【封神演義】藤崎竜総合エロパロ【Waqwaq他】

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1名無しさん@ピンキー
ここは週刊少年ジャンプに連載されていた講談社文庫・安能務氏原作を
オリジナル色をふんだんに加えて漫画化した「封神演義」をはじめとする藤崎竜氏の
作品のエロパロスレです。最近見かけないので、勝手に統合かつ立てさせて頂きました。

※sage進行で。
※容量が450KBに近付いてきたら次スレの検討を。
※801はここでは禁止、801板の方でおねがいします。
※女性化・女体化はシチュエーション・スレへ。
※職人さんは投下時1レス目か名前欄などをご利用の上、カプやシチュをご明記
 下さるようおねがいします。
※荒らし・煽り・叩き等はスルーしましょう。レスしないのが賢明です。

過去スレ
今こそ封神演義で!3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103600916/
今こそ封神演義で!2
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058888045/
今こそ 封 神 演 義 で !
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053402676/
【Waqwaq】藤崎竜総合エロパロ【サイプラ】 (実質1)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1095755114/
【Waqwaq】藤崎竜総合エロパロ【サイプラ】 (実質2)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106984352/

過去作品まとめページ 2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
2名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:34:32 ID:7s2vy/SV
ぬるぽ
3名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:03:34 ID:gxn22+AP
即落ち防止に前スレのレオ神リレーを再録します。
4レオ神リレー1:2007/06/16(土) 01:04:29 ID:gxn22+AP
「私がしてさしあげる事なんて、これくらいしか…」
そういって神はおもむろに立ち上がり、
若干震える指先でスカートのジッパーに手をかけ保守

はらりと床に落ちたスカートが花のように広がる。
清楚な白い下着を晒したまま、神は制服の上着に指を伸ばし保守

防人と呼ばれた少年はごくりと喉を鳴らした。
体の中心に集まる熱い衝動を、どうにも制御できないまま保守

制御できないまでも、少年は、ふるえる手で、神の頬をおおう。
神は、その大きな瞳をゆっくり閉じて保守

少年の唇が、神の柔らかなそれにそっと重ねられる。
誘うかのように神の舌が少年の口内に差し入れられ保守

やがてくちづけは獣の如く激しさを増し
乱れた吐息の下、舌の絡み合う水音が聞こえる。
次第に少年の強固な理性は崩れ始め保守
5レオ神リレー2:2007/06/16(土) 01:05:28 ID:gxn22+AP
それまで少年が必死になって隠してきた、酷薄な感情が露になろうとしていた。
抗わねば。神、お前がそんな事をする必要は無い。
そう、必要無いさ、そんな嘘は。欲しいんだろう?
神の頬の体温を掌から引き剥がせず、空いていた腕で細い体をも引き寄せてしまう。
僅かに震えるその熱は触れた胸から、腕から、肩から、少年のそれを灼く。
――足りない。もっと、もっと深くだ――
痺れた脳は瞼の闇の奥に灯る一点をのみ目指して知覚を鈍らせ、
それゆえ少年は扉の陰に息を潜めて震える影に気付かないまま、腕に力を込めた。保守

少年より一回り小さな影は、震えながら、凍り付いたかのようにそこから動けないでいた。
「んっ…レオさん…」神は、抱きしめられた手に答えるかのように、両手を少年の首に回し、
更に貪欲に舌をねだって保守。

神の甘い舌を貪りつつ、少年の手は制服の下で、小さな金具を外す。
手をなめらかな背中から胸元にすべらせ、ゆるんだ下着が守っていたふくらみを
ためらいがちに包みこみ保守。

「…レオ……さん」
手のひらにすっぽりと収まったまろみを壊さぬようにこね回すと
長い戦いでささくれた指の先が、やがて彼女すら気付かぬ内に膨れ上がった先端に保守。
6レオ神リレー3:2007/06/16(土) 01:06:31 ID:gxn22+AP
固く尖ったその先端を、その指でくりくりといじると、
少女の体内を、まるで電流が走ったかのように感じられ、躰がピクリと反応して保守。

「あっ…」
神は思わず声を漏らし、頬を赤く染めた。そんな彼女が愛しく、
同時に少年の欲望を煽る。
「…じかに、見せてくれ」
レオは、神の白い上着をたくしあげて保守。

神は、きゅっと目を閉じる。
「綺麗だな…」
小ぶりだが、形が良く、桃色の果実がのったそこをレオはまじまじと見つめる。
「あんまり、見ないで…」
自らの胸にコンプレックスを持つ神は、耳まで真っ赤にして戸惑って保守。

「そいつは無理な相談だな」
白磁のごとく白い丘の頂へ、レオはわずかにためらいながら唇を寄せた。
「あ、んっ…?」
熱く濡れた粘膜に敏感な果実を吸い込まれ保守

淡い色の果実を舌で転がすと、神の細い両脚がガクガクと震え始める。
「あっ…レオさん…レオさん…私…」
か弱い手がレオの背中にまわって、必死に服をつかんだ。
「もう、立っていられないのか…?」
レオは神の体を抱きとめ、ちらりとベッドへ視線を送って保守
7レオ神リレー4:2007/06/16(土) 01:07:39 ID:gxn22+AP
レオの腕の中で、神は震えながらも熱を帯びて潤んだ瞳で見上げる。
それは、少年の中の灯をさらに煽る。
所謂「姫だっこ」で、神の軽い体を抱き上げると、ベッドまで運び、その身を横たえさせ、
自らは、上着を脱ぎ捨てて保守。

想像することすら出来なかったレオの精悍な胸があらわれて、
神は小さな声を上げるとともに、反射的に目を覆った。
そんな初々しい反応にレオは優しくほほえむと、瞼を覆っていた手をそっと引き剥がし
神の指先に恭しく口づけを捧げて保守。

「レオさん…王子さまみたい…」
神はぼんやりし始めた思考の中、うっとりとレオを見つめる。
レオは顔を真っ赤にして照れながらも、神の上着に手をかける。
「あっ…」
上着をブラごと抜き取って保守

上着を脱がされ、身につけたものはショーツと黒のハイソックスとなって、ベッドに横たわる神。
「やだ…、私、小さいから恥ずかしい…」
咄嗟に両手で胸を隠す。
「どうして、そんなことを気にするんだ?」
レオは心底不思議そうな表情で尋ねた。
そっと神の両手を引き剥がすと、自分の両手の指と絡ませ、神の首筋に顔を埋めて保守

「きゃっ……」
レオの鼻先が、くちびるが、そして舌が神の首筋をなぞる。
あたたかく赤い血の筋が走るその上をそぞろに濡らされ、神はあえかな吐息とともに肢体を痙攣させた。
「いいにおいがする」
「……や、ぁ」
神の左手がレオの右手から解き放たれ、彼女はいくらか空を掻いたのち、レオの逆巻く髪に指を埋める。
レオの右手は神の素肌を丹念に愛撫しだす。骨張った肩も、ほっそりした腕も、やわらかな脇腹も。
しかしその手は乳房にも、また秘められた場所へも触れず、
神聖なる儀式のごとく、肌の感触のすべてを味わおうとしているかのようだ。
じらされた神はたまらなくなって、金髪に埋めた左手にゆるやかな力を込めた。
「レオさん…少しだけわがままを聞いてもらえませんか…?」
「……どうした?」
さわって、とささやくことがどうしても出来ず、神は絡まっていたレオの左手を自ら導いて保守
8レオ神リレー5:2007/06/16(土) 01:08:50 ID:gxn22+AP
熱っぽく潤んだ神の瞳は、痛いほど訴えかけているのに、口に出すことをためらう。
そんな彼女をレオは愛おしくてたまらなく、同時にますます欲情を煽られる。
神の手が導いた先には、白い下着が最後の砦の如く、一番大切な部分を守っていたが、
そこは、既に、下着越しでも、しっとりとレオの指を濡らすくらいに湿っていた。
白い布の上から割れ目に沿ってそっと指でなぞると、
「あ…ぁ…ん…。」
神の身体が、ピクリとのけぞる。
そのまま、速度を上げて、割れ目をこすると、中からどんどん溢れくる液体によって、
下着はびちょびちょに濡らされる。
「ぁ…ぁ…レオさん…もう…」
息も絶え絶えに、神はレオに呼びかけて保守

「すげェ…濡れてる」
レオは感じたままを唇にのぼらせただけだったが、そのことばは神の羞恥を煽る。
「恥ずかしい、です……」
誰でもない、レオその人に見られている。そう考えるだけで頭の芯が熱くなった。
神は桜色に染まった目元を手の甲で隠し、自らの体に起こった異変を
レオの目から遠ざけようと、若い柳のような腰を、それと知らずなまめかしく揺らめかせる。
するとしみ一つない神の膝に、熱い、棒きれのようなものが触れた。
「あっ…」
熱を帯びた彼女の体よりも熱いそれが脈打つのを感じ、神はそれがレオの中心だと知った。
思わず声を上げ、反射的に彼の顔を見上げる。すぐそばにあったレオの顔は、既にそっぽを向いていた。
「その……俺も、我慢がきかねぇからよ」
レオさんも反応してくれている。そう思うとうれしくて、そしてレオがいとおしくて、
もっと自分を感じてほしいと、神はおずおずと二人の体の間へ手を差し入れた。
「か、神っ…」
まだ男を知らぬ彼女が手を出してくるとは思わなかったのだろう。レオははっと神を振り返った。
「今度は、私にさせてください…じょうずには、できないかもしれませんけど」
横臥した体を起こそうとするレオを、神はかぶりを振って押しとどめて保守。
9レオ神リレー6:2007/06/16(土) 01:10:10 ID:gxn22+AP
神はたどたどしい手つきで、レオのズボンのベルトを外すとズボンを脱がせた。
下着の上からでも、彼の中心が張りつめているのがわかる。
レオは、彼女の様子がかわいくて、何よりも自分の為にしてくれているのが
うれしくて、されるがままにされていた。
神は、少しためらったが、彼の下着をゆっくり抜き取った。
まず、精悍な胸の割に細い腰が露わになり、それから、下着の戒めを解かれて
自由になったレオの中心がピョコンと顔を出した。
初めて見る男性のソレに、神はうっと息を呑み、暫し目を奪われる。
「そんなの、あんまり、じっと見るなよ…」
頬を真っ赤にした顔を背けて照れるレオのことをかわいらしいと思うと、
不思議と彼の中心まで、かわいく思えてくる。
ソレをそっとなでて、少しためらいつつも、先端に口づけると、先ほどよりも更に
体積が増したような気がして保守

はらりと落ちた一筋の髪を耳に掻き上げ、神は柔らかな唇でレオの中心を上下についばんだ。
汗ばんだ手で握りしめるが、レオのそれは大きく、彼女の人差し指が回りきらない。
その大きさに一抹の不安を覚えたが、かぶりを振って不安を振り払い、ゆっくりと手を滑らせた。
(こう、で…いいのかしら?)
情報としては知っていたが、実践するのは初めてだ。
ひとの体の一部であることを主張するように、鼓動に合わせて脈打つものを、出来るだけ優しく擦りはじめる。
神の頭部にレオの手がそっと触れて、癖のない髪をさらさらとなでていく。
ぎこちない手つきで上下運動を続けていると、じっとりと湿った幹と手のひらの間に
ぬるりと透明な液体が滑り込んで、少し滑りが良くなった。それはレオの先端からあふれていたらしい。
「あの、きもち……いい、ですか?」
「……ああ」
ちらりと見上げれば頭の上で聞こえるレオの呼吸は荒さを増し、彼は眉根を寄せて口を手で覆っていた。
自分の手によってレオが恍惚とした表情になっていることを、神は素直に喜んで保守。
10レオ神リレー7:2007/06/16(土) 01:11:11 ID:gxn22+AP
先ほどの異変が神を再び襲う。
直接男性器に触れているせいだろうか、先ほどレオから刺激を受けて敏感になった
箇所から、また、何かがどんどんと滲み出てくるのを感じた。
足の付け根の部分がもぞもぞと、何だか落ち着かないのを打ち消すかのように、
上下運動の速度を上げる。
恍惚の世界に浸っていたレオは一気に高みに押し上げられる。
「やべぇ…神…出る!」
制止することも叶わず、レオの中心はヒクヒクと痙攣しながら、勢いよく中のモノを吐き出した。
のぞき込んだ神の顔と手に、粘性のある白い液体がかかる。
「神…すまねぇ…」
いつになくレオは焦ってしまう。
「…いいんです。」
神は優しく微笑むと、手についたそれをぺろっと舐めた。
その様子が妙に艶めかしく感じられて、レオの中心に再び血液が集まり始めて保守。

「神…!」
レオはたまらず神をベッドに押し倒す。
「レオ…さん…」
とろんと潤んだ瞳で見つめられると、たまらなさは増幅するばかり。
神の額に、少し開いた唇に、細い肩に、胸の頂の果実に、うっすらと浮き出た肋に、
無駄な肉の無いおなかに、キスの雨を降らせる。
レオの唇が移動する度にピクリと反応する神を彼はたまらなく愛おしく感じる。
そして、遂に秘められた部分を守っていた白いショーツに手を伸ばす。
ゆっくりと下ろすと、蜜が溢れていた部分から、つ…と糸を引いてショーツは名残惜しそうに離れていった。
スラリとした細い足を手で開く。誰の目にも晒されたことのない、桃色の綺麗な「秘められた部分」が
まさに目の前にあって、思わず釘付けになる。
「レオさんこそ…じっと見つめないで…」
レオに見られている、ということが羞恥心を煽ると共に、別の感覚まで引き起こし、
とめどなく蜜が溢れ出る。
レオは引きつけられるように、蜜の溢れ出ている部分に舌を這わして保守。
11レオ神リレー8:2007/06/16(土) 01:12:10 ID:gxn22+AP
「ひゃんっ……」
神は、彼女特有の静けさの中に興奮を隠していた。
感度は高見へ極められており、ひくひくとわななく秘部より溢れ出した蜜をレオの舌がすくい、
割れ目をねぶると水から揚げられた魚のごとく、その華奢な体を跳ね上げる。
レオの舌から逃げようとするかのように、それでいてなまめかしく揺らめく腰を
元防人は大きな手のひらで優しく、だがしかと押さえつけた。
そうして神たる女の、一番敏感な突起を蜜と共に吸い上げる。
「あっ!あ!!レオさ…っ!」
今まで知っていた神からは想像も出来ぬ痴態に、レオは神をもっと乱れさせたくなった。
レオは蜜と肉芽をすすりながら、淫らに濡れた入り口に指先をあてがい保守

指は蜜の源泉を辿るかのように、くちゅっと濡れた音を立てて、中に入っていった。
その襞を持つ柔らかい壁は、初めての侵入者を閉め出すかのように、レオの指を締め付ける。
壁を押し広げるかのように、ほぐすかのように中を掻き混ぜると、静かな室内に水音が響く。
「や…ぁん…!」
神は自らの秘部から立てられる淫らな音によって羞恥心を煽られると共に、
全身を襲う未体験の感覚を受け流せずに、熱く火照った体をよじらせる。
白いシーツの上で、長く美しい若草色の髪をその躰に絡ませ喘ぐ少女。
少年の興奮は高まるばかり。夢中で、指を泳がせる。
「あ…あ…!」
神の息が荒くなり、やがて、くたっと力が抜けてしまった。
レオは指を抜くと、神の視界に入るように、蜜によってぐっしょり濡れた手のひらをかざした。
「やだ…レオさん…」
恥じらいながらも、どこか誘うような色をした「女」の目でレオを見つめる。
その目に吸い込まれるかのように、レオは神の細い腰を血管の浮き出た手で押さえた。
そして、完全に復活した彼の中心を、少女の中心である割れ目にあてがい保守。

一気に突き進みたくなる自身を制して、レオはゆっくりと腰を進めた。
「…………んっ………!」
肉を裂かれる痛みに神は唇を噛んだが、それはレオも同じだった。
敏感なレオの先端を、浅くとはいえ神の肉壁が包んでいるのだ。
ともすればそれだけで果ててしまいそうな己を叱咤し、
またゆっくりと、自身を押し進めた。
「あっ!…あ……ぁ」
シーツをかきむしる神の手を取り、声を掛けようと空色の瞳を覗き込むと
「…だいじょうぶ、です」
涙に潤んだ瞳で、神は気丈にもほほえんで見せて保守。
12レオ神リレー9:2007/06/16(土) 01:14:26 ID:gxn22+AP
決して大丈夫じゃないことは、時折歪む表情から見てとれる。
それなのにあえて、自分を心配させないための嘘をつく神。
「…きゃんっ……!!」
傷口を広げられるような痛みに耐え、レオに耳打ちする。
「わたし…今、すごく幸せです」
「神……」
口づけた拍子にレオの楔が神の胎内深く挿入される。
舌を絡め、痛みが軽減されるようにゆっくり腰を引くレオ。
痛みと快感がない交ぜになったような未知の感覚を覚え、神は思わず声をあげてしまい保守。

「あ…あぁん…!」
神は自らの発した嬌声にとまどいながらも、その感覚に流されまいと、
レオの背中にしがみつくかのように腕を回す。
それに応えるかのように、レオは体重をかけないよう、覆い被さるように
神の震える華奢な躰をぎゅっと抱きしめた。「俺も…!」と小さく呟きながら。
直に感じる体温と、伝わってくる心音に安堵感を覚える。
再び口唇を重ね、舌を絡め合うと、神の頭の芯は、甘く痺れて
貫かれた痛みも和らいでいくよう。
「もう…動いても、大丈夫ですから…」
そうレオに囁いて保守。

耳朶に触れた神の吐息に、彼女がらしからぬほどの激情を秘めていることに気づく。
子犬のように鼻の頭を擦り寄せて唇をかすめ、覗いた空色の瞳は
囁かれた言葉の全てが真実だと告げていた。
「神」
唇をつないで指を絡ませ、なじんだ部位をゆっくり引き離す。
甘い痺れがレオの背筋を駆け、神もまたその痺れに声を震わせる。
「ふ……ぅっ…んん……!」
絡み合う熱が互いの理性を溶かしていく。
神の下肢は知らぬ間に悩ましく揺らめき、レオは己の律動を制することが出来なくなって保守。
13レオ神リレー10:2007/06/17(日) 00:19:38 ID:IEMr1SrQ
神…!神…!!」
レオは夢中で神の躯を揺らし続ける。
その動きに合わせ、妖しく揺れる神の腰、ふわりと浮いたその足は黒のハイソックスを
まとったまま、ゆらゆらと揺らめく。
熱い粘膜の擦れ合いに、レオはこのまま溶けてしまいそうだと感じ、
神もまた、快感だと感じ始めていた。
「あ…っ…ぁん…や…ぁん…!!」
快楽の渦に巻き込まれるかのように、既に押し止めることの出来ない艶っぽい声。
「…んっ…レオ…さ…」
弾む息の向こうで、レオの汗ばんだ背中に回された手が彷徨う。
レオが動きを速めると、彼を包んでいる部分が、きゅっと収縮して保守。

柔らかく濡れた肉がレオをきつく締め上げる。
引き締まった彼の背中に、神の爪が知らぬ内に筋を刻みつけた。滲む血は黒い。
「はっ…あ、あぁ、レオ、さ、もう、もう……!!」
神の嬌声は次第に切なさを増し、より強くすがりついてくる彼女の細い足がレオの腰に絡みつく。
レオもまた神の胎内で思考する力を奪われ、ただただ息を荒らげ、神を揺さぶり続けた。
「……神……!」
「レ、オ……っさ……!!」
最後の嬌声は声ならぬ声。
互いの肌を、汗の滴すら入り込む隙も無いほど押し付け合い、
繋がりあったままで神と防人は狂い果てる。
「あ…あ……はぁ……」
神の奥に、レオの熱が注ぎ込まれていく。
彼女はそれに気づいていながら、またその先の結果をわかっていながら、
レオの体躯に絡ませた四肢をほどかず、思いが叶い、愛しいものとひとつになれた悦びに浸って保守。

繋がりあったまま、四肢を絡ませあったまま、余韻に浸るかのように熱く見つめ合う。
レオは、神の額に汗で張り付いた長い髪を払ってやり、汗で湿った髪を彼の指で梳いた。
そのまま、柔らかな耳たぶに触れながら、呟く。
「護神像(アシャ)が居なくても、願いは叶うんだな…。」
その言葉に神は蕾が綻ぶように微笑む。
レオが、繋がった部分を名残惜しげに抜き去ると、彼が注ぎ込んだ熱が発散するかのように、
どろりと溢れ出るのを神は感じた。
(赤い血と黒い血が混じり合ったら、どうなってしまうのでしょうか…?)
後悔はしていない、むしろひとつになれた悦びに浸りながらも、そんな疑問が頭をよぎる。
「レオさん…」
「…もし、できてしまったら…?」
愛おしげに見つめる深く蒼い瞳を問いかけるように覗き込んで保守。
14レオ神リレー11:2007/06/18(月) 00:37:29 ID:eRNcRQFB
レオの手が、神の頬を包み込む。汗ばんだ熱い手に手を重ねると、レオは彼女の額に口づけ
「聞くまでもねぇだろ」
「……いい、んですか?」

私が――あなたの子供を産んでも?
あなたの妻になるかもしれないのが――私でも?

「何度も言わせるなよ」
レオはそう言い、戸惑いの残る神をきつく抱きしめる。
間近に迫るレオの表情は、恥ずかしさのようなものをはらんで笑みを形作った。
「そうなったら、願ったり叶ったりだ」
そう囁いて、神の唇を求め保守。

神の花びらのような唇が「う、れ、し、い」という言葉を紡ぎ出し、そっと瞳を閉じる。
レオは自らの唇と重ねると、抱きしめた手に更に力を込める。
直に触れ合うお互いの肌が、先程までは、とても熱かったのに、
今はとてもあたたかく包まれているような気がして、少女は少年に体を預ける。
重ねるだけの口づけだったが、どれくらいの間、そうしていただろう。
ずっとこうしていたいとさえ思う。
唇を離すと、ゆっくりと開いた神の瞳から、涙が一滴零れて保守。

「神…?」
一滴に止まらず、あとからあとからあふれ出す涙。
それは、少し前に堪えたものとは違う。
「どこか、痛いのか…?」
「違うんです。その…うれしくて…。」
少女はそう言って、微笑む。
少年は、涙の痕を辿るように口づけ、その身体を
壊れやすいものを扱うかのように、それでいてぎゅっと抱きしめる。
神の白い手もそれに応えるように、抱き返す。
そうして、二人、抱き合ったまま眠りの海に沈んでいき保守。
15レオ神リレー12:2007/06/19(火) 01:46:18 ID:SUo/37nj
うとうとと浅い眠りをたゆたっていた。
剥き出しの胸元に、断続的にかかる微かな吐息でレオは覚醒した。
眠りに就く前の自分たちの嬌態を思い出すと、くすぐったく照れくさい。
なにより――願いが叶ったという思いが、彼を満たしていた。
ずっとずっと、この少女に焦がれていた。いつか結ばれたいと。
「神……」
今、自分の腕の中で眠る少女。
薄い色素に華奢な容姿は、はかなげな印象を受ける。
この幸せは本当に現実だろうか。不意に不安に襲われ、神の滑らかな頬に口づけを落とす。
結ばれたのは夢ではない、そう確認するために。

神もまた、眠りと目覚めの狭間にいた。
浅い意識の下、先ほどのことを思い出す。
それは、恥ずかしくて、照れくさくて、それでいて幸せで…。
まどろみの中見る夢なのかもしれない、と思った。
この世界に連れてこられた頃、夢のようだと、悪い夢なら早く醒めて欲しいと思った。
今は、夢なら醒めないで欲しいと願う。
直に素肌を包むシーツが、ズキリと残る貫かれた痛みが、そして、今、包まれている体温が、
夢ではないことを彼女に告げていた。頬に優しい感触と熱を感じる。
それでも、現実であることを確認したかった。
ゆっくりと瞳を開くと、至近距離にある彼の顔を見上げて保守。

砂漠の空をそのまま填め込んだような瞳に自分が映りこんでいるのを、神は見た。
レオの瞳に映る少女は瞼を緩くひらき、しどけなく歯をのぞかせた唇は愛しい男の名をかたちどる。
「……レオさん」
「悪ぃ。起こすつもりじゃなかったんだが」
囁く声は砂漠の乾燥した空気にかすれていたが、柔らかであった。
眠っていたのはごく短い時間だった所為か、倦怠感の残る腕を持ち上げると
沈みかかった月の光に、小枝のような指が浮かび上がる。
「まだ……夜明けには時間がありますね」
暗がりの中でようやく見える防人のおしるしに爪をなぞらせると、そこから伸びゆく筋肉に沿って指をはわせた。
ひくん、とレオの体がかすかに跳ねる。
「っ……神?」
「私……もう一度だけ、レオさんとひとつになりたい」
遠浅の海の色をした瞳に映った少年の顔が、ゆるりと降りてきた瞼に遮られていく。
神は瞳を閉ざし、無言でレオの口づけをせがんで保守。
16レオ神リレー13:2007/06/20(水) 00:09:26 ID:m1GD6X4i
思ってもみなかった神の言葉に少し驚くレオ。
両手のひらで彼女の頬を覆うと、火照って熱を帯びていた。
心から望んでいることとはいえ、言葉に出したことを恥じらっているためか、
頬を紅潮させている。
レオはそんな彼女のことを心から愛おしく思い、それよりも、同じ気持ちでいたことが
うれしくて仕方がなかった。
彼は、神の少し開いた唇にその柔らかな感触を再び確認するかのように、
自らの唇を重ねる。
少女もその感触に安堵感を覚えるのか、もっと触れ合いたいと、両腕を少年の首にまわす。
それが、お互いの舌を求めあうようになるまでにはそう時間がかからなくて保守。

たっぷりと、心ゆくまで口づけを交わしあう。
ほんの数時間前までは、ただ触れるだけの接吻すら恥じらっていたのが嘘のようだ。
神はレオのたてがみに似た髪を指に絡ませて彼を離さず、
ゆるりと脚をひらいて彼のそれに絡みつかせた。
唾液が糸を引くほど情熱的だった舌がようやく解かれ、
喉元までを埋め尽くした劣情の波に溺れはじめたレオは、彼女の弱い場所をさぐり始める。
どこもかしこもやわらかな肉体を独占する歓喜に、彼は知らず目を細めて囁いた。
「一度だけ?」
「……レオさんのいじわるっ」
囁きの意味を知った神に額をぺちんと叩かれて保守。

「やったな…」
瞳に悪戯っぽい光を浮かべるレオ。
「きゃっ…」
足を絡ませあったまま、ゆっくりと神をベッドに組み敷く。
額に口づけると、顔を少女の首筋に埋める。
舌を這わせると、そのままちゅっと吸い上げる。
「あ…」
熱く濡れた粘膜の感触に、全身がゾクゾクして、ふるりと震える。
思わず仰け反った喉元は、薄暗い中でも、はっきりわかる程白い。
甘く噛んで吸い上げた痕は、透き通るような白い肌に赤い花びらが、舞い散ったよう。
覆うものの何もない胸元にも、赤い花びらをまき散らす。
神はその両手を宙に彷徨わせ、辿り着いたレオの腕にしがみつく。
少年は、その唇で彼女の体の感触を確かめると、わずかに主張する少女の
胸のふくらみに手を伸ばして保守。
17レオ神リレー14:2007/06/21(木) 01:04:09 ID:z79ACbGF
「ふ、ぁ…あ」
悦楽の残り火がまだ燻っていたか、最初に触れられたときよりもっとずっと、
レオの手をはっきりと感じてしまう。
いとも容易く堅さを取り戻した自身の変化に、神はどうしようもなく恥じらい、また歓喜する。
「レオさん…」
神の乳房を赤子のように吸い上げるレオの髪を指で梳きながら、彼を呼ぶ。
レオは悪戯に胸の頂を歯でしごき、目線だけを持ち上げた。
「気持ちいいんです…ものすごく」
レオの手が。唇が。舌が。全てが。
「レオさんのせいですよ?」
含んで笑う声が夜気を揺らす。
時計すらないこの場所で、静寂はこの上なく神の声を艶めかせた。
「だから仕返し。させてくださいね?」
囁く神の微笑は、隠微な慈愛に満ちて保守。

こんな表情もするのか…。レオは、神に目を奪われる。
今夜一晩だけでも、神はいろいろな顔を見せてくれている。
それは、おそらく誰にも見せたことなど無い表情。
それを、自分にしか見せていないのだとと思うと、嬉しくて、幸せで、もっともっと違う顔も見たくなる。
そして、それは同時に少年の独占欲をも煽るようだ。
アシャに貯めこまれた願い、すなわち、欲望には当時の彼には到底理解不可能なものも多かったが、
今はそのうちのいくらかは理解できる気がする。
「仕返し?」
レオが身を起こすと、神も起きあがり、レオの上半身にその身を縋らせる。
「はい、あなたにも…」
神はレオがそうしたように、右手を彼の精悍な胸に伸ばし、細く長い指で胸の突起をつまんで弄んだ。
反対側の胸に口づけ、その形の良い唇で軽くくわえると、小さな舌で先端部を転がした。
そのまま、ちゅっと吸い上げて保守。
18レオ神リレー15:2007/06/22(金) 00:08:51 ID:cHWV17tz
少年の胸に唇が吸い付くいやらしい音が、レオの荒い息に紛れて聞こえている。
隆々とした、それでいて不快さを感じさせない筋肉のラインをなぞり
神の細い指がレオの肌の上で舞い踊る。
レオの体を愛撫する内、新たな蜜が内股を濡らすのを感じて、神は密やかに膝を擦り合わせた。
「は……っ」
絞り込まれた少年の体は、神に愛でられるたびに小さく跳ねる。
胸の先端から口を離し、唾液に濡れたそれを爪で弄いながら神が囁く。
「敏感なんですね…」
「う……うるせぇよ」
女の手に翻弄されているのが気恥ずかしいのだろう。
胸に抱き留めた少女から顔を背けるレオが愛しくて、神は言葉を重ね、言葉で彼を愛した。
「こういう言い方はお嫌かもしれませんけれど」
金の後れ毛に半ば隠れた耳朶に、触れるか触れないかの唇は、それだけで少年の肌を粟立たせる。
「かわいいですよ、レオさん」
赤い唇からのぞく白い歯で、彼女はレオの耳を甘噛みして保守。

気恥ずかしさと心地良さに火照ったレオの熱が耳朶から神に伝わる。
「女が男に言う台詞じゃねーな…。」
レオはそう呟くが、思いとは裏腹に反応してしまう自身。
神は、自らの足に触れているものが、固く、熱く変化しているのに、気付いた。
「レオさんたら…」
うっとりと目を細めると、既に露わになっているその部分を両手で包む。
やっぱり大きいなと思いつつも、そこが自分を愛してくれたのだと妙な感動を覚える。
最初のように優しく擦り始める。やがて、自らも落ち着かず、そわそわしてしまう。
レオはそれを見逃さなかった。少女の茂みに手を伸ばすと、既にとろりと溢れた蜜が彼の手を濡らす。
「もうこんなに濡らしてンのか…」
やはり恥ずかしいのか、今度は神が頬を赤らめ、目をそらす。
お構いなしに彼は、割れ目に沿って撫で続ける。絶え間なく蜜があふれ出す。
少女も、休めていた手を再び動かすと、そこの体積が膨れあがるようで。
そうやって、向かい合ったまま、お互いを刺激しあう。
やがて、少年の指は一度彼を受け入れた裂け目に導かれていき保守。
19レオ神リレー16:2007/06/23(土) 02:11:51 ID:+LBGHYan
ちくちくと濡れた肉をかき回されて、神の背筋がぞくりとふるえる。
「…俺が中で出したの、もう吐いちまったのか?」
肉の裂け目から抜き取られたレオの指はぬらぬらと光を反射しており、
神の中からあふれた白濁は、新たな女の蜜で薄められているようだった。
はしたない蜜が、白濁を押し出すほど大量に溢れているのは、ひとえにレオの所為だ。
言ってやりたいのはやまやまだが、神はささやかな仕返しをたくらんでいた。

唇に押し当てられた彼の指をひと舐めして、神はふわりと笑む。
「レオさんこそ…」
若草の頭を下げ、優しく握りしめたレオの中心に顔を近づける。
癖一つない頭髪が、レオの膝をくすぐって流れた。
先端に滲んだ透明な液体と、全体から立ち上るオスのニオイに、神の本能が揺らぐ。
「こんなに……苦しそうに痙攣してらっしゃいますわ」
少年の脚の間から笑いかけると、何かを言おうとしたレオをよそに、
天井を向いてそそり立つ先端に唇を捧げ保守。

神は、レオの先端から滲み出した液体をその小さな舌でぺろりと舐め、先端を軽くついばんだ。
それだけで、痙攣は激しくなっていく。
彼女は、片手で彼の中心を支えると、その根元から、先端に向かって
丁寧に、袋の部分も余すことなく舐めていく。
「ふ…うぅ…」
レオは、必死にこらえてはいるものの、荒くなる呼吸、膨れあがる自身に、快感を隠すことはできない。
「こういうのは、如何でしょうか…」
神はその小さな口いっぱいに、大きく膨れあがった彼の中心をくわえると、そのまま、出し入れを繰り返した。
口で、などという行為を知識では知ってはいたものの、ある意味、軽蔑に類するものだと潔癖な
少女は感じていた。しかし、今、自分から進んでそのような行為に及んでいる。
そのことを自嘲しつつも、レオが悦んでくれるのが嬉しい。
はらりと流れる若草色の髪を、レオの無骨な指が掻き上げていく。
温かく濡れた粘膜の感触に、彼の最も敏感な部分は制御不能となる。
「駄目だ…神…!」
神の口の中に苦い味が広がって、思わずむせかえる。
「すまねえ…」
「へいき…です」
神の背中をさすりながらも彼女をゆっくりとベッドに沈めるレオ。
妖しく瞳を煌めかせると、
「次は俺の番だな…。」
その両手で少女のか細い足を押し広げて保守。
20レオ神リレー17:2007/06/24(日) 00:58:39 ID:bTMDI6F9
そこは既にトロトロの蜜がとめどなく溢れ、むせかえるようなメスのニオイに、
レオは貪るように舌を這わせた。
「や…ぁ…ん…」
すっかり敏感になってしまった神のその部分は、レオの舌の動き一つ一つを感じてしまう。
その感覚に彼女は体を弓なりにして、喘ぎ続ける。
彼は、それに止まらず、蜜をすすりながらも、彼女の一番敏感な花弁の先端部分を刺激し続ける。
「あ…ぁ…」
押し寄せてくる感覚に、どうしようもない気持ちよさに、身をよじらせるしかなくて…。
「オマエこそ、こんなに痙攣しちまって…」
そう言いながら、彼女を焦らすかのように攻め続ける。
「レオ…さ…、もう…はやく…」
熱に浮かされたかのように、足りない何かを欲する本能が彼女を支配する。
レオもまた、そんな彼女を求める気持ちを抑えきれない。
遂に、自身を再度、彼女の中に侵入させるべく腰を押し進めて保守。

「あ、あ……あ!」
肉を掻き分け押し入ってきたレオのそれに、神は歓喜の喘ぎに背筋を逸らす。
弓なりに反り返った胸にうっすらとあばら骨が浮き、淡い胸の頂は存在を主張して背伸びした。
「っ…くゥ……」
あれだけ堪能したはずの神の秘肉は、新たな新鮮さでレオを締め付ける。
いとしい女神と再びつながりあった快感に、レオは図らずも眉をひそめ、女のように感嘆の声を上げた。
「あぁ……奥まで…来てる……」
腹の奥底にごりごりと当たる先端を知覚して、神はうっとりとつぶやく。
陶酔しきった瞳が、差し入れただけで絶頂しそうになっているレオを捉えた。
「……あ……神……」
「レオさん……動いても…いい、ですか?」
私は何を言っているんだろう、自分から動くだなんて。
神は自らの発した言葉をどうしようもなく恥じ、
同時にそれが魂の底からレオを求めている本心であることに気付いて、
そのたおやかな腕をレオに向けて伸ばし保守。
21レオ神リレー18:2007/06/24(日) 23:02:15 ID:SUQt56Ic
レオは伸ばされた腕を取って、その細い体をぎゅっと抱きとめ、神ごと身を起こした。
繋がりあったまま、向かい合って座った姿勢となる。
神自らの体の重みによって、更に強まる結合感。
彼女は、思わずレオの体に四肢をしがみつかせる。
ちらりとレオの瞳を覗くと、うっとりと彼女をみつめる彼の視線とぶつかってしまった。
どちらともなく、唇を重ね、舌を絡み合わせる。
上も下も繋がりあい、ぎゅっと抱き合っていると、お互い、
ひとつの生き物のような気がしてくる。
生まれた時代も、血の色も、二人の体が別々であることさえも、
今の二人にとっては、考えの及ばないことだった。
それでも、彼女は彼をもっと感じたいと、自らの腰をくねらせる。
「あ…あ…ぁん…」
レオは、その動きの艶めかしさに瞳を奪われると同時に、
どこまで広がっていくか見当もつかない快感をもっともっと共有しあいたいと、
突き上げるように動きはじめて保守。

ひそやかな闇に、リズミカルな水音が響いて溶ける。
一度はレオの腰に絡みつかせた脚を、神はそっとほどいて寝台に膝をくっつけた。
下から突き上げてくるレオの動きが気持ちよくて、腰のあたりがじんじんと痺れていたが
神の身体は本能的に膝を立て、レオに併せて上下した。
「んんっ……はぁ、っ!」
レオの肩に額を押しつけ、薄目で仄明るい室内を臨む。
僅かな距離を置いてレオの厚い唇が見えた。
きりりと引き締められていたそれは激しい運動によってしどけなく開かれ、
荒い吐息と微かな声をこぼしている。
喘ぎ喘ぎ、神はレオの唇を奪う。唾液に濡れた舌を突きだし絡めれば、
神の中でレオがまた大きくなった。
「呼んで」
快楽に溶けた容で、レオが甘くねだり、囁く。
「アンタに呼ばれるの、すげぇ、気持ちいい」
身体のいちばん深い場所から求められ、神はやわらかに微笑んで保守。
22レオ神リレー19:2007/06/26(火) 01:36:54 ID:G/brxEay
「レオ…さん」
神は彼の耳元で熱い吐息と共に囁きかける。
その声で、その唇で自分の名を奏でられるだけでも特別なことだと、幸せなことだと
感じていたのに、人の欲望とは果てないもので、レオは貪欲に彼女を求める。
激しくなる動きは、もっともっとと、彼女にねだり続ける。
「ああ…レオ…さん…、レオさん…レオさんっ!!」
愛しい人に求められることが、こんなに気持ちが良いことだとは…!
神は、雪崩のような快楽に押し流されるまま、レオに合わせて体を上下させると、
彼女の身体の中ですっかり大きくなった彼の動きの一つ一つを感じることができた。
「あ……あ……!」
腕を伸ばして、レオの背中に手を回して、しがみついた。
激しい動きによって、お互い汗だくになっていたが、今はそれさえも心地良い気がした。
「神…!神…!!」
収まりそうにない勢いで、二人そのままベッドに倒れ込んで保守。

己の子宮がきゅんと鳴くのを感じて、なめらかな少年の背中に、神は爪を立てた。
爪痕は今宵、幾つ目になるかも知れず、それでも肢体を駆けめぐるもどかしさは治まらない。
触れ合う肌の全てを少年にこすりつけても、満たされるだけ、切なさは一層高ぶってゆく。
「レオ、さん…っ…私も、名前で……呼ん、で」
激しく揺さぶられ、舌を噛みそうになりながら神は防人に懇願した。

「今、は、あなただけの…ひとで、いたい」
神とは人々に求められる存在。あまねく全てに手をさしのべるべき存在。
けれどこうして、たった一人に全てを委ねる今は、神でも防人でもなく、
互いにただ一個人でありたかった。

【私、松田って言います】
レオの脳裏に、鮮やかな色彩で記憶が蘇って保守。
23レオ神リレー20:2007/06/27(水) 21:08:06 ID:fvMLfHsT
かつて、彼の世界は、耐え難い頭痛と、機械への憎しみによって色を喪っていた。
そんな彼に光を与えてくれたのが、彼女だった。
心から感謝をしているが、今はそれ以上に、狂おしいほど愛おしい。
記憶と共に、そのような感情まで呼び覚ます。
不意にレオの動きが止まる。
「か…、イヤ、ま…つ…だ…?」
少女の潤んだ瞳を覗き込みながら、囁きかける。
「うれ、しい…です」
ぱあっと破顔する少女。
自分は神なんかじゃない、ただの女の子だ、そう心の中で叫び続けていた。
今、一人の女として愛されていることを実感し、歓喜する。
もっと、とレオの体を引き寄せると、その腰に自らの足を絡めて保守。

「マツ、ダ」
呼び慣れないその御名を、レオはたどたどしく繰り返した。
神ははどこか淫らがましい微笑で、喘ぎの隙間にレオを呼ぶ。
「…レオ…さ、ぁん……っ」
「マツダ…マツダ」
真名(まことな)を呼ぶたび、擦り合い粘つく水音が大きく弾けるたび、背中に刻まれる黒い傷が増えてゆく。
「は、ぁンっ…レ・オさん…レオ、さ……あぁッ!」
とうの昔に乱れきったシーツは既にどちらが縦か横かもわからない。
上も下も分からぬほどに互いが互いを狂わせて、くしゃくしゃに絡み合いながら貪りあう。
「もう、わた、わたし…我慢、できませ……っ…」
「イきたいのか? マツダ」
レオの肩にかじりついた彼女の耳に問いを吹きかけると、細い肢体がぴくんと跳ねて、
一瞬だけ内に飲み込んだレオを、一際きつく締め上げた。
絹のような御髪が揺れて、濡れた瞳とかち合う。
「い………イき、たい……です」
もう何度も果てているのに、露骨な言葉を口にして、神は羞恥に顔を伏せ保守。
24レオ神リレー21:2007/06/29(金) 18:54:58 ID:DxwGgTsc
んな淫らな行為の最中でさえ、神は彼女独特の清らかさを失っていないことに、
レオは何故だか安堵する。
今や、艶やかさを同居させるその表情が、彼を呼ぶその喘ぎが、
汗ばんだその身体から漂う彼女のニオイが、
そしてなにより、彼女の濡れた熱いその部分によってきつく締め上げられることが、
何度も果てたはずの彼をまた頂点に押し上げようと作用する。
「マツ、ダ…オレも…一緒に…」
頂点に向って止めることさえできず、神の身体を揺り動かす。
神もまた、その動きに腰を揺らめかせ、もどかしさを打ち消すためか
彼にしがみつき、肌をぴったりと密着させる。爪は彼の肉に食い込むかのようだ。
ある瞬間、不規則な痙攣と同時に何かが弾けたような感じがして、
低い呻きと、一際高い嬌声が静かな室内に同時に響く。
「あ…ぁ…!」
神の腹の中に、レオの放った熱がじんわりと広がって保守。

既に先程吐き出されたレオの白濁は大方を掻き出され、
その中に混ぜ込むようにして新たな熱が迸る。
滾る熱に内側から焼かれ、絶頂にふるえる神の意識は宙を舞った。

どれほど意識をとばしていただろう。
神は、艶やかな頭髪を撫でる手のひらに、ようやく正気を取り戻す。
「少し、無理させちまったな。すまねぇ」
「謝らないで」
しょんぼりと呟くレオに顔を向けると、彼の逞しい上腕が、彼女の頭を支えていることに気が付いた。
謝罪を口にする彼の唇に、神は人差し指をそっと押し当てる。
「私がお願いしたことですもの…ね?」
言って微笑うと、レオははにかんで笑う。そうだな、と掠れた声で囁いて。

「水浴び、するだろ?」
不意に、神の身体がふわりと浮く。レオが彼女を抱え上げたためだ。
「え、でも」
こんな夜中に浴場へ? と神は遠慮がちに尋ね保守。
25レオ神リレー22:2007/07/01(日) 01:55:39 ID:7hQrqgNn
大丈夫、とレオは安心させるように神に眼で答える。
部屋に備え付けの浴室のドアを開ける。
「何、これ?すごくステキー!」
一部屋の備え付けとは思えない程広く、豪華な浴室で、
砂漠の中の建物であるのに、なみなみと湯をたたえていた。
全てコンピュータ制御の建物のためか、いつでも使えるようになっているらしい。
「一体、誰の趣味だ…?」
二人の脳裏に、自らを赤い血の神だと名乗ったあの黒い影が浮かんだが、考えないことにした。
「気持ちいいですね…」
「ああ…」
先ほどまで、あんなに熱く肌を重ねていたのに、こうやって向かい合っていると、
お互い何だか照れくさい。それを打ち消すように、
「レオさん、お背中、お流ししますわ。」
彼の背中に眼を向けると、無数の黒い傷に気がついて保守。

「あ…」
つるりとした皮膚に走る爪痕が、全ておのが手によるものだと気付いて
神はせつなく目を眇めた。
「痛みませんか?」
「何がだ」
素知らぬ振りは彼なりの気遣いか。
「もぅ、レオさんったら」
レオの強がりがかわいくて、神は淡く微笑んだ。

「…はぁ……」
傷に障らぬよう気を付けながら、神は手ずからレオの汗を流した。
時折胎の奥から白濁が、白い太腿を伝い落ちてきたが
逆流する感覚に打ち震える貌と切ない吐息は、
背後にいたためかどうやら知られずに済んだようだ。
「今度は俺が洗ってやるよ」
背中一面を泡だらけにしたレオが、顔だけをこちらに向けて保守。
26レオ神リレー23:2007/07/03(火) 06:33:20 ID:dEXwgJ94
その様子がかわいらしくて、神はクスリと笑う。
「はい、うれしいです。」
レオはそうやって彼女の背中を目の当たりにすると、その細さ、白さ、そして
柔らかさを再度実感してしまう。力を入れすぎないように、加減し、泡立てる。
再び、共に湯船に入ると、お互い同じ石鹸の香りが漂って、何ともいえない
心地よさに浸ってしまう。
「ありがとな」
「レオさんこそ」
二人、そんな様子が可笑しくて、ぷっと吹き出してしまう。
神は、その長い髪を洗って、タオルでまとめあげていた。
普段はそんなに目にしない彼女のうなじと、鼻を付くシャンプーの香りに
レオは引き込まれそうになる。
彼女の透けるような白い肌は、湯に火照っていたのか、暖色の照明のためか
うっすらとピンク色に染まっているようだった。
彼は不意にその柔らかな肌に触れたくて、神を後ろから軽く抱きしめて保守。

「……あ」
水の浮力に助けられて、神は容易くレオの腕の中へ。
湯に濡れ、湿り気を帯びたレオの唇が白いうなじを軽くなぞる。
「さっき、気が付いたんだが」
「何でしょう?」
うなじに唇を当てたまま囁かれて、神はくすぐったさにふふ、と笑う。
「溢れてきてんだろ?」
今度はレオが笑う番だった。
左手で神の腰をしっかりと押さえ、右手を細い足の間に滑らせていく。
入浴剤かなにかだろう、とろみを帯びた湯は慌てて脚を閉ざした彼女の抵抗を裏切り
レオの指を目的の場所へ助けてしまう。
「きゃぅン」
堅いつぼみに戻った淫唇はレオの指で半ば強引にこじ開けられ、
そこからはやがて、白い液体が漂いはじめる。まるで水の中へ静かに落とされた絵の具のように。
「ほらな。……栓、してやるよ」
湯の所為だけではない、赤く染まった神の頬に後ろから口づけ、彼は神の奥へと指を忍ばせていって保守。
27レオ神リレー24:2007/07/06(金) 03:41:59 ID:dDKwPaPe
「や…」
差し入れられた感覚に彼女は足掻くが、それは無駄な足掻き。
彼女が脱力すると次第に、さざめいた水面が静かになる。
レオは奥へと忍ばせた指で彼女の中を掻き混ぜる。
「あ…」
明らかに入浴剤とは異なるとろみが、彼の指にまとわりつく。
「感じてンのか?」
彼女の耳許で息を吐き出すように囁きかける。
お互い疲れているはずなのに、身体は反応してしまう。
「いじ、わる…」
羞恥と快感とが入り交じり、紅潮した頬に潤んだ瞳で、半分泣き出しそうな
表情で神はレオを見つめて保守。

「おかしいですよね、こんなに疲れているのに」
湯に当てられただけではない身体の火照り。
あとからあとから止め処なく溢れてくる白濁のように、
神の中に湧き出た劣情は枯れることなく肢体を満たした。
「あんなにあなたを求めたというのに」
上の唇を通じて溢れ出した劣情は容易く伝染し、
淫れたその声に当てられて、レオは知らず目を眇める。
「まだ欲しくなって…欲張りですね、私」
ぬめる湯を掻き分けて、神の手が脚の間へと降りていく。
硬く締まったレオの指に自らの指を絡めると、彼女はゆっくりと腰を降り始めた。
「………っ」
彼の指で自慰とも取れる動きをはじめた神を、レオは保守。
28レオ神リレー25:2007/07/08(日) 01:56:25 ID:t2Fr9Oxn
「マツダ…?」
彼女の動きに水面が激しく騒ぐ。
「あ、ン…」
彼女の動きにあわせて、取り込まれたレオの指も蠢く。
熱く濡れた内壁は更に熱を帯びてその指を締め付けると同時に、
白濁を押し流す蜜が絡みつく。
彼の体内を支配する劣情は、燻っていた灯を煽るのに十分すぎるほどだった。
「欲張りなのはオレの方だ…。」
レオは差し入れた手とは反対の手の掌で、神の熱く火照った頬を覆うと、
彼の方へ引き寄せ、彼女の濡れた唇を奪って保守。

「ンッ、ふ……」
舌を深く絡め、指で自らを慰めるが如き神の、
やわらかな白桃の割れ目にレオの剛直がぴたりとあたる。
のぼせるほどの熱に頭をやられて、くらくらする。
それでもレオは劣情に溺れる少女を目の前にして、
熱が冷めるのを待てるほど辛抱強くない。
「……神……っ!」
秘部を嬲る手はそのままに、掘り下げられた浴槽の縁に神の手をつかせ、
盛りを迎えた犬のように背後から覆い被さった。
肉芽を嬲っていた手で秘部を押し開き、ゆっくりと剛直を差し込んでいくと、
湯と蜜と混じり合った白濁が彼女の白い太腿を伝い落ちて、ぱたぱたと何度も水面を叩く。

「あぁっ……はぁ…くゥ…………んっ」
「……見ろよ、神」
レオが指し示したのは、誰の趣味か、必要以上に大きな鏡面。
そこには背後から秘部を嬲られ、その手をいとおしそうに掴む髪の姿。
曇り一つない鏡には、彼女の、そしてレオの、情欲に濡れた顔がはっきりと映し出されている。
「やっ……レオさん、いやです…!」
「ちゃんと見てろ、マツダ」
囁きと共に耳の穴を軽くねぶられ、神は鏡に映る自分が淫らがましく背を逸らすのを見た。
「ひゃ…ぁんっ!」
「挿れるところも、イくところも、ぜんぶ見せてやるから。ちゃんと見てろ」
29レオ神リレー26:2007/07/09(月) 20:35:21 ID:PpX6Plhw
レオは片手を神の秘部から下腹部へ動かし、彼女の腰を固定させると自らの腰を
ゆっくりと押し進めていった。
「…んっ……深…っ!」
彼の先端が身体の奥深くまで届いているのをはっきりと感じ、彼女の身体がビクンとはねる。
何度目の挿入だろうか…レオは差し入れるたびに、彼女の身体と自らが馴染んでいくような気がして、
不意に目を細める。
「…マツダ」
神が拒否の言葉を放ちながらも、目を離すことができない大きな鏡面には、
淫靡さをたたえた微笑を浮かべる見知らぬ女が映る。
(あなたは……わたし…?)
悦楽に溺れた自らへの問いかけも、更なる快楽に押し流される。
レオが動き出すと、神もその動きにあわせて淫らに腰を動かす。
その動きに水面は波立ち、神の髪をまとめ上げていたタオルが外れ、はらりと湯に沈んでいった。
熱い粘膜の擦れ合いから、2人の全身に電流のように快感が広がっていく。
「あぁ…っ……ん…っ」
同時に、彼の左手は少女の左胸を包み込むと、すっかり固くなったその頂が彼の指に触れる。
柔らかな胸をてのひらでこね回しながら、指先は頂を弄んだ。
それだけにとどまらず、彼は、彼女の白い背中にむかって、汗の滲んだうなじから舌を這わせる。
「あ…、レオ…さ…、もぉ…、ダ、メ…」
何箇所も同時に攻められ、押し寄せる感覚に襲われ、彼女の足はガタガタと震え始めて保守。

じゃぶじゃぶと波打つ湯の中で、海藻のように若草の髪が揺れる。
けだもののような格好で、ふたりは肉欲に溺れていった。
「あぁっ、あ、あ!」
うなじから耳の後ろへレオの舌が移動してきて、それは更に神の性感を燃え上がらせる。
今にも遠くへ飛びそうな意識をつなぎ止めながら、神は鏡越しにレオを見た。
彼は濡れて色を濃くした金色の髪を額に貼り付けて、とろけそうな瞳で組み敷いた女を見ている。
そう、彼もまた鏡越しに。
「どうだ、自分のエロ顔。たまんねぇだろ」
「や……っ、あ、ふぁぁっ…!」
ぐいと上体が持ち上げられて、浴槽の縁に膝立ちさせられる。
脚の間には繋がったままのレオの下肢があり、神は更なる淫猥な鏡像を見せつけられた。
「ほら、あんたの中に俺のが出入りしてる。見えるだろ?」
もう少しで達することが出来るというのに、レオはわざと神を焦らしているのだろうか、
神の腰を掴んでスピードをコントロールしてしまう。
ゆっくりと出し入れされるそのもどかしさに、神は限界を迎えて堪らず叫んだ。
「お願い……っ、焦らさな…ぃで…!…い、イかせて…くださ…ぁ…!!」
30名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 06:44:28 ID:Kb9J0nf0
>彼女の足はガタガタと震え始めて保守

これは間違い?
つか新スレ出来てたのを今はじめて知った。>>1乙。
31名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:57:21 ID:ZsPA1MWC
>>30
保守リレー文をそのまま2レス分ほど貼り付けているから、
文中に「保守」が来ることもあるのです。

…やっと、ヒトが来てくれましたね。いくらか書き込みがあれば良いのですが。
32名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:00:31 ID:6ppfSggM
はーなるほど。ありがと、分かってなくてごめん
自分はエロ書けんからロム専になりますがぼちぼち覗くよー
33レオ神リレー27:2007/07/12(木) 22:54:08 ID:1iwAiAc7
腰をつんと立てて、四つんばいになった神の叫びにレオは繋がったまま、
湯船から出ると、彼女の細い腰を掴んだまま、その背中に覆い被さった。
その様子はまさに獣の様相であったが、彼もまた今にも達してしまいそうになっており、
そのようなことを考える暇もなかった。
頂点に向かって、スピードを増していく動き。
結合部の擦れ合い湿った音は、泡だった音に変わっていった。
「ぁん…あ…あ…っ!」
神は片手をレオの腕にしがみつかせる。
「神…っ、イ…く…っ!!」
レオが大きく動くと、フラッシュを浴びたように二人の頭の中が真っ白になる。
「ああぁ…!」
一際高い啼き声が、湿った浴室に響き渡った。
「う…」
低い呻きと共にレオの最後の滾りが彼女の胎内に注ぎ込まれていく。
神の両腕は、支える力を失い、前のめりに崩れ落ちて保守。

冷たいタイルの上に崩れ落ちる神を、レオはとっさに抱き留める。
さすがの防人も疲労が溜まり、腕の力は緩かったが、
女一人と位置を入れ替えるくらいは造作もない。
胸板の上に彼女を載せると、下肢に絡みつく残滓が粘っこい音を響かせた。
「神」
腕の中で、神は激しく肩を上下させている。彼女もまた疲弊していた。
それでも彼女は呼びかけに答え、藍色の瞳でふんわりと微笑む。
それ以上、言葉はいらなかった。
情交の後らしい接吻を、飽きることなく繰り返す。

「ほんとうは、一度だけでもレオさんが来られればよいのですが…」
慈しみあうキスの中、神は少し恥ずかしげに呟いた。
「両親には、私から説明してきます。そうしたら、戻ってきますから」
レオは言葉を最後まで待ち、神の額に軽く口づける。
無言で続きを促され「言っていいよ」と言われているような気配に、神はうれしくなる。
「ちゃんと、待っててくださいね」
「ああ。……遅くなるようだったら、迎えに行く」
レオもまた優しく笑んで保守。
34名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 13:21:20 ID:XETdXd/n
保守age
35名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:07:17 ID:Kmqo3Eel
ふと気付いたんだがこのスレ、保管庫管理人さんにも認識されてないんだな…
封神演義関係は倉庫行きのまんまだorz
という訳でもういっちょage
36名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:15:01 ID:JpI61FZr
>>32
エロ無しでも構わないから何か書いて欲しい
37名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 11:38:46 ID:edYHxk5Q
天祥はあったっけ?
38名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 19:25:23 ID:W8ZI9e59
>>37
天祥の作品は無い筈
登場の割合の割に女性との絡みが想像出来んせいかな
39名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 18:10:59 ID:ua1Jeu/g
大人になった天祥とかならいけそうだよね
40名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 18:23:45 ID:nCG1M1RA
大人になった天祥て仙界伝弐のようなのとか?
何であの髪型なのか未だにすごい疑問です

>>36
ごめん、自分は所詮カプ厨だからここに載せられるようなのは無理だと思うんだorz
41名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 20:37:26 ID:fjqQpP55
ドレッド天祥には腰抜かした
飛虎か誰かが「何だその頭www」って言ってた気がするけど、まったくだw
42名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 11:46:19 ID:ql4zD+Rf
何でもいいから誰か書いてくれよ
43名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:30:07 ID:q6+SQA3b
誰か公主で書いて
44名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:44:00 ID:T8ss5Im6
絵しか描けない
45名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 23:15:40 ID:YIXU+lbs
公主の絵激しく見たい
見れるサイトとかねーですよ大好きなキャラなのにorz
エロじゃなくても絵板ならあるですし
46名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:00:50 ID:McXou9ea
ほしゅ
47名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:26:03 ID:C8A9pDEy
封神のエロ画像スレは別にある
48名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 07:27:46 ID:kwltti+n
>>47
有り難う、見れる画像少なかったけど公主あった
49名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 13:25:00 ID:McBED9rB
文章も読みたいんだが職人さんはもういないんかな、やっぱり
50名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 20:42:27 ID:RQahOuQx
51名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 23:25:43 ID:RQahOuQx
画像スレが賑わっててテラウラヤマシス
52レオ神リレー28:2007/08/16(木) 21:10:53 ID:+UPQ89tW
おでこをこつんとぶつけ、見つめ合い、微笑みあう。
優しい空気が包み込む。そんな時間がずっと続けばいいという願望にも似た思いを共有しあう。
「待っている」そう約束したものの、お互いの世界に戻れば、
二度と交わることが無いであろうことを、二人共痛いほど感じていた。
「すまねえな。疲れただろ。」
レオは神の身体を抱え上げると、ベッドに運ぶ。シーツは乱れていたが、
そのまま彼女を横たえ、風邪をひくといけないと、布団を掛けた。
「大丈夫です。…それより、もう少しそばにいてくれませんか。」
神はふわりと笑み、ねだるようにレオを見た。
彼はそれに答えるように笑むと、彼女の横に自らの身を横たえ、片腕の上腕部で彼女の
頭を支えた。反対の手を神の手と絡めて握る。
「アンタが眠るまで、此処にいるから。」
「この手を離さないで…。」
その手を彼女はぎゅっと握り返す。そうして、次第に眠りに落ちていき保守。

「う、ん…」
窓から差し込む陽の光に、神は目覚めた。
ふと見上げれば、眠りにつく前のまま少年が包み込むように腕を回し、
彼女の手をぎゅっと握ったまま、眠り続けていた。
「どうしよう…」
一夜の出来事をはっきりと思い出し、自身の顔が、
ぼっと火が出るように赤く染まるのを感じていた。
確かに後悔はしていないのだけれども、どこか後ろめたいような気がして、
あんな自分を一番愛しい人に見せてしまうなんて…。
悶々とした気持ちも、彼の寝顔を見ているだけで、
どこかへ吹っ飛んでしまうような気がする。
規則正しい寝息が、聞こえてくる。
年齢よりも幼くみえるその寝顔は、彼女を責め立てた彼とは別人のよう。
枕に沈んだ逆巻く金の髪を指で梳くと、彼の瞼に口づけ保守。
53レオ神リレー29(終):2007/08/16(木) 21:11:25 ID:+UPQ89tW
よほど疲れたのか、それとも安心しきっているのか。
かつては砂嵐の気配だけで目覚めた獅子は、接吻された今なお、昏々と眠り続ける。
陽光にきらきらする金髪が、両親の田舎で見た、金色の稲穂を思い出させる。
その光景を、神はこれから先何度も見るだろう。
そしてその度、傍らで眠る少年を思い起こし、再来を切望するだろう。

窓枠の裂け目に芽生えた萌葱色を見て、自らの手を握りしめる手をそっと握り返す。
この地にもやがて緑が萌え、その中を彼はゆくだろう。
そしてその度、レオが自分を思い出せばいい。
脈打つレオの胸に指を押し当て、神は呟く。

「忘れないでくださいね。私は、ここにいますから」

射し込む光の強さが、別れの時を告げた。

「…ねーよ」
次の瞬間、彼女は少年の腕の中にいた。
「忘れるわけなんかねーよ!」
抱きしめる少年の腕に力がこもる。
「レオ…さん」
慈しむように見つめる深く蒼い瞳。そのまなざしに、少女はそっと瞳を閉じる。
触れるだけのやさしいキス。想いが唇から全身に伝わってくるよう。
それは、やさしくて、いとしくて、そして、どこか切なくて、胸がきゅんと痛む。
本来、出会うはずもない二人。いつか、出会ったことすら夢だったのではないかと感じる
日が来るかもしれない。ある意味、ひとときの甘美な夢だったのかもしれないが、
触れ合った肌のぬくもり、身体を灼いた熱は、お互いに刻み込まれて、
このまま、消えることはないだろう。きっと永遠に…
54名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:16:04 ID:+UPQ89tW
やっと書き込めた…。とりあえず、最後まで貼っておきたかったもので。
それにしても、規制が長杉。
このスレへの訪問者もいるようで、よかった。dat落ちしないかとハラハラしてました。
やはり、職人さんは戻ってきてくれないのかねえ。
他の方々の新作も読みたいです。よろしくお願いします。
55名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 16:42:09 ID:60hbRqM5
上げ
56名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 13:56:57 ID:aK8Lf464
ho
57名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 21:25:26 ID:5AFgvWxO
誰もいないから上げとく
58名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 10:58:37 ID:M8EZYxgy
いるにはいるんだがなあ
59名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:35:43 ID:YKBwBhih
出てコイコイ
60名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 16:37:19 ID:bTuqvP60
61名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 20:34:26 ID:3qhRbVDp
62名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 16:12:43 ID:8D9lnD3g
しゅ
63名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 08:28:28 ID:8j4FaXfZ
珍しく四日連続
64名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 02:45:02 ID:ADtvSvPH
age
65名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 01:59:52 ID:5h2j/r6J
道徳と公主とか読みたいんだよね。
これってマイナーだよね。
66名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 19:29:31 ID:RvjGcioc
公主関連で聞いた事あるのはエロのある無しに関わらず
太公望、楊ゼン、燃燈、玉鼎、天化、太乙に保管庫の老子(カプと言っていいのか微妙だけど)に最近だとナタクかな
道徳は聞いた事ないな、でもそんな時は>>65が頑張れば良いんだよ
67名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 20:42:26 ID:ibnHiEhP
天化と蝉玉だったらお気に入りのサイトあるんだが、晒しになるもんな…
68名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 21:05:16 ID:yCiCsyof
やめとけ。
2に貼られた、しかもピンク板にとか気の弱い管理人なら速攻で閉鎖しかねんから
69名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 22:14:16 ID:q80DJFkX
つかこの流れで何故天化と蝉玉?
70名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01:04:53 ID:JwScsw3p
いや、道徳が出て来たから何となく…
書けるもんなら自分で書きたいけどなorz
71名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 13:35:26 ID:TdlSNNgy
じゃあ書いてみると良いよ誰にだって最初はあるんだから。
台詞の羅列だけでも難しいけど結構楽しいよ
72名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 19:22:44 ID:ens9YpoT
公式カプのが読みたい。
73名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 05:37:41 ID:4qkHzY8r
姫発と邑姜とか?
74名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 21:59:42 ID:1omI1hGr
>>73 いいなあ。あまりないかもしれないが、飛虎夫妻あたりなんかも。
75名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:29:24 ID:4qkHzY8r
>>74
いいなぁ。あの二人理想の夫婦だよな
76名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:42:44 ID:ULBM6HkO
>>74
そういやあの夫婦って何気にカカァ天下じゃないか?
飛虎が料理を作ってた辺り…
77名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 00:58:15 ID:/qj5uBUT
age
78名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 23:23:49 ID:bEgG/1Go
レオ神も好き
79名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:42:57 ID:9hTRWhfl
age
80名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 00:13:48 ID:DqZYJBpn
81名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 02:36:51 ID:2Yr/0kUj
屍鬼かー
82名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 02:35:13 ID:7lfJ+1xG
hosyu
83名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 03:01:26 ID:dyQhXZmY
hosyu
84名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 07:49:37 ID:xTv6UeKQ
ho
85名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 22:48:46 ID:11ANBAPV
エロパロの小説読んで藤崎の原作読んだという異色の自分には過疎がとても切ない…
保守しつつ神様を待つ
86名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 10:27:45 ID:NSXvKTFb
だっき様の肉便器になりたいです
87名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 23:50:18 ID:z1MlnRvx
寂しいですね
88名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 01:06:54 ID:fygT/5un
画像の方はかなり賑わってるだけにねー…
89名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:13:59 ID:e3uWAjB+
>>85
何を読んだのでしょう?
90名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:06:56 ID:Oayjt+1s
91名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 00:50:50 ID:Est3myI+
age
92名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:58:13 ID:nq3UQ71V
屍鬼期待age
93名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 21:44:24 ID:ilzPm1Pe
屍鬼なあ…原作読んだ事ないからかもしれんが、何かとっつきにくいよね
94名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:10:35 ID:sBhLYlpy
登場人物が多いよね。
95名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 01:00:08 ID:eVSpDvfN
しきの原作読んだけどなかなか面白かったよ
漫画もたのしみだ〜
96名無しさん@ピンキー
hosyu