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イ / ー― \ / } ̄ ヽ
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 ̄ / ' ーイ /i、zf'´ ̄` , ´ ̄`ヾ}´ }
/{__ ┬‐'ゝハ r --- ‐_┐ ノー'
/ ー‐ } __ >、└―― ‐' / 乙であります!
| 〉  ̄ ̄ヾ ̄ ̄ /ー 、
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新スレも盛り上がりそうだな。
一つのネタをしつこく連発して他のネタの排斥ムードを
漂わせるような事を繰り返されなければ、だけど。
今日の話カレにやられるシーンで前スレのバタカが骨折するくだりを思い出した。
なかなか熱い展開だった。
>>5 立場逆転してたけどね。
ブロッサムかっこよすぎ。
8 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:11:53 ID:+IKPiH13
前スレきえましたな…
あぁ、もうあの名作が見れなくなった・・・
新スレおめ!
12 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 06:04:51 ID:CGQECJu6
今週の話はガールズVSカレも良かったけど。みやかお率高めだった気がします。
しかしオクティみやこの服のいたずらはどう見てもザ・・・いや何でもない
解散話のパンツ事件やら、どうもオクティ=エロに結び付いてしまう
ぶっちゃけ、カレより恐いんですが・・・
ガールズVS粉! その1
さて今回は、カレの放った黒い粉による被害のその先を考えてみたい。
頭上めがけて鉄骨を落とされるという、ガチな殺人行為を運良くかわした
みやこだったが、夕方研究所から帰宅するなり大きな悲鳴をあげた。
彼女のお気に入りの洋服たちがことごとく汚されていたからだ。
絶句して壁にかけていたワンピースを確かめてみると、何か白い液体――
すこし黄色がかったネトネトした液体がそこかしこにかけられている。
それが何なのかみやこにはわからなかったが、その直感的な汚さと臭さと
いやらしさは彼女を激しく不快にさせた。
泣きそうになりながら祖母に事情を説明しても何も知らないと言う。
侵入者にはまったく気がつかなかった、と。もしや、おばあちゃまが……
という考えを彼女はすぐに打ち消した。そんなことする理由がない。
いったい誰が、何のために。ハテナだらけで混乱するみやこに、冷蔵庫から
マヨネーズが消えていると祖母が付け加えた。マヨネーズ? 汚されていた
あれは、マヨネーズ? 自室にとって返してよく見てみるとマヨネーズの
ようにも思えるが、やはり違う。質感は例えるならばリンスが一番近いと
思ったがとにかく決定的に生臭いのである。
この服はもう着られない。あの服も。その服もだ。
悲しみとか怒りとかよりも「なぜ?」という不安と恐怖が心を占めて、
ついにその大きな瞳からぽろぽろと涙がこぼれはじめた。
「どうして……、ひどい……ひどいですわ……」
誰に言うでもなく、か細い声でつぶやくことしかできない。そんなみやこの
ゆがむ視界に一体のぬいぐるみの姿があった。
「オクティ」
みやこはその青いタコのぬいぐるみに声をかけ、ぎゅっと胸に抱きしめた。
「よかった、無事で……」
無残に陵辱されたものの中で、彼だけは幸運にも被害を受けていなかった。
……幸運にも? それは違う。
彼だけが無事なのにはしかるべき理由があったのだが、みやこはその点には
気づくことができなかった。純粋な彼女はただ彼が健在であることを喜んだ。
その理由とはつまり、オクティこそがみやこの服を汚した犯人であるという事。
正確に言えばオクティにとりついた黒い粉。これが彼を操り、みやこの大事な
可愛らしいワンピースやジャケットやスカートとか靴下、下着類に至るまで
汚粘液によってヌルヌルの使い物にならなくしてしまったのだ。
そしてオクティは彼女に抱きしめられながら、鈍く赤くその目を光らせていた。
いま彼女が身につけているものと、そして彼女自身を汚すために。
「ひゃっ」
胸元に生ぬるいものを感じて、みやこは思わず声をあげた。
見るとオクティの口のあたりから何か白いものが垂れている。何かしら、と
みやこが顔を近づけた瞬間、×印の口が開いて大量の粘液が噴出された。それは
とてつもない、消防車の放水みたいな勢いで、あっという間にみやこの全身を
包んで覆って吹っ飛ばした。悲鳴は液が壁に叩きつけられる音でかき消された。
「う、う……、うぶっ」
やがてみやこがゴボゴボいいながら粘液の海から姿を現した。いくら時間を
かけても状況が理解できそうにない。何か大変な事がわが身に起こっている、
ただその一点だけが彼女に激しい混乱と動悸をもたらしていた。
なんとか立ち上がってみようと思ったがとても踏ん張れない。とにかく滑る。
シュークリームの中に足をつっこんでるみたいな不快感だ。それに苦くて臭い。
スルメのにおいがする。これは服にかけられていた粘液だとみやこはようやく
気がついた。おそるおそる目を開けてみると、そこにはスルメではなくタコ……
オクティがせせら笑うような表情で、もがくみやこを見下ろしているのだった。
「オクティ……」
みやこの呼びかけなど意に介さず八本の足を伸ばすオクティ。それは次から
次に脚へ、腕へと絡みついてきて、液でぬめる彼女の白い肌が、じっくりと
タコの這ってゆく感触を鋭敏に背筋に伝える。その不快とも快ともつかない
未知の感覚にみやこはため息をもらした。抜け出さなきゃ、変身しなきゃ、
そんな正義を守る者としての意思は、頭の奥を容赦なく突き刺すにおいと
粘液のこすれ合う音のなかで徐々に薄れていった。
抵抗する力が弱まったのを見てオクティはさらなる侵攻をはじめる。本来
ぬいぐるみである彼には無かったはずの吸盤が無数に現れ、みやこの四肢に
いっせいに吸い付いた。小さいものは弱く、大きいものは強く、彼女の柔肌を
吸っては放し、吸っては放し愛撫する。そんな刺激を味わった事のない幼い体は
戸惑い、おびえ、しかしまた、女としての本能が喜びをも見出そうとしていた。
みやこが息を切らしながら、色をおびた声をもらしはじめたのである。
顔を紅潮させて切なそうに体をよじるみやこの、スカートの中へとついに、
オクティはその足を伸ばした。
「あっ、や……っ」
内ももを這って股に入ってきた異物の存在にみやこは驚き、恐怖したが、
それ以上に興奮し、期待しているということを、彼女の下着の中がはっきりと
物語っていた。
その白く小さな下着にかぶさるような形で、オクティの足先がみやこの
秘部を覆った。布の向こう側ですでに充血している敏感な突起に吸盤が
きゅうきゅうと、母犬の乳に群がる子犬のように吸い付いた。
「ひあぁ」
普段からモテるものの、キスだって未経験な彼女はその衝撃に耐えられない。
出したことのない声を出しながら、みやこの体が弾けるように反り曲がった。
剥き出しの内臓をこすられるような痛み。熱さ。すぐにそれが快楽に変わる。
自分がとろけてドロドロ粘液になってしまいそうな気持ちよさ。
みやこはうつろな目で、空いているオクティの足を一本とって強く抱いた。
何かにつかまっていないと自分が無くなってしまいそうな感覚に襲われていた。
それを契機に、他の空いていた足がシャツの裾からみやこの腹部、胸部へと
入り込みヘソや脇、乳房と呼べるほどには発育していない胸にも粘液を絡め
じゅるじゅる下品な音を立てて吸いはじめる。
もうみやこの全身が彼の愛撫を受けていた。
不規則なリズムで与えられる快感がどこからどう来るのかわからない。
内ももが気持ちいいと思ったら次は脇のあたりで、次は乳首で、ヘソで、
くすぐられるたびに体をふるわせ仔猫のようにあえぐ。
理性の処理能力が限界を超えて、やがてみやこは考えることをやめた。
彼女はただ本能のあるがままに陵辱されるだけの肉体となってしまった。
「お、く……ティ……、もっ……と……」
八本の触手に絡めとられ、粘液にまみれて恍惚の表情をうかべるみやこ。
その姿はまるで、子供にもてあそばれる少女のぬいぐるみだった。
一方その頃松原家でも、かおるが大変な事になっていた。
(つづく)
プ二山さん北(・∀・)!
乙です!
ぬほー!ぷに川さんGJ!
20 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 08:09:05 ID:mgJGtYpb
グッジョブです。 つづきまってます!
ひゃぷに沢さんだ!
はぁはぁプニ山さんGJ!!
続きはかおるんか……あ、まさか?!
GJ! ブラボー! ブラァァァボォォォッ!
ガールズVS粉! その2
マンホールを利用した落とし穴を運良くかわしたかおるだったが、夕方
研究所から帰宅するなり大きな悲鳴をあげた。
覆面レスラーの父が、ピンクのスカート片手に猛然と迫ってきたからだ。
「かおるー! かおるーっ!」
鼻息荒く目を血走らせた父は変態以外の何物でもない様相を呈している。
「かおる! 今すぐこれをはけっ」
どうやらスカートはかおるのために用意したものらしい。それが苦手な
かおるはもちろん即座に反発した。
「何いってんだいきなり! やだよ!」
「お前は今この瞬間から女の子らしく生きるのだ! さあ!」
「おれがスカート嫌いなの知ってるだろ!」
「その乱暴な言葉づかいをやめろ! かおるちゃん!」
「かおるちゃん言うなー!」
なんという暴挙。父はかおるにヒラヒラスカートの着用を強要するばかりか、
かおるをかおるたらしめている一人称「おれ」禁止令を出したのである。
「おれ」一回ごとにお小遣い100円減額、とご丁寧に罰則付きだ。
豪気な父や兄に囲まれて、物心ついた頃から自分のことをおれと言っていた。
一日何回言ってるか数えたことなんてない。このままでは普通に話してるだけで
小遣いゼロ円どころか借金生活突入ブラックリストまっしぐらである。
「横暴だ! 言葉狩りだー!」
声をかぎりに訴えるも……かおるが父にかなうはずがないことは本人もよく
わかっている。ウーウーうなりながら眉をひそめてスカートを受け取った。
「よし、さあ早くはけ!」
「こっこんなとこで着替えられるかよっ! 部屋行く!」
「ようしいいぞ、その羞恥心が乙女への第一歩だ。あっはっはっ」
「くっ……」
しかしなぜ父は突然こんなことを? 自室に戻ってもたもたとズボンを
脱ぎながらかおるは考えた。今日の父はどこかおかしい。
実は父は、黒い粉のとりついた覆面によって操られていたのである。父を
使ってかおるのアイデンティティを破壊しようという精神作戦なのだ。
そんなことはつゆ知らず、慣れない手つきでスカートのホックを留めるかおる。
「う〜ん……」
パワパフZのコスチュームで大分慣れたつもりでいたが、やっぱりキツイ。
かおるは裾のヒラヒラを両手でつまみながら、心底困った声をあげた。
「かおる! 着替えたかっ」
「ひゃあ!」
父がいきなりドアを開けて入ってきたもんだから、かおるは何とかその
恥ずかしすぎる下半身を隠そうとスカートの裾をぎゅっと絞ってみたり
してみたが、可愛らしいピンク色とそこからのぞく健康的な太ももは
どうにもしようがなく、結局ばつが悪そうにうつむいて顔を赤らめた。
「あ……あんまり見るなよう」
「可愛いじゃないか。よく似合ってる」
元気で活発なスポーツ少女とヒラヒラスカートのマッチングの妙よ。
いつものように動き回ったら簡単にパンツが見えてしまうだろう、その
危うさと緊張感がすらりと伸びた脚をいっそう美しく見せる。
「そう……少女は己の可憐さを意識した時、女に変わるのだ」
何だかよくわからない事を言いながら、父は、もじもじとスカートの裾を
押さえているかおるの両手をとってグイと上げた。
「わっ」
「これからおまえに、女の何たるかを教えてやる!」
次の瞬間だった。手を見上げたかおるの隙だらけの足元を豪快に払い、
宙に舞ったかおるは、ぐわんと大きく視界が揺らいで天井を見たのち
鈍い音とともに床に叩き倒された。
「ぐうっ!」
なにしろ巨漢の父である。厚く出っ張った胸板に顔面を押しつぶされる
格好になって、苦しいのと痛いのとで身もだえするかおる。父はそんな娘を
気づかう様子もなく右手で乱暴にスカートの中をまさぐりはじめた。
「何……してん……」
頭を打ったせいだろうか言葉がうまく出てこない。左手で父の侵入を
なんとか阻止しようとしても簡単に払いのけられてしまう。ごつごつとした
男の手がかおるの女の部分を包み、そのぬくもりは、激しい嫌悪感とともに
ある種の安心感ともいえる不思議な感情を彼女にもたらしていた。
「かおるちゃんが女であることを確かめようじゃないか」
父が覆面の奥に笑みを浮かべながら、かおるの色気のない下着に手をかけ
するりと膝元まで下ろした。かおるは何年か振りに、自分の大事なところを
父の前にさらすこととなったのである。
「やめ……、み……見るなあぁ」
必死で抵抗しようとするかおるをよそに、まだまだ大人の女性とはいえない、
その未発達な割れ目に鼻先を近づける父。鼻息が敏感な部分をくすぐる。覆面が
足の付け根に触れて、そのなめらかな肌ざわりにかおるは思わず身をよじった。
「ほら、かおる……おまえの女の子はこんなに美しい」
誰にもいじられたことのない、スカートよりも鮮やかなピンクを保っている
かおるの秘部は、普段の少年ぽい顔立ちや服装や言動とはまったく対称的で、
いじらしく、いたいけで、可愛らしい……「少女」の姿がそこにはあった。
「わかったか? おまえは女の子なんだから。女の子らしくしなさい」
父はそう言って、耳まで真っ赤にして泣きそうになっているかおるを諭した。
「わ、わかった。わかったからもう許して……」
「わかりました、だろ」
「わかりましたでございます〜!」
「よし、いいだろう! では最後の仕上げだ」
ようやくかおるの体から離れて立ち上がる父。かおるもあわてて立ち上がり
パンツを直した。ふと見ると父は逆に、パンツを脱いでボロリと一物を出している。
「あのー……何をしていらっしゃるですかしら」
「おう、女の幸せを教えてやろうと思って。体で」
「……え〜と一応聞くけど、女の幸せって何」
「それはセックスだ。そして妊娠だ! 出産こそ女にしかできない至上の喜び!」
正論である。正論であるが、かおるは黙って拳を握った。
「安心しろ、父さんの精子は凄いぞ。おまえらもみんな一発だったんだから。
かおるだってすぐに孕ませて――」
「いい加減にしろっ!!」
熱弁する父の剥き出しの股間に、かおる渾身のミドルキックが決まった。
声にならない声をあげて卒倒する父。かおるはふぅと息をついて、
「なんだよ、だらしねえなぁ男のくせに」
と、少年のようにいたずらっぽく笑った。
一方その頃きんとき堂では、ももこが人生の春を謳歌していた。
(つづく)
うおおおGJバタカGJ!序盤笑わせといて中盤ハアハアさせて
オチにこんなに微笑ましい展開に発展させるなんて・・・最強ですやわww
28 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 12:28:48 ID:iWBmj5Sm
GJです! やっぱりスゲーですなももこ編も楽しみにしています
凄い作品がたくさん投下されてたからちょっと自分も書きたくなって書いてみたら・・・
自分の文章力のなさに絶望した。でもせっかくなので投下。スレ汚しすいません。
微エロ(非エロ?)注意。一応ギャグメインです。
〜くりこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
某月某日
その日あたしは借りていた本を返しにお姉ちゃんの部屋に行った。
そしたらお姉ちゃんは珍しく悩んでいた。いや、本当に珍しい。
というかその格好は悩みを聞いて欲しいのかと突っこみたい格好だ。
「お姉ちゃんどうしたの?その”THE 悩みポーズ”は?」
「あ〜〜〜、ちょっと悩んでるのよ〜」
いや、それは見ればわかるわよ。
「どんなこと〜?」
「いや〜同級生の友達二人がね〜・・・」
「それっていつも一緒にいる紫と黄色の髪のお姉ちゃんたち?」
「うん。その二人が最近ね〜何というか〜その〜、妙〜な空気を作ってるのよ。」
「妙な空気〜?」
「不安と好意と期待が混ざったみたいな曖昧な空間・・・みたいな?」
「は?」
「ピンク色と紫色が混ざり合ったオーラを纏っている?感じ」
ようするに二人が変な空間を作ってるってことよね?それってつまり・・・
「それはきっとズカ症候群よ!!通称”お姉さま症候群”!!!」
〜ももこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「お姉さま症候群〜〜〜!?」
なにそれ聞いたことないわよ?てゆうか通称のほうが長いわよ!?
「ふ、ふ、ふ、お姉さま症候群、それは宝塚の女同士の”お姉さま〜”な感じの人達よ。」
とりあえず私は宝塚〜な感じのかおるとみやこを想像してみた。
「かおるお姉さま!」
ドレスを着て目がキラキラして縦ロールが凄い大きさになってるみやこ。
少し動くだけで縦ロールがびよんびよんと跳ねる。
「なんだい、みやこ?」
白いスーツを着て目がキラキラで歯がキラーンなかおる。
ついでにカールしたヒゲもつけてみた。
「わたし、かおるお姉さまのこと大好きです」
縦ロールがびよんびよん跳ねるみやこ。
「なんと!?うれしいよ、みやこ」
ヒゲがピーンと伸び歯をキラーンと輝かせ微笑むかおる。
「ああ、幸せ・・・」
びよよ〜ん
「ふ、かわいいやつめ」
キラーン
「ああ、時が止まればいいのに」
びよよ〜ん
「ふふふ」
キラーン
ここで私の思考は中断した。ていうか無理!
続ければ私の腹筋は崩壊してしまう。
「ぷ、ああはは歯ははっはは破は、はははっははは、HAHAHAH、AHAHAは
ひひひHI非ひひひひ、ひひひHI〜ひ〜ひ〜〜〜〜ははは〜、は〜、は〜・・・」
「・・・何を想像したのお姉ちゃん?」
「ひ〜ひひひ、くりこあんた私を笑い殺す気!?あはは、は〜ははは・・・」
「まったくお姉ちゃんは想像の仕方が間違っているわ。いい?こういう場合は・・・」
くりこは身振りをつけながら演技を始めた。
止せばいいのに私はまたさっきの服装に変換して想像した。
「かおるさん!わたしもう我慢できません!」
びよんびよん
「だめだ!俺たち女同士じゃないか!」
キラーン
「それがなんなんですか!?愛に性別なんて関係ありません!」
びよよ〜ん
「みやこ・・・」
キラーン
「結婚して・・・」
びよ〜んびよ〜んびよ〜ん
「ああ・・・」
キラーン
〜くりこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そしてここでお姉ちゃんが乱入して・・・ってお姉ちゃん!?」
お姉ちゃんは無言で床を叩きながら腹を抱えながら悶絶している。
どうも直撃だったらしい。
「FU・・ひ、ひひ、ちょっ、ちょっと待ってもう無理、無理。もうだめ・・・」
「ふ〜このロマンがわからないから恋人ができないんだよ〜」
お姉ちゃんはこの一言で急に醒めたのかムッとして怒り出した。
「なによ〜そんなの関係ないでしょ!」
「そんなんじゃあたしが先に恋人つくっちゃうよ」
「なんか私に遠慮してつくってないみたいな言い方してない?」
・・・それはある意味当たってるかも・・・
「まあいいや、これで悩みも解決できたでしょ?じゃあお休み〜」
「解決できたのかな〜?まあお休み〜」
お姉ちゃんに遠慮している。それは当たってる。だってあたしたち毎日会うんだよ。
一緒に住んでるんだよ。何かあったら気まずいじゃん。もしあたしがお姉ちゃんと・・・
「くりこ〜ももこ〜お父さんが寿司を買ってきたわよー食べる〜?」
「食べる食べる!あたしイクラ取〜った!」
すぐさまお姉ちゃんが反論してきた。
「くりこ!あんた前もイクラ食べたでしょ!?」
「へ〜んだ。早いもの勝ちだよ〜!」
某月某日の次の日
あたしは友達と遊んでいたが昨日お姉ちゃんが言ってた二人のお姉ちゃんが
いたから用があると抜け出し後を付けてみることにした。
公園のベンチで誰かを待っているみたい。近くの茂みに身を隠して様子を見ることにする。
なんか探偵みたいね。腕時計もメガネも蝶ネクタイも持ってないけど。
それにしても”お姉さま〜”なことをするのかな?楽しみ〜♡
〜かおる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺は女の子同士の付き合いというのが苦手だ。
が、ももこやみやこと一緒にいるならそういうことも多々ある。
一緒にお菓子を食べたり、一緒に買い物に行ったり、家でお喋りをしたり、手を繋いだり、
着替えている時にじゃれ合ったり、一緒に風呂に入ったり、ほっぺにキスしたりと様々あった。
二人は普通だと言ってるがやはりどうも苦手だ。
今日は三人でどこか遊びに行く予定だったんだが案の定ももこが遅刻。
今、少し不安だ。ももこの事ではなくみやこと二人きりということ。
女の子同士のスキンシップはみやこのほうが圧倒的に過激だからな〜。
「ももこさん遅いですね〜」
「ああ、そうだな」
「ところでかおるさん、性処理のほうはいつもどうしていますか?」
「は?整理処理?何だそれ?」
「まあ、やっていないのですか?じゃあ今度一緒にしましょう!」
とても嬉しそうなしそうな顔でみやこが言う。なんかとんでもなく嫌な予感がする。
「ああ・・・。ところでそれは一体どんなことをするんだ?」
「え?ええとーそれはですね〜」
みやこがますます嬉しそうな顔をして赤くなってる。まずい。この上なくまずいと俺の
第六感がいっている。ピキーンと頭に来た!
「い、いやいい。言わなくていい」
「まあまあそう言わずに・・・」
言うが早いかみやこは俺の服の中に手を入れていた。いや、全然見えなかったぞ!?
マンガで目の前のボクサーが消えたというのを現実で体験した気分だ。
「え?ちょ!?え”〜!?」
「だからこうして胸を弄ったり〜・・・」
「ひゃん!?」
「こちらも少々弄ったり〜」
「え?そこは・・・」
みやこは俺のズボンの中。正確にはおしっこをする所の少し後ろ辺りを触り始める。
でもそこは小学校では赤ちゃんが生まれて来る所であまり触らないでと言われた。
「みやこ・・・そこは触っちゃいけないって先生が・・・」
「まあまあ、別に少しくらい〜?」
とろんとした目でみやこが言う。はっきり言ってこの表情は絵的にやばい!!
もし他人がこんな顔をして誰かに迫ってたらすぐ通報してるよ俺は!?
「だから止めろって!」
「それじゃ続きは今度ということで」
もういつものみやこの顔に戻ってる。いや、だから戻るの早すぎだろ!?
やっぱからかわれているのか!?普通のスキンシップなのか!?
「!」
?、なんかみやこがちらっと茂みを見て笑いこう言った。
「今度はももこさんも混ぜてやりましょうね♡」
〜くりこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目が合った!
心音が1オクターブ跳ね上がった気がした。
いやもうすでに心臓はバクバクいってる。
よくは解からないけどHなことをしているのは解かった。
「今度はももこさんも混ぜてやりましょうね♡」
さらに心音が跳ね上がる。
お姉ちゃんが・・・!?あの人達と!?・・・Hなことを!?!?
今度は胸を締め付けるような感覚。手足から血が引いていくような感じ。よく解からない。
「ごめ〜ん、待った〜?」
「お、遅すぎだ!何やってたんだよ!?」
「まあまあ、待ち時間をそれなりに楽しんだじゃありませんか〜?」
「む!?・・・まあいいや行こうぜ!」
「うん!」
お姉ちゃん達が遠くへ行ったのを確認してあたしは茂みから出た。
そのあとお姉ちゃん達が行った方向を少し見ていた。
・・・・・・・・・やっぱここままじゃまずいよね。
〜ももこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
某月某日の次の日の夜
いや〜今日は楽しかったな〜。でも、なんか時々かおるが考え事をしていたような?
「お姉ちゃんいる?」
「いるわよー」
入ってきたくりこはなにか真剣な顔をしている。こっちは少しきょとんとしてしまった。
「どうしたの、くりこ?」
「ねえ、お姉ちゃんはHなことをしたことある?」
「ぷっ!?へ、は〜?なに言ってんの!?」
何か飲んでたら間違いなく吹いていただろう。まさにコーヒー返せって感じだ。
「ないの?」
「そ、そりゃ〜八人を曜日替えで〜・・・」
また咄嗟に嘘をついてしまった。だがくりこは気にせず続ける。
「じゃあキスしたことある?」
・・・言えない。まさかカエルとファーストキスをしたなどとorn
くりこはいつも”ボ〜ケ〜ガ〜エ〜ル〜!”とか言ってるし。
「言っとくけどあたしとのはなしだよ?」
「え?・・・・・・あ〜〜」
昔くりこが幼稚園のころキスの真似〜みたいなことをして遊んでいたら足場が
崩れ私に倒れてきた時に抱きとめる形でしてしまった事があった。
結構派手な倒れ方だったから周りのみんなは怪我の方を気にしてくれ
気が付かなかったのが幸いだった。
ていうか私は頭を打ってかなり痛かったんだけど〜。
「よく覚えてたわね〜そんなこと」
「で、どうなの!?」
いや、あれをファーストキスにしたらまだ人類ということでカエルよりはマシかも。
でも初めてが実の妹・・・それも終わってる。う〜んどうしよ〜?ん〜〜〜
「・・・そう!あんたとのが初めてだったのよ!あんた以外とはしていないわ!」
「え・・・?」
くりこは意外そうな顔をした。私が嘘をつくと思って何か考えていたのかな?
「じゃ、じゃああたしともう一度しない?」
「な、何でそうなるのよ!?」
「だって一度も二度も同じでしょ?やってないなら別にいいじゃん?」
「む、・・・いいわよ」
なんか引くに引けなくなった気がする。少しでも嘘をつくとろくな事が無いかも?
「じゃあいくわよ・・・」
「う、うん」
なんか急にくりこがしおらしくなった・・・。何故かとてもかわいらしく思える。
「ん・・・・・・」
くりこは目を閉じ私が来るのを待っている。私もそれに唇を合わせる。
「ん、んん」
昔や少し前のような事故ではなくしっかりとしたキス。一瞬ではなく確かな感触。
粘液が混ざるような感覚。これがケンのいっていた微生物の交換なのかな?
大人のキスは舌も入れるんだっけ?でも、もっと入れないと無理じゃないの?
色々考えながら私は唇を離す。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
少し糸を引いていた。くりこは私をぼ〜っと見ている。
「・・・くりこイチゴみたいに真っ赤だよ。あ、キスも甘酸っぱいって言うよね。
じゃあくりこは野原にキラリ輝く一粒のイチゴさんだね」
「は、恥ずかしい台詞禁止・・・」
「・・・・・・」
「・・・ねぇ、ついでにHもしない?」
「な、なんでそんなことまで・・・」
私は弱気に反論する。雰囲気的にやってもいいって気分になってるのかな?
「いいじゃない、えい!!」
「え!?ちょっと!?」
くりこは急に飛びついて来て胸を揉もうとする。
が、慣れてない手つきで無理やりしようとするから・・・
「あ、あはははHAHA、ひは、ふは、ははっはあははひひひ、ははは、AAははは
ふひははは、ちょっ、止めなさい!!」
雰囲気も何も吹っ飛んだ。まさにフラグブレイカーだ。
「もう、何で急にこんなこと言い出したの?」
「・・・だって、あたしずっと昔からお姉ちゃんのこと。
それに早くしないとあのお姉ちゃんたちが・・・」
「???・・・よく解からないけどあんたそんなにしたいなら今度しないでもないわよ」
女の子同士、しかも妹なら数に入らない。今後カエル事件のような事があった時の
ための保険にすれば・・・。正直今のくりこはかわいいし、私も少し興味がある。
「お姉ちゃん・・・♡」
「でも私もあまりHなことは知らないのよね。明日みやこにでも聞いてみようかしら?」
それを聞いたくりこが表情を変えた。
「そ、それじゃあたしも一緒に聞きに行く!」
「え、なんで?」
「どうしてもよ!」
「うーん、ま、いっか。でも恥ずかしいから黙っておくのよ!私たちがやるって」
「うん。わかった」
〜みやこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
某月某日の二日後
「なあ、昨日言ってたのは本気だったのか?」
「ええ、もちろん。もしかしたらもう一人増えるかもしれませんけど・・・」
「?どういう・・・ってみやこ!?」
私は少しその場を離れる。
加害者にも被害者にもならず自分は朝のごみ分け程度の事しかしないというのが
信条の私にしては昨日ははしゃぎ過ぎたかもしれませんね〜。
でも、良い方向に転がりましたね。順番がバラバラになりましたが結果として
うまくいきそうです。今晩が楽しみです♡
おわり
読んで下さった方、ありがとうございました。
>ボケガエル>恥ずかしい台詞禁止
ちょwwww
GJおもしろかった
そしてお姉さま症候群の劇で腹筋壊れたキラーン
ヅカ状態のみやかお想像して笑い転げるももこがらしくて良い。
台詞が連続するとアニメと違い読みづらいので気をつけたほうがいい。
やっぱみやこさんは攻めキャラがデフォなのかw
ご感想&ご指摘ありがとうございます。
楽しんで貰えれば恐縮です。
41 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 11:52:50 ID:TFkGxFS3
ヒゲのあるかおるを想像して私も笑ってしまいました。やっぱり策士だな…みやこ殿…
GJ! イイね! やっぱこういう明るいのがいいよな。
大爆笑ですたww
44 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 06:43:50 ID:bPgOjMRT
子供になった時よりもペロペロのほうがエロかった…
ガールズVS粉! その3
信号機の故障により引き起こされた自動車事故には何とか巻き込まれずにすんだ
ももこだったが、研究所から帰る道で大きな悲鳴をあげた。
ナンパして振られたイケメン中学生からまさかの逆転告白……悲鳴といっても
うれしい方の悲鳴である。信じられなくてホッペタをギュムムとつねってみたが痛い。
「あ、あの、ちょっとここつねってもらえませんか」
確認のため彼にもつねってもらうと、なぜか痛くない。やっぱり夢なのかしら?
と思ったら彼はももこの頬をやさしく撫でていた。
「こんなにかわいい君の肌をつねるなんて……僕にはできないよ」
「ギャーッ」
甘すぎる彼の言葉にももこは、中年女性が韓流スターを空港で出迎える時の
奇声を発して卒倒しそうになった。
そういえば自分は、男の人にアタックすることはあっても、こんな風に熱烈に
思われたことはない。頬に触れる彼の華奢な、あたたかい手のひらを感じながら、
その慣れない刺激にももこはすっかり頭がまっ白になっているのだった。
しかしこれはもちろん黒い粉の陰謀。少年にとりつき、ももこを誘い惑わせて
骨抜きの色情女にしてやろうという作戦だ。一度にべなく振っておきながら直後に
この変わりようなんだから、何かおかしいことに気づきそうなものだけれど、
そこを気づかない素直さ純真さがももこの魅力であると本人は思っている。
「じゃあ、どこかでお茶しようか」
「はっハイっ、私いい店知ってます!」
きんとき堂でテーブルを囲むふたりを想像し、ももこがとびきりの笑顔になった。
「そうなんだ。案内してくれる?」
言いながら自分の左側に立った彼が、すっと手をとって指を絡ませてきたものだから、
ももこは思わず息をのんでその左手を持ち上げた。
「手つなぐの、いや?」
「あいっ、いや、いや! いや嫌じゃなくて! いやあの、その!」
しどろもどろになってもう片方の手をバタつかせるももこ。そのようすに少年が
やさしいほほえみを返す。
「ごめんね。びっくりさせちゃったね」
「いっいえ全然! 全然平気ですから! さー行きましょうっ」
照れ隠しのように声をあげて、手をつないだふたりが勢いよく歩きだした。
ももこの大きな後ろ髪がうれしそうに跳ねた。
「いらっしゃいませえー……っ!?」
きんとき堂の看板娘、桜子は信じがたい光景を目の当たりにして言葉を失った。
「ちょっとちょっと、なによその反応はっ」
手ぬぐい片手に固まっている桜子に若干ムッとしたが、隣でほほえむ彼を見たら
すぐにだらしない笑顔に戻るのが今のももこだ。入ってすぐのテーブルに向かい
合わせに座ると、彼にじっと見つめられる形になってももこは思わずうつむいた。
そこに注文を取りにきた桜子が、彼を見ながらひそひそ声で尋ねた。
「あのー……遠い親戚のかた?」
「違うっ、他人よ。これから他人じゃなくなるかもだけど」
「じゃあ何か壷のようなものをすすめられたりとか……」
「違うったら。どこに壷を持ってるっていうのよ」
「最近まっ白な鶴を助けたとか……」
「どこの恩返しよっ! 人間よっ、私の彼氏!」
最初は驚いて、ただただメガネの奥の目を丸くしていた桜子だったが、ふたりの
醸し出す甘い雰囲気に納得したのか、注文のあんみつを届けてからは何も言わず
カウンターの向こうから見守るような視線をちらちらと向けるだけだった。
そのふたりはお互いのことをあれこれしゃべり合って……甘いものがどうとか、
戦隊ものがどうとか、何でもない世間話をしているうちに、ももこの緊張も幾分
解けてあんみつを口に運ぶペースも快調になってきた。
「ももこちゃんって、すごくおいしそうに食べるね」
そんなももこに声をかける彼は、相変わらずのやさしい笑顔だ。
「なんだか見てるこっちまで幸せな気分になるよ」
「そ、そうですかぁ? いやあ〜アハハ」
うれしさと照れくささの混じった表情で笑うももこ。少年がアイスを食べる手を
止めて彼女の口もとを指さした。
「ほら、口のまわりにあんこがついてる」
「あ……やだぁ私ったら」
「ちょっと目を閉じて……」
自分で拭おうとしたらそう言われて、ももこは素直にまぶたを下ろした。直後、
唇のすぐ脇に彼の、指とは違うものが触れたのを感じて驚いた。
少年が彼の舌と唇で、あんこを拭い取ろうとしたのである。
「じっとして……」
ももこは全身をこわばらせて、彼との接触部分に神経が集中してゆくのを感じた。
湿り気をおびた彼の舌はこそばゆくて、くすぐったくて、そしてとても熱い。その
熱さがももこの胸のあたりをどきどきさせて、下腹部のあたりをむずむずさせる。
彼の吐息がかかったところから支配されてゆくような心地よい脱力感に包まれて、
ももこはすこし開いた唇から深い息をもらした。
「……甘いね」
やがて、少年がももこから唇を離してささやいた。
「ね……ももこちゃんは、キスしたことある?」
自分のことを好きだと言っている男の人が、自分との肉体的接触を欲している。
それがこれから何が起こることを意味するのか……はちきれんばかりのももこの胸の
鼓動が、期待と不安と興奮に揺れながら彼女に教えるのだった。
「あの、あるっちゃあるっていうか、あるんだけど数えたくないっていうかですね」
動揺が伝わるのが恥ずかしいんだけどどうにも隠しようがないももこ。忌まわしき
記憶をできるだけ呼び起こさないように注意しながら早口でまくしたてた。
「あるの?」
「ないことにしましょう! これからが私のはじめてですっ」
その言葉を聞いて、彼がぐっとももこの瞳を見つめた。
「これから?」
ももこがはっとして口をつぐむ。
「これから……するの?」
「いやあの、わたっ私といたましましては、そうなっちゃうのもアリかなっていうか」
「してもいいの?」
「はひっ!?」
ももこの反応を楽しむように少年が笑った。その唇……さっきまで自分の頬に
くっついていた彼の唇が今度は別の場所を狙って、闇夜の猫の目のように何か怪しく
光っているみたいな気がして、ももこはそこから目を離せずにいた。
次の言葉が出てこなくなって、テーブルは沈黙に包まれた。
それは世界中がふたりだけになったような浮遊感。椅子に座っていながら上も下も
わからない視界の中央で彼の手が近づいてくる。湯気があがりそうなまっ赤な頬に
触れる手はアイスクリームの器でひんやりしていた。
(き……来たーっ)
ぎゅっと身を固くして思わず唾をのみこむももこ。少年がこちらを見つめながら
顔を寄せてくる。目をつぶるタイミングなんてわからないけれど、彼の瞳に吸い
こまれるようにして何とかその長い睫毛を下ろす。暗い視界がさらに陰になって、
彼の顔が眼前に迫っていることを教える。鼻先が交差するのを感じて、あふれそうな
鼻息を止めなきゃと思った次の瞬間、意識は唇に奪われた。
(うううわわわわわわ)
フニンとした唇から彼のぬくもりが伝わって全身に広がって、それはつまり自分の
ぬくもりや震えや動悸息切れも彼に伝わってるということで、恥ずかしいのと同時に、
恥ずかしいのをさらけ出している状況がまたももこを昂揚させる。ふたりの唾液の
こすれ合うわずかな水音が静かな店内とももこの幼い子宮に響く。ほかに客はいないが
たぶん桜子は自分たちを見ているだろう、そんなことを思うといっそう胸に熱いものが
たぎるのを感じる。
やがてももこの唇が少年のピンクの舌で、やさしく、しかし男らしい力強さをもって、
すこしずつ広げられてゆく。
(うわうわわわ、うわー! うわー!)
すっかり「う」と「わ」で埋めつくされてしまったももこは、その未知なる感触に
とまどいながらも彼の舌を受け入れることしかできなかった。
自分の舌は意識なんてしたことないのに、他人の舌が口にあるとどうしてこんなに
熱くってやわらかくって気持ちいいんだろう……ももこはうっとりと目を閉じながら
ぼんやりした頭で考えていた。彼の舌は別の生き物みたいに自分のと絡み合って
お砂糖をとかしたような甘い唾液を味わわせてくれる。彼が顔の角度を変えるたび
鼻先と睫毛と前髪がかるく触れて、唇がこすれ合って、そのすべてが彼との一体感を
高めてくれる。もっともっと気持ちよくなりたいと、ももこはしだいに自分からも
舌を動かしたり、彼の舌を音をあげて吸ったりしはじめた。
もうどのくらいの時間がたったのか。これからもこの先も永遠に続きそうなくらい
幸せな満ち足りた感情がももこの全身を包む。
「……ももこ、好きだよ……」
少年がすこし唇を離してささやくと、ももこは続きをねだるように唇を開けて
舌先を見せた。ヌルリと湿った吐息がもれて、よだれが垂れた。
「これから僕の家においでよ。続きをしよう」
「ふぁい……」
ゆっくり目をあけると、やさしくほほえむ彼の顔がさっきまでとは違うように
見えて、ああ愛し合うってこういうことなのね、と思うと急に自分が大人になった
ような気がしてももこはウフフと笑った。それから、いつのまにか下着が濡れている
のに気づいて赤面しながらもじもじと脚を動かした。
「あっ!」
次の瞬間、ももこは大変なことに気がついた。
(今日のパンツ……!)
中学生には中学生なりの勝負下着というものがある。今日いきなりこんな電撃的な
ハプニングが起こるとは思ってもいなかったももこは、自分の中でもっともランクの
低い、大人とはほど遠い、色気のまったくないお子様パンツをはいていたのである。
彼にそんな姿を見られるわけにはいかない。
「ど、どうしたの」
変な汗を流すももこに、少年が心配げに声をかける。ももこは決断した。
「ごめんなさい、私たちまだ知り合ったばかりだし……まだ早いと思うの」
腸を断たれるような表情で言うももこを少年はいぶかしんだが、やがて、
「そうだね。ごめんね、先走っちゃって」
と、うつむいた。どう言葉を返したらいいのかちょっと迷って、
「……私、あなたが大好きっ!」
はじけるような笑顔をみせてももこが言った。
(おわり)
ありがとうございました。
ももこには幸せになって欲しい。
次の瞬間、通信が入るわけやね。
カレの黒い粉を浴びたイケメン中学生がももこをレイープという展開になるとおもったら予想が外れた。
壷ってww
ところで先週のB回で店の商品尻突き出して見てるかおるの尻を見てる2人の件について
53 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 10:32:43 ID:q8u/D1eY
もしパワパフキッズにあの時あったのが他のモンスターだったらどんな展開になってたかね?…いっしょか? 52 うらやましいんじゃない?形とか。
>>49 相変らずGJ! イイなー、実にイイ。
>>51 カレはカレで真剣に悪事を働いたんだよ、多分。
「それにしてもあの子、いっつもフラれてばっかりなのに元気よねェ……?ひょっとしたら、
それがパワーの源? だったらデートが上手く行けば、逆に元気がなくなるんじゃなァい?
さァ〜アタシの黒い粉たち! にっくきパワパフZのリーダーに、ステキな彼氏をプレゼント
してらっしゃァ〜い!」
みたいな感じで。
56 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 06:27:05 ID:UpTN3J6F
54 確かにももこに彼氏が出来たら戦闘の時も彼氏の事考えて戦いに集中出来ないってのが以前あったからいい作戦っていえばいい作戦だな
KIDS回は今までで一番本家に近かったような気がする。
ガールズのパワーといい、モジョの被災っぷりといい。
幼女のかおるが指しゃぶりまくりでエロいよ・・
60 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 22:26:31 ID:UpTN3J6F
モジョじゃなくてボーイズだったら萌え二倍だったんだけど…俺的には
ももこ=大食い ってイメージあるけど、
かおる=大食い
ももこ=甘党 なのね
ここは良いSS書きさんが多いですな
みやかおの人また来ないかなぁ
64 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:08:57 ID:p7+cFCAe
バブルスがモジョの作った薬で犬になってしまって…バターカップをなめまわす話とか…無理?
バブルスなら素でバターカップを舐めまわしてもおかしくないな。
66 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 17:24:17 ID:kUWac59F
どうせなら三人とも犬にしたほうが面白くない?原作にもあった気がするし
三人とも犬じゃ誰を舐めるの?
て事でケンの出動ですね
今回のみやこ、タカチャンが好きなようには見えなかったぞ。
多分演出のせい・・・
「かおるぅ〜」
「かおるさぁ〜ん」
ワロタ
みやかお、ごちそうさまでしたって感じだ。今日の
かおるがみやこを助けるシーンがすごく良かった。
しかしももこ、回を追うごとにアフォになってるようなw
12話と違って今回事に関心無さ過ぎじゃね?
もうこの子はいるだけで和むから不思議だ
73 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 21:24:08 ID:6HemEtAe
>>72に激しく同意。
そこがももこの良い所なのに東京シティの男どもは何故それに気がつかないのか
ももこは存在感薄いとか散々言われていたけど
実際は凄いんだよなぁ。うん、こういう子って良いわ
そんでもって俺的にはももことかおるの喧嘩が凄く萌えるが
かおるは相手がももことみやこで口調違うような。
ももこにはキツ目だがみやこには結構優しく当たってる。
まぁももこは普通に話して通じる相手じゃないからだけどw
ももこは打たれ強い子なんです><
今までみやかおの二人しか興味なかったけど……
最近ももこが可愛くてしかたない
ももこ可愛いよももこ
77 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 07:02:45 ID:R7MU/IOK
51話でガールズが大江戸ちゃきちゃき娘に会いに行くらしいですよ…どうするバフルス!
78 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 08:38:48 ID:R7MU/IOK
バブルスだった…〇| ̄|_
(´<_、`)バフゥ
お香、逃げてー!
先生チョット質問でつ
タカちゃんの一人称って「ボク」でしたっけ?
「オレ」だったような気もする……
82 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 19:09:05 ID:yV/403cb
オレじゃない?
THXZ!
かおるの一人称って「あたい」でしたよね
原作デビルマンの牧村美樹の一人称なんか「セッシャ」だぞ
リアルにいたら痛いオタじゃねえかww
87 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 07:49:00 ID:1vE4BJSH
ダイナモでるらしいですね…合体のイメージトレーニングのためにガールズも合体しないだろうか…
素でボケてる?
かおるの一人称は「オレ」だろ
と釣られてみる
素なわけねーだろww
今週のを見てまた勢いで書いてしまった。
ちなみに水曜の朝に放送されてます。
相変わらずな文章力ですがシリアス風味に挑戦。
非エロ注意です。
病院の病室でみやことタカアキが楽しげに話してるのを見ていて
俺は妙な感情が生まれていることに気付く。
別に彼氏が出来たみやこを羨ましがってるわけじゃない。
このよく解からない感情は・・・例えるなら失恋が一番近い。
もちろんみやこに恋していたわけでも、ましてやタカアキにしてたわけでもない。
ただ少し憧れていたんだと思う。
自分と違い清楚で可憐で女の子らしいみやこに。
そうなりたかったわけじゃない。ただ単純に憧れていただけ。
そのみやこが遠い存在になってしまったような気がした。
だから失恋が一番近いと思う。
そんなことを思いながら一人、屋上で待っていた。
「あ、かおる。ここにいたんだ〜」
ももこが上がって来た。覗きに飽きたのか?
「もう見なくてもいいのか?」
「うん、何かあそこまでラヴラヴだと見てて飽きるわね〜」
他人事だと言うな〜。いつもはああなりたいと思ってるくせに。
「ねえ、みやこのこと考えてたでしょ?」
「な・・・!?」
何で解かったんだ!?
「あ、やっぱり〜!うんうん、先を越されちゃったもんね〜」
「・・・そんなんじゃねーよ」
まったく驚かせやがって。まあ、ももこならそんなもんか。
「じゃあ、みやこと今までどおりにいかないんじゃないかと思ってた?」
「!」
「やっぱり〜。もう、かおるらしいわね〜」
してやったりの顔でももこが笑ってる。最初の質問は油断させるための!?
「みやこは今までと変わらないよ。だってみやこだもん」
笑顔ではっきりと言うやつだ。
全く根拠を言ってないようで絶対的な根拠を言われたような気がした。
「・・・まったくお前と話してると調子狂うな〜」
「そう?でもウジウジ考えてるよりはいいんじゃない?」
確かにその通りだった。だがそう考えてたのが馬鹿らしくなった。
「誰がウジウジ考えてたんだよ!?」
「だってそうじゃない!屋上まで来て空を見てたそがれながら!」
む〜っと、にらめっこする羽目になったがそれがとても心地良く感じる。
「・・・やっぱりお前と他愛の無い会話をしてるのはいいな〜」
「な、何よ!?その憧れてた先輩がいなくなって初めて幼馴染の
優しさを知ったみたいな台詞は!?」
少し赤くなったももこが戸惑いながら言う。
だがその表現は妙に的を得ていて何か複雑な気分だ。
「ふん、もしお前とそういう幼馴染なら俺は毎朝お前を起こしにいく役だな」
「む〜、なら私はドリルミルキーパンチで返り討ちにしてやるから〜!」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・ふ」
「・・・・・・ふふふ」
「「あははははははははははははははは」」
そうだな何も考える必要は無かった。今まで通り今までの関係が続く。
それは少しは変わだろうが大事なところは変わらない。
「行こっか?そろそろラヴラヴ空間も落ち着いてるかもよ?」
「ラヴラヴ空間って・・・まあいっか。行くか」
二人で階段を降り始めた。
上がって来たときと違い足取りがとても軽かった。
・・・まあ、下りだからな。と、自分で少し突っ込んで笑った。
読んでくださった方ありがとうございました。
あぁ良いなぁ、ももことかおる良い。書き手の愛を感じる。
次はぜひエロイのをお願い。
>>89 かおる=緑=ブッチ=おいら
のつもりだったんだが…
>>92、93
GJ!
いいなぁ…うふふ
ふおおお(дт*)GJ!なんだか俺も救われた気になったよ
98 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 12:24:53 ID:MWalxW83
うん。これはいい話ですねー!
「シビンって何ですか?」
バブルスはそう言って、大きな瞳を俺様に向けた。
まったく今時の中学生は尿瓶も知らないのか。側にあったガラス製の瓶を
あごで指すと、バブルスはそれを手にとって、
「どうするんですか?」
……手にとったはいいがやり方がわからないらしい。俺様はあふれる尿意を
なんとか抑えつけながら、その中に小便をさせてくれればいいと教えた。
「じゃあ、どうぞ」
おい。おい。そうやって無造作に差し出されて俺様がそこに入れられるわけ
ないだろうが。どんな水芸だよ。いいか、俺様のズボンとパンツを脱がして、
チンチンをつかんで中に導くんだ。頼むから早くしてくれ。
「私、そんなこと……」
頬を染めてモジモジしてる場合じゃないんだって。俺様が切迫した表情で
にらみつけるとバブルスはやっと覚悟を決めたのか、おずおずと手をのばして
パンツを下ろしはじめた。
「きゃっ、恥ずかしいですわ」
しかしこいつったら1センチずり下げるたびに半笑いでその手を止めやがる。
おいなんだか楽しんでないか? 俺様の窮状をもてあそんでないか? じきに
この窮状は惨状へと変わるんだぞ、わかっているのか?
そんなこんなで俺様は、自身の膀胱限界の懐深さに驚きつつ、ついに放出口を
バブルスの眼前にさらすことができたのであった。
「できたのであった、って、見えませんけど……」
ああ、毛に隠れているんだ。サルだからな。悪いが陰毛をかきわけてつまみ
あげてやってくれないか。そう言うとバブルスは、風呂場の排水溝の中のゴミを
取る時の動きで俺様の大事なところに指を進ませてきた。たどたどしい指の運びが
なんともこそばゆい。
「小さくってわかりません……」
なかなか人の傷つくことを平気で言う小娘である。――ならばこれでどうだ!
「あっ、大きくなってきました。これですか?」
どうだい、見やすくなったろう? とお金に火をつける成金のような笑顔を
みせる俺様。ほんとは単に少女の指にいじられて感じてしまったのは秘密だ。
「じゃあ、これでいいですね。いっぱい出してください」
そう言ってニッコリ笑うバブルス。なんだか別のものが出てしまいそうだ。
しかしこれでなんとか事なきを得た。勃起していたので若干出にくくなったが、
それでもたらふく溜まっていた俺様の黄金水はストック全放出フラグ。瓶から
あふれんばかりの勢いである。
「わあ、すごいですね〜」
あのー、その様子をじいっと見るのやめてもらえませんか。
なんだか自分の新たな性癖を発見してしまいそうだモジョ……。
「シビンって何よ?」
ブロッサムはそう言って、大きな瞳を俺様に向けた。
まったく今時の中学生は尿瓶も知らないのか。側にあったガラス製の瓶を
あごで指すと、ブロッサムはそれを手にとって、
「どうすんの?」
……手にとったはいいがやり方がわからないらしい。俺様はあふれる尿意を
なんとか抑えつけながら、その中に小便をさせてくれればいいと教えた。
「それって、あんたのおちんちんを触るってこと?」
その通りだ。理解が早くて助かる。さ、早くしろ、と俺様が腰を浮かすと、
ブロッサムは返ってきたテストが3点だった時の顔になって、
「うえぇ〜、イヤよそんなの」
と言い放った。イヤもカカシもねえんだ、それがナースの仕事なんだバカ。
お前はそんなコスプレまでして一日ナースしてるんだろ? ナースだってんなら
ナースの仕事をしやがれこのトンチキがッ!
「ちょっと、私にそんな口のきき方していいわけ? 限界なんでしょ?」
あ、すいません。どうかお願いいたします。
「どうしようかなぁ〜ふふふ」
冷や汗の俺様を見下ろしながらブロッサムがニヤニヤ笑う。悔しいがここは
下手に出るしかない。だって限界なんだもの。
「そうだ、足でしてあげる」
手で触るのが汚いから足で? どういう理屈だ。バカ?
「なによ。文句ある?」
いえいえございませんですともハイ。俺様がひきつった笑顔をみせると、
ブロッサムはシューズを脱いで足の指をワキワキと鳴らせた。俺様に負けず
劣らず臭そうな足だと思ったがそれは言わない。
「行くわよ〜」
ベッドの後ろのほうに、俺様に対面するかたちで座って、ブロッサムが器用に
足の指でパンツを下ろしてゆく。バブルスよりよっぽどスムーズだ。
「よいしょ、よいしょ」
というか……その体勢、思いきりパンツが見えてるんですけども。いや確か
レオタードだったか。何であれ、ナース服の短いスカートの中の赤い生地、
そしてそれとは対照的に白く輝く健康的な内もも。もう釘づけです。
「なによあんた、勃起してんの?」
だっ誰がお前なんかに興奮するものか! という叫びも、激しく自己主張する
愚息を目の前にしてはむなしく響くのみである。もうどうにでもして。
「まったく、サルなんだから……」
なんだか嬉しそうに言いながら、さらに足を使って肉棒を瓶に導こうとする
ブロッサム。だけどやっぱりうまくいかなくて、はさんだり持ち上げたり、
こすったり踏んづけたりされてしまう。おい、オモチャじゃないんだ。色々と
限界なんだ。それ以上は……!
「よし、これでいいわね。うえぇ〜なによこのヌルヌルは〜」
カウパーにまみれた足をガシガシ拭くブロッサム。
瓶の中に勢いよく放尿しながら、俺様は泣いた。
「シビンって大洋の助っ人か?」
バターカップはそう言って、大きな瞳を俺様に向けた。
今時の中学生がシピンを知っているのか。まあそれはいいとして、側にあった
ガラス製の瓶をあごで指すと、バターカップはそれを手にとって、
「ああ、これか。しっこしたいのか?」
……どうやらこいつだけはよく分かっているようだ。
「まあ、弟の世話とかしてたからな。いいか、脱がすぞ」
あっちょっと待って、そんなにあっさりいかれるとこっちが意識しちゃう。
「男だろっ、ウダウダ言うな!」
あぁ、俺様にもこんな男前な姉さんが欲しかった。言われるがままにパンツを
下ろされチンチンを導かれる。ナナコよりもスムーズな仕事ぶりに感心し、俺様は
勢いよく放尿しながら大きく息をついた。
しかし、このままで終わるにはあまりにも行数が足りない。何かいい手はないものか。
「うへえ、臭いなぁ。なに食ってんだ」
考えているとバターカップが、尿瓶の口に鼻先を近づけて眉をひそめた。
ああ自分のひり出した尿のにおいを目の前で確認されて罵倒されることの恥辱よ。
姉さん、これはプレイの一環ですか。
「においを嗅げば健康状態とかわかるだろ。うちではいつもこうだぞ」
それはそれは一家そろってすばらしい健康志向で。
「しかし、これは……くせになるな……」
つぶやきながらくんくんと嗅ぎまくるバターカップ。
「この強烈な獣のにおい……」
なにやらハアハアと息を荒げはじめたではないか。
そうか、こいつはにおいフェチだったのか。どうぞどうぞどんどん嗅いでください。
なんなら大きいのも出しましょうか。
「ふぁ? 何?」
俺様の言葉も耳に届かないほど恍惚としている。さすが俺様フェロモンだ。これは
バターカップの意外な弱点発見しちゃったな。これからは小便をひっかけよう。
姉さん、よかったら飲んでもらってもいいんだよ。
「え〜? いや〜それはさすがに、なぁ?」
いやいや赤面するなよ。なんだそのまんざらでもない顔は。それはさすがにやめて
くれ、こっちが引くから。早くトイレに流してきなさい。
「うん、わかった……」
名残惜しそうにくんくんしながら、バターカップが病室を出ようとしたところで
こちらを振り向いた。
「また……したくなったら、すぐ言えよ」
俺様がガールズに勝利した瞬間であった。モジョ。
(おわり)
うまいなぁw
お 腹 遺 体
どんだけ臭いフェチなのバタカ
あぁっ、コテハン!これはこれで羞恥プレイな予感orz
107 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 17:33:18 ID:oAOH3auN
どんだけ野性的なんだバタカ!もう原始人みたいな毛皮着てても違和感ないかも
>名残惜しそうにくんくんしながら
ここでもう絶えた
さて、そろそろみやかおをお願いしたい
むしろかおみやが見たい
空気を読まずに非エロ(多分)を投下。
ギャグメインで最後少しシリアスっぽくしたつもりです。
恋はいつも唐突である。
私、赤堤ももこはそう思う。
「止まらないわ〜!は〜いて〜んしょ〜ん〜!」
私はいつものように鼻歌まじりで学校に登校していた。
が、いつもの曲がり角を曲がったところで、
ドン!
「きゃ!?・・・すいませっ・・・・・ん!?」
「ウホ?」
変態がいた
そこにいた人は上半身はYシャツのみで半開き。
下半身はGパンだがチャック全開で腰で履いてる感じ。
どう見ても変体にしか見えない。
いや、待つのよももこ。見かけで判断しちゃいけないわ。
この人なりファッションかもしれないじゃない!
「ちょっとお嬢さん、いいかな?」
「あ、はい。何でしょう?」
「この辺でいい男がいる公園はどこかな?」
やっぱ変態だわこの人
ここは全力で見逃せ!いや、全力全開で逃げるべき!?
「とう!」
あれ、かおるの声がした。と思ったら目の前の変体が・・・
消えた
正確には私の視界の右からかおるが入ってきて左に飛んでった。
慌てて左を向いたら変態が仰向けに尻を上げて倒れている。ちなみに半ケツ状態。
まさに”変態オブジイヤーです〜”って感じ。
どうやら、かおるはおろおろしてる私を見て助けてくれたみたい。
相手はどう見ても変態だし。
「大丈夫か?」
そう言ってかおるは私のほうを向く。
輝いて見えた。かっこ良かった。
助けられたことをとてもうれしく思えた。
「うん・・・あ、ありがと」
動揺してると思う。何だろ?変な気持ち。
「それは恋ですわ」
「へ〜これが恋か〜・・・って恋〜〜〜!?」
みやこはあっけらかんに答えた。漫画なら”あっけらかん〜”という擬音が出ていただろう。
ちなみに私はその後、学校でみやこに相談していた。
「え!?だってかおるは女の子だよ〜?」
「そういう恋もあるんですよ。私もかおるさんのこと好きですし〜」
「はいいいいぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜!?」
待って下さいみやこさん?それはつまり・・・
「ライクじゃなくてラヴ?」
「ラヴです♡」
・・・どうしよう!?衝撃の事実だわ。もし私のこの気持ちがかおるへの
恋とするとみやこのも含めて三角関係成立!?きゃ〜♡
そしてガールズ解散の危機!?
いや、もう少し想像してみましょう。
焦点の合わない目で空の鍋をかき回すみやこ。
「かおるさんは私の物なの!それ以外はいらないの!だからお願い・・・消えて・・・」
・・・怖!?!?怖すぎるよみやこ!?解散どころか殺されちゃうよ私!?
どうしよう〜〜!?え〜と?、え〜と!?
「えっと、さ、さっきのは私の思い違いで・・・」
「それにしても、ももこさんやりますわね〜」
「へ?」
な、何のことを言ってるの・・・?
「手も繋いでて、一緒にお風呂にも入ってて、一緒に抱き合って
寝た仲のカップルの中学生はなかなかいませんわ。ももこさんのエ、ッ、チ♡」
「い、いや!?私とかおるはそんなんじゃなくって、ていうか
付き合う前のことで・・・!いやまだ付き合うかどうかは決めてないわけだし。」
ちょっと待って!?これは顔で笑って心で怒ってる!?
「え〜っと、だからね?ここはかおるの事は先に好きだったみやこに譲るということで・・・」
「そうですか?でもそれじゃなんなので放課後あの森で話し合いませんか?」
「え、あ、うん・・・」
何だろう?何か言葉の重圧のようなものを感じてつい答えてしまった。
譲るって言ってるのに話し合う必要はない気がするのに。
放課後みやこの後を追って森に入った。
かおるには用事があると言って先に研究所に行ってもらった。
でも何か森に連れ込むって猟奇殺人事件みたいじゃない!?
「さ、ここら辺でいいですわね」
周りは木の枝などはなく平らで休憩などにはいい場所みたいね。
「え〜っと、みやこ?話し合いといっても私は譲るって・・・」
「も・も・こ・さ〜ん♡」
バサッッ・・・
急にみやこが飛んで抱きついてきたのでその場に倒れてしまった。
「え!?ちょ、みやこ!?何!?」
「あ〜ん、やっぱりぷにぷにのほっぺ〜〜♡」
そう言いながら自分のほっぺで頬擦りしてくる。
ぷにぷにぷにぷに
「実は私ももこさんも好きなんです。ああ、ぷにぷにのほっぺ。長い髪。包容力のある体。
純真無垢な瞳。ちょっとお馬鹿な行動。元気いっぱいに走り回る様。
何度失敗しても諦めない心。その全てが大好きです〜♡」
・・・さりげなくお馬鹿なって言ってなかった?
「え?じゃあかおるのことは嘘?」
「いえ、かおるさんも大好きです〜。つやつやのほっぺ。ボーイッシュな格好。締まりのある体。
鋭い眼光。スポーツ万能で気は荒いけど本当はとてもやさしい心。友のピンチには我が身を
省みず飛び込む自己犠牲心。そしてうぶな所も全て大好きです。
あ、くりこさんも好きですよ〜。ももこさんと同じでぷにぷにのほっぺ。長い髪。そして
好奇心旺盛な瞳と真っ直ぐな性格。姉妹一緒に遊んでいる微笑ましい光景。
本当は姉妹丼で頂きたかったんですがまあ順々ということで。」
この間わずか十二、三秒・・・。話すどころか考える間さえないよ。
と言いつつみやこは私の服の中に手を入れてるし。
「ちょ!?みやこ!?」
「ももこさんは私のこと嫌いですか〜?」
うぅ、うるうる顔がかわいい。
「え?いや嫌いじゃないけど・・・」
「じゃあ、いいじゃないですか〜」
「ちょ!?あ〜れ〜〜〜〜」
十数分後・・・
「あーもう最高でしたわももこさん♡」
ぷにぷにぷにぷに
き、気持ちよかった・・・。みやこってテクニシャン・・・。
でも始めから野外って飛ばしすぎなんじゃ・・・
「あれ?ももこさんもしかして物足りなかったんですか♡」
「へ?いやそんなんじゃなくて・・・」
「すいません、自分ばかり気持ちよくなって。じゃあもう一回しましょうか♡」
「え?ちょ!?あ〜れ〜〜〜〜」
数分後・・・
「あ〜ん、ももこさん良過ぎですわ〜♡」
ぷにぷにぷにぷに
「うぅ〜」
連続だとさすがに体力的に辛いかも〜。
それにしても殆ど服着てない状態ね。なぜか靴や靴下は脱がさないで
下だけ脱がされたけど。髪も少しほどいた方がいいかな?
ばさぁ
「も、ももこさん!」
「へ、どうしたのみやこ?」
みやこの目がハートマークになっているような・・・?
私は今殆ど何も着ていなくて長い髪をばさぁって広げて・・・
って、もしかして私が誘ってるように見えた!?
「ももこさ〜ん♡」
「あ〜れ〜〜〜〜」
数分後・・・
「・・・・・・」
返事がない。ただの屍のようだ。って気分。
「もう〜ももこさんったら大胆ですわね〜♡」
ぷにぷにぷにぷに
一方、みやこの方は某多重人格大家さんみたいに”てかてか”になってる。
「うぅ・・・ねえ、ちょっと肩貸してくれない?」
「あれ?もしかして足に力が入らないんですか?」
みやこは本当に驚いているみたい。意外とタフなんだ。
とりあえず服を着てみやこに肩を借り森を出ることにした。
その帰り道私は少し気になってることをみやこに聞いた。
「・・・ねえ、私たちってああいう事ことしたから恋人同士なのかな?」
「ええ、そうですね」
みやこは笑って答えた。
ということはみやこが彼女か〜。いや私も女だし・・・?
なんというかイマイチ実感がわかないな〜。
「ところでかおるさんにはいつ告白するんですか?」
「え!?だってもう私たち恋人同士なんでしょ?」
「恋人は何人いてもいいじゃないですか?
まあ男女間なら色々問題がありますが私たちなら問題はないでしょ?」
私とみやこは恋人で私とみやこはかおるが好き。
・・・確かに。この場合は二人とも付き合っても別に問題はないんじゃない?
「・・・すごいね、みやこは。そんな考え方が出来るなんて」
解散とか友情破綻とか考えてた私が馬鹿みたい。
さっきのは私を後押しするためでもあったんだ。
「いえ私はただみんなが幸せになればいいな〜って思ってるだけですわ〜」
そう言い夕日を浴び笑っているみやこは綺麗だった。かわいかった。
思わず顔を赤らめてしまう。このとき初めて恋人になったという実感が沸いてきた。
「あれ?どうしましたももこさん?」
みやこは意地悪そうに笑ってる。
「な、何でもないわよ」
あれ、あのゲーセンから出てきた人ってかおるじゃない?
「ん?何だ、お前らケンカでもしたのか?ていうかみやこが勝ったのか!?」
どうやら肩を借りてる私を見てそう思ったらしい。
少しみやこの方を見る。みやこも私を見てる。どうやら同じ意見らしい。
「かおる、今朝はありがとう!私、かおるのこと大好きだよ!」
「私もかおるさんのこと大好きですわ!」
「な、何だよ二人とも。照れるじゃねえか」
恋はいつでも唐突である。
今日私は二人に恋をした。
運命的な出会いがあったわけじゃない。
ずっと前から知ってる二人に。
昨日まで親友だった二人に。
おわり
読んでくださった方ありがとうございました。
バイできましたか。
ギャグっぽい書き方がみやももっぽくてグー
あ、よく考えたらももこもかおるも女だからバイじゃないよなw
もう見境なしかみやこさん・・・
逆に考えるんだ。『タカちゃんは別腹』と。考えるんだ。
3人でくっつく……。
これは俺の理想だ!だって3人娘なのに1人余ったら可哀想だと常々思ってたんだ!
GJ!そしてあ〜れ〜にワラタ。
おぉぉGJ!!
みやこさんど変態でワロタのにラストでなんかじわっと来たぜ・・・
かおるへの告白シーン、かおるにとっては普通の「好き」 にしか受け取ってないんだろうなぁ
そこがまたこの先の妄想が膨らむ
さぁみやももがきたわけだしもも姫はこないかな!
もも姫は難易度高いぞ、相当高い。
ももくりとか
みやカレとか
129 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 22:09:15 ID:pNkLnT9p
今回の予告の最後がいったいなにがしたいのかわからん
見応えあるな〜今日は
誤爆スマン
最近のこのスレは全体的にほのぼのムードで実に良いな。
133 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 19:43:14 ID:pnuqomSi
パワパフファクトリーってサイトにRRBZ×PPGZのイラストがあったんだけど、あそこまでダイレクトに書くなんていろんな意味でスゲー…外人のなせる技かもね
単なるマジ誤爆なので気になさらずに。次いってみよう。
※ちんこが生える系の描写があります。嫌いな人はスルーで。
ガールズ合体! 飛べ、ダイナモ!
ガールズ陣営の秘密兵器、巨大ロボ・ダイナモが勢いよく研究所を飛び出した。
ブロッサム、バブルス、バターカップそれぞれが搭乗する三機のロボットたちは
無機質な表情をたたえながら陽光を反射してまぶしく輝く。プロペラのような
赤いリボンが空にひるがえり、あるいは戦闘機のような横広の黒髪が風を裂き、
あるいはジェット機のような黄色い結わえ髪が天を衝いた。
「すっげえ! いっぺんこういうのに乗ってみたかったんだよなっ」
「ひょっとしたら、合体なんかもできちゃったりして!」
「ねえ、ねえ。このボタンがそうじゃないですか?」
コックピット内の少女たちは一様に興奮したようすで、操縦桿の中央にある
Pマークのついたボタンを見た。
「ようし。スイッチ・オン!」
リーダーブロッサムの号令で、三人が同時にそのボタンを押す。
はたして予想どおり、それを合図にダイナモは合体体勢に入るのだった。
ブロッサム機がそのまま頭部。バターカップ機が力強く腕を伸ばし、胴体部に。
バブルス機は上下反転し、髪部分から脚を伸ばして下半身となった。
最後にトレードマークの大きな後ろ髪が鋭角的に現れ、ダイナモは見事、巨大な
ブロッサムと化した。合体は大成功である!
「超カッコイイ! よおし、カレを倒しに行く、わ……よ……」
「お、おうっ……」
「はぁ〜い……」
颯爽と次回へ続きたかったところなのだが……どうも三人のようすがおかしい。
それもそのはず、ロボと同じくしてコックピットも合体し、狭い室内に三人、
洗濯機の中の洗濯物みたいに絡み合ってしまっていたのだ。
「君たち、シートベルトを忘れたなっ」
通信から博士の声が聞こえる。
たしかにロボをひとめ見て、いてもたってもいられず急発進してしまった。
合体時の衝撃やら何やらでこんな状態になったわけなのだが……、
「でも、これ、そういう問題じゃないわよっ」
そうなのだ。問題はこの狭さである。普通のロボットものだと、合体後には
コックピットも広くなって三人分の席が並んでいたりするものだ。
「それなのに元より狭くなってるじゃないのよ、イスもないしっ」
そのへんに造詣の深いブロッサムが口をとがらせた。
「こら、あんまり暴れるな」
と、お尻のあたりで声がする。バターカップだ。そっちを向こうとしたら
彼女の鼻先が内ももに触れて、ブロッサムは思わず緊張した。
「ちょっとお、もうちょっと離れてよ」
「無理だっての」
「そうですぅ」
どこからかバブルスの声も。よく見たら目の前いっぱいの青は彼女の上着
だった。どうやらバブルスのおなかあたりに自分の頭があるらしい。
「――悪いが、それは設計どおりなんだ」
どっちが上で誰がどう向いているのか四苦八苦する三人に、博士が声をかけた。
「これから君たちにも合体してもらう!」
「あいたた、体がなんか変な方向に曲がってる〜」
「動くなってのに」
「きゅうくつですわ〜」
「これから君たちにも合体してもらう!」
聞いてなかったようなのでもう一度博士が言った。
「君たち自身の合体によってダイナモは完成しその大いなる力を解放するのだ!
さあ合体だっ! 戦う愛の最エロス・レジェンドだっ」
例によって暴走しはじめる博士。バターカップはため息だ。
「勘弁してくれよ……」
「合体ってどうするんですか?」
その脇でバブルスがのんきな声をあげると、待ってましたとばかりに博士、
「ようし、バターカップ! 手元にあるボタンを押すんだっ!」
力のこもった博士の叫びに、バターカップは思わずボタンを押してしまい、
ヤバイと思った時にはもう手遅れだった。ベルトのバックルが怪しく光り、
その光が徐々に前面へせり上がりながら彼女の下腹部へと落ちてゆく。
「うっ……うああああああああ」
悲痛な声とともにやがて現れたのは、身の丈10センチほどの張り形。
どこから見ても男性器であるそれは、本物さながらの肉感をもって怒張し、
スカートの裾をめくってピンクの亀頭をのぞかせている。生命力豊かに脈打つ
血管が全身の血液をそこに集中させて、バターカップは少し気が遠くなった。
いろんな意味で。
「さあ! それで合体したまえっ」
「なんで!? なんでおれなんだ!?」
「君がボタンのそばにいたからだ!」
ああ単純明快。運命のいたずらを呪いながら、変わり果てた下半身を
泣きそうな顔で眺めるバターカップ。そんな彼女を笑ってブロッサムが、
「ちょうどいいんじゃないの? もともと男の子っぽかったわけだし」
と能天気な言葉をかける。男の子っぽいのと男の子ではわけが違うのだ。
「おまえなあっ――」
バターカップが反論しようとしたら目の前にブロッサムのお尻があって、
思わず言葉に詰まった。
特にふたりの位置関係に変化があったわけではない。が、ついさっき
見ていた時とはまったく違う感覚があった。
いま鼻先をくすぐっている赤いスカート、その向こうにはレオタード。
ブロッサムの汗を、汗以外の分泌液をたっぷり吸った薄い布。その布を
さらにめくれば、めくれば……。
「ちょ、ちょっと。どうしたの」
なにやら異様な雰囲気を感じとったブロッサムが体を動かそうとすると、
ふいに機体が揺れて思わず尻もちをついてしまった。
バターカップの顔面をまたぐ形である。
濃厚な少女の匂いに包まれて、バターカップの頭はまっ白になった。
お尻の谷間に鼻をつっこまれて違和感があるのだろう、ブロッサムが
体勢を変えようともぞもぞ動く。だがこれは逆効果で、ただスカートと
バターカップの顔面とこすれ合わし、あまい香りをいっそう濃くするだけだ。
動いているうちにスカートがめくれて、めくれたままで尻もちになった。
ほんのり湿った、ブロッサムの大事な部分をかろうじて覆っている薄い布と
ゼロ距離になった。
「ちょっ、離れてよバターカップ……」
ブロッサムがささやくも、彼女は息を荒げながら、それでいて深呼吸の
ような息づかいをするだけで一向に離れようとしない。
――股間で苦しいほどに勃起している肉棒が、感覚を狂わせているのか。
それともこの感覚こそが自分の本性なのか。
唇と舌の届く距離にあるブロッサムのその部分を、味わってみたい。
その衝動はどうにも抑えがたく……バターカップは小さく震える唇を、
ゆっくりと匂いの源へ近づけて、キスをした。
「ひゃっ!?」
突然おそった未知の感触にのけぞるブロッサム。そんな彼女の反応は
お構いなしで唇をグイグイ無遠慮に押しつける。少ししょっぱくって、
少しすっぱいようなブロッサムの味は吸えば吸うほど濃くなってゆく。
「やっやめっ、やめなさあいっ!」
飼い主に盛る犬をたしなめるように、ブロッサムがバターカップの
髪の毛をひん掴み股間からようやく離すと、彼女のよだれで口元と股間が
べっとりと濡れて鈍く光っていた。
急激に鼓動が高鳴るのを感じながら、ブロッサムが見下ろす。
「なにすんのよっ、いきなり!」
「いや……、あの……」
視点の定まらないようすでぼんやりしながら口ごもるバターカップ。
「わりい……。すげえ、可愛かったから……」
やがてぽつりとそう言って、目を伏せた。
「かかっ、可愛いですってぇ〜」
言われたブロッサムは動揺した。バターカップが言うはずのない台詞と
自分が言われるはずのない台詞を同時に聞いたんだからしょうがない。
これはあの、バターカップの股間のあいつのせいに違いない。
あいつのせいで、今のバターカップは精神まで男化しているのだ。
「なあ、もっと……いいだろ? なあ、ブロッサム……」
あいつのせいなのはわかっているが、りりしいバターカップにこんなに
迫られてまんざらでもない自分がいるのも確かだ。可愛いだなんて。
その気持ちに素直になるのもありでしょ。と、素直な彼女は思うのだった。
さてその間バブルスは、体勢の関係上、バターカップの股間から突き出た
肉棒が張りつめ、みなぎり、脈動するようすを間近で見つめることを余儀なく
されていた。その本物以上の存在感にただただ圧倒される……もちろん本物を
見たことはないけれど。
タカちゃんにもこんなの付いてるのかなぁ、と考えるとちょっと怖くて、
でもドキドキする。
「ねえ、これ……さわってもいいですか?」
自分でも信じられないくらい積極的になっているのは、この子のもつ魔力
だろうか。この子はバターカップを男化するのと同時に、自分を、そして
おそらくブロッサムも、より「女」にしているのだ。
このピンクの先っぽからあふれ、こぼれ落ちる透明な液のにおいで。
「いいですか? いいですよね……」
ブロッサムの股間に顔をうずめて夢中になっているバターカップ。彼女の
返事を待たずに、バブルスはそっと右手を伸ばした。
仰向けの腰から反り返って立っているそれに軽く触れると、逃げるように
ぴょこんとはじけて、液のしずくのヌルヌルだけが指先に残った。
バブルスは思わず笑って、今度は逃げられないように両手で包み込む形で、
肉棒の根元から亀頭の手前まで……包皮の部分をすっぽりと掴んだ。
「わぁ〜」
想像以上の熱さと、手に伝わる血管の力強さに感心するバブルス。
しかし、掴んだはいいがその先がわからない。
「どうしましょう……」
ろくろを前にした陶器職人のように、難しい顔で手の中のものを見つめる。
とりあえずいじってみればいいのかな、と、手を上にやってピンクの先端を
さわってみた瞬間、
「っあっ!」
腰が鋭く反応してバターカップが声をあげた。バブルスはあわてて、
「ごっごめんなさい、ごめんなさい!」
「う、うん……そこは、手じゃちょっと痛いから……」
「どうすればいいですか?」
「く……」
弱々しくかすれた声で、恥ずかしそうにバターカップが言った。
「くち……で」
ブロッサムにまたがられたバターカップは、スカートの中に充満する匂いに
くらくらしながら夢中で舌を突きだしていた。
「あっ、あ……」
ぬめった舌先が、熱をおびた吐息が彼女の敏感な部分に触れるたび、かすかな
悦びの声があがって、頭をはさんでいる太ももがぎゅっと締まる。
もはや股間のレオタードは下着としての役目を果たしておらず、布ごしでは
飽きたりないバターカップは、舌をその奥へとすべりこませ、ブロッサムの
いかにも少女らしくほの赤い性器を直接、愛ではじめる。
「う……、ふあっ……」
小さな肉谷を分け入るとまた小さな肉穴があり、幼い快感をむさぼろうと
健気にうごめいてこちらの肉を待っている。舌先でツンとつついてやると
ミルクみたいな甘い液を出し、懸命に拡がって迎え入れようとしてくれる。
もうすこし奥まで侵入させると上唇が尿道口を、鼻頭が陰核をそれぞれ
愛撫する形になって、ブロッサムがその刺激に耐えられなくて思わず腰を
浮かせる。バターカップのおでこに落ちたしずくは、うつむいた彼女の汗か、
それともよだれか鼻水か。
「はあっ……、なによこれぇ……。もう、きもちよすぎっ」
みっともなく乱れた顔をさらした照れ隠しだろうか、眼下のバターカップに
当たるような口調でブロッサムが言った。
「ブロッサム……」
もっともっと彼女を味わおうと、バターカップが頭を上げたのと……
バブルスがバターカップの肉棒を口に含んだのがほぼ同時だった。
「うあっ!」
「ほれれ、いいれふか?」
ブロッサムのスカートに顔を覆われて、バターカップには何も見えない。
しかし、いや、だからこそ、バブルスの愛撫を全身で感じることができる。
亀頭をやさしく包む唇は、とろけるほどにやわらかく。
その中で遠慮がちにうごめく舌は、とろけるほどにあたたかく。
「へんなあじれふ〜」
何をしゃべっているのかわからないが、彼女が何かをしゃべるたびに歯がかるく
ぶつかって、それがまた心地よい刺激をもたらす。
「う、うぅ、あ……あぁっ」
情けない声をあげながら、バターカップは目の前のブロッサムに再び吸いついた。
狭い室内は三人の少女たちのにおいでいっぱいになっていた。
互いの性器をすすり合う湿った音と、かすかなあえぎ声が、その空気をより
いっそう濃いものにしていく。ブロッサムの秘部に必死で顔をこすりつけ、
蜜でベトベトになりながら、下半身ではバブルスの口中粘膜とキスをする。
全身生殖器になったみたいな快楽の浮遊感のなかで、バターカップはいよいよ
男としての絶頂を迎えようとしていた。射精である。
「うあぁ、いっ、いっ……」
こみあげるものを感じて、とっさに腰を引いてバブルスの口からそれを離した。
次の瞬間。放精の快感をかみしめるような、声にならない声をあげて、ついに
バターカップの肉棒からまっ白な精液が勢いよく、そして大量に放たれた。
「きゃっ」
短い悲鳴をあげるバブルス。顔や髪に精液を浴びてしまったのだ。
「汚れちゃいました……」
しかしどことなく、その顔はうれしそうだ。
「……なに? 終わっちゃったの?」
ぐったりと脱力しているバターカップを見下ろして、ブロッサムがつぶやいた。
「まったく、だらしないわねぇ」
「でも……」
バブルスがブロッサムのスカートをめくり、ほぼ失神状態のバターカップを見た。
「幸せそうな顔してます」
そう言って、ふたりして笑った。
「――いやァ、良い合体だった」
研究所でモニタリングしていた博士はホクホク顔。
「博士、ちょっとトイレに行ってきていいですか」
「おやおや、ケンもいつのまにか大人になっていたんだね。行っておいで」
もじもじと去ってゆくケン。ピーチが博士を見上げる。
「で、ガールズが合体してどうなるんだワン」
「それは次回のお楽しみ」
「もしかして、何の意味もなかったんじゃ……」
「そんなことよりピーチ、私たちも合体しようじゃないか」
「は?」
「こんなこともあろうかと、君には合体機能がついているんだよ」
「……!」
自分が文字通りのオナペットであったことに愕然とするピーチ。
迫る博士の魔手。ピーチの運命やいかに……しかし続かない。
(おわり)
* *
* + グッジョブ!
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
ピーチィィィ!!!!!!!111
なんとなくみやこ攻めがひっかかるorz
いやぁ、みやこは攻めでしょー
146 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 18:17:17 ID:paPwuR55
みやこは何が相手でも攻だろ
つーかこのスレ、レベル高いよな!
ブ二山さん 最 高 で す た
イッたバタカ&博士sワロタww
GJ!!
ピーチ逃げて――!!!超逃げてーー!!!
150 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 11:26:43 ID:5QoUzAe5
ケンが戻って来たらピーチがえらいことになってんだな…きっと
151 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 20:28:49 ID:5QoUzAe5
実はピーチは合体する時だけ人間の女の子になる能力があるのだ!ただし、耳と尻尾と服はあのまま。声も変わらない優れ物!…ってことか博士
男化して序盤だけだが攻め化したかおるが新鮮だぁ
ってかこのスレのみやこ攻めキャラ路線は異常。
イメージ偏り過ぎじゃね?
156 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 06:59:34 ID:YIq8Dclb
みやこが受けなら相手は誰に?タカちゃんかブーマーか……オクティ?
157 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 08:24:15 ID:gfwVsyn0
>>152 同意。
>「なあ、もっと……いいだろ?
なんてかおるに言われた日には…アッー!
158 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 13:05:37 ID:YIq8Dclb
酒とかで酔って、みやこに襲いかかるかおるとかもありだな…
↑その展開激しく キ ボ ン
そして酔いが覚めて大後悔なかおるちゃん
かおるのハートをがっちりキャッチせんがため、ムキムキの上腕二等筋目指して筋トレに励むみやこさん。
K・I・M・O・I!
>「なあ、もっと……いいだろ?
男らしいかおるはなんかドキッと来てしまいましたよ
164 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 06:51:32 ID:l0sU2Io7
ももこは攻にも受にもなれるタイプだと思ったんだけど、今回の話で受け率が一気に上昇した…思い付いたらブロ受け書いてみたいな
是非その作品を投下して下され
ん?
ジョイフルのあれだよな?
最終回も近いしみやこ受を・・・
酒かおる×みやこキボンヌします
169 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 23:25:01 ID:r0wYyght
今週の話に付いてコメント無いな〜…
170 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 09:19:37 ID:8HtFVAle
白くなったRRBが違う意味で抜かれたように見えたよ
ど・・・どうしたんだこの停滞ぶりは
エロパロスレは普通こんなもん、最近が異常だったww
おもっくそプニ山氏のSSの状態が実現してるねww>また見てね
175 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:35:07 ID:OTt0sKBj
バブはブロモードだと逆さまに合体してるからな…バタカモードならブロが逆さまでバブモードならバタカの上にブロとバブが乗る感じ。
なんつーかバブの尻ジェットは劇場版エヴァ思い出した
こえぇよorz
このザワールドのような滞りっぷりはプニ山様が最終回の
超長編史上最高作をつくってるに違いない!!
みやこ受の
いや
きゃおる受けで
179 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:18:03 ID:74FsLu0K
職人さんは次の話の内容によって書く話を決めるつもりなんじゃないかな。かくいう俺も次の話の展開によっては書くか書かないか考えてます。
いえ、書いてました。
「みやこ受け」の新提案です。
時をかけるみやみや
「はいてないんですか?」
大江戸蘭学所からの出発を前にして、バブルスが目を丸くした。
「はいてるんですか?」
と、同じ表情になっておみやが返す。
時は江戸。カレを封印する方法は、時空をこえて飛び散った白い光を集める
ことだとわかった。さっそくダイナモZで出撃……の前に、元気な少女たちの
おしゃべりに花が咲く。
自分たちにそっくりな彼女たちに、おたがい興味が尽きない。
ブロッサムはももとあんみつ屋さんの話で盛り上がり、バターカップは
おこうにサッカーを教えるのに苦労している。
そしてバブルスはおみやとコスチュームの話になって、冒頭の台詞である。
「はー……」
バブルスは丸い目のままおみやの下半身を見た。
ブルーの和装の帯の下は短くて、自分のスカートにくらべるとタイトながら
丈は変わらない。しなやかな脚をつつむ……これは地下足袋と呼んでいいの
だろうか、現代でいう白のハイソックスは太ももまで伸びているが、おみやの
言うとおりならば、彼女の大事な部分は短い薄布一枚でかろうじて守られている
ことになる。
たしかに、昔は下着をはいていなかった、というのは聞いたことがあるけれど。
こう実際に目のあたりにして……スカートの下限と、ソックスの上限の間で
ちょっぴり露出している太ももの肌色を見ているとなんだかドキドキしてきて、
バブルスは思わず目をそらした。
「お腰だけです、ほら」
おみやが帯の下の、合わせの部分をちらとめくって中の白い布を見せる。
女性が着物の下につける腰巻というものだ。とりあえず、薄布一枚という
わけではないのがわかって、ちょっと安心する。
「ばぶるすさんの格好も、とっても良いですわ。とってもちゃきちゃき」
「でしょう?」
ちゃきちゃきの意味はよくわからないが、ほめられてるのはわかる。
うれしそうにジャケットを広げて軽くポーズをとってみせるバブルス。
「その、法螺貝のような結髪も奇抜で素敵です」
「ホラ貝……」
ほめられてるのはわかる、たぶん。
「このひらひらの中は、どうなっているのですか?」
「あっ」
おみやがバブルスのスカートに手をのばして、そば屋ののれんをくぐる
みたいな格好で中を覗きこんだ。吐息のかかる距離である。
「へぇ〜……ふむふむ……」
いくら女の子どうしとはいえ、そう興味津々にまじまじと股間を見つめ
られるとやっぱり恥ずかしい。かぶさるスカートからはみ出た、おみやの
おだんご頭がくりくり動くのを見下ろしながらバブルスは顔を赤くした。
「素敵。褌みたいです」
「ふんどし……」
……ほめられてるんだろうか?
おみやにとって、ガールズのコスチュームは未知の素材。その肌ざわりや
伸縮性なんかを確かめようと、子供のように瞳を輝かせながらバブルスの
股間をぺたぺた触りはじめた。
「ひゃんっ」
くすぐったくて思わず声が出る。
「本当、可愛らしいですわ」
そのバブルスの反応もふくめてニコニコと楽しむおみや。
スカートを引っぱったり、中の三角地帯の香りを調べてみたり、ついでに
健康的な太ももの張り具合を確かめてみたり。おみやの遠慮のない、だけど
悪い感じはしない動きに、戸惑いの笑顔をみせるバブルス。
しかし突然、レオタードの股の部分がグイと引っぱられ、見せてはいけない
ところが露出しそうになってさすがに腰を引いた。
「ちょ、ちょっと、そこは……」
困りきった声をあげても、おみやは相変わらずの笑顔だ。
「あら、失礼しました。それでは……」
今度はバブルスの後ろにまわり抱き締める格好になって、ジャケットの
中のわき腹や胸に指をのばす。か細い鎖骨の浮いた胸もとの肌は真白くて、
「綺麗……未来の人って」
と、うらやむ言葉が口をつく。胸に這わせた指の間では、現代の飽食の
恵み、豊かな肉づきが心地よい弾力を返してくる。
「不思議です。見た目は私と同じくらいなのに、とってもやわらかい」
「やぁ……ん」
耳もとで甘くささやかれて、たまらずバブルスが身をよじった。
他人とは思えない、自分にそっくりな女の子に体を触られるその感覚は、
普段ももことじゃれ合うのとは違う、もちろん自慰とも違う、えもいわれぬ
一体感と浮遊感。おみやの指先が動くのに合わせて胸がおどり、じっとりと
汗がにじんでレオタードのブルーが濃くなる。息が乱れ、執拗にいじられて
胸の先端を固くしてしまっているのを感じる。
後ろのおみやのさらに背後から、ブロッサムやバターカップたちの楽しげな
しゃべり声が聞こえる。――そんな距離で感じてる自分がいる。
「ん、んっ」
声を殺したまま、おみやの手に自分の手をぎゅっと重ねた。
その手がなめらかな動きで、腰のベルトを越えて再び下半身へと向かう。
手に力をこめるバブルスの精一杯の抵抗は、簡単にふりはらわれた。
「きゃっ、すべすべですぅ」
バブルスのうなじに鼻息をかけながら、おみやが内ももを撫でまわす。
無邪気なようでいていやらしい指の運びが、バブルスの膝をふるえさせる。
「や、やめ……」
やめてください、と言おうとして躊躇する。
そう一言、口に出せば事は終わるかもしれないのに。
顔をすこし横に向けると、鏡を見ているようにおみやの顔がある。
彼女になら、自分のどんなだらしない顔も見せていいような気がしてしまう。
「――ん?」
何かを訴えかけるような瞳で見つめるバブルスに、おみやはほほえんで
すこし首をかしげた。それから、ちょうど良い位置にあったバブルスの
耳のアクセサリーをゆっくりと舐めて、口にふくんだ。
「あっ」
バブルスが息をのんだ。耳たぶに口づけされたからではない。同時に、
股間にあるおみやの指先が敏感なところを刺激したせいである。
「これ、邪魔じゃないですか?」
レオタードごしにそこをクリクリいじりながら、おみやがささやく。
指先の圧による布との摩擦で、たとえようのない強烈な感覚が突き抜ける。
「んんっ、う、う……」
左手で口をおさえて、なんとか声をあげまいとするバブルス。
そんな思いを知ってか知らずか、おみやが手を止める気配はまったくない。
ついにその、幅の小さな布の端っこから、指先を中にするりと潜りこませた。
「ゃあ!」
――自分でも驚くほど大きな声が出てしまって、バブルスは目を見開いた。
「ん? どうしたの?」
後ろでブロッサムの声がする。
この弾んだ息と乱れた髪とぬめった股をどう説明すれば。
「バブルス?」
「……あ〜アハハ、厠ですか? 私ご案内しますぅ」
おみやが笑顔で取りつくろって、足に力の入らないバブルスをかかえる
ようにして部屋を飛び出した。
「なんだ、かわやかぁ。……かわやって何?」
ブロッサムの能天気な声をぼんやりした頭で聞きながら、バブルスは
とりあえず息をつくのだった。
「あ、おかえり……うわぁ〜!」
部屋に戻ってきたふたりを見て、ブロッサムたちが驚きの声をあげた。
ふたりのコスチュームが入れ替わっていたのである。
なにぶんそっくりなふたりなので、髪型あたりで見分けるしかないが、
バブルスがちゃきちゃき娘。おみやがガールズの衣装を着けている。
「せっかくなので、お着物を交換してみましょうってお話になって……」
と、説明するのはバブルスの格好をしたおみや。
「いいじゃな〜い、かわいいかわいい!」
ブロッサムとももが目を輝かせて、ふたりの姿を交互に見る。
「まあ、悪くはないよな」
バターカップとおこうはあまり興味がなさそうだ。
そんな彼女たちの反応に笑顔で応えるおみや。いっぽう、隣のバブルスは
あまり表情が晴れない。
――厠に行くと言って部屋を出たところで、なかば強引におみやの提案を
受けさせられた。たしかに、ちゃきちゃき娘のコスチュームはかわいい。
フリフリの袖にギュッと締まった帯、脚がキレイに見える白のハイソ、
風通しの良い下駄。みんなバブルスの好みのデザインだ。
しかしこの衣装には重大な弱点があって、今まさにそれをバブルスが
体感しているのである。
「――どうですか?」
「スースーします……」
おみやとバブルスがひそひそ話す。
「何? 何がスースー?」
そこにブロッサムが笑顔で割りこんできて、あせったバブルスは、
「すー、すばらしい着ごこちですわ〜」
と、なんとかごまかした。
体が熱くて、勝手に息が乱れてくる。一歩動くたびに股の間でぬるりと
した感覚があって、太ももに垂れてしまってはいないかそればかり気になる。
いつブロッサムにこの短いスカートをめくられて、中の素肌をみんなの前に
露出してしまうことになるか考えるだけで頭が真白になる。
「いっそのこと、このままで出発しちゃうのもいいんじゃないですか?」
もじもじするバブルスを見ながら、おみやがいたずらっぽく言った。
それはダメっ! と言おうとして、バブルスは躊躇した。
(おわり)
こ・・これはGJ!!!!!!!
プニ山さんならきっとやってくれると信じていたよ!!!!!
プニ山さん・・・あんたってひとは!!
_ -───- _
, '´ `ヽ
/ \
/ ヽ
/ __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ
' 「 ´ {ハi′ } l
| | | |
| ! | |
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
| \ / |
_ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _
_ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_
次回の「またみてね」はみやみやで確定だな
189 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 10:46:03 ID:n4vqNp+b
終わっちゃったな……まぁとりあえず大人版の話が来るのを待ってます!
はぁ・・・終わってしまった・・・orz
もうアニメなんて見ねぇよヴァガ!
俺の夏は終わった・・・
ガールズ、一年間、本当にありがとう!!!
あ〜終わってしまった
一週目は「あ〜終わったんだ。って休み?…あ〜終わったんだ。って」
二週目は「寝坊した!あ〜そうだった。ゆっくり寝よう」
三週目は「う〜ん。落ち着かん。せっかくガールズが時間くれたのに」
四週目で「お…お菓子買って来たよ。観戦チケットもあるよ。ファッションも頑張るから」
一ヶ月過ぎて初めて「終わった」という事を認めそうな俺
ボスケテ
このスレは終わらんさ
俺達の妄想があるかぎり絶好調放送中だぜ
おまえの脳内ちゃんねるではガールズがストリップ始めたそうではないかこのロリコンが!
いえ自慰です
魂抜けてる俺に最終回記念SSを読ませてくれ
妄想はまだまだ続く!
ギャンブラー倶楽部の同人誌が面白かったので薦めておく
199 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 06:43:44 ID:KXV5yHEz
ネタとかないのか
200 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 08:50:46 ID:bk7e8eOy
198>>
ギャンブラー倶楽部出たー
俺も見たよ!
ついでに最終回終了記念200Get!!
最終回やっと見た。成長後の姿が思い描かれたシーン、大人みやこさんが
如何にも“ソレっぽい”お姉さんになったようにしか見えないのは俺が重度の
みやかお発症患者だからだろうか。
「…終わっちまったなぁ」
「終わってしまいましたわ〜」
「結構大変だったよな? 色々あったし」
「はい〜。人命、平和、それに放送コードも守らなくちゃいけませんでしたから〜」
「そうそう、人の命に世界平和――って、え? 何だよ、その何とかコードって」
「さすがに公共の場ではお見せ出来ませんから〜」
「だから、何が!?」
「でも放送が終わったわけですから、少なくとも放送コードは守らなくても良くなりました。
さ、かおるさん。わたしのお部屋に来てください。今日は遅くまで誰もいませんから〜」
「え、あの、引っ張ンなよ! おい!?」
「うふふ、番組終了に備えて色々用意しておいたんです。と言いますか、わたしもう我慢の限界です」
「よ、用意したって、何? 何!? おい、ちょっと待てよ、みやこ!」
「待ちませんわ〜」
「いやあの、俺もう帰らねェと――」
「帰しませんわ〜」
「あ、ご、ゴメン、勘弁――」
「許しませんわ〜」
>>201 安心しろ
かおるもみやこも両方そう見えた私もみやかお発症患者の一人さ
>>202 次の日足腰たたなくなるほどやられ……
204 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:29:56 ID:KXV5yHEz
RRBは攻めなの?受けなの?
205 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:35:52 ID:wxqa4vKk
どう少なく見積もっても、みやかお分が足りない。
>>204 3人ともトコロテンだったってカレが言ってたよ
207 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:50:02 ID:Xcq3fsiy
ブッチ×バターカップ書こうかな…って思ってんだけど、何かいいアイデアないですか?それいぜんにみやこさんが怒りそうだから駄目?
ブッチに犯され
みやこにお仕置き(か優しく慰め)
さぁ、頑張れ
ブッチがみやこさんの言葉攻めに合いながら
バタ子の足コキで果てるやつ
事後、バタ子の靴下の匂いがたっぷり移って「お前オンナくせー! っていうか普通に臭い!」と
他の二人から避けられて涙目のブッチで。
212 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:46:27 ID:x8RQ3lp0
考えてみたらブッチってみやこさんが怒ること結構やってんだよな…かおるのスカートめくるとか。かおるの服盗むとか。だから俺は210の案を一票
214 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 18:45:36 ID:t9ivot5n
213すいません 後2、3日待ってて下さい。エロパロははじめてなもんで…
やっぱり放送が終わると動きが止まるな。
217 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 17:42:46 ID:QbtMx+fy
あげ
218 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:54:11 ID:/2qSi2rv
あ
219 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 08:08:25 ID:I3+uuUy2
本家でもバブバタは人気なの?キャラ違うからZだけ?
本家ではあんまりそういうイメージがないからなぁ。
あ、でもアレだ、うっかり自慰を覚えたバブが「ステキなこと発見したの〜」と
バタ子を指でイかせる話ならどこかで読んだ覚えがある。
本家は泣き虫なバブルスをやんちゃなバターカップがいじめているので、その点似てもにつかないな
222 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 07:10:45 ID:RZmQ1GEb
やっぱりブロッサムがいないと駄目なんだね
本家のブロ子はかなり悪い子。精神的に早熟なためか、他の二人よりも
ずっと早く虚栄心や優越感、独占欲などの悪感情に目覚めてる。
それがPPGZじゃダントツにアホな子なんだから不思議なもんだ。
224 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 17:00:12 ID:GtbR+Hmt
本家はブロッサムだけ犯罪犯してるしな
225 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 05:47:27 ID:tpdnxJMQ
一番「みやかお」っぽい話ってなん話?
1〜13話
毎回最後はみやことかおるが手を繋いで見つめ合ってる
227 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 11:12:24 ID:tpdnxJMQ
このまま〜二人が〜手を離〜さないと…?
そういや初期はももことみやこがかおるを妙な眼差しで見つめてるって絵が多かったな。
果物屋で逆切れする話の最後とか。
元の設定からしてかおる総受けなんで当然かも知れんけど
初恋のシャボン玉とか奇跡とか…何故かみやかお
230 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 14:24:41 ID:XKLMNNNy
29話、フィーバーマンの話はみやかおだろ…
あれはむしろフィーバーマンがみやかお発症患者だった
ふんころがしも捨てがたいみやかお回
234 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:00:31 ID:R+0S8CGI
233
確かに何故相合傘なんかしてたんだろ?
雨が降りそうだからってわざわざ傘を
用意したりしない大雑把なかおる。
そしてそういう細かい配慮が
行き届いたみやこさん。
そういう対比なんだろうな、あれは。
ところで、前スレでやってた
みやかおシリーズって
もう終わっちゃったの?
続編まだー?
238 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 10:16:28 ID:HTI00vQe
3話目のみやかおが原点
本編で白い光にあたる前の話してほしかったな
主にみやこさんがかおるに憧れてたってとこを重点に
>>235 書いてると言えば言えるんだけど、前スレの頃に比べてパソに向かえる時間が激減してしまって、
出先で手空きの時間に携帯にポチポチ打ち込んではパソに移して……って状態なので
今ひとつ書き進めない日々。よろしければも少し待ってて欲しい。
来ないな・・・
243 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:06:06 ID:5LSmR5sO
終りか…?
書いてる人もいるみたいだし、
雑談でもしながらじっくり待とうよ。
前にも言われてたけど、エロパロスレは
本来こんな感じにノンビリしてるもんなんだし。
残念、まだ終わりません
246 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:31:52 ID:HaljEpqw
そうだな。俺はいつまでも待つぜ。
247 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 07:13:07 ID:ngYxSz34
萌え語りでもしますか?例えば…一番エロい話はなんだったかとか!
喧嘩する話
尻を突き出すももこはエロすぎる
249 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:31:49 ID:Km2cSyJP
み「かおるさん・・・離してください・・・もう無理なんです。」
か「他の男に取られるぐらいなら俺が・・・」
み「かおるさん!」
250 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:30:23 ID:ngYxSz34
249
モモコ「いいな…あの二人は仲良しで…」 ブリック「なんでお前は仲間外れなんだろうな?」
モモコ「!?なんでアンタがいるのよ!」
age厨の多いスレだな・・・
254 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 14:53:04 ID:4wyq28KG
207です
何週間も放置して本当に申し訳ございません。パソコンが壊れて書き込め
なかったんです。いささか恥ずかしいですがブチバタを書かせてもらいます
※エロくないです、ほのぼのをめざしました
255 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 15:59:36 ID:4wyq28KG
緑の時間【ブッチサイド】
オイラはたまに、一人になりたい時がある。別にブリックやブーマーが
嫌いなわけじゃないけど・・・そりが合わないというのかもしれない。
そんな時はこの大きな木の下で昼寝をする。今日もそのつもり・・・・・・だったんだが・・・・・
「なんでコイツが・・・・?」
いつもオイラが寝そべってるところに来てみる・・・どうやら先客が居たみてーだ。
正直驚いた、あの三人組の中でも一番似合わないような気がしたからだ。
「バター・・・カップ・・・」
嘘だろ?まさかあいつが・・・・・周りを見回してみる、だが他に人影はなかった。
「珍しいな・・・・一人か・・・」
ていうかマジで寝てんのか?かがんで確かめてみる・・・・・。
「スー・・・スー・・・」
前髪で分かりにくいが確かに眠っていた。しかも、気持ち良さそうに・・・ますますムカつく。
ハナクソでも顔にぶつけてやろうか?よし!そうしよう!オイラはそう決めると、早速鼻の穴に指を入れる。
ふざけやがって・・・・
「スー・・・スー・・・」
よくもオイラの昼寝スポットを取りやがったな・・・
「スー・・・スー・・・」
気持ち良さそうな顔しやがって・・・
「スー・・・スー・・・」
気持ち・・・・良さそうに・・・・
「スー・・・スー・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
「スー・・・スー・・・」
オイラはいつの間にか指を引き抜いていた・・・。
そういえば、オイラはコイツの寝顔なんて始めて見る。まぁ他に誰を見たことある?って聞かれたら
ブリックとブーマーくらいだが。こいつはガールズの中でもいつも
怒ってるイメージしかない。だから今この状態が珍しいのかもしれない・・・。
オイラは・・・・・もっと見ていたい気がした・・・・・
何故かはよく分からない・・・・でも・・・もっと近く・・・・・近く・・・
・・・・・・・・・・ドクン・・・・・・・・ドクン・・・・・・ドクン・・・・
「・・・・・うなたま・・・・」
!!!!!!!ドクン!!!!!!!!
胸が一気に跳ね上がった気がした、オイラは驚いた勢いでそのまま後ろに倒れる。
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・息が荒いのにオイラはようやく気づいた。
何だ!?今何て言った?!ていうかオイラ今何しようとした!?
ドクン・・・ドクン・・胸も苦しい、オイラは何をそんなに?
「スー・・・スー・・・」
オイラの気も知らずにアイツはまだ眠っているさっきのは寝言だったみたいだ。
・・・・・もいい、辞めだ、コイツの事はほっとこう、余計に眠れなくなる。
そう考え直してオイラは仕方なく奴の寝ている所から数m離れたところに
座って眼を閉じた。まだドキドキする胸を感じながら・・・。
「・・・・・眠れるか?」
256 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 17:03:10 ID:4wyq28KG
緑の時間【バターカップサイド】
「・・・・ん・・・」
気がつくとオレは大きな木の下にいた、どうやら眠っていたらしい。
「あー・・・やべ・・・ちょっと休憩のつもりだったのに・・・」
んーー・・・と両手を上に上げて背伸びをする。何故かオレは今日、散歩したい気分だった、
最近モンスター達も悪さをしないせいか体が少し鈍っちまったから
軽いウォーキングのつもりで、そしたら立派な木の生えたこの丘にたどり着いて下に座って
「すげーでけーな・・・」なんて見上げてたら寝ちまったみたいだ。
「そろそろ研究所に戻らねーと・・・」
オレは立ち上がって土の付いた尻を叩きながらそこから離れ始めた。
「・・・ん?何だ・・・?」
オレは木の下に誰か居るのに気がついた。「へー・・・さっきまで誰も居なかったのに」
頭は黒髪にポニーテール、そして緑の服・・・
「?!」一瞬見間違いかと思った、何時もアイツ等は三人一緒だと思ってたから。ちゃんと確かめるために、奴の前まで近づいてみる。
「何でコイツが?・・・」
間違いない、アイツだった。
「・・・・・ブッチ」
まさかこんな所で会うなんて、ちょっと周りを見回してみる。やっぱりここに居るのはオレ達だけらしい。
「一人なんて珍しいな・・・・」いや待てよ、本当に寝てんのか?少し近づいて顔を見てみる。
「グー・・・グー・・・」
前髪が長いから分かり難かったけど、確かに眠っていた・・・しかも気持ち良さそうに。
「まぁ・・・昼寝してるだけっぽいしな・・・」悪いことしてる訳じゃねーし、コイツの睡眠を邪魔する理由もない。
そう考えてオレはそこから離れようとした。
「・・・・バタ・・・カップ・・・」
!!!!ビクッ!!!!
突然ブッチの口から言葉が発せられた、しかもオレの事を!?
「な!?」やべっ起きちまったか?!「・・・グー・・・グー・・・」
何だ寝言かよ、ていうかオレの夢見てんのか?どんな夢だよ?!
「・・・・・すきだ」
!!!!!!!!!!!!!!
「へ!?ちょ!!え!!?」
「・・・・・・・・隙だらけだ・・・」
・・・・・・・・・・・・何言っとんじゃこいつはあぁぁぁぁっ!!!
オレ達と戦ってる夢でも見てんのか!?まぎらわしい事言いやがって!叩き起こしてやろうか?!
オレは反射的に拳を握る。
「グー・・・・・グー・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何故かそんな気はすぐ消えた。
そういえばコイツって髪や肌は結構綺麗なんだな。ももこよりサラサラっぽいし、みやこより色白なんじゃねーか?
なんとなくオレはそいつの髪に隠れてない方の頬に触れてみた
『フニ・・・』結構温かいんだな・・・こんな白いからもっと冷たいような気がしてたから少し驚いた。
なんでだろう・・・もっと触れていたい・・・そんな気分に・・『ピコーン!ピコーン!」
!!!!突然ベルトのコンパクトが鳴った。
「わぁっ!?」オレは急いでそこから離れてコンパクトを開いてみる、ケンからだ。
「大変です!町でモジョが暴れています!」「なんだって!」どうやら敵のおでましらしい
「分かったすぐいく!」そう言うとコンパクトを戻し、さっきまで居た木を見てみた。あいつはまだ寝てるようだった何故かホッとした。
触れていた手を見てギュッと握り締める「・・・・・・・じゃあな」
そう言うとオレは足から光を放ち空高く舞い上がった。
完
257 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 17:07:03 ID:4wyq28KG
以上です。
PPGZでノーマルはやっぱり難しいですね。
ですがまた機会があったら書いてみたいです。
>>257 なんという癒し系SS。
でもsageようね!
259 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:22:30 ID:F/MbwaUn
707待ってました!ノーマルもいいな!!
バタカかわゆす!!またお願いします!
260 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 05:42:42 ID:HiSFYM4r
戦うヒロインと言えば敗北・監禁・陵辱・屈伏の四点セットに触手・腹ボコなどのオマケ付きが王道だけど
純愛方面も良いね
ちゃんとブッチの美少年っぷりを押さえてるところも技あり。
262 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 08:42:02 ID:Q3SjXVhv
ブチバタを書いた物です。最初赤組を書く予定だったんですけど、前スレにあったのでどうせなら誰も書いて無いやつを…って事だったので不安だったんですが…感想ありがとうございます!
ねぇ、なんでsageないの?
264 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 21:00:10 ID:Q3SjXVhv
sageって何ですか…
265 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:08:40 ID:Q3SjXVhv
スレ違いでしたね…自分で調べてきます
色んな意味で凄い奴が現れたな…
267 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 12:34:29 ID:L/qxlN8V
暇だから未来の三人でも妄想するか…取りあえずみやかおは建材じゃないかな
アニメ2板の本スレで話題になっているが、Web漫画で面白いサイト(非エロ)が登場したぞ
ももこ→お菓子が好きだから、という安易な理由でそのテの専門誌編集者に。理想と現実のギャップに
四苦八苦な日々を送りつつも、甘いものへの執念から仕事面は意外にも順調。
かおる→近所のスポーツジムのインストラクターとして働きつつ、ももこと同棲。炊事洗濯お掃除に
夜の生活方面も含めて実質上ももこの奥様状態。月に2、3日はみやこにかっさらわれて
かなりスゴい事をされる。くたくたになって帰宅すれば家事の山が待っていて半ギレ。
でも幸せ。
みやこ→かつての宣言どおり、若くして市長に。市長としては可もなく不可もなくだが、三人の中で唯一、
元パワパフZの一員だった事を公表されており、その為市民の支持は絶大。が、なかなか
かおるに会いに行けないストレスからか、時折とんでもない方策を進めようとする為に一部の
市民から危険視されているが、彼女の任期はまだまだ続く。
な10年後の妄想。
メイヤー市長落選w
ミスベラムがいればみやこでもつとまりそうだな
271 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 05:06:14 ID:2DgUHwNc
みやこが市長か………東京CITYはいろんな意味で凄くなりそうだ
274 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:27:46 ID:P/RGGjMP
同棲なんてよく出来るな…
275 :
かしまし:2007/08/02(木) 09:25:17 ID:d6MzA98y
ももこ「はぁ〜…やっぱ広いお風呂っていいわ〜」
みやこ「また皆さんと入れて嬉しいです〜」
かおる「まぁ、窮屈じゃない分気持ちいいな」
最近大した出動が無かったせいか、ももこが『ガルーズ結成一周年』を記念してお泊まりをしようと言い出した。
記念といっても、みんなでお菓子を持ち寄ったり、馬鹿騒ぎしたりとか、ささやかなもんだけどな。
下らね〜と思ったけど、みやこのお婆ちゃんの手料理や、広い部屋で大暴れ出来ると思ったらついOKしちまった。
まぁいい…それよりもお泊まり会恒例の枕投げで、ももこをボコボコにしてやるぅ。
にっひっひ〜。も「ねぇねぇ、三人で洗いっこしない?」
み「やりたい!やりたいですぅ〜」
か「え〜…ヤダ。オレもうちょっと浸かってたい」
み「やりましょう〜かおるさん〜」
も「そうよ〜、一周年記念パワパフパーティーなんだから!」
か「いいってば…」
も「んもぉ〜ノリが悪いんだから」
み「皆で洗いっこしたいですぅ〜」
か「ふ、二人でやればいいだろ?」
も「ダメよ!洗いっこは三人以上って決まってんのよ!?」か「初めて聞いたぜ…」
全く…一年経ってもガキっぽさが抜けねぇんだから…まぁそれがこの二人の良い所なんだけどな。
何だかこれからも長い付き合いになりそうな気がするぜ…腐れ縁の始まりかな?
み「それでは、かおるさんが私たちを洗って下さい」
も「そうね、かおるが私たちを洗うだけ…それでどう?」
か「…ん、まぁ…それ位なら…」
やれやれ…しょうがねぇな。
276 :
かしまし:2007/08/02(木) 09:28:32 ID:d6MzA98y
も「それじゃあ、あたし!あたしからね?」
み「あ〜ん、ももこさんずるいですぅ〜」
オレとももこは風呂から上がり、身体を洗う準備をする。
か「そんじゃ行くぞ」
も「うんっ!」
何かムチャクチャ嬉しそうだな…。
オレは右手にボディソープがたっぷり付いたスポンジを持って、左手でももこの左肩に手を置き固定する…と。
も「あひゃっ!」
か「ん?」
も「くっくふふふふ!やははははは!ダメっ…か…肩にっ…ぬははははは!」
か「ぬはははって…悪役かよ」
も「ちょ…ちょ、肩はやめっ…ぷっ…くふふふふっっ!」
み「まぁ、ももこさんてくすぐったがり屋さんですか?」
そうか、ももこめ…そうと分かれば枕投げの前にちょっと懲らしめてやるぅ!
すかさずオレは両手でももこの肩を攻撃する。
も「ちょ!ちょっとちょっと!やっ…あひゃひゃひゃ!離し…離してってば…ふふふふふ!」
か「でも、肩でガッチリ固められたら離せないだろぉ〜?」
ふっふっふ…どうだももこめ。だけどそんな体勢だと…脇が甘いぜっ!
か「うりゃっ!」
も「あひゃ!やめて!や…やははは!」
肩を上げてたせいでガラ空きになってた脇をくすぐると、ももこは訳の分からない歓喜の悲鳴を上げてる。このままだと笑い死にするから、そろそろ止めようか。ももこの脇から手を引こうとしたんだけど……『つるんっ』あ…ももこの肌って…。
普段お菓子ばっか食ってるクセに…何か肌にハリがあるってゆーか……オレの肌より柔らかくて、つるつるしてて…触ると、とっても気持ちいい……。
色つやの良い健康的な肌…程よい肉付きの背中…その表面を光が反射して、まるでももこそのものが、とろける様な甘い綿菓子みたいだ…。
も「や、や、いひゃははは!かおる!も、もう勘弁して!」
か「あっ…ああ、悪りぃ」
み「ふふ、大丈夫ですか?ももこさん」も「もぉ〜、かおるったら容赦しないんだから〜!」
気持ち良かったな…ももこの肌……って、な…何ドキドキしてんだオレ!!ちゃんと洗わねーと!
………コシコシ…ザパーッ
か「よし、いっちょ上がりっ」
も「はぁぁ〜何だか疲れちゃったぁ…」み「それじゃあ次は私の番です〜」
ももこは少しふらっとした足取りで浴槽に入り、みやこにバトンタッチ。
みやこはももこやオレと違ってデリケートだからな、ちゃんと洗ってやらないと…。
277 :
かしまし:2007/08/02(木) 09:30:48 ID:d6MzA98y
み「お願いします〜」
か「うあ…」
み…みやこって…こんなに可愛かったっけ…。
ももこを意識し過ぎたせいか、みやこがとっても可愛く感じる…!
透き通るような白い肌…その上に付着した露のような水滴が、みやこの背中を輝かせている。
ももこやオレより小さく、華奢なハズなのに…まさにその身体から白いオ〜ラが放たれている…!
ばっ…ばか!オレったらまた…!
か「じゃあ、行くぞっ」
み「はい」
スポンジを手に取り…こしゅこしゅ…と、みやこの背中を軽く擦る。
み「…んっ」
…こしゅこしゅ
み「…あっ」
…こしゅこしゅ
み「…やぁ」
か「…みやこ…変な声上げるなよ」
も「もしかして、みやこもくすぐったがり屋さん?」
み「ばれちゃいました?」
か「お前もか!」その時、よじれたみやこの身体の感触がオレの掌に伝わる。……あっ……みやこの肌…。
ぷにぷにしてる…。ももこの肌も気持ち良かったけど、みやこの肌は…何かこう…触ってると言うより、肌に吸い寄せられるみたいな…。
何だろ…『瑞々しい』って言うのかな?
み「あっ…あっ…かっ、かお…るさぁ…ん…」
も「ちょっと!かおる!?」
肌が潤ってて、とっても触り心地が良い。でも…これが普通の女の子の肌なんだよな…。
何だかちょっと羨ましいな…。
み「…やぁ…そんな…か、かおるさん…そんな……やぁん…優しく…されたらぁ…!」
か「…えっ!…ああっ、ごめん!みやこ…大丈夫か!?」
み「や…やだ、私ったら…はしたないですわ…」も「かおるっ!こうなったら今度はあんたの番よっ!」
か「なっ、何でそうなるんだよっ!」
み「かおるさんも、くすぐったがり屋さんかどうか確かめましょう?」
か「オレはそんなんじゃねえよっ」
も「なら、あたし達二人の攻撃に耐えきれなかったら、かおるの負けね?」
か「…わっ、分かったよ!」
み「それじゃあ湯船の中でやりましょう?少しでも吹き出したら、かおるさんの負けですわ〜」
へっへ〜ん。これまでのリベンジって訳か。幾ら二人掛かりでも、鍛え抜かれたオレの身体に通用するもんか!
オレ達は身体の泡を洗い流し、湯船に浸かり臨戦態勢を取る。みやこが前から、後ろからももこが挟み撃ちする気だ。
か「よ〜し、どっからでも来いっ!」
も「行くわよっ!綿菓子シュート!」
み「バブルシャンペィ〜ン!」
278 :
かしまし:2007/08/02(木) 09:33:01 ID:d6MzA98y
うおっ、ももこの奴、肩から首周りを攻めて来た!
も「うりゃ〜!どうだっ!」
パシャパシャと水音を立てながら攻めまくるももこ。
ふっ…これ位どうって事ないぜ!
み「ええ〜い!」
みやこは脇から腰回りか!首筋よりちょっと敏感な部分だけど、みやこの力じゃどうにもならないぜ!
も「うう〜、しぶといわね〜!」
み「ビクともしませんわ〜」
か「ど〜だ?そろそろ降参するか〜?」
も「こうなったら奥の手よ!」
み「私とももこさんで、かおるさんを〜…!」
か「えっ!?」
も・み「「サンドイッチ〜〜!」」
か「うひゃあっ!?」
ぎゅううう〜〜っか「こらぁっ!変なマネすんなよっ!」
うわ…うわっ、みやこの顔が…!
みやこの息が掛かる位…呼吸音が聞こえる位まで近づいた。そしてみやこは、両腕をオレの首に絡ませ、瑞々しい肌が最も集中する膨らみかけた胸を、同じくほんの僅かな膨らみであるオレの胸に、優しく微笑みかける。
か「みっ、みやこ…待ってっ…!」
み「どうですか?くすぐったいですか?」
みやこの両脚の太もも…それも内股の部分がオレの腰を優しく包み込む。
あ…オレの太ももに、みやこのお尻の感触が…!
完全に油断していたオレの背中に、更なる追い討ちが入る。ももこの奴、今度は両腕をオレの腰上に絡めて、これもまたお世辞にも大きいとは言えない二つの柔肌を、オレの背中一面にぎゅうと押し付ける。
も「…かおるぅ…くすぐったい…?」
オレの耳元で囁いたももこはゆっくりと両脚を動かし、浴槽の底にぺたんと乗っているオレのお尻を、みやこと同じように太ももの内股で挟み込む。
ももことみやこ。裸の二人と心臓の鼓動が感じる位くっ付いちまった!
279 :
かしまし:2007/08/02(木) 09:34:50 ID:d6MzA98y
か「分かった!オレの負け!負けでいいから!……だから…」
み「あん…やぁ…かおるさん……動かないで…胸が擦れますわぁ…」
も「かおる…じっとして…ね?」
二人はオレに静止を促す。ぴったりくっ付いた二人に対して、オレは必死の抵抗を試みる。
だがそれは皮肉な事に密着した柔肌と相まって、生まれて初めて感じる…まるで寄せては返す小波のような快感を、自ら生み出す元となった。
か「……あ…あっ…っっ……はぁ……みや…こぉ……もも…」
み「かおるさん…聞こえますか?」
か「…み…みやこ……あっ…やめ…」
みやこの小さな胸が、オレの膨らみを一瞬離れてお湯の中で、ふるんと揺れる。その際微かに触れ合う桜色の先端…そんな僅かな波でさえ、快感となってオレの身体の隅々まで駆け巡る。
も「かおる…聞こえる?あたし達の鼓動…」…トクッ…トクッ…
…聞こえる…
トクットクットクッ
前からも…後ろからも…!
か「二人とも、スッゴいドキドキしてる…!」
も「かおるがドキドキしてる様に、あたし達もドキドキしてるんだからね?」
み「私達…かおるさんの事、大好きなんですよ?」
か「みやこ…」
も「かおるの事…お父さんやお母さん、くりこと同じ位…家族と同じ位、好きなんだからね?」
み「私も…そしてきっとお婆ちゃまもかおるさんの事、家族だと思ってくれてますわ」
も「でもあたし達、ちょっぴり不安だったの。ガールズ結成して一年経つけど、かおるはあたし達の事、良く思ってないんじゃないかって…」
み「ずっとずっと…かおるさんの本心が知りたかったんですの…」
280 :
かしまし:2007/08/02(木) 09:37:06 ID:d6MzA98y
ももこ…みやこ…。ばか…何言ってんだよ……本当に嫌いな奴とここまで付き合えるかよ…!
お前等二人ときたら…いやになる位、純粋で正直で…オレが本音を言い合える奴等はお前等だけなんだぞっ…!全く、お前等こそオレの気持ちも知らないで…!
か「嫌いなわけねーだろっ」
も「かおる…」
か「オレだってお前等の事、好きだからなっ」
み「『大』好きですか?」
か「…え、いや…」も・み「………」
か「大好きだよっ!大好き!」も「かおるぅ〜!」
み「かおるさ〜ん!」
か「あ、あの…お二人供…!?あ〜〜〜〜!」
チュ〜ッ
オレのほっぺに…両サイドから吸い付かれるようなチュウがあぁ〜〜
か「あうぅ〜」
も「かおる〜!どうしたの〜!?」
み「大変です〜!真っ赤にのぼせてますわ〜!」
も「お風呂から出さなきゃ!みやこはそっち持って!」
み「かおるさん〜!しっかりして下さい〜!」
パワパフガルーズZ…今年も絶好調…かも?
おわり
281 :
かしまし:2007/08/02(木) 09:39:48 ID:d6MzA98y
思いつきで書いてみました。
やはり、前スレの先人達には及ばないかも。
なんという総受け
GJ!あ、一つ言うなら台詞の前に名前いれるのやめた方がいいかも
かおるに大好きと言われたい
スバラシ!
GJです!
284 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 20:58:47 ID:WvFW3hKy
ガールズ可愛すぎ!!やりますねあなた!
グッジョブ!
思わず前屈みでスタンディングオベーション!
続いてどーぞ!
みやこさんでノーマルが見たい
ブリブロ読みたい
そろそろ無理やり系を・・・
前スレのやつの、しかもかな〜り時間があいてしまったのにも拘らず、まんま続きものを
臆面も無く投下敢行。今回もやっぱり長い。2つに分けて別々の話にした方が良かったかも。
隙間のような時間を拾い集め、長い期間に渡ってチクチク携帯に打ち込んだものなので、
今ひとつまとめ切れずにかなるグダグダになっちゃった、と言い訳。
あと、「一度口に入れて噛んだものを口移しで他人に食わせる」という状況がイヤンな方は
どうかスルー推奨。
ももこが、好きだ。
いつ頃からそうなのかは解からない。その切っ掛けさえも覚えていない。ただ、赤堤ももこという
存在が胸の内を占める割合は、気付いた時には絶望的なまでに膨れ上がっていた。
自分は一応、女。なのに、想いの相手も女の子。しかも親友だ。恋焦がれていい相手ではなかった。
当のももこは自他共に認める恋愛中毒者だが、その対象は常に男性。時に劣情や性衝動を持て余して
自分――多分、手近で手頃な相手なのだろう――に襲い掛かって来る事もあるが、それでも同性相手の
恋愛など考えた事もないだろう。その点では、親しい同性に惚れる人間などよりも余程健全だと言える。
そういった数々の認識が、己の胸中をより一層後ろめたく、臆病なものにした。
悶々と渦巻く、この想い。
ももこと友達でいたいなら、明日もももこと一緒に居たいのなら、胸に秘めておくしかない。どれだけ
言い訳を重ねても、相手の方でもそれを求めていない限り、同性の親友に注ぐこの気持ちはやはり
異常なものでしかないのだ。もし、それを知られでもしたら。
忌避される。
嫌悪される。
軽蔑される。
ならば、そんな想いは殺してしまえ。跡形もない程に押し潰し、初めから無かった事にしてしまえば
いいのだ。そうすれば。
非常識だと避けられる事も。
気持ち悪いと眉を顰められる事も。
異常性癖者だと蔑まれる事も、ない。
それに、ももこへの想いを打ち消さなければならない理由は他にもあった。
――みやこ。
その名を呟いただけで、温もりと冷たさとが同時に胸を掻き乱す。
こんな自分に、何と彼女が出来てしまった。ただでさえ親友への恋慕に思い悩んでいるというのに、
もう一人の親友と恋仲になってしまったのだ。
ももこを想うのと同質のものか否かは解からないが、みやこを好きだという事もまた、嘘偽りの無い
正直な気持ちだ。恐れはあるが、後悔はない。自分はみやこを好きだし、そのみやこも自分を好きで
いてくれるのだから、これ以上の幸せはない筈だ。
だが、どうしてこんな事になってしまったのだろう、という困惑までは否定出来ない。
ももこと過ごす時は、ただ想いを押し殺し。
みやこと過ごす時は、ただ求められるままに唇を重ねて。
なのに皆でいる時は、屈託無く笑い合う仲良し三人。
三つの顔を使い分けるのは辛い。一人になった時、胸の奥に重い疲労感が溜まっている事に気付く。
だから、だからせめて、ももこを好きでいる事はやめようと思った。
捨ててしまえば――楽になれる。
それに、自分はみやこの彼女なのだ。それで他の女の子にいちいち揺れ動いていては、それは浮気と
いうものだろう。みやこだっていい気はしないに違いない、そう心配し続けていた。
ももこは友達。そう決めて、ただみやこだけを想っていればいい。
それが一番正しい選択なのだと思った。みやこのためにも、己のためにも。
なのに。
「――ダメです。それだけは絶対にダメですわ。ももこさんの事、諦めないで下さい」
なのにみやこは、そんな事を言う。最も苦しい選択を強いるかのようなその言葉に、酷く狼狽する。
もしや、自分が苦悩する様を楽しんでいるのではないか。そんな疑念が脳裏を過ぎらないでもない。
みやこが好きだ。
みやこを愛している。
みやこに求められたなら、それがどんな事であっても応じてみせたい。
言葉を交わし、想いを確かめ合い、時に身体を重ね、そうして恋人同士になったのだから。
それでも。
結局、かおるは。
みやこの事が、やっぱりよく解からない。
跳ねたり、回ったり。
およそ必要性のない挙動を忠実に追って、長い髪がふわふわと流れる。浮かれきった鼻歌に合わせて
踊るももこの後ろ姿を眺めながら、かおるは何度目かの溜息を吐いた。あまりに楽しそうなその仕草も、
聞き覚えのないメロディの鼻歌も、酷く気に入らない。ももこは小振りのバックの中身を頻りに出し入れ
して何かの支度をしているようだが、こうして先程から眺める限り、どうも同じ作業を繰り返していると
しか思えない。
誘惑を感じる。見せ付けているのだ。何をそんなに楽しげにしているのか、訊いて欲しいのだろう。
様子を見れば答えなど訊かなくても解かるのだが、それでも渋々と、かおるは重い口を開いた。
「……なあ、もも――」
「あ、ききたい? ききたいの?」
待ってました、と言わんばかりに表情を輝かせ、ももこは素早く振り向いた。
「実はっ! これからデートなのですっ!」
「……へー」
しかも相手はあの! と一人で盛り上がるももこだが、カッコいい事で有名な近隣の高校生だと説明
されてもかおるには誰の事やら解からない。興味がないのだ。
「だけどお前、これからデートったって……」
言い淀みつつ、窓の外に目を向けた。雨が降っている。
「こんな天気でどうすんだ。延期ってわけにはいかないのかよ」
「しょーがないじゃない。彼モテモテだからデートの予約いっぱい入ってて、今日しか時間とれない
みたいなんだもん。でもね、雨なのに延期も中止もナシなんだから、彼のほうでもあたしと過ごす
甘ーい時間を望んでるってことなのよぉ!」
そこにいない誰かを抱き締めながらくねくねと身を捩るももこ。
「んっふっふ、今回こそはもらったわ! ついに、ついにあたしにもステキな彼氏がっ…! うふ、うふ、
どぅふふふふ…」
「……そうかなぁ」
雨天決行でやっつけられてしまうくらいなのだからむしろ望み薄なのではないか、とかおるは思うの
だが、ももこは妄想に忙しいようなので口出しは控えた。どうせ話の通じる状態ではない。
それにしても、と盛大に溜息を吐き出しながら、かおるは窓際に歩み寄った。研究所のいつもの一室、
その外壁に大きく取られた窓ガラスに片手を預けて外を眺めると、雨に霞んだ街並みの、酷く曖昧な
景色が見て取れる。
幾度となく玉砕を繰り返し、それでも毎回毎回、何故あんなにも楽しそうなのだろう。そしてその
心底楽しそうな姿を、どうしてわざわざ見せ付けるのだろうか。せめて、せめて目に入らないところで
済ませてくれたらいいのに。
気に入らない。苛々する。つい舌打ちの一つもしたくなるのをグッと抑え、かおるは溜息の代わりに
呟いた。
「……行くなよ、デートなんか……」
「なんで?」
「うわっ!?」
すぐ後ろで聞こえた声に驚き、かおるは機敏に向き直る。聞こえないと思ったからこその呟きだった
のだが、ももこはいつの間にか側に寄って来ていた。
「あー、いや、だからさ、雨降ってんだし、濡れて風邪とか引いちまったら良くねェし――」
しどろもどろに苦しい言い訳をする。それをじっとりとした目付きで凝視していたももこが、不意に
優しく微笑んだ。あたふたと振り回すかおるの両手を、ギュッと握り込む。
「……いいわけしなくてもいいの。かおるのキモチ、あたしちゃーんとわかってるよ……?」
「え……えぇ!?」
至近距離から熱っぽく見つめられ、かおるの身体が引き攣るように凝固した。そのまま迫って来る
ももこから反射的に離れようとしたが、背後の分厚い窓ガラスに阻まれる。
「あ……別に俺、そんな……そ、そういうんじゃ――」
意味ありげに微笑むももこの顔が近付いて来る。その唇から目が離せなくなり、かおるの足がガクガクと
震え出した。
自分の気持ちを解かってくれている? その上で、こんなふうに身を寄せて来るのなら。
きっといつもの悪戯などではなく、本気で――。
キスされる、そう思ってギュッと目を瞑ろうとした瞬間。ももこの優しい微笑みが、悪意に歪んだ。
「しかと見たり、オンナの嫉妬! やっぱかおるも女の子よねー」
両手を胸の前で組み、わざとらしく涙ぐむももこ。
「彼氏こそ作らないものの常時モテモテのみやこと、そのうえあたしにまでステキな彼氏ができたり
しちゃったら……ああっ! ひとり取り残されちゃうかおるってば、なんてカワイソウなの!?」
「……は?」
「あ、でも大丈夫! あたしはかおるを見捨てたりなんてしないから! あたしたちの友情は永遠よ!
そりゃまあいろいろ忙しくなっちゃうだろうから、今まで通りにいつも一緒ってわけにはいかないかも
しんないけどねー!?」
溢れ返る歓喜と小汚い優越感とで泣き出さんばかりの、その笑顔。あまりに明け透けなその様子に、
かおるは腹を立てる気にもなれない。むしろ“今まで辛かったんだろうなぁ…”としんみりしてしまう。
「ま、今度こそ上手くいくといいな」
ニッコリと、ももこに笑いかける。
結果はどうあれ――まず間違いなくダメだとは思うが――現時点では事の成就を確信している様子
なのだから、何もここで気分を害する事もない。
それに万が一、ももこに素敵な彼氏とやらが出来てくれたなら。そうして自分の手の届かない所へ
行ってしまってくれた方が、何か決着が付きそうな気がする。極度に屈折しながらも、それはかおるの
本心の一つだった。だから。
「頑張れよ」
「うん! ありがと!」
咲きこぼれるような笑顔で応えるももこ。かなり露骨な嫌味を浴びせた相手から率直に応援された
事に、どうやら何の違和感も感じなかったらしい。
それだけ上手に、かおるは笑顔を作って見せた。そういう事だろう。
真っ赤な傘を差しながら、ももこが丘を駆け降りて行く。
一度も振り返らずに消えてしまったその姿を、それでも追い求めるように、かおるの視線が雨の中を
泳いだ。雨足は次第に強くなりつつあるようだ。
「――いいんですか?」
「いいよ、別に。どうせ俺には関係ないしな」
素っ気無い口調で問われ、身体ごと振り向いた。みやこと目が合う。かおるがももこと話している間、
みやこは黙々とファッション誌などを読んでいたらしい。
「つーか、聞いてたんならみやこも何か言ってやれば良かったのに。好きだろ、ああいう話」
「ももこさんのああいう話に付き合ってたら、キリがありませんわ〜」
優しげな、しかし苦笑いなみやこの表情に、思わず吹き出す。確かにキリがない。
「それより……ごめんな、みやこ」
笑いの衝動を噛み殺しながら、かおるはみやこに近付いた。すっかりお馴染みな長椅子の、みやこの
隣りに腰を下ろす。
みやこの事だから、ももこのデートに対する鬱屈した感情などはお見通しだろう。そう神妙な顔付きに
なるかおるに寄りかかり、みやこは歌うように言う。
「好きな人は一人だけ、だなんて決まりはどこにもありませんわ〜」
「でも、俺達付き合ってるわけだし――」
「いいじゃないですか。好きなんですから、仕方ありませんわ」
そう言って更に身体をすり寄せて来るみやこ。口振りこそ一歩引いたような感じだが、いや、事実
それは本心なのだろうが、そんな事を言われる度にかおるは内心ヒヤリとしてしまう。
みやこ。芯の強さを匂わせつつも常に穏やかな態度は、かおるの胸の内をくすぐって已まない。だが、
この細い身体の奥底に秘められた途轍もない暴威を、かおるは身をもって知っている。ベッドに拘束され、
みやこの思うがままにされてしまったあの日から、それほど時間は経っていないのだ。
陵辱だった。
今となってはあの日の全てを許せる。それでもあの時、みやこにされた事を言葉にするなら、それは
やはり陵辱としか言い表せないだろう。いっそ、強姦と言い換えてもいい。
つまりは、みやこはじれったいのかもしれない。かおるはそうとも思う。
適当に言い包めての行為だけでは飽き足らず、あれ程までに強引な方法で己の気持ちをぶつけて来た
みやこにとって、己の本音を押し殺すが如き遠慮や恐れは、ただただ歯痒いものなのだろう。
たとえ相手が、自分に寄り添って来ないのだとしても。
迷いを振り払い、諦めに逃げ込まずに。
――奪ってしまえばいいんです。
そんな声が、みやこの笑顔から聞こえて来そうだ。
しかし。
寄りかかるようにして間近で微笑むその顔を、ジッと見つめ返す。
「……はい?」
「……う〜ん…」
みやこから受けた性的な陵辱は――生まれて初めての衝撃を与えられはしたが――しかし、物理的な
危害を加えられたというわけでもない。結局下着さえ脱がされないままだったのだ。
だが、そのように踏み止まったみやこでさえ、己の行為を深く悔い、距離を置こうとしたのだ。
その暴挙の全てを受け容れ、抱き止めていなければ。
今頃きっと、みやこはここにはいなかった。
しかし、自分の場合はどうだろう。
みやこがそうしたように、自分もももこに何某かの実力行使に及んだとしたら、その後はどうなって
しまうだろうか。それを考える度、かおるは胸の何処か重苦しくなる。
負傷を癒すため、離れられないベッドの上で。
昨日も、今日も。そして明日も来てはくれないであろうみやこの事を想いながら。
己の身体を慰めて過ごすしかなかった夜のような、あの寂しさを。ももこも感じてくれるだろうか。
受け容れてくれるだろうか。
抱き止めてくれるだろうか。
とても――そうは思えない。
「……なあ。みやこは、さ…」
「はい?」
「よくあんな事、出来たよな…?」
つい、口に出た。途端に、みやこの顔が伏せられる。
「ご、ごめんなさい…。そうですよね。かおるさん、やっぱり怒って――」
「あ、いやいや! 違うって! ごめん、言い方間違えた」
かおるには、強引に想いを遂げる度胸もなければ、今の関係を壊してしまう覚悟もない。つまりは
それが、かおるとみやこの“想いの強さ”の差だ。
「だからさ、みやこはそれだけ俺の事、その……」
ここで“みやこにああいう事されて嬉しい”ぐらいの事は言ってやれたら、とかおるは思うのだが、
なかなかそうも行かない。代わりに、みやこの細い肩に手を回して軽く抱き寄せた。こてん、と肩に
みやこの頭が置かれる。
こうして二人きりで密着していてもみやこの事だけを考えていられない己が、かおるは悔しい。
何か。何かないのか。みやこが喜びそうな、何か。
例えば、自分から“誘って”みたら、みやこは喜んでくれるだろうか。
みやこの手を取って、胸や太ももの上に導いて。自分から服を脱いでみせるのもいいかもしれない。
“あの日”以来、みやこは妙に遠慮がちだ。接吻こそ毎日のように交わしているものの、それ以上
踏み込んでは来ない。しかし、みやこがその程度で満足していられる筈はないのだ。
きっと、みやこは我慢してくれている。なら、そのみやこのために、自分の方から――。
(……コレってやっぱ、交換条件ってヤツだよな……)
そう。みやこを喜ばせたいだけではない。身体を差し出す事で、みやこへ罪悪感を薄めたいだけ
なのだろう。己の抱える卑しい打算に気付き、かおるは思わず目を細めた。眉間に深いシワが、
ミリミリと音を立てて寄せられるのが聞こえるようだ。
「――かおるさん?」
「ん?」
不意に呼ばれ、しかし瞬時に微笑んでみせた。最近、作り笑いに慣れてきたような気がする。
「…………」
「…何だよ?」
ジッと見つめて来るみやこ。ひょっとして上手く笑えていなかったのか、かおるがそう思い始めた時、
みやこも柔らかい笑みを見せた。
「忘れてました。わたし、お弁当作って来たんです」
「弁当?」
「はい。せっかくのお休みですから、一緒に食べようと思って」
嬉しそうに続けながら、長椅子の陰の荷物を何やら手探るみやこ。そういえば少々空腹だ、とかおるは
己の腹を撫でた。
「じゃあ、昼飯時にはちょっと早いけど、ありがたく――」
「かおるさん」
身体を起こしたみやこは、小振りのバスケットと――折り畳み傘を手にしていた。
「せっかくですから、わたし達もデートしませんか?」
「……え? デート?」
「はい〜」
「今から? 外で?」
みやこが抱くように持つ小さな傘を見て、それからかおるは窓の外に目をやった。
依然として、雨は強く振り続けている。
ぴったりと身体を寄せ合いながら、雨の中を歩く。
分厚い雨のカーテンの中、二人の小さな身体だけをかろうじて守っている小振りの傘は、まるで世界と
己とを隔てる結界のようだ。そんな事を考えながら、かおるはみやこの首に回した腕に少し力を込めた。
それに応えるように、かおるの腰に回されたみやこの手が僅かに下がる。
デートとはいうものの、昼食付きの散歩程度のものだ。雨の中、いつもとは少し違った風景の中を
二人で歩き、何処かでみやこの手作り弁当を食べ、暗くなる前に研究所に戻る。そう予定している。
「……でもなぁ……何かちょっと、人目が気になるっつーか…」
「大丈夫ですわ、かおるさん。誰も変に思ってませんから」
確かに、こうも雨足が強ければ周囲へ目を凝らしている者などいないだろう。人間二人で一つの傘を
共用しているのだから、双方の身体が密着していても言い訳は立つ。しかし、腰とも尻とも太ももとも
つかない辺りを撫でられながら歩くというのは、屋外ではさすがに恥ずかしい。
「あ、そこ曲がりましょう。その先に公園があった筈ですわ」
すぐ側、数センチの至近距離でみやこの声が響く。
「……かおるさん?」
「う、うん」
熱っぽいような、切ないような。みやこと舌を絡め合う時とそっくり同じ感覚が、先程からかおるの
背筋を這い回っている。
「ま、曲がるんだよな? うん、解かった」
何だろう。何かが変だ。みやこの体温や声の響きの感じが、普通とは幾分違って感じる。雨のせいで、
衣服や空気が湿っているせいだろうか。
人通りも疎らな通りを暫らく進むと、みやこの言う公園に着いた。屋根付きのベンチに並んで腰を
降ろす。
「考えてみますと――」
苦笑の混じったみやこの声。
「一応、これが初デートなんですよね。地味過ぎてごめんなさい」
「ンな事ァないって。結構――」
ドキドキしている。何となく、みやこの顔を直視出来ない。ただ一緒に歩くだけでも、それがデート
だという認識が加わるだけでこんなに気分が変わるものなのだろうか。
「はい、どうぞ。かおるさん」
膝の上に弁当を広げるみやこ。
「家を出る前に急に思いついたものですから、凄く簡単なお弁当ですけど。今度、もっとちゃんとした
お弁当を作って来ますわ」
「いやいや、ちゃんとしてるって。俺こういうの全然ダメだしなぁ」
みやこ手製の弁当は、幾つかのおにぎりにサラダとフルーツを添えただけのシンプルなものだったが、
そもそも何かを調理しようと思う事もないかおるから見れば“凄く簡単”どころではない。
「じゃ、遠慮なく。いっただっきまーす!」
やや小さめなおにぎりを一つ手に取り、大きく齧り付く。
「へぇ……うなたまって、おにぎりの具にもなるんだなぁ」
「お味は如何ですか? うなたまのおにぎりは初めてですから、実はあんまり自信がないんです」
謙遜というわけでもないのだろう、みやこは不安そうに上目遣いだ。頬張って口ごもりながらも
美味いと伝えると、頬を赤らめて嬉しそうに笑う。
そのみやこの笑顔を見て。
(あ……)
ごくり、と口の中のものを半端に飲み込んで、そのままかおるの動きが止まった。大好物のうなたまに
逸らされていた気が、再びみやこに集中する。
みやこ。すぐ、そこにいる。
手を伸ばせば、いや、ほんの少し身体を傾けるだけで触れる程に、近く。
「……かおるさん?」
様子がおかしい事に気付いたみやこが顔を寄せて来るが、それに応える余裕もない。
みやこの声。みやこの息遣い。湿った空気に乗って生々しく届く、みやこの体温。
「……あの〜、もしかして、変な味しました?」
「あ、いや――」
やっとの事でそれだけ答えたが、そうしてみやこの顔を間近に見てしまうと、もうそれで限界だった。
みやこの小さな唇に目が吸い寄せられ、離せなくなる。
あの艶々とした唇の中にある、みやこの舌。
耳を、首筋を、瞼や頬を、柔らかく這い回る粘液質の温もり。
胸の先端を舌先で弄ばれた時の感覚は、一体どう表現すればいいのだろう。
そして何より、舌同士が触れ合った時の。
粘膜が擦れ合い、溶け合って、何処までが己の舌なのかも解からなくなってしまうような、あの――。
「かおるさ――んむっ!?」
一瞬の後、自分でも良く解からない内に、みやこと唇を重ね合わせていた。
両手でみやこの頭を――いつもみやこがかおるにそうするように――しっかりと抱え、強引に舌を
ねじ入れる。
「ンッ! ……んふ……」
一瞬だけ身を固くしたみやこだったが、すぐに脱力し、手だけをかおるの両脇にそっと添える。より
一層深い接吻を欲して、かおるは闇雲に舌先をくねらせた。歯の並びを撫で擦り、その合わさり目が
開かれるのも待たずに舌先でこじ開ける。その先に隠されていたみやこの舌の暖かなぬめりに、
かおるは己の血液が瞬時に沸騰するのを感じた。
――違う。全然違う。
ただみやこに翻弄されるばかりの日頃の接吻と、自ら求めてのそれとは、こうも感覚が異なるもの
なのか。今の自分達がいつ、誰に見られないとも限らない場所にいるという事すら忘れ、かおるは
みやこの口腔の甘さに没頭した。
互いの唇は落ち着きなく付いては離れ、その度に軽くぶつかり合う前歯がカチカチと音を立てる。
どう動かせばいいのかも解からないまま舌先を暴れさせると、みやこの細い身体がピクン、と跳ねた。
――みやこ。みやこみやこみやこ。
胸の中で繰り返し、みやこの名を呼ぶ。それに応えるように、みやこの両腕がかおるの背中にしっかりと
回された。
――こんな。こんなに。
脳裏の片隅に微かに残る理性で、かおるはぼんやりと考えた。
こんなにも激しい衝動に、今までみやこも突き動かされて来たというのなら。
病に寝入ったところを、密かに悪戯されても。
口先で言い包められて、身体を弄ばれても。
拘束され、その想いを一方的に押し付けられても。
全て、仕方のない事のように思える。
こんなにも、欲しくなってしまうのなら。
欲しくて欲しくて、どうにもならなくなってしまうものならば。
だったら、もう――。
「んッ……んぅ…ッ」
「んぁ……」
指先に優しく絡む、みやこの髪。
可憐な、しかしねっとりと熱い、みやこの舌。
そしてその口の中に点々と触れる小さな粒は、おそらく先程まで頬張っていたおにぎりの――。
(え……あ!?)
一瞬の驚愕と共に我に帰り、かおるは慌てて唇を引き離す。ちゅぱッ…と微かな音を立てて、唾液の
糸が細く伸びて消えた。
未だとろりとしたままでいるみやこの口の端に、米粒が一つ付着している。半開きのままの口内にも、
白い米粒が点在しているのが見て取れた。確かみやこはまだおにぎりを口にしていなかった筈だから、
これがどういう事なのかは考えるまでもない。
「あ、ご、ごめん! そういうつもりじゃ――」
そうだ。衝動に任せて接吻になだれ込む前、口一杯におにぎりを詰め込んでいたのだ。それを半端に
飲み下しただけでみやこに濃密な接吻をしてしまったのなら、当然――。
「あ、あー、えっと…」
ハンカチ。ちり紙。酷く狼狽しながら、己の衣服をあちこち手探る。が、元々そういったものを持ち
歩くエチケットなどとは無縁なかおるなので、お目当てのものは当然見つからない。やや錯乱しながら、
両の手のひらを受け皿のようにしてみやこの口元に差し出す。
「だ、出せ! ペッてしろ! な!?」
飲み物ならまだしも、形のある固形物を口移し。とんでもない事をしてしまった、と頭を抱えたい
衝動に駆られながら、かおるはみやこが口の中のものを吐き出してくれるのを待った。だが、己の
唇の端に付いた米粒をぺろりと舐め取ると、みやこは吐き出すどころか顎を小さく動かし始めた。
「おいバカ、食うなよ!? それ――」
俺の口ン中にあったヤツ、とかおるが言い切る前にコクンと飲み下すみやこ。
「はあぁ〜ッ……とても素敵なキスでした……それに――」
切なげに溜息を震わせてから、みやこは両の頬に手を当ててほんわりと笑った。
「今まで食べたものの中で、一番美味しかったですわ〜」
「な、何言って……あー、でも、俺がやったのかぁ…」
額に手をやり、がっくりと肩を落とす。米粒塗れの舌をみやこの口内に突っ込んだのは、紛れもなく
この自分なのだ。さすがのみやこも、その瞬間ばかりは驚いた事だろう。顔の皮膚の内側に熱々と
こもる羞恥を溜息の乗せて吐き出しながら、かおるは思わず下げていた顔を上げた。
それにしても、今のみやこといい、以前、自分が舐めていた飴玉を舌と唇とで無理矢理奪い返して
いったももこといい、どうして自分の周囲にはこう――まさか、類が友を呼んだ結果だと思いたくは
ないが――エキセントリックな人物ばかりなのだろう。お陰で、いつもいつも引きずり回されてばかり
でいるような気がする。
それとも。
人を好きになるという事は、相手自身のみならず、その相手に関わるもの全てを欲するという事なの
だろうか。人が一度口に入れたものにすら、執着してしまう程に。
もっともももこの場合は、単に飴そのものを惜しんでの暴挙だったに違いないが――。
「かおるさん」
「え、え?」
まだ平常心を取り戻し切れない内に呼び掛けられ、少々慌てながら顔を向けた。みやこはおにぎりを
手にしながら、思わず見惚れてしまうような微笑みを浮かべている。
「……………な、何?」
かおるが返した笑顔は、取り繕いつつも引き攣りを隠し切れない。
みやこが見せる、その表情。
堪らず抱き寄せたくなってしまうようなその笑顔を、しかしかおるは知っている。
これはみやこが、何か良からぬ事を思いついた時の顔なのだ。
「かおるさん、わたしも少しおなかが空きましたわ」
そう言いつつ、手にしたおにぎりを自分ではなくかおるの口元に差し出して来る。
一瞬の戸惑いの後、かおるはみやこの意図を正確に理解した。
何しろ。たった今、自分でしでかした事なのだ。
「……い、いやいやいや! いやちょっと待て! 何だよ!? やだよ!? 何考えてンだよ!?」
「どうしてですか? たった今、かおるさんの方から食べさせてくれましたのに」
「だ、だから、さっきのは別に――」
わけの解からぬ勢いでやってしまった事だ。もう一度やれ、と言われても困る。
「お願いします、かおるさん。わたしもう、お腹がすいて死にそうですわ〜」
「だからって普通そんな事しない……でしょう?」
「“普通”なんて――」
何故か語尾が丁寧になってしまったかおるに向けて、みやこは。
「――知りません」
より一層、笑顔を深めた。
これだ。この笑顔。かおるの身体から力が抜けた。
この笑顔で、みやこはかおるを屈服させる。宙空を翔け巡り、鉄槌を振りかざし、恐るべき怪物の
如何なる暴威にも屈しないバターカップが、一人の少女の笑顔には何ら抵抗する術がない。
ふと、いつか聞いたケンの言葉を思い出した。
神話や寓話に依って言えば。その強大なる力で持って人間に壊滅的な被害を与えるのは、悪魔よりも
神の側である事が少なくない。では悪魔は何をするかと言うと、暴威の代わりにその魅力でもって、
甘く、妖しく、人身を掌握するのだという。子供のくせに何を小難しい事を、とも思ったが、今ならば
よく解かる。
悪魔の如き甘美さが、この世で一番恐ろしいのだ。
「お願いです、かおるさん……」
「………」
「かおるさぁん……」
「……う、うん…」
差し出されたおにぎりを、小さく齧り取る。
どうしよう。よく噛んだ方がいいのだろうか。それともその逆か。少し悩んだ後、控え目に数回だけ
咀嚼してから、顔を近づけた。一般常識の遥か範疇外にある行動への畏れと緊張とに震えながら、
そっと唇を重ねる。いざ口の中のものを移し出そうとすると、己のその行為に対する凄まじい嫌悪感が
かおるの背筋を駆け抜けた。
だが。
「んッ……!」
やっぱり止そう、と思う間もなく、無遠慮に侵入して来たみやこの舌に口の中のものを奪い取られて
しまった。唇を離し、うっとりと目を細めて嚥下するみやこをじっと窺う。
「……なぁ、ホントに……美味いの?」
「はい――」
間が持たずに口を突いた問いに、響くような即答が返って来た。
「――とっても」
こちらの羞恥や煩悶を楽しんでいるに違いないみやこの、それでも、その心底から嬉しそうな笑顔を
見て。
「……そっか」
なるべく溜息が混じらないように返事をして、かおるは震えの止まった手でおにぎりを口に運ぶ。
ようやく、覚悟が決まったような気がする。
みやこが望む事なら、それがどんな事であれ応える。そう決めたのは自分だ。
今度はよく噛んで、再度、唇を合わせる。自分から舌を駆使して、半ば液状化したものをみやこの
口へと流し込んだ。みやこがそれを飲み下す前に、次の一口を用意する。
こんな事で。
いっそ挑むような思いで、かおるはみやこの満悦顔を真正面から見据えた。
こんな、この程度の事で、そうそう怯んではいられない。
何故なら、みやこには。
自分を魅了して已まない、この悪魔のようなみやこには。
覚悟を抱いたこの胸にさえ思いも寄らないような、様々な何かを。
もっと。全部。
求められるに、決まっているのだから。
なら。
捧げようと思う。
捧げたいと思う。
心の底から。
そう、想う。
雨は勢いを増すばかりで、最早どしゃ降りの様相だ。横殴りの風まで吹いている。
おにぎりを一つ片付ける間に、弁当の残りは吹き込んだ雨で水浸しになってしまっていた。構わず
食べようとしたが、みやこに止められたので諦める事にした。
「そろそろ戻った方が良さそうですわ」
「…そうだなぁ」
弁当同様、濡れた衣服のあちこちを摘みながら、かおるはベンチから立ち上がった。こんなに雨が
降り続いている割には気温は下がらず、特に肌寒さは感じないのだが、こうも全身濡れたままでいて
風邪など引いては厄介だ。早く研究所に戻り、服を乾かし、ついでにシャワーを借りられたら嬉しい。
「じゃあ…帰るか」
「はい」
一応、傘を差して歩き出す。
来た時とは違い、みやこは必要以上に密着しては来なかった。かおるの様子を窺うように、慎重に
寄り添うだけでいる。さすがに今日はさすがにやり過ぎた、とでも思っているのだろうか。みやこの
その態度に、かおるは軽く苦笑した。
やってしまってから反省されても困る。まあ、やるだけやって反省の欠片もない某自称リーダーに
比べれば、遥かにマシというものだが。
「な、みやこさ」
呼ぶと、みやこは恐る恐る目を合わせて来る。やはり様子が気になるようだ。
別に怒っちゃいないのにな、とかおるは再び苦笑した。恥ずかしかったし、驚いたが、口で言う程
嫌だったわけではないという事は、伝えておいた方が良さそうだ。
「よかったらさ。また作ってくれよ、弁当。そしたら――」
不安げなみやこに、笑いかける。
「――そしたらさ、今度は俺にも……」
いや、待て。自分は今、何か奇妙な事を言おうとしている。聞いているみやこだって、軽く目を
見開いているではないか。
「俺にも……」
一体何を言い出す。そう慌てる自分が、いるにはいる。
だが、いま一人の――おそらくは、もっと本心に近いところにいる――自分が、言葉を止める事を
許さない。
「俺にも、みやこの――」
みやこの口から。
みやこの口で。
お腹いっぱいに――。
「――うわッ!?」
突然、身体のバランスが大きく崩れた。
磨耗した表面を存分に雨に濡らし、非常に滑りやすくなった路上のマンホールの蓋。その上に不用意に
踏み出した足は見事に滑り、反射的に堪えようとしたもう片方の足も、後ろに投げ出された重心を支え
切れずにガクンと崩れ落ちる。
「かおるさ――」
咄嗟に挿し出されたみやこの手を素早く掴むも、倒れつつあるかおるの体重をみやこに抑えられる
筈もない。縺れるように、二人して路面に倒れ込んでしまった。
「いッ……ててて…!」
みやこの下敷きに倒れた分、衝撃が大きい。後頭部を硬い路面に打ち付ける事だけは避けたが、その分
肘や背中が痛い。が、そんな事よりも。
「ごめん、みやこ! 大丈夫か!?」
差していた傘は転倒の勢いで何処かに放り投げてしまったらしく、激しい雨に直接顔を叩かれて目を
開ける事も出来ない。自分の身体の上に倒れたのだからケガなど負ってはいないだろうが、一人で
勝手に転んでおいてみやこを巻き込んだ挙句痛い思いでもさせでもしたら、と気が気でないのだ。
唐突に、顔に打ち付ける雨が止んだ。みやこが傘を差したのか、と思い、目元を拭ってみると。
「かおるさん……」
すぐ目の前、額が触れるような至近にみやこの顔があった。
「み――」
うろたえながら、素早く周囲を見回す。
派手に転んだところから見ていたのであろう、起き上がろうとしない二人を気遣う心配げな視線。
雨降る中、路上に横たわって抱き合う女の子二人――少年と少女に見えているかもしれない――に
見て見ぬ振りで注がれる好奇の視線。
色々な意味合いの眼差しが、数少ない通行人から寄せられているのを感じる。
「と、取り合えず立てって。何か変な目で見られてるし」
猛雨の最中とは言え、ここは往来である。人目など幾らでもあるのだ。だが、そんな常識的な意見に、
ここぞという時程耳を貸さないのがみやこだった。
「かおるさん、わたし……」
みやこはまるで周囲を気にしていない。気付いていないのではなく、どうでもいいのだろう。
「わたし、大人だったら良かった」
一瞬、意味が解からない。ぞくり、と得体の知れない不気味な熱を感じ それでも、かおるは先を
促した。
「…何で?」
「もし、わたしが大人だったら――」
真摯な響きを声に乗せ、みやこは静かに告白する。
もしもわたしが、大人なら。
こんな子供などではなく、一人の大人だったなら。
何処か、静かなところにお部屋を借りて。
そこにあなたを住まわせて。
毎日、毎日、お部屋に通う。
出かける時は、いつも二人で。
ご飯も一緒。お風呂も一緒。
もし、どうしてもお部屋に行けない日には。
一緒にいられない、そんな日は。
他の誰とも、触れさせない。
ドアに外から、幾重も幾重も鍵を掛け。
そのまま外へは出させない。
わたしと一緒でないのなら。
外へは一歩も、出させない。
出させない。
本気だ。かおるはそう思った。その口調には躊躇いが。頬には恥じらいが。そしてその瞳には、
得も知れぬ洞穴のような翳りがあったからだ。
みやこが口にしたのは、異常なまでの独占願望。
日頃かおるの、ももこへの恋を後押しするような事を言っておきながら――いや、それも偽りない
本心であればこそ――その想いはみやこの奥底で煮え滾っている。
現状、みやこが実行に出ていないのは、それが人道や良識に反するからではなく、社会的な障害を
潜り抜ける手段を持ち得ないからに過ぎない。仮に、その幾つかの不都合さえ片付いてしまったなら、
その時、みやこは。
身体が戦慄いている事に、かおるは気付いた。降りしきる雨は相変らず生温かく、だからこの震えは
寒さのせいではない。
違う。
今まで己が見聞きし、時に思い描いた、如何なる愛情とも違う。
こんな、何処に行き着いてしまうかも解からないようなものを、愛や恋と呼んでしまっていいもの
だろうか。
「……みや…こ…」
呼ぶ声が掠れた。
怖い。今すぐ逃げ出せ。
己の内側から、そう叫ぶ己自身の声が聞こえる。
だが、それ以上に。
「……うん…」
みやこの細首に腕を回し、そっと引き寄せる。
「そうして……」
隙間なく、ぴったりと、みやこの身体を抱き締めた。
こんなにも激しく降り注ぐ、雨の一滴すら割り込めない。
雲の隙間から、青い空が覗いている。
幾分拍子抜けしたような気分で空を見上げ、かおるは短く笑い声を上げた。
「いやー、何だか今日は凄かったなー」
公園での異様な行為。猛雨の中での異常な告白。改めて、みやこという脅威を思い知らされた。
「あの〜、何と言うか、今日は色々ごめんなさい……」
「いや、謝る事ァないけどさ。何だよ、散々やっといて今更気にすンなよな」
確実に俯いてしまっているみやこを、軽い調子でからかう。
唐突に止んだ雨は、それまで二人を覆い包んでいた濃密な空気をも持ち去ってしまったようだ。
それが白昼夢ではなかった事を確かめるように、みやこの手をしっかりと握った。
「でもさ。何年かしたら、一緒に住もうぜ。二人でさ」
みやこが顔を上げるのを待ってから、かおるはニンマリと笑みを向けたが。
「――え?」
「……って、え? えって何だよ? みやこもそのつもりなんじゃないのかよ!?」
みやこに心底意外そうな反応を返され、つい慌ててしまう。
「そりゃまあ、閉じ込められるのは困るけどさ。でもさっきの話、俺けっこう本気で…!」
「でも、も――」
「ももこの事なら!」
も、と聞こえた瞬間、咄嗟に割り込んだ。だが。
「ももこの、事なら……」
かおるはその先が続かない。
いい加減にしろ、とも思う。確かに、ももこを諦め切れないと思うと言ったのは自分だ。しかしそれ
以前に、その自分を強引に手中に収めたのはみやこではなかったのか。そのみやこに、ももこへの
感情を繰り返し促されても困る。何度言えば解かるのか、と苛立ちすら覚える程だ。
だが、それを抜け抜けと口に出来る程、かおるは己の気持ちに無自覚ではない。
悪いのは自分だ。
みやことこうして付き合っていてなおも、ももこを好きだという気持ちは強くなるばかり。
そしてそれは、みやこへの想いを上回っているのかも知れない。
何度言えば解かる、どころではなく、みやこには最初から全て解かっているのだろう。
だが、たとえそうだとしても。
「ももこさん…」
「だッ……だから、アイツの事はもう――」
「いえ、そうではなくて。ほら」
「え?」
みやこが指差している方向。少し離れたところに、デート中な筈のももこがいた。
どんより沈んだ様子で歩いていたかと思うと、突如、店の立て看板などを蹴り出す。案の定、即座に
飛び出して来た店員に怒られ、ぺこぺこと頭を下げている。店員の叱責をやり過ごして暫らく呆然と
していたかと思いきや、突如何かを振り払うかのように大声で笑い出し、その後その場に座り込んだ
まま動かない。脇を通り過ぎる人の反応から見るに、一人で何やらブツブツ呟いてでもいるようだ。
「……何やってんだ、アイツ。今回もダメだったのかな。やっぱり」
「ええ、ダメだったみたいですわ〜。やっぱり」
「……なぁ、止めてやった方がいいのかな」
「そうですわね〜」
「今は関わり合いになりたくないって気もするけど」
「そうですわ〜……いえ、そういうわけには〜」
さすがに放置するわけにもいかない。
「しょうがねぇなぁ、行ってやるか。何か甘いもんでも食わせりゃ正気に戻るだろ」
「はい……あっ」
「あ、痛い?」
「い、いえ…」
みやこの手を握る力を、少しだけ強める。それが意思表示になると、かおるは思った。
「帰ろうぜ。三人で、一緒に」
「……はい。そうしましょう」
一瞬の沈黙の後、みやこは笑顔を見せてくれた。本心からの笑みだったと、そう思いたい。
この手を放し、ももこの側に行くべきだった。
自分はももこの次で構わないと、みやこがそう言ったように。
そうでないなら、みやこと二人でこの場を立ち去るべきだった。
誰にも触れさせないと、そう言ったみやこのために。
そのどちらも選べない己は、きっと最も愚かなのだろう。
だが、それで。優劣も順序もない、当たり前の三人でいられるなら。
以前のような、ただ仲良しな三人でいられるのなら。
たとえ一時の誤魔化しに過ぎない、欺瞞に満ちたものだとしても。
選択の余地は、無い。
駆け寄る二人に気付いたももこが、泣きべそのまま笑う。
猛然と愚痴を吐き出し始めたももこを宥めながら、みやこも笑う。
だからかおるも、笑った。
今までで一番、上手に笑う事が出来たと。
そう、思った。
おわり
くぁぁぁ!!!!GJだよアンタ!!!!!!!!
このシリーズすごい続き気になってしょうがないぜ!!
以上、恐縮至極〜。
正直、書いててもうパワパフZに思えなくなってきた。
これから読ませてもらうがあらかじめ言っておこう、GJと!
GOD JOB!
みやこ脅威のエロチズム
スゲェよ!!ヤベェよ!!!アンタ最高!!!!GJ!!!!
307 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:23:15 ID:1MKWwOFD
GJ続き気になってたぜ!!!!いやあ。いいな。。。
なんかもうGJ何万回上回って嫉みを覚えるぜ…
前より文章すっごくうまくなってるし…羨ましい
みやかおGJGJGJGJ!!!!
なぜ止まる
あせらないあせらないですわぁ〜……
やっぱり、パワパフのはこのネタからチョイスしたりしたらいけませんかね?
312 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:32:14 ID:lDskEJj+
CNで本家パワパフを見てると流れ出すパワパフZのCM。
毎日毎日みやかお妄想してるにも拘らず、あのCMを見ると
もうすっごく懐かしい気分になる。切ない。
どうしたんだ、誰一人いなくなったのか?
ココニイルヨ
通常版17巻…なんかスゲーですね…取りあえず、かおるがブリックに噛みついてるのは、みやこの髪の毛引っ張ってるからって事でいいんですよね?
コミケで買った同人誌だが
今回は新田真子のやつが面白かった
パワーパンクガールズとかネタも渋い
新田真子ってまだ描いてるのか!
確かにあの人なら面白く描きそうだが
しんだまね
死ぬほど懐かしい
「princess wishes」だ
323 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 08:19:17 ID:xG5tMKHl
すばらしい
今更こんな事言ってもしかたないかもしれませんが、ラブラブビームってカレの黒い光の効果で変身したモンスターだけにきかないのですか?
>>316 でも肝心のみやこはオクティしか見えて無いと言うオチか…かおるブッチの方をなんとかしろよ。それならブチバタバブと言う三角関係が…いや、駄目か?
326 :
かしまし:2007/09/03(月) 22:53:48 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その1
「パワパフZ出動だワン!」
放課後の研究所に緊張が走る。
人とモンスターが共存する街、東京シティー。
カレを倒した後も、モジョやギャングリーン・ギャングを筆頭に、黒い光を浴びたモンスター達が街を脅かす。
パワパフガールズZは今日も街の平和を守っているのだ。
「モンスターはどこですの?」
「東京シティータワーの方角です!」
ケンがモンスター反応を感知した場所を特定した。
「よ〜し、チャッチャと片付けてやるぜ!」
「みんな、変身よっ!」
3人はコンパクトをかざし、白い光を飛び散らせパワパフガールズZに変身する。
「頼んだよ!パワパフガールズZ!」
「頑張るワン!」
「じゃ、行ってくるわね!」
3人は研究所から飛び立ち東京シティータワーを目指した。
ブロッサム、バブルス、バターカップ。どんな相手だろうと3人一緒なら負けないわ!
今日もスーパヒロインとしてのあたしを目一杯、出し切っちゃうからね!
そう自分に言い聞かせ、胸を躍らせるブロッサム。
だが、これから悪夢のような災難に見舞われる事など、彼女は知る由もなかった……。
327 :
かしまし:2007/09/03(月) 22:55:37 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その2
瞬く間に東京シティータワーに到着した3人。
「おっ、どうやらアイツらしいぜ?」
「ブロッサム…どうしたんですの?」
「あ…あれは……あれはまさか…!」
これまで数々のモンスターを退治してきた3人。
「あたしの……あたしのフルーツケーキーーーっ!!」
シマウマの群を見つけたライオンのように、モンスターに突進するブロッサム。
「おいバカ!そいつはモンスターだぞ!?」
「待ってブロッサム!危ないですわ〜!」
ガールズの眼前で暴れていたのは、高さ約20m、直径約30m、並みの民家なら一発で押し潰してしまいそうな巨大ケーキモンスターだったのだ。
「なかなか手応えのありそうな奴じゃねえか」
「早速やっつけてしまいましょう〜」
「……」
「ブロッサム…ブロッサムどうしたんですの?」
「おいブロッサム、聞いてんのか?」
「……」
胸の動悸が治まらない。
体中の血液が逆流してしまいそうな…まるで探し続けていた理想の恋人にやっと出逢った…ブロッサムはそんな感覚に陥っていた。
「あたしの……あたしのフルーツケーキーーーっ!!」
シマウマの群を見つけたライオンのように、モンスターに突進するブロッサム。
「おいバカ!そいつはモンスターだぞ!?」
「待ってブロッサム!危ないですわ〜!」
「小さい頃の夢だったの〜〜!大きいケーキに潜り込んで、モグラのように食べ進む夢が、今叶うの〜〜!」
子供の頃の純粋な夢が目の前に広がる。
何人も今のブロッサムを止める事は出来ないのだ。
モンスターは次々と建物をなぎ倒している。
そんなモンスターの懐にブロッサムは電光石火で入り込み、そのまま『ズボッ』と内部へと潜り込んでしまった。
「ブロッサムの奴、お菓子とモンスターの見境が無くなってる!」
「早く助けに行きましょう!」
「でも…モンスターはどうすんだ?」
「このまま攻撃したら中のブロッサムがどうなるか分かりませんわ。先にブロッサムを助け出しましょう!」
「よし、分かった。ったく…しょうがねえなぁ、ブロッサムは…」
やれやれ…と、いった表情でバブルスの後に続くバターカップ。
2人はケーキモンスターの暗黒の中へと入り込んで行った。
328 :
かしまし:2007/09/03(月) 22:57:26 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その3
ケーキモンスターの内部へ侵入したバブルスとバターカップ。
明かりの無い薄暗い闇の中だが、目を凝らすと中の様子が、かろうじて見てとれる。
「わぁ〜お、不思議な所ですわ〜」
「なぁ…この穴って、ブロッサムが食い尽くした跡……じゃあないよな…」
内部は2人が飛び回れる位の筒状の空洞が、まるで蟻の巣のように様々に分岐していた。
勿論この空洞はブロッサムが食べた跡では無く、元々モンスター内部に広がっていたものだ。
「おぉ〜い!ブロッサム〜?どこだぁ〜?」
「ブロッサム〜!聞こえますか〜〜?」
ふよふよと飛行しながらブロッサムを探す2人。
暗闇のせいで今どのあたりに居るのか見当もつかない。
だが2人は徐々に空洞の中心部に近づいていた…。
「バブルス…なんかヤバくないか?オレ達まで迷子になっちまったら…」
「バターカップ…静かに…何か聞こえませんか?」
バブルスが耳に神経を集中させる…。
それを見てバターカップも耳を澄ましてみる…。
「…!聞こえたぞ!」
「あっちの方ですわ!」
2人はすぐさま声の聞こえた方へ飛んで行く。
聞こえた…確かにブロッサムの声で…『助けて』と……!
はやる心を抑え中心部へ向かうと、やがて光が差して来た。
こんな暗闇の中で何故…?
そんな事を思う間もなく辺りは強烈な光に包まれた。
まるで光の方から広がって来た様に…。
「うおっ!」
「眩し……!」
目が慣れるのにどれ位の時間だっただろう…肉体的攻撃では無い事を心で確認し、2人は恐る恐る瞼を開いた。
そこは先程までの薄暗い空洞では無く、まるでベルサイユ宮殿の様な西洋風の豪華な一室だった。
ワイン色の趣のある壁紙や絨毯。
アンティークな家具、それらを眩く照らす幻想的なシャンデリア。
まるで場違いな所にたどり着いてしまった2人は、思わず面食らってしばらく声を出せないでいた。
「バブルス!バターカップ!お願い助けて〜!!」
涙声の叫びに2人は『ハッ』と正気を取り戻す。
そしてそこには、有られもないブロッサムの姿があった。
329 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:00:40 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その4
「ブッ…ブロッサム!お前…なんて格好…!」
「まぁ…!何という事でしょう…!」
2人の顔はみるみるうちに真っ赤に染まっていった。
なんとそこにはアンティークテーブルに置かれた、人がスッポリ収まる程の大皿に横たわる、一糸纏わぬブロッサムの…いや…変身を解いているももこの姿があった。
そしてももこの幼い身体には色とりどりのフルーツ、綺麗にデコレーションされたクリームが施されていた。
早い話が、ももこの身体をケーキに見立てた、フルーツとクリームの女体盛りである。
「お前っ…何で変身解いてんだよっ!」
「だ…だって…美味しそうだったんだもん…」
クスンクスンと泣き顔で訴えるももこ。
「一体何があったんですの!?」
流石のバブルスも怒っている。勝手な行動をとった挙げ句このザマでは当然だろう。
ももこはこれまでの経緯を切々と話し始めた。
「…あたしは夢を叶える為…ケーキの中に潜り込んだの…!」
そう…そこまでは良かったのだが、肝心の中身が詰まってない!
半ば諦めかけたが、空洞の奥の方から上品な甘い臭いがする…。
そしてたどり着いたのがこの部屋だった。
「うわ〜、スッゴい豪華な部屋……あっ!あああっ!!」
信じられない光景に目を疑った。アンティークテーブルの皿の上にあるのは、まるで貴族や王族が食す様な最高級スウィーツがズラリと並んでいた。
スウィーツの宝石箱とは正にこの事か。テーブルに置かれたナイフとフォークを火の速さで手に取ると、瞳を輝かせながら満面の笑みで生唾を飲み込む。
そしてナイフがスウィーツに触れようとしたその時…!
『待って!』
「へっ?」
どこからともなく声が聞こえる。
『私達を食べるのは構わないけど…その白い光を消して!』「えっ…何で!?」『私達は白い光に触れると溶けて無くなってしまうの…』
「ちょっと…!それじゃあ食べられないじゃない!……んもぉ〜…仕方ない、食べる間だけ変身を解くしかないわ…」
コンパクトを手に取り変身解除コードを入力すると……白い光に包まれ、やがて私服のももこが姿を現す。
「どう?これでもう大丈夫よね!食べていいでしょ?」
『ありがとう!さぁ、私達を沢山食べて幸せな気分になって!』
「やった!!いっただっきまぁ〜〜…」
次の瞬間、テーブルのスウィーツ達が次々に合体し、ももこに襲いかかった!
「ちょっとちょっと!何すんのよっ」
330 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:04:33 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その5
スウィーツ達は物凄い力でももこを持ち上げ、皿の上に乗せるとクリーム状に変形して、ももこの身体に覆い被さった。そして信じられない事にクリームが衣服に付着すると、まるで酸をかけた様に溶けはじめてゆく。
それなのに素肌に触れる感触は正にクリームそのもので、痛みも無い。
「やだぁっ!何で〜!?」
『私達はまだ食べられるにもかかわらず、人間に捨てられたスウィーツの成れの果て……食べて貰えない私達の哀しみを、私達が人間を食べる事で晴らす……そして全ての人間を食べた後、私達も消滅する…永遠に!!』
「…そ…そんな…!」
スウィーツをこよなく愛するももこにとって、それは驚愕の事実であった。
「はぁ〜…」
「まったく…」
バブルスとバターカップは深い溜め息をついた。
街でイケメンを見つけては速攻で告白し、玉砕を繰り返す…ももこの性格は解っていた…解ってはいたが……まさかお菓子のモンスターにまでやってのけるとは…。
怒るを通り越して、呆れ果てて何も言えない。寧ろそんな星の下に生まれたももこに、憐れみをかけたい位だ。
だが今のももこは、目のやり場に困る程大変な格好だ。今回の事は大目に見るとして、何とか助け出さなければ。
親友の痴態を前に2人の思いが一つになる。
「でも…これはないよな…」
「悪趣味ですわ…」
顔を赤くしながら、初めて見るももこの女体盛りを眺める2人。
ももこの柔らかそうな膨らみかけの胸…その2つの胸を隠す様に輪切りのパインが覆い被さり、パインの穴から覗くはずの胸の先端に、さくらんぼがちょこんと乗っている。
331 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:07:46 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その6
その部分が不安定なせいか、時折ずれるさくらんぼの甘い刺激にももこの顔が高揚し、トロンとした表情に変わる。
そして胸からお腹にかけては、スライスされたキウイ、苺、さらにバレンシアオレンジが、円を描く様に規則正しく並べられている。
そのほぼ中心の辺り、ももこのおヘソにホイップクリームがデコレーションされている。
両腕と両太ももにはチョコバナナとホイップクリーム……2人が最後に目をやったのは、ももこの最も大切な部分…少女の秘密の花園にあるもの…。
「これって…マンゴーだろ…?」
「悪趣味ですわ…。」
何という悲劇。少女のまだ花開かぬ蕾に、スイカ状にカットされたマンゴーフルーツが大輪を咲かせていた。
「まぁっ!どうしましょう!」
バブルスは目をパチクリさせて、ももこの脇腹に注目した。何と、少しずつではあるが徐々にクリームが湧き出したのである。
「そうか…!まだ作りかけの段階なんだ!するとこれが人間を食うって事なのか!?」
「急げばまだ間に合いますわ!」
「…ってゆうか、ももこ!じっとしてないで起きろよ!」
バターカップがももこの身体を起こそうとするが…。
「ダメよ〜!動かないの〜!全然重くないのに…動かないの〜!」
無理に動かした為、ももこの体温で滲み出た果汁が雫となり、あどけない身体をゆっくりと伝う。
そんな一筋の雫さえも、今のももこの肌は敏感に察知してしまう。
「んっ……あっ…や、やだぁ……!」
332 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:10:29 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その7
「ももこっ?大丈夫か!?」
「…あっ、うん…大丈夫…」
大丈夫…気付かれない…。そう自分に言い聞かせながらも、ももこは耳まで紅く染めていた。
「早く取っちまおうぜ!」
「ももこさん、少しの辛抱です」
バブルスがフルーツを取り除こうとすると…。
「痛っ…痛いよバブルス…」
「ひゃっ!ごっ…ごめんなさい…!」
何と、フルーツはももこと一体化したように貼り付いて離れない。
「くっ…クリームが…取れねえっ!」
バターカップもクリームを拭おうとするが、まるで岩のようにももこに引っ付いている。強引にひっぺがせば、ももこの肌が傷付いてしまう。
かと言ってこのまま手をこまねいていれば、ももこがケーキと化してしまう…一体どうすれば…!
「バブルス!バターカップ!あたしを食べて!」
「「はあぁっ!?」」
この絶体絶命の最中、ももこは突拍子もない事を口にした。余りにダイレクトな発言に2人は火を吹いた様に紅くなり、胸の動悸が益々高まってゆく。
「あっ…そうじゃなくて、あたしのフルーツを食べて!」
「そうは言っても…食えないだろ、これは…」
「聞いてバターカップ!これは人に食べて貰えない哀しみから生まれたモンスターなの!…だったらあたし達が食べてあげる事で、その哀しみを癒せる事が出来るかも…!」
「そうかぁ〜?どう思うバブル……ああ〜っ!!」
ぺろぺろ…。
言うが早いか、バブルスはももこの腕のクリームを舐め取り、ついでにチョコバナナも平らげていた。
「ももこさんの言った通りですわ〜!とっても美味しいです〜」
「美味しい…のか?」
「ヌードラーと戦った時、鶏ガラスープ醤油仕立てを飲んだでしょう?あれと同じ要領ですわ〜」
確かに理屈はそうだ。だがバターカップは別の事で悩んでいた…。このまま食べると言う事はももこの肌に自分の唇が…舌が…直接触れると言う事だ。勿論ももこの胸…お腹…そして大切なその部分にも…。
「…やだ…何これ…あ、熱いよ…!」
「ももこさん!?」
どうやら本格的にマズイ事になりそうだ。果汁がジワジワと熱を帯び始めたのだ。身動き出来ない皿の上で必死に耐えるももこ。
「バターカップ!急ぎましょう!」
「こっ…こうなりゃヤケだ!…よしバブルス、どっから始める?」
333 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:13:18 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その8
「私は右側を、バターカップは左側をお願いします」
2人はテーブルの上に身を乗り出しももこの身体に顔を近付け、腕部のスウィーツを片付ける。
「本当だ…!食うことなら出来るぞ!」
ビクともしなかったスウィーツが、口を近付けるとスルスルと口内へ吸い込まれる。しかも美味い。勢いに乗ったバターカップは瞬く間に左腕のスウィーツを平らげた。
一方、先に右腕のスウィーツを片付けたバブルスは、ももこの脇腹にあるクリームを丁寧に舐め取る。まるでミルクを舐める子猫の様に…ももこの肌を傷付けない様、優しく…優しく…。
「あっ…バブルスぅ…んっ……ふぅ…ん…」
敏感になった肌を舐られながらも、バブルスの唇に身を委ねる…その身体に微妙な別の熱がこもるのを、ももこは感じていた。
「これで腕のスウィーツは取り除きましたわ〜。」
「…あ…やった!動く!腕が動くよ!」
半分涙目で、わきわきと腕を動かすももこ。
「よしっ!次だ!」
「…ねぇ、あたしにも食べさせてくれない?」
「…お前なぁ…」
ここまで来て危機感より食い意地が勝るとは…ももこならノーベルスウィーツ賞でも取れるんじゃないだろうか?
苦笑いを浮かべるバターカップ。
「だって2人で全部食べるのは流石にキツいだろうし…」
確かにこれじゃあ、某チャンピオン番組の甘味大食い選手権だ。でもフォークは勿論、手で摘む事も出来ない。
「まさか…口移しすんのか!?」
「あ…ゴメン…嫌だよね…」
「…いや…」
思わず嫌じゃないと言う所だった…!
バターカップの胸は、もう破裂しそうなまでに高まっていた。そして、ももこと同じく奇妙な熱が下腹部にこもるのを感じていた。
「ももこさんは…嫌じゃないんですの…?」
「あたしは………平気だよ……?」
「…ももこさんがして欲しいなら…私……」
334 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:15:48 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その9
へ…平気って……!?
現実を淡い色調で乱した様なこの幻想的な空間で、バターカップを余所に2人の顔の距離が縮まる…。バブルスとももこ…お互いの潤んだ瞳を見つめ合い…そして意を決した様に、バブルスがももこの胸に顔を近付ける。
バブルスはさくらんぼをくわえ、手に取る。ももこが種を飲み込んでしまわないよう、これは自分で食す。バブルスが再度くわえたのは、ももこの右胸を隠すパイン…。
僅かに触れ合うバブルスの唇…そしてももこの…。
乳房と呼ぶには余りにも未熟な蒼い果実…さくらんぼを除いたその先端は、果汁に濡れながらもしっかりと芽吹いていた。
バブルスがパインをももこの口に運び、ももこはゆっくりと食してゆく…。
「バターカップ…ももこさんの胸…良くして下さいね…?」
「う……うん…」
すっかり2人の色香に惑わされたバターカップだが、頭の中でハッキリしている事が一つあった。今果汁は熱を帯びてる筈だ。早くしないとももこの胸が焼き付いてしまう…!
バターカップは更に身を乗り出し、ももこの右胸に唇を近付ける。
(綺麗だ……とっても…)
素直にそう思った。バターカップは産まれたての雛鳥を扱う様に、慎重に胸を舐り始めた…。ももこの胸を濡らしている果汁をすくい取り、胸の輪郭に沿ってゆっくりと唇を這わせる…。
ぺろ…ぺろん……ちゅるん……
「…んっ!……んんっ!!」
間隔を置いて舌に力を込めると、それに合わせてももこが可愛らしい悲鳴を上げる。親友を救う行為が、逆に自分の中の熱を高める結果となり矛盾を感じ始めたバターカップ…。
それはすぐに掻き乱された。
「ももこさん…パイン…美味しいですか?」
いつもなら大口を開けてパクつくももこだが、最後の一滴まで味わう様に咀嚼し体内へ呑み込む…。静かに『ふぅ…』と呼吸を整えた…その刹那。
バブルスとももこ…2人の瑞々しい唇が一つになる…。
咀嚼後なので口内は充分に潤っていた。2人の天然の蜜が溶けて混ざり合い、互いの味覚を味わう様に舌を絡ませる。
くちゅ…ちゅぷっ…ちゅくくっ…
「…ん…はぁ…」
「…ふぅ…ふぅ…」
呼吸の為、僅かに離れる…それでも瞳に互いの顔が映る程の距離。少女の唇は銀色の糸で繋がっていた…。
335 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:17:58 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その10
「ももこさん……ももこさんて…とっても美味しいんですね…」
少しだけ小さな声で途轍もなく恥ずかしい事をぬかすバブルス。これが天然の成せる技か。
アンティークに囲まれたゴシック調の一室…。
1人の少女を、2人の少女が四つん這いで、交互に愛撫を与え救い出すと言う、一種異様な光景の中…ももこの肢体がいよいよ露わになった。だがこれまでの要領が悪かったのか、最後になってこの部分を…いや、最後だからこそ残していたのか…。
少女達の禁断の遊戯は、最後の詰めを迎えようとしていた。
「バターカップ…残るは此処だけですわ…」
「お…おぅ…」
正月に出される甘酒を飲み過ぎた様な感覚に陥った2人。
当然だ…こんな状況でももこ程の微酒に酔わない者がいるだろうか?
「最初は…バターカップにお願いしますわ…」
「なっ…?何で…」
珍しく頼りない声で返すバターカップ。
「口付け…私がしてしまいましたから…」
ももこの唇を奪って、あまつさえ大切な秘部までは奪えないと言う、バブルスなりの気配り。
でも、だけど…ダメだよ…此処はももこの……大切な…。
「バターカップ…お願い…あたし、バターカップに最後までして欲しい…」
迷子の子供がやっと母親を見つけた様な顔…瞳にうっすら涙を浮かべ、切なげに懇願するももこ。
この瞬間バターカップの母性本能が目覚め始めた。
「ももこ…どうなっても知らないからな…!」
バターカップにして欲しい…この言葉が引き金となり、ももこの秘部に咲く仮初めの華を一つずつ処理してゆく。
もはやバターカップに躊躇いは無かった。
「ももこさん…私達も…」
「……んっ…」
バブルスは未だ冷めきらない、ももこの胸に口付けを添える。
そして、ももこの秘部の正面で、邪魔なフルーツを口に含むバターカップ。
まだ蕾のままの部分が徐々に暴かれてゆく。ももこもそれを感じていた。仰向けに、それも目を瞑っているにも関わらず、バターカップの行動が手に取る様に解る。
やがて身体の異物が全て排除されたように、身体が軽くなった。今なら身体を起こし自由に動き回れる!
336 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:20:08 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その11
だがももこはそれをしない…いや、出来ないのだ。バターカップに見つめられている…。ももこの…最も大切な……。
ももこ…いいんだな?…オレ…もう我慢出来ないぞ……。
バターカップの眼前に広がる、生まれたままの姿のももこ。まだ幼い身体…滲んだ汗は一つの雫となり…桃の様な蕾を伝い流れる…。
ちゅっ…。
「…あっ…!」
ぷっくりした桃の裂け目に沿ってバターカップは唇を這わせる。不器用ながら、秘部に残る果汁の一滴をもすくい取る。
ちゅるっ…ちゅるるるっ…ちゅぱっ!
「…やっ…!…あっ…あっ!バッ…バターカップぅっ…!」
ももこの身体が小刻みに…ピクンピクンと跳ねる。バターカップが与える口付けに感応し、全く同じくリズムで…小鳥がさえずるように声を上げる…。
ももこの声が変わった。今までとは明らかに違う。
バターカップもバブルスも気付いていた。
近いのだ…。
バブルスが胸の先端を甘噛みする…。
バターカップが、ももこの最も敏感な部分に口付ける…。
「あ…あっ……………っっ!!」
ももこは大きく仰け反り、ゆっくりと身体を鎮めていった…。
規則正しい息遣いに合わせて、ももこのぷくっとしたお腹が上下する。
目は瞑っているが、2人の手をギュッと握っている。
良かった…ももこ…もう大丈夫だな…。
「バターカップ…まだですわ…」
荒い呼吸で、尚も秘部に近付くバブルス。
「女の子は何度でもする事が出来るんですの…」
そんな…無理だ…だってももこはもう…。
バターカップが一歩退いた時…一瞬、ももこと目が合った。先程の衝撃で涙が溢れている。
ももこは力無く、ふるふると首を横に振った。
意地悪しちゃ、やだ…最後まで一緒に…。
無言の訴えだった…バターカップは無意識の内にももこの顔に覆い被さっていた。
「いいのかよ…こんな…女の子同士で…」
「…男のコの方が良かった?」
「意地悪言うなっ!」
337 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:21:50 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その12
バターカップは林檎の様な紅い顔で、ももこの唇を塞いだ。ニコニコとそれを見ていたバブルスも、再び愛撫を与える。
お互いを求め合う為の口付け…。
音だけ聴けば、それは淫らで不純と言えるだろう。
だが、ももことバターカップの中にはそんな言葉は無かった。息の続く限り、止めどなく溢れるものを互いに注ぎ合い、また己の中に満たしてゆく。
そこでは目の前の人しか見えない、雪の様な純白の世界が広がっていた…。
やがてももこの花の蕾に変化が起こった。
「まぁ…ももこさん…素敵ですわ…」
果汁ではない。間違い無くももこ自身から溢れる透明な蜜…。
「…美味しい…とっても…ももこさん…ももこさん…!」
ぴちゃ…くちゅん…ちゅぅぅぅっっ…!
「あんっ…!……やぁ………ひぁ……………っっ!!!」
与え…満たし…そして…………。
ももこは、まだ花開かぬ少女のままの蕾から、熱く…激しい……透明な旋律を奏でた………。
338 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:24:10 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その13
一方、モンスターの表側。東京シティータワー周辺では…。
『ホッホッホ…人間を残らず取り込んで、全てを無に帰してあげるわ!』
フルーツケーキモンスターは次々と住民達を飲み込んでいった。
『!?…何?か…身体が…!』
スポンジの弾ける音と共に、赤、青、緑の光が勢い良く飛び出した!
「戦う愛のサイエンスレジェンド!パワパフガールズZ!!」
『そんな!生きていたの!?』
「さっきはよくも騙してくれたわね!ちゃんとお返ししてあげるから!」
ガールズ達は色んな意味で体力を消耗していた……が、まだ微熱の残る身体から新たな別の力を感じていた…!
「いくわよっ、バブルス!バターカップ!」
「ハイです!」
「おうよっ!」
「トリプルサイエンスアタ〜〜ック!!」
3人の武器から放たれた一条の光は、みるみる巨大化し、モンスター丸ごと包み込んでしまった。
『ひ、ひィィーーーー!』
モンスターは跡形もなく消し飛んだ。
中に飲み込まれた人々もみんな無事だった。しかもあれ程巨大なパワーを放ったのに、建物の被害が全く無い。
ガールズ達はお互いの愛を究極まで高めた事により、モンスターのみを浄化する技を放ったのだ。
339 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:25:45 ID:i7MkqA5t
『逆襲のスウィーツ』その14
「…ん?あれって…」
ブロッサムが何やら見つけたようだ。
そこは丁度モンスターが消え去った場所…。
そこにはコンビニなどで見かける小さなフルーツケーキ。
よく見ると…。
「何を見つけたんですの?」
「このケーキ…賞味期限が切れてる。」「この日付って、オレ達がパワパフZになったすぐ後じゃねえか?」
期限切れで捨てられ、その時黒い光を浴びたこのケーキは、自分と同じようなスウィーツを吸収し、復讐の機会を伺い、今日まで生きていたのだった。
そして研究所に戻ったももこ達…。
「あんたの事食べてあげられないけど…別の形でみんなの役に立ってね!」
ももこは、魚の骨や野菜の皮などを有機分解して、新たな肥料とする、バイオポリバケツにケーキを入れた。
「これで一件落着ね!」
「それにしても〜、今日は大変な1日でしたわ〜」
「…………」
「どしたのかおるぅ〜〜」
「べっ…別に?」
「かおるさん、照れてます?」
「うるさいなぁ〜っ!」
ももこがぬふふっと小悪魔の笑みで、にじり寄ってくる。みやこはいつもの笑顔でこちらを見ている。最もみやこの笑みの裏に何が隠されているかは知る由もない。
「ホント、かおるがあぁ〜んな激しいコだなんて思わなかったな〜〜。思いっきり食べられちゃった〜!」
ムッカ〜〜〜ッ
「お前もポリバケツに入れてやるぁぁ〜〜っ!」
「ちょっとちょっと!何すんのよ〜!?」
ふふ…かおる、ありがとね!
大好き!!!
おわり
340 :
かしまし:2007/09/03(月) 23:29:25 ID:i7MkqA5t
女体盛り書いてみました…
文字制限の関係で、10話が14話に伸びてしまいましたorz
イイねイイね! GJ!
これから寝ようって時に何てものを読ませてくれたァ!
GJ!
ブロ受け好きなオレには最高でした女体盛りか…盲点だったな…兎に角グッジョブ!
344 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 20:12:18 ID:0O9GN14n
だ
いいよエロイヨいいエロイ
GJ!!!!!!!
つーか抜いた
このスレ的にって死ネタとかどうなんですか?
俺は全然OKだぜ!
348 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 21:04:06 ID:QnJZhnGd
ii
死ネタってのはキャラ死亡関連の話か? 俺もOKだが、どうなんだろうな。
グロくなければ……
351 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 17:05:29 ID:bAbQQdvF
sa
352 :
美穂:2007/09/17(月) 17:15:38 ID:jiw+bQFU
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
> これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。
> 驚く結果をご覧いただけます。
> このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事がかなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を貴方にもたらすでしょう。
>
> 約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。
> たった3分ですから、ためす価値ありです。
>
まず、ペンと、紙をご用意下さい。
先を読むと、願い事が叶わなくなります。
>
> @まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
>
> A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
>
> B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前をかく)
>
> 必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
>
> C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
>
> まだ、先を見てはいけませんよ!!
>
> D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
>
> E最後にお願い事をして下さい。
>
> さて、ゲームの解説です。
>
> 1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
>
> 2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
>
> 3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
>
> 4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
>
> 5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
>
> 6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
>
> 7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
>
> 8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
>
> 9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
>
> 10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。
>
> この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。
>
> そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
こんなん貼ってるって事は
信じちゃったのかw
簡単に騙される人は純粋だがバカ
あの〜前あった抱き締めてキスしたいシリーズはもうやらないの?やらないならブマバブで軽いやつ乗せていいですか?
どうぞどうぞ
いつからだろう・・・・ぼくちゃんがキミの事を気にするようになったのは。
いつからだろう・・・・ぼくちゃんがキミの事を考えると胸が熱くなるようになったのは。
いつからだろう・・・・キミの事を誰にも・・・キミといつも一緒にいるあの二人にも渡したくないなんて思うようになったのは。
蒼と青
最初はただ気になってるだけだと思ってた、でも寝てるときも、ご飯食べてるときも、ブリックやブッチと話してるときにもたまに・・・・
君のことが頭をよぎるようになってた。
自分とは少し違う感じの水色の瞳、なんだか触れたくなるような金色の髪、きれいな肌、そして・・・・・
かわいい笑顔。
いつもそこまで考えてぼくちゃんは意識がもどる。時々ブリックに「今の話聞いてたのかよ?」って怒られちゃう。
そしていつも胸が熱く、早くうごいてるんだぁ・・・ドクン・・・ドクンって。
はぁ・・・ぼくちゃんはいったいどうしちゃったんだろう?まだ胸が熱い・・・キミに聞けば何か解るのかな?
今までキミにイタズラばかりしてきちゃったぼくちゃんだけど、この熱い気持ちを聞いてくれるかな?ちゃんと聞いてくれたら、うれしいな・・・・。
「おーい!ブーマー!!おいてっちまうぞー!」
あ、ブリックが呼んでる・・・そうだぼくちゃんたち散歩してるんだった。いつのまにか立ち止まってたみたい。
「わ〜!!二人ともまってよー!」
ぼくちゃんは遠くに見える赤と緑の男の子に追いつくために走り出した。
ねぇ、今度キミに会ったら聞いて見てもいい?この気持ちが何なのか・・・・いいよね?・・・バブルス。
〜おわり〜
以上です。
お言葉に甘えて休日に作ったやつを乗せました。
もう終わりかよ!!!とお怒りの方すいません。
あとブーマーはもっと黒いほうがよかったでしょうか?
ずいぶん純情なブーマーだな。
そのブーマーがバブルスに何かする展開をキボンするものであります
ブーマーはむしろ純粋無邪気な勢いで強姦に走りそうで怖い。
あるあるあ……ねーy…あるある
RRBがもし意識しだしたら…
ブリック→彼女が出来ても素直になれずによく喧嘩
ブーマー→純粋に好きになるけど嫉妬深く ブッチ→好きな娘の前では緊張してうまく話せない
何となくオレのイメージだけど…やっぱり有り得ないでしょうか?
いいじゃないか!
ありえるありえる!
まんまそんなイメージ
>>361 喧嘩しててみやこあたりに「二人共仲がいいですわ〜」っていわれるブリブロを妄想してしまった……誰かそんな話書かないでしょか?
バタカボックス…元気だ
バタカボックス……?
あれか、かおるのスメルフルな靴下や使い古した歯ブラシ等の
素敵グッズがいっぱい詰まったみやこさん秘蔵の箱の事か。
367 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 21:16:02 ID:gEdjSYZQ
C
368 :
中川大河¥:2007/10/06(土) 21:09:39 ID:G4JOBR6K
とてもおもしろいですねぇ!
うーん………書き込みがないな………
ふたなりという言葉を目にしただけで即、かおるの顔のあちこちにグイグイ押し付けて
プルプル震えながら顔ズリ発射するみやこさんが思い浮かぶ我がみやかお脳よ。
さっきガールズがマリみての制服着てる夢を見た
似合わなかった
372 :
保守:2007/10/16(火) 00:02:36 ID:NCDbNkCI
>>370 ももこさんがわたしの上で切なげな息を吐きながら腰を前後に振っています。
わたしはまだかおるさんの膣中にいたかったのに。
疲れ果てて横で寝息を立てているかおるさんの可愛らしい唇に
そっと唇を重ねてみました。
わたしの味がします。
その瞬間、ゴボッと音を立ててかおるさんの脚の間から
わたしの出した精液が溢れだしました。
「ちょっとちょっとちょっと〜!みやこも協力してよねっ!」
上下運動のピッチを上げ始めたももこさんが息を荒げます。
わたしも腰を動かしてみました。
奥のぽっこりしたボールみたいなものにわたしの先の方をぶつけてみます。
「ちょっ……ち……ちっ」
ももこさんの膣の中が急にきつくなりました。
ももこさんは何を言ってるんだろう?と思いながら
仰け反るももこさんと一緒に、今日何十回目かの射精を迎えました。
(続かない)
相変わらずみやかお率の高いスレだな…だがそこがいい
>>372 何だかそのみやこさん、ももこを黙らせた後に気絶したままのかおるを
黙々とピストンし続けていそうで怖い。
>>374 みやこさん、怖いですか。
気怠いふんいきのつもりだったんだけど修行が足りんなあ。
今回はどうでしょう。
「なあみやこ、本当にこんなのが気持ちいいのかよ……」
涎で口の周りをベトベトにしたかおるさんがわたしを見上げながら聞いてきました。
「男って不思議だな……父ちゃんも母ちゃんにしてもらってんのかな」
まあ、なんてことでしょう。
かおるさんはとんでもない勘違いをしています。
再びわたしの脚の間に頭を埋めようとするかおるさんの顔を両手で持ち上げます。
そのまま顔を近づけられる限り近づけて、わたしは囁きました。
「かおるさん、かおるさんにしてもらってるからわたしは気持ちがいいんです
他の人では絶対にこんなことにはならないんですよ」
……どうしたことでしょう、かおるさんは耳まで真っ赤にしています。
「続けるよ」
と一言呟くと、わたしになぜか生えてしまった男の人のものにまた舌を這わせ始めました。
きのこの笠のような部分にぐるりと可愛い舌をまわし。
ちろっと出した舌先で棒の根元から上まで舐め上げて。
あまりの心地よさに思わず閉じそうになるわたしの両足を左手でこじ開けながら
右手は棒の下の袋状のものを優しく撫で回します。
腰を中心に痺れるような快感を覚え、わたしはただかおるさんの髪の毛を両手で
撫で回しながら
「かおるさんっ……かおるさんっ……」
と呟くことしか出来なくなっていました。
自分の顎に回ってきた液体が涙なのか涎なのか自分でも区別がつきません。
永遠にも思えたそんな時間ももう終わりそうです。
そんなことは初めてなのに何故だか判るのです。
「かおるさん、何かでちゃいそうですから……」
離れてくださいと言いかかったとたん、かおるさんは何を思ったのか
わたしのものを先の方から全部口の中に収めて、自分の頭を前後に振り始めてしまいました。
「や、そ、そ、それは……!」
頭の中が真っ白になり始め、背中の下のほうに激しい電気が走ります。
なんとか意識を持たせて、腰を引こうとしましたが
かおるさんが追いかけてきて、さらにわたしを奥の方まで飲み込んでしまいました。
「! ! !」
激しい運動の後の心臓のような感触と共に、何かがわたしの先から放たれるのを感じながら
頭の中が真っ白になってゆきます。
意識が途切れる直前、ごくっごくっとかおるさんが何かを飲み干す音が聞こえました。
(続かない)
>>376 いいねいいね! それにこのスレでみやこさんが怖いというのは半ば褒め言葉だから大丈夫。
漢字説明ジェネレータによると、赤堤ももこの赤は赤ちゃんプレイの赤だと………ももこ…いくらもて無いからってそんな……
>>378 その情報だけで
ももこが時々ちょっと漏れちゃうって話を不用意にもユートニウム博士の前でしちゃって
博士がいそいそと用意したおむつを馬鹿正直に学校にはいていっちゃって
授業中におむつの紙の違和感でもそもそしているうちに催しはじめて
だれにもわかんよね!って自分に言い聞かせておむつの中に放尿してしまい
みんなのいるとこでで変態だあたしとか思ってたら性的に催してきて
さらにもそもそしてるとこをみやこさんに気づかれるが見て見ぬ振りされる
ってとこまで妄想した
>>379 その後でモンスターが現れて変身したら……さらに相手がRRBでスカート捲られたら……
糖尿気味だろうから匂いが健康的でないだろうな。
そこはファンタジー(ご都合主義ともいう)でスイーツで飲んでも美味な尿が出るんだよ
内山亜紀のマンガで中におしっこをすると尿を卵型の容器に入ったジュース仁変換してくれるオムツがあったな…
内山亜紀て……
どんだけ年季入ったペドなんだよw
384 :
nnn:2007/10/23(火) 16:08:37 ID:QO3q14hN
jyj
385 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 03:56:45 ID:P+X3ipec
hoosu
>>378 松原かおるの松は松葉立の松で原は秋葉原の原らしいね、かおるエロいぞ
松葉立って何?
なんかエロい体位かなんかじゃね?
逆さまになるやつだよな
アクティブだな
ううん、ネタはあるのに書く時間が無い。こんな時間にちょっと愚痴るのが精一杯だ。
392 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 08:51:43 ID:0oXtq2/m
保守
393 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 08:41:23 ID:uTI1vFNx
保守
保守ですわー
保守だぜ!
保守よ!
今更だが松葉立じゃなくて立ち松葉だな
立ちながら松葉崩しの体位でハメるとゆう
死ぬわ
398 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 08:45:11 ID:MK69T7d0
保守
みやこさんの子宮に思いっきり射精したい
「できてるといいですね」とおなかをさすってる
みやこさんの頭をなでなでしたい
400 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 15:06:35 ID:9wEEqGnT
かおるに怒鳴られながらエッチしてぇ(;´д`)
誰かエロネタ振ってくれ
1レスSSにしてみたい
3人娘が1人ずつ御奉仕
ケン女装
少年達を女装させて逆レイプみやこ様か女子達を喰いまくる百合姉さまなみやこさん
>>404 ボーイズをそれで襲うみやこを想像した。もう彼女は普通の男の子を愛せなくなってるなこのスレ的に
かおるが性転換するしかないな
もしもPPGZがブロッサムとバターカップの二人しかいなかったら、きっとこういう話に
なっていたに違いない。
「くんくんくん、モンスターの匂いだワン!」
「よし! ももこくん! かおるくん! 直ちに変身だ!」
「はいぱぁ〜ッ! ブロッサム!」
「パワードォ…! バターカップ!」
「力と技のバターカップ! そしてアホの子ブロッサム! 二人揃ってパワパフガールズZだワン!」
「東京CITYの平和はあたしたちにおまかせ!」
「…なぁ、お前今サラッと悪口言われてたぞ?」
「いいから早く出動して下さい!」
「了解! ほら、いくよバターカップ」
「お、おう」
「そこまでよ! いますぐ――って、またあの子?」
「うふふ〜、お待ちしておりましたわ〜」
「げぇぇッ! バブルス!?」
「とにかく、あたしたちパワパフガールズZがきたからには……ちょっと、バターカップ?」
「いや、俺ちょっと急用が」
「なにいってんの! バブルスをやっつけるのが先でしょ!?」
「だってアイツいつもいつも俺にヘンな事しようとするしー!」
「説明しよう! 何処かの誰かがバターカップへのディープな妄想中に黒い光を浴びた事によって
誕生したエロエロモンスター、それがローリング・バブルスである!」
「パパ――じゃない、博士! 急に誰に何を解説してるんですか! 聞こえますか、ブロッサム!
バターカップ! 何度か戦っていますからもう解かってるとは思いますが、バブルスはお二人と
ほぼ同等のパワーを持ってます! 数の優位で攻めて下さい! 一対一に持ち込まれると危険です!」
「ところで、ケン。ついさっき、こんなものが届いたんだが……」
「ケーキだワン!」
「わぁ、美味しそうですね。そう言えば、少しおなかが空きました」
「さ、モンスターは彼女らに任せて、我々は我々に出来る事をしよう。取りあえず、ティータイムだ」
「はい、博士」
「ケーキ大好きだワン!」
「うふふ〜。さぁ、バターカップ。私と勝負ですわ〜」
「うぅ……。お、おいブロッサム、こうなったらコンビネーションで一気にカタつけるぞ!」
「わかったわ!」
「あ、ちょっとお願いがあるんです。私とバターカップの二人っきりにして下さいませんか〜?」
「えぇえッ!? や、ちょ、それ俺困るって!」
「あのね、正義のスパーヒロインが悪のモンスターのいうこと聞くわけないでしょ!」
「実は私、皆さんで召し上がって下さればと、最新スィーツ詰め合わせを贈らせていただきました。
もうそろそろ研究所に届いている頃かと〜」
「ふざけンな! それがどうし――って、おい! ブロッサム!」
「え? なに?」
「何じゃねェよ! どこ行くンだよ!」
「いや…ドコって、別に。あ、イタタタタ! 急におシリが虫歯に! はやく研究所に戻らなきゃ!」
「それが嘘だって事は俺が一番よく知ってンだぞ! おい、ホントに行っちゃうのかよッ!? おいッ!?」
「隙ありですわ〜。バブルネバネバ〜!」
「うわッ!?」
「これでもう動けませんわ〜!」
「ち……ちくしょう、放せ!」
「嫌ですわ、せっかくキレイに出来ましたのに。手足だけを上手にくっつけるのって、これで結構
難しいんですから〜」
「知るかよッ! いいからコレ――あッ…?」
「……うふ。私のコスチュームとそっくりですからひょっとしたらって思ってましたけど、やっぱり
この下には何も着けていないんですね。うふふふふぅ」
「ちょ、おい! 服ン中に手ェ突っ込むな!」
「下も…そうなんですか?」
「え……? あ、やだッ、ソッチはやめろよッ!?」
「うふふ〜。さぁ、このままどこか二人っきりになれるところに行きましょうね〜」
「おい、ゴメン、悪かった! 謝るから!」
「じっくりたっぷりねっとりですわ〜」
「イヤだぁぁぁ〜!」
「はぁ……昨日は酷ェ目にあったぜ」
「あたしも…。博士たちったら、ひとつも残しておいてくれないんだもん」
「かおるさん、ももこさん、おはようございます〜」
「おう、みやこ。おはよ。……何だよ、元気ないな」
「はい〜。昨日はせっかくパワパフガールズZが活躍しましたのに、わたしまた眠ってしまってた
みたいなんです〜」
「そりゃあ残念だったな。ま、昨日のは別に見なくても…」
「そんなわけにはいきませんわ〜。せっかくのバターカップの勇姿を見逃してしまうだなんて」
「ブロッサムは?」
「わたし、バターカップ大好きですのに〜」
「ね、ねえ、ブロッサムは?」
「ですけど、こうして朝からかおるさんとご一緒出来るんですから、これ以上の贅沢を言っては
バチが当たってしまいますわ〜」
「おい、あンまりくっつくなよ」
「……アンタたち、毎日毎日ほんっとに仲イイわよね」
「いや、だって、みやこが勝手にベタベタしてくるから…」
「うふふ〜」
妄想してる時に黒い光を浴びたってwwwwww 後ブロッサムがいらない娘あつかいなのが萌え。
かおるが寝ている間にマムコに指差し込んでニタニタするみやこさん、という夢を見ながら目が覚めた。
これから24時間の勤務にでかける朝の、最高のスタートとなったぜ。
>>407 みやこだけモンスター、だけど普段の三人は仲良し…っていうソワソワしちゃう関係、
かおる萌え属性に優しいストーリー…
とにかく極上でした!
「さぁ〜、今日もわたしとバトルですわ〜」
「ま、またバブルスかよぉ! ブロッサム、悪ぃけど後は任せ――」
「バブルボヨーン!」
「うわッ!?」
「バブルネバネバ〜!」
「くそっ、またこんな…!」
「バブル触手〜!」
「ってお前それ全然バブルと関係な……あぁぁ〜!?」
414 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 08:13:45 ID:DdIMDCOE
みやかお?もっこもこにしてやんよ
みやこさんのお部屋の引き出しには、一番下の段はかおるの未洗濯の下着や真空パックを施された靴下が幾つか。
ボーイズで一番人気あるの誰?
残念ながらボーイズ自体人気ありません
アメーバーボーイズならそこそこ人気が。
そうか…なら書くの止める
いやいいっすよ別に。
自分の書きたいものが書けない人は書かなくてよろしい。
「書く」と「書かない」なら、書いたほうがいいと思うなあ
422はともかく、少なくとも俺は読みたいし
過疎なんだしさー
書き手を追い出すようなことするのはやめようぜ…
でもアレだ、上の流れで殊更書くのやめる宣言してるくらいなんだから、それほど書きたいわけでも無いんだよ。
書きたいなら気にせず書いてるだろうしな。
神の降臨を待つだけさ
姫子vsくりこが見たいお
保守
保守だモジョ〜
保守ですわ
えっとここに投稿していた話を勝手に漫画にしたのですが、公開とかしたらやっぱりよくないですよね?
ちなみに前スレのやつなんでどなたが書いたか記憶になくて‥
別にいいんじゃねえの
本当ですか
相談に乗ってもらってありがとございます
えっ・・・?
437 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 13:24:44 ID:b4BTcxq1
まぁ…何の話しかあらすじくらいは…いや拝見する時の楽しみが無くなるからダメ?
たしかにね
この話ですって言えばすぐわかるし作者本人も反応してくれるかもしれないのに
えっとうろ覚えですが、
みやこさんの手紙の中にオ●ニーを見せてくださいって手紙が入っていてそれを見たかおるとももこが屋上で‥
見たいな話を元にしました
よし、それをうpする作業に戻るんだ
>>441 ※ちょっと小休憩※
復活は12月の第二週を目指してますo(_ _*)o
最高級のプレゼントだぜコンチクショウ
444 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:25:58 ID:M+useQKk
hssh
このスレの存続を願って、あけましておめでとう。
あけおめ
正月といえば姫初めですね
かおるは俺の嫁
y6
みやかおハァハァ
ももくりハァハァ
○月 ×日 曇り
今日、かおるさんが大声で笑った時に、唾が私の腕に飛びました。かおるさんはそれに気付かなかったので、
こっそりとかおるさんの唾を舐めました。そうしたらかおるさんに「顔が赤いぞみやこ」と言われ、慌てて
風邪を引いて熱があると言い訳すると、かおるさんの手がわたしのおデコに。とってもラッキーな一日でした。
○月 △日 曇りのち晴れ
今日のかおるさんはいつもよりもサイズの小さいショートパンツを穿いていました。ぱっつりと張り詰めた
お尻のカタチがとっても素敵で、一日中ドキドキでした。どうすればかおるさんに気付かれずにあの
ショートパンツを脱がせられるかを思案していましたが、名案は浮かびませんでした。今後の課題です。
○月 □日 晴れ
今日は体育の授業がありました。かおるさんのお着替えをじっくり拝見させて頂こうと思いましたのに、
ももこさんが邪魔で少しも見られませんでした。しかもももこさんはかおるさんの下着のデザインに
ケチを付けていましたので、自分だけかおるさんの下着を見たに違いありません。
ももこさんとはいつか決着を付けなければならない、と思いました。
○月 $日 雨
今日はとても素晴らしい日。モンスターとの戦闘中、一瞬の混乱に乗じてかおるさんの胸にお触りしました。
かおるさんもそれには気が付いた様子でしたが、わざと触った事まではバレていないと思います。
今日は右の胸でしたから、次のチャンスには左の胸を触りたいです。
きもいですみやこさんきもいです
そだ |------、`⌒ー--、
れが |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
が |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
い |ヽヽー、彡彡ノノノ} に
い |ヾヾヾヾヾヽ彡彡} や
!! /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
lミ{ ゙イシモ'テ、ミヽ}シィ=ラ'ァ、 }ミ}} l
ヾミ  ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄ lノ/l | |
ヾヾ " : : !、 ` lイノ l| |
>l゙、 ー、,'ソ /.|}、 l| |
:.lヽ ヽ ー_ ‐-‐ァ' /::ノl ト、
:.:.:.:\ヽ 二" /::// /:.:.l:.:.
:.:.:.:.:.::ヽ:\ /::://:.:,':.:..:l:.:.
;.;.;.;.;;.:.:.:.\`ー-- '" //:.:.:;l:.:.:.:l:.:
普通にみやかおが結婚してる話とかないかな…
いや既に普通じゃねえだろそれ
もう今更そんなツッコミ野暮じゃないか?
×月 #日 晴れ
今日のかおるさんは下校中にアイスを食べていました。少しでも長く味わえるように、と
チビチビと舐めては結局溶けて落としてしまうももこさんとは違い、一気に齧って噛み砕く
かおるさんの食べ方は豪快でとっても素敵です。つい見とれていましたら、かおるさんは
「みやこも食うならおごってやるぞ」と言って下さいました。
違います、かおるさん。わたしが欲しいのはアイスの方じゃありません。
×月 л日 晴れ
今日もかおるさんはアイスを食べていました。昨日のように気を遣わせてはいけませんので、
なるべくかおるさんの方を見ないようにしました。別れ際、かおるさんは残った棒を丁寧に
舐め取ってからわたしに下さいました。「当たったからやるよ。もう一本貰えるから食ってくれ」
と笑うかおるさんの唇が濡れて光っていて、一瞬本気で飛びかかってしまおうかと思いました。
アイスの棒は家に持ち帰ってから残さず美味しく頂きました。
変態みやこさんイイヨ変態みやこさん
自分の中でみやかおはもう結婚して子供までいます。
男前な女の子と可愛らしい女の子、女々しい男の子の仲の良い三姉弟です。
デュミナス三姉妹のような。
461 :
458:2008/01/19(土) 20:44:05 ID:sWOaMlcz
>>460 ちょw
ごめん、あんまり詳しく考えてないんだ。
まぁまぁ…考えてもらえたら面白いな…ってだけですから気にしないで
それぞれかおるにそっくりな子とみやこさんにそっくりな子、そこへ何故かももこにそっくりな子も加えて
血筋に疑惑を含んだ子供達になると思われる。
誰が産むの…みやこ?
モジョ
466 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 08:11:59 ID:gg53J0ki
みやこだろ
多分パワパフzの世界は進んでるから同性同士でも子供が生めるんだよ!多分
きっと松原夫妻みたいな夫婦…妻婦?になってるんだろうな>みやことかおる
意表を突いてケンのママ
みやこさんには極太なのが生えてるんだから生むのはかおるだろ、普通。
○月×日 はれ
最近、かおるさんの事を考えると夜も眠れずお肌に悪いので博士に相談したら、睡眠薬をくれました。
強力な薬で、これを飲んで眠ると最低でも2時間、何が起きても目が覚める事はないとか。
ですから、薬を片手にやっぱりかおるさんの事を考えてしまいます。結局眠れません。
この薬。かおるさんに飲ま
○月×日 はれ
薬は捨てました。あのまま持っていたら、多分我慢できませんでしたから。
ごめんなさい、かおるさん。
○月×日 くもり
かおるさんの帽子から、かおるさんの髪の毛3本入手! 笑いが止まりません。
とりあえず、1本はプラケースに入れました。永久保存版です。もう1本はさっき食べました。
残りの1本はどうしましょう。何か素敵な使い道があると思うのですが。
自分の毛と混ぜてクローンでも作ってみては?……ごめん…自重するわ
なんつーヤンデレみやこさん
博士なら出来るハズだ!>クローン
お砂糖。スパイス。素敵なかおるの髪の毛と靴下いーっぱい。
全部まぜればメッチャかわいいかおるができる!
はずだった
だけどみやこさんは間違えてよけいな物まで入れてしまった! それは
エロ同人誌
おかげで腐女子なかおるのできあがり
博士×市長がメインです
変態みやこさんマンセーwww
かおるは受けオーラ全開なんだろうな
いやでも天然攻めかおるも捨てがたい
普段は攻めなみやこさんも、たまにいきなりどきっとさせられるんだよ。
みやかおもかおみやもたまんらん
過去ログの(1スレ目の)SSって読めますかね?(´・ω・`)
誰か保存してる方いたらぅPしてほしいっす
>>480 か「お、おい、何で俺がそんなことしなきゃなんないんだよ!
俺は関係ね〜ッ!」
>>480 み「焦らさないでくださいね?v(ニコニコ」
久々に録画1話から見直してZ熱が再発したわ
かーいいなホントにもう(´Д`;)ハアハア
かおるたんお兄ちゃん好きは異常
俺も性的な意味であんないもうと欲しい
パワパフZって観ると魔法かけられるよな
パワパフz観ると自分がツンデレっぽくなる
面白いと思えないのに面白いというか…変な感じ
新作SSマダー?
RRB登場回のみやこって
なんであんなに黒いん?
昔、まだ園児だったころにお父さんに辱めを受けた。
知らないおじさんにまで相手させられた日々があった。
みやこはそれを常識だと叩きこまれて育っていた。
しかし母が仲介料を取っていた事を聞き、トラウマ発動。
みやこは純心だった故に、その反動は想像を絶した。
近隣の浮遊霊や憎悪、黒い粉を吸収し殺意の波動発動。
そのチカラはカレと対等かそれ以上だった。
ただ絶対滝に違うのは、自我が崩壊している事。
母の内臓をえぐり、父の首をはね、目に映る男という男を冥土に送った。
まだ息のあった母はおばあちゃんに連絡をし、その途中息絶える。
やがて結界陰陽師であり霊界魔術師でもあったおばあちゃんが登場。
みやこを説得するが、心そこにあらず。
結界を施すもみやこの正当なる殺意は霊結界おも撃ち砕く。
おばあちゃんはみやこの足を止めるのが精一杯だった。
しかし足止めの途中に微かに感じた黒い意識。
…黒い粉!?
昔カレと戦った事のあるおばあちゃんは即座に気づく。
黒い粉。それは消すことが出来ない影。封印しか手が無い。
おばあちゃんは屋敷に魂霊血界を施す。
己の意識を鍵に、屋敷に黒い粉を封印させた。
屋敷から出る事は封印を解くことになるという諸刃の剣。
これにより屋敷はモンスター化するが、封印されているため殺意は消えた。
そう、殺意や憎悪は総ておばあちゃんの中へ流れ込んでいたのだ。
そして数日後。
霊界魔術師の仲間を呼び、遺体と記憶の偽装を施した。
みやこが意識を取り戻した時にはすでに親は無く、おばあちゃんのみ。
「突然の話だったわねぇ、みやこ。悲しいかい?」
「うん、悲しい。…でもおばあちゃんが居るから大好き!」
しかしみやこの潜在意識の中には男に対する傷が残っていた。
〜ゲヒン・オトコ・スベテ・コロス〜
本人はまったく気づいていない。
なぜならその想いもまた、おばあちゃんに流れ込んでいるのだから…
何週間か前に本スレでガールズがボーイズを育てる話をやらないかな…みたいな妄想があったんだけど…このスレ的にブーマーが一番偉い目に合うって事でいいのか?
ブリック
ももこを翻弄するもくりこには逆に翻弄され三すくみ
ブーマー
意外に厳しいババア教育
ブッチ
かおるのみならず武闘派の父・兄・弟に囲まれ鍛え直される日々
ブッチも意外にキツそうだぞ
>>489 何でももこには勝ててくりこには勝てないんだ?
後ブーマーはみやこの着せ替えに付き合わされる気がする
かおると兄ちゃんネタが見たい(´Д`* )
「さあ、かおるさ…かおるー! 大好きなお兄ちゃんの胸に飛び込んでおいでですわー!」
「……………ひょっとしてマジで変装してるつもりなのか、みやこ…」
ケーブルでやってるのを見直してみたら、みやこさんの声が思ってたよりもずうっとハスキーだったのにちょっとびっくり。
ももこさんにツノをつけませんか?
○月 ×日 晴れ
今日学校で、ももこさんがふざけてかおるさんに抱きついていました。すかさずわたしも
ももこさんに抱きついて、かおるさんを間接抱擁していたら、かおるさんが真剣な顔で
「お前らデキてんのか」と言いました。抱きついただけでデキてる事になるのなら、
一緒にいる間ずっと抱きついていたいです。
○月 ×日 雨
かおるさんとももこさんが家に遊びに来ました。トイレにマイクとカメラを仕掛けて準備万端!
なはずでしたのに、ももこさんばっかりトイレに行って、結局かおるさんは一度も行かずじまい。
とってもくやしいです。
○月 ×日 晴れ
○月×日の日記を読み返したら、わたしがももこさんとデキたいというような事が書かれていました。
削除、削除。
○月 ×日 白い粉
ワタシってばかわいいみやこだモジョ〜もこもこさんとチューしてかろるさんとチューして最高ですわーモジョふひひひひユートニュームおじさんにもチューしておしりもみもみしてやったモジョですわ
499 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:27:10 ID:uhW20GtT
↑マルチ
HENTAIみやこさん大好きだ〜!
みやこさん日記はなごむね。w
もうここは、みやこさんの日記でもってるようなもんだな
いや、未だ目覚めぬエロ修羅たちがいるに違いない!
みやかお分が不足してきたのできました
変態みやこは癒される…
みやかお本とかないもんなもか…探し方が悪いのか
506 :
>>505:2008/02/19(火) 21:55:26 ID:Zf5KaGd6
ごめん
×ないもんなもか ○ないもんなんか
かおると筋トレ行ってくる
みやかお本、次のぷにケで出すよ
ぷにケどころか同人誌すら買った事ない俺はどうすればいいんだ
同盟誌ってなんだっけ、一般的にはカタログとかパンフとか言うヤツ?
コミケしか行った事ないからなぁ。
かつての盛り上がりも見る影ないな。
ここは事実上みやかお専用スレになっちゃったから、
それ以外のネタを持った人がいても投下できない空気なんだよな。
で、そのイメージを植え付けた職人が投下しなくなった時、スレも終わる。
良スレが消えていく典型的パターンだな。別に職人さんを責めちゃいないけど。
じゃあ姫子→ももこ主張をします
ももこが嘘つきまくる回が姫子→ももこに見えてしょうがない
ももこに彼氏がいて焦る姫子萌え
自分より先に彼氏が出来てて焦ってただけじゃ…とかは野暮な事は言わないでくれ
何かもも姫妄想書けたらいいんだが…思いつかない
とりあえず姫子は受けだと思うんだがどうでしょう
ももx姫が好きだけど、
姫xももも捨てがたいねぇ
博士の研究の失敗で三人のうち一人だけ大人化ってのも捨てがたい
みやこ・かおるはアレなので、ここは汚れ担当に
もちろん数十話後に真・ケミカルZ分離機が開発される
これは3人一度に分離できる優れものだ!
「べ、別にあなたがどうこうってわけじゃないのよ! これは、あぁ〜…そう! 税金対策よ!」
と大量の高級菓子を餌にももこを釣って何とか仲良しに、そしたら一緒にお買い物にとかデートとか!
と企む姫子と、毎回毎回喰うだけ喰ってお礼もそこそこにあっさり帰るももこ。
ひょんなことからももこが学校新聞の4コマ漫画を描くことに。
しかし、スナック・お菓子・スイーツ・わ〜い!という漫画のため突き返される。
ジェシー木戸は記事にはうるさい人だ。
ももこは研究所でみんなに相談する。
まず博士。なんというか絵が描けない。
漫画を描くマシンを開発すれば、と言い出すが間に合わないから没。
次にケン。
4コマ漫画が説明文章のみで埋め尽くされて人物は点。
遺伝かよ、とかおるがつっこむ。
もちろんかおるは断然拒否。マンガなんて描けるかっての!
と、消去法で一通り廻った後、やはり本命のみやこに。
さすがにこれだけ駄目な人間が集まれば、みやこに頼む説得力も増す。
そしてパワパフZ的に考えて総駄目な展開が脳裏をよぎるももこ。
こんな人達に希望を持った事が不幸の始まりだったのね。
いやいやももこ、おまえが悪い。
そうこうしているうちにみやこの第一作が完成。
激 爆 番 長 I T 野 球 一 代 !!
肩を落とす面々。がしかし学校新聞では大人気。
号外番長SPが出され、連載が始まり、良く盛り上がり、綺麗に終わった。
惜しまれつつ幕を下ろした激爆番長IT野球一代。
木戸はももこに次の作品を頼む。
え〜、えうえう。受けてしまうももこ。どこまでも駄目な子。
みやこは精魂尽き果てて真っ白になっている。
そういえばまだ一人描いていない人が…
や、やめろー!くそっ分かったよ!描けばいいだろ!描けば!
そして…
やヴぁい、さっき抜いたばかりだってのにまたおっきしちゃうくらいGJ! 特に一番上。
コレをカオスと言うのだろうな…個人的にガールズ×ボーイズの続きが気になります
「おーっす。あれ、ももこだけ? みやこは?」
「そこでねてるよ」
「あ、ホントだ」
「よくねてるし、起こしちゃダメよ? 寝言がスゴイし、たのしい夢でもみてるんじゃない?」
「寝言?」
「うぅ〜ん…かおるさんの○クビ…薄桃色でとってもカワイイですわ〜…」
「……って、何だ!? 何て言った今ッ!?」
「え? みやこの事? かおるのアクビがどうとか」
「あ、アクビ? いや、だって、色がどうとか! アクビと色は関係ないだろ!? 薄桃色とか!」
「おくちのなかとか」
「う…でも、アクビじゃなかったような気が――」
「うぅ〜ん…かおるさんのア○コ…とっても綺麗ですわ〜…」
「なッ!? 何だ今のッ!? どういう夢見てんだコラ! おい起きろ、みやこ!」
「ちょっとちょっとちょっと、ダメだってば! そっとしといてあげなさいよ。アンコっていっただけでなに騒いでんのよ」
「…アンコ? でも、俺の、とか」
「アンタのもってきたアンコがキレイだってんでしょ。甘いものには美がやどるものよ?」
「そ、そうかなぁ…もっと凄い事言われてるような気がすんだけど…」
「うぅ〜ん…かおるさぁん、お○○コって言ってみてですわ〜…」
「お汁粉かぁ…最近たべてないなぁ…、かおるお汁粉好き?」
「いやいや、お汁粉とは言ってないぞ、どう聞いても」
「でも、さっきもアンコがどうとかいってたし。ナニよさっきから。ヘンだよ、かおる」
「そんな事は…あ、いや、う〜ん…俺がおかしいのか…?」
かおるさんはいやらしい子なんですね?私にはわかります
今日の妄想。
サッカーボールを追いかけてタップリと汗をかいた後、勢いよく出した水道の水を身を屈めて横向きに受け、
顔全体に水浴びするようにして美味そうに水を飲むかおる。
そのかおるより更に下に身を滑り込ませ、かおるの口や頬からこぼれた水を飲み下すみやこさん。
「ン…ング……? うわッ!? な、何だよみやこ!? 何してんだ!」
「いえ〜、わたしもノドがカラカラで〜」
「いや、だからって、人が飲んでる水を…」
「うふふ〜」
「あ…う…まぁ、うん…」
みやこさんの、何処か押しの強い微笑みに何も言えないかおる。
次第に赤くなっていくかおるの顔をジッと見つめ、なおも微笑むみやこさん。
>>523 ぐっじょぶ!
HENTAIなみやこさんいいよね〜
ドバーッ
>>523 > 「あ…う…まぁ、うん…」
くそ萌えた
かおる→みやこもいいけど
たまにかおるがみやこ大好きなのも見たくなる
>>525 一瞬戸惑ったが、「かおるがみやこ大好きなのも見たくなる」という気持ちの溢れようは実によく伝わってくる。
527 :
525:2008/03/14(金) 23:31:42 ID:XmnqQOIf
>>525 うわっ間違えた
みやこ→かおるもいいけど
かおるがみやこ大好きなのも見たくなるって書き込みたかったんですorz
かおみや自己生産出来るよう修業してくる
面白いスレだなここwww
もう一桁くらいしか人いないけどな。
530 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 13:24:51 ID:CEGEP0Aq
f
○月 ×日 晴れ
今日はちょっと帰りが遅くなってしまいましたが、そのおかげで三人一緒にキレイな流れ星を見ることができました。
ももこさんは流れ星に向かって、ものすごい早口で「スイーツスイーツスイーツ」と何度も何度もお願いしていました。
その願い事はいつも研究所で叶っていると思うのですけど。
かおるさんも何かをお願いしていたようですのでそっと訊いてみますと、ちょっと恥ずかしそうに微笑みながら
「いつまでも三人一緒でいられますように…ってさ」と教えてくれました。それはクラッとするほど素敵な笑顔で、
「かおるさんのアソコが見たい」と願ってしまったわたしは一体何なんでしょう。割と本気で落ち込み気味です。
○月 ×日 晴れ
今日、研究所でかおるさんが足の爪を切っていました。切った爪がわたしの方に飛んできたのですが、
それを指で摘んでじっくり観察しているのを気付かれてしまい、照れ笑いしながら謝るかおるさんに
その爪を返さざるを得ませんでした。観察なんてしてないで、素早く口にでも放り込んでしまえば良かったです。
どうやら俺が最後の一人らしい。
安心しろ俺がいる
安心した。
>>531 みやこさんのお願いが叶いますように。w
てすと
たまには大江戸ちゃきちゃき娘も思い出してあげてください><
もうこのスレは無くなっていいと思う
えー
みやこさん変態日記、すごい楽しみにしてるよー
やっぱかおるだよな
>>538 たしかに、一時期盛り上がっていただけに今のこの過疎っぷりが辛い気はするな。ならいっそのことって感じ。
かおるさんが私のものにならないのでしたら、もういっそのこと・・・。
ヤンデレみやこさんか
いいものだ
確かに過疎は淋しいけど…なくなったらなくなったでどこにみやかお萌えを吐き出したらいいか
秀作小説いっぱい拾えて嬉しかったぜ
も「っというわけで、あたしたちもそろそろそういう準備が必要なころだとおもうのよね。前もって答え用意しとかないと、
いざ本番って時にあわててヘンなこといっちゃうんだから。とくに、かおる」
か「何でだよ。必用ねえっての。大体、聞かれもしない内からインタヴューの練習とか自意識過剰ってもンだろ」
み「でもかおるさん。パワパフガールズZは前にテレビに出たりイベントに呼ばれたりしてるわけですし、受け答えの
用意くらいはしておいて損はないと思いますけど〜」
か「そうかぁ…? まぁ、みやこがそう言うんなら別にやってもいいけどさ…」
も「じゃ、さっそく! インタヴュアー役はピーチに頼んどいたから。ピーチ、よろしくぅ!」
質問 好きな色は何ですかワン?
も「赤よ、赤! 情熱の赤! やっぱリーダーといったら赤だし、真っ赤に燃える正義の心だし、それからえーと、情熱の…」
か「言った言った、情熱さっき言った」
も「いいからほら、バターカップの番」
か「え? ああ、ンー…緑、かなぁ?」
み「わたしも緑色が大好きですわ〜」
も「え?」
か「…いやいや、ホラ、一応自分のコスチュームの色に合わせた答えの方が良くないか?」
も「そうよね。あたしもみやこは青とかは水色とか答えるっておもってたんだけど」
み「でも、わたしは緑色が大好きなんです」
も「…あー、ま、そうよねー。うん、イイんじゃない?」
か「…?」
質問 好きな食べ物は何ですかワン?
も「タコさんウインナーもいいけど、やっぱりお菓子! スイーツ最高!」
か「俺はやっぱ、うなたまだな! うなたまについて語らせたらもう止まンねぇぞ?」
み「はい〜、うなたま大好物ですわ〜!」
か「えッ? ミートボールじゃなくッて?」
み「いえ、うなたまが一番ですわ〜」
か「だってこの前…なぁ?」
も「あたし、その答え予想ついてた」
か「はぁ…?」
質問 好きな匂いは何ですかワン?
か「何この質問」
も「なんとなく」
み「わっ、わたしっ、かおるさんの足の匂いが大好きで大好きでっ」
も「ちょっ、ちょっ」
か「ちょちょちょちょ」
み「あ――ご、ごめんなさい。えーと、バターカップの足の匂いが大好きで〜」
か「いやそこじゃなくって!」
質問 今後の活動にあたって、決意するところなどを聞かせて欲しいワン!
も「ねぇ、あんな匂いのドコがイイの?」
か「いやいや、質問は? 今後の決意は!? 一番大事なトコだろッ!?」
み「どこって、言葉では上手く言い表せませんわ〜」
か「…………あのさぁ。俺の靴下、前にモジョが盗んでったヤツとは別のも一つ無くなってるんだけど、
ひょっとして…」
み「……………………ごめんなさい」
か「返せよォ! 何に使ってんだよォッ!?」
も「どうせなら、あたらしいの補充してあげたら? 匂いなんてそのうち薄れちゃうでしょ?」
み「あ、それなら大丈夫ですわ。霧吹きとかで軽く湿らせてからちょっとレンジでチンすれば、
ある程度の匂いは復活しますから〜」
も「げ。何その黒知識」
み「本当にごめんなさい。でも、わたしの宝物なんです」
か「…………」
も「かおるもそこで赤くなっちゃマズいとおもうんだけど」
か「う、うるせぇ! 赤くなってねぇよッ!」
こういうタイプの三人の関係好きだw
>>546 吹いたwwwwwwwww黒知識www
本当に良いよな、この三人w
も「と、とりあえずうまく隠れたけど…モ、モジョってあんなにつよかったっけ?」
か「ああ、アイツ今日は妙に気合入ってやがんなぁ。…バブルス、大丈夫か?」
み「ダ、ダメかもしれませんわ〜…」
か「…ブロッサム。バブルスが大分疲れてる。俺が突っ込んでモジョの気を引くから、その隙に
バブルスを安全な所へ連れてってくれ」
み「そ、そんなぁ、ダメですバターカップ…一人で戦うなんて危険すぎますわ〜…」
か「だけど! このままじゃお前ホントに参っちまうぞ!?」
も「大丈夫よバターカップ、わたしにまかせて! いい、バブルス。大事な話だからよくきいて…!」
み「……」
も「かおるのおシリ」
み「…はっ!」
か「…はァ?」
も「かおるのおシリ。キュッとひきしまって、ツンと上向きで、手のひら全体をつかってじっとり撫でまわすと
なんともいえない弾力が手を押し返してくるの」
み「あ…あぁ…!」
か「え? …えぇ?」
み「イメージよ、バブルス。つよくイメージするの! かおるが恥ずかしそうにおシリをつき出して、そのおシリが
すぐ目のまえにあって…はい、コレ読んで、バターカップ」
か「は、はァ?」
も「いいからはやくそのメモを読むの!」
か「あ、う、うん。えーっと、どれどれ…さ、触っていいのは尻だけだぞ、ヘンなトコ触るの絶対禁止だかんな」
み「か、かおるさん…!? はうぅ〜!」
か「…って、何だよコレぇッ!?」
も「それじゃダメッ! もっと恥ずかしそうに、キモチこめてっ!」
か「あ、ってかその、え?」
み「……ありがとうございます。わたし、もう大丈夫ですわ。力が湧いてきました〜」
も「うん、確かにもう大丈夫みたいね。じゃあそろそろ反撃開始よ! 東京シティの平和のため、これ以上
モジョになんか負けてはいられないわ! いくわよ、バブルス! バターカップ!」
か「おうッ! あ、いやその前に、さっきのは何だったんだよ!?」
み「さあ、バターカップ。わたしならもう平気ですから!」
か「お、おうッ!」
あ、名前一部間違ってた。どうして書き込む前に気がつかんのか。
>>549 あぁもう、凄くいいよ!
結婚してくれー!
552 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:00:29 ID:r1JuT42A
あげだま
かおるさんとGS横島の共通点
>>553 ないからそんなの…あ!みやことおきぬちゃんは似てるかも
か「しりとり? おう、いいよ、やろうぜ。じゃあ、まずは…しりとり!」
も「り? り、り…理科」
み「かおるさんの胸」
か「………え、えーっと、まあいいか。じゃあ、猫」
も「こ…国家」
み「かおるさんのお尻」
か「……リングサイド」
も「独裁下」
み「かおるさんのアソ――」
か「ちょっと待てッ! 誰々の何とかがOKなら何でもアリになっちまうだろ!? っつーかお前ら二人ともワザとだろ!」
も「えー? 何がよう」
か「お前がみやこに“か”でパスして、ンでみやこが俺の名前でヘンな事言って、そうやって俺をからかってンだ!」
も「ちょっとちょっと、考えすぎだって」
か「いーやそうだ! でなきゃお前の口から国家だの独裁下だのカタい言葉が出る筈ねェ!」
も「ちょっ…失礼ねぇ!」
み「そうですよかおるさん、考え過ぎですわ。それにわたし、かおるさんをからかって言ってるわけじゃありません。
全部本気です」
か「えッ…」
も「…たぶん、これ以上つっこまない方がいいとおもうけど」
か「…と、とにかく! かおるさんの〜ってのは禁止な! じゃあ続けようぜ。何だっけ?」
み「コ、です」
か「こ、か。ココナッツクラッシュ」
も「湯葉」
み「バターカップの――」
か「お前ら絶対ワザとだろッ!!」
なんというももみやの連携プレー吹いたwww
なんだよお前ら!!
俺の純真なみやこはどこにいったんだ!!
うおー!GJ!
マジ愛してる!
ももこ、意外に協力的だなー
・スイーツ同盟(EP2555年/松原戦線・しりとりの乱)
豪徳寺勢が松原領域に進軍する際、陣営の楯といて当時戦線から退いていた赤堤軍を買収。
赤堤は大量の軍資金・物資を要求したが、豪徳寺はその申し出を即受け入れる。
だが即決の代償として豪徳寺の伝令に従うよう赤堤に追加指示する。
元々赤堤は戦歴が希薄な上、即決交渉に感化された為、豪徳寺の傘下に入る事に異論は無かった。
後の「スイーツ同盟」誕生の瞬間である。
むしろ変態は純真
変態と純真は紙一重
いやー、ここのみやかおSS何度も読み返しちゃうよ!
変態みやこさん好きにはタマランっす!
みやかおネタばっかでももかおとか違うカプ派の人が飢えてるんじゃないかと心配
しつつみやかおいっぱいで嬉しいみやかお派の俺
他の人のみやかお好きになったきっかけとか聞いてみたい
みやかおスキーな職人さんしかいないからね、今のここは。
>>564 きっかけ。最初はももかおスキーだったんだけど、それでSS書こうとしたら全ッ然進まなくて、
試しにみやかおに変えてみたらもう妄想が進む事進む事。
だから自分がみやかお好きになったきっかけは己がここに投下させてもらったSS、
というかなり自画自賛的な結論になってしまうな。
へんたいみやこさん日記はまだかのう。
○月×日 あめ
今日はお休みの日。ですが、どこにも遊びに行く気にもなれず、ひとりでずっと部屋にいました。
何もする事がなかったので、今まで収集したかおるさんグッズの整理に一日を費やしてしまいました。
かおるさんの髪の毛。かおるさんが汗を拭いたタオル。かおるさんが長時間座っていたクッション。
取り出すと部屋じゅうがかおるさんの匂いでイッパイになる、かおるさんの靴下。
ひとつ手に取るたびに浸ってしまうので、全然整理が進みませんでした。
これ、かおるさんにバレたら一体どうなってしまうのでしょう? 正直なところ、それを考えると怖いです。
○月×日 はれ
今日、放課後に研究所に寄ると、かおるさんがソファで寝ていました。横になったままバンザイするような
ヘンな格好で寝ていたのがとっても可愛らしくて、ついつい我慢できずに大きく広げられた腋の下に
鼻を突っ込んでしまいました。かおるさんの腋の下は何とも言いがたい素敵な匂いがしてわたしはとっても
幸せだったのですが、かおるさんはすぐに目を覚ましてしまい、その場でわたしが色々と言い訳しても
腋の下を隠すように両腕を抱き締めながら真っ赤になるばかりで、わたしが脇の匂いを嗅いでいたのは
完全にバレてしまっているようでした。反省。
でも、帰り道でかおるさんは顔を真っ赤にしたままで「…ヘンな匂い、した?」と訊いてきましたので、
多分怒ってはいないみたいです。ホッとしました。
おぉ、日記の人だwGJ!!
かおる可愛いなwww
みやこさんへんたいでいいね、かおるさん純真でいいね。
どっちもかわいいね。
>取り出すと部屋じゅうがかおるさんの匂いでイッパイになる、かおるさんの靴下。
どんだけ臭うんだw
変態みやこさん、そのうち、絵にしてみたいなぁ
あしたはぷにケだっ!
まだだパワパフガールズZ! まだ終わりじゃない!
誰か前スレのdatを・・・
誰か前スレのdatを・・・
連投スマソ
みやこさんの獣姦がみたい。
モンスター化したタカちゃんとみやこさんの
ラブエロが見れたら・・・・・・
変態ですね。サーセン。
みやこさんがくっついていいのは
かおるだけだ!
も「おっはよー」
か「おう、おはよ。ってかお前、どこで寝てたンだよ?」
も「え、あー……ゆうべちょっとおなか冷えちゃったんでトイレいったんだけど、そのまま寝ちゃったみたい」
か「きったねぇなぁ。トイレで座りっ放しで眠りこけたのかよ。せめてちゃんと拭いてから寝たンだろうな?
……あれ? って事は、みやこはどこ行っちまったンだ?」
も「みやこならいまシャワーあびてるけど……え? ゆうべは一緒の部屋じゃなかったの?」
か「ああ、俺部屋で待ってたンだけど、結局俺一人で眠ったンだよなぁ。だからてっきり、みやこもお前と一緒に
どこか別の部屋で寝たのかなって思ってたンだけど。でもせっかくみんなで研究所に泊まろうって話だったのに、
全員バラバラで寝るなンてちょっと寂しくねェか?」
も「それは意外。みやこはぜったいかおると一緒に寝たがるとおもってたんだけど。ところで、なにソレ?」
か「え? ああ、枕カバーだよ。抱き枕の」
も「抱きまくら? ここに抱きまくらなんてあったっけ?」
か「俺が寝た部屋にはあったぞ、いつの間にか。でも起きてからちょっと目を離した隙に中身だけ無くなっちまったンだよ。
しょうがねェから、まあ取りあえずカバーだけでも洗っとこうと思ってさ」
も「え、なになに? いつの間にかあって、んでいつの間にかなくなっちゃったの?」
か「おう」
も「中身だけ?」
か「そうだっつってンだろ」
も「……ねぇ、まくら、だいじょうぶだった? なにかヘンだった、とかさ」
か「いや、俺抱き枕なンて初めてだったし、そんな事言われてもなァ。あ、でも、想像してたのと随分違ったなァ、抱き枕。
ホラ、ただサイズ的に抱きつけるだけのもんだと思ってたけど、普通の枕と結構感触違うのな。硬いところは硬く、
柔らかいところは柔らかくて、形も何だか枕っぽくないっつーか……あ、でも抱き心地はすっげェ良かったぞ?」
も「………」
か「ほんのりあったかくてさァ。それに何だかいい匂いして――何だよ?」
も「あー……ううん、気にしないで。いやー、それにしても、ホントみやこったらどこで寝たのかなー? あはは…」
か「…?」
ところで、「バターカップ」が「ゲイ」を表す隠語のひとつだという事を昨日初めて知った。
ゲイは同性愛者、つまり女の子同士のソレも含む言葉だから、そういった点でも
バターカップはかおるに相応しい名前なわけだ、と再確認。
>>583 みやこさんはホント、どこ行ったんだろうw
すいません…ノーマルカップリング書いちゃだめでしょうか?
○月×日 くもり
かねてからの計画どおり、「かおるさん枕」が完成しました。
かおるさんの使用済み靴下三足を細かく切り分けて枕の中に仕込んだ逸品です。
これで眠る時もかおるさんと一緒。ステキな夢が見られる事間違いなしです。
○月×日 雨
今日、おばあ様から「近頃あなたの部屋から妙な匂いがする」と苦情を受けました。
消臭剤などを使えば部屋の外までは匂い漏れしないと思いますが、それでは意味がありません。
長い準備期間を経て作り上げた力作だったのですが、残念ながらかおるさん枕は今日で封印。
とっても悲しいです。
へんたいみやこさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
部屋の外から判る臭いの枕で、喜んで眠れる能力は凄いな。
愛に不可能はない。
>>588 いいなぁ
おばあちゃまが不審に思うところが最高だw
>>587です。
もうすぐ本編が終わって一年になるので何かやりたいな…と思ってたので、
カプはみやかおで蚊帳の外になりやすいももこさんで!相手はブリックかな…
では時間はかかると思いますがよろしくお願いします。
>>596 おーブリブロ大好きだw
楽しみにしてます!
もう一年たつのか…早いもんだ
って事は、同じような妄想を一年間も続けてたわけだ。我ながら天晴れな事である。
保守するモジョ
変態みやこさんのSSまだあ?
601 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 19:41:37 ID:83D3UkRn
そろそろ上げるかな
ブリxブロ、マダー?
神姫が来ると信じてる
姫子可愛いよ姫子
姫子とちゅっちゅしたいよ
>>603 データが消えてしまって…よろしければもう少し待って下さいね。
保守
暇だから保守してやるぜ!
もじょ
売れてる奴うまい奴がピコに埋もれることはない。
ピコのせいで自分が埋もれて困るからピコ消えろと言ってるようなやつは
自分はピコでないと思っている割には客観的にはピコと大差のない奴
ゴバーク
○月×日 雨
今日はなんと、かおるさんに耳掃除をさせてもらえました。かおるさんはさも当然のように
わたしの膝に頭を乗せてきて、あまりに狙い通りな展開にビックリしてしまいました。
聞くところによると、かおるさんはいつも母親に膝枕で耳掃除してもらっているそうです。
かおるさんのお母様に大感謝。
かおるさんの耳垢はしっとりとしたペーストタイプ。体臭強めな方に多いという話ですが、
なるほど納得です。
片方の耳をキレイにして、もう片方の耳を掃除する時、かおるさんは体勢を入れ替えずに
そのままゴロリと身体の向きを変えてきました。わたしの下腹部とかおるさんのお鼻が
くっつきそうになって、かおるさんは「みやこの腹が近ぇ」と笑っていましたが、わたしとしては
かおるさんのお顔がわたしの性器に近いので、もうドキドキしてムズムズして大変でした。
○月×日 くもり
今日、かおるさんが鼻をかんでゴミ箱に放り投げたティッシュを、咄嗟に手を伸ばして
ナイスキャッチしてしまいました。意識しての行為ではなかったのですが、心の底から
欲しかったもので、つい。
呆然としてわたしを見つめるかおるさんとももこさんの視線が何となく辛かったので、
笑って誤魔化しながらティッシュはゴミ箱へ。後でこっそり回収するつもりだったのですが、
その前にピーチがゴミ箱の中身を片付けてしまったようで、とっても残念です。
せっかく一度は手にした宝物でしたのに。
>>612 うお〜〜!待ってました!!
みやこさん、相変わらずの変態だなぁ
しかも幸せそう・・・
>「みやこの腹が近ぇ」と笑っていましたが
ここで萌え死んだ
前スレのログとかのこってないでしょうか・・
あったら是非!
>>10 いまは見れないが、そのうちロダが動き出したら見れるだろ
○月×日 晴れ
今日は家に帰るかおるさんを尾行してみました。自動販売機でスポーツドリンクを買う時に
ちょっと見つかりそうになりましたが、何とかセーフ。
飲み終わってゴミ箱に捨てられた空き缶はもちろん回収しました。お茶もジュースも、
かおるさんの使用済み缶に移してから飲むと元と比べ物にならないくらい美味しくなります。
ところで、世間一般ではわたしのような人物をストーカーと呼んで危険視しているそうですが、
かおるさんのそばにいる時にそんな事はとても気にしていられません。
○月×日 晴れ
奇跡です! 奇跡が起きました!
今日はかおるさんとももこさんとの三人で市営の屋内プールで遊びました。市長権限で貸切です。
とってもいい天気なのに屋内プールってどうなんでしょう? とも思いましたが、かおるさんの
ぴっちりピタピタな競泳水着姿をそこいらの人に見られてしまうのも腹立たしいので、屋内で三人だけなのは
むしろ大正解です。
で、問題の奇跡の部分。かおるさんが何と、水着の下に付けるサポーターを忘れて来てしまったのです!
サポーターの機能は幾つかありますが、その中でも水着のくい込み防止機能は最も重要なものです。
そのサポーターを忘れ、「まあお前らだけだからいいや」と言いつつ薄手の競泳タイプの水着を直に着て、
あまつさえ水に濡れてしまったわけですから。
形が! 形がクッキリ! ももこさんが見るに見かねて教えてあげるまで(余計な事を、と思ってしまいましたが)
わたしもうソコばっかり見てました。
かおるさんがその状態に気付く前に、いざという時のために用意していたデジタルカメラでバッチリ撮れましたし、
画像でも色々な角度からのソレはハッキリと確認できます。
こんな幸運、二度と無いかもしれません。夢だったらどうしましょう。とりあえず、明日の朝にもう一度画像を
確認しようと思います。と言いますか今晩、わたしはちゃんと眠れるのでしょうか?
へんたいみやこさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
相変わらずの変態度だけどかわいいよ、たまらん。
くそっなぜ清楚みやこがないんだ…
たまには変態かおるさんがあってもいいと思いますぅー
ありだと思うのにネタが思いつかない
>>620 変な方向に目覚めそうな自分に
戸惑うかおるさんって感じ?
家に帰ると
自分のと間違えてみやこの体操服を
持って来てしまったかおるさん…
あ…みやこさんがすり替えたの見え見えだ…
>>617 いつもながらGJ!
みやこさんはその写真でオナニーするのかな?
プニ山come on!
>>621 みやこさんオチww
そうそう、おかしい自分に戸惑いつつ行動や脳内は変態みやこさん並なかおる…
とまでいかなくても
なんとなく尾行してみやこが告白されてるとこみてヤキモチ妬いてみたりとか
むしろわざとらしく声かけてみたりwww
いや行動じゃなくて
脳内妄想が暴走とかならどうだろう
長くレスごめん
変態かおる…いいなぁ
興奮してきた
>>10 ロダが動き出したみたいなんですが、このファイル、どうやって見たらいいんでしょうか?
親切な方教えていただけませんか?
みやこと登下校でもデートでもいいから一緒に歩いてて
このまま手繋いだらどうしようとか
手繋いでそのままいい雰囲気になってキスしてそしてそれであれでそれから
果てには結婚して子供まで作る妄想する妄想暴走型かおるハァハァ
顔が赤くなってるのをみやこに指摘されて
挙動不審になったりとか
>>10 落としたけど自分も見れない
なんか他に使うソフトとかあるんですかね?
>>628 ツンデレかおる乙
じゃなくてありがとう!大好き!
オレはとりあえず、みやかおとブリブロがあればそれでいい
>>630 過疎ぎみなんだしネタ制限するような発言はあんまりしない方がいいと思うんだ
色んな組み合わせが見たい人もいるだろうし。
632 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 21:28:00 ID:pmPF3uVG
保守あげ
保守ですわー
うわあああ
変態博士のアイキャッチ、CNの放送で初めて見たああ!
ちょうどいま、海のトリトンの開始前
明日は高画質録画で待機してみよう
保守ですわー
保守ですわ〜
パワパフ寓話シリーズ うらしまたろう
浦島太郎 豪徳寺みやこ
亀 松原かおる
子供 赤堤ももこ
浦島「あら、子供が亀さんを苛めてますわ。こらこら、生き物を苛めちゃダメですよ〜?」
子供「何よ! この亀はあたしが先に見つけたんだから、どうしようとあたしの勝手でしょ!?」
浦島「まあまあ、亀さんを解放してくれたらコレを差し上げますから〜」
子供「お菓子ッ!」
浦島「さあ、亀さん。もう大丈夫ですわ〜」
亀 「あ〜、助かったぜ。あのガキ容赦ねェんだもんよぉ。ま、それはそれとして助かったぜ。
お礼に竜宮――」
浦島「さあさあ亀さん、すぐそこにわたしの家がありますから、今日のところはゆっくり休んでいって下さい」
亀 「いやだから竜宮城に…あッ、おい、何だよ、引ッ張ンなよッ!?」
浦島「遠慮する事はありませんわ。周りには他に誰も住んでませんから、わたしと亀さんの二人っきりです〜」
亀 「ちょ、あ、やッ! こ、甲羅の中に手ェ突ッ込むなよ!」
浦島「さあさあさあ〜。うふふふふぅ〜」
亀 「だから、あのッ……だ、誰かッ、助ぁけてェ〜ッ!!」
ほのぼの♪
>>637 うおー、相変わらずいい仕事!
永海さんが実際に亀飼ってるのを考えると
クるものがあるなぁ
このシリーズも是非続けてほしい!
ももこは苛めはしないよ…
そこはそれ、お話の役割上って事で。
ムーンストラックみやこさん
童話パロとか考えてみたら赤ずきんちゃんでみやこに食われる(性的な意ry)かおる、しか思いつかなかった…
ももこをもっと絡ませたいのにorz
白雪姫なら
シンデレラ みやこ
王子様 かおる
良い魔法使い ももこ
意地悪な母 セデューサ
意地悪な姉1 白銀神子
意地悪な姉2 白銀姫子
王様 市長
お妃様 ミスベラム
パワパフ寓話シリーズ あかずきん
赤頭巾 豪徳寺みやこ
狼 松原かおる
猟師 赤堤ももこ
狼 「さーてと、あとはこのベッドの中で赤頭巾を待ち構えて、と……お、来た来た」
赤頭巾「お婆様、孫の赤頭巾ですわ〜。お見舞いに来ました〜」
狼 「おう、入ってくれ」
赤頭巾「お邪魔しま〜す。あら、お婆様、何て大きな腕なんでしょう〜」
狼 「それはお前をしっかりと掴むためだぜ」
赤頭巾「それに、何て大きなおめめ」
狼 「それはお前がよく見えるようにさ」
赤頭巾「それにそれにお婆様、とっても大きなお口ですわ〜」
狼 「それは――お前を食べるためだぁ!」
赤頭巾「きゃあ〜、あ〜れ〜」
狼 「……」
赤頭巾「……」
狼 「……あのー、なぁ?」
赤頭巾「はい?」
狼 「いやぁ、その…逃げないの?」
赤頭巾「どうしてわたしが逃げるんですか〜?」
狼 「いやホラ、今からお前をこう、ガブーっとやろうとしてるわけで」
赤頭巾「はい、どうぞ」
狼 「……どうぞッてお前、食われちまうんだぞ? 普通はさぁ、逃げるとか何とか…」
赤頭巾「わたし、狼さんに身も心も捧げますわ〜」
狼 「え? 食われてもいいの!?」
赤頭巾「はい〜」
狼 「……本気?」
赤頭巾「はい〜、それで狼さんとひとつになれますから〜」
狼 「……な、何か、お前……まあ、アレだ、今日はいいや。実はそんなに腹減ってねェし。じゃあ、俺帰るから」
赤頭巾「まあまあ、お待ちになって下さい。せっかくこうしてベッドの中でわたしを待っていてくれたんですから〜」
狼 「ちょ、ちょっと、おい! 何で俺の手ェ握ってんだよ!?」
赤頭巾「それは狼さんを逃がさないためですわ〜」
狼 「な、何でそんなに顔近付けてンだよ!?」
赤頭巾「それは狼さんのお顔をよ〜く見るためですわ〜」
狼 「ちょ、お前、その舌なめずりは何なンだよッ!?」
赤頭巾「それはぁ…狼さんの唇を……」
狼 「あ、バカ、やめ――」
猟師 「そこまでよ! 純真可憐な女の子をつけ狙う悪い狼の野望を打ち砕くため! 愛と正義のサイエンス猟師!
ただいま参…上……って、あれ?」
狼 「……」
赤頭巾「……」
猟師 「あ、えーと…別に困ってないみたいね…? じゃ、あたしはこれで」
狼 「おいッ! 待てよッ! 見捨てンなよッ!? 今めちゃくちゃ困ってンの見りゃわかンだろッ!」
猟師 「えー、でもそういうの、ジャマしちゃうのも良くないし。っていうか、あたし帰ってお菓子食べなきゃ。じゃあね」
狼 「お、おいッ!」
赤頭巾「…帰っちゃいましたね」
狼 「う、うん。俺も帰――あッ?」
赤頭巾「さ、狼さん。これであなたとわたしの二人っきりですわ〜」
狼 「あ…」
赤頭巾「狼さんの、唇……」
狼 「ちょ、やッ……だ、誰かッ、助け――ンむッ!?」
Haaaa(*´Д`*)aaaan
二段ベットだと…
あぁ、二段ベットなのにわざわざかおるのベットに潜り込むみやこさんみたいな
保守
保守ですわ〜
くりこちゃんのポンデリングはむはむ
みやこさんは変態。ド変態。
最下層
656 :
たいき:2008/12/27(土) 13:14:09 ID:0mYenQKP
たいきは、
みやことかおると囲ませてみたいです。
囲むって何だ、マージャンか???
へんたいみやこさんは年末年始でどうやってかおるさんを狙うのだろうか。
658 :
たいき:2008/12/27(土) 15:30:55 ID:jVsvMy+2
みやこは俺のこと
好きって言って欲しいです。
パワパフ寓話シリーズ マッチ売りの少女
マッチ売りの少女A 赤堤ももこ
マッチ売りの少女B 松原かおる
客 豪徳寺みやこ
少女A「マッチ〜! マッチ買って〜!」
少女B「マッチはいらんかね〜!」
少女A「あー、全然売れない…」
少女B「端ッから無理なンだよ、今時マッチ買えだなんてよォ」
少女A「うううううう、寒い〜! せ、せめてマッチで少しでもあったまらないと…」
少女B「おい、それ売りモン――まァいいか、どうせ売れねェし」
少女A「あああ、寒すぎてマッチの火のなかに幻がみえるわー。おいしそうなお菓子…」
少女B「やめてくれ、ただでさえ腹減ってンのに」
少女A「よし、もう一本…うー、おいしそうなお菓子…」
少女B「……」
少女A「またまたおいしそうなお菓子〜…」
少女B「何か他のは見えねェのかよ」
少女A「スイーツが〜」
少女B「同じだ同じ…ッて馬鹿、やめろ! 火傷すンぞ!」
少女A「あはは、なんだかホントにたべられそうな気がしちゃって」
少女B「おい、しっかりしろよ! でもさすがにマズいな。このままだと凍え死にか…」
少女A「ちょっとちょっとちょっと! ヘンなこといわないでよぉ!」
少女B「でも実際なんとかしねェと。雪降ッてきやがッたし…」
少女A「……よし! こうなったら最後の手段よ!」
少女B「どうすンだ?」
少女A「マッチ売りの少女〜! マッチ売りの少女いりませんか〜!」
少女B「何だよ、結局マッチ売るしか――え?」
少女A「マッチ売りの少女買ってくださーい!」
少女B「ちょッ……だッ、駄目だッ! お前にそンな事させるくらいなら俺が――」
少女A「黒髪がツンツンしてて男の子気取りでナマイキでちょっと足がクサくて、それがそのテの人には
たまらない感じのマッチ売りの少女いらんかね〜!」
少女B「――俺かよッ!? ってか俺そンなじゃねェだろ!」
客 「買いますわ〜!」
少女B「うわッ!?」
客 「買います買います買いますわ〜!」
少女A「いらっしゃいませー!」
少女B「お、おい、ちょッと…」
客 「テイクアウトできますか〜?」
少女A「もちろん! で、値段なんだけど」
客 「…このくらいでいかがでしょうか〜?」
少女A「え、いいの? こんなに!? これだけあればお菓子とかお菓子とか、あとお菓子とか…!」
客 「では、商談成立ですね〜」
少女B「ちょッと待て! お前、コレはねェだろ!?」
少女A「コレでいいの! よく考えなさいよ。あたしはこのお金で一冬越して、あんたは今からこの
おかね持ちのお客さんのところでお世話になる。それでふたりとも凍え死にはナシ。ね?」
少女B「ま、まあ…そう言われると確かに……いやいや、そうじゃなくて! お前、自分の相棒を
人身売買――」
客 「違いますわ、マッチ売りの少女さん」
少女B「え?」
客 「人身売買じゃありません。これは、“出逢い”ですわ〜」
少女B「………いやいやいや! 言い方変えてもソレはソレだろォ!? おい、さっきの金この人に返し……あれ?」
客 「あの人なら、もう行ってしまいましたわ〜」
少女B「……………」
客 「さあ、今日からわたしのお家で一緒に暮らしましょう〜。でもその前に、取りあえずこちらへ〜」
少女B「わッ、おい、何で路地裏の方に行くんだよ!?」
客 「マッチ売りの少女さん、こんなに冷え切ってしまって〜。急いで今すぐ暖めないと大変ですわ〜」
少女B「え? え?」
客 「人目につかないところで、じっくりと暖めて差し上げますから〜。うふふ〜」
少女B「えええええぇッ!?」
みや・・ゲフンゲフフン お客さん変態です変態ですお客さん
>>お前にそンな事させるくらいなら俺が
かおる、やさしいなぁ〜
こりゃみやこさんもベタ惚れするわけだよね
662 :
たいき:2008/12/28(日) 16:30:58 ID:qBLBhvZI
俺はたいきだ。
おれも、みやこさんに告白されたいです。
好きだからw
663 :
たいき:2008/12/29(月) 12:47:54 ID:Kl70LYAG
俺はたいきだ。
おれもみやこに付いて行きたいの!!
664 :
たいき:2008/12/29(月) 23:25:40 ID:DcgqAOlr
好き、好きですよ。みやこさん
665 :
たいき:2008/12/31(水) 15:18:58 ID:ffAf2Z59
ん!?………!
あけおめ
今年もみやかお萌えてくぜ!
もちろん他のカプも!
あけおめっす!
今年もみやかお楽しみにしてるからっ!
あけましておめでとう。
このスレにまだ人が残っている事が
嬉しくて仕方ない。
あけおめ〜
なんとなくつけたCNでパワパフZ視聴。もはや何もかもが懐かしい。姫子さん素敵。
一応CN自体のアイキャッチでちょっとした新作カットは作られてるんだな。
671 :
たいき:2009/01/06(火) 20:33:11 ID:b8zqBlBK
俺はパワパフZ好き!
保守ですわ
673 :
たいき:2009/01/22(木) 14:49:07 ID:8plUvKR0
俺、たいきはみやこさんに好かれたいです。
ここの小説おもしろかったなぁ
過去形にすんなよ!
過去形に・・・・すんなよ・・・・。
以前は色んなカプが読めたのにねえ…
みやかお至上主義者がしつこすぎたせいでねえ…
だってみやかお最高じゃん!!
へんたいみやこさんが大好きです。
>>677 もはやみやかおしか残ってないこの状況でそんな事言ったら…
プニ山さんとかがいた頃が好きだったなあ。
かおなにーしてえなあ
ネタくれ
>>681 そのプニ山さんをみやかお派が追い出しちゃったからなあ…
追い出しちゃったというのは正しくない。
単に放送が終わったから離れてしまっただけ。
俺はかおももが好きなんだけど、みやかおネタ読むのも楽しくて大好きだよ
派閥つくって嫌いあうようなことやめようよー
派閥うんぬんは置いといて
みやかおありきの設定でみやかおがあればいい、みたいになってから
正直スレを見るのがキツくなっちゃったよ。
あれを叫んでいた奴はのネタだろ。
俺は姫子派だが、まじめに気にしたことなんかない。
やっぱみやかおに偏りすぎたのがスレ壊滅の原因かー。
まあなんだ、結局書いてくれる人待ちなんだから、なんでもウェルカムですよ
パワパフ分が補給されればそれだけでシアワセですからw
バレンタインものを。軽めです。
バレンタイン・キッス
バレンタインデー! それは恋する女の子にとって大切な勝負の日。
ももこも当然、意中の先輩にチョコレートを渡し思いを告白したがあえなく玉砕。
その一大イベントが終わってから、お話は始まる。
東京シティ国際科学研究所。ほどよく暖房のきいたその一室で、大きな赤リボンが
ぐったりとしおれていた。
「せんぱい……」
未練たっぷりにため息をつく。本編の主人公ももこである。
「ももこさん、元気だしてください」
ソファの隣でなぐさめてくれるみやこの言葉も、むなしく耳を通り抜ける。
「うん、ありがと……」
もはや恒例行事。この感覚に慣れてしまっている自分が、涙が出るほど情けない。
ももこはその落ちそうな涙を飲み込むように、ぐっと天井を向いた。
「よし! もう大丈夫」
「おっ、立ち直った」
すこし離れて様子を見ていたかおるが笑った。
「まぁ気にすんなって。いつものことだろ」
「そうね、いつものことね! ってダメじゃん。ダメじゃん私!」
「あははは」
ふたりのやりとりにつられて、みやこも笑う。ちょっぴり部屋の空気が軽くなった。
ふと、ももこがソファの横に置いていた紙袋に手をのばした。よいしょと一声あげて
抱えるように持ち上げる。そうしないと底が抜けてしまいそうな大きな袋だ。
「なんですか、それ」
「はい、どうぞ」
みやこの問いに答えるかわりに、袋の中からそれをひとつ取って差し出した。
チョコレートである。
「わあ、ありがとうございます」
「はい、かおるも」
「なんでだよ。いいよ、おれは」
かおるはすでに見知らぬ女の子たちからチョコを渡されていて、なかば反射的に
ももこのプレゼントに嫌な顔をした。
「私やっぱり、先輩も好きだけどみやこもかおるも大好きだし」
しかし、愚かしいほど素直なももこの言葉が、今はなんだか心地いい。
「ね?」
「……わかったよ」
照れ隠しに前髪をさわりながら、かわいらしい小箱を受け取るのだった。
「さて、と」
ふたりにチョコを渡しても依然としてパンパンの紙袋を前に、ももこがつぶやいた。
「あのう、まだいっぱい残ってますけど、それは……」
「自分チョコよ」
「自分チョコ!?」
「どんだけ自分大好きなんだおまえは」
「うるさいわね。食べて忘れるのよ、今日という日を忘れるのよ!」
言いながらチョコの包装を乱暴に破るももこ。今しがたのちょい感動的なシーンは
いったい何だったのか。台無しである。
「あぁ、甘い! あぁあ、おいしい!」
手や口もとをべたべた汚してデカ盛りチョコレート群をかたっぱしから嚥下してゆく。
かの甘味の女王赤阪も真っ青なその勢いは、誰であろうと止めるべくもない。ふたりは
もらったチョコレートを舐めながら、ただただ彼女を見守っていた。
これがももこなりの、ベストなストレス解消法なのだ。気が済むまで食べればきっと、
昨日までの元気なももこに戻るだろう。ふたりが顔を見合わせて、笑った。
――明らかな異変があらわれたのは、黒い山が半分ほどなくなった頃だった。
「うふ、うふふ。あまァい……。おいひー……」
言葉がはっきりしなくなり、目がどこを向いているのかわからない。うわごとのように
みやこやかおるの名を呼んだり、気味の悪い笑い声を発したりする。
意識と無意識のはざまでゆらゆらしている、まるで――
「酔っぱらいみたいだ」
ただごとではない様子に、かおるが眉をひそめた。
「あの〜、ひょっとして、これじゃないでしょうか」
みやこが、引き裂かれた包装の切れ端をつまみあげた。
「ウイスキースピリタスどぶろくボンボン」
「アルコール凄いのか?」
「えっと……99度って書いてます」
「食ったのか!?」
「カラです!」
「ももこー!!」
あわててふたりが顔を寄せると、ももこの大きな瞳はぼんやりと輝きを鈍らせ、右目と
左目が絶えず違う方向をグルグル回っていた。ゆるみきった口もとからチョコのまじった
ほの黒いよだれがこぼれて、スカートの裾からのびるほの赤いふとももに落ちていた。
「大丈夫ですか!?」
「ふふふふ、だれ〜? コロネがしゃべってる〜あははは」
「コロネじゃないです、みやこです!」
「や〜んおもしろ〜い、たべちゃうぞ〜」
「きゃっ」
ももこがみやこの頭をつかんで立ち上がろうとしたが、足に力が入らずソファに押し倒す
格好になってしまった。自分も酔わされてしまいそうな甘ったるいももこの息のにおいが、
みやこの鼻の奥に一気に侵入してきた。
それほど近い距離に、ふたりの顔があった。
「ああもう! 暑いわねここっ」
上半身を起こして薄手のセーターを手早く脱ぎ捨てると、ももこの肌は胸から腹から
背中まで紅潮していて、湯気が見えそうなくらい激しくほてっていた。勢いでブラまで
はずそうとするも、手もとがおぼつかなくてうまくいかない。そのうちあきらめて、
うなり声をあげながらみやこに重なるように倒れこんだ。
「こらももこ、離れろっ! 服着ろっ」
かおるが後ろ髪をひんづかみ、ももこを引っぱり上げようとする。しかし完全に弛緩した
人体は思いのほか重い。髪の毛がまとめてちぎれてしまいそうな不安を感じてどうしても
躊躇してしまう。
「みやこ、なんとかひっぺがせっ」
「むっ、無理です……」
ももこの頭の下から弱々しい声が聞こえた。
「ももこさんっ、しっかりして……」
「う〜〜む……じゅるじゅる」
ももこが容赦なく、みやこの細い体に体重をまかせてくる。本来はしっとりもちもちした
彼女の肌はひどく上気し汗が吹き出ている。小さな胸が精いっぱい波打ち、苦しそうに
鼓動して、それに合わせて甘い息がどんどん吐き出される。
その甘くて熱い息を、みやこは首筋で感じていた。
「ん〜っ……、ころね……」
真夏の子犬のようにハアハア舌を出すと、そこにはみやこの首がある。冷たくて気持ちが
いいのだろうか、白い肌にゆっくりと舌を這わせているうちに、その細い首はももこのよだれで
しだいに汚れ、熱におかされていった。
「ももこさん……っ」
大事なところを愛撫されて、脈動の昂ぶりが自分でもわかりすぎるほどわかる。
頚動脈の鼓動が全身をめぐって、指の先まで感覚をしびれさせる。ぴりぴりと、ふわふわと、
宙に浮かんでいるような水に潜っているような、優しくなめらかな快感に包みこまれる。
ももこが唇全体で首筋をくわえて、強く吸いこんだ。
「んんっ」
バンパイアに血を吸われる乙女のように恍惚として、みやこはソファの上で背を反らせた。
体が熱くて、なにもかも脱ぎ捨ててしまいたい。ももこの素肌と自分の素肌を合わせたい。
ぴったり合わさってこの甘い空気の中でチョコみたいに溶けてひとつになってしまいたい。
自分ももう、酔っているのかもしれない。それでもいいとみやこは思った。
「だめだー! みやこーっ」
その時。かおるがみやこの口にキラキラ光るものを放り込んだ。
冷凍庫からとってきた氷である。
「んむっ!」
「熱した時は冷やすのが一番だぜ」
キンキン冷えた氷によって口内から一気に冷やされて、意識が覚醒してくる。
「かおる……さん……」
「どうだ? 戻ってきたか?」
「はい……」
「んじゃ、こっちにも」
かおるが製氷機ごと持ってきた氷をありったけ、ももこの背中に落とした。
「ひゃあっひゅふっ!」
突然の刺激に体を跳ねさせたももこが、ソファからもんどりうって転げ落ちる。
ごんっ、と何かを激しく打ちつける鈍い音が響いた。
「助かりました……」
解放されたみやこが、乱れた髪を直しながら息をついた。
「やれやれ」
ももこの頭と同じくらい大きなタンコブを見下ろして、かおるがつぶやいた。
「とんだバレンタインだなぁ」
ふと、ももこからもらったチョコのことを思い出し、まさかアレじゃないだろうなと
あわててカバンを開けて確かめるのだった。
後日、ももこはこの騒動をまったく覚えてなくて、食べて忘れるという当初の目標は
一応達成できたことになったが……しばらく猛烈な後頭部の痛みに悩まされたという。
(おわり)
ふぉぉお!!!プニ山さん!お久しぶりです!
ももこ可愛いなwwwGJです!
うう、久しぶりのパワパフ分補給…
また明日からがんばれる!!
697 :
たいき:2009/02/15(日) 13:03:27 ID:s8penflf
俺、忘れてるゾ。
これはいいももみや!
699 :
たいき:2009/02/27(金) 23:52:59 ID:iH58l319
たいきを仲間に入れて欲しかったぞ。
うおお久々に来たらぷに山さんキテタ━(゚∀゚)━!
701 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 20:05:38 ID:OO7Q2xhL
俺はパワパフZかわいいから好き!
702 :
たいき:2009/03/21(土) 21:09:07 ID:yvTQ+65F
俺のほうが言ったの
パワパフZかわいいから好き!
たまには書きこまないとももこの事を忘れてしまいそうだ
スマンももこ
ほしゅ
最後のSSが投下されてからもう2ヶ月たったのか。早いもんだ。
かおるの頭をガシガシ撫でて「なんだよーやめろよー」とか言われたい
かおるの臭い足で踏まれて健康的な土踏まずを感じたい
保守
みやこさんの臭いところをくんかくんかしたい!
みやこさんに臭いところなんて無い!
もし臭かったとしたら、それはかおるの靴下を常備してるからだ。
みやこさんは全体的にフローラルな香りだけど、
ある一部分だけがけっこう臭い。
それがたまらないのよ!
いつのまにやら桜も散り、目にまぶしい新緑の季節を迎えた東京シティ。朝の中学校は
連休明けの眠い目をこすりながら登校する生徒たちで久々のにぎわいをみせていた。
そんな中、丸いメガネを光らせ鋭い視線で獲物を狙うひとりの男が。
彼の名はジェシー・木戸。覚えている方は少ないかもしれないが学校きっての報道屋、
日夜スクープを求めてシャッターを切る気鋭の新聞部員だ。
ジェシーが校門で今か今かと待っているのは、豪徳寺みやこその人である。
彼女に会って確かめねばならぬことがある。ICレコーダーを持つ右手に汗がにじんだ。
「豪徳寺さん!」
おおよそ予想通りの時刻にみやこは登校してきた。ごくりと唾をのんで駆け寄ると、
ジェシーに気づいた彼女がいつもどおりの巻き毛を揺らしてほほ笑んだ。
フローラルフルーティのおだやかな香りが鼻をくすぐった。
「おはようございます」
「あっ、おはようございます。豪徳寺さん、新聞部のインタビューちょっといいですか」
突然の申し出にみやこはすこし驚いて、
「えっ、はい、なんですか」
もともと丸い目を丸くして立ち止まった。
ジェシーは大きく息を吸うと、意を決して一気に質問をぶつけた。
「豪徳寺さんの一部分がけっこう臭いというのは本当でしょうか」
「えっ」
「豪徳寺さんの一部分がけっこう臭いというのは本当でしょうか」
「な……なんの話ですか」
「ネットで噂になっているんですよ、豪徳寺さんの一部分が」
「ええと……臭くないと思います」
「一部分というのは具体的にどこなんでしょうか」
「わかりません」
「豪徳寺さんの臭い一部分というのは具体的にどこなんでしょうか」
「臭くないと……思いますけど」
「そうですよね、こんなにいい香りがしているのに」
「ありがとうございます」
「でも一部分は臭いんですよね」
「臭くないです」
「どこも臭くないんですか」
「どこも臭くない……と思います」
「全部確かめたわけではないんですか」
「全部は……確かめて……」
「ないんですか」
「ないです……」
「なら一部分がけっこう臭い可能性はなきにしもあらずですか」
「かもしれません……」
「その豪徳寺さんの臭い一部分というのは具体的にどこなんでしょうか」
「わかりません……」
「ではちょっと確かめてもらえませんか」
「確かめる」
「けっこう臭い可能性のある一部分を確かめてもらえませんか」
「どうやって……」
「手でさわって、その手のにおいをかいでみるといいと思います」
「でも……みんな見てます」
「なんなら僕が直接確かめましょうか」
「そ、それは」
「なんなら僕が直接確かめましょうね」
「あっ、ちょっと……あっ」
始業前の校門に、無惨にもジェシーの肢体が投げ出されたように転がっていた。
「なにが無惨だっ、朝から女子のスカートに頭つっこんで何やってんだ!」
危機一髪、松原かおる渾身のかかと落としが炸裂したのである。
「かぁ、かおるさぁんん」
「大丈夫かみやこ」
みやこが泣きそうになりながらかおるの右腕にしがみついた。
ジェシーは自分の頭ほどもあるタンコブをつくって、ジャーナリズムがどうとか
号外がどうとかうわ言をいっている。おそらく再起不能だろう。
「ったく、セクハラ野郎め」
「かおるさんが来てくれなかったらどうなってたか……」
「無事でよかったよ。もう行こうぜ」
くっついたままで歩き出すふたり。
教室への道すがら、かおるがぽつりと切り出した。
「ところでさあ」
「はい」
「みやこ、まんこ臭いってほんとか?」
「えっ」
「いやなんか噂になってんだよネットで」
「ひっ……ひどいですわ……」
「あっいやいやゴメン、そんなわけねえよな」
「……かおるさんはその方が好みですか?」
「えーっと……」
「確かめて……みます?」
みやこのうるんだ瞳から目をそらして、かおるはアハハハと笑った。
一方遅刻寸前のももこはヒイヒイ言いながら走っていた。
(おわり)
うおー!ネットで噂になるとは…
とても楽しめました!
かおるったら堂々と「まんこ」とか言っちゃうなんて…
〉ジェシーファンのみなさん
いねーよww
ももこも一応出てきてて吹いた…w
愛だなあ…w
719 :
たいき:2009/05/29(金) 23:08:10 ID:jmYTCBMd
俺も仲間です。
好きだから。
720 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 13:30:31 ID:R7imU1O0
保守
721 :
たいき:2009/05/31(日) 18:29:52 ID:93hCaQAd
おれもされたいです。
722 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 21:05:21 ID:ZeOxdBo+
ほしゆ
久しぶりにきてみたら投下あったのか!
ほしゅほしゅ
エロの二文字も知らない純粋なみやこさんが
博士に悪戯されるssがみたいですわ〜
エロくないみやこさんとか想像もつかないな…
見てみたいかも
ん、博士よりも圧倒的にエロいみやこさんしか思い浮かばん。
727 :
たいき:2009/06/18(木) 17:08:51 ID:4QdFqhMj
俺、みやこさんのを見たいです。
「ねーみやこー」
「何ですか、ももこさん」
「みやこってさぁ、もう生えてんの?」
「え?」
「だからぁ、毛よ!下の毛!」
「いえ、あの」
「ちょっと見せてみなさいよ」
こうですか><
みやこが書いたエロ小説が見つかっちゃって云々
ネタは思いつけど書けない不思議
エロ小説モンスター
それを読んだものは小説どおりのエロ行動をしてしまうみたいな
そいつ自体がエロ小説なら
ももこくらいしか読まないんじゃね
かおるもじゃないかな。
他の2人と違って男兄弟がいるんだから、たとえば兄貴が隠し持ってるエロ本とか
その手のものに触れた事はありそうだ。
いや、そもそも小説なんか読まないか。
そこでオクティさんですよ
エロ小説モンスターが朗読してくれればいいじゃない
○月×日 はれ
今日はかおるさんのジョギングにご一緒させていただきました。
走るかおるさんのぷりぷりなお尻を斜め後ろから眺めているだけで幸せだったのですが、
そこで素敵なことを思いついてしまいました。
かおるさんの後ろをピッタリついて走って、かおるさんが何か拍子で減速した隙に
どーん! とぶつかって密着してしまおう、という作戦です。
優しいかおるさんのことですから、ぶつかった勢いで前の方、胸辺りに手を回しても
許してくれるはずです。事故なんですから。
ですがかおるさん、走っているうちにヤル気になってしまったらしく、全然減速してくれません。
追い着いてぶつかるどころか、離されないように走るだけで精一杯でした。
作戦は失敗でしたが、帰り道に出会ったももこさんとお喋りをしている時、
「みやこもなかなかやるぜ。おれにピッタリ着いてきて離れなかったもンな!」
とわたしの首に腕を回してくれました。かおるさんの汗の混じった空気もたくさん吸えましたし、
当初の予定を上回る大戦果です。
○月×日 くもり
今日、人を恨みました。
かおるさんがジュースを飲んでいて、わたしは別に物欲しそうにしていたつもりもないのですが、
「ノド渇いてンのか? ほら」
と飲みかけのジュースをわたしに差し出してくれました。
間接キスです! ペットボトルの飲み口についたかおるさんの唾液を、わたしの舌で…!
と感動に打ち震えながら受け取ろうとしましたら、
「あ! あたしもひとくち! もうノドからから!」
とか言いながらももこさんに奪われてしまいました。
本当に一口だけで済ませたももこさんはわたしにもボトルを渡そうとしてくれましたが、
丁重にお断りしました。もう要りません、そんなもの。
ずいぶん久し振りのHENTAIみやこさん日記じゃないか!
感動した今日まで生きててよかった
久しぶり過ぎるな。当時の住人がどれだけ残っているやら。
いやいや結構最近だろ
それよりプニ山氏come on!!
ケン「パワパフZ生誕3周年! おめでとう!」
ピーチ「だワン!」
博士「というわけで、きたるべき第二期に向けて新エピソードを募集するぞ! 条件はエロ!」
ももこ「はいはーい! 私が旅に出て全国のイケメンと恋に落ちまくる話!」
博士「よし却下だ! ほか!」
みやこ「みやかお! みやかおです! みやかおがあれば他に何もいりません!」
かおる「え!?」
みやこ「……と、いう意見がネット上で活発に」
かおる「なんだよビックリしたよ」
みやこ「ふふふ」
ももこ「私がドーナツ食べながら敵の女幹部と禁断の愛におぼれてハッピー獲得だよ!」
博士「却下だっ」
モジョ「キーン先生と中禅寺湖のほとりでラブラブデートモジョ!」
ももこ「あらあんたいたの」
ブッチ「女なんて臭いだけだよね」
ブーマー「ボクちゃん興味な〜い」
ブリック「そんなことよりバトスピやろうぜ!」
かおる「帰れよお前ら」
姫子「お姉さまとうるわしの姉妹百合、これで視聴率120パーよおほほほ」
桜子「あ、あの、私はもちろん荘一郎さんと……」
アメーバ「出番があれば何でもいいヌメ」
ファジー「おなじく……ってなもんだ」
エース「オウお嬢ちゃん、俺と一発どうだい」
くりこ「やだよーだロリコン、べ〜」
ももこ「あんた何やってんの、子供が来るとこじゃないのよ」
くりこ「おねーちゃんばっかずるい! あたしもエロしたーいっ」
みやこ「よしよし、じゃあ私としましょうね」
かおる「オイ」
みやこ「冗談です、ふふふ」
博士「むう、一向に話がまとまらん!」
ケン「じゃあもう次に出た意見に決めちゃいましょう」
ももこ「はいはい、はーいっ」
市長「町中の女という女を市長のハーレムに!!!」
一同「…………」
ベラム「……落ちるわね、次の選挙」
早く三周年記念作品を書く作業に戻るんだ
お願いします
741 :
たいき:2009/07/07(火) 17:10:16 ID:qpxfrWP7
たいみやで良いじゃない?
7月7日のお話。
東京シティのいろんな場所で笹の葉が揺れている中、ももこたちの通う学校でも七夕の
イベントが行われていた。
「はぁい、じゃあ願い事が書けた人はどんどん結んでってねー」
キーン先生の間延びした声とともに、色とりどりの短冊を手に持った生徒たちがワイワイ
笹に群がる。その中心に白金姫子がいた。いつにもまして得意げな顔である。
「おーっほっほっ、わが白金家が本場中国から取り寄せた最高級の笹よっ」
しかし例によって、彼女の言うことに耳を貸す者は取り巻きのふたり以外にはいない。
姫子は近くで短冊を結んでいるももこを捕まえた。
「ちょっと、聞いてるの赤堤さん」
「あっゴメン、葉っぱちぎっちゃった」
「ちょっと!?」
「いきなり話しかけるからぁ。アハハ」笑ってごまかすももこ。
ホワン、ホワン、ホワン――その時、カン高い機械音がももこの耳に飛び込んできた。
毎度おなじみパワパフZ緊急出動のコールサインである。
「せんせーっ、笹の葉食べたらおなかこわしましたー」
ももこがすかさず手をあげて、みやことかおるもそれに続く。
「私は笹の葉で指切っちゃいましたー」
「おれは枝がササっちまったー」
「あらあら大変、サッサと保健室へ行ってらっしゃい」
あっさりと先生のお許しをもらって、三人が教室を飛び出した。
「え? 私の出番はこれだけですの!?」
あわれ放置された姫子がぷりぷり地団駄を踏んだ。
「どうしたの?」
屋上に出て変身完了したブロッサムが通信機に唇を寄せた。ほどなくケンの声が返ってくる。
「大変です、今夜は大雨になりそうなんです」
「はぁ?」モンスターのモの字もない答えに思わず声をあげるブロッサム。
「それがどうしたの?」
「今夜は七夕ですよ、雨になると――」
「あっ」隣のバブルスが口を開く。「天の川の水があふれて、彦星さんと織姫さんが会えません」
「あーそっか……それは一大事ね」
眉をひそめるブロッサムに、横からバターカップが口をはさんだ。
「今年はガマンしてもらうってのはダメなのか?」
「ダメよ、会ってもらわなきゃ願い事が叶わない」
はるか星空を流れる天の川。その広い広い両岸に位置する星にそれぞれ住んでいる
彦星と織姫、恋人同士である彼らの一年に一度の逢瀬。そのラブパワーで地上の人々の
願いを叶える日、それが七夕なのである。
「――時間がありませんから、手分けして事にあたってください。彦星さんに事情を説明しに
行くのがひとり。同じく織姫さんの所に行くのがひとり。もうひとりは天の川で待機して
ふたりが会うのをサポートします」
「はいはーいっ、あたし彦星さんのとこ行きたーいっ」
真っ先に手をあげるブロッサム。向こうからケンのため息が聞こえる。
「いえ、変な気を起こされては面倒なので、ブロッサムは天の川を担当してください」
「えーっなんでよ、イケメン見たーいっ」
「いいですか、増水した川での作業は非常に危険です。これはリーダーにしか任せられない
仕事なんです」
「えっ……そ、そお? ならしょうがないなぁ」
「うまい」はにかむブロッサムを見てバターカップがつぶやいた。
「あー、じゃあ、おれが彦星さんとこに」
「私が織姫さんですね」
話がついてケンとの通信を切ると、すぐさま三人は空へと飛び立った。
ただようブ厚い雲が、この先の荒れる展開を予想させた。
「ねえバターカップ、願い事なんて書いたの?」
「ん? ま、いいだろなんでも」
「なによぅ教えなさいよぅ」
「いいよ、なんか照れる。バブルスに聞けよ」
「バブルスはー?」
「ひみつです」
「なによーもう」
「なんかこういうのって、言わない方が願いが叶うような気がしませんか?」
「そういうもんかなぁ」
「そういうおまえは何書いたんだよ」
「じゃああたしも言わない」
「なんだそりゃ」
「お返しよお返し」
「ふふふ。叶うといいですね、みんなのお願い」
と、おしゃべりしている間にも三人は宇宙をかっ飛んで、目的地付近までやって来た。
「じゃあ、天の川で会いましょう」
それを合い言葉に、それぞれの星へ向かうのだった。
バターカップが彦星の住むアルタイルに到着すると、彼はケータイ片手にキーを打っていた。
メールだろうか、一心不乱にただひたすら打っている。
「あのー、彦星さんですか」
「ん? ああ、そうだよ」打つスピードを落とさぬままチラとバターカップに目をやった。
マジメな青年と聞いていたが、あごひげにピアスとどう見てもチャラ男である。
「何?」
「あ、えっと、織姫さんのことで――」
「織姫!」
その名前を聞いて彦星の顔色が変わった。
「それなんだけど」
「はい」
「実はさ、新しい彼女作っちゃったんだよね。やっぱさぁ、一年に一回しか会えないっ
てのはさぁ、ナシでしょ。限界だよね、正直。もったほうだよ俺ら」
「はぁ……」
どうやらメールはその新しい彼女あてのものらしい。情熱が違う。
「だからさ、君、俺のかわりにあいつのとこ行って言ってくんないかなぁ。もう会えないって」
「会ってくれないと困るんだけどなあ」
「何なら君が彼女を慰めてやればいいよ、性的な意味で」
「おれは女だっ」
「アハハ、またまた。とにかく俺は今の彼女とデートの予定入れちゃったから、頼むよ」
彦星は手短に言うとまたケータイとにらめっこしはじめた。まるでお話にならない。
どうしたものかとバターカップは頭をかいた。
バブルスが織姫の住むベガに到着すると、彼女はポテチ片手にテレビに夢中になっていた。
慎ましやかな美女と聞いていたが、ソファに寝っころがるその姿はどう見ても昼下がりの
メロドラマを楽しむ中年主婦である。
「あのぅ、織姫さんですか。彦星さんのことでお話が――」
「彦星!」
その名前を聞いて織姫の顔色が変わった。
「それなんだけど」
「はい」
「実はね、テレビ見るのに忙しくって会いに行けそうもないのよね。ちょうど雨だっていうし、
今年はナシってことにしてくれないかな」
「会ってもらわないと困ります」
「じゃあ、あなたがかわりに行ってくれる? 適当にイチャイチャしてればいいから」
「そ、そんな……」
「ほら、私の服とか着てっていいから、お願い」
織姫は手短に言うとまたテレビとにらめっこしはじめた。
どうしましょうとバブルスは弱り顔をみせた。
「――さて、そろそろね」
天の川のほとりでブロッサムがつぶやいた。
急に降り出した雨で川の流れは速く強く、どうどう唸りをあげている。このままでは
とてもふたりが出会うことなどできない。
「来た!」跳ね飛ぶしぶきでびしょびしょになりながら、ブロッサムは川の両岸に現れた
ふたつの人影を見た。
一方は素朴な上着にショートパンツの青年。もう一方はあでやかな羽衣に身を包んだ女性だ。
きっと彦星と織姫である。
「待っててね、すぐ会わせてあげる! リーダーに不可能はなぁーいっ」
大仰にヨーヨーを構えて、思い切り夜空へと射出する。
「ミルキーチュロス・シュート!」
超スピードで進むヨーヨーは川の中の小さな星を引っぱって集め、自らの幅を太くしながら
川の上に弧を描いてゆく。それはやがてキラキラ乳色に光り輝く橋となってふたりを繋いだ。
「さあふたりとも、この上を渡って! そしてラブラブしなさい!」
ブロッサムの声に、ふたつの人影がおそるおそる、橋の両端から近づいてくる。
そして満天の星の中、橋の中央でついに愛するふたりは出会ったのである。
一年ぶりに会って照れているのか、なかなか次の動きをみせないふたり。それを見かねて
ブロッサムがはやしたてる。
「ちょっとちょっとお、あんたたちー! 抱き合うぐらいしたらどうなのー!」
その声に押されるように、ふたりはおずおずとお互いの身を寄せた。
「織姫って、いいにおいするなぁ……」
「彦星さまって、思ったよりぷにぷにの体で……まるで女の子みたい」
「――あっ!?」ふたりが同時に声をあげた。
「バブルス!」
「バターカップ!」
「な、なんでっ」
あわててバブルスの体を引きはがすバターカップ。
「あの、織姫さんがどうしても来られないというので……」
「なんだよそりゃ、こっちもだよ」
「はぁ……」
目を丸くしていたバブルスが、あらためてバターカップを見てふふふと笑った。彦星の
格好にまったく違和感がないのだ。
「よく似合ってます」
「あいつ、服まで着せやがって」
「私もです」
そう言って自分も織姫の格好を見せつけた。白を基調とした羽衣は川の流れのような
曲線をつくって星の光を反射している。
その幻想的な美しさに、バターカップは思わず目を奪われた。
「――似合ってますか?」
「え? あ、ああ。まあまあじゃねえの」
「あのぅ、私、彦星さまとイチャイチャしてきなさいって頼まれたんですけど」
「彦星……おれとかよ」
「いやですか?」
ささやくようにしゃべるバブルスの声が妙な色をおびている。羽衣の不思議な力だろうか。
彼女に惹かれている自分に気づいて、バターカップはぶんぶん首を振った。
「決まってるだろっ」
「でも、バターカップも頼まれたんじゃないんですか」
「それは……」
「このまま別れたらせっかく会わせてくれたブロッサムに悪いです。みんなの願い事も
叶いませんよ」
「うう……わ、わかったよ。好きにしろ」
はやくも顔を赤くしているバターカップに、バブルスがまた笑った。
「ふふっ、それは女の子のセリフですわ」
「んなこと言われたって、おれ、どうすりゃいいのか……」
「それじゃ、口づけをしてください」
「くち……っ」
バブルスが静かに目を閉じて、唇をバターカップに向けた。心臓がいっそう激しく鼓動
しはじめる。やり方なんてわからない、わかるわけがない。
意を決して、バターカップはバブルスの肩を手でつかむと、目の前の恋人に顔を近づけた。
透き通るように白く見えたその頬が、すこし紅潮している。バブルスもドキドキしているのだ。
それが伝わって、いっそうバターカップの鼓動が早くなる。
バブルスのピンクにうるおう唇を目でとらえて、ゆっくりと顔を近づけてゆく。彼女の
香りが脳をつっついてくらくらする。吐息のかかる距離。時間が止まったかのように、
ふたりだけがこの宇宙にたゆたっている。
永遠とも感じた距離が、ゼロになる。
「ん……、……っ」
バブルスの唇は、その薄さからは思いもつかないほど柔らかくて、くっつけた自分の唇が
あっというまにとろけていくのがわかる。
それでいて、同時にびりびり電気みたいな刺激が全身を駆けめぐって体という体に熱を
運んでゆく。頭がグツグツしてなんにも考えられなくなる。
「はあ……っ」
息が苦しくなって、バターカップが唇を離そうとした。するとその動きに合わせて、
吸いつくように、今度はバブルスが唇を押し当ててきた。
「んんっ」バターカップの息がもれる。
バブルスはそれに構わず、腕を恋人の背中に回しながら夢中で唇を動かした。
くっつけているだけだったバターカップのとは違う、情熱的な口づけ。唾液のぬめる
舌を出して彼女の健康的な唇の味を確かめる。すこし汗の味。閉じられた唇と唇の間に
やさしく、ねっとりと舌を這わせていると、やがて緊張がほだされ彼女の体が中への侵入を
許してくれる。
「んっ、ん、……は、あ」
舌先がエナメル質に触れるたびバターカップがぴくりと体をふるわせる。それがかわいくて、
バブルスはさらに深く舌を挿入させた。
舌と舌が触れて、絡んで、唾液の味が口いっぱいに広がる。それは想像していたより
ずっと甘くて、バブルスの興奮がさらに高まる。
「はー……はぁー……っ」
「んむ、ふぅ、ふぅっ」
体液に濡れた粘膜どうしが重なり合う音はすぐさま激しく流れる川にかき消されて、
本人たち以外にそれを聞く者はなかった。
バブルスがようやく顔を離すと、どちらのとも知れぬ体液がふたりの唇に橋をかけた。
ふたりとも恍惚として、恋人同士の口づけの味に酔っているようだった。
「お、……終わ、り……?」
肩で大きく息をつきながらバターカップがつぶやいた。足もとがおぼつかない。立って
いるのもやっとなのだろう。
「終わりに……しますか?」
そんな彼女を見て、バブルスが笑みを浮かべた。バターカップはそれに答えず、うつむいた。
「もっと、ですか……?」
バターカップは答えない。
「言ってくれないと、わかりませんよ?」
「っ……、と……」
「ん?」
「もっと……」
消え入りそうな声だった。顔をまっ赤にして、いつもの勇ましい面影はどこにも見えない。
バブルスはほほえんで、バターカップをぎゅっと抱きしめた。
「私にもたれかかってもかまいませんよ」
そう耳もとでささやくと、背中に回していた手を彼女の下半身へとのばした。
「っひ!」尻の谷間にバブルスの指先を感じて、バターカップがびくんと脚を硬直させる。
「ふふっ、びっくりしちゃいましたね」
ゆったりしたショートパンツの裾に指を這わせて、引き締まった内ももの弾力を楽しむ。
たっぷり汗をかいているそこは吸いつくように、バブルスの指を包み込み押し戻す。
やがて指は裾から中に、彼女の核心部を目指して歩を進める。
「はっ……あ、あ、あ」
その歩みを敏感に感じ取って、バターカップの声がしだいに高くなってゆく。
「っひぁ! あ、あ、ぁあっ!」
やわらかな肉の谷にうずまっている、快感を受けるためにある小さな器官。クリトリスに
触れると、ひときわ高い声をあげた。
「なっなにこれっ……っあ、あは、はあぁ」
「気持ち、いいでしょう? 私もいつもこうやって……」
厚い包皮の上からグニグニ押したり、クリクリこねたり……自慰する時を思い出しながら
愛撫する。すぐ近くの別の場所から体液があふれ出て手のひらをヌルヌル濡らすので、
それを潤滑剤にしてさらに執拗にいじくってやる。
「う、う……なんだよこれぇ……っ、ヘンにっ、ヘンに……なっちまううっ」
「ヘンなんかじゃありません、女の子はみーんな気持ちいいんですよ」
「うっ、うぅあ、あー」
バブルスの体にしがみついて、打ち寄せる快楽の波に懸命に耐えるバターカップ。
寄りかかる彼女の重みのすべてがバブルスの快感であり、幸福であった。
「なっ……なんかやばっ、やばい、おれっなんかやばいぅっ」
切ない声をあげるバターカップに、バブルスが再び唇を重ねた。
「んんっ、ふ……んう、う、うぅぅっ!」
バブルスを強く抱きしめながら、バターカップは快楽のてっぺんへ駆け上がった。
「ふっ、う……はー……はーっ」
ふたりはそのまま、しばらく動くことができなかった。
やがてバブルスの手が股間から抜かれた。しずくがひとつ指先から垂れて、夜空に流れた。
「あーっ、みんな、流れ星よっ!」
満天の星空を見上げていたキーン先生が叫ぶと、生徒たちも一斉に歓声をあげた。
校庭ではみんなの短冊をつけた笹が、もうもうと煙を上げて燃えている。
赤の短冊に『立派なリーダーになれますように』
緑の短冊に『健康第一!』
青の短冊に『ずっと一緒にいられますように』
と、書かれたものもすぐに炎に包まれ、空に昇っていった。
「みんなの願い事、きっと叶いますよーっ」
先生が嬉しそうに笑った。
(おわり)
うおお!
こ、今年の七夕ってそんな事になってたのか!
749 :
たいき:2009/07/08(水) 20:00:54 ID:CLQVZihu
たいみやで良いと思うけどなあ〜。
750 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 13:28:19 ID:yY93PH7u
ほしゅ
751 :
たいき:2009/07/15(水) 17:30:10 ID:Rutppfkg
!たいみやでやって欲しいです。
遅レスだけど七夕小説GJ!!雰囲気とかパワパフzっぽくて凄く好きです
久しぶりにみやかおに浸りたくなった
○月×日 くもり
今日はかおるさんも出場の、隣りの学校とのサッカーの対抗試合がありました。
もちろん、わたしも応援に行きました。
途中でかおるさんは盛大に転んでしまって、膝に酷い擦り傷を負ってしまいました。
いったん退場したかおるさんの応急手当てをするために駆け寄ったのですが、
出血が凄く、急いで殺菌をする必要がありました。
この場合、人間の唾液がもつ殺菌作用を利用するのが一番いい方法です。
かおるさんの膝に吸い付くと、濃厚な血の味がお口いっぱいに広がりました。
その味に夢中になって舌を這わせていると、かおるさんが切なそうに
「あ、あ」と小さく声を上げるのが聞こえて、わたしはもうどうにも堪らなくなってしまい、
草むらの陰にかおるさんを引っ張り込んでもっと本格的なお手当てを――
という夢を見ました。迂闊にお昼寝なんてするものではありません。トホホです。
○月×日 くもり
今日はかおるさんも出場の、隣りの学校とのサッカーの対抗試合がありました。
もちろん、わたしも応援に行きました。
途中でかおるさんは盛大に転んでしまって、膝に酷い擦り傷を負ってしまいました。
これはもしや正夢リーチ!? と駆け寄ろうとしたのですが、かおるさんは自分で
膝の出血を舐め取るとグランドの外にプッと吐き捨てて、そのままボールを追って
走って行ってしまいました。吸い付く暇もありませんでした。
かおるさんが血を吐き捨てた辺りの土はキチンと掘り起こして、大事に持ち帰りました。
この土を鉢に移して、花の種を植えようと思います。
かおるさん分を含んだ土壌ですから、元気で可愛いお花が咲く事間違い無しです。
754 :
たいき:2009/07/18(土) 12:46:45 ID:Xw6+/FhJ
たいみやでやって貰いたいのだ。
変態みやことか今までのスレの作品まとめて見たいんだけど
保管庫とかない?
保存してる人がここを覗きに来てくれる事を祈るしかない。
>>755>>756 いまいち言ってる意味がわからないんだけど
このスレは読みたくないけど前スレが見たいってことかい?
どうしてそういう解釈になるのか。単に
「誰か持ってない?」
「持ってる人が来てくれれば望みはあるかもね」
ってだけの意味だと思うが。
前の事言ってないで新しいの書けよ、って言いたいのなら同意するが。
>>758 前スレなら
>>10にUPされてるからこのスレは読んでいないんだろうなって解釈
もちろん新しいのも読みたいけど今までの分も纏めて同人誌にでもして欲しいな
あと日記は日めくりカレンダーにして1日1枚づつ読んでみたい
そう
ほ
全然出ませんっ!!
763 :
たいき:2009/08/21(金) 00:07:21 ID:XR4r7NG/
そうだね。俺は「ついてない日」でも「ガールズのこわいもの」でも
パワーパフで一番大好きなブロッサムネタですが・・・。
764 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 16:37:18 ID:yHu3/jBr
保守
765 :
たいき:2009/08/25(火) 17:57:14 ID:dpOTSr2c
保守って意味違うけど、パワーパフのブロッサムって…
征服感を感じられる位かわいいです。
766 :
ツーさん:2009/08/30(日) 18:05:06 ID:yXI0qBGa
はじめまして。突然ですが、投稿させて頂きます。
そして一時間が経過した……
……
………
そして一日が過ぎ、一週間が過ぎ、一月が過ぎ、一年が過ぎようとしていた
出しましょう!!
お願いします
いつまでも待ってるから……
そうね……
775 :
たいき:2009/09/08(火) 18:08:42 ID:Pp8JlLRE
「ガールズのこわいもの」では
追い詰められて叫ぶブロッサムがかわいかったです。
やっぱりブロッサムが一番よね〜
本人キター!
778 :
たいき:2009/09/16(水) 17:12:39 ID:qGcCuzs8
何所に来たの?
ツーさんさん、まだですか?
探さないで下さい