【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合17

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1名無しさん@ピンキー
     _      ここは「ゼロの使い魔」「グリーングリーン」に代表される
    〃 ` ヽ    ヤマグチノボル氏の作品のエロパロを書くスレよ。
    l lf小从} l  / 荒らし、それに反応する輩はあたしの虚無で一発なんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ /  ご・・・ご主人様が好きならSSを書いてみなさい!
  ((/} )犬({つ′  あと、次スレは480KBか、970レスを過ぎたら立ててね。
   / '"/_jl〉` j    立てないとお仕置きだかんね!
.  ヽ_/ノヘ.)〜′   分かったら返事するのよっ!犬!

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ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180423832/
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ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177903894/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合14
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175996758/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12(実質13)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174711221/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171789741/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合11
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169642847/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1167223501/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合9
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165455703/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合8
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164035310/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合7
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162705335/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合6
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160901342/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合5
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1159793943/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合4
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158503087/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合3
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157554499/
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合2
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156100259/
【グリグリ】ヤマグチノボル総合【ゼロの使い魔】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141803280/

まとめサイト ゼロの保管庫wiki
ttp://wikiwiki.jp/zero/
2名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 06:13:07 ID:Xc++rxB6
小津
3名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 06:28:36 ID:1TfSnRdH
桃髪はストロベリーブロンドと呼ぶらしい。
ピーチブロンドじゃなかったのか…
4名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 06:59:46 ID:cBBoMmM4
もっと色が淡いとパールブロンドってなるそうな。
5名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 07:38:42 ID:VRjBTHTP
>>1
6名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 08:32:17 ID:wBRVk2vr
>>1乙なのです。
7名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 08:35:46 ID:tSjQAXCL
>>1


俺なんてこの間まで天然の桃髪が実在するなんて知らなかったんだぜ?
さすがに青髪はいないらしいがなー
8名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 09:05:19 ID:6bEewOcA
スレ立てお疲れ様でした、シュヴァリエ・ド・>>1
9名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 10:33:16 ID:Qblxfyi0
>1
乙であります!
10名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:29:26 ID:4hvxuvXB
ずっとあなたをいつもいつも>>1乙なさい!
11名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 16:33:29 ID:qSM/QQm8
>>1
でも宣ブラ使ってない人もいるだろうから、
次スレでは保管庫へのリンクだけはhttp付きに戻した方がいいかも。
12名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:09:05 ID:eXLK17qq
過去ログはwiki頼りじゃダメなの?
13名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:47:43 ID:elstzVMS
照れなくてもいいニダよ。

  |∧∧             ☆ 中 韓 併 合 ☆
  | 台\              ∧∧
自| ^∀^)            / 中\    ∧酋∧
由| とノ             (  `ハ´)  <`∀´ ;>
  |´∀`;)            ⊂   つ  ⊂  ⊂ )
  |  ノ             (⌒__,,,(⌒) (⌒_,,,(⌒)
''"'''"'' "''''"'' ''" ''''"''"''"''''"'"'''''"'''' "''''"'' ''" ''''"''"''"''''' "''''"'' ''"

1年後


繁|∧∧             ☆ 蛮 族 連 合 ☆
栄| 台\              ∧∧
の| ^∀^)            / 中\    ∧酋∧
弧| とノ             (  `ハ´)  <`∀´ ;>
  |´∀`;)            ⊂   つ  ⊂  ⊂ )
  |  ノ             (⌒__,,,(⌒) (⌒_,,,(⌒)
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14名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:55:49 ID:X35FkQmJ
ほしゅ
15名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 12:41:34 ID:OvoAoWMG
保守
16せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:47:27 ID:lDUSuWry
さて随分遅くなったけど。
『べ、べつにアンタのために選んだわけじゃないんだからね!史上最強の贈り物作戦』
続き投下いきまーす
17ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:48:49 ID:lDUSuWry
「なるほどねえ。サイトに贈り物をねえ」

言ってジェシカは『へーえ、ふーん、やっぱりそうなんだあ』というニヤニヤ笑顔をルイズに向ける。
今二人が居るのは、軽食を採れる食堂。
とりあえず買い物の前に腹ごしらえをしようということで、手近な食堂に入った二人だった。
ちなみに魅惑の妖精亭はまだ開店前なので、食事を採る事はできない。
ルイズは赤い顔で紅茶を飲みながら、

「な、なによ。主人としての義務を果たすだけよ。悪い?」

ぷい、とそっぽを向いてしまう。
ジェシカは面白い見世物でも見ているような顔で、そんな」ルイズに言った。

「そんな義務だけでわざわざ町にまで出向いて贈り物選ぶのぉ?
 貴族ってずいぶんヒマなのねえ」
「ひ、ヒマってわけじゃ」
「じゃーなにー?ヒマじゃないんだったらどうしてそんな手間かけるのかなぁ?」
「えう」
「なぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃ?」

ニヤニヤ顔でルイズに擦り寄りながら、ジェシカは詰め寄る。
そんなジェシカをルイズは乱暴に振り払い、

「い、いいから!とにかく品物選ぶの付き合いなさい!」

言い放って一気に紅茶を飲み干し。

「!えほ!えほ!」

勢いよく熱い紅茶を飲んでしまったので、思い切り咽てしまった。

そして、二人は宝飾品の店の並ぶ通りにやってきた。

「やっぱ、王道としては指輪かしらね」

指輪の看板を掲げた店の前で、ジェシカはそう言う。
ルイズはジェシカのその言葉に、慌てて両手を振って否定する。

「だ、だだだだだだだダメよ指輪は!な、なんか本気っぽいでしょ!」

ジェシカは何言ってんのコイツ、という呆れ顔をして、言った。

「何を今更。っていうか本気じゃないの?」
「いやそれは言葉のあやっていうか!ていうか、指輪は普通男の子の方から贈るものでしょ?」

真っ赤な顔でそう言い訳するルイズ。
ジェシカはふーんそういう考え方もあるのか、と取りあえず納得しておくことにした。
18ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:49:27 ID:lDUSuWry
それじゃあ、とジェシカは次の候補を考える。

「ネックレスとかは?」
「どうだろ…」

ジェシカの指差した方にあったのは、ネックレスの飾られたショウウインドゥ。
ルイズはうーん、と唸りながらそこに並べられた品物を見る。
そのどれもこれもが、宝石をメインに置いた、パーティ用と見られるものばかりだった。

「なんか、いまいち。それにサイトはこういうの喜ばないと思う」

なんだか手詰まりの雰囲気に、二人は顔を見合わせて、うーん、と唸る。
ジェシカはなんとなく辺りを見回す。
その目に、通りの端の店の、猫の顔を模した看板の店に入っていく町娘が眼に入る。

「あ、そうだ思い出した!」

ぽん、と手を叩いて、ジェシカはルイズに向き直る。

「あそこの店で売ってる耳飾り、今すっごい人気なのよ!それでどう?」

ルイズはそれを聞いて、不満そうな顔をする。

「えー?耳飾りって…」

不満そうなルイズに、ジェシカは続ける。

「あれ、カップルに人気なのよ?」

カップル、という単語にルイズの耳がぴくん、と動く。

「詳しく聞きましょうか、その話」
19ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:50:56 ID:lDUSuWry
そして次の日。
才人が日課の素振りを終えて、ルイズの部屋に帰ってくると。

「お、おかえり」

珍しい事に、ルイズが居た。しかも、才人がドアの前に立った瞬間、ドアを開けたのはルイズだった。
ちなみに、授業が終わるのは才人の日課の素振りが終わるより遅い。
だから才人は、ルイズが帰ってくるまでに掃除や洗濯の片付けなどをするのだが。
さらに才人の驚いた事には。
部屋が、なんだか妙に飾り付けされているのだ。

「な、なに?なんかあったの?」

思わず才人は驚いて、そう尋ねる。
ルイズは少し頬を染めて、もじもじしながら言った。

「え、えっとね」

そして、言いよどむ。
が、がんばれ私!ちゃんと言わなきゃ伝わんないわよ!ただでさえニブいんだからこの男!

「きょ、今日はね、あのね、そのね」

指など絡ませながら、必死に声を絞り出すが、上手くいかない。
そんなルイズの視界の隅に、才人の為に買ってきた、贈り物の箱が入る。
…そうよ、何のために準備したっていうのよ…!
ルイズは息を吸い込んで、意を決して、言った。

「た、誕生日おめでとう、サイト」
「へ?」

才人の目が点になる。
それも当然といえば当然だろう。才人は自分の誕生日が、ハルケギニアではいつにあたるのか、知らないのである。
目を点にして止まっている才人に、ルイズは。

「こっちの日付じゃちがうかも知れないけど、アンタが召喚されて今日でちょうど一年じゃない?
 だ、だからこっちでのサイトの誕生日は今日!そういうわけ!」

言い切って、真っ赤な顔のまま俯く。
そんなルイズに才人は、素直に感動してしまう。
ルイズ、俺の為にそんな…!
そして思わず感極まって、ルイズを抱き締めてしまう。

「ちょ、な、なにしてんのよ…」

それでも嫌な気はせず、ルイズは才人のされるがままになる。
才人はルイズを抱き締めたまま、彼女の耳元で囁いた。

「ありがとう、ルイズ。嬉しいよ」

その言葉に、ルイズの胸がきゅーん、と締め付けられる。

「ば、ばか、べ、べつに大したことじゃないわよ…」

思わず照れてそう返してしまう。そしてルイズは意を決する。
よ、よーし。
20ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:51:32 ID:lDUSuWry
ルイズは顔を上げると、体を離して、才人に言った。

「あ、あのね、誕生日プレゼントがあるんだけど」

そしてとてて、と才人からは死角になっている場所に置いてある包みを手にとって、渡す。

「こ、これ…」

ルイズの差し出したその包みを、才人は受け取る。

「あ、ありがと」

ルイズが俺に誕生日プレゼントなんて、明日世界が滅びるんじゃないかしら、なんて思いながら、才人は包みの重さを確かめる。
そして、ルイズに尋ねる。

「開けていい?」
「い、いいに決まってるじゃないの!さっさと開けなさい!」

言ってルイズはそっぽを向く。
さ、さあ、こっからが本番だわ…!
ルイズの期待を知ってか知らずか、才人は包みを開け、中からこぶし大の大きさの違う小さな箱を二つ、取り出した。
才人はそのうちの、大きなほうを開ける。
その中には、綺麗な円形を象った、銀製と思われる耳飾りが一個だけ、入っていた。
もう片方は…?
才人は気になって、もう一つも開けてみる。
その中には、同じような円形の、耳飾りがこれまた一個だけ入っていた。
よく見ると大きさと色が微妙に違っており、大きなほうはサイズも大きく、青みがかっている。
小さなほうは大きなほうに比べて二周りほどサイズが小さく、桃色がかっていた。
なんで耳飾りを二つに分けて包む必要があるんだろう?
当然の事ながら、才人は疑問に感じていた。
この耳飾りの名称は、『双月の耳飾り』という。
ジェシカによれば、最近トリスタニアの町娘の間で流行っている装飾品で、これは男女ペアで着けるもの、らしい。
そしてこの耳飾りには、特殊な加工が施されている。
ルイズは、二つの箱を持て余している才人に、振り向いて説明した。

「あのね、サイト。それは『双月の耳飾り』って言ってね。男女のペアで着けるのよ」

ちょっと、顔が赤くなっていた。
そして、続ける。

「つ、着けてみて…」
「うん」

才人は言われるがまま、自分の左側の耳にそれを着ける。
ちょうど、銀の円盤との付け根が、隠れるようになった。
21ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:52:02 ID:lDUSuWry
ルイズはそれを見て、才人の傍に寄っていくと、才人を見上げて言った。

「ほら…私にも」

言ってルイズは目を閉じる。
まるでキスをせがんでいるようにも見えるが、さすがの才人もそこまで空気が読めないわけではない。
自分と同じように、耳飾りをつけようと、ルイズの左側の耳に手を伸ばす。

「あ、そっちじゃないわよ」

ルイズはそう言って、才人の手を取って自分の右耳に誘導する。
才人はルイズの言うまま、右の耳に小さな耳飾りを着ける。
ルイズは嬉しそうににっこり笑うと、言った。

「サイト、似合ってる」

うは。かわええ。
毎回素直にこういう笑顔を見せてくれれば、俺的にベストなんだけどなあ、なんて思いつつ、才人はさっきから思っている疑問を口にした。

「でもさ、なんでこれ片方ずつなんだ?」

ルイズはその質問に、少し赤くなって、才人の胸板を軽く押して、応えた。

「教えてあげるから、ちょっとベッドに掛けなさい」

え?ナニ?やっぱエロいことにつかうわけ?などと不埒な事を考えながらも、才人はルイズに従う。

「で、でね、こうするの…」

ルイズは才人の左側にちょこん、と掛けると、才人に寄り添うように、頭を才人の方へ寄せる。
すると。

かちん。

小さな音をたてて、二つの耳飾りの円が、まるで双つの月が寄り添うように、くっつく。
ルイズはそのまま、町でジェシカに聞いた説明をそのまま口にする。

「あ、あのね、この耳飾りは特殊な金属でできてて、対になった二つが近づくと、こうやってくっつくの…」
「へ、へえ」

な、なんつーバカップル御用達アイテム。
なんて考えている自分がそのバカップルの片割れだと重々承知で、才人は心の中でそう突っ込む。
その片割れのルイズは嬉しそうに才人の肩に擦り寄っている。
なんかこうしていると、すっごい幸せな気分…。
ルイズはこのままこうしていたかったが、しかしそうもいかなかった。
22ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:52:50 ID:lDUSuWry
いきなり才人が、ルイズの両肩を掴んで、ベッドにルイズを押し倒したからだ。

「ちょ、サイトいきなりなにすんのよ!」
「いやあ、可愛いルイズ見てたらガマンきかなくなってきてさあ」

こんだけ盛り上がってれば、ちょっとくらいエロいことしても大丈夫っしょ。
今までの経験則から、そう判断した才人であった。
そしてそれは果たして。

「ば、ばかぁ…」

才人の下敷きになりながらも、赤くなりながら抵抗する素振りも見せないルイズを見て、正解だと悟る。
才人はそのまま、ルイズの顎をつまんで自分の方を向かせると、その唇を奪った。
すると。

かちん!

左耳の横で、互いに正対した耳飾りが、今度は重なってくっついた。
ちょうどそれは、双つの月が重なる、『蝕』に似ていた。
そういえば、この『蝕』のカタチになるのが、一番理想なんだって言ってたっけ。
なんて思ってると。
才人はルイズが抵抗しないのをいい事に、今度はお尻のあたりをいじりはじめた。
ルイズは慌てて唇を離し、抗議する。
それと同時に、くっついていた耳飾りも離れてしまう。

「ちょ、何やって…!」
「まー自然な流れで。正直このままだと収まりつきませんし」

才人はにやりと笑うと、今度は調子に乗ってルイズの上着のボタンを外し始めた。
ルイズは最初、抵抗しようと思ったが。
…まあ、いっか。誕生日だし大目に見ましょ。
とは思ったものの、好き勝手に身体の上を這い回る才人の手に、少し不満を感じ始める。
ルイズは何を思ったか、才人の首をぎゅっ!と抱き締めると、鼻先がくっつくほど顔を密着させた。

かちん!

再び、二人の『双月の耳飾り』が、一つになる。
23ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:55:32 ID:lDUSuWry
「ど、どしたのルイズ?」

ひょっとして機嫌そこねちゃいましたか、などと才人が不安になってそう尋ねると、ルイズは応えた。

「好きにしていいけど。絶対に耳飾り離しちゃダメだかんね」
「え、だってそんな、しにくいだろ」
「反論は却下。このまましないと怒るかんね」

言って今度は、ルイズの方から才人に口付けをする。
そして、耳飾りをくっつけたまま唇を離すと、言った。

「このままだったら、何してもいいから…ね?」

吐息が混じりあうほど密着した空間で、ルイズは才人の首を捉えて離さない。
…しょーがねーなー。

「わかりましたよ、ご主人様」

言って才人は、そのまま手探りでルイズの胸を撫で回す。

「うん…そう…それでいいの…」

漏れる吐息と言の葉が、いつもと違う官能を、才人に呼び起こさせていた。
こーいうのも、たまにはアリかもですね!
才人は首をロックされたまま、今度はルイズの下半身に手を伸ばす。
このままでは、ショーツを下ろすことはできないので。
才人は器用に指でショーツを引っ張ると、ルイズを外気に晒した。そしてファスナーを下ろし、既にズボンの中で限界まで張り詰めていた自分を引き出す。
ルイズもそれを感じたのか、一瞬ぴくん!と震えたが、目の前の才人に、頷いて見せた。

「いいよ…そのままきて…」

才人はそのままルイズの唇を塞ぐと、それと同時に自分自身でルイズを貫いた。
ルイズはぎゅっと才人を抱き締め、そして舌を才人の口内に差し込んできた。
才人は侵攻してきた小さな舌を嘗め回し、そして腰を打ち付ける。
ルイズはそんな才人の腰を足で挟み込み、より深く彼を咥え込む。
密着しきった身体と身体が絡み合い、唾液と汗と性液が交じり合う。
息をすることすらままならない密着した空間で、二人は徐々に高められていく。
やがて才人の動きが早まり、限界を知らせる。
ルイズはそんな才人の身体を逃がすまいとより強く抱き締める。
二人の耳元で、耳飾りが繋がったまま揺れる。そして。

ぎゅぅっ!どくどくどくっ!

お互いに塞いだ唇のせいで声も上げず、二人は達したのだった。
24ハッピーバースデー・トゥ・ユウ ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 00:56:07 ID:lDUSuWry
ひととおり行為が終わると、サイトは寝てしまった。
結局あのあと、耳飾りをくっつけたまんまじゃ不便だったんで、そのままいつもどおりにして。
そして今、耳飾りは箱に入れられて、ベッド脇の円卓の上に載ってる。
あのあと、サイトが
『この耳飾りってさ、ずっとしてないとダメなわけ?』
とか聞いてきた。もちろん私はずっとしてないとダメ、って応えたんだけど。
『でもさ、ずっとしてるとその…冷やかされない?』
とか言ってきた。たしかに、おそろいの耳飾りなんかしてたら、さんざんからかわれるに決まってる。
…今でも、時々モンモランシーとかにネタにされるのに。
だから結局、この耳飾りは二人でいるときだけ、することにした。
できるだけ、この耳飾りが離れないようにするのが、その時二人で決めたルール。
…な、なんかちょっと恥ずかしいけど。でも。
やっぱり、こういうのは、形が大事よね。
私は、隣でアホみたいに口を開けて眠る才人をちらっと見て、窓の外で輝く双つの月を見上げる。
そして、私は双つの月に願う。
ずっと、この耳飾りが、一緒にいられますように…。〜fin
25せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/04(水) 01:01:11 ID:lDUSuWry
以上!なんていうか恥ずかしい設定のアイテムでしたね!
正直書いてる自分が恥ずか死にそうでした!
今回はコメディオチじゃありません珍しく。俺病気じゃないかしら(ぁ

あ、それとどうしても言いたい事があります。
メ○ミマガジンの表紙!なんじゃありゃ!
ルイズに似合うのはワンピの水着だろうがあああああああああああああ!
セパレートじゃひんぬーは栄えないんじゃぼけえええええええええええ!
起伏のない娘っこはワンピが似合うんじゃああああああああああああ!

アレ?どっかから謎の詠唱が聞こえるような?
それではみなさんさよ(大爆発
26名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:09:55 ID:iv3xy6T2
俺は制服萌えです、師匠ッ!
27名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:30:23 ID:ZDj7s5Bz
>>25
正直
へんたいさんは神

ルイズえろいーよ

あと無理矢理ビキニも素晴らしいと思う。
28名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:55:11 ID:J4NkRKuh
>>25
GJ!
かつあなたの意見にハゲドー。
貧乳はあの水着じゃ駄目だろおおおお尾があえええああああああああ!!!!
29名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 02:09:28 ID:St1FtLWx
案ずるな!キッズ系という逃げ道があrてルイズさんどうしてここになにをとなえて
らっしゃるんどえすkごめんあさいあごめんsないgm・・・・・・・
30名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 04:13:08 ID:Sp0l7Ysm
せんたいさんGJ。


俺も一言!



アニメ2期のシエスタ 胸でかすぎだ〜。
脱いだらすごいが魅力なのに,あれじゃだいなしだぁぁぁ。
31名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 04:30:51 ID:15HX+3l6
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm552628←みなさんこれ見ました?
インタビューですが二期アニメ少しだけみれます。
32名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:33:42 ID:9VqjJVEU
保守
33名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:43:56 ID:MgUxYDb4
へんたいさんに最高級のGJを!!

俺は人目が気になりすぎてちゃんと見てなかったんだが、首から下はそんなことになってたのか
今日の帰りに本屋によって確認してくるわ
34タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01:15:11 ID:2wjUCuls
学校の図書館には人が居ない―――勉強熱心な学生に言わせれば、それは間違った認識ではあったが、
ここ魔法学院の現在の図書館では真実であった。ずらりと本棚が並び、カビ臭い広い空間にはほとん
ど人影が無い。

取り敢えずの例外は才人とギーシュ、この本に縁がなさそうな二人であった。なにしろ方や異世界の
字など読めず、方や勉強好きには程遠い。実際本などそっちのけで二人は妖しげな事を話していた。

「なあサイト、もったいぶらないで君の国の文化を教えてくれたまえ。特に服に関することをボクは
学んでみたいんだよ。ほら、異文化交流というやつさ」
「嫌だね。お前に何か教えると碌でも無い事になるからな。この前のセーラーの時なんかとんでもな
かったんだからさ。だからダメ。てか、どうーせモンモンに着せたいんだろ? 自分で考えてみれば
いいじゃんかギーシュ君」
「い、いや、だからだね、それが難しいから聞きたいんだよ。あの新鮮というか、エキゾチックで尚
且つ郷愁を感じさせる何ともときめくものを!」
「まあ、あの見事な金髪縦ロールなんだから、アレとかコレとかはスゲー萌えるだろうけどな」
「ア、アレ、コレって、そ、それだよ、その萌えと言うのが知りたいんだ!!」
「う、うわ!? なんだよ、迫ってくんなよ、俺はモンモンじゃねー!!」

才人が思わせぶりな態度を取ると、ギーシュは猛然と密着して来て教えろと強請り始める。目を血走
らせた顔はキスを求める如くで、生理的嫌悪で才人はギーシュの首を締めて対抗するが止まらない。

「くっ!? バ、バカ、唇まで突き出して何をする気だよ!」
「君が教えてくれないのがいけないんだ! こうなったらボクの情熱をここで発散するしかない!」
「ア、アホか〜〜〜っ!」

貧弱なメイジの代表とは信じられない馬鹿力のギーシュがさらに迫り、才人も渾身の力で締め上げ逃
れようとする。本棚がところ狭しと並ぶ場所でそんな調子では結果は見えていた。

「サ、サイト〜〜〜っ! だ、だああ!?」
「こ、この、へ、変態貴族〜〜〜っ! どわあっ!?」

バランスを崩した二人は本棚へ強烈に頭を打ち付ける。古めかしい本棚に振動が走り、埃が、そして
本がどこか上の方から本が落ちて床に当たる音が連続する。

「っっ!?」

そんな中、才人達からすると本棚の裏側で声がした。ぶつけた頭をさすりつつ才人とギーシュは顔を
見合わせる。

「なにかね、今のは?」
「誰かいたんだろ。で、落ちてきた本が当たったんだ。分るだろ、普通は」
「ああ、そうだな。では、大変じゃないか」
「って、呑気にしてる場合じゃないじゃん! お、おい!大丈夫か?」

才人が慌てて本棚の裏側に回ると、青色の髪の少女が尻餅をついて頭を押えていた。
35タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01:16:04 ID:2wjUCuls
「タ、タバサか? わ、悪い。頭に当たった? 怪我してないよな?」
「………」

才人が駆寄るとムッとした視線で見上げてくるタバサ。その膝の前には殊更分厚い本がある。本に熱
中していたら、いきなり重そうなその本が落下してきて頭を打ったのだ。流石に怒るだろう。

「いや、そう怒らないでくれたまえ。ワザとではなかったんだよ。ちょっとした事故なんだ。
ってサイト、君は貴族であるボクに謝らせておいて何をニヤニヤしてるんだ」

遅れて来たギーシュ、小柄な少女の魔法の実力は知っているので冷や汗を浮かべているのに、才人の
方は何だかほんわかとしていた。

「ん、いや、タバサのこの表情」
「表情?……………いや、痛い目にあってその相手に仕返しする、そんな感じであまり友好的にはみ
えないが」
「ハア〜〜〜」
「な、なんだね、そのため息は?」

タバサが機嫌をなおしてくれないと、どうにも居心地が悪いギーシュへ、才人はヤレヤレと肩をすく
める。

「全く、このちょっと痛そうな顰めっ面の良さが分らないなんてギーシュさまに萌えの道は遠いな」
「な、何を言ってるんだ。怒っている相手にときめくなんて変じゃないか?」
「じゃあ相手を置き換えてみろよ。モンモンが怒っているとこ想像しろ」
「いや、怒っているモンモランシーを想像してもあまり楽しくはないんだが………」
「バッカだな。痛かった、怒ってるんだから〜。で、でも、本当はそんなに怒ってないの。ただ痛い
トコをさすって欲しいから、とっても怒っているフリなの―――って、感じが萌えなの? 分る?」
「ま、まあ、状況的には理解できるけれど、君の気色悪い声で台無しだな」
「フン! やっぱりギーシュさまに萌えは百年早い」

才人は良さが分らんヤツは引っ込んでいろとばかり、タバサの頭を撫で始め、自分の萌え理論を実証
しようとする。するとサラサラの髪の感触に違和感があった。それも一つではない。

「あ、あれ、タンコブできてる? い、いや、それにしては盛り上がりが大きいよな。と言うか、ピ
ンとしてて…………え、ええ? み、耳か?」

才人は驚き、口をぽかんと開ける。タバサの頭には三角形の尖った耳があった。いや、生えていた。
青色の髪が二箇所、寝癖のように跳ね上がりネコかキツネのような耳となっている。布の作り物を貼
り付けたみたいな違和感は無い。控え目で自然な感じでちょこんと付いていると言った雰囲気であっ
た。

「!」

才人が試しに指先で触れると、耳はぴくりと畳まれ、タバサの躰も身動ぎする。そろそろと元に戻っ
たとろこへ、今度はそっと息を吹いてみると耳は驚いたみたいに立ち上がってから閉じてしまった。
タバサの方は擽ったそうに肩を竦めて目を閉じてしまう。

その様子を見ていた二人は、一瞬顔を見合わせて同時に叫んだ。
36タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01:17:00 ID:2wjUCuls
「ギーシュ! 見たか!?」
「ああ、見たともきっちりと見た! これは何なんだい?!」
「獣耳だ。形状的にネコ耳と分類しても良いだろう。うううっ、偽物っぽさが全然ない敢えて自己主
張をしてませんみたいな感じが、恐ろしく萌えだぜ!」
「うんうん、それは分る! それは分るぞ! なんというか萌えの一端が理解できたみたいだ―――
―――って、ああ!? ど、どこに行くんだ! ちょ、ちょっと待ちたまえ! もっとそのネコ耳を
見せてくれ!!」
「もう見るな! てか、モンモンに付けてもらえ!!」
「い、いや、そんあのなんて頼めばいいんだい!?」
「んなの自分で考えろ!!」

独占欲を丸出しにした才人は、タバサを抱えて疾風の如く図書館を後にして、タバサの自室へと飛び
込んだ。勝手に鍵を掛けると、ネコ耳少女をベットの脇に座らせる。

「ふう〜。これでネコ耳の安全は確保されたな」
「何?」
「何って、あのままギーシュといたらお前のネコ耳が危険だったんだよ」
「ネコ…耳?」

タバサは意味が分らないと不満顔になる。本が当たってから放置されていれば当たり前であった。そ
うかと納得した才人に鏡を見せられながら、状況を説明されるとタバサは首を傾げて自分の頭に生え
た物の謎を推理する。

「本に何か特別な魔法でもかけてあったのかもしれない。普通ありえないけれど、落ちて当たった拍
子に発動したと思う」
「じゃあすぐ元に戻るんだ?」
「すぐには無理だけれど、調べれば大丈夫」
「ふ〜ん、そっか」

心配無いと分り才人は何やらしきりに肯いている。その頬は妙な具合に緩んでいてタバサは眉間に皺
を寄せる。

「何?」
「いや特に危険がないなら、天が与えてくれたこの奇跡のような機会を大いに堪能しようじゃないか。
まあ、平たく言えばネコ耳を愛でようってこと。だってさ、ここまで似合ったネコ耳は滅多にないか
らな。それともこっちの世界じゃ割と普通にある?」
「ない。姿を変える魔法は難易度が高いし、わざわざ猫の耳なんかつけないから」
「酒場なんかだと結構ウケそうだけどな。まあ、それはともかく触っちゃうけどいいよな?」

返事も待たず才人はタバサの隣りに座るとネコ耳の尖った先をそっと撫でる。何か言おうとしたタバ
サだが、背中がぞくりとしてそれどころではなかった。新しい耳は本当の耳よりもずっと繊細で敏感
らしい。

「くわっ〜〜! その反応がたまらない! この一体感が絶妙なんだよ〜。ネコ耳に困ってますって
感じが最高ッス!」
「あ、ま、待って」
「待てない。てか、そんなに強く触ってないんだから我慢しろよ」
37タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01:18:04 ID:2wjUCuls
才人の理不尽な要求であったが、先っぽから根元へと撫でる位置が下がるにつれて、刺激が強くなり
タバサは首を竦めて身悶えするのみ。ベットから垂らされた爪先が何度も何度も握られている。それ
は、容姿とは対象的に大人びたタバサの随分と幼い仕草であり、それを見た才人は、ネコ耳を弄る指
先をますます忙しなく動かのであった。

「は、は〜〜あ、和む、和むよ〜〜〜! 同時に萌え! 激萌え〜〜!!」

表情の乏しさが神秘的な雰囲気になっているタバサに付いていると、人間の頭にネコ耳がある可笑し
ささえ、物静かな少女のイメージをさらに際立たせる。それが擽ったいを超えた感覚に翻弄されて切
なげな表情になっていると感激してしまう程に興奮するのだ。

「おっ! 膝の上で小っちゃな手をぎゅっとしてるとオジさん更に何かしたくなっちゃうって事で、
息吹き攻撃〜〜っ」
「っ!?」

突然の生温かい感触にタバサは硬直する。その直後に爪先からブルブルとした震えが上昇する。躰が
感じる擽ったさの上限がこれだと言われても納得しそうであった。緊張した躰は一気に体温が上がる。

「フフフ、さすがの魔法騎士も俺の熱い吐息には適うまい!」
「やっ!?」
「さらに奥の方めがけて細く長い吐息 」
「っ!!」
「擽ったい? 擽ったいよな? でも、なんだか息が荒くなって変な感じになってるぞ?」

ヒクヒクと悶えるタバサに妙な悪役魂めいたものが芽生えたのか、才人は敏感な耳を嬲るのを完全に
愉しんでいた。ちょっと耳を刺激するだけで為す術も無くなってしまうのは、実に征服感を満たして
くれるのだ。常にしっかりとしているタバサだけにその感覚も一入であった。

その意味ではこのメイジの少女、特別な才能と言うか、ある種の魔性めいた物があった。それが幸か
不幸かは微妙であり、取り敢えずは才人にますます調子にのらせる効果を発揮した。

「フニフニになったところで止めの耳穴直攻撃っ!」
「ひっ!?」

撫でと息では飽き足らず、才人は可憐な穴へと指を突っ込んでしまった。これにはタバサも背中に棒
でも入れられたみたく躰を突っ張らせて痙攣した。それから反対にくったりとなり隣りの才人へと寄
りかかる。

「そうそう、このパフって受け止める感じが最高っ!」

才人は小さな躰を抱きしめ、頬擦りをせんばかりに喜んでいる。しかも、さかんにネコ耳へと息を吹
き込みタバサを刺激し続ける。

「はうぅ! あは、はぁ〜 ひん!?」
38名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:19:08 ID:2wjUCuls
とりあえずこんな感じです。
39名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:29:15 ID:fcdlIjkz
>38
GJです! 獣耳タバサ可愛いよ!
サイトが暴走するのもわかる気がするw
でもこれで終わりなんですか? 
いきなりすぎてオチとかが見えてこないのですが…
40名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:33:00 ID:+gseSrHk
>>39
ルイズが乱入してサイトがボコボコにされる→夜部屋に戻ると、何故か頭にタンコブを付けてふてくされているルイズにまたボコボコにされる
意外のオチがあるのか?
41名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 17:30:17 ID:JZ1XU5J4
>>25
なんだかポタラを思い出すようなアイテムだw
せんたいさんの描くルイズが大好きなんですよ。
これからも可愛いルイズをいっぱい書いてください。
42名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:15:53 ID:xnIPYDxU
前レス500いったお
43名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:24:53 ID:LrwAx761
そいや味噌汁の話しは?
44名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:34:44 ID:Y/eedjBq
ヤマグチ先生の次回作にご期待ください!
45名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:36:03 ID:xnIPYDxU
>>44
期待していない人はここに居ないと思うが・・・気のせいか
46名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:40:23 ID:b+wMjra3
>>43
俺も、凄くきになってるよ。
47タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23:54:05 ID:WWPLFP6g
タバサは喘ぎ、不規則に躰を緊張させる。こそばゆ過ぎて息も出来なくて苦しい。いや、苦しかった
気がする。何かの文献で人間の感覚で最も近いのは、擽ったいのと気持ちが良いのだと読んだ気がす
るが、それは正しかったらしい。

息が詰まり、頭がぼうっとしていたのは何時の間にか心地好い浮遊感に変化していた。躰の力みは全
てが熱に変わり、芯から熱くなっている。タバサはスカートの中で内腿をモゾモゾとさせる。

「サ、サイト………」
「うをっ!? そ、その切なげな顔での呼び捨てって、もしかしてネコ耳への攻撃だけで快感だった
とか? タバサの一番可愛くて萌えるエッチな顔を見せたくなったとか?」

随分と失礼な婉曲表現ではあったが、タバサは熱い躰を縋りつかせる事で答えた。才人に言われ改め
て自分が才人の指摘通りの状態だと自覚された。耳からの刺激で躰中がぞくぞくとしてもう堪らない。

「どうなんだ? 正直にならないと耳攻撃を延々としちゃうかもな〜。そりゃもータバサが泣いちゃ
うくらいにさ。まあ、もう半泣きだけど」
「サイトの言う通りだからお願い」
「じゃあ好きにしちゃっていいか? 俯せお尻突き出しのポーズとか、胡座の中でちっちゃいタバサ
を抱いちゃうとか、タバサの一番恥ずかしいのは何か探検とかするぞ?」
「いい、ぜんぶサイトの好きにしていい」
「で、出たーーーっ! タバサの十八番お任せモード!!」

才人は鼻息を荒くして叫ぶ。羞恥を存分に残しつつも我慢ができないで陥落した、そんなタバサはこ
の上なく魅惑的であった。

「お前、そんなお願いされちゃうと俺もヤバヤバになるじゃん。てか、なったよ」
「や、やん!」

才人はタバサの胸元に顔を埋め、フガフガと甘酸っぱい汗の匂いを嗅ぐ。無論、それだけじゃおさま
らず、手の方は胸やらお尻やら、控え目な肢体の各所を撫でたり、擦ったりしている。如何にも欲望
の赴くままであったが、結構的確にタバサは敏感な場所を刺激され、そもそも耳で昂ぶっていたのも
あり、瞬く間に最初の満足感を堪能させられた。

「あ、ああ、サ、サイトっ!」

からかい半分みたいに言われた顔を本当に見せてしまったタバサ、やられてしまった感じだが決して
悪い気はしない。切なさの極致みたいな顔を見て歓喜した才人が、妙にいやらしく着衣を一枚一枚脱
がせても身を任せた。
48タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23:54:52 ID:WWPLFP6g
「う〜む、素っ裸になるとまたネコ耳がこう何というかスゴイよな。肌の白さが高貴ってイメージに
直結しているところへ、ネコ耳!だからな。アンバランス萌えとでも言うのか、これは。しかもだ」
「な、なに?」
「胸がちっちゃい!」
「っ!?」
「でもピンク色の先っぽが、たまらなく可愛い!」
「え…?」
「賢いのにお股ヌレヌレで湯気出てる」
「っっ!!」
「そうソレ! 恥ずかしかったり、嬉しかったり、ムカっとしたりでネコ耳でばっちり反応するのも
ほんと良いんだよ〜〜」
「きゃん!」

通報する機関がハルケギニアに無いのを感謝すべきなくらい盛り上がる才人。しかし、その探求心は
まだまだ終わらない。

「これで悔い無しと言いたいとこだけど、もうちょっと何か欲しいな。全裸にはないアクセントがさ。
う〜ん、肌の白さが活きる方向で……………って、そうだ、黒ニーソあるか?」
「ニーソ?」
「黒い靴下。太股の方まである長いヤツで業界的にも俺的にも30デニールがベストなんだけど」
「ない」
「そっか、黒い何かがあれば、白い肌との対比が絶妙なんだけれどな。………あっ、あるじゃん! 
マントがあるよ」

その時、才人の脳内ではあるイメージが鮮明に浮かび上がり才人を甘酸っぱいときめきで誘っていた。

「タバサ! 立って、立って、でもってマント羽織る!」
「こ、こう?」
「そうそう! んで、前をちょっと開けてみる!!」
「これくらい?」

好きにして良い、そんな自分の言葉を律儀に守るタバサであったが、何故だか裸よりも現状の方が恥
ずかしい。雪色の肌をすべて隠せるサイズのマントを態々捲って未成熟の胸と可憐なくせに湿ってし
まったデルタ地帯を晒しているのだから、それも当然。

「ちょ、ちょっと違うけれど、これはこれで何だかイイ! 爪先まで丈があってもイイんだ! そ、
そ、それにダメ、そんな可愛らしい恥ずかしがり方ダメ。もう犯罪だよ、逮捕だよ」
「だ、だって本当に恥ずかしいから」
「う゛っ! 顔をそむける角度さえも興奮せずにはいられない!!」

ムハっと叫び、才人は頭に血をのぼらせてよろめいた。するとその背中に何者かの声が掛けられる。

「なにしてるの?」
49タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23:55:37 ID:WWPLFP6g
「うわっ!? だ、誰だよ! って、窓の外からか――――――んぎゃ! で、でけえ口が!?」

蛇かトカゲを百倍くらいに巨大化させたみたいな口が窓の外にあるのを発見して才人は腰を抜かしか
けた。別段怪物などではなくシルフィードであった。ご主人様であるタバサの部屋から何やら楽しげ
な気配を察知して中を覗いたのだ。

「バ、バカ、脅かすな! いきなり竜のぱっくり開いた口なんか見せるな! 食われるかと思っただ
ろ〜がっ!!」
「じゃあ小さくなるよぅ」

自分が化け物みたいな反応を示されて凹むシルフィード。それでも興味の方が勝っていた。あまり好
きではない人間の姿へと変わると部屋に侵入する。

「あっ! なに勝手に入って来てるんだよ。てか、窓どうやって開けた?」
「そんなの楽ちんなの。で、なにしてるの?」
「な、なにって………」

才人は気まずげに視線を逸らせた。解説するのを憚られる事してたのだから当然である。

「ま、まあ、あれだ、今ちょっと忙しいからお前は外に出てろ」
「あっ! なにその格好、お姉さま、可愛い! すごく可愛い! きゅいきゅい!」

ともかく邪魔者は追い出そうとする才人よりも早く、シルフィードは奇妙な耳を生やした愛しのお姉
さまをを発見して盛り上がる。

「なになにこのお耳! ネコみたい。ああ、お姉さまも服、嫌いになったのね。シルフィと一緒で嬉
しい!」
「って、聞けよ! 外行ってろっての!」
「わ、な、なにするのね! まだ躰なれてないのに押したら危ないってば――――わあっ!」

折角のネコ耳との甘い時間を邪魔されてはならじ才人は実力での排除を試みた。人間形態には暫しの
練習時間が必要なシルフィードはあっけなく転んでしまう。それも才人を巻き込んで。

「ぐげぇっっ―――?!」
「きゅい? なんか変な感触が肘にしたけど?」

床で首を傾げるシルフィードの肘は鋭角に曲げられていた。その下は才人の股間の中心であった。こ
の世の終わりみたいに真っ青な顔の才人は、脂汗を派手に滴らせ酸欠の金魚みたく口をパクパクさせ
ている。

「カエル潰したみたいな感じ。もしかして服の中で飼ってるの?」
「ギャ、ギャハアっ!? 痛くて声も出せない状態なのにエルボーをグリグリするなよっ!」
「グリグリってこんな?」
「ら、らめぇええ〜〜〜!? タマタマは許して! 本当にか弱いの! や、や、や、潰れるっ
て!!」
50タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23:57:14 ID:WWPLFP6g
脳天へ抉り込むみたいに響く激痛に悶絶する才人、肘をスリコギ状態で使用するシルフィードに号泣
して頼みながら痙攣している。

「なんだか痛そう」
「あ、あたりまえだよバカ! この痛みで必殺することもできるんだからな。てか早くどけ! マジで潰れちゃうだろ!!」
「わかったよぅ。だからそんなに怒らないでシルフィが痛いとこ撫でてあがるから」

鼻水までたらして痛がる才人を見て項垂れたシルフィードは、御侘びに慰めると言い出した。結構な
力でズボンを引っ張り出されて才人は慌てまくる。

「え? え? え? ちょ、ちょっと、わっ!? バカバカ! ズボン脱がすなっ! あっ?」
「暴れると余計に痛くなるから動かないで。ほら、はやく見せてみるのね」
「い、いまは見せられねーよ!」

才人は赤面する。ネコ耳の途中であったし、グリグリとされたし、意識しないようにしていたがシル
フィードは妙齢の女性の姿、しかも全裸であれば大きくなっているのが天然自然だ。が、分ってなさ
そうなシルフィードにそれを見られてはどうにも気恥ずかしくて仕方ない。

でも、激痛の後遺症でシルフィードを防げなかった。ほんの少しの隙を突かれてズボンどころかパン
ツさえも下ろされた。

「…………………………きゅい?」
「あ゛っ」

シルフィードの眼前で、ぬっと持ち上がる何物か。才人の額に汗が滴る。

「なにコレ?」
「し、尻尾。男にだけ生えてるヤツ」

きゅい、と首を傾げるとシルフィードは謎の物体をがっちり掴み、物体の先端が現在向いているのと
反対の方向へ御辞儀をさせる。

「ぶばぁっっ!?」

才人は蛸口になって硬直した。それは、みっちり詰まったゴムがギュムムと捻れるみたいな感覚だっ
た。かなりヤバい感覚であった。

「あ、戻る。なんだか元気っぽい。もう一回、やっぱり戻る。あら? ちょっと大きくなった?」
「や、や、や、止めんかい! 根元が捻れて大変な事になるだろ!? つ〜か、体内で変な太い管が
曲がっちゃうみたいな感覚を体験させんなよっ!!」
「わあっ!」

悲しげな内股になった才人は泣き、怒鳴る。剣幕に驚いたシルフィードは仰け反り転んで床の上で後
転する。そこで目撃したサーモンピンクな光景に暴虐から逃れて安心した筈の才人は、股間を押えて
悶絶させられる。
51タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23:57:57 ID:WWPLFP6g
「わざとだろ? わざとに決まってる! エルボーして上下運動を強制しただけじゃ足りずにエロエ
ロなありがたいモノ見せてズキズキの場所へさらに血流増加攻撃するとは鬼! 悪魔! 色魔!」
「シルフィは風竜なのね。と言うか、ちゃんとさすってあげるから泣いてるのか怒ってるのか分らな
い変な顔しないで」
「うひゃ!? ひんやりで滑らかな指の感触でゾクゾクっす!」

一応怒っていた才人の顔は途端に崩れる。能天気な振舞いとは裏腹に、シルフィードの指は繊細にの
びていて美しく、しっとりととした絹の滑らかさがある。これで硬くなった肉棒のゴツゴツした部分
を摩擦されたら、恍惚とした表情にならない方がおかしい。

「ものすごくだらしない顔になってるけど、満足してるってこと?」
「ああ、激痛の後だけに魂にまで染み込む気持ち良さ。ボケ担当が取り柄かと思っていけど、やるじ
ゃんシルフィード、見直した。わかんないけど韻竜ってすごいんだな」
「そ、そう? シルフィってすごい?」

根が単純なシルフィードは、悦んでくれているのが素直に嬉しくて、たどたどしいながらも凶暴な形
をした才人に指を踊らせる。才人は温泉にでも浸かっているみたく極楽極楽といった様子であり、触
られる肉棒も太く血管を浮き出させたりで、このままならば謎の体液が放出されてシルフィードがま
たも驚愕するのも時間の問題であった。

しかし、それを阻む者が。コントみたいなノリの二人の遣り取りから置いてけぼりを食らっていたタ
バサであった。

「待つ」
「え、え、な、なにお姉さま? どうして止めるのね? って、な、なんだか怖い顔なの、きゅいき
ゅい」
「私がやる」
「わっ!?」

タバサに押されてシルフィードは尻餅をついた。当然、心地好い指先は肉棒を離れて才人はニヤニヤ
顔から不満顔になる。

「なんだよ〜、もっとしてくれてもイイじゃん! まだまだ癒されてないぞ、シルフィード。この硬
さがすっかりなくならないとダメなんだから―――――って、タ、タバサ!?」
「サイト」
「え、えと、選手交代かな? い、いや別に気持ちが良くてついつい楽園を彷徨っていたとかじゃな
いぞ」
「ずいぶんと嬉しそうだった」
「イ、イデっ! や、や、爪が食い込んでますって、柔らかな息子に満遍なく。撫でてくれるのと反
対にしてるって! ぐっ!? あ、あ、ゴ、ゴメン! なんだか分らないけどゴメン。使用不可にな
るからゴメンなさい!」

なぜ自分が立腹しているのか理解してないとは全然まったくよろしくない。タバサの指はさらに才人
を痛めつける。
52名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:58:39 ID:WWPLFP6g
と、続くんですがダメでした?
53名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:20:20 ID:gwSEI2XQ
>52
いえいえ、全然ダメじゃないですよ
怒ったタバサが可愛いですね
今まで散々いじって遊んでおいて、目の前で他の子とイチャイチャされちゃそりゃ怒るよね
サイト、南無w
54名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:22:56 ID:o4wE73Sf
>>52
ダメでした?なんて聞くもんじゃないぜ。
続きwktk!


前スレ埋めてくれた方乙でした。
55名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:24:23 ID:tKFcq7Wj
>>52
最高
56名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 06:27:33 ID:DUO8vUbs
いつタバサが入ってくるんだ?とじらしておいて寸止めだなんて!!!

しかも朝まで放置、許しがたい!! www
57名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 08:56:17 ID:1bXh/esp
無料オンラインRPG:PerfectWorld-完美世界
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58名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 09:19:05 ID:BtRbVcvh
>>57
マルチ必死だな
59名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 11:32:43 ID:WGgjgnhb
生まれて初めてSS書いてみました。
ジョゼフが虚無の担い手であるということが
サイト達に知られるという、かなりのオリ展開入ってますが
投下したいと思います。
60サイト×タバサ1/10:2007/07/06(金) 11:33:43 ID:WGgjgnhb
辺りはすでに漆黒の闇に包まれた夜。
生徒は全員寝てしまっているだろう真夜中に一室だけ明かりが点いている部屋があった。
部屋の主は『雪風』の二つ名を持つ小柄な少女、タバサであった。
彼女は一つの決意を胸に、戦に赴く身支度をしていた。
父の仇であり、母の心を狂わせたガリア王ジョゼフが虚無の担い手であることが判明した。
ルイズやサイトを何度も襲ってきた彼をこのまま野放しにはできない。
自分の数少ない友達を傷つけようとする奴は許さない。
その想いだけが彼女を動かしていた。
準備は整った。これからガリアに行き、自分の叔父と闘う。
杖を手に取り、窓を開け、小さく指笛を鳴らす。
すると、使い魔である韻竜、シルフィードが空から降りてきた。
シルフィードは不安そうな眼で自分のご主人様を見つめる。
この賢い使い魔は全て分かっている。
これからどこに行き、何をするか、……そしてその結果、どうなるか……
タバサ自身も分かっていた。勝ち目などは万に一つもない。
相手はジョゼフだけではない。ミョズニトニルンやエルフもいるだろう。
それでも行かねばならない。友を傷つけないために、守るために。
タバサは華麗な動作でシルフィードに飛び乗り、

「ガリアへ…」

と小さく声を発した。
シルフィードは断りたかった。
大好きなご主人様が死ぬのは絶対に嫌だ。
しかし、使い魔であるシルフィードに口答えする権利はない。
あきらめて飛び立とうとした瞬間、真下に人影が見えた。
タバサもそれに気づいた。
こんな真夜中に人が出歩いているはずはないのだが、確かに人がいる。
それはタバサもシルフィードもよく知る人物だった。

夜風で黒髪をたなびかせ、いつものパーカーに身を包んだサイトが
腕を組んでこちらをじっと見上げていた。
61サイト×タバサ2/10:2007/07/06(金) 11:34:52 ID:WGgjgnhb
無視してもよかった。
現に、一般の学生なら誰に見られようと構わずこのまま飛び去っていたはずだ。
しかし… 今自分を見上げている少年は… サイトだけは違う。
無視できるような存在ではない。
それぐらい自分にとって大きな存在となっている。
こちらをじっと見上げている。無表情だが、怒っているようにも見えた。
「降りて…」
そうタバサが命令すると、シルフィードは嬉しそうに地上へ急降下していった。
サイトの5メートルほど前方に着地し、タバサもふわりと地面へ降り立った。
タバサはサイトをじっと見た。サイトの方も、腕を組んだままタバサを見ている。
シルフィードはサイトに懇願するような眼で視線を送っている。
(自分ではどうにもならない、止められない、でも、サイトならきっと…
お願い…お姉さまを止めてあげて…)
シルフィードの視線に気付くとサイトは少しだけ笑みを浮かべ、頷いてみせた。
シルフィードはそれだけで心の底から救われるような気持ちになった。
そして、サイトは再びタバサに視線を戻す。
しばらく睨み合いのような状態が続いた。
その沈黙を破ったのは、最初に声を出したのはタバサだった。
「…何か、用?」
「…散歩にしちゃあ、ちと遅いんじゃないか?」
「そんなのじゃない。私はこれからガリアに行かなきゃいけない。
 お願い、邪魔しないで」
「そっか……」
……再びの沈黙……
だが今度の沈黙は長く続かなかった。
「どうして今日、私が出発するって分かったの?」
「そりゃあ、お前には前科があるからな。
 前にお前と闘った後、誰にも何にも言わずに一人でガリアに行きやがった。
 二度もそんなことさせるかよ」
62サイト×タバサ3/10:2007/07/06(金) 11:35:57 ID:WGgjgnhb
「あの時、オレにこう言ったよな。命を捧げるって。今まで一度もそんなこと
 言われたことなかったからさ、すげえ嬉しかったよ。
 だからこそ、おまえが一人で行ったと聞いた時は怒りを覚えた。
 もうそんな、ふざけた真似はさせねえ」
やはり、サイトは怒っていた。自分の為に怒ってくれている。
それがタバサにとっては嬉しかった。
「大体、母ちゃんのことはどうすんだよ?」
「母はもう大丈夫。キュルケの家にいればガリアは手を出せない」
その答えにサイトは激怒した。
「そんなこと聞いてんじゃねえよ!お前の母ちゃんの意識が戻った時のこと聞いてんだ!
 お前が傍にいてやらねえと駄目だろうが!」
この言葉にタバサの気持ちは揺れた。
しかし……
「私と私の母は、あなたに命を救われた。本当に感謝している。
 だからこそ、私はあなたの騎士になろうと思った。あなたを守りたいと思った。
 でも…それでも…譲れないものだってある!私が今日まで魔法を学んできたのは
 父を殺し、母を狂わせたガリア王を倒すため!いくらあなたでも邪魔するのなら許さない!」
タバサはサイトに向けて杖を構えた。
一方、サイトは丸腰である。デルフは部屋に置いてきたあった。
何とか説得したい。
「相手は虚無だ。一人じゃ勝てっこねえ」
「そんなことは分かってる。でも、この身がどうなろうとも王の首は獲る」
それを聞いたサイトは怒りを通り越して悲しくなった。
そして、一歩ずつタバサに向かって歩き始めた。
63サイト×タバサ4/10:2007/07/06(金) 11:37:11 ID:WGgjgnhb
「俺はさ…両親は生きてるし、身近にいる人が死んだっていう経験はない。
 死んだと思ってた禿げは生きてたしな。
 だから、タバサの気持ちを全部分かってあげることはできない」
そう言いながらタバサに近づいていく。タバサは杖を構えたままだ。
「でも…でもさ…」
サイトは杖の先端を掴んだ。
「オレは…お前に人殺しになってほしくねえんだよ…」
タバサは、はっとした。
「そんなことしたら…ガリア王のやったことと同じじゃねえか…」
タバサの眼から一筋の涙がこぼれた。
でも…譲るわけにはいかない。
「ダメ…もうこれ以上みんなに迷惑はかけられない…」
小さく、半分嗚咽まじりの声だった。
「誰が迷惑って言ったんだ!そいつ連れて来いよ、オレがぶん殴ってやっから!」
本格的にタバサは泣き始めた。あの囚われの部屋からサイトに助けられた時のように。
ついにタバサは杖を下ろした。
サイトは目の前で泣きじゃくる、自分の胸元ぐらいしかない小さな
少女の頭の上に右手を乗せた。
「何でもかんでも自分一人でやろうとするな。オレもできる限りのことはするからさ、
 闘うんなら皆で協力して闘おうぜ」
タバサはサイトにしがみついた。服に顔を埋め、泣きじゃくる。
まただ、また助けられた。以前のようにただの人形に戻るところだった。
サイトは、ほっとした。どうやら思いとどまってくれたようだ。
よしよしと綺麗な青髪を撫でてやる。

真夜中の学園の中庭で少女の泣き声が響く。
64サイト×タバサ5/10:2007/07/06(金) 11:38:12 ID:WGgjgnhb
徐々にタバサは落ち着いてきた。
サイトにしがみついたままだが、もう泣き声はほとんど治まっている。
「あ、それとさ…」
思い出したようにサイトが再び口を開いた。
「お前の母ちゃんにかけられた魔法もオレが何とかする」
顔を埋めていたタバサが、さっとサイトを見上げた。
自分が何年間もずっと本を読みあさり続けて、結局今でも母の心を狂わせた
エルフの薬の解除方法は見つかっていない。
それなのにどうやって…?と涙で腫らした眼でサイトを見上げてると、
サイトはにこっと笑って、
「エルフの薬のことはエルフに聞けってね。恐らく、またあのビダーシャルって野郎と
 闘う時がくると思う。あの時は逃がしちまったけど、今度はそうはさせねえ。
 俺が勝つ。そんで解除方法を吐かせてやる。あいつなら知ってんだろ」
確かに、調合できるのなら解除薬の作り方も知っているかもしれない。
でも、このままだとサイトにおんぶに抱っこだ。
「私も…私も闘う!」
何から何までサイトに任すわけにはいかない。
「私一人じゃ、エルフに手も足もでなかった、でも…あなたと一緒なら…!!」
タバサの力強い言葉に、サイトも力強く返した。
「ああ、そうだな。ガンダールヴのオレとスクウェアメイジのタバサが組めば
 恐いもんなんか何もねえ。こりゃ、トリステインどころかハルケギニア最強だな」
タバサは心の底から笑った。本当にサイトと一緒なら何でもできるような気がしていた。
その隣では今まで事の成り行きを見守っていたシルフィードが滝のように涙を流していた。
「うう〜〜、よかったのね、これにて一件落着なのね、きゅいきゅいきゅい〜〜
 ありがとうなのね、サイト〜〜」
そろそろお開きのムードが漂ってきた。
「ほんじゃ、部屋に戻るか。あんまり外に出てると風邪引いちまうしな」
「…………」
「ん?どうした、タバサ?」
タバサはサイトの服を握ったまま離そうとしない。
65サイト×タバサ6/10:2007/07/06(金) 11:39:32 ID:WGgjgnhb
「ちょっと来て」
そう言ってタバサはサイトの服をつかんだまま、杖を構え、
フライの呪文を唱えた。
タバサとサイトは空中に浮かび上がる。
「うわっ!あ…あぶなっ!ど…どうしたんだ、タバサ?」
いきなり空に浮かんだので驚いたサイトだったが、タバサは何も言わない。
自分の部屋の前まで来ると、窓を開け、サイトを連れ込んだ。
ついでとばかりにシルフィードも人間の姿になって、部屋に入ろうとしたが
タバサに窓をピシャーーンと閉められ、鍵を掛けられ、カーテンまで閉められた。
「ひどいのね。シルフィだけ仲間はずれにするなんて!きゅいきゅい!」

外がきゅいきゅい騒がしかったが、タバサは全く気にしてない。
サイトの方は困惑していた。何で連れて来られたのかさっぱり分からない。
そういえばこっちの世界に来て1年になるがタバサの部屋に来たのは初めてだった。
ルイズの部屋に似て、質素な感じだが本の量が尋常ではない。
タバサがずっと黙ったままなので思いきって聞いてみた。
「あの〜、何故にオレをこの部屋に?」
「……今夜だけ、一緒にいてほしい……」
(な、な、な、何ぃぃぃぃ!!!い、い、一緒ってお前……
 どうしちゃったのさ、オ、オレだってなあ、好奇心旺盛な10代の男の子なんだゾ!)
「ダメ……?」
「い、いや、別にダメってことはないよ、うん。朝までにルイズの部屋に戻ってれば
 いいんだしな。じゃ、じゃあ、ボクはこの辺で寝ますので、おやしゅみなさい」
サイトは部屋のめちゃくちゃ隅っこのほうで寝ようとしたが、再びタバサにフライの
呪文を唱えられ、数秒空中に浮いた後ベッドの上にすとんと落とされた。
その隣にタバサも腰を落とす。
「ここで寝ればいい」
「べ…ベッドはまずいんじゃ…」
「問題ない」
そう言うとタバサはじっとサイトの顔を見上げてきた。
「な…何すか…?」
「…こんな感情初めて…、でもこの感情が何なのか大体分かる…。
 私、生まれて初めて…人に恋してる」
66サイト×タバサ7/10:2007/07/06(金) 11:40:31 ID:WGgjgnhb
「こ…恋だって?」
「そう。あなたと闘った後や、私と母を助けてもらった時から
私の中であなたの存在がどんどん大きくなっていった。
 そしてまた今回、助けてもらったことで確信した。確実に私はあなたに恋してる」
顔を朱に染めながらも自分の気持ちを語ってくれるタバサに対し、
サイトはかなり動揺していた。
(な…何だこれは、夢か?告白されちゃってるぞ、オレ。こ…こんな子供に…
 い、いかんいかん、いくら年が2つしか離れてないとはいえ、背丈が違いすぎる…!
 これじゃ、犯罪だ。まだ人の道を外したく……)
「だから……キスしてほしい……してみたい……」
(グホエアッッッ!!!!!)
寡黙な少女が大胆になっていき、こちらに体を寄せてきたが
サイトはがしっとタバサの両肩をつかんで動きを止め、そして言い聞かせる。
「い、いいか、タバサ。そうやって簡単に自分の唇を男に許しちゃいけませんよ?
 た、多分、今のお前の眼にはオレのことがものすごく美化されて映ってるんだろうけど
 オレなんか所詮はただの卑しい犬畜生なんだからさ。と、とにかくだ…
 一時の気の迷いで取り返しのつかないことになっちゃうかもよ?」
しどろもどろで話すサイトを見て、タバサはムッとした表情になった。
「そんなのじゃない、これは私の本当の気持ち。気の迷いなんかじゃない」
語気を強め、真剣な顔でこちらを見上げてくるタバサにサイトは胸を打たれた。
「タバサ……お前、本当に……?」
再びタバサが顔を近づけてくる。サイトはもう拒めなかった。
「ん……」
軽く唇を合わせ、そしてすぐに離した。お互いの顔は真っ赤だった。
「そ、そういやタバサとキスするのって2回目になるんだよな…?」
「あの時はルイズを怒らせるためにやっただけ。数のうちに入らない。
 これが私のファーストキス」
「も、もう一回聞くけどオレなんかでよか……んっっ」
サイトの言葉を最後まで聞かず、再び唇を押し付けてくる。今度は舌を絡ませてきた。
「んんっ…ちゅぷ…んむ…ぷはっ!ハア、ハア、
 あ、あの、タバサって初めての割にめちゃくちゃ上手いんだけど何で?」
「いろんな本読んできたから…中にはこういう知識の入った本もいっぱいあった」
(読んだだけで、ここまで実践で通用するテクを持つとは…タバサ…恐ろしい子!!)
「私もあなたに聞きたいことがある」
「何でしょ?」
「今まで私以外で、誰とキスしたことあるの?」
67サイト×タバサ8/10:2007/07/06(金) 11:41:53 ID:WGgjgnhb
「え〜〜っと、何故にそんなことを?」
「すごく興味ある」
(よく分からんが眼を輝かせて聞いてくるので答えたほうがいいんだろうな)
「ルイズと何回かあるな…」
「知ってる。他には?」
「えっと…シエスタともある…」
「その2人だけ?」
「…………姫様とも」
「………………」
これにはさすがのタバサも呆れた。ルイズやシエスタは予想してたが
まさか一国の女王までもがサイトに惚れているとは。
どうやら想像していたよりもライバルは多いらしい。
「ああ、そういや、こっちに来たばっかりの頃にキュルケとしたこともあったっけな」
「………………」
一年前サイトにお熱だったということは知っていたが、キスまで…
自分の数少ない友人にまで先を越されていたとは…
自分が一番争奪戦で遅れをとっているようだが、まあいい。すぐに追い越す。
タバサはいきなり立ち上がると、身に着けていたものをすばやく脱ぎ始めた。
あわててサイトは首を真横にガキンとずらす。
「な、何やってんすか、タバサさん!?」
「最後までしてみたい」
「さ、最後っていうと、もしかして…オ、オレとヤッちゃうってこと?」
「そう」
やれやれ、また説教する必要があるな、と思いタバサの方に顔を向けると
そこには女神が立っていた。
下着もすべて脱いでしまっている。白い、どこまでも白く、美しい肢体。
人類の長い歴史の中でこれほど綺麗な光景はあったのだろうか。いや、ない。
少なくともサイトの歩んできた17年の歴史の中ではお目にかかったことがない。
説教する気など、どこかに吹っ飛んでしまった。
こんな姿見せられて我慢できる奴は、男やめたほうがいいよ、うん。
と、開き直ったサイトは勢いよく立ち上がり、タバサを抱きしめた。
「あ、あのさ、オレ…経験ないから上手くできないかもしんないけど…」
「大丈夫…」
その言葉を聞くとサイトは優しくタバサをベッドに押し倒した。

68サイト×タバサ9/10:2007/07/06(金) 11:42:37 ID:WGgjgnhb
「んむぅ……」
今日何度目かのキス。舌を絡ませながら、淫猥な音が部屋に響く。
唇を離すとタバサが話しかけてきた。
「あの…」
「何?」
「私、まだあなたの名前呼んだことない。何て呼んだらいいかな…?」
確かにタバサはサイトに対して名前で呼んだことはない。
呼ぶときはあなた、とか服をくいくい引っ張るかのどちらかだ。
「ええっと…普通に『サイト』でいいけど…」
「分かった」
そう言うと、タバサは両手を広げ、
「来て、サイト―――」
(うひゃあ、もう辛抱たまらん!)
光の速さで身に着けていたものをすべて脱ぎすて、タバサの胸に触れてみた。
ルイズよりも小さな胸だ。揉むというより撫でるという表現が正しいだろう。
「あっ」
「い、痛かったか?」
「大丈夫、続けて…」
それからしばらく撫でていたサイトは次に、桃色の乳首を口に含んでみた。
「ああんっ」
タバサが今まで出したことがない、甘い声を出した。
その声がもっと聞きたくなってサイトは左の乳首を舐めあげ、右の乳首を軽くつまむ。
「うあっ、ダ、ダメ、サイト、そんなにしたら……」
「ごめん、タバサ。でも、我慢できないよ、かわいすぎて……」
ちゅぱちゅぱと音をたて、ひたすら乳首を吸い上げる。
「口にもキスして……」
胸ばかりに目がいってるサイトの顔を持ち上げ、こちらに強引に引き寄せ、唇を合わせる。
どうやらタバサは口と口のキスが気に入ったようだ。
「はあ、はあ、タバサ…もう…入れたい…」
タバサが目をやるとすでにサイトの肉棒は完全に勃起していた。
「すごい…そんなの入るのかな…?」
「ゆっくり入れるから…」
両足を開いてやる。タバサの秘部はほとんど毛が生えておらず、少し濡れていた。
その秘部に肉棒をあてがい、
「よ、よし、いくぞ!」
先端が徐々に秘部に包まれていく。

69サイト×タバサ10/10:2007/07/06(金) 11:43:33 ID:WGgjgnhb
「ううっ」
タバサは懸命に痛みをこらえている。処女喪失は想像以上の痛さだったようだ。
「ぜ、全部入った…ぞ、って、うわ、やばっ!」
タバサの膣内に奥まで挿入しきった途端、急激に射精感がこみあげてきた。
そして…………
どぴゅ、どくっ、どくっ、どくっ、
「………………」
(やっちまった…入れただけで出しちまうなんて…死にてぇ、今すぐ自殺してぇ。
 そりゃ、部屋にはいつもルイズやシエスタがいるし、トイレには他の男子生徒がいるか
 ら自分で処理するヒマなんかねえよ。こちとら溜まりまくりだっつーの。でも、
 それにしても今のは早す…)
「サイト」
「ふぁ、ふぁい!」
「サイトのはまだ元気。もう一回やる」
そう言うとタバサは胡坐をかいて座っていたサイトの足の上に乗ってきた。
そしてタバサ自ら腰を落としてきて、再び一つにつながっていく。
「さっきより痛みに慣れてきた。好きなように動いていいよ、サイト」
「あ、ああ、分かった」
対面座位の格好になって、二人の第2ラウンドが始まった。
先ほどのような醜態はさらすまいと、サイトは懸命に腰を突き上げる。
「あっ、あっ、あっ、くっ、あん、」
喘ぎ声をあげながらタバサは両腕をサイトの首に巻きつけ、
両足をサイトの腰に絡みつけた。完全な密着状態。
お互いの顔が目の前にあるのでタバサの大好きなディープキスもしやすい。
「んむっ、ちゅ、くちゅ、んんっ」
舌を絡める卑猥な音が、どんどん大きくなっていく。
サイトの腰の動きもそれに合わせ、速くなっていった。限界が近づいている。
「くっ、タ、タバサ、オレ、もう出る!出すぞ!」
「来て!わ、私も、もうイク!」
「タバサ!!」
叫ぶと同時に、目の前のか弱い少女をおもいきり抱きしめた。
「うあああ!!!!」
二人は同時に達した。おびただしい量の精液がシーツに染みを作っていく。
抱き合ったままベッドに横になり、そして深い眠りにつく。タバサは幸せだった。
(私の、私だけの勇者様。あなたは絶対に私が守ってみせる。
 でも、もしも、また私がピンチになったら…その時は私を守ってね…)
70名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 11:45:45 ID:WGgjgnhb
以上です。
読み直してみるとかなりの駄文ですね。
批判、感想があればお願いします。
万が一、評判がよければ他のキャラでも書こうと思います。
それでは。
71名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 11:53:57 ID:iQz1cirM
>>70
GJ。
できればシエスタもお願いします
72名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 12:20:07 ID:fg3WM6H8
いいよ!いいよ!
73名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:17:09 ID:DUO8vUbs
>>70
GJですっ

ラストに近づくにつれてタバサのセリフが増えていったは
「きっとガマンできなかったんだろうなぁ」は察しつつ w
ほとんどGoodですよ
74名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 16:49:40 ID:tKFcq7Wj
>>70
いいかなり読みやすかったです。
もっと沢山書いてくれるとうれしいです
75名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 17:15:11 ID:OM1ckiHj
>70
駄文どころかタバサかわいい!
また読みたいです。
できればシエスタを希望ー
76名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 19:47:00 ID:w8tHv1qX


ただ、才人がコルベールを禿呼ばわりはせんだろw
77名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:47:06 ID:I2mBfVKg
12巻は8月24日らしいですよ言ってみる
78名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:49:16 ID:36tw0MSi
  |       /\ |  /|/|/|  ドドドドドドドドドドドド!!
  |      /  / |// / /|
  |   /  / |_|/|/|/|/|     (´⌒(´⌒`)⌒`)
  |  /  /  |泡|/ // /  (´⌒(´12巻発売日決定!!`)⌒`)
  |/  /.  _.| ̄|/|/|/    (´⌒(´∧ ∧⌒`)`)`)⌒`)
/|\/  / /  |/ /     (´⌒(´(,゚Д゚ )つ `)`)
/|    / /  /ヽ  (´⌒(´⌒  (´⌒( つ |〕 /⌒`)⌒`)
  |   | ̄|  | |ヽ/|  遅れるな!!   ( |  (⌒)`)⌒`)
  |   |  |/| |__|/.   ∧_∧ ⌒`).ドし'⌒^ミ `)⌒`)ォ
  |   |/|  |/  (´⌒(´( ´∀` )つ  ド  ∧_∧⌒`)
  |   |  |/    (´⌒(´( つ/] /    ォと( ・∀・ ) 突撃――!!
  |   |/        ( |  (⌒)`)  ォ ヽ[|⊂[] )`)
  |  /         (´ ´し'⌒^ミ `)`)ォ (⌒)  |
79名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:33:18 ID:BtRbVcvh
なんでソース不確かなものに釣られるんだお前らは
80名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:48:50 ID:FFqlbUo1
よければアニエス殿を書いて下され
81名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:57:01 ID:VMa32P2C
そんな事より味噌汁どした

気になってあの日から不眠症だぞ
82名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:06:52 ID:gwSEI2XQ
そろそろSoft-Mさん来てくれないかな〜
月の涙の後編が気になってしょうがないよ^^;
83名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:06:05 ID:HgGM2nIm
yes
84タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01:40:22 ID:/Dl0vrGx
「そんな具合にやるの? さっきのは弱かったかしらん?」
「ち、違う、お前の方が正解。今現在のコレは超痛いよ」

タバサは顔を顰めた。痛くしていたから当たり前なのに分っていないのだろうかと。それなのに自分
が不正解とは許されない。

「私だって………私の方が気持ち良くできる」
「え、え、え、お、お姉さま、ソレ、咥えちゃって大丈夫なの?」

タバサは躊躇い無く才人を口に含んだ。それに驚いているシルフィードに見せつける如く、小さな口
が苦しくなるのも構わず才人を目一杯深く飲み込んだ。

「きゅ、きゅい。なんかすごいの」

魁偉な肉棒が、可憐な蕾のような唇に埋没している光景は衝撃的であった。息苦しいのか目許に朱を
散らしたタバサの表情も、シルフィードが見たことのないものだ。

「くうぅっ! タバサの口、あいかわらず狭くて熱くて、唾も甘く沁みて気持ちいい。はうぅ、喉の
奥の感じがチュウチュウ吸われるのも堪んない。タ、タバサ、ゴックンするみたいにもっと深くでき
るか?」
「んっ……む……ふぅ…ん」

はじめて聞く色彩を帯びたタバサの喘ぎ。トロトロとだらしなく零れる唾液。マントの端から垣間見
える汗ばんだ肌の薄桃色。どれもが大好きな凛々しいお姉さまのイメージとは合わないのにシルフ
ィードの胸はどきどしている。

「シ、シルフィ、お姉さまを見てると変な気分なの。ついてるお耳が可愛いからだと思うのに、でも
これって違う気がするし、なんだか落ち着かない」

きゅいきゅい、と、シルフィードは小刻みに躰を揺する。見ればその肢体はタバサと同様に赤く上気
している。胸の膨らみの頂上で初々しい色をした突起はぷっくりと勃ち、身動ぎ以上のペースで内腿
を擦り合せている。

「やだ、ぜんぜんしたくないのにお漏らししそう。うう、シルフィどうしたのかしら? ねえねえお
姉さま!」

シルフィードは、自分の生じている原因不明の事態にジタバタし始める。物知りなお姉さまであるタ
バサに訊ねるも、生憎と口が塞がって答えられない。ならばと再び極楽に浸っている才人を激しく揺
らす。

「ねえねえ! サイトでいいから教えて。きゅいきゅい!!」
85タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01:41:06 ID:/Dl0vrGx
「い゛だだだ!? あ、あがが! バ、バカ、動かすなっ! 咥えられててタバサの歯が大事な部分
に食い込んでるんだからって―――あ、あ、あ、き、危険なの! タ、タバサ、歯並びイイっす!」

筋やら血管やらから伝わってくる危うい感覚に才人は切ない表情を作る。ヌルヌルなタバサの口内は
心地好いけれど、エナメル質はさすがに冷や汗が出る。

「やだっ! 切れちゃうからあ〜止めて〜〜!」
「変な声なのね。でも、シルフィが有利? だったら答えないともっと揺らすから!」
「わ、わかった、わかったから!」

才人は降参した。しかし、一体何と教えれば良いのかも迷う。状況からしてシルフィードがタバサを
見て興奮しているのは明らかだが、お前、エッチな気分になってるんだ、興奮してんだ、と言っても
良いものか?

「やっぱ、赤ちゃんってどこから来るのかって訊かれる気分だよな」
「なにが?」
「てかさ、お前はどんな感じなんだよ、今」
「う〜ん、お姉さまを可愛い可愛いしたくて仕方ない感じ」
「まあ、可愛がりたいってのは間違ってないだろうけど、この場合はちょっと違うのかな。しかも同
性だし………………」
「どうしたの?」
「いや、いいだよ! そうだ、お前はタバサが可愛がりたい。それでオッケーだっ!!」
「きゅい、なんだか最高に顔がニヤニヤしてるけど。悪いこと考えてる?」
「う、うるさい! そんなこと言うとネコ耳タバサの可愛がり方教えてやんねーぞ!」
「そ、それはダメなの!」
「じゃあ先ずは抱っこしてみろ。仰向けでタバサを抱きしめる格好な」
「こ、こうなの?」

自分の唾液に溶け込む才人の味に耽溺していたタバサは、いきなり体勢を変えられて驚いた。それは
シルフィードの肢体に馬乗りみたいになる形であった。

「な、なに?」
「わあ、お姉さまの胸、サクランボみたいに綺麗で可愛い」
「だ、駄目、見ないで」
「え〜、だってこの格好だと一番に見えちゃうもの」
「サ、サイト…?」

タバサの助けを求める視線の先で才人は鼻を押えて荒い息を繰り返している。鼻血が出そうなのであ
った。もうそれだけで才人が何を企んでいるのか丸分りだ。

「ええと、まあ、そういう感じでタバサ」
「………イヤ」
「いいじゃん」
「二人だけがいい」
「う゛っ! そ、それはそれで漢心を直撃するセリフだけど、あえて言う事を聞かせたい気分ってこ
とで弱点のネコ耳をちょいっと」
「やんっ!?」
86タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01:41:43 ID:/Dl0vrGx
才人はまたもネコ耳へと指を挿入してタバサを痙攣させる。だいぶ昂ぶっているタバサには堪らない
刺激で、股間から甘酸っぱい香りを滴らせてしまう。

「お姉さまの顔、素敵なの」
「や、だめ、目を閉じてて」
「そんな意地悪しないで見てもらえばいいじゃん。ついでに耳も触ってもらえば?」
「するする! シルフィもお姉さまの耳してあげる!」
「うむうむ、やってみなさい」
「やっ くふっ! は、はぅん!?」

二人掛りの攻撃にタバサは悶絶する。こんな事をするなど想像すらしていなかったシルフィードの存
在は、耳の敏感さ以上にタバサを乱れさせた。それを見られるのもまた同じ事で、タバサは羞恥のス
パイラルに翻弄されて華奢な躰をうねらせ続ける。やがて一際大きくタバサは仰け反り、何とも甘い
芳香を濡れた股座から漂わせた。

「あ、あぅんっ!?」
「あらら、お姉さま、どうしたの? ぐったりしちゃったのね」
「それはお前の可愛がり方が上手だってこと。上手くできるとそんな具合になるんだよ。
しかしだな、うわ〜、スゲーよ。この眺めは信じられないもんがある」

タバサは汗と蜜で濡れまくり、シルフィードの胸と腿に挟まれて脱力している。姉の裸体の上でしと
どになって朦朧とする妹、そんな淫ら極まりない光景に才人は武者震した。もうタバサのぱっくりと
口を開けた真紅の亀裂に視線は釘付けであった。

このまま半分気を失っているとこをしちゃって、タバサがビクっとなったりするのを楽しみたい。い
きなりで驚いた顔を愛で、それでも感じちゃうところを攻めてどうしようもなくさせたい―――――
才人は興奮で乾く喉に唾を押し込んだ。

「でも、それにはお前が邪魔なんだよ〜!」
「な、なんなのね、突然」
「いやさ十分タバサを可愛がったからもうイイだろ? な、な、な?
ってことでそろそろ外の竜の巣へ帰って寝てください」
「うわっ すごく失礼な言い方。巣ってシルフィを鳥類扱い!? と言いますか、追い出してお姉さ
まを一人で可愛がる気なのね。きゅいきゅい」
「ぐぬっ そ、そんなんじゃねぇーよ!」

才人は声を荒げたが、欲望丸出し状態の顔では説得力ゼロであった。寧ろシルフィードはタバサをが
っちりと放さなくなってしまった。と言うかシルフィードも良く分らない興奮の捌け口を求めていた。

「シルフィもまぜてするのね。お姉さまをもっと可愛がるのね」
「お前、分ってないの偉そうにすんなよ。こっから先で可愛がるのに必要なモノもないくせに」
「必要な物? なになにソレって?」
「くっ そんな目をキラキラさせて見るなよ! もういいから暫く黙って動かずにいること!!」

才人はズキズキと疼く股間に辛抱できなかった。シルフィードを説得する手間などとても掛けられず、
興味津々な視線を気にしつつも、虚ろなままのタバサの股間に張り切った肉棒を押しつけた。
87タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01:42:34 ID:/Dl0vrGx
「ええぇっ尻尾を使うの!?」
「う、うるさいな! 息もしないでじっとしてろって言っただろ!」

端から邪魔をされて才人は文句を言ったが、シルフィードは口を閉じない。なにしろ大事なお姉さま
が刺されているのだから。

「それじゃ苦しいのね。と言うかお姉さま平気なの?」
「平気なの! てか、反対にイイんだってば」

才人はヌルヌルとしたタバサの中を進み、狭い奥を小突いてみせる。少年のように薄い肉付きのタバ
サの下腹部が才人の形に盛り上がる。

「あっ…?」
「お姉さま、平気? 平気?」
「平気だっての! な、タバサ!」

心地好く天を浮遊していたのが、いきなり地上に戻り、口から泡を飛ばす勢いで質問を重ねられて戸
惑うタバサ。しかし甘美な充足感が、即座に状況を理解させる。才人に深く貫かれている。しかもシ
ルフィードには見られている状況を。

「ダ、ダメ…!」
「ほら、やっぱり平気じゃないのね。早く乱暴は止めて」
「違うっての! 照れてるだけなんだよ」
「サ、サイト!」

タバサは気恥ずかしさに雪肌を真っ赤にした。聡明な彼女には才人が何をするつもりなのか完璧に把
握している。そして自分がどうなってしまうかもだ。

「サイト、お願い。お願いだから」
「ネコ耳、いじって欲しい?」
「きゃふん!? ち、違う、分ってるのに」
「ああ、お尻も撫でて欲しいんだ。だから可愛い声聞かせてくれるんだろ?」
「あぅ! そ、それ、な、撫でてない……は、ん……指、入れないで、今はダメぇ」
「うう、この指を締め付けられる感覚が最高! 恥ずかしいキュウキュウ言ってるのが堪らないんだ
よ〜」

ほんのちょっとで情欲に溺れるのが可能な二人。けれど、やっぱり邪魔が入る。

「きゅいきゅい!」
「だ〜か〜ら〜! なんで静かにできないんだよ!!」
「だ、だってシルフィ、なんだかさっきよりも切ない感じなの。お姉さまを可愛がりたくて苦しいの。
お耳、触っても良い?」
「ダ、ダメ」

才人が許可する前にタバサが慌てて止めた。もう腰から下が蕩けているのに、ここで敏感なネコ耳な
ど愛撫されたら、ほんのちょっとでも理性を保てそうにないからだ。そうなったら明日から自分の使
い魔にどんな顔をして接すれば良いのか分らないくらい、乱れた自分を披露してしまいそうだった。
88タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01:43:05 ID:/Dl0vrGx
「耳は触ったらダメ」
「うう、触らないとシルフィが変になりそうだけれど、お姉さまの言う事だから聞くのね」
「お、偉いな。まあ、かわりに俺が耳の穴の奥まで触ってやるから安心しろ」

それも駄目だと止める暇が無い。ゴソゴソと音を立ててタバサのネコ耳を穿る才人。タバサは肩を震
わせる。なんだか躰の半分も才人に塞がれてしまったみたいだ。塞がれて外に逃げる筈の感覚が躰に
充満する。タバサは自分がどんどん蕩けてしまうのを感じた。

「あっ……や、サ、サイト…耳はダメ…う、うぅん………頭の中までされてるみたいだから」

瞬く間にタバサは譫言めいた喘ぎを零させられるようになった。躰がとろりとした蜜になって溶けて
行く。頭の中は気持ち良いで一杯になり、シルフィードに痴態を晒すのも快感であるのを否定できな
い程。

「きゅいきゅい………」
「う゛っ じ、じっと見るなよ。で、でも、この見られて集中できない感じが、何とももどかしくて、
くくぅ! タ、タバサのことをスゲー感じると言うか、痛いくらいに張り切っちゃうから不思議で
す!」

才人が、ふやけた顔で腰を前後させる。気を逸らされているからか、とにかくタバサの熱い肉を意識
しようとして普段よりも敏感になっている。それでも円らな瞳は恥ずかしく忘れることなく、奇妙に
焦らされてるみたいで切なくて仕方ない。

「はくぅん!? ナカが擦れすぎて火傷しそう やはぁ! も、もう、サイトので摺れたところを慰
めて!!」
「タ、タバサ、お前、そんなグネグネと気持ち良い動きをするなよ―――あう!? 可憐な肢体とエ
ロエオロな内部のギャップが堪んないだろーーに!!」

いつもならば疾っくに果ててしまう限界を超えての抽送で、タバサはすっかり快感に参っていた。粘
膜を剥ぎ取られて直接才人に摩擦されているみたいな感覚が恍惚過ぎた。タバサは細い足を才人の腰
に絡め付けた。

「サ、サイト!」
「う、そんな甘えた声でナカは蛇の如くに蠢いて!? ヤ、ヤベ、出そうって、あっ、こ、これで良
いのか。ようやく解放されるんだから。ああ、でもネコ耳可愛いのに、こんなエロい行動を取られた
ら、タ、タバサ! ああ、もう耳噛んじゃうからね!!」
「ひ、ひぐぅん!?」

煮立って訳が分らない才人は、滾る欲望のままにヒクヒクと動くタバサの耳を食んだ。そして驚き蠕
動摺るタバサの肉壁へと濃厚な精液をぶち撒けた。

「やあ、い、いっぱいサイトのが出てる!!」

小さなタバサの中に、それは収まり切れない量であった。しかもビクビクと嘶いて、才人は泥濘んだ
亀裂から抜け落ち、そこでも二度三度白濁を盛大に放出する。

「うへえぇ、気持ちイイっす! 中にも出して外でもかけて最高の気分………って、シルフィード」
89タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01:43:36 ID:/Dl0vrGx
「な、なんなのね」

可憐なタバサの肢体を内外共に自分の色で塗って至福の才人であったが、まったりと表情を緩める訳
には行かない。これでもかと出した精液はタバサの小さな躰だけでなく、その下のシルフィードの裸
身にもたっぷりと降り注いでいた。距離的に一番遠いシルフィードの顔にもきちんとかかっている。

「不思議、尻尾から何か出るものなの?」
「あ、ああ、まあ時偶な」
「変な匂い。腐ってる? 膿? 病気?」

クンクンと青臭い自分の匂いを嗅がれて才人は赤面した。外見上はお姉さんなので、そんな事をされ
るとかなり恥ずかしく、かつ興奮したりもするのだ。

「おい、止めろよ、ちょっとそういうのは。てか、かけたの謝るからさ早く顔を拭いてくれ。あ、コ
ラ! ゆ、指で掬うなよ頼むから」
「なんで、変だけどなんだかイイ匂いなのね、コレ。シルフィ、好きになりそう」
「……………舐めてみれば」

才人の精液を受けて九割方満足、一割が二人きりでなくて恥ずかしくて不満という表情のタバサが何
事もないみたいな調子で呟いた。

「タ、タバサ、何言ってるんだよ!?」
「えー、これって舐めても平気なの!? ドロドロなのに?」

それはないだろうと言う提案に驚き慌てる才人とシルフィード。その妙に息が合った様子にタバサの
眉の角度が少し上がった。

「私には美味しい」
「お、お姉さま、舐めてる。と言いますか、飲んじゃってる!?」
「タバサが俺のを。うう、白い喉が上下するのが何ともイイよ。なんだかまた尻尾が元気になりそ
う」

うっとりと精液を味わうタバサに今度は別の反応をする二人。ただ、股間の感覚としてはシルフィー
ドも似たようなものであった。実に幸せそうな様子で青臭い液体を嚥下するタバサを見ていると、シ
ルフィードは甘酸っぱいような切なさが生じて仕方ない。

「ううう、何だか苦そうな匂い。お姉さまは苦いの好きだけど、シルフィはそうでもないし。でもで
も、なんだかすごく美味しそうな気もするし、どうしよう――――え、あ、むぐぐぐっ!?」

落ち着かないシルフィードの口へと、タバサはネバネバの指を突っ込み、驚く舌を摘まんで擦り付け
る。それはそれは容赦無く、満遍なく、口内へと塗り手繰る。
90タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01:44:06 ID:/Dl0vrGx
「うをっ! 小さなお姉さまが、大きなオッパイな妹を攻める構図が完成!?」

刺激的な光景に才人は鼻を押える。為す術も無く嬲られる、みたいなシルフィードとタバサの行為は
確かに堪らない。小振りと豊かな膨らみが絡み合い、時折覗くシルフィードの舌が、無意識なのかタ
バサの指を積極的に舐める様になると、才人としては、そのまま二人に飛び掛かって仲間に入れて欲
しいの一言。

「はうぅ、やっぱりイイ匂いだったのね」

やがて口から指が抜かれると、すっかりシルフィードは目をとろんとさせていた。

「なんだよ、さっきは腐ってるとかいってたじゃん」
「ずっとクチュクチュしてたら良くなったのね。サイトの匂いって素敵なの」

才人は焦り、グっとつまる。柔らかそうな肢体は、どこもかしかも生艶あふれる汗で濡れていた。シ
ルフィードのボディでその状態は、かなり妖艶な魅力が有る。それで素敵とか吐かれたら、コイツの
元は人外と思っていても、才人、ドキドキせずにはいられない。

そんなトコロへ、自分の体液でぬたぬたしている紅唇が、ねえ、と生々しい声を出す。

「な、なんだよ?」
「なんだか分ったの。お姉さまを可愛がりたいだけでなくて、シルフィも可愛がって欲しいの」
「え? 頭、撫でて欲しいのか? それともお前もネコ耳出せるとか?」
「そうじゃなくて………その、きゅいきゅい……サイトの尻尾で可愛がるの、シルフィを」
「ああ、尻尾でね…………………って、マジ!?」
「きゅい」
「いや、そんな素直に肯かれてもな。てか、お前、ドラゴンだしさ」

などと言いつつも才人の股間は元気であった。潤んだシルフィードの瞳は恋する乙女と言った風情で、
なによりも才人の好きなたわわさがシルフィードには有る。ただ問題なのはタバサの存在。

「ねえ、サイト〜〜」
「わっ! バカ、くっつくな。胸を当てるな、股を開くな、大事な部分を見せるな! 赤く色づいて
食べ頃じゃん!!」
「だって、こうした方が良いって言うのね、竜の本能が」
「なにが本能だよ! 当たってるけどダメなんだよ。タ、タバサ〜、なんとか言ってやってくれ」

結構嬉しそうな才人が助けを求める。全裸の美女に密着されて求愛されているのに実に不埒であった。

はたしてタバサの返答は―――――――???
91名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:45:01 ID:/Dl0vrGx
と、こうなりました。
92名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 03:05:23 ID:BE+sxYBE
>>91
GJ!!!
3Pを期待してていいんですよね?
それにしてもタバサすごい人気だな
93名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 07:36:26 ID:FJJxEBRv
>>60 >>91 せんたいさん
GJ

タバサスキーな俺にとってこの展開は神
94名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 08:13:28 ID:s5xNJXQ4
「釘宮オールスターズ○○○○○編」
http://jp.youtube.com/watch?v=-XGt6GqC5Hg


・・・・。
95せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/07(土) 11:21:23 ID:1cEBCwUD
さて、恒例の夜勤前投下いきます(ぁ
96呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/07(土) 11:22:50 ID:1cEBCwUD
その日、彼はとんでもないものを発見してしまった。
それは、太古の昔に封印された古代の宝物。
それが封じられた書の表紙には、封を解きし者により強い力を与える、と記述されていた。
手の中の禁書を眺め、マリコルヌの喉がごくりと鳴る。
これを開けば、僕にも強大な力が…!
彼がこれを手にしできたのは、まったくの偶然からだった。
図書室の隅で、偶然転んだマリコルヌが、書棚の下敷きになっているこの書を発見したのだ。
マリコルヌは逸る心を抑え、その書を封じている一枚の札に手を伸ばす。
そして表紙を傷つけぬよう、そっと慎重に、その薄い紙切れを剥がして行く。
思ったより簡単にその封は外れ、札は封を担っていた時に放っていた精彩を失い始め、ただのくすんだ紙切れになる。
いよいよだ。いよいよ…。
マリコルヌは汗ばんだ手で、秘密のページの表紙をめくる。
そして、ページが開かれた瞬間。
その開いたページから、音も立てず、黒い何かが、マリコルヌめがけて飛び出してきた。

「うわぁっ!?」

思わず書から手を離し、飛び退いてしまうマリコルヌ。
黒い何かはマリコルヌとの直撃を避け、背後の壁にぶつかる。
それはまるで壁にぶちまけたインクのように広がると、音もたてず、壁を流れるように流れていく。

「あぁっ!待って!」

しかしマリコルヌの言葉を『それ』が聞いているはずもなく。
『それ』は図書室の壁を這い、どこかへ消えてしまったのだった。
97呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/07(土) 11:23:39 ID:1cEBCwUD
「お、重いのね…」

シルフィードは、タバサが手当たり次第手に取る分厚い書物を抱えて、えっちらおっちらタバサの後を着いていっていた。
タバサが図書室で本を借りると言うので、荷物持ちに駆り出されたのである。
本くらいならたいしたことないのね、なんて安請け合いしたシルフィードだったが。
タバサが選んだ本は悉く分厚く、モノによってはタバサの体よりも分厚いものさえあった。
しかも、インクを吸った紙の束というのは、事の外重い。
すたすたと歩くタバサの後を着いて歩くのが、せいいっぱいだった。
そして、タバサが書棚の角を曲がったその時。

くん。

シルフィードの鼻に、異臭が届いた。
それは、どこか懐かしく、そして禍々しい臭い。
そしてシルフィードの視界の隅に、その発信源と思われる黒い染みのようなものが、書棚をすごい勢いで這っていくのが写った。
それは、確実に目の前を歩く青い髪の少女を狙っていた。

「あ、あぶないのねお姉さまっ!」

シルフィードは慌てて本を放り出し、タバサに警告を発しながら飛び掛る。
しかし。
重い荷物を捨てるだけの時間が、『それ』とシルフィードの間に、決定的な隙間を生んだ。
そして、使い魔の声に振り向いたタバサは。
黒い『何か』を胸元で受け止め、吹き飛ばされる。

「おねえさまっ!?」

シルフィードは慌てて吹き飛んだタバサを抱き上げたが、タバサは既に気を失っていた。
98呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/07(土) 11:25:09 ID:1cEBCwUD
まずい。
非常にまずい。
シルフィードは焦っていた。
タバサが胸に受けたあの黒い影…。
自分の記憶に間違いがなければ、あの臭いは間違いなく、先住の魔法の生み出した何か。
正体は何かわからないが、目を覚まさないタバサを見れば、それがまずいものであるのは間違いない。
シルフィードは何かないかと辺りを見渡す。
すると。
視界の隅で、震える丸い物体を捉えた。

「ちょっとそこの丸いのっ!」
「わぁっ!僕は何も知らないよっ!?」

その丸い物体はそう叫ぶと、脇に抱えていた書を取り落として、走り去ってしまった。

「…なんで逃げるのね?」

シルフィはちょっと助けてもらおうと思っただけなのに、とシルフィードが思っていると。

くん。

先ほど嗅いだ臭いと同じものが、マリコルヌの落とした書から臭ってくるのがわかった。
あれに、なにかあるのかも…!
シルフィードはその書を手に取り、開く。
その最初のページには、複雑な魔法陣が描かれているだけで、特に何の記述もなかった。
しかし。
それに続くページの記述は、とんでもないものだった。
タバサを襲ったアレが何なのか。そしてタバサがどうなるのか。
シルフィードは青くなり、それでも一縷の望みをその書に託してページを繰る。
そして、その書の最後に近いページに、タバサから『それ』を救う方法が書いてあった。
しかし、その方法は自分では、ましてここでは実行できない。
シルフィードはタバサを抱え上げ、女子寮のタバサの部屋へと駆け出す。
そして、タバサを救える勇者のことを思い出していた。
黒髪の、虚無の使い魔のことを。
99せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/07(土) 11:25:43 ID:1cEBCwUD
それじゃあ、夜勤に備えて寝るのでこのへんでっ!では!ノシ
100名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 11:26:26 ID:Z3qY8xKQ
>>99
リアルタイムきたー
せんたいさんGJっす
101100:2007/07/07(土) 11:26:58 ID:Z3qY8xKQ
>>100
ついでに100げと
102名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 14:08:37 ID:0c9tERKt
>91氏
&せんたいさんGJ!
103名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 17:01:55 ID:GuuY2J3S
せんたいさん続きwktkしてます。

ところで“七夕”ネタはまだですか?
104名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 19:13:13 ID:GQ0shrHd
「オリヒメとヒコボシィ? あんたの故郷の貴族って変な名前してんのね」
「かなり昔の人だしな。俺も変な名前だとは思うけど……じゃなくて。大事なのはこっから先の話でな……」
「………」

「と、いうことなのさ! 何ともロマンス溢れる逸話だとは思わないかい、僕のモンモランシー!」
「突然部屋に呼び出しといて何を言い出すかと思えば……この床の石がその、えーっと」
「そう、アマオガワさ! 互いに想い合いながらも2人には抱擁すら許されず。ただこの星の清流を挟み、遠き相手を望むばかり……。
1年に1度、一晩限りのあまりにささやかな逢瀬……だが! それでも! 彼らは愛し合うのさ! そう、永久に! まるで僕と君のよ――」
「でもねギーシュ?」
「うにっと、え? ど、どうかしたのかい、モンモランシー?」
「そのタナバターの晩に雨が降って夜空が雲に覆われると、そのささやか〜な逢瀬は中止になっちゃうのよね?……あらまぁ大変」
「え? ……あ、あぁーっ!?」
「朝から雲行きが怪しかったけれど……あらあら、本格的に降ってきたわね。ざんね〜ん、とっても残念。お2人が気の毒だわ〜」
「あぁ……そ、そんな。一粒一粒真鋳に錬金するのに、どれだけかかったことか……」
「…………でいいじゃない」
「……え?」
「っ――。べ、別に気にしないでいいじゃない! あまり恵まれてない2人とは違って、その……私達は会いたいときに、会えるん、だし」
「ッ! モッ……モンモランシィー! 僕は、僕は!」
「だからって調子に乗られるのも癪だけどね」
「アブガボゴボッ、ボンボランヒー、ヒキバ! ヒキバ!」

「乗り気じゃないフリして……ちゃっかり話広めてんじゃねーか娘ッ子」
「う、うるさいわね」
「お前さんがもーっと、あとほんのちょーっと譲歩すりゃ、嫌でも織姫と彦星くらいに想い合える関係になれると思うんだがねぇ」
「なんのはなしかしらさっぱりわからないわね」
「あーいい湯だったー」
「お、相棒! 丁度いいとこに」
「しし喋るなぁーーーーーーーーーーーっ!!」
「ピギャアーーーーーーー!」
「デ、デルフーッ!?」

こんなスレがあったとは……うん、保管庫も覗いてみる
105名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 22:47:55 ID:GuuY2J3S
>>104
ようこそへんたいの巣窟へ。歓迎しますよ。
106痴女109号:2007/07/08(日) 00:57:41 ID:5JXRtAHB
前スレ>>623-633の続きです。
またもや、かなり間が空いてしまいました。
107契約(その9):2007/07/08(日) 01:00:10 ID:5JXRtAHB

「ただいまっ! サイトっ!!」

 王家の紋章入りの馬車から飛び降りるや否や、ルイズはピンク色の弾丸と化して、彼の胸に飛び込んだ。
 ヴァリエール家の紋章ではない。
 いまのルイズは、正式な王宮の女官“虚無の担い手”として動いている。
 女王の勅を奉じる者として、国内最大級の太守であるヴァリエール公爵家に使いに行っていた。――という名目ではあるが、当然その談判の内容は、ルイズの帰省を兼ねた、結婚式の最後の打ち合わせであった。

「聞いて聞いてっ!! 母さまがね、あの母さまがねっ! やっと認めてくれたのっ!」
「俺たちのことをか……嘘だろ、あのおっかないオマエの母ちゃんが俺との事を?」
「本当よっ 私だって信じられないっ!! でも、でも、言ってくれたのよっ、『幸せになりなさい』って!」
「そっか……。分かってくれたんだ、俺たちの事」

 人目もはばからず、校庭で大声をあげまくるルイズ。そんな彼女を、半分苦笑しながらも、真正面から受けとめ、こゆるぎもしない才人。
 シエスタはそんな彼ら二人を、何か眩しいものでも見るように、上目遣いに見上げていた。

――うらやましい。

 心底からシエスタはそう思う。

 眼前の恋敵が、溢れんばかりの多幸感を発散しながら、男の胸元を独占している。
 しかし、ルイズは知らない。
 彼女が抱きついたその男は、すでに全身の隅々まで開発され、征服され、何度も泣き叫び、悶え苦しみつつ、自分に許しを乞うた肉体なのだ、という事を。
 にもかかわらず。
 そう、にもかかわらず、だ。
108契約(その9):2007/07/08(日) 01:02:35 ID:5JXRtAHB
 
 幸せそうな寝取られ女を横目に見ながら、黒い愉悦にほくそ笑む事こそ、シエスタなりの復讐のはずだった。

――いまあなたが、惜しみなく愛をぶちまけているその男は、すでにあなたを裏切っているのですよ!

 自分が一声そう叫ぶ事で、眼前の男女の愛は破綻する。
 そう思うことで、恋しい男を奪われた溜飲を下げれる。
 そのはずだった。

 しかし、そんな思いは、たちまちの内に雲散霧消してしまっている自分に気付く。
 ルイズを出迎えた、才人の嬉しそうな表情を見た瞬間に、自分の企みが、いかに矮小で醜いものであるかを、嫌でも気付かされてしまう。

――ああ、サイトさんが、あんなに嬉しそうに……!!

 彼を“妹”として責め嬲っていた頃には、決して見せてくれなかった表情……。


「なぜ落ち込むの」
 氷のような声が背後から響く。それこそシエスタにだけ聞こえるように。
「ミス・タバサ……」
「あれが敵」
 タバサは、眼鏡の位置を中指で、くいっと直し、
「私たちから彼を奪った、憎むべき敵」
 それだけ言うと、手に持っていた分厚い本に再び視線を落とす。

「……!」

 シエスタは慄然とした。
 この童顔の貴族は、本心から、そう思っているのか?
 才人を自分が独占するためなら、彼のささやかな幸福など破壊しても構わない、本気でそう思っているのだろうか?
 そんなシエスタの顔色に気付いたのだろうか。
 タバサは本から視線すら上げぬまま言う。

「私は本気。そして、あなたも私に協力する義務がある」
109契約(その9):2007/07/08(日) 01:05:34 ID:5JXRtAHB

 婚儀の話は着々と、それこそとんとん拍子に進みつつある。

 トリステイン王国では、女性への爵位叙勲は前例のない事ではあったが、アンリエッタは、ルイズに対する一代限りの特例という事で、国法改正の問題に正面から向き合うことを避けた。
 女性に官位を認めるには、ハルケギニア世界はまだまだ中世でありすぎた。
 銃士隊長アニエスや、先代マンティコア隊隊長カリーヌほどの有能な女性軍人でさえ、その武勲によって官位が与えられる事は無かったのだ。
 無論、その爵位は、才人との間に生まれた嫡子によって引き継がれ、その家系は紛れも無い貴族の、ラ・ヴァリエール一門の分家として続いてゆく。

 また、その領地は王家の直轄領から下賜され、他の貴族諸侯の領地からは一寸たりとも割譲される事は無い、という一報が公表された事も、宮廷議会である貴族院を黙らせる大きな要因となった。
 国土面積に限界がある以上、貴族が新たに家を興すという事は、他の領主の封土を割譲せねばならないということだ。
 実力による国盗りが可能な乱世なら知らず、今のトリステインは歴とした治世である。貴族間の遺恨や王宮への不満は、下手をすれば内乱の芽に発展しかねない。

 ヴァリエール公爵家からは当然、自領からの領土献上を王宮に働きかける動きがあった。
 何といっても、目の中に入れても痛くない末娘の独立である。当初は分家どころか婚約自体に不快の感情を隠さなかった公爵家サイドではあったが、一旦割り切ってしまえば、その協力に骨惜しみは無かった。
 しかし、アンリエッタはこれを拒否した。
 ルイズに対する旧交のよしみからだけではない。
 ルイズの使命は、あくまで“虚無”の血統を後世に残す事なのだ。単なるヴァリエール公爵家の分家ではない。可能な限り、王家との結びつきを強固なものにしておく必要があったのだ。

 また、才人も別の理由で公爵家からの領土割譲を拒絶したかった。
 これ以上、ヴァリエール公爵家から借りを作れば、もはやとことんまでルイズと、その一家に頭が上がらなくなってしまう。その事態は避けたかった。

 と、まあ、そういう紆余曲折を経て、彼ら二人の婚儀を三日後に控えた頃、シエスタは独り、現状に困惑していた。
110契約(その9):2007/07/08(日) 01:08:43 ID:5JXRtAHB

 とはいえ事態は、ある意味、シエスタの当初の予定通り進みつつあった事は確かだ。

 ルイズが学院を不在中の一週間で、才人の肉体に、徹底的に責められる快楽を教え込み、自分の虜とする。
 そしてその上で、ルイズが帰還してからは放置を決め込み、彼の身体をさらに疼かせる。
 何と言っても、あのルイズお嬢様のカマトトぶりは尋常ではない。
 人一倍、そういう事に興味を持ちながら、そしていざとなれば、そういう行為に全く躊躇いを感じないくせに、しかしそれでも彼女は、本番だけは拒みつづける。頑なに。

『そういう事は結婚するまでダメなんだから。結婚しても、三ヶ月はダメなんだから』

 そうやって彼を拒む事で、自分の体の価値を吊り上げようというのだろう。
 いかにも貴族の乙女らしい、そしていかにもルイズらしい考え方ではある。
 しかし、才人からすれば、それはもはやたまらない現状であろう。
 彼はすでに、女体の美味を知ってしまっている。
 そして、それ以上に、自分の体が一体の楽器であることを知ってしまっている。
 他者によって責められた時、この若いオスの肉体は、どれほど美しい快楽の楽曲を奏でることが出来るか、もはや彼自身が一番知ってしまっている。
 そんな彼が、シエスタに再び懇願の眼差しを向けるのは、確実すぎる事だった。

 でも、シエスタの予定では、そこまでだった。
 それ以上、才人の抱かれるつもりも、抱くつもりも無かった。
 今まで通り、平民上がりのシュヴァリエと、ちょっと馴れ馴れしいメイドの関係に戻るつもりだった。
 才人に対するあてつけもある。
 ルイズに対するささやかな友情もある(一介の平民メイドの言葉ではないが)。
 また、そうでなければ、結婚後、自分たちの領土に去ってしまう二人に対し、この学院に置いていかれるであろう自分が耐え切れなくなるはずだ。そう思ったからだ。

――距離を取るなら、早いうちがいい。

 これ以上、才人と関係が続けば、今度は逆に自分の心がもたない。
 シエスタは、そんな事態だけはどうやってでも避けたかった。

 しかし、予定はあくまで予定に過ぎない。
 タバサという予定外因子が入り込んだ事で、シエスタの計画は確実に狂いつつあった。
111契約(その9):2007/07/08(日) 01:10:33 ID:5JXRtAHB

 シエスタは絶句した。

 タバサの個室で、才人が二人の女性に犯されていた。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ!」
「きゅいきゅい!! 気持ちいいのねっ!!」

 才人のペニスを正常位でくわえ込んだシルフィード。彼女の両足はガッチリ才人の腰にホールドされ、あたしをイカせるまで放さないぞこの野郎、と言わんばかりの欲情が丸出しだ。
 そしてタバサは、そんな才人の背後から、彼のアナルを指でほじくっていた。

 例えばキュルケのような、彼女と親しい人間がよく見れば、タバサがいつになく興奮しているのが見えただろう。
 しかし、あの褐色豊満な女メイジほどに、タバサを知悉しないシエスタから見れば、碧眼碧髪の眼鏡少女は、まるでカエルの解剖をする学者のように、冷静に見えた。
 現に彼女は、シエスタの姿を見ても、顔色一つ変えずにこう言ったきりだ。

「遅い」

「たっ、たばさぁ……!! はやく、はやくぅっ!!」
 そう叫びながら才人が、後ろを振り返りつつ白い尻をちらつかせる。
 彼はもはや、シエスタがこの部屋に入室してきた事すら気付いていないようだ。
「早く?」

「おっ、俺のお尻まんこに、……たばさのおちんちんを、めっ、めぐんでくださいっ!!」

――くすっ。

(ミス・タバサが笑った……!?)
 シエスタは、その瞬間初めて見たのだ。タバサが誰にでも分かる明らかな笑顔を浮かべたのを。その微笑みは、シエスタが予想していた数十倍の破壊力あった。
 同性であるはずのシエスタでさえ、思わず赤面してしまうほどに。
 いわんや、その笑顔の直撃を受けた才人は、瞬時に神経がフリーズしてしまう。

「いいわ」
 タバサの股間の触手が、才人の肛門に吸い込まれたのは、その瞬間だった。
112契約(その9):2007/07/08(日) 01:11:55 ID:5JXRtAHB

「ひっ、ひいいいいいっっっ!! あああああああ!!」

 才人の体が、より深い快感によって、これまで以上に暴れ回る。
 もっとも、そのじたばたも、彼の腰に回された美女の脚と、後背位によって才人の菊門を汚す美少女によって、ガッチリと固定されていたが。

「きゅいきゅい、サイトの、またまた太くなったのね!!」
 シルフィードが、半ば白目をむきながら叫ぶ。
「イクのねっ!! イっちゃうのねっ!! あああっ、お姉様ぁぁぁぁ!!!」
 背まで伸びた青い髪を振り乱し、竜族の美女が虚空に叫ぶ。
 恐ろしく気持ちよさげな表情で。
 そして、それにつられるような形で、才人の我慢も限界を突破しつつあった。
「でるっ!! あああっ! おれもでるよぉっっっ!!」

「だめよ」
「〜〜〜〜〜っっっっ!!」

 それまで気持ちよさげに喘いでいた才人の上半身が、いきなり悲鳴と共に跳ね上がった。
 腰を固定するシルフィードの両脚のため、えびぞりのような形になる。
 彼女と同時に絶頂を極めるはずだった才人の肉体が、いきなりのタバサの“攻撃”で思わずのけぞってしまったのだ。

「誰も射精していいなんて、言ってない」

 シエスタには見えた。
 タバサの小さな手が、彼の睾丸を、つぶさんばかりに握り締めていたのを。
 言葉にもならない絶叫をあげながら、地獄の苦痛に悶える才人の表情は、彼の体の下でエクスタシーに身を委ねるシルフィードと、見事なまでのコントラストを形成していた。

「……た、ばさぁっ……!!」

 ほろりほろりと美しい涙を流しつつ、童顔のメイジを振り返る少年。
「あなたに、自分勝手な射精をする権限はない」
 タバサはちらりとシエスタを横目で見ると、
「少なくとも、私とこの子の許可を取らない射精は、絶対に許さない」

 そう言われた才人は、その時、初めてシエスタと目を合わせた。
113契約(その9):2007/07/08(日) 01:13:39 ID:5JXRtAHB

 こんなはずじゃなかった。
 そんな才人を見た瞬間、シエスタは心底そう思った。

 少年の口元に張り付いた、媚びた笑み。
 少年の目に宿る、歪んだ情欲。
 なにより、少年の全身から発散される“いじめてオーラ”。

「どうすれば、どうすれば、射精を許して下さいますか……?」


 才人の背後から、うなじに舌を這わせながら、眼鏡少女が答える。
「ルイズを頂戴」 


 びくんっ!!
 震える少年に、なおも彼女が言い続ける。


「あなたの婚約者の処女を、私たちに差し出すの」

 
 彼の視線は、まっすぐシエスタに向けられたままだ。だがその目には、シエスタの姿など、まるで映っていない事は、メイドには痛いほど理解出来た。
 タバサに後ろから抱きしめられた才人の容貌は、かつてシエスタが見たことも無いほどに醜く、そしてそれ以上に官能の喜悦に満ちた、いびつな笑みを浮かべていたのだから。

――サイトさんは“絶望”を欲している……!!

「承知したら、そう言って」
 タバサは脇腹から彼のペニスに手を伸ばすと、そっと、握り締めた。
「搾ってあげる」
「ぁぁぁ……!!」

「サイトさんっ!!!」
 もう、シエスタには耐え切れなかった。
「もう、もう、やめてくださいっ!! 目を覚まして、いつものサイトさんに戻って下さいっ!!」

「サイトは見たくないの? ルイズがあなた以外の者に処女を捧げる、その瞬間を」
「ああああああああ!!!!」
114契約(その9):2007/07/08(日) 01:15:40 ID:5JXRtAHB

 タバサが、才人の耳朶を甘噛みした瞬間、彼の瞳から完全に正気の光が消えた。
 無論、消したのは甘噛みという愛撫にではない。
 タバサが発した言葉に、自ら酔い、狂ってしまったのだ。
 ウェディングドレスに身を包んだ愛する花嫁が、タバサの舌に、指に、さらに股間の触手におもうさま蹂躙されている、その想像上の衝撃映像を描きながら。


「ささげますぅっ!! ささげますぅっ!! ルイズをタバサに、ささげますぅっっ!!」


 どくんっ!! どくんっ!! どくんっ!! どくんっ!! どくんっ!! どくんっ!!

 おそらく実際は、タバサが彼のペニスに手を触れる必要さえなかっただろう。
 しかし少女は、まるで放尿のような勢いで射精する少年のペニスに手を添え、それをしごき尽くす。――あたかも一滴たりとも出し惜しみするなと言わんばかりに。
 そしてシエスタは、そんな才人の姿を呆然と見つめていた。
 恋人の処女を、他の女に捧げる誓いを絶叫しながら、その行為だけで興奮の余り絶頂してしまった、哀れで無様な想い人を。

 常日頃、凛と雄々しい才人を汚し、堕とし、辱める。
 皮肉な事に、今の才人を作り出したのは、シエスタ本人でさえあるとも言える。
 シエスタは、ようやく自分の胸中にある、才人に対する鬱屈の正体が分かった気がした。
 彼女が精根かけて調教した“妹”。
 そんな彼をタバサが、――自分以外の女が、さらに深い快楽を――絶望という名の快楽を与えている。それがシエスタには何より許せないのだ。

 才人をルイズの手に返す。
 それはいい。
 何故ならルイズには、才人が望む本当の快楽――絶望という名のエクスタシーを、彼が望むだけ与える事など不可能なのだから。

――世界でサイトさんを、真なる意味で満足させられるのは、この私だけ。

 そう思えばこそ、羨望の意を隠しつつも、彼女は才人を恋敵に返す事にためらいを覚えなかったのだ。しかし、もはや、情況は変わった。タバサという女のおかげで。
「ミス・タバサ」
 もうシエスタは我慢する事を、やめていた。

「ミス・ヴァリエールの処女は、私が頂きたく存じます」

 そう言ったシエスタの口元は、かつて才人に自分を“姉”と呼ばせていた頃と同じ、歪んだ笑みが張り付いていた。
115痴女109号:2007/07/08(日) 01:18:47 ID:5JXRtAHB
ここまでです。
もはや、収拾がつかなくなってきていますが、次回で最終回です(多分)。
116名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:20:19 ID:W+DGUlw9
UWAAAABABABAAAAAAAAAAAAAAAAAA

YAMETEEEEEEEEE僕のルイズをいじめないでぇぇEEEEEEEE


・・・・・・ゴクリ・・
117名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:50:53 ID:fYkOANy4
正直ここまでダークなやつは初めてかもしれん・・・

ハァハァG・・・J・・・
118名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 10:35:25 ID:VbHe1pND
とうとう今夜から二期始まるな
119名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 11:58:43 ID:3NsLs0i7
このスレ魔力有り過ぎ・・・・
120名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 12:09:28 ID:V6LlF7IA
そのお陰で俺の○力は減り続けているぜ(´д`)ハァハァ
121名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 12:18:18 ID:pL/gYpde
>>115
GJ。どうまとめるのかwktk
122名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:25:24 ID:vi2I5Ruw
                       は ば た く 未 来 へ

              〈 ̄ヽ────-l ̄`ヽ,,__     ,、
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_/  l    i^ノ-っ
            l"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ  ,|    (ヽヽ、ヽ
          /|___________/::⌒`i_,L\人|
         /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _/;;;;;;;ソ´;;;;;ヽ
         ヽ-┬───────────´--i;;;;;;;l´;;;;;;;;;;;ノ
          /:::::,| l^l |--=--_ | l^l |:::::::::::::::::::::: |;;;;;;;l;;;;;;;;;;;(^l
          ノ:::::::::::::// ̄ ̄\ \::::::::::::::::::_/~\_ヽ_ノノ
        /〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ヽ  \ \ );;;;;;;`'i
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,/;;;;;;;;;;;;;;;|
      l::::::::::::::::__________::::::::::::::::__/l__;;;;;;;;;_|
       `──^ι,/ /0ヽ,   ,/ 0ヽ, ヽ ^┬─っ´ /.:.:.:.: ̄.::|
            U| l;;;;;;:l|    ll:;;;;;;:ノ  |  UUJ\ l.:.:|.:/.:.:.:.l
           /ヽ_二ノ 、  ,ゝ二__,ノ  ::::::::::::::::〉ヽ,/.:.:.:.:.:,|
          /:::::::/::::::::::::::: ̄::::::::::::::::::::::::::| \_/  ノ___,ノ
           \___l_/___ヽ__l_ノ     / l|
               / . . . .  /、. . . l_         `='
              (ヽ, . . . //^ヽ-'⌒l
               ヾl_/⌒V ト──---'l
                 ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄
123名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 14:40:37 ID:FpcwqyTr
書いてみたけれど投下もたつきそう・・
124ルイズいじめ1:2007/07/08(日) 15:00:44 ID:FpcwqyTr
「また失敗かよー。ルイズー。」二年になって授業で習う魔法が地味になってきたせいか、
わたしの爆発の規模も小さくてすむようになってきた。
さんざんみんなにはバカにされてきたからむかついてはいるけど、
さすがに毎回爆発で服をこがしてしまうのは申し訳ないなと思っていたので
わたしはほっとしていた。でもみんなの態度が最近ちょっと変わった。
大爆発がなくなったせいか、おっかなびっくりにわたしに接する人が減り、失敗するたびにみんなは群がってきてわたしのことをバカにする。
こういうスタイルでやられるのは正直ちょっとつらいと思い始めてて、
今朝は机にひんにゅーなんて落書きもされちゃってて、
誰がやったの!って問いつめてもみんなはクスクス笑うばかり。
まあたしかに毎回人に迷惑かけてるのに、謝らないで逆ギレしてたわたしがいけないのかもしれない。
だけど別にわたしは・・わたしはみんなのことが嫌いなわけじゃないのに・・。
「うるさいわね!今日はたまたま・・」
「ていうかさあ魔法使えないんだったら貴族の資格ないんじゃない」
「あったしかに笑」
「しし失礼な!わたしはれっきとした・・」
「偽貴族でーす!なーんて笑」
125ルイズいじめ2:2007/07/08(日) 15:04:03 ID:FpcwqyTr
おもにみんなを煽っているのはこのキュルケだ。
「だって〜あんなに優秀なお姉さまがいるのにルイズだけこうなのはちょっとおかしいわよねー 出身を偽った平民なんじゃないのー笑」人の出自を疑うなんて失礼にもほどがある。
「そんな!キュルケいっていいこととわるいことが」
「うるさいわね平民のくせに笑」
「平民なんかじゃ」
「じゃあ魔法使ってごらんなさいよ」
「・・くっ」
「ほらやっぱりぃ」
「無礼な!」
「無礼なのはそっちでしょ、平民の分際でえらそうにしちゃって!」キュルケがわたしの頭をこづかれて、わたしはよろめき床床にしりもちをつく。体格のいいキュルケには体力的にも勝てなくてとても悔しい。
「そうだよだいたい平民がなんでそんな服きてんだよ脱げよ」誰かがあたしのローブをぐいっとひっぱった。
「ちょっとやめてよ!」ちょっと今日はみんなおかしいんじゃない!?「生意気だな平民のくせに脱がせちゃおうぜ」みんながわたしの服につかみかかってきた。
「ちょっやだやめてよ!やめてって!」
「無理やり脱がせるのはちょっとスマートじゃないんじゃない」
「なんだよキュルケ自分があおっといて」
「ルイズには自分で脱いでもらいましょうよ」
126ルイズいじめ2:2007/07/08(日) 15:06:02 ID:FpcwqyTr
おもにみんなを煽っているのはこのキュルケだ。
「だって〜あんなに優秀なお姉さまがいるのにルイズだけこうなのはちょっとおかしいわよねー
出身を偽った平民なんじゃないのー笑」人の出自を疑うなんて失礼にもほどがある。
「そんな!キュルケいっていいこととわるいことが」
「うるさいわね平民のくせに笑」
「平民なんかじゃ」
「じゃあ魔法使ってごらんなさいよ」
「・・くっ」
「ほらやっぱりぃ」
「無礼な!」
「無礼なのはそっちでしょ、平民の分際でえらそうにしちゃって!」キュルケがわたしの頭をこづかれて、わたしはよろめき床床にしりもちをつく。体格のいいキュルケには体力的にも勝てなくてとても悔しい。
「そうだよだいたい平民がなんでそんな服きてんだよ脱げよ」
誰かがあたしのローブをぐいっとひっぱった。
「ちょっとやめてよ!」ちょっと今日はみんなおかしいんじゃない!?
「生意気だな平民のくせに脱がせちゃおうぜ」みんながわたしの服につかみかかってきた。
「ちょっやだやめてよ!やめてって!」
「無理やり脱がせるのはちょっとスマートじゃないんじゃない」
「なんだよキュルケ自分があおっといて」
「ルイズには自分で脱いでもらいましょうよ」
127:2007/07/08(日) 15:13:15 ID:FpcwqyTr
「バカ誰がそんなことするもんですか!」
「これでも?」そういうとキュルケはなにか唱えてわたしのほうに杖をむけた。その瞬間わたしのスカートがバァっと燃え上がった
「きゃあ!!」
「ほらはやく脱がないと。火傷しちゃうわよ笑」そんな!シャレにならないわよ!こんないたづら!
「くっキュルケ!あつっ」みんなを見渡してもクスクスわらうばかり。水系のタバサやモモランシーもなんにもしてくれそうにない。気付けば上着にも着火していた!
「ほらはやくはやく!」みんなの前で下着姿にされるなんてとはおもったが上着の火で髪が焼け
パニックになったわたしは急いで服を脱いだ。
「ぬいだわよははやく炎をけしてよ!」男の子たちがジロジロ見ているのが感じられたが
モジモジしていると余計に惨めになるので顔は赤くなったけれど毅然とした態度をとった。
「ごめんねーわたし水系苦手だし。え〜とこうだったかしら」するとわたしの下着にまで火が!
「そんな!下着は関係ないでしょ!」
「ごめんねーミスっちゃって、取りあえず脱いでもらえる?」そんな!わたしに裸になれってゆうの!!
128名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:19:17 ID:FpcwqyTr
「キュルケ!!あつっ」火が肌に近いせいもあり熱くてこわい。いくらパタパタたたいても一向に消えない。
わたしが必死になってたたいているのがそんなに面白いのかみんな大爆笑している。
「お願い!ねえ!だれか!」
見渡したみんなはとても愉快そうな顔してて、思わず涙がこぼれた。
もういい!どうでもいい!!わたしは下着を脱ぎ捨てた。「ぬ脱いだわよ、だからはやく服の火をけしてよ」
もう上着のほうなんてあらかた燃え尽きてしまっていた。が下着だけでも。全身が恥ずかくてプルプルと震えた。
それがまた笑いを誘っているとわかると余計に震えがひどくなって涙がでてくる。
「え〜とこうだったかしら」
さんざんもったいつけてだしたキュルケの水魔法で火は消えた。
でも水の勢いはあきらかに過剰でわたしはずぶ濡れにされた
みんなの笑い声がいっそう強まって、わたしの涙もとまらなくなったが
濡れた髪が泣き顔を隠してくれたのでわたしは思いっきり泣いた。
「あらどうしたの!」教師が驚いた声をあげてはいってきた。
なんていったらいいのか、本当のこと話した方がいいのか。そんなことを考えているとキュルケが即答した。
129名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:20:43 ID:FpcwqyTr
「ルイズがまた失敗して爆発がおきて火事になりかけたんで消火したんですよ」
「まあまたですかルイズさん!」
「先生これは!」
「いいわけはいいです!だいたいなんて格好ですか、はしたない!はやく新しい服にきがえてきなさい!」
みんなの笑い声を背にわたしは寮へ走った。
水で滑り転びまたわらわれた、おえつのせいで息苦しいかったがはやく教室から離れたかった。部屋にもどって枕に突っ伏して大泣きした。
「あしたのサモンサーバントも失敗したら・・もう退学しよう。」そうおもった。
130名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:23:42 ID:FpcwqyTr
れんとうとかいろいろすいません・・・
131名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:27:56 ID:ewPhBwY2
自分で読み直して少しでも面白いと思えたのかな…
132名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:31:08 ID:1RkU38mp
キュルケが水魔法使っちゃうのはNG。
出来るだけ漢字を使える所は使わないと読みにくくなる。
教師はミス・〜とミスタ・〜で生徒を呼ぶ。
133名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:36:59 ID:VbHe1pND
書きゃいいってもんでもない
134名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:13:21 ID:2W7+f6yK
次に期待します。
135名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:15:38 ID:+yhinehx
頑張って良いもの投下してくだされ
136名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:22:08 ID:V6LlF7IA
書かない事には上達しないしねぇ、けど投下する前には確り推敲をして下さいな。
137名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:57:16 ID:wL9UFiw9
キュルケはプライド高いし、プライドに見合う実力を持ってるから
こんなつまんないいじめしない。

興ざめ
138名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 17:02:42 ID:3bLYOKr2
随分と厳しい物言いもあるが、気を落とさずに
139名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 18:24:09 ID:IfQuScNT
ジャンルが、わるかっただけだと思う、うん。
140名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 19:34:06 ID:2WCcx+W2
少なくとも最初から心理的な要因が入ってくるものを書こうとせずに、いろんな意味でパロ(軽い笑い狙いの一レス作品とか)から書き始めたほうが良いと思う
141せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 21:55:08 ID:hyShXc99
さてと、残り投下しまっす
142呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 21:55:48 ID:hyShXc99
「サイトサイトサイトサイトサイトサイトサイトサイトサイトぉーっ!」

水精霊騎士団の演習の真っ最中。
二人一組になって組み手を行っていた才人めがけて、青い弾丸が飛んできた。

「うぉっ危ねっ!」

どかっ!

「ぶぼらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

サイドステップで襲い来る青い弾丸をかわした才人だったが、組み手の相手をしていたギーシュは無事では済まない。
青い弾丸の直撃を食らい、勢いよく中庭の芝生の上を転げ、壁にぶつかって止まる。
ギーシュと一つになって壁にぶつかった青い弾丸は、けろりとした様子で立ち上がる。
もちろんギーシュは完全に目を回していた。

「サイトっ!タイヘンなのねっ!」

青い弾丸は、当然と言えば当然だがシルフィードだった。
才人が驚いた顔から落ち着きを取り戻すその数瞬。
数回の瞬きの間に、様々な出来事が起こった。
最初の瞬きで、シルフィードが立ち上がった。
次の瞬きで、ギーシュを踏み潰して、加速を開始。
三回目の瞬きで、一足飛びに才人の横へ。
四回目の瞬きが終わる頃には、才人の腕を絡め取り。
騎士団の皆が気付いたときには。
才人は地上から浮き上がった状態でまるで風に揺られる旗のようにシルフィードに引きずられ、土埃と共に消えた後だった。
一番先に我に帰ったレイナールは、踏まれて気絶したギーシュを見下ろして、言った。

「…続けよっか。演習」

そして水精霊騎士団の面々は、何事もなかったかのように、演習を再開したのだった。
143呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 21:56:48 ID:hyShXc99
才人の視界がマトモに戻ったのは、タバサの部屋の中に、文字通り放り込まれてからだった。
シルフィードは乱暴にドアを開けると、そのままの勢いで才人を放り込み、そのままの勢いでドアを閉めてしまう。

ぼすっ!

才人は勢いよくタバサのベッドに突っ込み、そして止まった。

「いきなりあにすんだよ!」

怒った顔で才人はシルフィードに文句を言った。
しかしシルフィードは全く悪びれずに、というか全く才人の意見など聞かずに、ベッドの上を指差す。

「おねえさまがタイヘンなのねっ!」

そこでは。
タバサが寝ていた。
どう見ても、ぐっすりと、安らかな寝息を立てて、タバサが寝ていた。

「…どこが」

思わずそう突っ込む才人。タイヘンと言われても、その当人はただ寝ているようにしか見えない。
しかしシルフィードは慌てた顔で言う。

「寝てるだけに見えるけど違うのね!コレ読むのね!」

そして先ほどの書をがばぁっ!と才人の前で広げる。

「…読めねえよ」

しまったコイツ字読めないジャン!とか一瞬だけ後悔して、シルフィードは説明する。

「じゃあ聞くのね!
 お姉さまに『呪印』がとりついたのね!」

シルフィードの説明をかいつまむと。
『呪印』とは、先住の魔法によって生み出された、魔法生物の一種らしい。
それは人に寄生し、人の魔力を食らい尽くす、恐ろしい魔物。その性質は貪欲で、より強い魔力を持つものにとりつくという。
その形が極端に薄く、印のような形をしているが故に、その名が付けられたという。
理由の如何は不明だが、図書室でタバサはソレに襲われて、気を失っているらしい。

「じゃあ、シャルロットはどうなるんだ?」

才人は安らかな寝息を立てて眠るタバサを見下ろして、シルフィードに問う。

「魔力を全部食い尽くされて…よくて魔法が使えなくなるのね。
 最悪の場合は…」

シルフィードは言って言いよどむ。
144呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 21:57:37 ID:hyShXc99
「最悪の場合は?」

しかし才人はその先を促した。
シルフィードは覚悟を決めて、言った。

「心まで食われて、廃人になるのね」

才人は思わずはっとなる。そして、鬼気迫る勢いでシルフィードに尋ねた。

「助ける方法はっ!?シャルロットを助ける方法はあるんだろうな!?」

胸倉を掴まれたシルフィードは、落ち着いた様子で言った。

「何のためにサイトを呼びに行ったと思ってるのね」

そう言って才人の手を払いのけ、シルフィードは指をびしいっ!と才人の鼻に突きつける。
そして言った。

「寝てるおねえさまにイタヅラしてコーフンさせるのねっ!」

才人の拳が、寝ているタバサの代わりにシルフィードの右頬に突き刺さった。
145呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 21:58:47 ID:hyShXc99
とりあえずボコしたシルフィードが言うには。
『呪印』とやらはシャルロットの体内に潜んでいて、普通に引き剥がすのは無理らしい。
ただし、興奮させて体内の活動を活発にすれば、体表のどこかに出てくるらしい。

「そ、それをサイトがひっぺがせば『味噌かぶり』なのね…ガクっ」

………………………………ミッションコンプリート?
それだけ言い残してシルフィードは息絶えた。
…全く、使えない竜だなほんっとに。
そして俺は改めてシャルロットに目をやる。
…い。
いいんだよな。イタヅラしても。
て、ていうか、しないとヤバいんだよな。下手したら廃人だしな?

「ん……」

突然シャルロットが唸って寝返りを打つ。
…なんだか、苦しそうに見える。
よ、よし。
俺は覚悟を決めると。
寝息を立てるシャルロットのいる、ベッドに登った。

ぎし…。

ベッドの軋む音が、やけに大きく聞こえる。

「んぁ………」

軋むベッドに反応したのか、シャルロットが唸る。
俺は一瞬身体を硬直させる。
い、いや、なにもやましいことなんかないぞ!俺は正しい事をしてるんだ!
そう!人助けだよ!
けして、抵抗できない幼女にイタヅラしてハァハァなんて考えてないからな!
………。
ええい、もうどうでもいいっ!
俺は覚悟を決めて、一気にシャルロットに覆いかぶさった。
まずは、目の前にある小さな耳たぶから責めてみることにする。
俺は、シャルロットの右耳にふぅっ、と息を吹きかける。

「………ぁ」

シャルロットの喉から、小さな声が漏れる。
でも、目を覚まさない。
……刺激が足りないか。
俺はそのままシャルロットの右耳に狙いを定めると。
耳たぶに、軽く歯を立てた。

「…ふぁ」

先ほどよりはっきりした声が、シャルロットの口から漏れる。
しかし、目を覚ます気配はない。
よーし。そんならお兄さんもっとスゴいことしちゃうぞぉ。
俺は、舌を伸ばして。
シャルロットの耳の中を、舌でほじほじしてみた。
146呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 21:59:48 ID:hyShXc99
俺の身体の下で、シャルロットの身体がびくん!と震えた。
今度こそ。
シャルロットは俺の下で目を覚ました。
そして。

「……なにしてるの」

ちょ、ちょっと待!?
なにそのへんたいさんを見る目?
寝ている幼女に襲い掛かるへんたいさんを見る目ってやつ?
シャルロットの視線は、あからさまな軽蔑を含んだソレだった。

「ま、待てシャルロット!これには深い事情が!」

そして俺は、シルフィードから受けた説明をそのままシャルロットに返したのだった。


才人の説明を聞いて、タバサはなんとか納得した。
タバサはたしかに、体の中で何かが蠢いている不快感を感じていた。
そしてもう一つ、異変を感じていた。
普段なら、才人に押し倒されてこういう状況になるものなら、早鐘のように鳴り響く鼓動が、うんともすんとも言わない。
さらに、才人に感じている愛おしさが、今はぜんぜん感じられない。
だから、先ほども、つい不快感を露にしてしまったのだ。
どうやら、魔力以外にも、心の力も吸い取られているらしい。
…これは確かに、まずいかも。
そう思ったタバサは、才人のされるがままになることを承諾した。
そっと自分から両手を開き、脚を開いて。

「サイトの、すきにして」

才人の顔を見つめて、言った。

「了解!」

才人は一瞬でけだものの顔になると、無防備なタバサの胸元のボタンを一気に外してしまう。
そしてはだけたその胸の先端の桜色の突起を、右は口で、左は指で犯す。

「ン……!」

刺激に声が漏れるが、しかしいつものような甘い官能が襲ってこない。
おそらく、『呪印』が、タバサに寄生した状態で心の震えを押さえつけているのだろう。
147呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 22:00:24 ID:hyShXc99
もっと。もっと興奮できることを。

「……サイト」

タバサは胸を愛撫する才人の頭を掴んで、自分の顔と正対させる。

「なに?」

その手の力とあまりにも変わらない表情に才人は驚きながらも尋ねる。
そして、タバサはなんと。
そのまま身体を折り曲げて、脚を才人の首に絡ませ。
そして、両手で保持する才人の頭を、自分の股間に押し付けたのだ。

「ここで、してみて」

抑え付けられる才人は応えられない。
しかし、才人は両手で器用にタバサのショーツをずらすと。
露になった桜色の裂け目を、舌で犯し始めた。

「ふぁ………あぁ」

先ほどより強い刺激が、タバサの官能にようやく火を点す。
その股間は刺激に敏感に反応し、牝の樹液を分泌する。
しかし。

「だめ…たりない…」

身体は反応するのに、心が震えない。あの背筋を振るわせる、官能が襲ってこない。
まずい。まずい。
焦っているはずなのに、それでもタバサの心は動かない。
しかし、その震えない心が、逆にタバサに名案を与えた。
タバサは股間を舌で犯す才人に向かって、言った。

「サイト」

いつもと同じ、全く熱を含まないタバサの声に、才人は思わず顔を上げた。
そして、タバサの言葉に驚愕することになる。

「サイトが思う一番へんたいな方法で、して」

そしてタバサは、その言葉を後悔することになる。
148呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 22:01:07 ID:hyShXc99
私は窓際で、窓枠に手を置いてサイトに後ろから犯されていた。
窓はもちろん、カーテンが閉まっている。
私の股間では、濡れた私がサイトの肉棒に容赦なく犯されている。
ショーツは脱がされて、下半身はスカートだけ、上半身ははだけたワイシャツだけだ。
私の喉から吐息と声は漏れるけど、心が全く感じない。
…後ろからするなら、お尻でしてくれたほうが感じるのに。
でも、私の心はその想像にすら、動かない。
私の身体は事務的にサイトを受け入れているだけだ。
サイトの考える、へんたいなのってこの程度なの…?
私はそんなことを考えながら、体内で前後するサイトのモノの形を的確に認識していた。
…心が冷めてると、こんなにえっちってつまらないんだ…。
なんて思ってると。

「じゃ、シャルロット、本番いこうか?」

サイトが突然、そんなことを言って。

シャッ!

勢いよく、カーテンを開けた。
差し込む日差し。そして広がる中庭の風景。
そして眼下では。
水精霊騎士団の面々が、演習に励んでいた。
…だめ、見られちゃうっ…!
突然、私の中で羞恥心が燃え上がる。

「やだぁっ!」

そして、その羞恥心が声になる。

「何がイヤなのかな?」

言ってサイトは私の顎をつまんで…私の顔を覗き込む。
その顔はすごくイヤらしくて…私は…。
え?私……私……。

「だってっ……みられっ……やだぁっ……」

サイトの腰は止まらない。
そして無理やり私を窓ガラスに押し付けてくる。
やだ!見えちゃう!外から見えちゃう!
…………興奮……してる……!

「そっか。シャルロットは見られるの、恥ずかしいんだね」

言われて、私の中で………熱いものが………こみ上げてくる。

「やだっ……見られるのっ……ヤぁっ………」

私は必死に頭を振って、イヤイヤをする。
でも、サイトは……とんでもないことを、してきた。
149呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 22:01:48 ID:hyShXc99
それを見たサイトは……。
私の両膝を抱えると……。
嘘!嘘………………!

「じゃ、俺達が繋がってるとこ、しっかり見てもらわなきゃね」

私の身体を、そのまま……!
窓枠に、押し付けて……!
そして、腰を使い始めた……!

「イヤァっ、こんなのっ、やだぁっ!」
「の、わりにはっ、さっきよりっ、しめつけ、いいよねっ」
「やぁっ、だめぇっ、みられるっ、みられちゃぅぅっ!」

やぁっ、だめっ、こんなの、こんなのぉ!
サイトがっ、はげしっ、だめ、だめ!
私の体と意識が、激しく揺さぶられる。

「やぁっ!も、らめぇ、らめぇっ!」

そしいて私は、外に晒されたまま。
体を震わせ、達してしまったのだった……。
150呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 22:02:55 ID:hyShXc99
そして呪印はタバサのうなじに現れ、才人が容易く握りつぶしたのだった。
が。

「恥ずかしかったんだから」

涙目で、真っ赤な顔で、タバサは才人を下に組み敷いて怒っていた。

「ご、ごめん!でもさ、あの場合あーするしか」

とりあえず才人の言っている事は正論だというのは分かっている。でも。

「女の子にあんなことするなんて酷い」

言ってタバサは才人を責める。

「悪かったって言ってんじゃんか!それに、アレはシャルロットがそうしろって」

そこまで言った才人の唇を、タバサは無理やり自分の唇で塞いだ。
しばらく、タバサは無理やり才人の唇を舌で犯す。
責められる才人はされるがままだ。
やがて萎えていた才人のソレも、だんだん元気になり始める。
それに気付いたタバサは、才人の唇を開放する。
そして、言った。

「そう、サイトが悪い。
 だから」

そして、後ろ手に才人の元気になった一物を撫でて、言った。

「今日は、私のリクエストに全部応えてもらう」

そして柔らかく笑う。

「ちょ、おま、何回する気な」

才人の反論を右の人差し指で封じて、タバサは直立した才人を跨いだ。

「反論は却下」

そして才人を飲み込んで、続けた。

「まずは、このまま抱き上げて」

ぺたん、と上半身を密着させて、才人の頬に擦り寄る。

「いっぱいキスしながら……。
 して」

そんなタバサに才人の心の震えは全開になる。悲しい男の性だった。そして。
まだ夕日にもなっていない日差しを恨めしそうに眺めて、才人は覚悟を決めたのだった。〜FIN
151せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/08(日) 22:06:50 ID:hyShXc99
はーいおしまいディース。
ええもうお気づきの方は居ると思いますが。
今回の元ネタは例の話題ソフトDKMJでございます。
正直こっちと完全パロのアレとどっちにするか悩んだんだけどね!

『どきどき虚無神判』
普通のメイジのふりをしている虚無を捜し出すアドベンチャーゲーム。
虚無はどきどきすると虚無の証である紋章が浮かび上がるため、
虚無チェックモードでは相手の体をタッチしてどきどきさせる。
紋章が浮かび上がったら捕まえることができる。

とかな!(ぁ

あ、そうそう私明日からちょっと海外に逝くので5日ほど投下できませんので悪しからず。
ではではノシ
152名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:09:45 ID:d3DMWrqY
153名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:10:52 ID:EJIOX0Dj
仕事人乙
154名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:13:41 ID:2WCcx+W2
海外から見る2chってのも面白いもんなんだぜ!
いつもコテつけてるスレでフシアナしてみたりねwww
155名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 00:36:19 ID:6C1ZJLle
OPかっけー!!!!
156名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 00:51:19 ID:KbLt491T
OP良いな!
157名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:39:10 ID:oPLd+SgQ
アニメ最高だぁ!!


ルイズツンデレ泣き顔萌えェ!!アンリエッタ唇と胸萌えェ!!アニエスのツンツンと照れ顔萌えェ!!
そしてほんの一瞬だが、タバサ萌えェェェ!!!!!
そしてOP最高!!
さすがアニメ!ラノベよりずっと萌えさせてくれる!
ソコに痺れる憧れるゥゥゥゥゥ!!!!!!!




ハア疲れた・・・・でさ、まさかと思うが俺変態じゃないよな?
158名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:40:27 ID:wCa3zf5h
>>157
同士よ。

でもルイズのサイト依存度がヤバイw
159名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:45:30 ID:lSK/kPuq
原作と単純に比較しないで楽しめる分
一期より面白いかもしれない

とりあえずグッド
160名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:08:25 ID:ZrVkOPdf
やべぇ、おもろかったな!!

原作とは違うけど、基本を押さえたゼロだった!!



さて、味噌汁のつづ(ryゲフンゲフン

モグラ頑張ります……
161名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:35:18 ID:76l5QjLe
ところでオマエラ原作者のサイン入り原作があたったのだが
ドウ思う?
162名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:36:20 ID:lSK/kPuq
>>161
う、羨ましくなんかないんだからねっ!
163名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:49:15 ID:2vBANSK7
>>157
アンリエッタ様、以前にもまして麗しく ハァハァ
ゆかたんが「第一回はタバサの出番がない」って行ってたけど
そういうことだったのね w
ま、初回ってことで、全員顔見世かな
特にシエスタとアンリエッタ様はサービスってことで w

このスレみてて、ああいう牢獄でふたりきりのシーン見ると
「アンとお呼びくださいまし」って脳内で聴こえるんだけど…きっと幻聴だね
164名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:52:07 ID:lSK/kPuq
アン様がデレるのはこれからだし。
まだゾンビウェールズもトリステインの休日もやってないんだぞ。
165名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:58:39 ID:ZrVkOPdf
ゾンビウェールズ戦でまずは第1の燃えポイントか


座して待つぜ
166名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 04:50:53 ID:3eveqqKh
第1期の最後でクロムウェル捕まって指輪はタバサが取っちゃったのにゾンビウェールズやるか?
167名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 05:14:02 ID:OIQl2gGK
>166
第1話でクロムウェル殺したヤツの指になぜかアンドバリの指輪がついていた
168名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 05:22:48 ID:3eveqqKh
>>167
まだ二期見てないけどいきなり捏造か
それともタバサがガリアに献上したのか
169名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 05:41:19 ID:OIQl2gGK
>166 >168

オマエの疑問に答えてやったのに捏造扱いか
見てないくせにボケが
まだ始まっていない地域の人に配慮して書いたのだが第1話のネタバレ満載で書こうか?
170名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 05:44:07 ID:t/ay27tn
おいおい落ち着け文をよく読め、捏造したのはお前じゃなくて製作者側だ。
171名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 05:54:12 ID:3eveqqKh
>>169
別にしてもいいぞ。ネタバレとか気にせん主義やし録画終わってるし
文脈ぐらい読み取れるようになろうね僕ちゃん?
172名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 07:12:45 ID:gUSsQCzW
煽ってんじゃねーよボケ老人
173名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 09:48:44 ID:00jLUU9U
ここエロパロ板だよね。
174名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:03:23 ID:C9Mq1irj
第二期はじまったんだからギスギスしないでニヤニヤしようや?
175名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:26:15 ID:PCgfygOl
>174
断る。
一期も二期も見れてない俺にとっちゃ、バレだろうがなんだろうが、
まっっっっっっっっっっっっっっっっったく問題無し!!!!!!!

ここのSSだけが拠り所です
176名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:48:31 ID:aYhRDSL7
某所に2期の高画質版をアップしてくれた人は神!
ニコニコのは何故か見れんかったから助かったよ
177名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 12:21:25 ID:e3StkCjy
早速ニコニコ観てんぜ( ゚д゚)+
178名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 13:02:05 ID:wiBbvACt
もういい加減アニメ話題はアニメスレ行け。微妙に場も荒れてきたし
179名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 13:35:16 ID:ZrVkOPdf
18歳以上なら、普通この話題では荒れない
180名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 13:53:42 ID:t/ay27tn
上の人は勝手に勘違いして勝手に怒りだしただけですから
181名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 14:01:54 ID:+Qn5rq3K
アニメもオフィシャルなんだから別にいいんでない?って言いたいとこだけど
流れ込んできた新参さんが空気読まずに暴れだすのもちょっと心苦しいものが
182名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 14:13:53 ID:00jLUU9U
ここはエロパロ板ですぅ(´д`)
183名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 14:22:09 ID:DUFBHWTp
アニメの話も原作の話も、単品ではスレ違いになるだろ、このスレでは。
アニメの話や原作の話をエロパロ的な方向に膨らませていくというのならばともかく。
だから、>>155以降のアニメ関連の雑談はスレ違いと断定してもいい、と思う。
アニメだけの話がしたけりゃ、アニメのスレに行けばいいんだしな。
184名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 14:36:31 ID:OsOH7pXS
つまりこれからはアンリエッタ女王のエロSSが増えるって事だな!
ブラボー!
185名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 15:05:52 ID:e3StkCjy
アン様は境遇が境遇だけにSSも、随分偏った趣向or結の部分がムズいから半端な出来ってのが多いしな

ええ、ラブラブ和姦大好きですが何か!
186名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 15:47:52 ID:2vBANSK7
こう考えるんだ!
アニメそのものが、壮大なSSなのだと

そうすれば原作と微妙にズレた展開も容易に受け入れられる w
187名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 15:51:55 ID:3E2R30cK
アニメじゃないとなかなか表現できないものもあると思うんで、期待している
188名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 19:20:03 ID:YI9NNuip
銃士隊隊長と副隊長の百合SSに期待!!
189名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 19:38:56 ID:T9cfabLP
今日、アン様が日々の激務に耐えかねて
サイトとシエスタと共に濃厚3Pをするという電波を受信した
190名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 19:39:46 ID:iRdMqIE1
2期が始まって活気が戻るのは良い事だがあんまりしつこいアニメ話題はNGな
191名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 20:18:20 ID:e3StkCjy
ぶっちゃけた話、アニエスと副隊長のコンビで普通に百合書けそうだよな……つーか製作者側もそーいう二次創作方面意識してんじゃねーかってぐらいry
元々アニエスは百合専門だけんどな、今まで以上の秘密の百合園がだな
192名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 20:42:56 ID:YYOLC/3n
突然だけど・・・ジュリオの竜ってシルフィードと同じ韻流なのかなぁ?
193名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:42:46 ID:3vVgGLfL
シェイラギーニです。
194名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:01:43 ID:59Dzu5qS
>>189
よし!あとは筆をとるだけだ!
195名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:15:00 ID:G9yHHilm
>>189
その組み合わせは記憶に無いなあ
期待してるぜ!
196名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 04:56:41 ID:+M+a8kcJ
>>193
その名前をこの板で見ることになるとは,マジで思わなかった……
197名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 09:36:04 ID:quFU9omJ
12巻が8月25日発売だって
198名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 09:36:20 ID:O+gjVCJl
レスかなり進んでたから作品投下されるのかと思って来たのにorz
199名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 12:04:22 ID:vsfNfHwJ
アニメ初っ端から面白いアイテム出てきたな
あのパピヨンマスクを使って何か書けないものか・・・・・・
200名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 12:44:57 ID:Jx2zP2d3
パピ★ヨン
201名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 13:05:12 ID:jITwISoH
SMプレイ
202名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 13:23:45 ID:L8q/p+vf
臓物をブチ撒けろォー!的プレイ
203名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 13:38:10 ID:CEMl/prS
ルイズ「HAHAHAHAHA!」
204名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 14:36:16 ID:vsfNfHwJ
パピヨンを装備すると性格が反転するとかな
ルイズはしおらしく、シエスタは磊落、タバサはコギャル、キュルケは男の子苦手、テファはレディースの頭、
アン様は傲岸不遜、アニエスは妹属性……

やべえ想像以上に素晴らしいいんすぴれいしょんが
205名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 14:44:38 ID:H3j6tJ0k
>>204
あなたが神か?
206名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:08:18 ID:Yk0ChU6o
ねえ様は間違いなくアレで失敗したんだろうな
207名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:37:22 ID:vsfNfHwJ
インスピレーションの沸くままに
208パピ☆ヨン!:2007/07/10(火) 15:38:35 ID:vsfNfHwJ
 青空に太陽が燦々と笑っている時分。
「……なんだこりゃ」
 男、平賀才人は一人、部屋のど真ん中で胡坐をかいていた。
 床に置かれた肌触りのよい群青の包装紙には、ラ・ヴァリエールの家紋が刻まれており、その内包されていたモノは才人の手中に
収まっている。
「映画とかTVで見たことあんな、こーいうの」
 随分と珍しいものを目の当たりにして、あらゆる角度からそれを夢中で眺め回す才人。
 その右膝の上。
 そこに器用に乗せられた一枚の純白の便箋には、簡潔な一文が細く滑らかな文字で認められていた。
『追伸
 前に貴方が話していたものが偶然手に入ったので、ついでに同封しておきました。余計なお世話だったかしら?
                                                                ちい姉さまより』
 本当はもう一通別に、これまたラ・ヴァリエールの家紋の蝋で封がされた(随分分厚い)封筒があるのだが、さすがにそちらには手を着けず、
ルイズの机の上に置いておいた。
 このメモ(にしては手触りのいい紙だ……)は、咄嗟のはずみで包装紙の封が取れてしまい、その時に転がり出てきたものなのだ。
 今、才人が手に取っているものと一緒に。
「あれか、また舞踏会の予定でもあるのかもな。アイツ、その時にこれ着けてくつもりなのかも」
 くっく、と意地悪な笑みを浮かべる。
 なんたって才人の世界じゃ、こんなものを着けてダンスを踊る状況ってのは、文化祭の打ち上げのようなハイになってる場合か、
勝負に負けて罰ゲームを架せられたようなのっぴきならない事情がある場合くらいのもんだ。
 どう考えたってギャグだ。お笑いだ。爆笑だ。全身タイツで、超・人☆パピヨ○! とか叫んでる学友の姿が思い出される。
 その学友をルイズに挿げ替えてみた。
「ぶふっ! ぶぶっ!」 
 想像すればするほど面白くなってきて、噴き出すばかりだったのが、終いには腹を抱えて笑いだす。
「だーーっははははは! や、やっべ似合う! コレすげえ似合うぞあいつの金切り声に! ちち蝶☆似合う! なんちゃって!」
 落ち込めば底無しな彼は、調子に乗れば成層圏を突き抜ける性質なのだ。
 ひー、ひーと息を切らしながらもまだ笑い転げる彼は、デルフが何か言いかけ鯉口を切った(?)のに全く気がつかなかった。
 あんまりにも爆笑してるもんで、独り残されたデルフは拗ねちゃっていた。よって、別にどうなってもいいもんデルフ知らないもんふんだ、と
その見覚えのある、才人が握っているモノについて語ることを止めたのだった。
 一人部屋でごろごろ転がり回りながら爆笑する彼の手には、薄紫色に染まった、パピヨンマスクが収められていた。
209パピ☆ヨン!:2007/07/10(火) 15:39:21 ID:vsfNfHwJ
登場させるキャラ立ったら続き書きますえ
210名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 16:13:55 ID:L8q/p+vf
>>209
蝶サイコー!
211名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 17:44:20 ID:mWxMUTjM
そろそろ補完庫の更新をキボン
212名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 22:05:29 ID:ig8wwxIu
>>211
管理人唐突に消えたけど、生きてるのか?
213名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:19:11 ID:xE3orZyU
いつもは自分のSS投下と一緒に更新されるんだけど、今回は長いな。
忙しいだけならいいんだが。
214名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:19:20 ID:HNt5URbH
味噌汁まだか?
215名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 02:02:26 ID:PFLfzcc2
まさか管理人になんかあったんじゃ・・・

生第二期が仕事で見れなくてヘコんでるとか。


かわいいな管理人。
216名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 03:55:10 ID:hXJPBg4o
メドゥーサのメガネって発想の安易さがせんたいさんのエロマジックアイテム
シリーズを思い出した。

せんたいさん実はJ.C.Staffの社員だろwwwww
217名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 08:18:35 ID:A41uI28q
218名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 10:40:54 ID:X6iPS4RG
マルチうぜーよ
219名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:13:18 ID:wqK/EuQD
保守
220名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:29:07 ID:7qKSGapS
保守
221名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:12:28 ID:VgHkj+H3
保守
222名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:40:31 ID:M+jfubRt
そんな必死に保守するほど浮き沈み激しい板でも無かろうに。
223名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 07:25:13 ID:0KFolkQj
真の禿の称号をめぐって戦う富野とコルベール 
224名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 08:58:51 ID:hDssqFbN
イデ発動!



『ゼロの使い魔』 毛根全滅END
225名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 12:36:52 ID:G1OK/FdF
ここは誰かが新作を投下するまでせんたいさんの素性を予想するスレになりました
226名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 12:58:59 ID:YNHcEAJn
せんたいさんはノボルの裏人格
227名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 13:41:03 ID:dTd1m5bI
さてもうすぐ海の日だがハルケギニアって海水浴なんかあったっけ?
そもそも水着が無いか・・・。
228名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 13:59:20 ID:QkrWd34X
なければ作ればいい
229名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 14:56:30 ID:8GoHM+h4
>>224
カツ丼食ってる途中で見てブホッと吹いた
お…俺のカツ丼が…980円が(';ω;`)ブワッ
230名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 16:17:00 ID:R3DBlutV
>>228
キュルケは全裸で泳いでたっぽい
231名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:19:21 ID:mUAWrAtR
まず水着があるのかどうかが疑わしいな
232名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:31:28 ID:O7hkJGj5
wikiによると、19世紀のヨーロッパにはもうあったらしいな。挿絵が載ってる。
といっても、とても水着には見えないが
すこし前に話題になった眼鏡は、700年前に発明されたらしい
233名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:58:52 ID:ZWQkA9gU
wikiが大量に更新されている。
中の人お疲れ様です。
234名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 22:46:36 ID:HTQ8eAaV
19世紀の水着なんて、ドレスとほとんど見分けがつかなかったな。
腕は隠れているし、脚も長いスカートで覆われている。
そもそも、ルイズのブラウスとミニスカートがどう見ても20世紀レベルの品なので、今更だが。
19世紀以前であの機能的かつ繊細な構造と露出度はありえない。

ただ、19世紀の上流階級用の水着というのが、ルイズが寝る時に着ているネグリジェみたいな
フワフワとした品でな。>動いている映像が現存している
あれはあれでくるものがあった。
235名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:04:48 ID:OpM8Fj1s
サイトがスク水を「発明」すればいいじゃない。
セーラー服を「発明」したみたいに。
236名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:13:00 ID:vQIYawFP
ブラジャーの方が先だろ
237名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:13:50 ID:JEWGNWAX
アニメ版のキュルケの家の家宝のように
向こう側から流れてきた水着があるだろうさ
238名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:32:51 ID:mUAWrAtR
ぶっちゃければ異次元の世界の話なので、普通に水着が出てきても構わナイ
239名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:00:53 ID:/AXZvB3v
>>236
俺がサイトならブラジャーの発明を断固阻止する。
代わりにニプレスを普及させる。



もち、水着もニプレスよ。
240名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:02:37 ID:/AXZvB3v
ついでに言えば、魔法で乳首に吸い付くタイプが主流な。
恥ずかしい…でも、感じちゃう……ビクビク!!
241名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:16:21 ID:OY/sAKxf
クリムゾン宣伝乙
242名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:37:21 ID:3ISmXkm5
>>241
ポリフォニカ?
243名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:41:26 ID:v1o0K+dO
もまえらばかだなぁwww(褒め言葉)

魔法の水着:
基本はスク水タイプだが大事なところを3箇所だけ肌色に変え、
ほかをシースルーにする水着。
箇所は任意に指定可。

とかいうのを思いついたんだが?
244名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:48:30 ID:3ISmXkm5
とりあえず俺はスク水以外みとめない
245名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:50:30 ID:ENOBjqkE
キュルケ ビキニ
モンモン ワンピース
タバサ  スク水(ネームプレートは平仮名で、色は白でも可)
ルイズ  海賊ルック
アン、キュイ、シエスタは真っ裸
246名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:01:57 ID:v1o0K+dO
>アン、キュイ、シエスタは真っ裸
これは 意見いってもいいですかっ!
きゅいきゅいは判る。 むしろ正解っ(?
アン様は紐っ!
シエスタは葉っぱだっ

いや、脳内妄想すまぬ
247せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 03:14:35 ID:al9RE2S0
恥ずかしながら帰って参りましたァーッ!
ネット環境もない上にカードも使えないような未開の地に行っていたのでちょっとネットに飢えていました(ぁ

さて、今回の投下も途中で切れてますが(何)いきますよー。
ティファニア編のつづきでございますー
事前に
http://wikiwiki.jp/zero/?%A4%BB%A4%F3%A4%BF%A4%A4%A4%B5%A4%F3
のティファニア編を読んでおくと幸せになれます〜
248華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 03:15:54 ID:al9RE2S0
最近、タニアは朝が嫌いだ。特に皆と一緒に採る朝食の時間。
なるべくなら、朝は別に採りたい、とすら思うようになっていた。
その理由は。

「ねえサイト、どっちだと思う?」
「何が?」
「やだもう、分かってるくせに…」
「俺は女の子がいいな。テファそっくりの可愛い娘」

妊娠したのがわかってから、公然といちゃつくようになったこの二人である。

「やだサイトったら、冗談ばっかり」
「冗談でこんなこと言わないよ」

今朝のスープには砂糖でも入っているのだろうか?
タニアはスープを掻き込みながら、まるで砂糖をまぶした蜂蜜を舐めたかのような顔をした。
二人のアホ面を、特にデレまくる才人を見るにつけ、一時でもこんなの好きになったのは気の迷いだったんだ、とタニアは思っていた。

「ごちそうさまっ!」

空になった皿とスープ皿をまとめて、タニアは席を立つ。

「タニアねーちゃん早っ!」
「ちゃんとかまないとおいしくないよー」

ジムやサマンサ、その他子供達の非難を浴びながら、タニアは食堂を後にした。

「まったく…誰かあのバカップルなんとかしてくんないかしら…」

食事の後片付けを終えたタニアは、日課の兎狩りに出かけた。
狩猟用の、しっかりした造りの短弓を持ち、小さな矢の入った矢筒を腰のベルトに差す。
タニアは、村で唯一弓を扱える子供だった。
というよりも、おもちゃの弓で遊んでいるうちに、弓の扱いを覚えたのだが。
それでも彼女の腕は確かで、犬もいないのに三回に一度は必ず、猟果を挙げてくる。
この弓であのバカップルどもの脳天をブチ抜いてやろうと思った事もある。
でも仮にも育ての親である。そういうわけにもいかない。

「…ほんと…頭さえ沸いてなきゃいい人たちなのよねえ…」

言いながら村を出て、道沿いに兎の巣のたくさんある狩猟ポイントへ向かう。
しばらく道沿いに進むと。
奇妙な二人組みが道の向こうからやってきた。
大量の荷物を背負った黒髪のメイドと、フードを目深にかぶった桃色の長い髪の、背の低いおそらく女。
道に迷ったおのぼりさんかしら、とタニアが思っていると。
二人はこちらへ気付き、近寄ってくる。
…怪しい人だったら弓でなんとかしないとね。
軽く警戒しながら、タニアはその二人に手を振る。

「どうしました?道に迷いました?」

道に迷った旅人にかける台詞で、タニアは二人に話しかける。
二人はある人物を探しているのだと言い、そしてその人相をタニアに告げる。
タニアはその人物を知っていた。
そして気付く。
この二人は救世主だ。
この二人を村に連れて行けば。
きっと明日からは、おいしい朝ごはんが食べられる…!
そしてタニアは、二人をウエストウッドの村へ案内した。
249華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 03:18:29 ID:al9RE2S0
ウエストウッドの村には、季節外れの嵐が吹き荒れようとしていた。

村の入り口にやってきた余所者に気がついたのは、洗濯物を干しに出ていたティファニアだった。
才人は妊娠しているティファニアを気遣って、重い仕事は全て才人が請け負っていた。
今才人は、果物を採りに東の森に出かけていた。
ティファニアは外出用の大きな帽子をかぶり、二人に近づいていく。
ぱっと見、二人連れの、女の子の旅人のようだ。
それでも一応警戒しながら、ティファニアは二人に近づいていく。

「あの、この村には宿も何もありませんよ?」

ティファニアは二人から一定の距離を取り、いつでも叫べるように警戒する。
才人に言われて、知らない人間にはこうするようにしているのだ。
『もう自分だけの身体じゃないんだからな』…だって!だって!

「あの、どうかなさいましたか?」

二人のうち黒い髪のメイドが、赤くなって回りだしたティファニアを奇妙な生き物を見る目で見つめる。
…いけないいけない。
ティファニアは我に返り、二人に今一度尋ねる。

「この村に、何のご用件でしょう?」

その質問に、黒い髪のメイドが応えた。

「あなた、ご存知ないかしら」

言って、上着のポケットから一枚の羊皮紙を取り出す。
そこには、ある男の人相書きが認められていた。
それは、どこか間の抜けた冴えない、黒髪の少年。
それほど上手な絵ではなかったが、ティファニアにはその少年を知っていた。
そして、後ろに控えていた桃色の髪の少女が、それに続けた。

「この男の名前は、サイト。
 サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ。
 先のアルビオン大戦で、行方不明になった、トリステインの騎士よ」

そう、それはまさに才人だった。
ティファニアは思った。
この人達の目的がなんであれ…サイトを渡すわけにはいかない。
私の大切なひとを。
生涯の伴侶を。
…ヤダ私ったら何言ってるのかしらまだ式も挙げてないのに!

「あの、大丈夫ですか?」

再び赤くなってくるくる回りだしたティファニアを、黒髪のメイドの一言が再び止めたのだった。
250せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 03:20:35 ID:al9RE2S0
眠気が限界なので今日はこの辺で

あ、アニメ2期見ました。
なんか1期よりルイズが丸くなってましたね。
いろんな意味で。

…あれ?どっかで聞いた詠唱がくぁすぇdrftgyふじk
251名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 03:21:27 ID:UrD2lzbZ
むしろおまいら全員脳内妄想乙状態だぜ!
252名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 03:22:05 ID:lqgbnL3z
>>250
この寸止め殺人魔王!!!!!

wktkして寝れねえじゃねえか!
とっとと続きを投下しないと鞭で真っ赤になるまでお尻を叩き続ける!




シエスタの。
253名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 03:24:08 ID:UrD2lzbZ
あっぶねぶッちぎるとこだった

ティファニアかわいいよティファニア乙
254名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 08:22:41 ID:4XNyKIeA
朝からニヤニヤがとまらねぇ!!!
これで今日の激務も耐えられる気がする…GJ!!
255名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 08:27:53 ID:Hs14aold
味噌汁って作者誰で何て題だっけ?
保管庫で発見できん…
256名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 10:37:58 ID:HLinJh2O
匿名で無題みたい。
つ『16-139』

これ?
257名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 13:04:43 ID:BYOF27To
「味噌汁」の話題よくループしてるが一体ナニゴトだ? (´・ω・`)
258名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 13:54:37 ID:2Yz3hU5q
そんだけ続き待ってる人がいるってことじゃない?
なにもせんたいさんだけが職人って訳じゃないしな。
259255:2007/07/13(金) 21:54:20 ID:Hs14aold
>>256
dクス!!!
コルベールの手紙でも七万の大軍でも泣かなかったけど、
11巻のサイトの郷愁は泣いた……

やっぱそういうツボ押さえてるから皆続き読みたいんじゃない?
260名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 22:14:05 ID:6F81I0mI
>>259
自分と皆を言い換えてるような言い回しが気になるが
確かに続きをwktkせざるを得ない
261名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:05:12 ID:MVddUGrS
>>258
まぁ定期的に書いてくれてるのはせんたいさんくらいだけどな。
262せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:48:57 ID:al9RE2S0
第2期1話最終パートの照れアニエスに鬼萌えした俺がきましたよっと

さて>>248の続きいきまっす
263華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:49:51 ID:al9RE2S0
その時、才人は。
がっつり果物を採取して、村に帰ってきていた。

「ちょっと頑張りすぎたかな」

果物を満載した荷車を見ながら、才人は言う。
そのまま町で果物屋を開けそうな物量だ。
そんな才人に背中に背負われたデルフリンガーが突っ込んだ。

「やりすぎだぜ相棒?この辺の果物が全部無くなっちまうかと思ったぜ」
「俺もあと1年後にはパパだからな!気合い入れないとな!」
「人の話聞けよ…っつーか少しは自重しろこの種馬」
「二人目は年子がいいかな?それともちょっと離したほうがいいかなっ?」
「はいはいわろすわろす」
「あー、双子だったりしたらそんなの意味ないかぁ。あははははははははは」
「…うわマジ無視かいこいつ」

呆れたようにデルフリンガーがそう言い終わるのと、才人の牽く荷車がウエストウッドの村に着いたのが同時だった。

「ただいまー、今日もお父さんがんばっちゃったよぉ」

誰がお父さんやねん、と突っ込みたいデルフリンガーだったが、絶対無視されると確信していたので敢えて突っ込まずに居た。
そして、才人はニコニコ笑顔で荷車を倉庫前に運ぶ。
そしてそこで、運命が動き出す。

「…ずいぶん幸せそうねえ、犬」

風が吹いた。
その風は才人に声を掛けた、フードを目深にかぶって厚ぼったいマントに身を包んだ少女の、フードを吹き上げる。
それと同時に、少女の柔らかい桃色の波打つ髪が、柔らかく風に舞う。
才人は知っていた。
この声を。この桃色の髪を。この少女の名を。

「ルイズっ!?」

その声に応えるように。
少女の目がぎらり、と光る。
それは、獲物を見つけた肉食獣の目だった。
264華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:50:34 ID:al9RE2S0
才人はその視線と久しぶりに感じる戦慄に、完全に硬直してしまう。

「見つけたわよこのバカ犬!
 もー逃がさないわよっ!」

言ってルイズは両手をわきわきさせて才人に飛び掛ろうとする。
それを、背後から伸びてきた、白い手が止める。

「ルイズ。あなたがそんなことしちゃいけませんよ」

そして、ルイズの前に立ったのは。
黒髪の、メイド。

「し、シエスタっ!?」
「お久しぶりです、サイトさん」

にっこり笑って、シエスタは軽く首をかしげる。
その両手には、大きなバスケットが抱かれている。

「ちょ、シエスタ、私はコイツにっ」
「落ち着いてルイズ。身体に障るわ」

言ってシエスタは優しい笑顔で今にも才人に飛び掛ろうとするルイズをなだめる。
…まて、なんでシエスタがルイズを呼び捨てにしてんだ?
それに、あの二人あんなに仲良かったか?
才人がその疑問をぶつける前に、シエスタが話しはじめた。

「サイトさん…あなたがいなくなってから、いろいろあったんですよ」
「いろいろって…?」
「まず。トリステイン王家に、世継ぎが生まれました」

シエスタの言葉に、才人は驚く。

「え?姫さま、結婚したんだ…?」
「いいえ」
「え」

結婚してないのに、世継ぎってことは…?
可能性は一つ。しかしそれは、才人にとって否定するべきものであった。

「女王陛下は、結婚していません。でも、陛下は身篭っていたんです。
 陛下は、行方不明になった、ある人が残した種だと、言っていました」

才人の身体から、汗が吹き出る。
まさか。まさか。
265華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:51:17 ID:al9RE2S0
シエスタは、淡々と続ける。

「公式に相手が誰という発表もなく、相手のはっきりしない子供を生んだという事で女王陛下は糾弾されましたが…。
『愛した殿方の子を生むということが罪だというなら、その罪は私が負いましょう。
 しかし、その事を盾にわが国とこの子を貶めようと言うのなら、その相手を私は全力で滅ぼします』と。
 母の愛って偉大ですよね」

才人の脂汗は最高潮を迎えていた。
まずい。やばい。あの夜のアレが大当たりですかまさか!?
シエスタはにこにこと笑顔のままだ。しかしその笑顔は微動だにしない。
ルイズはその後ろで俯いているだけで何の言葉も発さないが、震える両の拳が彼女の気持ちを代弁していた。
三人の間に流れる緊張が最高潮に達そうとした瞬間。

びええええええええええええええ!

突然、空気を振るわせる咆哮が辺りに響いた。
それは甲高く、人の注意をそちらへと喚起し、そして保護欲を刺激する声だった。
分かり易く言うと、赤子の鳴き声。
それは。
シエスタの抱えた、大きなバスケットの中から響いていた。

「あー、はいはい、おなかすきまちたかー?」

シエスタはバスケットを一旦地面に置くと、中身を取り上げた。
そこから現れたのは。
黒髪の、小さな小さな赤ん坊。
赤ん坊はシエスタの腕の中で、泣いて自己主張を続ける。
ゑ。アレナニ。ましゃか。
才人の頭の中で、名探偵サイトがあの赤ん坊に関する推理を繰り広げていた。
あの赤ん坊は、そう、ここに来る途中でシエスタが拾って、面倒を見ている子供だ!
それが証拠に
シエスタは赤ん坊を揺らしながら、無遠慮に胸元をはだけた。
そして。

「ほーら、たっぷりのむんでちゅよー」

大きく張った乳首を、赤ん坊の口元に持っていく。
赤ん坊は小さな手でシエスタの乳房に掴まると。
乳首を口に含んで、んくんくと喉を鳴らし始めた。
シエスタの乳房からは、確実に母乳が出ていた。

「あ、あの、シエスタさん?」

才人は先ほどにも倍する脂汗をかきながら、シエスタに尋ねようとした。
266名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:52:34 ID:8LhnRhNi
支援
267華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:52:38 ID:al9RE2S0
才人が本文を口にする前に、シエスタは応えたのだった。

「あ、この子、ハヤトっていうんですよ。
 サイトさんの名前と、語感を合わせて名づけたんです。
 ほーらハヤト、この人が
 パ パ で ちゅ よー」

ま───────────────て────────────!
ちょっとまて───────────────────!
こっちも大当たり───────────────────ッ!?
シエスタがにこにこ笑顔で赤ん坊の顔を才人に向けるが、赤ん坊は完全に無視して一生懸命シエスタのおっぱいを飲んでいる。

「…この子生んでたから、ちょっと出発が遅れちゃって…えへ」

軽く赤くなって、シエスタはそう言う。
そんなシエスタを、ルイズが押しのけた。

「『えへ』じゃないわよシエスタ!
 アンタここに何しに来たのか忘れたわけ?」

ものすごい剣幕でシエスタに噛み付くルイズ。
そんなルイズを、シエスタが宥める。

「ちょっとルイズ。そんなに怒っちゃ…」
「これが怒らずにいられるわけないじゃないの!
 やっとこの節操なしに文句言ってやれるってのに!」

言ってルイズはびしっ!と才人を指差す。
…ん?
才人は異変に気付いた。
…ルイズ太ったな?
才人の受けた印象の通り、ルイズのシルエットは丸かった。特にお腹の辺りが。
才人の記憶しているルイズは、こんなにぽっこり膨らんだお腹をしていなかった。
…ッテチョットマテ。
268華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:53:39 ID:al9RE2S0
シエスタと口論を続けるルイズは、ついにばさぁっ!と身に纏っていた厚ぼったいマントを払いあげた。
その下は。
ルイズは見慣れたトリステイン魔法学院の制服ではなく、下腹部を圧迫しないよう縫製された、長いスカートの野暮ったいワンピースを着ていた。
その下腹部は、まるで妊婦のようにぽっこりと膨らんでいた。

「…何見てんのよ」

赤い顔で、ルイズは凝視する才人に文句を言う。

「あ、あああああああああのルイズ、そそそそそそそそそそそのお腹…」

才人の声は震え、うまく言葉にならない。
ルイズは赤くなって、ぷい!と顔を逸らす。
そして、言った。

「あ、あんたの子供に決まってんでしょ!
 安定期に入るまで動き回るなって、お医者さまが言うから…。
 って何説明させてんのよっ!」

怒るルイズにしかし、才人は完全に固まっていた。
あ、あの、ここまで大フィーバーってマジありえないんですけど…。

「こういうの『確変』って言うんだよな?すげえな相棒」

デルフリンガーの突っ込みにも、才人は応えられない。
そんな才人に、シエスタがルイズを抑えながら言った。

「ルイズは落ち着いて、ね?お腹の赤ちゃんに障るわ。
 あの、サイトさん。
 ルイズね、相手のいない赤ちゃん孕んだからって、勘当されちゃったんです」

言ってルイズを見る。
ルイズは、二人から視線を逸らしているので、表情が見えない。
しかし、ルイズはそのまま言った。

「そ、そうよ、アンタが悪いんだから!
 アンタのせいで私は貴族の身分まで捨てる事になったのよ!責任とんなさいよ!」

シエスタはそんなルイズの言葉を聴いてくすっと笑うと。
269華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:54:46 ID:al9RE2S0
「でもルイズったら、『絶対産みます!例え貴族の身分を捨てても、この子は私が信じたひとの子ですから!』って啖呵きって。
 すごかったんですよぉ」
「ちょ、シエスタ、何勝手にしゃべって」
「その剣幕があんまりすごいから、ルイズのお父上も折れて、勘当はするけど、トリステインで最高のお医者様を付けてくださって」
「し、し、し、し、シエスタあああああああああああああああ!」
「しかもー、そのお医者様が『ちゃんと産むまでは安静にな』って言ってたのにー、安定期に入ってガマンできなくなってー、『サイトを捜しに行く』ってー」
「ししししししししししししシエスタああああああああああああああああああああああああ!
 いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい言い加減なこと言うんじゃないわよおおおおおおおおおおお!」
「いい加減じゃないですぅー。全部事実ですぅー」

言い合いながらじゃれあう二人を、才人はじっと見つめる。
才人の中では、必死に現実を否定する才人が居た。
…あ、あの、なんですかこれわ。タチの悪い淫夢かなんかっすか。
そ、そうだ、きっとこれは夢だ。
目を覚ませば、俺はやわらかい藁の上で寝ているに違いない。
目を覚ませ俺。早く!早く早く早く早く早く早く早く早く!

「現実を見ようぜ相棒ー」

固まったまま動かない才人に、デルフリンガーがそう言う。
そして、もう一つの声が、才人の意識を完全に現実に引き戻す。

「サイト」

才人の背後からかけられたのは、鈴を転がすような、澄んだ声。
振り向くと、そこにいたのは。

「て、テファ」

俯いた、ティファニアがいた。
ま、まさかさっきの聞かれてた?

「あ、あの?」

ティファニアは、才人の声に顔を上げる。
その顔は、笑顔で満たされていた。
270華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:55:38 ID:al9RE2S0
「あの人たちね、サイトを捜しに来たんだって」
「そ、そうみたいだね」

脂汗とともに、才人は応える。
ティファニアは笑顔のままだ。

「サイト、知ってる人なの?」
「う、うん、とってもよくご存知です」

才人の脂汗が倍になる。
ティファニアの笑顔は変わらない。ように見える。

「でね、二人に聞いたんだけど」

キタ。
ティファニアはまだその美しい笑顔を崩さない。
しかしその美しい笑顔には、妙な迫力が篭っていた。

「な、なにをお聞きになったんでしょうか?」
「二人とも、サイトの子供がいるって」

ティファニアの笑顔は変わらない。
しかし、その質は完全に反転していた。
いつものティファニアの笑顔を陽とするなら。
今のティファニアの笑顔は、完全に陰と化していた。
よく見ると。
ティファニアは巨大なリュックを背負い、手には外出用の大きな帽子を持っている。
そして、首をこくん、と軽くかしげて、満面の笑顔で言った。

「この、
 超伝説級節操なし───────ッ!」

その声と同時に、振り上げた掌を、右から左へ振り抜いた。
すぱーん、と小気味いい音がして、才人の左頬にきれいな手形が残った。
そして、その衝撃で尻餅をついた才人に、ティファニアは言った。

「実家に、帰らせていただきますッ!」
「え、テファ実家って」

才人の疑問に、ティファニアはくるん!と振り向いて、背中で応えた。

「エルフの国!私、エルフの国に行きますっ!」

そして、すたすたと歩き出した。

「あ、待ってテファっ!」

追いすがろうとした才人だったが。

がし。

その肩を、二つの手が掴んだ。
シエスタと、ルイズの手だった。

「どこに行こうっていうのかしら?」
「まだお話は終わっていませんよ、サイトさん?」

そして、遠ざかるティファニアの背中を見ながら。
才人は、二人の肉食獣に完全に捕縛されたのだった。
271華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:56:59 ID:al9RE2S0
結局タニアの朝の不機嫌は解消されたのだが。

「で、どー責任とるのよこの節操なし」
「ルイズだめよ、子供たちもいるんだし、ね?」
「子供『たち』!そー『たち』って所よ問題は!
 タバサもなんか大きいお腹抱えて本国に帰ったし!
 アンタどんだけ種バラまいてんのよ!」
「ほ、ほら落ち着いて、ね?」
「オチついてられるかぁぁぁぁぁ!」

あれから毎朝毎朝、半分抜け殻と化した才人を、二人の女の子が庇ったり小突きあったりしている。
まあ、朝から甘ったるい会話を聞かされ続けるよりはいいのだが。

「いいぞー、やれやれー」
「きょうはどっちがかつとおもうー?」
「ルイズおねーちゃんー!」
「シエスタおねえちゃんに1ドニエ!」

…子供たちの教育には果てしなくよろしくない。

「はいはい人の喧嘩を肴にしなーい。
 ほら朝ごはん片付けてー」
「ちぇー」
「タニアおねえちゃんのけちんぼー」
「はいはいケチでもなんでも結構でございますよー」

言いながら呆れ顔で子供達をどやすタニア。
そんなタニアに、ジムが言った。

「タニアねーちゃん、なんかおばさんくさいぞー」

その言葉にタニアははっとなる。
そして天を仰いで、叫んだ。

「じょおだんじゃないわよっ!
 私はまだ十三なのよっ!?
 なんでこのトシで子守フラグ立てなきゃなんないわけっ!?」

しかし悲しいかな。
言いながら両手にはしっかりと食べ終わった器を重ねている。
既にタニアが子守で行き後れることは運命といえた。

「いーぃ度胸ねシエスタ!今日こそ決着をつけるべきかしら!」
「それはこっちの台詞です!どっちが本妻か、この機会にはっきりさせなきゃいけませんしねぇ!」
「いーぞー」
「やれやれー」

苦悩するタニアを他所に、すでに恒例となった天下分け目の痴話喧嘩が始まり。
ウエストウッドの村に、平和な日常がやってくる。
272華の嵐 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/13(金) 23:57:39 ID:al9RE2S0
「で、結局テファお姉ちゃんはエルフの国で子供生んだらしいの。
 あっちから定期的に届く手紙で知ったんだけどね。
 今?さあ、三年くらい前からかな、手紙こなくなっちゃって。
 ま、私も心配かけるようなトシじゃないしね。
 タニアお姉ちゃん?まだウエストウッドにいるみたいよ?
 私たちはこうしてあっちこっちで出稼ぎしてるけどさ、まだあっちには手のかかる子供がいるのよねー。
 そそ。その二人の子供。
 結局さ、サイトお兄ちゃんもどっちつかずだったんだけど、最終的にルイズさん選んだっぽいんだけどね?
 たぶん今も取り合いしてんじゃないかなー?
 ほんっと、いい題材よあの人たち。
 私の恋愛譚のネタの半分以上はあの人達題材にしてんの。
 あ、それそれ。今売り出し中の『王子様と異界の姫』。
 ま、元ネタわかっても知ってるの私と他の子たちくらいだから。いいじゃない。
 んじゃ、新刊もよろしくねっ♪」

〜吟遊詩人ヒースクリフの、人気作家エマ氏へのインタビュー記事より抜粋〜
273せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/14(土) 00:01:11 ID:KtfNDQuR
今回 エ ロ 抜 き ですが何か(ぇ
テファ編、ENDパートでございます。
終わったシリーズになに余計なもんつけてんだか…。
しかもエロ抜きだし…。

「いいなり!あいぶれー○ょん」でも見て勉強しなおしてきます(ぁ
ではではノシ
274名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 00:01:45 ID:vjqGH0BB
275名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 00:14:08 ID:uKWZ0pZA
せいたんさんGJ!
次回から正史ルートで桃りんご炸裂ッスね
276名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 00:31:53 ID:1nCXZKw3
>>227
今月のアニメディアでアン様のエロビキニ姿が披露されてますが何か?

せんたいさん、毎度お疲れさん!
277名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 01:35:01 ID:UsJ4UJJo
全く毎度毎度・・・やってくれるぜオマエさんはよお!
278名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 01:51:08 ID:5J+i6i29
そして庶民編に続く、と。
なるほど、だからフェルディナンドは離れて暮らしてるわけだ。
279名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 06:20:11 ID:u3TTT/iI
なんという種まき…間違いなくサイトの前世はタンポポ
もしくはコセンダングサだな
280名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 07:28:34 ID:XdjWE0za
せんたいさん超GJ!!ちょっとガンダールヴぶっ殺してくる。
え?勝てない?安心しろ。俺には【神の巨根】がある。これさえあればイチコロだ。(対男専用)


そして>>271のタバサという言葉に過剰反応した俺はダバサスキー
281名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 08:08:51 ID:qytnPQz7
>>280
そうか、ダバサと仲良くな
俺はタバサと仲良くするよ
282名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 09:11:36 ID:c0q+o49Z
>>276
zipデクレ
283名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:54:58 ID:rRRXhqd6
二期アニエスかわいすぎワラタ
284名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:16:05 ID:9guFGPhQ
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

両腕を縛られ下半身を裸にされた少年が床に転がっている。
その横で荒く息を吐く下着姿の少女。その手には乗馬用の鞭が握られている。

乱れたピンクの髪が整った横顔にかかったままの少女は、
止めを刺すように少年を踏みつけた。下着の裾から、少女の股間の割れ目が見え隠れする。

「うぐう」

少年はうめき声を上げ、わずかに身じろぎをするが、
かなり痛めつけられたのか、その反応は鈍い。
しかし、その反応に反して、
強く自己主張するように少年の股間の陰茎が勃起している。
それを見た少女は、目を吊り上げて再び鞭を振り上げる。

「ったく、何そんなもんおったててんのよ! この変態犬!」
「うぐっ、うぎゃっ!」

目を血走らせて、再び鞭を振るう少女の股間から太ももにかけて光るものが見える。
少女に詰られるたび、鞭を振るわれるたびに、少年の陰茎は硬く反り返っていく。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・…あんた、自分の立場分かってんの?」
「うう」
「あんたは私のモノなんだから、あたしの断りもなしに女の子と話をしちゃだめ!」
「ましてやそんなもの、あたし以外の女の子に対して、
 そんなものを大きくするなんて言語道断!」
285名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:18:31 ID:9guFGPhQ
そうなのだ。学院での授業が終わったルイズをお迎えしければならない立場のサイトは、
ご主人様を放ったらかしに、広場の泉の横で洗濯をするシエスタと楽しそうにおしゃべりしていたのだ。

あまつさえ、ごしごしと洗濯するたびに揺れるシエスタの胸の谷間に
視線を注ぎっぱなしな姿を見られてしまっては、ルイズがご立腹するのは当然のこと。

「うう、ごめんなさい。二度とご主人様以外には大きくしません」
「よーし。分かればいいのよ。それじゃ、謝罪としていつものようにご奉仕なさい」

ルイズはそういうと、仰向けのサイトの顔にまたがった。
そして催促するようにサイトの鼻先に性器を擦り付ける。
サイトは、舌を伸ばしてルイズの太ももを濡らしている愛液を丁寧に舐めとると、
ルイズの性器に舌を伸ばす。

「んっ」

その刺激に鼻にかかった吐息がルイズから漏れる。
目を閉じて、心地よさそうにサイトの愛撫にしばらく身を任せていたルイズは、
やがて満足したのかサイトに性器を舐めさせながら、サイトの陰茎に手を伸ばし、
その白くて小さく細い指を少年の陰茎に絡みつかせる。

その刺激にサイトの腰がびくっと動く。
その動きを見て口元に怪しい微笑みを浮かべたルイズは、
そのまま陰茎をゆっくりとしごき始めた。そして誰に聞かせるでもなく歌うように話す。

「ご主人様の私に仕えるのがあんたの義務なら、私はあんたの衣食住は守ってやんなきゃね。
 あんた、人間の三大欲求って知ってる?」
286名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:19:27 ID:9guFGPhQ
サイトはルイズの言葉が聞こえないのか、
ルイズの手の動きにあわせて腰を動かしながらも、熱心にルイズの股間を舐めている。

「食欲、睡眠欲、そして性欲よ」

ルイズは、サイトの陰茎をいとおしそうに見つめ。陰茎をしごくピッチを上げていく。

「あんたが私に仕える限り、私はあんたの欲望を満足させてあげる。
 さあ、思いっきり出しなさい。出したらぐっすり休んで、明日からもしっかり私に仕えるように」

サイトの腰の動きも次第に激しくなっていく。
ルイズも腰を小刻みに動かして、サイトの鼻先に性器をこすりつける。

「んっ、んっ、んっ!」

にっちゃ、にっちゃ、にっちゃ

しんと静まり返った魔法学院の寮の中、淫蕩な音が響く。

「んっ、んんっ! んんっ!」

やがてルイズが身体を硬直させるとともに、サイトが射精する。サイトの腰の動きにあわせて噴き出る精液は、
ルイズの細い指を汚していく。しかし、ルイズはそれを厭うこともせず、精液を搾り出すように、
サイトの射精が止まるまで、しっかりしごき続けたのだった。

すう、すう、すう

ルイズの横で吐息を立てるサイト。その無防備な横顔にルイズは指を伸ばす。

私があんたを一人ぼっちにしちゃったんだから。ずっと私が一緒にいてあげる。
決してあんたに寂しい思いはさせないわ。

双月の明かりが部屋の中を薄く照らす中、ルイズはそう強く誓うのだった。
287名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:23:10 ID:9guFGPhQ
鞭を振られて、股間を立たせるサイトが変態なら、
股間を濡らしながら鞭を振るうルイズも変態。

そして変態同士で仲良く暮らしましたとさ。

2期開始記念書き込み。
部屋の中でサイトに馬乗りになって鞭を振るうルイズの姿がエロかったっす。
288名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:31:14 ID:LqGqS5TZ
>>284
GJ!
漏れはむしろ原作から一変して初になってるアニエスに萌えたがなww
289名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:45:12 ID:4gPMxPHz BE:1195279889-2BP(263)
人否
290名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:52:18 ID:GlaQrVZE
人稲杉
芝氏松
291名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 06:59:16 ID:wpSu1+pH
せんたいさんの未来シリーズは楽しすぎるな。続編キボウ
292名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 14:09:21 ID:UFdNrlKV
続編なら既に保管庫に格納されておる
293名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 14:52:20 ID:Is34h5vN
アニメで気になるのはシエスタの態度。
完全に一歩引いているのに、そこからどうラブラブになるのかがわからん。
サイトもしくはシエスタが、相当アレな人になってしまうのではないだろうか。
原作ではシエスタに対する恩義とかもあって拒否できない気持ちもわかるんだが、
アニメのあの状態から原作に近づけるとなると、完全に言い訳不能な二股。
294名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:03:03 ID:UFdNrlKV

ヒロインが主人公に言い寄るのに理由がいるのか?
295名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 17:09:22 ID:a9jQxRCv
アニメは小説とか漫画と違って毎回脚本家が変わったりするので
キャラの態度とかが積み重ねられずリセットされてしまうことが多々ある…とマジレス
アニメのシエスタはオリジナルエピソードでお風呂に入ってるのに、
その後サイトの風呂に入った時は原作通り
初めてお湯を張る風呂に入ったみたいな反応だったり。

それで思い出したが、アニメのシエスタはモット伯から救う話があるので
原作以上にサイトにフラグ立ってるはずなのだが。
296名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:19:05 ID:wpSu1+pH
>>292
いや「きっとこんな未来」の更に続きが見たいんだけどあるの?

またアニメ話題かよ。はい、アニメスレへどーぞ。
297名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:38:04 ID:b6dy+WPl
せんたいさん達のおかげであんまり深刻になってないけど、ここも他スレと一緒だなー
298名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:08:41 ID:Nj5SEhOU
205氏や261氏のSS好きなんだが投下まだかなぁ。
299名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:26:22 ID:yLZvU4xK
純愛氏も再開待ってるぜ。
300名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:14:54 ID:XQKdjpb+
チクトンネを待ち続けまふ。
301名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 15:32:55 ID:dl4hTDdB
人少なく感じる…
302名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 15:36:33 ID:p/+hOaIp
ジョジョスレとかルイズに召喚されましたスレとかは賑わっているのにな
303名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 17:58:01 ID:oeF0Hh/W
SS関連以外の雑談に目くじら立てる住人が多いからな
素直に他スレ移るほうが吉
304名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 18:27:18 ID:yLZvU4xK
サイトとルイズがいちゃいちゃしてるのが好きな俺は・・・
305名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 19:11:53 ID:TCangzBg
甘甘な220氏…大抵これ位の時に来るんだよなぁ…
306名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 21:39:02 ID:XW8+NdTr
二期が始まる前の方が盛り上がってたんでないか?
職人さんカマン
307名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 22:24:56 ID:Ha4bC1fm
アニエスものカモン
308名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:16:56 ID:QvsAU6x0
一時間以内にレスが無ければアニエスは俺の嫁
309名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:18:51 ID:Sf3UFE3X
阻止
310せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/17(火) 01:05:48 ID:ohAsLefp
雑談してたほうが楽しいと思うオイラが来ましたよっと
アニメの話もしてていいんじゃないかなあ…。正直、雑談からアイデアもらう事も多いんで自分は雑談大歓迎だったり。
まあ俺自体SS以外だとゼロ魔以外の話ばっかしてるしネ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm516875とか(ぁ
あ、それと、「きっとこんな未来」の続きは完全にオリジナルになっちゃうのでここには上げません
もし書くとしても、保管庫になりますが…正直ゼロ魔のSSじゃなくなるので、保管庫に上げるのも筋違いだと自分は思ってます

まあそれはともかく、選択肢ものいきますよっと
311ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/17(火) 01:07:09 ID:ohAsLefp
朝目を覚ますと。
いつも横で寝ているはずの才人が居なかった。

「サイトぉ…?」

薄いシーツだけを纏い、ルイズは寝ぼけ眼を擦って起き上がる。
名を呼んでも応えない才人に、ルイズは周囲を見渡す。
しかし、周囲を見渡しても、人影すら見えない。見えるのは見慣れた部屋の家具だけ。
先に起きてどっか行ったのかしら、とか思いながら裸のままベッドを降りる。
のたのたとクローゼットまで歩き、新しい下着と、制服を出す。
そのままもたもたと着替え、生あくびをかみ殺しながら、もう一度部屋を見渡す。

「…私ほっといてどっか行くなんて…」

不機嫌にそう言いながら、すたすたともう一度ベッドの脇へ戻る。
ベッドの上にかかっているシーツは乱れ、各所に小さな染みが残っている。そしてベッドの下には、脱がされたルイズの下着が散乱していた。
昨夜の二人の行為の名残である。。
ルイズはそれを見て軽く赤くなった。彼女の脳内に、昨夜の行為がリアルに再生される。
昨夜は月が綺麗だった。才人はその月明かりの下で、優しくルイズを抱き締めて…。
ベッド端に座り込んで回想しながら呆けるルイズの視界に、ベッド脇の円卓が目に入る。
片付けられたその上には。見慣れない紙切れが置いてあった。
表面に、何か字が認められているのがわかった。
…サイトの手紙?でもサイト、こっちの字書けたかしら…?
疑問に思いながらその紙を手に取り、内容を読む。そして。

びりっ。

あまりに勢いよく引っ張ったので、紙が見事に真っ二つに裂けた。
そしてルイズは吼える。

「あんの抜け駆けメイドぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

紙にはこう書いてあった。

『今日はミス・ヴァリエールの日ですけど、サイトさんにちょっと用事があるのでもらっていきます。
 P.S.たぶん今週は帰りません♪』

ルイズはそのまま、部屋の外へと駆け出した。
312ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/17(火) 01:08:05 ID:ohAsLefp
廊下を猛ダッシュでルイズが駆けていると、タバサが前方で本を読みながら歩いているのが見えた。
ルイズがその横を駆け抜けようとすると、タバサが突然、杖を横に突き出してルイズを止めた。

「何するのよチビっこ!」

ルイズがそう怒鳴るのも当然と言えた。
しかしタバサh動じず、応える。

「…サイトに何かあった?」

とんでもない嗅覚である。
タバサはルイズが慌てているのを見て、才人に異変があったと直感したのであった。
そしてルイズは思い出す。
このチビっこは、便利な使い魔を持っていた事を。

「ちょっとアンタ!シルフィード貸しなさい!」

突然そう言ったルイズに、タバサは渋い顔をする。
しかし、ルイズはそのまま続けた。

「サイトがメイドにさらわれたのよ!」

間違いではない。
だが、正しくもない。
しかしタバサは、真剣な顔になり、口に指を当て、高く口笛を吹いた。
すると、廊下の窓の外に、青い大きな竜が羽ばたいて現れる。シルフィードであった。
タバサはすぐさま窓を開けると、シルフィードの背に飛び乗る。

「乗って。事情は上で聞く」

ルイズは、すぐにタバサの後を追った。

事情を聞いたタバサは、すぐにシルフィードに、才人の匂いを追わせた。
シルフィ竜なのね、犬じゃないのね、などとシルフィードは文句を言っていたが、タバサとルイズの迫力に、先住魔法を使って、才人の行方を追ってみた。
すると、才人はトリスタニアに向かった事が分かった。
二人は鬼の形相で、シルフィードにトリスタニアに向かうよう、命令した。
313ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/17(火) 01:09:28 ID:ohAsLefp
才人の気配は、ここに来ている、とシルフィードは言った。騒ぎになるといけないので、例によってシルフィードは上空で待機である。
そこは、『魅惑の妖精亭』。
シエスタの従姉妹、ジェシカの働く酒場。
まだ昼を少し過ぎた程度の今、酒場の扉は閉じられている。
しかし。
その前には、黒山の人だかりが出来ていた。

「な、なにこれ…?」

驚くルイズ。しかしタバサは動じた風もなく、その人ごみに近寄っていく。
そして、適当に人のよさそうな一人の男の裾を掴むと、後ろを振り向いたその男に尋ねた。

「どうしたの」

男は一瞬、なんでこんな娘がここに、という顔をしたが、タバサの杖とマントを見て彼女が貴族だと悟ると、応えた。

「今晩この『魅惑の妖精亭』で、女の子だけの格闘大会があるんでさあ。貴族の子女が見るようなものじゃありませんよ」

言って男は『整理券まだ配らないのかよ』とか言いながら人ごみに戻る。
タバサはルイズの下に戻ると、男から聞いた情報をルイズに伝える。

「なにそれ…?」

ルイズはその内容に眉をしかめたが、すぐに直感した。
ひょっとしてサイト、ソレに釣られてシエスタに着いてったんじゃあ…!
そしてルイズの中で、シエスタとタッグを組んで、巨乳の女の子たちと組んずほぐれつしている才人の姿が再生される。
ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、許せん!

「タバサ!裏口に回りこむわよ!」

ルイズはタバサの手をひっつかむと、『魅惑の妖精亭』の裏口に回りこむ。
そしてそこにいたのは。

「あら、ルイズちゃんじゃなぁい」

魅惑の妖精亭の主人にして、おネェ言葉で喋る濃い顔の中年、スカロンだった。
314ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/17(火) 01:10:02 ID:ohAsLefp
スカロンは、裏口の前に簡素な机と椅子を置いて、そこに座っている。
ぱっと見、何かの受付をしているように見える。
ルイズは、スカロンに単刀直入に尋ねた。

「…ここに、サイトが来てない?」

スカロンはあら、と驚いたあと、にっこり笑って応えた。

「来てるわよ。っていうか、彼今夜の賞品だから♪」

そのスカロンの台詞に反応したのは、タバサだった。
タバサは半眼ですごみながら、スカロンに尋ねる。

「…どういう意味」

スカロンはああら怖い、と口先だけで怖がってみせ、応えた。

「彼ね、何度かここに手伝いに来てて、結構ここの女の子に評判がいいのよ。
 だから、最終試合の賞品になってもらったってわけ」

最終試合?と顔を見合わせる二人に、スカロンは続ける。

「あ、試合ってのは今夜ここで開かれる、年に一度の『ドキッ!女だらけの格闘大会〜ポロリもあるでよ〜』のことよ。
 サイト君は、その最後の試合の賞品なわけ。
 あ、言っておくけど本人の了承は得てるわよ?」
「あんの、スキモノぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…!」

ルイズは物凄い形相で、裏口めがけてのしのしと歩いていく。
315名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:12:27 ID:fAomRXa3
支援って必要だっけ
316ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/17(火) 01:13:11 ID:ohAsLefp
「あ、賞品が欲しければちゃんとエントリーしてねー。
 二人一組で、参加料は一人1エキューになりまーす」

そして、手にした紙をひらひらと揺らす。
そこには、試合にエントリーした女の子の名前がずらりと書かれていた。
各試合の下に賞品名、その下に女の子の名前が続く。
そして、最終試合の才人の名前の下には。

『シエスタ ジェシカ』

の、二人の名前が。
その下に名前はなく、どうやらまだエントリーはないようだ。

「あ、ちなみに最終試合は2対2のみだから、早い者勝ちよん」

そして、ルイズは。
そして、タバサは。
懐から同時に1エキュー金貨を取り出すと、スカロンの掛ける机の上に、それを叩き付けた。

「やってやろうじゃないの…!」
「負けない」

意気込む二人に、スカロンはにこにこ笑顔で金貨を袋に仕舞った。

「まいどあり〜♪それじゃあ、参加用紙に名前を書いてね〜」

二人は無言で用紙に名前を書き込み。
そして二人はお互いに視線を交わすと。
がっしりと、腕を組んだ。
ここに。
史上最強の、貧乳タッグが成立したのである。
317せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/17(火) 01:16:08 ID:ohAsLefp
さて今回投票してもらうのは、

『試合結果』

です。
ルイズ─タバサ組が勝ったのか、シエスタ─ジェシカ組が勝ったのか。
どちらが勝ったのかを、投票してもらいます。先に10票集めた方のみで書きますので。
NGワードは他のタッグの勝利と、引き分け。
では、よーい、どん!
318名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:17:15 ID:fAomRXa3
ルイズタバサで
319名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:18:10 ID:Yzr4ZfQo
ジェシカの登場が珍しいので
「シエスタ─ジェシカ組」
320名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:18:11 ID:BpS6Ih2x
シエスタとジェシカで
321名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:19:27 ID:zdpfezSe
ジェシカの話を読んでみたいのでシエスタ─ジェシカ組
322名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:19:38 ID:fAomRXa3
お前ら・・・
323名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:19:53 ID:dfBmSSUW
両方とも書いてもらえると思うけどw
シエスタ・ジェシカでよろですー
324名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:20:56 ID:DXieClP4
しえ☆すた&ジェシカ
325名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:21:48 ID:8ykBPZ08
アン様アニエス組は無いのか…

シエスタジェシカに一票
326名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:23:59 ID:5IEKoGbF
シエスタ・ジェシカ組に3000点
327名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:24:04 ID:gdEmn//P
貧乳
328名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:34:52 ID:VhWah34q
ルイズ&タバサで
329名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:35:17 ID:crfCMT5M
ルイズ&タバサで
330名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:37:28 ID:z3csRF8s
シエスタ─ジェシカ組に一票
331名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:37:30 ID:e9k/xDVS
ルイズ&タバサでお願いします!
332名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:38:44 ID:NGywxAzT
貧乳チームで
333名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:47:11 ID:VE+IeNks
ルイズ&タバサで頼む
334名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:51:37 ID:3N71xVfC
ルイズとタバサで頼みます
335名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:51:57 ID:7y/6ckLu
俺はルイズが だ い す き だ
ってことでルイズタバサで。

もちろんせんたいさんの書くキャラはみんな好きだが
336名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:54:46 ID:EAZx4Mpi
シェスタ-ジェシカのおっぱい圧殺タッグで
337名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 01:55:55 ID:KpqaUnAW
シエスタおっぱいが読みたいです
シエスタ=ジェシカ組!
338名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:05:00 ID:AFirbF4D
ルイズタバサで!
339名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:23:34 ID:HmYZnpCw
シエスタ─ジェシカ組でお願いします
340名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:27:56 ID:hUHL4rX7
はらたいらさんに3000点!
341名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:31:23 ID:Nwi1E8qK
ルイズタバサ
342名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:37:17 ID:UtD6dEt1
せんたいさんのおあずけキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! www

スカロンさんが気になるのか、このスレではジェシカの動きがよくないので
ルイズタバサで
343名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:39:11 ID:A/7HuRix
ジェシカは無いわ、不快

なのでシエスタのみに賭ける!
344名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:42:37 ID:mgxnzCw4
ルイズタバサで
345名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:48:04 ID:WtU+eEcl
このスレ見てるとルイタバの追い上げが凄まじいぜ!





結局負けちまったんだがな・・・・
346名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 02:50:27 ID:WtU+eEcl
てか>>336-337で一気に逆転サヨナラwwww





タバサ長門チームで
347205:2007/07/17(火) 05:37:35 ID:KNuPLcW5
味噌汁の日の人気に便乗して似たようなSSを書く俺マジ最低の下衆。

 机に向かって本を手繰っているときに、後ろからため息が聞こえてきた。
 勉強を続ける振りをしながら、ルイズはこっそりと肩越しに背後を見やる。
 窓際に座った才人が、憂鬱そうな顔でぼんやりと夜空を眺めている。
「味噌汁、飲みてえなあ」
 かなりの小声だったが、意識を集中していたから何とか聞き取ることができた。
(なによ。あんた、最近そればっかりじゃない)
 そんなことを考えつつ、ルイズはまた本に目を戻す。
 が、そこに書かれている内容は、全く頭に入ってこなかった。
 記憶を取り戻してから、才人は今のようにぼんやりすることが多くなったように思う。
 故郷を思い出していることは、誰の目にも明らかだ。
 彼自身は、ルイズが見ている前ではあまり寂しがる素振りを見せない。
 だが、今のようにルイズが他のことに意識を向けていると、彼女の近くでもたまに故郷を偲ぶような表情を浮かべるのだった。
 つまり、寂しがっていること、帰りたがっていることを、あまりルイズに悟らせたくないらしい。
(気を遣ってるのよね、わたしに)
 そのことを考えると、ルイズの胸に痛みが走る。
 どう取り繕ったところで、才人がこの世界に召喚されて寂しい思いをしているのは、間違いなくルイズの責任なのだから。
(何とかしてあげたいけど、今のわたしじゃ、すぐに元の世界に帰してあげるのは無理だし)
 そんな風に悩んでいることを彼に悟られては、また気を遣わせることになる。
 そう考えて、ルイズは才人に知られないように、そっと密かに唇を噛む。
(何か、他にわたしがしてあげられることってないかしら)
 そのとき、ルイズの脳裏に先程の才人の呟きが蘇ってきた。
(ミソシル、か)
 この世界の基準ではかなり不思議な響きを持つその飲み物について、ルイズは何も知らない。
 だが、もしも今の才人を励ませる手段があるとすれば、間違いなくその「ミソシル」を飲ませてあげることなのだった。
(ミソシル、ね)
 もう一度肩越しに背後を見やると、才人の横顔には先程と変わらず、憂鬱そうな表情が浮かんでいた。
 彼の顔を盗み見ながら、ルイズは胸に決意の炎を燃やすのであった。

「わたしに聞いたって分かるはずないじゃありませんか」
 ひょっとしたら、と思って聞いてみたが、やっぱりダメだった。
 学院校舎の陰で呆れ顔のシエスタを見ながら、ルイズは小さく舌打ちをする。
「チッ、胸ばっかり大きくて使えない女ね」
「胸が小さい上に使えないどなたかよりはマシだと思いますけど」
 放った嫌味にすまし顔で反撃され、ルイズは頬をひくつかせる。
 二人はそのまま数秒ほどにらみ合ったが、やがてお互いに肩を落としてため息を吐いた。
「そっか。じゃ、あんたのひいおじいさまも『ミソシル』のことは口にしなかったのね」
「ええ、少なくともわたしが知る限りでは。まあ、知ってたとしても教えませんけど」
「なんですって」
 眉をひそめるルイズに、シエスタは分かりきったことを説明するような口調で言った。
「だって、今のサイトさんに『ミソシル』を作ってあげたら、間違いなく好感度大幅上昇じゃないですか。
 そうと知ってて、恋敵に『ミソシル』の情報を渡すほど、わたしは愚鈍じゃありませんよ」
「うー、確かにその通りね」
 逆に言えば、作り方さえ知っていればすぐにでも作ってあげているということだから、
シエスタが「ミソシル」の作り方を知っているのにわざと隠している、という可能性はないらしい。
「ってことは」
 ルイズが敵意を込めて睨むと、シエスタは自信ありげな笑みでその視線を受け止めた。
「そういうことです」
 お互い、理解は早い。
 つまり、これはどちらが早く「ミソシル」を作ることが出来るのか、という勝負でもある訳なのだった。
(負けられないわね、これは)
 ルイズとシエスタがまたもにらみ合いを始めたそのとき、二人の間に静かに割ってはいる声があった。
「そういうのは、やめたほうがいいと思う」
 その声は本当に唐突に聞こえてきたので、ルイズのみならずシエスタもぎょっとしてしまったようだ。
 だが、二人がほとんど反射的に声のした方向を見ると、そこには大きな木が一本あるばかり。
「でも、確かに声が」
「ミス・ヴァリエール、上です!」
 シエスタの声に応じて視線を上に移すと、木の枝の一本に腰掛けて、本を読んでいる少女が一人。

「タバサ」
 名前を呼ぶと、彼女は本を閉じて短く詠唱し、風魔法の力でゆっくりと地に降り立った。
 無表情のままゆっくりと歩み寄ってくる彼女を、ルイズとシエスタは困惑の表情で迎える。
「さっき言ったのは、どういう意味?」
 訊ねると、タバサは表情を変えないまま淡々とした口調で言った。
「そのままの意味。今回は、いがみあわない方がいいと思う」
「二人で仲良く頑張りなさいってこと?」
 ちょっとした皮肉で言ったつもりだったのだが、意外なことにタバサはあっさりと頷いた。
「簡単に言うと、そう。でも、正しくはない」
「どの部分が?」
「二人じゃなくて、三人」
 ルイズはぎょっとする。「それって」とシエスタが気持ちを代弁してくれた。
「つまり、ミス・タバサも今回の件に参加するということですか」
 タバサは小さく頷いた。
(やっぱり、この子もサイトに気があるのね)
 ガリアから救出して以降、才人に対する彼女の態度は明らかに変化した。
 なにせ、雰囲気が読めないとよく言われるルイズにもそうと知れるほど、あからさまな変化なのである。
 前にキスなどしていたときは「あなたに虚無魔法を使わせるため」などと誤魔化されてしまったが、
 やはりタバサも才人にそういった感情を抱いていたものらしい。
(胸の辺りや背格好はわたしと同じぐらいだから、そんなに強敵にはならないはずだけど)
 頭の中で素早く計算するルイズだったが、タバサはそんな彼女の内心を読んだかのように首を横に振った。
「勘ぐらないで。わたしは、あなたたちと同じようなことは考えていない」
「まあ、つまりわたしたちよりも深い愛情を持っていると仰るんですか」
「違う」
 タバサの返事はあくまでも淡々としたもので、こちらを見下したり、軽蔑したりするような調子は全くない。
 そのため、ルイズとシエスタも多少冷静になることができた。
 そんな二人の落ち着きを読み取ったのか、タバサはゆっくりとした口調で説明を再開した。
「この中で、料理を作るのが上手いのはあなた」
 と、シエスタを指差す。悔しいが、その辺りはルイズも認めるところである。
「でも、あなたには『ミソシル』についての情報を集める力がない。
 図書館の利用や教師への質問には、多少制限がつくだろうから」
「それは、確かにそうかもしれませんね」
 シエスタが納得したように頷く。タバサは次に、ルイズに向き直った。
「情報を集めるだけならわたしでも出来るかもしれないけど、多分本を見ても無駄だと思う」
「そうでしょうね」
 ルイズは肯定した。異世界の飲み物について、本に記載されていると考えるのは無理がある。
「そこで、あなたの出番」
「わたし?」
 聞き返すと、タバサはこくりと頷き、「ついてきて」と踵を返した。
 そうして小さな背中について歩いていくこと、およそ数分。辿りついたのは、見慣れた場所であった。
「コルベール先生の研究室じゃないの」
 火の塔のすぐそばにある、粗末で小さな建物である。
「ここに、何かあるんですか?」
 シエスタの疑問に、タバサは無言で頷き、扉をノックした。
「どなたかね」
「タバサ」
「ああ、ミス・タバサか。鍵は開いている。入ってくれたまえ」
 短いやり取りの後、タバサは扉を開き、研究室の中へ入っていく。ルイズとシエスタも、戸惑いながらそれに続いた。
(相変わらず汚いところね)
 内心遠慮のないことを思いながらも、ルイズは笑顔を浮かべてコルベールに挨拶した。
「ごきげん麗しゅう、ミスタ・コルベール」
「うむ。元気そうでなりよりだ、ミス・ヴァリエール。君もいろいろな問題に巻き込まれて、苦労するね。
 まあ立ち話もなんだ、座ってくれたまえ」
 コルベールの勧めに従って、タバサとルイズとシエスタはそれぞれ手近な椅子に腰掛ける。
 この狭い研究室の中に四人も集まるとさすがに狭く感じるが、そこは我慢するしかないだろう。
「さて、ミス・タバサから、多少なりとも話は聞いている。『ミソシル』について知りたいそうだね」
「何か、ご存知なんですか」
 タバサの用意周到さとコルベールの言葉に驚き、ルイズは腰を浮かしかける。
 が、そんな彼女を、コルベールは手の平でやんわりと制した。

「落ち着きたまえミス・ヴァリエール。わたしとてもわずかながら物は知っているつもりだが、
 さすがに異世界の飲み物ともなると完全に知識の外だよ」
「そうですか」
 肩を落とすルイズの前で、コルベールは「しかし」と不適な笑みを浮かべ、眼鏡を指で押し上げた。
「『ミソシル』について知る方法ならば、ないこともない」
「本当ですか」
 またも驚き、ルイズは椅子を蹴って立ち上がる。今度はコルベールも制止せず、重々しく頷いた。
「うむ。ミス・タバサより依頼を受けて依頼、この炎蛇のコルベールが寝る間も惜しんで
 数多の書物を読み漁った結果、驚くべき事実が明らかに」
 と、ここまで喋ったところでふとこちらを見て、コルベールは苦笑した。
「すまない、こんなことを話しても退屈なだけだな。
 わたしはどうも、こういうことになると不要なほど饒舌になってしまう性質のようだ。
 まあ簡単にまとめるとだね、つまり」
 それでも十分もったいぶった口調で、コルベールは言った。
「ミス・ヴァリエールの『虚無』の力を応用すれば、あるいは『ミソシル』について知ることができるかもしれんのだよ」
 コルベールの説明によると、異世界の存在についてはいくつかの書物に記されており、
 学院長のオスマン氏も以前異世界人に命を救われた経験を話してくれたそうである。
 そしてコルベールが古文書なども苦心して読み漁った結果、
 異世界と「虚無」には何らかの繋がりがあるらしいことが分かったのだ。
「まだ、はっきりとは言えんのだがね」
 そう断りつつも、コルベールは興奮の色を隠しきれない様子で言った。
「ひょっとしたら、虚無魔法には、異世界との行き来を自由にするようなものもあるのかもしれない」
「まさか」
 目を見開くルイズに、コルベールは自信に満ちた笑みを向ける。
「不思議なことではないだろう。そもそも、サイト君が召喚されたこと自体、
 君が虚無魔法の使い手であることと全くの無関係ではないだろうからね」
「それはそうですけど」
「とは言え」
 今度はどことなく残念そうに、ため息を吐く。
「今の段階では、おそらくそこまでは望むべくもないだろう。
 出来ることなら、君とてとっくにやっているだろうからね」
「はい」
 それは事実だったので、ルイズは口惜しく思いながら頷いた。
 コルベールは、そんなルイズを励ますように、またにっこりを笑う。
「だが、行き来までは行かなくとも、情報を得ることぐらいなら出来るかもしれない」
「どういうことですか」
 ルイズが怪訝に思って聞くと、コルベールは人差し指を立てた。
「君が現在扱える虚無魔法に、精密な幻を作り出せるものがあると聞いているが」
 イリュージョンのことだろう。ルイズが頷くと、コルベールもまた満足げな表情を浮かべて頷いた。
「よろしい。では、今から言うものを用意してきてくれたまえ」

 コルベールが用意してくれと言ったものは、サイトの髪の毛であった。
 別段髪の毛にこだわる必要はないが、体の一部で手に入れやすいものと言ったらこれだろう、と。
 この時間の才人は相変わらず騎士隊のたまり場にもなっているゼロ戦の格納庫にいたので、
 事情は明かさないまま「とにかく髪の毛一本よこしなさい」と言って迫った。すると、
「なんだよ、俺に呪いでもかけるつもりかよ」
 などと下らない冗談を言い出したので、「いいから黙ってよこしなさい」と
 数本も髪の毛を引き抜いて戻ってきたルイズである。
「取ってきました」
 研究室に戻ってみると、コルベールは何やら大仰な装置の中心に、占いに使う水晶球をはめ込んでいるところであった。
「おお、手にはいったかね」
「はい。それはなんですか」
 ルイズが聞くと、コルベールは脇に避けて、装置の全体がよく見えるようにしてくれた。
 と言っても、見たところで何がなんなのかルイズにはよく分からなかったのだが。
「この装置は、君の虚無魔法『イリュージョン』の映像をこの水晶玉に投影するためのものでね。
 ここの受け皿にサイト君の体の一部を置くことによって、彼が生まれた場所……
 つまり異世界とやらの場所を察知し、その映像を映し出すことが出来るのだよ」
 要するに、才人が生まれた場所の風景を見ることができるらしい。
「凄いじゃないですか」
 素直に賞賛すると、コルベールは誇らしげに眼鏡とハゲ頭を光らせた。
「うむ。我ながら凄いものを作ってしまったものだと思う。
 ともかく、これで『ミソシル』について知ることができるかもしれんという訳だ」
「そうですね」
 頷きつつも、ルイズは思う。
(こんな面倒なことしなくても、サイトに直接『ミソシルってどんなの?』って聞けばいいんじゃ)
 だが、その考えはすぐに頭の中から追い払われた。
(ダメダメ、そんなこと聞いたら、あいつまた故郷のことを思い出して悲しくなっちゃうかもしれないし、
 『別にいいよ、そんなに気ぃつかってくれなくても』なんて言い出しかねないし)
 何よりも、出来るならば秘密裏に『ミソシル』を作って、驚かせたい。
 恐らく、タバサとシエスタも同じ考えなのだろう。だから、二人とも何も言わずに事の推移を見守っているに違いない。
「それじゃ、やります。この水晶玉にイリュージョンを使えばいいんですね?」
「ああ、そうだ」
 コルベールの肯定を受けて、ルイズは水晶球の前に立つ。
 イリュージョンを詠唱して、体に渦巻く魔力を解き放つ。
 精神力が溜まっているかどうかという不安はあったものの、魔法は成功した。
 あるいは、「サイトの助けになりたい」という純粋な思いがあったからこそ成功したのかもしれないが。
 ともかく、装置の中央の水晶玉に、見慣れぬ鉄の町の風景が映し出されたのである。
「おお、これは」
「すごい」
「見たことのない景色」
 三者三様の驚き。普段無表情なタバサですらも息を呑んで、水晶玉を見つめている。
 だが、残念ながらルイズのほうには驚いている余裕などなかった。
(いつもよりも、消耗が激しいみたい。早く、『ミソシル』を探さないと)
 歯を食いしばって、ルイズは頭の中で「ミソシル、ミソシル」と念じる。
 すると、水晶玉の中の風景が切り替わって、どこかの家の中らしき風景が映し出された。
「これは、炊事場みたいですね」
 シエスタの言うとおり、そこはハルケギニアのそれとはかなり違った外観ながら、
 立ち上る湯気や切られた野菜などを見る限り、間違いなく炊事場のようであった。
 夕暮れの光が差し込む炊事場で、一人の黒髪の女性が、何やら鍋をかき回しているのだ。
「おお、見たまえ諸君、鉄の管から水が絶え間なく流れ落ちている。
 その上、あの上の部分を捻るだけで自由に止めたり出したりできるようだぞ」
「すごい魔法」
 三人が驚く声も、もはや遠くに思える。

(ミソシル、ミソシル)
 ただそれだけを念じ続けていると、映像が台所に立っていた一人の女性の背中に近づいた。
(ミソシル、ミソシル!)
 さらに、映像がその手元に近づく。
 女性の手に握られたお玉が、鍋に入った茶色っぽい色の液体をかき回しているのが見える。
「ひょっとして、これが」
「ミソシル……!」
 そこで、精神力が切れた。
 映像が途切れる寸前、ミソシルをかき回して女性の顔が水晶玉に映りこむ。
 黒髪で、少々きつめなその女性の顔には、優しく、だがどことなく寂しそうな笑みが浮かんでいる。
(この人、ひょっとして、サイトの)
 映像が途切れると同時に、ルイズの意識もまた途切れてしまった。

 それから数日後、ルイズとタバサとシエスタは、学院から遠く離れた山の中にいた。
 ここ数日というもの、「ミソシル」の材料を探して、授業そっちのけであちこちを駆け回っていたのである。
「……マンドラゴラの根っこ、サラマンダーの卵、オーク鬼の肉に、雲より高い山の山頂にしか生えない花……」
 自分達が採集したものを改めて見直しながら、ルイズはげっそりとした気分でため息を吐く。
「本当に、ミソシルっていうのはこんなものを材料にしてつくるスープなの?」
「ミスタ・コルベールが言ってたことだから、多分間違いない」
 薄汚れた顔のまま、タバサが頷く。
 出来る限り採集を急いでいたせいもあって、ルイズ、タバサ、シエスタ、三人とも薄汚れて実に見苦しい姿である。
「わたしたちの世界では手に入れにくいものでも、サイトの世界では簡単に手に入るものなのかもしれない」
「とてもそうは思えませんけど」
 今日の夕飯であるスープが入った鍋をかき混ぜながら、シエスタが疲れ果てた微笑を浮かべる。
「少なくとも、近い材料であることには間違いない、とコルベール先生は断言してた」
「これがねえ」
 断末魔を上げる人の顔にも似たマンドラゴラの根っこを手でつまみながら、ルイズは顔をしかめる。
 コルベールが作成したあの装置には、映った物の組成などを調べる機能もついていたらしい。
『ミソシルというのは、この世界にあるこういったものと近い材料で作られているものらしいぞ』
 自信満々にリストを手渡すコルベールの顔を、ルイズは実に胡散臭い気持ちで見つめたものである。
『本当にこんな無茶苦茶なもので料理が作れるんですか?』
『もちろんだ。わたしの装置を信用したまえ』
『……というか、映ったものの組成を知るっていう機能自体がなんか都合よすぎて信用できないっていうか』
『信用するのだよ、ミス・ヴァリエール』
 そうまで言い切られてしまっては、反論できないルイズなのである。
「とりあえず、これで材料は全部」
 採集したものをいれた袋の中を整理しながら、タバサが呟く。
「そう。じゃあ、これで『ミソシル』が作れるのね」
「わたし、張り切っちゃいますから! 絶対に『ミソシル』を完成させてみせます!」
 俄然張り切った様子で、シエスタが拳を固めて宣言する。
 実際、『ミソシル』を作るのは完全に彼女の仕事であり、ルイズやタバサには出る幕がないのだった。
(タバサ、か)
 ふと、ルイズはこれまで何も言わずに協力してくれた、この級友の横顔を見つめる。
 たとえ成りが薄汚れていようが疲れ果てていようがやることは変わりないようで、
 彼女は焚き火の炎の明りの中で、静かに読書を始めていた。
「ねえ、タバサ」
 気づくと、ルイズは声をかけていた。
「あんたって、サイトのこと、どう思ってるの?」
 ずっと聞きたくて聞けなかった問いが、今は自然と口から流れ出た。
 タバサは珍しく本を閉じると、真っ直ぐにこちらを見つめて、はっきりとした声音で言った。
「大切な人だと思ってる」
 これ以上ないほど、明白な答えである。
 いつものルイズならばタバサを恋敵と認めて脅威を感じたところかもしれないが、
 今はただ、「そっか」と力ない呟きを返すことしかできなかった。

「あの、ミス・ヴァリエール。なにかあったんですか」
 ルイズの返答を怪訝に思ったのか、シエスタが心配そうに声をかけてくる。
「この間、サイトが元いた世界、見たじゃない」
 シエスタの問いに答えながら、ルイズはあの日見た光景を思い出していた。
 夕暮れの光が差し込む炊事場。そこに立って、どこか寂しげな微笑を浮かべて鍋をかき回していた女性。
「あのときね、多分わたし、サイトのお母様を見たんだと思う」
「サイトさんの」
「母様」
 二人の言葉に、ルイズは小さく頷いた。
「優しいけど、なんだか寂しそうな表情で。多分、サイトのこと考えてたんじゃないかなって思うの」
 涙が浮かんできて、視界がぼやけた。
「どこの世界でも同じね。母親は子供のこと心配するものだし、
 急にいなくなったりしたら寂しくてたまらないに決まってるわ。
 それなのに、わたしはサイトのことを、何の前触れもなしにこっちの世界に連れてきてしまった。
 ひどい話よ。こんなひどい女のこと、サイトは責めないでいてくれるのに、わたしは何もしてあげられない」
 ミソシルを作るのはシエスタだし、その作り方を知るきっかけをつくったのはタバサだ。
 ルイズ自身イリュージョンの魔法を使いはしたものの、あれだってコルベールの装置がなければ何の意味もなかった。
「ミス・ヴァリエール」
 シエスタがそっとルイズの肩を抱く。
「それは違う」
 タバサも、いつものように静かな、しかし力強い口調で断言してくれた。
「今回のことは、わたしたちの誰か一人でも欠けていたらきっと成し遂げられなかった」
「そうかもしれないけど」
「わたしは、サイトのことを大切な人だと思ってる。だから、彼のために何かしてあげたい。
 今は、そのことだけ、考えていればいいと思う」
「そうですよ。ミス・ヴァリエールがそんな風に考えてるって知ったら、サイトさんまた気を使いますよ」
 二人の気持ちに、胸が少し温かくなる。ルイズは涙を拭って頷いた。
「そうね。これだけ苦労したんだもの、『ミソシル』、必ず完成させて、あいつに飲ませてやりましょう」
 ルイズの言葉に、シエスタとタバサが力強く頷いた。

 焚き火を囲んだ翌日に学院に帰還したルイズたちは、コルベールへの報告も
 教師達への言い訳も後回しにして、ひたすら『ミソシル』作りに没頭した。
 と言っても、作るのはシエスタな訳で、ルイズとタバサは横で固唾を呑んで見守るしかなかったのだが。
「ここでマンドラゴラの根っこをくわえて、サラマンダーの卵汁はここで」
 ぶつぶつと呟きながらシエスタが鍋に材料を加えていたそのとき、突如として鍋の中の液体が激しく沸騰し始めた。
「危ない」
 短く叫んだタバサが、即座に魔法を発動させてシエスタの体を引き戻す。
 ほとんど吹っ飛ばされたようなシエスタの体を、ルイズとタバサが二人がかりで受け止めたそのとき、
 鍋の中で沸騰していた液体が凄まじい音を立てて爆発を起こし、四方八方に飛び散った。
「また失敗、ですね」
 スカートの裾を払いながら立ち上がったシエスタが、ため息混じりに呟く。
 実際、先程からずっとこの調子なのである。
 シエスタが試行錯誤しながら今回採集してきた材料を様々な調理法で鍋に加えていくのだが、
 何故か必ず途中で爆発してしまうのである。
「なんか、料理をしているんだか魔法薬作りの実験をしているんだか分からなくなってきたわ」
「わたしも」
 ルイズの呟きに、隣のタバサが頷く。シエスタが再び鍋を元に戻し、笑顔で振り返った。
「大丈夫です、ミスタ・コルベールも材料は間違っていないと断言してくださったんですから」
「でも、少しは休まないと、あんたの体力が」
「ミス・ヴァリエール」
 心配するルイズの声を、シエスタは遮った。
 彼女の薄汚れた顔には、清清しい笑みが浮かんでいた。
「あなたとミス・タバサは、わたしたちの愛しい人のためにずいぶんと無理をなさいましたね。
 わたしはあなたたちと違って貴族じゃありませんけど、その尊い心は、少しは理解できるつもりです。
 心配しないでください。わたしは、必ずやり遂げてみせます。
 そう、この『ミソシル』は、貴族の誇りと平民の意地、そしてなによりわたしたちの愛情がたっぷりと詰まっているんです。
 わたし一人、多少大変だからと言って途中で投げ出す訳にはいきません」
 決意を秘めた口調でそう断言したあと、シエスタは再び鍋に向き直る。
 その背中から、凄まじいまでの熱気が立ち上っている。ルイズとタバサは同時に唾を飲み込んだ。

「何て料理なの……『ミソシル』というのが、ここまで恐ろしいものだとは思っていなかったわ」
「だからこそ、サイトもあれだけ執着したんだと思う」
「そうよね。そうでなくちゃ、あんなに飲みたがることに説明がつかないもんね……!」
「爆発の危険を冒してでも、子供に毎朝おいしいものを食べてもらいたいと思う心……!」
『まさに、母の愛がつまった、おふくろの味……!』
 命を賭けて料理に挑むメイドの少女の背中を、二人の少女は互いの手と手を握り合って見つめ続けた。

 そんなこんなで、ついに「ミソシル」は完成した。
「で、できました……!」
 黄昏の光の中、シエスタの体がふらりと傾ぐ。
 慌てて駆け寄ったルイズに助け起こされながら、シエスタは薄汚れた顔に穏やかな笑みを浮かべた。
「やった、やりましたよミス・ヴァリエール……! わたしたちは、ついに『ミソシル』を作り上げたんです……!」
「ええ、ええ、分かってるわシエスタ。これは、わたしたちの埃と友情と愛情の結晶よ……!
 あなたは、わたしたちの誇りだわ」
「えへへ……そんな風に言っていただけるなんて、わたし、とっても嬉しいです……」
 シエスタの微笑みは、どこかあの日見た才人の母の笑顔を思わせる優しさに満ちている。 
 ルイズは涙を拭って、今や親友となったメイドの少女に微笑を返した。
「バカね、まだそんな風に喜ぶのは早いわよ。さ、わたしたちが成し遂げたものを、ちゃんと見届けなくちゃ」
 言いながら、ルイズはシエスタに肩を貸して立ち上がった。
 タバサはすでに鍋のそばに立って、口元を手で覆い隠したまま険しい表情で鍋の中の「ミソシル」を見下ろしているところであった。
「これが、『ミソシル』……!」
 ごくりと唾を飲み込む彼女の視線の先には、どろりと渦を巻く薄い茶色の液体がある。
「確かに、あのとき見たのと寸分違わぬ色合いだわ……」
「これで、完成したと見て間違いなさそうですね……」
 だが、三人の顔には喜びではなく苦悶があった。
 その理由は、問わなくても分かる。タバサもシエスタも、ルイズと全く同じ事を考えていただろうから。
 すなわち、
『くせぇ……!』
 である。ほとんどこの世のものとは思えないレベルであった。
 そもそも材料からして想像がつきそうなものだが。
「あの、これ、本当に『ミソシル』なのよね?」
「今となっては、少し自信が持てなくなってきました」
「いや、異世界の料理だから、いい臭い悪い臭いの基準もこの世界とは違うのかもしれない」
「そうかもしれないけど。これ、味の方はどうなのかしら……」
 三人は互いに視線を交し合った。
「わたしは調理担当だったので、味見は他の方にお任せしますね。どうぞミス・ヴァリエール」
 まずシエスタが引きつった笑顔で言った。
「ううん、ここは発案者の名誉を重んじてタバサに任せるべきよね」
 次にルイズが愛想笑いを浮かべてタバサに丸投げした。
「いや、料理は味見して初めて完成するものだから、シエスタに」
 珍しく、タバサの頬を汗が一筋流れ落ちる。
 三人はけん制しあったまま硬直し、その状態はいつまでも続くかと思われた、が。
「お姉様お姉様、お腹すいたのね」
 と、能天気な声が突如として割り込んだ。
 見ると、彼女らが調理していた広場の隅に、巨大な竜が現れていた。
「シルフィード」
「うん、シルフィなのね。お姉様、お腹空いたのね、なんか食べさせてほしいのね、きゅいきゅい」
「なんともないの?」
「なにが?」
 言葉を喋る風竜(正確には違うが)シルフィードは無邪気に首を傾げる。
 どうやらここ数日探索に付き合わされたせいで少し体調を崩しているらしく、鼻がきかない状態らしかった。
「じゃあ、これ。一舐めだけ」
 タバサはいつもの無表情で鍋を指差し、とんでもないことをさらりと命令した。
(なんて女……!)
 おそらく恋敵となるであろう女のあまりの冷酷ぶりに震え上がるルイズの前で、
 シルフィードは「ぶーっ」と可愛らしい抗議の声を上げた。

「一舐めって何なのねー。お姉様のけちんぼー」
「いらないなら、いい」
「いるいる、いるのね舐めるのねー」
 言うが早いか、シルフィードは長い舌を突き出して鍋の中に突っ込んだ。そして、
「GYUOAAAAAAAAAA!!」
 という、普段の可愛らしい声からは想像もつかない恐ろげな絶叫を上げた挙句、
 地面の上を十数秒ものた打ち回った後、だらりと舌を出したまま白目を剥いてぴくぴくと痙攣し始めた。
「……」
「……」
「……」
 三者、無言。
 あまりのことにしばらく誰も何も言えなかったが、
「あの、ミス・ヴァリエール」
 と、シエスタがおそるおそる言い出した。
「なに、シエスタ」
「ひょっとしたらと思っていたんですけど」
 ゴクリ、とシエスタが唾を飲む。
「わたしたちは、何かとんでもない思い違いを」
「味覚の違い」
 突然、タバサが遮った。
「異世界だから、いい味悪い味の基準も、わたしたちの常識とは大きく異なっているものと考えられる」
「いや、それはあまりにも無理矢理」
「考えられる」
 断言である。
(案外強引だなこの女)
 内心戦々恐々としつつも、ルイズはついに、決意した。
「とりあえず、これ、サイトのところに持っていきましょう」

 何か、恐ろしいものが来る。
 突然嫌な気配を感じて、才人はベッドの上で跳ね起きた。
 ここ数日ほどルイズたちが何やら飛び回っているので、夕方は専らベッドの上で寝転がっている才人である。
「どうしたね、相棒」
「いや」
 訊ねかけてくるデルフリンガーにも、ろくな答えを返せない。
 とにかく、何か自分の身に想像も絶するような恐ろしい出来事が降りかかろうとしている。
 いくつもの修羅場を乗り越えてきた才人だからこそ、分かる感覚であった。
(だが、なんだ……? というか、どうする? 逃げるか?)
 しかし、逃げるのもよくないという予感があった。
 要するに、どんな危険がやってこようとも、ここでどっしりと構えて受け止めなければならないということである。
(クソッ、なんだってこんな……!)
 だが、文句を言っても仕方がないのだった。
 才人は全身から嫌な汗が噴出すのを感じながら、その場でじっと「何か」が来るのを待ち構えた。
 まずやってきたのは、鼻をつくような凄まじい悪臭である。
 次にやってきたのは、三人分の足音。そして、扉が開け放たれた。
「サイト!」
「サイトさん……!」
「サイト」
 既知の少女たち三人が、何やら極限まで思いつめた表情で、巨大な鍋を運んできた。
 先程から周囲一帯に漂っている凄まじい悪臭の元は、どうやらあの鍋の中身らしい。

(おいおいお前ら、まさかそれを俺に)
 才人は自分の顔が引きつるのを感じる。だが、彼が何かを言うより先に、
 少女たちは鍋を床に降ろして、一人用の器に鍋の中の茶色い液体を注ぎ込むと、
「さあ」
「サイトさん」
「『ミソシル』、飲んで……!」
 と、その器を才人に向けて突き出してきた。
(『ミソシル』、だと……!?)
 才人はごくりと唾を飲み込みながら、自分の記憶を反芻する。
 彼の記憶が確かならば、味噌汁というのは決してこんな凄まじい悪臭を発する食べ物ではなかったはずである。
(確かに色は味噌汁っぽいが……こんなこの世のものとは思えない臭いを発する物体を、俺に飲めと……!?)
 絶対嫌だ! と叫びたいところではあったが、才人はそれよりも先に気づいた。
 少女たちが、全身泥だらけでひどく汚れていることに。
(……ひょっとして、お前ら、これを俺に食べさせるために……)
 その瞬間、才人は全ての事情を奇跡的な正確さで把握した。
 それ故に、断るための言い訳が全て頭の中から吹き飛んでしまった。
(……へっ。ここで断れる奴は、男じゃねえぜ……!)
 内心で格好つけながら、才人は無理矢理笑顔を浮かべて少女達が突き出す器を受け取った。
「おお、すごいなお前ら、味噌汁作ってくれたのか。ありがたくいただくぜ」
 少女達の顔がぱっと輝く。その表情を見て、ますます後へと引けなくなった。
(大丈夫。ひょっとしたら、臭いだけで味はまともかもしれねえし……!)
 そんな一縷の望みを賭けて、才人は震える手で器を口元に近づける。
 そして、目を閉じて一気に器の中身を口の中に流し込んだ。
(うっ!)
 そして、目を見開く。
(なんだこりゃ!?)
 おそろしく、まずい。
(泥水……いや、そんな生易しいもんじゃねえ……! 東京湾のヘドロをじっくりコトコト一週間ほど煮込んだ後、
 蛆虫やらゴキブリやら肥溜めの糞やら、とにかくありとあらゆる汚いものを突っ込んでさらに一週間ほど煮込んだような)
 もちろんそんなものを飲んだ経験はなかったが、とにかくそのぐらいひどい味だということである。
 そんな致命的な液体を口に含んだ状態のまま、才人は煩悶する。
(バカな、こんなものを俺の体内にいれろと言うんですか。君達は悪魔ですか、魔王ですか)
 そんなことを考えつつ、力を振り絞って少女達を見やる。
 皆、一様に真剣な表情で、こちらの反応を固唾を呑んで見守っている。
(だ、ダメだ! この状況で吐き出したりした日には、俺は史上最低の男になっちまう!)
 才人は覚悟を決めた。
(飲め、飲み込め、俺! 大丈夫、死にはしない……とは言い切れんが。
 いや、むしろ死んでも飲め! それでこそ男ってもんだろ、平賀才人!)
 才人は口の中の、液体と呼ぶのもおこがましい液体を、無理矢理嚥下した。
 致命的で壊滅的な液体が、じっくりと才人の体に浸透していく。
(うおお……! 俺の、俺の体が悲鳴を上げている! 何故こんなもん飲ませやがったんだと脳に抗議を送ってくる!)
 だがしかし、絶対に吐き出す訳にはいかないのだった。
 せめてものお詫び、という訳ではないが、才人は目から涙を流すことだけを許した。
「さ、サイト……!」
「サイトさん……!」
「泣いてるの……?」
「……お、おう……!」
 声と同時に例の液体が口から出そうになるのを、必死で堪える。
「あ、ありがとうよぅ、お前るぁ……お、俺ぇ、感動しぶぇ……な、なびだがどばんねえずぇ……」
 少女たちの顔に、弾けんばかりの笑顔が浮かんだ。

「やった、やったわよ、あんたたち!」
「一時はどうなることかと思いましたけど……!」
「わたしたちは、『ミソシル』を、サイトに届けることができた……!」
 抱き合って喜ぶ少女達を眺めていると、才人の混濁した意識に喜びが広がった。
(よ、よかった……一生懸命にやってくれたこいつらを、傷つけずにすんで)
 と、そこまで考えたとき、
「じゃ、サイト」
「お代わりまだまだありますから」
「遠慮なく、飲んで」
 少女達は、三者三様の器にあの液体を注いで、笑顔でサイトに突き出してきた。
(マジッスかぁぁぁぁぁ!?)
 心の中で悲鳴を上げる才人に対して、三人は溢れんばかりの笑顔のまま、さらなる刑の増加を告げる。
「材料はたっぷり取ってきたから」
「向こう三ヶ月ほどは持ちますよ、きっと」
「これからは毎日作ってあげる」
 地獄の日々の始まりであった。

 ……ハルケギニアを代表する英雄の中に、サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガという名がある。
 とあるメイジに使い魔として召喚されたという冗談じみた出自を持つこの男は、
 その他にも冗談じみた伝説をいくつも残している。
 曰く、七万の大軍を単騎で止めた、だとか。
 曰く、城よりも巨大なゴーレムを一人で叩ききっただとか。
 曰く、当時最強とされていたエルフと、互角に渡り合ったとか。
 だが、何よりも驚くべきは、彼が捕虜になった回数と、そうなった後の生還率である。
 なんと、彼はその生涯を通して百回以上も敵の虜囚となり、そのたびに様々な拷問を受けつつも、
 一度もその精神を損なうことなく生還しているのである。
 後に、「あなたはどんな拷問にも屈しないと誉れ高いが、その力の秘密は一体何なのか」と問われた際、
 「それはまあ、何というか……愛の力、というところでしょうかね」
 と、彼は苦笑混じりに答えたという。

 なお、英雄サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガには三人の訓練者が常に付き従っており、
 彼は彼女らが毎朝出す毒液によって己の体を鍛えていたという逸話も残っているが……
 やはり、その真偽は定かではないのである。

 <了>
358名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 05:50:45 ID:gY7V5Dga
朝早くからGJ!
しかしタバサよ
同じもの食って美味しいとか言ってるんだから、味覚が違うというのは無いんじゃないか?w
359205:2007/07/17(火) 05:51:05 ID:KNuPLcW5
きっと味噌汁の人もこんな話が書きたかったにちげぇねぇ!
そうだろ、皆!?
360名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 07:14:52 ID:7+BnXNSj
間違いねぇ。こいつぁ味噌汁だ
361名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 07:54:43 ID:R0mThoqR
探せば大豆もありそうな気がするのにwww
362名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 11:45:47 ID:Y+/to4TW
205さんきてる!

良かった、色々と安心しつつ。
GJ!

また来てくれると信じてる。
363名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 11:58:23 ID:DOB36d7R
>「……マンドラゴラの根っこ、サラマンダーの卵、オーク鬼の肉に、雲より高い山の山頂にしか生えない花……」
>「少なくとも、近い材料であることには間違いない、とコルベール先生は断言してた」

コルベールの見間違えた、元々の食材はなんだろう?
364名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 12:00:52 ID:IcCLBros
はあ……最近205さんのSS来てなくてさびしいなあ…
って思った矢先に来ててチョーウレシー。
味噌汁ってこんなに危ない料理だったんだね!
365名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 12:44:10 ID:lOMeBz1V
>>347
ああ、最低だな
だが嫌いじゃないぜ、こういうの

>>363
最初から、ごぼう、鶏卵、豚肉、柚子の皮かな
最後が難しいな
でもこれだと豚汁になってしまうな
366名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 13:04:39 ID:DXieClP4
ミソシルの事より百回虜囚って、どんだけ〜w
367名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 13:45:37 ID:xgytgfDo
205氏来てた――――――――!!
久しぶりに漢なサイトを見たぜ。GJ!!
368名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 16:08:15 ID:IrSsBn1u
アニエス×サイトまだー?
369名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 17:57:51 ID:noOUnkhE
私の心の傷は癒えていない。むしろ自分でその傷を深くし、その痛みで体を奮い立たせている。
炎が私の始まりだ。今の私の始まりは炎だった。私から全てを奪い去った炎、そしてそこから這い上がる為に、自ら灯した炎。
灯火なら人を温めるかも知れない。しかし業火は周りを焼き尽くすしか能が無いのだ。だから私は姫様の、今は陛下の忠実な下僕となり、弾丸となり、あの方に近づく者を焼き払う。
それはいつの間にか私の復讐と混同され、偽りの非情によって仇に、敵に必要以上の攻撃を加えていた。
私は、人らしい心を捨てていた。あどけなかった少女の私は、何もかもに胸を時めかせていた私は、もう居ない。

「それはあなたが悪いんじゃないと思いますよ?」
「…例えそうだとしても…もう前の私は…」

今日は何故か、目の前の者にそんな事を話してしまった。サイト。この男は確実に優しさを持って言葉を返すだろう。そう確信して、私は話した。
少しだけ私の中に甘えがあったのだ。ほんの少しだけ触れて、引く。それだけの筈だったのに、触れた瞬間、心が痛んだ。

もしかしたら本当に…前の自分が残っているかも知れない。

そんな甘い想いが膨らんでしまった。
「アニエスさん…」
「貴様からは…」
「はい?」
「貴様からは私がどんな風に見えるんだ?サイト」
「それは…ええっと。凄いなとか。いや、剣も銃も使えるなんて、やっぱり凄いですよ」
「そらみろ。やっぱりそういう風にしか見えて無いじゃないか…」
「…」
私の為に本気で憂えてくれる男がいる。それだけで十分だ。そろそろ話しを切り、平時の私に戻らなければならない。それこそが、他人に弱点を見せない事が強い証と思っていた。

変わったのは、この瞬間に。

「…サイト?」
「…!」

他人の腕に抱かれた。自分では無い者がこの体を抱く。内では業火を灯していながら、温もりが貰えずに冷え切っていた体を。
370名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 17:59:04 ID:noOUnkhE
「な…?」
拒め無かった。信頼する者の腕がこれほどに温かいものとは知らなかった。困惑の中に一瞬の拒否も生じさせず、徐々に満ちる温もりと、彼の声に耳を傾けた。

「本当は…辛そうにしか見えなかった」
「お前に…何がわかる」
「わからないですよ。あなたの事なんか」
「無礼な奴だ…上官に向かってこんな事をする…」

思わず笑みが零れてしまう。いや、零れたのは笑みだけでは無い。目から流れ出る雫もだ。

「すごく可愛いです。涙なんて絶対見せてくれなかったし」
「当たり前だ。上官だぞ?…お前は優しいのだな…」
「まだそんな口振りなんですね…」
本当に、囁くような一声が私の強さを完全に打ち砕いた。


「人は甘える事だって必要だと思います。俺を信用するんなら…そんな言葉も要らないんですよ」


それから私は…少女になった。甘い腕の温もりに身を任せた。

「なあ…本当に…本当甘えていいのか?」
「はい」
「一晩中でも私を抱きしめてくれるのか?」
「望むところです」
「キ、キスだって望むかも知れないんだ。それに私は大人だから…そういう事をしたいとか…」
「言わなくても良いですよ。気づくように努力します」
「き、気付くんだぞ?気付かなかったら…」
「その分、沢山返します…」
「…うん…じゃあ」




…いくら何でも甘かったかな…こんなのアニエスじゃ…
|≡サッ
371名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:01:35 ID:rgFD8yBv
RT入ってるー!!!?????

こっ こんな生殺しっっっ(褒め言葉
372名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:10:57 ID:KpqaUnAW
アニエスがかわいすぎる責任を取れ!!

続きを熱烈に希望。
373名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:54:01 ID:7h7PYOUs
な、なんという生ゴロシィィィーーーーーーーーーーーッ!!
374名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:57:43 ID:DXieClP4
エロ無くても良いから続き描けや〜w
375名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:00:45 ID:DXieClP4
>>374
書けや、コラ〜w
376名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:17:23 ID:YSqofZWd
>>370
敵前逃亡は銃殺だぞ?
さあ、続きを
377名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:32:13 ID:s59miV+e
>>370
続きを書いてくれ〜 このままじゃおかしくなりそうだぁ
378名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:42:26 ID:noOUnkhE
脱字がありました。罪滅ぼしです(ry
379名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:43:40 ID:noOUnkhE
「今は…こうさせてくれ…」
温もりが満ちて行く。私が打ちのめした筈の者の胸は、私より弱いと思っていた者の胸は温かく、緩やかに私の炎を治めていく。
誰にも話さなかった悲しみが滲み出て、私は幼稚な思いをいつの間にか告げていた。
聞いてもらいたかった。

「死ぬのは本当に怖かった…私を知る者が居なくなるのも怖かった…一人ぼっちになりそうで…」
「俺だってそんなの…嫌です」
「だろう…私だって本当は誰かに守って貰いたいんだ。今みたいに抱かれて、優しくされたかったんだ…」
「…」

私の体が宙に浮かんだ。膝の下と背中にサイトの腕が回る。
「軽いですね」
「鎧は着けている。軽いわけが…」
「女の子だから軽いですよ?」
「…ふっ。バカめ…」
「知ってますか?これをお姫様抱っこって…」
「わ、私だってそれ位知っている!…だがこのザマでは…姫様に…申し訳…が…」

本当は…思いのほか心地良い。この様な態勢は幼き頃の父上が…それもおぼろげな記憶でしかない。甘い物が、今度は眠気がやってくる。虜にされる様に私の意識は彼へと向けられた。
「…早速頼んで良いか?」
「はい」
「私の唇に…お前の唇を重ねてくれ…好きなだけ味わってくれて良い…」
「…」
「まだ自分では穢れていないと思っている乙女の唇だ。貴様にくれてやる」
「またいつもみたいになってますよ?」
「それはすまないな…では…」


「キス…して…」

そうだ。この男は卑劣にも少女の私を引きだそうとする。


拒める訳が無い。
380名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:47:32 ID:noOUnkhE
「ん…」
「ん…ちゅっ…」
これが恋人達の営み。その中でも始まりに過ぎないのに…私の胸はこれ以上無いほどに暴れていた。いや、ときめくと言うことがこういう事なのかも知れない。
恥ずかしくなって私は目を閉じていた。しかし唇に触れる感覚で赤面し、見えない筈なのに相手が、サイトが目の前に居る気がして、体を固くした。
柔らかな感触は忘れられず、私は何度も…

「まだ…して…」

告げていた。
今目覚めようとしている少女の私と、成熟して大人の機能を持った体。私は堪えるつもりでいた。今これ以上無いほどに高ぶっていても、一度の接触で全てを捧げても良いのかと。
それに反す様に私は求めた。
唇だけならば純粋な愛の証、それ以上求めては乙女を捨てる事になる。
それが高潔だと思っていたのに。

徐々に私とサイトの好奇心でキスは深くなる。私がサイトの中に入ろうとすると、サイトはそれを通し、私が待ち構えるとサイトは進んで来た。私は愛おしむ様に、彼から感じられる物を飲み込んだ。

流石に私の体が支えられなくなったのか、サイトは私をベッドの上に置いた。背にあるのは柔らかな布の膨らみ。
サイトは身を乗り出し、私の要求に応え続けた。
そして。

最も禁忌としていた筈の、私の口が動く。

「サイト…」
「アニエス…さん」

今ここでお互いの名前を呼ぶこと。それは何よりも深い意味だ。


「私を…愛しているか…?私に対する責任とは…私を愛する事だ」
「はい」
胸の鼓動以上に反応する乙女の体。刀傷や火傷はあっても、穢れていない身体。

「私もだ…だからお前に…全てを捧げたい」
「…俺で良いんですね?」



これ以上何も言えない。だから私は…私は…


「優しく…頼む…これ以上無いほど…優しく…」

そう言って、メイルの留め金を外した。


済まない。エロは…自信が無い…此処までレス貰えるなんて思わず…orz
381名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:10:42 ID:OsrofafP
いいよ!いいよ!
382名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:13:40 ID:IrSsBn1u
実はエロまでいってほしいのは内緒だ
383名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:20:48 ID:DXieClP4
甘ぁ〜〜〜〜〜い!
前言撤回エロエロなのを1つw
384名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:29:20 ID:s59miV+e
エロは書けないだと?
訂正するなら今のうちだぜ?
385名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:45:14 ID:syRwhHZI
エロを書くのって疲れるよな
ちゃんとエロくなってるかとか、似たようなシチュになってないかとか結構気になる
386名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:10:45 ID:on3RaLCb
なんてーか、風通しが良くなってるな。
流石だ。

また一時期の職人のラッシュに期待しつつ GJ!!
387名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:42:28 ID:CFKakvSR
388チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:00:44 ID:dK2++Nt2
前回投下の四月から散々お待たせしてしまい申し訳ない。

http://wikiwiki.jp/zero/?11-361
「チクトンネ街の女王」
の続きの投下、行きます。

あ、前もって警告。以前からこのお話は「鬼畜」だと言っておりましたが
いろいろあってアンリエッタ女王が可愛すぎるためらぶらぶもーどに路線変更します。

軟弱者と罵ってくださっても結構です。でも、アンリエッタ可愛すぎるんですものしょうがない。
389チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:01:20 ID:dK2++Nt2
 アンリエッタはセーラー服を捲り上げられ、あらわにされたノーブラの胸を背後からいいように弄ばれている。
 その小男は、変装している女王陛下の体に見合わない巨きな胸をもみゅもにゅと揉みまくる。
 荒れた掌の中で好き放題に変形させられているアンリエッタの乳房の中には、不安と恐怖と、
そして形容しがたい熱い感覚が生まれている。

 そして、目の前の太っちょの男は濁ったような目で、ミニスカートの下に入れた掌で
女の子の秘裂をくちゅりと弄りながら、キスしようと迫ってくる。

 そのおぞましい掌たちの動きに、この細身ながらもグラマーな美少女の体はきゅん、と反応してしまう。
 真っ白い肌はいやらしい手たちに蹂躙されながらも快美感をかきたてられている。
 汗に塗れた白雪の肌を這い回る掌たちの動きは気持ちが悪い。
 でも、アンリエッタはその気持ち悪さのなかに黒いやましい疼きを感じてしまう。
 恐怖と、後ろ暗い絶望感。そしてまぎれもない転落の快感がアンリエッタの心を覆っていた。
 色街の汚い薄暗がりで、半裸に剥かれて身動きができない。
 ふっくらとした白い乳房を露出させられたまま、それを好きなように男どもの手で弄ばれ。
 ミニスカートの下で太ももを、尻肉をこねくり回されている。
 そして今、乙女の唇すら奪われようとしている。
 もっと恐ろしいのはそのことではない。
 そんなことをされている自分の姿を想像した瞬間に、アンリエッタは興奮してしまっていたのだ。
 襲われ、身動きができないままに強姦されてしまう。
 自分の意志に反して、体を蹂躙され、いやらしいことをされてしまう。
 その妄想は、アンリエッタの体の芯を熱くさせ、どろどろに溶かしていってしまった。
 ふとももに熱い女の子の発情の印を垂らしながら、アンリエッタは首をくなくなと振ることしかできない。

――いや……キス、されてしまいます……

 キスだけでは止まらないだろう。アンリエッタはそのあとの自分に訪れる境遇を予想してしまった。

――唇を吸い取られて。
――体中に舌を這わされて。
――サイトさん以外に許したことの無い女の子の部分を、蹂躙されてしまいます。

 この男たちに好きなようにされてしまう、という想像はアンリエッタの脊髄を甘く痺れさせていた。
 恐怖。泣きたくなるくらいの恐怖。そして、まぎれもない興奮の昂ぶり。
 アンリエッタは真っ赤に染めた頬に瞳から玉のような涙をこぼしていた。

――襲われて……奪われてしまいます……サイトさん以外の人に――

 貧血寸前のアンの視界が暗くなる。
 アンリエッタの怯えきった表情も、二人のケダモノには興奮をそそるスパイスでしかない。
 太っちょの口の臭い息がアンリエッタの美貌に吹きかけられる。
 昂ぶった荒々しい呼吸は信じられないほど臭く、アンリエッタをさらに怯えさせる。

 後ろの小男が、アンリエッタの乳首を指の間で押しつぶす。
「――ぁぁっ」
 思わず小さく叫んでしまうアンリエッタ。
 電流のような刺激が、乳肉の中心から生じてアンリエッタの全身を貫いた。
 その激しい痛みは、女王の若々しい肉体を一瞬麻痺させる。
 そしてその痛みが引いた後に全身に残るのは、痺れるような快感だった。
 アンリエッタはミニスカートの中で、必死に何かをこらえるようにふとももをこすり合わせる。
 陰部から垂れた愛液をすべすべのふとももに塗り広げるような太っちょの手の動きに抗おうとしているのだが、
それは男の劣情を誘う尻振りにしかなっていない。
 余裕たっぷりの太った男は、アンリエッタのぬるぬるのふとももの間から手を引き抜くと、
手を廻して尻肉を鷲づかみにする。
390チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:01:48 ID:dK2++Nt2
 余裕たっぷりの太った男は、アンリエッタのぬるぬるのふとももの間から手を引き抜くと、
手を廻して尻肉を鷲づかみにする。

 男の手指で尻たぶが歪められ、アンリエッタはお尻の穴に冷たい空気を感じてしまう。
 真っ赤な顔の女王陛下に、男は言った。
「おめえ、ケツ振って誘わなくたって、ちゃあんとヤってやるからよ、心配すんなって」
 身体の後ろから、小男の声がする。
「そうそう。こんだけエロい身体してんだから、オメエも相当の好きモノなんだろ?
腰が抜けるまでやってやるよ。その後にはもっとイーとこに連れてってやるからよ」

 イヒヒヒヒ、という下卑た笑いの中にアンリエッタは何かを予感してしまう。

 アンリエッタはアニエスから聞いたことがある。
 曰く、チクトンネ街には人さらいが出る、と。
 逃亡奴隷や街娘をかどわかし、地下室の檻の中で調教している、と。
 捕まった奴隷はいやらしいメス奴隷としての調教を加えられ、肉玩具として出荷される、と。
 世間を知らない娘などは簡単に言葉巧みに誘拐され、暗い檻の中で幾晩も弄ばれ、
淫猥な肉孔奴隷に改造されてしまう、と。
 何度も衛兵隊の捜査の手は入ってはいるものの、全てを取り締まることはできていない、
とアニエスは言っていた。

 アンリエッタはそこに自分の未来の姿を見てしまっていた。
 全裸で、ケダモノのように四つんばいにされ。
 首輪をつけさせられ、男性のいきり立った肉槍を何時間も舐めさせられ続ける。
 全身を白濁液に塗れさせたまま、永遠の思えるほどの時間、後ろから犬のように犯され続ける――

 アンリエッタの妄想はこのお姫さまの陰部をさらにじっとりと熱く塗らしていく。
 腰がふらふらと泳ぎ、後ろから抱きとめられた腕に体重を預けてしまう。

 抱きとめた小男の掌がぎゅむっ、とアンリエッタの豊満な胸肉を握り締める。
 その握られた乳の内側から、熱くて甘い蜜がこの女王の全身に広がっていく。
 ノーパンのミニスカートの下では、すっかり充血しきった女陰がとろとろに蕩けた
愛液をこぼしていた。
 紺色のミニスカートを黒く染めながら、絶望と興奮に塗れたアンリエッタはこの男たちに必死に哀願する。

「お、お助けください……そ、それだけは……」
「お、おめえ結構可愛い声してんじゃねえか」

 アンリエッタの声を聞いた太っちょはそう言うと、無理矢理女王陛下の形のよいあごを上向きにさせた。
 その美貌を好色な目でジロジロと見つめている太っちょ。
「見れば見るほど、コイツは上物だぜ」

 後ろの小男が、アンリエッタの乳房の先端を摘むと、固くしこったその乳首を指の間で押しつぶしながら
転がす。
 乳肉の中に生じては広がる快楽の電流。それはこの美少女の全身を刺激と白い快感に包んでいく。
 連続的に加えられる刺激に、アンリエッタはミニスカートの腰をびくり、と跳ねさせてしまう。
 すっかり充血して男を受け入れる用意ができてしまっている陰部が、ミニスカートに張り付き
その布地を裏側から黒く染めていってしまう。

 ぬらぬらとした太った男の唇がアンリエッタの顔に迫り、そして――

――ダメです。アンは、穢されて、穢されてしまいますっ!サイトさん!サイトさん!!

 太った男の臭い吐息を唇に受けながら、絶望と興奮の極みに達したアンリエッタは、
淫裂をひくつかせながら軽い絶頂へとのぼりつめていく。身体に力が入らない。どこまでも落下していくような
喪失感にアンリエッタはまぎれもない転落の恍惚を感じていた。
391チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:02:12 ID:dK2++Nt2





「ちょっと待ったあっ!」

 突然、太っちょの目の前が鉄の色に変わる。
 唇を奪おうとしていた太っちょとアンリエッタの唇の間ををさえぎるように一本の剣が
かざされていた。

「オッサン、悪ぃな。コイツは今日はオレが先約なんだ」
 アンリエッタにとって誰より頼もしい声がする。
 そこには才人が太っちょの眼前に剣をかざしてアンリエッタの唇の貞操を守っていた。

「なんだてめえ! いきなり横からしゃしゃり出てきて――」
 後ろから豊満なアンリエッタの胸肉を撫でて揉んでいたぶっていた小男が激昂して叫ぶ。


 ひゅん、という風音がするのと同時に鋭い光が一閃する。
 チン、という鞘に剣が収まる音がすると、二人の男は下半身が涼しくなったのを感じた。

 才人の剣が二人の男のベルトを断ち切っていたのだった。
 ベルトだけを。

「……諦めの悪ぃヤツは女にもてねえぜ?」

 サイトはアンリエッタの身体を二人からもぎ取るように奪って脇に抱える。
 その腕の力強さに、アンリエッタはミニスカートの内側をもっと熱くさせてしまう。
 抱きかかえられる腕から伝わる体温が、アンリエッタの全身を浄化するみたいに
甘く愛しい熱を発生させていく。

 恋人であり奴隷でもあるアンリエッタ女王陛下を横に抱きながら才人は
銀貨を数枚、男たちの足元に放った。

「そいつで他の女でも買えばいいさ。でも、この子は今日は俺のなんだ」

 その剣を軽々と扱う仕草に、さすがに興奮した男たちも不利をさとったのか、
怒りを込めた目で睨みながら、不承不承といった感じで片手でズボンの腰を押さえながら
その銀貨を拾い上げ無言のまま立ち去っていく。


「ふう…」
 才人は荒事にならずにすんだ、と安心の溜息をつく。
 間一髪で間に合ったものの、ちょっと間違ってたらアンリエッタをひどい目にあわせるところだった。
 そう思いながら、才人は脇に抱えていた少女を地面に立たせた。
 でも、興奮と緊張とで腰が抜けてしまっていた膝には力が入らない。
 愛液で濡れたふとももを擦り合わせながら、アンリエッタは崩れるように才人に抱きついてくる。
392チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:02:47 ID:dK2++Nt2
「サイトさん……サイトさん……ア、アンは……アンは……こ、こわ、怖かったです」
 才人の胸に真っ赤な顔を埋めながら叫ぶアンリエッタからは普段の気品に満ちた口調など
どこかへ消え去ってしまっている。
 年齢よりももっと小さな女の子のような、いとけない仕草でアンリエッタはサイトの首筋に抱きつくと、
フルフルと震えながら大好きなご主人様の名前を口にする。
「サイトさん……サイトさん……サイトさん……」
「アンリエッタ」
 ひくひくっ、とアンリエッタは震えてしまう。
 才人の声が耳たぶのすぐ横でしただけで、アンリエッタの胸の中では心臓が嬉しい鼓動を
刻んでいく。
 荒い呼吸のたびに全身から力が抜けていってしまう。


 二人組に襲われている間中、アンリエッタは怖くて、心細くて、叫びたいほど恐ろしかった。
 そしてそれでもズキズキと感じてしまう体が恨めしかった。
 乳肌をあのケダモノたちの荒れた野太い指で擦られるたび、尻肉をもっちりと握りしめられるたび、
アンリエッタの女の子の芯は薄い恥毛の中でズキンズキンと充血してしまっていた。
 ハッキリと空気の冷たさを感じてしまうくらい恥ずかしく立ち上がってしまっているクリトリス。
 それは才人が恋しくてたまらない夜に自分で弄っているときよりももっと硬く、もっと大きく興奮しきっている。

 サイトさんじゃないのに、好きでもなんでもない相手なのに、こんな風に感じさせられてしまった。
 アンリエッタはそのことに恐怖した。

――自分は好きでもない相手にすら発情してしまう。

 それはつまり。

――やはり…わたくしは、牝犬なのです……

 妄想がそのゴールに行き着くと、アンリエッタはさらに腰の力が抜けてしまう。
 ミニスカートの内側をそんな風に発情させながら、アンリエッタは才人の胸の中で懇願する。
「サイトさん……アンの体に、触って下さい……わ、わたくしの体から……あの者たちの感触を、
忘れさせてくださいまし」

 汗ばんだ肌で、潤んだ瞳でアンリエッタは才人に懇願してくる。
 胸まで捲り上げられたセーラー服の下から覗く乳房も、全体が興奮に充血しているのかいつもより
ちょっとサイズが大きくなっているみたいだ。そしてその先端の桃色の乳首も、乳輪がぷっくりと
盛り上がってるのがわかるくらい激しく充血しきっている。

 その色っぽさに才人は目を奪われる。そのまま手が伸びそうになる。
 でも才人は必死にそれを我慢して、アンリエッタに意地悪を言ってみることにした。

「ねえアン? こんなところで、いいの?」
 悪戯っぽい笑みを浮かばせた才人は、発情してメロメロになっていた女王陛下の耳にそう囁いた。

 とろんと快楽の期待に濁っていた瞳が、瞬時に理性を取り戻した。
 同時に、自分が今いるところと、どんな格好をしているのかを思い出した。
 路地裏とはいえ、通りから見えかねない所で、汗で透けた短いセーラー服をたくし上げておっぱいを
丸出しにしている。


 そんなアンリエッタは瞬時に羞恥で真っ赤になりながら、泣きそうな瞳で才人に懇願する。

「……ひぁっ!? だ、だ、だ、ダメですっ! そ、その、せめて、どこかや、宿を取って――」

 自分のあられもい格好を恥じらいながら必死に胸元を隠そうとするアンリエッタ。
 しかしそこはそれ、貧乳なルイズのサイズに合わせて誂え直したセーラー服の上衣である。
 狭くてきつくて、充血してさらにふくよかになったおっぱいはそう簡単にセーラーの中に納まってくれない。
 ふるふると揺れる乳房の上に皺を作っているセーラー服はむしろ剥かれた皮みたいにアンリエッタの汗ばんだ
身体にまとわりついている。
393チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:03:19 ID:dK2++Nt2
「でも、こんな可愛いアンの姿を見てたら我慢できないな」

 必死に胸をセーラー服のなかにしまおうとしているアンリエッタの手首を掴むと、才人は女王陛下の耳元で囁いた。
 ふるん、という男の目を惹き付けてやまない巨乳の揺れが才人の目の前に晒される。
 汗で覆われた、すべすべの乳肉。乳房全体を興奮に淡く充血させたそのもっちりとした巨乳は、才人の目を
楽しませるようにふるん、ふるん、と揺れる。
 大きな乳房の中心に鎮座している、淡い色の乳首。勃起して固く自己主張をしているそこにアンリエッタは
才人の視線を感じてしまう。

――サ、サイトさん……

 才人に握られたアンリエッタの手首から、甘い痺れのようなものが伝わってくる。
 恥ずかしさと嬉しさで、アンリエッタの身体の中に温かい波のようなものが溢れる。
 とろんと淫熱に蕩けた瞳でアンリエッタは才人を見つめている。
 アンリエッタの目に映るのはこのシュヴァリエの真摯な黒い瞳。優しい微笑み。
 恍惚の涙でその姿が歪んでしまう。

 潤んだ瞳のアンリエッタを才人は路地裏の一番奥、倉庫かなにかの陰に引っぱっていく。
 熱に呆けた女王陛下は泳ぐような足取りでついていくことしかできない。


 チクトンネ街の騒音は聞こえるが、とりあえずここは通りからは完全に見えない。
 高く積まれた木箱の陰で、才人はアンリエッタの掌を自らのズボンの股間に押し付けた。

――熱い……です……

 そこは、布の上からでも判るくらい固く熱く張り詰めていた。

「……サ、サイトさん……」
「可愛いアンの姿見てたら、こんなになっちゃった」
 才人はそう言うと、アンリエッタの手のひらを上下に動かしてその硬くなった器官を誇示する。

――サイトさんが……可愛い、って言ってくださいました……

 それだけで、ぐっしょり濡れてしまっているアンリエッタの花園はさらに熱い液を内側から
分泌してしまう。
 腰の裏側あたりに生じた熱がアンリエッタの背骨を駆け上がり、胸の中をとろとろに溶かして
全身から力を奪ってしまう。

 このセーラー服を着た美少女は、白い靴下まで愛液を垂らしながら、その恍惚に酔いしれる。
 アンリエッタは呼吸をするだけでゾクゾクする快感に溺れてしまいそうになる。息が苦しい。
 胸の奥の熱が全身に広がり、充血した乳首がひくん、ひくん、と心臓の鼓動に合わせてさらに
固くなっていく。それは乳輪まで桃色に充血し、才人の指を誘うようにぷっくりと盛り上がっている。
 そして掌に感じる、熱い感触。
 女王陛下の高貴な白い指の下で、才人の男性器が焼けた鉄のように熱く固くなっている。

「ねえ、アン。 お口で、してくれない?」

 その声にアンリエッタは鼓動をさらに激しくさせてしまう。

394チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:04:10 ID:dK2++Nt2
――こ、こんな! こんな外で、おもてで、そ、そんなこと……するなんて……

 寝室のシーツの中で、ベッドの上ではなんどかしたことがある。
 才人が、恋人同士はそうするものだ、と教えてくれたから。
 恋人には従順なこの美少女は疑いもせずに才人の肉棒に唇を寄せ、舌を這わせ、
亀頭を舐めながら精を口の中に受けたことは何度もある。

 それでも。
 こんな明るいところでしたことは無い。
 外でするなんてことは、当然ながらアンリエッタの常識には存在しなかった。

 アンリエッタは自分のその姿を想像してしまった。

――明るい、こんなところで、男のひとの……お、おちんちんを……お口で…
 いやらしいその姿は、想像すればするほどアンリエッタの口の中に熱い唾液を分泌させていってしまう。

「ね? お口でしてくれたら……ね」

 才人はそう言って微笑んだ。
 アンリエッタの胸の中で、なにか柔らかくて弱いものがきゅううう、と悲鳴をあげた。
 さっきまで二人の男に興奮させられていた体に再び火がついてしまう。
 絶頂寸前まで登りつめさせられた体が、言うことをきかない。
 才人の胸に顔を埋めると、才人の体臭がアンの鼻腔に染み渡る。
 汗臭くて、でも、優しい匂い。
 アンリエッタの心臓は激しく高鳴り、口の中には何度も味わった精液の味を思い出して
唾液が次々と湧き出してくる。

「アンはいい子だね。おっぱいもこんなに大きくて、キレイで可愛くて……えっちで」

 いやらしい想像で頭がいっぱいになってしまっているアンリエッタは、自分が才人の腹に顔を埋めていることにも
気がつかない。
 腕に力が入らないのか、アンリエッタの上体は才人に抱きつきながらずるずるとずり下がっていく。
 そして顔が才人の腰のあたりに押し付けられる。アンリエッタは才人の熱い肉を頬に感じて、
ついに完全に蕩けてしまった。
 才人のズボンの腰に抱きつくと、アンリエッタは夢中で震える指でジーンズのファスナーを下ろした。
395チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:06:24 ID:dK2++Nt2
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今回投下はここまでー

前スレの898や905にはたいへんすまないと思っている。

905 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/07/04(水) 11:57:35 ID:q5dUFMJF
>>900
サイトはアンを助けちゃ駄目ぇW

でも、ね。あんなアンリエッタ陛下を見たらそりゃシアワセにしてあげたくなるってもんでしょ?
……ダメ?…ね?許して?次はそんなに待たせないからさ?
396名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 04:49:34 ID:3FqNnLt/
この後サイトが鬼畜な行為をすれば万事解決!
397名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 05:42:16 ID:vcsQZxQG
何か戻ってきてるw

職人さん達は住人の呼び声に応じてハルケギニアに召還されるのか?w
もうこのスレは地球ではなかったのか( ゚д゚)
398名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 06:14:23 ID:eLFOTOXU
しかもいい所で切るなんてw
相変わらずみんないけずだぜッ!GJ!
399名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 07:41:19 ID:HvJgpCv2
このスレは地球だよ。
ちょいとばかし異世界に繋がりやすいだけさ。
400名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 09:09:29 ID:CFKakvSR
>>395
絶望した!貴方の優しさに絶望した!w
401名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 11:02:24 ID:UUKpXLw7
テラGJなんだぜ
このサイトは物陰で助けに入るベストタイミングを
うかがってたってことでいいですかw
402名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 12:40:04 ID:nGiXCCwo
>>395
GJ!!このあとサイトとのエロを濃くやってくれたらなお素晴らしい
403名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:54:29 ID:VoI86x/2
とりあえずエロかったらそれでいいというのが俺達さww
GGJJ!!
404名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:38:42 ID:K14m0NlZ
サイトが鬼畜な展開を心待ちにしております
GJ!
405名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:42:54 ID:dgnRLrGd
人大杉くらってワロタ
このスレどないやねんwww
406名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:49:10 ID:1SRYBJGn
エロパロ板は全体的に人大杉になりやすいぞ
407名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:08:13 ID:dgnRLrGd
>>406
数値が尋常じゃなかった
408380:2007/07/18(水) 23:23:48 ID:GkqPwmom
ゴメンナサイゴメンナサイ…まさかイラストまで貰えるなんて…本当に有り難う御座います。もう一つ謝ります。



前言撤回しますorz
409アニエス×サイト:2007/07/18(水) 23:26:59 ID:GkqPwmom
全てを脱ぎ捨てても、私はまだ気になっていた事があった。この体の事だ。自分を守る為、何より主を守る為、この体には随分無理をさせて来た。
刀傷、火傷…死線をくぐり抜ける為に虐めぬいて来たこの体は、おおよそサイトが思っている様な女の柔肌では無いだろう。
硬く、傷ついた体。こんな体でもヤツは私を愛してくれるのだろうか。
…幻滅されるのが…怖い…

声を掛けるより早く、抱きしめて来た腕。私が知らない、男の体。はっきりと違いが解った。骨格の違いのせいか私の体はすっぽりとヤツに包まれ、肩さえ収まってしまう。私が押し付けてしまった胸と、サイトの胸では明らかに質が違った。
柔らかい私の胸と、硬い男の胸。ただ触れているだけで安心出来た筈なのに、私の意識はどこかで更にサイトを求めている。

「俺だって傷だらけですよ?稽古のせいだけじゃなくって…色々あったし」
「貴様も男なのだな…私の体は…」
「柔らかくって、いい匂いがします…やっぱり女の子なんですね」
「子供扱いされるようでは私も終わったな…」

それでも良い。
言わずともサイトは微笑で答えた。死線を潜って来た事で、こういう事が繋がる。共通項が増えた事で、私の信頼は益々深くなる。
私に触れる異物。深く体を密着させた事で、サイトが反応してしまったのかも知れない。
「ア、アニエスさん…」
「む?」
「いや、胸が当たって…」
「実は私も窮屈なんだ。こうしてくれるのは有り難い…と言うより嬉しいんだが…一回離れよう」

自分の女を他人と比べた事など無かった為、私の胸がどれほどの物かは解らない。たたいつの間にか膨らんでいた。その程度の認識だ。

抱かれた時に支障があるようでは…もしかして大きすぎるのか?
「サイト?窮屈だったろう?済まない。私の胸がこんなばかりに…もう少し締めねばならないな」
「い、いえ締めなくても!むしろそのままで!」
私の欠陥を…咎めなかった。
410名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:30:01 ID:GkqPwmom
「触れてみたいのだろう?」
両手をベッドに着き、胸をはだけさせて見る。やはりはっきりと膨らんでいた。サイトの視線が痛く感じられて、少々の不安を覚えた。
「えーっと…じゃあ」

男の手が私に触れるなど、戦地以外で誰が予想できただろう。私は自らの女が持つ機能を知らない。
そんな物を覚えるより剣技を、銃技を、体術を覚えるべきだと、完全に硬い考えを持っていた。

まさかこんな時に裏目にでるとは…
どんな反応をサイトは望むのだろう。そんな事を考える間もなく私から…自然に声が漏れてきた…

「ん…く」
「もしかして自分で触った事とか…」
「あるわけ…無いだろう」
「じゃ、じゃあ…」
「わ、私が触るより先に貴様に触らせているんだ…どうだ?感触は…」
「ふかふかしてて…」
「や…あっ」

一段と深い感覚。ヤツの指が触れたのは女の胸で最も敏感とされる部分だ。私にもその感覚が備わっていたのだと自覚する。
徐々にその場所が、私の意志など構わぬ様に形をはっきりさせ始めた。
「か、硬くなって…」
「ココにも…しますよ?」
「あっ…あ」
サイトの唇がそれに触れた。指先以上に柔らかい物が、私の突起を優しく吸い寄せていた。
サイトの舌に混ざる体温が、その硬さを抜くように感じられたが、そうでは無く突起は反応を強くする。

全身に熱が、行為の熱がまわって来た。

だがどこか…切ない。

「サ、サイト…」
「?」
「…もっと深い事を知っているだろう?そろそろ私は…次をしても良いと思う」
「それは…」
「腹は決めたと言った筈だ。受け入れる事になんの躊躇いも無い。だから…」

目の前に居る少年に私は望む。私の鍵を外して、私の望む事を告げる事を。


この者が私を愛していると言ったから、私は受け入れたい。だから…


「き…て…」

続きは(ry
411名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:34:41 ID:GkqPwmom
後、テファ好きの方に言ってはいけないのかも知れませんが…



テファさえいなければ隠れたきょぬー、実はきょぬーキャラと言う事でもっとアニエス人気が(ry
412名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:49:09 ID:8vxvGuVp
既にアンリエッタ、キュルケやシエスタが居るから難しい気がするが
むしろ、男装の麗人っぽく攻めた方が、ドレス姿とかメイド服とかのギャップ萌えでw
413名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:04:49 ID:Y0jTm0LN
おい
414名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:58:23 ID:jf30EeDR
ワッフルワッフル
415名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:36:43 ID:Q1cgRPui
アニエスの最強の武器はギャップにある
416Soft-M ◆hjATC4NMLY :2007/07/19(木) 01:37:16 ID:z9fJSIvr
「ゼロの飼い犬」八回目、『月の涙(後編)』ですが
やたら長くなってしまって連投規制とか怖いので
最初からまとめサイトにアップしました。
読んで下さる方はこちらからお願いします。

http://wikiwiki.jp/zero/?Soft-M

次回、「シエスタの病気治療」
続きます。
417名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:48:12 ID:SA7+h9uT
続きが楽しみです
418名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:02:15 ID:vg4pDbrR
>>416
419名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:03:50 ID:1U7gF/z/
こ、これはすごいんだな…大作なんだな…
420名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:13:58 ID:IvqnPMSj
>>411

貴様・・・このまま逃げ切れると思うなよぉッッッ!



と、アニエスさんが仰ってるんだがどうよ?
421せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:03:07 ID:FnL/cEc+
はーいそれでは続き投下いきまーす
>>311からの続きでっす

結局ルイタバは負けるのね。ここはにんぬー教徒の居場所ではないらしいですはい
422名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 03:03:26 ID:2Vdie3J9
>>416
やたら上手い……つーか、タバサがエロ可愛すぎます。
治療しようとするシエスタも。いいなあ。

>>411
最後までちゃんとエチシーンを書くんだぜ?
423ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:04:10 ID:FnL/cEc+
「じゃあルールを説明するわね?武器、魔法の使用は一切禁止。顔面への攻撃も禁止。
 勝利条件は、相手に『参った』と言わせるか、相手を全裸にするか、5カウントの間、相手の足を開かせる事」
「…は?」

裏口から更衣室権控え室に案内されたルイズは、スカロンの説明を聞いて眉をしかめる。
どう聞いてもマトモな格闘技の試合ではない。
しかしスカロンは全く取り合わず。

「はいこれ、衣装ね。これ以外の衣装の着用は認められないから。じゃ、試合の時間になったら呼ぶから、よろしくねん」

てきぱきとルイズに衣装を渡し、スカロンはそそくさと控え室を出て行ってしまった。
ルイズは呆気に取られたまま、衣装を持って立ち尽くす。
そして、一緒にタッグを組む予定のタバサに声をかける。

「ねえタバ」

ルイズが振り返ると。

「何」

既にタバサは衣装に着替えていた。
上半身は、どう見ても胸を覆うだけの役目しか果たして居ない、筒状の青い布地。
それはコルセットのように後ろで複数の×字に組んで背中で結ぶように出来ており、結び方によっては簡単には脱げないだろう。
下半身には、やたらにひらひらした、股の直上までしかない短い、これまた青いスカート。
少し屈めば、その下の青と白のストライプの下着が丸見えになってしまうだろう。
それらは、何故かタバサのサイズに合わせられていていた。

「…アンタ恥ずかしくないの?人前でその格好すんのよ」

ルイズは呆れたが、すぐにタバサは反論してきた。

「サイトのためなら平気」

ちょっと頬を赤らめながらそんな事を言ったりする。
…ナニ?
『サイトを想う気持ちなら誰にも負けない』とかそんな風に言いたいワケ?
ルイズは自分の想像にカチンと来て、そのまま怒った顔で、一気に衣装を着込んだ。
ルイズのそれはタバサのものと違い、黒を基調としたものだった。
上は漆黒のチューブトップ、下もこれまた黒のプリーツスカート。その下には、黒と白のストライプの下着を履いていた。
そしてルイズは、一本の黒いリボンを取り出すと、その柔らかい桃色の髪をポニーテールにする。

「…反則」

タバサはルイズのポニーテールにそう指摘するが、ルイズは悪びれない。

「この程度、許容範囲に決まってるでしょ。
 それより、最初の試合そろそろ始まってんじゃない?見に行きましょう」

言ってルイズはタバサの手を引き、控え室を出る。
そして、とんでもないモノを目にすることになるのだった。
424ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:05:06 ID:FnL/cEc+
〜ここからは音声のみでお楽しみください〜

「ちょ、ちょっと何アレ!モロに出てるわよ!」
「…おっきい」
『おおっとさっそくポロリきましたぁ!しかし戦意は失っていない様子〜!』
「え、なになになに!?お、女の子同士なのにっ!?」
「…揉んでる」
『おお、出ました背面からの締め技!これは効いている〜!』
「ちょ、ちょっと!なんてとこに手を入れてんのよ!」
「…入ってる」
『入ったー!フィニッシュホールドー!アリシア選手、しょーーてーーーん!』

〜以上、音声のみでお送りしました〜


ルイズは真っ赤な顔で、控え室に戻ってきた。
タバサも普段よりは赤い顔で、その後ろに続く。

「ど、どーしよ。あ、あんなの出来ないわよ…」

ルイズは椅子に座ってそうひとりごちる。
タバサもその言葉に頷いて、窓の外など眺めて棄権しようかどうか考えていたが。
425ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:06:13 ID:FnL/cEc+
「あら、敵前逃亡ですか?ミス・ヴァリエール」

聞き慣れた声が、控え室の入り口から聞こえた。
そこには、そろいの衣装に身を包んだ、シエスタと、長い髪をポニーテールに纏めたジェシカがいた。
シエスタは白い衣装、ジェシカは緑の衣装を着ている。
その造形は、ルイズとタバサのものと同じ形であったが。
中身の物量が違っていた。
まさに、平原VS山脈。二次元VS三次元。龍VSハムスター。

「…私はアンタみたいな恥知らずじゃないわ」

ルイズはこれ見よがしに胸を張って控え室の入り口にもたれかかるシエスタにガンを飛ばしながら、そう反論する。
しかしシエスタはルイズの台詞に、冷笑でもって応えた。

「あら。それじゃあサイトさんは遠慮なく戴いていきますね?
 それでもいいんですか?」

かちん。

「やっぱり、胸のない女の子は度胸も平面なんですねえ」

むか。

「貴族に喧嘩売るとはいい度胸してるじゃない…!」
「あら。試合前にやりますか?」
「や ら い で か」

今にも取っ組み合いを始めそうな二人を、お互いのパートナーが肩を掴んで止めた。

「あのさシエスタ、店の更衣室で喧嘩しないで欲しいんだけど」
「…勝負は試合で」

あくまで冷静にタバサとジェシカはお互いのパートナーを宥める。
二人はなんとか落ち着くと、お互いに殺気の篭った視線を交わし、そしてふんっ!と互いに視線を逸らす。
タバサはルイズを部屋の奥へ。ジェシカはシエスタを部屋の外へと、引っ張っていく。

「ごめんねぇルイズちゃん。んじゃ、また試合でね」

言いながらジェシカはぱたぱたと手を振り、シエスタを押して控え室を去った。
426ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:07:04 ID:FnL/cEc+
二人が去った後、タバサはルイズを振り返る。

「…ルイズ」

タバサの呼びかけに、ルイズはゆっくりと顔を上げる。
その目には、確かに闘志が宿っていた。

「闘るわよ、タバサ」

タバサはルイズの言葉に、ただ一つ、頷いたのだった。

そして、試合の時間になった。
二人は酒場に設えられた舞台の袖で、出番を待っていた。

「それじゃあ準備はいい?ルールは確認した?ブラの紐はちゃんと締めた?」

スカロンは言いながら二人を眺める。

「ん〜。二人ともとってもキュートでファニィなんだけど、ウチの客層には合わないかしらね?」
「…平民の好みなんか知ったこっちゃないわ」
「闘って、勝つだけ」

二人はスカロンの総評などそっちのけで、闘志を燃やす。
その二人に、スカロンは忠告した。

「たいした意気込みねえお二人とも?でも気をつけてね?」
「…何を?」
「どういう意味」

二人はスカロンの言葉に、二人は質問で返す。

「シエスタはともかく、ジェシカはこの試合、負け知らずだから♪じゃ、がんばってねん♪」

にっこり笑顔でそう応えると、スカロンは投げキッスとともに舞台に向かった。

「…潰すべき目標が見えたわね」
「…まず、弱い所から狙う。電撃戦の基本」

それに、シエスタは才人を攫った犯人である。狙われてしかるべきだ。
…実際には、シエスタにこのイベントの主旨を聞いて、鼻の下を伸ばしまくって着いてきたのは才人の方だったりするのだが。
427ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:08:05 ID:FnL/cEc+
『それでは本日のメーンイベントォー!4人の美女が一人の男を賭けて闘いまっすぅ!』

木を削って作られたメガホンを手に、スカロンが高らかに喧伝すると、満員の客席から歓声が上がる。
酒場はその様相を大きく変えていた。
普段は酒と食物を出すために出されているテーブルと椅子は全て裏に片付けられ、そこは大きな空間となっていた。
その中央には、下に革を何枚も重ねた敷布が敷かれていて、その周囲を円形に板が取り囲み、舞台と客席を分けている。

『4人の美女に見初められた幸運な男はこの方っ!我らがトリステインの盾っ、シュヴァリエ・サイトぉーっ!』

スカロンが手を振り上げると、少し小高くなった席に掛けた才人が照れ笑いをしながら手を振る。
…なにニヤけてんのよこのバカ犬、とか思いながら、ルイズは言われたとおりに、舞台から客席に繋がる花道へと出る。
そしてタバサも、それに続く。
それに合わせて、スカロンのアナウンスが響き渡る。

『まずは今回の挑戦者、ルイズちゃんとタバサちゃんでぇーっす!』

それと同時に響き渡る、大歓声。

「おおおおおおおおおお、こ、これはいい!」「ぺたん娘萌え〜!」「お、おれはロリコンじゃないからな!絶対ロリコンじゃないんだからな!」
「メガネ!メガネっ娘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」「貧乳はステータスだ!希少価値だ!」「エロい人にはそれがわからんのですよ!」

ルイズは、何この異常性欲者の群れ、とちょっと引きが入りながらも、ここで学んだ作り笑顔で手など振ってみる。

うをおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

…アタマ大丈夫かしらこの人たち…。
そうして二人が革の敷物で作られた仮設リングの脇に立つと、今度はシエスタ達のアナウンスが入った。

『そして迎え撃つは、ディフェンディングチャンピオン、ジェシカとっ、ゲスト参加のシエスタちゃーーん!』

それと同時に、リングの反対側から伸びる花道に、二人の姿が現れる。
そしてまたもや響き渡る、観客の大歓声。

「きたああああああああああああああ!ジェーシカたーん!」「やっぱ胸は揺れてナンボでしょ!」「男はみんなおっぱい星人なんじゃよおおおおおおおお!」
「なんと立派な!ありがたやありがたや」「乳神さまじゃあああああああああああああ」「戦いは物量なのだよ!」

…ほんっとうに、アタマ大丈夫かしらこの平民ども。
などと呆れ返るルイズだったが、ジェシカはそうでもないようだ。

「応援ありがとーみんなー♪愛してるよっ!ちゅ♪」

などと客席めがけて投げキッスなどして、サービスを振りまいている。さすがはお水の女。
シエスタも、少し気圧されてはいるが、手を振って観客に笑顔で応える。
その歓声は、ルイズとタバサの入場の時のゆうに倍はあった。
…なんかムカツク。
そして二人はルイズとタバサの待つリングに立つ。
428ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:09:22 ID:FnL/cEc+
「逃げずに来るとはいい度胸ですねミス・ヴァリエール」
「アンタに負けるわけにはいかないからね」

シエスタとルイズはそう言いながら、ガンを飛ばしあう。
ジェシカは手持ち無沙汰そうに、タバサを見つめる。

「私たちもなんかやっとく?」

しかしタバサの視線は、ジェシカの豊満な胸に注がれていた。

「…負けない」

タバサはジェシカの胸を見つめたまま、指をジェシカに突きつけて闘志を露にする。
そんな四人の間に、審判役の男装の女の子が割ってはいる。
そして四人に確認を取る。

「武器、魔法の使用は一切禁止。顔面への攻撃も禁止。勝利条件は、分かっていますね?」

四人は、同時にこくん、と頷いた。

「それでは両チームリング端に戻って」

審判の言われたとおりに、四人はリングの端に戻る。
ルイズはタバサと視線を交わし、狙うべき目標の確認をする。
まず狙うべきはシエスタ。
そして二対一で、ジェシカを倒す…。
それが、二人の作戦だった。
審判は、両チームの準備が整ったのを確認すると、試合の開始を告げた。

「では試合…開始っ!」
429ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:10:01 ID:FnL/cEc+
開始の合図と同時に、二人は猛然とシエスタめがけてダッシュする。
先にシエスタの前に辿り着いたのはタバサ。そのまま勢いよくシエスタに掴みかかろうとして。
その手を、横から伸びてきた別の手が掴んだ。

「はーい、甘いわよー」

それは、ジェシカの手だった。
は、速い!?
タバサが驚いている隙に、ジェシカは片手であっという間にタバサを引き寄せてしまう。
タバサ、あんたの犠牲は無駄にしないわ…!
ルイズはその後ろから、シエスタに掴みかかる。

「もらったぁ!」

しかし、シエスタはバックステップでそれを華麗に避ける。

「遅いですよミス・ヴァリエール」

確かにシエスタの指摘どおり、ルイズの攻撃は見てからかわせるレベルであった。

「く、このっ!」

ルイズは今度は一気に踏み込み、手を伸ばす。
だが二度目の攻撃も、容易くサイドステップで避けられてしまう。

「見えてる攻撃になんて当たりませんよ」

余裕を見せるシエスタ。だが。
430ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:10:52 ID:FnL/cEc+
サイドステップの着地の瞬間、ルイズは踏み込んだ足でそのまま地面を蹴り、シエスタの背後へもう一度踏み込む。
才人が水精霊騎士団の演習でやっていたフェイントを真似た戦法であった。
視界からルイズが消えて、一瞬戸惑うシエスタ。ルイズはその隙を見逃さなかった。
シエスタの右手を取ると、後ろ手に捻りあげたのである。
ちなみにこれは普段からルイズが逃げる才人を捕まえるのに使っている技で、どこかで覚えてきたものではない。

「うぁっ!」

腕の関節を捻られる痛みに声を上げるシエスタ。

「さあ、大人しく負けを認めなさい。そうすれば」

ルイズはそう凄むが、シエスタは痛みを堪えながら応える。

「さ、さあ、どうかしら。負けを認めるのはそっちだと思いますよ」
「なんですってえ」

シエスタの態度にルイズの手に力が篭る。
しかしシエスタはそのままの体勢で、ルイズに言った。

「ほら、ミス・タバサがタイヘンなことになってますよ?」
「え」

言われるままにタバサとジェシカが交戦している方を見ると。
431ドキっ!女だらけの格闘大会 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:11:29 ID:FnL/cEc+

『ここで出たー!ジェシカの必殺技、ディーープインパクトーーーー!』
「って、タダのキスじゃないの!」

タバサはジェシカに巧妙に抱きすくめられ、唇を奪われていた。
しかし、それだけではなかった。

『今までこの技から逃れられた女の子はいませーん!
 ちなみにウチのジェシカちゃんは、さくらんぼのヘタを口の中でちょうちょ結び出来ます!』

タバサは必死に抵抗している様子だったが、ジェシカの空いた右手がタバサの身体のあちこちを撫で回し、その力を奪っている様子だった。
そして、数十秒もすると。
タバサはびくん!と痙攣し、脱力してしまう。
ジェシカが口を離して手を離すと、タバサはその場にくたり、とへたり込んでしまう。
相当キモチよかったらしい。
ジェシカは口の周りについた唾液をぬぐって髪をかきあげると。

「この子、かなーり開発されてるみたいね。見た目以上にやりやすかったわ」

などと余裕で感想を述べる。

『はーい、ここでタバサちゃん戦闘不能とみなし、しっかぁーく!
 残るはルイズちゃん一人となりましたぁ!』

ルイズは、シエスタの腕を取ったまま、完全に硬直していた。
そのルイズに、ジェシカが一歩ずつ近寄ってくる。
にこにこ笑顔で。

「それじゃ、ルイズちゃんもいただいちゃいましょうかねー?」

手をわきわきしながら。
ルイズの背筋に、悪寒が走る。
さ、サイト以外に、しかも女の子にあんなのされたら、私、私…!
そんなルイズに、シエスタは固められたまま、最後の質問をした。

「さて、どうしますか?ミス・ヴァリエール?」

結局。

ルイズはその場で、負けを認めて降参したのであった。
432せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/19(木) 03:12:25 ID:FnL/cEc+
ゴメン、続くなんだわ(ぁ
んじゃまた明日〜ノシ

×にんぬー>○ひんぬー
433名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 03:15:03 ID:bgxv9ecE
乙です。わざとだと思った
意味は通じてるので無問題…

って、またお預けって orz
434名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 03:15:21 ID:seLlfjs8
大きい事は良い事です。
キャ〜、皆じらし過ぎ〜w
435名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 03:18:08 ID:2Vdie3J9
>>432
さすがは僕らのへんたいさん!
寸止め魔王!そこに痺れるぅー!
436名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 03:20:54 ID:Npg2GENy
>>432
で、でぃ、でぃ、ディーーーーップインパクトォォォォ!!!!!

ってことで、へんたいさん全力でGJ!!
437名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 09:32:15 ID:Q1cgRPui
もちろんルイタバ勝利編も書くよね
せんたいさんなら書くよね
438名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 10:58:03 ID:BRSJh73H
ひんぬー教徒は、それを信じて待つ・・・



まぁ俺はでっかいのも、ぺったんなのも楽しみだがな!
439名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 16:17:08 ID:/gG6ns6Q
お忍びのアンアニコンビの乱入マダー?
440名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 18:48:25 ID:1yskclAe
>>416

> 「ゼロの飼い犬」八回目、『月の涙(後編)』ですが
> やたら長くなってしまって連投規制とか怖いので
> 最初からまとめサイトにアップしました。
> 読んで下さる方はこちらからお願いします。

http://wikiwiki.jp/zero/?Soft-M

> 次回、「シエスタの病気治療」
> 続きます。
441名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:17:23 ID:PxUbAKTk
>>440
こんなところに……おまえさんGJ
442名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:30:02 ID:seLlfjs8
キョヌ〜は良いなぁ。
http://p.pita.st/?m=idbq0p41
443名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:42:20 ID:kezPlQwd
>442
自作絵?
エロいな
GJだぜ
444名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:32:35 ID:rhUcu6NY
>>440
GJ!!二人の気持ちが凄く丁寧に書かれてて素晴らしかったです。
ニヤニヤしながら読ませていただきました。
445名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:48:12 ID:dNf6lwrO
>>416
GJ
毎度すばらしい
続き・続き・はやく・はやく

>>432
る、るいたば・・・
るいたば編も読みたい・・・orz
446名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:51:51 ID:AI5Fxak2
タバサwww
口の中で普通になら結べるぜ!
ちょうちょむすび?すっげwwww
4471/6:2007/07/20(金) 01:58:52 ID:lDlai0Ed
 始めての場所で、始めての朝。
 緊張していたせいか、なんだか早く目覚めてしまう。
 
 ウェストウッドではお姉さんだったから、二度寝なんて出来なかったけれど……
 
(ここなら良いかな?)

 ほんの少しだけそんな事を考えてしまう。

 でも無理。

 誰かが起こしに来てくれた時、気付かずに寝ていたら恥ずかしいし。
 
 サイトやルイズさんと同じ屋根の下。
 ここはトリステイン魔法学院。

 わたしは狙われているからと、子供たちとは引き離されてしまったけれど。
 
(すぐ側に……)

 サイト達が居るのなら……寂しくないから。

「うん、大丈夫だよ、みんな……」

 そっと呟いて身体を起こす。
 早朝の空気は冷たくて、それだけですっかり目が覚める。

 サイトは……結構お寝坊さんだったな……
 そんな事を考えていると、いい事を思いついた。

「そうだ……サイトを起こしに行ってあげよう」

 うん、いい考えよね。
 寝巻きを脱ぎながら、クローゼットの前まで進む。

『貴方はお客様ですから』

 そう言ってこの国の女王様がいろいろな物をくれた。
 色々な服もそのうちの一つ。

(す、少し派手かな?)

 色々な服を身体に当てながら、大きな鏡を覗き込む。
 ウエストウッドに居た頃は、こんなに悩むほどお洋服を持っていなかったから、
 服を着る事がこんなに楽しいと思って居なかった。

(……サイト……なんて思うかな?)

 大切な大切な初めてのお友達、
 今から着る服をサイトに見てもらう、そう思うと何故かドキドキが止まらない。
 学院の人たちは制服を着ていて、迂闊な服を着たら浮いてしまいそうだけれど。

(サイトが……)

 わたしを見て、少しだけ……驚いてくれたら……

 うれしい……な……

 その事を想像して、ぎゅって服を抱きしめた。
4482/6:2007/07/20(金) 01:59:36 ID:lDlai0Ed
 服を選ぶのに少し時間は掛かってしまったけど、

(ちょ、丁度良いよね?)

 みんなが起き出すほどには遅くなくて、
 迷惑なほどには早すぎない。

(サイトがもう起きてたらどうしよう?)

 そう思うと、わたしの足が少しだけ速度を増す。
 気が付くと、ぱたぱたと廊下を小走りに駆けて、昨日一度だけ聞いたサイトの部屋を目指す。

『ここが俺の部屋だから、何か有ったらすぐ来いよ、テファ』

 そう言ってくれた。
 
 サイトは知らない。
 昨日サイトが部屋に入ってから、わたしが何度も自分の部屋とサイトの部屋を往復したのを。
 だって同じドアが並んでいて、紛らわしかったから。

 ……だって……サイトの部屋を忘れたくなかったから。

 …………だって……偶然サイトに会えるかもしれなかったから。

(知り合いが居なくて、心細いし)

 そんな事を思いながら、サイトの元を目指す。
 言い訳なのは分かってる。

 どこに居るのかは知らないけれど、ここにはルイズさんもシエスタさんも居るもの。
 サイトに会いたいのは、心細いからじゃない……

(でも……良いよね?)

 会うだけだから。
 お話しするだけだから。

 壊れそうに高鳴る胸を押さえながら、わたしはサイトの部屋の前に着いた。
4493/6:2007/07/20(金) 02:00:18 ID:lDlai0Ed
 深呼吸を一つ。
 周りを見回して、人影が無いのを確かめる。

 ……今からわたし、ちょっと怪しいと思うし。

 息を詰めてドアに耳を当てる。

 ――うん、物音は聞こえない。
 サイト、まだ寝てるね。

 折角だから驚かせちゃおう。

 急に起こしてみようかな?
 起きるまで……寝顔を見つめて、起きてからからかっちゃおうか?

 楽しい想像をしながら、音を立てないようにドアを開ける。


 ――――あ……れ?

 部屋の真ん中に有るベットでサイトが寝て……る。

 それは……分かってた、ここはサイトの部屋だもの。
 でも……どして?

(ルイズさん……シエスタ……さん……)

 サイトの両手には、一人づつ女の子が掴まっている。

(い……や…………)

 ウエストウッドで、ルイズさんとサイトが一緒に寝ていたのは知っている。
 ……その意味だって……多分分かってる。

 別れ別れになっていた二人が、久しぶりに会ったから。
 だから一緒に寝ていたのかと……そう……思ってた。

 ……でも、ここは……サイトの部屋で……

(いつも?……いつも一緒なの?)

 楽しかったはずの世界が、あっさりと色褪せてゆく。
 息が苦しくなって、胸の奥が重くなる。
 
 ケンカしているように見えても……二人は……

 安心しきったように眠る三人に、わたしの心は深く深く沈みこんで行った。
4504/6:2007/07/20(金) 02:01:00 ID:lDlai0Ed
 自分の部屋までどうやって戻ったのか覚えてない。

(あ……はは……サイトの部屋までの道、一生懸命覚えたの……
 役に立っちゃった……ね……)

 こんな事のために、昨日わたしは一生懸命になったんだ。

 二度寝なんてしないのに、もう一度ベットに横になる。
 頭から布団を被って、枕に顔を押し付ける。

「うっ……っく……ひぅ……っ……ぇ……」

 小さい時は母に心配を掛けない様に、
 大きくなってからは、子供たちに聞かれないように。

 わたしは声を上げて泣かない。

 折角貰った綺麗な服、皺に成っちゃうな……
 そんな事を考えながら、涙が止まるまでじっとしていた。


 ――何度かドアがノックされた。
 朝ごはんですよと、昼はいかがですか? と
 一日何も召し上がらないのは……と、

 知らない学院の人に、随分心配を掛けてしまった。
 
 サイトも来てくれたみたい。
 沢山心配してくれた。

 優しかった。
 嬉しかった。

 でも……その分辛かった。

「何か有ったんなら相談してくれよ」

 そう言ったサイトが部屋を立ち去る時、しがみ付いてでも引き止めたかった。

 でも、そんなのは迷惑に成るから……

「ん……ありがとう……サイト……」

 わたしはお礼しか言えなかった。
4515/6:2007/07/20(金) 02:02:09 ID:lDlai0Ed
 塞いだ気分のまま、また新しい陽が昇る。

 昨日わたしは眠ったのかな?
 そんなつもりは無いけど眠くならないから、ひょっとしたらいつの間にか眠っていたのかもしれない。

 起きている様な、眠っている様な、朦朧とした状態で部屋の中を見るとは無しに見ていた。

「入るわよ」

 宣告と共にドアが開く。
 返事をする気力も無いけれど、聞き覚えのある声に身が竦む。

(っ……ルイズさん……)

「大丈夫? 旅の疲れでも出たの?」

 ……ヤメテ……優しく……しないで……
 貴方が優しくするたびに、わたしの胸は苦しくなるの。

「サイト相手だと相談できないような事? わたしが力になれる事有る?」

 …………酷い……よぅ……こんなに胸が痛いのに、
 貴方を嫌わせてもくれないの?

「同じ虚無の使い手ですもの、わたしに出来ることが有ったら何でも言ってね」

 真摯な言葉に、心を抉られ、罪悪感が胸を潰す。
 ……もう……駄目……だ……ね……

「っ……えっ……ふぇっ……えええぇっぇぇぇ」

 何年ぶりか分からない位、久しぶりに声をあげて泣いた私をルイズさんが優しく抱き寄せてくれる。

 父や母と居た頃の安らぎに包まれたような気がした。

(もう……二度と…………)

 こんなに幸せな時は訪れないと思っていたのに……
4526/6:2007/07/20(金) 02:02:51 ID:lDlai0Ed
「ほら、泣き止みなさいよ……ね、ティファニア」
「……ん」

 優しいルイズさん……
 そう思うと、また胸の奥が苦しくなる。

「ほら、何が有ったのか言ってみて、楽になるかもしれないでしょ?」
「……ん……あの……あのね……」

 母に諭された時のように、ただ考えた事を口に乗せる。

「――あのね、胸が重いの」

 時間が……止まる。

(サイトの事を考えると楽しかったのに、ルイズさんとサイトを見ると切なくて、
 ルイズさんに優しくしてもらうと、申し訳なくて……)

 色々説明は考えたけれど、わたしは口に出来なかった。

「……なぁっ……なっ、なああぁぁぁぁんですってぇぇぇぇぇ」
「ふえっ!?」

 鬼のような形相に、わたしの涙は止まってしまう。
 ……こ、こんな時にも涙って止まるんだ。
 って、そんな事を考えられたのは一瞬だけで、

「この胸かぁぁぁぁ、重すぎて困るのは、このムネナノカァァァァ」
「ひぅ、あぅ……あうあうあうあうあうあう」

「謝りなさいっ!謝りなさいっ!謝りなさいっ!」
「ご、ごめんなさぁぁぁぁいっ」

 狂ったように胸を揉みまくるルイズさん(とっても痛いの)を、サイトとシエスタさんが止めてくれるまで、
 わたしはひたすら謝り続けて……

「むきゃぁぁぁぁ」
「お、落ち着けぇぇぇぇルイズっ!」

「ご、ごめんなさぁぁぁぁい」
「えっと、ティファニアさん、被害者ですよね?」

 いつの間にか部屋の前には人だかり。

 結局この騒動は、
『ルイズは巨乳好き』
 と言う噂を発生させ……彼女のこれからの学院生活に随分影響を及ぼすが……
 それよりも……

(胸が苦しいのって、揉んで貰うと治るんだ!)
 騒ぎの所為で気が逸れただけのティファニアの勘違いが、後日学院に恐ろしい騒動を巻き起こすが……それはまた、別のお話。
453261のひと:2007/07/20(金) 02:05:33 ID:lDlai0Ed
ごぶさたしてますー
保管庫の更新してくれている方に感謝を。


……PC立ち上げる気力も萎えるくらい急がしかった……
……かった……過去形にしても……よい……はず……

時間自体は何とかしても、気力が無いと何も出来ないのですね……ごめんなさい。

出来ましたら、また、近いうちに……ではっ
454名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 03:00:00 ID:KFFvsDXO
シリアスかと思えば何とひどい落ちww
GJ
455名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:10:09 ID:SW0hDtM3
と言うかなんだかとってもいけない匂いのする引きなんじゃぜ?
ともあれGJ!!!!
456名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 06:37:56 ID:Jbz+fFvi
でもジェシカって微妙だよな。出てきたのバイト編だけだしヒロイン全員に才人フラグ
たたせるみたいな事言ってるノボルの言葉にしても才人フラグが立ちそうな気配もないし。
一発キャラか?
457名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 06:48:48 ID:pxjo964S
7巻にもでてきたよ
458名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 06:56:25 ID:Gmtb0VCl
ひでぇwww(褒め言葉)

続きに期待してもいいんですよね?
459名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:43:36 ID:zGJaYG8b
>>452
GJ!!
>後日学院に恐ろしい騒動を巻き起こす
これは待たずにいられない
460名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:56:11 ID:xFQC+TnY
GJ!!
461せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/21(土) 00:34:47 ID:Wj7UTc2x
すまんみんな、随分遅くなった
続きいくよー
夕食を食べた、っていうか食べさせてもっらたのは覚えている。
その後たしか、シエスタが祝い酒だ、って酒を飲ませてくれて…。
そうだ、その後眠くなって…。
で、目を覚ましたら。

「あ、起きましたかぁ?サ・イ・トさ〜ん」

いきなり下着のシエスタが抱きついてきた。
え?何?これってどういう状況?
俺は自分の置かれた状況を確認する。
俺はベッドに寝かされて、上からシエスタに抑え付けられている。

「あ、あの、シエスタ?」
「なぁんれすかぁ?サイトさーん」

俺の呼びかけにシエスタはのっそりと応える。
その吐息が俺の顔にかかった。

「うわ酒臭っ!どんだけ呑んだんだよシエスタ!」
「そんなのしりませ〜ん」

言ってシエスタは俺の首にごろにゃんと抱きついてくる。
いや全力で当たってるんですが!むにゅむにゅって!

「ちょ、シエスタ抱きつくなよそんな格好で!」

俺は一応抵抗してみるが。

「いやですぅー。そんな意地悪言うんだったらもっと抱きついちゃいます〜。
 えいえいえいえいえいえいえいえいえい」

ぬお!密着しすぎシエスタさん!おっぱいつぶれてますよぉぉぉぉぉぉっ?
とか煩悩全開になってると。

「こぉらシエスタぁ」

足元から聞きなれた声が。
ってこの声。
俺はシエスタに抱きつかれたまま、不自然な格好で声の聞こえる方向を向く。
そこにはやっぱり、ルイズがいた。
ベッドの隅っこにぺたんと座り込んで、こっちを半眼で見つめている。
こっちは下着じゃないけど、さっきの試合で着けてた衣装のまんまだ。
っていうかポニーテール萌え。
…じゃなくて!まずいまずい!

「いやそのあのルイズ!これは違って!」
「私もまぜなさぁい」

…ゑ?
ルイズはそう言って、いきなり俺のズボンに手を掛けてずり下ろし始めた。
ま、まさか!

「あ、あのルイズさん?酔ってる?」

離れないシエスタをくっつけたまま、俺はついに俺のぱんつに手を掛けた赤い顔のルイズに尋ねる。

「られがよっれるっれえ」

…いや全力でロレツが回ってないんですケド。
とか言ってる間にも、ルイズは俺のぱんつを抜き去ってしまう。
うわ今はダメだってえ!

「…ちょっと」

ダメだってルイズ握っちゃらめええええええええ!

「…何思いっきり立ててんのよ」

ルイズは俺の息子をにぎにぎしながら、半眼で睨んでくる。

「いやだってこの状況で立たないわけが」
「ふん、まあいいわ。丁度いいし」

え?ちょうどいいってどういう…。

ぺろ。

「っていきなり何舐めてんですかぁぁぁぁぁぁぁ」
「うるさいダマレ」
「そーですサイトさんうるさいです」

ぼふ。

今度はシエスタが、俺の頭を谷間に埋めてきた。
ってなんすかこのコンビネーション!
上はシエスタのおっぱいに埋められ、下はルイズが絶賛ご奉仕中。
なんでこんなんなってんのー?
とか思ってると。

ぴちゃ。

「うひゃっ!?」

今度は、誰かが足の指を舐めてきたっ?
誰だっ?
し、しかしシエスタのおっぱいに埋められた状況だと確認しようが…!

「ねえチビっこ、そんなとこ舐めて楽しい?」
「…楽しい」

って、しゃ、シャルロットまでえええええええええええ?
て、ていうかっ!

ぺろぺろぺろ。

「ちょ、ちょっとやめ、くすぐってえって!」

あ、足の指そんな風に舐めちゃだめぇぇぇぇぇぇぇ!

「だからうるさいですサイトさん」
「ダマレ犬」

言ってシエスタは唇で俺の口を塞いで。
ルイズは口の中に俺の息子を入れてしまった。
いやまてちょっとまて!三人で同時にそんな責められたらあぁぁぁぁぁぁぁ!

どくどくどく!

「んーーーーー!」

俺は、速攻で果ててしまった。
いつもの半分、いや三分の一以下の時間だ…。

「ちょっと犬ぅ」

ルイズは半眼の酔った目つきで、シエスタのキスから開放された俺に詰め寄ってくる。
シエスタといえば、キスに満足したのか、俺を解放して後ろに下がってしまった。
そしてルイズは何の遠慮もなく、俺の上に馬乗りになる。
あ、あの、目が怖いんですケドルイズさん。

「はやすぎ。もうちょっとガマンしなさぁい」

言って俺の首筋に顔を埋めて。
今度は俺の首筋を吸い始めた。
て、酔ってる!こいつ絶対酔ってる!
俺は必死にルイズを引き剥がそうとってうわぁぉぅ!

「な、なにやってんだよ二人ともっ!」

今度は、シエスタとシャルロットが…空いた俺の息子にアタックしはじめたのだ。
二人して、先端を舌でぺろぺろと舐めている。
最初はげんなりしていた俺の息子が、見る間に元気になる。

「あは。元気になりましたぁ」
「サイトはここが好き」

言ってシャルロットは俺の弱点…亀頭の返しの裏側を小さな舌でちろちろ舐め始めた。
ってやめぇい!マジで弱いんだってそこわ!

「ちがいますー。サイトさんは袋をはみはみされるのがすきなんですよねー」

酔った声でそう言って、シエスタが俺のお袋さんをはくり、と唇で咥えた。
ぶわ!まってまってお袋さんはだめえええええええええ!

「あにいってんのよぉシエスタぁ」

二人に本丸を同時に責められて青息吐息の俺を無視して。
ルイズはくるん!と後ろを向いて、ってちょっと待!
女の子がそんな無神経に男の頭またいじゃいけません!濡れて割れ目がくっきりになった黒いしまぱんがえろいじゃないか!
…じゃなくて!

「サイトわねぇ」

え?ちょっとまさか?

「さきっちょのわれめをいぢめられるのが一番イイのよー」

きたああああああああああ!ルイズの必殺技きたあああああああああ!
ルイズは舌をすぼめて俺の先っちょをいじめるのがすっごい上手いんですはい。
ってまってまってまって!
その三人同時はまずいってマジでえええええええええええええ!

びゅびゅびゅびゅっ!

復活した息子はあっという間に三人の中で果てて。
飛び出した俺のエキスは、三人の顔に飛び散った。
…二回目だってのに…いつもの半分ももってません…。
そうして、俺が放出感と敗北感に呆けていると。

「サイトぉ」
「サイトさぁん」
「…サイト」

三者三様の声が、間近から聞こえてくる。
ああ…モウヤメテ。俺が悪かったからカンベンシテ。

「まだまだがんばれるわよねぇ」
「大丈夫、サイトさん体力ありますしぃ」
「…がんばって」

そして俺は。
全員が満足して寝てくれるまで、散々酔っ払いの相手をさせられたのだった…。


次の朝。というか、昼の少し前。

「おはよーシエスタ、そろそろ起きよー…って」

ジェシカが四人に貸した部屋のドアを開けると。
とんでもない光景がそこに広がっていた。
まず、右側に枕にして満足そうな笑顔で寝息を立てるシエスタ。
その隣に、上に乗っかってこれまた安らかな寝顔で猫みたいに丸まって寝ているタバサ。
その左側に、放すもんかと抱きついて、どんな夢を見ているのかにへにへ笑っているルイズ。
そして。その下には。
右腕をシエスタの枕に、胸板にタバサを載せ、左腕をルイズの抱き枕にされている。
寝苦しそうに唸る、土気色の顔をした才人がいた。

「…ゆうべはおたのしみでしたね」

などと呟いて、ジェシカはそのまま扉を閉める。

「…ほんと、タイヘンだ。サイトくんは」

言ってジェシカは、もう一泊分あの部屋を使わせてくれるよう、スカロンに頼みに行くことにした。
あの状態では、今日はもう才人は動けないだろうから。
そしてその予想は的中して。
四人がトリステイン魔法学院に帰ったのは、結局三日後のことだった。〜fin
466せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/21(土) 00:43:46 ID:Wj7UTc2x
最初に言ったよねー。
『どっちのタッグが勝つかを予想してもらいます』と!
誰も『どっちとえちいことするか予想してもらいます』なんて言ってないもんねー<阿呆
…すいません二つもオチ考えられなかったんですすいませんorz


そういや誰か言ってましたけど、ジェシカはマジで絡めにくいですねえ。ていうかそもそもフラグスルーしちゃったキャラだし。
しかもシエスタと微妙にカブるし。
使いにくいったらないですね。というわけで私のお話ではジェシカは当て馬以外で出番ナシです(ぁ
そんじゃあ明日朝からお買い物行くんでこのへんでノシ
467名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:46:21 ID:uc/upKsc
>>466
一番槍GJ!
なんという勢いのある作品・・・、これは間違いなく蝶高速で仕上げた作品。
468名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:46:35 ID:5nf0UlJl
これは・・・両方オチ?
469名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:16:05 ID:547aNhiX
GJだが

不覚にも反応したのは「…ゆうべはおたのしみでしたね」 www
470名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:34:05 ID:c+mnLCcI
うはw
そうきたかww
GJ!
471名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 04:06:29 ID:2DFcj/r1
せんたいさん・・・・まるでミョズニルトンに填められたトリステイン軍の気分ですよ・・・


GJ!そしてタハサを真ん中にしてサイトに一番くっつけてあげてる所に愛を感じた。
472名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 14:17:07 ID:/+Ag5RcV
ジェシカの絡みがなくて絶望した
473名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:19:04 ID:MwcS3beO
男をたらし込んで生計立てるジェシカは、その反動でプラトニックラブを切望していると見た
474名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:28:38 ID:G3dPTleT
「貴族が魔法使えないなんてありえなくない?」
「下級貴族ならまだしもヴァリエール家の名前もってるのにねー。落ちこぼれってやつ?」
「きゃはは♪正直、学園来ていみあんの?ってね」
廊下を歩いていたらそんなことを聞いた。
私は魔法が使えない。
毎日魔法の練習をしている。
昨日は『アイスニードル』を必死に木に向かって唱え続けた。呪文は完璧に覚えてるし、杖の振り方だって問題はないはず。
でも出来ない。
出てくるのは訳のわからない爆風だけで氷なんて一つもできなかった。
周りからクスクス笑いが聞こえる。

毎日本を読んでいる。
図書館の初歩的な魔法に関する本をすべて読破し、いくつかは暗唱できるくらいにまで読み返した。
昨日は『連金』の基本概念について書いてある本を読みなおしてみた。
物質自体の元となっているものの形を理解し、変換するものの形を想像し、それを魔力にのせて物質を返還する。
概念は理解できた。
ためしに土を青銅に変えようとしてみた。もう何度もやって、すべて失敗してきたこと。
それでも次は成功するかもしれない。そう信じて呪文を唱える。
でも出来ない。
地面に穴が空いた。
「この穴開けたのだれだ?まさか誰かさんが魔法を使おうとしてふっ飛ばしちゃったのかなぁ?」
「いやいや、この学園に初歩的な連金すらも出来ない魔法使いなんているわけないって」
「だよなーそんな魔法使いいるわけないよなぁ〜」
気にしない。

「やぁゼロ。魔法の調子はどうだい?」
「昨日の大穴でなにを作ったんだい?」

無視。こんな奴ら相手にしたってしかたがない。
私はヴァリエ−ル家の三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール。
周りの人間は全員敵だ。だれも信じない。
「友達なんか…いらないんだから」
少しだけ視界が滲んだ。
475名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:29:16 ID:G3dPTleT
馬鹿な平民が現れた。
そいつは変な服、変な顔。
貴族がなにかもわかってなかったし、おまけに「俺はこの世界の人間じゃない」とか言い出した。
こいつが自分の使い魔だという。やっぱり私はゼロだ。
でも自分より何もできない人間ができてくれた。
せっかく手に入れた自分が見下せる人間。これまでさんざん見下されてきたんだ、きっとブリミル様は魔法が使えない自分のために奴隷を用意してくれたんだ。
私はそいつをこき使った。掃除、洗濯、身の回りのことすべてをこいつに押し付け、ご飯も最低限度のものしか与えなかった。
逃げ出したければ逃げ出せばいい。
これは期間限定の優越感。生まれ以外平民と大差ない自分が人間をこき使って許されるはずがない。
こんな気持ちはこの男が逃げだすまでだけでいい。
ある日、その男が貴族と喧嘩をすると言い出した。
間違いなく男が死ぬ。自分が最初から『逃げてもいい』と言わなかったせいだ。
自分の我儘で人が死ぬ。そんなのは絶対に嫌だ。だから止めた。でも…
「メイジだが貴族だがしんねえけどよ。お前ら揃いも揃って威張りやがって。魔法がそんなにえらいのかよ。アホが」
一度吹っ飛ばされながらもそんなことを、貴族に向かって吐いた。
うれしかった。とってもうれしかった。
魔法っていう大きな力に負けたのに。でも立った。魔法なんか偉くもなんともないって言ってくれた。
一番誰かに言って欲しかった言葉だった。

彼はまた何度も殴られた。右腕は変な方向に折れ曲がり、顔は原型を留めていない。
でも立った。
「お願い。もう止めて」
まだ謝ってない。あなたを自分のイライラのはけ口にしたこと謝ってない。だから死んで欲しくない。
それでも彼は立った。そして…


「ま、参った」

私の代わりに魔法に勝ってくれた。


それからも私は彼をこき使った。
彼がいつ自分のもとを去ってもいいように。
自分から「どこへ行ってもいい」だなんて言えない。
だってあったかいから。人といるのはあったかいから。
自分から手放すなんてこともう出来ないから。

事件がおきた。
学院秘宝の杖が盗まれてしまった。
私は杖の奪還に立候補した。
他にも二人の女の子が立候補。

ゴーレムに襲われた。
大きい大きい、私どころか他の二人のメイジも勝てないくらいそのゴーレムは強かった。
それでも立ち向かう。彼だって勝てたんだ。
私だって勝ちたい。彼みたいに立ち向かえばきっと…

ボンボン

ダメだった。まるで意味がなかった。
私はやっぱりゼロのルイズだ…
あいつみたいにはなれない…
ゴーレムの腕が私を潰そうとしたとき。

『死ぬ気か!お前!』

また彼が救ってくれた

だからね。あなたが望むことならなんでも叶える。
それが私からのお礼。
476純愛センター:2007/07/22(日) 00:32:23 ID:G3dPTleT
あっち書いてたら一巻が読みたくなって気がついたら書いてた。
文章は適当だ。つっこみは入れないでくれると助かる。

次はがんばってあっち投下します。
477名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:49:16 ID:NegTCChP
>>476
一番槍GJ!ルイズ視点の1巻まとめか・・・。
あっちも待ってますぜ。
478名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 18:58:46 ID:DyAzqhMf
保守
479名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 19:25:08 ID:9xZ6DLXj
保守
480名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 21:13:26 ID:CUVCL25X
人少ないね…
481名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:11:26 ID:gYWSGTyr
ヒント:このスレは恵まれてる方
482名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:12:20 ID:jJu6xeFp
>>480
そんときはお前が書き手になるといいんだぜ
483名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:15:20 ID:8xmqdRA+
ところでアニメ1話はかなり好評だったのに
2話がほとんどスルーされてるのは……いや大体わかるんだがw
484名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:20:54 ID:vPmRYM5X
今夜もスルー回だよたぶん。盛り上がるのは4話から。
485名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:24:00 ID:WsLxA9a8
二話はエロパロのネタにもなりそうになかったしなぁ。四話以降に期待。
486名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:34:23 ID:ppo3ubp/
人はいるんだな…

よし、俺はドMだから自分を追い詰めてみよう。このレスから二時間以内に>>473的なモノを「書き始めて」投下。



逝ってくる。
487名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:56:58 ID:4lMF4gnV
無茶するな……
488名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:09:20 ID:lLYOSGCK
>>486
任侠と書いて、に・・・を見た後また来るよ!
489名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:22:57 ID:EO4+0Vo+
「やっぱりそういう仕事してるから…」
「プライベートもあんな風なのかしら」
「ああいう仕事…私だったら耐えられないわね」

あたしの事を悪く言わないで。あたしの仕事を馬鹿にしないで。そういう目で見るから貴族は嫌い。私の仕事に偏見を持ってる人も嫌い。
確かに、媚びを売ってるって言われる様な仕事かも知れないけど、生きる為だもの。仕方ないじゃない。
パパは「気にしないで」って言ってくれた。今度はそのパパを見て、馬鹿にする奴が居る。
今までで一番酷かったのは…

「オカマの娘は売女」

この時は本当に、頭が爆発しそうになった。憎くて、でも心のどこかでパパが私を抑えてくれてた。パパのお店の為にもならないって、そう思って、なんとかこらえた。
もしかしたら私は、そんな目で見続けられるのかも。

…本当は好きな男の子の為の女の子になりたい。
優しいお客さんもいるけど、恋愛対象じゃないもの。時々触られるのも本当は嫌。勘違いする人がいるから。
好きな男の子と、好きな事。そう言う時は逆に口下手になっちゃうかな。ほ、本当は照れ屋なのよ?あたし!
で、でも尽くすんだから!なんでも出来ちゃうんだから!
た、例えばキスしたいって言ったらさせてあげる。これ位なら出来るわよ。ちょ、ちょっとチュッてやるだけよ?がっつく人は嫌い!
お胸はアウト…って言いたいけど、じ、自信が無いわけじゃ無いしね。いいわ。触らせてあげる。あんまり乱暴に扱っちゃだめよ?敏感なんだから…
それと…アレは…パパにお伺いをたてて、私、星になりますって覚悟して…しっかり手順踏んで、優しくしてくれるなら良い…かも…

け、結局全部あげていいのかな…あたし…
490名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:24:14 ID:EO4+0Vo+
途中で最早…と言う事に気付いた。結局一時間以内。すまんorz
491名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:28:30 ID:lLYOSGCK
>>490
ちょっw、その路線良い、良いよ〜
492名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:36:19 ID:1P+nC62n
即席の割には続編期待してワクワクする文章じゃないか。期待して待ってるぜ。
493名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:58:34 ID:lfv2HzbL
>>490
いい導入部だ
だが、音楽もイントロだけじゃ成立しないんだぜ?
494名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:07:10 ID:FJ4oNwQu
>>489 nantoiunamagoroshiiiiiiiiiiiiiiiiii---------!!!
495名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:11:42 ID:UzVkgDXq
>>489
ジェシカ!ジェシカ!
最後まで書ききっちゃうといいんだぜ
待ってる

俺待ってる
496名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:05:18 ID:bQ7zIPVA
>>489
というか誰ですかジェシカに本気になってもらえるのはw

アニメ3話割りと良かった ただ削っただけの2話よりは…
497せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/23(月) 02:13:44 ID:PcP4F7Nz
>>489から電波を受信したのでエディタに叩き付けてみた。
30分で作ったものなのでアレだと思うが。
498ジェシカとでぇと ◆mQKcT9WQPM :2007/07/23(月) 02:14:35 ID:PcP4F7Nz

〜待ち合わせ場所・『町の噴水の前』にて〜

「ふ、ふぅ、はあ、よかった間に合ったぁ。って!もういるし!
 ご、ごめんね?待った?
 …何よ、何にやにやしてんのよ。へ?顔になんかついてるって?
 や、やだ、どこ?何がついてんの?
 …むぎゅ。…あのねぇ!今時オヤジでもそんな寒いギャグ飛ばさないわよ!もう知らない!」

〜まずは軽く昼食、の前に〜

「……。
 ……なによ。怒ってるわよ。はい怒ってます。
 本気で騙されたんだから!
 何よ、せっかくさ、人がさ、ちょっとでも   に可愛いあたし見せようと思ってさ、なのに…。
 って、ちょ、いきなり何…。
 な、何よ、今更謝ったって遅いんだから…。
 しょ、しょうがないわね、そんなに言うなら…。うん。許してあげる。
 じゃ、昼は   の驕りだから。あはは!だーめ、今更変更は効きませんよーだ」

〜ちょっと高くついたお昼〜

「…でね、そのオヤジがしつこくってさ。
 何?…え。しょ、しょうがないじゃない、そういう仕事なんだし。
 接客よ接客!
 ……そんなに心配なら、   がお店に来ればいいじゃない。いっぱいサービスしたげるよ?
 …そうよ、いつまで経ってもこない    がいけないのよ。
     なら、特別割引でサービスしたげる。
 …何よその呆れた顔ー!わ、悪かったわね、商売なんだからしょうがないでしょー!」

〜その後、町で散策〜

「ね、コレ似合う?キレイ?
 わぁ、ありがとー!ねえおじさん、これいくら?…うわ。もうちょっとまからない?
 …え?何?…えー!買わないのぉー?
 ちょっと待ってよ、おじさんも三分の二でいいって言ってるしほら!
 え、ちょ、待って引っ張らないでってば!
 …もう!」
499ジェシカとでぇと ◆mQKcT9WQPM :2007/07/23(月) 02:15:28 ID:PcP4F7Nz

〜散策・店のあと〜

「…怒ってます。うん、さっきより怒ってます。
 ちゃんと説明してよ。アレくらいの金額、大丈夫だったでしょ?なんでよ?
 え?…あたしが…キレイになったら困るって…。ちょ、それどーいう…。
 …他の男が目を付けるって…。
 もう、ばーか。何余計な心配してんのよ。
 …どんだけキレイになっても、もうあたしは売約済だからさ。どっかのおバカさんが、一生かかって分割払いするんだもんね?
 …ほんと、ばかなんだからさ…」

〜帰り道・別れ〜

「じゃ、また今度ね。うん、ちゃんと開けとくから。
 …ば、ばか、そーいうのは、ちゃんと予定たててから言いなさいよ。
 だめ。今夜は仕事だから。ごめんね?
 …こ、こんどは、二日休み取れるように、パパに、頼んどくから…。
 も、もう、言わせないでよ!…ばか。
 …じゃ、またね。…ヒマができたらでいいから、お店も来てね?
 …ちゃんとお金払ったら、最高のサービスしたげる。   専用の、王様でも味わえない、最高のサービス。
 …こんだけ言っても、来ないんでしょうね。
 …ばか。商売だから仕方ないでしょ。…うん、わかってる。
 いつか、絶対、あたしの笑顔を   専用にしてね。絶対だからね?」
500せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/23(月) 02:17:12 ID:PcP4F7Nz
空白には好きな名前をブチ込んでくれたまへ!

すんません全然えろぱろでもなんでもないですね。
んじゃ寝ますノシ
501名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:19:57 ID:lLYOSGCK
>>500
哀しいけれど、ジェシカは俺専用なのよねw
502名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:20:15 ID:UzVkgDXq
>>500
へんたいさんはホンマ神や……


エチシーンも書かない?
503Soft-M ◆hjATC4NMLY :2007/07/23(月) 02:51:51 ID:Vq5fg2Rd
「それでサイトさん、ミス・ヴァリエールの格好を見て何て言ったと思う?
『なんかヘンな格好してるな。なにそれ。カーテン?』だって!」
「あっはは! そりゃひどいわ! サイトらしいけどねえ」
 
 開店前の『魅惑の妖精亭』内で、あたしは久しぶりに会った従姉妹と談笑していた。
 魔法学院に奉公しているその子、シエスタが話すのは、あたしもよく知っている
あたしたちと同じ黒髪の男の子、ヒラガサイトの事ばかり。
 今は、なんと貴族になっちゃったサイトの専属メイドをしてるんだとか。
 
 シエスタはサイトの事を話すとき、本当に楽しそう。目がきらきらしていて、
ときどき頬を赤らめて、不意に物思いに耽って。
 そう、恋する乙女の顔。見てて恥ずかしくなるのと同時に、微笑ましくなる。
 この子、本当にサイトのこと好きなんだなって、よくわかる。
 
 でも、あたしは彼女に相づちを打ちながら、ちょっと複雑な心境。
 あたしはサイトが、ルイズと一緒に一夏この店で働いていたのを傍で見ていたから。
 サイトは……ほぼ間違いなく、ルイズのことが好き。
 我が侭でプライドが高くてすぐ怒って単純で身体も子供で、
ウチの店じゃちょっと特殊なお客さんにしか受けないような女の子。
 でも、あたしや…シエスタには無いものを持ってる。そんなルイズのことを好いてる。
 
 だから、シエスタがどんなにサイトを好きでも、ちょっと厳しいかなぁなんて思う。
 それを、シエスタ自身も気付いているんだろう。だから、過剰なくらい明るく
サイトのことを話す。楽しそうにしている。
 
 ちょっと、羨ましいかななんて思う。
 あたしには、この子みたいに”恋”するチャンス、もう巡ってこないかもしれないから。
 叶わないかもしれない恋のために、全力でぶつかれるかどうかわからないから。
 それができるほど、純真でもなくなっちゃうからね、こんな仕事してると。
もちろん、後悔をしてるわけでもないんだけど。
 
 でも、だからこそシエスタの事は応援したい。幸せになって欲しいと思う。
 まぁ、ルイズのこともよく知ってるあたしとしては、手放しにシエスタの恋だけ
叶えばいいとも思えないから、フクザツなんだけどね。
 
「あ……ごめんね、わたしばっかり話ちゃって。そろそろお店の準備しないとまずいかな?」
「んー、まだ大丈夫でしょ。それより、帰るんだったら」
 
 ほとんど一方的に喋っていたシエスタは、帰る素振りを見せた。この子も用事があって
トリスタニアに来てるんだから、そうのんびりもしてられないのか。
 それに、あんまり外出してると、学院でサイトとルイズが何してるかわかんないしね。
 彼女の話からすると、何だかおっぱいが凄い子やらルイズよりちっちゃい子やら、
ルイズより手強いかもしれないライバルまで出てきたらしいし。
 
「また、ちょっと面白いもの手に入ったのよ。貸してあげるわ」
「えっ……、面白いものって」
 シエスタの頬がぼっと赤くなる。そうそう、モノの本やら何やら、
サイトを落とすための参考になりそうなもの、定期的に渡してるのよね。
 これくらいの援助ならいいでしょ。おみやげ話も面白くなるし。
 
「今日のブツは凄いわよー、サイトに使ったら、たぶんイチコロね」
「そ、そんな……あぁ、どうしよう……」
 もじもじするシエスタだけど、この子もあたしと血が繋がってるだけあって
結構まんざらでもないのは知ってる。嬉々として実践するでしょうね。
 
 ブツを大事そうにしまい込んだシエスタと、店の前で別れる。また近いうちに会う約束をして、
彼女は魔法学院に帰っていった。がんばんなさいよ、と小声で呟く。
 それを見送って、あたしは伸びをしながら空を見上げた。
 
 ――今日も、忙しくなるわね。あたしは気合を入れ直して、『魅惑の妖精亭』のドアを開いた。
504Soft-M ◆hjATC4NMLY :2007/07/23(月) 02:53:25 ID:Vq5fg2Rd
楽しそうなので自分も書いてみました。
「ゼロの飼い犬」がこんな話できるまで進むのはいつになるかわかりませんがw
505名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:03:12 ID:lLYOSGCK
>>504
ムッハー(°Д°)!ジェシカ祭りじゃ〜。
506名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:42:33 ID:6bu9yxLR
いいよいいよーこの流れ
507名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 04:29:35 ID:gsnLvCWd
相変わらず素晴らしい心理描写
シエスタの治療編も心待ちにしております
508名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 05:57:12 ID:qfdUSN4h
なにこのジェシカ祭りいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!
509名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 21:27:57 ID:EO4+0Vo+
「ふう…」
絶対お客さんに見せちゃいけない溜め息。お仕事だからこんなのは見せられない。
案内して、お話しして、食べ物運んで、お金を貰う為に胸見せて、裏に回ったら洗い物して、お掃除して…こんなんじゃ遊んでる暇なんて無いじゃない。パパがお願いしてるから何とかやってあげてるけど…

お店が終わって、一人の時間。一番最初は…ご飯よりお風呂かな。いくら匂い消しの香水ふってるからって、汗は嫌。
少しさっぱりしたらやっとご飯。実はあんまり入らないの。疲れ過ぎちゃって。
それから部屋に籠もって…そうね。
秘密の時間…かな。
す、ストレス溜まっちゃってて!なんか少しずつお胸が大きくなってきちゃってるし!私は日々成長してるのよ!
いつも人前に出てるから…こんな時は反動がでちゃうって言うか…
き、汚いとか思わないでよ…その…したいなって…男遊びとかするくらいなら…まだこっちの方が良いのかなって…
ほ、本当に経験は無いのよ!パパが泣いちゃうから!
あたしは妖精さん。そんなに簡単に触っちゃダメ。許さない。
お、お胸にチップ挟んで見せちゃうサービスだって本当は…お嫁にいけなくなっちゃうって…思ってるんだから…
だから本当に好きな人が出来た時は…す、好きなだけさせちゃう…
だって!お客さんにすら見せちゃってるもの!好きな人だったらそれ位しないと…割に合わないじゃない…
その分しっかり私に優しくするのよ?お部屋に帰ったら抱き締めてくれて、す、すぐにベッドでも…構わないし…

あはは…つまみ食いはダメ。食べるなら全部食べてね?ぱ、パパの事は目を瞑るからその時は…
510名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 21:29:24 ID:EO4+0Vo+
SSじゃないかも…とか思ってる。また勝手にチャレンジしてた。
終わりかな…ごめん(ry
511名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 21:43:22 ID:exNfhBVn
下品なんですが・・・その・・・勃起しちゃいましてね
512名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 22:16:09 ID:lLYOSGCK
>>509
キィヤァ〜!ジェ〜シ〜カ〜可愛い過ぎる〜
513名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:25:17 ID:WP45wKVS
GJ!!このスレのジェシカは何気に純情ですね!
もちろんそんなジェシカ大好きですがなにか。
514名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:34:25 ID:zGG9xaKs
サイトとジェシカのラブストーリーをひとつお願いします
515名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:42:54 ID:rvI2tfRV
>>511
自重しろマリコルヌ
516名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 00:05:13 ID:8Gpk1OW9
改めて思うとジェシカって新鮮だな。
517名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 02:14:49 ID:a0wE+xCy
いままでジェシカは特に気にしてなかった漏れだがこれからは愛でてみようと心に決めた。


「えっと、そのごめんなさい!」
「ん〜、悪くはないんだけど……その、ごめんね」
「サイト・シュバリエ・ド・ヒラガみたいに7万の大軍を一人で止められれば、交際も考えなくもないですわ」

とフラレまくる脇役Aを主役にした妄想が頭をよぎるオレ中二病患者
518名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 02:42:28 ID:CrBAMsmm
>>517
よう、マリコルヌ
519名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 21:42:07 ID:IavR+Avv
過疎
520名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 22:39:19 ID:8K+hhK2U
過疎ではないわな。過疎化してる気はするが。

誰かSSかネタを……orz
521名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 23:10:34 ID:Lc6pTgOq
ネタさえあれば…何とかしたい…
522名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 23:11:27 ID:8Gpk1OW9
皆日常生活があるんだから、毎日毎日投下される訳ないでしょ。
523284 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:15:37 ID:pnqbevDK
暑い…暑すぎて暑死しそうだ…
と、いうわけで(何が
夏物を、一つ。
シエシエものです。では。
524夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:16:31 ID:pnqbevDK
「うあ"〜〜あっぢい〜」
 さんさんと照りつける太陽の下、だらだらと汗を垂れ流しながら才人は中庭を歩いてい
た。
「そうだよなぁ… 冬があるんだから、当然、夏もあるよなぁ…」
 さすがに蝉は鳴いていないが、それでも日本の夏に勝るとも劣らない熱気が才人を襲っ
ていた。
 才人はちょうど日課の演習を終えて寮に戻るところだった。
 近道となる中庭を通るのだが、今日はそれすらも億劫になるほどの暑さになっていた。
「アイスー、カキ氷ー… はぁ、あるわけねぇよなぁ……」
 うだりながら、才人が中庭を横切ろうとすると、ある『モノ』が目に入った。
「風呂… 風呂かぁ。 沸かすのめんどくせえなぁ…」
 にべも無いことを呟きながらふらふらとタライ風呂へと近づいていく。
 
 砂漠の中のオアシスとはまさにこのことを指すのだろう。
 風呂。 では風呂に必要なのは何か?
「みっ… 水っ…」
 そう、水である。
 この暑い中、そこに水があったらどうするだろうか? ちなみに喉は渇いていない。
「やっほーい!! プールだあぁぁぁああああっっ!!」
 ま、こうする。
525夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:17:39 ID:pnqbevDK
 と、言うわけで才人はルパンもかくや、というほどの脱ぎっぷりで十分に水の張ったプ
ールに特攻していった。
 どっぱ〜ん。
 …。
 ……。
 ………。
「あ"〜〜」
 才人が、ザバッと顔を出す。
 しかし、どうもその顔は歓喜というには程遠い色であった。
「……なまぬりぃ」
 ま、炎天下に生水放置してたら当然だろうな。
 恐らく、この水を一口飲んだらきっと素晴らしい地獄の旅に出ることが出来るだろう。
「ま、でも無いよりはマシか」
 すい〜と才人はタライの中を平泳ぎで泳ぐ。
 冷たく無いとはいえ、特訓の汗を流すにはちょうど良いものには違いない。

「気持ち良さそうですね、サイトさん」
 才人がしばらく泳いでいると後ろから声を掛けられた。
「ん〜? って、シエスタじゃん。どうしたの?」
「いえ、仕事が一段落したので休憩を、と思ったら水の跳ねる音がしたので」
「へぇ〜」
 才人は裸なのを気にしてか、さりげなく後ろを向いて泳ぎだす。
「それにしても本当に気持ちよさそうですね。 …お邪魔してもよろしいですか?」
526夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:18:22 ID:pnqbevDK
「うんいいよ〜。…ってちょ、えぇぇええ?!」
 才人が慌てて振り向くと、既にシエスタはいつものメイド服を脱ぎ捨て、準備万端で縁
に足をかけていた。
「ちょっまっ、シ、シエスタっ」
「こう暑いと、さすがにあの服では汗がひどいんですよ〜。 あ、冷たくはないんですね」
「へぇ〜それはたいへんだねぇ。…じゃなくて! ま、まずいってシエスタ」
「嫌ですわサイトさん。 前にもこうして一緒に入ったじゃないですか」
「いや前と全然環境違うし」
 前回は夜ということであまり見えなかったのだが、今はなんと言っても真昼間である。
 太陽のお陰で隅から隅までずずいっと見えてしまうわけで。
 そんなことになったら、水の中で潜水している愚息がハッスルしてしまうわけで。
 そうなったら最後出ることが出来ないわけで。
 絶対防衛ラインの結論としては『うしろをむこうぜ』
 よし、決定。 もう見ない。

「うふふ、恥ずかしがらなくても結構ですよ? ほら、ちゃんと隠しますし」
「そ、そう?」
「そうですよ。 だから、こっち向いてくださいよ」
 才人がそろ〜っと後ろを向くと…。
「な〜んて♪」
 シエスタが座っていた。手を下ろしたままで。
「―――――――――っ!!!」
 …だ、だまされたっ。
 才人があまりの衝撃に石になっていると、シエスタがすっと近づいてきた。
「ふぅ、それにしても本当に今日は暑いですね。…ほら汗がこんなに」
 そう言うと、一仕事終えた後のように手で額を拭う。
 すると、たおやかな白いふくらみが、腕に押されて更に強調された。

「シ、シシ、シエ…」
「どうしました? サイトさん?」
 また、シエスタが近づいてくる。
 今度こそ極限まで、それこそ身じろぎすると色んな所がぶつかりそうなほどに。
「そ、その、ほ、ほら。む、む、むむ…」
「む?」
 シエスタが、何のことだか分からないとでも言うように首を傾げる。
「む、胸…を、か、隠さない、の?」
「あぁ、見せてるんですこれ。わ・ざ・と…ね?」
「――――――っ!?」
「でも、こんな事するの…サイトさんにだけですよ?」
 そういって、シエスタは笑う。
 まるで自分の仕事ぶりを自慢するように。
 一仕事終えた後のように。
 田舎娘らしく、爽やかに。
 爽快に、軽快に。
 妖艶に。
 嗤う。
527夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:19:33 ID:pnqbevDK
 才人は暑さのせいとは違う汗を額にかいていた。
 汗が頬を伝い、顎に溜まり、下に落ちる。
 垂れた汗は重力に従い下に落ち…シエスタの白く眩しい双丘へと落ちた。
「あ…えと…その…」
 才人はゴクリと喉を鳴らす。
 水の中に居るのに喉が渇いてしょうがない。

「…いいんです」
 ずっと微笑んでいたシエスタが表情を崩さないまま、呟く。
「サイトさんなら、いつだって、どこだって、いいんです」
 シエスタは才人の胸板に手を添え、静かに顔を埋める。
「暑さのせいにして下さっても結構です…」
 ゆっくりと、頭を才人と同じ高さへと持ち上げていく。
「今日くらい…好きにしてください…」
 頭を持ち上げ、瞳の中に互いが写りこむ。
「シ、シエスタ………っっ!!」
 才人が言葉を紡ぐ前にシエスタはその口を自らの口で塞ぐ。
 そうして、少しの静寂したときが流れ、シエスタは重ねていた唇を離した。
「シ、シエスタ…」
「いいんですよ? 好きにして下さって」
 そういってシエスタは才人の手をとって、自らの左の丘に添える。
「ほら、こんな風、に…んっ、あぁ、ふぁ…あ、んん…」
 才人の手を握ったまま、シエスタは胸を揉み進めていく。
「ふうぅ、んっ、やあぁ…サ、サイトさぁんっ…く、うっ、うああ…はぁん」
「シエスタ…すげぇ、柔らかい…」
 されるがままだったサイトの手が徐々に自ら動き、より柔らかさを求めていく。
「ぅ…あはぁ、あ…き、気持ち、いい…ですっ。 …んんっ、ちゅっ…ちゅぷ…ふぁぁ」
 才人は胸を指で味わいつつも、空いている手でシエスタの腰を抱き寄せ、再びシエスタ
の唇を求める。

 才人はシエスタの先端を丹念に指で転がし、引っ掻き、引っ張って、味わう。
 シエスタの胸は、才人の手に動きに合わせて淫らに形を変えていく。
 才人は柔らかさを求め、シエスタは快感でもってそれに応える。
「ちゅぷ…んちゅ…んっ、んぁ…じゅぷ…んんっ…シ、シエスタ」
 唇を離すと二人の間に透明な橋がかかった。
 才人は散々弄っていた先端に今度は舌を這わせる。
「んんっ、あ、やぁあ、つっ、くぅうん…サイトさん…やぁっ、か、かんじゃっ…あああ
んっ」
 先端の痛々しい位に主張する突起に歯を立て引っ張り、離すとぷるんと全体が揺れる。
 そのたびに、シエスタはブルブルと背筋を震わせて悶える。
「はぁあっ…んっ…あは、サイトさん、赤ちゃん、みた…んうぅっ」
「う、ああ、シ、シエスタぁ…ん、くうっ!」
「ふふ…サイトさん…こっちもこんなに…」
 シエスタが才人の怒張へと指を這わせると、ビクビクと何かを求めるように跳ね回る。
 シエスタはその上へと跨り、自らの秘裂へと宛がった。
「そろそろ…どうぞ、サイトさん…」
「シエスタ、シエスタ!…うぁっあああっっ」
「サ、サイトさっ…んんっあああぁあぁあああ〜〜!!」
 才人がシエスタの腰を抱き、ずぶずぶと自らの怒張へとシエスタを突き刺していく。
「ああ、あ、あああっ…あ、あは、サイトさんの、全部埋まってます…」
「ん、んくぅう、うあ、シエスタッ…すごっ…キツっ」
 しばらく静まっていた水面に、やがて徐々に波が立ち始めた。

528夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:20:28 ID:pnqbevDK
「んんっくうっ…ふあぁっ…やぁっあん、はぁあああんっっ」
「くっ…ふっ…シ、シエスタっ…くうっ…」
「ああっ…あ、サイ、ト、さんのっ…奥までっ…きて、来て、ますうっ…あ、はぁあん」
「シエスタっシエスタっ…あつ…く、て…きもち、い…」
「サ、サイトさ、んっ…ふあ、ふああっ」
 シエスタの中はどこまでもきつく、絡みつくように才人を絶頂へと導いて行く。
 才人はシエスタを持ち上げて、腰を上下させるのに合わせて動かす。
 才人の先端が、シエスタの子宮の入り口をコツコツとノックするたび、シエスタはビク
ビクと身体を振るわせる。
「んあっ、きゃうんっ、あんっ、やあっ、だめぇ…」
 才人の怒張がいっそう膨らみを帯びる。
「サ、サイトさ、んっ…わ、わたし、いっ…も、もう、だめ、ぇえ…イ、イキ、そ…です
 っ」
「お、おれっも…そ、そろそろっ」
 シエスタが、ガクガクと痙攣し始める。
「あ、ああ、うあああ、シ、シエスタッ」
「うっ、んっ、きゃあ、ああん、サイトさんっサイトさぁんっ」
 才人の腰の動きがどんどん早くなっていく。
「あ、ああああ、シエスタ、も、出そう…」
「なかでぇ、なかでいいですっ、から…い、いっしょ、に、はあ、ああああんっっ」
 シエスタが収縮して、才人を絞り上げる。
「うあああっっ、で、出るっ…」
「あ、ああ、あああああっふやぁああああっっ」
 才人が最後に一番奥まで突き入れると、シエスタの中が今までで一番強く収縮して才人
の放出を受け止めようとする。
 そして才人がそれに応えるように限界をむかえた。
「う、うああああああっっ!!」
「いっくううううっ…うぁああああああっあああああんんんっ」
 シエスタの背中が弓のように反り返って、絶頂を迎えたことを才人に伝える。
 そして才人は、シエスタの奥を自らの欲望で満たしていった。
 どくどくと怒張が波打つたびに、シエスタの狭い膣内を白濁色の粘液で埋め尽くしてい
く。

「サイトさんの…入ってきてます…」
「はは…」
 二人は心地よい疲労感に包まれて、まどろんでいった。
 夏の太陽はまだ沈まない―――――。
529夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:21:18 ID:pnqbevDK
 …。
 ……。
 ………。

「ご、ご、ごごご、ごご、ご主人様ほったらかしてどこに行ってたのかしら? こ、ここ、
 この、バカ犬はぁ!!」
「ま、まてルイズ!! こ、これには深いわけがっ…」
「問・答・無・用ぉ〜〜っっ!!!」
「ひぎゃぁぁあああああああああああああああ、あ、あ…あ」
 うごかない、ただのしかばねのようだ。
                                 <end?>
530284 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:22:43 ID:pnqbevDK
え〜以上です。
シエシエじゃ無いですねこれ。
それでは、お邪魔しました。  ノシ 
531名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 23:32:03 ID:8K+hhK2U
>>530
愚痴言っててすいません。そしてGJ!!

夏の真っ昼間からお二人さんやらかしすぎwww
532名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 23:32:12 ID:IavR+Avv
533名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:09:53 ID:N0q4GAGx
>>530
GJ!
さすがはシエシエ
やる時はやるって感じw
534名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:51:14 ID:IQdtDOXC
…時々不安になるの。犬、犬って皆の前で馬鹿にしてるのに、サイトは怒らない。謝らなきゃ…なんて思ってるのに。私はロクにサイトに謝った事が無かった。
貴族の誇り、貴族の風格、そう易々と、それも使い魔なんかに謝れる筈ないじゃない。私の名誉の為に…サイトは…

「犬!何してるのよ!」
「私の側に居ないなんて、とんだ使い魔だわ!」
「もう少し立場をわきまえなさい。アンタの出番はな・い・の・よ」

元々この世界の人間じゃなかったんだから、あの時に怒っても不思議じゃないのに…苦笑いして、さっとその場を離れてくれたりした。

「わかった…」

こう言って、その後私の見えない所で落ち込んで。
私もサイトも、心を傷付けてる。原因は私なのに、サイトも傷付く。


だから埋め合わせは…私から。
部屋に帰って、二人きりになってから色々お礼をするの。言葉遣いは変わって無いけど…

「…今日も良く耐えたわね」
「慣れたよ。それに貴族様だしな」
「…あんまり言わないでよ。私だって…本当は…」
「わかってるから。気にすんなって」

ここまで尽くしてくれると抱き締めたくなる。それを止める理由も無いから…私はサイトを抱き締めてやる。
「これでもう少し胸が大きかったら…」
「うるさいわね」
これ位は言ってくれないと張り合いが無い。


「ご褒美。なにがいい?」
「えーっと…」
結局この後は好きなだけキスして、指とか絡めて、私の頭がぼーっとして…

私はブラウスのボタンを外す。
今日はサイト、頑張ってたから。
私は沢山ご褒美をあげる事にした。一番とびっきりのご褒美を。

「あ、あげるわよ?…でも」
「ルイズ」
「…」
「好き。可愛い…俺のご主人様…」

「…うん。優しくしなさい…よね」

ルイズ甘ふっか(ry
535名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:59:18 ID:LMY1OUME
>>534
つ、続きは?
536名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:11:20 ID:XG8iQqze
サイトが受けのSSは無い?
そういうワードで検索したんだが、ほとんど別のが引っ掛かる……
結構ハードでも大丈夫、むしろハードの方が(ry
537名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:23:15 ID:rStElZDO
>>536
保管庫にサイトが壊される奴が有ったような気が・・・

タイトル忘れた
538名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:33:41 ID:u51iilKK
コッパゲマダー?
539名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:44:50 ID:XG8iQqze
>>537
裏タバサってのなら読んだが、他に無いかな……
540名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:16:46 ID:piOZL/cG
>>537
サイトがルイズのせいで身体障害者になるSSだっけ?
消されたような?
541名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 03:45:41 ID:FsyiOnPJ
そういえばサイトとアニエスの奴って完結したっけ?
542名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 04:40:20 ID:DGXcwKNa
保守
543名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 10:13:49 ID:rStElZDO
>>540 なんかファンの子に複数で攻められるSS無かったっけ?
544名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 10:33:43 ID:VXh7FNI8
>>540
あれって完結したっけ?
545名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 13:34:31 ID:ToON0yC+
普通エロパロで鬼畜系と言えば女の子がひどい目に逢うのばかりなのに
ゼロ魔だと結構な確率でサイトがひどい目に逢うから侮れん。
546名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 13:35:27 ID:i8OYRsXR
サイトが一番Mだから仕方がないw
547せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/25(水) 13:38:20 ID:G6TsoduO
昼から何書いてんだか。2期にちいねえさまが出る前に俺がちいねえさまを書くぜ!
というわけで買い物前に投下いきまーす
事前に
http://wikiwiki.jp/zero/?%A4%BB%A4%F3%A4%BF%A4%A4%A4%B5%A4%F3
の『ヴァリエール三姉妹編』を読んでおくと幸せになれます
548せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/25(水) 13:38:57 ID:G6TsoduO
ルイズパパがルイズママにフルボッコにされてから一週間の時が過ぎた。
あれから、シエスタはルイズと結局喧嘩しながらも、ヴァリエール分邸にいついてしまった。
実際使用人の人手は足りていなかったので、シエスタの存在は使用人たちには非常にありがたがられた。
ルイズはさんざんゴネてシエスタを何度も追い出そうとしたが、周囲の要望となによりシエスタ本人の強い希望によって、メイドとして相変わらず才人の世話を焼いている。
しかも、シエスタはルイズの身の回りの世話までするようになった。
本人曰く、『ここで働く以上は家人様の面倒を見るのは当然ですわ』とか言っていた。
才人はまあ二人が仲がいいのはイイコトだよな、なんて呑気に構えていたが、実の所シエスタは世話を焼くことでルイズに対しアドバンテージを獲ようという腹積もりだったのである。
どこまで黒いのかこのメイド。
そしてアレ以来エレオノールは才人の所へはやって来ず、カトレアも元気なまま過ごしているようだった。
ヴァリエール分邸では、毎晩恒例になったメイドとお嬢様の才人争奪戦以外は、概ね平和な日々が続いていたのだった。
しかし。
その日の朝。よりにもよって、メイドとお嬢様が争奪戦の末、屋外で相打ちで果てたその朝に。
桃色の嵐がやってきたのである。
549ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/25(水) 13:40:09 ID:G6TsoduO
目を醒ますと。
カトレアさんが俺の朝勃ちしたソーセージで、朝食の真っ最中でした。

「って何やってんですかカトレアさんっ!」

俺の絶叫にカトレアさんは俺の方を見上げて。
そのまま無視してちゅぱちゅぱと俺のモノをおしゃぶりし続ける。
って人の話聞こうよ!

「ちょ、人の話聞いてくださいよ!」

言って俺は、裏筋を舌で責め始めたカトレアさんにもう一回言う。
さすがに今度こそ、カトレアさんは俺のモノを解放して、俺を見上げて、俺の脚の間から出て、その横にぺたんと座る。
そして、こくん、と首をかしげて、眉をへの字に歪めて。

「キモチよくありませんでした?」

…いやものごっつキモチよかったんすけどね?

「いやそーじゃなくって!なんで朝っぱらから人のモノを咥えてんすか!」

まあ当然であろう俺の質問に、カトレアさんは更に悲しそうな顔になって。

「…そうですか。サイト殿は私が嫌いなんですね」

よよよ、と泣き崩れる。

「ちょ、どうしてそうなるんですか!」
「だってそうだわ。私なんかがシテも気持ちよくないんだわ」
「いやカトレアさんめっちゃ上手ですから!舌使いとかすっごい上手いし」
「ほんと?ほんとに?」

そこまで言うとカトレアさんはちらり、とこっちを見てくる。
…やっぱ泣きマネだったか。
まあ、キモチいいのは事実だけどさ。

「で、でも、いきなりは勘弁してくださいよ…」

そう、問題はいきなりってとこ。
こっちとしても心構えってもんが…。
550ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/25(水) 13:41:30 ID:G6TsoduO
「あら。ちゃんと『いただきます』って言いましたわ」

カトレアさんは可愛らしく首をかしげて、あごに人差し指なんか当ててみせる。
いやそれ、俺が寝てるときに言ってるでしょ…聞こえなきゃ意味ないでしょうよ…。
俺は半分呆れて、そしてカトレアさんに尋ねた。

「で、なんでこんなことしてんですか」
「あら、もうお忘れ?」

…そういえば。
カトレアさんは生来病弱で、お医者さんにかかっても体がよくならないと言っていた。
ところが、ガンダールヴの精液…つなり、俺の精液を飲めば、元気になるらしいのだ。
…実際元気だし。

「以前にサイト殿の精液をもらってから、一週間過ぎました。
 そろそろ、次のお薬を戴かないと…また調子が悪くなってしまいますわ」

言って、カトレアさんはまだむき出しの俺のアレをきゅっと握る。

「た、確かにそうだけどっ」
「それじゃあ…」

そしてカトレアさんは俺の竿をこしこしコスりながら、もう一度俺の脚の間に入る。
そのまま火照った顔で、とろけるような目で俺の一物を眺めて。
小さな舌で、ぺろり、と俺の先端の裏側を舐める。

「ちょ、それっ…」
「いーっぱい、出してくださいね。サイト殿のお・く・す・り♪」

そして、カトレアさんは俺のモノをぱっくりと咥えたのだった。
551せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/25(水) 13:42:08 ID:G6TsoduO
じゃ、買い物から帰ってきたら続き書くねーノシ
552名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 13:44:57 ID:LMY1OUME
>>551
一番槍ちょw
ここまですかw
553名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 14:22:35 ID:p/g44XXM
最近せんたいさんの嗜好がかわってきているような……
焦らしは相変わらずだけど。
554名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 14:59:46 ID:O7WJHsbl
口だけ?口だけですか?w
555名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 15:12:47 ID:yLoq19Ee
下のほうからも摂取したほうがいいよ
556名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 15:44:30 ID:heOh4huS
最近せんたいさんのSS全部読んだ。
ぶっちゃけ、今日の朝で読み終わった。

せんたいさんはへんたいさんだなぁ と(ry(褒め言葉
続き待ってます。職場で期待して待機中。
557名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 16:47:26 ID:vyb//S+u
897 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 16:38:11 ID:3OH1KJYd
公式HP更新、副題は「妖精達の休日」
今度は短編集とのこと
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=17213

899 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 16:45:13 ID:TbCD1K9m
>>897
煽り文に噴いた


900 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 16:46:12 ID:6KQyT5rh
短編集という期待&予想大当たりだぜい

>サイト……
>わたしの胸がホンモノかどうか、さわって、確かめて

゚  ゚   ( Д )
558名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 17:10:37 ID:yLoq19Ee
  /'           !   ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、    ┃   ━━━━━━━━
ァ   /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 )    ┃               ┃┃┃
'   Y  ー==j 〈,,二,゙ !  )    。                  ┛
ゝ.  {、  - ,. ヾ "^ }  } ゚ 。
   )  ,. ‘-,,'   ≦ 三
ゞ, ∧ヾ  ゝ'゚       ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧         三 ==-
/ |ヽ  \-ァ,          ≧=- 。
  ! \  イレ,、         >三  。゚ ・ ゚
  |   >≦`Vヾ        ヾ ≧
  〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、     `ミ 。 ゚ 。 ・
559名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 18:00:17 ID:moOSsh3y
公式のあらすじを要約すると12巻は
サイト……
わたしの胸がホンモノかどうか、さわって、確かめて

トリステインの女王アンリエッタの妨害にあいながらも、
どうにかティファニアはルイズたちと同じように学院に通うことになり、
その「革命」な胸のため、あっという間にクラスの人気者になる。
しかし、ハーフエルフであるティファニアは、いつも帽子をかぶって過ごしていた。
突然現れたうえに人気をさらったティファニアが面白い

うえた女生徒たちとやろうとたくらんであの人気キャラも活躍!?
大人気異世界ファンタジーは、ちょっと一息の短編集! 


な展開らしいwktk
560名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 18:09:15 ID:LQ81HyJ/
胸触ってって誰の台詞だ?
テファか
561名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 18:11:05 ID:YXOOJ8rL
>わたしの胸がホンモノかどうか、さわって、確かめて
( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?

ハッ!!?メ、メイドエルフノコトカァッーーーーーーーーー!!!!!!
562名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 18:11:06 ID:LMY1OUME
ルイズの胸が増量するとか。
563名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 18:12:39 ID:U4CgR8x6
>>560
マリコルヌらしい
564名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 18:16:34 ID:LQ81HyJ/
個人的にもう11巻の終わりのまま
セックル突入しちゃえよと思う
565名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 20:50:18 ID:ToON0yC+
そんなのは、すでに4巻惚れ薬の時点で通過した発想だ。
566名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 21:27:48 ID:PeMDA4pp
そんなのは、すでに1巻契約の時点で通過した発想だ。
567名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 21:52:55 ID:woY03cgD
11巻の終わりと言うなら、突入するべきはタバサルートだろww
568名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 21:55:03 ID:ds1r0ouA
FATE/ZEROのライダー(イスカンダル)を召喚ってSS書いてるんだけど
何度やってもコイツ、女王に戦争しかける展開になって話が進まない
誰かコイツを止めてくれ・・・・・
569名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 21:55:55 ID:+BQPQuZB
誤爆乙
570名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:08:39 ID:XC6D7Lk/
今更だが、シルフィードに発情期ってあるのか?
もしそれがあるなら・・・

後は分かるよな?
571名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:19:25 ID:YXOOJ8rL
せんせーよくわかりません
572名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:20:03 ID:MyQ+QRzb
シルフィードだったら発情期より普通に才人に惚れる展開の方が見たいな。
こうさ、シルフィードの両親か何かが「幼い娘を誘拐しやがってこのクソ人間が」とか言いながら
学院で暴れまわる訳だよ。で、家出してたも同然のシルフィードは物陰でガタガタ震えてたり。
そこに現れた才人が「お前がここにいたいって言うんなら、あの分からず屋の両親から守ってやるよ」
みたいに言って、敵うはずもないのに成体のドラゴン二体相手に立ち回る訳ですよ。
で、才人がいよいよ死にかけたときにシルフィードが震えながら止めに入って、
「おおこの子も大人になったのだな」と両親は寂しさを感じながらも去っていくと。
そんなこんなで才人にマジ惚れしたシルフィードは、翌日から才人を追い掛け回して
「サイトの子供産むのーっ!」とか言ってルイズとかシエスタとかタバサとかの嫉妬を煽っちゃってもう大変。
でもシルフィードの方は人間の倫理観なんか持ってないから
「強いオスの種は皆が欲しがって当然なの。みんなで一緒に子作りするのねーっ!」とこう。

以上だ。なにか言いたいことは?
573名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:21:29 ID:XC6D7Lk/
>>572
すまん、おまいの妄想力には完敗だ
574名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:37:53 ID:M63aO26e
>>572
先生の授業は分かりやすいから好きです!!
575名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:46:20 ID:HQEC3wAp
>>572
お前に必要なものは空改行だ www

---------^
 シルフィードだったら発情期より普通に才人に惚れる展開の方が見たいな。

 こうさ、シルフィードの両親か何かが「幼い娘を誘拐しやがってこのクソ人間が」とか言いながら
 学院で暴れまわる訳だよ。で、家出してたも同然のシルフィードは物陰でガタガタ震えてたり。

 そこに現れた才人が「お前がここにいたいって言うんなら、あの分からず屋の両親から守ってやるよ」
 みたいに言って、敵うはずもないのに成体のドラゴン二体相手に立ち回る訳ですよ。
 で、才人がいよいよ死にかけたときにシルフィードが震えながら止めに入って、
 「おおこの子も大人になったのだな」と両親は寂しさを感じながらも去っていくと。

 そんなこんなで才人にマジ惚れしたシルフィードは、翌日から才人を追い掛け回して
 「サイトの子供産むのーっ!」とか言ってルイズとかシエスタとかタバサとかの嫉妬を煽っちゃってもう大変。
 でもシルフィードの方は人間の倫理観なんか持ってないから
 「強いオスの種は皆が欲しがって当然なの。みんなで一緒に子作りするのねーっ!」とこう。
---------$
以上だ。なにか言いたいことは? w
576名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:53:29 ID:MyQ+QRzb
>>575
空改行ってなんか
「お前らはこうやって間を置いてやらねえと文章も読めねえんだろ?w」
って読む人をナメてるみたいでなんか嫌なんだ……スマン。
577名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:56:44 ID:YXOOJ8rL
サイト×シルフィードの絡みでこんな神設定が爆誕しようとは夢にも
578名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:58:22 ID:rTGl8srK
>>572
後のドラゴンハーフである
579せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/26(木) 00:06:41 ID:tgd8Mr+Y
シルフィードはドラゴンだから普通に卵生だと思っている俺がいます。
でも受胎はすると思うので普通にえちいことはできると思われ。
しかし、しかぁし!ここで大問題が。
『相手は龍』そう、地上最強の生物にカテゴライズされる生物。
つまり、交尾の時間もそれに応じる精液の量も半端ないはずなのですよ!
才人が干物になっちゃうから無理ポなのです。
あ、でも
「もっと、もっとぉ」「全然足りないのねー」「お姉さまに化けてあげるからもう3ラウンドがんばるのね!」
みたいなのは思いつ(ry

バカ話はこのへんにしといて、続きいきます。
まだ途中なのはナイショだ
580ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/26(木) 00:10:21 ID:tgd8Mr+Y
着衣のままのカトレアは、最後の放出を終わらせて力を失っていく全裸の才人のブツを両手で大事そうに捧げ持ち、先端を咥えて、尿道に残った最後の一滴まで吸い出す。

…ちゅるるっ…んく。

そして喉を鳴らして、口に溜まった才人の精液を飲み干した。

「…んッ…ごちそうさまでした」

カトレアは口の端から漏れた涎混じりの精液をもぬぐって口に入れて、笑顔でそう言う。

「お、おそまつさまでした…」

そう言う才人の表情は虚ろだった。
まあ、朝から四回も抜かれては精も根も尽き果てようというもの。
才人は虫の息で、ベッドの上で大の字になっている。
カトレアはそんな才人の足の間で、すっかり芯の抜けた肉棒を、つまんだり引っ張ったりして遊んでいる。

「も、もう無理ですよ流石に…」

才人は股間から見上げるカトレアに息も絶え絶えにそう言う。
カトレアはそんな才人ににっこり微笑むと。

「よく頑張ったわね♪お姉さん嬉しい♪」

言ってかとエアは、才人の胸にぽてん、と寝転んだ。
そして嬉しそうに、才人の胸板を掌で撫で回す。

「喜んで頂けて光栄至極ですよ、全く」

言って、才人は胸板に密着したカトレアの桃色の髪を、優しく漉き

「犬ぅ?」

地獄の釜の蓋が開いた。
地獄の業火が朝の空気を灼き、煉獄の吹雪が魂を凍らせる。

「あさっぱらからぁ?
 な に をぉ?
 し  て  い  る  の  か  し  らぁ?」

声の出所を振り返る才人の顔が、真っ白に染まる。
恐怖に顎がカチカチと鳴り、身体が震える。

「あら、ルイズおはよう」

カトレアは何事もなかったように立ち上がってベッドから降りると、ベッドの脇で仁王立ちになっているルイズに何事もなかったかのように笑顔を向ける。

「お 早 う 御 座 い ま す、ち い ね え さ ま」

ルイズの顔は満面の笑顔だったが、その瞳は全く笑っていない。
才人は、『笑顔は肉食獣が獲物を捕食する時の口の形に由来する』という、生物の先生の薀蓄を思い出した。
ルイズは笑顔のままずし、ずしと一歩ずつ才人に寄って行き。
枕元まで来ると。

「いやあのルイズとりあえず話をぉぉっ!?」
581ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/26(木) 00:11:33 ID:tgd8Mr+Y
才人の言葉など完全に無視して。
がしぃっ!と才人の頭を片手で鷲掴みにして。

「朝から随分とお盛んねえ?
 一体!アンタは!ここで!この場所で!何を!なぁにをしていたのかしらぁ!
 言って御覧なさいよ!犬!犬ぅぅぅぅぅぅぅぅぅーっ!」

息を継ぐごとに拳を叩き込んでいては、マトモな返答は期待できないのだが。
ルイズはそんなことはお構いナシに才人に向かって拳を振るい続ける。

「なんで!アンタは!いっつも!いっっつも!節操が欠けてんのよ!」
「そのへんにしておいたら、ルイズ」

際限なく才人に叩き込まれるルイズの右拳を、カトレアの手が包んだ。
そんなカトレアに、ルイズは実の姉に向けるとは思えない殺気のこもった視線をぶつける。

「ちいねえさまも…人の婚約者に手を出すなってあれほど…」

どうやらルイズは、カトレアがどうしてこういう事をしているのか、怒りのあまり完全に失念しているようだった。

「あら?ルイズは忘れたのかしら。サイト殿の精液は、私のお薬なのよ」

にっこり笑って言い切ったカトレアに。
ルイズははっとなって自分の右手を見る。
そこには、ボコボコにされて虫の息の、才人がいた。

「きゃああっ、サイトぉっ!?」

慌ててルイズは、才人の介抱を始める。

「…やれやれ」

事の元凶は、肩をすくめると、妹の婚約者を助けるため、『治癒』の詠唱に入ったのだった。


「…全く、毎度毎度、人の話はちゃんと聞けよなぁ」
「…ご、ごめんなさい…」

いつもなら、サイトが生意気を言ったら全力で反論するんだけど。
私は、さっきのアレもあって、ただ俯くしかなくなっていた。
…また、やっちゃった…。
サイトが、ちいねえさまとああいうことしてるの見て…一瞬で理性が飛んじゃって…。
これじゃあ、本当にシエスタが言うとおり、サイトを幸せにすることなんか…できないかも。
でも。

「でも、ちいねえさまも悪いのよ。事前に言ってくれれば、私が…サイトから…」

そこまで言って私は口ごもる。
だって、貴族の子女が、『精液を搾り取る』なんて言えないし。
でも、その言葉にちいねえさまは反論する。

「あら。でも、搾りたてが一番よく効くらしいのよ。
 お気遣いは嬉しいけど、私が自分でするわ」

…気遣って言ってるんじゃないんだけど。
不意に、ちいねえさまは何かに気付いたような顔をして、ぽん、と手を叩いて言った。
582ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/26(木) 00:12:15 ID:tgd8Mr+Y
「あ、そうか。ルイズはサイト殿のおちんちんを独り占めしたいのね」

ぶーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

私はちいねえさまの言葉に思わず噴出してしまう。

「あ、あのねえちいねえさま!」
「それはゴメンなさいねえ。でも、今からはたっぷり独り占めするといいわ。
 ほら、サイト殿。ルイズを抱いてあげて」
「あ、あのねえっ」

思わず真っ赤になって、私は反論する。
そして思わず、ちらっとサトの方を見る。
う、うわ、目、あっちゃった…。

「わ、悪いルイズ…」

へ?
私と目が合ったサイトは、そんな事を口走る。
悪いって、何が…?

「ちょっと、今日はもう無理っぽい…」

言って、サイトは申し訳なさそうに俯く。
え、ちょっと、今日はもう無理って…。

「な、何回出してんのよアンタわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

思わずそう怒鳴ってしまう。
でも。
そんな空気の中、冷静なヒトが一人だけいた。

「あらあら。お姉さん搾りすぎたかしら。
 でも大丈夫、こんなこともあろうかと、お姉さんいいもの持ってきちゃった♪」

ちいねえさまだ。
ちいねえさまはそう言って、ベッド脇に目立たないように置いてあった、バスケットを取り出した。
その中には、小さな薬瓶が入っていた。

「これね、最近王都でも人気の秘薬なの。手に入れるの苦労したわぁ」

秘薬?それってどういう…。

「もちろん、男女の睦事に使うお薬よ。コレ呑めば元気百倍なんだから」

言ってちいねえさまは薬を差し出してくる。

「ありがたいけど、今日はもう…」
「ねえサイト」

…そうよね。せっかくのちいねえさまの厚意、無駄にしちゃ悪いわよね。
私は息を呑むサイトに向かって笑顔で言った。

「これ呑んで、今晩頑張ってね♪」

そして私は薬瓶の栓を開けて、サイトに向かって突き出した。
その瓶からは、なんともいえない奇妙な匂いが漂っていた。
583せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/26(木) 00:13:35 ID:tgd8Mr+Y
またシルフィ絡めたタバサもの書こうかな。
というわけでお気に入りのタバサイラストを枕の下に敷いて寝ることにしますノシ
584名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:15:54 ID:qj+2Ly7p
うっかりコッパゲの夢を見るせんたいさん萌ゑ
585名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:59:35 ID:OmTmz9O+
>>583
GJ!
そして、きゅいきゅい楽しみだよきゅいきゅい
586名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 01:02:06 ID:p0gATN1X
エリーゼタン速いけどスピンが早すぎだよハァハァ
587名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 01:06:38 ID:p0gATN1X
誤爆><
588名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 01:44:08 ID:lzxoyzmj
>>583
GJ!せんたいさんの書くルイズは毎度俺のツボを抑えるな。
589名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 04:53:21 ID:QLc5j37y
せんたいさんの変態さが憎い(いい意味で)
GJ!きゅいきゅいエロいよきゅいきゅい
まさに風淫龍の称号を持つだけの事はあるな。


さてどこからか変態電波が流れてきたからキャッチしたんだが・・・


シルフィは好きに人に化けられる→スタイル設定自由→テファの胸クラスの大きさの胸装着可→見た目をタバサにしてそれを実行可




「稲妻がはしったのね!きゅいきゅい!」(風淫龍談)
590名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 06:14:54 ID:YB4s2y18
才人はいつものように、寮の廊下を歩いていた。
愛すべき君主は授業の真っ最中で、聞いてても面白くないので雑用を済ませていた。

「残った仕事は・・・部屋の掃除か。」

いつもの仕事をいつものようにこなすため、彼は自分の住処へと足を進めた。
が、その足が住処へ行くことは叫び声によって取り消された。

「なっ、なにするんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

・・・テファ?と聞こえた声を反芻する。
ただ事じゃないよなぁ・・・と踵を返し声が発生したであろう場所には
タバサの使い魔であるシルフィードが居た。何をしてるんだこの青髪はと突っ込む。

「い、いきなり胸なんて触らないでください!!」
「きゅい?そんな大きい胸なんて見たことないのね!偽者に決まってるのね!」

そりゃまぁ、なんてったてあの胸革命だしなぁ・・・と才人は初めてティファニアを見たときの事を思い出した。
あぁ・・・あの胸が魅せる色気と言ったらもう・・・と一人妄想に浸っていると
シルフィードが、きゅいっと掛け声と共にティファニアの胸が揉みしだかれた。

「ふぇ、や、やめてください・・・あうぅ・・・」
「姉さまがこんな胸見たら卒倒するのねー、きゅいきゅい」

目の前で起こっている光景に何してんじゃワレ、とようやく我に返った才人が
シルフィードに駆け寄り頭をひっぱたく。
とても小気味良い音がした。・・・中に身は詰まっているのだろうか?

「痛いのねー!何するのねー!」
「テファに何してんだよお前は!」
「何ってこんな胸ありえる訳ないのねー、だから調べてたのっ。きゅいきゅい」

さも、悪いのはティファニアの胸で悪いのは私じゃございません。と言ったような態度のシルフィード。
そんなシルフィードに説教を食らわしているとティファニアは才人に礼を言いとりあえずシルフィードから遠ざかる。

「だって姉さまは!」

そういい、シルフィードはタバサに変化した。もちろん・・・服は脱いでいた。

「全然ぺったんこなの!角度とかそんな生易しい問題じゃないの!」

と息巻いているが、才人は気が気ではない。
何せ、今この場所にいるのは冴えない男、胸革命、ロリっ子の3人。
あぁ・・・君主様が見たら・・・と感じずには居られず才人はシルフィードを止めにかかった。が
次の一言で才人の動きは完全に止まった。ティファニアはもとより傍観しているのみである。

「姉さまが、こんな胸だったらどうするの?きゅいっ?」

ティファニアを指差しながら、才人はゆっくりティファニアを見、そして脳内会議を起こす。
タバサ=ルイズ=貧乳、という方程式が根底から覆される提案。
数秒にも満たない脳内会議の結果は賛成であった。元より才人は種馬、元は単なる高校生。
貧乳だってそりゃ良い物ではあったが、巨乳だって好きである。ていうか全部好きだ。

このときばかりは風竜も雰囲気を読み、エロガッパの沈黙を肯定と受け取り
タバサWith胸革命を思い浮かべ変化した。

目の前に現れた、完璧な巨乳を持つタバサ。
才人はただただ、震えながらにシルフィードに感謝の意を表し親指を立てている。
ティファニアは・・・、そんな才人の仕草を不安がって見ていたのであった・・・
591名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 06:16:52 ID:YB4s2y18
>>589から電波を受け取ったので書いてみた。
これが処女作なので文句は言わないで欲しい・・・
ちょっと長いのはこれしか書いていないから。
なので、エロの部分とか書けないのでこの電波を受け取った人は書いて欲しい。
592名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 12:07:45 ID:2tPVL94F
>>591
何を言う、鉄は熱いうちに打て!
最高のデビューにしようぜ!

>元より才人は種馬
ひどい評価だwそのとおりだがw
593名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 12:40:10 ID:YB4s2y18
>>592
テスト期間に入ってしまったが、書けそうなら続きを書いてみるよ。
もちろん、誰かが続きを書いてくれてもいいんだぜっ
594名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 15:14:12 ID:32Qqtbwt
新たな才能の誕生に立ち合ってwktkが止まらない
>>593
是非とも書いて下さい、一同全裸でお待ち申し上げます
595名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 16:00:27 ID:pYLgGXDU
保管庫はいずこ?
596名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 16:27:19 ID:T8jUV5G2
トイレに入ろうとしたら、通りすがりの人に
「すいません、お手洗いはどちらでしょうか?」って訊ねられた気分だぜ
597名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:23:55 ID:W7H9n34t
>>1の末行を1万と2千回ほど朗読したまへ
598名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:32:41 ID:9hqJAOnl
その後8000回くらいせんたいさんのSSを読みたまへ
599名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:38:36 ID:Z17qr9Qb
そうすると、タバサの事をもっと恋しくなるぞ。
600名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:41:03 ID:lzxoyzmj
その後さらに1億と2千回読み直せばハルケギニアへの道が開かれるぞ。
601名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:51:03 ID:Io4TOYsB
そしてルイズの使い魔になったその日からお前の体に生傷は絶えないぞ。
602名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:51:29 ID:S0PFUbZZ
それを知った日から僕のPCにテファの笛の音が絶えた事はないんだ
603名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 17:58:24 ID:6U0R38bZ
なにこの神がかった流れwww
604名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 18:37:36 ID:PlNKh2/m
お前らうますぎww
605名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 18:58:06 ID:bTENxDzf
一瞬、禁書スレに迷い込んだのかと思っちゃったし。

いや、この流れは凄いけどね。
606名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 19:27:25 ID:4giR/Mbx
パロるならもうちょっと面白くしようぜ…
607名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:16:15 ID:T8jUV5G2
創精のゼロの使い魔?
608名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:42:26 ID:W7H9n34t
吸精のアンリエッタ?
609名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:00:54 ID:qaG2h0Do
おまえらwwwww
610名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:04:15 ID:YNY2KXcx
もしもルイズがサイトの世界について来たら
サイトはミシンを買ってあげると思うんだ
裁縫が上手になれますようにって
お前らは何を買ってやる?
611名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:27:39 ID:fKGxFXnH
パッド
612名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:35:50 ID:KRM1ba/5
ルイズは一週間くらいでケータイメール打ちをマスターしそうだww
613名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:45:09 ID:lzxoyzmj
>>611
なんかそれは余計に可哀相な気がw
614名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:57:45 ID:z4tTXT3A
>>610
日本語の勉強用に、まずは本だな
フランス書院発行の物が良さそうだ
615名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 22:12:04 ID:TEiAPVBJ

「シスタースプリング いつかの妹」とか
616名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 23:33:37 ID:LlkcsDXA
戸籍
617名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 23:54:27 ID:T8jUV5G2
夫を買って出る
618名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 23:56:43 ID:uDdrZmQo
で、何だかんだで毎度夫を食うわけだな
619名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 00:01:33 ID:LlkcsDXA
しかし行方不明になってた高校生が女連れて零戦で戻ってきたら大騒ぎになるよなw
620名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 00:03:52 ID:CrIUdqRu
>>619
恥ずかしながら還ってきました(性的な意味で)
621名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 00:24:44 ID:yR+gesKh
いや、()内の意味わかんねぇしw
622名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 02:24:48 ID:B1qkgGQb
>>619
帰還時の装備
プレイヤー:ヒラガ サイト
武器:デルフリンガー(種類:大剣) 撃竜槍(種類:大剣(性的な意味で))
状態:バーサク(性的な意味で)
仲間(性的な意味で):ご主人様 姉×2 メイド 王女 近衛兵×2 町娘 みなし子×2 幼女
イベント
サイト「おかあさん ただいま !!」
−へんじが ない きを うしなった ようだ−
サイト「じゃあ みんな 2かいに あがって !!」
ーゆかが げんかいの ようだー
何かを受信した
このストーリーでSSをかきたくなったが続かなそうだな
623名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 02:26:46 ID:B1qkgGQb
乗り物:風淫龍
を忘れた><; 
624名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 02:36:53 ID:4MTxXK6M
>>622
>みなし子×2
一人はテファなのはわかるが、もう一人はだれだ?
625名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 02:43:39 ID:OPT8R4ga
バイストンウェルから地上に放り出されたショウザマのようだ(古
626名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 03:40:14 ID:+uJvOxUS
>>625
懐かしいなwちなみにザマは苗字なんだぜ?
627名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 03:53:51 ID:+uJvOxUS
おっと。ここにいる変態どもなら既に知ってるだろーがゲームのゼロ魔2出るぞ
しかも噂では地球編もあるらしいm9( ゚∀)

よって現代編のSSプリ〜ズ☆
628名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 04:03:10 ID:zCcXY0XW
>>627kwsk
629名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 04:11:55 ID:d/i1+O4l
>>628
きゅいきゅきゅいきゅいきゅきゅきゅいきゅい
630名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 07:26:28 ID:YjAEUMfI
まずゼロ魔1を手に入れないとな
631名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 09:30:13 ID:8sIH/NNt
ゼロ2
http://www.mmv.co.jp/special/game/ps2/zero2/

新要素
オリジナルコンボ

(例)
跳び蹴り>鞭>鞭>鞭>金的>エクスプロージョン
632名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:29:42 ID:IRBKwDvZ
さいころ博打って何なんだよ・・・タバサはもんもんのついた人達がいっぱい居る家柄なのか・・・?
633名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:35:22 ID:YjAEUMfI
ガリアからの依頼は当然、やたらめったら強い上に倒しても村民の暮らしがしばらくの間より安全になる、という
俗な地方貴族にとっては頭の痛い魔物を退治しろ、というものだけでなく。
反国意識や裏社会での違法取引など、人間絡みのものもあるわけで。そんな中で後ろ盾無しに身一つで情報得たり締め上げたりするにはどうすりゃいいか?
腕っ節。力で捻じ伏せ時には知略で騙し。まぁ、つまりそーいうことだ。

タバサ2の内容は全く知らんから、あくまで予測だけどな。
634名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:37:19 ID:pztLzppP
タバサ(4・5・6……4・5・6……)
だがダメ……、4……。
サイト「それじゃあ、俺の番だな。」
タバサ「な、な、」
まさかのピンゾロ………
サイト「本当博打はこれだからおそろしい」
635名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:41:31 ID:B8UaHVkv
ルイズならギャンブルで素っ裸にする自信がある
636名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:44:01 ID:zOm1KdXX
ルイズならエスポワールで開始3分で別室送り
637名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 15:13:31 ID:Xd+A/zpl
大塚明なら1軍再昇格して90分で二軍送り
638名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 15:25:20 ID:1wxEjqtg
>>622
ラーメン吹いたwww
639名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 16:18:52 ID:58uxnb9q
>>636
エスポワールでググったら、二つめがソープだったので3分でチェンジされたルイズを想像した。w
640名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 16:59:17 ID:YjAEUMfI
一応3分間持ったわけだなww
641名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 17:32:17 ID:N3weYev+
輪姦系のSSってまだないんだな・・・
642名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 17:33:12 ID:rr9PmT9T
>>641
才人が輪姦されるのは多々あるけど
そういえば無いね
643名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:15:36 ID:rr9PmT9T
>>590の続き

「どう?どう?」

さて、皆様方想像していただきたい。
満面の笑みを浮かべるタバサ。
ここまでは良い。もしかしたら有り得るかもしれない事だ。
だが、そこにいたのは満面の笑みを浮かべる胸革命後の裸タバサ。

今才人の目の前にいるのは、麻雀で言えば牌が配られた直後に
大三元でも揃ったようなそんなタバサだった。

隣に居たティファニアは先ほどまでの女性いきなりタバサとか言われる少女に変身し
しかも裸で自分に負けず劣らずの胸を備えている。
普通、いきなりこんな状況になってしまえば知らなければ誰もが混乱するはずである。
だが目の前の「おともだち」はそんな少女を見て感極まっている。
なぜかティファニアの胸に焦りが生じ始めたのだ。
もちろん、本人はそれが嫉妬だと言う事は知らないのだが・・・

「上手く行ったでしょっ、きゅいっ」

なぜか才人に抱きつくシルフィード。
もちろん、彼女(獣?)に才人に襲ってもらおうなどという考えは持ち合わせておらず
単純に褒めてもらいたいからである。

「うわっ、ちょっと抱きつくなって!」
「・・・褒めてくれないの?」

まるでタバサその人であるかのような仕草に才人は思わずときめいた。
からくり人形のように動きはぎこちないものであったが
褒めるために、シルフィードの頭を撫でた。目線は胸に釘付けのまま。
644名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:16:07 ID:rr9PmT9T

もちろん、お約束というのはお約束な訳で。
その刹那、才人は普段の燃やされるような殺気ではなく、凍えるような殺気を感じた。
シルフィードは既に怯えきっている。ティファニアは何かを感じているようではあった。
才人はこれから何が起こるか理解した。慣れとは恐ろしい物である。
殺気が送られてくる方向へ視線を落とすと・・・タバサ本人であった。

ティファニアを除き、悪事に参加していたのは獣と種馬のみであったが
その2匹の誤算といえば、授業は必ず定時通りに終わるということであった。
たまたま、授業中に先生が呼び出されそのまま授業はお開きとなったのだった。

「・・・何してるの」

今にもトライアングル・クラスの呪文で吹っ飛ばしてやんよ
といった感じで2匹を睨み付けるタバサ。
が、遠目からでは気づかなかったがシルフィードはタバサに
しかも、ありえない胸を付けている事と、才人に抱きついていること。
この2つがタバサの怒りよりも嫉妬の炎を炊き付けた。

「来て」

必死に誤解を解こうとあれこれ言っていたシルフィードと才人は
うなだれた犬のようにタバサの部屋に入っていった。
ティファニアはタバサの迫力におされ付いていく事にした。

部屋に入り、おびえる2匹を尻目にコモン・マジックのサイレントとロックをかける。


シルフィード、と自分の名前を呼ばれ肩をビクッ!と震わすと

「おしおき」
「わ、私はただ才人の思惑にのs」

うるさい、と頭を杖で殴られ悶絶するシルフィードに胸に誰かの手が伸びる。

「んっ、ちょっ何するの!やめっ・・・んぅ」

才人とティファニアはいきなり何が起こったのか分からず
おっぱじめられた情事を見ている事しか出来なかった。

「ねぇ・・・シルフィード・・・これは・・・何?
 私の胸へのあてつけ・・・?」

口を動かしている間も手は止まらない所か動きを速め
シルフィードはもはや反論する事すら出来ない。

「ね・・・さま、もうやめ、うぅん!やめ!」

止めと言わんばかりに、シルフィードの秘所に手を伸ばし
慣れた手つきでタバサは嬲り始めると、一際高い声を出し
シルフィードの動きは止まった。おそらく達してしまったのだろう。
タバサは肩で息をするシルフィードにレビテーションをかけ、ベッドに寝かせた
645名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:17:03 ID:rr9PmT9T

手についた愛液を舐めとりながら才人に視線を移す。
目の前で起きた百合に、頭は追いついてないながらも身体だけはしっかり反応している。
悲しいかな、これも種馬としての運命なのだろう。

「・・・サイトにも」

ルパンダイブよろしく一瞬で服を脱ぎすて、才人に襲い掛かり床に転ばした。
一瞬で服を脱いだと思ったら一瞬で服を脱がされる才人。
その時頭に浮かんだのはポルナレフのあの一言だった。
ティファニアはどうすることも出来ずに立ちすくんでいる

「私の胸が小さいからあんなことさせたの・・・?」

泣きそうな顔をしながらも、手は才人のアレを激しくしごく。

「私の胸じゃ満足しないの?やっぱり大きいほうがいいの?」
「そっ!そんなんじゃないって!」

必死の反抗も悲しいかな、タバサの前では全くの無意味だった。
次の瞬間には、タバサはアレを口に含み上目遣いでこちらを見ている。
その顔は反則だろ・・・常識(略と思っていると
自分の名前が呼ばれた事に気づき、視線を上げると
ティファニアがこちらに寄ってくる。その頬はほんのりと赤く色づいていた。

「サイトさんが、サイトさんがこんな所見せるからっ!」

あぁ、俺は何もしなくても悪者か。と頭の中で思いながら
おそらく飛んでくるであろう攻撃に備えるため、
ルイズじゃあるまいし、攻撃は無いか。と、顔を上げると
わずか数cm先にはティファニアの顔。

「責任・・・取ってくださいね?」

普段の温厚なティファニアからは考えられない激しいディープキス。
ピンク色のもやがかかった頭の中では、もう何も考えられなかった。
しかし、その頭でも種が出てくる兆候だけは分かったが
ティファニアにしっかりと身体をホールドされどうにもならない

「〜〜〜〜〜!!!」

タバサの口に己を吐き出し、快楽に浸っていると
タバサはティファニアを向かせ、キスをした。
ティファニアは一瞬驚いたようだったが、すぐにタバサの意志に気づき唇を交わしている。
646名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:17:33 ID:rr9PmT9T

ぷはぁ・・・と二人が唇を離した時には白濁とした唾液が橋を作り地面に垂れた。
そのエロティックな光景を見ただけで、また元気を取り戻したそれをタバサは見つめ
才人をベッドへと促し、自分は再びキスをしながらティファニアの服を脱がした。

「おしおき・・・足りないの?」

ぶっちゃけてしまえば、タバサが発情してしまったので
足りてようが足りてなかろうがヤることは目に見えてる訳で・・・
そんなことを才人は考えていると、肉棒が温かい物に包まれた。
果たしてそれはシルフィードであった。
その隣にはティファニア、その反対側にはタバサ。
3人が一本の棒を舐めあっている様は正に男冥利に尽きる物であろう。
先ほど、タバサに抜かれ敏感になっているソレはあっという間に頂点を向かえてしまった。

「っっつ!出るっ!!」

そういうのが先か出るの先か、白濁した液体が3人の身体をそれぞれ穢す。

「・・・勿体無い」
タバサがそう呟き、ティファニアの顔にかかったのを舐め始め
シルフィードもそれを真似する。

いくらこんな光景でも、2回目じゃなぁ〜と思っていても
身体はやはり正直なのであった。
いくら2回目でも、タバサと巨乳タバサがじゃれあっているのを見てしまえば・・・
それに気づいたティファニアは

「サイトさん・・・貰います・・・」
「テ、テファ・・・」

キスを交わしながら、ティファニアは才人のそれを手に握り
座位のまま慣れた手つきとは言いがたいが、己の秘所にあてがい一気に奥まで入れる。

「ふぁぁぁぁぁぁ!いいっ!いいよぉ!!」

普段のティファニアからは想像もつかないような顔であったが
それが逆に才人の欲望を燃やし、さらに激しくなった。
ベッドの端のほうでは2人のタバサが艶やかな痴態を演じている。
647名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:19:41 ID:rr9PmT9T

「もっ、もうだめっ!サイトさん、イっちゃう!な、中に!」

その言葉を聞く前から才人の理性は吹っ飛んでいるので
許可があろうがなかろうが中に出していたが
ティファニアの言葉で更に強く腰を打ちつけ始めた。

「あっ!あっ!はげし、い!イくぅ!」

ティファニアとほぼ同時に才人も達し、中に白濁液をぶちまける。
その後ろでは・・・獲物を見つけたハイエナのように二人が目を輝かせていた。

「「まだ、出来るよね?」」

開き直った才人であったが、この2人の性欲はハンパではなく
さらに途中でティファニアがまた参戦し、その日二桁にもなるくらい交わった。

4人がベッドで疲れ果てているとタバサは

「また・・・おしおきする?」

その顔は拒否権を才人に与えない顔であった。




その夜、勃たない事と残り香でルイズにフルボッコにされたのは言うまでもない。

〜〜〜
長すぎてごめんなさいorz
批評お願いします、今の俺じゃこれが限界でした。ビバ処女作。
ウザい人はIDであぼ〜んしておいてください。
また電波を受信したら書いてみることにします。
それではまた
648名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:41:53 ID:7RktkZtn
>>647
「おめでとうボウヤ (SS投下の)童貞を捨てたな」

あ、言い忘れてた
GJ!!!
649名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 18:46:55 ID:zk7dKBr7
フフ、まだ夜も更けぬこんな時間にw
650名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 19:10:31 ID:sIGBIBQr
初めてとは思えないな。 GJだぜ!

ちなみに「・・・」じゃなくて「……」な(・ω・)
651名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 19:42:12 ID:rr9PmT9T
>>650
タバサは3点リーダでしたか。申し訳ないorz

しかし読み返してみると無茶な部分がありますな。
情景も浮かんできませんが、また書いてみます。
652名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 20:37:24 ID:y8VB1/fz
8月24日(予定)
サイト……

わたしの胸がホンモノかどうか、さわって、確かめて
著者:ヤマグチノボル
イラスト:兎塚エイジ
609円(税込) ISBN978-4-8401-1900-9
トリステインの女王アンリエッタの頼みで、ティファニアを迎えにいった才人たち一行は、妨害にあいながらも、
どうにか学院に戻ってきた。ティファニアはアンリエッタの計らいで、ルイズたちと同じように学院に通うことになり、
その可愛らしい容姿と「革命」な胸のため、あっという間にクラスの人気者になる。
しかし、ハーフエルフであることを秘密にしておきたいティファニアは、
いつも帽子をかぶっておどおどしながら過ごしていた。突然現れたうえに人気をさらったティファニアが面白くない女生徒たちは、
帽子をとってやろうとたくらんで……(第1話)。
あの人気キャラも活躍!? 大人気異世界ファンタジーは、ちょっと一息の短編集! 
653名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 21:26:38 ID:PGYBoAQl
生まれてきて良かった。。。
654名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:02:22 ID:4MTxXK6M
>>651
いやいや、上々の出来だったぜ
GJ!!
次の電波の受信を焦らず待とうぜ!
655名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:10:41 ID:HpjTRbmK
>>631
テファがいれば買うのに……隠しキャラとして出ないものか。
656名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:49:52 ID:GvrUfYfU
>>631
アン様の趣味・変装

吹いた。変装好きになってたのかw=コスプレおkね。

>>655
2期に出るキャラじゃないときついんじゃないか?

ttp://www.dengekionline.com/data/news/2007/7/27/38fb566b41de59a37e7ff858c1c82710.html

モンモンとギーシュも制服姿w
657名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:07:42 ID:UsdG+wVI
>>656
ちょっキュルケ、乳がw
658名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:28:13 ID:9PM4Zx+u
キュルケは断じて制服じゃないと思う www
659名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:29:53 ID:9PM4Zx+u
と、思ってたら
660名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:30:49 ID:9PM4Zx+u
「転校初日にトーストをくわえて走るルイズ」!!

商業ベースでこういうことされると困りますね。
SS書きの行く場がなくなる w
661名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:32:56 ID:N0JLiMgD
キュルケの乳でCERO18歳以上推奨に・・・
662名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:34:01 ID:9guC7GDP
ゼロラジすげーw 4話は期待できるかもしれん
個人的にサイトの日野ボイスはルイズのくぎゅと同じくらいGJ配役だと思う

507 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/07/28(土) 01:17:21 ID:CmMgN4/f
サイト「四話? あぁ、俺とお前が、すんごい事になっちゃってるやつ」
ルイズ「なっ! 何堂々と言っちゃってくれてんのよ!
     貴族のわたしがあんなことしてるのを見られてしまったら…」
サイト「ムフッ、もっと燃えちゃう♪」

サイト自重w
663名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 02:09:36 ID:GvrUfYfU
>>662
そうか?俺はあんま日野好きじゃないんだよなぁ・・・。最近、某灼眼の主人公
と演技が被るし
664名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 02:12:29 ID:sN3LEcd1
ゼロ魔の日野は好きだけど……
俺の敬愛する某PCゲーの主人公の配役が日野だったんだが、明らかに周囲の雰囲気から浮いてたその声にしょっちゅうゲンナリ。
そのせいで、あんま好きにはなれねえ
665せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:14:22 ID:ItsKQYpP
さーて、みんな「ちいねえさまの処方箋」終わったと思ってないかい?
…いや終わってなかったのよッ実はね?

しっかし公式で地球編ぶちかましやがりましたか。
おのれ、こうなったら意地でも地球編は書いてやらん!ゼッタイだ!

というわけで続き投下いきまっす
666ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:15:31 ID:ItsKQYpP
「アイテムカード発動!『オーガの血』!」
「『オーガの血』!?」
「こいつは使用者の精力を増大させ、絶倫にする効果がある!
 さらに使用者が男性であれば、性器を肥大化させる効果がある!」
「精力の増大!?はっ…まさか!」

…昔見たTVアニメのワンシーンが、俺の頭の中でリフレインされていた。

「…あ、あれ?こういうのって、効き目が出るまで時間がかかるんじゃあ…」
「あら?『オーガの血』は即効性で定評があるのよ♪」

はいカトレアさんの言うとおり。
俺の愚息は、カトレアさんのくれた『オーガの血』の効力でびんびんになっていた。
ていうか。
こんなもんが大人気なんてここの貴族はほかにやることないのか!

「そりゃあ、子作りは人類最大の命題だしね♪
 それにルイズも好きでしょ?サイト殿と子作りするの」
「ち、ちいねえさまあああああああああああああ」

真っ赤になって反論するルイズ萌え。
っつーか、やばい。
薬の効力かなんかしらんが、すっげえムラムラしてきた。
それに合わせたように、俺の股間のビッグマグナムも、いつもより余計に大きくなっていた。
や、やべえ、このままだと納まりが…。
なんて考えてると。

「ほらほらルイズ、早くしてあげないとサイト殿苦しそうよ?」

ってけしかけてどーするんすかカトレアさん!
た、たしかにこのまんまじゃどーしよーもないけどさ!

「い、いやいいっすから!自分でなんとかしますから!」

なんとか踏みとどまって俺はそう言うが。
ルイズの一言が、見事に俺の理性を一撃で壊滅させた。

「…私には、くれないの?」
「へ?」
「…ちいねえさまにはいっぱい出してくれたのに。
 …私には、くれないの…?」

言いながら、悲しそうな顔で俺の脚の間から見つめてくる。
…あのー。そういう目で見つめられるとー。

「…私も欲しいの…。
 サイトの、せいえき…」

もうやめて!才人の理性はゼロよ!
と、いうわけで。
俺は問答無用でルイズを抱き締めたのだった。
667ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:16:32 ID:ItsKQYpP
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ…。

部屋の中では、淫らな水音が響いていた。
それは、ルイズが才人の肉棒を舐める音。
肥大化した才人の肉棒は、ルイズの口には納まりきらず、彼女は舌で先走りに滑る彼の茎を舐めていた。
そして、空いた手で先端を優しく包み、柔らかく刺激する。

「くぅっ…ルイズっ…」

才人は恋人の与えてくる刺激に、必死になって抵抗する。
だって早いと思われるのヤだし。
ルイズはそんな才人の声を聞き、自分の中にも熱い何かが燻り始めているのを感じていた。
それはルイズの中をどろどろと駆け巡り、やがて臍の下辺りに集まり始め、確かな熱を持ち始める。
知らず知らずのうちに、ルイズは空いた左手で、着衣の胸をはだけ、ピンと勃った桜色の突起をいじりはじめていた。

「ふっ…ふぅっ…」

上気した頬と蕩けた様な目で愛する人の分身を嘗め回し、擦りあげ、そしてルイズは己の胸を犯す。
そんなルイズに、背後から声を掛ける者がいた。カトレアだ。

「ふふ。ルイズったらもうこんなにして。本当にサイト殿が好きなのね」

カトレアの指摘するとおり、ぴっちり合わされたルイズの股間では、薄い布切れが、下着の役目を果たさぬほどに粘液で濡れそぼり、地肌の色を透き通らせていた。
ルイズはカトレアの言葉に、より一層官能を掻きたてられる。
そしていよいよ、ルイズは口を開けて、肥大化した才人の先端を口に含んだ。
それはいつものようにルイズの口には納まらず、先端から茎の中ほどまでを飲み込んだところで、喉につかえた。

「むぐ…」

ルイズは才人を奥まで咥えたまま、その大きさに息苦しくなり、思わず涙ぐんでしまう。

「ちょ、ルイズ、辛いなら無理すんなよ!」

才人の言葉にしかし、ルイズはそのまま軽く首を振り。
そしてそのまま、返しの裏側に舌を絡め、そして口全体で才人を犯しはじめた。

「うわっ…ルイズっ…!」

左手を茎に沿え、先端を舌で満遍なく刺激する。その刺激に才人の喉から悲鳴に近い声が漏れる。
何度も重ねた夜は、ルイズに才人のツボを熟知させていた。
そしてルイズは。
胸だけでは物足りなくなり、空いた右手でショーツをずり下ろし、指で桃色の割れ目を慰め始めた。

「ん…んんんッ…んちゅ…んっ…」
「くぁっ…る、ルイズぅっ…」

ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅるるっ。

先走りと唾液の交じり合う卑猥な水音と、女陰から溢れる粘液がこね回される官能的な音が、部屋の中を満たす。
668ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:17:50 ID:ItsKQYpP
ルイズの口の中で、才人の鼓動が大きくなっていく。
そして。

「くぁっ、だめだぁっ!」

どくどくどくどくどくっ!

才人の叫び声とともに、ルイズの口の中に多量の精液が吐き出される。

「ん、んんっ!んくっ、んくっ、ぷぁっ!」

最初の数回の放出は受け止めたものの、その量の多さに、ルイズは思わず口を離す。
口の端から精液と唾液の混合物を垂らすルイズの顔に、容赦なく残りの白く濁った欲望が降り注ぐ。

「うあっ…まだ出るっ…!」
「あっ…あはっ…サイトのせーえき…いっぱぁい…」

才人の放出を残さず受け止めたルイズは、顔や髪に飛び散ったそれをぬぐおうともせず、にっこりと才人に微笑む。

「サイトぉ…まだ、元気だね…」

そしてそう言って、まだ硬さを失わない才人の牡を優しく握る。
入れたい。これを、自分の中に。
才人を浴びた事で、ルイズの中の牝の獣は完全に目覚めていた。
でも。でも、こんなの。
こんな大きいの…入るかな…。
ルイズの握る才人のソレは、今まで経験したどの才人よりも長く、太かった。
普段ですら、ルイズの膣は才人でいっぱいになってしまうのに。

「大丈夫よ、ルイズ」

そんな心配をするルイズに、背中から抱きついて、カトレアが言った。

「私が、手伝ってあげるから」

言いながら、ルイズの頬にこびりついたガンダールヴの精液を舌で舐め取り、飲み込む。

「うふ…おいし」
「え、手伝うってどういう…?」

思わぬ姉の闖入に、ルイズは驚く。
しかしカトレアは一切応えぬまま、ルイズの脚に手を掛けた。

「サイト殿は、そのまま仰向けに寝ていてくださいね」

才人は言われるがまま、仰向けに寝転ぶ。
すると、天を衝くように才人の牡がそそり立つ。
カトレアはルイズの膝の裏に両手を回すと、そのまま持ち上げた。
まるで、小さな子供におしっこをさせるように。

「ちょ、ちいねえさま、こんな格好…っ!」
「今更、恥ずかしがる仲でもないでしょ?
 ほらサイト殿、ルイズがおちんちん咥えちゃうわよ〜?」

ルイズの制止も聞かず、カトレアはそのままルイズの割れ目をそそり立つ才人の肉棒に押し付ける。
669ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:18:39 ID:ItsKQYpP
ぐに。

「くはっ…」

いつもよりも強い拡張感が、ルイズの下半身を襲う。
カトレアはそのままルイズの背中から体重をかけ、どんどん才人をルイズの中に埋めていく。

ずぶぶぶぶぶぶ…。

「は、はぁ、はっ、はぁ…」

あまりの拡張感に、呼吸すらままならないルイズ。
そして、それはやがて限界を迎える。

ごりっ…。

膣道の最奥まで、才人が届いた。
しかし。

「あらぁ。まだ余ってるわね」

肥大化した才人の肉棒は、ルイズの中を全て使っても、まだその先を残していた。

「もう少し、頑張りましょうかルイズ?」

言ってにっこりと笑うカトレア。
そんなカトレアの言葉に、ルイズは息も絶え絶えに反論する。

「え…も…もうこれ以上は…む…」
「大丈夫、お姉さんにまかせなさい♪」

言ってカトレアは、いつの間にか手にしていた杖を振り、ルーンを唱えた。

びくくっ!

その詠唱が終わると同時に、ルイズの身体が痙攣する。

「か…!は…!」

ルイズの目が大きく見開かれ、そして。

ずぷんっ。

急に抵抗がなくなったかのように、才人の肉棒がルイズの中に完全に埋まった。

「ふぁ、らめ、らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

才人が完全に埋まった瞬間。
ルイズは、何も侵入した事のない子宮を奥まで貫かれ、その刺激に達してしまう。
びくびくと震え、己を締め付けるるルイズに耐えながら、才人はカトレアに尋ねた。

「か、カトレアさん何したんすかっ…!?」
「ちょっとね。『念動』の魔法でルイズの子宮を広げたのよ。
 ちょっと、苦しかったみたいだけど…。キモチよかったからおっけーよね♪」

…なんつーことするんすかあなた。
心の中で突っ込む才人だったが。
670ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:19:38 ID:ItsKQYpP
「あら、でもキモチイイでしょ?」

まるで心の中を読んでいるようなカトレアの返答に。

「確かに、締め付けスゴくてキモチイけどっ…。ルイズが…」

その才人の視線の先には、子宮まで犯されて、呼吸もままならないルイズがいた。
そんなルイズの顎を掴み、持ち上げて、快感とも苦痛とも取れる虚ろな表情のルイズに、カトレアは耳元で尋ねた。

「ルイズも、キモチイイでしょ?」

ルイズはゆっくりと口を開く。

「すご…いのぉ…。おくま、で…。サイト、が…きてるのぉ…。
 サイトでいっぱい、なの…」

呆けたように呟く口の端から、涎が零れる。
ルイズはそのまま、才人の胸板に手をとん、と置いて。
そして、腰を使い始める。
しかし、限界まで密着した二人の器官は、絶頂で腰の抜けかけているルイズの腰の力では、なかなか動かない。
ルイズは、先ほどの稲妻のような快感をもう一度味わいたくて、愛しい使い魔に命令を下す。

「ねえ、サイトもうごいて。
 私の中、全部使って、キモチよくして…」

主人の無事を知った使い魔は、今度こそ遠慮なく。
下から全力で、主人を犯し始めた。

ぐぷ、ぐぷ、ぐぷ!

普段の性交では聞けない、完全に密着した器官どうしの擦れる音が、響き渡る。

「あっ、またっ、くるっ、きちゃぅっ!」
「ルイズ、ルイズ、ルイズぅっ!」

快感に感極まった二人の声が、淫らに絡み合う。

「…なんだか、私も我慢できなくなってきちゃった…」

その傍らでは、カトレアが着衣をはだけ、自らを慰め始めた。

ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!

「あ、らめぇ、またぁ、ふぁっ、ふぁぁっ!」
「出すよ、ルイズ、ルイズっ!」
「あ、は、いく、私もいっちゃうっ!」

水音と三人の声が淫猥な和音を奏でて。
そして。

「くっ、出るっ!」

どくどくどくどくどくどくどくどくっ!

「ひ、あぁぁぁっ!焼ける、焼けちゃうぅぅっ!」
「んっ………は……!」

才人の放出を合図に、桃色の姉妹は共に果てたのだった。
671ちいねえさまの処方箋 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:20:13 ID:ItsKQYpP
「…ちいねえさま、今度から才人から搾る時は言ってね?」
「はいはい、わかりましたわ。私の小さなルイズ」

ヴァリエール分邸の玄関で、ルイズはカトレアにそう忠告した。
姉が元気であるためには、才人から搾り取るしかない。
でも、その際には、自分が同伴していれば問題ないのだ。
ルイズはそう結論付けていた。
それに。

「あ、あの、それと、なんだけど」
「なぁに?」

ルイズは赤く俯きながらもじもじと、カトレアに何かを告げようとする。
カトレアはすぐに閃いた。

「じゃあ、今度もまた、何かサイト殿が元気になるお土産、持ってくるわね♪」

言おうとしたことを見抜かれ、ルイズの顔が更に真っ赤になる。

「だ、誰もそんな事!」
「あら、じゃあいらなのね?」
「…う。
 ……ぃ、ぃります……」
「うふふ。そうそう、素直な方が殿方は喜ぶわよ、ルイズ」

真っ赤になって俯くルイズのおでこを、カトレアは指でこつん、と小突いた。
ルイズは一度ちいねえさま!と怒ったが、すぐ笑顔になって笑いあった。
ヴァリエールの姉妹は、昔から仲がよいのであった。




「…で、毎週コレをやれっての…?」
「そうみたいだあね。
にしてもだいじょーぶか相棒?死相が出てるぜ?」
「じょ、冗談だろ?
 …嘘だと言ってよデルフリンガー!」
「もうちょっと現実を見つめようや相棒。
 ま、死なない程度にがんばんなー」

ガンダールヴって転職できねえかな、と才人はその時、ベッドの上で真剣に転職を考えていたのだった。〜fin
672せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/28(土) 02:21:34 ID:ItsKQYpP
さんざん引っ張ってこのオチでしたー。
だめだめっすねー。
ていうかエロ薄めにしようと思ってたのに特濃つゆだく大盛りになっちゃった…。

まあいいや、今日はもう寝ますノシ
673名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 02:30:15 ID:Iu0X0riI
一番槍!GJ!
674名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 02:33:25 ID:qilS0qJ9
1000万回抜いた
675名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 03:46:02 ID:k3uDMAX4
一万年と二千年前から抜いた。
せんたいさんの仕事の速さに脱帽。
にしても現代編か。キュルケどこが制服やねんw
676名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 04:02:01 ID:qAWxlDOL
子宮攻めGJ!

それはそうとキュルケのは制服という名の凶器です
677名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 04:42:02 ID:kRXIr/kH
せんたいさんをビッグバンの始まった時と同じ時から愛してる。


タバサとセットでな。
GJ!
678622:2007/07/28(土) 04:58:47 ID:eNp5dKet
>>624 タニぁうわなにをするやめr

あれ?公式で地球編やるの?
なら遠慮してみようか?
679名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 04:59:48 ID:eNp5dKet
ごめんsage忘れた自粛する
680名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 06:18:19 ID:Arq6BIFI
しかしPS2「ゼロの使い魔2」の内容って、普段からこのスレで電波受信してないと
到底考え付かない神展開なんだがw ここ見てるんだろうな、間違えなく。

へんたいさんがノボrうわ、何をすくぁwせdrftgyふじこlp;@
681名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 12:10:06 ID:CLBwe6C2
自粛無用
682名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 13:04:01 ID:UsdG+wVI
みゃお〜ん!
683名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 13:32:09 ID:KPVJ25eX
>>680
本気で書いてるのか冗談なのかは分からんが、
「異世界物の登場人物が現代地球にきたら」なんて、思いっきり凡庸な発想だろw
もちろんちゃんと形にするにはそこそこ力量が必要だろうけど、
「このスレを見てなきゃ思いつかない」ってどんだけ自意識過剰なんだよw

このスレが面白いのは認めるけど、自分らが所詮
ネットの片隅でシコシコやってるだけに過ぎない人種だって事実は忘れちゃいかんぜ?
684名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 13:59:12 ID:qAWxlDOL
少なくとも、ゼロ魔の企画部にここと同じ種類の人間がいることは間違いないな。
公認学園パロ物をやろうってのはゼロ魔以外じゃエヴァとキノというビックネームくらいじゃね?
良くアンチ覚悟でやろうとしたもんだ。
685名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:05:49 ID:WfFeqjyQ
エヴァは元々学校モノだったと記憶してますが…
686名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:07:25 ID:wZyF2hYt
あれ?原作にも「サイト夢=学園ゼロ魔」ネタがあったような・・・
687名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:16:46 ID:+RwSAjvP
>>684
普通はそんな企画出したら「馬鹿じゃねーの?」で一蹴されるからなw
誰も思いつかないんじゃなくて思いついてもやらないだけだし。
まあゼロ魔は現代日本とも世界観共有してるから特殊なんだろ。
688名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:28:02 ID:WT5fDHFf
勝手な予想だけどもスタッフはこのスレ見てると思うぞ?
日本編の計画は前からあったけど売れないんじゃね?→このスレを見る→売れるんじゃね?
みたいな
689名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:31:11 ID:k/LO8nCD
>>686
8巻でそういうのあったな
あれ読んでノボルはすごいと思ったよ
色々な意味で
690名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:34:15 ID:+RwSAjvP
>>688
二行目それだけはないと思う。
このスレが判断基準に出来るほど大きなスレかとw
691名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:36:47 ID:WfFeqjyQ
どうでもいい話で盛り上がってるなwwwwwwwwww
692名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 15:24:44 ID:SoPijJBD
参考にしても、エロパロスレじゃなくてラノベスレだろ。w
693名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:11:32 ID:9PM4Zx+u
最新刊のタバササイトのキスシーンで
「ヤマグチがエロパロみたいなことしちゃいけないだろ!」と
このスレを思い出したのはオレだけではないはず w

そこへトースト咥えたルイズを見たら…
「キミたち、我々以上に自由だな」というのが、正直な感想
694名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:11:46 ID:Vk+RtXrv
でもどうだろう、ゼロ使い魔関連スレは全部覗いててもおかしくないような気もするけど
そこまでやらないのかな
695名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:13:34 ID:6eniYjKz
覗いてたら、アニメの8巻無視な展開はしてないと思う。
696名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 17:00:29 ID:2srcK108
夏だからか自意識過剰な人がいますね
697名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 17:23:12 ID:6aaP1iKi
見てないと思うぞゼロ魔関係者はこんなスレ

少なくとも俺がこのスレ見てる事は社会的に機密事項wwwwwサーセンwwwww
698名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 18:12:44 ID:UsdG+wVI
( ~∇~)/ 俺さぁ2chのエロパロ何時も見てんだよね。

(´Д`;) ・・・そっかぁ
699名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 18:46:41 ID:BfujfKoE
ノボルなら見てるだろうよ。
ネット上でキャラのランキングを目にする機会も増えたとか語ってるのだから。
だがファンの言動でいちいち作家が影響されることなんてないだろう。
700名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 19:12:00 ID:KPVJ25eX
>>699
キャラのランキング(ってなんだか知らんけど)と2chのエロパロが同列かよ。
っつーか素人のファンフィクションなんか見てる暇があるほど、
作家ってのは暇な人種かね?
701名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 19:13:33 ID:KPVJ25eX
……とか書いた後に、コミケで自分の作品のエロ同人買ってた人がいたのを思い出した。
702名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 19:24:16 ID:qAWxlDOL
八巻無視はないだろ?OPで教会での結婚式のシーンがあったから。
703名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 20:02:34 ID:+RwSAjvP
別に隔離されてるわけでもなし、スタッフが見てても別におかしくはないわな。
実際ゲーム系のスレなんてメーカーの人間が結構覗いてたりするし。
ただよほど多数派の意見でもない限り参考にするとはとても思えないだけでw
704名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 20:17:29 ID:wZyF2hYt
某キャラゲーを作った会社で働いてたけど、スタッフはみんな何だかんだいって当該のキャラスレは
覗いてたね。

でもさすがにそれを社内で話題にしたりはしなかったな。まがりなりにもコッチはプロなんだ、っていう
ささやかなプライドが邪魔をして(w そのスレを見てるって公言するのは恥ずかしいっていう感じ。
705名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:08:14 ID:A09Y3IJf
保管庫は何処
706名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:12:59 ID:BfujfKoE
>>703
俺の友人は色々やってるのだが、
2chの関連スレは全部チェックしてると言われて驚いたことある。
ただ、誹謗中傷の類を見ても一切相手にしないということだよ。
それでノボルもあり得るなあ・・・と
707名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:31:19 ID:INXNbSBk
>>705
だから>>1の末文を一万と二千回朗読しろと何度言えば(ry
708名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 22:00:28 ID:UsdG+wVI
8千回過ぎ・・・二度はないわっw
709名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 22:19:00 ID:eNp5dKet
現代編書いてみたいけど、処女作な件・・・(俺は童貞だけd(ry
710名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 22:20:41 ID:MrCapoyI
>>709
俺もこの間脱処女したんだぜ。
さぁ!

ところで、あまあまなデレデレルイズ×サイトって需要あり?
711名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 22:25:10 ID:hzSAl3eA
>>710
あるに決まってるじゃないか!
712名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:00:20 ID:M4Vq5d6d
>>710
当然ある!是非!さぁ早く!
713名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:22:56 ID:qAWxlDOL
wktkwktkwktkwktkwktk!
714名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:30:50 ID:9phof4O8
需要のないSSなんてない
715名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:32:58 ID:wNoQ3WKO
だから誘い受けと思われないうちに投下しる!!
716名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:49:14 ID:JCvD4BtD
>>710
ありすぎて困る!
大歓迎だぜ
717名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:14:38 ID:I8TpNgPM
>>710
さあ早く投下するんだ!
718622(地球探索):2007/07/29(日) 00:17:15 ID:5OK8TvvG
なんとなく場の空気違うけど、投下します。
批評なんかあれば受け付けますので・・・><
719622(地球探索):2007/07/29(日) 00:17:59 ID:5OK8TvvG
サイト「コルベール先生、用ってなんですか?」
コルベール「サイト君、大発見だよ!君もコレで帰れるかもしれない」
「なんですって!?いったいどうやって?」
「この粉が正体だ。史実によると、『晩夏、旅人来於異世界』や「人落於空、是如落葉之」といったように、晩夏から初秋に

かけて最も来訪者が多い」
「なるほど、あれ?でも俺は・・・」
「君は例外だろう常考(´・ω・)・・・」
「・・・で、その方法ってなんですか?」
「おそらくこの粉が正体だ」
といってコルベールはひとつの袋を取り出した。中にはなにやら怪しげな粉が・・・
「ペロッ・・・・これはッ・・・・花粉!!!」
「そうだ、これがおそらく正体d「ゲホッ・・・ズッ・・・ゲホゲホッ」
―――――しばらくお待ちください――――――
「急にどうしたんだねサイト君」
「・・・アレルギーで・・・ゲホッゲホッ」
「ふーん、まあいいや、異世界からの旅人が来る次期には、いつもこの粉が舞っているんだ。
 これは一部の地域のみに生えている特別な植物の実から取れるもので、rizと呼ばれている。」
「riz?」
「そうだ、これは繁殖期になると、このような粉を数時間だけ精製する。それが空中にまっていたというわけだ
 しかも、ある程度の高さにならないと効果を発揮しないうえに、さらに他に条件があるらしい・・・」
「と、いうと?」
「ためしにここでこうやって粉を撒く・・・・でも―ゲホッゲh―なにも起こらない・・・」
「・・・・(´;ω;)=333」
「私の研究によれば、月からはブルーツ波というものが出ていることがわかった」
 この波長が、1700万ゼノを超えたとき・・・すなわち二つの月が重なる時だが、この粉が何らかの形でゲートを作ると考

えてよいだろう・・・おや?どうしたのかなサイト君?」
「・・・・病院・・・・」
720名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:18:29 ID:Nc6hFcpD
>>710
さぁさぁ早く投下汁!
721622(地球探索):2007/07/29(日) 00:20:03 ID:5OK8TvvG
場所は変わって王立病院
「ったく・・・アンタは私にどんだけ心配かければ気が済むのよ!
 い、一応・・・こ、kkっこ婚約者なんだし、心配する、つ・・・妻の身にもなりなさいっっ!!///」
そういって叱責するルイズの顔は真っ赤だった
「イテテ・・・で、でももしかしたら元の世界に帰れるかも知れないんぜ、コルベール先生には感謝しないと」
熱くなったサイトのセリフを聞いた途端に、ルイズの顔色が変わった
「え?・・・いま帰るって・・・・ほんと?・・・
(せ、せっかく一緒になれるとおもったのに、サイト・・・いっちゃうの?)
 ・・・・だめ!・・・いっちゃだめ・・・・お願い・・・いかないで・・・」
洪水のようにあふれ出したルイズの涙を見て、サイトはあわてたように付け足す
「お、落ち着けルイズ、同じ方法でコッチに戻ってこれるんだ」
「・・・・ホントに?」
上目使いで聞いてきたルイズの目には、まだ不安の色が浮かんでいるようにみえた
「ほんとだって!(たぶん・・・でもここでこういわないとルイズがな・・・)」
「・・・よかった・・・それで・・・えっと・・・それなら・・・あの・・・私も・・・一緒に行っていい?
 ・・・その・・・さ、サイトのお母様に・・・ご、ご挨拶しないといけないし・・・」
(またこのルイズはかわいいなコンチクショー(ry)
「ああ、わかったよ、一緒に帰ろう、んで戻ってこようぜ」
「よかった・・・まったく、アンタはいつも私に心配かけるわね!
 ・・・ば、罰としてご主人様に・・・き、キスしなさいっ」
目をそらしておねだりするルイズにサイトが黙っているわけも無かった
そのままベッドに引き倒して激しくキスを交わす二人・・・永遠とも感じられるそのひとときを打ち破るかのように
唐突に病室のドアが開いた
「あ、ルイズさん昼間からなにやってるんですかーっ!」
おわーっっ、シエスタさん汗で透けてますよーっ!!
「急いで駆けつけてみれば・・・まったく・・・この人に任せておいたらサイトさんに何されるかわかったものじゃありませんね
 はしっ・・・
「もう絶対サイトさんから目を離しません」
「なによその言い方!!それに・・・いいかげんサイトから離れなさい!!」
入ってくるなりべったりとサイトに抱きついているシエスタは勿論ノーブラで、凶悪なその胸の輪郭が透けて見えるほど
じっとりと汗をかいていた
「あ・・・あの・・・シエスタさん胸が・・・」
「はい、いつもどおり当ててますからっ、それと、今の話聞きましたよ〜私も行きます!」
「このメイドがぁー!!って、鼻の下伸ばしてんじゃないわよこの馬鹿犬ーっ!!」
722622(地球探索):2007/07/29(日) 00:20:54 ID:5OK8TvvG
学園に帰ると、ご主人様を置いて真っ先に向かったのはタバサの部屋
「それでだ、ゼロ戦で帰ったら、新しく配備されたF22に撃墜されること間違いなしなんだわ・・・だから、その、シルフィード

を・・・」
「………わかった」
そういってタバサは「ピィーッ」と口笛を吹いた・・・が、呼ばれて出てきたのは窓ではなく、ドアからだった
「お姉さまどうしたのね!今私はこの信じられない胸の正体を確かめるために忙しいのね!」
「あぁっ・・・乳首はっ・・・あ、サイトさん///ご、ごめんなさあっ・・・こんな姿で・・・」
「テファ!ど、どうしたの」
「この胸は何かおかしいのね、お姉さまだってアレだけなのにこれはなにか入れてるに決まってるのね!きゅいきゅい」
「な、なんにも入れて無いですよ・・・や、やめてください・・・も、もまれると変な気分に・・・いやぁっ・・サイトさん・・・見ないで

・・・」
と、いわれてもサイトの視線はその柔乳が、形を変える様子から目が放せないでいた
冷徹な顔からにじみ出る怒りを抑えながら、タバサが静かにこう言い放った
「…おしおき」
途端にシルフィードは絶望の表情を浮かべた
「ゴメンナサイなのねー!それだけはやめるのねー!お願いなのねー・・・」
「…ダメ」
そういってタバサは、えさと思われる食べものをシルフィの前に置いた。
勿論シルフィードから見えないように何かを混ぜながら
「やったのねー!ご飯なのねー!いただきまーす!

 ・・・・・・し、しまった!」

所詮は動物なので、食欲には勝てなかったようだ。
あっさりとタバサの毒入りエサをたいらげてしまったシルフィード
「ま、まさかこれはアレなのねー?やめるのねー!後生だからおねがいなのねー」
「……ピーピーピー」
「はうっ・・・ダメなのね、お、おしっこ漏れちゃうのね・・・やめるのね・・・」
「……早く外へ出たら?………ピーピーピー」
「あふっ・・・き・・・く・・・くるしいのね・・・逃げるのねー!!」

そういって龍の姿に戻ったシルフィードは、学院の外へ逃げていった。校庭に長々と続く水溜りを残しながら
723622(地球探索):2007/07/29(日) 00:22:15 ID:5OK8TvvG
「…二つの月が重なる時…それまで待ってる…」
「そ、そう、ありがとうタバサ、それと・・・シルフィードにもよろしくいっておいてね・・・」
「…わかった…」

「あの、サイトさん?何の話ですか・・・?」
「ご、ごめんテファ、俺の住んでいた世界に変える方法が見つかったみたいなんだ」
「そうですか、よかったです。 やっと帰れるところが見つかったみたいで・・・それで、その、あの、お願いがあるんです」
「なに?テファのお願いだったらなんでも聞いてあげるよ」
「よかった・・・私、前に外の世界が見たいっていいましたよね?・・・だから、サイトさんの世界も・・・」
「あ、ああ、うんわかった・・・おいでよ・・・多分まだ大丈夫だと思うから・・・」
「まだ?・・・あ、いえ、ありがとうございますサイトさん、それではまたm(_ _)m」

「で、アンタはご主人様を置いて、どこに行っていたってわけ?」
「そ、その、タバサのへ・・・や?・・・」
「な、なんで疑問系なのよ!はっきりしなさい!こ、こ、この・・・・!!」
「べ、別になにもしちゃいねーよ、ホントだお(;^ω^)!!!」
(あんな子のところにいっていたなんて・・・どこに魅力があるいっていうのよ・・・は、傍目から見たら犯罪じゃない・・・
 で、でも、もしかしたらサイトはそういう趣味なのかもしれないわね、自分で言うのも哀しいけど私もそうだし・・・
 べ、べつに私はサイトがそういう趣味だってかまわないわ、わ、私は寛容なご主人様だもん!あんな小娘になんか負けない

もん!)
「じゃ、じゃあ・・・わ、わ、私に奉仕しなさい」
「へ?」
そういってルイズはするすると服を脱ぎ始めた
あっという間にネグリジェ一枚になったルイズを見てサイトは目が点になる
「な、なにみてんのよ、ご主人様が命令してるのよ、は、早くしなさい」
「あ、ああ」
足の指先から徐々に口付けをしていくサイトの吐息に、ルイズは切なくなってしまう
ゆっくりとキスをしながらふとももまで上ってきたサイトの目に飛び込んできたのは、大洪水を起こしたルイズの秘所だった
じらされながら、ついにその甘美な刺激が来る!とルイズは身構えたのだが、
ネグリジェを脱がしたサイトの唇は、そこを避けるようにしておなかにキスしていった
(え、は、はやく・・・い、イきたいのに・・・)
しかし、そんな要求をルイズができるわけも無く、期待した気持ちは、ルイズの胸の中でゆらゆらとうごめいていた
サイトがルイズのそのささやかな胸を上ってきたときに、またもルイズは身構えたのだが、
充血して尖った、小さな乳首には触らず、またもそこを避けてキスしていったのだった
724名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:22:45 ID:5OK8TvvG
(なんで、わ、わたし・・・もう我慢できない・・・)
ルイズの願いも空しく、サイトの唇は、鎖骨を吸い上げた
「・・・んっ」
特になんでもないところを襲った予想外の刺激に、ルイズは思わず声をあげてしまう
(や、やだ、私のからだ、変になっちゃってる・・・)
ルイズの体からはサイトが首筋を吸い上げるたびに
「あっ・・・あっ・・・・っは・・・」と、声が漏れていく
自分の思ったとおりに声を上げるルイズをいとおしく思ったサイトは、
ルイズのあごの下を回って再び下に向かってキスマークをつけていった
(しっかし、こうしているときはかわいいんだけどなー・・・さて、そろそろ焦らすのもやめようっと)
サイトはルイズが懇願しているであろう桃色の乳首に吸い付いた
「きゃぁっ・・・んっ・・・」
あいている手で、もうひとつの乳首をこねくり回しているあいだ、ルイズの口からは、絶えず嬌声が響いていた
そのルイズの声にアクセントを加える為、サイトは思い切って少し強めに乳首を噛んで見た
「ひゃっ・・・いたっ・・・あっ・・・ダメっ・・・歯でこね回さないでっ・・・指もっ・・・」
もちろんあいている指ではつめを立てて乳首をつねっていた
ルイズの脳は、爪と歯から送られる刺激に耐えられるはずも無く
その痛気持ち良い感覚でショート寸前だった
硬く目を瞑ったルイズの姿を確認すると、
サイトは今までかんでいた乳首も爪でつねることに変えて、ゆっくりと顔を下に持っていった
両手から送られる刺激に、ルイズはただ手を硬く握って耐えるしかなかった
極悪なバキュームがルイズの秘所に近づいているなんてルイズは知るヨシも無かった
サイトがルイズの小さなクリトリスを強烈に吸い上げた瞬間
「あああああああああああああああああああ!!!!」という絶叫を残して、ルイズの視界はホワイトアウトした

や、やりすぎちゃったかな・・・
絶頂を迎えたはずのルイズの体は、大きくえび反ったあと痙攣していた
「おーい、ルイズ・・・大丈夫かー?・・・って寝てるし・・・
 まあいいや、俺も明日出発だし、今日は寝るか・・・」
と、サイトは気絶している裸のルイズを抱き寄せて、眠りについたのだった
725622(地球探索):2007/07/29(日) 00:26:26 ID:5OK8TvvG
というわけで今日の分はおしまいです><
多分明日(話の中で)地球に向けて出発すると思いますが
そのときに、ジェシカとキュルケはつれていきますか?
726名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:27:18 ID:LL+sLhbb
710です。
すんません、明日というか今日の夜に投下予定ですので・・・
変に期待持たせて申し訳ないorz
727名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:31:57 ID:yLYB81x3
>>622
とりあえず三点リーダは・・・だと読んでてすげえ違和感があるんだ……
728名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:32:46 ID:5OK8TvvG
>>727
ゴメンナサイ
変換癖つけます><
729名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:36:29 ID:xwQdMjx5
顔文字濫用も気になる。
あとなぜ最初の二行に人物名が・・・。
730名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:46:04 ID:5OK8TvvG
あ、途中でどっちかわからなくならないように書いたの消し忘れましたわ
ちょっと初めに多かったですね・・・ゴメンサササ
731名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:52:19 ID:K2wepJ56
>>725
ジェシカとキュル子はいらない
そのぶんシエスタとルイズをたっぷりねっちょり書いてくれ

タバサも。
732名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:20:01 ID:zZ1KW8qM
>>725
やっぱり顔文字が気になるな。SSなんだからそういう所も文章で表現してほしい。
がんばれ
733名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:34:07 ID:k+sk8L6L
>>725 キュルケはいいけどジェシカはいらない。
いや俺がキュルケ好きなだけですサーセンwww

まあ、キャラ増やすより一人ひとりを濃く書いてほしいというのには同意。
734名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:47:13 ID:5OK8TvvG
問題点は>>622の装備で出発しなきゃいけないと言う点なんだが(;^ω^)
735 ◆CSTs7hoBww :2007/07/29(日) 01:52:36 ID:LL+sLhbb
どうも710です。
2作目が書き終わったので投下しますがよろしいでしょうか?
ていうか、凄い長くなっちゃったんで「長いし読みづれぇよ死ね!」とか思いましたら
でしゃばりですが鳥を付けておいたので、IDか鳥であぼ〜んしてください。
736名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:55:07 ID:LL+sLhbb
9巻126ページより。

「たかだか七万とめたぐらいで威張ってるんじゃないわよ。
  牧場の牛止めるようなもんでしょ。どこがすごいのよ」

この言葉を口走った瞬間、ルイズは酷い後悔の念に苛まされた。
確かに、才人は女の子の事に関してはもう朴もビックリの鈍感さなのである。
ご主人様をほったらかしにして他の女の子に現を抜かすだなぞ、言語道断。
なはずなのだが、英雄という効果は絶大である。
ルイズにもそれは分かっていた。

しかし、ルイズが決して認めようとしない嫉妬がその言葉を吐き出させた。

しかし、これは余りにも軽率な言葉だった。
自分がその殿軍を受け持つ事になったときの絶望その全てを
才人は自分から奪っていったのだ。
あの時才人が庇ってくれなかったら
自分は今この場で嫉妬の炎を燃やすなぞ出来るはずもなかった。

だのに、言ってしまった。
ルイズはこの時ほど自分の性格を恨んだ事は無いだろう。
そして彼女は見てしまったのだ。一瞬浮かび、そして消えた哀しみの色を。

……バカね、わたしって。
七万よ?七万、あのまま才人が庇ってくれなかったら……今頃……

先ほどの騒動も終わり、ルイズは自室に戻っていた。
ルイズはベッドの上でパーカーを抱き枕にうずくまっていた。

サイトはあんなことを言ってしまった私を好いてくれるのだろうか?
サイトはわがまますぎる私をこれからも好いてくれるのだろうか?
サイトは……

そこまで考えて、思考はストップした。
普段ならここであのボロ伝説の大剣、デルフリンガーに助言の一つでも頂いているのだが
生憎、デルフは才人が持って行ったままだ。


その頃の才人。

正直、行く所まで行かない限り才人の立ち直りは案外早いものであった。
確かに、言われた直後はかなり凹んだ。
が、言われても仕方が無い節がいくつかあるために自分を納得させたのだ。

「……死んだ、と思わせてたんだしなぁ。
  後追い自殺までさせるとこだったしなぁ……」

まぁなんとも、二人して地の果てまで沈みやすいカップルだろう。
後追い自殺未遂については、シエスタから聞いた。
その時は半信半疑であった。が、ティファニアの村での一件を思い出せば
本当だったのだと信じざるを得なかった。
とりあえず、汗で蒸れた身体を水でさっぱりさせ
ご主人様の部屋へと向かったのだった。
737名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:55:48 ID:LL+sLhbb

ガチャッ、とその音にルイズは嬉しさと申し訳なさがこみ上げてきた。

「たっだいまぁ〜……て、アレ?どした?」

いつものように振舞おうとする(とルイズは思い込んだ)才人の優しさが
胸を締め付け、体中を温かい何かが包み何かを言おうとする前に涙が流れていた。

「えっ、えっ!?な、なに!?どしたルイズ!」

ふぇぇ〜と普段のあの態度から想像も付かないような仕草で
駆け寄った才人の胸に顔を埋めた。

「ざいどぉ〜、ごめんなざい〜。うぐっひくっ……わだじぃ〜」

とりあえず落ち着かせるために、胸に埋まっている桃色の美しい髪をなで始めた。
こんな時でも、空気の読めない才人は一体なぜご主人様が泣いているのかと頭を悩ませたが
その答えはなんとも、ルイズ本人の口から語られる事になった。

「それで……どうしたんだ?」
「あのね、わだ、うぐっ、わたしがね、さっき女の子に囲まれてた時にね
  わたしをね、助けるためしてくれたあの殿軍をけなしちゃったでじょ?」

話始めた事によって、またぶり返してきてしまったのか
またぐずつき始めたルイズであったが、最初よりかは取り乱す事もなかった。
大事な人の傍で、頭を撫でてもらっているからなのだが
もちろんというか、今のルイズではそこまで頭が回らなかったのだが

「あのどぎの、ぐずっ、サイトにだすけてもらえなかっだら、うぐっ
 いま、こうやって、あぅ、あだまも撫でて貰えなかったのに……」

言ってしまった恥ずかしさからか、二人を一瞬の静寂が包む。

が、才人の思考は軽くどころではないかなりのパニックを引き起こしていた。
あぁ、ルイズさん。あなたはどうしてそんなに可愛い事を言ってくれますか。
と感極まったが、もうルイズは止まる事を知らない。
意を決したように唇を開く。

「……わたしね、いつもあんなことばっか言ってたでしょ?
 さ、最初のほうは、その、言いたくなかったのよ。
 その……その、あんた、サイトが好きだって。
 でもね、居なくなって気づいたの。あんたがこんなにもわたしの心を満たしていたんだなぁって。」

そう喋るルイズは、今まで見たことも無いような表情で愛おしさを感じさせた。
俺も、と口を開こうとしたがそれは適わなかった。
才人の唇にはルイズのそれが押し付けられたからだ。

「むぐっ、はぁっ、サイト好き、全部好き」

なんか俺が小船の上で言ったようなセリフだなぁと
パニック状態のままぼんやりとそんな事を考えた。
しばらく、ルイズの部屋には二人が発する水音で埋め尽くされた。
そして気づいたように、最近唱えられるようになった「ロック」と「サイレント」をそっとかけた。
それからも二人の口の交わりは続いた。
が、不意に才人の唇から感触が無くなったと思ったら甘いささやきが脳を刺激した。
738名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:56:29 ID:LL+sLhbb
「……わたしの初めて……サイトにあげたい。」

まてまてまてまて!!俺はここでがっつかない!がっつかないの!
残った理性がかろうじて口を開かせた。

「俺なんかでその……いいのか?」
「サイトじゃなきゃイヤなんだもんっ」

カンカンカンカーン!テクニカルノックアウト!もうだめ!辛抱たまらん!

「……その、やさしく。してね?」

ルイズ様、あなたは私の理性をなんだと思ってらっしゃるんでしょう、と才人は突っ込んだが
そういわれてしまっては仕方が無い。

「愛してるよ、ルイズ」

先ほどの仕返しとばかりに、顔を真っ赤にしたルイズが返答を口にするまで塞いだ。
その手は、その、草原…を目指しゆっくりと頂点を弄り始めた。
塞いだ口から溢れるように小さな嬌声が漏れる。

「ルイズのこれ……硬くなってる。」

バカッ、とさらに顔を赤くさせルイズは唇を求めた。
しかしその唇は自分の突起を目指して、含んだ。

「ぅんっ!サイトぉ!それっ!あうっ」

自分の胸板に才人の頭を押し付け、迫る快楽から逃げたいのに何故か求めてしまう。
行き場を無くした2本の腕の片方は、もう片方の草原を。
そしてもう片方は濡れ始めているソコへと向かった。

気持ち良い、それが率直な感想だった。
最初は我慢していた嬌声も今では我慢など出来るはずもなく才人の耳に余す事なく流れ込んでいる。

「サイトぉ!サイトぉ!」

その言葉を発し、ビクッと一瞬痙攣し才人にもたれかかってきた。
いくら童貞才人と言えど、それなりの知識は持ち合わせている。
つまり、ルイズは達したのだ。自分の手で。しかも自分の名前を呼びながら。
じ〜んとそんな感動をぶち壊す声が聞こえた。

「サイトのおちんちん……ちょうだい?」

Ohシスター、息子さんを握りながらそんな事言わないで下さい。
一瞬で服を脱ぎ去り、先の情事で臨戦態勢のソレをルイズの秘所にあてがった。

「その……俺だけ痛くないってのはイヤなんだ。だから痛みを分けてくれないか?」

ルイズは最初は何の事だか分からなかったが、その優しさに気づき目尻を光らせた。

それじゃ、と才人が言うや否や熱い棒が自身の中へ入ってくる。
余りの痛さに、才人の背中を庇う事も忘れ爪を立ててしまう。
才人は一瞬だけ顔を歪めたが、ルイズが自分の顔を見てない事に安堵し
すぐに普段どおりの顔を作った。もちろん、ルイズに心配させないためだ。
739名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:57:06 ID:LL+sLhbb

「これ…で全部入ったよ。ルイズ」
「……ふぇ?…入った、の?」

そっ、とルイズは動いていいと目配せした。
ずっ、ずっ、ずっ、とゆっくりではあるが痛みが走る。
しかし、何回か繰り返すと痛みではない何かがこみ上げてきた。

「…ぅ、ん…ぁぅ……ぅぅぁ」

そして更に繰り返すと、先ほどまで弄られていた快楽を超える快楽の波が襲ってきた。

「ぁっ、ぁっ、あんっ、うぁっ、ん」
「ルイズっ、ルイズっ、愛してる」

耳元でそう囁かれ、より一層才人への愛しさ、そして快楽が高まった。
そして唇はそのまま重なりあい、下腹部から聞こえる水音とはまた別の音を響かせた。

しかし、じきに二人は息をする事で精一杯になってしまった。
二人とも、達するのが近いのである。

「はっ、んあっ、サイトぉっ、きてっ、きてぇっ」
「ルイズっ、ルイズっ!」

ラストスパートをかけ、才人は中に己を吐き出した。
あ、今日安全日…だったっけ?等と思いながらルイズの意識は遠のいた。

目を覚ますと目の前に才人の胸があった。気づいたら腕枕をされていた。
才人は隣で未だ眠っている。ルイズが下腹部の異変を愛おしそうに撫でていると
その動きで目を覚ましたのか、才人がまぶたが薄っすらと開いた。

「さ〜い〜とぉ〜」

中で出してしまい怒ったと勘違いした才人が一瞬ビクッと身体を揺らせ
恐る恐るルイズの方へ視線をやると
ルイズは頬を赤に軽く染め、月光を受けこれ以上無いくらいに妖艶に輝いた。

「ふふっ、愛してるっ」

と、耳元で囁き今宵は夜が白むまでやったとかやらなかったとか…
740 ◆CSTs7hoBww :2007/07/29(日) 02:01:12 ID:LL+sLhbb
あああああ、ごめんなさいごめんなさい。鳥外れてましたorz
そして長すぎてごめんなさいorz

なんか皆に変な期待を持たせてしまったので今書き上げてしまえ!
と思って書いちゃったんですけど、もしかしたら無茶苦茶なトコもあるかもしれません。
あったらごめんなさいorz
て、謝ってばっかですね。
私の中じゃ、砂糖菓子もびっくりな甘甘なストーリーを展開させたかったのですが技量及ばず・・・orz


以前言われたとおり、3点リーダを用いましたが
色々と批評批判からアドバイスをしてくださると喜びます。
今まで読むばっかりだったため、書くとなると勝手が分からないものでして・・・

それでは失礼しました。
741名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:04:06 ID:xwQdMjx5
>>740
一番槍GJ!
IF物大好きです。
9巻だと他には「嘘だったら殺すわよ」とか最初のベッドシーンで言ってたり・・・
完全にああいうところでノボルはやらせる気がないなぁと思った。
742名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:36:50 ID:rDVwPJQY
だからこそ、このスレの存在意義があると思うよ。
ここには素晴らしい職人さんが沢山いるじゃないか。
743名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:58:41 ID:/y2Qzkxv
>>740
GJ!
十分甘甘です。
そんなに謝らなくても大丈夫ですよ。




744712:2007/07/29(日) 03:13:02 ID:mItUw5oy
>>740
GJ!起きてた甲斐があった
また頼むよ!
745名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 03:15:32 ID:K2wepJ56
>>740
どストレートで上手いと思った

地の文でもうちょっとエロの描写をしてもいいんだぜ
気になったのはそれくらい。ノボルに文似てるとおもう。
746 ◆CSTs7hoBww :2007/07/29(日) 03:29:23 ID:LL+sLhbb
ありがたい批評ですのでスレを少しお借りします。

>>741,>>743,>>744
そういってもらえると一気に書き上げてよかったです。
今見直したら誤字脱字ありましたが、脳内補完ということでここは一つ…

>>745
やっぱり、書いてて思ったのはエロに行くまでの道筋を
どう綺麗に軽く纏めるかってところが難しかったですね。
エロに入る前に、長すぎると思ってエロをちょっと短めにしちゃいました…
次はエロふんだん、道筋もふんだんなSSを書いてみようと思います。
747411:2007/07/29(日) 09:39:47 ID:hS/71MHT
>>411
「なあ…サイト?」
「はい?」
「もう少し…甘えてもいいか?」

痛みは痛みでしかないと思っていた。苦しくて、辛くて、すぐにでも忘れてしまいたい物だ。
だが今の私に在る痛みは…確か苦しかったかも知れないが、どこか心地よい痛みだった。何かを終えた、痛み。
余韻に浸りたい女の気持ちが解る気がする。確かに今、この温もりを手放してしまうのは惜しい。

…もう少し側に…

やはり私のガラでは無いが、サイトは何も言わずに隣に居る。
私は脚を絡めてみたり、抱きついている力を強くしたりした。サイトには窮屈かも知れないが、どうしてもそうしてやりたかった。
母に甘える少女の様に、好きな者と結ばれて想いを果たせた女の様に、私は…

「…キスが欲しいな」

欲しい物を貰った。

「え、えーと…」
「どうしたんだ?」
「その…」
絡めた脚の、丁度太ももの辺りに、違和感。どうやら今のキスで興奮させてしまったらしい。
「別に構わないぞ?」
「…え?」
「貴様も男なんだ。思う存分やれば良いじゃないか。我慢は良くない…それに…」
私はサイトの手を…今私の体で一番熱い所に導いた。
「わ、私も…まだしたいと思うんだ…嫌なのか?」
触れたサイトの手と、私自身の羞恥心で、更に体が熱くなる。
「…嫌な訳無いじゃないですか」
「なら…んっ…」
サイトの手が、動いた。

私が戦いを終えるとすれば、こういう事から来るかも知れない。子を産み、家庭に居る姿は想像し難いが…そんな未来もあって良いと思う。
子を抱き、亭主の帰りを待っている私…皆が見たら笑うかも知れないな。

でも…

「初めてを捧げる相手には…一生を捧げたい。私の全てで尽くしてやりたい…ここまで考えてしまう女は嫌われるのか?」

サイトの抱擁の中で、私は眠りに落ちかけながらこう問い掛けた。




結局良いシーンはスキップしました…一応完結です。失礼(ry
748名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 15:27:53 ID:5Do2LUdT
GJ過ぎますです。
749名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 15:54:32 ID:LkYrBqtn
保管庫の「アニエス×サイト」(>>747)に最初のスレである>>369がないんだが……
750名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 17:55:48 ID:URBaezAh
きっと現代の野郎共は、ヤル事と交際を一緒くたにしてるから糞ったれなんです。責任感の欠片もないです
それでいて純愛を童貞の考えそうなことだな、といって唾棄するから余計哀れです。

つまりアニエスもスキーな俺は今最高のGJに打ち震えている
751名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:15:08 ID:0ycrzK0U
wiki異常に重くない?
752名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 20:10:40 ID:cpzGR7Iw
753名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 20:26:02 ID:5yYj9n/p
異世界の経験が日本の政治にどう影響するか楽しみです
754名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 20:42:07 ID:MUs0rOBj
>>752
おまいは今日客に注意した方がいい。
ペチャパイなんて口が裂けても言っちゃダメだぞ

ん?こんな時間に誰か来たな…
755名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:48:18 ID:pKN/ypcn
ぺ・チャパイ♪ このちいさな胸に〜
ぺ・チャパイ♪ 虚無が詰まってる〜
756名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:54:49 ID:5Do2LUdT
ナイ乳には虚無が詰まっている、と。
>>755め、中々うまいことを…?うん?こんな夜更け誰だ?
757名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 22:06:23 ID:oKueU5CG
>>755
ブリトラか…名曲が多かったな
758名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:27:43 ID:zZ1KW8qMO
>>749
すまん、保管するときにミスってたみたいだ。
明日ぐらいに直しとく。
759名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:37:43 ID:IpF4c66IO
>>758
ご苦労様です。
760名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:29:11 ID:OT2sFsHM
アニメ二期が神アニメとなりますた
761名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:32:55 ID:u+4rzdQu
なんというかこのスレいらないくらいのエロさだったなw
762名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:35:56 ID:pUJjVZjH
あれ?アニメのエレオノールってせんたいさんのエレオノール・・・・
763名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:37:13 ID:NdrFbxEs
4話で分った事。

・エレオノール姉さまはルイズより胸無し。
・エレオノール姉さまは惚れ込めばデレデレになる。
・ルイズママ事、烈風カリン殿はなかなか胸あった。
764名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:38:59 ID:AVZIdXjC
このスレが沈黙してた理由はアニメが流れてたからか。
すっかり忘れてた。
765名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:39:09 ID:pUJjVZjH
っとすまん、ageてしまった。

>>763
カリン様の性格のきつさと胸がない部分がエレオノールとルイズに遺伝して
胸のみがカトレアに遺伝したって事か!
766名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:41:17 ID:XHwAA55F
お姉さま(;´Д`)ハァハァ
767名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:42:32 ID:OT2sFsHM
いやあ遺伝子の悪戯って本当に怖いものですねぇ
768名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:54:30 ID:AVZIdXjC
あー、船の後はルイズ親父とその下っ端のやりとりが見たかったんだけどなぁ。

ていうかなんか、4話はほんとにこのスレいらずですなw
感想だけではアレなので、出来れば電波を送信してください。
私が書こうとするとサイト×ルイズになってしまいますorz
何か電波があればサイタバをもう一度書きたいんですが。
769名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:29:08 ID:AeLBQ0g5
うわっ、こうきましたか。
だからなぜ商業ベースでやるのかと小一時間(ry

>>763
黒シエスタ起動、が抜けてる w
770名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 03:33:58 ID:H5ZeFU/h
771名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 04:20:06 ID:x3zKKCAk
>>769
黒シエスタというより桃シエスタだろ?
772名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 05:50:14 ID:E9tkx2GU
>>765
つまり偶数ナンバーは巨乳で奇数ナンバーは虚乳なわけだな!
773せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/07/30(月) 06:55:30 ID:tveJjtWS
あああああああああああああどうしよう
公式に姉様無乳と証明されちったああああああああああ
姉二人はきょぬーだと思ってたのに
あんまりっすよー

…姉様パート書き直しか、それともこのままつっぱしるか?
774名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 08:26:34 ID:1xcWjvdL
ええい!パラレルワールドだと思って突っ走ってください!
775名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 09:02:41 ID:SWV9BVBb
まぁ、エレ姉は59代格闘馬鹿だから貧ヌーですよ。
776名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 09:15:52 ID:71Au0VWu
アニエス×サイトきてたGJ!
777名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 10:51:12 ID:B0DzQFjt
アニメ4話はジェロームが出てこなかったことが悔やまれる
778名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 15:58:39 ID:WleMB961
>>772
おいおい、貧乳じゃなくて虚乳だとまるで詰め物…

           |
       \  __  /
       _ (m) _ピコーン
          |ミ|
        /  `´  \
         ∧ ∧
        (・∀ ・)
        ノ(  )ヽ
         <  >

       \     /
       _ `゙`・;`' _バチュ--ン
          `゙`・;`
        /  `´  \
         ∧ ∧
        (・∀ ・)
        ノ(  )ヽ
         <  >


…してるみたいじゃないか、はて何かを思いついた気がするが何だっけ?
779名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:07:45 ID:cQQIIv8V
ttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/british_royal_family/

英のアン王女って・・w ゼロ魔ってヨーロッパの名称とか取り入れてるから
アン様の名前もこの人からなのか?www
780名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:12:30 ID:SWV9BVBb
ルイズを巨ヌーにしてみますた。http://imepita.jp/20070730/760290
781名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:27:06 ID:09HEwWuX
よく考えたら、姉さまちいねえさまのエロってこのスレが最初なんじゃなかろうか
782名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:29:33 ID:oEv8pXZ3
逆に同人誌でエレ姉ちい姉の本が見てみたい。
783名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:45:48 ID:f91oeoGM
カトレア姉さまは姉と妹のおっぱいを全部奪ったお方なのかw
784名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 22:51:05 ID:Ez0E2ySs
>>780
お前は頑張った。だが>>781-783がスルーしてるところを見る限り、
どうやらあまりにもラフすぎたらしい……!

もしくは「巨乳のルイズなんてルイズじゃネーヨバーヤバーヤ」かもしれんけど。
785名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 23:16:55 ID:MYnx3IRu
>>784
後者じゃね?それかGJと言おうとした人はルイズによって……

「やっぱり大きい方が好きなんだぁ。大きければ大きいほ(ry
786名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 01:04:07 ID:bPmBH5Si
>>783
吸収…そうか、吸収か
787名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 02:47:33 ID:mO4vzyB4
サイト×エレ姉が頭でめざめた
788名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 03:15:52 ID:667B7FtA
>>787
エレ姉×サイトじゃなくてサイト×エレ姉か!wktk!
789名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 10:02:26 ID:NRFzJ/Jh
>>788
おいぃィ?!それ変わってないぞ?!
790名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 10:05:19 ID:O0v4BqXU
腐女子的考え方だろ
791名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 11:55:38 ID:f81gCyQU
前に来るほうが攻めだっけ?
792名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 12:22:48 ID:Qlsqe4Ro
エレオノールはツンエロだからな
793名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:02:54 ID:ZG5nf5KC
>>790
そうなの?この順番って>>791のルールで並んでるんだとずっと思ってたよ
そういうの関係無しに並べるのが普通だったのか…
794名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:36:18 ID:MlcQMM+n
>>791
前に来る方が攻めだな。
795名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:39:49 ID:O0v4BqXU
腐女子はご勘弁願う
796名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 14:09:28 ID:Vj1Typ8P
と言うかそもそも○○×○○って表現自体元々腐女子が使ってた表現だろ。
釣りのつもりか?
797名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:09:13 ID:bPmBH5Si
だがわかりやすい表現であることは否めない。
たとえばサイト×ルイズだと、デレルイズをサイトがにゃんにゃんする展開と想像付くし
ルイズ×サイトだとツンルイズがサイトをいぢめちゃう展開だと想像できる。
798名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:25:08 ID:5sNHMDrJ
夏休みなので試しにSS書こうと思うんだが

おまいらオススメの参考書籍を教えてくれ
ノボル作品以外で
できるならラノベか漫画で頼む
直木賞作品とか紹介されても困るからな(´・ω・`)
799名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:26:16 ID:Qlsqe4Ro
羅生門
800名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:27:09 ID:Vj1Typ8P
何故ここで聞くw
801名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:33:33 ID:gL7nbbe2
>>798
マイナーだが、片山憲太郎。
802名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:36:25 ID:eFqoG+GQ
>>798
青橋由高のとかオススメなんだぜwww
803名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:52:50 ID:xfaA1MeW
>>798
GOSICK・ぷいぷい・シャナ・ハルヒ・狼と香辛料・戦闘妖精雪風
804名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 17:16:23 ID:fwT2txmF
>>798
わかつきひかるで、子宮管粘液について学ぶが良い
805名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 18:19:50 ID:bP1ad2H2
>>798
楽しい野球
806名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 18:32:05 ID:w5dYlTda
西村寿行
807名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 20:32:16 ID:2kjQ7+AU
西野かつみ 『かのこん』
エロっていうかこの世のあらゆる変態分を煮詰めて文章に変換したラノベww
ゼロ魔と同じMFJ文庫なので探し易いですヨ♪
808名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 20:56:08 ID:9LHc5p5L
やっぱり俺はアニメのルイズより挿絵のルイズのがいいと思うんだよなぁ。
後10巻のラストは良い。
809名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:31:44 ID:D3j3jsNG
俺はこの夏はとりあえずルイズとほとんど同じキャラが主人公の最新刊とアニメでの
綾乃のツンデレっぷりがルイズ以上にツボだから風のスティグマでも読むかな。
まぁ25日は全力で本屋に直行だがな。

ってそろそろスレ違いかw
810名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:53:51 ID:I+fT8UeI
>>808
先人が残した偉大なるこの言葉を贈ろう

それはそれ、これはこれ
811名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 23:11:40 ID:2qW2icOE
俺はアニメのルイズの方も好きだけどな
812名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 23:16:36 ID:pIjY/BZY
>>809
さすがにルイズ以上ではないけど、それは同意する
813名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:33:19 ID:dnHDmXYd
高坂?
814名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:37:37 ID:bP7E1r7w
http://nov.2chan.net/24/src/1185793477703.jpg

アニメやりすぎwww
815名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:55:36 ID:lerBBboT
ルイズも抱きしめてるのが良い。
816名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:43:38 ID:s2IFUMK9
なんでゼロ魔はスクディみたいにならないのかな
817名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:46:12 ID:KHGl8PAu
そうかマリコルヌに寝取られるのか。
818名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 03:54:59 ID:PGH3InMK
夢を見た。

自分シエスタになってて、マリコルヌに襲われてるの。
え? なんで? とか思ってたら、マリコルヌをマルコって呼んでる… ゼロ魔じゃないのか?
やめろー! とか思ってても、やめてくれない。
次第に くやしい! でも… (ビクビク)状態になっていく………

そんな夢。

あまりにおぞましくて目が覚めましたとさ。
819名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 04:09:11 ID:RQ1FV1bl
>>818
お前がシエスタになってピーなことを色々する話なら超期待
820名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 05:11:21 ID:mdkAqrAF
>>812
最近のルイズはツンデレってかデレが極地に達した独占欲と俺は考えてる

>>816
言葉・・・アンリエッタ
刹那・・・タバサ
世界・・・シエスタ
光・・・モンモランシー
乙女・・・ルイズ(ちょっとツン?な所が)
特(ry・・・キュルケ
泰介・・・ギーシュ

配役はこんな感じか。とりあえず上3人はガチ。特に言葉=アンリエッタは譲れん。
まぁ言葉は胸だけならテファだがなw ってか言葉(アンリエッタ)をいじめる乙女
(ルイズ)を想像したらなかなかのSMプレイだwwwwwww
821名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 05:57:38 ID:/jZ8KXhW
>>820
なんだよこれ冗談じゃないよ
ルイズ主役じゃないだろが。なんでアンリエッタが言葉様なんだよ

侍女「姫様はお城にこもりきりでサイト様にお会いできず、さぞやお寂しいでしょうに…」
アン「サイトさん?毎日会ってますよ…」
あれ?ヘンな電波が…
822名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 07:34:38 ID:44Q0XFak
空鍋自重ww
勘弁してくれ・・・伝染したら始末におえないんだよ・・・
823名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 07:38:02 ID:xb4VtiuI
空鍋は違うし、あまり知ったかぶりをしないほうがいいよ
824名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 07:44:35 ID:44Q0XFak
いやあの・・・ヤンデレが・・・
825名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 07:45:55 ID:xb4VtiuI
じゃあヤンデレって言えばいいじゃない
826名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 07:46:51 ID:44Q0XFak
(´;ω;`)
827名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 07:47:01 ID:lerBBboT
某吉田さんみたいに先に煙が上がってから火がつくパターンもあるしなw
828名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 09:48:13 ID:ul+O66YK
>>820
誠にサイトを当てはめないお前に感動した
サイトはあんなヘタレじゃないよな
829名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 11:31:12 ID:7XSrkbLO
タバサ一択でしか、世界(ワールドの方ね)は救われない
830名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 12:11:57 ID:NjUfjKsH
しかし嫉妬ヤンデレ流れだと
「ここが あの女の ハウスね」
がつきまとって離れない俺の頭。

アン様がルイズの部屋前でんなこと口走ったらどうしよう……
831名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 12:21:17 ID:+CXjcjxd
アン様教皇に騙されて失脚→クーデター→兵士に輪姦される
→救い出すけど心が折れて幼児退行してる
832名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 12:24:48 ID:KHGl8PAu
>>831
心は拒んでるのに体はって、軽めな感じならOK
833名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:16:24 ID:opoI2qFw
>>828
才人は何だかんだ言ってもルイズ一筋だからな。
そもそもルイズも、才人に浮気されたくなかったらたった一言だけ素直に言ってやればいいんだ。
そうすれば、才人も望み通りルイズだけを見てくれるようになるのに。
834名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:38:34 ID:wMMhVnRE
>>833
お前は「ゼロ魔」作品そのものを全否定しておる
835名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:02:27 ID:r7yULHPA
>>834
いや、別に否定はしてないんじゃない?
ルイズが素直になればもっと話が簡単だったのは事実だし。
もちろん、そうじゃないからこそゼロ魔は面白い訳だがw
836名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:04:40 ID:lerBBboT
でも本編で歯止めが効かなくなったルイズも見てみたい。
837名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:16:42 ID:afawlut8
>>835
いや、全否定に近い。
なんといってもゼロ魔はルイズのツンデで出来ているんだからな
838名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:19:28 ID:opoI2qFw
でも、いつかはルイズが才人に言ってあげない限りこの小説完結出来ないだろ。
839名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:23:29 ID:IFkxpYN2
ルイズがサイトに好きといえない事に性格以外の理由があることをたまにでいいので思い出してやってください
840名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:23:50 ID:bP7E1r7w
地球に帰れば終わるお
841名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:28:08 ID:ATdRhntS
北朝鮮に拉致ったのと大して変わらんからね・・・
842名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:36:56 ID:KHGl8PAu
>>841
あんな喜多寵羨なら俺が拉致られたいわw
843名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 21:00:08 ID:K5Y6jwdE
性格以外に何があったけ?
844名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 21:16:34 ID:mreUZZR4
>>843
16歳の男で出会い系サイトを利用してるオマセさん
845名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 21:23:14 ID:xb4VtiuI
>>843
女については束縛したいけどそれはハルキゲニアに縛るって事にもなるからな
846名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 21:57:18 ID:mdkAqrAF
>>828
あぁ、誠役には絶好の適任者がいたな。

誠・・・ジュリオ

これ以外の適任者は考えられねーwwww
847名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 22:49:58 ID:qChUeUKD
>>846
中の人かよw
つうか誠は最低だけど中の人に罪はないんだぞw
848名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 22:59:23 ID:WdSW+8dr
今更ながら11巻読んだ。
サイトの腕を余裕で挟める乳革命に噴いた。あの物体、初登場時よりでかくなってないか?
849名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 23:10:48 ID:5sNTDnY7
革命ですから。
850名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 00:31:57 ID:rEeeANTI
>>847
でも誠のエロシーンの喘ぎ声のキモさといったら、想像を絶するんだぜ
851名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 00:38:22 ID:9oJmj34b
俺もセクロスしてるときあんな声してたのかと思うと死にたくなる
852せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/08/02(木) 00:44:29 ID:JRPQXd56
遅レスだけどせんたいさんの参考書籍
ラノベ(作者)
川崎靖弘・野尻抱介
漫画(タイトル)
変態方面:あいこら・ユリア100式・こどものじかん
ラブコメ:ラブロマ・コイネコ・ハヤテのごとく!

ちなみにヤンデレとかお兄さんニガテだ!未来日記とかいまいち好きになれんかった!

それはともかく、タバサもの投下いきます。
途中までダケドネ
853サイトの使い魔 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/02(木) 00:45:18 ID:JRPQXd56
中庭の方から声が聞こえる。
あの人の声が。
窓から中庭を見下ろすと、あの人が主人から逃げているのが見えた。
きっと、また何か彼女の気に障ることをして追いかけられているのだろう。
いつもの光景。
しばらく見ていると、彼は主人に捕まって叩かれて踏み潰されて殴られている。
やっぱり乳か!乳がいいのか!という彼の主人のよく響く甲高い怒鳴り声が中庭から聞こえる。
…また、あのメイドと何かやらかしたみたい。それともトリステインの女王とかな。
私は中庭で伸されたパン生地みたいになっているサイトを見ながら、思った。
…とーぜんの報い。
そこまで考えて、私ははっとなる。
…守るって、言ったのに。
かつて、私は誓った。命を賭けて私を守ってくれた彼に、命を捧げると。この命を賭して、彼を守ると。
なのに。
今の私は…嫉妬に駆られて、彼の不幸を望んでいる。
それは。
私が彼を、知ってしまったから。
彼の優しさを、温もりを、彼の味を。
でもそれは言い訳。
私の中のもう一人の私が冷酷にそう言い放つ。
彼の優しさに甘えているだけ。
そう…なのかもしれない…。
所詮、私が捧げたのは身体だけ。それも・・・今では、彼のため、というより自分のため…。
自分の満足のためだけに、彼の傍にいて、彼に抱かれて。
私は本当に、彼の為に全てを捧げているのだろうか…?
もし、彼にそう尋ねたら、きっと。
彼は。きっと肯定するだろう。サイトは、誰よりも優しいから。
彼は優しすぎるのだ。
だから私は、その優しさについ甘えてしまう。彼の優しさは、私の決意や覚悟を簡単に溶かしてしまう。
私はもう一度、窓の外を見る。
あれだけさんざんルイズに痛めつけられても、彼はまた、彼女の下に戻っていく。
使い魔だから?多分違う。
彼はルイズに、主人に対する以上の感情を抱いている。
私はそれを知っていて、彼に抱かれる。
その時だけは、彼は私だけのものだから。
醜い独占欲。彼は私のモノなんかじゃない。彼の選ぶ選択肢に、私は介入してはいけない。
私は彼のモノで、彼のためだけにあるべき者だから。
…でも。
この心のモヤモヤは、なくならない。
どれだけ論理的に考えても。どれだけ心を静めても。
カレハワタシノモノ。
そう叫ぶ心の魔物は、けしていなくならない。もう、理性じゃどうしようもない。
私は彼が好きだから。世界で一番大事な人だから。
他の何もいらない。彼だけいれば、それでいい。
ぐるぐる回る想いが、私の思考をぐちゃぐちゃにする。
そんな時、不意に。

「おねえさまー!おなかすいたのねー!」

ドアを開けて、人間の格好をしたシルフィードが部屋に入ってきた。
…全く、この脳天気な使い魔は、人の悩みも知らないで…。

「だれがのーてんきなのね!日がな一日サイトのことばっか考えてるおねえさまに言われたくないのね!」

…どーしてこんなのが使い魔なんだろう…。
使い魔。そう、使い魔だ。
私は、ある事を思いついた。
それは、彼に全てを捧げる方法。肉体だけでなく、心も、全て。
私はシルフィードに私の分のお昼を食べていいから、と告げ、部屋を飛び出したのだった。
854せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/08/02(木) 00:46:24 ID:JRPQXd56
短いけどオープニングは以上。
続きはまた明日ーノシ
855名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 01:29:25 ID:9oJmj34b
nmgrsはカンベンしてください
早く続きが読みたいですorz
856名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 01:41:42 ID:LA27oBmV
>>855
馬鹿者!これがせんたいさんの手口だ!じらされてなんぼじゃい!
でも投下まってますwww
しかし誠とジュリオ声一緒なのかよw誠の喘ぎ声連想しちまって気持ちわるっ!
857名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 01:44:08 ID:Pib881PT
タバサが使い魔になるっていう展開かな・・・・?
何はともあれwktkしながら待ってます
858名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 08:40:53 ID:Bihvp+Gy
ぅぅ……世界ぃぃ……
859名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 08:49:48 ID:R+PPf/co
そして時は動き出す! せんたいさ〜ん!
860名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 08:59:10 ID:YI/tJzg2
        /  ,/ / /   _,..-''
       / / ///  〃 ,r'',.-'" //     /
  ,.ィ <´  〈,/〃/-//-'"/ / ,/__,,..-/
  } } ,〉 //" ,r'´ノ ,r'′//-''"二´‐'''~___ノ
  ,) Y ノ // ,r''´‐''"  -='"―-、彡"r'" ̄´
 ,イ  リ ノ り ,=、、-ニ_~― ~''-=二 ∠"´
 ヾ,ヽ 、, , ノノ {.トヾー-~ニ_-二 ― 二ニ==-‐''"
  ゝ  ミィイィ彡`ユ.|`\ヽ丶、‐ __ヽ'''三二,,,_
 〈 `ヾべ_{::::   'ゥ)  `8-、 ヽ‐ 、ヽ`''-_=-
  ゝ_ノ⌒ヘ~"   _”\    ヽ!\ヽ、'''ー-"ニ.._
 〈 (._   |∠ィ ,.ノ  /  __ハ_j!      \
  `‐''^   ,. -‐`ヾ__/ヽ. >,、く       \
       r;>-=<´ 〈 ノ_,.            ヽ \
      (l》L -―''''"~´            ヽ  ` 、
      /                `、   `、  lヽ
    /                    ヽ.   l  ||
    !                   `、   !  !|
    `、             、     |   } V,/
      ヽ             |    /  / 〃
        \           ヘ_,. -''"   / ,.イ′
        \             ヽ     l / /
         l           |      |′,'
861名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 13:13:37 ID:kMgpo+4U
>>860
DIO様の色っぽさは異常
862名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 20:06:59 ID:5WcdmH53
七時間もレスが無いとは……
863名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 20:26:12 ID:zkQ5DX3x
>>845
自分の想いを正直に伝えることと、サイトの目的を邪魔することはイコールじゃないと思うんだ。
864名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 21:44:21 ID:RuKQ421E
>>862
時が止まってたんだろ
865名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:03:53 ID:7kT7HJ19
>>864
ザ・ワールド!!ですか?
866名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:18:38 ID:CXUiPw/O
そのネタはジョジョなのだろうか?あちこちの板で見るし、漫画呼んで勉強するかな・・・・
867名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:21:00 ID:xwGl5t3e
みんなは、ゼロ魔とのクロス物でなにが好き?
868名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:27:03 ID:G1427bmY
>>867
どっかでつまらんクロス物を書いてる作者が、
自分のSSが挙がることを期待して書き込んだようにしか見えん。

……という冗談は置いといて、
このスレじゃクロス物なんてごく少数だから答えようがないんじゃないか。
869名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:28:54 ID:/j9jxFz0
ここってクロスはご法度でしょ?

つか、そもそもクロスもの自体が好きじゃないからな
870名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:32:56 ID:DrQd38T5
ルイズの使い魔がサイトじゃない時点で却下な人もいるしね。
871名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:34:34 ID:Pib881PT
せんたいさんの作品も待ち遠しいが、
>395の続きをwktkしながら待ってるのは俺だけじゃないはず
872名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:39:28 ID:6p6hSKcF
>>867
バビルU世の「ゼロのしもべ」は中々面白いね。ベイダーも面白かった。
「御立派な使い魔」のマーラー様に翻弄されるルイズとコンバット越前が激しく笑える。
873名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:43:58 ID:7kT7HJ19
>>866
仮面ライダーカブトだったかな
874名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:45:19 ID:R+PPf/co
>>871
俺も待ってるよ〜、サイトがアンを嫌らしく攻めたてるであろう続きを!
875名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 23:25:44 ID:i+lIqMji
俺は後ろ抱きが好きだ
876名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 23:36:56 ID:/QB1tEih
>>872
ベイダーは良かったな。あれはあれで在りだと思う。構成も内容もしっかりしてたし。

まぁ他のクロスものがト書きそのままアップしてるだけって感じのが多い分……なんて見方もできるが
877名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 23:40:19 ID:DrQd38T5
ベイダーねぇ。
ルイズの首をキュッと絞めた時点で俺はアウトだった。
878名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 23:57:11 ID:DrQd38T5
現在445kB。
あと一回長編が投下されたら次スレかな?
879せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:41:01 ID:niyEW2bw
また日付をまたいでしまったorz
こんなダメな俺を叱って!なじって!いたぶって!


…その際は釘宮声でお願いします(ぁ
880サイトの使い魔 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:42:01 ID:niyEW2bw
死、死ぬかと思ったぜ…。
俺はルイズに殴られ、踏み潰され、半死半生だった。
いやまあ、シエスタといちゃいちゃしてた俺も悪いんだけどさ。
…正直俺よく身体もってるよな実際。
俺は身体を休める事も兼ねて、中庭の芝生に大の字になって寝転がる。
あー、今日はこのまま寝てようかなあ。
と、俺がのびをしていると。
不意に、視界が陰った。

「…サイト」

そこには、俺の顔を覗き込んでいるシャルロットがいた。
…ん?なんか思いつめたみたいな顔してんな。
いや、影になっているせいでそう見えるだけなんだろう。きっと。

「何か用?」

俺は起き上がりながらシャルロットにそう尋ねた。
シャルロットは、いきなり俺の手をきゅっと握って、

「来て」

それだけ言った。
…また何か企んでんのか?このチビっこ。
用件を話そうとしないシャルロットに、俺はもう一度聞いた。

「いきなり来てってだけ言われてもなあ。用件をちゃんと言ってくれよ」

そう言うと、シャルロットは俯いてしまう。
…なんか俺まずい事言ったか?
しかし、そう思ったのもつかの間。
シャルロットは顔を上げた。
その目には、はっきりと見て分かるほど、力がこもっていた。

「私を、サイトの物にして欲しい」

…へ?
…あのーう?またソレっすか?
ていうことはアレっすか、ベッドの上の格闘戦の相手をしろと?

「…違う、そういう意味じゃない」

俺の表情から考えを読んだのか、シャルロットは首を振る。
そして、説明は無駄だと言わんばかりに俺の手を引く。

「あ、あのさ、そう言う意味じゃないんだったらどういう意味なわけ?」

俺はひっぱられながらそう質問するけど。

「部屋に着いたら説明する」

シャルロットはそれだけ言って。
結局、シャルロットの部屋の中に入るまで、説明はお預けだった。
881サイトの使い魔 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:43:12 ID:niyEW2bw
タバサは部屋に着くと、とりあえず才人を椅子に座らせた。
そして、約束どおり、彼に説明を始める。

「あなたがこの世界に来たときの事、覚えてる?」

タバサの言葉に、才人は頷く。
今でも鮮明に覚えている。
抜けるような青空を背に、自分を覗き込むルイズの不審げな顔。
自分を見て笑う、ルイズのクラスメート達。
そして、いきなりのキス。
忘れようにも、忘れられようはずもない。
あれから、才人のハルケギニアでの第二の人生が始まったのだ。

「あの儀式を、もう一度やる」

へ?と才人は疑問を露にする。
つまり、どういうことだ?
才人の思考は、一つの結論をはじき出す。

「まさか、俺をシャルロットの使い魔にしようっての?」

才人を独り占めするために、タバサが使い魔の儀式をやり直そうと考えているのだと、才人は誤解した。
タバサはその才人の台詞を、首を振って否定する。

「違う。その逆」
「はい?」
「私を、サイトの使い魔にして」

真剣な瞳で、タバサは才人を見つめる。
そして、まだ信じられないといった顔をしている才人に、説明する。

「メイジでないあなたが、コントラクト・サーヴァントの儀式をしても、何も起きないかもしれない。
 でも、これは私の気持ちの問題。
 あなたに全て捧げると誓った、証が欲しい。カタチだけでもいいから」

そして、じっと才人を見つめる。
なるほど、そういうことか。
才人は取りあえず納得する。
シャルロットがそれで満足するなら、付き合ってやるか。

「わかったよシャルロット。
 んじゃ、俺はどうすればいいんだ?」

才人の言葉に、タバサの頬が自然に緩む。
こんなふうに、普通に笑えるようになったのも…この人のお陰。
タバサはそんなことを考えながら、応える。

「今から言う呪文を覚えて。
 大丈夫、コモン・マジックだから、ルーンは使わない」

そしてタバサは、才人がいつか聞いた、聞き覚えのある呪文を言った。
882サイトの使い魔 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:44:18 ID:niyEW2bw
「手順は…覚えてる…?」
「もちろん」

少し照れたようにそう言ったタバサに、才人は頷く。
才人の肯定を受け、タバサは才人の前に跪き、頭を垂れた。
それは、いつか才人が受けた、騎士の叙勲の動作に似ていた。

「…始めて」

俯いたまま、タバサはそう言った。
才人は跪くタバサの前に立つと、朗々と呪を唱えた。

「我が名は平賀才人。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔と成せ」

その呪文を聞いたタバサが、顔を上げる。
才人はタバサと同じように跪き、そして、タバサの細い顎に手を掛ける。
タバサの身体がぴくん、と小さく震えた。
才人の唇が、タバサに近寄る。
吐息が絡み合い、それぞれの視界がお互いの顔で一杯になる。
そして唇は重なった。
その瞬間、才人は己の身体の中に何か熱い物が点るのを感じた。
それは、体中を駆け巡り、才人の身体を火照らせる。
…なんだ、これ…?
例えていうなら、酒に酔った時に近い感覚だったが、酒に酔った時と違い、感覚が鈍る事はなかった。
しばらくそうして唇を重ねたあと、二人はどちらからともなく唇を離す。

「えっと…これで終わり、なんだよな」

才人の言葉に、タバサは頬を染めたまま、嬉しそうに頷く。
やっぱり、何も起きない。
でも、これで。
これで、私は、彼の物。カタチだけとはいえ・・・。
タバサの思考がそこまで考えた瞬間。

ずきん!

「うあっ!うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!」

体中に走った痛みに、タバサは思わず床に倒れこみ、叫び声をあげる。

「!大丈夫かシャルロット!」

突然苦しみだしたタバサを、才人は慌てて抱きかかえ、介抱する。
しかし、タバサの身体の痛みは治まらない。
…ひょっとして、ルーンが刻まれてんのか!
才人の脳裏を、あの時の痛みがかすめる。
才人は思わず、タバサを抱き締める。

「大丈夫だシャルロット、すぐ、すぐ終わるからな…!」

タバサは痛みのあまり才人にきつくきつく抱きつく。
才人の服の上から、爪をきつく立てるほど。

「く、うぁ、あぁぁ…!」

びくびくとタバサの身体が痛みに震える。
初めての時の痛みより、ずっと激しい痛みだった。
例えるなら、体の内側から、肉を突き破られるような痛み。
そしてその痛みは、才人の言うとおり、すぐに納まった。
才人は、腕の中のタバサの震えが納まった事で、タバサの痛みが止んだ事を知った。
883サイトの使い魔 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:45:51 ID:niyEW2bw
「大丈夫か?シャルロット」

才人は己の肩にもたれかかるタバサに、そう語りかける。
タバサは一度深く息を吸うと、無事を才人に伝えるため、身体を離して才人と正対した。

「平気」

それだけ言って、軽く微笑む。
才人はその笑顔を見て安心するが。

「…成功、しちゃったみたいだな。コントラクト・サーヴァント」

言って頬をぽりぽりと掻く。
タバサも、まさかメイジでない才人が儀式を行っても、儀式が成立するなどとは思っていなかった。
そして、儀式が成功したという事は、タバサのどこかに使い魔のルーンが刻まれているという事。

「…あ」

才人は、それをすぐに見つけた。
手を伸ばし、タバサの柔らかい前髪を、すき上げる。
それは、タバサの右の眉の少し上にあった。
何重も折り重なった六角形の中心から、放射状に伸びる直線、そして六角形の角からから飛び出た線からは、放射状に線が枝分かれしていた。
青みがかった銀色で構成されたその図形は、まさに。
雪の結晶、そのものだった。

「こんなところに…」

髪を下ろしていれば目立たない位置だったが、仮にも女の子の顔である。
才人は、ちょっとした罪悪感とともに、その印をなぞった。
タバサは、才人のなぞったそこを才人に習い、指でなぞる。印の分、少し肉が盛り上がっているのが分かった。
そしてその後のタバサの反応は、才人の予想していた物と違っていた。

「…嬉しい」

泣きそうなほど潤んだ瞳でそう微笑んで、タバサはもう一度才人に抱きつく。
今度は優しく、最大級の愛を込めて。

「これで、私はあなたのモノ。身体も、心も」

言って、才人の肩に頭を預ける。
いやあ、んなこと言われると・・・。

「…サイト」

タバサが呆れたような声を出す。

「あはは…ゴメン」

呆れたタバサが身体を離したそこでは。
才人のズボンの股間の布が、テントを張っていた。

「もう」

最初は呆れていたタバサだったが。

「しょうがないひと」

言って、そのまま才人のズボンのジッパーを降ろしたのだった。
884サイトの使い魔 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:46:41 ID:niyEW2bw
シャルロットは小さな舌で、まるで棒つきのキャンディーを舐めるように俺の先端をぺろぺろと舐めている。
いつもならそのままぱっくり咥えるところなんだけど。
今日は、俺の息子を取り出してから、ずっと舌でぺろぺろしてる。
いやまあ、キモチいいんだけど。
このいけそでいけないギリギリのカンジ、なんとかなりませんかーっ!

「あ、あのシャルロット?」

俺は何度目かの呼びかけをシャルロットにする。
しかし、何度目か忘れたその呼びかけは結局ガン無視されるわけで。
くう。どうしたもんか。いい加減咥えてくれとか言った方がいいのかな。
とか思ってると。

「…ごめんなさい」

口を離して、シャルロットは謝った。
え?何?なんで謝るの?

「サイト、咥えるほうが好きなんだ」

いきなり図星を突かれた。
待て、俺は何にも言ってないぞ?

「…考えてる事、伝わってくる」

え。まさか。
そう思った俺の思考に、またシャルロットは応えた。

「…私がサイトの使い魔になったから…」

考えてる事を、言葉じゃなくても伝えられる?

「そう…だから」

言って、シャルロットは嬉しそうに微笑んで、俺のモノを咥えた。

伝えたいと思ったことは、言葉にしなくても伝わるの。

シャルロットの声が直接心に響いた。シャルロットの口は俺のモノで埋まっている。これは空耳なんかじゃない。
そうか、さっきのは俺が『言おうとしてたこと』だから、シャルロットに伝わったのか。
なんかヘンなカンジだな。使い魔ってのは。

…ルイズとこういうのは、したことないの?

そういやないんだよな。アイツの目を通して物を見たりとかはあっても、心で会話とかは今のところ、ない。

…そうなんだ。

今の声には、なんとなく優越感みたいなものが感じられた。
まあルイズと比べるのもなんだけど、コイツも結構負けず嫌いだよな。
とか考えてると。
ヤバ、限界くせえ!

どくどくどくっ!

シャルロットの口の中で俺の一物が弾け、シャルロットの小さな口の中に欲望を吐き出す。
ちょっと勢いがよすぎたのか、シャルロットは軽く咽こむ。
885サイトの使い魔 ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:47:25 ID:niyEW2bw
…出すなら言ってよ…。

咽こみながら、今度は心の声で文句を言ってくるシャルロット。
しょーがないだろ、シャルロットの口が気持ちよすぎるのがイケナイ。

…………………ばか。

うを、なんだ今の!なんかすっごいきゅんきゅんしたカンジのが伝わってきたぞ!?
ひょ、ひょっとしてあれか!嬉し恥ずか死にそうってカンジのアレか!
言葉じゃ伝わらないようなこういうビミョーな感情も伝えられるのか。すごいな、コレ。
よしじゃあ俺もありったけの感情を込めて見る事にする。
…………………………………………っと。
伝え終わると。
シャルロットの顔が、ぽん!と音を立てそうな勢いで真っ赤になった。

…………も、もう、ホントに種馬なんだから……。

種馬ってのは酷いなシャルロット。

……そうでしょ。いきなり、あんな……。

シャルロットが可愛いのがいけないんだぞー?

……………………………………………ばかぁ…………………………。

うわぁ!なんかまたキタ!すっごいぎゅんぎゅんキタ!
ひょっとして、女の子の『したい』ってこーいう感じなのか!?いやむしろシャルロット限定?
くぁー。なんかもうたまんないや。
俺は自分の理性の限界を感じ、シャルロットをそのまま床の上に押し倒す。そして、心で伝える。
じゃあ、いくよ、シャルロット?

………うん。

キスと一緒に届いたその言葉には、とても暖かい気持ちが載っていた。


目を醒ますと。
私はベッドの上で、シーツに包まったハダカの彼の腕に抱かれていた。
私のほうは、ニーソックスだけ履いただけの格好。
…サイトがこういうのがいい、って言うから。
ううん。言ったんじゃないけど。
ちょっとアレかな、とは思うけど。彼の望む事だから。
そう、私はこの先、彼の望むことには全て従う。
私は彼の使い魔だから。
私はそっと右の額に手を伸ばす。
そこには確かに、使い魔の印が刻まれている。
この印こそが、私が彼の物である印。
私と彼を結ぶ、幸せの鎖。
私は彼を起こさないように、言葉だけでなく心も伝えないように、そのまま彼の腕を枕に、まどろむ。
そして心の中だけで、こう囁いた。

ずっと一緒だよ、ご主人様…。  〜fin
886名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 00:48:56 ID:VV/81wc8
乙。

俺もまたif物を書こう・・・
887せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2007/08/03(金) 00:51:56 ID:niyEW2bw
はい以上。今回は序章ぎみなのでエロは薄くいってみました。
はいその通りです。ついにタバサルートで分岐でございます。

なんかオリ要素バリバリになりそうなんだよねえ…続かない気がする…。

まあいいや。もう寝ます。それではノシ
888名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:02:53 ID:ZyAsIZ1z
>>887
ぐはっ、さすがせんたいさん
すごい破壊力だぜ・・・

なんにしてもGJ!
889名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:07:26 ID:uRnmZZH3
>>879
しっかりしてよ、兄さん!(by釘宮)
890名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:14:28 ID:7BPfOgsj
>>889
なんというアル。
891名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:16:53 ID:ML9+iggP
>>887
エロが薄いだなんて全然そんな事ないぜ…
せんたいさんGJすぎる
892名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:41:33 ID:B6WSbORe
>>887
たまにGJ!といってみる

行為でエグいものよりも、この手の精神汚染のほうが
わたし的には火力が強いもので w
じわじわクル感じがよいです。
893名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 02:05:06 ID:5oI1Mzi1
うわぁ、あの幸せお馬鹿なドタバタ喜劇だった状況が
どうなってしまうんだ…GJなんだぜ
894名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 02:25:54 ID:agKf8izG
なんかルイズが、ジャイアニズムを持ち出して、私の使い魔は私のもの。
私の使い魔の使い魔も当然私のモノ!
とか言い出しそうだ。
895名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 02:35:32 ID:n7A6lq1o
>>894のレスのおかげで
ルイズ「サイトは私の使い魔なんだからね!サイトのものは私のもの。
    サイトのこ、子種だって私のものなんだからね!」
なんてのを思い浮かんでしまった。
・・・・・これで一本書けるかな。
896894:2007/08/03(金) 02:51:11 ID:agKf8izG
>>895
wktkして待ってるわ
897名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 03:41:29 ID:sgWGPtda
>>887はぁ・・・・神GJ!!!!!!

とゆう事でノボル氏、本編でもこんな事しちゃうのか!?12巻で
きっと全銀河系が泣く。いや次元の壁すら突き破りそうだ。


長門「・・・感動・・し・・・た」

12巻を読んだ劣化タバサの感想でした。
898名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 03:45:13 ID:9qdLzZIQ
>>887
実にステキな名品をありがとうございます。

>>897
長門スキーの俺は相当気を悪くした。
そういう言い方はタバサも長門も大好きな俺には辛いのでやめてもらえないだろうか。
899名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 04:02:00 ID:syMd1joo
>>887
午前様でタクシーに法外な領収書を切られても、
へんたいさんのタバサで脳内メルトダウンして
3時間死んだようにぐっすり眠れそうです。
900名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 04:34:09 ID:KiFhBD6r
…つまりこれは、新手の結婚式イベント?!

くそぅわくわくしてきやがった、GJ!せんたい師
901名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 04:35:41 ID:KiFhBD6r
ゴメン、フォーム有効切れでsageれなかった
902名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 07:23:14 ID:GeJGeda7
>>887
最初のフリで黒くなってくるかと思いましたが、この分なら良い感じに悶え死ねそうです
しかしサイト・・・この後どうするんだ・・・・・・
903名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 07:41:26 ID:agKf8izG
>>902
使い魔と主人は一緒にいるべきだといってタバサも同居するに違いない!
ルイズも普段自分が言ってることだから反論できないし
904名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 07:58:32 ID:GeJGeda7
>>903
ルイズも使い魔にしてとかねだる悪寒・・・すまない、夜勤明けなんだ
905名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 12:45:05 ID:/oGsAeo7
今回結構スレ伸びたのかな?
900超えって久しぶりに見た気がするんだが
906名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 13:37:03 ID:UckXdM3C
雑談>SS投下だっただけじゃん?
いや、別にするなというわけじゃないよ。
907名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 13:55:52 ID:lgDgdJBL
いったいせんたいさんのねたはどこから
やってくるのだろうか。毎度スゲェと思う。
GJなんだぜ!
908名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 14:14:57 ID:i7Q8whR+
>>887
タバサ好きな俺には最高でした
909名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 14:59:08 ID:f4VWmSmf
>>905
15、16も普通に900超えてるが
910名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 16:09:44 ID:xExxeeAN
戦争ネタもあるので輪姦SSが出ますように
911名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:33:43 ID:EKwJ8zJU
ゼロ魔にダーク系は雰囲気的にも合わないだろ。
912名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:41:05 ID:Td1ac8ih
そもそもここのメイン作家陣がダーク系苦手だしな

俺もダーク系は嫌いだ
あんなもんやり方の差だけでキャラもストーリーも関係ない
まさに『山なし落ちなし意味なし』だ
913名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:46:23 ID:ist8TW+h
鬼畜で良いSSもあったよ。サイト殺されて、ルイズが奴隷にされるやつとか。
914名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:55:20 ID:6PLSx3mR
ん〜俺はたまにダーク系のSSが読みたくなるな。気分を変えるというか
915名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 21:01:37 ID:uRnmZZH3
>>912
書き手が苦手とか勝手に決めつけんな、大体「山なし落ちなし意味なし」って何だw
お前が物知らないだけだろw
916名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 21:04:19 ID:7BPfOgsj
205氏が以前書いていた作品はダークに入るのかな?
917名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 21:39:32 ID:dGGpQSVq
>あんなもんやり方の差だけでキャラもストーリーも関係ない
>まさに『山なし落ちなし意味なし』だ
これだけは言っちゃだめだろw
これ言ったら世の中の本を全否定と同じだろwwww
918名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:17:02 ID:oHIEY2L4
ダークで印象に残ってるって言えば261氏の黒い蜘蛛の糸と、
痴女さんのやつかね。205氏のは感情描写が下手だからあんま好きじゃなかった。
919名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:20:50 ID:USQlzPMv
サイトがルイズに蹴られて頭打って立てなくなる話って完結したっけ?
こんな説明でわかる人いるかな?
920名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:32:20 ID:BOqsZTMB
>>919
ルイズが動けないサイトを疎ましく思って隠す話でしょ?
終わったけど、保管庫からは作者の意向で消されたんじゃなかった?
921名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:48:45 ID:Nxo8mO7n
俺、いじめネタを加味して構想練ってたけど(無論 >819 に捧ぐ為)、
おまいらのダークネタの雰囲気に呑まれてしまいそうだ…

奥が深ぇ…
922名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 23:33:26 ID:USQlzPMv
まじかorz
最後どんな風に終わったのか聞かせてもらえないか……
923819:2007/08/04(土) 03:51:55 ID:oeSIktmS
>>921
まじで?ほとんど冗談で言ったのに!
でもそんなに肩肘張らなくていいんだぜ、じっくり考えようよ

>>922
ルイズ、サイトをもはや生き物として扱わず、あまりの仕打ちにシエスタ愕然
         ↓
シエスタ、サイトとリハビリ開始、ルイズはそれが気に入らない
         ↓
ルイズ、ドアの外から言葉様のごとくこっそりじっとり二人の様子を監視
         ↓
サイト、リハビリほぼ成功、シエスタにプロポーズ、ルイズ喜ぶ
         ↓
2人の学院出発の朝、馬車に歩いてきたルイズに結婚を報告
         ↓











     貴族の所有物を奪った平民は当然死刑になるのよ
     あんたがあたしの使い魔を奪ってくれるのを待ってたの



            馬車ごと爆殺… 〜fin



っていう終わり方だったと思う。
たしか、プロポーズまではルイズの鬱屈が怖かったが、終わりに向かう部分が心理描写がずいぶん省かれてかなり強引に締めていた
作者はこの作品がだいぶプレッシャーだったんだなって思ったよ
924名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 04:27:51 ID:uGxlEFun
>>822
「DV」でしょ?
過去ログ漁ったが途中までだったよ
925名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 05:02:43 ID:oeSIktmS
>>924
過去ログでは途中までなんだよ
ラストの部分を追記したものが保管庫に置いてあったんだ
保管庫の叩きスレの31-33がこの話についてのやり取り
14-27のタイトルは鬼畜ジャンルに入ってるけど消えてるよ

926922:2007/08/04(土) 05:50:34 ID:MJQoDw4n
>>923
ありがとうごぜぇます!

>>924
そうそれです! DVです。
927名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 13:03:16 ID:uGxlEFun
>>925
そうなんだ
まぁ……気になるけど、仕方ないか
928名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 18:04:08 ID:YMiwa8yG
そろそろ容量に触りそうなので新スレを立ててこようか・・・
929928:2007/08/04(土) 18:10:01 ID:YMiwa8yG
新スレ立てました
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合18
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1186218518/
930名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 18:51:30 ID:MJQoDw4n
>>929
931名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 20:09:05 ID:RhIO59jE
ゼロ魔でダークネタを活かすとなると、シエスタのヤンデレ化が加速して
スクイズ並みの鮮血エンドになってしまいそうな悪寒が
932名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 21:37:53 ID:3BQf+Zd9
ここに投下されるダークって陵辱か暴行ものだけなんだよな

ハンニバリズムみたいなサイコ嗜好交えた、究極の歪な愛情〜みたいな悪魔作品を切望
……原型がラブコメじゃ流石に無理か
933名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 21:51:19 ID:VdYlC6Y3
間もなく満スレ…一回位埋めも兼ねて何かイレギュラーなモノを書いてみるのもアリかな…



ちょっと逝ってくる
934名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 22:28:44 ID:oeSIktmS
>>933
よっしゃ逝って来い!
935名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 22:34:41 ID:MJQoDw4n
みんなが>>933を待っている!
936名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 22:35:42 ID:yU3DZ1Q6
でも人を選ぶネタにはNGワードをつけてな!
937名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 22:54:02 ID:3BQf+Zd9
933のノリに乗って俺も一筆……書けるかなぁ??
938名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:16:58 ID:uGxlEFun
>>923
遅レスしてまで言う事じゃあ無いけど




ウホ、嫌な女w>ルイズ
939名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:18:05 ID:uGxlEFun
>>931
う〜む見てみたいなそんなシエシエも
940名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:33:35 ID:2dB1pRmn
>>939
懐にとびこみ腰部の大型リボンに格納された出刃・ブレードで一閃!

どうみてもACのやりすぎです本当に(ry
941933:2007/08/05(日) 00:25:43 ID:MS0b8pkg
ルイズの姿。ルイズの気持ち。ルイズの希望。
ルイズの心にも、体そのものにも、全てに俺の影を残せたら。俺はルイズの全てになりたい。
嫉妬さえ欲しい。やきもちをやかせる位でちょうど良い。他の女の子と話してる時の悔しがってて、意地を張った顔も好きだった。

最初に体を捕らえる事にした。心に比べると全然簡単な事。
夜が深くなった頃の無防備な、俺に安心を預けた時のルイズを拘束してしまえば良かった。その後はどれだけ暴れようと、その体に俺の痕を残す事が出来た。

「うっ…」
「ルイズ…」

涙を零していた。その表情。どんな形でもルイズの気持ちが向いているのが嬉しい。女の子の体はよく出来ていて、ルイズの顔がどれだけ辛そうでも俺の体に快感を与えてくれた。

ルイズの体が、俺の体に快感を与えている。

それだけで俺の精神は舞う。身も心も一杯になって、一度目、二度目、三度目と回を重ねた。体のだるさなんか無くって、ルイズの事を考えているとそんな感覚は消えてしまっている。

次の日から、俺の日常は変わっていた。いや、大元がルイズなのは変わらない。
その日から全て、ルイズの心を手に入れる為に費やす事を決めた。
毎日、俺自身をルイズに繋げて。
「わ…私が何をしたのよ…私はアンタの事が…」
猿ぐつわを外した時の第一声で判断する。まだ俺の望む答えじゃなかったから、また口を塞いだ。

「お前が好きで堪らないんだよ…」

口の利けないルイズをひたすら抱きしめ続けた。精一杯の思いを込めて。足りないと思ったら体を繋げて。

その内、甘い声が聞ける様になった。

「サイト…サイト」

喘ぎ声と俺の名前、教養が消えたとしても最低限それがあれば良い。
942名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:27:45 ID:MS0b8pkg
夢は崩れて行った。私の中のサイトが変貌する。私を狙う獣に。
合間に見る夢の中で、私は獣に追いかけられる。現実に連れ戻されても頭の中に入ってくるのは…
サイトの体温、サイトの汗、サイトの匂い。何度も私に注がれたサイトの体液。

凄く酷い事をされた。寝込みを襲われて、声も出させて貰えない中で、私は乙女を失った。サイトがサイトで無くなってしまった。

これで思いも冷めると思っていた。

でも、口を利かせてくれない私を時折抱き締めては、「好きだ」と言い続けて。
言われ続けると、酷い事をした人間って解ってても許しそうになって。私をこんな風にしたのはサイトなのに、救ってくれるのもサイトって気がして。
無理やり犯されてる筈なのに恋人の錯覚が始まって全部解らなくなって。


…そう。

このままで居るとサイトは私を見てくれる。いつも抱き締めてくれる。キスだって沢山してくれる。他の子の所に行ってるのを見てドキドキしなくても済む。
サイトとするのは気持ち良い。私も気持ち良い。サイトも気持ち良くなってくれる。
私を好きにしていいから。好きなだけ触れていいから。キスしていいから。犯していいから。

もっと…もっと…
「気持ち良いよぉ…サイトぉ…」

全然恥ずかしく無いの。サイトだから恥ずかしい所全部見せるの。
それでもサイトは私が好きだから。私がサイトを好きだから、サイトは私をもっと好きになるの。

だから、それさえ忘れなかったら壊れても良いの。
サイトを想うのに、余計な物は要らない。


難…オチもダークもない感じ…すまんorz
943名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:30:43 ID:V2Lxe+0b
>>941-942
GJ!壊れっぷりが見事です
944名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:48:08 ID:3tL3T2MS
>>941-942
GJ ! です。居合一閃って切れ味がよい
945名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:36:18 ID:bTOHtlcy
こんなサイトとルイズもちょっとずれた世界ならあるかも。
946名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 04:01:48 ID:KxnKojgd
>>931
ルイズverで「永遠に」っていう可能性もあると思うぞ。

「わたし、才人は幸せになれないと思うの」

火の塔から投身自殺。アン様とかテファは「我が子へ」あたりだと思うが
947名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 05:32:28 ID:3MaQL4w/
ルイズが誠を召喚するクロス物書けば、いくらでもダークな作品出来そうだなw
948名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 09:16:02 ID:0l4TCQy7
そうなると、シエスタに刺殺されるのが正しいEDになるな
949名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 09:28:17 ID:p8SsYHxE
新スレで、もう投下されてる。
タバサメインのが
950名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 09:55:13 ID:zNVSBTP1
>>949
あ、いけませんでしたか?
エロパロ板に即死があったような気がしたのと
933氏が書いてくれる、とのことでしたのであちらに投下してしまいましたが…
即死ってありませんでしたっけ?
951名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 11:25:56 ID:TOtEM307
アンが大好きです。
http://p.pita.st/?iplstdva
952チクトンネ街の女王書いてるひと:2007/08/05(日) 12:08:59 ID:2SLOhFoa
>>951
おいおいおいこりゃなんだよ
漏れへの個人的応援ですかそうですか

あんまり嬉しいので今日中に頑張って続き投下してみる


ところでアンリエッタ陛下、セーラー服めくっておっぱい見せていただけませんか?
953名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 13:56:49 ID:TOtEM307
ありがたや、描いてみるもんですね。
因みに「助けちゃ駄目ぇw」の訴えも俺です。御免なさいw
http://p.pita.st/?m=rxphrxt8
954名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:42:17 ID:P81RA7xZ
>>951>>953 乳〜〜〜!タバサもカモン!
955名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 23:03:26 ID:0faPoH3U
なにこの流れwwww



おまいら最高
956チクトンネ街の女王書いてるひと:2007/08/06(月) 02:56:31 ID:niMmymIi
>>953
も、もっと!もっと上までめくってよ陛下ー!!!

あーもーアン様かわいいなアン様

来週はアン様の回らしいのでいっちょ気合入れて観るか
そしてもっとエロく描写できるといいな

次スレに続き投下してきた
ハァハァしてもらえたら嬉しいな
957名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 07:42:12 ID:GAB7ZJ2N
>>956
まだこっちも容量的に大丈夫なんだからこっちに投下しろよ
958名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 16:16:26 ID:RzbqRBni
新刊表紙はシエスタとテファだぞおまいら
そしてテファ穿いてない疑惑浮上!?
ちょっと既刊のテファ登場部分読み直してくる
959名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 17:04:30 ID:fC6pJ1Zz
新説:テファは前貼り

これだけはガチ
960名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 20:07:12 ID:V4T2JBSP
あのおっぱいで生えてないなんて反則にも程があるだろww
961名無しさん@ピンキー
ヒント:まだ成長途中