1 :
名無ちゃん:
個人的に操が一番好き
げっつ
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 23:28:43 ID:AC14tgxw
煉きゅんハァハァ
操ハァハァ
小説の方は最初は楽しみだったが途中で幻滅した
無力で一族に虐げられた和馬が力を持ってなにするのかと思ったらDQN一族とつるんで俺様理論でやっぱDQN
ヒロインも煉も力さえあればそいつの人格無視の信者状態
正直キャラの魅力では抜けそうにない
これだけ悪口書けば反論とかも来て自動的に保守できるだろ
>>5 悪口も何も
「 事 実 を 書 く な , 事 実 を 」
で終わりですが,なにか
7 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 00:09:33 ID:NbPhBVQC
そんなに悪いかね?
正直キャラとしての魅力が全くないので和姦シチュなど想像できず嘘臭く感じる
だからこの高レベルのDQNが滅茶苦茶に陵辱されるような過激なシチュエーションなどで押していくしかないと思う
綾乃の友達とかは?
純愛に使えそうな男が居ない気がする
主人公 が 鬼畜陵辱する以外のシチュが思いつかん…orz
11 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 19:14:49 ID:GoelZmZq
まぁ和姦も想像できなくもないが…………
綾乃の友達二人は純粋に嫌な奴じゃん
口ばっか達者で自意識過剰
萌えもクソもねぇよ
ただそれだけにガチの鬼畜な連中に滅茶苦茶にされて売り飛ばされてたりするのは読んでみたい
13 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:16:50 ID:o38CWBPA
三人まとめて輪姦
何このスレ。アンチばっかかよ
エロいキャラはたくさんいると思うのだが。
いや、アニメしか見てないけどね…
16 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 07:13:58 ID:EEND9Z8K
オレはファンタジアの中でも1・2番目に好きだが
ファンタジアって、読めるのあったっけ?
18 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 19:52:53 ID:HRQlZ44q
スレイヤーズ、ブラックブラッドブラザーズやら天地無用やら天華無敵やら
燎×美琴ならなんとか
>>18 ユトリ世代の俺としては、全部つまらなかったなぁ……。
あざのんはまあまあ読めたけれど、他のは……ちょっと……。
てか、BBBよりもDクラの方が面白くない?
DクラはD杯の時のが一番面白かった
んー・・・主人公の昔の話とか?
翌日儀式にささげられるのを知らない最後の平和な時間とか。
22 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:42:28 ID:5D0P571g
>>17 西尾維新だのの糞新書郡や、
新興のジャイブだのソフトバンクだの
ホビージャパンだののゴミどもよりは遥かにマシww
>>22 (´,_ゝ`)プッ
他を貶めることでしか評価の出来ないゆとり世代め。
24 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:06:11 ID:5D0P571g
ライトノベルなんて読んだことねーよwww
26 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:09:53 ID:5D0P571g
>>25 部外者の癖に、なんとなく反感を持ったからしゃしゃり出てきたとww
どっちがゆとり世代なのやらww
あ、俺パス。
や、やめてよ!
このタイミングだと俺がID変えて書き込んだみたいじゃないか!
富士見は面白いラノベ少なくなったよな
32 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 07:33:12 ID:l/0yNijC
フルメタはどうよ?
リプレイの主人公とヒロインなら純愛にも使えそうだな
富士見といえばザ・サードは好きなんだが、エロはなぁ・・・
>>33 凌辱要員の妖魔なら腐る程いるのにな…。
土蜘蛛とか、スライムとか色々、
ああ、そう言えばエロパロ保管庫に吸血鬼で一つあったな。
リプレイの水中花もエロキモくて良いなぁ。
ところで、この作品はTRPGまで炎術師ばんざーいな仕様なのはどうよ(^^;
物理攻撃無効の敵にダメージ与えられるの炎術師しかいねーとかなによ(;;)
風と水は高レベルに一個ずつあるけど……そこまでレベル上げるには遠すぎるわw
スレ違いですね。卓ゲースレ行ってきます……あるのかどうか知らないけど。
>>36 攻撃性能低い炎術師じゃ話にならないし、攻撃以外のスキルが無い分バランスは取れてると思う。
スタイルクラス次第で低レベルで特殊属性攻撃は可能だし。
一応、絆効果で神属性攻撃ができるがな
まあ炎術師がデカイ顔してる世界観だし
理知2な所がとっても原作通り吹いた。
41 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:03:56 ID:l1JCV8vZ
人気の無さに絶望しつつage
42 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 00:35:49 ID:P62p7FsL
俺は綾乃の寝ている隣で他の女とセクロスしてる和麻っていうシチュが浮かんだ。
風の男根
卓ゲ地下スレのほうがSSが早い!ふしぎ!
>>43 読み方はもちろん「かぜのスペルマ」だよな
風の性交
48 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 07:35:49 ID:1HVgBNJG
ちなみに今需要があるとしたらどのカプだ?
オーソドックスに
カズマ×綾乃
or
宗主×カズマ父
カズマ×綾乃よかカズマ×操のほうがしっくりくる俺は異端だろうか
リプレイ版は卓上スレ行きかな?
せっかくなので
かれん×ジュヌビエーヴをリクエストしてみる
ちゅーか、リプレイ読者多くね?
>53
初弾装填済みのライフルの銃口を挿入して自慰か。
愛しいジュヌビエーヴに撃ち抜かれる瞬間を想像しながら達すると。
>>55 ジュヌビエーヴは拳銃だよ
ライフルはダーニャ
スマン、素で間違えた。
>>48 太一郎×由香里か、チンピラに返り討ちにあう綾乃陵辱モノ。
59 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 02:02:39 ID:gAfRFWla
そろそろ誰か…
60 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 02:41:00 ID:ePYEwzq/
綾乃自慰ネタをリクしてみる
世界で一番熱く燃えるオ(ry
66 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 18:04:01 ID:ytkc+7EG
ワロス
抜けなくなってカズマにHELP
>>67 そして呼ばれた和麻が一言
実体化解けば?
無論散々イジくりまわした後でな
触発されて書いてみた。誤字、脱字はお許しを。
ちなみにアニメしか見たことない。
とある日の午後、神凪の巫女姫は。
「ん…はぁカズマぁ…」
自室で自慰にふけっていた。しかも…
「ハァ…熱くて固くて気持いい…」
炎雷覇を使って。
「本当はこんな事に使っちゃ駄目なのに」
わかっていながらも若い体の熱りは一向に静まらない。その原因は彼女の思い人に有るのだが。
「あぁ…カズマ、カズマぁ…」
今日も彼に抱かれる事を想像して事に及んでいたが…
普段は入口をいじる程度なのだが、今日はいささか激しすぎたのか力が入りすぎ…
「!!!」
刀の柄の部分が中に入ってしまった。
「痛っ…」
鈍い痛みに襲われる綾乃だが、幸い血は流れておらず処女膜は無事のようだった。
「私いったい何してんだろ…」
ようやく我に返り自分の行いを恥じ赤面する綾乃。
以前はこの様な事をする週間などなかった。しかし、カズマに出会ってからは、ほぼ毎日のように自分を慰めた。
最初は指で軽くいじる程度だったが、次第にエスカレートし、ついには炎雷覇まで使ってしまった。
「なんでアイツのことなんか…」
もし彼にこんな事をしてるのが知れたらどうなるだろうか。と考えてみる。
呆れるだろうか、馬鹿にするだろうか、それともいやらしい女だと軽蔑するだろうか…
不意にカズマの馬鹿にしたような顔が頭をよぎる。
「あー!なんで私がカズマなんかのせいで悩まなくちゃなんないのよ!」
やめた、やめたと頭を振りカズマの顔を頭から一蹴する。
「ふぅ」と溜め息をつくと、ようやく自分に刺さりっぱなしの炎雷覇に気付く。
『我ながら馬鹿な事をした』と恥じながら、手を伸ばし引き抜こうとするが…
「ん?」と違和感に襲われた。炎雷覇がピクリとも動かない。
『まさか』最悪の結果が綾乃の頭の中を駆け巡る。
「ぬ、抜けない…」
綾乃の顔はたちまち青ざめていった。
いくつか改行忘れてた…
orz
73 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 12:14:16 ID:ndJjbTEC
GJ!こういうのを待っていた
GJ!
続きをwktkしながらまってます
神に期待しつつage
78 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:21:08 ID:w45BB6A6
>>74これどろう?!ってなにが?
そういう時にはこう唱えるんだ
業者乙
業者乙
金髪炎術士良いな。
キャサリンドナルド投下町
キャサリンに惚れました
特にあの乳が(ry
良くわからんが、キャサリンがカズマに後ろからズコズコされるSSがあればいいのか?
綾乃とキャサリンで和馬の取り合い
なし崩し的に3P
アニメも始まってるのに人いなさすぎて吹いたw
ほしゅ
87 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 12:59:04 ID:SbBoBfxx
69氏は今何処
遅くなりましたが投下します。
ちなみにエロ無いです
(どうしよう、どうしよう…)
もしこんな姿を他人に見られたら神凪末代までの恥である。
汗だくになりながら必死に頭をフル回転させるも、時間は無情にも過ぎて行く。
その時…
「ねーさまー!」
ドアの向こうから聞こえた声に綾乃の心臓が跳ね上がった。
「れ、煉どうしたの?」
聞こえてきた弟分の声に焦りながら返事を返す。
「姉様?なんか声が上擦ってますけど?」
「そ、そ、そんなことないわよ!」
「そうですか?」
「そ、それより煉、何の用?」
明らかに不自然な綾乃の態度に煉は疑問を感じながらも用件を伝える。
「昼食が出来たので呼びに来たんです」
「今はいいわ!お腹空いてないから!」
今は昼食など食べれる場合じゃない、と言うか食べれない。
「ええっ!」
煉は綾乃の言葉に驚愕した。
あの食い意地のはった綾乃が昼食を食べないなど前代未聞の出来事だったからだ。
「姉様!どこか体の調子でも悪いんですか!!」
煉は大慌てで部屋のドアを叩き始めた。
「煉!落ち着きなさい!」
必死で煉を落ち着かせる。もし、このままドアを開けられでもしたら一貫の終りである。
「だ、大丈夫だからアンタは早くご飯食べてきなさい!!」
「でも…」
「いいから早く行けー!」
なんとか大声で煉を追い返す。
・
・
・
「ふぅ…」
大声を出したおかげか綾乃の頭はいくらか冷静になっていた。
(このままじゃいつか誰かにバレる…)
でもいったいどうすれば?
助けを呼ぶか?呼ぶにしても誰を?
(きっとお父様なら…)
愛娘のこんな姿を見たら卒倒するだろう。
(無理ね…でも他に…)
他にこの状況を打破できる人。それは今一番会いたくない人。
(背に腹は変えられないわね…)
渋々、綾乃は携帯に手を伸ばした…
遅れた挙句短くてすみません…
次回投下は未定ですが完結はさせます
91 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 23:50:08 ID:nbRPTmXq
グッジョブ!煉の驚愕ぶりにワロタ
92 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 04:44:25 ID:h+7awbp9
なるべく早く頼む
93 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 11:25:27 ID:7sCUiN35
保守
94 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:06:15 ID:Tu7ZJGtQ
あや
95 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 01:14:18 ID:BrKzQWae
あや
96 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 03:39:17 ID:rO36gjzA
投下マダー?
∧_∧
\⊂( ・∀・)⊃/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∬ ▼
\_/ △
都内のホテルの一室。最上階のワンフロワに一人の男が宿泊していた。
都内ホテルの最上階ともあるだけあり家具の一つ一つからは高級感が溢れ。さらに、窓からは周囲の景色を一望でき夜になればさぞかしロマンチックな雰囲気を演出してくれるであろうと思われた。
だが部屋の主はそんな事を気にもかけず、もう昼になるというのにひたすら惰眠を貪っていた。
PiPiPi…
その時、男の惰眠を妨げるように携帯がなり響いた。
男は最初、無視を決め込んでいたが携帯に鳴りやむ気配はない。
PiPiPiPiPiPi〜
無機質な音にすっかり睡魔を削がれ、男はようやく携帯に手を伸ばした。
「もしもし…」
まるで相手に自分が不機嫌である事を伝えるが如く電話にでる。
「もしもし!カズマ!?」
ブチッ
カズマと呼ばれた男は電話の声を聞くなり通話を切った。
『さて、もう一眠りするか』と再び意識を睡魔に任せようとしていると、また携帯が鳴り始めた。
カズマは「はぁ…」と溜め息をつくと渋々電話にでた。
「もしも…」
「なんでいきなり切るのよ!!」
カズマが言い終わる前に電話の向こう側から聞き慣れた声が飛んで来た。
「ジョークだよジョーク」
本当はただ面倒臭かっただけなのだが、綾乃の機嫌を損ねると後が面倒なので適当に合わせようとしてみるが…
「はぁ?なんでいちいちそんな事すんのよ!」
どうやら綾乃の機嫌は既に悪いようである。
『触らぬ綾乃に祟り無し』綾乃の扱いが板に付いてきたカズマは心の中でそう思い、自分に八つ当たりされてはかなわないと話題を変える。
「そんなことより、どうした?お前から電話なんて珍しい」
どうせ飯を奢れだ何だと自分にたかるつもりだろうと思っていると。
「え、えっと…その、ちょっと頼みたい事があって…」
さっきまでの強気な態度が嘘のように急に弱々しい声になる綾乃。
これには流石にカズマも変に思い聞いてみる。
「どうした?拾い食いでもしたか?駄目だろ幾ら食い意地がはってるからって…」
「するかぁ!んなこと!!」
『全くこの兄弟は自分を何だと思っているのだろうか』
先ほどの煉といいカズマといい、まるで自分が食い意地がはっている様な物言いである(事実)
「冗談に決まってるだろ。あ、でもお前ならやりかねん…」
「カズマァ!!!」
カズマの更なる挑発に自分が遊ばれているとも知らず、怒りに我を忘れていると。
「で?今日は何の用なんだ」
カズマがようやく本題を尋ねてきた。その声に『はっ!』となり、ようやく本題を言う。
「あ、あの今から家に来て欲しいんだけど…」
先ほどと同じように消え入りそうな声で話す綾乃にカズマは再び疑問を抱く。
「なんだ?また護衛の仕事か?」
カズマは自分が宗家に行く理由なんて綾乃の護衛位しか思い付かない。
「きょ、今日は違うの!」
「じゃあ何だ?」
「それは…その…」
まさか、抜けないから助けてなんて言えるはずもなく、黙り込んでしまう。
・
・
・
「お〜い。もしも〜し」
いつまでも返答のない綾乃にカズマが呼び掛けると綾乃は。
「と、とにかく、すぐに来なさい!いいわね!!」
そう言うと一方的に電話を切ってしまった。
今日はここまで…
あと二、三回で完結予定
ついでに100get
101 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 15:31:12 ID:7W8PVC0I
待ってましたよ……………!(感涙)
花音×煉 なら書ける気がするのだが・・・
火だからどう捕獲するか中々思いつかない・・・
綾乃の電話から一時間ほどたった時。カズマは神凪の宗家の前にいた。
かつて自分を無能と罵り蔑み続けた一族。
二度と足を踏み入れないと思っていたのに、日本に帰国してからは週一で顔を出している。
「何の因果かね…」
カズマが宗家の前で哀愁に浸っていた時…
「にーさまー!」
玄関から満面の笑みを浮かべながら一人の少年が走り寄って来た。
「よお、元気にしてたか煉?」
そう言うとカズマま寄って来た煉の頭をクシャクシャと撫でる。
「兄様くすぐったいです♪」
煉はまるで少女のような笑顔で微笑んだ。
「それで、兄様今日はどうしたんです?お仕事ですか?」
「いや、綾乃に呼ばれてな」
「姉様に?」
先ほどの綾乃の様子を思い出し煉の表情は暗くなっていった。
「どうした?綾乃に何かあったのか?」
そんな煉の表情を見てカズマは綾乃に何かあったのかと思い聞いてみた。
「姉様、なんだか体の調子が悪いみたいなんです…昼食もいらないって…」
「昼食を?それは変だな…」
この兄弟の綾乃の健康ステータスは食事らしい。
コンコン…
「だ、誰!」
聞こえてきたノックの音に綾乃は身を震わせる。
「俺だよカズマだ」
ドアの向こうに居るのがカズマだと解ると綾乃は少し胸を撫で下ろした。
「来るのが遅いわよ!何やってたのよ!!」
カズマにしてみれば早く来た方だったのだが、綾乃にしてみれば一時間以上こんな状態で耐えていたのだから仕方ないのかもしれない。
「悪かったよ、だから早く鍵を開けてくれ」
カズマはここで反論して綾乃を怒らせると面倒なので、素直に謝っておく。
「め、珍しく素直ね…」
いつもと違うカズマの様子に少し戸惑う綾乃。
「鍵開けても、いいって言うまで入っちゃ駄目だからね!」
「はいはい…」
立ち上がる事が出来ない綾乃は這い付くばりながらドアに近付く。
(んっ…!)
その度に床に擦れる炎雷覇から微弱な振動が秘部に伝わり思わず感じてしまう。
(だめっ!カズマが居るのに!)
思わず声を上げそうになるのを抑えながらドアの前にたどり着く。
(や、やっと着いた…)
実際はほんの数十秒なのだが、今の綾乃には長すぎる時間だった。
「まだか〜?」
ドアの前で待たされ続けるカズマから催促の声が聞こえる。
「もう少し待ちなさいよ!」
カズマの声に再びビクつきながら鍵を開ける。
そして、鍵を開けた後は同じ様に這いながら元の位置に戻る。
もちろん行きと同じ様な振動が伝わるけで…
(なんで私がこんな目に…)
半ベソをかきながら、何とか帰る事が出来た。
(な、長かった…)
合計数分に及ぶ綾乃の戦いはひとまず終わりを告げた。
(でも問題はここからね…)
綾乃は大きく深呼吸をすると腹を括った。
(よしっ!)
「も、もう良いわよ!」
綾乃がそう言うとガチャっとドアが開かれた。
「姉様大丈夫でしょうか…もし悪い病気とかだったら!」
不安が募りますます表情が暗くなっていく。
「煉、そんな顔をするな」
「でも…」
「俺が何とかしてやる」
カズマがそう言うと煉の表情はたちまち元に戻っていった。
「本当ですか兄様!」
「あぁ、だからお前は気にするな」
相変わらず煉には甘いカズマである。
「それじゃあ兄様!姉様のこと宜しくお願いします!」
ペコリと頭を下げる煉の頭を再度撫でた後、カズマは家の中へと入って行った。
・
・
・
(さて、どうしようか…)
綾乃の部屋に向かう途中カズマは安易に引き受けた事を少し後悔した。
(流石に病気を治せるような芸当は出来んしな…)
そんな事を考えている間に綾乃の部屋の前に着いた。
(まあ、何とかなるか)
そう思うとカズマは部屋のドアをノックした。
108 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 05:40:29 ID:RElTEKxX
あや
109 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 04:44:49 ID:7UohbS2p
助けた後は………判るな?
110 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 01:48:54 ID:ABmJp75V
あや
保守
112 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 18:12:56 ID:s6k5OY0f
続きはまだか
なんでこんなに人少ないんだか。結構おもしろいと思うんだけどね
職人がよって来ない理由なら一つに和麻が動かしにくいってのがあるかもな
劇中最強クラスの力を持ってて精神的にも達観してるから下手に手を出すとちょっと意味は違うがU-1とかスパシンっぽくなっちゃう
あと表面上綾乃に対する性的興味を全然見せてないってのも難しい
そのくせヤる事ヤってないかと言えばそうでもないからなお困る
115 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 01:30:28 ID:ObXY44EA
あやの
116 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 01:26:05 ID:vXjzPdp9
確かに和麻は扱い難い
せめて和麻が身につけてきたのが風術じゃなく
二次元ドリーム的なエロ術だったらな
ノベルズじゃなくて文庫の方向性でどうか一つ
つまりハーレム的な方向性か
綾乃と最後にするとして、霧香、操、マクドナルド、小雷、煉、七瀬と由香里。あと石蕗からもかな?
前途は多難だな
120 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 19:53:22 ID:lMS6zXYP
ちょWWWW煉かよ
あ、煉を主役に据えればいいんだ。
>>120 つっこみthx
>>121 実は神炎を浴びると気持ちよくなるとか
……ほら興奮した様子を火がついたとか言うし?
123 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 21:01:39 ID:kd0s7zOu
>>122 フム、今まで神炎に焼かれて死んだものは快楽のなかで死ねたわけか
>>123 いや、貞操観念を「焼滅させる」とか性欲を「燃え上がらせる」とかするわけですよ!そうすれば
和麻「煉……俺、お前になら」
とかそういう感じになるのですよ!!
煉は女体化需要しか無いと思うのですよ
煉が性霊にとりつかて大暴れな展開を希望。
もういっその事RPGリプレイ組で甘甘な展開でもやっちまえよ
神凪燎を主人公と置いて幼馴染属性持ってる風巻美琴とこう、しっぽりとヤればいいさ
幸いな事に燎は病気で体弱い設定だ、そこをうまく使えば……
前に一本投下されてたな。美琴の触手陵辱だったが。
しかし、けっこう原作関連スレでもリプレイの評判が悪くないのには驚いた。
130 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:16:31 ID:lq1o9nwd
A
131 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:19:28 ID:lq1o9nwd
↑すんません間違えました
>>105 続まだかな〜?
カズマがエアリード機能を持ってるからな、リプレイ版は
風術師なのに空気読めないとはこれ如何に
保守
135 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 02:52:08 ID:guJClSIF
あげ
漫画版の操がやばいエロイ
やはり和姦は駄目だ。
由香里、マクドナルドあたりの巨乳が、人外にHな事されるSSを所望する!
原作を読んだことのないアニメ視聴者だが、キャサリンは間違いないが由香里も
巨乳というほど大きかったかな?最終回で着せられていたミニスカメイド服は
胸元が半分以上開いていたがw
キャサリンは原作挿絵から巨乳になった。たぶんアメリカ人だから。
由香里は原作設定で巨乳。90以上あるとかなんとか。
140 :
138:2007/10/08(月) 17:45:52 ID:B+MmHr7Y
>>139 サンクス。
アニメでは由香里よりも七瀬の胸の方が大きく見えたけど、例のエロコスの
印象が強いからだな、きっとw
あれはボンテージで締め付け、胸の脇から首輪に通したロープで吊り上げ、
さらに乳房の下からベルトで絞り出していたよね。
141 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 10:48:02 ID:4o+IGHSh
和麻×七瀬
>>140 つーか、原作絵師は基本的にみんな胸大きく描いてるっていうのがある。
原作設定だと七瀬が82、3、由香里が91、2、綾乃が84、5。
曖昧ですまんけど、信号機は確かこんな感じだった。超解だと。
ちなみに他キャラは載ってなかったので答えられない。
おまいらに質問だ。
一応今一本綾乃の陵辱物考えてはいるが、
本編パラレルで、時間軸的に本編(第1巻)開始少し前から始まるんだ。
そっから神凪滅亡とかのネタを交えて、綾乃を奴隷のオークションとかに
出すと言うエロを書こうとと思ってるんだが、どうだろう。
それでもよければ書きあがったら投下するが。
>>143 この渇いた大地に与えるべき水は、清水でも泥水でも構わないと思う。
おk。汚れに汚れまくった泥水投下するから、しばらく待っとけ。
投下はどんどんやって欲しいがそのネタだと個人的にはスルーさせていただくと思うので投下前に注意を頼む
>>146 無論そう言った注意等はさせてもらうので、安心しれ。
今エロシーン執筆中なんだが、
犯る側の人間の名前考えるのめんどいから全部その男がとかの表記になるのは勘弁しといてくれ。
エロシーンが終わったら投下するんで、もうしばらくは待っててくれや。
148 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:22:10 ID:PMJIdASi
というわけで、名無し改め摩天楼、宣言どおり綾乃陵辱物が一応完成したので投下。
>>146のように、陵辱物が嫌いな人はスルーしてくれ。
後オークション編とかはまだネタが浮かばんので待っててくれ。
まずは捕まってから処女喪失まで。
本編中に微妙にグロシーンもあるので、嫌いな人は気をつけてくれ。
次から投下してく。
149 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:23:50 ID:PMJIdASi
これは様々な事象が絡み合って生まれた一つのif。
故に本来の事象とは何の関係もないし、影響しない。そんなお話。
◆◇◆ ◆◇◆
神凪家。精霊術師の中でも、炎の精霊王と契約し、代々その神器を受け継いできた家系。
だが、長い年月はよい事ばかりをもたらすとは限らない。
今の神凪は、炎術至上主義の上、術者の質も徐々にだが下がってきている。
何せ、神凪の中では『炎術以外の精霊術は下術』という認識が大多数を占めており、
各精霊術の特性を理解している者はほぼ皆無。少し調べれば、神凪の下部組織の風牙衆がどれだけ虐げられているか解るほどだ。
それでもそう言った除霊の依頼は神凪にまわる事が多い。
それだけ神凪のネームバリューがすごいと言う事になるのだが、
他の術師の家系にとって、神凪はある意味目の上のたんこぶと言っても過言ではないかもしれない。
特にそれは同じ日本の炎術師の家系にとっては深刻な問題で、悩みの種となっていた。
様々な家が対策を講じている時、突如として舞い込んできた一つのニュースは周囲を震撼させた。
それは、神凪の家が、下部組織の風牙衆によって滅亡したと言うニュースだった。
それと同時に、まことしやかにささやかれた噂がある。
何でも神凪の宗家の娘が奇跡的に生き残り、人身売買にかけられていると言う噂が流れた。
これはその神凪の生き残り、綾乃の転落人生の記録である。
150 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:26:09 ID:PMJIdASi
ある日神凪宗家に舞い込んだ依頼は、いつも通りと言えば、いつも通りな、封印が解けそうな妖魔の対処と言う依頼だった。
その為、宗主である神凪重悟は、愛娘、神凪綾乃に経験をつませるため、その依頼をあてがう。
だが、この時依頼者は致命的なミスを犯している事には気付いていない。
それこそ普通の陰陽師などに持ち込むべき依頼なのだが、
肝心の封印されている妖魔に関する記述だけが、ぽっかりと抜け落ちているため、
最悪の選択をしてしまった事に気付くのは、すべてが終わった後だった。
☆
とある神社、そこが今回の仕事場だった。
「それで、これが件の封印?」
見た目は古い壺の四方に、封印の札が張ってあるものだ。
だが、その封印の札は今にもはがれそうなほどにボロボロになっており、いつ中の妖魔が出てきてもおかしくはなかった。
綾乃は即座に再封印を諦め、中の妖魔を滅ぼす事を決め、封印の札をはがしてしまう。
綾乃からすれば、こちらのほうが手っ取り早いのだろうが、それが間違いだと気付く事は無かった。
今この場にいるのは、除霊を担当する神凪綾乃以外に、護衛として分家の大神雅人と、大神武志。
バックアップとして、風牙衆の長、風巻兵衛以下、足の速い数名の風牙衆が周囲を警戒していた。
「そろそろかな。」
封印が解けそうになると、綾乃は炎雷覇を呼び出し、いつでも除霊できるように身構える。
封印が完全に解放され、封じられていた妖魔が飛び出してくる。
それは、濃密な霧を噴出しながら、赤い燐光を纏う鵺だった。
151 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:27:03 ID:PMJIdASi
「えっ、なによこれ。」
そして、異変は鵺が現れた瞬間から現れる。
周囲の炎の精霊が、凄まじい勢いでその鵺へと吸い込まれ喰われていく。
炎雷覇の纏う炎も目に見えて小さくなっていき、炎が消えていき、炎雷覇の状態を保つ事も難しくなってくる。
「兵衛、緊急事態よ。答えなさい!!兵衛!!」
これが八神和麻と出会い、数々の経験を積んだ状態なら対処はいくらでも出来たかもしれないが、八神和麻は未だ日本にはおらず、
未だに経験不足、その上、今この場で頼りになりそうな周囲の風牙衆に呼びかけても、返事が全くない。
それもそのはず、この頃の風牙衆は、神凪への反逆計画を進めており、兵衛はこの妖魔を利用し、神凪綾乃を謀殺ないし、
風雅の神を蘇らせるための生贄、もしくは風牙の男達の慰安婦代わりとすることを即座に決定、神凪綾乃の身柄の拘束を第一とした。
そうしている内にも、鵺は襲い掛かってくるため、綾乃は存在が不安定になっている炎雷覇で何とか受け流す。
「お嬢がまずい、援護するぞ!!」
「は、はい!!」
大神雅人と大神武志も援護しようとするが、周囲の炎の精霊はあらかた鵺に喰われたため、援護など出来るはずもない。
152 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:28:16 ID:PMJIdASi
グロシーンあり、注意
それに加えて、鵺の口から吐き出される霧で、視界はほとんどない。
二人がまごついている間に、綾乃は鵺の攻撃を真正面から受け、神社の壁に激突、背中を強打してそのまま気絶してしまう。
綾乃の意識が途切れたため、炎雷覇も炎となって消えてしまう。
「お嬢!!」
綾乃が吹き飛ばされ、気絶してしまった事に驚き、鵺から注意をそらしてしまう雅人。
当然そんな事をすれば、隙だらけになってしまうのは当たり前で、鵺は隙だらけの雅人の首筋に齧り付き、そのまま引きちぎる。
「ぐほぉっ!!」
首から大量の血を流し、そのまま倒れこんでしまう雅人。
「う、うわ、うわぁぁぁぁぁ!!」
頼みの綱の雅人が殺され、恐怖心から鵺に背を向けて逃げ出そうとする武志。
だが、鵺が獲物を逃す筈もなく、そのまま武志の頭向かって飛びつき、そのまま噛り付く。
頭を失った人間が生きているはずもなく、そのまま絶命し、血の噴水を巻き上げて倒れる武志。
残るは気絶している綾乃のみとなり、鵺はのっしのっしとゆっくりとした歩調で綾乃に近づく。
153 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:28:54 ID:PMJIdASi
この時になって、やっと風牙衆が動き出す。
綾乃達が苦戦を強いられている間に、兵衛は風牙衆のみの増援を呼ぶ。
丁度よく近くで別の仕事の事後処理をしていた風牙衆数名が即座に駆けつける。
駆けつける間にも、呼霊法で綾乃の身柄を捕らえる事、敵の鵺を退治、出来る事なら拘束する事を命じておく。
そうして即座に神社の中の気流を操作し、霧をすべて吹き飛ばすと、
鵺の口元から血が滴り落ち、綾乃の制服を血で汚しながら、今まさに鵺が綾乃を食べようとしているところだった。
慌てて風牙衆の一人が鵺を吹き飛ばそうと、風の塊をぶつけると、あっさりと鵺は吹き飛ばされる。
そのまま鎌鼬をぶつけ、鵺に切り傷を負わせ、時間を稼ぐ。
そうしている内に、一人が綾乃を肩に担ぎ上げ、、凄まじい勢いで自分達のアジトの一つへと連れて行く。
普通なら女一人と言えど持ち上げるのは至難の業かもしれないが、風で体を持ち上げているため、重さ自体はあまりない。
この時、綾乃の周りを赤い燐光が待っていた事は部下も気付いていなかった。
一方の鵺の対処班はというと、割とあっさりと鵺の討伐は成功した。
遠距離からの攻撃を当て続けていたら、いつの間にか絶命していたと言う、ある意味情けない終わり方だった。
事後処理を終え、兵衛が表に出ると、そこには先程綾乃をアジトへと連れて行った部下が、
返り血のついた綾乃の服の切れ端を持って現れた。
154 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:29:26 ID:PMJIdASi
「何故このような物を?」
「神凪綾乃が『死んだ』と思わせる証拠が必要と思い、お持ちいたしました。」
兵衛はそれを聞いて、ニヤリと顔をゆがめる。
「確かにそうよな。証拠がなければ誰も信ずるまいよ。」
そう言って、兵衛は部下から服の切れ端を懐に納め、神凪本邸へと向かっていった。
その後兵衛は本邸にて重悟に対して、綾乃は妖魔との戦いで死んだと嘘の報告をした。
最初は信じなかった重悟だが、返り血のついた綾乃の服の切れ端を見せると、とたんに信じ込み、兵衛に下がるように伝えた。
こうして神凪家は次期宗主の綾乃の死を信じ込み、一家そろって意気消沈していた。
それを見て、兵衛は繊細一隅のチャンスと見て、神凪への反逆の時期を早めるのだった。
155 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:30:07 ID:PMJIdASi
「んんっ・・・・・・。」
目が覚める綾乃。すぐに周囲を警戒するが、目の前一面濃い霧で覆われており、視界が全く利かない。
その上体を動かそうとしても、うまく動かなかった。
その時、何処からともなく蝶番がきしむ音がして、二人分の人の足音が聞こえてくる。
「む、なんだこの霧は、煩わしい。」
知らない男の声がすると、視界を覆っていた霧が一気に晴れる。
目の前に見えるのはむき出しのコンクリートで、視線を落として自分の姿を見てみると、立った状態で縄で後ろ手に縛られた上、
恐らく背後にあるだろう出入り口に、足を広げてお尻を向けていると言う、なんとも恥ずかしい格好だった。
そうすると、再び軽く蝶番がきしむ音がして、自分の目の前に二人の男が現れる。
片方は見た事もない男だったが、もう一人の男は見覚えがあった。
「ようやく目が覚めたか、神凪綾乃。」
「あんた、風巻兵衛!!一体これは何のまね!!」
綾乃の見覚えのあった顔の人物は、風巻兵衛だった。
「いやなに、せっかく捕まえた神凪の直系よ。存分に利用させて貰おうと思うてな。」
「あたしをどうするつもり、変な事しようとしたら、ただじゃおかないわよ!!」
そう言って、綾乃は炎を呼び出して自らを縛る縄を燃やそうとするが、どういう訳か、一向に炎は出ない。
それ所か、炎の精霊の声が全く聞こえなかった。
156 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:30:48 ID:PMJIdASi
「ほっほっほっ、ご自慢の炎はどうした。まあ出せないと言うなら好都合。存分に楽しむがよい。」
兵衛は後ろ手に持っていた香炉を綾乃に見せると、そこから出ている煙を綾乃に吸わせようとする。
綾乃も煙を吸うまいと顔を背けようとするが、煙は的確に綾乃を追尾し、煙を吸わせる。
とっさに息を止めて煙を吸わないようにしても、長続きするはずもなく、綾乃はついにその煙を吸ってしまう。
(あ、まずい・・・これ・・・・・・なんだろう・・・・・・あたまが・・・・・・・・・うごかない)
煙を吸い込んでいくたび、思考は緩慢になり、体がどんどん火照ってくる。
「いやいや、流石は先祖より伝わる媚薬の香、効果はどうじゃ、神凪綾乃よ。」
「びやく・・・・・よくも・・・そんなもん……」
強力な媚薬の為か、ろれつも回らなくなってくる綾乃。
「親方様、そろそろ私にも。」
「おお、そうじゃったな。存分に楽しむがいい。」
そう言って、兵衛は部屋の隅に香炉を置いて、そのまま去っていく。
「さて、まずはお前の体を見せてもらおうか。」
兵衛の隣にいた男がそう言うと、綾乃の服に手を掛けて、そのまま力任せに引っ張って、綾乃のジャケットとブラウスを引きちぎる。
「なに……すんのよ……」
思考が緩慢になっても怒る事は忘れていない様で、綾乃はろれつの回らない舌で男に対して怒りをぶつける。
「ほう、まだ口を利けるだけの威勢があるか。」
男は感心した様子で綾乃に視線を向ける。
綾乃は顔を赤く染めたままふてくされた表情でそっぽを向く。
男は綾乃の事を気にした様子もなく、ブラウスと同じ様に綾乃のブラジャーに手を掛けて破り、綾乃の乳房を露出させる。
「こんなこと……して……ただですむと…おもうんじゃ…ないわよ……」
綾乃は相変わらず悪態をついている。
「はっ、口だけは達者だが、なにも出来んだろう。おとなしく犯されているんだな。」
「ふざ…けんじゃ…ないわ…」
157 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:31:31 ID:PMJIdASi
男はそのまま綾乃の背後に回り、綾乃のパンティを引きちぎって、他人に見せた事のない自らの秘裂を男の目の前にさらす。
そこはぴっちりと口を閉じており、指で割って開くとしっとりと湿り気を帯びていた。
「見るなぁ……」
弱弱しく拒絶の言葉を告げる綾乃。
「はっはっはっ、年の割には綺麗じゃないか。それに初物ときた。よほど禁欲的な生活を送っていたようだな。」
「うるさい……だまれぇ……」
実際、綾乃は自慰の経験すらほとんどなかった。
あっても数ヶ月に1回、それも入り口のあたりをいじくるだけだった。
それに、性に関する知識と言うものもありはするが、自分が実際にそれを行うというイメージ自体が浮かんでこなかった。
男もいつの間にか自分のペニスを取り出し、綾乃の秘裂へとこすり付けてくる。
「そんなことするなぁ……はなせぇ……」
「そう言うな、慣れれば気持ちよくなるものだ。そら、入れるぞ。」
男はペニスをこすりつけるのをやめ、綾乃の尻を両手で掴むと、そのままその肉茎を綾乃の秘裂へと押し付け、
綾乃の膣内へと侵入していく。
「やめてぇ…いたい…いたい…いたいぃ」
か細い声で男に対して痛みを訴えるが、男は綾乃の事など気にした様子もなくこう告げる。
「体に力を入れているから痛くなる。力を抜いたほうが楽になれるぞ。」
そう言っている間にも、男は自らの分身をどんどん綾乃の奥へと押し込んでいき、最後の砦の処女膜の前まで陰茎を押し込む。
158 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:32:06 ID:PMJIdASi
「やめてぇ…おねがいだから…ぬいてぇ…」
綾乃も痛みによるものか、悔し涙かは判別がつかないが、男に対してやめるように懇願する。
「やだ…ねっと!!」
一度ペニスを大きく後ろに引き、間髪入れずに前に突き出し、一気に綾乃の処女膜を破る。
ずぐっ……ぶつっ!!
その音は、綾乃の耳にはやけに生々しく響いた気がした。
今まで守っていた純潔は、あっさりと破られ、引き裂かれた痛みが鮮血となって膣口からこぼれだす。
「いやぁ…いたい…いたいの…ぬいてよぉ・・・」
自らの想像以上の痛みと見も知らぬ男に処女を散らされた屈辱感から、綾乃は大粒の涙を浮かべる。
そのまま男のペニスはずぶずぶと膣道を無理矢理広げていきながら、とうとうその先端を綾乃の膣の最奥まで到達させる。
何かがぶつかるような感覚に、思わず綾乃は大きくのけぞる。
「そーら、これでお前も立派な女だ。うれしいだろう?」
そういいながら、男は腰をグラインドさせ、綾乃の最奥を刺激する。
「やだぁ…ぬいてよぉ…」
綾乃は先程までと同じく、うわ言で男に抜くように懇願し続ける。
「そうだな、嬢ちゃん、抜いてやるよ。ただし、俺がイッた後でなぁ!!」
そう言って、男は腰を動かし、今まで奥深くに突き刺していたペニスを一気に入り口近くまで引き抜き、
間髪入れずに膣奥へと叩きつける。
「はっ、ああああっ!!」
亀頭のエラの部分で膣壁を擦りあげられ、すぐさま奥の方まで一気に貫かれる衝撃と痛みは、
媚薬で朦朧となった意識を揺さぶる。
「とっとと慣れて、喘いでみろよ!!ほれほれほれ!!」
159 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:32:40 ID:PMJIdASi
綾乃に対して微塵の容赦もかけずに続けられるピストン運動は、
綾乃に対して痛みしかもたらさず、膣奥からの鈍痛に、綾乃は泣きながら声をあげ続ける。
「やだ…もお…ぬいてぇ…」
「そろそろ抜いてやるよ!!ただし、思いっきり中でぶちまけさせてもらうがな!!」
そういいながら、男はラストスパートと言わんばかりに、腰を激しく打ちつけ、綾乃の膣内を白濁で穢そうとする。
「あっ…だめ…やだ…いやぁ!!」
綾乃は体をずらして逃れようとするが、縛られた上に腰をしっかりと掴まれてしまっていては、逃れるすべなどあるはずもない。
「そぉら、イクぜ!!」
「だめだめだめぇぇ!!」
男は綾乃の膣奥へと腰を打ち付けると、そのまま先端から大量の白濁液を綾乃の膣内へと流し込む。
どぷっ!!びゅくっ!!どくどくっ!!
「いやぁぁぁぁっ!!」
体の奥から流れ込んでくるその液体の感覚に、綾乃は頭を振りながら拒絶するが、それで何が変わるわけでもなく、
満足した男は自分のペニスを引き抜くと、そのまま綾乃の目の前までやってくると、べったりと血のついた男根を綾乃に見せ付ける。
160 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:33:12 ID:PMJIdASi
「これがお前を女にしたモノだ。よく憶えとくんだな。はっはっはっ!!」
男はそのまま部屋を出て行き、自分以外人がいなくなると、綾乃は頭をたれて再び大粒の涙を流す。
大きく開かれた足元の、丁度中間には、男から出された精液がぽたぽたと零れ落ち、
一緒になって純潔の証だったものも綾乃に見せ付けるように流れており、自分の惨めさに綾乃はひたすらに泣き続ける。
だが、そうしているのもつかの間、今度は複数の足音がぞろぞろとやってきて、綾乃を取り囲む。
「おおっ、こんな綺麗な子とやれるなんてラッキーだよな。」
「兵衛様万歳、風牙衆万歳ってか。ははははは。」
「今まで散々虐げられてきたんだ。少しくらい仇の一族の体で楽しんだって罰なんか当たらないさ。」
綾乃を取り囲む男達は、口々に好き勝手言っており、これから自分がこの男達のおもちゃになることを嫌でも思い知らされる綾乃。
だが、これがまだ序章に過ぎない事はこの時の綾乃は知る由もなかった。
161 :
摩天楼:2007/10/18(木) 02:39:11 ID:PMJIdASi
と言うわけで、投下終了。
本編の解説だが、綾乃が炎を使えなかったのは、鵺と本編6巻に出てきた焔凪
が封印の中で共生関係になったものだったから。
縄が炎で切れなかったのは、焔凪が神器の炎雷覇に惹かれたからとでも思ってくれ。
もちろんこれは俺設定だから、公式設定と混同しないようにしてくれ。
感想もよろしく頼む。
GJ!!!
渇いていた大地が泥水で潤っていく。
GJ!! 今後の展開に期待したい。
ただ敢えていえば綾乃がすぐおとなしくなっちゃつまらんな。
犯られながらも罵倒の限りを尽くしてほしい。
その上で描写は濃密に、と勝手な注文でスマンが。
164 :
摩天楼:2007/10/19(金) 02:20:31 ID:KOuR9BNt
おk。そうしてみる。
ところで人身売買のオークション系統の資料を持ってる人はいないだろうか。
風牙衆による輪姦編の後にオークション編をやろうと思っているのだが、
手元に資料がないので誰かそういう系の物をくれると非常に助かるが。
自分的に小雷好きなんだが相手がいないな…
かといってカズマの毒牙にかけるのはなぁ…
166 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 20:36:43 ID:PeQ7MpNT
こうやってGJ!!なものを見てるとなぜ同人誌がでなかったのか・・・orz
皆さんの意見は?
某所の綾乃とキャサリンが親父に寝取られる奴は?
親父は半殺しにされた際に不能になったんではなかったのか(根拠なし)
>>165 クリスはどうだ?
因縁的にガイアだが絵的にちょっと…。
あと、月並みに妖魔かな?
和麻「性霊王と直接契約したコントラクターの力、見せてやる」
>>170 煉「契約って、具体的に何をするんですか?」
和麻「何って、まあ、ナニするんだけどな」
>>171 風の精霊王っちゅーとどうしてもロードスのジンのイメージがあってな……
アッー!
そうか。
私的にはセブンフォートレスだ
>>106の続きはどうなってしまったんだろう。
期待してるし、勝手に妄想がふくらむのだが。
例えば、極細のつむじ風(触手みたいなイメージ)を何本も作って
穴の周囲に入れて抜く手助けをしつつ弄ぶとか。
和姦キボンヌ
力がすべての世界に和姦など・・・
逆に考えるんだ。「強いだけでナオンにモテモテ」と考えるんだ。
>>177 ナオンなんて表現見たのパンプキンシザーズ以来だ
ちょっと落ちすぎじゃね?
風の精霊に乗ってあげ
地術でさげ
181 :
摩天楼:2007/11/12(月) 15:52:24 ID:ZPTyF3dY
すまんが、PCが逝ったため、しばらく作品の投下が出来そうにない。
コレは家の共同のPCから打っているため、いつ綾乃陵辱の続編が出来るかがわからん。
待っている諸兄には申し訳ない。
それでは仕方ないな。
「綾乃よりは気長に」待たせていただくよ。
ほす
原作知らずにTRPGのルルブに興味を持って、これだけ買った俺が通りますよ。さすがにむこうのスレには顔を出しづらいので・・・。
水乙女タンのイメージイラストだけでヌケる。あと「この脳筋」とか罵られてえハアハア。
綾乃?誰それ?
瞬間湯沸かし器だろ?
189 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 01:45:04 ID:l74heyOj
>>185 発育のいい●ャナ。ただし、中身の成長に難あり。
>>189 じゃあ、和真は黒すぎる悠二だな。
ぶっちゃけ、あれと比べると黒悠二と言うか祭礼の蛇が白く見える。
>191
まああっちは動機が白いからな。一応。
193 :
192:2007/11/25(日) 07:49:42 ID:fcIkYlHT
書き忘れてた。
>185
良かったら卓上スレにおいでー。
ここって綾乃人気ないの?(´・ω・`)
がんばって和麻×綾乃の和姦っぽいの書こうと思ったんだけど…
でも、ちょっと鬼畜まじりだけどなwww
>>194 okだよ^w^
七瀬の方が好きだけどね
197 :
194:2007/11/26(月) 12:37:56 ID:OqL5O/93
そうか。なら頑張ってみる
今週中には投下できるようにするよ
あと、俺、書くのは和麻×綾乃しかムリだ…
すまん
>>196
>>198 同意、でも、小雷とかラピスとか由香里とか……他も期待しちゃうなぁ……。
それはともかく、196さんお待ちしています!
全ra…いや、紳士としてネクタイ着用で。
200 :
199:2007/11/27(火) 00:40:47 ID:iGFt+5Xi
>>199 間違えた〜〜っ!
194さんでした!
スマソ OTL
保守
>>185 遅レスだが、お前はオレか?
水乙女タンの醸し出すエロオーラの濃度は異常。
203 :
194:2007/12/01(土) 23:59:13 ID:1XR80shB
今週に投下するとか言ったが、もしかしたら無理かもしれない…
この場合、書きあがってから投下する方がいいの?
それとも、途中でも書いた分だけでも投下する方がいいの?
ごめんね。質問ばっかりでごめんね。
エロパロ書くの初めてで、流れがイマイチわからないんだ(´・ω・`)
どっちゃでもOKだぜ!
wktk!wktk!
前後編にする手もある。
小出し過ぎるのは困るが、ある程度量があってキリが良いなら投下もアリかと。
206 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:24:11 ID:x1bjEzSP
何とか書けた!遅れてごめん。
今度からは前後編に分けることも考えてみるよ。相談のってくれてありがとう。
あと、数字だとわかりづらいかなと思ったから、名前つけた。
・和麻×綾乃の恋人前提
・鬼畜というか言葉責め?
・和姦じゃなくて青姦でした
・でもバカップルだよ(・∀・)
・6レス使用予定
苦手な方はどうぞスルーしてください。
207 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:25:37 ID:x1bjEzSP
1
その日の和麻が機嫌が悪かった。
原因は、目の前で戦闘を繰り広げている少女にあった。緋色の刃を振りかぶり、火炎を撒き散らしていた。
年の頃、十六、七。長い黒髪と白い肌。華奢な体型だがそれなりの肉付きはある。顔立ちは恐ろしく整っていて、万人受けするような美少女だった。
おまけに文武両道で気さくな優等生。まさに非の打ち所がない。
──神凪綾乃
それが、彼女の名前だった。
綾乃が学校の男共からマドンナ扱いされているらしいと、和麻は彼女の友人から聞かされていた。春になると初めて綾乃を見た男が、告白しようと長蛇の列を作ると聞いていたが、まさか目の前でその現場を見させられるとは思っていなかった。
校門前で綾乃を待って、声をかけようとしたところで、その男子生徒は綾乃に告白した。『好きです、神凪さん。付き合って下さい』とはテンプレートですらある台詞である。
和麻はその様子を面白がって見ていた。──最初は。
お前が欲しがった女は俺のもんなんだよ、と子供じみた独占欲すら満たされていた。
綾乃は黙って一瞬だけ和麻を見た後、『ごめんなさい』とただ一言告げて、告白シーンは終わった。
恋人がいると言うとばかりに思っていた和麻にとって、面白くない結末だった。
ただ一言──恋人がいるんです、とだけ言ってくれればよかったのに。
そんな拗ねたような思いが胸中を巡っていて、まったくもって面白くない。
「和麻、あんた何ぼけーっとしてんのよ」
散らばるコンクリート片の中で、綾乃は炎雷覇を片手に眉をひそめていた。
今日の仕事は廃墟にいる悪霊退治だった。だが、先ほどの一撃で仕事は完遂したようだった。
外はすでに薄暗く、廃墟の中には月明かりだけが差し込んでいた。
「──ああ、終わったのか」
「せめて見てなさいよ。あんた、あたしの護衛でしょ!」
ぶちぶちと文句を言いながら、綾乃は和麻に近寄った。そして、びしっと指をつきつける。
「──そーだな」
いつもと変わらず元気の良い綾乃に、和麻は平坦な声で答えた。そんな和麻の様子を疑問に思ったのか、綾乃は首を傾げる。
「……どうしたの?」
「何がだ」
「何がって……機嫌悪そうっていうか、怒ってない? 仕事ちゃんとできてなかった?」
いつもなら、綾乃はこんなことは言わずに、和麻に対して罵詈雑言を吐き捨てる。
和麻のただならぬ様子をようやく勘付き始めたようである。しかし、時は既に遅く、ストレスで和麻は完全にスイッチが入ってしまっていた。
「いや、ちゃんとできてる」
「じゃあ、何が不満なのよ。言わなきゃわかんないわよ、そんなの」
綾乃はむくれたようにそう言った。対する和麻は無表情で口を尖らせる綾乃を見下ろす。
言わなきゃわからないだなんて、鈍いにも程がある。そろそろ、ちゃんと分からせてやるべきなのかもしれないと思った。
一度は言ったことだが、お前が思っているより、俺はずっと我が侭で強欲だって。
素直じゃないことも、意地っ張りなことも、全部含めた上で好きになったのは確かだが、たまには意地を張らずに素直になってほしい。
素直にさせてみたい。
「知りたいのか?」
「そりゃ……あたしが悪いなら、直さないとって思うし」
綾乃は心細そうな声音でそう答えた。
「──ん、わかった」
208 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:26:35 ID:x1bjEzSP
2
頷くなり、和麻は綾乃に頭突きをするような勢いでキスをした。勢い余って、綾乃を背後の壁に押し込んだが、後頭部は打たずに済んだようだった。
完全な不意打ちだったので、抵抗する隙もない。最初は触れるだけで、口角から舌を差し込むと、簡単に侵入できた。
「ん、んぅ……っ」
綾乃は驚いて目を瞠り、和麻の肩を叩いて抗議した。痛くはないが、鬱陶しいので手首を掴んで押さえる。再び押し返してきたが、だんだんとその力は弱まっていった。
「んんっ」
舌を絡ませて、唾液を送り込むと綾乃は苦しそうに嚥下した。征服感が背筋を駆け抜けた。
しかし、何度絡ませても、綾乃は決して自分から絡ませようとはしなかった。
「ん、ふっ、……あ」
口腔内を思う存分に犯すと、和麻は顔を離した。息切れしたような呼吸音が互いの唇から漏れ、結ぶ糸が月明かりに照らされる。
薄暗いのに、綾乃の顔が怒りと羞恥心で赤く染まっているのがわかった。
「はぁ……な、何してんのよ……あんた」
「知りたいって言ったのはお前だろ」
「そっ…それと、これとは、関係な……ひ、やぁっ、あ」
抗議を続ける綾乃を無視して、耳の中に舌を這わす。何度もしている内に覚えた綾乃の弱い部分である。
耳たぶを甘噛みすると、綾乃は解放された手で和麻の腕を掴んだ。耐えるように唇を噛むが、綾乃の意志に反して喘ぎが漏れる。
「や、やめ…ぁ、んんッ、あぁ」
すっかり脱力した綾乃は、和麻の腕に掴まるのに精一杯で、抵抗できなくなっていた。
その間、和麻は制服のブレザーを肩が出るぐらいに下ろし、ブラウスの上から胸を揉む。
折れそうなほど華奢なくせに、胸は平均以上はあるらしく、それなりの質量を持つ感触が伝わってくる。
鼓動が早鐘のように打ち鳴らされているのを感じた。
「ちょ、ダメッ、こんな……はぁ、とこじゃ…っ」
瞳を潤ませながら、綾乃は和麻を睨んだ。だが、眉根を寄せて睨んでくる様は、逆に和麻の嗜虐心をそそられた。もっと乱れさせてやりたいという思いが浮かぶ。
ブラウスの下から手を入れると、綾乃はうっすらと汗をかいていた。滑らかな肌が余計に手に吸い付いて、気持ちがいい。
片手で器用にブラジャーのホックを外して、直に揉み始める。
「あっ、や、ぁ、あああっ!」
綾乃はぴくんと痙攣して、先ほどより大きく啼いた。固くなった乳首をつまんだり、こねたりしながら、耳元で囁く。
「やめて欲しいのか?」
「はぁ……お、お願いッ、もぅ……あぁ、んッ」
綾乃は懇願するように喘ぎながら、頷いた。
「こんな硬くしてるのに?」
「や、やっ、言わ、ないでぇ、ふぁ…ッ」
「やめて欲しそうに見えないな」
「はぁ、あ、ぁ、んんぅッ」
耳穴に息を吹きかけると、ビクビクと震える。泣きそうな顔で嫌々するように首を左右に振る。
和麻は片手で胸を愛撫しながら、制服のブレザーを全部脱がし、邪魔なブラウスのボタンを外した。青いリボンはかろうじて襟の部分に引っかかっている状態だった。
片手で脱がすには苦労したが、おかげで肌に手を触れさせやすくなった。首筋や鎖骨に痕を残しながら、胸の間に舌を這わすと、綾乃は小さく喘いだ。
「お、願い、んッ、家で、あぅ」
硬くなった乳首を舌で弄びながら、和麻は答える。
「ああ、そうだな」
その答えに、綾乃は一瞬だけほっとしたように笑みを浮かべるが、
「家でもしてやるよ」
「ち、ちがっ、やぁ、あああぁあ!」
太ももを撫でていた手で薄い布越しにソコを強めに押すと、綾乃は顎を仰け反らせて軽い絶頂に達した。
209 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:27:39 ID:x1bjEzSP
3
耐えるように、胸に顔を埋める和麻の頭をぎゅっと抱きしめる。
和麻は、壁に寄りかかりながら崩れ落ちそうになる綾乃を支えた。その顔はぼうっととしており、目の前に誰がいるのか認識していないようである。
「イッたのか。そんな気持ちよかったか?」
意地の悪い笑みを浮かべながら尋ねると、綾乃は力のない目で睨んできた。
「はぁ、はぁ…この、ヘンタイ……」
綾乃の目尻から堪えられなかった涙が流れる。
いつもなら、この泣き顔で罪悪感が募るが、独占欲の暴走した和麻にとっては、そそられるものでしかなかった。
「そのヘンタイが好きなのはどこのどいつだよ」
「あ、あんたなんか……好き、じゃない…ッ。大っ嫌いッ……!」
未だ体内を焦がす快感の波を押さえながら、息も絶え絶えに気丈に振舞う。
綾乃にとっては普段の憎まれ口と大差なかったが、和麻はそう受け取らなかった。
「へえ、俺が嫌いか?」
「嫌いっ。こ、こんなことして……絶対、許さないんだからぁ!」
「──ふーん」
和麻の瞳に冷たいものが光る。崩れる綾乃の体をしっかりと抱き直し、下着に手を入れる。溢れた蜜がクチュと卑猥な音を立て、指に絡みついた。
「ああッ!」
熱く潤んだソコに指を入れると、綾乃の体が震える。
軽くとは言え、一度絶頂を迎えた体は、刺激に敏感になっていた。トロトロと蜜が再び溢れてくる。
和麻は中の指で内壁を擦り上げ、入り口を親指で引っかいた。溢れた蜜のおかげで、出し入れは滑るように簡単だった。
「や、やっ、んッ、あぁ、やめ、てぇ、ああ、ん、やぁ」
再び、綾乃が喘ぎ始める。悶えながらも、指から逃れようと体を動かすが、和麻に支えられているのでうまくいかない。
「へえ、嫌いな奴に指入れられてるのに感じてるのか」
中に入れる度に、きゅっと膣が指をくわえ込んでいることに気づくと、和麻は皮肉そうな笑みを浮かべた。
綾乃は快楽に耽った顔を泣きそうな顔に変えた。
「ち、ちがっ、ふ、ああぁ、やぁっ」
「俺のこと、許さないんじゃなかったのか? 綾乃」
「ゆっ、許さ、なッ、ん、あ、やぁ、ああン」
「そうか。許されないなら、謝ってもやめても意味ないな。このまま続けても同じだよな?」
「んん、うぁ、ひ、ひきょう、も、の…!」
溢れた蜜が綾乃の太ももを伝わって、糸のように流れ落ちる。太もものひんやりとした感触に、綾乃は泣きたくなってきた。
こんな悪霊が棲むような廃墟で、無理やり犯されて、はしたなく喘いで──
和麻は善人ではないし、自分に正直だ。今までも半ば強引に抱かれることはあった。だが、こんな乱暴に外でされるのは初めてである。
綾乃は快楽に耽った表情に、『何故』という疑問符を浮かべた。
「ふ、ああぁぁ、んッ! だ、ダメッ、そこっ、ン、やっ」
和麻が中を引っかくように指を曲げて擦ると、綾乃は震えを大きくした。耐え切れなくなって、和麻に縋るように首に手を引っ掛ける。
意地でも頼らないと決めていたが、押し寄せる快感には抗えない。まして、和麻はこういった事に関しては、綾乃の身体を熟知していると言ってもよかった。
「あぁっ!」
敏感な一点を親指で押され、綾乃は背中を反らす。
「敏感だな」
「う、るさ…ッ。あ、あ、あ、んッ、ふああ、あぁぁっ」
陰核の包皮を剥かれて、今までと段違いの快楽にむせび泣く。目の前を真っ白な光が何度も煌き、視界を揺する。
だんだんと何も考えられなくなっていき、下半身から伝わる快感に打ち震えた。
「ああああぁぁぁ……っ!!」
和麻の指が陰核を引っ掻いた時、綾乃は絶頂を迎え、ビクビクと痙攣した。
210 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:29:14 ID:x1bjEzSP
4
「はぁ、はぁ、はぁ……」
和麻に抱きつきながら、綾乃は荒い息を吐いていた。
「はあ、な、何で……んッ」
ぬるりとした感触と共に下着が下ろされる。力の入らない足を上げさせられ、片足だけ下着を脱がした。下着は膝のあたりで止まって、陰部から糸を垂らしては途切れた。
「何で、こんな……」
ぼんやりとした頭に、ベルトの外す音が響く。これから起こる快感と恐怖に、綾乃は打ち震えた。
抵抗する気力も体力も既にない。それに、絶頂を迎えたとは言え、くすぶる身体の疼きはとても抑えられそうにない。
「こんなこと、するの?」
「……さっき言ったろ」
「え?」
「不満があるなら言えって」
「それとこれと、どーゆう関係が……」
「それは──」
ぐいっと綾乃の片足を持ち上げ、和麻は綾乃を見つめた。綾乃も和麻を見つめ返すが、視点はまだ少し揺らいでいるようだった。
「教えてやらん」
「なっ──ゃあああぁっ!」
一瞬、表情に怒りを浮かばせたが、一気に貫くと綾乃は啼いた。快感で膣が締り、和麻は入れた体勢で動きを止めた。
「……あんま、締めんな」
「そ、そんなの、んぅ、知らな」
「自覚なしってのは怖いよな。ホント。いい加減にしてくれ」
「なに、言って」
「さてね」
またも答えをはぐらかし、動き始める。グチュグチュと水音が響き、綾乃の快感を呼び起こす。
「あっ、や、ンあっ、あっ、ああ、んッ…!」
奥にぶつかる度に綾乃は喘いだ。腕に抱え込んだ足が、時たま思い出したように跳ねる。
「んっ、あっ、ンぅ、あッ、あ、あッ、や、あぁ、んッ」
もう抗議も拒絶の声も出ないらしく、綾乃は下からくる衝動に耐えた。
惚けた顔を見られているのは恥ずかしいが、抑えられないのだ。外でするという行為に、背徳的なものを感じ、いつもより敏感になっている。
ただ受け止めることに精一杯で、何も考えられない。──いや、違う。胸の奥から衝動が湧き上がる。
ずっと伏せて、押さえこんでいた気持ちだった。いつもは恥ずかしいとか言っても馬鹿にされるとか思っていたことだ。
だが、理性を取り払っている今は、恥ずかしさもあまり感じなくなっていた。躊躇いも感じない。
(キス、したい)
綾乃は力の入らない腕を伸ばして、和麻の首に巻きつけ、引き寄せた。和麻はわずかに驚いた顔をしたが、構わずに抱き寄せる。
その間も動きは止まらずに、綾乃を下から打ち焦がす。
211 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:29:58 ID:x1bjEzSP
5
「はっ、んぁ、ね、ねえ、あっ」
「……なんだ?」
「あッ、んっ、キス、し、てッ…?」
互いの吐息を感じるほどに顔を近づけ、綾乃はおねだりした。
今まで綾乃からキスを迫ったことはない。和麻は予想外な反応に驚いたようだが、首に巻かれた腕にぎゅっと力が込められたことに気づくと、噛み付くようにキスをした。
「んぅ…」
今度は一切抵抗されず、すんなりと舌は入り込めた。迎え入れるように、綾乃の舌が待っていた。
受け入れた綾乃は、和麻と似たような動きで舌を絡めた。和麻としかしたことがないから、それ以外の方法を知らないのだ。
自分そっくりに舌を絡めてくる綾乃に、和麻は愛しさを感じた。
だいじょうぶ。
素直じゃないだけ。意地っ張りなだけ。
だいじょうぶ。
嫌われてなんかない。
満たされなかったものが満たされていく。
不器用に、自分と同じように、一生懸命絡めてくるものを信じればいい。
和麻はペースを少し落として、キスに熱中した。嚥下できなかった唾液が唇から零れて、顎を濡らしていく。
ようやく唇を離すと、綾乃は微笑んでいた。
「はあっ、あっ、ありが、とっ」
正直、頭を殴られたような衝撃だった。キスのおねだりも、屈託のない笑みも、何もかもが初めてだ。
こんな素直に気持ちを表す綾乃を、和麻は知らなかった。
「……お前」
「な、なにっ?」
「それは反則だろ」
「え」
きょとんとする綾乃に向かって、意地の悪い笑みを浮かべる。
「痛くはしないから、安心しろ」
「何の、はな、し、を──あっ、ンっ、あぁ、やぁ、ひんッ」
再び、ペースを早めて動くと綾乃は腕を絡めながら、喘ぎを漏らす。奥まで叩くと、喘ぎは悲鳴に変わった。
だが、敏感になった身体はどんな感覚も快楽へと変えてしまう。
「あ、あぁ、んっ、も、だ、ダメ、んッ、あぁ」
ぎゅううとしがみつくように、身体を寄せてくる。自然と和麻は前傾姿勢になる。
目の前に半裸の身体が飛び込んでくる。はだけた制服の間から見えるのは、揺れる胸やヘソだった。鎖骨のあたりは点々と朱を咲かせながら、一度触れたところは月明かりに照らされ、妖しく光っていた。
朱に唇を寄せて強く吸う。
「あ、やッ、か、かずまぁ…!」
耳元で名前を呼ばれて、ゾクゾクとしたものを感じる。もう一度キスして、舌を貪りながら、ペースを早めていく。
「ん、ふっ、んん、ぅ」
くぐもった喘ぎが漏れ、綾乃の身体が震える。綾乃も、和麻も限界が近かった。震えが一瞬止まり、きゅっと膣が締まる。
「んんんぅぅ…!」
「……くっ」
再び訪れた絶頂に綾乃は身を委ね、和麻は胎内で果てた。
212 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:30:51 ID:x1bjEzSP
6
「信じられないっ、バカっ、ヘンタイっ、レイパー!」
「合意だからレイプじゃない」
喚き散らす綾乃に、和麻は飄々とした顔で答える。二人とも後始末を終えて、身支度を整えていた。
乱れた服と髪を直しながら、綾乃は顔を真っ赤にして怒る。
「絶対、許さないんだから! 次やったらもう別れる! 別れてやる!」
「わかった、もうしない」
降参するように手を上げて、和麻は宣言した。綾乃は未だに不機嫌そうな顔をしていたが、喚くのをやめる。
「……何で、こんなことしたのよ?」
打って変わって、静かな声でたずねる。
「──別に」
まさか、彼氏だと明言してくれないから拗ねていたとは言えなかった。
「別にで済むか、この性犯罪者!」
「合意だから違う」
頑なに言い張ると、綾乃は顔を伏せて、ぽつりと、
「……怖かったんだから」
「……もうしない」
優しく頭を撫でると、綾乃は素直にそれを受け入れた。『子供扱いするな!』と怒鳴ることもなく、黙ってされるがままになっている。
綾乃は視線を落としたまま、和麻のジャケットの裾を握った。たぶん、これが彼女にとって精一杯の甘え方なんだろう。
和麻は小さく苦笑を浮かべた。
「そういえば、お前、学校で彼氏がいるって言ってないのか?」
「え? そ、それは──」
「……言ってないのか」
やっぱりなと思うと、綾乃は顔を上げて反論した。
「ち、違うわよ。由香里が大騒ぎしたから、学園中に知れ渡ってるわよ」
「──なるほど」
由香里という少女には聞き覚えがある。確かにあの少女なら、広める役目を果たしてくれるかもしれない。
「じゃ、あの告白は?」
「あれは……記念みたいなもんだったんだって。彼氏いるのは知ってるけど、言っておきたいからって言われたの」
本当に告白シーンしか見てなかった和麻は、そんなやりとりがあったとは全く知らなかった。彼氏がいるから無理だと言わなかったのは、綾乃なりの優しさだったのだろう。
「そうか」
「……ねえ、そろそろ帰らない? 寒くなってきたんだけど」
日が落ちてから随分経つ。一度は火照ったとは言え、汗をかいたなら、すぐに身体は冷える。
「そうだな。じゃ、俺ん家行くか」
「な、何でそーなるのよ!」
綾乃の腰に腕を回し、和麻は風の精霊たちを喚んだ。
「んー? だって、さっき家でならいいって言ってただろ」
「あ、あれは、そーゆう意味じゃ……」
「まーまー。今度は優しくするから」
「そーゆう問題じゃないわよ、和麻のバカああああぁぁぁぁっ!!」
綾乃の悲鳴が、廃ビルにこだました。
おわり
213 :
アルオ:2007/12/03(月) 16:32:45 ID:x1bjEzSP
以上です。
ちょっとでも楽しんでもらえたら嬉しい。
もう一つネタがあるから、また投下してみる。
では ノシ
おお、GJ!
久しぶりの投下だよねえ。
妬みの感情にストレートに動かされる和麻かあ・・・斬新だけど、何とコメントしたらいいんだろ。
Goodだ!
素晴らしい、5巻以降の和麻は考えてみればこんな感じかも?
綾乃はこんな恐ろしい台風の様な駄々っ子を
あやす事が出来る良い女にならないと色々大変だな。
GJ!
乙でした。
綾乃のおねだりかわいすぎだろ!
捕手
218 :
摩天楼:2007/12/19(水) 21:38:34 ID:OVO3uax8
まだPC直ってないけど、SS一本投下しようと思うんだ。
綾乃陵辱の続編ではなく、純スティグマSSのリハビリで、
何かネタを一本書きたいんだが、何かリクはあるか?
ただし、俺は基本的には純愛は書けない。
陵辱、調教、触手等の鬼畜系で何かリクエストないか?
綾乃にはやっぱ言葉責めだよね。
明日は短編集5巻発売日だっけ?
もう出るトコじゃ出てるな
ちなみに
初出のトコ見たら’05と’06だった……
小雷が和馬にいじめられるのでぜひ.
短編集5巻、あんまりエロイ妄想そそる場面ないなあ。