まずは指一本から始めてあげるから」
「きゃあ!や、やめ…なさ…!や、やめ………あッ!やめ……て、ああ……ぁ」
「よかった、セリエ姉さんのお尻の穴も感じやすいみたいね。
でも、開発してあげるともっと感じるようになるのよ。さあ、指を増やしてあげるわ」
「ひいッ!い、いやあッ、ぬ、抜いて!だ、駄目ッ!も、もうそんなところ、
もういじっては駄目!」
「あはははは!無様ねえ、セリエ姉さんたら」
「シェリー…!」
「まったく本当に無様だわ、妹にお尻の穴をいじられて
そんな情けない声を出しちゃうなんて…。今まで取り繕ってきた威厳が
もう何もかも台無しじゃない。うふふ、でもね…」

「でも、そんな無様なセリエ姉さんって、最高に可愛いわ。だからもっともっと、
辱めてあげる…。さあ、どきなさいシスティーナ。もうお尻は十分みたいよ」
「ああん、まだ全然開発してあげてないのにぃ……」
4382:2008/12/11(木) 15:34:58 ID:3vR3KQDh
「オリビア、セリエ姉さんにあれをやってあげなさい!」
「はい」
「…!?」
「ふふ、オリビアはすごいのよ。セリエ姉さんをもっと無様で、可愛くしてくれるわ」
「セリエ姉さん、ここ、失礼します」
「あ…、そ、そんなところに指、駄目!や、やめてちょうだいオリビア!」
「お尻の穴に指を二本も入れられた後でそんなに恥ずかしがらないで下さい」
「そ、そんな理屈……あッ、あああ…ッ!?」
「あ、ここね?ここがセリエ姉さんの一番感じるところなのね?うふふ!」
「うっ、うぅン!か、感じてなんて!あ、あンンンン!」
「我慢なんてしないで、セリエ姉さん。ただ、感じるままにしていればいいのよ。
それに………我慢なんてしたって無駄よ!」
「ああァ!!そ、そこ、駄目ッ!あッ、そ、そこばかりそんなに激しく…したら」
「うふ、激しくしたら一体どうなるのかしら」
「ふあァ!な、何……!あぁ!な、何か、何か………。
だ、駄目!オ、オリビア、やめて!も、もう止めてえッ!」
「あきらめてセリエ姉さん。もう、こうなったらわたしにだって止められないの」
「だ、駄目ッ!駄目え!な、何か……で、出るゥ!」

「出ちゃううううううううううン!!!」
言葉どおり、ピュっとセリエの股間から熱いしぶきの弧が描かれる。
この瞬間、長姉セリエが確かに身も心も末妹オリビアに屈伏したという、敗北の証。

「うふ…、『水のオリビア』の名は伊達ではないんだから…」
「十歳年下の妹に、無理矢理潮を吹かされる……。まったく無様の極みよね!
ふふ、この世界のどこを探したって今のセリエ姉さんほど無様な女はいやしないわ。
…さあて、お尻もおまんこも二人にとられちゃったし、ちょっと物足りないけど
わたしは唇でもいただこうかしら。どうせ、キスだってしたことないんでしょ?」
頭から馬鹿にした言い方でシェリーは唇を近付けていく。図星を指された悔しさを
感じる間もなく、セリエの口の中を甘くて熱いものが掻き回していく。
4393:2008/12/11(木) 15:36:11 ID:3vR3KQDh
「ふむ…むむぅ、ら、らめえ!らめええ!」
「…!…!」
「らめッ、んむむぅ!んむッ!ふむむむむむん!」
「…!…!」
「んむ……………む!」
ジタバタと往生際悪くもがくセリエの口腔を、まるで熟練の職人の仕事のように
シェリーは無言で淡々とねぶりまわし、苛んでいく。女の身体の
弱点を知り尽くしたような妹の長時間に渡る攻勢に、宙を掻くように泳いでいた
セリエの手もついには力なく垂れ下がるだけとなった。

「意地悪な妹にキスされてこんなにメロメロになっちゃうなんて、
またしても無様だわセリエ姉さん。さあ、次はどうやっていじめてあげようかしら」
「ああ、どいてシェリー姉さん!わたしまだ責め足りないの!
わたし、セリエ姉さんにお尻の味を徹底的に教え込んで、お尻を振って自分から
ねだってくるぐらいにしてあげたいんだから!」
「ほんとシスティーナはお尻が好きよねえ」
「シェリー姉さんたら、人を変態みたいに言わないで!おかしいのは
セリエ姉さんのこのお尻よぅ!」
「確かに…ねえ。鍛えてるせいで大きくて筋肉質なのに、なんか妙にムチムチしてて、
そのくせ処女だなんて、何かが間違ってるわよねえ」

「そうなのよ。見てるだけでイヤらしい気持ちになっちゃうの。
ああ…、駄目だわ!開発するだけなんて駄目!わたし、やっぱりセリエ姉さんの
お尻のすべてが欲しいわ!ねえ、デニムいいでしょう?
わたし、セリエ姉さんのお尻の処女が欲しくてたまらなくなっちゃったの。
わたしの好きにしては………駄目?」
4404:2008/12/11(木) 15:38:10 ID:3vR3KQDh
「ちょっと何考えてるのよシスティーナ、駄目に決ってるじゃない!
前だって後ろだって、わたしたちの処女は全部デニムのものなのよ!」
「そうよシスティーナ姉さん、たとえ後ろの穴であっても処女をわたしたちの指導者に
捧げないなんて、大いなる父がお許しにはならないわ!」
「…。わ、わかってるわ。わかってるわよぅ。そうよ、どっちの処女だって
デニムに捧げられるべきだわ…。ああ、もう!セリエ姉さんのお尻が
いけないんだわ!ああん、こんなお尻があるからッ!!」
パァン、と快音が鳴り
「はああァんッ!」
とたまらずセリエは悲鳴を上げた。システィーナが腹立ち紛れに
セリエの尻を打ったのだ。

「あらら、可愛い声。システィーナ、わたしにもやらせてちょうだい」
「シェ、シェリー、ふざけないで………きゃゥン!」
「わたしも!」
「ひいッ!」
「あ、駄目よぅ!セリエ姉さんのお尻はわたしのものなんだからあ!叩いちゃ駄目え!」
そう言いながらシスティーナも嬉しそうに手のひらを打ちつけていく。
それに合わせてシェリーとオリビアも勢いづく。
「あ、い、い…たッ!あゥッ!や、やめなさ、いぃぃン!お、お願い!こ、こんなこと、
ああッ!や、やめてえッ!」
「……こんなことって何なの?誰のどこに、何をされたくないっていうの?
ちゃんと言ってごらんなさいよ、セリエ姉さん」
4415:2008/12/11(木) 15:41:05 ID:3vR3KQDh
「あ…。お、お願い。お願いだから…、わたしの、セリエのお尻をもう、
ぶたないで……」
「…!」
刹那、沈黙が場を支配する。

「……ぷ、くく。くくく!」
「うふ、ふふふ…!」
「あはははははははははは!!」
静寂を破ったのは、妹たちの哄笑。
「あははは、もう最高だわ!あのとき、人に向かって『自分の足で立ってみろ』なんて
ご大層なことを言ったセリエ姉さんが、お尻をぶたれただけで音を上げて
あっさり降参しちゃったのよ!あは、もう最高よ!最高だわセリエ姉さん!
あはははははは!!」

「…で、やめてくれですって?やめられるわけないじゃない、こんな楽しいこと。そぉれッ」
「ああゥん!!」
先程から間を置いて叩き付けられた一打は、同じ強さでもより強烈に感じられる。
くすくす、と笑いながら二人の妹も追随していく。
「あひんッ!ひぃン!くうン……………」
もはや打たれ過ぎて、半ば痛覚など麻痺してしまうまで、屈辱の折檻は続いた。
「さあて、お尻をぶつのにも疲れてきたし、そろそろ頃合かしらね」
「ああ…、いよいよなのね。いよいよセリエ姉さんがデニムに導かれるのね」
「デニムに……導かれる?」
「もう、馬鹿ねえ。さっきから言ってるじゃない!セリエ姉さんの処女をデニムに
捧げるって。もっとわかりやすく言ってあげないとわからない?いい?
これからセリエ姉さんのおまんことお尻の穴の両方がデニムのおちんちんに
貫かれるのよ!!」
「………あ!」
「あらあら、震えてるのね。そんな歳にもなって、おまけにこんなイヤらしい
身体をしてるくせに、心は本当に小娘なのね。可愛いわ」
我知らず起こしたセリエの震えを、目敏いシェリーが見逃すはずもない。

「そんなに怖がらないで、セリエ姉さん!大丈夫よ、わたしたちが
してあげたことなんか吹っ飛んじゃうくらい、デニムはすごいんだから!」
「本当よ…。そして、デニムにしてもらえば、わたしたちの今の気持ちがわかるようになるはず。うふふ…」
「うふふ…」
「うふふ…」
「……………!」

長姉セリエの甘美な受難は、まだまだ始まったばかり…!
442名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 15:43:00 ID:3vR3KQDh
もう続きなどどこにもありませんよ。
携帯なんで、どこか順番おかしかったり、改行が変なところがあるかも。
まあ小ネタなんで許してください。
443名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 15:44:21 ID:3vR3KQDh
あと、せっかくなので上げておきますね。
444名無しさん@ピンキー
エウロペアの攻が見たい
バーサ教の教義とか知らんけどかなり攻め度高い神官なんだろうと想像
あとラウニィーにライトニングおしおきされるハミルトンを小ネタで見てみたい