カプが意外と出来るやもしれぬ。
皆で雑談しながら職人さんをマターリ待とう。
職人さんへ
峻護「なぁ月村さん」
真由「なんですか?」
などの台本形式は嫌われるので止めたほうがいいとオモ。
2 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 16:53:21 ID:VnqUR+Ri
ちんちん
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 01:29:06 ID:j0pKITFW
保守・・・・
どっちかと言うとコレよりroomNo1301の方のエロパロが見たい俺・・・・
関係ないけどねぇ〜
>>1 台本形式がダメなんて注文を付けるのは良くない。
雑談で小ネタを出すのにも躊躇してしまう。
あと
>>1は雑談でも何でもいいからネタ振りに努めるべき。
5 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:24:28 ID:S2w+5Q+Z
一巻目でエロシーンに入れるだろうと思ってた奴は俺だけじゃないはず
6 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:31:55 ID:beH/2JMv
たすく×いろりキボン
8 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 12:59:27 ID:dVdNW0PZ
あげ
>>3 俺をROOM NO.1301のエロ見たいな。誰か立てないかな
10 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:24:56 ID:A63W4sN8
あげ
12 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 15:06:51 ID:LkypX42n
アニメ化記念真紀子
13 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 12:51:32 ID:qmmP9CrB
職人さん降臨きぼうあげ
14 :
焼きプリン:2007/08/03(金) 00:47:16 ID:I6+4+bqx
初投下Get
初めてss書くので駄文全開です。広い心で読んでやって下さい。
峻護×麗華です、一応。
15 :
お嬢様とネギ男:2007/08/03(金) 00:47:57 ID:I6+4+bqx
「んあっ……!」
―――二ノ宮峻護が悪いのだ。
「ひあうっ」
――人の淫夢に勝手に出て来なければ、
「んっ……ああっ」
自慰という行為をせずに済んだのに…。
「やっ、あっ、はうっ……んっ、やあっ、だめ、そっ、あっ、あっ――や、あっ……!」
北条麗華は生まれて初めての自慰に耽っていた。自分が二ノ宮峻護に犯されるという淫夢を見たのが原因だった。
自分と同じ寝台には先程、淫夢に登場した二ノ宮峻護と恋敵の月村真由が眠っている。抵抗感は大きかったが、それを上回る性欲に抗う術はなかった。しかし、もともと感度のいい麗華のことである、声が抑えきれなくなるのも時間の問題だった。
「やあっ…んっ」
初めて得る快楽に夢中で、麗華は水音に気が回らない。
「ひ…うんっ」
頭の中が快楽を得ること以外に考えられなくなる。
「あっ、やっ、んっ、だめ、あうっ――あ、あ、あん、や、あ、やだ、やだあっ……!」
その途端、鋭い快感が麗華の体を貫き、麗華はひくつく秘所から指を引き抜くのも忘れて快楽に身を任せていた。
「!んあ……んっ!」
突然麗華よりも一回り大きな指が彼女の胸を優しく愛撫した。
16 :
お嬢様とネギ男:2007/08/03(金) 00:48:37 ID:I6+4+bqx
夜中に誰かに名前を呼ばれたと思ったら、先輩が俺の名前を呼びながら何かをしていた。始めは何をしているが分からなかったが、連続する水音と小刻みに震える先輩の背中で何をしているか分かった。自慰だ。
先輩の行為に興奮しないと言えば嘘になる。先輩にはっきりとした好意を隠しきれなくなってる。もう逃げるのはやめよう。
突然、先輩の背中が大きく仰け反った。達したんだろう。
――今の先輩の表情はとても綺麗だろう
――もっと先輩の声を聞きたい
気がつけば、俺は先輩の胸に触れていた。今ならまだ間に合う、そう思ったが先輩から離れる気がまるで起きなかった。 性についての知識はあるが、そういう本やビデオはまだ見たことがない。俺はとりあえず先輩の胸を優しく撫でた。
「!んあ……んっ!」
――先輩が感じてくれている。なんだか嬉しい
先輩の体が一瞬硬直し、こっちを見て驚いた表情をしている。
――驚いた表情も可愛い
俺は先輩が何かを言うよりも速く、先輩の口元に指を添えた。何も言わずに先輩は俺の指を口に含んだ。
指の本数を増やしたり、唇を撫でる。先輩のよだれが指に付着する。
17 :
お嬢様とネギ男:2007/08/03(金) 00:49:16 ID:I6+4+bqx
口唇への愛撫と同時に、胸への愛撫も忘れない。服の上からでも乳房の先端は既にピンと張っているのが分かる。俺は、先輩の服の間に手を差し込むと下着をずらし、直に先輩の胸を撫でた。
「あっ……ああ…」
悲鳴に似た嬌声とともに口唇から指が離れる。早い鼓動がすぐ耳元に聞こえる。吸い付くような肌を掌でふくらみを撫でまわす。解すように揉むと身体の熱が上がっていく。象牙のように白かった肌が薄桃色に変わるころにはしっとりとした潤いまで帯びていた。
口唇と胸への愛撫をやめ、先輩の充分に濡れそぼった秘所へと指を移動させる。先輩は抵抗する様子は見れない。というよりもそのことに気付いていないようだった。俺は先輩の唾液で湿った指をひくつく秘所に添えるとゆっくりと差し入れた。
「!あっ……ああっ、あっ…!」
ようやく事態に気付いたのか、過敏に反応する先輩。先輩の秘所はまるで待ち望んでいたかのように俺の指を受け入れた。先輩の膣内は熱くて狭かった。そのまま、先輩の入口をゆっくりほぐした。
「んあっ…んっ、あっ…だめ、やっ、あっ、んっ……やっ、あっ」
外気に触れることのない粘膜を擦られて麗華は本日何度目かの絶頂を迎えた。
18 :
お嬢様とネギ男:2007/08/03(金) 00:49:59 ID:I6+4+bqx
峻護は達したばかりの麗華に覆い被さると、彼女の額にキスを落とした。彼が襲う形になっているとはいえ、恋人らしい初体験を麗華と迎えたいのだ。
峻護が襲っているとはいえ、麗華が本当に抵抗する意志があるなら峻護は既に――想像に難くないだろう。第一、麗華の付き人の保坂が黙っていないだろう。
「……二ノ宮峻護」
「北条先輩」
俺たちは初めてキスという行為をした。そのままの状態で、何秒何分経ったのかも分からない。唇を離した頃には先輩との間に銀の糸が繋がっていた。
俺は先輩の秘所にあてがうと少しずつ腰を下ろしていった。
「!ひぅっ……ん、やっ、あっ、んっ、やっ、あっ……ん、や、だめ、そっ、痛い……ひっ…!」
ある程度までいくと何かが伸びているような抵抗感があった。俺は先輩に確認を取ると少しずつ奥まで進んでいった。何かが伸びきって破ける感覚と先輩の秘所から純潔の証が流れるまであまり時間はかからなかった。
呼吸を整え、先輩の身体の痛みが退くのを待つ。痛いことはわかりきっている、身体の一部を貫かれたのだから。だけど先輩は弱みを見せるのが嫌いだ。あくまで、自分のために時間を過ごすようにしなければいけない。
19 :
お嬢様とネギ男:2007/08/03(金) 00:50:34 ID:I6+4+bqx
理性をフル動員させて、動くのをこらえる。先輩の顔が落ち着きを取り戻し始めた頃にゆっくりと腰を動かした。
「動きますよ、先輩」
「あっ…、…峻護、……、うぅ、やめ……、きゃ……あう……あう……あう!んあっ!」
「何ですか、先輩?」
俺が出し入れする度に、先輩の身体がひくついてくる。先輩の膣内は熱くて、その締め付け具合いは表現のしようがない。
「あっ……ぁきゃっ!ひゃぅ……、だ、大好き…、……峻護、……し、しゅんごっ!」
「俺も大好き…ですよ、先輩」
涙をぽろぽろ流しながら、まるで痙攣しているかのように身をくねらせ、先輩は喘いでいる。
「あっ……、あ、あ、んあっ……、もうっ、…もうっ!」
先輩も限界が近いようだ。一気に動きを速くする。
「ひゃぅっ、……、…しゅ、しゅんごっ…、あ、あっ、……、気持ちいっ……ああっ、……んあっ、やっ、あっ、あ、あ、……もうっ!……んああぁぁっ!」
大きく子宮近くまでに突くと絶頂を迎えたのか、一際大きく仰け反った。
同時に先輩の中に体液が流れる感覚がする。避妊はしなかった。本気だからこそ、後逃れができない責任を示すつもりだった。
「先輩?」
20 :
お嬢様とネギ男:2007/08/03(金) 00:52:52 ID:I6+4+bqx
「先輩?」
返事がない。呼吸はしている、となると気絶か。
俺は先輩の額にキスを落とすと、先輩を抱き締めた。人肌に触れて先程よりも強い温もりと心地よさが生まれる。先程の性行為よりもこうして肌を重ねる方が好きになれそうだった。
「――み―くん―」
突如、背中に悪寒が走る。今までに培ってきた第六感が生命の危険を告げる。今までに感じたことがないほどのプレッシャー。本気になった姉さん以上の迫力。 本能が危険を発しているが、恐怖を直視できないのか後ろを振り向くことができない。
「二ノ宮君」
振り返るとそこには、満面の笑みの月村さんがいた。
21 :
焼きプリン:2007/08/03(金) 00:56:00 ID:I6+4+bqx
投下終了です。
文才ないのと、金銭面から4巻までしか読んだことがないので、設定がおかしいかもしれませんが気にしないで下さい。
22 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 01:37:23 ID:+xcMkVEZ
ナイス!
ぜひ続きを
GJ!
GJ!
次の投下を今から全裸で待ってます。
25 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 17:30:54 ID:42cisLGE
達筆だあああ〜
保守
27 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 08:53:53 ID:5lY2o8m6
探していたスレを見つけたら一番読みたかった組み合わせが…
28 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:45:02 ID:fjWqI07t
保さ…もとい、保守
29 :
名無し:2007/09/24(月) 15:12:48 ID:o9jK5Esp
誰か峻護×真由書いてくれませんか。
このスレってエロなしでもokなのか?
二次創作なら真由の体質の壁をどうにでも出来るだろうけど、SS初心者の俺にはまだまだレベルが足りない
上の続きの構想練ってたら、どうしても峻護が…
31 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 06:16:27 ID:b2lTaydb
そういえばアニメ始まりますねage
絵が元々エロ漫画家だから妄想が膨らむ
俺としては真由×日奈子とか異色なのが見たいな
あと短編1巻に出てきたお母さん×峻護とか
33 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 16:08:01 ID:LkGo6m4n
アニメ放映記念age
真由の声がイリヤにしか聞こえない
保
37 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 12:14:43 ID:eFghkTiN
坂
38 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 18:03:28 ID:KPN1HgD3
昨日、ラジオ聞いて思ったんだが・・・
麗華と涼子のカプで結構書けるんでねえ?
まぁ、SMっぽい感じになるかもしれないけど、俺はかなり好きww
ツンデレの麗華が、涼子にじわじわと調教されて行き、嫌がっているくせに
体が反応しまくりのエロボディの改造されてしまうと言う御話ww
40 :
『治療行為』:2007/10/18(木) 01:01:02 ID:ZbcmUDjD
五巻までしか読んで無いけど、やってみる。たぶん誰もが妄想した話。
どうしてこんなことになったのだろう。
最近、こう思うことがしょっちゅうのような気がする。
仕方の無いことなのだ。これは、彼女の命を確実に引き伸ばす行為だから。
だが、だからってここまで。こんな、倒錯的な行為でなければならなかったのか。わからない。
目の前には、膝立ちになってこちらを上目遣いに見上げてくる、真由。
背中には麗華の身体が密着し、その温もりと柔らかさに我を忘れそうになる。
ああ、どうしてこんな事に……
峻護が何度目かの思索に入ったとて、見苦しい現実逃避とはいえないだろう。
原因はとても明快だった。由真の寿命が、禁断症状によって後いくばくも無いことがついに知られたのである。
峻護は顔色を失い、糸色望と顔に大書してあるが如しだったし、さすがの麗華もすぐには口が開けないほど衝撃を受けた。
当然、峻護は美樹彦に精気を分けてもらうよう提案したが、由真は首を横に振った。そんなものでは焼け石に水だというのだ。
「どうして、言ってくれなかったんだ!」
思わずついて出た言葉に、真由は、はにかむように笑うだけだった。
麗華には分かっている。この少女の壮絶な、命を懸けた意地の張りよう。どうしても、自力だけで峻護に選んで欲しかったのだ。
あるいは、自分さえいなければ、この少女は素直に……と、考えかけてやめた。自分で言った事だ。こんな情けのかけかたは、
して欲しくないだろう。それでも、言わずにいられない。
「どうにか……なりませんの?」
真由は、うつむくばかり。決して峻護の方を見ようとはしない。それはきっと、見てしまえば頼りたくなるから。
「大丈夫、です」
声だけはいつもの調子で、不調など微塵も感じさせない。
「私の命が尽きる前に、男性恐怖症を治して、精気の吸引の加減を覚えれば……」
絵に描いたロケットで月に行く、と言っているに等しい事は、分かりきっていた。
「あなた、そんな……!」
座して死を待つ由真を正視するためには、怒りを燃やさなければ耐えられない。
その怒りが、由真を傷つけることが分かっていながら。
「……ある」
峻護の不意打ちに、パッと二人とも振り向いた。
「だめだよ、二ノ宮くん。私と……したら、あなたは……」
「分かってる、けど」
「それは、駄目。できない」
由真の精気吸引は、尋常のサキュバスの比ではない。粘膜同士の接触……要するにキスをすれば、由真の命と引き換えに、
峻護は恐らく絶命する事になる。
「お願い……わかって、二ノ宮くん」
歯を食いしばっている峻護に、困り顔のまま笑顔を向ける由真。峻護が由真のために命を投げ出すと聞いて、
麗華としては当然怒るべきなのだろうが、だからと言って見殺しにするのをよしとする神経など持ち合わせてはいなかった。
「何か……何かありませんの、直接ではない、こう……間接的な精気の受け渡しが……」
ばっ、と峻護が顔をあげて、由真を見る。口が何かを言おうとして、半開きになっている。
力強い視線に射すくめられるように、由真も目を見開いて、峻護を見返した。
「……ある。間接的な、精気の受け渡し……」
「本当ですの!? だったら早速! どんな方法ですの、何か機材が必要なら、私が全力で調達を、」
「いえ、何も必要ありません」
「なら、今すぐやって頂戴! 私にも何か手伝える事がありますか?」
それを聞いて、峻護はふいに顔を赤らめてあさってのほうを向いた。
「う……いえ、あまり、必要では、無いかと」
さっきと一転して煮え切らない態度に、麗華がいきり立って胸倉を掴む。
「何を弱腰になってるんです、二ノ宮峻護! あなたこの子を見殺しにする気!?」
ぐぐ、と力を込めて麗華が顔を覗き込むと、だんだんと目に力が戻ってきた。
「そう、ですね。時間が無いのなら、これくらいしか方法が無いなら……やります」
それでこそ、という風に表情を緩め、峻護を解放する。うっすら笑いながら、
「で、どうやって精気をやり取りするんですの?」
「はい。月村さんに、精液を飲ませます」
殴った。
「げふっ、せ、先輩、何を……」
殴った方の麗華も、ぽかんとしている。どうやら本当に無意識の内に拳が飛んだようだ。
だがそれも一瞬の事、見る間に顔が赤くなっていって、
「なっ、なに、なになにを言っているんですの!? そんな、そんな、そんな、ことが」
「前に美樹彦さんから聞きました。これでも吸精はできると」
顔中真っ赤で、耳まで赤くして涙目でにらんでくる様は第三者の目からならかわいらしく写るだろうが、
実際殺気を向けられる方はそんな余裕は無い。いや、かわいいとは思っていたけれども。
「〜〜!!!」
声ならぬ声を発して、やり場の無い感情を落ち着かせてから、ポツリとつぶやいた。
「……いいでしょう。許可しましょう」
「あ、ありがとうございます」
なんとなく頭を下げる。
「私に礼を言う事ではありません。……あなたは? 試してみる気がおあり?」
由真の方に振り返って、麗華は思わず眉間にしわを寄せてしまった。
すでに、視線が股間に行っている。クリスマス前日に大きな靴下を見るような、無邪気な期待のまなざし。
これはまずい流れだ。このまま許したら、致命的に不利になる。麗華の直感がそう告げている。
「さあ、行きますわよ!」
「ちょ、先輩!?」
とにかく二人を引っ張って、名目上三人が寝起きを共にしている部屋に押し込んだ。
そのまま流れるようにどこからか取り出したガムテープを部屋中に貼っていく。なにを、と思って、
先日監視カメラがあったと確認された場所なのだと気づいた。そりゃあそうだ、こんなところ見られたくないに決まっている。
やはり先輩の配慮はすばらしい……などとのんきに構えていると、
「では、二ノ宮峻護。脱ぎなさい」
頭が真っ白になった。
「う、あ、いや、先輩、ひ、ひとりで出来ますから、」
「だまらっしゃい!」
しどろもどろな弁解が、一喝で吹き飛ばされる。
「直接口内にし、しゃ、射精……しなければ、効果は薄くなるのでしょう?」
顔が赤くなりすぎて、額に血管がうっすらと盛り上がっているのが見える。
それは今は置くとして、確かに直接でなければ、皮膚に吸い取られるだけで体内には精気が吸収できないような気がする。
「ま、万が一のことを考えて、こっ、ここここ」
「にわとり?」
真由が小首をかしげてポツリと漏らす。
「違うッ!」
叫んで力みが抜けたのか、麗華が勢いを取り戻した。
「この私がッ! あなたの、しゃ、しゃせい、を、か、かかっかか」
「カカロットォ?」
「違うッ! 介助して差し上げます! 否とは言わせません、さあ脱ぎなさい!」
もはや漫才の域だが、目が据わっている。そして峻護も、覚悟を決めた。ズボンのジッパーを、一気に下ろす。
中を探って、それを取り出した。
「わぁ……」
「…………」
由真は手で顔を覆っているようで目が全く隠れていなかったし、麗華は限界まで目を見開いてそれを凝視、ごくりと生唾をのんだ。
そんな少女たちの視線の先にあるものは。
くたり、と下を向いている。
勇気ある第一声を放ったのは、麗華だ。
「そ、それで……これをどうするんですの?」
さっきからずっと顔が真っ赤なままなのだが、大丈夫だろうか、と思いつつ、顔を背けながらちらちらとアレに送られる
視線に感じるなんともいえない気分に、自分の顔も似たり寄ったりだろうと考えさせられる。
「これを……その、手で、」
「手で?」
ちらちらどころではなく、横目での凝視になった。というか、何を言わせる気なのだ、この人は。どういうプレイなんだ。
「し、しご……ううう」
拷問、という言葉が脳裏に浮かぶ。
「しごくんですよ、手で」
「そうですか……」
由真があっさりと言った。見かねた……わけではなさそうだ、と思ったのは、なぜだか麗華をうらやましそうに見ていたから。
「え、ええと……」
麗華が、右往左往する。鉄壁のポイントガードを前にしたバスケットボールプレイヤーのように、ひょいひょい、と
横から峻護の前後を見比べるように揺れる。
「あの……どのような体勢ですれば、いいのかしら……?」
聞かれても。と言った訳ではないが、アイコンタクトが通じたらしい。顔を真っ赤にしてうつむくと、意を決したように
しずしずと峻護の後ろに回った。真由は峻護の目の前にひざまずいている。
「し、失礼します……」
どうにもシュールな光景だったが、呆れていられるのもそこまでだった。後ろから手を回して、というのは峻護にも麗華にも
配慮された選択肢ではある。前で顔を見ながらやられたりしたら、悶死していたかもしれない――と言うだけでなく、
明らかなメリットがある。麗華の腕がすらりと長いとはいえ、それに手を伸ばそうとしたら、どうしたって密着しなければならない。
ぎしり、と硬直したのが伝わったはずだが、麗華はほとんど押し付けるといっていいくらい峻護にくっついてくる。
そのメリットを背中いっぱいに感じながら、まだ下を向いている己の分身を、貞操観念がしっかりしていると褒めるべきか
役立たずと呪うべきか、どっちにせよ間抜けな考えをめぐらせていると、
「うあっ」
白魚のような、とはこの指のためにある表現だろう。震える指先が、予想よりもひんやりとした感覚を与えた瞬間、声が出てしまった。
背後で息をのむ気配。
「だ、大丈夫ですの? 私、何かまずい事を、」
こんな場面でも、照れよりも先に気遣いが来ることに、自分でも驚くほど安堵する。
「いえ、違うんです。……気持ち、良かったから」
「! ……バカ」
ポツリとつぶやいて、背中に顔をうずめられる感触に、峻護はむしろ気分が凪いでいくのを感じた。
これは、麗華を愛しいと、感……
じぃ、と見つめられている。
ちがう、ちがうんだ、これはあくまでも月村さんのことが心配で、こういうことを、
「じゃあ、もう一度いきますわよ……」
遮られた。
変なところで鈍いのも魅力のうち、とは思うが、それにしたってこの追いうちはつらい。
責めるでもなく悲しむでもなく、ただ峻護を見つめる真由。
胸の高鳴りさえ共有できるくらいに密着し、指を這わせてくる麗華。
盆と正月ならぬ、地獄と天国がいっぺんにやってきた、というほか無い異常な状況で、悲しいかな、
峻護の男としての機能は全く正常に働いていた。
「あ……こんな、大きく……」
艶っぽい声で素直な感想をもらされても、無言の行を貫くしかない。
反応するにつれ、真由の視線もそちらに移る。精神の圧迫から逃れると、さらに反応が大きくなった。
大きすぎて、真由が後ろに下がらなければならなかった。あのまま触れていたらあるいは即死だったかもしれない
危険なニアミスだったが、誰も気にしない。峻護のモノはなおも膨張を続け、見る間に水平を超え仰角七十度に達する。
「ん……硬い……」
背後の息が荒い。それだけでも色気十分なのに、しごくのにあわせてその身体が上下に揺れ始めた。
胸をこすり付け、うっとりと峻護の背中にほお擦りをする姿を想像してしまい、ますます硬くなる。
しごき方もだんだんと大胆になって、指を這わせるようなソフトなものから、両手で包み込むように握って、
しゅに、しゅに、と全体をしごき始める。
峻護はじわじわと下腹部がその熱に支配されていくのを、なすがままに任せていた。既に先端からはカウパーが
あふれ出していて、麗華はそれを積極的に手の平ですくって、にちゃにちゃと竿全体にまぶすようにしていた。
見ただけで射精しそうなその状況を、峻護はあえて見なかった。早く出した方が都合がいいはずなのに。
「麗華さん、二ノ宮くんは先っぽの方をしてもらいたいみたいですよ」
場違いなほど、普段の声色だった。勇気の無い峻護には見られなかったが、その瞳は怪しく輝いている。
「あ、それから、もうちょっと下のほうに向けてください。……飲み辛いので」
気配だけで舌なめずりしたのが分かってしまう、自分のハンパな感覚を呪う。
麗華は言葉もなく、素直に由真に従った。竿の中ほどに手を添えると、ぐい、と下を向ける。
水平に近くなったところで、ついに先端に手が伸びてきた。形を確かめるようにカリに一本指を這わせ、
爪で、ほんの少し引っかくように刺激する。多忙な毎日を送る麗華らしく、やすりをかけたように滑らかながらも
短い爪は、かゆみにも似た快感を峻護に与える。身体全体に震えが走った。
亀頭の形を確かめるように、麗華の手の平が先端を撫でまわす。包み込むようなその動きは、聖母が赤子の頬をなでるかのようで、
全くおだやかに見える。だが、やられる当人としては、さっきまでとは段違いの刺激に翻弄されるばかりだった。
「うあ、あ……うっ!」
もう声がでるのが押さえられない。情けなく腰が前後にゆれる。それを感じたからか、麗華は両の親指と人差し指で二つ輪を作り、
亀頭に添えた。腰を前後に振ると、にちゃ、にちゃ、と音を立てて輪の中を棒が通る。
カウパーまみれの麗華の指を、峻護が犯している。
それを見て真由は、息がかかるくらいの近さで口をあけ、射精の時を待つ。皮肉にもそれは修道女が祈りを捧げる姿勢に似て、
しかし大口を開けていやらしく舌を出した表情はひどく扇情的で。
(き……気持ちいい……)
熱に浮かされた頭は、自分が何を考えているかすら認識できない。夢中で麗華を犯している。
麗華の指で出した精子が、これからこの桜色の薄い唇に、はっとするほど鮮烈な紅色のみずみずしい舌にふりかかるのだ。
「で、でる……っ!」
触れるか触れないかのギリギリまで腰を突き出して、ついに精子を吐き出した。麗華の手の添え方が良かったのか、
白でも、クリーム色ですらない、黄みがかったベージュのゲル状の精子が、一滴残らず真由の口に吸い込まれていく。
信じがたいくらいに量が多い。この少年のことだから手淫なんてことは真由と出会う前でもそんなにしなかったろうが、
圧倒的な量が、真由の口を埋め尽くさんばかりに注がれる。
こぼさないように上を向いて、上あごで精子を受け止める真由。彼女にとっては十年ぶりの食事に、うっとりと目を細める。
綺麗な口に自分の精液がたまっていくのを見ながら、峻護は自分の征服欲が満たされるのを自覚せざるを得ない。
結局射精は容積ギリギリで止まり、リスのように頬を膨らませながら、くちゅくちゅ、と舌で攪拌して味わう由真に
欲情して再度勃起する、という一幕はあったものの、無事に『治療行為』は終わった。
「ふう……、もう大丈夫です、ありがとうございました! じゃあ!」
やたらと早口だったのは、いまさら照れが来たのだろうか。「じゃあ」と言って部屋を出て行ったが、一体どこに行くというのか。
たぶん本人も考えてはいないだろう。
いまだガチガチに怒張したままの息子をもてあましながら、まだ抱きついたままの麗華に礼を言おうとして、
ぎゅ、とペニスを握られて硬直する。
「も、物の本で読んだことがあります。殿方は一度こうなると出し切ってしまわねば辛いのでしょう?
ですからこれは、そういうことなのです。二ノ宮峻護、あなたの労をねぎらうという意味でやっているのであって、
決してもっとこうしていたいとか、気持ちよくなってもらいたいとか、そんなことを考えているのではありません。
勘違いをしないように厳重に注意しておきますわ、よろしくって?」
一息でまくし立てられて、よろしくないといえる人間がいようか。
どうやら、まだまだ状況は終わっていないようだった。
続くような続かないような。今回はここまで。
で、由真ってだれ?と。真由です、真由。素で間違えた。ごめん。
GJ!!
真由難しいのによく書けたね
俺には出来なかったから本当に尊敬する
47 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:02:00 ID:WO9SKXaK
age
>>45GJ!
このシチュを文章化してくれるとは!
49 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 21:21:04 ID:PeQ7MpNT
エロいのにエロ画像がみつからない
エロいからこそ見つからないんだよ
アニメ見て小説見始めたんだがアニメのせいでお付きの保坂が男と思い込んでたんだが
小説見てるとこいつ女なのかと思い始めてきた…実際どうなんだろ?
ぼくはおんなちゃん!
男女の双子が入れ替わってる気がする
しかしやたらエロい設定の癖に、峻護以外の男が真由なり麗華なりに手をだす余地少ないのは何とも見事というか。
暗躍万能系キャラが保護者に入ってる時点で(それも二人)寝取られ系なお話はあり得ないしw
でも素直に峻護にさせようとしてもサキュバス体質が阻むか……結合までいっても大丈夫にするいい手はないもんかのう。
難しく考えすぎ
何故か登場した全サキュと主人公がいたせばみんな助かるということになって大団円。
ご都合主義だと何か困るのか、この板で
色々吹き出てしょうがない
要するに、何も困らんというわけだな
63 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 23:24:50 ID:/7nb52l7
探してるのにねーよエロ画像ねーよ!!
66 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 19:53:28 ID:LRhzVcbM
まずペイントを起動します
絵を描きます
ペイントを終了します
↓
保存を忘れたので
>>67に戻ります
えー
ちなみに、実話。
とはいっても絵じゃなくて文だけどね
俺の(ピー)時間は泡のように消え去り・・・・・・orz
違う
その(ピー)時間は、お前の中で次なる創作の糧となったのだ
今こそ、それを活かす時だ
73 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 13:58:20 ID:I25lsaKg
意外に盛り上がらないな
せっかく
>>40のを書いたのに誰も続かないのは寂しいな。
いろり×峻護プリーズ
76 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 00:55:59 ID:1LHOC4z4
職人さんこないかな〜
本編がエロエロだと逆にエロパロにしにくいってよく言うけど、それを地で行く作品だよな、コレ。
サキュバス設定がさらにそれに拍車をかけてたり。
もう無理にエロ書かなくてもいいんじゃないか?
エロがほしければ本編よめってことだな
えろぱろ板に立てといてそれは・・・
エロもエロなしも混在してもいいんじゃないか、という意味
他スレでもエロのない作品なんていっぱいあるし
>>79みたいなこと言ってるやついるからちょっと不安になった