このスレの初めて頂きます。
てわけで投下。
小鳥遊裕也…今年でもう二十八になる。結婚暦なし、独身だ。
「おとーさんお帰りなさい。ご飯できてるよー。先お風呂はいる?」
仕事…といっても自営で家にいることも多いのだが、営業で外に出て夜遅くに帰っても
こうやって笑顔で彼女は出迎えてくれる。最近の悩みはこの少女だ。
「食事にしよう。舞はもう食べたか?」
「ううん。おとーさんと食べたかったから。」
会話だけならただの親子だ。小鳥遊舞…今年で十三歳、漆黒の長い黒い髪にぱっちりした
二重、穏やかな雰囲気の美少女…そう、美少女といっていいだろう。そんな彼女は、俺の義理の娘だ。
そう…血が繋がっていない。娘と俺は思えていると思うが、年を経るごとに距離感が
わかりづらくなってきている。
何故血の繋がっていない彼女が俺の娘なのか、それは俺の真っ暗な青春時代の置き土産
だからといったところだろうか。
舞の母は八年前、俺の恋人だった。いや、恋人と思っていたのは自分だけだったと後で
わかったのだが…。婚約直前に貯金と共に同棲していた家に舞を残して消えてしまった。
まあ、ショックではあったが追うこともできず、天涯孤独になってしまった舞を自分の
娘として育てることを決めた。元々彼女の母とはそういう約束で付き合っていたので裏切
られても自分は約束どおり施設にいれず、手元で育てることに俺は決めたのだ。
以来、恋人も作らず仕事と主夫に専念している…。
「おとーさんご飯おいしいー?」
「ああ、上手いよ。舞、腕上げたね。」
「えへへー。嬉しいな。」
にこにこと笑う舞。天使の笑みだ。見てると癒される…娘を持つ父親が結婚式で泣いてしまう
理由が俺にはよくわかる。
食べ終わり、ごちそうさまでしたっとしめくくると二人並んで食器を洗う。俺の胸くらいしか
ない背丈で台に乗って一生懸命台所仕事をこなす彼女はほんとに可愛く、俺の自慢の娘だ。
しかし、舞には困ったところもある。
「あれ、おとーさん……女の人の香水の匂いがしますよ。」
「ん?ああ…今日の仕事先に女性の担当の人がいたね。」
「おとーさんやらしーことしてないよね?」
「してないしてない!」
「じゃ、このシャツの首もとのキスマークは…」
「えっ、そんなはずはっ。」
驚いてシャツを確認する俺をジト眼で見つめる舞。はめられた。
「………裕也さんのえっち。」
裕也さんきたっ!怒ってる証拠だ。
「いやほんと誤解だって!夕食誘われたけど逃げてきたしっ!」
「ほんと?………じゃ、一緒にお風呂はいっても大丈夫だよね?」
「ええっ!?そりゃ、舞ももういい年なんだから一人で…。」
「やっぱやましいことあるんだ……えぐ…ひっく……」
途端に泣き出す舞。やっぱ母親が逃げたことトラウマになってるのかな。俺しっかりしないと!
「わーったわーった。今日だけだぞ。」
「やったー。嬉しいな。」
泣きやんで嬉しそうに笑う彼女を見ながら俺はため息をついた。まったくいくつになっても
父親離れできないんだから…。
ふふ…計画通りお風呂の約束を取り付けた。おとーさん…いや、裕也さんは私の母親の
元恋人だった人だ。背は高め、優しそうな顔で母親には頼りなさそうとか弱そうとか陰で
酷いこといわれてた。でも裕也さんは年を経る事に優しさと強さのあわさった格好いい男へと
成長していった。
人を見る目のない馬鹿な母親を昔は恨んだものだが今では感謝している。
優しい彼は私の父親を完全に務めてくれた。行事には無理しても出てくれたし愛情を
惜しみなく私に注いでくれたと思う。他人の子を本気で愛することが出来る、そんな優しい人と私は
血が繋がってないのだ。ありがたいことに。
これからじっくりと最高の父親から最高の恋人へと私は変えていく…
このお風呂は私たちの関係を変える第一歩。ふふ…時は満ちた。
私はついに『女の子』から『女』になったのだから。
「おとーさん、やっぱりお風呂は最高だね。落ち着くー。」
「そうだな。疲れが取れるよ。」
狭い湯船に二人で入る私。裕也さんはタオルを腰に巻きながら入ってるけど私は
もちろん何もつけない。恥ずかしいけど…。
ちらっと股間に眼を向けるが反応はしていないようだ。むー、胸はBくらいになったのに…。
まだまだこれから!
「おとーさんそっちいくね?」
「あ、こら。舞。くっつきすぎだ。」
私は裕也さんに体を抱えられるみたいな形に移動してわざと思いっきり密着する。足の
上に体を置いて頭は裕也さんの胸を背もたれにする。
「極楽極楽〜♪」
「まったく…子供のときからほんと変んないなぁ。舞は…」
何でもなさそうに装って笑顔を作りながら裕也さんの匂いと体温を感じ、私は下腹がじくじく
熱くなってくるのを感じている。だけど、裕也さんは子供としてみてるらしく反応してる気配はない。
手ごわい…。さすが母親以外誰も付き合ったことのない人だ。こんな調子で、誰の好意も
気づかなかったんだろう。
裕也さんが体を洗うといったので湯船から出て背中を流すねと彼の背後に私は回った。
「だけど、舞も大きくなったなぁ。ちっちゃい子供だったのが昨日のようだよ。」
「うん。大きくなれたのおとーさんのお陰。私大好きだよ。」
「そりゃ嬉しいなぁ。おとーさん冥利に尽きるってもんだ。」
本当に嬉しそうにこくこくと頷く裕也さん。
「後、おとーさんに言わなきゃいけないことがあるの。」
「なんだい?」
「この間ね………生理がきたの。」
「へ、へー。」
少し動揺する裕也さんに、ここぞとばかりに少し膨らんだ私の胸を押し付け、端正な
裕也さんの顔に自分の顔を後ろから近づけ息を吹きかける。
「私ね…ちゃんと女になったの。」
「お、おい…舞?」
股間を確認すると…裕也さんのあれが上向きにそそり立っていた。私に女を感じてくれた
内心の嬉しさを押し殺すようにして私は低く呟く。
「今までごめんね。私のせいで。おとーさんが女の人と…その…私のせいで好きに出来なくて…
私が寝てから一人でしてるのは知ってたの…。」
「ま、舞…だめだ。俺たちは親子だから。」
必死に私を止める裕也さん。だけど、私に少しでも欲情してくれてるのは間違いない。
それを理性で必死に止めてるのだ。それをゆっくりと外していけばいい…私たちはずっと
一緒なのだから。
「うん…親子だね…だからせめて…気持ちよくするのは私にやらせて…。」
私は後ろから手を回すと裕也さんの固くて太いそれをしごき始めた。慣れてないから
上手く出来てるかはわからないけど…。私の中の女がそれに触れているだけで熱く滾り、
自分の内股から愛液が流れるのを感じていた。
「おとーさん…気持ちいい?」
「や、やめろっ舞っ!!」
慌てて私を放そうとするも私がしっかり密着してるせいで暴れられない。私に怪我を
させたくないからだろう。私は全身を裕也さんの体に擦り付けながらその言葉を無視して
しごき続ける。
「くっ!や、やめ…っ!」
びくっと裕也さんの体が動いたことでイキそんなんだと悟った私は一度手を止める。
「ごめんなさい…。こうしたら男の人は気持ちいいと思って…。」
すまなさそうに頭を下げる。彼は微妙な表情だ。
「あ、ああ。わかってくれればいいんだ。」
「おとーさんお願いがあるんですけど…。」
「なんだい?」
「おとーさんのおちんちん触ってたら私、体おかしくなっちゃって…見てもらえませんか?」
泣き声を出して懇願する…。私は何も知らない清楚な少女と自分に言い聞かせながら。
「だ、だめだ。舞…女の子が体を簡単に見せちゃ…。」
「う…ひっく……おとーさん私のことなんてどうでもいいんだ……怖いのに……病気かもしれない……」
「わ、わかったよ!どこがおかしいんだ?」
こちらを向いた裕也さんを前に座ってM字型に見せ付けるように足を開いていく。股間を
見られている視線だけで羞恥心で私の体は熱く火照ってきた。そして、手を掴み自分の
大事なところを触ってもらう。
「ここが………あっ!!」
軽く撫でただけで自分でオナニーしてるときとは比べ物にならない快感が私を襲う。裕也さんの
ほうを向くと、理性と欲情で必死に戦っているようだった。
「私…おかしくなっちゃったのかな…。熱くって…」
「えーっとな、舞。男と一緒で女の子も触ると気持ちよくなるんだ。だからおかしいわけじゃないよ。
もういいだろ?」
「だめぇ…こんなの…このままじゃ私…眠れないよ…おとーさんお願い…もっとして…。」
私はもう一度片手で裕也さんのものを掴むとしごき始める。もう片方の手は彼の手を掴んで
私のあそこを触ってもらった。観念したのか裕也さんも私を気持ちよくしてくれるために
愛撫してくれた。
「あぁっ!んっ……おとーさん…ううっ……」
裕也さんは罪悪感を感じているようで表情は曇っていた。だけど、女を感じているのは
確かで下半身は長年女と交わっていないせいか私の中に入りたがっているように思えた。
「なに…なにこれ…おとーさん怖いっ…なんかきそうっ!」
「大丈夫…。すぐ落ち着くから。」
「んぁっ!だめっ…頭が真っ白に……あああああああああっ!!」
「うっ!」
私の手が裕也さんをイカせて彼の精子が私の体に大量に降り注ぐ。同時に私も感じたことの
ないくらいの絶頂を味わった。やっぱり好きな人にしてもらうのは違うんだろう。
私は裕也さんの子種の熱さを体に感じながら幸せを味わっていた。
「ふー。ちょっとのぼせちゃったね。おとーさんっ。」
お風呂を上がってソファーに座ってるとパジャマ姿の舞が無邪気に笑顔で首に飛びついてきた。
「そうだね…。」
にこにこ微笑む彼女を感じながら俺は物凄い罪悪感に悩まされていた。舞は娘なのに…
お、俺は…
「おとーさんの助けになれて私嬉しかった。また、私がしてあげるね?」
「だ、だめだっ!」
俺は父親だ。娘の将来を壊すようなことはしちゃいけない。今日のも忘れないといけないんだ。
「えー。私もすっごい気持ちよかったんだよ。こう、グーっときて電気が走って、頭が
真っ白になっちゃう感じ。あれなんだったんだろう。」
「…………」
馬鹿だ…純真な娘に…俺は…。
「今日はもう寝なさい。」
「はーい。お休み、おとーさん。…ちゅっ♪」
普段と変らない寝るときの頬へのキスさえも、風呂場での出来事を思い出させて妄想を
かきたててしまう。俺はこれからどう娘と接していけばいいのだろうか。これから、
どんどん娘は女らしくなっていく。
「どうにかしないと…」
父親として娘のためになにが出来るか…俺は考えなければならなかった。
「ふふ…女ってことは認識してもらえたし…次の段階への作戦考えなきゃ。」
投下終了です。