【おお振り】おおきく振りかぶってエロパロ3球目

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1名無しさん@ピンキー
マターリエロエロやっていきましょう。
気に入らないカプやシチュには爽やかにスルーで対応しましょう

前スレ
【おお振り】おおきく振りかぶってエロパロ2球目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170159013/

その前スレ
【おお振り】おおきく振りかぶってエロパロスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124256095/
2名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:57:42 ID:Nucx6D5L
3名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:59:57 ID:Nucx6D5L
前スレの途中の職人さん
どうぞ投下してくださいお願いします
4名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:01:21 ID:zZ2yrsm6
容量見てませんでした、ほんとすいません
最初からやったほうがいいかな
5名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:07:31 ID:Nucx6D5L
最初からがいいと思います
6名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:07:55 ID:zZ2yrsm6
>>1さんありがとうございます。

気づいたら容量超えてましたorz
途中までになってすみませんでした。

気を取り直して投下しなおします。


鬼畜な感じのものが見たいっていうレスを、
いくつか見かけたので書いてみました。

花井 ⇔ モモカン ←阿部
花モモは既に付き合ってる、という設定で。

ハッピーエンドではないです。阿部がひたすら酷い奴です。
レイプ表現も含みますので、苦手な方はスルーしてください。

また前の様に長編になります、お目汚しすみません。
7阿部モモ:2007/06/23(土) 19:10:56 ID:zZ2yrsm6


こんなとこに、こんな風に突っ込まれて、
気持ちイイだなんてカワイソウに。

他人事のように、そう思った。


8阿部モモ:2007/06/23(土) 19:11:59 ID:zZ2yrsm6


ただ気持ちイイだけじゃなくて、
よすぎて出しちまうんだもんな。
とんだ変態だな、アンタ。
我慢しても我慢しても、
耐え切れずに漏らしちまうんだもんな。

みっともねえ。
奥、こうやって突かれてるだけで、たまんねえんだろ。
すげー勢いで出てますよ。
あーあ。
臭えなあ。


なに?
泣いてんだ?
はは、
泣いてんの?アンタ。
気持ちよくて泣いてんだろ。
ちがわねーよ。
ほら、ほら、ほら。
気持ちイイんだろ。

ははは、イッちゃったんですか。
一人で何回目だよ?なあ。
年下相手に情けねえな。
俺、一回しかイってないんすけど。

ほら、もっかいいきますよ。
なに逃げてんすか。
つーかそんな両手縛られてて逃げられるわけねえだろ。
おとなしく足開いててくださいよ。

9阿部モモ:2007/06/23(土) 19:13:01 ID:zZ2yrsm6


写真、ばら撒きますよ?

アンタが大股開いて、
そのアナとか、ケツに色んなモン突っ込まれてんのとか、
漏らしちゃったり、ケツから色んなモン出しちゃってんのとか、
んなコトされながらイッちゃってる最中のとか、
アンタが一番見られたくないヤツらんとこ全員に送ってやりますよ。

そんであのことも、脚色して洗い浚い吹聴してやりますよ。


ああ、そのままでいいからケツだけ上げてください。
四つん這いじゃねえよ。ケツだけだって言ってんだろうが。
…そう。
ちゃんと後ろ手で。
両手でケツつかんで拡げろ。
縛られてたって届くでしょう。

ほら、早くやれよ。
もっとよく見えるように拡げんだよ。
そうそう、
そんで顔だけこっち向けてください、
監督。


…ああ、綺麗に撮れた。
ほら。
すっげえ変態っぽい。
ぽい、じゃなくて、もうまんま変態なんだけど。

10阿部モモ:2007/06/23(土) 19:14:25 ID:zZ2yrsm6

ははは。

アナから精液垂れてきてんの丸見えですよ?
ほら、もっと腹にチカラ入れてみろよ。
そうそう。
あ、出てきた出てきた。
すげえ音。
はは。


ああ、もう、うるせえなあ。
わあわあ泣いてんじゃねえよ。
外に聞こえんだろ。

ほら、誰が手ぇ離していいっつったんですか。
そのまま拡げてろって。
今突っ込んであげますから。
うるせえって。

両手でケツ拡げて、
教え子に突っ込んでもらってる分際で、
ギャーギャー騒がないでくださいよ。

ほら、ほら。
気持ちいーんだろ。
ありがとうございます、は?
言えよ。
ありがとうございます、だろ。

…チッ。

ま、いーけどさ。
俺がイクまでにイッたらお仕置きですから。
写真ばら撒きますから。

ッ!

急に締め付けてんじゃねえよ、キツイだろ。
あ。興奮してんの?
グッチャグチャじゃねえか。
ほんっと変態だなアンタ。


仕方ねーな。
じゃあ、
こうやって縛っててあげるから我慢してくださいよ。
アンタだって写真ばら撒かれたくないでしょう。
なに泣いてんですか。
嬉しいでしょ、写真ばら撒かれなくて。
あのこともバラされなくて。
俺は優しくしてあげたいんですから、
アンタも少しは協力してくれないと。

ねえ、監督。

11阿部モモ:2007/06/23(土) 19:15:17 ID:zZ2yrsm6





俺は見てしまった。
一度だけじゃない。

たとえばまだ、皆が集まる前の部室の裏で。
たとえば朝練が始まる前のグラウンドで。

俺らの監督と、キャプテン。
夢中になって唇を貪りあい、見つめあい、きつく抱きしめあう彼らを。


そしてある日のキツい練習のあと。
忘れ物を取りに行こうと、自転車で帰る途中で、引き返した。
鍵を借りなおさなきゃ、と思って部室の前を通ると、
閉まったカーテンのほんの少し開いた隙間から、光が漏れていた。
まだ誰か残っていたのか、なんて思って覗くと、そこには。

そこには、
部で一番大きな背。
球児らしく刈り上げられた頭。
その男に組み敷かれた、
白い身体。
畳に長く拡がる髪。
彼の筋肉のついた、裸の背中に伸ばされた手。
愛しそうにゆるゆると撫でている様子。
12阿部モモ:2007/06/23(土) 19:16:01 ID:zZ2yrsm6

後頭部をバットで殴られたような衝撃を感じた。
こんな。嘘だろ?
いたたまれなくなって、逃げ出した。
必死にペダルを漕いだ。


普段、必要以上の会話は交わさない2人。
それでも。
わかってしまったんだ。
ふとした瞬間、2人の視線が、ほんの一瞬だけ合わさったとき。
2人にしかわからない何かを共有している、共犯者の甘い目配せがある。
周りにはわからない程度の、ほんの一瞬のそれ。


現場を目撃してしまった事実が、
俺の心の中に燻っていた思いをハッキリと浮き彫りにしてしまった。
彼女の、ご褒美みたいなあの笑顔を、独り占めしてみたいと思っていた甘い気持ち。

気づいたと同時に叶わないと分かってしまった絶望感。
気づきたくなかった、こんな思い。

毎日毎日、2人の熱を感じる度、発狂しそうなほどの強い怒りが湧き起こってくる。
心の中が、タールのように黒くギラギラとした、汚くねっとりとした感情で覆いつくされる。
嫉妬で、息もできないほどにそれは隅々まで絡みつく。

何にかはわからないのに、裏切られたって感じがした。


好きな人と想い合うというのはどんな気分だろう。
吐息は甘い香りがするのだろうか。
抱きしめた体はどんな柔らかさだろう。


手に入れてるんだ、あいつは。
13阿部モモ:2007/06/23(土) 19:17:11 ID:zZ2yrsm6

監督を。
俺たちの監督を。


…好き、だったのに。

花井なんかと。
許せない。

畜生。畜生。
畜生!







滅茶苦茶にしてやりたい。
お前らのぬるい恋愛ごっこなんて。



俺が壊してやるよ。


どうなったって知らねえ。


14阿部モモ:2007/06/23(土) 19:18:01 ID:zZ2yrsm6


「監督、ちょっといいすか」

ある日の練習後、部室に戻ったのは俺が1番乗りだった。
皆はまだ外でオニギリ食ったりなんかしている。
着替え終わったところで、監督が入ってきた。

2人きり。
チャンスだと思った。
本当に俺は、勢いと思いつきでできているのかもしれない。


「なに?阿部くん」
「この間の試合で、気になったことあって」

「ん?今度ミーティングの時じゃダメ?」
「皆がいるところでは…ちょっと」
深刻そうな表情を浮かべて見せる。

「そっか、今から皆来ちゃうだろうから、別のとこで話そっか」
「はい、じゃあ座れるとこで」

自然に、あくまで自然に。監督を連れ出す。
時間は20時過ぎ。
学園祭間近ということもあり、残っている生徒が、校舎の中にちらほらと見える。

部室から校舎まで向かう途中で、立ち止まる。
グラウンド脇のトイレ。
消えそうな蛍光灯が、チカチカとしていた。

「すいません、ちょっとトイレ」
「ああ、うん。待ってるわ」



これはチャンスなんだ。

みすみす逃すわけにはいかねえ。
成功させるだけの器用さは持っている。
タイミングだって測れる。
今しかない。



勢いのまま、引き摺り込んでやる。



15阿部モモ:2007/06/23(土) 19:18:59 ID:zZ2yrsm6


中々出てこない俺に、
監督が中を覗き込んで声をかける。

「阿部くーん?まだ?」

ぬぅっと手を伸ばし、
長く垂らされた三つ編みの束の片方を、思い切り引張った。


「きゃッ!!な、何!?」
トイレの中に引張りこむ。
「やっ、痛い!!いた!!ちょっと、あべく…」
さらにジャージの襟首を掴んで個室内に押し込み、鍵をかけた。

「何の真似よ、阿部君!離しなさい!」

俺は無言で強く肩を掴み、ドスンと便座に座らせた。
「離しなさいったら!どういうつもりなの!?何よこれ!!」
俺は尚も何も言わず監督を見下ろす。
頭の中はキンと冷えきっていた。
監督は怯えよりは怒りが強いようで、口元はわなわなと震えていた。

「阿部君!あたしに!あたしにこんなことしていいと思ってるの!!?」
強い口調で俺にむかって怒りを露わにしている。

「…うるさいな。少し黙ってて下さいよ」
監督が息を呑む。
ハァ、と溜息をつく。手には力をこめたまま。

切れかかった蛍光灯のジジ、という音が、やけに大きく聞こえた。


「…大声、出すわよ」

16阿部モモ:2007/06/23(土) 19:19:58 ID:zZ2yrsm6

口の減らない女。

俺はあんたが。花井が。
憎らしくて、妬ましい。

「出せるもんなら、出してくださいよ。 そのかわり」

「そのかわり…何よ」
少したじろいだのを感じ取った。

「ばらしますよ」


怒りに震えていた顔から、サアッと一気に血の気が退いていった。


「何?」
「…」
「何を…」
「…」
「何をばらすっていうのよ」
明らかに動揺している。声に怒気がない。
「今思い浮かべてることで、正解ですよ」
「え…」
額に冷や汗が滲み、目は泳いで。
「な、何のこと?あたしは、別に」

思わず、口角が持ち上がる。
黒い思いのまま、嫌な笑いを浮かべた。
今の俺はきっと、酷い顔をしている。


「年下の男ってイイもんですか?」

監督はつり気味の大きな目を、さらに大きく見開いた。
「………!」
17阿部モモ:2007/06/23(土) 19:20:40 ID:zZ2yrsm6



細い肩がブルブル震えだす。


「驚きましたよ。まさか、監督が、花井とだなんて」
「ち、ちが…違うの」

「へえ?」
「花井君とは、何にも…」

「部室の裏でキスしたり」
「!」


「…練習後に皆が帰ったあと、あんなコトしてても?」


「あ、あ…」
眼の中が、どんどん絶望の色に塗られていく。
「見て、たの…?」


「これが学校にバレたらどうなりますかね?高野連にバレたら」


「や……やめて、それだけは」
大粒の涙がポロリと落ちた。
俺のシャツを掴み、フルフルと力なく首を振る。

「甲子園に行こうなんて、アンタがよく言えたもんだよ」
「……」
「教え子にちゃっかり手出しといてな?」
「……あ…」
「笑わせんじゃねえよ」


恋愛なんて興味ありませんみたいな面しやがって。
そのくせしっかり生徒をたらしこみやがって。
許せねえんだよ。
ふざけんな。
18阿部モモ:2007/06/23(土) 19:23:04 ID:zZ2yrsm6


「高校生ってイイんですか?大人の男よりも従順?」
「や…や……」

「背徳的な方が好きとか?」

三つ編みの髪をグイッと引っ張る。
鼻がくっつきそうなほど、顔を近づけた。
怯えた眼をした彼女に、ニヤついたまま続ける。


「花井とのセックスってどうなんです?」
「!そ、そんな…こと」
俺に目を合わせない。

「教え子とヤるのって、やっぱり燃えます?」
「ちが、花井君は、そんな…」

細い腕をぐい、と掴む。
「ねえ、どんな風にするんですか?」
「や、めて…」

構わず続ける。


「あそこで何回した?なあ」
「……やめて!!」

ドン、と俺を突き放す。
ハァ、ハァと大きく息をつき、相変わらず体は震えていた。
19阿部モモ:2007/06/23(土) 19:23:54 ID:zZ2yrsm6


「ばらさないでいてほしかったら、どうすればいいか」


もう一度顔を近づけ、耳元で囁く。
「…わかりますよね?監督」

そう言って、震える耳の穴に舌を差し込み、ぬろりと舐めまわす。




監督の目の前に立ちはだかる。顔の前に股間がくるように。

「咥えろ」

「……え…」
信じられないといった様子で俺を見上げる。

「じゃなきゃ脚色して言いふらす」
「それ…は!ダメ…」

「だったら、」
監督の後頭部を片手で引き寄せ、顔を直接ズボンに押し付ける。



「やれ」

20阿部モモ:2007/06/23(土) 19:25:38 ID:zZ2yrsm6


ベルトのバックルを外し、ジッパーを下ろす。
黒いボクサーパンツは、既にきつく張りつめていた。

「触って、しごけ」
「う…ぅ…」

監督は、そこにおずおずと手を伸ばす。
細く長い指は小刻みに震えていた。
膨らみを確かめると、一度手を引きそうになるが、
思い直したようにキュッと力を込めた。


「…胸、出せよ」
「えッ…」

「そのバカみたいにでかい乳、見せてみろっつってんだよ」

「……」
視線を外さずに、冷たく言い放つ。

監督は大人しくジャージのジッパーを下ろし、脱いで水洗タンクの上に置く。
Tシャツをまくりあげ、胸のところを抜くと、それは大きく揺れた。
黒く繊細なレースのブラジャーにつつまれたそれは、
想像していたよりずっと大きく見える。
恥ずかしそうに腕を胸の前でクロスさせた。
その媚態に、どんどん理性は飛んでいく。


「何やってんすか?それも全部脱ぐんだよ」
「う…、」

のろのろと、背中に両手をまわし、プチンとホックをはずした。
すると、乳房はきつく押し込められていて苦しい、
といわんばかりに、ぶるんっと大きく揺れた。
大きく白くハリがあって、それでいて重力に逆らい綺麗につんと上をむいていて。
乳輪がふっくらと膨らんでいて、乳首は少し陥没している。
ピンクとベージュを混ぜたような薄い色。


こんな、すごいなんて。
初めて見た女性の胸に、目が釘付けになる。


「は、は……、すげーな、牛みてぇ。恥ずかしくねえの」
「ひっく…うぅ」

「なんなんだよ、この乳。コレで花井にもイイコトしてあげてるってわけ?」
「や…ちがッ…」
「違わねぇだろ」

右手で思い切り乳房を掴む。
「!!痛ッい……!」

手のひらで大きく掴んでも十分に余るそれは、タプタプと自在に形を変えた。
21阿部モモ:2007/06/23(土) 19:27:08 ID:zZ2yrsm6


「ほら、こっちももっと触れよ…」
「……」

監督の手に自分の手を添える。
少しだけ指を絡めて一緒に撫で回した。
それは二人分の手の刺激でさらにきつく勃ちあがる。

「もう、たまんねえ」
そういうとずるりとズボンとパンツを脱いだ。
脱ぐと同時に、ボクサーパンツのゴム部で引っかかったそれが、
パツンと腹に当たる。

監督の嫌がる表情に性的興奮を覚え、痛いほど勃起していた。
脱いだものを監督の服の上に置いて、見下ろす。
監督は顔を逸らし、勃ちあがったそれや、俺の顔を見ようとはしない。



「口、開けてくださいよ」
手のひらを頬に添え、こちらを向かせる。
「やッ…!」

ぷっくりと厚みのある唇はきつく結ばれていて、
親指で形をつぅっとなぞるように撫でると、反射で少しだけ開いた。
自分のペニスをグッと掴み、そこに亀頭をグリグリと擦り付た。
「柔らけぇ…」
「ふ、う、…ッ」

既に先走りの液は、指で掬い取れるほど大量に分泌され、妖しく光る。
粘り気のあるそれを、鈴口から指に絡ませ、
そのままぬりゅぬりゅと唇に塗りつける。

監督は目をきつく閉じて眉間に皺を寄せた。
ピンク色の唇が、俺の先走りで汚され、蛍光灯の光をテラテラと反射する。
すっげぇ、エロい。



「ほら、咥えろよ…」
上からジロリと睨むと、ビクンと体を震わせ、ゆっくりと唇を開いた。
それを確認し、ずるりと人差し指と中指を一気に喉の奥まで突っ込む。

「ぉ、え…ッ!ぇ、うぅ…、」
「咥えたら奥までやれ。歯ぁたてたら、殴る」

目をぎゅっと瞑り、ポロポロと涙が零れた。

喉のあたりまで触れた指は、引き抜くとずるり、と粘性の高い唾液が糸をひいた。
監督はペニスの根元のところに手を添え、
おずおずと先だけ咥える。

「…ッ」
22阿部モモ:2007/06/23(土) 19:29:08 ID:zZ2yrsm6

しかし、亀頭を咥えたはいいが、動こうとしない。
俺は苛立った。


「奥まで咥えろっ、て、言ってんだ……よッ!!」
髪を掴み、頭を強く引き寄せた。一息でずるんっと最奥まで突き立てると、
そのまま力任せにガポガポと乱暴に頭を動かす。

「ぉぶッ!!…ぅッ、ぶ、ぷッ!!ふンッ、ぶ!う!」

一気に根元までぬるぬるのものに飲み込まれ、口が性器そのもののように感じられる。
あまりの気持ちよさに我を忘れたように腰をうちつけた。

「はッ、ハァッ!は…ッ!あぁ、す…げぇ!なんッだ…これ…!あ、あ!」

ガシガシと乱暴に最奥まで突いていると、
あとからあとから湧いてくる白く濁ったドロドロの唾液が、
飲み込みきれずに唇の端から止め処なく溢れ、顎から糸を引いて落ちる。
大量に溢れる唾液は、頭を揺らされるたびにユサユサと派手に揺れる乳房にまで零れ、
デコルテや乳首をもヌルヌルに汚して、まるでローションを垂らされたように見える。

半開きの目からは、喉を突かれたことによる生理的な涙がボロボロと溢れている。
鼻で息をしようとするも、喉を突かれ、気道が塞がってそれもままならないようだ。
俺は息継ぎもまともにさせず、ただ容赦なく欲望を打ちつける。

ビリビリとした激しい快楽が、あとからあとから背中を駆け上がっては頭を沸騰させる。

「はぶッ!んぅ〜ッ!ぐ、ぅぶッッ、ぇ、ぶぅッ、」
「あァッ、あ〜、監督、口すげェ…!」
「ぉ、ぐ、…ぶ!ぇッぐ!!んも、ぐ、ぐ、」

ピクピクと俺の脚を掴む手が震えている。
鼻の穴から、鼻水だか唾液だかが出てきちゃってる。
…これ以上やったらゲロでも吐くかもしんねえな。


一度掴んでいた髪を離し開放すると、監督は即座に口を離し、大きく咳き込んだ。

「んッ、ぐ、ゲホゲホ、ゲホッ!ゲホ、ぇッ…う、ぐ、はぁ、は、はぁ、はッ」
フェラってこんな気持ちイイのか。
あ、これはフェラチオじゃなくてイマラチオっていうんだっけ。
23阿部モモ:2007/06/23(土) 19:30:53 ID:zZ2yrsm6

「はぁ、はぁ…も、許し、」
「は?何言ってんすか」

許すわけねえだろ?
まだイッてもねえのに。
この女、頭悪いのか?
なめてんじゃねえ。

「このぐらいで終わるわけないでしょ?下も脱いでください」
「や…それだけは、お願い…!」

「脱げ」
きつく睨んで、ぴしりと言い放つ。

「ふ、う、ぅ…うっ」
泣きながら、ずるずるとジャージのズボンに手を掛け、パンツだけの姿になる。

「立ってください」
震えながらゆらりと立ち上がった彼女をぎゅっと抱きしめる。
胸が押しつぶされて、その柔らかさを感じた。

むき出しになった背中を産毛にしか触れないようなタッチでやんわりと触れる。
背骨のラインや、肩甲骨をツ、ツ、と指が行き来すると、彼女の吐息が熱くなった。

もう片方の手は太腿をするすると滑る。内側にそれが進むと、監督はぐっと体を堅くした。
中指の腹で、パンツのクロッチの部分に触れる。
布越しでもハッキリとわかるほど、確かに熱く濡れていた。

「…無理やり咥えさせられて、濡らしてんのかよ?」
「嫌ッ、いや!やァ、触らないで!!」
まだ立場がわかっていないようだ。

人差し指と中指を、クロッチの横から、一気に中に突き立てる。
トロトロにぬかるむそこは、ぶちゅッ、と、何の抵抗もなく指を飲み込んだ。


「ひィッ!あッ!!い、た!痛い…!」
「嘘つけよ…こんなんなってて、痛いわけ、ないでしょう」
「は…い、た、あぁ…ン…」
「花井は、もっと優しくしてくれんですか?」
その名前を出した途端、ナカがきゅっと締まった。

「ほら、どうなんすか?ねぇ。ほら、ほら」
ナカで指をグッと折り曲げると、ビクビクと体が跳ねる。
薄く開いた唇に、強く吸い付いた。
先ほどの名残の、濃い唾液が俺の口内に流れ込んできて、ねっとりと絡みつく。

指でナカをかき回しながら激しく舌を吸い、ズルズルと音をたてると、
ナカはどんどん熱くうねり、離さないように締め付けてくる。

監督…なんで。
24阿部モモ:2007/06/23(土) 19:32:37 ID:zZ2yrsm6


言おうとした瞬間、
男子生徒の話し声が近づいてきた。
監督は気づいていない。

「誰か入ってきた、静かにしてください」
「…!」
監督は大きく体を揺らし、口に手を当てて声を潜める。
目撃されるのを恐れて、俺のカッターをぎゅうと掴んだ。


トイレに声が響いた。
「う、阿部、くん…いない、ね…」

同年代の男子にしては高い声、この喋り方。三橋だ。
練習後すぐにいなくなった俺を探しに来たのだ。


「今日は阿部が鍵の当番だから、もう帰ろうぜ?教室に忘れモンでもしたのかもしれねえし」

あ。
監督がピクリと顔をあげた。
少し低くて、落ち着いた声。
花井だ。

25阿部モモ:2007/06/23(土) 19:35:19 ID:zZ2yrsm6


緊張した面持ちで外の様子を伺っていたが、
花井の存在を知った途端、顔を上げた監督の表情を見ると、
ふつふつと怒りがこみ上げてきた。

そして無言で後ろを向かせると、
ガタリとトイレの扉に両手をつかせて、
尻を突き出させた。

キッと俺を睨みつけ、抵抗の言葉を口にしたそうにしている。
だがこの薄い扉は何の遮りにもならないのは火を見るより明らかなため、
みすみす自分から気づかれるような真似はできないのはわかりきっていた。

監督の頭を思い切り掴み、ぎり、と扉側に強く押し付け、
パンツの布を少しずらしただけで、

躊躇いなく、堅さを増していたペニスを強く押し込んだ。
ぶちゅッ。


「はッ……!」
突然の挿入に、監督の口から、思わず押し殺した吐息が漏れた。


「う!?」
驚愕した三橋が素っ頓狂な声を上げたのが聞こえる。

まさかこれだけで監督だとは気づかれないだろう。
しかしブルブルと体を震わせながら、
これ以上声を上げまいと必死に耐えている監督。
そんな彼女に激しい怒りと苛立ちを覚え、何度も乱暴にペニスを打ちつけた。


…そんなに花井が気になるかよ。
だったら、気にならないように、
俺のことだけしか考えられなくしてやるよ。
今だけでも俺のモノになったと思ったら!
花井のことなんか考えやがって…!!


腰を打ち付ける衝撃で、
建付けの悪い個室のドアはガタガタと揺れる。
繋がった場所からは、ぐちぐちと水音が漏れ、
二人の身体がつなぎ合わさっている事実を、
否が応にもにも第三者に伝えてしまう。


「ッ…!ッ……!」
監督は必死に声が出ないよう手を口元にあて、
生理的な痛みとごちゃ混ぜになった感情を
涙にして流しながら俺に腰打ち付けられていた。


「お、おい、三橋、出よう…!」
おどおどして立ち尽くす三橋を引っ張り、花井はトイレから足早に出て行った。
26阿部モモ:2007/06/23(土) 19:36:58 ID:zZ2yrsm6


二人が出て行った後、
監督への怒りと、人前で女を犯す興奮で昂ぶっていた俺は、
すぐに強い射精感が沸きあがってきた。

くそッ、まだイきたくねえのに…!


「はあ、イく…!出るッ……ああ出る!」

そう叫ぶと監督のナカから破裂しそうなペニスを抜き取り、
掴んでいた細い腰を突き放すと自分に向かせ、床に尻をつかせた。

そして勢いよく射精を始めたペニスを向け、
ビュッ、ビュル、と痙攣しながら何度も大量に放たれる精液を、
全て監督の顔に降りかけた。

「ぁ…あ…!あ、べ……くん…」

瞼から鼻、頬、口元を、青臭くどろりとした白濁の液体でまんべんなく汚され、
それがボタボタと胸にも滴る。


人前で、うち1人は恋仲にある相手の前で、バレてないとはいえ男に犯された上に、
無理矢理顔に射精され放心状態になった百枝は、
曇っていく目の前に、朧気に歪む阿部の、どこか悲しそうな表情を見た気がした。




カシャ。
ああ、イイ顔だ。


27阿部モモ:2007/06/23(土) 19:41:24 ID:zZ2yrsm6




今しがたまで部員たちが着替えていたため、
あたりは微かに汗臭さや泥の匂いがする。

今は酷く濃い常時の色に染まった空気。

「ひッ、い…あ、あ」
顔を真っ赤にし、細い息を吐いて刺激を我慢している彼女の、
感じるところをわざと撫で上げるように突いてやる。

「…っ、…あ、……」
縛られた両手で顔を隠すのを許さず、腕を掴んで上げさせる。
「顔、隠すなつってんでしょ。いい加減覚えろよ」

「や、ァ、ああ、これ、や、解い…」
「なんで?好きなヤツので縛ってやってるじゃないすか」


監督の腕を縛り上げているのは、
ロッカーに忘れられた、花井のアンダーシャツ。

先ほどまでの練習の汗がたっぷり染みこんでいた、それ。
汚れたそれで手首を拘束すると、いつもより反応がよくなったように感じた。

「花井のニオイがするでしょ?ねえ。嬉しいでしょう」
「そ、な…こと、言わな…いで、ぇッ」

「こんなとこ見られたら、どうなるかな。副キャプテンにズボズボに犯されてさ」
「…ッ!」
目が合って睨みあげられる。
こんな状況で睨まれても全然怖くない。

「花井じゃなくても。田島とか、水谷とか。見たらどういう反応するかな」
「あぁ……や、だ…」
「いっつも偉そうにしてるアンタが、ヒィヒィよがってるとこをさ。ねぇ、『カントク』?」


あれから何回ここを暴いたか知れない。
最近は彼女のイイところもわかってきた。
そこを確かめるように何度もゆるく突く。

「イッ…や、…はぁ、はァ、ぁ、〜」
彼女は上げさせられた腕を下げることもせず、顔を逸らして耐えている。
28阿部モモ:2007/06/23(土) 19:43:01 ID:zZ2yrsm6


「…ねえ。色々やったけど、もっと変わったことしたいんすよ、俺」
返事はなく、ただ熱い吐息を漏らしている。


「三橋なんかだったら、俺の言うことなんでも聞くし」
俺の発した言葉に、絶望の表情で、目を見開く。

「今度ここに呼んで、一緒にしてみます?」
「やッ…そ、なの、嫌……!」

「アイツ童貞なんですよ。ヤらしてやれば?」
「嫌…!やだ、…!!」
首をブンブン振って、涙を零す。

前髪をグッと掴み、自分の方を向かせた。
「アンタなんでもイイんだもんな?ここに突っ込まれりゃ誰のでも気持ちイイんだろ?」
「ちが、違うぅ……う、あ、」

「違わねぇだ、ろッ、じゃあ、なんなんだよ…コレは」
繋がっているところから、ドロドロと溢れている液体を指で掬い、
熱く火照った頬にぬるん、となすりつける。


すらりとした長い足。その足首を掴んでガバッと大きく広げさせた。
普通に生きていたら、させられることのないようなみっともない格好。
あとは自分が達する為だけに彼女のソコを使うのだ。
俺が腰を進めるたびに、曝け出された乳房がタプタプと揺れる。

29阿部モモ:2007/06/23(土) 19:44:19 ID:zZ2yrsm6


「う、ぐ、…ッ、は、はッ」
ぐちゅ、ぐちょ、と結合部から下品な音がたって、あたりに響く。

不本意でも奥を突かれるとたまらないんだろう。
最奥に届くたびに、プッ、プシ、と、尿だか潮だかわからない液体を吹きあげる。

その姿を見て、情けなくて笑えてくる。
「はは。またかよ…だらしねぇな。イくときは言えって、教えたでしょう?」
「…や…、あ、あ」

「ほら。ほら、ほら、またイくんだろ。…この、淫乱、」
イったばかりの敏感なナカを、腰をグラインドして掻き回す。
すぐにブルブルと震えだす身体。

「ぃ…や、も…イきたく、な……ッ!あァ」
「おら、イけよ。イっちまえ…」
「はァッ、あ、あ、あ、あ、あ!」



声を抑えても無駄だけど、まあ頑張ってるほうだと思う。
トイレで初めて犯した後、あの2日後くらいだったかな。
初めて部室でやったときは、やっぱり暴れて怒鳴って叫んで、
最後は押さえつけられて口を塞がれて、悔しさに涙を流していたのに。

デジカメであられもない写真を撮って、花井とのことをちらつかせて。

弱みのある人間を押さえつけるのは至極簡単だった。
簡単すぎてあっけない程だった。
こんな足を開いて男に使われて抵抗できないような、そんな弱い人間。

30阿部モモ:2007/06/23(土) 19:46:25 ID:zZ2yrsm6


体勢を変え、後ろから激しく突き上げた。
そのたびに揺れるボリュームのある尻。

両手で掴んで広げ、堅いペニスがグポグポと出し入れされるのを見つめる。
2人分の熱と、摩擦とでとても熱い。
どう見ても嬉しそうに咥え込んでいるようにしか見えない。
真っ赤に充血した彼女のそこは、
別の生き物のようにヒクヒクと蠢いていた。
先ほど俺が中に放った精液と、彼女の分泌したものが混ざった液体が溢れ、
白濁し、ブクブクと泡立っている。


尻を掴んでいた片手を離し、思い切り振り上げた。
バチンッと平手で尻を強く打つ。

「あッ、ぐ!…う、あぁ…!」
「ほら、イイかよ?」
突き上げる腰は止めず、もう一度思い切りバチン、と尻を打つ。

打たれたところは見る間に赤くなり熱を持ち、ジンジンとしているのがわかった。
「叩くと、ナカすげぇ締まる……うっ、う、ほんと、こんな風にされんの好きだよな」
「あああ、うッ、ぐ」


「花井は優しいから、酷いことしないでしょう」
「やああ…」
「こんな風に俺に扱われて、汚れちゃいましたね?はは、もう花井とできないですね」
「ひッ、ぐ、う、あ、ぁ〜…」

後ろからなので見えなかったが、鼻をグスグスと啜る音が聞こえたので、
泣いてしまったのだとわかる。


「ははは。よすぎて泣いてんの?変態、」
もう一度、今度は両手で思い切りバシン!と尻を強く打ちつけた。

「ああぁ、あ〜!あ、あぁ」
ボタボタと涙や涎を垂らす。

花井のアンダーシャツに遠慮なく染み込んでいく、監督の体液。
「…あんまそれ汚すと、感づかれます、よッ!ほら、ほら。」
亀頭が、グリグリと何度も激しく子宮口に当たるのを感じた。


31阿部モモ:2007/06/23(土) 19:48:51 ID:zZ2yrsm6


「ふ、うぅ、うっぐ、…………はな…い…く、ん…」
意識も朦朧としだしたのか、
弱々しくアイツの名前を呟く、監督。


「アンタの大好きなキャプテンは、助けちゃくれねえよ」
その姿がなんだか健気で、
哀れだなあなんて、ぼんやり思った。

「カワイソウにな、はは。ははは」
花井のシャツに顔を埋めて泣き続ける彼女。すごく滑稽に見えて、笑いが漏れる。


「…ぁ〜……あ、花井、く…はないく…ッあ、あ、はな、い…くん…!」
愛しい人を呼び続ける彼女。


そんなことをしたって、俺がもっとグチャグチャにしてやりたくなるだけなのに。


「うるせえよ…!」

「うッ、うぅ…、は、な…」
「…オラ、出しますよ……もっと気合入れて締めてくださいよ、」

強い調子で、何度も何度もガシガシと腰を叩きつける。
肌同士がぶつかって、パン、パンと音がする。
耐えている彼女の、小さく震えるまぶたを見て、ひどく興奮する。


「…っはアッ、はあっ、はっ!!…う、まだ…、まだ出、る、」

ドプドプと中で出しながら、
脱力して彼女の背中の上にどさりと倒れこむ。
入れたまま押さえつけられるので、彼女が苦痛の声を小さく漏らす。

「うッ、う……奥、にッ、全部…」
身体を密着させたまま、
何度か腰を突き入れて彼の中に全部出し切る。
連続で中に出したため、ゴポゴポと音をたてて精液が漏れ出している。


俺のがナカで射精するのを感じると、監督はぶるりと体を震わせ、
声も出せずぱくぱくと口を開く。
唇の端から、唾液がトロリと零れて顎をつたう。
また、イッたんだ。


たまらず彼女の長い髪を強く掴んで吸い付くようにキスをした。
相手のことなんて一切考えず一方的に好きなだけ貪ったあと、
口を離して挿入したまま身体を起こす。

目を逸らす彼女に思い知らせるように結合部に手を伸ばす。
すっかり大きく充血しているクリトリスをぬるりと親指で辿って、
形をなぞり、撫で上げ、往復させると、
彼女は目を閉じて、残っている力を振り絞り、体中をカタく強張らせる。
ナカがきゅうと締まって、また熱が煽られ始めていることに気付いた。
32阿部モモ:2007/06/23(土) 19:50:04 ID:zZ2yrsm6

「…も、1回。」







泥沼のように出口が見えない。
彼女を押さえつけて踏みにじって、
好きなように扱っているのに、
いつまで経っても満足できない。
時折見えるまだ牙の抜けていない彼女の強い視線に、
泣き出すまで殴り倒したい衝動が起きる。
それでも。
彼女を想っている自分がいて上手くできない。
ずるずると何度も何度も彼女に欲情してしまう。
何度も何度もこの熱く狭く、
自分を拒否しつづける彼女を身体は求めてしまう。


何度も何度も、繰り返し彼女に欲情してしまう。






このままどこまでも、堕ちてしまおう。


ねえ?
監督。
33阿部モモ:2007/06/23(土) 19:50:45 ID:zZ2yrsm6
おわり。
34名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:58:36 ID:Nucx6D5L
GJすぎるにもほどがあるGJ
35名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 20:14:32 ID:8NH/m/fw
GJ!
やばい、すごいイイ!
前の花モモといい、鬼畜な中にも切なさを感じた!
こういうの好きだー。
36名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 20:14:43 ID:X/2Uyrdx
GJなのに
GJとだけ言いたいのに
なんだか切ない
けどGJ
37阿部モモ:2007/06/23(土) 20:37:25 ID:zZ2yrsm6
ありがとうございます。
もっと酷くすることもできたんですけど、一応自主規制で。
阿部を鬼畜にするのは、花モモの時よりは楽でした w
阿部の扱いがヒドいな。阿部好きな人、すいません。

前スレの花モモのあとに書いた、レンルリみたいに、
可愛くハッピーエンドにするのも好きなんですけど、
たまには、こういうのも。いいかなと。

毎度スレ消費が激しくてごめんなさい。
それから>>1さん、ありがとうございました。
38阿部モモ:2007/06/23(土) 20:39:02 ID:zZ2yrsm6
それから誤字脱字が多いのも目を瞑ってやってください…

読んでいただいた方、お目汚し失礼しました&ありがとうございました。
39名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 20:43:31 ID:8NH/m/fw
同じ人だったんだ!
いやー、ファンになっちゃうな。
次も期待しとります。
40名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:47:07 ID:+obMOVNI
GJです!
狂気の中にある愛情が最後に伝わってきて切なす
41名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:44:27 ID:no5/n9DF
 
42名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:49:25 ID:no5/n9DF
うわうわうわ!超GJすげえ!
阿部は鬼畜が似合うこと似合うこと。
っていうか、エロすぎ!万歳ww

前スレの後半ですげー評価高かった花モモ、レンルリと同じ職人さんなんだ。
神パロばっかり書けるなんて尊敬するわ。次回作超期待してる。
43名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:17:59 ID:bcY033xB
神すぎて神すぎて泣いた。
最大級のGJが止まらない
44名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:38:38 ID:7CMebWpt
神様がおいでなすったー!いいもん読ましてもらった!
阿部が怖いくらいに鬼畜でまじでゾッとしたわ。本番テラエロス!ww
冒頭の阿部ひとりごと(モノローグ?)からしてエロ杉だ。トイレでレイプ、その上顔射、写真で脅して中田氏。
/(^o^)\ナンテコッタイ
花井がかわいそうだな…wしかし感動した。
花モモとレンルリと同じ職人さんだったとわ。通りで巧くて、どっか切ないっていうクオリティの高さなわけだ。
リクエストがあれば書いてくれるっていう職人魂にも惚れた。乙バッチでした!!
45名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:25:13 ID:iRpFlAEi
>>37
GJです!もうあなたの虜です
もしよろしければ千代の作品も読みたいです。かわいいかんじで
46名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 06:38:13 ID:vzOFMyvQ
神のモモカンは汗と涙と鼻水にまみれてて非常に抜けるw
いいもの見せて貰いますた。ありがとうございます。

また機会があれば報われるモモカンも見てみたいっす。
47名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:35:07 ID:8TOihUxy
阿部モモGJGJGJGJ!!
この神の作品は過去2作も含め全部最高だ……ファンになったww毎回すごく描写が細かくて丁寧だなって思う。
イマラチオがか〜な〜りエロくてもうどうしようかと。
三橋や花井に見つかりそうなハラハラもたまらん!!
ほんと本番の描写が卑猥でヌケる。。
ほんとごちそうさまでした。。。
48名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 18:13:34 ID:UkvMs/15
おおーー。すごいのが投下されてる。GJでした職人様、いや神。
俺はレンルリとかハナモモと同じ人ってわかったー。文章に特徴あるし。いやでもまじ感動した
犯しながら笑い出す阿部が、イッちゃってて素晴らしい。
 ま さ に 外 道  。 モモカンのおっぱいハアハア。
こんなにも鬼畜な話なのに、レンルリみたいな可愛いのも書けるなんて・・・なんて素敵なんだ
俺も千代ちゃん話希望!かわいくてエロエロなのが読みたいです。あとモモカンが幸せな話も。
希望出しすぎでサーセンwwwwwwww
49名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:45:35 ID:qOvA1rxt
GJ!ただただGJ。モモカン好きの俺にはたまりません。垂涎ものだこりゃ。
阿部さんテラ鬼畜wなのに切ないっていう。GJと声を大にして言いたい。
50名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:49:49 ID:8TOihUxy
一番最初の阿部モノローグで、モモカンが漏らしてるのは何か気になるw
潮?おしっこ?まさか…ウ…………!?
51名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 00:25:21 ID:vTK0lAH7
ちょwwwSUGEEEE!!!
ぐぐぐぐGJ!!!!!(*´д`*)
エロスの神様や! こんなに次回作が気になるなんて!!

>>50 う○こじゃないだろwwwおしっこじゃね?
52名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 10:33:05 ID:EmwugS2E
おお、GJです。
思いっきり鬼畜なのが見たいって言ったの俺だw
すぐこんな神ストーリー書けるなんて羨ましいな・・・give me 文才
大変満足しますたー。阿部、童貞なのに怖い。超ドSだな
>>50おしっこじゃないか?ウン○じゃないだろさすがにwテラスカトロ
53名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:40:45 ID:RUUDPcHT
ほんと抜けるなこの人のパロ。俺もファンになったよ
54名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 08:45:41 ID:2I5g4OvU
半角にはまだおお振りのスレって無いんですね。
絵の投下ってこっちでもOKなんでしょうか。
55名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 12:32:15 ID:WCZ6YYh4
ばっちこーち!
56名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 12:47:43 ID:Li8or4yH
いま、三橋SSを製作中なんだけど、あのどもり方は法則とかあるのかな?
57名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 14:22:09 ID:vPoCZvYP
>>56
法則…とかはないんじゃないか?「お、おれ、は、野球、が好き、だっ!」とか
適当でいいんじゃねw 読点を多用すればそれっぽく見えそうな。
58名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 19:01:59 ID:l0JIWyVH
保管庫の更新っていつなんかな?

前スレは大豊作だったからすげー楽しみにしているんだけれど。
59名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:51:44 ID:2I5g4OvU
読点ナシでやるのも、フキダシを分けて書いてる感じがしていいかも
嫌われるのが怖すぎて、自分の意見的なことをいう瞬間に大きな間があくとか
「あっ う   うん」

あと、脳内でめっちゃ考えながら話してて、それを整理せずに飛び飛びで
口に出すから意味が判りにくいとか。
60名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 15:00:57 ID:zaDZLc8+
亀レスだけど、阿部モモGJでした!神の作品は3つともエロエロで最高っす…
モモカンのオパイを「牛」って言っちゃったよー!わー!!って盛り上がってしまったw
本番エロ杉で感動。次の作品もwktkして待ってます。

>>56前スレの後半のレンルリの、あの三橋の喋り方が合ってるとオモ。参考にしたら?
>>58俺も待ってるw誰か作ってー
61名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 19:47:55 ID:YYbBwVzn
管理人多忙なのかな…現行スレは2じゃないよ…
62名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:30:44 ID:HM0elyXb
ごめん。今スレが変わってることに気づいた。
前スレはいったいどうして止まってしまっているんだろう…と思ってたところ
63名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:46:41 ID:YdSHrJZI
サーバー超過なためだっけ。
64名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:22:48 ID:mQlECXQP
単に500KB超えたから
65名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:23:39 ID:6MK8YT1I
今回の職人さんがあげてる最中に500超えちゃったんだよね
気づかんかったって謝ってるんだし まあいいじゃまいか
66名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 06:56:24 ID:vW5eUaJh
前スレのまとめはもうちょっと待ってね
忘れてるわけじゃないんで
67アベチヨハナ:2007/06/29(金) 20:56:34 ID:R0Rfymje
こっそり投下。
68アベチヨハナ:2007/06/29(金) 20:58:27 ID:R0Rfymje
「阿部ってひでぇヤツだなー。」
「そうか?」
千代は花井の胸に顔を付け、苦しそうに喘いでいた。
「だって篠岡が処女あげたいって言うんだもん。
オレが無理やりやったんじゃないぜ。」

なんでこんなことになったんだろう?
千代は麻痺した頭で考える。
あぁそうだ、阿部くんに好きって言って、それから…。
近くにいるはずの2人の会話が、千代にはなぜかやけに遠く感じた。

その日の空は真っ暗で、今にも雨が降りそうだった。
花井が忘れ物を取りに部室に戻ると、カーテンから明かりが洩れている。
(まだ誰か残ってんのか?)
そう思いドアを開けると、花井の視界に信じられない光景が飛び込んできた。

畳に足を投げ出して座っている阿部。
その股間には、四つん這いの千代の姿があった。
気配に気付いた千代が顔を上げると、唾液でヌラヌラと光る、
阿部の勃起したペニスが見えた。
69アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:00:02 ID:R0Rfymje
「ご、ごめん!」
花井が慌てて部室から出ようとすると、
「いいよ、花井。」
と阿部が呼び止めた。

(い、いいって…。いいわけないだろうが…。)
花井がおそるおそる振り向くと、真っ青な顔の千代と目が合った。
小さな肩が小刻みに震えている。

「は、花井くん、お願い、誰にも言わないで…。」
とっさのことにパニックを起こした千代は、自分のはだけたシャツから
白いブラジャーが見えてしまっていることにも気付かない様子だ。
(うおっと。)
花井は思わず目を逸らす。

座ったままの阿部が、千代に声をかける。
「ほら、篠岡。ちゃんと花井にお願いしろよ。
こんなとこ見られちゃって、オレだって困るじゃねぇか。」
千代は、全く困った様子もなく笑う阿部と、固まったままの花井を交互に見ると、
心を決めて花井の足元に跪く。
70アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:02:14 ID:R0Rfymje
「お、お願いします。誰にも言わないでください…。」
そう言うと、震える手で花井のズボンのジッパーを下げた。
「ちょ、おい、オレ誰にも言わねぇよ!いいから、やめろ篠岡!」
言い終わらないうちに、千代は花井のペニスを取り出して口に含んだ。

(うわっ…。)
半勃ちだったそれは、みるみる硬度を増していく。
花井は襲いくる快感に、きつく目を閉じた。
静かな部屋で、ちゅぷちゅぷと卑猥な音が響く。
(やべぇ、なんだこれ…。超気持ちいい…。)

初めてのフェラチオに、花井は早くも射精しそうになる。
花井が目を開けると、阿部はニヤニヤと2人を見ていた。
視線を落とすと、泣き顔でフェラチオをする千代が見える。
(なんだよ、こいつら…。)
花井は言い知れぬ不安を感じながらも、ついに千代の口に大量の精液を放った。
71アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:04:41 ID:R0Rfymje
「はぁ…。」
花井が膝から崩れ落ちると、千代はケホケホとむせながら、大量の濃い精液を吐き出した。
静かな部屋で、時計の音がいやにはっきりと聞こえる。
「さてと。」
壁に寄りかかって、2人をじっと見ていた阿部が、体を起こす。
花井と千代は身構えた。

「篠岡、オレの乾いちゃったよ。来て。」
阿部が言うと、千代はフラフラと近づいていった。
その様子を呆然として見ていた花井に、阿部は手招きをする。
「花井、手伝ってよ。篠岡がオレとやりたいんだって。」

(え!?)
花井と千代は顔を見合わせる。
先程の行為で終わりだと思っていた2人はうろたえた。
千代の大きな瞳には涙が浮かび、瞬きしたらこぼれてしまいそうだ。
72アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:06:41 ID:R0Rfymje
「ほら、篠岡、泣いてたら花井が困っちゃうだろ。
気持ちよくしてやるから、メソメソすんなよ。」
阿部はそう言うと、千代の体を背中から抱き、はだけたシャツに手を入れる。
平らな腹を指でなぞると、全身の産毛が逆立った。
ブラジャーの肩紐をずらすと、小ぶりな胸が露出する。
薄桃色の乳首に阿部の指が触れると、プクっと勃ちあがる。
つまんでひねると、千代の唇から息が洩れた。

スカートを捲って太腿を撫でさする。
一番奥まで手を入れると、そこは温かく湿っていた。
「もう濡れてるじゃん。花井のチンポ舐めて興奮した?」
阿部が千代の顔を覗き込むと、千代は顔を紅潮させて首を振る。

「嘘つくなよ。オレの見てる前で、花井にフェラして感じちゃったんだろ。
なぁ、もっと花井にイイコトしてもらえよ。」
阿部は千代のショーツに手を突っ込み、熱いぬかるみをかき混ぜる。
「んん…。」
千代の背中がぐっと反った。
73アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:07:49 ID:R0Rfymje
「花井。」
2人のやり取りを、ボーっと見つめていた花井は、我に返って阿部を見た。
「脱がしちゃってよ。」
「え?あ、あぁ。」
慌てて近寄って、捲れたスカートの下のショーツに手をかけた。
両手でするっと脱がす。
剥き出しの白い太腿。
その付け根には、薄い陰毛で隠しきれない肌色の亀裂が見えた。

阿部の指がぬめった肉の狭間を往復する。
先端の突起に触れるたびに、千代の体に電気が走った。
「ココが気持ちいいんだ?」
耳元で阿部が問いかけると、千代は阿部の腕に強くしがみついた。
74アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:09:19 ID:R0Rfymje
「花井にもっと気持ちよくしてもらいなよ。舐めてって言ってみ?」
阿部は千代の耳を舐めながら囁く。
「ヤダ…。そんなの言えないよ…。」
千代は痺れるような快感に身悶える。
「いいから早く言えよ。」
阿部が冷たく言い放つと、千代は泣きそうな声で言った。
「舐めて…。」

花井は目の前の2人を見る。
なんなんだ?これ。
「花井、篠岡のお願い、無視すんなよ。」
阿部が笑いながら言う。

「あ。」
花井が言われるままに顔を近づけると、そこはいやらしい匂いがした。
震える指で触れてみる。
左右に広げると、赤く充血した膣口と、小さな突起が見えた。
花井の舌が柔らかく触れる。
舌でクリトリスを押しつぶすように舐め、チュッと音を立てて吸い付く。
「ひ、あ。」
鋭い快感に、千代は小さく叫んで腰を跳ね上げた。
この状況がなんだかおかしくなって、花井は思わず笑った。
75アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:11:10 ID:R0Rfymje
「オレも気持ちよくしてよ。」
阿部が千代の目の前にペニスを突き出す。
千代は下半身を花井に預けたままで、身を起こしそれを咥えた。

花井の長い指が、千代の中に入っていく。
クリトリスを吸いながら浅い所を指の腹で擦る。
背筋がぞわぞわして、千代の足にグッと力が入った。

「あ、イッテェ。」
千代の歯が当たって、阿部が声を出す。
「ごめんなさ、あっ。」
吐き出したペニスを握ると、千代は泣きながら首を振った。

花井の指の動きが早くなる。
千代はうわごとのようにいや、いや、と繰り返したが、花井の執拗な愛撫を受け、
ついに体を震わせて絶頂に達した。
花井が指を抜くと、ピュッ、ピュッっと、温かい液体が飛び散った。
76アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:37:55 ID:R0Rfymje
千代は肩で大きく息をしている。
「ほら、気持ちよくしてもらったお礼、しなよ。」
阿部に促され、千代はのろのろと花井に近づくと、再びフェラチオを始めた。
「う、おっ。」
花井は思わず声を出す。

阿部は後ろから篠岡のスカートを捲り、裸の尻を両手で掴んだ。
亀頭をあてがうと、千代の体が硬直する。
挿入しようとするが、きつく押し返されてなかなか入らない。

「篠岡、力抜いて。大丈夫、怖くないよ。」
阿部の言葉に、千代は泣きそうな顔で頷く。
狭く熱い膣内をゆっくりと進んでいくが、なかなか根元まで入らない。
どうしても逃げてしまう千代の腰を、阿部ががっちりと抑えて押し込むと、
進入を拒んでいた肉の抵抗が突然消えた。
「いっ…。」
千代は言いかけて、ぐっと堪えた。

いつのまにか室内は温度があがり、暑いくらいになっていた。
阿部が激しく腰を打ち付けると、肉のぶつかり合う音に合わせ、水音が聞こえる。
「ははっ、すっげぇビチョビチョ!」
ペニスを咥えていた千代の唇から、くぐもった喘ぎが洩れる。
千代は息苦しさに、咥えたそれを吐き出し、ぎゅっと握った。
77アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:39:13 ID:R0Rfymje
体が熱い。
阿部と繋がっているところから、痺れるようなゾクゾクした感覚が
背中を這い上がってくる。

「あっ、あっ、いやぁ、阿部、くん。なんかヘン、だよぉ…。」
千代は花井にもたれるようにして、体を支える。
花井が千代の髪を撫でる。
膣内がきゅう、と締まり始めた。

千代の口から涎が垂れる。
「うぅ〜!」
その瞬間、阿部がペニスを引き抜いた。

「!?」
「はーい、ここまで。」
千代は痙攣する体で、振り返って阿部を見る。

「後は花井に気持ちよくしてもらいな。」
花井は気まずそうに千代を見たが、千代はもはや、抵抗することはなかった。
膝立ちの花井に向き直ると、押し倒すようにのしかかり、騎乗位で挿入した。
「よくできました。」
阿部は千代の頭を撫でると、そのままグイっと花井の胸に押し付けた。
78アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:40:44 ID:R0Rfymje
「…?」
阿部は千代の後ろの穴に狙いを定めた。
意図に気付いた千代の顔が恐怖で歪む。

「い、いや、そこは…。」
言うよりも早く、愛液でヌルヌルの亀頭がそこをこじ開けて入り込んだ。
千代が悲鳴をあげる。

「いやーっ!いや、許して、お願い!いやぁ!」
阿部は千代の背中を抱くように掴まえると、耳や首筋にキスをしながら優しく囁く。
「大丈夫だから、力抜け。お前の処女、オレが全部貰ってやるよ。」
そう言って深く貫くと、千代の体ががくがくと震えた。
2本のペニスに貫かれ、思うさま揺さぶられた千代は、そのまま気を失った。

「やべっ、おい!オレ、イキそうだ!篠岡、どいて!」
花井が言うと、
「おっと。高1で妊娠しちゃったら、かわいそうだもんな。」
と、阿部が千代の体を抱えあげた。

ずるん、と花井の大きなペニスが現れ、真上に精液が飛び散る。
阿部はぐったりした千代を、後ろから激しく犯すと、そのまま中で果てた。
79アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:42:08 ID:R0Rfymje
千代が目を覚ますと、花井も阿部もすっかり身仕度を終えて、
部室の掃除をしていた。
体がだるくて起き上がれない。
まだ服が乱れたままの千代の体には、阿部のシャツがかけられていた。
(阿部くんの匂い…。)
すぅっと息を吸い込む。

「なー、オレが言うのもナンだけど、お前篠岡と付き合わねーの?」
ふいの花井の声に、千代の心臓は飛び出しそうになった。
「付き合わないよ。」
阿部は迷わず即答する。
千代の胸がチクンと痛んだ。

「だって、篠岡はお前のこと好きなんだろ?
誰か他に好きな奴でもいるのか?」
花井が問うと、阿部は頭をカリカリとかきながら、いや、と言った。

そんなに千代のことを受け入れられないのだろうか。
そう思ったら、千代は涙が溢れてきた。
阿部のシャツで顔を隠す。
80アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:43:54 ID:R0Rfymje
「篠岡可愛いし、人気あんのに。もったいねーな。」
花井が千代をチラリと見ながら言うと、阿部は小さく息をついた。
「部員の中にだって、篠岡を気に入ってる奴いるだろ。
そいつらのテンションが下がったら困るじゃん。」

花井は不思議そうに阿部を見ている。
「つーか今のオレらはどーなんだよ。」
花井の言葉に阿部はふっと笑う。

「わっかんねーなぁ。まぁお前がいいならいいんじゃないの。
これからもマネージャーはみんなのものってワケね。」

「そうそう。みんなでさ、共有すればいいんだよ…。」
なんとなく噛みあわない彼らの会話に、千代は背中が冷たくなるのを感じた。

千代が体を起こすと、振り向いた阿部と目が合った。
阿部は笑った。
「あ、起きた。大丈夫か?」
花井の声は聞こえていたが、頭に入らない。
阿部が膝をついて、千代の体を抱き起こす。

「篠岡は、みんなのものでいてよ。」
千代は冷たいままの背中に、ほんの一瞬寒気のような快感を感じた。

私はこれから、どうなるんだろう…?
81アベチヨハナ:2007/06/29(金) 21:45:42 ID:R0Rfymje
おしまい。
82名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:08:49 ID:0zOHJRYk
GJ!
おいおい、スレ開始からこんなに飛ばしていいのか!?
83名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:11:06 ID:zFMNEcd5
ちょ!千代かわいそうなオチだな(;o;)
でも千代エロはいいねえ。
84名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:16:31 ID:rnoAaKRo
阿部は本当にひどい奴だな(褒め言葉)
チヨたんエロ可愛くてサイコーでした。GJ!
85名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:44:18 ID:s0NTPCjA
ヤバイ超GJ!アベチヨ好きなので興奮した。
カワイソウだけどそこがいい。つか阿部は飴と鞭の使い方が上手いな…

阿部はひどい奴だよ
86名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:03:32 ID:jSdUqbYt
阿部さんテラ鬼畜wwwwww
GJでした。千代の最後の台詞、ひょっとして西浦ーぜ輪姦フラグというものじゃ・・・・・・
87名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:46:41 ID:pL3O8lT5
乙でした。阿部はひどいヤツだよw
幸せな話が読みたいなー前スレのレンルリみたいなさー
88名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:52:28 ID:VQg6Elmg
エロパロでのアベチヨは鬼畜が多いのは気のせいか・・?OTL
GJです!だがしかし胸が痛むのはなぜなんだぜ?
89名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 00:40:45 ID:7sRy4iiJ
えろすぎます
90アベチヨハナ:2007/06/30(土) 00:43:28 ID:q1giDyr0
お付き合いありがとう。

1つ前がものすごい鬼畜阿部だったから、これはだいぶヌルい感じですねww
エロって難しいんだなぁ…。
ちょっと修行してきます。
91名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:15:22 ID:Max3ExIM
>>90
いやいや、恋心ゆえに無理やりがっつんがっつんヤる阿部さんより、
飴と鞭使い分けて相手の想いにつけ込む阿部さんのほうが、
ナンボか鬼畜さ。

だがそこがいい。
92名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:48:18 ID:F4iNlU/b
>>91
比べるみたいに聞こえるからそゆこと言うなよw

1個前の阿部さんには狂気の中にも愛があるな。ある意味、純愛。
93名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:03:55 ID:vSejocIf
うーんなんか阿部がただの酷い人って感じの話だなー。嫌な気分になっちまった

ただヤってるだけの話よりは、恋愛感情が混じってるほうがよっぽどヒドいことできるってもんだ。
神職人の、恋心ゆえに我を忘れる阿部はすげえ斬新だったよ俺的には。
94名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:07:02 ID:uhnaqJL0
>>93
阿部よりおまえの方が人を嫌な気分にさせてるから気にすんなよ
95名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:39:06 ID:zGSzagvj
まあまあもちけつもちけつ。

仕切りなおしてマターリいこうよ。

職人さんたちいつも乙バッチです。
96名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:42:10 ID:Max3ExIM
>>92
おお、悪かった。比べるつもりはなかったんだが。
どっちの阿部さんもひどい奴で俺は大好きよ。
97名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:59:51 ID:hYDXfei1
あまり一人の職人さんだけを露骨に評価するのはやめたほうがいい


他の職人さん方「何か歓迎されない空気みたいだから撤退するか」
            ↓
評価された職人さん「ずっとオレのターンはきついな・・・」
            ↓
いつの間にか職人さんがいなくなって過疎スレの仲間入り


・・・って感じになる可能性が大だ
要するに、一人だけを特別扱いするのはやめたほうがいいってこったな
感想つけるにしてもよく考えたほうがいい
嗜好にあわなかったらスルー、これでいいじゃまいか

ピンク板にきている以上は大人だろうから、これぐらいはわかるよな
98名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 03:10:04 ID:bleZCup6
>>97
同意。
自分も前スレで投下した者だけど
あまりに特定の人、CPマンセー雰囲気になると
じゃあ書かなくていいや…という気にはなる。
勿論勝手に書いてるんだからアレなんだけどさ。

あまりに文章が未熟とか未成年だろこれ、みたいな作品以外は
自分の好みの感想は書くべきじゃない。つか>>1にもあるし>スルーしろ

まあとにかくマターリいこう。
雑食なんで沢山読みたいよ!
99名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 03:57:32 ID:xOkGqNZF
三橋×モモカン募集してます
100名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 04:59:08 ID:Fk+f8dvs
面白いと思ったものに感想書きたくなるのはしょうがない
感想が多いのが羨ましいならもっと面白いのを書けばいい
101名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 09:38:18 ID:Max3ExIM
>>100
真っ先にしくじった俺が言うのもなんなんだが、
そういうことじゃねえだろ……

感想の多い少ないはあって当然だけれど、
「○○さんの作品以外はいらんのだな」と
職人に思わせるような書き方すんなってことよ。
単に「面白かった」っていうのは全然ありかと。
102アベチヨハナ:2007/06/30(土) 10:49:35 ID:q1giDyr0
自分のレスからへんな流れになったみたい。
ごめんなさい。
他の人の話を持ち出したのは、深い意味なかったんだけど良くなかったね。
仕切り直してくれた人ありがとう。
わざわざ蒸し返すみたいでアレだけど、とにかくごめん。
またがんばるよ。
103名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 12:19:10 ID:+VMOaGS1
荒れるのなら和姦と鬼畜でスレを分けた方が良いと思うんだが
104名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 13:08:30 ID:1nNC7R6s
荒らしが言うな
105名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 18:00:40 ID:z3B50903
>>99
逆じゃね?
106名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:20:30 ID:S+Q4cxMS
>>102
あやまるなよ
エロい奴は堂々としてろ
107名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:34:13 ID:jGHmmUqy
エロは性・・・正義
108名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:07:10 ID:2Dwh4rbw
性技は勝つ!!
109名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 12:52:52 ID:1cR6mMMx
>>97
1人の職人さんだけを露骨に評価って、
このスレ最初の阿部モモとか前スレですごい評価高かったハナモモとかあげた職人さんのことだよねえ

なんかこの流れになってあの職人さんが書きにくくなっちゃったりしそうだなあ
こえーな。すげー嫌なんだがそれ。もっと読みたい

どの職人さんも気にせずバンバン投下してほしいぜ
110名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:37:34 ID:ctOCvVOR
>>109 そうだね。前スレの花モモ、レンルリと今スレの阿部モモって投下した職人さん同一人物だもんな。
純粋にすげーよかったしなあ。正直にコメつけただけなんだが。
それまでもおもしろかった話には同じように感想書いただけだしなぁ・・・
なんだか嫌な流れだ。
111名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:37:35 ID:Hgshdx3+
>>109-110
わざとやってんのか?失せろ
112名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:48:09 ID:HhOdix9/
>あまりに文章が未熟とか未成年だろこれ、みたいな作品以外は
>自分の「好み」の感想は書くべきじゃない。つか>>1にもあるし>スルーしろ

>感想の多い少ないはあって当然だけれど、
>「○○さんの作品以外はいらんのだな」と
>職人に思わせるような書き方すんなってことよ。

これ100回読もうな
113名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:15:56 ID:B2m9mZxU
まあまあまあまあ。もちけつと何度言ったら。

>>109-110それ言っちゃったら、>>97みたいになるんだってばよ。
もういい加減、ちゃんと仕切りなおそうや。


はい。

---------------------------<キリトリセン>---------------------------
114名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:18:33 ID:otuh94gz
本当に特定の職人だけ擁護入るな
本人乙とでも言って欲しいのか?
115名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:21:22 ID:wDJ/bDAa
↓以下、何事も無かったかのようにエロ小説が投下された
116名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:26:30 ID:B2m9mZxU
>>114そういうこと言うなっつってんの。悪いループが続くだけだろ。
他の職人も書きにくくなるわ、その職人だって今後投下しにくくなるわでいいことない。

よっしゃもう1回

---------------------------<キリトリセン>---------------------------
117名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:57:50 ID:DcaWq6+y
水谷の目の前で水谷母をレイプしたい
水谷と水谷母を強制的に合体させて撮影したい
水谷の髪の毛に精液ぶっかけてみたい
水谷母可愛いよ水谷母
118名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:52:08 ID:dqKtzBeo
はいはい、流れを読まない俺が通りますよ。

小ネタ・田島神と西浦ーぜトーク「オナニー編」

119名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:53:25 ID:dqKtzBeo
部活終了後の部室で、口々に飛び交う、自分や仲間への労いとどこか充足感を含んだ雑談。
泥臭さと汗のにおい。疲れの中にも解放感が湧き出して、喋る者も黙って着替える者もなんとなく一体感を感じる空間。
「なーなー泉ぃ!」
その中で、今日も突拍子も無く叫ぶのは。
「んー?」
「お前ってさぁ、オカズなに派?」
我らが天然4番田島神。
くりくりとして、いっそ無邪気にとでもいうのが当て嵌まるような田島の視線に、半眼で溜め息交じりの泉の視線が向き合う。
「おっまえ、またイキナリだよな」
「いーじゃん、なに派ー?俺は本だけどー。水谷はDVDなんだよなー」
「あー水谷って部屋にパソコンとかありそう。で、そういうの見てそー」
「別に今俺のこと言わなくていーじゃんかっ!」
「つーかなんで田島知ってんの」
「前に水谷ン家行った時に聞きだしたモン」
なんだかんだで、わいのわいのと騒ぎ出すグループを背に、また始まったと苦笑いを噛み締めながら着替えを続ける他メンバー達。
その中でも、ひとつ飛びぬけた頭のほうへ、田島はくるりと向き直ると、ぽんと顎を乗せて肩越しに話題を飛び火させる。
「なー、はないはぁー?」
「くだらねー事はいいからとっとと着替えろよ…」
「つまんねーつまんねー!合宿でチンコ話した仲じゃん。隠すコトねぇってー」
気侭な田島の標的はふらふらと移り変わって、そして。
「あっ阿部はー!?」
きちんと着替えも完了し、鞄に畳んだ服を詰め込む阿部を、上半身裸のままで田島が覗き込む。
「っんなコトいちいち聞いてくんな!本だろーがDVDだろーが妄想だろーがカンケーねぇだろ!誰が答えるかっ!」
阿部の一喝に、きゃい!っと周囲が縮こまる、と…
「なーんだぁ阿部は妄想派かぁ。ねーねー誰か特定の人居んの?」
「だからっなんでそうなる!!」
ぎゃーぎゃーと喚く一角に、主将はこめかみを押さえて溜め息をつき、副主将・栄口は部室の隅で肩を叩く。
「みはしーぃ、固まんなくていいから、はやく着替えろよー?」

今日も西浦ーぜは元気です。
120名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:57:44 ID:dqKtzBeo
以上です。

ごめん、ホントは流れを読まない俺じゃないんだ…ちょっと雰囲気変わるかなと思って、突発で書いたからあんま練ってないんだコレ。
みんな仲良くしよーぜ。ついでに西浦ーぜオナ事情とかの雑談も歓迎。皆はどう思う?

他職人のことも待ってるよ!じゃ、ROMにもどる!
121名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:59:09 ID:POMxYk8a
阿部さんの発言から妄想と決めつける、さすが田島神。
しかも、あたってそうだw
122名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:05:40 ID:qWjQptWO
妄想、三橋だったらやだな・・・・・・・・・・・いやなんでもないですウホネタでサーセンwwwwwwwwwwwww
123名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:43:11 ID:HhOdix9/
>>119
GJ!こういうネタ好きだwww
阿部はムッツリだろうな…他人にそういうの知られるの嫌そう。
きっとしのーかやモモカンの思い出しているに違いない。
124名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:03:58 ID:nxF02GKh
阿部はなんだかんだで純粋だと思うよwwでも意外とオカズのDVDコレクションの数がすごかったりしてw

三橋はオナニーとかするのだろうか・・・
125名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:04:15 ID:w0AKctlk
阿部は記憶力いいからモモカン&マネジの下着ローテとかも覚えてそう

「今日はピンクのストライプだった…明日は予定だと濃紺に白レースの日
なんだが、気温を考えるとサイドがヒモのあれかもしれねェな。純白はうっすら
透けるところがたまんねぇ…」

きっと女子の着替えをのぞける穴があるんだ!
126名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:04:40 ID:qWjQptWO
阿部きめぇえええw
127名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:15:34 ID:bevlKwVY
>>125
阿部さん自重して下さい
きめええええええww

阿部さん女子のパンチラとか絶対見逃さないタイプだよ、間違いない
128名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:56:31 ID:WXBkkmPp
なごんだww
こういうのも好きだ。
すげぇ田島らしい。

>>125
阿部さんド変態じゃないですかww
129名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:33:39 ID:nxF02GKh
投下しまーす。

高校生って、いいよね!!
130名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:34:45 ID:nxF02GKh
 

      発足


 発起人  巣山尚治
 委員長  田島悠一郎  
 書記官  泉孝介  西広辰太郎
 観察官  三橋廉  阿部隆也  水谷文貴


巣「…何でオレが発起人なんだよ」
田「だって最初は巣山のこだわりだったじゃん!」
泉「オレが書記ってのはいいけど、観察ってなに?」
田「三橋、情報収集能力高いんだもん」
三「オ、オレは、何したら、イイ、の?」
田「またチャンスあったらしっかり見てこい!」
阿「…で、何コレ」


 査察  花井梓  栄口勇人  沖一利


栄「…コレは?」
水「つまり、オレらが暴走しないように、常識的な人にチェックしてもらおうかなって」
阿「結構考えてんだな、クソレフトのくせに」
田「いやーこないだ暴走しちゃったからさ!」
三「で、でも、田島くん、詳しかった、よ」


131名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:36:01 ID:nxF02GKh
         活動内容

 目標は、特定の人物の胸元である。
 参加者は目標におけるハプニングを細かく観察し、他の参加者へ報告する義務を負う。
 その事態の分析と解明が主な活動内容となる。


花「オレは何すれば…」
田「全メンバーに観察の義務があんだよ。その中で三橋が一番なの!」
三「い、一番!」
花「その一番で喜ぶなよ…」


 ハプニングの起こりやすい箇所は次のとおり。
 グラウンドのベンチ周辺。
 道具室周辺。


巣「そっか。着替えの前後がポイントだよな」
三「あ…あと、ね!車の周り、も、そうかも…」
阿「なんかあったのか!?」
三「あのね、組み合わせ抽選会に、行く、前…スカート、が、
車のドアに、は、はさまって……ぱんつ、、、見え、た、よッ!」
田・阿・巣・花・西「「「「「何ぃーーーーーーーッ!!?」」」」」
西「ちょっと、書き足すね!」


 目標は、特定人物の胸元および下半身である。

 ハプニングの起こりやすい箇所は次のとおり、
 グラウンドのベンチ周辺。
 道具室周辺。
 駐車場周辺。


132名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:36:52 ID:nxF02GKh
栄「……でさ、コレはなんなわけ?」


         会合名 
         『OTC』


沖「OTC?」
花「何の略だよ」
田「全部書いたらアレだから、略したんだよ!阿部とすっげえ考えた!」


 O おっぱい  T 対策  C 委員会(committiee)


栄「…確かにまんまだとあからさま過ぎて恥ずかしいかも」
花「なんで委員会だけ英語なんだよ」
阿「英単語入った方が、頭よさそうだろ?」
花「中途半端に使うなよ、だったら全部英語でこう…」
田「バッカ!おっぱいって響きがイイんだろ!!」
花・栄「たじま……」


かくして、秘密組織『OTC』はここに発足となった。



133名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:38:46 ID:nxF02GKh


泉「大変だ!!緊急招集!犠牲者続出!!」
西「まだ片付け終わってないよー。何?」
泉「道具室だ!早く!!もう3人脱落したんだよ!」
阿「…どうしたんだ?」
泉「ちょっと、圧倒的な破壊力でさ…」
三「う、みんな…どうした、の?」
阿「緊急事態らしいぜ、行くぞ」


沖「あ、来た来た」
阿「どうしたんだって?」
泉「今のトコ、田島と花井と栄口がKO。巣山も」
阿「だから、どうしたんだよ」
泉「いやァ、目標はまるで意識してねえみたいなんだけど…
   …ぶつかるんだよ」
西「何が?」
泉「道具室の中でさ…すれちがうだろ」
三「ど、道具室…狭い、よね」
泉「それで…あたるんだよ」
阿「……あぁ……」
泉「本人は気にしてないみたいなんだけど」
泉「花井は走って逃げ出しちまった。巣山はそっこー家帰るって。栄口は鼻血出したんで保健室」

三「田島、くん…は?」
沖「…トイレ」

三「へ?」
泉「田島はトイレで処理中!」
三「しょ、しょ、しょり、処理って…」
阿「三橋、説明させんな…」

泉「いや、ちょーっと刺激的だからな。 あッ!水谷」
水「……」
沖「どうだった…?」
水「いや…あれはちょっと反則」
西「…それで」
水「だからさ、すれ違うだろ?道具室の中狭いから、こう…すれ違いざま、
  押し付けられ気味に柔らかいのが『むにゅ』っと…」
阿「クソレ、お前もトイレ?」
水「クソレってゆーな!!…けどオレも行ってくる」
泉「花井は落ち込んでたよ。簡単に勃っちゃったから」
阿「アイツ純情だからな」

134名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:39:56 ID:nxF02GKh



目標「ちょっとー!!ねえ!誰か手伝ってよー!」


三「だ、だれか、行かなきゃ」
西「けど、明らかに触ってて気づかないものかな?」
泉「あくまでもオレの予想だけど……」
阿・三・西・沖「「「「?」」」」
泉「でかすぎて…神経廻ってない…とか」
西・沖「「「「まさかーーー」」」」
三「慣れ、てて…気にならない、とか……」
阿「なるほど、そうか。うん…」
泉「なに?」
阿「したらさ……」

「触り放題…?」

泉「いやああ!さすがに触られたらわかるだろ!」
阿「だから!でかくてしょっちゅう、あちこちぶつかってるんだったら、
   今更少々すれ違いざまに触ったところで平気なんだよ」
三「そ、そ、そういう、もん、かな?」
阿「たぶんそうだ。いや、絶対そうだ。そうに違いない」
泉「阿部…目がヤバいよ」
阿「ククク…我ながら凄いことに気づいたぜ」
三「あ、あべくん、だめ、だよッ」

沖「 (…阿倍の笑いが一段と黒いな…)」

阿「さっきの仮説が本当なら、いっくらでも触れるってことじゃねえか!
   そんならそれで、開き直って楽しんできてやる」


目標「ねえー!なんで皆すぐいなくなるのよ!!手伝いなさいよ!」

阿「すんません、今行きます!!」



三「あべくん、…」
泉「ちょっとまてって!阿部!阿部ー!!」



135名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:40:51 ID:nxF02GKh




……




ばっちーーーーん!!!!!!





「こンの、エロガキがーーーーーーー!!!」
「ぎゃあぁあぁ〜〜〜〜〜!!!」





三「阿部くん……w」
泉「三橋笑ってんなよ…」
沖「邪気丸出しじゃんか」
西「片手でむんずと掴んでたね…」





阿部は全治1週間の怪我をしました。

OTCは解散しません。
136名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:41:32 ID:nxF02GKh
おわり。

おっぱいさわりたかっただけです。
137名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 02:16:05 ID:GBwTVWgf
阿部…お前って奴は本当に…
138名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:03:46 ID:iWUBiZfE
無茶しやがって…

OTCに吹いたw
GJ!
139名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:26:13 ID:Ernl9Niq
GJ!夜中に吹いたww
140名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 06:23:51 ID:snGFtrKS
すっごいデジャブるんだけど、どっかのサイトでみたような
141名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 11:05:53 ID:jQkcl6xx
一番に喜ぶ三橋にウケた。
142名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 11:58:18 ID:BecuHBMb
なんかエロ話書こうと思うんだけど、希望のカップリングとかシチュエーションとかある?
143名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 12:11:26 ID:DJT4F/vO
カノルリ!
さらにそれを覗きながらスニーキングオナニーする三橋キボン
144名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 12:29:32 ID:BecuHBMb
スニーキングオナニーってなに?w
145名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 12:47:00 ID:zgIVUD6b
覗きオナ
146名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 12:49:47 ID:BecuHBMb
ははは。三橋やりそうだなw

三橋もオナニーとかするのだろうか
147名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 13:56:46 ID:7LHxXRjc
ミハオナニー可愛いだろうなあ。ルリオナもw 
148名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:01:32 ID:h37JJA9L
ハナチヨとか言ってみる。
アイちゃん絡めて3Pとか…いや、なんでもない。
149名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:14:01 ID:WXBkkmPp
ハルナ!
すずねと大河に混ぜてみるのはどうだ。
…むりかww
150名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:18:04 ID:7LHxXRjc
>>148
アイちゃんをどう絡めるんだよwwww
151名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:18:24 ID:jQkcl6xx
アベチヨラブラブ!

いや、もうラブラブならだれでも!
152名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:19:17 ID:EvzS0YgB
涼音←大河←榛名

こうですか?わかりません!><
153名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:19:49 ID:7LHxXRjc
俺は巣山がいいなー モモカンでも千代ちゃんでもいいけどさー
彼はすげーかっこいいと思うんだよなー!
154名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:21:04 ID:7LHxXRjc
>>152
ちょwwwwwwwwねーよwwww
155名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:40:52 ID:WXBkkmPp
>>152
斬新ww

カノルリラブラブいる?
142さん、もう書いちゃったかな。

156名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:42:47 ID:bevlKwVY
自分もアベチヨに一票。鬼畜が続いていたので普通に甘いの読みてー!

>>152
混ぜるな危険wwwwwwww
大河と鈴音がヤってる現場に遭遇して榛名も混ざって3pとかどうだw
157名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:45:25 ID:bevlKwVY
>>155
連投スマソ。

カノルリ書いてくれ!!!無駄な作品はないよ!!!
158142:2007/07/02(月) 14:47:07 ID:7LHxXRjc
>>155
いや、こっちはまだ書いてないんで、どうぞ投下しちゃってください!!
俺も刺激されて書くスピードがあがるやもしれん

期待ー\(^o^)/
159名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 15:08:21 ID:WXBkkmPp
もうちょっと待ってね。
しばしご歓談くだされ。
160142:2007/07/02(月) 15:11:43 ID:7LHxXRjc
カノルリは155さんにまかせるとして、さてどのカップリングでかこうかな
栄口とか水谷ってあんま需要ないのかなー。
161名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 15:26:44 ID:Tqnl9Grz
>>160
そういえば栄口ってあんまり見ないな
その二人も充分需要あると思うよ
つか読みたい、かなり。
162カノルリ:2007/07/02(月) 15:57:47 ID:WXBkkmPp
ちょっと急いで作ったから、へんなとこあるかも。
誤字脱字あったら、笑って許してください。
では。
163カノルリ:2007/07/02(月) 15:59:42 ID:WXBkkmPp
「叶くんて、よくない?」

三星の躍進の原動力である、2年生エース・叶の注目度は、
校内で日に日に高まっていった。
「もしかして、甲子園行っちゃうかもね!」
クラスメート達の会話が耳に入って、本を読むことに集中できない。
机の横に掛けられた紙袋には、叶宛ての手紙が2通。
ルリが叶の幼なじみと知った人から、度々頼まれるようになったファンレターだ。
ルリは読みかけの本を机に伏せて教室を出た。

廊下には、野球部の試合日程を記載したポスターがあった。
あと2つ。
あと2つ勝てば、三星は念願の甲子園に出場することができる。

ルリはポスターをじっと見て、幼なじみのことを考えた。
いつの間にかアイドル扱いだよ。あの叶が。
みんなは知らないんだ。
昔はチビでヤンチャで、よく女の子を泣かしてたヤな奴だったのに。

…でも、根っこのとこではいつも優しかったよね。

チャイムが鳴って、生徒たちが講堂へ移動し始める。
今日は全校あげての野球部の応援の日だ。
きっと今日も暑いんだろうな…。
窓の外は目が痛くなりそうなほどの日差しだった。
164カノルリ:2007/07/02(月) 16:01:10 ID:WXBkkmPp
「三橋。」

呼ばれて振り返ると、そこには叶が立っていた。
ルリは驚いた。
夜の8時。普段なら叶はまだ学校で練習している時間だ。
「何やってんの?」
「何って…、買い物だよ。」

それもそうだ。
家の近くのコンビニ。向かいの家に住む幼なじみ。
別に偶然会ったって、不思議なことは何もない。
とは言え、叶は部活で朝は早く、帰りは遅い。同じ学校でも校舎は別。
実際会話できる距離で叶を見るのは、とても久しぶりのことだった。
試合の後だから、今日は早いのか…。

風呂上りなのか、Tシャツにスウェットパンツ姿で髪は濡れたままだ。
「あ、あの、今日、おめでとう。勝ててよかったね。」
「あぁ、ギリギリだったけどなー。」
叶は笑いながら、牛乳を2本持つとさっさとレジへ向かった。
ルリはハッと思い出して、叶の後を追う。
165カノルリ:2007/07/02(月) 16:02:19 ID:WXBkkmPp
「ねぇ、叶への預かり物があるの。帰りちょっとうちに寄ってよ。」
「預かり物?」
断っても断っても、次々と預けられる叶へのファンレターやプレゼント。
ずっと気が重かったが、これで肩の荷が降りる。

買い物を終え、並んで歩き出す。何を話していいのかわからない。
帰り道は、ほんの数分がやけに長く感じた。

叶がルリの買い物袋をヒョイと持つ。
「重てっ。」
中はお菓子やジュースばかりだ。
「い、いいよ。持てるよ。」
「こんなもんばっか食ってんと、デブになるぞー。」
叶は笑う。

ヤナヤツ…。
「ふんだ。ほっといてよ。」
ルリがふくれると、叶は
「うそうそ。お前、ちょっと太った方がいいよ。」
と言ってまた笑った。
166カノルリ:2007/07/02(月) 16:03:19 ID:WXBkkmPp
「ただいまー。」
玄関を開けると、奥からルリの母が顔を出す。
「こんばんは。」
叶が頭を下げると、母は廊下をパタパタと走ってくる。
「いやだ、修ちゃんじゃない。久しぶりねぇ。聞いたよー、
野球部頑張ってんだってねぇ!」
「はい。」

お母さんにつかまったか。いいや、今のうちに。
「叶、今持って来るから待っててよ。」
そう言うとルリは2階の自分の部屋へ走った。
 
輪ゴムで止めた手紙の束は、20通くらいある。
それから、可愛らしい袋に入れられたいくつかのプレゼント。
それらを全て紙袋に突っ込む。
167カノルリ:2007/07/02(月) 16:04:47 ID:WXBkkmPp
その時、開け放していた部屋のドアから気配を感じた。
驚いて振り返ると、そこには叶が立っていた。
「ちょっと、何勝手に入って来てんのよぉ。」
「いや、おばさんが…。」
言いかけた叶の後ろから、お盆に2つのグラスを乗せた母が現れた。

「あんた、なんて言い方よ。ごめんね修ちゃん、ゆっくりしてってね。」
そう言うと、パタンとドアを閉めてさっさと出て行ってしまった。
「ゆっくりなんてしてかないよ。叶は今日試合して来たんだよ!」
もう、お母さんは…。
ゆっくりも何も、話すことなんて何もないのに…。
 
「あいかわらずでかい家!」
叶はソファにドサッと腰掛ける。
「叶んちだってでかいじゃん。」
「こんなでかくねーよ。」
 
叶は部屋をキョロキョロと見回す。
「あんまりジロジロ見ないでよ。」
ルリが言うと、叶は余計にあちこちを見る。
わざとだな…。ルリは呆れてため息をついた。
168カノルリ:2007/07/02(月) 16:05:57 ID:WXBkkmPp
「はい、これ。」
紙袋を渡す。
「ふーん。サンキュ。預かったって、誰から?」
叶は袋から手紙の束を取り出す。
「知らないよ。叶のファンでしょ。」
「はぁ?」

叶は怪訝そうな顔でルリを見た。
中に入ったプレゼントの包みを見ると、
「何これ?知らない人からこんなんもらえねーよ。」
と、紙袋をつき返した。
「そんなこと私に言われても困るよ。
とにかく私は責任を果たしたからね。ほら帰って帰って。」

ルリはソファに座っていた叶の手を引く。
「なんだよ。ひっでぇな。」
叶はムッとして、ルリの手を引き返す。
「キャ…。」
ルリは簡単にバランスを崩すと、叶の膝に乗るように倒れた。
「ちょっとぉ!」
ルリが怒って顔を上げると、至近距離で叶と目が合った。
169カノルリ:2007/07/02(月) 16:07:22 ID:WXBkkmPp
「な、なに…。」
言いかけた言葉を叶の唇が塞ぐ。
キス、だ。
すぐに唇を離すと、叶は真っ直ぐにルリを見た。
「なにしてんのよ…。」
叶はじっとルリの目を見て、大きく息をついた。
「キスした。お前のことが好きだから。
だから、知らない女からの手紙なんて、普通の顔して預かって来んなよ。」

ルリは呆然として答える。
「そんなの、知らないよ…。」
告白を、そんなの知らないと言われてしまった。
叶はルリの言葉にカチンと来た。
片手で髪をぐしゃぐしゃとかきあげ、パッとルリを見据える。
「悪かったな!」

いくつか文句を言ってやろうと、ルリに向き直った叶は唖然とした。
ルリの大きな目から、大粒の涙がぽろぽろとこぼれていたのだ。
「なに、泣いてんだよ…。」
そんなにやだったのか?
そう思うと、叶もショックを隠しきれなかった。
思わず下を向いてしまうと、ルリが小さな声で呟いた。
170カノルリ:2007/07/02(月) 16:08:38 ID:WXBkkmPp
「そんなこと、知らなかったもん…。
だって、私なんてただの幼なじみじゃん。家が近所なだけじゃん…。
その私が、どうして叶のこと好きな人達にダメなんて言えるのよ。
私だって、そんなのずっとやだったよ。
もしその中の誰かを、叶が好きになっちゃったらって、ずっと怖かったよ。
でも、そんなこと言えないもん。ただの幼なじみに、そんな権利ないもん…。」

叶は泣いているルリをぽかんと見つめる。
「え、それ…って、お前もオレを好きだからってこと?」
ルリは叶の胸に、ドン、と拳をぶつけた。
「今頃気付くな、バカ!ずっと好きだったよ!」
叶はルリの細い体を思い切り抱きしめた。
「苦し…。」
ルリが喘いでも、叶は手を緩めなかった。

「んん…。」
叶の深いキスに、ルリの口から声が洩れる。
はぁ、と息をつくと、叶がルリをじっと見つめる。
「ほんとにお前、オレのこと好き?オレ、夢見てない?」
「バカ…。」
ルリは笑って、今度は自分からキスをした。
171カノルリ:2007/07/02(月) 16:11:24 ID:WXBkkmPp
ルームランプのオレンジ色の明かりに、ルリの華奢な体が浮かび上がる。
着ている服を1枚ずつ脱がしていく。叶の手は震えていた。
ルリは目を閉じて、自分の素肌が外気にさらされていくのを感じた。
薄い水色のブラジャーの背中に手を掛け、ホックを外すと、
真っ白で小さな胸が現れた。叶は息を飲む。

「あんまり見たら、ヤダ…。胸、小さいから。」
そっと手で触れると、すっぽりと手のひらに収まる。
「いい、小さくても、メチャクチャ可愛い。」
そう言うと、叶は小さな膨らみに、唇を押し当てた。
片手で胸を触りながら、乳首にチュッと吸い付くと、ルリの体がブルッと震える。
もう片方の手を、水色のショーツのゴムに掛けると、ゆっくり引き下ろす。
足首に引っかかったショーツを引き抜くと、叶はルリに向き直る。
「すげぇ、きれい…。」
裸のルリは頬を染めて、手で顔を覆う。

「私ばっか、恥ずかしいよ…。」
言われてみれば、ルリは全裸に剥かれているのに、叶は来た時のままだ。
「ごめん。」
叶はそう言ってTシャツに手を掛け、一気に脱ぐ。
細身ながら筋肉の付いた、しなやかな体が薄暗い部屋に浮かび上がる。
ルリは体を起こして、叶の腹筋に触れた。
172カノルリ:2007/07/02(月) 16:14:30 ID:WXBkkmPp
「…くすぐったいかも。」
叶は身をよじる。
「すごい。痩せてるのかと思ったら、腹筋割れてる…。」
筋肉に沿って指を這わせる。
つつ、と下まで降りると、スウェットパンツの紐部分で指が止まる。
「これ、取ってもい?」
ルリが上目で見る。
「あ、あぁ、うん。」

しゅるしゅると紐を解き、スウェットパンツを脱がすと、
ボクサータイプのパンツの前はパンパンに張り詰めていた。
ルリがそれをパンツの上から触った。
「う…。」
「あったかい…。」

しばらく片手でスリスリと触ったあと、ルリはパンツのウエストに手を掛けた。
「えと、脱がすよ?」
そう言ってルリはおそるおそるパンツを脱がせた。
解放されたペニスが、腹にぺちんとぶつかる。
173カノルリ:2007/07/02(月) 16:17:54 ID:WXBkkmPp
「おっき…。」
ルリは思わず声を出した。
「いや、悪いけどオレなんて普通だよ…。」
叶は恥ずかしそうに言った。
「こんなのが、私の中に入るの?」
ルリは瞬きもせずに、不思議そうに見つめている。
そっと手で握ると、それは硬く、熱を持っていた。
「あんま見んなよ。」
叶がルリのおでこを指でちょんと突く。

「交代。今度はオレの番。」
そう言うと、叶はルリの頬にキスをした。
頬に、瞼に、おでこに。たくさんのキスをする。
ルリは体がふわふわ浮くような感覚に、力が抜けていく。
目を閉じて、体を預ける。気持ちいい…。
裸の胸が触れ合うと、叶の鼓動が聞こえる。
「すごい、ドキドキしてるね…。」
「あたりまえじゃん。嬉しくて死にそうだよ。」

叶の舌がルリの乳首をペロリと舐めると、背中からくすぐったいような
痺れが突き抜ける。
「あん…。」
唇が、だんだんと下の方に降りていく。腹、臍を伝って、下腹部へ。
そして幼さの残る秘唇へとたどり着いた。
熱い舌が、まだ渇いたままの肌を舐める。
秘裂に舌を差し込むと、花びらは一瞬で開いた。
174カノルリ:2007/07/02(月) 16:20:22 ID:WXBkkmPp
力を抜いて、全てを叶に委ねる。
性的な刺激と、他人を信頼して体を預けることの気持ち良さ。
今までに経験したことのない快感を、ルリは全身で感じていた。

「三橋、気持ちいい?」
叶が顔を上げてルリを見る。
「なんでそうゆうこと、聞くのよぅ。」
「だって、気持ちよくなってもらいたいんだもん。なぁ、どうなの?」

聞くまでもない。
ルリの秘裂には蜜液が溢れ、熱く蕩けてしまいそうだった。
小さな入り口は完全に開ききって、叶を待っている。

叶の指がゆっくりと出入りする。
探るように、曲げた指で膣壁を擦ると、
ルリの呼吸が浅く速くなり、背中に汗が浮き出してくる。
ピンク色に染まった顔を、左手で覆うように隠す。
ルリの体がピクンと震えるたび、小さな胸が波打つように揺れる。
可愛いな…。
叶はぼんやりと思った。
175カノルリ:2007/07/02(月) 16:28:50 ID:WXBkkmPp
「入れるよ。痛かったら言えよ。」
「うん…。」
ルリの心臓は、壊れてしまうんじゃないかと思うほど、ドキドキしていた。
膣口に叶自身がピタリと押し当てられると、ルリの体は硬直した。

「力抜いて。」
叶が蜜液をまぶすようにペニスを擦りつけると、だんだんと滑りが良くなる。
亀頭がクリトリスを擦ると、ルリの体がピクッと動く。
気持ちいいのかな…。叶はしばらく、その動きを繰り返した。

徐々にルリは力が抜けていくが、叶はこのままでは挿入前に果ててしまいそうだ。
片手で持って、入り口を探る。ルリもそれに気付いて緊張する。
優しくしてやりたい。
そう思って出来るだけゆっくりと挿入していく。

「うんん…。」
ルリは体をよじる。やはり痛いのだろうか、じりじりと体が逃げていく。
「大丈夫か?痛いならやめるからな。」
叶は心配そうにルリを見る。
自分の欲望で、ルリをつらい目に合わせたくない。
「平気…。叶は?気持ちよくなれそう?」
ルリが赤い目で問いかける。
「もう最初っから気持ちいいよ。」
「よかったぁ…。」
176カノルリ:2007/07/02(月) 16:30:01 ID:WXBkkmPp
ルリはふぅ、と大きく息をつくと、叶の目を見て言った。
「私は、叶が大好きだからね。叶にだったら私、痛い目に合わされてもいいの。
だから、我慢しないで、来て…。」
そう言って、叶の首に腕を回す。
叶は目から、涙か汗かわからない、熱い液体がこぼれるのを感じた。

「ル、リ。」
かすれた声で名前を呼ぶと、くせのあるふわふわの髪に指を絡める。
「好きだ、ルリ、大好きだよ。」
ぐっと体を密着させ、強張りを押し込むと、ルリの体が汗でしっとりと濡れていく。
思いきり腰を突き動かすと、体の奥から何かが裂ける音がした。
ルリは小さく叫んだが、叶の体に回した手を離すことはなかった。
177カノルリ:2007/07/02(月) 16:35:11 ID:WXBkkmPp
「…なんか言ってよ。」
行為の後の気だるい空気の中、素に戻ると照れが出てしまう2人。
沈黙に耐え切れず、ルリが言う。
「なんかって…。」
ルリの大きくてまん丸な目が、叶の目をじっと見る。

叶は髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜ、呼吸を整えると
「好きだよ。」
と言った。
ルリの目はさらにまん丸になる。
「なんだよ。」
叶は顔を赤らめた。
「ビックリして…。そんなこと言うと思わなかった。」
「なんだよ!じゃあもう言わねーよ!」

叶が顔を横に向けると、
「ヤダ。もっと言って。」
ルリは叶の膝にぴょんと飛び乗って、顔を覗き込む。
目はキラキラと輝いていた。
「くっそー!可愛いな、お前は!」
叶は笑いながらルリを抱きしめると、優しくキスをした。
178カノルリ:2007/07/02(月) 16:36:05 ID:WXBkkmPp
「じゃ、またな。」
「うん。忙しくてもメールくらいはしてよ。」
玄関で叶とルリがキスをしようとした時、またルリの母が登場した。
2人は慌てて体を離す。

「あらぁ、修ちゃん、帰っちゃうの?」
「あ、明日も練習あるから…。お邪魔しました。」
叶がルリに笑顔で、「じゃあな」と言い玄関を出ると、母はチラリとルリを見る。
「お母さんは修ちゃん好きだから、いいと思うな。」
ばれてる…。
ルリは耳まで赤くなると、モゴモゴと口篭もった。
「修ちゃん、甲子園行けるといいね。そうしたらみんなで応援に行こう。」
「うん…。」

叶はきっと甲子園に行くよ。
そしたらまたファンが増えちゃうかも。
でももう不安になんてならない。
きっと叶は、満員のスタンドの中にだって、私を見つけてくれるはず。

ルリは目を閉じて思う。
明後日にはきっと、マウンドでガッツポーズする叶が見られるよね?
頑張ってね、修悟!
179カノルリ:2007/07/02(月) 16:38:58 ID:WXBkkmPp
終わりです。
甘くしたらエロがなくなっちゃった。
読んでくれた人ありがとう!
180名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 16:41:51 ID:bevlKwVY
ちょ、超GJGJ!!!ネ申が降臨キタ━(゚∀゚)━!
ヤバイめっちゃ萌えた。顔のニヤケが止まらねーww
なんというバカップル…この二人は本誌で関わらないのかな。

つか数時間でこれだけ書けるのが凄い。自分は1週間位掛かる…
俺も何か書こうかな。
181名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 16:45:16 ID:+rJT3iHe
おお、まさかこんな時間に投下を見られるとは。
よかったです。

本誌でも、何らかの形で関わるのでは?
182名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 16:47:31 ID:zgIVUD6b
ハァ━━━━━━━━━━━━(*´Д`)━━━━━━━━━━━━ン!!

ヤヴァイよ身悶えして動けねえよ。
GJすぎるぞこの野郎!
183名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 17:40:12 ID:VvEgB06S
ルリ可愛いすぎGJGJGJ!!!
ちょ、このスレほんっと良いな
萌えと震えが止まらないぜ
184名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 17:57:31 ID:Ernl9Niq
GJ!!二人とも可愛すぎるww


>>142
個人的には栄口が読みたいです
185142:2007/07/02(月) 18:46:02 ID:NEzKnj95
カノルリGJでした!萌えた。


>>184
よっしゃ!!なら栄口で書いてみるな。
栄口×千代ちゃん、可愛く仕上げたいんでがんばる(`・ω・´)
でも今仕事中なんだ……帰宅してから書くぞ。
気長に待っててください。
186名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:46:12 ID:Yzvnwq6N
おぉースレ覗いてみてよかったー!
初々しい感じがすごい可愛いなw
187名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:50:04 ID:iWUBiZfE
ふたりとも可愛いすぎる(*'Д`)
親公認だったらもうヤリまk(ry
ひたすらGJ。

188名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:50:49 ID:X3XN6DNC
>>185

ついに栄口くるかー!栄口も千代ちゃんも好きだから期待。
超超wktkして待ってるよ!職人さんがんばれ!!
189名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:47:39 ID:CyghUNbb
職人さんGJ!ルリいいよいいよ(^∀^) そして暇があればモモカン好きの俺のために・・・モモカンを!!
190名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:13:04 ID:YrEO2BH4
あわてるな。モモカンは俺が書いてる。
職人ほどはやくかけないが、まぁ、頭のすみにおいていて。
しかし、カノルリはかわええなぁ。
191名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:22:58 ID:xj184mB8
ウホッ!いいモモカン…
192名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 01:00:15 ID:6r7BFYHF
職人さんGJ!
カノルリかわいいなーw
193名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:45:42 ID:Qdy5pDCG
>>190ありがとう・・・ありがとう! 俺生きててよかったよ。・・・いやまじで。
194名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:55:17 ID:UkXFcVHe
栄口とおチヨちゃんか〜わくわく。なんだかんだで栄口話少ないから嬉しいなー。
サカチヨはぁはぁ。
195名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:12:09 ID:P1J8aIGd
ソワソワ
196名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:03:27 ID:k4MqC+qV
SS投下しまーす
197ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:06:00 ID:k4MqC+qV
「メダカが見た虹」


「……キレイ だ。……す、すい こまれ そう」
少年は、頭上にある満天の星を眺めていた。
今立っているのは誰もいないマウンド。フェンスには野球ボールが、一個だけ転がっていた。
少年は夜空の星座を観ながら、左手の刃物を静かに右手首に置いた。


夏の甲子園に向けた初戦を、西浦高校は勝ちあがった。
野球部は次の試合に向けて、さらに練習に熱を入れていた。
「あ、阿部君……、み み 見て 欲しい ものが あ あるん…だ」
捕手用の防具を身につけたあと、阿部は三橋に声をかけられた。
阿部の顔にはいくぶんかの驚きと好奇心があった。三橋の方から話題を振られるのは、かなり珍しいことだからだ。
「ああ。なんだ?」
三橋は、阿部の準備ができしだい、話しかけようと待っていたようだった。
「お オレ、最近……球が速くなったみたいなんだ」
「え!?マジで!?三橋スゲーじゃん!」
部室内では練習着に着がえている部員でにぎわっていた。そして、誰もが三橋の言う球速が上がったことを話題にした。
「なぁ、たしかめてみようぜ!」
「うん」
田島は三橋の背中を押して、ブルペンまで連れて行こうとした。
「やれやれ、モモカンが居ない時に……」

198ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:08:03 ID:k4MqC+qV

三橋の肩慣らしが終わると、阿部はスピードガンを持っている千代の方を向いた。
「篠岡、準備はいい?」
「はい、オーケーです」
了承が出されると、阿部は定位置に座った。そしてミットを構えてボールが来るのを待った。
「い いきます」
三橋は全力投球をした。
「篠岡、どう?」
田島は結果が出るまで我慢できずに、スピードガンの表示をのぞきこんだ。
「114キロです」
おお!と周りから歓声が上がる。
春のころの三橋の球速は、速球でも100キロそこそこのものだった。そのころに比べれば、格段の進歩のあとが見て取れた。
「三橋、114だってさ」
「うん!」
三橋はマウンドの上で、小さくガッツポーズをした。それはまるで、いいことをした後に褒めてもらってうれしがるのに似ている。
「もっと、もっと速く……投げられるよ」
グラブを挙げてボールの返却を求められたので、阿部はグラブめがけて放り投げた。
三橋はもう一度振りかぶり、力のこもった球を投げた。
「117キロです」
先ほどよりもさらに大きな歓声が湧きおこった。三橋は、歓声に気を良くしたようで、照れくさそうにうひゃうひゃしている。
阿部にとっても、三橋の球速はうれしい誤算だった。これだけの才能をもった投手を、できるだけ日のあたる場所へと行かせてあげたかった。
「これなら、120も夢じゃないかもな」
周りの熱が阿部にも移ったかのように、阿部も饒舌になった。
「よし、今度はサインも入れるぞ。もう1球こい」
阿部の返球を受け取ると、三橋は大きくうなずいた。
そして、全力投球の3球目。
いつも以上に気合を入れると、三橋はおおきく振りかぶり、阿部のミット目がけて投げた。
「――!?」
三橋の球はあらぬ方向へと飛んでいった。阿部は、フェンスに跳ね返った球が地面につくよりも早く、マウンドでうずくまる三橋のもとへと駆けだした。
「三橋!?三橋!?」
部員たちが駆け寄っても、三橋は起き上がらなかった。
冗談、冗談、怪我した演技、抜群だったでしょ?
三橋がこういう軽口を言わないことを、全員がよく知っていた。
三橋は右肩を押さえたまま、口から泡を噴いていた。

199ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:09:34 ID:k4MqC+qV

三橋は千代に付き添われて救急車に乗った。
練習後の部室は、誰もが意気消沈していた。
「ねぇ、三橋の肩ってどうなったの?」
西広は、野球経験の不足ゆえ、ピッチャー陣にたずねてみた。
「野球肩っていうやつ。ピッチャーの急所である肩と肘を酷使し続けて、フォームが崩れたりして筋肉やスジを傷めるんだ」
沖は自分でピッチングフォームを演じながら西広に説明をした。
「それって直るの?」
「んーー」
花井は腕組をして渋い顔をした。
実際に、野球肩、野球肘を起こしても、もとのように投げられるケースは多い。キチンとした治療とリハビリに時間をかければ直るだろう。
「三橋の場合はなぁ、かなり症状もデカそうだしな」
「そ、そうか……。でも、救急車もすぐ来てくれたし、不幸中の幸いだよね」
西広は場の雰囲気を少しでも明るくしようと、精一杯の材料を提供しようとした。
「いいわけねぇよ!」
それまでイスに座っていた阿部は、大声を上げると、目の前のテーブルをひっくり返した。
室内に悲鳴が起こり、みな阿部に注目する。
「アイツは、中学のとき散々な目にあったんだ。西浦に来て、ようやくまともな野球ができるはずだったのに……」
阿部は、うつむきながら両こぶしを固く握った。
「タマ遅いピッチャーでも、9分割に投げ分けられるコントロールがあったから、アイツはやってこれたんだ。これで、本当に肩を壊しちまったら、アイツ……」
また同じイスに座りだし、頭を抱えてうずくまった。
「あべ……」
200ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:10:56 ID:k4MqC+qV

(オ オレ がんばる から 球威も コントロールもある投手に)
(速いタマ……、投げたい!)

誰よりも投げることが好きで、そのための努力をおしまない。三橋はそういう人間だった。
<バッカヤロウ……。無茶しやがって>
阿部が見たところ、三橋は桐青戦でさらにピッチャーとしてひと皮むけた。
今までが卑屈に投げていた分、勝利の味を覚えて、より強い欲が芽生えた。
おそらく、試合後も我慢できずに、制限も関係なく家で全力投球していたに違いなかった。
「俺のせいだ」
阿部は部屋にいる仲間に謝罪した。
「俺がアイツに夢見るようなこと言ったせいだ」
「ちがうよ。最初に確かめようって言ったの、俺じゃん。……俺が三橋を怪我させたんだよ」
田島はロッカーの中でおとなしく座っていたが、ようやく言葉を発した。


翌日から、三橋は野球部の練習を休み、病院へ通院することになった。
阿部は千代に三橋のことを頼んだ。
「なるべくアイツといっしょにいてやってくれないか?」
「うん。私も三橋くんと一緒に病院につきそう」
「たのむ。俺たちもなるべくアイツに話しかけるようにすっから」
三橋は、怪我をした後、また誰にもしゃべらなくなった。時には、同級生でさえ逃げるように避けている。

放課後、二人はバスに乗り、市内の総合病院へむかった。
「今日は病院に来る人少ないし、受診もはやくおわりそうだね。……たぶん」
千代はできるだけ明るい声で三橋に話しかける。しかし、その返事は生半可だったり、話を聞いていなかったりすることも多い。
「ホラ、信号青!わたろう!」
「あっ」
右手で三橋の左手をつかむと、横断歩道を連れてひっぱり歩いた。
つめたい手をしていた。力が入らず、無気力で、あせりと自責の念がみえた。
「ケガをすると、やっぱり、自分を責めちゃうもんなのかな……」
千代も長い闘いになることを覚悟した。
201ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:12:42 ID:k4MqC+qV

三日後。
「つ おっ……次の試合、お 俺、でれない よね」
病院の待合室のベンチに二人で座っていると、三橋は試合の話題をした。
「…うん。今回はさすがに止めといたいいよ」
「……うん」
三橋はさびしくうなずいた。今の状況にあっても、やはり、マウンドは誰にも譲りたくないようである。
「投げたい なぁ」
三橋はつぶやいた。
「大丈夫。みんな、三橋くんが戻ってくるまで、勝ち続けるよ」
「うん」
その後は、看護師に名前を呼ばれるまで無言になった。

外科の担当医は、キレイに髪を分け、官僚を思わせるような眼鏡をかけた人だった。
「三橋さんの肩のレントゲンですが、こちらの右肩後背筋に深く障害を起こしています」
パネルにはめ込んだ写真を二人で見ると、医師の指すところを注目した。
「こちらの部位は、治療がとてもしにくい部分です。別の筋肉に隠れて中に入り込んでいるので、手術も困難です」
千代は説明を聞きながら、医師の顔と三橋の顔を交互にみた。
三橋は話を聞きながらふるえていた。
「先生、肩はどれくらいで直るもんなのでしょうか?」
千代の質問に、医師は三橋の顔を見ずに、千代に向かって答えた。
「日常生活で不自由なくすごすまでには、数年はかかります」
「あの……あの……、三橋くんは投手なんですけど、……もとの球を投げるまで、どれくらいかかりますか?」
千代は三橋のため神に祈った。せめて最善の知らせを聞いて帰りたかった。
「まず無理でしょう」
202ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:14:14 ID:k4MqC+qV
病院前のバスの停留所で、二人は何台もバスを乗り過ごした。
二人は病室を出たときから、ひと言もしゃべっていない。三橋はベンチに座ったまま、石のように固まっていた。
千代はそれでも動くことをうながさなかった。ただ三橋の傍らにいてあげたかった。
すると、千代の携帯が鳴り出した。
「俺だ。三橋に何度もかけてるんだが、全然通じない。病院だから切ってたか?」
阿部からだった。三橋は、電話越しに阿部の声を聞くと、ビクッと反応した。
「うん。もうすぐ帰るから。……大丈夫。……うん。…・・・それじゃあとで」
電話を切ると、三橋はひざを抱えだして泣き始めた。
「あ あ あ べ…くん」
「ええ。みんなも、たった今練習あがったんだって」
「ど どう し よう……。かっ えっ かえれ ない……」
千代にも西浦のみんなにどう説明すれば良いかわからなかった。医師の話だと右肩が戻るのは絶望的。
三橋にとって、西浦野球部にとっても、受け入れ難いことだった。
「今日は学校に戻らずに、このまま家に帰ろう。ね?」

バスに乗って最寄りの停車場までくると、バスの中で三橋と別れた。
「み、三橋くん。あの、さ……、病院はあそこだけじゃないから。ホラ、怪我したときは複数のお医者に看てもらった方がいいって、志賀先生もいってた」
三橋は泣いていなかったが、暗く落ち込んだ顔を千代の方に向けようとしなかった。
「だから、明日は別の病院に行こうと思うの。……今日はおつかれさま。それじゃあ、ね」
あごだけでうなずくと、三橋はバスを降りていった。
扉が閉まり、窓の外の三橋が歩いていったのを確認すると、千代は顔を覆って泣き崩れた。
「ひどすぎるよ……かみさま」
203ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:16:08 ID:k4MqC+qV
三橋は別れたあと、自然と足が西浦高校にむかっていた。
すでに練習時間は終わっている。グランドは整備されてあり、誰もいないマウンドまでやってきた。
カバンの中から、いつも携帯している硬球をとりだした。さらに、ふで箱の中のカッターナイフも取り出してズボンにしまいこんだ。
カバンを置いて足場を確かめると、ゆっくり肩を伸ばした。
(だいじょうぶ……。いたくない)
いつもの通りに構え、左足をあげて、オーバースローで投げてみた。
「うぐっ」
肩をまわしたところで激痛が走った。球はそのまま2メートルほどしか飛ばず、てんてんと転がっていった。
(……うそじゃ ないんだ。……ホントに オレ なげられなく なった)
三橋は空を見上げた。頭上の夜空が自分を包んでくれた。
「……キレイ だ。……す、すい こまれ そう」
三橋は見上げながら、ポケットに入ったカッターをとりだす。そして、刃を伸ばしきると、静かに右手首にあてた。
この時、不思議と三橋には死ぬ怖さはおきなかった。
それは、マウンドの上だったからかもしれないし、星空に感動して死がどうでもよくなったのかもしれない。
204ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:17:21 ID:k4MqC+qV
扉がひらく音がすると、人が突っ込んできた。両手で刃物を持つ手を押さえると、三橋から強引に奪い取り、遠くへ投げ捨てた。
「しっ し し 篠岡 さん」
「バカッ!」
千代は三橋の頬をはたいた。夜中に乾いた音が響く。
「バカッ!バカッ!バカッ!バカッ!……うぅ」
「ごめっ ごっ ごめん ……なさい」
三橋はその場に腰砕けになり、うつむいて泣き出した。
学校に戻ってきた千代は、マウンドで立ち尽くす三橋を見つけた。
はじめはとても声をかけられる雰囲気ではなかった。ポケットからカッターをとりだしたのを見るとかけだした。
「どうして……こんな……」
三橋のリストカットを防いだ千代は、足元でうずくまっている三橋に声をかけた。
返事はなかった。しかし、
「お オレ、まだ ピ ピッチャー  つ づけ…られるよ。……ひ ひだり腕だって ある し」
下を向いてつぶやき始めると、今度は千代の足にすがりついた。
「あ 阿部くんだって い いる から。だから、……だから、お願い。……お オレ に 投げさせて」
三橋が千代にせまり、おもわず仰向けに倒れこんでしまった。
「……ひ ひどい  ヤツ …だよね。……こ こん なに なっても、……マウンド ゆずらない」
「みはしくん……」
「意味がないんだ……。オ オレ ピッチャー や やら ないと、……生きてる 意味なんて……ない」
ぐっう、う、ううう。
再び三橋は、堰を切ったように号泣しだした。
205ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:18:53 ID:k4MqC+qV
「そんなこと……ないよ」
「あるよ!」
「そんなことない!」
千代は三橋の顔を上に向かすと、顔を近づけ、そのまま口づけをした。
「……あむ……」
マウンドで重なりあう二人には、虫の声しか耳に入らない。
千代が三橋の唇をはなすと、そのまま三橋にすがるように抱きついた。
「私は、イヤ。私が好きな人が悲しむのも、居なくなっちゃうのも、イヤ」
「……えっ?……えっ?」
「三橋くんが好きだって言ったの!」
そういうと、再び千代は三橋の唇を己で塞いだ。
今度は千代の舌が、三橋の中に入り込んでくる。舌と舌が触れ合うと、口の中でかきまざるように絡み合った。
「あふぅ……んう、……れむ」
(あたまが、クラクラする。きもちよすぎて)
千代も息を吸うために、顔を離した。三橋は側にある千代の顔を眺めてみた。
大きくキラキラした瞳は、涙でうるませている。唇はやや厚めで、今しがたその柔らかさを味わったばかりだった。
「お おオレ のこと?」
「うん……。だって、すごくカッコいいから」
三橋にはこれまでに自分に向けられた台詞の中で、聞いたことのないものばかりだった。
206ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:20:42 ID:k4MqC+qV
千代は着ているシャツのボタンをはずし、自分の胸で三橋の顔を抱きしめた。
「吸って」
三橋は顔を真っ赤にしながら、どうするか躊躇した。目の前には千代のまだ幼いつぼみがある。
それは暗いピンク色をしており、頂点は天に向かってツンとしていた。
三橋は我慢できずにワレを忘れてむしゃぶりついた。
「はぅ…あ、…あ、あん」
舌で突起物を転がすたびに、硬度が増していくのがわかる。そして、かたくなればなるほど、刺激を与えやすくなる。
「あぁ、そんな……、いっ…、はげ…しく」
三橋は口をはなした。乳首と唇が、自分の唾液で橋がかかった。
今度は左の胸を攻め始めた。そして、右手の人差し指で、右胸をいじくり続ける。
「あーっ、あっあっ、や……はんっ、ぁん、どうに、か、……なっちゃうっ」
先端部につよく衝撃をあたえたとき、千代ははげしく乱れるのがわかった。

二人はお互いの顔を見合わせた。どちらも肩で息をするほど舞いあがっている。
「ここで…してもいい?」
「で、でも……」
三橋はもう一度周りを見渡した。相変わらず、この時間では誰も見あたらない。
「私はかまわない。それに…」
「そ それに?」
三橋は千代の先の言葉をうながした。
「三橋くんは、マウンドの上が一番かっこいいから」
207ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:24:37 ID:k4MqC+qV
二人は立ち上がった。
千代ははいているスカートの下から、パンツだけを脱いだ。
三橋はズボンのチャックを下ろすと、かたくなったペニスをとりだした。
三橋がマウンドの上であぐらをくみ出すと、千代は三橋と向き合うように、三橋の腰に向かって姿勢を低くさせていった。
「あ、あの……」
三橋が何か言おうとしたので、千代は三橋に注目した。
「そ その…… オ オレも しのおか さん …が、……す、 すきだっ」
「うれしい」
感謝の意味をこめて、千代は三橋のほほに軽く唇をふれた。
三橋の自身をつかむと、自分の秘部にあてた。ゆっくりと、時間をかけて腰を下ろしていく。
千代の股から処女の証である鮮血がしたたれた。
千代は痛みに耐えるために、三橋の首にすがりついた。三橋も千代の腰に手を回し、体を密着させた。
「私たち、つながってるんだね」
「うん」
二人は目を合わせると、舌を絡ませあった。
千代は体を上下しはじめた。三橋が胎内に挿入ってくるたびに、卑猥な声がでてくる。
体の中の三橋の温度は熱く、外見からは想像のできないたくましさを感じた。

「そ その、 お オレ 射精…そうっ」
「うん」
千代は三橋から離れると、股間をにぎり、三橋のために愛撫をはじめた。
「あうっ!あ、あ……、ぅあ!あああああああっ!!」
絶頂がくると夜空にむけて咆哮した。
208ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:25:31 ID:k4MqC+qV
「おちついた?」
「……うん」
行為のあと、疲労のため、お互いが気持ちを確かめ合うために、千代は三橋の肩に寄りかかって座っていた。
「ごめん  なさい。……と とりみだしちゃって」
「ううん」
千代は拒絶した。
「あのさ、三橋くん、帰りの話の続きなんだけど、聞いてくれる?」
「うん」
「今度はね、総合病院じゃなくて、スポーツ医学の専門医の先生に診てもらおうと思ってるの」
千代は説明した。野球肩は治癒可能な怪我であること。外科医の診察と専門医の診察の見解が違うことはありえること。そして、リハビリで再びボールを投げられること。
「あとね、下から投げてみたらどうかな?」
「えっ?あ ア アンダースローってこと?」
三橋が投げられないのは、肩をまわして力をこめるときの筋肉が破損していて痛みがでるからだった。
しかし、痛みがあるときと、ない時がある。これは、使用している筋肉がことなるゆえだった。
「わたしね、ソフトボールやっていたから、ある程度は投げ方を教えることができると思うんだ。もちろん、ソフトの投げ方とアンダースローはちがうけど」
そこで千代は三橋に向いた。
「でもね、監督だって、阿部君だって、西浦のみんなもきっと協力してくれる」
「オ、オ オレに?」
「うん。だって、三橋くんは、私たちのエースだもん」
209ミハ×チヨ:2007/07/03(火) 23:27:44 ID:k4MqC+qV
その後のことを少しだけ書く。
東京にある病院へ通院を始めたあと、三橋は長いリハビリを始めた。
怪我から半年の間はボールに触ることができなかった。
それからはアンダースローへの改造に費やされた。そして、わずかな可能性にすがる三橋の傍らには、いつも千代がいた。

そして、2年生の夏。
三橋は『サブマリン』と呼ばれるアンダースローとなっていた。
球速は110キロそこそこ。しかし、地面スレスレから放たれるボールは、打者からは浮き上がるように錯覚し、タイミングをあわせることすら難しかった。
「し しまっていこーーーーっ!!!」
「おおぅ!!!」
田島と栄口はマウンドのエースに微笑みかけた。巣山と水谷は、1年ぶりに見る背番号1番に目頭を熱くさせた。
「ながい寄り道だったな、三橋。だけど、またココにもどってきてうれしいよ」
ここにも協力者が一人。阿部はリハビリの段階から三橋の投げる球をすべて受け取ってきた。
「ここからだ。ここからまた、俺たちで虹を作っていこうぜ、三橋」
先頭打者は初球から強振。ボールはレフトの頭上に高々く舞い上がった。



210名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:29:54 ID:k4MqC+qV
以上になります。
今回、長編になってしまいました。自分なりに三橋にせまる千代ちゃんを書いてみました。
エロを読むのであれば、>>205から読んで下さい。
では、また。
211名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:36:15 ID:LaJLJnQj
楽しく読みました。アオカンGJ!
ただ、怪我ネタは死にネタと共にいろいろと微妙なんで、
できれば先に一言警告入れといて下さると助かります、神よ。
212名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:53:58 ID:P1J8aIGd
GJでしたー!三橋萌えw乙バッチでした。
でも怪我こわいよ怪我w


昨日話にあがってた、サカチヨ待ち。
213名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:55:05 ID:sxCs/7Z2
よかったです!

この後クソレが捕球できたのかが地味に心配ww
214名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:09:57 ID:ldsOxfTl
マイナーカップリングのオダチヨ投下おk・・・?
215名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:11:30 ID:99SKjkye
おkおk!
しかしすげーマイナーだなwww
216名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:19:11 ID:wXLq3vaS
ミハチヨGJ−!
正直涙出そうになった…西浦には頑張って欲しいよ!
217名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:36:23 ID:wXLq3vaS
>>214
連投スマソ
オダチヨ読みてーwつかルリじゃないのなw
織田は身長高いからヤるの大変そ(ry
218名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:37:52 ID:99SKjkye
あー。しのーかって身長154とかでしょ。
で織田が186だっけ。

すげーなw30センチ以上の差w
219名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 04:41:09 ID:UIghWb2A
まったくチヨちゃんは男前だな!神GJGJww

正座してサカチヨとオダチヨ待ち
220名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 04:45:30 ID:ChM6Q0g1
あー知り合いにいるわ。
歴代彼女が全員150cm以下な187cmの奴が。
221名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 08:51:47 ID:99SKjkye
>>219
すまん、サカチヨ投下は今晩になりそうなんだ
仕事遅くて申し訳ない
222名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 09:12:12 ID:FZSnzwkq
>>221
楽しみに待ってるよ!
223名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 09:19:17 ID:0YwqFqLA
安倍×三橋のヤツ頼む。
224名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 09:36:28 ID:HuT/lgKT
>>223
安部晋三×三橋なんてなんともマイナーな…ww
225名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 10:10:59 ID:bsyZk8ZZ
マイナーってレベルじゃねーぞw


しかしガチホモは禁止なんじゃねの?いいのかな?
226名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 10:11:46 ID:bsyZk8ZZ
連投すまん

>>221
サカチヨwktk!!頑張ってくれい。期待してるよー!!
227名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 12:01:46 ID:hpf1MAFm
>>225
禁止だよ。数字板いってくれ
228名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 13:45:19 ID:5LmQa9WL
最近アヌメ効果で新規さんが増えたのかな?
ホモは数字板で。住み分けは大事だよ
ミハチヨ乙でした。最期幸せになって良かったよ。
サカチヨ、オダチヨも期待してる!
229名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 13:56:09 ID:wXLq3vaS
>>224
ガチで吹いたw

にしてもアニメ効果?で新規さん増えてスレ活性化して嬉しい。
初期は本当に人いなかったし…
230名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:23:36 ID:2qzTktjg
「三橋!俺はフェラの時にクビを振る投手なんて嫌いだっていつも言っているだろ!?」
「安倍君ごめん…」

「こっちこそ悪い。気が立っていた。三橋、今度はコッチに入れてくれるか?」
エースのボールは打たれない。安倍君の×××に届く!
231名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:27:44 ID:8y+HNRtX
びっくりするほどつまらんな
232栄口×千代:2007/07/04(水) 22:37:30 ID:VO4Cvij2
こんばんはっす。
栄口の話が少なかったので書いてみました
思ったより時間かかってしまった…

かわいくしたつもりだがどうだろう?

にしても、どうして自分がかくとこう長編になってしまうのか
お目汚しすみません。

ではいきます
233サカチヨ:2007/07/04(水) 22:39:04 ID:VO4Cvij2


「阿部ー。三橋にそんな強く言ってやんなよ。三橋もちゃんとわかってるって」

「花井、田島は悪気なく言ってんだよ。あんま気にすんなよ」

「大丈夫だよ、水谷。お前練習頑張ってるじゃん、ちゃんと俺らも監督も見てるから」





栄口勇人。


彼は一言でいうと、
『いい人』。


最初はそれだけの印象だった。
それなのに、どうしてだろう。
こんなにも好きでたまらない。
全身が彼を欲しいと言っている。

234サカチヨ:2007/07/04(水) 22:41:05 ID:VO4Cvij2



「篠岡!それ持つよ。重いでしょ」

「あ、ありがとう」
部活の休憩中、アクエリアスやら氷やら入ったクーラーボックスを運んでいると、
背後から、他の男の子たちよりちょっとだけ高めの、柔らかな声がした。
「うへー。いつもこんな重いの持ってたの?」
そう言って、私の肩からボックスのストラップを外すと、ひょいと自分の肩にかける。
グラウンドまでは少し遠くて、並んで歩く。
心臓は鼓動を早めていく。その音が大きく鼓膜を震わせる。


いつもいつも、彼を見ていた。

彼は誰にでも優しい。気を遣う。面倒見が良い。
ニコニコしていて、安心させてくれる。
フォローをする。アドバイスをする。頼られている。

そして疑問が浮かぶのだ。
じゃあ彼がつらいときは、誰に頼るんだろう?


その笑顔を、私だけに向けてくれたら。


常に優しく微笑む様に固定された、形の良い唇。
さっきまでの練習の名残の汗が、細めの首の、喉仏の辺りをつたう。
がっちりとは程遠いけれど、しなやかな筋肉に模られた肩。
野球部の中では真ん中くらいだけれど、私より15cmも大きい身長。

普段、近くで見ることのできない、彼の身体や顔の細かな造形を、
しっかり覚えこむように、まじまじと見つめてしまっている自分に気づく。、
顔の体温だけが、ポッと上がるのを感じた。


「毎日俺ら10人分のオニギリ握ったりとか大変だろ?」
「うーん。でも皆すっごく美味しそうに食べてくれるから、それ考えて作ると全然!」
「あ、それわかるかも。俺もたまに夕飯とか作るからさ。
やっぱ食べるヤツが喜んでくれると、やる気でちゃうよな」

「? お母さんは仕事してて晩ご飯作れないとか?」
無意識にそこまで言って、ハッとした。

そうだ、栄口くんのお家は…

235サカチヨ:2007/07/04(水) 22:43:50 ID:VO4Cvij2


彼の目は先の方を見つめていて、口元は相変わらず笑いを形作っている。
「うち、母さんいないんだ。俺が小学生の時に、病気で」


「あ、ごめ…んなさい!あたし、」
無神経な一言を発してしまった自分を恥じた。
バカ!どうしよう…

「はは。いいよいいよ。そんな顔しないでよ」
いつも笑顔の彼が、より一層口角を上げて私の顔を覗き込む。

「家のこととか、大体は自分一人でできるんだ。
姉ちゃんや弟もいるけど、やっぱ俺が一番しっかりしなきゃって」
ずり落ちそうになったクーラーボックスのストラップをかけなおす。
「オヤジは長いこと出張行ってるしね」
「そっか…えらいんだね、」
月並みなことしか言えなくて、嫌になる。
そうじゃなくて、えっと、えっと…

「う〜ん?えらいっていうか、普通だよ。でもまあ慣れ?かな」
笑って、頬を伝う汗を練習着の袖でサッと拭った。

その何気ない様子にも、また見惚れてしまう。

「? ん?なに?」
「あっ、ううん、なんでもない…」
あまりにも私が見つめるので、不思議そうな顔をされた。

「…篠岡」
「うん?」
「篠岡がマネジやってくれて、ホント助かってる。
 いつも、ありがとな」
「……」

こんな、嬉しいものなんだ。ありがとうって。
ううん、違うな。
栄口くんが言ってくれてるから、余計嬉しいんだ。

「… 野球、好きだし。応援したいの、皆のこと」
ううん。栄口くんのことを。

「野球好きなのすげーわかるよ。
対戦表暗記してたり、桐青のデータとかだってさ。すげーよ」
「ふふ、好きなことだと凝っちゃうっていうか」

「ははは。篠岡のためにも、甲子園行かなきゃな。   あ、おーい!三橋―!」

向こうに三橋くんがいるのを確認して、大きく手を挙げた。
「篠岡!これベンチまで運んどくなー」
そう言って、走って行ってしまった。



私の為に、甲子園?
私の為に、甲子園…
どういう、意味だろう。
期待、しちゃうよ。
236サカチヨ:2007/07/04(水) 22:44:51 ID:VO4Cvij2



「ただいまー」
玄関に荷物をドサッと置く。
「おかえりー」
リビングから、姉の声がする。弟と2人でテレビでも見ているらしい。
「勇人、ちゃんとお母さんにただいま言ってからご飯ね」
「今からやるって」


リビングより更に奥の和室。
部屋の奥にある仏壇の前で、いつもと同じように正座した。
あの頃と変わらない笑顔をした母さんが、写真の中で笑っている。

「ただいま、母さん」

――練習、疲れた。でもすげェ楽しいんだ。
今のチームで、甲子園、行けるかもしれないんだ。
…試合、観に来てくれたら、何て言ってくれた?

手を合わせて、今日あったことを報告するのが日課になっている。
母さん。
俺、好きな子がいる。
すごく、いい子なんだ。



「ご飯、できてるよー」
「ごめんね、いつも俺が帰るの待たせちゃって」
テーブルの上には、姉が用意した料理にラップがかけられている。
ガタガタと自分の席につくと、続いて弟もやってきた。
「だって兄ちゃん、メシはみんなで食ったほうがおいしいだろ?」
「そだよ、勇人。さ、食べよ食べよ」

「お父さん、来週帰るっていってたの無理になるかもってさ」
「えーっ!兄ちゃんの試合、一緒に見に行くって言ってたのに!」
「…しょうがないよ。忙しいんだろ」
オヤジは九州に出張中で、もう2ヶ月以上会っていない。ほとんど単身赴任状態だ。
1年のうち何度も出張に出掛け、忙しくしている人だ。
まだ学生の子供が3人もいる。オヤジも大変なんだ。
不満を言ってちゃ、いけない。
237サカチヨ:2007/07/04(水) 22:45:59 ID:VO4Cvij2


風呂から出て自分の部屋に戻ると、時刻はもう11時をまわっていた。
明日も早い。早く寝なきゃ…
早々と電気を消して、ベッドに潜り込む。

中々眠りにつけない。
瞼の裏に浮かぶのは、あの子のこと。

――今日も、可愛かったな。篠岡。
あの大きな目で見上げられたら、ほんとドキドキした。
ほんとに、最近よく見られてるような気がすんだけど…

俺のこと、好…

篠岡はみんなに優しいし。俺の勘違いかな?
いやでも、今日だって、練習中だって、いつも見てる。

絶対見てる。

一所懸命でさ。しっかりしてて。
でも並んでみると意外と小さくて。髪ふわふわでさ。
細くて、なんかイイ匂いしてさ……
ほっぺとか唇、やーらかそうだよな。


やべ…勃っちゃった。

いそいそと部屋着のハーフパンツを、下着と一緒に脱ぎ捨てる。

恋愛ドラマなんて嫌いだし。
付き合った別れたで大騒ぎする奴ら、話を合わせて笑っていても、
本心ではくだらないと思ってた。
でも、俺も同じだよ。   


誰かを、こんな風に想うことがあるなんて。


238サカチヨ:2007/07/04(水) 22:47:16 ID:VO4Cvij2




今日は、栄口くんといっぱいしゃべれた。

私のためにも、甲子園に行かなきゃって。

なんか前読んだ漫画にそんなのあったな。
あれはヒロインが、連れてってって言うんだっけ。
あれとは違うかー。だってまだ、好きって言ってないんだし…
言っちゃおうかな?
きゃー。

お風呂ではいつも考え事しちゃう。
その日いいことがあったら特に、入浴時間は長くなる。

『いつもありがとな!』
彼の声を思い出すと、なんだか恥ずかしくて嬉しくて、
ぬるいお湯に口まで浸かり、ブクブクと息を吐き出す。


好き。好き。
239サカチヨ:2007/07/04(水) 22:49:24 ID:VO4Cvij2



湯船から上がり、スポンジでボディーソープを泡立てる。
ふわふわの泡を、首から順に伸ばし、身体を洗った。
泡で滑る指が、あまり成長しない、小さめの胸を掠める。

「……」
少しだけ反応を示した薄い色の乳首に泡を付け、くりくりと転がした。

「…はッ……」

思わず声が漏れる。
風呂の床に膝立ちになった。


シャワーに手を伸ばす。
顔が熱い。

普段より強めに、勢い良くお湯を出した。
辺りは湯気でどんどん白く曇っていく。
ゆっくりそれを、両方の太もものつけねに持っていった。
人差し指と中指で閉じているそこを開き、
シャワーヘッドを当てる。

「あッ…!!あ、あ、ン」

強い勢いで出るお湯が、クリトリスを叩く。
ビリビリとした激しい快感が全身を伝わって、
頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。
どんどんたまらなくなっていく。
最近覚えたこの行為。
毎日、自然と、誘われるように。

今日見た、彼の喉仏を滑る汗を思い出す。
彼のしっかりとした肩や、しなやかに筋肉のついた腕や、私を呼ぶ声。

『篠岡』
「ん、!ん、あぁ、…さ、かえぐち、く…」
シャワーのお湯は容赦なく私を刺激し、膝がガクガクと震えだす。
「は、はぁッ、…!さかえぐち、く、ん、、」

『篠岡』
「あぁ、あ、…ッ、……!ん、好、きッ…!」

ビク、ビクンと身体が大きく跳ね、簡単に達してしまった。


「…また、しちゃった……」

終わったあとは、
なんだかいつも泣きたいような気持ちになる。

ひとりでずっとこんなことしてちゃ、ダメ。

伝えないと、ダメなんだ。
240サカチヨ:2007/07/04(水) 22:50:19 ID:VO4Cvij2




快晴。
今日も暑くなりそう。

あと少しで試合が始まる。
ふふ、今日も応援気合入ってるな。
浜田くん、すごく張り切ってる。
皆それぞれ、家族や兄弟が観に来てるみたい。
花井くんや巣山くんは、恥ずかしいみたいで、
お母さんたちに声をかけられても、わざと無視してる。
いかにも高校生男子って感じ。




ふと、気づいた。
ベンチの端で、ざわめくスタンドを静かに見つめる姿。
4番の背番号。
栄口くん。


ただただじっと、誰かを待つように。
241サカチヨ:2007/07/04(水) 22:52:45 ID:VO4Cvij2



試合は西浦の勝利に終わり、球場から学校へ帰ってきた。。
ミーティングを軽くしてから、すぐに解散の指示がでて、
皆は早めに上がれることに嬉々としていた。
どっかで飯食おーぜ!なんていってぞろぞろと帰っていく。

私は、数学準備室に余った飲み物を置きに行ってから、ゆっくりと部室へ戻る。


外から部室の窓を何となく見ると、見慣れた姿があった。
ロッカーを開けたまま、自分の荷物の中を見つめている。

静かにドアを開けた。
パッと顔を上げる栄口くん。


「皆とご飯、行かなかったの?」
「あ、篠岡かー。びっくりした。うん、なんか、疲れちゃって」
ニッコリと笑いかけてくれる。
ロッカーは開け放したままで、中のバッグのファスナーも開きっぱなしで。

「さっき、何見てたの?」

「ああ。これ。…、写真」


パスケースの裏に入れられた、写真。
幼い彼の肩に手を置いて微笑む母親の姿。
ずっと持ち歩いているのだろう、黄色く変色していて、端はボロボロだった。

「…そっか」
「もし、さ。甲子園に行けたら、本当に観に来てほしかったなーなんてな」
「うん。頑張ってるもんね」

「…花井とか、巣山が反抗期みたいな感じでさ。
  冷たくするじゃん、母親に。
  なんかさ、そういうの、うらやましいな、とか思ったりね」
「……」

「絶対、言わないけどさ」
寂しく笑って、目を伏せた。




私はなんだかたまらない気持ちになって、
本当にただの衝動で、自然に足が動く。
後ろから彼に抱き付いた。
242サカチヨ:2007/07/04(水) 22:54:16 ID:VO4Cvij2


「……篠岡?」
「……」

ハッと我に返る。
慌てて体を離した。
「!あ、ごめんなさい、あたし」


「同情、させちゃった?ごめんな」

向き直って、私の横にあるパイプ椅子にぎしりと座る。
へへ、と困ったように笑った。

「ちが…そうじゃなくて。えっと、あの…」
自分のしてしまった行動に説明がつかなくて、あたふたとしてしまう。
どうしよう。嫌われちゃったかもしれない。

どうしようどうしようどうしよう。
言葉に詰まる。
わたしのすぐ横で、椅子に座って、その様子を見ている彼。




「ちょっと、ごめん」

彼の声が聞こえたかと思うと、フッと鼻孔を汗の香りが掠め、暖かいものを感じた。
私の身体をぐいと引き寄せて、きゅっと抱きしめられる。
彼は座っているので、私の胸のあたりに彼の頭が当たった。

「さ、かえぐちく…?」
何がなんだかわからなくて、でも自分とは違う体温を感じて、
頭の中がハレーションを起こす。
目の前がチカチカして、
耳の中で血液がざあざあと流れる音が聞こえる。

「ごめん。ちょっとだけこうさせて」

栄口くんは、そのまま動かずに、私を抱きしめたまま。
私の心臓の音、全部聞こえてるはず。速い。

何分経っただろう。実際2、3分のものだったのかもしれない。
でも、何時間もそうしているように感じた。
私の手は自然と、彼の肩の辺りに伸びてた。
243サカチヨ:2007/07/04(水) 22:56:07 ID:VO4Cvij2


「…俺さ、」

頭は胸に置かれたまま。
ぽつりと話し出した。


「よく、『いい人』とかさ。言われるんだ」
「…うん」

ゆっくりと、落ち着いた声で。

「しっかりしなきゃって、ずっとやってきたから。頑張らなきゃって。
 人のことほっとけないっていうのとかさ。あと、場の空気とか、気にしすぎて」
「うん」


ぽつぽつと話す言葉は、あったかい吐息と一緒に、
私の薄いTシャツの生地に溶けていくように感じた。

「でも『いい人』って言われたり」

「いつも笑顔でいること、しんどくなる時あってさ…たまに」
「……うん」

「でも俺はこういうふうにしかできなくて」
「…うん」

私の背中に回された手に、更に力がこもった。




「………たまには、甘えたい」



私はなんだかすごく、優しい気持ちになった。
しっかり抱きしめてくる彼を、とても愛しく思った。

「…いいよ」

肩や頭を、優しく撫でる。
私より少し濃い色の、茶色の髪。短いけど、ふわふわしてる。
可愛いとか、好きとか、いろんな気持ちが混ざって、不思議なかんじ。

「……ありがとう」
「…うん」



ゆっくり身体を離して、彼は恥ずかしそうに頭を掻いた。
私もなんだか所在無くて、もじもじしてしまう。
「なんか俺、すごいカッコ悪いな」
「ううん。そんなこと、ない」

244サカチヨ:2007/07/04(水) 22:57:36 ID:VO4Cvij2


甘い気持ちで身体の中がいっぱいになって、
それでも、さっきよりはなんだか落ち着いてて、

今だったら、言えると思った。


「私、いつでもこうしてあげるよ」
「え?…」
「私ね。ずっと栄口くんのこと見てたよ」
まっすぐ、私を見つめてくる瞳。


「栄口くんが、好き」

栄口くんは、目をまん丸にしてる。
そして、口を開けたまんま。


少しの沈黙。

「しのーかぁ…」
へなへなと脱力して、両手で私のTシャツを掴んだ。
「俺、おれから、言いたかったのに…」
「え」

「俺、篠岡が好きなんだ」

耳まで真っ赤にして、言ってくれた。



「たぶんお互いちょっと前から気づいてたよな?」
「あたしは、ずっと、もしかして…いや、でもなー!って考えてたよ」
「うわー。恥ずかしいな、こういうの俺、初めてで」
「…あたしも、だよ」

そう言って、今度は2人とも立って、抱きしめあった。

「ちょっとだけ、目つぶって」
耳元で囁かれて、ぞわぞわした。
言われた通りに目を閉じる。
唇に、あったかいものが触れた。

そこはすぐにジンジンと熱く、信じられないくらい敏感になる。
唇を離すと、もう一度ぎゅうっと抱きしめられた。



「すげえ嬉しい。俺、篠岡のことすごい好きなんだ」
「うぅ、あたしも嬉しー…」
245サカチヨ:2007/07/04(水) 22:58:47 ID:VO4Cvij2


私が着替えたあと、一緒に帰ろうってことになった。
自転車を押して、校門まで並んで歩く。
「あの…さ。今日、これから予定、ある?」
栄口くんが控え目なかんじに尋ねてくる。
「ないよ?」
「じゃあさ、俺んち、こない?まだ時間早いし、」
試合後にすぐ解散になったから、時刻は3時半と確かに少し早い。

ちょっとびっくりしてしまう。なんだか、全部、うまく行っちゃって。
でも。
「行きたい…」
彼の顔が、ぱあっと明るくなる。
「ほんと?なら俺、帰りちゃんと送るから」



いつも自分が通う道と、まったく違う方向を、並んで自転車をこぐ。
30分ほどで、栄口くんの家に到着した。
洋風の家で、けっこう大きい。
「どーぞ、入って入って」
「お、お邪魔します……」
「まだ姉ちゃんも弟も帰ってきてないんだ」
「う、ん」
栄口くんは荷物を置くと、こっち、と廊下の奥で手招きした。
綺麗に掃除されている明るいフローリング。
「帰ってくるとさ。いつも母さんに今日のこと話すんだ。つきあってくれる?」
「うん。」


襖を開けると、部屋の奥には仏壇があった。
彼がその前に正座する。私も横に。

彼と同じ髪の色をした、綺麗な女の人が、こちらににっこりと笑いかけている。

「母さん、ただいま」
本当にそこにいるみたいに、話しかけている。

「…今俺の横にいる子、彼女なんだ」

『彼女』という言葉に、カァッと顔が熱くなる。
紹介されるって、嬉しいんだなあ。
「この前、好きな人がいるって話したろ?その子だよ」

「栄口くんのお母さん、始めまして。
野球部でマネージャーをしてる、篠岡千代って、言います。よろしくお願いします」

ぺこり、とお辞儀をすると、栄口くんは優しく笑いかけてくれる。
写真の中のお母さんの表情が、一段とほころんだように感じた。


246サカチヨ:2007/07/04(水) 23:00:17 ID:VO4Cvij2



2階にある彼の部屋に入った。
ベッドと、机と、コンポと、本棚と、CDラックがあるだけの、シンプルな部屋。
床には野球の雑誌や、音楽の雑誌が無造作に散らばっている。

「ごめんな、汚くて」
「う、ううん!…」
「えっと、そのへんに、座ってよ」
「はい…」
「あ、えーと、飲み物持ってくるな。紅茶とコーヒーどっちがいい?」
「あ、じゃあ、紅茶…」
「おっけー、ちょっと待ってて」

トタトタと彼が階段を降りていく。
ベッドに寄りかかって、ぐるりと見渡した。CDが、たくさん。
音楽、好きみたい。洋楽多いな…。知らないのばっかり。


すぅ、と大きく息を吸い込む。
さっき嗅いだ、栄口くんの匂いがする…

すごいよね、これって。
今、栄口くんの部屋にいるなんて。
栄口くんも、好きなんだって。
『彼女』なんだって。

きゃーっ。

クッションに顔をつけて、ジタバタしてると、着替えた栄口くんが戻ってきた。


「あはは、何してんの?」
「やだ!見てたの??もー!」
「ごめんごめん。篠岡おもしろいなー」

お互い緊張してて、最初はぎこちなく会話してたけれど、
私が野球部に入ったきっかけとか、栄口くんのシニアのときの話とか。
けっこう盛り上がって、時間が経つのを忘れた。


「――だったんだよー」
「そうなんだー…」
「……」
247サカチヨ:2007/07/04(水) 23:01:45 ID:VO4Cvij2

話が途切れたとき、
ふいに手が触れそうなほど近くにいることを、お互い意識した。

手のひらにしっとりと汗が滲む。
また、心臓が強く鼓動を打ち始める。
栄口くんの手が、ピクリと動いて、
すこし躊躇ったあと、そっと私の手に重ねてきた。

そして、だんだん握る力を強くする。


「…なんか緊張するよね」
「……うん」
私はドキドキして、動けなくて、身体を硬直させた。

「篠岡、さっきの、もっかいしてもい?」

「えっと、うん、いい…よ」
「じゃ、じゃあ、こっち向いて…」
体育座りみたいに膝をたてて、向き合った。


「これじゃ、届かないね…」
「あ、じゃあ」
そういって彼は足を開いた。その間の床をポンポンと叩く。
「ここ、おいでよ」
ずりずりとお尻を移動させ、そこに入り込む。
「脚、どっちも俺の脚の上にかけていいよ」
「ん…」
パンツが見えないようにスカートを押さえて、
足をひらき、彼の太もものところにかけた。


「わは、今度はすごい近いな」
鼻と鼻がくっつくほどの距離になった。
「じゃ、じゃあ、はい!」
手を大きく広げる。

「うん、じゃあ遠慮なく」
がばっと、私の背中に手を回して、きゅ、と抱きしめてきた。
私も彼の背中に手を回し、彼の体温を感じる。


248サカチヨ:2007/07/04(水) 23:03:28 ID:VO4Cvij2


「あ〜…死ぬほど、落ち着く」
「あはは。よかった」

俺は、
俺を受け入れてくれるこの小さな身体を、きつく抱きしめる。

自分の中が満たされていくかんじ。
安心するって、こういうことなんだ。
ずっと、忘れていたように思う。


篠岡はやっぱり、柔らかかった。
髪からは、すごくいい匂いがして。
細くって、ふわふわで、
大事に大事に扱わないと壊れちゃいそうだ。

篠岡の心臓が、どき、どき、と鼓動を打つのを感じる。
柔らかい彼女の胸が密着していて、俺のドキドキはもっと強くなる。


一度身体を離すと、篠岡があの目で見つめてきた。
長い睫毛に縁取られた大きな瞳。
その色は薄くて、綺麗で、まっすぐだ。

ちゅ、とキスをすると、
少し開いた唇から熱い吐息が漏れた。
俺はたまらず、舌を入れる。
にゅるにゅるした感触が始めてで、気持ちよくて、夢中で彼女の舌を追った。

「ふ、む…」
下唇をにゅる、と舐めると、彼女はプルプルと震えた。


顔を離して表情を伺うと、
彼女の目は先程とは違う雰囲気をふあふあと漂わせる。
透明な瞳にはうっすらと涙の膜が張られ、トロリと視線を泳がせていた。
その目を見ているだけで、身体の中心がとろけそうな錯覚に襲われる。


彼女の、茶色の柔らかい髪を耳にかける。
そこに指が触れただけで、大きく身体が跳ねた。
顔を近づけ、優しくキスをする。

「ひゃ…ぁ」

小さく漏れたその声。もっと、聞きたい。
舌を伸ばして、耳の穴や周りをぬるぬると舐める。
「……気持ちい?」
「は、ッ、ぁ……」
熱い息を吹き込むように小さく囁くと、吐く息がもっと熱くなった。

249サカチヨ:2007/07/04(水) 23:07:09 ID:VO4Cvij2
細く華奢な首筋や、顎のラインに、ツ、と舌を這わせる。
俺のTシャツを掴む力が、ぐぐ、と強くなった。
彼女のシャツのボタンを、ゆっくりと外していく。
程なくして、薄いピンク色の下着が顔を出した。
小振りな胸を包んでいるそれは、フリルがついてて、とても可愛い。

「篠岡、これ、はずしてい?」
「…ん」
「後ろ…?」
「ううん、…前」
フロントで止める形になっているそれに手をかけると、
ちょっと待って、と手を止められる。

「あ、あたしだけ、脱ぐの、恥ずかしいから…栄口くんも、」
耳まで真っ赤にして、ぽつぽつと呟く。
「あ、そっか。わかった」
サッと自分のTシャツを脱ぎ去った。
気を取り直して、ブラジャーのホックを外す。
前についてたおかげで、苦労せずに外せた。
しかし、よく見る前に、すぐ両手で隠されてしまった。

「や、やっぱり、恥ずかしいよ…」
「しのーか。なんで?」
「だ、だ、だってあたし、胸、小さいし…!
 お、男の子は、大きい方がいいでしょ?あたしのなんて、」
「あはは。俺は、篠岡のなら、大きさなんか関係ないよ。
隠さないで、見せてよ。ね?」
「ぅ〜…。でも、あんまり、見ないで……」
そういって、おずおずと手を外す。

確かに大きくはないけれど、ちゃんと女の子らしいフォルムを描いていて、
乳首は薄い桃色だ。半分、かたくなりかけてるみたいで、ツンとたってる。

「こんな可愛いのに。俺はすごい好きだ」
手のひらで全体を柔らかく包み込み、ゆっくりと揉むように動かす。
「、柔らかい」
「あ…あ」
目を瞑って、小さく声を漏らす。
嫌がらないのを確認して、小さく存在を主張する乳首に口をつけた。

「や…!あッ、あ、あ」
「しのーか……乳首カタくなってる。気持ちい?」
ちゅ、ちゅ、と吸い付いたり、優しく甘噛みをしてみる。
「き、もちい、よ… ん」
なるべく舌を柔らかくして、にゅるにゅると舐める。
「ぁ!…あ、ン」
一段と声が艶っぽくなったのを感じた。


「ベッド、行こうか」
「う、ん…」
篠岡ははだけた前を合わせて、
立ち上がり、ベッドの上に座った。

「寒い?エアコン切ろうか?」
「だい、じょぶ…」
「じゃ、シャツ脱いで」
袖から細い腕を抜き取り、ストラップを滑らせた。

上半身裸で、スカートだけ身に着けている姿というのは、なんとも色っぽい。
250サカチヨ:2007/07/04(水) 23:09:56 ID:VO4Cvij2


篠岡の前に座ると、彼女の視線が一点に集まっていることに気づく。

「あ…えーと、コレは…」
篠岡に触れているだけで、俺の前はきつく張り詰めていた。
どうにも誤魔化しようのないほどテントを張ってしまっている。

スッと篠岡の手が伸ばされ、手のひら全体でそこに触れられた。

「うッ……」
「きもちい…?」
やわやわとそこに刺激が与えられると、
たまらなくなって声が漏れた。
篠岡の小さい手、細い指が俺の。

「見てみたい、な…栄口くんの、ここ」
きゅ、きゅ、と握りながら、上目遣いで見上げられる。
ヤバいって、そんな顔して見上げられたら俺…

ジーンズの前をくつろげて、パンツと一緒に一気に脱いだ。
篠岡は目をぱちくりさせて、そこをまじまじと見つめている。

腹に張り付くくらいに勃ちあがっているそれの先端には、
先走りの液体が、今にも垂れてしまいそうにプルプルと揺れている。

「ちょ、しのーか…そんな、見たら恥ずかしいって」
「……おっき、い!なんか、すご…」
本当に驚いた、という風に、穴があくほど見つめられる
「そ、そかな?ほかのヤツと比べたことないから、わかんな……あッ!」

亀頭のところ全体を、篠岡がいきなり手で包み込んだ。
「う、うっ、しの…か、待って待って」
「ごめんね、痛かった?」
スッと手を引っ込めてしまう。
「そうじゃな、い……えっと、もっと、触っていいよ」
ほんと?と、少し楽しそうにもう一度手を伸ばされる。

先走りの液体を細い指に絡ませ、
亀頭や、カリに伸ばされて、身体がビクビクする。
親指が裏筋にぬるりと触れると、これ以上ないくらいまで堅く大きく成長する。

「なん、か、どんどん大きくなってる気がする…」
「篠岡の、手、が… きもちい、からだよ」


251サカチヨ:2007/07/04(水) 23:12:21 ID:VO4Cvij2


彼女は右手で「OK」の形をつくると、
先走りの液体のぬめる力を借りて、亀頭からカリのところを何度も往復させた。
ぷちゅ、くちゅ、と音がする。

「ちょ…っと、…しの、か!ダメだ、って、そんな、したら…」
「この『かさ』みたいになってるとこ?ここ?気持ちーの?」

楽しくなってきたのか、ぬりゅぬりゅと手の動きを早める彼女。
どんどん上りつめてく、
だめだ、、気持ちいい!

「は、はッ…!!あ、あ、ダ、メだ、ヤバいって……!」
ピタリと手の動きを止められる。
今にも射精しそうになっていたペニスは、ピクピクと震えていた。


篠岡は自分の手をトロトロと汚している先走りを気にせず、指を口に含む。
チュパ、チュパと舐めまわす音が、耳に絡みつく。
「篠岡…なんか、すっごいエロい」
「ん、なんか、変な味…おしっこの匂いがする」

そしてまた顔を近づけ、しげしげとペニスを見つめる。
「しのーか、ちょっとだけ、舐めてみて…」
「…ん」

少し躊躇ったあと、
意を決したように、舌をつける。
カリのところをゆっくり舐めまわし、裏筋にもぬろりと舌が這った。
「ぅ〜……!き、もち…い、あ、あ」
尿道を舌でくすぐられ、思わず声が漏れる。

「どうやったら、もっと、気持ちいいの…?」
舐めながら、そんなことを聞いてくる。
「じゃ、じゃあ、口、開けて。舌も、出して」
「ん…」

素直に口を開けて待っている彼女。
「それで、口の中に入れて、動かして」
にゅるにゅるしてて熱い口内にペニスが飲み込まれた。

粘膜同士が直にこすれる、初めての感覚に、全身がぶるりと震えた。
「はッ、し、しのーか、す、すご…」
「ん、も、…んぷ、ッ」
俺は直接与えられる信じられないような強い快感に、ただ身を委ねるしかできない。
篠岡は一所懸命に、頭を上下させている。
舌が熱く絡みつくように感じて、たまらなくなっていく。

「だ…めだ……!しのー、か!!離して、」
またすぐに上りつめそうになって、慌てて口から引き抜く。
唾液がつぅっと糸をひいた。

252サカチヨ:2007/07/04(水) 23:18:15 ID:VO4Cvij2


「栄口くん…」

篠岡は、ゆっくり俺の上に乗っかってきた。
ドサリと一緒にベッドに倒れこむ。
シングルサイズのパイプベッドは、2人分の重さで、ぎしりと揺れた。

「な、んか、ドキドキして、すごく、変なの…」
俺の裸の胸に、ぺたりと張り付くように感じる篠岡の素肌。
体温を感じて、俺は裸の背を抱きしめた。

「篠岡も、触っていい…?」
「…う、ん」
俺の上に乗っかって、
跨るような格好になっている篠岡の、太ももを撫でる。
さらさらとしていて、少し冷たくて、
綺麗なものに触れている、っていう感じがした。

手探りでパンツに手をかけて、そのまま下にさげる。
足を開いているので途中で止まってしまった。
「ちょっと、体勢かえよ…」
彼女をトス、と下に組み敷く形にする。
途中まで下げていた下着を、足から抜き取った。
膝はぴたりと閉じられていて、恥ずかしさからか鳥肌をたてている。

「足、ちょっとだけ開いて?」
「…ん…」
すこしだけ力を緩めたそこに、身体を割り込ませる。
「や、だ…!恥ずかし…!!見な、いで」
泣きそうになりながらそう呟く彼女。身体を倒して、優しくキスをした。
「ん。ふ、ぅ…、ん」
深く舌を絡ませあいながら、右手を彼女のそこに伸ばす。

ぬるり。
「あ…ッ!!」

小さくぬかるむ感触がした。
中指でクリトリスを探り当て、くりくりと円をかくように撫でまわす。
にゅるにゅるとした液体で溢れるそこは、ただただ熱い。
「篠岡……すごい濡れてる」

「あぁッ、……あ、あ!あ、気持ち、い…!!」

クリトリスを執拗にこねまわすと、大きく声があがる。
「あ、う…!きもちい、気持ちー、よぅ…」

トロリとした液体を掬い上げ、
顔の前でぬりゅぬりゅと指に絡ませる。
「いっぱい濡れてる、しのーか、、」
「やッ、恥ずかし、い」
指を舐めてみると、
粘性のあるその液体は、舌の上でとろけてなくなった。
「そ、な…汚い、よ…!」
「篠岡の身体の中で、汚いとこなんかないよ、」

もう一度下に手を伸ばし、
今度は人差し指と中指でクリトリスをはさむようにしてこする。

「ひゃ!あ…ッ、あッ、ん!!あ、あ」
253サカチヨ:2007/07/04(水) 23:20:25 ID:VO4Cvij2


「しのーか、すごい敏感なんだ……あ。もしかして」
「ん、ん…、、な、に?」

「…オナニーとか、してる?」

細い身体が、ビクンと跳ねた。頬がぱあっとピンク色に染まる。


冗談で、言ってみただけなんだけど。
意外な反応で、驚いた。
「…当たり?」

篠岡は顔を両手で覆って、答えない。
これ以上赤くなりようがない耳が、更に染まったように見えた。

その様子が可愛くて、いじらしくて、嬉しくなる。
耳元で囁いた。

「俺は、篠岡のこと考えながら、してたよ」
篠岡は手をずらして、半泣きの目で俺を見上げてくる。

「篠岡は?、俺のこと考えながらしてた?」

再び顔を覆い、少し間を置いてから、
小さくコクンと頷いた。


ああもう。なんでこんなに可愛いんだ。
「恥ずかしがんないで。俺今、すごいうれしーんだ」
「う、そ…、私のこと、ヘンタイだと思った、でしょ」
「思わないよ。エッチな篠岡も好き」

「こっち向いて」
左手で手を外させる。
恥ずかしさのあまりに泣いてしまった彼女を、折れるほど強く抱きしめた。
「さ、かえぐちく… 苦し、よ」


「篠岡、好きだ。大好き」
「…あたしも、好き、」

初めて見るその場所を見て興奮した俺は、
クリトリスを舌で転がしながら、
トロトロになっているそこを中指でかきまわす。
「あぁッ、や、、だ!あ、ン、あ〜…」
「ほら、音、聞こえる?すっごい濡れてて、アツいよ…中」
ぐち、ぐちょ、と指が出入りするたびに、とろけたそこから水音がする。



「俺、ガマンできなくなってきちゃった」
「ん……栄口く、ん」
「しのー、か」



「……して」
254サカチヨ:2007/07/04(水) 23:22:31 ID:VO4Cvij2


「ゆっくりするから、」
「ん、は、やく…」
「うん…」
覆いかぶさり、彼女の肩に両手を回して、身体を密着させる。
痛いほど勃起したそれを、篠岡の入り口に、
グッと強く押し込めた。


「…!!ひいっ……い!た」

そこは思った以上に狭く、
進入を拒むように、きつく締め上げてくる。
まだ3分の1も入ってない。
もっともっと。もっと気持ちよくなりたい。

「や、あ!痛、ッい……!!」

「しの…か!ちょ、力抜いて……!そ、な締めたら、もたな…い」

はーっ、はーっ、と荒く息をつく彼女。
余程痛いんだろう、下唇を噛み、涙を零す。

俺はというと、にゅるにゅると、熱くきつくまとわりつく感覚に、
早くも我を忘れかけていた。
腰をがっしり掴み、更に腰を進める。

「も、ちょっと…だから、ッ全部……」
「い、た…ァ、あ、!あ゙〜…」
「あッ、入る入る……」

ゆっくりと、でも確実に、
俺のペニスを全部飲み込みきった。


「あ、あ、あ、あ!」

「ほら、全部、入った……」
「はぁ、はっ、は、ん、」
「すご、い!しの、か、、、溶けそ…ッ」

足に力をこめ、身体を堅くさせる篠岡。

255サカチヨ:2007/07/04(水) 23:33:35 ID:VO4Cvij2


「!」

篠岡が目を大きく開いた。

「さかえ…ぐち、くん!、そこ、だ…め!」
「う、ぅッ…え?どこ…?」
「や!や、は…、だめ、ダメなの、あぁああ」
ゆっくりと、探るように腰を動かす。
トロトロにぬかるむ結合部から、
ぶちゅ、と音がした。

一番奥のところを狙って突くと、一層大きな声をあげる。
お腹に力が入ってしまうようで、びく、と全体が揺れる。
「〜…!ッあ、あ、あ!!」

「こ、こ…?しのーか、ココ、きもちーの?」
「あッ!!は、はぁ、う、や、やだ、そこ、ヤだッ…!ひゃ、ぁ!」

頬を上気させて、目は潤んでる。
いやいやをしながら、それでも腰が自然に揺れている。
もっと深い所に当てようとするように、
ゆるゆると腰をこすりあわせてくる。

「!ひ、あ、、あ、あ、あ、あ、あ、…」

「腰、自分から動かして…しのーか、ヤラし、、!」
うずうずとした快感が俺を埋め尽くして、
激しく揺さぶりたい衝動に駆られる。
「そんな、ことにしたら…も、俺ガマンできない、よッ!」
熱く脈打つペニスを、篠岡の一番イイところに、強く打ち付けた。
何度も何度も、最奥に届くように激しく穿つ。

「! や!!だ、め!!あ、ダ、メッ!あ!!ッッ」
「すご、すごい…ッ、気持ちい、うッ、う、しの、か」


もう止められなかった。
熱い粘膜が直接こすれ合う刺激に、
全身が飲み込まれていく。
にゅる、にゅるッ、と、更にとろける結合部。
256サカチヨ:2007/07/04(水) 23:35:27 ID:VO4Cvij2


「…!……!…ッ、
 きもちいい、きもちいッ、!!さか、ぇ」

「はッ、、はっ、!は、、はッ、、」


ベッドが、ぎしぎしと激しく軋んだ。
ぱち、ぱちん、と肌同士がぶつかる衝撃を感じる。
動くたびに、汗が篠岡の身体の上にポタポタと落ちた。


うねるような快感が後から後から沸き起こってきて、
限界を迎えようとしているのがわかった。

掠れた声で、気持ちいい、と何度も呟く篠岡。


「も、ダメだ…!あッ、あ、ダメだしのーか、あ」
「はぁッ、は、はぁ、さかえぐち、く……一緒、に、いっしょに…!!」


ガクガクと身体を震わせる彼女。
中がぐちぐちと複雑な動きをして、
奥から苦しいほど締まった。

必死に我慢していた射精感が、一気に頭のてっぺんで弾けた。

「しの、か、好きッ、だ、!ハァ、はッ、好きッ…」
「好き、ぃ、あ!ァ、大好き、好き、好き、……!!」

お互いに、『好き』を吐き出し続ける。




なにもわからなくなる一瞬がきて、

俺は篠岡のお腹の上に、ビュクビュクと大量に精を放った。
257サカチヨ:2007/07/04(水) 23:39:08 ID:VO4Cvij2




ティッシュの箱を持ってきて、彼女のお腹の上に出した精液を拭う。

彼女は、トロンとした顔で、まだ拭えていないところに手を這わせ、
指で、精液をぬるぬると肌に伸ばす。
「えへ、…栄口くん、の」

その様子を見ていると、また腰がズクン、と疼いて、
今出したばかりなのに、もう一度勃ちあがるのを感じた。


下も拭おうとティッシュを何枚か出して、手を伸ばす。
「や!そこは、自分でするから、いいよ、!」
と、ティッシュを奪われた。ごそごそ、とそこを拭っている彼女。
なんだかいじらしくて、後ろからぎゅっと抱きしめた。


「…あ。血……」
「!ほんとだ、痛い?大丈夫??」
白いシーツにも、赤い染みができていた。
「ん。でも、ど…しよ。シーツ、」
「洗濯、俺がしてるから…なんとか、ごまかすよ」

ちゅ、とほっぺにキスをして、もう一度唇にも。
胸にゆるゆると触れる。
「ちょ、っと、まだダメ、だよ」
「んー…だって気持ちいいんだもん」
「も〜…」



「ただいまー!!」
玄関で大きな声がする。

2人ともビクッ!と飛び上がった。
「ヤバい、弟だ!服、服着て!!」
「えッ、うん!」
篠岡は慌ててなんとか裸の上半身にシャツを着て、
ボタンを留めることができたが、パンツまで履く余裕がなかった。
ど、どーしよう!

「兄ちゃーん?帰ってんのー?」
トタトタと階段を上がってくる音。
容赦なくガチャリと部屋のドアを開かれた。

「お、おー。お帰り」

「あれ?誰?その人。…あッ!カノジョー?」
「、は、じめまして…」
「兄ちゃんやるなー」
「うるさいよ!お前どっか行ってろ」
「はいはーい」
そう言って、ケタケタと笑いながら別の部屋に行ってしまった。

「あ〜、危なかった!部屋に鍵ないからさ」
「うん、冷や汗かいたよー」
2人で向かい合って、ため息をついた。
258サカチヨ:2007/07/04(水) 23:39:55 ID:VO4Cvij2


「…しのーか、ボタンかけちがってる」
「栄口くんもTシャツ、前後ろ、逆だよ…」

顔を見合わせて、プッと吹き出した。



「篠岡、大好きだよ」
「うん。知ってる」








言葉は、するりと身体のなかに入り込む。
指を繋ぐだけで、甘く痺れて涙が溢れた。
259サカチヨ:2007/07/04(水) 23:40:37 ID:VO4Cvij2
終わり。
260名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:43:36 ID:FZSnzwkq
萌えすぎて鳥肌たった!
やっべー、栄口の時代が来た。
261名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:48:50 ID:ou+r0mbQ
二人とも可愛すぎる!神、激しくGJ!!!
栄口が読みたいって書いたうちの一人なんだけど、
希望書いてみてホントによかった。
萌えをありがとう!!!
262名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:49:19 ID:ldsOxfTl
うわあああああああ
上手すぎてオダチヨ投下できない!!

GJです>>259さん!
263名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:51:26 ID:QBZpzt/5
すげー人だ
264名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:52:00 ID:ChM6Q0g1
>>262
いいから投下汁!
265名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:54:01 ID:AALJAiT3
GJGJGJ!!!!
ブラボォーーーー!!
266名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:54:05 ID:hpf1MAFm
>>262
全裸で待ってるので、助けて
267名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:54:18 ID:N4NeUJJl
ぎゃああ!!!なにこの神wwwwwwwww
栄口も千代ちゃんも可愛すぎだろおおおおおおおおwww
うわあああなんか俺までドキドキしちゃってるww


>>262
オダチヨは明日の楽しみにとっときたいですw…ダメかな?ww
268名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:54:23 ID:wXLq3vaS
やべー栄口に興味なかったのに激しく萌えた自分がいる。
サカチヨもいいもんだな…( ・∀・)イイ!!
甘くてエロくてGJ!!!

>>262
いいから投下してけろ!オダチヨ読みたい!今日は祭りだ
269名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:56:05 ID:AALJAiT3
オダチヨオダチヨ!!
270名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:57:13 ID:EtMh/Ffw
切ないやら甘酸っぱいやらエロいやらでGJです!
ここしばらくずっと千代ちゃんのターンでニヤニヤが止まらない
>>262
正座して待ってるからお願い
271名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:59:39 ID:nqoeR1DM
なにこの神パロ……しげえぇえ!!!
栄口の家庭のこととか、描写が細かくてすごいな。。
たまには甘えたいよね、栄口だって。

う〜〜〜ん、エロくてGJGJGJGJ!!!
272おだちよ:2007/07/05(木) 00:07:36 ID:YuAD/k6q
「静かにしいや。アンタ、西浦んとこのマネージャーさんやろ」

「そ、そうですけど・・・」

「丁度良かった。俺、セフレ探してんねん。相手してくれへんかな」

「せせせせせ、セフレー・・・!?!」


あちゃー、ストレートすぎるのも、アカんな。
せやけど西浦んとこのマネージャー、ほんま可愛いよなぁ。羨ましいで。
こんな可愛い子おったら、練習はかどらんて、マジで。

「なぁ、お願いだって・・・俺だって、禁欲辛いんやで?」

「ふぇえええ?そ、そんなぁ・・・」


なんや、こいつ処女か。

「わい、経験あるて。大丈夫や。痛くはせえへんって」

これはほんまの話。けど、痛くしないなんてのは分からん。
なんせ夢中になると、女のことにまで気が回せられへんしな。

それでももじもじして、なかなか答えを出さない。
―まぁ、可愛いしな。時間をかけて落とすのもアリやろ。
273名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:11:51 ID:YuAD/k6q

いやでも、冷静に考えてみると、西浦の捕手、なかなかかっこええからな。
喰われる前に喰っとくべきか?

「いきなり変なお願いして悪かったなぁ。すまん」

「ひ・・・いいいええいえ、そそそそ、そんなぁ・・・」

「なぁ、向こうに売店あるんや。そこまでついてきてくれへんか?」

「え、あ・・・あのぉ・・・」

「な、お願い」



「・・・は、ハイ」


まぁ売店なんて元々ないんやけど。
さっさと犯って、このもうギンギンな俺のを、なんとかせえへんと。
人に見られたら恥ずかしいて。



「すまんな、ちぃとおとなしくしてくれへんか」
274名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:14:37 ID:YuAD/k6q
織田の手は、篠岡の口を塞いだ。

「いいこと・・・せえへん?」



そう言うと織田は、篠岡の大きな胸を服の上から、少し乱暴に揉み始める。

「なんや、そこまで胸ないんや。あ、いいんよ俺、そっちのほうが好きやし」

「んっ・・・はぁ・・・っ・・・」

織田の手は、一定の速度で、篠岡の小さい胸を何度も揉んでいる。
その小さい胸の突起が立っているところを、織田はもう手のひらで感じていた。

「あ・・・んっ!・・・あっ・・・・んんっ・・・」

「あ、苦しいな。すまん」


この女は俺には抵抗しないんや。 そう確信して織田は、少し激しく胸を揉み始める。

「あ・・・んっ・・・織田・・・さんっ、こんなこと・・・だめです・・・よっ・・・あっ・・・」

「そう言われても・・・そんな気持ち良さそうな顔されたら、やめようにもやめられへんやろ」

篠岡は声をあげないように我慢していた。だって外に聞こえてしまうかもしれないから。
そんな我慢している篠岡が可愛くて、織田はもう少しいじめたくなってしまう。
275名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:18:15 ID:YuAD/k6q
「なんやここ、立たせとるやないか。案外、アンタ気持ちいいんやろ?」

「そ・・・んなこと・・・あっ・・・ないですよおおっ・・・」


織田の大きな手が、篠岡の小さな胸を揉むには大きすぎて、バランスが合わない。
だが篠岡は、はじめてのその感覚にただ快感を味わい、織田のいいようにされるままだった。

織田の手が動き、篠岡の服をやぶる。
実際に見てみてもそれは小さかったが、織田にとっては重要なことでは無かった。

「ちょい、声我慢するのキツいんちゃうか?これ。我慢出来たら、やめたるわ」

そう言うと、織田の親指と人差し指が、篠岡の胸の突起に触れる。

「ひ・・・んっ!!」

「声、我慢しなくてええって。寧ろ聞かせてくれへんか?篠岡さん」

と、耳元で言いながら突起を触り続け、そして、その指がその突起をつまんだ。

「ひぁんっ!」

「いい声で鳴くな。篠岡さん、気持ちいいかい?」

織田の指が、突起に集中した。

触れる直前で離したり、または急につねったり。

「あ・・・っ!織田・・・さ・・・んっ・・・ひぁあっ!・・・わたし・・・あっ!あの・・・」

「なんや?」

聞いといて織田は、篠岡の突起をいじくりまわす。

小さくて可愛く見えるその突起は、篠岡にとって、相手に少し触れられるだけでも快感だった。
276名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:22:25 ID:YuAD/k6q
「よ、用事が・・・あっ・・・、あって・・・あっ!」

「用事?なら、なんで抵抗しないん?」

「!」


「篠岡さん、アンタ、自分だけ気持ちよくなってもらっちゃ困るんや。俺の、どうにかしてくれへんか」


そう言うと織田は、上と下、両方を脱いだ。

「あぁ・・・わぁ・・・」

その逞しい身体つきと、下半身にあるモノに、釘付けになってしまった篠岡は、自分の下半身にも
異変が表れはじめたことも知らず、その身体を思わず見てしまう。

「じろじろ見られると恥ずかしいやけ、それに、これ、どうにかしてくれや」


「どど、どどどうすれば・・・」

「口で、って、理解できるか?」



「く、口でっ!!??」
277名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:28:08 ID:YuAD/k6q

「なぁ、あとでもっといいことしてやるから、俺も気持ちよくさせてくれや」

「え・・・えぇえ!!?口で・・・これを・・・」



篠岡は、口で の意味が分からず、呆然として織田のそそり立つモノを見、恥ずかしがっていた。

「なんや、わからんのか、ちょい待て。口、開けてくれへんか」


篠岡は戸惑いつつも、小さく口を開ける。

「こうやるんやで」



そういうと織田は、自分の肉棒を篠岡の少し濡れた唇にあて、その入り口を広げる。

「噛まないでくれな」

篠岡の頭を織田はつかみ、自分の肉棒が少し奥まで入ったことを確認すると、掴んでいる頭を少し乱暴に動かす。

「ふぁ・・・あんっ・・・んー!んっ・・・」

「ぎこちなくてええのぉ、舌も使ってもらえると、いいんだがなぁ」


くちゅ・・・くちゅ・・・ と、篠岡の唾液で濡れてきて、卑猥な音が出る。

「お、織田さん・・・なんか大きくなって・・・」

「ああ、俺が気持ちい証拠や」
278名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:32:15 ID:YuAD/k6q

篠岡は目をつぶりながら、織田のものを必死に咥えた。
そのぎこちない動作が、織田の肉棒を刺激し、限界まで大きくさせる。

「し、篠岡、口、離して」

「ふぇぇ?えっ・・・と・・・」

「ま、間に合わへん・・・んっ!」

「え?ふぁああんんっ!」


織田の肉棒から、精が放たれ、篠岡の口の中に広がる。

「あー、あ、すまんね・・・」

「んっ!ゴホッ!ゴホッ・・・」

篠岡の唇から、白い液体が垂れる。そして、篠岡の太ももに落ちた。
その雫は、篠岡が少し、「男」を知った証拠だった。
279名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:35:39 ID:YuAD/k6q
「どうする?続き、やるか?」

「えぇ・・・っと、あの・・・続きって・・危ない・・・ですか?」

「あー、んっとなぁ、ちょっと痛いけど、さっきより気持ちはええで」

「あ、あの、部活に支障は・・・」

「んー、無いな。ちょっと女っぽくなれるかもしれへんがな」


篠岡は顔を赤らめて、申し訳なさそうに言った。

「わ、私・・・やめとき・・ます」

「何でや!もっと気持ちええこと、出来るんで?」

「で、でも私怖くて・・・え、あっ!」

篠岡の見ているものは、気づいたら織田の身体ではなく、青い空だった。


「すまんな、篠岡さん、ここまで来て辞めるなんて、出来へんよ」

「お、織田さんっ・・・はぁ・・・んっ!」
280名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:43:55 ID:YuAD/k6q

織田のごつごつとした指が、篠岡の下半身の割れ目へ伸びる。
ただ、なかなか窪みには触れず、周りのなぞるようにして、織田の指はいやらしく動く。

「は、あぁっ・・・織田さんっ・・・いっ!んっ・・・あっ・・・」

「分かるか?篠岡さんのここ濡れてるって意味。気持ちいいってことやで」

「そ・・・んなっ・・・あっ!んっ・・・あぁっ!」

織田の指が、その膣内に入る。その衝撃は、篠岡にとって、少し過激過ぎた。

「ああぁぁっ!」

「おっと、感度ええな。本当気持ち良さそうや、ええ顔だ」

そういうと、織田のかわいた唇が、篠岡の濡れて少し光っている唇と重なった。
織田の舌が篠岡の中に進入し、口内を荒らす。勿論、下半身での指の運動は止まっていない。

唇を離したとき、篠岡のそこは先ほどと比べ物にならないくらいに濡れていて、織田の手を篠岡の液体で包む。

「あぁ、じゃあちょっと我慢やね、気持ちええからな」



そういうと織田は自分の人指し指と中指で、篠岡の膣内を弄る。

「ああっ!織田さんっ!あっ!んっ・・・はぁっ!」

織田の人指し指と中指が入ると、篠岡の膣内はそれを拒むように締め付けてくる。
281名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:50:15 ID:YuAD/k6q
「なぁ、そろそろええか?」

「ああぁっ!な、何を・・・で、すかぁっ!あっ!」


それには答えず、織田は笑顔を作って、二本の指で何度も膣内をいじる。
篠岡の心臓はとても早く鼓動を打っているのが織田には分かった。だからなるべく早く終わらせてやろう、と思い織田は、その指でまた別な場所を弄る。

そこを弄った途端、篠岡の膣内はまた締め付けてきた。が、それは一時的なものであった。

「いくで」

「ふぇっ?あ、あぁぁああっ!」


篠岡の体がぴくぴく痙攣したあと、織田の指を締め付けていた膣内は篠岡の愛液だらけだった。
はじめてのことにとても戸惑っていた篠岡だが、そんな様子を顔に表すことは出来ず、ただ目をつぶって快感に浸ることしか出来なかった。


「はぁ・・・はぁ、織田・・・さん、もう・・・わた、し身体が・・・熱くて・・・」

「あぁ?これからが本番やて」



織田は自分の肉棒を右手で持ち、篠岡の膣へと近づける。

「なぁ、これをこの膣内へ入れるんやで。さっきよりか気持ちがええ。じゃ、そういうことで」

と言うと織田は両手でまだ少し痙攣している篠岡の脚を開き、肉棒をあてがう。
282名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:57:26 ID:YuAD/k6q
「はぁ!あぁあっ!織田さんっ!なんか・・・わたし身体がおかしいです・・・あっ!」

「―挿れるで」

篠岡の膣内に、織田の大きな亀頭が入る。すでに濡れていたそこは、織田の亀頭をすんなりと受け入れられた。

「あっあぁああっ!な・・・に、これ・・・あぁあっ!」

「気持ちええだろ、こんなもんじゃ、ないで」

そう言うと織田は腰を少し動かし、更に奥へと進む。

「あぁっ、あっ!あぁっ!」

「声、あげすぎやて、これからなのに。・・・動くから、歯ぁ食いしばって我慢してな」

篠岡の膣内に侵入した織田の肉棒が、少しずつ動きはじめる。
織田が腰を動かすたびに出る篠岡の声に、織田は興奮をしていた。

「あんた、ほん、まエロすぎやて。てか、キツ・・・」

「あっ、ああっ、ひやぁっ、ひ、あっ!んっ!」

そうそう、それだよ。その苦しそうだけど、気持ち良さそうな表情。
それを見ると興奮してしまう。

「なぁ、二回しか会ったことのない男にこんなことされて、ほんまにええのか、アンタ」

そう言うと織田は、答えを言わせないように、更に激しく、腰を動かす。
283名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:02:14 ID:YuAD/k6q
「あっあっ!んっ!やっ!ああぁっ!んっ!織田さんっ!も、もうっ・・・」

「ぬぁっ、お、俺も、そろそろ・・・やで。篠岡っ・・・」

篠岡の身体が、がくがく揺れるくらいに、織田が腰を動かす。
織田のその肉棒で侵されている膣内は、織田をきつく締め付ける。そして、

「し、篠岡っ・・・」

「ああぁぁっ!」



絶頂の寸前に膣内から離れた肉棒は、織田の髪に白い液体を大量に放出した。
篠岡の身体は先ほどよりも長く痙攣し、篠岡自身がその場に倒れてしまった。


「ふー、本当にすまんかった。な、また今度」

そう言って織田は、全裸の篠岡に、自分の上着を被せてあげたのだった。
284名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:02:58 ID:YuAD/k6q
投下間隔開けすぎでしかもお目汚しすみません。
挿入シーン初書きです。下手なのでスルーしてやってくださいorz
285名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:14:57 ID:dWOCwCqM
>>284
GJ!!エロいよエロいよー!淫乱っぽい千代ちゃんモエ。
つか織田もヒドイやつだよ。

ずっと張り付いてたのでやっと寝れる…(つ∀-)オヤスミー
286名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:17:26 ID:iPQQzne+
なんという織田
いきなりハードすぎるw
287名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:24:30 ID:WY6xogAF
織田ったら、なんてマイペースw
しかし、エロくてよかった
288名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:27:39 ID:cNS8xfwJ
GJ織田エロスww
しかしある意味男らしくってかっこ良かったぞ。
289名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:34:53 ID:mtnHLFSA
神すぐるwwww
栄口も織田も千代ちゃんも
みんな萌えた(´∀`)

やばく良スレ。
290名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 02:27:22 ID:wRsKcX1v
関西弁がおかしくて萎えた
291名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 03:03:30 ID:0eiGwQic
サカチヨの職人さん、アベモモ、前スレ・ハナモモ、前スレ・レンルリと同じ人だな
…すごい人だ……
292名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 03:37:27 ID:NE6ejM9a
くあぁぁ!!こんな祭に乗り遅れるとは不覚だ…

>オダチヨ神様
GJです!!マイペース織田wエロくて良かったです!

>サカチヨ神様
いつもありがとうございます!!もう、萌えすぎて読んでる自分がジタバタしてました(危
今後もよろしくお願いします、ゲンミツにっっ…!!
293名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 07:50:28 ID:RfiaHN5m
うはwwwサカチヨ、オダチヨ神すぎるwww職人さんGJです!
294名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 11:50:30 ID:k6UVbzAT
サカチヨの完成度は異常。
295名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 17:06:27 ID:RtZvGsdf
うん、サカチヨいいね。

このほんわか雰囲気で、アベチヨも見たいなあ。
296名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 17:27:04 ID:dWOCwCqM
アベチヨ書こうと思うんだけど付き合ってる設定でもおkだろうか?
297名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 17:41:19 ID:ivkob3yN
>>296
全然おk。読んでみたい。

>>7の阿部は鬼畜でエロエロで神。非常に抜ける。
だから逆に優しい阿部をね、見たいんですよ
298名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:20:05 ID:Tk1iL4FJ
アベチヨwktk

正座して待ってるよー!
299名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:29:03 ID:nI8A8OcG
中学からの想いをぶつける阿部を襲うよーなしのーかと、
女に免疫なくてあわてる阿部が読んでみたいです
300名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:46:10 ID:cNS8xfwJ
>>299
それめっちゃ見たい。
301名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:13:05 ID:Tk1iL4FJ
モモカンのターンはまだかいのー
302名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:52:28 ID:UkbwS7pW
>>296
アベチヨ楽しみにしてます

>>299
確かにそういうのもいいなww
想像しただけで萌えた
303296:2007/07/05(木) 22:32:43 ID:dWOCwCqM
ちまちまと書いているんだけど凄い長い…。
そしてまだエロシーンに入ってない…。
アニメ放送までに書けるのか、俺。

>>299
そういうのもいいなあー今度書くわ。
304名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:03:30 ID:gFaVM0zU
>>303
わー。楽しみにしてます!
焦らず頑張ってください。
305名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 04:02:52 ID:x/Vw7NNo
ラブラブな花井×モモカンが見たい

西浦の燻し銀、巣山の話も読んでみたい!
職人様おながいします…


亀レスだが、
>>232 栄口×千代 すごいな。
切なくて可愛くて、エロくて、神にも程がある。
過程を作りこんでる話は大好きだ!!

千代ちゃんのオナニーシーンはすごかった。俺の中で何かがはじけたw
306名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 05:21:13 ID:D53qsw+v
織田下手すぎ
307名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 08:41:17 ID:39F9tch5
>>232
サカチヨ最高ですっ!
栄口が甘えるところの双方の描写に萌え。
栄口って絶対いい旦那、父親になるよ…!


アベチヨwktkで待ってます!
阿部ってツンデレだよね…
308名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 14:27:03 ID:o7fy2Cju
サカチヨすげえな、本当に。なんでこんな切ないんだ・・・
栄口ってほんと、良い人だもんな。でも彼なりに葛藤があってさー
それを千代ちゃんがしっかり受け止めて、彼にもやっと安心できる場所ができたんだな
うーん素晴らしい。甘える栄口に萌えた
309名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:40:34 ID:IBDyxb70
栄口いい人だけど、練習後風呂にも入らないで
いきなり処女の篠岡に舐めてって言うのスゲーな。

まあ、ここの作品は大体そうか。
310名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:51:02 ID:o7fy2Cju
でも風呂にいそいそとはいって、
「さ!やるか!!」ってなるのはなんか不自然だしエロ度が半減する
千代ちゃんもオナニーするくらいエロいんだから、そのぐらい大丈夫だよ

栄口が、「俺のこと考えながらオナニーしてた?」って聞くとこテラエロスwwwwwwww
弟帰ってきて慌てて服着て、Tシャツ後ろ前とかカワユスwwwwwwwwwww
311名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 18:49:58 ID:mGNO13xy
可愛いくて良いよね

>>299
篠岡に迫られてうらやましい
阿部はかっこつけて断りそーだな…
312296:2007/07/06(金) 21:00:31 ID:3KOJl7BH
アベチヨ投下します。昨日はアニメ見て終わりませんでしたサーセンw
長いです。試合を捏造してます。
エロシーンのみモノローグに定評のある阿部視点です。
313アベチヨ:2007/07/06(金) 21:02:18 ID:3KOJl7BH
今日も暑い一日が始まる。


一週間前。

美丞大狭山との熱戦を制した西浦高校は、次の準々決勝で惜敗した。
続く激戦で皆の疲れはピークに達し、
本当に皆頑張ったけれど、負けてしまった。
悔しくないと言えば嘘になるけれど、
新設校であり、初出場でベスト8まで残った功績は
称えられるべきとして、ローカルだが県のテレビでも
微少ながらも取り上げられ
野球部の活躍と噂は学校中に広まった。

準々決勝が終わり、一年目の夏が終わり、本格的な夏休みが訪れる。
しかし野球部に休みはない。
これからも変わりなく、毎日朝から夜遅くまで練習は続く。
今日は週に一度のミーティングだけの日なので、
午前中で終わる予定ではあるけれど。
314アベチヨ:2007/07/06(金) 21:03:33 ID:3KOJl7BH
しのーか!」
「あ、花井君、お疲れ様」
「おーお疲れ。今日も阿部は休みだな。熱だっけ?あいつ大丈夫なのか?」
「んーどうだろ。今日で二日目だもんね」

ミーティングで話し合った事を纏めようとノートに向かっていた時
主将である花井君が声をかけてきた。

「捕手がいないとなー、守備練ん時大変なんだよな。
昨日だって、三橋も阿部がいないと気のねえ投球するしさ」

田島君が代わりに務めるけれど、やはり西浦の正捕手は阿部君ただ一人。
捕手は現場の指揮官であり、監督なのだ。

「水谷なんか阿部がいないと思ってなんかダラけてっし」
「うんうん、そうだよね。いつもの阿部君の怒鳴り声が懐かしいよね」
「まーな。ま、水谷モモカンに怒られて頭握られてたけどな」

あははと二人で笑いあって、すぐに静寂が訪れる。
はあっとため息を吐くと彼氏である阿部君の顔が浮かんできた。
315アベチヨ:2007/07/06(金) 21:04:45 ID:3KOJl7BH
捕手をしている時のキャッチャーマスク越しに見える真剣な顔。
休憩している時のぐったりしている顔。
おにぎりを頬張って食べる高校生らしい顔。
そして、恋人である自分だけに向けてくれる笑顔。


阿部君…大丈夫かな?と心の中で呟き俯く。
実は彼が休んだ事を知ったのは自分が最後だった。
彼氏ならば一番に自分に知らせてくれてもいいのに…と
言葉にはしなかったけれど本当は凄く引っかかっていた。
こんなことで憤りを感じる小さな自分を知られたくなくて、
一度言葉にしたら何を言ってしまうかわからなくて
まだ彼には大丈夫?の一言もメールもしていない。
316アベチヨ:2007/07/06(金) 21:05:51 ID:3KOJl7BH
「なあ、今日はもう練習ないし、阿部んち行ってくれば?」
心配してくれたのか、察してくれたのか花井君が唐突に提案した。
「え?…でも」
「いいじゃん。お前ら付き合ってんだろ、見舞いだよ見舞い!」
「迷惑じゃないかなあ?熱あるんでしょ?」
「いいじゃん、あんまり酷いならすぐに帰ればさ。顔見せてやれよ。
それに今日のミーティング内容の資料も渡してやってほしいし。
あ、これ口実な!」

そういってニカっと笑い、ポンっと私の手に資料を渡した。
その笑顔につられて私まで笑ってしまう。

「花井君っていい人だね」
「おー。いい人だろ」
「うん、じゃあ、行ってきます」
「早く出て来いって伝えといてくれよ」
「わかった!」

ノートと資料をまとめて鞄に放り込む。
足はすぐに動いた。早く阿部君に会いたい。
ジリジリと焼け焦げそうな空の下、急いで駅まで自転車を走らせた。
317アベチヨ:2007/07/06(金) 21:07:51 ID:3KOJl7BH
阿部君と私の家は正反対の為、いつもとは違う電車に乗り込む。
一応お見舞いに行くからと断りの電話をいれたのだけど、
阿部君は寝ているのか反応がなかった。
突然だし失礼かなとは思ったけれど、もう止められない。
電車も、私の気持ちも。
会って声が聞きたい。抱きしめたい、抱きしめて欲しい。
阿部君と付き合ってもう二ヶ月近く経つけれど、
同じクラスだし、夏休みになっても野球部の練習があったから
顔を見ない日なんて一日だってなかった。
当たり前のように毎日会っていたから、
あんな幸福を当たり前のように受け取ってたんだ。
初めて心に訪れた焦燥感。
たった二日会えなかっただけでこんなに苦しい。
早く早く早く。
ぐるぐると思考がめぐり、頭が沸騰しそうになりかけた所で
切望していた駅名のアナウンスが響いた。
急いで電車を出て、階段を下りて、駅構内の途中にあったお土産屋でゼリーを数個買って。
改札をくぐって何回か行った事のある彼の家へと走り出した。
318アベチヨ:2007/07/06(金) 21:09:13 ID:3KOJl7BH
ピンポン、と控えめなベルが鳴り、
ハイハイという声と共に阿部君のお母さんが顔を出した。

「まあ、千代ちゃん?」
「こ、こんにちは」

何度か会った事があるとはいえ、彼氏の親に会うのは緊張する。

「お見舞いに来てくれたの?ありがとうね!上がって上がって!」
「は、はい。おじゃまします。あ、あのこれお見舞いです…対した物ではないんですけど…」
「まー!ありがとう千代ちゃん。タカも喜ぶわよー」

たぶん今起きてると思うんだけど…
と言いながら階段を上がるお母さんの後を付いていく。
阿部君に会える。
少し緊張しながら、でも嬉しさを隠しきれない自分を不謹慎だと思った。

「タカー、起きてる?」

阿部君の部屋の前に立ってお母さんが声を掛けた。

「…今、起きたとこ」
いかにも起き抜けですというような声質で返事が返ってきた。
ガチャ。
部屋が開き、ボンヤリした顔の阿部君と目が合った。

「こ、こんにちはー。阿部君、具合はどお…ですか?」
「…」
「阿部君ー?大丈夫?」
「…しのーか?」

阿部君の顔が赤い。
それは熱のせい?それとも…。
319アベチヨ:2007/07/06(金) 21:10:30 ID:3KOJl7BH
「なーに照れてんのよ!あんたの彼女でしょうが!」
バシっと阿部君の背中を叩いて、
じゃあごゆっくりねーとお母さんは去っていった。
彼女とか言われると、は、恥ずかしいなぁ…。

「いってぇ…あんのババァ、マジで叩きやがって」
「ふふっ。あ、ごめんね突然来ちゃって…電話とメールしたんだけど
阿部君寝てたみたいだったから…」
「いや、すっげえ嬉しいよ、サンキュ」

そう言って笑ってくれた。
この感じ、久しぶりだな…心が温かい。
お湯に浸かってるみたいに胸の中が温まってく。
阿部君といるだけで。思わず涙が出そうになった。
心配かけたくないから、我慢したけれど。

「ねえ、熱は大丈夫なの?もう平気?」
「ああ、もう37度ちょいくらいだよ。ずっと寝てたから」
「良かったぁ」

言いながらペタリとベッドの傍に座り込んだ。
320アベチヨ:2007/07/06(金) 21:11:43 ID:3KOJl7BH
「悪かったな、心配させて。だいたい熱出すなんて情けねーよな」
「連戦だったもん、きっと疲れが出たんだよ」
「疲れんのは皆一緒だろ。それに…
三橋にも体調悪くしねーよって言ったのに…」

昨日の三橋君の気のない投球の様子を思い出していた。
本当にこのバッテリーはお互いに依存してるんだなって思って。
その見えない絆に少し嫉妬した。

「阿部君…そんなに自分を責めないで。誰だって具合が悪くなる時はあるよ。
それに、部の皆誰も責めてないからね」
「ああ、わかってるよ。ま、篠岡が見舞いに来てくれるなら
風邪引いた甲斐もあったかもしれないしな」

そういって手を頭にポンっとして、撫でてくれた。

あ、私今凄い幸せの中にいる。
甘い幸福感が胸の中を満たして、胸が、心が苦しい。

「ねえ阿部君…私凄く会いたかったんだけど…
でも、なんで風邪引いたって私に言ってくれなかったの…?
私、ずっと心配してたのに…」

阿部君と目が合って、もう片方の彼の手に自分の手を重ねようとしたその時。
321アベチヨ:2007/07/06(金) 21:13:03 ID:3KOJl7BH
「はーい二人ともおやつよー。千代ちゃんが持ってきてくれたゼリー!」

お母さんが明るい声と共に部屋に入ってきた。
慌てて手を引っ込めて、阿部君も私の上に乗せていた手を下ろす。
うわあ、恥ずかしい…!

「あら、お邪魔だった?あはははごめんねー」
「い、いえ大丈夫です」

何が大丈夫なのか分からないけど思わず反射的に返事をしていたのだった。

「母さん、ノックくらいしろよ」
「何よーノックしなきゃいけないことでもしてるのかしら?」
「くっ…何言ってんだよ!いいから早く出てってくれよ」
「まー何よそのモノイイは!まあ良いわ。
お母さんちょっと買い物行って来るから、今度こそごゆっくりねー。
千代ちゃん、申し訳ないけど、この子の面倒少し見ててくれる?」
「あ、はいっ」

そう言うとお母さんは階段を下りていき、その後すぐに玄関のドアが閉まった音がした。
阿部君は心底疲れた、という顔をして部屋のドアを睨みつけている。
322アベチヨ:2007/07/06(金) 21:14:29 ID:3KOJl7BH
「はー…悪いな、なんか変な母親で」
「ううん、面白くて素敵なお母さんだと思うよー」
「だいたい病人の部屋でごゆっくりって…ありえねーよ」

頭が痛い、とでも言うように阿部君が頭を抱えている。
そうだよ、私お見舞いに来たんだった。
勿論会いたいっていうシタゴコロもあったわけだけど。
自分の浅ましさに気づく。私、会いたいって気持ちばかりで
阿部君の体調のこと忘れてた…?
さっきも、教えてくれなかった阿部君の事責めた?

「ごめんね、そうだよね、阿部君病人なんだもん。
あんまり長居したら体にも良くないもんね!
あ、ねえこれ、花井君から。今日のミーティング内容の資料なの」

思わず早口になってしまう。阿部君の返事を聞くのが怖い。
だって阿部君が心配なのは本当なのに、
その心配の下に隠された嫉妬心に気づかれたような気がしたから。
なんて自分勝手な女だろうって思われたかな。どうしよう。
顔をあげてもいないのに、阿部君の強い視線を感じる。

「ごめんねっ!私そろそろ帰るね?阿部君具合悪いんだもん」
「篠岡!」
323アベチヨ:2007/07/06(金) 21:16:19 ID:3KOJl7BH
立ち上がろうと力を入れた左腕を引っ張られて、バランスを崩した。
思わず零したきゃっと言う声と共に、阿部君のベッドの端に転がる。
そろそろと目を開けると、ベッドの中で座っていた阿部君の胸元にしがみついていた。

「ご、ごめんなさいっ」
思わず離れようとすると、阿部君が背中に手を回して固定する。

「なあ、さっきの答えだけど。風邪引いた時お前に言わなかったってやつ」

ビクっと体が震えた。
自分の嫉妬心が恥ずかしい。子供みたいでバカみたいなのはわかってるのに。

「ごめんなさい!わ、私子供みたいな事言って、困らせたよね?ごめ…」

「篠岡に心配かけたくなかったんだよ。
お前いつも心配ばっかりするから。
それに、体調悪くなったなんて、三橋や他の奴にも散々体調管理の事
言っておいてまっ先に俺が倒れるなんて情けなかったから!
そんだけだよ…せっかく会えたのに、んなすぐに帰るなよ」


そういって俯いてた私の頬に触れて、顔を上げさせた。
至近距離にある阿部君の顔。まだ少し熱があるのか目元が赤い。
瞳が濡れてて凄く…色っぽいなぁ。男の子なのに。
どうしよう。私、阿部君が好きで仕方ないよ。
324アベチヨ:2007/07/06(金) 21:17:48 ID:3KOJl7BH
衝動だったのかもしれない。
私は思わず阿部君にキスをしていた。
「ん…」
首に腕を回して、唇を押し付ける。
息が出来ないくらいに深く。
「ん、はぁ…」
最初硬直していた阿部君も、やがて応えてくれた。
10秒だったのか30秒だったのか1分だったのか。
時間の感覚が分からなくなるくらいお互いの唇を貪って、
離した時には二人の間に唾液の糸が引いていた。

驚いた顔の阿部君と目が合って、急に恥ずかしくなって、俯いた。
私なにしてるんだろう…病人の阿部君襲って。

「ご、ごめんなさい私、私。
自分の気持ちばっかりで、ごめんなさい」
勝手に勘違いして、一人で嫉妬して、
恥ずかしさと自分勝手さに涙が滲んだ。
どうしよう、どうしよう。何か言って、阿部君。
325アベチヨ:2007/07/06(金) 21:19:02 ID:3KOJl7BH
「…俺、篠岡が来てくれてすげー嬉しいけど。
こうやって自分からキスしてくれんのも嬉しいし。
お前の気持ちが迷惑だなんて思ってねーよ。
俺だってお前に会えて嬉しくないわけないじゃん…」

恥ずかしそうに、顔を赤くした阿部君が抱きしめてくれる。
私だけじゃなかった。
私ばかり好きの気持ちが大きいような気がして、
数日会えなかっただけでバカだなぁ、私。
嬉しいよ、阿部君。好きだよ。
ありがと、と耳元で囁いて。
今度は嬉しさで滲んだ涙を阿部君の首元に押し付ける。
それは阿部君が着ていたシャツに吸い込まれて消えた。


「…ところで、篠岡が濃厚なキスをくれたお陰で
体が火照ってしかたねーんだけど?」
「え?」
326アベチヨ:2007/07/06(金) 21:20:01 ID:3KOJl7BH
そう言いながら私のブラウスのボタンをプチプチと外している。

「ちょ、ちょっと阿部君!熱あるんでしょ?ダメだよ…」
「平気だよ。もう殆どないし、んなに弱っちい体してねーよ」
「だって、そんな、突然」
「…夏大あったからもう3週間以上してねーじゃん。
もう俺そろそろ限界」

いつのまにかシャツを脱がされて、ブラを外されて
私の体は阿部君のベッドに沈んでいた。

「それに、うちの母親も言ってたじゃん。
ノックしなきゃいけないことでもしてるの?って。
ごゆっくりって言ってたんだから、期待に沿わねーとな」

そう言って私を見下ろした笑顔の後ろに「ニヤリ」という擬音を聞いたような気がした。
327アベチヨ:2007/07/06(金) 21:20:57 ID:3KOJl7BH
下から掬うように胸を掴み、揉みしだく。
白くて適度な大きさの柔らかすぎる胸は俺の掌を吸い込んで
まるでスポンジの様に形を変えていく。
はあ、と喘ぐ篠岡の呼吸を奪うように唇を塞いで、口内を舌で侵すと
遠慮がちに自分の舌を絡めてきた。

さっきの勢いはどうしたんだよ、と心の中で苦笑した。
縮こまっている舌を強引に引っ張り込み、思いきり吸うと
篠岡の体が揺れた。
ぴちゃぴちゃと音をたてて、まるで外国の映画で出てくるようなキス。
篠岡が、はぁと熱い息を洩らした。

「阿部君…ダメ…だよぉ」

篠岡は大きな瞳に涙を浮かべて見上げてくる。
ダメダメって人をその気にさせておいてそれはねーよ。
可愛い彼女のお願いだが、もう止められない。

それにこのダメは、俺の事心配しての意味だろ?
こうやって自分を気遣ってくれるのは嬉しい、
反面心配になる。
どこまでも他人を気遣ってくれる優しい彼女が。
いつかこいつが倒れる時が来る気がして怖いんだよ。
もっと頼って欲しい。気持ちをぶつけて欲しい。
328アベチヨ:2007/07/06(金) 21:21:46 ID:3KOJl7BH
ぷっくりと立ち上がった桜色の乳首を親指と人差し指で挟み、転がす。

「あ…んっ」

目を伏せて身悶える彼女を可愛いと思い、そのまま乳首を口に含んだ。

「あ…あ、ん、あっ」

口の中でコロコロと転がし、硬くなっていく乳首を舌で押しつぶす。
片方の乳首を指で転がして、引っ掻いたり、捏ねまわすと
耐えきれないと言わんばかりに身を捩りだした。

「篠岡、ここ気持ちイイ?」
「ん、うん、キモチ、イイ…」
「俺も。篠岡の体、すげー気持ちいい」

胸に顔を埋めながら、篠岡の体が軋むほどに抱きしめる。
裸の体同士がくっついて、密着する。
息を吸い込むと甘い香りがして眩暈がした。この香りは麻薬だ。
もっと堪能したい。
俺の愛撫で可愛い声を漏らす甘い唇も
きめ細かい吸い付くような柔らかな胸も
俺を誘うように濡れ溢れる蜜肉も

全部俺の物だ。
329アベチヨ:2007/07/06(金) 21:22:54 ID:3KOJl7BH
執拗に乳首を弄っていると篠岡の膝がゆらりと動いた。
すり合わせるようにギュっと太腿に力を入れている。
恐らく我慢できなくて、下も触って欲しいんだろうと思い、が下に手を伸ばしかけてやめた。
俺は篠岡を抱きしめたまま、勢いよく体を反転させた。
突然視界が逆転して目を見開いたまま硬直している篠岡に軽くキスをして
俺は意地悪く笑った。

「今日は俺、病人だから、篠岡がシて?」




俺の体の上でびっくりした表情を浮かべた篠岡は、
最初は戸惑っていたが徐々に女の顔になった。
篠岡の細い手が、パジャマ代わりに穿いていた俺のハーフパンツをそろそろとおろす。
既に猛り勃った俺自身が下着の下からでも痛いほど主張していた。
何度か体を重ねた事はあったが、篠岡はじっくりとそれを見る機会がなかったからか
うわあ…と漏らしながらまじまじと俺の物を鑑賞している。
「そんなに見られると恥ずかしいんだけど…」
「あ、あ、ご、ごめんなさいっ!!」
330アベチヨ:2007/07/06(金) 21:24:07 ID:3KOJl7BH
篠岡の指が先端に触れて少し弾くとぷるっと震えた。
ヤバイ、キモチイイ…。

先走りの液体が零れて、篠岡はそれを掌につけると
掌全体で全体を握ってきた。
亀頭を指でくりくりと弄り、先っぽの割れ目に液体を塗りつけて扱いたり。
指で輪っかを作って上下に動かされると
すぐにも射精感が背中を伝ってきた。

「ちょ、しのーか、タンマ」
「え?ダ、ダメ?」

上目使いで見つめられて更に加速しそうな射精感。

「ダ、ダメじゃないけど…なんか手つきがエロい」
「えーっ!?何それ!」
「ごめんごめん…なあ、口でしてくれない?」

戸惑いの表情を浮かべて、何か考え事をしていた篠岡だったが
うん、と呟きそっと俺のモノを両手で掴んだ。

赤い舌をチロっと見せて、先端に触れた。
ヌルっとした粘膜同士の刺激に思わず顔を歪めた。
331アベチヨ:2007/07/06(金) 21:25:05 ID:3KOJl7BH
「くあっ…」
「ん、は、、む」

ちゅる、ちゅくといやらしい音を立てて、口元が唾液に濡れている。
口を大きく開けてペニス全体を頬張って苦しそうな表情を浮かべている。

勿論気持ちよくさせる技術なんてないからただただ頭を上下に動かしたり
根元から舌を這わせたり、時々裏筋やカリに気をやるだけの愛撫だったけれど
俺は最高に気持ち良くて、何度も達しそうになるのを堪えた。

好きな女にこういうことして貰うってだけで
嬉しさと征服感が胸を駆け巡る。
篠岡を愛しいと思った。

「ん…も、もういいよ、これ以上はヤバ、い」
「んあ、でも…」

あああ咥えながら喋らないでくれ!
無理矢理篠岡の顔を剥がすとツーっと唾液が引いた。

きょとんとした顔で赤い舌を出して口の周りをチロチロと舐めている。
なんつうエロい顔してんだよ…とまんねーじゃん。
332アベチヨ:2007/07/06(金) 21:26:42 ID:3KOJl7BH
「じゃ、篠岡膝ついて立ってよ」

その言葉にノロノロと緩慢な動きで膝立ちになり、
俺は篠岡の体を前倒しにした。

「きゃっ!」

俺は早急に篠岡のスカートを取り去り、下着姿にする。
そのまま太腿の間に手を割り込ませて、足を開かせる。

「や、やだっ!阿部君!恥ずかしい、よ…」

下半身をむき出しにして、四つんばいでまるで獣みたいな格好をして、
本当にいやらしいよ。

せめてもの抗議なのか、振り返って両手で尻を隠そうとしてる。
その手を簡単に取って絡めて、片方の手で下着をスルスルとおろす。

下着と秘所の間にはすでに透明な糸が引いていて、
篠岡の感じたアトを見せつける。
333アベチヨ:2007/07/06(金) 21:28:12 ID:3KOJl7BH
「あ、いやっ!ヤダってばぁ…阿部、君…」

泣きそうな声をあげた篠岡に少し心が揺るぐが、それを無視した。

「恥ずかしい?でもキモチイイんだろ?お前のココ、凄い濡れてる…」

ヒクヒクと蠢くそこに息を吹きかけると、篠岡の腰と尻が動いて
愛液がトロっと太腿に流れた。

「すっげ…濡れすぎ」
言いながらぬかるんだソコに指で触れた。

「やあ、ぁあ…ッ!」
ちゅぽ、ちゅぽ、と卑猥な音を奏でながら指の出し入れを繰り返すと
更に液がこぽっと音をたてて溢れた。

「あ、あああ…〜〜〜ん、や、だめェ、ッ!」
「さっきからダメダメって、本当は気持ちイイんだろ?
大洪水なんだけど、篠岡のココ…」

「だって、、いやああ、ん、」

周囲の蜜肉を指で開いたり閉じたりさせると
どろどろに濡れきった鮮紅色の花弁が痙攣した。
指を2本に増やしてグチャグチャと激しく抽挿を繰り返していくと、
篠岡の中がキュっと締まった。

「ここ?」
「いや、やあ、あべ、くんっ!あああ〜ッ!」

叫びに近い歓喜の声を上げて、篠岡は達してしまった。
334アベチヨ:2007/07/06(金) 21:29:38 ID:3KOJl7BH
はあ、と枕に顔を埋めて、弛緩しきった体。

「まだ…終わらないからな」
まだ四つんばいのままの篠岡の尻を掴むと、上に高く上げる。

「あべ、くん、も、ダメだってばぁ…」
涙目の上気した顔をこちらに向けて抵抗しようとするが、お構いなしだ。
閉じようとする太腿を掴み、左右に開く。
遮る物のない剥き出しの粘膜に、長く出した舌を近づける。

「んん、やぁ」
泣き出しそうな声を上げた篠岡のソコに
熱く濡れた舌がやんわりと触れ、割れ目を押し割りながら侵入した。

飴玉を舐めるみたいに敏感な蕾が転がして、
ビクビクと痙攣を繰り返すソコに鼻先を埋めた。
貪るように唇を押し当てて、ピチャピチャとワザと音を出して啜る。
勃起した蕾を美味しそうに強く吸い上げた。
次の瞬間。

「いやあああ…!吸っちゃ、や、、ああああッ!」

曝された羞恥すらも忘れたかのように、篠岡は激しく喘ぐとまた達した。
335アベチヨ:2007/07/06(金) 21:30:35 ID:3KOJl7BH
太腿に愛液が流れて膝にまで届こうとしている。
はあはあ、と熱い息を吐きながらぐったりとベッドに体を預けて
阿部君ひどい、とぼやく篠岡。
涙ぐんだ目尻と、赤く染まった全身と、柔らかそうに潰れた胸と、止まらない愛液。
彼女の痴態から目が逸らせない。
熱がぶり返してきたのか、体が熱くて、熱くて…早くこの熱を放出したい…。
俺の方が限界にきていた。

「ごめん、俺もう限界…」
「えっ?あ、あべく、」

篠岡のお腹に手をまわして軽く引き寄せる。
そのまま熱く膨張したペニスを柔肉に添えると、にちゃっと音がした。

「え、この、まま?」
「体勢辛いから、今日は、後ろ…からな」

愛液をたっぷりと纏ってそのままグっと挿入すると、
体中に電気が走ったような快感が背中を駆け巡った。
336アベチヨ:2007/07/06(金) 21:31:39 ID:3KOJl7BH
「うあ、やば、い…キモチよすぎ…」
「っ……!あ、ああん、はあ、私、も」

「あっ…悪ぃっ……手加減出来そうもねぇ…」
「あべ、くんの体、すごく…あっつい…」

結合部からは激しい粘膜が絡む音が聞こえ、耳を冒していく。
細い腰を掴み、猛る狂った熱情を連続的に叩きつけると、
体を支えていた篠岡の肘ががくっと曲がり、枕に突っ伏してしまった。

「んん、ん、は、くるしーよぉ…」
「あ、わり…」

体を持ち上げて、バックのまま背面座位の体勢に切り替えた。

そのまま篠岡の膝を掴んで勢いよく開かせる。

「やだあ、あべ、くん恥ずかしい…」
「今更、だろ…っ…はぁ、くそっ」
足を掴んでいた手を胸に持っていき、そのまま激しく掴んで揉む。
硬くなった乳首も一緒に弄ると狂ったように喘ぎ声をあげた。

「ん、やあぁっ!胸も、下も、一緒に…弄られたら…
もうダメ、、おかしくなるからぁ…」
337アベチヨ:2007/07/06(金) 21:32:33 ID:3KOJl7BH
「イイから、そのまま…おかしく、なれば…?」
「ダメだったら…あ、ん!!」
「俺にだけ見せてよ、しのーかのヤらしいトコ」

渾身の力を込めて下から突き上げて、子宮口を深く抉っていく。
ガクガクと震えだした篠岡の体を強く抱きしめて、ラストスパートだ。

ぐちゃぐちゃに突っ込んで、何も考えられなくなる程の快楽に飲まれる。
全身が吸いだされるような衝撃と共に一気にスパークした快感。


「ん、ああ、あ、あ、あああ!あべく、す、好き、好きだよぉ…!」
「しの、か、くッ……俺も、好きだ…ぐッ」

目の前がチカチカして、真っ白になる。
好きだという言葉と共に、溜め込んでいた精を吐き出した。

そして二人同時に絶頂に登り詰めた。
338アベチヨ:2007/07/06(金) 21:33:40 ID:3KOJl7BH
数週間ぶりの情事は、おかしくなる位気持ちよくて、でも気だるくて。
それ以上に幸福感に満たされて。
でも幸せなキモチに浸ってる暇もなくてすぐに片付けをして
阿部君のお母さんの帰りを待った。
本当は抱き合ったまま、長い時間お互いの存在を確かめ合いたかったけど
私達はまだまだ子供なのだ。


「あー…、熱あんの忘れてた…」
「もー大丈夫?だから具合悪いのに、って言ったのに」
「いーんだよ、あのまま我慢してたら余計体に悪い」

かぁと顔が熱くなる。それって私のこと欲しいって思ってくれたって事だよね?
嬉しさ半分と恥ずかしさ半分。

「あんなに乱れた篠岡見られたしなあ」

ニヤリと意地の悪い顔で笑って、私が恥ずかしさに硬直しているところを
布団の中から腕を回して私の顔を引き寄せると、軽いキスをくれた。
339アベチヨ:2007/07/06(金) 21:34:19 ID:3KOJl7BH
その後、阿部君のお母さんが帰って来て、
寂しいけど私はおうちをおいとまして
帰りの電車の中でメールをうった。

『早く野球部に復帰してね。副主将の怒鳴り声がないと
みんな寂しいんだから。
私だって。

来年は絶対甲子園!』

数分して手の中の携帯がブルっと震え、メールを知らせる。
急いで開くと、阿部君からのシンプルな返事が視界に入った。


『もちろん』


涙が滲む。来年は絶対。
私も野球部の一員だから、一緒に行くから。
340アベチヨ:2007/07/06(金) 21:35:01 ID:3KOJl7BH
そして次の日、阿部君は野球部に戻って来た。
「おー阿部、大丈夫か?」
「おーす。花井、悪かったな迷惑かけて」
「ホントだよ。今日からしっかり頼むぜ」


「そういや篠岡今日休みなんだよ。
なんか風邪引いたとかで」
「あーそうらしいな…」
「…?…まさか…」
「悪いが黙秘権を使わせてもらう」

「こらッ!阿部テメー!」

この後花井君から散々詮索をされたのは勿論お約束。


341アベチヨ:2007/07/06(金) 21:35:34 ID:3KOJl7BH
終わりです。楽しんで頂ければ幸いです。では。
342アベチヨ:2007/07/06(金) 21:40:18 ID:3KOJl7BH
すんません二人付き合ってる設定と書くの忘れてました。
343名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:53:10 ID:i5vJGwKW
ギャー!萌えたGJ!
高校生楽しそう!
344名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:16:51 ID:AwviM7OX
GJGJ!!鬼畜阿部もいいけど純情阿部もたまらんな!
345名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:24:48 ID:gjNiqv/A
エロ過ぎる
なんというGJ
346名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:40:58 ID:MmkP6GtB
ひぎゃー!阿部が優しい!GJでした。
347名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:51:59 ID:EeyJUJP5
阿部うらやましす。
純情ラブラブはええのう。
ステキでした!
348名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:54:00 ID:gjNiqv/A
このアベチヨ本気でアニメ化されないかな
漫画化でもいい
349名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:15:08 ID:ldpOTwDg
GJ!
やっぱり優しい阿部もいいなー
大いに萌えさせていただきました
ありがとう!
350名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:26:54 ID:z8vqZdir
とびっきりエロイのが読みたいです職人様
モモカンのはちきれんばかりのボディはぁはぁ
三橋あたりに迫って筆おろしとか

誰か西浦の燻し銀・巣山の話を書いてくれんかのう
ああいうクールな男が我を忘れてエロに走るところが見たい
351名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:36:39 ID:0BmXOUXb
アベチヨGJGJGJ!!
映像は脳内で保管した。やっぱ純愛はステキだー
いいもの読ませてもらいました!ありがとう!
352名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 02:10:15 ID:z8vqZdir
2個前のサカチヨと今回のアベチヨは可愛いくてよいですねえ
353名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 07:16:58 ID:inQeYAEV
阿部三橋が読みたいです
職人様よろしくおねがいします
354名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 09:01:15 ID:68pbEbeP
阿部るりかぁ。
群馬と埼玉の遠距離恋愛になるね。
エッチまで持っていくのがなかなか難しそう。
355名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 10:40:01 ID:S4/Qkl2D
釣りなのか厨なのかどっちにしろウザイ
数字板にスレ立てしろよ
356名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 10:53:23 ID:7OO/pJrV
アベチヨ萌えた〜!
メールが一言ってのが阿部らしくてたまらん!
サカチヨもアベチヨも好きだ〜!


>>353
ずいぶん前から既出ですがそれ系は数字板にてお願いします。
357名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 10:55:57 ID:1Fbn2pZT
>>354
不覚にもワロタw
358名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 11:46:58 ID:EpdMhXGp
こっちもいい加減スルーしる
359名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 23:40:10 ID:8KdUE3AA
>>354
その発想はなかったわ。でも結構いいな。
360名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 09:24:53 ID:GNkNeSD5
西浦のいぶし銀巣山は実は物凄いど変態、ていう設定を考えてみた。
けど、変態ならもういぶし銀じゃないよなw
361名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 09:59:15 ID:3hVG1RuA
1個前のにかぶっちゃうかもしれないんですが
ほのぼのアベチヨ投下してもいいでしょうか。
362名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 10:38:17 ID:NmjxAyg0
>>361
バッチコ-イ!!!

投下待ってます!
363アベチヨ:2007/07/08(日) 10:57:23 ID:3hVG1RuA
んでは行きます。
前振りが異常に長いですが一応へたれた阿部を目指しました。
なんか色々おかしいけどそこらへんスルーでお願いします。
364アベチヨ:2007/07/08(日) 10:59:46 ID:3hVG1RuA
どうして私は女の子なのかな。

もどかしい。狭い肩も、細い腰も、この胸についている脂肪も。
こんなのいらないってずっと思ってた。

あの人とは違う、わたしのカラダ。

365アベチヨ:2007/07/08(日) 11:07:47 ID:3hVG1RuA
私は高校野球が大好き。
小さい頃から、TV越しに見る球児たちを憧れの目で見つめてた。

いつか、私も甲子園にいきたいと。思ってたの。

でも私は女だっていうだけで高校野球に出場する権利がない。


中学ではソフトボール部に入った。
ソフト部はもちろん楽しかったし仲間も大好きだったけど、やっぱりどこか物足りなかった。
うちの中学の野球部はすごく弱くてそこまで真剣に練習してなかったみたいだけど、
伸びる打球、矢のような送球、割れた腹筋。
私がどんなに頑張っても手に入れられないものを、男の子は持っている。

いいなぁ。私、やっぱり高校野球が好き!

高校に入ったら野球部のマネージャーになろう。
366アベチヨ:2007/07/08(日) 11:16:27 ID:3hVG1RuA
「篠岡!ちょっと!」
「!なーに?」
「ここさ、この打席。このファールってどんな打球だった?」
「あー、とね。ビデオで見た限りではファースト側に、高くてすごいスピンかかった感じだったよ」
「なるほどね、サンキュ」

同じクラスの阿部君は西浦のブレイン。
私が一生懸命とったでーたを最大限に生かしてくれて、私、ちゃんと役に立ってるんだって実感できる。

阿部君とはあんまり他愛のないおしゃべりはしない。
クラスの女の子たちともあんまり喋ってないな。女の子、苦手なのかな。

あぁ、また。
最近気づくと阿部君のことばかり考えてる。
私は野球部みんなのマネージャーなのに。どうしてかな。
私阿部君のこと、好き…なのかな。

でも阿部君は私のこと別に好きじゃないよね。
て言うか絶対、興味もないよ。うん。
367アベチヨ:2007/07/08(日) 11:29:53 ID:3hVG1RuA
意識し出すと、止まらなくなった。
授業中も、練習中も、気づくと阿部君を目が追っている。

阿部君の良さばかり、溢れてくる。
クールにみえて子どもっぽいところ。
周りの努力を素直に認めているところ。
自分も負けないくらい努力するところ。
他人の痛みを感じられるところ。

顔を見るたびにドキドキしてしまうのに、阿部君とはやっぱり野球の話しかできなくて。
でもあのスッとした手に触れたい、触れられたい。


ていうかこんなこと考えながら皆が食べるお米研いでちゃダメだよ!
はっと我に返って急いで炊飯器をセットした。
額から流れる汗をTシャツの襟首で拭い、上を見上げると
青い空に積乱雲が太陽の光を反射してキラキラしている。

皆この炎天下、頑張ってるんだ。阿部君なんて防具つけてさ。
暑いんだろうな。

よし!早く戻ってノックの球出しやろう!
368アベチヨ:2007/07/08(日) 11:42:17 ID:3hVG1RuA
グラウンドに出て、ひたすら監督に球を手渡す。
シートノックは間隔が短いので意外とせわしなく、でもホームには阿部君がいるから
少し意識してしまう。

そんな自分を嫌悪していると、ふと気づいた。

あれ、阿部君、足なんかヘン?

「あの…」

練習の流れを止めてはいけないと思うのと、
阿部君を心配する気持ちが一緒くたになって中途半端に声を出した途端、
急に阿部君が一際大きな声で叫んだ。

「三橋!!」

びくっと出しかけた手を引っ込め、マウンドを見ると三橋君が一塁に向かって転んでいた。

「てめー!!何やってんだ!
練習でダイビングスローなんかすんじゃねーよ!」

「い、や ち ちがっ あ、足が つっかかっちゃ…て…」

「あぁ!?ダイビングじゃなくてただ転んだのかよ!
あっおめっ右肘すりむいてんじゃねーか!」

「ご ごめっ 」

「いーから傷口洗って来い!篠岡、手当てしてやって」

急に振り向かれて、一瞬どきっとして飲み込みそうになったけどマネージャーとして
思い切って切り出す。

「阿部君もひょっとして足痛いんじゃない?
「は?」
369アベチヨ:2007/07/08(日) 11:55:40 ID:3hVG1RuA
すると横から浜田君がヘルメットを脱ぎながら走ってきた。

「えっやべーさっきオレがホーム突っ込んだヤツかな。
うわーマジでごめん!痛いか?」

「別にたいしたけがじゃねーよ」
ほら、戻れよ。と阿部君が手をふろうとした時、監督の涼やかな声がした。

「阿部君、あなたも休んでなさい」
「えっでも…」
「うん。この程度なら今は影響ないかもね。ちゃんと冷やせば明日には普通に運動できるよ
でも今日酷使したら…わかるよね?」

「……はい、すみません」

「よーし!じゃあ今からはランナーつけて内野ゲッツーの練習しよう!
捕手と投手がいない分皆こえだすんだよー!」

おす!という声と共に練習が再開した。
浜田君はファーストベースの方に走りながら必死にごめんなーと言ってまたランナー役に戻った。

私はベンチに向かって歩き出す阿部君を支えようとしたけれど、手で制されしまった。

「先に三橋の消毒してやって」
「うん。阿部君、そこのベンチに座っててね、動いちゃダメだよ」
あー、と面倒くさそうに手をあげて、阿部君はどかっとベンチに腰を下ろし防具を外し始めた。

それを視界の隅で確認してから、私は急いで三橋君のいる洗い場まで走った。
370アベチヨ:2007/07/08(日) 12:09:25 ID:3hVG1RuA
その後、三橋君の傷は大した事なかったので阿部君の許可を得て練習に戻っていった。

私は阿部君の足首にテーピングをまいている間、これでもかってくらい心臓が早鐘を打っていた。
「阿部君、痛かったりきつかったりしたら言ってね?」
「…平気」

「…何か怒ってる?」
「情けなくて焦ってんだよ。
他の連中が練習してんの見てるだけって…こんなストレス溜まることねーだろ。時間がもったいねえ」

すごく…良く分かる。
私も皆を見てると自分で野球したくなるもの。でも…私は皆と一緒に野球は出来ない…

「でも、ちゃんと休むんだね」
「週末の試合に出れねー方が困るからな。オレが捕らなきゃしょーがねーし。
ま、今日はもう投球練習終わってっからまぁいーよ」
「偉いね、ちゃんと全体のこと考えてて」

阿部君が怪我しちゃったっていうのに不謹慎にも2人で喋れて嬉しいなんて思った自分が恥ずかしい。

部活中はちゃんとマネージャーとしてしっかりみんなに尽くさないと!

「じゃあ私球出しに戻るね。あ、氷ちゃんと足に当てるんだよ。
ぬるくなったら換えにくるからね!」
371アベチヨ:2007/07/08(日) 12:20:48 ID:3hVG1RuA
球出しのあと、阿部君の保冷剤を二回交換し、おにぎりを握り、ボールの修理に取り掛かった。

阿部君はぶすっとしながらも時々皆と声を出したり指示を出したりしてるし、
三橋君も元気にやっているようでよかった!

暑いので、すぐ保冷剤がその意味を成さないものになる。
もう一度阿部君と交換したところで、そろそろ3回目の飲み物を補充しにいく時間になっていた。

自転車をベンチ近くまで寄せ、軽くなったジャグを持ち上げる。
よいしょっと口に出しながら荷台に乗せると、目の前に阿部君が立っていた。

「わっびっくりしたー。あ、ちゃんと足休めてないと…」と言いかけると
阿部君は何も言わずにジャグをくくりつけるのを手伝ってくれた。
「あ、ありがとう!」
「別に」
 下を向いたまま、そっけなく返すこの人がなんだかすごく愛おしい。

そう思うとおなかの下あたりがきゅんとなり、自分でびっくりして逃げるように自転車を漕いで行った。
372アベチヨ:2007/07/08(日) 12:36:01 ID:3hVG1RuA
麦茶を入れている間に激しい夕立が降ってきて、グラウンドに戻るとみんなびしょびしょになってあがって来ていた。
とりあえず早めにおにぎりを食べたがなかなか止まないので今日はこれで解散ということになった。

いつもは9時前まで練習しているので私も皆と同じ時間に帰れるのだけど、まだ私は洗い物や倉庫の掃除、雨で濡れたボールやベースを拭くという仕事が残っていた。
部員達が帰っていく中一人で黙々と手を動かして、ようやく全ての仕事が完了した。

帰り支度をしようとグラウンドを出るとフェンスに阿部君が寄りかかっている。

「あっ阿部君!?まだ帰ってなかったの?」
「おー全部終わったのか?
「お、終わったけど、皆もう帰ったよ、どうしたの?足、痛いのに」
「もうほとんど痛くねぇよ。おかげさまで。
なぁ、ちょっと軽くキャッチボールしてこうぜ」

「キャ…えぇ?大丈夫なの?」
「あんなにじーっとしてちゃやっぱ物足りないじゃん。
あ、監督にチクんなよ。もうほんとなんともねーから。ホラ、もう雨もだいぶ上がったし。
篠岡元ソフト部だろ。15分でいいから」

「…わかったよ。痛くなったらすぐ言うんだよ!」
「おう」
373アベチヨ:2007/07/08(日) 12:54:16 ID:3hVG1RuA
倉庫から予備のグローブと、さっき拭いたボールをひとつ取り出し
阿部君のミットに向かって投げた。

あ、久しぶり、この感じ。
何ヶ月かぶりのまともなキャッチボールで楽しくなってきちゃった。
しかも相手は…阿部君。
私の好きな人。

「おい!マネジっていつもあんなんなのか!」
「へ?」

阿部君の力強い球を受けながら素っ頓狂な声を上げる。

「だからぁ毎日あんな忙しいのかってこと!」

「え〜?いつもあんなもんだよ。でも楽しいし、選手のみんなの方が大変で…っしょっ!」

ベンチの屋根の傍でやっているので、特別バシッという音が響く。

「…」数秒間ボールを見つめてから阿部君が投げ返してくる。
「いー球投げんじゃん。篠岡ってうちの中学のソフト部だったってことだよな」
「そーだよー。阿部君知らなかったんでしょ、同中だったってこと」

「ああ全然知らなかった」
「ひっどー!阿部君はたまに野球部の練習見てたよね?データ収集?」

「えっなんで知ってんの。いやデータ収集もなにもあいつらほんとダラダラやってたよな。
どんな練習してっかなって見に行ったけど。あんなんに入ってやってたら耐えらんねーよ」
「ふふっ確かに。弱っちかったもんね〜」

それからキャッチボールをしながら中学や今のクラスの共通の話題で盛り上がった。
阿部君とこんな風に喋れるなんて。
ボールは私と阿部君の間を行き来して、私の言葉も阿部君にちゃんと届いて、かえしてくれて。
まさに言葉のキャッチボール?
ふふっ我ながらくだらない。

374名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:09:17 ID:BeyH/ISr
えーと、支援
375アベチヨ:2007/07/08(日) 13:13:08 ID:3hVG1RuA
「篠岡って好きなヤツいんの?」

「へっ?」
「おわっ!」
私の投げたボールは阿部君が腕いっぱいに伸ばした先のミットに収まった。

「どこ投げてんだよ」

「だっだって!急に変なこと聞いてくるから…」
「変なことか?いや、最近部室でそういうハナシ出るからさ。
ちょっと聞いてみただけじゃん」

「え〜そんな話するの?」
「まあな。水谷とか、お前のことすきだって」

「ええぇえぇええ!?そうなの!?水谷君が?ひゃあ〜」


「で、お前はどーなわけ」

「えっみ、水谷君?
そりゃ好きだけど…そういうんじゃなくて…わたしは…」

阿部くんが。
…あなたがすきなの。

あ…どうしよう。今、言いたい。
好きって言いたい。
でもダメ。今言っても振られるだけだって。阿部君、困っちゃうよ。

「てってゆーか!それ私にいっちゃっていいの?」

好き。

「え、あ、そうか。ダメか」

「ダッダメだよ!人の想いバラすなんて阿部君無神経!」

でも好き。
自分で何いってんのかわかんない。

「はぁぁ?ひっでー」

「ひどいのは阿部君だよ!栄口君も阿部はひどいやつっていってたもん!」

それでも好きなの。

想いが溢れて、いつのまにか目から熱いものが流れていた。
376支援:2007/07/08(日) 13:19:28 ID:ugHPFx9V
続きをー><
377アベチヨ:2007/07/08(日) 13:22:50 ID:3hVG1RuA
「はっ?どうした!?なんで泣いてんの」
阿部君がミットを地面に置いて近づいてくる。

「う〜…だって……」
あたしのバカ。こんなのうざいだけだって。

「はぁー…」
あ、ため息ついた。
やだ、嫌わないで。

「オレの周りって泣き虫ばっか。世話がやけるっつの」
「…う…ひど…!んっ」


初めてのキスは目をつぶる暇もなくて、でも不器用に押し付けられた彼の唇は、信じられないほど熱い。

「あ…あべくん?」
「あ〜、その。そういうことだから」
「え?」
まだ起こっていることが理解できなくてきょとんとしてしまう。
目の前の阿部君は両手で頭をガシガシしてる。

「だから!オレもお前のこと好きなんだって!言わせんなよなぁ…」
耳まで真っ赤。ホントに?
378名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:29:56 ID:RBvrwGaP
投下時間長すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwww
379長くて遅くてすいません:2007/07/08(日) 13:31:26 ID:3hVG1RuA
「うそだぁ。だって阿部君は私なんか興味ないって思ってて…」
「あぁ?なんで!」
「だって野球以外の話、全然したことなかったし…」
「じゃあ他に何はなせばよかったんだよ!オレぁどうせ野球バカだからよ、
他の話題思いつかなかったんだよ!くそっ」

そう吐き捨てて、そっぽを向いてしまった。
でも大きな声出されても怖くない。このひと、照れてる。
…かわいい。

胡坐をかく足首を掴んでいる手に、そっと自分のものを重ねる。

「嬉しい。
私もずっと阿部くんのこと好きだったんだよ。徹夜でデータまとめるのも、
全部阿部君の役に立ちたかったからだよ」

「し、篠岡…」
阿部君は私の手を握り返してそこに優しいキスを落とした。
380支援してくださる方ありがとうゴザイマス:2007/07/08(日) 13:39:01 ID:3hVG1RuA
「こんなに手ぇ荒らして。ありがとな。いつも」
「ううん。全然平気だよ。阿部君が野球楽しくやれるのが一番だもん」

今度は自分から唇を重ねた。さっきと違い、濃厚なキス。
お互いやり方なんかわからないけど、阿部君を少しでも感じたくて必死に舌を絡ませた。
声が自然と漏れてしまう。
頭がとろとろにとろけそうになり、腰から砕け落ちた。

「はぁ、あ…べくん…」
阿部君の少したれた目がいつもより一層色っぽく、欲がかきたてられる。

気づいたら私は阿部君のシャツのボタンに手をかけていた。
381申し訳ない。ちょっと省略しましょうか?:2007/07/08(日) 13:44:34 ID:3hVG1RuA
「!っし、しのおか!なにっ…」
「だって…我慢できないよ」

「でも…ここで?おまえ、初めてだろ。こんな外で「いーの!」
じれったくて阿部君の言葉をさえぎった。

「いいの。阿部君になら。どこで何されても。阿部君は、嫌?」

私ったらなんて大胆なこと言ってるんだろう。
そんなに今まで阿部くんとしたかったのかな。
……もうどうでもいい。阿部君と  一つになりたい
382小出しにしていきますね。すいません:2007/07/08(日) 13:52:10 ID:3hVG1RuA
「アホ。しんねーぞ」
そういって阿部君は私のシャツの中に手を入れた。

わ…阿部君に触られてる。

「あ…ブラのはずし方わかんねー」
「いいよ、自分でやる」
「わり」

後ろを向いてホックを外したところで、自分の胸が標準よりも小さいことを思い出した。
阿部君、小さいのは嫌かな。
もうっだからこんな脂肪のカタマリこの世から無くなっちゃえば良いのに!

「できた?」
びくっとして顔だけ振り向いた。
「あの…わたし、胸ち、ちいさいんだけど…」
「は?いいよそんなの。早くこっち向けっ」

「えーだって阿部君そういうのにこだわりありそう…」
「なんだソレ!ねーよんなもん!強いて言うなら篠岡のにこだわってんの!」
383支援:2007/07/08(日) 13:52:30 ID:ugHPFx9V
省略しないでいい
384アベチヨ:2007/07/08(日) 14:09:59 ID:3hVG1RuA
「そーなの?」
「…そーなんだよ!あーもうはずい。こっち見んな。ってチゲーよこっち向けよ」

「あはっ何いってんのかわかんないよ」
「笑うな!くそっいまいちキマらねぇ!」

「阿部君、大好き。触って、いいよ」
阿部君の手を握って自分の胸のふくらみに持っていく。
触れた瞬間、阿部君はびくってなったけど、しだいにやんわりとわたしの乳房を揉みしだく。

「しのおか。すげーやらかい…」

そういって首筋に唇を落とす。
加えて、私の背を撫ぜ上げた。身体の内側がぞわりとする。

「も少し力抜いて」
柔らかな耳たぶを軽く唇で挟み、低く囁かれるのに、息を呑んで阿部君からもたらされる
刺激を感じる。
手が、焦らすように背を上から下へと往復する。

完全に着ていたシャツを剥ぎ取り、空気が動く気配と共に大きな手のひらが
再びふわりと乳房を包んだ。

「ひぁっ…!!!」身体がびくりと震える。
その膨らみは阿部君の手の中で自由に形を変える。
「あ……ふぅ……!」

「はぁっしのおか、かわいい…」
385名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 14:16:55 ID:BeyH/ISr
てか、もしかして書きながら投下してるのか?
それならそれですげえが
386もう少し(?)お付き合いください:2007/07/08(日) 14:17:22 ID:3hVG1RuA
阿部君も自身がきていたシャツを脱ぎ捨てた。
細いのにしっかり付いた筋肉。きれい。

「あ…あべくん…ドキドキする…」
「オレもだよ…っ」

自分の口からでる声。こんな悩ましい声、今まで出したことない。
まるで自分がたまらなく淫らな女になってしまったような気分になる。
しかし、阿部君が優しく自分の胸を包み込むたび、電流が走るような感覚に襲われて
甘い痺れが脳に届く。

そして、直結しているかのように、下半身がわずかに疼きはじめた
387名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 14:18:05 ID:RBvrwGaP
つーか、書き上げてから投下すれよ・・・
388すみません…:2007/07/08(日) 14:29:58 ID:3hVG1RuA
「篠岡、気持ちいの?」
「やっ…そんな…こと、きかな…あっ…で」
「ここは?」
「…ああっ…!」コリっとすでに硬くしこった淡い飾りを摘み上げる

「あっやあっ!あべ…くん…」
「し…の岡…」

次第に阿部君の手が下腹部に触れた。
甘い疼きがせりあがってくる。
「しのおか…すっげ…濡れてるぜ…」
「やあぁ…はずかしっ」
小さく、しかし確かに存在を主張している突起を弄ると、大量の蜜が溢れた。
そしてその下の割れ目の中につぷ…と指が入ってきた。
389アベチヨ:2007/07/08(日) 14:34:52 ID:3hVG1RuA
すみません。
よく仕組みをわかってないまま投下してしまいました。
ちゃんとわかって出来上がってからいつか投稿しますね。
荒らすつもりはなかったのですが皆さんに不愉快な思いをさせてしまってすみません。

長い時間中途半端にスレ汚してすみませんでした。
もうちょっと修行してからでなおします。
ほんとにごめんなさい。

他の職人さんの作品、楽しみにしてます。


390名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 14:40:34 ID:Gu7E1h01
面白いよ。
せっかくなので頑張って完成させて。
待ってるよ!
391名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 14:50:47 ID:ugHPFx9V
>>389
ちょw早く続き投下しないと生殺し
完成したら絶対うpしろよ
392名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:04:21 ID:BeyH/ISr
面白いと思ったからせっせと支援したんだよー。
続き待ってる。
393名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:26:52 ID:d7WOLaYA
3時間半もかけたあげく投げっぱなしとかありえねえな
続きとかもういいよ
394名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:28:59 ID:3hVG1RuA
支援してくれた方、こんな長いの最後(途中だけど)まで読んでくれた方。
ありがとうございました。
一応この話は最後まで考えてあるんだけど、正しいうpの仕方が分かってないので
どっちにしろもう一回練り直してきます。

昨日の夜に純情な阿部さんの話がぽわっと頭に浮かんで、つい夜通し考えちゃったんだ。
はやく投下したくてそのまま寝ないで書き込んでしまいました。

とりあえず4時間以上?自分も疲れた…早く自分の異常な遅さに気づけばよかった。
ほんとにすみませんでした。
とにかく一回寝てこの妙なテンションを鎮めてきます。

ではみなさんいつもどおりエロトークをどうぞ。
395名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:29:19 ID:z/RvMSFi
これは本当の話です。
ある日、友達と2人で遊んでいて、疲れたので近くの公園のベンチで休む事にしました私がトイレに行くと、(友達は動きたくないと言いました)なんと
亀梨和也くんと小池徹平くんが草陰でHしていたんです!!!!
亀梨くんが徹平くんの事を掘ってて、徹平くんは「あん、やっ、和也ぁ…」と
すごくえろい声であえいでいました
最後には徹平くんが「やっ、だめ、いっちゃう・・・」と言って、
亀梨くんが「てっぺ…俺そろそろ出る…あっ!!」といって2人ともイッちゃいました
イッた後も、2人でディープキスしたりイチャイチャしてました
私はそのシーンを携帯でとりました!!かなり画質がイイです!!
あと、2人がイッた後のイチャイチャしていたシーンの写メもとりました
この書きこみを7つの板にレスすると

http://www.uploda.org/uporg468552.jpg.html

http://www.uploda.org/uporg468553.wmv.html

の上のアドレスからは画像が、下のアドレスからは動画がダウンロードできます!

私は念のため8つの板にレスしたら、見れました

すごくエロかったです徹平くんのチ●コがぐちゃぐちゃに濡れてて・・・

24時間以内にやらないと呪縛霊の花子に寝ている間に命を盗まれてしまいます
396名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:31:00 ID:S7vGaWII
今度は書き上げてから投下してね。
397名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:43:00 ID:3hVG1RuA
<<393
文句いわれて当然ですよね
自分のせいで日曜の昼間から空気悪くしてすみません。

では今度こそ消えます。
素人がでしゃばってすみませんでした
398名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:18:39 ID:JFOK1vl7
アベチヨ大好きなんで続き期待してるよー
でもまあ、投下は書き上げてからにしような!
私は好きだよ。
399名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 18:02:29 ID:WP+1IDfz
同じくアベチヨ好きで楽しみにしてるから
練り直したら早く戻ってきてね
待ってるぞ!
400名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 18:50:29 ID:GNkNeSD5
俺も経験があるんだけど、文章を書くことって本当に時間がかかるんだよな。
PCに向かうときは一時間で書き上げる。構想はもう頭の中にできてる、って最初は思うの。
これからSS書こうと思ってる人に忠告。
断言できます。四倍かかります。
勢いで書こうとしても、絶対に作品にならない。
だって、話はドンドン膨らむ、着地点からずれる、書き上がっても、あれ?俺はこんな話書こうとしたんだっけ?
小説を掲示板に直接書こうとするのは危険だよ。
401名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 19:04:19 ID:S7vGaWII
書き始めたら、それだけで満足しちゃって筆が止まることもよくあるし…
俺だけですか、すみません。
402名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 19:23:55 ID:HCePB9PU
あるある。自分も何回かこのスレで投下したけど、本当に時間かかるよ。
書きたいことを形にするっていうのは難しいもんだー。たとえ二次創作でも。
出来上がってみたら、ところどころミスしてたりしてなww

自分も修行が足りないぜ。

>>401 すごくよくわかるよw
403名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 19:57:04 ID:QMxTBnvG
最初はいいんだ、スラスラ進むんだけど エロに入ってからなぜか無性に恥ずかしくなってエロ描写が適当になってきて 書くのやめるんだよな、まあここに投下したことないけど
404名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 20:14:56 ID:Gu7E1h01
>>403
わかる。
自分もエロがどうにも書けない。
でもせっかく書いたからもったいないとか思っちゃって、いつもうっすいの投下してしまう。
投下してスッキリした後、エロパロなのにエロくなくて申し訳ないって心から思うんだ…。
また性懲りもなく書いてるし。
405名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 20:30:06 ID:JFOK1vl7
>>400
2個前のアベチヨの者ですが、凄い同意…
構想は出来てるのに書き始めると全然違う方向に話がいったり
何度も文章付け足したり消したり…
あの時も二日掛かったし、掲示板に直接書くのは無理だ。
メモ帳とかにまとめないとな。
あとエロになると筆が止まるのもすげーわかる。
照れるし、体位とかどうなってんだとか描写すんのむずいし
文章おかしいしで疲労する。

まあとにかく続き読みたいよおおおお…
406名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 20:31:25 ID:HCePB9PU
自分も今書いてます。
うーん半分も終わらない。
自分の語彙力の無さに泣けてくる。
give me 文才
407名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:57:39 ID:KRsIbBgK
浜田×越智先輩のアダルトな話キボンヌ
408名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:44:00 ID:d7WOLaYA
巣山話書いてますー。なかなか出来上がらない…
409名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:04:49 ID:ChT7fytj
私もアベチヨ楽しく読んでたので、最後まで読みたいです。
2人とも可愛いくて良かった。
アベチヨ好きなので、書いてくれる方がいるだけで本当にありがたかったです。
410名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:46:33 ID:MOF26Ph9
まとめサイト全然更新しないね
411名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:27:27 ID:jKk4s2rQ
あれ?何か流れに既視感がw
確かにSS書くのって本当に時間も労力もかかるんだよな。
本職じゃないから効果的な技法もよくわかんないし。
みんな何を参考にしてんのかな?

とりあえず、アベチヨ職人の帰還を待ってるよ〜
412名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:30:28 ID:f2Nq3OJK
初心者ですが少し書いてみました。

エロは無しです。しかも出てくるのは男だけ、初めてなのでかなり適当ですがよろしくお願いします。

出来ればここからエロに繋げれたら理想ですがエロが苦手なんで…

あと携帯からなので、改行変かもしれませんがよろしくお願いします
413名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:31:56 ID:DGLpe5E2
>>412
投下嬉しいけどsageてくれるとありがたい。
414名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:35:44 ID:f2Nq3OJK
スイマセン

では…


今日は七月七日、そう七夕。

練習が終わりロッカーで皆が着替えている時

田「今日って七夕だろ?皆でお願いしに行こうぜ!」いつものでかい声で田島が切り出した。


花「七夕?困ったな 俺、今日は早く帰らないと家族と…」花井がこう言うと、今日は七夕を家族で過ごすと言うやつが続出した。

結局、残ったのは、阿部・三橋・田島の三人だけ


田「チェッ、三人だけかよ〜 まあいっか、いこ〜ぜ」


阿「で、田島どこ行くんだ?」

田「七夕って笹だろ?その辺生えてんじゃねぇの?」

阿「はぁ〜」阿部がため息をついたと同時に隅っこに居た三橋がしゃべりだした

三「お れ 俺の帰り道に は 生えてる」


田「マジ?じゃあそこにけって〜い!」三橋を引っ張りながら部室を出ていく田島。


阿「相違えば今日の三橋、気の入ってない玉多かったな…ついでに聞いてみるか…」一人で呟きながら部室の鍵を閉めた。


学校を出て5分くらいの所にある公園に笹は生えていた。笹には他の人の願いも沢山つけられていた。


415名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:38:51 ID:f2Nq3OJK
すると田島が誰かが忘れていったのかペンと紙を見つけた。


田「おお〜ラッキー、ほら三橋も阿部もお願い書けよ!」

お願いを書いている間、少しの沈黙が流れた。


ほどなくして三人同時に書き終えた。

田「三橋〜何書いたの?俺はゲンミツに甲子園に行く!」


三「み 見せたく な ない」

田「なんでだよ〜 阿倍はなんて書いたんだ?」

阿「俺は 三橋を連れて甲子園に行く 」

田「ほら阿倍も言ったんだし三橋も見せろよ〜」

三「い い いやだ」

阿「こいつがこんなに意地になって嫌がるなんて変だよな?気になるな」


阿「三橋見せてくれないか?」

三「あ 阿倍君…」

阿倍に頼まれて困っている三橋の手から田島が紙を奪い取った

阿「でかした田島!」心の中でガッツポーズをした阿倍

田島は三橋のお願いを読み始めた。


田「え〜と 篠岡さんともっと仲良くなれますようにだって なに三橋、しのーかの事好きなの?」


三橋を見るとしゃがんで縮こまっていた

阿「三橋って篠岡の事好きだったのか。つうかそんなの普通書くか?」阿倍の心の中では驚きが一杯だった
416名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:43:45 ID:f2Nq3OJK
阿「いつから篠岡の事好きだったんだ?」
阿部の質問に三橋はビクつきながらゆっくり顔を上げた

三「こ の この前 お 俺の誕生日 お 覚えて くれて た」

阿「はぁ?それだけで好きになったのか?」

三「ち ちがっ い いつも 篠岡さん は や 優しくしてくれ て」


三「で でも お 俺 気持ちを つ 伝えるなんて 出来ない から か 書いたんだ」

阿「もしかして、今日気のない球投げてたのも篠岡が関係してたのか?」

三「お 俺 今日 ひ 一人で お願い か 書く つもり だ った から 緊張して…」

三「で でも 田島君が さ 誘って くれたから 今 か 書いたんだ」


その時、田島が三橋にのしかかった

田「そっか〜 三橋はしのーかが好きだったのか。よし俺が気持ちを伝えるの手伝ってるやるよ!阿部も手伝うよな?」


阿「三橋がこのまま気のない投球するのも困るしな…」頭の中で色々考える阿部

阿「よし。わかった俺も手伝ってるやる!」

田「よ〜し、明日から三橋がしのーかに気持ちを伝える作戦をゲンミツに開始だ〜」

田島が笑いながら三橋にのしかかり、照れながらもうへうへしてる三橋を阿部が見ながら七夕の夜は過ぎていった…


おわり
417名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:46:18 ID:f2Nq3OJK
ヘタクソなのでスイマセン。

始めに書いた通りエロは無しです。というかここからエロに繋げる技量が無い…

あと、阿部の変換が間違ってる事が多いですが気にしないで下さい…
418名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:18:42 ID:oo36394j
>>417
はっはっは、こいつぅー。
「下手なのですみません」と自分で言っちゃうのは、
2chでは「さあ、私を叩いて下さい」と言ってるのと
同じだぞぅ? このお茶目さんめ。 (´∀`)σ)Д`)

まあ冗談はともかく、もうちっと落ち着いて投下しては?
せめて誤字ぐらい直してからでもバチはあたるまいよ。
419名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 09:05:58 ID:Bfkz+rpQ
エロパロ住人は優しいな。なんか和んだw
そうだね。マターリ投下してもらえたら嬉しい。
誰だって初めては緊張するさ!人間だもの!
頑張れエロい人。(´Д`)σ)´∀`)σ)Д`)
420名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:46:22 ID:oMh38ROH
あれ?なんか今日は人がいないね
421名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:48:58 ID:vdF/87Rh
セリフの前に登場人物名を付ける台本形式も注意されちゃうぞぅ。
(´Д`)σ)´∀`)σ)Д`)σ)´∀`)
422名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:20:44 ID:4OVvUkcH
保管作業中。もうちっとまってね。
仕事遅くてごめんねごめんね
423名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:33:51 ID:gbSf6cIV
いえいえいえいえ、ありがとう。お願いします
424名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:41:15 ID:Rd14zsl6
>>422
どうぞ自分のペースでやってくらはい。乙です。
425名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:43:56 ID:A+Iz+TUu
生きてるのが分かってりゃ無問題です
426名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:55:59 ID:gbSf6cIV
明日の夜投下目標で書いてます。うーん楽しい
427名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 07:56:38 ID:r3miuhx/
>>426
がんが
428名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 10:33:55 ID:Up/4vhOc
>>426
楽しみにしてる!
ありそうでないな、と思って、ミハモモ書き始めたんだけど、
三橋の自主性に任せたら話が全く進まない。
まいった。
429名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 10:58:15 ID:8yKqw51a
>>426
wktkして待ってます。正座して。
がんばれー!
430名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 20:17:14 ID:TLmVCwCU
 
431名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 20:17:55 ID:TLmVCwCU
慎ましく投下待ち中。
他にも誰かいるのだろうか
432巣山×千代:2007/07/10(火) 21:39:05 ID:tYIZn/QQ
やっと出来上がったので投下したいと思います。
西浦の燻し銀(このフレーズ誰が考えたんだろうw)、巣山の話。
巣山×千代ちゃん。巣チヨ?スヤチヨ?

最近純愛路線の可愛らしい話が多くてすごく楽しかったので、
趣向を変えて書いてみました。
レイプ等の暴力表現はありません。

かなり長編になります。
お目汚し失礼します。

ではいきます。
433巣山×千代:2007/07/10(火) 21:40:54 ID:tYIZn/QQ


多分、チームの外から見たら別段どうということのない、地味な人。
背だって、西浦高校の野球部は小さい人が多いから大きく見えるけれど、
クラスにはもっと大きい人だって何人もいるし、
第一、色気も素っ気もない坊主刈りで。
いかにも野球小僧、という風体。
だけど。

本当は知っている。
彼は地味なんかじゃない。

確かに外見はあの通りだけれど、例えばさり気ない動作の一つ一つも、
シャープで無駄がなく鮮やかだ。
プレーする姿だってそう。彼が一番いきいきとして、素敵なんだ。
技巧派の守備に隙はないし、
慎重だが時に大胆なバッティングには目を奪われる。
田島くんや花井くんのような派手さこそないけれど、
渋くびしりと決めるのが巣山くんなのだ。

こだわりがあるんだろう、
センスよくきまったファッションで、周りの男の子たちと比べ大人っぽい雰囲気だとか、
寡黙で、余計なことは口に出さずにそっとフォローをしてくれるところだとか、
野球意外にも、たとえばバスケなんかが異様に上手かったりだとか。
…だから密かに、女の子に人気があったりする。
硬派なところが彼女たちを刺激するのだろうか。

……嫌だ。


ぞくりとするほど格好いい。
私の身体を震わせる低い声。

冷静だが冷たくない瞳は捉え処がなく、こちらから送る視線は絡み合わない。
それでも無表情でいて情熱的だと感じるその瞳の色に呑まれて、
息をすることさえ忘れてしまうときがあるのだ。

434巣山×千代:2007/07/10(火) 21:41:38 ID:tYIZn/QQ


熱い。

熱い。



どうすればいいの、こういうの
どうこらえたらいいの


この

猛る想いは――――
435巣山×千代:2007/07/10(火) 21:43:11 ID:tYIZn/QQ



グローブが見当たらなかった。
捕球用のそれではなく、その下の、手に直に着けるアンダーグローブ。
普通にスポーツショップで手に入る、そう高価でもない物ではあるが、
何故か妙にしっくりと馴染むので、気に入っていた。

「どんなのだっけ?」
「ミズノの、黒いやつ。見てないか?」
栄口は首を振るだけだった。
三橋も、泉も知らないと。
おかしいな、と部室中歩き回ったが、それはどこにも姿を現さなかった。
「本当にもってきたの?」
「おー、そのつもりなんだけど」
「その辺に落っこってんじゃね?」
「これ違うっけ」
「ああ、そりゃ俺のだ」
チームメイトから次々声があがった。
いつものように後ろのポケットにつっこんだつもりだった。
アンダーグローブは結構汗を吸う。
明日はミーティングの日だし、持ち帰って洗う予定だったのに。

「こんだけ探して無いんだったら、ベンチなんじゃねえの」
素っ気無く阿部が言った。
そうかもしれない。
持ってきたつもりになってただけで、ベンチに忘れてるのかも。
そう思うと、どうしても取りに行かないと、という気持ちに駆られた。

「グラウンド行ってくるから、花井、鍵置いといてくれるか」
キャプテンに声を掛けると、
「ああ、じゃあ今渡しとくよ」
言うなり花井は、ちゃりん、とそれを放ってきた。
ボールと違って真っ直ぐには飛ばなかった鍵は、右に大きく逸れて、
畳の上に音を鳴らして落ちた。


拾おうとして伸ばした指先に、もう1人分の右手がちらりと掠めた。
「はい」
鍵を差し出したのは、備品を部室に置きにきた篠岡だった。

「ああ…、サンキュ」
「………」

軽くとはいえ礼を言ったのに、篠岡の表情はいやに固く、
つい、と視線を外して、部室から出て行ってしまった。
436巣山×千代:2007/07/10(火) 21:43:54 ID:tYIZn/QQ


夜の校舎を縫って裏門へと向かう。
俺は考えていた。
先程の篠岡の目が、微妙に胸の中に引っかかっている。
嘗て彼女の表情はいつも明るいものだと思っていた。
それは確かにそうなのだが、俺を見るときだけ時折ちらつくどんよりと暗い目、
あれに気づいたのはいつ頃のことだっただろうか。
決して頻繁ではない。
ほんのたまに、風の早い日に昼の太陽が翳るような稀さで、
篠岡が黙るときがある。

彼女の声は澄んでいて高い。
笑い声には屈託が無く、誰が聞いても微笑んでしまうような明るさなので、
それは既に西浦野球部のムードを作るBGMのひとつになっている。
聴こえないと、つい気になって目が彼女を探してしまうのだが、
視線が合うと、決まったように篠岡の目は暗いのだ。
大きな目。髪の色と同じように、茶がかった、色素の薄い虹彩。
きらきらした瞳から、そのときだけ、すぅ、と光が消える。
ああ、このコにも悩みとかあるんだろうな、くらいにしか考えなかったのだが、
たとえば彼女と同じクラスの水谷などに尋ねてみると、
「え?しのーかそんな顔するかなあ。悩みなさそう」
と、かえって驚かれて訊き返されてしまった。
すると、篠岡のあの表情は、余程に珍しいのだろうか。
その割に自分は彼女の暗い目を見ている気がする。
或いは彼女は、何かを言いたくて、俺を見たりしているのだろうか。

437巣山×千代:2007/07/10(火) 21:44:50 ID:tYIZn/QQ


歩きながら、つらつらそんなことを考えていたが、
当面の問題はグローブである。
もしかしたら、途中の農道に落ちているかもしれない。
通り過ぎてからそう思ったが、後の祭りだ。
とりあえず目の前にあるグラウンド。
そのベンチを確認しようと、手探りでライトを点けた。
ジジ、とフィラメントが鳴る音がして、黄色の光が、辺りを強く照らし出す。
瞬きを繰り返し、目が慣れるのを待った。
ベンチの座面には見当たらない。
地面に膝を突き、その下まで覗いてみた。
篠岡がまめに掃除をしているので、砂っぽいとはいえ結構きれいになっている。
古いグラウンドにありがちな、埃だらけの蜘蛛の巣や、虫の死骸とは無縁だ。
だが、グローブは見えなかった。
どこに、あるのだろう。
自分の性格が嫌になるのはこんな時だ。
一度始めたことは、とことん固執する。
だから今も、半ばムキになってグローブを探し歩いた。
自分が歩いた覚えのある範囲を、ぐるぐる廻る。
ライトの光の届かないところは、まともに物の形も掴めない。
ベンチもネット裏も、三塁側まで目を凝らして見回したが、
結局お気に入りのグローブは見つからず。
消化不良の中途半端な気持ちのままグラウンドを後にせざるを得なかった。
まあ、明日の朝来てみれば、気の抜けるような場所に落ちていたりするのだろう。
そういえば前にも似たようなことがあったことを思い出して、
くそ、と足元の小石を蹴飛ばした。
438巣山×千代:2007/07/10(火) 21:46:19 ID:tYIZn/QQ


戻った部室には、灯りが点いていた。
誰か残っているのだろうか、と思いつつ戸を開けたが、
中には人の影も気配も無い。
自分がけっこうな時間、グラウンドにいたのを自覚していたので、
誰かが消し忘れたまま帰ったのだろうと、特別不思議には思わずスニーカーを脱ぐ。
踏めば少し沈む古い畳の上を歩き、自分のロッカーを開けた。
ロッカーはごく普通の、灰色に塗られ表面が少し錆びた、年代物の代物だ。
建付けが悪くなっていて、開けるときにはガチャン、ギィ、と派手な音がたつ。
だから俺は、背後で閉まるドアの音に気づかなかった。
油断していた彼の耳に、畳を沈ませる、柔らかな足音が迫った。
ぎくりとして振り向いた。
普段、冷静な性格を自負しているとはいえ、近寄ってくる何者かの存在は、
一瞬だけ俺に恐怖を与えたのだ。だが。

「………」

暗い目の色をして立ち止まったのは、篠岡だった。
正体を知ると、焦った自分が馬鹿馬鹿しい。
照れを隠しながら、ぶっきらぼうに声を尖らせた。

「何だ、脅かすなよ。びっくりしちまった」
「そう……」
表情が、しんと湿っている。
まただ。また、この目。

「みんな、帰ったんだろ?」
「うん」
「篠岡は?忘れ物?」
「うん」

「そうか。じゃあ一緒に帰ろう。もう遅い」
「一緒に……」
鸚鵡返しに繰り返し、篠岡は言葉を飲み込んだ。

おかしい、と思いはした。
さっきも表情は暗かったが、今の比ではない。
部の中での彼女は、いつも笑顔で気を配り、
田島なんかにからかわれては、可愛らしくきゃっきゃと声をあげている。
それなのに、この有様は何なのだろう。
何に悩んでいるのだろう。
沈黙は嫌いではないが、ここにいるのが沈んだ篠岡だというだけで、
俺は耐えられなくなってきた。

グローブが見つからないことのイライラが残っていたし、
そもそも半端なことや曖昧さを嫌う性格なのだ。
微妙なこの空気から逃げ出すために、
押し付けがましい理由を作って、口を開いてみた。
439巣山×千代:2007/07/10(火) 21:48:40 ID:tYIZn/QQ


「なあ、篠岡」
「何」
「…なんかさ、最近よく考え込んでるみてえだけど、悩みとかあんのか」
「……」
「俺でよけりゃ聞くから、話したらどうだよ」
「………」
「したら、少しは楽になるかもだろ。俺は誰にも言わねえし…」

「巣山くん」
沈んだ声が俺を遮った。
脱いだ練習着をロッカーの中のバッグに突っ込みながら、
うん?と振り向く。

間近に立ち尽くしていた篠岡は、ゆっくり右手を前に差し出した。

「これ」
「…あ」

掌に乗せられていたのは、見覚えのある黒いそれ。
探し回っていた、ミズノのアンダーグローブだった。

「見つけてくれたのか、ありがとう。どこにあった?」
ホッとして礼を言ったが、篠岡は無言でそれを突き出すだけ。
反射的に受け取ったグローブは、彼女の体温で暖かかった。
余程に握り締めていたのか。

「もしかして、俺がさっき失くしたって騒いでたから篠岡も探しててくれたのか」
「違う」
「どっかに落っこちてた?」
「違うよ」
「?」

今ひとつ要領を得ない、不透明な篠岡の態度に首を傾げる。
それでも探し回ったグローブが目の前にあるので、あまり拘らず、
大切にスポーツバッグのポケットにそれを納めた。
篠岡は暫く沈黙していたが、ゆっくり小さく声を吐き出した。

「……ふふ」
「?」

笑った?
篠岡は、目は相変わらず澱んでいるのに、口角だけを不自然に上げている。

「全然、疑わないんだね」
「何を?」
「それの、こと」
「疑うって、何をだよ」
「巣山くんって、素直なんだね」
「よせよ気持ち悪い。何を疑えって?」


「盗ったんだ」

「え?」


「だから、盗ったの。それ。
ベンチに置いてあったのを」
440巣山×千代:2007/07/10(火) 21:49:39 ID:tYIZn/QQ

篠岡は今にも泣きそうだった。
薄い色の瞳にはたっぷりと涙の膜が張られ、今にも1つに集まって零れ落ちそうだ。
それでも俺は、彼女の口から飛び出した言葉の意味を理解できず、数秒反芻していた。
今、何て言った?

「…盗った?」

「うん」
「……いつ」
「陣取りしてるとき」
「練習んとき?」
「うん」

盗ったという。
盗った?それはどういう訳だろう。

「…どうして」
怒りは沸かなかった。
ただ解らないまま尋ねると、篠岡は暗く暗く、俺を見つめる。


「…巣山くんと2人になりたかった」

「どうして」

「巣山くん、」



ドンッ。
ガタン!
倒れこんできたのだろうか。
胸元に揺れる淡い色の髪が頬をくすぐり、それでハッと気がつくと、
俺は小さな彼女の身体に押し倒されていた。
頭がズキズキする。ロッカーで打ったのだ。
痛くて手を伸ばし、そこを触ろうとしたとき、手首を掴まれた。

「篠岡」
「ねえ、」
「何」

「巣山くんは、わたしが嫌い?」
「……別に嫌いじゃ」
「じゃあ好き?」
「……そりゃ、チームのやつらは全員好きだけど」
「そうじゃなくて」
俺の手首を掴む力を、ググ、と強める。

「そうじゃなくて、わたし、好き?」
「……」


「わたしは、好き」
441名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:51:02 ID:Rd14zsl6
ドキドキ…支援
442巣山×千代:2007/07/10(火) 21:51:27 ID:tYIZn/QQ

馬乗りになった彼女は小さく、軽い。
しかし腹にいきなり40kg以上の重りが乗っているのと同じことで、苦しい。
篠岡は腹の上で細かく震え、じっと穴が開くほど俺を見下ろしていた。

「……好きって」
「だから、好き。巣山くんを」
畳み掛ける言葉。頭の上に貼り付けられた手。
彼女のできる限りの強い力で押さえつけられる。
人って本気になると意外と力があるものなのだ、女の子でも。
まるで現状にそぐわない思考が、ぐるぐると頭を掻き混ぜる。
篠岡の顔は間近だった。

「ずっと好きだった。傍にいると嬉しかった。だけど巣山くんは優しくしてくれても、
わたしのことなんか見てくれない。わたしはこんなに苦しいのに。
…悲しいのに。好きなのに」

掴まれている方とは逆の右手は、腹の脇に沿っていて、
篠岡が馬乗りになった腿に挟み込まれている。
どれだけの力を込めているのかはわからないが、
彼女が必死なことだけは判った。

「……巣山くんは、誰にでも優しいでしょう。
野球ばっかだから女の子なんて近づけないだろうけど、
巣山くんのことイイって言ってる女の子、けっこういる」
「……」
「いつ盗られるか、すごく、すっごく怖くて仕方なくて」
「……」

「毎日見てる。練習の時だけじゃなくて、休み時間も探したり、帰りのときとか。
でもわたしがどんなに見てても、気づいてくれない。こっち見てくんない」
「…」

「今日のお昼、女の子とご飯食べてたでしょう」

「…どうして知って」
「毎日見に行ってるもん。いつもは栄口くんとか、クラスの男の子と食べてる。
でも女の子とご飯食べるのは初めてでしょ」
「……あれは委員が一緒の人で」

「そんなのどうでもいい!」

耳まで真っ赤にした篠岡は、急に耳をつんざく程大きな声を出した。
「…え」
「もう待てないって思った。他の女の子なんかに、盗られる前に」

「しの、か…」

自分で何を言おうとしたのかわからなかった。
或いは正気になれとでも言いたかったのだろうか。
でも俺の口はそれ以上動かなかった。
篠岡の唇が降りてきて、すっぽり俺の口を塞いでしまったから。
443巣山×千代:2007/07/10(火) 21:53:08 ID:tYIZn/QQ


キスをするのは初めてじゃない。
中学の頃、僅かの間付き合った女の子と、数回したことがある。
唇を重ね、そっと吸って。
あの頃はそれだけでも充分にドキドキして、
その後の女の子の顔を見られなかった。
思えば純情だったのだろうが、
そこで引いてしまったのが別れた原因だったのかもしれない。
記憶が意味も無く脳の中を食い荒らす。

篠岡は初めてなんだろう。
朦朧としてくる意識の中で、
必死に蠢く彼女の舌の持つ熱が、
俺の内側の熱を上げていって、そんなことを思わせる。
強引に絡まってくる濡れた舌。
息継ぎをする余裕もなく、ひたすら想いを押し付けてくるキス。

俺は抵抗しなかった。
いや、できなかった。
抵抗するという発想が完全に抜け落ちていた。


「……そんな無防備だと、ダメだよ…巣山くん」

泣きそうなままの篠岡が唇を離すと、
細く銀色の糸がお互いの唇をツ、と繋げていた。
彼女は俺を見下ろして、またあのアンバランスな暗い笑いを形作り、そう言った。

「……無防備って」
「抵抗しなきゃ、ダメだよ。わたしのしてること、判ってるの」
「……」


「わたしのしたい、こと、判ってるの……?」

「……どう、したいんだよ」
444巣山×千代:2007/07/10(火) 21:55:22 ID:tYIZn/QQ
我ながら声が掠れていた。
キスの余韻か、視界が回る。
呼吸が辛いのもそのせいか。
それとも胸にまで圧し掛かるように乗っている、彼女の重さのせいか。
展開があまりに異常すぎて、俺は混乱の極地にあった。
それでも篠岡を跳ね除けようとしなかったのは、
それは一体どういう心境だったのだろうか。

思考が麻痺してしまって、何もわからない。
或いは心の何処かに、篠岡に対する許容の深い器があったのか。
ともあれ、俺は抵抗しなかった。
どんどん瞳の表面に、厚く涙の膜を張っていく、泣く寸前の篠岡をじっと見詰め、
その視線を外すことすらできなかった。


「巣山くんは、ヘンだよ」

「……篠岡より、ましだろ」
「、そうだね……」

「…で、どうしたいって」
「……」
篠岡は小首を傾げるようにして、ふと黙った。
ゆっくり俺の左手を解放する。

掴んでいた手を俺の腕の内側に沿って滑らせ、
上腕二頭筋の膨らみを、ギュッと掴んだ。
力の抜けているそこは、彼女の手に余るボリュームがある。

「……筋肉、あるよね」
「そりゃ……鍛えてるし」
「格好良いな」

アンダーシャツは半袖だ。頭上に持ち上げられた左の上腕は、
ずり上がった袖口から、まるまる見えている。

そこを篠岡は触り、唇を落とした。

「……汚れてるぞ、汗で」
言わずもがなの忠告である。
そんな文句が口をついて出るだけ、自分はまだ冷静なのだろうか。
それとも、的外れな言葉になっているだけ、混乱しているのだろうか。
篠岡は上目遣いに俺を見上げ、暗く微笑んだ。

「……余裕、だよね」

「何が」
「巣山くんが。そんなこと言えるなんて…この状況で」

「……」
「それとも、慣れてるの?」
「……?」
「こういう、コトに」
「……」

「……そんなの嫌だよ」
「…」


「絶対、嫌。他の人となんて、許さない」
445巣山×千代:2007/07/10(火) 21:57:00 ID:tYIZn/QQ

小さい呟きと共に、チクリと痛みが走った。
顔の真横に、彼女の髪が揺れる。
上げられて視線に入った左腕を見ると、
膨らみの中程に、赤く鬱血した場所が小さく浮いて見えた。

「……おい」
「何」
「何って……何、してんだ」
「いいじゃない」


「…どうせ私のものになんか、ならないんなら、、印くらい」

ちゅ、ちゅう、と音がする。
チクチクとした痛みが繰り返し、
小さく刺されるような刺激が襲う。
篠岡は飽くことなく俺の腕を吸った。
幾度か繰り返し、彼女は自分が付けた痕を眺める。

「…こんなの、消えちゃう、よね」
「痣みたいな、もんだからな」

…もう少し、この場に合った文句はないものだろうか。
そう思いはしたが、生憎、俺の反応はいつもこんなものなのだ。
だがさすがに神経に触ったのだろうか、篠岡は口元を歪めた。


「……そうやっていつも1人、高いところにいて……」

「…え?」
「ずるいよね」
「ずるいって……」

「ずるい」

じわりと、瞳にまた涙が集まる。
ゆらゆらと揺れていたそれは、とうとう溢れた。
篠岡は身体を起こしたが、
そのまま顔を汗臭いアンダーシャツの胸元に押し付けた。

446巣山×千代:2007/07/10(火) 21:58:39 ID:tYIZn/QQ

「おい、」
「……」
「おいって、その…」
「汚れてる、って?」
言葉を奪われて、一瞬息を呑む。


「どうせ、巣山くんはそう言うんだよね。
今置かれてる自分の立場なんて、大した問題じゃないんでしょう」

「……あのな」

「わたしのしてるコトなんて、どうせ。どうせ、その程度なんでしょ」

「篠岡」

「だったらいいじゃない、
今くらい、あたしのものになってよ……!」

悲鳴のような叫びだった。
甲高い、悲痛な響きを持った声。
パタパタ、と音を立てて涙がシャツに落ちた。
熱い液体が、布地を通して肌を灼く。
その跡を辿るように篠岡は、黒いシャツの上に唇を押し付けてまわる。
何故、彼女はこんな行為をしているのだろう。

何故、自分をそんなにも求めているのだろう。


唇が、胸へとやってきた。
いつの間にか、つんと立っていたそこを服の上からカリ、と齧られて、
思わず身を捩ったのは、感覚までもが死んでいるわけではなかったからだろう。
腹の上で篠岡がぐらりと揺れる。

その隙に、挟まれていた右腕を強引に引き抜いた。
彼女のスカートが頼りなく、ふわりと浮く。
篠岡の肩を掴んで、押し上げた。

「おい」
「…手どけて。邪魔だよ」
「やめろ」
「嫌だよ」
「やめろって!」

「嫌!」

叫ぶなり、篠岡は暴れた。
藻掻く彼女の指先が、俺のシャツを掴む。
そこを手がかりにして体勢を立て直すと、力任せにその布地を引っ張った。
シャツの裾はズボンの中にある。
だが勿論固定されているわけではないから、篠岡の手に引っ張り出されて、
裸の腹が露出した。

447巣山×千代:2007/07/10(火) 22:01:10 ID:tYIZn/QQ


「巣山くん……」
夢中の篠岡は、そのまま肌に手を伸ばした。

彼女の温かい手の感触が、
割れた腹筋の形を確かめるように辿られる。
うっとりとした目で俺の素肌に視線を落とす篠岡。
それは思いもかけぬ程、背筋を緊張させた。
身体が、浮く。

「巣山くん……!」

果たしてそこまで計算していたのだろうか、彼女は。
浮いた背中は、引き上げられるシャツの邪魔をしなかった。
一気に胸まで肌蹴させ、勢いのままにさらに上まで捲り上げられる。
シャツが裏返った。顔がすっぽり布の中に入ってしまい、
慌てて首を振ると、それは脱げて肘の辺りに溜まる。
思わず息継ぎをしようとした瞬間、
だが口は再び塞がれた。

右目を横にやると、寿命の近い蛍光灯が、鈍い光を落としていた。
脱がされたシャツは、かろうじて腕のあたりにある。
それは絡みつき、頭上で俺を拘束した。
身動きのとれないまま、執拗に口腔に唾液を送り込み続ける篠岡の、
必死の重さが苦しくて、呼吸をしたいのに許されない。
荒い息遣いは、果たして自分のものか、彼女のものか。

「…ん、ん……す、やま、くん」
口づけに浮かされたように、唇の間で篠岡は幾度か名前を呼んだ。
返事はできなかった。
息を吸い込もうとすれば、外気の代わりに篠岡の暑く湿った吐息が流れ込む。
窒息しそうに苦しい。それを受け止めるだけで精一杯だ。

受け止める…?
何を受け止めろというのだろうか。
翻弄されながら考えた。
篠岡の一連の言動は、これは間違いなく俺が欲しいんだろう。
どういう意味があるかはともかく、全身で愛していると告白している。
このまま俺は彼女の好きなようにされてしまうのだろうか。
想像するのは難しくなかった。
きっと次は体中触られるのだろう。
服だって完全に脱がされるかもしれない。
親の笑い半分な昔話に聞く幼児の頃以来、
誰にも触らせていないその部分にまで、手を伸ばしてくるのだろう。
それから。

……それから?
448巣山×千代:2007/07/10(火) 22:02:33 ID:p5TiQUMk
いやあ、こんないいブログがあるんですね。

http://tomoika.exblog.jp/
449巣山×千代:2007/07/10(火) 22:03:14 ID:tYIZn/QQ


篠岡があんなことをするのだろうか。
アダルトビデオや、その類の雑誌の中の女たちの様に、
はしたなく足を広げ、俺の上で腰を振るとでもいうのだろうか。
彼女はどんな顔でそれをやってのけるのだろうか。
俺はそれに耐えられるのだろうか。

耐える?
どうして耐えねばならないのだろう。
今だってそうだ。
篠岡は女だ。明らかな体格の差。
いくらマウントポジションを取られていても、腕の拘束はただのアンダーシャツだ。
度重なる洗濯で、布地の弱ったシャツ。
織り目を通して光が見えるほどのそれは、引き裂こうと思えば簡単だろうし、
それを言うなら男の力をもってすれば、この強引なキスを中断させることも容易なはず。
なのに自分は従容として彼女を受け止めている。
これは一体どういうわけだろうか。
彼女の行為を受け入れるつもりが、自分にあると、いうのだろうか…?


頭はガンガンと傷んだ。バットで殴られたかのように。
だかそれよりも遥かに心が、胸が痛い。
口惜しくは、ない。
辛くも、ない。

ただ、溢れて止まらない篠岡の慕情が、
重くて重くて、
痛かった。


口づけが、やんだ。

「……巣山くん」
声がした。

息が上がっている。
それだけの長いキスを強いられていたのだろう。
見えないが、自分の胸が上下しているのが感じられた。
その胸を篠岡がそっと、指先でなぞっている。
触れるか触れないかの感触は、初めての感覚をもたらして、
皮膚を微細にざわつかせている。
鳥肌がたってもいいはずで、事実、身体は振動を起こしている。
だが、俺はじっと動かなかった。
動かないままで考えていた。

これだけのことをされながらも、
どういうわけか脳裏に、拒否、という選択肢が見当たらない。
そんな自分に戸惑い、混乱し、文字通り手も足も出なかった。

「巣山くん」

篠岡は静かに俺を呼ぶ。
俺は返事をしなかった。
返事をしたら何かが壊れそうだった。
今の自分がギリギリの天秤の上に居ると判っている。
この均衡を保つのが、沈黙だけであると思い込むようにして、
俺は口を噤んでいた。
450巣山×千代:2007/07/10(火) 22:05:50 ID:tYIZn/QQ


「す、やま…くん…」

篠岡の声が崩れてきた。
彼女はどうしてキスをやめたのだろう。漸くにして俺はそこに思い至った。
触れる指は腹の辺りで止まっている。小刻みに震えが伝わってきた。

「……どうした」
尋ねても彼女はすすり泣くだけで、先程の強気は嘘のようだ。
腹の上で篠岡は泣いている。
口元を片手で押さえ、堪えに堪えた嗚咽がすすり泣きと一緒に聴こえてきた。
ボロボロと落ちる涙は、つるつるの柔らかそうな頬を濡らす。
彼女も危うい均衡の上に立っている。
それがやっと解った。

「篠岡」
名前を、呼んだ。

「巣山くん……!」

堰を切った水が襲う様だ。
篠岡は身体を投げ出して俺に強く抱きついてきた。
勢いがありすぎて俺の胸を圧迫し、一瞬息が詰まる。
衝撃から立ち直ると、
彼女は子供のように声をあげて泣いていて、
俺の裸の胸に頬を押し付けていた。
「……篠岡」

「う…うッ、ひ、ぐ、…うあぁー…」
「……」

「…、…好きッ……好きだよぅ………」
輪郭も怪しい科白を押し出し、篠岡は泣く。
見も蓋も無い姿だったが、
俺は押し退ける気にならなかった。
頭上に押しやられた腕をゆっくり下ろす。
シャツを剥ぎ取ろうとしたが、どこでどう絡まったのか、
捩れた布は腕に食い込んでいて離れない。
仕方なくそのまま、腕が作る輪の中に、篠岡の頭をすぽんと入れた。


「………泣くなよ」
格好だけ抱き締める形になりながら、篠岡の身体ごと、身を起こす。
尻で這って、ロッカーを背にして凭れた。
篠岡は全体重をかけて寄りかかってきた。

451巣山×千代:2007/07/10(火) 22:07:22 ID:tYIZn/QQ

「…大丈夫か」
「……巣山くん…」
「うん」

「……なんで」
「うん?」

「なんで、そんなに、優しいの……?」

「…さあ」
それしか言いようがなかったから、そう答えた。


「なんで?ねえ、あたしが好き?」

「………違う」
直感したから、そのまま口にだす。

「ひどい…ぃ…」
腕の中の身体は、泣き声と共に崩れる。
「そうか…?」
「ひどいよ…、非道い…!その気も、ないのに……ぅッ、う、」
「……」
「なのに、ど、して、そんな…優しくするの……?」

「……さあ」

452巣山×千代:2007/07/10(火) 22:08:04 ID:tYIZn/QQ
「ねえ、」
「うん」

「……嫌い?」
「いや」

「……だったら」
「何」


「好きって、言って」

「……篠岡に嘘は言えない」

「言ってよ」

「…無理だ」

「嘘でも、いいの…」

頑ななまでに心は偽れない。
幾ら彼女が哀れでも、そのほんの一言で彼女を少しでも満たせるのだと解っていても。
偽りの言葉を口に出すのは、遥かに大きな罪なのではないかと思った。
だから。

「篠岡を好きだとは、思えない」


「お願い、だから…、言って、言ってよ…!」

悲痛な声で泣き叫び、篠岡は俺にしがみつく。
好き、好きなの、と繰り返し、俺の裸の肌に爪を立てて掻き毟りながら、
まるで駄々っ子のように泣く彼女を見ても、
その細い身体を抱き締めまでしても、俺は言わなかった。

……言いは、しなかったが。
453巣山×千代:2007/07/10(火) 22:09:15 ID:tYIZn/QQ


無理矢理にシャツから手を引き抜いた。

自由になった手で、篠岡の前髪をかき分ける。
赤くなった瞼の中の、茶色く澄んだ瞳は美しかった。
それをじっと見ると、自然に顔は近づく。

「は……ッ」
何かを言おうとしたその唇を塞ぐ。

先程、散々彼女にされたように、今度は俺が侵入した。
涙が唇を濡らしていたからだろう、そこは僅かに塩味がしたが、
熱くぬめった彼女の舌は、自分のそれを絡めてみると、ひどく甘く感じた。
いくらでも溢れてくる甘い唾液を吸い出し、自分の唾液を送り込む。
2人分の唾液が混ざり、くちゅ、と音がする。

この熱も、波打つ吐息も、すべてが俺への気持ちのせいなのか。
愚かで一途で途轍もない絶望を抱えながらでも、俺を想うのか。

「……あッ」
「じっとして」

キスのあと、そっと横たえてやると、篠岡は小さく竦んだ。
髪を撫でて落ち着かせてやる。
脇に沿って自分も寝転がり、腕枕をするようにして抱き寄せた。
篠岡はされるがままにじっとしていた。

その瞳を見つめながら、俺は右手を下へ這わせた。

454巣山×千代:2007/07/10(火) 22:10:29 ID:tYIZn/QQ


「ちょ、っと……!」
「動かないで」
低く制しておいて、篠岡のスカートの中に手を入れる。
太腿の内側に指を進め、やわやわと肌を撫でる。
しっとりと汗が滲む肌。
足の付け根までたどり着く。

他の場所とは明らかに違う強い湿り気を、下着に触れずとも感じ取った。


「あ、や……!!」

ああやっぱり、と頷いた。
もしやと思っていた。
これだけ密着していれば、肉体の変化は隠しようもなく。
裸の腹に彼女が乗っかって、跨る際に広げられた股の中心が、
俺の素肌にぴたりとついたあの時。
汗とは違う、確かな水気を感じていたのだ。

篠岡は確かに欲情していた。

これだけ自分を求めてくれる彼女に、応える意思のない俺。
せめて楽にしてやりたくて。
暫しの躊躇いのあと、
俺は下着の繊細な布に、グッと指を押し付けた。
「や……ッ!!」
仰天したのだろう、篠岡は大きく身体を竦め、逃れようとした。
布越しでもはっきりと、じくじくぬめる篠岡のそこ。


「……辛いだろ」
「あ、あの……」
「じっとしてろよ」
「ちょっ、と…!!」

抗議を振り切ってスカートを捲り上げる。
指先を頼りに、細く腰に纏わりつく下着を下に降ろした。

そして直接、どうしようもなく熱い粘液が溢れるそこに指を這わせた。
「あ!は……ぁ」

抵抗する篠岡の手が顎を押し上げる。
首を振ってそれを外すと、覆いかぶさって再び舌を彼女の口に差し込む。
「ぅんン…ぅッ……」


恋心を抱いていない相手に、ここまでやれるなんて。
自分は大した悪人だな。
そんな自嘲が胸に湧く。
455巣山×千代:2007/07/10(火) 22:13:17 ID:tYIZn/QQ


最初は少しの抵抗を見せた篠岡だったが、
唇を奪われてすぐに動きを止め、しっかりと味わい尽くすように俺に舌を絡めてきた。
そればかりでなく、やがて俺の首に腕を巻きつけ、自ら求めて引き寄せる。
そんな彼女に好きなようにさせておいて、俺は止まっていた右手を動かした。

……熱い。
人間の身体の中で、こんなにも熱い部分があったのだろうか。
熱を持ったぬるぬるした液体が指を濡らし、
入り口のあたりでゆっくり動かすと、さらにぬかるむ。
ツンと堅くしこる一点を見つけ、ぬめる液体を塗りつけるようにしてやると、
篠岡はプルプルと身体を震わせ、快感に喘いだ。
静かに、しかし強く何度もそこを押しつぶすようにこする。

「あぁあ、、い、や……ッ!」
ずれた唇から、熱い息と共に抗議の言葉が漏れる。
「嫌か?」
「だって、……!」

「俺が、好きだろ?」

「ん、ッ好き……」
「だったら、いいよ」
「だっ、て、……だって」
「何」

「ど、同情なんか、で、してほしく、ない……!」
涙をギリギリまで溜めた目は、俺を見ない。
篠岡は目を逸らし、なのに腕は俺の首から放さない。
果たして俺は彼女に同情しているのだろうか、と疑問が浮かんだ。
篠岡の必死な恋慕、それに打たれたのには間違いない。
しかし自分は、彼女の気持ちと同じものは持っていない。
では、どうしてこんなことをしようとしているのか、と問われれば、
俺は考え込まずにはいられなかった。
同情…
可哀想だ、という気持ちは微かに、ある。
こんなに自分が好きな篠岡。
いつも自分を見つめていた篠岡。
形振り構わず襲い掛かってきた篠岡。
口づけをして、肌を求めて、泣いて強請って縋りついて。
可哀想だ。
……可哀想?
いや。


可愛いじゃないか。
泣き顔も細い身体も悲鳴も全て。
一所懸命で、可愛らしくて、そしてどうしようもなく愚かで。


指をつぷりと彼女の中に埋め込んだ。
篠岡は上擦った溜息を吐き、慌てて身を捩る。
「あァッ……や、めて、!」
「嫌だ」
「な、なん、で……」
「抱きたい」
「…え」

「お前を抱きたい」
456巣山×千代:2007/07/10(火) 22:14:49 ID:tYIZn/QQ


ぴしり、と音がするほどハッキリと、篠岡は硬直した。
その桃色に染まる頬にそっと唇をつける。

こうしてキスをしながらも、彼女が自分を想うように、
彼女のことを好きだという思いはまるでない。

ただ腕の中の篠岡、掌を灼く、熱くしなる塊が愛しくて、
それだけが真実のように思えた。
それだけじゃあ駄目だろうか。

彼女に優しくしてやりたかった。
彼女を受け入れるとか入れないとかではない。ただ。
細く柔らかくしなやかに俺に馴染む身体。
柔らかくふわりと香る髪。
頼りなげなこの女の子が、心配で気になって可愛くて。

愛しくて。

なるべく優しく、指を動かし彼女を追い上げていく。
指先が、うねうねと蠢く膣内で僅かに折り曲げられるたびに、
トロトロと粘液が溢れだし、くちょ、ぴちゃ、と卑猥な音をたてる。
身体はびくびくと律動し、小さく喘ぐ声と熱い息が、俺の顔にかかる。

「熱いな……」
「あン、ん、!ぁあ、あッ、、嫌、や、だ……」
耳元で息を吹き込む俺から逃れようと、首が振られる。
首筋まで薄く桃色に染め、それでも愛撫の手に悶え、身体を押しつけてくる。
ぬちぬちと俺の指を締め付けてくる篠岡の熱い膣内。

指の腹で内壁の上の部分の、僅かにざらつく部分を押し、擦り上げると、
俺の頬と耳を、堪らなく悩ましげな湿った熱い溜息が通り過ぎていった。
「…!はあぁ、ッ!!……す、やま、く…」
「篠岡、」

「す、き……」


「ごめんな」

耳の中に、ゆっくりと息を吹き込みつつ、小さく囁いて詫びた。
同時に篠岡の身体に力が入った。
一点を刺激していた中が、ぴっちりと指に張り付いてきた。
絡まった腕が首を絞める。
幾度も大きく跳ねる身体。
457巣山×千代:2007/07/10(火) 22:16:07 ID:tYIZn/QQ


痙攣が収まると、もったりと重さを預けてきた。
右手には、彼女の情熱が水溜りを作り、ぽたぽたと溢れている。
少し躊躇したあと、残る片手で脱ぎ捨てたアンダーシャツを引き寄せ、
その液体を拭おうとして、やめた。

「篠岡」
「……ん」
「抱きたい」

「……」
「いいか?」
「……どうして」

「さあ」


「なんで、、?どうして……!」

「欲しいんだ」


理屈にもならない言い訳を漏らした。


「………」
篠岡は暫く腕の中で嗚咽し、
やがて身を離し起き上がると、
のろのろと自分のブラウスのボタンに手を掛けた。

そこまで彼女を辱めたくない。
自ら求めるような、屈辱を味わわせたくない。
目の前の光景に、一瞬でそれを決断する。
濡れる右手を軽く握り締めたまま、左手で彼女を抱き寄せた。
半分開いた唇を、吸った。
458巣山×千代:2007/07/10(火) 22:17:28 ID:tYIZn/QQ


ぷつ、ぷつん、とボタンをひとつずつ外し、躊躇わずにそれを脱がす。
フルフルと揺れる身体を抱き寄せると、背中に手がのばされ、抱き締められた。
俺の裸の身体にしっとりと馴染むように感じる、吸い付くような肌理の細かい肌。
ゆっくりと、彼女の背中に留まった下着のホックを外した。
薄い色のスポーツタイプのそれも、床にぱさりと置く。
掌全体で、小ぶりの乳房全体をすっぽりと包む。
小さくも柔らかなそこに、俺の日焼けして骨ばった指が沈んだ。

「あ……」
彼女の声音が変わる。
もっとたくさんの音色を聞いてみたい。
薄いピンク色をした乳首は、指で摘むと、きゅっとしこっているのを感じた。
舌をなるべく柔らかくし、それを解すように舐める。
篠岡は、唇も胸も、なんだかとても甘いような気がした。
「んぁ、あッ、……あ、」
彼女は目を閉じ、与えられる刺激に素直に反応して見せる。

細く引き締まった腰に手を廻す。
とても細くて。
優しく優しく、繊細なガラスの作り物に触れるように扱った。

スカートを捲り、片手で小さい尻を撫でる。
「は、……!」
さらさらとした肌。
両手で尻の肉を掴み、く、く、と開き、戻す。揉むようにそれを繰り返した。
先程の余韻か、それとも今与えた刺激からか、
閉じた篠岡の熱を持ったそこから、
ぴち、ぷちゃ、と水分の音がする。

「直接触ってないのに…、この音」
「ん、ん」
尻を掴んでいた手を離し、そのまま閉じた割れ目に指を伸ばす。

透明な液体が溢れているそこは、ぬるりと簡単に指を飲み込んだ。
ぐち、くち、と音がして、中指と薬指を奥へ奥へ進める。
俺の長めの指は、熱くうねる最奥まで到達した。

「す、やま、く……あッ、は、!く、るしい…」
「奥、当たってる」

先程の愛撫で一度達してほぐれたそこは、
吸い付くように俺の指を締める。

「あ、イッ……いい、気持ちいっ、……」

俺の背中にしがみつく手。
爪を立て、カリ、と引っ掻く。
膝立ちのまま腰はゆらゆらと揺れ、更に深い快感を得ようとしているようだ。

459巣山×千代:2007/07/10(火) 22:19:54 ID:tYIZn/QQ

俺の背中に廻されていた彼女の右手が、ふいに動き出した。

一瞬合った視線。
見たことも無いような色をした瞳。
映る蛍光灯の光の残像を残し、すぐにそれは外された。
急に挑戦的になったように感じられて
ぞくりとした。

篠岡の手は、俺の背骨や背筋をなぞるように辿ったあと、さらに下へ降りる。
俺が与える愛撫に喘ぎながらも、ただ夢中といった様子だった。
手はするりと腰まで来てから、一瞬だけ躊躇ったあと、ぐ、と俺の前を掴む。

「…篠岡」
「……」

ゆっくり上下にこすったり、揉んだり。
触れられる前からとっくに堅く成長していたそれは、
刺激されると苦しいほどの快感がビリビリと背中を駆け上がる。
もっと下の、股の間からぐぐ、と撫で上げられると、つい熱い溜息が漏れる。

篠岡は無言で俺のベルトのバックルに手をかけ、カチャカチャと外していった。
練習着のズボンの前をくつろげると、きつく頭をもたげたボクサーパンツが現れる。
我慢していたせいで、先走りの液体が滲み、布の色が変わるほど汚していた。
先端や、睾丸の部分までまんべんなく熱い手にこすりあげられる。
篠岡はいっそう俺に近づき、腰に手を廻し、鎖骨の辺りを舐めた。
「………ッ」

舌はぬるぬると俺の胸を滑り、乳首をしつこく舐める。
柔らかく濡れた舌が堅くなったそれを押しつぶすように行き来し、
片方の手は、勃起した俺自身をパンツの上から上下に撫で続けていた。
「……はッ、」

自慰をするときも自分の胸には触れたことがなく、
篠岡の舌から与えられるじりじりとしてむず痒い初めての快感は、
そのまま下半身へ伝わり、いっそうペニスを堅く大きくさせていく。
唇が下に降りていった。
鍛えられた腹筋の形を丁寧になぞるように舌を這わせ、時にちゅ、と吸い付く。
とうとう顔が俺の股間の前に来る。手は尻のあたりに添えられていた。
表情が見えない。


彼女は躊躇わずに、パンツの布の上から、亀頭を咥えた。
「…うッ、う」
そのまま舌をべろりと出して、裏筋から舐め上げられる。

「汗臭い、だろ……そんな、しなくてイイ、よ」

俺がそう言って篠岡の頭に手を添え外そうとすると、
変わらず舌を押し付けながら、無言でちろりと俺を見上げた。
と思った瞬間。

460巣山×千代:2007/07/10(火) 22:22:23 ID:tYIZn/QQ


後ろに廻されていた手をいきなりパンツのゴム部に手をかけ、
ずるりと一気にズボンごと引き降ろしてしまった。
そして腹に沿うようにカチカチに勃ちあがったそれを、
間髪入れずに咥える。

「!、ぅ、し、の…」
「ん、ぷ……ふ、」
一瞬で、感じたことの無い強い快感が俺を飲み込む。
熱く熱く、灼けるような粘膜。

ぴったりと根元から亀頭までぬりゅぬりゅのものに包み込まれ、
俺は言葉を失ってその強すぎる快感にわなないた。
理性を吊る糸が、じりじりと捻じ切れそうだ。

「ん!む、んぅ……んン、」
「ぉ、あ、あ……!ッ…」

頭の中が真っ白になっていく。
ジュルジュルと聴いたこともないような卑猥な音をたて、
篠岡は頬を紅潮させながら、夢中な様子で俺のペニスを咥え続ける。
粘性を増してきた唾液と、予想のつかない動きを繰り返す、生き物の様な舌。

膝立ちの体勢になっていたが、その刺激に耐え切れず、畳に座り込む。
彼女は舌を動かしながら、俺の膝に溜まっていたズボンとパンツを抜き取った。
俺はロッカーに寄り掛かり、開いた足の間に篠岡が身体を丸めて入り込んでいる。

ふいに、ちゅぽん、と口から離したかと思うと、
今度は手を伸ばし睾丸をふに、と持ち上げ、舌を伸ばしてきた。

「ちょ、っと…!しの、か、やめろ…って!……あ、あ」
柔らかい唇で挟まれ、コリコリ刺激されたり、全体をベロリと舐め上げる。
予想外の部分にまで口をつけられ、さらに混乱する。
片手は唾液が大量に絡んだペニスを、にちにちとこすり上げていた。
自分でするのとは比べ物にならない。
なんだこれ…ッ

「ふふ……気持ちい?ねぇ」
「う、ぐ……はぁッ、はッ、は、は…」

普段の篠岡からは到底想像もつかない、情欲に濡れた目。
口元は笑いを形作り、俺自身を嘗め尽くす。
身体を尻を向こう側へ突き出す格好の、彼女のスカートはふあふあと揺れた。
その娼婦のような媚態に、俺は荒い息を吐き出すことしかできない。
461巣山×千代:2007/07/10(火) 22:23:50 ID:tYIZn/QQ


もう一度、ぶちゅ、と亀頭に吸い付いた。
そのままズルズルと奥まで飲み込み、大きく頭を動かす。
「はあ……ッ!」
「ん、おいし、……ぁむ、ン……すやまくんの、おちんちん、すご…」

「しのお、か…ぁ、も、離せ……!……う、」
「やだ……、ね、、気持ちいいでしょ?…ん」
俺にそう尋ねながら、ぬめるペニスを手で強くしごき、鈴口を舌でくすぐる。
ピチャ、とわざと音を立てて同じ動きを繰り返した。

唾液と俺の先走りが混じってグチョグチョの感覚に、俺はどんどん追い上げられる。
挑むように見上げられる目は、もはや俺の知っている篠岡とは、
完全に別人になってしまったように感じられた。
倒錯しているとはこういうことなのだろうか。

「はァッ、あッ……!、しの…か」
「巣山くん、かわい……、んンッ、好き、好きだよ、ッ」

再び口腔内に包み込まれる。
中はぐちゃぐちゃに濡れていて、もう口の中に入れているという感覚がない。
ただ、射精することだけに思考が集中し始めている。
まだ少しだけ残る理性を働かせ、それでも、
口淫を続ける篠岡に弱々しくやめてくれと懇願することしかできない。

「だめだ、!も、やめ……、あ、このままじゃ、!」
「んッぶ、んンン、っぷ、ぅ、ん、ん、ん」

篠岡はまた、ちらりと一瞥すらしたが、
俺の言葉を無視して、更に激しく頭を動かす。

「ぅ、!やめろ、って……出ちまう、…ぅッ、」
「ッぷ、…、んン、ん〜!んむ」
頬から耳まで赤く染め、
目に涙を溜めたまま熱い視線を俺に送る。

喉に当たる。ぬちゅぬちゅとした口腔内の粘膜。
奥の舌の付け根のあたりがにゅり、にゅる、とペニスを締め上げる。
そのまま強く吸い上げられて、
俺はもう我慢できない。

「ぐ、…ッ」
ちゅぽんッ、と開放される。
「はあぁ……ッ、しのお、か…」

ギリギリまで追い上げられて、いきなり放り出された為に、
ペニスはビクビクと脈打ち、ひどく敏感になっている。
唾液と先走りの混じった液体で濡れ、蛍光灯の鈍い光をテラテラと反射していた。
462巣山×千代:2007/07/10(火) 22:26:23 ID:tYIZn/QQ


はぁ、はぁ、とお互いに荒い息をつく。
俺は、自分から仕掛けたことであるのにも関わらず、
与えられた快感に頭がついていくことができずに呆けていた。
篠岡は俺の前に座り、相変わらずの潤んだ視線で俺をがんじがらめにする。

すると、篠岡は視線を外さないまま指を口に含み、
フェラチオの名残の、飲み込みきれなかった唾液をたっぷりと絡めると、
座って膝をたてたまま、スカートを捲り、
何を思ったのか、自分の濡れた下半身にするりと手を伸ばした。


右手の中指でクリトリスを弄り、ぴち、ちゃぷ、と水が跳ねる音がする。
左手は、乳首を摘んだり、全体を揉んだりと忙しなく動いていた。
まさか。
小さく上がる濡れた声と、動きを止めない指。


篠岡は、俺の目の前で、自慰を始めたのだ。

「ぁ……ン、ん……」

俺は、先程激しく俺を責めたてた篠岡と、
今手を伸ばせば届く距離で、自慰をする篠岡、
両方の姿に俺は面食らっていた。

いつも笑顔で、かいがいしく俺たちの世話をしてくれる可愛らしい女の子。
気が利いて優しく、野球が好きでなにより明るい。
マネージャーということを抜きにしても、恋心を抱く男は多くいてもおかしくない。

それがどうだろう。
目の前にいる彼女は、前髪をしっとりと汗ではりつかせ、
トロリと情欲に濡れた瞳をたたえる。桃色の唇は半分開き、
悩ましげな溜息は辺りの空気を濃い色に染めていた。
これが、本当に同じ女の子なのか。


「ふ、ふ……見られると、…ッん、コーフン、する……は、あッ」

淫らな表情で笑い、快感に膝を擦り合わせている
ぼうっとする意識の中でも、彼女の痴態から目を逸らすことができず、
自分の鼓動の音ばかりが大きく聴こえた。

ぴちゃ、ぐちょ、と、篠岡のそこからは一層大きく、濡れた音がした。

「巣山く……あ、あぁ〜…、はぁ、すや、ま、くん…」
膣内を細い2本の指で、激しく掻き回している。

俺の名前を呼ぶ。
463巣山×千代:2007/07/10(火) 22:28:36 ID:tYIZn/QQ



俺はふらふらと立ち上がり、吸い寄せられるように篠岡に近づく。

無言で彼女を畳に押し倒した。

彼女の両膝を掴み、大きく拡げさせる。
篠岡は何の抵抗もせず、
愛液に濡れた指のまま、俺の頬に手を添えた。
ぬるりと生温かい粘液。先程まで体内にあったものだと、
妙にリアルに感じさせるその匂い。
彼女は甘い吐息と共に、また俺の名前を呼んだ。

「すやまくん……」
「………」

何も言わず、
媚態を見せ付けられてバキバキに勃起したペニスを、
自慰でぐちゃぐちゃと濡れたそこに強く捻じ込む。
躊躇いなく一気に最奥まで突きたてた。


ぐちッ…、ず、ぷん。

「あああ!!……!あッ、あぁあ……う、ッあ…」
濡れていながらも、抵抗をするようにギチギチと張り付く内壁。
それでも強引に奥へ進む。
俺のペニスをズブズブと全て飲み込むと、
篠岡は大きな声をあげ、ヒク、ヒクと身体を痙攣させた。

……熱い。
熱い。
信じられない熱さと、
抵抗しているようでもあり、
それでいて俺を逃がさないとでもいうようなきつい締まりと、
体液のぬかるむ感触。
粘膜がこすれ合う。柔らかいのに苦しいほどに狭い。
ペニスの根元が痺れるような感覚がして、
果てしなくぬかるむそこに溺れた。
俺は溺れる。
戻れなくなる。


自然に腰が大きくグラインドする。
彼女にペニスを突き立てること以外、何も考えられない。

「あ゙〜…!…、あ、ン、ん〜…!!、うぅ、あッ!」
「……!……ッ」
背中に廻された手が、俺の汗のせいでつるつると滑っている。
464巣山×千代:2007/07/10(火) 22:31:02 ID:tYIZn/QQ


「は、ッあ!!あ〜…あぁ〜………!……ぅ、ふ、ふふ、」

…?
笑って…
彼女の理性はドロドロにぬかるむここから溶け出してしまったのか。
俺が心まで受け入れることを拒否したからなのか。
こうなってしまったら、もう……

グチョグチョと粘液が絶えない。
彼女の液体は俺の下半身をも濡らし、根元まで突き入れる度に、
ベタベタと自分の陰毛が身体に張り付くのを感じた。

何もわからない。気持ちいい。気持ちいい。
狂った様に、ばち、バチン、と激しく腰を押し付け、
最奥にある子宮口まで熱いペニスを何度も穿つと、
篠岡の目からは生理的な涙が止め処なく零れ落ち、
だらしなく開いた唇の端には涎がつたう。

「…ッあ!あ!、あぁ、ン、ん〜……す、やま、く…」

「…ッ、……、はッ、は、はぁ、はァッ、は、」
俺は言葉を発することもできない。
荒い息をつき、細くしなる身体を揺さぶる。
巻きつくように俺を締め上げる膣内。


「ん、好き、好…き、ィ……ッん、好き…ああぁ」
「はぁ、はッ!、はァ、はッ、……、」
汗で滑る足を抱え直し、右足だけを高く上げさせ肩にかけた。
篠岡の身体を横に向かせ、彼女の左足の上を跨ぐようにする。
更に深くまで繋がりたくて、容赦なく熱い膣内をえぐり続けた。
ジュポジュポと隠微な音は更に大きく上がる。

「い、気持ちいッ…、あ、す、…やま、く……ッ、好き、ぃ、す…き、好き、すき……」
好き、と何度も呟きながら、ブルブル震える篠岡。

体勢を戻して覆いかぶさり、汗で濡れた肌同士が擦り合わされる。

何度も繰り返し耳に届く彼女の気持ち。
俺はなにも答えてやれず、
ただただ、抱き締めて、激しく腰を動かすしかできない。

465巣山×千代:2007/07/10(火) 22:33:10 ID:tYIZn/QQ


「巣山くん、、あ、ッあ、…すやまく、ん、!巣山く…ん、好き…」

篠岡は、何も答えずに腰だけを動かし続ける俺をじっと見つめながら、
顔を崩してぐずぐずと涙を零し続ける。

先程の挑戦的な目の色は消え、ただ俺への強い気持ちを訴え続けた。
汗で滑る背中を必死に掻き抱く、爪の感触。

「ひ…っく、ぅ、う……あ、あ!あぁ、は」
「うッ、う、…ッ、はッ、は、…ぐッ…」

パン、パン、パン、
きゅうきゅうと締まる膣内に、飽くことなく欲望を出し入れする。

汗のニオイと、
唾液のニオイと、
ぶちゅぶちゅと結合部から溢れる液体のニオイ。
全てが混ざり、俺を痛いほどに揺さぶり、頭の中は曇っていく。



自分の気持ちが、わからない。
ベタベタの粘液で白く塗りつぶされていく。
わからない。気持ちいい。わからない。
事実こんなに激しく彼女を抱いていて。
わからないというのは…


思考とは別に、
想像を絶する肉体の快楽に休み無く襲われ、
頭がグツグツとたぎる。ぬっとりと絡みつく膣内の刺激に、
ついに限界が訪れた。
466巣山×千代:2007/07/10(火) 22:36:00 ID:tYIZn/QQ



「はッ!はぁッ、、う、篠岡、しの、おか!、ぅ、出るッ」
「ああぁ、すやま、く……ぅあ、あ、あ、なか、に、…」

腰の動きを止めることができず、今彼女が口走った言葉を、
白く濁る頭の中の小さな理性を掻き集めて、必死に理解しようとした。
中…に?


「な、に…言って、う、ッ、ダメだ、そん、な…ああ!ッはァ、」
「中に出してッ、あ、あ、あ、あ!」

そう言うと、篠岡はそれまで大きく拡げていた足を、
動き続ける俺の身体にまわし、ガッチリと絡めてきた。


ぶちゅんッ!と最奥に激しく亀頭が届く。
子宮口に深く埋まってしまうようだ。

「ぐッ、離、せ…!は、な……あぁあ、ダメだ、も、っ…出……ッ!う、あ」

「あ゙〜……、あ、あぁ、イッ、く…、ぁあ、あ、あ、あ」


気を失いそうになる程の強い閃光。
ビュルビュルと勢いよく最奥に叩きつけられる熱い液体。

ついにホールドされた足を振り解くことができず、
ビクビクと律動しながら、それと共にまだ、射精が止まらない。

「い…ッあ、いく、イく、ぅ……、はぁあ…、あ、ナカ、出て、、あつ、ぃ、あぁ……」


膣内は断続的にグニュグニュと弛緩を繰り返し、
まるで1滴も残さずに吸い取ろうとしているかのようだった。

467巣山×千代:2007/07/10(火) 22:38:41 ID:tYIZn/QQ



全てが終わってからも、俺にしがみついたままの篠岡をゆっくり離す。
鼓膜がジンジンしているのは、彼女の「好き」という言葉のせいか。

「……これが、お前の気持ちなのか」
胸に呟いた筈の言葉は、唇から漏れていたらしい。
篠岡はまだ整わない息のまま、閉じていた瞼をうっすらと上げた。


「……好、き」

「ごめんな」

「……巣山くん」
「非道い奴で、ごめん」

瞼がもう一度閉じる。
さっきまだあんなに熱かったのに、彼女の頬は既に蒼褪めていて。
一筋、涙がつたった。

愛されていないのに、好きで、好きすぎて開いてしまった身体を抱え、
彼女はもう限界なのだろうと知る。
シャツを手にした。
こんなもので、とも思ったが、
それでも彼女に吐き出した汚れを、そのままにしておく訳にはいかない。


仰向けに脚を折り曲げた格好で横たわる彼女のそこからは、
俺の出した大量の精液が、トロリと流れ出てきた。

曝けだされた胸や腹、
そして白い脚の間に手を伸ばそうとしたとき、

篠岡は俺の手を叩き払った。
468巣山×千代:2007/07/10(火) 22:43:49 ID:tYIZn/QQ
「おい」

「このままにして」
「……でも」
「このままにしてて、拭かないで」
「……そんなわけにいかねえだろ」

「…いいから放っといてよ!!出てって!」
悲痛な響きの声だった。

「……もういいよ!全部忘れてよ…!!
巣山くんなら、どうってことないんでしょ」
「篠岡」

顔を両手で覆い、苦しそうに声を押し出す。
「こっち見ないで…見ないでよ……!」

「…お前は忘れられんのか」
彼女は息を呑んだまま、ボロボロと涙を零した。
「……こうやって、俺を受け入れて、そんで忘れられんのかよ」
「……」
「無理だろ」
「……忘れる」
「無理だ」
「できる…」

「…忘れなくて、いいよ」
白い身体を抱き上げた。
まだ余韻を残して汗ばむそれは、重く滑る。
けれど手放したくなかった。
膝の間に連れて来て自分の方を向かせ、ロッカーを背にして抱き締めた。
篠岡はもう、力なく泣きじゃくるばかり。

「…篠岡」
「ふ、う、うッ…く、」
どんなに撫でても抱き締めても、首を振って嫌がる。
どうしてこんなことになってしまったのだろうと、幾度も幾度も、泣きながら訴えるのだ。

「……あたしなんか、好きじゃ、ないんでしょ」
「……」
「もう放っといてよ……これ以上惨めにさせないで」
「………」

「離してよ。出てって」
「嫌だよ」
「どうして…ッ」

「お前が欲しい」
「……」
「それだけじゃ、駄目か?」


駄目なのだろうな。溜息をつく。
こんな、彼女の身体だけが目当てのような科白しか言えない自分が恨めしい。

違うんだ。そうじゃなくて。
本当はもう少し違うんだよ篠岡。
これが恋なのか解らないだけで。

愛しくて、可愛くて、大事にしたくて、俺のものしたくて。…それだけじゃ、駄目なのか?
469巣山×千代:2007/07/10(火) 22:44:50 ID:tYIZn/QQ


篠岡は弱々しく藻掻いた。
腕を抜けようとする彼女を捕まえておきたくて。
強引に押さえつけて、その唇を強く奪った。

こうして愛情めいた行為を押し付ければ、彼女は誘惑に耐え切れず流されるだろう。
先程の情交でもそれは明らかで、始めれば途端に自分の欲望を露わにするだろう。
そんな彼女の弱さを突いてまで、腕の中に捉えておきたいのは、何故だろう。


或いはこれが、恋だとでも、いうのだろうか。

やがて口づけに夢中になって縋ってくる細い身体を抱き、
彼女の甘い唇を貪りながら、
どう考えても答えは出ず、
ただ愛しくて堪らない存在と、
脳裏に落ちてくる闇を感じて、



俺はきつく目を閉じた。


470巣山×千代:2007/07/10(火) 22:45:31 ID:tYIZn/QQ
おわり。
471名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 22:59:39 ID:ujx42D0E
スヤチヨキター!
乱れてる巣山がエロかったです!
職人さんGJ!乙です!
472名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:04:10 ID:aOJvAK4p
やべええええ眠れねええww
職人GJすぎる!!巣山かっこいいー!
本気で切なくなっちまったぜ・・・
473名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:13:50 ID:Rd14zsl6
すごすぎる・・・( ゚д゚)ポカーン
巣山の微妙なキモチの変化としのーかの強すぎる愛情に
俺は泣いた。。

本当に良い作品って、CPとかどうでも良くなるんだなーと思ったよ。
巣山にさほど興味がなかったのに何なんだこの気持ちは。
マジでGJ。いやGOD JOB

474名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:14:59 ID:Up/4vhOc
すげぇのキター!!!
やばすぎる、巣山かっこいい…。
そして千代ちゃん…。
メチャクチャエロいけど、ものすごい幼い愛情を感じて切なす。
まいりました!
475名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:19:44 ID:ulILUOkq
あまり見ないタイプのカップリングと話で新鮮でした
ってかうまい!魅せられました
ほんとこっちまで痛切なくなった・・・
476名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:39:17 ID:uXchLW16
おや?
477名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:40:03 ID:I4/kpMm5
巣山のキャラがはっきり掴めてない自分だが一気に巣山のファンになってしまったw
478名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:41:05 ID:uXchLW16
ごめん('A`)何でもないっす…

巣山チヨGJ!!!
479名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:00:10 ID:tYIZn/QQ
おお、ありがとうございます。嬉しい。

個人的に巣山が好きというのもあったんですが
そのせいというかなんというかエロシーンが長くなりすぎてしまった。
いつも書いていると、あれも入れたいこれも入れたいとなってしまって。

巣山の野球面においての内野の要、寡黙な仕事人というのを考えて、
喋り方なんかを少しぶっきらぼうというか男臭くしてみた。
できてるか心配だがどうだろう?

それにしてもパロを考えるのはなんて楽しいんだ。うーん。
読んでくださった方、ありがとうございました。
480名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:02:35 ID:Rd14zsl6
>>479
いやいや長いの全然良いです。
巣山は原作にあまり出てこないから話し方がよくわからないけど
自然に感じたよ。格好良かった。

自分も精進せねばと思いましたー
またゼヒ( `・ω・´)ノヨロシクー
481名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:02:53 ID:Y5ZPBc7H
うおー、ほんと良スレ!
サカチヨにオダチヨ、そしてスヤチヨ・・・
みなさん乙!

そして投下直前の巣山×千代作者さんに敬礼
482名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:06:25 ID:SCV7W+5e
>>479
すごいおもしろかった!
ほかの話もぜひ読みたいので、またなんか思いついたら書いてね。
483481:2007/07/11(水) 00:09:54 ID:ur0cyG7y
投下直後、だったorz
>>479さん、お疲れ様です!
次回作に期待してますねー、正座して
484名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:01:37 ID:l8VF80yi
すげえ・・・・・・ただすげえ。
オレが考えていたいぶし銀の巣山をかるく斜め上をいっている。

もう、専用タグを取った方が良い。
あなたが書いたことが解れば、どのスレでも盛況になる。
それだけあなたの文章には人を引きつける。
485名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:02:26 ID:bTiYpf5j
つーか気づいたんだけど
これってサカチヨと同じ職人さんじゃないか?
で、前、サカチヨのひとって最初のアベモモのひとと同じっての見たぞ

なんてこった・・・・・・すごい人だ
486名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:04:38 ID:EvAXO6nm
自分も同じ人のような気はしてた。文章が似てる。
でも違ってたら失礼だし…どうなんでしょうか。
487名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:12:43 ID:6A6w4yK2
ママンズ書いてくれよ誰か。
488名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:18:09 ID:bTiYpf5j
>>486
うん、文章似てる。セリフの感じとか、「、」とか「ッ」の使い方とか。
もし同じ職人さんだとしたら、
前スレのハナモモ、レンルリ、今スレのアベモモ、サカチヨ、スヤチヨは同じ人の作品ってことになるな・・・
どんだけ神なんだよ!!非常に抜けるし、いつも切ない。感動した。
489名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:31:25 ID:1loe9y6G
あのさ、一人を露骨に評価するのはやめたほうがいいって何度言えば分かるんだよ?
前に指摘してから十日ぐらいしか経っていないぞ

だからな、一人を過度に崇め奉ると他の職人さんは投下しづらくなるんだよ
それを繰り返すうちに職人さんが離れていき、
賑わっていたスレが閑散とした寂しいものになっていく

こういう状態に陥っていくスレってたくさんあるんだよ
せっかく賑わってきたスレを過疎スレにしたくはないだろ?

頼むからいい加減に理解してくれよ
このスレが好きならさ
十八歳以上なら理解できるだろ?
490名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:37:06 ID:Um9yOBbl
>>489
同意

書き手が主張していないのに、あれとあれの作者だと決め付けるのもどうなんだろう。
そう思っても自分の心の中に留めておけば良いと思うよ。
491名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:39:49 ID:D726sAOi
本人が名無しで投下してんなら誰何はするべきじゃないわな
「これ○○の作者じゃね?」とか言われると評価の良し悪しに関わらず嫌な感じになる人もいるだろうし
作品を読んで感じたパッションをシャウトすればいいんだよ
492名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:50:44 ID:Au7BVJhw
流れ読まずに書くけどよ
個人サイトの小説改変して書き込むのは止めとけよ
まあ作者本人ならいいんだけどよ
493名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 04:05:03 ID:rPC3XN16
モモカン×千代募集してます
494名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 07:01:39 ID:+iOXfTPp
桐青キャラも募集中ですノシ
495名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 09:36:20 ID:XC8GDWOt
モモカンのターンはまだか?

みんなモモカンと誰のカップリングがいい?
やっぱ花井かなー 三橋とか田島でもかわいい
496名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:18:54 ID:IPlSx4i2
阿部とか。
497名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:00:21 ID:IsqXaLVa
アベモモが好きだな
初期の二人は指揮官と参謀テイストで非常によかった
手握るとこも可愛いし
498名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:54:56 ID:XC8GDWOt
うん、阿部は口ではぶっきらぼうなのに、手握られて照れてるとこが可愛かった
まあモモカンにあれやられれば誰でもそうなるだろうけど…
499名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:26:49 ID:ZKHWoVt9
モモとチヨを二股かける鬼畜な阿部さんが見たいです(・ω・)ノ
500名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:41:47 ID:XC8GDWOt
阿部人気だなあw
クソレはパロでは人気ないのね
501名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:47:50 ID:SCV7W+5e
阿部とエロって繋がりやすいっつか。
阿部自体がエロい雰囲気出してる。

部員を股にかける悪女な千代ちゃんも見たい。
502名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 23:15:56 ID:+f1XLQLo
作者の、メンバーちんこ設定を知りたい今日この頃。
503名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 23:22:03 ID:Crh0ncGN
>>499
この設定でソフトなエロ読みたい

504名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:17:25 ID:w7yGteiH
女二人男一人の3P良いね
505名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:21:08 ID:e/HPuTZ6
実際男はすごい疲れると思うんだ<女2男1
506名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:21:58 ID:e/HPuTZ6
>>502
阿部が包茎だったら笑える
507名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:22:01 ID:GpJNVdmL
>>500
>クソレ不人気
そんなことねーよ。前すれじゃ、結構いろんな人が水谷のSS書き残しているし。
今は、阿部がブームなんじゃないの?
508名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:14:16 ID:zwtc8V9C
一つ質問なんですけど、エロパロ作中に801をにおわすような発言があったらアウトですか?
例えばだけどチヨに「阿部くんは三橋くんが一番好きなんだよね…」とか言わすのはアウト?
509名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:15:48 ID:GEwQXvkb
>>508
当たり前じゃ。
友情なら別だがそれはない。
510名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:16:36 ID:fDnAxgC6
>>508
しのーかは腐女子じゃない
511名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:40:27 ID:S0yxUvYS
アベチヨなら、可愛い嫉妬でアリだと思う
512名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 02:01:20 ID:GEwQXvkb
>>511
書き方にもよるんでは。

「自分よりも三橋君と野球してる方が好きなんだ」とか
「バッテリーとしての関係に嫉妬する」
ならともかく
一番好きってのはアウアウ…と思う。
513名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 02:28:22 ID:ts4yx1On
スヤチヨに感動されて眠れないんだ
どうしよー
514508:2007/07/12(木) 02:37:18 ID:zwtc8V9C
すみません。
あの一言だけだとチヨは腐女子じゃないと指摘されて当然ですよね。
三橋と阿部の例の約束を偶然三橋から聞いてしまい、直後、大好きな阿部に告白されたのに三橋に嫉妬して阿部くんは信じられないというチヨと、誤解されてキレる阿部……みたいな流れだったんです。

変な質問したせいで嫌な思いさせてしまって本当にすみませんでした。
515名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 02:57:34 ID:e/HPuTZ6
>>514
そんなにきにすんなよw
なんか出来上がったら投下してくれー

モモカンのターン待ち
516名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 11:22:48 ID:px7z5bQ3
うんうん、高校生くらいなら恋愛より男友達とワイワイやってる方が楽しいものだ。
それみて焼きもちやくのは全然アリだと思うぞ。
実際原作の阿部の一番気になる存在は三橋だからな。
いや、気にせざるをえないのかwww
517名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 11:47:28 ID:GEwQXvkb
>>514
おーそういう誤解的なのなら全然OKだよ。
てかすげえええ見たい。アベチヨアベチヨ!
518名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 12:53:36 ID:9eMllWrn
アベチヨ楽しみ!
誤解にめげずに辛抱強く口説け阿部
519名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 13:04:33 ID:VepGYOeu
アベチヨは人気あるなぁ。書く方も阿部は書きやすいから助かるけど。
逆に書きにくいのは、三橋。
心情が複雑で口調も難しかった。

モモカンは今週中、アップの予定。
520名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 14:43:31 ID:e/HPuTZ6
三橋は難しいよねえ。しかし何気にエロそうな。
書いてると三橋もかわいくなっちゃうんだよなあ。
三橋がすげえデカチンだったらワロスwwwwwwwww
521名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 16:52:56 ID:px7z5bQ3
一生懸命口説く阿部いいね。
余裕のある阿部もいいけど、必死な姿も見たいw
なのに全っ然気付かない超天然なしのーかに萌える。
522名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 16:56:22 ID:GEwQXvkb
>>521
確かに口説く阿部って凄い見てみたいかもしれない。
口説くっていうかどうにかしなきゃ!って焦りまくりな阿部と
むくれまくるしのーか…いいなあ。
523名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:00:14 ID:cgAVs25C
逆に、三橋に尽すと決めたから好意は受け止められない複雑な阿部も見てみたい
524名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:17:31 ID:zJ0x8Edv
>>523
腐女子の釣りか?女作るのに三橋関係ねーよw
525名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:51:33 ID:JSLjP786
今は恋愛より野球に集中したい!って事じゃね?
つかピリピリし杉だろ、腐が圧倒的なジャンルだから気持ちは分かるが
526名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 21:19:33 ID:e/HPuTZ6
クソレとしのーかと阿部の三角関係で今書いております
527名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 21:37:00 ID:YpaJXVZd
最近読み始めた元腐なんだが、やっぱり腐は多いんだね。
しばらくノーマル男女えち書いてたから、BLより想像わきやすくなってるわ、自分。
何か書けたら私も投下したいな。

興味あるのはほかより大人びてるはないとモモカン。
はないは年上キラーと思う。
528名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:06:09 ID:87cRomcU
>>526
待ってる!
529名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:19:40 ID:Wn7YIwEJ
>>526
クソレ勝ち目なさそうw
ハナモモもアベチヨも、皆さんの投下楽しみに待ってまーすノシ
530名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:59:46 ID:cT9gFzNP
クソレ見た目はいいと思うんだけどなー
531名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:03:11 ID:8O1ucl/4
見た目「は」ww
532名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:04:14 ID:/Z+9r/7r
見た目「だけは」
533名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:11:39 ID:8O1ucl/4
クソレの扱いの酷さは異常wwwww
534名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:25:07 ID:/Z+9r/7r
2chだと水谷って呼ばれないもんな
いや、ナイバッチクソレと言う事はわかっているんだ
535名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:28:45 ID:iFFiioem
水谷は頭悪そうだけど
見た目と性格はいいんじゃないのかな
536名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:34:39 ID:8O1ucl/4
アホの子だよな。憎めないというか。世渡り上手っぽいけどね
537名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 11:16:04 ID:KgHv5sNC
モモカンのエロが読みたい
538名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 12:19:12 ID:1HF9wRGc
じゃここは意表をついて

ハナルリなんてどうだ?!
539名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 12:51:56 ID:8O1ucl/4
>>538
接点がなさ過ぎてエロまで持ってくのが難しいよな

>>537
彼氏に振られて意気消沈のモモカンに偶然遭遇した三橋が
不器用ながらも慰めるうちにエロい展開に…っていうのを書こうとおもってる

540名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 14:25:46 ID:8O1ucl/4
しかし自分のIDなんなんだ・・・
541名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 14:53:56 ID:+AM//IK/
花井とモモカンのえちを妄想中。
花井は経験済のような気がするんだが、どう?
ちょっとセツナスなテイストにしようかと思ってる。
542名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 15:06:57 ID:ZWjoTnEd
>>540
数字板なら神なのになw
543名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 15:25:36 ID:8O1ucl/4
>>542
だよなw 数字板なら奇跡だよなこのID…www
544名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 16:17:04 ID:hGVECnMD
世界の栄口→ルリはどんなもんなんだろうか
545名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 16:52:49 ID:VXDc8lgf
2人の接点が三橋くらいしかないから難しいよね>栄ルリ
ルリは栄口のことまったく知らないし
栄口にしては珍しく、ルリと三橋の同棲に関してエロ妄想してたのが印象的だったが
546名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 17:05:11 ID:Jgf9FtwC
そのレンルリなエロ妄想でオナニーする栄口のターンな作品にすればおkw
547名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 17:39:00 ID:c7HFB637
>>541
好きにしろよとしか言えんがな。

前々から思っていたんだが、このスレは誘い受けが多すぎだ。
548名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 17:49:37 ID:qXKHPQNw
同意。
よほどひどくなけりゃ叩かれないんだし。
549名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 18:02:28 ID:+AM//IK/
すまん。
新参なのでちょっとびくついてるだけだ。
適切にやるわ。
550小ネタにしうらーぜ :2007/07/13(金) 21:13:16 ID:U27ArakO

「花井君、これ今日のジャングル氷オニするときの追加メニュー。よろしくね。」
「は、ハイ!なんですか?」
「見てみたらわかるよ。私はこれからバイトがあるからもう帰るけど、怪我に気をつけて。」
「したっ!!」

原チャで去っていくモモカンを見送り、もらったものを見た。
そこには。

『罰ゲーム』とでかでかと書かれた封筒。
中身はきっちり封がされた小さい封筒が3つ・・・と手紙。
「ジャングル氷オニに最下位のコが3つのうち一つ選んで行うこと・・・か。つーことは三日
罰ゲームが続くのか?全部一緒の内容かな・・・?」
モモカンの考えることは相変わらずわからねえ。
いや、理解しようとすることすら、おれには無理か。


「おーし、じゃあ氷オニはじめっぞ。今日は最下位に罰ゲームがあるからな!」
「ええー??なになに罰ゲームって!?」
案の定すぐに食いつくな田島。

「花井、なんで罰ゲーム?」
巣山が食いつくなんて、意外だな。

「よくわかんねえ、モモカンがやれってさ。」
皆に見せたその封筒を田島がすばやく抜き取り、封をあけようとする。
「こらっ!田島!いま見んな!」
今まさに封を切る直前だった田島に、泉がゲンコを食らわし、奪い取る。
さすがだ、泉。
「ほらよ、花井。」
泉が差し出しながら、続ける。
「でもよー、なんか、怪しくねえ?」
「だからー先見ようぜっ!なあ?三橋も見たいだろ!?」
「うっうん!!おれ、も、みたっいよっ」
三橋、オマエは何でそんなカンタンにつられるんだ・・・。
「そーだねー気になるねー」
栄口、お前もか。
「阿部もーそー思うだろー?」
こら栄口、極悪阿部にふるんじゃねえ、答えはわかきってるじゃねえか。
案の定、魔王笑顔でニヤリと笑う阿部。
「カントクはもういないし、シガポもいないし、キャプテンの意見はまあわかるが、
黙ってりゃわかりゃしねえだろ。罰ゲームさえ実行すりゃいいんだ。
今見たって問題ねーよ。」
ああ、やっぱり。阿部は理屈をこねて、こっちの反論を封じるんだ。
「ああ!!もうわかったよ!!じゃあ多数決とっぞ!今罰ゲームの内容知りたい奴ー」

おれ以外、全員手を挙げる。西広先生までも・・・・・。
551小ネタにしうらーぜ:2007/07/13(金) 21:13:56 ID:U27ArakO

諦観の笑みを浮かべつつ、最後の抵抗を試みる。

「じゃあ今日の分だけな。3日分あるからよ。あと、今日負けた奴、絶対やれよな!?
明日ちゃんとモモカンに報告するんだからな。」

皆、満面の笑顔でうなずく。その目はどことなく熱い。
今日の氷オニに新たなやる気が生まれたらしい。
はっ!!もしかしてモモカンは最近の俺たちのモチベージョンの低下を心配して・・・?
確かに夏大後、みなの気は抜けてしまって、毎日の練習の質こそ落ちてねえが
密度はうすくなった。それを心配して・・・?
ったく 食えねえカントクだよ。かなわねーな。

「早くあけろよーはないー」
うるさい田島
「わあってるよ。ちょっと待てって!」

ぴりぴりと封を破る。中から二つ折りの紙がでてきた。

そこに書いてあったのは・・・・・。

『最下位の人への罰ゲーム』

『千代ちゃん本人に、おかずにした回数を告白すること。なお、3日以内に実行すること。
実行しなかった場合には、まずい高級プロティン&金剛輪強制プレゼント☆』

今日の氷オニはぜってええええ負けられねええええ!!!




−−−−−西浦史に残る、熱い戦いになったという−−−−

小ネタ終

西浦ーぜは一回は千代ちゃんで抜いてるだろーなーという
妄想でした。スマソ
552名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:28:18 ID:FvC3s1wB
>>541         
テラウレシスw
モモカン好きの俺には、貴方様は神だ!
553名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 00:53:14 ID:povpNUyr
俺、しのーか4回モモカン1回で抜きマスタ…
554名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 01:01:42 ID:0RH5bAiS
ワロタwwwGJ!
個人的に誰が何回したのか気になる…
555名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 01:21:29 ID:ZRB+FtFQ
残り2日分はなんだろう
556名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 02:53:51 ID:Rq/NBw4P
千代ちゃんじゃなくてモモカンのボデーのほうが高校生には刺激が強いと思う
あのオッパイは犯罪級><
557名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 04:01:51 ID:8Iyo1P9F
モモカン本当に乗せるの上手いなw
誰が最下位だったのやら・・・田島はいつもトップかビリらしいけど
558名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 10:55:22 ID:Rq/NBw4P
でも田島なら千代ちゃんにためらいなく言いそうだ…
559ミハモモ:2007/07/14(土) 14:48:46 ID:YmRbDQdU
人いないかな。
つなぎにヌルめのミハモモをドゾー。
560ミハモモ:2007/07/14(土) 14:50:02 ID:YmRbDQdU
絶対に見てはいけないものを見てしまった。

練習が休みだったため、少し遠出して訪れた大きなスポーツショップ。
その帰り道、三橋は1台の車に遭遇した。
駅に向かう裏通りの細い道、小さなラブホテルから出てきたその車の助手席には、
西浦の女監督、百枝が乗っていたのだ。
か、かんとく!?
驚いたのはそれだけではない。車を運転していたのは顧問の志賀だったのだ。

固まる三橋に、百枝の視線が止まる。
百枝は一瞬、驚いたように目を見開き、それからニッと笑った。
志賀は気づいていないようだ。
三橋は怖くなって、車と反対方向に走って逃げた。
561ミハモモ:2007/07/14(土) 14:50:42 ID:YmRbDQdU
百枝からメールが届いたのは、その日のうちだった。
『明日、朝5時に部室まで来るように。』
命令だ…。
どう考えたって、事が発覚すれば困るのは百枝なのに。
三橋は眠れないまま、青い顔で学校へ向かった。

監督のことは尊敬している。
女性の身でありながら、野球を知り尽くし、自分より10キロ以上早い球を投げる。
ついでに手で甘夏を潰す。
あの手で頭を握られた時は、死んだと思った。
その百枝と2人…。口封じに殺されはしまいか。
寝不足の頭ではバカバカしい考えしか浮かばなかった。

そおっと部室のドアを開けると、カーテンが閉まった室内は薄暗い。
良かった、まだ来てないのか…。
ホッと息をつくと、後ろから「おはよう。」と声がした。
三橋の心臓が跳ね上がる。百枝だ…。

おそるおそる振り返ると、百枝はすごい力で三橋を部室へ押し込んだ。
三橋は勢いで尻もちをつく。
見上げた百枝は恐ろしいほどの迫力だった。
562ミハモモ:2007/07/14(土) 14:51:49 ID:YmRbDQdU
「なんでここにこうして呼ばれたか、わかるよね!」
三橋は青い顔で答える。
「オ、オレ、言いません。誰に、も。」
百枝はニコッと笑うと、自分も畳に座った。
目線が同じになる。見下ろされていた時よりもなぜか怖い。
「まぁ、あなたなら言わないでしょうね。でも、私の立場って難しいの。
ほんの些細なことでも、全てを失ってしまうのよ。」

確かにそうだ。
野球部員が問題を起こしたって、責められるのは監督だ。
まして百枝は女監督。何か起きた場合、批判は普通の監督の比ではないだろう。
「オレ、ホントに。」
そこまで言うと、三橋の言葉は、百枝の唇で遮られた。

!!?
「そうね。その言葉信じたいけど。
やっぱり言葉だけの約束ってのは、頼りなくて怖いから。」
百枝はそう言うと、着ていたカットソーをガバッと脱いだ。
黒のブラジャーに包まれた大きな胸が揺れる。

「取引、しましょう。」
「と、とり。」
「秘密を守ってもらうかわりに。」

「三橋くんのその性格、変えてあげるよ。」
563ミハモモ:2007/07/14(土) 14:52:53 ID:YmRbDQdU
三橋は蒼白を通り越して、白い顔で百枝を見た。
百枝はさらにスカートも脱ぐと、下着姿で向き直り、三橋の股間に触る。
それは、服の上からでも明らかにわかるほど縮こまっていた。
「失礼な子ねぇ。」
百枝はそう言うと、三橋のベルトをカチャカチャと外し、ズボンとパンツを脱がす。

「かっ、かか、監督!」
三橋は慌ててズボンを引っ張り上げる。しかし百枝の力は強い。
膝下まで一気に引き抜くと、隠そうとする三橋の手を抑える。

「フゥン?」
百枝は笑って首を傾げると、小さいままのそれを片手で握る。
三橋は恐怖で硬直した。
しかし、想像していたのと逆に、そこには優しい刺激が与えられた。
「はっ…?」
三橋の口から声が出る。
「かん、とく。何を…。」

百枝の指が、ゆっくり優しくペニスをしごく。
ものの数秒で、それは完全に勃起した。
小柄な体に対して、それはかなり大きかった。
「あらら、すごいのねぇ!三橋くんたら、ここはこんなに男らしいんだ?」
564ミハモモ:2007/07/14(土) 14:54:05 ID:YmRbDQdU
百枝はそう言うと、大きくなったそれをぱくんと口に咥えた。
「!!!」
温かくぬめった口内の感触に、三橋は声が出なかった。
百枝はペニスを咥え、上目で三橋を見る。
柔らかい舌を絡めながら、濡れた赤い唇で笑う。
「監督!やめ、やめて、おっ、オレ!」
出ちゃう!
三橋は百枝の頭を掴んで引き離そうとしたが間に合わず、口内に大量の精液を放出した。

「はぁっ…。」

どくん、どくんと、脈打つペニスに合わせて、三橋の体が震える。
顔を紅潮させ、全てを百枝の口に吐き出すと、今度は一気に青ざめた。
オ、オレ、なんてことを…。

百枝は何も言わずに顔を上げると、ニッと笑って三橋にキスをした。
温かい舌が三橋の唇を割って侵入すると、次いで精液が注ぎ込まれた。
「んぶっ。」

三橋のシャツの胸に、ボタボタと精液がこぼれる。
突然のことに、三橋は言葉もなく、思わず涙が出てしまった。
「どう?三橋くんの味だよ。」
唇から垂れる精液を、ペロリと舌で舐めながら百枝は言う。
565ミハモモ:2007/07/14(土) 14:55:19 ID:YmRbDQdU
「いつもだったらイライラする気の弱さも、今日は可愛く見えるわ。
だって、こんなに素敵なもの持ってるんだもんね。
教えてあげる。女はギャップに弱いんだよ。
三橋くんみたいなメソメソした男らしくない子が、こんなおっきいの隠してたら、
大抵の女はびっくりして、それからきっと喜ぶよ。」

そう言うと、三橋のシャツのボタンをひとつずつ外し始めた。
薄い胸をした少年の体。
百枝がもう1度キスをすると、三橋は目を閉じてそれに応えた。
口の中に、ぬるぬるの百枝の舌が入り込むと、自分の精液の味がする。
体を支えていた両腕の力が抜けて、肘がカクンと曲がる。

「可愛いよ、三橋くん。」
百枝はそう言って、三橋を畳に押し倒す。
馬乗りになった百枝は、腕を自分の背に回し、ブラジャーのホックを外す。
窮屈な布から解放された乳房が、目の前でたぷんと波打った。
うわ…。
生で見る百枝の大きな胸の迫力に、三橋は言葉を失った。

百枝が三橋の手を取り、自らの胸に導く。
三橋の手は緊張からか冷たくなっていた。
566ミハモモ:2007/07/14(土) 14:56:19 ID:YmRbDQdU
「三橋くんの好きにしてごらん。」
百枝は自分の手を下に降ろす。

オレの、好きに…?
三橋が指に力を込めると、冷たい指が柔らかい肉の中に埋もれる。
むにゅむにゅと自分の手で形を変える、2つの大きな膨らみ。
人差し指と中指の間に、まだ柔らかいままの乳首が触れる。
そっと指で撫でると、きゅっと硬くなる。
三橋は思わず唇を寄せた。

「うん…っ。」
百枝の小さなうめきに、驚いて顔を離す。
「ごっ、ごめんなさい。」
怯え顔の三橋に、百枝は優しくキスをする。
長い髪がサラサラと三橋の顔をくすぐった。

「ね、覚えといてね。気持ちいいと、声が出ちゃうんだよ。
嫌がってるわけじゃないの。」
気持ちいいと…。
緊張して鈍くなった頭で考える。
監督は、オレに触られて、気持ちいいんだ。

三橋の手が百枝の胸に再び触れる。
その手はもう冷たくはなかった。
567ミハモモ:2007/07/14(土) 14:57:21 ID:YmRbDQdU
「さぁ、どうしようか?」
上から百枝が見下ろして言う。
三橋は両手をおずおずと百枝の尻に添えた。
「監督の、が、見たい…。です。」

百枝は笑うと、三橋の腕を引っ張って起こす。
2人は対面座位の形で向き合った。
三橋がショーツに手を掛けると、百枝はそっと腰を浮かす。
長い足を曲げて、下着を足首から抜くのを手伝う。
膝頭に手を添え、ゆっくりと左右に押し広げていくと、艶めいた陰毛が見えた。

足を広げた百枝の体に圧倒され、三橋は身震いした。
三橋は手を伸ばすと、そっと指で彼女の秘密の場所に触れる。
そこはすでにしっとりと潤っていた。
指で左右に広げると、小さく音をたてて開いた肉が糸を引いた。
「ね、舐めて…。」
百枝に促され、三橋はそこに顔を近付ける。
568ミハモモ:2007/07/14(土) 15:14:09 ID:YmRbDQdU
初めて見る女性器に、三橋は戸惑った。
なんだ、これ。どうすれば…。
三橋がモタモタしていると、そこに百枝の指が降りてくる。
中指でそっと撫でると、ぴちゃ、と音がして、透明な蜜液が溢れ出してきた。

「ここが気持ちいいんだよ。」
1番上にある小さな突起。
百枝が上に向かって皮膚を引っ張ると、包皮が剥けてピンク色した中身が飛び出した。
濡れた指で、蜜液を塗りつけるように撫でると、心なしか膨らんだように見える。

「三橋くんのコレと一緒。」
伸ばした右足で、三橋のペニスをくすぐる。
「どうしたらいいか、わかるよね?」
三橋は百枝の顔を見上げたあと、秘裂に視線を戻すと、小さく出した舌を押し付けた。

さっき、自分がされて気持ちよかったこと。
舌全体を使って舐めあげ、唇で挟んで吸う。
「は…ん。気持ちいいよ、三橋くん…。」
静かな部室に、百枝の喘ぎと、卑猥な水音が響いた。
569ミハモモ:2007/07/14(土) 15:15:16 ID:YmRbDQdU
「おいで。」
仰向けになった百枝の足の間に、三橋は膝をついて入り込む。
集中し始めた三橋の表情から、完全に怯えが消えた。
いつもは幼く頼りない三橋も、この時ばかりは男に見える。
ふふ、悪くない。
百枝は背中にぞくぞくするような疼きを感じた。

温かいぬかるみに、三橋のそれが挿入される。
「うあ、あったかい…。」
百枝は三橋の腰を掴んで引き寄せると、奥までずぶずぶと飲み込んでゆく。
「んふっ、三橋くん、男の顔になってきたよ。…んっ、はぁ、おっきぃ…。」

三橋は温かな膣内の感触に、体がブルブルと震えた。
き、気持ちいい…。
上半身を起こして、ずっと三橋の表情を見ていた百枝が、体を後ろへ倒す。
長い黒髪が畳に広がった。
「動いてみて。私を三橋くんので気持ちよくさせて…。」
570ミハモモ:2007/07/14(土) 15:16:09 ID:YmRbDQdU
「う、動く…。」
三橋はぎこちなく腰を動かし始めた。
飲み込まれていたペニスが、愛液にまみれて姿を現す。
ゆっくりと繰り返すと、動きはだんだんスムーズになっていく。
「うん、いいよ、気持ちいい…。」

三橋の呼吸は徐々に荒くなり、腰を打つ音が早くなる。
「あ、いい…っ。三橋くん、もっと、擦ってぇ…。」
百枝はぎゅっと目を閉じて、消えそうな声で呟いた。
額には汗が浮き、大きな乳房は激しく揺れ、胸元が赤く染まり始めた。
ぐちゅぐちゅと粘膜の擦れ合う音は、次第に大きくなっていき、
百枝の中がきゅ、きゅ、と吸い付くように小さく痙攣する。

「か、かんとく!オレ、もう、出ちゃう…!」
三橋が震えながら訴えると、百枝は薄く目を開けて三橋を見る。
頬は赤く染まり、唇は濡れて光っている。
「あん、ダメ…。まだ、まだイッちゃダメよ…。」
制止する百枝の甘い声も、もはや絶頂を迎えるためのスパイスにしかならない。
「ダメだ、出る。うわ、あ、あっ…。」
膣内に勢いよく精を放ち、三橋は汗で濡れた体で百枝を抱きしめた。
571ミハモモ:2007/07/14(土) 15:17:27 ID:YmRbDQdU
「ごめんなさい…。」
三橋は両手をついて謝った。
百枝は不思議な顔で三橋を見る。
「何が?」

「だ、だって、オレ…。な、中に。」
出しちゃったから…。
最後は聞こえないほどの小さい声で三橋が言う。
「あはは、大丈夫よ。そこは普段からちゃんとしてるから。もし出来ちゃったりしたら、困るからね。」
あ…。そうだ、監督は志賀先生と…。
三橋は胸がずきんと痛むのを感じたが、その理由はわからなかった。

「してる時の顔、かっこよかったよ、三橋くん。」
百枝は三橋の頬に手を添えると、ちゅ、と優しくキスをする。
三橋は伏せられた百枝の長い睫毛を見つめていた。

放課後、百枝は何もなかったかのような顔で、部活に出ていた。
三橋は自然とその姿を目で追う。
時々、視線が絡んだが、百枝はいつもと同じ顔で笑った。
あまりにも普通の態度に、怖さと、よくわからない不安を感じて、胸がモヤモヤした。
572ミハモモ:2007/07/14(土) 15:18:26 ID:YmRbDQdU
三橋はいつもの倍くらい疲れて帰宅し、シャワーを浴びるとベッドに倒れ込んだ。
朝の出来事を思い出すと、体がじんと熱くなる。
耳にいつまでも、百枝の声が残って消えない気がする。
百枝のことを考えると、またわけのわからないモヤモヤを感じて不安になった。

―性格、変えてあげるよ。

自分は本当に変われるのだろうか。
変われたら?
百枝は自分を認めてくれるだろうか。

三橋はベッドに潜り込んだ。
胸が締め付けられる感じは収まらず、ぎゅっと枕を抱える。
疲れた体は、不安を抱えたままあっという間に眠りに誘われて行った。

変わり、たい…。
いつの間にか、三橋は小さく寝息をたてていた。
幼い三橋は、自分の中に芽生えた感情が何なのか、まだ知らない。
573ミハモモ:2007/07/14(土) 15:19:37 ID:YmRbDQdU
終わり。
574名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 15:46:27 ID:Rq/NBw4P
いやーGJでした!恋より先にセックスを知っちゃったか三橋よw
自分も三橋はデカチンだとふんでたんだ、わろたw
そして自分の精液を飲まさせるなんて…モモカンはドSだね
575名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 17:48:16 ID:YmRbDQdU
あ、人いたwwどもども。
自分の中の勝手なイメージだと、
デカい→花井、三橋、
ふつう→阿部、田島、叶、
なんとなくそう感じたww
576名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:12:30 ID:Rq/NBw4P
わかるwなんか阿部って仮性っぽい

モモカンはシガポと絶賛不倫中なところもイイ!ね。スキモノってかんじがしたよ
ミハモモ自分も書こうとしたけど、ほんと難しい…三橋の書き方が。GJでした
577名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 19:55:17 ID:RpiIvOlp
ミハモモ乙!
ミハは乗られる系が多いなと思ってたので頑張ってる姿に萌えますた
モモカンがエロ好きそうで良かったっす!
578小ネタにしうらーぜ:2007/07/14(土) 20:11:07 ID:hFS/uXOL
GJサンクス!
突発で続きを思いついたので投下します〜。
579続小ネタにしうらーぜ:2007/07/14(土) 20:12:27 ID:hFS/uXOL

その日の敗者は・・・・ミハシ。

オレはなんとか最下位にならずにすんでほっとしたが
三橋か・・・・。いろんな意味で心配だぜ・・・。
周りを見たら皆あいまいな顔で三橋を見てる。
そりゃ、心配だよなあ・・・・。

「三橋罰ゲームだ!んで、おかず回数は何回なんだ?」

でた。空気を読むことすらしねえ田島。勇者だ。
三橋はびくっと体が跳ね、決して俺らと目をあわさずきょどきょどして。
あいかわらずキモくびくつくよな〜と思ってたら
阿部が思いっきり三橋を睨んでやがる。
「おい阿部、睨むな睨むな。」
「あ、おお。」

唐突に、三橋が叫びだす。
「お、お、お、お、かずって・・・?からあげ・・とかだよね?」

こいつおかずの意味わかんねーのか!?
ウソだろ?
そうだ・・こいつ中学時代、友達いなかったんだ・・・・。
そんな知識仕入れることすら、できなかったのか・・・・。不憫すぎる。
うわ、涙がでそうだぜ。皆も目に涙を浮かべてる。

「ちっげーよ。三橋。篠岡を想像して、オナニーしたかってことだ!」
神だ。拝みたいぜ田島。
「おっおっおっ!!」
体中真っ赤になってさらにキョドリ出す三橋。さすがにオナニーはすんのか。
そりゃそうか。
580続小ネタにしうらーぜ:2007/07/14(土) 20:13:16 ID:hFS/uXOL

「まあまあ、ここで発表する必要はねえよ。篠岡にいえばいーんだからよ。」
いたたまられない空気の中、締めを試みる。我ながら、鬼だ。

「今日はもう解散すんぞー。三橋3日以内にっていうことらしいから、
まあ、その・・・・がんばれ。」
「あっ・・あ・・・あの・・」
背を向けようとした俺に、泉がこずいてきた。ん?なんかいうぞ、三橋。

「お、おれ・・しのっおかさ・・んで、した・・・ことない、よ。」
「まっまじか!?ウソだろ!?」
いっけね。これじゃあおれはネタにしてるっていってるもんじゃんか。
周りの視線がいてーぜ。人一倍顔赤くしてんのは栄口か。
ああ、惚れてんのかなあ。

「だっだって・・・しのおか、さんムネ、ない、し。」
ひどすぎる三橋。実は巨乳派なのか。じゃあモモカンで抜いてんのか。
見かけによらねえな。

「え〜と、じゃあよ。篠岡には0回だっていえよ。とにかく罰ゲームはしないと
さらに恐ろしい罰ゲームがまってるからよ。」
ブンブンと首がすっぽ抜けそうな勢いで同意する三橋。
なんとかなりそうでよかったぜ。


しかし、罰ゲームはあと2日分ある・・・・。
明日明後日の練習は気合入りそうだぜ。


---終わる---
581続小ネタにしうらーぜ:2007/07/14(土) 20:16:27 ID:hFS/uXOL
遅まきながらミハモモGJでした!
こってりエロかけるのうらやましいっス!

なんとなく3日分にして見たが、あと2日分がんばってみたいっッス!
目汚しスマソ!!
582名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:20:03 ID:Rq/NBw4P
なんか0回っていうのも傷つくだろうなというかなんというかw
巨乳好きの三橋にワロタwwwwwwwwwwwww
なんか和んだよGJ
583名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:33:33 ID:e1yeIrjI
三橋wwwww
というか阿部さん自重しろ
584名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:42:37 ID:YmRbDQdU
わははww
うらーぜにはこういう明るいの似合うね!
残りの罰ゲームが楽しみww
585名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:50:49 ID:8HlRoxEz
GJ!何気にヒドい三橋にワロタw
586名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:16:42 ID:Rq/NBw4P
ここのスヤチヨ見たあとにアニメ見たら巣山がすんげえカッコよく見えた俺。
587名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:32:29 ID:8Wy1RmG0
>>586
わかるわかるwww俺もそうだった
588名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:40:46 ID:R7TMNLtC
三橋wwww自重wwww
らーぜの明るいエロ話はいいね!
だけど、なんでか阿部と花井がエロ話するとすげーエロそう。特に阿部。
他は田島が率いて結構おおっぴらに話してそう。特に9組は馴れてもう淡々と。
589名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:43:44 ID:AYH8a1a/
オカズ報告されたって言われた方はどう反応すりゃいいんだろうww
590名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:45:42 ID:ck3MjdUl
9組の場合、泉は冷静に突っ込み役に徹するのか、
それともノリノリでエロ談義に加わるのか…
泉はいまいちキャラが掴めんなー
591303:2007/07/15(日) 01:17:39 ID:BRwqkmNs
今晩は。前スレで何回か投下しました303です。前スレではお世話になりました。

一本書き終えましたので投下にやってきました。
モモカンと三橋の話です。

それでは投下作業に入ります。
592名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:18:12 ID:cljoScYr
小ネタ爆笑したwwGJ!
しのーかでは抜けないって三橋よ…阿部以上にひどいやつだな。
田島が初めてネ申に見えた。
593監督とエース1:2007/07/15(日) 01:19:35 ID:BRwqkmNs
 ――三橋君のメンタル面をどうにかできないだろうか

 私、百枝まりあがこう考えるようになったのは、三橋君たちが西浦高校硬式野球部の第一期生として入部してきてそう日が
経っていないときのことだった。 

 ストライクゾーンを九分割にして投げ分けることのできる卓越した制球力。それと変化球も三種類を投げ分けると高校一年生
にしては、いや、高校生としては実に器用さも兼ね備えている。ただストレートの最速は百十キロ台ちょっとと球威には
いささか欠けると言わざるを得ないものの、十分すぎるほどに魅力的な投手だといえる。
 この能力を知ったときは胸の高鳴りを覚えたものだ。投手をやっていた人間から見れば、それは正に垂涎の的という言葉が
あてはまるものだった。
 このことから彼は稀有な存在であるといえる。

 投手の能力を語る上で球の速さを抜きにすることはできない。
 私自身も少年野球に入って野球の魅力にどっぷりとはまっていった小学生のころは、プロ野球のテレビ中継で映る百五十キロ
超の剛速球を投げ込んでいく速球派の投手に強い憧れをもった。それでも次第に気づいていったのだ。どんなに速いストレート
を投げることが可能であってもそれだけではどうしようもないということを。
 このことはプロ野球だけでなく高校野球レベルでも実証されている話だ。
 最近のピッチングマシーンは百五十キロを有に超えるスピードを容易に出すことができる。これによって事前からある程度の
準備・対策をすることが可能となる。まあ、実際に人間が投げるボールとは球質が違うのは言うまでもないが、試合が進む
につれて速球派の投手と対峙している打者たちは次第に目が慣れていきタイミングが少しずつ合っていく。そして、その投手は
相手校につかまる(もちろん、バッターに相応の技術が伴っての話だ)。
 全国大会で前評判の高い速球派の投手たちが能力を発揮することができずに敗退していくケースが多いことを例に挙げれば
わかりやすいと思う。
 
 打者を圧倒する唸りを上げるような剛速球にキリキリ舞いさせるキレのある変化球。そして正確無比のコントロール。こんな
三拍子揃った完全無欠の投手など存在しない。もしいたとしても、そんな投手になれる素質を持った子はうちのような公立の
しかも野球部を新設したばかりの無名校などに来てくれるはずなどない。
 だが、うちには三橋君が来てくれた。これは彼にも話したことなのだが、彼は将来的に百三十キロ台までスピードを上げる
ことができるはずだ。高校野球レベルまでならば、この球速で十分なのだ。この速さでも、三橋君には緩急をつけることが
できる多彩な変化球と確かなコントロールがある。
 それと彼を巧みにリードすることができる優秀な捕手の阿部君もうちに入ってくれた。

 今年がダメだとしても、三橋君が順調に育ってくれれば彼らが三年生になるころには本当に甲子園出場を狙えるチームとなる
だろう。
 ここまで三橋君ばかりを持ち上げると贔屓だと思われるかもしれない。でも、これは仕方がないことなのだ。結局のところ、
野球というスポーツは投手がしっかりしていないと話にならないからだ。

 このように私は三橋君のことを高く買っている。それでもさすがにあのウジウジオドオドしたところだけはいい顔をすること
はできない。人の性格を変えることが容易ではないということは理解している。ましてや彼の場合は、中学生時代の暗い経験
からきているものなので根深いものなのだということは想像に難くない(私は詳しくは知らないが)。それでも、投手を
やっていく上であの性格は正直向いていないと言わざるを得ない。
 このことだけが野球部を始動させてから唯一引っかかっていた。
 
野球センスに溢れる田島君や、野球の実力も一級品で主将としての人間性も光る花井君などの個性的な面々をみっちりと
三年間鍛え上げる。そうすれば、私学優勢の風潮が色濃い今の高校野球界――その例外に漏れないここ埼玉でも必ずや面白い
結果をもたらすことができるだろう。
 
 私はこの幸運を授けてくれた野球の神様に心から感謝していた。
594監督とエース2:2007/07/15(日) 01:20:31 ID:BRwqkmNs
 今のところ西浦野球部は誰一人として脱落者を出すこともなく順調にきている。志賀先生の協力もあって部員たちが退屈――
飽きるような練習メニューをやらせていないというのも大きいと思う。それに先輩たち、上級生がおらず同じ学年の
気のいい人間たちだけだという環境も居心地がいいことだろう。
 そのようななかで日々着実に力をつけていく彼らを見ていると自然と目を細めてしまっていた。これが指導者冥利に尽きる
ということなのだろうかと、私は非常に充実感を得ていた。それでも心配事はあった。
 それは三橋君のことだ。
 彼の阿部君への過剰なまでの信頼。
 肯定的な捉え方をすれば二人とも打ち解けつつあり、バッテリーの信頼関係が徐々に構築されてきているということになる。
一方、ネガティブな見方をすれば三橋君は阿部君でないと能力を発揮できない困った投手ということになるだろうか。
 これでは困るのだ。
 うちの野球部は十人しかいない。野球は九人でやるスポーツなので、控えは一人だけということになる。補欠の西広君は
高校入学から野球を始めたばかりなので今の時点では戦力として数えることはできない。ということはスタメンの九人のうち
誰か一人でも欠ければ、西浦は黄色信号が点灯してしまう。
 このため西広君は比較的楽なレフトで指導して、他のメンバーには複数のポジションを守れるように練習をさせている。
それと二人目の捕手には田島君を充てるようにした。持ち前のセンスを発揮してくれており、彼もそう遠くないうちに捕手が
板につくまでになるだろうと思う。
 一番の最悪のケースが阿部君の離脱だ。三橋君は阿部君のリードだからこそ自分は投げることができていると考えている。
確かに阿部君の存在はうちのチームで占めるウエイトの割合は大きい。阿部君が抜ければうちは手詰まりとなってしまう可能性
が濃厚であるといえるだろう。

 ――阿部君が受けてくれないとまともに投げられません

 これでは困るのだ。このことは私のなかでとても大きな頭痛の種として居座るようになっていた。もうじき梅雨に入り
夏の大会の組み合わせ抽選会も迫ってくる。
 だが、それでも私は未だに具体的な解決策を見出すことはできていなかった。
595監督とエース3:2007/07/15(日) 01:22:01 ID:BRwqkmNs
 午前からのバイトを終えて家に帰ってくるとシャワーを浴びて汗を流しサッパリとしていた。昼食の後に自分の部屋へと
戻ろうとしたところで、思い出したようにして弟の部屋へと寄ることとした。
 軽く室内を物色して勉強机にお目当てのものを見つけてそれを取り、ベッドへと横になっていた。何を探していたかというと
アマチュア野球の雑誌だ。私の弟は現在、大学一年生で小学生から始めた野球を今でも続けている。彼はこの雑誌を講読しており
私はそれをこっそりと今日のようにして見せてもらっていた。
 その雑誌は主に学生野球を扱っており、野球クリニックのコーナーが設けられていた。それとともに練習方法などが掲載
されており参考としていた。
 「――なるほど」
 今月号は残念ながらお目当ての練習方法は載っていなかったものの、十分魅力的な記事があった。甲子園常連校として名を
馳せている学校の監督さんのインタビューだった。

 私には西浦高校の監督を引き受ける前に指導者の経験はなかった。高校時代は軟式野球部に所属していたものの、ただの
野球好きな女子高生に過ぎなかった。卒業後に進学した短大も当然ながら野球部などはなく、二年間をなんとなく過ごした
だけであった。その後、就職先でのスケベ上司によるセクハラに頭にきてボコボコにしてやってあっという間に退職。もともと、
ただ卒業後の進路を確保しなければならないという気持ちからの就職――自分がやりたいことではなかったので、これといった
後悔はなかった。
 その後、気ままなフリーター生活を送っているなかで頂いた話が母校の監督の話で大いに心を揺さぶられるとともに
ピンときた。

 ――私がやりたいことはこれだったんだ

 学生時代にやることができなかった硬式の高校野球。叶わなかった青春時代を再び――という代償行為といえる心情から
私は引き受けていた。
 とはいうものの、公立校のそれも一度は廃部となっていた部活を復活させようというのだから予算はあまり下りるはずも
なかった。そんなわけで、ほとんどを私がアルバイトをしたお金が基本資金ということになった(顧問に就任することと
なった志賀先生も協力してくれたが)。
 それでも自分がやりたいことをやらせてもらえるチャンスをもらえたのだ。お金を用意することは苦にはならなかった。
体を動かすことが好きだったので、稼ぎのいい肉体労働系のバイトに切り替えていくことに抵抗はなかったのだが問題がひとつ
あった。
 指導者になるにあたって絶対に必要なもの。素人レベルではない、野球のより詳しい知識だ。
そのためバイトをしつつも、様々な専門書を購入もしくは借りるなどして読み耽っていった。
 ボールの扱い方は自信があったけれど、それは軟式球の話だった。そのため家で空いた時間を使って硬式球に触れて慣れる
ようにもした。監督がノックのひとつもできないようでは話にならないからだ。

 ――監督が女ぁ? ありえないでしょ

 こうなることは目に見えていたから持ち前の負けず嫌いな根性を発揮して熱心に取り組んでいった。
 この間、およそ一年余りのことであった。
596監督とエース4:2007/07/15(日) 01:23:11 ID:BRwqkmNs
 「んー、勉強になったなー」
 軽く伸びをしたところで布団の下の感触に気づいた。弟も若い男だ。溜まっているものもあるだろう。
 「もうちょっと隠し場所には気を使ったほうがいいわねえ……ほらビンゴ」
 手をやって探ってみれば予想通りの代物が出てきた。写真誌ではなくマンガで胸の大きい女の子がそれを隠すこともなく
半裸状態で媚びるような視線でポーズをとっていた。こういうものはほとんど見たことがないからよくわからないのだが、
これをレジに持っていくのってかなり恥ずかしいのではないだろうか。
 壁に掛けてある時計を見れば二時過ぎだった。午後の練習は夕方五時からで私は四時前ぐらいの出発なので時間はまだ余裕だ。
 「…………」
 興味本位というか暇つぶしというか、私はなんとなくそのエロマンガを開いていた。
 
 「――意外にありそうな話よね」
 読み終えたそれを静かに閉じつつ、思わず呟いていた。
 マンガの内容は高校の野球部を舞台にしたもので、試合で打ち込まれたため自信をなくし落ち込むエースを彼に思いを寄せて
いるマネージャーの女の子が彼とエッチをして励ますというものだった。
 そういえば愛読していた高校野球のマンガでもエースとマネージャーのカップルという組み合わせは珍しくなかった。
ひとつの王道というものなのかもしれない。
 「……三橋君が女を知って男として自信がつけば、あのウジウジオドオドしたところもなくなるんじゃないかしら」
 手にしていたマンガをぶらぶらと弄びつつ、起き上がって胡坐をかく。
 「でも、千代ちゃんにこんなことさせられないわよねえ……」
 頭にうちのマネージャーである篠岡千代ちゃんを思い浮かべる。西浦野球部にとって欠くことのできない存在となった子だ。
気立てもよく、野球大好きで一生懸命にマネージャー業に励んでくれており、文句のつけようがない仕事ぶりを
見せてくれている。 
 (こんな変なことをさせるわけにはいかないよね。別に三橋君のことが嫌いではないだろうけれど……。というよりも、
 あの子達は可愛いマネージャーは皆のものとかで抜け駆け禁止の協定を結んでいるらしいし)
 今時の高校生みたいに擦れたところがない彼らのことを思うと自然と笑みを浮かべていた。私としてもこれは好都合だった。
別に恋愛禁止とかいうわけじゃない。高校生なんだから恋愛のひとつでもしたほうが健全だ。とはいっても、うちは
十人しかいないわけで、そのなかで付き合うとなればほぼ間違いなく人間関係に摩擦が生じることだろう。余計な面倒事になる
恐れがないのは正直助かる思いだった。
 とりあえず、手にしていたマンガを元の位置に戻した。
 「それなら、私が三橋君に女を教える……?」
 立ち上がって時間を確認すれば三時を少し過ぎたところで、野球雑誌を机の上へと置いて自分の部屋へと足を向けた。
 (三橋君ってあの虐めてくださいみたいな雰囲気がそそるっていうか。普通の男子高校生みたいにガツガツギラギラした
 ところがないのよね。それに女の子みたいな中性的な顔をしているし、将来は間違いなくいい男になるだろうし……)
 自室に入りタンスを開けてソックスを履き、その上にストッキングを重ね履きして練習着のズボンを穿いていく。ハイネック
のアンダーシャツをすっぽりと着たところでベルトを締めて、姿見でおかしいところがないかを確認した。
 「――ん? というか、三橋君って私の好みに当てはまっている……?」
 
 部屋を出て縁側にてのんびりと午後のお茶の時間を楽しんでいる祖母に挨拶して家を出て車庫に止めてある愛車――原付に
跨って出発した。
 頬を撫でていく風が心地よい。
 (先行投資というか、先に唾をつけとくってのもありかもしれないわね……って、何を考えているのよ、私は。
 監督が部員に手を出す――大人の女が未成年を誘惑だなんて、いかにもワイドショー受けしそうな話だってば。こんなことで
 有名になんかなりたくないし、第一、淫行で捕まりたくなんかないわよ)
 赤信号へと切り替わったため停車する。ウィンカーで進行方向に合図しながらあごへと手を当てていたところで、ヘルメット
の上から頭を軽く叩いていた。
 「こんなバカなことは考えていないで今日も練習に励まないと、ね」
 対向車に注意し二段階右折をして練習グラウンドへと急いでいった。
597監督とエース5:2007/07/15(日) 01:24:10 ID:BRwqkmNs
 日曜日。かねてから計画していたとおりに練習試合を午前・午後のダブルヘッダーで組んでいた。実戦は通常の練習の何倍もの
経験を得ることができる。勝ち負けを気にしていないが、どうせなら勝利のほうがいいことは間違いない。そのため、
あの子達には言っていないが十分に勝てる相手を選んでいた。
 もっとも、一年生しかいない新設校と練習試合を組んでくれる学校なのだから相手をしてくれるだけで御の字というものだ。
感謝をしなければならない。

 午前は3対0で勝利を収めることができた。
 そして、昼食休憩をはさんで午後の試合が始まった。
 この試合中にアクシデントが起きてしまった。阿部君が走塁中に相手の内野手と交錯して足を痛めてしまったのだ。
本人は大丈夫と言ってきたが、私はそれでも彼をベンチに引っ込めた。幸い軽い足首の捻挫で済んだものの、
捻挫は甘く見ていると癖になる恐れがある。それに今はまだ無理をするような時期ではないし、
ここらで西広君に試合を経験させるのもいいだろう。そう考えて守備位置をそれぞれ変更して捕手には田島君をもってきた。
 私は重要なことをすっかり忘れてしまっていた。三橋君のことだ。
 阿部君にベンチから捕手へと配球の指示を送らせているものの、動揺を隠せていなかった。不必要に間が長くなってしまって
テンポが悪くなり守備のリズムが狂い、エラーを犯してしまう。不運な当たりも重なったので同情の余地も考えられるが、
ずるずると失点を重ねてしまう展開が頭をよぎり決断をしていた。
 午前に投げた花井君をマウンドに送り、三橋君は花井君が守っていた外野の守備位置に移した。明らかに憔悴して落ち込んだ
様子が見受けられたが、可哀想かなと思うよりも苛立たしさが上回っており特に気に留めなかった。

 結果は5対4――。薄氷の勝利というやつだった。結果的に交代が終盤の八回で助かった。これならば連投した花井君にも
大した負担とはならないだろう。
 試合後、三橋君はいつにもまして私と視線を合わせようとはしなかった。

 (これは考えていた以上に深刻だわ……)
 帰り道にて原付を運転しながら私の口からはため息が止め処なく漏れていっていた。

 お風呂を済ませて夕飯をとると普段以上の疲労を感じて早々に自室に引っ込んだ。とにかくだるくてベッドにそのまま
ダイブしていった。
 (三橋君を何とかしないと取り返しのつかないことになる……)
 頭に占める割合はうちのエースのことが圧倒的だった。あれほどまでに信頼、いや依存といったほうがいい。阿部君への
依存心が大きいものだったとは思わなかった。
 何度したかわからないため息をまたつきながら、昼間に見ていたエロマンガのことを思い出す。
 「――やるしかないわね。一回だけよ、一回だけ。あの子も口が堅いと思うからきっと大丈夫でしょ」
 そのまま心地よい眠気へと身を委ねていった。 
598監督とエース6:2007/07/15(日) 01:25:20 ID:BRwqkmNs
 一夜明けた月曜日。昨日の試合後に予告していたように今日は週一のミーティングを開催していた。放課後に学校の視聴覚室を
借りて、最近の練習のことや昨日やった二試合の反省点などを話し合わせていた。
 この間、私は特に口を挟むこともなく少し離れた場所で部員全員に提出させたレポートをチェックしていた。自分のプレーの
良かったところ・悪かったところを実際に文章にして書き起こしてみるとよく頭に入る。それに、お世辞にも勉強ができる
という子は少ないから勉強の一環にもなるだろうと考えて採用したことだった。
 試合の直後に反省会を開くのもありだが、一晩時間を置くことでより深い考察をすることができる。それにゲームを終えた
直後の興奮状態でやっても実のないものになってしまう可能性もある。
 それぞれの個性が出ているレポート用紙を見つつも、話し合いの様子を耳に入れることも忘れなかった。

 「――監督。一応、終わったんですけど」
 「うん。それじゃあ、今日はこれで解散ね。寄り道なんかせずにさっさと帰るんだよ。明日からはまた練習だから、
 しっかりと休んで疲れをとっておきなさいね」
 部員全員が立ち上がっての挨拶を私はパイプ椅子に着座したままで鷹揚に返していた。ぞろぞろと出入り口に向かっていく
彼らを最後尾からこっそりとついていく三橋君に視線を向ける。

 ――そういや、今日は一度も目が合わなかったなぁ

 それだけ昨日の降板指令が応えているのだろう。私から逃げたいのだろうが、この後に話があるので帰すわけにはいかない。
 「あっ、そうそう。三橋君だけは残ってね。昨日の試合について話があるから」
 ギクッと見ているこちらが笑ってしまうほどのリアクションだった。キョドキョドと周囲に助けを求めるような顔色を
していた。
 「三橋ー、じゃーなー」
 田島君を先頭に残りの部員は脱兎のごとく駆け出していった。私が説教する――触らぬ神に祟りなしというところか。まあ、
舐められるより怖がられる存在であるほうが監督としては有益だろう。
 「さて。じゃあ三橋君、こっちにいらっしゃい」
 私の向かいの席を指差しつつ告げていた。さながら三橋君は判決を受ける直前の青ざめた被告人のようだった。
599監督とエース7:2007/07/15(日) 01:27:49 ID:BRwqkmNs
 「あのさ。三橋君は投手にとって一番大事なことって何だと思う?」
 夏が近いということで日はまだまだ高く、今のところ照明をつける必要はない。
部活に励んでいる運動部の掛け声が遠くから聞こえてきていた。相も変わらず三橋君の顔色は青かった。
少し、心外だった。せっかくなるだけ優しい声音で聞いてあげたというのに。
 「……?」
 「質問を変えましょうか。三橋君は自分に足りないものって何だと思う?」
 「えっと、スピード、球威だと思い、ます」
 「それはもうわかっているよね」
 まったくなんのフォローもなくあっさりと肯定した私を見てガーンという擬音が聞こえてきそうなほどに固まってしまって
いた。
 「球速は一朝一夕ではつかないもんだよ、特にね。それこそ、寒い冬場に走りこみとウエイトの時間を徹底的に増やして
 春先に投げてみて実感するような場合がほとんどなんだから。まあ、これは置いておいて。
 私が指摘したいものはもっと根本的なことよ」
 目を伏せがちで一向に視線を合わせてこない彼に苛立ってきていた。さっと立ち上がって三橋君の顔を両手で掴み、ぐっと
上に向かせた。
 「人と話すときは相手と目を合わせる。でないと失礼よ」
 「は、はい……っ」
 「それで、何かわかる?」
 椅子に座りなおして先ほどの質問を再びした。間違えていたら叱られるとでも思っているらしく、真剣な表情で
自分なりの答えを出そうと考えている様子だった。しかし、考えても出なかったようで力なく首を左右に振ってきた。
 「……わからない、です」
 「ここよ、ここ。つまりハートね」
 ぐっと立てた親指を左胸にトントンと当てていた。
 「……?」
 「精神論になってしまうけれどさ、結局のところハートが強い――マウンド度胸が投手にとって一番大事だと思うのよ。
 どんなアクシデントにも動じない精神力、というかね」
 暗に昨日の動揺っぷりを匂わせる。
 「マウンド、度胸……?」
 「そう。入学当初に比べてマシになってきたかと思っていたのね。でも、昨日の試合を見ていてそれは間違いだったと考えが
 変わったわ。三橋君はさ、阿部君がいないと何もできない投手になってしまう。こう思っているんでしょ?」
 二、三秒ほど間が空いてコクッと頷いてきた。
 「確かに彼は優秀な捕手だと私も思う。でもね、彼が故障してしまったら三橋君の投球を受けることができなくなるでしょ?
 もうすぐしたら始まる夏の大会でも昨日のような事態を考えられることだと思うわ」
 「…………」
 「三橋君が阿部君を信頼――頼りたいという気持ちはわかるし、バッテリーは一心同体が理想的だからね。三橋君の考えを
 否定はしない。だけれど、エースがそれではダメ。捕手は関係なく、自分の力を出せるようでないといけないわ。
 三橋君が一本立ちしてでっかい柱になってくれないとうちは勝ち上がっていけないのよ……っ!」
 
 ――ドンッ!

 「……っ!?」
 いけない。少し熱くなってしまった。思わず机を力いっぱいにぶっ叩いてしまい、目の前にいる三橋君は驚いたり怯えたりと
表情をグルグルと変えている。
 こほんと軽く咳払いして体裁を取り繕い、努めて優しい笑顔を浮かべる。
600監督とエース8:2007/07/15(日) 01:29:05 ID:BRwqkmNs
 ここからが本題だ。しくじることはできない。
 「ところで、三橋君は好きな女の子っているの?」
 「え……っと、いない、です」
 「そっか」
 これで第一関門はクリアだ。さすがに意中の相手いるのなら、強引にレイプまがいのような真似はしたくない。
 「それなら今までに付き合った経験はあるの?」
 さすがにストレートに童貞なの? とは聞かなかった。とても繊細な子だから傷つける、バカにするようなことを口に
するべきではない。
 ふるふると左右に首を振って否定をされる。
 そのまま立ち上がって出入り口へと歩いていき、内側から鍵を掛ける。続いて窓際のカーテンと暗幕を閉めていく。これで
外側からの日光が入らないため、かなり暗くなってしまった。そのため、照明を点して三橋君へと振り返っていた。
 「……?」
 私の行動がまったくわからないということなのだろう。きょとんとしている。自分が腰掛けていた椅子には戻らず三橋君の
もとへ――彼の膝の上に腰を下ろしていた。
 「か、カント、ク……?」
 「三橋君はさ、自分に自信が持てないんでしょ? だからピッチングが揺らぐ。影響が出てしまう」
 「…………」
 「私が自信をつけさせてあげるわ。セックスして男の子から大人の男になれば、幾分かは余裕ができてくるはずよ」
 言ってしまった。もうこれで後戻りはできない。胸の動悸が止まらない。それでも、何がなんだかわからなくてポカンと
している彼の顔を見ていると、先ほどからの緊張はいつの間にかなくなっていた。予想通りの反応を目にしたことによって
可愛いという思いがわき上がってきていた。
 「あ、あう、え……っ?」
 「大丈夫。怖がらなくても私が全部してあげるから」
 すっと三橋君の膝を離れ立ち上がって着ていた服を落としていく。今日は暑かったので薄着で来たため、脱ぐのに時間は
掛からない。Tシャツとデニムのタイトスカートを床へと落とし、身につけているものは対になっている黒のブラとショーツ
だけとなる。
 「……っ!」
 生唾を飲む音が聞こえてきた。自分ではスタイルにかなり自信があるため当然の反応よねと自惚れたりしているが、やっぱり
異性を興奮させていると思うと嬉しいものだった。
 「ふふっ」
 食い入るようにして見られている。とても熱を帯びた視線だった。かといって、まるっきりスケベな目というわけでもなく、
まるで神々しいものを見ているかのようだった。さっと股間へと目を向ければ性的興奮を感じている確かな証がそこにあった。
 ぷちっとブラのホックを外して自慢のバストを露出させる。これにも当然のように息を呑んでいるようだった。ショーツも
脱ぎ捨てて私は生まれたときの姿へとなっていた。
 「どう? なかなかのもんでしょ?」
 「は、はははは……っ、はいっ」
 
 ――やっぱり三橋君は可愛い。この子を私のものにしたい
601監督とエース9:2007/07/15(日) 01:30:32 ID:BRwqkmNs
 一度っきりの情事だと昨夜誓い、今日もそう思っていたはずだった。だが、その決意は揺らいでいきそうだった。
 そのままパイプ椅子に座っている彼の足元に跪き、ベルトを外してズボンを脱がす。
 「あっ、えっと、そ、の……」
 「私が全部してあげるから、三橋君は何もしなくていいのよ」
 何か引っかかるようなことでもあるのか、どこか焦っているような声音だった。私はその初々しさに大いに刺激されて下着を
引き下ろしていた。
 「え……っ?」
 絶句していた。隆々と反り返る男性の象徴が目に飛び込んできたのだ。なんというか、桁外れのサイズだった。
 私はかなりもてていたので男性経験もそれなりにあった。その今まで見てきたものが、一体なんだったのだろうかと疑問を
覚えるほどの威容を誇っていた。

 『大人顔負け』

 この言葉が頭のなかに浮かんでいた。童貞の――未使用のものらしくそれは綺麗なピンク色であったけれど、逆にそれが
威圧感にも感じる。
 「……?」
 (というよりも、こんなのが出てくるなんて考えもしないわよ。恥ずかしがっているから包茎の皮を被ったオチ○チンとかかと
 思ったのに……これって反則じゃないの? こんなに立派なモノを持っているんだから間違いなく自信を持つべきよ。
 そういえば、合宿のときにチ○コの見せ合いだとかを銭湯でやっていたっけ。
 ギャーギャー騒いでいたのに三橋君の番になったら急に静かになっていったわね……)
 隣の女湯からでも聞こえてきていた喧騒を思い出していた。注意しようかと思ったけれど、自分たちだけの貸しきり状態
であったので何も言わずに、裸の付き合いっていうしコミュニケーションの一環として黙認したんだった。
 一緒に入っていた千代ちゃんはこれを聞いて顔を真っ赤にして視線を泳がせていた。
 
 いつの間にか無意識に三橋君の逞しいものへと舌を這わせていた。
 「えっ……あっ」
 「んんっ……ちゅ……れろ……はぁん」
 ディープスロート――喉の奥まで咥えてあげたいところだが、この太さと大きさのオチ○チンでは顎が外れるという恐怖感が
勝ってしまって無理だった。
 代わりに唾液をたっぷりとまぶしてヌルヌルにして舐めしゃぶっていく。睾丸をやわやわと優しく揉み込んで刺激し、
下からも快楽を送ることも忘れない。
 「ちゅる……ふぅん……やだ、まだ大きくなるの……?」
 この倒錯した雰囲気に酔ったせいなのか。私のアソコはおびただしい湿り気を湛えていた。床に粘り気のある愛液を
滴らせていっている。まさかフェラチオをしているだけでこんなに濡らすとは思わなかった。かなり久しぶりのセックス
なので性感には鈍感になっているはずなのに、私の身体はいやらしく火照り続けていった。
 「ん……ちゅ……ちゅる……んっ」
 さきほどの顎が外れるかもという恐怖は霧散してしまったらしい。ピクピクと苦しげに動く先端を口に含み、できるところまで
咥えていっていた。左手は濡れそぼった秘唇へとやってまさぐり、淫らな水音を奏でさせて、
残った手で棹の部分をしごいていく。
 「くぅ……っは……だ、だめ」
 「じゅるるるっ……ずちゅるる……むくちゅ……んっ」
 スパートをかけてそう経たないうちに三橋君は私の口の中で爆ぜていた。尿道口からドロドロとしたゼリーのような精液が
流れ込んでくる。気を抜けば噴き出してしまいそうだったけれど、教室を汚してはいけないと思い、
懸命になって受け止めていった。
 一分近くもかかってようやく精の放出は収まってくれた。私は口いっぱいに溜まった精液を飲み干した。
 今まで付き合った男たちにもフェラをしたことはある。でも、ザーメンを呑むことだけは頑なに拒否していた。だが、今の
自分は嫌悪感は微塵もなく、それを呑むことに躊躇はまったくなかった。
 何故だかはわからない。
 「んっ……。三橋君、オナニーはしてる? ものすっごく濃かったわよ」
 唇に垂れてきた精液を舌で舐め取りつつ、会館の余韻に浸っているらしい三橋君を見上げる。
 「あぅ、えっ、と。最近、は……練習が終わると、疲れてて、帰るとすぐ寝ちゃう、から……」
 「なるほど、どうりでね」
 見上げていた視線を戻すと一度出しても萎えることなく天井へと上向いているオチ○チンがそこにあった。
 「これなら余裕ね。もっと気持ちいいことをしましょう?」
 確認などできないが、私はとてもいやらしい淫らな顔をしているんだろうなと思っていた。
602監督とエース10:2007/07/15(日) 01:33:04 ID:BRwqkmNs
 座ったままの三橋君の膝の上に跨って体に両手、両足を絡めて、肌を密着させる。ついで、興奮していて真っ赤になって
しまっている彼の顔を見て緩めると、唇を重ねていった。
 「ちゅ……っ。んっ」
 唇を合わせるキスだけでは満足できない。舌を差し入れて唇を割り開き、歯を舐めていく。息苦しくなってきた三橋君は
口を開いてきた。そこを見逃さずにさらに深く入れて彼のものを捉えて絡ませていく。
 「……ぁ」
 「ふふ……ぴちゅる……っ」
 目を大きく見開いて驚いている。その反応に気をよくし、頭を抱き寄せてお互いの舌と舌をより深く触れ合わせていった。

 「んっ……どう? 大人のキスは?」
 「…………」
 せめてなにか言葉にしての反応をもらいたかったが、言葉にできないほど気持ちのいいものだったと解釈することで
我慢することにした。
 「さあ、ここからが本番よ」
 机に置いておいたバッグからスキンを取り出して包みを破り装着を試みる。が、サイズがサイズなので付けるのに四苦八苦
してしまっていた。
 今日は安全日というやつだけれど、万が一ということもある。あれは完全に大丈夫ってことではないわけだし、さすがに
妊娠はまずい。
 ようやく付け終えてパンパンに膨れ上がっているオチ○チンはいかにも苦しいといった風情だった。
 そのままの姿勢――対面座位で交わるべく、腰を浮かして狙いを定めて落としていく。くちゅっと粘膜同士が触れ合って
生じた音がほんの僅かなはずなのにやけに大きく聞こえていた。
 「んっ……ふぅああぁ」
 久しぶりの挿入に身体が歓喜に震えていた。それも今まで経験したことのない、とてつもなく巨大なモノによって串刺しに
されつつあるのだ。まだ亀頭から少しだけしか入っていないのに、圧迫感はすさまじいものだった。
 「だ、だめっ。怖いのに……腰が、止まらないっ」
 挿入というよりも拡張されているという表現が正しいと思う。今まで届かなかったところ、膣内の本当に奥の奥まで届いて
軽い戦慄すら覚えてしまっていた。
 「はぁああ……お腹のホントに奥までいっぱいぃぃ……」
 「……っ」
 よくこれを呑み込めたものだと思う。あまり大きすぎると快感よりも痛みが強くて楽しめないらしいけれど、私の身体は
たっぷりと三橋君の分身へと愛液を浴びせかけて順応していった。
 「んっ……そろそろ動くわね?」
 ゆるゆると腰を動かしていく。大きくエラの張ったカリ首が膣のなかをごりごりとこすり上げてくる。
 「ぅあぁっ、ああっ……ふぅん……っ」
 こなれてきたところでより大胆なストロークを開始する。私たちの股間から漏れ出るいやらしい水音と苦しげにギシギシと
軋むパイプ椅子からの音が視聴覚室内に響き渡っていた。私たち二人だけしかいない空間。それにこの教室は防音設備が
しっかりとしているため、私は淫らなだらしない喘ぎを張り上げていた。
603監督とエース11:2007/07/15(日) 01:34:16 ID:BRwqkmNs
 「んふっ、んっ、くふぅっあぁああっ! ダメっ、これ感じすぎちゃう……っ。み、三橋君のオチ○チン……
 わたしのアソコを……熱いぃっ!」
 気づけば彼も腰を揺り動かしてきていた。下からの突き上げに翻弄される私に追い撃ちがかかってきた。
 「ひゃあぁあんっ、乳首もだめ……そんないやらしくしゃぶっちゃだめぇ!」
 背中に両腕を回されきつく抱きしめられ、胸に顔を埋めてきた三橋君は私の両の乳首を交互に舐めてきていた。意識して
いないのだろうが、時折される甘噛みをされて身体に電流が走ったようにしてビクビクと震わせていた。
 「か、カントクっ……お、おれ、もう……っ!」
 「いい、よ……いつでも好きにしちゃっていいからぁあぁっ!」
 二人とも腰の動きが合ってきていた。よりリズミカルに深いところを抉られていって、私はもう限界だった。
 「ひ……っ!?」
 ガリッと甘噛みよりも強く乳首を噛まれたことが引き金となった。膣内が収縮――精液を欲しがり、きつく締め上げていく。
 「だめっ、いっちゃうぅぅ……っ!」
 快楽によって蕩けきった恍惚の表情を浮かべながら、いつ果てるともわからない射精を受け止めていった。
 心身ともに今までにない充足感がもたらされていた。

 荒く息を繰り返しのろのろと腰を上げて三橋君から離れる。そして、行儀悪く机に腰を下ろして呼吸を整えようとする。
 「か、カントク……」
 顔を上げて三橋君へと向ければ、驚いたことにオチ○チンはまるで硬度を失っていなかった。普通の男の子だったら何も
言わずに獣性を剥き出しにして襲い掛かってくると思う。それでも、こんなときでも自分らしさを失わずにおずおずと
顔色を窺ってくるのを見て、三橋君らしいなと苦笑していた。
 「いいわよ。今度は三橋君の好きにしなさい……」
 ヒヤリとした机の冷たい感触を感じつつ、それに背中を預けて寝そべり、彼へと股を開いていった。
604監督とエース12:2007/07/15(日) 01:35:26 ID:BRwqkmNs
 夜の八時過ぎになって後始末と身支度を終えた私たちは向かい合っていた。ミーティングの終わった六時前ぐらいからだった
ので二時間近くもセックスをしていたことになる。結局、抜かずに五回連続。スキンはとっくに破れてしまって膣内出しとなり、
避妊はできなかった。反省すべきことだが、それだけ私も三橋君も情欲に溺れていたという証拠でもあった。
 ここまで犯し抜かれたと感じたのは初めてのことだった。
 他の運動部はとっくに練習を終えたらしく、辺りからは物音ひとつ聞こえてこなかった。
 「三橋君。言っておくけれど、今日のことは絶対に他言無用よ。何があってもね」
 「は、はい」
 「もし、ばれたら私は監督を辞めるどころか警察のやっかいになるでしょうし、三橋君は野球部にいられなくなるわよ」
 「え……っ」
 「だって、そうでしょ。監督とエースがこんなことになってしまった。ばれれば廃部は間違いなしよ。せっかく転校を
 してまで手に入れたエースの座と心優しいチームメイトたちを失いたくないでしょ?」
 「……っ!」
 「最悪、もう一回転校――三星学園に行くことになるんじゃないかしら。西浦にはいられないでしょうし……。
 そんなのイヤでしょ?」
 私の言葉に必死になって何度も首を縦に振ってくる。
 これが露見したら口止めと称して身体を要求してくる人間がいるかもしれない。生憎、複数の男と同時に関係を持って
好き勝手に犯される趣味はないので、必要以上に脅していた。
 「私もあなたもばれないようにする。これさえ守れれば、私の身体はずっと三橋君のものよ……」
 同じぐらいの体格の彼を抱きしめてそっと耳朶に囁いた。興奮を隠せない息遣いがはっきりと私の耳に入ってきていた。
605監督とエース13:2007/07/15(日) 01:36:30 ID:BRwqkmNs
 西浦野球部にとって初めての夏の大会を迎えた。私にとってもあの子達にとっても初陣となる大会だ。
 抽選会にて初戦で昨年の優勝校である桐青高校を引き当ててしまったが、部員全員の力、そして三橋君の踏ん張りもあって
この難敵を退けることに成功していた。

 試合後の球場の外にて三橋君が疲労からダウンしてしまって眠ったと聞かされていた。阿部君と田島君に肩を貸してもらって
引っ張られて私の前に来た彼は目覚める様子はなかった。
 そっと顎へと手を這わせる。
 「……アララ、ダメだね、こりゃ」
 胸中に去来した感情によってほんの僅かに間が開いていた
 そのまま三橋君のお母さんに連れて帰ってもらうように頼む。
 残念だが今日のご褒美はお預けとしなければならなくなった。
 
 あれから幾度となく私たちは身体を重ねていた。肌を合わせるごとに三橋君は上手くなっている。繊細さ人柄を反映した
丁寧な愛撫に私は夢中になっていた。それこそ、当初の目的――男として自信をつけさせるということを忘れてしまうほどに。
 今のところ三橋君の性格に変化はない。人間の性格はそうやすやすと変わることはない。だが、これから少しずつ
変わっていくはずだ。いや、変えてみせる。
 そう遠くないうちに彼を真のエースへと成長を遂げさせてみせよう。
 
 三橋君は私のこの身体の味を覚えたのだから、これからも彼は私から離れることはできない。飽きさせない自信もある。

 車へと連れて行かれる三橋君を横目で見ながら私は雨が降りしきる曇り空を見上げていた。

 ――いや、離れることができなくなったのは私のほうね

 さっき胸に抱いた感情は愛しさだということを自覚していた。


                                              (終わり)
606303:2007/07/15(日) 01:38:04 ID:BRwqkmNs
以上で投下完了です。
読んでいただいた方、ありがとうございました。

それでは、失礼します。
607名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:07:48 ID:bXyvaviN
……微妙。これに尽きる
608名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:07:54 ID:cljoScYr
うわーーーGJ!!!エロ以外の描写も凄く丁寧で上手くて
読みふけてしまったよ。モモカンがとてもモモカンという感じだった。

が、ひとつだけ。
改行してくれえええ 読みにくいよ。。
せっかくのネ申作品なのに勿体無いです。
609名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:57:29 ID:AIiDWO5k
三橋の巨根伝説は既に確定済なのかw
モモカン落とすとは、やるなー。
610名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 03:34:12 ID:0nPYC0jN
こーゆーのが読みたかったんだわー
まじGJ乙です!
611名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 07:40:04 ID:RenpWBFA
乙!
すばらしい。すばらしすぎる。 脱帽しますた。
612名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 07:53:00 ID:Y+Ay5HRi
すごく…良かったです…

ちゅーか、すっげー面白かった! 丁寧な描写っていいな
神ありがとう! モモカン好きだー
613名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:00:54 ID:aZl9s0FG
三橋巨根説に納得できない自分がいる
粗チンではないだろーけど普通サイズだろ
614名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:29:59 ID:jlIzt5VP
阿部のちんこは凶悪なちんこだと思ってる。
615名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:34:35 ID:9hMpNTAJ
シチュエーションに応じて萌えればなんでもいいのだ
616名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 17:49:15 ID:swAnWHQK
なんというGJ
617名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:09:51 ID:3No8nC9k
俺なんか巣山が気になるようになっちまった
巣山×チヨの話の効果は絶大だ・・・やべー巣山がかっこいー
618名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:23:49 ID:n3tq/cTn
>>617
わかる。
ありゃーマジでかっこよかった。
そんな感じで、田島が超かっこいい話が読みたい。
619名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:02:30 ID:k9vHdaIh
やっぱ見た目よりも中身のカッコよさが大事だよな
620名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:20:19 ID:gDj0KGJi
巣山は見た目も渋くていいななんか。一重で鼻高いし醤油顔?
つーか余計なこと言わないし寡黙で野球上手いっていうのがなんかもうたまらん
621小ネ罰ゲーム実行 千代編:2007/07/15(日) 23:37:57 ID:Yo5Q9RMy

今日は、なんだか雰囲気がおかしい。
朝錬のとき皆、なんだか変だった。
練習に集中してるみたいなんだけど、
皆、私の方をちらちら見てたんだよね。なんだったんだろ?
栄口くんは熱っぽそうだったけど、熱測らせてくれなかったしなあ。

私、もしかして、皆に嫌われ・・・。
いやいや、マイナス思考はよくない。午後の練習には皆フツーになってるはず!

休み時間だったので、私はぼんやり窓の外を見ながら
考え込んでたら、いつの間にか目の前に花井くんがいた。

「あ、花井くん。どうしたの?」
「あ、あのよー。篠岡。」

顔を真っ赤にして、決して私と目線を合わせず、
ちょっと挙動不審な花井くん。

「花井くん?どっか調子悪いの?風邪でも引いた?」
マネージャーとして皆の変化には敏感にならなきゃ!
「いや! そーじゃねーんだ!体は元気だ。」
前の席に座りながら、顔を近づけてきた。なんだろう?内緒話かな?

「モモカンから、何か聞いてるか?」
手を口に添えて、そっと小声で話しかけてきた。
「聞いてるって、何を?」
「いや・・・その罰ゲームについて・・・。」
「罰ゲーム?なんのこと?」
「いやっ聞いてねーならいいんだ!」
がたっと音をさせて、花井くんは立ちあがる。
「今日、多分、三橋が篠岡になんかいってくるから、
それをそのままモモカンに伝えてくれるか?」
「三橋くんが何をいってくるの?」
意味わかんないなあ。
「いやっいやいや!あまり深く考えずに、さらっとやってくれ。
たいしたことではないんだ。ホント。とにかく頼むわ。」
花井くんはそういって、自分の席に戻っていった。
その周りには阿部くんと水谷くん。二人ともニヤニヤしてるみたい。
阿部くんは中学のときはクラスで浮いてたけど、高校入って変わったなあ。
それにしても罰ゲーム?三橋くん?何をいってくるっていうんだろう?
622小ネタ罰ゲーム実行 千代編:2007/07/15(日) 23:39:33 ID:Yo5Q9RMy

放課後、部室に向かう途中で、9組軍団とあった。
「ちーす。篠岡。」「よおっす。」「よっ・・・す」
「皆おつかれ〜。」
そのままの流れで、皆で部室に向かうことに。
泉くんが田島くんの頭を急にホールドして、なにやらコソコソ言い合ってる。
なんだろう?
「しのーか。ミハシ!!おれらちょっと用事思い出したから先行っててくれ!」
振り向いた田島くんがそういって、私が返事を言うまもなく、二人でかけていく。

「いっちゃったねえ?用事ってなんだろうえ?」
三橋くんを見ると、まっさおな顔して、プルプルしてる。
花井くんに続いて三橋くんまで調子悪いのかな?
「大丈夫?三橋くん?」
「あ、ああの、しの、おかさん。」
「なあに?」

「お、オレ! ゼロ回・・・だから。」
「へ? ゼロ回? 何が?」
「そ、それだけ!あっお、オレモちょっと用事あるから、先いってて!」
「あっ三橋くーん!?」
効果音がビュッと聞こえそうな勢いで、三橋くんも走り出してしまった。

今日は花井くんといい、三橋くんといい、何があったんだろう?
花井くんがいってたことってこのことかなあ?
じゃあ、カントクに『三橋くんはゼロ回』って伝えればいいのね。
ヘンなの。

今日はやっぱり皆変だ。


--終わる--

623小ネタ罰ゲーム実行 モモカン感想:2007/07/15(日) 23:40:25 ID:Yo5Q9RMy

ゼロ回っていうのはなんだかウソくさいけど
三橋くんだしねー。ウソである可能性は低いわよね。
三橋くん、篠岡さんをおかずにしないなんて
ピュアなのか、鈍感なのか。
しかし昨日に比べたら、皆多少はやる気が見えるけど
罰ゲームが三橋くんだったからか、やっぱりまだテンション低いわね。
なんとか夏大前のテンションに戻したいんだけどねー。

罰ゲームはあと2日か、今日は誰が負けるかしら。

楽しみね。

624小ネタ罰ゲーム実行:2007/07/15(日) 23:43:03 ID:Yo5Q9RMy
レスいただいてテラウレシス。感想もらって思いついたので書いてみました。
小ネタばっかりスマソ。

なんとなく篠岡にはピュアでいて欲しかったんだよ・・・。
ぜんっぜん通じないだろうなという妄想でした。

目汚しスマソ。
625名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:45:29 ID:TrSwjB38
あははは、そっか、何の回数かは言わなくていいんだ!
よかったな、ミハシ!
626名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:10:29 ID:Z9rZdpK/
ちょっと聞いてみる。

保管庫の更新はいつになるんだろうか?
627名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:30:56 ID:PnVIdhhN
>阿部くんは中学のときはクラスで浮いてたけど、高校入って変わったなあ。
阿部wwwwwww

ピュアすぎるしーのかかわいいよかわいいよ
628名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:40:10 ID:KYk4UDEc
阿部としのーかがクラス一緒だったとは思えないんだよな〜(パロだからいいんだけど)
だって同じクラスなのに阿部は中学一緒だって知らなかったなんて…
しのーか可哀想すぎるよ(;´Д⊂)
629名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:55:43 ID:rTsDoFuR
>>626
俺も待っている
いつになるのかな
前スレすごかったってみんな言うから
630名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:42:29 ID:NyZex02P
続きキテター!!
クラスで浮いてた阿部さんワロスww
次誰が負けるのか楽しみっす
631名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 03:02:09 ID:X8/+KlQt
>630と同じく「阿部くんは中学のときはクラスで浮いてたけど」にワロタwwwww
なんか皆ピュアでかわいいね。楽しかったよー
しかし三橋はひどいなw 巨乳好きとは。
俺が女だったらゼロ回とか言われたら超傷つくしwwwww
632名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 03:05:25 ID:X8/+KlQt
連投スマン
>>620 超同意。男から見てもカッコイイ男だよ巣山は

>>626 同じく保管庫更新待ち。前スレは後半すごく盛り上がったからなー
作業はやっていただけてるみたいだから、楽しみに待ってよう。
633名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 04:30:03 ID:4Ouyq/R9
モモカン×千代ちゃんの百合作品募集してます
634続々小ネタ 二日目阿部:2007/07/16(月) 22:57:10 ID:0n5JW4Gt

カントクの考えることは恐ろしいぜ。
ま、だらけた雰囲気を締めるのにはかなりの効果だな。
罰ゲームは今日も入れてあと2回か。
オレは負けねえから関係ないが。

三橋が2連敗なんてことになったらどーすっかな。
しかし、罰ゲームの内容もあまり堪えそうにないからいいのか?
一番いいのは今日と明日と田島が負けることなんだが、
本気出した田島には誰もかなわねえからなあ。
他の奴ら、例えば、栄口なんかは憤死すんじゃねえか?
ムッツリのクセに、純情だからなあ。

「どうだった?」
篠岡と話し終わって戻ってきた花井は赤面したままだ。
そりゃ冷や汗もかくだろうな。
「モモカンから何も聞いてないってさ。三橋が負けてよかったのかな?」
「よくねーよ。もし篠岡で抜きまくりだったらあのウザイ性格がますます
ウザくなってたかもしれねーんだぜ。おっそろしいぜモモカンは。」
「意外だよな〜。三橋が篠岡に興味ないなんてさ。」
水谷がのん気にいう。
635続々小ネタ 二日目阿部:2007/07/16(月) 22:58:24 ID:0n5JW4Gt

「花井、あの封筒もってんだろ?見せてみろよ。」
「おまえ、何企んでんだよ?」
「今日の分の罰ゲームを見て、誰を最下位に仕向けるか決めようぜ。」
「ええ〜?そんなこといいのかよ!?」
うぜーな。水谷。
「水谷、ちょっとあっち行ってろ。首脳会談するからよ。」
「おいおい阿部。」
花井が慌ててとめるも、じとっと水谷を睨んでやったらすごすごと去っていった。
さて、花井を説得するか。
「考えても見ろよ。花井。昨日は三橋が最下位だったが、あれがもし沖や西広だったら?」
目を瞑って首をちょっと天にむけ、しばし考え込む花井。
「最悪・・・・部活登校拒否症になったかもな。」
「だろ?3組ズは気が弱いからな。
カントクの考えには逆らえないんだ。
事前に罰ゲーム内容を見て、被害を最小に抑えるべきだろうが。
それか、お前、モモカンに罰ゲーム取り下げてもらうように
交渉してこいよ。主将。」
「いや!!オレには無理だ!!」
真っ青になってブルブルする。ま、オレだって無理だからな。

花井が観念して差し出してきた封筒を、開けたのがばれないように
そっとゆっくり糊付けの部分を剥がしていく。

その内容は

『千代ちゃんの本命を聞き出すこと。期限は一週間。守らなかった場合は以下略☆」

「これは・・・・」
「ああ・・・・・」

「「昨日のより、きついじゃねえか。」」

花井とオレの声が、見事にハモった。
636続々小ネタ 二日目阿部:2007/07/16(月) 22:59:13 ID:0n5JW4Gt

これは・・・ここまでキツイ罰ゲームだとは・・・・。
最悪、今後の部内の人間関係が崩壊するぜ。
負けた奴が篠岡の本命だったら、即カップル成立じゃねえか。
何考えてんだモモカン。

とすると・・・・
「栄口はやべえな。そのまま告白しちまいそーだ。」
「ええ?やっぱり栄口ってそうなのか?」
「アイツって身近なオンナに惚れるタイプじゃねえ?
マネジに惚れるんであって、篠岡に惚れてるわけじゃなさそうだが。」
「阿部はひどい奴だな。」
「は?なんで。」

この罰ゲームは誰がいいか考える。考える。考える・・・・。
「花井、お前、今日負けろ。」
「ぜっっったい。いやだ!!」
「何だ、お前、篠岡好きなんだ。」
「ちげーよ!!でも、絶対いやだ。そんなこというなら、阿部、お前がやれよ。」
「いやだ。」

「テメーなあ!」
オレの当然の返答に、花井はがっくり頭をたれて、深くため息をついた。
「真面目にやればいいんだよ。ヘンなこと企むなって。そんなことするからややこしくなるんだ。
このまま見なかったことにして、練習にきちんと取り組めばいいんだよ。」
「いや、だけど。」
花井はオレの鼻先にいきなりびしっと指を突きつけた。
「あんまり、こんなこといいたくないけど、コレはキャプテン命令だ。
俺らは何も見なかった。いいな!?」
オレの反論を封じる唯一の武器だな。そりゃ。
「わかったよ。誰にもいわねーよ。」


------その日の大縄跳びは実に白熱したという-----

終わり。
637続々小ネタ 二日目阿部:2007/07/16(月) 23:02:16 ID:0n5JW4Gt

阿部はひどい奴とつぶやきながら書いたら無駄に長いorz

上に書いた、千代視点と時間軸被ってます。
アイデアが振ってきたときにばばっと書くから若干矛盾アリ
気に入らない人はスルーでヨロシク!
目汚しスマソ。


638名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:09:20 ID:KYk4UDEc
やべーすげー面白いwww
阿部の口調が滅茶苦茶阿部っぽくて憑依してるなw

しのーかの本命は誰なんだ気になるじゃないか
639名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:10:39 ID:PoCPxeE4
お、続きあがってる!栄口はほんと、>身近なオンナに惚れるタイプ なんだろうなw
毎回和むなぁ。飲みながら読んでて楽しくなったよw
俺の嫁、おチヨ様の本命は誰なのかすごい気になる。
640名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:12:09 ID:wxd0NFJt
GJ!阿部はひどいやつだよw
641名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:37:00 ID:liSNycEg
この展開だと、花井か阿部が罰ゲームになって欲しい気がする!
642名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:54:01 ID:KYk4UDEc
>>641
俺もwww
すかした阿部希望w
643名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:03:01 ID:VrE5BOXw
しかも、モモカンが「阿部ならフライングするだろう」と予測してたらすげえ
644名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:05:07 ID:VrE5BOXw
連投すいません。フライング=競争の前に指令を読むって意味です
645名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:25:07 ID:mtxxIYQS
ありがちなフラグではあるな
646名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:28:57 ID:WzEX4/oV
保管庫の更新はいつになるのだろうか
待ち焦がれてるぜよろしくなんだぜ
いつ頃になりそうか教えてほしいんだぜ
647名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 07:43:28 ID:zCYKggK0
すげえいいwwww
阿部wwお前はそういうやつだよwww
栄口がムッツリというなは禿同なので、どうにかして栄口のそのムッツリさを引き出す罰ゲームとかあたってほしい
648名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 09:16:54 ID:qOXHZplv
小ネタおもしろい!
ぜひ二日目の罰ゲームも最後までやってください!
本命聞き出してください!

そして三日目も楽しみにしてます!
649名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 17:16:09 ID:0cl+Xgkm
>>647
確かにwムッツリ栄口見てみたいww
650名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 17:20:53 ID:/m38sdka
競馬予想が出てきたりして
651名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:56:48 ID:ttPiUXgL
本命花井、対抗阿部、大穴三橋とか?
部員間の評価ってどうなんだろう?
652名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:08:05 ID:+XvwJeXL
本命はやっぱり阿部か栄口な気がする。
じゃなきゃ高校野球好きのしのーかが、甲子園の可能性がほぼない高校来るかな?
同中のどちらかを追って来た気がしてならない。
と真面目に予想しちゃうほどおもしろ企画。
続き楽しみ!
653名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:27:27 ID:Rmi0xLtp
8巻で、花井たちは阿部と篠岡疑ってるみたいな気はした。
花井は最初からモモカンを意識してると思う。
654名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:48:18 ID:60n7Oy+e
7歳差ってビミョウか〜?の件は意識してるっぽいな>花井
しのーかは誰が来てもおかしくない気がする
655名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:59:15 ID:IMDDq+sX
>>654
ああー田島がモモカンの年齢聞いたときの反応なw
花井にクソワロタwwwwwwwwwwwwwww
「6・・・7コ差?それってビミョー?ビミョーか??」ってやつね
あれは完璧にフラグがビンビンたったな
656名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:18:58 ID:unwwffkk
じゃあ、三日目の罰ゲームで花井が告白して欲しい
657名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:48:23 ID:IqDxlMS1
>>7〜のは個人サイトからの盗作混じってますけど
そういうのっていいんですか?
書いた人は罪悪感とか無いんすか?
男女CPならばれないと思ったの?
658名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:14:36 ID:zCYKggK0
>657
サイト主さんに迷惑かけない程度でkwsk
前にもそんなこと言われてなかった?だからたまに名前間違ってるのか?
元は数字?
659名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:21:10 ID:MM8RjYVT
同じ人かどうか知らんが前スレでも同じような指摘があったな。

>>658
男女CPとあるから数字だろうね。
数字サイトはおお振りに関しては見ないからよく分からんけど。
660名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:36:37 ID:QE2urCe2
>>657じゃないけど
トイレでセクロス中に三橋達が入ってきちゃって…ってくだりに少なくとも一部丸写しがあるな。
元ネタはホモ
661名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:42:14 ID:wXj+0bxn
ぶっちゃけその小説見た時にトイレのくだりで
「あれ…?」とは思った。
神扱いされてたし勘違いかと思ったので何も言わなかったが。
662名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:42:20 ID:/cs0OSGU
よくわからんがパクリはやめとけ。
てかさ、>>657が指摘しているのはやたら住人が持ち上げていた職人じゃなかったか?
盗作してまでGJや感想ほしいのか?

とにかくパクリはいかん。人として終わっているぞ。
663名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:47:53 ID:V7L8Obns
トイレのくだりのは知らんけど>>7からのは出だしと終わりが個人サイトからの丸コピペ
これも数字サイト
664名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:58:26 ID:QE2urCe2
>>435のグローブのくだりもどっかで見たので確認してきた
ホモサイトで元ネタ確認
665名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:09:06 ID:MM8RjYVT
そういや上の方でパクりは止めろっていう書き込みがあったな。
どれに対する書き込みだったのかよく分からんかったけど、そういう事だったのか。
やたら賞賛されてると思ってたが、レベルの高い作品を詰め合わせしてたら
パクってるなんて知らなければ持ち上げるよね…。
666名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:19:55 ID:wXj+0bxn
マジでパクリかよ…ひどいな。
本当に良い作品だと思ったから神!つってGJしてたのにさ。
つか最初と最後まるコピペってバレてもいいと思ってるとしか思えんな。
元ネタホモなのに抜いたとか言ってた男が気の毒だなw
667名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:21:10 ID:67SCg5rh
上のスヤチヨ以来、アニメの巣山がかっこよく見えてただけに残念だ。
668名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:24:36 ID:/cs0OSGU
パクって受けてGJや感想もらって味をしめて、さらにパクリ続けたってわけか。

サイト主っていう可能性もないこともないかもしれんけど、自サイトを所有しているなら
2ちゃんまできてSS投下しないわな。
パクリ確定か。

せっかくスレが盛り上がって投下増えてきて喜んでたのに、こんなカラクリだったとはね・・・。
残念だ。実に残念だ。

あっ、投下してやつよ。二度と来るなよ。
669続々小ネタ 二日目最下位:2007/07/17(火) 22:27:43 ID:67SCg5rh

あ、空気読まずに投下します。
670名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:28:26 ID:FtDXQ+x2
このスレのネ申と呼ばれてた人が
ホモ同人からパクッてたなんて…


スレ的には大問題じゃん
671続々小ネタ 二日目最下位:2007/07/17(火) 22:28:37 ID:67SCg5rh

ううううううそだろ〜!???

オレはなんっつう日に負けちゃったんだ・・・・・。
今日も、今日とて、恐怖の罰ゲームが・・・あるのに・・・。
力が抜けて立ってられなくなり、地面にがっくり膝と手をつき、うなだれる。

「おーし、じゃあ今日の罰ゲーム発表すんぞ。」
無常な花井の声がする。
恐怖のあまり頭をあげることすらできねえぜ。
「なーなー。今日のはなんだろな?」
「いやーほんと負けなくてよかった〜。」
「うんうん、全くだ。」
「自分が負けなかったらこれほど面白いことはないよな。」
「同意。」
「楽しみだね〜。」
「最下位は大変だな〜。」


「「「「水谷、がんばれ!!」」」」」

672続々小ネタ 二日目最下位クソレ:2007/07/17(火) 22:29:58 ID:67SCg5rh

「うるさい!お前ら人の気も知らねえで!」
顔を上げて皆を非難するも、みなのニヤニヤ笑顔が目に刺さる。
ちっくしょ〜!すっかり楽しんでやがる!

花井がオレに、超さわやかな笑顔を向ける。歯が光ってるぜ。

「罰ゲームは 『篠岡の本命を一週間以内に聞き出すこと』だ。
健闘を祈るぜ、水谷。」

なっっ!!???

「うっそだあああああ!!!」



「いや、コレは現実だ。」
「逃避すんなよ。水谷。」
「ほら、初代罰ゲーム王の三橋も応援してっぞ。」
「みずたにく、ん。だいじょう、ぶだよ。できる、よ。」
「お前、篠岡と仲いいじゃん。聞きだせる!」
「帰り道、よく篠岡と一緒になるだろ?がんばれよ。」
「いや〜、でもこの罰ゲーム、きつくない?オレじゃなくてよかった〜。」
「栄口だったら、トイレから出てこれなくなるんじゃねえ?」
「阿部、それはひどいぞ。」
「阿部はひどい奴だよ。」
「あべくんっは、いいひとっっだよ!」
「いーから、三橋、かばわなくて。こっちが恥ずかしくなる。」

「オレをほっといて話し弾むなあああああ!!」
ちっくしょ〜、皆楽しみやがって!オレのこの辛さは
誰もわかってくんないんだああああ!!

「でもよ・・・篠岡の本命が、水谷だったらどうなるよ。」


「「「「うっ!!」」」」」

673続々小ネタ 二日目最下位クソレ:2007/07/17(火) 22:31:10 ID:67SCg5rh


場の雰囲気が一気に暗くなる。皆頭をがっくりたれて、縦線が見せそうだぜ。

「水谷と篠岡が、付き合う!?」
「いたたまれねーぜ、そんなの。」
「つーか、想像もできねえぜ。」
「部内で、交際とかはちょっとやだね。」
くそー。沖も巣山も西広も、顔青くしてやがる。
なんで栄口あんなに顔赤くしてんだ?

ま、篠岡の本命がおれっていうのは、ないな。
一気に気が抜けて、なんだか笑いが出てくるぜ。
「いや〜・・・ははは。篠岡の本命が俺っていうのは、ないだろ。」
「水谷、お前篠岡の好きな奴知ってんのか?」
「いや、知らないけどさ。自分のこと好きな女って
目ぇみりゃわかるだろ? 篠岡にはそれねーもん。」

皆の目が極限に見開き、無言でオレを凝視する。なんだ?
「どうしよう、なんか水谷がオトナに見える。」
「やべ〜。水谷がかっこいい。」
「水谷すっげーな!ヨユーだな!」
「クソレのクセに・・。」
今のは聞き捨てならねえ。
「なんか言ったか?阿部。」
「いや、なんでもねえよ。」

花井がいきなり手をパンっとさせた。
「ホラ、着替えて帰るぞ。水谷、まあ期限は一週間あるんだ。
お前は別に篠岡本命じゃないんだろ?
二人が付き合う可能性はなさそうなんだし、
罰ゲーム遂行に専念しろよな。戻るぞ、ホラ急げ!動け!
水谷もさっさと立て!」


篠岡の本命ね〜?
オレにそんなの聞き出せんのかなあ?
いや、しかし聞き出せなければ、あのプロティンが待ってるもんなああ。

逃げ場はねえ。


-----終わったれ----
674名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:32:34 ID:MM8RjYVT
>>668
今回の朴李犯は知らんが、自サイト持ってても2chに投下するのは多々ある事だよ。
自分も以前したことある。(無論自分のオリジナルw)

ただ数字→男女と改変したやつは見たことないが。
675続々小ネタ 二日目最下位クソレ:2007/07/17(火) 22:35:08 ID:67SCg5rh

呪文は「水谷はクソレ」と唱えながら書きましたよorz
罰ゲーム思いついたときから水谷が最下位は決定してた。
期待を裏切ってスマソ。
あ、もちろん気に入らない人はスルーヨロシク。
目汚しスマソ。

二日目罰ゲーム阿部とか花井とかむしろ読みたい。誰か書いて。
676名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:36:32 ID:QE2urCe2
複数のサイトから持ってきてるからな
しかもたぶん切り貼り

>>671
なんというかっこいいクソレwww
続き気になるな
677名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:37:06 ID:67SCg5rh
わあ、今日は人が多いね。
全く空気読んでない投下になっちまった。

ほんっと〜に申し訳ないorz
678名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:38:31 ID:MM8RjYVT
>>675
なんとなくクソレの予感はしてたw
しかし言ってどうなったのか気になる。
679名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:41:24 ID:wXj+0bxn
>>674
むしろエロパロ板で上げたやつを自サイトでも公表してる人はいる。
別スレで知ってる。
おお振り前スレでも上げたのをブログで公表してた人がいた。明かさないが。
まーとにかく軽蔑した。



小ネタGJ!!水谷かよ!笑えるような残念なようなw
阿部で書きたいけどアベチヨ派だから贔屓して少女漫画展開になると思うんで書けない。
680名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:44:21 ID:pS+8hgyA
>>7
ほんとだ・・・数字サイトにあったorz

話が好きだっただけにショックだ。もうパクリが現れない事を祈る。
681名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:44:44 ID:+XvwJeXL
>>675
いやー、和むわww
クソレのちょっとカッコイイとこが垣間見えた。
多分モテて来たんだろね。
続きが気になってしょーがないんで、また書いてくれ。
682名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:57:45 ID:/cs0OSGU
複数のサイトから切り貼りしてきているんならパクリ確定だわな。そういえば確かに
前スレからパクリ? とかって書き込みがあったっけ。

文体とか文章の書き方も全部一緒だから同一人物ってのも、ほぼ確定か。

パクってまでGJや感想が欲しかったのかね。
最低なやつだよ。まったくさ。

とにかく、パクリ(盗作)はいかんよ。
683名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:58:07 ID:xOe6qP0j
案外冷静(?)にしのーかを見ている水谷。
期待してるよ水谷。
続きお願いします!

少女漫画なアベチヨもぜひ読みたいです
684名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:58:48 ID:sbyHlGSe
>>675
クソレは男女交際に関してはちょっと造詣深いにちげーねえと
思ってたんで(だってあの見た目だし、普通にモテるだろ?)、
この展開は俺的には神! 続き! 続き!
685名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:29:28 ID:EYu4b44B
冗談抜きで、リアルな話、原作ではしのーかは田島が一番の本命じゃないかと推測してるんだけど
これって異色?
しのーかはよくわからんけど、田島はしのーかが好きなんじゃないかと踏んでるんだけど


あと、パクリは死ね
686小ネタ:2007/07/17(火) 23:31:04 ID:67SCg5rh
感想サンクス! 明日の糧だw 
パロ書くの好きだけど、サイト作ってまではがんばれない
自分にしたら、このスレの存在はほんと〜にありがたい。
皆のコメントみて続き思いつくところもあるので、
一気に書けなくて申し訳ないorz

>>679 少女漫画なアベチヨ読みたいです。
687名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:37:45 ID:wXj+0bxn
しのーかの本命相手として名前が挙がるのは
阿部→同中設定。名前知らんかったの伏線?高校野球大好きしのーかが西浦に来たのは追いかけてきたから?
田島→貢物多し。結構仲良し?
栄口→ほぼ阿部と同じ。
水谷→よく心配とかしてる。よく一緒にいるから?

だと思うんだけどカップリング萌えするのは人によるよね。
そもそもしのーかに本命がいるかもわからん。
私はアベチヨ萌えなんで阿部とどうにかなって欲しいわけで…。

>>686
少女漫画アベチヨ時間が出来たら書いてみるよ。
688名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:46:24 ID:MM8RjYVT
ここで思わぬ大穴の西広先生ですよ。
花井に関しては自分もモモカンかなと思う。
栄口はルリにちょっと気があるかな?単に可愛いと思ってるだけかもしれんが。
689名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:01:16 ID:Ccjaqnq1
しのーかの本命は野球部内にはいない気がする。
690名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:02:34 ID:y4al929+
小ネタ毎日楽しみにしてるw
ぜひしのーかの本命&三日目バツゲームまで書いてほしい

パクリ、数字サイトにあったなんてウソだろ?
あんなに同じ文体でパクれるはずないと信じている…
691名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:07:06 ID:kOQVP4Hj
小ネタおもしろかったんで、自分もいっぱつ。
語りは消去法で花井かな?
692たじま!:2007/07/18(水) 00:08:41 ID:kOQVP4Hj
「あー、オナニーしてぇ。」

部室で着替え中に田島が呟く。
もうみんなこの発言に慣れ、誰も突っ込まない。
すげぇよ、田島。
オレらはヘトヘトでしゃべるのも億劫なほどなのに。

一番最初に着替えを終えて、ロッカーを閉めた泉が田島を見る。
「おまえ、セックスしたいとは言わねんだな。」
田島はシャツを着ながら泉に向き直った。
「相手がいねーよ。」
「なんでよ。おまえ、夏以来すげー人気じゃん。いくらでもいるだろうがぁ。」
水谷が混ざってくる。

確かに夏の大会以来、田島は校内で注目されていた。
とくに上級生の女に、かわいーなんつってよく声かけられてる。
しかし、田島に女ってのが、どーもピンと来ない。
結局こいつって、野球が一番大好きなガキなんだろな。

「えー、ファンとか言ってるヤツは、オレの野球してるとこしか好きじゃないぜ。
オレ試合のテンション、普通の時まで保てねぇよ。」
そんなもんなのか。
まぁこいつ、オンオフの差が激しすぎるからな。

「それにさぁ、オナニーのがラクじゃん。時間かかんねーし。
セックスっつったら、相手も気持ちよくさせなきゃだし、疲れるし、気ぃ使うし。
オレは絶対オナニーのがいいな!」

全員がいっせいに田島を見る。
話を全くスルーしてた阿部までも。
「オ、ナニーのがいいって…。セックスと比べて?両方やってみた上で?」
栄口が聞く。

「?うん。みんなは違うのか?」
ち、違うのかって…。やったことねぇよ。
普通ならここで、みんなからあーだこーだと質問されたりするだろうに、
田島という存在の空恐ろしさにみんな押し黙る。

さすがだぜ田島…。
田島は野球以外でもやっぱり『田島』だった…。
693名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:10:29 ID:+J6eQmxq
花井が千代ちゃんをってのはないかもしれんが、千代ちゃんの本命が花井ってのはありかと思う。

花井みたいなのってモテるじゃん。それも軽いモテじゃなくて本気で狙ってる人が多いタイプ。
694名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:15:13 ID:6lpxG97H
>>692
田島、恐ろしい子…!
695名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:38:48 ID:mHSxIoU4
パクリ野郎で思ったことだが、保管庫の管理人さん
こいつが書いた、いやパクったSSは保管庫には置かないでくれ
当然のことだけどさ

元のサイトの管理人さんに失礼だからさ
多分、4、5本ってとこだと思うが
696名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:40:51 ID:vejnWEcU
今発覚してるパクリはどれなの?
スヤチヨとトイレのアベモモくらい?あとは?
697名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 00:53:21 ID:gvA6DGKa
パクリなのは間違いないの?
確認した人は何人いるんだろう
まさか一人が釣りで騒いでるだけってことはないよね?
698名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:00:27 ID:hu4fJWtc
まぁ、こーゆーのは文章そのままぐぐれば出てくる。


ちなみに、前スレ、前々スレはDAT落ちスレ変換機でいくらでも見られるよ。
699名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:34:51 ID:kIzp9hKl
罰ゲーム職人さん乙!
いつも阿部がひどくて好きすぎるwwww阿部はひどいやつだよ。は花井かな?バロスwwww


しのーかフラグだけど自分は田島派ノシ。よくちょっかいだしてるから部員の中で一番距離近そう。それで試合の時のかっこいい姿とのギャップでドキドキしたり。
以前は「バカだなあ」位でしか聞いてなかった田島のオナニー宣言にどぎまぎしそう。
しのーか→田島で田島が鈍感なんだけど、いざしのーかが告白したら真摯に対応する田島がみたい
700名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:35:46 ID:xtdOQ88k
そういえばパクリ疑惑の作家、
前スレあたりで自分の作品は保管庫に置かないで欲しいって言ってなかったか?
今携帯なので確認はできないのだが。やましいことがあったが故の発言だったのか…
701名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 03:42:52 ID:2vCVLPnU
パクリか…
ただのおもしろ話じゃなくすっげそのキャラぽっいなものだと思ったから信じられない
最低だな
702名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 04:00:26 ID:mHSxIoU4
確定しているのは、このスレのアベモモとスヤチヨ、それと前スレの花モモとレンルリの四本だな
前スレのに関しては>>37で自分が書いたと言っている
これに関してはパクリかどうかは確認とれとらんが、こういうことをする人間だから
どこかしらはパクリと見たほうがいいだろうな

そういえば、前スレのモモカンと水谷の話も改変と思われる箇所があったな
これもこのパクリ野郎の仕業かもしれんね
703名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 04:12:33 ID:43AXgoDT
前スレ>>167〜のカノルリもパクリじゃなかったっけ?
なんか元ネタのキャラの名前が消し忘れてたやつ
704名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 04:14:45 ID:ZOPVebbC
なんか唐突に阿部が出てきたことがあったよねw
705名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 04:27:59 ID:2jaT8N7a
モモカンとクソレだっけ?>阿部乱入
706名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 05:14:00 ID:mHSxIoU4
更に確認してみたが、このスレの>>232のサカチヨもだな
今のところ会わせて5本か

というか、なんでこいつはパクったくせに感想のレスで偉そうに自分語りができるんだ?
ふてぶてしいにもほどがあるだろ・・・
707名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 05:20:17 ID:F9gttL1n
昨日の夜にいくつかパクってるって言った人間だけど、
数字のサイトは基本的に検索対策してるからそのまま調べても出てこないと思う
確認しないと気が済まないって人はこのジャンル向けのサーチを探すといい

自分が解るのは前スレの水谷×モモカン、レンルリ、このスレの阿部モモ(二箇所から)と巣山×チヨ
全部のサイトを見てるわけじゃないからこれ以上の保証はできない
大体片方のキャラだけを変えてパクってるがそのままのもある
708名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 12:03:43 ID:deEVYEWA
>>119も数字サイトで見たことあるんだが・・・
709名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 12:22:25 ID:q2CYrTNp
今のところアベチヨは全部本人の作品?
710名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 13:54:57 ID:FNsanjIv
あと、前スレだかであった、モモカンのおっぱいを観察するとかいう委員会ネタ
あれも数字サイトでみたことあるわ。
数字サイトからならばれないとでも思うのかな。
711名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 18:46:47 ID:BODXnkQm
>>692 わああw 実は田島は経験済なんだw
相手は年上っぽい気がするよ GJ!

多少の2番煎じはアリだと思うんだが、
丸パクリはちょっと・・。
おっぱい観察委員会ネタもオナニー談義ネタもパクリなの?
おもしろかっただけにショックだね。
712名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:02:22 ID:BiyxWj47
阿部乱入の水谷×モモカンの元ネタ見つかった
元ネタガチホモじゃないか…
713名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:36:52 ID:TroMZmWf
アベモモは間違いなく数字からですよ。今(見たくないが)見てる。
トイレんとこ全く同じです。元ネタは阿部×水谷


自分前スレと今スレのアベチヨの者ですが勿論オリジナルです。
714名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:50:52 ID:S/x380cV
前々スレの作品(初代スレ)は全部オリジナルでいいのかな?
後前スレにはアベチヨ、ミズチヨ、ミハチヨ、準太とマネジ、叶ルリ、サカチヨ、
榛名と鈴音の話があったがこれらは文体からして大丈夫だとは思うが。
いや大丈夫だと思いたい。
715名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:50:54 ID:NOVDzezz
大好きなアベチヨ作家さんがオリジの人でよかった!本当によかった!
またラブラブなアベチヨ書いてくださいね!

パクリの人、見てるのかな。
どんな気持なんだろ。
716名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 19:53:46 ID:kOQVP4Hj
ほんとだ…。
しかも水モモと阿部モモ、元ネタ同じやつだな。
ほんとにおもしろいと思って読んでたから、なにげにショック。
717名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:02:20 ID:pnPxAsFk
>>714
それらはオリジナルだと思う
718名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:28:28 ID:BODXnkQm
皆確認早いな〜。確かめたくて検索リンク巡るも見つけられません。
719名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:40:53 ID:S/x380cV
>>717
後、タジチヨもあったが、この作品見事にパクリ野郎の間の投稿だから
大丈夫だと思う・・・
つかパクリ野郎、パクってるだけあってパクリ作品多すぎ。
他サイトから丸パクして顰蹙買ったやつ今までこの板でも見かけたが、
ここまで連続してやったのは見るの初めてだ。
720名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:47:53 ID:kOQVP4Hj
>>719
挟まってるタジチヨは自分です。
パクってないから安心して。
まぁあんまりたいした話じゃないんだけどさ。
721名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:47:59 ID:6VSSBkAx
>>7-10はアベ×榛名だった。が、>>11からは別のサイトからかな?
数箇所からもってきてるんな…
722713:2007/07/18(水) 20:49:19 ID:TroMZmWf
何度もすんません。
前スレアベチヨ(下校時告白)・叶ルリ(甲子園負けて慰める)・今スレ長編アベチヨは
自分ですがオリジです。こんな文章ですからパクリなんてありえんです。
一応身の潔白の為に…。

それにしてもネ申扱いだった作品全てパクリだなんて…腹立つより呆れますね。。
723名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:58:41 ID:S/x380cV
>>720
おお、あの時の作者ktkr
個人的に田島と千代の組み合わせ大好きだから
とてもわくわくして読ませていただきました。

しかし保管庫にパクリ作品とそうでないものを分けて入れる為とはいえ
なんかつらいな。なぜ同ジャンルからこんなにパクったんだろ。
これエロパロ板ではなく、個人サイト同士だったら即難民かネトオチ行きだよ。
724名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:09:24 ID:kOQVP4Hj
>>723
おお、ありがとうございます。嬉しいよ。
あとは現スレの
>>68〜アベチヨハナ、>>163〜カノルリ
>>560〜ミハモモ、>>692〜たじま!が自分です。
何もパクってないよ。
725名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:20:35 ID:HRcBCxdZ
前スレ56からのミハチヨを書いた者です。
パクってないので安心して下さい。
自分が投稿したのは、この一つだけです。
726名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:20:38 ID:70NLnr/c
おお、作者さん達、乙です。
どの話も楽しく読ませて頂きましたよ。


エロとかって、そんなにシチュエーションのパターン多くない気がするし、
多少の似方なら偶然ってこともあるのかなとも思うのだが。
自分は、それらしい元作品に辿り着かないけど、
これだけパクリって言われてるとこ見ると、
シチュ云々より文章丸パクとかで、
明らかにパクリってことが決定的なんだよね…?
残念だ…。ほんと悲しくなるな。
727名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:27:21 ID:6VSSBkAx
>>726
正確に言うとコピペ改変だ。モモカン側の名前と穴と口調を書き換えてるだけな
728名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:35:09 ID:WXPLEZ09
それだけでちゃんとしたお話として成立するもんなんだな…
ホモからノマに変えて、当然キャラだって違うだろうに
矛盾がないのがある意味すごい
729名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:36:23 ID:Y/Lu4Vux
そうやってジャンル換えするたびに同じ内容でキャラ変えて話し作るサークルいる品w
730名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:42:42 ID:RDdV5rMx
元サイトのカプまで明かすのは止めとけ
個人サイトは何の関係もないぞ ある意味晒しだ
もう遅いか
731小ネタ罰ゲーム :2007/07/18(水) 21:50:39 ID:BODXnkQm
>>550からチョコチョコ小ネタ書いてるものです。
パクってないです。

3日目までできてから投下したほうがいいのかもしれないが
全く思いついてない上に、小ネタは書いてから時間を置いちゃうと
恥ずかしくなって投下できなくなってしまうですよorz

というわけで今日思いついた小ネタ投下します。
732小ネタ罰ゲーム 二日目実行作戦参謀 阿部:2007/07/18(水) 21:53:38 ID:BODXnkQm

「おい、水谷、お前のケータイってどこのやつ?」

オレがそう問いかけると、着替え中の水谷はビクッとして振り向いた。
「なんだよ。阿部〜。後ろから急に話しかけたらびっくりするだろ〜?」
「いいから、ケータイどこの?」
オレは若干いらっとしながら再び聞いた。

「え〜?○フトバンクだけど?」
「ソ○フトバンクか・・・。なあ、皆それぞれどこのケータイ?」

今日の最下位が無事水谷に決まって、
部室に戻ってだらだらと着替えていた皆が
不思議そうにオレを見てくる。

「三橋は?」
「オレっは、ドコ○だよ。」
「オレ!○ィルコム!」
「あ〜、おれもウィ○コムだ。」
「オレジュニアケータイ。妹とお揃いなんだ。」
「うわっ!それなんかちょっとあれだね〜。」
「GPSで監視され中かよ。」


○ィルコムが4人、ド○モが1人、オレ含む○Uが3人。○フトバンク2人か。
あ、でも西広はジュニアだから除外だな。
ウ○ルコムが4人もいるのか。いいぞ。
733小ネタ罰ゲーム 二日目実行作戦参謀 阿部:2007/07/18(水) 21:55:02 ID:BODXnkQm

「それが一体どうしたんだ?阿部。」
「この罰ゲーム、実行するなら明後日だろ?ミーティングの日だしよ。」
水谷が真っ青になる。忘れてやがったな。コイツ。お気楽な野郎だぜ。
「なあ、水谷。この罰ゲーム実行するのに、ちょっと手助けしてやるよ。」
なるべく優しい笑顔で話しかけてやる。
何か察するものでもあったのか、真っ青な顔でじりじりと後さずり、
首をフリフリしてやがる。三橋みてえな行動取りやがって。うぜえな。

「あ、阿部っ!お前!もしかして!?」
花井以下、田島と三橋以外はぎょっとしてオレを見つめる。
察しがいいな。みんな。

「水谷を皆で助けてやろうじゃないか。」
ニヤっとしながらケータイを水谷の前でフリフリさせてやる。

「い!!いやだああああああ!」

水谷の絶叫がこだました。


「なーなーどういうことだ?わっかんねーんだけど?」

田島、野球以外はホントにバカだな。
「罰ゲーム実行中の水谷に、通話状態にしたままのケータイを持たせる。
するとつながってるケータイには、二人の会話が聞こえるだろう?」
田島の目が尊敬に輝いてやがる。ま、悪い気はしねえな。
「でもよ〜?それ、通話料金すっげぇかかんねえ?」
いいところに気がついたな。田島。
「確かに他社同士は通話料高い。だが、幸いウ○ルコムが何人かいる。
田島、お前もウ○ルコムだろ?ウ○ルコム同士は通話料かからねえだろうが。」
「おー!そうだそうだ!阿部ってあったまいいー!」
いつの間にか田島の隣に三橋もいて、
二人でオレを尊敬のまなざしで見てやがる。
もっと尊敬しろ。
734小ネタ罰ゲーム 二日目実行作戦参謀 阿部:2007/07/18(水) 21:55:55 ID:BODXnkQm

「さらに念のためにこれも使おう。」
水谷のカバンの脇ポケットに刺さってた○podを遠慮なく抜き取り、
皆に見せる。

「そ、それに音声を録音すんの・・か?」
「ああ、そうだ。そのつもりだ。」

花井の指摘に、さっくり答えると、皆一斉にオレを非難し始めやがった。

「阿部、ヒデー!!」
「そ、それはマズイよ!阿部!」
「なんでそんなこと思いつけるんだ!?」
「悪魔だ、悪魔がいるぞ。」
「阿部って敵に回すと恐ろしいぜ・・・・。」
「ありえねえ、発想だ。」
「高校生が考えることじゃないよ。犯罪の域だよ。」
「阿部は性格が悪いな〜。」
「なんかそんなにまずいのか〜?わかるか三橋?」
「よ、よく・・わからない・・。」

「そ、それはさすがに、篠岡がかわいそうだよ。」

おずおずと沖が指摘すると皆ブンブンと首を立て振りする。
「それに、それ、オレもかわいそうだろ・・・・。」
水谷が力なく非難する。
735小ネタ罰ゲーム 二日目実行作戦参謀 阿部:2007/07/18(水) 21:56:43 ID:BODXnkQm

そうか?そんなにひどいか?

「なんだよ。じゃあ実況もやめるか?」

「え〜オレききてー!な?三橋もだろ?」
「うっうん!」
二人以外はあいまいな顔でお互い視線を見合わせてる。

なんだよ、みんな興味あるんじゃねえか。人を悪者扱いしやがって。

「じゃあ、実況は実行でいいな?花井。」
「う〜・・ああ・・まあ・・・いいんじゃねえか?」

「とうわけだ。水谷。健闘を祈る。実行は明後日だかんな。
フライングすんなよ?」

「いっ!!いやだあああああ!!」

水谷の懲りない絶叫がこだました。


--- 一旦終われ −−−
736保管庫:2007/07/18(水) 21:58:54 ID:nIDwUxvW
遅くなってすまん
ログ保管庫更新したよ!って報告にきたら
なんというwww
ちょ、どれがパクリか追いきれねー

<チヨ系>
1.〜〜
2.〜〜  って形にしてみたからパクリは何系の1.だと教えてもらえるといいんだが
それともパクもそのまま?
737小ネタ罰ゲーム 二日目実行作戦参謀 阿部:2007/07/18(水) 21:59:02 ID:BODXnkQm
阿部視点だと無駄に長くなるというのがよくわかった。
目汚しスマソ。

実行はもっと短くかけるようにがんばりますorz
738名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:59:26 ID:6lpxG97H
この流れなら言える!
阿部はひどい奴だよ
739名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:59:55 ID:2jaT8N7a
阿部はひどい奴だよwwwwww
このシリーズ楽しすぎる
740名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:06:16 ID:HRcBCxdZ
管理人様乙です!
パクは載せないほうがいいとオモ
741名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:15:44 ID:S/x380cV
>>732
ちょwww西広先生妹と同じなのかよwww
しかし阿部は本当酷いやつだよ。

>>736
保管乙です。
自分が分かる範囲はモモカンの7と8がアウト。ルリの6と10がアウト。
後はネタ系のおっぱいハンターが怪しいらしい。
現スレに関しては阿部モモとスヤチヨがほぼ黒です。
現スレのサカチヨはどうなんだろ。
742名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:20:41 ID:F9gttL1n
レンルリの10は少なくとも最初の方が丸コピペ
ミズモモのも丸コピペ
あと花モモも怪しいらしいが、これはちょっと解らない
倉庫主さん乙
743名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:21:35 ID:ZurBpjA4
水谷かわいそうすぎる……
ケド、自分もその場にいたら絶対に阿部を止めないwww
三日目は罰ゲーム、絶対阿部にしてください
744名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:23:03 ID:F9gttL1n
あとおっぱいハンターも見たことあるんだけど
これはあんまりにもそのままだったんで、ここに書いてる人自体が本人なんじゃないかと思ってた。
他は名前すげ替えに切り貼りと明らかに黒なんだが
745保管庫:2007/07/18(水) 22:25:53 ID:nIDwUxvW
>740
>741
>742
把握した
とりあえず削除しといた
パクじゃなかったらまたupする

自分このスレの初めのほうにあるおっぱい対策委員会も
どっかで見たことあるような気がしているが、違うというなら職人に謝る
あと最初のスレの8.アベチヨは自分が書いたから間違いないwなまぬるくてスマソ

もうひとつ、今回からカップルの名前だけにさせてもらった
746名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:26:37 ID:RU//rQU0
沖、正論ww
阿部は(しのーかに対して)ヒドイ奴だよ…。



前スレのレンルリ、改編だったからルリ一人っ子の流れだったのか?そういうこと?
747名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:34:56 ID:TroMZmWf
管理人さん乙です!

阿部すげーーーーー!
まあ私でも阿部を止めないw
めちゃ面白いよこのシリーズ。
小ネタと言わず連載してくれよ。
748名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:37:36 ID:S/x380cV
>>742
花モモもコピペ改変で元ネタあり。
今までのと同様数字サイトからパくってる。
749名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:50:59 ID:a069tK+e
おっぱい対策委員会は黒
自分数字で見かけたことあり
その人の日記読んだんだが本人投下でもなさそう
750名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:10:28 ID:8EVAcuXI
>もっと尊敬しろ
阿部wwwwwハゲワロタwwww
751名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:12:07 ID:TroMZmWf
ところで保管庫管理人さん。
前から思ってたんですけど
6のアベチヨは内容イズチヨですよ
9のイズチヨも内容アベチヨです。
逆じゃないでしょうか?
752名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:38:03 ID:nIDwUxvW
>751ありがとう!
職人さん申し訳ない!!なおしてきた
753名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:07:37 ID:gKGVuQWt
保管庫更新乙です!

管理人さま、個人的なお願いで申し訳ないんだが、5と6の阿部モモを一緒に
してもらえないだろうか?
自分が投下が遅くなったせいなんだが、続いてるんだ…
もしくは5の続きとか追加表記してもらえると助かります

初代スレの終わってないミハルリ、阿部モモはオリジナルでパクリないです
ミハルリの続きは今更かなーと思うので、そのうち新作でリベンジの予定w

754名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:29:47 ID:aB0WrTgb
管理人乙バッチー!

>三橋みてえな行動取りやがって。うぜえな。
水を得た魚のような阿部wwwwこれはひどいwwwww
755小ネタ罰ゲーム :2007/07/19(木) 00:38:22 ID:ty/vWGKY
管理人さん乙です!

皆ひどい阿部に食いつきいいwww
確かに阿部になりきってかくと超楽しいがwww
楽しんでもらえてるようでウレシイッス。

ところで実行編もなんとか終わったので投下します。
756小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 00:39:26 ID:ty/vWGKY


篠岡が帰ろうと、自転車置き場で自分の自転車に鍵を差そうとした時、
水谷が一人でやってきた。
「篠岡、途中まで一緒に帰らねえ?」
「あれ〜?水谷くん。どうしたの?みんなでコンビニいかないの?」
「いや、今日は早く帰って来いって、親に言われてんだ。
途中まで一緒に帰ろうぜ。」
「うん。」


一方その頃。部室では。

窓を施錠し、カーテンもひき、室内灯すらつけず。
『誰もいない状態』に見せかけた暗い部室の中で
9人の人影が身じろぎすらせず、ただ一点を見つめていた。
その先には一つのケータイ。
狭い上に締め切っているため、秋だというのに室温はかなり高く
皆汗をかいていたが、それでも誰も言葉を発せず、ただ待っていた。
757小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 00:40:19 ID:ty/vWGKY

−−ドラマチックチックモウトメラレハシーナイ−−

着メロとともにケータイが震えだした。
阿部がそれを取り上げ、通話ボタンを押し、スピーカーに接続する。
ザッザッザッザと足音がスピーカーから聞こえる。

「篠岡、途中まで一緒に帰らねえ?」
「あれ〜?水谷くん。どうしたの?」

ゴクッと生唾を飲む音が、合計9回、暗い部室に響いた。

(いいぞ、感度は良好だ。)
(阿部っ!静かにしろよ!)


自転車を押しながら歩く二人。
「篠岡ってさ、栄口と阿部と同じ中学だったんだろ? 
あの二人って中学ではどんなだったんだ?」

水谷は花井にアドバイスされたとおり、同中だった二人のことから聞き始めた。

「栄口くんと阿部くん?そーだねー。実は阿部くんとは中1の時
同じクラスだったんだけど、一回も話したことないの。」
「ええ?なんで?」
「それが阿部くんってね。最初はちょっとクラスで浮いてたんだよね。
ほら、友達作る時期に一人シニアに入っちゃって、部活同じ子もいないわけだから。」

部室では噴き出した栄口に、阿部が無言でゲンコツを落としていた。

「阿部、浮いてたんだ〜。あれ?でも栄口は?アイツもシニアだろ?」
「栄口くんは同じクラスになったことなくて、あまり知らなかったんだよね。」

今度は阿部がぷっと栄口を見るが、栄口は顔を赤くして、無言だった。
これ、聞いてるほうも結構拷問だ。と思ったとか思わなかったとか。
758小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 00:41:06 ID:ty/vWGKY

「え〜と、じゃあ、篠岡が西浦に来たのはどっちかが好きだったってことでは・・ない?」
「えええ?何ソレ?やだ、そんな、ないよないよ。」
「高校の試合を見に行くとね、なぜかよく阿部くんを見かけたの。だから高校野球がしたくて
シニアなんだとは思ってたけどね。だから高校受験の時、なんで阿部くんいるの!?って思った。
栄口くんもいてびっくりしたんだけど、あの二人は野球部できること知ってたんだね。」

部室では二人は顔の表情に心底困った様子で赤くなったり青くなったり周りの目にさらされて
いたたまれないのか居住まいを正す。

「篠岡ってちゃんと見てんだな〜感心する。でっでさあ、じゃあマネジとして
花井とかはどう思う?」
「花井くん?キャプテンらしいよね。3年間しっかり皆を引っ張ってってくれると思う。
委員長体質だよね。長男っぽいっていうか。」

電話から流れ出る自分に対してのコメントに花井は顔を赤くしていた。
茶化すように皆がつつくが、(うるせっ)と一言だけ小声で反論した。

「じゃあ田島は?」

(お、おれだー!)
(シッ!田島!)


花井が授けた作戦とは
一人ずつマネジとしての見解を聞いて、本命を語るときには反応が変わるだろうから
それを水谷の実力で読み取って来い。というものだった。

「田島くんはすっごいよね。西浦の4番は田島くんだよ。あと、麦わら帽子くれたり
いい人だよ。花井くんがチームの中心なら、田島くんは要だね。」

(ニシシシシ)
(うれしそうだな田島、でも本命脱落だぞ。これ)
田島の顔が驚愕におののき、がっくりうなだれる。

「三橋は?」
「三橋くんはすごいよ。自分の力、全部だすもん。普段は気弱だけど、マウンドでは
なんかきりっとしてるよね。そうそう、実は結構人気あるんだよ。
よく聞かれるもん。三橋くんって彼女いるの〜?ってさ。女の子から。」

(おおおおおおおおおお)
(三橋人気あるんだー)

8人からの羨望のまなざしに、三橋はよりいっそうキョドキョドする。
759小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 00:42:03 ID:ty/vWGKY

「さっきからなんか質問ばっかりだね〜?なんで?」
水谷はあからさまにビクっと動揺したが、慌てて弁解を試みる。
「いやっ!別にっ!いつもマネジの仕事一生懸命してくれてありがたいな〜と。
でもそんなに一生懸命なのは実は部内に好きな奴でもいるのかっと!!」

(クソレフトなにダイレクトに聞いてやがる!)
(これじゃあ篠岡答えねーだろ!)

「ええええ?好きな人!?いないよそんなの!!」

(ほれみろ、警戒された)

「いるんじゃ、ないの?なんなら協力するしさ?篠岡だって年頃なんだから
部内の人間関係のこと考えて、誤魔化してるんだったらそんなの
気にする必要ないんだぜ?自分の気持ちには素直になったほうがいいよ?」

(なんだこの水谷の高等テクニック)
(やっべ〜水谷かっこいい!)
(惚れるぜ。)
(オレならぽろっと本命ばらしちゃうぜ・・・)

「ええ〜?何それ?ホントにいないよ?だって皆かっこいいもん。」

「ホントに?」
水谷が遠慮がちに確認する。
「ホントだよ。皆かっこよかったよ。一年の夏大で、一回戦負けしたっておかしくないのに、
結構勝ち進んで。一つでも多く勝ち残れるように一生懸命祈ってた。
甲子園はさすがに無理だったけど、でも、この調子だったら次は!って期待しちゃう。
皆、すごいよ。私、西浦入ってよかった。皆のマネジやれてほんとラッキーって思ってるよ。」

水谷はしばらく無言だった。

部室もしばらく無言だった。
760小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 00:42:51 ID:ty/vWGKY

「そっか。ほんとありがとうな、篠岡。いつもがんばってくれて。
好きな奴できたら、すぐに言えよ、協力するからさ。」
「うん、ありがと。水谷くん。」

そのまま、なんとなく無言で二人で自転車を押していく。

暗い部室で、スピーカーから二人の足音だけが響き渡る。
(絶対、甲子園に行こうぜ)
(うん。)
(おお)
(そうだな。)
(う、うん。ぜったい、だ)


やがて、二人が別れる場所に近づいてきた。
ふいに罰ゲームのことを思い出した水谷は最後の足掻きをみせる。

「じゃ、例えばで聞くけどさ。」
「何?」
「バレンタインにチョコやるとしたら、誰にやる?」
「え〜?そりゃ皆にあげるよ?もちろん水谷くんにも。」
「え〜と、じゃあ、今まで出会ったオトコで、一番かっこいいって思ったの・・だれ?」
「え〜と・・・・・・。誰だろ・・・・・。」

暗い部室には、再びゴクっと生唾を飲み込む音が合計9つ、響く。

「あっ!!あの人!!」
「だ、だれ!?」

(誰だ?)
(誰?)

皆いっせいにスピーカーににじり寄る。

「桐青高校の、仲沢くん!すっごいかわいかった!」
「な!?桐青!?」
「うん!あんなにかわいい男の人、初めて見た!」

(とうせいのナカザワ!?)
(だれ!?)
(あ〜おれのメル友だよ)

「あ〜、そうか。桐青にかっこいいやついたんだ?」
「ううん!かわいいの!?試合のメンバー表で名前知ったんだけどね。
なんかこう、目がくりっとしてて、不思議な色でね〜」

スピーカーから篠岡の仲沢トークが続く中、花井はおもむろに
水谷にもたせたケータイにかけた。
761小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 00:43:45 ID:ty/vWGKY


---ドンナフウニイキレバ シアワセニナレルンダロウ---

水谷のポケットから着メロが響き渡る。
「あ、電話だよ。」
「あ、ゴメン。もしもし?」
『あ、おれ、もういいから戻って来い。』
プチッ ツーツーツー
「だれ?」
「いや、俺、忘れ物してるらしい。わりい、俺取りに戻ってくるわ。
篠岡じゃあまた明日な!気をつけて帰れよ!」

水谷はそういうなり自転車の方向を変えて、ダッシュで漕ぎ出した。
「うん。また明日〜。」


暗い部室で、暗い雰囲気で、暗い表情が9つ並ぶ中

「せめて、俺らの中から本命を選んでもらえるように、がんばろうぜ・・・・・。」

「おう・・・・・。」


---終わる---
762名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:46:13 ID:vTSpjzxK
まさかの理央ルートwww
クソレかっこいいよクソレ、GJ
763小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 00:47:07 ID:ty/vWGKY
これで2日目罰ゲーム終わりです
一人称しんどかったんで、変えました。
阿部なりきりは本当に楽しいんだがw

スマン。本当にスマン。篠岡にはピュアでいて欲しいんだorz
期待を裏切って申し訳ない・・・・orz

3日目はほんっとになんっにも浮かんできてないので
ちょっと時間かかるかもしれません。
でもがんばります。
目汚しスマソ。
764名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:47:09 ID:zD2uS/pv
ヤバイwww
楽しすぎwww
がんばれ男の子たち!
765名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:51:17 ID:WFK5IhkK
オレも篠岡ピュア派!
あえて本命絞らないほうが萌える!(恋愛シミュレーションの法則みたいな)

篠岡はええ子や〜。野郎ども!絶対甲子園行けよ!!
766名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:52:01 ID:Llay22LR
続きキタコレ!!なんというGJなオチw
3日目いつまでも待ってるよ
767名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:53:18 ID:gKGVuQWt
しのーかかわえええええ

そんでクソレのかっこよさに吹いた GJGJです!
768名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:55:48 ID:PhAODkK7
理央に持ってかれるバカちゃんども、激ワロスw
GJ!

いやなんかね、現実にしのーかって部活外のヤツに
ひょいと持ってかれそうだなとかね……。
769名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:58:47 ID:+pqC1QBD
いつも面白いネタをありがとう〜ありがとう〜!

しのーかのちょっとイイ話ほろり。

そして着メロ笑ったw誰の○ィルコムw主題歌設定ww

ただ、ドラマチックチックトメラレソウニナイ〜な。
770名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 00:58:55 ID:i8Q7UuKA
水谷よくやった! まさか、ここでリオの名前が出るとは思わなかったよ。
ナイスなオチです。しのーかに感動〜。

思いついた時で良いので、続き楽しみにしてます。
本当にありがとうございました!


771名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:07:58 ID:aB0WrTgb
着うた夏っててワロス
しかし水谷は駆け引きうめーなw他のメンバーではこうはいかないだろ
772名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:11:06 ID:zO7z3cj7
篠岡がいいこでかわいいやら水谷がかっこいいやら
着ウタ凝ってるやら部室の野郎共の反応がおもろいやらでGJっす

しかし西浦の子はみんなモテそうだなあ
773名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:24:38 ID:xLbN99T7
阿部さんホントにひでーよww
>尊敬しろ。
に吹いたwww
皆をドン引きさせる程、策士全開な阿部さん好きだww


西浦ネタ624と9.アベチヨは自分が考えたネタを書きました。
管理人さん、アベチヨの項目を直してくれてありがとうございます。自分はあまり気にしませんでした(大雑把すぎてすみませんorz)

他の皆様の作品も楽しみにしています。
774名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:25:43 ID:PY+2F3O/
GJ!
着メロがいい味出してるなw
775名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:00:23 ID:/cSwZDaa
職人さんGJ!!
3日目も楽しみに待ってます!
776名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 12:21:28 ID:9e5LI2Rm
GJ!!
リオチヨも良いなあ
もっと尊敬しろ>阿部、崇拝されたいのか?
777名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 13:02:00 ID:ABAqDaBO
リオチヨはどっちも美形の設定だから絵になりそう!
身長差凄い
778名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 14:33:59 ID:yBt8v3we
河合は幼馴染みの小柄な同級生マネジと、中学くらいから付き合ってるってイメージがある。
もう、回りから夫婦扱いされるような。
779名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 15:52:36 ID:skLD9SjH
二日目GJ−!
めっちゃおもろいわー。
利央に全てを持っていかれるとは…スゴイオチだ。
でも本命いない方が面白かったよ!

実際本誌でもしのーかの本命出ないで欲しいかも。
くっ付いて欲しい奴が本命じゃなかったら激しく落ち込みそうな自分ガイル
780名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 15:58:33 ID:S9L27FeZ
確かに…
自分が一番好きなキャラとくっついて欲しい
781オッパイハンター作者:2007/07/19(木) 17:42:05 ID:aQ/pzm9U
ちょっとスレから離れていたら、大変なことになってる。

自分の書いた作品は、
1.『クソレフトとマネージャー』クソレ×チヨ
2.『マザコン』サカ×チヨ
3.『きよえ』ミズタニ×チヨ
4.『オッパイハンター』
5.『メダカの見た虹』ミハ×チヨ
以上です。これはまったくの自作で、よそからの改変など一つもないことは断言できます。

あと、委員会といわれて、まさか自分の作品がパクリ疑惑があったとはびっくりしています。
この作品はギャグのつもりで書いたもので、元ネタはソックスハンターを意識して書いたものです。
しかし、参考にしたのは、あくまでも設定だけで、他職人の文章を引っ張ってくるようなマネだけはしていません。

身の潔白を証明するのは難しいですが、どうかみなさん信じてください。お願いします。
証明になるかどうか不明ですが、続きも書いてみるつもりです。
782オッパイハンター作者:2007/07/19(木) 17:43:21 ID:aQ/pzm9U
>3.『きよえ』ミズタニ×キヨエ

です。訂正。
783名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 18:38:19 ID:Ephq2LkK
桐青キャラ激しくキボンヌ
784名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:31:44 ID:CsCY1dL2
>>781
あれま。自分はその元ネタ見たわけじゃないんで
どこまで似てるのか分からないし、なんとも言えないが
しばらくは様子見した方がいいんじゃないかな。
もう例のパクリ犯は出ないだろうけど。
785小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 19:41:33 ID:ty/vWGKY
>>769 うわあああああ! 指摘ありがとう。
っていうか素で間違えて覚えてた上に口ずさんでたよorz
どんな空耳アワーだっつんだorz
恥ずかしい・・恥ずかしすぎる・・・・。

皆さん脳内訂正でお願いします。
穴があったらはいりてぇ・・・・
786小ネタ罰ゲーム 実行編:2007/07/19(木) 19:53:24 ID:ty/vWGKY
>>769 うわあああああ! 指摘ありがとう。
っていうか素で間違えて覚えてた上に口ずさんでたよorz
どんな空耳アワーだっつんだorz
恥ずかしい・・恥ずかしすぎる・・・・。

皆さん脳内訂正でお願いします。
穴があったらはいりてぇ・・・・
787名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:59:03 ID:PhAODkK7
>>781
まあ、ガンパレからネタ出ししてんだろうなとは思ってたよ。
元ネタが高名な以上、同じこと思いつくやつがいてもおかしくはない。
文章がまんま同じでない限りは盗作認定せんでも、と、俺は思うけど。
788名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:03:22 ID:bgnyx9r3
すまん、ガンパレよく知らないのだが、2chでいうところの
吉野屋をおおふり風に改変したら、似たネタがすでにあったとか
そんな感じの被りなの?
789名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:13:56 ID:nCMBP9YL
そう
その他は>>787に同意
790名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:16:59 ID:BtRpaLI6
それにしても、こんだけ潔白表明上がってんのに、
例のパクリ犯は出てこないから
やっぱ完全に黒だったんだよな。
感動した作品だっただけにムカつく。

いっそパクリ元のやつ読んでみたい。
数字でもいいからさ。
791303:2007/07/19(木) 20:20:54 ID:GqbZTglS
今晩は。303です。
他の職人さん方はそういった行為は一切ないと申告さててきているようなので、
やましいことは全くありませんが、私自身も申告しにきました。
黙っていようかとも思いましたが、一応お話しておかないと疑惑の目を向けられてしまうかなと
思いまして。

私が投下したSSは、
前スレ:高瀬×マネジ(二年生エースと先輩マネジ)
    榛名×涼音(榛名と涼音)
今スレ:>>593のモモカン×三橋(監督とエース)

の全部で三本です。
誓って盗作行為はやっておりません。

また書いたら投下にきます。

それでは、失礼します。
792303:2007/07/19(木) 20:24:22 ID:GqbZTglS
連投すみません。
保管庫の管理人様。収納していただいたようでありがとうございました。
それと、お疲れ様です。

皆様方、失礼しました。
793名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:25:14 ID:ty/vWGKY
>>785 >>786 連投になってるorz 申し訳ない。
794名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:34:51 ID:CsCY1dL2
>>790
正直、もろパクだから呆れる他ないよ。
単にやられてる人物を男から女に変えただけ。
探そうと思えば探せる。
でも相手のサイトの管理人さんに迷惑かけない程度に。

>>791
乙です。どの作品もwktkしながら読ませていただきました。
795名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:35:10 ID:skLD9SjH
今までどの作品をどの職人さんが書いてるかわからなかったんで
同じ人かな?と思っても言えなかったけど、やっぱり文章の雰囲気ってあるよね。
例のパクリの人のも同じ人が書いているように感じたんだけど…まさか複数の人の切り貼りとはね。

>>791
前スレでも思ったけど、榛名と鈴音の話丁寧ですごい好きです。
796名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:47:57 ID:JYbIr/j0
OTCは元ネタあったのか。納得した
メンバーの位置付けやエロガキバッチン喰らうのが阿部っていうオチが被ってるネタは数字にあった
その人は他作品もパクられてるから、正直ちょっと誤解してた
職人はほんとに乙
797小小ネタ田島 篠岡からはじまるABC:2007/07/20(金) 00:13:56 ID:74ovt736

梅雨はまだ去りきっていないのに、もう初夏のような日差しが
西浦高校の第二グラウンドも降り注いでいた。

一番気温が上がる頃の昼休み、篠岡がグラウンドで草むしりをしていると、
急にフェンスがガチャンと鳴った。
その音に振り向くと、田島がやたらでかい麦藁帽子をもって
篠岡に向かってかけてくるところだった。

「しのーか、帽子かぶらないと熱射病になっちゃうぞ。
あれ、けっこうきちーんだ。だから、これやるよ。」

通常の何倍もありそうな麦藁帽子。
ためしに被ってみるとつばがかなり広く、
座って草むしりをすると、小さな篠岡の体はすっぽり隠れそうだ。

「わぁ、ありがとう。田島くん。使わせてもらうよ。」
「にしし、おう。」

篠岡がまた草むしりをはじめると、田島はなぜかその後姿をじっと見つめている。
広いつばの麦藁帽子は、きつい日差しから完璧に篠岡を守っている。
そのつばからみえる篠岡の背中にくっきりと下着の線が浮かび上がっている。
透けてはいないが、屈んで作業しているため、より強調されてしまっていた。
そのラインを田島は一心不乱に眺めていた。
798小小ネタ田島 篠岡からはじまるABC:2007/07/20(金) 00:14:56 ID:74ovt736

「なあ、篠岡ってブラ何カップ?」
「え??なっ!?なに!?」

ぎょっと篠岡は田島を振り返ろうとして、しりもちをついてしまい、田島を見上げた。
「え?なっなんていった!? 田島くん?」

「あ〜、もしかしてしのーかならモモカンのサイズ知ってる?
あれってIかな?Hかな?それともGとか?」
篠岡は赤くなってあわあわしているが田島の発言にふと違和感を覚えた。
「田島くん。それ、小さくなってってるよ?」
「ええ?そうか?」
「うん。エ〜ビ〜シ〜ディー、イ〜エフジ〜、エッチアイ〜でしょ?」
中学の頃にならったABCソングを篠岡は歌いだした。
「おおお、んで、モモカンってどれ?」
「し、知らないよ〜そんなこと。話さないし下着まじまじみないよ〜?」
両手を顔の前でふりふりして、田島の追及を逃れようとするも、
田島はさらに食いついてきた。
「なんでだよ?合宿で一緒に風呂入っただろ?見てないの?」
再び篠岡の顔が赤くなる。なんとか誤魔化そうと思案したようだったが
あきらめたように、ため息をついた。
「ちょっとだけ・・みたけど。かなりおっきかったよ。ふぃに下着も見ちゃったんだけどね。
私の顔よりでかいんじゃゃないかと思っちゃった。」
「お〜!しのーかの顔が入りそうなぐらいでかいブラ!?」
田島の目はきらきらして、想像したのか幸せそうな顔になる。
その田島の表情に可愛さを感じて、しばらく篠岡は見とれてしまっていたが、
不意に田島がきりっと篠岡を見つめる。
その変わりように嫌な予感を感じ、篠岡は身構えた。
「じゃあ、しのーかはAカップか?」
あまりのストレートな侮辱に、篠岡の顔が一気に紅潮し、理性を吹き飛ばす。

「Bはあるもん!!田島くんのばか!」

799小小ネタ田島 篠岡からはじまるABC:2007/07/20(金) 00:15:57 ID:74ovt736


「と、ゆーわけで、モモカンのムネはしのーかの顔ふたつぶんで、
しのーかはBカップだ。」

着替え中だった野球部に、恐しい静寂が広がる。

「田島、お前、ちゃんと篠岡に謝ったのか?」
花井が、おずおずと静寂を破る。
「いや?だってその後、しのーか走ってどっかいっちゃったんだもん。」
「田島、それ、いつの出来事だ?」
阿部が事実確認を試みる。
「え〜と、どれくらいだ。先週だったかな?」

「バカ野郎!!すぐに篠岡に謝って来い!!今すぐだ!!」


キャプテン花井の怒号が部室に響き渡った。


---終わる---
800小小ネタ田島 篠岡からはじまるABC:2007/07/20(金) 00:16:51 ID:74ovt736
いや、ほんと サーセンwww
801名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:17:42 ID:nCzcVS5I
GJ!
田島…お前って奴は
802名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:24:35 ID:S8/TRoBh
何たるセクハラ小僧
803名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:28:22 ID:N16Blg9M
田島はいつでも田島だwww
804名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:31:19 ID:kL0W9DAS
天然のセクハラ男、田島
悪気ないからな
805名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 04:02:26 ID:XPprIAqa
爽やか過ぎて、エロさを感じないセクハラだ。
どうしてこう、田島って素敵なのww
806名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:47:44 ID:CuFY+PEY
田島…さすがだ。
キャプは相変わらずだな。らしくてイイ!

OTCとスヤチヨって元ネタ同じ人なんだね。
日記に抗議文が書かれてた。
まあ、あんなふうにパクられたらガックリするよな。
文章は凄かった。読みにいって夜が明けちゃったよ。
807名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 07:14:19 ID:tra96KBk
kwsk
808名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 08:07:52 ID:b8CZMe4Y
>>806
気持ちはわかるが、パクられたサイトには何も罪はない。
なのに、2chにさらされるも同然の状況に追い込まれてんだ。
これ以上迷惑かけないためにも、ここではあまり取り沙汰
しない方がいいと思うぞ。
809名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 11:23:16 ID:8b9DsxWt
オッパイはグレーのままになってるが、どうするんだろう
元ネタ知ってる人なら似てる度合いも解るんじゃないかと思うんだが
810名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 14:34:39 ID:/+Qs4V3x
OTC=オッパイってことでいいんだよね?
だったら保管庫には載せないほうがいいんじゃないかな。>>806には元ネタのサイトの管理人さんが
抗議文を書いていたと言っているし、
これ以上刺激するようなことをするべきじゃないと思う。

>>781の職人の人には悪いと思うが、ここは被害者である管理人さんのことを
第一に考えたほうがいいんじゃまいか。

マジでパクリ野郎はとんでもないことをしてくれたな・・・。
811名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 14:39:35 ID:fYs6o9rY
ん〜と、なんか話ごちゃごちゃになってないか
812名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 14:50:22 ID:bogDJ3SD
オッパイハンターとOTCは別物
ハンターは全くの白だろ
813名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 14:52:51 ID:/+Qs4V3x
>>810だけど、
あー、そうだったのか・・・。勘違いしてた。すまぬ。
814名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 15:48:51 ID:wUIpVO3R
小小ネタGJです! しのーか…がんばれ!

実は自分もタジマとしのーかのSS書いてたんですけど、
麦藁帽子と胸のネタが見事にかぶった orz
>>797-799の後日談みたいな形で、うpさせてもらってもいいでしょうか…>作者さん
しかもエロはないんですけど…>スレ住人の皆さん

815名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 16:18:27 ID:nCzcVS5I
>>814
職人さんの同意がもらえればいいんじゃないかな。
エロパロ板だからあるに越した事はないけど
別にエロなしでも投下したことあるんでいいでは?
816名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:34:37 ID:ywJJ+6Zb
おっぱいハンターって委員会のでいいのかな?
全く同じのあったけど…

元ネタありの改変ネタならそんなもんなのかな。
作者さん気を悪くしたらごめん。
817名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:51:44 ID:b8CZMe4Y
>>816
文章まで「全く同じ」だったのか?
818名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:56:22 ID:Padhc3jQ
ケータイから失礼 小小ネタ書いたものです。 >>814さん。こちらこそ申し訳ない…。
ネタが被るのはパロの性質上当たり前のことなので、気にせずにどうぞ。むしろこんなのでネタ先取りしてほんっと申し訳ない。タジチヨは好きなので二人の話が読めるなんてハアハアもんですよ
読みたいです。
投下お願いします〜。
819名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 17:58:26 ID:N16Blg9M
ネタ被りとかよくあることだし完全に黒ってわかるもの以外いろいろいうのはどうかな?
二次サイトを見てないからかもしれないけどそういうことしたら職人離れてくと思うよ
820名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:03:20 ID:ywJJ+6Zb
>817
今携帯だから該当サイトのは途中までしか見れなかったけど、
今見れてる部分は一緒

ただ、履歴見れないからこっちのがあとかもしれないけど。
821名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:43:03 ID:q0jyg1lg
自分が見てるサイトは、文章がところどころ違ってる。
例えば最初の巣山のセリフが
巣「何でオレ発起人なのさ?」
になってる。

んー、元ネタ(ガンパレの)が知りたいな。
822名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:46:34 ID:q0jyg1lg
訂正
ところどころじゃなくて結構違う点も多い
823名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:56:00 ID:9YjvHU5z
問題は台詞が違うかどうかじゃなくて、全体の流れとかコンセプトじゃねえ?
多少いじくるだけなら、すぐできるんだし。
824名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:56:40 ID:bogDJ3SD
なんでループしてんの?自分別のもの見てるのか?むしろ怖いわ
>>816
ハンターと委員会は別だって数レス上で言ってるだろ
いい加減>>781に失礼だ

委員会の方は丸パクで議論の余地も無いと思うよ
配役が変えてあるから口調も変えてあるけどそれはよくあるパク手法で自分で考えた文章じゃない
吉野家とか誰でも知ってるネタを改変したものとは全く違う
825名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:44:31 ID:8b9DsxWt
このスレの途中から
『前スレのおっぱいハンター』(疑惑なし。職人降臨>>781
『今スレのおっぱい対策委員会』(疑惑あり、キャラすげ替えのパクリ説?)
の呼び名が混合しちゃってるわけだな
>>781で職人さんに疑われてるんじゃないかと感じさせちゃってるが
パクリ疑惑のある作品としてはおっぱいハンター、おっぱいネタともにこのスレの委員会ネタを指してるんだと思う
ガンパレからネタ=おっぱいハンター(前スレ)だとしたら委員会(このスレ)の疑惑は濃厚になるが…
826名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:35:20 ID:e+pRteSt
>>819
禿同。
現状としてはパクリ野郎が書いたと思われる分、前スレの叶ルリ(名前を置き換えた分)、
ミズモモを外せばいいだけだと思う。
OTCを書いたのが例のパクリ野郎かどうかは分からんが、
同じサイトの文を複数盗ってる所から同一人物の可能性は高いだろうね。
花モモ、阿部モモのパクリ部分も一つのサイト(OTC、スヤチヨとは別)からだし。
827814:2007/07/20(金) 22:12:17 ID:wUIpVO3R
>815さん、>818さん、どうもありがとうございます
それではお言葉に甘えていかせていただきます!
828タジチヨ :2007/07/20(金) 22:13:51 ID:wUIpVO3R
「なーじーちゃん、これもらっていー?」
 夜、縁側で涼みながらラジオを聴いていたじいちゃんに、納屋から引っ張り出してきた麦わら帽子を見せて訊いた。つばの、ハンパじゃなくデカイやつ。
「ああ、かまわんが、どうしたそんなもの」
「しのーかにあげようと思ってさ」
 しのーか? と首を傾げたじいちゃんに、マネージャーだよ、と俺は答えた。
「野球部のマネジやってくれてんだけど」
「おお、あのむすめさんか!」
 じいちゃんはぽんと手をたたいて、何故か、ぱあっと顔を輝かせた。
「最近は毎日、草刈りしとるな」
「うん、熱射病とか怖えーし、日焼けもすっから」
 この季節、この炎天下、篠岡は毎日、俺たちのグラウンドの草刈りを、やってくれてる。
『土方焼け〜』
 Tシャツの袖を捲ってそう言う篠岡は、いつもの笑顔だったけど、なんかちょっと恥ずかしそうだった。
829タジチヨ :2007/07/20(金) 22:15:13 ID:wUIpVO3R
「これかぶったら、腕とかまで隠れ」
「悠一郎、あの子はいいぞ」
 じいちゃんは俺の話を遮って、切り込むようにいきなりそう言った。
「時々畑から見とるが、実によく働く。今時あんな働き者のむすめさんは、ようおらん。しかも器量もいい」
「? きりょうってなに」
「別嬪さんってことだ」
 ベッピン……ああ、美人のことか。
「色気のほうは、あのボインの監督さんには、残念ながら遠く及ばんが」
「ボ」
 ボインて。
 話についてけなくてぽかんとしてる俺に、じいちゃんはびしっと指を突きつけた。
「悠一郎、決まりだ! おまえ、しのーかさんに嫁にきてもらえ!!」


830タジチヨ :2007/07/20(金) 22:16:42 ID:wUIpVO3R

          *

 謝る俺に、篠岡は泣き笑いみたいな顔をして、いいよいいよもう、と言った。
「悪気とか全然無いの、わかってるから。田島くんこそ、もう気にしないでね」
「ありがと」
 マジごめん、ともう一回頭を下げる。目線が自然、篠岡の胸元にいく。うーん、Bか。
「でもねえ、田島くん」
「ん?」
 慌てて顔を上げたら、篠岡はきゅっと胸の前で腕を組んで、なんか『えらそう』なポーズを取った。
「あんなこと、他の子には絶対言っちゃだめだよ?」 
「あ、うん。気、つける」
 頭を掻きながらそう言うと、篠岡は、ほんとにね、と言って笑った。
 ああ、篠岡って、こうしてみるとマジ『べっぴん』なんだなあ。じいちゃん、超目ざといぜ。
「田島くん、モテるんだから。もし言われた子が、実は田島くんのこと、好きだったりしたら、その子、すっっごく傷ついちゃうよ。一生立ち直れないよ。
 ほんと、私だからよかったけど」
「え?」
「ん?」
「や、何でもない」
 えーと。
『私だからよかったけど』、ってのは。
 つまり篠岡は、俺のこと、別に好きとかじゃないってことか。
 あれれ。
 なんか、力抜けるぞ。なんだこれ、この感じ。


831タジチヨ :2007/07/20(金) 22:18:01 ID:wUIpVO3R
 この妙な脱力感は、何故かずうっと続いて、ここのところ何日も俺は、トレーニングの順位が最下位だ。
「田島、マジでどうしたんだよ」
 体調崩してるみたいには、見えないけど……と、栄口が心配そうに訊いてきた。
「やー。なんか、力入んねくて」
「おまえそれ、ぜったいオナニーしすぎ」
 水谷が言うのを聞いて、花井が頭痛をこらえる時みたいな顔をした。してねえよ、と返したが、みんな、水谷のオナニー説にすっかり納得した様子だった。何だよおまえら。人をサルみたいに。
 ああ、今日も白ムスビだなー、なんて昨日のトレーニングの順位表を眺めてたら、田島くん、と篠岡が寄ってきた。
「よー、おはよ」
 俺が順位表を見てたのに、気付いたらしい。篠岡の顔が、なんとなく曇った。
「最近、どうしたの? ペケばっかりだよ」
「うん、なんか、自分でもよくわかんねーんだけど」
 ぽりぽりと頬を掻いてへらへら笑っていたら、
「田島くん」
 篠岡は内緒話みたいに声をひそめ、じっと俺を見て言った。
832タジチヨ :2007/07/20(金) 22:18:57 ID:wUIpVO3R
「うち、今日の夕飯、天ぷらするの」
「は?」
 なんだ、いきなり? 天ぷら?
「だから明日のオムスビの具、エビ天ありだよ」
「うおっ」
 て、天ムス! 天ムスか!! 俺の一番の好物!!!
「マ、マジ?」
「マジだよ」
 篠岡は、それだけ言うと、じゃあねと離れていった。
 オムスビの具は本当は、食べてみるまで秘密なのが決まりだ。親から持たされた具材から推理する奴もいるが、いい意味で裏切られたりする。篠岡さんは策士だね、と言ったのは西広だったか。
「譲れねえ……トップ、ぜええっってえ譲れねえ……」
 ぶるぶるっと、身震いがでた。全身に、忘れてた力がみなぎってくる。
 篠岡、ありがとーな。
 じいちゃんが言ってた、嫁にもらえのどうのってのは、まあ今んところ、おいといて。
 俺は篠岡の小さな背中を見つめながら、篠岡がマネジでよかったなあ、と思った。
 たぶん、はじめて、本当に本当に、本気で、そう思った。


833名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:21:30 ID:wUIpVO3R
終わりです。
すいません、しのーかピュア説支持者なもので…
読むのは大好きなんだが、書くのって難しい…
職人さんたち、いつも本当にありがとうございます!失礼しました!
834名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:50:01 ID:XGj8hufD
GJ!!
じーちゃんいいキャラしてるな、和んだよ
835名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:17:03 ID:k+YXIFgN
ほのぼのしてていいね!GJ!乙です!
836名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:39:45 ID:A+BrDKEh
GGGJJJ!!!
ほのぼのなタジチヨいいね!
837名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:27:30 ID:KT4WPuYm
かわいい!!
タジチヨ好きだー
GJです!
838名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:30:10 ID:VU8ALeGF
GJ!! いいよいいよタジチヨ!!
839名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:34:53 ID:aHrgceDm
GJGJ!
そして天むす食べたくなったw
840名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:35:59 ID:mSyevFEh
いいなぁ、こういう恋愛になりそーでならない距離感

で、ピュア説が出てくるとそろそろ
『しのーか実は腹黒説』が出そうな悪寒(想像つかんけど
841名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:37:16 ID:YuOJ5oNm
タジチヨGJ−!ほのぼのですね。

アベチヨ書きたいんだがネタが思いつかない。
なんか読みたいシチュエーションとかないですかね。
842名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:43:12 ID:c/tMcZy2
タジチヨGJ!純愛いいよー
ちょっと気になったんだけど>>830の「謝る俺に―」って田島は何を謝ったのかわからないんだけど
誰か理解力のない俺に教えてくれ。
843名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:44:16 ID:BJrrmJ9W
パラレルものって皆どう感じる?
844名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:46:09 ID:2Xpp5rUY
アベチヨリクエスト!
また愛のあるラブラブを見たいのう。
今の時期なら嵐で学校に閉じ込められた二人とか。
845名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:50:03 ID:YuOJ5oNm
>>842
前に胸のサイズ聞いた話とリンクしてるのでは?
846名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:52:02 ID:bw+If5vX
和むなぁ。
確かにこの微妙な距離感いいよね。
田島はいつ恋に気づくのか。
ところでみんなはラブラブのが好き?
847名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:54:07 ID:XRF6+Ruw
>>833
可愛いよ田島可愛いよw

>>843
ものによる。オリキャラざくざくと女体化は勘弁。

>>846
俺は鬼畜も純愛もおいしくいただきます。
848名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:04:32 ID:bw+If5vX
あんまりエロくない上に鬱ってどうよ。
って聞くまでもないかww
849名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:04:34 ID:YuOJ5oNm
>>844
閉じ込められるシチュエーションは何か良いな ニヤニヤ

自分が書くといかんせん少女漫画チックになってしまうので
もっと硬派にいきたいものだ…
850名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:08:37 ID:VU8ALeGF
今日はあれだ。べろべろに酔っ払ってんだ。
いや、昔アニキが「アイツのあだ名は魚雷っつーんだぜ」とか
「アイツは最終兵器だ」とかいってたのを不意に思い出して
書きたくて仕方なくなっちゃったんだ。
ちなみに何が?といわれればはっきりとは答えられない。
男性の特殊器官のことだ。

気に入らない人はスルーお願いします。
851小小ネタ 篠岡の部誌:2007/07/21(土) 01:09:18 ID:VU8ALeGF
5月×日 晴れ 合宿終わった次の日 


今日はなぜかみんなあだ名で呼び合っていた。
あだ名をつけるのは親近感の表れだろうから
せっかくなのでメモしたいと思いました。
聞こえた順に書いていきます。

西広くん 先生
沖くん  発展途上国
泉くん  黒幕
水谷くん 魚雷
巣山くん 師匠
栄口くん 持久力
花井くん 最終兵器
阿部くん 主砲
三橋くん マシンガン
田島くん 核兵器

よく意味はわからないけれど、
今後のチームワークのためには、
私もあだ名で読んだほうがいいのでしょうか?

あだ名で呼び合ってる皆のチームワークはあがったと思います。

篠岡
852小小ネタ 篠岡の部誌:2007/07/21(土) 01:10:01 ID:VU8ALeGF


GW明けの7組の教室の片隅で
部誌をもって固まる花井と阿部。

花井は一言も発せず部誌をもったままふらふらと篠岡に寄っていった。

「あ、あのなあ、篠岡。わりーんだけど、このあだなのページ、削除してもいいか?」

理由がわからず怪訝な顔をする篠岡に、
さてなんと説明して削除してもらうか
花井は精一杯考えたという・・・・・・・。



---終われ---
853名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:10:15 ID:2Xpp5rUY
>>849
少女漫画チック大いに結構大歓迎!

硬派なエロってむずかしくない?www
854小小ネタ 篠岡の部誌:2007/07/21(土) 01:10:36 ID:VU8ALeGF
いや、もうほんと、スンマセン。
855名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:14:16 ID:6yJByGZy
>851
お、沖…。
856名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:15:26 ID:YuOJ5oNm
ちょwwwwwwwwwwwwwww
爆笑させんな!!www

つか全員すげーなww沖除いて…
田島核兵器とかw
857名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:23:55 ID:UAnjZewH
ID変わっちゃったかな? タジチヨ書かせてもらった者です
こんなにレス頂けて、正直驚きました
嬉しいです! ありがとうございます!

>>842さん、説明不足申し訳ありません
>>845さんご明察です
この話、先の職人さんの『篠岡からはじまるABC』の
続きみたいな感じに書かせていただいたので…

読んで下さった皆さん、コメント下さった皆さん、本当にありがとうございました!
858名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:24:32 ID:ZiMXdqKH
夜中に盛大に噴いたどうしてくれるwww
859名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:28:29 ID:UAnjZewH
ちょwwwwww あだ名wwwwwwwwww

みんないちねんせいのくせに、いったいどんだけwwwwwww
らーぜすごすぎるよらーぜ
860名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:39:35 ID:bw+If5vX
吹いたww
花井最終兵器かぁwwww
861小小ネタ 篠岡の部誌:2007/07/21(土) 01:47:08 ID:VU8ALeGF
皆さん夜中にありがとうw
寝て朝になったらもう恥ずかしくなるだろうから
酔っ払いのテンション高いうちにお礼言っておきますw

ありがとうございますw 投下に悔いなし!!
862名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:54:37 ID:mSyevFEh
あだ名で十傑集が思い浮かんだオレはスパロボオタ

ちょーど十人だし
863名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 02:07:31 ID:vglAzG6r
>>841
偶然球場で会って野球話で盛り上がってそのままデートとか、
阿部が怪我して三橋に隠すために保健室に行けずに篠岡に手当て頼むとか
読みたいです。
864名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 02:38:44 ID:0qFdgTNY
ちょw あだ名www

>>862の十傑集発言で二度吹いたヲレがいるwww
865名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 07:57:21 ID:oH/GJfym
『暮れなずむ三橋』とか『素晴らしき田島』とか『混世魔王阿部』とか
866名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 09:11:50 ID:x/qdWpKj
>>865
おまっwwwwww朝から爆笑させんなwwwww
867名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 09:36:35 ID:mSyevFEh
首領B・B(ビッグ・ボイン) モモカン

策士 シガポ
コ・エンシャク アイちゃん

三つの応援団 浜田
       梅原
       梶山
           
混世界魔王 栄口
暮れなずむ三橋
素晴らしき田島
衝撃のクソレフト
激動たる花井
白昼の沖
直系の巣山
命の鐘の西広
マスク・ザ・阿部

『全ては甲子園の為に!!』

しのーかは思いつかんかった
868名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 09:52:00 ID:zPQoldfk
しのーか・ザ・マジシャン
869名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 11:12:45 ID:UvOje0HF
浜田の子分
870名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 11:44:48 ID:b89Yan+5
>マスク・ザ・阿部

にぎりめし吹いた。容ぼうから変態度合いまでピッタシじゃまいか!?
871名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:01:54 ID:SrS8NqSg
BF団じゃなくて、BB団なのね
872名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:06:30 ID:Uoo2vGXM
モモカンがIカップだから、わんこがアイちゃんなのかな。
873名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:12:34 ID:/Oa753IR
ビッグボイン吹いたwww
874名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:19:03 ID:VU8ALeGF
>衝撃のクソレフト
ちょww名前すらwwヒドスw
875名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 13:46:03 ID:0qFdgTNY
BB団wwwww
笑い殺す気か!!! みんな無駄に強そうでワロスw 

田島は打席の度、ボール割って野球にならなそうwww
千代はサニーザマジシャン配置かなぁ。
クソレがさり気にいい役だな!想像するとみんな笑えるwww
876名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 13:50:44 ID:VU8ALeGF
あれ? 泉は?
877名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 13:53:36 ID:GNV+f05Q
泉は変形した西浦高校校舎に乗ってBB団を相手にだな
878名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 13:56:18 ID:RCakyuFR
マシンガンってのは褒めてるんだか貶してるんだか
879名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 14:22:20 ID:YuOJ5oNm
何気に白昼の沖に吹き出したwwwwwwww
なにその昼メロチックなタイトル

あーこのスレおもしれーなー
880名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 14:50:02 ID:SagsLK2Q
>>841
具体的なシチュじゃなくてスマンが、前にも少し話題に上がってた
いつものクールさが欠けて篠岡に対して余裕なく必死になる阿部が見たい
881小小ネタ 篠岡×:2007/07/21(土) 15:07:54 ID:VU8ALeGF
篠岡の目を見ながら、そっと顔を近づけていく。
俺の目を右、左と見た後、篠岡はうつむいてしまった。
気にせず、さらに顔を近づけ、鼻と鼻が触れそうなところで
俺は動きを止めた。
そのままじっと待っていると、おずおずと篠岡が顔を上げ、
俺の目をじっとみたあと、ぎゅっと目を閉じた。
882小小ネタ 篠岡×:2007/07/21(土) 15:08:25 ID:VU8ALeGF

ふっくらした篠岡の唇を自分の唇でふさいだら
それは想像以上のやわらかさで、俺をいっそう夢中にさせた。
篠岡をもっと知りたい。
もっと俺を感じさせたい。
その一心で俺は篠岡の咥内に自分の舌を侵入させ、
蹂躙し、舌を絡めとろうとした。
俺のその行動に篠岡はびくっと体を震わせ離れようとしたが、
逃げられないよう無我夢中で篠岡をきつく抱きしめ、
より深く篠岡に侵入する。
逃げる舌を追いかけて、追いかけて、絡みとって、吸って。
抵抗を続けていた篠岡の体から、力が抜けた。
俺はこめていた力を緩め、ただ、ひたすらに篠岡を感じることに集中する。
下唇をはさみ、甘噛みし、歯列をくすぐる。
舌先でツンツンと歯をつついてやると、おずおずと舌を差し出してきた。
俺の口内に引き入れ、吸い上げる。
舌を篠岡のそれにぎゅっと押し付け撫で上げる。
883小小ネタ 篠岡×:2007/07/21(土) 15:09:29 ID:VU8ALeGF

「ふっ・・・・・はぁ・・・」

篠岡のくぐもった声が、二人の隙間からもれでる。
感じているんだ。
興奮が脳天を駆け抜け、我慢できなくなり、
そのまま篠岡に覆いかぶさるように押し倒し、
篠岡をより感じようとさらに舌を奥に侵入させたら
篠岡の両手が、俺の首にまわり、ぎゅっと絡み付いてきた。



このまま、進んでしまっていいだろうか・・・・?

884小小ネタ :2007/07/21(土) 15:11:29 ID:VU8ALeGF
ココまで。

相手決めずに書いちゃって、ここでとまってしまいましたw
885名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 15:26:33 ID:1nnJjsiz
寸止めー!!
誰だよ誰なんだよあああああ
沖とかだったら面白いなぁ
…続きキボンヌ
886名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 15:33:44 ID:bw+If5vX
相手誰ー!
つか、>>884はこういうのもイケるのか
あああああ超期待だよ
早く続き続き!
887小小ネタ :2007/07/21(土) 17:06:06 ID:VU8ALeGF
>>885 じゃあリクエストは沖ってことで
想像力の限界に挑戦してみる。
888名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 17:21:12 ID:YuOJ5oNm
>>880
それ萌えるね。ちょっと考えてみるノシ

>>881
すげー萌えた。たまらん
889小小ネタ 篠岡×沖だった場合:2007/07/21(土) 17:28:18 ID:VU8ALeGF

俺にしがみついて、必死に俺に答えようと
口付けにあわせてくる篠岡がいっそういとおしく感じる。

でも、俺で、いいんだろうか?

このシチュエーションを願って、何度一人で抜いたか
もう覚えていない。
気弱な俺がここまでできたのは、そのおかげかもしれない。

篠岡の部屋で、篠岡を押し倒して、俺が覆いかぶさってるなんて。
俺は篠岡のことがずっと好きだった。
いや、部の奴ら全員、好きだと思う。
篠岡みたいないい子に、惚れない奴なんていない。

でも、篠岡は、俺に惚れてるんだろうか?
好きだと告白して、返事も聞かないまま、こんなことをしている。
抵抗しないことを、答えととってしまっていいだろうか?
密着した体からじかに伝わる篠岡のぬくもり。
やわらかいからだ。いいにおい。
合わせた口からこぼれるかわいい喘ぎ声。

でも、篠岡には悪いが、俺ももう止められそうにない。
篠岡の口を味わいながら、そっと服の上から篠岡の胸に触れた。
篠岡の体がビクンと跳ね、俺の首から手がはずされ。ぎゅっと俺の手を掴む。
ここでやっと、俺は篠岡の口を味わうのをやめ、至近距離で見つめあう。

高潮した頬に、潤んだ瞳。
篠岡はすごくかわいい。

「お、沖くん・・・。私・・・・。
あの、ごっ・・。ごめんなさい・・・。」
890小小ネタ 篠岡×沖だった場合:2007/07/21(土) 17:29:25 ID:VU8ALeGF
いやほんと、ごめんなさい。想像力の限界でした。
沖のキャラよくわかってないので書ききれませんでしたorz
申し訳ない。
891名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 17:38:30 ID:YuOJ5oNm
なんという生殺しww
しかし>>890はギャグだけじゃなく普通のエロも上手くてマジ惚れるわ。
小ネタ終わったら普通の小説を書いて欲しい。
892名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 17:41:31 ID:1nnJjsiz
>>890
いやいやありがとう!ホントに書いてもらえると思ってなかったからうれしいよ
ごめんなさい言われてる沖ワロスw
そして濡れ場になるとちょっと気持ち悪いのも沖らしくていいな
893名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 18:38:02 ID:64dY/aFt
顔面格差社会カワイソス
894名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 18:40:25 ID:huJ70mEM
沖、強く生きろよ…
895小小ネタ :2007/07/21(土) 18:40:59 ID:VU8ALeGF
メインのカプないから(しのおかピュア派なので)
逆にどのカプでもかけるかと思って挑戦したが
沖では無理だったorz ゴメン沖。

更なる想像力の限界に挑戦するべきだろうか・・・・。
896名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:15:44 ID:JWQ4WN9N
沖でエロパロ読めると思わなかったから嬉しいよ〜
小ネタ神ありがとう
897名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:08:49 ID:oD6VQxfg
らめぇぇぇ! 階下におばあちゃんとお母さんいるから らめぇぇぇ!
とドキドキしながら読んだw おつです!
898名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:24:31 ID:b89Yan+5
乙!
さ〜て、オレも時かけ見終わってチャージ完了!
そろそろ小説書き始めるわ。
899名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 23:26:39 ID:YuOJ5oNm
>>898
私も時かけ見終わったからボチボチ書き始めるわ。
何度見ても泣けるな時かけ。
あんな小説かきてえ
900名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:00:30 ID:zwT1RMB+
しのーかはきっと生理中だったんだよ。
901名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 01:09:36 ID:Zr2UaRcG
>>68
アベチヨハナの続編がよみたいです
902名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 01:22:19 ID:WwvgLnIi
アベチヨハナは胸が痛くならないヤツで頼む
903小ネタ罰ゲーム3日目 栄口:2007/07/22(日) 01:39:23 ID:6WS49AqS

「おお〜い、花井。ちょっといいか〜?」

昼休みもあと少しで終わるころ、
机につっぷして寝てた花井を起こして、廊下に連れ出す。

「ど〜した?栄口、めずらしいな。」
大口開けてあくびして、頭の後ろをぼりぼり掻く花井。
熟睡してたのか。悪かったな〜起こして。
「いや、ちょっと相談があってさ・・はは。」

今から言わなきゃいけないことを思うと、ため息が出るぜ。
「あのさ〜・・。今日は最後の罰ゲームあるだろ?」
「ああ、そうだな。一昨日は雨だったし、
昨日はミーティングだったし、まあ・・・・罰ゲーム実行したしな。
今日でやっと終わるかと思うと、せいせいするけど、恐怖のほうがでかいぜ。
そんで、それがどうかしたか?」
オレは深い深呼吸をひとつした。

「皆がさ、今日の最下位を阿部にしようぜって燃えてんだよ。」

「はああ!?」
904小ネタ罰ゲーム3日目 栄口:2007/07/22(日) 01:40:20 ID:6WS49AqS

仰天する花井。そりゃ〜、びっくりするよな。
なんたって八百長けしかけるようなもんだもんなあ〜。

「なんで!?いや〜・・しかし、でも・・・気持ちはわからんでもないが・・・。」
キャプテンとしては許せないだろうが、個人的には賛成なんだな〜、花井も。
恨みでも溜まってんのかな?
「いや〜・・9組の連中がさ・・・もうノリノリなんだよ。
田島が確か言い出したんだけど、
いつもはストップに回る泉が率先して賛成してさ・・・・。
反対する奴が一人もいなくて、もうオレどうしようもないんだよ。」

「でもよ・・・。阿部を最下位にするの・・かなり大変だぞ?」
「そうなんだよ〜。阿部、なんだかんだで何でもこなすじゃん。
最下位なったの見たことないもんね〜・・・。」
オレと花井は同時に腕を組み、深く悩む。

「でさ、花井はさ、反対かな?賛成かな?」
「ええ!? オレはその・・・・うう・・・うううううう。」
すっごい悩むな〜。花井、阿部になんかあんのかな?
「その、栄口はどうなんだ?」
「オレ?オレはそうだな・・・賛成かな?率先して阿部を狙い撃ちには
しないだろうけど、皆を止める気には全くならないから。」
そうなんだよな。
オレも阿部が困り果てるのを見てみたいんだな〜・・・・。

「問題はさ、阿部がそれに気付いた時なんだよ。
間違いなくバレるだろうし、キレるだろうから、
そんときゃ花井、うまくフォローしてくれよな。」
905小ネタ罰ゲーム3日目 栄口:2007/07/22(日) 01:41:14 ID:6WS49AqS

「オレがそんなのできるわけないじゃねーか!!」
花井の顔が恐怖に歪む。
「大丈夫大丈夫。なんだかんだで阿部って花井には一目置いてるからさ。
オレの言うことは聞く気ないだろうけど、花井の言う事は多少は聞くだろ?」
「お前・・多少って・・・・当たってるけど・・・。」


「何してんだ?お前ら。」

低音ボイスが背後から聞こえた。
ぎくっとして振り返ると、案の定阿部だった。

「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや、何でもない。」

思わず両手をフリフリしながら、必死でごまかしを試みる。

「いやいや、何でもないぞ、何でも!」

花井もまったく同じリアクションで、流そうと必死だ。

「ふーん?まあ、どうでもいいけど、もう予鈴とっくになったぜ?」
阿部の、タレ目が、今は心底怖い。オレらを怪しみまくってる。
「おお、そうか!栄口、さっさともどれよ。じゃあ、また部活でな!」
花井がオレを必死に逃がそうとする。助かるぜ〜さっすがキャプテン。
「おお、じゃあな、阿部、花井!」

二人に無理やり別れを告げ、自分のクラスまで全力疾走した。
後ろを振り返ることは一度もしなかった。

花井、うまく追求逃れたかな〜・・・?
考えただけで、腹が痛くなってくるぜ・・・・・。


---終わる---

906小ネタ罰ゲーム3日目 栄口:2007/07/22(日) 01:43:13 ID:6WS49AqS
え〜と、こんな前振りでスンマセン。
このスレが終わるまでにはなんとかしますorz
907名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 01:48:33 ID:YWGfumnk
阿部(゚∀゚)キタコレ!!
続きが楽しみすぐるwww
小ネタ職人の焦らしプレイは異常
908名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:04:40 ID:tXltromx
>>881らーぜ以外で、頑張って桐青で想像してみたよ。利央、島崎、高瀬でばっちしイケたww

>>903やっぱり阿部の罰ゲーム見てみたいww
考えたら、阿部のストッパーって、部員じゃ花井しかいないんだな。栄口でも無理だし、泉と巣山と西広は傍観してそうだし。
後はキレた阿部の犠牲者っぽいな。なんとなく。
909名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:05:56 ID:+X/8DDvi
ついに阿部キタ!
最近小ネタが楽しみ過ぎて、スレに張り付きっ放しだよ。
がんばれがんばれ〜!

>>901
それ書いた者です。
阿部がただのやな奴に見えるって指摘されたから、
これはダメなんだなと思ってただけに嬉しい。
続きは考えてなかったけど、機会があったら書いてみます。どうもありがとう。
>>902
できるだけ痛くないやつで…、できるかな。
910名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:59:16 ID:+X/8DDvi
投下しに来たのに、小ネタに食いついて忘れてしまってた…。
そんなわけで、榛名と涼音です。
お暇ならどうぞ。
911ハルスズ:2007/07/22(日) 02:59:57 ID:+X/8DDvi
試合が終わって、スタンドへの挨拶を済ます。
3年生にとって、これが最後の試合となった。
背番号1を付けた小さな背中は、ピッと背筋を伸ばし、笑顔でベンチへ帰って行く。

「オラッ、でかい図体してなんなんだ、おめーは!」
加具山がうなだれた背番号10の背中を、バシッとはたく。
榛名は自分が思った以上に、この先輩たちとの野球を大事にしていたことに気付いた。

「お疲れ様。」
マネージャーの涼音の声が耳に響く。
座って荷物を整理してた榛名が顔を上げると、
愛らしい涼音の横から、ブサイクな大河の顔が覗いていた。
「ぶっ、おめー、泣いてんのか!」
大河の大きな声に、部員達がいっせいに榛名を見る。
「な、泣いてないすよ!」
「ぎゃはは!おい、カグヤン、見て!こいつ泣いてるぅ!」
加具山が、ヒョイ、と顔を出す。
普段と違う、真面目な加具山の雰囲気に、一瞬周りが静かになった。
912ハルスズ:2007/07/22(日) 03:01:41 ID:+X/8DDvi
「あー…。」
加具山が榛名の前に座り込む。
「今までありがとな。オレはお前のおかげで野球を止めないですんだ。
まぁお前、アレだ、生意気だしバカだしアホだけど。」
加具山は咳払いして、
「お前と野球できて、楽しかったよ。」
と言った。

榛名の目からポロリと涙がこぼれると、加具山と大河は大笑いした。
「いやー、今こいつ絶対泣くと思ったんだ!」
加具山に髪をぐちゃぐちゃと混ぜられている榛名。
「マジで最悪…!」

そんなやりとりを涼音は微笑ましく見ていた。
そして、自分の手首にはめられたリストバンドに目をやる。
めくると手首には赤く痣が残っている。
涼音は数日前のことを思い出していた。
913ハルスズ:2007/07/22(日) 03:02:36 ID:+X/8DDvi
その日は試合の翌日のため、練習はせず、ミーティングを終えた部員達は、
昇降口へ向かっていた。
その中で、反対方向へ1人歩く姿。
「榛名!」
榛名が笑顔で振り返ると、段ボール箱を2つ抱えた涼音が立っていた。
「宮下先輩。」
 
「今日も自主トレすんの?悪いんだけど、部室行くなら手伝って!」
生意気だと言われる榛名だったが、涼音は気に入っていた。
自分にとっては素直な可愛い後輩だった。
「はい。」
榛名は箱を2つとも持つと、スタスタと歩き出した。
「え、半分でいいよ。」
涼音の言葉は聞かずに先を行く。
ホラ、いい子じゃん。涼音は笑った。

部室のドアを開けると、ムッとした熱気と、異臭がした。
「くっさー!しかも超汚い!散らかすなって言ったのに!」
榛名はちょっと気まずそうな顔をする。
涼音は窓を開け、ため息をついた。
「しょーがないな、こりゃ掃除しなきゃだ。
あ、榛名ありがとね、じゃあ自主トレ頑張って!」
涼音が靴を脱いで絨毯敷きの部室へあがると、榛名も後に続く。
「手伝います。」
止めても手伝うんだろうな。こういうとこが、可愛いんだ。
914ハルスズ:2007/07/22(日) 03:04:15 ID:+X/8DDvi
「全く、みんないい加減なんだから。うわ、誰よこの靴下…。」
ブツブツ文句を言う涼音に従って、笑いながら掃除を手伝う榛名。
涼音の声が耳に心地よく響く。
「あっ、大河のヤツ、他の人にはギャーギャーうるさいくせに、
自分だってロッカーこんなグチャグチャじゃん。」
何気なく発する言葉の中に、たびたび登場する名前。
そうだ、涼音は大河とつきあっているのだ。

30分程で掃除を終えた2人は、手を洗いに校舎に戻る。
涼音が「お手伝いのご褒美に」と自販機を指差した。
じゃあ、とミネラルウォーターを買ってもらう。
「やっぱり榛名って炭酸とか飲まないんだね。ちゃんとしてるな。
大河とかに言ってやんないと。アイツそんなんばっかだよ!」
また大河か…。
榛名は水を飲むと、黙って涼音の話を聞きながら部室へ向かった。
915ハルスズ:2007/07/22(日) 03:06:41 ID:+X/8DDvi
「なんで大河さん、なんですか?」
榛名の突然の質問に、涼音は不思議な顔をした。
「?好きだからだよ。」
「いや、だから、どこが。」
「えー、どこがって言われても…。
まぁ、いろいろあるけど、あんな顔して優しいとこ、かな?」
涼音が頬を染めて笑う。

「って、何言わせんのよぉ。じゃあ榛名は?どうなの?」
「いや、どうって…。オレは別に。」
「へぇ、いないの?榛名もてそうなのに。ていうか、すでにもててるよね?
試合の時とか、他校の女の子も見に来てるもんね。」
「そんなの知りません、オレは。」
「ふふっ、榛名はどんな子と付き合うのかなぁ。
彼女できたら、ちゃんと報告するんだよ。」
榛名は答えなかった。

「さ、行こっか。手伝ってくれてありがとね。」
涼音が窓を閉めて、部室を出ようと榛名の前を通り過ぎた。
ふわっと空気が動き、涼音の甘い香りにクラクラする。
2人きりになる機会なんて、もうないかも知れない。
「先輩。」
榛名は息を飲んで、声をかける。
「ん?」
いつもと同じ、甘くて優しい声。
「オレ、先輩のことが、好きです。」
916ハルスズ:2007/07/22(日) 03:07:52 ID:+X/8DDvi
ドアノブに手をかけたまま、涼音は固まっていた。
突然の告白に、頭がフリーズする。
そんな涼音の後姿に、榛名は耐え切れず、足を踏み出す。
「先輩。」
両肩を掴むと、涼音の体がビクっとすくみ上がる。
困ってる…。
榛名はいたたまれなくなって、小さな声で涼音に問いかけた。
「迷惑…ですか?」

涼音は答えない。
榛名は沈黙に苛立ち、掴んだ肩を引き、強引に自分の方へ向かせる。
振り向いた涼音の頬は、真っ赤に染まっていた。
たまらず、涼音の顔を両手で掴むように引き寄せ、キスをする。
涼音は目を開けたまま、驚きの表情で榛名を押し返そうとしたが、
強い力に抗えず、そのまま壁に押し付けられた。

「んう…。や、やめ、」
涼音の小さな声は耳に入らなかった。
火の付いた榛名は、涼音の柔らかな唇を舐め、口内に舌を挿入する。
涼音は強く拒んだが、榛名は引かなかった。
917ハルスズ:2007/07/22(日) 03:08:46 ID:+X/8DDvi
「榛名!」
涼音の声と同時に、榛名の左の頬が熱く痺れた。
ビンタをくらった榛名は頬を抑えて、呆然と立ちつくす。
涼音は壁に張り付いて、肩で大きく息をしている。
榛名の頬を打った右の手のひらが、じんと痺れて震えた。

「あたしは、大河とつきあってんの、大河が好きなの!あんたじゃない!」
涼音は唇を拭って榛名を睨む。
榛名は頭に血が昇るのを感じた。
「なんで、そんなことゆうんすか…。オレは、先輩が。」

「キャアア!」
涼音はあっという間に部室の床に組み伏せられた。
榛名は馬乗りになって、涼音の両手をまとめて抑えると、あいている手をシャツに掛ける。
強引にボタン外していくが、上手く外れずに、ちぎれたボタンが飛び散った。
ブラジャーの前を思い切り下げると、大きな胸がこぼれ出た。
豊かな胸元を飾っていた、ネイビーのブラジャーのレースが破れる。
胸に触れると、柔らかな膨らみに指が沈み込んだ。
918ハルスズ:2007/07/22(日) 03:09:49 ID:+X/8DDvi
「榛名…!いい加減にしなさいよ!」
ハッと涼音の顔を見ると、いつもの笑顔からは想像できないほどの、激しい怒りの表情。

あ。
嫌われて、どうすんだ。
榛名は一瞬で血の気が引く。
どうしていいかわからず、涼音の体をぎゅっと抱きしめた。
「は…!」
涼音の体が強張る。
「ごめん、なさい。」

「はる。」
「好きです。」
「な。」
「オレは、宮下先輩が、好きなんです…。」
919ハルスズ:2007/07/22(日) 03:27:39 ID:+X/8DDvi
絨毯の上で、大きな体の榛名に押さえ込まれ、涼音は身動きが取れなかった。
破れて大きく開いた胸元に、榛名の頬が押し当てられる。
涼音は息をつく。
さっきまで猛獣のようだった榛名は、涼音の胸に顔を埋め震えている。
押し付けられた顔は熱く、汗のせいか涙のせいか、濡れていた。

こんな目に合わされても、涼音は榛名を憎めない。
可愛い後輩だって、心から思う。
野球に対する真剣な姿勢は尊敬している。
大河のことがなければ、間違いなく心惹かれる相手なのだから。

ふ、と息をついて、伏せられた榛名の頭を見る。
「ごめん、ね。」
小さな声で告げると、榛名の肩がピクっと動いた。
「あたし、榛名のことすごく好きだけど、やっぱり大河が好きなの。だから…。」
榛名の髪を撫でながら言う。
920ハルスズ:2007/07/22(日) 03:28:43 ID:+X/8DDvi
「…はい。」
そう言うと榛名はゆっくり顔を上げた。
前髪で隠れてよく見えないが、頬が赤い。
髪を撫でていた手を止めると、榛名が視線を上げる。
目が赤い。涼音はなんだか切なくなって、榛名のおでこに唇を押し当てた。
「あ。」
自分の行動に気づき我に返ると、再び榛名の唇が重なる。
涼音は驚いたが、今度は手が出なかった。

「なんで、そんなことするんすか?オレが嫌ならきっぱり拒絶してください。
さっきみたいに、殴ってください。でないと、オレ。」
榛名は涼音の頬に手を添えて、じっと目を見る。
涼音は顔が熱くなるのを感じる。恥ずかしくて泣きたくなった。
「ホラ、また。そんな顔されたらオレ、諦めきれなくなる。」

そう言って、榛名は涼音に深くくちづけた。
涼音は体が甘く痺れるのを感じる。
そんな顔って?自分はどんな顔をしていたんだろう。
榛名を好きだって、手に入れたいって顔をしてたって言うの?
そのことに気づくと、消えてしまいたいほど恥ずかしくなった。
榛名の胸を押し返していた手から力が抜け、ぱた、と絨毯の上に落ちる。
921ハルスズ:2007/07/22(日) 03:35:06 ID:+X/8DDvi
…?
涼音の抵抗が止む。
榛名が身を起こすと、視界には目に涙を溜めた涼音が飛び込んできた。
ヤバイ、泣かせた。思わず体がすくみ、震えた。
「榛名、あたしとしたい?」
突然の涼音の言葉に、榛名は目を見開いて息を飲む。
「し、たい、です。」
涼音は榛名の前髪を掻き分けた。
「しよっか。」

「先輩、それって。オ、オレと。」
つきあってくれるってことですか?
言おうとすると、涼音の柔らかい手が榛名の口を塞ぐ。
「あたしは榛名のこと好きだけど、やっぱり大河が一番好き。それは変わんないの。」
榛名はうなだれて、目を伏せた。
「怒った?」
「怒ってないす…。でも、すげぇ悲しい…。」

「やめる?」
涼音が伏せられた榛名の目をじっと見て言う。
「やめない。」
榛名はそう言うと、涼音の胸元にキスをした。

なんで涼音がそう言ったのか。自分とつきあうつもりもないのに。
でも、今こうして涼音を抱きしめていられるなら、全てがどうでもよく思えた。
榛名は何も考えずに、涼音の体温と体の柔らかさを感じていた。
922ハルスズ:2007/07/22(日) 03:39:50 ID:+X/8DDvi
両手でぎゅっと乳房を寄せ、乳首に吸い付く。
「はぁ…。」
涼音の口から甘い声が漏れる。その声がもっと聞きたい。

右手をショーツの中に入れると、柔らかい陰毛に触れた。
毛は細くて、随分少ない気がする。
起き上がって、ショーツに手を掛け、するっと脱がす。
思った通り、薄い陰毛では隠し切れずに、秘裂が覗いていた。
「あたし、毛薄いでしょ…。恥ずかしいからあんまり見ないで。」
「可愛い。」
榛名はそう言って、柔毛の上からチュッとキスをした。

脚を開かせると、形の整った薄桃色の陰唇が見える。
指で左右に開くと、にちゃ、と音がした。
「あ、あんまり見たら、やだってばぁ…。」
涼音が手で顔を隠しながら言う。手の下の頬は真っ赤だ。
唾液を乗せた舌で、柔らかい肉を舐める。
「や…。」

涼音の小さな声が、榛名の下半身を刺激する。
下から舐めあげると、舌に小さな突起が触れ、涼音の体がピクリと動いた。
ココが気持ちいいのかな…。榛名はそれを優しく舐め続ける。
「そこ…、あ、そんなにしたら…。んんっ。」
涼音の反応を見ながら、ゆっくりと指を挿入する。
中は熱く蕩け、粘膜が指に吸い付いてくるようだ。
指の腹で擦るように出し入れすると、涼音の体が震え出す。
「気持ちいいですか?」
涼音はぎゅっと目を閉じ、囁くように、気持ちいい、と言った。
923ハルスズ:2007/07/22(日) 03:47:09 ID:+X/8DDvi
2本の指でぐちゃぐちゃとかき混ぜながら、剥き出したクリトリスをぐりぐりと擦る。
全身が痺れるような強い快感に、涼音の腰が跳ね上がる。
「い、あ、いやぁ…。ダメ、榛名、それ以上したら、あ、あたし、いっ…。」
涼音は体を小刻みに震わせながら、途切れ途切れの言葉で喘ぐ。
「これ以上したら…?どうなるんですか?先輩。」
榛名の熱い息がかかるだけで、達してしまいそうだ。

「お願い、もう、あっ、ダメ、ダメ…。」
言ってる意味さえわからないほど、涼音は高まっていた。
「先輩、イキそうなんですか?いいですよ、イッちゃってください。
イク時のやらしい顔、オレに見せて…。」
榛名がそう言って、クリトリスに強く吸い付くと、涼音は悲鳴を上げて昇りつめた。
挿入していた指が、痛くなるくらい締め付けられる。
榛名は唇を舐めると、息が整わないままの涼音に向き直る。

「あん…。やだ、ごめん…。榛名、あたし…。」
「先輩のやらしいとこ見ちゃって、オレももうイッちゃいそうです。」
股間はパンパンに膨らみ、制服の締め付けで痛いくらいだ。
「入れて、いいですか?」
涼音はドキっとして、思わず口篭もる。
ここを超えたら…。そう思うと、今さらながら怖くなった。
924ハルスズ:2007/07/22(日) 03:48:34 ID:+X/8DDvi
榛名は涼音の迷いに胸が苦しくなる。
ここまで来といて、まだアイツのこと考えてんのかよ!
榛名は返事を待たずに、涼音を強引に抱きしめると、深いキスをした。
「うぅ…。」
涼音が小さくうめく。
ぬめった唇に、入り込んだ舌に、涼音は自分の愛液の味を感じた。

榛名は涼音から離れると、ベルトを外し、ジッパーを下げる。
「榛名…。」
「答えらんないなら、何も言わなくていいです。」
そう言うと、はちきれんばかりに膨張したペニスを涼音のぬかるみに押し当てた。
涼音の体は一瞬硬直したが、榛名がずぶずぶと入ってくると、覚悟を決めたように力を抜いた。
奥まで入れると、榛名の乾いた皮膚が引っかかるように感じたが、
数度腰を動かすとそれは、あっという間になじんでぬるぬると滑り出す。

締め切った暑い部室は、2人の体温でより暑くなっていた。
榛名が腰を突き上げると、涼音の大きな乳房がたぷたぷと揺れる。
こぼれた汗が、涼音の胸の谷間を伝って鎖骨へと流れていく。
榛名の舌が、乳首を捕えて優しく舐めると、涼音の中がきゅっと締まった。
「は…。」
涼音は掠れた声で喘ぐ。
「気持ち、いい…。」
目を閉じて行為に没頭する涼音を見ていると、震えるほど幸せだった。
925ハルスズ:2007/07/22(日) 03:53:11 ID:+X/8DDvi
「う…。」
榛名は挿入した瞬間から、強い射精感を感じ続けていた。
でも、イキたくない。
ずっと涼音と繋がっていたい。
離れたら、もう触れることはできない。
解放されたい気持ちと、耐え続けたい気持ちが交錯する。

イキたい。
イキたくない…。
いっそ、嫌われてもいいから、このまま中に出してしまおうか。
それで、妊娠でもしてしまえばいいのに。
「榛名…?」
呼ばれて目を開けると、熱っぽく潤んだ目で自分を見る涼音がいた。
「榛名も、気持ちいい…?」

嫌われたくない…!
涼音の肩を抱え激しく突くと、背中に回された涼音の手に力がこもる。
「はる、な、ぁ…。や…!」
頭の中が真っ白になるような快感の波に飲まれ、榛名は限界が近いことを知る。
イキたく、ない…。
しばしの葛藤のあと、榛名は涼音の腹の上で果てた。
温かい精液もそのままに、強く涼音を抱きしめ、荒い呼吸のまま、耳に唇を押し当てた。

「…好きです。」
「うん。」
ぴょんとはねた榛名の髪を撫でる。汗でしっとりと濡れて温かい。
「好き、です。」
「うん…。ありがとね。」
涼音は小さい子供をあやすように、榛名の髪を撫で、言葉のひとつひとつに返事をする。
榛名は耳元で、何度も何度も「好きです」と繰り返した。
926ハルスズ:2007/07/22(日) 03:57:22 ID:+X/8DDvi
「先輩、これ。オレのじゃ嫌かもしんないですけど。」
榛名が自分のシャツを渡す。
「ううん、ありがと。借りるね。」
涼音が破れた自分の服に上に、大きなそれを羽織る。
ふと見ると、手首には押さえ付けられた跡が、赤く残っていた。

「オレ、もうちょっとここにいます。」
「…わかった。じゃあね。」
涼音はパタンとドアを閉めると、振り返らずに立ち去った。

絨毯に寝転んで天井を見ると、榛名の両目からは熱い涙が溢れ出た。
夢中で野球をして来た。
ずっと未来の予定に従い、他のものに目をくれることはなかった。
その自分が、野球以外でどうしても手に入れたかったもの。

「宮下先輩…。」
この腕に抱きしめたのに、自分のものにはならなかった。
体中に残る涼音の匂いが、余計に榛名を苦しめた。
927ハルスズ:2007/07/22(日) 04:02:10 ID:+X/8DDvi
「涼音。」

ベンチの前で立ち尽くす涼音がハッと気づくと、隣には大河が立っていた。
「終わっちゃったね。」
じゃれあう加具山と榛名を見ながら、涼音は呟く。
「あぁそうだな。結局オレら3年間野球ばっかじゃん。遊んでねーなぁ。」
笑う大河を見上げる。
「でも、ま、野球部入ってなかったら、こうしてお前と付き合うこともなかったかもだし。
だから、これでよかったよな。」
照れたように言う大河の手を、涼音はそっと握る。

裏切って、ごめんね。
針が刺さったような、ちくんとした痛みを覚え、胸に手をやる。
榛名が涼音達2人に気づき、パッと視線を逸らしたのが見えた。
涼音は気づかないふりをする。
ずるい逃げ方をして、ごめん。

「おし、帰ろうぜ。お前も荷物片付けろよ。」
大河が涼音の背をポンと叩く。
「うん。」
視界の端で、榛名も荷物を持って立ち上がったのが見える。
10番を付けた広い背中。自信に満ちた態度、真っ直ぐな瞳。
涼音の胸がきゅうっと締め付けられる。

あの子が入部してきていろいろあった。
揉め事だって数え切れないほど。
でも、榛名がいたから、自分達3年生は目標を持てたのだと思う。
ありがとう。そしてこれからも頑張って。
好きになってくれたのに、気持ちに応えられなくてごめんね。
涼音は、大きな体の可愛い後輩を、眩しそうに見つめた。
928ハルスズ:2007/07/22(日) 04:05:19 ID:+X/8DDvi
終わり。
929名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 04:07:54 ID:YWGfumnk
GJGJ!!!張り付いてました。
なんか榛名の最後にこっちまで切なくなってきた。
榛名は本編でも鈴音を未だに好きなんだろうか…?
930名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 04:14:40 ID:Qi/yy4Nm
乙&GJ!

しんみりしちゃうよなぁ。やっぱ片思いって辛いよな・・・。
931名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 04:15:06 ID:udPNqWGb
うおおおーー!切ないけどエロスでGJ!乙バッチ-!
降臨中に見れてよかったー!!ありがとう!
起きててよかった…しかし興奮して眠れねーw

小ネタの方も
いつも楽しませてもらってありがとう!
阿部の罰ゲームテラ楽しみw
932名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 16:44:20 ID:Qi/yy4Nm
そういえばもうこんなところまでスレ消費しているのな。
前スレは消化するのに半年ぐらい掛かったのに、このスピードはすごいよ。
やっぱりアニメ効果ってやつなのかなと思ったり。
まあ、とんでもない大騒動があった影響ってのもでかいとは思うけど・・・。

要するに、何が言いたいのかと言うと、
『職人さんたち、いつもお疲れ様です。今後ともどうぞよろしく』
これに尽きるよ。
933名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 19:34:34 ID:6WS49AqS
アニメ効果はあると思う。
単行本2巻くらいからずっと読んでたけど、桐青戦のあまりの
長さに、ちょっと熱は冷めてた。んでアニメも見てなっかんだけど
8巻出ておもしれ〜ってなったとこに
たまたまアニメ見てクオリティの高さにはまった。

そんで、ココに来るようになりました。
がんばってもっと投下したいとは思ってるんですが・・・・。

934小ネタ罰ゲーム 3日目阿部:2007/07/22(日) 21:58:26 ID:6WS49AqS

正直、嫌な予感はしていたんだ。

昼休み、花井と栄口が何か相談していたのを見てから。
部活中、皆、妙に俺を見て、ニヤニヤしていたから。
なにより、三橋が、一度もオレの目を見なかったから。

オレを最下位にする。

みんなの考えることなんてわかってたんだ。
幼稚なあいつらじゃ、そんな考えを隠すことすらしなかったからな。


率先してたのは田島だろう。
泉もなぜか乗ってきていた。
三橋はオレを陥れることは絶対にしなかったが、
庇うことは禁止されたんだろうな。
だから一度も目線あわせなかったんだろうし。

田島一人がどんなにがんばっても、
オレを最下位にすることなんて、できない。
田島だけをあしらえばいいのなら、そんなに難しくはない。

しかし、オレは甘かった。
935小ネタ罰ゲーム 3日目阿部:2007/07/22(日) 21:59:23 ID:6WS49AqS

まさか、絶対しそうにない巣山や沖まで、
オレを陥れることに参加してくるなんて・・・・・。
水谷はまあ、前回のうらみもあるかもしれないからなぁ・・・。
花井と栄口は敵には回らなかったが、味方にはならなかった。
実質1人対8人だぞ? 

そりゃ負けるさ。

ちくしょう。

「え〜と、じゃあ最終の罰ゲームは阿部って事で。いいな。阿部?」
花井の声が、いやに残酷に聞こえる。

「てめえら、覚えてろよ・・・・・・。」

精一杯の恨みを込めて睨みつけるも、みんなニヤニヤしてやがる。

「がんばれよ! 阿部! ほら三橋も応援してるって!」
「あ、阿部くん。が、がんばって・・。」
「いや〜まさか阿倍が罰ゲームなんてな〜?」
「お、そういえば阿部、最下位初めてなんじゃねえ?」
「初最下位が最後の罰ゲーム!ついてるんじゃねえ?阿部。」
「おいおい、そのへんにしておけよ。」
「阿部、がんばれ。」
「阿部ならきっとできるぞ。」

皆口々に好き勝手なことをいう。
こないだの水谷の気持ちが、今ならわかるぜ。
一生わかりたくもなかったのによ。
936小ネタ罰ゲーム 3日目阿部:2007/07/22(日) 22:00:52 ID:6WS49AqS

しかも、今日の罰ゲームはいったいなんだ?
今日だけは、誰も内容しらないからな。

一つ目も二つ目も、篠岡がらみだった。
今回もきっとそうだろう。
おれは一体篠岡に、何をすればいいんだ!?
ちっくしょ。とにかくやればいいんだろ!?
やってやるよ。なんでもな!!


びりびりと封筒を破る運命の音がした。
死刑執行書のように見えるその紙に花井の目が走る。
瞬間、花井の目は驚愕に見開かれ、顔面蒼白なった。
なんだ?なんだってんだ?読めないほどひどい内容なのか?

「栄口・・・・。すまん。代わりに読んでくれ・・・。」
花井が音を上げるほどの罰ゲーム!?
おそるおそる栄口がその紙を受け取り、蒼白になりながらも
何とか発表する。

「最下位の人は・・・田島くんと、ところかまず、オ、オナニー発言することを
辞めさせること。期限は一ヶ月。以下略。」

空気が凍りつく。いや、ただ一人、田島だけはわかってない顔してやがる。

「な!? そんなので絶対無理だ!!」

全員が凍りついたその空間で、
オレの声が、むなしく夜空に吸い込まれた・・・・・・・。
937小ネタ罰ゲーム 3日目阿部:2007/07/22(日) 22:03:01 ID:6WS49AqS
---終わる---

実行編には
前スレでも上のほうでも職人さんがネタにされた
「らーぜのおかずトーク」が入ってしまいます。

ネタ被って申し訳ないが、実行編を上げてもいいでしょうか・・・・?
938名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:03:40 ID:9OwrmZfm
これの最下位が田島だったらどうなってたんだ?
939名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:03:55 ID:sxhomWDD
阿部頑張れマジ頑張れwwwwwwww
940名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:13:46 ID:BXE8ZaRI
>937
俺は読みたい。是非投下してくれ。

>>938
自主的に黙ることを強要されるんでね?
それはそれで大変そうだw

941名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:26:37 ID:rR+KevT5
力づくでどうにかなりそうだからまだいい気もするwww
もしくはしのーかをダシにだな
942小ネタ罰ゲーム :2007/07/22(日) 22:59:24 ID:6WS49AqS
皆さんありがとう。
では投下します。
943小ネタ罰ゲーム 3日目作戦 阿部 :2007/07/22(日) 23:00:45 ID:6WS49AqS

「オレ、何がそんなに悪いのか、わっかんねえ。」
「いや、だからな、そういうことは人の前で
いっちゃだめなんだ。カンタンなことじゃねえか。」

部室で着替えをしてる最中、とりあえず罰ゲームの実行を試みる。

「なんでだよ?阿部だってするだろ?オナニー。」
「だから、その単語を出すなっていってるだよ。」
「なんでだよ?オナニーはオナニーじゃんか。」
「だから・・・・なんていったらお前に通じるんだよ・・・・。」

花井以下、ものすごい同情の目線がオレに刺さってるのを感じるぜ。

「阿部だって毎日オナニー1、2回はすんだろ?
あ、でもなんか3回くらいしてそー。」
「毎日するか、アホ。あんなのただの気晴らしじゃねーか。」
「おおおおお!!んで!?どんなの使ってんの?」
「いや、テキトーにネットから拾ってきたやつでって・・
そんなのはどうでもいいんだよ!」

いかん、どーも田島のペースに巻き込まれる。

「だから、お前がその単語使わないって一言言えば
この罰ゲームはそれだけで終わるんだよ!
たった今!一言!今後それ言わないって約束しろよ!」

「納得いかないことを約束なんてできねーよ。」
田島がケロっと反抗する。

こ、コイツは〜!!
思わず握りこぶしつくってうめぼししてやりたくなったが
三橋じゃあるまいし、簡単にさせてくれないだろうから必死でこらえた。
944小ネタ罰ゲーム 3日目作戦 阿部 :2007/07/22(日) 23:01:37 ID:6WS49AqS

「ま、まあまあ、阿部。幸い期限は一ヶ月あるんだ・・・。
ボチボチやっていったらどうだ・・・?」
恐る恐る花井がそう助言してきた。

「くそっ!なんだよ!この罰ゲーム!最悪じゃねえか!」
思わずそう愚痴をこぼす。

「え〜?そんなこというけど、三橋と水谷はちゃんとやったじゃんか。」
またもやケロ〜と田島が抜かす。
「だから!!テメー自覚しろよ!お・ま・え・が罰ゲームの対象にされてるんだぞ!?
そこんとこ恥ずかしいとかちっとはおもわねーのか!?」

「にしし、全然。」
田島スマイルでケロっと答える

ブッチーンと何かが切れるのがはっきり聞こえた。
ケロケロケロケロ効果音つけやがって!!お前はカエルか!?
ピョンピョン跳ねんのか!?

「そもそも!今日の氷オニは一体なんだ!?
皆でオレをカタに嵌めやがって。花井!栄口!お前ら昼なんか話してたよな〜?
オレを嵌める相談でもしてたのか!?」

「うわあ!阿部がキレた!」
「ちょ、花井なんとかしろよ。」
「栄口、阿部サマのご指名だぞ。」
「おおお、三橋がちっこくなってるぞ。」
「う、ううう、あ、あああ、ううう。」
「おい、三橋、別にお前が怒られてんじゃねーぞ。気をしっかりもて。」

くそ!みんな部室の端で集まりやがって!うっとうしい!
945小ネタ罰ゲーム 3日目作戦 阿部 :2007/07/22(日) 23:02:25 ID:6WS49AqS

「花井、栄口。」

ふうっと一つ軽い深呼吸をして、腕組して二人を指名する。
びっくうと二人で体を震わせ、じりじりと一歩前にでてきた。

「い、いやいやいやいや、決してお前をカタにはめてなんていないって!」
「そ、そうそう。阿部だってそりゃ最下位になるときだって、あるだろ!?
それが、たまたま今日だったっていう話だって。」

「ああああ!?」
なにふざけたこと抜かしてんだ!コイツラ!
「オレは今まで一度も最下位になってねーんだよ!しかもあれで
狙い撃ちにしてるの、ばれてないのかと思ってたのかよ!
あからさまに狙ってきやがってクセによ!」

ううっ!くそ、やべぇ!涙が出てきそうだぜ。
くるっと皆に背中をむけ、ロッカーに手を置き、深く深呼吸する。

「え〜とよ、阿部?みんなちょっとムキになっただけなんだって。
ホラ、お前さ、昨日の罰ゲームですごい策を発揮しただろ?
だから、ちょっと、みんなさ、お前が華麗に罰ゲームこなすのを
見たくなっただけなんだって。」

何だよ、おだてんのかよ。

「幸い、今回のは期間も長いし、阿部も今日は興奮してるし、
もう、帰ろうぜ?」

確かに、花井の言うことにも一理ある。
今日はもう帰るべきだろう。

「そうだな、今日はとりあえず、帰るか。」

みんなが一斉にほ〜とため息をついてるのが気にいらねえが。
コンビニで田島がよくオナニーオナニー叫んでるのが
モモカンの耳に入ったのかも知れねえな。

しかし・・・・オレに・・・できるのか?
・・・・・・やるしかねえか。

作戦が必要だな。


---終わる---
946小ネタ罰ゲーム 3日目作戦 阿部 :2007/07/22(日) 23:03:26 ID:6WS49AqS
ゴメン・・・もうちょっとだけ続かせてorz
947名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:08:21 ID:33iEAksa
終わると寂しいから続けてくれ!
面白すぎるよ。性格や口調掴んでるしすごい。
948名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:09:35 ID:YWGfumnk
面白すぎるwww
阿部は何使ってんだよオイw

続き続き!( ゚∀゚)o彡°
949名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:22:21 ID:LgkD+FLh
>>947
キャラの性格つかみまくっててすげーなー
>ピョンピョン跳ねんのか!?
阿部もちつけwwwwwwwww
950名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:38:04 ID:L8jVHezW
GJ!すぎっス!
阿部の3回想像してw
続きお願いしまス
951名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:24:35 ID:F7z9rMoC
なんという阿部のノリツッコミ
これは間違いなくずっと田島のペース!
952名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:25:51 ID:y6x6mX2o
保管庫って良作しか保管しないの?
盗作以外にも載ってないのあるね。
953名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:31:19 ID:UycoN1s8
シガポ×シノーカが読みたい
色々と犯罪ちっくだが
954名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:43:19 ID:t0VMDiTa
小ネタ
〜もしも三橋君が自信に満ち溢れていたら

三橋「おれは速球がなげられねぇんだコノヤロー!!
   バッティングも……守備も……打者のクセ暗記も!!
   おれは!
   阿部くんに助けて貰わないと一生投げられない自信がある!!」
955名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:45:37 ID:RPLgYiJt
>>954
何故かジョジョのトーキングヘッドが頭に浮かんだ
956名無しさん@ピンキー
>>952
なんか収録ミスされたのってあったっけ?
自分はよくわからんが、作品のタイトル名を書いて知らせてあげればいいと思う。

今スレはパクリ騒動があってスレ住人はもちろん、保管庫の管理人さんも混乱しとったから
ちょいとミスがあってもしょうがないよ。