少女・女性が化け物に捕食されちゃうスレ

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870拒食過食:2008/07/02(水) 15:24:17 ID:TAisfF5r
 一人は跡形もなく食われた。
 一人は食られては盛大に吐き出されてを繰り返され、吐瀉物の地層になっている。
 一人は、紆余曲折、波乱万丈の末干し肉として吊るされてる。
 みんな、同じように食べられたべれれてしまった。
 椅子に縛り付けられて、カラフルなタブレットを無理やり飲まされ、朦朧とするあたしの前で、次々と“狩られて”いった。
 特殊警防で殴られても、ナイフで刺されても怪物は倒れなかった。
 とある人形遣いの言葉に曰く、怪物は不死身でなければならない。
 溶解した凶器に呆然とする先輩に、スタンガンを首に押し付け縛っていって……
「ヨガッダ、マダ、人間はグッダゴトナガッタ」
 そして、その声が、まだ頭の中で再生される。
「ユルジテ、私は、マダ、オナガイッパイニナレナイ、アナタダジをタズケゲてアゲレナイ」
 先輩は顔ぐしゃぐしゃにして泣いている、怪物も同じようにして泣いている。
 それでも怪物は食べるのを止めない。
 先輩の小腸を引きずり、肝臓を引っ張り出して、料理酢をぶっ掛けてがつがつ貪る。
 やがて先輩の声もゴメンナザイと呟く声に埋もれて消えた。
 もう動くことも抵抗もしなかった。
 
 先輩が、死んだ。
 次は私の番なのだ。

 ヤモリを食べたナメクジの話は芥川だったろうか?
 心臓を食われた彼はぺろりとナメクジに飲まれてしまった。
 抵抗のなくなった獲物を、怪物は今まで以上のハイペースで食べている。
871拒食過食:2008/07/02(水) 15:25:53 ID:TAisfF5r
 時間にして30分弱。
 食べて吐いてを繰り返して、見事先輩を“完食”した。
 げ、ぇ、完食と同時に私は吐いた。
 体を反らすこともできず、息が出来なくなりそうになりながら、吐いた。
 怪物が、私のほうを向く。どうやら今ので気を引いてしまったらしい。
 とはいえ今更嗚咽を止められない。
 ぺたぺたと買い近寄る怪物を前に、さらに私は中身を撒き散らした。まったく怪物をどうこう言えない。
 自分もコイツと同レベル、この吹き溜まりにふさわしい哀れな人間ということを思い知る。
 ブラウスをべとべとにしながら、胃液が流れ落ちる。
 眩暈が酷い。薬はとっくに切れてるのに、ぐわんぐわんと視界が揺れる。
 酸素が足りない。喉を焼きながら、私はぜいぜいと喘いでいる。
「イヤダイヤダイヤ゛ダ、モ゛ウゴレ以上食ベダクナ゛イ、太リダクナイノニ゛」
 息を切らし、幽かに顔を上げた私に、だけど怪物はお酢をたぶたぶとぶっ掛けた。
「ゴメンナザイ、かわいそうニ゛、助ケテアゲダイゲド、食べナキャダメッデ、ガミザマガ言ウカラ」
 悲しくなる。
 理性が明滅してるのがわかる。私の中の頭の冷静な部分はとっくに逃げ道がないことを知ってる。
 先輩も、命乞いした。皆助けて欲しいといった。
 それをこの怪物は覚えている。
「いやだ、」
 私は振り絞るように懇願した。
「痛いのもいやだし、死にたくない、殺さないでよ、お願い」
「……イダグシデゴメナザイ、デモ、イダグシナイド食ベラレナイガら。私、オナガ減ってデ、ダガラ」
 ゴメンナザイ、とかつて人間だった悪魔憑きは言った。
 まったく、救いようがない。
 彼女は私達が苦しいことも、痛いことも、絶望してることもわかったうえで食べている。
 精神的聾者、と説いたのは誰だったろうか?
 先輩達の言葉は届いていない。彼女は食べてしまう残酷な自分だったものに謝罪をし続けている。
 わかっていたことだ、弱者というのは、総じて自分勝手で、醜く醜悪な生き物なのだ。
 自分ひとりでは助かることも出来ず、縋りついた誰かまでも溺れさせる。
 人は生まれながらにして罪を背負うといったのは誰だったか、哀れなる人間の本質がそこにある。
 べしゃ、とユキオの汚物に塗れた手が服にかかる。
 服がじゅわりと音を立てて引きちぎられる。
 たいした力もかけずにユキオは私を剥いで行く。
 つんと鼻を突くにおいで理解した、胃酸だ。これでナイフや服や先輩達の中身を溶かしていたのだ。
 お菓子の包み紙をはぐみたいにあっという間に丸裸にされていく。
 ちぎれた服が椅子やロープに挟まっているのも気にせず、ユキオはとぷとぷと私にもお酢をぶっ掛ける。
872拒食過食:2008/07/02(水) 15:27:03 ID:TAisfF5r
「ゴメンナザイ、ゴメンナザイ、ゴメンナザイ」
 脳天から髪の中にしみこむお酢の感触から逃れたかった、ここは冷たい。打ちっぱなしのコンクリート、10月の冷気で足がじくじくと痛む。
「ああ、」
 扶桑ユキオの手があたしを漬け見上げた、溶けかけた表皮がぬらぬらと光る。
「うあぁぁぁぁ」
 刺すようなかゆみがぶすぶすと心を削っていく。
「あああああああああああああ!」
 気がつけば叫んでいた。由紀緒が目を丸くして手を止める。
「いやだ、死にたくない、たすけて! 母さん! お母さん!」
 みっともなく喚いた。ぼたぼたと涙を流す。暴れて椅子が倒れ、あたしは這うように出口を目指す。
「ゴメンナザイ」
 ごり、と這い蹲った私の頭が押さえつけた。
 それだけで私は動けなくなった。
 文字通りびくともしない。
 体重差は歴然としている。お相撲取だって、彼女よりは幾分軽いだろう。
 生きたまま食べられたくない、内臓を溶かされるなんて真っ平だ。手足を切り落とされるなんて耐えられない。
「ダイジョウブ」
 何かが頭に押し付けられ、
 パチン、と火花がはじけた。
 ヒューズが切れたのだと錯覚するかのごとき衝撃に、全身がびくりと大きく跳ねた。
 視界がまぶし過ぎてチカチカするし、音が遠い、倒れてるはずの床の感触がわからなのだ。
 感覚が消えたのは一瞬。
 ボリュームがついたとして、それを一瞬で1まで下げた感じ。触覚はまるでゴム越しのようで、視界がチカチカするのは瞳孔が極限まで開いて焼付けを起こしたのだと理解する。
「           」
 声はかろうじて聞き取れない。何かを発しているのはわかるのだが、ザリザリという音にまぎれて言葉として焦点が合わないのだ。
 しかし痛みはない。ぼんやりとした圧力と、首を前後に往復する加速度だけが微かにわかる程度。
 まぁ、なにをされてるかは容易に想像がつくわけで、
「…イジ…ブ」
 壊れたレコーダーみたいにかすれている、同じ言葉を執拗に繰り返す怪物のしゃべり方とあいまって、脳に届くには時間が要る。
 ざり。ざり。
 往復するたびに血しぶきがはじけて、ぴしゃ、ぴしゃっと床に線を引いた。
873拒食過食:2008/07/02(水) 15:27:54 ID:TAisfF5r
「ダイジョウブ、イイコト、思イツイタ、コレナライダグナイ」
 にんまりと笑う顔が大脳越しに見える。
 私は金魚よろし口をパクパクさせる。
 感覚はどれ一つ回復していないのに状況がクリアにわかるなんて嫌過ぎる。
「聞イダコトアル、脳ハ幾ラサワッデモ、痛グナイッデ」
 迸るほどの悲鳴を上げているはずなのに、かすれたように声にならない。
 ぼたぼたとよだれを撒き散らしながら、必死に振り返ろうと私はあがく。
 さっきから眼球が裏返りそうになるぐらい痛む。人間の体は自力で頭部を見ることができないのは百も承知だ。
 自分の体が何をされてるか、見えずに好き勝手されていてるのに人間の精神が耐えられない。
 今すぐ振り向かなければ、気が狂いそうになる。

 ざりっ!

 狂ったように暴れていたあたしの耳に、一際大きく音が響いた。
 ただそれだけであたしは一歩たりとも動けなくなった。
 動けば、こぼれる。
 自分の心音が耳に痛い。
 はぁー、はぁー、という呼吸音はもはや人を通り越して獣のように興奮している。
 横倒しの体が引き起こされる、プリンが器からこぼれてはならないからだろう。
 肌を触られるだけで電気が走る。緒へその下を胎からくすぐられてるみたいに体の中がざわついた。
 アドレナリンが止めなくあふれ出す。
 あの音を聞いた瞬間、一線を越えた。
 いかに人間というものがプライドとか人間の尊厳とか人格とかに雁字搦めになっていたかが良くわかる。
 理性というリミッターを失って、未加工の信号が無防備な感情に直接リンクする。
 正直な話、ここまでされてまで間壊れない人間の精神が少し恨めしかった。
 とうに気がフれているのに、意識はいまだ正確に自己を認識してる。
 だからがしりと後頭部ををわしづかみにされて、柔らかいものを呑み込む音を聞いたとき、本当に痛みは無いんだななどと場違いなことを思った。
874拒食過食:2008/07/02(水) 15:45:38 ID:TAisfF5r
「ヤッバリダ、指デスグッテモ、痛グナイ。ゴレデ、イダマナイヨウ、ニタベテアゲル」
 吐き気が止まらない。胸の中にどす黒い球体を押し込まれたみたい。心が鷲づかみされている。
 柔らかい、けれども強烈な握力。存在しな器官の異常を存在しない痛覚が訴える。
 大脳にもとより痛覚は存在してない、大血管にさえ触れられないなら、何をされてもそれを知ることは出来ないのだ。
 どんなに犯されても、どんなに涜されても、痛みもないまま、何もわからないまま死んでいく。
 そしてとぷとぷと注がれる■■■。
 自分の中に確かにあった言葉が欠落している。
 思い出そうにも雲を掴むようであり、
 ようやくにして私は失われたということを理解した。
 
 怪物ががつがつと、貪る。
「あうぅぅうぅぅ」
 もはや思考が言葉として意味を成さない。
 自分の意思に反して手足が跳ね上がる。痙攣なんて言葉では聞いていたけどまさか体験することになるとは思わなかった。
 体が思い通りにならないと気付く瞬間は、心底肝が冷える。
 走馬灯は流れない。たぶん思い出なんかは真っ先に“食べられ”てしまったらしい。
 そんなことをぼんやりと思う。
 意識は靄がかかったようであり、もう自分が眠っているのか覚めてるのかが区別さえ曖昧だ。
 こんなにも死にたくないと願っているのに、気の狂いそうなほどおぞましいのに、こんなにも穏やかなんてあんまりだ。
 眠気は鐘を打つようなものだ。遠くで遠雷のように、響いている。
 ちょうど照明を落とすように、一打ちごとに、灯りが消えていく。
 遠くの音に耳を澄ます。
 たぶんあたしは自分が事切れるまで、自分が眠っていることには気付けないのだろう。
875名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 15:46:48 ID:TAisfF5r
以上です。お粗末さまでした。
876名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:34:03 ID:tc6jiJjs
ちょっと解りにくいな…
877名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:58:04 ID:HDzbFkGZ
スレを盛り上げるために貴重な時間を潰して書いたという点は評価出来るけど

DDDははっきりと設定を覚えてないんだけど
これはカニバリズムになるんじゃないかな?
878名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 00:07:10 ID:u1CbJ7Xm
自分はカニバリズム大好きだヨ。\(^O^)/
またよろしく!!
879名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 18:27:08 ID:ChGfwzYn
好きとか嫌い以前に単純に板違いって話

あくまでもここは、「少女・女性が化け物に捕食されちゃうスレ」だからね
880名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:35:24 ID:/M3oaUf9
マァ、お堅い事言わずに。
皆で楽しみましょうヨ。(^O^)
881名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 21:12:17 ID:xE7BjD9d
>>867の話ってスレ違いなのか?
全く気にならなかったぜ。
元ネタはどうあれこのスレ設定っぽく語るのは
ありだと思うぞ
とにかくゴチっす>>867
調味料かけて食すところがエロ過ぎ
882名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:55:17 ID:FMvm6ipz
来週このスレ向きの洋画がやるな。
スパイダーパニックとか。
883ちょっとふいんきを変えて:2008/07/10(木) 21:06:25 ID:KWAcPhMg
その部屋にあたしが入居してからいくつかの奇妙な出来事が起こった

床においていたお菓子が翌朝には綺麗になくなっていた。

夜、買い物から帰って買い忘れがあったのでコンビニにいってたら
帰ったときには買い物袋から食料品があらかた消えていた。

床には買い物袋に入っていたはずの肉や野菜が転々と転がっていた。


そして、そのような状況を不審に思い、管理人に相談しようと思った翌朝
それは起こった。



「…ん…」


目が覚めたあたしは不思議な感覚を覚えた

体全体が変に涼しい

うっすら目を開けたとき、目の前に飛び込んだのは天井ではなく、壁だった

その壁に取り付けられていた鏡

そこに映っていたのは…

弓ぞりの体勢のまま手足が壁に埋まっている全裸のあたしの姿だった。

「!!!!」

叫びたかったが、声がでない。
悲鳴を上げてるはずなのに、ささやき声のようなにしかなってくれない。

何度も何度も叫んだが、それは変わらなかった。

目が覚めたあたしは壁の中に埋まった手足を引き出そうともがくが、
深く食い込んだ手足はビクともしない。

そのうち疲れ果てたあたしはぐったりと壁にはりついた体勢に身を任せるようになった。
884ちょっとふいんきを変えて:2008/07/10(木) 21:07:22 ID:KWAcPhMg
「ん!…やだ…動けないの?」
あたしは刹那に湧き上がる尿意を感じた。
こんなところで…やだ…やだ!
全身をバタつかせたが、どうにもならなかった。

そして…あたしは噴水なさがらにおしっこを床に向けて漏らしてしまった。


あたしは泣いた…
かすれそうな声で…


泣き疲れたあたしは、そのまま夕刻まで全裸のまま過ごした。

そのうちに手足の指先の感覚がないことに気づいた。
手足の途中までは鮮明に壁に埋まった感触はあるのに、その先はまったく感覚がなかった。

その理由に気づくのはその夜だった。

「・・・おなかすいた・・・」

ぼんやりと思っていると、壁に埋まる両手足に電撃に打たれたような衝撃が走った。

「はうっ!」

思わず叫びをあげたあたしは両手足の感覚を受けて
壁に固定させた体を痙攣させた。

両手足は電撃のような快感とともに徐々に壁の中にめり込んでいくが、
快感にさいなまれるあたしはそれに必死になっていて気づかなかった。

「ああぁぁぁ!!!」

かすれるような音量でもかまわなかった
とにかく手足から走る快感を受け止める術がほしかった。
壁に張り付いたあたしの体は何度も跳ね、股間からは透明の液体が洪水のように溢れる。

何度も何度も快感によって突き上げられた。

そして、何度も何度も達して…気を失った。

そして、快感が静まったとき、夜はすっかり更けていた。

あたしの手足は付け根まで壁にめり込んでいることに気づいた。
ほっそりした腕も、しなやかな足も、むっちりした肉感を持った太腿も壁の中へ消えていた。
手足の感覚はもうない。

「あたし、この壁に食べられてるんだ」

それが、月の光に裸身を照らされるあたしが達した結論だった。
885ちょっとふいんきを変えて:2008/07/10(木) 21:08:00 ID:KWAcPhMg
翌日

目が覚めたあたし。手足はやはり壁の中に消えたままだった。
「あたし、このまま食べられちゃうんだ」
そう思うとふと場違いなほど穏やかな想念が浮かんだ。

「次に食べられちゃうのって…お尻と…」

ふと股間に目をやる。

昨日漏らしてから、すっかり尿意は消えていた
それどころか、今朝から空腹も感じなくなった。
それより、食欲すらなくなっていた。

「そうよね…今のあたしはこの壁に食べられてるんだから。」
心のどこかで、壁に食べられるのを心待ちにしている自分がいた。

思い出すのは昨夜の、余りに強烈な体験だった。

「あれが…今夜もあるのかな」

そう思うと、壁すれすれに近づいている股間に潤むものを感じた。
「もう、こんな感覚を味わえるのも最後なのかな」
今日は、朝から妙に平穏な気分だった。

自分が食べられているのに…今夜を迎えると、お尻も腰も食べられるだろうに…

でも、それを心待ちにしていた。

はやく食べて欲しかった
886ちょっとふいんきを変えて:2008/07/10(木) 21:09:16 ID:KWAcPhMg
そして、待ち望んでいた夜が来た

太腿から腰全体に電撃のような快感が走る。
「!!」
先日のそれとは桁違いの衝撃があたしの腰を揺らす。
徐々に太腿からお尻へと壁に食い込まれていくのを感じる。

「あ!ああああ!あた…し…た…食べられて!!!る!」
股間から溢れる洪水は止められない。
そのうちぱっくりと秘裂が開いた。

敏感なところが壁に触れる

「は…はいっちゃう!あたしの大事なところが…!」
脳髄まで響くような快感の衝撃とともに、乙女の部分が壁の中に食い込んでいった

「〜〜〜〜!!!」

もう、言葉にならない。乳房を振り回しながら、お尻と、膣が壁に埋まっていくのを感じていった。
何度もあたしは背筋をのけぞらせて空中を跳ね回った。
何度も何度も膣を壁にめり込ませた。
そして、何度かのうちに膣の感覚は壁の中へ消えていった。

そして…ふたたびあたしは気を失った…


翌朝


あたしの下半身は完全に壁の中に消えていた

鏡に映るあたしはまるでレリーフのようだった。

すっかり動かなくなった体。もう、自分が二本の足で立っていたことすら思い出せない
一昨日と昨日の快感が、記憶を洗い流していた。

「もうすぐ…あたしは消えてしまう…」

恐怖感はなかった

887ちょっとふいんきを変えて:2008/07/10(木) 21:10:22 ID:KWAcPhMg
その夜。

胴体と肩から響き渡る快感はわずかに残ったあたしの体すべてを嘗め回した。

あたしは、あたしの体に唯一残った性感を感じる器官、乳房と乳首を
精一杯動かして、快楽を受け止めていた。
そして、充血した乳首を振り回しながら、快感におぼれていった。

食べられるのなら…消えてしまうのなら…せめて快楽の中で…

切ない視線は空中を泳ぎ、わずかに残った上半身は生の名残を全身で受けようとするかのように
動き回り、もはや残り少なくなった動く筋肉すべてで快感を受け止めていた。

昨日までなら、そのまま気絶していたかもしれない。

しかし、下半身を失った体は、快感への耐性を持ったのか、さらにあたしの体を高みへ上らせる。
それをあたしは何かに感謝した。
最後まで、快感を一滴残らず受け止めたかった。

上半身を食べつくされた後、あたしの後頭部が壁に触れる。
まるで、それが母親の胎内のようにしっくりとあたしの体を受け止めるのを感じた。

上りつめたあたしの快感におぼれる脳内に、それまで感じたことのない安楽が染み渡った。

薄れる意識の中、あたしの視界に入ったのは、首と乳房だけを壁から露出させたあたしの姿だった。

鏡の中に映る、月の光を浴びる首だけのあたしを美しいと思い…そのまま目を閉じた。



翌朝

部屋の壁は真っ白なまま朝の光を浴びていた。
床に広げられた液体は乾いて、その痕跡すらなくなっていた。

ただ、ベッドに広げられたパジャマとブラジャー、ショーツだけが
彼女がその部屋にいたことを物語っていた。


数週間後

住人が失踪した部屋に新しい住人が引っ越してきた

「うわぁ、綺麗な部屋。部屋も、壁も、凄く綺麗」
新たな住人となる女性は、鏡を壁に据え付けた。

「?」

彼女は背後に不思議な視線を感じた。

彼女の部屋に置かれたお菓子が消えはじめるのは、それから数日後のことだった。
888名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 21:58:29 ID:Mc0xTI78
Gj!
889名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 21:59:34 ID:UACTnAPK
すばらしい…乙でした、GJ!
890名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 20:00:59 ID:L+elsww4
吸収ネタはやっは至高だな!
ごちそうさまでした。
891名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 08:42:40 ID:FRo71uzt
GJ!
壁だけでここまでエロい捕食ネタ書けるとは
只者じゃないな
892名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 03:20:12 ID:s0u5MMYi
保守がてら>>833のSSを希望。
893名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 00:46:22 ID:3lJnUorN
たまには熟女バージョンも読んでみたい。
近所にも評判の美しい母美知子が息子の前で
捕食される・・というのは?
894名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 08:17:33 ID:GgF6dW+R
書けば?
895名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 19:01:45 ID:GZUfQSIS
・・・というのは?
・・・というおんは?

・・・というのは?
・・・というおんは?
よんでみたいよんでみたいよんでみたい
896名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 21:35:34 ID:6x+pijha
夏だなぁ
897名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 16:13:12 ID:YBcku5zI
確かに若い女は飽きた
898名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 17:01:42 ID:WTIpAsBa
そうか?
899名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 22:36:08 ID:IcGkozSv
自演乙
900名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 00:42:41 ID:4eniPubr
化け物の気持ちになってみようぜ
若い子の方がおいしそうじゃないか?
若すぎる(0〜10歳くらい)と肉付きはそんなによくないけど、軟らかくて、骨までいけちゃう
それなりに成長すると軟らかい上に肉付きもよくなってくる(11〜14歳くらい)
もっと成長すると肉付きがよく、それなりに食感がよくなる(15〜20歳くらい)
そして、さらにいくとそろそろ若さの限界か肉が硬くなりはじめるが、好きな人は好きな食感になる(21歳〜30歳くらい)
って感じかな?
901名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 12:31:16 ID:ZE1L5OUm
てぃーんえいじゃーがりょうもしつもよさそうでいいよね。
902名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 00:36:05 ID:JH9sPMf2
少ない量を美味しく食べるのがグルメってもんよ
でも骨は簡便な
903名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 10:20:57 ID:rKmpmkQr
つまり
>確かに若い女は飽きた
この自演はもっと幼い娘を出せという意味ですね
904名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 17:50:22 ID:DIbt+YTK
脂肪の甘さを味わいたいなら乳房
筋肉の歯ごたえを味わいたいなら太腿
脂と筋肉を両方味わうなら尻
だと思うんだけどどうだろう
905名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 18:16:21 ID:11ZkJmOj
このなかに本当に喰ったヤツがいそうでちょっと
ttp://moepic2.dip.jp/gazo/detail/files/detail40168.jpg
906名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 19:29:42 ID:vBhh2pbM
まぐろで思わず吹いてしまってディスプレイが茶で汚れた
907名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 19:36:24 ID:DIbt+YTK
このスレに本物のバケモンが数匹紛れ込んでいることは
知る人ぞ知る話である
908名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 19:54:43 ID:11ZkJmOj
>>907 自己紹介乙!
>>904 で喰った子は何歳? 脂肪の甘さをとかいってるから幼女ではないな。
909名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 21:37:29 ID:JeME21Hk
>>905
>>907
もしかして、二人ともまだ人間なのか?
ここにきているやつで人間なんて君らくらいしかいないぞ
910名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:10:19 ID:DRwQshVl
>>909
バカな奴だ、>>905>>907も化け物の皮を被った人間だという事に何故気がつかない。

ってあれ?何か違うのか?
911名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:18:40 ID:IMG8DneK
人間の皮をかぶった化け物が多すぎて何がなんだか。
912名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:24:31 ID:DIbt+YTK
なんという化かし合いだ
だけど人間だろうとバケモンだろうとこのスレにいる以上フレンドさ
913名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 00:22:31 ID:sKT3HZgw
お前らの正体は解らないが、確実に心に化け物を飼っているな
914名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 00:53:59 ID:xsqqr/4F
酒は飲んでも飲まれるな、化け物飼っても喰われるな
喰われなければ心の中でなにを飼っててもOKなのさ!



…自覚の有無の差は果てしなく大きいよ
本当の化け物は自分のことを化け物だなんてちっとも思ってないからな。
915名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 18:28:26 ID:I5q2qcho
そうか…俺の心には化け物が…
916名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 09:06:14 ID:4yLzXpkc
>>915
普通だって、生き物は何でも心に中に化け物がいるのさ。
917名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 07:50:05 ID:Qpxk8JU0
心っていうか
顔がすでに化け(ry
918名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 03:58:59 ID:xuj4bjJ7
『……これで被害者は……」
テレビの音が煩い。
『……警察の調べに……」
音が煩い。
『……犯行の……」
煩い。
『……目撃者の証言によると……」
煩い。煩い。うるさい。うるサイ。
『……そうです。まるで

      化け物のような

      バ ケ モ ノ



悲鳴がする。女が逃げている。若い女だ。顔は…よく分からないな。
ああ、大丈夫。捕まえたから。顔が見れた。
とても怖い顔をしている。怯えているのか?
…まぁいいや。まずは、胸がとても旨そうだったからそこから食べることにしよう。
服は邪魔だから爪で切った。一緒に肉も少し切れたけど、別に構わないだろう。
2つの膨らみの片方に齧りつく。口が小さいから一度じゃ食べきれないのが悲しい。
それに齧るごとに女の体がビクビクと動くから食べにくい。うるさいのも鬱陶しいな。
でもそれはしょうがない、いつものことだから我慢しないと。
何度も何度も齧って食べた。おっと、ちゃんと噛まないと。
柔らかそうな肉だと思ってたけど本当に柔らかい。そして、おいしい。
夢中で食べているうちに片方が無くなっちゃった。
すぐにもう片方に齧りつく。一瞬女の体がビクりと跳ねた。
けど気にせずに食い千切る。もちろんこっちもおいしい。
気のせいか女の動きが少なくなってきた気がする。食べやすくなってうれしいな。
胸の肉を食べきった。これでおしまいかと思うとちょっと残念だ。
女の顔を見るとなみだとよだれでベチョベチョだった。汚いなぁ。
べろりとなめてあげるとまたうるさい声がでてちょっとこうかいした。
そこからは思い思いに食べることにした
足のお肉に手のお肉、おなかのお肉に、おなかの中のお肉
おなかの中のお肉はちの味がこいけど時々とってもおいしいところがあるからきちんとたべる
たべもののおなかのなかをたべたらびくびくうごくのがとまってうれしかったな
それからおなかのなかもぜんぶたべてのこってるのはくびだけになって
くびが…首がゴロリとこちらを向くように転がって、血の気の引いた唇がわずかに開いたかと思うと


      バ ケ モ ノ
919名無しさん@ピンキー

破壊音。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
荒く息をついて、男はその場に膝をついた。
目の前には元はテレビだった物体が無残に横倒しになっている。
液晶部分が完全に砕けており、もはやテレビとしての役目を果たさないことは明白だった。
だが、男はテレビの惨状に目を向けることもなく、頭を抱えて、何かを恐れるようにしゃがみ込んだ。
「俺は化け物じゃない…俺は化け物じゃない…俺は化け物じゃない…」
小刻みに体を震わせながら、狂ったオルゴールのように同じ言葉を呟き続けた。
「俺は化け物じゃない…俺は化け物じゃない…俺は化け物じゃない…」
歯をカタカタ鳴らし、何かに怯えるように延々と、延々と。
「俺は化け物じゃない…俺は化け物じゃない…俺は化け物じゃない…」
ふと、男は右腕を見る。
「俺は化け物じゃない…俺は化け物じゃ…ッ!?」

そこには毛深い獣の腕が―

「ウッ…アッッアアアアアアァァァアアアア!!」
男は絶叫した。
そして左手に手近にあったCDコンポを手に取ると、思い切り右腕に振り下ろした。
ベキャッ、と鈍い音が鳴る。腕が砕ける感触がする。
それでも構わずに何度も振るう。
ベキャッ、ベキャッ、ベキャッ、ベキャッ
ベキャッ、ベキャッ、ベキャッ、ベキャッ
ベキャッ、ベキャッ、ベキャッ、ベキャッ
…………
何回振り下ろしただろうか。
疲れたのか、男は使い物にならなくなったCDコンポを降ろし、荒く息をついて床に手を付く。

そして気付いた。右腕が見慣れた人間の腕であることを。

しばらくの間、荒く息をついていたが、すぐにそれは笑い声に変わった。
「…ハハ…ハハハハハ…そうだ、俺は人間だ、化け物じゃない。化け物なんかじゃ…」
笑っている男は気付かない。右腕が砕けているどころか傷一つないことに。
笑っている男は気付かない。自分はすでに化け物の領域にいるということに。
笑っている男は気付かない。もはや自分が狂っているということに。
そう、気付かない、気づけない。
だから―この次の言葉も違和感なく受け入れた。
「俺は化け物じゃない…化け物じゃないんだから


    ―また、人間を喰べに行こう―