【FFXI】ミスラとまんこしたい11夜目【エロ総合】

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42名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 00:04:08 ID:XfeOQO23
自分の下でキャアキャア騒ぐマーゴの言葉など、グェンには届かなくなっていた。細い腰をしっかりと掴み、
みなぎる劣情の固まりを、マーゴの一点に押し付ける。必死の懇願が耳に入りはするが、意味を咀嚼する事の無い
ただの雑音の様な不思議な感覚。本能の赴くままにマーゴの純潔を断つ、至福とも言える征服感に満たされた。
「マーゴ!マーゴ!アンタ今すごい可愛いよ、全部、全部ちょうだい、アンタのすべてを。はァン!時々思ってたの、
アタシは男に産まれるべきだったんじゃないかって!ハハっ、フハハ、ヒ・・・
マァーーーゴ!もっと嫌がってよ、可愛いよ、ハハハ、ほらほらほらほらほら!体に余分なものが
ぶら下がってるだけでこうも世界が違って見えるとはねェ!さあ、今度は甘えて頂戴、いつもみたいにアタシに頼りきって、
腕の中で甘えてよ、喘いで媚びて、ハハハッ!すごいでしょ?我慢出来ないでしょ?アタシの$#%がさァ!アーッハッハッハッ・・・


汗だくのミスラが二人、ベットの上で抱き合っている。上気した顔で頬を紅に染めていたが、
お互い気まずそうに目を合わせようとしない。
「ねえグェン、まだ柏餅残ってる・・?」
「・・・・・もう無い。」
結局お互い順番に食べあって、柏餅は全て食べ尽くしてしまった。
「そっか。・・・今年こそ彼氏作ろうね。」
「・・・・うん。」
まさか二人仲良く大人の一歩を踏み出してしまうとは、仲がいいにもほどがある。
さてさて、モーグリの催した祭の多くは大概ろくでもない騒動を引き起こすものだ、皆さんも
祭を楽しむのは大いに結構だけど、くれぐれも油断はしないようご用心。
                         
                おしまい
43名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:25:43 ID:1X2/BwYv
ミスラ×ミスラの意外な展開にご馳走様でした^^
読めて良かった〜
44名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 18:32:28 ID:yUVA/+sP
(・∀・)イイ!
タル好き氏も裸族氏も激しくGJ!
45名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 19:09:25 ID:fSC95+ju
kitaaaaaaaaaaaaaaaaqaaaaaaaaaqaaaaaaaaaaaaadfgvhjk
46名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:20:57 ID:oCd65NeS
こういう生き生きとしつつやや品性に欠けるミスラを待っていた
47名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 01:46:26 ID:KhDr4zB8
仲良しミスラの後でこれとは、
タイミングがいいのか悪いのか…(笑

ダラン 首♂F6B  ターナ 猫 F6A



<鍵>

 1度繋がってしまうと不思議なもので、それだけでうんとターナに触れる事に対して後
ろめたいとか思うことは無くなってしまった。


 いや、想像以上の絶叫を上げる彼女を忘れてはいない。
 包み込まれる自分さえも痛く感じるほどの想像以上の受け皿の狭さに驚き、逃げないよ
うに掴んでいたターナの手を取り、指を絡める。
 消え入りそうだと感じるくらいの細い肩を抱き、俺も歯を食いしばって奥へ奥へと腰を
突いて進める。
「いやぁぁぁ、ああ、助けて、痛い、痛いぃぃ!」
 何度か他の男を受け入れていたのならまだしも、初めての男を入れるターナにとっては
この行為は苦痛でしかない。
 それが更に、こんなものを入れるとなれば洒落にならないだろう。
 カハッ、カハッ、とむせ込み、また絶叫を上げる。
 こんな風にやって、将来的にはドウナノヨ。
 俺達のこの行為が失敗に終わる事をとても首を長くして待っている女達が作り上げる、
お前専用の檻へと帰るんじゃねぇのかね。
 待ちに待った今の行為は何ともまぁ、お粗末な結果になりそうで、その時の俺はターナ
を突きながらもどこか頭の隅が冷えていた。
(たったこれだけで、俺に寄り付かなくなりそうよな。こんな事になる位だったら、他の
奴に開通してもらえたらよかった)
 簡単にそう思えてしまうくらい、彼女の絶叫は俺の耳を塞ぎたくなるほどすさまじかっ
た。
 結果的にはターナに助言をしてくれていた健全なるミスラ族の女達のお陰で、この行為
は無事に乗り切る事が出来たけれど、それが無ければどうなっていたか、今思うとぞっと
する。


48名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 01:51:26 ID:KhDr4zB8

 熱い息を吐いて、ターナが俺の太ももに舌を這わす。
 息を呑んで俺の熱くなった、彼女の言う所の“鍵”に手を伸ばす。
 最初はそうやって自分が教え込んだ言葉ではない“鍵”という表現に怒りと嫉妬を感じ
たが、しかし何故ターナがこれの事を“鍵”と呼ぶのかその理由を知った後は別にどうで
も良くなった。
 ちゅ、と何度も鍵の先を軽く吸う。
 愛おしそうな顔でそれをやってくれるものだから、俺はいつだって気分よくそれを受け
取ることが出来る。
 鍵に胸を擦り付けながら、ターナが俺の手を取って指をしゃぶり始めた。
 ターナにとってお気に入りは、俺が持つその“鍵”と手だ。手はダントツで、誰もいな
い隙を見つけてどこかを撫でてくれと手を掴んでくるくらいだ。
 そのお陰で人前でくっつくのが嫌な俺はますますくっつけなくなってしまった。
 そうやってねだられるとそれだけで、俺の鍵で彼女の鍵穴をグシャグシャにしてしまい
たくなるからだ。
 しゃぶられて糸を引くほど濡らされた指を、ターナの…これまた彼女が言う“鍵穴”の
近くへと持っていく。
 その鍵穴の周りをゆっくりと撫でると、ターナは体を震わせた。
 彼女に指を濡らされなくてもそこは既に溢れ出すほど濡れていて、鍵穴の近くのキモチ
ガイイ突起も滑るようにいじることが出来た。
 俺が指を鍵穴に入れると一瞬尻尾がピンと立ち、力なくゆるゆると落ちていく。
 そこをいじればいじるほど、そこは俺を受け入れるのを心待ちにするように液体があふ
れ出す。たまにクチュッといやらしい音も聞こえてくる。
 甘い声を出して俺の腹の上で悶えるターナはやっぱりいやらしくて可愛い女だ。

 ―――あんな、うんと年上で力の強い冒険者の同族の女に胸などをいじられながらも、
何の反応も無くぼんやりと宙を眺める彼女ではない。

 ターナは俺が、自分が冒険に出るまでずっと、ここの一部の女達にそういう扱いを受け
ていた女だと知らないと思っている。ただ幼さを残す子供達がまとわりついて、それらが
邪魔をし続けた故に冒険に出られなかったのだと思っていると思っている。
 だから俺もそれを知らない振りをしてターナを抱く。
「ダラン、ダラン」
 ねだるように俺の顔に手を伸ばし、よじ登るように俺の体の上を這い、自分から唇を重
ねて舌を絡ませてくる。あふ、あふ、と息を切らせて俺にいじられながらも貪欲に求めて
くる。
49名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 01:52:42 ID:KhDr4zB8

『…覚えておきな、ダランディーガ。あれらが本物のターナの檻だよ。あの手の女達がお
前の本物の“敵”さ。今まであの子を連れ出そうとした冒険者達は皆、ターナをああやっ
て可愛がる女達によって潰されている。…まあ、今までは女しかいなかったけれどねぇ』
 俺はターナの舌を自分の舌と絡ませながら、鍵穴をこねた。ターナから絡めてくるその
舌の動きも鈍くなり、う、うんっ、と小さく我慢しながらも我慢しきれない声がその口か
ら漏れた。
『だからまとわりつく子供達を拒否しないのさ。あの子達はまだまだ可愛い方だからね。
このままだとミスラ族の男を受け入れる事も出来やしないから子供を生む事も出来ないし、
かといって冒険にも出られないんだよ』
『男のように扱われているから、外に出してもらえねぇんだろう。まぁ、俺ほどの悪評だ
らけの男なら、今更1つくらい悪評が付こうが何とも無いな。既にあのクソガキ共にくさ
ったバナナの王様とかいうふざけた名前を広められているし、な。…ああいう調子で無邪
気なガキを使って潰しまくるんだろう』
『くさったバナナって…。可笑しすぎて笑ってしまう名前だが、中身を考えりゃじわじわ
と効いていきそうだね。あたしも手は知らないけどねぇ。まあ、お前さんならあの女達か
らターナを奪って逃げられるさ。…頑張ってくれ。あたしだってターナがここでドロドロ
に腐り落ちる姿を見ていたくないんだ。お前が駄目なら他のあいつが気に入った男の冒険
者をここに通すだけさ。そしてあたしもアンタの事をくさったバナナと呼ぶさ』
『それだけは勘弁だな。…しばらくしたらそろそろ冒険の旅に出ると言ってみよう。それ
で俺に付いてくると言ったらまたこっちに話を持ってくるから俺達を逃がしてくれ。ここ
以上の外の楽しさを体に染み込ませてやろう。付いていきたいと言わない場合は…残念だ
が、ここにいる内は抱くかもしれんが、外に連れ出す事はせん。それでもいいけどな、抱
きたいのは抱きたい女だ』
 ターナが俺を濡れた目で覗き込んだ。熱い息を吐いて、口をパクパクとしている。
「どうして欲しい、ターナ」
 俺は体を反転させてターナをベッドに横たわらす。それだけで甘い声を1つ漏らした。
「あ、あ、あたし、鍵、が、鍵が、欲しい」
「…いい子だ。じゃあ、あげようか」
 俺は、ターナにとっての檻から解放させる為の鍵だ。
 俺にとっても気持ちのいい瞬間へと潜り込む為に濡れた鍵穴へとその鍵をあてがう。
 …グシュ。
 鍵を入れた瞬間のターナはとても悦びに満ち溢れている顔をする。
 待ちわびた快感の渦に巻き込まれ、助けを求める事無く、おぼれる。
 鍵は今、難無く鍵穴に入るようになった。最初の4回か5回は苦しそうだった鍵穴の持
ち主は、今は激しく突き続けない限りは気持ちよさそうに顔をゆがめ、喘いでいる。
 ターナは俺を選んだ。
 外に出たいと、冒険者の見習いとなりたいと願った。
 その目はここから逃げたいと助けを求める目ではなく、心強く人を射抜く目をしていた。
 ターナはあの時、本気で外の世界で駆け回りたいが為に俺を冒険者の師匠として選んだ
のだ。その目に負けた俺は、女ではなく冒険者としてターナをあの檻から連れ出した。
 だから、今の俺達がいる。随分と遠回りもしたが、こうやって繋がる俺達がいる。
50名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 01:53:50 ID:KhDr4zB8

「ああ、いや、いやぁ、ダラン、ダラン!やめちゃやだぁ、もっとちょうだい、ねぇもっ
と、ちょうだい!」
 グシュグシュと正当に擦れる音がして、それに合わせてターナが乱れる。俺はその音の
中で激しく乱れるターナに酔った。
 俺は動きを止めてターナの体位を変え、後ろから突く。
 引き締まった体から伸びる尻尾の根元を撫で、前にある彼女の敏感な突起もこねる。
 それだけでターナは一気に昇天をする。
 俺は何度もそうやってターナを昇らせては落として、その度に俺の鍵を締め付けてくる
ターナの鍵穴を楽しんだ。
「お前、今日はどうしたの。すげぇ、熱くて締めてくるじゃねぇかよ」
 愛欲に濡れて涙を流す目もそのままで、涎をこぼす口元を拭う事無く、ターナは俺に突
かれて乱れ続ける。改めて後で俺が教えた卑猥な言葉だって、今なら抵抗なく言うだろう。
 でも俺は相変わらずターナに“鍵”と“鍵穴”という言葉を使わせる。
 ターナは気が付いていないが、ターナをまた自分達の檻に入れようとたくらむ、そんな
女達が作る檻から飛び出させる鍵は、この俺の“鍵”だからだ。
(あの女達はターナのこんな顔なんて知らねぇんだよなぁ…。ザマァミロ)
 俺は誰ともなく優越感を感じながら、そうやって俺の腕の中でだけ乱れる…そんなター
ナの鍵穴の向こうの彼女の小箱へ、鍵からほとばしる自分の液体を今日もたらふく、流し
込んだ。



5147:2007/06/19(火) 01:55:40 ID:KhDr4zB8
以上です。
長文、駄文失礼しました。

ぬるくてすみません。
52名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:24:33 ID:bm5GRnTy
続きを要求せざるをえない
53ゴブ沢:2007/06/21(木) 19:56:46 ID:Fhn7DJL+
「どうよこれ!」
「どうよこれ!といわれましても…」

目の前のデスクの上は淫具ワールド。皮製のショーツの内側に何故か張型が二本もついていたり、
どうみても指に嵌らないサイズの指輪のようなもの。あと見事なまでに可愛い色合いのトロッとした薬。
エトセトラエトセトラ…。

これらを目の前のミスラが作り上げ、鼻息荒くこの編集室までやってきたのだ。

はぁ。

最初はファンレターを送ってくる珍しい女性読者だと思っていたのに。
ゴブ沢は頬に手を当て、かすかにため息をついた。

「こういう道具で責めてくれる王子様を探してるの!ここの編集部ならそういう人にアタリつくでしょ!?」


あにはからんや、このミスラさんは我々が編集した雑誌やDVDで隠れた性癖を発掘されている。

そう。Mさんなのである。
54名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 19:57:25 ID:Fhn7DJL+


「コレがねぇ、クリカップってやつでぇ、人間の分泌する体液に反応して収縮運動をするの。
 だから、これをクリの皮をめくってから嵌めると…キュンキュンしちゃうんだからぁ!」

「スゴイデスネ」

「あと、こっちのモルボルショーツだけど、趣味的な男性も使えるように、位置の調節と前の
 モルボルのツル型を取り外せるんだよ!あと、魔力伝達で遠隔操作可能!」

「マースバラシー」

「このリングは乳首やクリの根元に嵌めて、魔力でキュンキュンさせちゃうの」

「キャーエッチー」

「こっちの薬は粘度を高めてあって、そらもうネットネトのトッロトロ。触覚を高める効果も…って
 ちょっと」

「イヤダワミスラサンッタラー」

「私の話し聞いてないでしょ!」

「はい」

「キーッ! みてらっしゃい!今度こそ貴方をギャフンと言わせるエッチ道具開発してやるんだから!」

「あの…別に私に見せなくても…」

しかしヒートアップした彼女は止まらない。

「待ってて私の王子様!かぼちゃの馬車、もといゴブ沢さんのツテで貴方に会いにいくわー!」

「だからそういう人は既に大抵パートナーを…って、行っちゃった…」


ガル姉妹も出向中、ひとりぽつんと残され、机の上は淫具だらけ。
私、何か悪いことしたかなぁ…? 実はレイズが効くんですよ、私。あとシグネットも。所属はウィンダスってことになってます。


「はー・・・・」


思わず再びため息が出てしまいます。


「ぎゃふん…」

さあ、次の本の編集をしなくちゃ…。…疲れたなぁ。

-----------------
(゚Д゚)ノひさしぶりー
55ゴブ沢:2007/06/21(木) 20:45:12 ID:Fhn7DJL+
ままままま間違えてあげちゃった。マジすまそ
56名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:14:15 ID:zXSpIg0y
>>47
続きを要求せざるをえない

>>ゴブ沢
久しぶりー(´∀`)


57名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 09:39:51 ID:rcqhTyKz
保守保守。

ヒュム♀F1のエロいSS希望と言ってみる!
58名もなきタル好き:2007/06/30(土) 15:56:19 ID:udbIGkpn
こんちわー!(=>ω<)ノ

以前>>17さんにミスラものをリクエストされたので、書いてみました。

「ジャグナーの百合」

イカせていただきまっす!
59名もなきタル好き:2007/06/30(土) 15:57:52 ID:udbIGkpn
・登場人物
リココ・タル♀F7-B・モンク(AFフル装備・プ○ッシュばりの男勝り)
ラナ・ミスラ♀F6-A・白魔道士(AFフル装備・素直でぽわ〜んと天然系)

 ――ジャグナー森林の奥で、満月の夜に1輪だけ白く輝いてる百合を見つけると、幸せになれるんだって。

「ったくラナは夢見がちだなぁ。そんなのよくあるうわさの1つに決まってるだろーによー。」
 萌黄色の道着に身を包み、金髪をツインテールにしたタルタルが呆れたようにつぶやき、獣道に落ちている石ころを思い切り蹴っ飛ばした。
「夢は見るからいいのよ〜。リココだって、幸せになりたいって気持ち、あるでしょ?」
 白と赤のだんだら模様のローブを羽織った銀髪のミスラの女性、ラナが、そこら辺のモノ全てに八つ当たりしそうなリココを苦笑まじりに
なだめながら、森の奥にあるという百合を鋭く探している。
「そ、そりゃ、そーだけどよ…俺はさ、幸せは、自分の手で、掴み取るもんだろー…って思うぞ?」
 リココは何とかラナにカッコつけたいつもりで拳をぐっとにぎり、ポーズを決めてみる。しかし。
「あはは、リココはえらいなー。」
 ラナはシッポを振り振り、ぽわーんとした感じでただ笑っている。リココは軽く落ち込んだ。俺の気持ちなんて、ラナには結局一種の友情と
してしか伝わらないのかもしれないな、と。落ち込んだ気持ちを何とか晴らすために、あえて明るい声を出して訊いてみる。

「ラナはさ、ここで百合を見つけて、どういう幸せを手に入れたいのさ?…やっぱ、彼氏…か?」
「…え?ま、まあ、そんなようなモン…かな?」
 おや?ラナがちょっと口ごもっている…。リココはひょいと振り向いて相棒の白魔道士を見つめた。リココの視線を感じたラナは、なぜか
真っ赤になってそっぽを向いてしまう。
「…ラナ?」
「…え?な、何でもないよぉ!」
 …言えない。ここで伝説の百合を見つけるまでは、とてもじゃないけど言えない。ラナは自分の顔が熱くなるのを感じながらぶんぶんと
首を横に振った。幼馴染のモンクの少女、リココは、そのかわいらしい外見に似合わない男勝りっぷりと気風のよさで、他の男性達や女性達
からもとても人気が高かった。小さいころからずーっと一緒にいたから、きっと意識すらもしてもらえてないだろうな…でも、ここで伝説の
百合を見つけてからなら、この想いを伝えられる…ラナはその一心で、百合探しにリココを誘ったのだった。

 リココはしばらくラナの表情を観察していたが、素早く向き直ってさっさと歩き出した。
「…急いで探しちまおうぜ。他のカップル達が狙ってないとも限らないしな。」
「…うん!」
 ラナがちゃんとついて来てるのを肩越しに確認しつつ、リココは本来の獣道を離れて茂みの中へガサガサと分け入っていく。
「あれ?リココ〜、道なりに行かないの?」
 ラナが不思議そうに訊いてくると、リココは振り向いて笑顔で答えた。
「俺、すぐ奥まで行ける近道知ってんだ。そこから入り口に向かって探していけば早いだろ?」
「そうだね♪」

 …そうしてしばらく2人は歩き続けた。森林の奥深く。獣道はすっかり見えなくなり、人の姿はおろか気配さえも感じられないくらいのところ
までやってきた。木々の間から漏れ落ちてくる月の光が、幻想的な風景を形作っている…。
 ――ガサッ!「ぅわぁ!」
「リココ!大丈夫?」
 いきなり声が上がり、リココの姿が消えてしまった!石にでもつまずいてこけ、茂みの間に倒れているに違いない。ラナは急いでかがみ
込み、さっきまでリココがいたであろう茂みの辺りをガサガサとひっかきまわした。…その時だった。
「ばぁ!!」
「ぅにゃぁ!?…っ。」
 茂みの中から突如リココが飛び出しておどかしてきたのだ。ラナはショックでぺたんと地面に座り込んでしまい、なおもリココが自分に
迫ってくるので目をつぶってふるふると震えていた。ラナに近づいたリココは、そのままラナの開いた膝の間にちょこんと入り込み…そして。
60名もなきタル好き:2007/06/30(土) 16:05:36 ID:udbIGkpn
「…っ…。」
 リココはラナの顔をやわらかく両手で包み、今がチャンスとばかりにはやる気持ちを抑えつつ、ゆっくりと唇を重ねた。ラナの目が一瞬
驚きに見開かれたが、唇を重ねてきているのが耳までピンク色に染めたリココだと分かって安心したらしく、快感に酔って細く流れて
いった。
「…っはぁ、はぁ…。知らないとでも、思ってたのか?」
 一旦唇を離したリココが、まだ顔を火照らせたまま訊いてきた。ラナはきょとんとしている。
「俺と同じくらい小さかった頃からの付き合いだったお前の気持ち、俺が知らないとでも思ってたのか?」 リココのまっすぐな瞳と言葉に、ラナは首を力なくふるふると振った。
「…リココは、すごく人気者だから…きっともう彼氏とかいると思ってた…。」
「…いないよ。でも、俺も似たようなこと思ってた。ラナってセクシーだからさ、きっと、もうカッコイイお相手がいるもんだと…。」
 リココの意外な言葉に、ラナは目を見張った。互いにそういう人がいるのかもって遠慮しあってただけなんだ…。
「いないよ、そんなの。…だって、私…。」
 そう言ってラナは、リココをぎゅっと胸に抱きしめた。切なくなるくらいの想いを込めて。そして、胸に埋まって既に真っ赤に染まった
長い耳にそっと口づけ、続いてほほにも口づけた。

「ぁ、ぅ…ラ、ラナ…。」
 ラナの腕の中で、リココが身じろぎした。短い腕を目いっぱい伸ばしてラナの顔を包み、自分の方に向かせると、そのままゆっくりと
唇を重ねた。さっきは驚きのあまり唇を閉じたままキスに応じていたラナだったが、今度は積極的に動き始めた。唇を交互に何度も
ついばみ、快感で軽く開いた口内に軽く舌を差し入れてからませる。
「……ん、ふっ…。」
 ちゅくちゅくと音を立てて舌を絡ませあい、互いの口内を思う存分蹂躙した後、リココはラナの腰に巻かれたロープをしゅるりとほどき、
小さな掌でヒーラーブリオーの上から豊かな胸をやわやわと揉みながら、ゆっくりとブリオーをたくし上げ始めた。
「ん…。」
 リココの意図を察したラナは、シッポをリココの胴体に巻きつけて身体を支えてやりながら自らブリオーを胸の上ぐらいまでたくし上げ、
少し腰を浮かせてヒーラーパンタロンを膝ぐらいまでずらした。月光に照らされた乙女の白い柔肌が目にまぶしい。
「…キレイだ…。」
 唇を離したリココはそうつぶやき、ラナの唇との間に引いていた銀の糸がつーっと切れるのを見てからもう一度唇にキスをした。その
次はほほ、そして首筋、胸元へと順々にキスを落としていった。
「ぁっ…ん…にゃぁ…。」
 小さい頃からの憧れだったリココが、ずっと自分のことを好きでいてくれて、月光の差す幻想的な森の中で自分のことを愛して
くれようとしている…ラナはたったそれだけで天にも昇るほどうれしかった。たった今、聖なるヒーラーブリオーをたくし上げた時も、この
下にある自分の肌にリココが触れてくれる、口づけてくれると思っただけで頭はぼうっとし、お酒でも飲んだかのように顔が熱くなる。唇だけ
じゃない、ほほや首筋、果ては胸元に手や唇が触れるだけで、ラナは息が熱く乱れ、甘い鳴き声をあげ続けるのであった。

「ぁん……にゃぁ…。ん、ぁふ…やぁん…。」
 ラナの胸は、ミスラにしては規格外とすら思えるくらいに大きく、豊満だった。リココは小さな掌全体でその柔らかな感触を楽しみ
ながら、ピンク色の敏感な先端に舌を這わせたり唇でちゅっと吸ったり、時には指の先でこねくりまわしたりもしてみた。そのたびに
ラナは甘く鳴き、腰がリココを誘うように妖しく揺れる。もちろんリココはその誘いに乗り、片手で胸をこねて舌を這わせつつ、もう片方の
手をラナの下半身に伸ばした。
61名もなきタル好き:2007/06/30(土) 16:07:45 ID:udbIGkpn
 ――ぬちゃ…。
「にゃあぁっ!…ぁはっ…ん…やぁ…。」
 予想外に大きく淫らな水音がして、ラナが相当にリココの唇や舌で感じていたことが明確に分かる。思わず真っ赤になって激しく
かぶりを振るラナにリココはニヤニヤと笑いながら言った。
「すごく感じてるんだな。ぐちょぐちょじゃないか。」
 リココが秘所に伸ばした手を少し動かすだけで、ぬちゃ、くちゃと淫らな水音が響き、ラナの腰が奇妙に動く。ラナはそれを恥ずかしく
思いながらも、腰が動いたり声が出たりするのを止めることができないようだ。
「んにゃぁ〜…言わないでぇ……ぁん…やぁん…。」
「言うよ。ラナのかわいい声、もっと聞きたいから…。」
 リココは一旦ラナの唇を自分の唇でふさぎ、耳元にささやいた。ラナがますます顔を赤くしたのを見てくすりと笑い、愛液をあふれ
させる泉のすぐそばでひくひくと頼りなげに震えている敏感なお豆さんを、皮の上からコリコリと弄る。
「ぁあぁあぁあっん!…ひゃぁぅ……。」
 ソコから電撃のように快感が全身を走り、ラナはびくびくと腰を震わせて鳴いた。その声にリココはすっかり気をよくし、ツメの先で
そっと皮を剥いて、外に晒されたクリ豆を指の腹で優しく可愛がった。
「っはぁん!にゃぁう……リココ…私、おかしくなっ…ちゃ、ぁはぁあぁっ!」
 ラナが甘く鳴くたびに、熱い蜜が秘所からあふれ、下の茂みにこぼれ落ちていく。リココはそんな彼女に、ちょっと顔を赤らめながら
笑いかけてみせた。

「…いいぜ、おかしくなっても…コレで、俺と一緒に、おかしくなろう?」
 そう言ってリココは茂みに置いたカバンに手を伸ばし、少し小ぶりなモルボルのつるを取り出した。そして、うねうねと蠢くそれの
太い方をラナの蜜壷にあてがい、ゆっくりと挿入し始めた。…ずぷっ!…ぬちっ…。
「…ぁんっ……っはぁん…おっきぃ…にゃぅ…。」
「あ、ここ押さえといて。暴れて逃げ出そうとするから。」
 モルボルの根元を半分ラナに埋め込むと、リココはラナにそこを押さえておいてもらい、自分は帯を解いてブーツと萌黄色の下穿きを
ゆっくりと脱いだ。今までにラナにした行為で興奮した所為か、彼女の下着から透明な悦びの蜜がつーっと糸をひく。それを見たリココは
ぽーっと顔を赤らめ、それでもじっとラナを見つめて言った。
「…ようやく、ラナと1つになれると思うとさ…うれしくて、こんななっちゃったんだ。」
 リココのこの言葉にすら、ラナは頭が真っ白になりそうなぐらいに感じてしまうようだ。快感に目を潤ませ、彼女の意思に関係なく腰が
ぴくんぴくんとはねている。
「…ん、ふぁ…ぁ…リ、リココ…1つに、なろ?」
「うん。」
 こくりとうなずき、リココはつるの先をつかんで自分の秘所に導き、ゆっくりとこすりつけて愛液をまとわせる。時々わざとクリ豆にこすり
つけているらしく、ぴくぴくと身体を震わせて喘ぎ声をあげながら…。
「…っ…ぁ、……ぁはぁっ!…ゃん…。」
 ほどなくぬとぬとに濡れたつるの先端を、リココはゆっくりと自分の中に挿入し始めた。半分ほどで奥に達してしまったらしく、彼女は
しばらくその感触を楽しむように目を閉じて耐えていたが、やがてはっきりと目を開いてラナを見つめ、確認をとるように優しくささやいた。
「…動くぞ?」
 ラナが涙の浮かんだ目のままこくりとうなずくと、リココはゆっくりと茂みにラナを押し倒し、騎乗位の状態になって、腰を振り始めた。
62名もなきタル好き:2007/06/30(土) 16:08:44 ID:udbIGkpn
 ――ぴたんぴたんくちゃんくちゅんぴたんぴたんくちゅんくちゃん…!
「…ぁあっ!…にゃぁあん、キモチイイ……リココ、キモチイイよ…。」
 ラナは身体を起こし、リココをぎゅっと抱きしめて激しく腰を押し付けた。その衝撃は暴れるモルボルのつるを通じてリココへと伝わり、
リココの口からは今まで漢(おとこ)らしくラナをリードしていたとはとても思えないような甘い鳴き声が漏れた。
「ゃぁあん!…ぁっ……はぁん…ラ、ラナ……はぁっ…俺も…キモチイ…イ…ぁはぁあっ!…ぃやぁあん…。」
 高く鳴きながらリココは激しく腰を振り、ラナの身体にしがみつく。快感に顔をゆがめながらも、その目だけは真剣さをたたえて、ひたと
ラナの目を見つめていた。ラナも快感をこらえながらリココの目を見つめ返す。
「…ラナ…好きだよ…。」
 リココが、初めてちゃんと「好き」と言ってくれた…。その事実がラナの奥底を今までにないくらいにぎゅぅんと収縮させ、中で暴れる
モルボルのつるの動きをよりはっきりと感じさせる。思わず声を上げつつ、ラナははっきりと答えた。
「ぁんっ!…わ、私も…好きよ、リココ…。」
 その答えを聞き、リココは心底安心したような表情でにこっと笑った。そして再び脚をふんばり、ラナの身体にしがみついて一旦息を
整えた。…次の瞬間、いきなりトップスピードで腰を振り始めた。モルボルのつるもそのショックを受け、びちびちと暴れだす。
「あっ!…ぁはん、にゃぁん!…っはぁん…っ…!…そ、そんな…激しいの…イッちゃう…イッちゃうよ…っ…。」
「ぅぁあっ…!…ラナ…お、俺も…もぅ…イキそう…ぁはぁあっ…。」

 2人は途切れ途切れの喘ぎ声を上げながらぴったりと身体を密着させて乱れ続けた。
 ――ぴたんぴたんぴたんぴたんぴたぴたぴたぴた…!
「っはぁあん!にゃあぁん…ぁイッちゃう…よぉ…ぁんイク、イク、イクイクイクイク…っぁっはぁあぁっ―――――ッ!!」
「んぁあっ、…っはぁあぁん…っ…ぁあ…イッちゃ…ぅ…ぁん、ぁんイクぅっ…イッちゃ…ぁ――――ッ!!」
 ――びくんっ!!びくびくっ…!
 2人の身体が一際大きくはね、声にならない声を上げて絶頂に達してしまった。月光が辺りを照らす深い森の中、しばらくの間、2人は
余韻を楽しみ、名残惜しむかのように甘い口づけを交し合っている。その2人を、茂みの奥で月光を浴びて白く輝く1輪の百合が、じっと
見守っていた…。

 夜明け前のラテーヌ高原を、タルタルのモンクと、ミスラの白魔道士が歩いていた。タルタルの方は、なぜかしきりとうなだれている…。
「…ご、ごめんな、ラナ。」
 リココが頭をポリポリかきながらぼそりとあやまる。
「え、何であやまるの?」
 ラナがシッポをひょこっと立てながら訊き返すと、リココはますます頭をバリバリかきながら目線をそらしてしまう。
「…ぃ、いやその…ラナはさ、あの森に咲く伝説の百合を探しに来たんだろ?俺が余計なコトをしたばかりに…。」
「あははっ♪そのことならもういいの!」
 ころころと笑い、ラナは前を歩くリココの小さな身体をおもむろに抱き上げた。
「ぉわっ!?」
 いきなりのことにあわてて手足をばたつかせるリココ。かまわずラナはリココを胸に抱きしめ、ほほに優しくキスをした。
「ぁわっわっぁわわわわ…!!」
 顔から耳の先まで、完熟したミスラントマトみたいに真っ赤になって硬直するリココ。
「ぅにゃぁ〜〜ん!リココ真っ赤になってる〜かわいい〜!」
「…バ、バカ!離せぇ〜〜〜!」

 朝日の昇り始めたラテーヌに、タルタルとミスラの悲鳴と笑い声が高らかに響きわたった…。

-THE END-
63名もなきタル好き:2007/06/30(土) 16:10:01 ID:udbIGkpn
ってなもんです^−^

>>17さん
どうでしたでしょうか?(/ω\)
64名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:23:14 ID:jrzGPA1v
173じゃないけど
GJ!
65名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:24:50 ID:jrzGPA1v
17さんって言いたかったorz
66名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:45:26 ID:TSvLrmiQ
ミスラxミスラかと思ってたらしっかりタルが!
これだからタル好きさんが好きだ
67名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:20:29 ID:2pOVmFoi
タル好きさん毎度のことながらGJ(゚∀゚)b
6817です^^:2007/07/06(金) 04:38:57 ID:Bdrnckyc
リクエストに本当にこたえてくださって
ありがとうございました^^
とっても楽しかったです^^
ノーマルでも全然イケたかも^^
これからもタル好きさんを応援します!
69名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 12:06:23 ID:BDdgJR3N
初めて書いてみました・・・。
ドキドキ投下。
エロほとんどないかもです・・・。

俺:ヒューム♂
彼女:ミスラ♀
彼:エルヴァーン♂
名前はまだない。
701:2007/07/10(火) 12:07:11 ID:BDdgJR3N
ヒュームの俺とミスラの彼女。
俺たち二人はいつも一緒にいる。


俺たちが初めて出会ったのは、
祖国から他国を回るよう指示されたミッションの最中だった。
もっとも彼女とは所属している国が違ったため、ともに行動したのは一日だけだったが。
それからすこしレベルも上がったころ、ジュノで再会した。
なんとなく、話すようになり・・・なんとなく、一緒に行動することが多くなった。
そんな日々が続いたある日、彼女が尻尾を揺らしながらこう言った。

「私の、パートナーになってくれない?」

「パートナー?」

「そう、パートナー。私たち気も合うみたいだし・・・ほら、それに私、吟遊詩人だから一人じゃ限界もあってさ・・・。」
「あ、恋人とかそんなんじゃなくて、なんだろ、んーと、共に戦う相棒!みたいなさ・・・。」
「だ、だめかな?だめならいいんだ、ゴメン!」

まくし立てている彼女の耳がしゅんとしてるのを見て思わずokした。
それから俺たちは以前よりも一緒にいるようになった。
彼女の所属国に移籍もした。
正直・・・俺は彼女に惹かれていっていた。
彼女は奔放で、どこか危なっかしく、いつでも笑っていた。


だけど、俺たちが、相棒の一線を越えることはなかった。


彼女には好きな男がいた。
俺には「憧れてるんだー!」なんて言っていたが
いつも彼女を見てる俺からすれば、その男を見る目は恋以外の何物でもなかった。

アーティファクトを揃えたばかりの俺たちとは違う・・・。
強い、男だった。
何度か一緒に行動したときも
その大鎌をふり、いつでも彼女を助けた。
「妹みたいなもんで、ほっとけないんだよな。」
なんて笑う、その男を見て彼女は少し寂しそうに笑ったのを覚えている。

彼に追いつこうとする彼女に合わせて、俺たちは急ぎ足でレベルを上げていった。
先日、彼からプレゼントされたという、シャイルマンティルに彼女が袖を通せるようになったころ・・・
初めて、彼女の涙を見ることになった。
712:2007/07/10(火) 12:08:04 ID:BDdgJR3N
その日も俺たちは一緒にいた。
レベル上げを急ぎすぎた疲れを癒すようにジャグナーに釣りに来ていた。

「滝ってきもちいいよねー!」

なんてわざわざ水しぶきがかかる位置で彼女ははしゃいでいる。

しばらくして、はしゃいでいた・・・その声が止まり、代わりに今まで聞いたことないような切羽詰った声が耳に届いた。

「うそ、なんで!」
「いやだ、そんなの!」
「お願い、行かないで・・・」

慌てて釣竿をしまい、彼女のほうへ振り向くと
彼女の頬を涙が伝っている。

「やっと、私・・・一緒に肩を並べれるって・・・」

呟くように言ってその場にへたり込んだ。

こんな風な彼女を見るのは初めてで、ともかくどうしたのか、落ち着くようにと
通信相手に聞こえないように言う。

涙で濡れた瞳が俺を捉える。

「・・・彼が・・・冒険者を辞めるって・・・通信・・・もう・・・届かない・・・。ねぇ・・・届かないよ!!」
「どうしたらいいの!?こんな風に終わるなんて、そんなのないよ!」

誰に聞くでもなく、誰に言うでもないように彼女は泣き叫ぶ。

ただ、俺にできたのは彼女を抱きしめることだけだった。
子供をなだめるように、その細い髪をすきつづけた。

長い時間がたったように思えた。
ひとつの約束をした。

「俺は、お前を置いていかないから。誓うよ。」

いつもなら言えないような台詞。
彼女は、嗚咽交じりにありがとう、と呟いた。

またしばらくの時がたち、いくらか落ち着いた彼女が
濡れたままの瞳で俺を見据えて言った。

「もうひとつ、お願い、しても、いいかな。」

「おう、なんでもこいや、絶対叶えてやるよ。」

と、言ったことを次の瞬間後悔することになる。
723:2007/07/10(火) 12:09:42 ID:BDdgJR3N
「抱いて。」

「は・・・?」

「何でも叶えてくれるんだよね?抱いて。今、ここで。」

「ここで、って・・・今・・・って・・・」

「私、このままじゃ進めない、戻れない、ここからどこへも行けない。」
「今の自分を壊さなきゃ、私・・・。」

そこまで言って、また瞳から涙をこぼす。
なにが正解なのか、わからなかった。俺にも、彼女にも。
ただ、望みを叶えることにした。
わかった。とだけ伝え彼女を強く抱きしめて唇を重ねた。
ぎこちなく、舌を絡ませる。
生暖かい彼女の口内を犯していく。
くちゅくちゅと、淫靡な音は滝の音がかき消してくれる。

左手で彼女の背を支え、右手をシャイルマンティルの下に滑り込ませた。
すでに硬くなり始めた突起ごと手のひらで胸の感触を楽しむ。

「んんっ・・・」

彼女の苦しそうな吐息が漏れる。
唇を離し、濡れた瞳にキスを落とす。
・・・好きだとは言えなかった。
滝の音と吐息しか聞こえない中で、キスを交わし、お互いの体温を感じていた。
シャイルマンティルをずりあげ、あらわになった突起を口に含んだ瞬間、彼女がびくっと震えた。

「大丈夫、だから・・・して・・・。」

わざと、彼女を見ないようにして、舌で突起を転がす。

「んぁ・・・ぁ・・・はぁ」

抑えた喘ぎが俺の欲情をそそる。

もう一度、唇を重ね、サラウィルを下へずらすと、
俺の背中に回された彼女の腕に力が入る。
気づかないふりをして、下着の上から彼女の敏感な部分に触れてみた。
734:2007/07/10(火) 12:10:23 ID:BDdgJR3N
「あぁっ!いやっ!やめて!お願い!」

重ねていた唇が離れ、背中に回していた腕で俺を突き放す。
その瞳からは、また涙がこぼれていた。

「ご・・・ごめん・・・だ、大丈夫だから、もう一度・・・。」

「もう、充分だろ?」

そういった俺から彼女は目をそらす。

「ごめん・・・」

もう一度、目を伏せたまま謝る彼女の額にキスを落とす。
はっと顔を上げる彼女に向かってニヤリと笑い、

「次はやめてやんねーからな。」

ちょっとかっこつけすぎたことを
後悔するのは股間に痛みを感じた次の瞬間だったりした。


ヒュームの俺とミスラの彼女。
俺たちは今日も一緒にいる。
74名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 12:13:01 ID:BDdgJR3N
ぬるすぎ【許してください。】
神降臨待ち・・・。
75名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 13:56:07 ID:k1xbE4Vl
次回に期待
76名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:05:57 ID:B3/igFh0
ラブラブになったところが見たいなw
77名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:36:50 ID:HqxZci0g
名もなきタル好き様の ジャグナーの百合 >59>>>62

> ラナが涙の浮かんだ目のままこくりとうなずくと、
 ココはゆっくりと茂みにラナを押し倒し、
 騎乗位の状態になって、腰を振り始めた。

 あたりをイメージして・・・
..._〆(゚▽゚*) {http://pict.or.tp/img/10624.jpg
78名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 17:18:25 ID:Iqq2HyPx
続きを要求せざるを得ない。

自然と仲良くなって俺が告白したあと、彼が戻ってきて彼女どうしよう

みたいなのも期待w
79名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 04:01:46 ID:JE+8f3/Z
>77
タルタルに激しく萌えた漏れが居る・・・
80名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:35:41 ID:48NyJgYI
絶対に、大好きなあの人と結婚が出来ますように!
81ぼぶ ◆i6a4AirksA :2007/07/15(日) 15:04:44 ID:pLWHf/kX
>>77
捕獲!
82名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 13:50:27 ID:mp8OfTFf
8347:2007/07/18(水) 09:20:36 ID:saYIPIBU
こんにちは。
またしてもそれなりにエロく書けた物を投下していきます。
定番の媚薬ものです。
47でも書きましたが…
ダラン 首♂F6B  ターナ 猫 F6A

またしても長いです。
8447:2007/07/18(水) 09:21:08 ID:saYIPIBU
 何かの甘い匂いが、香炉から香る。
 ダランディーガが1人で風呂に入る前に炊いたものだ。
 アトルガン地方へと渡るにはまだまだ強さが足りないターナに会う為に、ダランディー
ガはジュノへと戻ってきた。
 ダランディーガは戻ってきたその足でターナを捕まえて、ダランディーガのジュノでの
部屋へとなだれ込む。
 そうやってなだれ込んだ後で、ダランディーガは新大陸の匂いだけでも、と香を炊いた
のだ。
 風呂から上がった後でベッドの上に腰掛けて、真剣な顔をしたダランディーガが時計を
見ていたが、その目をこの宿に来てからずっとソファに座ったままのターナに移した。
 ターナは顔を赤らめながら顔をしかめ、鼻を押さえている。
「…鼻を押さえているようだが、きつい匂いか?新大陸の香をジーンが買いまくってさ。
それで、あてずっぽうかそれとも現地の人に調合の割合を聞いたのか、真似をして調合し
たものでさ。こういう香りが向こうでたまに香るんだよな」
「へ、へぇ。…きつくは、ない、よ」
「本当に?」
「本当に」
 ターナが出すその声はどこか甘い事にダランディーガは気がついた。
「鎧、手入れ、しな…よ。汚い、まま…じゃ、駄目だよ」
「ああ、後でいい」
 じっとダランディーガがターナを眺めている。
 そのダランディーガのどこか観察するように眺める目を気持ち悪く感じ、ターナは顔を
背ける。ダランディーガがベッドの枕元に置いていた小瓶を手にしてターナに近寄ると、
ターナが拒否をするように近づくダランディーガの胸を手で押した。
 そうやってダランディーガを押すターナの手がやけにくすぐったく感じる。
(…あれ)
 防具越しにターナの腕にダランディーガの手が触れると、それだけで心臓だけではなく
体までが跳ねる。ターナ自身は熱い息を吐いていると自覚をしていたが、それ以上に勝手
に甘い声まで漏れてしまいそうになった。
 今のターナが戦士のサポート用にと上げているのは忍者で、今着ている装備は確かに柔
らかい生地の道着だ。だけど、何かが違う気がする。
(何だろう、何か、妙…だよ。久しぶりに会うからってだけじゃないよ、これ)
 シュルッと衣擦れの音をさせて、ダランディーガがターナの道着の帯を解く。
「嫌だ、って、ば。ねぇ、聞いてる?」
8547:2007/07/18(水) 09:22:27 ID:saYIPIBU
 ターナはそうは言うが、それでも拒みきれず、ダランディーガによって留め帯と太い帯
をはずされた。健康的な張りのあるターナの肌がいつも以上に血色よくなっているのを、
ダランディーガは見逃さない。帯を解くだけ解いて、道着は脱がさずに置いた。
「聞いてる、よ。喉渇いただろう」
「乾いてなんて、いません」
「甘くて旨いぞ。まあ飲みなよ」
 ダランディーガは小瓶の蓋を開けて、それを自分が先に1口だけ飲み、再び口に含ませ
てちょっと嫌がるターナに口移しで飲ませる。
 蜂蜜の味が強い、甘い飲み物だった。
 そのまま舌を絡めて口を離すと、また口移しでダランディーガがターナに飲ませる。
 その飲み物を口にすると、ターナの体の中が一気に熱くなり、ふわふわする。
(や、やだ、キスだけで…何、これ)
 最後の一滴まで小瓶の液体をダランディーガが口にして、またターナに飲ませた。
 何故かキスをするだけでうんといじられた後のような感覚に陥り、今度はその体からの
欲求に逆らえずにターナから舌を絡める。
 ターナの体がキモチヨサを求めるのだ。
 私の体を触って欲しい、相手の体を触りたい。
 そんな欲求が湧き上がり、止まらない。
 ターナの甘い腕がダランディーガに絡まる前に、ダランディーガがそっと離れてベッド
にまた腰掛ける。そうやって、離れた所からターナに向かって笑いかけた。
「おいで、ターナ」
 そのダランディーガの甘い声に、ターナの体が快楽を求めて勝手に動く。
 しかし何故か力が入らなくなっているターナの足のせいで、ダランディーガの腕の中に
収まる前にターナの体が床にペタンと崩れ落ちた。
「な、何、ねぇ、何…?」
 明らかにおかしい自分の体にターナは泣きそうになる。体の芯が熱くなり、入れてもい
じられてもいないのに男を受け入れるその部分がうずいて止まらない。
 今はもう、触って欲しいという気分だけではない。
 もう、欲求が止まらないのだ。受け入れる部分がビクビクと痙攣して、下半身の下着が
濡れてぐしょぐしょになってしまっているとターナ自身がわかる。
「…どうだ、気分は」
 ダランディーガがベッドから離れてターナの前にしゃがみこんで、うつ伏せで倒れこん
でいるターナの頬を撫でた。たったそれだけで、ターナは甘い声を出して喘ぐ。
 ダランディーガが焦らすようにターナの耳をいじった。ターナはビクンと体を震わせて
声を上げる。
8647:2007/07/18(水) 09:24:16 ID:saYIPIBU
「や、あ、ああん」
 ダランディーガがターナの耳をいじり続けると、入れてもいないのにターナの体が跳ね
て、ターナの顔が高みに昇っていく時の顔になる。尻尾まで震えて、逆立っている。
 ターナがダランディーガに助けを求めるように腕を伸ばした。
「…ふーん…。2つ盛ったら結構きついんだな。お前、感じやすすぎ。ここまで来ると、
薬だけで感じているのかと思えてちょっとつまらんな。様子を見るだけなら楽しいけど」
 ハーッハーッと熱い息を吐いて、ターナがニヤニヤと口元を歪ますダランディーガの腕
を掴む。濡れた目でターナがダランディーガを見上げると、ダランディーガは皆の前では
滅多に見せない"男の顔"でターナを見下ろした。
「ねぇ、何、これぇ…。助けて、助けてぇ」
「じゃあお前が乗ってこいよ、乗れるならさ。そうすりゃ、楽になるって位お前自身がわ
かるだろう」
 意地悪く言うダランディーガにターナは息を詰まらせて、歯を食いしばる。
「…っ、ダラン、大嫌い…!」
 ターナがダランディーガから手を離して床に転がる。そして熱い息を吐いて丸くなった。
「ふ、あ、うあ…」
 布が自分の肌に擦れるだけで声が出てしまうターナを、ダランディーガはジッと見てい
た。ターナがついに泣き出す。
「大嫌い、大嫌いだ…!」
「じゃあ収まるまでそうやってしていなさい。大嫌いな男に触られたくないだろう」
 伏せていたターナの耳がビクンと揺れる。歯をカチカチと鳴らせながらターナがダラン
ディーガを見上げた。
「…俺は嫌いという言葉はそれが例え本気じゃなかったとしても聞きたくない。気を引く
為に言う言葉だとしても聞きたくない」
 ボロボロと涙を流してターナがうつむく。
「は…っ、あ、や、あ、あたし」
 ダランディーガが1つ息をついて再びターナに手を伸ばした。ターナの髪にダランディ
ーガが指をしのばせると、ターナがひあっと声を上げて体を震わす。
「触って欲しかったら…なんて、言うの」
 楽しむようにダランディーガがつぶやく。
 熱い息を漏らせながら、ターナは口をパクパクとさせた。
「入れて欲しかったら…言う言葉、あるでしょ。それは、大嫌いって言葉?」
 髪をいじられただけで、ターナの体はビクビクと反応する。そんなターナは言われるが
まま、要求されている言葉を口にした。
「ダラン、が、好き…。好きだよぉ…!」
 ハーッハーッと熱く息を吐きながら、再びターナが手を伸ばす。
 その手を取って、ダランディーガは手のひらを自分の指先でなぞった。
「あ、や、ああっ、ああっ!」
8747:2007/07/18(水) 09:25:44 ID:saYIPIBU
 挿入しているような喘ぎ声を上げて、ターナが手のひらだけで乱れる。
 そんなターナの腋に手を差し入れ、ダランディーガがターナを抱き上げる。ビクビクッ
と体を震わせて、また尻尾の毛まで逆立たせて、ターナが涙を流しながらぐったりとした。
「う…う、ふ…ぁ」
「もうお前だけ何度もイって、ずるいぞ」
 ダランディーガはそう言いながらターナをベッドに横たわらせずにうつ伏せのまま上半
身だけ置くような形にする。ターナが尻をダランディーガに突き出す状態で、ターナの脚
のズボンを脱がせた。その間も甘い喘ぎ声を出し、ビクビクと震える。
 そうやってずり降ろされたターナの下着は愛液でぐしょぐしょになっていて、糸まで引
く。ズボンもその溢れ出した愛液で黒いシミが出来ていた。
「欲しかったら、尻を振って誘いな」
 もうくたくたでそんな余裕なんて無いターナにダランディーガがそう言うと、ターナは
弱々しくもゆっくりと尻を振る。
「ひぁ、あ」
 そうやって尻を振るだけで前身に衣擦れが起きて、その刺激でターナが声を上げる。そ
んなターナのうなじにゆっくりとダランディーガが唇を近づけて、何度も強く吸った。
「いやぁ、ねぇ、やだぁ!早く、ねぇ、早く…ひっ、ひあぁ、あああ!」
 泣き声に近い声を出してターナがダランディーガに懇願する。
 懇願しながらもまたターナが頂点に達したようで、すいっと体を離したダランディーガ
からよく見えるその蜜壷が愛液を垂れ流しながらその上にある菊門まで引き連れてビクビ
クと痙攣していた。
 ズボンを下ろした後に流れ出た愛液が床に零れ落ちて、床にシミを作る。
 そんなターナにのしかかって、ダランディーガが剛直をターナに刺し入れようとした。
 刺し入れようとダランディーガが蜜壷の入口を突くだけでまた、ターナの体がビクビク
と痙攣して更に蜜壷が締まる。そしてターナが悲鳴に近い嬌声を上げた。
「うあ、お前これ、きつすぎ」
 もうターナの穴が締まりすぎて、どれだけ濡れていてもいつも以上にするりと入らない
のだ。ここまで狭ければ、グイグイと無理矢理差し込まないと入らない。
 薬の物凄さを実感しながらもターナの処女を奪った時のようなその道の狭さに、ダラン
ディーガの頭がちょっと冷えて1つ息をつく。
「…しまったな、2つ一気に使ったのがまずかったか。こうなっちゃ意味がねぇよなぁ…。
最初から意地悪しねぇで入れたら違ったのかねぇ」
 ダランディーガはうーんと唸りながらも、自分の2本の指をターナの蜜壷に刺す。
「いやぁぁ、あああ、いっちゃ、いっちゃぁぁ、ひああああ!」
 すると10秒もしないうちに悲鳴を上げて、ターナが潮を吹きながらついに気を失った。
 無臭の、愛液とは違う液体が床に水溜りを作る。
8847:2007/07/18(水) 09:27:11 ID:saYIPIBU
「ちょっと、おい、待て待てぇ。これはきっと気持ちいいを通り越して締まりすぎて痛ぇ
ぞ。ってか、潮吹き…初めて見た」
 気を失ってからも弛緩するターナの壷を指で感じながら、ダランディーガがまたうーん
と唸る。
 ダランディーガはその指を抜いて自分の剛直を擦り、潮を吹くまでになっていた彼女の
体に挿入できなかった事に不満を感じながら、ターナのむき出しの尻に自分の精液を振り
かけた。
8947:2007/07/18(水) 09:35:57 ID:saYIPIBU
以上です。駄文失礼。

…アトルガンで普通に売っていそうですが
それ以上にアズィマ婆さんの媚薬のその効き目が気になるところです。
(公式にそうなっていた…ハズ)
90名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:01:21 ID:qkXHeIib
GJ!!

欲を言えばエピローグが見たかったな。
91名無しさん@ピンキー
保守