「公衆便所」とマジック書きした美少女と性交するSS

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205名無しさん@ピンキー
ROCO氏に触発されて書いてみました。
氏には劣りますが、目を通される方の暇つぶしになれば幸いです。

では

公衆便所 彼と彼女の過激なプレイ(NTR成分含有)
206名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:05:44 ID:I2xAAeSL
「ええぇ、こんなのやだよぅ、第一怖いよ…」
カオリは眉を寄せ、嫌がる素振りをしてみせる。
「大丈夫、怖くないって!」
シンヤはいつもの余裕たっぷりの、それでいて優しげな笑顔を浮かべたまま答える。

同級生のカオリとシンヤが付き合いだしたのはもう一年前、
キスはすぐに済ませたものの、そこから先が二人は長かった。
シンヤは、まだ処女だと言うカオリに焦らなかった。
自分が経験が無かった事もあるが、それ以上にカオリを大事にしたかったからだ。
二人が結ばれたのはおよそ半年たった後、カオリはそのとき泣いた。
痛みよりも、大切に大切に、大事そうに自分の体を扱ってくれるシンヤの心遣いに、
切なさと幸福感で、思わずシンヤにしがみ付いて泣いてしまった。
心配そうに自分を覗き込むシンヤに「大丈夫だから」と涙ながらに目いっぱいの笑顔を以って応えた。

カオリがセックスの快感を憶えるのは早かった、シンヤと二人であれこれ試したりしてみた。
目隠しすると、皮膚の感覚が鋭敏になる。
前戯の時、優しい言葉でいじめられると興奮する。
セックスのクライマックスで、少し乱暴な言葉遣いで責められるのも興奮する。
両手を縛られ、自由を無くしたままで貫かれると、まるで自分がシンヤのモノにされてしまった様で、
たまらない気持ちになる。

そんな事までカオリはシンヤに伝え、シンヤはカオリが自分とのセックスを真正面から受け止め、求める事に幸福を感じていた。
「女ってエッチの味を憶えると、半年くらいすごくなるって読んだんだけど、ほんとかな?」
「んー、ほんとかもね?」
二人で笑った、カオリは確かにそういうタイプなんだろうなって思えて笑った。

ビデオや成人向けの書物、果てはネットでまで色んなセックスを調べ、そして実戦。
感想を伝え合い、二人はそれぞれ相手の欲望を受け入れる事にまで愛情を感じる毎日。

207名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:06:08 ID:I2xAAeSL
「ねえ、カオリ――」
シンヤは思い切ってセックスのクライマックスを終えたばかり、まだ興奮の覚めやらぬカオリに聞いてみた。
「公園のトイレでカオリを縛って、目隠しして放置していい?」
ええっ!?と驚くのはカオリのポーズだ。

前にも外で手で散々気持ち良くされて、ショーツもブラも剥ぎ取られ、
裸に制服を直接身に付けたまま、散歩プレイと称して外をそのまま歩かされた事がある。
夕暮れ時の大きな公園の入り口、「そのまま一周しておいで」シンヤの手技でぼーっとして頭が回らない、
促されるままふらふらと足を進め、数十歩進んで振り返る。
シンヤは?
カオリ一人で行くんだよ

戸惑うカオリにいいからいいからと、シンヤはまるで当たり前だとばかりに、いつもの様に優しげな笑顔を浮かべて見送った。
フラフラと歩き続けて、まもなくスタート地点が見えたくらいで驚く、シンヤが居ない。
慌ててスタート地点まで駆ける。シンヤはどこ?
不意に後ろから声が掛かる、振り返るとシンヤが居た。
ああ、なんだ、ずっと付いてきてくれてたんだ。

シンヤの腕に手をやり、「もおっ!」と文句を言おうとしたら、そのまま公園の身障者用トイレに連れ込まれた。
スカートの中を確かめられた。
「途中からすごく早足になってたよね?あれじゃ散歩じゃないよ?」
「だ、だって…」
「ん?」
「垂れてきそうだったんだもん…」
垂れてきそうどころか、すでにカオリの愛液はふとももの上部を充分にぬめらせるくらいに濡れていた。
「すごく、濡れてるね?とろとろになってるよ」
「そ、そんな…、くぅっ」
シンヤの指がカオリの秘所を愛撫する。
「みんな見てたよ?」
「あんっ、ふぅ…くっ、ふぅうっ!」
「カオリ、エッチな顔になってた、エッチな顔で歩いてたから、もしかしてバレちゃってたかもね?」
指で秘所を貫きながら、シンヤは続ける。
「カオリがブラもパンツもつけてないの!」
「あっ…!あっ!あっ!あぁーっ!」
ガクガクと体を揺らせ、シンヤに思わずしがみつく。
「イっちゃったの?」
「……ん、うん……」
小さな声で答えたカオリを手を洗うための小さな洗面台に付かせ、後ろからシンヤは貫いた。
208名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:06:40 ID:I2xAAeSL
前の公園露出プレイを思い出しながら、それでも一応の抵抗を試みる。
前みたいにちゃんと見守っていてくれないと怖いからだ。
勿論、エッチに積極的だが優しいシンヤを信じてはいるが、守りたい一線はある。
カオリは基本、シンヤ以外はお断り、だからこその恋人なのだと思っている。

しかし、結局カオリは断れなかった。
カオリは知っているからだ、シンヤが色々とプレイを調べる中に放置プレイがある事と、
その中に、彼氏が他人の振りをして彼女とセックスするのがあった事を。
擬似的なレイププレイで、寝取られプレイ。
シンヤは間違いなく、自分をまっすぐ想っていてくれてる確信がカオリに断らせなかった。

「またいろいろ調べて、意外なコトして歓ばせて貰える!」

期待と、少しの不安がカオリを盛り上げた。
思惑がばれている事を知らないシンヤも嬉しそうに応えた。

そうして、前とは違い、ひと気のない公園の男子トイレの個室。
便座の上に数枚のバスタオル、そして両手を後ろ手に縛られ、目隠しをされたカオリが座らされる。
シンヤの手がセーラー服をまくり上げ、ブラの胸を覆う部分を下にずり下げる。
外気に触れた乳首が硬くなる、これから与えられる刺激に期待して限界まで硬くなる。

「もうこんなになっちゃって…」
優しく、あくまで優しくシンヤが語り掛ける。
シンヤの指がカオリの白い胸の頂にのった突起に、そうっと触れる。
途端カオリの上体が前後に、がくっ!がくがくっ!と、わななくように跳ねる。
「ふふ…」
愛しい恋人のあられもない痴態を満足そうに眺め、シンヤは更に追い討ちを掛ける。
209名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:07:52 ID:I2xAAeSL
「ここもこんなに濡れて…ほんとうにカオリはエッチなんだから…」
「そ、そんなの…、シンヤがあたしをこんな子にしたんじゃない…」

ショーツを脱がされながらのカオリの弱々しい反論に、シンヤが優しく語り掛ける。
「うん、そうだね…、でも嬉しいよ。俺のためにこんなにエッチになってくれたって思うと。
 だからもっとエッチになってね?俺のカオリ…」

そうして、何かをゴソゴソと取り出し、カオリに体にその何かを当ててきた。
鼻を突くにおいにカオリは悟る、
ああ、マジックだ…油性のマジックでまたエッチの事を体に書かれてる…。
シンヤったら、あたしに落書きするの好きなんだから…、後で消ししてくれるからいいけど。

「ほら。『公衆便所』って書いてあげたよ?」
「『肉便器です、みなさん好きに使ってください』も書いたほうがいい?」
「『トイレの壁に落書きしないで下さい、書くならこの体に!』あは、これいいね?」
「おっといけない『公衆の施設です、みなさん大事に使いましょう』これ忘れちゃだめだよね」

そうしてカオリの両足を大きく開き、Mの字で固定する。
上体もずり落ちないように、胸にロープが柔らかく食い込むように縛り上げられた。
もうシンヤも拘束には慣れたものだ。
そうしてシンヤは満足そうに余分な道具を片付け、公衆便所の個室を後にした。
「バイバイ!じゃあ後で迎えに来るね!」
「え?うそ!?ほんとに行っちゃうの?」
「当然だろ?だってどこかに行かないと放置プレイになんなりじゃない」
明るく返事をするとそそくさって風にシンヤは足音だけ残して立ち去って行った。

『ふふ、本当にどこか行くわけないだろ?』
シンヤは音もさせぬ神業で、利用者も滅多にいない公衆弁所の入り口に『工事中、利用不可』の看板を立てる。
予め用意していた物だ、勿論こういう気遣いが出来る男であることがカオリの信頼を得てる部分は大きい。
『ふふ、本当にどこか行っちゃうわけないでしょ?』
カオリはとっくにシンヤの思惑なんて見抜いていて、今からシンヤが他人の振りをして自分を陵辱しにくるのを待っていた。
いつもどんな過激なプレイしても、カオリが本当に困る事はしない、避妊にもすごく気を使うシンヤだから。
カオリのシンヤへの信頼は磐石であった。
210名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:08:42 ID:I2xAAeSL
さて、10分だけ待ってから突入しよう、そうシンヤが思った時に後ろから声が掛かった。
まずい!クラスメートだ!
動揺を表に出さずに内心慌てる。
と、とりあえずここからこいつらを遠ざけないと!
「ここで何してるんだ?」
「一人でヒマ潰しに看板盗もうかと…」
「盗むって…ははっ、何すんだよ、こんなの」
「うるさいっ、これに等身大のポスター貼って部屋に飾るんだよ!」
「等身大のぽすたぁ?お前が貼るんだったらそれカオリちゃんだろ?」
 そういえばカオリちゃんは今日は一緒じゃないのか?」
「ああ、家の用事でしょうないないさ」
クラスメートの質問に誤魔化して応える。
「一人だったら、ちょっとゲーセン行こうぜ!」
「いや、俺いまちょっといそがし…」
「今ヒマっつったじゃねえか!」
「それに学校帰りにゲーセンは校則で…」
「盗みは校則どころか犯罪だっ!!」

下手にむきになって怪しまれてしまったら洒落にならない。
今、カオリはどんな格好をしてるか?もしあれを見られたら。
そう思うと15分で逃げればいい、そう言い聞かせて付いていく事にした。
看板で人払いはしてある。もしもそれでも万が一、億が一、見つかってしまったら。
今のカオリの状態は?興奮していた、スイッチが入ってるってやつだ。
不安は大きい、そして……。
自分の中に不安だけでない物を感じ、慌てて頭の中から振り払うように
「ちょっとだけだぞ!もしも見つかったら洒落にならないからな!」
「見つからねえよ、学校帰りとかみんなちょくちょく寄ってっから、本当に心配性だなぁ…」
のんきに答えるクラスメートを逆に引っ張るようにゲームセンターに向かった。

シンヤったら遅いな…、絶対に10分も経たずに襲ってくると思ったんだけど…。
性急なところのあるシンヤだから、さほどおかずに声色を作って話し掛けてくると思った。

『お嬢ちゃん、こんなところで何してるの?』
『体にこんなにラクガキされちゃって、いやらしいね?』
『お姉ちゃん、便所にして欲しいんだぁ』

どれだろう?シンヤが部屋に隠してた『エッチの参考書』には色々と書いてあった。
あの本の通りに散々、シンヤに体を好きにされて、それからシンヤの欲望を受け止めるんだ。
そう思うとカオリのアソコがきゅっとしまった、想像と妄想が更にカオリを濡らせていった。
――もう、やだ、このうえ焦らしプレイ…?シンヤったら。
頬を朱に染めたままカオリはなす術もなく、ただシンヤを待った、待ち続けた。
211名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:09:05 ID:I2xAAeSL
15分経った、シンヤはまだ、ゲームセンターに居た。
クラスメートがゲームに興じてる隙に逃げるつもりだったが、逃げれなかったのだ。
いい訳は何でもいい、カオリを見かけたとか言えば、きっと自分よりゲームを取る、
しょせんそんな物だ。
しかし、クラスメートのお気に入りの筐体が人気の様で、なかなか座れないのだ。
見つかったら、見つかったらとブツブツ声に出してしまうシンヤと、
まだかまだかと一心不乱に筐体を見つめるクラスメート。

しかし、クラスメートがゲームを始める事は無かった。
やはり俺の制服が不味かったのだろうか、しっかりと生活指導の教師に捕まってしまった。
何でもここ最近、うちの学校の制服を着た生徒らしき者が学校帰りに盛り場やゲームセンターをうろついていたらしく、
しかも喫煙や粗暴な言動を繰り返し、通報を受けていた教師が見回りをしていたらしい。
心臓を掴まれるほどに驚愕した。心の中で「カオリ」と呼んだ、と同時に教師がカオリの苗字を呼びつつ、いるんだろうと詰め寄ってきた。
まずい、誤解だ、俺は滅多にこんなところに寄り道しない。
通報があった奴とは別人だが、それとは別に困り、そして俺は挙動が不審になってしまった。

「い、いえ、違うんです、カオリは、きょ、今日はいませんっ!」

十分に疑った目で俺を見ながら、あまりに不審な態度を取らざるを得ない俺に教師が詰め寄ってくる。
カオリをおいておけない!しかし、俺以外をカオリに近寄らせるなんて!
そうして疑わしい俺の疑念がやっと晴れた頃にはとっくに日が落ち、3時間が経過していた。
もちろん、途中で強行突破しようとしなければもっと早くに開放されたかもしれないが、
今はそれどころじゃない、クラスメートと教師に別れを告げた俺は、大慌てでカオリの元に走った。

ひと気のない公園の男子便所の前、俺が入り口を塞ぐように置いた看板はそのままだった。
ほっと安堵の溜め息を漏らしつつ、便所の中はもう暗かった。
カオリがいるはずの個室の前に近寄り、体に冷水を打たれたように固まる。

何故?何故だ?何故、ドアはピッタリ閉じている?
俺が離れる時、ドアは開いてはなかったが少しだけズレていて、鍵が掛かってないのが一目瞭然だった。
それに中にある人の気配、これはカオリがまだいるからか?それともカオリ以外の…?

静寂の中、個室から何かが蠢いていた気配が大きくなったと思った瞬間、
「うおぅっ!」
男の声が一声響き、そして「はあはあ」と荒い息づかいが聞こえた。
やおら、ドアが勢いよく開いた。出てきたのはやはり男だ、さっきのはこの男のものなのだろう。
薄暗い中、お互いに顔はよく見えないが、それでも「へへへ」と笑ってる気がした。
颯爽と立ち去る男の歩みは軽快に見えた、まるで何かを満喫したかの様に。

息を飲み、暗い個室の中、自分の心臓の音がうるさいくらいに自分の体に響く、そしてシンヤは見つけた。
自分が立ち去る時のまま、目隠しをされ、両足を大きく開かれ、縛られ、体のあちこちに下卑た落書きされ、
自分が立ち去る時とは違って、男の欲望を受けた証の液体を全身に浴び、秘所から垂れ流し、息も絶え絶え、
声すら発する事なく、それでも薄暗い中に上気しきった顔をして体を投げ出すようにしている自分の恋人を…。
212名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:10:16 ID:I2xAAeSL
「カオリ……」
「……?」
「カオリ、カオリ…」
「うん…シンヤ、シンヤだね」
薄暗い中、はっきりとは見えなかったが、シンヤにはカオリが笑った気がした。
「シンヤ、シンヤも抱いて、いっぱい抱いて?」
「カオリ……!」
俺が悪いんだ、その一念でシンヤはカオリの髪を拭き、体の汚れをぬぐい、口で清めた。
汚いなんて言えない、全部綺麗にしてやる!それだけ思いながらカオリを抱きしめた。


シンヤが教師に捕獲されている時、カオリの携帯が2度鳴った。
「○○(カオリ)はどこだ!どうせ一緒なんだろう!?」
付き合って長い二人の事、特にいつも一緒にいる二人なのは周知の事実だ。
「いえ、だから今日は一緒じゃないんです!」
「本当か?だったら携帯を鳴らしてみろ!」
「え?」一瞬口ごもる。恐らく今日は事が事だし、カオリは携帯の電源を落としているだろう。
しかし、もしも電源が入っていたら、あの状態のカオリの傍で、電話の呼び出しが鳴る事になる。
冗談じゃない、もしも誰かが音に釣られて公衆トイレを覗き込んだら?
俺はいいが、カオリが下手すれば破滅だ!!
しかし、上手な言い訳が出来なかった。
「もしも文句を言われたら××先生に掛けさせられたって言って構わん!」
返す言葉がなくなり、シンヤはカオリの携帯を鳴らした。

出ないでくれ、鳴らないでくれ――。
鳴った、機械的な電子音がシンヤの携帯の耳に当てる部分から流れる。
いつもなら数秒後、いつものカオリの声が聞こえてくる。
しかし、今は違う。
「出ないみたいです」
そう言うとシンヤは慌てて携帯の電源を切った。
「おい!そんなに早く切っちゃわからんだろう!!」
躊躇するシンヤを教師が睨みつけ、そしてシンヤは堪らず、もう一度カオリに携帯を鳴らす。
数回コール、短い時間だ、だから大丈夫、きっと大丈夫。
自分に何度も大丈夫だと言い聞かせ、携帯が留守録に切り替わるのを教師に確認させた。
「ふん、まあいい」
挙動不審さが、シンヤに疑いを向けたが普段素行がいい方であるシンヤを本気で教師は疑ってるわけでは無かった。
もしも逃げようとしなければ、すぐに開放されたであろうほどに普段のシンヤはそれなりに信望もあった。

どういう風にシンヤは現われるのかな?
もしも来なかったら、とはカオリは考えなかった。
考えてもしょうがない、いや、考えるのが怖かったのだ。
もしもシンヤに何かあったとして、シンヤがいなくなったら?
そうなったら自分は?
カオリの無意識はその可能性を敢えて排除していた。
自分の体に触れるシンヤのぬくもりと、じれったいくらいに甘く痺れる様な快感。
シンヤを否定して、それすらも失うのがなにより怖かったから、怖いと思っていたから、
それ以外を排除していた。

そして、鳴る携帯――。
一度目はビクっとした。ほんの数秒で切れてしまった。あれはディズニー映画の挿入歌、たしかタイトルの和訳は

「全てが新しい世界」
213名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:11:26 ID:I2xAAeSL
シンヤとお揃いでダウンロードし、そしてお互いに「カオリ」「シンヤ」「「専用だね」」と言った。
照れくさかったけど嬉しかった。
だから分かる、シンヤから鳴った…シンヤからのメッセージ?なに?
もう一度鳴った――。
シンヤだ、何故に携帯を…、途端、外に人の気配を感じる。

カオリは「そっか!」と思った。
これは合図だ、シンヤが自分に心の準備をさせる合図だ。
これからきっとシンヤは他人になりすまし、声色を変えていつもと違うタッチであたしに触れてくるんだ。
どんな風にしてくるんだろう?不安を期待が駆逐する。
どんなにイジワルをしても本気であたしが困る事はシンヤはしないから。
期待が高まり、カオリの胸の鼓動も激しさを増す。
静かな足音が近付いて来る、
一歩、また一歩と。
その足音はカオリのいる個室の前で止まり、そしてドアが開く気配、
ゆっくりと空気が掻き回されるのをカオリは肌で感じた。

やっと、やっと来た、来てくれた。
シンヤが来てくれた、シンヤがあたしを無茶苦茶にしに来てくれた―。
十分に焦らされたカオリは小さく身じろぎして、自分を貪る存在を待った。

それは偶然だった。たまたまアングラ掲示板で
「痴女です、犯してくれる男の人、探してます♪
みんなで公衆便所にしてくださいね?」
と今日この日を指定したイタズラの書き込みがあった事も、
広い範囲で指定したはずの、それに該当する公園がここ一つしかなかった事も、
そして、まさかそれを半分でも間に受けて『どうせイタズラだろうけど』などと探しに来る暇な男がいた事も。
もしも看板が無ければ、その男はあっさり中に入ってただろう。
看板には使用禁止の文字、入ると通報すると書いてある、中に入って咎められるのもなぁ…?。
携帯を取り出しアングラ掲示板に報告書き込んでおくか、ただそれだけのはずだった。

もしもカオリの携帯が鳴らなければ、シンヤが鳴らさなければ、きっと彼は中に興味を持つ事すらなかっただろう―。
214名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:11:58 ID:I2xAAeSL
流れたメロディー、甘い歌詞。彼は音源に興味を持った。
そっと公衆便所の中を覗き込む、一つだけ中途半端に閉じられた個室。
恐る恐る、何があるのかと開いた扉の向こうには、
胸をはだけ、両足を開き、下着も付けずに目隠しをされ、体のあちこちに卑猥な落書きが書いてある高校生の女の子。
高校生だと分かるのは当然だ、何故なら昔、同じ高校に通っていて、しかもこの子には見覚えがある。

唾をゴクリと飲み込む。一瞬、何かの罠?とも思ったが、どう考えてもこの女が自分を嵌めるためにここまでする理由が見当たらない。
罠があるとしたら、この女を嵌める為の罠だろう、だったら嵌めるためにハメてもいいか?
『なんてくっだらねえよな?』と考えてみて、彼の緊張はゆっくり解けた。
状況は分からないが今、彼のかつて通っていた高校の女生徒、カオリはあられもない人目をはばかる格好をして、
しかも明らかに欲情してるのがわかる。

ゆっくり、ゆっくりと彼はカオリの傍に立ち、ささやく様な声でカオリに声を掛けた。
「おい、お前こんな格好でなにやってんだ……?」

『き、きた、やっと来てくれた!』
心の中で叫びたくなるのを堪える、シンヤと違う声を作ってるけど、シンヤにちょっと声が似てる。
『もう!バレバレなんだから!』とは言わない、折角だからあたしも成りきろうとカオリは思った。
合わせないと折角手の込んだ事をしてくれるシンヤに悪いと思った。

「は、はい。これは…これは『公衆便所プレイ』ですっ」
「ふうん…、プレイ、ねえ…?じゃあ…!」
彼の手がいきなりカオリの胸に伸びる、
『あれこれ考えてもしょうがねえ!こんな機会、そうそう無えぞ!』
彼は心の中で自分にそう言い聞かせ、大きく大きく円を描くようにカオリの胸を揉む。
さんざん待ち、焦らされたカオリはただ双丘を乱暴に揉まれただけで、
大きく反応してしまう。
「あっ!…んっ!ふぁっ!あっ、お、おっぱい、ダメっ!」
反応に安心し、これならと大胆になった彼の人差し指が双丘の先端の突起をぴんっ!と弾いた。
「きゃ!ふぁっ!」一瞬小さな悲鳴と、そして嬌声がひと気の無い公衆便所に響き渡る。
「おい、誰か来ちまうだろ?もっと小さな声で鳴けよ?」耳元で囁かれ、カオリは素直に「はい」と答えた。
215名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:12:22 ID:I2xAAeSL
「おら、これはどうだ?」秘所に一旦指を沈め、十分にぬめらせた指でクリトリスを弄ぶ。
小さく、小刻みに叩くような刺激にカオリは縛り付けられたまま、耐えられずに体をねじりながら小さな声を漏らす。

「あ…ふぅっ!んっ!んっ!んんっ!ひぅ!あぁぁっ」
喉を上げ、仰け反るカオリ。限界まで硬くなった双丘の上の乗った突起を、彼の指がねじり潰すようにぎゅっと挟む。
「ひ!?あ、あぁぁぁぁぁっ!」
いつものシンヤとまるで違う愛撫、強烈な刺激にカオリは段々を思考を失っていく。
『シンヤったら……いつもの優しいエッチ意外にも、こんなの…』

「よし、そろそろいいな?お前の……肉便器を使ってやる…!」
あくまで耳元で、少し吐息を耳に吹き込みながら彼が言う。
カオリは言葉では答えず、縛られているながらも、なるべく挿入されやすい位置を取ろうとする。
『シンヤが、ううん、誰かの振りをしたシンヤが挿れやすいようにしなくちゃ、
 いまのカオリは公衆便所になってるエッチな子なんだから…!』
そしてゆっくりと彼のペニスがカオリの中心を貫いていった。
シンヤのではない、でもシンヤだと思い込んでる、
思い込まずにはいられないペニスの突入に思わずカオリがひときわ大きな声を上げる。
「あ、はあぁぁぁぁっ!すごい、すごいよぉ?大きい、大きいのぉ!」
いつもと違う感触に戸惑いながらカオリは不自由そうに腰を蠢かせていた。

『い、いつもと違うよぉっ!シ、シンヤったらどうやって大きくしたのかしら?
 作り物?それともシンヤのテクニック?どんな方法?』
考えかけた所で中断した。彼のペニスが大きくカオリを突き上げ、蹂躙していく。
「あ…あん、いいっ!いいよぉっ!気持ちいいっ!もっと…っ!もっとぉ…!」

カオリを正面から見据え、男はさっき開きかけた携帯をカオリに向けた。
動画撮影モード――。携帯が遠慮無用に音を立てる。

カオリの姿、縛られ、落書きされ、目隠しされ、そして貫かれ、嬌声を上げている痴態を撮影する男。
「よし、しっかり撮影してやるから、思う存分乱れていいぞ?」
耳元で囁かれてカオリは仰け反る。
『また、撮られちゃった!』
今までもシンヤに何回も撮影された。最も行為が終わった後、何も言わずともシンヤはそれを消去する。
『もしも外に漏れたら大変な事になる。カオリが困るから当たり前だろ?』
そう言っていつも撮影したそばから消していくシンヤがいる。
でも、今のあたしは知らない人に犯されて、性欲処理に使われて、歓んでる女の子だから…!
「は…い…はぅんっ、撮っ…て?も…もっと、あ…あん……はぁ…もっと、もっと撮ってぇえ!」
男はニヤニヤと笑いを浮べ、ピストン運動を繰り返す結合部が映るように撮影していく。

『おし、これ、あそこの掲示板にアップしておいてやらないと。
 その前に掲示板に書き込みしておかないとな?』

動画を撮り終わると、すぐにフラッシュを焚きながらカオリのセックス画像を取り、
それを添えて投稿ボタンを押した。

『参加者求む』
216名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:14:05 ID:I2xAAeSL
この知らない男に貫かれて歓ぶ女の子がこの後、どうなるか?
その想像が男の興奮を更に高め、興奮が男を加速する。
激しい動きでカオリの秘所をまるで叩くかのように、腰を打ちつけた男の動きが一瞬止まる。
「うおっ!だ、出すぞぉっ!!」
腰をぴったりと押し付け、男がぴくぴくと体を痙攣させたかと思うと、次の瞬間、止めていた息を大きく吐き出した。

「あ…あぁ、な…なかで、中でぴくんぴくんいってるぅ、んはっ、な、中でイってるぅぅぅ!」
自由の少ない体で最後に大きくあごを持ち上げ、体を仰け反らせ、男の射精を感じる。

 ああ、イっちゃったのね、シンヤ。
 シンヤだから避妊は間違いないけど、やっぱりここはこうだよね…

「な、中に出したの?カオリの中に出しちゃったの?」
「ああ、カオリちゃん?か。カオリちゃんの中にいっぱい精液出して便所にしてあげたよ?」

 ああ、出されたんだ、汚されちゃったんだ、シンヤは中に出したり決してしないけど、
 知らない人の振りしたシンヤにいっぱい汚されちゃったんだ中に出さずに中に出されたんだ。

自分でも理解出来ない興奮に包まれて、カオリは口元を緩めさせたまま言う。

「ね、もっと、もっとしてください」
男は「おお」とばかりにいやらしい笑みを湛えたまま、
たった今、欲望を吐き出したばかりのペニスがまた力を取り戻すのを感じた。
『たっぷりと、たっぷり犯してやるぜ、肉便器にしてやるぜ!』

男が二回目をカオリに吐き出した頃、別の男がやってきた。
別の男は目隠しを取ろうとするのを、最初の男が制止する。

顔も知らない男に顔も知らない女がヤられるからいいんだろうが!
それに、お互い顔を知るとややこしい場合もあるんだぜ?
217名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:14:48 ID:I2xAAeSL
そんなものかとすこしだけ残念そうに次の男がカオリを貫く。

 うそ!もう3回目だよ!?シンヤすごい!
 それにさっきと感触違う、ああ、こんなにシンヤ上手だったなんて…

嬌声を上げるカオリに欲情を高めた次の男は、さっさとカオリの中に大量に吐き出した。
また別の男が現われ、カオリを貫く。さっき出したばかりの男が今度はカオリの口にねじ込む。

 なにこれ?上と下、両方にシンヤのオチンチンが来てるっ!すごいっ!
 カオリ今、二本もオチンチン入れられてるよ?

一人が二本のペニスを持たない矛盾は、どっちかが本物でどっちかはニセモノだと決め付ける。
「うっ!」と二人の男が同時に果てる。口の中に、秘所に同時に精液を注ぎ込んでいく。

 ああっ!すごい、こんなの、シンヤすごいよぉっ!
 でも分かった、上のがニセモノだよね?
 だっていつものシンヤの出すのと味違うもん。
 似てるけど分かるよ?これはシンヤのじゃないよね。
 でもあわせるね?だってカオリは今、公衆便所だもんね?
 上と下に出されて、飲まされたんだもんね。

「ちゃんと飲めよ、ねえちゃん?」
顎を手で持ち上げられ、カオリの口の中に指を入れて出したばかりの精液を口の中で掻き回す。
途端、口の中に精液の異臭が漂う。
「ちゃんと味わうんだぜ?」
口を閉じられ、ごくっ、ごくんと何度も喉を動かすカオリ、異臭のする精液を最後の一滴まで飲み干す為だ。

 シンヤのする事だったら、害のあるものじゃない、
 だから飲めと言われれば当然に飲み干すけど、
 にがい、まずいよ、シンヤ。
 でも、こういうの興奮しちゃう…!

短い時間に6人の男が現われ、それぞれが交代で、時には同時に、
襲い掛かるようにカオリの体に精液を吐き出し、その体を欲望で汚していく。
218名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:16:34 ID:I2xAAeSL
日がそろそろ落ちるかという頃、最初の男がそろそろ潮時だと引き際を提案した。
6人しか来なかったのは男が参加者を募集するときに時間を切っていたからだ。
そして、あまり無茶をすると折角の女神が逃げると歯を剥いて笑った。
「撮影してあるし、機会はまたある」
この言葉に皆が納得してしょうがないなと、引き上げ出す。
ところが最後に来た男が、まだ一回しか出してないからせめてあと一回と食い下がり、
「やるだけ、変な事をして全員を巻き込んだりしない」
と宣言するその男に、やれやれと全員が引き上げた。

そしてその男はシンヤの足音が聞こえるまで、延々とカオリを犯し続け、
カオリは顔も髪も、制服も精液で汚されきった。

飽きるまでカオリを抱き、出し尽くした男が個室に近寄る足音に
『おや、まだ客が来たのか?』とニヤニヤしながら場所を空ける。
『顔はよく見えないが、まだ若い兄ちゃんか、この姉ちゃんと同じ年くらいか?』
お似合いって言えばお似合いだ、若い者同士、存分にサカりなよ。

男は颯爽とその場から消えていった、消えてしまいたい気持ちのシンヤを残して。
『調子に乗りすぎた、だからカオリがこんな目にあった。俺が全部悪いんだ』
絶望を顔を張り付かせたシンヤとは対照的にカオリの表情は安らかだった。

 シンヤ登場ーっ!もう、待ちかねたんだからっ!
 知らない人の振りして、何回も何回もすごすぎだよ?
 もうカオリくたくただよっ!
 でも、最後はちゃんとシンヤとしてカオリを抱いてくれるよね?
 最後はちゃんと優しくしてくれるよね?

目隠しを取り、拘束を緩めながら、カオリの全身の汚された証を拭きとっていくシンヤ。
全身の自由を取り戻しながら、シンヤに付けられた贋物の汚れをふき取って貰うカオリ。
219名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:18:46 ID:I2xAAeSL
そしてカオリにねだられるまま、便座の上でカオリを抱くシンヤ。
心の中でごめんと謝りながら、二度としない、これから何があっても、
カオリに降りかかる何からも守ろうと誓いながら、カオリを何時にもまして優しく突き上げる。

 うんっ!さっきまでの激しいのもいいけど、優しいシンヤもいい!
 だいいち、あんな乱暴なシンヤはキャラ違うもんね?
 あ、だからプレイなんだ!

カオリを中をこすり上げ、中のものを掻き出す様に注送を繰り返す。
「あっ…あっ…あっ…シ、シン…ヤ、はっ…くふぅっ、す、好き…」
こんな事があった直後なのに…、そう思うとシンヤは思わず涙が出そうになる。
同時にたった今まで見ず知らずの男に犯され歓んでいたであろうカオリに激しく嫉妬し欲情する。
堪えながらそのまま突き続け、シンヤがイキそうになるのを感じて、カオリが言う。
「い…いい……よ?好きなところに…くぅんっ、シンヤの…好きな……あぁん」
カオリを力いっぱい抱きしめ、ラストスパート、そしてカオリのお腹に大量に放出した。
お腹の中ではなく、お腹の上に。
脈動するペニスを下腹部に押し付けられ、
勢いよく飛び出す精液がカオリの腹、そして胸までも降りかかっていく。
さっきまで顔も知らない男達が汚していたカオリを、
まるで塗り替える様にシンヤの精液が汚していく。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、カ、カオリ…」
「あ…シンヤ、シンヤの…いっぱい…」
胸がいっぱいでそれ以上言葉が出なかった
『さっきからあんなに出してるのに…』その言葉はカオリは飲み込んだ。
そのままカオリの頭に手を載せそっと口づける。
「シンヤぁ、大好き…」
「……」
言葉を口にする事すら出来ず、ただ、シンヤはカオリを抱きしめた。
壊れる程にありったけの力で。
大切に優しく優しく。
220名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:19:34 ID:I2xAAeSL
カオリの制服の汚れはふき取ってみると、少なくとも夜道じゃ目立たないくらい程度だった。
シンヤが傍にいれば、大丈夫だとカオリが少し笑った気がする。
いつもと違い、口数も少なく帰り道をあるく二人。

何か言わなくちゃ、ちゃんと言わなくちゃと思うシンヤと裏腹にカオリは少し鼻歌を歌ったり陽気だ?

 次は、土曜日だよね?
 プレイ中だけど、約束は約束だからちゃんと守るよ?
 携帯のメール、ちゃんと見逃さないから、
 シンヤもちゃんと約束守ってね?

シンヤを優しげに、少し嬉しそうに見つめながらカオリは思う。
――あ!でも一つだけ、一つだけお願いしちゃってもいいか、なぁ?
もうすぐカオリの家に着く、言うなら今しかない、カオリは意を決した。

「ねえ、シンヤ?」
「……うん?うん、どうしたの?」
「えっとね……」
固唾を飲み込むシンヤに、カオリが言いにくそうに伝える。

「えっと、いつもあんまり大きくしない様に我慢してたん……でしょ?」
「カオリ、大きいほうが気持ちいいから、」
「これからは遠慮しないで大きく硬くしていいからねっ?」

カオリが小さくバイバイと手を振ると、そのまま家の扉の向こうに消えていった。
固まるシンヤを置き去りに。


おしまい