ポケモン その9レセリア

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「僕とアイツのどっちが好き?」
「えっ……?」
アイツとはおそらく今まで嫉妬の限りサトシの事であろう
ヒカリは俯き黙ってしまう
答えは簡単だろう、ケンゴと呼べば許してもらえたのかもしれない
しかしヒカリの頭の中で自問が始まる
なぜあの時サトシの名を呼んだのか
なぜあの時サトシの顔が過ぎったのか
……ああそうか、私はサトシの事が……
自らの鈍感さを恨んだ
どうしてこうなってから自分の本当の気持ちに気付いてしまったのだろう
なぜもっとこうなる前に気持ちを伝えられなかったのだろう
「さぁ、もう答えは出てるよね、ピカリ」
自らの陰茎を揺らしクチュクチュと音を立てその答えに期待する
その刺激にビクッと震えながらも、精一杯の笑顔でその答えを言う
ゆっくりと顔をあげこれから起こる事に耐えるために………………目にいっぱいの涙を溜めて、餌付きながら
「わ、私は、ヒック、サトシの方が、ヒック、あなたよりも、ずぅっと、、、、好きです!」
そこに居ない、空の相手へと告白する