「ふぅ〜暑い…ここで待ち合わせだったよな?」
無人駅を降りた俺は、鞄を地面に置いて駅前で呆然と立っていた。
予定ではもう迎えの車が来てる筈なんだがな、
嫌な予感がして自分の携帯電話を眺めてみた、
すると何時の間にか一通のメールが届いてたではないか、
で…内容を見てみると、どうやら迎えに来る筈の姉に急用ができ、
ちょっと小一時間程は迎えに来れないらしい、だから歩いて来るかここで待ってろとか言う。
歩いて行けない距離ではないが、しかしこんな炎天下の中で、
色々と荷物を持って歩くのもしんどいと判断した俺は、
直ぐに待ってるからと返事する…しかしこんな何も無い場所で待ってるのも暇なんだよな。
駅の中にはチラシが幾つか置かれてるが、特に読みたいと思う物は無し、
少し離れた場所には小さなパン屋らしいのがあるが…雑誌とかは置いてないだろうな。
飲み物なら自動販売機なら駅の待ち合わせにもあるようだし、
そこで冷たいものでも飲んでいるか。
ちなみに俺はここから数時間かける程に離れた都会で一人暮らしして働くごく普通の会社員だ、
ま…安月給で遂に三十路に突入した寂しい男だよ、
彼女も居ないから当然結婚なんて当分は考える必要は無いようで、
ひたすら独身貴族生活をエンジョイさせてもらっていたよ。
そんな俺がこの寂れた所に居るのは、盆休みの実家への帰省の為だ…
実家はここから歩いて二十分くらいの場所にある、山と田畑に囲まれた正に田舎な場所だ。
まだこの辺は色々と店があって発展してる所だけども、やっぱりいつも住んでる都会に比べると天と地だよな。
ちなみに俺には姉が居るのだが、そっちはこっちで嫁いで実家の近くで住んでる。
だからその姉にここまで迎えに来てもらおうとしているのだった。
ガッチャン!
「さてと…」
カロリーゼロのコーラを買い、駅の待ち合わせ室のベンチに座ろうとする俺だが、
すると何時の間に?それとも実はさっきから居たのに気付かなかったのか、
一人の女の子がポツリとベンチに座ってたんだ。
かなり小柄の子供みたいだが…まだ年齢は一桁かな?
小学校四年以下って感じか…でも幼いながらに結構可愛い顔してるな。
白い少しブカブカなTシャツを着て足をバタバタとさせてるけど、
そんな事をしてると短めのスカートからパンツが見えちゃうぞ!
ちとそう思ってドキッとなる俺…いやいや、俺はそんな趣味は無いぞ多分、
確かに年下趣味だが、三分の一も違うような程の年下趣味は流石に無い筈だ。
でもまぁ…俺は他に見落としが無いか駅の中を見回す、他に人は居ないらしい…
どうやらこの子は親同伴というわけでは無いらしいな。
それを確認すると俺はその女の子の横に腰を下ろした…別に変な事をするつもりでは無いぞ。
ただ一人で待ってるのも寂しいから、近い場所に居ようと思っただけだ。
女の子は俺が傍に座ると足を止めた、だがすぐにまた足をバタつかせていく、
ふむ…この子も誰かを待ってるのだろうか?
「…暑いな」
ふとそんな言葉を囁く女の子、よく見れば顔や肌は汗でびっしょりだ…
この駅は無人だからかクーラーなんて高価な物は当然に付いてない、
それに今日は蒸してるからな…日陰でもけっこう辛い。
「アイス…食べたいな…」
…あれ?もしかして俺に言ってる?それとも独り言?
さっきから俺はこの女の子をチラチラと見てる、でも彼女自身は俺を見てない、
それに俺だって暑苦しい時には呟くよなアイスたべてぇ〜とか。
ま…どっちでもいっか、俺は立ち上がって自分の財布の中身を確認し、
そして駅の外へ出る事にした…そして。
「はい、あげるよ」
「え?あ…アイス!」
俺は近くのパン屋で棒アイス二本買うと駅に戻ってきて女の子に渡した、
すると彼女は驚きつつも喜び、そのアイスを手に取るのだ。
うむ…見知らない人に物を貰ってはいけませんと習わなかったのかな?
でもまぁ変な人とは思われなくて良かったのかも。
「ありがとうおじさん」
おじさんですか…まぁ三十路だしね、そうだよね〜あはは。
ニコッと可愛らしく天使のように微笑む女の子にドキッとしつつも、
複雑な思いに俺は苦笑いさせられてしまうのでした。
とりあえず俺も先に食べ始めた女の子に続き、自分の買ってきたアイスを食べる事にする。
うん、普通にミルクアイスを選んだが、中々に美味しいな、
女の子も満足げだし…そう思った時だ、ふと邪な思いが頭に過ぎったのは…
棒アイス…しかもミルク味か…別にそんなつもりで選んだわけじゃないのだが。
ふと横を見て女の子の口元を見る、すると棒アイスの先を小さな唇で咥えて中で舐めてる所だった。
これをもう少し食べ方を変えてやれば…
「なぁ、えっと…君」
「?何、おじさん?」
女の子はアイスを貰った人だからか、親しげに返事する…おいおい俺、何をこんな純粋そうな子に言おうとしてるんだ?
「あのさ…アイスの食べ方だけど、こんな風に食べてみるといいよ」
俺はそう言って、口で説明するのも面倒なので実際に自分のアイスで実践してみる。
「んっ…こうしてさ、こう…んっ…こうしてごらん」
「何で?」
「え…何でって…それはつまり」
正しい食べ方だからさ、そう言いかけようとしたが、もしも…これを親元でしたら!?
それはマズイかもと今更に気付き、言葉を止めてしまう…すると彼女は不思議そうに首を傾げて…。
「…うん、わかった」
と、俺がさっきしたような食べ方で、アイスを口に入れて食べ始める。
それはまるで…女の子がフェラチオをしてるかのような食べ方だったんだ!
アイスが男のちんこで、それを美味しそうに女の子は唇で包み、アイスを出し入れさせる、
そして時々に先を舌でチョロチョロと舐めるのだ。
「うわっ…あ…」
俺はそれを眺め、あまりの淫靡な光景に自分の手に持つアイスが溶けてるのも気付かないくらいに、
見惚れていたらしい…まだこんなに小さな女の子なのに、
それを連想させる仕草にすっかり卑しさを感じてたのだ。
「んあっ…おじさん、アイス溶けちゃってるよ」
「えっ!あっ!わぁ!!」
そしてその女の子に指摘されて初めて手の甲にまで、もうすっかり溶けたのが垂れてきてるのに気付く、
すると…その女の子は椅子から降りて俺の目の前に立つのだ。
「もしかしておじさん…エッチな事を考えてた?」
「えっ!?」
俺はまるで頭を突然に殴られたような衝撃を感じ絶句する、
しかし…本当の衝撃はこれからだったのだ!
「クスッ…あたしがまるでフェラしてるように見えちゃってたんだ〜」
「っ!!!!?」
今度はハンマーで頭を殴られたような衝撃だ!
な…あの純粋無垢そうな女の子の口からフェラという淫語が飛び出し驚愕する、
だが何よりも俺の如何わしい思いに気付かれてた事だろう!
「ねぇ…おじさんって…ロリコン?」
「そ、そんなわけ…おい!」
「ウソつき…こんなに硬くしちゃってるのに〜」
驚きは止まらない、ロリコンと呼ばれて更に衝撃を感じてるのだが、続けて真正面に居る女の子の手が
俺の股間へと伸びていく、そして…触れたのだ。
俺の何時の間にか硬く大きくさせたのを閉じ込め盛り上がってる股間に!!
「ん…こんな触り心地なんだ、本当に硬くて大きくなってる…えへっ」
「ちょ!おい…まさか!!」
女の子の行為に驚きつつも身動きできない俺の身体、
女の子の手は股間を何回か手で触れ摩り…本当は微小だがそれでも強烈に感じる感覚を与えてくる、
しかし本番はここからだ…なんと少女はズボンのファスナーを下ろし、そこに閉じ込めるのを解放させようとする!
慌てて手で隠そうとするも、先に少女の手がそれを放させていく!
そう…俺の股間のイチモツを曝け出すのだった!
「うわっ!これが…大人の人のおちんちんなんだ〜」
俺の頭の中は真っ白になってた、何をされてる?
わかってるけど認めたくない、でも確かにそのニョキッと出てきた肉棒を女の子は興味津々に見つめてる、
そして手で触れてきて…顔を迫らせていく!
「んっ!わ…こんな匂い…」
間近まで迫ると表情が歪む、しかし…少女は口を開き舌を伸ばす、この俺のに向けて!!
チュプ…
「ひゃ!お…おいっ!?」
「ん…変な味、こうするんだよね…おじさん」
「!?」
そして次には、さっきのアイスを食べてた時のように俺のを小さな口で咥え込む、
これは…今度は確かに本当のフェラチオだったんだ!!
チュプ…チュパァ…
「んくっ!あ…そんな…」
ウソだろ…これは夢か?でも確かに俺は感じてる…温かな柔らかい濡れたので、
この股間のイチモツを包み込まれ這わされて…淫らな刺激を受けてる!
確かに小さな女の子にフェラされてるんだ!
フェラてこんなに気持ちいいんだ…普通に今まで女にされた事が無い事を、
こんな田舎の駅内で経験してるなんて…しかも相手はこんなに小さな子だし!
「ん…どう、気持ちいい?おじさん」
「え…あぁ、凄く…うっ!」
「えへっ、良かった…初めてだけど上手くやれてるんだ…んっ」
初めて!本当に初めてなのか!?
外見で純粋無垢そうに見えてたけど、本当は凄くそういう遊びする子なのかと、
信じられないながらも内心思い始めてたけど…今日が初めてって!
「ん…ん…んん〜〜〜っ」
「うおぉ!!」
ヤバイ…そろそろ!
俺は内から熱いのが込みあがってくるのを感じてた、
だから必死にこらえようとする…でも無駄だったようだ!
ビュクゥゥゥゥ!!
「んぐぅぅ!!んん〜〜〜!!あはぁぁ…っ!!」
俺はそのまま少女が俺のを咥え込んでる状態で放ってしまう、
そう射精してしまったのだ…しかも彼女の口の中で!
出した瞬間、驚いたのか女の子の目が大きく見開く!
しかし直ぐには口を離さず、少し遅れて顔を引いた…
「ごほっ!ごほっ…うぇ…変な味…」
そして俺は見る…女の子の小さな口から垂れる白濁の粘液を…
どうやら精液の味と感触に苦悶してるようだが…
「粘々してる…これが精子…」
でもどことなく、満足げな感じだ!
すると俺の顔を見てニッコリと微笑む、そして…
「へへ…お代におじさんの溶けかけのアイスもらうね」
「えっ!あ…」
「んくっ…ん…もう溶けちゃってるけど、でも甘い…口直し口直し」
ペチャペチャ…と舐めてるのは、俺のアイスを持ってた手の甲だった…
そこにべっとり付いたアイスの溶けたのを小さな舌で舐め取っていく、
指も唇で包んで…俺はその淫らな行為を、
いや…さっきからの行為を全てただ呆然とした状態で、されるがままになっていた。
そして女の子はそうして舐めつつ呟くのだ。
「んっ…やっぱりさ…漫画みたいにいかないよね?それとも慣れなのかな…」
「え…それって…」
ブロロロロロ…!!
「あっ!お母さんだ!」
すると駅前に大きな車が駐車した、同時に少女は車に向かって歩き出す。
「じゃあねおじさん!今日の事は…」
指で自分の口を押さえて、内緒という意味のポーズをし、
そのやってきた車に乗り込む女の子…
俺はただその少女が若い女性…お母さんなのかな?その人と一緒に車に乗って去っていくのを、
また呆然と見送っていく…しばらくしてまた別の車が駅前に着くまで、ただずっと…同じ方向を見てた。
さすがにイチモツは内に入れたもの、ファスナーを上げるのを忘れたままで…
「ごめんね〜急に仕事関係の用が入っちゃって」
「いいよ、別に急がないし…」
その後、俺は姉の運転する車に乗り込み実家に向かってた、
ボーっと窓の外の故郷の光景を見つめながら…さっきの女の子を思い出しながらに。
あれって…本当は白昼夢じゃないのか?そうでもないとあんな事…
でもまだ確かに残ってるんだ、股間のにさっきの快楽の余韻が…
「それでね、私の息子の啓ちゃんがさ〜その仲良くなった近所の女の子の事を好きみたいでさ〜」
「そうなんだ…」
だからか、姉がさっきから何か言ってるけど、ほとんど耳に入ってなかったんだ。
そして着くのは実家、いつものように俺が住む都会での土産を両親に手渡し、
居間でのんびりとさせてもらう事にする。
おや?なんだか子供の声が聞こえるな、どうやら姉の家族もみんな来てて、
さっき話してたらしい姉の息子も居るらしい。
二階の部屋でゲームでもしてるのかな…俺の親は孫の為にとゲーム機を用意してたのだ。
しかし複数の子供の声が聞こえるし…友達も呼んでるのか?
するとだ玄関から姉の声が聞こえてくる。
「ね〜啓ちゃん!裕香ちゃんが遊びに来てくれたわよ!」
「こんにちわ〜」
どうやらまた一人友達が来たようだ、姉の息子はここを溜まり場にしてるのかね…ん?
俺はふと来たらしい女の子声に聞き覚えを感じた、それで居間から頭を出し玄関をチラッと見る、
すると…その玄関に姉と一緒に立ってた小さな女の子は…
「っ!」
「!?」
少女と目が合い、互いに驚きの表情を作る、そして俺が見てるのを姉が気付き、
横の少女に説明するのだ。
「あ、あの人はね…おばさんの弟なの、お盆で帰ってきてるのよ」
「あの…咲宮裕香です、はじめまして!」
そして行儀良く会釈するのだ…そのさっき駅で一緒に居た少女は!
顔を上げたとき、裕香という少女は俺に微笑む…その可愛らしい筈の笑みに少し妖艶さを感じたのは気のせいだろうか?
後に聞いた話だが、どうやらあの子は近所に住んでるらしい、
この夏の帰省、どうやらまだ何か起こりそうかもしれない…
【つづく】