いつのまにか良作が!
GJです
第一章と言うからには2章3章も期待していいのかい?
3章どころか50章、100章と続き
果てはまだ見ぬ広大な世界へ旅立つため 精神体でオナホールの神と融合する
『エピローグ〜新しいオナホールの地平へ〜』
まで続くんだろ?
続いてくださいお願いしマウス
エロゲー的ハーレム状態になってるのに、
自分からは手を出さないヒデヒコは紳士なのかヘタレなのか。
小悪魔とかかなりツボだろうになあ
ミノっちの監視がきついか妹みたいな感じで世話してるんじゃないか
無意識にミノっちに操を立てているとか
ミノっちとやりまくりなもんで
それを毎日観察してる小悪魔は欲求不満…
てな展開を妄想した
むしろ小悪魔がミノッチと禁断の関係
たまにはageるか
そういえば課長王子もこのスレでおk?
おkでいいんでないか?ここ以外だとスレのない作品SSスレぐらいだろうし。
今月号、マウントに持ち込んでポコポコに殴り、何かに目覚めるラブやん、
という図を妄想
ミズーキのミズーギに興奮させていただいてもよろしいでしょうか。
西村の言うムチャな要求に
文字通りカラダを張って答えようとするハルエさん
ハルエさんの「チェンジ!」は性的な意味しか思い浮かばなかった
とりあえずラブやん×カズフサで一つ書いちゃったので投下しますね
「なーんかおかしいなあ…」
と、つぶやきながら、ラブやんは空中に視線を向けて首をひねっていた。それもそのはずで、
今日はカズフサとは一度も顔を合わせていない。誰もが認めるダメ人間であるカズフサに感化
されて、深夜に就寝、起床は昼過ぎというパターンにここ最近はなっていたのだが、今朝、ラ
ブやんが起きたときには既にカズフサの姿は部屋の中になかった。カズフサの母親である静江
に聞いても「知らない」という。そのまま日が暮れてしまい、今は午後八時を過ぎたところで
ある。
愛の天使としてカズフサの担当になってからかれこれ四年以上になるが、一日中顔を合わせ
ないということは今までになかった。彼の性格はよく知っているから、嫌な方向に想像が進ん
でしまう。
―――児ポ法に触れるような事してお巡りさんのお世話になっちゃってるとか…?
ありえるな、と思い、冷汗が流れた。とにかく探しに行こうと考え、立ち上がったところで玄
関の方から音が聞こえた。
「ひょっとして帰ってきたのかな?」
と呟いて、ラブやんは玄関に向かった。
確かに、向かった先にいたのはカズフサであった。しかしいつもの彼と違ったのは、Tシャ
ツにジーパンというスタイルではなく、スーツ姿だったということである。しかも、やけに疲
れきった顔をしていた。ラブやんは唖然としてしまい、その場では
「お、お帰り…」
と言うのが精一杯であった。
部屋に入ったと同時に
「アンタそんな格好で今までどこ行ってたの?」
と、ラブやんは聞いた。それに対してカズフサが
「ハロワ」
などと答えたものだから、彼女はまたも唖然としてしまった。
「どうしたんだ?」
と、いつもとは違うラブやんの様子を心配したのかカズフサは聞いた。その言葉に我に帰った
ラブやんは、
「い、いや…アンタがハロワ行くなんて想像もしてなかったから…」
と、素直に答えた。
「ん…まあな。後で話すわ」
とだけカズフサは答えて、夕食を食べるつもりなのか、台所へと向かった。
「…で、なんで今になって就職しようなんて考えたのさ?」
食事を終えた後、部屋でラブヤンはカズフサに聞いた。
「ふむ…まあワタクシも、働かなければイカンとは前々から考えておったのですよ」
と、カズフサは切り出した。それに対して
「普通に考えればそうだよね。もうアンタ三十路だもん」
とラブやんが答えると、すかさずカズフサは切り返した。
「しかし、それが出来なかった訳ですよ!俺が分析するに、それはやはり生温い環境に慣れ親
しんでいたのが悪かったのだと思うのだよ!」
そんな彼の言動に驚きながらラブやんはこう返した。
「そーかもね…、でもさあ…今の環境でもアンタ的には十分なんじゃないの?そりゃ先行きは
不安だけど」
「十分だと思うか?」
逆にカズフサが聞いた。どうも今日の彼はおかしい。
「い、いや…十分じゃないかと言えばそうではないと言えなくもないんデスガ…」
珍しく、ラブやんが押され気味である。
「ああ、十分じゃねえんだよ。俺もそれを思い知らされてな」
その言葉にラブやんはピンときた。
「言っちゃ悪いかも知んないけど、ひょっとして庵子の事?」
カズフサは黙り込んでしまった。どうやら図星らしい。
「それがきっかけ?」
「まあな…。あの谷口とか言うヤツの事はよく知らんが、基本は俺と同じでダメ人間な訳だろ?」
「そうだね」
「だが、庵子はヤツとくっついた訳だ。そりゃプロポーズはしなかったが、俺とヤツの違いは何
かと考えると、社会人とプーと言う事が一番デカイと思う訳だ」
「うん、まあ…」
ラブやんは相づちをうつだけである。どうやら、今回のカズフサは現実逃避はせずに、真っ当な
方向へ思考が向かったらしい。
「であるからして!ワタクシはプーから卒業しようと思った訳ですよ!とにかく谷口と条件を同
じくせねばスタートラインに立ったとは言えないという結論にワタクシの中でなった訳です!」
「おおー!」
ラブやんは素直に感動してしまった。以前の彼と比べるとこれはとてつもない進歩である。が、
しかし
「『いつも遊んでくれる近所のお兄さん』よりも『日曜に遊んでくれて何でも買ってくれる近
所のお兄さん』の方が好感度高いと思わないかね!?」
というカズフサの言葉に、
―――ああ、こいつ根本は変わってねえや…。
と、彼女は呆れるのだった。
カズフサの就職は割とあっさり決まった。世間では景気がどうだのと言われているが、どうやら
人が足りないところは少なくないようだ。営業として入る事になった、という話を聞いたとき、ラ
ブやんは少し驚くと同時に、妙に納得もしてしまった。カズフサは人と比べると口が回る方であり、
客を丸め込むにはうってつけだ、と会社が判断したのは想像できる。
以来、カズフサが家に閉じこもっている事は無くなった。平日の朝にはきちんと出勤し、帰るの
は十九時前後である。彼は体力はあるが、精神的な疲れが大きいようで、帰宅すると日課をこなす
事もなく早々と寝てしまう事も多い。
さて、ラブやんである。
最近の彼女は一人きりで部屋にいる事が多い。それも、実に不快、という表情で漫画などを読ん
でいるのである。もちろん、カズフサが定職に就いたのは喜ばしい事だ。社会的に安定している訳
だし、その実、女の子に対するストライクゾーンもそれほど狭い訳ではないようだ。この状況なら、
ブラックベルト二段の愛の天使であるラブやんにとって、カズフサに彼女を作る事の難易度ははる
かに低い。
だが、実行に移せなかった。本来の自分の仕事であるはずなのだが、考えたくなかった。自分で
もその理由はわからなかったが、わかるつもりもない。
なんとなく、
「ちくしょー…」
とつぶやいたとき、いきなり
「煮詰まってるようじゃな」
という声が聞こえた。その方向を見ると、ラブ穴から顔をのぞかせている天使長がいた。久々に上
司と再会したにもかかわらず、ラブやんは
「あ…ども…」
と答えただけである。天使長は苦笑しながら
「前と比べると全く元気がないな」
と言った。
「いやあー、そうでもないですよ?」
とラブやんは答えたが、自分にも自覚はある。しばらく沈黙が続いたが、天使長が先に口を開いた
「仕事の方はどうなっておる?」
「ああ、あいつ結構忙しいみたいですよ」
「カズフサの事ではない!お前の仕事じゃ!」
そういわれた瞬間、ラブやんは気まずそうな顔をした。現状では出来ないのではなく、やらないの
だと思われていても仕方がない。再び沈黙が続いた後、
「まず、ヤツに恋愛の基本から教えてみてはどうじゃ?」
と天使長が言った。それに対してラブやんは目を丸くして、
「は?恋愛の基本?どういう事すかそれ?」
と天使らしからぬ間の抜けた質問をした。それをとがめる事なく、天使長は
「カズフサの性的嗜好というのは一般人とはずれてるわけだ」
と話し始めた。ラブやんが「そーすね」と相づちをうったのを確認してから話を続ける。
「万が一、ヤツに普通の彼女が出来たとする。そうすると、やはりカップルな訳だから、デートの
一回や二回はするじゃろう。だが、カズフサがデート先に選びそうな場所はどこだ?」
「えーと、普通に市民プールとかっすかねえ…。スク水の小学生とかいっぱいいますし」
「そうじゃ!それがいかんのじゃ!」
いきなり天使長は語気を強めた。ラブやんはただ驚いて聞いているのみである。
「ただでさえつまらない場所でデートしとるのじゃ!そんなときに彼氏が法律家もビックリなオニ
ャノコを見つめながら脳内で非合法行為をおっぱじめるのじゃぞ!その時その彼女はどう思う!?」
「普通別れようと思いますよね…」
「じゃろ?ということで、まずヤツには一般的なデートがどういうものなのかという事を本格的に学
習させねばならん!」
天使長の言う事はもっともだが、ラブやんの頭の中に一つの疑問が沸いた。
「あのー、天使長…要するにデートの練習させろってことなんでしょうけど、相手がいないですよ?」
そう言う彼女の質問に対して、天使長はさらりと答えた。
「そんなもんお前がやればよかろう?」
「なっ!?」
ラブやんは固まってしまった。
「ちょっ…なんでですか!?なんでよりによってアタシなんすか!?」
「他に適任がいないからじゃ」
「いや…そういうのは天使長が一時的に赤い糸つないだりとかで適当に…」
「ごちゃごちゃ言うな!やらないというのならベルトを白帯に戻した上で陵辱エロゲのシナリオライ
ターが思いつかないような相手と赤い糸で結ぶぞ!」
そこまで言われたらあえて断る勇気などラブやんにはない。
「う…や、やります…」
その返事を聞いた天使長は上機嫌で
「よし、では行くぞ!」
と言ってラブヤンの手を引っ張り家の外へ向かった。
「え…天使長!どこへ行くんすか!?」
「決まっておる!準備じゃ!」
「は?準備…?」
そんなやり取りをしながら天使長とラブやんはどこかへと出かけて行った。これでその日はカズフサ
はおろか、ラブやんさえも夜中まで帰ってこなかった事になる。一人家に残っていたのは静江で、流
石にその状況に違和感を覚えたようだが、深く考える事はなかった。
金曜の夜になった。カズフサの会社は週休二日制で、土日が休みである。明日が休みと言う事で軽
く酒を飲みながらうだうだしていると、突然
「フサさんフサさん。明日暇なんだよね?」
とラブやんが聞いてきた。いきなりなんだと思いつつ
「ああ、そうだが…」
とカズフサが答えると、ラブやんが怖い顔をしつつ、大きな声で
「じゃあ、デートのシミュレーションするわよ!」
と言った。何の脈絡もなくそう言われてしまったので、カズフサとしては
「い、いきなりなんだ…?」
と答えるしかない。自分が体勢的にも精神的にも前のめりになっている事に気づいたラブやんは、落
ち着くために咳払いをしてから
「天使長に言われちゃったのよ…本格的に練習しろって」
と素直に答えた。
「はあ?そんなの前にもやったじゃねえか」
「だから本格的に、って言ってるでしょ!?」
どうも今のラブやんには鬼気迫る物があると感じたカズフサは
「ま、特にやる事もないし別にいいけどな」
と返事をした上で
「しかし、いくら天使長に言われたからってそんなに真剣になる事はないだろ?」
と聞き返したのだが、ラブやんが罰の悪い顔をしつつ
「そうしないとアタシがヤツに大変な目に遭わされるのデス…主に性的な意味で」
と答えたものだから
「そ、そうか…そりゃやるしかないよな…」
と言って納得するしかなかった。
翌日の朝になった。部屋の外にカズフサがポツンと立っていた。今日は真面目にやるから、と言う
理由で彼なりにオシャレな格好をさせられた上で、
「アタシも着替えるから!」
と、部屋を追い出されてしまったのである。いつもの格好でいいじゃねえか、と思いつつボケッとラ
ブやんを待っていると、そのうち部屋の中から
「フサさんOKですよー」
と言う声が聞こえてきた。ドアを開けながら
「随分時間かかったな。別に服なんてどうでも…」
といいかけてカズフサは固まってしまった。
一瞬別人かと思ってしまった。そこにはいつもの野暮ったい服装ではなく、現代的な女の子のファ
ッションを身にまとったラブやんがいた。ミニスカートからすらっと長い足がのびている。
「エエト、ラブヤンサン…?」
「ハイ、ソウデス…」
いつも一緒にいたわりには、どうにもぎこちない会話である。このままではどうしようもないと言う
事でとりあえず家の外に出た。
「で、場所とかは決まってるのか?」
とカズフサが聞くと
「大阪市内」
と言う返事が返ってきた。
「えー?遠くねえ?」
「別に特急乗ればすぐじゃない」
確かにカズフサの家の近くには京阪線の特急停車駅がある。
「その先も調べてあるから、とりあえず今日はあたしに任せなさい」
とラブやんが言うので、カズフサは黙って彼女について行く事にした。
京阪線、市営地下鉄、ポートタウン線と乗り継いでたどり着いたのは大阪ではデートスポットとし
て知られる巨大ショッピングモールである。当然の事ながら、カップルの数は多い。その状況を一目
見て
「うわ…こりゃ一人じゃなかなか来れないわな」
とカズフサは言った。それに対してラブやんは
「ジョークTシャツにジーパンの二人組がいたらもっとキツイわよ…」
と答えた。二人の頭に浮かんだのはオシャレな雰囲気の中で浮きまくっている妙ちくりんなカップル
の姿である。服装を選んだのは正解であろう。
ここには様々な店がある。二人はそれらを一つづつ寄ってまわり、ウィンドウショッピングを楽し
んだ。ふと、あるアクセサリー屋に寄ったとき、ラブやんが物欲しそうな目で商品を見ているので、
カズフサが
「それ欲しいのか?給料も入ったし、何なら買ってやろうか?」
というと
「本当?」
とラブやんが目を輝かせて聞き返してきた。
店員に商品の入った紙袋を渡されたときの彼女のうれしそうな表情を見て
―――まあ、こういうのも悪くはないよな。
とカズフサは思うのだった。
モール内で昼食を済ませた後、二人はその隣にある高層ビルの展望台に上った。ここの展望台にはエ
レベーターで一つ下の階に降りてからエスカレーターに乗って行くのだが、このエスカレーターが非常
に長い。途中で下を見て「うわ、こえー」などと二人で笑いながら言っているのはなんだか微笑ましい。
ここには喫茶店もあり、二人は大阪湾などを眺めながら休憩を取る事にした。
「なあ、そういえばお前ってそんな服持ってたっけ?記憶にないんだが」
とカズフサがさっきから感じていた疑問を口にすると
「うん、『今日のためだから』ってんで天使長に買ってもらった」
と言う返事が返ってきた。ラブやんの服装はそれほど派手ではないが全体的に品の良さがあり、なんと
なく高そうだなと感じていたカズフサである。
「へえ、やっぱ天使長って金持ちなんだな」
「いやあ、あの人服買うたびに領収書切ってたですよ?」
この返事にカズフサは思わず脱力してしまった。こういうものは果たして経費で落ちるのか、だいたい
領収書の宛名にはなんと書けばいいのか、などといろんな疑問が浮かんだが、無駄なような気がしたの
で結局この件に関してカズフサは考えるのをやめた。
夕刻が近くなり、二人は大阪湾の湾岸から市内の繁華街へと戻ってきた。「とにかくついてきて」と
ラブやんが言うのでカズフサは何も考えずに彼女の後を追っていたが、ふと周囲を見渡してぎょっとし
た。
いつのまにか二人はラブホテル街のど真ん中にいたのである。
「あのう、ラブやんさん…ボク達、道を間違えている気がするんですが…」
「別に間違えてないわよ。ええと…ここか」
ようやくラブやんが立ち止まったのはとあるラブホの前である。そして彼女は言った。
「入るわよ」
「えっ!?マジで!?えーとそういうのはワタクシはまだ…」
「いいから!」
そう言ってラブやんはカズフサを強引にホテルの中に引きずり込んで行った。それを目撃した周囲の人
間は「普通は逆じゃないのか…?」と思って首を傾げた。
カズフサはベッドに座っていた。あらかじめシャワーを浴びせられた上で、である。今はラブやんが
シャワーを浴びている。
―――いったい、何が…何が俺に起こっている…!?
冷や汗をダラダラとかきつつカズフサが考えていたのはただそれだけである。そもそも今日ラブやんと
デートなどしている時点でおかしいのだ。しまいにはこんなところにいる。この後に起こる事など容易
に想像がつく。
「…いかん!それはいかん!!」
とカズフサはつぶやき、とにかくこの場所から脱出しようとドアの方へ向かったが、遅かった。
「なーに逃げようとしてんのさ…」
カズフサの前に立ちふさがったのはバスタオル一枚を身にまとったラブやんである。固まっているカズ
フサに対して、彼女はさらに追い討ちをかけた。
「こんだけ時間あげたんだから、とりあえず覚悟してんでしょ?」
そんな彼女に対して、カズフサは反論を試みた。
「何もここまでやるなんて聞いてないぞ!?」
「あれ?言ったでしょ?『今日は本格的にやる』って…」
「…まさか、これも込みでってことですか…?」
「正解」
淡々と答えるラブやんの表情からは感情は読み取れない。カズフサが理解したのは「どうやらこいつは
マジらしい」と言う事だけである。しばらく沈黙が続いた後、今度はラブやんが口を開いた。
「時間の無駄だから、シャキシャキと答えなさい!」
「な、何をだ…」
「あんたは庵子の件ですごく落ち込んでたわよね?」
「あ、ああ…」
「ということはあんた的には庵子はストライクゾーンの範囲内と言う事でOK?」
「ん、まあ…」
「確かあんたと庵子は同級生だったわよね?」
「そんなこと前から知ってるじゃねえか」
「アタシはカズフサより年上?年下?」
「年下だよな…」
「なら問題無し!!」
そう言った瞬間、ラブやんはカズフサに抱きつき、自らの唇を彼の唇に押し付け、さらに自らの舌をそ
の中に押し込んだ。
口の中をかき回されているカズフサは完全に思考が停止してしまったが、自分が次第に興奮してきた
のは自覚できた。
「…―――っ、ぷはっ!」
唾液が糸を引いた。次の瞬間、カズフサの視界に入ったのはとろんとした表情で自分を見つめているラ
ブやんの姿だった。そんな状況だから、とうとう彼の中で何かが切れた。
「…っ…だぁーーーー!!」
彼はラブやんをお姫様だっこしてベッドの方角へ駆け出した。
「をーう…いきなりやる気になった?」
「バカヤロウ!スイッチ入れたのテメエじゃねーか!!」
乱暴にベッドの上にラブやんを投げ出し、彼女の下半身にかぶりついた。そして、彼の動きはそのまま
止まってしまった。
生まれて初めて見る女の性器である。そして、そこは既に粘り気のある液体でドロドロになっていた。
「えーと…これって濡れてんの?」
「うん、まあ…」
いきなり突っ込んでも良さそうだが、それでは相手に悪いと思い、とりあえず手でいじってみる事にし
た。
「ん…やあ…」
ラブやんが艶かしい声を上げた。マジでエロゲーみてえ、と思いながら、カズフサはそれらから得た知
識を総動員してそこを触った。決して焦ってはいけない。あくまで優しく、そして丁寧に。
そのうちラブやんの声が苦しげなものになり、いきなり
「んああっ!!」
と叫んだかと思うと、指を包んでいたものがきゅっと締まった。
「…今のってひょっとしてイッたのか?」
「…うん、そう。……ていうかさあ」
と言ってラブやんがきっとカズフサを睨んだ。
「あんたどこでそんなテク覚えたのよ!ホントに初めてなんでしょうね!?」
「…っ!?…当たり前だ!これはいわば綿密なイメージトレーニングの成果なのだよ!!」
「は?イメトレ?」
「その通り!愛しき幼女をどうやって高みに導くかを予めシミュレーションしていたからな!」
「はあ…聞いた私がバカだったわ…ところでそれ、どうすんの?」
ラブやんが指差した先にはガチガチに堅くなってしまっていたカズフサのそれがあった。
「あー…これはまあ、その…」
「この期に及んで煮え切らないってか…じゃあ攻守交代ね」
そう言った瞬間、ラブやんはカズフサを押し倒し、その上に馬乗りになった。
「とりあえず思いっきり出さないと収まらないでしょ…?」
もうこうなったら戻れない。カズフサはラブやんに全てを任せる事にした。彼女は手でカズフサのもの
を自分の入り口にあてがい、言った。
「…いくわよ?」
「ああ…」
返事を聞いた瞬間、ラブやんは一気に腰を下ろした。
「い…やあああああっ!!」
自ら挿入させたのにも関わらず声を上げたのはラブやんであった。そして、彼女の中が先ほどよりもき
つく締まった。
「あれ?お前ひょっとしてまた…?」
「わりい…油断してた。じゃあ、動くから…」
そういって彼女は腰を動かし始めた。
―――やべえ、女のなかってスゲエ!
今までは素手かオナホだったカズフサである。今経験している事は彼にとってとんでもない衝撃であっ
た。ラブやんもまた
「カズフサぁ…気持ちいいよぉ…アタシ、すごく気持ちいいよぉ…!!」
と言いながら顔を歪めていた。そして、二人に限界が近づいてきた。
「ヤバい…俺、そろそろ…」
「アタシも…アタシも、イクッ…からっ…中に…出して…!」
次の瞬間、カズフサのものが弾け、
―――あ…出てる…。
と感じながらラブやんも果てた。
「…うっぐ…えっぐ…」
部屋の中に響いているのはラブヤンのすすり泣く声である。
「なあ…どうして泣いてんだよ」
とカズフサが聞いた。
「…あのさ…あんたとこういう事するのって…これが最初で最後だと思ったら…さ…」
その答えを聞いたとき、カズフサは悟った。
―――あれ…?これってひょっとしてそういうこと?
彼はラブやんから目をそらして努めて冷静に言った。
「別に最後ってことはないんじゃないか?」
そう言われた瞬間、ラブやんはきょとんとした顔でカズフサの方を見ながら、
「え?それってどういう意味?」
と聞いた。
「ふむ…俺としてはだな、たかだかこれ一回くらいでデートの極意をつかんだとは思っていないのだ
よ」
そう言われたラブやんは最初は意味が分からなかったようだが、やがて少し照れくさそうな表情を浮
かべて、
「そーねえ、アタシとしてはまだまだ教えなきゃいけない事たくさんあるのよねえ…」
と言いながら笑った。
「うむ!ぜひともキミの知識を全てワタクシに伝授してくれたまえよ!!」
「おうっ!望むところだわ!!」
そんなやり取りをしている二人だが、カズフサは
―――まあ、このまま彼女なんか出来なくてもいいかもなあ…。
と考えており、ラブやんはラブやんで彼に彼女を作ってやるつもりは毛頭なく、
―――毎週週末はコイツとデートして…それで最後はこんな風に…エヘヘヘヘ…。
などと考えているんである。
「…ふう、手間取らせおって…」
そう言うのは天使長である。実は彼女、二人の行動をラブ時空からリアルタイムで観察していたんで
ある。収まるべきところに収まった、と感じた天使長は、
「まったく、素直にならんからじゃ」
と愚痴をこぼしてコーヒーをすすった。しかし、銘柄はいつもと同じはずなのに、そのコーヒーはい
つもより格段に旨い気がした。
あくまで仮定の話だが、たとえ天使長は赤い糸の能力など持っていなくても、やはり天使長になって
いたのではないだろうか。
おしまい
あーあ、やっちまったよ…。
でわアタクシ汽車の時間がありますのでこれにて…。
グッジョブ!
二人のダメ口調がまんまでワロタw
最後二人ともある意味いつもどおりの
ダメ思考でさらにワロタww
197 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 22:43:04 ID:8ow7ynrf
スゲェ
クオリティ高杉!!!
内容もクオリティ高いが
土地勘もスゲェ
もしかして大阪在住?
はっはっは、帰ったらカズフサのママンに、わりない仲になった事を嗅ぎつけられて
無理矢理ゴールインさせられると良いですよ。
ともあれGJ!
ラブやん途中で読まなくなった俺だが、なるほどこれがエンディングナンデスネ
田丸の事だから、真っ当には終わらんだろうし、これをもって俺のラブやんエンディングとしよう
ともかくgj!
201 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 17:09:22 ID:38qDHG3C
ところでおまえら漫画板の本スレ落ちてるぞ?いいのか?
無事に立ったんだから結果オーライ
まあ、かなり鬱な流れにはなってるが…
本編の鬱展開を予想させるラブやんの目こわい
過疎ってるな
萌ちゃんも高校生になって「イクよーーー!」とか言ってんのに
このスレッドの連中ときたら…
萌ちゃんもうサブとやったんかな
まあ、モエチャンとかいって、もうボーボーだし?
そもそも女子高生でチョベリバだし?
誰とヤろうと、どーでもいい……よな?
207 :
名無しさん@ピンキー:
ロリラブやん×ショタカズフサはまだかのう