1 :
名無しさん@ピンキー:
>>1さん乙かレルラ
タイトル前スレと同じになったのね
乙!
乙なんだけど……
時間はあるんだからスレタイと煽り文は考えてほしかったw
一乙
エステルのエロが少ないので読みたい
レズロリ病持ち女主×ルルアンタというのはいかがかな
きっと素敵だと思うんだが、旅先主だとどうしてもほのぼの路線に行ってしまうんだよなぁ
突如貴族になって野望に取り付かれてしまった女主が
ボルボラやペウダみたく女を徴収してげへげへする話きぼん
>8
(*´∀`)
ほのぼのでも問題ない、やってみたまえ
考えてみればオルファウスは転送器使うときに呼び出す相手の都合を聞くんだよな…?
つまりオナニーとか覗く事が可能なのだろうか。
「ゆうべはおたのし(ry」
ネメアのことを想いながら猫屋敷で自慰に耽るケリュネイア。
それを偶然見てしまった男主(女主でも可)は……
などと妄想
前スレ堕ちたな
このスレも即死しそうな勢いだな。
本スレに投下した人、こっちにやればいいのに
書いてみようかと思いたったりしても、色々なキャラがいすぎて、どんなのを書けば良いのか迷うよな。
初プレイ、ムービーとかカルラのフラグがたちまくってカルラEDwktkしてたのにティアナEDだた(´・ω・`)
二周目逝ってきます
スレ間違った\(^o^)/
その徒労からSSが出来るかもしれんね。
オイフェ「…大事なことは、生きること。そして、探すこと。理解者は、あなたが考えているより、すぐそばにいるものよ。」
主人公:………
オイフェ「…どうかしたの?」
主人公:?
オイフェ「え?鉄火姫?ああさっきの奴らの話しね…ううん知らないわ会ったこともないはずよ。」
主人公:…?
オイフェ「もう、知らないって言ってるじゃない!大方私がダークエルフだから目立つんでしょ、それがどうしたていうのよ?」
主人公:…!
オイフェ「はぁ?渾名が欲しいって、貴方にはそんなの山ほどあるじゃない。「竜殺し」とか…」
主人公:………
オイフェ「でも確かにそうは見えないわね…」
主人公:!?
オイフェ「フフ、いいじゃない別に。あんな連中に貴方の価値はわからないもの。」
主人公:………!
オイフェ「お、お揃いの渾名!?コンビで知名度アップ!?馬鹿じゃないの?」
主人公:………
オイフェ「知らない、落ち込んでも駄目よ。…………しょうがないわね、聞くだけ聞いてあげるわ。どんなのがいいわけ?」
主人公:!!!
オイフェ「却下。なによ河童王子って…せめてもっと知性を感じるのにしときなさいよ」
イチャイチャ
吟遊詩人「………」
怒っていいんだぜ、吟遊詩人
吟遊詩人、そこは怒ってもいい所だ
ユー怒っちゃいなYO
この流れワロスw
やっちゃえ吟遊詩人!
即死回避保守かつ、
ごめ、元ネタわかんねー。
バカップルとはいいものだね。
俺はエステルといちゃついてくる ノシ
エステルならあげるよ。
フレアは渡さない。
ネタの神、降臨しないなあ。
ちなみに、
アドヴェント、
は降臨っつー意味だったんだな。
これで即死回避だろうか。
連投すまぬ。
そして、ネタが浮ばなかった
ことを許してほしい。
即死なんかとっくに回避されてるだろうに……
かなり長いのを投下します。よ?
題:アトレイアを処女のままひたすら犯し続ける小説
第一話 「キス」
「突然だがアトレイア。頼みがある」
彼女の部屋を三度目に訪問したとき。俺は意を決して話を
切り出した。
一目見て決めていた。ロストールの変態大魔王の異名を取る
俺にふさわしい女は、アトレイアしかいないと。いわゆる一目
ぼれと言い切ってもよいかもしれない。
「え?」
アトレイアは俺の真剣な声に、不思議そうに首をかしげた。
「わたしに……頼み、ですか?」
「うむ」
「あ……は、はい。わたしなどに、できることでしたら……
でもそんな、アクト様のお役に立てることが、わたしにできる
ありますか?」
「むしろアトレイアにしかできないことだ」
「わたしにしか……そんなことが? それはいったい……」
「うむ。アトレイア」
俺は宣言した。ザ・男らしい宣言ナンバーワンであるところの
最高に高貴な宣言であろうと確信する。
「俺の肉奴隷になれ」
この宣言を口に出したのは、これで三度目だ。
一度目。アイリーンに対しては、言った直後にその場で九分殺し
にされた挙句絶縁状を叩きつけられた。
二度目。ティアナ王女に対しては、言った直後に危うく衛兵に
処刑されそうになった。
この俺の熱き欲望、受け止められる奴はそう多くはない。
だが、アトレイアなら。
「……?」
アトレイアは、俺の言葉を呆然とした表情で受け止めると、やや
時間を置いてから、問いかけてきた。
「あの……すいません、わたし、知らなくて……にくどれいとは、
何のことでしょう」
「うむ。肉奴隷とは、身と心の全てを俺に捧げて奉仕する、名誉
ある女のことをいう」
「……あ……わたしに、それを、できる?」
「うむ。俺が保障しよう。アトレイア。頼む」
アトレイアは俺の言葉を聞くと、真意を確かめるかのように
俺と目を合わせた。
そして、十数秒の後。アトレイアは、胸の前で腕を組むと、
高い声で返事をした。
「わかりました。私なんかでよろしければ、ですけど……」
アトレイアは、鈍く輝く瞳で俺を見つめて、感慨深く言った。
「わたしは、アクト様の『にくどれい』になります」
「おお!」
ついに、ついに俺の全てを満たす女が、ようやく目の前に
現れたのだ。今度こそ何かの間違いなんかではなくて。
「ではいただきます」
「え? ん――!」
俺はキスをした。それはもう凄まじい判断の早さで、アトレ
イアの唇を奪った。据え膳は0.2秒以内に食わなければ男の恥で
あり腹を切って死ぬべきである。
「ん、ん!?」
俺の突然の行動にアトレイアは目をまん丸に広げていた。だが、
そのような反応はあえて無視する。今はただひたすらに、アト
レイアを犯し続けるのだ。
舌で口内を遠慮なくまさぐる。歯茎を優しく舐り、円を描くよ
うにして口内全体をくすぐる。
時折隙を見て、緩急をつけて激しく舌を動かすと、アトレイア
の舌が驚きでぴんと、まるで勃起するペニスのような反応を見せ、
前方に突き出された。その先端を、きゅうっと吸いこんでみる。
「――!?」
未知の刺激に反応し、ぴくんとアトレイアの体が弓なりに跳ね
た。アトレイアの瞳は、閉じられることなく俺を見続けている。
その目は、ただ未知の感覚に対する驚きに溢れていた。
だが嫌がっていないのは間違いなさそうだ。
というより、拒否という表現自体を知らないのだろう。
唇をいったん少しだけ放し、口元をぺろぺろと嘗め回す。
口の周辺の肌を丹念に舌で辿り、唾液を染み込ませていく。
汚れの全てを引き受けるべく、ピンク色の柔肌を蹂躙し、堪能
する。
よく洗ってあるらしく、アトレイアの唇は何の味もしなかった。
ただ、感覚だけが甘い。
「ん、んぁっ!」
アトレイアは俺の舌の動きに対し、ぴくん、ぴくんと何度も
体を震わせる。
手足を突っ張らせ、抵抗することも無く、ただ俺の舌による
愛撫に身を委ねている。
感じているのだろうか。反応がよくわからんが、まあどっち
でもいいや。とにかく最高に気分がいい。無抵抗の女の子に舌を
這わせるとは、こんなに気持ちいいものなのか。
「はあ、ああっ! ん!」
再びキスに移る。
今度はたっぷりと唾液を口に含み、べちゃ、といやらしい音を
わざと立てるようにする。唾液がアトレイアと俺の口の間でじゅ
ぶじゅぶと泡立つ。
唾液を管轄油として、ペニスを出し入れするのと同じように、
口内への舌の抜き差しを何度も何度も繰り返した。
ぬぞり、と舌と唇が触れ合い摩擦するたびに、身震いするほどの
快感が、舌から全身に伝わる。アトレイアも同じのようで、瞳をと
ろんとさせて、ただ俺のなすがままだ。
「あ、ん、ちゅ、ん――!」
アトレイアの後頭部を両手でつかみ、引き寄せる。
俺は顔を横に倒して、舌をよりいっそう激しく動かした。アトレ
イアの歯茎のすみからすみまでを舌で往復させる。なまぬるく、
ねばねばしていた。びちょびちょという、粘液が擦れ合う音が、
振動という形を取って直接俺の脳に響いてくる。
「――! ――!」
「くっ」
俺は耐え切れず、腰をアトレイアに押し付けた。ズボンを突き
破らんばかりに肥大しているペニスに快感を与えるためだ。
ずり、ずり、と、一人でオナニーをするのと同じように、アト
レイアの絹のドレスにペニスを押し付け、上下左右に快感が赴く
ままにこする。
服を通して、アトレイアの肌のぬくもりがペニスに伝わる。言い
知れない快感が、口と股間から同時に伝わってくる。それだけで
イッてしまいそうだ。
アトレイアは、服の上を這い回るペニスを特に気にした様子も
なかった。というより、そんな余裕が全くなかったようだ。俺の
キスを、一心不乱に享受し続けている。背筋をぴんと伸ばし、俺に
口唇を押し付け、ただ己の内から来る欲望に身を任せ続けている。
その要望に答えてやろう。
舌の先を目いっぱいに伸ばし、アトレイアの喉の近くを、こつん、
と子宮を突き上げるかのようにノックし、強く押してやった。
さっきの様子だと、ここが一番の性感帯だ。
「――ん!」
性感帯を刺激された瞬間、アトレイアの体が派手にぴんと伸び、
そして、かくん、と膝が折れた。
唇同士が離れる。その直後、アトレイアは深く、そしてつやめ
かしいためいきをついた。
「あ、ふあ、ふぁああぁぁああああぁぁ……」
ため息をついた後、手を口の前で組むアトレイア。その頬は興奮
のために赤く火照っている。だが同時に、その肌は瑞々しさを過剰
なまでに称えており、てらてらとした光沢が見受けられた。その光
沢は、言うまでもなく染み込んだ俺の唾液だろう。
倒れるのを防ぐため片手でアトレイアの腰を支える。ふくよかで
とても感触がよい。
イッたな。
とりあえず、しばらくそのまま腰を抱えておいてやった。
「アクト……さま」
「む」
しばらく後に、アトレイアが、腕の中から俺の名前を呼ぶ。
その呼び声の響きは、清楚で、かつ艶めいていた。
アトレイアの身体は快感の余韻のためか細かく上下していたが、
その中でも俺はある一点に目が言った。
意外にボリュームのある乳房。その先で、ぴんと乳首が隆起して、
ドレスを小さく押し上げていた。さっきのキスで、感じていたのだ。
下半身に視線を移す。さすがに見えないが、まず間違いなく、
アトレイアの下着は愛液で濡れているだろう。
冷静に分析している場合か。犯そう。
おっぱいを欲望のままにもみしだき乳首を母乳が出るまで吸って
吸い尽くしてちゅぽんと唾を出して噛んでむしゃぶるべきだ。そし
てペニスを欲望のまま解き放ち、まだ見ぬアトレイアの股間に突き
立て、その奥の奥に精を解き放つのだ。そうすべきだ。
「アトレイ――」
欲情をそそる名を呼びつつ、俺は今まさにそそりたつペニスを
抑圧から開放し、この俺の理想そのものであるアトレイアを犯
「――!!!」
「!?」
そうとして、寸前で踏みとどまった。鋼鉄の自制心が俺の脳と
ペニスの間にカーテンを下ろした。
待つのだ。待つのだ俺。俺・ザ・変態大魔王。誇りある無限の性欲よ。
「……あ……あの……?」
このまま処女を奪うのは簡単だ。
それこそ、あっけないぐらい簡単に、アトレイアは俺に全てを
委ねてしまうだろう。
だが、それでは勿体無い。そうは思わないか俺の最高の性欲。
俺の息子よ。
「……アクト様……さ、さきほどの……キスは……?」
アトレイアが俺の腕から自然と離れていく。疑問を投げかけて
きている。なんだか残念そうな表情をしていたような気もする。
だがとりあえずどうでもいいので放っておく。
この処女性は、たとえ何が原因であれ、天が与えたもうた奇跡だ。
その表現が不謹慎であることは十分に承知していたが、俺の受けた
天啓をそのまま表現するとこのようになる。決してこの姫君を貶め
ているわけではないので、許せ。
なにしろ男の視線や欲望と、ひとかけらの縁もなく、十七まで生
きてきた、箱入りの中の箱入りである。盲目の姫君。なんと魅力的
な響きだ。
その響きは、長く人前に出ていた普通の女では成し得ぬ、性的魅力
そのものを指している。少なくとも俺にとっては。
「……あの……」
それを、たった一度の快楽だけで済ませてなるものか。
俺は、決心した。味わいつくしてやるのだ。
この無垢なお姫様を、処女のまま、俺の肉奴隷にしてやるのだと。
清潔で可愛らしい唇も、意外にボリュームのありそうな胸も、まだ
見ぬヒップも、耳も、髪もへそもうなじも首も腰もふとももも脇の下
も、そして何より、その心も。
アトレイアの全てを、処女のまま、全身全霊をかけて犯しきって
やるのだ。処女はそれからでよい。
なんと素晴らしき計画だろう。東方の性は退廃的に進んでいると
いうが、まさか俺ほどの域にまでは達していまい。想像だけで股間が
ズボンを突き破らんかのごとく肥大化していき先走り汁がだくだく出る。
ふふふふふ。ふふふふふふふ!
「ふ、ふ、わははは、わはははははははは!」
「きゃ!」
む、しまった。思わず笑い声に出てしまったらしい。
声に驚いたらしく、アトレイアはぴょんと飛び上がって胸を押さえた。
ふふん。安心するが良い。
俺はアトレイアの肩に両手を置き、力強く言った。
「そういうわけで、アトレイア!」
「は、え、あ?」
アトレイアは急展開についていけないようだ。まあ説明してないし。
だがそんなことはどうでもいい。
「一週間以内に全体計画を立ててやる。また来るぞ。それまで、今の
キスを存分に思い出して存分に一人でいじり続けるがよい!」
「……え?」
うむ、俺の放った言葉の意味すらわかるまい。
だがそれでいいのだ。
「……あの、一人でとは……?」
「肉奴隷は知らなくてもよい言葉だ。ではさらば」
アトレイアの質問に適当に答えて、クローゼットのドアを開く。
「あ……! あの……」
そのまま俺は逃げるようにして部屋を去った。
振り返っていれば気づいただろう。
キスの前までは、ただ闇だけを映していたアトレイアの黒い瞳。
それがいまや、好奇心の光に満ち満ちていたことを。
『第二話 脇とよこちちと指ちゅぱ』
いきなりマニアックだが、先を見据えれば最初に一発この程度
はやっておかねばな。
しかも今日は射精してやるぞ。俺は心の中でこっそり宣言し
つつ、アトレイアの部屋に押し入った。
当然ノックはしない。着替えや寝顔でも見られれば幸運だ。
「ん、アトレイア」
「……」
アトレイアは起きていた。また、残念なことに着替え中でもなか
った。ベッドの傍で、木椅子に座ってぼおっとしている。その目は、
どこにも焦点が合っていない。ただ、何かに思いを馳せているように
見受けられた。
「アトレイア」
「はい? ……あ……アクト様っ」
近くから呼びかけることで、アトレイアはようやく俺に気づいた
ようで、慌てて立ち上がった。
服装は昨日と変わりない、上質だが飾りのない絹のドレスだ。
「うむ。約束どおり来てやったぞ」
「は、はい……ようこそ、いらっしゃいました。ありがとうござい
ます」
アトレイアはゆっくりと言うと、丁寧におじぎをした。
歓迎しているのはわかるが、相変わらず暗い口調だ。ついでに
言えば暗い部屋だ。窓などは、開かぬよう板で内側から止められ
ている。
「存分に感謝するがよい。それにしても、視力が戻ったのにこの
部屋は暗いままか」
「あ……」
俺が疑問を提示すると、アトレイアは恥じ入るかのように顔を
下に向け、か細く言った。
「……はい。シャリさんが、視力が戻ったことが、ほかの人に知ら
れると危険だ、と……」
「ふん」
まあそうかもしれない。王室のことはよくわからないが、あの
シャリとかいう変な子供も適当なことは言わないだろう。
「明かりも普段から消しているようにしています。……すいません
……。せっかく来ていただいたのに、不愉快な思いを……」
「別に不愉快ではないぞ。闇は闇でそれなりによいものだ」
視覚の欠如が逆に想像力を刺激するというのは往々にしてあり得
ることだ。嫌いではない。むしろ大好きだ。
「え、そう……なんですか?」
「うむ。この目立たん部屋も、これでよいものだ(衛兵に見つか
りにくいし)」
もちろん逆に光は光で青姦に不可欠な要素であるわけで、結局は
可愛い女の子がいればどっちでもよいのだが。
「まあいい、世間話はこのぐらいだ。今日も肉奴隷としての役割を
果たすが良い」
「え……」
肉奴隷という単語を聞くと、アトレイアは手を唇にやり、おそら
く無意識的にだろうが、いとおしそうに周りを撫でた。
その本当の意味はわからねど、『肉奴隷』という立場がどんな行為を
意味しているかはその身に、いや唇に刻み込まれているらしい。
「あの……また、キスを?」
「キスっぽいこともするが、それだけではない。今日は脇の下も使うぞ」
「脇?」
アトレイアは不思議そうに腕を上げ、自分の脇を見つめた。俺の
視界にもその脇が飛び込んできた。
うお、白い。
一片の汚れもない彼女の脇の下は、自然とできたくぼみがえくぼの
ようにへこみ、俺に向けて微笑んでいるかのような錯覚を生じさせた。
更に、ドレスの生地が微妙に少ないので、隙間から乳房のふくらみ
までが覗いている。つまり横乳だ。なんと無防備な女だ。たまらん。
「よく、わかりません……」
アトレイアは腕を下ろすと、そう言った。
「当然だ。とりあえずはそれでいいが、常に未知のエロを求めん限り、
人類に革新はない。探求の精神を忘れないように」
「常に、未知の……?」
その後には言葉が続かないが、別に恥ずかしがってるわけではなく、
単に慣れない単語だったので聞き取れなかっただけだろう。
と、何を思ったのか、アトレイアは深く沈んだ声で、かぼそく
言った。
「では……駄目ですね、わたしは。何年も何年も、気が遠くなるほど、
……ずっと、闇の中にいて、変わってませんでしたから……」
「では……駄目ですね、わたしは。何年も何年も、気が遠くなるほど、
……ずっと、闇の中にいて、変わってませんでしたから……」
なんだ。そんなことか。
「知ってる。素晴らしい」
「え?」
「変わらぬ処女性がアトレイアの性をまるでクリトリスの包皮がその
内側に守る秘部の感覚を研ぎ澄ませていくかのように優しく包み続け
た結果肉奴隷への適正としての俺様的最重要要素である処女因子がま
すます俺の好みを直撃するかのごとく実に可愛くそして清らかに成長
し続けると共に成人を間近に控えた女性の色気を抱合し奇跡的な調和
を今まさに現実のものとしているのだ。なんと素晴らしきことかな」
一息で言い切った。さすが俺だ。
本当はあと数億言語りつくして、ようやく俺のロマンすなわち
アトレイアへの執着がその片鱗を見せた程度なのだが、まあそれは後の
楽しみにとっておこう。
「ええと?」
案の定、アトレイアは何も理解できていないようだ。まあいい。
今は、アトレイアが俺の目の前に、しかも肉奴隷として存在している
という、その事実だけで十分だ。
「理解できずともよい」
というより、されたら困る。
「あ……。すいません……あの……わたし、なにも知らなくて……」
だからそれがいいのだ。
「とにかく実践あるのみだ。着替えはあるな? でははじめるぞ」
「はい……」
アトレイアはどこか落ちつかなさげに、返事をした。
俺がその仕草から読み取れたのは、嫌がっていない、というその
一点のみだった。
アトレイアをベッドに寝かせてから、その頭の傍に腰をかける。
服は脱がさない。それでは情緒がないからだ。行っても半脱ぎ
までだな。
「あの……ど、どうぞ……」
アトレイアは枕に後頭部を置くと、俺に向かってそう言った。
その声は微妙に期待に溢れている。天然だ。天然の処女だ。
なんと素晴らしい。
「よしよし。先週のキスは覚えているか」
「は……はいっ。はっきりと」
「では俺がしたのと同じように、俺の指にキスしてみろ」
右手をアトレイアの右肩から回り込ませて、アトレイアの口元に
やる。更に唇を爪で細かくつついてやった。
「あっ」
アトレイアが小さく悲鳴を上げた。
「できるな」
「あ……は、はい……やってみます……」
そうして、ちゅぱ、ちゅぱ、とアトレイアがゆっくりと人差し指を
なめ始める。
「ん、む、ん……」
最初は大人しく、指をおっかなびっくり舌でなぞるだけ。まるで
傷口を癒す獣のような舌つきだ。
「もっと、舌を強く押し付けてみろ」
「ん……」
アトレイアは見上げてこくりと頷くと、再び俺の指に視線を移した。
ぞり、と、人差し指の先端を舌が這い回った。同時に電撃のような
刺激が、指から脳に直接伝わってきた。
「いいぞ……もっと動かしてみろ」
「――」
アトレイアは両手で俺の右手首を掴み、人差し指を丹念に舌で転が
していった。指と指の隙間から始まり、第一関節を舐め、第二関節を
ちゅうちゅうと吸い、先端をれろれろと舌上で転がす。
教えるそばからすばらしい成長振りだ。指先から来る快感と、アト
レイアの献身的な奉仕の心意気そのものに反応して、ペニスが充血
していく。
我慢する必要はない。俺は指を口に含ませたまま、ズボンと下着を
一気に脱ぎ、ペニスを開放した。
「ふぁ……あ?」
アトレイアは俺の動きに目を止めると、奉仕を一時中断し、そそり
立つ俺の肉棒を見た。不思議そうにしている。その黒々しい肉の塊の
脈動に、目を奪われている。
おそらく、というかほぼ間違いなく、こいつを見るのは初めてだろう。
「アクトさま? あの」
「これは俺の体の一部だ。気にせず続けろ」
言葉をさえぎって説明し、アトレイアに行為を促す。
アトレイアはしばらく俺のペニスをまじまじと見つめていたが、俺の
命令には逆らわないらしく、素直にこくんと頷いた。
「あ……んむ……」
そして指ちゅぱを再開する。中指と薬指を同時に口に含み、先端を
重点的に責めてきた。れろれろれろ、と先端を使用し、爪と指の間を
なぞるように左右に舌を動かす。
全て、俺が昨日のキスでやったテクニックだ。凄い学習速度だ。
この分だとフェラテクも既に一人前だろう。先が実に楽しみだ。
「よっ」
俺はさらなる快感を得るべく、アトレイアの左腕を掴み、宙に上げ
た。そして出来た胸と腕の隙間、つまり脇に、ペニスをためらいなく
突っ込む。
「!?」
ペニスの先端が、やわらかく暖かな感触で包まれた。頭の中に、
ぼんやりとした桃色のイメージが広がっていく。
ペニスがあまりに長くそそり立っているので、先端がアトレイアの
乳房の側部に当たってしまったらしい。アトレイアは胸下着を付けて
いないので、生だ。おっぱいが亀頭の尿道口を塞いでいる。信じがた
いが事実だ。
「あ……!?」
アトレイアが小さく悲鳴を上げた。が、俺はそれを無視し、ほとんど
無意識的に腰を前後に動かした。亀頭を乳房が擦り合う形になる。
ぷにゅ、ぷに、と、やわらかい感触がじんわりと染み入るように
亀頭に伝わってくる。
「うあ……あ、あの、あ、アク、アクト様……」
たまりかねたかのように、上ずって奮えた声で、アトレイアが俺を
見上げて言った。
上目遣いで、困った風な様子だ。その表情は、耳まではっきりと
紅色に染まっている。知識は足りねど、恥じらいの精神は人並みに
持ち合わせているようだ。
うむ、こうでなければ。
「あの、む、胸に……アクト様の、が……その、あの…………」
その後には言葉が続かない。俺のペニスを横目で見つめたまま、
動きと声を止めている。
「当ててるのだ。そういうものだ」
俺は反論の余地がないように断言した。
「あ……」
「続けろ」
それだけ言って、行為を再開する。
まずカウパー液を横乳にすりつけつつ、細かく腰を振る。
そのたびに、亀頭の半分が埋もれそうなほどまでに横乳に食い込
んだ。今、俺はアトレイアのおっぱいを脇から蹂躙しているのだ。
白い柔肌に亀頭を押し付けるたびに、くちゅ、くちゅ、という
粘着質の音が暗い部屋に響いた。
粘膜が擦れる快感と、局部を優しく包み込まれることに起因する
安心感が、下半身から脳にダイレクトに伝わってくる。すんばらしい。
俺のペニスはよりいっそう硬度を増していく。
「は……い……う……ん、ん、ちゅ、ふぁっ」
アトレイアは俺の行為にさすがに驚いている様子で、ペニスが
左乳房を蹂躙するさまに、ちらちらと視線を移している。
が、俺の命令を違えるようなことはないらしく、指ちゅぱを止める
ことはない。
その対象は小指に移っている。右手で付け根をつかんで、フルート
を吹くかのように、小指全体に対してゆっくりとタンギングのような
舌使いを繰り返している。
「ん……ぁ……」
「アトレイア。腕を動かせ」
「……ぁ、あ?」
「こうだ」
俺は手本を見せるべく、アトレイアの左腕を掴んで手前に引き、
次いで左右に細かく振った。
腕と胸に挟まれたサオを扱き上げる形となる。いわば手コキならぬ
脇コキだ。
快感は亀頭からだけではない。アトレイアの細い腕を使い、充血した
竿を扱き上げる。
ぎゅ、ぎゅ、とペニスが周囲から強く、射精を促されるかのように
締め上げられる。そのうえ、脇の下ということもあり、アトレイアの
体温が一番敏感な部分にダイレクトに伝わってくる。
「よし。こういう感じに、動かしてみろ」
「あ……は、はい……やってみま……す……」
「指も忘れるな」
「はい……」
返事をすると、アトレイアは指ちゅぱを再開した。唇に唾液を大量に
含んで、人差し指をくわえると、幾度も首を上下に振って、指をしごき
上げた。
同時に左腕も絶え間なく動かし続けている。ペニスに刺激を与え続け
ている。指舐めと平行して行うため、どうしてもその動きは不規則に、
統一性のないものになってしまっている。
が、その不規則性が逆にペニスに快楽を与えてくれた。アトレイアの
脇がペニスの根元をきゅうっと掴み、急激に締め付けたかと思ったら、
次の瞬間にはその戒めが解かれ、亀頭がやわらかく暖かいおっぱいで
包み込まれていた。緊張と安堵の相互作用により、快感が上り詰めていく。
「アトレイア」
俺は彼女の名前を呼んだ。
アトレイアは呼び声に応えて、指ちゅぱを止めると、俺を見上げた。
自然、上目遣いになる。だが俺にはそれがおねだりをしているかの
ような表現に見えた。
「アトレイア。どんな感じだ」
「……え?」
「俺のペニスを脇に挟み、指を舐めるのはどんな気分だと聞いている」
なんとなく聞いてみたくなったのだ。
アトレイアなら、期待に応えてくれそうな予感がした。
俺自身も予測していない、最高の返答を返してくれると。
アトレイアはしばらく所在なさげに俺のペニスと指を交互に見つめていた。
しかし、やがて意を決したように、顔を耳まで真っ赤に染めて、言った。
「ア、アクトさまの……ぬくもりを……か……感じて……ま……す……」
真性だった。真性の何かはわからないが、俺はとにかく確信していた。
「――イクぞ」
「えっ?」
アトレイアの言葉が引き金になった。限界が、もうすぐそこまで迫って
いた。
腰を激しく前後に動かし、アトレイアの乳房と脇をひたすらに犯し続け、
一気に高みに上り詰める。
「え、あ、あッ!?」
最後の一突き。亀頭のほとんどが乳房の脇に埋まったとき、どくん、と
ペニスがひときわ強く脈打った。勃起したペニスの根元から亀頭の先まで
に、強烈な勢いで快感が走った。
次の瞬間。
「ふあっ!」
アトレイアの声と同時に、俺は精を解き放った。
服の中に向け、白くねばねばとした大量の液体を、惜しげなくぶちまけていく。
どくん、どくん、と、尿道を通して熱い精液を次々と送り出していく。
アトレイアのドレスを、べとべとの液体で内側から侵食していく。
まず肩から始まり、背中、胸、腕の部位が、外から見てもわかるほどに
たちどころに白く染まっていく。
それでも射精は止まらない。
「あ、あつ、あぁっ!」
勢いあまったどろどろの精液が、ドレスの襟元から表に漏れ出している。
「あ、ふわ――!」
アトレイアの嬌声が部屋に響く。その肢体は熱い液体でひたすらに蹂躙
されていた。その服は、いまや下半身の一部までが濡れて透き通っている。
そして、ぬらぬらとした奇妙な光沢を放つようになっていた。首周り
から腹部に至るまで、アトレイアの上半身を俺の精液が余すことなく
汚している。
今、俺はアトレイアを征服しているのだ。
「ひゃ、ぁ……」
十数秒間の後、ようやく長い射精を終えたペニスを乳房から引き抜く。
脇元を通る際、ずりゅり、という粘着音がした。引き抜いた直後のペニ
スの周りには、ドロドロの白い液体がへばりついていた。
アトレイアの服の中はきっと酷い有様だろう。軽く二週間は溜め続けて
きた精だ。今着ているドレスは、もう使い物になるまい。
「あ……ぁ……」
アトレイアは、いまだ精の残滓がへばりつく俺のペニスを、恍惚とした
表情で見つめ続けていた。
ペニスをタオルで拭き、下着にしまいこんでズボンをはく。
いつまでも余韻に浸りたいところだが、現実的にはそうもいかないのだ。
服装を整えつつ、いまだ呆然としているアトレイアを褒めてやった。
「気持ち良かったぞ。アトレイア」
「あ……」
実際、彼女は最高に具合が良かった。若干一般的な意味とは違うかも
しれないが。
とにかく肉奴隷としては最高の点数を与えられるきもちよさだ。
「よかった……ですか?」
「うむ。実によかった、最高だ」
「よか……った……」
「うむうむ。お前はどうだ」
アトレイアは俺の言葉をかみ締めるかのように繰り返すと、いまだ
精液で汚れたままのドレスをそうっと触った。汗ばんだ手のひらに、
強烈な栗の匂いを発する粘り気が移った。
アトレイアの手のひらで、ねたつく精液。それを見て、彼女は
何を考えているのか。俺には読み取れなかった。
しばらくの時間の後、俺を見上げると小さな声で、しかしはっきり
と言った。
「はい……わたしも、きっと……『よかった』です……」
そう言ったアトレイアの表情は、奇妙なほどに安らぎに満ちていた。
(終)
以上。俺妄想大爆発でした。
GJ!
ヤってることはマニアックだけど素直なアトレイアがすごくよかった。
また続きを書いてくれるとうれしい。
まずアイリーンに九分殺しにされたところで吹いたw
それにしてもアトレイアかわいいよアトレイア。
GJ!GJ!
なにげにうまいな。若干人格のおかしい男主に吹いたw
なんという変態、これは間違いなくGJ!
本当に、全く完膚なきまでに何の色もついていない純白のキャンバスに
自分の精液で思う存分染みをつけるようなすばらしい続編を求める。
GJである!続編期待!
GJGJ━━━(゚∀゚)━━━━!!
名(迷)作のヨカン。
このまま処女調教の続編を、最終話の貫通式まで書いていただきたい!!
ザ・投下。
さすがにやりすぎた。
「あの……アクト様。わたしも、着替えたほうがよいでしょうか」
「当たり前だ」
今のアトレイアはの外見は、客観的に見てものすごい状況だ。
精液が首から顔から背中のドレスにまでこびりついて、恐ろし
く扇情的で痛々しい。どこの馬にレイプされたんだと問い詰めら
れそうなほどだ。
「……で、では……あの、アク、アクト様?」
が、単に着替えただけでは、その強烈な匂いまでは落とせない
。
もし侍女や他の貴族に感付かれたら、どうなることやら。
アトレイアの王宮における立場など、元から無いも同然だろう
からどうでもいいが、変なうわさでアトレイアの心を(主に処女
心を)傷つけられてはたまらない。
「む」
ふと、冴えたやり方を思いついた。
その考えは、デメリットを回避し、しかも素晴らしいメリット
を(俺にだけ)与えてくれる。
「アトレイア」
「はい。着替えてきます……」
「風呂はどこだ」
「え?」
『第三話 着替えとお風呂とおなかとふともも』
「……い、一緒に、ですかっ!?」
「そうだ。ありがたかろう!」
そうだ。俺はアトレイアと! 一緒に! 風呂に! 入るのだ!
アトレイアの案内で浴場に向かう途中、俺は有無を言わせぬ口
調で断言した。
例え嫌だといっても押し通す、という意思表示だ。
ここまで来て浴場の入り口で待つだけな男がいたら、そいつの
頭は耳から入り込んだゴキブリに食い散らかされているに違いな
いと確信する。
「あのっ……えと……!」
アトレイアは俺の断固たる決意を聞くと、慌てた風に俺に懇願
の視線を向けた。
だがすぐに、俺の勃起時ペニス並みの意思の固さを悟ったらし
く、頬を真っ赤に染めて黙り込んでしまう。
「……」
数十秒間の間。その間、灯篭のジジジという音だけが廊下に響
いていた。
やがて、アトレイアは顔を沈めたまま、消え入るような声で呟
いた。
「…………わ……わかり……ました……。い……一緒に、入りま
しょうっ……」
ま、どんなに恥ずかしくとも、この姫君が嫌などと口に出すけ
がないか。
なにしろアトレイアは俺専用の肉奴隷なのだから。
言葉の意味を理解しているかどうかは、また別として。
王宮の浴場は、深夜なだけあり人気が全くなかった。
にも関わらず、広い水面からは湯気が漂っている。
アトレイアの言によれば、どんな仕組みかはわからないが、こ
の大理石張りの専用浴場には、熱く清潔な湯がいつでも用意され
ているそうだ。昼間なら侍女も数人常駐しているという。
貴族の贅沢もここに極まれり、だな。ひたすらに広いドーム型
のプールに張られた湯など、スラムでは絶対に目にできないもの
だ。
更衣室も流石に広い。むしろ広すぎる。ゆうに数十人は同時に
着替えられそうな広さだ。ハーレムプレイも楽勝だ。流石王族専
用だ。すんばらしい。いつか俺もここに住もう。
「では」
俺は更衣室に着くと、すぽぽーんと全ての着物を脱いだ。約三
秒の早業だ。
いまだ乾かぬペニスを含め、全身を惜しげもなく外気に解き放
つ。
「あ……」
アトレイアは俺のペニスを、まじまじと見詰めている。
処女に見られる快感が股間から全身に伝わる。すんばらしい。
「うむ、気になるか。これでまたしてやるからな」
「……はい」
「よし。では、お前も脱げ」
「え」
アトレイアは間の抜けた声を一瞬上げると、身体を守るかのよ
うに、腕を胸の前で組んだ。
「あ……あの……やっぱり、ここで、ですか……?」
いまさら恥ずかしがることも、などとは死んでも思わない。
脇コキで射精を促すよりも、自らの肌を晒すことの方が、羞恥
心を刺激されるらしいとは。
素晴らしい処女っぷりだ。やはり俺の目に狂いなし。
「当たり前だ。お前は俺の肉奴隷だぞ」
「……っ」
「まあ、どうしても嫌なら」
「いえっ!」
と、驚くほどの大声が、突然アトレイアから上がってきた。
おかげで、『俺が脱がしてやろう』という続く言葉を出せずじ
まいだ。
「む」
「あ、あの……! 決して、嫌ではないんです……ただ……は…
…恥ずかしくて……」
アトレイアは言葉に詰まり、顔を背けた。その横顔からは、は
っきりと羞恥の赤みが読み取れる。恥じらいの精神をこれほど完
璧に備えた女は、滅多にお目にかかれまい。とてもいい感じだ。
かといって全く脱がさぬまま風呂に入るわけにもいくまい。つ
ーかそれじゃ意味がないし。
「うーむ。では、脱ぐ際に胸を隠すことは許す。腕でな」
「え……はっ、はい。ありがとうございます」
律儀にぺこんと頭を下げるアトレイア。妙なところで非常に素
直だ。断言するが、今の条件ははっきり言って何の助けにもなら
ん。
「では、始めろ」
「……は……」
アトレイアは決意を固めるためか、目を瞑ると二、三度、すー
はーと呼吸を繰り返した。
そして、目を開き、俺から視線をそらしたまま、言った。
「は……い……っ」
そうして、アトレイアの俺専用ストリップショーが始まった。
とはいっても、着ているのは結局、ショーツを除けばドレス一
枚だけだ。
肩の覆いを、まず右から、震える手ではずしていく。
ぱさり、と絹と絹が触れ合う音がして、アトレイアの肩が露に
なった。その肌は、ひとかけらの汚れもなく、ただ白かった。そ
の白さが俺のものであることが、ただ嬉しかった。
アトレイアは続いて左肩に手をかけた。同じように肌を露出さ
せる。こちらは、よく見るとうっすらと白い膜が張る部分がある
。乾いた俺の精液だ。素晴らしい。俺自身の手で洗い落としてや
ろう。
両肩の吊りを外すと、今度は胸部だ。
アトレイアはしばらく胸に手を置いたままためらっていたが、
やがて決心したのか、手と肌の間から、するりとドレスを引き抜
いた。
「……う……」
胸が、おっぱいが、果実があらわになる。
その細い腕で先端だけは隠せているが、それ以外の全てを露出
させてしまっている。胸の谷間がはっきりと伺える。左胸にこび
りついた精液が見える。ぷるん、と震える下乳が俺の目を引きつ
ける。
「……っ」
手の支えを失うと、ドレスはするするする、と一気に下まで落
ちた。
「おお」
アトレイアの俺のためだけに存在する艶めかしい身体が、いま
や生まれたままの姿で外気に晒し出されていた。ただ最後の砦、
すなわち精液で汚れた純白のショーツと、か細く華奢な腕だけが
、外気と俺の視線から彼女のからだを守る盾となっていた。
素晴らしい。
このまま絵にして家に持って帰って何度も何度も犯したいぐら
い神々しく、そして扇情的な姿だった。
「よし、そこまで」
そして、アトレイアがショーツにその片手をかけたところで、
俺はストップをかけた。
例えバスタイムといえど、全ての服を脱がせるのは俺のロマン
に、そしてアトレイアの処女性に反する。それに、ショーツ一枚
で濡れに濡れるアトレイア。それは全裸より遥かに変態的でエロ
ティックではないか。
「……あ、……え?」
制止の声をかけると、直後にアトレイアが手を止める。
そのはずみか、胸を隠していたアトレイアの腕がずれた。おか
げで見えた。
突起物。さくらんぼのように見事なピンクの先端。
それが、アトレイアのたわわに実った両果実の頂上で、かわい
らしく自己表明をしていた。
しゃぶろう。揉もう。弾こう。吸おう。
ちょっと待った。
心なる俺からちょっと待ったコールがかかる。それは後のお楽
しみだ。
「ふん! さて、アトレイア」
ダイヤモンドの自制心で衝動を打ち切り、ショーツ一枚で羞恥
に身を震わせているアトレイアの手を取る。
掴んだその手は、細かに震えていた。
「あっ」
「そろそろ寒くなってきた。さっさと風呂に入るぞ」
そう。今は風呂に入るのだ。
「は……は、はいっ」
お風呂のアトレイアを存分に味わうのだ。味わい尽くすのだ。
先に湯船に入った俺は、アトレイアが俺の精液を洗い流してい
くのを、ぼうっと眺めていた。石鹸を擦って、不器用そうに――
おそらく、普段は侍女にやってもらっているのだろう――身体の
上から順に、泡で覆っていく。
なんて光景を見て我慢できるようでは、俺は変態大魔王の称号
を得ていない。
「きゃっ」
泡を落とすべく湯桶に手をかけたアトレイアに、後ろから抱き
つく。からん、と桶が落ちる音が広い空間に響いた。
「あ、あ……」
アトレイアの身体がぴくぴくと震えている。振り返ったその表
情を見ると、どうしていいのかわからないようで、視線を俺と宙
空に交互にさ迷わせていた。
「アトレイア。いいな」
「え……」
「するぞ」
何をするかは、あえて言わない。
理由はいろいろあるが、一番はアトレイアの教育のためだ。
「は……はいっ」
理解できずともとりあえず了承するのが、アトレイアの肉奴隷
たるゆえんだ。
アトレイアの返事を受け、くびれた腰にやった手を左右に動か
し、優しくさする。ぬめった泡がアトレイアの腹部の上に、一枚
の膜を張っており、それが愛撫をスムーズにしてくれた。
「ふあ……」
アトレイアが恍惚としたため息を漏らした。
「ふむ。ちょっとやりづらいな。こっち来い」
「え、あっ!?」
アトレイアを一旦立たせて、手を引いて場所を移動する。
行き先は、先ほどから目をつけていた、段差のある大理石の階
段だ。
湯が上から流れていて暖かいし、段の角が丸く削ってあるため
、激しく動いても安心だ。設計者には感謝しよう。
「よっと」
「あ……!」
まず俺が寝転がりぎみに段差に背を突いて座り、続いてアトレ
イアを、ペニスをまたぐ形で腰の上に座らせる。背面座位に近い
形になった。挿入しない体位の中では、この形が一番密着できる
のだ。
「うーむ」
わしわしとアトレイアの髪に顔を押し付けつつ、手をアトレイ
アのふとももにやった。
「あっ!」
そして、無理やり股をこじ開け、その間から既に硬度を完全に
復活させているペニスを出す。いわゆる素股だ。今度は素股でフ
ィニッシュするのだ。今決めた。
「う、あ、アクト、さま……」
胸板に。へそに。太腿に。それぞれに、アトレイアの肌が押し
付けられている。脇にペニスを押し付けられた程度で恥ずかしが
っていたアトレイアだが、最後まで耐えられるかどうか。そのう
ち失神するんじゃないか。
「まあいいや」
今は何も考えずに、腕の中にすっぽりと収まった魅惑の肢体を
堪能しよう。
まず背中だ。アトレイアの小さな背中が俺の両胸に押し付けら
れている。アトレイアの高鳴る鼓動が、直に感じられる。まるで
俺の脈と共鳴しているかのようだ。
次に、腹部。俺のへそに、アトレイアの腰部が密着していた。
ラインを目視ではなく感覚で感じられる、この幸せ。理想的なく
びれの形をしているなあ。そのうえ真ん中に一本の筋が入ってお
り、それがまたエロスを感じさせる。
そしてふともも。アトレイアの外ももを、俺の内ももで包み込
む形となる。
じわじわと暖かい。マシュマロのように柔らかい。ぎゅっ、と
強く太腿を締めると、アトレイアのふとももがにゅうっとペニス
を圧迫することになる。これだけでも我慢しなければ出してしま
いそうなほどの快楽だ。じんじんという感触が、じっとしていて
も伝わってくる。
「や……あ……あっ、あっ……」
ふとももを色々とまさぐると、アトレイアはすぐに反応を返し
てくれた。きゅん、とふとももが外に跳ねる。同時に唾をごくん
と飲み込む音が、耳に伝わってきた。
表情を覗き込むと、アトレイアは唇をかみ締めて、目を強く瞑
っていた。頬には赤みが差したままだ。恥ずかしさを紛らわして
いるらしい。
「ん……んっ……」
初めて全身で触れたアトレイアの肌は、しっとりとしていて、
すべすべしていて、どんなに高級な布よりも、遥かに素晴らしい
、触れば幸福になれる感触だった。ずっと触っていたい。
いや、この表現は間違っている。正しくは、ずっと触っていよ
う、だ。それは可能なことだ。
なぜならこの透けるような白い肌の持ち主は、髪の一本一本か
ら足のつま先まで、全てを使って俺に奉仕する肉奴隷なのだから
。
ふふふふふふふふふふふ。
「ふふふ」
「……あの?」
俺の笑い声を怪訝に思ったのか、アトレイアが首を曲げて、振
り返った。
「!? んむっ」
目の前にお湯に濡れた美味しそうな唇が現れたので、思わずキ
スをしてしまった。
もちろん舌も入れる。アトレイアの口内でくちゅくちゅと唾液
を泡立てる。
「ん……ん……!」
れろれろ、とアトレイアの味を存分に味わう。
一通り口内を嘗め回したあとに、下唇をちゅぽんと吸って跡を
つける。
それでキスを終わりにした。
「ぷはっ! はぁ、はぁっ……」
見ると、アトレイアの目がとろんとまどろんでいた。
キスをもっと続けていれば、本格的な行為に移らぬうちに絶頂
に達してしまっていただろう。
一度達した後で敏感になっているとはいえ、僅かな時間のキス
だけでここまで感じられるとは。やはり素晴らしい素質を持って
いるな。
それとも、俺に後ろから抱きしめられていることが影響してい
るのだろうか。
「まあどっちでもいい。アトレイア。そろそろ激しくするぞ」
「はあ……はあ……」
「アトレイア」
「はっ、はい! ……よ、よろ、よろしくお願いいたします」
アトレイアは乱れた呼吸を整えると、首を横に回して俺と視線
を合わせ、ぺこんとお辞儀をした。
その仕草は、俺が見たこともないほど優雅で、淫らさとは全く
無縁だった。
ショーツ一枚の格好で、全身が泡にまみれたまま、俺に抱きか
かえられている、ということを除けばの話だったが。
「ふ……ふあっ……あ……!」
アトレイアの断続的な喘ぎ声が、浴場にひたすら響き続ける。
俺は、ごし、ごしと泡を立ててアトレイアの全身を素手で洗っ
ている。欲望のままに、泡をローション代わりとしアトレイアの
火照った肌に這いまわらせる。
「や、や、ぁっ!」
先ほど酷使した脇の下の疲れを取るため、丹念に泡のマッサー
ジを重ねる。くりくり、と人差し指でツボを突くように押し込む
と、アトレイアは飛び跳ねそうなほど強く肉体を反応させた。
「ひゃあっ!」
ひざの裏も同様に、中央を指でぐりぐりと押し込む。そのたび
に、アトレイアのふとももがびくびくと震えて、感じているのが
直に理解することが出来た。
「は、ん、ん、んんぁっ!」
顔に対する愛撫も忘れない。まぶたをぺろぺろと舐める。まつ
げを唇で引っ張る。指で頬を撫で回す。唇と唇を合わせるだけの
キスを、断続的に繰り返す。
「あ……ん、ん、あ……ひゃうっ!?」
ついでに耳にも愛を与えてやろう。耳たぶを軽く、しかし細か
く早くついばむ。
さらに、耳の穴に、下の先端を突きこみ、べろべろとキスと同
じように舌で内部を蹂躙した。するとアトレイアは、大きく喘ぎ
声をあげた。
「ふ、ふぁぁ!」
「いいぞ。もっと感じろ」
今度は、ふとももだ。
アトレイアの外ももに添えていた手のひらを、勢いよく円の軌
道で撫で回した。
にゅるん、にゅるんという心地よい感触。ほとんどマッサージ
に近い愛撫を繰り返す。
泡だった石鹸のぬめりのおかげで、アトレイアの肌の弾力を、
つやつやしさを、より強く味わうことができた。
「あ、あ、あ、あっ!」
アトレイアが喘ぐごとに、ふとももに挟まれたペニスから甘い
快感が伝わってきた。肢体がくねる度、俺のペニスに射精を促す
かのように、ぎゅっぎゅっと刺激を与えてくる。
甘美な刺激に、ペニスに更に血液が集中していく。それに合わ
せ、アトレイアの嬌声もどんどん上ずっていく。
「あ、あ、アクト、さま、おっきく、な、あ、ああっ!」
俺はペニスを意識的に大きく突き上げ、アトレイアのふともも
の弾力を堪能した。泡に包まれたアトレイアの内ふとももは、本
物の膣内のようにペニスを包み込んでくれていた。
にゅるにゅるとした両壁が、ペニスを挟んでちゅるんと弾く。
加えて、ぐしょぐしょに濡れたシルクのショーツが、ペニスの
上部を優しく愛撫してくる。目の細かな生地が、絶妙な加減でペ
ニスを撫でる。
「ああっ! ひぁあ!」
心地よい圧迫感と、摩擦による快感が、竿に、亀頭に、袋にま
で、砂浜に打ち寄せる波のごとく、絶え間なく押し寄せてくる。
耳と目にも、扇情的な様子が飛び込んできた。アトレイアのふ
とももは、にゅちっ、にゅちっと、ペニスを高みに導くための音
を絶え間なく紡ぎだしている。
「やあっ、はっ、はっ、ふあっ!」
アトレイアが泡に包まれた肢体を上下に揺らす。そのたびに、
白いふとももから赤黒い亀頭の先端がにょっきりと顔を出した。
泡に包まれたふとももと全くアンバランスな俺の亀頭が、アトレ
イアを犯している実感を与えてくれた。
ときおりアトレイアの上半身が大きくはね、ピンク色の乳首が
視界に入る。疑いようもなく、起っていた。思わずそれを摘みた
い衝動にかられるが、オリハルコンの自制心を持って衝動を抑え
る。
「ああ、ふあう、はあああぁぁあっ」
最高だった。ペニスから、全身から来る快楽は、極上のパイズ
リに勝るとも劣らぬものだった。
そろそろ限界だ。
そう思い、アトレイアと共により深い快楽を感受するため、ふ
とももに添えた手を腰に回す。
左右のわき腹を逆手でつかみ、親指をアトレイアの鎖骨の隙間
に配置する。
そしてくぼみを、ぐりぐり! と、力を込めてマッサージして
やった。
「ふぁっ!? あ、あ、あぁぁぁあああああっ!」
たまらずがくがくと全身を振るわせるアトレイア。
俺がやったのは、ただの関節の隙間への刺激だ。が、いまや全
身が性感帯となっているアトレイアにとっては、至上の愛撫とな
ってしまったようだ。
「や、あっ! おりて、なにか、うあっ!」
アトレイアの声から、全く余裕がなくなっている。
今度は待たせるつもりはない。
腰を上下に勢いよく揺らす。ペニスの上部で、ぐしょぐしょの
ショーツ越しにアトレイアの秘部をじくじくと刺激する。
「ひやあっ!?」
同時に耳たぶを甘噛みし、こりこりと唇で圧迫感を与える。
「あ、あ、あ、あっ!」
お腹にやった手のひらで、アトレイアの腹部を強く、強くもみ
しだく。
「ふあああああっ! あ、あ、あ、あ、あ、あっ!」
「よし……いけっ」
「あ、あ、あぁぁぁ、ふぁぁぁあっ! んむ!?」
仕上げに口付けをしてやった。唇を唇でぱくりとつまむ、甘い
キス。
それだけで、アトレイアは最後の壁を簡単に突破してしまった。
「んっ! ふぁああああぁぁああぁああぁ………!」
絶頂の快感を正面から受け止めて、アトレイアの肉体はひくひ
くと痙攣していた。それを共に受け止めてやるべく、アトレイア
の体を、後ろからぎゅうっと抱きしめる。
これまで以上に密着することで、アトレイアの温もりが全身に
伝播してきた。その汗と泡に塗れた肌は、燃え盛る炎のように熱
く火照っており、俺の興奮度をいやおうなしに高めた。
遅れて、俺にも快楽の極みがやってくる。
アトレイアに欲情の全てをたたきつけるべく、そのふとももを
俺の脚で操作し、ペニスを間接的に扱き上げる。ずにゅり、ずに
ゅりと、アトレイアのふとももが猛烈な勢いで俺のペニスに射精
を促した。
「!? ああっ!」
快感の余韻に浸っていたアトレイアが、局部で肥大化するペニ
スを感じて、再び嬌声を上げた。
「くっ」
「んぁ!」
甘美な誘惑に逆らうことなく、俺は本能のままに欲望を解き放
った。
びくん、びくん、と今日二度目の白い精が、アトレイアのふと
ももの隙間から噴水のように飛び出る。粘り気のある液体が勢い
よく宙を舞い、アトレイアの顔を、胸を、お腹を、ショーツを、
ふとももをぴちょり、ぴちょりと汚していった。
「はあっ……はあ……はあ……」
「……ふう……」
アトレイアと俺は身体を密着させたまま、流れ続ける湯の中で
、絶頂の余韻に浸り続けた。
素晴らしいひと時だった。またここでやろう。
再び精液で汚れてしまったアトレイアの身体。
その美しく清楚でかついまだに処女の肢体を、今度は普通に洗
う。
「アトレイア。お前の身体は、本当に傷が全くないな」
背中をタオルで洗いつつ、感想を漏らす。
素手で洗うとまたプレイに発展してしまうので、出来る限り媒
介を通している。というかタオルですらプレイに発展しそうで激
しく危険だ。
絶頂直後のアトレイアのつやつやとした素肌は、後姿ですら狂
おしいほどに欲情をそそる。特に水分でふやけてほとんど透けて
しまっているショーツがいけない。絶対に下半身に視線を移せな
い。
落ち着け俺。風呂以外でもソウルポイントを稼がねばならんの
だぞ。
「え……は……はい。ほとんど、部屋から出ることがないので…
…」
「ほう」
どうでもいい雑談だ。だがこれも処女因子を更に研磨する手段
と知れ俺。
「あの……アクト様」
「ん?」
アトレイアの綺麗な髪を手でほぐしつつ、俺は返事をした。
「すいません……つかぬ事を、お伺いしますが……」
「許ーす」
両手でアトレイアのブロンドの髪をゆっくりと撫でて、感触を
楽しみながら返事をする。つまり正直上の空だ。自然のウェーブ
がアトレイアの白く透き通る肢体と見事な調和を果たしているの
で無理もないことだと言い訳を並べておく。
「ありがとうございます。あの……アクト様には……わ、わたし
以外にも……『にくどれい』が、おられるのですか?」
ほう。それは微妙に俺の栄光の過去を探る良い質問だ。
「結論から答えると」
ばしゃん、とアトレイアの頭上から湯をかける。
「きゃっ」
アトレイアが小さく悲鳴を上げた。髪を伝い、お湯が床に流れ
落ちる。
そのかわいらしい反応に満足した俺は、湯桶に次の湯を汲みな
がら、答えを言った。
「いないな。候補だけならいたんだがな」
「候補、ですか」
「うむ」
「……ひょっとして……候補とは、ティアナ様のことでしょうか?」
「ああ。確かに候補の一人ではあった」
だが俺の熱いパトスを受け止めるまではいかなかったな。
あの姫様はあの姫様で、アトレイアとは違った実にまろやかな
味がしただろうに。俺の誘いを断るとはもったいない女だ。
もう一人断った奴もいたが、あの女のことを思い出すと全身が
激しく痛むのでやめておく。
「あ……」
アトレイアは俺の答えを聞くと、明らかにトーンダウンした声
を発した。
「そう……ですよね」
そして、目に見えて暗くなる。
「ごめんなさい、変なことを聞いてしまって。わたし……わたし
は、こうして……アクト様が……」
アトレイアはそこまで口に出したが、後の言葉が続かない。
ティアナと自分を比較して落ち込んでいるらしい。
同等であるはずの立場の相手に対する、劣等感か。
それは非常に俺好みで人間らしい感情を意味していたが、それ
にしてもあまりに筋違いだ。
なぜならアトレイアは、他の女性と比較されるためではなく、
ただ俺の肉奴隷として存在しているのだから。
「あっ?」
俺は、落ち込むアトレイアを元気付けるため、あごをクイとつ
かんで顔を上げさせた。そして正面に回りこんで膝を突き、アト
レイアと視線を合わせる。
視界の下部にピンク色の突起が、更にその下に透けた布切れが
見えた気がするが、死力を尽くして見なかったことにした。
「え? アクト様?」
「よく理解していないようだから、一つ教えてやろう」
もう一度、アトレイアに湯をぱしゃっとかける。
「んっ! は……はい?」
「俺の頼みを、ティアナは断り、アトレイアは受け入れた。この
意味がわかるか?」
「……?」
わからないか。だろうな。
何しろ、俺自身にも全くわからんからな!
アトレイアの意識を劣等感からそらすために、適当に口に出し
ただけなのであった。
「……あの……?」
が、一度言い出したことには責任を取らねばなるまい。
俺は口の赴くままに、適当な問いの適当な答えを適当に言った
。
「つまりお前は俺の肉奴隷だということだ。ティアナではなく、
お前がな」
そのままだった。ダース単位の芸人から突込みが入りそうなほ
どそのままだ。
どうでもいいが突っ込みとただ言うと妙にエロいな。今度検討
しよう。
「あ」
が、アトレイアにとっては、何らかの意味があったようで。
アトレイアは息を止めてしゃっくりをするかのように、大きく
身体を弾ませた。
「あ、あ……!」
「あ、あ……!」
そして、手の平で顔の中央を覆うように抑えたかと思うと、目
じりから一滴の雫が頬を伝っていった。その後を追い、降り出す
雨のように、瞳から透明の液体が流れ落ちる。
ちょっと待てい。
なぜだ。なぜその反応だ。予想外だ。
「なぜ泣くっ!」
「あ……! ごめっ、ごめんなさ、い。でも、でも……ごめんな
さい……!」
「なぜ謝るっ!」
「う、ぁ……! ごめん……なさいっ……!」
俺の呼び声に対し、詰まった声でひたすら謝り続ける。
その間もアトレイアの眼からは涙がこんこんと溢れ出ていた。
俺もアトレイアも全く気付いていなかった。
その涙が、とめどめなく湧き上がってくる、ある感情の現れで
あることを。
(終)
以上。当社比倍増キャンペーン中。主に私の妄想が。
感想頂いた方、ありがとうございます。
とてもうれしく思いました。
アトレイアがすんばらしくかわいい。GJ。
カーわーいーイー!!
その方向でどんどん妄想して続きよろしく。
GJ━━━(゚∀゚)━━━!!
そのまま、愛のあるイジメ調教をカモーン!
いいな!処女のまま調教!
じらしすぎて、おねだりするアトレイアが牝にならなきゃいいけど。
悩ましいところだ。
よし!俺によしお前によし!ものすごくよし!GJ!GJ!
オレは今モーレツに感動しているッ!
主にチ○コの辺りで。
最大賛辞!!
風呂でも着エロにこだわる姿勢に惚れた。
風呂以外でもソウルポイントを稼がねばならない男主ワロスww
投下します。更に長いので注意。
「よう」
「あ……アクト様」
クローゼットの扉を開けると、そこには俺の理想郷があった。
このところ俺は連日王宮に通っている。
もちろん目的はアトレイアの身体と心だ。
異様に感度がよく、俺の性欲を一身に受け止める素質を秘めた魅
惑的な肢体。実に俺好みにコンプレックスと無垢さと少女の本能が
奇跡的な調和を見せているその精神。
両方をじっくりと育み、たっぷりと味わうのだ。
平たくいえば、アトレイアを俺のものにしてやるのだ。
「来てやったぞ。存分に歓迎するがよい」
アトレイアは俺を見止めてはにかむように笑い、ぺこりとお辞儀
をした。
「はい……どうぞ、なにもないところですが……ゆっくりしていっ
てください」
アトレイアは丁寧におじぎをすると、落ち着いた口調でそう言っ
た。 が、その語調は相変わらず暗い。というか前より更に暗い
感じになっていやしないか。そうはさせん。
「ゆっくりしない。アトレイア、今日は外出するぞ」
第四話『おっぱいとお口』
計画に変更はない。ただ、シチュエーションが若干変わっただけ
だ。
「……外出……?」
俺の言葉をオウム返しにし、アトレイアはしばらく呆けたように
突っ立っていた。やがて気を取り直すと、彼女は下を向いてぼそり
と呟いた。
「そ、そうですか……いえ、来ていただけただけでも、とても嬉し
く思います……どうか、お気をつけて……」
「何言ってる。お前も一緒に来るんだ。なお拒否権は完全無欠にな
い」
わざわざ付け加えなくともいいような気がしたが、こういう場合
の決め文句というものがあるのだ。
アトレイアは今度こそ完全に不意を疲れたようで、目をまん丸に
見開き、信じられないとでも言いたげに口をぱくぱくとさせた。
「ゆっくりはしないぞ」
俺はアトレイアの綺麗にメイクされたベッドに寄り、ばふんと腰
を下ろした。
上掛けをめくり、中身の毛布を、腕の中でぐるぐる巻きにする。
清潔で染み一つない毛布を顔が近づくと、なんとなく甘い香りがし
た。そういえばこれはアトレイアの汗を吸った毛布か。
機会があれば持ち帰ろう。
「よーし」
ロール型の毛布の上に上掛けを被せる。
ぱっと見では人間が眠っているように見える。
まあ捲られたりすれば一発でわかるんだが、その時はその時だ。
命まで取られるようなことはあるまい。
「では行くぞ。来るが良い」
「あの?」
アトレイアは俺の目とベッドを交互に見やると、不思議そうに問
いかけてきた。
「外出とは……どちらへでしょうか……」
そうして疑問を持つこと自体が、アトレイアが成長している証だ
と言えるかもしれない。が、今はどうでもいい。
「外だ」
俺は当たり前のことを繰り返した。
細かく言ってもアトレイアには理解できまい。抽象的なものは抽
象的なまま理解させよう。
「外に?」
「そう、外。『部屋の外にはほとんど出ていない』と言ったな。そ
れはいかん。俺が王宮の外の世界の魅力を紹介してやろう」
王宮の薄暗い一室でひたすら淫欲の宴を続けるのもそれはそれで
味があるが、俺はアトレイアにそれ以上のエロスを望む。即ち、彼
女は外の世界を知らねばならない。世界の醜さと美しさを知ったう
えで、それでも処女性を保ち続け俺の肉奴隷となるべきだ。
なんでかというと、その方が燃えるからである。主に俺が。
「世界の……魅力?」
「そうだ。この大陸は、世界は、とてつもない魅力に溢れている。
溢れすぎて俺がいくら汲み取っても全く果てが見えないほどだ」
もちろん、魅力とは処女とか処女とか処女とか非処女とかのこと
である。
「さあ」
アトレイアに手を差し出す。アトレイアは左右に視線を揺らしな
がらではあったが、俺の手をいじらしく取ろうとして、手を伸ばした。
二人の手が触れ合う――直前で、俺は差し伸べた手を引っ込めた。
「あっ?」
別にからかったわけではない。ひとつ忘れていたことがあった。
「よっ」
「えっ?」
アトレイアの髪を掻き分けて両手で頭を掴む。
「えっ、えっ! っ!?」
そしてアトレイアの唇に顔を寄せ、躊躇なくキスをした。
何の前触れも準備もない、唐突なキス。唇と唇が触れた瞬間、驚
きのためか、アトレイアの体が大きく弾む。
その動きをものともせず、れろれろと唇の内部を嘗め回す。熱く
潤いに満ちたアトレイアの口内を、俺の舌が蹂躙する。何度進入し
ても、その口内は瑞々しさに満ちていた。
「ふう」
「んっ!」
まるで俺を歓迎するかのように、アトレイアの舌が小さく動いた
。舌と舌が絡み合い、お互いの唾液が混ざり合って二人の口の間で
溶け合う。
いったん口を少し離し、アトレイアの舌を吸い込むように加える。
待ちかねていたとでも言いたげに、アトレイアの舌が俺の口内で
細かく震えた。
「ん――はぁっ!」
数十秒間、じっくりとアトレイアを堪能したのち、俺は唇を離し
た。
「はぁ、はぁ……あ、あ、あのっ?」
アトレイアは呼吸を整えつつ、疑問の視線を投げかけてきた。
何でキスしたのか、と聞きたいのだろう。
「言い忘れたが、今日からこの部屋に来るたびにキスしてやること
にした」
さっき決めた。キスしたくなったとき、一々アトレイアに断るの
は面倒くさくてたまらん。
それに日常生活の中での俺への奉仕こそが、アトレイアの清純さ
と淫猥さを同時に育んでいくのだと俺は考える。異常な生活で奉仕
するだけでは、後者ばかりが育ってしまう。それは望むところでは
ない。アトレイアには、最高のレベルで清純さと淫猥さを両立して
もらわなければならんのだ。
今後、どんどん条件付けを増やしてやろう。
例えば、ありがとうと言う度に胸をもむ、というのはどうだろうか。
ふむ。かなりいい感じだな。考えただけで勃起するぞ。
「あの……ど、どうして、ですか? いえ、決して、嫌な訳ではあ
りません……が……」
と、肩を上下に揺らしたまま。アトレイアが言った。
その唾液で汚れた唇には、細く白い人差し指が添えられていた。
「お前は俺の肉奴隷だからだ」
俺は迷いなく即答した。今度は使い方を間違っていないと思う。
俺の返答に、アトレイアは頬を真っ赤に染める。いつかと同じ
反応だ。どうやら肉奴隷という言葉に対し、特別な感情を持って
いるらしい。
しばらくの間の後、アトレイアのか細い声が俺の耳に入り込んで
きた。
いわく、『ありがとうございます』と。
その声は小さく聞き取りづらかったが、純粋な感謝の念を強く感
じさせた。それでこそ俺の肉奴隷である。
俺は満足してうんうんと頷くと、アトレイアを手招き、クローゼ
ットの扉を開けた。
まあそれはそれとして。
今日はおっぱいで楽しむことにした。決定だ。
「そこ、出っ張りがあるぞ。気をつけろ」
「……はい……」
スカートを両手で摘みながら、アトレイアが返事をした。
隠し通路を歩く途中、アトレイアはずっと歩きにくそうにしてい
た。なんでもない石ころやちょっとした段差にも何度も躓いている。
その度に手を差し伸べねばならなかった。
まあアトレイアの服装は貴族然としたドレスのままなのだから、
当然といえば当然だ。
そういえば、いちおう有名人なんだから変装させた方がよかった
だろうか……まあ別にいいか。
怪しまれたら適当にごまかせばいいや。名前さえ知られなければ
大丈夫だろう。アトレイアの顔を知っているのは、王宮の限られた
人間だけだし。
「うおっ」
と、ぐい、と後ろから服を引っ張られた。
振り返ると、こけそうになっていたアトレイアが俺に腕を伸ばし
ている。ズボンから出たすそを、両手で掴み、支えとしていた。
まるで親の助けを求める雛鳥のようだ。
「あ……」
目があうと、途端にアトレイアは手をぱっと離した。
「おい」
「ご、ごめんなさい……あの……えと……」
いい言葉が見つからないらしく、アトレイアの言葉はそこで切れた。
手を腰の前で組み、おどおどと不安げに視線を左右に揺らしている。
「ふむ。まあいい、ここを出るまでなら掴んでてもよいぞ」
「えっ」
驚きの声を発するアトレイアに対し、シャツの裾をズボンから出
して差し出す。客観的にみればわけのわからん光景だろうな。
が、アトレイアにとってはそうではなかったらしい。
まるで宝冠を受け取るかのように、うやうやしく両手で裾を掴む。
その腕は小刻みに震えていた。恐怖感から来るものではないだろう。
むしろ震えがくるほど感動していると見るのが妥当だ。
それがわからないほど俺は馬鹿ではない。
「では行くぞ。足元に気をつけろ」
「……はい」
アトレイアは、腕の震えとは対照的にリラックスしきった声で、
はっきりと言った。そうでなくてはな。
薄暗い通路を出ると、日は既に暮れかけていた。
西の空にそびえ立つ山に太陽の下半分が隠れている。
「これが……外の世界……?」
「そうだ。広いだろう」
王宮は小高い丘の上に建っているので、ロストールの町並みや、
更にその向こうのノーブルの町までを一望にできる。
無論、王宮のテラスからは更に素晴らしい光景を見られるだろう
が、ここからの風景もなかなかよいものだ。
「……空気が……違います」
「そりゃそうだ」
くんくんと鼻から空気を吸い込むと、新鮮な若葉の香りが存分に
感じられた。
アトレイアの部屋が、木造家具の独特の香りに包まれていたのと
は対照的だ。
躍動感に溢れた新緑の香りと、落ち着いた古木の香り。
さぞ違和感があることだろう。
「さて、街に出るぞ」
「街……ですか」
「うむ」
俺はアトレイアの手を引き、歩き出す。
アトレイアに世界を見せるのだ。
いや、逆か。
世界にアトレイアを見せるのだ。
俺の自慢の肉奴隷であるアトレイアを。
街に入ると、アトレイアはきょろきょろと辺りを見回し始めた。
そして、何度も質問を繰り返す。
純粋な好奇心に満ち溢れた質問だ。俺は心を込めて、親切丁寧に
答えてやった。
「あの、あの椅子は何のために?」
「あれは俺が疲れた時に休憩するための椅子だ。酒場が俺専用に
設置している」
「さかば……?」
聞きなれぬ言葉を耳にし、アトレイアは首をかしげた。
「そう、酒場だ。一般的には食べて飲んで歌う楽しい場所だが、
あの酒場だけは悪の巣窟だ。近づくんじゃないぞ」
なにしろ俺を出入り禁止にしやがってるからなあのファッキンマ
スターめ。ちょっと女を口説いただけだろうに。
「は、はい……?」
「では次ー」
「ここがギルドだ」
「おう、アクトじゃないか」
ギルドのカウンターにアトレイアを連れてくると、中の親父が声
をかけてきた。
「なんだ、戻ってきてたのか。ディンガルにゃ良い仕事は無かった
か?」
「このように、色気の無い親父が色々と余計な世話を焼く場所だ」
「は……はい」
アトレイアは素直に頷くと、椅子を見るのと同じ感情で、親父を
凝視した。あまりお勧めできないな。目が腐る。
「おいおい」
親父があきれたように笑っているが、俺はあえて無視した。
「相変わらずだな。ところでそっちの場違いな別嬪さんは?」
「では次に行こう。ここに長くいると脳が毒される」
「完全無視かよ」
「あ……あの……はじめまして、わたし、アトレイアと申します」
あ、名乗るなってのおい。と、止めるまもなくアトレイアはすっと
進み出てお辞儀をした。
「お、おお。こりゃどうも」
親父は丁寧な挨拶に、戸惑いながら返事を返した。
「……で、アトレイア……?」
そして考え込む。まずいな。
日陰の身といえど、かつて渦中にあった王室の人間なのだ。
それなりの情報通であるギルドの親父なら、すぐにその境遇を思い
出せるだろう。
「おい、アクト」
「ストップザ危険発言。喋ったら地獄送りだ」
「……まあ、厄介ごとに関わる気はないが」
「理解が早いな。褒めてつかわす」
と、アトレイアが申し訳なさそうに、俺たちに声をかけてきた。
「あの……? すいません、ご迷惑を、おかけしましたでしょうか……」
親父とのひそひそ話を不安に思ったらしい。あるいは『厄介ごと
という単語が耳に入ったのかもしれない。
「いやいや、そんなことはない。こいつが一人で来る方が百万倍
迷惑だ」
「ザ・黙れ。もういい、出るぞアトレイア」
「え? あ、は、はい。し、失礼します」
「また来なよ」
「あ……はい、こちらこそ」
「二度と来るか」
何度も親父に頭を下げるアトレイアを連れて、俺はギルドを出た。
こんなんばっかだな。もっとまともな場所はないものか。
ということで、俺は最終目的地にやってきた。
ここならギルドや酒場よりは楽しいことになるはずだ。
「ここが住宅街だ」
「じゅうたくがい?」
「平たく言えば、人間が住む地区だ」
王宮も人間が住む場所ではあるが……。まあその辺の細かいことは説
明しても仕方あるまい。
アトレイアは物珍しそうに辺りを見回している。特に目の前の一軒家
が気になっているようで、二階の窓や花壇の植え込みを興味深そうに眺
めていた。
「気になるか?」
「はい……こんな、お家は、はじめてです」
「そうか。では中に入るぞ」
「え? よいのですか?」
「いいに決まってるだろ。ここは俺の家だ」
「……アクト様の、お住まい、ですか?」
「昔住んでいた」
この家には長年世話になった。特におばさんにはとても感謝している
。
あの人は俺が、性欲の対象とせずに尊敬申し上げる唯一の人だ。
ま、それはそれとして、今日は部屋を利用させてもらおう。
おばさんはいつもこの時間は働いていて留守の筈だ。もう一人の住人
は今頃各地を放浪している。確か聖杯を取り戻すまでロストールに戻れ
ないとか言ってたから、まず三年は帰ってくるまい。
ふとアトレイアを見ると、家のドアを食い入るように見つめていた。
「興味があるか?」
「……はい」
アトレイアはやや躊躇しつつも、はっきりと言った。
「よし。では招待してやろう」
つかつかと庭を横切り、ポケットから鍵を取り出してドアを開ける。
そこには懐かしい香りが充満していた。戻るのは一年ぶりだ。
狭い玄関に、質素だが機能的な靴箱。頭上に詰まれた食料品の木箱。
どれも旅立ったあの日のままだ。まあ一年で変わったら逆に驚くが。
「うーむ。相変わらず狭いな」
「そうですか? とても、落ち着ける家だと……思います……」
落ち着くというか庶民的というか。まあ王宮とはあらゆる意味で違う
環境だということは確かだ。
「ま、いい。部屋で休もう。こっちだ」
「はい」
階段を上がると、正面に俺の部屋がある。
扉を開けると、中には旅立ったその日のままの光景が広がっていた。
おばさんのはからいか、家具類もそのままだ。
部屋の隅にベッド。その横に机と椅子。立てかけた本棚には俺が集め
た人間心理や歴史に関するさまざまな蔵書が残っている。なおエロい本
は別の場所に保管してあるので安心だ。
「ここが(元)俺の部屋だ」
「この部屋が……?」
アトレイアはこれまで以上に好奇心をそそられたようで、俺の部屋に
入ると目を輝かせて辺りを見回した。
「ここで、アクト様が生活されていた……」
「当たり前だ」
「……」
アトレイアはつかつかとベッドに歩み寄ると、いとおしげにシーツを
撫でた。どうやらよく掃除されているらしく、シーツは俺が寝起きして
いたころより格段に綺麗そうだ。
「なんだ? 眠いか」
「あ、いえ……あの……」
「まあどっちでもいい。とりあえず休もう」
「あ、はい……」
「ベッドに座れ」
言ってから、俺は椅子に座った。
アトレイアは俺の言葉に素直に頷き、ベッドに腰を下ろす。
そして俺は立ち上がる。なぜって? 決まってるだろうが。
「え? アクト様?」
疑問の声を無視して、アトレイアの正面に立つ。
そして、俺ははじまりの声を口に出した。
「仰向けに転がれ」
「は」
不思議そうに首を傾げるアトレイア。それでも俺の支持に従い、ベッ
ドに寝転がる。腕をお腹の上で組み、俺を不思議そうに見上げる。
俺はアトレイアの傍に近寄り、手を合わせて言った。
「ではいただきます」
「あ……えっ!?」
そして、アトレイアのドレスに手をかけた。
そう。今日はアトレイアのおっぱいでたくさんエロいことをするのだ。
理由はありがとうと君が言ったから。完璧な動機だな。
「っ!?」
ドレスの上部がはだけて、アトレイアのおっぱいがぷるんと揺れた。
形が良く、ボリュームのある乳房。程よい大きさの乳輪。自然に出来た
谷間。そして、ピンと起つ乳首。そのどれもが、俺の理想と完全に一致
していた。
「う……ああ……」
「おおー。素晴らしい」
思わず感動を声に出す。
俺は欲望のままにアトレイアの胸の谷間に耳を押し付けた。顔の真正
面にぷよぷよとしたふくよかな感触が伝わってきた。思わず手をその側
面にそえると、すべすべしていて、それでいて弾力に満ちた手触りがした。
「……う……」
胸の谷間から見上げると、羞恥に耐えるためか、アトレイアは手を目
に当てて口をきつくかみ締めていた。全身が緊張していることがよくわ
かる。ただ俺が触れている箇所だけが、甘菓子のように柔らかく、安ら
ぎに満ちていた。
「アトレイア」
「……」
「アトレイア。目を開けろ」
俺はアトレイアの腕を掴むと、そっとアトレイアの顔から離した。ま
ぶたと腕に隠されていたアトレイアの瞳が、ゆっくりと開く。その瞳は
、何かを訴えたげに、俺の顔を映していた。
「アク……ト……さま……」
アトレイアがかすれたソプラノの声で言った。
「そんなに恥ずかしいか」
「……は……は……い……っ」
「なぜだ」
貴族の常として、余人に肌を晒すことに抵抗があるということは理解
できる。が、それにしても、アトレイアの羞恥心は度を越している。な
ぜだか、その理由に興味が沸いた。たしか風呂に入ったときはここまで
怯えてはいなかったはずだ。
そう、アトレイアは怯えている。何にだ?
自らをさらけ出すことに、だろう。
「わたし……こんなに……こんな……わたし……を……アクト、さま…
…!」
自らの肌をさらけ出すことに、怯えているのだ。
アトレイアの詰まった声は断片的で、ほとんど意味を成していないた
め、その理由はわからない。ただ、深い深い自己否定の感情だけが、正
確に俺に伝わってきた。
「綺麗だぞ、アトレイア」
「っ!」
その感情を、俺は即座に否定した。自己卑下は嗜虐心をそそられるよ
いものではあるのだが、度を越すと悪影響の方が強い。
俺はアトレイアにぐいと頭を近づけると、強い口調でふたたび断言した。
「お前は美しいぞ。俺が今まで見たこともないぐらいな」
「……あ」
「誰に何と言われたか知らんが、俺の美的感覚の方が正しいに決まって
いる。アトレイアは綺麗だ。もし自分で自分が醜いと思っているのなら、
お前の感覚の方が間違っている。さっさと修正しろ」
流れるように口から言葉が紡ぎ出される。アトレイアに関することな
らこの十倍は続けられるが、やめておいた。
なぜって、アトレイアの行動に、素晴らしい変化が訪れたからである。
俺が言い終えると、アトレイアの腕がそっと宙に浮き、ぴと、と、そ
の白魚のような手が、俺の頬に添えられた。
驚いた。とても驚いた。確か、アトレイアが俺との接触を求めたのは
これが初めてだったはずだ。
「……あっ……」
アトレイアも、自らの手の動きを自分でも信じられなかったようで、
視線を何度も手と俺の間で往復させた。
「……っ」
「アトレイア」
名を呼ぶと、アトレイアは腕をぴくりと動かした。
何かの間違いだった。気の迷いだった。そんな言い訳をして、腕を引
っ込めるかと思った。少なくともさっきまでのアトレイアであれば、そ
うしていたはずだ。
「…………」
「どうした」
が、アトレイアはその手を離さない。それどころか、頬に添えた手を
、指をゆっくりと動かし、俺の頬を撫でる。盲人が対象の存在を確かめ
、形を確認するのと同じように、ゆっくりと肌をなぞっていく。
「……」
アトレイアは俺の顔を真っ直ぐに見つめている。
その口がゆっくりと開き、言葉を紡いだ。
「……お……お願いします……」
涙声だ。しかし、はっきりと強い意志が感じられる。
「続けて……どうか、続けてください……」
アトレイアは言葉を切ると、大きく息を吸い込んで、次の言葉に備え
た。
アトレイアの懇願の声は相変わらず震えている。瞳には、ほとんど涙
が浮かんで、零れ落ちそうになっている。
だが、アトレイアからは強い決心を伺うことができた。アトレイアは
必死に耐えている。涙を流さず、なんとか自己の意思を表現しようとと
てつもない努力を重ねている。
まるで世界から活力を吸収するかのような大きな呼気。
その後、彼女は言った。その手を俺の頬に添えたまま。
「どうか、どうかわたしに触れていてください。お願いします……!」
彼女がいかなる思考の経路を辿り、どういう結論を出したのか。
詮索する気はまったくなかった。結論が出た以上、俺のやることは決
まっているからだ。
そこまで言うなら、遠慮なく揉んで揉んで揉みまくってやろう。
たわわに実った乳房をわしづかみにすると、アトレイアはぴくんと全
身を反応させたが、それ以上の抵抗はなかった。
「ん……!」
むしろ積極的に俺を受け入れようという意思が、漏れる声から伝わっ
てくる。
「あ、う……」
柔らかくそれでいて弾力のあるふくらみを、手のひら全体で掴むと、
指の隙間から肉の一部がはみ出た。そこに唇を近づけ、ちゅぽんと肌を
吸い込む。
「あ、あ、あっ!」
肌への口付けを繰り返し、キスマークを乳房の側部につけた。
「うあ……ん……んっ……」
手を開き、親指と人差し指の間で、下から上へ、押し上げるように乳
房を圧迫する。
吸い付くような肌の感触が、じんわりと手の先端から伝わってきた。
同時にアトレイアの耳にふっと息をふきかける。
「ひゃっ!」
ここからが本番だ。
俺はアトレイアに顔を近づけ、唇を押し付けてキスをした。
「――!」
アトレイアとのキスと言ったら、舌で口内を存分に舐め繰り回すディ
ープキスだと相場が決まっている。なぜなら俺がそう教育したからだ。
手加減せずにアトレイアの舌を吸い、唇を噛み、口唇の奥深くを舐め
まわし、ちゅぱちゅぱと音を立てて情欲の熱を共有する。
「ん、あ――!」
その間も、胸への愛撫はやめない。アトレイアの乳房を横から包み込
むように手のひらで多い、圧迫と弛緩をゆるいペースで繰り返す。手の
ひらのなかで、アトレイアの魅惑的なバストが自在に形を変えていた。
「ん!」
まだ足りない。俺はいったん唇を離して鼻から息を吸い込むと、アト
レイアともう一度唇を重ねた。ぐにぐにとべろを動かすと、アトレイア
の唾液が愛液の泉のように粘膜から湧き上がってくる。それを残さず汲
み取る。
「……ん……っ……ん、んっ」
アトレイアは俺の意図を理解したらしく、唾液を積極的に俺の口内に
送り込んでくる。
その行為が妙に愛らしい。弾みで、何度も唾液を飲み込んでしまいそ
うになった。
「ふぁぁ……」
十数秒後、今度こそ唇を離す。アトレイアの唾液をたっぷりと口に含
んだまま、再びおっぱいの近くに顔をやる。
そして、張り詰めたリンゴ色の突起をはむっと噛んだ。
「ひあぁっ!」
唇で突起を圧迫し、コリコリとした感触を楽しみながら、唾液を開放
していく。
俺の口から大量の粘液がじゅるじゅると流れ出て、まずアトレイアの
乳頭をぬらりと覆った。次いで、肌色の丘の頂点から、たらりと液体が
垂れて乳房に跡を残し、谷間へと落ちていった。
「んぁ……ん……」
残った唾液をばらまくべく、顔を反対側の乳首に近づける。口を開い
て、だらりと唾液を落とす。白く泡立った二人の粘液を、たっぷりとア
トレイアの胸にまぶしていく。
「ひあぁっ……あ……」
まず先端に落ちたつばを、唇と鼻で広げていく。
さらさらとした乳色の肌を、ぬらりとした淫靡な粘液によって塗り替
えていく。
「ん……ん……っ」
アトレイアの快楽の声に満足しながら、俺は乳首を口で強く吸った。
更にアトレイアに顔を近づけ、おっぱいを頬で圧迫する。
俺の顔がアトレイアの胸乳ににゅむりと埋もれていく。柔らかい感触
が首と頬に伝わる。暖かな安心感がアトレイアの胸の奥から、鼓動とと
もに伝わってくる。このうえない一体感、そして快感が俺を包んでいた。
「ん……っ……アクト……さま……」
うわごとのようにアトレイアは俺の名前を呼んだ。それに答えるため
に、再び先端をちゅぽんと吸い込む。同時に、もう片方の乳首を人差し
指と中指でつまみ、しごき上げるように指を上下させた。
「んあぁっ!」
アトレイアが快感を隠しきれなかったのか、腰を左右に淫猥にくねら
せた。
俺は更に動きを早める。何度も何度も、欲望にまかせて乳頭を吸う。
時には強く、時には優しく。おりを見て軽く歯を乳輪に突き立てると、
アトレイアは嬌声を一際強く上げた。
「あ、ふあっ、ん、ふぁあっ!」
直後、アトレイアはくたりとへたりこんだ。
軽く達してしまったらしい。
「よし……頃合だな」
俺のモノも気持ちよくしてもらおう。
俺はアトレイアの胸から顔を放した。名残惜しいが、更なる段階に進
むためだ。
距離を取って見るとアトレイアの形のいい乳房には、俺のキスの跡が
ついており、俺にこのうえない征服感を与えてくれる。アトレイアの乳
房は、大量の唾液にまみれていやらしく光っていた。
「よっ」
俺はそれを見て満足すると、ズボンと下着を脱ぎ、ギンギンに張り詰
めたペニスを開放した。
アトレイアは最早俺から目を逸らそうとはしない。俺の行為を、ただ
黙って見つめている。多分意味はわかっていないだろう。だが、これか
ら何をしようとも、彼女は俺を受け入れるはずだ。
「……あ……」
ベッドに仰向けになったアトレイアをまたいで、腰を腹部の近くに落
とす。自然と、ペニスと乳房が触れ合う形になる。
今日はおっぱいにこだわる日なのだ。アトレイアの初パイズリで、い
かせてもらおう。
「アクト……さま……」
アトレイアが、声とともに僅かに腕を上げた。まるで救いの手を差し
伸べる聖母のようなその仕草は、きっと俺を受け入れる準備が整ったこ
とを意味していた。そういうことにした。
俺は腰を進め、ペニスを乳房の谷間にそっと置く。
唾液のぬめりが俺のペニスを包む。試しにそっと前後に動かしてみる
と、アトレイアの熱で温まった粘液が、ペニスを下から
「アトレイア。もっと唾を胸に垂らしてみろ」
「……はい……」
アトレイアは戸惑い無く頷くと、口をもごもごと動かした。
そして首をあげると、なまめかしく唇を開き、胸の谷間に粘液を追加
していった。
アトレイアの唾液が、ちょうど俺の尿道口に当たった。
「くっ」
敏感な先端に対する刺激に、俺はたまらず声をあげた。
俺は我慢することをやめ、アトレイアの両胸を左右の手で横から寄せ
た。我慢汁と唾液で光る亀頭を残して、ペニスがすっぽりと乳房で覆わ
れた。
「ん……ん……ぁっ……」
アトレイアは俺の命令を忠実に守り、胸を蹂躙されながらも、唾液を
生み出してはペニスに向かって放出し続けている。素晴らしい肉奴隷っ
ぷりだ。成長したなあ。
「そろそろ、強くいくぞ」
俺は宣言し、アトレイアの返答を待たず、身体をゆすり始めた。
腰を前後に動かし、茎と亀頭で谷間のぬめりを堪能する。
腰を前に勢いよく突き出すと、狭く熱い閉塞部に、ペニスをぬるりと
挿入する形となった。白い泡と共に、亀頭部がアトレイアの口先にまで
突き出される。袋がアトレイアの下乳房にぱしんと当たり、その音を引
き金とするかのように、アトレイアの唾が亀頭の先端にぽとりと落ちた。
「ん……ぁっ……」
腰を引くと、吸い込まれるような感触がペニスの先端から全身に伝わ
ってきた。唾液を潤滑油として、カリ首が乳房に擦られる。合わせて乳
房が亀頭を強く強く包み込んだ。
「アトレイア。いいぞ」
「……」
返事の代わりに、アトレイアは俺に視線を向けた。純真で、無垢で、
それでいて淫猥な輝きが、その黒い瞳を満たしていた。
「今度は俺のこれに、キスしてみろ。ただし、歯は立てずに」
「は……はい……」
アトレイアは俺の命令にこくんと頷くと、目を閉じて唇を開けた。そ
してゆっくりとあごを引き、ペニスに口付けをすべく、顔を下に向ける。
「おおっ」
そして、はむっ、と、いきなり亀頭全体を口に含んだ。
たまらず俺は声を上げた。唾液でいっぱいのアトレイアの口唇に亀頭
が触れている。裏筋がアトレイアの舌に当たっており、心地よい暖かさ
が俺のペニスに伝わってくる。
くわえろと命令したわけでもないのに。すばらしい。教育の成果だ。
「う……んっんっ!」
ペニスが舌で転がされる。尿道口が先端で細かく突付かれる。裏筋を
対象に舌が舞い踊り、ざらざらとした感触が身震いしそうなほどの快感
を与えてくれる。
「ちゅ……ん……」
アトレイアの乳房を両手で強く掴み、こね回す。痛そうなほどにぴん
と張った乳頭を指で掠めるように弾くと、アトレイアはかわいく身体を
弾ませて反応を示した。
「んっ! んっ!」
ちゅぱちゅぱと吸われるペニス。アトレイアが俺の精液を吸い上げる
べく、一心不乱にペニスに熱いキスを繰り返す。アトレイアの唇が、舌
が、亀頭の周りを這い回る。尿道がくすぐられる感覚。じわじわと熱い
モノが腰の奥から湧き上がってくる。
「くっ」
俺は乳房を欲望のままに揉みしだいた。腰の動きに合わせて肉を寄せ
、ペニスを圧迫した。先端をぎゅうっと中身を絞り取らんばかりに摘ん
だ。
「あ、あ、あ、あ、あっ!!」
アトレイアの身体がぷるぷると震える。俺のペニスを谷間に挟んだま
ま、身体全体が左右に小刻みに揺れ、弓なりに反っていく。
俺も、そろそろ限界だ。
一気にスパートをかけるべく、親指で両の乳首を押さえて、乳房をペ
ニスに押し付ける。そしてとめどめなく湧き上がってくる欲情のままに、
腰をおっぱいに叩きつける。
「や、あああ! ふあっ! ん……んっ!」
「ッ!?」
と、アトレイアが俺のさきっちょをぺろり、と舐めた。
亀頭が快感でぶるりと震える。
それはきっと、俺の命令を忠実に守り続けた結果だった。
激しい挿送の中でのその優しい快楽は、素晴らしいアクセントとなっ
て、俺に精の放出を強制した。
「くっ!」
どくん、とペニスが震える。袋から尿道口までに電撃のような快感が
走る。直後、ペニスの先端から白い液体がびゅくんと宙に吹き出た。
「あっ!?」
精が空中を飛び、アトレイアの顔を、胸を汚していく。ぶるぶると震
えがくるほどの快楽を大量の精液という形にして、アトレイアに存分に
叩きつける。
俺は快感を最大限に味わうべく、射精の間にアトレイアの乳首をつま
んで強く捻り上げた。するとアトレイアは両の手でシーツを掴み、一際
高い声を上げた。
「あ、あ、あっ、ふああああぁぁぁあ………!」
アトレイアも同時に絶頂に達したようだ。
その身体はどんどん俺の精液で汚されていく。頬をべっとりとした粘
液が伝う。唾液で汚れた唇に、新たに精液が加えられた。額に濃い性の
証がべっとりと張り付いた。
ようやく放出を終えた俺は、アトレイアの髪を無意識的に撫でた。
「……あ……」
アトレイアは俺の精液を受け止め終えると、目を細め、上げていた顔
をくたりと横にし、ベッドにぐったりと横たわってしまった。
その顔を覗き込むと、既にまぶたが閉じている。
どうやら気を失ったらしい。
意識を失ってしまったアトレイアに、毛布をかける。顔にかかった精液
を拭き、アトレイアの髪を撫でながら余韻に浸る。
もう、最後までやってしまってもよかったか?
「いや」
いやいや妥協は禁物だ。お楽しみは最後の最後まで取っておかねば。
いざというときは躊躇わないが、今日はこれで終わりだ。
焦っても急いでもいけない。時間はあるのだ。
当初の予定通り、アトレイアの全てを犯しつくしてやるのだ。
俺は決意を新たに固めた。
とりあえずこの場は、アトレイアのさわさわとした髪の感触を楽し
むだけで、満足しておいてやろう。
(終)
以上。
感想は全て何度も見返してます。
とても嬉しいです。ありがとうございます。
では。
おおう、新作GJ!
何やってんのか理解してないのに、男主人公のために一生懸命なとこが・・・!
本当にGJ!
にしてもいくら自室があるとはいえ、自分を九分殺しにした女の留守宅に
上がりこんで肉奴隷とエチとは流石に無限のソウルのやることは違うw
なんて卑猥で素敵な文章を書くんだよ
たまんねええええええええええええ!
おまい凄いな!
GJ━━(゚∀゚)━━! …アトレイアと青姦期待したのは内緒…。
さて次回のアトレイアは──?
ふぬおおおぉぉぉ!GJ!
GJすぎだろ常識的に考えて
色々な意味でワラタw
次回作を楽しみにしております。
>>121 > さて次回のアトレイアは──?
一瞬サザエさんの予告の声を想像してしまった。
GJ! 続き楽しみにしてる
アトレイア…
(*´д`)ハァハァ
気が早いが、アトレイアの調教が完了したら
エステルを言葉責めしながら調教キボン
128 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 12:24:18 ID:UhZFvv0n
王女wktk保守
アトレイア待ち保守
全裸で保守
全裸は見苦しいので、ココから1つ貸そう
つ『フンドシ』
つ『大根』
すきな方もってけ。
大根振り回しているレーグを幻視した
>>130 ちょうど天ぷら揚げたとこなので大根もらっていきますね
ジルには和食も着物もないんだろうな
くるくる帯まわすプレイができないね
帯以外で回すんだ!
マゴスとか!
久しぶりに来たのだが物凄い作品が投下されて他のですね
すげえすげえよ
137 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 16:30:20 ID:rcipHqW8
H
スケッチ
ワンタッチ
チッチチッチッ (ボインボイ〜ン♪)
微乳はエア、エステル
美乳はザギヴ、イークレムン
巨乳はティラ
エステルはポリゴンで見ると乳でかい
夏祭り組さん、原稿頑張ってくださいね〜?
差し入れつ【乳酸菌】
乳酸菌とってるぅ?
そういやジルには白や黒の羽根を持った美女や美少女がいねえな。
正統派ファンタジーだってのに。
きっとジル2で出す予定なんだよ
羽根を持った種族は
俺の中の無限のソウルは、ドSで言葉責めとか得意。
勿論パントマイムで。
「……(どうした?いや? 躰はそうは言ってないぞ?乳首が起ってる。アソコも…凄い牝の匂いだな。ビチョビチョだ。)」←パントマイム
パントマイムで言葉責めってwww
さすが無限のソウルだな
それでも男主なしでは生きていけないエステル
そしてフレア
あなたのものは私のもの…
そして私はあなたのもの… (///)
アトレイアもかな?〉主人公に依存
未来への扉EDのテキスト読んで主人公とザギブとアトレイアとの3Pが頭に浮かんだ。
ザギヴー
携帯の「ヴ」の文字は「もじ」で変換されたり「記号」のところにあるからね。
女主なしでは生きていけないクリュセイスお嬢様
女主なしでは生きていけないティアナ
女主なしではいきていけないオイフェ
女主なしではいきていけないエステル
ティアナ・アトレイア・ザキヴ・クリュセイスの4人を誑し込めば、労せず大陸統一
そして子供の時代に再分裂w
あれ?女主じゃないの?
保守
おぬしをわざわざ呼び出したのはほかでもない。
そうじゃ、近々わしと、そのう・・・、結婚することになっとる
水の巫女についてのことじゃ。
まあ、いわゆるできちゃったなんとかいうやつになるんじゃがの、
ちと問題があることが最近わかっての・・・。
その問題はこのまま、わしの腹の中におさめたまま、と心に決めたのじゃが、
それも正直しんどくてのう・・・。
無限のソウルと見込んでのことじゃ、たのむ!
老い先短いわしの秘密を・・・、おぬし、引き受けてはくれぬか?
なに、腹の子の父になってくれというのではない。
このちとまずい秘密を、おぬしだけに知っておいて欲しいのじゃ。
あれはわしがまだ、冒険者として諸国をへめぐっておった頃のことじゃ。
アキュリュースの臨時傭兵募集というのがあっての、なかなか報酬が良かったのもあって、
しばらく引き受けることにしたんじゃ。
神殿周りの警護にあたっておったわしは、神殿の奥庭で水も滴るような
いいおなごに出会うての。
わしはすぐさま押し倒してものにしたんじゃ。
次の日も同じ場所におったんで、次の日もいただいた。
そうやってしばらくの間、逢瀬を楽しんだんじゃが、
急に決まった仕事のおかげで、そのおなごに何も知らせずに
わしはアキュリュースを去らねばならなくなった。
それ以後、そのおなごの名も知らぬまま、縁なく会えずじまいであった。
そのこと自体、ぬしとアキュリュースを訪れるまですっかり失念しておった。
無性にそのおなごのことが思い出されて、矢も盾もたまらず、
そのおなごと出会うた神殿の奥庭にしのんでいったのじゃ。
するとまさにそのおなごに面差しのよう似た娘がおるではないか。
わしはまたもやすぐさま押し倒してものにしたんじゃ。
ぬしが、ここを拠点として仕事をしておったので、此度は長い付き合いと
なった。
そのうちに、その娘の母御の話が出ての。
まあ、あのおなごの娘であろうというのはおおよそ見当はついておったがな。
問題はその次の話じゃった。
母御はその娘が幼き頃に亡くなったそうなのじゃが、父の形見として
貝細工の耳飾りをその娘に与えたというのじゃ。
よく見ればそれは、わしが短い逢瀬の合間に、かのおなごに贈ったものじゃった。
娘の歳をきいてみると、計算も合う・・・。
呆然とするわしに、娘はにこりと笑んで子が出来たとゆうたのじゃ。
まあ、そういうことじゃ・・・。
あと、どれだけの命か分からぬが、過ちの責任はとらねばならぬ。
わしに万一のことがあれば、あとのことは頼む。
そうか、頼まれてくれるか。
ん?どうした?
何をそんなに急いで・・・、どこへ行くんじゃ?
おーい。
行ってしもた・・・。
奇跡の巻き返しをはかるため、水の巫女のもとへと向かった無限の魂が
思いを遂げることが出来たかどうかは、また別のお話。
とっつぁん盛り杉だろwwGJ!
十数年の時を経て、変わらず枯れもしないとっつぁんに拍手!
生まれて来る子が男の子でとっつぁんのクローンみたいだったらちょっとヤだな。
ほしゅ
保守
ロストール側についた王城主がアイリーンを捕虜にして、他の兵士をけしかけてレイープさせちゃう話を思い付いた。
で?
更に泣くアイリーンを、清めると優しくレイプ
俺を裏切った報いは済んだよと。
だから?
シラケるだけの書き込みは、空気嫁ないのと同じレベルだな
マゴスはザギヴの 胎 内 に巣くっている
って設定、良く考えると超絶エロくね?
胎内=子宮だよな?入口は1つしか無いよな?
ネメアの目の前でデロデロした不定形生物がザギヴを…なんて想像しただけで前屈みなんだけど
俺がインモラルなだけかー
インモラルなんて言葉はこのスレでは『常識』と同義語じゃないかw
幼いザギヴの体内にネメアから逃れたマゴスが入り込む…エロス
ロリザギヴブーム再来と聞いて(ry
幼いザギヴをマゴスが胎内で動いて調教してたり・・・
「けけけ。もっと気持ちよくしてやるよザギヴ。お前がどこまでもつのか見ものだなぁ」
クリトリス舐め、ズコバコ
「ひ・・・ひぎぃっいやぁ!ら、らめえええっ。ネメアさまぁっ」
投下します。
やけくそに長くなりました。
注意。
最終話「心」
部屋に入ると、なんかアトレイアが変だった。
どのあたりが変かというと、まず黒い。比喩ではなく黒い霧で全身がも
やもやと包まれている。断じて見間違いではない。
さらに、俺に気付かない。俺の自慢の肉奴隷たるアトレイアが、俺を無
視するなどありえんことだ。
そのアトレイアは闇の中手を伸ばし、何事かぶつぶつ呟いている。まる
で真冬の風に晒されているかのように、全身を細かく震わせている。
「ありゃ? 今いいとこなんだけどなあ」
で、隣で黒ずくめの変な服の子供がニヤニヤしているのだ。
俺はこいつを見たことがある。確か、アトレイアと最初に会ったとき傍
にいた子供だ。名前はシャリと言った。
シャリは空中を滑るような足取りで俺に近づくと、数歩の距離で止まっ
た。そして、ロストールの礼式に乗っ取った丁寧なお辞儀をした。
「ようこそおいでくださいました……なんてね?」
「アトレイアはどうした」
俺の第一声に対し、シャリはおかしそうに笑った。
「どうしたって?」
「どうもこうも、明らかに変だろうが」
「そうかな。ぼくにとっては、むしろこっちの方が好ましいんだけど」
「とにかくさっさと元に戻せ」
「それはできない」
シャリはくすりと笑うと、
「今、彼女に知ってもらってるんだ」
「なに?」
「光の中の影でしかない存在を。未来の栄光に覆い隠された過去の残り滓
を。部屋を隔てる一枚の壁の絶望的な厚さを」
「ごたくはいい」
「まだ続くのに」
シャリが眉を曲げて不満げに言った。抽象的な話をいちいち聞いてられ
るか。肉感的な話ならいくらでも聞いてやるが。
要は徹底的に自己否定させてるというわけだ。どういう手段を使ってる
のかは知らんが、やってることは単なる洗脳だな。俺の美学に合わんので
やめさせよう。
「待てよ。ということは、前にアトレイアが落ち込んでいたのもお前の仕
業だな」
「前というのはよく知らないけど、そうだろうね。でもキミのおかげでも
あるんだよ。キミの調教は、過程としてはまったく理想的だった。ただ詰
めが甘」
「黙れファック」
俺は中指を突き上げて子供の言葉をさえぎった。
俺のアトレイアに余計なこと吹き込みやがってこのボケが。
「強制性転換させてから犯すぞビッチ。嫌なら今すぐ自決しろ」
「……。とても魅力的な提案だけど、今は両方とも拒否させてもらうよ」
「では、光栄に思え。俺が直々に殺してやろう」
「おっと」
俺は腰から剣を抜いて、即座にシャリに斬りかかる。
が、シャリは残像を残して後ろに滑り、刃を簡単に逸らした。
なかなか素早い。
「よけるな、じっとしてろ。嫌なら自殺しろ」
「無茶言うね。もう少し話をしようよ?」
「話せば死ぬのか?」
「前向きに善処しないこともないけど」
頼りない返答だ。だが他に選択肢がないのも事実だ。
俺はひとまず剣を鞘に収めると、シャリと改めて相対した。
もちろん何かあった時のために、位置はアトレイアのすぐ傍だ。
「それにしても、えらく中途半端だったね。ぼくなら乳○○○○なり○○
なりしたけどねぇ」
「たわけ。貴様は何もわかっとらん。そんなことをすれば、アトレイアの
極上の体と心はもう元には戻らんのだ。人間の性が持つ最高の素材はその
本質を直に「俺が」愛でて育てていくべきなのだ」
「……へえ」
ふん。この程度のこともわからんとはやはり子供か。
が、シャリはくすくすと楽しそうに笑うと言った。
「それでキミは、アトレイアを処女のまま、ずーっと自分だけのお人形さ
んにしてキミの庇護下に閉じ込めておくつもりなのかな?」
「アトレイアは俺の肉奴隷だが、閉じ込めるつもりはないな。」
「それが逆に、アトレイアを世俗の垢に塗れさせるようなことになっても
かい」
「俺の完璧な性技術と比類なき愛を軸に持てば、そのようなことにはなら
ん。ふっ、未熟者が」
「意味が通らなくなってるよ。適当に言ってない?」
「単に貴様に理解できんだけだろ。まあいい、自害しないのならそこで黙
って見てろ」
言って、俺はいまだうつむいて黒い闇に包まれたままのアトレイアを引
き寄せた。
シャリがアトレイアに何をして、何をしようとしているのかなどどうで
もよい。俺がこの部屋に来てやることは決まっているのだ。その条件反射
が、洗脳だか催眠だかごときに負けてたまるものか。
「ん? 何する気?」
俺はぐいとアトレイアの顔を掴んで強引に引き寄せ、そのままキスをした。
「え」
「……」
間の抜けた声を発するシャリを無視して、欲望のままに唇を押し付けた。
唇の裏側を重点的に舐る。反応が無い。
歯と歯の間を丹念に舐め取る。
目が、焦点を結んだ。
「……ん……っ!」
もう数秒間だけぺろぺろと舌を絡ませてから、俺はアトレイアから離れ
た。
力なく揺れていた腕がゆっくりと上がった。だらんと垂れ下がっていた
肩をぴんと張った。うなだれた顔を正面に向けて、俺と正対した。
虚空を反射していたアトレイアの瞳が、いまや俺だけを視界に捉えて
いた。
「あ……あ……れ……」
「アトレイア」
「あ……」
名前を呼ぶ。アトレイアの瞳には涙が溜まっていた。
「答えろ、アトレイア」
「……は……」
アトレイアは大きく息を吸い込むと、首を上げ俺の声に応えた。
「アトレイア!」
「は……い……っ」
声を掠れさせながらも、はっきりとした意思を示す。
うむ、OKだ。どうやら洗脳術だか催眠術だかはとりあえず解けたよう
だ。
さすが俺だ。理屈はさっぱりわからんが。
「どーだ見たか」
振り返ってシャリに向かいふんぞり返る。ふん、俺の勝利だ。
「……。すごいね、きみら」
シャリは両掌を天に仰がせ、敗北宣言をした。
どうやら呆れているらしいが。
「当然だ。俺は常にすごい」
俺が答えると、シャリはあきれたように笑った。
「君の辞書には、理屈とか道理とか過程とかいった感じの言葉が欠けてい
るようだね。それで解決しちゃうんだからすごいの一言だ」
「言ったはずだぞ。俺の完璧な性技術と比類なき愛は、すべてに優先する」
「ずるい、というより単純に反則だね。ま、ぼくも似たようなものだけどさ。
ちょっと部類は違うみたいだけど」
シャリはわけのわからないことを独り言のように口走ると、ふわりと宙
に浮かんだ。
いつのまにか、その周囲には黒い霧のようなもやが集まっている。アト
レイアの周囲にあった霞が集まって、今度はシャリの背後でバチバチと電
光を発していた。
「ぼくの演出は余計だったみたいだね」
「最初から不要だ。邪魔だ。無粋だ」
シャリはくすくす笑う。俺の言葉を楽しんでいるかのようだった。
「今回は下がるよ。じゃ、またね」
「今回もなにも、次はないぞ」
「どうかな? まあいいや。他のことして遊ぼうっと」
黒い霧が一瞬、こんもりと膨れ上がるとシャリを覆った。
奇妙な笑顔を最後に残して、シャリは霧の中に消え、そして霧が消えた。
便利な移動ができる奴だ。
シャリが消えて、俺は一歩アトレイアに近寄った。アトレイアの身体が
びくりと震えた。罪を犯した信徒のように、心が細かく揺れているのが見
て取れた。
「あの……あのっ……っ」
アトレイアは頼りなげな声で、何かを訴えようとしている。
「ん?」
聞こえないふりをして、更に一歩、アトレイアに近づいた。
心臓の鼓動が聞こえそうなほど、アトレイアの身体が間近にあった。
「ごめんなさい……! わたし……わたし、あの……」
アトレイアは懸命に何かを訴えようとしている。
「アクトさまに……んんっ!?」
その最後の言葉を遮って、柔らかくキスをした。
「――!」
何かを言いたそうにするアトレイアを強く抱きしめる。視線は離さない
。アトレイアだけを、この目で、唇で、俺自身で貫く。
「っ――!」
アトレイアはその場で崩れ落ちそうなほどがくがくと震えた。さきほど
とは種類の違う涙が、瞳から溢れてきていた。
唇を上にずらし、涙を舐め取る。アトレイアの味がした。
アトレイアがシャリに付け込まれた原因は、おおよそ見当がついたが、
アトレイアがそれについて考える時間は十分にあっただろう。それだけ考
えて、なお解決できないということは、考えることでは解決できないと類
の問題だということだ。
という理屈を付けてみた。
要は俺は全力を持って、アトレイアを犯すとゆーことだ。
唇を合わせて、舌がふやけそうになるほど吸い続けた。アトレイアの舌
がぴんと前方に突き出されている間は、その裏側を猫を可愛がるような気
分でゆっくりと撫でた。
「ん、ん、んっ、んんっ!」
アトレイアの舌が奥に引っ込むと、それに合わせて俺はより深く自らの
第二のペニスを差し込んだ。顔を横に傾けて押し付けるようにずらし、口
内の奥深くのあらゆる粘膜を舐め、味わい、犯した。
「はあっ、はあ、はあ、あ、あ、あっ!」
一定の周期で唇を離し、アトレイアに呼吸をさせた。その間、俺はアト
レイアの頬に吸い付き気が済むまで赤い跡をつけた。アトレイアの白い肌
が、俺のキスで蹂躙されていった。
「ん!」
またキスを再開する。キスをする。やめる。またキスをする。
キスだけを十分以上繰り返していた。何度やっても飽きなかった。
アトレイアの反応は、舌を吸う度に、唇を舐める度にその感度を増して
いき、俺の欲望をどんどん増大させていく。麻薬のように誘惑的だった。
三十回目のキスをする頃には、アトレイアは既に足腰が完全に立たなく
なっていた。二人で床にぺたりと座り込み、粗末な木製のベッドに背をつ
いて、抱き合いながらキスを執拗に繰り返した。薄暗い部屋のなかで、く
ちゅくちゅという唾液を絡めあう音と、アトレイアの嬌声だけが、淫らに
響いていた。
「は……はぁ……っあ……!」
舌をきゅっと吸うと、アトレイアの体が今までにもまして緊張し、抱き
しめた華奢な体が小さく収縮したように思えた。絶頂に達する直前の気配
を感じ、唇をいったん離す。
「ぁっ……はあ……はあっ」
アトレイアは名残惜しそうに俺を見つめた。その瞳は、それが求めるも
のとは対照的に、いまだ純粋で、清らかな光を保っていた。
アトレイアは今日はまだ一度も達していない。
最初のキスの段階で何度もいきそうになっていたが、その度に直前でそ
れを制止した。表層的な快楽ではない、より深いところまでアトレイアと
共に潜り込むためだ。
そろそろそれも限界に近いらしい。アトレイアの唇は、最早敏感になり
すぎて、粘膜をほんの数秒擦るだけで絶頂に達しそうなほどの快感を生み
出していた。
だが俺は妥協するつもりはまったくない。
「アトレイア」
「……っ! あっ!」
俺はアトレイアの体をくるりと回し、背後から抱きしめた。
顔を清潔な香りのする髪に埋め、張り詰めたペニスをアトレイアの下半
身に押し当て、アトレイアの小さな体を全身で覆い尽くした。ドレス越し、
下着越しにだが、アトレイアの鼓動と高ぶりがペニスに伝わってきた。
満足しながら、俺は密着体制でアトレイアのドレスを上半身から脱がし
ていく。
「ん……あっ……」
完全に身を俺に任せているアトレイアは、服が脱がされる様を黙って
見ていた。端が肩に引っかかって脱がせにくくなった時には、それを汲み
取ったのか、わずかに腕を下げて俺に協力した。
ほとんど無意識的にだろう。
「……っ」
肌着をゆっくりと剥ぐと、ぷるん、とアトレイアの乳房が露出した。
豊かな双丘は、雪山のような白さの中に僅かな赤みが差しており、アトレ
イアの昂りを反映していた。
鎖骨のくぼみからなだらかに下る曲線が、ふっくらとした形のよい乳房を
構成していた。その柔らかな曲面には、アトレイアの汗が数滴流れ落ちていた。
先にある、惜しげなく晒されたピンク色の突端は、既に痛そうなほど、
しかし魅惑的に隆起していた。
俺は背後からアトレイアの乳房に手を伸ばし、下からそっと触れた。
「っ!」
触れただけで、アトレイアはびくりと反応した。息をはっと呑む声が聞
こえた。うなじが更に紅色に染まった。乳首が、ほんのわずかに上向いた。
できるだけ刺激を少なくしたつもりだったが、何度も何度もイキかけ、
全身が快楽機関となっているアトレイアにとっては、大きな刺激だった
ようだ。
「……ぁ……ぁ……」
子供の頭を撫でるようにして、アトレイアの乳房を優しくさする。両手
で規則正しく、下から上へ、左右から中央へ、柔らかな肉を寄せていく。
アトレイアの胸は、俺の愛撫を完全に受け入れてその形を自在に変えてい
た。
「あっ……ふあっ……」
乳房をつまんだ指に少し力を入れる。心地よい反発が指に返ってくる。
手の平で圧迫すると、乳房が形を変え、乳頭が僅かに前方に突き出される。
ぱっと手を離すと、胸全体が上下にぷるりと揺れた。
「んっ!」
更に淫猥な光景を見るために、俺は先端に目を向ける。側部にいったん
人指し指を這わせ、ゆっくりと先端に向けて動かした。
その指がアトレイアの乳輪に達すると、俺はためらいなく反対側から中
指を近づけ、そっとアトレイアの乳首をつまんだ。
「ふああっ!」
アトレイアが快楽に身を反らせる。それを全身で受け止めてやりながら、
乳首をコリコリと転がし、感触とアトレイアの反応を楽しむ。
「あ、あ、あっ! ひああっ!」
左右の乳首を同時につまみ、圧迫と弛緩を繰り返す。アトレイアは可愛
く反応し、圧迫を加えるごとに肢体を跳ねさせた。
俺は思わず身を乗り出し、ぱくり、と、魅惑的に跳ねる乳首を口に含ん
だ。
唾で乳頭を濡らし、舌で転がす。アトレイアの乳首の温度を、舌で直に
感じた。赤ん坊のように先端を吸い、同時にミルクを催促するかのように、
手で強く乳房を圧迫した。
「ふああぁああっ!」
それを数秒続けただけで、アトレイアは絶頂に達しそうなほどに大きく
喘いだ。
アトレイアの両乳房に、乳首に唾液を染み込ませる。
その行為を、俺は幾度も幾度も繰り返した。
「はあっ……! はあっ……!」
いまやアトレイアは、乳首に触れただけでイキそうなほど、感覚が鋭く
なってきていた。
そろそろ限界だろう。
「アトレイア、来い」
「……あ……んっ」
俺は立ち上がり、アトレイアを持ち上げて、ベッドの上に上がった。持
ち上げた際にどこかを刺激したらしく、色っぽい声をあげる。
アトレイアを寝せて、正面から向き合う。ドレスも下着も、既に床に落
ちている。
「っ!」
いまやアトレイアは、膝上まで覆う白の靴下のみを残して、裸体を俺に
晒していた。ただ、その股はぴっちりと閉じられている。それでもじわじ
わと湧き上がってくる感情は抑えられないらしく、太腿をせわしなくすり
あわせていた。
俺は言った。
「足を開け」
「は…………い……っ」
アトレイアはゆっくりと、閉じた太腿を左右に開いていく。
「ん……っ!」
初めて見た、アトレイアの秘部。そこには、僅かな茂み。その下には、
痛々しいほどに膨張し、一目でそれと判別できるクリトリスがあり、そし
て、形良く綺麗な花びらがあり、そこから泉のように愛液が溢れ続けてい
た。全ての準備は既に整っているかのように思えた。
「……う……あ……アクト……さま……っ……! ……や……!」
ふと見上げると、アトレイアは目をつぶって、口を手で隠し、ただひた
すら恥ずかしさと、そしておそらく身体の内から湧き上がる欲情に耐えて
いた。そう、それはいつか見た光景と同じだ。
俺はいったんアトレイアの顔に口を近づけ、囁いた。
「アトレイア。目を開けろ」
「……う……っ」
「アトレイア」
「……っ!」
アトレイアのまぶたがゆっくりと開いていく。開き終わった瞬間、俺は
アトレイアとキスをした。
もう何度唇を重ねたかも覚えていない。それでも飽きない。アトレイアの
唇は、いつでもみずみずしく、やわらかで、触ることで安息を得られる俺の
宝物だった。
「……んっ……」
唇を離す。
アトレイアの緊張が、幾分かは和らいだだろう。
キスを終えて、クリトリスをもう一度見る。ぷっくりと存在を主張して
いるそれは、明らかに俺を誘っていた。おそらくこれを指で弾けば、アト
レイアは即座に失神しそうなほどに達してしまうだろう。
俺は再び、体の位置を下の方にずらして、本格的な準備を始めた。
アトレイアのクリトリスは、まだ一度も直接触ってすらいないにも関わ
らず、皮を被ったまま大きく膨張していた。俺が視線をうごかすたびに、
クリトリスが僅かに振動しており、それは即ち俺の動きが、アトレイアの
快楽に直結していることを意味していた。
その要請にこたえ、顔をふとももに近づけて、軽く口付けをした。
そして、手を秘部に伸ばす。
「!!」
中指でゆっくりと形をなぞりながら、人指し指で中央を弄る。
アトレイアの愛液で濡れそぼったそこは、それでも非常に狭く、指の先
端を入れることすら困難だった。
「ひあ、ん、あっ、あっ、うあぁっ!」
そして、こそばゆそうな刺激にすら、アトレイアは敏感に反応する。
これからのために、指をなんとか奥に進ませる。アトレイアの膣は、
温かく、狭く、そしてぬちゃぬちゃと泡立っていた。更に進ませよう
とすると、ぎゅうぎゅうの抵抗を感じる。
処女か。当然だな。だが、そんなことが気にならないぐらい、
感じさせてやる。
「――っ!」
もう、いいだろう。
俺はアトレイアと位置を変え、足のあたりにアトレイアを跨らせ、
騎乗位の体制をとった。
そそり立つペニスの先端からは、先走り汁がだくだくと溢れている。
その様をアトレイアがじっと目をそらさず見ている。たまらなく淫らな
情景だった。
「アトレイア」
「……う……」
「入れていいな」
俺の声に反応して、アトレイアがごくんと息を呑んだ。
そして、予想外の反応を返す。
「アクトさまは……」
「ん?」
「アクトさまは……わたしなんかで、いいんですか……」
掠れる声で、聞き返してくる。
結局、そこなんだろう。アトレイアの心の障壁となっているのは。
「なぜそんなことを聞く」
「……わ、わたしは」
アトレイアは、緊張で震えた声で言った。
「わたしは、顔も、心も醜くて……世間知らずで、ばかで、弱くて、
体もおかしくて、なんの力も、あ、ありません」
俺に跨るアトレイアはこの上なく可愛く、淫猥で、綺麗だったが、
それは言わないでおいた。アトレイアが何かを懸命に伝えようとして
いたからだ。
「それがどうした」
「……それでも、それでも……よろしいのでしたら……」
疲労と欲情の波に押され、舌足らずな言葉。だがその未熟な声は、
これまでに聞いたどんな言葉よりも、俺の心を強く震わせた。
「どうか……どうか、あなたのそばに、いさせてください……っ」
アトレイアは言い終えると、ぎゅっと目をつぶった。
俺はその手を取り、手のひらを合わせる。
「アトレイア」
「……」
「言ったはずだ。お前は俺の肉奴隷だ」
何度も言ってきたことだ。アトレイアが肉奴隷であることに変わりは
ない。
ただ、アトレイア自身がそれをはっきりと確信したのは、きっと今日が
初めてだった。
アトレイアの目が開き、俺を捉えた。
その真摯な視線に、俺は笑うことで、返事をした。
アトレイアは、泣きそうに笑った。最高に綺麗だと思えた。
俺はアトレイアを抱きしめ、キスをした。
「……ん……んっ……!」
その思いのまま、ペニスを奥に進める。
俺のペニスが、アトレイアにゆっくりと埋まっていく。ぬらぬらとした
摩擦の快感が先端から全身を駆け巡る。目の前で揺れる乳房が、張り詰め
た乳首が、視覚の刺激となって脳に火花を散らせる。そしてなにより、
アトレイアの肉奴隷としての明確な意思が、俺の欲情を加速させた。
「あ……アクト……さ、ま……わた……し……」
先端に、抵抗。脇から締め付けてくる濡れそぼった壁が、先で収束
している。
「いくぞ、アトレイア」
「ふあ、あ、あ、あ……っ」
言葉を懇願と受け取って、俺はアトレイアにキスをした。
同時に、今まで押さえてきた欲望を爆発させ、腰を強く突き上げた。
「……!」
つぷり、という感触を残し、ペニスが深く埋まっていく。アトレイアの
膣が、あらゆる角度から亀頭を、カリを、竿を優しく、強く締め付けてく
る。
「ふああああっ!」
にゅるり、と、ペニスが完全にアトレイアのなかに収まる。
それが、彼女の限界だった。
「ひ、あああ、あ、あ、あ――!!」
先端で子宮をこつんと叩く。
その一突きと同時に、アトレイアは背筋を後ろに反らし、嬌声を上げて
達してしまった。ペニスをみっちりと覆う内部が、射精を促すかのように
ひくひくと痙攣し、淫猥にうごめいた。
ぷしゃあ、と大量の愛液がぎちぎちに詰まったペニスの脇から噴出し、
俺の腰とシーツを汚した。その中に、一筋の赤い液が混じっていることを、
ぼうっとした意識の中で認識していた。
「あ、う……ぁ……!」
ぺたん、と俺の胸にへたりこんでくるアトレイア。
俺はその顔に唇を近づけ、深く口付けをした。
「ん、む……!」
アトレイアも応える。だが、このキスで終わらせるつもりはない。
俺は唇をつけたまま、挿入したペニスを抜かずに、再度アトレイアの膣
の奥深くに侵入させた。にゅるにゅると吸い付くような、絶頂直後の膣壁。
それが、大量の愛液と共に俺のペニスにまとわりついてくる。
その中を、進入し、かき回す。壁をこじ開け、蹂躙する。
「!!」
にゅるん、にゅるんという、頭の中が真っ白になりそうな摩擦の快楽が、
ペニスから伝わってくる。
「んーっ! んぁああああ!」
アトレイアは涙を流して喘いでいる。そこに痛みの色はない。ほとんど
達したままの状態だろう。処女喪失の痛みを塗りつぶすほどの感覚。失神
しないのが不思議なほどだ。
だが、逃げ場は与えない。アトレイアとはキスをしたまま、快楽を閉じ
込め、共有するのだ。アトレイアと俺で。
アトレイアの尻に手をやり、両手で揉みしだく。
それを合図として、俺は本格的に抽送を開始した。
「んっ! んんっ!」
腰を引く。暖かな膣が、名残惜しそうに俺のペニスを激しく撫で回し、
泡立てる。搾り取るようなぬるりとした快感が、カリを中心に爆発的に広
がってくる。
「ふああああああっ!」
腰を進める。きつい弾みで唇がはずれ、悦びに満ちた声が部屋に響いた。
アトレイアは懸命に俺にすがりつき、快楽に耐えようとしている。その
さまをたまらなくいとおしく感じ、キスを繰り返した。
「ん、ん、ん、ん、んああっ!」
腰が止まらない。速さが増すたびに、摩擦も、快感増していく。
もう、こちらの限界も近かった。
ついさっきまで処女だったアトレイアの膣が、今や俺と共に快楽を得る
ため、俺のペニスを締め上げ、精液を搾り取ろうとしている。そのことが、
俺の快感を更に増幅させていた。
「あああああっ!」
腰を激しく打ち付ける。きゅうきゅうと締まる快感が根元から先端まで
を間断なく駆け巡り、俺を射精へと導いた。
「やあ、あ、あ、あ、あっ!」
アトレイアを強く強く抱きしめて、目いっぱい密着する。肌と肌の触れ
合いを通じ、お互いの体温を共有した。
「くっ!」
「!?」
最後に、子宮口に強く先端を押し付けると、アトレイアの膣が一際強く
、収縮した。それが引き金となった。
俺は吸い尽くされるような快感と共に、精液を発射した。
「あ、あぁぁぁっ、ふああああん!」
どく、どく、どくと、俺の子種をアトレイアの子宮に送り込む。俺の欲
望そのものの液体を、アトレイアが受け止める。
「あ、や、あっ!」
放出した精液を受け止めるごとに、アトレイアは身体を強く震わせてい
た。その秘部からは、俺の精液がとめどめなく溢れ出ている。
付近のシーツは、大量の愛液と精液でびしょぬれになっていた。
焦らしてきた全ての快楽を放出するかのように、俺の射精は長く続いた。
その間、アトレイアは俺の背中に手をやり、爪が食い込みそうなほど掴み、
ただ俺を求めていた。
射精を終えて、ペニスをぬるりと抜く。
「んっ!」
抜いたペニスの先端は、精液にまみれて白くてかっていた。
その様子を、アトレイアはぼうっと眺めている。
俺はそんなアトレイアに、容赦なく命令した。
「口で綺麗にしろ、できるな?」
「……」
アトレイアは瞳に恍惚とした光を浮かべたままこくんと頷いた。それで
こそ俺の肉奴隷だ。
俺のペニスに近づき、一度、小さくキスをした。射精直後の敏感な粘膜
への、美少女のキスに、俺のペニスは即座に硬度を回復させる。
「あ……」
アトレイアがもらした声に、なんとなく嬉しさの感情が含まれているよ
うな気がした。
「んっ」
そんなことを考えているうちに、アトレイアが亀頭全体を口に含んだ。
小さな口をいっぱいに開けて、ぱくりとペニスを加えると、舌によって
丹念なマッサージを始めた。
舌がカリのまわりをなぞる。痺れるような感覚が、下腹部に広がる。
亀頭が何度も舌の裏で撫で回される。
尿道口を舌先が這い回り、射精をまた促すかのように何度も突付かれた。
「……ん……」
アトレイアは最後に唇をすぼませ、きゅうっとペニスを吸った。
途中に残された精液を吸い取るため、だろう。その吸引は、アトレイア
の愛液で濡れそぼった極上の膣内にも劣らぬ快感だった。
「よし……」
名残惜しいがフェラをやめさせ、アトレイアと向き合う。
「では、もう一発やるぞ」
「…………はいっ……」
アトレイアをベッドの上で四つんばいにさせ、後ろからおおい被さる。
その太腿には、ねばねばとした白い液と、大量の愛液と、一筋の赤い血
が伝っていた。
絶頂の連続で腰を上げるのも辛いだろうが、まだまだ俺の欲情は放出し
きっていない。
「いくぞ」
「……は……は、いっ……」
ず、ず、と腰を進める。相変わらずアトレイアの中はきつい。だが、俺
を招くかのように、膣壁がうねうねとペニスに吸い付いてくる。気持ちい
い。やはりこいつは最高だ。
「あ、はああああっ……」
ペニスが奥深くまで埋ると、アトレイアが深い深いため息をついた。
かまわず、俺はピストンを再開する。精液と愛液で十分すぎるほど濡れ
ていた。触手のように纏わりつくアトレイアの膣。まるで精液が足りない
とねだっているかのようだ。
「あっ!」
うなじが色っぽく紅潮していたので、吸い付いて、俺の印を付ける。
耳たぶをかぷかぷとかむ。乳房を後ろからもみしだき、ほとんど搾乳に
近いほどに乳首をつまむ。
そのたびにアトレイアはいちいち反応する。うなじを吸えば首をこくん
と振り、乳房に触れれば全身をびくんと震わせ、乳首をつまむと一際高い
嬌声を上げる。
「んっ! んっ! ふぁっ!」
アトレイアの反応に満足しながら、俺はその下半身に手を伸ばした。
「んっ! ……え……!?」
そして、充血したクリトリスにそっと触れる。
「ひ、あ、や、ああああああああああっ!」
アトレイアは今までで一番敏感な反応を示した。背が勢い良く反り返る。
クリトリスの皮をそっと剥いただけだ。それだけで、アトレイアはまた
絶頂に達してしまったらしい。
だが俺は行為をやめない。指を愛液で濡らして、円を描くようにクリト
リスを愛撫する。愛液を敏感な突起に塗りたくる。
「あ、あ、アク、ト、さ、ああああああっ!」
息も絶え絶えにしながら、アトレイアは膣をぎゅうぎゅうと収縮させた。
ペニスが周囲の壁と同化するような錯覚に見舞われるほどの強い圧迫と、
そして快楽が伝わってきた。
「やああっ、ああああっ、ふあああっ!」
片手でクリトリスを転がしつつ、ペニスを何度も出し入れする。摩擦が
生み出す快楽が、俺の欲情をえんえんと駆り立てていく。すぐに二度目の
射精の衝動が襲ってきた。
「アトレイア……」
「い、あ、あ、や、あ、あああっ!」
「よし……いくぞ」
「ん……ひやぁぁぁぁあああああっ!」
沸きあがる快感に逆らわず、俺はペニスで子宮を叩き、射精した。
「あ、ああっ……ふああん」
全身を震わせて快楽に浸る、アトレイア。
その膣の奥深くに、どくん、どくんと、欲望を解き放つ。
大量の精液が膣全体を満たす。今まで感じたこともない、とてつもない
快楽と充実感。
「あ……アクト……さ……ま……」
射精を終えてペニスを引き抜くと、アトレイアは最後に俺の名前を呼び、
それからまぶたをゆっくりと閉じて、力尽きたかのようにベッドに倒れこ
んだ。
「わたしはこれから……どうすれば、いいでしょうか」
アトレイアが目を覚まし、服とその他の準備を整えた後。
アトレイアがそう切り出してきた。
「どうするも何も、お前は俺の肉奴隷だ。永遠に俺に奉仕し続けろ」
「はい。どうすれば、もっとアクト様にご奉仕できるでしょうか?」
ほう。その発想は今まで無かったな。
とはいえバナナで練習するとかされても困る。
それはそれで微笑ましいが、微笑ましいだけだし。
ふむ。ここはひとつ――
「自分で考えて、実行してみろ」
「……え?」
「選択したのはおまえ自身だ。どうやって奉仕するか、自分で考えてみろ」
発端がどうであれ、有り余る自責の念を抑えて、俺への愛だか何だかを
表明したのだ。そのぐらい、今のアトレイアにとっては簡単なはずだった。
「……はい。ちょっと、自信がないですが……わかりました」
前言撤回。やっぱり簡単じゃないかもしれない。
「……。まあ、アドバイスはしてやろう。とりあえず自己認識を改めろ」
「え?」
「アトレイア。お前は、俺が今まで見たこともないほど綺麗だ」
アトレイアは俺の言葉を聞いて、数秒間意味が理解できない様子だった。
が、やがて理解したらしく、ぽっと頬を染めた。
そして笑って、照れながらだが、ありがとうございますと言った。
「うむ」
彼女が自分自身への賛辞を素直に受け止めた。
それはとても喜ばしいことだと思った。
(完)
以上。
長いSSをお読みいただきありがとうございました。
妄想を全力でひたすら余すとこなくぶつけました。
ご感想いただければ嬉しいです。
では、また。
ネタが浮んで書きたくなったらまた書きます。
GJ!変態大魔王GJ!
エロい
>「強制性転換させてから犯すぞビッチ。
>「……。とても魅力的な提案だけど、
ワッフルワッフル
なんというエロさ…
すげえ!あんたすげえよ!
GJ!GJ!
GJ!!!!それしか出てこない。
肉奴隷といいつついつも愛があって良いね。
これはエロい
力作乙
しかし主人公がランスに脳内変換されて困る
なんという乙
しかし完結か…さみしくなるな
また別のキャラの話も書いてくらはい
待ってまつ
馬鹿でエロでかつ本編とも絡む
実に素晴らしいな
グハッ!今日まで投下に気付かなかった、不覚。
GJGJGJ〜!!!
しかしワタシは、もっといろいろとアトレイアを
エロくいじくりまわして愛でたいと思う、欲張りさん。
肉奴隷といいながら、俺様専用肉奴隷と優しく愛でている変態主がナイスです!
投下します。男主×イークレムンです。
過去ログ見たけど、どうして水巫女だけがないんだろ…?
青年が寝泊りしている宿舎にイークレムンが訪れてきた。
水の巫女といっても、エルズのエアのように崇拝され恐れられる存在ではない。
勤めを果たすかたわら、天気の良い日には広場で日向ぼっこをする姿が見られる。
供はついているが、気軽に町を歩いていることさえある。
だから、わざわざイークレムンが訪れてきたときも青年は驚かなかった。
それが夜だったとしても。このどこか世間ずれした青年は当然の如く彼女を迎えた。
さすがに部屋に招き入れることはしなかったが。
だがそれも、イークレムンが月夜の散歩に誘ったからであって、
青年がそれをしなかったとは言い切れなかった。
ともかくも、無限のソウルを持つ青年と水の巫女であるイークレムンは、
面白い遊びを思い立った童のように、無邪気に笑いながら手をつないで夜のアキュリュースへと、
降り立った。
静まり返った広場を抜け、商店が連なる大通りを軽やかに跳びまわる。
そして、グラジェオンの足跡と呼ばれる湖のほとりに、彼らはたどり着いた。
輝く月が空と水面に二つ存在する。イークレムンは足が濡れるのにもかかわらず、
水と戯れる。周囲は深い木々に囲まれ、街の喧騒を遮っている。
イークレムンは、岸辺で黙って見守っている青年に手招きした。
「来て下さい。水が冷たくてとても気持ちがいいですよ」
青年は靴を脱ぎ、水の中に入る。くるぶしを撫でる冷水がたまらなく心地よかった。
「ほんとだ。このまま水浴びしていきたいぐらいだ」
「ふふ、私はかまいませんよ」
イークレムンは口元に手をあてて笑った。小さな肩が小刻みに揺れる。
「やめておく。泳ぐのは苦手なんだ」
「あら勿体ない。こんな日に泳ぐのはとても気持ちがいいのに」
イークレムンは青年の手をひく。彼らの膝に水が押し寄せる。
鎧こそつけていないものの、やはり水というものに青年は腰がひけた。
彼女の父親と、鎧を着けたまま遠泳した苦い記憶がよみがえるのだ。
無意識にイークレムンの手を握り締める。やわらかい感触に少しだけ安堵する。
「大丈夫です。水はときに恐ろしい姿を見せることもありますが、
その本質はとても優しいものなのですか。ふふ…なんだか貴方のようですね」
「俺は怖いかな?」
「戦っている姿はそう思ったこともあります。
でも、それは何かを守ろうとしている姿。誰かの為に怒っている姿。
嫌いだと思ったことは一度もありません」
青年はイークレムンをじっと見つめる。彼女の瞳の中には青年が映っている。
青年はイークレムンの剥き出しの肩に手を置いた。極上の絹のような肌触り。
頭の片隅で抱きしめたいと青年は感じた。そのまま引き寄せると、青年の胸の中にもたれかかる。
服越しに頬を摺り寄せる感触が、豊かな胸の弾力が青年に伝わる。
先ほどまでの穏やかな願望が、より生々しい肉欲へと変化していくのを青年は感じた。
己の身体全てで、彼女の肌に絡みつきたいと。
「そろそろもどりましょうか?」
イークレムンは体を離す。青年は反射的に手を掴んだ。
柔らかなイークレムンの表情に微かな怯えの色が浮かぶ。
これは何だろう。火に油を注ぐとでも言うのか。青年は心中で呟いた。
「やっぱり水浴びがしたい」
今度は青年がイークレムンの手を引き、より深い場所へと進む。
腰まで水につかり、水流を体で感じることができた。水面は穏やかで、
よもやおぼれることはないと思うが、イークレムンは不安げに青年の服を掴んだ。
時折、波が彼らの半身に飛沫をかける。
イークレムンは水で服を張り付かせていた。腰のくびれが、乳房の形が、はっきり見て取れた。
じっとこちらを見る目に怯えはない。イークレムンは、そっと目を閉じた。
誘われるまま口付けをする。唇の柔らかさを味わったのは一瞬で、青年はすぐに舌を侵入させた。
うなじに手を滑り込ませて引き寄せ、より深く舌を絡める。
青年の動きを真似るように彼女の舌も青年を追いかける。
清らかな水音に交じって、空気の混じったいやらしい唾液の音が聞こえた。
イークレムンは青年の首に細い腕を絡ませ、口内を、歯列を、舌を、いとおしむように撫でる。
青年の手はうなじを降り、大きく開いた背中を撫でる。
腰にまわされていたもう片方の手は豊かな胸を、最初は優しく、次第に力強く揉みしだいていく。
イークレムンの唇から、くぐもった声がもれる。いったん唇を離す。
青年は口元を汚す唾液を舐め取ると、イークレムンのそれも同様に舐め取っていく。
そして、再び口内を互いに犯し始めた。
ようやく青年が顔を離す。二人の唇は銀色の糸でつながれている。
もう一度、軽く口付けをして舐めとる。
「上がろう」
そういうが早いか、青年は有無を言わさずイークレムンを抱え、岸に上がった。
水を大量に含んだ衣服が重い。青年はイークレムンを草の上へ下ろす。
イークレムンは無言で服のすそを絞り上げる。重たげな水音が響く。
夜目にも白い足を投げ出して、静かに青年を待つ。
青年は上着を脱ぎ捨てる。膝をついてイークレムンに覆い被さると、耳元で何事か囁いた。
うっとりとした表情でイークレムンは頷く。青年は、男の体の下で横たわる巫女の頬を撫で、
軽く音を立てて口づけする。
イークレムンは歓喜に染まった表情でそれを受け入れると、白い腕を男の首に回し、
たくましい背中にゆっくりと手を這わす。
「嬉しい…。好きです、貴方が好きです」
「うん。俺も、ずっと好きだった」
鎖骨をなぞりながら白い首に舌を滑らせると、イークレムンはくすぐったそうに呻き声をあげる。
「ん…ひゃん。くすぐったいです」
青年は巫女服の留め金を外し、上半身をあらわにさせる。
今まで、服越しで想像するしかなかった乳房が惜しげもなくさらされる。
指で先端をつまむと艶かしい吐息が漏れた。腰を撫でると、びくりと体が震え、
豊かな乳房もまた揺れる。無心に青年は胸に吸い付いた。
舌先で乳首を転がし、軽く歯を立てる。耳をふさぎたくなるような音がする。
その一方で、手は肌の感触を堪能していた。
「あん…ひゃ…ん、くすぐった…あん!」
腰のくびれを責めるたびに、高い声があがる。
細い腕は別の生き物のようにふるふると震え、やがては地に落ちる。
「あん…や、…きゃん」
「くすぐったい?」
青年が顔をあげると、イークレムンは口を引き結び、青年を恨みがましそうに見つめていた。
「ひどいです」
「ごめん」
非難する声には艶があり、迫力はない。
急にイークレムンの手が背中に回り、青年の肩甲骨をなで上げる。
そのまま、手は首をなで上げながら正面に向かい、青年の胸の突起をもてあそぶ。
青年の顔が恍惚で歪む。
「ちょっ…なにを」
「うふふ、お返しです」
笑みを浮かべながら青年の上半身に手を滑らせる。
イークレムンの掌は硬い腹部を通過し、臍まわりに細い指で円をかく。
さらにそのまま下に行こうとするのを、青年は慌てて止めた。
「こら」
青年は腰あたりで止まっていた巫女服を一気に下げおろす。
急なことに、イークレムンは腕を引っ込める。大切な部分を隠そうとする腕を、
優しく引き剥がし、青年は足を割り開く。髪の色と同じ、濡れた茂みを撫で、
すでに湿っている陰部に指をねじ込ませる。
「あん…!」
イークレムンは青年の指を受け入れようと腰を動かす。
その仕草に後押しされるように、青年はさらに指を増やす。
熱く、狭い肉壁を擦るたびに体をよじらせる。蜜が青年の指をつたう。
「大丈夫かい?」
口ではそう言いながらもも指の動きは止めない。
それどころか答える暇すら与えず、喘ぐイークレムンの芽を擦る。
軽く達したイークレムンに口付けし、ベルトを緩める。
すでに彼女の愛撫を受けていたときから勃ち上がっていたそれをとりだし、
横たわる彼女の陰部にあてがい愛撫するように擦りつける。
「はん…あ、あ」
雫が滴る足を片方だけ持ち上げ、凶器の先端をなぶるように出し入れする。
「つかまって」
だらんと投げ出されている腕を自分の腕にまわさせ、ぐっと力をこめた。
粘り気のあるいやらしい水音が間近で聞こえていた。
とろけそうな表情を苦痛に染める様も、イークレムンは清らかな美しさを保っているように思えた。
熱く、侵入を阻もうとする中へ慎重に進んでいく。くいちぎられそうな締め付けに、
このまま呑み込まれてしまうようだった。
「ひゃあん、ああ、あ…」
我慢できずに青年が腰を打ち付けると、イークレムンは痛みとも快楽ともつかない声をあげる。
熱を帯び弓なりに反らされた体で、潤んだ瞳で、しっとりと濡れた半身で、快楽を求める嬌声で、
その全てで青年を誘惑し、引きずり込む。
青年は、労わりや優しさが何とも頼りないものであると知る。
奥へ奥へと進み、引き抜いては、打ちつける。
「はあ…ん、あ…感じます。ああ…貴方を感じます…!」
がくがくと震える足を下ろし、腰を強く掴んで体を重ねる。
豊かな胸が押しつぶされて形を変え、青年のものをより深く受け入れる。
青年は噛み付くように口付ける。互いの舌はより快楽を求めようと、貪りあう。
「あ…ああ……!」
最奥に達し、中が収縮するのを青年は直に感じる。
イークレムンが果てたのを見て、限界間際の己を引き抜こうとする。
「あっ、待って…。お願い…!」
白い足が青年の腰に絡みつく。淫蕩な様子など微塵もない。
ただ、一人旅立つ恋人に泣きすがっているようだった。
「くっ…」
熱いほとばしりをイークレムンの中に放ち、青年も果てた。
「はしたない女だと思いましたか」
青年の上着を羽織り。イークレムンはたくましい胸によそりかかる。
「そんなことは思わないよ。でも、どうしたの?」
「お母様の真似をしたくなりました。
貴方が好きです。お父様も居て、こんなにも満たされ居るのに。
私を産んだお母様もこんな気持ちだったのでしょうか」
青年はイークレムンを抱きしめる。はらりと上着が落ち白い裸身があらわになる。
「俺も、君が好きだ。君が欲しいものを俺も望んでいるし…。
いつでもいいというか…いや、そういういやらしい意味じゃなくて…」
イークレムンはしどろもどろになる青年に微笑む。
「はい、いつでもお待ちしております」
青年は完全に言葉を失い、イークレムンの首筋に顔をうずめた。
次の日、青年はアンギルダンと会う。
何となく気まずい思いをする青年の背を、アンギルダンは上機嫌に叩く。
そして「よくやったあ!」と往来で叫ぶと、青年を酒場へ引きずっていった。
終わりです。
何故かイークレムンものが無かったので、一念発起して書いてみました。
お付き合いくださりありがとうございました。
>>210 GJ!
それにしても赤い人ワロスwww
GJGJ!!
アンギルダンがかっちゃんの彼女の父(わかりにくい)みたいで笑ったw
GJ!
とっつぁんいいなあw
いいねえ
こういうまったりしたの好き
ジル本スレを流し読みして浮かんだ妄想
旅先男主人公「ルルアンタ…」
ルルアンタ「んっ、【男主人公】の……フリントさんのより、可愛いいね!」
>>221 そんなこと言われたら、思わずエスケープ唱えるな。
アイリーン「あ、意外と可愛いいのね」
ユーリス「可愛いいですね!」
フェティ「ちょっとー可愛いすぎるのよー!」
エステル「えへへ、可愛いい」
ザギヴ「クス。可愛いい…」
カルラ「ん〜。ちょっち物足りないかなー?」
ゼネテス「意外に控え目だな、お前さん」
うなされる男主人公…。
いまのうちにいっぱい言っておいたほうがいいんでないかい?
海藤乙
保管庫になかったようなんで質問
黄金畑の女主人公がボルボラとか改造モンスターに容赦なくヤられる鬼畜SSあったと思うんだけど
アレって何スレ目にあったんだっけ
四巫女プレイはまだかー
>>228 職人が書くためには、燃料となる萌え妄想が必要ときく。
さ、どんなシチュで5Pになるのか、お前さんの妄想を吐きだしてくれたまい。
>>230 下心も無く、四巫女に四方美人していた♂主。
竜王撃退後、それぞれに詰め寄られるが、気の弱い♂主は巫女達に圧倒されっぱなし。
その内、誰が一番魅力的で♂主に相応しい女か?などという、ズレた論争になり、
それぞれが、様々な自慢をしていると、話題が下に及ぶようになり…
でお願いします。
現地妻4人、ED後に神業ゼスチャーで説得
エロスメインならそんな捻らない展開も好きなんだぜ
ラストバトル前で、ヴァンやジュサプブロスとか闇の貴族にレイプまたは輪姦される女主人公とか、闇の王女のティアナとか死神皇帝のザギヴに逆レイプされる男主人公は如何だろう
ティアナとザギヴが処女だったりするとなお萌える
シャリやゾフォルかマゴスが混じって3Pだと逆に萎えるか
闇ティアナの逆レイポもな
>>223 ザギヴはマゴスがいたせいで、人を寄せ付けないようにしてたろうし
エンディングから妄想するにきっとかなりウブな感じなんじゃないだろうか?
ザギヴ「(えとこういう時どういえばいいのかしら本ではみたことあるけど実物は初めてだしそもそも男の人
とこういうことになる日がくるなんておもってもみなかったからとりあえずここはお姉さんっぽく)クス。可愛い…」
こうですかよくわかりません
ヤパーリ新しい保管庫ホシス
保管庫停止しててカナシス
暴走したラドラスの核に触手責めされる4巫女
暴走した主人公に孕まされる4巫女
暴走した4巫女に孕まさせられる主人公
ふたなり乙w
無限のソウルは無限の可能性だもん!
シャリやエルファス、猫賢者だって孕ませてみせるぜ!
みたいなー?
男はちょっと…
>>245 女主が男連中を孕ませる、てことでFA?
>>243 ラドラスの核から伸びる触手は
巫女たちのアソコにじかに侵入して、
ビクビクと脈打って魔力を吸いとっているのだ。
断絶しなかったのが地味に凄いな、四巫女家系は。
やっぱり、女子が生まれるまで種を付けまくったんだろうか?
エアは魔法で転生だから特別だよな?
水・火の巫女は神殿娼婦みたいな感じで色んな男とセックスしまくり。
土の巫女はラドラスの超技術で、女子が生まれるまで延々触手に犯される。
>>252 少なくとも1代目と2代目は普通に親子だったんじゃないか?
そうでなきゃ、力の差異なんて分からないと思う…。
ちょっとエンサイクロペディア読んでくる。
>>252 色々な、というとマジ来るもの拒まずなビッチな娼婦みたいでやだ。
聖的ロマンがねぇ。
巫女は巫女らしく、選ばれた雄限定でないと。
…でないと、イークレムンもイークレムンの母親も何人もやりまくった後の中古ということになりますが、よろしいか?
娼婦みたいなってのはある意味とても聖的で巫女らしいと思うが……
先代水の巫女はとっつぁん、HtoOは主人公限定と都合よく適宜脳内補完でイナフ
巫女と言っても日本を連想するか古代バビロニアを連想するかで全然変わる希ガス
俺は普通にイークレムンもエア様もオリジナルフレアもやりまくりだと思ってたが
左様か
じゃあ、族長はウチの主人公が頂いていきますね
じゃあ、フレア様は俺が
>>256 そう言われると、
オリジナルフレアが子供を作れない事を理由にシェムハザをお断りしたのもわかる気がする。
そもそも、本当に混血できないのかが疑問だ。
無印の方では、リルビーと混血可能だとか、キャラ新書だかに書いてあったんだし…
現(代用)フレアの図面引いたり粘土モデル造ったりするのが早すぎて
それをオリジナルフレアに見られてドン引きされたって線はどうだ。
まあネタにしといてなんだがシェムハザはなあ……。
どうやっても無理っぽいとは思いつつなんとか美しく解釈してやりたいって気もするんだよなあ……。
日記見たときのエステルのコメントが
非常にグッサリと心に突き刺さった。至極当然なだけ余計に。
俺がもしシェムハザの立場で、エステルたんにあんなこと言われたとしたら
首吊って死ぬためにいったん蘇るね。
>>264 俺は蘇って、罵られ続ける為に生き続けるけどな
エステル「ギザキモス」
生エステル様の生毒日記を拝見してもよろしいでしょうか?
レスの伸びに作品が投下されたかとwktkしたじゃねーかお前ら
だがこういう流れもいい
ダルケニスみたいに優性遺伝しちゃって、人間が人間に近い形の子供が出来ないのかも知れない
バイアシオンなら炉スキーも犯罪を犯さずに繁殖できるな
>>262 ワンフェスでオリジナルフレアのフィギアを販売する長老を想像しちまったw
>>270 そもそも、あの世界にロリペドに対する批判なんてないんじゃ?
そっち系に対する需要の為の娼館とかありそう。
だが実は相手してくれるのはイイ年したリルビー塾女という罠!!
なんておそろしいんだファンタジー世界。
シェムハザのフレア(実物)観察(ストーカー)日記、一見純愛風。
一応フレアの信頼を勝ち取りつつ告白するが、振られる。
忘れられず思いが募りレイプ。
思いは遂げるが好意中の事故でフレアを殺害。
死姦を続けつつ…
とか、書いてみようかと思い…3秒で諦めた。
でも最低限アソコは元フレアに見せてもらってたと思わないと
どうなってるのか分からないから造れないはずだよね、現フレアを。
そうか!短小すぎて作れないって事だったんだ!
まあ、真面目に考えれば
死体をモデルにして作ったんだろう
某犬の桔梗みたいな感じかと思ってた
適度に盛った土に骨や髪の毛を混ぜて、魔法でビカーーーーーとか
シェムハザがうっかりフレアを殺したのって
勢いこんでキスを額の角がグサッ!! …?
いや、アナルに(ry
勃起すると伸びるって知らなかったせいじゃないかな
急にフレアが来たので……
>>282 ふむ。まあ下の角が刺さったにくらべればまだだいぶと
納得のいく釈明ではあるな。
>>278 束縛の腕輪の力が尽きて死ぬ時に「じきに、私の体は土くれのように崩れ落ちるでしょう。」って言うから、多分、そんな感じで作られたと思う
>>283 ネタにマジレスされて俺涙目w
なのでやっつけでもう一丁
「戦場での迷いは命取りになる。「勝利」の2文字だけを信じて、戦いに挑むべきである」
〜アンギルダン〜
「世界を持てば私が主役だ。決定するのは私で、だから創造するのは私だ」
〜ノトゥーン〜
「私はありとあらゆる悪いことを行った、しかし、妹たちへの愛を汚したことは、一度も無い」
〜ツェラシェル〜
「強いものが勝つのではない・・・勝ったものが強いのだ」
〜ネメア〜
「今を戦えない者に次とか来年とかを言う資格はない」
〜ワッツ・サーザナイト〜
「最高のレベルを極めるには魔道の力で作られる肉体が必要なんだ」
〜シャローム〜
「どうしていいか分からないときは、ネメア様に任せるんだ。そしたら、必ずどうにかしてくれる。」
〜ベルゼーヴァ〜
「今日の冒険が雨上がりの草原ならば僕のハープで、虹を描いてみせるよ」
〜レルラ=ロントン〜
「スラムも世界なんですよ。」
〜ハンナの母親〜
「急にフレアが来たので」
〜シェムハザ〜
286 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 23:59:57 ID:wrSqiUvb
ヘナギかよw
過疎ってるなら1行リレーエロパロ小説を展開して
職人さんを待とうと提案しようかと思ってきたが
なんだか盛り上がってるな。
以前レーグ×女主書くと言った者です。遅れてすみません。
※注意書き
孕みネタです。
無限関連書籍で明かされた設定と異なる点があります。
「あっ、つー……」
石壁に背を預け、上がった息を整える。
太陽は頂点に近く、壁際に出来る影は僅かで、身を隠し、涼ませるには足りない。
簡素な衣服の胸元を引っ張ってぱたぱたさせ、汗ばんだ肌に風を送る。
港まで足を運べば海風がさぞ心地よく身体を冷やしてくれるのだろうが、
ぐるりを壁と観客席に囲まれたこの闘技場には風はそよとしか吹かない。
壁際に乱暴に投げ置いていた荷物をごそごそ探って木筒を取り出すと栓を抜き、
汲んでおいた水を喉を鳴らして飲む。
「あんたも飲む?」
傍らに佇む男に声をかける。
男は、かつて長いこと王者として君臨し、今は荒れ果てていくばかりの地を
じっと見つめながら石のように立っていた。先刻まで娘と剣を撃ち合わせていたというのに、
男はさほど汗をかいた様子も無く、何処か涼しげだ。
差し出された木筒にレーグがちらと目をくれる。
「……貰おう」
放り投げられた木筒を男は難なく受け止め、娘がさっき口をつけていた飲み口から
水を含む。
返された木筒を受け取り、娘が再び喉を潤していると、レーグが口を開いた。
「……うぬに、頼みがある」
「ん、何?」
この男が頼み事とは珍しい。
あれはいつの夏だったか、仲間との旅が終わりを迎えた後、この闘技場にふらりと
足を運んだ。
共に旅をする始まりとなったいつかと同じように、レーグが立っていた。
さして言葉を交わすこともなく、互いに当たり前のように剣を抜き、戦った。
別に約束したわけではないが、以来、夏になる度、この場所を訪れ、
心ゆくまで剣を交えている。
娘は一度闘技場を勝ち抜き頂点に立った後は、面倒くさくなって翌年の防衛戦を
すっぽかし、結果、レーグが返り咲いた。
今はロセンに移された会場でレーグは毎年挑戦者を下し続け、試合が終わると
このリベルダムにやってくる。そのタイミングを見計らって、娘もこの地を踏む。
そうして訪れる夏ごとに会うようになって、何年過ごしただろうか。
その間にレーグが頼み事などした覚えは一度も無い。
そもそも言葉より剣で語ることを好む男だ。
内容が何かは知らないが、この男が人を頼るのは余程のことだろう。
出来ればその信頼に応えたい。
「いーよ。私に出来ることなら」
軽く請け合ってみせた娘に、レーグは普段と変わらぬ厳めしい面構えのまま告げる。
「……我の子を産んで欲しい」
「へ?」
間の抜けた娘の返事は頭上高く拡がる空に飲まれ、じーわじーわと被さった蝉の声が
無感動に流れていく。
こういう路線は予想外だった。
にしても普通、好きだとか、付き合ってくださいとか、せいぜい結婚してくださいなら
突然言われてもまあ有りかなと思うが、とにかくそういうの全部すっ飛ばして
いきなり子を産んでくれとは。もうちょっと踏むべき段階が無いだろうか。
遠回しなプロポーズの言葉と解せないでもないが、この男に限って、
ひとつ屋根の下に住んでくれとか、自分の為に朝ご飯作ってくれとか、
そういう修辞表現に明るいとは到底思えない。
多分言葉通りの意味だ。
「……えーと」
単純に浮かんだ疑問をぶつける。
「何で私?」
これまでの会合の内、色恋を連想させるような雰囲気にはなった例しがない。
「うぬとならば、強き子が産まれよう。我は、強い子が欲しい」
「…………」
成る程。強さを第一の価値に置くボルダンという種族ならではの応えである。
分かりやすいっちゃ分かりやすい。
「あー……」
しばし悩みつつ頭を掻く。
「……うん。いーけど」
まあ、嫌いだったらわざわざここに足を運んで相手をしたりしていない。
この男の子供なら産んでもいいかなと思う。
「――そうか」
安堵したような嘆息混じりの声と共に、伸ばされた手が娘を抱き寄せた。
「え」
片手で娘の腰を抱き、もう一方の手が肩口で結わえられた娘の服の結び目を解いていく。
「ちょっ、――ここで!?」
ぎょっとして叫んだ口は唇で塞がれた。
この男にしては意外な程優しい、啄むような口付けが角度を変えながら繰り返され、
身体がゆっくりと上気していくのが分かる。
応えるように口付け返すと、僅かに開いた唇の間に肉厚の舌が差し込まれる。
その間にも器用に動く男の指が肩紐を解き終え、ぱさりと落ちた布から、
ふるりと豊かな乳房が零れた。
その重さを確かめるように片方の乳房を手の平に受けて軽く持ち上げ、
既に硬く立ち上がっている先端を指先が掠めるように転がした。
腰に回されていた手が背をするりと撫で上げた感触にぞくりとする。
唾液が軽く糸を引いて、唇が離れた。
「あっ……」
甘い吐息が零れる。身体から力が抜けていく。自力で立っているのがそろそろ辛くて、
男の胸板に寄りかかった。
男の手が、スカートを捲り上げ、下肢に伸びる。
布地越しにもどかしげに触れていた指が下着の隙間から侵入し、花芽を摘み上げる。
喘ぐ娘の耳元に注がれる男の吐息も荒い。
男の両手が娘の背後に回される。盛り上がった尻を撫でつけると、股ぐらに指を
差し入れるようにして尻肉を掴み、ぐいと持ち上げる。娘の身体がふわりと浮いた。
「え、あ」
地を求めて宙に浮いた足をばたつかせた拍子に、腰を抱え上げられた。
足の間、濡れた下着越しに硬いものがぐっと押しつけられる。
「え、ちょっ、ちょっと」
察した娘がレーグの身体を引き剥がそうと手を突っ張らせるが、男は小揺ぎもしない。
背を壁に押しつけられ、男の身体が迫る。
「まだ早――!」
男の手が急いたように娘の下着をずり下ろす。それを腿の辺りに残したまま、
まだ充分に潤ってはいないその場所に、男の猛ったものが打ち込まれた。
「ぐ、う――」
みし、と無理矢理押し開かれた孔が軋んだ。飲んだ息に、喉奧がひゅっと音を立てる。
額に先程流したのとは違う、冷たい汗が噴き上げる。
反射的に反らされ、伸び上がった裸の背が石壁に擦れて傷付きかけるのを、
差し入れられたレーグの手が庇う。
「は、」
天を振り仰いで、痛みに沸き上がった涙を瞬いて散らす。
息を一つ吸うと、軽く背を反らし、男の雄を受け入れるのに楽な姿勢を探す。
男の盛り上がった頑健な筋肉、夏の陽を白く照り返すその浅黒い肌に目を落とし、
肩口につと指を這わせる。
娘はそのまま男の首にしがみつくと、くくっと忍び笑いを漏らした。
じくじくとした痛みを堪えながら、中に埋め込まれたものの熱さやその脈打つ感触に
意識を集中すると、じゅんと内壁から蜜が滲んでくるのが分かる。
「いーよ……動いて」
待ちかねたように男が動き始める。
深く埋めては入り口近くまで引き抜かれる激しい動きに、蜜が掻き出されて零れ落ちた。
「ん……あ、……はっ……ああ!」
急いて、急かされて、共に登り詰めた。身体の奧深く、打ち込まれた杭が震え、
熱を吐き出しているのを感じる。
ずるりと力を無くして崩れた娘の身体を、レーグが支え、そっと地に横たえた。
「済まぬ。少々、急きすぎた」
「いいって」
快楽の余韻に頬を上気させ、娘は艶やかに笑ってみせる。
再び首を擡げ始めているレーグの雄にちらと目をくれる。
「場所変えない? ここじゃ暑くてそのうち融けそう」
外は焦げるような暑さだが、中に入れば石造りのこの建物はひんやりとした空気を湛えている。
ぎい、と軋む木の扉を押し開ける。この部屋には簡素ながら布団がある。
レーグも娘も、この部屋の世話になったことは無い。医務室だ。
参加者用の控え室にも一応寝台はあるのだが、あちらは木製のそれに枕が乗っているだけだ。
使われなくなって久しい布団を軽くはたくと、舞い上がった埃が、半地下のこの部屋の
天上近くに設けられた換気用の窓から差し込む陽に照らされ、白く光る。
娘は寝台にどさりと身体を横たえると、レーグを手招いた。
二人には手狭な寝台の上で、娘は横に詰めて、レーグを仰向けに寝かせる。
天を衝いて立つ男の憤りに手を伸ばして触れると、それは娘の手の中でびくりと跳ねた。
脈打つ肉茎に手を添え、娘は先端を口に含んだ。
先走りを舐めとり、張り出した肉の形を確かめるように舌を這わせ、舌先で軽く押す。
「…………」
男は頭を上げ、己のものが娘の口の中に飲み込まれていくのを無言で見つめる。
娘の歯が楔にややきつく立てられ、男が僅かに顔をしかめた。
「……何処で覚えてきた、なんて野暮なこと聞くのはナシね」
濡れた唇でにっと笑い、再び男のものを口に含む。
レーグはその様をしばらく見つめていたが、やがて娘の腰に手を伸ばし、引き寄せた。
熱い楔をくわえこんだまま、男の意図を得た娘は身体を反転させると、レーグの顔を脚で跨ぐ。
娘の開かれた花心を頭上に仰ぎ、蜜を滴らせるその場所を眺める。
滑らかな内股をすいと撫で上げた手が腰を掴み、落とさせる。男の唇が花心に触れた。
男の昂ぶりに這わせた舌は休めぬまま、娘は吐息をついた。
ちろりと動いた舌が、膨らんだ花芽の根本をほぐす。濡れそぼつ花心に指がつぷと沈んだ。
娘は酔わされたように、男のものに奉仕を続ける。
内壁を探る指の腹がある一点を通り過ぎたほんの一瞬だけ、娘の口の動きが止まった。
それを見過ごすことなく、レーグの指が探り当てたその弱い一点を嬲った。
「は、あ……!」
たまらず、剛直から口を離して喘いだ。振り向いて、荒い息で問う。
「……もしかして、意外と慣れてる?」
先程から結構意外だった。性愛に興味は無かろうと思っていたのが、
手付きは熟練した男のそれだ。
「……うぬにも覚えがあろうが、試合の後は身体がたかぶる」
「ああ、そっかもね」
男のそれほどに激しくはないだろうが、娘にも心当たりはある。
考えてみれば、お嬢様育ちのクリュセイスだって、闘技場には目が無かったのだから、
闘技場の覇者として君臨しつづけたレーグなら、抱く相手には事欠くまい。
むか。
……むか?
「え……それじゃ試合が終わった後で、いつも誰か誘って抱いてたってこと?」
尋ねた後でしまったと思った。自分は相手に過去のことは聞くなと言ったのに。
応えなくていいからと娘が前言を撤回するより早く、男の応えが返ってきた。
「……妓館の女に限るが」
「え」この男なら、誘えばよりどりみどりだろうに。「……何で」
「寄ってくる娘達が求めるのは戦いでは無い。戯れだ。妓館の女達ならば心得ている」
「はー……」
これも戦いの一つだと言われれば、合点がいかなくもない。
隙を見せればそこを攻められる。理屈は同じだ。
納得したら、むっとした自分が可笑しくなった。
何だ自分、結構この男に惚れてるんじゃないか。
「それに、うかつに子を孕ませたくは無かった。子を為す相手は選びたい」
「それが、私?」
「……衝動を慰めながら、本当はずっと、うぬを抱きたかった」
その言葉に、娘の中が熱く疼いた。この男のことだ。世辞ではなくこれは本心だろう。
「ならもっと早く言ってくれればいいのに」
「孕ませてしまっては戦えぬ。限界まで、うぬと戦っていたかった」
「え――?」
限界、って――?
「寿命だ。来年は、うぬの剣を受けきれるまい」
「――!!」
娘は弾かれたように身を起こし、呆然と男を見やった。
そう、いえば――、ボルダンの寿命は人間に比して、大分短かった。
ネメアと共に戦ったというこの男の年齢はいくつになるだろうか。もう――寿命が尽きても、
おかしくはない年ではなかったか。
思えば、今年の剣も少々生彩を欠いていた気がする。
「……何それ」
声が上擦る。
「え? もうすぐ、死ぬってこと……? あんた、何でそれをもっと早く……!」
「……済まぬ」
「…………」
レーグの謝罪が、余りに誠実で、静かで、娘はそれ以上、責める言葉を失った。
「――――」
レーグの声が、娘の名を呼ぶ。
「あー……うん」
くしゃくしゃと己の髪をかき混ぜ、息を吐いた。
この男に、人を罠に填めるような狡猾さは無い。悪気があってしたことではあるまい。
これまで剣を合わせるだけで娘に触れずにいたのも、今日になって漸く子が欲しいと
言ったのも、全て彼の真実だ。責めることも、憎むことも出来ない。
「仕方ないか。……我ながら男運悪いなあ。また、置いてかれるのか」
己を残して去っていった男の姿が恨めしく脳裏を掠めた。
「……いいよ、産んであげる」
唇を再び彼の雄に寄せ、口に含んだ。
王者決定戦で娘がレーグを破った後、最初に、このリベルダムの闘技場跡で出会ったのは
偶然だった。
――だが、旅を終えた後に会ったのは、偶然ではない。
闘技場の中心で、レーグは彫像のように立っていた。
髪だけを、あるか無きかの風にそよがせて。
懐かしさに脚が向いたとか、慣れたこの場所で鍛錬をしようとか、そんなことではない。
あれは娘を待っていたのだ。
その姿を、不意に思い出す。
「――だから、たくさん、頂戴」
レーグも、娘への攻めを再開する。
互いに、競うように弱い部分を探り出し、そこを攻め立てる。
脳が焼け付くような快楽にも、相手を攻める唇も指も休めない。
それは、傷口を庇いもせずに剣を振るう戦に似て。
娘が口にくわえたものが一回り膨らみ、終わりが近いことを知らせると、
レーグが娘の身体を 持ち上げ、己のものから引き剥がした。
「何? 遠慮しなくても飲んだげるよ? どうせ二回じゃ終わりそうにないでしょ」
「……果てるなら、うぬの中が良い」
男の言葉に上気した娘の頬が更に紅く染まり、その隙を付いて根本まで差し入れられた
レーグの指が娘の内壁の尤も敏感な部分を強く擦った。
「あ、っ……」
しまった、やられたと思ったが、遅かった。
「ああ! あ、……あーー!」
口から漏れた声は止まらず、秘裂から溢れ出した蜜が男の唇を汚した。
ぐったりと脱力し、男の上に寄りかかっていた身体を、息を荒げながら起こすと、
娘は今度は男の腰に跨る。
ゆっくりと腰を落とし、まだ余韻にひくついているそこに、男の猛りを飲み込んでいく。
達したばかりの場所は感じやすく、入っていく感触だけでまた高みへ昇りかける。
奧まで飲み込んで、たまらず倒れ込んで男の身体に縋り付くと、男が“良い”と
吐息混じりに零す。
その声に娘の中が勝手に反応し、男を甘く締め付けた。
それから、飽くことなく互いの身体を貪り、睦び合った。
言い争う声で微睡みから浮上する。
「……床に伏す姿など好敵手に晒すものでは……」「……戦士としての礼儀を……」
どか、ばきという不穏な音が響いた後、声は止み、静寂が訪れる。
良く知った気配が近付いてくるのを感じ、レーグは目を開けた。
「久しぶり」
娘が溢れそうな生命力を漂わせて笑う。
寝台に身を横たえたまま、レーグは口元を綻ばせた。
娘の片手には、鞘に入れたままの剣がある。
「外に居た、あれあんたの舎弟? 通ろうとしたらかかってきてさ、
こっちも片手が塞がってるもんで加減出来なくて、肋の一、二本やっちゃったかも。ごめん」
「ボルダンでは戦士が死ぬ際は種族の者達が看取る。強き戦士を送ることは誉れだ。
……我の方こそ済まぬ。強者と見れば目のない連中だ」
「あーそういやなんか最初っからやり合いたくてうずうずしてるみたいな感じだったな……」
剣を置き、ベッド脇に椅子を引き寄せて、腰掛ける。
「外の連中に床についた戦士には会っちゃいけないとかって言われたけど」
娘のもう一方の手の中には、白い産着にくるまれた生命があった。
「顔を見せておかなきゃと思って」
レーグが、二周りほど細くなってしまった腕をゆっくりと掲げ、赤子に手を伸ばす。
「――女の子だったけど、いい?」
指先が紅葉のような小さな手のひらに触れると、赤子はレーグの指を握りこみ、
上機嫌にきゃっきゃと笑った。
レーグは目を細めた。
「……良き子だ」
「どうする? 戦士にするなら、ボルダンに育ててもらった方がいいのかな」
「ボルダンの手では、女子を戦士に育てることは出来ぬ。
女は家に居るものという古い習わしがあるのだ」
「ああ、そういえば聞いたことがある」
ボルダンは女性も戦いへの希求を強く持っているけれど、それを抑えるのが
美徳とされてるんだとか何とか。
だから外では女性のボルダンを見かけないのだと。
「女であっても猛き良き戦士は居るのだが。うぬの如くな。うぬの手で強く育ててくれ」
「……ん、分かった」
「それから、それを」
レーグは、ベッド脇に立てかけれれた二振りの剣を視線で示す。剛刃と閃刃。
かつて伝説の英雄イグザクスが所持したという剣。
「持って行け。我には最早使うことが適わぬ」
「この子が育ったら渡せばいいのね?」
「……無理に使わせぬでも良い。この剣が、この幼子の手に馴染むなら使ってくれ」
「分かった、貰ってく」
枕元に手をつくと、娘はそっと屈み込む。
レーグの顔に深く影が落ちかかり、肉の落ちた頬を娘の髪がさらりと撫でた。
二人の狭間で、赤子は大きな瞳をぱちくりと瞬かせ、不思議そうにその光景を見ていた。
程なくして、娘の元に訃報が届いた。
ロセンの闘技場の会計を担うフゴー家の使者は、しめやかに悔やみを伸べた後、
レーグの遺児とその母親に養育費として遺されたレーグの財産を示した。
どう見ても子一人の養育費としては何桁か間違えているその額を見て、
娘はからからと笑い飛ばし、厳粛な面持ちの使者を仰天させた。
考えてみれば金を使うことにはとんと関心が無さそうなレーグのこと、貯まりもするだろう。
にしてもこんな甲斐性を見せるとは思わなかった。
間に合ってるよと受け取りを拒否しようとしたが、使者もそれでは困ると引かず、
ならばと、娘はその金をリベルダムの闘技場の修復にあてることを思いついた。
フゴーの趣味が反映されたロセンの瀟洒な闘技場ではなく、
リベルダムのあの武骨な闘技場をあの男は愛していた。
やがて復興の進んだリベルダムで、闘技場も修復され昔の面影を取り戻し、
予選についてはロセンで行った後、8月の決勝と王者決定戦のみが開催される運びとなった。
その修復後初のリベルダムでの王者決定戦を、
小柄な体躯には不似合いな大振りの剣を両手に持ち、
両親共に剣聖と呼ばれた闘技場のチャンプを持つ少女が制することになるが、
それはまた先の話――。
終わりです。
無印の頃、キャラ白でボルダンの平均寿命が低いのを見て、
レーグは寿命が近いのでは〜?と思ってそこから色々妄想してたところ、
無限の関連書籍でボルダンの平均寿命が低いのは戦いで死んだりする所為で、
普通に寿命を全うする分には人間と同じくらいな旨記載されてました。
というわけで、この話の設定は捏造です。
よかったです!GJ!!
>>297 超GJ!!
この女主すげえ好きだわ!
レーグ切ないな…
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!
ハーフボルダン…ってどうだったんだろう。
と想像は膨らむ。
GJ!いい話だ・・・。
めちゃ強い混血児なんだろうな。
God Job!!!この女主もレーグも超好み。
素晴らしい作品で新たな萌えに目覚めるこの幸せ。ありがとう。
GJ!
すげぇ、レーグらしい感じがした
305 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 13:14:33 ID:1lzM+k5x
GJ!ひっそりレーグ好きな私にとってこの作品はGJ以外の何物でもない。
織姫・彦星なレーグと女主に萌ますた
感動した。GJ。
なかなか職人が現れないが、いざ現れたら神だから困る
まさに無限のソウル
ナーシェス×女主はアリかと思いつつ、保守
310 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 14:40:23 ID:k2b+GgPg
ルル「フリントさんがいなくなってからね、ルルアンタ、ずっとひとりぼっちなんだぁ…」
主「じゃあ、今日から僕がルルアンタを守ってあげるよ」
ルル「えぇ、ほんとうなの!ルルアンタうれしいぃ〜!」
その夜、宿屋にて…
「あぁん!!らめぇ〜〜!!」
311 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 14:41:07 ID:k2b+GgPg
ルル「怖い話はしないでぇ〜!」
ルルにギュッと抱きつかれて、鼻の下を伸ばす男主人公。
ルルアンタにショートソードで掘られてるのかと思った俺は病気ですかそうですか
さすがに男主の「らめぇ」はないだろw
ショタな男主なら可能だろ
オッシ「今日は寝技の稽古をする。心してかかれ!」
アイリーン「はい!オッシ先生!」
「あぁん!!らめぇ〜〜!!」
オッシ「骨が折れる〜〜〜!」
しくしく…(涙)
まっとうなエロを期待するのがいけないのか…。
今月一杯のエロ専門企画サイトがあるから探してみれ。
>297
今更だけど、別のやつでは戦死と無関係にあの寿命って書いてあった気がする。
ネット上で見た記憶があるから、間違ってるのかもしれないけど。
なんにせよ超GJ
かっこよすぎた
いまさらだがレーグと女主人公のSS凄く良かった!ジルに登場するキャラの多くが少なからず持っているであろう、儚さみたいなものを感じたね。ところでこのスレ的にはどんなカップルが人気あるんだろう…。
えらく細分化すると思うぞ
カップリングってやつか。
うん、全然興味ないな!
ティアナとアトレイアと女主の3Pカップリング。
お互いに嫉妬しまくりの恐怖の3すくみ。(ホラー気分が味わえます)
基本甘エロで
マイナーかもしれんが、ナッジと女主人公の組み合わせがいい(・∀・)
新しい組み合わせを試してみないか
フゴー夫人とフゴーとダイダロの三角関係とか
最近セラとヒルダリアがマイブーム。
しぶきの島でのザギヴイベント中に暇な2人がなんとなく、みたいな。
レーグとルル
ナッジとルルがイイと思った時期もありました。
カップリングっていうか
手当てをしてやった後にディンガル兵(+詐欺師)にリンカーンされる水巫女が最近の俺の日課。
レムオンによるエリス様死姦
別に死ぬ前でもいいけど
個人的にはクリュセイスが一番好きだが、
カップリングではフレアかエア様と男主人公が好きだ
闘技場観戦した夜はレーグの筋肉でオナるであろうクリュセイス嬢を
部屋の角からじっくり見ていたいです
王道カップリングならセラとミイス主
外道ならロイとミイス主
ちょっと背徳的なのはレムオンとミイス主ニセ兄弟編
ミイス主萌えですが何か
連投スマソ
上にプラス
アーギルシャイアとサイフォスによるミイス主調教とか読んでみたい
アーギルシャイアとロイ兄さんによる快楽責めがいいな。
アーギルシャイアに色んな所を開発される。兄さんはアシスタント。
むしろアーギルシャイアがセラを調教する方向でお願いします
アーギル姉さんとセラというと
調教というとプライドの高いセラが、
アーギル姉さんに首輪つけられて犬のように奉仕したり
「お願いします。イかせてください」と懇願したり
アーギル姉さんに「待て」されて悶えたり
アーギル姉さんのモノで汚されたり、かけられたり、飲まされたりする
SM調教しか浮かびません!
>SM調教しか浮かびません!
当たり前だ。アーギルを捕まえといて幼児プレイとかあるわけが
( ´Д`;)ハアハア
アーギル姐さん大人気ですな
アーギルシャイアのドス黒いティクビからミルクを頂きたいです
そのまえにお前のちんぽミルクが涸れ果てるよ。
おなにー強要の羞恥プレイからはじまり、
一度も挿入させてもらえないまま干からびる。
アーギルのマムコは牙とか生えてそうで怖いので、パイズリまででいいです
女性器に歯、ってのは昔から伝わる民話やらに多く見られるらしい。
スレ違いだが
いまさら
>>127のリクエストに答えてみます。
約10kb。
題:エステルおっぱい奴隷化計画
「よし。じゃ、貴様は今日からおっぱい奴隷な」
「……は?」
俺の言葉を聞くと、エステルは壊れた浮上装置に手を置いたまま、
ぽかんと口を開けた。
「お、お、おっぱ……?」
「おっぱい奴隷とは、要はその豊満な乳房とぴんと張った乳首を駆使して」
「わー、わー!」
エステルは顔を真っ赤に染めて、手をぶんぶんと振り、俺の言葉を遮った。
「解説しないでいいよっ! ていうかなんでボクがそんなっ!?」
「礼はする、と言ったではないか」
ラドラスの墜落、死の危機から救ってやったのだ。
それぐらいしてもバチは当たるまい。
が、エステルはそうは思わなかったようで、オーバーアクションで
全身をばたつかせ、強く抗議してきた。
「いや、そ、そりゃ、言ったけど! んなムチャなっ!」
「ちなみに他3人は既に快諾済みだ」
「ええー!?」
一番うるさそうなエステルが気絶している間に、約束を取り付けておいた。
やらせろ、と。
常識と礼儀にそった性的な申し出を、三人の巫女達はすぐに承諾してくれた。
フレアは無感動に、イークレムンはややためらいがちに。
エアだけは面白そうにくくくと笑って『やれるものなら、やってみるがよい』
とか見下した表情でほざいていたが、まあそれは別の話だ。
要は、残っているのはエステルだけだ、ということである。
こいつは空気に流されやすいから、自分だけが断るなんてことは
できないだろう。あと強引な押しに弱いタイプでもある。
「で……でも……そんな、ボク……」
というわけで、俺は早速行動を起こす。うじうじしているエステルの
背後にこっそりと回って、神業級の早業で手首を縛る。どうやったかは
詳しく聞くな。
「よし、完了ー」
「へ!?」
遅れて気付くエステル。鈍い奴だ、と責めるわけにはいかない。
俺の情欲が突き動かす神速の動きは、ソニックブレード級に速すぎて
常人には目視できないのだ。
「え、なにこれ! ていうか、ええー!? ボク、なんで縛られてるのっ!?」
「だって、手があるとおっぱいを隠すだろ」
「どーゆー理屈……ひあっ!」
巫女服の前を、躊躇なくがばっと開く。
ぷるん、と肌が震えた。手の平に余るほどの大きさのそれが、惜し気も
なく外気に晒される。丸く形の良い乳房の中心で、大きな乳輪が自己主張を
している。そのまた中央に、ピンク色の突起。その先端は、まるでキスを
ねだるかのように上向いており、俺と視線を小突き合わせていた。
また、露出した乳房の下部は、なんかピンク色の液体で濡れていた。
恐らく動力機関とされてた時の溶媒みたいなものだろう。
「うーむ。これはえろい」
「み、見るなっ……!」
羞恥の色に頬を染め、視線を逸らしてエステルは呟いた。
うむ、その通りだ。おっぱいは見るものではない。
「そうだな。これは、揉むものだ」
「!? や、ちが……ふあっ!」
優しく、両手で乳房を持ち上げる。ぷにゃり、という心地よい感触が、
俺の研ぎ澄まされた触覚神経を激しく刺激し欲情回路がスパークを上げて
走り出す。
つまり、即座に勃起したほどいい乳だ。
そのままたぷたぷと乳房を揺らし、視覚で楽しむ。桃色に染まった先端が、
俺の手の動きに合わせて上下に揺れる。思わず吸い付きたくなるが、それは
後のお楽しみにとっておいた。
しかし、エステルの乳首はそんな俺の我慢を挑発するかのように、
痛そうなほどに上向きぴんと張っていた。
「なんだ。もう感じてるのか」
「ちがうの、ちがう……よ……っ」
「何が」
「これ……これ、ボク……こんな……の……」
言葉が意味をなしていない。エステルは言葉に詰まると、泣きそうな顔で、
じっと自らの胸元を見つめ続けている。
視線の期待に答えてやるべく、大きく突き出されたたわわなおっぱいの、
そのまた先端の突起を、人差し指でぴんと弾いた。するとエステルは大きな
嬌声を上げた。
「ひっ、やああぁぁっ!」
やはり。多分このピンクの液体のせいだろうが、感じまくってるみたいだ。
「なにも違わん。生粋のおっぱい奴隷だな、エステルは」
言葉でいじめつつ、人差し指をぐりぐりと乳首にねじ込むように押しこむ。
指の第一関節までが、ぷにゅり、とやわらかな乳房にめりこむ。ぷにぷにした
感触を楽しんでいると、エステルはいや、いやと首を振りながら喘いだ。
「ちがっ、ボク、そんなんじゃ……ふあああっ! ちが、ちがうの……!」
「おっぱいはそうは言ってないが」
中指も同様に、乳房にめり込ませて、ぐにぐにと乳房の形を無理矢理
変えていく。するとエステルは涙を流して身体を震わせた。
「やぁああああっ! うめ、なっ……!」
まだ快楽に抵抗しようとしている。強情な奴だ。
俺はエステルの乳首を、乳房の中から爪でこり、と小さく掻いてやった。
彼女のおっぱいの、至上の柔らかさがそれを可能にさせた。
「ひあっ!」
乳首の芯を、ぐにゅぐにゅと中から弄る。
クリトリスを撫でるような感覚だ。
「んあぁあ!」
押しつぶすほどに強く、弄る。
「あああああっ!」
そのたびに、エステルは肢体をしならせて敏感に反応した。
「や、それ、やめ、ひやぁぁぁぁっ!」
おもしろい。もっと続けたいが……。
すでに涙声で、すぐにでも達しそうなエステルを前にして、俺はふと
もっと面白い考えを思いついた。
「はあ……ふぁ……」
「うむ。触るのは、もうやめだ」
「……はあっ……。ほ……ほんとに?」
目じりに涙を浮かべて、荒い息をつきながら、エステルが上目遣いで
問いかけてくる。子供のように純粋な懇願の視線は、逆に俺のエロス的な
欲望というかエロ心を大いに刺激した。
「かわりに舐める」
「え……! なっ! や、やめっ」
ろ、と続く前に、俺はかぷ、と乳首を口に含んだ。ラドラスのピンク色の
媚薬のせいか、エステルの大きな突起は、なんとなくミルクの味がした。
「んぁあああぁぁっ!」
じゅるじゅると音を立てて先端を吸い込むと、エステルは全身をぴくぴくと
痙攣させて、快感に打ち震えた。身体が大きく反る。
快感を逃さぬため、その身体を正面からきゅうう、と抱きしめてやる。
エステルの身体が、俺に強く押し付けられた。
拍子に、大きくそそり立ったペニスと、エステルの秘部が接触した。
服越しにも関わらず、ぬちゃり、という甘く誘惑的な感触がした。
見ると巫女服の下半身は既に濡れて透き通っていた。
秘部からはぴゅ、ぴゅ、ととめどめなく愛液を分泌している。
感じすぎて、体の押さえが利かなくなっているらしい。
「だめ、だめだって、ほんとにだめっ、これいじょう……!」
頬を、耳たぶを、全身を真っ赤に染めたまま、うわごとのように呟く。
そんなことを言われても、止められるわけがない。
俺は欲望のままにエステルを抱きしめた。
「ふあん!?」
「そうか、もっときつくしてほしいか」
「やあああっ! ちが……!」
ぎゅうう、と唇で思いっきり乳首を挟む。
「あああぁぁっ!」
と、その時。ぷしゅう、と、顔に乳白色の液体が降りかかった。
これは……母乳か? なんでだ?
「え!? な、で、でて……ひやっ!」
……。……まあ、エロいので深く考えないことにしよう。
エステルの乳首から、とめどめなく放出されるそれを、欲望のままに
ごくごくと飲み込む。
が、すぐになくなった。潤いが足りないぞ。
俺はエステルの乳首を歯で連続して甘噛みを重ねた。
「ああぁぁぁぁっ、らめっ、らめらよぉ!」
ろれつが回らぬ様子のエステルだが、俺は気にせず更に搾乳を重ねる。
びゅくん、びゅくんと震える乳房の脈動が、そのまま俺の口内に放出
されていく。甘い。そして、淫猥な味がする。
エステルは指の先から足の先端までをぴんと張っていた。汗やら愛液やら
母乳やらを同時に放出し、おそらく射精感を覚えているのだろう。
そんな確信を覚えるほどに、彼女は乱れていた。
エステルは、うつろな視線を俺の顔に向け、激しく喘いだ。
「ぴゅって、ぴゅーって、んあぁあぁっ!」
言葉の内容も怪しくなっている。
瞳が焦点を失いかけているのを見て、俺は自分も気持ちよくなることにした。
エステルを台の上に仰向けに寝せてから、俺も覆いかぶさる。
ズボンを引きおろし、ペニスをエステルの乳房に当てる。
「ひあぁっ!」
もはや何がなんだかわからなくなっているようで、エステルはペニスを
押し当てられ瞬間、高い声で喘いだ。
「よっと」
更なる快感を得よう。母乳と、カウパー液を混ぜ合わせるため、
亀頭の先端でぐにゅぐにゅと乳首をいじめる。挿入するときと同じように、
腰をエステルの胸に押し付ける。
乳房の柔らかさと、張り詰めた乳首の硬さと、そして母乳と唾液の
ぬるぬる感が相まってペニスを愛撫した。すばらしい。
その感覚に十分に満足すると、俺はペニスをエステルの両乳房の間に
這わせた。そして、両手でエステルの胸をわしづかみにする。
強く乳房をつかむと、先端からまた母乳がぷちゅ、といやらしい音を
立てて湧き出てきた。
「いやらしいおっぱいだ」
「ふやぁ……ちが……ひがう……」
「違わない」
エステルの視線を懇願のものと受け止めて、俺はピストン運動を
開始した。母乳と俺の唾がペニスの裏筋を中心にぬちゃぬちゃと泡だって、
抽挿を手助けする。
正直ぬるぬるした快感がめちゃくちゃ気持ちいい。
「やあっ、やあ……ん!」
さらに、胸をペニスの両脇からぷにゅぷにゅと押し付ける。
優しく射精を促す圧迫感が、エステルの胸から俺のペニスへと伝わってくる。
ついでにエステルにも快感を与えてやるため、乳首をぎゅうとつまんで
横に動かすと、エステルはこれまででもっとも大きな嬌声を発した。
「ひあああああああっ! ふあ、や、やら、やあああぁぁっ!」
その間も、腰を前後に動かすのは止めない。俺のペニスのほとんどが、
エステルの柔肉に埋まり、内部でぐちゅぐちゅと淫猥な音を奏でている。
腰をぱん、と強く突き出したときだけ、背筋に震えがくるほどの快感と
ともに、亀頭の先端が乳房の海からにょっきりと顔を出し、エステルの口に
押し付けられる。
手でエステルのおっぱいをもみしだき、つかみあげ、乳首をひねりながら、
何度も何度も腰を行き来させると、すぐに射精感がこみあげてきた。
「く……!」
「やあ、ら、られ、やめえっ……!」
もはや意味も取れなくなった言葉を吐いているエステル。その乳首を、
ぐりぐりといじり倒しつつ、俺は最後にぱん、と乳房に腰をたたきつけた。
それが引き金となった。
「ひああああぁぁぁあああっ!」
エステルが達するのと同時に、俺も射精を迎える。
ペニスを乳房の間から離し、エステルの乳首に強く押し付ける。
乳首の圧迫を跳ね返して、俺はどぴゅり、と、精液を放出した。
続いてエステルの顔に、胸に、残った白濁の液を放出していく。
びゅくん、びゅくんという快楽とともに、大量の粘質の液体を降り注がせ、
エステルの肌を汚していった。
「ふう」
最後に精液をぴちゃり、とエステルの頬に放出して、ひと段落を終える。
しかし、まだ完全に終わりではない。
俺は最後の仕上げに、ペニスをふたたび乳房の間に収めた。
「ふあぁっ……」
ほとんど朦朧としているであろう意識の中で安息のため息をつくエステル。
それをよそに、俺は両胸を脇から強く押し、ペニスの根元から先端までを
ぎゅううう、と圧迫させた。
尿道に残った精液が、エステルの大きな乳房によって押し上げられていく。
乳房に精液が吸い取られていくような感覚を楽しむ。尿道口から垂れる白い液を、
最後にエステルの乳首にくにゅくにゅと押し付け、塗りこめた。
それでようやく、俺は行為を終えることにした。
失神したエステルを置いて、服を整えつつ、思う。
おっぱいに関しては、これまでで最高の充実感を味わえた。
よし。エステルは永遠に俺のおっぱい奴隷だ。
(完)
乙
以上。
欲望のままに書き上げたとですよ(意味のない方言)。
ではまた。
前のアトレイア神か。gj。次は何か書く予定はありますか?
>>357 昔エステルキボンと言ったのがかなってるぅ〜
ありがたき幸せ
くおお、GJ!!
エステルの慌てっぷりがカワイイなw
エロ爽やかでイイ!
GJ!GJ!エステルたん可愛いな!
エロ面白いw
エロいなあ
>エアだけは面白そうにくくくと笑って『やれるものなら、やってみるがよい』
やらせろ、は敢えて無視しておっぱい奴隷の件とすると
そりゃ、まあ難しいわなw
久しぶりに来て見れば…
これだからちゃねらーは止められない♪止まらない♪
>358
(最終決戦をネメアに押し付けて)
闇落ちティアナを光アトレイアと3Pで性的に屈服させ、
闇デレティアナに進化させる妄想はありますが
あくまで妄想に過ぎないので、あまり期待はしないでください。
素晴らしいじゃないか…
ああ、素晴らしいな・・・
けしからん程に素晴らしい…
>>364 期待してないので適当に頑張って下さい。…くらいが良いのかな。適度に気長に期待して待ってますw
ギルドで報告した後、PT内の親睦を高めるべく
宿屋で乱交とかいう妄想が広がりんぐ。
そうなると今女主でダブルブレードパーティーだから大変だ
両刀ぱーてーとな
レーグ・レムオン・ベルゼーヴァということか!?
しかし会話が成り立た無そうなPTだなあ…
両刀使いと問答無用で……
つまりダブルブレード3人の絡みを指くわえて見ている女主。
両刀使い(バイ)なんだから混ぜてもらえる。ってか主人公も両刀使いになれるでしょうww
主人公差し置いて夜の両刀使いのゼネテスが参加します。
主人公の両刀使いのスキルはレーグに教えてもらうんだよね
・・・ってこの流れで書くとなんだか怖いことにw
レーグ「そうだ……もっと腰を入れて……」
男女問わず相手を鳴かせまくりの女主が誕生します。
男主人公だと両刀スキルゲットしても
PT男「うおおおっ!!男主の尻はわしの物じゃ〜!!」
PT女「なに言ってるの!!犯るのは私が先よ〜っ!!」
と襲いかかられ鳴かされまくりの光景しか想像出来ない。
なにこの腐スレ
でも仲間からはずすときは「私」っていってるんだよな
つまり、それこそが
仲間から外された寂しさのあまりつい口に出てしまう
フェティ様のデレな一面だったんだよ!!
「私」は「わたくし」と読めるんで、ほーんの少しだけ丁寧になってるんだね。
投下します。女主×オイフェ。百合。
バイアシオン大陸の南東に位置する半島エルズ。海にほど近い街道で一人の少女が潮風に
吹かれて佇んでいた。その顔には見覚えのある者も大勢いるだろう、先日の作られた神と
闇との戦いで闇に打ち勝ち、人々を救った少女である。
少女は輝く海を眺めながら、先ほど訪ねた風の巫女から言われた言葉を思い出していた。
――ネメアはこの大陸から離れた。何処に向かったかはわらわにも読めぬ。
少女の唇に、悲しい笑みのようなものが浮かんでいる。
少女と共に闇に立ち向かい、闇を退けた獅子帝ネメア。少女はこのままネメアはバイアシ
オンに留まり、ディンガル皇帝の地位を存続すると思っていたのだ。
ところがどうだ――今、ディンガルの皇帝の地位は少女と冒険を共にしたこともあるディ
ンガルの玄武将軍、ザギヴの許に収まっている。
――ネメアは、なぜ我々の前から姿を消したのだろう。
風の巫女の言葉を聞いてから、少女の心の中に繰り返し答えの出ない問い掛けが反響して
いた。心の中に何か、ぽかりと穴が開いたような気がしていた。
「おい、お前ダークエルフだな!覚悟しろ!」
遠くの方から聞こえてきた怒鳴り声に少女の夢想は破られた。
ダークエルフ狩りをしている者の声らしい。少女はやれやれ、と溜息をつく。ネメアがあ
れほど種族平等を唱えていたのに、その思想は民の元には行き渡らなかったのか。ともか
く、ダークエルフの命は助けなくてはならない。少女は声の聞こえてきた方へ向かった。
草むらの葉陰から見えたものはならず者らしい二人の男と、吟遊詩人風のダークエルフ一
人。
「てめえのようなダークエルフはエルフ族の恥だからな、命を頂くぜ!」
ならず者たちは毒づいている。このままではあのダークエルフは殺されてしまうだろ
う――少女が助けに飛び出していこうとした時である。
「あっ……お前は……!」
赤い稲妻のように、そのならず者達の前に現れ、少女より早くそのダークエルフを助けた
者がいる。それは赤く長い髪をして、手に弓矢を持ち、褐色の肌をした美しい女。
「お前は……ネメアの……!」
「立ち去れ……聞こえないのか?この矢でその身を射貫かれたいのか!」
その女のよく通る声を聞き、ならず者たちの先ほどの剣幕は消え去って、逃げるようにそ
の場から走り去った。命拾いをしたダークエルフの吟遊詩人はへたへたとその場に跪く。
少女はその女のものに走り寄った。その女のことはよく知っていた。
「……オイフェ!」
少女の呼び声にその弓矢を携えた美しいダークエルフの女は振り返った。紅く長い髪と、
褐色の肌が輝いたように見えた。
「あなたは……久しぶりね、こんなところで会うとは思わなかったわ」
助けた吟遊詩人のダークエルフを見送りながら、オイフェは少女に話しかけるようでもあ
り、自分に言い聞かせるようでもあるような口調で言った。
「闇との戦いが終わっても……ダークエルフの立場は何も変わってないんだわ」
その言葉が少女の胸に静かに突き刺さる。
「私も今はネメア様の元騎士という称号があり、鉄火姫なんて呼ばれて普通のダークエル
フとは違う扱いを受けているけど……この先どうなるのかしらね。私もいつか、あんなや
つらの標的にされる日が来るのかしら」
少女はオイフェの顔を見た。今の彼女の姿は以前と変わらない。ネメアに仕えていた、一
時は少女と敵対していた頃もあった、あの時のままだ。あの時の燃えるような、ならず者
など一瞥の元に蹴散らせるような、強い意志を瞳に宿したまま。
今のオイフェの力と名声があれば、冒険者として生きてゆかなくても、そのままディンガ
ルの騎士として生きてゆく道もある筈なのにと少女は思う。
オイフェは少女の瞳の中にその疑問を見取ったのか、少し微笑んで言った。
「私がここにいるのが不思議?……私の忠誠はディンガルにあるのではないわ。私の忠誠
はネメア様だけのもの……私に生きろと言ったネメア様にだけ忠誠を誓ったのよ。ネメア
様は私に生きろと言った……生きる道を与えて下さった。そして、私に仲間を与えて下
さった。ゼリグ、ドルドラム……種族は違ったわ。けれど、二人ともダークエルフである
私を理解してくれた、大切な仲間だったわ」
そこでオイフェは瞳を伏せた。少女にも分かっている。ゼリグもドルドラムももう、この
世にはいない。
「ゼリグも、ドルドラムも死んだわ。私はまた一人になってしまった。そしてネメア様は
……この大陸を旅立ったわ。もう、帰ってはこない……」
オイフェは淡々と言った。けれど、その胸の内にあるどうしようもない寂しさややるせな
さを少女は見抜いた。それは当然だ――ネメアは闇に落ちたオイフェの最初の理解者だっ
た。彼女に生きる道を与えた人間だった、オイフェが悲しまない筈がないのだ。
「……私は言ったの。連れていって下さいって。騎士として何処までも忠誠を誓いますっ
て。この世の果てまでもお仕えしますって。けれど、ネメア様は首を縦に振らなかった…
…ネメア様は……私の心は受け入れてはくれなかった。私の心では、ネメア様はだめだっ
たのよ」
オイフェの唇には悲しい笑みが浮かんでいた。
「あなたは?あなたはどうしてここにいるの?ネメア様のように英雄となった、ロストー
ルにもディンガルにも必要とされているあなたがどうしてここに?」
自分は?自分はどうするのだろうか。少女は自分に問いかける。本当は分かっていた。風
の巫女にネメアの行方を聞くことだけがここエルズに辿り着いた理由ではない。
自分はエルズからバイアシオンの外海にある世界へと旅立とうとしていたのだ。
少女には分かっていた。自分もまた、英雄になってしまった。世界の均衡をも脅かす存
在、そう呼ばれた。エルズに辿り着くまでの間、アミラルの住人が自分を見た目。
――あれが、我らが竜王を屠った者。英雄呼ばわりされているが、竜王をも恐れぬ狼藉者
だ。いずれ世界を滅ぼすやも知れぬぞ。
人々の囁き声が胸に突き刺さった。
――自分はバイアシオンから離れなくてはならない。自分の存在はきっとこの先、また戦
乱の火種となってしまう。少女はそう悟っていたのだ。
「あなたも、この大陸を離れるのね……ネメア様のように」
オイフェは少女の心を見透かしたように言った。そして、きっと少女の顔を見据えて言っ
た。
「私も連れていって」
有無を言わせぬ口ぶり。今まで何度も聞いた、オイフェの強い口調。一度決めたら考えを
決して覆さないその口調。
「外の大陸へ私も連れていって!私はバイアシオンでダークエルフが狩られることのない
世界を作るつもりでいた、けれど、その為には私の力はまだ足りないわ。外の大陸で私は
もっと強くなりたい……連れていって、外の世界に!」
「……いいわ、一緒に行きましょう、オイフェ」
少女は頷いた。その声は、純粋に共に旅する仲間が増えたことの喜びで弾んでいた。
その夜、少女とオイフェはエルズに宿をとった。明日にはバイアシオンを離れる予定だっ
た。しかし少女は緊張と、急遽また一緒に行動するようになったオイフェの存在もあって
かなかなか寝つけなかった。
少し、冷たい夜風にでも当たってこようと、少女はベッドから降り、部屋の外に出た。
オイフェとは出発する前の晩と言うことで別々の部屋である。ふとオイフェが寝ている部
屋の扉を見ると、深夜だというのに灯が漏れていた。オイフェも眠れないのだろうか。
ふと、扉に耳を近づけるとオイフェの声が聞こえた。声――ではない、荒い息遣いだ。
はぁはぁと激しく息を吐く音。そして、衣擦れの音、布団の上を転げ回っているような音
も。
――オイフェ、身体の具合がおかしい?苦しんでいる?
少女はそう考えるといても立ってもいられずに扉に手をかけて開けようとした。
「オイフェ!オイフェ!……大丈夫!?」
扉に鍵はかかっておらず、簡単に扉は開いた。そして飛び込んだ少女が見たものは――
ベッドの上に腰かけ、寝間着の前をはだけて形の良い乳房を剥き出しにし、顔を上気させ
息を弾ませたまま少女の顔を見ているオイフェ。寝間着の裾は捲り上がり、ショーツが顔
を覗かせている。空気の中に甘い匂いが漂っている。何をしていたのかは一見して明らか
だった。
オイフェと目が合った少女は、一瞬思考が停止したようにそのまま立ち止まってしまっ
た。オイフェも少女の顔を見つめたまま何も言わない。嫌な沈黙だけが流れる。
「……出てってよ……!」
やがて、掠れた声でオイフェが言い放った。
恥じらいと戸惑い、そしていつもの怒りがないまぜになったような表情で少女を見返す、
ランプの灯に照らされたオイフェの上気した頬、潤んだ目は妖しく輝き、この上もなく美
しいものに見えた。
何も見なかったことにして部屋を出ていけばそれが最善だったのかも知れない。けれど、
その時見たオイフェの妖しさと美しさが少女の心の狂気のスイッチを押した。甘い香りを
放つ、狂った歯車が突然回り始めた。
「んっ!んんっ!」
気がつけば少女はオイフェのベッドに飛び乗り、食らいつく様に彼女の唇を奪っていた。
オイフェの唇は熱い。
オイフェは一瞬、逃れようとするかのようにもがいた。だが、弓を操るオイフェと、両手
剣を得意とする少女では腕力の差がありすぎる。もがく美しいダークエルフの自由を奪う
かのように、両の手首を握りしめてベッドに押し倒し、少女はオイフェの唇を貪り続け
た。
汗ばんだオイフェの身体からは甘いような酸っぱいような香りがする。
不意に、唇に激しい痛みが走る。オイフェが少女の唇に歯を立てたのだ。
少女の力が緩んだ瞬間に、少女の頬に激痛が走った。少女の手を振りほどいたオイフェが
少女の頬を張り飛ばしたのだ。
「……何をするのよ」
オイフェは怒りと、そして今まで少女から与えられていた唇への快楽に息を弾ませながら
も言い放った。少女はやっと、正気を取り戻したかのようにオイフェから身を離した。
「私があなたに欲情しているとでも思ったの?違うわよ!」
徐々に冷めてゆく少女の心にオイフェの言葉が沈み込んでゆく。
自分は何をしてしまったのだろう、一時の劣情に身を任せて。まるで――まるで情欲のま
まにオイフェの妹を陵辱した冒険者達のようではないか。
「……ごめん」
少女の唇から謝罪の言葉が漏れた。
「……謝るなんて」
オイフェははだけた胸元を合わせながら、息を弾ませて言い放った。
「謝るくらいなら、最初から襲わなければいいじゃないの」
今やオイフェの顔は薔薇色に染まるほど赤みを増し、激しく吸われた唇もまた深紅に染
まっていた。
その言葉とオイフェの燃えるような美しさがが鎮火しようとしていた少女の劣情に再び火
を付けた。
(私はオイフェの妹を襲った冒険者なんかとは違う、私は……私は……!)
少女は顔を上げ、怒りに震えるダークエルフの顔を見て言った。
「謝って欲しくない?……じゃあ、どうして欲しいの?続けて欲しいの?」
返事を待たずに、再びオイフェの両手首を掴んで全身を使ってベッドに押し倒した。も
う、どんなにもがいてもこのダークエルフを逃がしはしない。再びオイフェの唇を奪う
と、先ほど噛み付かれた唇の傷が痛んだ。痛みを堪えて、舌をオイフェの舌に無理に絡め
る。
脚と脚の間に脚を割り込ませて、閉じさせないようにする。裾の短い寝間着の下に手を差
し入れると、オイフェのショーツはもうぐっしょりと濡れていた。
オイフェはびくんと飛び上がるように身体を反らせた。さきほどの自慰で達したばかりで
敏感になっているのだろう。うぅ、と押し殺したような呻き声がオイフェの咽の奥から聞
こえた。
構わずに、ショーツの上からオイフェの敏感な部分を指でなぞり、硬くなっている秘芯を
探り当てた。唇を解放し、はだけた胸元を強く吸い、赤い跡を残す。
「う、ああっ……!」
ショーツの上から数回激しく彼女の秘密の肉芽を擦り上げると、一瞬激しく抵抗したオイ
フェはそのままぐったりと身体を弛緩させた――再び達したようだ。
空気の中に、甘酸っぱい匂いが立ちこめる。
オイフェの荒い吐息を聞きながら、少女はようやくオイフェの身体を解放し、ベッドに横
たえさせた。美しいダークエルフは力のない、しかし怒りの混ざった瞳で少女の顔を見上
げている。
「……もう、謝らないわよ」
オイフェの非難に満ちた目を見ながら今度は少女はそう言った。そしてオイフェの唇に今
度はこの上もなく優しい口付けを落した。
「謝らないわよ。だって私、あなたが好きなんだもの……オイフェ」
オイフェは黙ったまま、潤む目をしばたたかせていた。
エルズの街では奇妙な噂が流れていた。先刻の闇との戦いで闇を退けた英雄である少女
と、獅子帝ネメアの騎士であったダークエルフがこの辺境のエルズに腰を据え、名もない
ような安い仕事をしているというのだ。
しかし、噂は噂であろうと、大抵の人々は思っていた。そのような英雄二人がこのバイア
シオンの外れに辺鄙な土地に居る筈はない、と。
しかし、それは真実だった。
あの晩の翌日には、もう少女とオイフェは合意の許に身体を重ねた。長年連れ添った愛し
あう恋人のように、ごく自然にお互いの身体を欲したのだ。
実のところは、少女はオイフェに対してあんな行動を取ってしまった後、オイフェが自分
と行動を共にすることはないと思っていた。しかし、オイフェは、そのまま少女の許から
去るでもなく、自ら少女にその身を委ねたのだ。
そして二人はバイアシオンを離れるという約束も忘れたように、エルズに留まり、夜は毎
晩のように臥所を共にした。
あの夜、少女はオイフェを好きだと言った。それは一時の世迷い言でも何でもない、真実
のことだった。
――憧れていた、いつの間にか、心の何処かで。
この美しいダークエルフの何処までもまっすぐで、何者も恐れぬ鉄火の意志に。自分の意
志に忠実で、好きなものを好きと言い、嫌いなものは嫌いとはっきり言う。時にはその時
の敵である少女にさえ剣を向けた。
少女がいつも旅の仲間から言われ続けていたこと――
『君は誰に対しても、優しいんだね』
その通りだった。自分は誰に対しても優しくするように心がけていた。ある時は自分の意
志さえも押し殺して周りと接していた。辛いとか、悲しいとか、素直な感情さえも言えず
に周りだけを見て生きていたような気がする。ロストールの騎士、ノーブル伯に任命され
ながら、親しくしていた敵国の将軍が傷付くのを見ることが忍びなくてディンガル側に就
いて戦ったこともある。
――八方美人。
常に耳元で誰かが自分にささやいていたその言葉。
オイフェは、そんな自分と真逆の位置にあった。オイフェは、ただ、ネメアだけを慕い、
ネメアの命令にのみ従い、周りの人間から鉄火姫と恐れられても仲間のゼリグやドルドラ
ムに呆れられても何も頓着はしなかった。ひたすら一途で、懸命だった。
少女はいつしか憧れていた――その、オイフェの火のような強さに。素直で一途な心に。
今夜もエルズの名もないような寂れた宿屋の一室が、女二人の湿った熱い吐息で満たされ
る。
初めて身体を重ねてから、少女とオイフェはまるで熱に浮かされたかのようにお互いの身
体を欲した。オイフェは性行為を毛嫌いしていた――今までは、表向きでは。それは妹を
卑しい男達に陵辱の限りに殺された、その事実が心の傷になっていたためだ。
だが、そんな心に反して熟れきった彼女の身体の中で肉欲は抑圧されて、その芽を吹き出
すのを待っていた。自慰に溺れていたのもあの時が初めてではない。ましてや、相手は妹
を陵辱したような汚らわしい男ではない。美しく、この国を救った英雄の少女だ。この相
手の腕に抱かれ、肉欲を満たす事にはなんの罪悪感もなかった。
少女の肌は滑らかで吸い付くようにしっとりしていた。まだ青さを持ちながらも、女性の
部分だけは発育した扇情的な肉体。オイフェはたちまち少女の身体の虜になった。少女も
また同じであった。誰もが見惚れるような容姿の、美しいダークエルフの彫刻のように均
整のとれた肢体、そしてその匂い立つような色香に同性という枠を超えてのめり込み、溺
れた。
絡み合う唇、くちゅくちゅと湿った音を立てて、お互いの口腔を陵辱する舌。唇の表面を
舐め、舌と舌はもつれ合い、やがて離れる二人の唇から光る糸が引く。
オイフェの着ている白い寝間着の胸元をはだけさせると、浅黒く輝く形の良い乳房が顔を
出す。それはいつも月明かりに照らされてくらくらするほどの妖艶な光を放つのだ。
「オイフェ……きれいよ、とても……」
少女はそこに顔を埋める欲求を押さえることが出来ない。乳房に顔を押し付け、頬擦りを
する。そして、既に充血して尖ったその赤みを帯びた先端を唇に含む。
強く吸い、舌の先で弄び、軽く前歯で噛む。オイフェは身を捩り、甘い吐息を漏らす。
自ら強請るように少女の右手を取り、それを自分の脚の間へと誘うオイフェ。薄い寝間着
の下には、今日も彼女は下着を付けていない。まくれ上がった寝間着の中から、赤く烟る
茂みが顔を覗かせている。
少女がその中に指を侵入させると、にちゃりと粘り着く液が指に纏わりつく。先ほどの乳
房への愛撫で、すっかり勃起したオイフェの秘密の肉芽。絡みつく蜜の中で、指の腹でく
るくるとそこを撫でると、オイフェはたまらず何度も泣くような声を上げた。
少女はオイフェの太股に手をかけ、脚を開かせる。むっと立ち込める、牝の匂い。紅く烟
る茂みの下の色づいて震えているダークエルフの秘所。綺麗だった。濡れて光る秘密の果
実に口付けし、舌を這わせる。
「あ、あああっ……」
甘く酸い蜜を味わい、紅く膨れ上がった肉芽を舌の先で何度も愛撫した。そして指をその
下の膣口へ差し入れる。愛液は溢れ出し、指を締め付けるその中をぐりぐりと掻き回す。
ある一点を探しだし、そこを強く刺激する。オイフェの嬌声が部屋の中にこだました。
「いや、いやぁっ……もう……っ!」
オイフェの喘ぎが掠れ、激しい呼吸が一瞬止まる。びくん、と身体が硬直する。オイフェ
の身体の中を今、快感が巡っているはずだ。そのままオイフェの身体が弛緩するまで少女
はオイフェの肉芽を舌でくすぐり続けていた。
二人の夜はまだ終わらない。一度達したオイフェの身体を抱きしめ、今度はしとどに濡れ
た自分の花園を少女はオイフェの太股に押し付ける。お互いの太股がちょうどお互いの性
器を擦り付ける形になる。火のような熱さを少女はオイフェの身体から感じた。
「好きよ、オイフェ……」
少女は耳元で囁く。密着する肉体。押し潰され、相手の体温を直に伝える四つの熟れた果
実のような乳房。下半身を絡めたまま、オイフェの身体に身体を預ける。美しいダークエ
ルフの乳房を両手で揉みしだく。艶やかな褐色の果実に何度も口付けし、紅い跡を残す。
その間に激しく自らの濡れた秘部を相手の股に擦り付ける。押し付けるたびにきゅっと尻
肉が締まるのがわかった。
「あ、ああぁ……いい……」
少女は、自分の股に押し当てられているオイフェの秘部もまたぬらぬらと濡れているのを
感じた。そっと手を伸ばし、その間に指を差し入れる。濡れきった茂みを掻き回し、焦ら
すように指で肉芽を探り当て、それを捏ね回すように弄んだ。
「ああっだめ……また……!」
オイフェは身体を痙攣させる。この分だとまた先に達してしまうだろう。少女は名残惜し
げに指を引き抜いた。指に絡まるオイフェの透明な蜜。それをそっと舌の先で舐め、味
わった。
強く、強く、身体を押し付ける。性器が押し潰されるのではないかと思うくらいそこを押
し当てる。頭が痺れるような、うっとりとした恍惚感がそこから生まれてくる。
「オイフェ、オイフェ、愛してる……!」
オイフェの髪の毛に指をからませ、首に腕を回し、譫言のようにそう呟きながら少女はオ
イフェの唇に、首筋に、口付けの雨を降らせた。
「ああっ……あ、ん……!」
絶頂が近くなったオイフェは力の限り少女の身体を抱きしめる。髪が、身体が、瘧のよう
に震えている。そして、腰を淫らにくねらせ股に押し当てた秘部を激しく擦り付けた。少
女もまた腰を動かし、最後の高みを登り詰めてゆく。
「はぁぁ……わたし、もう……!」
「オイフェ、オイフェ……一緒に……!」
絶頂まで登り詰めた快感が弾けたとき、喘ぎに混じってオイフェの声が聞こえた――最後
にオイフェは『あの人』の名前を呼んだ。今日も、また。
――ネメア様……
少女の薄れてゆく意識の中で、オイフェの呼んだその名前がいつまでも反響していた。
真実の愛が尊く崇高なものであれば、少女とオイフェとの愛は歪で屈折したものであろ
う。
オイフェが少女と睦みあいながらその姿に愛するネメアを重ねているのは火を見るより明
らかだった。オイフェはこの国を救った英雄としての自分をネメアの代わりに見ているの
かもしれない。或いは、ネメアの存在を忘れたいがために自分と関係を結んだのかも知れ
ない。
けれど少女はそのオイフェに腹を立てる気持ちも、ネメアに嫉妬する気持ちも不思議と起
こらなかった。代替の愛であったとしても、オイフェの傍にいたかった。
恐らく――ネメアを強く愛し、それを忘れられない今のオイフェのそんな情念や執着さえ
も少女は愛しているのか、許してしまっているのだろう。
――真実の愛ではなく、代替の愛。
それでも良かった。自分がオイフェを好きであることは事実であったし、闇との戦いが終
わった後、少女は自分の心の中に、何か穴が開いているような気がしていたのだ。大きな
目標を終わらせてしまった後、自分の心の中にぽかりと開いた穴。それを埋めてくれるも
の、それがオイフェとの関係だった。
情事の最中に、情事の後に、オイフェがネメアの名を呼ぶ。その度に少女の心がずきりと
痛み、冷たくなる。
心の中に開いた穴を埋めてくれるのがオイフェとの睦み合いだった。その筈だった。
だが、二人抱き合った後、なんとも言えない寂しさ、虚しさがいつの間にか付き纏うのに
二人は気付いていた。心の中に開いた穴を塞ごうとしても塞ぎきれぬように。
それを忘れようとして、二人は必死にまた情事に溺れた。ほぼ毎日のように抱き合い、口
付け愛撫し、体温を分け合った。
だが、埋められぬ寒さ――所詮は、これが代替の愛なのか。
その夜も、少女はベッドに腰掛けてオイフェの髪を櫛で梳いていた。それはいつの間にか
出来た習慣だった。オイフェの紅い髪が櫛で梳かれる度にきらきらと輝く。
「もう、終わりにしましょうよ」
唐突に紡がれたオイフェの言葉にぴたり、と少女の髪を梳く手が止まった。櫛が手から滑
り落ち、ベッドの上に落ちる。しかし、少女はそれほど動揺していない自分に気がつい
た。
「こんな関係……もう止しましょうよ」
「……分かったわ」
少女のその答えにオイフェは少し怪訝な顔をした。
「何故、って聞かないのね?」
ええ、と少女は頷く。
「……分かっていたのね?私がネメア様のこと、忘れられないってことを……所詮、恋人
ごっこしていただけだって……分かっていたのね?」
少女は悲しげな瞳でそれを聞きながら頷いた。
「オイフェが私のこと愛してないって、分かってたわ」
オイフェはそれを聞いて黙り込んだ。何か言いたげな目、梳かしたばかりの髪がきらきら
と輝いている。今度は少女が質問する番だった。
「どうして私に抱かれたの、オイフェ?ネメアしか愛してないあなたがどうして、愛して
もいない私に身を委ねたの?」
「……あなたは、私の残されたただ一人の理解者じゃないの!」
オイフェの声は力強い。しかし、それにはどこかやるせないような憂いが含まれていた。
「ネメア様は私を残して旅立ってしまった……ゼリグもドルドラムももうこの世にはいな
い……エルフの故郷には帰れない。私に残されたものは……そう、あなただけよ。だから
あなたの望みだったら叶えてあげたかった。あなたが私を抱きたいのなら……あなたをこ
の身体で繋ぎ止められるのなら、繋ぎ止めておきたかった!」
一気に吐き出すようにオイフェはそう言った。少女の顔に複雑な笑みが浮かんだ。
「ばかね……私が何があってもオイフェを捨てるわけなんてないわ。私を拒絶しても良
かったのよ……それでオイフェを見捨てるような私じゃないわ」
「……!」
「好きなのはあなたの身体だけじゃないわ、オイフェ。あなたの心が好きよ。あなたの素
直で一途なまっすぐな心が好きよ。私は……私はあなたのようになりたかったのよ。も
う、恋人ごっこはできない……けれど、私はあなたの傍にいたい、オイフェ」
オイフェは長い睫毛に隈取られた瞳を伏せて、紅く輝く髪をかき上げながら言った。
「……私は本当に愚かだったわ、あなたをこの身体で繋ぎ止めておこうだなんて……あな
たが私を孤独にするわけがなかったのね。あなたはいつも私を助けてくれた……私の勝手
な願いも聞いてくれた。そんな心の持ち主であるあなたが、私を見捨てるはずがないわ。
あなたは……本当に私を理解してくれるのね」
オイフェは静かに微笑んだ。少女もつられたように笑う。やがて、どちらからともなく二
人の唇が合った。今までのような肉欲に支配された貪り合う口付けではなく、優しいいた
わりに満ちた口付け。少女は初めて、自分の心に開いた穴が塞がり、暖かいもので満たさ
れる感触がした。
「恋人ごっこはお終い……でも、私たちは仲間よ。かけがえのない、仲間よ」
「ありがとう……ネメア様は私に生きろと言った。だから生きるわ、私……あなたと共
に。」
オイフェの口から初めて心からの感謝の言葉が紡がれた。それは、二人の歪んだ関係の終
焉――そして、本当に新しい二人の旅立ちの始まりを告げるものであった。
少女とオイフェは古の樹海深くに向かっていた。バイアシオンを離れる前に訪ねておきた
い場所があるとオイフェが少女を導いたのだ。
森の奥深く入ったその場所に、少し開けた地がある。うっすらと木漏れ日がそこだけに差
し込んでいる。その中央に、それはあった。
一見して分かる手作りの木製の、それは墓標――そして供えられた、枯れた花の山。
少女は息を飲んだ。それが誰の墓であるかを一瞬にして悟ったからだ。オイフェも少女の
心を読んだように、何も言わなかった。
オイフェは枯れた花を取り除き、新たに用意していた摘みたての花で墓標を飾った。少女
もそれを真似る。やがて、墓標は汚れも取り除かれ、花で飾られた美しいものとなった。
オイフェは墓標に向かって祈りを捧げた。エルフ族に伝わる祈りだろうか、少女には馴染
みのないものだった。
「……行ってくるわ、エメル」
最後にオイフェは呟くように言った。少女の考えは当たっていた。
エメル――オイフェの死んだ妹の名。冒険者達に陵辱され、殺された妹。オイフェが怒り
と悲しみのあまり、闇に墜ちる原因となったエメルの死。
少女はそこまで考えるとオイフェの祈りを真似た。そして、エメルの冥福を祈った。
「……エメルはね、あなたには殺されたと言ったけど、本当は……自分で命を絶ったの
よ。……その苦しみに耐えられずにね。エメルも……私を置いて行ったのよ」
オイフェはその言葉をまるで独り言のように抑揚のない声で話し始めた。
「私は、アズラゴーザの復活の為の生贄にされるところだった……あなたが助けてくれな
ければ。そして、エメルもそうだったのよ。エメルを嬲り殺した冒険者達を雇ったのは、
あいつらだったのよ、あの救世主どもだったのよ。あいつらは、エメルを生贄に使うつも
りだった。あとでパルシェン……オルファウスに聞いたの。私が……私が身代わりになれ
ば良かったと思ったわ!私が先に生贄にされていれば、エメルは死なずに済んだのよ!」
「オイフェ!」
少女はオイフェのその言葉を制した。
「オイフェ、そんなことを言ってはダメ!妹さんのことは不幸だったわ……けれど、自分
が身代わりになっていればなんて考えるものではないわ」
「……分かってるわ。ネメア様も仰っしゃった。エメルのために何ができるかと……そう
よ、私はエメルの為にも生きなくてはならないの」
オイフェはふと、顔を上げてじっと少女の顔を見つめた。そして不意に言った。
「もっと似ているかと思っていた……けれど似ていないのね」
「似ている?」
怪訝に聞き返した少女にオイフェは柔らかい表情で答えた。そしてつと右手を上げて少女
の頬を軽く撫でた。
「あなた、エメルにどこか似ていると思っていたのよ。でも、私の思い込みだったのかし
らね……」
少女は自分の頬に当てられたオイフェの手を握りしめながら言った。
「私は、妹さんの代わりにもなれない。ネメアの代わりにもなれないわ。私は私よ、けれ
ど……」
少女はふわりと微笑んで続けた。
「あなたを一人になんかしないわ。私は、あなたの理解者よ。あなたの答えに、あなたの道標に、私はなりたい。なってみせる。だから行きましょう……新たな地へ、一緒に」
オイフェと少女は翌日、バイアシオンから新たな地へと旅立った。もう以前のように二人
が抱き合うことは二度とないだろう。
それで良い。我々は仲間だ。そんなものはなくても、かけがえのない、仲間だ。新たな地
で何を見つけるだろう、二人でどんな旅路を辿るだろう。胸の中を今までにない、清々し
い風が吹き抜けてゆく。それは本当の新たな旅立ちだった。
−終−
乙
ゆりんゆりん♪
後でゆっくり読むとしよう
投下キターーーーー!!
GJでした!
乙でしたー!
綺麗な文章だけど、性的にそそられなかったのが残念。
404 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:02:26 ID:bW9B1Aax
仕事または依頼人が人質にとられ公共の場で大勢の人見られながらいいなりになる話希望。ちょうどみんな女だけパーティの時で全員ストリップとか
>>404 言い出しっぺの法則というものがあってだな…
そろそろ捕手
投手キボンヌ
つまり触手が欲しいと
あーアトレイアと結婚したいなあ
そこは「アトレイアは俺の嫁」と言い切って
出逢いからはじめてキス、プロポーズから夜の生活等々
幸せ新婚ライフ妄想を投下すべきだな!
あ、出来れば主人公名は匿名でヨロシク。
>>409がアトレイア様を持っていくなら
漏れは密偵の双子をいただくぜ!
この仕事が終わったらWフェラしてもらうんだ
そこはお兄さんになってから「実は俺はお前達と血が繋がってナインダ」とヤッちゃう?
そうさね
ツェラが居なくなり、満たされない彼女達の心の隙間。
そこを
>>411のナニが埋めるわけだ。
具体的には…おや、すまん誰か来たようだ。あとで話すよ。
イラストのヴァイライラとヴィアリアリ、17歳に見えないよな?
20くらいの娘に、お兄ちゃんと呼ばれるのかと思った。
保管庫って需要ある?
あるんですが、止まってますね。
とりあえず保管庫つくってみました
tp://www31.atwiki.jp/zillollparody/pages/11.html
現行スレに投下されている作品は、収録ずみです
今現在管理人が過去ログみれない状態なので(すみません)
過去の未収録作品はまとめるのが遅れてしまいます
管理人以外でも、wikiの編集はできるので
やってやるぜ!という人がいたらお願いします
それか、過去ログをあげていただければまとめます。
また、これから投下される職人さんで
保管庫に保存されたくない職人さんはその旨を
事前に明記していただくとありがたいです
不束者ですが、これからよろしくお願いします
Zill O'll Archiveにエロパロの過去スレもあるんだぜ
超乙ですよ。
wikiなら管理しやすいしよいですね。
ふと思ったんだがちゃんとした(という言い方もおかしいけど)近親ネタが出来る
主人公って女主専用スタートだけだな
妹キャラお姉さんキャラはいるけど
フリントさんがいるじゃないか
アスティアと始まり男主で、義理の養母とハァハァ。
おお、新しい保管庫が出来てる。乙!
ところで、スレ1のゼネテス×ティアナ×女主って
同じ作者で他の作品はないの?
激しく面白かったんで他のがあれば読みたい。
昔のことだし、もうこの職人さんはここにはいないかな。
保管庫乙です
やはりカルラ×女主はサイッコーーーだと思った
めりくり&新保管庫管理人様乙
過去スレに一度も登場してないガルドランのSSキボン
>>428 ガルドラン×ペウダっての見たことあるぜ
2chじゃないけど
おれはもうげんかいだとおもった
クリスマスになんてものを想像させやがる
>>429 どこかの無表情な大鎌少女を思い出したが…まあいい。
ワロタ。
いまんとこエロパロは大丈夫なんだな >PINK荒らし
規制解除か…
436 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:12:06 ID:jbWMVlgS
ほ
437 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:12:27 ID:n1IOqu/D
保守
保守ageてみる
よく女主が犯されたとか犯されてないとか話題になってた
ナイトメアの雫〜剣闘士のイベントを読みたい
じゃあ俺は女主と某詐欺師の夜の逢引を
そういやツェラシェルってないんだったか
まああの体じゃやってる最中に
ぽっくりいかれそうで怖いもんな
つか、あんな激しい発作起こされたら驚くよ
最悪抜けなく(自主規制
リューガ邸前で抜けなくなったらやばいな
あけましておめでとう
保守
投下します。
レムオンが女主を吸血陵辱、ゼネテス寝取られ。
今更ですがスレ1のリク。
タイトルは『BLIND』
「……へえ、あの化け物を使って改造モンスターねえ」
なかなか面白いことをやらかす奴らが居るもんだとゼネテスは感心したように頷いた。
面白がってる場合じゃないでしょうと傍らから冷静な突っ込みが入る。
酒場でちょいとひっかけた後(もっとも娘に言わせるとちょいとどころではない)、
出てきたところを入れ替わりに酒場に入ろうとしていた娘と出くわした。
最初から目的は彼だったのか、それとも情報収集に来ていただけかは知らないが、
娘はゼネテスを人懐っこい子犬のような瞳で見上げ、そのまま付いてきた。
しっぽがあったら振っていそうだが、彼女は良くしたもので
その嬉しさを落ち着いた態度の下に隠し、ただ表情や瞳を愛らしく輝かせる。
見ていて眩しく、目を伏せてしまいたくなる程に。
広場へと通じるロストールの大通りを二人並んで歩きながら、何と言うこともない会話をする。
話題は専ら、以前ゼネテスが娘に協力して倒したティラの娘に絡んだ顛末。
何処かの坊っちゃんも愛用していた、その辺を彷徨いてる化け物から造られた
改造モンスターは巷にも出回っているが、伝説の存在にまで手を加えようとは剛毅なものだ。
「アンティノの遺産か。良いねえ、お前さんも色々楽しそうで。俺も連れてって貰うんだったな」
「ロストールはどうするの、総司令閣下?」
ゼネテスとて本気では無いことは分かっているから、返す娘の口調も茶目っ気を含ませていて
真面目に窘めるものではない。
ただゼネテスの場合、全て冗談というわけでは無いのが厄介だ。
先の戦からこっち、ゼネテスはずっとロストールに詰めているが、
本心では冒険に出かけたくてうずうずしていることを娘は察している。
「相変わらずね、ゼネテス」
娘が大人びた笑みを浮かべる。そう言う彼女は、会う度に変わっていく。
彼女は目覚ましい速さで強くなり、ギルドでは彼女に感嘆する噂ばかりを聞いた。
今ではゼネテスと肩を並べられる程だ。
出会ったばかりの頃、少々頼りなく心細げだった表情には自信が宿り、そして、
目に見えて艶やかになった。
その艶を育てた彼女の想いに、ゼネテスは気付かぬ振りをしている。
「冗談だって。でもま、無事片付いて何より。研究所に居た連中はお前さんがとっちめたんだろ?」
「でもまだ、奪われた聖杯は……」
途切れた娘の言葉にゼネテスは不穏さを嗅ぎ取り、真顔になりかけたが、
娘の視線を辿った先に見つけた姿に、ああ成る程と合点して張りかけた気を再び緩めた。
娘の視線は、広場の奧に座す千年樹の麓へと続く扉へと吸い込まれていた。
普段は閉ざされているその扉から、長い金髪をきつく結わえた青年貴族が丁度出てくるところだった。
兵士が彼の背で扉を閉め、錠を降ろす。
大樹に七竜家の祖たる英霊への祈りを捧げていたのだろう。
墓参りのようなもので、生真面目な彼は時折この場所へ通っている。
レムオンもこちらに気付いたらしい。つかつかと、ゼネテスと娘の元へやってくる。
「……兄様」
「貴様等、そこで何をしている」
妹の傍に居る政敵に、レムオンがあからさまに敵意を込めた一瞥を投げたが、
ゼネテスは何処吹く風だ。
娘が、場を収めるべく言葉を探した。
「彼に以前手伝って貰った仕事があって、今はその話を」
「仕事? 冒険者ギルドのか」
レムオンが鼻で笑う。
「このドラ息子はまだ冒険者の真似事などしていたのか。相変わらず気楽なものだな」
「違、」
恐らくは、それはずっと前のことだと言ってくれようとした娘の言葉をゼネテスが手で制した。
それが戦の前だろうが後だろうが、貴族の責務の放棄という事実は変わりはしない。
間を取り持とうとした娘をそっと脇に除け、レムオンの剣呑さを正面から受け止めると、
ゼネテスはふっと口元を緩め、笑って返した。
「つれないねえ、将来の義弟に向かって」
「貴様如きにリューガ家の姫を呉れてなどやるものか」
冷たく突き放すレムオンの横で、娘がこちらを黙って睨む。
何が言いたいのかは知れた。ゼネテスがこの手の軽口を叩くのは人前でだけだ。
他人をからかうダシには使う癖に、その気にさせるような言葉を、
冗談でもゼネテスは娘と二人の時には決して口にしない。
「貴様の戯言になど付き合ってられん。……行くぞ。何をしている、お前もだ」
「え」
下された兄の命令に、娘は躊躇い、ちらとゼネテスを窺う。
「兄様、でも私……」
「いいから行くぞ。どうせこの男との話に実などあるまい」
聞く耳持たぬ兄の物言いに、娘が折れた。
「御免なさい、ゼネテス」
「気にすんな。お前さんとの別れは名残惜しいが、ま、続きはまた次の逢瀬の時の楽しみってことで」
「何をしている! 早く来い」
「……それじゃ、また」
先を行く兄の叱責に、後ろ髪を引かれるようにして娘は男に背を向ける。
「……しっかし、良い女だねえ」
兄と並んで去っていく娘の背を見送り、ゼネテスはそうひとりごちる。
彼女は賢い。引き際を知っている。別嬪だし、あの豊かな胸も尻も何とも魅力的だ。
何より、共に冒険して、あれほど楽しい時間を過ごせる女は他に居ないだろう。
そんな女に会うのは初めてだった。
好いてくれてるのは知ってる。肩を抱いて甘く囁き、部屋に誘えば逆らうまい。
なのに、踏み出せないのは何故だろう。
彼女が素知らぬ振りをしていてくれるから、ずっとそれに甘えている。
さぞ狡い男だと思われていることだろう。
深入りして、はまっちまうのが怖いのか。
それと見抜く者は少ないが、ゼネテスは案外と臆病な自分を知っている。
彼の弱さを知るのは、多分あの娘とそれから、彼を産まれた時から知っている女性。
「ま、怖い兄貴も居ることだしな」
ゼネテスはそううそぶいて、その思考を切り上げた。
足早で先行しがちな兄の背を娘は追った。広場を抜けて、邸へと続く道を辿る。
レムオンは眉間深く皺を刻み、むっつりと黙り込んでいる。
娘も慣れっこなので特に宥めようとはしない。ことゼネテスが絡むといつもこうだ。
沈黙を破ったのはレムオンだった。
「あの男に関わるのは止せ」
娘は軽く肩を竦めてみせる。
「ご心配なく。あちらの方でその気は無いようですから」
「……だからこそ、言っている」
いつもの小言かと聞き流しを決め込もうとしたところに、
耳に飛び込んできたその静かな声音が娘の注意を惹いた。
レムオンの口調は、いつもゼネテスを怒りに任せ罵っている時のそれではない。
「泣くことになるのはお前だ」
「…………」
諭すような、言い聞かせるような声。
今、彼の脳裏に浮かぶのは誰の姿だろう。妹とあの男のことばかりではあるまい。
「レムオン……」
気遣わしげな娘の声をレムオンは振り払うように正す。
「兄様と呼べ」
「分かっています。兄様」
妹の言葉に納得しなかったのだろう、レムオンは尚も厳しい表情を崩さず、だが何も言わなかった。
鼻をつく、微かに甘いような香りが部屋を満たしている。
月の無い夜は常よりも暗く、娘とゼネテスが部屋に持ち込んだ蝋燭の火だけが
うっすらと部屋を照らし出す。
弾き飛ばされた身体が床を転がった。
ゼネテスは鞘に入れたまま振るった愛剣を手に、油断無く相手の様子を窺う。
「レムオン!」
兄の元に駆け寄ろうとした娘を制する。
倒れた身体からうめき声が響き、金色に染めた長い髪を内側から銀色に透かしていた紫の燐光が収束していく。
肩を撫で下ろし、ゼネテスは構えを解いた。
「んー……やり過ぎたかな?」
加減していたらこっちがヤバかったにしても、流石に手荒かったかもしれない。
様子を見ようと、レムオンの傍に歩を進めたゼネテスの顔を、不意に下からほのかな光が照らした。
「何?」
見下ろすと、ゼネテスの足下で、光る古代文字がくるくると旋回し、輪を作っていた。
魔法陣――
倒れていた身体を吹き上げた紫の燐光が包み、男が床から首を擡げる。
赤い瞳の下で、ニッと口元が笑み、罠にかかった獲物を嘲った。
身体を退く暇は無かった。
重い疲れに身体が地に沈むような感覚で、がくんと膝が崩れ、床にのめった。
まずった。噛み付いて血を吸う以外に生気を奪う術があったのか。
後方で、娘が悲鳴のように名を呼んだ。
「ゼネテス!」
揺らめくようにして、娘の兄が立ち上がる。
先程受けたダメージは微塵も感じさせない。とうに回復している。
赤い瞳が上目遣いに次の獲物を見咎め、満足げに細められた。
「……逃げろ」
ゼネテスが、掠れた声で呟く。
その声が果たして届かなかったのか、娘は震えながら剣を抜いた。
聞こえていたとしてもこの娘にゼネテスを置いて逃げることなど出来ないのだろうが。
先程の戦いとは違う、抜き身の刃を娘は兄に向けた。
「レムオン……いくら貴方でも、この人の命を奪おうというのなら……!」
「止せ……お前さんには出来っこない。やめるんだ!」
二者それぞれの必死の叫びも、理性を失っている男の心を揺らすことはない。
銀色の髪がふわりと靡く。
床を蹴り、娘との間の距離を一気に詰めた兄に向けて、
今や大陸一の冒険者と噂される娘の剣が空を斬った。
襲いかかってくる様変わりした恐ろしい姿。
それでも、その中に娘の瞳は、普段の優しい兄の像を重ね合わせる。
彼は恩人だった。
受けた恩への感謝ばかりでなく、その誇り高さを尊敬していたし、意外なその優しさを慕ってもいた。
それを、こんな形で。
その剣先が、一瞬躊躇った。
「え」
懐に踏み込まれる。赤い瞳が、娘の眼前に迫っていた。
不器用だが家族想いの兄の瞳の、常とは全く違う冷たさに、娘の背筋が凍り付く。
剣を持った手が掴まれ、骨が砕けんばかりの強さで男の指が食い込んだ。
堪らずに緩んだ指先から剣が滑り落ち、床で固い音をたてる。
男の腕が娘の腰に回され、引き寄せた。
娘は藻掻き、拳を打ち付けたが、女の力で新月期のダルケニスとまともに組み合って振り解ける筈もない。
首筋に刃のような冷えた感触と、吐息の熱さを感じた。
ダルケニスの牙が娘の柔肌に食い込む。
「…………っ!」
咬み裂かれた傷口から、ぽたぽたと血が滴る。
娘の首筋に牙を突き立てたまま、男は流れる血を啜り上げ、零れた血を舌先が拭う。
それと一緒に娘の身体から淡い光が零れ、男の身体に移っていく。生気を奪われている。
娘の膝が力を失い、かくんと折れた。くずおれる身体を男が支え、尚も血を啜る。
「やめろ……!」
制止の声に、男が娘の首筋に埋めていた顔を上げる。
指先が娘の首に穿たれた孔を撫でると、赤い痣を残して傷口から流れる血が止まる。
真紅の瞳が不快そうに振り返ると、床に転がった男を睨む。
再び、先刻の魔法陣が床に浮かび上がり、輝く。
「ぐ、あ……!」
生命を削り取られる感触。視界が回転するような激しい目眩が襲い、意識を失いかける。
まずい。これ以上、生気を奪われたら――。
「やめて……やめて!」
娘が、自らも最早まともに立っていられないような身体で、必死に兄の腕に縋り付いた。
「ゼネテスが死んじゃう! 欲しいなら、私の血をいくらでもあげるから、……だから」
旋回する魔法陣の光が緩やかに消えていく。
闇に呑まれかけた意識をゼネテスは押し止めた。心臓がばくばくと爆ぜそうに鳴っている。
身を差し出したもう一つの獲物を、紅い瞳が値踏むように見つめる。
男の腕が取りすがる娘の身体を掴んで立たせる。牙の覗く唇が娘に迫った。
娘は覚悟を決めたように目を閉じた。
「嬢ちゃ、」
言いかけたゼネテスの言葉が目にした光景に途切れる。娘もまた、驚愕に目を見開いた。
レムオンの唇は、娘の首筋ではなく、その唇に押し当てられていた。
男の手が娘の顎を掴み、口を開かせる。
「んっ、……む」
重ねられた唇の合間から、ねじ込まれた舌が覗き見える。
逃れようと呻く娘の口端から唾液が零れて、滴った。
やがて、塞がれていた唇がつうと糸を引いて離れる。娘は咳き込んだ。少し、血の味がする。
「レム……オン?」
何故と問いかけるような娘の呼びかけに応えず、男は娘の身体を抱き上げた。
その脚は、迷い無く部屋の奥へと向かう。
抵抗する力の無い身体で、娘は首をめぐらせ、その先に何があるのか見て、これから起こることを察し、戦慄した。
部屋の奥には、赤い天蓋のついた寝台が置かれている。
寝台の上に、娘の身体は放り込まれ、どさりと落ちた。
続いて男も寝台に上がり、のしかかって娘の服を引き裂いた。
悲鳴が上がる。
「嫌! いや! やめて……兄様、レムオン!」
「嬢ちゃん!」
「ゼネテス!」
助けを求めるように伸ばされた細い腕は、直ぐに娘を組み敷く男に押さえ込まれる。
裂かれた服の間から零れた乳房に男の手が触れる。びくんと娘が震えた。
相変わらず良い身体してるなーうんうんとゼネテスが頷きながら誉め、
何言ってるのこのエロ親父と娘が叱りつけ、そんなやりとりを幾度もしながら、
ゼネテスは決して娘の身体に触れようとはしなかった。
今、娘の肌に触れているのは彼以外の男。その手の平が、娘の柔肉を掴み、揉みしだいている。
荒い吐息が娘の胸元にかかった。
男は娘の胸に顔を埋め、牙を立てるのではなく、口付けてきつく吸い上げた。
首筋につけられたのと同じ、赤い痕が娘の肌に刻まれる。
「止せ……やめろ」
男の手が、娘の下肢に伸びた。
「やめてぇ、レムオン、お願い……」
娘が懇願する。ゼネテスが吐くように叫んだ。
「止めろ! ……お前さん、分からないのか!? 見えてないのか!
お前さんは、その娘にそんなことをするべきじゃない……!」
制止など聞こえなかったように無遠慮な手が、娘の脚の間を探った。
ひっと娘が短い悲鳴を上げる。
娘は唇を噛んで声を堪える。男の腕が僅かに動く度、娘の身体が震える。
やがて、湿った音が聞こえ始める。娘はその音を聞くまいとするように顔を背けた。
男が娘の身体から身を起こす。
一瞬安堵しかけた娘の身体を男の腕が引き起こし、寝台の端へ引きずっていく。
「……な、何?」
娘の服は引きちぎられ、その肌はほぼ余すところ無く曝されている。
レムオンは娘の身体を抱き起こして背後に周り、膝立ちでその背を抱く形で娘を支えた。
その裸身が、無様に床に伏している男に良く見えるように。
娘の目と、ゼネテスの目が合う。
「あ……」
顔を背けようとした娘の顎をレムオンの手が捉え、ゼネテスに向けさせる。
片腕で娘を羽交い締めにして、もう一方の手が娘の茂みの下へと降りていく。
閉じようとした娘の脚を男の膝が背後から割った。
男の指先が、娘の脚の間の赤い花に沿って這わされ、それを拡げて見せた。
「……見ないで、ゼネテス。おねが、い……」
悲鳴のような娘の懇願は、ゼネテスの耳に届いたが、目を逸らせなかった。
充分に濡れた花心は、ぱっくりと裂けて、奧までその姿を晒していた。
誘うように蜜を滴らせている。
男は愛液で濡れた指を娘の花弁から離した。
背後で何か、ごそごそと気配がする。
「――ひ」
男の指が拡げていた場所に、固い何かが押し当てられる感触に娘は竦んだ。
娘からは見えるまいが、それが何かは分かるだろう。
男が自らの衣服を緩め、取り出した自身を娘の秘所にあてがっていた。
娘の腰を掴み、落とさせる。
「嫌! 痛っ、止め……」
身体の奧で受け入れることを必死に拒んでいるのだろう、男が力を込める様子に反して、
楔は容易に娘の身体に突き立たない。
逆らえば逆らうだけ、蹂躙は手酷く、痛々しいものになる。
「嬢ちゃん!」
「ゼネテス……!」
男を呼ぶ娘の肩越しに、赤い瞳がゼネテスを見た。
その瞳が細められ、何も出来ずに惚れた女が引き裂かれるのを見ているだけの、 床に這い蹲る男を
愉快そうに嗤った。
ゼネテスは、奥歯を噛み締める。獲物を嬲る様を見せつけながら、男は優しく娘の耳朶を食んだ。
男の鎌首が、娘の身体に飲み込まれていく。
開かれた入り口に、男は自身を一息に根本までねじ込んだ。
「――――いやああああああああ!」
絶叫が部屋にわだかまる闇に響き渡った。
「あ、ああ、あ……」
身を貫かれた痛みに、娘は呻き、涙を零した。
男の僅かな動きにも痛むのか、逃れようと身を捩りもせず、苦痛に顔を歪める。
「うあ、あ……!」
男は、それ以上己の快楽を求めようとはせず、娘の腰を持ち上げ、楔をゆっくりと引き抜いた。
「あ……あ」
娘の太股を破瓜の血が伝い、シーツに赤い染みを作った。
放心した様子で涙を零し、力無くのめりかけた娘の身体を男の腕が抱き留め、寝台に寝かせる。
膝を立てさせ、開かせた脚の間に男が顔を埋めた。
男の舌が娘の秘所を這い、破瓜の血を舐め取る。
舌が蜜をかき混ぜる淫猥な水音が静かな室内に殊更に響く。
娘はえっえっと、子供のようにしゃくり上げて泣いた。
唇から蜜を滴らせながら男は顔を上げ、娘の身体に覆い被さると、潤った場所に、
今度はゆっくりと自身を埋めた。
再び襲った痛みに、娘は仰け反り、か細い悲鳴を上げた。
男が腰を動かし始める。最初は緩やかに、次第に激しく。
むせび泣く娘の肌を、男の手が滑った。
藻掻く娘を押さえつける必要の無くなったその手は、随分と優しく娘の肌に触れた。
その優しさに宥められ、娘の泣き声が小さくなる。
男の手が腕に、肩に、首筋に触れ、指先が娘の髪を梳き、手の平が頬を包む。
「ふ……」
白い肌が熱を帯び、娘の吐息が荒く高ぶる。
男が娘の唇を求め、舌を差し入れる。その舌に、娘の舌が応えた。
ゼネテスは、その様を呆然と見ていた。
見えてなかったのは誰だ。分かっていなかったのは誰だ。
レムオンには、傍目にも分かる想い人が居た。
そこに、妹として引き取られた、レムオンが唯一弱音を吐ける女が一人。
その傍らに、頼りがいのある、気さくな男が一人。
そして時間は巡った。ひっそりと、当人すら気付かぬ想いが育つには充分なくらい。
描いてみれば随分と簡単な構図だった。
「御免、なさい、……ゼネテ、ス」
男に揺さぶられ、荒い息を吐きながら、娘は床に伏せるもう一人の男に謝罪した。
「御免なさい。……私、」
ゼネテスは優しく笑った。
「いいぜ……俺に遠慮するこたあねえ」
視界が暗い。そろそろ、意識を保つのが難しくなってきた。
気力を振り絞って、最後に鋭い声を投げた。
「――イけよ」
男の許しに、くぐもっていた娘の声が堰を切ったように弾けた。
娘の初めての絶頂の声が長く甘く、闇を切り裂いて響く。
牙を覗かせた吸血鬼の唇が噛み付くように口付け、その声を呑んだ。
娘の声はもう聞こえない。視界が黒く閉ざされ、意識は深い闇に沈んでいった。
END
乙
短いわりに濃くて好きだ
まあ途中から脳内で触のBGM流れはじめてキャラの顔が多少混ざったがw
レムオン「・・・げる。」
丁寧な文章、乙です!
もう少しゼネテスのあがきが読みたかったかも。
GJ!!
たまらないね!
乙カレー。
女主が快楽漬けになって
ゼネテスが悟らないで絶望したままだったら尚良しって
それなんて蝕。
GJ! 切ないな・・・。
欲を言えばゼネテスがもっと苦悩し続けるところが見たかった。
みんなゼネテスに容赦無いなw
……悟るの早いよ。もっと苦しめ。
>その傍らに、頼りがいのある、気さくな男
最初ゼネテスが自分で自分の事を評しているのかと思ってしまった。
読解力ナス。
それはそれとして、GJ!
折角血縁のエリス以外に心底惚れた女が出来たってのに、
甘えで現状維持に流され寝盗られたってなら、自嘲所じゃない
腸煮えくりかえるようなゼネテスが見てみたかった。
そこで諦めのいいのがゼネテスですよ。
死後叔母さんの所へ行って軽口叩きつつぼやくに一ギア。
1ギアかよw少なっwww
この1ギアは表に裏の、裏に表の図案の入った珍しいギアなのさw
それでツェラとの賭けのイカサマに勝ってるんだなゼネテス。
無印をやって滅茶苦茶レムオンと女主が好きで。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァンして、
∞で狂喜した漏れが今日このスレを発見しますた。
何この再燃の予感。
神よ……!
でも何でも読んじゃう節操無しだったりするんだぜ。
ところでレムオン×女主の純粋なのって需要ありますか。
それは闇女スレのほうが需要ありそうな
エロがぬるければ闇女スレだっけ?
どっちにしても保管庫には投下されるから安心汁
そういう訳で遠慮せずにドーンときなさい。
じゃあ書いてから投下先決めるんだぜ。
純粋か陵辱かマニアックエロか迷っt(ry
ひとまず篭ってくるノシ
>>474 wktk
どっちも見てるからどっちでも対応可能だぜ
age
(注)下記投下の男主×フェティ様、鬼畜を通りこして壊れています。
耐性のない方は読み飛ばしてください。
洒落にならんほど救いのない話なので。
478 :
1:2008/01/13(日) 11:01:51 ID:W821T1SC
闇の狂王の歴史……後の世にそう呼ばれる暗黒時代は、竜王の死とともに始まった。
古き神々が支配する時代は終焉を迎え、人が己の足で立つ時代の幕開け。
それは希望に満ち溢れたものではなく、絶望と恐怖に彩られた幕開けだった。
狂王アデル。竜殺しにして剣聖、神をも殺し虚無を退けし無限のソウルを持つ者。
神を滅殺した時、この男の宿命は始まった。
神代の時代から生き続けた竜王がついにその巨体を支えきれず地に倒れ臥す。
巨体が地響きを轟かせ、瓦礫の破片を巻き上げる。
戦いの場となった帝国城は、その凄まじさを物語るように半壊している。
アデル………男はただ一人立っていた。
ヴァン。ナッジ。男の無二の親友たちが倒れている。
男には判っていた。
触れずとも彼らの肉体から次第に体温がなくなっていくこと。
もはや蘇生を促す魔術の奥義を持ってしても彼らの"魂"は戻らない。
"魂"の戻らない肉体は朽ちゆくのみ、と。
身を切り裂かれるような悲しみはなかった。
自分でも驚くほど彼は冷静だった。
それは、彼が人の身でありながら、別種の新たなものになろうとしている過程であったから。
光の粒。
竜王の顕現した肉体はその形をもはや現世に留めおくことはできず、分解され粒子となって消えてゆく。
その光の粒がぼやけて見える。
それをもって、彼は初めて自分が涙を流していることに気がついた。
479 :
2:2008/01/13(日) 11:02:53 ID:W821T1SC
泣いている。
自分の中の、最後の"人間"としての記憶が。
…ようやく、彼を支配する戦闘の興奮が醒めていく。
同時に、自身の中の"ある存在"が、悲鳴を上げて消えていくのを、彼は感じた。
その"存在"は、もはや言葉を彼に伝えることはできなくなっていたが、
彼にはその"存在"が感じていることが手に取るようにわかった。
「信じられない」
「神である己が人間に敗れるとは」
「無限のソウルとは如何なる者か」
それは、破壊神ウルグの断末魔の悲鳴だった。
破壊神の持つ禍々しい力はアデルの身体を闇色のオーラで包んでいる。
感情が極度に昂ぶったアデルは破壊神の力を制御できなくなり、一時的に精神の表層に破壊神が現れる。
破壊神の顕現を意味するアデルの赤く輝く瞳はしかし、徐々に人のそれに戻りつつあった。
身体を包む闇のオーラはそのままに…。
480 :
3:2008/01/13(日) 11:06:18 ID:W821T1SC
「…ご苦労だった、ウルグ」
呑み込まれていく。
無尽蔵に生まれ来る、無限の魂の波動に。
「役目を終えた者は」
消滅。
禍々しい神の力を残して。
「俺の中で、溶けてゆくがいい………」
見開いたアデルの眼は、元の黒い瞳から不可思議な黄金色となっていた。
人類の革新。
力だけを見るならば、今の彼はまさにそれを体現した者だろう。
だが、かつて彼とともに戦い、彼を守るために命を落とした帝国宰相が見たならば、何というだろうか?
感動に打ち震えるのだろうか?それとも新たなる闇の時代を予感して、嘆き、敵意を向けるだろうか?
481 :
4:2008/01/13(日) 11:07:08 ID:W821T1SC
やがてアデルはその歩を進める。
親友たちの遺骸には眼もくれず。
もはや完全に光の粒となり果てた竜王の巨があった場所を横切り、
アデルはある小さな身体へと近づいた。
彼に残った最後の愛しい存在。
雪のように白い肌、金色の美しい髪。
そして、エルフ族に特有の尖った耳。
フェティ。
彼は、この耳が大好きだった。
近づいただけで、彼はフェティのその命が消え逝こうとしていること感じ取った。
エルフ族は不老長寿ではあるが不死ではない。
壊れきった身体(いれもの)に、もはや魂は宿らない。
触れると、手を濡らす紅。血液(いのち)が流れ、失われていく。
構わず、彼はフェティを抱え上げた。
たちまち、その手も身体も赤く染まる。
滴る血の音を掻き消すように彼は言った。
「君だけは、絶対に死なせない」
―――その日を境に、彼の姿は人々の前から忽然と消えた。
482 :
5:2008/01/13(日) 11:08:16 ID:W821T1SC
一年後。
ディンガル帝国城は、帝都もろとも異形の変貌を遂げる。
原因不明の大地震がディンガルを襲い、帝国市街を壊滅状態にせしめた。
ディンガルを中心に襲った天変地異は、その地形を変え、新たに地図を書き起こす必要に迫られるものだった。
多くの人々が犠牲となり、同時に地震によって引き起こされた大火災が人々を焼き殺す。
だが、ディンガル帝国城は崩落することはなかった。
堅牢な石造りの城には、ある異変が起こっていた。
未曾有の大地震にあっても辛うじて生き延びたわずかな人々は目の当たりにした。
割れた地表から極彩色の巨大な触手が何本も飛び出し、城を包み込む光景を。
それは何かの軟体生物のようであった。
表面は柔らかい皮膜で包まれ、血管が浮き出ている。
城を包み込んだそれは、やがて瓦礫の小さな隙間へ細かな根を伸ばし、より強固な姿へと変貌してゆく。
そして、おぞましいそれの表面はヌラヌラと濡れ光り、まるで生命を持っているかのように脈打つのだった。
生命。
確かに、それは生命を持っている。
何かの巨大な魔物か?闇の勢力の再来なのか?
だが、多くの人々が持った畏怖と感想は、的中してはいなかった。
城を覆った正体不明の怪異は、いわば"末端器官"とでもいうべきものだった。
483 :
6:2008/01/13(日) 11:09:05 ID:W821T1SC
アデルは、かび臭い地下道を歩く。
毎日のように通るこの道の匂いは、彼にとってはもはや嗅ぎなれた匂いで、もはや何も気にならない。
ディンガル城の地下深くに張り巡らされたこの隠し通路は戦時に皇族が脱出したり、
敵兵の眼を欺くための地下施設を利用するために築かれたものだった。
無論、今この城には皇族などおらず、地下道はもはや皇族のためになど存在していなかった。
それどころか、この城には彼だけしか人間は存在していない。
通路の壁に手を触れてみる。
力強く脈打つ音と振動が伝わってくる。
愛しい感触。触れるたびに彼は喜びを覚える。
一見、石積みの壁に見える"それ"は、その組成と色素を擬態し、壁のような姿を保っている。
彼は手の感触から、"彼女"の感覚を感じ取り満足そうに微笑むと、そのまま進み、目的の広間へと踏み入った。
そこは、元はディンガルの皇族が隠れるために秘密裏に造られた地下の広間だった。
かつては美々しい装飾で彩られた皇族専用の地下室も、アデルには一切が疎ましく邪魔なだけであった。彼は華美な装飾は一切を廃棄し、代わりに必要なものを搬入していた。
たくさんの食糧。
もちろん、自分が食べるためでもあるが彼女にもしっかりと食べさせなければならない。
今、彼女はとても栄養が必要な体になっている。
そして、それは今だけではなく、この先ずっと大量の栄養が必要になるはずだ。
食糧は彼女のために工夫をこらしてあった。
普通の人間がするように食べていたのでは間に合わない。
"彼女なり"に"食べやすい"ように流動食状にしてある。
それは、大きな壺に収められ、そんな壺が何十、何百と蓄えてある。
それら以外にも得体の知れぬ器具や装置がいくつも、所狭しと並んでいる。
地下室は当初作られた頃よりも格段に広くなっていた。
最初にここを訪れたときから、アデルは昼も夜もなく、懸命に地下を拡充する作業を行なった。
そうしなければ収まりがつかないほど"彼女"の"身体の一部"は"巨大化"いや、"肥大化"してたのだ。
484 :
7:2008/01/13(日) 11:09:49 ID:W821T1SC
「あ……ぁ……あぁ………」
小さな呻き声。
部屋に入ってきたアデルの気配に気づいたのだろう、彼女……フェティが薄っすらと眼を開ける。
「おはよう、フェティ。ご飯の時間だよ」
アデルは目覚めの挨拶に、彼女の唇に自分のそれを重ねる。
瑞々しい唇は薄い桃色で、温かい。
フェティ。
出会った頃から何も変わっていない。
自分には詩才はないから、その美しさを言葉にすると、陳腐なものでしかないが。
そう、何も変わっていない。
彼はそのように確信していた。
だが、もしも彼以外の誰かがフェティの今の姿を目の当たりにしたら、どのような感想を抱くだろうか。
実際にはそれは不可能なことだが少なくとも彼のような感想を抱くものがいたら、それはもはや人格に
異常を来たしている者だろう。
確かにアデルの確信通り、フェティの顔は血色がよく、肌理細やかな肌と相俟って見る者を魅了せずにはいられない。
アデルがキスをした唇は瑞々しく、生命に満ち溢れている。
だが、首から下のその肢体は異形の変貌を遂げていた。
485 :
8:2008/01/13(日) 11:10:33 ID:W821T1SC
乳房。
とてつもなく肥大化し、西瓜どころの大きさではない。
片方の直径はおそらく1メートルを越えているだろう、それが二つ、押し合うようにして息づいている。
しかも、自重で垂れ下がってはおらず限界まで張り詰め、青い血管が所狭しと柔肌を持ち上げている。
異常に発達した乳首はまるで男根のように20センチ以上あり、太さも10センチはある。
黒ずみもせず、プリプリと新鮮な桜色のそれは、フェティの呼吸に合わせて小刻みに震えている。
そして、その二つの乳頭には残酷な処刑が施されていた。
どのような変異を遂げたのか、乳首の中心には太い乳腔が通りっており、その穴へ太い丸棒状の結晶が挿入されている。
透明なため、乳腔の内壁の血走った鮮紅色まで一目瞭然となっている。
溢れかえるほどに分泌された母乳を塞き止めるための栓だった。
そのクリスタル棒が内圧により抜けぬよう、丁寧に大作りな金属の輪が乳首をきつく締め上げていた。
下腹。
こちらも乳房に負けず、妊婦のように肥大化している。
無駄な肉など全くないだけに、その肌が裂けそうなほど下腹に何かを含んでいることが見て取れる。
時折、ゴロゴロと低く不快な音が内奥から響いてくる。
486 :
9:2008/01/13(日) 11:11:25 ID:W821T1SC
フェティは操り人形のように"ぶらさがって"いる。
彼女の背中は、消失していた。
本来、背中であるべきところにはまるでモンスターのように巨大な一本の肉の管が生え、
それの直径は軽く彼女の身長を越えていた。
まるで女王蟻の如く何かを内包したそれはとてつもなく長く、末端へ向かうほどに太くなっていた。
それは部屋中に陣取っただけでは収まらず、
背後の壁を突き破り城の地下中に横たわり…そしてその先でいくつにも分岐し………。
これがディンガル城を覆う怪異の正体だった。
巨大触手群はフェティであり、フェティは巨大触手群の先端に位置している。
フェティの背面から生えている部分はフェティと同じ肌艶を保ち、瑞々しく潤っている。
それが余計におぞましさを強調していた。
その表面には幾つもの巨大な乳房がぶら下がっている。
それらは同じく、桜色の乳首を勃起させ、その先端からは薄黄色の乳汁を滴らせていた。
また、その巨大な乳房群の下には明らかに女性器と思わしきものと、肛門と思わしきものが濡れ光っている。
彼女は、自分の背面から生えたそれに身体を預けるようにして、
そして天井から生えた得体の知れない彼女の一部に手首を優しく獲られてぶらさがっていた。
両足は地についているが、やはり足首に触手が巻きついている。
487 :
10:2008/01/13(日) 11:12:22 ID:W821T1SC
フェティをこのような姿へ"破壊"したのは、無論アデルであった。
彼はフェティを生かすために魂を売った。
悪魔へ、などと陳腐なことは言えない。彼こそが悪魔そのものであろう。
「ああ、少し眼を離したらすぐに溜まってしまうんだね。どのくらい溜まっているかな…」
張り詰めた両の乳房を眺めながらアデルが放った言葉に、
薄っすらと眼を開け気だるげに息をしていたフェティは突如悲鳴を上げた。
「ひッ!?いやッ、いやあああぁッ!!アデルッ、やめなさいよッ、やめてェーッ!」
だが、アデルにはそれは拒絶ではなく懇願の裏返しと映る。
乳首を戒める輪を抜き放ちクリスタルの栓を抜くと、それだけで乳汁が迸る。
アデルは乳房を思い切り揉み絞る。
「はひいィィィィーーーーーッ!!!!」
勢いよく放出される濃厚な乳汁。
フェティの快楽中枢が幾重もの絶頂にショートし、パニックを起こす。
愛らしい口は開いたままになり涎をボタボタと垂れ流す。
「フェティ、行儀が悪いよ。あとでたっぷり絞ってあげるよ」
アデルはフェティの巨大化した乳房に、再びクリスタルの栓をねじ込む。
「あがッ…あががああぁぁぁッ!!」
乱暴極まりない無造作な所業だったが、痛みを感じるどころか、乳腔を拡張される快感に、再び絶頂するフェティ。
瞬間、激しい勢いで失禁し放尿が始まる。
「あはは、フェティ、行儀が悪いよ」
アデルは無邪気に笑いその手が尿に塗れるのにも構わずフェティの性器に手をやり、
肥大し、男根のようになった陰核を掴んで扱き上げる。
「ひいィィッ、ら、らめェーーッ!!」
絶頂の上に絶頂を重ねられ、フェティは絞り出すような声で泣き叫ぶ。
膣口が大きく開いて粘り濁った愛液を潮のように噴出す。
そしてその胎内にも仕込まれた巨大な男根の模型が、信じられないほど膣口を大きく開き、
ムリムリと排出される。
488 :
11:2008/01/13(日) 11:13:09 ID:W821T1SC
鈍い音とともに床へ落下したそれは、白濁した愛液に包まれて湯気を立てている。
「ああ、フェティッ」
アデルは愛しくてたまらないというように、フェティに頬擦りする。
快楽のあまり失神したフェティは胎内に侵入する熱い固まりに目覚めた。
「ぁはああああッ!アデルッ」
アデルが己のいきり立った男根を突き入れている。
常時受け入れ態勢が整っているそこは、男のそれを受け入れただけで簡単に絶頂に達した。
アデルはそれで飽き足らず、グチュグチュとそこを泡立てながら激しく抜き差しを始める。
「あぁッ、はぁああぁぁッ!!アデルッ、何故ッ?何故なのッ!あぁッ、どうして、アタクシを…こんな目に…ッ」
絶頂へと駆け上がる感覚に必死に抗いながら、
フェティは何度目になるかわからない問いを投げかける。
アデルの答えはいつも決まっている。
「フェティッ…君だけは絶対にッ、死なせない。例えそれが神に背くことでもッ、俺は君を生かしてみせるッ!フェティ…愛しているんだッ、例え世界を滅ぼしてでもッ、君だけは失いたくないッ…」
激しく動きながらアデルは答える。
489 :
12:2008/01/13(日) 11:13:54 ID:W821T1SC
フェティは快楽に霞がかった頭で、絶望と狂った愛情を感じる。
フェティはただ悲しかった。
いつか、アデルはこうも言っていた。
生命を司る魔術の奥義でもってしてもフェティを救う術はなく破壊神ウルグの力と闇の神器の力でもってフェティを救うことができたと。
しかしそれは非常に不安定な力であり、肉体が変異してゆくことを止める手立てがなかったこと。
いつしか、その変異した肉体すらも愛しく感じるようになったこと…。
アデルの手が、男根を突き入れている性器のさらに後ろ、背中に垂れ下がる巨大な肉管をかき分け、
フェティの尻を鷲掴みにする。
そして楽しむように、確かめるように揉みはじめる。
快感に痺れきったフェティの頭に、在りし日の思い出が浮かんでくる。
まだ、このような惨状になる前…大陸中方々を旅していたころに、アデルはフェティと結ばれた。
破瓜の痛みよりも快感を覚え、やがて完全に"女"になりはじめたフェティに、
アデルは過激な性行為を教え込んだ。
普段はフェティに頭があがらないアデルも、夜の営みのときだけは攻守逆転していたものだった。
口を使っての奉仕や、胸を使っての奉仕。
様々な体位で行う性交。
とんでもない狂態をフェティは抗う素振りを見せつつも受け入れた。
魔法仕掛けの男の性器を模した性具を胎内に入れたまま街を歩かされたこともあったし、
各地を旅している最中でさえ、仲間から不審な目を向けられつつ胎内で蠢くそれを耐えたこともあった。
490 :
13:2008/01/13(日) 11:15:22 ID:W821T1SC
ふと、アデルの手が排泄器官…肛門を塞いだ極太の栓を探るのを感じ、正気に戻る。
身体を硬直させ、フェティは必死に目で制止を訴えかける。
アデルはそれに微笑み返す。
即ちそれは、栓を抜くということに相違ない。
フェティはイヤイヤをするように首を振り、堪えきれず嗚咽が漏れる。
フェティが一番苦手だったのが、この排泄器官でアデルを受けいれることだった。
最初は嫌悪しか感じなかったそこが、快楽を感じ始めたときに恐怖を覚えた。
特に、腹の中を薬で洗浄される恥辱と快感は忘れられない。
今もなお、フェティの腸内は大量の便とアデルによって注入された薬液が充満している。
拷問用の特殊な浣腸液…腹の中で発泡しゼラチン状に固まる薬液。
腹の中でゆっくり時間をかけて膨張し、大量の汚物が溜まっているかのような感覚を与える。
フェティの下腹はパンパンに張りつめ、激しい便意を与えながらそれでも拡張されていく
快感に、時折絶頂を迎えていた。
「あはぁっンッ!」
肛門栓からの開放に、フェティは明らかに歓喜の声を上げる。
膣口が激しく収縮し、再び愛液を迸らせる。
ぱっくりと、15センチほども開ききった肛門。
今の彼女は排泄すらアデルの手を借りずしてできない。
本来なら、同時に津波の如く、内容物が噴出するはずだった。
フェティの、歓喜と開放感に満ちた表情がそれを物語っている。
だが、腹の中で凝固した薬液は、あっさりと彼女に開放はもたらさなかった。
訪れ得ぬ開放に、フェティの表情が見る見る、悲壮を帯びる。
ゆっくりと、開ききった肛門から占いに使う水晶ほどもある大きな半透明の塊が迫り出してくる。
491 :
14:2008/01/13(日) 11:16:54 ID:W821T1SC
「んんんんんッ………ぐぎぃ!」
下腹に力をこめ、腸の異物をひり出そうとするフェティ。
続いて、ゆっくりとゼラチンかシリコンでできた柱のようなモノが続く。
あるいは、何十、何百倍にも拡大した、蛙の卵のようなモノ、とも言うことができよう。
むりむりとあふれる、強度の高いゲル状の汚物が、広がった肛門からだらんと垂れ下がり、腸の蠕動に合わせて、ひくひくと震える。
肛門栓よりは遥かに柔らかい寒天状の汚物に、限界まで拡張された括約筋が、ようやく休めるとばかりに甘く食い込む。それでも、いったんは十数センチも開かれ、弛緩した肛門のこと、傍目にはだらしなく、開ききったままのようにしか見えなかったが…。
「あヒッ! あヒィィィッ!!」
肛門から異物をひり出し、ゆっくりではあったが確実に得られる開放感にフェティはたまらず、
歓喜の喘ぎをあげる。
だが肛門から排泄物をひり出しつつも腹の奥ではゲルの膨張が続き、便意は増す…無限排泄の快楽。
腸液と体温に熱せられ、ほのかな湯気を上げるゲルにアデルが軽く指を振れてみると、
それはちょうど、軟質のゴムのような柔らかさと弾力、それに確かな手応えを持っていた。
肛門から、ゆっくり搾り出されるそれを掴み試しに引っ張ると、それはわずかに伸び、
そしてずるずると腸からはみ出してくる。
意外と強度がある。その手応えに、アデルはそれをフェティの腸から一気に引きずり出した。
492 :
15:2008/01/13(日) 11:21:18 ID:W821T1SC
「あひィィィィィッ!!あひゃああああああぁぁぁぁッッッ!!!」
急にペースを上げ、腹から異物を引き出される感覚に、フェティが一際高くよがりをあげて、全身をばたつかせた。膣口から、まるで水鉄砲のように潮を吹き、めくれあがった肛門を痙攣させる。
アデルは構わず、さらに引きずり出す。
排泄物と括約筋の間から腸液をしぶきあげ、乳首が激しく隆起し、栓によって乳汁を噴き出すことができず激しく震える。
まだまだ多量の異物を腸内に残しつつ、開放感から絶頂に達するフェティ。
膨張した排泄物が長く床に、すでに三メートルはとぐろを巻いている。
人間と比較し、エルフの大腸は確かに長いが、それでも大腸が三メートルもあるわけではない。
闇の力で体内に変異が生じているのだ。
そして、これだけの量を排泄しながら、迫り出した腹は目立って小さくなったようには見えない。
収まることのない、絶え間ない排泄感。それも、激烈な便意が苦しかったそれを、
無理やりハイペース排泄させられる感覚は、凄まじいの一言であろう。
膨張し、腸の襞の隙間までもぬぐいながら尽きることなく排泄されるそれのせいで、フェティの腸はすっかり磨き上げられ、肛門からひり出される排泄物はたっぷりと糞便を含んで、まさしく蛙の卵のようだ。
493 :
16:2008/01/13(日) 11:22:18 ID:W821T1SC
そしてそれに呼応するかのようにディンガル城の外、城と一体化したフェティの肉体の末端器官は、
中空へと汚物を吹き上げる。とてつもない悪臭を放つそれには無数の卵が含まれている。
これこそが、後の狂王アデルの尖兵となる魔物たちであった。
フェティはその身に闇の神器とウルグの力を宿し、魔を生み出す永久機関となっている。
エルフ族の無限に溢れる生命力は、幾度"出産"しても尽きることがない。
とりあえず今日はここまで
グロ・スカとかは注意書きが欲しいな。苦手なんで
注意書きはぼかさず的確に、だな
鬼畜イコールスカじゃないから
鬼畜でもグロでもスカでもあるけれど、なによりも人体改造モノでしょ。
とりあえずCG無しなら意外とイケるもんだな、と自分の新たな一面を知ったw
嫌いな人も多いだろうが個人的には悪くない。
続き待ってるよ。
できれば、無限の魂とフェティに死であれ何であれ救済を希望する。
499 :
474:2008/01/16(水) 15:40:30 ID:/MjKCbob
とりあえず、下設定的に書いてみた。
これはこれで完結してはいるので、単品としても読めるつもり。
少々ブラコンなミイス女主。ミイス女主愛してる、俺のよm(ry
投下先微妙だったらスマソ。自分じゃ判断がつかなかった。
※注意書き※
天然淫乱、失禁、アナル、オナヌーNGな方はスルーでお願いします。
ではお付き合いいただける方はドゾー。
――妹になんか、ならなければ良かった。
王都ロストールの貴族街に位置するエリエナイ公レムオン・リューガ邸の片隅で、
その身に無限のソウルを宿した少女は思った。
義妹としてリューガ家の一員となった少女――セレネに与えられた部屋の前に広がる、
小さな庭のベンチの上で膝を抱える。
側に植えられた風桜ごと、木に生った赤い実が風に揺れた。
本来はアキュリース近くの谷にしか自生しない風桜の実は、特別な知識が必要なわけでもないのに
ギルドに採取の依頼が入るくらいの貴重なものである。
それが一個人の庭に植えられているのだから、貴族というものの権力が知れようものだった。
しかし、セレネはそんなものには目もくれず、ベンチの縁にブーツの踵を乗せてふてくされている。
今や大陸に名の知れる冒険者となった少女には、大して珍しいものでもないという理由もあるが。
「妹になんか、ならなければ……」
先ほど思った事を、今度は唇に出して小さく呟いた。
太陽の光を紡ぎ合わせたような、金茶の髪。深い水底を思わせる青緑の瞳。
整った面差しを裏切らず声は甘く、風桜の実よりも赤い唇は少女性に反してどこか艶冶だ。
冒険者のものとは思えない真白い肌はきめ細かく滑らかだが、服を脱げばその素肌には
それらしい傷痕を幾つも残している。
健康的に伸びやかな四肢、特に動き易いようスリットの入った短いスカートから覗く太腿は、
男ならば誰もが視線を向けてしまいそうな色香を持っていた。
引き締まった身体には一見不釣合いに見える豊かな胸も同じだ。
しかし、その外見に魅せられて不埒を仕掛ければ、大抵の者は痛い目に遭う。
つい先日も一人で路地を歩いているところをならず者数人に囲まれたが、傷を負うどころか
地に叩き伏せるのに数分と掛からなかったという出来事があり、それをギルドの親父に話したら大笑されたのみならず、
お前さんにも色艶ってものを教える御仁が必要だなぁとからかうように言われた。
余計なお世話だ。
もっとも、ギルドの親父はセレネの女としての魅力ではなく、その魅力を全く理解していない性格の方を揶揄したのだが、
元来鈍いセレネには全く理解されていなかった。
――好きな人くらい。
そう、セレネにだって淡く想う相手くらいいる。勇名を馳せる冒険者と言えど、年頃の少女なのだ。
その相手が、とてつもなく不毛な男だと言うだけで。
ロストール有数の大貴族の当主で、好きな相手がいて、あまつさえ本当は赤の他人のセレネと
母違いの兄妹だという事になっている相手。
この邸の主であるレムオン・リューガ。
生まれを考えれば身分違いも甚だしいが、問題はそれよりも公表されてしまっている血縁関係の方だった。
元々セレネにはブラザー・コンプレックスの節がある。
蝶よ花よとは違うが、限りない愛情をもって接してくれた兄ロイが、多分セレネの初恋の人だ。
その兄に関する様々な変遷も恋人とのいきさつも、この旅の中で経験した事のひとつだったが――それは別の話としよう。
突如義兄として自分の中に居場所を作ってしまったレムオンに対し、その性癖が反応した事は間違いない。
とは言え、セレネにはきちんと一般常識も道徳心も備わっている。
ロイに対してそうだったように、レムオンが本当に血の繋がった相手であれば、小さな少女のままの恋でいられたのだろう。
「……ぁ」
抱えていた膝の奥、身体の中心がじゅん……と疼いた。
ほんのりと頬が赤く染まって、瞳が潤みを帯びる。
――誰も、いない……。
セレネは、部屋よりもこの小さな庭を気に入っていた。
自室以外から他では入ってくる事が出来ず、正に小さな箱庭なのだ。
どこにも他人の気配が感じられないのを確認して、抱えていた膝をほどくように開く。
はしたなくも淫靡にベンチの上で開いた脚の奥に、白のショーツに包まれた秘所が息衝いている。
月のものが来たわけでもないのに、漏らしでもしたようにそこは濡れていた。
その場所に恐る恐る、細いものの節の目立つ指先を宛がった。
レムオンにどうして欲しいと思うわけではない。現状が不満だとは思うものの、考えてもどうしていいか分からないだけだったから。
だから、この行為が持つ意味も分かっていなかった。
只、触れずにはいられないだけだ。
「ふっ、ぁ……あ、あぁ……」
濡れてしまったショーツの上から、開いた脚の間を弄る。
びくついて震えた両脚がベンチから滑り落ちそうになって、慌てて力を込めた。
広がる染みはますます広がって、指先に濡れた感触が伝わる。
上の方に位置する小さな粒を指の腹でなぞると、身体の奥が更に熱くなった。
あふれ出した愛液を下着が受け止めきれず、後孔に伝い落ちるのを感じて、脚の両脇で結んでいたショーツの紐をほどく。
「おかしい、のかな……こんなの……っんん……でも、……熱い……」
髪と同じ色の恥毛が、淡く性器の周辺を覆う。
薄紅色をしたセレネの女性器は、小陰唇だけが濃い紅色をして何とも淫靡だった。
ぱっくりと広がった中心にはいかにも狭そうな膣口が涎のように愛液を垂らし、その上の尿道口がヒクヒクと蠢いている。
てらてらと濡れ光る窄まった肛門まで露わになって、さやかな風が優しくそこを撫でていくと一気に羞恥が湧き起こり、
セレネの頬は赤く染まった。
包皮に隠れたクリトリスを指で少しだけ撫でると、電流のように背中が刺激を駆け上がる。
それに誘われて左手で包皮を捲り、右手の指で露出した真っ赤な粒を弄ると、すぐに何かが湧き起こってきて怖くて手を止めてしまう。
後から後から湧き上がる愛液が、膣口をひくつかせた瞬間にどぷりと流れ落ちた。
「ぁ、ぁぁあっ……ん、んぅ……あ、あ……兄、さまぁ……」
右手の指先が膣口に触れると、そこはべったりと濡れた。ぐちゃぐちゃだ。
ねっとりと糸を引いた透明な愛液を、すっかり勃起してしまったクリトリスに塗りつける。
恐々と指先を滑らせてなぞると激しい快感が身体を貫いて、力が入った瞬間に尿道からピュッと液体が飛び出した。
「ひあっ!」
左手の指先が聖水に濡れる。
その指も膣口に触れて蜜を纏うと、その下の薄い皮膚に覆われている会陰に宛てた。
膣と肛門の狭間にあるその場所が、不可解な愉悦を生み出すのだ。
右手は達しない程度に静かにクリトリスから膣口を愛でながら、左手で会陰を撫でて擽るように愛撫する。
愛液はもはや滴り落ちるだけにとどまらず、尻の狭間を伝って敷いたスカートにまで染み込んでいた。
「はっ、はっ……あ、あぁぁん……にいさ……ま……ふ、ぅぅ……」
緑に囲まれた中で何をしているのか。
今のセレネには客観的に周囲を見回すだけの余裕などない。ここは箱庭だからだ。
溢れてしまった淫らな熱を慰めるのに精一杯で、誰かが聞いているかもしれないと考えることすら出来なかった。
会陰を撫でていた指が、下の方が気持ちいいと感じる事に気づき、自然と下りていく。
そこには、触れた事がなかった。
「ぁぁ……ん……だめ……かな……っ、あ、ぁ……ひゃんっ」
襞を寄せて窄まっている肛門。
誘惑に負けて指を触れさせてみると、ジンと甘い感触が広がって、疼く。
入口が何だかむずむずと痒いように感じたが、膣にすら指を入れた事のないセレネは表面を撫でるだけだ。
今やセレネの小さな箱庭は、少女自身が発した甘酸っぱいいやらしい匂いでいっぱいになっている。
激しくひくつく膣口からは透明ではなく、いつのまにか白く濁った愛液が垂れ流されていた。
上下に撫でるせいで、恥毛は濡れて束になって秘所の皮膚に張りつく。
「……っ、あぁ、ん! や、ぁあ……兄さま、にいさ……っ」
閉じた瞼の裏に、怜悧な義兄の顔が思い浮かぶ。
その眼差しがほんの時折優しく和むだけで、胸の奥を甘い痛みが襲った。
義兄はこんな姿を見たら怒るかもしれない、でも、止められない――!
クリトリスから膣を撫でる指を少しだけ激しくして、肛門に指を立てる。
掘り起こすように表面を撫でる、それはためらった事が嘘のように快感だった。
押したり、撫でたりしている内に高みに上っていくのが分かる。
次の瞬間、大きくひくついた肛門が少し緩んだ時に丁度立てられた指が、にゅるんと中にもぐりこんでしまった。
「にいさ……っあ、あああ――ふぁああぁぁぁんッ!」
セレネは、まだ絶頂というものを知らなかった。
薄黄色い液体が、曲線を描いて下草の生えた地面に注がれていく。
こみあげた絶頂感を排泄欲にすりかえる事で、いつもセレネは欲を発散していた。
浅い水溜りを作った地面から湯気が立っている。羞恥で、顔から火が出そうな程熱い。
それだけではない、やりすごす事の出来なかった絶頂感は今もセレネの体内に燻り続け、熱を齎していた。
しかし、セレネにはその先をする自信がどうしても持てない――というよりも、手段が分からない。
それまでの行為を続ければ絶頂に達する事が出来ることも知らなかった。
力を失くした脚の踵がずるりとベンチの縁からすべり、地面に投げ出される。
無性に悲しくなった。
「ぅ……っえ……兄さま、……兄さまぁ……っ」
股ぐらから淫猥な匂いをさせたまま、セレネは小さな子供のように泣きじゃくった。
粗相をした事を咎められまいと泣く、途方に暮れた子供と同じだ。
セレネにはロイを求めて泣いているのか、レムオンを求めて泣いているのかも分からなくなった。
清純と淫蕩――そのどちらもを併せ持った少女は、愛しい男を想って泣くほどに可憐だ。
側で揺れる風桜は何も見ない、語らない。
泣き濡れた目にそれを映したセレネは、駄々を捏ねる子供そのままにその実を引き千切り、地面に叩きつけた。
Fin.
508 :
500:2008/01/16(水) 16:42:47 ID:/MjKCbob
以上です。途中で分母増えてスマソorz
SS書くためにZillやりなおしてるけどやっぱ面白いな。
充電してまた書くんだぜ。
おもらしぃイィぃイぃぃ!!!
……すまん、興奮して取り乱した。
GJ!
GJ!!
このまま焦らす男と、焦らされる女主人公シリーズに突入してほしい!w
乙。成就するのか楽しみ。
sage
513 :
17:2008/01/19(土) 06:19:23 ID:/fXziEqC
「あはぁぁぁ….」
気持ち良さげに喘ぎを漏らすフェティに、アデルは嗜虐の快感を覚える。
涙とよだれを垂れ流して、開放感を貪るフェティの肛門に、今度は機械式の高圧ポンプからのチューブと、機械式の肛門栓.をセットして、それを再度肛門に捩じ込む。
その肛門栓はゴムに空気を送り込んで栓をすると同時にボルト固定式のプレートで、肛門を挟み込んで栓をするギミックがついている。
軟質ゴムの肛門栓に、ゼラチン状の排泄物が押しちぎられ、圧縮空気と万力で直腸と肛門にストッパーが食い込む。
「あがッ、ぐぎぃ! 嫌ァ、もう嫌ァッ!!」
肛門括約筋を金属板に挟みこまれ、万力で締め上げられると、すっかり作り変えられた器官は、
狂ったように快楽のパルスを神経に激流させる。
514 :
18:2008/01/19(土) 06:20:47 ID:/fXziEqC
頭の中が真っ白になるような、通常の人間の何百倍もの快感は確実にフェティは正気を取り戻して叫んだ。
「かはああぁぁ…もう勘弁してェッ!お願いィッ、殺して! いっそ一思いに殺してェッ!」
痴呆に陥りそうな快楽に蝕まれ、あらゆる体液あらゆる汚物を垂れ流し、
家畜同然の生に晒されながらフェティは未だ狂うことができずにいた。
アデルは、哀願するフェティを愛おしそうに見つめ、おでこを撫でてやる。
自分の身体の一部となった、まるで女王蟻の身体のように城の外まで続く巨大な器官は、
様々な塵芥まで取り込み、"母体"の栄養源とする。
そうして自己がそれぞれに摂取と排泄を繰り返しつつ、フェティへも栄養素を送り込み、同時に、
肉体を淫靡に変質させてしまう分泌物質を送り込んでくる。
その過程でフェティの肉体は異常な早さで変異し、快楽器官は肥大した。
そうして"母体"の準備が整うと、今度はそれらの独立器官は"卵"を生み始める。
515 :
18:2008/01/19(土) 06:22:17 ID:/fXziEqC
孵化すれば凶悪なモンスターへと育つ、危険な卵。
それらは独立器官からの糞便の排泄とともに、汚物にまみれながら産卵される。
一度に数百もの卵を生み出す"産卵行為"はいくつもの独立器官の"肛門"から排泄する感覚を、
ダイレクトにフェティに伝える。
通常の何百倍もの排泄感に脳髄が焼かれる快感は、もはやフェティにとって恐怖でしかない。
そして、堪え様もない悲しみが寂莫となって刃のように心に食い込む。
自身の身体でもって、魔の尖兵を生み出し、生命を刈り取るであろうそれらに手出しもできない…。
「ひいいィィィッ、もう嫌ァッ!やめてェェェッ!!」
たっぷり7〜8リットルはありそうな、拷問用薬液の満ちた大型シリンダーにつながったポンプと、
肛門栓に繋がれたエアコンプレッサーを接続しているアデルに、 フェティは悲鳴を上げる。
しかし無情にも肛門栓に繋がれたエアコンプレッサーが、ゆっくりうなりをあげる。
「がッ! がガァッ!」
限界まで拡張され、その後、いったんは開放され、弛み切った腸に、糊のような薬液が津波のように流れ込む。
シリンダーの中の多量の薬液が見る間にフェティの肛門に流し込まれ、水位を低くする。
と、それと引き換えにするかのように、ぶくぶくと競りあがる腹部。
直腸いっぱいに膨張し、へばりついた肛門栓が押し出されようとするが、
今度は肛門の肉自体に万力で固定されているため、滑り出すことすらできない。
肛門とその周りの皮膚がゴムのように引き伸ばされる。
無論、今のフェティの皮膚も内臓器官も、
もはやモンスターと同等以上の強靭さとなっている。
そして行き場を失った薬液の奔流に、
伸びきり膨張した腸のしわ寄せが、他の臓器に及ぶ。
まだ余裕のある腹筋と皮膚が、薄く引き延ばされた腹筋を透かして、
太さ十数センチにも肥大した大腸に埋もれ、圧迫され、
押しつぶされた子宮ののシルエットが浮き彫りに浮び上がる。
膣肉や女性器は、完全に腰骨の間から押し出され、両腿の付け根に、
大きなこぶのように盛り上がっている。
押し出され、引きつれた皮膚に引っ張られ、
めくれあがってしまっているそこは、
肛門栓をくわえ込んだ肛門と比較しても遜色なく盛りあがって、
しきりに痙攣し、せわしなく口を開閉して、
水鉄砲のように愛液が迸っている。
517 :
21:2008/01/19(土) 06:27:04 ID:/fXziEqC
シリンダーの薬液が、ついに尽きた。
・・・ようやく、すべて注入され終わり、もはやフェティは白目を剥いて、意識を飛ばしかけていた。
浅く、はやい呼吸を繰り返す。
そしてその身体は、もはや人外の様相を呈していた。。
まだ少し余裕のあった腹筋と皮膚が伸び切り、薄く引き延ばされた腹筋を透かし、太さ十数センチにも肥大した大腸に埋もれて圧迫された子宮ののシルエットが浮かび上がった腹は、血管が浮き出て怪物の皮膚のようにミリアの腹を彩っていた。
注入しはじめてから、1時間近く経っていた。
グルルッ!・・・グブッッ!!グキュルルルルルルッッ!!
「おごぉぉぉ・・・おあぁ・・・!ぐっ、ぐひぃぁっ・・・」
下腹を襲う苦痛と快楽に、フェティはかろうじて闇の中から、意識を取り戻したが、
膨張剤でもある薬液を注ぎ込まれたフェティの腹部のふくらみは、ペースが落ちはしたものの、
決して収まることはなかった。
その腹はもはや、地面につきそうなほどに膨張している。
むくむくと膨らむ腹に圧迫され、開ききった膣口から、ついに裏返った膣壁がはみ出し、全体からますますじくじくと愛液を滴らせる。
膀胱は押しつぶされ、尿を蓄えることが不可能になったせいで、尿道口からは、ボタボタと絶え間なく雫が染み出す。
「うぐぅ、ふぶぶぶぶぅ」
518 :
22:2008/01/19(土) 06:28:02 ID:/fXziEqC
ポンプを止め、コンプレッサーを停止させても、じわじわと腸内で膨張を続ける薬液に、
苦しげな唸り声を上げるフェティ。そして、その間にもゆっくりと膨らみつづける風船腹。
無論、単純な苦痛を感じているのではな、あまりの快楽のため、声すら出せないでいるのだ。
「フェティ、気持ちいいか?」
問いかけてみても返事はない、ただ、快楽に染まりきった恨みがましい、
焦点のずれた瞳がかすかに、こちらを向くくらいだった。
そろそろ限界とみたアデルは肛門に食い込んだ万力に手をかけ、ほんの少しそれを弛めてやった。
ぶぱッッッ!!
わずかにそこを弛めただけで、まるで砲弾のように肛門栓が吐き出される。
しかし、直腸栓が飛び出した後に、薬液は、同じ勢いでは噴き出してはこない。
腸いっぱいに膨張し、しっかりと腸に詰まったそれは、半透明のゼリーのせいで、フェティの恥ずかしい腸の中が、水槽の中の風景のように見て取れる。
そのゼリーが腸の蠕動にぶるぶると震え、ムリムリとひり出される。フェティの肛門から、ようやく数センチ分のゼリー状の異物が垂れ下がる。
519 :
23:2008/01/19(土) 06:29:09 ID:/fXziEqC
おそらく、フェティの腹中で膨れ上がったゼラチン物質は、
背中から生えた肉器官へと続く腸管の中へと膨張を続けているのだろう。
フェティの腹部がそれ以上膨れることはなく、かわりに背中から生えた肉器官が次第に膨張し、
表面に血管を浮かび上がらせてその体積を増していく。
フェティは少しでも早く楽になろうと、嗜虐心をそそるその美貌を朱に染め、
必死に気張って、それをひり出そうとする。
ひり出される異物に巻きこまれ、張れあがった肛門が完全に裏返る。
ひり出されるゼリーは先ほど同様、ほかほかと湯気を上げている。
ずるずると腸からはみ出したそれを、アデルはさらに引きずり出し、フェティによがり声をあげさせる。
そして、ゼリー便のその端を、巨大な木製の糸車のような車輪付きの器械に挟み込む。
「あ…ぁ……やめて…お願い…」はフェティは怯えた瞳でアデルを見る。
「やめて………許して、お願い、お願いッ・・・」
うわ言のように繰り返す。
「フェティ…」
アデルは、振り返り、車輪付き器械から手を離し、フェティをを見つめた。
フェティは恥辱と快楽に涙ぐみ、しかし微かに安堵の表情で見ている。
瞬間、器械に手を掛け、車輪の横についた手回しハンドルを握る。
フェティの顔が、一瞬恐怖と恥辱で強張ったのが解った。
アデル口の端が自然とあがる。
520 :
24:2008/01/19(土) 06:40:30 ID:ubv7LwXG
ガラガラガラガラガラッッッッ!!!!
軽快に回転する車輪と、それに挟み込まれたおかげで、
たちまちズルズルと車輪に巻き取られるゼリー状のフェティの便。
「ヒッ・・・いやぁッ、あ、があッ、あがああああんンンンッッッ!!」
声にならない声をあげて、フェティの体が大きく仰け反った。
腸の内壁が絡みついてくるのをものともせず、
ビチビチとおびただしい腸液をしぶき上げながら引き出されるゼラチン便。
空気中が、雌のむせ返るような生臭い匂いで満ちる。
あまりに辛い快楽に、本能のままフェティは絶叫した。
激烈な排泄感、開放感、そして絶頂に次ぐ絶頂。
「ああああッンンッ!!ひぁッ…あふぅッ!!…あ、あッ、あがあああああぁぁぁぁッ!!!!」
獣の様に声にならない声を上げながら、無意識のうちに必死に腰を浮かして逃げようとする。
無論、重い腹と胸がそれを阻み、腰はわずかにしか動かせなかったが。
巻き取られる便はすでに10メートルに達しようとしているが、
それでもまったくフェティの腹部は小さくなったように見えない。
ますます噴き上がる腸液、沸き上がる快楽、
フェティの肛門を限界まで広げ巻き取られてどんどん太くなっていくゼラチン便。
521 :
25:2008/01/19(土) 06:41:32 ID:ubv7LwXG
死ぬまでもなく、ここがフェティにとっての地獄だった。
絶頂とともにフェティの乳房も乳汁の分泌を狂ったように盛んに行い、乳首を戒める金属輪と乳腔栓
を押し上げる。そして、ついには金属輪が弾けとび、まるで砲弾のように乳腔栓が吐き出される。
滝のような勢いで放出される乳汁。
アデルはそれを頭から浴び、喉を鳴らして飲み、哄笑した。
フェティは白目を剥き全身を痙攣させる。
悠長に、意識が暗い闇の底へと沈んでいく…などと感じる間もなく、意識を失った。
…………意識を飛ばし、終わることのないアデルの、愛という名の拷問の合間には、少しだけ眠ることが許される。すぐにこの肉体は快楽を貪るべく絶頂とともに目覚めてしまうけれど。
どこで間違えてこんなことになってしまったのか聡明を自負するフェティにもわからなかった。
何が彼を変えたのか、自分が何を見ていたのか。
そして、ここまで自分を破壊し、今もなお徐々に壊し、蝕んでくるアデルに対して、心の底では、
今も愛していることも。
こうした、束の間の眠りには、浅い夢をみることがある。
楽しかった、あの頃。
アデルと初めて出会ったこと。
アデルとはじめて…結ばれた夜。
そうした思い出も、最近はだんだん朧げになって、薄れてゆく。
遠からず、自分は狂ってしまうだろう。
快楽だけを貪り、身体全体でもって咀嚼し排泄し、魔を生み出すだけの存在へとなるだろう。
予感だけがある。
フェティは、それでもいいと思った。
もう何も考えず、壊れてしまいたい。
また、記憶が薄れ………かつて、大切だと思った、懐かしい思い出が一つ消えた。
闇の狂王の歴史……後の世にそう呼ばれる暗黒時代は、竜王の死とともに始まった。
古き神々が支配する時代は終焉を迎え、人が己の足で立つ時代の幕開け。
それは希望に満ち溢れたものではなく、絶望と恐怖に彩られた幕開けだった。
狂王アデル。竜殺しにして剣聖、神をも殺し虚無を退けし無限のソウルを持つ者。
男は異形の魔物を尖兵に、大陸を絶望の闇に染めつくす。
異形の魔物は、彼の子であり、彼女の子であり、
すなわち永久機関のエルフの母より無尽蔵に生み出される狂気の産物だった。
狂王は大陸諸国を瞬く間に平らげ、バイアシオンは暗黒時代を迎える。
やがて、狂王を討ち果たす新たな光が生まれ出づることになるのだが…。
しかしこれは別の物語、いつかまた、別のときに話すことにしよう。
お目汚しスマソです。
うに。前回も排出してもお腹が小さくならず、今回も小さくならなかった…。
体がブクブク膨れて鉄男状態なのね。
それはさておき、何か他の作品の流用なのか一ヶ所名前がミリアになっているのが残念です。
乙
ラストのそれなんてファンタージエン?
っていうかエアコンプレッサー出てきたりとか既にジルオールじゃないよねw
だから注意書きをしろと
うむ
注意書きはぼかさず的確に
むう
違う世界観の名前置換流用SSです
とかか
それどころか今回は注意書きとか前フリなしでいきなり始まってる
作者つえぇぇ
投下します。フリント×黄金主。
531 :
1:2008/01/21(月) 22:47:22 ID:jjPyTukx
初めから少女は警戒心に満ちていた。まるで信用できないと顔に書いてある。
しかし、フリントはそんな少女に好感を持った。
決して飼いならすことの出来ない気高さとでもいうのか、
それとも必死に虚勢を張る健気さとでもいうのか。そう、主君を彷彿とさせた。
そして野生の獣のような気高さを持ちながら、少女の瞳は赤ん坊のように無垢なのだ。
知らず惹き付けられていた。
日が落ちかけた黄金色の畑は目を瞠るほどに美しい。
たわわに実らせた穂が波打つ。その影にフリントは少女を横たえた。
前髪がさらりと流れ落ち少女の額に影を作る。
微かに開いた口唇がまるで何かを訴えているかのようだった。
瞳はじっとフリントを見据えている。お前など恐れていないと言わんばかりに。
フリントはふっと笑う。そして素早く少女の脚を開かせ、体を割りいれる。
少女の表情に微かな動揺が広がる。フリントは地に手をつき少女に覆いかぶさった。
逃げようとする気配は無い。フリントは少女の頬を優しく撫でると、唇を重ねた。
始めは触れるだけで、徐々に音をたてつつ深くなっていく。少女は目を閉じた。
深くなっていく口付けを味わうように。
合間に聞こえる吐息が、これが少女かと疑うほどに艶かしかった。
532 :
2:2008/01/21(月) 22:47:59 ID:jjPyTukx
反乱は明日にでも起こりかねない雰囲気だった。他でもないフリントがそう仕向けたのだ。
親しくなった宿の店主や道具屋らには申し訳ないことをしたとも思った。
だが、それだけだった。それ以上の感情は当の昔に摩滅してしまった。
妻が生きていた頃は、何も知らない彼女の笑顔を見るたびに胸が痛んだ。
妻の死後は、それがルルアンタに変わった。
心優しい彼女が自分のしていることを知ったら、どう思うだろう。
考えても詮の無いことだった。この任務が終われば、もう権力という汚泥に関わらずにすむのだ。
今日、エリエナイ公がノーブルへ来たのを確認した。
何かしらの手は打ってくると予想はしていたが、
まさか、本人が来るとは思ってもみなかった。事態は急速に動くであろう。
唯一の心残りは、反乱の中心人物である、かの少女だった。
腕も良い。大の男を簡単に手玉に取る身のこなしは見事だった。
このまま反乱者として処刑されるのは惜しい。フリントは本心からそう思っていた。
しかし、任務を放棄するという選択肢はフリントにはありえない。
それに、と心中で呟く。川の流れを変えることは容易ではない。
フリントは手に入れた密書を短剣の中に忍ばせる。部屋には微かな寝息しか聞こえない。
昼間随分はしゃいでいたようで、ルルアンタは寝入っている。
苦笑して肌蹴た毛布を掛け直してやる。そうだ、もうすぐ終わるのだ。
この任務が終われば、偽りの無い人並みの幸せがようやく手に入るのだ。
フリントはルルアンタの髪を梳くと、音をたてずに部屋を後にした。
階段を降りると、宿の店主が帳簿を覗いていた。
フリントに気づくと帳簿から顔を離し、愛想笑いを浮かべた。
フリントは明日、ノーブルを発つ旨を知らせる。
「そうですか。また機会があったら立ち寄ってください」
再び帳簿へ視線を向けようとした店主の顔が急に強張った。
入口の方へ向けられた目を、ばつが悪そうに下方へそらす。
あっと、思わず口を開ける。件の少女がそこに居たのだ。
今朝、助けた時の警戒心などの微塵も無く、フリントに対して嫣然と微笑んだ。
フリントは内心の動揺を覆い隠し、商人らしい作り物めいた愛想笑いを返す。
その一方では、無意識に拳を軽く握っていた。
「何しに来たんです…? 貴女には自分の家があるでしょう…」
「安心して。この人にお礼を言いに来ただけだから」
手を振って店主の言を遮ると、迷惑そうに迎える店主を一顧だにせず、
フリントに向かって歩を進める。
「これはご丁寧に。礼などよろしかったのに」
「それと尋ねたいこともあるの。いいかしら?」
少女の笑みに底知れぬものを感じながら、フリントは抗い難い好奇心がを覚えた。
何を仕掛けてくるつもりだろうか。少女の瞳からは何の恐れも衒いも窺えない。
限りなく死に近い少女の最後の足掻きを見たくなった。
一瞬の逡巡の後、フリントは少女に促されるまま、宿を後にした。
533 :
3:2008/01/21(月) 22:50:38 ID:jjPyTukx
日が大分傾き、家路へと急ぐ人の流れに逆らう。
連れて行かれたのは黄金色の麦畑だった。畑の中には人の姿は見えない。
ただ風に弄られるままさわさわと揺れている。畑の脇道にある木の根元に少女は座った。
道すがら一言も喋らなかったフリントは、ここへ来てようやく口を開いた。
「私に尋ねたいこととは何でしょうか?」
フリントの長い影が座り込む少女にかかっている。
内心はどうあれ表面上、少女は凪のように穏やかだった。
目の前の麦畑を愛おしそうに見つめながら、ゆっくりと口を開いた。
「ええ。単刀直入に聞くわね。ノーブルで何をしていたの?」
真っ直ぐな少女だ、とフリントは心中で呟く。
だがそれ故に、この少女は死の坂を転がり落ちていくだろう。
フリントは笑顔を崩さず答える。
「何、とは? 私は商人ですから商いをしておりましたが」
フリントは懐にある小刀を意識しつつ、笑顔を崩さずに言い放った。
少女は防具を身につけていない。その所為で女性らしい曲線を帯びた肢体がよくわかる。
呼吸するたびに豊かな胸が上下する様は、男ならば抗い難い魅力を感じるだろう。
まるで誘惑されているかのような錯覚を受ける。
さぞやあの好色な代官から下品な視線を浴びただろう。
顔を上げてフリントを見上げた瞳とかち合う。夕陽の橙色が瞳に新たな色を加えている。
危うく笑顔を作ることを忘れる所だった。少女は美しかった。
「そう。じゃあ代価を払えば教えてくれるのね」
麦畑から鶉が飛び立った。同時にフリントの顔から笑みが消えた。
少女のどこか諦観したような笑みは、主君であるかの女性とよく似ていたのだ。
そしてそれは薄汚れた自分を迎えてくれた妻の笑みでもあった。
深く口付けを交わしながら、少女の胸元に手をかけ肌蹴させる。
眩しいほどの白い肌は、夕陽に照らされ橙色に染まる。
大きく、そして節くれだった手を滑り込ませ、先端を刺激する。
柔らかい乳房は久しく忘れていた女の味を思い出させる。
手の中で転がし、時折爪を立てては執拗になぶると、少女の潤んだ瞳が揺れ、背中が反り上がった。
少女の口から漏れ出てくる声を閉じ込めるように口付けする。
スリットから手を差し入れると、少女の肩が跳ね上がった。
フリントは少女の表情が僅かに強張ったのを見逃さなかった。フリントは手を止めた。
まるで夜の闇に脅える幼子のような表情だ。どこか白昼夢をみているようだった頭が、
徐々に冷静さを取り戻していく。度の過ぎる強がりを包むように、フリントは努めて優しく少女へ語りかけた。
「日も落ちましたし、どうしますか? 弟さんも心配しますよ」
体を離したフリントに少女は首を傾げて言った。
既に今さっきまで見せていた脅えは消え、体の強張りもとれていた。
「いいの? やめても」
男の太い首に少女の腕がからみつき、そのまま髭の残る顎に口付けした。
少女の膝が別の生き物のように動き、フリントの内股を撫でる。
徐々に上へと上っていくそれは、熱を帯びた男自身に触れた。くすくすと少女は笑う。
「ルルアンタが心配するかもね」
少女の声に血流が勢いを帯びていくのを感じた。
自分は一体どうしてしまったのだろうか。フリントは自問する。
少女の誘いに乗ったのはあくまで任務の為、御しやすくする為だ。
それができないとわかればどこかで体よくあしらうべきなのに。
そして、この少女の媚態は虚勢の上に成り立ったもので、砂上の楼閣に過ぎない。
なのにこの体たらくは何だ。自分の半分も生きていない少女に翻弄されるままだ。
「ん、ああ……」
少女を押し倒し、愛撫を再開する。瑞々しい大腿に手を這わせ、
下着をずらし秘所に指を差し入れる。異物感に顔を歪める少女の頬に唇を落とす。
任務の為など欺瞞だ。観念しよう。自分はこの少女の惹き付けられたのだ。
妻でもない、エリスでもない、面影など何一つ無いこの少女に。
534 :
4:2008/01/21(月) 22:51:39 ID:jjPyTukx
柔らかい岩が動いているようだと少女は思った。
ひどい異物感と時折感じる針で刺すような快感がすべてだった。
ともすれば怖気ついてしまいそうになるのを、少女は思考を放棄することで踏みとどまった。
体内から聞こえる淫らな水音が体を熱くする。本能に促されるまま、
フリントを受け入れやすいようにと体を動かす。その度にせつない声を洩らした。
それにしても自分で決心したこととはいえ、なんと無様な姿だろう。
弟を、村を守る。代官の圧制を打ち破ろう、と叫びながらこの体たらく。
だらしなく口を開き、秘所から蜜を滴らせている。少女は自分を嗤いたくなった。
ボルボラが約束を守る人間だったら、あの下種な代官に取引を持ちかけたかもしれない。
力の無い自分にはこの方法しかないのだ。無様で、惨めで、そして愚かだ。
男の指は少女の奥を刺激する。少女はたまらず声を上げた。
指は続けて同じ場所を刺激する。それが合図であったかのように、
少女の内部は指を締め上げる。さながら堤防が決壊するのにも似て、
先ほどから感じていた異物感は流され、快楽が少女を支配した。
少女はフリントの肩を掴んで必死に耐える。
その間にも蜜は男の手をしとどに濡らしていく。
指が引き抜かれた後もその残滓を引き摺り、自分が安堵しているのか、
それとももっと男の指を欲しがっているのか、わからなくなった。
どちらでもいい。それで何が変わるわけでもないのだから。
「大丈夫ですか?」
心底労わっているように見えるが、この男の本心はわからない。
出会ったときから愛想笑いを貼り付けていた。
その仮面が剥がれるたびに、いい様だと笑っていた。
気の無い声で、大丈夫、とだけ呟いた。フリントは少女を抱き起こすと、
子供をあやすように背中を撫で、髪を梳いた。少女は遠い昔に死んだ父の所作を思い出し、
目を閉じた。フリントの胸に額を押し付ける。汗のにおいが心地良かった。
少女の息が落ち着くまで、フリントはずっとそうしていた。
535 :
5:2008/01/21(月) 22:53:12 ID:jjPyTukx
フリントは背中を木に預ける。
そして、猛った自身を取り出し、少女の濡れた秘所にゆっくりと押し付けた。
息を止めて体を固くする少女に囁く。熱い吐息が耳にかかる。
「…もっと楽にしてなさい。それでは痛みが増すばかりですよ」
「無理よっ…そんなの…あ、あ…」
フリントの服を掴み痛みに耐える。涙が頬を流れ、それを掬い上げる。
フリントは少女が声を押し殺す姿を黙って眺めていた。
少女にとっては充分過ぎる質量を持ったそれを、受け入れるのは苦痛だった。
膣内で壁に引っかかる度に少女は涙を流し、フリントは顔をしかめた。
中まで入り、少女は荒く息を吐く。内側から痛みが広がっていく。
「動きますよ。掴まっていて下さい」
ゆっくりとした動きでも少女は痛みを感じた。
フリントに痛みを訴えても動きは止まらない。だが宥める様に背中を撫でた。
世界は完全に闇に落ちてしまい、昼間眩しいほどに輝いていた麦畑は消えた。
風が麦畑を揺らすほかは、動くものは少女とフリント、ただ二人だけだった。
首筋に舌が這う。背中に戦慄が走り、中のものを締め上げた。
「や、ひゃあ」
執拗に首を舐め上げた舌が引っ込んだかと思うと、歯が立てられた。
下から突き上げられ、首筋を甘噛みされる。痛みと快感が交互に襲ってくるようで、
頭が判別することを拒否してしまったようだ。不意にフリントは動きを止めた。
散々に翻弄され疲れきった体をフリントに預け、少女は顔を上げた。
フリントはこれまでにない厳しい表情で少女を見つめていた。
「一つだけ教えてさし上げます。貴女はこのままここにいれば無事にはすみません。
弟さんと共にどこかへお逃げなさい」
少女は眉根を上げて憤りを露わにした。
「そんなこと、わかりきっているわ。でも他に道は無いの。
私たち農民は権力もないし、一人じゃ戦うことだってできない。
でも意志を持った人なの。虐げられる為に生きているわけじゃない。
貴方たちにとっては利用するだけの道具かもしれないけれど。
誇りを失ったまま、黙ってなんかいられないわ」
汗ばんだ顔を上気させ少女は訴える。真摯さの中に覆いきれない色気がある。
「その為に、多くの命を道連れにしたとしても、ですか?」
さらに表情を厳しくするフリントに対して、少女は笑みを浮かべる。
「死ぬのは私一人よ」
少女の穏やかな笑顔は、自身の命を諦めた上でのことだった。
妖婦のように男を誘いながら、少年のような真っ直ぐな気質を持つこの少女を、
フリントは世界の誰よりも哀れで小さく、そして無垢であるように感じた。
どちらからかわからない。二人は繋がったまま唇を重ねる。
唇を離すと、少女は眼を輝かせ、蕩けきった表情でフリントを見た。
「フリントさんも、そんな顔をするのね。少し恐いけど…好きよ。
チャカも――弟もね、私を守ろうとしてくれる時、そんな顔をするの。
死んだお父さんもそうだった。私が危ないことをすると、いつもそんな顔をして叱ってくれた。
ねえ、男の人って、皆そんな顔をするの…?」
フリントは痛みに耐えているかのような表情で、少女を押し倒す。
先ほどまでの労りが嘘であるかのように、性急だった。
少女の脚を肩に乗せ、腰を動かし始める。少女は恍惚とした表情でフリントを抱き寄せた。
秘所には乾いた血がこびり付き、今も新たに秘所を汚しているが、
痛みよりも大きな快楽が少女を支配し、突き動かしていた。
「ん、フリントさん…!」
声は麦畑に吸い込まれるようにして消えた。
達した少女に求められるまま、額に、頬に、唇に、フリントは口付けをしていく。
少女は瞳を閉じて、それを受け入れた。
536 :
6:2008/01/21(月) 22:54:55 ID:jjPyTukx
「逃げなさい。私が言えるのはそれだけです」
まるで娘にそうするかのように、フリントは少女を後ろから抱く。
少女は四肢を弛緩させ、体をフリントに預けている。
「そう。ガードが固いのね」
「商人は迂闊に商売の秘訣を話すものではありませんから」
少女はくすりと笑った。この期に及んでまだそんなことを言うのか。
「…私はフリントさんの方が心配だわ。
あなたは優しいから、こんなことしているときっと早死にしてしまう」
フリントは複雑そうな顔をして、言葉を詰まらせる。
「ルルアンタも言っていたわ。フリントさんはとっても優しいって」
太陽のような笑顔を浮かべるリルビーの少女が脳裏をかすめる。
意識してのことではなかったが、少女の言葉はどんな呪いの言葉よりも、
フリントの胸に突き刺さった。フリントは遮るように言う。
「私は死ねません。まだやるべきことがありますし、
やりたいことも残っています。ルルアンタを残して死ねません」
少女はフリントの言葉を上の空で聞いた。取引のことなど、既に脳裏から消え去っていた。
少女は闇色に染まった麦畑を退屈そうに眺めた。海王のいる深海とはこんなところだろうか。
だとしたらひどく寂しいところだ。一人でいるなんて真っ平だ。
私は、あの眩しいほどの黄金色の畑を見てから死ねるのかしら。
少女はフリントの体温を感じながら、そう思った。
数日後、少女はノーブルを出て、大貴族リューガ家の末妹へと収まる。
一方、王妃エリスの配下であるフリントは、何者かの手によってロストールへの道中暗殺される。
少女は後に英雄と呼ばれる存在となり、多くの戦いを経て、歴史に名前を刻むこととなる。
しかし、どれだけ年月を重ねようとも、別の男と愛を交わすようになっても、
あの時感じたフリントの体温はいつまでも忘れることはなかった。
以上です。改めてみると改行多すぎでした。すいません。
>>537 GJ!!
黄金主イイヨイイヨーー
新鮮なカップル美味しく頂きました
電撃フリント乙。
GJ! 面白かったよ
GJ!いい組み合わせ!燃えました!
GJ!!!いたしてるところにチャカ乱入!
なのかと思ったら違った。
そういえば何気にチャカって参戦率高いよね。
愛されてるなあw
男主×オイフェってありそうで見かけないね
あまり需要ないのかなぁ…(´・ω・`)
絶頂に男主の名前じゃなく「ネメア様ーッ」と叫んでイきそうだし…
せいぜい逆レイプだろうな
ドルドラム・ゼリグ・男(女)主で4Pですとか…
ダークエルフになっちゃってるからそこらへんはなんか安心
妹をなぶり殺しにした冒険者どもを捕まえて
「妹の味わったのと同じ苦しみを与えてから殺してやる!!」
と、性的に虐待する。
最後はチンコ切られそうだな
出なくなる限界の限界まで出し続けられて、
枯れてしまった後も魔法で脳をコントロールされて無理やり勃たせてさらに出し続けられ
狂いながら最後の一発を発射したと同時に斬られるんだな
豚切りスマソ。ちょっと聞かせて欲しい。
ドMなロイに大してドSなセラだと思ってるのは少数派なのか……?
唯一のジル友に「エ?」って言われて自信喪失。
書いてたドSセラと女主調教の手が止まったんだぜorz
>>552 とりあえずロイがドMなのは同意
そしてアーギル姉さんがドSなのは俺のジャスティス!
だがセラはドSかと言われたら、俺はちと断言できないなぁ
しかし個人的には読んでみたい
>>552 ならば逆に聞こう、552はセラはドM、またはMだと思うのか?
セラがロイのように束縛衣きたり、きつめの女性が好きだとかいっているのを
想像できるのか?
セラM派の人にはもうしわけないが自分はできない
けれど、それは自分の嗜好であり552の考えではない。
お前の判断に任せる。
だが、自分はセラはMではないと思ってる。
マゾではないと思う。
旅立ちからエンディングまでセラを連れ回したけど、そう思える要素は無かった。俺はそう思ってるよ。
隠れMかな…亭主関白と似た感じ
っつーか、相手がSの気配を漂わせない
わかりやすくないSだと偉ぶりながら
尽くしちゃうっつーか何かお世話しちゃう
辺り。結局ミイス主だって足手まといなのに
連れてったりしてるし、シェスター姉さんの
世話も焼いていたみたいだし。
っていうか
亭主関白のオヤジって隠れMなのか。なんか色々認識変わりそうだわ
559 :
552:2008/02/07(木) 22:45:22 ID:zcoJycxY
読みたいと言ってくれた人が居るので書く勇気が出た!
連休中に上げれるよう頑張るよ。レスくれた皆アリガd!
>>552 Mだとは決して思ってないw
ごめん、言葉が足りなかったな。
セラがSかMかと言うより、Sセラが女主を調教する話に
需要があるか知りたかっただけなんだ。
イメージは人それぞれだと思ってるので、
うpした後にお口に合えば読んでやって下さい。
潜って書いてきますノシ
560 :
552:2008/02/07(木) 22:47:07 ID:zcoJycxY
フレアがドSとかだったら面白いな
フレアはどMの依存女だったよ
とシェムハザが申しております
Sではないかもしれないがフレアは
なんの悪気もなくチンコへし折ったりしそうで怖い
セラは自虐的Mだと言っててみる
本家フレアはシェムハザをきっちりお断りしてることから結構キツそう
SとまでいかなくてもMではないだろな
今のフレアは…わからん
今のフレアは調教しだいでは?
フレアに調教されるとな
568 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:05:18 ID:xDlP/Wv4
ところで
>>559さんはどうしたのかな?
ずっと待ってるんだけれど
半年振りに来てみたら新しい保管庫できてるじゃないか!
俺の黒歴史もいくつか収録されてて赤面の至りw
また何か書いてみようかと思ってるんだけど
皆はどんなのが読みたいのかなぁ…
せっかくだし保管庫の中で好きな作品とかある?
参考までに教えてくれ。
出してほしいキャラとかシュチュエーションもあればぜひ。
ただエロより萌え派なんであまりハードな陵辱モノは他の人にお任せしますw
>>571 アトレイアがいいなぁ
シュチュエーションはお任せで
女主だけどヴァシュタールのは好きだった
ここはやはりハーレムだよね
575 :
559:2008/02/15(金) 23:38:16 ID:EHzjdsrV
>>570 スマソorz
風邪引いたのと、書いてるのが予想より長くなったので
遅れてます……。
良ければもう少し待ってて下さい。
>>571、
>>572 アトレイア(・∀・)イイ!!
男主相手でも女主相手でも美味しく頂きます。
ザギヴ姉さんも好物です。
カルラ×女主
女主×クリュセイス
どうぞお願いします
>>571 男主×オイフェを…マイナーに愛をお願いします。
駄目ならフェティかユーリス
>>571 自分も男主×オイフェを。ってかやっぱりマイナーなのか…
あと凌辱モノは個人的には苦手なんで、萌え系は大歓迎っす。
>>575です。遅くなってスミマセン。
ドS?調教?どっか行った感があります。もう予告なんてしませんorz
注意書き:セラ×ミイス主。半陵辱、失禁、アナル
絡み書いたと思ったら一発目から後ろでサーセンwwww
ちなみに
>>500の人なんで嫌いな方は「箱庭」でそれごとあぼんして下さい。
鳥は…いらないよね?
「セラ」
涼やかな声が男を呼んだ。共に旅をする少女のものだ。
月神セリューンに由来するのだという、セレネという名の少女だ。
猫屋敷――数ヶ月ぶりに顔を合わせた少女は、少しだけ大人びて一層美しくなっていた。
「呼び出して大丈夫だった? 私の都合でごめんなさい」
「構わん、リーダーはお前だ。……で、片付いたのか」
セラの視線がセレネの身体を伝い、その腕でふと止まる。見慣れない盾。
ロイとアーギルシャイアの行方だけを執拗に追うセラに悪いからと、
戦争の気配に巻き込まれ始めたセレネはセラに別行動を勧めたのだった。
だからこの二、三ヶ月程、セラはセレネがどうしていたのかは知らない。
相変わらず高評価な噂話が伝わってくる程度だった。
「うん、一応。ディンガルとロストールの戦争の話は、セラも知っているでしょう。
……あ、これ? えーと……ロストールの騎士の証、なんだって」
「……ノーブル伯、か?」
「そう、それ。成り行き……なんだけど」
困ったように笑うセレネに少しの違和感を覚える。
無愛想な顔の眉を少し顰めたのを見咎めたように、転送機の傍に佇んでいたオルファウスが割って入った。
「いつまでも此処で立ち話も何でしょう。泊まって行きますか?」
「あ、ううん。届け物があるから、ロストールに行かなくちゃいけないの。だからすぐ発ちます」
「そうですか、気を付けていってらっしゃい」
頷くと、隣部屋のネモに挨拶をして、セレネは慌しく猫屋敷を出て行く。
その表情が嬉しそうにも辛そうにも見えるのは、セラの思い違いか――?
「セラ、セレネはキレイになったでしょ。この先大変かも」
「……?」
セレネの後を追うルルアンタの後ろ姿を眺めるレルラが、少し皮肉げに口元を歪めたような、気がした。
一週間後、ロストールに辿り着いてすぐギルドに向かい依頼を達成したセレネは、その足で貴族街へ向かった。
セラ達もまた思い思いに街で過ごし、外泊でなければ夜に滞在する宿に集合するいつもの手はずは変わらない。
夕刻、偶然大通りの酒場前で居合わせたセラを、レルラが呼び止めた。
「セレネの事が心配?」
「……何の話だ」
究極に無愛想な対応をするセラに、ベテランらしく案外食わせ者であるレルラは臆さなかった。
「セレネ、リューガの一員になっちゃったんだ。ノーブル伯っていうのは、そういう事。
……ねぇ、セレネがキレイになった理由、解る? セラがいない間に、セレネには『お義兄さま』ができたんだよ」
「……」
「レムオン・リューガ――キレイだったよ。金髪で、セラとは対称的だったなぁ……あ、でも性格はちょっと似てるかも。
苛められて、かわいそうなセレネ。でも、セレネってマゾだよね」
声を潜めて少し面白そうに話すレルラの声は、しかし確実にセラに届いていた。
――セレネが綺麗になった理由? 知るものか――。
そう思って無言のままリルビーの前から踵を返して去る。
酷く気分が悪かった。靄々する。気に入らない。
脳裏を掠めたのはロストールへ立つ前の、そして向かう途中の少女の顔だ。
嬉しそうで、辛そう。
ロイの事を話している時の姉シェスターの顔と重なる、それが酷く不愉快で、セラは月光の柄をきつく握り締めた。
夜、リューガ邸には泊まらず、戻って来たセレネの様子は誰が見ても無理をしている様子だった。
憔悴している事をあからさまに表に出す少女ではないが、笑うにも辛そうなのだ。
慰めたり事情を聞いたりするのに適役のルルアンタは、今日に限って夕食時になっても戻らなかった。
レルラも夜歩きに出たのか姿が見えない。
結局――今、セラとセレネは二人きりで宿のテラスに居る。
「……何か、あったのか」
柄にもない。そう思いながらも、夕刻からの苛立ちは今もセラの中に渦巻いていて、それが口を開く切欠を与えた。
金髪を風に遊ばせていたセレネが何度か目を瞬かせて、それから気まずそうに眉を下げるが、すぐに誤魔化すように笑う。
「――。……え、と。……何か……ほら、王女様のドレス見たら、何となく気後れしちゃって」
「……」
「此処の……ロストールのティアナ王女ってね、とっても綺麗なの。同性なのに、私も見惚れちゃうくらい。
すごく優しいし、でも……ちゃんと女の子、で、……だから、ほんの少しだけ憧れ――」
剣を持つとは思えない程細い、けれどしなやかな筋肉を付けた少女の腕を掴む。
驚いたように言葉を途中で止め、青緑の瞳を見開いて見上げてくるセレネを、セラはきつい程の眼光で睨んだ。
「……レムオンとかいう男に、何か言われたのか?」
「――セ、セラ……?」
セレネが息を呑む。
――何だ、この不快感は。
ミイスで出会った時にはロイの手がかり程度にしか思っていなかった少女が、
何時の間にこんなにも自分の心を苛立たせる存在になったのだろう。
セレネの不調の原因が、間違いなくレムオンという男なのだと悟ったセラの脳裏を、夕刻のレルラの言葉が過ぎる。
あのリルビーの言葉を何処まで信用するかはともかく、セレネがレムオンに振り回されている事自体が気に食わない。
こんな事なら少女の傍を離れるのではなかった。
「苛められて萎れているのか。……フン、それとも喜んでいるのか? お前はマゾらしいからな」
「ち、違う、セラ、何言ってるの」
「その男に苛められてそんなになっているんだろう。貴族が冒険者など信用するはずがない。
都合の良い時だけ利用して、後は屑篭に放るように捨てるだけだ」
「レムオン義兄さまはそんなことしない!」
少女が叫んだ。
だが、次の瞬間には我に返ったように目を見開いて口をつぐむ。
「ご、……めん、なさい……セラ……」
「……お前がリューガにいるというのならそれでも構わん。だが、俺はロイとアーギルシャイアを追う。
お前がパーティーリーダーである以上従って来たが、そういう事ならばパーティーからは抜けさせてもらう。
――俺にとって、お前はもう用済みだ」
「っ!! 待って、セラ! 私――私だって、兄さまを追う、だからそんな事言わないで……!」
「なら、俺に逆らうな」
セラは冷徹だが、セレネのように情をかけた相手には決して酷薄に振舞う事はない。
レムオンという男の事は知らないが、自分がセレネに頼られている事は知っていた。
剣聖の異名を取る少女であっても、セレネはまだ十代の少女にすぎない。
育った村を滅ぼされ、兄は消え、途方に暮れたところを拾ったセラに、
セレネが依存するのは無理もない話だった。
そしてセラは、それを狡猾に利用したのだ。
――俺は、セレネを……?
馬鹿げている。そんな事があるはずがない。
何より大事なのは姉をアーギルシャイアから取り戻す事であり、断じてセレネなどではない。
ただ、妹に何かあったならロイは嘆くだろう。
そして姉のみならずロイを無事に取り戻すためにも、セレネを側に居させなければならない。
傷付いたのか瞳を潤ませて縋るように見上げてくる少女を、セラは冷淡に見下ろした。
「返事はどうした」
「…………わか、った」
観念したように呟いたセレネが項垂れる。
「セレネ、日中はお前の好きにするがいい。アーギルシャイアは自ずと追いかけるだろうからな。
だが、夜は必ず俺の側に戻れ。お前が逆らわなくなるまで、調教してやる」
一度焚きついた衝動はもう止まらなかった。
驚愕の表情を浮かべる少女の片腕を掴んだまま、口の端を歪めて笑う。
「調、教……って……」
「セレネ……お前は俺のモノだ。姉を取り戻すまで、な」
セレネの瞳が、あからさまに怯えて見開かれる。
こんな横暴は本来許されるものではない。だが、他の男の事で戸惑っているのが悪いのだ。
掴んだ腕を強引に引き寄せ、もう片方の手で少女の顎を捕らえて口づける。
その頬を涙が伝ったのを感じたが、構わずに呆けたように抵抗を忘れたセレネの口内を味わった。
温かく甘美な粘膜がセラの舌を押し包み、唾液がぴちゃと音を立てる。
セレネの心中はどれほどに荒れている事だろうか。
それを思った時、セラは今までになく闇の気配というものを身近に感じた。
セレネはそれから何度かレムオン邸に通ったが、レムオン本人には会えなかったようだ。
セラはあの夜も口づけをしただけで、それ以上の事をしたわけではなかった。
ロストール滞在中、セレネはルルアンタと同室で眠り、残った男二人が同室で眠る、ごく常識的な夜を過ごした。
それが変わったのは数日後にロストールを離れ、猫屋敷でレルラに代わりフェティを呼び出した時からだ。
その夜、エンシャントに宿を取ったセレネはルルアンタにフェティと同室で眠るようにと言った。
フェティは人間の男なんかと同室で眠れるわけがないと当然受諾し、ルルアンタも少し訝しげながらも了承した。
セレネが、セラは自分の兄の親友で保護者のようなものだし大丈夫だと、ロストールからの陰を引きずりながらも
笑った言ったからだ。
そして。
「セラ、……、やめて……」
「やめろと言われてやめるのは、愚か者か役立たずだけだ。……フン、いい眺めだな」
二人の取った部屋の中、金髪の美しい少女は束縛の糸に繋がれて、立っているのがやっとの状態だった。
しかも身につけているものと言えば、白く簡素で頼りないショーツ一枚きり。
豊かな乳房も、なめらかな腰のラインも、男を魅了する太腿も、すべてが露わにされていた。
激しい羞恥からか頬は紅潮し、瞳は今にも泣き出しそうに潤んでいる。
この姿に興奮しない男がいるのならば会ってみたいものだと――セラは己の前に晒された
淫らな芸術とも言うべき少女の姿に薄い笑みを浮かべた。
後ろ手に括られた自由のきかない少女の身体を、首輪のように巻きつけた糸の先端を引っ張って
テラスへと連れ出す。
「っ……! い、嫌、セラ……!」
力の入らない身体で抗うセレネに構わず、夜風の吹き抜けるテラスの壁に、少女の背を押しつけた。
初めて触れる、その豊かな乳房。
肉感的で柔らかい質感は女に淡白であるセラですら興奮を煽られ、その頂へと誘う。
薄い桃色の乳首にむしゃぶりつくと、セレネはあられもない声を上げた。
「ぁ、あ、はあ……ぁあんっ! だめ、セラ、ああ」
「何がだ? 裸にされて縛られて、テラスで声を上げるお前が」
「ひぁ、あぁ……言わないで、セラ、あっ」
二人の姿はインビジブルの魔法で隠され、その声も姿もテラスから見える通行人には知れない。
それでも意識してしまうのが当然で、テラスの下を人の気配が通るだけで、セレネは必死に声を抑えようとしていた。
その様子がよりセラの欲望を煽る。
「剣聖だの戦女神だの言われようが……所詮牝か。何だこの臭いは」
「ぁうっ!」
乳首の下を歯でこそぐようにして刺激を与えながら、ショーツの中に無造作に手を伸ばす。
柔らかい茂みの感触と一緒に伝わったのはねっとりとした蜜と、体温よりもずっと熱い温度。
高い悲鳴と同時にぶるぶると全身を震わせて、上向いた顎に白い咽喉が晒される。
セレネが本当に拒むのならば、この事態を逃れる術は用意されている。
彼女には魔法があり、それを封じているわけではない。
にも関わらずセラの行為を受け入れている、それは少女が逃れ切れていない、何よりの証拠だった。
もっとも、呪文を使ってでも逃れようとしたのならば、それを封じるくらいの覚悟はあった。
「セ、ラ……どうして、こんな……やぁあ、……ん!」
「……」
セラは答えない。
どうしてと問われても答えが見当たらなかった、それだけだ。
抱えていた苛立ちをこの行為によって緩和する事ができると思った。
現実はどうだ。――緩和するどころか、乱れる少女を目にして益々苛立ちは募る。
それでも止めようとは思わなかった。
片方の乳房を乱暴に掴み、すっかり硬くなった突起に唾液を塗りつける。
強く吸ってやるとセレネの身体は益々熱くなってしっとりと汗ばみ、柔らかい肌を上気させた。
乳房から腰へ、下腹部へと両手を伝わせてショーツを引き下ろす。
髪と同色の淡い茂みが露わになり、室内からテラスへ向けて溢れる光に炙られ、
脚の間からショーツへと引いた銀色の糸がぬらりと光った。
「これで本気で嫌なのなら、相当な淫乱だ」
その糸を指先で掬い取ったセラが嘲笑う。
羞恥ゆえか打ち震える姿は、とても大陸一の冒険者と呼ばれるには不相応なのに、
潤ませた瞳は透明で少女が知性を失っていない事が分かる。
それを目にしたセラが苛立たしげに眉を寄せた。
そして何かを考えるように瞼を伏せる。
「先ほどの問いだが」
一度伏せた瞼を持ち上げる。
闇と同じ漆黒の瞳が、常と変わらない鋭さでセレネを見た。
「お前を愛しているからだとでも言うような、くだらない睦言が欲しいのか?
お前を尊重していたのはロイの妹だから――それだけだ。その証拠を、教えてやる」
セラは、少女が何かを言うより前に蜜に濡らした指でその後孔を弄った。
恐らくは男に抱かれた経験もないだろう無垢な身体に、残酷な形で己を刻む事に決めた。
ひゅっと不自然に息が吸い込まれるのを聞いたが、気にも留めない。
硬く窄まった菊座に濡れた指の一本を押し込み、熱い中を掻き分ける。
「――! っひ……!」
その場にしゃがみ込むと片手で少女の膝裏を持ち上げて、テラスの壁に縫い止める。
ねっとりと蜜に濡れた秘所を暴き、花弁のような造りをした性器とその上にある花芯とを
押し付けた唇で吸った。
唾液を含ませた舌でその形状を辿るように嬲り、次第に硬く尖って包皮を押し上げる花芯を
舌の粘膜で押し潰し、擦り立てる。
その間も排泄孔は指で嬲り続けていた。
「や、あ! あ、ぁぁ、……セ、ラ……ぁ……!」
降り注ぐ吐息。熱を帯びた肌。恥ずかしげに堪えながらも、抑え切れない声。
それが、己の雄を刺激するのが煩わしい。
濡れた音を立てて花芯を吸い上げた瞬間、セラの顎に生温かな水流が迸った。
僅かに驚いて顔を離し、少女を見上げてみればその全身を震わせて、股間からは液体を溢れさせていた。
それが少女の絶頂なのだと気づくまで、そうはかからなかった。
床についたセラの膝元を濡らし、あえかな吐息がテラスに満ちる。
微かな尿素の臭いから、絶頂と同時に失禁したのだと知った。
「神に仕える神官であり巫女である女が、こんなに淫らだとはな」
嗤う男の息も最早荒かった。
濡れた顎を乱暴な仕草で手の甲で拭い、異物を押し出そうとする腸壁を逆行して
指を奥へ奥へと進めると、少女は声を抑える余裕もなく鳴いた。
其処に明らかな愉悦の色が含まれているのを聞くと、セラの指は一層大胆に中を攻めた。
そうしてかき回す事でセレネが快感を捉えている事は疑いようもなく、
片脚を浮かされ自由を奪われた中でもその細腰が揺れ始めている。
「はぁ、は、ぁああ……っ」
セラには、こうまでされても本気の拒絶を向けない少女の考えている事が理解できなかった。
どうして逃げないのか、それが聞けない。
これまでもセレネは無理をしてセラに付き合っているような節は見られなかった。
他人から見れば決して付き合い易い人種ではない事は自覚している。
だが、少女は凪いだ海のような穏やかさでセラと向き合ってきた。
多分、今も。
「……くっ」
独占したいと望む気持ちに蓋をして、セラは呻いた。
腰を上げると少女の身を抱き上げると、並ぶベッドの一つに少女の身をうつ伏せに投げ出させすぐに覆い被さる。
後ろ手の戒めだけを解く。
その腰を掴むと慣れきってもいない少女の肛門に、自らの剛直を突きたて奥まで埋めた。
乱暴な仕草は己が仇を討つかのようだった。
幼い頃に両親を失くしてから、姉はセラの全てだった。淑やかで頭がよく控えめで美しい、そしてはかない人だ。
その姉と目の前の少女とは重なる所など殆ど見出せない、似ているというならば外見は余程セラの方が似ている。
女である事と、そして時折見せるはかなさくらいのものだ。
そもそも姉を仇のごとく乱暴に扱う理由などない。
少女の中はぬるぬるとして熱く、死に際の獣のように不自然に蠢いた。
それが元の形を取り戻そうと急速に狭まって、セラのものを締めつける。
「――……! ……っ、ぁ……」
突きたてた直後に声にならない悲鳴を上げた少女は、寝台の上でで無様に這いつくばっていた。
裂けないのが不思議なくらいぱっくりと開いた菊座は襞を失い、薄皮一枚で繋がっているような有様だ。
構わずに奥まで押し込むと亀頭に壁が触れる。そこが直腸の一番奥なのだろう。
少女の手は白くなるほどにシーツを握り締め、震えるだけでぴくりとも動けないでいた。
「セ、ラ、……待っ」
「煩い」
ようやく搾り出したのだろう掠れた懇願の声が全てを紡ぐより先に、男は腰を突き上げた。
二人だけの結界の中、少女の悲鳴が響く。
いや、もう結界など切れてしまっているかもしれない。
それももうどうでも良かった。
「ああああぁぁッ」
少女の表情は見えない。ただ、声だけが聞こえる。都合が良かった。
姉を明確な欲情の対象などにはした事がなかったが、全てである姉と何のしがらみもない世界に行けたならば
そういう事になっていたかもしれない。
そんなものはただの夢想に過ぎなかったが、目の前の少女に対してならば幾らでも手酷く振舞えた。
不規則に蠢く慣れない内壁は、想像以上の心地良さでセラの肉棒を包む。
女の痴態を見たからというそれだけの理由ではない、異常な興奮が男の身を炙っていた。
腰を何度か突き上げてやると、少女は再び失禁しシーツを汚した。
それを見咎めたセラの右手が閃き、丸く白い尻に振り下ろされる。
鋭くはないが十分な痛みの刺激にセラを飲み込む後孔がきゅっと締まった。
「……はぁ、……ぁ……っ……セラ、……怒って、るの?」
シーツにぺたりと頬をつけて身に降りかかる衝撃に耐えていた少女が、視線だけを振り返らせて問う。
こんな仕打ちを受けておいて、責める言葉ひとつ口にしない。
――慈愛の女神にでもなりきったつもりなのか。
一方でそんな生温いものでない事はセラも分かっていた。
男の仕打ちが不当ではあっても故ない事ではないのだと、少女は理解している。
どれほどか涙を零した海色の瞳が、不自由な体勢でじっとセラを窺っていた。
そこに怒りや羞恥や苦痛はあったが、憎しみはなかった。
セラの闇は、振り払われた。
「……鳴け」
問いに答えないまま、セラはそう命じた。
セレネの腰を掴んでいた右手で打って赤い痕のついた尻をさすると、そのまま前に回して茂みを探る。
じっとりと熱を帯び濡れた中心の小さな突起をつまみ、愛撫を与えた。
クリトリスは大概の女が弱点とするが、少女はひときわ触れられると弱い。むしろ、全身がそうだった。
後孔を穿たれる痛みと鈍い快楽とは別に、鮮烈な刺激を与えられて華奢な腰を踊らせる。
「あ、ぁあっ……セラ、セラ……ぁ……」
縋るように鳴く少女の奥を何度も突いた。
最初は痛みに身を引き攣らせる事しかできなかったのが、時間が経つにつれ淫猥に蠢くようになる。
内壁はもっと顕著に変化を表して男にも少女にも快楽を生み出していた。
告げた通り、少女は淫蕩だった。
いつしか花芯を探っていた指は元の通り腰を掴んで揺さぶり、セレネも穿たれるだけで甘い声を響かせる。
前の孔からは絶えず蜜が伝い、腿を伝ってシーツを濡らした。
「も、ぅ、……セラ、……ぁ、ああッ! わた、し……ぁ、あぁああん」
「いいだろう……っ……そろそろ出す、ぞ」
「っんぁあ、あ……! やぁ、ぁあああぁぁ……ッ!」
射精の前兆を感じたと思うよりも先に、少女の中に熱いものを注ぎ込んでいた。
歯を食いしばって放出に伴う快楽を堪え、搾り取るように絡みつく腸壁に委ねる。
狭く熱く、細かな蠕動を繰り返し、肛門は輪のように締めつける――行為にこなれたどんな女よりも、
少女のそこは気持ちが良かった。
やがて全てをその中に注ぎ込むとゆっくりと性器を引き抜く。少女の腰は崩れるようにベッドに這った。
元のように窄まった菊座は、しかし真っ赤に充血していた。嬲られた証拠だ。
嵐のような衝動が射精と共に過ぎ去ってしまうと、後に残されるのはひどい気まずさだった。
謝る気など毛頭ない。それなら最初からそんな愚挙に及ばなければいいだけだ。
「吐き出せ。そのままでは腹を下す」
結局、かけられたのはそんな言葉だけだった。あんまりだ。
はぁはぁとまだ荒い呼吸を繰り返していた少女が、視線だけをそっと寄越す。
次いで、こらえきれないというように吹き出して、笑った。
「ふ、ふふ……セラ、おかしい……」
「……煩い」
多分――ひとりで空回りをしていた。
こんな仕打ちを受けて笑っていられるのだから、義兄になったという男に情を与えないはずもないのだ。
それがシェスターがロイの事を語る面影に似ていたとしても、セラに責められるいわれはない。
下肢を強張らせた少女の菊座から、黄色い汚濁交じりの精がどろりと流れ落ちる。
少女はセラよりも狡猾なのかもしれない。
この暴力を憎まない事で、口に出して怒らない事で、セラはレムオンの事でセレネに口を出す権利を失った。
少なくとも今、セラはそういう事なのだと思った。
考え過ぎかもしれない。
「……ごめんね、セラ」
何に対しての謝罪なのか。
セラは何も言わず溜息だけを漏らすと、立ち上がり布を取り出して簡単に身を清めた。
流れ出したものは拭われたが、少女の方はそこからどうにかする気力はまだないのだろう。
「もう休め。始末は俺がしておく」
「あり……がと、……」
そう言い終わりもしない内に気を失うようにして眠りに落ちた少女を見下ろす。
さらりとした金髪を梳いて、散々に嬲った華奢な身を抱き上げた。
汚れていないベッドに寝かせると身を清めてやり、夜着を着せて毛布に押し込んでやる。
全ての後始末を終えると、セラは月光を手にテラスに出た。眠る気にはなれなかった。
「無限のソウル、か……」
こんな夜を過ごす事は、多分もうない。あるとすればセレネがセラを選んだ時だけだ。
もう誤魔化す気もなかった。分かってみればなんと単純なのか。嫉妬したのだ。
後悔はないが達成感もなかった。すっきりしたとも言えない。
ただ、レルラと会話した時から感じていた靄だけは消失していた。
サイフォスとアーギルシャイアを追い、姉を取り戻すまではもう何も考えまい。
白み始めた空を見ながら、セラは月光を高く掲げた。
Fin.
以上です。
書き込み時に駄目出しされるので行間詰めてみた。
読みにくいとか何かあったら言ってやってください。
投下慣れしてなくてスマソ。
GJ!
結構読みやすかったぞ。
GJ!
読みやすかったよ。セラも複雑やね。
GJ!!
セレネたん(´Д`;)ハァハァ
598 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:08:28 ID:D43cKBDL
何か書こうと思う。過疎みたいだけど需要の程はどうだろう?
誘いうけしなければ何でも
599の書きたいものをどうぞ
投下前に注意書きさえあれば何でもいいよ
おK。何か書いてみる。ちょっと待っててくれ。
これは期待。半裸で待ってる(*´∀`)
604 :
602:2008/03/17(月) 05:23:25 ID:rZ7k9VYq
待たせて申し訳無い。今日の夜までには投下出来ると思う。
しばしお待ちを…。
その後602の姿を見た者は居なかった……
たぶん、この先彼の行方を知ることは無いだろう
傭兵の最後とはそういうものだから……
うーむ、期待して覗きに来たら無かった。
むー。ただの誘いうけだったのか〜。
まぁ何かあったんだろ。代わりに俺が投下する。
よく文章が淡白だと言われますが、良ければ読んでみて下さいな。
あと改行に不備があったらスミマセン。
内容は男主×アスティアで和姦。
夕映えが照らす時間、ルスランはオズワルドを訪れた。偽りの森という場所の奥にひっそりと
存在している村だ。入口の門を潜ると、柔らかい土の感触を確かめるかのように、彼はゆっく
りと歩みを進める。視界の開けた、中央広場らしき場所を訪れると、ルスランはふと立ち止まった。
「長かったな」立ち尽くし、一人、呟く。しばらくそうしてから、彼は広場の端の方に移動した。廃
屋と化している民家の前まで行くと、腰に差していた二本の剣と荷物を地面に置く。そして自身
も民家の壁にもたれかかる様に腰を降ろした。彼は一つ大きく呼吸すると、目を閉じた。鳥の
囀りと、虫の鳴き声と、風の音だけが聞こえてくる。静かだった。ここにあるのは、澄んだ空気と、
人間以外の生物の日々の営みだけだった。かつて自分が住んでいた頃のオズワルドとは違う
のだと、彼は実感する。その時、ふと懐かしい気配を感じた。それはあまりに突然の事だった。
例えるならば、戦場で不意打ちを受けただとか、ルンホルスの森で寝込みをマンティコアに襲わ
れただとか、それくらいに急な感覚だった。その場の空気に、本来存在しないものがいきなり現
れる。そんな時は、殆ど例外無く、剣呑な事態の幕開けだった。一年前、死の都と化したエンシ
ャントにおいて、ネメアが加勢に来てくれた時くらいだろうか。例外に当てはまるのは。その時以
外は、即座に剣を取り、振るっていた記憶しかない。そんなわけで、ルスランは突然の闖入者の
存在には碌な思い出が無かった。だが、その嫌な思い出も、少しは薄くなるかもしれない。
今、彼が感じている気配はとても懐かしく、そして安らぎを感じられるものだったからだ。その場
に浮いた気配を感じてからも、彼は目を閉じたまま、微動だにしなかった。気配の主が足音をた
てながら、近付いてくる。そして彼の目の前で止まった。気配の主が魔物であったのなら、既に
首か胴を両断されて絶命していただろう。それくらい、彼と気配の主の距離は近かった。彼は目
を開き、自分の前に立ち尽くす気配の主を見上げる。
「お帰りなさい」気配の主は静かに言った。
「ああ…」ルスランは静かに言葉を返した。
気配の主は、かつて母と呼んでいた女だった。血は繋がっていない。女は人間ではないのだ。破
壊神ウルグの円卓騎士の一人、開け放つものアスティア。それが彼女の正体である。そしてルス
ランがずっと追い求めていた存在でもあった。
「随分、男らしくなったわね」アスティアはルスランに手を伸ばしながら、そう言った。
「もう23だからな」彼はその手を取り、立ち上がる。
傍から見て、この2人はとても親子には見えないだろう。ルスランは若いが、精悍な顔付きをしてい
たし、アスティアは大人の女には見えるが、若さ特有の美しさも持ち合わせていたからだ。それに
この2人が互いに向ける目は、親しき者に向けるそれではあったが、身内に向けるものというには
どこか余所余所しささえあった。ルスランとアスティアはしばし、お互いを見つめ合う。
「しばらくはここにいるのでしょう?」沈黙を破ったのはアスティアだった。
「ああ」ルスランは答える。
「なら私たちの家に戻ろうか」アスティアはルスランの手を取り、歩き出した。彼はなすがままだった。
手を繋いで歩く2人に、心地良い風が吹いた…。そうしてしばらく歩いていると、ルスランとアスティア
がかつて住んでいた家が見えてきた。大きくも小さくもない、普通の家屋だったが、ルスランはそこ
から郷愁の念を感じ取る。中に入ってみても同じだった。1階はキッチンで、2階が寝室だ。間取りも
覚えている。彼に取って、全てが懐かしかった。ここが自分の故郷だという事を、強く実感する。
だが白々しさも同時に感じた。なぜなのだろうか。
「座りなさいな。お腹空いたでしょう?お前の好物を作ってあげるから」考えを巡らせるルスランに気
付いてか気付かずか、アスティアは椅子を勧めてきた。
「ありがとう。…母さん」自分で言っておきながら、恐ろしく違和感を感じる言葉だと思った。
アスティアの料理が出来上がる頃、家の外には夜の帳が降りていた。暗く静かで、平和だった。魔物
の気配一つしない。
「七年振りくらいになるかしらね。お前とこうやって話すのも」アスティアが料理を口に運ぶ手を止め、
ルスランに聞いた。
「そのくらいだな。ここを出たのが16の時だった。あの日から色々あったよ、本当に」既に料理を食べ
終わっていたルスランは、レベルティーを飲みながら答えた。
「そう。なら色々聞きたいわね。話したい事だけでも、聞かせてくれる?」
「それはもちろん」
そうしてその夜は、明け方まで2人で話し込んだ。ルスランはいつになく喋っているという感覚があった。
それはそうだろう。彼が冒険者となってから今に至るまでの七年間についてを、片端から言って聞かせ
たのだから。初めて依頼を受けた時の事、出会った仲間たちの事、剣聖レーグを破った時の事、闇の
勢力との死闘…、特に最後の話題については深く話したように思う。何せ、アスティアもかつてはその
一員だったのだ。最も、全ては過去の話である。ルスランが経験した何を話しても、深刻な話になる事
など無かった。そんな感じで、2人はオズワルドでしばし時を過ごす事になる。毎日がゆっくりと過ぎて
ゆく生活だった。ところでやはりというか、たまには闇の勢力の残党がオズワルドに襲撃を掛けてくる事
もあった。何せ土地柄、闇の影響を受けやすい地域なのである。最も、そんな襲撃などは、二人に取っ
て何にもならない。アスティアも相当な実力者だったし、ルスランはその気になれば、バイアシオンを滅ぼ
せるくらいの力を持ち合わせていたのだから。二ヶ月が過ぎる頃、オズワルドの周囲にはゴブリンやプレ
デターというような低級の魔物すらいなくなっていた。ただ、そういったハプニングが無くなると、暇な時間
が増える。ルスランは未だに鍛錬を怠らなかったし、生活する上で必要な事も、全て自分で行っていた。
だが空いている時間はそれだけでは埋まらない。そういう時、彼はよく考え事をしていた。部屋のベッド
に横になりながら。故郷である筈のオズワルドに感じている違和感と、アスティアと話している時に、時々
感じる白々しさについて。彼女との関係が上手くいってないわけではない。それどころか極めて良好とい
っていいだろう。だがそれは果たして親子としての関係だろうかと思う。ルスランはアスティアの事を愛し
ていたし、その逆もまた然りだ。だが2人の間には一定の距離が設けられていた。思春期の子供と、そ
の母親の間にあるようなものでは断じて有り得ない。そうそれはまるで…。そんな事をずっと考えている
のだった。
「少しいいかしら」その時アスティアが部屋のドアをノックした。ルスランは立ち上がり、ドアを開けてやる。
「ありがとう」アスティアはそう言い、部屋に入ってきた。そうして窓際のソファに腰掛ける。
「やっぱり、この部屋には陽の光がよく入るわね」そうして彼女は、後ろにもたれる様に伸びをする。
「隣、座らない?」彼女に言われるがまま、ルスランは隣に座った。三人掛けのソファだったので、随分
余裕を持って座れた。
「俺の部屋に来るなんて珍しいな」
「そう?」
「ああ」
お互いに窓の外を見やりながら会話する。外はよく晴れていた。そして良い風が吹いてくる。しばらく2人
でそうしていると、アスティアがルスランの肩に体を預けてきた。というより目を閉じて、静かな寝息を立て
ていた。無防備な姿を晒すなど、彼女らしくも無いとルスランは思ったのだが、悪い気などするわけもなく
彼女の目が覚めるまでそのままでいた。
アスティアが意識を取り戻したのは、一時間程経ってからの事だった。晴れた風景を視界に捉え、彼女の
思考は急激に覚醒する。そして自分がもたれ掛かっていたルスランの存在に気付くと、ゆっくりと顔を上げる。
「ごめんなさい。あまり気持ちがいいから、ついうとうととしてしまっていたわ」微笑を浮かべてアスティアは
言った。窓の外を眺めていたルスランは視線を落とし、構わないという風情で首を横に振る。そしてアステ
ィアの肩を抱き寄せた。彼女は少し驚いたような顔をしていたが、その表情もすぐになりを潜めて、される
がままだった。2人は夕映えが顔を出す時間までそのままでいた。その日以降も、オズワルドでの時間は
ゆっくりと、そして穏やかに過ぎてゆく。ルスランには新たな旅に出る予定もなかったし、アスティアも彼が
しばらくとは言わず、ずっとこの町…、いや自分の元から去る事は無いだろうと、その肌で感じていた。
そんな感じでまた二ヶ月ほど過ぎた。その間にあった珍しい事と言えば、新米の冒険者が迷い込んで来た
事くらいだろうか。随分と衰弱していたので、回復するまで面倒を見てやり、ロストールまで送り届けてやっ
た。ルスランはその時久々にロストールに出たのだが、戦争中に比べて随分活気が戻っていたように感じた。
件の新米冒険者が言うには、ゼネテスとレムオン、そしてエリス王妃が死んでからというもの、残った者達
が随分と奮闘しているのだそうだ。スラム街の住人たちの生活形態もかなり改善されているとの話だった。
「ロストールの貴族たちも捨てたものじゃないな」ルスランは感心したものだった。ところで、ネメア、レーグ、
ルスランの三人がバイアシオンの表舞台から姿を消した事に関しては、未だに様々な噂が出回っている
という話も耳にした。酒場に立ち寄った時にフェルムから聞いた話である。三人とも海の向こうへ渡った
だとか、三つ巴で争って相打ちになっただとか、新しい組織を作り上げて大陸を乗っ取ろうとしているだとか、
巷ではそういう話ばかり聞くらしい。これにはルスランも苦笑いするしかなかった。そんな風に大層に語られ
ている人物の一人が、酒場でおとなしく茶を啜ってるのだから、笑うしかないところだろう。どうやらフェルム
も同じだったようで、客にそういう話を振られる度にいつも笑うのを堪えているそうだった。
それからある日、久し振りにアスティアがルスランの部屋にやってきた。日が変わるか変わらないかの時間帯
の事だ。眠れないので、話でもしないかという事だった。ルスランもその日はたまたま目が冴えていたのでそ
れに応じた。読んでいた書物を机の上に置く。話の話題は、専らロストールに出た時の事だった。死に別れた
友人たちの事も少しは話したかもしれない…。そんな感じで夜は更けてゆく。牛の刻を回った頃、そろそろ寝
ようかという話になった。
「部屋まで送ろうか」ルスランは立ち上がりアスティアに手を伸ばした。
「ありがとう」アスティアもその手を掴み立ち上がった。彼女は手を繋いだまま、ルスランから目を離さなかった。
その様子に気付いたルスランも、アスティアから視線を外さない。そして空いている方の手で彼女の腰に手を
回した。アスティアは抵抗する事もなく、そして驚いた顔をする事もない。ルスランはそれを確認してから、さらに
彼女を自分の方に抱き寄せる。そして背中にまで手を回すと、静かにアスティアの唇を奪った。最初は薄く口付
けるだけだったが、徐々に互いの舌を絡ませ合ってゆく。アスティアもルスランの背中に手を回して、2人で夢中
になっていった。しばらくそんな感じで深いキスをしていると、アスティアの方が一旦その身体を離した。
「灯りを消していいかしら。少し恥ずかしいわ」
「ああ」
ルスランはうなずくと部屋の灯りを消して、小さなランタンに火を燈した。そして部屋の入口辺りで、行き場が解
らないとでも言うかのように、立ち尽くしているアスティアをベッドに誘導した。拒絶されない事は解り切っていた。
この数ヶ月、ルスランと彼女が考えていた事は、多分同じだ。親子として生活している自分たちの不自然さにつ
いてである。かつてルスランが16だった頃ならば、2人ともそんな事は考えなかっただろう。だがあれから七年
の時が過ぎ、ルスランはこの世に磨かれ、汚され、良くも悪くも大人になってしまった。対してアスティアはかつて
ヴァシュタールに殺されてから、今またこの世に開放されるまでの間、何も変わってはいない。
その結果、2人の互いに関する意識が、同年代の男女に近いものに変容してしまったのだった。ルスランはこの
事についさっき気付いた。自分がオズワルドに戻ってきた時に感じた白々しさや、アスティアの事を母として愛そ
うとした時に感じた違和感の正体はまさにそれだろう。そしてそれに気付いてしまったら、二人が親子のままでい
られるわけがなかった。ルスランは精悍でありながら涼しげな容貌で、華の塊のような男だったし、アスティアは
誰と比べても劣る事は無いといえるくらいに美しかったからだ。それに加えて、元々がお互いを気遣えるような関
係なのである。今の状況は、ごく自然の成り行きだったとしか言えない。
そしてやはり、ルスランがアスティアをベッドの上に押し倒しても、彼女は一切拒絶の意を見せなかった。それどこ
ろか、自分からルスランの肩に手を伸ばし、唇を求めてくる。今度はいきなり深い口付けに興じた。ルスランは同
時にアスティアの衣服を剥がしてゆき、その形の良い乳房に触れる。中央で隆起している乳首の色は綺麗な桜
色をしていた。それを爪で軽く挟んでみると、身体に力でも入ったかのように、アスティアはその腕を、その足を
ルスランの身体へと強く押し付けてくる。その生娘のような反応に、ルスランはさらに一つ、理性の箍が外れたよう
な気がした。今、身体全体から溢れ出そうな欲望を開放したくて堪らなかった。アスティアも同じようなもので、
来ていた衣服を自ら脱ぎ捨て、ルスランの上着も脱がしていった。彼の胸板に上半身を押し付けるだけで、全身
に快感が奔る。ルスランのものが欲しくてしょうがなかった。その様子を見て取ったルスランはアスティアの残りの
衣服も剥がして、自分が身に纏っていた服も全て脱ぎ捨てる。アスティアの下半身にそっと触れてみると、いつでも
受け入れられるというくらいに濡れていた。
「これ…、欲しいわ」アスティアはルスランの隆々と起った一物を握り締めながら言った。ランタンに燈された小さな
火が、欲情した女の身体を、闇の中に薄く浮かび上がらせる。その様子を目にて、さらにルスランの一物は硬く大
きくなった。彼はそれを握っていたアスティアの手を離し、彼女の濡れた花弁に添えた。愛液のぬるぬるとした感触
が先の方に感じられた。
ルスランはゆっくりと腰を前に突き出した。滑る様にルスランの一物がアスティアの中に入ってゆく。絡みつくように、
すんなりと奥まで到達した。アスティアの中はかなり狭く、頭がおかしくなりそうなくらいの快感をルスランに与えた。
ゆっくりと抜き差しする度に、アスティアの花弁からは愛液が糸を引いて零れ落ちる。そしてそれは抜いた時は縮小
し、入れた時は必要なだけ伸びるような強い伸縮性があった。そんな卑猥な結合部の動きに、ルスランの腰の動きも
どんどん早くなる。アスティアも応えるように伸びた足を絡ませた。繋がったまま口付けをすると、激しく舌を絡ませて
くる。背中に回した腕には知らず知らずの内に力が込められていた。
「そのまま…、続けて。い…いきそうなの」甘い声を漏らし始めたアスティアに応えるかのように、ルスランは彼女を深
く突いた。
「とても…、いいわ。とても…、そのまま。ア…ァン!」彼女の声が盛り上がるのに比例して、ルスランも腰を激しく動かした。
そして絶頂の時はやってくる。ルスランはアスティアの奥を突いた時に腰を動かすのを止め、そのまま出した。一物が
どくどくと脈打ち、アスティアの女の部分を浸食していく。数秒そのままの姿勢でいた後、ルスランは腰を引いた。
一物がアスティアの中から抜けるのと同時に、精液も垂れてきた。ピンクの花弁に白濁とした液が混ざる様はこの上
無く卑猥な光景だった。ルスランの欲望はまだまだ治まる事は無い。開いたままの足からさらけ出されたアスティアの
花弁に指を入れる。アスティアはそれに反応を示し、上半身を起こして、ルスランにキスをした。そしてそのまま彼を
下にすると自分が、その上に跨った。花弁から垂れた精液が重力に従うまま、太腿を伝ってゆく。
「私も、まだ足りないわ。上になってもいい?」
「ああ」ルスランの言葉を聞き終えてから、アスティアは彼の一物を自分の性器に添えた。そしてそのまま深く腰を落と
してゆく。デュル…ズブ…と音を立て、また2人は結合した。程なくしてアスティアは腰を振り始めた。ルスランのものを
全身で飲み込むかのように、美しい金髪を揺らしながら乱れる。ルスランが下から乳房に触れる度、腰を掴んで突き上
げる度にアスティアの頭の中はより強い快楽で支配されてゆく。
「また…、イキそう…」アスティアが肩を震わせながら腰の動きを止めた。絶頂を迎え、全身に痙攣を奔らせる。その時
ルスランもまた、アスティアの中で射精していた。その後もまた2人は激しく口付けを交わし抱き合う。欲情が理性を飲み
込む度に、2人は結合し、乱れた。
朝の光が差し込む頃、ルスランとアスティアはシーツを被って座っていた。ルスランの肩にアスティアが身体を預けている
形だった。2人とも無表情のまま、明るくなりかけている部屋を、ただ眺めていた。
「正直、私には解らないわ」アスティアがふと言った。ルスランは視線を向ける事も無く耳を傾ける。
「お前と…、貴方とこういう事になって良かったのか」アスティアはどこまでも無表情だった。ルスランはアスティアの方に
視線を落とす。同じく無表情だったが、代わりに彼女の肩を抱いた。
「誰だって解らない事だらけさ。俺だって何も解っちゃいない。ただ…」
「ただ?」アスティアは視線をルスランに向けて、問う。
「愛している女が幸せだというならそれでいい」
「そんな殺し文句、何処で覚えてきたのかしら」薄い笑みを浮かべてアスティアは言った。
「でも嬉しいわ。ルスラン」そうして、彼女は軽くキスした。外は随分と明るくなっていた。
それからというもの、ルスランとアスティアの間は少しギクシャクしていたが、それもほんの数日の間の事だった。2人は
徐々に、ごく普通の恋人同士のような間柄になっていった。ところで彼らの没年を知る者は後の時代に一人もいないが、
少なくとも生前は幸福に過ごし、死に様も悪いものではなかったという事だけは何故か知られているようである
618 :
補足:2008/03/19(水) 05:21:28 ID:1aZ7pEFy
因みに男主の名前はロシアの某格闘家より拝借。
少し前に書いたやつです。
乙
しっとりした雰囲気が素敵でした
投下乙であります
なんという大作
乙。始まりの地スキーとしてはGJと言わざるをえない
あと俺が風邪ひかなくてよかった(*´∀`)
雰囲気が魅力的だね
良いなあこういうの
GJ。淡々としているのが逆に良いです。
ここまで収録
過去ログの収録とどこおっててすいませんorz
また、初出477の男主×フェティのSSページにリンクミスがあったことを
この場をかりてお詫びします
申し訳ありませんでした
お疲れ様です
中の人乙
乙カレーグ。
保守
保守
黒髪の女主に愛をさけびつつ保守
竜王の頭蓋も蹴り砕く女主のおみ足にハアハアしつつ保守
羨ましい死に方だよな、だって最後に目にする光景は女主のぱんt
投下します。
内容は オルファウス×女主、強姦です。
女主の名前はルヴィアです。
ダメな方はタイトルのResignationであぼんしてください。
猫屋敷に来訪者がやってきたのは夕刻、森の中は既に夜の気配が色濃くなってくる時間帯だった。
つい先程の通り雨の被害にあった無限のソウルの持ち主は、勝手知ったる他人の家とばかりに、軽く家主への
挨拶をすると、使用許可を求めるのと同時進行でチェストからタオルを取り出した。
「よぉ、ルヴィア。降られたみたいだな」
「そうなの。こういう時に限って傘とか持ってないのよね」
白い猫を見下ろして、ルヴィアはふーっとため息をついた。ルヴィアが髪を拭きながらネモと話していると、
バスタオルと夜着を持ってきたオルファウスが戻ってくる。
「とりあえず、お風呂に入るといいですよ。その間に夕食の支度をしておきますから」
オルファウス、ネモとの夕食を済ませた後、ルヴィアは天候と時間を考えて、「今夜はここに泊まるといい」
と言うオルファウスの申し出に甘えることにした。
しばらく野宿続きだったこともあって、久々のシーツの感触が嬉しい。まだ少し時間は早いが、
ベッドに横になったルヴィアは早々にまどろみかけていた。と、ルヴィアの側に突然オルファウスが
姿を現す。
「あの・・・?」
「起こしてしまいましたか?」
何故オルファウスがここに来るのかがわからない。元より鍵などかけてはいないし、そもそも
テレポートでやってきた相手を止める手立てはないが、一体何の用があるというのだろう。
体を起こし、それを尋ねるルヴィアにオルファウスはにっこりと微笑んだ。
「すぐにわかりますよ」
ルヴィアがその言葉を不審に思ったのも束の間、オルファウスが何やら呪文を唱えた。
そしてルヴィアのくるまっていた毛布を床に投げ落とすと、ベッドに膝をかけ、ルヴィアの夜着に
手を伸ばしてくる。
慌てたルヴィアはその手を押し留めようとしたが、オルファウスは難なく抵抗を押さえつけ、
夜着を切り裂いた。
肌を傷つけないようにコントロールされた風の刃が、あっさりとルヴィアを裸に剥く。あらわになった
胸を隠そうとしたルヴィアの腕を両手首を掴んで開かせ、オルファウスはゆっくりとルヴィアを
ベッドに押し倒した。
「な、なんで・・・」
ルヴィアが呆然と呟いた。全力で抵抗しているつもりなのだが、オルファウスに全く敵わない。
常日頃重い武器を扱う自分が力負けするとは思ってもみなかった。
「筋力を落としたんですよ。動けなくしてしまうのは簡単ですが、抵抗がないのもつまらないですからね」
両腕をまとめて頭上で拘束し、オルファウスはルヴィアの首筋を舐めあげた。オルファウスが
硬直するルヴィアの唇にキスを落とすと、はっと我に返ったルヴィアが身を捩じらせ始める。だがその抵抗に、
オルファウスの腕は少しも揺るがない。
オルファウスの指が、脇腹を滑って胸に上ってきた。その手はしばらくの間掌の中で柔らかく形を変える
胸の感触を楽しんでいたが、急に指が胸の先端を摘んだ。
「あっ」
思わず出てしまった声に、ルヴィアは頬を赤らめる。オルファウスの方はその声をさらに聞こうというのか、
指の間に胸の先端を挟み、乳房を揉みしだきながらそこを時折刺激した。
「ここが気持ちいいみたいですねぇ」
「そんなこと、なっ・・・」
大きく息をついてその刺激に耐えようとするルヴィアを見下ろして、オルファウスはくすっと笑う。
「こうしたら、どうですか?」
ルヴィアの両腕を拘束していた手が離れ、もう片方の乳房に伸びた。同時に摘み上げられて、
ルヴィアの体がぴくりと震える。ルヴィアは自由になった両手で懸命にオルファウスを押しのけようと
したのだが、やはり上手くいかなかった。
「うーん、やはり少し邪魔ですかね」
たいして悩んだふうでもなく、オルファウスはまた短い呪文を唱える。すると、今度はルヴィアの手足から
完全に力が抜けた。
くたり、と動かなくなった両手を再び頭上でまとめあげるようにして体の上からどかして、オルファウスは
愛撫を再開する。頬に触れた指先が顎のラインを辿り、胸に到達した。
今度はもう片方の胸に唇が降りた。周囲をまわったかと思えば先端を吸い上げ、時折様々な場所に
マークをつける。空いた手が背中のラインを撫で上げるのを感じ、ルヴィアは無駄と思いつつも声をあげた。
「やめて、ください・・・!」
体の感覚はあるし、喋れもする。だが、体を動かすことだけができない。
戸惑いと恐怖が脳内を駆け巡る。抗議の声におかまいなしのオルファウスは、何も答えなかった。
少しずつ手が下へと降りてきた。足を大きく開かせて、指先が割れ目を探り当て、そっと触れるか
触れないかのあたりで指が幾度も行き来した。
「や、いやぁっ!!」
「嫌、ではないでしょう?嘘を吐いてはいけませんねぇ」
指先を肉芽に滑らせながら、オルファウスは笑った。シーツに染みを作るほどルヴィアの割れ目は
濡れていて、スムーズに指先が動く。
「あっ、くぅんっ」
中に指が入りこみ、ルヴィアの息遣いが荒くなってきた。声を出すまいとするルヴィアを面白そうに
見やると、オルファウスは中に入れる指を増やす。
「あぁぁっ、はぁ・・・、んっ」
緩急をつけて出し入れされ、否応なしに快楽を感じさせられて、ルヴィアは呪文を解かれたのにも
気付けなかった。くいっ、と自分の中で曲げられた指にびくびくと体を震わせる。
「こんなに感じて・・・。そんなに気持ちいいですか?」
「ち、ちがっ。んんんんっ!」
急に指のスピードが上がった。息を弾ませて、ルヴィアが体をくねらせる。
「ひっ、あっ、あぁっ、やっ、はぁっ、あああぁぁっ・・・・・・、・・・・・・え?」
あともう少し、というところで、指が引き抜かれた。無意識に腿をすり合わせるルヴィアからしばらく手を離し、
ルヴィアの体の熱が少し冷めたところでオルファウスはまた中に指を突き入れる。
次もまた、同じところで指が止まった。そしてまた、再開。それを数回繰り返したところでオルファウスは
にっこりと笑う。
「どうしてほしいですか?」
ルヴィアは答えられない。
「このままでいいんですね?」
嫌だ、とその目が言っている。
「ほら、どうなんです?」
「い、イかせて、ください・・・」
触れては離れる指に、ついにルヴィアは白旗をあげた。羞恥に頬を染めながら、それでもオルファウスに懇願する。
「いいでしょう。でも、その前にやることがありますよ」
言ってオルファウスは着ているものを脱ぎ落とし、ベッドに座った。
朝の光がカーテンの隙間から差し込んでいた。どうやら雨はあがったらしい。昨夜はどのくらいで開放されたのか、
全く記憶がない。とりあえず今は、素裸のまま毛布にくるまっているようだ。
腰の重さをこらえて体を起こそうとしたルヴィアは、首にも違和感を覚えてそこに手をやった。
「首輪・・・」
思わず呆然としたが、なんとか外せないかとあちこちを探ってみる。しかし、触れるところ全部に触ってみたのだが、
どこにも継ぎ目がなかった。それどころか首輪には鎖がついていて、その鎖は壁に固定されている。鎖の長さは
ベッドのまわりを歩き回れるくらいしかなく、ルヴィアが力を込めて引っ張っても、その鎖はびくともしない。
「お目覚めのようですね」
背後で聞こえた声に、ルヴィアは身を硬くした。昨夜と同じように、気がついたら横にオルファウスが立っている。
「せっかくですから、朝食の前にもう1度お相手願いましょうか?」
問いかけの形をした命令だ。はぎとられる毛布を見ながら、されるがままにルヴィアはベッドに横たわる。怖いと
思いながらも、強烈な快感を思い出して体が疼く。絶対的な支配とはこういうものをいうのかもしれない。
諦めとも自嘲ともつかない笑みを唇の端に浮かべて、ルヴィアは快楽に身を委ねた。
Fin
読んでくれた人、ありがとうございました。
なんかオルファウスが微妙にキャラ違う気がしますが・・・。
ちょっと!ちょっとちょっと!!ノシ
途中で気づきましたが【4】が無いです!
肝心の【4】!!
正座して待つのです。
肝心の所が!何という鬼畜プレー
てっきり朝チュンなのかと思ってたw
「ベッドから降りなさい」
その言葉に、ようやくルヴィアは体が動くことに気がついた。しかし、もはや抵抗することは選択の中にはない。
言われたとおりベッドから降りると、膝をついてオルファウスの足の間に口を近づける。言われるまま、そのモノに
舌を這わせ、しゃぶる。頭を押さえられて喉の奥に剛直を感じ、むせそうになりながらも、ルヴィアは必死で
オルファウスのモノに奉仕した。
「全部、飲みなさい」
口の中流れこんでくる熱いものを、ルヴィアはなんとか飲み込んだ。涙目になっているルヴィアの足の間を、
軽くつま先で刺激してやり、オルファウスは再び命令を口にする。
「もう1度ですよ」
こくりと頷き、ルヴィアはまたオルファウスのモノを口に咥える。すぐにそれは硬さを取り戻した。
オルファウスに促されるまま、大きく足を開き、ルヴィアがベッドに横たわる。溢れる蜜を指ですくったオルファウスは、
その指をルヴィアの口にこじ入れた。
「いやらしい体ですね」
顔を背けようとするところに、一気に己のモノを突き入れる。奥深く入った後にぎりぎりまで引き抜き、
またすぐに押し入るのを繰り返されると、ルヴィアは途切れることなく喘ぎはじめた。より深い快感を得ようと
自分から腰を動かす姿は、先程とは全く違う。
「ふふふ、可愛いですねぇ」
「ひぁ、あ、くぅっ」
「イク時には、ちゃんとイクと言うんですよ」
弄られながらも、オルファウスの言葉に頷くルヴィア。それからそう時間のたたないうちに、びくびくとルヴィアの
背中がしなった。
「あっ、やっ、いいっ!・・・・・・・・・イクぅっっっ!!」
絶頂を迎えた体から力が抜ける。だがオルファウスはそれには構わず、動き続けた。様々に体勢を変えながら、
2度3度とルヴィアの体を快楽の極みに追いやり、ルヴィアが完全に意識を失って初めて、彼女の中に白濁液を
注ぎ込んだ。
643 :
633:2008/04/23(水) 17:37:38 ID:BhIjOhbZ
【4】投下しました。
順番前後して申し訳なかったです・・・orz
キテター!投下感謝です!
:
わりと今までなかったペア? オル×女主。
エロはエロで良いのですが、女主のオルに対する気持ちとかその逆の
気持ちとか、歴代無限のソウルも喰っていたとか、そういう心理描写も
も少しあると良いな、と思いますた。あるいはデバガメネモとか
獣姦で参戦、3(?)Pとか。
投下トンです。乙です。
むむぅ、軽く触りを撫でた感じで正直物足りないです。
凌辱はもっと嗜虐的屈辱的にネットリお願いしたいかなあ。
オルファウス言葉責めーの、女主屈辱ーの、調教でエロ狂いーの。
オルファウスの思惑や女主に意中の人がいたりすると、また寝盗られ感がでていいーの。
お〜久しぶりの投下乙!
お疲れさま〜
>>647 前にも思ったが
おまえなんで人の投下してくれたものに
文句ばっかつけてんの。
自分で書けや。
>>649 でもこういうところに投下する以上、賞賛以外の声もあるであろうことは
投下する本人も了解済みなんじゃないの?賞賛だけしてほしいなら自分で
HP作るなりブログ始めるなりしてR指定隠しページにして出せば良い
だけで。
批評はSS書くより難しいってわかってるなら何も言わないけどな
大概は平行線だよこの話題
>>批評はSS書くより難しい
それはないわ…
ちゃんとした批評は確かに、難しいかもな
>647なんて批評じゃなくてただの自分の好みの押し付けじゃん。
>>652 不快にさせたならごめん
荒れない批評ってほとんどみたことないからあんな書き方になったが、言葉たらずでした
SSを書くのが簡単だといったつもりはないんだ
読んで職人さんが素直に頑張ろうって思える批評・感想って中々かけないよな…
どうなるかなんて結局受け取る職人さん側の気持ち次第なんだろうけどね
>>649 言われなくても、たまに書いてるから。
凌辱物が初めてなのかと思うくらい、なんだか初々しい凌辱作品だったんで、つい。
>>656 >たまに書いてるから。
あーはいはい。
バカかおまえはw
現にSS書いて投下する前後に同一IDで、とかでもない限り
そんなヨタ話信じる奴はいねえよ。
なら>656が自分の望み通りな展開になるSSを書けばいいんじゃね?
チラシの裏とかに
本スレにもいたが、珍しくここにも煽りっぽいのが湧いてるんだな。
これが黄金虫というやつか。
646=650だけど、
自分も正直深みと言うか背景の掘り下げというか描写が不足して
いるように思ったので、この職人さんが初めて?かわかりません
が、その辺意識して今後書かれたらもっと良い作品になるのかな
と思いました。
ここはエロが不足でも文句言われるので、エロのほうは
頑張って書いたんだなあ、と思ったのですが。
それともここはGJ!!!以外は認められないの?それなら以後
書き込まないようにするけど。
>>660 なぜ極端に走るんだ
上記で叩かれてるのはGJ以外の感想を書いたからじゃなく
自分の好みの押し付けな内容だからとレスされてるだろうに
感想かかれたSSの内容とは無関係の問題だよ
ちなみに最初に文句つけた
>>649は、
投下してくれた職人さんに、GJ感想どころか乙一つ無い罠。
633です。
色々とご意見感謝です。
実は陵辱物はおろか、SS自体が初めてみたいなもんだったり・・・。
HPもブログもない人で、ネタだけはあったのでここに投下させていただきました。
なので、感想をもらえたってことだけですごく嬉しかったし、
ここを直せばいいんだ、みたいなことも教えてもらってありがたかったです。
あの、ぶっちゃけ、ネタができたらまた投下してもいいですか・・・?
はっ!(汗)
イタイ上から目線の感想で悪かったね。
もちろん!楽しみに待ってます。
647は内容よりも口調が痛かった
責めーの屈辱ーのエロ狂いーのってwww罠も(汗) もないわw
ダメ出しした人もそれに絡んだ人も
もうちょっと書き方ってもんを考えればいいのに
猫賢者様はどんなぬこもフニャフニャにしちゃえるゴッドハンドの持ち主だと思います
時々ぬこ弄りたい(;´Д`)ハァハァって禁断症状が起きると仕方が無いからネモで我慢します
屈辱に震えながらも既にネモは離れられない体に…
すまんかった
やっぱり全裸に猫耳&尻尾&首輪だけ付けた女主の全身を猫じゃらしで撫で回す方がいいなw
毎回ネモに話しかけるとニャーって泣く仕様にしてくれとは思った。
女主の猫獣人、出身地ごとに毛並が変わりそうだ。
旅先…茶虎猫
ミイス…ペルシャ、チンチラみたいな長毛種
黄金…三毛猫。どっかの猫板で三毛のお嬢さんは大抵気が強い、と
読んだもので。
始まり…白猫、ママンみたいにオッドアイ。
なぬこが浮びますた。
悲しいことに猫姦はトゲトゲで痛いと聞きました。
猫姦…つまり真ネモ×ヌコミミ女主の事ですね!
レムオンも猫だな
リンクスとかユキヒョウあたりなイメージ
だから犬科のファーロスが大嫌い…と
マタタビ酒で正体を無くしゴロニャン中の猫耳女主。
誤って体に落とした溶けかけたバターをネモが、
バターネモとなって、美味しく頂く。
「あ、あンッ」
「まったく、手のかかる女だぜ…(レロレロ)」
ゼネテスのバターわんこもイイな。
ゼネテス「やれやれ、ま適当に……(レロレロ)」
レムオン「いや、一寸待て!なんで俺に!アッーーーー!!!」
>>673 吹いたwwww
でも相手は女主がイイな!
うひぃww
その続きは801板でじっくりとw
新保管庫に収録されてる作品って今はスレ1の初期まで?
何か訳があって削除されたのかな。
>>663 今更だが話は面白かった
乙
少し2慣れはした方がいいとは思うが投下されれば読む
『強姦』というにはぬるいかと思った
書き手として向上目指すなら「SS書きの控え室」にでも行ってみることをすすめる
ゼネテス「レムオン、ガッつくようだが女主人公の股間は僕の好物なんだ・・・くれないか?」
レムオン「ああ」
ゼネテス「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ・・・」
レムオン「やれやれだぜ」
ネモ「ゼネテスは赤貝が好物らしいぜ」
セラ「俺、この戦いが終わったら、ミイス主に姉さんの胸の素晴らしさを告白するんだ」
それで間違えて黄金主に告白する訳ですね、わかります
鉄拳制裁なイメージの黄金主がベッドの上では
まるっきりダメダメになったら物凄く萌えるんだが。
黄金主タンを気持ちよくさせるまで、ガンガン殴られ続ける男が浮かびました。
それがVITをあげる為の愛の殴打なら萌えるかもしれん。
ちょwwDV愛
猟奇的な黄金主……って前本スレで同じこと書き込んだ記憶があるぞw
ほしゅ
このスレ自分にはまだ早すぎた・・
純愛ラブラブも保管庫にならあるでよ。
保守
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
小学館編集の横暴を許すな!!
漫画家さんを守りながら消費者にも出来る簡単な抗議運動です。
1、小学館の雑誌は発売日に買わない。(無期限)
小学館の横暴は問題ですが、漫画家さん個人が悪いわけでありませんし
そこで、小学館の雑誌を買う場合一日我慢しませんか?
発売日の売上げは、POSで把握してると思います、数字に出るほど変化があれば
真剣に受け取るでしょう。単に不買運動を始めると頑張ってる漫画家さんも困ってしまいす。
そこで、発売日に買わないことで、編集への抗議を明確にします。
2、8月は小学館の漫画、雑誌、単行本を買わない。
コミケ開催の8月は、一ヶ月我慢します。何時も追っかけていたコミックスを一生買えないという
不買運動は、編集の詭弁によって単なる売上げ減に捉えられます。8月には買わない。
これで、消費者側から★小学館編集★への抗議だと明確に伝えられます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
賛同する人はコピペしてね。
うぜえ
保守
保守
議題『ネメア、レーグ、イオンズ、デルガドは童貞か?』
そのメンバーは個人的には童貞ではないと思う。
ただ本スレでも出てたけど、ネメアだけは半魔人ということにコンプレックスを持ってて童貞という線もありうる…。
むしろ玉葱の方が童貞っぽい気が…。他人に興味なさそうだから
hosyu
玉葱と聞くとトンガリでの変態プレイしか浮かばないんだ
きっと性感帯だよな、トンガリ。
それを言うならナッジの角も…
折られると死ぬなら相当敏感だな
ナッジ「らめぇ!逝っちゃうー!」
と言うやつだな
コーンスってSEXのとき角が邪魔になりそうだな
よっぽど顔同士を近づけなければ大丈夫だろうw
でも、コーンス女性にフェラしてもらうのはかなり危険な予感。
基本的に獣のようなバックだろう。
私的にコーンスって一角の鬼じゃなくて、
ユニコーンが人化したモノだと思うとそそられる。
童貞をやめると角が抜けてしまうんですね、わかります
>>706 もしそうだったら、各地で童貞コーンスが角を狙われて
アーギルシャイアとかカフィンみたいな痴女に
襲われまくるな。
アーギルシャイアは実は処女
>>707 すると、街中で会ったときのアイリーンのセリフが
「あのナッジってコーンスの男の子、貴方の連れでしょ?
向こうの方でふらふらしてたわ。気をつけないと彼、
痴女に犯されちゃうわよ」に変わるんだな?
そう、アイリーンが口元の白いものを舐めとりながら言いました。
>>706 いやいくらなんでもあの年で童貞なんてわけは。
どんだけフレア一筋なんだよ。
先代フレアで喪失済みです
屍姦ですねわかります
エアと子作りに励む日々
エアとの間に生まれた娘も含めて親子丼
両刀エア様
正直、登場女性キャラに魅力的なのが多すぎる
俺が主人公なら、即闇落ちして色魔になる
>>719 キャラ魅力+エロ要員な要素が最も強いのが女主というのが
このゲームの業の深さだと思う
確かに女主は可愛い
エステルってボクっ娘なのに結構巨乳に見える
>>712 どんなに時がたとうとも、殺したいくらい愛したフレア一筋が
ヤンデレの基本。
四巫女が捕まってるシュチュがどうにもエロ過ぎて・・・
女主かわいすぎる…あれで髪伸びたらサイコー
誰が相手でもけっこう美味しくいただけます
女主はふとももがたまらん
女主のふとももに大イカの触手がぬらりと…
なんて想像したのは自分だけでは無い筈。
727 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 23:11:31 ID:BUUNU4/6
こっちと7の方、どっちに小説投下すれば良いんだ?
こっちは容量キツキツ?
いや、むしろ結構残ってる。現在365KB前後くらい
…というかいつの間に次スレ立ってたんだな
なら早いとこ埋めて次スレに移行した方がいいかも試練
ナイトメアの雫の女主ネタ探してみたんだが、意外なことにまだ書かれてないのね。
間接的な描写なら保管庫で見つけたが。
アトレイアといっしょに世界を滅ぼしたい
アトレイアは無垢だろうから、相当にハードな調教ができそうだ
>>730 さあ早く書く作業に戻るんだ
あの場面には大変お世話になってます
344 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/08/12(火) 15:28:32 ID:ADBAqYNn
erazillとか作りたいけど、ブランク有り過ぎて
エステルの口調すら思い出せねえ・・・
4巫女を調教したいです
345 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/08/12(火) 15:29:23 ID:ADBAqYNn
うん、誤爆なんだスマナイ・・・orz
(///)
一騎打ちで負かしたアイリーンに襲い掛かる都会スタート男主
>>730 ナイトメア関連で温めてるネタはあるけど、
同ネタが投下されたら書くのは不可?
>>737 構わないと個人的には思うが。
投下カモン!
どんだけでもドーンと来いエロス。
ルルアンタ狙いで攻略してたらネメアに阻止された思い出…
けなげなルルアンタは、鬼畜男主のハードな責めにも
文句を言わずに耐えると思う
逆に悦びそうだが
むしろルルアンタが攻め
リルビーは人間と混血が可能になる日も近い…
ってどっかの攻略本に書いてた気がする。
とんでもない攻略本だなと思った
>>745 無印のキャラクターブックのリルビーの欄だったかな。
どんだけロリショタなんだと思った。
ぶっちゃけ、コーンスとも混血可能だったんじゃないだろうか
ちなみに、リルビーは10歳で成人
魔人、ダルケニス、エルフで可能なら
ぶっちゃけ全部の種族と人間の交配ってできそうだ
コーンスはどこから精液が出るのかが問題だ
>>748 コーンスだけは「真フレアがシェムハザを振った理由」が
「子供ができない(火の巫女の血筋を残せない)」からだったからムリ。
セラたんのSSはまだですか?
>747
確かにリルビーはロリショタ種族
>>753 ダルケニスと人の混血はダルケニスになる(ハーフエルフだってエルフよりだ)
↓
もしかしたらコーンスもそうじゃね?
↓
「(人間種族の)子供ができない」からシャムハザを振った
って深読みしてる人がどっかにいた気がする。
エロパロ的にはこの方がネタがせばまらんな。
むしろ、相当に出来にくいとかじゃね?
それこそ封神演技の仙人同士の交配みたいな確率とか
インフィニティアやウルグすら宿せる女主人公なら、
コーンスの子供くらい平気で妊娠できそうな気もする。
>>757 ナッジが最萌えの自分としてはそうであって欲しい
誰か書いて・・・
お願い・・・
書きかけ放置中…
寂しいな
ルルアンタ絡みで書いてみたいとは思うのですが。
ルルアンタ「ルルアンタ知ってるよぉ! そういうの口だk」
旅先主「シーッ!」
「こうすると男の人はよろこぶんだよね?」
さすさす
(ちょ、ルルアンタ!いつの間にこんなこと覚え…!)
「しっかり脱がせてあげて、と」
ちろちろ
(親父が死んでからずっと二人きりだった筈なのに…)
「確か、この位の角度になったら、今度はこう…」
なめなめ
(ぬぉぉ…!?)
「よほはら、さひのほうへ、こうひへ、、、」
れろれろ
(ひっ…だめぇ、上手、すぎぃ…)
「(最後まで吸いきるように)」
ちゅるるる
(放心状態)
「んー………(ごっくん)」
(放心状態2)
「そうだ!ちゃんときれいにしなくっちゃねっ♪」
ちゅっちゅっ
(あ、後処理まで…orz)
「―――?」
「え、いつこんなこと覚えたのかって?
えぇとね………
…フリントさんが教えてくれたんだ、よ。」
(……!?お、親父ー!?)
「他にも"おとなのおんなのたしなみ"を色々教えてくれたよ。
『ルルアンタは覚えるのが早いね』って褒められたんだっ!」
(絶句…)
「じゃあ〇〇…、次はソレを…ココに、ね?」
くぱぁ
(鬼畜!変態!外道!ロリ親父!)
「…初めてだから、やさしくしてね…?」
(あの所作…
このタイミングで上目遣いでの「決め台詞」…
もう何も信じれない…)
【闇墜ち5秒前】
あんまりにも板が寂しかったのでコネタ投下
実はフリントさんは手をつけてませんでした、的な展開を考えたんだけど
自分の文章構成力じゃあ色々と無理でした…
各自の脳内妄想で補完よろ
>767-768
一瞬フリントさんが嫌いになったwwww
ある夜、旅先男主にもとめてくるルルアンタ。
「フリントさんがいないと、やっぱり淋しい」
そう言いながら旅先男主の上に乗り、可愛らしくすりすりと愛撫をするルルアンタ。
「お嫁さんにしてくれるって約束したのに。○○と本当の家族になれるから、ずっと笑顔で、なんでもしたの…」
ダメだヤンデレに突入してしまうわ。
よく考えたらシェスターは爆乳
うむうむ、ところでエステルの肌の色って砂漠に居るせいでの日焼けかな?
元々の地黒なのかな?
褐色肌だと聞こえが良いけど、地黒だと響き悪いな
褐色肌でも地黒でも、本質は同じ
フリントさんの子が娘だったら
女主にいろいろと仕込んでるかもしれん
むしろ肉便器にされてるか
_ ∩
( ゚∀゚)彡 PSP!PSP!
⊂彡
>>776 なんじゃこりゃすげえええ!!!!
ルルアンタで女主調教したぜ
やあ (´・ω・`) ようこそ、ロストール酒場へ。
このミルク(エリス様から採取)はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「まだ」未完成なんだ。済まない。
そしてスレ違いも承知の上での暴挙なんだ。
でも喜んでもらって何より・・・
基本は0入力で男主スタートなんだけど書くの忘れたんだ
でも、いろんなカプが楽しめるのもeraの良い所だよね・・・
本当は一杯喋るはずなんだけど
力不足でエステルが一部喋るだけなんだ、ごめんね
ああ、今日も口上を書く作業が始まる・・・
>>776 地味ながらも没頭してしまう!GJ!!
カフィンが母乳出しまくりになったのは驚いたがw
…で、しょーもないことを聞くんだけど
レズってどうやるの…?
(´・ω・`) <調教者が「女」でふたなりで無い状態か、堕ちたキャラを助手にしてから「貝あわせ(アソコこすり合わせる)」コマンド実行です
>>780 ごめん。説明書に書いてあったね orz
止まらなくなった!
ありがとう、楽しませてもらってる!
空中を漂う古代都市ラドラス……
数百年の昔、栄華を極めた魔道王国ラドラスは滅亡し、そのかつての都は存在を秘し
一部の限られた者のみがその在り処を知る御伽噺の中の存在となっていた
そして今、虚無の子シャリの暗躍によって、伝説の世界から、再び大空に君臨する存在として蘇ったのだ
その心臓部とも言える動力の間は、男女の交わりが成す濃厚な淫臭により満たされていた
床に横たわったオールの肉棒をその秘穴に咥え込み、恥じらいながらも激しく腰を振り
夢中で快感を貪っているのはイークレムン。水の巫女の末裔。
イークレムンのその裸身は、止め処なく滴る汗と
何度吐き出されたか分からないほどのオールの精液で、淫靡に濡れて光っていた
そして、未だキツイ締め付けの膣に絞り上げられ、オールはイークレムンの中に、
たっぷりと精を吐き出した。膣奥に熱い迸りを受けてイークレムンも獣のような絶叫と共に達した
かつて清純な乙女であった秘穴から、逆流した精液をボトボト溢しながら満足げにニッコリと微笑む様は
以前の彼女を知る者には信じ難いものがあるだろう
『順番』が終わった彼女を、ラドラスの核の触手が捕らえる
美しく整った胸も、瑞々しい唇も、潤った秘穴も、触手は遠慮など知らぬように思うまま蹂躙していく
すでに秘穴には太い触手が侵入し、触手が突き込むたびにオールの精液がビュッビュッと
勢い良く掻き出され、触手を伝って地面に滴っていた
そしてイークレムンは、いつもの様に次の順番が訪れるまで、触手に弄ばれ嬌声を上げ続けるのだった
イークレムンと入れ替わりに触手から開放されたのはフレア。火の巫女の末裔。
激しい触手の責めから解放された直後にも拘らず、落ち着いた様子で、しかし躊躇いも無く
オールの肉棒を口に咥え、自身の持つ限りの技巧を駆使し、献身的に奉仕に励んだ
イークレムンに放出した直後は萎んでいた肉棒も、フレアの口技により硬度を取り戻した
人形のように冷静なフレア。フレアの変化を見たくなったオールが自慰を命じると、
フレアは大人しく従った。後ろの穴には肉棒と同じ大きさの張形を、前の穴には一回り大きい張形を
受け入れて、激しく出し入れを繰り返させる
苦痛と快楽と屈辱に翻弄されながら、絶頂に近づくフレア。僅かながら、色づいた肌に汗の玉が浮かぶ
張型をいっぱいに咥え込んだ秘穴からは、白濁した愛液を吐き出している
そして静かに、だが激しく体を振るわせた
絶頂に身体をヒクつかせているフレアにラドラス核の触手が伸びる
絶頂の余韻も冷めないまま、フレアは再び触手の責め苦に苛まされるのだった
(´・ω・`)<というSSが読みたく候、好物はエステルとクリュセイスで早漏
触手はいいものだ
ほしゅ
次に触手から解放されたのはエア。風の巫女
まだ多分に幼さの残る身体には、すでにオールの精がたっぷりと沁み込んでいる
地面に倒れたままのエアを抱え上げ、オールはそのまま無造作に貫いた
無垢であった硬く小さな花弁も、度重なる性交で綻び、今では自分でそこを潤ませて
オールの大きすぎるペニスを迎え入れることも出来るようになっていた
抱き上げたエアを身体ごと激しく突き上げると、エアの細い足が地を求めて虚しく空を切る
興が乗ったオールは、何度も何度も突き上げ、そのたびに奥深くまで突き上げられる
エアは、カエルの潰れたような悲鳴を上げ続けた
オールの責めに耐え切れず、エアが意識を失ってしまうとオールは、エアは地面に下ろし横たえた
意識の無いエアにも触手は容赦を見せず、エアの細い足首に巻きついてそのまま引きずって行った
最後に触手から解放されたのはエステル。地の巫女
健康的な褐色の肌は汗にまみれ、少年を思わせる短い髪には、オールが吐き出した多量の精が乾いて付着していた
人懐っこい笑顔の冒険者時代の姿も、一族を率いる威厳に満ちた姿も今は無く
オールを盲信する、淫蕩な少女が在るのみだった
エステルは解放されるや否やオールに抱きついて口付けをせがんだ
そしてオールの手をとり、自身のたわわな胸にオールの手を押し付けた
エステルの手は自身の秘所に伸び、オールを迎え入れるための蜜を吐き出す
準備を整えたエステルは、オールに背中を向けて屈み、両手で秘穴と尻穴を差し出した
オールは、エステルの濡れた穴に親指を突き入れ、存分に掻き回した
そして濡れた指を尻穴に押し込むと、エステルは身体を震わせて軽く絶頂に達した
オールは絶頂したエステルの腰を掴むと肉棒を突き入れた。またエステルが達する
強く締め付ける肉の穴の中を掻き分け、何度も何度も突き入れる。エステルも何度も達していた
やがて一際強い締め付けを感じ、オールはエステルの子宮めがけて欲望を解き放った
エステルは、膣から多量の精を漏らしながら再び触手に捕らわれ、弄ばれる
入れ替わりにオールの前には、熱い吐息を吐き、淫蕩な笑顔のイークレムン……
オールの目が、イークレムンの向こう、玄室の入り口に佇むシャリを捕らえた
爛れた欲望の宴に、シャリは満足げに頷くのだった
ラドラスの動力は巫女達の子供と羊水。
彼女らは何度もオールと交わり孕み、受精したそれをラドラスの機関に差し出しているのだ。
際限もなく…終わりもなく…。
なーんてね。
エステルは耳年増で実際は初心(うぶ)
フレアはメンヘラばりに嫉妬深く、淫乱
エアはモラルが微妙に欠けていて、何でもアリ
イークレムンは至って普通…かと思いきや、超ドM
って感じかね、ED後をエロパロ化すると
旅の疲れを取る為に宿をとったジル達一行。
ベッドに入ったジルは抗えない程の強い眠気を覚え、深い眠りについていた。
どれ程眠ったのか、ジルはふと寒気を覚えた。
初めのうちは眠気が勝り、眠りを優先していたのだが、やがてジルは違和感を覚えた。
掛けていたはずの毛布が無い、そのせいで寒いのだ。おそらく一緒に寝ていたルルアンタが
引っ張って、自分の方に持って行ってしまったのだろう・・・
その事実に気がついたジルは、眠りを強要する重い目蓋をこじ開けた。
ぼんやりとした視界はやがて像を結び、自分の顔のすぐ傍で
ルルアンタが満面の笑みでこちらを覗き込んでいるのに気がついた。
「ようやくお目覚め?ジル・・・ルルアンタ待ちくたびれちゃったよ」
無邪気な笑顔でそう言うルルアンタは、一糸纏わぬ未成熟な裸身を晒していた。
「ルルアンタ・・・?何・・・裸で・・・え、ええ!?」
驚きの声を上げるジル。ルルアンタだけではない。ジル自身も下穿きすら身に着けておらず
鍛えられ、引き締まった裸身を晒していたのだ。
さらに驚くことにそのしなやかな四肢は、ベッドの四隅の支柱に、縄でしっかりと括り付けられていたのだ。
「ちょっと・・・!ルルアンタ!これ、あなたのイタズラなの?・・・早く縄を解きなさい!」
夜更けでもあり全裸でもあるところに、誰か聞きつけてこの姿を見られたらまずい。
ジルはルルアンタのイタズラに怒りながらも、声を抑えてルルアンタに縄を解くように命じた。
しかし、ルルアンタはそんなジルを見て屈託の無い笑顔のまま言った。
「ジル、イタズラなんかじゃないよ・・・今夜、ジルはルルアンタと結ばれるんだよ?」
「ルルアンタ・・・何言ってるの・・・?」
ジルは、ルルアンタの真意を掴めずに困惑した。
「私の大好きなジルをお嫁さんにするの」
「お嫁さん!?何言ってるのよ、それにあなたは女の子でしょ!」
ジルは困惑しながらも、ルルアンタがいつもと様子が違うことに気がついた。
いつものように、ジルを笑顔で見つめるルルアンタ・・・しかしその頬は上気し、瞳は妖しく欲情に濡れていた。
「別に女の子でもいいんだよお?ジルを心から愛せるんだったら・・・」
無邪気な笑顔は、いつしか淫靡な笑顔となっていた。
「ルルアンタ・・・正気に戻りなさい!・・・ルル・・・きゃあっ!」
ジルの説得も聞き流し、ルルアンタはジルのやや小振りの胸に口を付けた。
「いただきまーす、あむっ・・・ちゅ・・・ちゅう・・・ぺろっ・・・ちゅるっ」
「え!?・・きゃっ!ルルアンタっ、やめなさい!・・・やっ・・・こ、コラ!本気で、怒るわよっ・・・!」
ジルの怒りの篭った声に、ルルアンタは悲しい顔をする。
「ジル・・・私は本気なんだよ?・・・本気でジルのことが好きだから・・・・・・」
「ルルアンタ・・・、わ、私もあなたのことは好きよ・・・いつものあなたはね。でも、こんなことをするあなたは・・・」
暗くなっていたルルアンタの表情が、ぱあっと輝く。
「ジルもルルアンタの事が好きなんだね!?なら、相思相愛だね!」
ジルの言葉を皆まで言わさず、ルルアンタは猛然とジルの身体を責め始めた。
孕ませも大好物
>エアはモラルが微妙に欠けていて
わかります
でもょぅι゛ょだから正しいんです
賑わってきたな
PSP効果?
>>791 いや、恐らく、孕んだ娘まで差し出す位のモラルの欠けっぷり
ルルアンタは、小さな手のひらでジルの双方の胸を揉みしだき、首筋に舌を這わす。
「馬鹿っ・・・やめなさっいっ・・・んっ・・・ルルアンタ!・・・ふっ・・・あっ・・・」
技巧としては稚拙、しかし遮二無二責め立てるルルアンタの前に、ジルの声にも甘いものが混じり始める。
ルルアンタの責めの矛先が、小さめだが形の良い胸に集中し始める。
張りのある乳房に幾度も吸い付き、乳輪に沿って舌を這わせる。
「ん・・・ううっ・・・はっ・・・こら・・・やめなさ・・・あうっ!」
外堀を攻めていたルルアンタの唇が、尖り始めた先端を突如襲った。ジルは妹のようなルルアンタにすっかり
翻弄されてしまっていた。
左の乳首を含み、舌で転がし優しく甘噛みする。右の乳首もルルマンタの指に挟まれ、時に弱く、時に強く摘まれるのだった。
「んんっ!あっ、い、いたっ・・・ふあっ、はうっ、んんっ、ああぁぁっ・・・!」
次第に湿り気を帯びていくジルの声と身体。未知の快楽にこれ以上踏み込んではいけない、ジルの理性が警告する。
「んんっ、ルル、アンタっ、ああぁ、もうっ、駄目よ・・・はあはあ・・・こ、これ以上は、許して・・・・・・」
許しを求めるジルの視線に、気がついたルルアンタはにっこりとジルに微笑んだ。
「もう、許すも何もジルは悪いことしてないでしょう?」
ルルアンタは、跨っていたジルの身体から降りる。
「うん、うん・・・だから・・・」
「だから、ジルは私の愛を受け入れるだけでいいんだよ?他の事は考えないでね!」
そう微笑んだルルアンタは、ジルの剥き出しに秘唇に口付けた。
「ぅーーーっ!」
ジルはルルアンタの突然の責めに、白目を向かんばかりの衝撃を受けた。
「ジル、可愛い・・・まだまだ可愛がってあげるからね!」
目を見開き荒い息をつくジルの姿に、ルルアンタはますます欲情をそそられるのだった。
ルルアンタには無い、薄いが長めの陰毛がジルの秘処を囲んでいる。
ジルの秘唇を舐めるのに、鼻に当たってくすぐったい。
ルルアンタは、脱ぎ散らかした自分の衣服から短剣を取り出した。
「何するの!?ルルアンタ、気でも狂ったの!?」
ジルはぎょっとして拘束された身体を捩り、少しでも逃げようとする。
「ちょっ、ジル動かないでよお・・・危ないじゃない!」
「危ないのはルルアンタでしょ!?・・・きゃっ!」
暴れるジルを持て余したルルアンタは、ジルの鍛えられたお腹に後ろ向きに腰を下ろし
全体重をかけてジルを押さえ込んだ。
「さあ、じゃあ始めるね・・・ジル動いたら怪我しちゃうよ・・・」
ジルは恥丘に冷たい感触を感じ、身を竦ませた。
「ジル!動いちゃだめ!」
ルルアンタの叱責が飛ぶ。ジルは目を瞑り、身体を硬くした。
短剣の刃がジルの恥丘に沿って動かされると、僅かに引っ張られる痛みを何度か感じた。
「はい、お終い!ねえ、ジルのここ、ルルアンタと同じになったよ!」
ルルアンタがどくと、先ほどまで生えていたジルの恥毛が綺麗に無くなっていた。
「ああ・・・酷い・・・酷いわ、ルルアンタ・・・・・・」
ルルアンタは短剣の刃で、ジルの恥毛を剃り落としていたのだ。
得意げなルルアンタの笑顔を見て、ジルは一層惨めな気持ちに打ちひしがれた。
妹のような存在であったルルアンタに、いいように弄ばれている自分が不甲斐無く感じるのだった。
「ジル、悲しまないでよ・・・ルルアンタはジルと一緒がいいんだよ?毛は急に生えないから
ジルのを剃ったんじゃない・・・またすぐに生えてくるんだし、いいでしょ?」
ルルアンタはそう言うと、再びジルの秘唇に舌を這わせた。
「それに、舐めるのに邪魔だったしね」
ジルの目の端から涙が零れた。
>>776 ちょっと遅れたが楽しませてもらってる! GJ!
アイリーンとカルラを並べて遊ぶ為に金を貯めてる所だ。
こういうの見ると、なんか機能とか追加してみたくなるな。
もし、気が向いて作ったとしたら、うpしてもいいか?
ルルアンタの可愛らしい舌が、ジルのぴたりと閉じた秘唇をぞろりと舐めあげる。
「はうっ!・・・は、はあんっ・・・ふうっ・・・やぁ・・・!」
幾度も右を左をと交互に、時には僅かにはみ出た花弁を唇で挟み、軽く引っ張る。
ルルアンタは、ジルの秘唇の上端に包皮に包まれた突起があることに気がついた。
「ーーーっ!」
優しく一舐めしただけで激しい反応を返すジルに、ルルアンタは得意になって突起を集中的に舐め回した。
「あうっ!はんっ!あん、あーっ、あっ、あぁっ!」
激しく舐めるうちに、包皮を押しのけて桃色の肉粒が硬く隆起していた。
目聡くルルアンタは、肉粒を口に含み、舌で責め立てる。
「あっ!?だっ、駄目!あっ、何!?ああっ、何か変よ!」
ジルは激しい快楽の連続に、意識がすでに切れ切れになっている。
きゅっと、ルルアンタは肉粒を甘噛みした。
「っ!?ああああーーーーーっ!」
ジルは背筋をぴんと張り、目を見開きながら幾度も身体を振るわせた。
ジルを生まれて初めての絶頂に導いたルルアンタは、満足げにその様子を眺めていた。
絶頂を迎えて、止めどなく蜜を吐き出すジルの未通の孔に、ルルアンタは無造作に舌を突き入れた。
「はあっ!!、も、もう・・・たす、けて・・・はあ、ルル、ああぁぁっ・・!」
後から後から溢れ出す、白濁がかった蜜を舌で掻き出しながら、ルルアンタは舌を奥へ奥へと突っ込む。
「うふっ・・・ジルのここ、結構臭うよお?厭らしくて、生臭い臭いがするよ?」
「い、嫌っ!そんなところ嗅がないでぇっ!!」
ルルアンタの残酷な嘘を真に受けたジルは、羞恥のあまりに消えてしまいたいと身を縮こませた。
そんなジルの反応に気を良くしたルルアンタは、更に舌を躍らせて、ジルのキツイ入り口の締りを楽しみ
熱く潤う肉壁、そして肉壺の奥の肉壁が成す処女膜を舌で突付き存分に弄んだ。
ルルアンタの舌が動くたびに、ジルは可愛い悲鳴を、或いは低い呻き声を上げ、身を振るわせた。
愛するジルの乱れる姿に極まったルルアンタの右手は、いつしか自身の幼い秘処を嬲り、蜜を湛えさせていた。
「や・・・ルルぅ・・・かっ・・・堪忍・・・してぇ・・・ひっ・・・はっ・・・・・・」
初めての行為だというのに幾度も強制的に絶頂させられ、ジルは息も絶え絶えになっていた。
「ジル・・・ルルアンタ、もう我慢できないよぉ・・・」
半身を起こし、欲情に濁った瞳でジルを見つめるルルアンタ。
その愛らしい小さな口の周りには、ジルの愛液をべったりと纏わりつかせていた。
「そろそろ・・・ジルを私の物にするね・・・」
「うっ・・・!」
ルルアンタはジルに、心の篭った接吻を与えた。
自身の愛液に塗れた唇を押し付けられたことにも気づかずに、ジルは荒い呼吸を整えていた。
ルルアンタはその間に荷物から取り出した長めの短剣の鞘と柄を細革紐でしっかりと縛り、抜けたりしないかどうかを
何度も確かめていた。
「ジル、お待たせ!・・・いよいよ結ばれるときが来たのよ?このストラスエッジでね」
未だ度重なる絶頂の影響から抜け出せずに虚ろな目のジルには、ルルアンタの言葉が分からない。
ルルアンタはくすっと笑うとストラスエッジの柄の先端を、十分に塗れた自身の膣の入り口に添えた。
「いざとなると、勇気が要るね・・・んっ・・・んん、ぐっ、ふっ、ふう、ぎっ!、ああ゛ーーーっ!」
ストラスエッジは刀身部分と歯止めを残し、その柄はルルアンタの秘部にすっかりと飲み込まれていた。
やがて刀身の先端からは、乙女の証が滴り落ち純白のシーツに朱の珠を描いた。
「うぐっ・・・ふっ・・・ふっ・・・結構、濡れてたけど、やっぱり痛いもんだね・・・」
ルルアンタの異常な行動を見せ付けられ、夢現だったジルも我に返った。
「ルルアンタ・・・!な、何!?あなた、何してるのよ!・・・ああ、血が・・・!」
パニックに陥っているジルに、痛みに眉根を寄せながらも、ルルアンタは微笑んで見せた。
「大丈夫、だよ、ジル・・・」
ルルアンタは、自身の秘部に突き立ったストラスエッジの鞘を握った。そしてその先端を、未だに蜜を吹きこぼしている
ジルの未通の穴の入り口に添えた。
「え・・・?」
そして鞘を握ったまま、ずぶずぶっとジルの穴に押し込んだ。
「がっっ!!あ゛・・・いっだっ・・・抜い、てぇ・・・ぐうっ・・・!」
先端を潜らせた鞘の刀身部分を、さらに押し込む。
「んぐうっ!!!」
「うぎっ・・・がはっ・・・!!」
自分の秘部にささった柄の痛みに、ルルアンタもジルと同時に悲鳴を洩らす。
「ジルぅ・・・痛いのね?・・・うぐっ・・・慣れてくれば、痛くなくなるんだってっ・・・だから・・・!」
ルルアンタは痛みを堪えながら、腰を緩やかに前後させた。
「うぎっ!ひあ、はっ、あ゛っ、やめっ、ルル、アンタぁ、ぐっ!おねがいぃーー!」
ジルの股間には、純潔の証であった紅い雫が勢い良く飛び散る。硬い鞘に抉られて、柔らかな内部が傷付いたのかもしれない。
しかし、ルルアンタは痛みを堪えるために目をぎゅっと瞑り、一心に腰を動かすことに没頭していた。
「いっ!うぎっ!はっ!あ゛あ゛・・・ひぃ!、たすっ、うぐっ!たすけてぇ!!」
男と違い、射精することもない女同士。絶頂に達することができるほどには、お互いの膣内も開発されてはいない。
ルルアンタはジルのしゃがれた声の悲鳴を聞きながら、ジルが意識を失うまで、ずっと腰を振り続けていた。
>>776のゲームおもろいぜ
女主が三千五百万ちょっとで売れた…が買い戻せないのか畜生…
>>779 百合は好かんけど子供に弄ばれる女主っていうのはすごく萌えるな
GJ!
>>800 異常な値段になるのは、おそらく『無限のソウル』のせいなので
恐らく、ノエルタソも・・・
気がついたらヒギイな展開になってしまいました、注意書きしてなかったので
もし不快な方いましたら、ごめんなさいです・・・
女主とノエルによる無限のソウルダブルフェラは絶景。
「何てことだい・・・!」
僅かに開けた扉の隙間から、二人の痴態を覗き見ていたレルラは呻いた。
同室のレーグの鼾に耐えかねて、夜の散歩にでも、と思い宛がわれた部屋を出たレルラ=レントンは、ジルとルルアンタの部屋から
微かに悲鳴が聞こえるのに気がついた。
うら若い二人の女性を狙う、謎の組織か・・・?はたまた異形の怪物か・・・?
レルラは1つ頷くと、護身用のウィンドミルを握り締め、足音を忍ばせて扉まで駆け寄った。
レーグを起しに戻らなかったのは、鼾にたいする軽い怒りと、それ以上に何が起こっているのか
誰よりも早くに確認したい、というレルラらしい欲求が強かったからだった。
レルラの研ぎ澄まされた鋭敏な耳が扉に近づくほど、ジルの苦痛の呻きが大きくなるのを捉える。
屋内での探索にも長けているレルラは、そっとドアのノブを回し、音も無く扉を薄く開けた。
そして、慎重に覗き込んだ・・・・・・
ジルは意識を失い、ルルアンタも痛みからの疲労か、ベッドに突っ伏し荒い息を吐いていた。
レルラは、先ほどまで演じられていた痴態を思い返し、頭を振る。
「何てことだい・・・このままじゃあ、『ジルの英雄譚』を歌うはずが、『ルルアンタと奴隷』とかになりかねないよ・・・!」
ジルは、レルラが見てきた人物のなかでも、一際大きな可能性を感じる持ち主であった。
その彼女が、ルルアンタの手練手管により篭絡されて、旅を辞めてしまわれでもしたら・・・
「ルルアンタのやつ・・・・・・これは、お仕置きしてあげないといけないよね・・・!」
レルラは、そっと扉の隙間から室内に入り込み、ルルアンタに忍び寄った。
「さあ、どうだい?ルルアンタ、これでもう悪いコトはできないね?」
ルルアンタはいまや、両の腕をレルラのベルトで縛り上げられ、脱ぎ散らかしておいた自身の下穿きを口に詰められ
言葉を発することもできずに、呻き声を漏らすのみであった。
先程まで、ジルを弄んでいたルルアンタだったが、今度は自身が身体の自由を奪われ、虜囚の身になったのである。
「まったく・・・、このままジルがヘンな道に目覚めて、冒険を辞めてしまいでもしたら、ぼくの計画が
全て台無しになってしまうよ・・・わかっているのかい?ルルアンタ」
詰問するレルラ。ルルアンタは異常な愛を知られてしまい、破瓜の跡もそのままに裸身を縛り上げられてしまっている羞恥と恐怖に
先程への勢いもどこへやら、すっかり脅えてしまっている。
「察するに、きみはオトコの良さを知らないからこんなコトをしでかしてしまったんだ」
レルラは、そういいながら着ている服を脱いでいった。
小柄な体躯のリルビーだが、レルラの股間のいきりたった逸物は、人間の成人男性と比べても遜色ない。
レルラは、ルルアンタの縛り上げら、ベルトで絞り上げらて突き出された胸の膨らみを、やわやわと揉みしだき
まだ硬い、幼さの残るお尻にも手を這わせる。
「ーーーっ!」
男性経験など無いルルアンタは、目を硬く閉じて恐怖に身をすくませた。
「そう硬くならないで、ルルアンタ。ぼくを受け入れるんだ、オトコの良さを教えてあげるよ」
猿轡に拘束と、処女同然の少女に非道なレルラだが、意外なほどに愛撫は優しく、その卓越した技巧にルルアンタも甘いものを覚え始めた。
「どう?ぼく結構上手いと思うんだ。こう見えても、昔、結婚してて息子もいたしね・・・あれ?娘だったかな・・・?
まあ、どっちでもいいや」
巧みな愛撫に翻弄されて、再び蜜を滲ませたルルアンタの膣口に、レルラの逞しい逸物が狙いを付ける。
「じゃあ、きみの偏った愛を矯正して上げるね、ルルアンタ」
レルラの逸物が、ルルアンタの破瓜を迎えたばかりの膣を押し開きながら最奥目指して侵入する。
「ぅぅっ・・・!」
異性に汚されてしまった悲しみと、太く熱い肉棒の感触に呻くルルアンタ。
レルラは腰を使い始めながら、隣で意識を失っているジルをちらりと見た。
「こっちにも矯正が必要になるかなあ・・・?」
ルルアンタの意識はレルラの熟練した責めよって、すでに陶酔の域に近づいているようだった。
「ぼくも、結構夢中になっちゃうかも・・・」
レルラは硬い果実の中心に己の種子を放出すべく、一段と力強く、深く、腰を突き入れるのだった・・・・・・
END
(´・ω・`) 陵辱展開を宣言するの忘れてて、ごめんなさい
純愛好きな方は、スルーして下さい
805 :
795:2008/10/02(木) 21:47:33 ID:2fEesJ6K
ア、アイリーンが喋ってる・・・ハアハア・・・・
主人公は出身選べてこそですよねぇ
自分は、erazillT(Taboo)というのを考えてました
主人公を選べるようにしてヒロインは縁の深いキャラで
・王城男主は無論アイリーンとフェルム
・ロイでミイス女主、セラでシェスター
・チャカかボルボラで黄金主
・小さな町男主でルルアンタ、フリントさんで女主、ルルアンタ
・アンギルダンでイークレムン
・シャムハザでフレア
・メネアでケリュネイア
・ペウダでカルラ
・ロセンかアンティノでクリュセイス
・タルテュバでティアナ
・レムオンでティアナ
・ゼネテスでエリス
・レルラでルルアンタ
・ナーシェスでノエル
・ガルドランでフェルム
と、こんなのを妄想してました、技術が追いつきませんが
>>805 早速導入させていただきました。ありがたや、ありがたや・・・
パッチ導入済み、素質の名称微修正したverをあちらで上げさせて頂きました
そのソウル貰い受ける
では、アイリーンで抜いてきますノシ
>>804 まさかのクリスピー落ちw
陵辱もの好きなのでGJでした!
レルラロントンSUGEEE!!
これは予想できなかったw
そしてeraも楽しすぎる
吟遊詩人はできる子
カフィンの母乳をなぜ消した…ッ
マムコとアナルと噴乳でイキまくりなのがよかったのにッ
eraの話題で恐縮ですが重大なミスをしてました・・・
テキストエディタ(無ければメモ帳でも可)でSYSTEM.ERBファイルを開いて
8行目のREPEAT 25をREPEAT 35に書き換えておいてください
これでミスで出現しなかったアイテムが購入できるようになります
母乳の素質を後付するアイテムも買えるように・・・
>>812 わざわざありがとう
ところどころにSSみたいなの入るだけでかなりいいな
>>816 おお、アイテム増えたんか
薬とか触手使うにはレズらにゃならんから助かる
つかセーブデータ移動ってできるこれ?
ベースは一緒なんですが、かなりパッチ追加した状態なのでやってみないとわかりません・・・
エラーを吐かなければ大丈夫だと思いますが、最初からをお勧めしまです、シャリ君がちょっと喋ります
一度妊娠してしまうと、出産パッチは入れていないのでそのままになってしまいます
セーブもお忘れなくー(´・ω・`)ボテセクースは正義!
819 :
795:2008/10/04(土) 00:35:25 ID:7a5KiHmq
>>816 さっそく落としてきたよ!
これから遊んでみる!
こっちもまだ作ってみたいネタはあるんで、一区切りついたら作成に移ろうかと。
そのときにはまたうpさせてもらうよ!
‥‥遊びすぎで潰れてなければ、だが
>>819 今日中にあげたくて、一日中わかりもしないスプリクトと睨めっこしてました・・・
しばらく、本体はこれでいいかなあ・・・と思うので
>>795氏のパッチを期待してお待ちしています
自分はSSと口上の方を頑張ります・・・たぶん、また陵辱だろうけど(´・ω・`)
これは良いね
口上作りたい
>>821 ガシガシ作っちゃってください
みんなでerazillを作る ←今ココ
年末くらいまでにeramaker2(絵や音楽もいじれる様になります)が完成して配布可能になる
eramaker2に乗せ変えて、絵師さんとコラボ
こんなペウダもびっくりな野望も夢ではないかと・・・
>>823 ありがたく頂戴致しました、アトレイアは従順そうでいいですよね
何でも言うことを聞いてくれそうです、素直な子に鬼畜要求とか・・・
eraで妄想する→SS閃く→SS投下→eraで遊ぶ・・・そんな流れが理想郷
生まれ変わるときは男主か、ペウダか、ブサイクちゃんになりたいです
ふとももやケツ肉責めるとかあったっけ?つかどお?(´・ω・`)
ジルは女主人公とかカルラみたいな
足や尻がチャームポイントのよなキャラがいっぱいいるんだし
>>825 うーん、確かにどちらかというと自分は太腿派ですが・・・
設定集見てみましたが、男女共に鎧のお尻部分は無防備なんですねw
今のところは、愛撫コマンドでランダムで出るようにすれば
愛撫コマンドの方も、飽きが来ないかなと考えてみました
しかしこれがエロゲというものか・・・
ジルの戦闘よりよっぽどおもしろいなw
>>822のようになったら金払ってもいいかもw
女主の太ももレロレロしたいゲヘヘ
era面白い
大元のkanonはともかく元の東方はよく知らないから何となく食指が動かなかったけど
zillならいける
俺はハーレム厨なのでエクストラで全員調教する為に
ひたすらルルアンタのビデオを売ってますw
なんか個人経営のAVプロダクションをやってる気分になるw<ビデオ売り
ノーマルモードでもレズっ気を上げる方法が欲しい。
あと、エクストラモードでも男(男主人公?)使いたいお。
え?使えるじゃん
主人公変えなきゃいいんじゃないの
調教開始→助手と交代でレズ経験を上げることができます
相性のいい同士のレズは強力で、反発も少ないのですが
やりすぎると恋慕を得ることができなくなるなどのデメリットも在ります
女の子に目覚めちゃうんですねw
恋慕はEND条件の一つですが現状では意味薄いので、楽しめればそれでいいかもです
分かり難いですが、EXスタートはキャラセレクトで0を入力してください
それで男主でのスタートになります
現状だと10人までしか所持できませんので人数制限撤廃しました
あと、微修正などの修正パッチです、該当ファイルに上書きしてください
ttp://a-draw.com/uploader/upload.cgi?mode=dl&file=5312
長々とスレ違いでお騒がせしてすいませんでした
今後はeraスレの方に移動してやります
御用の方は該当スレまで御越し下さいませ(´・ω・`)
>>833 いや気にすんなよ
少なくともこのスレのうちは全然いいだろ
さっさと埋めた方がいいのにeraないと過疎るし
つか新スレも保守し続けないといかんから、こっちをera専用にして埋めてから移動でもいいんじゃね?
>>834 ありがたいですが、興味の無い方からすれば
新レス付いてるSS投下かな?→訳の分からない話をしてるだけだった
というのは萎えるコンボだと思うんです
すぐに移動するつもりが思ったより、レス頂いたので居ついてしまいました
ここは小説スレですしねぇ・・・
普段から常駐してるので居なくなるわけではありません
SSもたまに投下したいですし
真面目にエロいあなたが大好きです
>>833 少なくともこのスレが生きてるうちはここでもイイと思う。
…ところでeraスレってどこ…?
起動できない・・・そうすれば・・・
>>839 erazillが起動できないのであれば、おそらく解凍ミスかと思われます
解凍フォルダの同じ階層にCSVフォルダERBフォルダeramaker.EXEになればOKです
readmeやヘルプファイルはどこでも支障ありません
ダブルクリックや複数ファイルを一度に解凍しようとすると、このようになるかもしれません
解凍先を指定するか、winRARで解凍を選べば間違いないかと
もし、このケース以外だと自分の力量では解りかねます、申し訳ありません・・・
キーボードやテンキーの数字操作だから、まさかマウスのみでやろうとしてるオチは?
842 :
795:2008/10/06(月) 21:47:53 ID:gKrp/7lO
いつもありがとうございます、頂きました
era本スレの方でやっていこうと思います
宜しければ、そちらでもまた宜しくお願いします
全然関係ありませんが、SSスレは作品投下後はレス付けやすいように
1日空けるのが暗黙って今まで知りませんでした・・・(´・ω・`)
それはスレによってまちまちだと思う
ただまあ作品投下後はある程度時間空けるのがマナー、みたいになってる所は多いみたい
eraはある程度進捗があったら報告してほしいなあ
847 :
795:2008/10/10(金) 20:54:26 ID:3pN3zI5a
えーと、842のパッチでミスを見つけてしまったので、報告‥‥
「高嶺の花」パッチの方にEVENT_Z.ERBってファイルがあると思うんだが、
そん中に、「@kaikin」って部分がある筈だ(31行目)
そこの@マークが全角になってる。
これを使う場合、半角に直してくれないか?
間違って古いファイルをアップしてた‥‥
申し訳ない。
>>846-
>>847 了解しました
・
・
・
百合分・強姦分・ネタ分(特にヒドイ)・駄文警報!
緊急回避!緊急回避!
・
・
・
ルルアンタ「始まるよ!私の一人舞台!」
ジル「ええ!?また!?」
フマジメオール
「じゃあ、ゼネテス、レーグ、お疲れ様。今夜はここで宿を取りましょう?」
「おう、小さい宿のようだが部屋は空いてっかな・・・?」
「わーい、ルルアンタ、もうクタクタだよぉ」
「・・・・・・」
旅の途中の小さな宿場町、酒場と宿を兼ねたような建物以外は目立つ建物も無い。
ゼネテスが宿の主人との交渉を纏め、ジル達に小部屋を二つ取ったことを告げた。
「有り難う、ゼネテス。旅慣れた人が居ると心強いわね。・・・以前はレルラの役割だったんだけど・・・」
「ん?あのリルビーがどうかしたのか?」
「・・・ちょっとね・・・しぶきの群島で、はぐれちゃって・・・それきり行方不明に・・・」」
「ん・・・そうか、すまん。聞かなかったことにしてくれ」
「うん・・・」
口篭るジルとルルアンタの様子に、ゼネテスは触れてはならない事であったかと、己の軽挙を悔いた。
レーグは先に休む旨を伝えて、部屋へと上がって行く。
その背中を見送りながら、ゼネテスは自分は寝酒の一杯を頼むべく、再び主人に向き直ろうとした。
しかし、ゼネテスはルルアンタに服の端を引っ張られている事に気が付いた。
「ゼネテスさん、コレでしょ?ハイ」
ルルアンタは、笑顔で一本の酒瓶をゼネテスに差し出した。
薄暗い宿屋の一室で絡み合う、白い肢体。
一は均整の取れた身体にしなやかな手足、より一方は幼い身体つき、共に少女である。
そして小柄な方の少女が、一方的に組み敷かれた少女を責めている。
「うふふっ、どう?乳首が感じるの?あ、今ビクってした!ジル、可愛い・・・」
「ううっ、ルルアンタぁ、駄目、こんなの・・・、お、お願いだから・・・」
ルルアンタはジルに覆いかぶさりながら、木の実を口に含むかのように、やや薄い胸の頂を口に咥え、咥内で弄ぶ。
押しのけようとする、ジルの弱い抵抗を軽くいなしながら、その両手はジルの脇腹、太腿、臀部と
弱い箇所を探り出すかのように触診する。
ジルは、食虫花に捉われた蝶のように、無駄と知りつつも、もがき、其の都度、巧みなルルアンタの愛撫に翻弄されるのだった。
「ジルは、ホントにおっぱいが弱いのねぇ、ちゅっ、れろっ」
「あううっ、んっ、くうっ、嫌っ、言わないで!そんなこと・・・」
ジルは、小さくて気にしている自分の胸の事を言われ、ルルアンタを押し退け、胸を隠そうとした。
ルルアンタは、強くジルの胸の頂を摘み、口内の硬くなっている胸の突起も、強く舌と上顎で挟み込んだ。
「あっ!った、痛い、ルルアンタ、噛まないで!」
「噛んではいないんだけど・・・ジルが逆らおうとした罰だよ」
「うう・・・」
ルルアンタは小さな両の手のひらで、ジルの薄い胸を包み込み、やわやわと優しく揉みながら囁いた。
「ジル、気にすること無いよ」
「え・・・?」
「世の中には、胸が小さいのが好きな人もいるんだよ?貧乳は希少価値なんだよぉ」
「そ、そうなの・・・?でも、リルビーのあなたに言われても・・・あら?ルルアンタ、付け黒子がずれて泣き黒子になってるわよ!?」
「何言ってるのよ、ジル。この黒子は埋め込まれてるのよ?ずれたりするわけないじゃない
さっき飲ませた、ヤンバイ草とキッカネの香草のミックスジュースが効きすぎちゃったのかしら・・・」
「やっぱり、怪しい飲み物だったのね・・・もうっ」
怒り、起き上がりかけたジルの股間にルルアンタの指が滑り込む。
くちゅっという水音に、ジルは顔をさっと赤らめた。
「ジル、おっぱい大分良かったみたいだね、ほら、ぐちゅぐちゅ言ってるの聞こえるでしょ?」
「んんんっ!いきなりっ、んんっ!うう、あうっ!あああ!」
ルルアンタはジルの透明な蜜に塗れた指を、ぺろりと舐めて見せた。
「いやあっ・・・ルルアンタ、やめて、そんなっ、そんなことしないでぇ・・・はうっ、はあ・・・ああ!」
「うふふっ、おいしいよ、ジルの・・・」
にこりと微笑みながら、今度は、指をジルの奥へ奥へと深く侵入させる。空いた手は休まずに、ジルの包皮を剥き、痛みを与えぬように
ジルの蜜を纏わり付かせた指で、肉粒に蜜を擦り付けながら巧みに責め立てた。
「ジル、凄いねぇ・・・ついこの前まで処女だったのに、もうこんなにだらだら涎出しながら悦んじゃうなんて!」
ジルの秘穴から溢れ出した蜜は、いまや白濁身を帯びている。ルルアンタの激しい指の出し入れで、隙間から溢れ出した蜜も泡立ちながらシーツに垂れて行く。
ルルアンタは指を秘穴から引き抜く。ちゅぽっという粘性を感じさせる水音とともに、先程より多量の、泡立ち、白濁した愛液が菊門へと伝って流れ落ちていった。
愛らしい指で、ジルの濡れた桃色の秘肉を拡げ、外気に晒す。
「・・・ルルアンタ、駄目・・・拡げないでぇ・・・」
羞恥で顔を朱に染めたジルが、両手で己の顔を覆う。
ルルアンタは、ジルの拡げた秘肉と、その奥を、穴の開くほど凝視した。
未だ、乙女と見まごうばかりの色合い、しかし、その最奥からは、興奮の証をだらしなく垂れ流している。
「ジルのココ、綺麗だよ。まだ、処女みたいに・・・」
「っ・・・!やめて、ルルアンタ・・・意地悪しないで・・・」
「うふふっ、綺麗なココが真っ黒になるまで、ルルアンタがずーっと可愛がってあげるね」
ルルアンタは、太く黒光りする双頭の張形が付いた下着状のモノを取り出した。張形の表面にはなだらかな突起が無数に付いている。
蒐集家フゴーとレルラのハープとの交換で手に入れた逸品、女性専用双頭張形である。
体躯は小柄なルルアンタだが、ジルを責めることで充分な興奮を得ていたので、通常男性の一物よりも太いそれを、多少眉を寄せながらも、幼い秘穴にしっかりと咥え込んだ。
下着の留め金を止めると、ルルアンタの股間に巨大な一物が生えたかのように見えた。
「ジル、いい?今日もコレで可愛がってあげるね」
「やっ、それ・・・怖いの、そんなの無理だよ・・・!」
「もう、ジルったら何回もコレで気をやってるでしょ?今更怖がらないでよ、えいっ」
ぶちゅっ、ずぶっ、ずぶぶっ
ゆっくりと、だが力強く腰を進めるルルアンタ。ジルの秘穴は一杯に拡がりながらも、太すぎる張形を飲み込んで行った。
「はぐっ、ぐうううっ、はあっ!はあっ、はあっ、はあっ・・・・・・」
「ね?ちゃあんと入ったでしょ?じゃあ、動くよ?」
「ま、待ってぇ、えええっ!はあっ!ああっ、はあっ!」
ゆっくりとだが、正確に、力強く腰を振るルルアンタ。ジルは秘窟の壁を、張形の突起で擦られる感触に息も絶え絶えとなっている。
加えて、未だ膣感覚に完全には目覚めるに至っていないジルを、快楽の極みに押し上げようと、ルルアンタは抜かり無く、割れ目の先端の肉真珠を指で転がしていた。
やがて功を奏し、ジルの吐息の間隔が狭まってくる。
「ああっ、あっ、あっ、ああーーーっ!」
足の指を突っ張らせて、ジルが強制的に絶頂へと追いやられた。だが、ルルアンタの責めは緩まない。感覚が鋭くなっている今が、一番の責め頃なのだ。
「ああっ、はあっ!ま、待って、待ってぇ!・・・はああっ、あっ!ああーーーっ!」
立て続けに絶頂するジル。ルルアンタはさらに追い討ちすべく、うなされたような表情で腰を動かし続けた。
精魂尽き果て、ぐったりとベッドにうずくまるジル。ルルアンタは隣で添い寝をしながら、不屈の霊木を口に咥えた。
「ふう・・・、可愛かったわぁ、ジルの乱れた姿・・・」
疲労の中にも満ち足りた充実感を感じ、ルルアンタは幸せそうに目を瞑った。そして、そのまま睡魔に意識を委ねた。
「ううーー小便、小便」
セネテスの心地よい眠りは、耐え難い尿意によって破られた。
ルルアンタの差し入れてくれた寝酒を飲みすぎて、不覚にもベッドに入る前に床で寝てしまっていたようだ。
冷えた床に直接寝ていたせいか、余計に強く尿意を覚え、深い眠りから覚めたのだった。
ゼネテスは、ぼんやりとする重い頭を軽く振り、ふらつく足でようやくの事で立ち上がった
「くっ、俺としたことが・・・あれしきの酒で前後不覚たぁな・・・・・・」
ようやく、身体の感覚を取り戻したゼネテスが歩を進める。先程の倦怠感は微塵も無かった。
まるで眠りの魔法から覚めたかのように、意識も完全に覚醒している。
ゼネテスは首を捻りながらも目下の大事を優先、足早に便所へ向かった。
途中、女部屋、ジルとルルアンタの泊まっている部屋の前に差し掛かった時だった。
呻き声が、確かに部屋の中から聞こえたのだった。
ゼネテスは、足音を殺し、壁際にさっと張り付いた。
ロストールの政敵の刺客か、告死天使か・・・?
いずれにしても、一刻も早く仲間を助けなければ・・・!
ゼネテスは、七竜の剣の柄に手を沿え、部屋の様子を窺った・・・・・・
「まったく・・・とんだ嬢ちゃんだぜ・・・」
ルルアンタは、ゼネテスに組み敷かれ、全裸のままうつ伏せに押し付けられていた。
室内に飛び込んだゼネテスに、虚を突かれたルルアンタだったが、事が発覚したと悟るや
ゼネテス目掛けて、短剣を片手に飛び掛ったのだ。
面食らったゼネテスだったが、ルルアンタの荷物から睡魔の牙がはみ出しているのに気が付くと
瞬時に、ルルアンタの罠に気が付いた。おそらく、牙を削り、粉末にした物でも混ぜてあったのだろう。
「はぐっ、ぐうっ!」
叫び声をあげそうになったルルアンタの口に、ナジラネの果実を押し込んだ。
先に襲い掛かってきたのがルルアンタでも、他人が見たらそう解釈してくれるとは限らないからだ。
特に、気を失っているジルと、ゼネテスに組み伏せられているルルアンタは全裸でもあった。
大きすぎる果実に、口を閉じられずに目を白黒しているルルアンタに、ゼネテスは告げた。
「武器を手に襲い掛かってくるなんて、信じられんな・・・これは罰を与えなけりゃいけねぇな」
ゼネテスは、突っ伏していたルルアンタの小さなお尻を軽々と持ち上げた。
そして自身のズボンと下穿きを手早く下ろし、隆々とした一物を剥きだしにした。
「俺は、異種族だって構わないで食っちまう人間なんだぜ?」
そう嘯きながら、ルルアンタの小さな尻穴に七色の軟膏を塗り込んだ。
硬く閉じていた禁忌の孔を指で解しながら、たくましくそそり立った先端を添える。
「ふぐっ、ぷあっ、はあ、はあ、はあ、ゼネテスさん、御免なさい!ルルアンタが悪かったよぉ!」
ようやく、ナジラネの果実を吐き出すことができたルルアンタがゼネテスに懇願する。
「ルルアンタが悪かったよぉ・・・ねえ・・・ゼネテスさんは、優しいからルルアンタに、もう酷いことしないよね・・・?」
背中越しに哀訴するルルアンタ。そんなルルアンタにゼネテスは、ニヤリと笑った。
「嬉しい事いってくれるじゃないの、それじゃあ、とことん喜ばせてやるからな」
「ええ!?」
くん・・・!ずず!ぐにゅう!
「は・・・入っちゃってるう!・・・お尻になんて・・・!」
「う・・・しまった・・・出そうだ」
「え!?もう!?」
ルルアンタの尻孔を貫いたゼネテスだったが、挿入するや否や呻き声を上げた。
「うぐっ、あうっ、中には、出さないでよお!」
「いや、小便だ・・・小便したかったのを忘れてたぜ・・・」
「じゃあ、もう止めてよお、ぐうっ、おしっこを、しに行けば、うう、いいじゃないぃ・・・!」
ゼネテスは腰を動かしながら考えた。まだ仕置きは始まったばかりだ。ここで止めては意味が無い。
「そうだ、いい事思いついた・・・俺は今からお前の中で小便をするぜ」
「何言ってるの!?」
「まあ、モノは試しだ。きっと、お前も気持ちいいぜ?」
「馬鹿ぁ!やめてよぉ!」
「それじゃ出すぜ」
「いやぁーーー!!」
しゃーーーっ、ちゅーーーっ
「いいぞ・・・腹の中にどんどんはいってくるのがわかるぜ。しっかりケツの穴をしめとけよ・・・!」
しゃーーー・・・
「くうっ!気持ちいい…!」
この初めての体験は、通常の肛交では知ることのなかった絶頂感をゼネテスにもたらした。
あまりに激しい快感に小便を出しきると同時にゼネテスの一物は、肛門の尿の海の中であっけなく果ててしまった。
「おおうっ・・・!」
「ああーーっ!!」
どぴゅっ、ぶぴゅっ、ぷしゃーーーっ
ゼネテスがルルアンタの肛門から柔らかくなりつつある一物を引き抜くと
激しい噴出音と共にゼネテスの排出したものが、勢い良く噴き出した。
「おおーー、噴水みたいだな、わははは・・・これに懲りたら、大人を騙そうなんてことはしないこった」
ゼネテスの笑い声を聞きながら、ぽっかり開いた尻孔を丸出しにし、涙目になりながら惨めな姿を晒すルルアンタ。
ルルアンタは唇を噛み締めた。
ゼネテスが竜王の島に置き去りにされたことは、また別の話である・・・・・・
これはひどいヤマジュンw
素晴らしすぎて困るぜgj
ちょwwワロタww
普通にGJと言わしてくれwww
アッーーー!スカ分注意を入れるのを忘れてたーーー!
スミマセヌ
なんという阿部さんw
クリスピー消されたかw
関係無いけど出来ました。
全然エロく無い話ですけど折角なのでUPします。
859 :
1:2008/10/11(土) 23:53:09 ID:84PYgeyG
夕日と潮風は目に染みる。
そして残照は追憶を巡らせ、潮騒が眠りつかせた筈の記憶を蘇らせる。
**********************************
あの方はアタクシに「知らない物」を「教えてくれる」と約束した。
しぶきの群島の絶景。古の樹海の深い緑。夢幻の湖に鏡の如く映るあの方とアタクシ。
だけど、其の全てがアタクシの為では無く。誰かの為。そしてバイアシオンと下等生物たる「人間」共の均衡を保つために訪れただけの事。
そして、あの方は、あの日あの時、高潔で清楚で気品溢れる私との約束を破り、同じ下等生物の「人間」の田舎娘を伴侶と選びアタクシの元から去った。
まだ、知らない事が沢山有った。
あの方と共に歩みたかった。
短命生物の人間であるあの方の命が尽きるまで、アタクシに「知らない事」を「教えてくれる」と信じていたのに・・・・。
**********************************
「バッッッッッッッッッカヤローォォッッッッですわーっっ!!」
エンシャントから竜王の島へと向かう帆船のデッキで、ヒステリックな金切り声を上げて少女が叫ぶ。
あまりに恥ずかし気も無く叫んだ為に、デッキで寛ぐ人間達はその声に驚愕し、一斉に好奇の目をそちらに向けた。
其処には、涙と鼻水で美しい顔をべとべとに濡らしながら哀しみに打ち震える小柄なエルフの姿が在った。
「フェティ、大声出さないで。恥ずかしいから。」
其れを慰める様に旅仲間と思われるハーフエルフの女性が泣きじゃくるエルフの少女の肩に優しくフードを掛けた。
続いて、彼等の旅仲間と思しきダークエルフの女性が恥ずかしげも無く泣きじゃくる少女の顔を布切れで拭いながら、優しく右手をエルフの少女の左肩に掛けた。
「気持ちはわからないでもないよ。だけど。お前の涙と鼻水が私にかかって迷惑なんだよ。」
厳しい言葉にも聞こえるが、彼女なりの慰めの言葉でも在った。
そして、何より彼女もまた哀しみに打ち震える者の一人でも在った。
860 :
2:2008/10/11(土) 23:54:02 ID:84PYgeyG
**********************************
「降りろ。オイフェ。お前を連れて行く事は出来ない。」
冷たい炎を宿した瞳の鬣頭の美丈夫がそう告げると。くるりと背を向けて大型帆船に乗り込もうとタラップを上る。
「な・・・・今になって何故ですか!?ネメア様!!」
ダークエルフの女性・オイフェは、跪きながらも必死で縋る様にネメアと呼ばれる男に問い掛けた。
「確かに、お前は良い射手ではある。だが、お前は私の援護が出来ても私はお前を守る事は出来ない。これから私が向かうのは冥府魔道。
必ずお前の命を脅かす時が訪れるであろう。その時、悲鳴の後に臓物を飛散させ只の肉塊と化しているお前の姿。私には見えるのだ其の姿が。」
「か・・・・覚悟の上です!!どうか、どうかお供させて下さいネメア様!!」
「では、こう言い換えよう。『足手纏い』を連れていける程の物見遊山はこの船の先には待っていない。」
「わ・・・・私が・・・・足手纏い・・・・!!いえ、私は必ずお役に立ちます!!ネメア様の矛となり盾となり、命を賭して修羅の道をお供させていただ・・・・」
「其の言葉。恐らく聞くは二度目になるが、お前の失敗で落とさぬとも良い命を落とし、復活すべきで無い邪竜を復活させたのを忘れたのか?」
「いえ・・・・ですが・・・・」
もう返す言葉も無い。オイフェの眼底には共に神器捜索に当たり、自らの落ち度で命を落としたゼリグとドルドラムの顔が浮かび、続いて同じダークエルフであるジュサプブロスの嘲笑が鼓膜の中で粘り着いた。
「もう一度言おう。『足手纏い』を連れて行く気は無い」
眉間を貫くが如く突き刺さるネメアの言葉、もう何も言い返す言葉を無くしたオイフ。
ネメアは背を向け、そして小さく「生きろ。お前だけの未来を見つけろ。オイフェ。」と呟くと其のまま大型帆船に乗り込み姿を消した。
その声を聞き逃し、膝を落とすオイフェ。
永遠の主君として共に付き従う事を夢見た者に「足手纏い」と述べられた屈辱。其れよりも更に胸に秘めた淡い恋の炎に降り注ぐ雨。
ただ一人。
ロセンの港で跪き、紫色の瞳から止めどなく涙が溢れていた。
**********************************
今も同じく。オイフェの紫色の瞳から涙の雫が溢れている。
泣きじゃくるフェティをあやすハーフエルフの女性・ケリュネイアは、遠く、バイアシオンのエルズの先よりも遥か遠く居るであろう「主君」を思い涙するオイフェの姿にに気付き、誰に言うでも無く静かに呟いた。
「潮風は眼に染みるは・・・・・。客室に戻りましょう。」
転がる空のワイン。
ベッドで何事かを呟きながら、否、今でも恋い焦がれし「あの方」の名前を呟きながら眠る。フェティ。
狭い船室の中、椅子にだらしなく大股開きで座りワインをラッパ飲みするオイフェ。
そして、少し困った表情ながらも優しいまなざしを浮かべながらワイングラスを傾けるケリュネイア。
861 :
3:2008/10/11(土) 23:54:39 ID:84PYgeyG
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失意の後にオイフェが籍を置くディンガルのエンシャントには戻らずに猫屋敷を訪れた時である。
出迎えたのはオルファウス、ネモ、ケリュネイア、フェティ、それと身支度を住ませたルルアンタとナッジであった。
暗い瞳を宿したまま猫屋敷に出迎えられると同時に、オイフェを衝撃的な事実を眼にする。
ルルアンタとナッジが二人で共に冒険の旅に出ると云う。
それは、只の冒険の旅では無い。リルピーとコーンスと云う異種族間で生まれた愛を育む恋路の旅であった。
そして、リルピーとコーンス。共に同種族間でしか子を宿す事が出来ない。残酷なまでに儚い恋路の旅であった。
元気に手を振るルルアンタとナッジを優しく見送るオルファウスとケリュネイア。ネモはいつも通り何事も無かった様に鼻で溜息を吐きながら背を丸め、フェティは拗ねた表情でそそくさと猫屋敷の中へと逃げる様に身を隠した。
スキップしながらはしゃぐルルアンタの右手を優しく握り返すナッジの左手。
その姿を妬みにも似た表情で、只ぼぉっと見つめていたオイフェ。
やがて、森の茂みに二人の姿は隠れ。ルルアンタ・ナッジと入れ替わる様に幽鬼の表情を宿したオイフェが猫屋敷に無言で踏み入った。
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「っだいたいだな、まだガキのアイツ等が飯事で旅をするってのが気に食わないんだよ!!いったい何が出来るんだ!!一度じっくりアイツ等の飯事の続きを見てやりたいもんだ!!・・・・・むしろナッジのチンポがルルに入るのか!?」
「あー、ホント飲むと下品になるわね・・・・別に二人が幸せならそれで良いじゃない。」
「フンッ!!・・・・アイツ等もそうだが、ディンガル帝国の女王様とトンガリ宰相が同衾していた事もスッパ抜かれたじゃないか。この前ギルドで噂になってたぞ。犬猫と変わらんな人間は。全く!!」
「ああ、ザギヴ女王とベルゼーヴァね。いいじゃない。お似合いのカップルだと思うわよ。」
「ハァ・・・・・。その犬猫の如く毎晩毎晩盛っている女王様に嫌々お遣えする私の身を考えろ!!得意のお澄まし顔で二人で宜しくやっている中、私は女王近衛兵長として護衛を任され・・・・・あああああっ!!不愉快だ!!本当にィ不愉快ラァァァ!!」
少しの間を置くと、空になるまでワインを飲み干しオイフェを虚空を仰いだ。
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猫屋敷に入るなり、無言で涙を噛み締めながら椅子に凭れるフェティの姿が映る。
「・・・・いやはや、確かにお土産をお願いしてはいたのですが、こうも早くお土産・・・・オイフェさんを送って来るとは」
穏やかなオルファウスの声が背中に響くと、次第にオイフェの肩がおこりの如く震え出した。
「まあ・・・・兄さんならやるとは思ってたけど・・・・」
続いてケリュネイアも打ち震える肩に手を置くと其の手振り払い近くの椅子に凭れ掛かる。
「・・・・なーんも解ってねぇんだなオマエ。ネメアの気持ちも、何で一緒に連れて行かなかったかも」
ネモの声を聞き、涙の泉を浮かべながらもキッとネモを睨み返すオイフェ。
862 :
4:2008/10/11(土) 23:55:45 ID:84PYgeyG
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「・・・・わからない。何が・・・・私の気持ちはどうなるんだ・・・・」
揺れる船室のランプを眺めながら、もう一本ワインのコルクを開けると、一気にワインを胃袋に流し込んだ。
「もう寝ましょう。オイフェ。明日の朝には竜王の島に付くわよ。
それと、お酒に頼ったって兄さん・・・・ネメアは帰ってこないの・・・・」
「五月蝿ぁィ!!解っレルゥ!!私は飲みラいから飲んレるんらァ!!」
「ハイハイ。わかりました。それじゃあオイフェが潰れるまで付き合ってあげるから、好きなだけ飲んで愚痴ってなさい。」
半分呆れた表情のケリュネイア。
しかし、彼女も彼女なりに背負う者が在るからこそフェティやオイフェの気持ちが理解出来、哀しみ打ち震える彼女等の支えとなって旅に付き合っている。
生きとし生ける者。誰しもが必ず背負う業、其れは「選択」である。
「選ばれなかった者」の気持ちが解るからこそ、最年少であるケリュネイアが二人のお守りを買って出て、エルフ3人娘の旅が始まった。
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早朝。澄んだ空気。
春から夏に向かう陽気が人々に笑顔を運ばんと燦々と降り注ぐ。
しかし、客船から降りたる三人の顔、フェティは真っ赤に眼を腫せ、オイフェは朱色の絵の具を混ぜたように顔全体を染めておぼつきなく歩む。
そのオイフェに肩を貸すケリュネイア。其の顔からも多少の気疲れが見られ眼の下には薄い隈が乗っている。
「・・・・ついたわよ。竜王の島。ほら、フェティ、オイフェ。
父さんがタレモルゲ汽水を汲んできてくれって言ってたんだから、あなた達も手伝ってよ」
「・・・・む・・・・・無理だ・・・・・昨日の酒が残り過ぎ・・・・・」
「だから言ったでしょ!!お酒に頼るなって!!それとフェティもメソメソするんじゃないの!!」
「・・・う・・・・ウルサいわね、このど下等間の子ハーフエルフ。なんでこの高貴なエルフのアタクシが水汲みの手伝いなんてしなくてはいけないっていうのよ!!」
「ハイハイ。じゃあ言い直します。エルフの長パルシェン様がタレモルゲ汽水を所望されておりますので手伝って下さい。」
「パルシェン」と言われると泣きべそをかいていたフェティも流石に背筋を伸ばして、唇を尖らせながら水を入れる小型タンクを一つ担いで先を歩み出した。
その姿を見てニコリと笑むケリュネイア。酷く酩酊していたオイフェも何とか覚束ない足取りで小型タンクを二つ担ぎ上げ、無言で歩み出した。
「パルシェン」の名前はそれだけ彼女達エルフの心に響くものなのかな?と、一人笑みを浮かべるケリュネイア。
本来で在れば、猫屋敷に近い乙女の泉でもタレモルゲ汽水を手に入れる事が出来る。
だがもう一つ、エルフの長とし古い知人に一言伝えて欲しいとの頼み事も有り、往復一週間以上をかけて竜王の島へと足を運んだのである。
そんな事も知らず、いそいそとタレモルゲ汽水を汲むフェティとオイフェ。
二人とも、傷心の身でありながら何故水汲みなぞに手伝わされなくてはいけないのかと少々不満顔を浮かべながらいそいそと水汲みに勤しんでいた。
863 :
5:2008/10/11(土) 23:57:19 ID:84PYgeyG
「父さん、この水ですっごくおいしい蒸留酒作るんだよね。フェティもオイフェも出来上がったら転送機で呼んであげるから飲みにきなさいよ」
ニコニコと笑いながら話書けるケリュネイアに、只でさえ浅黒い肌を更に赤銅色に変えたオイフェが鬼の形相で振り返る。
「い・・・・今・・・・酒の話をするな!!酒の話を聞くだけで口の中が苦くゥッ!!!!!!」
その場で胃袋に溜め込まれたワインを吐瀉するオイフェ。
汽水のたまり場がみるみる葡萄酒色に染まり、怠けてたまり場から水を汲んでいたフェティが慌ててタンクを引き上げる。
「な!!なんなのこのど畜生ダークエルフ!!信じられない!!だから下衆で野蛮なハーフエルフやダークエルフと一緒に居るのが嫌なのよォ!!」
頭を抱え即座にオイフェを介抱するケリュネイア。身体を蝕んでいたものから介抱されたオイフェもふらつきながらもどうにか立ち上がり口を拭う。
「ス・・・・スマン・・・・しばらく酒は控える・・・・」
「あーっ、もう本当に、次汲みに来た人がたまり場から汲めなくて困っちゃうじゃない!!」
まぁ・・・・もう竜王の島に観光以外で訪れる人間なんて居ないんだけど。と、ケリュネイアは心の中で呟く。
竜王の島、過去、世界の均衡を司った竜王と呼ばれる神が鎮座した場所でもあるが、最早其の竜王はこの世には居ない。
今、竜王の島に在るのは穢される事無く咲き乱れる花々と美しい清流だけで在る。
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朽ちた竜王山。ケリュネイアが岩肌手探りし何かを探している。
そして、その手がぴたりと止まると、其処に突如洞穴が開かれる。
「な?なんですの?何でこんな所に穴が突然開かれるのよぉ?」
「古代魔法の一つで、幻視で岩肌に錯覚されるように護符が貼られているのよ。
どーしても誰にも会いたく無いヒキコモリさんがこの中に居るって事よ。即ち。」
「ヒキコモリ?竜王信徒か何かか?ソイツにパルシェン様がお会いしたいとでも?」
「ええ。貴女達には黙ってたけど、実はそのヒキコモリに会う為にわざわざ竜王の島まで来たのよね」
「・・・・まぁ、パルシェン様の命ならば仕方ないですけど、其れに高貴なアタクシを連れて行くなんてどーいう了見よ!?」
「ほら、竜王の島って人間の手で荒らされていない場所の一つだからキレイな風景、草花や清流が見れるじゃない。
あなた達二人にとっても、切ない思い出を洗い流すのにも絶好のロケーションかなぁ・・・・・」
切ない思い出。と言うより早く、またフェティの眼から大粒の涙が溢れ、酒の抜け切らないオイフェもまた瞼の雫を零さない様に晴天を仰いだ。
今はもう何を言っても無駄だなぁ・・・・。と、やれやれと疲れた表情を浮かべながら洞穴に足を運ぶケリュネイアであった。
864 :
6:2008/10/11(土) 23:57:51 ID:84PYgeyG
「誰だ。」
洞穴内から響く男の声。
続いて、カツンカツンと靴を鳴らしながら長い金髪を優雅に揺らした恐らくエルフで在ろう神官服の男が、多少ふらつきながら歩み寄ってきた。
「久しぶりね、ナーシェス。バロル討伐の時以来だから10年ぶりくらいかしら。」
「・・・・久しぶり・・・・・か。寿命在るハーフエルフらしいな。たった10年を久しぶりと表現するとは。」
其処には、1000余年を竜王の命によって仕え、バイアシオンの歴史を竜王が定めた『均衡』の為に沢山の生命を時に直接的に時に間接的に奪い続けてきた、黄金の賢者と呼ばれたエルフ・ナーシェスが立っていた。
「・・・・フゥン。あなたの心の支えであった竜王が殺されちゃって、ついにはヒキコモリにまで身分を落としちゃったのね。黄金の賢者様」
「隠遁と呼べ。其れよりも何の用事だハーフエルフ。」
「父さん・・・・クィーダロア・パルシェンからの伝言を伝えにきたの。ハッキリ言って私はあなたなんかに会いたいなんて思ってないけど仕方無く来たのよ」
やや、間が有って。ナーシェスがフフンと鼻で笑う。
「立ち話も何だ。中に入れ。茶か酒ぐらいは出そう。」
意外なリアクションにケリュネイアは眼を丸くするが、其れ以上にフェティとオイフェは二人の会話の意味を理解出来ないままにキョトンと立ち尽くしていた。
**********************************
「で、あのコウモリ男が何だと云うのだ」
「父さんがコウモリならあなたはイヌでしょ!!言葉を謹んで!!」
怒るケリュネイアの前に注がれるワイン。其れを見て口元を押さえて眉を潜めるオイフェ。
「毒なぞ入っていないぞ。飲まぬなら構わないがな。」
そう言うと、自らのグラスに注いだワインを一口含むナーシェス。
「ネメア様の神器捜索で何度かアンタのパーティーとドンパチしたわね。覚えてるかしら?」
訝しげにナーシェスを睨みつけるオイフェ。ナーシェスは見下した様な笑みを浮かべながら、紅茶かワインのどちらが良いかを問う。
黙りこくった後に「酒!!」と一言大声で述べると、オイフェのグラスにもワインが注がれる。
先刻、しばらく酒を控えると耳にしていたケリュネイアが呆れて溜息を漏らす。
「あら、アタクシは貴方と会った事は一度も無いわね。まぁ、其処の下衆なチンピラダークエルフや間の子ハーフエルフ共と違って、アタクシには及ばずともエルフの高貴気品を感じさせますわね。やっぱりエルフは純正に限りますのよーっ。」
キンキンと金切り声で空気を読まずに捲し立てるフェティのグラスにも無言でワインが注がれた。
865 :
7:2008/10/11(土) 23:59:33 ID:84PYgeyG
「して、パルシェンは何だと?」
振り向き様にワインを煽るナーシェス。普段から相当のアルコールを飲んでいるのであろう、多少覚束ぬ動きに見える。
「・・・・束縛は解かれた。これで貴方も自由の身。今まで縛めに苦しまれたからこそこれからは自由に命を謳歌して下さい・・・・。とのこと。」
「・・・・それと、今度、美味しい蒸留酒を作りますので、出来上がりましたら一緒にどうですか?昔話に花を咲かせましょう。とも言ってたは。」
「フン。遠慮する。誰がコウモリと酒なぞ飲めるか。それに私は朽ちて尚竜王様にお使えする身。この場から永遠に離れる事は無い。」
洞穴の中の一室。外の澄んだ空気と中のひんやりとした空気が入り交じった過ごしやすい部屋。天窓からは日射しが降り注ぎ、その先には竜王の弔う為に設けられた小さな石造りの礼拝壇が有る。
恐らくナーシェスは日がな一日酒と礼拝に身を注ぎ、他人から見れば無為なる日々を過ごしていたのであろう事は容易に理解出来た。
ナーシェスの言葉を耳にすると、ケリュネイアは一気にワインを飲み干し立ち上がった。
「わかったは、父さんにはそう伝えておく。」
帰り支度とばかりにタレモルゲ汽水のタンクの詰まった背嚢を背負うケリュネイアに一笑するナーシェス。
「フフフ。お前達が来る2ヶ月前に人間の男女が二人、私の元を訪れたが。。。。
お前達の様なあからさまな哀しみの眼なぞ浮かべず、希望と夢で爛々と輝いていたぞ。」
眉を潜め睨み返すケリュネイアに、ナーシェスの嘲笑が更に響く。
「大方、お前達は『選ばれなかった』事に対しての哀しみを抱いているからそんな眼になってしまうのだろうな。」
「生命には『選ばれる者』と『選ばれない者』とが存在する・・・・。私の様に竜王様に『選ばれる』者、無限のソウルとして『選ばれる』者。
若しくは玉座や神に『選ばれる』者。其れと同じだけ・・・・いや、其れとは対照的に星の数多の如く『選ばれない』者も存在する。
命を落とす者と云うのは若しくは『運』に『選ばれなかった』と云うべきか・・・・」
意外に饒舌なナーシェスに驚くケリュネイア、まだナーシェスの自嘲にも似た一人芝居は続く。
866 :
8:2008/10/12(日) 00:00:05 ID:84PYgeyG
「お前達の選ばれなかったは・・・・そう、其処の眼を腫したエルフの様に『思い人』に『選ばれなかった』程度の事なのだろうな・・・・」
「ダークエルフ。お前もだ。ネメアに『選ばれなかった』事を引き摺り続け、私と同じく酒と祈りに溺れるか?ハハハハッハハハハッ!!!!」
「・・・・・だが、『選ばれた』者が命を失う事ほど悲しい事実も無い。
私を見れば解るだろう。毎日、酒、祈り、酒、祈り。『選ばれた』筈なのに、私を選んだ者はもうこの世に存在しないのだぞ。」
恐らく、ナーシェスは自分と似た「眼」を持った者が訪れた事で心が解放されたのであろう。
その口は滑らかで、且つ、他者への嘲笑よりも自嘲に傾き、観劇の如き立ち居振る舞いで自らをも切り刻む口舌の諸刃を振い続けた。
ガシャン。
早々にワイングラスを開け、勝手にボトルに手を出していたオイフェが飲み干したボトルを叩き付け、切っ先をナーシェスの顔前に突きつける。
「聞いたふうな口聞くじゃないの?ケンカ売ってるのならァ、今此処で白黒つけようかァ!?」
酩酊しながらも『鉄火姫』の名に恥じぬ鬼の形相でナーシェスを睨むオイフェ。一歩も引かず、酔いが周りながらも嘲笑を保つナーシェス。
「では、試してみるか?少なくともケリュネイアはともかくお前と其処のエルフは即座に肉塊に変えるだけの力は私にはまだ有るぞ」
即座、二人の間に入り制止するケリュネイア。フェティは一人其の光景を見ながらぽかんと口を開けて惚けていた。
「止めて。ケンカしに来たワケじゃないし。悪いけどナーシェスと本気でやり合えばタダじゃ済まないわよ。」
「止めるなァ!!この糞ヒキコモリの眉間に一発ブチ込まなきゃ気がすまない!!何が酒、オナニー、酒、オナニーだァ!?」
オナニーと云う言葉に、ケリュネイアとナーシェスはキョトンと固まる。
「貴様のやってる事はオナニーと一緒なんだよ!!もう竜王は死んだんだよ!!いつまで其処に這いつくばってチンポ丸出しで耽り続ける気だァ!?」
「・・・・オナニーって何ですの?」
突然、フェティが口を挟むと、オイフェまでもが固まる。
867 :
9(エロ):2008/10/12(日) 00:01:09 ID:84PYgeyG
そのまま、数秒、時を止められたが如く4人の間に静寂が広がった。
「あ、あの、か・・・・帰りましょう。タレモルゲ汽水も汲んできた事だし・・・・」
何とか場の空気を納めようと、蚊の鳴く様な声で帰路を促すケリュネイアに対して、オイフェは好奇の眼でフェティを見ている。
「・・・・フェティ・・・・アンタ・・・・・何年生きてんのォ?」
「な?少なくともアンタ達ガキとは違って1700年以上は生きてますわよ!!
でも、オナニーなんてそんな言葉知らなくってよ!!私には「知らない事」が沢山有って・・・・・」
突如、『知らない事が』と述べた瞬間に「あの方」の無垢な笑顔が脳裏に蘇り、乾いた筈の涙の泉がふつふつと涌き出した。
二日酔いのままさらに浴びるがごとくワインを飲んだオイフェは悪戯な笑みを浮かべながらフェティの座る椅子の後ろへ回る。
「フーン・・・・1700年生きててそんな事も知らないなんて在る意味バイアシオンの天然記念物ねェ。」
するするとオイフェの細長い指がフェティの小さな乳房を服の外から撫で回す。
「キャッ!!!!キャアアア!!!!げっ下品よ!!!!ケダモノのよ!!!!何する気!!!!」
「だからァ、オナニー知らないならヤリ方くらい教えて上げるわよッ!!」
そのまま椅子を倒してフェティの太腿を両手抉じ開ける、腕力で適わぬフェティはいとも容易く受け入れてしまう。
手際良くフェティのスパッツを下ろすと、捩り込むと表現する方が相応しいぐらいに強引にショーツの中に指を滑り込ませ小さな花弁を弄り回した。
「キャッ!キャァァァァァ!!イヤッイヤッ!!!!」
「どーだァ?これがオナニーだぞフェティ、これで「知らない事」を一つ知る事で来たろォ!!??」
「ちょ!!な・・・・何してるのオイフェ!!止めなさいってば!!」
慌てて止めに入るケリュネイア。童鬼の眼を宿したままオイフェは、器用にフェティを左手で愛撫しながら、もう一方の右手でケリュネイアのクロースの隙間を引き千切り、撓わに実った胸を露にさせる。
反射的に乳房を隠すケリュネイアを見て、オイフェはクスリと悪戯に、そして酔どれながら笑む。
次第、反抗出来ず泣き叫ぶだけだったフェティは黙りこくり、小さく吐息をハァハァと漏らし始めた。
868 :
10:2008/10/12(日) 00:01:45 ID:l9DNKHZM
「オイッ!!糞竜王コンプレックス!?見えるか!?
今、アンタが勝手に私達に『選ばれる』だか『選ばれない』だか講釈垂れてたけどもさァ、今のアンタも此処でオナッてるフェティと何も変わんないんだよ!?
何がエラソーに祈り、酒、祈り、酒だっつーの!?私から言わせりゃただ臭ェポコチン出して竜王にケツ掘ってもらう妄想しながらシコッてんのと同じだよ!?」
「いや・・・・フェティがしてるんじゃなくて貴女が・・・・」と突っ込みを入れるケリュネイアを無視し、尚もオイフェの愛撫は止まらない。
ふと、ナーシェスの脳裏に、雪の様に白い肌を晒したダルケニスの女が、過去に同じ内容の言葉を並べて怒りと共にパーティーを解散させた事を思い出した。
「・・・・下品な。だからダークエルフに身を落とした事も解らぬのか・・・・」
「五月蝿ェ!糞竜王コンプレックス!略して竜コンって呼んでやるよ。竜コンは何千年生きてんだよ??
どーせ千年以上もご無沙汰なんだろ?それとも竜王様に『処女』は奪われたけど未だに童貞ってオチかよ?何とか言ってみろよヒキコモリオナニー野郎!?」
燦々と光が降り注ぐ部屋の中、大股開きで寝転がされて非ぬ処を弄くり廻されるフェティの甘い吐息が漏れる中、拮抗するオイフェとナーシェス。
流石に怒りを露にし、長くウェーブのかかる金髪を擡げ某か魔法を繰り出そうと詠唱を行なう。
「ナーシェス!!止めて!!」
ケリュネイアはナーシェスの眼前に渦巻く念動波を即座にディスペルしようと試みる。
咄嗟、ナーシェスはディスペル試すケリュネイアのクロースの脇から露と成った乳房に不意に眼を奪われ、次第に念動波が収束する。
その隙を抜けて、先ほどまでフェティを弄んでいたオイフェが黒豹の如く間合いを詰め、オイフェの右腕がナーシェスの素首を掴むと力任せに投げ飛ばした。
不意をつかれ、剥き出しの岩肌に腰を痛打するナーシェス。其処は、彼が竜王を弔うために自ら彫りあげた礼拝壇の上であった。
間をおいて、ナーシェスの頭に弔いの神酒が入った盃が傾き、頭を冷やせと言わんばかりに降り注いだ。
「ザマァないね!!アンタが崇拝してやまない竜王様は『こんな酔っぱらいオナニー野郎』の陰膳なんかいらないってサッ!!」
凄むオイフェの頬にケリュネイアが思い切り平手を張る。
「オイフェ!!貴女もとりあえず落ち着きなさい!!それと、よりによってフェティに何て事してるの!?酔っててもやって良い事と悪い事の分別をつけて!!」
少々不満顔ながらも、流石に悪ふざけが過ぎたなと無言で俯いた。
「・・・・陰膳は要らぬ・・・・か。」
869 :
11(エロ):2008/10/12(日) 00:02:42 ID:l9DNKHZM
美しい金髪を神酒で濡らし、ナーシェスはまた自嘲的に嗤う。
そして、その表情が一転憤怒の色に変わると、岩肌をくり抜いた部屋を反響する不協和音がケリュネイアとオイフェを襲う。
其れは最初、不協和音とノイズの嵐に感じたが、やがて操りの糸が身体に張り巡らされたが如く不自由になり、そして頽れた。
「な・・・なにォしたんだ」
「身体が・・・・火照る・・・・」
腰を庇いながらナーシェスは立ち上がると、へたり込む二人の前に堂々と立ちはだかる。
その顔は先ほどの憤怒とも哀悼ともつかぬ顔では無く、清々しいものであった。
「・・・・ケリュネイア。パルシェンは自由を謳歌せよと言っていたな。」
「それと、ダークエルフよ。お前のお陰で目覚めたよ。確かに単なる自慰行為でしかなかったな。
命を下す者が居ないまま、ただ酒を浴びて自己満足に耽る日々。あまりに無為すぎると自らでは理解しながらも心の束縛、縛めが私を締め上げ続けた。」
フフン。と鼻で笑うと同時にへたり込む二人の顎先をナーシェスの指が撫で上げる。
「この1300年、竜王様の神官として生きてきた身、そう易々と女を抱ける程ヒマでは無かったが、
時には竜王の命で女を情で手篭めにしなくてはいけない事も有った。その時の古代魔法・・・・いや、ダルケニスの外法を思い出したよ。」
「今からお前達を抱こう。其処から何かが私の中で変わるかもしれない。」
冷静な面持ちながらも、ケリュネイアもオイフェも術中に嵌り、最早木偶人形の如くベットに転がされる事を拒む事は出来なかった。
「・・・・お前はどうする?」
同じく術に嵌るフェティもまた、操り人形の如く手を引かれてふらふらとベットの上にへたり込んだ。
**********************************
言葉は無く、ただ、淫媚な粘り着く音だけが部屋に響く。
龍王教神官服のまま、ナーシェスは隆起した男性自身を三人の女に囲まれフェラチオさせていた。
ただ、フェティだけが二人の見よう見まねで行なうため、尖った犬歯がちくちくと刺激し、其れが何故か初々しく思え愛おしくフェティのうなじを撫でた。
やがて、恐らく50年振りぐらいの射精がオイフェの口腔に注ぎ込まれた。
其れをごくりと飲み干すと、へらりと淫媚な笑みを浮かべる。
負けじと、ケリュネイアはたわわな乳房を露にし、ナーシェスの唇に下品な音を立てて吸い付いていた。
おずおずとその様子を見守りながら先程オイフェに教えられた自慰に耽るフェティ。
870 :
12(エロ):2008/10/12(日) 00:03:25 ID:l9DNKHZM
「・・・・お前はずいぶん下手だったが・・・・もしかすると、生娘なのか?」
ナーシェスの質問に、フェティはこくりと淫らと正気の入り交じった何とも言えぬ表情で頷いた。
「では、お前から抱こう。」
抗う事無く、ナーシェスに股がるフェティ。
充分に濡れほぞり男性自身を迎え入れる用意の出来たフェティの小さな花弁がぎこちなく腰を落として包み込んだ。
「イタッ!!!!痛ぁい!!!!」
突如、淫媚の香り漂う部屋に金切り声が木霊した。
「・・・・そうだ。破瓜した瞬間の痛みで術が薄まる事をすっかり忘れていた。」
股間に火柱を埋めこまれたような激痛で我にかえるフェティ、痛みを堪えて見回すと、全裸でお互いの陰部を愛撫し合うケリュネイアとオイフェの姿。
そして目の前に先程の傲慢な酔っぱらいエルフが居る事に気付くと同時に肚の底から出せるだけの声を上げ、面罵を浴びせかけた。
「な!!信じられない!!ケダモノですわ!!アタクシみたいな高貴なエルフを何だと思っているの!!許せないですわ!!ッッ痛ッッッッ!!」
「気は戻っても身体には術が残っている。無理せず自分が気持ち良いと思える場所を見つけて腰を動かせ。」
「気持ちいい場所!?酷い!!アタクシ、『あの方』に全てを捧げるつもりだったのに!!酷い!!酷い!!酷い!!」
聞いた名前だ。とナーシェスは苦虫を噛み潰した表情を浮かべた。
崇拝する竜王を葬った無限のソウルを持つ男であり、且つ、2ヶ月前にナーシェスのパーティーのリーダーであるもう一人の無限のソウルを持った少女を伴侶として連れて、臆面も無く「一緒に旅をしよう」と誘った男の名前である。
酷い、酷い。と呻きながらもフェティの腰使いは次第に早くなり、処女ならではの締め付けるだけ締め付ける強引な膣圧がやがてナーシェスに快楽をもたらせる。
871 :
13(エロ):2008/10/12(日) 00:03:59 ID:LqdiZYw7
『あの方』『あの方』『あの方』『あの方』
何処かで同じ様なフレーズを聞いたなと、ナーシェスの追憶が一人の少女の声を思い出した。
『兄さん』『兄さん』『兄さん』『兄さん』
其れは、数百年前の神聖王国時代に遡る。
アリアロと云う一人の少女と、時代の番人で在るナーシェスが出会い、そして互い惹かれ合いながらも竜王の命で手駒の一つとする為に手篭めにしていた時に呟いていた言葉であった。
ナーシェスの瞳ににわかに涙が浮かぶ。
あの時、もし竜王の命に背き、アリアロが狂王となったレムゲドン・・・・すなわちアリアロの兄と命を賭して闘わずに、二人、どこか遠くへ逃れる事が出来たならば・・・・。
長い年月を経て濯がれた筈の記憶が今、目の前でぎこちない快楽に酔うエルフの少女と重なり、彼の中に眠っていた、愛と孤独と裏切りの記憶が一気に瀑布の如く胸中になだれ込んできた。
フェティの細い腰を強く抱きしめる。
「・・・・アリアロ・・・・すまない・・・・」
そして、自分の身体に火柱を捩じ込んだエルフの男に『あの方』を重ねるフェティ。
術によって身体も心も裏切る事となった積年の記憶と、あどけない笑顔が初々しかった『アリアロ』とフェティを重ねるナーシェス。
二人は、果てるまで、互い全く違う名前の人物を呼び合い、そして快楽に溺れ沈んでいった。
872 :
14:2008/10/12(日) 00:04:41 ID:l9DNKHZM
**********************************
目覚め。
暗い部屋。頭痛と二日酔いに耐えながら手さぐりで服を探すオイフェ。
「こっち。椅子の所に服が脱ぎっぱなしになってるわよ」
先に目覚めていたケリュネイアがオイフェに服を手渡す。
「・・・・す・・・・・すまない・・・・・ここは、確か。」
「竜王の島。私や兄さんや父さんの古い知人の家の中」
月明かりをが射し、次第に眼が慣れて行くと其処には既に衣服を纏ったケリュネイアが立っていた。
「どこまで覚えてる?」
「ああ・・・・あの竜王信者のエルフに魔法をかけられた所までは覚えているが・・・・」
「でも、裸にはなっていたけど、犯された形跡は無い・・・・のよね・・・・・」
二人、月明かりの下、散らばるワイン瓶の中何を思うでも無く天窓から空を見上げていた。
「選ばれる・・・・選ばない・・・・か。」
「え?」
「いや、竜王信者のエルフが言っていた言葉。あれは、私にも選択権が有るって意味にも取れるんだ。」
「生きる事と・・・・探す事・・・・・そして『私だけの未来』か」
早々に着替えたオイフェは閃光の弓を携え、旅支度を始めた。
「明朝にはエンシャント行きの船が来る筈だよな」
「ええ、そうだけど。いったいどうしたの?」
「一度、エンシャントに戻り、ザギヴ女王にお願いしてお暇を貰う事にする。」
「・・・・もしかして、兄さんを追う気?」
無言でこくりと頷くオイフェ。
其の瞳には静かなる炎が宿り、確固たる意思と揺るぎない信念が感じられる。
「・・・・そう。」
「ネメア様は、敢えて私に『足手纏い』とまで述べて去っていった。其の理由を確かめる為に、私は私だけの生きる意味を探求する。」
「・・・・兄さん・・・・ネメアは、貴方には貴方の未来を選んで欲しいから・・・・
ただ、思いだけで引き摺らて生きるオイフェの気持ちを察して連れて行かなかったんだと思うんだけど・・・・それでも追うの?」
もう一度頷くオイフェ。
「ネメア様にはネメア様の選択が有る様に、私は永遠の主君と認めたネメア様を「選ぶ」権利だって有る筈。彼奴の話を聞いててふつふつと思う所が有ったんだ。」
873 :
15:2008/10/12(日) 00:05:24 ID:l9DNKHZM
「わかった・・・・。」
「私は一足先に発つ。お前達はパルシェン様の転送器で戻るのだろう?」
「ええ。フェティの様子も心配だから・・・・。明日の昼くらいに帰ると思う。」
ベットでは、仲睦まじい夫婦の様に抱き合って眠るナーシェスとフェティの姿。
「じゃあ、ここでお別れね・・・・」
「ああ。借り受けた閃光の弓。冥府魔道でも存分に轟かせて、逸早くネメア様に追いつくわ。」
「うん。あと、お酒だけは控えめにね」
クスリと笑うケリュネイアに、顎を捻りながらも仕方無く頷くオイフェ。
そして、明星の空の下。オイフェは一人洞穴から去って行った。
ケリュネイアも思う所が在る。
ハーフエルフとして400〜500年の寿命が約束された身体。
彼女自身も沢山の『選択』が有ったが、其れを全て滅私に生きる事に選んだ。
本当はオイフェ以上にネメアを愛しているからこそ、今にでも追いかけたい気持ちも有るが、其れを表に出さずに滅私に生きる事。
永遠の命を持つオルファウスとネモと、2人と1匹で悠久の時間を共に過ごす。
皆の帰る場所でいつでも待っている者、それが自分の役目では無いかと。
**********************************
874 :
16:2008/10/12(日) 00:06:02 ID:l9DNKHZM
〜後日談〜
初夏。
エンシャントからの直行便で、二人の冒険者が船のタラップから降りてきた。
一人は浅黒い肌に黒い衣服を纏う深い陰を感じさせる青年。
一人は雪の様な白い肌を存分に晒した紅い鎧を纏う妖艶な女性。
「ねぇ、タレモルゲ汽水汲む前にさぁ、アイツの様子見て来ようか」
「そうだな」
二人、竜王山の麓、『アイツ』と呼ばれる人物と袂を分った場所へとずんずんと向かって行く。
「しっかし竜王さんの島ってホントに自然が豊かでキレーよね、こんなトコでアオカンやったらサイコーじゃない?」
「そうか」
「んもぉ、ノリ悪いぃ。」
やがて、彼等が向かう先に、何やら生活臭の漂う洗濯物の干し竿と、洗いざらしのエルフの伝統服が掛けられている事に気付く。
風に揺れる芽吹く草花のざわめきの中何やら話し声が聞こえる。岩肌をくり抜いた家の前に並ぶソファの前。
其処には、以前彼等の冒険パーティーの参謀役で有った男と、キーキーと金切り声を上げながらも仲睦まじく語り合う小柄なエルフの少女が居た。
其のエルフの男は竜王教徒の神官服を脱ぎ、変わりにエルフの伝統服を身に纏い、エルフの女を嗜めあやす顔は万遍の笑みで埋め尽くされていた。
以上であります。
9.11.12.13以外はエロが無いとんでもない蛇足ばかりの文章になってしまいました。すみません。
面白かった
その発想はなかったわw
あうう、見事なスレッドストッパーになってしまいました。スミマセン。
ん?ナーシェスメイン珍しいし力作だと思うけど
投下のタイミングがちょっと悪かったのかも
皆がSSに飢えてる時なんかはガッチリ読んでもらえる
エルフ山盛りGJ!
やさぐれオイフェ、なきむしフェティ、仕方なくまとめるケリュネイアと
作中のエルフ娘達がとてもとても愛らしかったです
あと、本編では嫌われ役のナーシェスが幸せになってるっぽくて
ホンワカできました
うまいな、しかもエロい、GJ。
しかし宿命とは言え、主人公に選ばれなかったフェティが痛々しいな。
881 :
795:2008/10/18(土) 00:12:57 ID:k1r38n33
>>881 頂戴しました
テンプレに妊娠関係が入ってないのが痛い
いつの日か口上付きボテHができる日が来ると信じて!
>>881 ありがたやありがたや
ところで電極やらエンゲージリングとか増えないのあるけどどうやったら買える?
eraの話題で恐縮ですが、以下が本家での条件になってます
・エンゲージリング出現条件(値段は1000000)
恋慕+(従順、欲望、技巧、奉仕精神合計が17以上)+好感度3000以上+反発刻印Lv0+レズ経験500未満+恋慕or淫乱にした人数一人+奴隷一人
・ハーレムエンド条件
90日目終了時に所持金1000000以上+助手が10人以上(ヌルくしたので120日6人程度になってるはずです・・・)
・人を選びそうなアイテムにはロックが掛かっていて登場しないようになってます。CSVフォルダ内Itemファイルのアイテム名の直前の;を削除すると
ゲーム内登場します。地の文すらなくて味気無いコマンドもあるかもしれません
・いつもEXTRAで延々とやる派なので、エンディングがちゃんと機能するかはちょっと怪しいです・・・
書き漏らしました、条件を整えた上でキャラを調教相手に選んだ状態にしないとリングは出ないそうです
886 :
795:2008/10/18(土) 20:12:12 ID:hIQoLIOE
でも、デフォルトのITEM.CSVだとエンゲージリングの所に;が入ってるから出ないと思うよ。
しかし、単体エンドか〜。
本編のアイリーンエンドが好きなんで、書く気が起きなかったんだけど、無いと寂しい気もするなぁ‥‥。
特殊エンドも4巫女以外にもあっても良さそうだし。
多人数で絡むのは、ロストール王宮の3人まででしょうかね
後は2人なら多いんですけど
でも、原作だとエリス様と闇の王女は必ず死んじゃうし
いかにも同人的でいいですよね
あ、双子・・・
888 :
795:2008/10/18(土) 21:08:50 ID:hIQoLIOE
ロストールエンド(王女二人とエリス様+密偵双子)があるなら、ディンガルエンドもあっても良いかも。
関係者はザギヴ、カルラ、アイリーン、オイフェ位かな?
これだけの人を手に入れてるなら、ネメアが去ったあとのディンガルは思いのままかもなぁ
実は、特殊ENDは条件満たしても発生するか確認してません・・・
ちょこちょこ口上が埋まってからですかねぇ
シャリ君はみんなの願いを叶えてくれるんなら
ペウダやボルボラの願いを叶えてくれてもいいと思うんだ・・・
890 :
795:2008/10/18(土) 23:26:34 ID:AvlznXC7
出身地選択機能の追加で対応できるんじゃないか?>ペウダやボルボラ
初期の所持金やプレイ終了日、主人公の技巧レベル、特定キャラとの相性辺りを弄って何とか‥‥
自分で言っておきながらペウダやボルボラで延々とプレイするのも
つらいかもしれませんねw
まずは先に本編を形にしないとダメですよねぇ
一回チャレンジマスターをボルボラにして遊んだよ俺w
投下します。
>>33-200ぐらいの続き。
まだ512kbdatは大丈夫、のはず。
街にはいまだ戦禍の爪痕が残っていた。壁の壊れた民家、砕けたレンガの転
がる道。宿屋や酒場をはじめ、市民向けに繁盛していた店舗も軒並みその看板
を倒している。
ロセンやリベルダムほどではないものの、ここロストールも戦争の被害を受
けていたのだ。有力貴族の反乱という意外な形で。
「らっしゃーい!」
元気な声が、耳に入ってくる。振り返るとそこでは、薬屋の親父が外にカウ
ンターを出して呼び込みをしていた。ロストールの大通りは、戦禍にあってな
お活気に溢れている。大通りに構えていた店舗群はカウンターを外に出して露
天商売をしている。
「よきかなよきかな」
復興の気配がある。
俺は満足して頷くと、大通りを進んでいった。
広間を通り抜け、城へと続く歩きなれた道を程度進むと、右手にリューガ邸
が見えてくる。貴族の邸宅の多くは反乱の被害を受けていたが、そこだけは綺
麗なままだ。
その門を顔パスで通り過ぎ、俺は一直線に二階の一室に向かった。
陽光の差す部屋で、彼女は本を読んでいた。
部屋の間取りは城の私室と似ていた。ほとんど変わりが無い。王族の部屋に
しては狭く、家具も質素なまま。ただベッドの脇の本棚と、開いた窓から降り
注ぐ日の光だけが、以前とは大きく異なっていた。
「よう」
声をかけると、アトレイアはこちらに目を向けた。アトレイアは木椅子に座
り込んで何かの本を読んでいたようだが、俺に気付くとすぐに立ち上がった。
「あ……!」
本を開いたまま置いて、俺に近寄ってくる。
「アクト様! 戻っておいでで……ん!?」
駆け寄ってきたアトレイアをつかみよせ、キスをした。
口の中で舌をうごめかせる。初めてではないが、緊張は舌から伝わってくる。
その味を堪能するべく、湧き出てくる唾液をアトレイアの口の中に練り込ませ
るように舐めていく。きゅう、きゅう、と痛そうなほどに舌を押し付けると、
アトレイアはそれに耐えるかのように、俺の服を指先で掴み身体をぶるぶると
震わせた。目はぎゅっとつぶっていた。
「んんっ!」
充分に堪能した後、唇を離す。ぬらり、と淫猥かつ心地よい感触も同時に離
れていくのが名残惜しい。視線を落とすと俺とアトレイアの唇の間で、銀色に
輝くつばの糸が連なっていた。
キスを終えたアトレイアは、ほう、とつやめしく息をついた。
「ふ……あ……」
「元気そうだな」
「……は……い」
恍惚とした表情で、アトレイアはうなずく。うむ、素晴らしい。
キスの衝撃から落ち着くと、アトレイアは近況を話し始めた。ロストールの
復興に向け、アトレイア、及びアトレイアに入れ知恵した俺が発足したプロジ
ェクトは、最近ようやく軌道に乗り始めたらしい。
抵抗勢力は多く、ディンガル軍との折衝は予断を許さない状況だが、それで
も何とかやれているそうだ。支援者は多い。残った貴族のほとんどはアトレイ
ア派のはずだし、障害になりそうで性質の悪そうな連中は、俺やゼネテスのお
っさんが片っ端から取り除いている。
「皆さんには、とてもよくしていただいています」
と、アトレイアは語る。事実、アトレイアの肩にかかる責任は大きいはずな
のだが、それを苦に思う様子は見せたことがない。ただ、心配ごとがないわけ
ではないらしい。
「ティアナ様は……ご無事でしょうか……」
「たぶん無事じゃないか」
と、アトレイアの手前言うしかない。投げやりだが。
ティアナの安否については、はっきり言って、かなり怪しい。なにしろシャ
リがティアナに近寄ってたのを見たような気がするのだ。だとすると、非常に
のっぴきならないことになっている可能性が高い。
あの性悪子供の危ない思考に完全に染まる前に、奪還しに行かなければなら
ないな。
さてそれはともかく、ティアナが行方不明になってしまった後、リューガ家
の反乱によってロストール王家は崩壊しかかっていた。国王セルモノーはいま
だ健在なものの、心労のためか病床に臥せっている。さらに実質的に王権を駆
使していたエリス王妃を失ってしまい、その力の衰えは隠せない。
そんな中台頭してきたのがアトレイアだ。現国王が病気。王位継承権第一位
の保持者だったティアナは行方不明。既に盲目が(俺の手によって)回復して
いることは知れ渡っているし、ロストール復興へ力を尽くしていることは庶民
の誰もが知っている。情勢を見れば、アトレイアが近いうちに王位に付くのは
確実だろう。
本人も、戸惑いを見せつつもやる気が無いわけではないようだ。
俺にとっては、行事が増えるので共にいられる時間が減るのが難点と言えよ
う。だがプレイ場所が国の全てに広がるのは素晴らしいことだ。今から各所を
偵察しておかねばならんな。
と、俺の沈黙をどう受け取ったのか、アトレイアがあわてて言い直した。
「あ、いえ、もちろん! アクト様には、一番よくしていただいています」
「そんなことは当たり前だから言わずともよい」
「は、はい」
「ところでアトレイア。立つが良い」
俺は出された紅茶を机に置き、立ち上がる。考えタイムはやめだ。それより
今はすべきことがある。
「はい?」
聞き返しつつ、アトレイアも上品な仕草で立ち上がる。アトレイアは、いつ
ものドレス姿だ。アクセサリーは復興の資金とするため売り払ってしまったら
しく、ゆったりとしたワンピースだけ。
その胸に、俺は両手を伸ばした。
「……えっ」
先ほどのキスに増して、異様に唐突であったと思う。だが仕方ない。俺は今
とてもおっぱいを揉みたい気分だ。なにしろ二週間もロストールを離れていた。
そろそろ性欲が限界だ。
「……っ」
そういうわけで、俺はアトレイアの胸に触れた。ぱよん、と、言いようも無
く優しく柔らかい感触が、両手の平にじんわりと伝わってくる。その感触に誘
惑されて更に手を押し込むと、アトレイアの乳房が俺の手を受け入れてぐにぐ
にと形を変えた。服の上からの感触だったが、それが逆に新鮮で脳髄を麻痺さ
せるような快楽を与えてくれた。
「え、あ……あの、そ……の……」
アトレイアは何度も視線を上下させ、おっぱいを弄繰り回す手と俺の顔を交
互に見やる。何かを言いたそうに、唇を僅かに震えさせる。が、その度にアト
レイアは目をそむけて、唇を止めた。
結局、言葉にはならなかった。きっと適切な言葉が見つからないのだろう。
「……ん……!」
俺はすばやく後ろに回りこむ。腰をアトレイアの尻に押し付けつつ、胸にや
った手に力を込める。手の腹で豊満な胸を思うがままに圧迫する。同時に人差
し指を細かく動かして、敏感な先端にこまやかな快楽の波を与えてやる。する
とアトレイアはこれまでになく背筋を反らして、快感に打ち震えた。
「ひゃあっ! ん、ん、んあぁっ!」
乳首をつまんだまま、ゆさゆさと乳房を揺らす。耳たぶへの甘噛みを繰り返
す。何度も何度も、先端への圧迫と弛緩を繰り返す。最後にぎゅう、と乳首を
親指の腹で押し込む。するとアトレイアはぴんと身体を伸ばして、二、三度激
しく息をついた。
そして、くたりと後ろに倒れこんでくる。軽く達してしまったようだ。
「んあ、ふああぁぁ……」
ごく近くで漏れる悩ましげな吐息を楽しみながら、くりくりと乳首をいじっ
て、最後の余韻を楽しむ。十数秒ほどそれを続けた後、俺はアトレイアから離
れた。
「うむ。相変わらずいい乳だった」
アトレイアのなまめかしく乱れたドレスの皺は、俺の手の跡だった。
「あ……ありがとう、ございます……」
褒められたので、アトレイアはぺこりとお辞儀をした。
「では次は風呂に入るぞ。ようやくあれが届いた」
「は、はい……」
アトレイアは素直に頷く。今はまだ昼で、街ではたくさんの人間が仕事をこ
なしているが、そんなことは何の障害にもならなかった。アトレイアは俺の肉
奴隷なのだから。それは既に決定事項であり、この先も決して変わらぬことだ。
リューガ邸のバスは、王宮ほどではないもののそれなりに広い。石造りで、
煙の立つ湯の張られた湯船。一家五人ぐらいは全員が入れそうだ。そして、す
みっこに立てかけられたピンク色のマットと、特製のボディソープが満杯のボ
トル。
なんでこんなものがここにあるのかといえば、当然俺が注文したからである。
ドワーフ王国で見かけた際に、これは使えると考えて大金を積んで譲ってもら
い、リューガ邸に輸送させた。
今日はこいつらを使って、アトレイアにマットで奉仕してもらうのだ。それ
はエアの予言した気に食わない運命よりも更に確定的な未来だ。
「いいか。世の中はギブとテイクだ」
「はい」
というわけで、いい機会なのでアトレイアに世の厳しさを教育してやる。そ
ろそろ奉仕の精神というものを本格的に身につけてらおう。王族は国民に奉仕
するのが役割だからな。無論アトレイアは俺専用なわけだが。
「何かを貰ったなら、いつかは返さねばならん。量は問題ではないぞ。質の問
題だ。前返しもよし」
「はい」
真面目に答えるアトレイア。頬はやや上気したままだ。
「とういわけでこれだ。泡プレイだ。がんばって奉仕すべし」
「はい。がんばります」
アトレイアは微妙にずれた返事をして、俺が教えたとおりに三つ指を付いて
お辞儀をした。そして服を脱ぎ出す。相も変わらず清楚ながら淫欲をかきたて
る裸体を鑑賞しながら、俺も外衣を脱ぎ捨てていった。
「……こう……でしょうか……」
湯気の充満する浴室の中に、マットが敷かれていた。その上に俺は横たわり、
アトレイアの全身が泡まみれになっていくのを鑑賞する。
長く外に出ていなかったことと、高貴な血筋によるものか、ただでさえ白い
アトレイアの肌に、純白色の泡が魅惑的にまとわりついている。
「もうちょっと、下に伸ばせ」
「はい」
アトレイアは小さな手を首元にやって泡をそっと伸ばし、胸の谷間に落とし
ていく。慎重だ。きっと、初めてのことで緊張しているのだろう。俺に対して
粗相のないように。その様は思わず押し倒して即座に挿入して中出ししたくな
るほど淫猥だったが、全てのソウルを駆使してその衝動を押さえ込んだ。
今日は奉仕の精神を教え込まねばならない。この魅惑の肢体を思う存分いじ
くり廻すのはそれはそれは気持ちよいことなのだが、同じことだけ繰り返して
いたのでは、いつまでたっても成長がない。人類の革新がない、と言い換えて
もよいだろう。
などと無駄なことを考えていたが、そろそろ頃合だ。
俺はアトレイアに声をかける。
「よーし。そんなんでいいだろう」
「はい。では、その……し、失礼いたします……」
アトレイアは俺に顔を向け、恥ずかしさに視線をちらちらとそらしつつも、
なんとか微笑んでみせた。その泡にまみれた身体を、俺にゆっくりと近づけて
いった。
「……んっ」
アトレイアの全身が俺の体に乗っかった。滑りの良い乳色の肌が密着して、
俺の肌を優しく押さえた。アトレイアのおっぱいが俺の胸に当たり、むにゅり
と押しつぶされた。乳首と乳首同士がこすれあって、くすぐられるような快感
が背筋を通り抜けた。直接の刺激がなくとも、既に俺のペニスははちきれそう
なほどに勃起していた。
「こ、こう、でしょうか……」
アトレイアが遠慮がちに言った。
「よし。そのまま、前後に動け。押し付けながらだ」
アトレイアの動き方のせいもあるかもしれないが、泡まみれの体は意外に軽
く感じた。
「はい……」
返事をして、アトレイアは身体をぎこちなく動かし始めた。
にゅるり。アトレイアが前に動くと、そんな音がした。良い匂いのする髪の
毛と整った顔立ちが、すぐそばにあった。下半身は見えないが、手による愛撫
の何倍もの圧迫感と圧迫のもたらす快楽が太腿に、腹に、そして亀頭と竿に伝
わっているのがわかる。
アトレイアが後ろに動く。乳首が俺の腹のあたりをこすれながら下にずれて
いった。大きな乳房が俺の下半身に合わせてむにゅりと形を変えて、亀頭の先
端をを下乳の部分で愛撫していった。アトレイアの胸の谷間から、泡に包まれ
たペニスがにゅるんと顔を出した。
「くっ」
俺の快楽を与えるため懸命に動くアトレイアの姿は、視覚効果となって俺の
脳髄を直接激しく揺さぶった。
「……気持ち良い、ですか?」
「ああ」
問いかけに答えてやると、アトレイアは清楚に微笑んでみせた。そして動き
を再開する。
「はぁ……んっ……」
やがて、くぐもった声がすぐそばから聞こえてくることに気がつく。当然、
その声はアトレイアのものだ。
「アトレイア」
「あ……あ、の……」
きっと、自らが快感を得ていいものかどうかと、恥ずかしさと性の欲望、そ
して与えられた役割の中で葛藤しているのだろう。俺は迷うアトレイアの肩に
手を伸ばし、泡の力を借り優しく撫でる。
肌と肌とが触れ合うと、アトレイアの身体が小さく跳ねた。たったこれだけ
でも、刺激的だったようだ。
「んぁっ」
「もっと、押し付けろ」
「……あ……」
内心を見抜かれたことを知ったためか、それとも全く別の理由によるものか、
アトレイアは視線をそらして頬を更に赤く染めた。
「……で、は……」
アトレイアは俺の腹に手をついて上体を起こし、腰をペニスに近づけていく。
愛液と泡の入り混じる中、性器同士が密着した。ちゅくり、と水音がした。
ペニスの先端とアトレイアのクリトリスとが触れあって、同時に僅かに擦れあ
った。
「ん……!」
アトレイアの身体がびくんと跳ねた。同時に俺のペニスにも、身震いするほ
どの快感が伝わってきた。
「よし……そのまま、またがって動かせ」
話しながら俺は細かく腰を動かしてやる。
するとアトレイアは可愛く反応し、すぐに問い返してきた。
「こ、のまま、で、すか……んっ」
「うむ、股間に押し付けながらだ」
「は……い……!」
アトレイアの股間で白い泡に包まれて、ペニスがしごきたてられる。ときお
り左右に竿がズレるが、そのたびに俺は腰を動かしてアトレイアに押し付けて
やった。亀頭をアトレイアのクリトリスと擦り合わせると、激しい快感が腰の
下部から広がってくる。
それはアトレイアも同じだったようだ。
「ふあ、あ、ん、ああぁっ……」
腰が前後するたびに、アトレイアの嬌声が反響した。肌と肌とが溶け合いそ
うなほど密着している。どちらかが身体を動かすと、もう双方の身体に快感が
走る。その繰り返しで、俺達は高まっていった。意味のある言葉は交わさない。
アトレイアの可愛い喘ぎ声と、淫猥な水音だけが鼓膜を揺らしていた。
「んんんっ!」
すぐ傍に唇が来ていたので、キスをする。そっとついばむだけで、アトレイ
アはぶるぶると身体を震わせた。決して寒さのためではない。
もういいだろう。
「アトレイア」
「……んんっ! は、は、い……!」
息も絶え絶えな様子で、情熱に染まった視線を俺に向けるアトレイア。そん
なアトレイアの後ろ首に手を回し、ぐいと引き寄せ、顔をほとんど密着させて
から、俺は囁いた。
「中に出したい。できるな」
アトレイアはごくりと唾を飲み込んでから、こくん、と頷いてみせた。
尿道口にアトレイアの秘唇がぴとりと張り付いた。アトレイアは息を呑む仕
草を見せてから、その腰を沈めていった。俺しか分け入ったことのない秘裂に、
大きなペニスが進入していく。カリ首までが入ったところで、俺は細かく上下に
腰を揺らす。傘の張ったペニスを刺激する摩擦が、更なる勃起を促す。
「んっ……!」
ずりずりと身体同士を摩擦し合う。それと同時に、アトレイアの秘所に収ま
ったペニスもまた、淫靡な水音を立てつつ、アトレイアの粘膜を擦りあげた。
亀頭と竿全体が愛液で包まれている。柔らかで、それでいてきついアトレイア
の膣に、ペニスがぎゅ、ぎゅ、と締め上げられる。
「んああぁっ! はあっ、はあっ!」
アトレイアが激しく喘いだ。もはや上体を起こしておくことはできず、上半
身を俺に押し付けている。熱い吐息が耳にかかる。俺はアトレイアの背中に手
をやり、彼女の動きに合わせて腰を動かした。
「ん、よし、もっと動けっ」
「ふあぁぁっ! ん、は、は、はいっ!」
懸命に返事をして、アトレイアは腰を振った。じゅくり、とひときわ大きな
粘り気のある音が股間でした。
アトレイアは俺の背中に両手をやり、精一杯の力で抱きしめてきた。抱きし
め返してやると、アトレイアは目をぎゅっとつむって大きく喘いだ。
腰を浮かし、ペニスを膣の深くに突きたて、そして引く。するとアトレイア
は全身をびくびくと震わせて、快感の声をあげた。絶頂の脈動が、アトレイア
の全身から伝わってきた。
俺は円の軌道で腰を動かす。アトレイアの熱い膣壁をぐりぐりとかき混ぜて
犯し、その粘膜に俺の性の証を刻み込んでいく。左手でアトレイアを引き寄せ、
右手をアトレイアの股間にやり、膨れ上がったクリトリスを激しく愛撫する。
「ひゃあああっ! あ、あ、あ、ああっ!」
性感帯を刺激されて、アトレイアは太ももをびくびくと振るわせた。結合点
から愛液がぴゅ、ぴゅ、と勢いよく飛び出てきた。
俺は最後に亀頭をもう一度奥深くに突き入れ、亀頭の先端でアトレイアの膣
の上部を小突いた。瞬間、肢体が一気に反り返った。アトレイアは髪を振り乱
して絶頂に身悶えた。
「あ、あ、ああぁぁぁああっ!」
「くっ」
アトレイアと同時に、俺も絶頂を迎える。濡れに濡れた膣のまろやかに絡み
つくような圧迫は、とっくに俺のペニスを限界へと押しやっていた。快感がペ
ニスの先端に集中し、アトレイアの中で爆発する。
「ひあ、ん、ん、んあぁっ!」
俺はアトレイアの膣の奥深くに、何度も何度も射精する。アトレイアの子宮
に精液を叩きつけ、送り込んでいく。その度にアトレイアは大きく身体を震わ
せた。悦びを隠し切れない様子だった。
射精を終えると、アトレイアはまぶたを閉じたまま、俺の胸板にへたり込ん
できた。
アトレイアは爪で肌をかり、と小さく引っ掻いた。それは何かを懇願するか
のようなしぐさだった。可能な限りゆっくりと、傷つけぬように抱きしめ返し
てやると、アトレイアはようやくまぶたを開き、俺の顔を見つめた。
何かを伝えたそうだ。何度か逡巡しつつ、アトレイアは口を小さく開く。
「……」
が、結局、言葉にはならなかった。アトレイアは真摯な視線で俺を見上げた
だけだった。何を言いたいかはわからないが、それでも俺は、何をしてほしい
かは理解できる気がした。
俺はアトレイアの唇に顔を近づけて、キスをしてやった。するとアトレイア
は目を潤ませてそれに応え、舌を絡め合わせた。唇を離すと、アトレイアはふ
たたび目を閉じて、そっと頬を俺の胸に寄せた。
「……あ……」
かすれた声が聞こえてくる。結果的には、間違いではなかったようだ。上か
ら見るアトレイアは、眩しそうに目を細めて、安らいだ表情を浮かべていた。
しばらくそうしていると、やがてアトレイアははにかむように微笑み、もう
一度その頬を俺の胸に押し付けてきた。
(完)
以上です。
ではまた。
GJ!
アトレイアとノエルの素直さは双璧
GJ!
あなたの描かれるアトレイアたん好きです。
相変わらずGJ!!
でもなんか改行が微妙な位置でないかい?
今更だが、erazill?あげてくれてる人たちサンキュー!
めちゃくちゃ面白いな、これ
アイリーン可愛いよ、アイリーン。エロいセリフが聞きたくて
ついつい苛めちゃうぜ
>>884 ハーレムエンド条件なんだけど、
>ヌルくしたので120日6人程度になってるはずです・・・
と言っているけど、6人では無理みたいです。
6人恋慕にしたけど、だめだった。
>>911 せっかくEND条件を満たすまでやっていただいたのにスミマセン
END条件もヌルくしようと思ったのですが失敗していたようです…
自分でもプレイしたら全部BADENDになってしまいました
元ファイルに差し替えよう…
助手を6人にしてるかい?
恋慕6人じゃダメだぞ。
ENDING.ERBを別のバリアントに移して確認した限り
ちゃんとハーレムエンドでたよ
>>913 恋慕にするだけで助手にしていなかった。
ナチュラルに間違っていたよ。ありがとうハーレムを見てくる。
era乗り遅れた・・・
erazill本体が見つからないんだが落とせるところありますか?
陵辱・異種姦・調教モノです
陵辱系苦手な方は回避でお願いします
erazillの恋慕エステルのキメラ調教SSになります
砂に埋もれた古代都市ラドラスの最深部。
代々の族長を努めてきた巫女のエステルですら、その存在すら知らなかった一画にその牢獄は存在していた。
悠久の歳月を経ても訪れる者も無かったその一室には、土の巫女エステルが監禁されていた。
突如現れた虚無の子シャリによってエステルが囚われてから一月が経っている。
今は、シャリの忠実な操り人形へと変貌してしまった、かつての無口な青年から、性の奴隷へと堕とすべく
調教という名目でその若い身体を弄ばれていた。
調教の開始当初は強い意志の力で、快楽に負けまいとしていたエステルだったが、繰り返し身体に刷り込まれる快楽に
徐々に抗う力を弱められ、今では処女の身ながら、オールの忠実な肉奴隷と化していた。
「やあ、どう?土の巫女のお尻の具合はさ」
薄暗い地下牢に転移してきたシャリが、いたずらっぽくオールに問いかける。
オールは、エステルの尻孔を背後から貫いていた。
小さく可憐だった窄まりは日々の調教で丹念に解され、今はオールの逞しい男根をも
尻孔で受け入れることができるようになっていた。
「ああっ!ご主人様っ!やめないで!イ、イケそうなんだ…!」
「おや、邪魔しちゃったね、ゴメンゴメン…さ、続けて続けて・・・」
シャリに促されたオールに再び腸内を突き上げられ、嬌声を上げるエステルをシャリは改めて視る。
豊満な胸を強調するように両の腕を後ろ手に縛られ、絞り上げられた乳房の先端には興奮に尖りきった乳首。
その両の乳首をそれぞれ白銀のピアスが貫通しているのが異様だった。
快楽の蜜をを溢れさせている無垢なままの秘部には、魔力で振動を与え続けて快楽を引き出す魔淫球を咥え込み
決して勝手に落さぬようにと、オールから厳命を受けているようだった。
「あっ!ボク!…イクっ!イっちゃうよっ!ご主人様ぁっ!イカせてっ、下さいいいっ!!」
「…!…ぁっ…ぁ……っ…!…!…」
オールの熱い飛沫を直腸奥に感じ、尻孔での絶頂に達したエステルは、断続的に汗に塗れた身体を痙攣させていた。
エステルの痴態を暫く観察していたシャリだったが、調教の出来に満足したのか、オールに鍵を握らせた。
「それ、頼まれてたモノの鍵ね、檻に入れてあるからさ。準備ができたら早速試そうよ」
新しい玩具を与えられた子供よろしくはしゃぐシャリの要望に応えるべく、オールは余韻に浸るエステルを強引に立ち上がらせて
別の牢へと移動させた。
「じゃーん!これがオールから頼まれてた調教用のキマイラだよ、カッコイイでしょー?」
「なっ…まさか…ボクをエサにする気!?そんなの嫌だよ!…ねえ、助けて!オール!」
馬ほどもある獰猛な魔獣を前にして、縄で縛められたままのエステルは恐怖に顔を引きつらせた。
「地の巫女エステル=ズゥ、君の処女をこのキマイラに奪わせるんだって!それが、オールの今の"願い"なんだってさ!」
「…そんなぁっ…いくら何でも……うぅっ…」
絶句するエステルの心中など委細構わずに、オールはキマイラを四つん這いにしたエステルに向けてけしかけた。
「ひいいいっ!熱いモノが当たってるよぉ!怖い、怖いよ!オールぅ…!」
尻孔から垂れているオールの精液も丁度良い潤滑油の役目を果たし、グロテスクなキマイラの生殖器の先が
エステルの処女口に侵入を始める…
「がぁっ!ボ、ボクの…初めてが…魔物にいいいっ!」
エステルは乙女が操を捧げるのには、長さも太さも形も凶悪すぎるキマイラの生殖器に無垢な処女穴を乱暴に貫いた。
いつかは愛しい主に捧げるはずの純潔は呆気なく魔獣に奪われたのである。
「ぐあぁっ…がぁっ……あっ、あぁあっ…ひいぃいっ!」
破瓜血と自身を守るために湧き出した蜜を纏っても出し入れには窮屈で柔らかな膣壁。
その隘路を硬い突起だらけの剛直が獣の本能のままに蹂躙した。
いつしか繊細な内壁を抉られ出血したのか褐色の内腿に鮮血の筋が幾つもできていた。
「がっ…あぐっ…ぐうっ…痛いぃ…けど…キミがっ、ご主人様が望むなら…!」
キマイラが咆哮を上げ魔獣の汚れた精が、奔流になってエステルの子宮目掛けて流し込まれる。
「ひいいいいっ!!出てる!熱いのが一杯出てるよぉ…!」
調教用のキマイラは無精子なのだが、そのことを知らず胎内に大量の精を吐き出され魔獣の子を孕む恐怖に
エステルはキマイラに貫かれた格好のままキミへ視線で調教の終了を求める。
「も…もう、終わりにぃ!うぐっ!…あぐっ…あ、ああああ!!」
キミは無情に首を振り、キマイラは凶悪な剛直で繋がったままのエステルに再び挑みかかった……
精魂尽き果て胎内のみならず、全身を魔獣の臭い精で汚され、無様な大股開きでポッカリ空いた秘穴からも
魔獣の精を垂れ流すこの姿を見て、先程まで無垢な身体だったと誰が信じられるだろうか…
気を失ったエステルの姿にオールはキマイラの働きに満足して檻へと戻した。
魔獣の精液溜りに伏したままのエステルは激しい責めに意識を失っていたが、その寝顔は愛しい主人の"願い"を
叶えるために耐えたことに、どこか満足げな表情だった。
「オールが頑張ってくれたおかげで、すっかり地の巫女も"女"になったねぇ」
「彼女の"願い"も叶えられるし、僕の目的にも一石二鳥ってやつだね…ん?彼女の"願い"は何かって?」
オールの問いにシャリは無邪気な笑顔で答えた。
「女らしくなって君と結ばれることだってさ!」
END
920 :
795:2008/11/01(土) 22:22:35 ID:5Yk8kNSm
>>918 GJ!
エステルけなげすぐる・・・
でも、それを意に介さない男主もいい!
>>920 うおー!!ありがとうございます!!
アイリーンたんに続きカルラまで・・・死神姉妹最高!
>>918 eraとSSを連動させるのって面白い試みだな
シャリがアスティアとかアーギルシャイアとかまでどうやって捕まえたとか
売却されたあとの女主とかはどうなるのかとか
前後の話もあるとさらにeraが面白い
>>921 GJ!カルラはやっぱケツ責めだな、ケツ!
924 :
埋めネタ:
ジルはロストールで出来た友人のフェルムを訪ねようと酒場の扉を軽く押し開けた。
明るく人気者のフェルムが働くこの酒場は、同じロストールのスラムにある酒場とは違い、無頼の徒が訪れることは少ない。
しかし今日に限って、怒号に悲鳴が飛び交う戦場のような有様だった。
「俺様の、熱く燃え滾る愛の炎は、何人たりとも消すことなどできないのだ!」
「いやぁーっ!」
自称勇者のガルドランが、フェルムの細い肩を掴んで放そうとしなければ
「このエルフ!痛い目に遭わせてやる!」
「放しなさいっ!この下等生物が!」
ガラの良くない冒険者風の三人組と、エルフらしいの旅人が揉み合っている。
「コラ!みんな止めなさい!暴れると容赦しないわよ!」
ジルは愛用の大剣を振りかざし、無法者達を威嚇しようとした。
しかし、常に手に馴染ませてきた剣が、重くて満足に上がらない。
ジルはその時鞄の中に、配達を頼まれていたロクシャの墨が有った事に遅まきながら気が付いた。
「なんだぁ?コイツも畳んじまえ!」
「勇者の恋路を邪魔する、魔女め!食らえ!勇者タックル!」
決して、結託していたわけではなく、好き勝手に暴れていた無法者達だったが、前後双方からの攻撃に
ジルの重すぎる剣は、弾き飛ばされて、地面を転がっていった。
「良く見りゃあ、コイツも中々の上玉じゃねぇか、そらっ脱げよ!」
ジルの服に手を掛けた冒険者の男が、力任せにジルの服を引き裂いた。
「きゃあっ!馬鹿っ、何するのよ!」
男は、胸元を隠すジルの身体を抱きすくめ、良く掃除された床にジルのしなやかな身体を、力任せに押し倒した。
「きゃあーっジルさん!助けて下さい…!」
「このっ!汚い手でアタクシに触らないで!!」
「きゃあーっ!」
ジルだけでなく、友人のフェルムも、生意気なエルフのフェティも、たまたま居合わせた名も知らぬリルビーの吟遊詩人の少女も
床の上で、テーブルの上で、或いはカウンターに乗せられて、獣と化した男達に蹂躙されていく。
騒ぎを聞きつけたゼネテスが、辿り着いた時には、店の中には、口からも股からも尻孔からも、白濁を垂れ流して
3人の少女達が無残な姿を晒しているだけだった。
ガルドランに連れ去られたフェルムの行方は、現在でも杳として知れない。