プリキュアでエロパロ5

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1名無しさん@ピンキー
ふたりはプリキュア、 Max Heart、 Splash Star、 Yes!プリキュア5

プリキュアシリーズのエロパロスレです。
2名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:28:28 ID:CCBN7Vij
保管庫 2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/

「アニメの部屋」 → 「プリキュアシリーズの部屋」


過去ログ置き場
http://www9.atwiki.jp/eroparo/pages/600.html
3名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:32:18 ID:CCBN7Vij
保管人に感謝。
新スレも盛り上がっていきましょう。
4名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:38:52 ID:ZNkGGUqB
ミルク擬人化にwktk
5名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 12:30:19 ID:JTjs7NdA
前スレの咲満での舞薫編が見たい。
6名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 13:25:24 ID:pMxoBAv+
>>1
俺はのぞみ輪姦のりん編が読みたいです…凄く
7名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 22:03:34 ID:FuAPdT8D
>>1乙!!
自分はココのぞが読みたいなぁ…。
8名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:36:30 ID:lISEQatu
なぎさ×ほのかをフタナリでドーンと夜露死苦!
9名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 16:53:02 ID:+c2rEA8d
こまかれをまだまだ見たい
10名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:25:54 ID:wI77hA/G
>>1
乙です。

ココのぞカモン!!!
11名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:50:52 ID:Tkr4sUJN
12名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 10:59:57 ID:yn8zO32a
次スレが立ったとたんに過疎ってるのは何でなんだぜ?!
あと前スレ埋めなくてもいいのかしら?
13名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:17:25 ID:UN7dGMkA
予告のココのぞ(多分悪夢)シーンを見て

のぞみは頑張ったよ

そんなのぞみが好きなんだ

ちょっココまって!

和姦寄りレイープ

まで妄想した
14名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:19:01 ID:m4UyfqiO
こまちがこまち人形にレイプされてたなw
15名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 18:09:01 ID:tsev4Z6u
幻覚に心を抉る様な言葉で責められながら陵辱される4人
現実では実際に触手が4人の身体を蹂躙し肉体的にも精神的にも限界まで追い込まれ心も絆も希望も全てをへし折られナイトメアに屈して闇に身を委ねる4人

そして助けに来た、のぞみが見たものは全裸でナイトメアに屈し絶対服従をした証であり敗者の烙印とも言うべき仮面と首輪(鎖付き)を身につけた4人が居て
4人がのぞみに迫り
イャアアアと響き渡るのぞみの悲鳴と共に扉が閉まり惨劇の宴が始まる

そんな感じのシチュを妄想したけど今回の話ってクリムゾンがプリキュアハードを出してもおかしくないネタだったよね
16 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 19:09:59 ID:HmwlVHu1 BE:213667463-2BP(12)
今日の話と流れをを軽〜くぶったぎってみる。

「台風の夜」

ここは水無月かれんの家。ご存知の通り、大富豪の家とあって大きさも相当なものだ。
ここでいつもの5人が「勉強会」の名目でお泊り会を催す事となったのである。
「いい?私の家に来たからにはしきたりを守ってほしいの」
大家主そのものであるかれんが口を開いた。
「まずは馬鹿騒ぎはご法度。それから名目どおり『勉強』を中心にやっていくから。いいわね」
残りの4人は
「は〜い」
と返事をした。しかしのぞみはあまり乗り気ではないようだ。
「あ〜あ、りんちゃん憂鬱だな〜、これから勉強なんて…」
のぞみが小声でつぶやく。
「何言ってんののぞみ、『名目』だからあまり難しく考えないほうがいいよ」
「『名目』って?」
「まー、アンタに言ってもわからないだろうけどね」
「のぞみさん、『名目』だからリラックスして考えましょうよ」
うららは大人しい対応か、のぞみに簡単な事を教えた。
「…なるほど、そういうことね」
「わかりましたか?」
「うん、少し気が楽になったような…」
「さすがうららさんね」
こまちが笑みを浮かべた。のぞみが『みんなの笑顔があってここまで来れた』と悟られるように笑顔で理解を示したのである。
「さぁ、始めるわよ」
かれんの開始宣言で『勉強会』が(一応)始まった。
17 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 19:26:08 ID:HmwlVHu1 BE:118704825-2BP(12)
5人は揃って勉強を開始した。
「かれんさーん、この部分教えてください」
「なあに、のぞみ。わからない事があったら私に教えてね。遠慮しなくていいから」
勉強会はスムーズに進む。
「りんさん、ここ間違ってるわよ。正しくはね…」
「ありがとう、こまちさん。そういえばそうでしたね」
上下関係はまさに良好。
「のぞみさん、これわからないんですけど」
「うらら、見せてごらん」
先輩風を吹かせるが如く、のぞみはうららの勉強を教えた。
「…よし、この計算はこうやって解くのよ」
「そうですか」
うららはのぞみにやや半信半疑に応答する。しかし、脇からこまちがしゃしゃり出た。
「のぞみさん、これ間違ってる」
「げ」
「先輩の面目丸潰れね。しっかりしなさいよ」
かれんは呆れた表情でなじる。
「のぞみさんももう少し出来たら嬉しいんですけど」
のぞみは相当叱責を受け、顔が真っ赤になったのだ。
「のぞみー、慣れない事をやるもんじゃないわよ。素直に『わからない』と言えばいいのに」
「りんちゃんまで〜〜〜」
ズシンと重い物が乗っかったようにのぞみは気重になってしまった。
勉強は大詰めに近づく、しかし…。
「雲が黒いですねー、これから大雨が降りそう…」
窓の外を見るうらら。その表情はやや曇っていた。
「そういえば台風が来ると言ってたような…」
かれんはそれを気にかけていたのだ。
18 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 19:47:13 ID:HmwlVHu1 BE:284890638-2BP(12)
「私、テレビを見てくるから、戻ってくるまでそこを動かないで」
かれんは大部屋を出た。4人の表情はやや曇りがちである。
「本当にやだなぁ・・・、私…怖いよー…」
のぞみは腰砕けになった。
「何言ってんの、今日は『お泊り会』と家族に言ってきたでしょ。どうせ今日帰るワケじゃないんだし」
りんがすかさずフォローした。
「でも…台風が近づいてきてるし…」
「アンタが雲ってどうすんの。明るくいこうよ、いつものアンタらしくないよ」
「そうよねー、のぞみさんがいるから私達はここまで来てるんだし。ねえ?」
こまちが明るく振舞う。
「そうですね、こまちさん。この一言で吹っ切れそうです」
のぞみは気が楽になったのか、表情が徐々に明るくなっていった。
「それですよ!のぞみさん!!」
うららがのぞみを見て喜んでいた。やはり笑顔の似合うのぞみらしく、周囲を和ませる。ここにかれんが戻ってきた。
「みんな大変よ!台風が関東に上陸するそうよ!!」
「えーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
のぞみが一番大きな声で叫ぶ。
「やっぱり『お泊り会』でよかったでしょ?」
りんが落ち込みそうになるのぞみを慰めていた。
「そういえばそうだった…、よかった…」
のぞみは思わず涙を流しそうになる。
「のぞみさん、泣いてると私達まで悲しくなりますよ」
今度はうららが貰い泣きしそうになる。
「ほらほら、私がついてるからね。落ち込まない落ち込まない」
かれんがお姉さんらしく2人を慰める。
「そうよ。私達がついてるからね」
こまちもかれんみたいに2人を慰めていた。
しかし、台風の勢力は猛威を振るう。外に落ちていた看板が電柱に激突。風の勢いが強かったせいか、電柱の一部が破損し、電線も切断した。
そして…停電になったのである。
19 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 20:04:00 ID:HmwlVHu1 BE:427334494-2BP(12)
ご多分に漏れずかれんの家も真っ暗になった。
「…こ、こここここ……、怖いよー!」
「落ち着きなって、のぞみ」
「そうですよのぞみさん」
「落ち着いた方がいいわよ。かれんがローソクを持ってくるって」
やがて予め用意されたローソクをもってかれんがやってきた。かれんがローソクに火を灯す。
「みんな、大丈夫よ」
さすが金持ちといったところか、特製の1メートルもあろうかという大きめのローソクを用意した。
「うわぁ…大きい……」
4人はローソクを見つめていた。
「これで一晩は持つわね」
かれんもローソクを見つめる。「これが水無月家のアイデンティティー」と悟るように。
「もう暗くなったから、もう寝ましょう」
「そうですね」
予め用意したベッドで眠ることにしたのだ。
しかし、外は雨風がひどく、窓を開けると家の中に雨水が吹き込んでくるので、締め切ったまま寝ることになったのだ。
「りんちゃん、蒸し暑くて眠れなーい…」
「そうねー、湿気が多いからねー」
のぞみとりんはいったん起きることになった。
「うーん…ホントに蒸し暑いわねー」
かれんも起きる。
「そういえば…ホントに蒸し暑い…」
こまちも起きてしまったのだ。眠りが深いうららは、暫く寝ていたが…。
「蒸し暑くて眠れないですー」
この蒸し暑さで5人全員起きてしまったのだ。
20 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 20:23:36 ID:HmwlVHu1 BE:284889683-2BP(12)
「しかもパジャマが汗だくで…気持ち悪いよー」
この蒸し暑さのせいか、着る服が大量の汗で濡れていた。
「もう我慢できないよー、エーイ!」
上半身をおもむろに脱ぐのぞみ。無論乳房が露になったのだ。
「な、何してんののぞみ!!暑さでどうにかなっちゃったの?」
りんが引きとめようとするが、時既に遅し。
「りんちゃーん、私と行かな〜い?」
「何言ってんのよ、のぞみ!」
のぞみはそそくさとりんの行動を引き止めて押し倒した。そしてりんの上半身はおもむろに脱がされた。
「これでおあいこね、おあいこ」
のぞみは舌でりんの乳首を突き、嘗め回して愛撫した。
(ど、どうして…、私その気はないんだけど…)
りんは不覚にも悦楽に入ろうとしていた。のぞみはりんの乳首をチューチューと吸う。
「ふぁ…、あ……、ああん………」
喘ぎ声を漏らすりん。のぞみは乳首を口から離し、互いの乳首を擦り付ける。残りの3人は固唾を飲み見守る。
「りんちゃん…、気持ちいい?」
「べ、別に気持ちよく……」
口では否定を語っているが、裏腹に悦楽を楽しんでいる。その行為をうららが最も見つめていたのだ。
(この遊び…、なんだろう、疼いてる…)
うららの手は既に股間にあったのだ。
「ねえ、うららもこっちへ来て遊ばない?」
のぞみはうららを眼で誘う。
21 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 20:42:38 ID:HmwlVHu1 BE:296760555-2BP(12)
「そう…ですね……」
うららが2人の傍に寄る。そしてその目の前には、淫らな行為が映し出されていた。
「りんちゃん、次行くよ」
のぞみはりんの下半身も脱がせた。
「りんちゃん、もう濡れてる…」
りんの股間をあてがうのぞみ。既にりんの蜜壺は愛液で溢れていた。
「やだ…、みんなの前で……、恥ずかしい………」
りんは顔を赤らめる。そしてのぞみはりんの蜜壺を指で動かした。
「あ…はぁ……」
クチュクチュと淫猥な音が部屋中に響く。
「りんちゃん、まだ行かないでね」
「……うん」
のぞみは一旦寸止めした。
「じゃあ、私がのぞみのを…脱がせるから…」
今度は逆にりんがのぞみの下半身を脱がせた。
「アンタも濡れてるよ。しかも私より」
りんの言う通り、のぞみも愛液が溢れている。
「今度は口でやってあげる」
りんはのぞみの蜜壺をせめる。チューチューと淫猥な音が響いた。
「り、りんちゃん……、き、気持ちいい………」
「豆粒もせめちゃうよ」
「うん……せめていいよ………」
うららはその行為をみて更に興奮する。股間を押さえている手は更に強くなっていく。
「のぞみさん、りんさん、私、私…」
うららの声が大きく叫ぶ。
22 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 21:00:59 ID:HmwlVHu1 BE:854669298-2BP(12)
「私もう、我慢出来ません!!!一緒にやりたいです!!!」
うららの心の叫びが声となって表した。
「うらら…、私達と行こうよ…」
「…うん」
うららは小さく頷いた。
「私は上半身をせめるから、りんちゃんは下半身をお願いね」
2人の手で脱がされるうらら。
「あー、うららったらこんなに濡れてる、我慢出来なかったのねー」
りんは容赦なく口でうららの蜜壺をせめる。
「あ、気持ちいい、気持ちいいです……」
りんはズズズーと淫猥な音を立てて愛液を吸い取る。そしてのぞみはうららの乳首をせめた。
「うららはまだ胸ないのに、ここだけは敏感ね」
舌先で乳首をつついたり、乳輪をなぞって愛撫する。
「ヒャハ!ヒャーヒャー」
うららは言葉にならない声を挙げる。
(のぞみさんとりんさんにせめられるなんて…)
うららの内心は『この2人に気持ちいい事をされるのが本心なのか』といった感じだろう。
そして残りの2人は…。
「あーもう!のぞみったら!!」
「何を興奮してるの、かれん。興奮してるのはあなたの方よ」
興奮状態にあるかれんだったがこまちがそれを止めた。
「しかも私の家で…ああ……」
哀れむかれん。しかしこの後予想外の行動に出た。
23 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 21:16:25 ID:HmwlVHu1 BE:641001896-2BP(12)
「あなた達!!私の家でこんな事をして!!!!!」
かれんは3人を叱責する。
「馬鹿騒ぎはしない約束でしょ!」
しかし、この言葉も口だけで、汗だくのパジャマの上から乳首が勃っているのが明瞭である。
「…って、私も暑さでどうにかなっちゃった…ハァ〜〜…」
この言葉と共にかれんは卒倒した。
「みんな…お願い……、脱がせて………」
「……うん」
3人はかれんの汗だくのパジャマを脱がせた。のぞみはかれんの乳房を揉む。
「ハア…、ハア………」
のぞみが揉む乳房に、うららは乳首を責めた。
「ああ、そこ、そこ…」
「かれんさん、ここですか?」
うららが乳輪をなぞって愛撫する。
「うらら…愛撫上手いわね…」
一方、りんはかれんの蜜壺を責めている。
「かれんさん、グッショリですね」
「そ、そんな事ないわよ」
「やっぱり口だけですね。あ、豆粒が大きくなってますよ」
りんは膨張したクリトリスを責める。
「す、吸って…、もっと吸っていいのよ……」
かれんは力負けしたのか、強気の性格が大人しくなっている。
この4人を見て、やはり残されたこまちが黙っているはずはなかった。
「…み、みんな………」
こまちがつぶやいた。
24 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 21:37:18 ID:HmwlVHu1 BE:332372047-2BP(12)
「なんで?みんななんでこうなっちゃったの!!」
思わず叫ぶこまち。
「暑さのせいかもしれないけど…どうしちゃったのよ?」
普段大人しい人間が怒るときは怖いと言われるが如く、珍しく怒りをあらわにしていた。
(あのこまちさんが…)
(め、珍しい……)
(怖い…)
(こまち……)
4人は固まった。
「…今度はあなた達で私を行かせて!」
こまちは横になり、4人にやられた形で脱がされた。
「こまちさん……いいかな?」
「いいわよ……」
のぞみは口、うららは右の乳房、りんは左の乳房、かれんは蜜壺をそれぞれ責める。
「あ……うん……」
4人に責められるこまち。しかし右手はうららの股間を、左手はりんの股間を触っていた。
「こまちさんの指先で…、いっちゃいそう…」
「こまちさん、気持ちいいよー」
かれんは蜜壺を口から離し、今度はお互いの蜜壺を合わせた。
「こまち、お互いに行きましょ」
かれんの腰は激しく振動する。
「ハァ…ン……」
りんとうららは唇を重ねている。
「うらら、私のキスの味は?」
「何か甘酸っぱいですね」
しかもお互いの舌を絡ませながら。
やはり唇を重ねたままののぞみとこまち。
「のぞみさん、キスの味って何かしら?」
「淡いミントの…味ですね…」
こうして5人は絶頂に達していった。
「ああ…イク……、イッちゃう…………」
25名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:53:08 ID:AigA/tzQ
>>14
お前は俺か
26 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/15(日) 21:55:02 ID:HmwlVHu1 BE:178056735-2BP(12)
そうこうしているうちに、夜が明けた。しかも窓の外は台風一過の清々しい青空が眩しい。そしてチュンチュンと雀の鳴き声が響く。
「…私達……、どうしちゃったの?」
寝ぼけまなこのかれんが眠そうな声で囁く。
「…って、なにこの格好?」
5人はお互いの裸を見つめていた。
「そっかー、暑さでどうにかなっちゃったんだー、ハァ……」
のぞみはさすがに昨夜の事を覚えていなかったらしい。
「流石に事故ですよね、昨日の事は」
うららは開き直るが如く、冷静に受け止めた。
「そうよね、昨日は覚えてなかったもの」
こまちもそれなりに受け止めていたのだ。
「まだ汗ばんでるよー。これからどうする?」
りんが自分の肌を触って確かめた。
「そうだ、みんなでお風呂にはいりましょ」
かれんが思い切った事を言った。
「しかもうちのお風呂は広いんだから。ね?」
かれんは執事に電話を入れた。
「もしもし?かれんだけど。バスローブ5人分お願いね。ただし私達の体を見たら承知しないわよ!」
しかも容赦なく釘を刺す一面を見せていた。
「よーし、みんなで汗を流そう、けって〜い!!!」
やはりのぞみは乗り気であった。

「台風の夜」END

次回は「朝風呂で大騒ぎ」の予定?
27名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:01:12 ID:ZnjPH0hN
Yes!…なんだけど、やっぱ今日の放送見た後じゃ、凌辱系が欲しくなっちゃうなあ。
ワガママ言ってごめんね。
28名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:50:07 ID:2Igzd2c9
>>16
GJです!
29名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 02:57:02 ID:ueEsXHNp
GJ!!けって〜い!!!
30名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 08:24:44 ID:oYTjf9eP
カワリーノに凌辱されるのが見たい。
31名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 12:05:37 ID:vrhXOVUM
32 ◆pSr1KPyrXc :2007/07/16(月) 22:11:10 ID:aMm4MkcN BE:961502999-2BP(12)
>>28-29
dクス。補完庫の中の人もdクス
>>27
凌辱もいいが、今回は意図的なものを作ってみますた。
凌辱構想中だがいかんせん時間が…
33名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:45:57 ID:O4vin+n4 BE:249279337-2BP(12)
前スレdat落ち保守
34名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:33:18 ID:RCBwvfXx
前スレで咲満書いた者です。
新スレ立ったのですね、乙です。

>5
書いてみようとは思うのです、というか冒頭は書き始めているのです。
なかなか時間が取れない上に遅筆なので気長にお待ち下さい・・・
35名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:03:19 ID:QOCnUbgG
期待して待っている!
36うらら自慰。1:2007/07/21(土) 05:04:48 ID:sJyqvL/g
遅くなりましたが、新スレ乙です。

・うらら→のぞみ。片想いもの。途中かれん×りん表現あり。
・一部伏せておりますが、実際の商品名を借りています。(反省…)


「りーんちゃーん」
「何よ?そんな声出したって、このパンはあげないからね」
「けちぃー!」
昼休みに皆で集まって食べるランチが、うららは大好きだった。
学年は違ってもプリキュアとして知り合え、今はとても大切な仲間。
入学当初あんなに不安だった学園生活が、今は眩しくて仕方ない。
こういう事を、人は幸せと呼ぶのだろう。
37うらら自慰。2:2007/07/21(土) 05:05:20 ID:sJyqvL/g
そしてもう一つ…今うららの心の中に一人、物凄く特別な人がいる。
「のぞみさん、良かったらコレどうぞ」
そう言って、うららは己の食べていたカレーライスをのぞみに差し出した。
うらら自身自他共に認める大食漢であるが、そんな彼女に勝るとも劣らないのがのぞみである。
どうやら彼女は自分の分の昼食を食べ尽くしてしまったが、物足りない…、
でも今月のお小遣いがピンチで、もうパンが買えない。
だからりんの食べている焼きそばパンを猫撫で声で強請ったが、断られた…というのが先の光景らしい。
「い、いいのっ?!」
のぞみは思いもしなかったうららからの申し出に、とても嬉しい反面物凄く申し訳なさそうに笑う。
やはり年下から恵んで貰うのは、少々気が引けるらしい…が、
彼女の口元は空腹感から、既に涎を垂らしそうになっている。
言葉に説得力が無いのは一目瞭然だった。
「はい。食べ掛けで申し訳ないんですが…」
「ううん…あーりーがーと、うららぁ〜」
のぞみは目を潤ませ、うららの両手を握り締めて激しく上下に揺らし、何度もお礼の言葉をかけた。
そしてカレーの入った器を受け取り、スプーンで掬って一口。
「おいしぃー!!」
幸せそうにカレーを頬張るのぞみを見て、うららの胸中が一瞬激しく鼓動を早めた。
よくよく考えれば自分の食べ掛けのカレーを、使っていたスプーンを使いのぞみが食べるという事は…。

(間接キスだ…)

初めて出会ったあの日から、のぞみに惹かれ、
同じプリキュアになれてからもずっと、うららはのぞみを見てきた。
何事もめげずに前進し続ける彼女は、とても魅力的な女の子だと感じる。
勉強が大の苦手なところもらしいといえばらしいし、少し天然ボケなところは愛嬌が有り、
年上なのに可愛らしく思えて仕方ないのだ。
最初から特別に想っているから、のぞみの色んな姿が輝いて映るのだとは分かってはいるものの、
それはそれだけ彼女が、自分を惹き付けて止まないという事の証拠でもある。
常にのぞみの傍に居たい。のぞみにとって誰よりも特別なものでありたい。
いつしかうららは心の底からそう思うようになっていき、
最早のぞみへの想いは、敬愛を通り越して恋心に近かった。
「全く…。うららに感謝しなさいよ」
「ふぁかってふってばぁ」
「ちゃんと口の中の物、片付けてから喋んな」
そう叱りつつ、りんはのぞみの口元に付着したカレールーを、ナプキンで拭き取ってやる。
その光景がうららにはとても眩しく映り、同時に何かを焼き付いていく。
(いいなぁ、りんさん…幼馴染だもんね。…私も…のぞみさんに…)
『のぞみさん、あーんして下さい』
『あーん』
うららの脳内で、自分が掬って差し出したカレーを食べるのぞみの姿が映し出された。
(そ、そんなのぞみさん、可愛い過ぎますッ!!)
ドラマで役になりきる訓練を重ねてきたうららにとって、ある意味こういった想像はお手の物。
体中が熱くなり、幸せ過ぎて思わず顔が綻んでしまう。
「どうしたの、うらら」
「はうッ?!」
周りの目を気にせず、自分の世界に入り込んでしまったうららを引き戻したのは、かれんの鋭い声だった。
「な、何でもありません!!」
「……そう」

その時はこれ以上何も言われなかったが、この事がうららにとって、
新しい世界へ旅立つ序章になる等、本人が知る由もなかった。
38うらら自慰。3:2007/07/21(土) 05:06:43 ID:sJyqvL/g
放課後何時もの様に、ナッツハウスで集まっていた時に始まった。
「うらら、貴女どうかしたの?」
「え?ええ??何がですか、いきなり?」
二階のソファに座り台本を読んでいた時、かれんが隣に座って来てそう耳打ちして来た。
話の趣旨が見えないうららは首を傾げ、かれんの目を見れば、その目は真剣そのもの。
一体何が言いたいのだろう…ますます理解出来なくて、自然に眉が下がってしまう。
「貴女…のぞみとりんの事、ずっと見てる」
「――?!!!み、見てませんよ私、のぞみさんの事ばっかり見てません!!」
なんて分かりやすい…その時かれんはうららに対し、少しだけ好感を抱いた。

それからはもう面白い程、かれんのペースだった。
そもそも何故うららがのぞみを見つめるのか、それは周りも知るところ敬愛からだろう。
かれんも少し前までは、そう思っていたのだ。
しかし昼間の態度と、今のりんとのぞみを時折羨ましげに見つめる視線。
これは間違いなく己と同類だと直感した。
女の感をなめると痛い目みるので、よく覚えておこう。

二人は周りに会話が聞こえないよう、店の裏口に移動し、会話を始めた。
「………つまり率直に言えば、のぞみの事、愛してるのね」
「え、あ…愛してるっていうか、好きといいますか…そのぉお………はい」
もう隠し通せないと悟ったうららは、かれんに自分の想いを素直に相談し始めた。
最初は純粋な気持ちだったのに、段々それが変な方向へ変わっていってしまった事。
のぞみの興味を惹く為に何かの作戦を練るようになった事や、
幼馴染のりんと話している時ののぞみとの距離と疎外感…虚しさ…。
そしてりんに対する少なからずの嫉妬に、それから来る自己嫌悪。
多感期の少女の苦しみは、計り知れたものではない。
「…相手がりんだったら、どう潰してしまおうかと思ったけど…。
そう、のぞみなのね。なら、私が協力してあげるわ」
「ほ、本当ですか?!」
さらりと末恐ろしい事を呟いたかれんを、うららは気にする事無く流し、
己に協力してくれるという、何とも心強い言葉に目を輝かせて喜んだ。
「ええ。でもまず、うららが変わらなきゃね」
「わ、私が…?」
「そう。愛ってとっても奥が深いのよ。だからまずはうららが愛の重さを知って、
それでものぞみに愛を告げられるか…まずそこが重要」
かれんの言葉が、重く圧し掛かってくる。
しかし最初から一歩下がっていては何も始まりはしないのだと、うららは知っていた。
「わ、分かりました。私何でもします!!愛、教えて下さいッ!!」
ガッと拳を握り、己の前に掲げる。
その雄姿を見て、かれんも同じように拳を握って掲げた。
「任せて。じゃあ金曜日、私の屋敷でお泊り会よ」
「はい!!」

こうやってここに一つ、恋の同盟が生まれましたとさ。
39うらら自慰。4:2007/07/21(土) 05:07:53 ID:sJyqvL/g

――金曜日

「さてと…荷物はこの部屋に置いて。さ、こっちよ、来て」
「は、はい」
数回来た事はあるが、やはりかれんの屋敷は何度来ても迫力があると、うららは感心していた。
少しでもかれんと離れてしまえば、忽ち迷ってしまいそうで…、必死に彼女の後を追う。
やがてかれんは屋敷中心から離れた大きな扉の部屋に、うららを連れてきた。
綺麗な外装が成されている扉は、かれんの持っていた鍵で解除され、ゆっくりと開いていく。
その時一瞬だけだが中が覗け、室内は少し薄暗い印象を受けた。
「お待たせ」
「え……」
――ブゥゥゥン
「んっ……っ…ぅ」
「誰か居るんで…り、りんさん?!きゃ!!」
部屋の中には大きくて豪華なベッドが一つ。
ソファにテーブル、何やら怪しく柔らかな赤に近い光を放っているランプ。
そして部屋の中央にポツンと一つ、四本足の可愛らしい椅子…。
そこには夏木りんが座っていた。
でもその姿は明らかに異様なもので、うららは思わず声を上げてしまう。
何しろ座っているりんの口には、玉の付いた口枷が装着されており、
目にはアイマスク、両手は頭の上まで上げられて、それが首の後ろに回り、手錠で手首を拘束されている。
両足は左右へ大きく開かされており、椅子の足に手と同様手錠で繋がれて居た。

コレだけでもかなり異様なのに、それだけでは終わらないのが凄かった。

りんの両胸には、何か透明なビニールの様な物がピタッと張り付いていて、
止まる事無く彼女の乳房に振動を与え、揺すっている。
大っぴろげにされた股間には、蝶の形を模ったピンク色の物体が、
足に巻かれた黒いゴムか何かに支えられ、ぴったりと張り付いている。
それが先に聞こえた奇妙な重低音を発し、りんに怪しい声を出させているようにうららは思えた。
「な、何ですかコレ?!!」
「何って…愛を確かめ合ってるの」
「愛?コレが?こ、こんなの変ですよ!!」
うららの動揺を他所に、爽やかに言い切ったかれんは、
ゆっくりとした足取りでりんに歩み寄り、彼女を抱き締めた。
「全然変じゃないわ。女の子同士愛し合う中で、これはとても重要な事よ。
りんを見てご覧なさい。気持ち良さそうでしょう?実際とても気持ち良いの」
「……………」
確かに今見る限りでは、りんの頬は上気しきって居り、
漏れるその声色も苦痛の色とは何処か違う。
ゆらゆら身体を揺らし、時折大きく震わせて跳ねる姿は、うららの好奇心を刺激していく。
「何…着けてるんですか」
「ビー○ス○タフライ…可愛いでしょう。他にも沢山あるのよ」
そう言うとかれんは嬉々した表情で、壁に立てかけてあった黒いカートを開き、
中にある物体を次々に取り出しては説明していく。
カートの中は所謂【大人の玩具】で満ちており、その種類は様々だ。
説明を聞く内に、そのあまりの生々しさと恥ずかしさに、
うららの顔は茹蛸の様に赤黒く染まっていった。
「はいこれ。使ってご覧なさい」
「え…ぁ…」
渡されたものは、りんの股間に張り付いてた蝶。
またしても動揺するうららに、かれんは真剣な表情で言葉を綴った。
「甘ったれないで。女の気持ち良さを知らなければ、のぞみを愛する事なんて不可能よ」
「――!!」
そう言われてしまうと、うららの中で後戻りという選択肢は、跡形もなく消え去っていくのだった。
40うらら自慰。5:2007/07/21(土) 05:14:35 ID:sJyqvL/g
ソファに腰掛け、身体全体を預けた。
そしてまだほんの小さな膨らみしかない己の乳房を、うららは手の平で懸命に揉み始める。
そんな自分を、かれんはじっと見つめていた。
正直とても恥ずかしいけれど、それでも火がついた勢いは止まらない。
より何かを感じる為に、自分から乳首を少し強く摘まんで捻った。
「……っ」
しかしそこには痛みしか生まれない。
一体何を如何したらいいか分からなくて、かれんの方を見たが何も答えてはくれなかった。
その反面ずっと見つめられているのが分かっているので、
少なからず興奮している自分がいるのも確か。
(でもこんな…)
聞こえてくるりんの喘ぎが、うららの鼓膜に焼き付いて離れない。
(りんさん…凄い、気持ち良さそう…。でも何がそんなに嬉しいの?
何がそんなに気持ち良いの?)
考えても考えても分からない。でも問わずには居られない。
試行錯誤しているうららに痺れを切らしたのか、ついにかれんの声が掛かる。
「胸だけでいいの?下の方も触れば?」
「え……ぁ…はい…」
羞恥で声が消え入えり、それでも有り難いかれんの言葉に従い、静かに足を開いていく。
スカートの中からは、可愛らしい下着が顔を覗かせる。
「自分で気持ち良くなる所を見つけて、触ってごらんなさい」
「………っ…」
そう言われ、うららは再びりんの方を向く。
彼女の股の間を覆っている蝶は、若干下の奥に在る気がしたので、
うららは下着の中に手を入れ、割れ目の奥に向かって指を伸ばした。
(何だろう…これ。今まで気にしなかったけど、何か…)
普段生理現象を催す部分とは、明らかに違う何か…。
うららは一抹の不安を感じながらも、ゆっくりと下着の中に手を入れて、
秘唇の奥に人差し指を挿し込んだ。
「……ぁ」
自ら触ってしまった秘所は凄く熱くて、とても柔らかい肉がある事を知り、
同時に続けていられないくらい強い衝撃が走る。
「もっと触ってごらんなさい。ほら、指を奥に入れて」
「む、無理です、こんな…!」
先程に加え、益々羞恥の気持ちが強くなり、身体中がまるで燃え上がるように熱い。
「そう…この程度で諦めるなんて…。
のぞみを愛するなんて、貴女には最初から無理な話だったのね」
「…そんな事…っ…」
何も言い返せなくなる己が悔しくて、半ば意地になり、うららは秘所へ指を入れていった。
41うらら自慰。6:2007/07/21(土) 05:15:40 ID:sJyqvL/g
「ん……んんんッ……」
言葉にならない喘ぎ声が洩れる。
初めて異物を受け入れるうららの秘所は、全く濡れておらず、ただただ痛みだけが染み渡る。
(どうして?どうしてりんさんは、あんなに気持ち良さそうなのに…私は…ッ)
「どうしたのうらら。貴女は一体、何がしたいの?」
立ち上がって歩み寄って来たかれんが、腕を組みながら自分を見下してくる。
うららは藁にも縋る思いで、残っていた羞恥心を全て捨て去った。
「…あ、私……私も気持ち良く…なりたいんです!!でも…出来ない」
「それは何故?」
「私が何も知らないから…だから…!」
聞こえるりんの喘ぎ声に、身体の中にムズムズとした熱が顔を出す。
それがあともう一歩で飛び出してくれそうなのに、その一歩が自分には分からないと話した。
余りにも己が子供過ぎて、悔しくてたまらない。
「そう、貴女は何も知らない。だから気持ち良くなれない。
自分すら気持ち良く出来ない貴女が、のぞみを気持ち良くしてあげられる?そんなの無理よ」
かれん曰く誰かを愛するという事は、その相手を気持ち良くしてあげるという事。
気持ち良くしてあげられれば、相手は幸せになって、笑顔になって、
それがやがては己の幸せに繋がるのだと言う。全くその通りだと、うららは思った。
「如何したら…如何したら気持ち良くなれるんですか?!」
「…知りたい?」
「知りたいです!!気持ち良くなって、のぞみさんを気持ち良くしてあげたいです!!大好きだからッ!!」
感極まって目に涙を溜めているうららを見て、かれんはほくそ笑む。
「いい子ね…じゃあ教えてあげる。コレを貴女の恥ずかしい所に、当ててご覧なさい」
――ブゥウウウン
「これは…さっきの…」
渡されはしたものの、怖くて使えなかった蝶。
コレが気持ち良くなる為に必要な、最後の糧だとするならば…
うららは包装を、勢い良く剥ぎ取っていった。
42うらら自慰。7:2007/07/21(土) 05:16:33 ID:sJyqvL/g
蝶を股間に添えて装着し、今度は仰向けになって膝を曲げ、
かれんに秘所がよく見えるように足を開く。
そしてゴクリと唾を飲み込み、スイッチを入れた。
――ブゥゥゥゥウウウ!ブゥウウウウ!!
「――ッふぁぁぁぁあ?!」
自分の秘所には何がどう、どんな風に機能しているのか理解の薄いうららは、
蝶のローターを何の戸惑いもなく、クリトリスの上に密着させてしまって居た。
それを見ていたかれんはクスクス笑い、りんの身体を抱き締めては、
彼女の胸を揉みながら、愛しそうに何度も口付けを送っていた。
「いやぁぁあっ、ッ…ぁ、んあぁぁあっ…」
飛び出る声が高くなり、尾を引く。
身体の内が満たされ、足が真っ直ぐ伸びて硬直し始めてしまう。
(な、何コレ…ッ、くすぐったいのに…気持ち…い…。コレが…コレが愛?!)
頭上へ何かが駆け抜け、喉がひとりでに空へ返る。
「あ、ぁッ……っ…はぁあっ」
体中がむずむずとした、やり切れないもどかしさに嬲られ、
時折弾かれるような気持ち良さが走り回る。
空いている手を胸へと伸ばし、強く揉みながら、二本の指で乳首を摘んだ。
親指と人差し指で、何度もコリコリと弄り続ける。
(ダメ……あつ、ぃ…体が、痺れ…ちゃ…)
先程のような痛みは感じない。
何故ならうららの秘所はローターの強い刺激を受け、初めて濡れ始めていたからだ。
頭を左右に振り、口から垂れる涎を拭こうとも思わない。
今はただこの感覚に酔い痴れていたい。
全ては大好きなのぞみの為。のぞみを愛する為。
(ああっ、凄い、ぁっ……凄いよぁ、はぅっ……こんなの、のぞみさんにも…私…)
うららの体が大きく震える。
「のぞ、み…さ…ぁぅ……、は…のぞ、ッ……のぞみさぁあぁぁんッッ!!」
眼の前が真っ白になって膨らんで弾け、やがて気がふっと遠くなる。
身体が大きく跳ね上がり、痙攣の止まない四肢を投げ出す。
うららは心地良い快楽の波と熱に身を任せ、胸を大きく上下させ、荒い息を繰り返していた。

=================

「気持ち良かったかしら?」
「…は…はい…すごく。…気持ち良かった…です」
ソファに背を預け、愛液に塗れた膣口をゆっくり掻き回しながら、恍惚の表情でうららは答えた。
少しでも快楽を得ようと、腰が自然と前後に揺れてしまう。
膣の中が別の生き物のように動き回るのを感じ、
ピチャピチャと愛液が指に絡み、擦れる音に酔い痴れていく。
「コレが女の子の幸せよ。好きな人をこんな風に気持ち良くしてあげられたら、
それって凄く素敵な事だと思わない?」
「…ぁ…はい…ッ…あ、ぅあん」
喘ぎ声がだんだん短くなり、また上りつめて行く。
「うららも頑張らないと、誰かにのぞみの処女を奪われるわよ」
処女――なんて甘美な響きなのだろう。
それは今触れている穴の奥先にある未開の地。とてもとても大事なもの。
それが己以外の誰かに奪われてしまうなんて、有り得ない。
「いや!!のぞみさんの処女は…私がッ、私の処女はのぞみさんにあげるんです」
「じゃあ頑張りなさい。ソレは貴女にあげるわ。餞別よ」
役目を終え放置されていたピンクの蝶を指差し、かれんは微笑む。
快感の余韻に浸り惚けていたうららだったが、かれんからの贈り物に嬉しそうに笑った。
「はい…かれんさん、有難うございます……」

オワリ。
43りん触手姦。1:2007/07/21(土) 05:18:49 ID:sJyqvL/g
続けて投下、申し訳有りません。
・前回ののぞみ輪姦の続きで、りん編です。
・題名の通り触手物ですので、苦手な方はスルーまたはNG登録お願いします。
・効果音が鬱陶しいかもしれません…。


「そう…のぞみは今日お休みなの」
「今朝バス停にも来なかったし…風邪でもひいたのかも…。
あの子に限って、んな訳ないと思うんですけどねぇ」
こまちは母自慢の手作り重箱を取り出し、テーブルの上に広げていく。
その中には何時も通り豪華な料理が添えられており、りんは「美味しそうですね〜」と目を輝かせて笑った。
「うららも今日は大事な仕事が有って、休みなんですって」
かれんの言葉を聞きながら、料理を蓋の上に分け、こまちはりんに差し出した。
「どおりでとっても静かなんだココ」
「ちょっと寂しいけどね」
獣姿に戻っているココも、いつも通りシュークリームを美味しそうに頬張っている。
「ま、病気の時はちゃんと休まなきゃですよね。学校終わったらお見舞いに行こうと思ってるんです」
「残念だわ…。一緒に行きたいけど、今日は図書委員の仕事があるの…」
「私は生徒会が…」
三年生組は揃って用事がある事を伝えると、りんは「しょうがないですよ。よろしく伝えときますから」と笑って、
こまちとかれんの二人に安堵を齎せる。
そして三人と一匹は、昼食を食べ始めた。


「見舞いの品、何が良いかなぁ…」
教室へと戻る道、りんはのぞみへの土産を考えていた。
本当に体調が悪いなら、食欲が無いかもしれない。
そうなるとこった食べ物というのも、好ましくない。
ここは飴とか喉が痛い時には最適だし、後々に保存も効く上で楽しめるから良いかもしれない、
そう結論が出た頃だった。
「夏木さん」
「はいは〜…あん?増子さんじゃない。何か用?」
己の名を呼ばれ振り向いた先に居たのは、サンクルミエール学園新聞部部長・マスコミか!基、増子美香。
彼女とは今まで色々な事が有り、りんの中で正直苦手な部類に入っている。
そんな彼女が、今度は一体何の用で自分に声を掛けて来たのか…正直嫌な予感がしなくもない。
「夏木さんのご実家って、花屋さんでしたよね」
「え…えぇ、そう、だけど?」
「そこでご相談なんですが、あっちの方で珍しい植物見つけて。図鑑にも載ってないし。
私記者としてどーしても知りたいから、プロの夏木さんに教えて頂きたいんです!!」
「え…あー…でも図鑑に載ってないんじゃ、私も分かるかわかんないし…つかもう昼休み終わっちゃ…」
余裕を持って教室へ向かうかれんとこまちとは違い、
りんは休んでいるのぞみ同様、普段から休み時間ギリギリまでテラスで食事している。
教室にはチャイム同時に着くというのが、暗黙のルールになっているのだ。
それはのぞみが居ない今日も、変わらなかった。
事実今日ももう直ぐ予鈴が鳴り始める時刻。
増子の言っている植物を見に行っている時間など、残されていない。
「お願いします!!どうしても知りたいんですッ!!」
「うぅ…分かった分かった。そこまで言われちゃ、断れないわよ。案内して」
一歩も引き下がらない増子に対し、人の良いリンはついに折れてしまう。
実はパパッと行って見て即答して、自慢の足でダッシュすればまだイケるかもと計算していて、
それ以上で正直に言ってしまえば、りんは早く彼女から解放されたかった。
「有難う御座います」

その時の増子の声がやけに耳に残ったのは、気のせいなのだろうか…。
44りん触手姦。2:2007/07/21(土) 05:19:26 ID:sJyqvL/g

――じゅる!!ぐじゅるるる!っっ!!!

「な、なななッ!!何よこれぇーッ?!!」
増子に案内されたのは、学園の中にある雑木林の中だった。
そこは普段から人が立ち入らない所でも有り、何でこんな所に…と内心思っていたりんは、
林の奥で見つけた物体に己の目を疑った。
一見樹木のように見えるが、その頭頂部には亜熱帯地に咲く花のような物が咲いている。
しかし何よりも驚くのは、その下半身部分。
何十本はあろうかという醜くおぞましい緑色の触手が、ウネウネと激しく揺れ動いて、
あまつさえゆっくりとその魔の手をりんに伸ばして来ていた。
「増子さん逃げてッ!!」
異形過ぎるその生物に恐怖し、りんは慌てて増子へ逃げるよう諭すが、
ついさっきまで後ろに居た彼女の姿は何処にもない。
りんは己も逃げる為元来た方角へ走り出すが、
その道には何か透明な壁が出来ていて、進行を拒絶され進めない。
何かの空間に閉じ込められたと気が付いた時は、既に数本の触手が足に絡みついた後だった。
「は、放せっ!!このぉッ…きゃあ!!」
抵抗を示すも触手の力は予想以上に強過ぎて、まるで歯が立たない。
本体の方へ引き寄せられながら、股に向かい絡まっていく触手の所為で、
徐々に身動きが取れなくなり、大きく前へ体勢を崩し倒れてしまう。
地面に身体を打ち付けそうになった瞬間、両腕と腰にも触手が素早く巻き付いて来て、
彼等はりんの身体を軽々と宙に持ち上げていった。

これから食す物の味見をしているのだろうか…。

触手達は静まる事無く蠢きながら、スカートの裾から服の中に入り込んで、
それらが否応無くりんの全身に絡み付いていく。
「っ…気持ち悪…やぁぁぁっ?!!」
両手を左右に引っ張り、動きを固定させた後、
触手達は一瞬にしてりんの制服を、内側から引き裂いていった。
下着姿にされたりんの頬が恥辱に赤らみ、怒りに身体が震える。
冷たい空気が全身に触れる感覚に、身震いが止まらない。
「何やってんのよ、あたしらしくない…」
あまりにおぞましい生物と接触してしまった為、冷静さを失っていたが、
早くプリキュアに変身してしまえばいい事だ。
「…っ、プリキュアメタッ?!――んぐぅっ!!」
呪文を発しようとした途端、それを阻止するかの如く素早く口内へ、複数の細長い触手が侵入して来た。
それらを噛み切る事も出来ず、息苦しさに眩暈を起こし、徐々に全身の力が抜けていく。
間髪を容れずに例の花から黄色い花粉が、空中に飛び散り始めた。
そして直ぐにその花粉がおかしな物質だという事に気付かされる。
(…か…身体が、熱ぃ…?)
残された呼吸器官から入り込んで来る花粉達。
しかもそれはりんの汗に混ざり、やがてドロドロとした粘着性の高い液体に姿を変えていく。
そして絡み付いていた触手達が、その液体をりんの身体中に擦り付けながら、
ゆっくり回転し昇って絡み付いていく。
体中を焦がす熱い熱に益々力が入らなくて、触手に足を大の字に広げさせられてしまい拘束されてしまう。
「ぅんぐ!!」
口内に入っていた触手の先端から、何か甘い液体が放出された。
口を閉じる事g出来ないりんの喉を、その液体は何の障害もなく次々に流れ込んでいく。
その液体に含まれている物質が何なのか分からない。毒かもしれない。
激しく咽こみながら、恐怖に身体を硬直させる事しか、りんにはもう出来なかった。
45りん触手姦。3:2007/07/21(土) 05:20:29 ID:sJyqvL/g
左右の腕に巻きついていた触手が、脇の下にまで伸びてきて、
触れ、撫でて来て、くすぐったさと共に奇妙な痺れが広がっていく。
新しく寄って来た触手の先端には、穂先に丸いブラシ状の凸凹した物が何百本も付いている。
他にも違う形をしているものが有るようだ。
その触手はりんの腹の上を撫で、臍の穴を弄る。
身体中に巻きついていた触手はやがてブラジャーを引き裂き、
露になった乳房の全体を包み込んで巻きつき、絞り上げるように揉んでいく。
そして今度は先端が磯巾着のように、細く短く細かく蠢いている別の触手が、
薄く色づいている胸の突起に吸い付き、擽り始める。
「うっ!…ぅうっ……ん…ぅ!」
乳房全体を捻り上げながら強く引っ張られる度、電流のような刺激がりんの全身を駆け抜け、
吸い付かれている乳首はやがて痛みを感じる。
唇の隙間からは甘い熱の篭った吐息が漏れ、秘裂からは愛液が滲み出し、
それが下着の染みになり、大きく広がって行った。

全身を嬲られ、空中で揺らされているりんの下着の中に、
また新しい触手が入って、布地を引き破っていった。
(嫌っ…何なのこいつ等!!一体何処まで…ッ?!!)
身体中に付着している粘液の感触と、撫で回す触手の感覚に、
りんはきつく目を閉じて頭を振った。
(大丈夫!!堪えてれば…きっと…きっと皆が助けに来てくれる!!)
しかしそんな意識も既に限界に近付きつつあった。
腰をくねらされ、足を十字に大きく開かされ続けらた事が、
りんの恥辱心を煽り、身体を興奮させ、心をズタズタに引き裂いていたのだ。
――ずりゅぶちゅっ
卑猥な音と共に股間に襲い掛かって来た感覚に、りんは顔を上げ目を見開く。
触手により大きく開脚されていた中心…秘所に目掛け、
今までの触手とは見た目も大きさも異なる、巨大な触手の手が伸びて来ていた。
その巨大な触手は周りの触手達に守られるかのように、触手を掻き分けた中心部から現れて、
りんの秘所一点に狙いを定めていた。
(や、やめて…な、何よあれ…グロ過、ぎ…)
巨大な触手の先端が開き始める。
四方に分かれた葉のような部分の内側には、真っ赤な色をした無数の激しい凹凸のイボに塗れている。
中心に残った棒状の物体の側面は、先と同じように赤い凹凸イボを纏っており、
それらが螺旋にくねったりしていて、その最先端は人間の男性器に近い形をしていた。
りんは恐怖に瞳を潤ませる。しかし触手はそんな事お構い無しに襲い掛かって来た。
ビクビクと葉を震わせ、先端から何かの濁液を吐き出しつつ、
まだ人間の男を受け入れた事のないりんの膣口を擦る。
まだ中に入って来ようとはしない。
あくまで優しく、柔らかに先端で擦るように触れて来るだけだが、
今のりんにはそれだけで十分過ぎる刺激を与えてしまう。
体の中で何かが暴れ始める。恥肉はまだかまだかというように、震え始めてしまっていた。
そんなりんの身体の変化を敏感に感じたのか、触手はついに入口を塞いでいる恥肉に頭部分を強く押し付けてくる。
(やめっ…やめてってば…嫌だそんなの…ッお願いだからッ!!)
心の中で悲痛に叫ぶ声は、誰にも届く事はなかった。
46りん触手姦。4:2007/07/21(土) 05:21:15 ID:sJyqvL/g

――ズブブブブッッ じぶゅっ、じゅぶぶじゅぼぼっっ!!

「んんぅ!!?んーーーッッッ!!」
りんの膣内へ一気に挿入を開始した触手は、彼女の純潔を無残にも引き裂いた。
痛みに瞳が大きく見開かれる。
触手の侵入を拒むようにきつく閉じられていた秘所からは、
破瓜の赤い血が滲み出て、内部の膣壁は触手によって強引に押し拡げられていった。
触手は尚も容赦なく膣内へ入り込み続け、ついに先端が膣の最奥部にまで達する。
――ぐちゅっ!ずぷっ…ぐちゅっ!!
膣内を掻き回すように動き回る触手。
引き抜いてはもう一度深部にまで押し込んで、そして再び引き抜き、一気に挿入する。
その度に先端に向かって生えていた凹凸のイボが全て逆流し、
その一本一本が引き抜かれる度に激しい抵抗を持って、ぞるぞると膣内の敏感な場所を擦り上げる。
同時に四方の葉の先端部分は、秘所から臀部に掛けての裂け目を覆い隠し、
その凹凸イボが敏感な肉芽を休む事無く擦り始めた。
葉の与える刺激に足を閉じたくても閉じられず、りんが与えられる刺激に反応し動けば動く程、
逆に葉は振り落とされまいと張り付く力を強め、肉芽を包み込み凹凸イボで擦ってを繰り返す。
(痛…痛いッ!!…ふぅっ、いやっ、中で擦れて……あぁ、どうなってんのよ……んあぁ!!
か、硬いのが奥に当たって…ひぅぅっ!!こんなの、初…め、て…)
それを繰り返す度に触手の動く速さが増していく。
ひたすら激しく責められ、膣内は蜜液と触手の纏ってい濁液とが混じり合い溢れ、卑猥な音を立てていた。
――ぶちゅっぶちゅっ!!にちゃっ…にちゃぬちゃッ!!
「うっ!?ん…んううっっ!!」
愛液と濁液は触手の抽出を容易にさせ、体中は妙な液体でベトベト。
胸を弄られ、擽られ、膣内の触手は膣壁をこじ開け、りんの身体を犯し続ける。
強烈な快感を無理矢理与えられ続けたりんの身体は、空中で激しく悶え痙攣を続ける。
(んあぁ、だめっ…ゴツゴツしたのが…ぁ…中を出たり…入ったり……
だ、だめ…だめだって…こんな…あたし、ぅあっ!…あぅんっ、あっ…ふぁ!!)
触手から齎される快楽を拒み続ける心とは裏腹に、りんの膣は既に触手を受け入れており、
きつく締め付けたかと思えば包みこみ、少しでも快感を得ようとしている。
既にりんの身体は、この異様な生物に完膚なきまでに屈していた。
47りん触手姦。5:2007/07/21(土) 05:22:42 ID:sJyqvL/g
「んんっ…ん!…ふ!…ッんぅ」
太さと長さを持つ触手は、りんの膣奥底に辿り着いても、十分な長さを持て余していた。
硬い先端は激しくりんの膣底を叩き、時折回転を加えてはその身を内部へ捻り込んで行く。
ズブズブと膣内に入ってくる先端の鬼頭とその側面の凹凸イボの感触は、たまらない快感を与えた。
(ぁ、ん…こんな…嫌なのに…ゴツゴツ…ぁ、当たって、気持ち…いぃ…)
注ぎ込まれる愉悦に、りんは唯ひたすら悶える事しか出来ない。
そうしている間にも絡まる触手の数は増え、りんの身体をがんじがらめに縛り上げる。
体中を這い上がる快楽に翻弄されわなないていく中、触手の動きがピタリと止まった。
動きが止んで安堵したのも束の間、突然腹部が灼熱感で満たされていき、
押し寄せた熱いほとばしりが膣内に広がっていく。
気のせいだと信じたいのに、その熱さは全てを確実なものにしていった。

――ちゅぶっ……ゴポゴポ…ドピュ!ドピュ!!ドクドクドク……

「…んんっ…っ……んんぅーーっっっ!!」
触手の先端にある鬼頭からりんの膣道を通り子宮奥へと向けて、
大量に吐き出されていく、とてつもなく熱い液体。
しっかりと内部へ入り込んでいた触手の動きは激しさを増し、
肉壁を抉り、膣底を叩いては液体の放出を続ける。

――ぐちゅっぶちゅっ…ビュッ!ビュッ!

その行為はこの世のものとは思えない快感を、りんへ植えつけた。
(ぅあぁあ…く、苦し…あふっ、ダメェっ、き、気持ち、ぃ……ぁ、
あぁ…ぁんっ!気持ち良いよっ…っ、も…あたし……だ、ダメェっっ!!)
感じた膣底への熱い噴射感に、りんの膣は限界を迎える。
触手達の手によって絶頂へと登りつめたりんは、ついに全てを受け入れてしまった。
ガクガクと身体を痙攣させ、虚ろな眼差しになるりんを置いて、
内部の触手は一際大きくなって液体を膣内に吐き出す。
その液体には何か固形の物が混じっているらしく、
子宮の中に液体の熱さが染み渡るのを感じると共に、ゴロゴロとその物体が転がる。
(お腹の中…ぅ…ぁ苦し…ぃ………壊れちゃ…ぁぅ、
ぁ…来る…来ちゃ…ひぃぅ!!やぁっ、やっ、ぁぁあああんっっ!!)
無遠慮に蹂躙されたりんは、再び絶頂の高みに押し上げられる。
りんの勢い良い絶頂に合わせ、膣内は触手の吐き出した液体で溢れ始め、
行き場を無くした液体が触手を伝い、地面に滴り落ちていった。
48りん触手姦。6:2007/07/21(土) 05:23:26 ID:sJyqvL/g


「あれ…私、何でこんな所に」
目を醒ませば、増子は自身が道に倒れていた事に驚きを隠せないで居る。
「大丈夫ですか、お嬢さん」
「え、あ、はい大丈夫で…きゃー!!もうこんな時間!とっくに授業始まってるじゃない!!
すいません私、急ぎますので、失礼します!!」
腕時計を見てそう叫ぶと、増子は声を掛けて来た人物に振り返る事無く、
走り去っていってしまった。
自身が今まで操られていた事等知る由も無い彼女に、男は笑みを浮かべ、
掛けていた眼鏡をそっと指で押し上げた。

男は直ぐ横に広がる雑木林の中に足を進める。
何処までも林ばかりで、其処には特に変わった物は見当たらない。
しかし男が手を翳した途端、不気味な仮面をつけた植物の蔦が林の中から現れ、
淡い赤色をした裂け目を作ると、男は驚く事無く、その中へと進んでいった。
――びゅるるるっ…ジュルル!ちゅるっ!じゅるじゅるるる…
「ふぅ…んんっ……っ」
「プリキュアも所詮は雌か。他愛無いものだ」
不可思議な空間の中、一人触手に陵辱され続けているりんを見てそう吐き捨てる男・名はギリンマ。
心此処に有らずといったりんの腕から、易々とピンキーキャッチュを奪う。
「汚い…。これ防水加工とかされてるんだろうか…」
会社へ提出するのにこんな汚い液体塗れのままでは、流石に拙いだろう…。
まぁ洗った所壊れたら壊れたで、それはそれで別に構わないと上司・ブンビーは言っていたから、
よしとしようとギリンマの中で結論に至る。
「次はレモネード…か」
最初からこういった作戦にしていれば良かったと、余りにも簡単過ぎた勝利を鼻で笑い、
ギリンマは元来た出口へと静かに消えていった。
49りん触手姦。7:2007/07/21(土) 05:27:14 ID:sJyqvL/g

ギリンマが居なくなってから、どれくらいの時間が経っただろう。

例の不可思議な空間の中にはあの植物が今だ、数多の触手を蠢かしながら存在している。
そんな触手の合間から、一人の少女の声が聞こえる。
「あ…あ…はぁん、ッ……ん…やぁ…」
外部に面する数十の触手を掻き分けた内部には、この植物の幹が存在し、
外敵から守るかのように、りんの身体を包んでいた。
幹全体が絨毯状にびっしり生えた粘着性の高い短い触手に覆われており、
其れらがりんの身体中に纏わって貼り付き、絶えず埋め込まれている部分を刺激する。
先と違い自由になったりんの口からは、甘美なまでの喘ぎ声が漏れていた。
外部に有ったものと同じ長い触手は乳房をヤワヤワと揉み、頭を仰け反らせ悶えるりんの膣内には、
処女を奪った例の太い触手が今だ挿入されたまま、静かに蠢いている。
そんなりんの足をM字に開かせ、膣口の後ろに存在する菊口目掛け、別の触手が伸びていた。
その触手は今までの触手に比べ遥かに小さく、細引きのような細かい触手だった。
「やっ…めて……そこ違…そこは違うって…っ…ぁあん」
か細い拒否の声を無視し、押し開いた尻の間に隠されている、
皺を集めひくつく薄い色をした菊門へ、その手を伸ばしていく。
――ズブ……
「あっ、ああっ……やぁぁ…」
細く長い触手が数本、皺を押し広げながら直腸内に侵入してくるのを感じる。
――ズブ、ズブズブ…
「ああぅっ!あっ、ぁあっ…んむぅっ、ん……んんっッぅぅーーッ!!」
膣とは違い何かを受け入れる為の器官では無い其処は、中々触手を受け入れない。
痛みに顔を顰め、目の前にある数本の触手を抱き寄せるりんに、
細い触手は中に入り込もうと、捻り込んで行く。
「あぐぅぅッ!!」
汗が滲み出し、身体全体が痛みに軋む。
りんの膣内一杯に埋もれてた触手が、それを機にまた一斉に活動を始める。
内蔵の末端を犯される異様な感触に、身体はゾクゾクと震えた。
潤みを帯びた瞳は光を映さず、半開きになった口からは涎が垂れ、
いかにりんが快楽の極地にいるのが分かる。
二つの穴へと突き込まれた触手は互いに交互で引き抜き突き込み、引き抜き、
そして突き込みを繰り返し、とどめを刺すよう交互に激しい蠕動運動をりんに加え続けた。
一突きごとに臓腑を揺り動かされ、粘膜を擦られ、強い快楽を一方的に与えられ続けられ、
捲れ上がった二つの孔は広がっていく。
穴に入りきれなかった細い触手達が内股を擦る。
身体は歓喜に震えながら敏感に反応し、触手の愛撫にピクリ、ピクリと震わせている。
秘部からは触手の吐き出した濁液が溢れて続け、
触手の愛撫に身を任せてしまっていたりんの、その顔に浮かぶのは悦楽の色唯一つ。
――ドピュドピュド!!クドクドクドクドク……
「あはっ!…ぁっ、ん…熱い、よぉ……ぅっく、はぁあん!!」
そして再び激しい勢いで濁液が膣内部へと放出され、触手は何度もその蔦を動かしながら放出し続けた。
液まみれの顔を快楽に歪ませ、めくるめく刺激にりんの身体は喜びに打ちひしがれていた。
膣穴からはコポ、コポ、と生物の吐き出した濁液が噴き出し、
膣内はその液体のみに覆われてしまったといってもいいだろう。
やがて液体で満たされたりんの子宮は膨れ、それでも止める事を知らない触手から新しい液体が流し込まれ、
その度に下腹部は少しずつ膨れ上がっていった。


一体この陵辱は何時まで続くのか…分かっているのはただ一つだけ。
顔を快感の余韻に浸らせ惚けたりんが一人、甘い声を上げながら悦楽奈落へと堕ちていく事だけだ。

オワリ。


長々とお邪魔致し、本当に申し訳有りません…。
これからは自重して1ROMに戻り、職人様の投下にwktkしてまいります。
どうもお粗末様でした。
50名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 05:49:49 ID:E0trYQ0a
God Job!!!!!
51名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 09:59:42 ID:yXpMYdrL
>>36-49
GJ!!!111
うららもかわいいし、かれりんだったことも嬉しかった

そしてりんかわいいよりん
触手姦GJ!!

神よ、気が向いたらでいいのでまた投下プリーズ
52名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 15:02:07 ID:TNFNUvc5
>>36-49
GJです!!
大作二つも乙でした
53名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 21:15:42 ID:GfPc5Swd
舞薫マダ〜?
54名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:17:28 ID:bCGuinO1
>>36-49
GJGJ G J!!!!!
上手いなぁ。
つかなんつーもんを投下してくれたんや、触手好きにはたまらんよ!!
神様職人様有難う!!

>53
読みたい気持ちは分からんでもないが、時期的に見てそういう書き方だと
安易な職人・作品批判と受け取れなくないから、気をつけた方が良いぞ
55名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:23:29 ID:p/YZhPXv
>>36-49
GJすぎる!乙です!
56名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:09:15 ID:2fkbj/Md
>>36-49
GJGJ!
本当に乙です
57名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 17:58:04 ID:j7rGvfLy
>>36-49
GJGJGJ!
58名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 18:24:15 ID:OZJcPeDH
>>36-49
超GJ!!
マジ神です!!
59名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 20:27:59 ID:ErZmLNQi
>>36-49
GJ引っ張りすぎかもしれないがこれはマジでGJです
60名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:10:34 ID:S+imm0wW
>>36-49
GJ!!
神よ、是非とも残りのうらら編とこまち編、かれん編を
気が向いたらでいいので、書いて頂きたい
いつでも正座して、お待ちしております
61名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 22:32:11 ID:F56+ULsS BE:854669489-2BP(12)
>>36-49
今更だがgj!
ということで保守
62名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 14:03:17 ID:2GG7scSM
前回の放送見てからココのぞにはまった!
しかし供給が足りず悶絶の毎日……orz
63名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:20:38 ID:0NPDuI86
>>60
同じくお待ちしてます

>>62
you書いちゃいなyo
64名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:41:34 ID:uw1d46SA
誰かマキの画像(できればエロ画像)をプリーズ!
65名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 07:40:51 ID:EHUDzPtA
舞薫マダ〜?
66名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:43:22 ID:uw1d46SA
なぎさと藤P!ついにふたりはひとつになった!

ttp://blog13.fc2.com/p/panku/file/prety02_07.jpg
ttp://blog13.fc2.com/p/panku/file/prety02_08.jpg
67名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 03:49:04 ID:3d9EROD9
>>66
こりゃゆきみ本舗さんですな
68名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 10:39:53 ID:mzjcHUCO
第一回プリキュア合宿……、それはプリキュアの友情を育む会のことだろうか。
69フリチラ:2007/07/29(日) 13:19:37 ID:VSTJXbFr
夏休みという事で、炎天下にも負けず大道を行くのぞみの足取りは軽かった。
先日、あわやプリキュア壊滅の危機に晒されるも、のぞみの機転で事なきを
得て、五人は更なる友情を深めている。艱難辛苦を乗り越えたという事で自信
がつき、いまやプリキュアは熟成の期に至っていた。

辻を折れて見えるのはナッツハウス。夏の日差しを浴び、のぞみの目には手作
りの看板さえも浮かれているように思えてならない。
「ちょっと、脅かしてやるか」
のぞみは足音を忍ばせ、ナッツハウスに近づいた。店内にはココとナッツがいる
はずで、隙あらばガラスをぶち破り、ジャッキー・チェンばりの登場をするつもり
である。

ところが店内に人影は無く、他のプリキュアメンバーもいなかった。気勢をそが
れたのぞみは、大人しく入り口の扉を開けた。
「ん?」
ロフトの方から、何やら音がする。ギシギシと木が軋むような音と、ああとか
ううとかの喘ぎ声も聞こえてくる。
「なんじゃらほい」
のぞみは階段を上った。すると、ベッドには裸のココとナッツが絡み合う姿が
あったのである。

「コ、ココ・・・すごく良いぞ」
「ナッツ・・・うッ」
美青年と化した二匹はすでに合体中で、ココが上でナッツが下。みうらじゅん風
に言うと、これ入ってるねという所だった。
(やらないか状態!)
のぞみはカメラを持ってない事を悔やんだ。千万に一つの機会を写真に収めら
れない事が切なかった。
70フリチラ:2007/07/29(日) 13:33:23 ID:VSTJXbFr
♪ 夢みたい 恋したい 超屁くっさーい 一晩中ウホりたい    ♪
   
       プリプリプリケツア〜ヌス YEAH〜

 アスファックしたいな むっちり ヤバイケツ うっとりしていたら その道入った

 肛門を開いて 指で少し解さなくちゃ まぶしすぎる 尻の蕾に 
 
 とぼけて入れないように ウホ〜

 ノンケでその気無い 顔してるモーホー 何でそんなにカマっていられるの
 
♪ 本当は同じくらいヤバイマラ! ムラムラきちゃって マイ・スイート・ファック ♪


気がつけばのぞみは歌っていた。生まれながらのお調子者で、こらえ性が無い
為、つい声に出してしまったのである。
「誰だ」
ココとナッツが身を起こし、叫んだ。掛け布団の下はやはり裸だった。まだ性交
の途中で、二人の体には湯気が立ちそうなほど生々しい愛撫の跡があった。

「私よ。覗き見するような真似してごめん」
「なんだ、のぞみか・・・」
立ち上がったココの股間には隆起した男根が見て取れる。凄まじい大きさで、の
ぞみはこれが本当に今の今まで、ナッツのすぼまりに収められていたのだろうか
と、不思議に思う。
71フリチラ:2007/07/29(日) 13:46:44 ID:VSTJXbFr
「見られたのが、まだのぞみで良かったな」
ナッツはシャツを着始めた。こちらも股間はまだまだ力が漲っているが、流石に
のぞみが現れては続きとしゃれ込む訳にはいかない。
「やめちゃうの?」
「当たり前だ。さあ、下へ行ってろ」
ココに背を押され、のぞみは階下へ追い出された。知らずとも良い大人の裏事
情を知り、この夏、のぞみはひと回り大きくなるだろう。たぶん。

夏の昼下がり、ナッツハウスは開店休業の状態だった。この暑さでは誰も外に
は出たがらないし、ましてアクセサリーを求めて来る酔狂な客もあるまい。のぞ
みは出されたジュースを飲みながら、そんな事を考えている。後は、やはり先程
のココとナッツの艶姿が気になって仕方が無かった。

(邪魔しちゃって悪かったなあ)
ココは静かに本を読み、ナッツはレジの前でまんじりともせず座り込んでいる。
この二人は友人というだけでなく、恋人に近い付き合いであると思うと、のぞみ
は何やら妖しげな気持ちにさせられるのだ。

男二人、店が暇な時はいつもああやって過ごしているに違いない。おまけに強気
なナッツが女役を引き受けている事も、興味深かった。
「ねえ、ナッツ」
「なんだ」
「あなたたち、女には興味ないの」
「なんだよ、藪から棒に」
ナッツが憮然として答えるので、ココが割って入った。
「同性愛者って訳じゃないんだ」
「よせよ、ココ。説明しても、のぞみには分からないさ」
「まあまあ」
ココはのぞみの前に座って、訥々と話し始める。
72フリチラ:2007/07/29(日) 14:06:44 ID:VSTJXbFr
「遊びの一環としてさ、貴族にはそういう趣味があるんだよ。マルキ・ド・サドの例を
挙げるまでもないが、放蕩が過ぎると男女とか関係なくなっちゃうんだ」
「ムム、難しい言葉が多くて、分かり辛い・・・」
「小児性愛、同性愛、肛姦、不倫等、タブー視されるものほど、背徳的で良いとされ
ていた時代が、かつてのフランスの社交界にはあっただろう?俺とナッツの関係は
それなんだ」

のぞみは頭を捻りながら、色々と考えている。しかし、経験不足からかイメージでき
るものが無く、脳内にははてなマークが浮かぶのみ。
「実際に体験してみるか?」
「何を?」
「もうすぐいつもの面子も揃うだろう。そうしたら、やってみよう」
ココはそう言うと、ナッツに向かって店じまいだと叫んだ。

ややあって他の四人が合流し、ナッツハウスに集った。まだ営業時間だが看板を
降ろし、入り口には鍵をかけてある。ロフト部分にはココとナッツ、そしてプリキュア
の面々が揃い、何故か全員が素っ裸。この扱いに噛み付いたのは、かれんお嬢様
である。
「どういう事か説明しなさい、のぞみ」
「私は合宿の打ち合わせって聞いたけど・・・」
と、こまち姐さんも驚きを隠せない。更にりんが、
「何をおっぱじめようって言うの?」
ときて、最後はうららが、
「よく分からないけど、楽しみです!」
と、締めた。

「まあ、まあ」
のぞみは両手で迫り来る仲間を押しとどめる。ココにそそのかされたような気もする
が、ここまできたら後には引けない部分もあった。
73フリチラ:2007/07/29(日) 14:16:49 ID:VSTJXbFr
「皆、揃ったみたいだな」
ココとナッツが現れると、五人はすっと静まりかえった。彼らも全裸で、股間には
肉の凶器の如き男根がいきり立つ姿がある。あれは女を貪る獣の象徴で、女子
中学生の皆様の目に触れるには、いささか禍々しすぎる物だった。

「何を始めるの?」
かれんが問うと、
「何でも良いんだ。何をしても良い」
ナッツはそう言って、かれんの腕を取った。
「やめて!」
「やめない」
そんな遣り取りの後、かれんはナッツに押し倒された。床にはマットが敷いてあり、
怪我のおそれは無い。

「こんなの、嫌!あーッ・・・」
「そのうち良くなるさ」
いくらプリキュアの一人とはいえ、変身していなければただの少女でしかないか
れんは、すぐさまナッツの男根に犯された。
「ひ、ひどい・・・」
泣きながら犯されるかれんを見て、こまちはおろおろするばかり。しかし、助けに
入る事も出来ずに、ココへ縋ろうとした。その時──

「じゃあ、俺はこまちで遊ぼう。うらら、手伝うんだ」
「はい?」
ココに手招かれ、うららは何やら耳打ちされている。時折、こまちの方を見て頷く
二人の姿が怪しげだった。
「手筈は分かったな」
「はーい」
ココとうららはこまちににじり寄った。一体、何が始まるというのか、こまちは得体
の知れない恐怖に包まれる。
74フリチラ:2007/07/29(日) 14:28:16 ID:VSTJXbFr
「それ」
ココがこまちを押し倒すと、うららはおもむろに壁にかけてある縄を手に取った。
そして、のぞみに声をかけると、
「こまちさんを縛ります。のぞみさん、手伝って」
と、朗らかに言うのである。

「あ、うん」
勢いというかその場の雰囲気に流され、のぞみはこまちを縛り上げる事に手を
貸した。細身のこまちなど三人がかりで寄れば、すぐさま動きを押さえる事が
出来、手間はかからない。
「何をするの、やめて」
「ハハハ、楽しめよ」
今にも泣き出しそうな顔で哀願するも、ココは笑って取り合わない。うららやの
ぞみも同様だった。

「今からこまちさんのお尻の穴を、皆で苛めます。楽しみですね」
「ひいッ・・・」
うららはにこやかに言い、早速とばかりに細い指をこまちの尻に伸ばす。
「尻の穴だけを嬲るのが、今日のポイントだな。こまち、覚悟しろよ」
「い、嫌です!」
「先生曰く、肛門性奴になるそうですよ、こまちさん」
「こッ、肛門性奴──」

こまちの顔が悲壮に歪む。何という淫らな響きか。そして、何という恐ろしい言葉
なのだろう。その意味する所は、排泄孔で辱めを受ける奴隷という感じだろうか。
こまちは震え始めた。
「うらら、開かせろ」
「はーい」
「うぐッ!」
うららは無邪気に指をこまちの肛門内に入れ、こねくり回すのである。
75フリチラ:2007/07/29(日) 14:40:42 ID:VSTJXbFr
この異様な状況を、りんはただ一人、部屋の片隅で見つめていた。あの輪の中に
入るのは、無謀に近い。どのような辱めに遭い、身体共に傷を負うか分からなかっ
た。だが、かれんが犯されて泣き叫ぶ様は、心のどこかで望んだ姿であったし、
また、こまちが尻穴を弄り回されるのも、見ていて心地良い。

それは日頃の諍いからくる、つまらない復讐心などではない。美しい少女が嬲られ
る姿に興奮を覚えるのである。りんは気がつけば、壁に掛けてあったペニスバンド
を手にとっていた。
(これで、かれんさんを)
筋肉質のりんがペニスバンドをつけ、まがい物だが男根を手に入れる事が出来た。
かれんは今、ナッツから後背位で責められ、尻を振って泣いている所だった。

「ナッツ」
「どうした、りん」
「かれんさんのお尻をこっちに向けて」
「やる気か。いいだろう」
ナッツは自分が下になり、かれんを抱えるようにして、身を起こさせた。ちょうど、
かれんがナッツの男根の上に跨っているような形で、まだ脂の乗り切らぬ小尻
がほとんど無防備になる。

「り、りん・・・よして・・・」
「いくわよ」
呆然とするかれんの尻に、りんのまがい物の男根が迫る。りんはこのまま、排泄
孔を犯すつもりだった。そしてナッツと組み、かれんの二つ穴を犯し抜くのだ。
「あーッ」
「入った!」
かれんの体が、がくりと折れた。生まれて初めて味わう肛門姦だった。しかも、
女穴にはナッツの男根が奥深くまで捻じ込まれており、身じろぎひとつ出来ない。
76フリチラ:2007/07/29(日) 14:53:49 ID:VSTJXbFr
「うーッ、あーッ」
「それ、それッ」
かれんは声にならない叫びを上げ、りんは激しく腰を振る。女同士の鬩ぎ合いに
果てはなく、体力が尽きるまで、ただただ貪るのが常である。そして、かれんは
気を失うまで嬲り抜かれるのであった。

一方、こまちは縛り上げられるとソファに突っ伏す形を取らされ、うららから肛門
への悪戯を受けた後、ココの男根で刺し貫かれていた。
「うッ、うッ・・・」
悲しみと恥ずかしさのせいで涙が止まらない。ココはこまちの尻を叩き、孔を締め
ろと言うし、りんはうららと肩を組み、女同士の恥ずかしい性戯に身を焦がしてい
る。

「私、のぞみさんとずっとこうなりたかったの」
「私もよ」
うららとのぞみは飽くなき口づけをし、互いの乳房を触っていた。まだ固い蕾でも
感じる事は出来て、弄れば素晴らしき気持ちとなる。

そういうわけで右を見れば二つ孔姦、左を見れば肛門姦、真ん中にはレズビアン
と、良識のある人々から見れば眉をしかめそうな光景が、ナッツハウスの二階に
は存在した。かれんはもう半ば意識を失いかけ、ナッツに身を預け、りんに尻穴を
犯され続ける。こまちはただひたすら肛門での奉仕に耐え、唇を噛み締めている
し、うららとのぞみはすっかりとレスボス島の住民と相成った。
77フリチラ:2007/07/29(日) 15:14:12 ID:VSTJXbFr
数時間後、ナッツハウスのロフトでは段差を利用し、少女が五人、素っ裸で踊って
いた。

     ♪ パン ツー フリル フォー プリキュア 5! ♪

 プリティ キュ・キュ・キュ・キュア(イエス!) エブリバディ イエス マ○コ(イエス!)
 ときどき ぱあっと触って スマイル 放尿!(プリッキュア〜!)
 
 大きくなっってる ティムポ舐めたい (ク・ン・二 やる・やる・の?)
 両手におっぱい 全部もみたい    (おっ・ぱい もみたい!)

 パンツから染みちゃうナミダは 股間のピストルで消しちゃおう
 メタモルフォーゼ! (尿!)

 アレするため生まれた(1・2・3・4・5) イけるよ がんばる女の子(5・4・3・2・1)
 ガチムチだけじゃないアヌスへ ナニをめり込ませる
 マ○コから(尿!) アヌスへ(尿!尿!) さぶに変身!(尿・尿・尿・尿!イエス!)


「いいぞ、みんな」
ココとナッツは手を叩き、踊り歌う少女たちの優艶な姿を眺めている。貴族の出で、こ
ういう光景は見慣れているが、やはり数が揃うと迫力が違う。また年若く、染み一つない
肉体も観賞には適していると言えた。
「合宿のテーマは決まったな」
「ああ、ソドムの四十日だ」
ココとナッツがそう言うと、壇上の少女たちはにこやかに頷いた。場所はかれんお嬢様
が所有する個人の島嶼である。果たしてこの合宿、無事に終わるのだろうか。それは、
見てのお楽しみという訳であった。

おしまい
78名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 16:13:54 ID:rv1pulnr
>>69-77
GJ!!
スゴイナー
79名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:56:36 ID:50ricvcY
>>69-77
尿ワラタ
80名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:06:39 ID:/4yYqKkz0
俺も尿で笑いが止まりません
相変わらずふざけすぎですw
81名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 12:55:21 ID:OJCvkqww
>>69-77
GJ!!オモシロ杉www
合宿編も期待w
82名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 17:25:07 ID:YjVJhzdG
かれこまが読みたい(´・ω・`)
83名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 19:07:49 ID:OOfgoN+o
舞薫マダ〜?
84名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:28:10 ID:dJY1eCWX
>>69-77
どこかネジがゆるんだようなバカエロ話が好きすぎる
GJGJ!
85名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 23:00:01 ID:4Lv5pCqK
>>69-77
GJ!

>ココはこまちの尻を叩き
某マグナムコラ思い出したw
86名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 02:06:24 ID:kFhiX5M1
>>69-77
GJwwww
良い意味でイカれてますなw

>(尿・尿・尿・尿!イエス!)
ふ、腹筋が…w
87名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 20:16:02 ID:UJW7SpSm
今回も面白いwww
やはりフリチラ氏の文章力は凄いなw
88名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 23:39:53 ID:0lRR3dpy
舞薫マダ〜?
89コク厨 ◆koKtENJK1Q :2007/08/04(土) 00:42:35 ID:7l1QbzdY
ご無沙汰。前スレで夏コミの報告するって言ったんでその結果
パスはメ欄

ttp://smallup.dip.jp/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=341
90名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 13:21:57 ID:Hyx8/nrm
ナツこま読みたいな。
91名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 14:57:32 ID:k19HAvWf
タイムリーだしね
前スレは見てなかったんだけど
放送見ると興味が沸いてきた
92名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 08:45:18 ID:K3Bu3aeL
プリキュア5×ナツとか読みたい
93名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:54:31 ID:bGjmgPd9
ナッツ総受けかよw
94名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:13:52 ID:Ufm5pQwx
今更かもしれないが…


まどか×こまちが読みたい
95名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 07:28:46 ID:BfYSoDkN
愛あるエロに飢えているこの頃。
個々のぞもいい。
96名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 09:55:25 ID:vovXCCEG
前スレの人いるのか?
舞薫がみたい
97名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 12:31:24 ID:MfRu4V8K
のぞうらが見たいよ〜
一番絡みの多い組み合わせに見えるのに
ひとつもないのが意外だ…
98名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 17:37:41 ID:BWPIbZ27
>97
サイトなら幸でみたぞ
99名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 20:34:23 ID:qHUgsDig
このスレで言うってことは絵じゃなくて文章で、って話じゃね?
文章なら自分で公式の絵柄で脳内で想像出来るしなー
俺もパンツ先生やiYouみたいに本家絵に似せるタイプなら良いけど
絵柄違いすぎてると萌えられない方だし
100名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 21:21:21 ID:Vu302/cZ
最近は初代分が不足ぎみです
101名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 12:32:53 ID:qm0ornEX
99>>
単純にこのスレで見ないってことだとオモタ
102名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 22:38:02 ID:Rw5+f3JM
ここでかれりんに目覚めた。
103こまち×かれん 1/3:2007/08/12(日) 19:27:16 ID:H//t6pXN
空気を読まずに、こまち×かれんをあげてみます。
読みにくかったりしたら、申し訳ないっす。


今日中にまとめなきゃいけない生徒会の書類がある・・・
昼食の時、少し疲れた顔で呟いたかれんを見て、こまちは何か手伝えれば・・と思った。
その旨を伝えると、かれんは自宅に案内してくれた。
かれんの部屋はいつ来ても落ち着く。そしてなぜか・・・ドキドキしてしまう。
「ねぇ、かれん・・かれんってば!」
こまちはかれんの肩を揺すりながら、何度か声をかけた。
だが、かれんはベッドに横たわり、安心しきったように眠っている。
こまちの声も届かないようだ。
かれんが疲れるのも無理はない。
なにしろ、かれんは毎日のように生徒会長としての仕事をこなしていた。
その多忙さは、学園一と言っても過言ではないだろう。
「かれん・・・」
プリキュアになってから、かれんは変わった。
いつもより皆の前で笑うようになった。
のぞみや、りんや、うららの前で・・・
ちょっと前まで、かれんにしか見せなかったような笑顔を。
それを見る度、かれんは切ない気持ちに陥ってしまう。
104こまち×かれん 2/3:2007/08/12(日) 19:27:52 ID:H//t6pXN
こまちは、じっとかれんの寝顔を見続けていた。
「かれん・・」
ちょっと前まで、こまちはかれんを独占していた。
かれんの悩みは何でも聞いたし、こまちだってかれんに相談事や秘密の話をいっぱいした。
その一つ一つをかれんは優しい顔で頷き、聞いてくれた。
こまちが泣いちゃうくらいに辛い思いをした時は、何も言わずに抱きしめてくれた。
こまちの耳元で囁くようにかれんは言った。
「大丈夫よ、こまち。あなたには私がいるし、私にはあなたがいる。それだけで、十分じゃない」
あの時の言葉の意味・・
深く考えてしまう自分が恥ずかしい。
こまちはいつしか、かれんの唇を見つめていた。
そして、そっと・・唇を重ね合わせた。
105こまち×かれん 3/3:2007/08/12(日) 19:28:56 ID:H//t6pXN
「ウ・・ウン・・・・えっ!?」
かれんは自分の唇に温かいなにかが重なったのを感じ、目を覚ました。
すると、そこには瞳を閉じて、唇を重ね合わせているこまちがいた。
こまちはかれんが目を覚ましたのをしると、急いで唇を離した。
「ちょっと、こまち!どうしたのよ、一体・・?」
かれんは頬を染めながら声を上げた。
すると、それ以上に顔を赤くしたこまちがモジモジと何か言いたげだった。
「あっ・・ゴメン。急に大声出しちゃって・・・」
するとこまちが照れながらぼそぼそと喋り始めた。
「だって・・・かれん、最近私と話してくれなくなったんだもの・・」
「そんなこと・・・」
かれんが否定しようとすると、今度はこまちが少しだけ声を荒げた。
「だって・・!私、のぞみさんより、りんさんより、うららさんより・・かれんのこと、好きなんだから!」
すると、かれんはゆっくりこまちに顔を近づけて唇を重ねた。
こまちよりも大胆に・・奥まで・・舌を絡ませるほど。
「っん・・!う・・っん!」
「こまち。私だって、あなたのことが好きだから・・だから・・」
かれんはこまちのまだ小さな膨らみしかない胸を優しく撫でる。
「んぁぁ・・・か、かれん・・・・・だめ」
「大丈夫。怖くなんかないわ。こまちのおっぱい・・すっごく柔らかい」
「そ・・そんな、こと・・」
徐々にかれんは、こまちに半ば強引に身体を押し付けてきた。
「い・・いやぁ・・」
「本当に嫌?私のこと、嫌いになっちゃった?」
「いや・・じゃない。いやなんかじゃない。好き、好き、私も・・」
そう言って、こまちは自分のスカートを捲りあげた。
「だから、お願い・・・かれん。こ、こっちも」
つづく(?)

・・・一応ここで一区切りなんすがいかがでしょうか?
かなり短いですかね?
感想や指摘など、宜しくお願いします
(;^^)
106名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 20:04:07 ID:W5yJguk9
>>103
最後らへん、かれんとこまちを間違ってないか?
107名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 01:33:31 ID:TLEdnqFh
>>103の下2行はおかしいけど、それ以外は大丈夫じゃないか?
とりあえず最後まで書いてみたら。あとsageようか。
108名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 13:59:54 ID:pc9mVCIO
>>103-105
ぐっじょぶ!
最後の方はこまかれと云うよりはかれこまな気が‥
漏れは両方好きだけどね!
気が向いたら続きも書いて欲しい
10934:2007/08/15(水) 15:59:44 ID:9yec7Ls9
前スレ咲満の一方その頃です。
リアル事情で遅くなって申し訳ない。

言い訳
・例によって前振りの割にエロシーン少なめなのでご了承下さい。
・俺補完は大目に見てください。

ではどうぞ
110鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:00:44 ID:9yec7Ls9
 美翔家の夜は不規則だ。
連日帰宅の遅い天文学者の父と、居るのか居ないのかはっきりしない考古学者の母。
そんな両親を持つ舞が家に帰って先ずする事と言えば夕食の準備に風呂の支度と言った家
事であり、一般的な女子中学生の様に流行のファッションがどうだとか、あのアイドルが
こうだとかなどという話とは殆ど無縁の生活を送っていた。
 親友であり、この一年プリキュアとして苦楽を共にしてきた咲に言わせてみれば『考え
らんない』事らしいが、舞本人にとっては幼い頃から今までそれが普通だと思っていたし、
特に辛いとも感じてはいなかった。
ただ尤も、最近は大学受験を控える兄の方が早く家に帰ることが多い為、悪いとは思いな
がらも専ら任せっきりになってしまっているのだが。

 ・・・この日もそう、そんないつもと何ら変わらない一日になるはずだった。

 和也は家の前の通りが良く見える窓辺に佇み、先程から急に降り始めた土砂降りを眺めていた。
「虫の知らせ、第六感・・・天の声?・・・はちょっとアレだな」
テラスに干したままだった事に気づいた洗濯物を取り込んだ直後にこの有様である。自分
のタイミングの良さにしきりに感心した様子で、整然と畳まれた洗濯物の山を前に満足そうだ。
「・・・舞?」と、雨の中を駆けてくる人影が二つ、目に留まる。「咲ちゃん、じゃない
よな」
いつも見慣れた妹と一緒にいるのは例の太陽みたいな元気娘ではなかった。妹と同じように
髪の長い少女・・・あまり記憶に無いが、確か去年の七夕の時に見かけた気がする。

 「ただいまー・・・」
舞が息を切らせて玄関に駆け込んできた。上から下まで完全にずぶ濡れでひどい有様だ。
「せっかく薫さんが来てくれたのに、今日に限って傘を持って行かなかったなんて・・・
ごめんなさい」
同じように濡れ鼠になった薫の服を拭うも、薄手のハンカチ一枚ではあまり意味が無い。
「私の事はいい、舞も酷い濡れ方じゃない」
言って薫も自分の持っていたハンカチを取り出したものの、水の滴る布切れを見て顔をしかめる。
 「そんな事してたんじゃ全部拭く前に乾いちゃうよ」
先程取り込んだ洗濯物を手に和也が降りてきた。良く乾いたタオルを二つ、舞に投げてよこす。
「霧生さん、だっけ? いらっしゃい」
柔らかく微笑む和也。どうやら顔を見たら思い出したらしい。
「大したおもてなしも出来ないけど、ゆっくりしていってよ」
「あ・・・どうも・・・」
一方の薫は、急に声をかけられてどぎまぎした会釈を返すのが精一杯だった様だ。いくら
この世界に慣れたとは言っても、そうそう人付き合いが上手くなる物ではない。とは言え、
並の中学生などこの程度だろう。
「それでね、お兄ちゃん」
そこへ舞がおそるおそる口を開く。
「かお・・・霧生さん、今晩家に泊めてあげても、いいかしら?」
「ん? 俺は別に構わないけど・・・家の人とか、大丈夫?」
一瞬頬をこわばらせる和也だったが、困ったように顔を見合わせる二人を見るとすぐにまた
笑顔になると風邪引くなよ、とだけ言い残して奥へ行ってしまった。
111鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:01:23 ID:9yec7Ls9
 洗濯物を片づけた後、暫く自室で勉強していた和也だったがある大事なことに気付いて
ペンを止めた。
「そう言えば・・・」

 ・・・丁度、舞が帰ってくる十数分ほど前・・・
「じゃあ母さん出かけるから」
滅多に化粧などしたことがない可南子がそれなりに着飾ってリビングへ出てきた。
考古学会支部の会合だとかで遅くなるらしい。
「お父さん、今夜も帰れないみたいだから、戸締まり諸々よろしくっ」
「あぁ、解ってるよ」
やはり年頃の男子というものは母親との距離を取りたがるものなのか、牛乳瓶片手に軽く
受け流す和也。
「そうそう、冷蔵庫に夕飯支度してあるから、舞帰ってきたら出したげて」
「はいはい、行ってらっしゃい」
 ・ ・ ・ 

 「やっぱ二人分、か・・・」
舞が友達を連れてくることなど思いもしないのだから仕方がない。台所の中を一通り眺めて
少しばかり考えた後、どうしたものかと廊下に出れば浴室の方から気配を感じた。
見れば明かりは点いており、扉も開け放たれたままである。着替えているなら扉は閉まっているはず・・・
その思いこみでいつものように脱衣所の中を覗き込む・・・だが。
「舞? 夕は・・・―――ッ!」
目に飛び込んできた予想だにしない光景に身体を硬直させてしまった。
 そこに妹の姿は無かった。清潔に整理された脱衣所の真ん中には、絵画の世界から飛び
出してきたかのように美しい娘が一人、産まれたままの姿で佇んでいた。
濡れた長い髪だけを纏った後ろ姿は、程よく引き締まった背中から腰のラインが一層艶や
かさを際だたせ、こちら側からでは伺い知ることの出来ぬ前面の美しさをも期待させる。
 思いがけない事態に流石の和也も息を呑む。と、気配に気付いた薫が顔を上げた。
「・・・あ」
「ちょっ・・・ごめ・・・」
狼狽えながらも上から下までしっかり見ている和也を前にしても全く動じた様子も見せない薫。
そればかりか、何の躊躇いもなく入り口の方へと振り向く。
「舞なら・・・着替えを取って来るとかって・・・」
まだ僅かに幼さが残るものの、しっかりとした女性の身体を惜しげもなく晒して平然とし
ている薫の言葉に和也も平静を取り戻した。
「あ、あぁそう・・・ごめんね」
とは言いながらも、目の前の女体をもう一度目に焼き付けてから脱衣所をあとにする。
きちんと扉を閉めて。
112鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:01:54 ID:9yec7Ls9
 最初の目的を忘れそうな和也だったが、廊下で舞と出くわして思い出したようだ。
簡単に夕食の確認を済ませると感慨深そうに舞の肩を叩く。
「霧生さんて・・・スゴい娘だな」
「え?」
それだけ言って部屋へ戻ってしまった。
「・・・変なお兄ちゃん」
 あまり見たことの無い兄の様子を訝しがりながら浴室へと急ぐ舞。脱衣所の扉を開いて
目に飛び込んできた光景に先刻の和也と同じ様に身体を硬直させる。
「か、薫さん・・・もしかして、ずっとそのまま・・・?」
「・・・待っててと言われたから」
雨で濡れた制服を干し、画材の状態を確かめてから着替えを持って戻るまでに約十分。
確かに待っているように言ったとは思うが、あくまでも浴室の中で、という意図だったのに・・・
「えっ・・・と」
予期しないことに少し混乱する舞に、言葉を続ける薫。
「あぁ、さっきお兄さんが舞のことを探しに来たけれど」
「!!」
廊下での和也のセリフと今の状況が等号で結ばれ、持っていた着替えを取り落としそうに
なる舞を素早く支えるとその顔を覗き込む。
「何かあったの? ・・・それとも、私が何か変な事した?」
空色の瞳に見つめられて僅かに頬を染める舞。気恥ずかしさだけでなく、頭では理解して
いても無意識のうちに常識的な対応を薫に求めていた自分の甘さへの羞恥といった感情
から来るものか。
 心配そうな薫にありがとう、と微笑んで身体を離し、あらためて彼女の身体を見れば
透き通るような白い肌と美しく整ったプロポーションに思わずため息が漏れる。
他人に裸体を見られたところで気にする様子は無いが、和也に先を越されたのは実に悔しい。
独り占めしたい気もするけれどもっと多くの人にも見せてやりたい・・・絵を描く事を趣味とする
者の一人として、むらむらと湧き上がる創作意欲に徐々に息が荒くなる。
「・・・舞?」
「あっ・・・ご、ごめんなさい!」
怪訝そうな薫の声。全裸のまま待たされる事約二〇分、ようやくバスタイムとなったのである。
113鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:02:56 ID:9yec7Ls9
 雨足こそ弱まったものの、未だに止む気配のない雨音が静かな部屋に響いてくる。
入浴前に多少のハプニングはあったがその後は滞りなく終わり、簡単に夕食を済ませると
ようやく本来の目的である『コンクールの作品制作』に取りかかる事になった・・・
少なくとも、一度は。
「・・・っくしゅっ」
「あ・・・やっぱり寒いかしら?」
可愛らしいくしゃみをした薫を気遣う舞。スケッチブックを置いて傍らの毛布に手を伸ばす。
「いや・・・大丈夫だ」
そう言う薫の方はというと、ごく薄手の衣一枚を纏ってベッドの上で横になっている。
せっかくの素晴らしいモデルを放っては置けないと言う舞のたっての希望で、ヌードモデルにされてしまったのだ。
「意外と、咲と満さんが噂してたりして」
「・・・そうね」
冗談交じりに笑う舞に、確信にも似た相槌を返す。自分はここで舞と一緒に居て、満が
あのまま咲を待っていたとしてもあの夕立、咲の性格を考えれば多分、満は今、咲と一緒に
居る筈・・・おまけに咲の家にはみのりがいる、自分の事が話に出てきても不思議ではな
い。そんな事を考えながら部屋の中を見回せば、画集や美術書などばかりが目に入ってくる。
 …本当に絵が好きなのね
椅子に腰掛けてスケッチブックに向かう舞の顔は真剣そのもの。そんな姿に何か言いよう
のない気分にされてしまう。
114名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 16:03:04 ID:e1caQFC9
これを見た貴方は3日以内に死にます!!!■
■死にたくなければ、このレスをコピーして他のスレに □
□10回貼り付けて下さい。1時間以内にです!もし無視■
■した場合は、今日寝ている間に富子さんがやってきて□
□貴方の首を絞めに来ます。富子さんは太平洋戦争の■
■時に16歳という若さで亡くなった女の子で、未だに成 □
□仏していないそうです。信じる信じないは貴方次第。 ■
■今年になってからこのレスを無視した人で、“呪われ □
□て死亡した人”が続出しています。これは富子さんの ■
■呪い。呪われて死んでもいいのならこれを無視するこ□
□とでしょうね。 
115鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:03:39 ID:9yec7Ls9
 「終わったわ」
暫く無言のまま筆を走らせていた舞が顔を上げた。満足そうに微笑むとスケッチブックを
薫の方に向ける。
「・・・これが、私・・・?」
「薫さんの魅力をそのまま描いたつもりだったんだけど・・・私の腕じゃ充分表し切れて
ないかしら?」
描かれた端麗な裸婦像に戸惑う薫と、あらためて本物と見比べて物足りなさを感じる舞。
「そこまで言われると・・・流石に照れるな」
今まで一番近くにいたのが同じように作られた存在の満だけだった薫にとって、他人の
魅力などと言うものは気にした事がなかった・・・ただこうして今、何かしら特別な感情を
持って描かれた絵を前にして、僅かながら今までとは違う気持ちが芽生えてくるのを感じた、
いや、無意識の内に否定していたものに気付かされただけなのかも知れない。
渡されたスケッチブックをめくって以前描かれた絵を目の当たりにしたとき、その感情はもっと
はっきりとした物になった。
 絵は描けば描いただけ上手くなる、と言うのは美術部の顧問の口癖だ。確かに、最後に
描かれた薫の絵は相当な完成度を誇ってはいるのだが、他のページにある咲の絵は、
絵そのものの出来はともかく描いているときの舞の心の中までも感じ取る事ができる気がして
薫の心を掻き乱した。
「・・・咲の事、好きなのね」
「えっ・・・?」
それまで穏やかだった舞の顔が思いがけない薫の言葉に緊張する。
「そ、それは・・・」
全て見透かされそうな瞳に見つめられて言葉を詰まらせてしまう。薫本人とすれば全く
そんなつもりは無いのだろうが、その切れ長の眼差しは相手からすると詰問されているような
錯覚を覚えさせる。
「えぇ、好き・・・だったわ、その絵を描いていたときは・・・って、別に嫌いになった
訳じゃ、ないけど」
 伏し目がちに言葉を選びながらゆっくりと語り出すこれまでのこと。プリキュアとして
戦うという事、精霊の力を介して二人の心を直接繋ぐことで発揮される伝説の戦士の能力と
その反動・・・元来、肉体と魂とは二つで一つのもの、魂だけが強力に結びついてしまう事に
よる肉体の過剰反応・・・友情の枠を超えた、肉の関係。プリキュアの力が増すほ
ど、その奇妙な愛情は更に激しく燃え上がったものだった。
「でも、ブライトとウィンディになってからは、それほどでもなくなったのよ・・・
チョッピは、飽和状態になった、って言ってたけど」
加えてダークフォールが消滅し、プリキュアに変身する必要も無くなってからは普通に
仲の良い友人としての関係に戻ったのだった。そして何より、今の自分には薫がいる。
116鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:04:26 ID:9yec7Ls9
 話を静かに聞いていた薫が少し語尾を荒げて立ち上がる。
「・・・私は、咲の代わりと言う訳なの?」
相変わらず無表情のままではあったが、ただならぬ気配を発している。
「そんな事無い!薫さんの事は真剣に・・・」
珍しく感情を表に出す薫にはっと息を呑む舞。薫を咲と比較するなんて事はあり得ないが、
咲との関係が失われた空白を埋めようと求めていた訳ではなかったと言えば嘘になる。
一度知ってしまった悦びは、忘れてしまうには甘美すぎた。
「真剣に・・・何?」
薫の最後の単語は声になる前に遮られた。半ば強引に唇を奪われたから。
「ん・・・っ」
突然のことに一瞬抵抗した薫だったが、口腔内への舞の攻めを許してしまうと途端に力が
抜け、身体を預ける。
「んむ・・・ぁふ・・・」
密着した唇の隙間からどちらの物とも解らぬ声が漏れ、唾液が透明な糸になって垂れた。
「ふぅ・・・っ!」
と、されるままだった薫の身体が跳ねる。裸のままだったのを良い事に、舞に全身を
まさぐられていたのだ。唇を吸われたまま悶えるも、抱きしめられた自由の効かない姿勢では
更なる攻めを誘っているようにしかならない。
「っ・・・んふっ・・・」
腋から背中に腕を回されてうなじの辺りを刺激されたかと思えば、形良く引き締まって
それでいて肉付きのいい尻を撫でられる。そのたびに先程までの不快な気分は見る見るうち
に晴れていき、代わりにぞくぞくとした得も言われぬ快感に襲われ、溺れそうになる。
「んっ・・・はぁっ」
どれほどの時間くちづけをしていただろうか。口の中にはまだ舞の舌があるような気がするし、
ずっと吸われていたままの唇と舌は自分の物ではないように感覚が麻痺してしまっている。
薫が初めてのキスを体験するには舞のテクニックは上級過ぎたようだ。
焦点の定まらない虚ろな瞳は、まどろみの中に居るようにとろんとしたまま目の前の舞を見つめている。
「・・・真剣に愛してるの、薫さん、貴女を」
「愛して・・・る」
抱きしめられたまま静かに囁かれた言葉を復唱してようやく薫の意識が戻った。
「解ってもらえたかしら?」
「あ・・・あぁ」何が起こったのかを理解して薫が頬を染める「さっきは変な事を言った
みたいだ・・・済まない」
「私の方こそごめんなさい、薫さんの気持ちを考えてなかったわ」
再び唇を重ねて抱きしめ合うと、舞も着ている物を全て脱ぎ去って薫の隣へ腰を下ろす。
「だから・・・もっとしっかり愛し合いたいの」
どくり、と心臓が震えた。少し前に見た満の目、無意識に咲の姿を追い続けていたあの眼
差しとよく似た、恋い焦がれる少女の熱く潤んだ瞳に見つめられて薫の胸の奥からは早鐘
のような鼓動が響いてくる。
117鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:05:22 ID:9yec7Ls9
 照明を落とした暗い部屋に荒い息が響く。
「ぁ・・・んっ・・・はぁ・・・ぅ」
胸と内股を同時に攻められて息も絶え絶えな薫の反応を一つ一つ嬉しそうに確認しては、
更に愛撫を続けてゆく舞。柔らかな乳房を揉みほぐし、固く勃ち上がっている薄紅色の
乳首を指先で転がし、捏ね回し、舐めては吸い付く。
「ひぁっ!・・・そ、んな・・・とこっ・・・」
かと思えば繊細な指使いで腰の周りから下腹、太股の内側を撫でては、その滑らかな肌の
質感を堪能してうっとりとした視線を薫に送る。
「んゃあっ! だ・・・ダメ・・・っ!」
舞の攻めが秘部へと伸びようとしたところで薫が急に身体を強張らせる。
「・・・怖い・・・」
戦いの時にはあれほど凛々しい姿を見せていた薫が、目を潤ませて未知の恐怖に脅えている。
そんな姿がたまらなく愛おしく、狂おしい程に舞の愛欲を昂らせてゆく。
「大丈夫、怖くないわ・・・」萎縮する首筋に唇を這わせながらなだめるように囁く「それに、
薫さんにも覚えてもわらないと・・・私がしてもらえないじゃない」
その言葉は薫の緊張をほぐし、まるで媚薬のように興奮させる。
「私が・・・? 舞に・・・?」
「そうよ、『愛し合う』んだから・・・薫さんにもしてもらいたい・・・」
甘い吐息に薫の身体から力が抜けていき、すかさず舞の右手が脚の付け根へと差し入れられる。
乙女の柔らかな肉の、更に柔らかながらぴったりと閉じられたそこは、軽く押して
やると滴り落ちるほどの蜜に溢れていた。
「んっ・・・ふぁ」
薫の声がオクターブ高くなる。普段では決して聞くことの出来ない甘く濡れた溜息。
「薫さん、可愛い・・・」
割れ目に沿って指を動かすだけで絡みついてくる愛液。だんだんと増していくぬめりに合
わせて舞の攻めも早く激しくなっていく。
「ひぁっ!」
ぬるん、と肉壁の中へ押し込まれた舞の指先が、膣口のごく浅い部分で純潔の証を確かめる
ように止められる
「一本でもこんなにキツい・・・痛くない?」
「大丈夫・・・でも、凄く・・・変っ・・・」
少しでも違和感を与えるならば、と外陰への攻めに戻る。もはや充分に濡れているそこは、
少し指を動かすだけでくちゅ、くちゅと淫らな音を立ててしまう。ただそれも二人だけの
世界では不思議と心地よい音楽の様にすら聞こえてしまうのだった。
「んぁ・・・っ!」
更に加速する攻め。それまでの指一本から右手全体を使った物へと変わっていく。
例の湿った音も空気を含んでじゅぶじゅぶと更に卑猥に響き渡る。
「ふぁッ! ・・・舞っ・・・何か・・・来るっ!!」
「いいわ、イッてっ! 気持ちいい事、覚えてっ!」
淫核を中心に円を描くような律動に、たまらず弓なりになる薫の身体。
それに合わせて舞の動きにもスパートがかかる。
118鳥の路 風の行方:2007/08/15(水) 16:06:17 ID:9yec7Ls9
「あぁっ・・・! まぃ・・・っ! もぅ・・・―――ッ!!!」
声にならない絶叫と共にびくびくと痙攣し、一際大きく反り返る薫。限界近くまで開かれた
脚のちょうど真ん中から勢いよく吹き出した潮が、舞の身体にシャワーのように降り注いだ。
 …こんなに出るものなのね、すごい
自分の胸に掛かった液体をささやかな膨らみに擦り込み、べっとりと濡れた右手を恍惚の
表情で舐め取りながらふと見れば、傍らには薫がすっかり気をやった表情で倒れ込んでいる。
「っ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・これが、愛・・・?」
「そう・・・私の、精一杯の愛・・・」
肩で息をする薫に身体を重ねる舞。そっとくちづけをして隣へ横になる。
「ね、今度は・・・薫さんの番」
「今度は・・・私が・・・?」
あの官能的な刺激を自分の手で・・・その想いは上手く出来るかどうかという僅かな不安を
呼び起こすが、それ以上に、舞に快感を与えるということの甘いときめきで満たされていく。
「・・・その前に一つだけいいか?」
「何?」
何かを思い出したように仰向けになったまま薫が口を開いた。
「薫『さん』って、止めてほしいわ」
「え・・・?」
「せめて咲と同じ場所に行きたいじゃない・・・舞がどうしても、って言うなら構わないけど・・・」
伏し目がちにそう言う薫に、舞が目を丸くする。言われてみれば確かにそうだ、出会って
から一年が経つというのにずっとさん付けのまま。咲の時と比べて、あまりに他人行儀で
はないか。先刻の薫の態度も、もしかしたらいつまでも距離を取っているような自分への
抗議だったのかも知れないと考えればなるほど、焼餅を焼かれても仕方ない。
「これから気をつけるわ・・・薫」
三度重ねられる唇。こうして繋がった二人の心と身体は、風を捉えた鳥のように天高く舞
い上がるのだ。

 夜はまだ、長い・・・・・・

119109:2007/08/15(水) 16:07:33 ID:9yec7Ls9
以上です。
待っててくれた人には本当に申し訳ない。

書くときは一気に書いちゃった方がいいですね、思い知りました。
ではROMに戻ります。


うおなんかうぜえのが割り込みやがった
120名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 17:40:11 ID:vF78SIeW
>>103-105
GJ!
こまちとかれんの両側面を見れて得した気分

>>109

仕事が終われば読んでみよう
121名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 08:13:06 ID:fc1Fr1kG
>>109
GJ!その後の薫舞も見たい!ずっと待っていた〜!
122名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 14:30:55 ID:LkyfmTFU
>>119
職人さん超GJ!!これを待ってたのですよ!
薫が可愛くて最高っす(´Д`*)
123名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 16:19:36 ID:HECbgqpF
>>103-105
最後の雰囲気が好きだ
続きをもっともっと見てみたいぞ♪
124 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 14:58:40 ID:LrnO/K8p BE:854669489-2BP(17)
『こまちとかれんの中一時代』

これは、こまちとかれんが中学一年の頃の話…。
社会科見学の現場がドタキャンされ、中止を考えるもこまちの助言で続行が決定した。
2人は数々の現場を廻って、必死の思いの末、漸く替わりの現場を見つけることが出来たのだった。

その日の夜、2人は水無月家でパンフレットを作り終えて、喜びを分かち合った2人がここにいた。
充実した達成感の余韻か、喜びもまた大きいものだった。
「あなたのお陰でここまで頑張ることが出来たわ。ありがとう、こまち」
「ううん、お手伝い出来てよかったわ、かれん」
肩の荷が下りたのか、喜びの後は疲労も出てしまった。
その時どうしようもなく落ち込んでいたかれんが先に眠りこけたのだ。

「スー…………」
かれんの小さい寝息がかすかに聞こえる。こまちはその様子を見ていたのだ。
「かれんったら、気持ちよさそうね。ご苦労様」
こまちは小声で囁く。しかし、こまちは寝ているかれんに興味を示していた。
125 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 15:17:10 ID:LrnO/K8p BE:142445726-2BP(17)
ほんのちょっとしたイタズラ心か、こまちはかれんの耳にかすかな息を吹きかける。
「フッ…」
「う……、うん?」
かれんは起きかけたが、すぐ眠った。
(感じてるみたいね)
こまちは寝ているかれんの邪魔をしないとばかりにその場を見つめていた。
その後しばらくして…。
「こ……こまち………」
「…寝言かしら?」
「こまち……、上着………脱がせて………」
気が付けば制服姿のまま眠っていたから、気が楽になるようにとこまちにお願いしたのであろう。
こまちは眠りの邪魔にならないようにかれんをゆっくりと起き上げる。そして悪戦苦闘しながらも上着を脱ぐことが出来た。
脱がせた後、かれんは深い眠りについた。しかし、傍にいるこまちは何かを企んでいるような笑みを浮かべた。
(フフフ…かれんにイタズラしちゃおうかな…)
こまちにほんのちょっとしたイタズラ心が芽生えたのだ。
126 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 15:36:12 ID:LrnO/K8p BE:47482122-2BP(17)
こまちはかれんのボレロスカートを徐々に脱がせた。無論、眠りの邪魔にならない程度に。
「う、……うん………」
かれんは鼻を鳴らす声だけを発していた。もちろん脱がされたのも気付かずに。
まだ寝ているかれんは首に付いているリボンとシャツとパンツだけの姿になっていた。
(さてと…次は何をしようかしら……?)
ますますこまちのイタズラ心は加速する。今度は首のリボンに手をかけていた。
ゆっくりとリボンを解く。これでシャツとパンツだけになったのだ。
(私も楽になろっと)
こまちも上着とボレロスカートを脱ぐ。すぐにリボンも解いていく。
その時である。かれんは起きる気配をしていたのだ。
「んー……?」
かれんは目覚めていた。
「な……何、この格好?!私…どうしちゃったの??」
「お目覚め?かれん」
「お目覚めって……、こまち、あなたもこの格好なの??」
驚くかれん。しかもこのような姿で混乱するのも無理もない。
このような事態を起こしてしまい、かれんは突発的に狂ってしまった。
127 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 15:54:26 ID:LrnO/K8p BE:427335449-2BP(17)
しばらくして、こまちはかれんが落ち着くのを見計らって詫びを入れた。
「こめんね、かれん。あなたが可愛かったから……、つい……」
「私の方こそこめんね。いきなりのことで動揺しちゃった…」
「それじゃ、お詫びの印に…。かれん、目をつむってね」
言われたとおりに瞳を閉じるかれん。そこにこまちは唇を重ねた。
「チュ……」
2人の唇が重なり、深いキスを味わっている。
「う……うん……」
どこで覚えたのか、2人は舌を絡ませた。さらにキスは濃厚さを増していく。
「こまちのキス……、美味しかった……」
「かれんこそ・・・……」
それぞれキスの味を堪能したいた。
「今度は私の番ね。こまち」
「お返しして……いいわよ」
かれんはこまちのシャツとブラを脱がせる。まだ中一の幼い乳房がかれんの目の前に映った。
手探りでこまちの乳房を触るかれん。両手の親指は両方の乳首を触れていた。
「き……気持ち……いい……」
触れていくうちにこまちの乳首は屹立する。そこにかれんは口を使って含ませた。
「あ……、あう……ふ……」
こまちは喘ぎ声をかすかに上げた。
128 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 16:12:19 ID:LrnO/K8p BE:641002469-2BP(17)
かれんはこまちの股間をパンツ越しに指でなぞった。
「ここ……感じる?」
「ん………」
中指の先で丁寧に割れ目をなぞる。徐々に泉が溢れるかの如く、かれんの指先は湿りが強くなる。
「ふ……ふあ……」
十分濡れたのか、かれんはこまちのパンツを脱がせた。やはり中一の身体なのか、毛はなく縦線が丸見えである。
「こまち……気持ちいい?」
「……ひゃ、ひゃあ!」
かれんの指先は速さを増して、クチュクチュと音を立てながら愛液を漏らした。
「は………、あ………、ん」
ようやく一時的に達したのか、こまちの口から大きなため息が漏れる。
「ハァ………、ハァ………」
「気持ちよかったかしら?」
かれんは自らシャツとブラを脱いだ。こまちの身体とくっつけ、お互いの乳首を擦り付けている。
「こまち、これも気持ちいい……よね?」
「うん……」
2人は抱き合うように愛撫を楽しんだ。
「かれん。あなたのを……触らせて」
「うん」
今度はこまちがかれんのパンツの中に手を突っ込んだ。
129 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 16:25:39 ID:LrnO/K8p BE:356112465-2BP(17)
「かれんのも…濡れてる」
やはりかれんも股間が濡れていて、すぐさまパンツを脱がせた。
そしてこまちは濡れたかれんの壺に指を入れた。クチュクチュとした鈍い音が大きく響く。
「あ………、ああ…………」
指の動きは徐々に激しくなる。
「気持ち……気持ちいい!!」
かれんの頭の中は真っ白になっていた。
「ハァ…………、気持ちよかった……」
今度はかれんが立ち上がり、こまちは横になっていた。
「これ…、何かで調べたんだけど……もっと気持ちよくなるのがあるらしいわ」
何かと博学のこまち。
「どうやるのかしら」
どうやら『貝合わせ』をやろうとしているらしい。横になったこまちは足を伸ばして股を広げ、かれんは立ったまま足を広げている。
「なんだかよくわからないけど…」
戸惑いながらも手探りで行為を続けていた。
130 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 16:40:29 ID:LrnO/K8p BE:854669298-2BP(17)
「準備はいいかしら?こまち」
「ええ、いいわよ」
お互いの花弁を徐々に近づけ、同時に雌同士の特有の匂いを放っていた。
この時、濡れた音が重なり合う。花弁はすでに吸い付いているかのように。
「こ、これって…」
「何?この感覚?」
2人は生まれて初めての悦楽を味わっていた。まるで何かに覚醒するが如く。
重なった花弁は激しく動き、立っているかれんの腰が勢いを増していた。
「と…止まらない……」
「かれん、こんな体験は初めてよ!」
2人の声が高くなっている。まさに『絶頂』を迎えようとしていた。
「ほ、本当に、き、気持ち、気持ちいい!!」
「あう、あ……、い…イッちゃいそう!」
くっついている花弁の勢いは止まらないままだった。
「来て……来ていいから!!」
「うん……、いいわよ!かれん!!」
クチュクチュとした音が一段と大きくなっていく。
そしてお互いイキそうになったその瞬間……。
131 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/20(月) 16:57:10 ID:LrnO/K8p BE:118704252-2BP(17)
「あ、あひゃ、アーーーーーッ!!!」
重なった花弁が離れて、かれんの秘所から黄金色の液体がシャーっと勢い良く吹き出た。
その液体は、こまちの乳房から股間までかかっていた。
「こまち…、ごめんね……」
「どうしたの?」
「……あの………おしっこが……出ちゃった………」
「ううん、私は全然気にしてないわよ。それより応急処置ね。尿道炎になるかも知れないから」
こまちはかれんの尿道を洗うかのように舌を使って愛撫する。
「ああ、また……、き、気持ちいい!!」
「かれんのおしっこ……美味しい……」
「こまちってば……」
呆気に取られたような表情のかれん。
今度は尿ばかりでは足りないのか、さらに膣全体を愛撫していく。
「ホ、ホントに気持ちいい……本当にイッちゃう……」
かれんは更なる悦楽を味わっていた。

その後数々の悦楽と快感を味わいながらも友情を深めた(?)こまちとかれん。
しかし、その友情の絆に関しては誰にも言えない秘密の1つとなっているのであった。

132名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:30:27 ID:I8FfypDW
>>124-131
乙!
できれば苗字で呼び合ってほしかったけど満足
133 ◆pSr1KPyrXc :2007/08/24(金) 23:34:35 ID:5siBG4+p BE:759706188-2BP(17)
>>132
ある意味これもありかとw
時期をずらして苗字でもよかったかな?
134名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:37:21 ID:OiBml0uT
>◆pSr1KPyrXc
前半の好奇心旺盛なこまちさんに特に萌えました!ありがとう!
135名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 02:59:17 ID:rM3l/heG
苗字で呼び合う時のこまかれもいいかも。
お互い敬語だと尚更萌える。
136名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:59:48 ID:m/5mmVJZ
次の作品に期待しつつ保守
137名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 09:15:03 ID:3IQkWhe0
アラクネアさんのが読みたいな(´・ω・`)
138名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 20:33:45 ID:Kw1Ivi0n
アラクネアさんが読みたいとはなんという少数派…
・ブンビーさんとカワリーノさんにオシオキされる
・捕らえたココナツを逆レイプ
・捕らえたプリキュアを責めまくる

とか…
139名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 11:08:49 ID:Wvn+RusT
アラクネアにはセクハラが似合う。

「ブ、ブンビーさん。やめて下さい」
「ほほう、たかだか社員の分際で私に逆らうんですか?幹部社員をなめていらっしゃるんですね?」
「な、なにを言っているんですか?セクハラじゃないですか?」
「役に立たない社員をこうしてお慰めしてあげてるんじゃいですか?こんなスーツでは体が窮屈で仕方がないでしょう?」
「わ、私だってナイトメアの社員としての誇りを持って・・・」
「ふふっ、だからあなたはいつまで経っても平なんですよ。分かりますか?
同僚をはめて、無能な上司ははめて、有能な上司にははめられる。これが出世の近道ですよ?」
「そ、そんな・・・」
「もうこんなに濡らしてらっしゃるじゃないですか?粘液質で実に心地良い。熟女の魅力です」
「ナ、ナイトメアの幹部、幹部にして下さい・・・」
「そういうことは終わってから言うものですよ?全くこんな扇情的なスーツを着ているというのに
その類のことは全く知らないとは。お教えして差し上げないといけませんね?」
「わ、私だってここまで這い上がって来たんです・・・うっ・・・プ、プライドが」
「それだからいつまで経ってもブンビーさんの下なんですよ?分かりますか?
責任を取るより責任を押しつけ、成果は独り占めにし、職場を分断し、少数で支配する」
「そ、そんなこと出来ません・・・あぁっ!」
「まぁ、いいでしょう。使えない部下を役に立つ部署にお送りするのも幹部の役目です。あなたはこれから私の秘書です」
「せ、せめて、最後にプリキュア5と戦わせてく、くだ、さい、ひぃっ!」
「それもいいでしょう。それがあなたなりのナイトメアへの忠誠心の示し方なら。
それにしても何も身に着けていらっしゃらないあなたのお姿は素晴らしい。
私の秘書になれば生活も給与も将来さえ保障されるというのに。まぁ、人それぞれの生き方ですよね?アラクネアさん?」
「はぁっ、はぁっ、う、うぁっ・・・」

アラクネア、アラアラクネクネ、アラクネア
140名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 16:22:32 ID:Xbjif6sH
ちょっとアラクネアに萌えたw
こまちの夢を貶すところとか思い浮かべると余計に
141名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 17:56:37 ID:DTxMSsqR
そこまで書いて終わりかい?…俺は悲しいよ
142名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 20:28:51 ID:/iCMchdZ
アラクネアさんktkr!
本人の知らない間にギリンマ君のオカズにもなってたりしたんだろうなぁ・・・

それはそうとナイトメアにはブンビーさんが二人いらっしゃるのですか?
などと無粋な質問をしつつミル×ナツって需要あるのかしら・・・?
143名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 22:54:08 ID:6BfKmHIZ
アラクネアさんに萌える日が来ようとは・・・
もちろん続きもあるんだよな?

>>142
全裸で正座して待ってる
144名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 00:29:23 ID:Qe6C6sfa
空気を読まずかれミルにハァハァしてみる
145名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 00:55:32 ID:nZ9vMeVj
>>139
イイ‥!(゚∀゚)
超萌えた。
アラクネアさんは好きだけど今まで萌えていなかった
だけに禿萌えた。

>>142
ギリンマ君のオカズ‥!
その発想はなかったわ(´Д`;)ハァハァ ウッ
146名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 22:19:14 ID:EOlDNiBo
アラクネアの陵辱を書いてみました。投下始めます。
147アラクネア陵辱(1/4):2007/09/01(土) 22:21:19 ID:EOlDNiBo
 アラクネアはつかつかと本部の廊下を歩いていた。ドアのノックし、一室に入る。
「アラクネア、来ました」
「ご苦労でした、アラクネアさん」
 アラクネアを呼び出した相手はゆっくりと椅子を回転させるとこちらを向いた。
「見通しはどうですか?」
「はいっ?」
「見通しはどうですかと聞いているんですよ?」
「そ、それは・・・」
 やはり、上司の上司から直接の呼び出しなどロクなことがない。
「ブンビーさんから聞いてもよかったんですが幹部としては直接お伺いした方がいいかと思いまして」
 沈黙が流れる。
「それは鋭意努力してドリームコレット奪還、並びにプリキュア打倒を」
「出来そうですか?」
 アラクネアは言葉に詰まる。
「つまりは成果を期待されている・・・」
「当たり前でしょう。ナイトメアはあなた達のがんばりに対して給料を支払っている訳ではなく、上げられた成果を給料という形で分配し、
逆にあなた達の身分と暮らしを保証している訳ですから。これは敵対関係ではないんですよ?逆に一蓮托生の関係です」
「は、はい・・・」
「で、正直な話を言うと私も成果を求められていることには変わりがない。それでギリンマさんにはああしてプリキュア5と戦って頂いた訳ですが・・・
ギリンマさんはどうなりましたか?アラクネアさん?」
「ギリンマは・・・」
 今、下手なことを言えばどうなるかは目に見えている。
「ギリンマは自らを犠牲にすることが分かっていながら絶望の仮面を着けた上でカワリーノ幹部の下で戦い、
ナイトメアに貢献して立派に最期を遂げました」
「私が無能だったと言いたい訳ですね?監督責任があると?」
「い、いいえ!ギリンマは自らの身を犠牲にしてプリキュア5を追いつめながらも
自らの無能のためにカワリーノ幹部の指導を無にして、最期を遂げました」
「そうですか」
 そう言うとカワリーノは椅子を回転させてアラクネアに背中を向けた。再び、沈黙が流れる。カワリーノはアラクネアの前から一瞬、姿を消した。
「これを使う気はありますか?」
「ひぃっ!」
 アラクネアは自分の背後に回りこんだカワリーノに悲鳴を上げた。アラクネアの目の前に黒いカードがかざされている。
充分に何が切り出されるか予期していたとはいえこの行動はアラクネアの予想外であった。
「ギリンマさんはこのカードを使ってナイトメアへの忠誠心を示されました。あなたにその覚悟はありますか?」
 アラクネアの予想は半分は当っていた。だが、半分は外れてもいた。
148アラクネア陵辱(2/4):2007/09/01(土) 22:22:38 ID:EOlDNiBo
「カ、カワリーノさん!やめて下さい!」
 カワリーノはアラクネアの背後からその体に手を伸ばす。
「ほほう、たかだか平の分際で私に逆らうんですか?幹部をなめていらっしゃるんですね?」
「な、なにを言っているんですか?セクハラじゃないですか?」
 アラクネアに絶望の仮面を着ける意思がないことを見抜いた上での責めが始まろうとしていた。
「役に立たない社員をこうしてお慰めしてあげてるんじゃないですか?こんなスーツでは体が窮屈で仕方がないでしょう?」
「わ、私だってナイトメアの社員としての誇りを持って・・・」
 カワリーノはアラクネアの背後から容赦なく豊乳を揉んでいる。
「ふふっ、だからあなたはいつまで経っても平なんですよ。分かりますか?
同僚をはめて、無能な上司ははめて、有能な上司にははめられる。これが出世の近道ですよ?」
「そ、そんな・・・」
「もうこんなに濡らしてらっしゃるじゃないですか?粘液質で実に心地良い。熟女の魅力です」
 カワリーノはスカートを強引にたくし上げて太ももの間に腕を差し入れると直接手で確認した。
「お、お願いです。ナイトメアの幹部、幹部にして下さい・・・」
「そういうことは終わってから言うものですよ?全くこんな扇情的なスーツを着ているというのにその類のことは全く知らないとは。
お教えして差し上げないといけませんね?」
「わ、私だってここまで這い上がって来たんです・・・うっ・・・プ、プライドが」
 アラクネアを包んでいたスーツはすっかり脱がされてしまい、もはや乱れたブラジャーとショーツだけしか身を包むものは残されていない。
「それだからいつまで経ってもブンビーさんの下なんですよ?分かりますか?
責任を取るより責任を押しつけ、成果は独り占めにし、職場を分断し、少数で支配する」
「そ、そんなこと出来ません・・・あぁっ!」
「まぁ、いいでしょう。使えない部下を役に立つ部署にお送りするのも幹部の役目です。あなたはこれから私の秘書です」
「せ、せめて、最後にプリキュア5と戦わせてく、くだ、さい、ひぃっ!」
「それもいいでしょう。それがあなたなりのナイトメアへの忠誠心の示し方なら。
それにしても何も身に着けていらっしゃらないあなたのお姿は素晴らしい。
私の秘書になれば生活も給与も将来さえ保障されるというのに。まぁ、人それぞれの生き方ですよね?アラクネアさん?」
「はぁっ、はぁっ、う、うぁっ・・・」
 カワリーノはすっかり全裸にされたアラクネアの股間に指をうがつ。
「アラクネアさん、あなたは一言言えばよかったんですよ?」
「な、なにを?」
 自分以外の誰かに主導権を完全に握られる屈辱の中でアラクネアは思わず聞き返していた。
「ガマオさん、それでもダメならブンビーさんを売ればよかったんです」
「そ、そんな。あぁっ」
 カワリーノはズボンから取り出したものをためらいなくアラクネアの中に挿入する。
「一言、自分でなくガマオに絶望の仮面を着けさせるべきだと言えばよかった。
それであなたは無事で済む。ガマオには充分に失点がありますしね」
 カワリーノはアラクネアの顔を強引に自分に向けさせると追い打ちをかけるようにその目を覗きこんで言った。
「だから、あなたは幹部になれないんですよ?」
「……」
 普段の慇懃無礼な態度の裏に隠された本性がカワリーノの見開いた目にどす黒く写っている。
アラクネアの心にカワリーノへの絶対的な恐怖が生じていた。
もはや、アラクネアにはカワリーノに陵辱され尽くす以外の選択肢は残されていない。
「ふふっ、いいですよ?アラクネアさん?あなたの恐怖と絶望こそが私の悦びとなるのです」
149アラクネア陵辱(3/4):2007/09/01(土) 22:26:37 ID:EOlDNiBo
 アラクネアを床に四つん這いにさせるとカワリーノは悠然とスーツを脱いだ。
そのままアラクネアを後ろから責める。カワリーノが力任せにおしりをつかんでいるためにアラクネアに鋭痛が走る。
「心地いいでしょ?無理もないですよ?今まで突っ張ってきた分、こうなると逆に安心するものです。私に全て委ねてしまいなさい」
「ハハ、ハハッ……」
 カワリーノに侵食された心の中でアラクネアは身悶え、空虚に笑った。征服されてしまう喜びが体中を走る。
「もう大丈夫でしょう」
 カワリーノはアラクネアが上になるように体位を入れ替える。
「さぁ、動きなさい。自由に」
「はい。あっ、あっ、いいっ、あぁっ」
 完全にカワリーノに負けて誇り高い彼女が自ら腰を振っている。従わなければ何をされるか分からない。
そんな陵辱を自ら快楽として受け入れてしまっているのだ。
「ふふっ、まるで快楽に目覚めたばかりの乙女のようではありませんか?
そんな豊満な体と派手な服装ですっかり誤魔化されていましたよ?アラクネア?」
「いやっ、ちがう」
 アラクネアと呼ばれたことも気づかずに、長い髪を振り乱して彼女が否定する。
「違いませんよ」
 カワリーノは下から腰を突き上げ始めた。
「あなたには絶望の仮面を着ける覚悟がない。生きながらえたいと思えばこそこうやって私に快楽を搾り取られているのです」
「ちがいますっ!いたいっ!」
 カワリーノは懲らしめるようにきつく胸を揉む。
「何が違うのですか?あなたは私より弱く、頭も回らないからこうなっているのではないのですか?」
「いやっ、うぁっ」
 カワリーノは自分の上半身を起こすと今度は下になった彼女をくの字に折り曲げ、両脚を開く。
「さぁ、どうですか?アラクネア?」
「はずかしい……」
「そうですよ?恥ずかしいんですよ?こうやって現にあなたは私に犯されているんです」
「……」
 アラクネアは目を固く閉じて現実から逃げようとする。カワリーノはそんなアラクネアに体を折り曲げて顔を近づける。
「なかなかいいでしょ?」
「……」
 相手の動きが止まったためにアラクネアが恐る恐る目を見開いた瞬間、カワリーノは引いていた腰を突きこんだ。再び上下に激しく抽送が始まる。
「はっ、いいっ、あっ、あっ、あっ」
 アラクネアの乳房が腰を突かれる度に大きく揺れて、喘ぎ声が上がる。
「いいですか?出しますよ?中に出しますよ?」
「えっ?そんなっ!」
「うっ!」
 カワリーノは数度腰を動かした後、勢いよく白濁を放つ。その生温かさを体の奥深くで感じた瞬間、彼女の意識は弾け飛んだ。
150アラクネア陵辱(4/4):2007/09/01(土) 22:30:14 ID:EOlDNiBo
「うぅっ」
 アラクネアは目を凝らす。段々と光に目が慣れてくる。今、分かるのは自分が全裸であることだけだ。それとあの男に犯されたことも。
「おはようございます。アラクネアさん」
 あの男は椅子に座り、机に肘を着きながら床に寝そべる彼女を平然と見下ろしている。
彼女の服はきれいにクリーニングされてハンガーで壁にかけられていた。
「さぁ、スーツを着て今日も仕事に励んで下さい」
 服をつかんで何も言わずに外へ出て行くべきだったのかもしれない。
だが、彼女は明確にこの男に対する自分の恐怖を読まれてしまっていた。
何も言わずに下着を身に着けて、ブラウスに袖を通して、スーツを着る。その間、屈辱で何度か体が震えた。
カワーリノはそれをいつもの細い目で見ている。
「また何かあったら来て下さい。上司というのは部下のためにいるのですから」
「はい」
 それだけ言うとアラクネアは外へ出た。いつもの廊下も精彩を欠いて見える。もうプライドもキャリアもない。
無駄な死であっても自分は自分のままで死ぬとアラクネアは覚悟を決めつつある。一人でも多くを地獄の道連れにするためだけに。


                                                                         (終わり)
151名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 22:38:44 ID:EOlDNiBo
台本形式に近いのと直接的な性描写は薄めです。>>139ではもっと和姦に近かった感じですがこういう感じなりました。
アラクネアはもっと図太いのかもしれませんがこういう解釈ということで。それでは
152名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:06:14 ID:nZ9vMeVj
>>146-151
グッジョブ!超グッジョブ!!
マジ神。
正直今年一番のヒットです。(´Д`)ハァハァ
153名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 03:46:04 ID:hqwNx5Xe
つまりこれは近いうち本編でやるんですね!?
154名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 10:54:00 ID:5UWMtjuD
ナイトメアにも恋愛フラグ来たな


姐さん死んじゃったけど…
155名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 11:46:21 ID:z+k3u4re
力任せに奪うんじゃない!
その熟れた女体の虜にして自分の意思で渡すようにするんだ!!
姐さんなら出来たはずだ!!!



「大きいおっぱいココ〜」
「中坊よりおばさんナツ〜」
156名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 12:44:18 ID:eQC9B1JH
>>155
ナッツの一言ヒドスwww
157名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:53:22 ID:x4R4jQzt
ココナツ(淫獣)×アラが読みたくなったじゃないかw
158名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:56:32 ID:AUS1lFHN
ブンビー×アラクネアがみたい
最後の最後にまさかが来るなんて…
159名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 23:48:31 ID:IQHtj8Xn
アラ受け大人気だなw
160名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 07:35:44 ID:/Kbvdk9d
>>157
アラがドアラに見えた俺はオレ流
161名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 11:03:58 ID:LouLFNXE
こまち×アラク姐

なんてどう?
162名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 12:33:48 ID:y6erYiKN
海賊ハリケーンをダメ出しされた仕返しかw

個人的には黒くなく尚且つ攻めなこまちたんキボン
163名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 13:54:25 ID:o2rv51Eh
ココのぞがいい
164名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 06:59:57 ID:kwD+G9fu
>>158
同意ー
嫌味とセクハラまがいばっかりかと思ってたけどブンビーさん最後に純愛ぽく…
それなんてツンデレ? って切な萌えした
165名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 14:31:19 ID:p2o4sSz+
>>164
30話見た後だと今まで陰湿だと思ってたイジメも違って見えるから不思議…
姐さんが怒ると分かってるのにワザとからかってるような
只ならぬ関係を感じてならない…
166名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 15:54:31 ID:HkcOgZAt
来週の予告妄想こまち見てたら


結婚の話に花も恥じらう乙女らしく妄想を膨らませるこまち
その日見た夢には憧れの花嫁衣装を着た自分がいた。こまちが純白の衣装を纏い控室の鏡の前ではしゃいでいると、ドアがノックされ白いタキシードを着たナッツが現われる。
「ナ、ナッツさん!」
「もう支度できたのか……綺麗だ、こまち」
「あ……これって夢……ですよね」
問いに答える代わりにナッツは黙ってドレス姿のこまちを抱き締めた。自分を包む力強い腕と暖かな存在感がこまちの感覚を狂わせていく。
「ナッツさん、私……」おずおずとこまちがナッツの背中に腕を回すと、こまちの唇はナッツのそれに塞がれ二人の距離がなくなった。

「やっ!」
長い沈黙はこまちの短い悲鳴でかき消された。ナッツの手がウェディングドレスの裾をたくしあげていたからだ。
突然の事にこまちはナッツを押しのけようとするが、もう片腕がこまちの腰に回されているので身動きがとれない。その間もナッツの手は太腿を登り詰めていく。
「やめて!ナッツさん!」
「こまち、お前には文章を書く上で一つ弱点がある。それは体験だ」
「体験?」
「体験に勝るリアリティの追及は無い。そしてお前はそれを表現する力は持っている」
「で、でも……あっ!ダ、ダメっ!そんな所触ったら……」
「克服するんだ。俺と一緒に」
腰までたくし上げられたドレスから顕になっている太腿は薄赤く染まり、ナッツの手があてがわれた薄布はこまちの脈動と僅かな湿りを含み伝えている。
「ナッツさんと一瞬に……」


こんな心配をしてしまった
167名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 16:54:44 ID:0KqPjE/q
こまちはああ見えてしっかりして…またみてねを見る限りは分からんなw
168名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 23:27:20 ID:8Ty6o314
最初はこまちに近寄るな珍獣!とか思ってたのに今では
ナツこまでシコるようにまでなってしまった・・・
169名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 23:30:32 ID:UCl2zojw
こまちがタキシード、ナッツがドレスでもイケル
170名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 23:57:48 ID:lS86coMa
イケメンこまちとドジっ子ナッツってのもいいね
171名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 02:12:01 ID:tOgpt2/t
ココのぞもしくはのぞココって需要あるのかな?
プリにはまってまだ三日なんだけど、このジャンル初めてだから…。
172名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 01:19:47 ID:1yGhHiBb
ありますとも
173名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 21:44:20 ID:OfzdMJaF
ぜひとも読みたいです。
174名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 03:25:16 ID:BlmNHpdU
みんなたくましいな…
俺はアイドルが交際発覚のようにショックだよ…
のぞみこまち…
175名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 16:55:12 ID:S0nqf5ba
こまちは今のところギリギリ違うだろう
この前の話が引っかかるが…
妄想のしやすい今のまんまで居てほしいな
176名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 20:02:02 ID:QRtatxrG
ココのぞみてーよー…
177名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 20:48:39 ID:82sGsLxi
自分はココもナッツもちゃんとキャラ立ってるし
ココのぞもナツこまも応援できる
藤Pとか牛乳君とかイマイチだったからなあ
178名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 22:54:35 ID:Tgfcq4J0
漏れはココのぞは大丈夫だがナツこまはダメだ‥('A`)
公式でその描写がある度に全ての回路を遮断している
179名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 23:19:25 ID:/0UvI4zw
>>178
つまりあなたはこまち萌えと。
180名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 00:03:32 ID:XDB5O5ty
>>179
ナッツ萌えかもしれん
181名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 22:20:30 ID:yY0xo2Bd
マスコット型のココ×のぞみがいい。オナペット
182名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 10:39:01 ID:FuhFCy5s
>>181
ちょっwおま‥www
それイイw
183名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 13:33:44 ID:4jKpIKiL
ココ様ナッツ様に性的奉仕するミルクで一つ。
無論マスコット状態で。
184名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 18:58:13 ID:J91tT66o
かれミルが読みたい

ミルクは擬人化でも淫獣状態でもいいからかれん様にひたすら攻められるようなやつを希望
185名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 19:24:44 ID:rovneE2s
期待しながら保守
186名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:06:00 ID:1WRTxEoh
アラクネアさんにセクハラするブンビーさんが見たい…
187名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 23:03:50 ID:PHpGTpDY
クモはセックスの後オスを喰っちまうんだぜ・・・
188名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:04:26 ID:H0j4bqXw
ブンビーさんには中年のネットリとした性でアラクネアさんを攻めてほしい
189名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 11:12:55 ID:N3Qtm31m
今日の放送でブンビー×増子に萌えた同志はおらんかね?
190名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 17:40:38 ID:hJVyPznS
>>189
ちょっとアリかなとは思ったが俺の中でここんとこ急騰中のブンアラには萌え及ばなかったな…というわけでブンアラきぼん
191名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:25:13 ID:eFySQ42y
負けて帰るたびに蜂蜜をかけられたり
針で刺されたりするアラクネアさん。
192名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 21:36:05 ID:MAQEu6xR
蜘蛛の♀は性交後に♂を食べてしまう
蟷螂の♂は性交後に♀に食べられてしまう

ここから導き出される答えは…
193名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 22:37:27 ID:jw5aP3KT
>>192
カマキリは前からヤルと食われるが後ろからヤレば生還できるらしいお!
194名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 23:14:59 ID:dk5sD/SD
=ブン→アラ→ギリの3Pが成り立つ
195名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:12:38 ID:Snn1cyNf
>後ろからなら生還
ブン→アラ←ギリの体位なら生還可能?
196名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 01:47:30 ID:Db4eSVM2
まだまだアラク姐萌えage(*´Д`*)
197名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:15:36 ID:6WZWAWpu
>186
アラ「んっ…くぅ…。」
ブン「おんやぁ?何どうしたの?もしかしてコンナ事されて感じちゃってるんじゃないよねぇ?ねぇアラクネアくん?」
アラ「ッ!…もう止めて下さいブンビーさん、ああっ…」
ブン「イヤなら与えられた任務をキチンとこなせば良いんだよぉ?
 もしかしてお仕置きしてもらいたくてワザと毎回負けてくるわけじゃないよねぇ?」

スミマセン、ナイトメアのターンが前半しか無いのは勿体無いなあ…と。
198フリチラ:2007/09/30(日) 14:17:38 ID:M6nE71ov
初秋の夕暮れ時、かれんお嬢の住む豪邸に、いつもの面々が集っている。エコロ
ジーが叫ばれる世の中にもかかわらず、自宅に馬場を持っているブルジョワジの
代表格であるかれんは今、白馬に跨っている所であった。
「わあ、格好いい」
そう言って無邪気に笑うのはのぞみである。彼女には勿論、人間の身勝手な都合
で囲われる畜生の哀れさが理解できていない。

「久しぶりであまりうまく乗れなかったわ」
戻って来たかれんは下馬した後、照れ臭そうに額の汗を拭った。近頃の彼女は、
以前のような刺々しさが抜け、柔らかな性格になりつつある。それもみな、ここに
いる友人のおかげであり、共に過ごせる時間が何よりも尊く感じていた。

「あら、ミルク、あなた・・・」
かれんがふと気がついたのだが、ミルクの様子が何処か変である。体がだるそうで、
やけにフラフラしているのだ。かれんは手を伸ばし、そっとミルクの額に触れてみる。
「大変、熱があるわ」
かれんはミルクを懐に抱き、プリキュア一家と共に自室へと戻って行った。すでに
空は黄金色に染まり、夕闇がすぐそこまで迫っていた。

「じいや、じいや」
かれんは執事を探し、屋敷内を奔走する。ココやナッツの見立てでは、ミルクは風邪
を召したらしいのだが、この世界の薬は効かず、治療を行うピンキーを探してこなけ
ればならない為、看病を任されたかれんを除いて、皆が外へ出て行った。
「どうしました、お嬢様」
かれんの声に執事が慌てて現れる。
「風邪をひいた時の看病の仕方を教えて欲しいの」
「どなたかが臥せっておられるので?」
「そうなの」
心配げなかれんの顔を見ると、執事はすぐに看病の道具を持ってきた。
199フリチラ:2007/09/30(日) 14:28:25 ID:M6nE71ov
「これは体温計です」
執事はどこの家庭にでもある、普通の電子体温計を手にした。
「それは知ってるわ。腋の下で計るのよね」
「いいえ、違います」
「え?」
「肛門で計るのです」
「まさか」
かれんはぽっと頬を染めた。

「直腸検温といい、一般的にも行われています。さあ、お嬢様、下着を脱いで、ソファ
に寝てください」
「わ、私がやるの?」
「予行演習です。いきなりではお嬢様も戸惑いなさるでしょうし」
執事はあくまでも真剣である。その為、かれんも押されてしまった。

「分かったわ」
ミニスカートの中に手を入れ、ショーツのゴムに指をかけたとき、執事の顔色を確かめ
たが、やはりいつも通りの優しい初老の男のままだった。
(じいやは決して、いやらしい気持ちじゃない。私が恥ずかしがってどうするの)
かれんはショーツを脱ぐと、ソファにうつ伏せとなる。後は執事任せで、どうやるかは
分からない。

「お嬢様、下着は私が預かっておきましょう」
「あ、ありがとう」
脱ぎたての、体温が残っていそうな純白のショーツが、執事の手に渡った。かれんは
この時、下着に恥ずかしい汚れが無いか心配でならなかった。
「それでは・・・」
スカートが捲り上げられ、細い体温計の先がかれんのすぼまりに迫る。執事は二、三
回、肛門の皺を指で伸ばすように撫でた後、体温計をぐっと押し込んだ。
200フリチラ:2007/09/30(日) 14:40:39 ID:M6nE71ov
「あっ!」
「一分ほど、ご辛抱なさってください」
体温計はすんなりと肛門内に入り、かれんに違和感を与えた。背後には幼少の
頃から世話になっている執事の老人がいる。尻の割れ目を開かれたので、女の
大事な部分も見られているはずだが、そこにまだ性毛を持たぬかれんは、その事
が恥ずかしくて仕方が無い。

「じいや」
「なんでしょう」
「私のアソコ・・・まだ毛がないでしょう」
「ございませんね」
「これって変じゃないかしら。発育不良なのかも」
「そんな事はございません。成長には個人差があります。じき、生えてくるものと
思われます」
「そう、それならいいけど・・・」

アラーム音が鳴り、検温が終わった。執事が体温計を肛門から抜く時、かれんは
あっとため息を漏らした。
「三十六度五分。平熱ですね」
執事は温度を確かめてから、ティッシュで汚れを拭った。その様を見てかれんは
羞恥のあまり、ソファに顔を埋めてしまう。
(体温計、汚れてたわ!きっと匂ったはずよ・・・いやっ、恥ずかしい!)

自分の排泄孔に入れられた物を、執事とはいえ異性に見られるという事が、年頃
の少女にとっては耐えがたい屈辱だった。しかし、今はそんな事を言ってはいられ
ない。病に倒れたミルクの為に、学ぶ事は幾らでもあった。
「ではお嬢様、次はこれです」
次に執事が選んだのはネギ。スーパーで売っている、普通の長ネギを十センチ
ほどの長さに切った物だった。
201フリチラ:2007/09/30(日) 14:51:59 ID:M6nE71ov
「ネギ?」
「昔からネギは熱さましに良いと言われております。所謂、民間療法の類ですが」
「それをどうするの?食べるの?」
「いえ、お尻の穴に入れるのです」
「まッ、また、お尻・・・」

かれんは先ほどより更に顔を赤らめ、困ったような表情を見せた。長さ十センチの
ネギは三センチほどの太さを持ち、先ほどの体温計とは明らかにサイズが違う。
これを乙女の尻穴に挿入せよとは、何という過酷さか。しかし、彼女の自室にはう
なされるミルクがいる。今はたとえまじないにでも頼りたい気分なのだ。かれんは
拒もうとすらしなかった。

「さあ、お嬢様、四つん這いになってください」
「・・・じいや」
「はい?」
「もし、私が恥をかくような事があっても、笑わないでね」
かれんはそう言って手足を伸ばし、四つん這いとなった。
「私がお嬢様を笑う事はありません」
ネギを持った執事の手が、かれんの尻穴に再び迫る。先ほどの体温計で、そこは
解されているせいか、ネギは案外、すんなりと肛門内へ収まっていく。
「あッ、あッ・・・」
「お嬢様、締めてはいけません。ネギが出てきていますよ」
「ああ、恥ずかしいわ・・・」
異物を拒もうとする肛門の動きを制し、執事はネギを挿入した。

「うッ!」
「お嬢様、いきんではいけません」
「で、でも」
「しばらくの辛抱です・・・」
執事はネギをずぶりと肛門内へ捻じ込んでしまった。かれんは思わず天を仰ぐよう
に喘いだが、すぼまりに感じる痺れるような疼きに何やら妖しい愉しさを覚えるので
あった。
202フリチラ:2007/09/30(日) 15:08:04 ID:M6nE71ov
息を荒げ、目を潤ませるかれんに執事がこう言った。
「こうしていると、昔のお嬢様を思い出します」
その言葉がかれんに古い記憶を呼び起こさせる。そういえば昔にもこんな事があっ
たような気がする──と。

(ああ、そうだわ・・・私はじいやに・・・)
幼い頃、眠っている自分の下着を脱がし、執拗に肛門を弄る誰かがいたのを、かれん
は思い出した。人の良さそうな優しい顔に口ひげをたくわえた初老の男・・・そう、それ
は執事であった。執事は昔から事ある毎に、こうやってかれんのすぼまりを嬲ってい
たのである。

「・・・私は、じいやに悪戯されてたんだわ」
「思い出されましたか」
執事の眼鏡の奥で、悪意が光る。見ればこの男、股間を膨らませているではないか。
勿論、その凶器の先はかれんに向けられている。
「私はアナルマニアでしてね」
執事の手がかれんの無毛地帯に伸びた。そして皺だらけの指が、まだ開きかけの
肉の芽を包む皮を剥く。

「ああ、いやあ・・・」
「固くなってます。ふふ、毛も生えてないくせに、こちらはしっかりと育ってますね」
米粒ほどの大きさしかないかれんの肉芽は、執事の指先で弄ばれた。女の最も敏感
な場所である。そこを巧みに弄られては、強気のかれんも形無しであった。
「じ、じいや、やめて・・・」
「ここで感じながら尻穴掘りに慣れると、女として一皮剥けますよ。お嬢様、肛門に
神経を集中して」
「駄目、こんなの駄目ぇ・・・」
違和感しかなかった尻穴に、新たな感覚が芽生えようとしていた。かれんはネギが、
執事の手で出し入れをされていることに気がついた。
203フリチラ:2007/09/30(日) 15:24:04 ID:M6nE71ov
「お嬢様、これで最後です。お薬を注射しましょう」
執事はズボンを脱ぎ、己の下半身を露わにした。年齢に似合わず、それは堂々と
反り返って、十代の若者のような猛々しさである。
「ああ、じいや・・・」
「いきますよ、お嬢様」
大なまずのような男根が、かれんの尻穴に迫る。それまで頑張っていたネギは放り
出され、二十センチはあろうかという執事の分身が、少女の菊蕾に収まろうというの
だ。

「さあ、頭が入りました」
「ああーッ!さ、裂ける!裂けてしまうわ!」
四つん這いのかれんからは見えないが、尻穴に衝撃が走った為、そこが侵されてい
る事が分かった。想像するだに恐ろしい、肉の塊が排泄孔を遡ってくるという悪夢。
そのおぞましさにかれんは思わず落涙した。

「ほうら、棒の部分が・・・半分もいきましたかね。後、一息です」
「ううッ・・・うわあ・・・ッ」
蜂の一刺しならぬ、巨根の一撃でかれんはほとんど気絶しそうだった。全身が汗ば
み、毛穴が開くような切迫感があった。もとより細身で華奢なかれんゆえ、このような
剛棒を受け入れるには、まだ未熟なのである。しかし、執事は青い果実をもぎ取るよ
うな残酷さを有していた。

「お嬢様、お手を拝借」
「ああ、何を」
「馬になってもらいますよ。ふふ・・・」
執事はかれんの両手を背後に回し、ちょうど乗馬中に手綱を引き絞るような姿勢を
強要した。高貴な家の息女が取らされるとは思えぬ惨めな格好で、しかも尻穴は
犯されたまま。そんな姿で、執事はかれんに尻を振れと言う。
204フリチラ:2007/09/30(日) 15:37:10 ID:M6nE71ov
「ああ、じいや、お尻が変なの・・・」
「どんな感じです」
「熱くて、疼いて・・・でも、とっても素敵!」
「それで良いのです」
執事はこれまでに重ねてきたかれんへの悪戯が、ようやく実を結んだ事を悟った。
これからはもう、この少女は肛門性交奴隷と化し、そのしなやかな身を自分へ捧げ
るに違いない。

ゆくゆくは遊びに来るあの少女たちも毒牙にかける事が出来るかも知れぬと思う
と、執事の口ひげは引きつったように歪んだ。五人の少女の菊蕾を代わる代わる
味わえるとなれば、老い先短いこの命、何の惜しい事があろうかと、射精の予兆を
覚えながらほくそ笑む。

「じッ、じいや!私、変になっちゃう!恥をかきそうだわ・・・」
「良いんですよ、お嬢様。快楽に身を任せるのです」
かれんは肛門内で放たれる執事の粘液の存在を感じた瞬間、天にも昇るような
快感を知った。それは下半身から放射状に伸びていく波のように拡散し、ついには
脳天にまで達した。その瞬間は何も考える事が出来ず、ただ執事が愛しいとだけ
思ったのである。

(じ、じいや・・・大好き・・・よ・・・)
広大な敷地に建てられた豪邸の中で、初老の執事と少女が二人きり。そんな歪な
生活は、生々しい男女の営みでしか保つ事が出来ないだろう。かれんは予感してい
た。いつかきっとこうなると。そしてこれからは執事の性奴として生きていくと、胸の中
に誓うのであった。

おすまいん
205フリチラ:2007/09/30(日) 15:39:07 ID:M6nE71ov
初めプリキュア5はセーラームーン的な物かと思ってましたが、
最近は何となく魁!男塾に近いような気がしてきました。

206名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 20:41:04 ID:t/e+EsSy
>>198-205
gj!
坂本×かれんとはwww
207名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 05:17:07 ID:sYrhYbWj
触手コワイナー×プリキュア5も良いよね。陵辱系としては
激しい陵辱と責めにより一人また一人と散っていく仲間。最後の希望のドリームですら先に陥落した四人を人質にされ反撃も許されずに堕ちていく
208名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 07:42:54 ID:sWIz6Gew
>>198-205
せめてメ欄にカプ表記してくれw
読んじまっただろorz
209名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 09:43:35 ID:/9Jlpxfr
GJ!

>208
逆に考えるんだ
むしろ新たな境地が開けて良かったと考えるんだ
210名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:16:44 ID:vyx8AcO4
>>207
触手コワイナーか…
プリキュア陵辱もいいけど、そいつで任務失敗アラク姐をお仕置きってのも良いなw
211名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:20:01 ID:wvyPiUMA
>>210
それイイ!
212名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 15:11:58 ID:NjsAg8RZ
かれんの体温(直腸温度)が低すぎる件について
213名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 16:18:08 ID:KhAhYtOx
ハデーニャのおかげでアラク姐の偉大さが分かった・・・
214名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 16:53:28 ID:Dpm15tF7
>213
俺も。アラクネアさんには若さが足りないと思ってたけど
別にそんな事無かったぜ…
215名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 22:45:58 ID:LzTB0Rqm
男塾wwフリチラさん乙
216名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 22:50:59 ID:Uwx7Zntr
アラクネアさん・・・こまち初変身回で初めて出てきたときは好感持てない敵だな〜と
思ってたけど
気づいてみればギリンマの次にお気に入りだった
個性の強いナイトメア幹部に埋もれがちだったけど大好きでした
217名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 01:53:13 ID:dIGz9hlS
フリチラさんのは書き出しは普通なのに突然壊れるのがいいよなw
本当に面白い。GJ!
218名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:31:38 ID:IVQDl5Ad
>>198-205
GJ!!ww
フリチラ氏の描き出すこのディープな世界観がタマらんです。
219名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 00:53:00 ID:EWpfXdeh
今日の放送で、ラストのこまちが何らかの覚悟を決めてナッツハウスに入ったように見えてしまった


という訳でナツこまキボン
220名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 01:18:59 ID:s4mB1s6X
あのシーンから作画と演出が持ち直したような気がした
ナツこまは青春の甘酸っぱい味がするよな
時間とアイデアさえ浮かべば書きたいねえ
221名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 23:41:17 ID:XrHXLDGx
しかしそれはこまちの書いたお話だったというオチ
222名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 07:44:20 ID:oOsHO8vD
そしてそのお話をひょんなことからナッツに読まれてしまうこまち


「こまち、これはいったい…」
「きゃあ!ちち違うのよナッツさん、えーとえーと…」
「なにが違うんだ?」
「……ごめんなさい…」
「別に怒ってるわけじゃないが」
「ごめんなさい…」
「…とてもよく出来ている作品だとは思う」
「え?」
223名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 09:35:48 ID:bxJHMAH5
「ここに出て来る男はロクでもない男だな」
「そ、そうよね……ナッツさん……」
224名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 13:47:37 ID:jcgH8JZ0
>>222
吹いたwww

>>223
そのセンスに嫉妬した‥!
225名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 22:45:17 ID:2K8Sxw+T
>>223
自覚ないのかwww
226名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 18:22:03 ID:o4YqDm8c
保守
227名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 14:25:49 ID:AKxvnRWE
映画が公開されれば
ダークプリキュア5に陵辱される五人とかもあると信じたい
228名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:00:38 ID:pnzf9o/i
先代プリキュアは出ないのかねぇ…
229名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:12:12 ID:5U7PXUpt
つまり保管庫にある、オールプリキュア大進撃みたいなのが見たい、というワケか。
230名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 13:08:47 ID:MOlTAhwk
各地でデスパライアに操られて暴れるプリキュア達が巨大化したココとナッツに姦られる話を想像したが違うよな
231名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 04:11:54 ID:ubrPZQBW
氏名 篠原サツキ。 年齢 26歳 性別 女性
職業 海原市立夕凪中学校の教師。担当学科は英語。2年B組の担任及びソフトボール
部の顧問を兼任している。
曲がったことが嫌いで自身にも生徒にも厳しく、それでいて優しさと慈愛に満ちた熱血指
導で、生徒達から絶大な人気を集め、父兄からの信頼も厚い。
座右の銘は、『ネバー・ギブアップ!』
正に理想の女性像、教師像を体現しているキャリアウーマン。しかし、そんな彼女にも、決
して人に言えない秘密があった。

深夜の校舎というのは、昼間の喧騒に満ちた空間しか知らない人間からすれば、まるで別
世界である。それは海原市立夕凪中学校も例外ではない。
サツキは一人、暗く静かな廊下を懐中電灯の灯りを頼りに歩いていた。今夜の宿直当番は
彼女だ。暑い。連日の猛暑続きで夜になっても一向に気温の下がる気配がない。ただ歩い
ているだけなのに汗ばんで、Tシャツが湿って気持ちが悪い。今夜もさぞかし、寝苦しいこと
だろう。
(こんな時には・・・)
これから自分がやろうとしていることを思い、ゴクリと唾を飲む。
(落ち着きなさい、サツキ。これが初めてってわけじゃない。今まで大丈夫だったんだし、今夜
だって、きっと・・・)
窓の外を見る。今夜は満月。下界の蒸し暑さとは対照的に、涼やかな青白さが綺麗だ。そして、
その満月を鏡のように映し込んでいるプールがあった。
バッシャーンッ!
数分後、白い裸身がプールの水面を跳ねた。サツキだった。
彼女のちょっとした秘密。それは宿直の晩、プールを貸しきり状態で泳ぐことだった。しかも、全
裸で。現職の教師が学校の施設を、破廉恥極まりない姿で無断使用する。もし、人に知られれ
ば言い訳出来ない、とんでもない話だ。
だけど、この背徳的行為がもたらす解放感。『誰かに見つかるかもしれない』というスリルが堪ら
ない。
学生時分、サツキは勉学とソフトボールに青春の全てを捧げてきた。成績は常にトップ、ソフトボ
ールでも主将でピッチャーを務めてきたせいか、校内でもファンが多くラブレターを貰うことも度々
あった。ほとんどが女生徒ばかりだったけど。
反面、『ガリ勉女』、『面白味の無い奴』と陰口を叩かれることもあったが、不思議と腹は立たなか
った。自分でも、そう思っていたから。
教師になりたくて都会の大学に進み環境は変わったけれど、勉学とソフトボールへの情熱は、変
わらなかった。努力を怠らなかった結果、念願の教職に就き、大好きなソフトボール部で嘗ての自
分のような生徒達を指導している。
友人たちの大半は結婚して子供もいる。自分は浮いた話一つ無いが、今は仕事が楽しい。時々、寂
しさを感じることもあるが自分には生徒たちがいる。それに私は・・・。
曲がった事が嫌い。ガリ勉女。面白味の無い奴。それが篠原サツキ。だけど、それで全部じゃない。
見て、私、いま裸なのよ。全裸でいるのよ。こんなこと想像できる? 教師が学校のプールでストリッ
プしてるのよ。これも篠原サツキ。さあ、本当の篠原サツキはどちらでしょう?
大声で、そう叫びたい衝動に駆られる。どうせ誰にも聞こえないけど・・・
ハッと我に返る。いま誰かに見られているような気がした。


続く

 



232名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 09:54:14 ID:7cQi66t0
>>231
篠原先生キタコレ!!
う〜む、これはタマらんのう、続きが気になる…。
233名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 10:56:32 ID:ubrPZQBW
ども、ありがとうございます。
ご期待に副えるよう、がんばります。
234なまえを挿れて:2007/10/20(土) 13:04:30 ID:PhRXw2rv
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235名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 14:18:09 ID:lNj8OWc8
>>231
あえて篠原先生をピックアップした貴行の目の付け所に感嘆したw
続き頑張ってくださいね。
236名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 15:45:23 ID:5TiWl+qQ
>231
GJだが…ちょっとばかり改行がみづらい気がした。
237名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 20:38:02 ID:ubrPZQBW
>>231の続き


(気のせい・・・よね?)
本能的に胸元を隠し、周囲を見渡す。誰もいない。月が出ているおかげで、誰かがいれば見過ごすは
ずが無い。この学校は小高い山の頂上にあり、辺りに人家も無く深夜には、人通りも無い。だからこそ、
こんな大胆な行為が出来るわけで。
(野良ネコか、何かかしら?)
そういえば、ちょっと前にトネリコの森でおかしな生き物が発見されたと町中が大騒ぎになったことがあ
ったが、あれはどうなったんだろう?
第一発見者が自分の担任のクラスの生徒だったこともあって、気にはしていたのだが。もし仮に、その
謎の生物(確か、ミミンガだったかしら?)が実在して、いま私がそのミミンガを見つけたら、一体どう説
明したものかしら?
『ええ、ちょっと暑気払いとストレス発散を兼ねて、プールでストリップをしていたら奇妙な生き物を発見
して・・・ミミンガって言うんですか? とにかく驚いて目を回しているうちにいなくなってしまいました。まだ
何かお聞きになりたいことがありまして?』
そんな話、とても言えやしない。堪らなくなって思わず吹き出す。困った。ツボに入ったらしく、なかなか
止まりそうも無い。
クスッ・・・
「誰ッ!」
心臓が跳ね上がる。いま確かに誰かが笑った。自分以外の人間が。しかもすぐ近くで。周囲は、先程と
何ら変わりは無い。誰もいない。しかし・・・満月で充分明るいとはいえ、深夜の闇の中、たった一人きり
でいる自分の状況が、急に心細くなってきた。とても、のんびり水浴びを楽しんでいられる気分ではない。
(もう、出よう)
そう決めて、着替えの置いてあるプールサイドに向けて泳ぎだす。学校用の小規模なプールだ。大した
距離ではない。とにかく明日も授業がある。いい加減、気持ちを切り換えて・・・
「嫌ッ!」
顔を引きつらせて、水面を手で叩く。
「誰・・・誰なのよっ!」
いま、確かに乳房を触られた。それだけではない、一瞬ではあるがグイッと握られた指の感触が、はっき
りと分かった。怖い。胸の動悸が激しくなる。あとほんの僅かの距離がもどかしい。水が重い。プールの
床が泥濘んで足を取られそうになる。
やっとのことでプールサイドに辿り付いた時は、もうヘトヘトになっていた。だが、休んで入られない。鉛の
ような重い身体を、やっとのことで引き上げて這い出し・・・
足首を掴まれた。
物凄い力で、再びプールの中に引き摺り込まれる。悲鳴を上げる暇も無い。息が・・・出来ない。こめかみ
がキリキリ痛む。もがいても水を掻くばかりで・・・私、死ぬの?
突然、水上に引き上げられる。思い切り肺に酸素を送り、激しく咳き込んで水を吐き出す。パニックに陥り
かけているが、自分のしなければいけない事は分かっている。とにかく誰か呼んで助けを・・・
「あら、人を呼ぶんですの? 私は別に構いませんけど、それじゃ先生がお困りになりませんこと?」
今度こそ、心臓が止まるかと思った。自分の真後ろで不意に人の声がした。しかも馴れ馴れしい口調で話
しかけられた。そしてそれは、サツキのよく知る人物の声で・・・まさかと思うが。
「あなた・・・」
サツキの背後で妖しげな笑みを浮かべている人物。
「・・・水下先生・・・」
一ヶ月ほど前に、この学校に赴任してきたばかりの保健室のカウンセラー、ターレィ・水下だった。


続く



238名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 21:15:56 ID:7cQi66t0
>>237
読んでると篠原先生のスラリとした肢体がありありと浮かんできますなぁ。(´Д`*)
239名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 00:22:31 ID:tNYJHBWm
>>237の続き

「水下先生・・・あなた、ここで何を・・・」
人間、立て続けに異常な事が起きると、どこか感覚が麻痺してしまうらしい。呆けたような眼差しで
サツキは、その思いがけない闖入者を見つめていた。
対して、浅黒い肌をした彫りの深いエキゾチックな顔立ちの美女、ターレィ・水下は余裕たっぷりの
表情でコロコロと笑い、
「それはこちらの台詞ですわ、篠原先生。あなたこそ、何をしてらしたんですの? こんな、魅惑的
な格好で」
改めて自分が全裸であることを思い知らされ、身が竦んだ。まさか本当に人と出くわすなんて、考え
もしなかった。馬鹿なことをした。もし、これが公になったら、二度と生徒たちの前に顔向けできない。
「あのその・・・私・・・」
だが、水下は細くしなやかな人差し指をサツキの唇にあてがい、
「何も仰らないで。人には色々事情がございますもの。わたくし、篠原先生を問い詰めようとは思いま
せん。無論、口外するような真似も」
「ほ、本当ですか?」
「ええ、篠原先生の困った顔なんて見たくありませんもの。わたくし、いつだって先生の味方ですわ」
そう言いつつ、徐々にサツキの方へ歩み寄る
「あ、ありがとうござい・・・」
「しかし、だからこそ今回のことは個人的見解で見過ごせませんわ」
「えっ?」
ただでさえ近い二人の距離が、息が触れ合いそうなほどに近づいていく。気のせいだろうか、サツキ
は水下の瞳の中へ吸い込まれてしまいそうな錯覚を覚えた。力が抜けて・・・立って・・・いられない。
くずおれそうな身体を、水下の腕が支えてサツキは抱きしめられているような格好になった。
「先生は、とても病んでいらっしゃるんです。自分ではどうしようも出来ないほどに」
「はい・・・私、病んでます」
「わたくし、先生をお救いして差し上げます。先生はわたくしを信頼して、全て任せてくださればよろし
いですわ」
「信頼して・・・任せて・・・」
サツキは学生の頃から欠かさず肉体の鍛錬をしてきおかげで、小柄ながらもがっちりとした贅肉のな
い引き締まった身体と、生まれながらの色白の肌の持ち主である。全体的に躍動感に溢れ、強力なバ
ネのような印象を受ける。
水下はサツキとは対照的に、他人の目を惹き付けずには置かない均整の取れたゴージャスなボディの
持ち主だった。大地を打つ滝のような雄々しさ、燦々と流れる清流のような滑らかさ。それが浅黒い肌と
相俟って、まるでなめし皮の鞭のようだ。
その白と黒の肉体が惹きあい絡み合っていく様は、蛇が野うさぎに巻き付き大口開けて呑み込もうとす
るかのようだった。
事実、サツキは水下に捕食されつつあった。完全に呑み込まれ篭絡するのも時間の問題であった。
そんなサツキを救ったのは、水下の手がサツキの形の良い尻に触れ、撫で回したことだった。
瞬間、脳内を電流が走りぬけ、過去の苦い記憶が蘇った。克服したはずのトラウマ。二度と開く事の無
い封印がこじ開けられ、溢れ出してサツキに襲い掛かった。

240名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:11:48 ID:tNYJHBWm
>>239の続き

(また、今日も・・・)
隣町の高校へ通うため、電車を利用していたサツキは背筋をはしる悪寒と、そのおぞましい感覚に必
死になって耐えていた。電車内は、通勤通学のラッシュ時ということもあって大変な混みようだ。サツキ
も、座席に腰掛けることなど当の昔に諦めて、立つ場所を確保するのが、やっとという有様だった。
そんな日々が続く中、サツキは一週間ほど前から痴漢の被害に遭いはじめた。最初は、気のせいだと
思っていた。やがて徐々にそれがエスカレートしていき、恐ろしさの余り何も言えず身を震わせる事しか
出来なくなった。比較的穏やかな環境で生活してきたサツキにとって、こういう類の悪意が自分の身に向
けられることなど、考えたことも無かった。
立つ場所や乗る車両を変えたりしてみたが、それでも痴漢の手からは逃れられなかった。ソフトボール部
の朝練に間に合うためには、この電車を外すわけにはいかない。
こんなに人が大勢いるのに、何故誰も気付いてくれないの? 何故誰も助けてくれないの?
声をあげて助けを求めたかったが、『痴漢の被害者』という好奇の目に晒されるのは嫌だった。ただ恥ずか
しくて、誰にも相談出来ずにいた。
(だけど、今日こそは・・・)
呼吸を整える。とにかく、いまは落ち着かなくては。大丈夫、私なら出来る。やらなくちゃ、いつまでたっても
終わることは無いだろう。何度も何度も、頭の中でシュミレーションしてきた。今日はそれを実行に移す日だ。
相手は油断してる。私が何も出来ないと思っている。その証拠に、痴漢行為は次第に大胆になってきていた。
太腿をじっくり念入りに撫で回し・・・
電車の速度が落ちてきた。次の駅が近いのだ。
・・・手は、やがて尻へ・・・
電車が駅に到着した。
・・・指で品定めするように撫で回していき・・・
アナウンスと共に扉が開く。
・・・谷間へ指を滑り込ませ・・・
(今だっ!)
サツキの手が、相手の腕を掴む。逃げ出そうとするが、そうはさせない。そのまま駅のホームへ引き摺り出し
駅員室へ向かった。
『ちょ、ちょっと待ってくれよ。これは誤解だ。私は何もやってない。なぁ、君。話を聞いてくれないか?』
目を合わせるのは恐ろしかったが、サツキは初めて相手の男の顔を見た。どこにでもいそうな感じの中年男
性だ。正直、もっと怪物のような姿を連想していた。
『・・・家にも会社にも居場所が無くて鬱憤が溜まって、満員電車の中で君みたいな娘を見ていると、つい魔が
指して・・・』
手前勝手な言い分を続ける男に、サツキは自分がこの数日、どれだけ迷惑し怖い思いをし続けてきたかを訴
えた。
『君の気持ちも分かるよ。だけど君たちの年頃だと、こういったことは日常茶飯事なんだろ? どうだろう、ここ
は一つこれで穏便に済ませてくれないか?』
そう言って、一万円札をニ・三枚札入れからつまみ出した。
訊きたかった。どうして、こんなことが出来るのか? どうして、分別もあるはずの大人が自分の娘ほどの少女
に、こんな行為が出来るのか? 
謝って欲しかった。誠心誠意、謝罪してくれれば、このまま忘れようと思っていた。だけど、私の受けた心の傷を、
お金で埋め合わせようなんて・・・汚すぎる。
「馬鹿にしないでっ!」
サツキは生まれて初めて人を殴った。
鼻血を出して、男が引っくり返る。周囲の通勤客が驚いて足を止める。
・・・それ以来、痴漢には遭っていないが、あの男の尻に触れた手の感触は長く残った。一人きりでいると背語に
あの男の気配を感じて、悲鳴を上げそうになる。
好きな異性が現れても、ついあの男と重ね合わせてしまい、抱かれていても身体の震えが止まらなくなり、吐き
気がこみ上げてくる。
サツキの人生は大きく変わった。ソフトボール部も途中で退部届を出した。
ひたすら勉強に励み、教職に就いて子供たちと触れ合っていくうちに、やっと遠い過去の悪夢として清算できた
はずだった。
それなのに・・・
241名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:19:06 ID:tNYJHBWm
>>240の続き

「離してっ!」

もう後一歩、いや半歩だった。完全にこちらの術中に嵌まって夢想状態のサツキを、ようやくモノに
出来ると高を括っていた水下は、急に彼女が意識を取り戻し、自分を突き飛ばして拒んだことで大
いに驚愕した。
(何だい? 一体、どうしちまったって言うのさ?)
サツキがこちらに弱みを握られたことでの心の隙に乗じて、邪悪の気を放ち理性を麻痺させて、こ
ちらの思うが侭にする。術は一度決まったら最後、相手は蜘蛛の糸に絡め取られた蝶のように逃
れられないし、これまで失敗したことなどない。
だからこそ、水下は本気で驚いていた。
(これは、きっちり調べておかないとねえ)
水の中にいる以上、水下に出来ない事は無い。プールの水を媒介し、サツキの心の内側を探るこ
となど、いとも容易い。・・・とはいえノイズがひどい。自分の身に何が起きたのか分からず、当惑と
羞恥と水下への疑惑と憤りが綯い交ぜになっている。余計なモノは脇へ置いて、必要な情報だけ
を・・・あった!
(痴漢・・・異性と性行為への嫌悪・・・はぁ。なんだ、そんなことかい?)
水下は、拍子抜けした。自分がサツキに触れたことで、彼女のトラウマのスイッチがオンになって、
それが一種のショック療法のような作用で水下の術を無効にしてしまったらしい。
(それにしても、つくづくウブでおこちゃまなんだねえ。篠原先生)
水下が、この学校に潜入して、まず真っ先に目を付けたのが篠原サツキだった。一見、人当たりの
良い頼りがいのある、今時珍しい熱血女教師。だが、他人と接する時サツキが本人も知らぬ間に壁
を築いて、それ以上踏み込ませないようにしていることを水下は見抜いていた。
(いつか、その壁を破壊して、中に引き篭もっている真の『篠原サツキ』を思う存分弄び、ズタズタに引
き裂いてやりたい)
その機会を窺っているうちに、なんという幸運か、彼女の方からわざわざ水下のテリトリーへやってき
てくれた。世間知らずの丸々太った愚かな子羊が、自分で狼の巣の中へ首を突っ込んだのだ。骨ま
でしゃぶり尽くしてくれよう。
が、ここへきて事態は急変。彼女は正気を取り戻した。もう、易々と術には掛かってくれないだろう。
とは言え、慌てる必要はどこにも無い。水下は現在フリーの身。時間は、たっぷりとある。
『プライドの高いセックスを嫌悪している二十代後半の女教師』
こんな素敵な愚かな子羊を、あっさり噛み殺してしまう狼もまた愚かだ。こちらの手練手管を駆使して、
じわじわと弄り、堕落していく様を楽しまなくては。
改めて自分を気丈に睨め付けているサツキを見やる。飢えた狼の巣の中に落ちたことに気付いて、必
死に毛を逆立て威嚇する哀れな子羊。
(その生意気な態度が、どれくらい持つのか見物だねえ)
こみ上げてくる笑い隠し切れない。
(さあて、どう料理してやろうかしら? ねえ、篠原先生?)
水下は、舌舐めずりした。


242名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 00:50:38 ID:uHWb8g++
>>241の続き

「私に・・・私に何をしたのっ!」
麻酔から醒めたばかりのように、身体が重い。しかし、いまは堪えなければ。サツキは懸命に自分に
言い聞かせた。生温い夢うつつを漂流していたように思う。が、急速に現実に引き戻され、気が付いた
ときは水下先生の腕の中で抱きすくめられていた。背筋をはしる悪寒。この感覚は忘れようが無い。と
っくに記憶から消去したはずなのに、再び鮮明に蘇ってきた。何故?
一体、何が起きたのか。それは分からなかったが、元凶が水下であるという確信があった。
「何って・・・治療ですわ」
「治療?」
「そっ、重度のセックス恐怖症で、プールでストリップすることでしか性欲をコントロール出来ない気の
毒な篠原先生の治療」
「なっ、なんて・・・」
「お忘れですか、先生。わたくし、保険医ですのよ。生徒だけでなく教職員の心身のケアを計るのも大
切な職務。それに・・・たかが一度や二度、痴漢に遭ったくらいでさぁ。そんなもの、蚊に刺された程度っ
て考えられないのかしらねぇ」
「・・・あ、あなた、それ・・・」
「『何故、知ってるのか』って? わたくし、篠原先生のことは何でも知ってましてよ。本人さえ気付いてな
いようなこと、例えば・・・」
文字通り、流れるような俊敏さでサツキの背後に廻り、
「先生の耳が、とっても感じやすいこととか」
と言って、フゥっと息を吹きかけた。たった、それだけのことで、
「はあんッ!」
思わず、はしたない声を上げてしまう。慌てて口を塞ぐが、もう遅い。
「うふふ、先生の耳って赤ちゃんみたいで可愛い」
肉厚の唇で耳を咥え、歯で軽く刺激を与えながら、ヤワヤワと甘噛みをしていく。
「ひいッ!・・・はぁ・・・ふぅん・・・」
ジュンッ、とサツキの脳髄に流れる言葉にしようのない快感。膝が震え、空気の抜けた風船のようにその
場にへたり込みそうになる。
「いかがです? わたくしの触診の腕前は?」


つづく




243名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 00:51:46 ID:uHWb8g++
>>242の続き


耳への悪戯が済むと、水下の手は肩から脇、そして乳房の方へと滑っていく。手のひらにすっぽりと収ま
ってしまうそれを、下から掬い上げるように丁寧に優しく揉みしだいていく。
「ああ・・・ああん、気持ち・・・」
「いいの?」
水下がサツキの顔を覗き込む。恥ずかしくて、俯き顔を背ける。水下もそれ以上、追及しようとせず、
「あらあら、せっかくの可愛らしいおっぱいなのに、乳首が陥没しちゃって台無しじゃないの」
そう言ってサツキの身体を自分のほうへ向き直させて、乳房に口を寄せてくる。含みこんで吸い上げ、舌
先で刺激を繰り返す。
その様子を熱に浮かされたような眼差しで見つめていたサツキだったが、一瞬、水下の姿があの痴漢に
ダブって見えた。
声にならない悲鳴を上げ、水下を押し退ける。全身を虫が這い回っているかのような不快感。吐き気をも
よおし、脂汗が噴き出す。
「やれやれ、これは相当に重症だねぇ」
「・・・もう、止めて。もう、触らないで。もう、何もしないで・・・」
「なに言ってんのさ。治療はまだ始めたばかりなんだよ」
「そんなの私、頼んだ覚えありません! 大体、こんな事になったのも全部あなたのせいです」
「今度は逆ギレの責任転嫁かい。あんたみたいなのが教師やってちゃ、真面目に授業受けてるガキども
が気の毒になるよ」
自分だけでなく、生徒たちまで愚弄されたことに頭に血がのぼった。ペッ、と顔に唾を吐きかける。
「人でなしっ! 私はあなたの・・・」
最後まで言えなかった。パシーンッという音とともに、サツキの身体が吹き飛ぶ。水下の手が物凄い力で、
サツキの頬を叩いたのだ。軽い脳震盪を起こしたようになり頭がクラクラして、物がぼやけて見える。顔が
みるみる腫れ上がっていくのがわかる。
だが、聴覚は無事だった。そのおかげで、はっきりと聞き取ることが出来た。水下の口が告げる
「玩具、ですわ。先生」
という残酷な宣言が。
「先生は、わたくしの大切な大切な可愛い玩具。だけど、わたくし、子供の頃から取扱説明書なんて面倒臭
がって読んだ事もありませんでしたから、ちょっとでも調子が悪くなった玩具を、癇癪を起こして床に叩きつ
けて壊してしまって、よく両親に怒られたものですわ。その癖が、いまでも治らなくて・・・だから、ねえ、先生」
水下は、サツキの耳元へ口を近付けて、こう言った。
「先生は、くれぐれもわたくしに癇癪を起こさせないでくださいまし」
244名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 03:31:59 ID:EQAulpkk
陰ながらこっそり応援しております。
頑張ってくださいまし……。
245名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 07:51:49 ID:uHWb8g++
ありがとうございます。
なんか、予想より長い物になりそうですが、中ダルミしないよう
退屈な物にしないよう、頑張ります。
246名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 08:55:04 ID:xDJGELu7
う〜む、篠原先生が可愛いですなぁ。これからどんな風に堕とされていくのかwktkです。
鬼畜な水下先生には是非頑張って頂きたいw
247名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 17:44:13 ID:CXqTocKT
GJ!!大人のエロスもいいなぁ
248名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 19:59:38 ID:uHWb8g++
>>243の続き

普段なら意気揚々と歩く通勤路。しかし、今夜の学校へ向かう足取りは重かった。
プールでの恥宴はサツキがぶたれた後、水下の『興がそがれちゃったわ』の一言でお開きとなった。
しかし、続けて言った『今夜九時。学校の保健室にいらっしゃい』によって、まだ悪夢が終わってはい
ないことを思い知った。
プールに一人残され、服を着て家路に就くまでの記憶が無い。気が付いたら自宅マンションのベッド
に腰掛け、うなだれていた。学校には急病で欠勤することを伝えた。疲れきっていたし、腫れ上がった
顔を生徒の前に晒すわけには行かない。それに何より、あの女のいる学校へ行くのが恐ろしい。きっと
彼女は、何事も無かったかのような顔をして保健室に陣取り、獲物がわざわざ苛められにノコノコやっ
て来るのを悠然と待っているに違いない。
嫌だ。行きたくないっ!
しかし・・・。サツキは鏡を見た。ひどい有様だった。学生時分、ボールが顔を直撃した時も腫れ上がっ
たが、ここまでひどい事にはならなかった。湿布と包帯を取り出し、処置を施す。湿布を貼り、包帯を巻
いていくうちに、胸の奥底からどうしようもなくこみ上げて来るものがあった。
きっとこれからこんな悪夢が、毎日続くことになるのだろう。そんなの耐えられるわけない。このままじゃ
、いずれ気が狂うか、あの女にいたぶり殺されるかのどちらかだろう。そうなる前に、いっそ自分の手で・・・
机の引き出しを開けて目的の物を探す。日頃から整理整頓を心掛けているおかげで苦労も無く見付けら
れた。サツキの手に握られているもの。大型の工作用カッター。これで・・・ひとおもいに・・・楽になろう。銀
色の刃を、白い手首に近付けていく。
その時、机の棚から本が一冊落ちた。それはアルバム。そこにあるのは二年B組の生徒たちの写真。私の
大切な子供たち。みんな、みんな良い子たちばかり。未熟な新米教師の私を信頼し慕って付いて来てくれる。
命の大切さを訴え、『ネバー・ギブアップ』の精神を説いて来た。そんな私が自殺してしまったら、彼らはどう
思うだろうか?
駄目だ。死ねない!進むことも退くことも出来ないジレンマにサツキは打ちのめされた。
結局、何の答えも見出せないまま、校門の前まで来てしまった。いつもの見慣れた校舎が、今夜は地獄の伏
魔殿のようだ。いや、現実にいまこの学校の支配者は、あの魔女だ。
足が竦む。だけど行かねば。校舎の中で唯一明かりの灯っている部屋、保健室へ。きっとあの魔女は、どこか
で私を監視しているに違いない。
『保健室』のプレートを見上げる。
逃げ出してしまいたい、という誘惑に抗いきれない。この扉一枚隔てた向こう側のことを考えると、改めてその重
いは強くなる。

「何やってるんだいっ! 早く入っておいでっ!」

怒気を含んだ声。心臓が氷の手で鷲掴みにされる。もう、逃げられない。覚悟を決めなくては。
胸ポケットにしまって置いた私のお守り。私を中心にしてクラス全員で撮った集合写真。みんな笑っている。『先
生、がんばれ!』と励ましてくれる。
(みんな、先生に力を貸してちょうだい!)
サツキは意を決して、扉を開けた。



249名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:18:26 ID:BmLSKdE8
>>248の続き


「遅いっ!」
一歩部屋へ踏み入れた刹那、髪を掴み上げ、グイッ!と前屈みにされた。あっという間に腰を抱えあ
げられ穿いていたズボンを引き下ろされる。尻が外気に触れ、谷間を冷気が撫でていく。が、恥ずか
しさを感じている暇は無い。水下が、その白い尻肉に平手を左右一発ずつ打ち下ろした。
パァーンッ! パァーンッ! と乾いた音がした。
それは焼けた針を突き刺されたような衝撃。声にならない悲鳴を上げて、目の前が真っ白になった。
その場に、まるで読み飽きた雑誌のように床へ放り出される。尻をぶたれた、という単純な事実を理解
するのに随分かかった。激しい痛みと共に怒りがこみ上げてくる。涙が零れ落ちそうになるのを、歯を
喰いしばって耐える。泣くわけにはいかない。
(負けるもんかっ! まだ、始まってもいないんだからっ!)
自らを叱咤し、奮い立たせる。だが、水下の怒声がその懸命の努力に冷水を浴びせつけた。
「十五分! 十五分も遅刻だよっ! 教師のくせに時間も守れないのかいっ!」

『くれぐれも癇癪を起こさせないでくださいまし』

昨夜の忠告がありありと蘇る。
「す・・・すいません」
いまは、そう言っておくしかなかった。
襟元を掴まれ、そのまま無理矢理引き起こし立たされた。剥き出しのままの尻に鈍痛がはしる。熱も帯
びてきたようだ。彼女の手は次に顔に巻いた包帯にのびた。湿布も剥がされ、晴れた頬が晒される。
「こりゃまた、ひどい面になったもんだねねえ」
嘲笑を含んだその非情な言葉に、悔しさのあまり息が止まりそうになる。このまま殴りつけて同じ痣をつ
くってやりたい。しかし、そんな無謀な考えはすぐに捨てた。きっと自分の顔に痣が一つ増えるだけの話
になるだろうから。
水下が手を顔の痣に近付けてきたので、『また、殴られる!』という恐怖心で身が竦んだ。
「じっとおし! 動くんじゃないよ!」
憎悪の対象でしかないのに、躾の行き届いた犬のように忠実に従ってしまう。彼女への畏怖の念は、予
想以上に自分の精神に染み付いてしまったらしいことに気付いて愕然とした。
腫れた頬に宛がわれた彼女の手は冷たくて気持ちよかった。心なしか痛みもひいて、顔も軽くなった気
がした。
鏡の前に立たされて驚いた。痣が無い。青黒く醜く腫れ上がっていたのに影も形も無くなっている。頬に
触れてみる。痛みも無い。本当になくなっていた。
「あんな化け物みたいな顔じゃ、こっちのテンションまで下がっちまうからねぇ」
「・・・あ、ありがとうございます」
「よしよし、良い子だ」
サツキの謝辞を聞いてニヤッとした笑みを浮かべ、さっきまで鷲掴みにして引っ張っていた髪を撫でていく。
苦い思いがこみ上げて来る。ケガをさせた張本人に、強制されたわけでなく自分の意思で礼を述べてしまっ
た己の愚かさ、卑屈。
壁に掛かった時計を見上げて驚く。この部屋に入ってからまだ三十分も経過していない。それなのに、
サツキの胸の内はすでに敗北感で一杯だ。
堪えていたはずの涙が一つ、頬を伝って流れ落ちた。








250名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 16:56:13 ID:lrr1x0Ys
ミルクの擬人化した姿=久保田志穂
ギリンマ君の前世=フローズン
251名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 22:30:05 ID:j3zg8ozG
>>249の続き

「さぁ、先生。服をお脱ぎになってください」
回転椅子に座り、カルテを眺めながら水下が事務的な口調で言った。
「なにしろ昨夜は治療を途中で打ち切ったものですから、今夜はやらなきゃいけない事が目白押しで
すの。一秒も時間を無駄に出来ませんわ。脱いだ服は、その籠の中へ。そしたらベッドでお休みにな
ってお待ちいただけます?」
こうなることはわかっていた。プールでの恥辱の宴。あれがまた繰り返されることになる。もしかすると、
もっとひどい事が。だからこそ、いまが踏ん張り時だ。この忌まわしい流れをなんとか断ち切らねばな
らない。このまま思い通りにはさせないという意思表示をしなければ。深呼吸を一つして、サツキは言
った。
「・・・その前に、ぜひ伺って置きたいことがあります」
「よろしいですわ。患者さんとのコミュニケーションは、治療を進める上でも重要なことですもの。でも、
お話しながらでも服は脱げますよね? ・・・なんなら、わたくしが直接ひん剥いて差し上げましょうか?
 その場合、先生は素っ裸でお家に帰っていただくことになりますけど?」
下唇を噛む。結局、屈辱に胸をつまらせながらも、黙って服を脱いでいく。何も考えないよう、服を脱ぐ
ための機械になったつもりでテキパキと身体を動かしていく。少しでも躊躇したり気持ちが乱れたりす
れば、それ以上、先へ進めそうも無い。そうなったら、一体なにをされるか・・・
蒸し暑い夜であったが、冷房がほどよく効いているせいか素肌を晒したサツキには、この部屋は少し
寒い。冷たい床の感触に、素足がなかなか馴染まない。全裸になって水下の方へ向き直ると、彼女
は机に向かって書き物をしたまま動こうとしない。
奇妙な沈黙の間があった。聞こえるのは、カリカリとペンの走る音のみ。私から声をかけなければい
けないのか、迷っていると
「それで、お話とは?」
水下がペンを走らせたまま、問いかける。その口調と背中は、『忙しいので手短にお願いします』と告
げていた。
あれだけ全裸になることを強要しておきながら、こちらを振り返ろうともしない。彼女にとっては確認せ
ずともわかっているという事なのか? 水下にとって重要なのはサツキが全裸になることではなく、サ
ツキが彼女の命令に唯々諾々と従い、全裸になったということ。
欲望に満ちた眼差しで凝視され続けるのはもちろん嫌だ。しかし、あからさまに放ったらかしにされる
のは、飽きて棄てられたヌイグルミのようで、ひどく惨めな思いがした。
だが、落ち込んでなんかいられない。せっかく与えられた発言の機会なのだ。また一つ深呼吸をして
感情を押し殺した声で言った。
「何故、こんな理不尽なひどい事が出来るんですか? 私があなたに何をしたって言うんです?」




252名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 22:34:39 ID:j3zg8ozG
>>251の続き


「面白いからです」
サツキの必死の問いに対する水下の返答は、あまりにも簡潔だった。
「面白い・・・面白いって・・・あなたにこんな格好をさせられて、弄ばれて、私がボロボロになっていくの
が面白いって! あなた、そんなこと本気で! 本気で言ってるんですかっ!」
憤るな、泣くな。理性が呼びかけるが、どうしようもなかった。声は上擦り震え、涙が溢れる。
「先生は誤解しておられます。わたくしは先生にもっと美しく可愛くなっていただきたいのです。先生は
本来、明るく活発で陽気な方です。だけど何かが足りない。欠けている。それが先生の侵されている病、
セックス恐怖症による女としての魅力です。先生には何としてでも、わたくしの治療術によって、雌として
の生き方に目覚めていただきます」
「・・・そんな出鱈目な理屈に、私が従うわけ・・・」
「従っていただきますわ。だってわたくし、先生のこと大好きなんですもの。それになにより、先生はわたく
しの玩具。そうでしたわよ、ねえ、先生?」
そう言って、水下は椅子を回転させて初めてこちらを振り返った。その彼女の目!
きっと蛇に見つめられた獲物は、あれと同じ目を見ているのだろう。そして哀れな獲物は、いまのサツキと
同じ心境に違いない。全身に明らかに冷房とは関係ない寒気がはしり、金縛りにあったように身体が動か
ない。
水下は立ち上がり、ゆっくりと近づいてくる。
「いまの先生はダイヤモンドの原石なんです。つまらないただの石っころ。でもわたくしが丹念に丹念に磨
き上げることによって美しい人の心を狂わす宝石になるんです。わたくしにここまで言わせておいて、まだ
拒絶なさいますの?」
「なぜ・・・なぜ、私なんですか? ・・・なぜ、私なんか・・・」
「仕方ありませんわ。誰も自分のリビドーには逆らえませんもの。先生はとっても可愛い。わたくし、可愛い
ものを見付けると、構いたくてどうしようもなくなるんですの。道端に綺麗なお花が咲いていたら、摘んでしま
いたくなるように。海岸で砂のお城を見付けたら、踏み潰してしまいたくなるように。これって、とっても自然な
感情だと思いませんこと?」
そう言って、サツキの耳の穴に舌を差し入れる。これまで得たこともない感触に背筋が凍った。
無茶苦茶。理不尽。不条理。何か言わなければ。だが、もう言葉が出て来ない。何を言っても無駄。そんな諦
念感すら漂う。
その代わりにサツキの口から出てきたのは、
クシュッ!
くしゃみだった。それも一回では終わらず、
クシュッ! クシュッ!
耳元で、水下の甲高い嘲笑が心に突き刺さる。身をよじり、お腹を押さえて笑い続ける。こんなおかしなことは
ないという風に。
「もう、本当に! 本当に先生ったら、もう・・・くしゃみまで可愛らしいんですから、わたくし感激しましたわ! こ
んな所に突っ立って無駄話なんかしてるからです。さぁ、二人で温かいベッドへ参りましょう」


253名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 21:22:11 ID:cCB86osW
>>252の続き

「それじゃ、先生。早速ですが脚を、こうグーッと開いてください。はい、もうちょっと。これで限
界ですか? まぁ、流石は篠原先生、身体が柔らかくていらっしゃる。おかげで恥ずかしい所
が丸見えですわ。ほらっ、動かさないっ! よろしいですこと、わたくしが『良い』と合図するま
で、絶対に動かさないように。少しでも脚を動かしたら、お仕置きですからね! お分かりにな
りまして?」
水下の毒のある叱責と警告に、サツキは頷いて返事をする。喉がカラカラに干上がって声が
出ない。いよいよ、始まってしまう。こうなってしまった以上、自分に出来る最後の抵抗は、何
をされても感じないこと。その素振りをみせないこと。やり通せるだろうか? 不安は募る。服
を収めた籠を見る。その胸ポケットの中の写真を思う。私の大切なお守り。
(私にはみんながいる。だから、きっと大丈夫。先生、諦めないから!)

(ふーん、綺麗なもんだねえ)
脚を、ほぼ水平真一文字に開脚させたおかげで、『見てください!』と言わんばかりに目の前に
曝け出されたサツキの秘部。真正面の特等席を陣取り水下は色素の淀んでいない淡いピンク
色のそれを、しげしげと鑑賞する。これも、セックス恐怖症の賜物か、ほとんど手付かずの状態
に見える。ひょっとしたら、碌に自慰行為すら施されていないのかもしれないと思った。さて、眺め
てばかりいても仕方ない。まずは繊毛を掻き分けて、しっかりと包皮に覆われたクリトリスを指の
腹でゆっくりと撫で摩ってみる。やがて充血してきた肉芽が包皮からぷっくりと顔を覗かせ、更に
愛撫を繰り返し、完全に露出させた。
取り敢えず指の先で軽く押しつぶしてみる。サツキの口から「うっ・・・うっ・・・」という呻き声が漏れ、
太腿がプルプルと震えている。少し力を込めてみる。呻き声が大きくなり、膝が揺れだしたが、脚
を閉じるようなことはしない。必死になって堪えているようだ。余程、昨夜頬を張られたことと今日
の尻たたきが応えたようだ。この先生は口で諭すよりも身体に言って聞かせたほうが早いのかも
しれない。
最後にとどめとばかりに、クリトリスを指で力一杯でピンッ弾いてみる。流石にこれは堪え切れな
かったとみえて、「はああぁっ!」という絶叫とともに脚が狩猟用の罠のような勢いで閉じた。
「先生ったら! いま申しあげたこと、もうお忘れになったんですか? これじゃ、おちおち診察も
出来ませんわっ!」
そう言って、サツキの方へ歩み寄る。水下を見上げるサツキの表情には、ありありと怯えの色が
浮かんでいた。先程までの挑みかかるような眼差しとは、ひどく対照的だ。この先生は、一々わた
くしを楽しませてくれる。
「すいません、すいません。今度は気を付けます。だから・・・」
(どうか、痛いことはしないでください)と、その目は訴えていた。それと同時に彼女が水下の後方へ、
視線を送っていることに気が付いた。最初は気のせいかと思ったが、二度三度と同じ仕種を無意識
のうちに続けている。そこにあるのは脱いだ服を入れた籠。
(まさか、何か隠し持っている?) たとえサツキが、どんな小細工をしようが無駄なことは分かってい
るが、用心に越したことはない。あとで『持ち物検査』をしてみよう。
そんな事を考えているとはおくびにも出さず、
「まったく仕様がない先生ですわね。本当にそう願いたいものですわ」
そう言って、安心させるように髪を撫でる。
「退屈でしょうけど、もうしばらくこのままで我慢なさっててくださいまし」
(あとで、たっぷりと遊んであげますから・・・)
そう、胸のうちで付け加えた。



254名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 21:20:16 ID:yqJYyAI5
>>253の続き

「あらっ?」
水下は目を瞠った。ほんのしばらく目を離した間にサツキの秘部に、小さな変化が訪れていた。
女陰がしっとりと湿って光っている。濡れている。無論、散々クリトリスを弄繰り回していたのだから、
それによる刺激で性的興奮を覚え、蜜液が滲み出て来たとしてもおかしなことはない。
しかし、もしこれがそれにプラスして、嫌悪すべき相手の前に己の恥部を晒し、暴力と嘲笑を浴びせ
られたことによって女体が高ぶった結果だとしたら・・・
(ひょっとしたらこの先生、マゾ体質に目覚めかけているのかも知れない)
少々強引な考えだが面白い。これは今後じっくりと調査、研究していく価値がありそうだ。
秘部を覆った陰毛は、どこか幼くて初々しい女陰とは対照的に密度が濃くて範囲も広く、全体にアン
バランスな印象を受けた。
(これは今度、綺麗さっぱり剃り落としてみよう)
一番長い陰毛を摘んで引き抜いてみる。短い呻き声が上がり、太腿が痙攣したが流石に脚を閉じる
ような失態はなかった。
陰毛を弄んだ指をそのまま滑らせ肛門の方へ運ぶ。尻肉に手を掛けると「痛っ!」とサツキが悲鳴を
上げる。そういえば尻を思い切り叩いてやったんだった。彼女の尻は今、トマトのように腫れ上がっ
ている。ここは可哀想だが我慢してもらうしかない。聞こえなかったふりをして尻たぶを広げる。
アナルもやはり色素の沈殿は薄く、小さく恥ずかしげにすぼまっていた。可愛らしい女性は、こういう部
分まで愛らしく出来ている。
(この小さくて可愛らしい穴に、大量のグリセリン液を注入してやりたい)
全身にねっとりと汗を浮かべ、尻を小刻みに震わせながら必死になって襲い来る排泄衝動に耐えている
サツキ。何故なら事前に水下が「自分が『良い』と合図するまで我慢するように」と告げているからだ。縋
るような眼差しで合図を懇願するサツキの哀れな表情。それを舌舐めずりしながら眺める愉悦。
ゾクリッと武者震いがした。素晴らしい。ぜひ、やろう。今夜、その準備を怠った自分の不甲斐なさに地団
駄踏む思いがしたが、慌てることはない。時間はたっぷりある。
おっと、肝心なことを忘れるところだった。本来、ここを真っ先に調べておきたかったのだが、つい寄り道し
すぎたようだ。再び指を恥肉に戻し花芯を広げる。サツキの性癖。生真面目で潔癖で堅い性格を考慮す
れば・・・ほら、予想通り。
水下は大いにほくそ笑んだ。

水下の指が、自分の股間を弄っているのが分かる。彼女の指は冷たかった。微かに感じる彼女の息遣い。
吹きかかる息も冷たい。こんな人間として最低の行為を平然とやってのける女だ。まさに水下は、血も涙も
ない冷血人間なのだろう。
だがその内、サツキは自分の肉体に起こる小さな異変に気が付いた。不快以外の何物でもない陵辱。それ
が不意に身体が宙にフワリと浮き上がるような高揚感を覚えた。口から発せられるのは苦痛の呻き声では
なく甘さを含んだ喘ぎ声になりつつある。それに先程から股間が湿っぽく濡れている。汗であって欲しいと思
う。しかし・・・
(まさか私、感じてるの? こんな辱めを受けて感じているというの?)
違う。絶対に違う。私は、そんなふしだらで破廉恥な女なんかじゃない。学生時代、図書館で読んだ分厚い医
学書の知識を脳内から引っ張り出す。
レイプ時に、秘部から蜜液が滲み出してくるのは膣内に余計な傷を負わせないようにするための防衛本能の
働きによるものであり、断じて性的な興奮による正常な反応ではない。私の場合も、きっとそうだ。
だが、原因がどうであれ、水下がサツキの肉体の反応を見逃すとは思えない。また新たな嘲笑の材料を提供
したことになる。それが口惜しい。
「それじゃ、もう脚を楽にしていただいて結構ですわ」
そう言って、水下の指が股間から離れていく。取り敢えず、ホッとしていい筈だった。しかし、サツキの胸を去来
したのは一抹の物寂しさ。高まっていた情感の熱が急速に冷えていく。陶酔の波が引いて行く。ただ中途半端
に体内に宿った淫欲の疼きだけがジリジリと身を焦がす。
この恥辱的な行為をやめてほしいのか続けてほしいのか。サツキは自分の本心が分からなくなりつつあった。





255名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 22:41:05 ID:7EIDq1ai
>>254の続き

サツキは、しっかりと瞳を閉じたままで、昨夜、水下が言った嘲りを思い出した。
『蚊に刺された程度のこと』
いま自分が置かれている状況が、まさにそれだと思う。だから、きっと大丈夫。何があっても耐え抜
いてみせる。何をされようと、『蚊に刺された程度のこと』として流してみせる。
水下の身体がゆっくりと、サツキの上に覆い被さり伸し掛かってきた。彼女の肌は、やはり冷たく滑ら
かで、まるで大蛇が纏い付いてくるような錯覚を覚えた。
息遣いがすぐ傍で聞こえる。両手でサツキの顔を挟み込むような形で撫で回す。長い指が髪を掻き
回していく。もし、いま目を開ければ水下の顔が自分の真正面にあるはずだ。彼女の目が、こちらを
凝視しているのが感じられる。だから、目を開けることが出来ない。一度合わせてしまえば、逸らす
ことも出来ず吸い込まれてしまいそうになる。自我を失い、あらゆることがどうでもよくなってしまう魔
性の瞳だった。
濡れた舌が、サツキの唇をなぞるように舐め上げていく。それは一端引き戻され、やにわに激しく唇と
唇が擦り合わされた。舌が差し込まれる。歯でガードしようとしたが、喉を指で押さえつけられ息苦しさ
のあまり挿入を許してしまった。その動きはまさに傍若無人そのもの。舌同士を絡ませたかと思うと、歯
の裏側から歯茎までを舐め、粘膜を押し、喉の奥まで突き上げてきた。舌を伝わって唾液が流し込まれ
る。吐き出したかったが、唇を塞がれていてはどうしようもならず、飲み込んでしまう。
それは、とても接吻とは呼べない行為。唇と口腔への陵辱。
しかし、そんな状況下にありながら、サツキは再び悦楽の海に呑み込まれていた。脳天に稲妻がかけぬ
け、体内の芯にほのかな熱が生まれる。肌の表面をパチパチと火花が爆ぜる。それは、どこかこそばゆ
くむず痒く、とても奇妙な感覚。いつしか拒絶していた水下の唇と舌をサツキの方から追いかけ求めるよう
になっていた。唾液は、やがて妙なる甘露なものへと変貌し、必死に舌を啜り貪った。
水下の右手がサツキの乳房に伸びる。親指の腹で乳首を弄びながら全体を揉み上げ揉みしだいていく。
「・・・ん・・・くぅ・・・・んっ・・・む・・・」
口を塞がれていなければ、絶叫していたに違いない。体内の熱はたちまち炎となって、彼女自身の身を焼
いていく。
もう一方の手が爪の先を立てて、サツキのわき腹から背中、そして尻へと軽やかに滑っていく。汗ばんだ白
い肌の内側を爽やかな疾風が吹いていく。
目頭が熱い。堪えきれずに涙がこぼれる。この涙の意味は何? 苦痛? それとも歓喜?
水下の唇がすかさず、頬を伝う涙を掬い取る。唇は頬から目の周辺をなぞり、瞼のなかまで入り込み目玉ま
で舐めていく。鼻の頭に軽くキスした後は再び頬から下顎のラインに沿って、細くて華奢な首筋へ移動した。
眩しいほどの白い肌に青い静脈が浮いているのが見える。次いで鎖骨を啄ばみ、手のひらにすっぽりと収ま
ってしまいそうな乳房へと這い進んでいった。
耳をそっとサツキの胸に押し当ててみる。規則正しい鼓動が響く。血液が循環し命の流れを刻む神秘のリズム。
その眠気を誘うような心地よい心音に、水下は聞き惚れた。いつまでも、こうしていたいと思う。が、そういうわけ
にもいくまい。たっぷりと時間をかけて捏ね繰り廻された乳房は充血し、乳首は硬く勃起していた。それを軽く湿
らし、含みこみ、舌先で転がし、また含んだ。耳の奥に残る心音をリフレインさせながら含んでいると、まるでサ
ツキの生命そのものを吸い取っているように感じる。
この若く美しい容貌肢体に非の打ち所もなくプライドの高い女教師が、いまこうして自分の腕の中で
淫靡の魔酒に酔い、これからも更に堕ち続けて行く様を思うと、興奮が抑えきれない。得がたい宝物を掘り当て
たのだと実感する。
(まだだ・・・まだまだ、これからですわよ。篠原先生)
昂ぶりがピークに達し、水下はサツキの乳房に噛み付いた.


256名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 07:29:17 ID:J9feco+r
保守
257名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:16:22 ID:WJ8CqYmj
さぁ、もうじき劇場版の公開だから、早速それを見た勇者による
「悪のプリキュアにレズレイプされるプリキュア5のメンバー」SSが投下されるはずだ。
258名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 04:33:47 ID:MSUB8Xzx
それもいいが、先代との絡みをだな(ry
259名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 01:56:26 ID:5sVqR6sC
放送延長決定age
260名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:41:48 ID:el+ZOYxM
>>255の続き


『!!』
突然の激痛。驚愕の余り、閉じていた目を見開いた。一体、何が起きたのか?
痛みの発信源、乳房に目をやると、そこにはくっきりと刻み付けられた歯型。噛み付かれたことを知って、血の気が引いて
いくのを感じた。改めてこの行為が愛情のこもった睦み合いではなく、単なる陵辱。暴力と脅迫によるレイプと同様のもの
だと思い知った。また、それを知りつつ何も出来ない自分が、ただ悲しかった。
水下と目が合ってしまう。こちらとは対照的に喜悦と恍惚に満ちて爛々と輝いていた。背筋が凍りそうで、堪らずに目を逸
らしてしまう。が、下顎を掴まれ無理矢理、目を合わされる。恐怖におののくサツキの顔を楽しんだ後、キスをした。唇を湿
らす程度の軽いキス。そして再び乳房の方へ。向かったのは乳首ではなく、うっすらと血の滲んだ歯型。傷跡に沿ってゆっ
くりと舌を這わせる。
サツキの体内に弱い電流がはしる。血液が炭酸のように弾ける。
「あっ・・・あ・・・んう・・・はぁ」
傷みにすら快感を刺激され、反応していることに気付き戸惑う。
(ああ、私の身体・・・どうなっちゃたの?)
乳房を散々嬲りぬいて満足したのか、水下がクルリと身体の向きを反転させた。矛先は上半身から下半身へ。サツキの性
器へ。彼女の気持ちはどうあれ、肉体の反応は正直だった。責めを待つまでもなく、すでに濡れているのが、自分でもはっ
きりとわかった。その羞恥の泉にザラリとした物が這う。ピチャピチャと舐める音が響く。
(ああんっ・・・そんな!)
排泄のための器官という認識しかなかった秘所に、指ばかりでなく唇や下を付けるという行為に、サツキは震えた。だが、そ
れは嫌悪感によるものなのか・・・否、サツキは確かに感じていた。口腔や乳房への辱めなどとは比べようもないほどに。
長い爪先でクリトリスを弄ばれ、陰裂に沿って舌が這い、きゅっと窄まった肛門を絶妙の強弱のリズムでつつかれる。痺れる
ような悦楽の洪水に、気が狂いそうだ。頭が破裂してしまう。血液が沸騰して沸き立つ。身体が海老反りにしなる。
うっすらと目を開けると、そこには水下の下半身があった。太腿がサツキの頭を挟み込むような形になっている。彼女の腰に
手を廻す。何かにしがみ付いていないと、身体がバラバラになってしまいそうだ。不意に水下の股間がサツキの顔に押し付け
られる。呼吸が苦しい。噎せ返るような甘酸っぱい匂いが鼻腔をくすぐる。
まったく無意識のうちに舌を伸ばす。そこはサツキのそれと同じくらいに濡れて湿っていた。熱く柔らかく熟していた。ほろ苦い
風味が口一杯に広がる。いつの間にか夢中になって舐めていた。どんどん溢れてくる。
脳内で大量の花火が爆ぜる。目も眩むほどの衝撃。
「ああぁぁぁぁぁっ!」
恥肉に口を埋めたままのくぐもった声で絶叫した。喜悦の雄叫びは水下の性器に吸い込まれていった。
全身から力が抜けていく。急速に意識が遠のいていく。どれほどの間、気を失っていたのか? サツキは白濁の闇を漂ってい
た。自分が堕ちているのか浮上しているのか、それすら判然としない。生温いドロリとした異空間。
誰かに名を呼ばれている。だがとても応えられそうもない。彼女は疲弊しきっていた。
頬に鈍い痛みがはしる。首を振ったり手で払いのけようとするが、それは治まらない。ますます痛みはひどくなった。
苦労して、どうにか瞼をこじ開ける。視界はぼんやりと霞み、色彩はなく灰色一色でよく見えない。が、それでも徐々にはっきりと
しだした。場所は同じ保健室のベッドの上。時間はさほど経過していないようだ。水下が冷たい笑みを張り付かせて、サツキの頬
を捻り上げて馬乗りになっていた。
「先生ったら、一人だけ勝手に先にイッちゃっうなんて。中々目を覚ましてくださらないから、死んでるのかと思いましたわ」
冷たい笑みが更に鋭く鋭利なモノになり、
「そんなことより、篠原先生。これ、なーんだ?」
と言って、右手をヒラヒラさせる。その手に握られているもの。あれは・・・あれは・・・まさかっ!?
一気に夢想状態から醒めた。信じたくないという思いで瞳をこらす。だが、間違いなかった。血の気が引いていく。
残忍な微笑を浮かべた水下の手に在るもの。それは紛れもなく服のポケットにしまっておいた筈の大切なお守り。
自分と生徒たちが微笑む集合写真だった。
261名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:05:13 ID:FbE3Fokm
>>260の続き


「か、返してっ!」
跳ね起きて手を伸ばす。何としても取り戻さなくては。しかし、一瞬の差で交わされ、サツキの手は
むなしく空を切った。逆に額に人差し指を押し当てられ、ベッドに押さえつけられる。たったそれだけ
のことで金縛りにあったように、身体は硬直してしまった。
(ほんの目と鼻の先にあるのに、見ていることしか出来ないなんて・・・)
歯痒さが募るが、相手が悪すぎる。どうしようもなかった。
「校則にもしっかり明記されてますでしょ。『校内に不要な物の持ち込みを禁ずる』。残念ですわ、篠
原先生ほどの方が、こんな簡単なルールも守られないなんて。わたくしと先生との個人診療とはい
え、校内で行っている活動ですから当然この校則は適用の範囲内ですわ。よってこの写真は、わた
くしが責任を持って没収いたします」
(・・・そんなっ!)
絶望で暗澹たる想いに囚われた。悪魔の巣窟に、のこのこと大事な写真を持ち込んだ自分の愚かさ
を激しく呪う。こうなることは、予想出来たはずなのに。
ベッドを降りて立ち去る水下に、ようやく身体の自由を取り戻したサツキが問う。
「それを・・・どうするつもりですか?」
「それは篠原先生の関知するところではありませんわ。それにわたくし、とても憤ってますのよ。わた
くし、先生の治療のために努力を惜しまない覚悟ですのに、先生ったらちっとも真剣に受け止めて下
さらないんですもの。昨夜も言いましたでしょ。わたくし、憤ったら何をするか自分でも分からないん
ですのよ」
そう言うと右手に摘まれた写真が炎に包まれ消滅した。
ショックで悲鳴も上げられない。が、次の瞬間、手の中に再び写真が出現した。もとのまま、焦げ跡
ひとつない。
「いまのは軽い冗談。でも、今度は本気ですわよ」
頭の中が真っ白になった。ベッドを飛び出す。立ち上がろうとするが、パニックのあまり膝に力が入ら
ない。しかし蹲ってなどいられない。動物のように這い進んで、水下の脚に縋りついた。
写真はネガも一緒に預かっている。焼き増しさえすれば同じ写真はいくらでも作れる。だが、これは
そういう問題ではなかった。わずか二晩の間にサツキは全てのものを失った、人としての尊厳、自尊
心、誇り、教師としての未来。自分の抵抗など、この魔女の前には何の意味もなかった。そして今、
写真までもが彼女の手の内にある。たかが写真一枚と思われようが、彼女の手には触れていてほし
くなかった。絶対に取り返さなくては。そうでなかったら、私は・・・私が惨め過ぎる。
「・・・お願いです。謝ります。謝りますから、どうか写真を返してください。何でもします。何でもいうこ
とを聞きますから、どうか・・・どうか、それだけは・・・お願いします・・・」
(こりゃ、驚いたね)
自分の行為の、ものすごい効果絶大ぶりに水下自身、内心仰天していた。もちろん表情には出さな
かったが。サツキを屈服させるための『人質』という軽い気持ちだったが、写真一枚でこれほどの反
応を引き出せるとは。
サツキの口から発せられた『何でもします。何でもいうことを聞きます』という言葉を胸の内で反芻する。
こういうのは、何度聞かされても耳障りがよく、気持ちがいい。もともと、こうするつもりだったが、サツキ
自身が勝手にコマを進めてしまった。今回はそれを最大限、利用させてもらおう。
そう決意すると、早速行動に移ることとする。水下はおもむろに椅子を引いてどっかと腰をおろし、優雅
に脚を組んで大きく振り上げる。そして眼前で跪きうな垂れているサツキの肩に打ちつけた。
262名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 12:16:40 ID:VevgReQu
今回の放送でココのぞ投下くるはずだ(`・ω・´)
263名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 15:53:41 ID:B8j1pe7D
確かに今日のプリキュアはかなりよかった(・∀・)
ココのぞキボン!
264名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 15:59:50 ID:o/fZKa4T
所々でナツこまもあれば神
265名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 22:08:41 ID:lxfDKd4g
劇場版のネタは、いつ頃から解禁なの?

のぞみとダークドリームで一発書きたくなったんだけど。
266名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:04:23 ID:B8j1pe7D
1ヶ月後くらいがいいんじゃない?
267名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:27:58 ID:mWXk/BPB
俺はまだ見てないけど、今すぐでも歓迎するよ!
投下神なら千客万来大歓迎
268名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:31:15 ID:oQysZ0lt
デス様の禿集団×プリキュアないかな
269名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 05:38:52 ID:jXXSJJ6q
デスさまの影集団に輪姦されるドリームを助けられないココでおk
270名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 18:10:17 ID:m9AU+8s5
>>265の続き


映画そのものはすでに公開中なんだし、書いても大丈夫だと思う。
読む読まないは、各々の判断で。
変に我慢して他の人に類似作品で先越されるのも嫌だし。
いい作品書いて、このスレ盛り上げていきまっしょい!

271名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 00:35:26 ID:kjvevJqr
272名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 00:56:52 ID:7DZUtMd4
>>271
GJ!!有り難く頂いた!!

映画今日(正確には昨日になるが)観てきた!
闇キュアたちエロすぐるw
273名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 01:14:19 ID:kjvevJqr
張り忘れ。散々あちこちで既出だけど。

ttp://www.geocities.jp/kunishiokcay/d2.jpg
274名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 21:40:51 ID:1u9hHAQt
>>261の続き

ドンッ! と肩にかかる重い衝撃。弾みでサツキの額が床面に触れる。だが、いまの彼女はそれさえ
認識できないほど悲哀で押し潰されていた。先ほどの光景が脳裏をよぎる。燃えて消滅した写真。も
し、本当にああなってしまったら、私は・・・私は・・・。
「篠原先生」
とろけるような声で呼びかけ、サツキの顎の下に足の甲をかけて軽く持ち上げる。のけぞって見上げ
る先には、教職者の皮を被ったサディストの典雅な顔があった。
「わたくしも鬼ではありませんから、先生がそこまで懇願されるようでしたら、このお写真お返ししても
よろしいですわ」
「そ、それじゃ・・・」
「その代わり」
と、爪先で喉をくすぐりながら話を続ける。
「わたくしも、先生の持っていらっしゃる物で、どうしても欲しい物がございますの。それと交換というこ
とでいかがかしら? もちろん、このお写真に比べたら大したものではありませんけど、昨夜から欲し
くて欲しくて仕方ありませんの。どうでしょう、悪い話じゃございませんでしょ?」
小さな希望の火が灯った。今更、自分が失う物など何もない。写真さえ戻ってくれれば、何もいらない。
「わかりました。それで結構です」
サツキの返事に、水下がニッと満足気な笑みを浮かべ、
「契約成立ですわね」
耳元に唇を近付ける。そして、たった一言、彼女にささやく。魔女が哀れな生贄に望む対価を。最初は、
何を言われたのか分からなかった。しかし、渇いたスポンジに水が染み込む様に理解していく。その残
酷な言葉を。今度こそ、奈落の底へ突き落とされた気がした。
サツキに選択の余地は無い。約束してしまった以上、その言葉を聞いてしまった以上、要求を受け入れ
るしか道はなかった。その無慈悲で理不尽な要求を。
水下が告げる。
「それでは、篠原先生のヴァージンをいただきます」

そのまま、床の上に押し倒された。
腹を括らなければならない、と思った。いつか、こうなることは予想していたはずだ。
拒絶すれば、写真は永遠に戻ってこない。例え拒絶出来たとしても、この魔女の虜囚となってしまったか
らには、いずれ同じ運命が待ち受けていただろう。もしかすると、もっとひどい形で。今回は、それが早ま
っただけの話なのだ。
好きで守り通してきたわけじゃない。これまで、その機会がなかっただけ。喪ってしまったからといって嘆
き悲しむほど子供じゃない。だけど、まさかこんな形で喪失してしまうことになるなんて。残虐な魔女の遊
び道具としての証が刻み込まれてしまうのだ。永遠に。それを一生涯、引き摺っていかなければならない。
それが哀しい。
一方、水下はご機嫌だった。
「篠原先生、そんな怖い顔なさらないで。これも治療の一環なんですのよ。先生の心に巣作っているトラウ
マの病根は根深くて一朝一夕では処置出来ません。そこで、わたくし考えましたの。いま現在抱えているト
ラウマが子供だましに思えるくらい、より深いトラウマの傷を負わせればいいって。いわば、ショック療法で
すわね。それに、せっかく先生の記念すべきロスト・ヴァージンですもの。指や道具を使うなんて無粋なマ
ネは論外ですわ。だ・か・ら・・・今回は特別に先生にだけ、わたくしの秘密をお見せしますわ」
そう言うと、サツキの顔の上に馬乗りになった。目の前に彼女の性器が突きつけられる。ついさっきまで、自
分がそこに舌を這わせていたことを思い出し顔を背けるが、やはり下顎を掴まれ無理矢理、目を合わせられた。
徐々に水下の呼吸が荒くなり、声が震え、昂ぶっていった。二つの瞳が妖しく輝く。
「さあ、先生。ようく御覧ください。そして目に焼き付けておいて下さい。命が潰える最後の瞬間まで忘れ得ぬ
永劫の悪夢として」











275名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 22:16:29 ID:BtJN5EhV
>>274の続き

その宣言通り、サツキはこれから見る光景を忘れることは無いだろう。
眼前に曝け出された性器。ぬらぬらと淫猥に光る女陰が不意に・・・動き出した。最初はゆっくりと、
やがて喘ぐように忙しなくなっていった。まるで何かを伝えようと、言葉を紡ぎだそうとするかのように。
「んんああああああああぁっ!」
上半身を大きくのけ反らせ、水下が苦しげに呻いた。両手でサツキの頭を鷲掴みにし、指を食い込
ませんばかりに押し付ける。じわじわと蜜液が染み出し、顔の上に滴り落ちてくる。女陰の動きが激
しさを増していく。
一体、何が始まろうとしているのか?
(それが何にせよ、きっと良くないことに違いないわ・・・)
身じろぎもせずに、ただ自分の顔の上に跨り悶える水下の狂態を凝視することしか出来ないまま、サ
ツキの胸中は不吉に震えた。
どれほどの時が経ったろうか?
「はああああっ!」
水下の絶叫と彼女の膣が潮を吹き上げたのとが、ほとんど同時だった。そして女陰が大きく盛り上が
り、膣口から何かが飛び出してきた。それはドス黒く節くれだち、醜悪な触手の化け物だった。それに
は目も鼻も口もない。しかし、明らかに己の意思を持っていた。外界に出られたことが嬉しくてたまらな
いように鎌首をもたげ、身を揺らす。
(なに・・・何なのよ、これは!?)
まるでB級怪物映画の一コマのようだ。こんな非常識なことがまかり通っていいのだろうか。
水下が、ゼエゼエと大きく息をつきながら
「ふぅ、久しぶりだから随分、時間がかかってしまいましたわ。先生、可愛いでしょ? この子の名前は『ゴ
リアテ』と申しますの。どうぞ、お見知りおきを」
化け物―『ゴリアテ』の動きが止まった。
(私を・・・見ている)
直感で、そう思った。それは、ひどく緩慢な動作で近づいてくる。全体が粘液にまみれ、湯気があがってい
る。すえたような臭気が鼻を突いた。
(ああ、こっ来ないでっ!)
願いも空しく、頬に触れた。それは熱く、肌越しにドクドクと脈打っているのが分かった。下顎のラインをなぞ
るように動き、やがて唇へ。こじ開けて・・・中へ入ろうとしている!
(ひいいっ!)
あまりのおぞましさに、わなないた。必死になって、顔を背ける。尚、執拗に侵入を試みる『ゴリアテ』を意外
にも水下が制した。
「あらあら、この子ったら逢って早々、先生のことがお気に召したみたいで。これなら話がスピーディで助か
りますわ」
水下の哄笑も、サツキの耳には届かない。
(何故、気を失わないのだろう? 何故、気が狂わないんだろう? いっそ、その方が楽かもしれないのに・・・)
驚愕も度を越すと、心のどこかが麻痺して何も感じなくなってしまうらしい。サツキはひどく冷静だった。
私が何をしたというの? 何故、こんな思いをしなくちゃいけないの? 私は、ここで何をしているの? これは
夢ではないの? ハッと自宅のベッドで飛び起きて、『ああ、なんだ。夢でよかった』ということにはならないの?
だがしかし、どう考えを巡らせても、B級映画まがいのエログロ現象が発生している保健室が、サツキの現実だ
った。そして冷静なサツキは、次に待ち受ける自分の運命を悟った。それはかつての電車内での痴漢行為での
屈辱や、昨夜からの水下の淫虐きわまりない責めによる恥辱の比ではない。最悪の現実だった。
そのサツキの予想を裏付けるように、水下が瞳を煌かせて
「さて、それじゃぁ篠原先生。楽しい触診の後は」
と、わざわざ言葉を切って
「いよいよ、お注射の時間ですわ」
276名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:50:53 ID:lObuzoRC
相変わらず、文章堅くて嫌になるな
277名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:33:11 ID:qAfn3149
>文章堅くて嫌になるな
YU☆TO☆RI☆乙
278名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:52:32 ID:w/NIIJTB
取り敢えず2、3レス分貯めてからから、投下してはいかがでしょうか?
279名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 14:55:18 ID:24GWMG3Y
>>276
これはゆとり過ぎるwwwwwww






闇キュアマダー?


280名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 16:25:24 ID:B0uRyIov
篠原先生陵辱SSは読ませてもらってるのだけど、感想を考えるのが難しくて何も書かないでいる俺もゆとりか・・・
281名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:30:23 ID:UR+Ii5AS
最後どうなるのか展開が読めなくて楽しみ
282名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:11:18 ID:QTAg4XLU
ありがとうございます。
もうちょい、頑張ってみるよ
283フリチラ:2007/11/18(日) 22:06:25 ID:4QJ3xiG4
サンクルミエール通信の一面、というか一面しかないのだが、その見出しには一度
も姿を現さない学園長の存在について、様々な噂がまことしやかに書かれていた。
もっとも女性と見せかけて実は男、いや宇宙人であるなどと出鱈目ばかりが並べた
てられ、記事の内容は憶測の域を出ていないので、何をかいわんやの有り様。一応、
会長職にあるかれんお嬢が生徒を代表し、増子美香のインタビューを受けているの
だが、こちらも何だか要領を得ない回答しか出来ていなかった。

「私も、会った事無いのよね」
新聞の貼ってある掲示板の前で、かれんお嬢は呟いた。するとのぞみが息巻いて、
「それっておかしくない?」
「私の芸能活動についても、教頭先生が相談に乗ってくれましたし・・・」
うららも顎に手を当て思案顔。結局、誰一人として学園長を見た事が無いのである。
じゃあ、入学式や卒業式の時はどうしてるんだという野暮なツッコミはさておき、皆の
好奇心は募るばかりであった。

その後、りんを除いてプリキュア一家はラウンジへ移動。昼食を摂りはじめた時、
かれんお嬢の可愛い子猫ちゃんが二匹、靴を片方だけ持ってきたのである。
「会長、ちょっとよろしいですか」
「なあに、この靴は?」
履き古した感のある学校指定の靴だった。その道のマニアには高値で売れるが、
学内に置いては二束三文にすらならぬ、ゴミ同然の代物である。

「旧校舎の裏庭で見つけたんです。最近、頻発している盗難事件に何か関係あ
るのではと思って・・・」
「ふむ、旧校舎か」
かれんは靴をまじまじと見つめ、頷いた。実は最近、学内では生徒の物がなくなる
という事がしばしばあり、生徒会から注意するよう呼びかけられていた。盗まれるも
のは決まって下着、靴下、靴、ジャージなど、マニア心をくすぐる品が中心で、その
為、外部からの侵入者による犯行だと思われていたが、セキュリティのしっかりし
た当学園内にそう易々と侵入出来るとは思えず、かれんも困り果てていた。
284フリチラ:2007/11/18(日) 22:23:08 ID:4QJ3xiG4
「私が預かっておくわ。ありがとう、二人とも下がっていいわよ」
「はい」
これだけの出演にもかかわらず、子猫ちゃんたちにはしっかりと役名がある(教頭
すらない)のをさておき、かれんは会長としてこれ以上、盗難事件を看過する事が
出来なくなった。それと同時に学園長に対し、一度でも良いから接見させて欲しい
と思う。生徒会の頂きに立つ者として、一連の事件を報告する義務があるからだ。

「教頭先生を通じて面会のアポイントメントをとりましょう」
「アポですね」
うららが業界人らしく略語を使うと、にわかにのぞみが立ち上がり、手を額の前で
敬礼をするようにかざし、
「ア、ポウ」
と、身長が二メートルを超える今は亡き巨人プロレスラーの物まねをした。当然、
皆、懐かしくなって目頭が熱くなった事は言うまでも無いだろう。本当に懐かしかっ
た。

その様子を見ていたのが売店のおタカさんだった。彼女も目に涙を浮かべている。
「懐かしいね・・・じゃなくって、会長。学園長に会うって本気かい?」
「ええ。それがどうかしましたか?」
「いや、別に」
おタカは伏し目がちにやや憂い顔を見せる。ただの一売店員が学園の運営に何の
感心があるのだろうか。かれんは首を傾げてみせた。

「じゃあ、皆で行こう。けってーい!」
そう言ってびしっと人差し指を立てたのはのぞみである。このリーダー、空気を読ま
ぬ事に関しては人後に落ちぬ程の天性を持っていた。第一、生徒会に何の関係も
ないのに、何故、かれんに随行するのか。かれんもその辺の事を説明するのが面
倒くさいので諌める事も無いが、おタカだけは何やら思いつめたような表情で、プリ
キュア一家の面々を見つめていた。
285フリチラ:2007/11/18(日) 22:37:58 ID:4QJ3xiG4
翌日、かれんを先頭に五人が学園長室へと向かった。初冬の事で柔らかな日差し
の中、皆、好奇心で一杯の顔で歩いていく。
「かれんさん、学園長ってどんな人なんでしょうね」
「のぞみ、学園長の前であまりはしゃいじゃ駄目よ。うるさかったら、窓から放り投げ
るわよ」
「かれんさん、本当にやりかねないから、怖い・・・」
のぞみに釘を刺してからかれんは学園長室前まで来ると、失礼しますと言ってから
ノックを二回、そして、一拍おいてから扉を開けて入室した。

だがその瞬間、かれんの表情は凍りつく。
「こッ、これは!」
窓も無い部屋の中に、見渡す限りの拷問道具が目に入った。三角木馬、手枷、足枷、
鞭に縄、蝋燭や浣腸器、更には目を覆いたくなるような程おぞましい、男根まがいの
玩具。それら、女をいたぶる為だけに存在する禍々しい道具が、部屋中のあちらこち
らに置いてあるのだ。

「わあ、これ、何ですか?」
「いけない、のぞみ!」
「どうし・・・てッ!きゃあッ!」
無防備に部屋へ足を踏み入れたのぞみが、突然、逆さづりになった。戦争映画などで
お馴染みの縄を使った罠だった。のぞみは逆さまになり、捲れあがったスカートを懸命
に押さえようとしている。

「助けてー!」
「今、助けます」
「あッ、うらら、待ちなさい」
囚われの身となったのぞみを案じ、前へ出たうららを戒める余裕すら、かれんには無か
った。のぞみに手を貸そうとした瞬間、うららは何処かから飛んで来た鞭で背中を打た
れ、横っ飛びに吹き飛ばされていく。
286フリチラ:2007/11/18(日) 22:51:47 ID:4QJ3xiG4
「うらら!」
りんが血相を変えて叫ぶが、こう暗くてはどこから鞭が飛んできたのかも分から
ない。事ここに至っては是非も無い、変身すべきと手をかざした瞬間、誰かが背
後からりんとこまち、そしてかれんまでも部屋に押し込み、扉を閉めたのである。

「あッ!」
油断したと思っても時すでに遅し。プリキュア一家の面々は、あっという間に部屋
の中へ閉じ込められてしまった。四隅に灯される蝋燭の明かりを頼りに敵の姿を
探すも気配すら感じられない。肝心の仲間ものぞみとうららはすでに戦力外、こ
まちは突然の攻撃で怯えきり、残るは自分とりんばかりかと、かれんは歯噛みす
るのであった。

「かれんさん、変身しましょう」
「ええ」
「お待ち!」
ほの暗い部屋の中に、ひゅんと空を切る音がしたと思った瞬間、りんの体が弾け
飛んだ。それが鞭による打撃である事は、その威力から見てすぐに理解できた。
「あうッ!」
「りん!」
痙攣するりんを見てかれんは震えた。仲間を打ちのめされた怒りからではなく、恐
怖を感じたのである。

「雉も鳴かずば撃たれまいって諺、知ってるかい・・・?」
三角木馬の向こうから、四十代と思われる女が鞭を持って現れると、かれんは目を
瞬かせて慄いた。
「おタカさん!」
「ふふふ。好奇心が仇になったね、会長」
おタカは髪をまとめ上げ、全身には黒のボディスーツを着用し、普段の売店員姿
からは想像できぬほど艶かしい格好である。股間には同性愛者必須のペニスバン
ドがそそり立ち、貪欲さを示していた。
287フリチラ:2007/11/18(日) 23:07:57 ID:4QJ3xiG4
「あなたが・・・学園長」
「察しがいいね、会長。まったくその通りさ」
おタカは鞭をしならせて猛獣使い気取り。しかし、それは同時にかれんへの恫喝
も含んでいる。おかしな動きをすれば、うららやりんのようになるのは目に見えて
おり、かれんはその場にへたり込み、微動だにしなかった。

「分からない。何故、学園長という座にあって、売店員なんてしているのか」
唇を震わせながらかれんが問うと、おタカは口元を歪めて言った。
「説明してやろう。私はもともと、教師だったのさ。だが、生粋のレズビアンで生徒
を食い物にしてきて、そりゃあ充実した教師生活だったよ。でも、役職につくと生徒
に悪戯する暇なんてありゃしない。それで売店に居座り、暇を見つけては生徒に
ちょっかいかけてんのさ。この部屋は子猫ちゃんたちを可愛がる、ゲストルームっ
て訳だ」

それを聞き、かれんは憤慨した。学園長ともあろう人間が、そんな理由で本来の役
職を放棄し、気まぐれに売店員をしているという事実が空恐ろしくすらある。しかし、
今の状況は極めて厳しいとしか言い様がない。
(どうしたらいい?)
戦うか、逃げて体勢を立て直すべきか、かれんは迷った。すぐ近くにこまちがいて、
彼女だけでも連れて逃げ出そうか。それからココとナッツと合流し、対策を練る・・・
だが、それだと残りの三人を見捨てる事となる。とても出来ない相談だった。

「さあ、会長。私の正体を探ろうとした無礼を詫びてもらいたいね」
「どうすれば・・・」
居丈高に迫るおタカに、かれんは慈悲を求めた。こうなったら従う以外、選択肢は
無さそうである。自分はともかくとして仲間の身を案じたのだ。
「服を脱ぎな。それから・・・そうだな、オナニーでもしてもらおうか」
「オッ、オナ・・・」
かれんの肩が震えた。仲間の前で自慰を強要され、怒らぬ訳がない。しかし、今
はその要求に抗う術もなく、かれんはがっくりとうなだれた。
288フリチラ:2007/11/18(日) 23:21:03 ID:4QJ3xiG4
かれんはゆっくり立ち上がり、衣擦れの音をさせながら制服を脱いでいく。
「かれん!」
「・・・大丈夫よ、こまち」
我が身を案じる親友に微笑みかけながら、かれんは気丈にも身に着けている物を
全部、脱ぎ捨てた。

ほの暗い部屋の中に浮かび上がる少女の白い体は幻想的で、とても美しい物だっ
た。長い手足と膨らみかけの乳房、そして薄桃色の頂きが、その名の通り可憐で
儚げだった。おタカもこれには息を飲み、目を凝らして舐め回すように見つめている。
「さあ、オナニーだ。イクまでやめるんじゃないよ。おっと、折角だから四つん這いに
なりな。穴が良く見えるようにやるんだ」
「・・・はい」

かれんは目を伏せ、そっと床に這うとおタカに尻を向け、手を下半身へ伸ばす。自慰
は初めてではないが、人前で行うなどという事はこれまでに経験がない。しかし、やら
ねばならなかった。
「あッ・・・」
性毛の無い女の園を指でなぞり、純潔の証を破らぬようにする穏やかな密戯である。
やっと開きかけた花弁を悪戯に刺激せぬよう、慎重に慎重に肉の芽を包む皮を指の
腹で撫でると、普段の自慰の時と同じく、切ない思いになる。

「かれん・・・」
すぐ隣にいるこまちが顔を覆って、涙を流していた。皆を案じてただ一人、犠牲になる
親友の姿を直視するのはあまりにも辛い。顔を覆う指の隙間からは涙が溢れ、その
気持ちはかれんにも痛いほど伝わった。
「ありがとう、こまち。私のこんな無様な姿を見ても、友達でいてね」
「うん、うん」
しゃくりあげるこまちを、おタカが忌々しそうに見遣った。この女、生粋の同性愛者の
上に強烈な嗜虐心を有し、女同士の友情を否定する性格だった。
289フリチラ:2007/11/18(日) 23:36:35 ID:4QJ3xiG4
「そんなに大事な友達だったら、ケツの穴でも舐めてやりな」
おタカはそう言って鞭で床を叩く。それはもう、反対を許さぬ命令だった。
「かれん、私、舐めてあげる」
「汚いよ。こまち、やめて」
「平気よ」
こまちはかれんの尻の前に跪くと、割れ目の真ん中にある控え目なすぼまりに
唇をつけた。

「あうッ!」
「かれん、ごめんね、ごめんね・・・」
「吸わないで、こまち・・・ああ、舌が入ってくるゥ・・・」
尻の割れ目を親友の手で開かれ、すぼまりを舌で責められるという未知なる体験
にかれんは声を上ずらせ、いやいやと腰を振った。一方、おタカは少女たちの紡ぐ
痴態に脳を侵され、持ち前のサディズムを高ぶらせていく。

「この淫売どもめ!」
いつしか肉の芽の皮を剥き、直接、指で弄っているかれんの姿におタカは興奮し、
ペニスバンドの収まる場所を求めていた。ふと見ればそこには鞭で打たれ、いま
だに体の痺れた状態のりんがいる。
「お前、尻をだしな」
「な、何をする!やめろォ」
抗うもりんはすぐに下着を剥ぎとられ、おタカに両足を取られてしまった。

「泣き叫ぶといい。私はあんたみたいな、気の強い娘を屈服させたいんだ」
「ち、ちくしょう!あ───ッ・・・」
ペニスバンドがりんの処女宮を犯し、破瓜の血を吸う。哀れにも無垢の少女は
気違い同然の暴漢、それも同性の暴力によってその操を散らす事となった。
「このペニスバンドには豚と馬の精液が温めて入れてある。気の強い所もどこ
まで持つかしらね」
「や、やめて・・・」
りんは怯えた。処女を失った上にそんな物を胎内で放出されてはかなわない。
290フリチラ:2007/11/18(日) 23:59:47 ID:4QJ3xiG4
部屋の中はそれこそ魔窟の如く変貌し、人の心の闇に明かりを照らし始めた。
かれんはこまちの舌技で失神寸前だし、りんは涙を流して喘いでいる。この
有り様にうららとのぞみはどうしようもなくなり、
「うらら、歌おっか」
「そうですね」
と、踊りの準備に入った。

「1、2、3、4、5・・・」

♪    ビラビラマンチョ広げて   (尿!尿!尿!尿!)       ♪ 
     フリフリお尻揺すれば    (プリキュア5!)
     ザーメンシャワーを浴びて  (尿!尿!尿!尿!)
     今日も一日カピカピ・・・      all right!

    ナニがぶらついて 目が点になる 「わお、でけぇ!?」って
   マラカスだと包茎! 保険がきく イッキ!Ho!Nyo!(一気放尿)

   ちくびと ピアスで レズになる (Let’s NYO!)
   エッチの源 こましても 根スケベも パワフルスワッピング!(1・2・3・4・5!)

   そしてガンバランスdeアヌス   (尿!尿!尿!尿!)
   そんでもってセックスレスも→フリーセックス  (プリキュア5!)
   みんなはいやよ包茎 (尿!尿!尿!尿!) 輝くチンポホモホモ〜 all right

     うんMai I Good Fuck! パンティ ちゃんと脱ぐ〜
     プリキュアのアソコ Fucki’n Coming Hey!

291フリチラ:2007/11/19(月) 00:10:35 ID:h722jHBT
後日、ラウンジに集まったプリキュア一家の面々は憔悴し、やつれていた。あれか
ら連日、学園長ことおタカの激しい淫行に付き合っている為、心身ともに疲れ果て
ているのだ。そこに増子美香がひょいと顔を出し、
「会長、何か分かりましたか?」
などと、のん気な事を言うのである。

かれんは少し間を置き、こう言った。
「好事魔多し」
「へ?」
その言葉の意味の分からない美香は首を傾げ、かれんを見遣った。
「世の中には知らずにいた方がいい事もあるわよ」
それは、かれん自身が痛感した事だった。

もとより女学校ゆえ、多少の歪みはある。おタカの性癖もそういった環境で培われた
物なのだろう。かれんは今日も売店に座る学園長のかりそめの姿を見た。おタカは
視線に気づいたのか、手を振っている。その様子に威圧されるかのように、プリキュア
一家の面々は肩を竦め、ラウンジを後にした。


おしまい
292名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 00:17:29 ID:h722jHBT
何故、今ごろ、ガンバランスdeダンスなのか・・・

ちなみにCDの中にはマジックと水彩で描いたようなイラストが。
絵自体はコミカルで楽しげなのですが、ちょっぴり切ない。

ファンアイテムが少ない為、コンビニに売ってるプリキュアシェイクに
まで手を出してみましたが、これ、なんと氷と牛乳を入れた後、
60回以上振ってね、と書いてあります。

大の大人ならいざ知らず、チビッコには酷です。
293名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 00:31:04 ID:PoVFCTJQ
>>283-292
GJです
294名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 19:50:44 ID:1iVQFaDb
>>283-292
GJwwww
今回もイカれてますw勿論いい意味でwww

>(尿!尿!尿!尿!) 輝くチンポホモホモ〜 all right
今回も面白いwww 腹痛ぇwww
やはりフリチラ氏の文章力は凄いなw
295名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:00:31 ID:4rM87W9n
>>275の続き

言うや否や、サツキの両脚を持ち上げ、自分の肩に掛ける。そのまま身体をくの字に曲げさせ体重
を預けた。屈曲位は水下の好きな体位の一つだ。相手の表情を間近でじっくり観察しながら楽しむ
ことが出来る。しかし、さあいよいよという段になって、肝心のサツキが抗いだした。
(本当にあんなモノを挿入されるの?・・・無理だわ。壊れちゃう)
それまでは諦めの境地からか比較的従順にされるがままだったのが、『ゴリアテ』を直視したために
気持ちが竦んでしまったようだ。なにしろ、長さにして1.5メートル、ビール瓶ほどの太さのある化け物
だ。精神に恐慌をきたしたとしても仕方が無いだろう。
「ああ・・・やっぱり嫌です。出来ません・・・許してください」
「あらあら、困りましたわね。教師ともあろう方が、約束をお破りになられるんですの?」
写真を突きつけられた。それを出されれば、なにも言えなくなる。しかし、それでも・・・
「わ、分かってます・・・だけど、やっぱり怖い。耐えられそうにありません。助けてください」
そう言って唇を震わせ、鼻を啜り涙ぐむ。
まったくこの先生はなんにも分かっちゃいない。そんな表情をされれば、ますますこちらの加虐意欲
を沸き立たせるだけだというのに。事実、水下は燃えていた。
「もちろん、助けて差し上げますわ。先生はわたくしの大切な患者ですもの。だから、駄々をこねない
でくださいまし。これも治療の一環。そう申し上げたはずですわ」
「でも・・・でも・・・こんなの入れたりしたら、死んじゃい・・・痛ッ!」
乳首を抓りあげられた。
「つくづく往生際が悪いったら、ありゃしない。どうせ、家の中で『死にたい、死にたい』ってメソメソして
たくせに・・・図星でしょ。だったら、わたくしが直々に死なせてあげますわ。ほらっ、身体の力を抜いて!
これじゃ、挿入出来るものも出来なくなるでしょ!」
「・・・すいません」
しかし、恐怖と緊張に凝り固まった肉体は、なかなか思うようにならない。それが更に水下の加虐心を煽る。
「本当に愚図なんだから、一から十まで教えこまなきゃ何も出来ないの? 深呼吸しなさい。深く息を吸っ
て、吐いて・・・それを繰り返す」
「・・・はい」
『ゴリアテ』も怖いが、やはり水下の怒気に満ちた叱責が何より恐ろしい。要求に応えようと、必死になって
深呼吸をする。最初は空気の漏れるような情けない音しかしなかったが、少しずつ肺に酸素を出し入れし
ているという実感を得られるようになった。
「あんっ」
不意に乳首に、こそばゆい刺激を感じた。見ると水下が先ほど抓りあげた乳首を口に含み、舐めしゃぶっ
ているところだった。ヒリヒリとした痛みにザラザラとした舌の愛撫が加わり、なんともいえない快楽がうま
れた。もう一方の乳房も指で優しく揉みあげられている。甘い陶酔に身を委ねていると頬を突付かれた。
『ボサッとしないで、続けなさい』という意味だと気付き、再び深呼吸を繰り返す。
その甲斐あってか、身体から硬さが抜けていくのがわかる。冷え切っていた肉体の内側から熱が発生し
ていた。股間も反応してきた。しっとりと秘唇が濡れてきている。
(ああん、こんな状況で感じてきちゃうなんて・・・)
(こんな状況だからこそ、かしらね)
水下も、当然それを見ていた。
(この先生、確実にマゾに目覚めかけてる)
満足な結果を得られて、ひとり、ほくそ笑む。
「先生、いい加減に観念しましょうね。痛い思いをするのも気持ちよくなるのも、先生の心がけ次第なんで
すから」
コクンと頷く。
「いい子ね」
『ゴリアテ』が、ゆっくりと狙いを定めていく。飛び出したものの外界にも飽きが来て、再び温かい寝床に戻ろう
とするかのように、ただし、そこはこれまで一度も汚されていない無垢で神聖な領域だ。あたらおろそかな扱い
は出来ない。
サツキの呼吸のタイミングを見計らい、大きく息を吐き出し力を抜き切った瞬間、一気に奥まで突き入れた。

296名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:06:22 ID:AJiGYC6m
>>295の続き

「ぐはぁっ!」
その衝撃を、一体、何に例えれば良いのか。
煮えたぎる熱く禍々しい怒張が秘唇を割り裂き、押し広げつつ蹂躙していく。途中、何物かに進路
を阻まれ往生したが、二度三度と渾身の力をこめて突きを見舞わせ、侵入を試みた。そして遂に、
『ブツンッ!』という鈍い音と共に障害物を突き破り、膣内の奥深くまで存分に征服することに成功した。
(はああああああああっ! 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いっっっっっっ!)
まるで落雷の直撃を受けたかの様だ。陸に打ち上げられた魚のように目を見開き、口をパクパクさ
せて声にならない悲鳴を上げる。止めども無く涙が溢れた。
それをすかさず、水下が舐め取る。
「先生、何を泣いていらっしゃいますの? せっかく処女なんてつまらない物から卒業できたのに」
「痛い・・・痛いです。もう抜いてください。お願いします」
「嫌ですわ」
と、にべもない。
「先生のここ、すっごく締まりが良いんですの。きっつきつで。抜くなんて勿体無いこと、とても出来
ませんわ」
「非道い・・・非道過ぎます」
「篠原先生は、まだまだねんねですのね。これくらい、先生のクラスの子供たちはとっくに経験済み
ですわ。現代っ子って、とっても、おマセですもの」
「子供たちのことを貶めないで! あの子たちは関係ありません!」
「・・・可哀想にね、『教職』っていう重責に縛られて素直に欲望に身を委ねられないなんて。でも、
そろそろ効果が出てくる頃じゃないかしら?」
「えっ・・・ああ、なにこれ・・・嘘、身体が熱い・・・どうなってるの?」
汗が噴き出す。呼吸も荒くなる。夢殿を彷徨うような浮揚感。頭の中に霞がかかって意識が朦朧とし
てきた。
「なにを・・・わたしに何をしたの?」
「さあて、何でしょうねえ」
サツキ知る由も無いが、『ゴリアテ』から分泌される粘液は膣内の蜜液と混ざり合うことにより、強烈
な催淫剤となる。血管を通して脳を侵し、五感を狂わせ全身を性感帯の塊にしてしまうのだ。これでは、
どんな強靭な精神の持ち主でも一たまりもない。
「ところで先生、本当に抜いてしまってもよろしいのかしら」
ズルリッと、サツキの身体を串刺しにせんばかりだった『ゴリアテ』が後退した。それと共に快感も遠
のいていく。
「ああん、嫌っ!」
思わず、はしたない声を出してしまう。しかしそれが今の偽らざる本心だった。
「それじゃぁ、『わたしを死ぬほど気持ちよくさせてください』って仰ってください。うんと、サービスして差
し上げますわ」
「そんな・・・」
最後の理性が、それを拒む。だが身体の奥底からせり上がってくる快楽への飢餓感は凄まじいものだ
った。一滴の水を求めて彷徨う砂漠の放浪者も、きっとこんな心境なのだろう。
「あれも嫌、これも嫌。そんな我侭がいつまでも通用すると思ってるの! 甘ったれるんじゃないの!」
痛いほどに勃った乳首を指先で摘み捩じ上げられる。
「ああっ! 言います。言いますから・・・わたしを・・・どうか死ぬほど、気持ちよくしてくださいませ・・・ど
うか、お願いします。ううっ・・・」
心の中で、何かがポキリと音を立ててへし折れた。絶望が教師としての誇りを、人間としての尊厳を腐
らせていく。
(みんな・・・ごめんね。先生、もう・・・駄目)

297名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:12:47 ID:AJiGYC6m
>>297の続き

(素晴らしいわ。先生、その表情! 最高に素敵!)
サツキの屈服を悟り、水下は内心狂喜した。『諦めないで頑張れば、きっと夢は叶う』非力な人間が好
んでいう台詞。そして、いかにもこの熱血女教師が言いそうな台詞。しかし所詮は詭弁。根拠のない戯
言。巨大な象の群れを前にしては、蟻の行進が為すすべも無く踏み潰されるように、どんなに努力しよ
うが絶望し、諦める以外選択肢がないことを思い知ったときの人間の表情ほど、エクスタシーを掻き立
てられるものはない。そして今、サツキの顔に浮かぶものがまさにそれだった。
水下の昂ぶりが、『ゴリアテ』に伝播したのか、これまでにないほど勢いを増し猛りあげた。
「フフフッ、そうまでお願いされては聞かないわけにはいきませんわね。それではお望みどおり、たっぷ
りとよがり狂わせて差し上げますわ!」

窓の外が白々と明るい。狂宴が、ようやく終わりを告げた。
至福の笑みを浮かべた水下が散々に嬲りつくした女陰から『ゴリアテ』を解放し、サツキの唇に近付け
ていく。破瓜の血と淫液、粘液、その他なにやら得体の知れない物で、凄いことになっている。
「先生、自分で汚した物は自分で綺麗にしましょうね」
「・・・はい」
反抗する気力の欠片もなくして、唯々諾々とそれに舌を這わせる。奉仕が終わると、水下がサツキの身
体を濡れたタオルで清めていく。そして新調したシーツをしつらえたベッドに横たえさせた。その間、サツ
キは一言も話さず、瞳には何も映してはいない。ただの人形のようだった。しばらくして着替えを済ませ
た水下が戻ってきた。
「はいこれ、大事な物なんでしょう?」
そう言って、サツキの手に何かを握らせる。写真だった。クラスの子供たちと自分が笑顔を浮かべている
集合写真。しかし、それを見つめるサツキの視界はぼやけて涙が溢れ、頬を伝う。激しく嗚咽した。何故、
涙が止まらないのか分からない。ただ、どうしようもなく哀しくてせつない気持ちで一杯になった。
そんなサツキを水下が患者を労わる主治医の眼差しを向けて、優しく接していった。ハンカチで涙を拭い、
頭を撫でて、写真を掴み震える手をそっと包み込む。
「それでは診断の結果なんですがねえ、先生。もうしばらく個人診療を続けた方が良いという結論に達しま
したの。もちろん、従って戴けますわよねえ」
無言で頷く。断ることなど、最早思いもよらない。
「フフッ、良かった。それじゃ今後わたくしのことは診察中に限って、『ミズ・シタターレ様』と呼びなさい。わた
くしも先生のことは『サツキ』と呼び捨てにします。よろしいですわね。さぁ、言って御覧なさい『サツキ』」
「・・・ハナミズ・・・」
主治医から一転、鬼の形相になった。言ってはいけないことを口走ってしまったらしい。頬を捩じ上げられる。
「『ミズ・シタターレ様!』まったく、生徒が生徒なら教師も教師だねっ!」
「・・・す、すいません」
「まぁ、よろしいですわ。エッチなことで頭が一杯のサツキでも、すぐに覚えられる呼び方に変更してあげる。
感謝なさい。そうね・・・『お姉さま』。これで、いいわ。これなら言えるでしょ、サツキ」
「・・・お姉さま」
「結構。ちゃんと覚えておきなさい」
「はい・・・あの、お姉さま」
おずおずと、手を伸ばす。
「一人にしないで。そばにいてください」
ニヤリと笑う。
「ええ、もちろん良いわよ。サツキ」
ベッドに潜り込み、添い寝するような形になった。そしてゆっくりと覆い被さっていく。サツキの手から、ハラリ
と写真が舞い落ちた。それと共に意識が急速に底知れぬ闇の奥へと沈みこんでいった。





保健室編終了
もう、しばらく続きます

298名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 17:04:10 ID:yDlnnVT8
終わりか…と思ったら続くのか!すごい楽しみです。
頑張って下さい
299名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 00:55:57 ID:gBDQm4SQ
ひかりが一番好きな俺は異端?
倉庫見たら見事にスルーされてて笑ったんだが
300名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 01:16:38 ID:7sEK4Esi
ぼくもひかりさんが一番好きです・・・
誰か書いて
301名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:46:52 ID:JYiv/i+H
俺はココのぞがいいな(´・ω・`)


「の、のぞみ・・・本当に、良いのかい?」
「・・・・・・・ココなら、良いよ」

みたいなやつ。
302名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 19:35:43 ID:S1ToAUAl
>>301
俺もココのぞが読みたい!
303名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:10:46 ID:K5o8I1YM
>>297の続き


ゴクリと音をたてて唾をのむ。落ち着け。頑張れ、わたし。教室の扉の前に立ち尽くし、少女は大きく
深呼吸をした。
(タイミングが肝心なんだよね・・・)
毎度の事ながら、この瞬間は何度やっても慣れるということが無い。遅刻常習犯 日向 咲は今まさ
に始業時間のとっくに過ぎた教室の扉を開けようとしていた。もうこれで連続10日間の遅刻であった。
篠原先生のカミナリは覚悟しなければならないだろう。・・・いや、それで済めば良いが。1時間目は先
生の担当教科である英語。その後、数学、国語、社会と苦手科目が続く。今日は咲にとって辛く長い一
日になりそうだった。
(ああ・・・今日は絶不調ナリ・・・)
気分はなさにお通夜。だけど、グズグズしていても仕方ない。意を決して扉を開けようとしたその瞬間、
背後から
「何してるの?」
と、声をかけられ飛び上がるほど驚いた。
「わあっ! びっくりした・・・満に薫。どうしたの、二人揃って?」
そこにいたのは、最近転校してきたばかりの霧生 満と 霧生 薫の二人だった。
「だから、それはこっちの台詞だって」
「わたしは・・・その・・・てへへ。あっ、もしかして二人も遅刻組・・・なわけないよね」
「当たり前でしょ。私達はお手洗い」
と、満が相変わらず無表情(若干、呆れ気味に)に応える。
咲は
「だよね。とほほ・・・」
と、頭を掻くしかない。
「走ってきたの? 骨折り損ね。慌てる必要なかったのに」
「えっ?・・・それって、どういう・・・」
満と薫が何も言わないまま、扉を開ける。教室の雰囲気は始業時間が過ぎたとは思えないほど、のんび
りとしていた。みんな、おもいおもいの場所で話しをしたり、本を読んだり。中にはメールに夢中になってい
るクラスメイトもいる。
(これって、どういうこと・・・)
混乱している咲の肩をたたき、薫が黒板を指差す。そこには白いチョークで大きく『自習』と書かれていた。
「・・・ええっ、これってまさか篠原先生、今日もお休みなの?」
咲は目を丸くして驚いた。
「それが、学校に来てはいらっしゃるようなんだけど・・・」
と、咲の姿を見つけた舞がやって来た。
「他の先生方の話しだと、朝早い内に学校に来て気分が優れないとかで、いま保健室で休まれてるらしいの」
「そ、そんな・・・」
正直、昨日お休みされたことさえ意外だった。人一倍、健康管理に厳しくて元気な篠原先生。その先生が二日
にわたって病に臥せっているということが、事態の深刻さを物語っているようであった。とても、自習なんてして
いる気分じゃない。
「わたし、保健室行ってくる」
「咲?」
「とにかく、一目でいいから先生の顔をみたいの。先生のこと心配で勉強どころじゃないもん」
遅刻魔、物忘れ魔の言う台詞ではないが、咲は本気だった。
「わたしだって先生のこと、心配よ。咲が行くなら、わたしも行く」
「舞・・・」
教室のあちこちから、「じゃぁ、俺も」、「私も」と声が上がり、結局、クラス全員で保健室へ向かうことになった。み
んなの想いは一つ。
(早く元気な篠原先生に逢いたい!)
304名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:14:13 ID:K5o8I1YM
>>303の続き

「あらあら、どうしたのあなたたち。いま授業中でしょ」
保健室の扉が開くと、その向こうには新任の保険教諭 水下先生がいた。淡いブルーのツーピースの
上から大きめの白衣を無造作に羽織っている。いたって普通のファッションだけれど、この先生が着て
いるとどんな物でも派手で扇情的に見えて、目のやり場に困る感じがした。
「わたしたち、篠原先生が心配で。ここにいらっしゃるんでしょう?」
「ええ、いま薬を飲んで休まれているところよ」
「逢わせて下さい。先生を元気付けてあげたいんです」
「駄目よ」
と、水下先生が厳しい声で一同を制した。
「篠原先生は、過労による心因性のストレスで倒れられたの。いまはゆっくりと休ませてあげるのが一
番なの。気疲れさせるようなことは認められないわ」
考えてみれば、水下先生の言う通りだ。良かれと思っていたことは、却って篠原先生に余計な負担をか
けさせてしまう結果になりかねない。
(わたしって、やっぱり馬鹿だな。それくらいのことも気付かないなんて・・・)
落ち込む咲を見かねてか、水下先生が
「とはいえ、みんなの気持ちも分からないわけじゃないわ。なんとか先生に面会させてあげられるようにし
てみましょう」
「本当ですか!?」
「ただし」
と、付け加える。
「面会は休み時間中に限る。3〜4人ずつ、面会時間は30秒ほど。一切、喋らない。先生に話しかけたり
しない。どう、約束できる?」
「はい、もちろんです」
「それじゃ、いまは教室にお戻りなさい。学生の本分は勉強よ」
みんなで話し合った結果、出席番号順に行くこととなった。アイウエオ順なので咲も舞もかなり後になりそ
うだ。休み時間、面会を済ませたクラスメイトの話を聞くと、やはりかなり具合は悪いらしく、咲はじれったく
てやきもきしていた。咲と舞の順番は結局、放課後になった。
音を立てず慎重に保健室に入る。カーテンで仕切られたベッドに篠原先生はいた。
(先生・・・)
三日前に逢った先生は、いつもと同じように元気に教師としてソフトボール部の顧問として張り切っていた。
しかし、いま二人の前にいる先生は、まるで別人のようだ。氷嚢を額にのせ、掛け布団を首までスッポリと掛
けているので良く分からないが、顔色は明らかに悪く、やつれた印象がある。眠っているのか身動き一つしない。
声が聞きたい。一言でいい。『先生は大丈夫よ』と言って欲しかった。声をかけたい。たった一言。『先生』と呼
びかけたかった。しかし、水下先生との約束がある。面会を特別に許可してくれた先生の誠意を裏切るような
行為は出来なかった。
肩を叩かれた。『もう時間よ』ということだ。後ろ髪を引かれるような思いで、保健室を退出する。
「水下先生」
保健室を出てすぐ、咲は言った。
「なあに?」
「あの、篠原先生のこと、よろしくお願いします」
ちょっとびっくりしたような表情をしたが、すぐに
「もちろんよ。それよりこれから部活でしょ? 注意散漫になって怪我なんかしないでね」
舞と別れ、ソフトボール部の練習のためグラウンドに向かう。そこでも、みんな途方にくれたような表情をしていた。
先生がいない。それだけのことで大なり小なりのショックを受けているのだった。
「みんな、練習しよう!」
咲が激を飛ばした。
「咲?」
「先生だって病気と戦ってる。私達がここで落ち込んでる場合じゃないよ。もうすぐ黒潮中学との練習試合がある。
厳しい試合になると思うけど、頑張って勝つの。そして先生を安心させてあげようよ。いまの私達に出来るのは、こ
れくらいしかないもの」
これは、ここへ来るまでの道すがら咲が決意したことであった。
「そうね、咲の言うとおりよ。やりましょう、みんな」
「泉田キャプテン」
「ようし、ファイト、夕凪中ソフト部! 打倒黒潮中! 練習開始!」
先生のいない不安を、みんなの気持ちを一つにして士気を高めることで跳ね除けようとしていた。
(篠原先生。わたしもう遅刻しない。宿題もちゃんとやる。ソフトの練習も頑張る。だから早く元気になって戻って来て下さい)
咲は、先生のいる保健室に目を向け、ボールを握り締めながら祈った。
305 ◆pSr1KPyrXc :2007/11/23(金) 20:20:40 ID:wedc6q8h BE:166185672-2BP(17)
・今回は殆どの要望に答えられないと思います。もう前から出来上がったようなものですから…。
・映画版はDVDになってから見ようと思っています。だって(ry
・ネタバレになると思いますが、両性具有、半陰陽系の話なので、苦手な方や嫌う方はスルーまたはNG登録をお願いします。

『蒼白の果実』
ナッツハウスの一部屋に朝日が射す。ここで食事を摂っているココとナッツの獣姿がいた。
「今日も朝ご飯をしっかり摂るナツ」
「シリアルだけど、これは重要だココ」
ここで食事中の2匹に、見知らぬ少女の姿が現れた。
「…お前、誰ナツ?」
訝しげにナッツが凝視する。
「ココ様、ナッツ様、私よ」
冷静な判断でココはある変化を見抜いたのだ。
「その声は…、ミルクかココ?」
「そうよ。朝起きたら人間の姿に変わってたんだもん、驚き〜〜〜」
この喜びを伝えたいがために、朝からミルクは興奮状態。何よりも誰よりも喜んでいるのは本人だったのである。
「どうしてミルクは人間になったナツ?」
ナッツはココに疑問を問い掛けた。
「そういえば昨夜眠れなかったんだココ…」
その記憶を辿るべく、状況を話していた。
真夜中に目覚めたココ。トイレに行こうとしたが、ふと台所に立ち寄っていた。ココの目の前には冷蔵庫が立ちはだかっていて、ココは冷蔵庫の扉を開けた。すると…。
「な、何だココ、この青白い果物は…?」
冷蔵庫の中は蒼白の果実がまばゆい光を放っている。
「うわ、これは見つかったらやばいココ!」
ココは一目散に冷蔵庫を離れる。その後はトイレに行き用を済ましたあと、眠りについた。
「…なるほど。ミルクはこれを食べちゃったのかナツ」
「そうとしか考えられないココ」
謎を解き明かすために、ココとナッツは人間の姿に変身した。
「よし、俺は図書館へ行こう。ナッツは植物園に行ってくれるか」
「ああ、そうする」
2人は外に出掛けることになったのだ。
「ココ様、ナッツ様、どこに行くの?」
「調べ物があるから学校に行ってくる」
「俺は散歩に、な」
2人はミルクにバレないよう、偽りの言葉をかけていた。
306名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:21:03 ID:K5o8I1YM
>>304の続き

その頃、保健室では
(わたしのせいで、みんなに心配をかけて・・・ごめんなさい。先生、教師失格だわ)
サツキがベッドの中で声を殺して泣いていた。
一方、水下は笑いをこらえるのに必死のようだった。
「プハハッ! 泣かせてくれるじゃないか。あんたのところの生徒ってば本当、先生思い
のいい子達ばっかりなんだねえ。極め付けに『篠原先生のこと、よろしくお願いします』っ
てさあ。いいじゃないか。可愛い生徒さんたちのたっての頼みだ。しっかりと、よろしくお願
いされてあげるわ!」
(非道いです・・・お姉さま)
今朝方にかけて繰り広げられた陵辱以来、サツキは何も身に付けていない。掛け布団
一枚下には、一糸まとわぬ全裸の女性がいるのだった。
水下に、『せめて下着だけでも』と懇願したが、拒絶された。おかげで今日一日は、まるで
生きた心地がしなかった。生徒だけでなく先生方まで見舞いに来ていたのだ。
(もし、全裸だということがばれたら・・・一体、なんと言えばいいのか?)
水下からは、『ちょっとでも妙な素振りを見せたら、遠慮なく布団を剥いであげる』と脅され、
呼吸一つにも気を使わなくてはいけなかった。人がいる間は、掛け布団を掴み眠ったふり
をし続けた。
(誰かが布団を持ち上げないよう、お姉さまが布団を剥いでしまわないよう・・・)
しかし、その内
(いっそのこと、私自身の手で布団を剥いでしまいたい!)
と言う破滅的な衝動が沸き起こり、それを押さえ込むのに必死にならねばならなかった。
(馬鹿馬鹿しい! そんなこと出来るわけない。でも・・・もしそうなったら、みんな私のこと、
どういう目で見るんだろう・・・)
そう考えただけで・・・
夕陽が差し込み紅く染まった保健室。水下が布団の中に手を忍び込ませ、股間を弄った
。反射的に太腿を引き締めガードしようとしたが、強引に割り込まれ指が秘裂の中に侵入
してきた。
「ひああっ!」
ぐちゅりっ、と湿った音がサツキの耳にも届いた。たちまち羞恥で真っ赤になる。
それを見て、とうとう堪えきれなくなったらしい。水下が爆笑した。
「あらまあ、これじゃまたシーツの交換をしなけりゃいけませんわ」
引き抜かれ目の前に突きつけられた指は、薄暗がりの夕陽の中でもキラキラと輝き糸を引
いていた。顔を背けようとするが、指はそのまま無遠慮に口の中にねじ込まれた。咽返りそ
うになるが、容赦はされない。
「言ったでしょ。自分で汚した物は自分で綺麗になさい」
喉の奥近くまで突っ込まれた指はほろ苦く少し錆臭い味がした。目が涙で滲み、周囲の風
景がぼやけていった。
307 ◆pSr1KPyrXc :2007/11/23(金) 20:56:40 ID:wedc6q8h BE:94963924-2BP(17)
ああ、割り込んじゃったか…orz
>>305から続く

するとタイミングがいいのか悪いのか、ナッツハウスに立ち寄るのぞみの姿があった。
「あら、2人ともお出掛け?」
「俺たちは急いでいるんだ。悪いな、のぞみ」
「帰ったらゆっくり話すから」
2人は足早に外へ出掛けた。
(2人とも変なの…)
のぞみは2人をポカーンと見つめるだけだった。
「ま、いいか。どうせミルクだけなんだから」
警戒心もなくナッツハウスの中に入るのぞみ。そこには人間の姿のミルクがいたのであった。
「…アンタ……、誰よ?」
「私よ、わかるでしょう?のぞみ」
その声を聞いてのぞみはピンと来たのだ。
「……ミルク?」
「そうよ。気が付けばこんな姿になってたのよ。私も人間になれるとは夢にも思ってみなかったわ」
「何故人間になったのか知りたいなー」
「それはそっちが聞きたいわよ。それより見てよ、モゾロフのチョコレート!」
人を羨むが如くミルクは高級品チョコレートを見せびらかしている。
「あー、これ美味しいのよねー、ちょーだーい!」
「そうはいかないわよ。のぞみ」
いつものように追いかけっこするミルクとのぞみ。しかしのぞみはある点に気付いていた。
(人間になって大きい分、小回りが利かなくなるんだっけ。それなら…)
のぞみは大回りをしてミルクに立ちはだかる。しかし…。
「あ”!」
既にミルクはのぞみの動きを読み、ヒラリと交わしたのだ。
「へへーん、のぞみの行動パターンはお見通しよーん。チョコレートは私のものだからねー」
「や、やられた…。今回も私の負けだ…」
のぞみにとっては目の前のチョコに釣られたショックは大きかったようだ。
「ああ、しんどい…。悪いけど私、トイレに行ってくる…」
「行ってらっしゃーい」
ミルクは勝ち誇った表情でのぞみを見つめる。
のぞみはトイレで孤独の空間に浸っていた。
(はぁ…、ここなら落ち着くな……。なんか別世界にいるみたい…)
洋式便所に座るのぞみ。やがて尿意をももよおすそうになってきた。
「…ここでおしっこしちゃおうかな。ミルク以外ほかにいないし」
ほかに誰もいないことをよくし、水を流さずに音を立てて放尿する。そうこうしているうちに排泄は終わったのだ。
308 ◆pSr1KPyrXc :2007/11/23(金) 21:35:35 ID:wedc6q8h BE:581650177-2BP(17)
「ふーん、のぞみのはこのようになってるんだ」
「ミ、ミルク!いつの間に?」
驚きを隠せないのぞみ。トイレにいきなり入ってきたミルクが目の前にいた。
「のぞみのアソコって、2つに割れてるのかー」
「…って、どうやって入ってきたのよ?!」
「のぞみは間抜けね。ドアの鍵をかけてなかったんだから」
単純なミスを指摘され、のぞみはうなだれている。
(ああ、私ってなんてバカなことしちゃったんだろ…)
しかし開き直りの早いのぞみは、ミルクのために下半身を脱ぎ、立って説明した。
「ミルク。女の子はねえ、アソコは殆ど同じでしょ?」
のぞみはまだ毛が薄い股間を指差していた。
「…でも私のは、みんなのとは違うのよね」
ミルクは下半身を纏った着衣を脱ぐ。
「ひえええええええええ!」
のぞみはミルクの股間を見て驚いていた。
「なんか太くて大きいのが付いてるのよ。凄すぎ」
ミルクの股間にはいきり立った太くて大きい肉棒があった。
「…って、なんであなたにオチンチンがあるのよ!」
「それはこっちが聞きたいわ。そんなことより立ったのを何とかしてちょうだい」
戸惑いを隠せないのぞみ。しかし早速肉棒の先端をギュっと握った。
「ミルク、いきなりだけど…」
しかし握った途端に、先端から白くて濃い汁がのぞみの顔に直撃。
「……………、はやっ」
あまりの早さにのぞみはただ呆れるばかり。
「何、この白いの?」
「これが本当の『ミルクのミルク』よ」
「うわ、シャレにならないわ」
オヤジギャグに聞こえたのか、気まずい空気が漂っている。しかしのぞみはこれを打破するような対策をとることになるが、やがて…。
「うわ、またオチンチンが大きくなってる」
今度は顔以外にかかったらまずいのか、のぞみは早速一糸纏わぬ姿になっていた。
「なんかのぞみの裸って…、エロイ」
「……これって、お世辞?」
さすがにのぞみの体は中学生らしい体形だが、火に油を注ぐが如く肉棒は更に巨大化していた。
「ミルク、今度は口でやるよ」
のぞみは暴れる肉棒を口に入れて動かした。
(……のぞみの舌で動かされてる………、何、この感覚?)
初めて味わう快楽。ミルクは気持ちよさそうな顔をしている。しかし、放出も時間の問題だった。
「ウヒャ、出るよのぞみ!!」
またしても白くて濃い汁が大量に放出される。そしてその汁はのぞみの体にかかった。
「……まだまだ出るねえ」
のぞみはミルクのバイタリティーに驚いている。
309 ◆pSr1KPyrXc :2007/11/23(金) 22:14:35 ID:wedc6q8h BE:189926382-2BP(17)
「今度はミルクが私を気持ちよくさせる番よ」
のぞみは誘うようにミルクを愛撫させようとする。
「舌を使って嘗めるんだよ」
ミルクは不慣れでありながらものぞみの体を愛撫させる。耳、首筋、腋、乳首と様々な場所を嘗めまわしていた。
(なんかぎこちないけど…、きてるよ……)
「のぞみ、気持ちいい?」
「うん、なかなかだね。今度は…」
ミルクは足の指、ふくらはぎ、太ももと下から愛撫していく。そして本丸といえる肉壺に辿り着いた。
「ヒャハ!き、気持ちいい…」
肉壺の細部を嘗めまわし、肉芽を舌の先端を使い、大雑把でありながらも愛撫させたのだ。
「のぞみのアソコ…グッショリだー」
のぞみの膣は十分に潤っていた。ぎこちない愛撫でありながらも体は準備万端になっている。
「うん、そろそろ来てほしいな…」
のぞみはミルクに跨る格好でいきり立つ肉棒を膣内に食い込むように収めた。しかし、入ったのは僅かに半分だけである。
「なんか半端だけどー」
「こればかりは仕方ないよー」
無理もないだろう、のぞみの膣はまだ幼く、小さなものなのだ。
「私が動かすから、ミルクはじっとしてて」
のぞみは腰を中心に、始めはゆっくりと動かしていく。
「のぞみ…、もっと動かして………」
ミルクは物足りなさを感じたのか、出来るだけの要望を言いつけていた。
「うん、いいよ。ドンドン速くするからね」
少しづつでありながらも、動きを増していく。
「ハゥ…、ウゥーン……」
ミルクの口から喘ぎ声が零れる。
「ねえ、もっと速く動かして欲しいんでしょ?ミルク」
「言われなくても…、わかってるわよ……」
更に動きは加速していった。そしてクチュクチュと淫猥な音が狭い室内に大きく響き渡る。
「もう……、出ちゃいそう……」
「まだ私がイッてないんだから、もう少しの辛抱よ」
放出をどうにか抑制しようと、ミルクは歯を食いしばっていた。それからしばらく経って…。
「来る……私………き、来ちゃう………」
「も、もう我慢の……限界………」
そろそろカウントダウンを迎えようとしたのか、絶頂まで後僅かに。
「ミルク、イッていいよ!」
「うん!」
こうしてミルクの白く濃い汁はのぞみの膣内に発射。その汁は量が多く、膣の外にも多く溢れていた。
「ハァハァ…」
2人は重なり合うように横になっている。この様は全力を果たしたような姿であった。
310 ◆pSr1KPyrXc :2007/11/23(金) 22:33:17 ID:wedc6q8h BE:284890638-2BP(17)
横になったまま倒れたのぞみは、ある言葉を口ずさんでいた。

♪死んでもやるんだもん!夢みてるんだもん!
 イクとこまでイクんだもん
 上がる大棒(だいぼう) シゴキだしたら戻れないっ!

 あれあれっどうしたの あっ、このエンジンが
 ぜんぜん動いてないみたい きみは、クサイナー?

 どれどれっ大変だぁ 真っ白な液吐いて
 体汚していってるよ マンチョならしよう!

 きみを乗せる セクース・マシン
 もっとずっと キモチよくなる
 ザーメン浴びて アレになれーどこまでも
 抜けぬけるんだもん!

 どんなにでかい 望みのナニも
 アメさんみたいに しゃぶっちゃおう
 がんばったぶんだけ
 卵みたいに、苦いんだもーん!

 一方、ナッツハウスの外には…。
「のぞみ、今日もいるかな?また何かやらかさなければいいけど…」

第1章 完
311名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 03:05:39 ID:fik21KDI
>>306の続き

それからのサツキは昼と夜、二つの顔を持つようになっていった。そしてそれにより、かつてないほ
ど忙しない毎日を送る事になっていった。
日中は教師として子供達の授業を受け持ち、放課後はソフトボール部の顧問として指導にあたり、
そして深夜には・・・水下の『患者』として個人診療を受ける日々。まさに激務といえた。並の女性な
ら精神に異常を来たすか、体力の限界により倒れて二度と立ち上がれなくなっていただろう。しかし、
サツキにとって不幸だったのは、彼女が並の女性より精神的にも肉体的にも遙かに強い人間だった
ことだろう。これまでの人生、幾多の困難を『ネバー・ギブアップ!』の精神で戦い、勝ち抜いてきたこ
とがサツキを強靭な女性に仕立て上げていった。
しかしこの夏、サツキの身に降りかかった災厄は、彼女の自我を少しずつ崩壊させていった。あのプ
ールでの悪夢から、まだ数週間しか経過していないのに水下の前で全裸になり跪くことに、なんの抵
抗もなくなっていった。彼女の言うとおりに振る舞い、嘲笑され、罵倒され、陵辱されることを、ごく日常
的なこととして受け止めるようになっていった。
私は『玩具』。お姉さまに悦んでもらうためだけの存在。お姉さまを退屈させないための道具。それが私
のこれからの生きる道。そんなどこか自虐的な意識が芽生えつつあった。
サツキが水下の呪縛から逃れられない理由が、もう一つあった。
身体が・・・疼く。水がゆっくりと時間をかけて湧き上がるとき立つ気泡のように、身体の奥深い箇所から
肉体をチリチリと刺激する疼き。サツキは、しばらく前からこの疼きに悩まされていた。それは時も場所も
選ばずに襲いかかってきた。自分の身に起こっていることなのに、彼女自身にはどうすることも出来ない。
ただ、じっと症状が治まっていくのを待つしかなかった。これのやっかいな所は疼いている間中、性的興奮
に近い反応が現れることだった。乳首が勃起し、股間は熱くなり蜜が染み出してくる。呼吸が荒くなり、汗が
噴き出す。どうにも堪えきれずにトイレに駆け込んで処理をしてしまうことも、しばしばだった。一人でいる時
はまだいい。これが授業中や職員会議の最中などは、ひたすら我慢するしかない。まさに生き地獄だった。
(私・・・病気なのかも?)
不安になって、水下に相談すると
「それはね、脱皮よ」
と、診断された。
わけが分からず
「脱皮・・・ですか?」
と、問い返した。
「そう。いまサツキの身体の中では、急激に子供から大人になるための変化が始まっているの。その変化の
度合いが余りに激しすぎて、肉体的にも精神的にも不安定な状態にある。それが『疼き』という症状になって
現れてきたのね。安心なさい。別に病気ってわけじゃない。これは良い兆候よ」
そう言われても、活火山のマグマのように始終吹き上がる性欲を抑え込むのは至難の業だった。ところが、水
下のそばにいるとこれが自然と治まっていくのだった。水下に見つめられ、触れられ、抱きしめられているだけ
で、不快な疼きは甘い陶酔に変わり痺れるような悦楽になる。水下がサツキの性欲の暴走を抑え、コントロール
し、最も効率のよい形にしてくれているようだった。
そうしている間に、サツキの水下への気持ちも徐々に変わっていきつつあった。最初は憎悪、侮蔑、恐怖、畏怖。
だが、いまでは憧憬、思慕、愛情へと。
考えてみれば、サツキにとって水下は性への導き手であり処女を捧げた相手でもある。潜在的に惹かれていった
としても、なんの不思議もない。

『教師』と『玩具』というサツキの二重生活は続いていき、それは学校が夏休みに入ってからも変わることはなかった。
312名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 10:47:38 ID:WuMQwTQG
満と薫のえろぱろ読みたい
313名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:39:09 ID:k5XAzWRK
薫舞が読みたい。
314名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 22:03:13 ID:2iGalQnR
りんとうららがのぞみの取り合い→二人がかりでレイーポなんて話が見たいです
315名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 23:37:08 ID:Ub5nPWgn
とりあえず、のぞみ受けが読みたいのです!!!
316名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 23:45:04 ID:srrgmeyb
じゃあ俺はこまち攻めが読みたい
317名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 00:00:09 ID:9qfHhtzj
取りあえず、自分で書いてみてはいかがでしょう?
318名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 00:02:55 ID:WuMQwTQG
さーせんそのとおり
319名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 00:04:20 ID:9qfHhtzj
いや、こちらこそ偉そうに申し訳ない。
でも、楽しいですよ。
320名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 01:00:06 ID:TVplgE9O
保管庫のこの作者にこんなのを〜みたいなリクエストならいいんじゃね?
見てるかどうか知らねーけど
321名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 01:12:38 ID:4udeBANJ
投下神の皆さんも、あくまで好意とか執筆欲求なんかの自発エネルギーを以て無償で書いてくださってるわけだから、誰彼にどんなのを〜なんてのは言いにくいんだよな(´・ω・`)
とりあえず希望を書いておくのは、書く気になった神が需要を把握しやすくするつもり……というかまぁ書いてもらうためなのだがね。

自分は朗読畑の人間なので、文章はからっきしなのだよorz


では、神降臨を期待しつつ寝る。おやすみノシシ
322名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 01:34:33 ID:el1LqLFS
ココのぞ保険室とか体育倉庫でチョメチョメとか
教師と生徒ベッタベタ展開なのがみたい俺は少数派か?
323名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 02:06:43 ID:4udeBANJ
そんなことはない!!!
自分もとても読みたいと思っているよ!!!


結局寝れなくて、過去のココのぞ回を見直して燃料補給中(´・ω・`)
324名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 09:25:10 ID:LntIrl9k
ナツこまのベッタベタなのも読みたい…!
325名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:33:47 ID:9qfHhtzj
>>311の続き

「みんなーっ、声出していこうーっ!」
夏も本番を迎えて、暑さはいよいよ激しさを増し、絶え間なく夕凪中のグラウンドを照りつけ続けていた。
しかし、子供たちのソフトボールにかける情熱はそれ以上に熱く激しいものだった。『打倒、黒潮中!』と
いう大きな目標が、彼女たちの闘志を駆り立てているのだ。
「もっと、ボールをよく見て。腰が引けてるよ!」
「一年生は今のうちに基礎をしっかり身に付けておいて。まずは、ダッシュ100本!」
「咲。ナイスピッチン! 本番でも、この調子で頼むよ!」
「もちろんナリッ!」
サツキがいちいち指図せずとも、子供たちは自分で判断し、練習メニューを組み立て、一週間後に迫った
強豪、黒潮中との練習試合に向けてのモチベーションを高めていっていた。サツキの病欠(?)による不在
が子供たちの自主性を促していったようだ。
久しぶりにグラウンドに立った日のことを思い出す。みんな、サツキのそばに駆け寄り嬉しそうな顔をしてい
た。泣き出す子までいた。
「先生、おかえりなさい!」
「わたしたち、自分たちで出来ることは自分たちでやります。だから、先生はあまり無理なさらないで。あっ、
日差しが強いですから早く日陰の方へ」
何も知らずにサツキを心配し、励まし、労わってくれる子供たち。まさに穴があったら入りたい心境だった。
(そんなんじゃないの・・・私は、あなた達の教師でいられるような人間じゃない。ごめんね。本当にごめんなさい)
教師失格の自分。それでもサツキは今日もグラウンドにソフトボール部の顧問として立っていた。現在の過
酷で歪んだ二重生活を送る上での、一服の清涼剤といえるものが、こうして子供たちと共に汗をかき泥まみ
れになりながら過ごす時間といえた。きらきらと輝く瞳。躍動する肢体。一時期の若者が持つ特権的な溢れ
んばかりのエネルギーの中に身をさらす事で、サツキは癒されていった。
(みんな・・・ありがとう。私、あなた達の先生でいられて本当に幸せよ)
しかし、その幸せな時間は、生徒のたった一言によってぶち壊されることとなった。
「先生、あの・・・」
「どうしたの?」
「メール、来てるみたいなんですが・・・」
「?」
ベンチのスポーツタオルの上に置いた自分の携帯電話。見ると確かにメールの着信ランプが点滅している。
(また、いつもの迷惑メールじゃないの?・・・)
いまは、何であろうと子供たちと共に過ごすこのひと時を邪魔されたくない。軽く眉をしかめつつ念のため送
信者を確認して・・・愕然とした。
(そんな・・・嘘でしょ・・・何故、今なの?・・・)
茹だるような暑さすら遠のき、サツキの背筋を寒気が走り抜ける。携帯を持つ手と膝頭の震えが止まらない。
信じられなかった。しかし、何度目を凝らして確認しても結果は同じ。メールの送信者は水下だった。しかも送
信されたのは十分も前。
あの水下を十分も待たせているっ!

326名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:39:12 ID:9qfHhtzj
>>325の続き

「先生、どうかなさったんですか?」
サツキの様子がおかしいので、さすがに生徒がいぶかしんだ。
思わず、その生徒に詰め寄り、
(何故、もっと早く教えてくれなかったのっ!)
と怒鳴りつけそうになり、慌てて口元を押さえる。とんでもないことだ。これは私一人の問題だ。彼女に責任はない。
「ううん、なんでもないのよ・・・そうだ、先生、用事が出来たからしばらく席を外すわね。みんなはこのまま練習
を続けて。いいわね」
自分が何を喋っているのかも判然としない。生徒たちに不審がられないよう、なるべくゆっくりと落ち着いてその場を
離れる。駆け出したい気持ちで一杯だったが、そうすれば確実に脚をもつれさせ転倒し・・・二度と立ち上がれそうもない。
これまで水下との『個人診療』は特別な指示が無い場合、深夜九時と暗黙の了解となっていた。今回のようにメール
での急な呼び出し一度もなどなかった。それ故、サツキは日中は教師としての活動に専念していられたのだ。
(ああ・・・どうしよう。油断してた。こんなことになるなんて・・・どうしよう)
水下は時間には特に厳しかった。そこには一切の言い訳の入る余地は無い。彼女はきっと嬉々とした表情を浮かべ、
サツキを折檻するだろう。それを思うと、悲鳴を上げそうになる。背筋がゾクリとする。職員玄関で靴を履き替えるのもも
どかしく、校内を駆け足でいく。階段で足を踏み外しかけて、ヒヤリとする。
(とにかく、謝罪しよう。どこまで効果があるか疑問だけれど、今はそれしかない・・・)
今回、これまでになかった事がもう一つ。いつもなら、『個人診療』を行う場所は水下のテリトリーである保健室であった。
ところが今回は・・・
ようやく扉の前に立った。メール文をもう一度確認し、目の前の教室のプレートを見上げる。間違いない。ここだ。しかし、何故?
教室のプレートには『2−B』と表示されていた。サツキの受け持っているクラスである。水下が早急に来るよう呼びつけた
場所がこのクラスであった。
心臓が張り裂けそうに痛い。冷たい汗が身体を伝い落ちる。口の中がカラカラになった。
窓は全てカーテンで塞がれ、中の様子は窺い知れないが水下がここにいることは間違いない。
震える指先で扉の取っ手を掴み引き開けた。ここで、一体どんな運命が待ち構えているのか?
「サツキです。・・・あの・・・失礼します」
327名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 17:20:16 ID:HSVS/8Ms
保守
328名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 20:09:05 ID:CGyFePxP
「はぁ…はぁ…大丈夫、のぞみ」
「はぁ…は…はぁ…うん」
かれん達と離ればなれになってしまったりんとのぞみ。
襲い来る鏡の化け物達を何とか凌ぎながらここまで来た。
「さっきはありがとう…助けてくれて…でも…皆とはぐれちゃったし…」
「何言ってんのよ、のぞみ。アンタがそんなのでどうするのよ?」
「…ごめんなさい…りんちゃん」
「あたし達はプリキュアなんだから、もっとしっかりしないと。ココやナッツ達も
あたし達を探してるはずだから……大丈夫、きっと合流できるよ。」
「うん…」
「そろそろ行こう、のぞみ。」
「りんちゃん」
「ん?」
「目の前がクラクラしない?」
「え……」
「身体が思うように動かせる?」
「の、のぞみ…?」
「そろそろ呂律が回らなくなってくると思うんだけど…どう?」
「のぞ……うっ…」
 拳を振り上げた瞬間、キュアルージュは倒れた。
「ふうん…呂律は回るのね。意識もしっかりしてるみたいだし……上出来かな」
「の…のぞみ…ま、まさか…ぐぅ」
「ふふふ…綺麗よ、りんちゃん。」
「……のぞみ!いや、アンタはのぞみじゃない!」
「いいえ、私は『のぞみ』よ……正確にはのぞみの黒い部分かな?」
のぞみはくすくすと笑いながらそう言うと、
「メタモルフォーゼ…大いなる深淵の力…ダークキュア・ドリーム」
 白いキュア・ドリームが黒い光に包まれ、もう一度変身した。
 それは確かにのぞみだった。そう、コスチュームが全て黒い漆黒のドリームであった。
「そ、そんな…!」
「鏡のクリスタルの力でのぞみの暗黒面を具現化されたのが私。素敵でしょ?」
「い、一体…いつから…本物ののぞみはどうした!?」
 りんは何とか起きあがり、言い放った。
 ダークドリームはきょとんとした顔をして首を傾げた後、ぱぁと笑った。
「あはは、やだなぁりんちゃん。私も本物の『のぞみ』だよ♪」
「ふざけるな!あ…ぐっ!」
 りんはもう一度、ダークドリームに向かって行こうとしたが一歩踏み出したところで倒れてしまった。
「ははは、無理無理。今のりんちゃんには私を倒すどころか指一本触れれないって」
「くっ…ちくしょ…」
「私が少しずつりんちゃんの体力を吸収していったの…どうしてだかわかる?」
「知るか!」
 のぞみはりんの前でゆっくりとスカートをめくり上げた。
 スパッツを突き破らんばかりの勢いで股間から何かが反り返っている。
「………!?」
「見て、りんのアソコにぶち込むチンポよ……素敵でしょ?」


映画とか見てないが妄想でインスタントで闇夢×赤の落書き。
闇キュアを希望してる人はこんなのでよければ書くけど…。
329名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 20:29:33 ID:WxhmdIIn
続き希望
330名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 20:31:20 ID:W+h5tEOW
>>328
むしろ逆。
ネタバレ含む?

「ちょ、ちょっとどこ触ってるの」
「知らないの?友達っていうのはこうやって友情を確かめるものなのよ」
「そう、なの?」
「そうそう。だから私に任せて…こうやってくっつけてね……」
「あ、あ、こんなの知らないよ…!」
331耳夫(330):2007/11/27(火) 20:34:07 ID:W+h5tEOW
つうかこれじゃどっちがどっちかわかんないか。
332名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 21:55:44 ID:TwkcdvQP
>>326の続き

なけなしの勇気を奮い起こして開いた扉の先には・・・。
いつもの風景。いつもの教室。そこには、誰もいなかった。人がいたという形跡すらない。
勇んで突入した分、拍子抜けしてしまったが安堵の息をつくには早過ぎる。恐怖が先延ばしになった
だけだからだ。
(どこへ行かれたの?・・・まさか、余りに遅いので怒って帰られたのかも?・・・)
それは最悪のパターンといえた。自分の命令を無視されたと思い怒り狂った水下が、どのような恐ろし
い報復に出てくるのか。考えただけで身が竦む。血の気が引いた。
(ああ、どうすればいいの? どうすれば?・・・)
目の前が真っ暗になって頭を抱え込む。絶望という言葉が現実的な重さを伴って、サツキの両肩に圧
し掛かってくる。そんな状態だったから、背後から音も無く忍び寄る影には、最後まで気付きもしなかった。
「ほうら、捕まえた!」
「ひっ、ひゃぁあ!・・・お・・・お姉さまっ!」
背後からまったく突発的に抱きすくめられ、サツキは仰天した。扉は閉じたまま。確かに教室には私一人
だけだった。一体どこに隠れていたのか?
「サツキったら、なんて声を出すの。耳が痛くなったじゃないの」
大げさに渋面をつくりながら、その左手はTシャツの布地越しにサツキの小ぶりな乳房を揉みしだいていく。
サツキの脳内のスイッチが『教師』から『水下の玩具』へと切り替わった。
「はああ・・・あの・・・お姉さま、今まで・・・どちらに?」
揉まれ、掴み上げられ、掬い上げられ、指先で微妙な振動を与えられ、巧みな愛撫で乳房はたちまち熱く
なり乳首の勃起がTシャツの上からでも、はっきり判断できた。下着類の着用は水下から厳しく禁じられて
いた。そのため連日の猛暑の中、重ね着をするわけにもいかず、サツキは始終人の目をきにしながら過ご
さねばならなかった。
「どちらにって、わたくしずーっとこの教室でサツキを待ってたのよ。一人で。ずーっとね。すっごく寂しかっ
たんだからぁ」
迂闊だった。肝心なことを忘れていた。水下に逢ったら真っ先に言わなければいけなかった事。
「ああっ! あの、あの・・・私、お姉さまからせっかくメールを戴いたのに、気付くのが遅れて・・・部活動に夢
中になっていたものですから・・・本当にもうしわ・・・ウゴォッ!」
謝罪の弁を述べていたサツキの口に、今度は右手の中指、人差し指、薬指が差し込まれてきた。侵入した指
三本はグネグネと縦横無尽に蠢き、口の内部を犯しはじめた。突然の行為に息が詰まりそうだったが、何とか
それを迎え入れるべく、歯を立てないよう注意しながら舌を指に絡めて行く。
両手で犯しつつ、サツキを抱きかかえたまま水下は近くにあった生徒用の椅子に腰を下ろした。サツキは小柄
で体重も軽いせいか、それほど苦にはならない。
口の中の指は挿入された時と同様、唐突に引き抜かれた。ズボッという音と共に溢れた唾液が顎を伝い、指と
唇の間に糸を引いた。急に呼吸が楽になり、深呼吸を繰り返しながらニ、三度咳き込んだ。
「・・・お姉さま。私いま汚れてますから・・・」
直前までグラウンドにいたため、サツキは汗と埃にまみれていた。水下の身体や衣服まで汚しかねない。遅刻し
ただけでも一大事なのに後々、これ以上の折檻のネタを造りたくはなかった。
だが、水下は意にも介さずに
「構わないわ。わたくし、サツキのエッチな匂い大好きですもの」
そう言って、首筋に舌を這わせ耳を噛んだ。
「ふうっ!、くっ・・・あの、こんな時間に呼び出されたのって・・・何かご用が御ありだったんですか?」
「今日のサツキは随分おしゃべりね。別に用なんてないわ。ただ退屈だったから、ひまつぶしの相手をしてもらおう
と思っただけよ。それとも、迷惑だったかしら?」
「いいえ、そんな! わたしもお姉さまに逢えてうれしいです」
「本当にぃ?」
勃起した乳首を指先でグイッと押し潰す。
「ああっ、嘘じゃありません! 本当に、本当に,嬉しいです!」
「本当か嘘かは、身体に直接訊いてみましょう」
唾液まみれの右手の指が、トレーニングパンツの中へ潜り込む。パンティを穿いていないので、容易に女陰に触れら
れた。乳房の愛撫と口への指戯だけで、こちらは準備万端の状態だった。上の口の次は下の口へ。唾液と蜜液の二
重の潤滑効果であっさりと秘裂への挿入を許してしまう。上の口と同じように指を蠢かさせ内部の襞肉を柔燐しながら
膣外の親指の腹で、充血した陰核を擦る。
一方、左手はTシャツを捲り上げて乳房を剥き出しにさせ、硬く尖った乳首を指で挟んで弄ぶ。
333名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 22:05:39 ID:TwkcdvQP
>>332の続き

「あらあら、これじゃぁ大喜びしてくれてたのは疑いようがないわね。ごめんねぇ、サツキ。あなた
のこと、信じてあげなくって」
それどころではなかった。間断なく責め続けられ、嬲り続けられ、サツキは恍惚の境地にあった。
腰が浮き上がり、身体を弓なりに反らせて、喉からはヒューヒューと空気の漏れるような音が出て
いる。もう、喘ぎ声さえまともに出せずにいた。
(ああ・・・イキそう・・・)
血が沸騰し、頭の中を閃光がはしり真っ白になっていく。絶頂を登りつめ喜悦の雄叫びを上げよう
とした、まさにその瞬間、窓の外を子供たちの声が通り過ぎていった。今更ながらに思い出す。こ
こは教室からも職員室からも離れた位置にある深夜の保険室ではない。夏休みとはいえ部活動な
どで、あちこちに子供たちの存在する校舎の、しかも自分が担任を務めているクラスの教室なのだ。
いつ生徒や他の職員に見つかってもおかしくはない。
急速に身体から熱が引いていった。ここは危険だ。時間と場所が悪過ぎる。しかし、それでも水下は
指戯を止めようとしない。却ってますます激しく巧みなものになっていく。
感じちゃいけない。しかし、サツキの中のマゾの血が自身の願いを裏切っていた。こういう追い詰めら
れた状況だからこそ、燃え上がり昂ぶっていく淫靡の炎。こうなっては、サツキにもどうしようもない。
(あああ・・・お姉さま。いまは堪忍して・・・)
また子供たちの声がした。なにか熱心に歓談しながら、こちらに近付いてくる。サツキは歯を食いしば
って、彼らが通り過ぎていくのを堪えて待つしかない。
(早く・・・早く向こうへ行ってちょうだい)
不意打ちだった。女陰を犯していた指が引き抜かれ、そのまま尻の方に這い進み、蜜液と唾液でベト
ベトになった人差し指が肛門に一気に打ち込まれた。第二間接まで挿入された指が直腸を抉る。何度
か浣腸調教を受けたため、サツキの肛門はひどく敏感なものになっていた。背筋を電流が駆け抜けて
いった。
カァッと目を見開き、思いがけずに
「ヒィック!」
と、しゃっくりのような嬌声があがった。
一瞬の静寂。そして窓の外で声がした。

「ねえ、いま何か変な声がしなかった?」
334名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:49:17 ID:h78sTBWj
とある土曜日の午後。
ナッツハウスには平穏な時間が流れていた。

本を読みながらレジに立つナッツ、商品をみがいているミルク、二階のソファーで談笑するココとのぞみ。
他の面々は各自用事があり、来るのが遅くなるとのことである。

「でねでね!この間のテスト頑張ったでしょー?そしたらやたら眠くなっちゃって、朝ふとんから出るのが辛くなっちゃったの。やっぱり無理しすぎたのかなー?」
苦笑いをしながら欠伸をするという器用な真似をするのぞみ。
「それは勉強のせいじゃなくて、寒くなってきてふとんの中と外の温度差が広がったからだココ。どうしても眠いときは、昼間とかの気温が高いときに寝れば良いんだココ!」




まで妄想した。
一緒にお昼寝にしたいのだけど道は遠い……!
しかし携帯は打ちにくい(´・ω・`)
335328:2007/11/28(水) 23:04:28 ID:ox9+aBaT
闇夢×キュアルージュ
映画設定無視
ルージュ陵辱
フタナリ
のぞみファン、りんファン注意

「な…お、お前…そ、その身体…」
「んふふ…気持ち悪いでしょ?当然よね、女の身体に男のチンポがついてるんだから」
ダークドリームはくすくすと笑い、そそり勃っている肉棒を扱きながら倒れているりんに近づいていった。
「そんな…なんで…女の子の身体に」
「言ったでしょ?私は『のぞみ』の負の部分なの。貴女の知ってるクソバカで鬱陶しい幼馴染みじゃない。
のぞみの怒り、妬み、憎しみ、淫欲…そう言ったパーツで構成されたのが私。つまりね…その私にコレが
ついてるっていう事はのぞみは大好きなりんちゃんとセックスしたいって事なのよ。
自分にチンポが付いてればりんちゃんを犯して犯して犯しまくってりんちゃんの中に射精できるって…
そう思ってるみたいね。あんな顔してるけど、りんちゃんの親友はとんだ変態さんなの。ごめんね。」
「…くっ…う、ウソだ!のぞみはそんな事は思ってない!あたしの知ってるのぞみは―――」
「どうしょうもない程バカで、役立たずで、鬱陶しい、ハエみたいな存在。それでも一緒にいてあげるのは
……いいえ、それでも『近くに置いてあげてる』のはアレがあった方が自分が際立つから、
自分の方が優秀で可愛く見られるから、そう……自分を引き立ててくれる悪い見本だから」
「や、やめろ…やめろやめろやめろやめてええ!」
「あははは、図星?今の図星?図星だったのォ〜?りんちゃんってばひっどーい」
 けらけらと笑うダークドリームにりんは唇を噛みしめた。
「さ…そんな悪いりんちゃんは、のぞみのチンポで懲らしめて上げなきゃ。大好きなりんちゃん……」

『漆黒から生まれた夢』

「はァはァ…んふ…ん…」
動かないりんの身体を舐め回すようにダークドリームは舌を這わせた。
頬に首筋に額に。が、りんはキッとダークドリームを睨みはき捨てるように言った。
「あ、くぅ…あ、あたしに触るなっ!」
しかしダークドリームはその台詞を捨て置き、りんの尻に両手を這わせ 頭を股に突っ込んだ。
「んふ…そう…あふ、いい匂い…んあ…ね、りんちゃんのお尻とっても柔らかい…指が沈むのよ」
ダークドリームはキュアルージュのスパッツを太腿までずらし、下着に覆われた尻を露出させた。
りんの引き締まった、それでいてぷりっとした思春期特有の丸みを帯びた尻に指を食い込ませ、
ぐにゅぐにゅといやらしく形を変形させながら揉みし抱いていく。
嫌悪感と羞恥心にりんは動かない身体を揺さぶり、叫び続ける。
「や…あ…やめろ!は、離せ!離せぇぇ!」
ダークドリームはとろけたような表情でりんのスパッツをさらに下げ、鼻を股間に押しつけ匂いを嗅ぐ。
336328:2007/11/28(水) 23:05:48 ID:ox9+aBaT
「あはァ…ふん…とってもとってもいい匂い…ね、ね、りんちゃんのオマンコ嗅ぎながら
チンポ扱いていい?ね、扱いていい?いいよね…んん、チンポで抜いちゃううう」
言うが早いかダークドリームはシュシュと肉棒を片手で扱きはじめた。
「や…やめろ、く、くうううう〜〜!」
股間に鼻を押しつけるダークドリームの頭部に満足に動かない腕を伸ばそうとするりん。
が、その腕を取り、上気した顔をあげダークドリームは言った。
「ダメ…私、決めたから。りんのマンコに最低でも4回は射精するって」
「な…何を言って−−−」
「知ってる?『のぞみ』ってばオナニー大好きなのよ…一日に最低5回はするの。
オカズは、りんとうららとこまちさんとかれんさん。それに人間になったココとセックスしてる場面を
想像しながら指で激しくオッパイ揉んでマンコに指を抜き差しするの。
毎朝、その手でりんちゃんにタッチして『おはよ』って平気な顔して言ってたんだ。すっごいよねぇ?」
その不気味な笑みを浮かべるダークドリームにりんは背筋を震わせた。
「う、ウソだ…そんな…のぞみが…そんなことするワケない!」
「りんちゃんも『のぞみ』に負けないくらいオナニーするよねぇ?一日に三〜四回くらい?
オカズは男子のサッカー部の部長だっけ?それとも陸上部の先輩?ひょっとしてバスケ部?」
指折りしながら数えるダークドリーム。その口からは卑猥すぎる単語が吐き出されていく。
その単語に強烈な嫌悪感をむき出しにし、りんは言った。
「う、うるさい黙れ!言うな!そ、それ以上言うな!」
くすくすと笑うダークドリームは下着に覆われたりんの性器に鼻を押しつけ、言った。
「そう…ん…すうう…はぁぁ〜…そうなの。じゃありんのオマンコの匂いかがせてね」
「…お、お前なんかに…お前みたいなヤツにこれ以上、汚されるくらいなら―――」
りんが泣きながら叫んだ瞬間、ダークドリームの手が口の中に突っ込まれた。
「ぐううっ!」
「ダメよ」
ダークドリームの冷徹な眼。その歪みきった暗黒に染まった双眼にりんは 戦慄した。
「せっかく手に入ったりんちゃんだもの…使えなくなったら困るのよ。」
「んぐぅううっ!」
静かにいいながらダークドリームは特製の皮でできた口枷をりんの口に装着していく。
それは付けられた者の意志とは無関係にフェラチオを行うことのできる凶悪な枷であった。
「りんちゃんは私の肉穴なんだから。余計な事は考えちゃダメだよ?ね?」
「んぐううううっ!」
口を閉じれず、言葉にならないりんの叫びが響き渡った。

328>>普通はりんが責めでのぞみ受けだったのか。スマソ。
337耳夫(330):2007/11/28(水) 23:29:11 ID:QeuLQg2E
俺も需要があるなら書きたいな。
338名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:42:30 ID:W9FtlVO8
>>335-336
GJ!

>>337
YOU投下しちゃいなよ
339名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:33:00 ID:QkvT2PDy
>>337
映画の設定準拠ならやっぱり桃と闇桃で読みたい
340328:2007/11/29(木) 18:18:52 ID:2hh19zai
「じゃあ、のぞみのチンポを舐めてね?」
「んぐんぐんぐうう!んぐううううっ(やだやだやだ!やめてええええ)!」
 ずぶっとダークドリームはキュアルージュの口の中に肉棒を突き入れた。
 図らずも舌が亀頭に触れ、口内の暖かい熱にダークドリームは歓喜の声を上げた。
「あはあああ…気持ちいい…りんちゃんの舌絡まって…ほっぺの壁がのぞみのチンポの先を…」
「んぐんんん、んうううううっ!(やめて、いやああ、やめてえええ!)」
 キスすらしたことのないりんが猛り狂った肉棒をその口につっこまれたのだ。
 口内で暴れる肉棒の先端からは先走り汁が漏れ、生臭い液がりんの喉を犯し、鼻を麻痺させた。
「いいよ、いいのォ…もっともっと舌を絡めてりんちゃん…」
「ふぐっ!ふんんんん!ひょんひゃにょ……(いやだ!いやあああ!こんなの…)」
「あっ…くうう…ダメ、もう我慢できないよォりんちゃん、のぞみね、のぞみね、射精しちゃうの!
だから飲んで、のぞみのミルクシェイク飲んでええ!」
 ダークドリームがキュアルージュの頭を掴み、腰をかがめた瞬間、
ぶびっ、どぶりゅううううびゅるるるる―――
「ん、んはああっ、出る!出るううう!のぞみのチンポからすごいの出てるウウウ!」
「はっ、はぐううううっんぶんぶうううう!」
 声にならないキュアルージュの叫び。瞳がカッと見開かれ、枷と口の隙間からドロドロの白濁液が
 漏れていく。ダークドリームは眉を潜め、口を横一文字に結ぶと、んっ、んっと腰を突き出し、ぶるぶる
と断続的に痙攣を繰り返した。
「ん、んんん…は…はァ…最高だったよりんちゃん」
 ずりゅううとりんの口から萎えかけた肉棒を引き抜いたダークドリーム。
「んぐ…んぐう…おぇ…ゲホッゲホッ…んぶッ…」
 りんが口に放たれた精液を吐き出した。が、枷がそれを邪魔しているのだろう、
 その量は微々たるモノだ。そんなりんを押し倒し、ダークドリームは陵辱を再開させた。
341328:2007/11/29(木) 18:19:55 ID:2hh19zai
「はっん…は…りんのパンティー…りんのオマンコの匂い…んふはっはっんはっはうっ!」
指で下着をずらし、ダークドリームはりんの秘部への愛撫を再開させた。
「ん…んん…んあああ(あっ…はぁ……や、やめろ)」
舌で秘口を開き、女性器特有の刺激臭を胸いっぱいに吸い込みながらしゃぶりつく暗黒の夢。
その光景は言葉にならない程、淫靡で背徳的だった。
「ペロペロしてあげる…ちゅんちゅ…んん…ちゅるちゅる…チュウウウウウ」
「んんん〜っ!(はっあう)」
秘部に口をあて、染み出してきた愛液を音を立てながらダークドリームは吸った。
次から次へと染み出してくる愛液はいつしかりんの下着を湿らせ、秘部を緩める。
「はんっあああ…お尻お尻に指沈むのぉぉ…ね、いいなコレ、いいなコレ…
りんちゃんのお尻ちょうだぁ〜い」
ダークドリームはりんを俯せにさせると、スカートを捲り上げ、ぷりんと震える桃尻をあらわにさせた。
そして背後から抱きつき、尻たぶの丘陵に両手を押しつけ、ぐにゅぐにゅと滅茶苦茶にこねまわす。
「このお尻…柔らかくって…丸くって…とってもスケベなお尻」
ダークドリームはりんの背をナメクジがぬるっと這うようにぴったりと密着させた。
「んふ…んふんふんふあ!(や、いや…いやいやあ)」
「はあああステキ、りんちゃん、のぞみとオマンコして、ね、ね?このチンポでりんちゃんの
処女もらっちゃうね」
「んぐっ!?(なにっ!?)」
そのダークドリームの台詞にりんは後ろを振り返ろうと頭を上げた。
直後、ダークドリームの手によって地に叩きつけられた。
「ふ…ん…あは」
「はー…はー…ん、ん…入れた瞬間に射精しちゃいそう…ん、んうううう」
ダークドリームは甘い吐息を漏らしながらぷりんと震える桃尻の下、膣口に肉棒の先端を定めた。
そして間髪入れず、全体重を掛け、ねじ込んだ。
ずぶっ、メリメリメリッズブズブッ!!
「んぐああああああああっ(いやあああああっ!)」
342328:2007/11/29(木) 18:21:42 ID:2hh19zai
りんの絶叫、その激痛から逃れようと滅茶苦茶に身体を動かすが
ぴったりと張り付いたダークドリームは 離れない。
恍惚とした表情を浮かべ舌で唇を舐め、ぷるぷると小振りな尻を震わせた。
「んんんぁ…んおおぁっ………し、しまるの…りんのマンコ…私のちんぽくいちぎられちゃううう」
異物を吐き出そうとぎりぎりと括約筋がダークドリームの肉棒を締め上げる。
りんが運動部であるだけにその締めつけは半端ではない。
「こ、これがりんのマンコ……気持ちいい…気持ちよすぎるのぉ!」
ダークドリームは甘くわななくと、パンパンパンとりんの尻肉に肉棒を打ちつけ始めた。
「いぎあぐいぎあいぎいぎあっ(いたいいたいいたいいいっ!)」
激痛に涙を浮かべながらりんは苦悶の声をあげる。
赤い瞳に涙を浮かべ、髪を振り乱し藻掻き続ける。
「はあっはああっんぐんぎ…しまるしまりゅうううっ!りんのお尻いいいっ!あはああああっ!
のぞみ、のぞみ、りんと交尾、交尾、交尾してるううのおお!」
りんから離れまいとしっかりと腹部に両手を回し、ダークドリームは桃尻の尻たぶに叩きつけるように
して突き上げる。その度に尻たぶはぷるぷると揺れ踊る。
その光景はまるで野良犬の荒々しい交尾のようだ。
「ぎい…ぐお…ぐぅ…おおおおっ(や…痛…あぐ…やあああっ!)」
尋常ではない痛みと屈辱のあまり、一突き、一突きの瞬間に気が触れれば
どんなに楽だろうとりんは思った。 が、プリキュアとしてキュアルージュとしての
情熱がりんの正気を保たせているのはあまりにも皮肉だった。
「いいのいいのっ!ケツ穴マンコ、気持ちよしゅぎるのぉ!イクの!イクのっ!」
ダークドリームの叫びと動きがより高く激しくなった。
膣に打ちつけられる肉棒がぶるぶると小刻みに震え始めるのをりんははっきりと感じ取った。
「いひゃいひゃああ…いいああ(いやああやだやだ…ああああっ!)」
「りんのケツ穴マンコでダークドリーム、おもいいきいり射精、射精しちゃうの!」
「んぶぶっんんん…んんっ!(だ、誰かっ!たす…あぎい!)」
いくら叫んでも、助けを求めてもこの背中の化け物の嗜虐心を煽るだけだと解っていてもりんは
叫ばずにはいられなかった。叫んで叫んで叫び続けなければ本当に気が狂ってしまいそうだった。
「あん!…もう…もうダメ!でるのでるのっ!私のおちんぽからびゅぅぅってびゅうぅぅって射精しちゃうのあ」
ダークドリームの舌っ足らずな声が、りんの叫びがあまりに淫らな交配の終局を告げる。
「んぶぶっんんん…んんっ!(いやっ!いやあ…いやああっ!)」
「んぐあひいい…すごいのすごいのあっあっあ!ちんぽでる!ちんぽでる、でりゅううっ!」
「んぶあああああああっ!(いやああああああああっ!)」
ぶびゅるっびゅるるるるるるびゅるびゅるびゅる…びゅつ…びゅ……びゅ……
肉棒の先から魂まで吐き出されそうな射精絶頂の快感にダークドリームは折れるぐらいに
背を仰け反らると、りんの尻に腰を 密着させその膣にため込んだ精子をぶちまけた。
「んっ…うっん…ん…」
眼をつむり、まだ肉棒に残る精子を断続的に射精し、余韻にひたるダークドリーム。
「…んぶ…うぐ…あぎぐ…(いや……いや…いやああ)」
「んんっ…あは…はぁ…はひ…は…」
一頻り絶頂の余韻を絞り尽くしたのかダークドリームはりんの膣から萎えかけた肉棒を抜いた。
ずゅるる……という音と共にどろりと逆流してきた白濁液がりんの膣から鮮血と供に流れ出す。
ぶぴっ…びゅるる…びゅうば……
それは太腿をつたいキュアルージュの股を白く濁した。
「はぁ…はあ…しゅごいのぞみ…のぞみの射精…こんなに出たの…でたの…んふふふっ…」
「くぅう…うう……っぐ…んん…ん……」
りんは屈辱感に押しつぶされながらすすり泣いた。
その姿に満足したのかダークドリームは肉棒をしごき始めた。
「まだまだ…足りないよ。のぞみがちゃんとオマンコして妊娠させてあげる…ね、りんちゃん」
END
343名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 18:52:10 ID:GAq0eClF
GJです。
おれ、オマンコってかけないなぁ。
344名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:33:38 ID:lahFm4N5
>>328
乙です
345名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:35:35 ID:CpS6mZH4
>>335-336
>>340-342
GJ
>>337も期待
346カブキマン ◆koKtENJK1Q :2007/11/29(木) 23:59:15 ID:cIwpnGGo
以下ココのぞノーマル
本番無し微エロ注意
347とろりんシュークリーム1/5:2007/11/30(金) 00:00:55 ID:RiRHDpZV
「ねえココ。ふぇらちおってなに?」
「…………」

ナッツハウスの自室で採点していたら、のぞみがやってきた。
そして静かだったこの部屋に、いきなり核クラスの爆弾を落としてくれた。
「……どこでそんな言葉を?」
「増子さんに知ってる?って聞かれたの」
「なるほど。あの新聞部は明日職員会議にかけるとして、それでのぞみはなんと?」
「知らないって言ったのに答えを教えてくれないの」
「そっか……知らなかったのか」
「ね。教えて」
「りんに聞いてくれ」
「りんちゃんがね、ココに聞きなさいって」
しまった、先手を打たれたか。
僕は今ごろゆうゆうとお菓子でも食べてるであろう、りんの顔を憎々しげに思い浮かべた。
「じゃあ、うららに聞いてくれ」
「のぞみさんが大人になったら教えてあげますって」
「じゃあ、こまちに……」
「真っ赤になって走って逃げちゃった」
「じ、じゃあ、かれんに……」
「聞いた事もないって」
「じ、じゃあ……」
「知ーりーたーいー!」
しまった、答えをはぐらかしていたら、好奇心が我慢の限界を迎えてしまった。
ああもう、子どもみたいに手足房をバタつかせて……。
「いやこの場合、子どもの方がなんぼかありがたいんだが」
「なんの話?」
「あ、いや、なんでもないよ」
「それより教えてよ。もしかして、ココも知らないの?」
首を傾げて僕の顔を見るのぞみの表情は、純粋そのものだった。
うっ、そんな無垢な瞳で見つめられると……自分が悪い大人みたいじゃないか。
「いやまあ、はは……そうなんだ、実は知らないんだ」
「ふ〜ん、ココも意外と物を知らないんだね。ダメだよ、国語の先生なのに」
ふんがー。まさか、のぞみにダメ出しをされるとは思わなかった。しかもこんな事で。
でも、とりあえず危機は脱した。あとは違う話題に持っていてやり過ごそう。
「あれっ? もしかして、採点してるの?」
と思ったら、都合よく向こうから話題を変えてくれた。
「うん、この間の小テストのね」
「わっ! 私、頑張ったんだあ。ねえねえ、何点だった?」
「こらこら、返すまで見ちゃダメだよ。他の子の答案もあるんだから」
「いいじゃない、私のだけ見せてよ。ねえ、ココ〜」
「こ、こら、ダメだって!」
遮ろうとしたら、のぞみがじゃれつくように机の上に手を伸ばしてきた。
それを抑えようとして、のぞみの手を握る。
348とろりんシュークリーム2/5:2007/11/30(金) 00:02:17 ID:RiRHDpZV
「あ、邪魔しないでよ! もう、私とココの仲でしょ」
「どういう仲だよ。公私混同するなって言ったのはのぞみだろ?」
「いいの! 私だけは特別!」
「こらーっ! 何が特別なんだっ!」
押し合いへし合いしていたら、のぞみが圧し掛かってきた。
イスに座っていた僕は、危うくバランスを崩しそうになる。
「う、うわっ」
「キャッ」
僕の体を起こす動きと、のぞみの体を引く動きが重なって、そのままドシン!と後ろに倒れる。
「っつう〜……」
「あででで……」
気がつくと、僕の体の下でのぞみが頭をさすっていた。
って、この態勢は……。
さっきまであんな話をしていたせいで、余計な考えが頭をよぎる。
「いたたた……ココ、大丈夫?」
いや、脳内があまり。
その返事を飲み込むのと同時に、僕の頭の上に何かが落ちてきた。
「あっ、これ! 私のテストだ!」
「えっ?」
見上げようとする前に、のぞみの手がいち早く僕の頭の上から紙片を奪い去る。
「あっ、コラ! 見ちゃダメだって……!」
「わっ! 私、70点! また70点代だ!」
が、僕の声を無視してのぞみの表情がぱっと明るくなる。
「ね、見て。70点! 二回目だからまぐれじゃないよね」
「あ、ああ、そうだな」
「えへへ、ココのテストで70点……嬉しいなあ」
「まあ、よく頑張ったな」
「うん……ココに誉めて欲しかったから」
そう言って、テストを見つめる彼女の目が嬉しそうに細まった時、僕の中で何か切れる音がした。
「あ、あのね、のぞみ……さっきの話だけど」
「うん? さっきの? 何だっけ」
「さっきの増子さんの……」
「ああ、あれ! 何々? 教えてくれるの?」
「その……こういう……」
僕はずっと握っていた彼女の手に込める力を、ぎゅっと強めた。
僕もそれなりに恥ずかしいけど、彼女の純粋さを見てると、落ち着いてくる。
「ほへ?」
「こういう事」
「え? こういうって……」
みるみるのぞみの顔が赤くなっていく。
強く握られる手と、少し近付いた僕の顔で、ようやく彼女も気がついたみたいだ。
349とろりんシュークリーム3/5:2007/11/30(金) 00:03:13 ID:cIwpnGGo
ああ、もう鈍いんだから……。
「こ、こういう事って……どういう、事……?」
「こういう繋がりの上にある事」
「へっ? そ、そうなんだあ……あはははははは」
のぞみは笑ってごまかそうとしたが、僕はそのまま彼女の首筋に顔をうずめる。
「ひゃっ!」
息を吹きかけられた彼女は、くすぐったそうに体を強張らせた。
自分の動きにのぞみの体が反応する事がたまらなく嬉しい。
「こ、ココ、くすぐったいよ……」
「うん、くすぐってるから」
「そ、それに、ちょっと……」
「どうしたの?」
「恥ずかしいよ……」
のぞみが僕の下で、膝をきゅっと合わせるのが分かった。
赤みの差した顔に、少し戸惑うような表情が浮かぶ。
っていうか、かわいすぎる。
「うん、恥ずかしい事してるから」
「ええっ!?」
「どうしたの?」
「は、恥ずかしい事なんだ……」
のぞみの目が困ったように視線を僕から外す。
だけど、僕のシャツを握るその手は、僕を押しのけようとはしなかった。
これってずるいのかなあ……。
僕はそのまま彼女のキャミソールの裾に手を忍ばせる。
「ま、待って! わ、私……」
「嫌かい?」
「う、ううん、ココ、ならいいの……私……」
本日二度目の何かが切れる音がする。
っていうかさっきから、ぶちんぶちん色んな所が頭の中で切れまくってる。
くも膜下出血で死ぬんじゃないかってくらいだ。
「でも、その前に……ココ、の気持ち……まだ分からないから……」
「のぞみ……」
「…………」
「僕はのぞみの事……好きだよ」
「好き?」
「うん」
「どういう風に?」
「ど、どういう風? え、ええと、とっても好き」
「それじゃ分かんない」
「南無八幡大菩薩、我が嘘偽り申さばこの世のあらゆる災厄に見舞われん事お約束いたします。御照覧あれ」
「なんか嘘くさい」
「のぞみだけが好き」
「私だけ? ホントに?」
「うん。のぞみしか見てない」
「だってココって皆に優しいから……」
「皆に優しい僕は嫌い?」
「ううん、好き……」
ぐじっと何かをすする音がした。
な……泣いてる?
350とろりんシュークリーム4/5:2007/11/30(金) 00:04:26 ID:RiRHDpZV
「の、のぞみ? 怒ってるのか?」
「違う……」
彼女が小さく首を横に振った。
「だって、ココに私の事独り占めして欲しいんだもん……」
「のぞみ……」
「私はココだけのシンデレラだもん」
「のぞみ」
そこで完全に全部の血管が切れた。死ぬな、これは完全に死んだ。
死ぬなら想い残す事がないようにしておこう。
僕はのぞみの服の裾から手を入れると同時に、彼女の背中をそのまま抱き締める。
「こ、ココ!?」
「大丈夫。僕はのぞみしか見てない」
「ココ……」
「本当だよ」
声を塞ぐように、首筋を軽く歯で挟む。
のぞみがまた、震わせるように身を固くした。
今度はただの体の反応ではなく、明らかに体の内に熱を込めて。
「のぞみ……」
「ま、待って!」
「ん?」
そのままのぞみの正面に顔を持っていったら、手で顔を押さえつけられた。
あれ? なんかちょっとショック……。
「ご、ゴメン! あの、ね。ココなら何をしてもいいけど……キスはちょっと待って!」
「え? 普通順番が逆じゃないか?」
「お願い、あと少しだから……もうちょっとだけ待ってて」
なんだろう。とりあえず、完全に拒否された訳じゃないみたいだ。
ちょっと腑に落ちないけど、のぞみがそこまで言うならキスは我慢しよう。
代わりに、キャミソールをめくるように差し入れた腕を徐々に胸元まで上げていく。
「こ、ココ……恥ずかしいよ……」
「だから、恥ずかしい事をしてるんだってば」
「分かってるけど……!」
ぽかぽかと頭を叩かれる。ははは、のぞみの力はかわいいなあ。
あんまりかわいいから、もう片方の手を使って、完全に胸元まではだけさせてしまった。
「あうっ! み、見ないでっ……」
「それは無理だよ……」
薄いピンクのブラを手で包むと、思ったより弾力のある感触が伝わってきた。
のぞみ……その、結構……あるんだな……。
その感触を更に確かめるように、手に圧力をかける。
「んっ……」
「くすぐったい?」
「えと……そんなでもない……」
「そっか」
不安そうに胸元を見つめるのぞみの頭を撫でて、額に軽くキスをする。
いつもは守られてばかりだけど……今は僕が彼女を守りたい。そう思った。
351とろりんシュークリーム5/5:2007/11/30(金) 00:05:19 ID:cIwpnGGo
「のぞみ……好きだよ」
「う、うん……嬉しい」
両手をブラジャーの下から持ち上げるように、リズムに合わせて胸を揉んでいく。
まだ心配そうに見つめてるのぞみにイジワルがしたくて、親指を胸のある一点に合わせた。
その部分を揉む動きに合わせて、軽く掻いてみる。
「んっ」
小さな息をのんで、のぞみが目をつぶった。
反応したのが分かったらしい。驚いたように僕の指を見る。
「こ、ココ、そこ……」
「なんだい?」
僕は分かっているけれど、彼女のそこを弄るのを止めない。
親指をクニクニと動かして刺激を与える。
「んっ、んっ……こ、ココ……」
「なんだい?」
「な、なんか……くすぐったい……」
「くすぐったいの?」
「……のとも、ちょっと違う……から、変、な感じ……」
のぞみが口に手を当てて僕の手の動きを見つめる。
僕は彼女のブラの紐に指をかけ、肩の下へと落とした。
「あっ! こ、ココ……! 見えちゃうよっ……!」
「見たいんだ、のぞみの」
「ああうっ……は、恥ずかしい……よ……」
顔に手を当てていやいやをするのぞみだが、僕は片方だけで己を支えている、彼女のブラジャーに再び指をかけた。
「のぞみ……」
「は、恥ずかしいよっ……!」
その紐を肩から落とそうとした時……。

「ただいま」
階下で無愛想男の声がした。
慌ててブラを着け直すのぞみ。そして何故か元の姿に戻る僕。
「シュークリーム買ってきてやったぞ」
そして奴が部屋に来る頃には、なんとかのぞみの身支度も整っていた。
「ん? のぞみも来ていたのか」
「あ、あははー。どうも〜」
「ココは……ほら、シュークリームだ。感謝しろ」
誰がするか。
出来る事ならこいつの喉元に手刀を突き刺してやりたい。心からそう思った。
「で、二人で何をしていたんだ? なんだか散らかっているが」
「な、なんでもないよ! ちょっとココに質問しに来ただけ!」
「何を聞きにきたんだ?」
「えっと、ふぇらちおって……」
「そ、そういう事を聞いちゃダメココー!」
「あっ、そっか」
慌てて口を押さえるのぞみを見て、ナッツは一瞬不審そうな目をしたが、すぐにいつもの落ち着きを取り戻してこう言った。
「陰茎を口に咥えて愛撫する事だ」
僕は元の姿に戻って、心置きなく奴の喉に手刀を突き刺した。
352カブキマン ◆koKtENJK1Q :2007/11/30(金) 00:06:54 ID:cIwpnGGo
なんでころころIDが変わるのか、分かる人がいたら教えて下さい。
ココ視点だから、皆の見たいココのぞとは違うかもねー。
では、股。
353名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 01:20:12 ID:bHACnACi
GJ!
ミルクの役割がナッツにww
354名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 06:20:52 ID:6lJ5Gcos
うぁぁぁぁ!
キターーーー!
ネ申キターーーー!

いいもの読ませて頂きました。GJ!

ナッツ、酷スギw

355名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 17:41:26 ID:/UGoNxW1
ヒィィー!!!
のぞみ可愛いすぎるwwww
ニヤニヤキュンキュンしちまったじゃねーかw
GJ!!!
356名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 01:52:34 ID:EB84vyUe
>>352
GJ!

0時近辺はシステムの問題で前日のIDと当日のIDが
入り交じるらしいよ
357名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 08:30:35 ID:072/rOB5
>>352
GJ!最高すぎる
これはクリスマスが楽しみだwww
358名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 21:27:38 ID:KVRDMkn8
ああああああああ………GJ!!!
百回読み返した!!!
359名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 22:51:18 ID:tgLTSUHe
>>333の続き

「どうしたの?」
「いや、いま確かに動物の鳴き声みたいな音が、すぐ近くでした気がしたんだけど・・・」

(おしまいだ。おしまいだ。おしまいだ。おしまいだ・・・)
水下の虜囚となって以来、何度も味わった絶望。しかし、この瞬間ほど切羽詰った思いはしたことが
なかった。窓はカーテンで塞がれているとはいえ、ほんの少し扉を開けば全ては露見してしまう。教師
が教師に陵辱されている不道徳極まりない行為など、どう筋道立てて弁解しようにも言い訳にすらならない。
(私の教師生命・・・いや、これまで築き上げてきたもの全てがおしまいだ・・・)
この危機的状況にも関わらず、水下は相変わらず動じることがない。生徒に発見されれば、サツキとと
もに彼女だってタダでは済まない事くらい分かっている筈なのに。いや、神出鬼没のこの魔女のことだ
から、サツキを置き去りにして自分だけ姿を消すことくらいわけないのかもしれなかった。急いでどこか
に身を潜めたかったが、身体をがっちり羽交い絞めにされているせいで、それすらも適わない。
(神様・・・たすけて)
他にどうすることも出来ず、藁にも縋る気持ちで祈ったその時、視界の隅で何かが動いた。あれは・・・ゴリアテ!
(はああああああああああああああああ・・・・・・凄い! 凄い! 凄いいいいいいいいい!))
息を呑んだ。一切の思考が脇へと追い遣られ、それ以外のものは目に入らなくなる。処女喪失時以来、
『個人診療』のシメには必ずゴリアテが用いられた。始めはただ恐ろしくおぞましい異形の怪物でしかなか
ったそれは、いまのサツキにとって無くてはならない愛しいものへと変貌していた。確かに体内に挿入され
陵辱を受けている間は苦しくつらく、親から戴いた身体をキズモノにされているという屈辱に打ちひしがれね
ばならない。しかし、それら全てを乗り越えたとき、凄まじいほどの快楽が約束されているのだ。熱く甘い陶
酔感。肉体ドロドロに溶け落ちてしまいそうな愉悦。脳天まで痺れ雲の上を漂い彷徨うような浮揚感。魂ま
で捧げても厭わないほどの喜悦。
脚が自然に開いていく。ズボンが邪魔で仕方がない。いっそのこと、ズボンごと刺し貫かれても構わない、と思った。
(どうせ、バレてしまうなら・・・我慢してるなんて馬鹿らしい。早く、欲しい!)
そんな捨て鉢な気持ちになる。喉の渇きが限界を迎えた人間は、泥水だって啜れる。ゴリアテを前にしては、
あの快感を味わえるならサツキはプライドを放棄して何だってすることが出来た。両手で、そっと掴んでみる。
熱く激しく脈打ち、ヌメリとした感触は相変わらずだ。見ているだけでも分かるが、実際に触れてみて改めてそ
れの逞しさ、雄々しさ、迫力に圧倒された。ゴリアテの先端が頬を擽る。舌を延ばし舐め上げた。

「あなたたち、何してるの! 早く手伝って!」
「あっ、すいませーん。いま行きます!」

遠ざかる足音。生徒たちが行ってしまったらしい。それとともにサツキの教師生命の危機も、しばらくは遠のい
たようだ。
だが、いまのサツキにはそれよりも、自分が手にしている物の方が重要だった。舌での奉仕を続けるうちに、ゴリ
アテが更に硬く逞しくなっていった気がする。それが何より嬉しかった。

360名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 22:59:46 ID:tgLTSUHe
>>359の続き

が、その夢のようなひと時は唐突に終焉を迎えた。ゴリアテが手の中を擦り抜けて水下の体内に戻っ
ていってしまった。それとともに乳房と股間への指戯も止まった。情欲の昂ぶりと火照りを途中放棄さ
れ、サツキは戸惑った。何が起きたのか分からなかった。お気に入りのおやつを、突然取り上げられた
子供のように戸惑う。
(ええっ、そんな!・・・どうしてぇ?)
身を捩り、腰を揺すって無言のおねだりをしてみるが、その願いは応えられることはなかった。
「イキたいの?」
耳元で囁く水下の問いに、何度も頷いた。
「中に入れて欲しいの?」
また頷く。
「駄目よ。もう、何もしてあげない」
非情な宣言とともに前に突き飛ばされ、教室の床にへたり込む。ただただ、いい様に弄ばれ涙がこぼ
れそうになる。しかし、全身を駆け巡る疼き。淫靡の火が燃え上がっているうちは、どうすることも出来
ない。おまけに、冷酷に突き放されることによりマゾ的な悦びが芽生え、再び股間が熱くなってきた。
最早、自分が普通の人間でなくなってしまったことを痛切に思い知らされる。
しかし、これで終わったわけではなかった。サツキに告げられた水下の要求は、更に過酷を極めた。
「あの・・・いま、なんて?」
耳に届いた言葉の意味がすぐには呑み込めず、サツキは水下を仰ぎ見た。その肩に組んだ両脚が振
り下ろされ、衝撃で床に顔を打ち付けそうになった。
「何度も同じことを言わせるんじゃないの。『オナニーしなさい』って言ったのよ。簡単でしょ?」
「いま・・・ここでですか?」
「そうよ。大体、そのままじゃ欲求不満の不完全燃焼で部活の指導どころじゃないでしょ。自分でヌイて
すっきりしていきなさい。さっ、余計な物は全部脱ぎ脱ぎしましょ」
引き起こされ、衣服を剥がされる。下着のないTシャツとトレーニングパンツのみなので、あっという間に
裸に剥かれた。
「ただオナニーするだけじゃ、つまらないから制限時間を設けましょ。三分でイキなさい。もし、オーバーし
たら、また罰をあげる。さぁ、始めなさい」
不安になって、訊いた。
「あの・・・罰って?」
「その格好のまま、外に放り出してあげる。ほら、時間を無駄にしない。もう三十秒経っちゃたわよ」
自分が受け持っているクラスで、裸になって自分を慰めてみせなければならない。惨めな気持ちでいっぱ
いになったが、水下に命令されたからには従わなければならない。それに『裸のまま外へ放り出す』という
言葉が重く圧し掛かってくる。彼女なら本気でやりかねない。そうなったら、今度こそ全てが終わってしまう。
(やれるだろうか?・・・でも、やるしかないのね)
床に身を横たえ見慣れた教室の天井を見上げる。目を閉じて指を乳房と股間へ這わせる。先程まで水下に
嬲られていたそこは、まだ余韻が残っており気持ちを昂ぶらせていくのは案外容易だった。
グラウンドの方から子供たちの声が聞こえる。暑い最中、一生懸命に青春の情熱を燃やして励んでいる彼ら
と薄暗い教室に篭り自慰にふけっている己との落差に今更ながら愕然とした。
361名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 12:59:55 ID:kE1QKEeP
ナツこま派にとって来週はドキドキものだな

ナツこまラブラブえっち読みたい
362名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 20:28:07 ID:tBXGWE8Q
じゃあ、それ↑を覗いてしまって衝撃を受けるのぞみと大人な小々田っていうのもつけてくれよな!
363名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:15:53 ID:GyJ3gYGs
>>360の続き

(みんな・・・ごめんね)
耳を塞いでしまいたい。子供たちの声が届くたびに、胸が締め付けられるような思いが募る。神聖な
学び舎で破廉恥な行為を繰り返す自分を非難し、責め立てる怒声に聞こえた。
だが、無論そんなことは出来ない。いま、手を乳房と股間から離してしまうわけには。目は閉じたまま
だったが、水下が凝視しているのがはっきりと感じられた。きっと時間を計測しながらサツキの狂態を
じっくりと観察しているに違いない。一秒も無駄にするわけにはいかなかった。もし、愚図愚図している
うちに三分経過してしまったら、その後は・・・考えたくも無い。今は何より一国も早く気をやってしまわな
ければならなかった。
程なくして身体の奥底から甘い痺れと熱が同時に全身を伝わり駆け抜けていった。水下の視線も子供
たちの声も遠くに消えて気にならなくなっていく。固い床の上に横たわっているはずなのに、ふわふわと
広大な海の上に浮かんでいるような奇妙な解放感に酔いしれた。

『先生、何をなさってるんですか!?』
不意に聞こえた咎めるような声に目を開けてみれば、やはりそこは教室で・・・クラスの子供たちが横臥し
ているサツキをグルリと取り囲み唖然とした顔で見つめている。
『先生、ここを何処だと思ってるんです。学校ですよ。教室なんですよ。それなのに裸で、そんなことをして
るなんて・・・』
『信じられないわ。どういう神経をしてるのかしら?』
(バレちゃった・・・ああ、とうとうバレちゃったわ・・・)
来るべきときが来てしまった。いずれは、こうなることは分かっていた。だから、口では嘆いてみても胸の内
には不思議と哀しみはない。むしろ、ホッと安堵の息をついていた。一番、知られたくない子供たちに知られ
てしまった。秘密が秘密でなくなった。もう、ビクビクしながら過ごす必要は無い。
堂々と、いつでも快楽を貪ることが出来るようになったのだ。
『先生は真面目なふりをしながら、本当はすごくスケベだったんですね』
『変態っていう奴だな』
『そのくせ、僕たちの前では教師面して一人前に説教し続けてたんだ』
『非道いわ。許せない』
『先生・・・いや、もうこんな奴は先生なんかじゃない。こいつは僕たちに嘘を突き続けてきた裏切り者だ』
『この前、欠勤したんだって仮病だったのよ』
『きっと、そうよ。心配して損したわ』
『信じてたのに。裏切り者!』
(ごめんなさい。ごめんなさい。みんな、本当にごめんなさい・・・)
次々と浴びせられる罵詈雑言、侮蔑の眼差し、嘲笑にサツキはただ耐え、謝罪を繰り返す他なかった。彼らの
いう通りだ。自分は子供たちを裏切り嘘を突き続けながら、偉そうに教師として指導を行ってきたのだ。彼らが憤
るのも無理はない。許してもらえるとは思えないが、それでもひたすら謝罪を続けた。だが、その間も乳房と股間
を弄る指の動きが止むことはなく、それは著しく説得力に欠けるものだった。
学級委員の安藤加代が耳元で囁く。
『先生、オナニーってそんなに気持ちいいものなの? 人に見られながらでも止められないの? むしろ、見られて
る方がいいものなの?』
(ごめんなさい・・・そうよ、どうしても止められないの。だって命令されちゃったんですもの。分かってもらえるとは思
わないけど、すごく・・・すごく、いいのよ)
何を思ったか、加代はサツキの乳房に手を伸ばし弄り、揉み始めた。
『加代、何をしてるの? 汚らわしいわ』
『そうよ、この女は私達を欺き続けて来た汚い大人の一人なのよ。だったら、私達の手でもっと汚くしてやるの。中途
半端じゃ済ませないわ。それにね、いやらしいだけあってこの女の身体、とっても柔らかくて気持ちいいのよ。皆も触
ってみてごらんなさい』
次に瞬間、あらゆる方向から何十本という手がサツキの身体を弄り出した。冷たい手、熱い手、ザラザラとした手、汗
で粘ついた手、様々な手が指がサツキを撫で回し、引っ掻き、突付き、弄っていく。まるで巨大な竜巻の中に投げ出さ
れ、翻弄されているようだ。


364名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:22:23 ID:GyJ3gYGs
>>363の続き

そして、その拙いながらも熱心な手の愛撫が、これまでにない快感をもたらしていた。
(あああああああああああ、凄いわ! こんなの生まれて初めてよ。凄い、凄い、凄い
いいいいっ!)
『先生、気持ちいいの? こんなことされても気持ちいいの?』
誰かが囁く。サツキは何度も頷いた。広がる嘲笑。そのうちに、得体の知れない生温か
い感触がした。誰かが舌を使っているらしかった。それがやがてサツキの敏感な箇所に
触れて・・・
(はああああああああああああああああああああああああああああんんんんんっ!!)
眩いばかりの閃光が弾け飛んで、頭の中が真っ白になった。

(行き当たりばったりの思いつきだったけど、やってみて大正解だったねえ)
水下は半ば呆れ気味の表情を浮かべ、今回の成果に目を瞠る思いがした。最初はいつ
もの段取り通り、ゴリアテでとどめをさして終わるつもりだった。が、直前になって突然、
気が変わった。サツキのテリトリーである教室で自分を慰めさせてみて、どんな反応をす
るか見てみたくなった。正直、たいして期待もしていなかったのだが、まさか、これほどとは・・・
目の前の床の上に、その結果があった。身体を胎児のように丸め、余韻に浸っているのか
ヒクヒクと痙攣を繰り返し白目を剥いて横たわるサツキ。何かに憑かれたかのように身を打
ち震わせ、なまめかしい嬌声をあげながら最後には派手に失禁して果てた。
見世物としては、これ以上のものはなかった。流石の水下もこみ上げる昂ぶりを押さえきれ
ずに、サツキを陵辱したい衝動を必死になって堪えなければならなかった。これは、サツキ
一人にやらせてこそ、意味のあるものなのだから。
しかも、時間はきっちり三分。こういうところは実に律儀というか微笑ましい。
「起きなさい、サツキ。いつまでも、そんな格好で寝っ転がってたら風邪引くわよ」
「ごめ・・・ごめんな・・・さい・・・ご」
「もう、しょうのない子ね!」
首根っこを引っつかみ、無理矢理引き起こして頬を軽く打つ。サツキの目がようやく開いた。
が、まだ半分夢の中にいるような濁った瞳をしている。
「ほら、しゃっきりしなさい。いい加減にしないと痛い思いをすることになるわよ」
「ここは?・・・」
「気持ちよすぎて、脳がイカレちゃったの? あんたは篠原サツキ。この学校の教師。まだ部
活の途中でしょ。はやく子供たちのところへ行ってあげないとマズいんじゃないの?」
「子供たち・・・」
頬を打たれ、覚醒したもののサツキは未だ夢の中を淫夢の中を彷徨っていた。目の前にいる
女性。怒っているような嘲笑っているような不思議な表情をしている。よく知っている人の筈な
のに、名前が思い出せない。なにか大声で喚いているが、半分も意味が分からない。しかし、
一つだけはっきりと伝わってきた単語があった。
『子供たち』
そうだ、ここには子供たちがいたはずだ。私の恥ずかしい秘密を知られ、非難され、糾弾され、
責められた。つい今しがたまで大勢いたはずなのに、みんなどこへ・・・。
徐々に意識がはっきりしてくる。現実と淫夢の混沌の沼から這い出し、突きつけられた真実。そ
れは、自分でしてしまったこととはいえ、とても受け入れられる物ではなかった。
(なんていうことを・・・私は、一体なんていうことをしてしまったのか・・・)
強制された自慰。切羽詰った成り行きであったが、気持ちを昂ぶらせるために子供たちを利用し
てしまったのだ。そしてそれは、まんまと功を奏した。わたしは、子供たちをエクスタシーを得るた
めのエサにしてしまった。
彼らだけが唯一の希望だった。心の支えだった。それを私は自身の手で汚し、踏みにじってしまっ
たのだ。


365名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:23:22 ID:GyJ3gYGs
>>364の続き

(もう嫌、もう駄目、これ以上は、私・・・もたない)
涙が頬を伝った。何度も何度も止め処もなく。堪えに堪えていたものが遂に限界を越えてしまった。
嗚咽を繰り返し、号泣した。床に蹲り肩を震わせ、あらん限りの声を張り上げ泣き崩れた。
このまま気が狂ってしまうなら、それでも良かった。身体中の水分が涙になって流れ出て干からび
てしまうのなら、それでも良かった。もう二度と子供たちの前に立たなくて済むのなら。もう彼らに逢
う訳にはいかない。逢えばその度に思い出さざるを得ない。自分のしでかしてしまった事。あの侮蔑
の眼差し。非難の声。例えそれが夢の中の出来事だったとしても、生涯拭い去ることの出来ない悪
夢として悩まされ続けることになるだろう。自分にはとても無理だ。

さすがの水下も、サツキのこの変貌ぶりにほとほと手を焼いていた。つい今しがたまで白痴のように
薄ぼんやりしていたかと思えば、突然火がついたように泣き出して止まらなくなった。手を触れようと
すれば嫌々をする様に振り払われ、取り付く島もない有様だ。
(一体全体、なんだって言うんだい?)
だが、これは少々マズイ事態だ。サツキの様子は只事ではない。明らかに越えてはならない一線を
越えようとしている。このまま放っておけば、間違いなく壊れてしまうだろう。いつもならそれなりに気
をつけてはいるつもりだったが、今回はさじ加減を間違えてしまったらしい。
(さて、どうしたものか?・・・)
しばらく考え込んでいたが
(仕方が無い。イチかバチか・・・)
サツキの髪を掴み、無理矢理顔を引き起こし、それでも嗚咽を漏らし続けるサツキの唇を強引に唇
で塞いだ。
毒物も、使い方次第で立派な薬になる。
水下は魔族だけが持つ『毒気』を、直接サツキの体内へ注入していった。

366名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 21:06:23 ID:bkwoPnst
>>365の続き

(これ以上、恥と罪を背負い続けて生きていられない・・・)
牝としての性的衝動と教師としてのプライド。二つの相反するサツキの心の軋轢の深刻さは、水下の予想を超える
ものであり、それによって追い詰められた理性は、加速度的に崩壊と狂気の淵へ転げ落ちようとしていた。もう、何
も見えない。何も聞こえない。目からは涙が溢れ、鼓膜には自身の嗚咽が木霊する。突然、呼吸が苦しくなった。こ
れまでの経験から唇を犯されていることが分かった。しかし、すぐにこれがただの接吻でないことに気付いた。
・・・寒い! 蒸し風呂のような教室の中なのに、物凄い勢いで体温が低下していく。あり得ないほどに冷たい。恐怖
のあまり唇を引き剥がそうと抗っても、後頭部をがっちり固定されて動かすことも出来なかった。身体が痺れて、自
由が利かなくなってきた。重い。動けない。昔、食中毒にあって倒れたことを思い出した。あの感覚に近いのだろうか。
(私・・・死ぬの? こんな形で。なんて惨めな、なんて滑稽な・・・)
ほんの今まで、死さえ厭わない気持ちでいたが、こんなわけのわからない苦痛に満ちた死に方はしたくなかった。だ
が、やはりどうすることも出来ない。全てを諦めそうになった時、唇が解放された。およそ三十秒足らずの短い時間だ
ったが、永劫のように感じた。
激しく咳き込み、そして・・・こみ上げて来る凄まじい嘔吐感。身体をくの字に曲げて吐き出そうとするが、今度は口を
手で塞がれ床に押さえつけられた。目の前には能面のように感情をみせない水下の顔があった。何か言っている。パ
ニックに陥ったサツキの耳には届かなかったが、何故か意味は通じた。
『吐くな。我慢しなさい。死ぬ気で堪えろ』
(そんな・・・無理です!)
安堵したのも束の間、喉元までせり上がってくる胃の内容物によって気管が詰まって窒息しそうだ。ただでさえ、打ち続
く疲労によってサツキの体力はとうに限界だった。せっかく助かったと思ったのに、今度こそ本当に駄目らしい。意識が
遠のいていく。
・・・目が覚めたとき、自分がどこにいるのか分からなかった。二重写しのような視界の焦点がようやく合えば、やはり教
室で・・・
「気が付いたかい?」
水下の膝を枕にして横たわっていた。水で濡らしたハンカチが額に乗せられている。いつの間にか、ちゃんと服も身に身
に付けていた。どれくらい、こうしていたのだろうか?
「あの・・・私・・・」
慌てて身を起こす。あれほど強烈だった嘔吐感は、さっぱりと消えていた。頭はまだクラクラするが、不思議と気分は悪く
ない。立ち上がろうとして・・・脚がもつれた。
「あっ・・・」
「おっと!」
思わず、水下に縋りつく格好になる。
「大丈夫?」
「す・・・すいません」
ひどく照れ臭い思いがして、すぐに離れようとしたら、グイッと腕で引き戻され指で顎の下を押し上げられた。そして再び、
唇を奪われる。先程の寒気と嘔吐感の直後であり、一瞬、身が竦んだが今度はいつものままの、それはそれは素敵な
キスだった。
侵入してきた舌を舌で出迎え、唾を飲ませてもらう。絶対の支配者から与えられる甘い陶酔に、ただ身をゆだねるしかな
い切ないけれど、何物にも変え難いひと時。
離れようとする唇を、逃がすまいと必死になって追いかける。水下はサツキより頭一つ分背が高いので、こういう時はいつ
も背伸びをしなければならない。よろめきながらもキスをせがむ可愛らしい姿を面白そうに見ていた水下だったが、やがて
指でサツキを小突いて呆れた口調でたしなめた。
「こらこら、こんなんじゃ何時まで経ってもキリがないでしょ。今夜またいつもの時間に保健室へいらっしゃい。もっと可愛が
ってあげる。それまであなたはお仕事をきちんとやってらっしゃい。ここの後始末はやっておいて上げるから」
ポンッと尻を叩いて送り出された。これは水下が正しい。『失礼しました』と、頭を下げて教室を後にし、放ったらかしにしてき
たグラウンドの子供たちのところへ向かう。
目の端に手を触れると濡れていた。涙を流した跡がある。一体、何故泣いていたのか? ひどく哀しいことがあったような気
がするのだが、それがどうしても思い出せない。無理に考え込むと、こめかみがキリキリと痛んだ。
まあ、いい。いまはそれよりも子供たちだ。『教師』から『玩具』への切り替えは容易だが、逆は正直かなり困難だった。
(私は教師。ソフトボール部の顧問。もうすぐ大切な練習試合がある。子供たちのためにも、私がしっかりしなきゃ・・・)
懸命に自分に言い聞かせ続けるが、どうしても心は今夜の保健室へ飛んでいってしまう。




367名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 21:09:22 ID:bkwoPnst
>>366の続き

『もっと可愛がってあげる』
あの悩ましい言葉が、頭にこびり付いて離れない。頬が熱く火照る。知らず知らずに股間に手がのびていく。いま
まで散々、気をやってきたばかりなのに、もうそこはしっとりと湿ってきていた。


女の子は噂や内緒話が好きだ。それが、色恋沙汰ともなれば尚更。それに関しては日向 咲とて例外ではなかった。
放課後。咲がグラウンドで練習前のウォーミングアップをしていると
「ねえ、咲。ちょっと、ちょっと」
同じソフトボール部の伊東 仁美がいかにも『ナイショ話ですよ』というオーラを漂わせて話しかけてきた。
「私さぁ、マジすっごい情報仕入れてきたんだけど、知りたくない?」
「話を降っておいて、もったいぶらないでよ。一体、何なの?」
「てへへ、実はさ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ええええええええええええええええええええっ!!! 篠原先生に好きな人がっ・・・ふがっ!」
「しっ、馬鹿っ! 声が大きいっ!」
何しろ、噂の当人が同じグラウンドにいるのである。案の定、
「こら、そこの二人! 騒々しいぞ! 集中しろ!」
と、怒られる羽目に。
「はい、すいませんでした! ・・・・でさ、その話本当なの?」
それでも、話は止めようとしない。それだけ、この噂の内容は魅力的なものだった。
「いや、私もそこまでは。あくまで噂だから」
「な〜んだ。喰いついて損した」
「でも、国語の野村先生があやしいって」
「野村先生かぁ」
ハンサムで気さくで、授業も面白いと生徒からも他の先生方からも人気のある先生だ。なるほど、篠原先生とならお似合
いかもしれない。
何故だか、突拍子もなく和也さんのことが思い浮かんだ。
(わたしと和也さんは・・・どうかなぁ?)
一週間前の練習試合。咲たちは勝ったのだ。あの強豪黒潮中に!
その応援に和也さんも来てくれていた。最終回、最後の攻撃の場面。バッターボックスに立つ咲。
双方、譲らず0対0.。全ての期待が咲のバットに込められていた。これで緊張しない方が、どうかしている。その時、視線を
感じた。遠い観客席。和也さんだ。和也さんと目が合った。
(頑張れ! 自分を信じて!)
そう励まされている気がした。
(はい、和也さん!)
投げられたボール。思い切りバットを振った。快心の一打。青空に飛んでいく白いボール。轟く歓声。抱き合って喜ぶ一同。
全てが一瞬の出来事だった。
その晩は、興奮して眠れなかった。いまでも思い返すたびに身が奮える。血が騒ぐ。
(和也さんのおかげ・・・だよね)
「なにニヤニヤしてんの?」
仁美が訝しげに尋ねるが、
「ううん、なんでもない」
と、誤魔化しておく。これはわたしだけの秘密だ。そして篠原先生を見る。先生に本当に好きな人がいるんだとしたら。どうか、
その人と幸せになって欲しいとねがった。
彼方の空でゴロゴロと雷鳴がした。今晩から荒れた天候になりそうだと予報では伝えていた。

季節は緩やかに夏から秋へと移行しようとしていた。
368名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 21:45:31 ID:CsFANUUx
>>352
そっくりな話を別のスレで見たんだが…
2週間ほど前に…
369カブキマン ◆m8YJKABukI :2007/12/07(金) 01:46:02 ID:W+rzMkY+
以下ココミルノーマル
オリジナル設定とifストーリーが嫌な方とミルク人間化が嫌いな方はスルー
純粋にミルクが嫌いな方もスルー
370ふんわりミルクレープ1/6:2007/12/07(金) 01:47:25 ID:W+rzMkY+
「じゃあおフロ入ってくるココ!」
「行って来いナツ」
「行ってきますミル!」
「……なんでミルクが返事するココ?」
金曜日の午後21時。微妙に日常が異常だった。

「ミルクはココ様とナッツ様のお世話役見習いですミル」
「分かってるけど、おフロくらい一人で入れるココ」
「お背中をお流しいたしますミル」
「い、いいココ! 今までも一人で入ってたココ!」
脱衣所まで付いて来たミルクは、いつになく強引だった。
普段はもうちょっと素直に引き下がってくれるんだけどな。
「なんで急にそんなことを言い出したココ? ミルクは充分お世話してくれているココ」
「ミルクはココ様のお役に立ちたいミル。なにか少しでも出来ることがあれば、やらせてくださいミル」
「ミルクは、掃除、洗濯、食事と色々してくれているココ。今さらそんなこと気にしなくていいココ」
「ミルクは……」
あれ。なんだか急に勢いが弱まった。
別に怒るような口調では言ってない……よなあ?
「ミルクは……本当はなにもできていませんミル」
彼女は少し俯きながら、耳をぎゅっと握り締めて呟いた。
「そんなことないココ。立派にやっているココ」
「でも、お食事もいつも、のぞみやこまちが用意してくれた物ばかり召し上がっていますミル」
「そ、それは、たまたまココ。たまたま好きな物がそれだっただけココ」
「お洗濯も、ミルクではお洋服を洗濯機に入れることすらできませんミル」
「それは仕方ないココ。この世界とは大きさが違うココ」
「だからお掃除も時間ばかりかかって、結局ロクに出来ない有様ミル……」
「き、気にしなくていいココ! ココたちだってやらなくちゃいけないことだココ!」
「ダメですミル! ココ様とナッツ様にお手伝いさせては、お世話役見習いの意味がありませんミル!」
なるほど、これだけ食い下がって来たのはこういう訳か。
ミルクなりに色々悩んでいて、その結果思い立った行動みたいだ。
だからと言って、ミルクは歴とした女の子。
年頃の娘さんにそんなことさせる訳にはいかない。
「うーん、仕方ないココ……」
「分かってくれましたミル?」
ぼむ!
僕はあえて人の姿になった。
……もちろん服は着たままで。
「悪いけど、おフロに入る時もこの姿なんだ」
「み、ミル……」
「ミルクには体が大きすぎるだろ? だから諦めてくれ」
「ミル……」
「あまり考えすぎなくてもいいから、ミルクに出来ることをしてくれればいいんだよ」
僕は出来るだけ丁寧な言葉で、さりげなく彼女に退出を促す。
だっていくら姿が違うと言っても、女の子の前で服を脱げる程度胸ないもん。
「さ、このままじゃいつまでたってもおフロに入れないだろ? 気持ちだけ受け取っておくから、ナッツの肩でも揉んであげてくれ」
さりげなくナッツにミルクを押し付けつつ、圧倒的な体の大きさでミルクをドアの外へ連れていく。
ちょっとしょんぼりしてるけど、まあ……仕方ないよな。
僕は脱衣所のドアを閉めると、念の為に鍵をかけて、その中でふうと息をついた。
371ふんわりミルクレープ2/6:2007/12/07(金) 01:48:54 ID:W+rzMkY+
ワシャワシャワシャ
「さて、明日は土曜日だしナッツの手伝いでもして……」
頭を洗いながら、記憶にあるシャワーの位置に手を伸ばす。
「あれ? シャワーがないぞ」
カラカラカラ
「シャワーならフックから外れて床に落ちていますミル」
「ん? あ、ホントだ。いやあ助かったなあ」
シャー……
「って、うおおおいっ!」
振り返るとヤツが居た。
「ミルク!? いや、鍵をしたハズなんだけど……」
「叩き壊しましたミル」
「なに涼しい声で恐ろしいこと言ってんの!?」
お世話役見習い、っていうか人として失格だろう、それ。
ミルクは銭湯でもないのに戦闘態勢だった。
流れるお湯の間から目を細めると、彼女がタオルに石鹸を付けているのが見えた。
「じゃあお背中お流しいたしますミル!」
「ま、待ってくれ!」
僕は手を後ろに伸ばして、彼女の行動を制止する。
「気持ちは嬉しいけど、そういうのは良くない。ダメだよミルク」
「遠慮することありませんミル。ミルクにお任せくださいミル」
「そ、そうじゃなくて!」
思ったより声が大きくなってしまった。
その声は、蛇口を閉めてシャワーの流れる音がなくなった浴槽内によく響いた。
「ミル……」
「遠慮とかじゃなくて、ミルクはその……」
「分かってますミル」
「え?」
「だけど、ミルクがこうでもしないと……ココ様には気が付いてもらえませんミル」
「気が付いてって……」
彼女に正面を向ける訳にはいかないので、背中越しに会話をする。
それがなんだか彼女に冷たくしているみたいで、少しイヤだった。
「ココ様は……のぞみといつも一緒にいますミル」
「い、いや、別にのぞみとだけじゃないよ。それは皆も一緒じゃないか」
「ミルクには分かりますミル……やっぱりココ様は、この世界の姿のほうが好きなんですミル」
「そ、そんなことないよ! のぞみの姿とかじゃなくて、彼女は僕の為に一所懸命になってくれて、優しいし、明るいし……」
「やっぱり、のぞみのことが好きなんですミル……今、認めましたミル」
「ふぐっ! ち、違うよ! そうじゃなくて……!」
一瞬、重心を落とす気配がしたと思ったら、彼女の耳がぽふっと僕の背中に触れる音がした。
う……いくら姿が違うと言っても、なんだか罪悪感があるなあ……。
「ミルクだって……皆と同じ姿になりたかったですミル」
「それは仕方ないよ。ミルクのせいじゃない」
「そうすれば、ココ様だって少しはミルクのことを……」
「ミルク……」
それでも僕は彼女に正面を向ける訳にはいかなかった。
彼女の言いたいことはなんとなく分かるけど、それに気が付いてあげることはできない。
「ミルクだって……皆と同じ姿で居たいですミル」
「それは仕方ないんだよ……王族だけの力なんだ」
「じゃあ、ココ様の義理の妹にしてくださいミル……養子でもいいですミル」
「いやそういう問題じゃないから! そんなのでいいなら、いくらでも妹にでもなんでもするけどさ」
「ホントですミル? じゃあミルクは今日から妹でいいですミル?」
ぼむっ!
「はい?」
後ろでなにか大きな音がした。
それと同時に僕の背中に触れていた柔らかい感触が消える。
372ふんわりミルクレープ3/6:2007/12/07(金) 01:50:09 ID:W+rzMkY+
「…………」
「…………」
ttp://www.hsjp.net/upload/src/up6974.jpg
なんか出た。
思わず振り返ると、後ろには見知らぬ裸の女性が座っていた。
「…………」
「……なんか出ましたミル」
「……なんか出たね」
「わーい、ココ様と同じですミル!」
「ち、ちょっと待って!」
おかしい、これは明らかにおかしい。
僕は頭の中でなんとかこの超常現象に整理をつけようとする。
「ココ様ー!」
が、その前に、背中に当たるさっきよりも弾力のある感触が僕の思考を打ち消した。
「おわあっ!」
「これでミルクもココ様と同じ姿ですミル。嬉しいですミル」
「いいいいや、これはおかしい! おかしくないか!」
「なにがですミル?」
「だって、王族だからとか、口で言ったからとか、そんなのだけで……」
「でもなってしまったものは仕方ありませんミル」
クレイジーだ。パルミエ王国はクレイジーだ。
自分の生まれ育った国が理解不能になってきた。
「じゃあお背中お流しいたしますミル」
だけど、背中に伝わってくる感触だけは、このクレイジーな世界の中で否定できない事実だった。
「ミルッ♪ ミルッ♪」
そしてその事実は、僕の脳内で明らかに危険な状態をもたらしていた。
「うーん、耳が使えないから慣れませんミル……」
止める間もなく、それを考えるゆとりもなく、ミルクは勝手に僕の背中に石鹸をつけてこすり始めてしまっている。
「み、ミルク、待ってくれ、やっぱりこれは……」
「いいんですミル」
見慣れない手が後ろから伸びてきて、すっとシャワーを手に取ると僕の背中に浴びせていく。
その手は驚くほど綺麗な肌の色をしていて、少し上気したようにうっすらと浮かぶ紅みがヤケに官能的だった。
「ミルクは……ココ様のお気持ちも分かっていますミル」
「ミルク……?」
「だからこれは、あくまでお世話役見習いの仕事として……やらせて欲しいんですミル」
流し終わったのか、彼女の手が伸びてきて、蛇口の口をひねった。
それと同時に再びこの浴槽内に、音の無い世界が訪れる。
時折シャワーのノズルから垂れる水滴が、タイルに落ちる音だけが聞こえてきた。
「あ、あ〜……えっとだね……」
なにか別の話題を見つけようと、言葉にならない音をムリヤリ口から発させる。
「じゃあ」
だけど彼女の行動の方が、僕の思考よりも機先を制してしまった。
後ろからミルクの腕が僕の体に巻きついてくる。
さっき感じた極上の柔らかさが、僕の背中に押し付けられた。
「ぶっ!」
やばい、この感触は本当にやばい。
なんとか理性を呼び起こそうとしている思考能力も、押し潰される柔らかさの前に霧のように散っていく。
「もう一箇所……お流しいたしますミル」
そしてミルクは抱きついたままの体を滑らせて僕の正面に体を持ってくると……
タオルに隠れていた僕の陰茎を露にして、何の迷いもなくその屹立したモノを口にした。
373ふんわりミルクレープ4/6:2007/12/07(金) 01:51:49 ID:W+rzMkY+
「……っっっっっっ!!」
驚く間もなく、既にそそり立っていたその陰茎が、ねっとりとした感触に包まれる。
んじゅっ、じゅううう……
ミルクが口にしたその場所から、淫靡な音が聞こえてきた。
僕はそのモノが大きくなっていたという事実が暴かれたことにも動揺して、その行動を止めることに頭が回らない。
「んっ、んむっ……ん、むぅ……んむっ、んん、むっ……」
じゅうっ、ちゅくっ……ちゅううう……ちゅうっ
「うっ、くう……」
予想していなかった事態と、その生々しい感触が、僕の体から伝わってくる快感を増幅させる。
「んん……んんんっ、んっ、むっ……んむ、んんん……んむっ」
ちゅぱっ、ちゅう、ちゅうううっ……ちゅぶっ、ちゅっ、ちゅぱっ
しかも段々と動きが激しくなってきた。
このままじゃマズイ。
僕はあらん限りの理性を発揮して、彼女の頭をぐっと抑えた。
「だ、ダメだよ、ミルク……! こういうのはダメだ!」
「いいんですミル!」
「いや、ダメだ!」
僕は官能を打ち消すかのようにぶんぶんと頭を振った。
「だって、僕たちは仲間で……そういう関係じゃないんだ!」
「いいんですミル!」
「ダメだって!」
「ミルクは……ココ様にとってお世話役見習いでしかありませんミル」
頭を抑えられたミルクは、その手でぎゅっと僕の陰部を握り締める。
その手の感触が、またしてもどうしようもなく、僕の煩悩を刺激した。
「だからこれは……お世話役見習いの仕事だって、それだけで構いませんミル」
「ち、違うよ! これはお世話役見習いの仕事じゃ……」
「それだけでいいんですミル。その意味だけでいいから……ミルクにやらせて欲しいんですミル」
唾液の付いた僕の陰茎の上で、彼女の手がぬるぬるといやらしく動いている。
こらえていなければ、すぐにでもイッてしまいそうだった。
「ココ様が喜んでくれるなら、ミルクの体をどんな風に使っても構いませんミル」
「で、できないよそんなこと」
「ココ様の気持ちいいことのためだけに……ミルクの体を使ってくださいミル」
「み、ミルク……」
「ココ様の言うことなら、どんなことでもお聞きしますミル……ミルクの体はココ様のためだけにあるんですミル」
そこまで言うと、ミルクは再び僕の陰部に舌で触れ、愛しそうにキスをすると……
その屹立した棒を、ゆっくりと口内に沈めていった。
「ぐっ」
さっきまで少しだけ残っていた理性が、その感触で儚くも打ち消される。
もう僕の頭の中に、彼女の行動を止められる余裕は残っていなかった。
「んむっ、んうっ、うっ、んむむっ……んむっ、ふはぁっ、はっ、んっ……」
もう僕の制止がないことが分かったのか、ミルクの動きが思い切りのいいものになっていく。
既に肉と化した僕の棒を、彼女の舌と喉が容赦なく責めたてた。
「はぁっ、はっ、んむっ……んむむ……んっ、んんっ……ぷはっ……はっ、はぁ……んっ、んむむっ」
「み、ミルク……どこでこんなこと、覚えたんだ……?」
「聞いたことがあって……だけど迷っていたらココ様に止められてしまうから……初めてだけど、やってみたんですミル」
「そ、そうなんだ……うっ……」
「気持ち……いいですミル……?」
「……うん……気持ちいい……よ」
心配そうに見上げる彼女に、僕は素直に頷いた。
彼女の問いかけに逆らえないほど、その行為は僕の脳を溶かしている。
374ふんわりミルクレープ5/6:2007/12/07(金) 01:53:31 ID:W+rzMkY+
「気持ちいい……」
そんな僕の答えに、彼女は嬉しそうに顔をほころばせた。
「ココ様に……誉めてもらえましたミル……」
決して誉めた訳じゃない。
だけどそんな僕の言葉を、彼女は心から嬉しそうに受け止めてくれた。
考えてみれば、ミルクが今までしてくれたことに対して、誉めてあげたことは少なかったかもしれない。
彼女はそれが自分の存在価値を示すかのように、再びその行為に没頭し始めた。
じゅぷっ、ちゅうっ、ちゅうう……ちゅっ、じゅっ、んちゅうう……じゅぷっ
「ココ様……ミルクの体を、好きにして……いいですミル……」
ミルクの手が伸びてきて、僕の手を彼女の体へと誘う。
その先には、さっき背中で触れていた彼女の豊満な乳房の感触があった。
で、でかい……。
手に少し力を入れると、指がその脂肪の中に沈んでいく。
「んむっ、んっ、んふぅ……んっ、んんんっ……んっ、むっ……」
やっぱりミルクだけに牛なのか。
とかおっさんくさいギャグを考えてしまうほど、この感触は蠱惑的だ。
その大きな胸の癖に、人としての姿でも小さいその体は、必要以上にいやらしかった。
思わず胸に触れる手に力がこもる。
むぎゅっ……
「んっ、ふうっ、ん、ふっ、んふぅっ……ん、むううっ……」
おおおおおお……。
とんでもなく柔らかい。
この手が沈む感触は、今まで触れてきたものの中でも、極上と呼ぶに相応しいものだった。
むぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅうう……
ミルクは僕の手がその乳房を弄んでも、その行動に淀みがない。
なんだか虐めてみたくなって、指を動かして、その先をクンとつまんでみた。
「んっ……!」
僕の肉棒を口に咥えたまま、彼女の体がピクンと震える。
その突起を親指と中指で責めるように虐めると、彼女の口の動きが乱れ始めた。
僕が動きを止めずに弄りつづけると、ミルクがイヤイヤとクビを振る。
「ん、ふっ……あ、あ……こ、ココ様、そこは……」
だけど僕はそこを虐めるのを止めなかった。
ミルクは必死に口での愛撫を続けようと、舌を伸ばしている。
その懸命な姿は、逆に僕の嗜虐心を刺激した。
「あ、んっ……あ、こ、これじゃお世話役見習い失格ですミル……」
彼女はへたり込むように僕の股間に顔を埋める。
「うっ」
その時、彼女の舌が僕の玉に触れた。
「ミル……?」
その様子を見て、ミルクが目の前の袋を不思議そうに見つめる。
「ここ……気持ちいいですミル?」
「あっ、いやその……」
言葉を濁す僕の返事を肯定と理解したのか、ミルクは人差し指でつつつとそこをなぞった。
途端に、例え様のない快感が神経を上ってくる。
「み、ミルク……!」
「分かりましたミル」
咥えて欲しい。
そう口にする前に、ミルクは僕の期待に応えるようにして、袋を丸々口に収めた。
れろっ……れろ、れろ……ちゅうっ……れろっ
「うううっ……!」
ミルクの口の中の粘膜に包まれ、その舌で僕の玉が好きなように形を弄ばれる。
あまりの快感に、理性の時とは逆に、彼女の頭を押さえつけるように抱き締めてしまった。
「うれ、しいです……ミル」
それでもミルクは僕のために喜んでくれた。
僕への奉仕がこの世で至上の悦びであるみたいに。
375ふんわりミルクレープ6/6:2007/12/07(金) 01:54:56 ID:W+rzMkY+
「んぶっ、んっ、んんんっ……んむぅ、んっ、んっ……」
男のメカニズムを理解したのか、玉を口で責めながら、彼女の手が僕の肉棒を上下する。
ここまで溜まった快感に、僕の限界はすぐそこまできていた。
「み、ミルクっ……! 僕は、もう……!」
「はい……いっぱい、いっぱい出してくださいミル」
ミルクは僕の意図を全て理解してくれているのか、口を袋から外して発射寸前のモノを咥え込む。
そして一際大きく根元を手でこすると……
「う、うあああっ!!」
ドクッ!ドク、ドクンッ!
僕の限界まで達したモノが、ミルクの口内を汚していった。
彼女は僕の脈動が終わるまでその状態を維持していたが、やがて射精が収まると……
一滴もこぼさずに、ゴクンと喉を鳴らして飲み込んでしまった。
射精を終えた僕は、疲れたようにミルクの頭に覆い被さる。
彼女は僕の体の下で、愛しそうに萎びた陰部に頬擦りしていた。

やっちまった……。
その後、理性が戻ってきたころに僕を襲ったのは、激しい罪悪感だった。
「ココ様、元気をお出し下さいミル」
「出ないって……」
王子として、教師として、っていうか人として、やってはいけないことをしてしまった。
「そんなに出してしまいましたミル?」
「いやそっちじゃなくてね」
ツッコミをする気力すら出てこない。
がっくりと肩を落とす僕の頭を、ミルクがタオルでワシャワシャと拭いてくれた。
「今回のことはミルクが悪いんですミル。もし怒られるならミルクは覚悟いたしますミル」
「いやミルクは悪くないから……」
「ココ様が罪の意識を感じるくらいなら、ミルクは強姦罪で逮捕された方がマシですミル。お顔をお上げ下さいミル」
「じゃあパルミエ王国が復活したら、三年以上の有期懲役な……」
「待ってくださいミル、待ってくださいミル、よく考えたら他に解決方法があるかもしれませんミル。まずは被告人の陳述からミル」
謝ってはいるものの、ミルクはご機嫌だ。
はあ、どうしようかな、このあと……。
「でもココ様、ミルクは本当にココ様のお気持ちを大事にして欲しいですミル」
タオルを脇に置くと、ミルクが少し真面目な顔で話しかけてきた。
「だからミルクは贅沢は言いませんミル。ココ様のお側においていただければ、それで幸せですミル」
「いや、そういう訳には……」
「じゃあミルクのお願いを一つ聞いて欲しいですミル」
「お願い?」
なにを言われるんだろう……でも責任は取らなくちゃいけないしな。
僕はミルクに差し出された下着を身に付けながら、彼女のほうへ顔を向けた。
「ミルクは贅沢は言いませんミル。ココ様に意中の方がいるのは分かっていますミル」
「い、いや、だからそれは……」
「だから第二王妃でも構いませんミル♪」
「はい?」
なんか今とんでもないこと言われた。
思わず下着を穿きかけた間抜けな態勢のまま固まってしまった。
「な、なにを言ってるんだ、パルミエ王国もこの国も、一夫一妻制だよ」
「だから」
ミルクは嬉しそうに手を合わせながら身を乗り出した。
「ココ様が王様になって、パルミエ王国の法律を変えてくださいミルー♪」
「…………」
クレイジーだ。パルミエ王国の連中は、どいつもこいつもクレイジーだ。
「これが絶望の力というやつか……!」
最早肩を落とすだけじゃ飽き足らず、膝までついた僕の背中に、ミルクが飛びつくように抱き付いてきた。
376カブキマン ◆m8YJKABukI :2007/12/07(金) 01:59:21 ID:W+rzMkY+
>>356
そうだったのか。ありがとう。
前のIDの時に、プリキュア5GOGOみたいで嬉しいです。
ってあとがきに書こうと思ったらあやふやになって俺涙目。

>>368
マジでか。ネタ被りか。
あいたたたたたた。

基本ココのぞです。でも本命はドリルーです。
では、股。
377名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 11:32:07 ID:WZCG4s9m
>>367
キントレスキーの登場をめげずに待ってる俺がいる
378名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 13:01:35 ID:iwvpmpjs
GJ!
絵も上手いな!
379名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 18:36:24 ID:FP0LqOQq
ごめん、多分でません(謝)
でも、別の小説スレでキントレとシタターレのクリスマスネタを投下
しようと計画中です。
エロ無しのちょっとほのぼの系。
出来れば、そちらも楽しんでください。
(俺の書くSSってマイナーキャラばっか。需要あるのかな?)
380名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 07:50:21 ID:lwq9Hha9
>>379
楽しみにしてます
381名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 13:29:42 ID:GX6wiLCy
>>380
うにゃうにゃ、篠原先生の話、良かったですよ〜。

>>370-375
ミルク可愛いよミルク(´Д`*)
来期こそはミルク擬人化もあったりするのかな?
382名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 01:39:36 ID:wxYCEm76
>>367の続き

シャワーの栓を捻ると勢いよく熱湯がほとばしり出る。サツキはしばらく棒立ちになったまま熱湯
の洗礼に身を委ねていた。たちまち浴室は、湯気で真っ白になる。だけど、どれだけ熱い湯を浴
び続けようが洗い流せないものがある。
「お姉さま・・・」
思わず、口を突いて出た言葉。まるで何か奇跡を期待するように。もちろん、何も変化はない。自
宅のマンションに、今はただ一人きり。時間は夜中の二十一時。普段なら、保健室へ赴き水下と
の『個人診療』に励んでいる頃だ。しかし、もう三日間、『個人診療』は行われていない。
「しばらく『診療』はお休みするから、あなたは学校に来なくていいわ」
三日前の診療後、突然にそう告げられた。理由は言って貰えなかった。また、サツキは訊けるよう
な立場ですらない。思えば最近の水下は、どこか様子がおかしかった。サツキへの態度が妙に素
っ気無くなり、以前のような偏執的な執着が見られなくなっていたように感じる。診療も、どこかおざ
なりで時間もずっと短くなっていた。
(お姉さまはいま、何をなさっているんだろう?)
もしかして・・・もしかして・・・嫌な考えばかりが脳をよぎる。
私はもう・・・飽きられてしまったのだろうか? 所詮は水下の『玩具』でしかない自分。いずれは、こ
んな日が来てしまうのではないかと危惧していたが・・・。そして今頃、お姉さまは・・・新しい『玩具』を
見付けてそちらの方へ関心が向いていて、もう私のことなんか・・・。
(そんな、嫌・・・殺生過ぎます、お姉さま)
身体が・・・疼く。精神と肉体の狭間に灯った『淫靡の火』がジリジリとサツキの身を焦がし、それが疼
きとなって広がっていく。やっかいなことに、一度疼きを感じると、これは自分ではどうしようもない。ど
んなに指で弄ってみても、ただ悪戯に火を煽るだけ。ただただ堪え続けて待つしかない。お姉さまに触
れてもらえるまで。この『淫靡の火』を制御できるのは水下だけだった。彼女が触れるだけで、彼女に吐
息を吹きかけられるだけで、不快な疼きは甘い陶酔に変わっていく。それがもう三日間・・・無い。我慢し
続けるのは、もう限界に近かった。疼きは二十四時間、関係なく襲ってくるが、今のこの時間、普段お姉
さまと接しているこの時間が一番激しくなる。
無意識のうちに指が這う。乳房へと股間へと。右手の指の目指す先、女陰には在るべきはずの陰毛が一
本も無い。三日前の最後の診療で、水下の手で剃毛処理されてしまっていた。毛が失われただけで、見た
目の印象が随分違う。剥き出しの恥丘やその上にあるちっぽけな突起まで、ここからでも丸見えだ。見た目
だけではない。触れた感触も変わった。水下に剃られた後、また新たな陰毛がポツポツと顔を覗かせてきた
が、剃刀とクリームを使って自分で剃り落とした。水下に命令されたからではない。自分で決めてやったこと
だ。『お姉さまの痕跡』を、自分なりに少しでも残しておきたかった。短い縦のラインに沿うようにして指を滑ら
せていく。お姉さまが触れた最後のそこへ。その残り香を探すように。
『あなた、何てことしてるの! 恥を知りなさいっ!』
頭の中で、誰かが自分を叱咤している声がする。どこかで聞き覚えのある懐かしい声。これは・・・夏になる前
の・・・プールでお姉さまに出会う前の・・・まだ、教師としての使命感に燃えていた頃の私の声。ほんの一月半
前、たったそれだけの間のことなのに、随分昔のことのように感じる。
『あなたは教師なのよっ! こんなふしだらな行為に耽るなんて・・・目を覚ましなさい。まだ間に合うわ』
(いいえ、もう手遅れよ)
しっかりと濡れそぼった花芯の中へ、指を潜らせていく。充分に濡れそぼったそこは、やすやすとそれを受け入
れた。すっかり敏感になった乳首は硬く尖って、指が軽く触れるだけで痺れるような淡い刺激気を与えてくれる。
丹念にじっくりと乳房の感触を楽しんだ。
「はあぁぁ・・・」
大きく息を吐き出し、立ったままでいられずに蹲る。
『止めて・・・お願いだから、もう止めてよぉ・・・』
頭の中の声が、泣きながら嘆願するが耳を貸すことはしない。声はどんどん小さくなっていき、やがて聞こえなく
なった。
383名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 01:47:19 ID:wxYCEm76
>>382の続き

(ごめんなさい。だけど、もうどうしようもないの)
教師としての理想に燃えていたあの頃の私は、肝心のことから目を背けていた。それは私が女で
あると言うこと。私にだって指がある。舌がある。乳房がある、性器がある。尻がある。肛門がある。
性を堪能する手段は幾らでもあるのに、それを汚らわしいこととして見て見ぬふりをしてきた。教育
には不要のものであると。だけど、私は知ってしまった。その素晴らしさを。己の本能と欲望に正直
になって生きることの悦びを。お姉さまが教えてくれた。知ってしまったからには、もう後戻りはでき
ない。
(だけど・・・お姉さまにはもう、逢えないかもしれない)
あらためて、この不安が心に暗い影を落とす。自分で自分を慰めてみても快感は得られる。しかし、
そんなものはお姉さまから与えられるそれとは比ぶるべくも無い。
(お姉さまに触れてもらいたい。抱きしめてもらいたい。キスしてもらいたい。罵ってもらいたい。あや
してもらいたい。噛んでもらいたい。爪を立ててもらいたい。ただ・・・声が聞きたい・・・お姉さまに逢いたい)
切実に、そう願った。寂しい。いまほど孤独が身に染みたことはなかった。
「ま〜た、この子ったら、こっちがちょっと目を離した隙に一人遊びなんかしちゃったりしてさ」
有り得ないことが起きた。てっきり、また幻聴だと思った。先程の過去の自分の声と同じように、禁断
症状が幻聴を聞かせているのだと。だけど振り向いたその先に、濛々と立ち込める湯気の向こうに、
ぼんやりとその人の姿が浮かび上がっている。
(ア・・・ア・・・)
人間、驚きが大きすぎると声も出なくなる。一体、何故? どうしてここに?
「本当は、わたくしといるより、一人で遊んでる方が好きなんでしょう?」
はっきりと激しく首を横にふる。たった今まで、その孤独の苦痛にのたうち回っていたのだ。そんな事、
断じて無い!
「本当にぃ?」
無論、今度は首を縦にふる。信じてもらえるまで、何度でも同じことをするつもりだった。
「だったら、それを証明して見せなさい」
その人が、両腕を広げてサツキを迎え入れようとする。
こんな事があっていいのだろうか? こんな夢みたいなことが? もし、夢だったら? ただの幻だったら?
だけど・・・それでも!
思い切って、その人に身を投げ出す。夢ではない。実体を持った人の感触。
間違いない。その人のことなら触れただけで分かる。その人の温かさ、大きさ、包容力、匂い。全て知っ
ている。身体が覚えているだから、間違いない。間違えるはずが無い。その人は逢いたくて逢いたくて仕
方なかった人。サツキの一番大切な人。
涙が溢れる。
やっと声が出せるようになった。搾り出すような声で、その人に想いをぶつける。
「お・・・お姉さまぁっ!」
384名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 23:00:09 ID:jCDnZNGk
>>383の続き

たった三日。たった三日間、逢わなかっただけなのに、こんなにも懐かしく感じる。こんなにも嬉し
い。サツキは愛しい人の胸に縋りつき、ただ泣きじゃくった。はしたないと思ったが、それでも涙が
止まらない。いつまでも溢れ続けた。水下も、そんなサツキを叱ることもなく何も言わず、優しく抱
きしめていた。
『嬉しいです・・・今夜は逢えないと思っていたから・・・嬉しい。まさか、家に来てもらえるなんて・・・
言って下されば、私のほうから出向いていったのに・・・』
ようやく落ち着いて話が出来るだけの余裕が生まれると、胸に渦巻く感動を何とか言葉にして綴っ
た。実際、今こうしていられる事が信じられない。
「今日は、サツキの特別な日だからね。わざと内緒で驚かせてやろうと考えたんだけど、予想以上
に大成功だったみたいだね」
「私の・・・特別な日・・・ですか?」
「そうだよ。なんだい、自分のことなのに忘れちゃってたのかい?」
「・・・?」
「つくづく、しょうのない子だね。今日はサツキの誕生日だろ?」
タンジョウビ・・・たんじょうび・・・誕生日。ああ、そうだ。今日は私の誕生日。お姉さまの玩具としての
生活が始まってから様々なことが有りすぎて、誕生日のことなど忘却の彼方にあった。
「はい・・・そうでした。今日は私の誕生日です。けれど、お姉さまはどうして?・・・」
「前にも言ったろ? 私はお前のことは何でも知ってるって。可愛いサツキの誕生日なんだもの。ちゃ
んとお祝いしてやりたいじゃないか」
「ああ・・・」
感激で胸が一杯になる。この悦びを、言葉で言い表すなんて不可能だ。
(お姉さまが、わたしの誕生日を覚えててくれた。わざわざお祝いに家にまできてくださった)
が、すぐに慙愧の念で押し潰されそうになる。
(こんな素敵な人を、こんな素晴らしいお姉さまを、私は一瞬でも疑っていた。詰っていた。恨んでい
た。何ていうことをしていたんだろう。玩具の分際で。ごめんなさい、お姉さま。私、お祝いしてもらう資
格なんて・・・)
「どうしたの? 難しい顔しちゃって。やっぱり、いきなり来て迷惑だったかい?」
「いいえ、とんでもないです! 嬉しいです、とても。嬉しすぎて、勿体なさ過ぎて。私、どうにかなっちゃ
いそうです」
(ごめんなさい、お姉さま。あとで正直に謝ります。そしたら叱ってください。罰をください。でも、今だけ
はこうして甘えさせてください・・・)
「とっても、可愛いよ。お誕生日、おめでとう。サツキ」
「はい、ありがとうござい・・・」
感謝の言葉は、深く交わされた唇の中に吸い込まれていった。
385名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 14:53:42 ID:ZSlsMEkm
本気を出したデスパライヤにより壊滅した人間界

男は奴隷の肉体労働。女は犯すよりも仕事優先!のナイトメア社の方針により労働基準法に違反した過酷な業務内容と残業しても残業代も出ないしパワハラ&セクハラ地獄の中、働かされ(ちなみに給料はそれなりに良い)世界は絶望の闇に包まれ

最近までゲリラ戦で反抗を続けていたプリキュア5もレモネードが捕らわれたのを皮切りにドリームを除く4人が捕らわれの身になり

女は犯すよりも仕事優先!だけど反逆者はこうなると見せしめの為に激しい陵辱の嵐に晒される4人(何故か積極的に参加するブンビーさん)

助けに来たドリームもカワリーノの罠にハマり捕らわれカワリーノ直々に陵辱され屈服し

世界はナイトメア主導の世界に変わり高らかな笑いをし勝利の酒を飲むデスパライヤ様

そしてベッドの上でハッ・・・・・・夢かと目覚め現実に引き戻されおのれ、プリキュア5め忌々しいと逆恨みするデスパライヤ様
386名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 16:40:52 ID:ERJc7zl7
禿げ萌えた。
萌え過ぎて禿げるかと思ったぞ‥!

凌辱されるプリキュアを想像して興奮したのは言うまでもないが
何よりデスパライア様が可愛スグルw
387名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:29:39 ID:zMtNQSJL
カワリーノ×デスパライアか・・・
388名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:43:09 ID:S18bdv1e
って言うか、デスパライアさまの目的はこの世界を侵略することじゃないだろw
389名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 08:57:42 ID:6otGjIHW
ユニバァァァス!!
390名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:17:12 ID:0YURx9X6
>>385
ちょwブンビーさんwww
391名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:26:34 ID:LgHHCD17
プリ5の誰かがカワリーノに凌辱されるのが見たい。
392名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:47:57 ID:TmIv2UH4
カワリーノ×細木なら今回あったぞ
強制だったけど
393名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 01:08:13 ID:k+iLWH7D
嫌がる彼女に無理矢理
394名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 03:57:01 ID:q7im81lm
何かカワリーノってこっそり社内不倫してそう
395名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 04:06:53 ID:KXH4nicL
愛人?そんなもの見た事も聞いた事もありませんね
396名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 07:49:59 ID:YRz5JCgC
>>395
カワリーノさん自重w
397名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 00:23:14 ID:KxCCbFCb
カワリーノはよく見ると顔は悪くないな。
398名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:35:32 ID:6KRcsDk/
>>384の続き

「さあ、お姫様。次はいかが致しましょう? おっぱいをマッサージして差し上げましょうか? そ
れとも下のお口に指を挿入した方がよろしくて?」
サツキの泣きどころである耳朶弄りを堪能すると、水下が芝居がかった口調で恭しく訊ねる。
「・・・おっぱいを・・・おっぱいを、苛めて・・・お願いします・・・」
「かしこまりました。仰せのままに・・・フフッ、ほんの少し前まで裸になるのさえ嫌がってたねん
ねが、変われば変わるものね。あの頃のウブなサツキちゃんは、一体、何処へ行ってしまった
のかしら?」
「そんな意地悪・・・言わないで・・・」
「失礼致しましたわ。ひらにご容赦を」
お姉さまの言葉で、あの頃の自分を思い返す。お姉さまに勝てる筈など無いのに、虚勢を張っ
て刃向かっていた自分。なんて馬鹿だったんだろう。だから、あんなにつらかった。だから、あん
なに苦しかった。運命に逆らったりなんかせず、ただ身を委ねてしまえば・・・ほら、こんなにも気
持ちがいい。
「ああ・・・お姉さまぁ・・・」
掌にすっぽりと収まる乳房を丁寧に揉みしだく。湯上りで、ほんのりピンク色に火照った肌は、ま
るで獲れたての新鮮な果実を思わせる。
ベッドの上でも、水下は優しかった。背面座位の体勢で何度も何度も絶頂を味わわせてくれる。
訊きたい事は山ほどある。だけど今はこのまま悦楽の海に溺れていたかった。自分の誕生日に、
お姉さまを独占していられる幸福に酔いしれていたかった。
『今夜はサツキが主役なんだから、あなたのして欲しいこと何でもしてあげる』
耳元でお姉さまに、こんなことを囁かれた上、これ以上多くを望めばそれこそバチが当たってしま
いそうだ。
(素晴らしいわ・・・)
指先で弾力のある肌の感触を楽しみながら嘆息する。ここしばらくの間、誰よりもつぶさにサツキの
ことを観察してきた水下だから分かる。変わったのは精神面ばかりではない。肉体にも著しい変化が
見られた。以前のサツキは少年を思わせる細身でありながら鍛え上げられた肉体の中性的な魅力
の持ち主だった。しかし水下がいま抱きしめているサツキは、全体に脂肪が乗ってソフトな丸みを帯
びてきている。乳房も尻も大きくなったようだ。恋に焦がれる少女のような色気と大人の女性の淫猥
さを併せ持ったアンバランスな雰囲気がリビドーをいやが上にも掻き立てる。サツキは明らかに変わ
った。綺麗になったのだ。伊東 仁美が『篠原先生に恋人あらわる』の噂を真に受けてしまったのも、
むべなるかな。
(自分が、ここまでに仕立て上げたんだ)
そう確信すると、愛撫する指先にも自然に熱がこもる。堅物の女教師の中にダイアモンドの原石の資
質を見出し、調教を繰り返し追い詰めることで丹念に磨き上げて、見事眩いばかりの輝きを放つ存在
になった。これぞ究極の芸術品。湧き上がる欲情を抑えきれない。
(なんて愛しい・・・)
慌てて首を振る。悪しき思考を振り払うように。
(・・・危なかった。もう少しで・・・)
深入りは危険だ。それは充分、分かっているつもりなのに。
抱きかかえていたサツキをベッドに押し倒し、乳房を握る。右手をそのままに、右の乳房に舌を這わせた。
乳輪を舌先でゆっくりとなぞり、次いで乳首を突付く。軽く刺激を与えた後、唇に含んでチロチロと転がす。
舐めしゃぶっている間も空いた左手は尻肉を掴み、乳房と同様に揉みあげる。そのまま豊かに肉のつい
た太腿へと指を滑らせていき、持ち上げながら爪の先を膝の裏側までさわさわと走らせていく。左の乳首
へ唇を移し、左脚の太腿にも同じ指戯を繰り返す。
「ん・・・はあぁ!」
399名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 03:03:49 ID:r2Axbtlg
(;´Д`)ハァハァ
400名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 05:10:20 ID:+VJhAeTJ
>>398の続き

サツキの口から吐息が漏れる。腕が水下の背中へ廻されしがみ付いてくる。重なり合っている二人の
身体が更に密着度を増す。耳に届く微かな音色。規則正しく響くサツキの鼓動。血と肉で奏でられる力
強い旋律。長い長い時の中で、たくさんの女を狂わせてきた。たくさんの女を抱いてきた。たくさんの女
を犯してきた。たくさんの女の鼓動を聞いてきた。それは人によって微妙に異なる独自のメロディーを持
つ。もちろん、サツキのも。どれも素晴らしいものだったけれど。
(サツキのが一番好き)
その心地よいメロディーに、思わず聞き入って……駄目だ、駄目だ!
サツキは私の所有物。玩具。玩弄物。モノに過ぎない。常に私の制御下。掌で踊る存在で無ければなら
ない。私が惑わされていてはならない。そうでなければ……いや、そうに決まっている。それが証拠に、
私はこんなことだって出来る。なんの躊躇もなく。
舌と唇を這わせた乳房。そこへ唐突に歯をたてた。強く、強く。以前から感極まったときなど噛み付くこと
があったが、意識してここまで強烈なものは初めてだ。どれくらい、そうしていたのか。サツキの呻き声で
我に返った。見ると左の乳房に噛み跡がくっきりと付いており、うっすらと血が滲んでいる。後々まで痣に
なって残りそうだ。顔を見ると目に涙を浮かべている。
途端に激しい後悔の波に襲われた。こんなことがしたいわけじゃなかった。自分の心の弱さをサツキにぶ
つけて八つ当たりするような真似をしてなんになる? なんて愚かなことを。たまらなく自分が嫌になってくる。
「ごめんよ。痛かったろう?」
そう呟くと、サツキを自分の胸に引き寄せ抱きしめた。

(やっぱり、今夜のお姉さまはおかしい……)
物凄く優しい表情をしていたかと思えば、急に乱暴に扱われ強い力で噛み付かれた。抱き締められる温も
りを感じながらも、サツキの心は切ない。愛しい人に誰よりも身近な場所にいながら相手の心の内が分か
らない。それは、とても哀しいことだ。ヒリヒリと痛む乳房の傷よりも、お姉さまのことがずっと気懸かりだった。
自惚れだけれども、原因は自分にあるような気がする。だから、思い切って訊いてみる。これ以上、わけも
分からず悶々として過ごすのは御免だ。
「あの……何か悩んでらっしゃるんですか? もし私でよければ話してもらえませんか? もちろん、私なん
かに話したところで、どうにもならないともいますけど……お姉さまのお気持ちを少しでも楽にしてあげたくて、
それで……」
「私はね、どうしようもなく我侭なくせに臆病者なのさ」 
と、水下がサツキを遮って話し出す。思えば、お姉さまが自身のことについて語るのを聞くのは初めてのことだ。
「一度こうして手に入れた物は、二度と手放したくない。でもいつか相手の方から離れていってしまうかもしれ
ない。それが怖くてたまらない。そんな想いをするくらいなら、いっそのこと自分の方から相手を遠ざけようとし
てしまう。馬鹿みたいな話でしょ? 逆効果にしかならないのにね。そのくせ、逢いたくて自分のそばにいて欲し
くて仕方ない。破滅志向っていうのかねぇ。この性格が災いして、これまで何人もの玩具を手離す羽目になっち
まった。いくら慎重に行動しても最終的に同じバッドエンドを迎えることになる。ねえ、サツキ……お前までいなく
なったら、私は……」
「嫌、もう何も言わないで」
自分から話を誘っておきながら、ひどい言い草だ。だけど……聞かなければ良かった。お姉さまの口から発せ
られる弱音なんて。見たくなかった。お姉さまのあんな心細げな表情なんて。私からお姉さまの許から離れてい
くなんて、そんなことある筈も無い。だから、もっともっと罵って苛めて欲しいのに……。
(最低だ、私……自分のことしか考えてない)
お姉さまだって神様じゃない。苦しんだり悲しんだり悩んだり……そんなこと、あって当たり前なのに。本当に我
侭なのは、お姉さまじゃなくて私の方だ。
「お姉さま、私……」

401名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 05:20:55 ID:+VJhAeTJ
>>400の続き


申し訳ない気持ちで一杯になり、何か言わなければと思う。だけど、そんなサツキの唇を水下の指が塞いで遮る。
「つまらない話を聞かせちゃったね。おかげで、せっかくの誕生日の雰囲気が台無しだ。気分転換にお菓子でも
食べようか?」
そう言うと、ベッドの傍らのテーブルに手を伸ばす。そこにはワインとおつまみのクラッカーを盛り付けた皿があっ
た。お姉さまがわざわざ持ってきてくれた物だ。クラッカーにはチーズ、ベーコン、ジャム、生野菜など様々なトッ
ピングが施されていて、なかなか豪勢なものだった。
水下はクラッカーを一枚摘むと自分の口に入れて軽く咀嚼する。飲み込まずにそのままサツキと接吻し、そのド
ロドロの流動食と化したクラッカーを流し込む。
「美味しい?」
「……はい、もっと欲しいです。どうかください、お慈悲を」
その行為を二度、三度と繰り返していく。親鳥が雛に餌付けする様に似ている。だが、流石に喉に痞えてきた。透
かさず今度はワインに手を伸ばし、適度の量を口に含み同じ様に口移しで飲ませてもらう。ワインのほろ苦さとお
姉さまの唾液の甘さが合わさったそれは、これまで経験したことのない芳醇なる味わいをもたらした。アルコール
は、さほど強いほうではない。だからたちまち顔が赤くなる。全身がカッカッと熱くなる。しかし楽しい遊びのコツを
掴んだばかりの子供のように、この恥戯を止める事が出来ない。繰り返すほどに、頭の中に靄がかかり、取り留
めの無い思考が浮かんでは消え、やがて淀んだ混沌の沼となっていく。
(……お姉さまが好き。お姉さまを励ましたい。助けてあげたい。気持ちよくしてもらいたい。好きです。おねえさま
が。はげましてきもちよくしてたすけておねえさまを……)
だからこそお姉さまの前で、こんな大それたことが言えたんだと思う。大胆なことが出来たんだと思う。素面のサ
ツキでは、とても考え付かない神をも恐れぬ振る舞い。
「……おねえさまぁ……」
サツキは言った。
「んっ?」
「……こんどわぁ……こんどわぁ、さつきがおねえさまを……気持ちよくしてさしあげあげましゅぅ……」
瞳の色が、これまでにない妖艶な輝きを帯びて潤んでいた。

402名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 11:05:08 ID:COidtghl
続きwktk
403名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 09:49:29 ID:/GpZy1+K
今日の放送の最後アップから切れた以降は・・・【誰も踏んでいない積雪を踏む】は小説では処女喪失の暗示
404名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:39:44 ID:FVc26bFK
今日の放送保管SSを誰か頼む
405名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 07:25:46 ID:gKs/lEZv
寒いからこれ着ろ、というのは避妊しとけという暗示


【台無し】
406名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 13:53:00 ID:RySL6Sap
>>400-401
サツキたんハァハァ…
407名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 23:25:14 ID:ct+z2+Aa
「おぢさ〜ん……おかわりィ〜」
「……お姉さん、もうその辺にしといた方が……」
「お・か・わ・り・いー!!!」
やれやれと言う風に、コップに一升瓶の酒を注ごうとする親父さんの手から一升瓶をもぎ取り、手酌
酒と洒落込む。親父さんが何か言いかけて諦め、大仰にため息をつくのを横目に一息で煽る。おつま
みは炙ったスルメ。古典的だが、これが一番美味い。
「なあにいがあ、クリスマスだあ? ばっきゃろうめえ……」
私の名はミズ・シタターレ。世間は今夜クリスマス・イブとかいうお祭りで浮かれ騒ぐ日らしい。色とり
どりのネオン、賑やかな音楽。夜中だというのに街には人が溢れ、騒々しいったらありゃしない。
世の中の皆様は、さぞや幸せな一時をお過ごしでしょうが、肝心の私は不幸のどん底。薄汚い居酒
屋で一人寂しくクダを巻いてる真っ最中ときたもんだ。
「ばっきゃろう……ばっきゃろうめえ…………キンちゃんの……馬鹿……」
今朝、キンちゃんと喧嘩した。

プリキュアとの戦いの末、九死に一生を得た私達は途方にくれた。帰るべきダークフォールも従うべ
きアクダイカーン様もない世界。一体、どうすればいいのか?
長い協議の結果、取りあえずこの人間世界で一時的に共同生活を送ることにした。共同といっても互
いの生活には干渉せず、勝手気ままな無味乾燥としたもの。魔族に愛などという不確定要素は存在
しない。
だけど時々思うことがある。
『キンちゃんは、わたしのことどう思っているんだろう?』
最後の対決の際、死を覚悟した瞬間、私を見つめるあの人を見たとき芽生えた私の中の何か。それは
一体何だったのか? それが知りたい。キンちゃんもきっと何か感じ取ったはずだけど、何も言ってくれ
ない。私も敢えて訊こうとしなかった。出来れば自分の力で探り当てたい。そのための共同生活。
何事も無く、ただ日々が過ぎていった。そして迎えたこの日。あの運命の日からちょうど一年。キンちゃ
んは覚えているだろうか?
「ねえ、今日が何の日か覚えてる?」
彼の常駐している『私の部屋』へ行き、思い切って尋ねてみる。キンちゃんは『1t』と表示されたバーベル
を持ち上げている最中だった。
「今日か? 今日のメニューは町内五千週、スクワット一万回、腕立て三万回、腹筋一万五千回……」
「ちょ……そうじゃなくってさあ……去年色々あったでしょう? それで……」
「八千八百……ゴチャゴチャ五月蝿い! 数が分からなくなっただろうが! 最初からやり直しだ!」
(この人にとっては、私はバーベル以下かい!)
その後はもう、何を言ったのか覚えていない。ヒステリックに喚き散らし、外へ飛び出した。と言っても、行
く当てがあるわけでもなく、現在に至る。そういうわけだ。
店の親父に『営業妨害だ』と言われ、ここでも外へ追い出された。客なんて私一人じゃないか。こんな店、
こっちからお断りだ。悪態をついて、賑やかな喧騒の中に身を投じる。どこにも私の居場所のない世界へ。
いつの間にか小雨がぱらついていた。
408名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 23:28:55 ID:ct+z2+Aa
>>407の続き

「お姉さ〜ん、綺麗だねえ。ひとりぃ? おじさんたちとあそばな〜い?」
酔っ払った中年が絡んでくる。酒臭い息を吐き、馴れ馴れしく尻に手をやる。ヘドが出そうだ。カッ
となって思い切り引っ叩いてやった。
「気安く触るんじゃないよ、馬鹿!」
(キンちゃんは、ろくすっぽ声も掛けてくれなかった。身体に触れようともしてこなかった。一年間
も一緒にいたのに……)
不意に聞き慣れた声がした。あれは……満と薫だ。かつての同じダークフォールの住人。二人は
咲と舞、それともう一人小さな女の子の五人でショッピングをしていた。ありふれた何処にでもあり
そうな仲睦まじい光景。私とキンちゃんとでは、在り得なかった光景。
私はその場から逃げるように走り去った。惨めだった。同じ魔族でありながら、どうしてこうも違う
のか? ギラつくネオンが、賑やかな音楽が私を追い立てる。
(止めて……もう、止めて!)

ダークフォールに帰りたい。切実にそう願った。いい思い出があるわけじゃない。でもこんな惨めな
思いはしなかった。こんな寂しい思いはしなかった。ここは……ここは……あまりにも……寒い!
小雨が雪に変わっていた。素敵。最高だ。これ以上、何を望むか?
散々時間を無駄にして帰ってきたのは、いつものマンション。この時間なら、外でトレーニングをし
ている頃だ。キンちゃんはまだ帰ってきてないだろう。
一年前のあの時芽生えた想い。あれは結局私の思い過ごしだったのだろうか? そんな愚にもつ
かないものを追い求めて無意味な日々を送っていたのだろうか? それじゃぁ……あんまりだ。
鍵を開けて部屋へ入って……目を瞠った。真っ暗だと思っていた部屋が明るい。たくさんのキャン
ドルに火が灯り、見慣れた部屋が幻想的にライトアップされ浮かび上がっている。
「なに……これ?」
部屋の中を進むと、中央のテーブルの何かある。ケーキとサンドイッチの盛り合わせ。チキンにシ
ャンパン。紙切れが一枚。達筆の文字で『すまん!』と書かれていた。
ケーキのクリームを指で掬い、サンドイッチを一口齧る。……こんなの、ちっとも美味しくない。クリ
ームは甘すぎて胸が詰まって苦しい。サンドイッチはマスタードが効きすぎて涙が溢れてくる。こん
なことしてもらったって、ちっとも嬉しくない。だから『ありがとう』なんて言ってやらない。
クルリと私は振り向いて、寝室のドアを開ける。そこにキンちゃんはいた。大きな薔薇の花束を抱えて。
「まあ……その……なんだな……」
ブツブツ言い出すキンちゃんの唇を私の唇で塞ぐ。言い訳なんかさせてやるもんか!
キンちゃんの馬鹿。こんな程度のことで許してもらえるなんて考えてるんなら大間違いよ。女は執
念深いの。残酷なの。欲張りなの。


今夜はとことん私を満足させてくれなきゃ、絶対に許さないんだから!



みなさまも、良いクリスマスを









409名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 03:28:42 ID:3kATmkyx
>>408
おおおおおお!キン×シタ待ってましたー!!
410名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 00:31:50 ID:Wc5vtjW/
>>407-408
まさかの同居生活キタコレwww
411名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:22:04 ID:qhhH1/Yk
支援
412名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:53:47 ID:z3ivZqNl BE:534168959-2BP(20)
姉妹スレ?の角煮が落ちちゃったorz
413名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:59:10 ID:bdGfJg7n
>>407-408

好評のようでよかった。
イブのうちに書き上げたかったので、結構慌ててました。
そのため推敲するヒマが無くもうちょい、情感こめて仕上げ
たかったのが悔やまれます。
414名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 01:43:38 ID:riLyvhVS
>>412
角煮(というかPINKちゃんねる)は今、運営がとち狂って荒らしに門戸を全開放したせいで壊滅状態になってるみたいだね。
現状のままではいずれこっちにも荒らしの魔の手が伸びてくるのだろうけど…orz
415名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 03:17:53 ID:02gCpEGw
支援
416名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 16:02:05 ID:Zk6k1rzK
ほしゅ
417名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 18:35:22 ID:fOJuDsze
>>401の続き

アルコールで神経がマヒしてはいたものの、どこか冷静に事態を傍観し認識している自分がいた。
(ええと、これって……この状況って……)
ベッドの横たわっているお姉さま。その上に馬乗りになっている自分。先程とは真逆の体勢。そして、
これから自分がしようとしていることは……。
(出来るだろうか、自分に? お姉さまに気持ちよくなってもらうことなんて……)
自分の軽率さがうらめしい。飲み慣れない酒で舞い上がり、一時的にタガが外れたうえでのこととは
いえ、何ということを口走ってしまったのか。
(出来ない。出来るわけ無いよ)
これまでは一方的にお姉さまから責めを受け続けるだけの個人診療だった。自分の方から奉仕に廻
ったことなど一度も無い。やった事もないことが出来る筈も無い。
酒の酔いも浮ついた高揚感も退いていく。体が動かない。指一本動かせない。
(……謝ろう)
『すいません。やっぱり無理でした』
私が、そう告げたらお姉さまは何と思うだろう? 失望するだろう。怒られるだろう。今度こそ嫌われてし
まうかもしれない。だけど、このままじゃ、どうしようもない。
「す……」
サツキが口を開きかけたとき、自分の手に触れる物があった。お姉さまの手だ。お姉さまの手が自分の
手の上に添えられていた。なんて、温かい。お姉さまと目が合う。自分を見つめる真っ直ぐな眼差し。何
も仰りはしないけれど、心の声が瞳を通じて伝わってくる。

『自分を信じなさい。やる前から諦めるなんて、あなたらしくないでしょう?』

お姉さまの手をそっと握る。それだけで力が溢れてくる。そうだ、こんなの全然、私らしくない。
(はい、お姉さま!)
やおら意を決して、お姉さまの乳房に手を伸ばす。サツキの手に余るほどのそれは、得も言われぬ迫力
とずっしりとした重みを感じさせる。
(……凄い)
見ているだけでも圧倒されるが、直に触れてみてより一層その造形美に息を呑む。こんなに大きいのに形
も崩れておらず、勿論垂れてもいない。尖った乳首がツンッと天を仰いでいた。美人は、おっぱいまで美し
いものらしい。ゆっくりと感触を楽しむように揉んでみる。しっかりと張り詰めており、押せばそのまま指に吸
い付くように弾き返してきた。同性の立場からみても、これは魅入られてしまうだろう。
(私とは……大違いだ)
嘆いていても仕方ない。だけど、比較せずにはいられない。どれだけ落ち込む結果になろうとも。
その完璧な美の芸術品が、いま自分の手の中にある。世界中でお姉さまに触れられるのは私だけ。お姉さま
と愛し合えるのは私だけ。
ゾクリッ、と背筋が泡立つ。
(なに……いまの?)
一瞬、全身を貫く様に快感がはしった。
お姉さまに奉仕する。畏れ多いことだけど、少し考え方を変えれば、これはひどく興奮するシチュエーションだ
った。
お姉さまにしていただいた事は全て、脳が、心が、肌が、身体が憶えている。それを私なりにアレンジしてお姉
さまに御返しすればいい。
上手くいくかどうかなんて分からない。だけど……やってみる!
(お姉さま。私、頑張ります。頑張りますから)
サツキの唇が、右の乳房の乳首を含んだ。
418名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 21:28:10 ID:8HshghQG
>>417の続き

一度気持ちが固まれば、先程までの緊張が嘘のように身体が動いた。
勃起した乳首に舌を絡め、啄ばみ、吸ってみる。もう一方の乳房を手で優しく包み込み、揉みしだく。唇
が、舌が、指が蠢くほどに豊満な乳房もそれに合わせて弾み、タプタプと音を立てそうな勢いで飛び跳
ねる。
空いた方の手がそろそろと、下腹部を這い進む。臍の窪みを通過し生い茂る繊毛をサワサワと掻き分け、
やがて指先が可愛い肉の突起に触れた。一瞬、お姉さまの身体がピクンッと震えたのを感じた。柔らか
い指の腹で、その敏感な部分を丁寧に撫で擦って行く。時間をかけて、ゆっくりと執拗なまでに。呼吸が
徐々に荒くなっているのが分かる。
舐めしゃぶっていた乳首を解放し、軽い接吻を繰り返しながら鎖骨を啄ばみつつ首筋へと誘っていく。解
れて乱れたお姉さまの洗い立ての髪の匂いが鼻腔をくすぐる。
(私と同じ匂いがする……)
さっき浴室で同じシャンプーで髪を洗い合ったのだから当然だ。だけど、そんな些細なことが何故かとて
も嬉しい。胸が訳も無くときめく。肩から顎の下までのラインを一気に舐め上げる。ヒュウッと息を吸い込
む音がした。耳朶をやわやわと甘噛みしていく。私がお姉さまに責められて一番感じる箇所。だから、お
姉さまにもして差し上げる。
「あ、ああ……」
女性の性器そのものの様な淫猥な唇から、微かに声が漏れる。
クリトリスを弄んでいた指が更にその奥、恥肉の方へと伸びていく。太腿を擦り合わせることで侵入を防
がれたが、有無を言わせず強引に推し進めると抵抗もなく短い縦のラインに指が届いた。そこはすでに
熱く湿っており、ちょっと力を入れさえすれば易々と挿入を許してしまいそうだ。
(お姉さまが感じてくれている。私の奉仕で……)
再び、ゾクゾクと背筋を電流のようなものが駆け上がる。
(こんなに綺麗な人を、私のような素人の指戯で感じさせられる事ができるなんて)
お姉さまが腰をモジモジさせている。抗っているのではない。ねだられているのだ。もっと指を。もっと快
楽を与えてくださいと、無言でおねだりしているのだ。お姉さまが。だけど、そう簡単には与えない。微妙
に強弱をつけ、力加減を調節して一気に登りつめる様なマネはさせない。誰に教えられたわけではない。
お姉さまの玩具としての経験で身に付けた焦らしのテクニックだった。
(人を支配するって、こういう事なのね)
サツキは今更ながらに思い知る。こういう立場にたって初めて理解できた。掌の上でで人を躍らせる悦び。
もがき苦しむ様を、じっくりと観察し眺める立場にたつ愉悦。
サツキは教師として、教育現場にはびこる『イジメ問題』に心を痛めてきた。幸い、夕凪中学や自分のクラ
スには、この悪しき問題が起きた事例はなかったが、もちろん他人事だとは思っていない。新聞やニュース
で、いじめによる事件や自殺などの報道を見ると、教育者としてやり切れない思いで一
杯になる。
(何故、こんな事が起きるの? 何故、いじめは無くならないの……)
ずっと自問自答してきた。そして今、理解した。いじめは決して無くならない。
何故なら、『他人を支配したい』というのは、人間に備わっている根本的な本能だからだ。暴力であるいは権
力で他人を抑え付け屈服させ服従させて悦びを感じることが人間の真の姿だからだ。いまの私のように。

(まだまだ、これからですわよ。お姉さま。もっと、もっと、もっと感じさせて差し上げますから)
419名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 09:53:33 ID:Piz43iFy
目が覚めて、辺りがすっかり暗くなっていることに驚いた。ほんの少し前に目が覚めた時には、まだ
明るかったはずなのに。いつの間にか随分と眠っていたらしい。
(と、言うより今は何月何日の何時なんだ?)
時間の感覚がすっかり来るってしまい、戸惑う。
点けっぱなしのTVは、歌番組を垂れ流していた。男女が紅白の二組に分かれて歌を歌いあう特別
番組らしい。
チラリと隣の様子を窺う。
(大丈夫。眠っている。すぐに目を覚ますような心配はなさそうだ。逃げるなら、今のうちに……)
起こさないように慎重に慎重を重ねてベッドを這い進み、いよいよ立ち上がろうとした瞬間、背後から
肩越しに腕が巻きつき、
「どこ行くの?」
と、声を掛けられたとき、さすがのキントレスキーも心臓が飛び上がり、『ワァッ!』と悲鳴を上げそう
になった。
逞しい背中にしな垂れかかり乳房を押し付け、しなやかに伸びる腕を絡みつかせ、盛り上がった肩に
下顎をチョコンとのせて潤んだ瞳でこちらを見つめるミズ・シタターレを見たとき、不覚にも『あ、可愛い』
と思ってしまった。否、いまはそれ処じゃない。
「……いや、ちょっとジョギングでもしてこようかと……」
言い訳にもならない言い訳をかまし、その間に破裂しそうな心臓を何とか落ち着かせる。こめかみを冷
や汗が伝う。
すると、ミズ・シタターレはクスクスとさも可笑しそうに笑い、
「もう、キンちゃんてば本当に筋トレのことしか頭にないんだからぁ。そんなに運動したいんだったらさぁ、
私とここで一緒にすればいいじゃない?」
と、のたもうた。
(この女は……)
キントレスキーは、頭が痛くなってきた。あの日以来、ほとんど飲まず喰わずで、それこそプロテイン一滴、
チョココロネ一切れ口にすることなく、ベッドの上で色々とやり合って来たのだった。そう、色々と。寝室から
一歩も、というかベッドの外から出た記憶が無いほどに。さすがの彼をしても疲労の色は濃かった。プリキュ
アと戦っていた頃でさえ、ここまで疲れたことはない。それなのに……
(何故この女は、こんなにも元気なんだ?)
過ごした条件は同じ筈なのに、ミズ・シタターレはケロッとした顔をしている。この細身の身体のどこに、それ
だけの力を秘めているのか? 軽い畏怖の念さえ抱いた。
「ミズ・シタターレ。大概にしたまえ。何度やり合えば気が済むんだ? 私はいい加減、腰が……」
すると途端に目付きが険しくなり、頬をプッと膨らませて
「あら、そっ。もうダウンしちゃったってわけね。日頃、鍛えてらっしゃるから、どれだけ体力が御ありなのかと
思えば。ハッ、とんだ見掛け倒しじゃないの!」
と、ふて腐れて向こうをむいて寝てしまった。そんな姿を見て、またしても
『あ、可愛い』
と、感じてしまい、慌てて頭を振る。
420名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 09:55:05 ID:Piz43iFy
>>419の続き

(いかんいかん、いつの間にやら、相当この女に毒されとるぞ)
子供じみた、実に分かりやすい安っぽい挑発である。しかし、それを右から左へ受け流せるほど、キ
ントレスキーは人間が(?)出来ていなかった。
「ミズ・シタターレ、下手に出れば付け上がりおって! 仮にも私はダークフォール最強の男と呼ばれ
たキントレスキーだ。この程度のことで音を上げるほどヤワではないわ!」
「フンッ、口先だけじゃ何とでも言えるわ。だったら、それを証明して見せなさいよ」
と、相変わらず向こうをむいたまま言い放つ。その態度に、さすがのキントレスキーもキレた。
(おのれ、この女……こうなったら……)
アレを使うしかないか? しかし、こんな事でアレを使用していいものか?
仕方あるまい。これはミズ・シタターレから私への挑戦なのだ。挑戦状を叩きつけられたからには受け
なければならない。そして勝たなければならない。この際、手段は選んでいられない。
「拘束制御術式、第零号開放!」
キントレスキーが叫ぶと、彼の身体に劇的な変化が訪れた。眩い光に包まれ、モヒカンの髪が大きく逆
立ち、全身の筋肉がはちきれんばかりに膨張し、血管が浮き上がる。力が、気が漲ってくる。
普段、キントレスキーは三割程度のパワーしか使用していない。それ以上、力を開放すれば彼自身に
も制御は難しく、最悪の場合、全宇宙を消滅させかねない恐るべきものであった。アクダイカーン様から
も、厳しく禁じられていた。正に禁断の力だった。
そして今、その禁を破りキントレスキーは力を開放してしまった。
(人類の皆さん、申し訳ない。2008年は訪れない。北京オリンピックは開催されない。新しいプリキュアの
アニメも放映されることはない。何故なら、この私が全てを消滅させてしまうからです)
「ミズ・シタターレ、覚悟しておけ。私がこの姿になった以上、お前に一切の勝機は無い。私の永遠無限無
尽蔵のパワーがお前を引き裂き燃え尽きさせ、埃一つ残らぬほどにしてくれるわ!」
すると、初めて彼女がこちらを振り向いた。その表情!
口元の端がキュイイイーッと吊り上り、目がランランと青白い炎を吹き上げて光り輝いている。
その姿に不覚にも、
『美しい』
と、称賛を贈りたい気持ちに駆られる。
きっと、アナコンダとホオジロザメのハイブリッドが獲物を前にして満面の笑みを浮かべたとき、同じ表情を
するに違いない。生憎、まだ見たことはないが。
分厚い胸板に指を這わせ、耳元で彼女が囁く。
「ウフフフフフッ、望むところよ。キンちゃん」



何処かで、除夜の鐘が一つ、ゴォーンと鳴った。
421名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 09:56:21 ID:Piz43iFy
2008年も、よろしくお願いいたします。
422名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 21:54:14 ID:eh/Yt9C4
お邪魔します。
以下12/23放送分の補足のココのぞです。
ラスト後、漫画版のように「キスした上にココが元の姿に戻った」という設定で。
本番なしです。
423クリスマスの夜1/4:2008/01/02(水) 21:55:34 ID:eh/Yt9C4
寒さで元の姿に戻ってしまったココをジャンパーの中に抱き、のぞみは雪の中歩いていた。
ぎゅっぎゅっと、雪を踏む音が夜の街に響いている。
雪はまだしんしんと降り続き、寒さは増していっている。
(人間界の冬がここまで寒いとは知らなかったココ。
 それに比べて、…ほんとにのぞみの中はあったかいココ…。)
のぞみに申し訳ないと思いつつ、ココはその温もりを満喫していた。
幸せとはこういうことを言うのだろうか、などとぼんやりと考える。

のぞみの家とナッツハウスへの分かれ道まで来た。
すっとのぞみが立ち止まる。
「のぞみ?どうしたココ?ナッツハウスはあっちココ。」
「わかってるもん。」
ココを見下げて、頬を膨らます。
(かわいい…)
そんな一瞬の表情にすら自分の心は反応し、のぞみを愛しいと思ってしまう。
それほどココはのぞみのことを好きになっていた。

「ねぇ、ココ。」
「なにココ?」
「このまま、あたしの家まで一緒に帰って?」
「ココ…?」
「今日は、あたしとお泊り会しよ!…うんっ、そうしよっ!
 けってーいっ!」
「こっココーーーッ?!」
424クリスマスの夜2/4:2008/01/02(水) 21:56:16 ID:eh/Yt9C4
彼女の中で既に決定した「お泊り会」のために、のぞみはさっきより勢いよく雪の道を歩き始めた。
もちろんその方向はのぞみの家の方向である。
「ちょっとっのぞみっ?!ダメココっ!」
「なんでダメなの?」
返事をする間もずんずんと歩き続ける。
「なんでって…」
(なんでって…それはっ…って言えるわけないココーーーーっ!)
ココは一人で赤くなっているが、のぞみは気付かず話し続ける。
「…だってっココと一緒にいられるのはもう少しなんだよ?
 ならっその間はできるだけ一緒にいたいんだもんっ。」
「のぞみ…」

…できるだけのぞみの笑顔を見ていたい、とは思っていた。
ずっと一緒にいられたら…、ともどこかでは思っていた。
いつもナッツハウスの前で別れる瞬間がつらかった。
しかしその願望を認めてしまうと、
今後待ち受けている本当の別れがますますつらくなることがわかっていた。
それが怖くて、自分の願望に気付かないふりをしてきていた。

そこへ、こののぞみの提案。
しかものぞみは素早く実行しようとしている。
先のことなど気にせずに、今、したいことを真っ直ぐに主張する。
この純粋さがまぶしかった。
(これだから…のぞみに…惹かれてしまうんだ…)
ココは己の想いと不甲斐なさを同時に実感して、そっとため息をついた。

「ココ?!」
黙ってしまったココに少し不安を感じたのか、のぞみが覗き込んでくる。
「いい…ココ。」
「え?」
「ただしっ今夜だけココ。あと、ナッツに外泊の連絡を入れるココ。」
「ココ!うんっわかったっ!着いたらすぐに電話するねっ!」

のぞみは嬉しかったのかさらにぎゅーっとココを抱きしめた。
(…今夜、何もせずにいられる自信がない…ココ。)

425クリスマスの夜3/4:2008/01/02(水) 21:57:09 ID:eh/Yt9C4
帰宅後も、のぞみはずっとココを離さない。
さすがにお風呂の間は離してくれたが、あがってからはやっぱりココを抱く。
本当はお風呂も一緒に入ろうとしたのだが、それは断固拒否させていただいた。
そんなの…無理だ。

布団の中に入ってからも横向きに寝転び、ココを抱きしめている。
「のぞみ。もう寝る時間ココ。」
「あ、うん。そうだね!」
そう元気よく答えるものの、ココを放す気配はない。
「のぞみ?」
どうしたのだろう、とのぞみを見上げる。
「ごめん、苦しい?」
「それは大丈夫…ココ。」
のぞみは腕の中のココを見つめていたが、ふっと微笑んだ。
「なんか…ね、ココといつかお別れするのかと思うと
 …こうすることもできなくなるのかと思うと、ココをずっと抱っこしてたくなるの。」
「のぞみ…」
のぞみはココを抱いたまま体をぎゅっとくの字に丸め
「ココ、大好きだよ。」
とつぶやいた。
ココからはのぞみがどんな顔をしているかは見えない。
ただ、のぞみのトクントクンという心臓の音だけが伝わってくる。
「ココも…のぞみのことが大好き、ココ。」
「ココ…」
ココの一言で、のぞみの心音が一気に早まったのがわかる。
(ああ、のぞみ…)
愛しさで胸がいっぱいになる。

「…のぞみ」
「ん?」
「この状態だとココからのぞみの顔が見えないココ!
 一回離すココ。」
「うん?」
言われるがままにのぞみはココを抱きしめる腕を緩める。

その瞬間――

「のぞみ!」

ココは人間に変身し、力いっぱいのぞみを抱きしめていた。

「こっ…ココ?苦しいよっ?!」
のぞみが腕の中で窮屈そうにしながら見上げてくる。
「ふふ、のぞみだってさっきまで僕のことを抱きしめてたくせに。」
「そっそうだけど…」
「僕だって、のぞみの顔を見ていたいし、のぞみのことを抱きしめていたいんだよ。」
426クリスマスの夜4/4:2008/01/02(水) 21:58:18 ID:eh/Yt9C4
のぞみの目がキラキラと潤む。
ほっぺたも桃色に色づいている。
その顔は卑怯だ、と思う。
抱きしめるだけじゃ終わらなくなるじゃないか。
のぞみは、人間の女の子だし、子供だし、いつかお別れしないとなんだから
これ以上踏み入っては――

「うん。」

のぞみが背中に腕を回してくる。

「ずっと…ぎゅっとしてて?」

「のぞみ…」

思わず唇にキスを落とす。
「あ…」
のぞみは少し驚いたような顔をする。
それはそうかもしれない。
数時間前にファーストキスをしたばかりなのだ。
「ごめん。」
「ううん。」
二人で抱き合ったまま黙ってしまう。
のぞみは腕の中で下を向いてしまった。
その耳はほっぺたと同じくらい桃色だった。
「のぞみ。」
そっと呼びかける。

「キス、してもいいかな?」
「もう、した後、でしょ?」

のぞみは恥ずかしそうに、かつ、嬉しそうに顔をあげ、目を閉じた。
ん、という感じに唇を少し尖らせる。
(ああ、本当にその顔は卑怯だ――)

喰らい付くようにのぞみにキスをする。
それだけでは足りない気がして、のぞみの唇を舌でなぞってみる。
のぞみは驚いたのか唇を薄く開ける。
その隙から一気にのぞみの口腔へ舌を侵入された。
「んんんんぅーっ?!」
のぞみはさらに驚いたようで喉の奥から謎の声を発している。
(ごめん。のぞみ。もう止まらないんだよ。)
なんて思いながらのぞみの舌を絡めとる。
今可能な限りののぞみの内部を感じつくす勢いで口腔内を侵し、唾液を吸う。
最初は戸惑っていたのぞみも、おずおずと舌を絡めてくる。

「んっはぁ…んっ…くちゅッ」
気が付けば、二人の間からは吐息と粘液の絡まる音が響きだしていた。

427名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 22:02:54 ID:eh/Yt9C4
おしまい、っていれるの忘れた。
とりあえずこれで終わりです。すいません。
428名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 22:45:22 ID:cwcpnorI
ココのぞGJ
ぜひ続きを期待している
429名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 01:09:28 ID:LcyX1Duv
GJ!!!!
そして是非続きを!!!!!
この後どうなっちゃうんだ
430名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 20:12:07 ID:Egrl2okC
本編だけでなくSSまで僕らを焦らすココのぞ……ッ!
GJ!!!
431名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 00:53:16 ID:Ox2FFngv
本番ナシなのにやたらエロいぜ
新年早々焦らしプレイとは・・・・GJ
432名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 17:13:34 ID:fprwtsUQ
保守
433ナツこま:2008/01/09(水) 00:06:07 ID:pntOo7A/
保守がてら小説を初めて書いたので、途中ですが置いてみます。
ナツこまです






小春日和の昼下がり、ナッツハウスが定休日の為、ナッツとこまちは本屋に向かって街を歩いていた。
注文していた本が届いたとの連絡を受け、ナッツが取りに行く途中こまちが通りかかったのだが、行く先が本屋と聞き、こまちも同行する事になったのだ。
最近オープンしたビル前でイベントをしているせいか、街は普段よりかなり人が多く、ただ歩くにしても肩をずらさないと通れないほど道が混んでいる。

「ひどい混み様だな」
「今日は特別ね……ナッツさん大丈夫?」

自然豊かなパルミエ王国では体験した事がないだろう人込みに、苦労して前を歩いているナッツを心配したこまちが声を掛ける。
あまり表情を出さないナッツだが、うんざりした顔でこまちに手を差し出した。

「ああ、何とかな。それより早くここを抜けよう」
「え?」
「はぐれるぞ」

伸ばした手はこまちの手を掴むと、自分の元へ引き寄せる。
しっかり握られた手の力強さは普段の獣姿からは想像がつかないもので、ナッツの思わぬ行動にこまちは戸惑いつつ、そっと手を握り返した。

イベントも終盤に入ったのか、賑やかな音楽が鳴り響き人の波が大きく動いた時、うねりに巻き込まれたナッツ達の所にイベントの物らしき風船が一つ何処からか飛んで来た。
丁度二人の目の前に来た時、それは大きな音を立て破裂し、同時にこまちはナッツの手の感覚が無くなった事に気づいた。

「ナッツさん!!」

破裂音に混じって小さな煙が上がるのをこまちは見逃さなかった。
その煙は本来の姿に戻った証拠であり、この状況で戻るのは二重の危険性がある。

「ナッツさん、どこ?!」

身を屈め足元を探すこまちの耳に聞き慣れた声が聞こえた。

「こ……ここナツ」

見ればすっかり獣姿に戻ってしまったナッツが、人の足に踏まれないよう必死に身をかわしている。
だがこれだけの雑踏、このままではいずれ誰かに踏まれるか発見されてしまうだろう。
こまちは急いでナッツに近寄ろうとするが、人を掻き分けて進むのは容易い事ではなかった。
そして一番危惧していた言葉が上がる。

「あー!あのぬいぐるみ動いてる」

434ナツこま2:2008/01/09(水) 00:07:22 ID:pntOo7A/
近くにいた子どもがナッツを見つけてしまったらしく、指を差し真っ直ぐこっちを見ている。

「お母さん!あのぬいぐるみ生きてるよ!」
「そう、可愛いわね」

普段よくある会話なのか隣りの母親はイベントから視線を外そうとせず、返事だけを娘に返した。
生返事に納得がいかなかった子どもは、ナッツから目を逸らし母親の気を向かせようと両手で母の腕を引っ張りだした。

この隙をこまちは見逃さなかった。
一気にナッツに近寄り捕まえると、素早く自らのスカートの中に放り投げた。

「こっ、こまち?!」

一瞬の出来事にナッツが状況を把握できないでいると、恥ずかしそうにこまちが囁いた。

「私の足に……しっかり捕まってて」

どうやらナッツをスカートに隠したまま、この場をやり過ごそうとしているらしい。
先程の子どもだろうか、すぐ側で「あれ?どこいったのかなぁ?」と騒ぐ声が聞こえ、ナッツは見つからない様こまちの膝に抱きつき息を潜めた。
やや長めのスカートが功を奏したのか、子どもがナッツを見つける事は無く「子犬だったんじゃないの」「違うよぉ」だの会話が小さく遠ざかっていく。

なんとか一波越えたらしく、こまちとナッツは安堵したが、まだこれで全てが解決した訳ではなかった。
改めて思うと必死だったとはいえ、かなり大胆な事をしている自分に気付き、こまちは全身が熱くなった。
が、ここでナッツを出す訳にもいかず、意を決するとやはり小声でナッツに告げた。

「このまま人気が無い所を探すから、もう少し……が、頑張って」
「わ、分かったナツ」

ナッツが落ちまいと強く自分の膝を掴んだのを感じ、こまちの熱が一段跳ね上がる。

「あ!……うっ、上は見ないでね」

上と言われ、ついナッツが反射的に向くと、暗がりの中、自分が掴む柱の頂上に薄いグリーンのパンティが見えた。
「ーー!!」
「……ナッツさん?」
「あ。あーーうん」

何が「あーーうん」なんだ。と内心自分に毒づいたが、ナッツ自身冷静に考える余裕もなく、こまちもそれを肯定と取ってのか、ナッツを膝に抱えたままゆっくりと歩き出した。


435名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 00:11:53 ID:pntOo7A/
こまちのパンツはやはり薄緑かと

未熟ですが続きが完成したら、また置きたいと思います。
が、パソコン壊れてて携帯からしか打てない…

失礼しました
436名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 02:59:23 ID:INnVR4Ax
GJGJ!ナツこまYES!
ナツもこまちも可愛いよー。
続き待ってる!全裸で。
437名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 03:18:56 ID:66S3fXhs
ナイスなシチュエーションにナツこまスキーの俺が萌え狂った!
こまちの足に強く捕まっちゃうナッツは可愛いし恥ずかしくてつい感じちゃうこまちも可愛い!
続きを超期待

>こまちのパンツはやはり薄緑かと
個人的には白かなー
色つきパンツ履きたいけど結局普通のパンツにするこまちに萌える
438名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 16:15:29 ID:MS6oBebk
現実的に考えたら、別にパンティは白が標準とかないぞ

色の付いてるパンティは白より恥ずかしいなんてことはない
439名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 17:02:41 ID:luiSgM9e
ナツこま小説乙
続きが気になって仕方ありません
440名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 21:39:05 ID:xov4r9Cs
こまちの上を見ないでねに萌えました〜
441名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:15:11 ID:GaAMdt5A
>>433ー434
何という羞恥プレイ
Gj!
442名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:53:22 ID:JL8AG2gD
普通のセックス描写よりこっちの方が興奮するな。
ナツこまはココのぞとはまた違った良さがあっていい!!
443名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 00:13:48 ID:XoQuhKhb
>ナツこま
見てるこっちもハラハラしますたw

>>438
白の方がシミついたとき目立つから余計に恥ずかしいかもね
444名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 01:42:37 ID:vGxOVujE
ナツこま人気すぎw
オイラも続き楽しみにしてるよ!

>>438
だが白パンが最もエロいという概念は譲れない
445名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 14:39:54 ID:2kq6cmoC
ナツこまイイヨイイヨー

「こ……ここナツ」 に激しくフイタ
446名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 21:54:48 ID:ceq7pJch
本番期待
447名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 01:10:21 ID:lBxh/D89
桃と闇桃期待age
448ナツこま3:2008/01/12(土) 07:09:50 ID:lXfJi9y4
>>434の続き
ナツ(獣)こまです。
苦手な方はスルーして下さい




挙動不審
今のこまちの状態を表現するなら正にこの一言だろう。

人込みを避けながら、なるべく膝を曲げない様歩く姿はぎこちなく、緊張で強張った顔には一筋の汗が流れている。
二人にとってこの混み具合は、幸いであり不運でもあった。
怪しさを隠すのには十分幸運だったと言えるだろう、だが。

「うう……」

こまちの膝から小さな呻き声が上がる。
意識して膝が他人に当たらない様に歩くのも限界があり、ぶつかり押される度にナッツはそれを耐えていた。
しかし、歩くこと自体がどうしても膝に振動がくる物、このままでは足を掴むナッツの握力が先に尽きてしまう。

(早く……早く人のいない場所を見つけないと)

こまちは心の中で熱に浮かされるかの如く繰り返し呟いていた。
体から沸き上がる熱さの理由が、無理な姿勢を取り続けているだけでない事は分かっている。

(ナッツさんの触れている全てが熱い)

自覚した思いが熱と共に加速してこまちの全身を駆け巡る。
そしてそれは、こまち同様ナッツも抱えている‘もう一つの限界’だった。


最初こそ隠れることに必死で気付かなかったが、いざ逃れ落ち着いてみると、この『こまちのスカートの中で素足に抱きついている』という現状はかなり普通ではない。

(……マズいナツ)

膝という不安定な土台に加え、腕に走り始めた痺れ、滲み出る汗で手が滑りだした事もそうだが。
何より、直に伝わってくるこまちの体温や羞恥心を押し殺しながら身を挺し自分を守っているこまちの横顔が頭をよぎり、思考がまとまらなくなっている。

449名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 07:20:40 ID:lXfJi9y4
>>437
白も凄い迷ったけれど、自分の中にかれんのイメージがあったんで緑に。確かに白も捨てがたい…

本番は次の予定で。
失礼しました
450ナツこま4:2008/01/12(土) 07:26:08 ID:lXfJi9y4
すみません、>>448の続きを抜かしてしまいました orz

改めて>>448の続き



とにかくここで落ちては今までの努力が水の泡だと、ナッツは目を閉じ、滑る両手を懸命に動かして、こまちの足をよじ登った。
ナッツはただ落ちない為に手足を動かしているだけだったのだが、こまちにとってはそれだけで済まされなかった。
突然起きた、ふわふわした毛先が撫でる様に太腿を蠢く感覚。

「ひあっ!」

堪らず声を上げてしまい慌てて口に手を充てるが訝しがる人もなく、こまちは胸を撫で下ろした。
手繰り寄せたこまちの記憶が正しければ、この先に人気の少ない大きな公園があるはずだった。

(あと……あと少し我慢すれば……)

そこまで行けば、それまで耐えなくちゃ。そんな思いと裏腹に、こまちが足を踏み出す度柔らかい塊は内股を擦り、小さな指先は不規則な刺激を与えてくる。
意識しないように考えれば考えるほど逆に集中してしまい、こまちの下着は次第に湿り気を帯びていった。


一方、ひたすら登る事に集中していたナッツだったが、指に何か引っ掛かったらしく片手が動かせないので閉じていた目を開くと、そこには自分の指に絡まる淡いグリーンのレース、そしてその周囲に甘酸っぱく上気した同色の薄い布地がナッツの鼻先に広がっていた。

「なっ……!!」

目の前にあるモノが何であるか理解したのと同時に思わず手を離してしまい、ナッツの体は空中に放たれた。
本来なら路上に叩きつけられる所だが、さっき引っ掛かった指が辛うじて落ちるのを防いでいた。

ナッツの体重を支えるには弱々しいレースの穴は、重力に従い徐々に楕円に伸びていき、あしらわれている周りの布も自然と一緒に下がる形になる。
慌てたナッツが元に戻そうと体を左右に振ってみるが、効果は無い。


451ナツこま5:2008/01/12(土) 07:34:16 ID:lXfJi9y4
>>450の続き


今まで気丈に振る舞っていたこまちも、これには足を止めずにいられなかった。
街路樹にもたれかかり、荒く息を吐きながらナッツに懇願する。

「ナ、ナッツさんっ……んっ、ダメッ……それ以上動かない…で」
「ご、ごめんナツ!今……何とかするナツ!」

指一本でぶら下がっているナッツに出来る手段などないのは分かっていたが、衝動と焦りがナッツの判断を狂わせていた。
この状態でナッツが動く事は全くの逆効果で、刺激を受け敏感になっている秘所と外気に晒されたその際を、毛糸玉が行き来するようなものだった。

「こんな……もう、だめ……」

込み上げた熱でぼやけるこまちの視界に、見覚えのある場所が飛び込む。

(――あれは!)

ナッツの太腿移動に気を取られて気付かなかったが、いつの間にか裏手側まで来ていたらしい。
こまちは残った気力をふり絞り公園に入ると、なるべく人のいない場所を探し歩いた。

外れまで来ると人の通りも少なく、高く刈り残された茂みもある。
周囲を伺い誰もいないのを確認すると、こまちは倒れこむようにその中に身を隠した。

452名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 07:38:40 ID:lXfJi9y4
これで本当に「続く」です
何度も失礼しました
453名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 00:19:22 ID:SRNPDI9/
いいですねナツこま
こまちもナッツもアダルティに見えて奥手なのがたまらない
454名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:01:14 ID:qdd6FM59
ナツこまGJ!
455名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:41:53 ID:etqinjJe
まだ続くんですかい!
もう満足したのにまだ楽しめるとは
ナッツも動かないほうがいいのに・・・こまちは感じちゃって・・・カワユスなあ
456名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:42:23 ID:b5AzagIG
もしかして本番いっちゃうの??(こまち風に)
個人的にこの雰囲気が大好きだからこのままで・・・

そうなったら見なければいいですよね
ごめんなさい
457名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 11:28:04 ID:CueK23lF
イイヨーイイヨー
本番ミタイヨー
458名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 20:15:46 ID:a88BRMnp
自分も本番見てえ
奥手なナッツと誘い受けなこまちがいいな
459名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:21:07 ID:MdMfeRZt
神素敵!
本番希望ッス!!
460名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:49:50 ID:smB3E9bc
こまナツ、通称小松菜が好きだw
461永遠の絶望(ちょいグロ、鬱):2008/01/15(火) 01:44:10 ID:OOQqWuyD
「次はあなたの番です。」
カワリーノは微笑を浮かべながら、うずくまってるキュアドリーム…のぞみに手を伸ばす。彼女は抵抗することなく、カワリーノの手の中に納まった。
「流石のあなたも、この状況で希望を持ち続けることはできませんでしたねぇ…。」
初めて絶望の仮面を打ち破った彼女でも、仲間たちが次々と殺されていく様をみて、希望を持ち続けることなど出来なかった。もはや、彼女の顔は平生の希望溢れたものではなく、全ての感情をなくしてしまったかのように精彩を失っていた。
「もう希望を取り戻すことはないでしょうが…念のためです。」
カワリーノは、その尻尾を高く掲げ、そのままのぞみに突き刺す。
「今度こそ…さようなら、プリキュア。」
希望を失くした…絶望に打ちひしがれたのぞみは、断末魔をあげることもなく、その一突きに息絶えた。
その一部始終を見ていた、永遠の命と若さを手に入れたデスパライアが、最高のショーに対し、高見の観客席から拍手を送った。
「素晴らしい…感情を奪われ、弄り殺される…。心地よい絶望だ。」
彼女は瞬間移動で降りてくると、転がっているプリキュア達を見て周り、カワリーノの正面に立った。カワリーノはひざまずき、彼女の言葉を待つ。
「よくやったぞカワリーノ。これで、全てのものが絶望に打ちひしがれる日が来るのはもはや時間の問題だ…。」
「お褒めの言葉、ありがたく存じます。」
カワリーノは顔を上げ、得意顔をしてみせる。
「しかし…。」
が、瞬時に憂いのある顔に変えてみせた。まだ何か問題がある、とでも言いたそうな表情だ。
「どうしたのだ?まだなにか問題でもあるのか?」
「ええ…それは…。」
途端、カワリーノの瞳が大きく開かれ、不気味な光を帯びた。
「私にとって、全てのもの、とは、あなたも含まれているのですよ!」
462永遠の絶望(ちょいグロ、鬱):2008/01/15(火) 01:44:57 ID:OOQqWuyD
カワリーノの声のトーンが、荒々しいものに変わる。
その言葉を聞き、デスパライアはカワリーノの謀反を悟った。影の兵を出し、対抗しようとしたが、既に彼女はカワリーノの術中に嵌っていた。影の兵はおろか、自らの身体すら自由に動かすことは出来なかった。
「私の力は、あなたを遥かに上回っております。永遠の命と若さを手に入れた今でも、です。」
カワリーノは、デスパライアの顔に手を伸ばし、ゆっくりと時間をかけて、愛でるように撫でまわした。彼女は嫌悪を覚えたが、もはや抵抗すら敵わない。
「あなたにも教えてあげましょう…これが絶望というものです。」
「くっ…カワリーノ…ッ。」
デスパライアの神々しいまでに美しい顔に、カワリーノの悪魔じみた、しかし端整な顔から出た舌が這い回る。
「ふふっ…良いですねえ…デスパライア様…実にお美しい…。社員も見ておられますよ…。」
絶望の仮面を付けられた社員達の見世物になっている、という現実が、デスパライアの屈辱感に拍車をかけた。しかし、どうすることもできない。まさにこれが絶望なのだと、デスパライアは身を持って知った。
「…まだ、本当の絶望はこれからです。そろそろ始めましょうか。」
「何をする気だカワリーノ…!」
「デスパライア様、あなたは望みをかなえて永遠の命を手に入れられた。そうでしょう?」
その通りなのだが、今置かれている絶望の中に対して、永遠の命は対応策になりえない。その問いには答えなかった。
「遠くない未来、我々は絶望の世界を築き、私とデスパライア様は願いをかなえた存在になるのですが、永遠の命を得たデスパライア様とは違い、いずれ私は死にます。…そんな世界なんて、デスパライア様もきっと退屈でしょう。ですから…。」
「ま、まさか…。」
デスパライアはカワリーノの思惑を理解してか、顔が恐怖に歪む。
「デスパライア様に子供を差し上げます。これはいずれ死ぬ私からの、ささやかな送りものですよ。」
カワリーノはデスパライアの衣を引き裂く。
「さて、まいりますよ…。」
デスパライアの悲鳴が、コロシアムに響き渡った。
それが押し殺した喘ぎに変わるのは、それからすぐのことであった。

若さを取り戻したみずみずしい肉体、豊かな胸に、張にある肌…に、遠慮なくカワリーノの手が舌が這い回り、蠢く秘部に、カワリーノ自身が入り込み、ひたすらかき回した後、その肉体に白濁が注がれる。
行為の様は、天女が悪魔に犯される様に似ているようでもあったし、堕ちた神が、冥府の獣に制裁を加えられているようでもあった。
そして、精にまみれた彼女は、無惨ではあるが美しく、もしこの様を、息絶えたプリキュア達と共に絵画にしたなら、「絶望」という題がまさに相応しかった。
そして、デスパライアを見下しながら、カワリーノが呟く。
「おお、そうだ。我々の子供達にも、この行為をちゃんと伝えておきましょう。そうすれば、私が死んでも、子供が受け継ぐ、孫が受け継ぐ…。それは永遠に続きます。」
こうして、永遠の命を得たデスパライアは、カワリーノと、自らの子孫たちに、永遠に性奴隷として尽くすことになった。
463永遠の絶望(ちょいグロ、鬱):2008/01/15(火) 01:51:33 ID:OOQqWuyD
プリキュア死亡エンド&デスパライア性奴隷化と、ハードなやつですいません
カワリーノさんの鬼畜さが好き過ぎて、書いてしまいました。

プリキュア側もデスパライア様も好きなのですが、今回はこんなになってしまいました
464名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 07:56:15 ID:x+pAzmc/
GJ!
ダークも好きだから楽しませて貰った
カワデスは良いなww
465名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 14:47:21 ID:YEjuOCca
>ナツこま
>カワデス
チミ達は昼から俺を悶えさせやがって!


かわいーじゃん!最高じゃん!
466名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 00:54:24 ID:NwAZIbf4
過去スレから読んだのだが、フリチラ氏の作品が面白すぎるw
筆力は高いしエロ描写に手間も割いてるけど、実用には全然使えない。狙ってるのか?
笑い過ぎて腹筋が攣るんだがw
467名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 10:50:10 ID:0k5YiqAL
捕手
468主人とメイド1:2008/01/20(日) 05:12:08 ID:6WQ0q8L2
ナツこまばかり書いてるけれど、プリキュアはどの組み合わせも微笑ましくて好きです。

‘俺様ナッツとメイドこまち’で投下します。




「――で、世話役を体験取材するんだったな。定休日だから別に構わないが」
「ありがとう。ナッツさん」
事前にお願いしていた話をナッツさんは快く引き受けてくれた。
最初はミルクさんに質問しようとしたら、
「聞くより慣れミル」と返されて、今日私は一日世話役をする事に。
さしずめ世話役見習い見習いという所かしら。
ミルクさん曰く「自分が側にいたら、こまちより先に動いてしまいそうで」
ミルクさんはかれんの家に、ココさんはのぞみさんとそれぞれ出掛けて留守。
ナッツさんとマンツーマン状態で甘えが許されないわ。緊張するけれど、頑張らなくちゃ。
「違う」
「え?」
「ナッツ‘様’だ。世話役なら主人の事はきちんと様付で呼ばないか」
「は、はい!よろしくお願いします……ナッツ様」

――こうして前途不安な私の世話役体験が始まった。

469主人とメイド2:2008/01/20(日) 05:15:44 ID:6WQ0q8L2
>>468の続き

まずは形から。という事で、ナッツさんが用意してくれた世話役服に着替えてみたんだけど、
レースのカチューシャとお揃いのエプロン。
白のニーハイソックス。
胸元の開いた黒いワンピースは、ホオズキみたいな袖に、ボリュームのあるペチコートを覆って膝の上でフワッと膨らんで。
……これってメイド服よね…

慣れない服にてこずりつつも着替えてナッツさんの所に戻ると時間はもうお昼前。
「こんな時間か。こまち、早速だが昼食の支度を頼む」
「はい、ただいま」
支度といっても「これだけは任せられないミル」と言って、ミルクさんが出掛ける前に準備してあった料理を温めて出すだけなんだけど。
私は二階で待つナッツさんの前に料理を運び、並べ終わると、すぐ脇に立って食べ始めるのを待った。
だけど、ナッツさんは手をつけず怪訝そうに私を見て、そして
「何している、早く俺の膝に座って食べさせないか」
「ひ、膝って私がナッツさ……まのに…ですか?」
「そうだ」
何事もなさげに頷くナッツさんは真剣そのもの。
もしかしてパルミエ王国では正式な食べ方なのかしら……
「し、失礼します」
私は、ためらいながらナッツさんの膝にそうっと腰を降ろした。

470主人とメイド3:2008/01/20(日) 05:18:42 ID:6WQ0q8L2
「お、重くないですか…?」
「大丈夫だ。ちゃんと冷ますのも忘れるな」
お姫様抱っこみたいで気恥ずかしいけれど、照れてる場合じゃない。
体験取材なんだから仕事をしなくちゃ。
きのこのリゾットをすくい、二回息を吹き掛けて冷ますと、体を捻ってナッツさんの口にスプーンを持っていく。
「ではナッツ様。口をお開けになって下さい」
「『あーん』は?」
「……あーん」
口を開け、冷ましたリゾットを含むと、ナッツさんは満足げに次を促した。
次々と料理を平らげるナッツさんを見てると、まるで子どもにご飯を食べさせている気分。
つい嬉しくなって、フフッと笑ってしまう。これがいけなかった。
「熱っ……し、失礼しました」
口へ運ぶ途中こぼれたリゾットが、鎖骨にかかってしまった。
ナッツさんにかからなくて良かった。なんて考えながら、拭き取ろうとした私の手をナッツさんが制止する。
「いや、そのままでいい。食べ物を粗末にしたら罰が当たるからな」
そのまま私の鎖骨に唇を這わせて、垂れたリゾットを舐めた。

471主人とメイド4:2008/01/20(日) 05:21:55 ID:6WQ0q8L2
鎖骨といわず、露出している肩の付け根から膨らみの登り際まで、唇と舌の責めが続く。
「やあっ…き、汚いですからっ……やめて…んっ、ください」
首の下で縦横無尽に舐め回している舌の持ち主に話しかけたけれど、顔を上げる気配が全くない。
「もうきれいに…んぅ…なりましたから…」
くすぐったくて身を捩ると、ナッツさんはやっと顔を上げてくれた。
「そんなに動いたら食べられないだろう。それに…」
取りこぼしたのか、ご飯粒が一つ、服の中に垂れ入ってしまった。
「そんなに動いたら服に入るぞ、と言おうとしたんだがな」

…………誰のせいでこうなったんですか。
言おうとした言葉は背中に感じる冷気に遮られた。
後ろに回した右手がワンピースのファスナーを、ツーッと降ろしている。
「食べ残し厳禁もパルミエのしきたりで――」

――絶体嘘だわ。

472主人とメイド5:2008/01/20(日) 05:36:05 ID:6WQ0q8L2
含み笑いをしたナッツさんは、開いたファスナーから手を忍ばせて袖をずらし、ワンピース全体をお臍の辺りまで下げてしまった。
「やっ…!!」
「ん?こまち、何故下着を着けていないんだ?」

……あれだけ胸元が開いていたら、ブラジャーが丸見えだもの。着けたくても着けられなかった。
「淫乱なんだな、こまちは」
「違います!」
「じゃ、この尖ったものは何だ?」
乳房の上で硬くなった私の乳首をナッツさんが指で転がした。
「…んっ……これは…」
「これは?」
コリコリと捏ねるように指遊びをしながら、意地悪な質問を楽しそうに繰り返す。
どうあっても言わせたいなら……
「ま……豆大福です」
素直に言ったりしないんだから。
「豆大福?……そうか。デザートならしっかり食べないと…なぁ?」

473主人とメイド6:2008/01/20(日) 05:38:49 ID:6WQ0q8L2
ナッツさんは片方の‘豆大福’を口に含み‘豆’に歯を立てた。
唇が舌先が歯が、忙しなく私の頂きを責め上げる。
「やぁっ…んっ、ナッツ…さん、恥ずかし――」
「ナッツ様だと言ったはずだ。……仕置が必要だな」
そう言うと、ナッツさんは責めていなかったもう片方の乳首を痛いくらい強く噛み、乳房を伸ばすように勢いよく引っ張った。
その一方で、空いている左手がペチコートを掻き分け脚の間に侵入してくる。
激しい痛みの中、甘やかな動きが淫らに音を立てた。
「はぁんっ!!いっ…いやぁぁ」
「下は穿いているのか。でもこんなに濡れているんじゃ、意味はないな」
ナッツさんが喋った事で痛みからは開放されたけど、私はもうそれどころじゃなかった。
溢れ出る蜜を十分吸い込んだショーツを取り除くと、ナッツさんは指を割れ目を上下させ、丹念に塗り込んできた。
音が聞こえるようにわざと激しく擦り上げ、細かく出し入れする刺激を、逃がさないよう私の体がくねる。
「いやらしい動きだ」
「…言わない…で」
「折角の服が汚れてしまった」
「あ…ごめ……なさ……」
「――聞こえないな」
「やあぁぁ!んんっ!んーっ……ご、ごめんなさぁぁぁ……っ!」





ナッツの指でこまちが達するのと同時に、ナッツハウスの階下で「カラン」と鈴が鳴り響いた。
トントントンと小気味良い足音をたてて階段を登ると、その人がヒョイと顔を覗かせる。
「こんにちはー!って……あれ、もしかして思いっきりお邪魔でした?」
「へぇー、今日は‘主人とメイド’プレイか。ナッツ達は変な所に凝るからな」
「悪かったな」
「でもでもその服超可愛い!ココ、わたしも着てみたい〜」
「じゃあ次は僕たちもそれでやってみようか。ナッツ、今度貸してくれよ」
「ああ。……あと二・三回済んでからだな」
「わーい、じゃ約束だよ。けってぇーい!!」





終わり

474名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 05:48:58 ID:6WQ0q8L2
以上です。

前に書いた青姦ナツこまの文章が派手に逝ってしまったので、こんな変なノリを書いてしまいました。
ついでにココのぞも変になってしまいました。ごめんなさい

では実況に移動します〜。ノシ
475名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 09:58:20 ID:jJMmdnco
豆大福wwww
476名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 09:59:40 ID:qMf80FIo
GJ!w
エロいというか笑ってしまったw
477名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 10:30:50 ID:bHlaTDzN
GJ!
服借りたココのぞに期待(`・ω・´)
478名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 12:22:45 ID:mSS/4m28
正真正銘のナツこまですな
されるがままのこまちカワユス
479名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 20:10:46 ID:Fu3Fg1b0
服借りたのぞココの後は、その頃のかれミルでお願いします
480名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 10:07:36 ID:tm/WS9wj
>主人とメイド
ナツこまにして乙こま〜
微妙にコマチ百式っぽいw
481名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 13:00:40 ID:MA6n+UK9
逆コマチ百式か
あれ見てナツこまの熱烈ファンになったよ
482名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 11:03:02 ID:bS50l8lZ
ミルク擬人化でかれミル書きたいんだけど、人型ミルクは某ミクみたいなツインテールが多数派なんかね
483名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 21:42:58 ID:5IRA0r42
期待保守
484名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 00:36:45 ID:fJ3GZkrc
>>468-473
久々にプリキュアでおっきしますた。
485名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 22:18:51 ID:NjBtYVCC
DANKON!!ふたりはスペルマ

スペルマ スペルマ スペルマ スペルマ
白くてベトベト ふたりは スペッルマ〜

一発ヤッて、また一発 ぶっかけありえない!!
制服着ててもふたりは むちゃくちゃ中出しぃ

中出し・妊娠乗り越えるたび 生理来なくなるね☆

your best! my best!
デキてるんだから 中絶なんてメじゃない!
中で出したら受精するでしょ! 将来だって ブッ飛ぶぅ〜!

生命(いのち)の花 咲かせて!思いっきり〜
もっとバリバリ!!

スペルマ スペルマ スペルマ スペルマ
白くてベトベト ふたりは スペッルマ〜
486名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 00:12:16 ID:Sysh+RzQ
妊娠は実際ヤバいよ(´・ω・`)
487名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 03:21:02 ID:UdK0mTUU
射精しても子供を授けられないナッツの代わりにこまちを孕ませたい
488名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 23:38:49 ID:Sysh+RzQ
こまちに鍵をあげる→こまちという鍵穴に自分自身という鍵を挿すフラグ

のぞみ:えーっと…これで良いんだよね、ココ?
小々田:よくできました。のぞみも段々わかるようになってきたじゃないか!
のぞみ:えへへー♪
489名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 23:50:15 ID:UdK0mTUU
最終回を見てから474氏がナツこま書いたら鍵を使ったプレイになってたんだろうなw
のぞみはココと学内結婚しそうだ
490名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 02:35:31 ID:nyh08qVh
>>488
それ何て平井堅?

最終回、デスパライア様の急変はアレだったが
もし、封印される時にカワリーノが出てきて
「封印されるなら共に。お供致します」
だったら、その後二人きりでエロ展開〜もアリだったのにな
491名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 05:08:11 ID:x0gXFIe2
>>490
いや、カワリーノも死んだ様にはは見えなかったから、案外いけるかも
ここはエロパロなんだし、何でもありだろ

最後のデスパライア様の笑顔にやられた俺カワリーn
492名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 17:46:33 ID:Uv/cOPhZ
>>488
のぞみ:私が色々分かるようになったのって、やっぱりココのおかげだと思うの。
小々田:いや、僕はさわりを教えただけだし、やっぱりのぞみが頑張った結果だよ。
のぞみ:でもでもっ、実技で教えてくれるからすぐ覚えられるんだよ!確かに最初は痛かったりしてちょっと嫌だったけど、今はとっても気持ち良いし……他の人がどんなプレイするのかっていうのも参考になったし!やっぱりココは凄い先生だねっ♪
小々田:ははは、ありがとう。そんなに誉めてくれるともっと教えたくなるなぁ……。
のぞみ:本当?じゃあ早速今からやろうやろう!
小々田:い、今から?!まだ早すぎやしないかい?しばらくしたら皆も来るだろうし……。
のぞみ:なんとかなるなるぅ♪それに、この間少し教えてくれたじゃない!えっと……らぶほ、だっけ?誰にも見つからずに出来るとこ。今日はそこ行ってみようよっ!
小々田:んー…しょうがないなぁ。でも長くは出来ないよ?遅くなるとナッツ達が心配するからね。
のぞみ:わかってるって♪それじゃー……"らぶほ"にいくぞー!けってーい!!
493鍵(ナッツ×こまち)1:2008/01/28(月) 23:49:21 ID:YyTUulh1
プリキュアで書くのは初めてなんですが、最終回を見て思いついたのを投下します。
ナッツとこまちで、別れの後(再会の前w)の話です。


*****************************************


春まだ浅い週末の夜、風呂から上がったこまちは、ふと、ナッツからもらった鍵を手に取った。
その鍵は常にペンケースに入れて持ち歩いていて、身に付けたことはない。
ナッツから貰ったそのままの、少しくたりとした皮紐に結び付けられた、持ち重りのする古風な鍵。
きゅっと握り締めると、ためらいがちにそっと首に掛けてみた。
生成りの柔らかいガーゼのパジャマの胸の谷間に添うように垂れ、手で持つのとは違う重みが首にかかった。
ナッツさんがかけると胸あたりだったけれど、私がかけるとこんなに下にくるわ。
小町はそっと微笑んで鍵を撫で、小さな声で「ナッツさん……」と呟いた。

元気でいるのかしら。王国の建設は順調かしら。……私のことなんか、もう忘れてしまったかしら。

別れの後も、こまちは泣かなかった。誰かと一緒にいればその辛さを忘れられたし、ひとりの時は
原稿用紙の桝目を埋めることに没頭した。
それでも、こんなひとりの夜は、ひっそり泣いても許されるような気がする……。
そんな風に思ったわけではないが、ナッツの名前を唇に上らせた途端、涙で鍵がかすんだ。
ぽとりと涙が落ちて、洗い立てのパジャマと鍵を静かに濡らした。

鍵を握り締めていた指の間から突然光が漏れた。
思わず指を開き、手のひらに乗った光を発する鍵を見つめる。
驚いている間もなく光が人の形になると、ナッツの姿になり、こまちの膝に乗り上げて、こまちは反動と重さで後ろに押し倒された。
言葉もなく目を見張っていると、光の残像を残したナッツが、こちらも驚いた様子でこまちを見つめている。
「こまち……?」
「な、ナッツさん……」
ほとんどささやき声に近い声でお互いを確認すると、ナッツは改めて自分の状況に驚いたように身を起こした。
「す、すまない」
494鍵(ナッツ×こまち)2:2008/01/28(月) 23:54:26 ID:YyTUulh1
「こ、こまちのこと……その、つまり、豆大福のことを考えていたんだ」
ナッツが顔を赤らめて怒ったように言う。
「豆大福のことを考えていたら、身体が不思議な光につつまれて、気が付いたらここにいた」
「まぁ……」小町が微笑む。
「ナッツさんは本当に豆大福が好きだったのね。待ってて、今日の残りがあるか見てくるわ」
立ち上がりかけたこまちの腕をナッツが掴んだ。
「いい」
「え? 豆大福が食べたいんでしょう?」
「違う」
「でも……」
ナッツは目をそらしてつぶやく。
「本当は、……こまちのことを考えていた」
掴んだ腕をぐっと引き寄せられて、こまちはナッツの胸に倒れ込んだ。
「あ、あの、ナッツさん……?」

「俺は何の約束も出来なかった。王国の再建が順調に行くかどうかも分からないし、また会える保障もないと思った」
「ええ、分かるわ」
「小町が小説家になるために努力を続けているように、俺は黙って俺の努力をすればいいと思っていた」
「ええ」
「だけど、」と言葉を続ける。
「何か新しく作るたびに思い出すのは小町のことだ」

「わたし……、もうナッツさんはわたしたちのことは忘れて、王国の再建に夢中になっていると思っていたの」
それから慌てたように付け足した。
「それは淋しいことだけれど、でも、そうでなくちゃいけないんですもの」
「こまちは俺を軽蔑するか? 何か成し遂げるたびにこまちにそれを見せたいと思う俺の弱さを」
「いいえ。……嬉しいわ」
ナッツはその言葉に勇気付けられたように再び言葉を続けた。
「俺は弱い。楽天的なひたむきさと強さを持つココに、いつも劣等感を抱いている」
「それは、違うと思うわ。ココさんだって心の内では悩んだり苦しんだりしてると思うの。私だってそうよ。
「こまちも?」
「ええ。小説を書いている時はいつもそうよ。ナッツさんだったら何て言うかしら、ナッツさんに見せて恥ずかしくない
 物を書こうっていつも思ってるわ」
「俺は自分の心を、支えを求める弱いものだとずっと思っていた。だが、こまちが同じように感じていると知ると、嬉しいものだな……」
495鍵(ナッツ×こまち)3:2008/01/28(月) 23:55:12 ID:YyTUulh1
こまちが潤んだ瞳のままナッツを見上げて微笑んだ。
ナッツがそっと顔を近づけるとこまちの唇に唇を重ねる。
あまりに気負いなく自然な口付けだったので、こまちもやさしくそれに応えた。
「約束なんていらないわ……。私がナッツさんを思っているように、ナッツさんが私のことを思っていると知って嬉しいわ」
「こまち……」
こまちがナッツの胸に顔をうずめて囁く。
「会いたかった……」

ナッツがこまちの顎に指をかけて、今度はいくらか性急に薄く開いた唇をふさいだ。
涙の味がするやわらかい唇をやさしく攻める。
最初はおずおずと応えていたがじきにお互いが深くからみあい、こまちを抱くナッツの腕に力がこもった。
長い口付けのあと、こまちは半ば放心したように身をもたれさせた。
つとナッツがこまちの肩を抱いたまま中腰になる。一瞬驚くスキもなく、こまちは横抱きにされ持ち上げられた。
「ナッツさん!?」
軽々と、という風ではなかったがベッドまで運ぶとふわりとこまちをベッド下ろした。
自分はその横に腰掛け、こまちの身体に両腕をかけると、また唇をおとした。
まぶたも頬も鼻も唇も、暗い室内にやさしい口付けの音がひそやかに響く。
496鍵(ナッツ×こまち)4:2008/01/28(月) 23:55:57 ID:YyTUulh1
こまちはされるがままになっていたが、唇がうなじへ下りて、ナッツの指がパジャマのボタンにかかると大きく息を飲んだ。
ナッツは気配を感じて手を止める。
「俺は、こまちと、人の姿で抱き合いたい」
「……分かるわ。だけど、少し怖いの」
ナッツは手を止めたまま黙ってこまちを見つめた。

こまちは目を閉じて深呼吸をいくつかすると、目を開いてナッツを見つめ返した。
「今ナッツさんに会えたのはきっと神様がくれた偶然のご褒美ね。今度会う時は、わたしお婆ちゃんになっているかもしれないわ。
 ……そうなったらきっと後悔すると思うの」
「こまち……」
「後悔したくないわ……」
おずおずとナッツの首に両腕を巻きつけて囁いた。

うなじに口付けを落としつつボタンを外していくと、その性急さにボタンがひとつ、ピンとはじけ飛んだ。
生成のパジャマの下は薄いミントグリーンのキャミソールで、風呂上りで下着をつけていない胸がやわらかく震えて揺れる。
キャミの上からそっとさすり上げると、ふっくらと乳首が布地を押し返し、喉の奥で小さな声が漏れた。
キャミを捲り上げ白い乳房を揉みしだく。
ナッツの手に強く掴まれるとやわらかく形を変え、ほんのり紅く染まった乳首がつんと上を向いた。
うなじから鎖骨をなぞり下りてきた唇が小さな突起を捕らえる。
「あっ……」
小町が可愛らしい声を上げ、震える息を吐いた。
舌が執拗に突起を攻めると、小町の胸が大きく上下し喘ぎ、何度も高い声が漏れた。
恥ずかしいと思うのだろうか、声をこらえるために口に押し当てている手の甲をやさしくシーツに押さえつけて、肌に強く吸い付いた。
「ぁ……っ!」
紅く染まった乳首が濡れて光る。もう片方の乳首にやさしく指を這わせながら何度も何度も肌に歯を立てて唇を押し当てる。
白いの肌に紅いあとがいくつか浮かんだ。
497鍵(ナッツ×こまち)5:2008/01/28(月) 23:57:20 ID:YyTUulh1
こまちが涙声でナッツの名前を囁く。
「ナッツ、さ……ん。声が、あっ! 声が出ちゃ、う……」
「もっと聞きたい……」
「でも、……ん! だ、誰か、誰か来たら、ぁ……んっ!」
切れ切れに喘ぎながら呟くと、少し身を起こしてナッツの肩に歯を立てた。
「っ!」
驚きでナッツが押し殺した声を漏らした。

愛撫のつもりはなく、押さえられた手の替わりに声をふさぐためだろう。
しかし、首にしがみついて濡れた歯を当てられると耳元に甘い吐息と喘ぎが迫り、ナッツの、残っていた一片の理性も吹き飛んだ。
痛々しいほどに紅く尖った乳首をこすり、かろうじて甘く歯を立てる。
なめらかな背中もわき腹も夢中で撫でまわしているうちに、パジャマは脱げてベッドの下に落ちていた。
しわくちゃに押し上げられていたキャミソールも脱がせて、自身のTシャツも脱ぎ捨てる。
なめらかな褐色の素肌でこまちを抱き締めると、相手の肌はしっとりと汗をかいていた。

声を聞きたさに器用なゆび先でそっと肌をなぞる。
華奢な鎖骨も、すんなりと伸びた腕も、脇の下も、ナッツの手の平に少しあまるほどの豊かな曲線を描いた乳房も。
「綺麗だ」
「ナッツさん……」
カーテンのすき間から差し込む青い月あかりが薄闇を照らして、抱き合う影を映し出す。
手の平がわき腹を撫で、くちびるが形よいへその脇をとおって下腹へ下りた。

こまちはナッツの柔らかな金茶の髪の毛を撫でて目をつぶった。
ナッツの手がパジャマにかかりそっと引き下ろす。
薄いミントグリーンの下着だけになると、さすがに少し足に力が入った。
熱い手のひらがやさしくふくらはぎから腿を撫でた。
緊張がゆるんだ膝の間にナッツの片足が割り込み、手のひらが内腿にまわると触れるか触れないかのところを幾度も往復する。
498鍵(ナッツ×こまち)6:2008/01/28(月) 23:58:16 ID:YyTUulh1
……からだが、あつい。。

ぎゅっと目を閉じて、腰がゆらぎそうになるのをなんとかこらえた。
呼吸はすでに浅く、頬が熱い。
こまちはナッツの唇が内腿に触れたのに気付き、ダメ、と力ない声を上げた。
「な、ナッツさん……、からだが、あつい……の」
ナッツが無言で顔をあげてこまちの視線を捉える。
「どこか分からないの、からだの、奥が……あついわ……」
ナッツのくちびるが強く内腿に吸い付くと、指先が下着にかかった。

両手で顔を覆い隠す。
恥ずかしい、だけど、恥ずかしいだけじゃない、何か……。
ナッツの指がそっと触れる。くちゅり……と水音がして、指先に温かい潤みが絡んだ。
「ぁ……!」
熱を持った指先がやさしくゆるゆると往復しだすと、こまちの身体から緊張が解けて、つめていた息を震えながら吐き出した。
しかし、ナッツの唇が足の付け根をたどり、薄い茂みに吐息がかかると再び身を硬くした。
「ナッツさん、だ、ダメ……。やめて……」
喘ぎとともに吐き出す言葉は震えて響いたが、ナッツは無言でそこへ舌をおとした。

震えていたそこは温かいナッツの舌に優しく圧されるとふっくりと立ち上がり、そこへ舌が触れるたびにこまちが声を上げた。
「ナ、ッツさ……! あっ……、やめっ、……ん! ん!」
潤みはいっそう濃密に入り口をかきまぜる指先に絡み、こまちの呼吸が切迫して切なげに消える。
やがて内腿に震えが走り、喉をのけぞらせて悲鳴に近い声を漏らす。
構わず舌の愛撫を続けると、身体がびくんと大きく跳ねてがくがくと内股に痙攣が走った。
499鍵(ナッツ×こまち)7:2008/01/28(月) 23:59:12 ID:YyTUulh1
はぁはぁと喘ぐこまちの目尻から涙が一筋流れ落ちる。
ナッツはジーンズを脱ぎ捨てると、もう一度こまちの肩を抱き締めた。
「ナ、ツさん……」
力の抜けた片膝を持ち上げ、ずっとこらえていた昂ぶった自身をあてがう。
シーツが濡れる程ほとびた入り口の、肉のやわらかさにあてただけで絶頂を迎えられるような気がした。
歯を食いしばってこらえながら狭い入り口にゆっくりと沈めようとする。が、何度か潤みに滑った。
「こまち、すまない」
言うなり返事の隙も与えずに、ぐっと腰を沈めた。
その締め付けの強さに思わず腰を引き、再び潤みを求めて自身を沈める。
幾度か繰り返して、こまちの顔が苦痛にゆがんでいるのに気付き、動きを止めた。

こまちの汗ばんだ額に手をやり、頬を撫で、伸ばした手を握ってシーツに絡み付ける。
「ナッツさんが、奥まで来てるわ……」
「……あぁ」
ちょっとためらって、「痛むか?」 と聞くまでもないことを聞く。
「少し……。でも大丈夫よ」
それが強がりなことは震える語尾で感付いて、ナッツはこまちにやさしく口付けを落とした。

ゆっくりと絡み合う口付けに呼応するようにナッツの腰はまた自然に動き、唇は苦痛が混じった喘ぎを封じ込める。
ナッツの顎から汗がぽたりと落ちて、こまちの喉元に流れた。
動きが性急になってこまちの中を行き来する塊が、焼け付くように熱かった。
「こまち……!」
「ナッツさん」
身体中を揺さぶるようにナッツに突き上げられ、いつしか苦痛も熱さも何もかもが一緒にはじけたように白くなった。
500鍵(ナッツ×こまち)8:2008/01/29(火) 00:00:09 ID:0b0s9BHv
ふと気がつくとこまちはベッドの中で、鍵を握り締めたまま眠っていたようだった。
慌ててベッドから起き上がると手のひらの鍵を見つめ、パジャマの襟元に手をやる。
……ちゃんと着てる。あれは、夢だったのかしら……?
こまちは顔を赤らめて両手で頬を押さえた。夢にしてはあまりにリアルで、今も身体の奥に痛みを感じるような気がする。

着替えようとベッドから下りてパジャマのボタンに指をかける。
ひとつ取れてる、夢と一緒だわ……。
ハッとしてパジャマのボタンを外し、キャミソールを脱いだ。
はだに残る紅いあと、身体中が鈍く痛み、何よりも歩くたび身体の奥に痛みが走る。
「……夢じゃないわ。本当に……」
こまちはパジャマを羽織ると、鍵を握り締めてうずくまった。
「ナッツさん……」
涙が後から後から出てきて、こまちは嗚咽が漏れないように唇を噛み締めた。

鍵はしんとして、古い皮紐に下がったまま揺れている。
501名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 00:01:35 ID:YyTUulh1
ナッツとこまちは以上です。
勢いで書いたので、乱筆お許しください。

読んでくださってありがとうございました。
502名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 00:30:09 ID:sH8/5DsT
長編乙。今度はシリアスしんみり風のナツこまっぽいね
まだ最終回見てないから見てからじっくり読むよ
503名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 16:47:22 ID:UnvIxB3A
おおおおおー乙!!!
最終回ナツこまスルーかと思ってたら
いきなり鍵のエピでドキドキしてたんですが
これは…これは良いナツこまですよ!gj!!
504名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 21:27:46 ID:N0j/GY1a
脳内で再生されるくらい自然だ
こまちは鍵を握り締めてこんな妄想してるのかと思うと興奮してしまう
505名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 16:54:55 ID:vWx1NXlV
いいねえ!
こまちが次回から首に鍵をぶら下げてたら最高なのに
506名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 21:40:03 ID:8BI+1bEZ
鍵が鎌に見えた。
507名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:45:16 ID:EJ6U1oOl
>鍵はしんとして、古い皮紐に下がったまま揺れている。

一年で終わりならこんな終わり方だったんだろうなと思うと涙腺が…
しんみりエンドのプリキュアもたまには見たい
508名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 01:54:40 ID:mjYISfu/
ココのぞは同居エンド、ナツこまは別れエンドな感じがするな
509名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 17:30:23 ID:4KwYyN7O
ようやく最終回を見た勢いでナッツ×こまちで1本書いて見たんですが、
エロ無しはここで投下しないほうがいいんでしょうか?
510名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 18:31:26 ID:u/cBvSNy
微エロならここでもいいんじゃない
エロ全く無しの健全な小説ならプリキュアちゃんねる辺りに投下してみては
511狛犬:2008/02/02(土) 18:57:20 ID:kPMdTO7p
>>510ありがとうございます。プリキュアちゃんねる、って知らなかった。情報感謝。
ID違うけど509です。
乳丸出しなシーン程度の微エロですが、まぁ、とりあえずこちらで投下させてもらいます。

ナッツ×こまち。新シリーズ真っ向否定な話になってるのでご注意を。
512狛犬:2008/02/02(土) 18:58:22 ID:kPMdTO7p
 
〜 『 罪の償い 』 〜


「……やる」
 そう言ってぶっきらぼうに差し出された鍵に、こまちはそっと両手を伸ばす。
 彼の心がいっぱいに詰め込まれたそれを、はたして自分が手にしていいのかという迷い
と、そしてそれに何倍する純粋な「喜び」。
 こまちの中でぐるぐる廻るその2つの想い。
 ゆっくりと鍵へと伸びる手は、小さな想いが大きな想いにかき消されるにつれ、その速
度を増す。
 ほどなく胸の内が暖かなもので満たされ、こまちはその鍵をナッツの手から受け取った。
 受け取ったそれにわずかに残るナッツの温もりが、すぐに自分のそれへ取って代わる。

「……き……です……」
「ん?」

 鍵を大事そうに胸にかき抱き、うつむくこまちの口からわずかな呟き。
 聞き取れぬ大きさのそれに、ナッツが今一度聞き返そうとするや、その前にこまちが顔
を上げる。
 真っ直ぐに自分を射すくめるその視線にナッツは思わずたじろぎさえしてしまう。
「……こまち?」
 まばたきもせずナッツを見つめながらしかし、それだけでこまちは言葉を発しない。
 そして言葉の代わりにこまちの両眼からみるみる涙が潤み出し、その頬を濡らしていく。
「っ!?」
 自分が泣いていることに気づいたこまちは慌てて顔を背け、袖口でごしごしと顔を拭う。
「どうしたんだ、何で泣くんだ、こま……」
 ナッツの言葉を遮り、こまちは勢いよくナッツの胸に飛び込む。その左手に鍵をしっか
りと握りこんだまま。

「……好き、です」
「こまち!?」

「好きですっ! ナッツさん。ずっと、ずっと前からあなたが好きなの。離れたくないっ!
どこにも行かないでっ! 私の側に居てくださいっ!」
「……こまち……俺は……」
「言わないでっ!」

 すまない、そう言おうとしたナッツの言葉はしかし、やはりこまちに遮られる。

「わかって、る……わかってるの、自分のわがままってことくらい。ナッツさんには王国
を復興させるって大事な使命があることだってわかってる! でも、でも最後だ、って思っ
たら……嫌なのっ! そんなのイヤっ! もう会えないかもしれない! 二度と会えない
かもしれない! 顔を見ることも、声を聞くこともできないかもしれない! 二度と……
二度と会えないなんて……そんなの、そんなの嫌っ!」
「こまち……」
 涙の溢れる顔でこまちはナッツを仰ぐ。
「抱いて……ください。
 今日だけ……今だけでもいいから、あなたと一緒に居たい……お願い……です……」
「……こまちっ!」
 返事の代わりに、痛いほどの力で自分を抱きしめるナッツに負けまいと、こまちは空い
ている右手で必死にナッツにしがみ付く。


 2人に挟まれる形で、こまちの左手に包まれた、2人を繋ぐ鍵が、静かにそこにあった。
513狛犬:2008/02/02(土) 18:59:00 ID:kPMdTO7p
− 〜 − 〜 − 〜 −

「……ん……」
 まどろみの中、近くに人の気配を感じ、ナッツは目を覚ます。
 見慣れない天井がまず目に入り。次いで顔の横から声がする。
「目、覚めました? ナッツさん」
 寝起きの瞬間になぜ彼女の声が聞こえるのか、とナッツは顔を横に向ける。
「こまち……」
「……おはようございます、ナッツさん」
「……ああ、おはよう」

 瞬時に彼は理解した。いや、思い出した。
 自分は彼女と、

 すぐ横で、同じベッドに入り、頬杖をついてこちらを眺めている全裸の少女と、

 抱き合い、一夜を共にしたことを。

「……胸、見えてるぞ……」
 ぶっきらぼうな物言いだが、視線はこまちから離れていない。思わず「え?」とした顔
をしてしまったこまちだが、すぐにその照れたかのようなナッツの頬の赤みに気づく。
「ナッツさんが見たいなら全然見ていいですよ。あんまり大きくないんで恥ずかしいです
けど」
 そう言ってこまちはゆっくりと上半身を起こし、秘めるべき乙女の純情を、大切な、何
より大切な人の目の前に余す所なく晒す。
 昨晩の情事の爪跡が僅かに残るその双房は、それでもなお、その美しさを微塵も損なっ
ていない。絶大に大きいわけではないが、ナッツはそれが自分の手に包まれてなお余りあ
ることを知っている。
 身を起こすという動作だけで、その2つの膨らみはナッツの目の前でふるふると揺れ、
つんと上を向いた乳頭が、はかなげに本体が揺らぐままに揺らいでいる。
 ココが以前自分に言っていたな、とナッツは思い出す。

 胸は大きさじゃない、美しさだ! と。

 拳を握り締めて自分に熱く語っていたココを鼻であしらったものだが、今ならココの心境
が痛いほどよくわかった。

「……大きさは関係ない。胸の基本は美しさだ。それにこまちのが小さいなら、この星の
女性は全員胸がないことになるぞ」
「ふふっ、ナッツさんたら。誉めても何も出ませんよ」
「こまちほど綺麗な胸は今まで見たことがないんだがな」
「ありがとう、嬉しいです。好きな人に自分の身体を誉めてもらえるなんて」
 そう言い、こまちはゆっくりと身をかがめる。
 僅かに目を見開いたナッツだが、特に抵抗することもない。

 ゆっくりゆっくりと、2人の唇が静かに触れ合う。
 唇同士の軽いキスが3秒ほど続き、こまちはナッツから顔を離す。

「……もっと、いいですか?」
「……こまちのしたいようにするといい。俺は別に反対しない」
 その言葉にこまちはにっこりと笑い、再びナッツの唇に狙いを定める。
 ちょん、と唇が触れるや、こまちはそっと舌を突き出し、ナッツの唇を割る。
 抵抗せずこまちの舌を受け入れたナッツは自分のそれをこまちに絡めていく。
 小さな水音とこまちのくぐもった声がベッドの上から響きだし、こまちは唇を離すこと
なく、その身をナッツの身体に重ね合わせる。
514狛犬:2008/02/02(土) 18:59:40 ID:kPMdTO7p
 ひとしきり、ナッツの唇を貪ったこまちは、ふぅ、とため息とも喘ぎとも取れる声と共
に、ナッツから身を離す。
 覆いかぶさるような体制はそのままに、ナッツを見下ろすこまち。
「……初めての」
「ん?」
「恋人の朝、ですね」

 溢れる笑顔。ナッツに否定するつもりは毛頭ない。

「そうだな」

「……そして……最後の朝、ですね」

「……ああ、そうだな」

 その言葉にもやはり、ナッツは否定することはできなかった。

 自分のすぐ目の前で笑顔を見せるこまちの、瞳から流れる涙を拭ってやることも、

 やはり彼にはできなかった……。

− 〜 − 〜 − 〜 −

 のぞみの、りんの、うららの、かれんの、そしてこまちの腕のピンキーキャッチュが光
へと姿を代え、空に七色の道を作り上げる。

 パルミエ王国へと繋がる道。

「王国への道が出来たココーっ! さぁ、みんな行くココーっ!」
 わぁっと歓声が上がる中、手に鍵を握り締め、こまちは笑顔を作ることができなかった。

(ダメ……みんなに、ナッツさんに迷惑がかかる、ちゃんと、ちゃんと笑ってお別れ……
しないと……ダメ……なのに)

 うつむき、きゅっと拳を握り締めるこまちの前に、人の気配。
 こまちがはっと顔を上げると、そこには人へと変身したナッツの姿。

「……こまち」
「……ナッツ、さ……ん」

 ゆっくりと2人が重なる。
 わぁっと、先ほどとは違った歓声が沸き起こる。
515狛犬:2008/02/02(土) 19:00:35 ID:kPMdTO7p
「こまち」
「……はい」

「……愛してる」
「ナッツさん!?」
「こまちは、俺を愛してくれるか? 国を滅ぼすきっかけを作ったこんな俺を」
 瞬く間に目から涙を溢れさせたこまちは、それを見られまいと、必死にナッツの胸に顔
を埋める。
「はひっ、わたっ、しは、ナッツさんっがっ、好きですっ! 好きですっ! 大好きですっ!!!」

 大きく、ひとつ頷いたナッツは、こまちを抱いたまま、顔だけで後ろを振り向く。
 ココを、ミルクを、のぞみ達を、パルミエ王国の住民達を振り向く。
「ココッ!」
 そして、呼ぶ、親友の、新しく国王となったその友の名を。

「すまない、俺は……俺はパルミエ王国には戻らない!」

「「「「「「「「「「「「「「「 っ!? 」」」」」」」」」」」」」」」

「なななな、何を言ってるミル、ナッツ様っ! ナッツ様はこれからココ様と一緒にパル
ミエ王国を蘇らせるという大事なお役目があるミルっ! お二人で力を合わせてがんばら
ないといけないミルっ!」
 真っ先に異を唱えるミルクを筆頭に、他のパルミエの住民達からも同じような声。
 
 こまちの想いを知るのぞみ達がどうしていいのかとおたおたする後ろで光が走り、彼女
達が振り向くと、ナッツと同じ様に人の姿をとったココがそこに居た。

「ナッツ……」
「すまない、ココ。俺は…………すまない、俺にはパルミエ王国より大切な……」
 そこまで、とでも言いたげに、ココはナッツの眼前に手をかざす。
 そして、普段の彼からしても想像のつかない、凛とした、力強い声がその口から発せら
れた。

「私はパルミエ王国、新国王ココである! これよりパルミエ王国を一度は滅ぼすきっか
けを作った、罪人ナッツに対する裁きを申し付ける!」

「「「「「「「「「「「「「「「 っ!? 」」」」」」」」」」」」」」」

 驚きとどよめき。騒然とした声。
「コココ、ココ様っ、な、何を言ってるミルか!」
 それらの声を背に受け、しかし半ば無視するように、ココは言葉を続ける

「王国はこれから復興の道を辿る大事な時期だ。かつての過ちを2度と繰り返すわけには
いかない!
 パルミエ王国を滅ぼしたナイトメアはここにいるプリキュア達のおかげで退けることが
できた。しかし、かといって王国を滅びへと導いたナッツ王子の罪が消えるわけではない!」
516狛犬:2008/02/02(土) 19:02:45 ID:kPMdTO7p
「!?ココ様、それは違うミル!」
「ちょっとココ、言いすぎだよ! ナッツはナイトメアに騙されただけなんだよ!」
 ミルクとのぞみを始め、皆から異口同音の声。
 が、ココはそれらを一蹴。
「静まれっ!!
 私はパルミエ王国の新しい国王だ。誰も私の決定に異を唱えることはできない!」
 自ら選んだ新しい王の言葉にミルク以下パルミエの住民達は黙り込む。

「さて、ナッツ。お前は自分の罪を認めているな?」
「ココ……」
「ココさん……」
「認めているかと聞いているんだ、被告ナッツ!」
「……認めて、いる」
 頭を垂れるナッツにココは満足そうに頷く。
「よろしい、では被告ナッツにはプリキュア無きこの世界を守護する任を命ずる!」

「「「「「「「なっ!?」」」」」」」

「パルミエ王国が復興するまでナッツにはパルミエの地を踏むことを許さない。晴れて王
国が復興なるまでこの世界をお前が守れ。そして王国の復興の暁には私はそこにいる夢原
のぞみを妻にめとる。その時まで、かの者を守ることを命ずる! いいな!」

 指差した当人と、顔を真っ赤にしている指差された当人ののぞみ以外の全員があっけに
取られた顔でココを見つめている。
 誰も口を開かない中、ココはにやっと笑ってナッツの肩をぽんと叩く。
「しばらくのぞみのことは任せたぞ、ナッツ。それからこまちを幸せにな」
「……ココ」

「よーし! みんなーっ!!」

 ぼんっと煙を伴い、ココが本来の姿に戻る。

「パルミエ王国に帰るココーーーーーーーーーーーっ!!!!」

 数瞬の後に、

 湧き上がる歓声。

 いまだ抱き合うナッツとこまちと、そしてこまちの握る古びた鍵とに、祝福の七色の光
が降り注いでいた。

 
〜 『 罪の償い 』 〜  FIN

517狛犬:2008/02/02(土) 19:10:57 ID:kPMdTO7p
以上です。お目汚し失礼いたしましたー。
明日から新シリーズっすね、ビデオ撮っておかないと。
518名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 21:15:18 ID:u/cBvSNy

ココの粋な行為に感銘した
「こまちほど綺麗な胸は見たこと無い」って他の人間の女性の胸を見たことあるのかと小一時間w
519名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 23:55:09 ID:nQ1EIHux
ナツこまフィーバーだなw
乙です
ココカッコヨス
520名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 09:43:18 ID:v3/x5vGo
「全然見ていい」って日本語として正しいっけ…?
ちょっと自信ないんだけど小説家希望のこまちは言わない気がする言葉だなと思いました…間違ってたらすみません

でも読んで感動しましたGJです
521名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 10:01:38 ID:lb1jT9DF
GJ!ナツこま好きだけど本編で物足りなさを感じてる自分にとっていい燃料になりますw
522名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 10:34:38 ID:Nm2cAder
全然は否定だからな
でも自分は全然気にしないよ。ナツこまいいよーGJ
523名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 11:20:12 ID:4n28RhOz
ナツこまにももちろん萌えるが
本当のターゲットはココ萌えですよね?
いやーたまらん
524名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 15:18:18 ID:2BIX84d4
新EDを見て
ローズ(ミルク)×かれんの小説の投下を
期待したい。
525名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 15:23:01 ID:2BIX84d4
新EDを見て
ローズ(ミルク)×かれんの小説の投下を
期待したい。
526名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 16:31:21 ID:HFE+Al1f
>>512-516
乙!
シロップと仲良くなるうらら、ナッツと仲の良いこまちが絡むことで
新たな展開が繰り広げられるんだろうなと思うと楽しみすぐる。
527名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 18:36:14 ID:yyxbctQs
ノーマルはココのぞ、ナツこま、シロうらでいくそうだな
それぞれの持ち味を生かせるようになるといいね
528名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 20:32:31 ID:q2c7kqm+
シロップはまだ未知数だから誰でも絡めるかもね

さて今日は節分ですよ




ナッツの恵方巻きをこまちが咥えて、こまちの豆をナッツが頬張る……なんてな
529名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 22:02:12 ID:1eScduBu
ナッツを鬼にするのも気が引けるので自分が鬼になるこまち・・・ほぉぉぉ!!
530名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 23:19:44 ID:NBjqkyco
こまちとうららが更に仲良くなるそうだから
先輩のこまちに恋の相談するうららってシーンがありそう
531名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 00:12:04 ID:XyxQfZNJ
いや、案外シロはのぞに走って
ココとトライアンゴーとかw
532名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 20:07:24 ID:arwzUzTw
>>517
遅ればせながらGJ!
つかココ、お前はどさくさ紛れに何を言っとるんだw
533名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 02:26:27 ID:4eH5tIvE
>>517
ナツこま乙こま
何か西洋の映画でありそうw

スコルプだっけ?プリキュアの男キャラで一番気にいったんだけど
小説書かれるくらいナイスキャラになってくれんかな
534名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 11:22:07 ID:+euttkUG
シロップのシロップ
535名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 17:20:03 ID:ojYTKa7U
>>527
ココ→←のぞ←シロ←りんだと思ってたのに…
かれんがミルク(ローズ)と絡むとしたらりんちゃん党はどこへ行ったらいいんだ…orz
536名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 19:07:27 ID:6sk2ejtf
まぁ…またしても他の連中がラブコメやってるときにハブ、という悲しいシチュが
537名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 01:56:10 ID:rh+lbJxo
じゃあ、不思議生物の他の国王はどうだ。
538狛犬:2008/02/06(水) 20:15:55 ID:6EngLYuT

 こんばんわ、狛犬です。
 もう1本書きあがったので投下させてくださーい。

 カプがちょっと妙で、こまち×ナッツ×のぞみ×ココ(順不同) となります。

539狛犬:2008/02/06(水) 20:16:55 ID:6EngLYuT
 
「どうだい、こまち。ナッツのと俺の、どっちが気持ちいい?」
「はぁんっ! やっ! そんっ、なのっ! あっ、ああんっ! はぁぁっ!」
 秘唇をえぐるココの肉棒に、返事もままならずこまちは喘ぎを漏らす。
 四つん這いで後ろから貫かれ、その姿勢を維持できなくなり、こまちはがく、とベッド
に肘を突く。
 身体が前傾したことにより、こまちの膣により深くココの怒張が突き刺さる。
「うああああぁっ! ひっ、拡がっ、るっ! ああぁっ! あっ! はぁぁんっ!」
 こまちが慣れ親しんだナッツの分身はココのものに比べると幾分長く、そして細い。
 つまりココのものはナッツのものよりやや短く、そして太い。
 ぎりぎりと膣肉を押し広げるその圧迫感は、自分の意思とは裏腹に、こまちをより無慈
悲に高みへと上らせる。
「ひろがぁぁるぅぅっ! ナッツさんの形じゃなくなっちゃう! やぁっ! いやぁっ!
わ、私の中、壊さないでぇぇっ!」
 ベッドに突っ伏し、嘆きとも喘ぎとも取れる悲鳴を上げ、こまちは快楽に落ちていく。
「くっ、こまち、キツイ、ぞっ。のぞみのも締まるが、そ、それ以上だっ! くっ!
も、もう出るっ、ぞっ!」
 通告の言葉にこまちの顔がさぁっと青くなり、その目が見開かれる。
「いっ、イヤっ! 駄目っ! 出さないでっ! ナッツさんだけっ! そこはナッツさん
だけなのっ! お願い止めてぇっ!」
 ココを振り返り、必死に懇願するこまち。ココはそれに対しむっとしたように眉をひそ
める。
「駄目と言われると……」

 ココの声に続いて聞こえてきたのは、

「よけいにやりたくなるのが心情というものだな」

 こまちの目の前で、やはりこまちと同じく四つん這いになったのぞみを後ろから犯す、

「俺もそろそろだ、フィニッシュといくか」

 ナッツの声だった。

「そうだな」
「いやああああああぁぁぁっ! やめて! やめてお願いぃっっ!!!!!!」
 こまちの尻にココの腰が叩きつけられる音が激しくなる。
 そして一際ぐい、と自分の中にココが突きつけられたと思うや、熱い衝撃がこまちの中
にほとばしる。

「「うああああああああああああああああああああっ!」」

 ほとんど同じタイミングでナッツも果て、のぞみの中に樹液をぶちまける。
「あぅっ……やぁっ……ナッツさんじゃないの、に……」
「ココ、の……すごぉぃ、熱いの、いっぱいだぁ……」

 せがむかのようにひくひくとひくつく秘唇から精液を溢れさせながら、こまちとのぞみ
の意識は闇に包まれる。 
 のぼせたかのように上気した顔で、口を半開きにし、涎まで垂らし、満足そうに倒れ付
すのぞみとは裏腹に、こまちの唇には血が滲むほどきつくかみ締めた痕が残り、瞳から流
れた涙がシーツに薄い染みを作っていた。


〜 『 恋の手ほどき 』 〜
540狛犬:2008/02/06(水) 20:18:04 ID:6EngLYuT
− 〜 − 〜 − 〜 −

「んん……ぁん……」
 まどろみの中、胸と股間にむず痒さを感じ、こまちは呻く。
 重いまぶたをわずかに開くと、ぼやける視界が天井の木目を映し出す。所々色の濃淡が
見受けられるそれをぼんやりと見つめながら、あいかわらず続く胸と股間の違和感に、はっ
とこまちの意識が覚醒する。

「ナ、ナッツさっ! あぁんっ!」

 胸の先端にびりびりと電気が走り、一気に視界もクリアになる。
「あ、こまちさんやっと起きたー」
 こまちの股間に顔を埋めていたのぞみが顔を上げる。
 口周りをこまちの愛液と、そして先ほどいやというほど注ぎ込まれたココの精液でぬめ
り光らせながら、にこにこと眩しすぎるその笑顔に、こまちの顔が曇る。
「ん?どうしたこまち」
 のぞみのさらに向こう側からこまちにかかるナッツの声。

 仰向けに寝そべるこまちの頭の側で、あぐらをかいてこまちの胸をいじるココ。
 そして尻を突き上げるようにして自分の股間を弄っていたであろうのぞみの、その後ろ
にやはりあぐらをかいてのぞみの股間を手でいじっているナッツの姿。

「何をそんな泣きそうな顔してるんだ?」
 こまちの胸中を知ってか知らずか、こまちにしてみれば無慈悲ともとれるナッツの言葉
にこまちは顔を逸らす。

「大方、ナッツ以外に中出しされたのが相当ショックだったんだろう、もうちょっといた
わってやれよ、ナッツ」
 ココの言葉にこまちの頬が赤く染まる。
「ふむ……だが、ずいぶんといい声で鳴いていたぞ、こまちも感じたんだろう? 別に嘆
くことはないじゃないか」
「……」

 のぞみが口元の汚れを気にする風でもなく、ずいっとこまちに詰め寄ってくる。
「こまちさん気持ちよくなかったんですか? 私すぅっごく気持ちよかったですよー。
 ナッツのってー、ココのと違って長いしー、奥までずーんっって突き上げる感じがたー
まんない、っていうかー。あ、でもでもでもー。やっぱりココの方が太くってー、もう中
が全部めいっぱい広がっちゃう、って感じは格別よねー。あ、でもでもナッツのはアレが
出る時に奥の方で出るから、お腹の中の中までいーっぱい精液が入ってくるあの感じは確
かに捨てがたいよねー。
 うーん、結論! どっちも気持ちいい! うん、けーってーいっ!」
 あっけらかんとしたのぞみの言い草にもこまちは暗い顔を崩さない。
「……だって……わたし、やっぱりナッツさんだけの……」
「やだぁ、こまちさん、私こまちさんからナッツを取ったりしませんよー。だぁって私と
ココはラッブラブだもーん。他の人が入る余地とかー、他の人に目移りするとかそんなこ
とないないーい」
 あいも変わらず能天気さ全開でこまちに向かって手を振るのぞみ。ナッツとココもそん
なのぞみの姿に苦笑いするしかない。
541狛犬:2008/02/06(水) 20:18:49 ID:6EngLYuT
「まぁまぁ、のぞみ。こまちはのぞみより繊細なんだよ。全部のぞみの基準で考えるのは
無理ってもんだよ」
「あー、なにそれー。それじゃ私はがさつではしたない女の子だって言うのー。ひどいよ
ココー」
「はっはっは。まさか、僕が好きなのはそんなのぞみなんだぞ、そんなこと思ってるわけ
ないじゃないか」
「ほんと?!」
「ホント」
「ほんとにほんと?!」
「本当に本当」
「わーいっ! ココだーい好きっ!」
 ぴょんと四つん這いの姿勢から一気にココの横へジャンプすると、のぞみはココの胸板
に頬を摺り寄せる。

「こまち」
「えっ……あっ」
 のぞみが自分の前から居なくなったナッツは、こまちの両手を取り、えいとばかりにそ
の身を起こし、自分の胸にかき抱く。
「俺はこまちが好きだ、それはお前もわかってるよな?」
「……」
 コクンと、返事の代わりにこまちはナッツの胸の中で頷く。
「俺にとってココが大切な親友だっていうこともわかるよな?」
「……はい」
 返事を確認すると、ナッツはこまちから身を離し、「あっ」と離れ行くぬくもりに思わ
ず口を開いたこまちに、不意打ち気味に唇を重ねる。
「んっ?!」
 唇を離したナッツはまた再びこまちをその胸に抱く。
「ココにこまちを見せ付けたいという気持ちと、ココにもこまちの身体を味わってほしかっ
たのは俺のわがままだ。そのせいでこまちが傷ついたなら謝る。でも少しは俺の気持ちも
察してくれ。ただ純粋におれはココに自慢したかったんだ、俺が世界で一番、誰よりも愛
しているこまちをな」
「……」
 ナッツの言葉にこまちはうつむきながらもその目は見開かれ、その頬は火傷しそうな程
に赤く染まり、今にも湯気が上らんかとしている。
「俺の気持ちは未来永劫絶対に変わらない、誓う。だからこまちも俺を信じろ、いつまで
も俺の大切なこまちでいてくれ」
「……」
 それとわからぬほど、
 抱きしめているからこそわかった、こまちのほんのかすかな頷きに、ナッツは満足そう
な顔をすると、より一層こまちを力強く抱きしめる。
 ナッツの鼓動を感じながらこまちもまた、満足そうな笑みを浮かべ、抱かれるままその
身をナッツに任せた。

「あー、いいなぁ、こまちさん。ねぇココ、私もあんな風に言われたいよぉー、言って、
言ってぇ」
「はいはい。まったくわがままプリンセスにも困ったもんだな。のぞみは世界一かわいい
よ。なんなら学校でもずーっと一緒に居るか?」
「やだもぉー、ココったらぁ、そんなかわいい、だなんてー、んー」
 ぐいと伸びをして、ココにちょんと口付けるのぞみ。
 と、ふいに何かを思いついたらしく、
「そぉーだっ!」
 と叫び、ひょいとココから身を離すと、素裸を気にする風でもなく、部屋の傍らに置か
れた自分のバッグに駆け寄る。
542狛犬:2008/02/06(水) 20:19:36 ID:6EngLYuT
「えーと、確かぁー……あったぁ!」
「何だ、どうしたのぞみ?」
 ココに答えず、バッグから取り出した「何か」を後ろ手に隠しながら、のぞみはベッド
へと近寄る。
「えへへー、こまちさーん、今度はみーんなでひとつになりましょーよ。こ・れ・で!」

 じゃん、と目の前にかざされたそれにこまちは思わず絶句する。

「じゃじゃーん! 双頭ばいぶぅ〜!」
「まてのぞみ! お前カバンの中に何入れてるんだ!」
 思わず突っ込むココにのぞみはちちちと指を振る。
「ちっちっち、ココぉ、乙女のカバンには夢とロマンが詰まってるんだよ、こーれくらい
常識常識ぃ」
「いや、そんな常識おかしいだろ、っていうかお前それ学校にも持ってきてるのか!」
「こーまかいことは気にしなーいの、ね、こまちさん、いいでしょこれ。私と、こまちさん
がこれで繋がって、で、ココとナッツが私たちのお尻に入れてくれれば、ほーら、みーん
な一緒でばんばんざーい!」
「……色々言うことがありすぎて何から言っていいかわからん……お前これのどこに惚れ
たんだ?」
「は、はは、のぞみは時々暴走するからな……ま、まぁ、こうなったら気の済むまでやら
せてやるか」
「ま、乗りかかった船だな、こまちもいいな?」
「え? え? え? あ、あの、も、もうそれ決定事項なんですか?!」
 無言の2人の頷きにさぁっとこまちの顔から血の気が引く。
 が、こまちがリアクションを起こすより早く、のぞみはベッドへ上がり膝立つと、自分
の秘所にVの字型の片方を入れ始める。
「んっ……おっき……あ……でも、これはこれで……いい、かも……んぁっ」
 ほどなくのぞみの股間からバイブの片割れがそそり立つ。
「えへへー、どう、こまちさん。おっきいでしょー、私のおちんちんっ♪」
 自慢げに腰をふったりして股間の擬似ペニスをこまちに見せ付けるのぞみ。
「え、あ、あの、その……な、ナッツさん、ど、どうしたら……」
 思わずナッツに助けを求めてしまうこまちだが、ナッツもココも既にのぞみ側の住人だ。

「んー、こまちの中に入るんだからな、ちょっと舐めてやったらどうだ?」
「そうだな、のぞみもその方が喜ぶと思うぞ」
「えええぇっ!? こ、これをですか?!」
「わー、こまちさん私のおちんちん舐めてくれるのぉー。うっわぁ、楽しみぃ! りんちゃん
ともここまではやったことなかったからなぁー、うわぁうわぁ、すごいすごい、ね、こま
ちさん、早く早く!」
「えっ? えっ? ええっ!? あっ!」

 がしっとのぞみの頭を捕み、逃げられないようにすると、のぞみはずいとバイブをこまち
の口元にあてがう。

「ね、こまちさん、早くってばぁ」
「え、で、でも……あんっ!」

 躊躇するこまちを胸を不意にナッツががしっと握る。
 思いがけない所からの刺激に反射的にこまちは悲鳴を上げ、勿論のぞみはその隙を逃さ
ず、開いた口に一気にバイブを突き込んだ。
543狛犬:2008/02/06(水) 20:20:15 ID:6EngLYuT
「ふぐうぅぅぅっ! ぐっ! んごっ! ぐっっ!!」
「うわぁ、凄い凄ぉーい。こまちさんが私のおちんちん舐めてるよぉ。私もココのを舐め
てるときこんな風なんだー。うわぁー、なんだかほんとに私におちんちん付いてるみたい。
 すごい、なんだか……あんっ、ほ、ほんとに感じちゃうかもっ、んっ!」
 切なげにぎゅっと太ももを締め付け、あり得るはずのない部分からの快感にのぞみは身
震いする。
 段々と吐く息も荒くなり、明らかに発情しているのが傍目にもよくわかる。

「だ、だめっ! もう我慢できないっ! こまちさん、わ、私こまちさんのこと犯すね、
い、いいでしょ。いいよね、こまちさん!」
「きゃっ!」

 ずぼりとこまちの口から引き抜かれたバイブはやはりこまちの唾液でてらてらとぬめり
光る。
 勢いでこまちの肩を押し、ベッドへ仰向けに押し倒すと、のぞみはこまちに覆い被さる。

「い、入れるね、こまちさん、私、こまちさんのこと犯しちゃうからね、いくよいくよぉ」
「ちょっ! ま、待って望みさん! だ、だめっ!」
「やだっ! 待たないーっ!」

 こまちの言葉だけの制止をものともせず、一気にのぞみはこまちの中に押し入る。

「ふああああああああああああああっっっ!」
 男根とは違う硬い感触が、奥底を突き上げたかと思う間もなく、最初から全開のピストン
がこまちの中を襲う。

「うわぁ! こまちさんが、こまちさんが私のおちんちんで貫かれてるぅ! すごぉい。
こまちさん、気持ちいい? 私もすっごく気持ちいいよっ! 見てるだけで、こまちさん
の感じてる顔見てるだけで私すぐいっちゃいそうだよーっ! こ、こんなのもう我慢でき
ないよぉーっ!」

 バイブから感覚など伝わるはずもない、が、のぞみの膣肉は、自らを埋め尽くすバイブ
を更に更にと締め付け、のぞみの脳はその感覚をまるで自分がこまちを犯しているかのよ
うにもぞみを錯覚させる。

 目の前の少女を自分の肉棒で犯しているという幻覚にのぞみは溺れ、なお一層の抽送で
こまちの中を突き上げる。

「いやぁっ! だめぇっ! のぞみさんっ! いやぁっ! こんなのっ! わたっ、私ぃっ、
のぞみさんに犯されてるぅっ! ああぁっ! やだぁっ! おちんちんっ、のぞみさんの
おちんちんがぁぁっ! おっきいのがぁぁぁっ!!!」

 女性に犯されるというアブノーマルが、こまちの脳を支配し、苦痛や嫌悪の感覚が徐々
に快楽へと塗り換わっていく。
 悲鳴は徐々に喘ぎへと変わり、目が潤み、口元もだらしなく開いていく。

「ひひゃぁぁっ! 気持ちっ、いいっ! すごっ、のぞみっ、さんのぉ、おちんちんっ!
おっきぃっ! うあぁぁっ!!!」 
「わっ、わたしもきもちいいよぉ! こまちさんの、すっごいぎちぎちで、ぎゅうぎゅう
でっ! ああぁぁっ! もっ! もっとぉ! こまちさん、もっとぉぉぉっ!!」
544狛犬:2008/02/06(水) 20:21:08 ID:6EngLYuT
 と、乱れる2人の、がすがすとこまちを突き上げるのぞみの腰がふいにぴたりと止まる。

「ひゅぇっ?……」
「やっ! コ、ココ、何するの! 止めて! 手離して! 動けないよっ! こまちさん
をもっといっぱい気持ちよくするんだからっ! 私も気持ちよくなるんだからっ!」
 趣旨を忘れたのぞみの声にココはやれやれとため息を付く。
「いや、っていうか、俺たちのことを忘れるなよ。2人だけで楽しむなんてずるいだろ、
ほら、ナッツ」
「ああ、ほら、こまち」

 よっとタイミングを合わせ、ナッツはこまちを、ココはのぞみを後ろ抱えに抱き起こす。
 それでもなお繋がったままの2人の後ろの穴に、ココとナッツな狙いを定め、いきり立っ
た肉棒をあてがう。

「ところでこまちは後ろも経験済みなのか? ナッツ。まぁ、今更だが」
「ん、ああ、心配ない。こまちの初めては後ろだったからな」
「なんだ、そうだったのか。じゃぁ心配ないな」

「も、もう! なんでもいいから早くしてよぉ! 私もう我慢できないんだからぁ!」
「ナ、ナッツさん、お願い、じらさないで……う、後ろでも前でもいいから、は早くして
ください……」
「ああ、わかったわかった」
「いますぐ入れてやる。一気にいくから覚悟しろよ、こまち」

「ああ、早く、早くください! 気持ちよくしてください! ナッツさんでもココさんで
ものぞみさんでもいいから早くぅっ! いっぱい欲しいのっ! みんなで気持ちよくなり
たいのぉぉっ!!!」

 こまちの叫びと共に、ナッツとココは同時に2人の後ろの穴に肉棒を突き入れる。
 頭の中でいくつもの光がスパークし、瞬時に達したこまちは、感極まった表情で、貫か
れたまま、光の中へ吸い込まれていった。

− 〜 − 〜 − 〜 −

「と、いう風に、みんなでするのも有りだと思うわ」
「え、えと、あ、あの……は、はい……そ、その……参考に……させていただきます……」
「うんうんっ! うららもー、シロップとするときは一緒にやろーねっ」
「え……あの……は、はぃぃ……」
「あら、3人で何の相談?」

 −ナッツハウス−

 ソファーに座るこまちとのぞみの前で、ソファーに座りもせず、直立不動で顔を赤らめ、
もじもじと身を縮こまらせるうらら。
 その3人の前に、腕にミルクを抱いたかれんと、その後ろにりんが続いて階段を登って
くる。
「あー、りんちゃんにかれんさん、ミルクも」
「いらっしゃい。今うららさんにね、んーと……そうね、恋の手ほどきをしていたところ
なの」
「手ほどき?」
「あ……いえ、その……」
545狛犬:2008/02/06(水) 20:21:35 ID:6EngLYuT
 2人(+1匹)がやって来ても、うららの姿勢は変わらず、うつむいてもじもじと両の
手をすり合わせている。

「うららがねー、シロップとどうやって仲良くなったらいいかー、って聞くからー、こま
ちさんと色々教えてたの。ちょうど今みんなで気持ちよくなれる方法を説明してたところ
で……」
「みんなで、って……まさか、あんた乱交しようとか誘ったんじゃないでしょうね?」
「せいか〜いっ!」
「正解、じゃないでしょ! あんたのははしょりすぎっ! もっと前段階を大切にしなさ
いよ!」
 スパーンと小気味いい音を立て、りんはどこからか取り出したスリッパでのぞみの頭を
豪快にはたく。
「ちょっ! 痛いよりんちゃん! いいじゃない! みんなで気持ちよくなれるんだから!」
「そうねー。私も最初はちょっと戸惑ったけど、でも違う人とすると新鮮な感動は得られ
るわ。小説の新しいアイデアにもなるし、ね」
「うう……こまちさんまでのぞみに毒されてる……」
 がく、と肩を落とすりんの背中をまぁまぁ、とかれんが慰める。

「ふーんだ、未だに彼氏の一人も居ないりんちゃんに言われたくないですよーだ。わった
しはココとラブラブだもんねー♪」
「くっ! のぞみ、あ、あんたそれを言うかそれをっ!!」
「やぁーん、ココー、りんちゃんがいじめるよぉー、たぁすけてぇ〜♪」

− 〜 − 〜 − 〜 −

 わいわいと騒ぎの収まらない頭上を見上げながら、ココとナッツは顔を見合わせる。

「……俺は時々あいつらが本当に聖なるプリキュアなのかと疑いたくなる……」
「ははっ、いい娘達じゃないか」
「否定するわけじゃないが、それでも……な……」
「俺たちは彼女たちを信じる。それだけだ、今も昔も、な」
「……国王らしくなってきたな、お前は」
「今は一介の教師であり、店のオーナーだがな」
「違いない」

 顔を見合わせて苦笑する2人にドアベルの音が響く。

「「いらっしゃいませ、ようこそナッツハウスへ!」」



〜 『 恋の手ほどき 』 〜   Fin

546狛犬:2008/02/06(水) 20:23:13 ID:6EngLYuT
 
……本来ならですね。

ナッツ「すまない、こまち、鍵を……返してくれないか」
こまち「そ、そんな、ナッツさん、ど、どうして……」
ナッツ「違うんだ! その……その鍵は過去に囚われた俺の姿だ、だから……こまちにはこれを持っていてほしいんだ」

 と、言ってナッツハウスの合鍵をこまちに渡すナッツ。

とかいうシチュエーションで書きはじめようとしてたはずだったんだけど……
のぞみを出したら勢いが止まらなくなった、反省……

ついでに最後は・・・・

 カランカラン……

ナッツ「いらっしゃいま……って! お、お前ブンビー! まだこんなとこに居たのかっ! 何しに来たっ!!」
りん「あー、待って待って! っていうか文っちは私の彼氏なのっ!」

ALL「な、何だってーーーーーーーーーーっ!(主に”ふみっち”って何だー)」

ブンビー「あの……りんさん……お願いですからその呼び方は勘弁してください……」

とかいう「りん×ブンビー」を入れようとしたが……無理でしたw

ではまた次がありましたらひとえによろしくー。


547名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 20:33:45 ID:/0Jh4K8v
おお!ナツこまココのぞ組み合わせるのは新しい!
いい刺激になります。
548名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 23:18:56 ID:YhffDWZJ
ナツこまスキーな俺にとって天国のようなスレだ

549名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 02:14:47 ID:BQqMd7zK
k

550名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 02:36:27 ID:xiipPtLU
>>546
GJ!のぞみが淫乱すぎて真夜中からコーヒー噴いた
551名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 19:29:23 ID:Xxleya/t
>>546
ナツこまの鍵の話がどうやったらこんな流れになるのか想像もつかんが、なんにせよエロいのぞみだ、GJだぜ!

しかしりんとブンビーを絡ませようなどと考えたのはあんたくらいだろう(褒め言葉としてw)、
怖い物見たさ的に見て見たい、ぜひ形にしてくれ。
552名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 19:33:52 ID:MUYk1I0P
こまちの健気さとのぞみの淫乱さの対比が面白いね
逆も見てみたい
553名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 21:12:37 ID:DuLKhZSX
りんとブンビーw
ミントプロテクションという処女膜を破られたこまちとぶっとい針で突き破ったブンビーとかなら
イメージしやすいけど
男にフラれまくってやけになったりんにブンビーの間の手が迫るのか
554名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 21:21:15 ID:4gn6EfVq
無職で落ち込んでるブンビーさんをりんが慰めてあげて欲しいw
555名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 21:41:15 ID:F/ckU6/7
>>546
gj!
けしからんナッツの代わりに俺がこまちの彼氏になりたい
556名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 22:27:07 ID:UasSssPv
チョイ悪ナッツさん
557名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 09:25:17 ID:rGZhe9/3
誰かシロのぞ書いてください><
558名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 12:44:49 ID:8lp9u/n+
シローがのぞみ宅に夜這いに行った件について
559名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 14:23:57 ID:eNYncGWc
>>546
GJ!GJ!
のぞみとこまちの絡みも来週ありそうだし楽しみだね
560名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 19:27:45 ID:k0sYHZud
>>546
遅まきながらgj!
561名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 19:59:45 ID:1rj/DfP8
>>517>>546
しばらくスレを覗いてなかったら新しい職人さんが来てたのね、こまちメインな人なのかな?
GJですよー。
のぞみスキーとしてはもっともっとエロいのぞみが見てみたいです、はい。
や、ナツこまも好きっすよ、うんw
562名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:56:15 ID:N5XVi2BE
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
563名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 20:58:09 ID:FYyeXENH
>>562はブラクラ注意
564名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 16:59:51 ID:T7gcrFtg
そういえばさ、ココのぞの話なら何本かあるけど、本番までいくのってなくない?ナツこまメインのには横槍や添え物的にあったりするけど……。

なんでだろ?
565名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 17:23:20 ID:bTDk+QhO
>>564
のぞみでエロ妄想が難しいからじゃね?のぞみは精神年齢低いから高校生くらいの方がエロとしてはバランスがいい
566名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 19:44:31 ID:tDX76yAR
>>564
のぞみがというよりココから生身の男っぽさがあまり感じられないからな気がする
567名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 00:58:19 ID:jktVEP6D
成田から投下されるココのぞ燃料がことごとく不発だからだよ
568名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 22:02:32 ID:CZ5J1g4z
ココのぞ、自分にはかなりヒットして悶絶ものなんだが(*´д`*)
……多分、オクテでプラトニックな感じがするから肉体的な妄想には持ってきにくいんだろうなぁ。。。
569名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 10:06:42 ID:VlIxInbt
今日の放送見てシロップ→こまち→ナッツの三角関係もいいかもと思えてきた
570名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 15:22:17 ID:LzsDKV2Y
シロップは三角関係要員でけって〜い!ですか?
571名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 17:55:29 ID:Sn//aEIQ
こまちの押してダメなら引いてみろ作戦成功
それは冗談として年長ならではの人格者って感じで良かったね
572名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:12:37 ID:nuxRAuHY
ココのぞ、本番までいく話ばかり考えているがなぁ。
そんなに書きにくいかなぁ。
573名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:20:44 ID:LzsDKV2Y
>>572
うp!うp!!
冗談抜きに書けないんだorz
実際に本番もの読んだら新境地拓けるかもっていうか読みたいんだぜ!
574名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:58:27 ID:nuxRAuHY
そういやここにうぷされたクリスマスのココのぞアフターって本番なしでしたな。
私は普通に本番させることしか考えなかった(笑)
この辺りは作家性ですよね。

他にも、前作の別れの前と、今作の再開後と、繋がった話で二話分になるけどな。
皆さん結構純真かと思われ。
私はエロ同人やってる穢れた大人です(笑)
575名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 23:19:06 ID:b4cN303u
ナツこまはアダルトな感じで大人の付き合いをさせてもあまり違和感無いですしね。
18禁関係の本はナツこまが飛び抜けてるとか。
ココのぞは教師と生徒という立場もあるからそこも関係しているかなと。
でも、キスまではココのぞの方が想像しやすかったりする気もしますw
576名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 23:42:10 ID:LzsDKV2Y
うーん……。
ココのぞでエロにもってくには、小々田が理性の箍を外してくれなきゃいけないんだが、それをいかに為すかが難しいんだよな(´・ω・`)

寄り道回でも後ろから抱いたのに理性取り戻したしなぁ……。
577名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 00:57:26 ID:G7u2qvFn
私はココのぞよりナツこまの方が難しいです。
578名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 03:26:33 ID:yMmVPy0E
>>576
CDドラマによると小々田は酒に弱い。
陽気に騒ぐタイプだが、すぐぶっ倒れて二日酔い。
使えねえか?
579名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 07:25:16 ID:8VL85D2e
あのテンションじゃロマンチストなのぞみが拒否しそう。。。
すぐにぶっ倒れるっていうのも本番まであと一歩ってとこで獣に戻って爆睡しそうな感じが。。。

難しいね(´・ω・`)
本番書ける人、試しに投下してほしいな。
580名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 10:16:23 ID:8CqG89Jb
>>575
やはりプリキュアはココナッツ以外だとナツこまが二次創作人気があるように見えるね
ココのぞはビギナー向けだとするとナツこまは玄人向けというか

>>578
そうなんだ
その設定はのぞみ攻めに使いやすいね
男を守る女の子なプリキュアはそっちの方が似合うと思う
581名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 12:20:44 ID:yMmVPy0E
あの内容だと小々田は一気に飲んだからダメだったって解釈はできると思うよ。
ちなみにナッツを連れて夜の街のおでん屋に行ったって設定。
ナッツはパルミエ人にとっては毒かもしれないと慎重になって飲んでいない。
洋菓子にだってリキュールくらい使うわけだし、まったくダメというわけではないだろう。
のぞみが食わせたウイスキーボンボン一つででほろ酔いになっていい雰囲気くらいにも使えねえかな。
582名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 12:22:44 ID:yMmVPy0E
ちなみに酔っぱらって耳だか尻尾だか出してたようなw
583名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 20:03:20 ID:G7u2qvFn
ドラマCD聞いたことないんだが


>のぞみが食わせたウイスキーボンボン一つででほろ酔いになっていい雰囲気くらいにも使えねえかな。


これ、いいねぇ。
584名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 23:37:03 ID:4uUEnUgx
ココはうぶなだけ
のぞみは実はいつでもおk
585名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 23:43:12 ID:4uUEnUgx
こまちは巨乳キャラであるべきだ
586名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 23:45:39 ID:b9CQFt1h
こまちはさらしを巻いて小さく見せてるだけ
いつもおっぱい規制と戦っているのです
587名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 23:48:25 ID:LVhCvrmG
のぞみが一言「ココならいいよ」とでも言えばガーっと行きそうだが
588名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:13:52 ID:plzI2/Lw
本当なら船のデッキの上で押し倒されててもおかしくなかった

というわけでエロ同人うp!
589名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 06:01:50 ID:I1RFxl3O
>>588
一番最初に考えたエロ展開は、あのデッキでその後……だw
あれは、絶好の機会だよなw
590名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 20:20:59 ID:dtXCzosE
ミルクが邪魔しなければ
ギシアン中に他の4人が見つけて・・
591やっつけ仕事:2008/02/19(火) 22:47:31 ID:I1RFxl3O
のぞみ「あっ! あっ! ココッ! イイッ!」
ココ「のぞみのナカ、とってもキモチイイよ」

愛し合っている二人を、こっそりと物陰から見つめる陰があった。

りん「二人してどこにいってると思ったからこんなことを……」
うらら「ホントですよね。まさか、エッチしてるなんて……」
こまち「いけないわ……見ちゃダメよ……」
かれん「不潔だわ……不純異性交遊よ……」

しかし、四人は愛し合っている二人から目を反らすことが出来ない。
むしろ、しっかりと脳裏に焼き付けようと目をこらす。

うらら「凄いですね。本当にオチンチンってアソコに入るんですね」
りん「なんか信じられないけどねー」
こまち(のぞみさん、羨ましい……)
かれん「避妊は!? ちゃんと避妊はしているの!?」

のぞき見ている者達を余所に、二人は昂ぶっていく。

ココ「ああ、のぞみ! そろそろイキそうだよっ!」
のぞみ「来て! ココ、来てぇっ!」

腰の動きが速くなり、二人の呼吸が荒くなる。

りん「えっ!? もしかして、のぞみ、ナカダシされちゃうわけ!?」
うらら「赤ちゃんデキちゃうんじゃないんですか!?」
こまち(私もナッツさんにされたい……そうすればナッツさんも……)
かれん「避妊もしないで膣内射精なんてダメよ!」

しかし、誰も飛び出して止めさせようとはせず、息を呑んで凝視していた。

ココ「のぞみ! イクッ!イクよっ!」
のぞみ「ココ! ココ! ココ!」

二人は、お互いに強く抱き締め合った。
ココは、最後の腰の一振りを思いっきり突き出し、
膣奥までペニスを突き入れた。

続かない。
592名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 22:52:19 ID:dtXCzosE
こまちが思わずふりかえると

ナッツ「こまち・・こい」
593名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 00:13:41 ID:wiCK6teD
こまちが思わずふりかえると
      ,'     \        \     /           |
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    /         ヽ         ヽ  l                |
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   ∧:\      ヽ   l          l| .|   ハ.  |   | |',
   ,'  \::`::─- 、  \.}           _j_L.. _|   |::|   |   |  l ',
  /     ヽ::::::::::::::::::` ̄:::ー─── ー ´:::::::::::::|   |::|   l   | /  l
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               ',:::::::',::::::::::::::::::::::::::ノ::::::〉::::} ヾハ__,ハ__,/         l
             ヘ::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::/::::/    }/ }/          l
              ヽ::::ヽ;::_::::::::ノ::/:/                 l
                \::::::::::: ̄:::::/                      l
                 `> -─-<.                        l
594名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 07:10:53 ID:KIFNAjEX
出たキュアパープルww
595名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 20:55:55 ID:x/hHWRNL
ほす
596名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 21:59:51 ID:+pKYP1qg
パピヨンかw
初期は落ち込むこまちにアドバイスしてたな
パピこまはさすがにスレ違いか
597名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 09:44:12 ID:PmwcPbN8
久しぶりにアニメ観て、ココのぞ熱再燃
可愛いよココのぞ可愛いよ(*´ω`)
ただこの2人のエロは書くの難しい…
キスするかしないかで苦悩して悶絶する姿は簡単に妄想できるのにw
598名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 12:43:23 ID:dxOSws1W
>>596
是非!といいたいがどうだろ?
俺は見たいしかまわないと思うが。
599名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 13:17:26 ID:f8H209e5
パピヨンって蝶!気持ちいい!だよな?
これはプリキュアスレなんだし、他作品のキャラは流石にスレ違いじゃね?
自分のサイトならアリだろうけどさ

パピヨンが違ったらゴメン
600名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 20:20:48 ID:EXfGpiz/
パピヨンってニコ厨のアレだろ?
ニコか自サイトでやってくれ。
601名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 18:42:03 ID:mx6xhAH9
無人のナッツハウス→ココの椅子でのぞみオナ→ココ帰宅、目撃→本番(ry

……という一連を昼寝してたら夢で受信したのに起きて書き出そうとしたら書けない(´・ω・`)二回戦位から他の面子に見られてるオプションつきなのに。。。
誰か代わりに書いてくれ……orz
602名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 16:09:25 ID:g8H/cvsU
tes
603名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 21:24:18 ID:/YojbqiG
さっきミント砲回のパピヨンMAD見たあとだからパピこまに感慨深いw
うららの事務所に気の合う友達とか居ると面白いのになあ
604名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 19:00:44 ID:U1reravr
パピヨンとか(´・ω・`)
いっそニコ動スレでも建ててそこで書けばいいんじゃね?

改めて見返すとココのぞ、良いな……。
605名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 00:43:03 ID:GvQOJAGw
プリキュア5にパピヨン?なんていたっけか・・・
ちょっと見直してくるわ(´ω`)ノシ
606名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 09:49:40 ID:BmYqGn5q
とりあえずシローが、学園の女の子たちに誘惑されまくった挙げ句、集団レイプされるっていうのはアリだな。
607名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 15:26:40 ID:NTpLgeH7
え、それはシローに萌える話?
モブキャラがどんなにエロかろうとアレだがシローなら(・∀・)
608フリチラ:2008/03/02(日) 18:25:00 ID:6zrv1bf0
生徒会室に集まったプリキュア一家の面々を前に、かれんお嬢は上機嫌である。
机の上には怪しげな小箱が置かれ、中には手紙らしき物がぎっしりと詰まってい
る。皆がはて、これは何かしらと首を傾げる中、かれんお嬢ひとりだけ妙ににこや
かな為、のぞみなどは春の陽気で気が触れたのかもしれぬとりんに目配せをし、
頭の上で指をクルクルと巻いていた。それくらい、機嫌が良い。

その原因がどうやら小箱にあると悟ったのは、賢しいうららである。
「かれんさん、その箱は?」
「うふふ。よくぞ聞いてくれました」
かれんは小箱を抱くようにして微笑んだ。
「これは目安箱よ」
「目安箱?」
「そう。生徒会に対する不満や、学校への要望などを投函してもらうのよ。手紙だと
ほら、面と向かって言いづらい事でも書けるでしょう」
「なるほど」

うららはにっこりと笑って、かれんお嬢のやり方に感心した。と、同時にあくどい政治
家の資質を彼女の中に見たような気もした。
「早速読んでみるわね」
そう言って最初の手紙を黙読し始めてすぐ、かれんの顔は赤く染まり、肩がわなわ
なと震え出した。二通目、三通目と手を出すにつれ、その震えが大きくなっていく。
そこでかれんの傍らにいたこまちが手紙をひとつ手に取って、朗読し始めると、
「親愛なるお姉さまへ。あなた様の事を思うと夜も眠れず、ラヴィアが腫れるほど
自慰をしてしまいます。もしこんな私が哀れとお思いならば、どうか私のお姉さまに
なってください・・・」

シーンと静まり返る室内。こまちはその後もいくつか手紙を読んで聞かせたが、表現
に差はあれども、内容はすべてかれん宛ての恋文であった。
「これだから、女子校は!」
机を蹴飛ばし、部屋を出て行くかれん。よかれと思って計った事が裏目に出て、怒り
のやり場が無い感じであった。
609フリチラ:2008/03/02(日) 18:38:55 ID:6zrv1bf0
同時刻、学園内を歩く不審者がいた。名をシロップといい、アイスコーヒーにでも
放り込まれそうな感じなのはさておき、まだ若輩ながらこれでもこの世とパルミエ
王国を結ぶ、一端の郵便屋である。郵政民営化のドサクサにまぎれ、無許可で
営業しているのだが、本日はかれん宛ての手紙を持っていた。

「えーと、どこへ行けばいいんだろうな」
かれんを探してカフェまで来た時、おタカさんというやり手婆が声をかけてきた。
「おや、あんた。どこの子だい?」
「どこの子って言われても。それ以上にあんた誰?」
「わたしゃ、学園の影のフィクサーって所さね」
「なんだ、そりゃ」

人生経験の少ないシロップは、おタカのステイタスが読み取れていない。と、その
時、生徒会室から出てきたかれんと鉢合わせ。
「あっ!シ、シロッ・・・」
いてはいけないはずの少年が目の前に現れ、混乱するかれん。間違ってもシロッ
プなどと呼んでしまうと、おタカの勘繰りが入る事だろう。そこでかれんは機転を
利かし、
「シローじゃないの」
「は?何言ってんだ、俺はシロッ・・・むぐっ」
名乗ろうとしたシロップの腹に、かれんの足刀蹴りがめり込んだ。細身ながらかれ
んの蹴りの重さは約一トン。常人ならばここで即死であるが、さすがに畜生、何とか
死なずにすんだ。

「おや、生徒会長の知り合いかい」
「え、ええ」
おタカの目がぎらりと光った。間柄を詮索するような眼差しである。かれんの背に
冷たい汗が流れた。
「生徒会長のボウヤなのかい」
「ええ、まあ。そんな所です」
「いいねえ、可愛い顔してるじゃないか。せいぜい楽しむんだよ」
おタカは背を向けて高笑いし、かれんはようやく胸を撫で下ろすのであった。
610フリチラ:2008/03/02(日) 19:18:16 ID:6zrv1bf0
「こっちへ」
ふらつくシロップの手を携え、人気の無い方へ走るかれん。対してシロップは腹に喰
らった蹴りのダメージがまだ残っていたのか、足元が覚束ない。
「あばらが折れたかも」
「女の子の蹴りくらいで、情けないわね」
どこか休む場所が無いかと辺りを見回した時、美術室がかれんの目に入った。幸い、
この時間には誰もいないようで、室内はひっそりとしている。

「あそこで休みましょう」
扉を開けると鼻をつく饐えたような匂い。立体をやるための粘土やテレピン油の匂いが
混濁し、美術室の中はある種の異界を作っている感じだった。
「座って」
「いてて、押すなよ」
二人は並んで床に腰を下ろし、ようやく一息ついた。ややあってシロップが何かを思い
出したような顔つきで、
「そうだ、あんた宛の手紙があったんだ」
「私宛て?」
懐から差し出される一通の手紙。差出人の名は無い。

(また、ラブレターかしら)
先ほどの事もあり、あまり読む気がしないかれん。しかし、シロップの仕事を蔑ろにも
出来ず、手紙の封を開けようとしたその時、
「あっ」
シロップの手が、かれんの手を取ったのである。
「あんたのせいで、ここが痛むんだ」
ぐいと引き寄せられるかれんの手が、シロップの股間に落ちた。硬い何かがそこには
あって、かれんはすぐに顔が真っ赤になる。

「いや!」
「なんだよ、自分が悪いくせに」
むずがるようなかれんにシロップは食ってかかった。
611フリチラ:2008/03/02(日) 19:32:37 ID:6zrv1bf0
「もっと触れよ」
「だ、駄目・・・」
女子校育ちで異性に対し、あまり免疫の無いかれんは、生まれてはじめてそれに
触れた。手に伝わる姿形は、例えるのならすりこぎのような物だろうか。シロップの
ズボンの中には、それがはっきりと息づいている。かれんは思わず固唾を飲んだ。
これは女を貫く男の武器である。そんなおぞましい物が自分のすぐ傍らにあり、牙
を剥きかけているのだ。怯えぬ訳にはいかなかった。

「お前らはさ、俺がガキだと思ってるんだろうが、大間違いだぜ」
シロップはかれんを抱え、ぐっと引き寄せた。華奢に見えた少年だったが、女を引き
寄せる力は実に強く、かれんはすぐさま床に押し付けられた。
「どくのよ。今すぐ!」
「強がりやがって」
シロップの手がかれんの胸元に伸びた。ようやく膨らみ始めたばかりの、まだ硬さの
残る蕾である。それが少年の手で揉みしだかれた。右に左に、そして上下へと。

「いやッ!人を呼ぶわよ」
「呼べばいいだろう。だが、恥をかくのはそっちだぜ」
「・・・」
シロップの言う通りだった。他の生徒にこんな姿を見られでもしたら、生徒会長の威
厳は地に落ちてしまうだろう。かれんは唇の端をきゅっと噛み締め、涙をこらえた。
「そうそう。大人しくした方が身のためだぜ」
細い首筋に口づけをし、シロップはかれんの前髪を手で梳いた。この時、ようやくかれ
んはシロップの大人びた体臭に気がつく。彼はすでに少年ではなかったのだ。

「華奢な体だ。俺が味見してやる」
「ああ・・・」
制服の裾から忍び込む手が、直に乳房へ触れた。今日のかれんはパッド入りのブラ
ジャーを兼ねた、ハーフタイプのキャミソールを着ている。シロップはそれをいい事に、
やすやすと手を乳房まで伸ばす事が出来た。
612フリチラ:2008/03/02(日) 19:50:29 ID:6zrv1bf0
乳首を弄られ始めると、かれんは目を閉じた。自分でする時よりも、何十倍にも感じ
ていた。シロップは爪を立て、苺の如き蕾を散々にいたぶるのだが、それが実に気
持ち良いのである。着衣のまま乳房を持ち上げられると、キャミソールの肩紐が肌に
食い込んで痛むので、かれんはいつしか、この場で素肌を晒す事を望んでいた。
「お前、感じてるな」
「・・・うん」
いつもは気丈なお嬢様も、シロップの横柄な物言いに腹も立てず、潤んだ目で低く
ため息を漏らすばかり。

乳房と乳首への刺激が女の本能に火をつけ、かれんは腰を振っていた。下半身に
触れるシロップの男で、処女宮を貫いて欲しいとすら願った。この先にはもっと素敵
な快楽があると分かり、かれんは貪欲な女になりつつある。
「入れて欲しくなったんだろう」
シロップが目をぎらつかせ、そんな事を言う。ここでかれんは一旦、己が学内を統べ
る生徒会長である自覚が甦ってきた。それと同時に、お嬢様としての矜持も漲って
くる。だが次の瞬間、そういった物は脆くも破壊された。

「パンツ、湿ってるもんな」
シロップの指がスカートの中を侵し、下着越しに秘部へ触れた。かれんはあっとうめ
き、背をそらす。少女が感じたのは、稲妻のような快楽であった。
「ああ・・・」
絶頂の少し手前まで、一気に駆け抜けるような衝撃だった。かれんは口元が緩み、
涎をたらしている。

「反応いいな。お前、クリトリスの皮が剥けっ放しだぞ」
かれんは目を見開き、シロップを睨みつけた。なんという侮辱であろうか。女に対し、
そんな下品な言葉を浴びせ掛けるシロップが許せない。まして人の肉体的な特徴
をとやかくいわれる筋合いは無い。かれんは顔を真っ赤にして怒りを露わにしている。
「バカだな。褒めてるんじゃねえかよ」
シロップはかれんのスカートの中から、白いショーツを抜き取った。なかなか手際が
良い所を見ると、女の扱いにはなれているようだ。
613フリチラ:2008/03/02(日) 20:10:13 ID:6zrv1bf0
「さっきの蹴りのお返しをさせてもらうぜ」
シロップがズボンの中から、肉の槍を取り出した。あまり変色していないがかなり
の大物で、処女宮へ入るには似つかわしくない感じである。シロップはかれんの
両足首を手に取り、己の肩に乗せてから、これよりお邪魔する肉穴を間近で見た。
品定めという所である。

「処女膜、かろうじて残ってるな。どうせ、玩具か何かで破ったんだろうが」
「・・・」
かれんは何も答えない。図星だったからだ。器具を使った自慰が、彼女のほぼ日
課となっているのだ。
「まあ、これからは俺が毎日、可愛がってやるからな」
かれんは顔を横に向け、その時を待った。シロップの武器が女園にあてがわれる
と動悸が激しくなり、耳鳴りがした。花弁を割り裂く肉筒の感触が、波のように伝わ
ってくる。

「あッ!」
かれんは叫びと同時に、目の端から涙を零した。落花無残の有り様である。肉穴
がジンジンと疼き、自分が大人への階段を上りきった事を知った。もう、少女には
戻れない。そう思うと涙せずにはいられなかった。
「じっとしてろよ。すぐに天国を見せてやる」
シロップの大きな肉棒は三分の二ほどしか、かれんの中に入れなかった。女殺し
と呼んでも良い逸物は、処女宮が包むにはあまりにも巨大すぎた。辱めに遭うか
れんは手で顔を覆い、声を殺して泣いた。

「いつもの強気が嘘みたいだな」
シロップは拒むような動きを見せる処女宮を、無理矢理にでも突き進んだ。女洞
は滑らかだが吸い付くようにうねり、更には肉棒をしっかりと包んで離さず、男を楽
しませる事を生まれながらに知っていた。これを徹底的に仕込めば、妖精のように
清らかな姿の娼婦が出来上がると思うと、シロップはにやつかずにいられない。腰
を動かし、声を殺すかれんに何とか良い泣き声を出させてやりたいとも思った。
614フリチラ:2008/03/02(日) 20:29:21 ID:6zrv1bf0
「なあ、精子は中で出しても良いだろう?」
腰を突き動かしながら、シロップは言った。かれんは手で顔を覆ったまま、激しく
かぶりを振る。
「・・・中だけは許して。学校に通えなくなっちゃうわ」
「ボテ腹のまま、通えばいいじゃねえかよ。なあ、俺の子供を産んでくれ」
遊ぶ事を考えれば、懐妊は望む所ではないが、案外、悪くないともシロップは思う。
あの強気なかれんが自分に屈し、子を孕む姿は存外、面白そうだからだ。

「孕むのが嫌なら、飲んでもらおうか。それでいいな?」
「・・・はい」
「ようし、待ってろよ。それ、それ」
かれんは諦めたように体から力を抜いた。完全に屈する形ではあるが仕方が無い。
この年で孕む訳にもいかず、選択の余地は無かった。
「ほら、いくぞッ!ほおおッ!」
かれんの中からぬるりと肉棒が引き抜かれ、暴れ馬が首を上げた時のように天を
突いた瞬間、かれんの美しい顔は精液にまみれた。

「おら、飲めッ!飲めよッ!」
塊のような粘度の高い子種だった。かれんは約束通り肉棒をそっと唇で包み込み、
ごくりごくりと喉を鳴らしてそれを飲み干していく。苦味のあるおかしな液体だったが、
かれんはほとんどこぼさずに飲む事が出来た。
「残り汁も吸ってくれ。そう、そうだ・・・」
シロップはかれんの髪を掴み、唇で扱くよう命令した。その姿は完全に主従のそれ
で、二人の行く末はこれで決まったといって良い。

翌日、カフェにプリキュア一家が昼食を摂りに出かけると、見慣れた誰かが忙しそう
に給仕をしていた。のぞみがまずそれに気がつくと、
「あれ、シロップじゃないの」
と、目を丸くした。
「本当ですね。何やってるんだろう」
うららが前に進み出た時、背後でかれんがうっとうめいたが、誰も気づかずにいる。
かれんは冷や汗をかいており、どこか具合が悪そうだった。
615フリチラ:2008/03/02(日) 20:43:08 ID:6zrv1bf0
「シロップ、何やってるの」
「見りゃ分かるだろう。ウェイターだよ」
聞けば混雑するこの時間、おタカの下で働く事になったそうだ。しかもかれんの口
利きであるという。
「へえ」
と、のぞみは後ろを振り返り、かれんを見た。にっこりと笑うその姿はいつもの生徒
会長そのものである。

だが、かれんは今、シロップの責めに耐えている所だった。制服の下、肌着類の着
用を一切、禁じられ、乳首にはピアス、若草は常に剃っておくようにいわれており、
更に女穴の中にはバイブレーターが埋められている。その上、尻穴にはバルーンと
呼ばれる拡張器具が挿入されていた。シロップがここを使いたがったのである。

(ああ・・・)
かれんはもう、シロップ専属の娼婦に成り下がっていた。カフェで働く手筈を整えた
のも、すべてはシロップの一存である。望まれればかれんはシロップにその身を
すぐさま捧げなければならない関係になっていた。
「ねえ、かれんさん。案外、似合ってるね、シロップのウェイター姿」
無邪気なのぞみがそう言うと、
「なあ、どうだって聞いてるよ。性奴会長さんよ」
と、シロップは洒落たのである。その瞬間、かれんは立ったまま絶頂を味わった。


しかし、他のプリキュアの面々は、性奴会長という響きをただの空耳としか思わなか
った。

おすまい
616名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 00:18:32 ID:Xnldgy+B
GJ。
ここまで露骨にエロなのもいい・・・w
617名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:30:22 ID:K2YoroAa
GGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJッ!!!!
618名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 16:15:43 ID:yNtl3OdF
>>608-615
GJ!
619名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 14:19:13 ID:VPAalniU
えらく下がってるな…一度保守上げしとくか
620名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 00:19:18 ID:dvMmFAte
フリチラさんGJ!!!!!!!!!
最高やーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
621名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 15:19:38 ID:i/Igtqtu
保守

容量が気になるな
622名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:13:23 ID:+6LifcwM
今更ミズシタ姉さんのSSとかって駄目かな?
623名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:56:30 ID:1mZLGQBJ
>>622
全く問題なし
624名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:27:28 ID:L1q/kTI3
>>623様のお言葉に甘えて


(5861……5862……5863……5864……)
「ね〜え〜っ、キ〜ンちゃん♪」
日課である『小指立て伏せ10000回』に励んでいたキントレスキーのもとに、プリキュアとの最終決
戦以来の腐れ縁であるミズ・シタターレがしな垂れかかってきた。
(こやつ――あれほど、トレーニング中は邪魔するなと言っておいたのに……5865……)
胸の内で軽く舌打ちした。無視してしまいたかったが、怒ってヘソを曲げたミズ・シタターレは、それ
はそれで面倒な相手なので、取りあえず話を聞くふりだけはしてやることにした。
「なんだ。一体どうしたと言うのだ?」
「?私ねえ、すっっっっっごく良いこと思いついちゃったぁ♪」
キントレスキーの『戦士としての本能』シグナルが黄信号を灯した。この女の言う『良いこと』はロク
なことではない。いつも付き合わされ振り回された挙句、心身ともにヘトヘトになってしまうのがオチだ。
(こんなに、毎日鍛えてるのに……)
「ほう、それで?」
(どうか、ウンザリしてるって気持ちが表情に出てませんように)
と、祈りながら合いの手をだす。
(私は何故、こんな女と一緒にいるのだろう?)
それは、永遠の謎であった。


「私達ってさぁ、この緑の郷のやっかいになって随分と経つじゃない?」
「――まあ、そうだな」
「異世界の住人である私達が、この世界でただ安穏と過ごしてるのって申し訳ないじゃない? 私達
は私達で、緑の郷のために何かしら貢献すべきだと思うのよ」
キントレスキーは、彼の人生哲学において在り得ない行動にでた。すなわち――トレーニングを途中
で放棄したのである。そして隣にいるミズ・シタターレの顔をマジマジと見つめた。
(この女の言うことにしては、一理ある。しかし、まさかこの女の口から『社会貢献』などという言葉が出
ようとは……一体、何の天変地異の前兆だ?)
「なるほどな。お前にしては……いや、実に君らしい素敵なアイディアだが――具体的にどうするんだ?」
「キンちゃんはさぁ、この世界に起きている大問題って何か知ってる?」
「ううむ、私はTVや新聞は見ないから、よく知らんのだが……年金とか戦争とか環境破壊とかってやつか?」
ミズ・シタターレが不満気に唇を突き出し、足を踏み鳴らす。
「んもう、キンちゃんてばっ! そんなの私達でも、どうしようもないじゃないっ!」
キントレスキーもイライラしてきた。
「じゃあ、お前は何だというのだっ!」
「ズバリッ、『少子高齢化』よ!」
人差し指を突き出し、ミズ・シタターレが高らかに宣言した。
「しょうしこうれいか?」
「そうよ。いま世代別のバランスが崩れて、お年寄りが増える一方で若い人達がどんどん減っているんで
すって。この日本って国の場合、50年後には人口が1億人を割り込んで100年後にはいまの半分ほどにな
っちゃうんですって――これって、すっっっっっっっごく大変なことだと思わない?」
「――ああ……」
「でしょう? それでね、私考えたの。ここは一つ、私達が微力ながら少しでも若い世代を増やすために、子
作りに励んで――」
「ちょっと、外へジョギングに行って来る」
『戦士としての本能』が赤信号を灯した。『この場から、一刻も早く退却してくださいっ!』と警告音が、がなり
立てる。
「話は最後まで聞きなさいっ!」
女とは思えない凄い力で肩を掴まれ、引き倒された。エリート戦死である自分が、いとも簡単に背後を捕られ
たことにショックを受けつつ(後で確認したら、肩口に手形の痣がくっきりと残っていた)流石に頭にきた。



625名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:29:31 ID:L1q/kTI3
「いい加減にしろっ! 突然、何を言い出したかと思えば……お前は結局、セ。〇〇がしたいだ
けだろーがっ!!」
「オホホホホホホホホッ、キンちゃんてば本当に運動オタクなんだから。いいわ。そんなに運動
がしたけりゃ、ここで二人で『運動』すれば良いのよ。私は〇ッ〇スを楽しめて、ついでに緑の郷
に貢献出来るかも知れなくて、これぞ一石三鳥! ねっ?」
いつの間にか優雅に結い上げてあった髪が乱れ解れ、瞳もギラギラと欲情に揺らぎ、ただでさ
え妖艶なミズ・シタターレの顔が、いよいよ物凄いことになっていた。
「『ねっ?』じゃねーよっ!」
「ええーい、問答無用!!」
「お、おい……ちょ、待てミズ・シタターレ! 落ち着け、頼む……のわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、キンちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁんんんんんっ!!」






神は天にいまし、すべて世は事もなし















医者  「おめでとうございます。三ヶ月ですね」
ミズ  「――嘘……」




つづく?




626名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 10:30:04 ID:4pE84iZ7
久々の投下GJ
627名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 13:25:50 ID:RaKwDU2L
今期は見所は、ココのぞシロの三角カンケーと、ナツこまと、かれミルだな!
とか思ってたのに、シロミルが普通に仲良しっぽくてちょっとショボン。
な俺にかれん×ミルク萌えをください。誰か。
子悪魔誘い受け百合っこ萌え!!


いや、書こうとはしてるんだけどまとまらなry
628やっつけ仕事:2008/03/19(水) 05:58:24 ID:tLGgidqD
もしかして、ミルクって変身するんじゃないのか?
あの新キャラに。
かれん×ミルクは、少し様子見の方がいいのでは。
629名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 18:22:04 ID:EAvns4Hr
過疎りage
630名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 19:41:56 ID:hvfWMlJl
>>624-625
超GJ!
あのキャラたちでこんなにほのぼのしたSSが読めるとは…
631名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 12:20:48 ID:ApKs0vYs
鏡の国某所

のぞみ「も・・う・許し・・て、これ以上された私・・・」と懇願するのを無視し
Dドリーム「ダメよアナタが壊れるまで犯し続けろとの命令だから」と冷たく言い放ちピストンを再開するダークドリーム

のぞみ「やめイッたばかりでこれ以上は・・・ン、アッ・・・ンァ・・」と喘ぐ
Dドリーム「我慢しないでイキなさいよもう頭なんか真っ白で何も考えられない癖に・・・・そろそろ出すわよ」との言葉の後に注がれる液体と響く悲鳴

Dドリーム「もうすぐこの子は堕ちる。その時がプリキュア最後の日よ。そして私が本物のドリームになるのもね。フフフ、アハハハハ!!」

ってのを劇場版の冒頭でダークドリームが誕生したのを見て、もし最初に拉致されたのが、ココナツでは無く
のぞみだった場合で妄想してみた。若干、ダークドリームが壊れてる気がするけど気にしないで下さい。
632名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 16:51:51 ID:b5AcB88t
>>631
GJ!
この妄想を膨らませてSSきぼん
633名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 11:51:48 ID:aQy4Myyz
なんかその後いつの間にかのぞみが立場逆転してそうな気がするんだけど
634名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:37:33 ID:kMCb5IjJ
投下しちゃいます。
なぎほのユリなんで苦手な方はスルーしてください。
635好奇心:2008/03/22(土) 00:39:41 ID:kMCb5IjJ
「あら?もうこんな時間」
「ほんとだ」

驚いたようなほのかの声に、なぎさが時計に目をやると既に2時を回っていた。

今日は土曜日。
さなえが友人と泊りがけで出かけるのもあり、なぎさがほのかの家に泊まりにきていたのだが、おしゃべりが楽しく時間の立つのを忘れていたのだった。

「いくら明日何もないからってそろそろ寝ないとねってなぎさ?」

ほのかが見るとなぎさは既にベットに潜り込み、早くおいでと言わんばかりに開いたスペースをポンポンと叩いていた。

(なぎさったら、そんなに眠かったのかしら?)

ほのかは小さく笑うと、そっとなぎさの横に滑り込み、いつものように彼女と手を
重ねようとしたその時

「え?」

両腕がしっかり背中に回され引き寄せられていた。

「なぎ」
そして、疑問を口にしようとしたほのかの唇が、なぎさのそれによってふさがれた。

「なぎさ?」

唇を開放されたほのかは、改めて、なぎさに問い直す。
636好奇心:2008/03/22(土) 00:41:23 ID:kMCb5IjJ
「ねぇほのか……今夜はいいでしょ?」
「なぎさ、それっって……」
「だめ?」
「だって私たちって付き合いだしてまだ2ヶ月よ?」
「『まだ2ヶ月』じゃない世。もう2ヶ月だよ」
「でも、私たちまだ16歳だし……」
「16歳だってしてる子いるよ」
「そうかも知れないけど……そんなことしなくても愛情は確かめられるじゃない?」
「そんなに嫌なんだ……私とするの」
「嫌ってわけじゃ!」

なぎさの明らかに落胆した様子にあわててほのかが声を上げる。

「嫌とかじゃなくって……ちょっと怖いかなって……」

そのほのかの消え入りそうな言葉に、なぎさの表情は明るさを取り戻し、

「へぇ、ほのかが怖いってなんかいがい」
「失礼ね、私だって怖いことぐらいあるもん」
「ごめんごめん、でもさ、ほらほのかって好奇心旺盛じゃない?
どんな感じかなとか知りたくないの?」
「そりゃぁ知ってみたいとは思うけど……」
「じゃぁさ、ちょっとだけやってみようよ」
「でも……」
「ほのかが怖いならさ、ほのかが私にしてみればいいから」
「でも……」
「ね、ほぉらぁ」

そう言うとなぎさはほのかの手を取り、自分の胸へと導く。
637好奇心:2008/03/22(土) 00:42:35 ID:kMCb5IjJ
「どう?べつにこうして触るぐらい怖くないでしょ?」
「うん」
「ねぇどんな感じ?」
「どんな感じって言われても……」
「例えば自分と比べてとか」
「そうね……なぎさの胸って弾力があるわね」
「そうなの?」
「そして、小ぶりだけど、綺麗な形してる」
「小ぶりは余計じゃない?」
「うふっ、ごめんなさい」

普段どおりの軽いやり取りができるなら、もう大丈夫だろうと判断したなぎさは
そっと添えていた手を離し、ほのかの好奇心をさらに刺激した。

「他は?なんか変化ない?」
「変化?」

なぎさに問われ、ほのかはしっかり指先で観察をする。

「ぁ」

そして指先が敏感な先端に触れた時、なぎさが小さな声を上げた。

「大丈夫?痛かった?」
「うぅん、だいじょうぶ」
「気持ちよかったの?」
「そんなこと聞かないでよ」
「ごめんなさい」
「で、どう?変化はあった?」

なぎさが少し息を乱しながら問いかける。
638好奇心:2008/03/22(土) 00:44:12 ID:kMCb5IjJ
その問いかけに、ほのかが観察を再開すると、パジャマ越しに感じられる変化が見て取れた。


「……ちょっと乳頭が硬くなってきたかも」
「そ、そうなんだ」
「すごいよなぎさぁ、触ってるとどんどん硬くなってくるのね」

なぎさの変化を感じ、その現象に興味を持ったのかほのかは喚起の声を上げる。

「じゃぁ、ほのか……っ……直接みてみる?」
「うん」

その返事を聞くとなぎさは、手早く、その素肌をさらけ出した。

「どう?ほのか」
「なぎさの胸って綺麗ね、乳輪も乳頭もピンクで」
「そんなこといいから早く触って」
「うん」

せかされ、ほのかはなぎさの胸に手を伸ばす。

(本当になぎさの胸って綺麗よね)
(やっぱり左右で形って違うのね)
(色も微妙に違うかも?)

ほのかは純粋な好奇心ゆえからか、恥ずかしさを忘れ、
触れながらなぎさの胸の観察を続けていく。

「あん」

今まで見るだけにとどめ、触れてはいなかった左胸に触れると、
なぎさの上半身は軽くのけぞった。

(感じ方も違うのかしら?)

ほのかはそう思いつつ、左右を交互に同じように触れて見る。
639好奇心:2008/03/22(土) 00:46:04 ID:kMCb5IjJ
「ぁ、ほのか……あん」
(やっぱり左の方が敏感みたい)

そう思いながら触れ続けていると、なぎさの吐息がだんだん甘さを帯びて来る。

(なぎさ、気持ちいのね……なんだかちょっと嬉しい)
「ねぇほのか、もっとぉ」
「うん」
(どうしたらもっと気持ちよくなるのかしら)

ほのかは応えると、なぎさの様子を観察しながら、よりなぎさが気持ちよくなれる方法を模索し始める。

「あぁっぅん」
(なぎさにもっと、もっと気持ちよくなって欲しい。でもどうしたら……)

その時、昔読んだ性教育に関する本の一説を思い出した。

『性交の時に、互いの感情が高まると、互いの胸や性器にキスをして愛情を確かめ合うことも……』

(そうよ、キスしてみたらどうかしら……でもなぎさ嫌がらないかしら)
「あん、ねぇほのかぁ、もっとぉ」

迷っていたほのかだったが、なぎさの甘い声に導かれるように唇を寄せていった。

「ひゃん」
ほのかが唇で胸の先端に触れると、なぎさは身体をのけぞらせた。

「嫌だった?」
「うぅん、もっとして」
「うん」

ほのかはその言葉に安心すると、唇で愛撫を続ける。
最初は軽くついばむように、そして、舌先で転がすように
なぎさの反応を見ながら寄り気持ちよくなれるように。

「あん、ほのか……こっちも触って」

なぎさはほのかの手をとると、今度は自身の下腹部へ導いて行く。
640好奇心:2008/03/22(土) 00:47:45 ID:kMCb5IjJ
「うん」

ほのかも素直に応じ、なぎさの花弁に触れる。

「あ、あん、ねぇ直接……」
「うん」

ほのかは、なぎさのパジャマと下着を脱がせ、直接そこに触れた。

(感じると濡れるって聞いてたけれど本当なのね)

相変わらず、冷静に観察をしているものの、ほのかの中で何かが変わり始めていた。
なぎさにもっと気持ちよくなってもらいたい、私の手で気持ちよくなって欲しい、
そして、感じているなぎさをもっと見たい。
そんな思いが高まれば高まるほど、ほのかの指は大胆に、激しくなぎさの花弁を愛撫していく。

「あんほのか、そこ!」
ほのかの指が小さなめしべに触れたとたん、なぎさが今まで以上の声を上げる。

「ここがいいの?」
「うん、そこ、そこがいいの」

なぎさの答えを聞くと、ほのかはそっとなぎさの足元え行き、その小さなめしべを口に含んだ。

「あ、ほのかぁ、あん、あぁ」

なぎさが、喚起の声を上げ、あふれる蜜は量を増していく。

(なぎさ、もっと気持ちよくなって)

ほのかはめしべを舌で転がし、指で花弁をかき回す。

「あぁ!ほのか、いく!いっちゃうよ!」
「うん、いいよ」

ほのかがそう言ったとたん、なぎさの体は痙攣をし、さらに大量の蜜をあふれさせた。
641好奇心:2008/03/22(土) 00:55:37 ID:kMCb5IjJ
「ほのかぁ」
「どうしたの?」

腕の中でそっと呼びかけるなぎさに、ほのかも優しく問い返す。

「すっごく、気持ちよかったよ」
「うふっ、よかったぁっ」
「うん、だからね」
「え?」
「だから今度はほのかの番ね」

打って変わっていつも通りの元気な声で宣言をする。

「えぇ?私は」
「だめだよ、ほのか、される方がどんな感じかも知っておかないと」

そう言うとなぎさはほのかの寝巻きを脱がしにかかる。

「ちょっとなぎさぁ」
「ほら、いつまでも自分だけ服着てない」
「だって」
「私だって恥ずかしかったんだからね」
「そんなぁ、なぎさが自分から」

ほのかの抗議もむなしく、ほのかの寝巻きはあっさり剥ぎ取られてしまった。

「お願い、あまり見ないで」
「なぁに言ってるの、自分はあんなに観察しておいて」
「だって」
「えぇっとほのかの……あれ?ほのかぁ、もう乳首立ってるよ」
「え、そんな」
「本当は自分も感じてたんじゃないのぉ?」
「そんなこと」ひゃん」

楽しそうに意地悪なことを言うなぎさに抗議しようとしたとたん、胸の先端に刺激が走る。
642好奇心:2008/03/22(土) 00:57:04 ID:kMCb5IjJ
「どう、ほのかぁ、気持ち伊?」
「……よく分からないわ」
「じゃぁ分かるまでやらなきゃね」

そう楽しそうに言うと、なぎさはほのかのとがった乳首をぺロットなめる。

「あん」

思わず声を上げるほのかに微笑むと、なぎさは続けて舌での刺激を与える。

「ぅ、あん、な・ぎ・さぁ」
「ふふ、もぉっともぉっと気持ちよくしてあげるね」

そう言うとなぎさは舌先で左の乳首を転がし、
左手で右の乳首を転がし始める。

「う、あん、ちょっ……はぁん」
(ふふ、ほのか、こんなに声出しちゃってかわいい)

そんなことを思いながら、乳首への愛撫を続けていると、以前志保に見せてもらった
雑誌の一説を思い出した。

『セックスの時、相手を喜ばすには単調になっちゃだめ!緩急をつけてじらすのも大事……『

(そうだった)

なぎさはそれを思い出し、少し動きを弱める。

「ぁん……もう、なぎさったら強引なんだからぁ」

少し刺激が弱まり余裕が生まれたのか、ほのかが恨めしそうになぎさを見つめる。
だが目は潤み、頬に赤みがさし、その声も甘いもので、本気で嫌がっているようではなかった。

「ふふ、ねぇほのかぁ、どんな感じ?」

なぎさはそんなほのかにさらに刺激され、軽い愛撫を続けながら意地悪な質問をする。
643好奇心:2008/03/22(土) 00:59:09 ID:kMCb5IjJ
「どんな感じって……ぁん」
「気持ちよかった?」
「……うん」
「ふ〜ん、じゃぁするのとされるのどっちが好き?」
「それは……決められないわ……ぅ……な・ぎさが喜んでくれるのも嬉しいし
ぁ……なぎさがこうしてくれるのも嬉しいもの」

ほのかは喘ぎ混じりながらも、意地悪ななぎさの質問も律儀に返す。

「じゃぁもっとこうされたいんだ?」
「あぁ!」

なぎさはそう言うと先ほどのように唇と指先を使いほのかの両の乳首を転がし始める。
「あん、なぎさぁ、だ・めぇ」
「ふふ、感じ安いんだね、ほのかはぁ」
「そ、そんなこと……」
「じゃぁ確かめてみようか?」

そう言うとなぎさはほのかの太ももの間に手を伸ばす。

「ぃゃ」

その動きはすばやく、太ももを閉じようとするほのかの行動派間に合わなかった。

「ほら、ほのか、すごいよここ」
「ぃ、いや、……」
「お尻の方までたれてきてる)
「あぁ、違う……」

ほのかは認めたくないのか、なぎさの言葉にいやいやと首を振る。

「じゃぁねぇ」

なぎさはにやりと微笑むと、かばんを引き寄せ中から折りたたみの手鏡を取り出した。
「ほら、見て、言った通り私より濡れてるでしょ?」
「え?いや!」

なぎさの言葉に思わず視線を送ると、そこには自分の濡れそぼった花弁が映し出されていた。

644好奇心:2008/03/22(土) 01:00:25 ID:kMCb5IjJ
「だめだよほのかぁ、ちゃんと見て観察しないと」

そういわれて再び視線を戻すと、自分の濡れて少し開いた花弁を、なぎさの細い指が掻き分けている。
その光景は、とても恥ずかしいもののはずなのに、なぜか目がそらせない。

(あ、だめ、そこはなぎさが一番感じた場所)

鏡の中の指が、ほのかの小さなめしべに触れそうになったが、触れる寸前引き返して行く。

「ぅ、あん、……あぁ」

ほのかは喘ぎながらそれに安心をし、ほんの少しだけ残念にも思っていた。
だが、それを繰り返されるうち、その比率が変わってきた。

「あぁ……な・ぎさぁ……」
「どうしたの、ほのか?」

それを知ってか知らず課、なぎさは平然と問い返す。

「ねぇ、あん、なぎさぁ……お、願いぃ……」
「何を?」
「うぁ、あん、さわってぇ」
「触ってるじゃない?」
「あん、そうじゃなくってぇぁ……」
「ふふ、ちゃんと言わないとだめだよ」
「そんな……ぁっあん、」
「ほぉらぁ」、はっきりしないなんてほのからしくないよぉ?」
「び……敏感なところ……」
「きちんと言って」
「い、陰核……?」
「金閣寺???」

なぎさは本当に分からなかったらしく、怪訝な顔になる。

「あ……あん、クリトリスーぁ、あんさわってぇ」

そんななぎさに諦めたのか、我慢できなかったのかほのかが大きな声でせがむ。
645好奇心:2008/03/22(土) 01:01:42 ID:kMCb5IjJ
「ふふ、ちゃんと言ってくれたからサービスしちゃうね」

なぎさがそう言ったかと思うと、ほのかの見つめる鏡の中になぎさの顔が現れた。
「なぎさ、だめ、あぁぁ!」

思わず静止しようと思ったが、叫んだ時には既になぎさの桜色の舌が、小さなめしべを捕らえていた。

「あ、あん、あぁぁあぁぁ、ぃ、いい」

舌は蜜を掬い取り、めしべを転がし、まるで一つの生き物のように縦横無尽に駆け回る。

「や、なぎさぁ、い、いぃのぉ」

すると、今度はなぎさの指が、花弁を掻き分け、少しずつ飲み込まれていくのが見えた。

「あん、なぎさぁ……だ、めぇ」

そういいながらもほのかは、もっと奥までと言うように腰を浮かせている。
なぎさはそれに応えるように指を深く進入させるとゆっくりと中でかき回した。

「あん、あぁ、なぎさぁ」
「ほのか、きもちい?」
「うん、きもちいの、すごくきもちいのぉ」

なぎさの問いかけに、紙を振り乱し、絶叫するように応えるほのか。
「ふふ、もっと感じて、ほのか」

そんなほのかに嬉しそうに言うとなぎさは、指で中をかき回しながら、めしべに舌を這わせる。

「あ、あ、あぁぁぁ、なぎさ、感じる……なぎさを私の中に感じるのぉ」

その声になぎさの動きも激しさを増す。
「な、なぎさぁ、へん……なのぉ、あ、へんになっちゃいそー!」

助けを求めるようにほのかの右手が差し出され、なぎさがその手をとった瞬間

「なぎさぁー!!!」

絶叫と共に、ほのかの花弁から大量の蜜が噴出した。
646好奇心:2008/03/22(土) 01:40:40 ID:6Te19i7g
test
647好奇心:2008/03/22(土) 01:41:56 ID:6Te19i7g
「ほのか、だいじょうぶ?」

数分後、ほのかの紙をそっとなでていた手を止め、なぎさが尋ねる。

「……うん、まだちょっと頭がぼうっとするけど……」
「ほのかすごかったもんね」
「……そう言うことは言わなくていいの」

ほのかがぷうっと頬を膨らます。
「えへっごめん」
「もうなぎさったらぁ」

お互い顔を見合わせてくすくすと笑いあった。
「でもさ、もう怖くないでしょ?」
「……うん」
「じゃぁこれからはいつでもオッケーだよね?」
「なぎさぁ!」

今度は調子に乗りすぎたらしく、ほのかの眉が少しつりあがった。
648好奇心:2008/03/22(土) 01:42:46 ID:6Te19i7g
「じょ、冗談だってばぁ」
「うふっ」

あわてるなぎさに表情を戻すとほのかが口を開いた。

「でも……」
「でも?」
「他のもいろいろやってみたいかも?」
「他のって?」
「よくは知らないけど……エッチにもいろいろあるんでしょ?」

この後、なぎさはこの時、ほのかの好奇心を下手に刺激してしまったことを、悔やんでいいのか喜んでいいのか、悩む日々が続くことになるのだった。
649好奇心:2008/03/22(土) 01:45:50 ID:6Te19i7g
おしまいです。
お目汚し失礼しました。
途中、普通に画面が切り替わったのに、書き込めてなかったのはなんでだろう???


>>627 くるみじゃなくミルクならミルク攻めですかね?
自分もちょっと考えているんですが、うまくまとまらなくって。
650名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 15:16:40 ID:gE8wgoK9
なぎほの懐かしす
やっぱいいね、ラブラブなふたりは。GJ
651名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:09:19 ID:m6tVpGku
次スレだれか頼む
652名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 16:10:24 ID:7yG2YL4B
653名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 01:04:50 ID:oQbR0L23
ちょっと早過ぎないか?
654名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 02:35:03 ID:hs8qUpG0
レスはな

ただ,容量限界に達しかけてるのよ
655名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 17:43:04 ID:TVKXEJ9t
ふむ、ではSSを投下したいときは、新スレに行った方が良いね
656名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 00:41:12 ID:HTT03p8b
取り敢えず埋めるべ
657名無しさん@ピンキー
終了だ・・・次スレへ行こうか。

プリキュアでエロパロ6
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