マリア様がROMってる〜モザイクの向こう側〜

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262聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:01:43 ID:AvU/FYvk
(2/13)
午後の授業は長かった。
たったの2時間なのに、永遠に終わりが来ないかのようにさえ思えた。

そして、放課後。
お手洗いの個室に入り、紙袋からバイブを取り出した。
期待と不安が交錯し、息が苦しくなる。

聖のお気に入りのバイブ。
これで何度イカされたことだろう…。

指で割れ目をなぞると、そこはすっかり濡れていた。
入口に当て、ゆっくりと沈めていく。
「んっ…ふ…」
さして抵抗もなく、バイブはすんなりと静の中に入っていった。

ショーツで押さえてはあるものの、出て来てしまいそうな感覚。
廊下に出て、歩いてみる。
どうしても、内腿をくっつけるような形になってしまい、早く歩けない。
こんなときに、知り合いに会いませんように…
祈るような気持ちで、静は薔薇の館を目指した。
263聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:02:22 ID:AvU/FYvk
(3/13)
人影もまばらになった放課後の時間帯、
幸い、誰に呼び止められることもなく、静は無事に薔薇の館までたどり着いた。

薔薇の館の前では聖が待っていた。
おずおずと歩いてくる静を見て、聖はフフ、と笑った。
「へえ、ちゃんと入れてきたんだ」
「…ええ…」
視線を逸して静が答えた。

「早く中に入ろう」
静の手を引く。
「あ、」
不意に手を引かれ、秘所に刺激が走る。
「待っ、ダメ…あ、あぁ」
足を開いたため、バイブが抜け落ちそうな感覚に襲われ、
静はその場に立ち止まり、こらえた。

「…大丈夫?」
「ん…んっ」
静は聖の腕にもたれ、息をととのえた。
その伏目がちな表情が艶っぽく、聖の情欲を駆り立てた。
264聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:02:59 ID:AvU/FYvk
(4/13)
薔薇の館に入ると、中は薄暗く、誰もいないようだった。
聖は静の手をゆっくりと引いて、1階にある小さな部屋に入った。
扉を閉めると、おもむろに静にキスをした。
あとずさる静を壁に押し付け、深く舌をからませた。

「んふぅ、はぁ…」
唇を離すと、聖の頬も紅潮していた。

「さて」
聖が静のスカートに手をかける。
「本当に入れてきたかどうか、確認しなきゃね」
「あっ、ダ、ダメ…」
スカートをたくし上げようとする聖の手を、静が弱々しく制御した。
「ちゃんと…入ってますから…」

「ダメよ。確かめないと」
静の抵抗もむなしく、聖は静のショーツに右手を忍ばせた。

「ああぁ…!」
敏感な部分に触れながら、聖の手が動いた。
265聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:03:38 ID:AvU/FYvk
(5/13)
「うぅ、あ、ダメ、やめて…」
「本当にやめていいの? 静、とっても気持ちよさそうよ」
「そんなこと…」
「こんなにぐしょぐしょにして…。私に触ってもらいたかったんでしょ?」
「そ、それは…」

「あ、ん…、でも、今は…ダメです…」
「なんで…?」
「人が…来るかも…それに、これ以上されたら、もう…止まらなくなります…」

「しょうがないな」
聖は静の中から顔を出しているバイブを握り、少し動かした。
「あっああっ」
「…ちゃんと入れてきたようだし、つづきはまた後ね」
そして手を離し、静はやっと快楽の波から解放された。
266聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:04:16 ID:AvU/FYvk
(6/13)
「日が暮れるまでまだ間があるね。誰か来るかな?」
窓の外からは、夕暮れ時のオレンジ色の光が差し込んできている。
「暗くなるまで、おしゃべりでもしますか」
聖は静を部屋の隅にあるソファに座らせた。

「んっ…」
ソファに座ると、バイブが奥へと押し込められていった。

静の横に、ぴったりくっつくように、聖も座った。
「どうしたの? さっきからずっと黙ってる」
「いえ…別に…」
「なぁに? つづきがしたくって、そのことしか考えられないんでしょ」
「そ、そんなこと、ないです…」
「ふぅん?」

「あっ」
聖が、静の手に手をからめた。
「手に触れただけで、そんな声が出ちゃうんだ」
指で指をなぞり、指と指の間をすべらせた。
「う…あぁっ」
静は再び押し寄せる快楽の波に我を失いそうだった。
267聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:04:55 ID:AvU/FYvk
(7/13)
「あなたはとても素敵よ。私も、静のことしか考えられなくなる」
「お姉さま…」
2人きりのときは、こう呼ぶことになっていた。

聖は、今度は軽いキスをした。
そして、やさしく静を見つめ、髪をなでた。

髪をなでていると、ふと、その指先が耳に触れた。
「あっ!」
静はビクッと震え、ぎゅっと目を閉じた。
聖はかまわず、静の髪をなで、手で梳いた。

「そんなに…触らないで…」
「触らなければいいの? なら、これならいい?」
ふぅっと、静の耳に息を吹きかけた。
「ああぁっ」

「あ、はぁ…もうやめて…」
「やだ。やめない」
静の首筋にキスをした。
「っ、んぁ…」
そのまま、舌を這わせた。


――ガチャッ

不意に、部屋の扉が開いた。
268聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:05:33 ID:AvU/FYvk
(8/13)
「…あ。声が聞こえたような気がして」
扉を開けた人物は蓉子だった。
扉を半開きにしたまま、入口に立ちつくす。
「な、何してるの? 電気もつけずに」
「別に。ちょっと秘密の話をね」
聖は、「おかしなことは何もしてませんよ」という風な態度を見せた。

「ちょうどいいや、2階でお茶でもする?」
「えっ!?」
聖の提案に、静も蓉子も驚いた。
「どうする?」
静の腕を取り、顔をのぞき込んだ。
「あっ、あの、私…」
キュッと膣が締まるのを感じた。

「イヤ…や、やめて…」
首を振り、聖に視線で訴えた。
静のため息混じりのささやきに、蓉子は顔が赤くなるのを感じた。
以前から、聖と静の間には何かあると思ってはいたけれど…
恋人同士の秘め事を覗き見てしまったような、
見てはいけないものを見てしまったような。
自分がなんとも場違いな気分だった。
269聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:06:20 ID:AvU/FYvk
(9/13)
「蓉子ー? どうかしたのー?」
薔薇の館の玄関付近から、江利子の声がした。
「あ、なんでもないのよ」
そう言うと、蓉子はそのまま扉を閉じた。何事もなかったかのように。

扉の向こうの蓉子と江利子の声は、2階へと消えていった。
上から足音がする。忘れ物でも取りに来たのか、
バタバタした後、階段を降りる音と玄関が閉まる音がした。

「気づかれたかな?」
「えっ」
「ふふ、気づいてないよ。ちょっとキスでもしてるのかな、って程度でしょ」
「はぁ…」
「まさか静の中にこんなものが入ってるなんて、思ってもみないでしょうね」
「あっ、ちょ、」
スカートをめくる聖の手を思わず止めた。

「なぁに? 抵抗しちゃダメよ。もう誰も来ないわ」
窓の外は、すっかり暗くなっていた。
「……」
静は聖の手を押さえていた手を、そっと離した。
「フフ、いい子ね…」
270聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:07:25 ID:AvU/FYvk
(10/13)
制服を脱がせ、静をソファに押し倒した。
「好きよ、静…」
「あ、お姉さまぁ…」

甘いささやきと、甘いキス。
とろけそうだった。

「静の唇も、まぶたも、髪も、耳も…、全部私のものよ…」
そう言いながら、聖は自分で言った場所を順番にくちづけていった。
「あっ、ああ…」
そして…
「ひゃぅ!」
静の中に入っているバイブを引き抜いた。

「こっちで」
聖は、これまた愛用の、双頭のバイブを取り出した。
「ねえ、入れて…」
静に指示を出す。
271聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:08:04 ID:AvU/FYvk
(11/13)
「お姉さま、こんなに濡れて…」
「…そんなこと言わないの。静があんまりかわいいからいけないのよ」
聖は少し恥ずかしそうに言った。

聖も、こぼれるほど濡れていた。
静は聖の花びらを指で開き、蜜壷の入り口にバイブの先端を当て、
一気に押し込めた。

「う、ああっ!」
全身に電気が走るような衝撃。
「お姉さま、気持ちいいですか?」
「ん…、静にも、入れてあげるわね」
再び、聖が上になる。
聖の中に入っている双頭バイブの、反対側の先端を静に当て、入り口をくすぐる。

「んん、あ、あぁ…」
そのまま、入り口でじらす。
入り口を突っついたり、円を描くようになでたり。
でも、まだ入れない。
「ああ、お姉さまぁっ」
静は何かを訴えかけるような、せつないまなざしを聖に向ける。
272聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:08:51 ID:AvU/FYvk
(12/13)
「入れてほしい?」
「ん…」
静は小さく、コクンとうなづいた。

「入れてください、って言って」
「んん〜っっ」
静は恥ずかしそうに首を振った。
「言わないと、入れてあげないわよ?」
「うぅ…」
少し、考え込んだが…。
「あぅ、い、入れてください…」
静は小さくつぶやいた。

「よく聞こえない。もう1回」
そのまま、入り口への刺激をつづける。
「あぁ、う、お姉さま、いじわる…しないで…」
いよいよ息も荒くなり、静は苦しそうに言った。
「ほら、入れてくださいって言いなさい」
「あ、あっ、い、入れてくださ…あ、ああぁ!」
静が言い終わらないうちに、聖はバイブを静の奥まで入れた。
273聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:09:32 ID:AvU/FYvk
(13/13)
「動かすよ」
「ああっ、あっ、あっ」
聖が腰を振りはじめる。

「ああっ、し、静、気持ちいい?」
「う、あっ、あっ」
「ねえ、気持ちいいって、言って…」
「あ、き、気持ち、いい…」

「私も、気持ちいいよ…静っ、静…」
「ああ…あ、お姉さまぁ」
動きがだんだんと早くなり、2人の喘ぎ声だけが響いた。

「ああ、お姉さまっ、わ、私、もう…」
「ん…、静、一緒にいこう…」
「あっ、ああっ、あっ、あぁぁぁ!!」


……はぁはぁ。
まだ熱を帯びた体を抱きしめ合い、余韻に浸っていた。

「静、好きよ…」
「お姉さま、私も…大好き…」

やさしくキスをし、髪をなで…
横たわったまま、窓の外を見ると、
窓の外には、ぽっかりと月が浮かんでいた。

     ――お月様がみてる
274聖×静 ◆2sGMS1CjHU :2008/04/23(水) 21:10:24 ID:AvU/FYvk
初SSでした、ありがとうございます。
275名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:08:58 ID:1JnzqeXE
君はまったく分かっていない
276名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:39:05 ID:snWFqs36
いや、よくやった。
277名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 04:50:38 ID:f85z7B6p
蟹食いながら読んだ
278名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 11:03:41 ID:Gf69CvSi
蟹食ってるつもりで読んだ
279名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:24:10 ID:7iLRkQ4i
「…そう思わない? ゆんみさん」
「もう、よんしんのさんったらー」

「ごきげんよう、紅薔薇のつぼみ、黄薔薇のつぼみ」
「あら、ごきげんよう、のんりんこちゃん」
「変な呼び方しないで下さいますか?」
「えー、結構面白いよ? 『一字ごとに『ん』を入れて名前を呼ぶ遊び』」
「近年随一のヒットよねー」
「…小学校低学年ですか。薔薇のつぼみとしての自覚をもって下さいませお姉さま方」
「あら、あなたもいたの、とんうんこちゃん」
「その呼び方やめて下さい黄薔薇さま」
「おっかしーい、うんこちゃんだって」
「お姉さま!」
「うんこちゃーん」
「うんこちゃーん」
「ダメですわ!この山百合会はもうダメですわ!!」

「 … や め て 下 さ い 」
「え?」
「どうしたの、のんりんこちゃん」
「 危 険 だ か ら 今 す ぐ そ の 遊 び を や め て 下 さ い ! !」
「あら、みんなおそろいなのね、ごきげんよう」
「 ダ メ ! 志 摩 子 さ ん 来 ち ゃ ダ メ ー ー ー ー ! ! ! ! 」
280名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 20:53:13 ID:9Rf/N2jw
「自分のお姉さまがきたら止めようとするなんてずるいわ。あっ!」
「どうしたのゆんみさん。Yummiって単語辞書で引いちゃった?」
「お、お姉さま。斑目先輩や鳥坂先輩じゃないんですから、
毎日来なくても・・・いいえ今日だけは来ない方が・・・」
「ほら、ゆんみさんだって、自分のお姉さまがきたら・・」
「あちゃー、うちの大学どうなってるの・・・聖さままで」
「おっす。んを入れるの?じゃあ、」
「お姉さま、言っちゃだめ。」
「いいじゃん、しんまんこ。元気?さんちんこ。」
281名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:11:24 ID:pbifNTz/
その発想はなかったわw
282名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:28:48 ID:2Cy0kpiB
ワロタ
283名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:34:32 ID:N79zYthn
保守って必要?
284名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 06:08:01 ID:Fl6IYO3P
 それから数時間経ったある朝。
「保守?」
 エロい期待はしていなかったけれど、志摩子さんは「どこのこと?」って感じに
唇を小さく歪めてほほえんだ。
「……えっとね。」
 疼いてもない股をくにくにと弄って、祐巳は吐息を詰まらせた。
 妄想通りというか何ていうか。志摩子さんの表情ったら、
どう見ても2ちゃんのエロパロ板、
思いをネタレスに叩き付けている女の子のそれとは違う。
「嫌だ、祐巳さん。私だって保守くらい知っていてよ」
 お上品の中にもいたずらっぽくコロコロと笑う。
ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
エロパロ板の趣旨を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「トーリーとか、コンサバとか、いろいろ発音されるけど。
日本では自由民主党って呼ぶわね」
「自由……?」
「自由民主党。1955年に合同した、日本の政党の名前よ。
十一月十五日は、その結成記念日ね」
「ふーん」
 志摩子さんの説明、なんだかズレている。ピントはずれでさえある。
 惜しむらくは、国会議事堂で聞けなかったことだ。
ここは体育館の中にある更衣室。
体育前の休み時間であれば、
嫌でもクラスメイトたちの太股とか下着姿とかに涎が出てしまう。
285283:2008/05/09(金) 04:59:42 ID:HBA5sz6I
>>284
感動しました。
286名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 04:05:50 ID:0HUBY8yW
>嫌でもクラスメイトたちの太股とか下着姿とかに涎が出てしまう。
ねーよw
287名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 06:27:26 ID:a72n6DLl
「お父さんとは、セフレ?」
蔑んだ目で、亜紀ちゃんが問う。
「いいえ」
「じゃ、お尻でしたことある?」
「ない」
嘘偽りない事実だから、真っ直ぐ目を見て言えた。
私は心からよかったと思った。
もしや、この瞬間のためだけに、
私たちは半年間アナルしなかったのではないだろうか。
288名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:46:04 ID:HFIkzH8c
289名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 10:24:56 ID:sBF6Mpkn
 昼休みの明るい日差しの中だったか、夕暮れ迫る茜色に染まった頃だったか
定かではないけれど、志摩子さんと由乃さんと私、三人だけしか薔薇の館に
いなかった時のことだ。
 どうしてそういう流れになったのかも、もう思い出せない。
 たぶん三人のうちの誰かがクラスメイトに、私たち薔薇の血族二年生三人組が
どこまでお互いの身体を知っているかについて尋ねられたとか、そういったものが
きっかけだったように思う。
「そういえば、祥子さまと令さまは、とっても親密でいらっしてよね。」
志摩子さんがつぶやいた。」
「卒業なさった先代の薔薇さまたちも、裸の付き合いだった」
思い出して由乃さんもうなづく。
先代とは祥子さまと志摩子さんのお姉さまたちのことで、
私が山百合会に飛び込んだ自分は、おたがいに牽制するかのように
威厳を持って接しておられたけれど、
卒業間際、次生徒会役員選挙が終わった辺りから、
もう仮面はかなぐり捨てたとばかりに、優雅できちんとすることをやめて、
襟元に手をいれて首筋にくちづけたり、
スカートをめくりあげて鼻先をこすりつけたり、
お互い、いや私たちの視線にも遠慮なく、奔放に「ごあいさつ」されていた。
たぶん、薔薇さまになる前の付き合い方に戻したのだろう。
「乃梨子ちゃんも、瞳子ちゃんのことを『カンチョー』したり
『七年殺し』したりするよね。」
私がそういうと、志摩子さんはほほえむ。
「祐巳さんは、おいくつ?時間局にお勤めでしたら、もう正体はバレていてよ。」
「あ、志摩子さんは、乃梨子ちゃんに自分はしてもらえないものだから、ごまかした。」
「だめよ、祐巳さん。そこは、『福沢祐巳、じゅうななさいですっ』ってぼけないと。」
「それ、ボケじゃなくて本当だから。」
「祐巳さん、大丈夫よー。ねー、志摩子さん。
志摩子さんのスカートのお尻のところは改造してあって
プリーツの谷のところに一ヶ所だけ、入り口があるのよねー。」
「そんなことないです」
「今日は、祐巳さんとわたしが薔薇の館に来たとき、もう志摩子さん来てたわよね。」
「ひどいです、おじさま」
「誰がおじさまよ。じゃあ、志摩子さん、ちょっと立ち上がってみてくださる?」
290名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 10:33:49 ID:sBF6Mpkn
「由乃さん、何を言ってるの。」
「さあ、早く。」
「・・・」
しぶしぶ立ち上がった志摩子さんのスカートの異変はよくわからなかったけど、
さっきまで志摩子さんが座っていた座ぶとんの中央には、
長さが20センチくらいのずんぐりした棒状のものが立っていた。
頬を赤らめている志摩子さん。
棒状のものはつやつやして、表面に液体がぬめっていて、
座ぶとんにはしみが地図のようにひろがっていた。
「いつから?、そういうことしてるの」
「乃梨子ちゃんのいいつけよね」
「志摩子さん、Mだった?」
「全然気づかなかった」
由乃さんとわたし、矢継ぎ早に質問された志摩子さんがとまどっている。
「たぶん新入生歓迎会を境にして、ではないかしら」
「ああ」
志摩子さんの言葉に、私と由乃さんは、大きくため息をついた。
そんなに前から。
私がお姉さまのスリップをくんかくんかしたのだって
夏に別荘に行ってからだったのに。
あ。
由乃さんが棒を舐めた。
「志摩子さんのお味。」
素早くスカートをたくし上げた由乃さんは、
さっきまで志摩子さんが座っていた椅子に・・・・
いや隠さずにいうと棒を股間にあてがって一気にずりゅっと座ってしまった。
「これで、志摩子さんと、アナ、いや、モア、いや、棒兄弟よね。」
「由乃さん、エロいことばはだめ。」
「ああ、いいの。このささる感じ。」
「好きよ、由乃さんのそんなところ。」
由乃さんのほおを両手ではさみ、顔を自分にむけてキスをする志摩子さん。
首の角度を変えながら、まるで接触する面積をどうやって増やすかに
夢中であるかのように大きく口をあけて舌を出しいれする二人。
揺れる三つ編みのおさげ。くねる志摩子さんの腰。
わたしが薔薇の館にとびこんでくる前の二人はこんな仲だったの?
疎外感に苛まれた私は、
「やめてー」と大声を出した。
体液でじゅるじゅるの唇と舌を離してこちらをきょとんと振り向いた二人。
由乃さんの手が小さく手招きした。
このとき私の脳裏で小さなスーバーノバが反応を起こして明るく輝いた。
薔薇の館の本当の扉を今初めて開いたことを実感した。
これから訪れる想像もつかない運命の未来におびえながら・・・・

291名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 18:09:33 ID:UfqA55hc
なんとも言えない気持ちになった
292名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:59:18 ID:sR7UT2g4
ふたなりって書いたら怒られる?
293名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:09:04 ID:3IPyHER8
禁止
294名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:58:14 ID:KOZzfx5P
解禁
295名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 08:41:34 ID:1tL7uU5P
再禁止
296名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:44:44 ID:x+P0vgsp
期待age
297名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 13:52:20 ID:kdU9kCop
今更ながらYOUTUBEでアニメ見てる。ようやく第三期に入った。
小説も読んでみたら楽しめるかな?
298名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:39:31 ID:wv5cc4ZM
小説も読むといいよ
ぜったいはまる
もう、瞳子が可愛うて可愛うて
299名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 23:07:00 ID:m4w7Ov2K
レイニーで止めてみるべき
300名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:47:49 ID:R7bMc+Zt
300
301名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 14:30:34 ID:xI7Ol5iY
第4期はまだなのですか?ξ(∂∇∂)ξ
302名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:24:30 ID:Zj6002FO
ドゥフフw
303名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:20:12 ID:Hv94JjQB
>>297
お勧めだけど。中古で買わないように。
304名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 10:31:36 ID:Gwuv4mOE
中古はだめなの?
305名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 18:34:11 ID:06nOjn/K
>>304
作者と出版社に金入れてやれってことだろ。
306名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:47:37 ID:Gwuv4mOE
なるほど
307名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 14:18:29 ID:4SyiBCHT
祥子は過去の人
308名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 18:46:03 ID:Oy3t4pNR
ラノベ板本スレ読んでて、

 借りていた辞書を返しに、
いつものようにノックせず
姉の部屋のドアをあけた祐麒は、
驚くべき光景に、絶句し、
次の瞬間「ごめん。」と
反射的にドアを閉じた。

 そう、そこでは、たしかに
○○が××××していた。
夢や妄想ではない、筈だった。

 ってテンプレを思いついた。
309名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:48:22 ID:AM0iiAWU
瞳子が姉の下着の匂いを嗅いで人差し指と中指を自分の肉筒につっこんでいたんですね。
310名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 00:17:32 ID:9wiw/8kN
>>307もうすぐいなくなるだろう。
311名無しさん@ピンキー
>307
祐巳「お姉さまはまだこれからの人ですよ。
このあいだ、まだ痛いみたいで私途中でやめましたから、
処女だと思いますよ。」