1 :
名無しさん@ピンキー:
乙。
もしかして立たないんじゃないかと思ってたから
一安心したよ。
>>1乙
いま前スレ読んできた
かわいい作品おおいね
いいね!
乙です
って前スレでほとんど発言してない僕が言ってもいいのだろうか
この板って即死判定あるん?
サルにさわる
サルにさわると即死です!
トマジュジュかトマレピアきぼん
エロパロ保管庫に前スレ分の収蔵をお願いしに行った方がいいのかな?
やっぱり・・・ニケククがいいなぁ・・・・
景気付けにコピペ。
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な○○○を見て思いきり○○○た後は○○○を味わうがよい!
このオレ様がお前らの○○○を○○○てくれるわ!!
ニケクク!ニケクク!
ジュジュクク
17 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:13:05 ID:KNEzd3wC
>>13 こんな感じ?
ワッハッハッ よく来たわねニケ君!
ジュジュ様の強力なひとりエッチを見て思いきりシコった後は「ふえら」を味わうがよい!
このジュジュ様がニケ君の「せーえき」を飲み尽くしてくれるわ!!
みんな知ってると思うけど・・・・
12巻57ページ一番上左のコマの妖精が持ってる手紙の内容が作者からの文章になってる・・・・
KOTOSIMO
OWARIDESU
RAINENMO
YOROSI
KUNE
ETO
13巻105ページ2段目左の攻略本(?)もよくわからない文になってる・・・
BOKUMOZETTAIHAGERUTIWARETETAKEDODAIJYOBUDESITAGADODUNARU?
僕も絶対禿げるちわれてたけど(?)だいじょぶでしたがどうなる?
って書いてありますネ
エロ関係なくてごめんなさい
22 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 16:07:36 ID:c5FZvn5w
誰か書いて欲しいお
触手系幻獣のモンスターにククリが……
駄目だな
ククリたんの体じゅうの穴という穴すべてに触手が入り込み陵辱する。
もちろん、あのデリケートな穴にも・・・・・・ハァハァ
風邪引ひいたけど薬が苦くて薬を飲もうとしないククリにしかたがないから口移しで薬を飲ましてそこから…っていうのはどうっすか?
というかそういうのを作って欲しいです…
相手はもちろんニケで
連レスすみません
>25 は許さないが ニケなら許可だ。
ニケクク!ニケクク!ニケクク!
神作者待ちです
さすがにそれはひくぜ……
まあ、たったわけだが
>>33 ん・・・これならまだ平気かも・・・さっきみたいに鳥肌たたなかったし
胃カメラみたいな感じ?
>>24 もちろん毛穴もですよね
>>25 萌える
ククリたんに萌えまくってるのに、
ククリたんを独り占めしたいんじゃなくて、ニケにククリを独り占めしてほしい
なんか不思議な感じ
レイドがククリを監視してるのをニケが見つけてそれを気づいてないふりして
エロに持って行ってレイドをいぢめるっつーのはどうっすか
なんか変な文章だな
アラハビカで分からないふりしてトマに淫語メールを送りつけまくり誘うジュジュ…はどうですか?
【キタキタおやじは力をためている!】
39 :
ククリ:2007/07/23(月) 08:11:18 ID:dgEk0Wnk
わき毛アターック!
ルンルン待ち
せなげボンバー!
ギップルとグリエルのSSなんてのをYouTubeのグルグルのアニメ見てて思ったんだが
どうでしょうか?
連レス(?)すみません
なんか思いついたもんで
トマジュジュの組み合わせは
やっぱりジュジュ攻めが主流?
45 :
ジュジュ:2007/07/23(月) 21:01:25 ID:wFBtECup
あたし やるきない
ルンルンケベスベスに期待
漫画見てて思ったこと
パンチラはええのう ウッシッシ
と5〜6回思いました
露出度アップでうれしいぞカワイイゾ
魔法とおしり!
これには全く同意です
>>50 10年に一人の逸材のおしりだからな
ニケ裏山
スルメとミルクティー・・・案外合う!!
いくらシレン好きだからって三度笠はねーよ衛藤w
12巻P34一番下右以降三度笠はどこに消えたのだろう・・・
衛藤はそこらへんの細かい所は気にしないよ
神作者ー
ここ伸びないね〜
投下主が来ないとこんなもんか
58 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 17:57:07 ID:Kc5X+N03
どなたかーーーー
神作者ーー
だれかーーー
神作者ーーーー!
うおーーーーーー!
ウニョ作者ラー!
神、神って馬鹿の一つ覚えみたいに連呼してんなよ。
端っから「神レベル未満の職人は不要」みたいな空気になっちゃったら
並の神経の書き手は投下以前に書く気なくしちゃうんじゃないかい?
投下してくれるだけで神様です、とか言うなら
それはいくらなんでも神の価値を低くしすぎだと思うが。
>>60 いくら夏だからって、辛い物を食べすぎたらいかんよ。
>>61 君も一つぐらい青トウガラシ(バーサーカーペッパー)を食わんかね。
何、心配する事はない。良い匂いだろ?
活気付けにSS投稿希望
最初だからハードル低いし誰かがんばれ!
誰か〜書いてくれ〜 俺には文才がない。
>>63 そうか、最初だからハードルが低いのか・・・
じゃああと3日誰も投下しなかったら考えてみようか。
でもマヂで、可能な限り期待しないでくれ。
おk、正座して待ってます。
俺は三角倒立で待ってます。
誰もマダー?なんて言うなよ!
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < ?
\_/⊂ ⊂_ ) \________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 山分みかん |/
山分みかんにグルグルらしさを感じた
71 :
65:2007/08/04(土) 19:46:37 ID:NBEEcsHo
一応頭の中で話はできたけど・・・
ジュジュが7歳くらいのときの話で、ジュジュが神のお告げの最中に、みんなの前で
おしっこ漏らしちゃうっていう恥辱プレイ的な話。
お漏らしだけでエロはないけど、需要ありそうかな・・・
ぜひぜひ
なんだニケククじゃないのか
三角倒立のかいがあったぜ
75 :
65:2007/08/05(日) 17:03:45 ID:P6sw6zVj
なんか微妙な雰囲気だけど、とりあえず書き始めることにします。
今晩あたりにはUPできるかな?
76 :
あ名:2007/08/05(日) 21:11:42 ID:P6sw6zVj
それでは約束のSS、投下を開始します。
77 :
あ名:2007/08/05(日) 21:14:12 ID:P6sw6zVj
----- プラトーの働きにより 大地裂ける時 鳥があらわれ
信じるものを 聖なる理想郷アナスタシアへと運ぶであろう -----
その日、プラトーの教会は、最高の盛り上がりをみせていた。
なにしろ伝説どおり、大地裂ける時、鳥があらわれたのだから・・・
事の始まりは一週間ほど前、プラトー本殿の目の前で謎の大爆発がおこり
裂けた大地の煙の中から「鳥」と名乗る者があらわれたことで始まった。
彼はいかにも神の使いといった風な衣装をまとった超絶美青年であったので
誰もが彼をうたがう事すらなく伝説の鳥だと信じ込んでしまった。
ただ一人、プラトー教のルナーであるジュジュをのぞいて・・・
自らを鳥と名乗る青年は、教会の神官たちにより最高の待遇で迎えられ、
毎日贅沢の限りをすごした。
そして青年は次の降神祭の日に信者たちをアナスタシアへ運ぶかわりに、
信者たちの持つ全ての財産を教会へ差し出すことを要求した。
信者たちは聖なる理想郷アナスタシアへ行けるのなら、現世に財産など持っていても
意味がないということで、皆が嬉々として財産を渡す準備に奔走した。
78 :
あ名:2007/08/05(日) 21:14:51 ID:P6sw6zVj
ただ青年には一人、邪魔な者がいた。
そう、降神祭で毎回神のお告げをもたらすルナー、ジュジュの存在である。
青年はジュジュのお告げで、自分がニセモノだとバレることを最も恐れていたのだ。
そこで青年は降神祭の3日前に、ひそかにジュジュの食事に病原菌をしこませ、
ジュジュを高熱で降神祭に出られないようにした。
そして降神祭の当日、信じる者をアナスタシアへ運ぶ、約束の日がやって来た。
ジュジュの体調は最悪で、高熱でうなされ、もはや神のお告げどころではなかった。
しかし、ジュジュはどうしても降神の儀式を敢行することにこだわった。
想像していた『鳥』とあまりにかけ離れた青年の出現にジュジュは疑念を持ち、
神の真のお告げがそれを打ち砕いてくれると信じていたからである。
プラトーの働きにより 大地裂ける時 鳥があらわれ、
信じるものを 聖なる理想郷アナスタシアへと運ぶであろう・・・
プラトー教の伝説の『鳥』が出てくるその一節が大好きだったから
まだ7歳の幼い子供であるジュジュには荷が重過ぎるルナーの重責にも
耐えてこれたのだ。
79 :
あ名:2007/08/05(日) 21:15:49 ID:P6sw6zVj
その大好きな一節を、世俗にまみれた青年の行いに潰されるのが許せなかった。
ジュジュは毎日贅沢の限りをつくす青年が『鳥』でないことを確信していた。
だから苦しい病魔と闘いながらも迷うことなく、その言葉は少女の口から発せられた。
「お父様、私今日の降神祭のお告げに出席するわ」
もちろん父は大反対したが、一度言い出したらきかないジュジュの性格にまけて
半ばジュジュの気迫に押し切られる形で、降神の儀式の準備が開始された。
もちろん、それが大失態につながることをジュジュは予測できなかった。
「ただいまより降神の儀式をおこなう!」
神官長の言葉に、青年は青ざめた。
(何故だ?ルナーは今立つことすらままならない病状にあるはず)
青年の動揺を隠せないまなざしと、信者たちの熱い視線に見守られながら、
ジュジュはよろめきつつも二人の神官に体を支えられて壇上に姿をあらわした。
「彼女は今、その身に神を降ろすために半分眠った状態にあります。
決して音を立てないようお願いします」
その配慮が逆に事態を悪化させることになった。
80 :
あ名:2007/08/05(日) 21:18:06 ID:P6sw6zVj
静まり返った教会に、その異様な音が響き渡った時、人々は最初
何が起きたのか分からなかった。
しかし、壇上のジュジュの様子がおかしいのと、彼女の足元にできた水溜りが、
そこで何が起きたのかを明確に物語っていた。
ジュジュは高熱で紅潮した顔をさらに赤らめて、その場にガクガクとくずおれた。
どうしようもない放水音が、静まり返った会場に響き渡り、なまあたたかい水溜りが
ジュジュを中心にその面積を広げていく。
なかば高熱にうなされていたジュジュは、そのせいで自分の下半身から訴えかけてくる
尿意に気づかなかったのだ。
明らかな動揺のざわめき声が教会内で起きるのを意識しながら、
ジュジュは顔を真っ赤にして恥辱に耐えるしかなかった。
(ダメ!今はこんな事をしている場合じゃないのに!・・・)
ジュジュの意思に反し、神聖なルナーにあってはならない事態は進行し続けた。
81 :
あ名:2007/08/05(日) 21:20:34 ID:P6sw6zVj
顔を赤くして座り込み、全てを出し尽くした少女に、顔を険しくした神官長が
歩み寄りジュジュの頬をはった。
「なんということをしてくれたんだ! ・・・だからあれほど反対したのに!
こんな事をされては、二度とお前をルナーとして人々の前に立たせられないぞ!」
怒りと絶望に震えた声で、幼いジュジュに容赦なく厳しい言葉を浴びせかける。
(そう、こんなことをしている場合じゃないのに!私ったら・・・)
「ハハ、とんだルナーがいたもんだ。ただの小便小娘ではないか!
早くこの娘を部屋へ戻して、おしめを取り替えてやったほうがいいぞ」
青年は内心ホッとしながら、ジュジュを見下すように言った。
「ニセモノの『鳥』のくせに!」
ジュジュがくやしまぎれに思わず口に出してしまったために、周囲の人々に
新たなざわめきがうまれた。
「おれがニセモノ? ニセモノはお前のほうじゃないか。
お漏らしをして座り込んでいるお前を見れば、どちらがニセモノかは明らかだろ」
青年は哀れみさえ浮かべた表情で勝ち誇ったように言った。
82 :
あ名:2007/08/05(日) 21:22:19 ID:P6sw6zVj
確かにこの状況では、どちらの言葉に説得力があるか、言うまでもなかった。
「最後でいい・・・」
ジュジュが尿溜りの中から、覚悟を決めた表情で立ち上がった。
「もうルナーをやめてもいい! だから・・・
ルナーをやめてもいいから、今日だけは、私に最後の神の言葉を伝えさせて!」
半ば強引にトランス状態に入りかけるジュジュは、瞳の色が急速に金色に変化し始めた。
「だれか早くこの娘をつまみ出せ!」
慌てた青年が、ジュジュの強引な神のお告げを阻止しようと神官たちに命じた。
しかしジュジュを捕まえようとした神官の手は空をつかんだ。
ジュジュが教会の巨大な十字架を背景に宙に浮かび上がったからだ。
「ジュジュ様の最後の『神のお告げ』、あたしは聞いてみたいわ」
「お、おれも聞いてみたいぞ」
人々の中からそんな言葉が出始めた。
83 :
あ名:2007/08/05(日) 21:25:05 ID:P6sw6zVj
----- プラトーの働きにより 大地裂ける時 鳥があらわれ
信じるものを 聖なる理想郷アナスタシアへと運ぶであろう -----
神が降りたジュジュが口にしたのは、プラトー教のお馴染みの一節であった。
「な、何を言い出すかと思えば、プラトーのお決まりのセリフじゃないか!
神はやはりこの私が『鳥』であることを証明してくれたのだ!」
青年は拍子抜けしたように、安心しきった声で言った。
しかし、その神の言葉には続きがあった。
----- ただし、鳥は決して自らを鳥と名乗らない。偽りの鳥があらわれたとき、
信じる者は大きな犠牲を支払うことになるだろう -----
ジュジュの口から出たのは、青年の主張を真っ向から否定するものだったのだ。
「う、嘘だ!みんな騙されるな!この小便小娘は自分で嘘をついているだけだ!」
しかし教会の十字架を背に宙に浮かび上がり、神が降りた証の金色に変化した瞳を
たたえた神々しいジュジュの姿を見れば、立場が逆転したのは明らかだった。
84 :
あ名:2007/08/05(日) 21:27:39 ID:P6sw6zVj
(エピローグ)
・・・そして少しの沈黙の後、青年は信者たちから袋叩きの目にあった。
これだけの説得力のある神のお告げを聞いたからには、人々は皆ジュジュを信じ、
ジュジュがルナーを続けることを、信者たちのほうからお願いすることになった。
後に分かったことだが、『鳥』を名乗った青年は、各地で人々を騙しては金品を
騙し取る、有名な詐欺師であったということだ。
こうしてシュギ村は神のお告げにより、詐欺師に騙されることを免れたのだった。
完
85 :
あ名:2007/08/05(日) 21:47:08 ID:P6sw6zVj
投下してからなんとなく後悔し始めた あ名です。
思いつきだけで書くと、やっぱりうまくいきませんね・・・
>>73さん、ニケククじゃなくてすみません。
>>66-67さん、ご期待に添えられるものではなかったかもしれませんが
「最初だからハードルが低い」ということで許してください。
それでは失礼いたします。
ええ話や…三角倒立のかいがあっ(ry
乙。
次はニケククでもククリ単独でも頼むよ。
ククリクリクリクリトリs
さあ次の作者は今この板に居る君だ!
このスレ的に言うと「勇者様」?
俺が書き込まないとこのスレ消えてなくなる気がした
大丈夫、俺が毎日見てるから。
大丈夫。俺も毎日三角倒立で見てるから
俺も(ry
俺と94と95しか居ないことが発覚した
あと少しで100ですね〜
100げと?
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる
103 :
雄獣厨:2007/08/19(日) 22:22:24 ID:XtwN9X6W
(⌒_,,_⌒)
(=゚皿゚= ) 「くくり」を使って短文を作りなさい
/ \
|| ||
|| ||
__ //_ //___
/ // // /
/  ̄  ̄ //
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ||
|| 教卓 || ||
|| ||
う〜ん・・・・・
ミルク栗まんじゅう!
(みる くくり まんじゅう)
・・・・・・・短文じゃねぇな
そくくりあ
(即クリア)
文句、繰り返す。
(もんくくりかえす)
このスレは1001でしめくくりになる
この話題はいつ締め くくり されるのだろうか
109 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 15:06:30 ID:eFqUssqO
すごく…クリリンです…
このまま短文作りで1000までいったら悪夢だなw
そこまで長く繰り返されるとそれはそれで
ククリと言えばそんな名前の刀があったよね
正確にはクックリ刀
焼く栗
(やくくり)
炊く?栗ご飯(会話の時のような口調で)
何だか書き込みをためらわれるような雰囲気になってしまったことをお詫び申上げます。
117 :
雄獣厨:2007/09/02(日) 20:08:50 ID:sbCrC+hM
ちょっとした思い付きで書きたくなってたまらなくなった。スマソ。
フルサ国の昼下がり。姫・クリリスは退屈していた。
以前2人の勇者達が自分を救い出しこの国から去ったその後、
家庭教師、食事、村の民に戯れることに国王から許されないなど
普段の王家生活と変わらぬ毎日を過ごしていたからだ。
あ〜ぁ、どうしてママったら嫌いだって言ってるのに無理矢理ニンジン食べさせようとするのかしら?
ニンジンやピーマンくらい食べなくったって生きていけるじゃない。
勉強しろ部屋片付けろってうるさいし、こんなのだったら、まだ前のようなことのほうがマシだったわ。
だって、毎日こんな口うるさい毎日に突然ドキドキスリルのあることが起こったんですもの。
またあんな風にスリルがあって楽しいことはないのかしら…
クリリスは窓に肘を付きため息をつきながら外の景色を見ていたとき、ふと脳裏に何かよぎった。
そうだ、家出しちゃおう!そうすればいつもママにうるさく言われることもないし
とびっきり自由にどこでもいけるわ!うん、きっとあの勇者たちみたいな楽しい自由な旅よ!
物事にそうだと思ったら、すぐさまにはに支度をしないクリリス姫ではなかった。
部屋に何棹とも並べてあるタンスの一つをあけ、がさがさとお気に入りの服を手探りで荒らし始めた。
クリトリスかと思った…
小さそうだ
123 :
雄獣厨:2007/09/06(木) 18:38:54 ID:MhlG7YXf
お気に入りのドレス、人形、漫画、お菓子など、トランクにぎゅうぎゅうに詰め込むと
あらかじめ用意しておいたフック付きロープを手頃な物に引っ掛け窓から垂らす。
クリリスは右手でロープを掴み、左手でトランクを持ちするすると落ちないように
足で壁に付け後退するように下りていった。
「よし、脱出成功!これで退屈な毎日とはさよならだわ。さてと、これからどこをどう行こうかしら」
しかしこの勇者などの冒険者のように自由奔放だが危険と隣り合わせな旅が
いかに恐ろしいものか、知る由もないクリリスであった。
そしてそれは城を出てから小一時間後に的中した。
「はぁ、なんだか疲れちゃったわ」
いつもは軽食を運びに執事がティータイムにお茶とおやつを持ってくる時間だ。
しかし今は、見知らぬ城の外。こんなフィールドには小鳥しかいない。
クリリスは突然の思いつきで行動したことに少し後悔し始めた。
しかし、クリリスはふとその景色を振り返る。なぜかその道はいつしか見覚えのある道だった。
頭の中で記憶を辿るり、思い出した。二人の勇者が自分を城に連れ戻した帰路だ。
そういえばその前に何か楽しいものがあったような気がする…。そうだ、あの洞窟!!
クリリスは記憶を頼りに、来たことのある道を歩き、やがてたどり着いた洞穴へ入っていく。
そこにあったのは黴臭いジメジメした通路とは全く似合わないほどの可愛らしいドアがあった。
すんません、そろそろ次で限界です…orz
おお!
がんばって〜応援してるよ!
見てくだされ〜
これぞ珍しいキタキタ保守DE・SU・ZO〜
がんがれ〜
ほっしゅ♪
hosyudesuzo〜
ほしゅ
補修?のんのん保守。
この勢いのなさを見ていると、「次に来たら圧縮で消えてました」ってのがありそうで怖い。
がんがれ。とにかくがんがれ
SS置き場見たけど、ニケククは経験済みがデフォ?
とりあえず保守wktk☆
136 :
雄獣厨:2007/10/01(月) 10:06:25 ID:QMPCRsz8
そんなおかしなギャップを気にしないクリリスではなかった。
ドアを開けるとそこには白いレンガの壁にファンシーなグッズと飾り、
そして漫画、ぬいぐるみなどが山のようにばら撒かれている部屋があった。
何だか無性に懐かしい部屋だ。その部屋にも一瞬クモのような人形のようなものが
脳裏から残照をよぎり何もかも懐かしくて切ないような気がした。しかし…
「…やっぱりここにしようっと!!」
そんな切ない思いはそう長く続くことはなく、クリリスは部屋にあったソファーに横になり少し休むことにした。
小腹が空いたら、手持ちのお菓子とその隣の部屋にあった食料庫から食材を取り出し
小規模な流し台で簡単な料理を作ってつまみながらそこにあった漫画を読む。
間空けてスマソ。てかクリリス知ってる人いるかなぁ…orz
クリリスってあのアニメに出てた奴でしょう?
とりあえずwktk & 保守
138 :
611:2007/10/03(水) 01:28:50 ID:mylZWWWz
前スレの611です。話はできたけど
雄獣厨さんの話の途中なので
投下するのは待ってたほうがいいのかな?とりあえず待ちます
上げてしまった・・・スマンorz
140 :
雄獣厨:2007/10/03(水) 17:31:15 ID:0HCaeGvC
>>138 はじめまして。
私のはかなり時間がかかりそうなので先にどうぞです。
こちらこそご迷惑お詫びします。orz
なんという放置プレイ
>>140 それではお先に投下します。
といってもまだ途中までしか書き上げてないけど
前スレに書いた話の続きです。
前スレ知らない方にすごく簡単に説明すると
ククリはひょんなことから野外露出するはめになってしまい
そのために恥ずかしいことの中に快感があることを知ってしまった。
このことを前提に読んでいただけるとありがたいです。
旅の途中、森の中で一息つく金髪の少年と
亜麻色の髪をした三つ編みの少女。
以前あったエッチなできごとは
まるで無かったかのように旅を続けている。
ただ、少女のローブの内側を除いては・・・
「よし、じゃそろそろ行こうか。」
「うん、勇者様。」
そういって腰掛けていたキノコから立ち上がるククリ。
「あ〜、やだ〜も〜。」
おしりに薄黄色いキノコの胞子のようなものがついてしまい、
しかたなくパンパンと手で払いのける。
しばらくして森を抜け、草原になり
遠くに目的地の町が見え始めた頃
(ビタビタビタッ)
(ん?何の音だ?)
そう思い後ろを振り向いたニケの目に
信じられない光景が映る。
「あっ・・・あっ・・・あ〜」
そこにはローブの下から水を滴らせるククリの姿。
裾につかないようにローブを膝上まで持ち上げ、
そこから見える白いすねには
股から垂れてきた幾筋かの液体の跡が見える。
滴る尿はじわじわと道を濡らし
丸く湿った茶色い円ができる。
なんとも言えない空気が漂う中
尿が滴る音がしなくなったの確認したかのように
ニケが口を開く。
「我慢してるんだったら言ってくれれば・・・」
「違うの、我慢してたとかじゃなくて
・・・その、突然出ちゃったの」
そういうとまたポタポタッと数滴尿がたれ
「ほら、もれちゃうでしょ・・・あっ」
ふと我に返るククリ。
勇者の前でお漏らししてしまった客観的なことに気がつき
恥ずかしさで頬を真っ赤にそめる。
その姿を見てニケも事の大きさに気がつき
なんとも味の悪い空気が流れる。
「とりあえず、町でお医者さんに診てもらおうよ」
ついた町の病院にて。
「ああ〜それはね、森の途中で
笠が茶色と黒のキノコにさわったでしょ?」
「はい、上に座ってました」
「あのキノコは動物に食べられないようにねぇ
粘膜を麻痺させる胞子を撒くんですよ。
おしっこが漏れちゃうのはそれが原因ですね」
「それで、あの〜早く治したいんですけど
どうしたらいいですか?」
「とにかく中に入った胞子を出すこと。
おしっこたくさんするとそのうち直りますよ」
「あの、普段もらさないようにするにはどうしたら・・・」
「1時間おきぐらいにトイレにいくことですね。
眠ってる時はおむつでいてください」
「えっ、おむつですか・・・恥ずかしいなぁ」
「おむつしない方法もありますよ」
そう言うと管のような器具を取り出し
「このカテーテルという管を尿道に通して・・・」
「おむつで大丈夫ですっ!」
それでもおむつを買ったりするのは恥ずかしいので
宿屋で厚手のタオルを借りることにしたククリ。
寝巻きの下がタオルで膨らんでいる姿はちょっと恥ずかしい。
その日の夜。
「そういえば勇者様あとでお医者さんに
呼ばれてたけど、あれなんだったの?」
「えっ・・・え〜と
ま、もしもの時は気をつけろって感じの
ちょっとした説明だよ」
「ふ〜ん、そうなんだ〜」
だが、そのちょっとした説明が
ニケの言いにくかった疑問を口にすることになってしまう。
「なぁ、ククリ。なんであの時、
パンツ履いてなかったんだ?」
(あっ、やっぱり気付かれてる)
「それは、その、あの、今日は暑かったでしょ?」
「え、そんなに暑かったかなぁ?」
「とにかく暑いときは汗かいちゃうでしょ。
それで背中の汗がパンツにたまっちゃうのが 嫌だったの。」
「ふ〜ん、そっか〜。てっきりククリが
変な趣味に目覚めたのかと思っちゃたよ」
「も〜、何考えてんのよ〜!」
ケラケラと笑うニケと顔を赤くして怒るククリ。
「じゃ、おやすみ〜」
「うん、おやすみ〜」
ふっとロウソクの明かりを消し寝入る二人。
(ホントは勇者様の言う通りなんだけどね)
ニケが寝息を立て始めたのを確認して
そっとタオルの中に手をいれ
もうひとつの変な趣味を始めてしまう。
股間の気持ち悪さで目が覚めるククリ。
窓の外はまだ薄暗く、隣のベッドのニケは熟睡している。
(今のうちに洗って着替えちゃおっと)
さすがにおしっこを含んだままのタオルを
そのまま返すわけにもいかないし、
股間を洗うためにも洗面所に向かうククリ。
(着替え持ってくるの忘れちゃった)
しかたなく洗面所で寝巻きの下を脱ぎ
湿らせた股間を丸出しでタオルを洗い始める。
(こんな姿見られたら・・・)
洗面台の目の前の鏡には上だけ着ている自分の姿。
もし他人に見つかれば、おねしょしたんだとすぐにばれてしまう。
そんな想像が少しづつ体が火照らしていく。
(あ〜〜〜・・・)
洗ったタオルでもらした場所をぬぐう。
火照った体に、冷えたタオルが気持ちいい。
自然とタオルを持たない方の手が上着のすその下から
ツンッとたった乳首へ伸びていく。
(そういえば、頻繁におしっこしなきゃいけないんだっけ)
その考えが、ククリに間違った洗面台の使い方をさせる。
石でできた洗面台の上にのぼりしゃがんでそっと股を開く。
目の前の鏡に卑猥な自分のアソコが映る。
洗面所にハァハァという自分の吐息だけが聞こえる。
(なんか・・・熱い・・・)
パサッと床に上着が落とされる。
目の前の鏡には一糸まとわずしゃがんだ自分の姿。
自分の真っ赤な顔に恥ずかしくなり視線を落とすと
そこには頬と同じくらいに赤なっている
充血してちょっと大きくなったアソコの突起が見える。
もし見つかれば、もう言い訳が聞かない。
だがもうそんなことはどうでも良くなり
ただ快感を求めるためだけに股間に力を入れる。
(き、気持ち・・・いい〜〜〜!!!)
勢いよくシャーッと音が響く。
鏡の中にはこんな所でこんないけない行為を晒している
恥ずかしく情けない自分の姿。
そんな姿と声を出せないもどかしさが快感を増幅させる。
(まだ、熱いよ〜・・・)
行為を終え、快感の余韻に浸る。
ボーッとして何も考えられない。
とりあえず部屋に戻らなきゃ。
洗面台に水を流しておしっこを流し、
スリッパを履いて自分達の部屋へ向かう。
続きはできるだけ近いうちに
書き上げてからまた投下します。
これは期待。
>「おむつで大丈夫ですっ!」 辺りで「ただし魔法は尻から出る」を思い出してちょっとワロタw
二人は経験済みですか?
Bまで
>>151 それは、これからですよ。ムフフ
時間が無くてなかなか書き上げられませんが
できたところまで投下します。
(んあ〜・・・)
目を覚ますと、窓からはは夜明け前の薄明るい白い光が見える。
(あれ?ククリがいないなぁ。ま、いいか)
隣のベッドにククリがいないことを確認して
もう一眠りするために、ゴロッと横になり布団をかぶる。
しばらくすると廊下から人が歩くスリッパの音が聞こえ
カチャッとドアノブが開き、そっとドアを閉める音がする。
(ククリが戻ってきたのか)
そう思いそっと目を開ける。
(!!!・・・・・)
首にタオルをかけ、畳まれた寝巻きを
抱きかかえるように持っている姿が見える。
起きている事がばれない様に、薄目にして息を潜める。
ベッドに近づくにつれて、窓から挿す淡い光が
スッリパを履いた足、太もも、生えていない割れ目、
寝巻きを抱きかかえる両腕、膨らみかけの胸、
そして少し赤らんだ顔を順々に照らしていく。
ベッドの横まで来ると、タオルと寝巻きをそっと置き
ベッドの上に四つん這いで上がりヨチヨチと前へ進む。
つぼみのようなお尻の穴と白い光と混ざり
程よく薄紅色に染まったアソコが見える。
3、4歩進んだところで膝立ちになり
前に垂れた長い髪の毛をパッと両手で後ろに掻き揚げる。
一瞬、透き通るような白いきれいな背中を晒す。
いつものローブを身につけ、もう一度ローブの中から
髪を両手で掻き揚げるように外に出す。
そのまま寝転び布団をかぶってそっと床につく。
「勇者様〜、もう朝だよ〜。ねぇ勇者様〜」
ハッと気付き目を開けると、
そこには髪を三つ網にしたいつものククリの姿が。
「あ・・・おはよ〜」
(あれ・・・夢だったのかなぁ)
「どうしちゃたの?何か考えちゃって」
「いや〜・・・なんでもない。(ん!)」
前かがみになって勇者の顔をのぞいていたため
少し前に垂れたローブの襟元から
ニケの視線にククリのカワイイ乳首が入ってしまう。
「じ、じゃあ、準備しよっか」
あわてて目を逸らし、着替え始めるニケ。
(あれ夢じゃなかったんだぁ・・・あ、やば)
ヒヤッとした感じに気付きそっとパンツの中に手を入れると
そこにはネバッとした感触が。
次の目的地へ向かうために、町を後にする二人。
「ククリ、何やってんだ?」
「これなら突然出ちゃっても汚れないでしょ」
ローブの裾を上げるために裾の端の方を結び
右腰の下のあたりに結び目を作る。
裾は膝上10センチくらいまで上がり
右腰の結び目の方はもう少しでももと腰の境目まで見えそうだ。
「その〜、言いにくいんだけど」
「何?勇者様」
「パンツは履いて・・・」
「だって〜仕方が無いでしょ」
顔を赤らめ視線をはずし、まるでアソコを隠すかのように
ローブの裾を下げるように押さえる。
「じゃあ見えちゃわないように前歩かないとな。
よし、行こうか」
そう言って、なんだかぎこちなく前を歩き始めるニケ。
頭の中には朝の出来事が思い出される。
(あ〜、もぉ〜見てぇぇぇ〜!)
投下しようと思ったら
いきなり人大杉になっててちょっとあせった
また近いうちに書いて投下します
続きwktk
期待
ワクテカしてくれる方までいるのはうれしいかぎりです。
なかなかまとまった時間が取れないので
小出しになっちゃいますがとりあえずできた分投下します。
(でも、もっと・・・見てほしい)
見られるのは恥ずかしい。
だが勇者に見られることを想像する自分がいる。
ローブの裾を押さえる指がそっとローブの中に伸びる。
(気持ち・・いい・・)
前を行く勇者に気付かれないように
優しくさする様にアソコを撫ぜる。
もし、後ろを振り向かれたらという思いが
よりいっそう興奮を駆り立てる。
(んんっ!・・・あっ)
少しイキそうになり、
思わず杖を落としてカランッと音を立ててしまう。
その音がニケをこちらに振り向かせる。
(あっ、落としちゃった)
まるで悪戯が親に見つかりそうになった子供のように
ちょっと慌てて杖を拾おうとする。
(く、く、くぉぉぉ!!)
ニケの目に杖を拾うククリの姿が飛び込む。
斜め後ろに落とした杖を少し前かがみになり
腕を伸ばして取ろうとするその格好は
ローブをほんの少し上に持ち上げてしまう。
持ち上げられたローブは白くふくよかな
ククリのお尻の下の方を、一瞬、露出させる。
立っている角度が違えば
ギリギリでアソコも見えてしまいそうだ。
杖を手にしたククリもそのことに気がつき
ハッとした表情でローブの後ろを隠すように押し下げる。
それを見たことを悟られないように、急いで前を向き直すが、
「・・・・・見た?」
「・・・えっ?な、な、何のことかな?あはは〜」
振り返り生返事をしてごまかそうとするが
明らかにごまかしきれていない雰囲気があたりを包む。
「ま、いいから、いこいこ」
まるで今のことが無かったかのように再び前を歩き始める。
(まさか・・・まさかなぁ〜。でも)
歩くニケの脳裏に昨日ククリを診た
医者に言われた説明が思い出される。
そしてその内容が、ニケの股間に不穏な動きを生み始めてしまう。
次回か次々回ぐらいの書き込みで終わりまで投下する予定でいます。
これから山場に入るつもりです。
ではまた近いうちにまとめて投下します。
いいところでwww
これは神の予感。
ほっしゅッシュ
今、携帯からだと前スレが見れるが、神作品が多数あるな。
保管庫に保管されないかな。
前回から1週間も空けてしまったorz
次回の書き込みで最後まで投下する予定です。
いろんな思惑が巡る中、目の前に川が現れる。
橋は無いが、地図とそれまで来た道の関係から
表面に所々顔を出している石の上を飛んで渡るようだ。
「杖、オレが持つよ」
「うん・・・ありがと」
まださっきのことを気にしているらしく
少しうつむきながらそっと杖を渡す。
先にピョンピョンと身軽に向こう岸まで渡り
それを待っていたかのようにククリが川を渡り始める。
裾がめくれないように片手で前を押さえるが
離れた石にそっと足を伸ばす度に
スッと裾が持ち上がり白い太ももをチラつかせる。
川の中央あたりで、周りの石よりも背が高く
飛ばないと渡れない場所にさしかかる。
ククリがそっと、こちらを見つめる
(あ、見えちゃうとアレだもんね)
その意図を汲み取りそっとククリに対して背を向ける。
頭の中には飛んだ時にギリギリまでローブが持ち上がる
ククリの姿が自然に想像され、さっき以上に股間を硬くさせる。
しかしその想像以上のものが
次の瞬間、ニケの目に飛び込んできてしまう。
「あっあっ、落ちちゃうー!」
叫び声にハッと振り向くとバランスを崩しかけ、
必死に落ちないようにするククリの姿が見える。
「上の、上にある木の枝に掴まるんだ!・・・あ」
ニケの声に反射的に頭の上のほうにある枝を両手で掴む。
落ちる心配もなくなりホッとするのもつかの間、
なんとなく異変を感じ視線をゆっくり自分の足元に下ろす。
(あ〜〜〜ん、どうしよ〜〜〜〜〜!)
体を後ろに反った状態で上にある枝を掴んだために
ローブの裾がへその下辺りまで持ち上がってしまう。
そっと視線を上げると向こう岸で呆然とこちらを見つめるニケ。
なんとか割れ目を隠したいが手を離す事はできないし、
ちょっとでも動くと川に落ちてしまいそうだ。
だからと言って助けを呼べば
大好きな人に間近で恥ずかしい場所を見られてしまう。
(そうだ、こうしてっと)
体をひねりなんとかニケの視線にからアソコを隠そうとするが
(あ、これだとおしりが、あっあっダメ〜!)
ついにバランスを崩してしまい枝から手が離れてしまう。
「勇者様〜助けて〜!」
「あっ、危ない!」
必死に片方の足を少し離れた隣の岩場に伸ばし、
両手を今来た後ろの足場だった石に
頭を倒立するようにしてしがみつく。
見てくれと言わんばかりに天日に晒される肛門とアソコ。
今朝見た淡い朝の光の中にあったモノとは違い
太陽の光が照らすククリの大切な場所は
下の川を泳ぐ魚の新鮮な赤身のように引き締まっていてみずみずしい。
「今いくから!」
「はやく・・・あ〜〜〜」
足のある位置が高いせいで、消え入りそうなあ〜という声と共に
ローブが頭のほうにスルスルと落ちてきてしまう。
背中と足で影になってしまってはいるが
川面から反射する光がちらちらとかわいい乳首と
恥じらいに耐えようとする赤い顔を写す。
「はやく・・・ダメ落ちそう」
「すぐいくから、もっと力を入れるんだ!」
あと3歩ぐらいの所まで来たニケの言葉が
更なる悲劇を生んでしまう。
(・・・出ちゃった・・・)
足の間からこちらに近づいてくる
逆さまに見える勇者の姿を裂くかのように
シャーッと薄黄色い一本の筋が流れ落ちる。
今朝、宿屋の洗面台でしていたことが思い出される。
おしっこをする時にパクッと開いている尿道。
そしてそこから泉のように流れるおしっこ。
そんな自分だけしか知りえないはずだった卑猥な姿を
今、勇者の目の前の実演してしまっている。
(もっと・・・見て・・・)
止めようと思えば止められそうだが
出すことの気持ち良さがそんな思考すら
思い浮かべることを許さない。
そして出せば出すほど、見られれば見られるほど
その快感が高まっていく。幸か不幸か出される尿のせいで
ニケは近付くに近付けなくただじっと見つめることしかできない。
その位置関係がよりいっそうククリの気持ちを高揚させる。
(もう・・・ダメ)
おしっこを絞り切る様に出し尽くした体は
もう自分の体の重みを支えることもできず、
突っ張っていた膝は折れ、横たわるように水面に近付いていく。
リアルタイムktkr
妖精村殺人事件B
〜そして誰もいなくなった〜
また1週間も空けてしまった・・・
長らくお待たせしましたが、今回で最後まで投下します。
「なぁ・・・ククリ・・・」
「うっ・・・うっ・・・いや・・・」
森の中にうずくまるククリの嗚咽が聞こえる中、
それを打ち消そうとニケが困った顔で声をかける。
川に落ちてすぐにニケが引っ張り上げたが
びしょ濡れになってしまったローブは
発達しかけのククリの体に張り付きそのラインを強調させる。
ニケが次の言葉をかけかねていると
泣き顔のまますくっと立ち上がり突然森の奥へと走り出していく。
「おい、どこ行くんだよ」
少し追いかけ後ろからぐっと腕を掴む。
「いやっ!離して!こないで!」
「そんなこと言ったって」
「だって、あんな姿で・・・絶対私のこと嫌ってるでしょ!」
「そんなことないよ」
「それに・・・」
「それに?」
「ローブの下に何も付けない変態だって思ってr、いや!んっ!・・・」
無理やりククリの体を抱き寄せ
ぶちまけるククリの思いを吸い込むかのように
ククリの口を自分の口で無理やり塞ぐ。
(そろそろ、いいかな)
最初は抵抗するそぶりさえ見せたが
それも無くなり、落ち着き表情がトロッとしたのを見計らって
ニケがしゃべり始める。
「あのさぁ、昨日お医者さんから聞いたんだ。
あのキノコは座ったぐらいじゃこうならないって。
胞子を触った手で直接触らないと・・・」
「やめて、恥ずかしいっ!」
ニケの腕の中で悶える様に顔を背ける
「それに、今朝前かがみになった時に
ローブの下に何も付けてないのも見えて知ってたし」
「・・・私のこと嫌いじゃない?」
うつむく顔から上目遣いでニケのほうを見つめる。
「オレ、戦闘の時に失敗したりダメな所あるけど
いつもオレの傍にククリは居てくれるだろ」
「うん」
「それと同じ。ダメな所も含めて、ククリのことが好きなんだよ」
おもむろにじっとククリの目を見つめる。
「だから、今までこうして一緒に旅をしてきたんじゃないか」
さっきとは違う種類の涙がククリの頬を伝う。
「・・・うれしい」
とどまることなく涙があふれ続ける。
抱きかかえるニケの体と心が
水に濡れたククリの冷えた体と心を温める。
「あ、このままだと勇者様も湿っちゃう」
濡れたローブを気にしてそっと体を離す。
「いいよ、気にしなくたって。それに寒いだろ?」
「う〜ん、でも〜」
「じゃこうしようよ」
「キャッ・・・あ〜んエッチ〜」
ついに心に火が点いてしまったニケ。
ローブの裾に両手をかけて剥ぎ取るようにローブを脱がす。
一度バンザイしたククリの両腕は
ふくらみかけの胸をサッと隠し、
アソコを見られないように少し前かがみの状態で後ろを向く。
背中とお尻についた水滴がアクセサリーのようにきらめく。
「こうすれば濡れないし、さっきより温かいだろ」
恥らうククリを後ろからそっと抱きかかえる。
「あ〜そんなことしたらダメだよ〜」
抱きついたニケの両手が
ククリの両腕の中に隠されている胸に侵入する。
「そこは、つまんじゃ・・・ふうんっ」
胸をさする手がチョコンと勃った乳首を探り当て
軽く捻じるよう何度もつまんだ指先をこすりつける。
「はぁ・・そこも・・・ふぅ〜ん!」
胸を弄る片方の手が、体をゆっくり這いながら
ククリの秘所へと伸びる。
ツンと充血したクリトリスを指で転がし
更にその少し奥から分泌されてくる液が
クチュクチュといやらしい音をたてる。
「私だけ・・・裸で・・・恥ずかしいよぉ」
「・・・わかったよ」
すっとまとわり付く手がほどかれ
パサリと地面に何か落ちる音がする瞬間
また後ろからガバリと腕が巻きつく。
さっきまでまさぐる手と腕からしかしなかった
肌の感触を体の後ろでも感じる。温かい。
「バカ〜・・・あ、そんなに擦り付けないで。きゃっ」
下半身の硬いものをお尻に押し付け
強引に足も絡めようとするが
その行為がククリを仰向けに地面に転ばせてしまう。
「もう、我慢できないよ」
(大きい・・・)
ククリの目の前にはサンダルだけ身に着けた
引き締まったニケの肉体が現れる。
その股間からは、いきり立ち
脈を打つたびに震えるニケの肉棒が見える。
獣のように息が荒い。
「いくよ、ククリ」
「あっ、まって。ゆっくりし・・・んんっ」
(すごいっ、絞まる!)
「あ、痛い、もっと優しく・・・」
観念したかのように、顎の下あたりで両手を軽く握り
いまからされることから目を避けるように顔を横へ向け、そっと股を開く。
優しくククリのわき腹を両手で掴み
待ち受けんばかりに濡れた鮭肉色のククリの秘穴に下半身を突き立てる。
ククリの秘所がニケの肉棒をくわえ込んでいくように納まっていく。
「痛い、ダメ〜」
「あっ、ごめん。・・・じゃあスマタでやろう」
「スマタってなんな・・はぁ〜、んんっ」
ククリの痛がる声に、はっと我に返りそっとアソコから肉棒を抜く。
愛液にまみれ、いやらしく照り出される肉棒の裏を
ククリのクリトリスに押さえつけるようにして
激しく腰を前後に揺らす。
「はぁ、痛く・・ないだろ?」
「気持ちいい・・・もっと、あっ、ああっ」
森の中に二人の激しい吐息と潤滑液がこすれあう音が響く。
「んっん〜っ、いく〜っ」
「オレも、もう我慢が・・・」
「ふ、ふんんっ!」
「ううっ!」
ビクンとククリの体が跳ね上がるように動き
ニケから放出される白い飛沫がその体を汚す。
その汚れを気にすることなく覆いかぶさるようにククリを抱きしめる。
「・・・幸せ」
余韻に浸り抱きしめあう二人の耳に
さっきまで気にならなかった川の流れる音と
木々が風でざわめく音が聞こえ始める。
「痛くしちゃって、ごめんな」
「いいの気にしないで。それに・・・」
「それに?」
恥ずかしそうに目をそむけるククリ
「ちょっとづつ、慣らしていけば・・・」
「・・・むふふふ〜」
「いや〜、えっち〜」
「さてと、そろそろ体洗って、いこっか」
「うん、なんだか生臭いしね」
お互い全裸であることも気にせず
仲良く手をつないで川へ向かっていく。
魔王を倒すために一緒に旅をする二人から
一緒に旅をするために魔王を倒しにいく関係になった二人。
そんな愛し合う恋人同士の旅はこれからも続いていくのであった。
―完―
駄文に長々と付き合っていただきありがとうございました。
今、最初に書き込んだ日付を確認したら
もう一ヶ月近くもたってしまっていて、なんともはやι
言い訳になりますけど文章を書き始めると
もっとこうした方がいいかな?っていう感じで
どうも推敲しすぎちゃうんですよ
また機会があったら全部完成させた状態から
一気に全部投下するようにしたいですね
乙、神作品でした。
>>177がくさすぎる(ギップル的な意味で)w エロもよかった。
またの機会を楽しみにしてます。・・・自分も何か書いてみようかな?w
>>183 ありがとうございます。
ギップルだそうかとも考えたんですけど
お笑いになっちゃうから自重しましたw
予告
ニケ×レイド
そろそろ保守しておくか
187 :
185:2007/11/18(日) 01:35:57 ID:i03kwp3g
あの・・・反対意見がないようなら、実行しますよ?
おけおけ
いやいや、801板でやれよ
けいかい
ヒーラリヒラリラ呉
最近、勇者さんとククリさんの様子が変なんです。
夜な夜な起き出したかと思うと、二人で小一時間ほどどこかに行ってしまうんです。
そのことをジュジュさんにも話したら、顔を赤くして、
放っといてあげたほうがいいわよ、と何やら意味深なことを言われてしまいました。
何か知っているようなんですけど、それ以上なにを聞いても頑として
教えてくれませんでした。
ある日、ぼくはこっそり二人を尾行してみることにしました。
物音を立てないよう気をつけながら抜け出していった二人は、テントから
少し離れた場所の茂みの中に入っていったんです。
どうやら二人は、そこで何かをはじめたみたいです。
暗さと茂みを覆う草のせいでよく見えなかったので、ぼくは近くの木陰に隠れて
二人の声に聞き耳を立ててみました。
すると、ククリさんの声が聞こえてきたんです。
やや上擦った声で「勇者様ぁ、そこぉ」だとか「気持ちいい」とか、
心なしか荒くなった息遣いが……
次いで、勇者さんが「ここ? こっちのほうが好きなんだろ」と
意地悪をしているような、からかうような調子で言いました。
ククリさんの声や息遣いは、勇者さんの調子に合わせて、熱く荒くなっていきます。
俄然、興味が湧いたぼくは、二人に気付かれないようにしながら近付いてみました。
一歩一歩に神経を使って、慎重に二人のいる茂みに近付いていきます。
そのとき、夜空を覆っていた雲がわずかに途切れ、その切れ間から月の光が
射しました。茂みの中に浮かんだ二人の影は、地面に寝そべった一人の上に、
もう一人が座っているように見えたんです。
いったい、あの二人は何をしているんでしょうか?
ますます掻き立てられた好奇心を抑えられなくなったぼくは、
思いきって疑問の真相をこの目で確かめてみることにしました。
二人のいる茂みに手を突っ込んで、がさっと掻き分けました。
「ト、トマ!?」「トマくん!」
勇者さんとククリさんが、揃ってぎょっとした顔で、突然現れたぼくを見ました。
あの影の通りの関係で、二人は身体を重ねていたんです。
「な、何をしてるんですか?」
我ながら間の抜けた質問だなぁ、と今になって思いますが、興奮しきっていた
このときのぼくには、これが精一杯でした。
「な、何って、なぁ?」
「み、見ての通りよ」
二人とも揃って、照れた笑顔を浮かべています。
「見つかっちゃったし、トマにも手伝ってもらおうぜ」
「えっ?」
勇者さんの発言に、ククリさんは顔を真っ赤にしました。
そして、ぼくのほうを恥ずかしそうに見て、
「い、いい? トマくん」
「ぼ、ぼくは構いませんけど……」
「じゃあ、来て。勇者様と一緒に、お願い」
ぼくは誘われるままに茂みへと入ると、ククリさんの傍らに座りました。
隣にいる勇者さんの見よう見真似で、同じことをククリさんにしていきます。
ぼくの手が、指先がククリさんの肌を刺激するたびに、さっきと同じ嬌声をあげていました。
「なかなかやるじゃん。トマ」
ククリさんの身体に手を這わせながら、勇者さんがぼくに言いました。
「そ、そうですか? 初めてなんで、勝手がよく解らないんですが」
「なあ、ククリ。トマ、結構うまいよな?」
「う、うん。初めてだなんて信じられないくらい」
「じゃあさ、トマとオレ、どっちのが気持ちいい?」
「えっ? そ、それは……」
勇者さんの意地悪な質問に、ククリさんは俯きながら、
「ゆ、ゆうしゃさまのほう」
「あ、当たり前ですよっ! 初心者のぼくと勇者さんを比べて、ぼくなんかに
勝ち目があるわけないじゃないですか」
ククリさんがそう答えると確信していたように勇者さんは笑いました。
「それにオレはククリの気持ちいいとこ、もう全部知ってるしな」
その台詞で、ぼっと火がついたように顔を真っ赤にしたククリさんは言葉を失って、
顔を伏せてしまいました。
「あれ? オレ、なんかマズイこと言った?」
「し、知らないっ!」
それから小一時間した頃。
ぼくたち三人はジュジュさんを残してきたテントに向かって夜道を歩いていました。
「ごめんね。トマくんにまで、あんなこと手伝わせちゃって」
「オレも、ついノリで頼んじゃったけど、悪かったよ」
「いえ、いいですよ。あのくらいのことなら、これからはいつでも言ってくださいね。
ぼくでよければ手伝いますから」
二人が夜な夜なテントを抜け出して、いったい何をしていたのかというと、
筋肉痛で困っていたククリさんのマッサージをしていたのでした。
踊りながら魔法陣を書く、というのは見た目よりずっと身体に疲労が溜まると
ククリさんは言っていました。
勇者さんは、そんなククリさんを思いやって、毎晩自分から申し出て、
マッサージをしてあげていたのでした。
三人の先頭を歩いていた勇者さんが、テントの近くまできて、
「ジュジュが寝てるから、起こさないようにそっと、な」
「うん」「はい」
ぼくたちは足音を忍ばせて、テントに向かいました。
勇者さんがテントの入口を開けたとき、なぜかその動きが止まりました。
まるで見てはいけない何かを見たような感じで、開けた入口を閉じたんです。
テントに入ろうとするぼくとククリさんを押し止めて、今しがた三人で
静かに入ろうと申し合わせた場所まで遠ざかってくると、
「も、もう少し散歩でもしてこようぜ」
勇者さんが、不自然な笑顔でそう言いました。
「どうかしたんですか?」
「ジュジュちゃん、寝てたんじゃないの?」
勇者さんは、ぼくたちの問いかけに、いいから、と言うだけで
強引にぼくたち二人を引っ張ってテントから離れていきました。
いったい、どうしたというんでしょう?
ぼくの知らない事は、まだまだたくさんあるみたいです。
トマカワイス保守
ぼうぎょ
保守も兼ねてなんとなく考えているネタ
(書くかどうかは別)
・ククリがケムケムに脱がされて…
・両手をケガしたニケがククリにいろいろ…
・目をケガしたククリがニケにいろいろ…
・ダンジョンの中の仕掛けでビキニスタイルのククリのスカートが…
・闇のお姉さんが捕まって助かったと思ったら…
【勇者は何かを期待している】
199 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 10:01:03 ID:wLL6wyql
久々にアニメ見たらビケインがかわいすぎる
そのときのククリちゃんは幼すぎる
ぼくにはとてもできない
>>199 村人はどうしてビケインに村娘救出を求めなかったのかいまだに気になって仕方ない
普通真っ先に仙人に助けを求めるだろう。村人が仙人の存在を知らなかったのかもしれないが、
ビケインの方はは村人がモンスターに悩まされているを知っていたはずで、だったらちょろっと
アジトに殴りこんで解決してやることもできたはずた
そうなっていれば手軽においしく村娘の身代わりに触手陵辱輪姦されるビケインたんの妄想ができたというのに
204 :
雄獣厨:2007/12/15(土) 22:19:17 ID:vwhay3CB
その前にビケインって女?
>>203 村人は「藁にもすがる思い」と言って見るからに怪しいキタキタ親父や
子供のニケとククリにまで頼みこんでおきながら、ビケインを頼りに
しなかったってことは噂程度すら知らなかったんだろうな。
ビケインのほうは魔物の存在じゃなく(ニケの?)強い力を感じてやって来て、
たまたま二人のピンチを救う形になっただけなんじゃなかったっけ?
それ以前に、光魔法の使い手で仙人とはいえビケインが魔物と戦う力を
持っていたのか疑問。
二人のピンチに攻撃魔法を使わなかったり、
光魔法を覚えたてのニケにまったく手を貸そうとしなかったり、
ビケインには攻撃魔法や戦いが苦手っぽいイメージがある。
206 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:15:47 ID:cArWIIG2
緊急保守
207 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:55:09 ID:IBJGE+RM
保守age
208 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:16:19 ID:Zi6TioQ4
支援
ある日、レイドが
(人間で言う)かっこいい魔法しか使えなくなった
ククリちゃんに
レイープ
された
お菓子照る
通りすがりですが保守します
いい作品ばかりなので頑張ってください
ニケ×レイド
書いてもいいですか?
いいえ
大いに結構です
再び通りすがりです。
「801板でやってくれ」
と、ありましたね。
ニケ×レイドの801は勘弁だが、
ククリを巡っての一騎打ちでマジ決着!なんてのなら読んでみたいかな。
むしろエロなんかいらないから、その分ギャグとシリアスてんこ盛りで。
原作でニケvsレイドの最終決着がドタキャンになった分ずっと消化不良かかえてんだよね。
ある意味、魔王ギリとの戦いより恋敵との決着のほうが恋愛イベント的に
ずっと重要でおいしい見せ場満載だと思ってたんだがなぁ。
衛藤(担当編集?)はそうは思わなかったようで。
またまた通りすがりです。
何か楽しくなってきたので、文句出るまで居座ります。オイッ!(゚Д゚;)
>>220 エロパロ板ですし、エロは要るかと思われます……。
ただ、ストーリー的に面白い物になりそうだな、って気はしますね……。
というか、小説を書いた経験のある者として、妄想を膨らませてしまったという……。
エロパロが初めての上、物書きとしてもまだまだ初心者なんですが、書いても宜しいでしょうか……?
いや、全部の作品に関してエロ抜きでいいって意味じゃなくてだな。
「ニケとレイドの決着」ってのに限って言えばエロ要素なくても見たいってことで。
それとエロパロ板だからって必ずエロを入れないといけないみたいな掟はないよ。
ここの前スレにも「どちらかというとエロ無しのほうがよかったかも」
という評価を受けた作品があるくらいだし。
要らぬお節介かもしれんが書き手志望の初心者なら、
下記のスレの1にある【過去ログまとめ】に目を通しておくと勉強になるかも。
SS書きの控え室 73号室
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197211035/ ※現行スレは悪い意味で混沌としているので読む価値なし。むしろ読まない方がいい。
肝心なことを書き忘れたけど、書きたいネタができても
わざわざ住人にお伺い立てる必要はないよ。
むしろ何も言わずに完結まで書きあげて、これから投下しますってスタイルのほうが
好まれるって意見を読み手の控え室でよく見る。
かくいう俺もそのクチだな。
書いてくれるならwktkしながら待ってるよ。
>>222-223殿
このような初心者に丁寧なご説明、ありがとう御座います。
では、少し勉強してから、頑張って書いてみようかと思います。
案が固まってから、また来ます。
225 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 22:01:51 ID:Kp1AUKZ6
ヨンヨン上昇!
226 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 23:55:22 ID:Mjh0Uvin
ピッ ピンクボム…!オ、オレはっ…!
なっ 何するのレイド!!やめてぇ〜 勇者様助けて!
「待て!そこまでだ!!」
【キタキタおやじが現れた!】
どうする?
たすけてもらう
たすけをよぶ
しりでグルグルをかく
ぬぐ
228 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 20:03:38 ID:hChqkBUA
ぬぐ
ミノチラ
230 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 22:39:50 ID:ZiyFsT1N
ケベスベスを呼ぶ
キタキタ親父のすぽーんは見たくないぞ。
232 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 07:23:50 ID:2MWZIomS
や〜!!こないでぇ
今日明日にもニケ×ククリ投下させていただきます
期待なさらず…
【勇者は何かを期待している!】
お待たせしました。
ニケ×ククリです。
>>25さんのネタを勝手ながら拝借して書きました。ごめんなさい。
ちなみにエロでは無いです↓
魔王ギリを倒すため、旅に出た勇者ニケと魔法使いククリ。
新大陸を目指して旅を続ける二人であったが―…
「勇者様、ごめんなさい…」
ククリは今にも泣き出しそうな顔で、仰向けになっている自分の横に座っているニケに言う。
「気にするなって。せっかくだ、今日は一日ゆっくり休もうぜ」
長旅の疲れか、体調を崩してしまったククリにニケは労りの言葉をかける。
外はあいにくの曇り空で、ギップルのテントの中は薄暗く肌寒かった。
ニケがククリの額に触れる。
「ゆっ、勇者様…!?」
突然のことに、ククリの心音は跳ね上がった。
「顔が赤いな。熱も少しあるんじゃないか?」
間近にあるニケの顔。真っ赤に火照ったククリの顔から、シュウシュウと蒸気が吹き出る。
「オレ、何か食料探してくるよ。おとなしく寝てろよ」
「は、はい…!」
ニケがテントから出ていくと、ククリはそれまで詰めていた息を吐き出した。
無意識に毛布を握り締めていた指先が冷たい。
(勇者様のドアップ…!早く元気にならなきゃいけないのに、風邪もたまにはいいかも…なんてあたしったらキャー!勇者様スキスキー!!)
【ククリは我を忘れている】
「食料食料っと…」
ククリのために栄養のあるものを食べさせてやりたいと思うニケだったが、森中を散々歩きまわってもそれなりのものは見つからない。
日が暮れ始め、寒波もいよいよ厳しくなってきたその時だった。
「これはこれは勇者どの!奇遇ですなー!」
「げっ!何故オヤジがここに…」
逃げ出したい気持ちでいっぱいだったが、背に腹は変えられず。
藁をも掴む思いで、ニケはオヤジに全ての事情を話した。
「なんとククリちゃんが!しかし心配ご無用ですぞ!このワシがお見舞いのキタキタ踊りを踊って差し上げ…」
「ええいうっとおしい!」
【最低な客人だった】
「とにかく一刻も早く戻らないとククリが心配だな…」
しかし手ぶらのままで戻るわけにもいかず、とうとうニケは腕を組んで考え込んでしまった。
「勇者どの、そういえば先ほどこんなものを見つけたのですがいかがですかな?」
【オヤジは"こしみの"から"薬草"を取り出した!】
「オヤジ…それを何処で…!?」
「しかしこの薬草が欲しければワシの踊りを見ていただきますぞ」
「断る!」
【勇者は即答した】
「ほほう、ククリちゃんの病気を治したくはないのですかな?」
「う……」
【オヤジはチャンスを逃さない】
「…許せ、オヤジ!」
【勇者はオヤジを谷へ突き落とした!】
「ああああああ勇者どの〜〜!!キタkt…」
さすが盗賊と言うべきか、ニケは一瞬の隙をついて薬草を奪い取ったのだった。
「オレ、忘れないよ。オヤジと過ごした日々―…」
【もはや忘れようがなかった!】
「勇者さん大変です!ククリさんが…!」
「ククリ!しっかりしろククリ!」
出掛ける前とは一変して、ククリの病状は深刻になっていた。
額も熱く、見るからにぐったりとして呼吸も苦しそうだ。
「ククリ、薬だ。飲めば楽になるぞ」
薬草を磨り潰したものを口元にやるものの、ぼんやりとした意識の中でもはや飲み込む力もない。
(参ったな…このままじゃククリが…)
しばらく迷っていたがニケは意を決し、薬と水を口に含む。
(ごめんな、ククリ)
遠慮がちにゆっくりと唇を合わせると、なかば強引にそれを嚥下させる。
「に、苦い……!」
【勇者は主人公にあるまじきひどい顔になった】
「ん…勇者さま…?」
ククリが目を覚ますと、外はすでに明るくなっていた。
看病疲れか、すっかり眠りこけていたニケも意識を取り戻す。
「ククリ!もう平気なのか?!」
「うん。なんだかとっても楽になっちゃった」
顔色も良く、久しぶりにククリの笑顔を見ることができてニケは心から安堵した。
しかしそれと同時に昨夜の恥ずかしい出来事が鮮明に思い出されて、ククリの唇から目が離せないでいるのだった。
「なーに勇者様?ククリの顔に何か付いてる?」
「い、いや!何でもない!そんなことより元気になって良かったよ!あっはっは!」
(言えない…絶対に言えない…)
「勇者様」
「ん?」
「どうもありがとう」
「あ…ああ」
【ギップルはこらえている!】
「勇者どのー!ククリちゃーん!探しましたぞー!」
「オ、オヤジさん!どうしてここにいるの〜?!」
「オヤジ…!確かにあの時突き落としたはず…!」
【勇者は身も蓋もない】
不自然なほど無傷なその姿に、ニケの脳裏に『オヤジ最強伝説』の文字が浮かんだ。
「景気づけにワシの踊りをご覧にいれますぞ〜!」
「やめて〜〜!!」
【ククリの攻撃!】
「いや〜ククリちゃんすっかり元気になって!それもこれも、ワシのこしみのにしまっておいた薬草のおかげですな〜!」
「こ、"こしみの"…?」
【ククリとニケは石になった!】
こうして『こしみのファーストキス事件』は、今後勇者の心の中だけで語られる事実となったのであった―…
終
まだまだ未熟なものを投下してしまってすみません
読んでくださった方ありがとうございました
(´・ω・`)
GJ!
ほぼ原作のままなノリがとても良かった。
しかし、空行が多過ぎてちょっと読み難く感じたのは惜しい。
>>244 読んでくださってありがとうございます。
アドバイスまで頂いて大変参考になりました。
次回からは気をつけます!
GJ&乙
原作でもこういう描写があってもよかったなぁと思うくらいな出来ですたw
GJ!
エロくなかったな いや実に自然ですた。
実際ククリちゃんが病気こいたらニケはこうするとおもう。
248 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 00:06:18 ID:Gfn73mZ0
GJ!!
コレを漫画で読んでみたいと思えるぐらいよかったです
249 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 18:39:42 ID:YGZX0YO7
エロくないですが、レイド→ククリネタを近々投下させていただきます。
250 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 21:35:58 ID:Bs09GMEn
できたので投下します。
レイド→ククリで、ニケとククリがギリを封印した後の話です。
何かレイドが純情です・・・
初めて書いたので、多少変なところもご容赦ください。
251 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 21:54:57 ID:Bs09GMEn
遠くの空に鳥が飛び立つ。
それを眺め、旅装の少年は雑踏の中で深くため息をついた。
巷間では魔王ギリが弱冠十三歳の少年少女により封印された、という椿事がしきりに取りざたされている。
そしてその少年たちのことを、彼はよく知っていた。
知らないままならよかったと思うほどに。
旅人の少年、レイドは、伝説の勇者ニケ、魔法使いククリとかつて対峙した魔性の者のひとりだった。
―そう、彼らはやったのだ、と彼は思う。
目的を遂げた彼らはそのままもとの日常に戻り、ただの敵でしかなかった自分のことなど忘れてしまっているだろう。
そしてきっと、実に当たり前のように少年と少女は恋をして、彼女は彼のものになるだろう。
思っただけで、胸が潰れるように痛んだ。
その時だった。
252 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 21:56:56 ID:Bs09GMEn
「やっぱりレイドだ」
視界に入ってきたのは、赤みがかかった栗色の長い三つ編み。
黒いローブに赤い頬。彼が思い描いていた少女、ククリそのものだった。
そして彼女は、彼の思い描いていた通り、花のように笑う。
「こんなところで何してるの?」
「・・・旅をしている」
突然目の前に現れたククリに驚きながら、しかしそれを隠すようにレイドが答える。
現在レイドは旅をしていた。
諸国を巡行し、ただ魔法の修得や研究をする毎日を送っている。
ククリに逢うまでは、魔法にしか興味がなかったのだから、またその生活に戻るだけなのだった。
「今から宿に向かうところだ」
レイドが、ククリの背にしているほうを指すと、今度はククリが驚く番だった。
「宿って・・・、すごい建物じゃない!」
レイドが指したのは、ククリが今まで泊まったこともないような、壮麗な楼閣だった。
高層で、一体何階まであるのか見当もつかない。
きっと宿料も高いのだろう。
どういうわけか、相変わらず彼は財源には事欠かないようだった。
「ねえ、あたしもちょっと連れて行ってくれない?」
「え・・・」
弾かれたように見返すと、ククリは美しい楼閣に見入っていた。
無垢な表情を見せるところを見ると、他意はないのだろう。
おそらく、ただ純粋に楼上の風景が見てみたい、などという、それだけのものだろう、とレイドは推察する。
ただ、それだけだろう、と。
続きマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン あとsage推奨です
254 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:42:45 ID:SxQXVirc
「――あいつは」
ククリを自分の部屋(最も上等なものにさせた)に案内すると、窓際に立つ彼女にレイドは尋ねた。
ずっと訊きたかったことだ。
「ニケくん?・・・あたしがあんまり買い物長いから、先に行っちゃった」
「・・・そうか」
―ニケくん。今はそう呼ぶ仲にまで進展しているのかと、予想はしていたが、レイドの胸はまた痛んだ。
「あたしたち、また旅をしているの」
そうか、とまた言ってレイドは宿の者に用意させた紅茶をククリのカップに入れてやる。菓子を添えてテーブルに置けば、呼ばれずともククリが寄ってきた。
「あのね、レイド。あたしずっとレイドを探していたの」
ククリが笑顔で話すと、レイドは口に付けたコーヒーで火傷しそうになった。
「つっ・・・!」
「大丈夫!?レイド」
「あ、ああ・・・それで・・・」
調子を取り戻しながら、レイドの思考はぐるぐる廻る。
―自分を探していた?
あんなに酷いことをしたのに?あんなに困らせたのに?
あんなに、格好悪い別れ方をしたのに・・・。
255 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:43:34 ID:SxQXVirc
「なんで・・・」
「なんでって、レイド、どうしてるかなって思って。もしかしたらレイド、ひとりで、さみしいんじゃないかって・・・」
純真な。あまりに純真な。
レイド自身さえ露ほどにも気にしていなかったことを、目の前の娘は本気で心配していたのだ。
実際、彼は現在ひとりであったが、そんなことは今に始まったことではないし、慣れている。
レイドはククリの純心に一驚した。
「そんな、俺、お前に色々酷いことしてきたのに・・・」
「もう、忘れたよ」
思ったことをそのままいえば、相手もそのまま言葉を返す。
「ねえレイド、よかったらあたしたちのパーティーに入らない?」
彼女の言い出すことはまるで予見が出来ない。
レイドが言葉を失っていると、無邪気にククリは続けた。
「やっぱり嫌、かな・・・。
あっ、そうだ。アラハビカはね、アナスタシアと繋がってて、毎日とっても楽しくて・・・・・・。
それで、レイドも一緒に・・・」
ククリの声はそれで途切れた。
256 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:45:00 ID:SxQXVirc
レイドが何だか切なそうな顔をしたからだ。
今まで自分が言い続けていたことを、逆に相手に言われて、レイドは心に痛切なものを感じた。
この娘は優しい。本当に優しいのだ。
そう自分に言い聞かすレイドに、ククリはまたも見当違いな心配をした。
「レイド・・・?もしかして、ギリのことで心を痛めてるの・・・?ごめんね、ククリったら自分のことばっかり・・・」
「いや・・・」
慌てる彼女を急いで制す。
「俺は確かに魔王の命で動いていた。
だけど、途中からは・・・使命も、魔界のこともどうでもよかったんだ」
「え?そうなの?」
ただ能力を持て余していた頃は、魔族が世界を制するのも面白いなどと考えていたが、さほどの執着は端からなかった。
しかし、魔界のプリンスとしての名声はいまだ衰えることはなく、次期王との支持も高いが、そんなことに興味はない。
数千数万の魔道の臣下の支持も、自分がククリの、たったひとりの小さな少女にとっての王子様になりえなければ無価値だった。
257 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:45:48 ID:SxQXVirc
「どうでもよかったの・・・?どうして?」
ククリはあくまで無邪気に問う。
そのきょとんとした可愛らしい仕草に、レイドはこの場に押し倒して奪ってしまいたいという欲求を抑えなければならなくなった。
いけない、と、その衝動を逃がすようにコーヒーを飲みながらレイドは思う。
ならばせめて、この思いを告白できればと。
「それは・・・、実は俺、お前のこと、が・・・」
「何これおいしーっ!」
かすれたレイドの声はククリの歓声にあっさりとかき消された。レイドが驚いて見れば、ククリはレイドの出した菓子の、ピンク色の塊を、うっとりと見つめている。
「甘くって夢みたい!なあに、これ?」
「え?えーと・・・、ストロベリー・チョコレートだったと思うが・・・」
そんなに気に入ったかと問うと、ククリは満面の笑みで頷いた。
「こんなに美味しい物があるなんて!びっくりしちゃった。レイドも、こういうのが好きなの?」
「いや・・・俺は別に。それ、お前が好きかな、と思って」
「そうなんだ!・・・あれ、でもククリが好きって何でわかったの?」
「ん・・・だからそれは・・・」
258 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:53:15 ID:SxQXVirc
言うより先に、レイドはククリに寄っていた。
そうして唐突に彼女の頭を引き寄せて、その唇に、自分の唇を重ねたのだった。
「ん、んんっ・・・!」
それは、ククリに物を考える暇を与えなかった。
レイドの髪飾りが額にぶつかり思わず目を瞑る。
唐突のことに少女の力はすっかり抜けてしまい、歯列が開けば、その中に勢いよく濡れた舌が侵入してきた。
彼は彼女を逃がさないように頬を包み込み、しかし優しく舌を吸い上げくる。
それでいて彼の舌は全く容赦を知らず、少女の舌を味わうように舐めあげた。
くちゅ、という音が閑寂な部屋に響く中、ククリは自分の身体がドクンと反応するのを一瞬感じとった。
―やだ、あたし・・・。
ククリは必死に正気を呼び戻し、目の前の男の身体を押し戻そうと彼の胸に両手をついた。
その抵抗に気づきレイドも、理性を取り戻したようだった。
彼は名残惜しそうにしながらも、少女から唇を離した。
259 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:54:49 ID:SxQXVirc
ククリはやっと開放された唇から小さな呟きを漏らす。
そして彼がまだ幼いと思っていた少女は、艶やかに潤んだ瞳で、切なげに彼を見つめた。何て目で見てくるんだ、とレイドが閉口していると、
「な・・・何するの・・・!」
途切れ途切れになりながらも、ククリが叫びながら訴えてきた。
「何・・・って、キス・・・」
レイドがそのままの事実を返答すれば、
「キ、キス・・・?」
目を丸くして、たちまち頬を染める。
「もしかして、こんなことも知らないのか」
「!」
レイドがどこか嬉しそうに言ってくるのに、からかわれたと感じたククリは憤怒した。
「し、知ってるもん!」
そう言い放ち、レイドから離れ、渾身の牽制をする。
さらに頬を染めて続けた。
260 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:57:12 ID:SxQXVirc
「したことあるもん・・・ニケくんに」
その名を聞いて、レイドの胸はまた、燃えるように痛んだ。
そんな彼には気づかずに、ククリは懸命に話す。
「・・・でも、こんなのじゃなかったもん・・・」
内心傷ついたレイドだったが、彼の心はすぐに持ち直した。
少女の紅潮した顔は、やはりいじらしかったのだ。
それを眺め、レイドはからかうように笑う。
「じゃあどんなのだったんだ?」
「ええ、それは・・・」
「してみせてくれよ」
そう迫れば、ククリは狼狽し、素早くかぶりをふって受け付けない。
「俺に、勇者サマと同じキスをしてくれよ」
「やだもん・・・ニケくんじゃないとやっ!」
勇者様。いつでも彼女は勇者様のことばかり。
それが、どうしようもなくもどかしくて、今度は踵を返して拒絶を示す彼女に、レイドは手を伸ばす。
ククリは全速で扉の方へ走ったのだが、その身はたちまち彼の腕の中に捕らえられた。
261 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:58:00 ID:SxQXVirc
「きゃっ!」
困惑する間もなく、身体とすくい上げるようにして抱き上げられた。
「や・・・」
そして、軽い彼女の身体が彼のベッドの上に運ばれるまでに、そう時間はかからなかった。
「な、なに・・・?」
状況が理解できず、身を硬くする少女に、彼はその顔を至近距離から睨んだ。
そういえば、以前にもこのようなことがあったと、レイドは思い出す。
あの時彼女は無防備にも下着まで見せて泣いていたと言うのに、あの時の自分は何もかもを見逃した。
もっと早くこうして置けばよかったのに、恋情を自覚するのとしないのとではこうも違うのか。
彼女の片方の三つ編みに口付ければ、ふわっとして、甘い匂いに刺激された。
そして、強く力は入れないよう気を配りながら、わざと深くのしかかると、少女はつらそうな顔をして何とか逃れようを身をよじる。
それすらも許さずに抱きしめれば腕の中で震え、それがまた、彼をさらに刺激した。
262 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:59:28 ID:SxQXVirc
「レ、レイド・・・?何を・・・」
「キスが嫌なら、他のことをしてもらう」
言いながら、まずどうしてやろうとレイドは迷う。
着ている物を一枚一枚剥くのもいいし、引き裂いてやってもいい。
着たままでも構わなかった。
今度こそ泣こうがわめこうが、ただ獰猛に押さえつけ、すべてを奪ってやろう。
その体中に自分の印を刻みつけ、他の誰にも触れられないように・・・。
そう思う一方で、彼女が本気で嫌がるのなら止めようという気持ちもあった。
わかっているのだ。こんなことをしても駄目だということは。
自分が彼女をどうしようが、彼女の心は寸分の隙間もなくあの男で埋め尽くされていて、自分の入る余地などどこを探してもないということを。
部屋の出口という出口は開錠してある。
何なら、自分から出て行くのもいい。
彼女の至純さを奪うことは、どうしてもできない。
しかし、彼女がもし拒絶をしないのなら・・・。
そこで彼の思考は途切れた。
263 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 10:02:59 ID:SxQXVirc
「レイド、ま、待って!」
レイドは頬に、一瞬やわらかい感触を感じた。
ククリが自分に口付けたのだと気づいた頃には、すでに彼女は顔を離していた。
彼女は自身の行動の恥ずかしさに耐え切れないのか、俯いている。
「し、したよ・・・キス・・・。だから、もういじわるしないで・・・」
触れるだけの、子供じみたキス。
的外れな、子供じみた言葉。
こんなことしか知らないのかと、レイドは思ったが、彼にはそれが嬉しかった。
「わかったよ。ごめんな、怖がらせて・・・」
頭をなでながら、ククリの額に軽くキスを返すと、少女は小さく声を上げる。
力を緩めて解放してやると、彼女はそそくさと出口まで駆け寄った。
「もう、レイドのばか。心配して損したわよ」
自分に向かってあかんべをしながらも、震えながら言う少女を、レイドはあらためて愛しいと思った。
ドアが閉まると、レイドは深いため息をつく。
これで、彼女はもう自分を見つけたとしてもよっては来ないだろう。
二度と会うことはあるまい・・・。
そう思った矢先、ドアが再び開いた。
視線をやれば、扉の向こうから、先ほどと同じ、長い三つ編み、黒いローブと赤い頬がこちらを見つめていた。彼は一瞬幻覚かとさえ疑ったが、彼女は多少焦りながらも、いつもの調子で口を開いた。
「あのね、レイド・・・も、もういじわるしないなら、いつでも皆のところに来ていんだからね!」
264 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 10:06:31 ID:SxQXVirc
それだけ言うと、またドアが閉まった。
「・・・・・・」
レイドはしばし呆然としていた。
―嫌わないでいてくれるのか、こんな自分を?
彼の胸に、あたたかな、しかしやはり痛むような感覚が疼く。
「・・・蛇の生殺しとはよく言ったものだ・・・・」
キスは、ストロベリー・チョコレートの味がした。
今日も、好きとは言えなかった。
終
当初レイド→ククリなら寝取られでいくしかないだろうと思っていましたが、原作読むにつれてレイドにそんなことできるだろうかという疑問に襲われ結局青春になりました。
無駄に長くなってすみません。
読んでくださった方、ありがとうございました。
GJ。凄く良かったです。
乙、レイドは不憫すぐる・・・そしてツンデレククリに萌えた
つまんね
>>236です。
前回はありがとうございました。
ニケククで書こうと思うのですが、ご希望ありましたらお願いします。
エロ苦手ですが微エロ程度なら大丈夫です。
269 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:20:08 ID:fE6x3gRK
ここって過疎がデフォルトなのか……
271 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 14:16:02 ID:cATj1qwS
,. -――- 、
/し, / _>.
/ { \レ/,二^ニ′,ハ
|'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|
|^ー'⌒l^へ〜っ_と',!
__ ! u' | /
/´ ̄ `! ヽ | u' , イ
| `にこ匸'_ノ |\_!__.. -'/ /|
ノ u { _.. -―| :{ ,/ / \
. / l | __ / ̄ ̄`>'´ ノ' ´ {、 \
/ |/ {'´ `ヽ. " ̄\ U `ヽ. __,,.. -‐丶 u ヽ
| / ヾ、.. } u' 〉、 } `ー''´ /´ ̄ `ヽ '" ̄\
! :} )「` ノ、 ノ l\"´_,,ニ=-― <´ ヽ{ ノ( `、 |
l 、_,/j `ー一''" }, ノ , '''''"" \ ヽ ⌒ヾ v |
ヽ _ / } {. { l ┌n‐く ヽ/ ``\ ノ
`¨´ `¨¨¨¨´ ̄`{ 0 `'^┴'ー┘|ヾ }、 u' ` --‐r'′
【緊急】押し貸し詐欺にご注意ください
毎年2月中旬になると
チョコレートなどの物品を渡し、一ヶ月後に3倍などの法外な利息を請求する
いわゆる「押し貸し」による被害が多発します。
今年度もこのような詐欺が横行することが予想されますので、
くれぐれもご注意ください。
また、万が一これらの詐欺にあってしまったら、
消費者生活センターや警視庁に相談しましょう。
【消費生活センター】全国の消費生活センター
保守
ククリだって女の子なんだから、時にはパンツにシミを付けることもあるだろう・・・
だとするとあのカボパンにはどんな形のシミがつくのだろうか
>>274 13巻あたりではもうククリは生理があったような気がする。なんとなく
>>275 なんと!・・・あの容姿で、もう赤ちゃんが産める身体になっているとは!
13歳にもなってお赤飯まだなのが問題なのか
あんな容姿でもお赤飯来てるのが問題なのか
ククリちゃんよりジュジュちゃんのほうが汚すと思うけどな
しかも本人わかっていないはずだし。
280 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 13:20:55 ID:uigdRw/S
281 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 18:51:19 ID:sJ6p+fIo
┌∧┐
<@>
―― └∨┘
/ \ || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
M ′|||||||||||||||||||||< >280-281 とかげのしっぽ!
(X) | (||| ( l ( || \_______
(X)(X)(X)(X) ll、 C)||
M (X)|⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ |◯ ≡≡≡≡
(X) (X) | |◯___ ≡ ≡
(X)(X) | ー―― ´ ||/ヽ \ / <≡≡≡≡≡≡≡ ≡
| | || ヽ /ヽ ≡ ≡
( | || ヽ | ≡≡≡≡
` ー―┬ ´ )| ヽ |
(_/∪ ____ヽ /
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄
↑ 誕生日おめでと〜〜〜
284 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:16:12 ID:DbBT8/z3
レイククってまだ需要ありますか・・・?
ありあり
ところで、レイククなら種族が違うから、ククリは中出しされても安心だよね?
個人的に好きなカプだからwktkして待ってる!
保守
288 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 22:25:28 ID:sinIjLlI
289 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 22:52:44 ID:sinIjLlI
どうしてこうなってしまったのかわからない。
ククリは知らない部屋のベッドの上に座っていた。
どういうわけか、身体は動かない。
辺りを見渡せば、ベッドには天蓋がついているし、カーテンはレースだし、ドレッサーには小間物まで置かれている。
おかしな感じだ。
あまりにも理想的過ぎて、これは夢ではないかとククリは思う。
しかし、意識ははっきりしているし、身体を動かそうと何度試みてもまったく動かない。
そこで、ククリは記憶を辿るだけ辿ることにした。
―確か・・・そうだ。
勇者様と喧嘩をしたんだ。
喧嘩って言うより、勇者様が悪いのよ、あれは。
だってあんないかがわしい見世物なんかに行くから・・・。
しかも、こそこそと、やかなんじ。
だからあたし、とっても頭に来て闇雲に走って、迷子になっちゃって、それから・・・。
・・・・・・それから、魔物にあったんだ。
290 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 23:10:41 ID:sinIjLlI
そこからは思い出せない。
ククリはようやく気づいた。
―あの時、何かされちゃったんだわ・・・あたし。
レイドが久しぶりに登城した午後、メイドのひとりがレイドに声を掛けた。
普段はメイドなどから軽率に話しかけられることを厭うレイドだが、彼女の一言でそんなことも忘れてしまった。
―一体どういうことだ・・・?離れに向かえなどと・・・。
離れ、というのはレイドが自分の私邸の隣に設けた邸宅のことだ。
ククリを魔族に迎えた暁には、そこに住まわせようと考えて作らせた。
本望は一緒に暮らすことなのだが、まだ青いレイドには創造しただけで恥ずかしくて実行される見込みはなかった。
そのくせ、願望だけが一人歩きして、内部はどんどん飾られていくのだった。
その、役目を果たしていないところへなぜ・・・と考えながら、到着したレイドは扉を上げた。
291 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 23:12:22 ID:sinIjLlI
×創造→○想像
×上げた→開けた
です。・・・すみません
292 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 23:20:39 ID:sinIjLlI
別段何もない。
いつも通りの閑静な部屋が広がっている。
何なんだ。
思って次々に扉を開く。
最後は臥室だった。
そこだけが、他と違っていた。
そこはレイドが作り上げた青写真そのものだった。
つまり、完成形だったのである。
愛らしいもので埋め尽くした室内。
その中で、もっとも輝く小さな少女―ククリは本当に美しかった。
レースが幾重にもほどこされた服を着て、リボンで結われた髪には僅かに水滴が見られた。
まるで、姫だ。
レイドは、自分の理想とするその姿にすっかり見入ってしまった。
293 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 23:35:41 ID:sinIjLlI
一方、ククリはそれどころではなかった。
レイドが室内に入ってから、身体の呪縛が解けたような感じがしたのだが、やはり思うように動かず、勝手に動こうとさえしている。
それだけではない、鼓動が早くなっていく。
レイドを見るとなぜかドキドキした。
これまでは気づかなかったが、レイドが結構きれいな顔立ちをしていることがわかる。
そんなことを考えていると、身体がだんだん熱を帯びてきた。
―やだ、あたし、どうしちゃったのかしら。
これじゃレイドのことを好きになったみたいじゃない・・。
違う、それは違うと否定する心とは反対に、ククリの身体はついに勝手に動き出し、レイドに近づいていった。
続きwktk
保守
296 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 22:52:26 ID:8WL9t1kn
293の続き投下します。
297 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:00:29 ID:8WL9t1kn
レイドは目を見張った。
ククリが切なそうな顔で自分に身を寄せてきたからだ。
何度も夢に見たことだ。
やはり素晴らしかった。
しかし、夢想と現実との間の見境がつかなくなるほど病んではいない。
「お前・・・もしかして」
レイドはククリを検分する。
そして闇の世界に伝わる傀儡魔法に思い至った。
人間の肉体を傀儡するのは難易度が高い魔法だが、ここは魔界、目の前の少女にそういうことをする者がいてもおかしくはない。
「魔法、かけられてるのか・・・?」
言うと、ククリは涙を流しだした。
「・・・そうなんだな?言え、一体どいつにやられた」
どういうつもりか知らないが、こんな風に彼女の身体に手を出すなど万死に値する、とレイドは携えている刀に手をかけた。
だが、ククリは答えない。
298 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:14:42 ID:8WL9t1kn
言葉まで封じられているのか、操られているのか、ククリは口を固く閉ざしていた。
レイドに擦り寄るその身体は燃えるように熱い。
レイドは察した。
「まあ、おおかたは予想がつく。待っていろ。すぐ解いてやるからな」
レイドがそう言うと、ククリは淡く微笑む。
そのあどけない表情を見て、レイドは胸が熱くなると同時に、そんな少女をこのような状況にした者への憤りが強くなった。
一刻も早く彼女を解放したい一心で、部屋を飛び出そうとしたがそれは制止された。
ククリが彼を放さないのだ。
「れ・・・ど・・・、行かないで・・・」
すべては傀儡。
わかっている。
わかっているのに、レイドは切なくなった。
そんな自分を振り切るように、レイドはククリを押し戻す。
そして瞬時に手元から鎖を出現させ、彼女の両手を拘束した。
「やっ・・・!」
「辛いだろうが、魔法が解けるまで我慢してくれ」
「れいどぉ・・・」
レイドは振り向かず進んだ。
299 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:57:11 ID:8WL9t1kn
レイドが向かったのは、推定した魔物の生息する森だった。
魔物はレイドの姿に気づくと、なぜか満足げな笑みを浮かべる。
レイドの心中など気づく様子もなく、魔物は意気揚々と語りかけた。
「レイド様、お気に召したですか、あの魔法」
「やはり貴様か・・・」
間髪をいれず、レイドは抜き身を魔物に向ける。
ようやく魔物も、レイドが殺気立った目で自分を見ているのに気づいた。
「れ、レイド様・・・?」
「今すぐあの娘の魔法を解け」
レイドの意外な要求に魔物は困惑した。
絶対に喜ぶと思っていたからだ。
王子が敵方の娘にご執心、という噂は魔界では周知されているし、そのせいで本来の使命がおざなりになっていることも少々問題になっていた。
ならば、じれったい彼にその娘を献上すれば、何かしらの功績になるのではないかという考えだったのだ。
「レイド様・・・あの娘に懸想していたのではなかったですか?」
「・・・早く解け」
「それは・・・、できない、です」
魔物は説明した。
ククリにかけた魔法は特別なもので、目的を果たさなければ解けないということ。
彼女の身体の熱は疼きから来るもので、時間が経てば経つほど苦痛を呼び起こすこと。
300 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:58:02 ID:8WL9t1kn
「お前を斬れば、効力は切れるか」
説明を聞き終えたレイドの言葉はさらに冷たいものだった。
その低い声色に魔物は恐怖心を感じた。
本気だ。
肯定すれば触発、王子は自分に剣を振りかざすだろう。
レイドは逆鱗に触れられ、遂に声を荒げていった。
何度見たわからない、ククリを娶る夢。
ずっと手に入れたかった。
だが、こんな形でしか手に入れることが出来ないのなら、永遠に出来ない方がいい。
そのレイドの潔癖さは、魔界では理解されず、時に疎まれてさえいる。
魔物はばつが悪そうにしていたが、内心は自分の非を認めたくないようだった。
「零度様のことを思ってしてるですよ。・・・綺麗事言ったって、あの娘がレイド様に振り向くことはないですから」
301 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:58:40 ID:8WL9t1kn
痛いが、事実だ。
レイドは思った。
とうに魔界中に知れていたのだ。
自分の恋情も。
それがどこへも行くあてなどないということも。
少女が自分を選ぶことは未来永劫決してないということも。
そして悟った。
責めるべきは、目の前の魔物ではなく、彼女に眷恋し、それを周りに悟られるほど盲進した自分自身であるということを。
「・・・・・・娘の身体を解放しろ。そうすれば命だけは見逃してやる」
レイドは魔物に詰め寄り、変わらず冷酷な顔で言い放った。
「は、はい〜」
魔物は即座に頷いた。
そうするしかなかった。
302 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 07:55:45 ID:KhHLTFnk
変換ミス続きですみませ・・・
零度→レイドです;凡ミス
GJ! 続きに期待wktk
偉くねーな
305 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 14:14:56 ID:d2yOdUnG
301の続きです↓
306 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 14:51:47 ID:d2yOdUnG
ククリの元に戻ったレイドは、まず彼女の両手首から鎖を外してやった・
「痛かっただろう」
もう大丈夫だから、といいながら白い手首についた痕をさする。
「レイド・・・」
ククリは違和感を感じていた。
自由になったはずなのに、身体がどこか解放されていない気がする。
変な感じだ。
口を開けば、異様な吐息がもれそうになり、途切れながらククリは話した。
「・・・あのね、まだ、変なの。熱くて・・・それで」
「わかってる」
「えっ?」
レイドはククリを抱きしめた。
こうなったのも、すべて自分のせいだ。
ならば、傷つけるのも、嫌われるのも、自分だけがいい。
「な、何・・・・?」
レイドは不思議そうに見つめてくるククリの顔を引き寄せ、唇を重ねた。
「っ!?」
強引に舌を割りいれれば、ククリが驚き、苦しそうなうめきを上げた。
一度口付ければあとは夢中で舌を絡め、そのままベッドに押し倒す。
こんなキスはしたことがなかったのだろう、抱きしめられた身体がひくりと震えた。
火照っていた身体が、深いキスによってまた熱をあげる。
ククリの身体がさらに痺れると、レイドは唇を放し、着ているワンピースに手をかける。
「あっ」
一気にワンピースを剥がされて、ククリは恥ずかしさのあまり息を呑んだ。
そのまま、スリップもはだけられるとククリは堪らずレイドの手を掴んで小さく叫んだ。
「やだっ・・・!やめてぇ・・・脱がさないで」
「熱いんだろう?」
「だからって・・・」
「じゃあ着たままでするのか?」
レイドの言葉の意味が、ククリには理解できない。
「・・・どういうこと・・・?」
307 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 15:23:04 ID:d2yOdUnG
可哀想に、この娘は本当に何も知らないのだ、とレイドは哀れみの目でククリを見つめた。
自分だって一応初めてなことに変わりはないが、育った環境上猥雑な情報など節操なく入ってきていたし、身分上でも女性に誘われることも少なくない。
しかしもとより、そんなものに興味はない。
ククリだから興奮するのだ。
抵抗する両手は片手で抑えるに事足りた。
スリップをたくりあげ脱がせると、僅かだが二つの膨らみがふるんと顔を見せた。
「や・・・見ないでえっ!」
ククリの叫びも届かないほど、レイドはそれに見入ってしまった。
抵抗するククリの手首を拘束しているのももどかしく、手を放せばすぐに鷲掴みにする。
「・・・!やめて・・・やめっ・・・!」
揉みしだく手にククリの手が重なったが、レイドの力はさらに強くなるだけで、ククリを顰ませる。
ククリのそれは思ったとおり柔らかく弾力もあったが、時折硬さのあるものを感じた。
徐にククリの顔を見れば、下唇をかんで必死に耐えているようだった。
痛いかと聞くと、ククリは顔を真っ赤にして抗議した。
「痛いわよぉ・・・なんでこんなことするのよぅ、えっち」
あまりに痛かったのか、ククリが涙を流しだした。
レイドは彼女の幼さを再認識させられ、これ以上は気後れして胸から手を放した。
こんなこと自体まだ早いのだ、とレイドは思う。
どうせならもっと先にしてやりたかった。
こんな形でなく。
308 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 16:19:59 ID:d2yOdUnG
そんなことを考えながら、レイドはククリの首筋に口づけた。
「ひゃっ!?」
驚く少女が可愛くて、レイドは歯を立てて甘噛みをし、次々に痕をつけていく。
レイドはどこにでもキスをしたがった。
胸や谷間、二の腕、ククリが嫌がれば嫌がるほど、愛しげに何度も印を刻む。
「やぁ・・・んっ」
ククリは今度は自分の出した声に驚いて、声をこらえようと指を噛んだのだが、レイドにすぐに抜き取られ、優しく舐められた。
「我慢しなくていい・・・もっと聞きたい」
「うぅ・・・あぁっ・・・!」
レイドはククリの胸の先端を舌で撫で上げながら、もう片方の先端に刺激を与え続ける。
ククリはその度に跳ね上がった。
声を聞くたび、レイドは興奮を覚え、ついに自分の着ているものも脱ぎ捨てた。
「きゃっ!レイド・・・」
下着だけになった彼を見て、ククリは思わず目をそらした。
普段は服の形状でよく見えないが、こうして見るとレイドの肩はしっかりと張っているし、胴も堅そうだった。
よくよく考えれば、彼は身長だって見上げるほどに高いのだし、ニケよりも早くに変声してしまっている。
さっき掴まれた手も強かった。
男の人・・・なんだよね、とククリは自分が脱がされたときよりも恥ずかしい気持ちになった。
それと同時に、ニケのことが思い出されてククリは自分の状況に幼いながも背徳感を感じ、この隙に逃げようと決意する。
しかしククリのそんな心もレイドは見透かしたのか、彼は彼女を強く抱きしめる。
「放してっ、放してよ・・・!」
レイドは何も答えない。
今更許されるつもりもない。
心が手に入らないのなら、他のすべてを奪いたかった。
どうせ一夜限りの夢なら、と。
309 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 16:54:44 ID:d2yOdUnG
ククリの乱れた三つ編みはシュルリと解かれた。
下ろした姿も美しく、レイドは髪にもキスをする。
「・・・も・・・やめてよぉ」
ククリの嫌がる姿は可愛らしいものだったが、あまり拒絶を繰り返されると、レイドも流石に辛かった。
悲しげに見つめ返せば、ククリは気まずそうに俯いた。
「だって・・・こんなの、何だか、えっちなんだもん・・・。恥ずかしいよ」
「・・・これからもっと恥ずかしいことするのに?まだ・・・」
このままでは収まりがつかないのに、とレイドはククリの内股を撫でた。
ここにも、ここにも痕をつけたい・・・。
そんなことを考えながら、ククリの至る所をいじる。
その手の感触が堪らず、ククリは嬌声を上げた。
「ひゃんっ!ううぅー・・なんでよっ!」
「・・・痛かったら言え」
レイドはククリを今度は優しく抱きしめた。
素肌が触れられ、体温が伝われば、不思議と怖くなくなってくる。
レイドがまた唇を胸に埋めているのが見えた。
―何で、あたし・・・こんなことされてるのに・・・、とっても、とっても恥ずかしいのに・・。どうして・・・。
どうして、気持ちよくなっているんだろう、とククリは自分を恥じた。
レイドはククリの先端を口に含んでいる。
レイドが、ククリの特別反応を示すところを狙って刺激するので、ククリはどんどん昇っていく。
「やっ、も・・・だめぇ!やぁ!」
吸い上げられて、びくっと大きく跳ね上がった。
「・・・まったく、本当に敏感なんだな」
レイドはククリの反応を楽しむように、徐々に身体を下にずらしていく。
「れ・・・だめって!待って!」
彼女の下半身にもあちこちに自分の印をつけていくと、白い下着に行き着いた。
それにも手をかけると、ククリが全力で抵抗する。
「いやぁぁぁぁ!だめ!そこは絶対だめっ!」
久しぶりにツボにくる作品だGJ
続きを正座で待つよ
311 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 09:01:22 ID:9xFJSWYG
309の続きを投下します。
312 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 09:02:07 ID:9xFJSWYG
ククリは下着の端を必死に抑えてくる。
無理に引いたら破ってしまいそうだ。
レイドは仕方ないなというふうに、布越しに色が変わっている部分を指でなぞった。
「きゃあっ!?」
濡れた感触が確かにした。
やはり最初から穿かせたままでは色々と邪魔だと判断する。
そこで、ククリがその強烈な感覚に襲われているうちに、ゆっくりと下ろした。
腿まで下ろせば、ぷくりと丸い、可愛らしいものがレイドの目に映った。
その肌は彼女にふさわしく無垢で、すべすべと美しい。
文字通り、生まれたままの姿にレイドは困惑した。
「・・・お前、まだ生えてないのか?」
「えっ、何・・・?」
その声に呼び戻され、恐る恐るレイドを向けば、彼がまさかとは思っていたが・・・と、自分の下着を足から既に外して、脚を開かせようとしている。
見られている。
自分でも見たことがないところを。
ククリは青ざめた。
「や・・・!見ないでぇ!見ないでっ・・・!」
必死に逃れようとするが、両脚がレイドの手から逃れることはなかった。
「放してよっ、ばかばかばかっ!」
ククリが両脚を遮二無二上下させるので、まるで一矢を報いるように、片足がレイドの肩先に直撃した。
「たっ・・・。まったく、元気な姫君だ」
そういうところがいいのだけれど、とひとりごちて、レイドはククリの脚をさらに待ち上げ、開かせる。
余計に恥ずかしい格好になり、ククリは涙声で懇願するが、レイドは見るのをやめなかった。
ククリのそこはレイドが心配していた通り、白壁のような美しさで、ぴったりと閉じていた。
それはまだ未完成の証で、こんな幼い娘に自分は酷いことをしてるのだと、レイドの罪悪感を濃いものにした。
「何じっと見てるのよばかぁ・・・レイドのえっちぃ・・・」
ククリは恥ずかしくてシーツにしがみついている。
それには構わず、レイドは指を伸ばして閉じているところを開いた。
「っ!」
濡れて熱くなっていた部分を外気にさらされ、ククリは小さく叫んだ。
レイドが一体何を考えているのか、ククリにはわからない。
何もかもが信じられなかった。
313 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 09:03:10 ID:9xFJSWYG
「・・・こんな奥までピンクなんだな。きれいだ・・・」
やはりこの少女はピンク色でできている。
初めて見たときからそう感じていたのだ。
レイドはなかば陶然としてそこにも口付ける。
「あぁっ!」
これには堪らず、ククリは精一杯の力でレイドが埋めた頭を離そうと手を伸ばすのだが、レイドはそのまま舌を入れて容赦なく愛撫するので力が入らずどけらけない。
レイドは執拗な舌使いで、襞をひとつひとつ余すことなく丁寧に舐めた。
出したり入れたりすれば、少女には押し広げられる感触が堪らない。
「ふぅ・・・んっ!」
ククリは身体を震わせながら蜜でレイドの頬と口元を濡らした。
「そんなによかったか」
レイドは意地悪く笑い、指で蜜をとって舐めてみせる。
「よ、よくな・・・きゃうっ!?」
レイドは返事を待たずに指を入れる。
彼だって余裕はないのだ。
先ほどの愛撫でひくつた部分を強く刺激すれば、少女は堪えきれず落ちてゆく。
ククリの意識は遠かったが、レイドが指を増やしていけば、寸分の隙間もなく覆われて、彼女が吸い付いてくるようだった。
溢れる蜜の助けを借りて、そのままかきまわす。
「れ、れ、どっ・・・!やめてっ!」
激しい指の動きで気が付いたククリはやっとで叫ぶ。
「痛いのか?」
「そ、じゃなくてっ・・・くぅっ!」
それだけ聞けば、充分だった。
314 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 14:41:15 ID:FF/aNN5c
キモイ。
wktk
出来れば焦らさず投下してくれると嬉しい
316 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 07:51:06 ID:T+theNpp
>>314 このスレはそういうスレなんだよ。キモいとか書き込まないでくれる?
荒らしは無視して行こうではないか。
久しぶりにニケ×ククも欲しくなってきた。
ククリはもっと幼い行動をするかも知れないなぁ
ここでは問題ないけど。
320 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:10:07 ID:BYTDfOUt
すみません。書くの超遅いんです。312の続きです↓
321 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:11:30 ID:BYTDfOUt
無理矢理とはいえ、初めてなのだからできる限り優しくしたかったが、もう限界だった。
「挿れるぞ」
そう言って、レイドも下着を脱ぎ捨てる。
「…ふぇ…!?」
入り口に何かがあたっているのを感じたククリは体を起こして彼自身を見つけて絶句した。
―ウソ。
あんな…?
あれを…
どうするの…!?
歳の近いニケやククリと比べて、レイドは発育のいいほうだが、その逞しさはククリの常識の範疇を超越していた。
「やぁっ、入るわけないでしょおっ!」
尋常でない太さでそそりたっているのは、彼が人間でないからなのかと思ったが、ククリに本当のところはわからない。
まして、彼が自分のことを慕うが故になどとは、思うわけもなかった。
「そんな、大きいの入れたらどうかなっちゃうよぉ!」
ククリは恐怖心からいやいやと身をよじる。
だがレイドも必死だった。ククリの動きを両手で封じ腰を突き出して何度となく試みたが、やはり狭い。
ようやく、何とかうまく入ったと思った瞬間、ククリは激しい律動を受けて大粒の涙を流した。
322 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:15:21 ID:BYTDfOUt
「…いたぁ…!」
「少しだけ我慢してくれっ…怖くない、から」
ククリをなだめるように、レイドは優しく唇にキスをする。
レイドの真摯な顔つきにククリも応えるように、たどたどしく舌を絡ませる。
お互い苦しげな息を短く吐きながら、痛みは薄れた気がするから不思議だ。
ククリを見ると、初めての感覚に違和感を感じてはいるようだったが、思ったよりは痛がらない。
魔法の効力が、そうしているのかもしれなかった。
もしそうだとしたら、随分用意のいいことだと呆れもするが、そんなことは今更どうでもよかった。
「ほら…入った、だろ?」
彼はすぐに動き出した。
「えっ…待っ…!」
ここまでくれば我慢はできなかった。
欲望のままに少女に食らいつき、激しいまでの自身の熱さをその中に流しこむ。「……!」
わからない。
ククリにはもう何もわからなかった。
ただ見えるのは、レイドが真剣な目で自分に向かってくることだけ。
だがそれすらも薄れていく。
レイドは自身のすべてを余すことなく少女に注ぐのだが、小さな口は呑みきれず、溢れ出てはシーツに白濁を落としていった。
レイドが己を抜きとると、混じりあった互いの液が流れ出る。
323 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:21:03 ID:BYTDfOUt
レイドは陶然としたまま、それを見つめる。
―これで…
ククリは本当に解放されるはずだ、と思った矢先だった。
レイドは自分で自分に驚いた。
出し終えたばかりなのに、自身がすぐに勢いを取り戻したのだ。
―……
もう理性ではどうにもならないところまで来てしまったのだ、と哀しい性をただ嘆いた。
ククリはまだ意識が遠くにあるようだが、菊座がひくひくと痙攣しているのが見える。
その様子は、まるで自分を誘っているようで。
徐に双丘の谷間を指で辿ると、彼女は気を取り戻して声を上げた。
「はぅっ!」
今度は何事かと体を起こして見ると、レイドの顔が自分の未知の部分に埋められていた。
「ウソ…!?や、レイド、だめっ!」
「だめ…?ずるいな。こんなとこまできれいなんて」体をよじらせるククリをしっかりと捕らえたまま、零度は谷間の奥にキスをした。
「やだぁ…そんなところっ…くぅっ!」
ククリの哀願も虚しく、レイドは舌を進め、こじあけるように舐め解す。
ククリの拒絶の言葉など、今更何の意味もない。
レイドも気づいていた。
彼女は気持ちいいのだ。
本人は絶対に認めないだろうが、確実にここに感じている。
324 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:20:20 ID:BYTDfOUt
実際、ククリの蜜は蕾まで流れている。
それを自分の指と一緒に蕾へとずぶずぶ挿入すれば、ククリは実に素直に反応を示した。
「ふぅぅ…ず、ずるいのはどっちよっ!」
掻き出すように指を動かされ、ククリは快感を感じずにはいられない。
さらに掻き混ぜるようにして責めたてると、達した直後の身体は先程以上に敏感に反応した。
「も…やんっ、はぁん…」
探るように奥の奥まで指を侵入させれば、固かった蕾も、とろけるように柔らかくなってくる。
そして、レイドが内部の一点を刺激したときククリは狂いそうなまでの快感に思わず叫んだ。
「ああぁっ!」
それを見て、レイドは確認するようにもう一度そこに触れる。
先程より強く、確実に。
「ぁあん!」
「そうか。ここが好きか」レイドはククリの蕾に屹立を押し当てた。
「やだぁっ!入れないで…」
「ごめん、我慢できない」
レイドもまさか、ここがこんなにいいものかと思ってはいなかった。
いや、ククリのものだからこそ、こんなにいいのかもしれない。
蕾はわずかに抵抗したが、やがて彼を受け入れていった。
「…―――っ!」
「大丈夫だ…力を抜け」
そう言って、レイドは一気に貫いた。
325 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:25:36 ID:BYTDfOUt
「ウソ…、は、入っちゃ…はぃ…」
レイドは混乱したククリをしっかりと支えて、耳元で囁いた。
「ほら、ここ…好き、だろ?」
レイドはゆっくり動き出し、ククリの弱い部分を的確に突いていく。
「好きじゃなっ…!もぉっ…、やぁ!そこっ…」
「…嫌なのか」
それならば強要はしないと今更言うかのように、レイドは自身を抜きとった。
いきなり止められたククリはたまらない。
だからといって、自らしてくださいなどと口が裂けても言えない。
「ばかぁっ…!いじわる。レイドなんて嫌いよ」
―かわいすぎる。
嫌いはきついが…。
ククリはもう顔を見られるのも恥ずかしく、レイドにすがりついた。
レイドにはそれだけでもう十分で、彼を再び動かし、それは激しさを増した。
「ほら、好きなんだろ…?」
「好き、好き、好きよぉ…!れ…ど…」
好きよレイド。
そう言われたようで。
違うということはわかっていても、レイドの中心は燃えるように熱くなり、大きく脈を打った。
「レイド、あたし…もう」
「ああ…」
レイドはククリの顔にキスをして、また強く、深く己の証を撃ち込んだ。
326 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:30:52 ID:BYTDfOUt
その後も、恐ろしいことにレイドの勢いはなかなか止まらず、ククリは様々な体位で抱き締められた。
下世話な魔物が用意していった道具もそのうちに発見され、レイドの高い魔力により十分すぎるほどに役目を果たしていった。
ククリは体力を使いはたし深い眠りに落ち、レイドもようやく収まった頃には次の日になっていた。
「魔法を解くためだったの…?」
ククリは腰が立たなくなったので、レイドに風呂に入れてもらった。
浴室の鏡を見れば、昨日のことが思い出されてククリは恥ずかしくて堪らなくなる。
体中の赤は、当分は消えそうにない。
レイドは彼女が見苦しくないよう、元のように飾りたてながら、言葉を濁す。
最初はそうだったが、途中からは完全に自分に責任がある。
自分でも、自身の激しさに呆れはてていた。
「…でも、変なのはなくなったからレイドのおかげだね」
ククリが相変わらず無邪気に笑うので、レイドは顔が紅潮してまともに顔をあわせられない。
「ほ、ほら、できた」
レイドはククリの三つ編みを丁寧に編み終えると、僅かだが、嬉しそうに笑った。
その柔らかな眼差しに、ククリは別の人みたい…と驚いてしまう。
「ね、ねぇレイド」
327 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:40:53 ID:BYTDfOUt
「ん?」
ククリは昨日、聞いた気がしたのだ。
『好きだ、ククリ…』
彼がそう言ったような気が。
あの時は朦朧としていたからさだかではない。
そのまま意識が遠ざかったので、夢かもしれない。
第一、彼は自分をそんなふうに呼ばないし、絶対にそんなことは思っていないだろう。
「ううん、何でもない」
その後すぐに、ククリはニケに奪還されていった。
レイドは始終黙って殴られていた。
魔法は使わなかったし、使役している魔性の者たちにも一切手出しはさせなかった。
それがどういうわけなのか、ニケに考える余裕はなかった。
レイドはそれでよかった。
ククリの心のありかなどとうにわかっていたのに、それでもいつかは、と甘い夢を見た自分にすべての咎はあるのだと、レイドは自省する。
目を閉じれば、彼女の笑顔が胸をさす。
彼女に許されないほうがよかった。
この上なく嫌悪され、他の魔性の者のように、自分を殺してくれたらどんなに楽だろうか。
だが、それすらも叶わないのだろう。
こんなことで彼女の純真は失われはしないのだ。
どんなことがあっても、ククリは汚れたりしない。
その心は、あらゆる邪悪の侵入もできない。
だからこそ。
とりあえず勃った
GJ
乙、レイドカワイソス(´・ω・)
330 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 02:55:09 ID:PBWXc+ex
グッジョーーーブ!!!
ジュジュ様マダー?
保守
保守
誰か・・・誰か勇者はいないのか?
【勇者どころか村人すらいなかった】
トマ来い
保守
保守
保守
保守
保守
保守
344 :
保守:2008/05/11(日) 15:03:36 ID:nHOSdHDK
レイドは肛門蹴りでククリを攻撃
ククリに2のダメージを与えた
ククリは心に9のダメージを受けた
保守
保守
ククリのほっぺよりやわらかそうなおしりを守れるのは
かぼちゃぱんつがあってこそ。
そのぱんつを拝めるのはニケだけ。
>>347 でも、第一期のアニメではククリはニケ以外にもパンツ見せまくりだったような・・・
トマって胸見たの?
原作でさ
キタキタ「私のは見ておりますぞ〜っ!」
>349 トマ・ジュジュでおねがい。
ククリとジュジュの百合は頼めるか?
353 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 15:41:24 ID:VfAbzViG
ニケとククリ、トマとジュジュが
ギップルテントで4P
ある〜日 森の中 トマ3P
トマ < やるでゲス
>354-355 チャチャが混じっているな。
誰もイナイ…落とすなら今のうち
2年も前に初代スレ913に書いた話の続きを書いてきました。
ニケクク、甘甘。ククリのクリ逝き後からです。
ざあああ…
外の雨はいっそう強くなってきたようだった。
「…はぁぁっ……ぁ…っ」
ククリは全身の力が抜け、ぐったりとしている。腰だけが、まだ時おり、ぴくん、びくんと跳ねる。
ニケはぐっしょりになったククリの脱ぎかけのぱんつを取り去ると、自分も服を脱ぎ捨てた。
「ゆーしゃさま……」
力の入らない腕で求めるククリをきゅうっと抱き締め、キスをする。
さっきのよりも深いキス。今度はククリも舌を絡めてくる。
舌を舐めあい、口内をさわって、唾液を交換する。
ちゅっ、ちゅっ…ちゅぷ…
しまいにククリの口内に唾液を流し込んで唇を離すと、コクリとそれを飲み込んだ。
「ククリ…かわいかった」
「すごく…気持ち…よかったよぅ………」
とろんとした顔。
「もう…おれも、たまんなくなってきた」
見ると、ニケのモノはとっくにはちきれんばかりに大きくなっていた。
「ふわ…おっきぃ」
「入れても…いいかな」
「…」
腕の間で、恥ずかしさやら期待やらで顔を真っ赤にしたククリが小さくうなずく。
それを確認し、ニケはゆっくりと割れ目にそれをあてがった。
先ほど達したばかりのそこは、とろとろしたもので溢れかえっていて、
先っぽで入り口をなでているだけで吸い込まれそうになる。
くち、くちゅ…
「ん、んっ…」
感度があがって敏感になっているククリがもう耐えかねたようにしているのを見て、
ニケは標準を定めるとぐぐっと進入を始めた。
「ふあッ、ああ…ん…っ」
勇者様が分け入ってくるのがわかる。
久しぶりだけど、たくさんしてもらったから、あんまり痛くない…
「あ、ああ…あ…」
たまらなく切なくなって、ニケに抱きついて耐えた。
ほどなく、ふたりの腰がぴったりくっついて、ニケとククリは息をつく。
「よし。動くぞ」
ニケはゆっくり、動き出す。戻っては入りを繰り返し。
「…!…!ん、んん…っ!」
顔を真っ赤にして、ククリがぐっと声を押さえる。
それを見て、ニケは耳元でそっとささやいた。
「雨、ひどくなってきたから…我慢しないで大きい声出しても、大丈夫だよ」
「…!」
一気に、はじけた。
「あっ、あっ、はぁ、んんッ、ああ…っ!」
強く腰が突き動かされて、声が出ちゃう。止められない。
二人のつながっているところから聞こえる音も、あたしの声も、すごく、えっち…
くちゅ、くちゅ、ちゅぷ、ちゅく、ぐちゅ、ぐしゅっ…
言いようのない快感が身体を飲み込んでいく。
音も、声も、熱も、だんだんひどくなってくる。今日は、なんだか…。
「ふあ、ああ、んあ、うぁ、…んんんっ」
「うあ…く、めちゃくちゃ気持ちイイっ…」
勇者様がたまらなそうな顔をしてる。うれしい。あたしも、すっごく、気持ちいい…
「ゆっ、ゆう、ゆうしゃさまぁ」
ククリはニケの首に腕を回して引き寄せた。
ついと首をのばして、汗ばんだほっぺにキスをする。
「へへ、」
いたずらっ子のように笑うククリ。ニケにだけ聞こえる小さな声で、
「だ、いすき」
苦しいくらいぎゅうっと抱きしめた。息がつまりそうなほど。
そして、何もかも忘れてしまうような、深い深いくちづけ。
「おれも、大好き」
ククリが破顔する。
お互いの背に腕を回し、これ以上できないほど身体をくっつけながら。
ぴったりと合わせた汗ばんだ肌の感触が気持ちいい。あったかい。
そして…落ち着いていた動きが、ふいに激しくなった。もう、抑えられない。
「あ!あ!はぁ、ああっ!ふあ、ひゃ、んぁっ…!」
「ククリ…!ククリっ!」
ずん、ずん、と来るのに合わせて、知らず腰が動いてしまう。
ず、ずしゅ、ぐちゅ、ちゅぷ、くちゅっ、ちゅくっ、くちゅ…
「ふぁ、んぁ、あぁっ、はぁぁっ!ひゃ、、ああ、やぁぁぁ…!」
えっちな音。全身の感覚が薄れ、熱い、ソコだけしか感じない。
切ない気持ち良さが、どんどん高まっていく。声が、押さえられない。
「やぁぁ!はぁっ!あぁ!あぁ!…ひぁ!だっ、ダメ!いっちゃうよぉ!」
「いいよ、いいよ、いって、ククリ…!」
止めようのない快感が襲いかかってくる。
「あっ、や、やっ…やぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
びくびくびくん!と身体を強張らせて、ククリは達した。
それに合わせて、ニケもたまらず身体を引き抜き、そのままククリのお腹に放出した。
…翌朝。
初めて1つのベッドで目を覚ました2人は、
恥ずかしさにバタバタしながらも身支度を整えて、部屋をでた。
食堂でおばちゃんの作った美味しい朝ごはんを食べ、
窓の外の水溜りに落ちていたギップルを拾い上げ、
いつもの調子を取り戻した…はずだったのに。
宿屋を出る時、ご主人にお金を払ったら、にこやかな営業スマイルで一言。
「ゆうべは、お楽しみでしたね」
「いっ…いやぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
おしまい。
2年も間開けちゃいましたが…、初めて書いたSS完結できて良かった。
ありがとうございました。
361 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:24:54 ID:Rw+nniuP
力作乙!
楽しませてもらいました
乙です!
初代スレからずっと待ってた甲斐がありました
甘々すぎて見てるこっちも何だかたまらなくなってきましたGJ!
363 :
ククリ・コンプレックス:2008/06/09(月) 16:38:20 ID:9KyJhn/k
上記の小説は感動的でした
零度の子供を身ごもったククリを描写してほしいです
364 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 11:34:25 ID:fB5ja99e
>>363 ありがとうございます。
本当は原作の作風を生かした感じに書きたいのですが、そう言っていただけると嬉しいです。
続きですか…考えてみます。
365 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:32:37 ID:89Bl4U7z
十年に一人のお尻の持ち主ククリ
隠れ巨乳のジュジュ(劇場版の登場シーン参照)
推定Fカップはありそうなルンルン(コパール城での衣装参照)
とても18歳に見えないロリ巨乳のエクールちゃん
抜群のプロポーションのエナ(劇場版参照)
時代を先取りしたかのようなツンデレ美少女水玉プリンちゃん
恐らく衛藤の本気の萌えキャラプラナノ
ギャグファンタジーとは言え掘り下げれば色々出てくるものだ
エロイ話は尽きないw
保守
保守
グルグルか…あぁ…なにもかも懐かしい……
苫授受希望
カタカナでおk
勇者殿〜!
私の華麗なキタキタ保守を見てくだされ〜!!
保守
373 :
ギップル:2008/07/24(木) 22:30:14 ID:BR51+GG0
ギップリャ!
おっぽれ!
ほ
しゅ
ラブラブ伝説魔法陣ぐるぐる
まさか即レスがくるとは…
この他にもエロ同人ってある?
あるけど、
俺はグルグルに(露骨な)エロを求めていないのがよく分かった。
だからとりあえず等身大フィギュアを買った。
まあ、どうしても欲しいなら
オークション > その他 > アダルト > 本 > 漫画、コミック > 同人誌 > 男性向け > アニメネタ
を監視しておけw
比較的多く出回っているよ。
95年ごろグルグルの同人をさがしていて
「みつあみ茶髪の女の子」の表紙の本があったので即買いした
デュオの総受け本だったorz
384 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 18:58:34 ID:r9bXXfoa
実写化してもキタキタが江頭2:50なら観る
>>385 オガちゃん以外のキタキタおやじは見たくないなあ。
387 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 13:43:51 ID:WZHYQcyu
新作保守あげ
ドキ伝の再放送見てて思った
おかしらがアヒルになるとき心底かゆそうにしてたが、
ミルカ姫がモンクの計画通りアヒルになる実を食べていれば、痒さに悶絶する鍋焼き姫が見れたじゃないか!おかしらの馬鹿野郎!
とか考えてる俺きめえ
389 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 13:17:14 ID:jS9hKdv5
痒さのあまり服を脱ぎ捨て
王女の艶やかな白い肌が露わになるわけですね、分かります
保守
呉<保守ですぞ
久々に読み返した
グルグルランドも読み返した
何故か持ってるSYSTEM GZZYの同人誌も読み返した
ぱらだいすCityの同人誌も読み返した 西安と緑一色は本当に素晴らしい
何も思い残す事はもうない
いやまだだ!よくわからんがまだだ!
>>392 誰も言わないなら俺が言おう、ZIPでくれと
zipでくれたら、グルグルでSSがなんか書ける気がするんだ。
>>392 自分には一生関係のないと思っていた言葉を解き放つ日がまさかやってこようとは。
お前は俺か。
おいおい今日はなんの日だ?
一度に二人も俺のドッペルゲンガーを見つけるなんてな
久しぶりに原作を見た。
ククリは12歳だったのかwww
どっかの白い悪魔は9歳だt
うお、ピンクのひかr
キタキタおやじで新連載が始まってたとはwww
新しいネタというか、なんかが拾えるといいな。
がじぇっとで書ける勇者を求む
>>401 がじぇっとは俺の中で「衛藤版20世紀少年」という位置付けでな
何度読んでも筑波科学博の頃の時代の空気感思い出して泣けるんだよ
ICチップとかが何か物凄い物のように思えた時代
科学雑誌やパソコン雑誌の新情報に心踊った時代
この漫画をパロディやエロ的な視点で見る事は心のやわらかい場所を傷付けることになるんだよ
「もし性器に至らない機械の歴史があったら」それががじぇっとなのです
なんとしても性器にしてはいけないのです(真顔で)
「………本当にいいの?」
髪をガシガシとかきながら問いかけた。
髪をかくのは、彼が困り果てた時に行ういつもの癖だ。
現に彼の顔は片方の眉が下がりきっている。
「うん…おねがいします」
それに引き替え、目の前にいる女の子は、にっこりと笑みを浮かべて嬉しそうだ。
「勇者様にして欲しいの。勇者様がいいの」
「後悔しても知らないぜ?」
「しないよ、ぜーったい!だから…おねがい」
彼女が彼の手を掴み導いていく。
ゴクリと彼は唾を飲み込んだ
。
「ココ?」
「うん……」
――まるで壊れ物を扱うように、そのボタンを押した。
【勇者は保守をした!】
おいw
ナイス保守! チクショウダマサレタ
407 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 11:24:10 ID:AQxdBrBK
あ
408 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 16:40:34 ID:kByyq4OX
俺は、20世紀少年より、がじぇっとのほうがおもしろいと
思った。
ニケxククリ。
ちょいエロ。
でわでわ。
「はぁ〜」
ニケが軽くため息を付く。
「やばいよなぁ〜ここんとこ、闇魔法結社からの仕事の依頼もなくて暇だしなぁ〜」
窓の外で洗濯物を取り込んでいるククリを見つける。
「それに、なにがやばいって……ここ最近、ククリがだんだん大人っつーか……
いい感じになってきちゃってるんだよな〜」
思わず、じーっと見つめてしまう。
アナスタシアへとやってきてはや数年。
出るとこが出てきて、くびれる部分はくびれ始めてきたククリ。
一つ屋根の下に暮らしている以上、その気は無いのだが、
着替えの現場に出くわしたり、お風呂場で出くわしたり、いろいろおいしい場面
(報復もそれ相応に痛いのだが)にどうしても遭遇してしまう。
その時に得られた映像から、ククリは女性として成長著しいことが伺えた。
ニケも男の子から男性へとなりつつあった。
下手をすれば、少し薄めの普段着を着たククリを見ただけで
股間の息子が勝手に反応してしまい、
ポッケに手を突っ込むなどして慌てて誤摩化すこともしばしばでてきた。
外で作業をしていたククリが、上に着ていたローブを脱ぎ出し、
ノースリーブとショートパンツの姿になった。
そう言えば、今日は日差しが暖かい。
作業をしていて暑くなったのだろう。
ノースリーブのおかげで、脇の辺りからチラリと
膨らみつつある胸が見え隠れするようになった。
ニケの息子はいつの間にやらギンギンになっていた。
「あらら、まいったな…今朝抜いたっつーのに……」
軽く押さえてみるが、収まりそうにもないのと
押さえた時に走った快感に負けて、そのままチャックを開け引っぱりだす。
「いまなら、ククリも外にいるし、だれも来ないうちにとっとと抜いておくか…」
誰に言うでもない言い訳をしながら、目を瞑り、過去のおいしい映像集や
妄想にふけりながら、ナニをしごく。
「……ん?」
「……けくん?」
「……ニケくん?」
いい感じになっている最中に、ドアの方からなにやらククリの声が……
「は、はう!!く、くく、ククリ?い、い、いいつから、そこに?」
そんなバカな、さっきまで外で洗濯物やら、なにやら作業をしていたはず。
それが、なぜドアの所にいる?
だがしかし、ドアは空いており、その入り口にはククリが洗濯物を抱えてこちらを伺っていた。
(しまった、ドアを閉め忘れてたか〜)
幸いなことに、ニケは窓の方を向いて座っており、いきり立ったナニはまだ見られていない。
上下に動かしていた腕は多分見られているだろうけども。
「…?なにをしているの?」
(よ、よかった〜とりあえずは見られてはいなかったのか。
さて、どう誤摩化すかな……つーか、はよ戻れバカ息子)
ククリがとりあえずは尋ねてきた、ということはまだ見られてはいないということだ。
もし、巨大化した息子をシゴイている場面を目撃されたら、
冷静に質問なんてしてないで、速攻で部屋を飛び出していってるだろう。
そこら辺は助かったと思いつつも、怪しまれているのは想像に難くない。
「へ?な、なにって…いや〜なにを、なにしてたんだけどって。
おいおい、俺はなにを言っているんだ!?
い、いや、その、これは…なんでもないんだ、なんでも……あははは」
振り返るに振り返れず、椅子から立つこともできないニケが慌てて答える。
「……?変なの?………あ〜〜〜!またククリに隠れてエッチな本とか見てたんでしょ!
まったくもう、ニケ君ったらエッチなんだから!!」
抱えた洗濯物をベットにぽーんと放り投げると、ずんずんとニケの方へと近づいて行く。
「うわーーーーーーー!!
だ、だ、だめだってば、こっちに来ちゃだめ、来るなってば!!」
大声で懇願するニケに構うこと無くすぐ真後ろへとやってきて覗き込む。
「んも〜〜〜」
今度はいったいどんな本だというのか?
ククリもそう言う物に興味が無い訳でもないお年頃。
過去に没収したそれらの本も、イヤらしいと思いつつも一通りは目を通していた。
「わーわーわーわーわーわー!!!!み、見るな、見ると目が腐るぞククリ!!!」
大きくなったきり一向に収まる気配を見せない息子を、
前屈みの姿勢になり両手で必死に隠す。
「そんなに必死になって隠すなんて〜!!もうニケ君のバカ!!ーーーー」
あっさりと追撃の手を緩め、どすどすと足を踏みならしながら
Uターンして出て行こうとする。
最後のバカ!!ーーーー辺りで涙声になっていたことに今の自分の状況を忘れて
ククリを追いかけようと、思わず椅子から立ち上がり振り返る。
「!!ちょっっ!ククリ待て、待ってくれ、これは違うんだ!!」
どすっと着地した足を止め
「なによ〜〜」
振り返るククリ。
その瞬間、二人の刻が止まってしまった。
ズボンのチャックのところから、ニョッキリこんにちわ!させたまま石化するニケと
ハーイとズボンから顔を出している棒に目が釘付けのククリ。
涙が浮かんでいる目でじーーーっと見つめるククリ。
(あ、あれはナニ?おちんちんなの?随分とでかくない?)
夏場の水辺で無邪気に素っ裸で遊び回っている小さな男の子のちんちんなら
見たことがあるので、きっと、大人になってもあれがあの形のまま多少大きくなる程度
だと思っていたククリにとって、ニケの股間からニョキッと出ているものが
なんであるのか、理解ができなかった。
(え〜と、あれはなんだろう…なんか、よく見るとグロテスクな感じが………
はっ!!も、もしかして病気!!)
恐る恐る近づいて行く。
(たまに、さっきみたいに手を動かしてコソコソしてるときがあったけど……
お薬でも塗ってたのかな〜?そう言えば、なんか光ってるし…)
「ニケ君…これ…おちんちん…?」
とうとう、手を伸ばせば届く位置まで来てしまった。
「あ…ああ……」
石化から我に帰ったニケがなにかを諦めたかのように低いトーンで答える。
そのテンションの低さに
「やっぱり、病気なの?ニケ君死んじゃうの?」
さっきとは違う意味の涙が目に滲んでくる。
「え?」
予想の斜め上のセリフに、言葉を失うニケ。
(……病気で死ぬって…ククリいったいどんな妄想を?)
ククリの脳内でどんな妄想が連想されてたのかニケに知る由もないが
ククリの悲しげな表情と涙が溢れそうな目に、チクチクと心が痛む。
にも関わらず、相も変わらずそそり立ちっ放しのバカ息子。
(我ながら、困った息子だな、おい)
手でピンっと息子の頭に突っ込みを入れる。
「あぁぁ〜いや…あの…病気とかじゃなくて…その…この状態のコレもちんちんな訳ですよ
こんなんになったからって、病気で死んだりとかは無いからさ…
そんなに心配しなくても大丈夫だよ」
ぽんっとククリの頭に手を置いて軽くなでなでしてやるニケ。
「よかった…病気じゃなかったんだ…」
病気では無いと判り、一安心のククリではあったが、
それでは、この状態はなにごと?なんでこんなになるの?
さっきといい、ときたま見かけるなにやら股間をしごいてることとなにか関係が?
と、頭のなかに?マークが大量に湧いてくる。
「……あのね、ニケ君…この状態はどんな状態なの?なんでこんなに大きくなってるの?」
知らないが故にダイレクトな質問をする。
そんな直球の質問に、ニケはもはやここまでと腹をくくる。
「…あぁ〜〜…そ…その…好きな女の子……ククリのことなんだけどさ…をだな…
…怒らないでくれよ?しょうがないっちゃしょうがないんだからさ…そのな…
ときたまエッチな目で見ちゃうときがあってだな……エッチな気分になるとだな…
こうして大きくなってしまうんだ」
改めて自分のことを好きだと言われて、真っ赤になりつつも黙って聞いているククリに
ニケが続けて説明をする。
「一度大きくなると、簡単には元に戻らなくて……
こうやって手でこの頭の部分を中心に上下にしごいてやると、気持ちが良くなって…
はぁ……はぁ……最後までやるとものすごく気持ち良くなって、元にもどるんだ」
デモンストレーションのつもりで軽く2〜3往復させたが、あまりの気持ちよさに
このままシゴキ続けたい衝動にかられるがなんとか堪える。
「こうやっていつも擦ってるけど…こうすると気持ちいいの?」
ククリがニケの堅く大きくなっている一物を軽く握り、上下にさすってみる。
「ああああ、く、ククリ……つか、いつも摺ってるって……」
「あ、うん、その…たまに、見かけることが…陰に隠れてなにしてるのかなぁ〜って…
遠くからだったし、ちらっとしか見えないからよく判らなかったけど
なにかを上下にさすってるなぁ〜と……そっか…そうだったのか…」
とひとり納得しつつ、上下に動かし続ける。
軽く握ってゆっくりと上下に指の輪っかを動かすのが何とも気持ちよくて歯がゆい。
(たまに見かけるって……見られてたのか!!……あまり状況を確認してなかったときも
あったから、まぁしょうがないっちゃーしょうがないか…
……って、こ、これはヤバくないか…気持ちよすぎだぞ!!)
「はっうっはっ………そ、その…ちょ…ま……足に力が…」
膝がカクカクと笑い出し、どうにも耐えられそうにはなくなってきた。
その場に、ぺたんとあぐらをかいて座り込んでしまう。
それに合わせてククリも膝を閉じたまま、座り込んで再びしごき始める。
「ニケ君、痛くない?こんなにこすって痛くないの?」
ちょっと気になるのか、手を休め心配げに聞いてくる。
「ククリ……優しいなぁ〜…でも大丈夫。
どっちかつーと、もっと早く、激しくでも全然構わないから…
いや、もっと早く、激しく、力強く握った方が気持ちいいです、はい」
ククリにしてみれば意外な答えだったようで
「へぇ〜…痛くないんだ……男の子って不思議……」
お願いされた通りに、先程よりも強く握り、激しく早くストロークさせる。
それでも、ニケ自身がやるよりは全然ソフトでじれったさが残る。
おかげで、秒殺されてないとも言えるのだが。
おぉぉぉキタキタ!!
もうすぐ逝きそう!!
というタイミングで再びククリの手が止まる。
(ウオォォォォ!!なんというタイミングで止めるんだぁ〜〜)
「ク…ククリ……お願いだ……手を…止めないでくれ……」
「なんか出てきたよ?…」
ニケの懇願とククリの質問が同時に発せられた。
確かに言われた通りにさきっちょから透明な汁が出てきて今にも垂れ落ちそうである。
「んあ…そ、それは……とても気持ちがよくて、もう少しで最後までイクと言う時に
出てくる、先走り汁なんだ……ネバネバしてて、そいつを指につけて擦るとこれまた
すんごく気持ちがいいんだよ……」
「そ、そうなんだ……」
その汁を指に絡め再び上下に……数回やった所で再び止まる。
「ぬぅおおおおおお〜〜ここで、止めるなんて……お願いだ〜最後まで〜」
ノーノーと左右に頭を振るニケ。
「あ……ごめんなさい…でもでも…すぐ乾いちゃうよ?このネバネバ」
ちょっと申し訳無さそうに上目遣いになる。
「え、あ、そ、そう言う時には……ツバで代用できるからさ……」
もはや爆発寸前の息子がピクピクと脈打ち、苦しそうな表情のニケ。
そんな表情のニケを見て、早くなんとかしてあげようと言われた通りに
ありったけの唾液を指に付け擦り始める。
「あっ、あう、あううう…ククリ…もっと、もっと、強く、早く!!」
言われるがままに、さらに力を込めて握り、素早く上下にしごく。
「ククリ〜!!ククリ〜〜!!出、出るぅ〜〜ああああ!!」
ひときわ大きな声で叫ぶと同時に、先程、透明な汁が出てきたところから
白濁した液体が大量に噴出してきて、その大半がククリの顔面へと直撃した。
「いや〜〜〜!!」
仰け反るように、倒れるククリ。
むくっと起き上がり、顔にかかった白濁液を指で救いながら匂いをかぐ。
「いや〜〜、生臭い〜〜!!」
手近にあった、洗濯物で顔を咄嗟に拭いてしまう。
「ニケ君、酷い、酷いよ〜」
そう言い残すと、部屋を飛び出して行ってしまった。
すぐに、ドアの開閉音がしたので、隣りの自分の部屋に入ったようだ。
「……ククリ……」
自分でやるのとは桁違いに気持ちがよかった。
だがしかし、その代償がコレとは……
なんとかフォローしなくてはいけない。
意を決してククリの部屋へと向かうニケであった。
でわでわ、さようなら〜、ごきげんよう〜。
ふぅ・・・
ID:7+6fk8EI 乙&GJ!
ところどころ笑えて面白かったです。天界へ行って何年も経つというのにまだしてない初々しいニケククに萌えたw
てかその終わり方は、続きがあるというふうにとらえても良いですか?期待しちゃいますよ?
416 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 12:14:49 ID:sYyyECPS
おお久々に来てみたら投下されてた、乙。
やっぱニケククは最高だな。
417 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 00:54:48 ID:7tJhlgCR
ルータ姫かわいいな
わっふるわっふる。
ストレートな組み合わせだが、それもまたイイ!!
保守
マリンとメラン
今日初めてこのスレにキタけど大丈夫か?
勢いなくなってるんじゃない?
先月は作品投下もあったのでまだまだ大丈夫
エロパロなんて半分は過疎スレですよ
ぎっぷりゃ!
保管庫って前スレの分までちゃんと収録されてるんですか?
まだ入ってないみたいだな
そうっスか・・サンクス。
ほ
も
き
も
猫
ho
ギ
ル
ダ
X
ガ
ミ
ガ
ミ
魔
王
438 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 00:14:16 ID:PDzxEFip
あげますぞー
439 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 17:21:23 ID:ceS7opDl
キタキタ
440 :
◆8Sidd9QumE :2009/02/19(木) 21:59:52 ID:ceS7opDl
はぁ〜〜〜・・・
そーれっとんーよいしょ
442 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 10:43:43 ID:Tqva3obF
ドキドとキタキタ親父ってどっちが強いの?
ドキタ
ドキ(ハート)キタ OYAZI
445 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 15:14:42 ID:QAEwcHas
シュギ村でドキドどうなったの?
引き続き村長
ククリたん13歳おめでと ちっちゃいの好き。
保守
キタキタ
タキタキ
451 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 09:34:20 ID:c3MQtbWE
キタキタ age
キタキタキタ〜!
保守しますぞ
キタキタオヤジがパワーうpとなw
「だっだめ…ゆうしゃさま…やっ…やぁぁ…ん」
「ニヘヘへ…きもちいいんだろ〜ここが」
ほしゅ
保管庫の、「ククリはほんとにちゅーが好きなんだな」っていうSS好き
俺も
458 :
のみ太:2009/05/18(月) 23:54:44 ID:9yukjV7u
そんな話あったかなーと保管庫を確認しに行ったら
昔自分が書いた話でしたw
今になって見返すと文章が稚拙で身悶えするような出来ですが
それでもニケとククリの二人をよりらぶらぶに!もっと甘ったるく!と
頑張って書いた作品だったので
好きだと言って頂けて嬉しかったです
感想ありがとうございました
>>458 今一度……今一度、書いてみてはくださらぬか〜!!
お礼に、キタキタ踊りでm……うわっ何をする!!
今年に入ってまだ投下されてないんだよな…
>>458 気が向いたらどんなのでもいいですから書いてくれるとうれしいです。
職人の降臨を待つ
462 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 07:17:20 ID:DW9E19Xx
age
463 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 16:45:25 ID:M/IguNsz
age
age
ho
mo
sa
懐かしい
469 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 07:22:52 ID:PlexHLqT
ニケ羨ましい
ケベスベス最高
ケベスベスっているじゃん。
アレさ、ああいうのもどこかの異界とかで生まれてるわけだよね。
そう、ケベスベスの村。
多分そんなにでっかい村じゃないんだろうけどさ、一応家とか集会所があるの。
んで、ケベスベスの戦略会議とかもあるわけだ。
ケベスベスの村人が集まってさ皆、魔術でどんな風に躍らせるのか話し合ったりするのかな?
提案した奴は「腰の動きを強調することでよりエッチな動きが・・・」とか解説したり。
で、話は前後するけど、ケベスベス村にも村長はいると思うんだよね。
ケベスベス村村長。
彼は踊りを見ることで英気を養ってるんだろうね。
そして毎朝彼のプランとかそういうのに従ってケベスベスが新魔術を作り出すの。
彼の号令一過、ありとあらゆる女の子に魔術がかけられるの。
壮観だろうね。
ケベスベス村村長はその時何を考えてるのかな?
そんなこと考えてたらさ、なんだか自分がちっぽけな存在に思えてきたわけよ。
まあ、ククリのエッチな踊りが見られればそれでいいんだけどね。
ほしゅ
za
ザザ?
トマ?
十 十
(二 (二
つ つ
| 十° | 十°
レ d、 レ d、
レ | レ |
ノ ノ
/ ̄`ヽ
∠___<
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/@ !<ワ <ワ リフ.!@\
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ヾ `ーiへへ‐`ノ ノノ
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