【妖精】ちっちゃい女の子でエロパロ【小人】

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748名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 22:24:53 ID:LFL2JYmO
女性の身体を洗い、マッサージをする仕事になります。
射精の瞬間を見たいという要望も多数あります。
[email protected]
749名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 01:21:36 ID:gNAz7JKM
妖精の身体を洗い、マッサージをする仕事になります。
アクメの瞬間を見たというご意見も多数あります。
[email protected]
750名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 01:47:04 ID:+lvO3v2M
>>749
おいw
751名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 03:28:08 ID:R0NjraE7
フィフニルは恩知らず
752名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 09:25:28 ID:1ggtSock
隔絶した身長差のせいか、妖精って結構シチュが限定されやすいみたいなんだよな。
驚きの出会いから体格差を超えた愛をはぐくむ流れが半ば固定されかけてるような希ガス。
いや、今はもちろんこれで満足してるんだけど、スレの発展性に不安が残るし、
ちょいと別の方向性を次スレに向けて見いだしてみないか?


契約系――妖精の力を借りる代償に性行為義務。話が進むにつれ契約妖精が増えていく
輸出系――人間が妖精郷に放り出され何故か皆に好かれまくり愛乱闘状態
共犯系――妖精のいたずらに共謀し、世界を混乱と混沌の渦に叩き込む
俺嫁系――電子世界の住人が縮小した体で超えられない窓を越えてくる
変身系――何故か普通の人間が妖精化。元に戻すために一緒に頑張るそんな日々

試しに例を上げたがどうだろ。多分普段とは別の切り口、のはず。
まあ、輸出系と小人の島はわりと構図が被る気もするんだけどな(なぜかじょがいできなry
753名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 10:13:45 ID:yMS0l0Pv
そこで大妖精をですね
754名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 11:39:48 ID:Hd/7Cg5J
書き手が二人しかいないことが問題とも思えるが。
755名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 12:01:14 ID:479VfdgY
共犯系に興味津々
756名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 12:05:37 ID:DTlY50oT
人外スレか幽霊スレかどっちかに電子妖精の話はあった。
概ね俺嫁系だったような気がする。
757名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 13:04:14 ID:61AL8DVY
おそらく現時点で一番メジャーな商業作品の共犯系妖精は、

デスノートのリューク。
758名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 14:05:56 ID:eVM2qKZ2
妖…精…?
759名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 14:07:03 ID:RUDHLsNv
足洗邸の住人達って漫画のエアリエルも、
その共犯系ってやつかな。
エアリィ可愛いよエアリィ
760名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 14:09:51 ID:KyV/CPn6
>>756
インターネットの妖精さんだったら幽霊スレ
761名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 22:20:57 ID:1ggtSock
俺嫁系って書いたからあっちに主な視線が向いてくれるかとも思ったんだけどな…。
なるべく広い意味を含むように、と考えた結果なんだが新しい方向に目が向かなけりゃ
意味がない。とりま、念のため補足。

狭義の俺嫁系――俺の嫁だと叫ばずにいられない(二次元)存在が、体格はそのままに
全体的に縮小した姿で何故かやってくる。創作系俺嫁(モンタージュ的なのも含む)でも可。
この場合、主人公の理想が縮小して顕現することに意義があるのさ。
…理想に共感できないとあんま効果ない気がしないでもないんだけどな?


…あ、ふいに強制電波受信したからついでに強制送信しとく。

限定的共犯系――妖精の性的イタズラに共謀し(ry

…あのさ、相手人間じゃん。とか言われなくてもわかってる。でもな?
妖精と一緒にエロいことするんだからこれ、セーフじゃね?
762名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 23:48:03 ID:/HNEsSQ6
>>761
汝の本能の赴くままに求めよ…
763名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 01:10:34 ID:7Go6GFzn
20cm前後の妖精を指のみで攻めるとしたらどういう手順で行く?
764名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 01:27:03 ID:Mr0oTy5I
まず指で綿棒をつまんで
765名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 01:47:01 ID:z+KMgfPB
>>752
妖精に拉致されてあれやこれやされる
766名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 02:24:49 ID:JGbHlhc6
それって普通に>>752の輸出系じゃね?

いや、主人公は別に好かれないってなら別だろうが…、男が好かれもせずにいじられてるって
ショタでも正直微妙だぜ。
767名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 16:09:19 ID:0uT3VS5w
>>764
指のみでなのに何でいきなり道具が…
768名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 20:35:44 ID:JGbHlhc6
しかし指だと、20cm相手にはおおざっぱなことしか始めはできんのだよな…
せめて舌が使えれば…
769763:2008/03/02(日) 00:01:13 ID:vaVm3T3J
じゃ、下も使っちゃえ
道具を使わずに妖精を攻める
770名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 01:33:19 ID:uly/rQL+
>>763
そりゃコートの中に入れて人ごみの中声の出せないような情況でクリクリクリクリと
弄り回して(ry
・・・妄想がとまらない
771名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 04:13:21 ID:YsOFY1pJ
声出しても別に妖精は恥ずかしくなさそう―――てか聞こえない気もするが

とりあえず妖精の体を舌先で満遍なくかつ繊細に舐めくりまわしつつ、
指先で濡らした要所を大胆かつ効果的にいじくりまわして全身愛撫、とかが基本的かもな。
772名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 20:33:32 ID:kR6fr3nr
指のみの優しい愛撫で一時間ほど攻めてとから、
ろとろになったところを舌で攻めるな
773名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 21:04:12 ID:eaQ39znb
小さいサイズの妖精さんとの絡みで難しいのは、
どちらかが相手に奉仕するって形でしか行為が出来ない所だな。
774名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 23:02:51 ID:jF1N7X23
だがそれがいい
775名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:25:10 ID:oG09bJVS
何かの罰ゲームに頭脳労働中ズボンの中で奉仕命令。精液は無理矢理飲んでもらう。
終わった後は強い男の臭いにあてられ続けてすっかり火照った妖精を執拗にイかせる。
そして最後はお互いが感じられるように…。

てのはどうよ?
具体化しすぎた感はあるが、ちゃんと道具は使わずに男の技とシチュだけで高めてますぜ。
776名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 20:54:17 ID:njnHTgON
無論羽攻めは忘れられないな
777名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 13:36:35 ID:iRH1dUoi
778名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:38:01 ID:+RCfNphq
ちょっとまて何この慣性無視した急ブレーキ具合

一体03/03の夜以降に何があったんだ…
ひな祭りで浮かれた妖精さんに呪いでもかけら
779名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:41:23 ID:3fX9+Y8d
新人賞近くて…
780名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 01:34:20 ID:ovFdK0iE
まさかとは思うが……
ここにはワナビが居着いているというのか!!?
新人賞の受け付け終わるまで全裸待機する覚悟ですハイ
781名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 04:50:17 ID:Nn4IfhMz
「ふふん♪手当たり次第にレスを引っこ抜いていったおかげで完全に過疎ね。過疎〜♪」
「…おい」
「まったく。消してく端から"妖精のいじりかた"なんて非道なものが続々とレスされるのは
日本の将来的にどうなのよって感じよ」
「おい…?」
「…けどまあ、なかには可愛く妖精を書いてくれる人もいるから保守は見逃しちゃったけどさぁ」
「…聞こえてるか?」
「別に後悔してはいないはずだけど…。だ、だって人間と…む、むむむすばれるは、はなしもあっ――」
「電気(ごはん)抜きな」
「え、ええぇぇぇえええ!!!??」
「聞こえてんじゃねぇか」
「あ、ぁやっ。すいません!ほんっとすいません!ごはん抜かれるとほんと辛いんですっ!
心から謝りますからどうか勘弁してくださいぃ!!
今は力を使ったあとだし死ぬほどの苦しみを味わってしまいますよう!」
「……。あー、いや…。なんだ。
お前にはプライドがないのか…?
ていうかプライドの塊みたいな感じじゃなかったのか?」
「そんな…。わたしを縛りつけてものにしてしまった人がなにをいうんですか……(ポッ」
「いや…。お前が勝手に俺の自作セキュリティに引っかかってただけだろうが」
「…………はげしかったぁ…」
「身悶えすんな。
そりゃ、散々探りまわしたがなぁ…」
(かなり高度なプログラムに見えたんで解析には凄まじく念には念をいれてたし)
「…………ごしゅじん…さま」
「やめんか!最近お前は自分を見失いすぎだ。……ったく。
…と、掲示板の方はいったん置いとかないか?そろそろ下で飯食おうぜ」
「ハッ…。あっ、待って!私も一緒に――っんむ、あれ?
はずみで新しいレスちょっと引っ張ってきちゃた。…って、の、呪いって何よ!!これも――」
「来るならさっさとこい!」
「あぁっ、ごめん。わたしも行くからー!!」


>>780
実はこんな感じかもよ?
782名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 20:18:25 ID:Nn4IfhMz
言い忘れたけど、幽霊スレの電子妖精とはまた違った電子妖精な

>>779
どの作者様かしらんけど応援してる。
一時ここを忘れて頑張ってきてください。
でも早めに戻ってき(ry

しかし、他の作者様もこんな感じなのかもしれんが
少なからずいた他の者達は急にどこへ……
まあ、作品なしだと盛り上がらんのはわかるが
783名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:24:15 ID:sTMDxx1N
いやぁ、とにかく長期出張が延長されまくって。
なかなか戻ってこれないものだから、長文の投下が出来ないのですよ。
『妖精さんのおまじない』の様な数レスほどのものは、出先のネカフェで、即書き投下できるんですけどね。

また、時間見つけて書いてみます。
784名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:56:54 ID:2AT/JnZH
>>782
本編とあらすじは書き終わって今推敲作業だけどな
現代ファンタジーで妖精の女の子が出てくる話
785名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 00:35:29 ID:UhlgfNbd
いい具合に話を投下していた某書き手は、自分のHPの方に
連載の場を移して話を続けている模様。
そこら辺りからじわじわと過疎ってきたように感じる。

ま、そのうち又盛り上がるんじゃないかなと楽観視してますが。
786名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 00:39:11 ID:NspnyThq
書く書く詐欺はもうウンザリだ
787名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 05:32:30 ID:JCBgZl4e
>>783
匿名掲示板で気負って書く必要はないと思うけど、書くなら期待してる
>>784
ええっと、新人賞に応募する人、だよな?
まあ、作品投下の人かもしれないけど、どちらにしても推敲完了するのを楽しみにしてる。


さて、とりあえず今んとこ投下ないのなら少し俺の自由帳として使わせてくれ。
あらゆる批判は受け付けない。文句なら最近の過疎にでも試しに叩きつけてみてほしい。
もしかしたらお婆ちゃん打法的に直るもしれないし。
まあ、合間の暇つぶしや起爆剤にでもなればもうけものってことで。
788名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 05:33:54 ID:JCBgZl4e
---------------

ポッ…、
と暗闇の中に小さく淡い不思議な色の光が灯った。
 光は一本の指先の上に佇み、その指の持ち主とそれほど広くはない一室を照らしている。
そしておまけに小人サイズで羽が生えてる生物――妖精も。
「う、嘘……」
光によって陰影を刻みこまれたその顔が愕然という表情をつくっていて、少し不気味であり、だいぶ間が抜けているようにも見える。
そんななか、色々まとめて無視してる光る指の持ち主は、条件指定で浮かび上がるように
設定していた記憶を、一つ意識に持ち上げた。曰く、

―――意思で、直接世界は動かせない。

その瞬間、その指の持ち主の頭のなかに、人生とともに積み上げてきた論理を基盤とする
しっかりとした思考の流れが生まれ始めた。
 指の先から光が消える代わりに、光を照り返すだけだった瞳にも意思の力が宿る。

「……。…なるほどな。俺が使えなかった理由は俺の側にあったらしい、と」
うんうん、と何もかもを踏まえたように冷静な口調でベッドの端に座ってひとりごちる、
未成年だけど青年と呼ばれてます的な感じの男性は、
その流れで腕を上げ、かちり、と電気をつけた。
先ほどとは違う人工の光が満ちるなか、今もなお無視され続けていた一人(?)の妖精が
やはり今もなお驚愕に満ちた表情で固まっている。
 それが次第にふるふると緊張とも興奮ともつかない震えに移行すると、
その小さな体のうちで暴れてるものを吐き出すかのように全身を使って叫びだした。

「…す、すっごいよタカキ!!ただの人間が魔法を使うなんてホントびっくりだよー!!!」
うわー、実はいつのまにか人間やめてないよねー?とか、驚きと興奮のあまりに
かなり失礼なことを口走って迫る妖精だったが、タカキと呼ばれた青年は
さして気にした風もなく、適当にデコピンで弾き返して物理的に沈黙させた。
ちなみにだが、タカキという名前は彼の本名ではない。
 詳細はここだと説明的になりすぎるので略。理系的な知識の量と比べられるほどではないが、
一応彼にもオカルトの予備知識ぐらいはあったのだ。とだけ言っておこう。

すりすり、とおでこにクリーンヒットを加えられた妖精が、狙ったわけでもないのに叩き込まれた布団と枕の隙間から起き出して額をさする。
先ほどよりかは幾分落ちついたのか若干テンションを下げた口調で、
しかし痛みを無視するほどの浮かれ具合で笑みを浮かべ、再び青年に話しかけた。

「ふふふ♪何にしてもこれで一緒にいたずらできるよねっ?」
「ま、そういう約束だしな」
 当然のように言葉と苦笑を返す青年は、しかし次に首を一度振って
「…が、まだどこまで使えるかもわからないのが現状だ。
もう少し使えるようになったらちゃんと付き合ってやるから、まだしばらくは我慢して先生やってくれ。ところで――」


「妖精って人じゃないけど、数え方"人"でよかったっけ?」



そんな共犯系のテスト。
魔法が普通でない世界で相方の人間が魔法使えると、なにかと共犯系の話では便利そうだと思う。
ところで、妖精のいたずらってどれぐらいのバリエーションがあるっけか。
789名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 05:41:14 ID:JCBgZl4e
……あれ。各文のはじめに入れたスペースが適応されたりされなかったり。
なんかの弊害か…?
790名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 06:38:59 ID:cFY+B0la
行頭に入れた半角スペースは表示されない
AA系の板じゃ常識
791名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 07:09:21 ID:JCBgZl4e
みたいだな。原文と比べたら確かにそうだった。トン
余りに読みにくかったんで、まるっと転記転載。なんとも間抜けだが読むなら>>789でなくこっちを読んでほしい


-----------------

 ポッ…、
と暗闇の中に小さく淡い不思議な色の光が灯った。
 光は一本の指先の上に佇み、その指の持ち主とそれほど広くはない一室を照らしている。
そしておまけに小人サイズで羽が生えてる生物――妖精も。
「う、嘘……」
 光によって陰影を刻みこまれたその顔が愕然という表情をつくっていて、少し不気味であり、だいぶ間が抜けているようにも見える。
 そんななか、色々まとめて無視してる光る指の持ち主は、条件指定で浮かび上がるように設定していた記憶を、
一つ意識に持ち上げた。曰く、

―――意思で、直接世界は動かせない。

 その瞬間、その指の持ち主の頭のなかに、人生とともに積み上げてきた論理を基盤とする
しっかりとした思考の流れが生まれた。
 指の先から光が消える代わりに、光を照り返すだけだった瞳にも意思の力が宿る。

「……。…なるほどな。俺が使えなかった理由は俺の側にあったらしい、と」
 うんうん、と何もかもを踏まえたように冷静な口調でベッドの端に座ってひとりごちる、
未成年だけど青年と呼ばれてます的な感じの男性は、
その流れで腕を上げ、かちり、と電気をつけた。
 先ほどとは違う人工の光が満ちるなか、今もなお無視され続けていた一人(?)の妖精が
やはり今もなお驚愕に満ちた表情で固まっている。
 それが次第にふるふると緊張とも興奮ともつかない震えに移行すると、
その小さな体のうちで暴れてるものを吐き出すかのように全身を使って叫びだした。

「…す、すっごいよタカキ!!ただの人間が魔法を使うなんてホントびっくりだよー!!!」
 うわー、実はいつのまにか人間やめてないよねー?とか、驚きと興奮のあまりにかなり失礼なことを口走って
迫る妖精だったが、タカキと呼ばれた青年はさして気にした風もなく、適当にデコピンで弾き返して物理的に沈黙させた。
 ちなみにだが、タカキという名前は彼の本名ではない。
 詳細はここだと説明的になりすぎるので略。理系的な知識の量と比べられるほどではないが、
一応彼にもオカルトの予備知識ぐらいはあったのだ。とだけ言っておこう。

 すりすり、とおでこにクリーンヒットを加えられた妖精が、狙ったわけでもないのに
叩き込まれた布団と枕の隙間から起き出して額をさする。
 先ほどよりかは幾分落ちついたのか若干テンションを下げた口調で、
しかし痛みを無視するほどの浮かれ具合で笑みを浮かべ、再び青年に話しかけた。

「ふふふ♪何にしてもこれで一緒にいたずらできるよね?」
「ま、そういう約束だしな」
 当然のように言葉を返す青年は、しかし次に首をゆるく振って
「…が、まだどこまで使えるかもわからないのが現状だ。
もう少し使えるようになったらちゃんと付き合ってやるから、まだしばらくは我慢して先生やってくれ。ところで――」


「妖精って人じゃないけど、数え方"人"でよかったっけ?」



そんな共犯系のテスト。
魔法が普通でない世界で相方の人間が魔法使えると、なにかと共犯系の話では便利そうだと思う。
ところで、妖精のいたずらってどれぐらいのバリエーションあるっけか。
792名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 07:18:31 ID:JCBgZl4e
げっ…。>>789×>>788
集中力ねぇな…。スマソ
793名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 11:13:52 ID:CKrZa21E
おお!久し振りに人が戻ってきた感じだ
このまま上手いこと勢いが戻ってきてもらいたい
794名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 18:49:05 ID:WJZ4bwIV
そろそろ次スレ立てた方がいい感じか?
795名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 20:34:43 ID:JCBgZl4e
あー、そんな時期か。次スレ立てても人がきてくれるかわからない現状だと、正直気乗りはしないけどな…。
…いや、フィフニルの人が投下してくれるかもしれないか。
空き容量の関係で今まで投下見送ってたならだけど。


まあ、誰も作者様が来ないならまだ俺の方で使わせてもらうよ。
796名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 20:36:46 ID:JCBgZl4e
--------------

 はー、と意識せず嬉しげにため息がこぼれた。無理もない、と思う。
「随分と喜んでくれてるな」
「そりゃそうだよ」
だって人に教えるなんてしたことなかった私が、やっぱり無駄だったかなーとか諦めかけていたときに
教えてきたことが実を結んだんだもん。感動の吐息ぐらいたまっちゃって当然ってものだよ。
「まあ、結構長かったしな。感動もひとしおってことか」
「もぉ。こんなときでも反応薄いなー。もう少し喜びを大きく表してよ」
 タカキとテンションの差が大きいから、一人浮かれてるわたしが馬鹿みたいで軽く落ち込みそうなんだけど…。
「いやいや。ちゃんと表れてるって。さっきから口元のにやけが止まってないだろ?」
「………普通に微笑んでるだけじゃん。そりゃ確かにいつもより優しい顔になってるけどさ」
 「十分すぎるな。俺の顔が優しいなんていままで言われたこともなかったっての」
「…そうなの?んー、そうかもしれないなー…」
 タカキの顔はどちらかと言えばだけど、目つきの鋭い方だしね。でも、笑ったときは目元も優しくなるんだけどなー。
 いつも笑ってくれれば…。いやいや、そんなタカキじゃちょっと変か。というか逆に怖いかも。
「さて、と。じゃあ今日はひとまず終わりだ。台所行って夕飯にしよう」
「うん。今日はお祝いに私も作るよー!」
「…大人しく座ってまってな」
「むー…」


ご飯を食べてまたタカキの部屋。2人とも上機嫌で会話はずっと続けてる。
「それにしても変わってるよねー」
「いまさらだな。ちなみになにがだ?」
「色々と変わってる自覚はあるんだ…。やっぱり変わってるなぁ」
「まあ、そういうとこは自覚してないと不便だしな」
「一番変わってるのは私を日常の一部にしちゃってるとこだよね。妖精だよ妖精。全身ファンタジーなんだよ?」
 自分で自分を空想的だっていうのもどうかと思うけど、タカキたちから見たらひとつの事実だし。
 まあ、もう解決してはいるからホントいまさらなんだけどね。
「夢のある体じゃないか。誇っていいぞ」
「…はぁ。めんどうだからってそこまで投げやりなこたえでなくても…」
「ま、かなりの回数手を変え品を変え言葉を変えてやってきた話題だからな。そりゃいい加減適当にもなるさ」
「今回タカキの方もファンタジーができちゃったしね。
…そういえば、"はんしょうかのうせい"が存在するから魔法も科学のいちぶんやになりうるんでしょ?」
 たしか以前にそう言われたし。手順にしたがって誰の手によっても起こせるものなら、それは科学の対象になるんだって。
 あー、自分が人間の側に受け入れられてるみたいでなんか感慨が…。
いや、んー、違うか。別に人間に受け入れてほしいなんて思ってないし。
「ま、実際は精神性が関わる以上厳密な証明は難しいだろうが…そういうことだな。
 そのときは、精神の直接影響力0が前提・原則の自然科学との兼ね合いに心底頭をかかえそうだけど」
「んー。そのかねあいが上手くいったら魔法を科学にしちゃうつもりなの?」
 それはまた少しびみょーだなー。いろいろ困ったことになりそうな気がする。
…ぜったいいたずらしにくくなっちゃうだろうし。
「いやー、どうだろうな。魔法についての世界情勢が分からない以上、変に藪をつついて八岐大蛇が出たら困るし。
 下手をすると発表直前で隠蔽のために殺され資料は改ざん、結果的に狂人扱いで全てが闇のなか…。
なーんてこともありえそうだからな」
 ぶっ。…タカキサン。本当にありそうだから全然笑えないんですけど…。
797名無しさん@ピンキー
 ん?てことは
「…あれ。じゃあホントに知的好奇心だけだったの?ぜったい別の理由があると思ってたのに…」
 あれだけ熱心に、というか真剣にわたしの話を聞いてたからてっきりそう思ってたんだけど…。
というかそんな理由じゃ、たんなる暇つぶしに利用されたみたいだし…。
「あー、強いていえば向上心か?人としてちょっと高みを目指してみたとかいう」
「胡散臭いセリフがなんとも怪しいんですけど。…でも、タカキの出来そうな魔法でそこまですごいことできないと思うよ?」
 じっさいどこまでできるかは分からないけど、魔法にも法則があるしなんでも即座にできるわけでもないし。
 やっぱりタカキは普通の人間だからなー。…あくまでいちおうだけど。
「ま、そこまで高望みはしてないよ。ちょっと手の届くところが指一本向こう側まで伸ばせたってぐらいでいいんだ。
 そういうルールを無視した一手が打てるってことが大事なんであってな。
物理的に閉塞した、閉塞させられた状況とかではそういうものが大きな波紋をつくり、起死回生の一手につながるもんだ」
「…えーと、何の話だっけ?」
「たしか俺が魔法を学んだ理由だったな」
「…それが、タカキが魔法を自分のものにしようとした理由だったの?」
「まあ、そんなとこだ」
 んー。タカキにしては解りにくい…。
タカキは妙に器用…というか応用力があるから、たしかに大した魔法が使えなくても大したことができそうなんだけど。
だからってそれで満足なのか疑問だ…。あれだけ頑張る価値がそんなので与えられるのかな。
 まあ、新しいこと聞けたしよかったかな。向上心、か…。タカキは上をめざしてなにしたいんだろ。
それともまえはその一手が届かなくてつらかったことでもあったのかな。む……
「てぃっ」
ペシッ
「あたっ」
 ま、またデコピンされたぁ!ふいうちだと衝撃がキツいんだってば。
「眉をひそめすぎだよ。そこまで真剣に考えてもらわなくていいって。
あぁ、どういう状況でどういう手段が起死回生の手になるかってのは考えといた方がいいかもな。役に立つかもしれないし」
 くぅ…。まだふらつく。それになんか誤魔化されてるがするのがなんともいいがたいなぁ。
「というかもともと考える方じゃなかったと思うんだけどな。
慣れないこと無理にするとストレスたまるぞ。たしか妖精にもあるんだろ?」
「あ、うん。けど、そこらへんはタカキの影響かな。このごろよく考えて行動することも多くなったし」
 前は単純に好き勝手にいたずらして昼寝して果物食べたりしてるだけだったけど、
今は色んなことで試行錯誤することも多くなったし。
「そういえばそんな感じはしてたか。
 ま、根は詰めすぎるなよ。考えれば考えたぶんだけ全部発散させないとあとがキツくなるからな」
「だいじょーぶ。だいじょーぶ。考えた内容を利用してじつようてきに楽しんだりしたらいいんでしょ?
 いたずらも一人だけどしてるし、わたしにストレスなんかたまってないって!」
「うんうん。そうみたいだな。なんともいい顔してる。…というか――」


「策士な妖精ってかなり怖い気がするのは俺の気のせいか?」


そんな共犯系のテスト2。
この妖精の名前とキャラ(口調口癖髪型性格etc)でなんかいいのあったら教えてくれないか?