スレイヤーズ 第8話

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1名無しさん@ピンキー
四界の闇を統べる王 汝のかけらの縁に従い 
 汝ら全ての力もて 我にさらなる煩悩を与えよ

 闇よりもなお昏きもの
 夜よりもなお深きもの
 妄想の海よ さまよいし存在
 ピンクなりしエロの王
 我ここに 汝に願う
 我ここに 汝に誓う
 我が頭に立ち上りし
 すべてのエロなる妄想に
 我と汝が力もて
 等しく形を与えんことを!


我らはいつでもエロの神様の降臨をお待ちしています

第1話 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1052359978/
第2話 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058501060/
第3話 http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076694890/
第4話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1096193234/
第5話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113229332/
第6話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1130901279/
第7話 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153750932/

2chエロパロ板SS保管庫  http://adult.csx.jp/~database/index.html
2名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 18:07:02 ID:DGrMo2DY

表記の注意:
ガウリィ× →ガウリイ
ガーブ×  →ガーヴ
フェブリゾ×→フィブリゾ
魔導師× →魔道士

ついでに一人称:
リナ=あたし
ガウリイ=オレ
ゼル=俺
アメリア=わたし
ゼロス=僕
タリム=わし

岩肌問題は永遠の課題。
3名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 20:11:53 ID:RhCLBRBD
>>2
スレ立て乙です。

…しかし、なにゆえタリム?w
ナーガやらフィルおうぢやらガーヴですら触れて無いのに…w
4名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 21:31:52 ID:u/geaBoW
乙!あとは神を待つだけ
5名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 22:20:00 ID:lP1P3cw0
∧∧
(*゚∀゚)乙ーーーーーーーーーーーーーー!!
6名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 22:55:43 ID:DVzTi46y
乙でーす!

早速なんですが、投下してよかですか?
7名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 22:56:37 ID:cqw5ntQk
悪いはずがありませぬ
8名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 23:54:41 ID:BGsEq5Oj
>>1
乙〜〜!

>>6
よろです
9名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 05:05:50 ID:qzhLmsCQ
wktkして待ってます!
10名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 07:33:31 ID:5kQfnTI/
最近のリナは凄い。

オレとリナは、旅の相棒から男女の仲になってもうすぐ半年くらいになるだろうか。
最初の頃のリナはオレが初めてということもあり、セックスのときはオレの行為を
なすがままに受け入れていたのだが、
彼女の好奇心の旺盛さからかだんだんと・・・なんていうか・・・積極的になってきた。


「ねえ、ガウリイ・・・して!!」

リナはほぼ毎晩といっていいくらいオレの体を求めてくる。
どこで買ったかわからんような、エロ過ぎる下着を身に着けながら。
スケスケのレースのキャミで、パンツの股のところとかパックリ裂けて丸見えだし、
いかにもヤる為のもののようだ。
「すまん・・・。頼む、今日はムリ。」
お前さんは呪文を唱えて戦う戦法中心だから、肉体労働派のオレのことなんか
あんまりわかってないのかもしれないけど、足腰疲れすぎて勃たないときもあるってのに。
しかも、昼間散々こき使ったのはどこのどいつだ・・・。
「ひどいっ!せっかく、この美少女天才魔道士リナ・インバースがヤらせてあげようっていってんのに、何?その態度は!!
あたしをこーんなHにしたのは他ならぬガウリイ、あんたなんだからね!
乙女の純潔奪った責任、とってもらうんだから!」
いや、まあ確かにそうなんだが。
オレの性教育・指導がよほどリナには効果的だったんだろうけど、
なんかオレのせいにして、自分の性欲を正当化してないか?お前さん。

「もうっ!あんたはあたしがやりたいよーにされときゃいいんだから、ほら!」
「うわっ!ちょ、ちょっと待て、リナ!うぁあ〜〜」
リナは強引にオレをベッドに押し倒し、あっという間に股間からオレのモノを勝手に引きずりだした。
11名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 07:53:30 ID:abvqJIZ8
wktkwktk!前スレから飛んでまいりました。
即死回避アンド支援。

続きおまちしております。
リナたんエロス・・・。
12名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 08:01:00 ID:rInF7zNF
続きwktk
13リナガウ その2:2007/05/17(木) 22:43:10 ID:5kQfnTI/
>>10 の続き


「あ〜ん、やわらかくっていつもより小さいじゃない!なんでえ〜?」
「そりゃ、勃ってないから小さいのは当たり前だろ・・・。」
リナは、なんだか悲しそうな顔をしていた。
だから今日は、ムリだって言っているだろうが・・・。
「ガウリイ、すぐに使えるようにしてあげるからねっ!!」
「って、おい!!ああぁぁ・・・・・」
そういうとリナが思いっきり、オレのモノにむしゃぶりついてきた。

ちゅば、ちゅば、くちゃ、ずずっ・・・

ああ、お前・・・そんなトコロ、おいしそうに舐めたり吸ったりしたら・・・
気持ちよすぎるじゃないか!
そんな、根元まで咥えて、奥まで含んで舌動かされると!!

――――― あっ、オイ、そこはいかん!

「はあ、はああ、リナ、そんなとこ触っちゃだめだ・・・」
リナはまるでいたずらを楽しむような表情をして、オレのアナルを玩んでいる。
「え・・・。いっつもガウリイが弄ってくれるでしょ?凄く気持ちがいいんだから、
あたしもやってあげてるのに!・・・あ、硬くなってきた!」
与えられた快感のせいで、あっという間にオレのモノは、血管が浮き出て痛いくらいに硬くなっていた。
「ビクビクしてる〜!素敵・・・先っぽから、しょっぱいものが出てきてるよぉ〜」
先っぽをちろちろと舐めつつ根元をしごきながら、リナはうっとりとした表情でオレのモノを見ている。
ああ・・・こうなったら仕方がない。
「分かった。もう、リナの好きにしてくれ!」
「やった!じゃ、あたしのここ・・・触って!」
そういうとリナは嬉しそうにオレの腕をつかみ、
自分のパンツの裂け目からみえる股間にオレの指先をあてがった。
14名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 04:33:32 ID:xm3hy7HQ
続きwktk!
15名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 09:50:24 ID:iD2dqVLh
ワクテカ
16名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 20:51:20 ID:vyQfLAld
続き!続き!
17リナガウ その3:2007/05/18(金) 22:03:05 ID:9+z5wz19



ぬるっ

リナのそこは、愛撫をしていないにもかかわらず既にビショビショに愛液が溢れていた。
「ほら・・・。ガウリイのせいで、こんなにぐちょぐちょになっちゃったじゃない・・・」
え、エロい!
まだあどけなさの残る少女の様なリナが、夜は一変して娼婦顔負けの淫らさで、オレを狂わせていく。
「お前さん・・・本当にいやらしいな・・・。」
「ねえ、ガウリイもあたしのここ、気持ちよくして・・・」
そういうと、リナはオレの顔をまたいで膝立ちになり、局部を見せ付けてきた。
さらにパンツの裂け目を開き、自分でクリの皮を剥いてむき出しにして、
アソコをヒクつかせながら愛撫を求めてくる。
「すっごいヒクついてるぞ・・・ここ」
リナの膣に指を入れ、むき出しになっているクリに吸い付いた。
「あっ、はあん!!い、いいよぉっ!」
指を出し入れするごとに、リナの秘唇をつたって愛液が滴り落ちてきてくる。
リナは腰をくねらせながら快感を貪りつつ、口からだらしなく涎を垂らしながら、
オレのモノにむしゃぶりついてきた。

じゅぷ、ぐちゃ、ちゅば・・・

もう、どちらが出しているのかも分からない、淫猥な音が部屋中に響く。
先にガマンができなくなったのは、リナの方だった。
「あ・・・もう、ダメえ・・・。ガウリイの大きくって太いの、入れちゃうよお!」
18リナガウ その4:2007/05/18(金) 22:10:30 ID:9+z5wz19



「ああああっ!!」
「はあああ、リナ・・・」

ずずずっ!!

リナは馬乗りになりオレのモノを掴むと、躊躇も遠慮もなしに勢いよく根元まで腰を下ろしてきた。
リナは膣でぐいぐいと締め付けながら、激しく腰を動かしてくる。
その勢いでベッドがギシギシときしみ、あまりの激しさで宿全体が揺れているようだった。
・・・やっぱり、こいつはどらまただ・・・。
なんだかオレが犯されてるような気分になってくる。
「あん、ああん、ああん!」
「凄いな・・・!今日のリナは」
目の前で揺れているかわいらしい胸を揉みしだき、ピンと勃った乳首に吸い付いた。
「ああ!いいよ・・・もっと吸って・・・!」
リナの膣からは愛液が派手に飛び散り、二人が繋がっている部分の周りはビショビショになっていた。
「んんっ・・・」
リナの動きが止まったかと思ったその時、今度は繋がった部分を軸にして体を回転させ後ろ向きになり、
仰向けになっているオレの両足をつかんで、再び腰を動かし始めた。
その体位は調度オレから、リナのヒクついて締め付けながら出し入れをしているそこが丸見えだった。
愛液がオレのモノをつたって垂れ流れ、それはたまらなく淫猥な光景だった。
「はあ・・・お、お前さんなんつうことを・・・」
「見える?ガウリイ」
リナがゆっくりとオレのモノをギリギリまで引き抜き、勢いよく腰を奥深くまで沈み込ませる動きを繰り返す。
リナのパンツの裂け目をさらに広げ、快楽で濡れたその部分をじっくりと堪能する。
「ああ、見えるぞ、お前さんのエロい部分が・・・すっごくおいしそうに、涎たらしてオレのモノを咥え込んで・・・!」
「あああっ!!」
リナの腰の上下の動きが早く激しくなってくる。

そして―――淫らに上半身を振り乱しながら嬌声を上げて、彼女はオレのモノで自分一人で絶頂を迎えたのだった。









頭痛がひどくなってきたので、また明日続き投下しま〜す・・・。orz
19名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 05:33:58 ID:eT8rbcsf
うわわわわ頭痛に耐えながらありがとう神!
無理はせずにマターリ投下してください!
20名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 10:32:42 ID:9QCWgLA9
神乙!
ゆっくり治してから投下して下さい。
いつまでも待ってるYO
21リナガウ その5:2007/05/19(土) 22:27:48 ID:2xyGXl0U
>>19
>>20 ありがとです(泣)
復活したのでラスト投下しま〜す↓



 
「ガウリイ・・・すっごくよかった・・・!」
オレのモノを引き抜き、転がるように横たわったリナは、満足気に快楽の余韻を味わっていた。
オレのほうも昼間の疲れなどすっかり忘れて、この淫らなリナの行為に流されていた。
「うんんっ・・・はあぁ」
お互いの唇を重ね、いやらしく貪りあう。
「リナ、お前さん一人だけで気持ちよくなって、イクなんてずるいぞ・・・。
自分よがりで、それじゃオナニーと変わらないじゃないか・・・。」
オレはリナの体を後ろから抱え膝立ちになり、リナの膣に勃ったままのオレのモノをバックで挿入した。
「はあっ!!ああーー!」
「リナ、オレも気持ちよくさせてもらうぞ・・・」
さらにリナの片足を持ち上げて、より深く挿入し、奥まで激しく突き上げる。
イッたばかりのリナのそこは、ヒダを絡めながら容赦なく締め付けてくる。
「きゃうんっ!う、嬉しい・・・お、奥まできてる!あたってるよぉぉ!」
本当に幸せそうな顔をしながら、リナ自身も体を反らせつつ、腰を振り続ける。
「い・・・いきそう!ガウリイっ、またイっちゃうよぉーー!!」
「イケよ、リナ・・・オレも、イクぞ・・・!」

オレのモノは大きく脈打ち膣のぬくもりを感じながら、白濁した快楽の液体をリナの子宮にむけて放出した。

ビュクッ ビュクッ  ビュルル

「あはぁ、ガウリイのが、出てる!!すごいよ・・・!感じる!!ああああーーー!」

「はあ、はあ・・・出したぞ、中に・・・。」
オレはリナのヒクついた膣から、自身を引き抜いた。
「あ、抜いちゃやだあ!!」
オレの注ぎ込んだ精液が、だらしなく開ききったリナの膣口からあふれ出してくる。
「たくさん出たんだ・・・。ガウリイの、最高に気持ちよかった・・・!」
「お前さんのも、すっごくよかったぞ・・・」
「えへへ、残ってるのも全部、出してあげるねっ」
リナは微笑みながらオレの竿をその華奢な手で握ると、最後の一滴まで絞りだすようにしごいてくれた。
薄まった出し残った汁が、先っぽからちろちろと流れ出してくる。
リナは可愛らしい舌先で、その汁と行為で汚れた部分を丁寧に舐めとってくれた。

その後もオレたちは、夜が明けるまでお互いの肉体を求め合ったのだった。

―――――翌日、オレの下半身はガクガクで、本当に使い物にならず仕事どころではなかったことは、いうまでもない。


リナ、頼むから、今晩こそはゆっくり休ませてください。 お願いします。       




END.
22リナガウ :2007/05/19(土) 23:07:12 ID:2xyGXl0U
以上です!

男性ってHする時に相当体力使うって聞いたもので、思いついて書いてみました。
ガウリイのオーガ並の体力をも凌駕するリナ・・・ということでお願いしますm(__)m

読んで下さった皆様、ありがとうございました!
23名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 23:13:32 ID:pLInrIvo
GJ!リナちんエロかった。
24名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 01:18:32 ID:GGtLEEsb
GJ!」ありがとう!
リナたんエロくていいおいいお!
次の日も迫られるに金貨十枚。
25名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 11:04:16 ID:K9kY326H
>>21
早い復活おめ!まさかこんなに早く続きを読めるとは思わなかった。
待っていた甲斐あったよ!GJ!
そして体力の限り頑張ったガウリイGJw
26名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 01:14:36 ID:iUP5MXAV
グッジョブ!!
27名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 06:21:51 ID:Bcyt6LKM
GJすぎる!
2822:2007/05/21(月) 22:53:46 ID:ecK/74lS
GJ下さった皆様、読んでくださった方々ありがとうございま〜す!(#^.^#)
>>21の続き書いてる途中なので、形ができ次第ぼつぼつ投下できたらいーなあと
思ってます。またエロいリナ書けたらいいな(笑)←書いてて楽しいので☆
29名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 04:35:20 ID:yaeJc2Ll
お待ちしております!
即死判定は30までかな・・・
30名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 06:55:27 ID:lDj8ZBJV
神GJ ガウリイGJ
エロいリナタソにハァハァしつつ即死ホッス
31名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 15:00:38 ID:2OXuPcRP
即死おkかな?
32ガウリナ:2007/05/25(金) 22:25:53 ID:OZyth4O8
>>21の続きなんとかできてきたので投下しますね!↓



オレは、最近リナとの関係で悩んでいる。

嫌いになったとか、喧嘩をしたとか、そういうことではないんだが。
リナとオレは、自他共に認める最高のパートナーだと思ってる。
あいつのことは、誰よりもオレが理解してるし、世界で一番愛しているとも自負している。

だけどなあ・・・・・・・。ここ最近、昼の生活のみならず、
夜までもすっかりあいつのペースになってしまっていて、オレは正直凹んでいた。
この前なんか、疲れすぎて萎えていたオレのモノを無理やり勃たせて、結局朝まで付き合うハメになってしまった。
確かにリナにあんなことや、こんなことをじ〜〜〜〜〜っくり教えたのはこのオレなんだが、
まさかリナがあそこまでエロくって淫乱になってしまうとは・・・。
調子に乗るんじゃなかった。
このままだと、オレのセックスは一生あいつのペースのような気がする。

別にそれでも、いいいかなあ・・・・・・。

って、いかんいかーん!!男として、ここははっきりとさせておかなくては!
リナの性欲の解消の道具のような扱いは、もうゴメンだ。
「リナ・・・・・・。お前さんに振り回されるのも、今晩で最後なんだからな」
オレは決意を胸に秘め、とある店へと向かったのだった。


その店は、大道りの裏路地にひっそりとあった。
狭い店内を見渡すと、大人が性の快楽を楽しみ追求するためのものがわんさか置いてある。
リナが来たらすげー喜びそうだな・・・。やめよう、考えるだけでも恐ろしい・・・。
「そーですねえ・・・。そんなお客さんにはこれ!よく効きますよ〜!日頃の疲れを取りたいなら、これが一番!」
「おっさん、ありがとう。」
「いやーしかし、そんなに毎晩求められるなんてうらやましいですね〜!
お客さんみたいな色男だからこその悩みだね!憎いね!!このっ」
品のないおっさんの相手をしつつ、お勧めの精力剤をかごに入れて買い物を続ける。

はああ・・・。さすがに毎晩求められているからとはいえ、
オレもこんなモノに頼らんといけない年頃になったか・・・。
悲しいけれど、これもリナに対抗するためだから仕方がない。

店内を一回りしていると、あるコーナーの前で足が止まる。
―――――ん?これは・・・。今まで少し興味はあったが、リナに対して使うには躊躇してたやつじゃないか・・・。
調度いい、これであのリナにたっぷりおしおきしてやるとするか!
レジで精算を済ませ、オレは足取りも軽くリナの待つ宿屋へと急いだ。
33名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 01:26:32 ID:54vbH6C6
wktk
34名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 20:38:10 ID:rtqAxPO3
wktk支援
35ガウリナその2:2007/05/27(日) 18:51:09 ID:RF/orXUd



「ガウリイっ、遅かったじゃない!もう、心配したんだから」
ああ、こーんなかわいいリナに、オレは毎晩ヒイヒイ言わされてるんだなあ・・・。
「今日はリナにお土産があるぞ」
「えっ・・・?本当に!?」
「ああ。後で使って楽しもうな」
「やったー!ガウリイにしては気がきくじゃない!」
こいつ、ガウリイにしてはっていうのは余計だろうが・・・。
「じゃ、部屋で待ってるからね〜!」
「おおっ」
オレは階段を上がっていくリナを尻目に、先程買った精力剤を一気に飲み干した。

――――こりゃ、すごい!!日頃の疲れが一気に吹き飛び、体中に生気がみなぎっていくのを感じた。
もっと早く使ってればよかった・・・。


「こら!ガウリイ早くきてってば!!」
(こらじゃねぇよ・・・ったく)
リナは、いつものようにエロい下着を身に着けて、準備OKといった感じで
ダブルベッドの上に片肘をついて横たわっていた。
今日のは、黒のレースのブラにセットになった紐パンか・・・。

「あーすまんすまん」
「じゃ、いつもみたいに揉んで!!ほら、ここ」
「はいはい」
ここ最近のリナの態度は特にひどい。
毎日ヘトヘトのオレをこき使ってマッサージさせといて、リナは自分だけ気持ちよくなって、
そのまま強引にセックスに持っていかされる。
相変わらず、自分本位なやつだ。
オレが普段、どれだけ我慢してると思ってるんだ。
「まっ、このあたしが毎晩Hしてあげてるんだから、これぐらい当然よねー」
可愛さあまって憎さ百倍とは、まさにこのことか・・・・・・。

リナ・・・もう、許さん!!

「ふああん・・・その辺りぃ。ああん・・・――――――っぎゃあああーー!!!」
うつ伏せになっているリナのパンツの紐とブラジャーのホックをはずし、
背後から愛撫もなしに、オレの勃ったモノを無言で挿入した。
「い、痛いよ!ガウリイ、抜いて!!」
濡れてないせいでオレのモノも、擦れて痛みがあったものの、
そんなことよりリナに対してのやりきれない怒りのほうが大きかった。
「あー。すまん。急にヤりたくなったもんだから・・・。お前さんが、いつも欲しがってるじゃないか」
「ひ、ひどいじゃない!!まだちゃんと濡れてもないのに!!はぐうう!!」
リナの表情は苦痛で歪み、唇をかみ締め、目尻からは涙が溢れ出してきている。
「ほら、リナ、イクぞ」

ドクッ  ドクッ

オレはリナの頭を掴み布団に押し付け、乱暴に抽送を繰り返し彼女の中で早々に射精したのだった。

36名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 22:12:40 ID:GM7YhPQO
イタそーだリナタソを早く気持ちよくしてあげて
37名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 08:52:35 ID:jEbwwBl+
↑に同意 ハァハァ
38ガウリナその3:2007/05/28(月) 22:39:14 ID:AUp/VHmV
>>36 >>37
すいません。ガウリイの復讐もう少し続きます〜(^_^;)
続いて投下です↓↓



「ううう・・・・・・何てことしてくれんのよ!」
リナの膣から、うっすらと血の混じった精液が溢れ出してくる。
おそらく乱暴なセックスで粘膜に傷がついたのだろう。
こんな強姦まがいなことをするのは、オレ自身も初めてだった。
「何言ってんだ。お前さんがいつもオレに同じようなことしてくるじゃないか」
「はあっ?あ、あんただってあたしのおかげで気持ちよくなってるんでしょ!?」
ちょっとやりすぎたか――――とも思ったが、リナはちっとも懲りちゃあいなかった。
膣にリカバリイをかけつつ、自分の非を一向に認めようとはしない。
「そーかそーか。じゃ、もう少し懲らしめてやる必要があるみたいだな」

「きゃあ!!」
オレはリナの体を仰向けにひっくり返し、例の店で購入した皮ベルトを
手足にはめ、チェーンでベッドの両端に固定した。
小さめで軽いリナの肉体を縛り付けることは、本気を出したオレにとっては造作もないことだった。
リナが少し、怯えたような顔をしている。
そりゃあそうだ。
オレは今までどんなに疲れていようと丹念に愛撫をし、
リナが必ず気持ちよくなるように気を使ってセックスしてきた。
女性を優しく丁寧に扱うことは、オレ自身のポリシーでもあった。
そう、こんな乱暴なオレを見るのは、おそらくリナは初めてなのだから。

「これで、よしっと・・・。」
仕上げに目隠しをして、リナの視界を奪う。
「ど、どうしようってのよ・・・」
「どうしようって・・・・・・リナはどうしてほしいんだ?」
オレはリナのつま先からキスをして、徐々に上に舐め上げながら唇を移動させる。
「くふうん・・・はあっ・・・」
「かわいいな・・・リナ」
唇から吐息を漏らしつつ、リナの肉体がビクッと震える。
視界を遮られている分、体の感度がいつにもまして上がっているのだろう。
熱を帯びた全身を撫で上げつつリナの腋下に舌を沿わせ、柔らかな胸のふくらみの付け根に移動する。
「ああっ・・・お願い、胸の先も触ってえ・・・!」
リナが最も愛撫してほしいであろう、かわいらしい突起にはオレはあえて触れず、焦らすように周囲を舐めあげていた。
堪え性のない奴だ。快感を求めて、リナ自ら愛撫をねだってくる。

39名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 18:49:34 ID:33Y4BsYJ
ムッハー ktkr!続きおまちしてます!
40ガウリナその4:2007/05/29(火) 22:39:37 ID:n3MboBqp



「触ってやるよ・・・。ほら」
「ああああっ!!」

オレは、リナのビンビンに硬くなった乳首を思いっきりつねってやった。
苦痛か快感か分からないであろう刺激を与えられ、リナの肉体が左右に撓る。さらに、もう片方の乳首にも歯を立てる。
「こんなふうにされたいんだろう?・・・・・・いっつもエロいことばっかり考えて・・・本当、いやらしいヤツだな」
「ひああ!!」
「お、こっちもぐちょぐちょだな。もしかして、今ので感じたのか?リナは苛められても感じる変態なんだな〜」
「そ、そんなこと・・・・!!」
オレはリナの股間を開き、しとどに濡れた花弁に指先をあてがった。
リナの汁でぐっちょりと濡れた指先を、そのまま彼女の涎まみれの口内へ入れ舌を絡めさせる。
「ほら、これがお前さんのエロいところから出てくるお汁の味だぞ?どうするんだ。こんなにたっぷり出して・・・・」
「ふぐう・・・・!」
「ここも、弄ってほしいんだろ?こんなふうに」
オレはリナのかわいらしいクリを舌で撫で上げ、指先を溢れる泉の中に挿入し、リナの一番感じるメスの部分を突き上げた。
しつこく、これでもかという位にリナの中の、快感を生み出す部分を刺激していく。
「ああ・・・・ああっ・・・はああぁ・・・・はあっ・・・」
リナのアソコは充血し、熱を帯びてヒクつき、愛液が滝のように流れ出していく。
「ん・・・!も、もう限界だよう・・・・ちょ、ちょうだい!ガウリイ・・・・お願い!」
拘束されているせいで、いつものように自分から挿入することができないもどかしさがあるのだろう。
長い愛撫に痺れを切らし全身を振り乱して、はしたなくオレのモノを哀願してくるリナ。
「よおし。リナ、挿れてやるからしっかり下の口で味わえよ」
「は、早く挿れてえ・・・!」
リナはいやらしく溢れかえった泉の中に男を迎え入れようと、自ら股を開いて腰を突き出し、その淫らな痴態をさらけ出した。
41ガウリナその5:2007/05/30(水) 22:12:44 ID:DDBj2Dnf


ずずずず・・・・・

「あああ!!ああん・・・ガウリイ・・・・・・――――――っ!!な、何、コレ!!」
クリをヒクつかせながら待ちわびているリナの膣に、オレは例の店で買ってきたバイブを
おもむろに突っ込んで、振動のスイッチをオンにした。
リナの膣内が振動とうねりで掻き回され、愛液が太ももをつたって垂れ流れてくる。
「イヤ!こ、こんなの・・・!!うあぁぁ・・・」
肉体をくねらせ、必死に快楽に耐えようとするリナ。
「へえ・・・。お前さん、毎晩疲れてるオレを無理矢理勃たせて、勝手に自分一人で気持ちよくなって、
イってるじゃないか。一人で満足したいんなら、別にコレで十分なんじゃないのか?」
オレは更に、バイブの振動速度を速くした。
「あああっ!ち、違うよ・・・!!あたし、ガウリイのじゃないと感じないの!
ガウリイのことが、大好きでたまらないのに、何で・・・ひああっ!」
「・・・・・・リナ!」
その言葉を聞いてハッとしたオレは、バイブをリナの膣から抜き取った。

――――――そうなんだ。こいつは、オレのことを愛してくれているじゃないか。
ただ、あまりにもその方法が、自分本位なだけであって・・・・!

リナの目隠しをはずす。彼女の瞳から、涙が頬をつたい落ちる。 
「リナ、いままでのお前さんのセックスは、はっきり言って自分の都合だけしか考えてなくて、
オレのことなんてまったくお構いなしだった。
快楽を求めるだけの、自分よがりのセックスなんて、ただの性器の擦れあいじゃないか・・・。
そんなものの後に残るのは、虚しさだけだ。
それをお前さんに、分かってほしかったんだよ。愛し合う、二人の気持ちと体が重なり合ってこそ、
素晴らしいセックスができるんじゃないのか・・・?」
「・・・・・・あ、あたし、ガウリイのこと全然いたわりもせずに、毎晩迫ってばっかりで・・・!」
「・・・いいんだよ。それはリナがオレのことを、愛して求めてくれてるからだろ・・・?
オレもお前さんの気持ちを、受け止める余裕がなかったんだ。リナ・・・すまん。」
なんでオレは、そんな大事なことを忘れていたのだろう。
お前もオレも自分の気持ちばっかり優先させて、いつの間にかお互いの気持ちを考えられなくなっていたんだな・・・。
42ガウリナその6:2007/05/30(水) 22:15:44 ID:DDBj2Dnf
最後投下しますっ



「ガウリイっ!!」
リナの四肢を拘束する皮ベルトをはずすと、彼女が勢いよく抱きついてきた。
さらに狂おしいほどに貪るように、お互いの頬を両手で包み込みながら、唇を深く重ねあう。
「んはあ・・・・。きて・・・!ガウリイっ」
リナが目を閉じて、仰向けになり自らヒクついた膣口を開いてオレを誘う。
「リナ、好きだぁっ!」

ずぷずぷずぷっ!

愛液で溢れかえった泉の奥へ、オレのいきり勃った男根を根元まで一気に沈み込ませた。
「あ、・・・あんっ!!ガウリイのだぁ・・・あたし、これが欲しかったのぉ!」
お互いの肉体がぶつかりあう音が響く。リナもオレも、ただひたすらに愛を貪ろうと懸命に接合部を打ち付けあい、腰を振る。
オレの突き上げに答えるかのように、リナの内壁がオレのモノを搾りとるように、きゅうきゅうと絡み付いてくる。
「ふあっ、ああっ!気持ちいいよぉ!!」
リナの顔は悦びで満ち溢れ、うっすらと汗がにじんでいた。
こんなにリナを愛しく感じながら抱くのはどれくらいぶりなんだろう・・・。リナの中で暖かく、柔らかく、吸い込まれていくような感触は、オレにこの上ない至福感をもたらした。

「リナ・・・イッてもいいか・・・・?」
「あ、あたしも・・・・イク・・・!ガウリイと、一緒に!!」

ビュクッ  ビュクッ  ドクッ・・・・・・

全身の皮膚を密着させ、互いの愛情を貪りながら、オレたちは同時に快楽の頂点に昇りつめたのだった―――――。



後日―――――

「ねえ・・・またこの前のやつ、やって!」

どうやらリナは、この前のお仕置きが大層気に入ったみたいで、頻回にこのプレイを求めてくるようになった。
あれ以降、リナの中に眠っていたMの素質が開花したせいなのか、オレをメチャにこき使うことも無くなったのだった。
「なんかあの時のガウリイって、いつもと違って冷たくって、感じちゃうんだもん・・・!」
・・・・らしい。なんだかオレも、また違う自分を発見したような気がする。
またあの店に物色しに行くか・・・。今度はリナも、一緒に。
「よ〜し!じゃ、今日もお前さんにう〜〜んとお仕置きしてやるからなっ!」
「うれしい・・・・・・今晩もメチャクチャにしてっ!!」


こうして、新たな信頼関係を築いた二人の愛は、さらに深まっていくのであった。



おしまい。

43名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 03:12:55 ID:xYp5AXZK
グッジョブです!
44名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 11:20:43 ID:cLWoX9w0
GJ!GJ!お疲れさまでした!
45名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 02:43:31 ID:kSeGIRtZ
新たな悦びに目覚めたリナタソも良いですね。GJ
バイブが電池式なのか魔道応用方式なのか気になりますw
46名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 07:47:10 ID:j5dSPX/1
バネ式かもw
4742:2007/06/02(土) 21:17:14 ID:mzQFDr4w
>>45,46
う〜ん
書いてるときはあんまり考えなかったんですけど、あの世界で考えたら
魔道応用式でしょうねww

それかゼンマイ式で!あらかじめネジ巻いて準備するガウリイ...orz

48名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 22:17:50 ID:ke0rXkJr
中にスイートポテトが入ってるってのはどうだい?
49名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 23:21:02 ID:79mR9Yvy
>>48
ひえぇ〜!!
50ガウリナ 薬モノ1:2007/06/03(日) 22:10:05 ID:LYhMyHMF
なんかできたんで投下してみる
−−−−−−−−−−−−−−−



また盗賊いぢめに出かけたリナを、オレは遅れて追いかけていった。
破壊された盗賊の隠れ家で見たのは、気分悪そうにうずくまっているリナだった。
「リナ!大丈夫か?」
驚いてリナの側に駆け寄り、様子を見てみたが怪我をしているわけではないようだ。
「だい、じょうぶよ・・・ちょっと、くらくらするけど」
か細い声で言うリナを担ごうとしたけど拒否された。
結局、オレはリナの肩を抱えるようにして宿屋まで戻ってきたのだった。

部屋に入るなり、リナはベッドに倒れこむ。なんだか息が荒い。
「おい、本当に大丈夫か?顔も赤いぜ」
具合悪そうにしているリナの額に手を当てた。
あれ?でもそんなに高熱ってわけでもなさそうだ。
「うう・・・」
オレの手をはねのけて、リナは泣きそうな顔をする。
「医者呼ぶか?」
「いい、いらない」
「いらないって・・・このままでいるつもりか?風邪なのかわからんけど悪化したらどうするんだ!」
「風邪じゃないもん!あの盗賊があたしになにか粉っぽいのを振りかけてからこうなっちゃったのよ!」
「なにか?なにかってなんだ?」
「わかったら苦労しないわよ・・・」
「どこか痛むのか?」
「痛むわけじゃないけど・・・」
そう言ってリナはまたうなされるような声を上げた。
こんなんじゃ心配するなってのが無理だろう。
「痒い・・・わけでもないし」
「どこが?」
オレは真剣に聞いてるのに、リナは困った表情でさらに顔を赤くした。
オレから顔を背けて言いにくそうにしている。
「あ、あの、ね・・・おしっこ、するところ」
「・・・・・・は?」
「むずむずするの・・・」
涙目になってリナは小さい声で言った。
リナの顔から視線を下ろすと、両足を擦り合わせている。
・・・どういうものを盗賊に嗅がされたのかわかったような気がする。
51ガウリナ 薬モノ2:2007/06/03(日) 22:19:55 ID:LYhMyHMF
「リナ・・・見せてみろ」
「え。ええええー!?」
リナは怯えてオレから離れようとする。
すかさずベッドに押さえつけて、オレはリナに顔を付き合わせた。
「朝までずっとこの状態でいるつもりか?んで、お前さんは医者に見せられるのか?ここを」
指先でほんのちょっとリナのそこをつついた。
リナはびくっと大きく跳ねて、またもじもじとする。
うあ。ぶっとばされるの覚悟だったのに、なんか煽る反応だ。
「辛いんだろ?」
「・・・うん」
「オレがどうなってるのか見てやるから」
しばらく硬直していたが、リナは恥ずかしさに目をうるうるさせながらズボンを脱ぎ始める。
だんだんと現れる細い生足にオレはこっそり唾を飲む。
「ちょっと広げて見せて」
「きゃあっ」
太ももを少し広げさせてた。
すると――下着を湿らせて、そこはおもらしをしたみたいにぐっしょり濡れている。
「これは・・・」
「や、やっぱりやだっ!みないでっ」
隠そうとする手をのけようとしたけれど、リナは必死で抵抗してくる。
「こんなに濡らして。ずっと辛かったんだな」
覆うリナの手ごと、オレはそこをぐいぐいと押してやった。
リナの全身がびくんと跳ねる。
「あっ、きゃ、っあ!」
「・・・イったら、楽になるかも」
「あんっ!あ、やだっ!」
自慰の仕方を教えるようにこきざみに手を揺らす。
オレの手の下で、リナは自分の指をばらばらに動かしていた。
嫌だ嫌だと言いながら、自分が気持ちよくなるように、快感を貪っている。
そのうちオレの手までリナのあふれ出した蜜で濡れてくる。
水音までしそうなほど激しく嬲って、リナを気持ちよくさせてやる。
ふと見るとリナの服越しにも乳首が立ってるのがはっきりわかって、触れたくなったオレはそこにも手を伸ばした。
「やあああん!摘まないでえっ!」
「こんなに硬くなってる」
「あ、あんっ!ああっ!」
しばらく下も乳首もいじっているうちに、リナは大きな声をあげてぐったりとした。
・・・これでスッキリしたか?
逆にオレが辛い状況になってきたけど。
52ガウリナ 薬モノ3:2007/06/03(日) 22:21:24 ID:LYhMyHMF
荒い呼吸をしながらベッドに横たわるリナの顔を見る。
放心しているようで、ぼーっと部屋の天井を見ている。
「どうだ?収まったか?」
「なんだか、すごかった・・・けど」
「けど?」
「まだ・・・むずむずする」
リナは泣きそうにしてまた自分のソコに触れる。
我慢できないのか、再び指でぐちょぐちょになっている下着を擦る。
「・・・我慢できないのか?」
「しょうがないでしょっ!カラダがおかしいんだから!もうやりかたはわかったからあんたは出ていってよ!」
オレにこんな姿は見せたくないけれど、体の疼きは抑えられないみたいだ。
リナは辛そうな表情でオレから背を向ける。
「そういうなよ。オレがどうにかしてやる」
ベッドにあがり、オレはリナを引き寄せてまた太ももを掴む。
リナは暴れるけど子猫みたいに非力だ。
簡単に下着を脱がせて、ぐっと足を広げた。
「いやあああ!」
「すげえ・・・」
隠そうとするリナの手を押さえ込み、ぐしょぐしょのソコに顔を近づけた。
リナのそこは毛も薄くてきれいな色をしてて、でも膨らんだクリは真っ赤になって刺激を求めている。
オレは耐え切れず、クリをぐっと剥き出しにして吸い付いた。
「ああああああーっ!!」
それだけで、リナはイった。
オレは休みを与えずにさらに吸って、舌で嬲る。
さらに指を突っ込んでかきまわそうと思ったが・・・すごく狭い。
やっぱりリナは処女だったんだ。
「ふぁんっ!あ!っあ!やめ、てっ・・・ガウリっ!ああああっ!!」
またびくんっと仰け反って、体を硬直させた。
「すごいな、リナ・・・いやらしい体だ」
クリをいじるだけでリナはもう何回イったかわからない。
「あ、あぅ・・・いや、こんなのいやぁ・・・きゃあっ!」
オレは顔をリナのそこに押し付けて犬のように舐めまわす。
じゅるじゅると音を立てて吸い上げるとリナが涙の浮かぶ顔を手で覆って隠す。
「まだ・・・満足できないだろ?」
「いや、だめっ!」
53ガウリナ 薬モノ4:2007/06/03(日) 22:34:57 ID:LYhMyHMF
オレは自分の服を脱ぎ捨ててリナに覆いかぶさる。
ここまできて我慢しろってのが無理な話だ。
さんざん触って舐めたそこに、早く突っ込みたい。
リナの上着を捲り上げて、出てきた小ぶりな胸を舐めてべとべとにする。
「ひんっ・・・あ、あっ・・・あたしに、こんなことして・・・覚えておきなさい・・・!」
「ここで、お前さんをほっとくほうが、ひどいと思うけどな」
オレの硬くなったものをリナのに擦り付ける。
ぬちゅぬちゅっと蜜が絡まって気持ちいい。
「こうしないとリナの体は治らないんだろ?オレ以外の奴にやらせるわけがない」
言って、オレはずぶっとリナの中に入れた。
「いっ・・・あああああ!!」
処女だし、リナは小さいけれど、薬のせいか思ったよりも簡単に受け入れられる。
しかもひくつくソコが締め付けてきて、かなりいい・・・。
「うっ、すごく、いいぜ・・・リナ」
奥まで入れて、オレは動きを止める。
動いたら溜まっていた分すぐにイきそうだ。
なのに、リナが・・・腰を回すように動かしてくる。
「くっ、あ、リナっ・・・」
「ガ、ガウリイいいっ!あぁあんっ」
初めてなのにリナの体は勝手に貪欲に男を求めている。
オレのをもっとくわえ込もうと、本能のままに体が動いていた。
「もうダメだっ」
リナの腰をぐっと掴まえて、オレはむちゃくちゃにリナを突いた。
パンパンパンパン!と激しくぶつかって肌が鳴る。
「ああ、あん、あんっ!いいよぉおおっ!」
「リナッ!!」
哀れなほどにオレは早くイってしまった。
リナの中にびゅくびゅくっ!と長く吐き出す。
「ふぁあ・・・んっ、いい・・・」
リナはうっとりしながら、オレのすべてを吸い取るように膣をひくつかせている。
54ガウリナ 薬モノ5:2007/06/03(日) 22:37:19 ID:LYhMyHMF
「っは、はあ・・・」
オレがずるっと抜き出すと、リナが悲しそうな顔をした。
「い、いやぁ・・・もっと・・・」
おいおい、さっきと言ってることが逆じゃないか。
リナのそこからは白濁した液体に混じって、赤い血も見える。
それでもリナは起き上がると、さっき吐き出したばかりのオレの分身に手を伸ばした。
「お、おい・・・」
そして、小さな手で大事そうに包むと舌でぺろぺろと舐めてくる。
「うっ・・・うあ!リナっ!!」
「おねが・・・我慢できないの、もっとして・・・」
口を精一杯あけて、オレのをいっぱいに咥え込む。
じゅぶじゅぶと唾液をたらしながら一生懸命顔を動かしている。
「り、リナ・・・っ」
オレはリナの細い体をぐいっと掴んで体の向きを180度回転させた。
目の前にリナの濡れきったところを抱え上げて、口で思いっきりなめ回す。
二人で、互いの性器をしつこく弄った。
「んっ、んぶっ、んーっ!!」
オレのを咥えたままリナが唸っている。
それもいい刺激になって、オレはビクビクと体を震わせた・・・だめだ、もう我慢できん!

「リナッ」
ベッドにうつぶせにして、高く腰を上げさせる。
オレは後ろから一気に貫いた。
「はぁあああんっ!!」
まったく手加減ができなくて、オレは夢中になってリナを突き上げた。
太ももを片方抱えて、奥まで捻り込む。
「あああああー!す、すごい、深いのぉっ!あ、あうっ!!」
奥を何度も突かれると、リナの膣がオレのに絡みつくように一層熱くなる。
「あ、ああ・・・イ、イくぅっ・・・ああああー!」
ひくひくと体をひくつかせているリナを抱えて、オレはベッドに横になるとリナを体の上に跨がせた。
とろとろと蜜を溢れさせているそこにオレのをずぶっと飲み込ませる。
「ひあぁああああっ!!!」
「リナ、自分で動いてみろよ・・・」
「あ、あふぅ・・・ガウ、リっ・・・・!」
イったばかりなのに、リナはベッドを軋ませて腰を振る。
ふるっと揺れる胸を掴むとますます感じるみたいだった。
「いやらしい体だ、リナ・・・・」
「あっ、あんっ、止まんないよぅっ!!」
「気持ちいいぜ・・・」
「イっちゃう!ガウリイので・・イっちゃううっ!!」
カワイイ声を上げてリナはオレの上でビクンッと体を震わせて倒れ込んできた。
苦しそうに息をつくリナの髪を撫でてなだめた後、
オレはまた体位を変えてリナを突き上げた。
リナは気持ちよさそうに身悶えしている。
そうして、オレたちは疲れて眠るまで互いを貪った。
55ガウリナ 薬モノ6:2007/06/03(日) 22:40:05 ID:LYhMyHMF



翌日・・・・リナはベッドで寝込んだままだった。
「だ、だるい・・・」
「副作用か?」
「違うわっ!あんたのせいよあんたのっ!!」
「もっとって言ってオレのを掴んで離さなかったのはリナだろうが」
「うっ・・・」
でも、薬のせいとはいえお互いに隠す部分も何もなくなってしまったようなもんだ。
思いがけないきっかけにオレは盗賊に感謝したい気持ちになった。

「リナの体、すごく気持ちよかったぜ。またしような?」
「・・・・ばかっ!!」
うん、否定じゃないから望みがある。
スリッパで叩かれても思わずにやにやしてしまうオレだった・・・。



おわり。

稚拙でございます。おそまつさまでした。。。
56名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:01:26 ID:8YG83Efa
>>50
GJ! イイヨイイヨー
57名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 06:37:58 ID:bNVwlQP3
>>50
クスリモノGJ!
58名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 16:16:09 ID:RI1o7Npd
テラモエス!文章もえろくていいよいいよー
59名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:10:59 ID:K7CYl/P5
hosyu-
60名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 17:58:20 ID:7cPTic+s
捕手
61名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:08:16 ID:z4aWqUbK
触手
62名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 21:28:39 ID:HB7JJRr0
喪主
63名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 23:33:19 ID:9weXhmPL
補修
64名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:30:50 ID:dWVW+S52
補習
65名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 10:12:03 ID:Ue+G5gQQ
保証
66名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:04:00 ID:dWVW+S52
本州
67名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:16:20 ID:Ue+G5gQQ
本領
68名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 11:12:57 ID:JTKaCCl6
そんな頻繁に保守しなくていいよ
おもしろくないし
69名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 13:01:48 ID:suFeIKeN
このスレたまに加齢臭するなw
70名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 14:57:12 ID:bjipRBGR
デオドラントスプレーしてるから大丈夫
71名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 00:29:27 ID:6xQUyBGo
金曜日は加齢の日だから仕方ないんですよ。
72名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 23:50:50 ID:MFVGHOnh
>>68 殿
老兵は去るのみ。
以後の保守は貴殿に一任いたしまする。
さらばですじゃ。

さよおならノシ
また会う日まで〜
73名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:07:44 ID:1iFPshUr
サヨナラ
74名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 10:42:38 ID:Y0OWTm1J
ここで新作を投入すると・・・
75名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 19:11:33 ID:JklCBFko
と?
76名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:39:57 ID:3iDeahu2
投入しましょうか?
77名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 21:24:58 ID:Lgpm3VSz
是非よろしくお願いします(⊃д`)
78名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 03:35:58 ID:0yqYEKU2
神にひれ伏しますOTZ
79ガウリナ学園モノ:2007/06/22(金) 21:04:34 ID:nO5UZZMX
えーと。学生もののパロディなんですが、書いてみました。
投下してみます。







あたしには、誰にもいえない秘密がある。


このあたしリナ・インバースと、この学園の教師である、ガウリイ・ガブリエフ先生は、
その・・・男女のお付き合いというものをしているのだ。
もちろん先生が生徒に手を出すなんて、他の人たちに知れたら、そりゃー大問題になるんだろうけど
まあバレないようにはしているし、何より 「二人だけの秘密」 というのにドキドキ感があって、
それが凄く刺激的なのだった。


・・・でも、最近考えることがある。

ガウリイはあたしのどこがよかったんだろう?

確かにあたしは美少女だし頭だっていいけど、先生と生徒だなんて彼にとっては
リスクが大きすぎるし、ましてやガウリイ位のいい男なら、
あたしより年上でつりあう女性が言い寄ってきてもおかしくないはずなのに・・・。
う〜ん、何だか不安になってきた。


授業が終わった後、夕日の綺麗な海沿いへ、ガウリイがドライブに連れて行ってくれた。
夕日に照らされて、海の水面とガウリイの金髪がキラキラしていて、
まるで宝石の様な輝きを醸し出していた。

「ねえ、ガウリイって、あたしのどの辺が好きなの?」
助手席からガウリイの顔を覗き込みつつ、あたしは唐突に質問をなげかけた。
「おいおい。どうした、いきなり?」
「い、いやね、その・・・。ガウリイってかっこいいし、他の女の子にも言い寄られてそうだし、
何であたしみたいな学生と付き合ってるのかな〜って思って・・・」
少し苦笑いしているガウリイに対し、あたしを喜ばせてくれる答えを期待しつつ質問を続けた。
「リナの好きなところ?そうだなぁ〜、わがままなところとか、食い意地がはってるところとか・・・」

「!」

「自己中で、頑固で、傲慢で、自分の才能を鼻にかけてるところとか・・・。
自分が世界で一番だと思ってそうな態度とか」
「ちょっと!それってどーゆーことよ!」
あまりにも率直に、あたしの短所を述べるガウリイ。
――――そんなふうに、あたしのこと見てたんだ・・・。うう・・・なんだか傷つく。
「けど――――笑ったり、泣いたり、怒ったり・・・自分に素直なリナが、
たまらなくかわいい」

80ガウリナ学園モノその2:2007/06/22(金) 21:07:23 ID:nO5UZZMX


キキッ

ガウリイは車を砂浜の側に止めると、ゆっくりと座席を後ろに倒し、あたしの頬を両手で包み込みながら、
唇をやさしく重ねてきた。
あたしの耳たぶを弄りながら、舌を滑らかに挿入してくる。
「んんんっ――――はあぁ・・・」
「リナの、この柔らかい唇とか・・・」
ガウリイの指先が、あたしの制服のボタンを器用に外していく。スカートの中の太腿や、背中を軽く撫でられる。
「ひゃあっ!」
「感じやすい体とか・・・」
ブラジャーのホックも外され、あたしの胸はガウリイの前に晒された。
「この、ピンク色ですぐに硬くなるいやらしい乳首とか・・・オレは大好きだぞ」
あたしの耳元で囁きながら、乳首をつまんだり引っ張ったりして弄くるガウリイ。
吐息が聞こえてきて、あたしも興奮してしまう。
「あ、あん!」
さらにいやらしい音を立てて、あたしの乳首に吸い付いてくる。その刺激のせいで、あそこがじわじわと濡れてくるのが分かる。
「こんなふうにされて、嬉しそうな顔してるリナ、すごくエッチでかわいい」
「そ、そんな・・・」
ガウリイの舌が、あたしの内股を沿うように舐め上げ、徐々にゆっくりと湿ったあそこへと移動していく。
「ちょ、ちょっと!ガウリイ、ダメだってば・・・!まだシャワーも浴びてないのに・・・!!」
恥ずかしい・・・!汚れてるのに・・・!!
あたしの抵抗にも反応することはなく、彼の指があたしの敏感な部分を、ワレメに沿うようにパンツの上から愛撫してきた。
さらに、膣口に指を押し当てパンツの上から指をいれてくる。
「ダ、ダメだよ・・・!!」
「ほら、こんなにヒクついて、濡れてて、パンツに滲みができてるじゃないか・・・。それに――――」
「っ!」
「リナのことが大好きだから、シャワーを浴びてなくても、こんなところを舐めたくなるんだぞ・・・」
ガウリイはパンツのクロッチ部分を掴み横にずらすと、あたしの大事な部分を舌で舐めあげてきた。
「ああ・・・!」
ガウリイの愛撫は凄くうまい。いつも弄られて、何回もイカされてしまう。
あたしの一番気持ちよくなるクリの部分を、丁寧に剥き、舐めてくれる。たまに指で弾かれたりされると、
快感が倍増してエッチな汁があっというまに溢れて、あたしのお尻までグチャグチャにさせられてしまう。
さらにアソコに指を入れられて、彼の好きなようにかき回されていく。
「うふんん・・・!ああっ・・・・もう、おかしくなっちゃうよお・・・!!」
押し寄せる快感の波に、本当に頭がおかしくなってしまいそうだった。
あたしのアソコは、もはや受け止められる快楽の限界を超えていた。
81ガウリナ学園モノその3:2007/06/22(金) 21:11:51 ID:nO5UZZMX



もう、ダメ・・・!!欲しい・・・  ガウリイのモノが!


「はあっ・・・ガウリイ・・・ねえ・・・早くぅ・・・!」
「・・・・・・・。」
「は、はやく・・・・ああああっっー!!」
「はやくって・・・何をどうやって欲しいか、はっきりと言ってもらわないと・・・。」
ガウリイの舌と指先がさらに繊細で激しい動きをして、アソコを刺激する。
乳首も弄られて、突き上げる快感に、あたしの理性は崩れ去っていった。
「ほ、欲しいの・・・!ここに・・・!!」
あたしは、パンツを脱いで股を広げ、自分の膣口に指をあてがいビラビラしたものをつまみ、ガウリイに腰を突き出した。
彼の思うがままであろう、その淫らな痴態をさらけ出す。
「何が欲しいんだ?」
「・・・ガ、ガウリイの・・・チン○が、欲しい・・・・・・!!」
欲しくてたまらなかったあたしは、涙を流しながら彼に懇願した。
「じゃ、リナの指で、ここがどうしてもらいたいのか教えてくれよ。」
「・・・・・・!」
「できないのか?・・・だったら、もう日も暮れるし、帰るか。」
ガウリイは踵を返したように、淡々とした動きであたしの制服の乱れを整え、ボタンを留めていく。
性欲が最高潮に昂っていたあたしにとって、その行為はとてつもなく残酷なものだった。
「い、いやだ!!やるから・・・見てて・・・!」
ガウリイのモノに、激しくかきまわされたい・・・。
あたしは、自分の人差し指をアソコに入れて、腰を動かしながら出したり入れたりする動きを繰り返す。
徐々に指を増やしていき、速度をつけていく。
ガウリイは、そんなあたしを楽しそうに観察していた。
ああ、見られてる・・・こんなに恥ずかしい姿を!
「ああんっ・・・この指みたいに、あたしの中に、ガウリイのチン○、入れてぐちゃぐちゃにして・・・!
お願い・・・!ちょうだいよう!!ああああーーー!!」
もはや正常な思考は吹き飛び、あたしは恥じらいもなく彼の目の前で、自分の行為で絶頂を迎えたのだった。
「はあ、はあ、はああ・・・」
見られちゃった、一人でイクところ・・・。
でも、すっごく興奮していつもよりも気持ちがよかったかも・・・・・・
「よくできたな、リナ・・・。ご褒美だ」

82ガウリナ学園モノその4:2007/06/22(金) 22:42:30 ID:nO5UZZMX

「はああんっ!」
ガウリイは自分自身を取り出すと、ずっと待ちわびていたあたしの膣に、正面からその大きなモノを挿入してきた。
彼の腰の動きは緩やかで、欲しがっているあたしを焦らすように浅く出し入れを繰り返す。
「ああ!もっと・・・」
「もっと・・・何を?」
意地悪な顔をしたガウリイが、あたしを見下ろし問い詰める。
「もっと!もっと奥まで、オチン○ン、挿れてえ!」
「かわいいな・・・。そんな、欲望に素直なところも・・・!」
ずぶずぶっ
ガウリイのモノが、より深くあたしの膣壁を押し開きながら進みこんでくる。
それと同時に、形容しがたい陶酔感が、あたしの肉体の奥から湧き上がってくるのを感じた。
「う、嬉しい!奥までちゃんと、届いてる・・・・・・!!」
「・・・リナのここも、締め付けて最高に気持ちがよくって、吸い込まれそうだ・・・・・・」
あたしのそこはヒクヒクと痙攣し締め付け、悦びの愛液を垂らしながら愛しいガウリイを包み込む。


「ここじゃ、狭いな」 
ガウリイはそう言うとドアを開き、あたしの膝の裏を抱えて、繋がったままの姿で車の外に連れ出された。
「やだっ・・・!」
外は日が暮れて薄暗くなってはいたものの、こんな淫らな姿を誰かに見られでもしたら・・・!
「いいじゃないか・・・。誰も見てやしないさ。」
「ああっ!」
入ったままの体勢で腰を動かされながら、落ちないようガウリイの首につかまりつつ、移動する。
歩くたびに二人が繋がっている部分から、いやらしい液体が滴り落ちていく。
「ほら、ここなら存分に動かすことができるぞ。・・・こんなふうに」
あたしの背中を車のボンネットの上に預けたような体勢で、再び激しく正面から突き上げられる。
びちょっぐちゃっ・・・
波の音に混じって、二人のいやらしい水音が砂浜に響く。
もういいや・・・。誰に見られたってかまわない・・・!
もっともっと、二人で気持ちよくなりたい!!
あたしはさらに快感を貪ろうと、自分のクリトリスをガウリイの下腹部に押し付けるようにして腰を振った。
ガウリイはそんなあたしの欲求に応えるように、流れ出した愛液をすくい、クリトリスをやさしく撫で上げるように刺激する。

びくんっ

「ああ・・・ひあっ・・・ああん!」
「こんなところでして、興奮するなんて、まるで動物だな・・・」
―――確かに、そうだ。
もうあたしには、ただ性欲に任せて雄を求める、ケダモノのような感情しか残っていなかった。
ガウリイの腰の動きが速度を増し、それにあわせるようにクリへの撫で上げも早く細かくなっていく。

「はあっ・・・、イク!イクよう、イっちゃうう!!もう、らめえええーー!!」

あたしの背中はビクビクと弓なりに反りあがり、ガウリイによって快楽の高みまで一気に昇り詰めたのだった。
83ガウリナ学園モノその5:2007/06/22(金) 22:49:50 ID:nO5UZZMX



「はあ、はあ・・・んぐっ・・!」
イッた快感で涙と涎まみれになったあたしの顔を、ガウリイは舌で拭うと、
吐息の漏れる唇を吸い上げるようにキスをしてきた。
「んぐっ、んんん!!」
アソコと同じように、舌を出し入れしてあたしを貪るガウリイ。
何とか鼻から息をしつつ、垂れ流れてくる唾液を飲み込みながら、
上と下からくる激しい快感に突き上げられ、再びあたしは絶頂を迎えようとしていた。
お互いの繋がった部分が、激しく深くぶつかりあい、そして―――

びくっ びくん ドクッ ドクッ・・・・

満天の星空に吸い込まれるように、あたしたちは深く繋がり、愛し合いながら昇天したのだった。
汗ばんだ肉体が重なり合い、ガウリイのモノが奥深くで大きく膨らんだと同時に、
あたしの子宮に精液が勢いよく噴き浴びせられた。
愛しいガウリイの精液を吸い込もうと、あたしの膣はいやらしく蠢き、ガウリイのモノに絡みつき絞り上げる。
「はあ、はあ・・・ああ・・・」
「ふうぅ・・・・リナ、今日は一段とエッチだったな・・・」
あたしの頭をくしゃっと撫でながら、やさしく唇を重ねるガウリイ。
「ガウリイとずっと、こうしていたいな・・・・・・」
快感と達成感に満たされながら、彼の胸に身を預け、あたしは静かに目を閉じた。




「なあ、今度は校舎の屋上とか、体育館の裏でやってみないか?」
のほほんとした顔で、またこの男はとんでもないことをっ!!
「――――――イヤっ!!それは絶対に、イヤ!!」
とかなんとか言いながら、結局やっちゃうんだろーなあ・・・。はあ・・・。
「おい、なんかまんざらイヤでもなさそうな顔してるじゃないか〜!」
「う、うっさいわね!!」
ま、今日のも刺激的で気持ちよかったし、たまには野外プレイってやつもいいかもね!



おしまい。



84名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:57:44 ID:nO5UZZMX
ごめんなさい。
学園モノのはずなのに、結局カーセックスになってしまいました・・・。
読んでくださった方、ありがとうございました!

あと、パロディじゃなくって、パラレルですね(^.^;)すんません

85名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:38:54 ID:hvVJnqXn
らめえええーーーー

が良かったです
86名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:55:26 ID:PoakD6Ls
ひにんナッシングのガウリイ。
もしかしなくても、責任取る気満々だw
87名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:22:48 ID:JmABKjmq
故意だろきっとw
88名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:13:51 ID:Bc/Fp+YL
パンツずらして生ナメするとこが良かったお
89名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:42:45 ID:aCfLHUOo
同じくなまなめもえつ
90名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:17:16 ID:PY6BC9vp
リナはパンツを穿かない派。
アメリアは褌派
91名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:35:32 ID:lqHNQfTS
リナは紐パン派
アメリアはズロース派
92名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:31:45 ID:PGye+Vjr
ガウリイはスーパービキニ派。
ゼルガディスは水牛の角で作ったペニスケース派。
93名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 08:07:29 ID:7zU54jdB
ガウリイはクマさんパ(ry
94名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 12:47:08 ID:2QtXkbmV
サロンパ.スでええやん
剥がすと局部が熱くなります、と
95名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 15:12:09 ID:LCpAGRBb
ガウリイ履いてない説
96名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 16:44:21 ID:vPoQKgAx
戦うときブラブラしちゃうじゃんw
97名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:14:51 ID:QZ3Na9cD
ぢゃあ、リナさんはブラなし派で。
98名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:36:32 ID:LCpAGRBb
というかイラスト見ると明らかにつけてないwww
99名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:44:18 ID:aXf2pmFR
戦うときブラブラしちゃわないしな
100名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:07:41 ID:o56tjqF2
>>95-99
ワロタ
101名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:11:58 ID:kXvGEB5m
リナちんの目の前でそんなこと言ったら殺されるよ
102名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:39:12 ID:EueRg5z9
保守がわりにゼルアメキボンと言い置いていく
103名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:31:50 ID:J8r80cES
ガウリナがぃぃよー
新作キーボーンー
104名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:52:13 ID:Hr4XAMn5
なんでもいいお!
カップリング指定しまくったら神様がこれなくなって
過疎るぞ・・・・。
105名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:33:22 ID:ou77quj7
ナーガの爆乳を弄りまくるやつ希望
106名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:56:13 ID:9dOogg34
ナーガのガチファック希望
107名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 04:00:04 ID:y9kGlKmw
なんか知らんがナーガのリク続きなので、
酔っ払ってデレデレとエッチしちゃうやつを便乗キボン
108名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 10:46:28 ID:tuMnusgo
ナーガのお相手って誰になるんだ?ヘビ?
109名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 11:14:01 ID:gUxwgMwW
植物の根とか? 人望あるし
110名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 12:24:46 ID:0eC2FoPu
にょろにょろ系ばっかりかよw
"すさんだ"魔族ラギアソーンとの異次元ファイトとかどうよ?
111名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 16:59:55 ID:IthDrGW6
リナとでいいじゃん
112名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 04:53:33 ID:RxfAlH2H
過去ログ保管庫をぐるっぽに通して見たんだが、ENTERに入っても出会い系にしか繋がらないんだ。
PCからは保管庫にちゃんと飛べる?
113名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 12:09:51 ID:LT02Dgn2
ウチのPCからも保管庫に行かなかったよ。
URLの先頭は同じだから…管理者さんの方で何かあったのかな?
ラノベ総合という話だよね?
114名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 12:27:23 ID:tLtYOwic
115名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:02:31 ID:g1JS4tXI
>114 サンクス!
116名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:19:10 ID:kFc5uGVK
いきなり閉鎖されたら困るから、そろそろ全部保存するか。
来週の日曜日に保存しよっと・・・
117名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:38:56 ID:Ln7ft6uG
>>116
来週の土曜に消えるフラグだな。
118名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 18:37:55 ID:kFc5uGVK
スレイヤーズの小説サイトって軒並み行方不明になってるもんな。
119名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:58:04 ID:bXHVnYQl
>>114
ありがとー!
120名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 10:41:10 ID:6qJL2vD+
新作神様はまだかーーーー!
121名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:31:33 ID:VMDRzCa9
紅葉のような、リナさんの小さなお手手に萌える件
122名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:38:36 ID:igA44n5g
「アメリア‥‥」

「あっ‥ぅん‥‥‥はぁ‥」
123名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 08:33:46 ID:8PaHfUJr
かくれてアンアンは正義じゃないですよ姫!
飢えてるものに分け与えてこそ正義ィィ!
124名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:49:35 ID:aC7WNPnV
ゼルもオナニーするんだね。
125名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:42:26 ID:Bq7cnlck
日帰りクエスト好きなんだが、作品少なくて淋しい
126名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:56:22 ID:wg0oqgJK
書いたら良いよ誰も止めないよむしろ楽しみにするよ
127名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:04:04 ID:hno91+2s
俺も楽しみにするよ
128名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 16:27:10 ID:+42+kJSc
そうだよ書いたらいいよ楽しみにしてるよ
129名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 21:02:40 ID:fNBjqjrO
クルーガー×エリよりもエリ×クルーガーのイメージが強いのは何故だろう…
クルーガー→エリなのにね。
130名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 22:59:45 ID:V/cAy7JZ
魔竜王ガーヴとクルーガは似ていると勝手に思っている
131名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:31:48 ID:Go04srri
つまりクルーガーのせえらあ服姿をアイキャッチで見たい、と。
132名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 15:25:43 ID:kGWbSRj8
とりあえず日帰り読んできたんだぜ
難しいなコレ!
133名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:09:54 ID:P3346D2L
ガーヴのせぇらぁ服姿を不意打ちで観てしまった身としては、クルーガーなら平気だ!!
ギオラムのせぇらぁ服姿でも、ガーヴよりはインパクトねぇよー?
134名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 01:22:50 ID:CbLh6VZF
133を読んで「ならフィルさんのせえらあ服は?いやそれよりお姫様ルックの方が…」と考えて、思わず想像してしまった…
135名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:27:37 ID:oLD+4WvV
投下します。ザングルス×マルチナです。
糖度がわりと高めです。
136ザングルス×マルチナ:2007/07/19(木) 19:29:18 ID:oLD+4WvV
頭の芯まで痺れる。勝手に反り返る腰を震わせ、長い睫毛に縁取られた慧眼が愛しい男を映し出す。
「あっ…ん、ぁあッ……!」
両足をはしたなく広げて男の分身を受け入れる――なんていやらしいことを――マルチナは快感にのまれながら、羞恥に身を焦がした。
「あんっ……ダーリン……っ」
一際強く突き上げられる。シーツをたぐり寄せて絶頂の波をやり過ごした。まだ達きたくない。まだ、彼の熱を感じていたい。
「どうした……?」
なかなか達かないマルチナを気遣い、彼女の頬の汗を拭った。ごつごつとした武骨な手は温かく、マルチナは夢心地に微笑んだ。
「ん……。きもちよくて……」
「そんなふうに言われると、」
我慢ができなくなるな――にやりと笑って、目の前で揺れるマシュマロのような胸を揉みしだく。自由自在に形を変えるその頂きを口に含み、柔らかく食んだ。
「やぁ…ん……ッ」
泣きそうに顔を歪める。だってきもちよすぎる。カラダもココロも、悦びに満ちていて。
「もっと……もっとちょうだいっ……!」
救いを求めるように、両手を伸ばす。男はしっかりとマルチナを抱き締め、再び突き上げはじめた。とろけた粘膜を力強く擦られるたびに、瞼の裏が点滅を繰り返す。
「あっあっ…あッ……ああッ……!」
真っ白な世界が迫る。堕ちていく感覚に恐怖すら覚え、赤らんだ目尻から涙をこぼした。
「だめっイッちゃうっ……ザングルス……!!」
ありったけの声で男の名を叫ぶと、ついに光にのまれた。ふわり、と意識が浮き上がる。
「マルチナ……ッ」
同時にザングルスもマルチナの膣中へ欲望を注いだ。熱い想いが奥の奥まで流れ、あぁ……とどちらともなく吐息をもらした。
「……ザングルス……」
「ん?」
「愛してるわ」
「……ああ」
これ以上ないほど顔を赤らめ、マルチナを抱きこむ。結婚して半年も経つのに、彼は未だに睦言には慣れない。
「もう、これぐらいで赤くなるんだからダーリンは」
そんなところが好きなんだけどね――マルチナは夫の胸にそっとくちづけた。



END
137名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:31:14 ID:oLD+4WvV
短い投下ですみません。ただここでザンマルを読んだことがなかったので思いきって投下してみました。
138名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 20:27:41 ID:aLB0U854
ちょ、ザンマル神キタ!
初めて読んだがザンマルも良いな!
139名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:16:10 ID:6aBiv2Rc
GJ!!!
あのカップ麺すすってるアイキャッチが浮かんでにやけて止まらんかったwww
すげーよ神だよ!!
140ゼルアメ:2007/07/19(木) 22:40:35 ID:+8wJ6Djs


「ゼ‥ルガディスさん」

……くちゅ……

「やっ‥はんッ!!だっダメ!!くぅぅん…」

「え…?やっ!何を?!……ひゃぁ‥あぁぁ‥くぅん!はぁ!はぅ!」

………ぴちゃ。

「はぁぁ…ん。ぅん!あっ…あ!あ!あ!ああああ!!ダメ!くぅ…!イク!イクゥゥゥん!!!」


ぱっ。

急についた灯りにビックリしたアメリアは飛び起きた。
そこには壁にもたれ掛かけアメリアを見ているゼルガディスが…
「…何をしてるんだ?」
「…あっ…ゼルガディスさん………はぁはぁ…」

「ふ…。俺を妄想してオナってたのか。エロい姫さんだな。」
「…いやぁ…。ダメぇ…嫌いにならないでぇ…リナさん達に言わないで……」
「……………。」
「ぜ…ゼ…ルガディス…さん…はぁ…はぁ」
ゼルガディスは一歩一歩アメリアに近寄ってくる。

そしてアメリアの肩に手を置いて―――‐

「あたしを………食べて下…さい」



その夜、宿屋の一室から激しい愛の営みが繰り広げられた。
141名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:42:55 ID:+8wJ6Djs
初投稿のため駄文スミマセン。ゼルアメ大好きっす。
142ガウリナ:2007/07/21(土) 15:22:24 ID:S7n/OdHe
宿を出て昼食を取り、あたしたちは街道を次の町へと進んでいるところだった。
歩きながら、ついちらちらとガウリイを見てしまう。
んで、横にいるガウリイがこっちを向くような動きをするとあたしはぱっと前を向く。
朝も食堂にいたときもそうだったけど、ガウリイと目を合わせてらんないのだ……。

実を言うと、夕べ、初めて……
その、部屋が一緒だったというか。
ベッドもひとつで。
ごく自然な感じで……初めて、ガウリイと、した。

それからあたしは……まともにこいつを見れないでいる。
だって、こいつ見ると、夕べいたしちゃったことを思い出すじゃない!

……戦士っぽい筋肉ついた体とか
触ると硬くて驚いたこととか皮膚のなめらかさとか
触られる気持ちよさとか
ねっとりしたキスを長くするとどっか意識飛びそうになることとか
あたしのひかめな胸とかあちこちをなめなめされちゃったとか
逆になめなめをお願いされたとか
あのアレをぐっと突っ込まれるとすっごい痛かったけど
奥が熱くてじんじんして気持ちよくなっちゃったとか

う、うああああ。
なんでこいつは平気な顔して歩けるんだろ!
あたしは朝から何してもそのことを思い出しちゃって
まともに顔を上げることもできない。
143ガウリナ:2007/07/21(土) 15:24:01 ID:S7n/OdHe
そんなことを考えてると、あたしの背中に手が添えられた。
驚いて顔を上げるとガウリイがあたしの顔のちかくにどあっぷで笑ってる。
「リナ」
「うひゃあああ!?」
逃げようとするところをしっかりホールドされる。
背中の手はこのためか……くうっ、用意周到な!
「リナー、何ぼけっとしてたんだ?」
「べべべべつにいっ」
接近するガウリイの口元を見たままあたしは硬直する。
夕べはその口がいやらしい言葉を言うのもいやらしいことをするのも知ってしまった。

「……リナのエッチ」
「へっ」
「ずっと、昨日の夜のこと思い出してたんだろ?」
くすくすと……こらえきれない笑いをガウリイは零す。
「だ、だって!あたしは初めてだったんだからしょうがないでしょ!
あっさり忘れて普通にしてろってのが無理なのよ!!」

真っ裸になってあーんな恥ずかしい声出して、
いろいろヤってしまったのをすぐさま払拭しろってのが無理!絶対!
うう、また顔が真っ赤になってるっぽいよ…。
「そこもリナらしくて、可愛いよな」
「はあ……」
さらっと言ってのけるガウリイをあたしも軽くあしらいたいのだが、
経験値の差か性格の差かやっぱりできない。
どあっぷに目をそらしていると、ぐいっと手をひっぱってガウリイは歩き出した。

あー、ガウリイと手を繋いでるー。
自分の手と重なった彼の指先を見ながらあたしはぼーっと考える。
こいつ、剣さばき上手いけど、あたしの……アソコをいじるのも上手かったと思う。
ちょっと触ってくるだけで体がびくびくしちゃったもんね。
あたしの大事なところに指突っ込んでくるなんてとんでもないことしてくるわね!と思ったけど
反論も抵抗もできなくなるくらいひいひい言わされちゃって
あたしもついもっとーとか言ってるうちに太いのを入れられちゃったし。
144ガウリナ:2007/07/21(土) 15:26:18 ID:S7n/OdHe
「……あれ、どこ行くつもり?」
なんだか回想シーンにひたっていたら
あたしとガウリイは街道から外れていた。
草を踏んでちょっと奥まったところを歩いている。
「この辺でいいかな」
大木の前で立ち止まると、ガウリイはあたしの背をその木に押し付けるようにしてキスをしてきた。
「んっ……!ガウリ……やぁ、はぁん」
「朝からそんな誘う顔しててさ、俺も限界なんだ」
「別に誘ってるわけじゃ!……それに、ガウリイ平気そうだったのに……あたしと違って」
「平気じゃない……大人っていうか男のプライドがあったんだけど、
俺だって夕べのこと思い出してたさ。ずっとたまんなかった」
「んあっ……」
胸を掴んで、きゅっきゅって揉んでくる。
あたしの乳首はすぐに服を押し上げて主張を始めた。
胸を揉みながら片手は腰から脇をさすり上げるように動いて、ぞくぞくっとする。
「ん、んっふぁっ」
ガウリイはキスしたりほっぺや額にも唇を押し付けて、ときどきあたしの耳を舌で弄ってくる。
弱いところを触れられてひくんってしたときに、お尻をぎゅっと掴まれた。
ぐにぐにと揉まれながらガウリイとねちっこいキスをする。
ガウリイはあたしを真上から見下ろすようにしてきて、
あたしは彼と木に挟まれながら、えっちい声を漏らすことしかできない。

あたしのお腹に固い物をすりすりさせてたガウリイが
お尻から手を前に回して、あたしのズボンを脱がせた。
太もものところまで下ろして、ガウリイはしゃがみこむ。
「リナ……すごいな、ここ」
「やぁんっ」
下着がぐしょぐしょになってる。
……実はガウリイとしたこと思い出すたびにソコはもう変に湿ってたけど、
あっちこっち触られてからはもう大変なことになってる……。
145ガウリナ:2007/07/21(土) 15:31:21 ID:S7n/OdHe
「後ろ、向いて」
「え……」
よくわからないままあたしは木のほうを向いた。
するとガウリイはずるっとあたしの下着を下ろして、足の隙間に手を突っ込んでくる……。
「あっ、やぁっん!」
「とろっとろだぞ……」
ぷちゅって水音がして、ものすごく恥ずかしい。
でもガウリイが触ってきたからますます濡れてくる。
あたしの体は、夕べ味わったばかりの快感にもう虜になってしまってるらしい。
「あうっ……ひぃんっ!」
ぐっとお尻を掴まれて、腰をガウリイに突き出す格好になってしまったあたしのソコに…熱い吐息を感じる。
「明るいところでこんなに濡らして…やらしいコだ、リナ」
「んっ……!!!」
ぬめった感覚にあたしは目の前の木に縋りついた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、ガウリイがあたしのソコを味わってる。
「あッ!は……やぁっ!」
「気持ちいいか?」
「い、いい……あ……ひゃあっ」
舌で舐めながら指でも弄ってくる。
体中を走る快感にあたしは体を震わせた。
足ががくがくしてくる。
「だめっ……もうだめえッ!!」
くずれ落ちそうになるあたしの腰をガウリイは支えてくる。
指が離されてさみしくなったソコに、指よりも太い物がぬりゅって押し当てられる……これって……
146ガウリナ:2007/07/21(土) 15:33:14 ID:S7n/OdHe
「あっ、んっ、ふあァ」
あたしの太ももの間に、硬くなったガウリイのソレがこすり付けられた。
敏感なところをなんども掠めて焦らされる。
「やんっ、ガウリ、イっ……いぢわるっ!」
「欲しいか?」
「ほ……欲しい欲しい、欲しいのっ」
叫ぶように言った瞬間、ズプズプズプっと一気に奥まで貫かれる。
「ひぁァッ!!」
背を仰け反らせるあたしが落ち着くのを待たず、
ガウリイは激しく突いてきた。
「あっあっあっ!」
昨日よりもちょっと乱暴だ。
奥をずんずん突かれて……痛くて、気持ちいい。
背中にガウリイの獣みたいな息遣いを感じる。
「ひィん、あっ、あぁー!」
街道奥の森に、あたしの嬌声が響く。
あたしは口からこぼれるよだれもぬぐうことができずに、枯れそうなほど喘いだ。
「そこっ……ダメ、あ、あふっ……いっちゃ、いっちゃう……あ、ああぁぁ!」
目の前が真っ白になる快感に全身を震わせていると、
ガウリイもあたしの中でびくんっ!って跳ねるのを感じた。


「……リナの体、気持ちよすぎ」
ぼーっとしたガウリイがあたしを抱えたままそんなことを呟いた。
ふたりでマントの上に裸で横になって、まだ余韻に浸ってるとこ。
ええ、あたしだって気持ちよくてたまんなかったわよ。
あたしはガウリイの体にそっと這わせてた手を彼の下半身に動かした。
「んっ」
びくっとするガウリイの顔を見る……
今朝は照れて顔も見ることができなかったけど、
今はちゃんと言いたいことが言える。
「ねえ、もっかいしよ?」



糸冬
147ガウリナ:2007/07/21(土) 15:35:56 ID:S7n/OdHe
なんかできたから投下しました。
このままリナたんは発情期に!
148名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 18:39:27 ID:bgw8IZ3q
なんかいっぱい投下されてたーーーーーーーーーーーーー!
皆様GJ!GJ!
ありがとうありがとう!
いい週末をむかえられました!
149名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:17:15 ID:XKMDdcyi
これは素晴らしい
150名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 16:09:19 ID:F6KeFL4J
いつの間に・・・・
まだこのスレにも神々がいたんだね!
151名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 19:33:40 ID:4v4YcCCv
神々は休息中だっただけさ
152名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:40:56 ID:RSaz0724
待ってた甲斐あったよ、神々よGJ!
早まって投下しないで良かったw
153名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:30:53 ID:Cu4SzZd2
いや、しろよw
154名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:22:05 ID:P4C5LvGp
してよwwww
155名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:25:23 ID:n2zfF3dk
全裸でワクテカして待ってるw
156名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 16:43:19 ID:9+bUIOvu
あげ
157名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 15:01:21 ID:14Bbwt3/
ホシュ
158名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:57:13 ID:5f1B1nsQ
リナの経験人数は30人くらいかな。
アメリアは5人くらいで、シルフィールは200人くらい。
マルチナは1人でフィリアは3人。
ナーガは0人。
159名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 17:40:14 ID:dAbINNIF
男を泣かした経験の数なら、
その百倍はあるな、きっと。
160名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 20:32:36 ID:102fCuVu
各キャラとも、それなりに経験あるってのも不自然じゃない気はするけどね。
そのシルフィールのが想像つかん…すげー○○な妄想か博愛主義設定か?

ナーガは0人か、もしくは「これまで食べたパンの数とかおぼえてないでしょ?」
のどちらかと脳内設定使い分けしちょるw
161名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 03:58:26 ID:pLkF+tfE
シルフィールは処女で。
ただしガウリイとヤるときの事を考えて毎晩オナってるに一票。
162名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:01:57 ID:pLkF+tfE
↑あげてしまった。すまない・
163名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 06:52:23 ID:aE0gOBaq
164名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:24:22 ID:U9tAj4vZ
シルフィールはあの後、すっぱりガウリイを見限って、
見所のありそうな旦那候補を見繕いつつ、
サイラーグ復興に尽力をつくしてると見た。

おうぢさま云々のエピソードを見る限り、他人の恋人に操立てして、どうこう考えるタイプには(自分には)見えない。
恋愛に関するスキルはリナより、遙かに上ではないかな。
165名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 00:45:50 ID:w/rCzxC7
CDドラマでシルフィール、悪女になっているw
リナもシルフィールには意地が悪い
166名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 01:08:00 ID:N4ptiHau
CDのシルフィールはリナをからかう事に、
全役者生命を掛けてるもんな。
167名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 11:54:42 ID:Ka/NniMn
保守
168名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:21:13 ID:tuLM03Gr
汁フィールはむしろ百合で、おにゃのこをしつこくいぢめ回すイメージ
169名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:31:38 ID:MUqfo6y/
シルフィールは貝合わせが似合いそうな悪寒
170名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 03:31:18 ID:xFJvzw8O
誘い受けタイプだと思うお。相手が男女どちらでも。
171名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 09:44:27 ID:F2yzA2M6
シルフィールって、華原トモミみたいにガウリイに振られたら変になると思ったけど、精神的にものすごいタフだったから心配ない。
性格は元から変だったし。
172名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:26:08 ID:A8tdP8bA
ゼルアメきぼん!
173名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:34:23 ID:F2yzA2M6
リナの寝取られきぼん!
174名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 19:51:37 ID:c+VLqjEq
おお、喜盆祭だね。

んじゃ自分も、リナガウきぼん!
175名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 20:08:13 ID:V5rCMjLt
喜盆祭ってwww
176暑中見舞い:2007/08/06(月) 00:21:49 ID:8EaRo8WZ
いちおうノックをしてみる。
「入るわよ、ガウリイ」

「おぉ、どーしたんだリナ」
こんな夜中でも扉を開ければ、既にベッドに腰掛けてあたしが入るのを待っているガウリイ。
「………………」
こうして入ってきたのはいいんだけど、いざとなると言葉が出てこない。

「お前さん、昼間っからずっとおかしかったよな」
のぞきこむようにこちらを見てくる。
何か話があるんだろ? と言わんばかりに。
 あたしから何か言ってくるのを待ってたのだろう。

「ひょっとして……『あの日』か?」

す・ぱ・こーーーーーーーんっっ☆

そーだろ、そーだろ! と歯を出してにやつくクラゲ頭を素早くスリッパでどつくあたし。
「こんの単細胞! なんでもかんでもあの日にすりゃいーってもんじゃないでしょうが!」

「お前さんがはっきりしないから悪いんだろ。
……で、用件は何だ?」
「……………………」
いざとなると、言葉が何も浮かばないものね。
部屋に入っちゃえばなんとかなると思ったのが間違いだったのかもしれない。
こいつに何て説明したらいいんだろう。

「ゼルとアメリアが……その…」
「……」
「隣の部屋でトランプしててギャアギャア騒いでうっさいから、
今日はここで寝させてもらおーかな、な〜んて!」
てへっ☆
おもいっきしワザとらしくなっちまったでやんの!

「おー、それじゃオレも混ぜてもら…」
「やめんかい!!!!」
177暑中見舞い2:2007/08/06(月) 00:23:30 ID:8EaRo8WZ
ぽむっと手を叩いて立ち上がろうとするガウリイの髪の毛をおもいっきし引っ張って阻止する。
「なんだよ、トランプなんだろ……?」
「うっさいわね! とにかくあんたも大人しくここにいんの!」

一瞬、間があって。

「は〜い、りなちゃん。
どうしてアメリアとゼルはトランプしてるだけなのに、
そんなに顔が赤いんですかー? 教えてりなちゃん!」
こ、ひ、つ、わーーーーーーーーーーーーーーーっ

教えて、りなちゃん。ボクよくわかんない!
とにやにやしながら聞いてくる。
「分かっててやってたのかこのボケがーーーーーーー!!」

□ □ □

「……とにかく今日はここで寝たいんだろ」
あたしにベッドを差し出し、自分は背を向けて床に寝っころがる。
……こういうところは昔から全然変わらない。

「別にいーのよ、あんたはベッドに寝てて」
金髪の後姿は返事をしない。

なんでだろ。
いつもだったらこうやって紳士的に振舞われるのがちょっと嬉しいはずなのに。
あんま年の変わらないアメリアの……あんな声を聞いた後じゃあなんか……
昨日も今日も2夜連続で、ゼルの声とかも聞いちゃったし。
声にならない声、みたいなやつ……。

「ガウリイ……?」

「起きてる?」
「……ぐぅ」
「寝てるの?」
「……ぐぅ」

どぎゃっ!
「起きてんならきちんとした返事せんかい!」
なんだよ……と涙目でたんこぶをさするこのボケにむしょうに腹が立つ。
「子守唄でも歌わなきゃ眠れないってのか?」
「アンタねーっ いつまであたしのこと子ども扱いしてんのよ!」
思わず胸倉を掴んで揺さぶっていた。
青い目が真ん丸くなってこっちを見詰める。

「リナ」
胸倉を掴んだ手が、そっと握られる。
反射的にビクゥっ!と身体が固まった。
「……リナ」
その視線が上下左右とあたしの身体を見た。
それからややあって。
「子供扱いっつっても、この幼児体形じゃあなぁ……」
ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴくぅっっっっ

わざとらしい溜息まじりの顔をぶん殴っても、身体の震えは止まらなくって。
「ちょい待て、リナ!!」
あたしは部屋を出て行った。

脳内のリナとガウリイが簡単にそんなふいんき(なぜか変換できない)に
なってくれそうもないので、後は脳内変換で。
178名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 01:57:58 ID:uF0VZTk6
>>176-177
おお、すげえ。GJ。
なんか原作読んでるみたいな話のノリだな、懐かしい感じがして嬉しくなる。
きっと続きを書いてくれると信じてるぜ。
179名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 05:16:02 ID:gbfNBYTp
>>177
ふいんき?
雰囲気(ふんいき)?
180名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 07:32:08 ID:pNskenKW
あたいも続きかいてくれるって信じてる!
181名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 09:48:40 ID:FvhM4EeZ
>>179
>>179
>>179
>>179
>>179
>>179

pgr 
182名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 20:45:01 ID:w8izED4v
小説を書くに丁度いいレンタルないですか?
183名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 21:05:07 ID:w8izED4v
見つけました。
エロ書きまくります。
184名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 02:07:58 ID:QgjGSijU
>>182-183

sageろ
メール欄に半角英数でsageでおk
半年ROMれ
むしろ板違い
185名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 19:51:16 ID:KxUF0iW4
>179
遅レスですが「ふいんき(なぜか変換できない)」で成句の2ちゃん用語。
このネタって、一般的に見てネタなのか本気の間違いなのか判りづらいうえに
頻出するわけじゃないから「最近2ちゃんに来ました」な人には通じにくいし
いちいち説明しても大したオチじゃないので駄ネタな気が…。
186名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 22:30:47 ID:V6BTrThz
>>185
読み方間違っていれば変換出来ないのは当たり前だよ。
雰囲気の読みは
ふいんき→×
ふんいき→○
ちゃんと漢字の読み方勉強した方が良いよ。
187名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 22:34:25 ID:+suhcwxL
このスレの奴らは真面目だな。
188名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 22:49:36 ID:B6Tfdd5T
とはいえ、こう漢字で書かれたら間違いに気づくだろうか。

○ 雰囲気
× 霧因気
189名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:26:14 ID:ZRQTTivW
いつまでも「ふいんき(なぜかry」にツッコミ入れてる人はネタでやってんの?
190名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:51:42 ID:eM47UT95
そりゃあネタだろう。
今時その手の小ネタに、真剣にツッコミ入れるヤツなんぞおるまい。
なにしろここは、大人の社交場なんだし。

そんな訳で、
リナの水着は淡いピンクビキニで、決定だな。
191名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:32:13 ID:vA49dpqJ
リナは6−3のゼッケンがついているスクール水着が一番似合う。
192名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 02:37:05 ID:7anO6FWN
>>190
ヘソだし袖無しタートルネックみたいなやつがいい。オレンジで。
あの水着正式名称なんていうんだ・・・
193名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 03:22:02 ID:OLlfvkFk
ガウリナもいいけどゼルリナが読みたい
あのマイナーさがまたよし
194名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 06:29:23 ID:ep7VgMIV
超マイナーといえば、アニメ版ではないゼルアメでは無いかと。

「リナにも困ったものだわ。
そう思いませんか、ゼルガディスさん?」
「おれは知らん」

みたいに、ドラドラ(ドライゼル&ドライアメ)カップルも燃えるのに。
それとも自分が知らないだけかな?
195名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 07:51:37 ID:G8IfnU8j
確かにあんまり見ないな

そもそもアメリアの性格とゼルアメの恋愛要素の有無が
原作設定とアニメ版の違いの代表的なところだから
アニメ版で二次をやる人は当然ゼルアメがデフォルトになってるし
ゼルアメをやるときにわざわざ原作設定でやる人ってのは少ない

好みの問題はあるだろうけど、やってみたらそれはそれで面白いんじゃない?
196名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 05:41:30 ID:F37Oa20B
ドラドラっていいな
読みたい
197名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 05:52:36 ID:F37Oa20B
sage忘れスマソ…
198名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:02:55 ID:GNo7yT+H
ドラドラwゼルアメはガウリナメインのサイトで何度か読んだかも
原作好きのサイトさんを探せばドライなアメリアも結構出てくるよ

ただ、エロはほとんど見た記憶無いが…
199名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 18:07:16 ID:18zFgAnO
保守
200名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:20:03 ID:kkvnhVQv
見知らぬ孤島で二人きり……
誰と誰がって?……そりゃあ……あたしと………

「なんだ?」

びびくぅぅっ!!
透かした顔でゼルガディスがあたしの前を立っている。
あたしは思うわず上擦った声を出す。
「……へっ、べべべ、別にっっ」
な、なんでドキドキしてるんだろ。ただ側に居るのがゼルが一人なだけぢゃない。
いや……二人きりって所に反応しちゃってるのかな?
最近隣に必ずガウリィが付き纏っていただけに、慣れちゃってたのかな?
だから、いつもと違う光景が、訳も解らず、ドギマギと………
「んなワケあるかっ!!」
と、一人突っ込みをする、あたし。
隣でゼルガディスが不思議そうにあたしを見ている。
ほらきた。余計な事を考えてるから、変な目であたしを見てるぢゃない……。
こほんっと咳払いをし、気を取り直して話す事にしてみる。
「ね、ねぇ、ゼルガディス。あたし以外でこの島に誰か見かけなかった?」
「いや、見かけなかった」
さらりと返答される。確かにそうかもしれない。
あたしも幾度と無くこの辺を浮遊魔法で探索したことか……。
誰も居ないんだから、そんな答えしか返ってこないわよね。
さて、どうしたものか……。
とりあえず食料の心配は必要無いみたい。
何故かこの孤島には、綺麗な作りの大きな館があって、そこには食材があるから。
数種類の調味料と調理機器、火も起こせそうだし、間違いなく使えるわね。
とはいえ、その辺が少し奇妙ではあるけれど……。
構わず利用できる場所は利用する事にして、あたしとゼルガディスは今日の夕食を終えた。
あたしは食べる係でゼルガディスは作るが係り。だから作る心配も無く、
腹ごしらえをした後は……寝るだけとなる。
そこで一つ大きな問題があった。
何故かこの館にはソファーが置いてなくて、ベッドはたった一つだけ。
しかも館の中の一部屋一部屋が広いのに対してベッドの置いてある部屋だけ狭っ苦しい。
「……ほんとにコレ、どーにかなんなの?」
ベッドの上で胡坐をしてぼやく。
この声が聞こえたらしく、ゼルガディスが部屋の外で一喝する。
「良いだろ?床で寝ないだけマシだ。時期にこの空間に閉じ込めた奴の正体が掴めるさ。」
「それもそうね……」
ゼルの言葉に軽く返答するあたし。
201名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:21:30 ID:kkvnhVQv
それにしてもこの空気、苦手かもしれない。
ゼルはどちらかと言えば余計な事を一切話そうとしないタイプだから、とりつく島も無いようで……。
会話が沈黙し、仕方なく寝間に雪崩れようとする。
その時、無防備なあたしの前に、破壊締めしようとするゼルが居た。
「なっ!?」
驚くあたし。
ゼルに腕を握り締められ身動き取れない状況になるが、一向に緩む事は無い。
かなり力強く握られているので、やがて痛みが伴う。
「痛いって!」
そういう反応が気に食わないのか、ゼルはあたしの唇を塞いだ。
「んんっ……」
目を仰天してしまい、成すがままの状態。
頭が真っ白で何も考えられないけれど、本能が恐怖心を芽生えさせた。
「や……」
手を振り払おうとするが、限り無く非力な自分は制止する事も出来ず、
今度はゼルの手があたしの胸を服の上から揉み始める。
「ゼル!!やめて!!」
あたしは必死で叫ぶ。
だけどゼルには声が届いていないのか、一心不乱にあたしを責めようとする。
「……んんっ!!?」
ゼルはあたしの服をビリビリに引き裂き、肌が露になる。
胸を曝け出してしまい、今まで我慢出来た羞恥心を高上させてしまう。
恥ずかしくて火が出そうだ。
「やめて!!ゼルガディス!!!」
何度も叫んだつもりだけど、まだ声が届かない。
もしかして本気でやっているけど、しらを切っているのだろうか?
そんな疑問が押し寄せ、あたしは頭の中で混乱させている。
意識を思考に巡らせている内に手が下半身に向かいつつある。
正直そこを触れられると、今のあたしじゃ居られなくなるような気がした。
既にこの状況からでも、もうゼルとの仲で今までみたいな関係は築けないと思う。
胸の奥が痛くて堪らなかった。
「……いれるぞ」
ボソッと小さな声でゼルが呟く。
その瞬間、あたしの中でゼルの硬い何かが入ってくるのを感じた。
「ひぃあっ……」

ぬぷっ……

ぬめりつくアソコに…、ゼルの……恐らく指らしき部分が、あたしの中を責めて…
「ぁっ……ゼル、やめてっ!!……あぅっ……ぅあっ、…く」
背筋がぞくぞくとしてきて、快楽があたしを襲う。
既に胸や太腿を触られ、敏感になっているのに、そんなコトをされてしまうと……
「いやぁあっ……あんっ……助け…て、……ガウ……」
ガウリィと言いそうになる。そこで意識がそこに集中してしまい、
あたしは元のあたしに戻れるようになった。
ゼルが油断している隙をついて、あたしは彼の股間にとある一撃を仕込んだ。
これで暫くは持つだろうと、即座に部屋から飛び出し、必死で衣類を探し出した。
なんとか見つけ出した格好はバニーちゃんだったけど、まぁ良しとしましょう。
さて、どうやってここから出ようかな……。
202名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 00:27:10 ID:e3aUr3fD
>>200
カップリングは表記してくれ
特定カプは受け付けないとか特定カプしか受け付けない人もいるんだから
203名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 10:24:53 ID:/G/d3TZU
>>200
乙。

ええと、カップリング表記に加えて、簡単な作品傾向も、
表記してもらえると助かります。

ガウリナ寄りのゼルリナとか、真性ゼルリナとか。
ゼルリナに見せ掛けたガウリナとかいう感じで。
登場人物名を眺めただけで、びびってスクロール!
とかいう事態が避けられるんで。
204名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 10:53:58 ID:KcIm8y3k
あ、俺びびってスクロールしたんだが。
結局誰と誰なの?
205名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 15:01:19 ID:/G/d3TZU
ゼルとリナ。
心持ちガウリナ寄りの設定なのかな?
206名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 19:26:52 ID:KcIm8y3k
>>205
さんくすゆう。
207名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 19:34:08 ID:2YE3jg/h
嫌なカップリングだと小説読めないひと多いの?
208名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 19:59:37 ID:PFeBY6E8
>>207
読み手はだいたい3つにわかれるかと。
1 スレイなら何でも良い
2 けっこう組み合わせに寛容だが、どうしても嫌なものもあり
3 好きな組み合わせ以外は見るのも辛い

まあ、細かく言うとシチュもからむから一概には言えないが。
209名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:02:58 ID:McsF+q2t
>>207
コミケのブースがカプ別に並んでいるのには、それなりの理由があるんだよ

二次創作系スレでカプ表記が推奨されるのも平和を守るためには
それがいいとみなが経験で学んだ結果なんだから協力してほしい
210200:2007/08/16(木) 20:04:53 ID:L8ujuW0+
ごめんね。そういうの大事だった。
カップリング未記入すんません。
211名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:13:34 ID:McsF+q2t
>>210
なんか苦情レスばっかり続いちゃいましたが、めげずにまた来てください
カプ表記とか注意書きさえあれば、それぞれに需要はありますんで
212名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 11:46:32 ID:f5bkzYm0
GJでした。
俺はカプ表記は気にしないし、むしろ表記されると楽しみが減るような気がしてね。
無いほうが興奮するよ。
誰にやられるんかなーって。
213名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 14:03:01 ID:l9542WY0
表記の件はともかく、ゼルリナ最近ほとんどないから嬉しかった。
GJ!
214『レースの責任(ガウリナ)』【続き】:2007/08/19(日) 14:29:14 ID:xzkULR1X
唐突ですが、前スレで投下した『レースの責任(ガウリナ)』の続きです。
導入部分は >>114 の保管庫で読めます。

-----------------------
1.


「降ーろーせぇぇ〜!」
あたしは暴れた。
ガウリイの肩に担ぎ上げられた不安定な状態で、いやもう、しっちゃかめっちゃか、暴れまくった。
あんまり効果は無かったけど(泣)

この際、すっぽんぽんだとか、夜中でご近所にご迷惑だとかは、気にしていられない。
なにしろ、スレイブ織りである。オトナ専用の魔道具なのである。
それはもう、興味はある。尽きせぬほどにある。が、しかし。
姉ちゃんが昔あたしに言った、『成長期の子供はダメよ』という言葉が、あたしを不安にさせていた。

あたしはある意味大人である。
世間に出て、ある程度経験も積んでいるし、そこらの駆け出しの兄ちゃん達に比べれば、精神的にも十分オトナだと思う。
おまけに、某エロ保護者のおかげで、性行為の経験も、やや初心者ぎみではあるが、ちゃんとある。
しかしながら、肉体的にも完全に大人かと問われれば、若干不安の残るところだった。

いやむしろ、身長と胸囲に関しては、まだまだ改善の余地がある筈なのである。
……あると思わせてもらいたいっ(泣)

そんなわけで、ここで下手に余計なことをして、運悪く成長を止める羽目にでもなれば……おそらく生涯、悔やんでも悔やみ切れない重荷を、あたし達は背負うことになるのである!

おっぱい大きくなんなかったら一生涯、枕元で恨み言、つぶやいちゃる!

とかなんとか言っているうちに。

「あ!こ、こらガウリイっ!」
「はいはい、黙った黙った。そんなに大声だすと宿屋の亭主が飛んでくるぞ♪」

ばたつく足を片手であっさり押さえられ、器用に問題の布きれを装着させられる。
215『レースの責任(ガウリナ)』【続き】:2007/08/19(日) 14:32:10 ID:xzkULR1X
2.
「おにょれ〜! ガウリイっ、後で見てなさいよー!!
おっきくならなかったら、あんたの所為だかんねー!!」

相棒の肩の上で上半身逆さ吊りの状態のままでは、どうもこうも、上手く暴れることが出来ない。
素肌の背中が、あたしの胸とか、乳首とかに当たってこすれて、なんともかんとも。
くそお。こうなったら、このでっかい背中を思いきし引っ掻いて……。

「ほーら、リナ。これで出来上がったぞ」
ごっつい指が、細くて白い紐をゆっくり、チョウチョ結びに結わえる。
ご機嫌なガウリイの声が聞こえる、が。

「どうだリナ?凄いことって何なのか分かったか?」
つつつ、と紐の上を彼の指が走るのを、歯を食いしばり、必死で目をつむって、耐える。

「どうした、えらく、静かになったな?」
腰を抱える太い腕が、支える大きな掌が、純白のレースの縁に擦れる。
「っっ!」
叫びだしそうになるのを堪えるのが精一杯で、返事をする余裕なんてない。
「…んっ」
息を詰めて、襲ってくる波をやり過ごす。

「リナ?」
さすがのガウリイも、あたしの様子がおかしい事に気付いたのか慌てて、あたしの体を下に降ろす。
その降ろす時に触れた、手の動きと温度、シーツに触れた刺激で、流石のあたしも悲鳴をあげた。

「あああっ、いやぁぁぁぁーーー!」

仰向けに降ろされた状態のまま、必死で腰を上げ、紐に手を伸ばす。
簡単に結わえられただけのそれは、少し引っ張るだけで、容易くほどけるはず、だった。

「なんでぇ…」
びくともしないチョウチョ結びに、あたしは唖然とした。
必死でほどこうとするその行為を嘲笑うかのように、その紐は全く弛まず、あたしの指に絡みつく。
「あっ、あっ」
さっきとは違う意味で、半泣きになりながら、紐をむちゃくちゃに引っ張ってみるが、まったく意味をなさない。
「リナ!苦しいのか!?大丈夫なのか!?」
「ちが…、あう!!!」
解いてくれようとしたガウリイの手指が、表面のレースに触れたとたん走った、よりすごい刺激に悶えて、叫んだ。

「あああ、さわっちゃ、さわっちゃ、だめーっ! 中が…中が…感じちゃう!!」
216『レースの責任(ガウリナ)』【続き】:2007/08/19(日) 14:34:51 ID:xzkULR1X
3.
スレイブ織り。その本来の機能を知ったのは、ガウリイがそれの左の留め紐を、結んだ時だ。
まず初めに感じたのは、ものスゴイ官能の疼きだった。
あたしの総てが、一瞬で濡れ、あらゆる部分が刺激を求めた。
そして、右の紐を留められると同時に、一番感じる部分へ刺激が―――。

たぶんこの魔道具は、女性の性的欲求を高める為の小道具なのだ。
仕組みはよく分からないが、布の表面が性感帯に、リンクしているのは間違いない。
つまり、一見ただのレースに見えるが、一度これを着用すれば、その表面に軽く触れるだけで、着用者に快楽を送り込めるという寸法である。
もっともあたしの見たところ、どうやら単に触覚を繋いでいるわけではなく。
おそらく魔道の技術を作って織られたレースが、疑似的な性的触覚を作りだし、それを着用した者に、性的刺激を錯覚させているのだろう。

しかしながら、その擬似的な触覚は、現実の快感と寸分かわらず。
このような事態を全く予期していなかった、このあたしを瞬く間に翻弄した。
まあよーするに、ガウリイが両方の紐を結ぶ、すなわちパンツの装着を完了させた途端、あたしは感じて悶えだしたのである。

「あっ、あっ、あっ」
あたしは、快感に悶えながら、いっこうに解けようとしない紐をいじくった。
面倒な事に、先ほどからのガウリイの手による刺激や、ベッドに降ろされた時の衝撃から察するところ、布表面は膣内の触覚に干渉しており、そして紐は……。

「あうっ、さわっちゃ、だめだったらっ!感じちゃうよお!!」
再度解いてくれようとする、ガウリイの腕を遠ざけようと、もがく。
「だけど、リナ。そんな風にひっぱったら…」
叫ぶあたしに驚きつつも、困惑したまま紐を離さない彼の手を捕まえて、あたしは息も絶え絶えに囁く。
「…それ……さわっちゃ…だめぇ」
「それ?」
ガウリイは自分の手の中に視線を落とす。

手にあるのは、二本の紐。蝶々結び。さっき彼が自ら結わえたものだ。
「やだ、だって、それ、あたしの…あああ」
「リナのっ…て、何が? おい、大丈夫なのか?」
「大丈夫…だ、けど。あん、いや。先っぽもっちゃ」
「でも、持たなきゃ、解けないぞ」
「あ…、しごいちゃっ…ああ」
「へ?なんだって?」
「そ…な風に…、んああ。そんな、ふうに、したら…きもちよく、なっちゃう…よお」
217『レースの責任(ガウリナ)』【続き】:2007/08/19(日) 14:39:26 ID:xzkULR1X
4.
もうあたしは、自分で何を言っているのか判らなくなっていた。
結わえられた紐の表面は、あたしのクリトリスの性感帯にリンクしていたのだ。

すでに異様なほど感じている状態で、その紐をいじり回されたらどうなるのか。
すでに何時イッてもおかしくない状況に、あたしは追い込まれていた。
絶え間のない、ぞくぞくとした快感の白いしびれが全身を走り。
視界は紗がかかった様な有り様で、チカチカしていた。
口から流れ落ちる唾液を、止める余裕すらない。
ガウリイのがっしりした腕に、爪を立ててしがみつき、意識が何処かに飛ばされるのを、こらえる。

もうだめ、イっちゃう!

そう思った瞬間に、刺激が止んだ。



(続く)
218名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:26:47 ID:8OlWN/wC
グッジョブグッジョブ!!
219名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 18:16:20 ID:cDEjuzWH
おおお。
神は忘れた頃にやってきますなw
グッジョブw
220名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 12:12:54 ID:mg2MoO4X
つづきwktk!
221名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 19:06:21 ID:6c0+EI0j
wktkで全裸待機中
222名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 10:01:12 ID:dZkn9EWK
あげあげ
223名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 18:34:03 ID:KgvJBS7n
暑いから全裸で待機してます。
休みの日はずっと全裸で待ってます。
224名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 01:12:37 ID:OBdpbJHF
保守がわりにゼルアメきぼんと書いておく。
225名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:47:52 ID:JExQLAJ/
>>224
自家発電汁
226名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 06:36:10 ID:m8Ewbmzb
萌えってなんだろふ。
227名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:33:31 ID:555cyLpK
触手さ。
228名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 00:09:37 ID:ilzspKnw
レズとかフタナリも投下してよかったでしょうか?
229名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 00:58:51 ID:c5+WJZQ5
おK
230名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 02:17:52 ID:9U39L5//
名前欄にでもカップリングやジャンル等を入れて、
読む前にどういう物か判るようにさえしとけば
多分大抵の物は問題ないと思われます

というわけで投下期待
231投下期待:2007/09/07(金) 17:20:08 ID:58sh8g5b
アニメスレのるいたんエロ画ハァハァ
232ゼルアメ:2007/09/07(金) 22:24:58 ID:rQwX0fCS


「「幽霊屋敷?」」

旅の途中に立ち寄った小さな村。ゼルガディスとアメリアは村から『幽霊屋敷の正体を暴いてくれ』という依頼を受けた。
報酬があまりにも良くなかったのでゼルガディスは断ろうとしたが正義感の強いアメリアは勝手に快く了承してしまって‥後に引けね;」

「ああ‥村の人達によると、この屋敷に入った奴らはみんな放心した状態で帰ってくるそうだ。そして何があったかは覚えてないらしい‥。それで『魂を吸われたようだ』と村人達は言っているが実際どうだか分からんからな。そしてそれが何かを調べるんだ。気を付けて行くぞ!」
「はいっ!!」


ぎぃぃぃぃい‥‥


今にも振り出しそうな雨雲な天気。
古くはあるが立派に装飾された大きな扉を開き、ゼルガディスとアメリアは暗い屋敷に入っていった。
233ゼルアメ:2007/09/07(金) 22:30:35 ID:rQwX0fCS
薄暗く少し湿った感じもする屋敷に入ったゼルガディスとアメリア。
「お邪魔しま〜す!‥‥わぁ。ここは広いロビーの様ですね。」
所々壊れた大きな椅子やテーブルなどの家具類が散乱している。
「‥‥ああ。この屋敷は長い間使われてないらしいな。」
「ふふっ。ゼルガディスさん怖いですか?」
「お前の魔力パンチの方がよっぽど怖い。」
「ぶー!ゼルガディスさん!酷いで‥‥‥え‥‥‥きゃあ!!」
ゼルガディスに駆け寄ったアメリア。‥が途端に2人は突如現れた大きなクリスタルに閉じこめられた。
「なっ!!?!!」
クリスタルを叩くがビクともしない。
「ゼルガディスさん!!う〜ん!!!駄目です!何ですか!これ!壊れませんよ〜;」
ゼルガディスは剣でクリスタルを壊そうとするが傷一つつかない。
「ファイヤーボール!!!‥なっ‥‥‥くそっ!魔法でも無理なのか!」
「そう‥無理ですよ。それは私の報われない涙ですもの。」
今まで気付かなかったが中央に階段があり‥人がいた。
「誰だ!!」
「ふふふ‥そんな怖い顔をしないで下さい。私はロゼッタ。この屋敷に住む者ですわ。」
「ふん。こんなボロ屋敷に人が住むとよほどの物好きなんだな。俺達をどうする気だ。」
彼女はクスリと小さく笑った。
「嬉しいわ。男女二人組‥今まで来なかったから。期待できるわ。」
「どういう事だっ!!」
「あなた達は私を救いに来てくれたのかしら?彼女‥巫女の様だし。私に協力して‥」
ロゼッタは高く挙げた手をパチンと鳴らした。
「きゃあああ!!」
「!?アメリア!!!」
アメリアはうずくまり、小さく震えだした。
「あっ‥ああっ!!!」
時折小さく声をあげる。
「どうした!!アメリア!!くっ‥!貴様!アメリアに何をした!!」
ロゼッタは涼しい顔で言った。
「私とゲームをしましょう。私のクリスタルを壊したかったら彼女を犯しなさい。私とあなた、どっちが彼女を楽しませるか勝負よ。手加減無用。私を楽しませて頂戴。」
そう言ったロゼッタは暗闇に消えていった。
234ゼルアメ:2007/09/07(金) 22:35:05 ID:rQwX0fCS
「あ‥う。ゼル‥ガディスさん‥‥」
「アメリア!!」
抱きかかえたアメリアはなぜか妙に大人びて見えた。
「かっ体が‥熱いッ‥んっ‥はぁ」
「くっ‥。どういう事だ!ロゼッタ!!」
暗闇に向かってゼルガディスはやり場のない怒りをぶつけた。
「ふふ。彼女を犯してるのよ。‥彼女は感じてるの‥」
暗闇からはロゼッタの姿は無く声だけが聞こえる。
どうやらロゼッタは姿を見せなくてもアメリアをヤれるようだ。
「お前は‥‥!!!」
「私は‥私は気持ちよかった人生を送れなかったの‥体無き今、せめて相手を気持ちよくさせて悔しかった事をすっぱり忘れたまま成仏したいのよ‥‥‥でも今までやって来た連中ではなぜだか報われなかった‥‥‥。でもあなた達ならきっと報われるかも知れない。」
「ふん。来た連中にみんな同じ事を言ってるんだろう!」
「違うわっ!‥‥そうと!‥そうとあなた達には感じるの。」
「ふざけ‥‥!!!」
「ぜっ‥ゼルガデ‥ィスさん‥。」
アメリアは力無くゼルガディスの腕を引いた。
「あ‥アメリア‥!」
「や‥りましょう‥。私達に‥‥でっ‥出来る事なら‥」
「なっ!!一番辛いのはお前なんだぞっ!」
「‥‥ん‥はぁ。ゼルガディスさんが‥守って下さい‥。」
アメリアはそう言うとゼルガディスにしがみついた。
そしてゼルガディスも意を決した。
「分かった。やろう。」
そしてロゼッタとのアメリアを気持ちよくさせるゲームが始まった。
235ゼルアメ:2007/09/07(金) 22:45:27 ID:rQwX0fCS
「先手‥行きましょうか。」
姿無きロゼッタに犯されるアメリアは確実に感じていた。
「はぅん!やっ‥ん‥!」
ロゼッタの愛撫に感じながらもアメリアはゼルガディスの裾を握っていた。
「アメリア!奴じゃなく俺に感じろっ。」
ゼルガディスは手に収まりきらない大きなアメリアの両胸を優しく撫でた。
「はぁん‥はっ!ぁあん‥ぜっ‥ゼルガ‥ディスさん‥ぁん」
「彼女‥感度がいいわ‥」
ロゼッタはアメリアの片方の乳房をコロコロ転がす。
もう片方の乳房をゼルガディスは吸い付いた。
「はぅん!!あっ!はぁ!!あっ!!駄目ですぅ‥」
「アメリア!気分はどうだ?」
「しっ‥痺れ‥ます‥」
ゼルガディスはもう理性を失いかけていた。
「ならばもっと痺れさせる!」
そう言うとアメリアの脚を大きく開かせた。
「ひゃああ‥!ゼルガディスさん!恥ずかしいです!!」
そんなアメリアの羞恥を無視してゼルガディスはアメリアの湿ったソコに舌を滑らせた。
「あああああ!」
アメリアは確実に俺に感じてる。
アメリアは俺のものだ。
ゼルガディスは無我夢中になってアメリアのソコを舐めまわした。
「私は女ですからね!彼女の感じやすい部分は分かってます!」
ロゼッタはそう言った途端アメリアは悲鳴をあげた。
「ああああああああ!!!駄目っ!ダメ!はぁあん‥ッ!壊れちゃ‥ぅん〜〜!!!!」
どうやらロゼッタはアメリアのクリトリスを攻めている様だ。
負けるものかッ!
「アメリア!!イクな!俺に感じろ!我慢しろ!」
「ぁぁあ!ゼ‥ルガディス‥さはぁん!だっ‥だめぇ!イッちゃう‥!んははぁぁ!」
尚もクリトリスを集中的に攻めるロゼッタは止めることはしない。
このままではアメリアは絶頂を迎える。
ならば、俺の手で‥!
「アメリア!俺の手でイけ!!!」
そう言うとアメリアを抱きしめクリトリスをキュッと強く締め付けた。
「ゼルガ‥‥ぎっ!はぁ!あああああああ!!らめぇぇぇぇぇえ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!イクぅぅぅぅ!!!」
絶頂を迎えたアメリアは荒く息をした。
「はぁあ。はぁ‥‥」
「酷いですわ!ゼルガディス!私が攻めてたのに!」
「ふん‥。」
「でも、彼女、気持ちよかったかしら?」
尚も息を切らしているアメリアを心配そうに抱きかかえるゼルガディス。
「はひ。不思議な気持ちれ‥‥。悪くならったでし。」
刺激が強すぎたのか呂律が回らないらしい。
姿を現したロゼッタはクスっと笑った。
236ゼルアメ:2007/09/07(金) 22:49:06 ID:rQwX0fCS
「本当は相手の頭が真っ白になって記憶が無くなるくらい犯し続けても満足行かないのに‥今は何故か気持ちいいわ‥」
そうか‥放心状態で戻ってきた奴らは滅茶苦茶に犯されていたのか‥‥。
少しゾッと感じた時、パリィィンとゼルガディス達を閉じこめていたクリスタルが壊れた。
「ふふ‥ありがとう。まだ本番にも行ってないのに彼女を‥‥‥私を気持ちよくさせてくれるなんて‥あなた達は特別なのね‥」
「ふ‥本番は後でゆっくりやるさ。」
「ぜっ!ゼルガディスさん〃〃〃」
「あはは。残念!見てみたいけど私、それそろ行かなきゃ。ありがとう。」
するとロゼッタの周りに小さな光が集まり始めて、消えかかっていた。
「あっ!あの!ロゼッタさん!」
「?」
「ありがとうございます!」
「可笑しな子ね。こんな事して本当は恨まれる身なのに‥」
「いいえ。私は幸せでした!ゼルガディスさんが居てくれたし‥!」
「‥あなた達はもっと幸せになれるわ。ありがとう。」
ロゼッタは消えた。
「いっちゃいましたね」
「ああ‥。」
「あの、ここの依頼、どう説明しますか?」
「依頼料は安かったし、ロゼッタは成仏したし、適当に誤魔化すか。」
「そうですね」
さっきまでの行為を改めて思い出した2人は恥ずかしがりながら村へ引き返した。
237名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 23:05:43 ID:rQwX0fCS
すみません!最初の方、文章が切れてました!‥が特に支障はないかな?と思われます。
駄文で矛盾な話でごめんなさい。
238名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 23:20:18 ID:X60Hepes
GJ!!
本番の方もよろ
239名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 20:07:42 ID:godbFfWP
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
GJGJGJ!!ゼルアメ好きだから嬉しい。
本番もヨロ!
240ガウリナ@ドアーズ風味 (1/2):2007/09/09(日) 12:19:49 ID:ve7h+fZp
>>227に触発されて、思わず阿呆な話を書いた。
智紗がつやつやした辺りの時系列の、ガウリナ小ネタ話。

ちょっとドアーズのネタバレ注意。
というか、未読のヒトは見ない方が吉w







朝起きたら、リナが触手だった。


ガウリイは、夢から覚め、瞼を開けるまでのその瞬間、なにやら違和感の様なものを感じ眉をひそめた。

おそるおそる目を開け、見渡してみるが、特に何かがある感じはしない。
別段、天井に扉がついている訳でも無ければ、窓のカーテンの色が変わっている訳でも無い。
五感を砥すませて、辺りを探って見ても眠りに着く前と同じく、平和そのもの。
違いと言えば、朝らしく辺りが明るくなっていることと、ガウリイの腕を枕にしていたはずのリナが、今では腰のあたりで丸くなって寝息を立てていること位か。

「あれ?」
いつもの様に眠るリナの頭を撫でようとし、手にそっと絡みついてくる感触に、ふと手が止まる。
寝間着の隙間から覗く白い肌は、健やかで。
無邪気に微笑みを浮かべ眠る寢顔が、たまらないくらい、相変らず可愛い。

が。

栗色? だったような?
手触りも、こう、なんだかもうちょっと、違ってた気が……

「なあリナ。お前さん、髪。変わってないか?」
同衾中の少女に思わず問いかければ。
「んー、がうりい、なにー?」
半分寝惚けた様な返事が返る。

「髪というか、その……」
ガウリイが言葉に詰まっていると、寝惚け眼のリナが、のたり、と起き上がって。
目をこすりながら言った。

「なにがどーしたって?」

「あ、えっと」
少し寝乱れたパジャマ姿が、相変らず可愛いくて。
ガウリイは、何を今リナに言おうとしたのか、すっかり判らなくなった。


241ガウリナ@ドアーズ風味 (2/2):2007/09/09(日) 12:26:54 ID:ve7h+fZp

「あ、ガウリイ!それ、あたしのっ!」
リナが、ガウリイのからあげに、フォークを伸ばしてくる。
「ちょっと待てっ!それはオレの皿だろうが!」
死守しようとするが、その隙に両脇の茶蕎麦と、ペペロンチーノを皿ごと取られてしまった。

「くっうう、狡いぞリナっ!
こっちは腕二本しか無いのにっ」
「ふっふっふ。油断大敵よっガウリイ!」

嬉しげにくねらせながら、触手を上気させて、リナが笑う。
見るからにつややかで、触れて撫でたくなる、その長くしっとりつやつやとした触手。
それがユラユラと揺らめきながら、皿ごと咀嚼する。

「くっそお、今に見てろよ!」

うそぶきながらも、ガウリイは内心思った。
蕎麦とスパゲッティは惜しかったが、リナのこの笑みには替えられない。

それに、こういった勝利を治めた夜には、相手の事をちょっと可哀相に思うのか、リナはいつもより、寛大で。
ちょっぴり大胆になるのが、ガウリイには嬉しかった。

湿った触手を、そっと信愛の情を込めた仕草で、ガウリイの全身、余ますところ無く絡ませて来るリナ。
『ガウリイが欲しいよ』
そんな風に、恥ずかしそうに小さな可愛い声で、囁いてくれるに違い無い。

そんな妄想で頭を一杯にしていると、

「ちょっと、ガウリイ! 聴いてるの?」

少しすねた様なリナの声。

「あ、えっと、なんだ?」

これはいけないと、慌てて応じれば。

「だーかーらー、明日の街ではニャラニャラの鍋が、美味しいって話。
アレって、ワサビ醤油もイケルけど、柚子胡椒とかも捨てがたいのよねー。
それに、この辺ではお米のお酒がちょっと辛口で、鍋にも合ってて美味しいらしいから、一度ガウリイも試して見るといいわよ」

生き生きと目を輝かせ、明日の予定を語るリナ。

「おう。それは是非試してみないとな。
鍋か、そーか。それは楽しみだ」
「うん、楽しみよねー」

頷いて、可愛らしく多数の触手を揺らし、笑う少女。
そんなリナに目を細めながら、こんな平和な日々がいついつまでも、ずっと続けば良い。
そうガウリイは、心から願った。

(終り)
242名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 12:36:55 ID:ve7h+fZp
>>228
投下wktk


>>232
ゼルアメGJ!
243名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 13:42:30 ID:hXlr6p2b
>>240
ちょっ、待てぇぇ!!
DOORS触手リナきちゃったー!
不思議に萌えた気もしないでもない…GJ
244名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 20:07:03 ID:maI17zoK
>>232
本番も頼む。

>>240
これを読みたいが為に明日DOORSを買ってこようと決意した。今。
245名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 22:16:04 ID:yFTQfpFp
>>240
GJ!
つい、涙目なリナと吐血するガウリイを妄想してしまった。
246名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 16:53:18 ID:E4GpycaV
リナの声が脳内に響いたよ・・・
GJですな
247名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 01:57:44 ID:GWl8SgEI
自分のssを投下しようとして
マトモな男女エロがなかった事に気がつきかなり悲しくなった
248名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 02:11:03 ID:R/162nkI
>>247
>>230
投下期待age
249名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 02:30:59 ID:ysBdI0PU
ゼルリナがいいな。
250名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:08:42 ID:VFBFR/EF
寝取られ書いてみようかな・・・無理かな・・・
来週も三連休だしそのころに投下してみようかな
251名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:46:35 ID:LU+dHxOM
>>250
楽しみにしてる!!
252名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 01:45:57 ID:wNjVgkHo
アホなのかいた 投下待ちにどうぞ
253ガウリナ?(1/2):2007/09/20(木) 01:47:40 ID:wNjVgkHo
それイけ!リナパンマン!


あるところにやさしくてとっても強い、性技のみかたリナパンマンがいました。
リナパンマンは今日もパトロールです。
マントをはためかせながら飛んでいると、地上でぶったおれている人を見つけました。
リナパンマンは地上に降り立って、その金髪の男の人をつんつんとつついてみます。
「うう・・・・・」
「ちょっとおにーさん、こんなところでどーしたの?」
「こ、このところ女日照りで・・・我慢の限界に・・・」
言って、またがくりと倒れます。
「かわいそうに・・・あたしを食べていいわよ?」
「へ!?本当かッ!?」
おにーさんは喜んで起き上がります。
側にちょこんと座り込んでいるリナパンマンを見て、
くりくりとした目のかわいらしい彼女に思わず舌なめずりをしてしまいます。
「んじゃ遠慮なく・・・いっただっきまーす♪」
「きゃあっ」
254ガウリナ?(2/2):2007/09/20(木) 01:49:43 ID:wNjVgkHo
脱がせ方がよくわからないので、
体にぴたっとしているスパッツをびりびりと破いていきます。
「ああ、あっ!だめっ優しくして〜」
「がっついてゴメン・・・」
そのうち現れたちっさい粒を、おにーさんはぐりぐりといじります。
「あっvああっv」
「すごい、中からジュースがいっぱい出てきたぞ♪」
「ああんっvじゅるじゅるしないでっvvvすぐっイっちゃうのvvv」
ぴくんぴくんしながら息を荒くしているリナパンマンにもう理性はありません。
おにーさんには元から理性はありません。
赤黒くいきり立ったモノを取り出して、一気にリナパンマンの中に挿入します。
「あ・・あああああっ!!」
ずぶずぶっ!
ざらざらしてて絡むような膣が締め付けてきます。リナパンマンはかなりの美味です。
ぱんぱんっと音を立てながらおにーさんは夢中になって激しく腰を動かしました。
「すげっ・・・いいぞ!!」
「あんvああんっvvああんっvvイっちゃうvvvvv」
「オレももう・・・イク・・・!!!」
おにーさんは膣から引き抜くと、白い液体をリナパンマンの顔にぶちまけました。

びゅくっ! びゅるるっ!! びゅるっ!!!

真っ赤に染まった頬に、唇に、栗色の髪にもいっぱいいっぱい注ぎます。
リナパンマンは口にかかった液体をぼーっとしながら舌で舐めとります。
「ん・・んふぅ・・顔が濡れて力が出ない〜」
顔も膣もとろとろに濡らして、気持ちよさにリナパンマンはぐったりしていました。

もう一回食べようとおにーさんが粒をいじってると・・・
今度は空から黒い未確認飛行物体が飛んできます。
現れたのは、リナパンマンの天敵のゼロス菌男でした。
「くすくす。ちょーどいいタイミングですね。今日こそやっつけてあげます☆」
「んぅ・・・何を勝手に・・・・」
リナパンマンは起き上がろうとしますが、もう体に力が入りません。
おにーさんが言いました。
「じゃあ3Pな」

「「ええ!?」」




適当に終わる。
255名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 02:28:53 ID:KdzGKJwE
ちょwww
夜中に笑ってしまったじゃないか。GJ!
256名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:12:28 ID:sE3jr79I
バカスwwww
でもGJ!
257名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:32:08 ID:VzcFW+me
つい笑ってしまった
これはイイわ
258名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 01:06:25 ID:/lAVJ3VK
さすがスレイヤーズスレですね。
259名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 00:16:34 ID:a5cYrjI1
早くヂャムおぢさんに顔をきれいにしてもらうのだw
260名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:36:59 ID:aiSuSXcd
かつてないほど適当すぎる終わりw GJ!
261名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:57:07 ID:m3oIE0k7
お笑いエロ小説好きだな〜。この手の小説書ける人って凄いよね。
262名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 18:46:42 ID:N0vcVd8k
やべぇヂャムおぢさんがフィル王子でイメージされた
263名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 20:52:30 ID:PDkqFwQk
バタ子はアメリアかww
バタバタ走るイメージはぴったりw
264名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:43:31 ID:eOlZPggT
じゃあチーズはスポットだな
チーズといいつつバター犬だけどw
265名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:02:04 ID:PDkqFwQk
カレーパンマン
食パンマン
メロンパンちゃん
ドキンちゃん

それぞれ誰が適任かな?
すまん、俺アンパンマン全然しらんから。
266名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 11:25:31 ID:rP67618z
紳士的かつ、冷酷で残忍な食パソマソゼル
リナパンマンにライバル心を燃やすカレーパソマソナーガ …か?
あとはそれぞれシルフィール、フィリアだろうか?
バター犬ワロスw
267名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 11:50:27 ID:eK7UxUad
続編を希望といってみる。
続編みたいなぁ
268がんばれ!食パソマソゼル:2007/09/24(月) 19:22:11 ID:YeY/EaIQ
冷酷で残忍な食パソマソゼルはそれでも紳士的な性格なので、
リナパンマンやカレーパソマソナーガと違ってフィル王城…でなくてパン工房には
ちゃんと玄関から訪れます。

「他の連中はなぜいつも煙突から出入りするんだ・・・
あんなところから出入りしたら煤で白い服が汚れてしまうだろうが・・・」

食パソマソゼルの服は食パンらしく真っ白です。
しかしゼルは顔色が悪いので時々「青カビが生えてる」と言われると、泣きます。

さて、パン工房の玄関でチャイムを何度鳴らしても
バタバタと慌しくやってくるアメリアが現れません。

「むぅ・・・どうした、アメリア・・・・」
そんな台詞を渋い角度でキメて言ってみたりします。
そのとき、食パソマソゼルの性能のいい耳が何か物音を聞きつけました。
(食パンだからミミが良い)

「何の音だ?」

パン工房の窓から中をちょっと覗いてみます。すると・・・
269がんばれ!食パソマソゼル:2007/09/24(月) 19:23:09 ID:YeY/EaIQ
「なっ!!?」

食パソマソゼルは驚きに顔色を赤くしたり紫にしたりしました。
中では、パンをつくる作業台の上でアメリアが毛むくじゃらのものに襲われていました。
・・・いや、あれはアメリアの愛犬、スポットです。
スポットはいつもは従順そうにアメリアの後ろで「アンアン♪」と吠えるだけですが、
今はアメリアをあんあんvと言わせてます。

「ん・・そこぉ、スポット!!あ、ああっ!」

スポットは獣の本性を露わにし、
毛むくじゃらの腕で小さなアメリアを台に押さえつけて
彼女の下半身を長い舌でベロベロと舐め回しています。
「きゃううううっ!!すごいのっ・・・い、いいっ・・あああんっvvv」
アメリアは自分で胸を揉みしだき、気持ちよさそうに大声で悶えてます。
「いっ、イクぅ!あんvあんっvvvvvv」
ぶるぶると震えてスポットの舌でイってしまうアメリアを見ながら、
食パソマソゼルも自分のモノをしごいて射精しました。
「うっ、くぅ・・・・!!」

そのとき、窓の外の気配にスポットが反応します。
「え・・・あ、だ、誰ですかっ!?」
アメリアがささっと起き上がって叫びます。
あくまでも紳士的な食パソマソゼルは
覗いてオナニーまでしておきながら、
逃げるわけにはいかない・・・と工房の中に入って姿を現しました。

「すまない、アメリア・・・」
「ゼ、ゼルガディスさんっ!?そんな・・・見てらしたんですか?」
「あ、ああ・・・・」
「わたしのこと・・・軽蔑します?」
「い、いや!そんなことはないぞ!」
アメリアはそれを聞いて、恥ずかしそうにもじもじしながら言いました。
「じゃあ3Pしませんか?」

「ええ!?」




適当に終わる。
270名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 19:58:01 ID:CUd4JDug
早速続編ktkr
相変わらずバカスwGJw
271名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 21:24:02 ID:4u6fQfGE
>(食パンだからミミが良い)
ムチャワラタ。GJ
272名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 22:04:18 ID:eK7UxUad
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

面白いです。まさか神坂先生じゃないっすよね?
273名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 23:14:01 ID:YeY/EaIQ
ないないww
自サイトは6ホタさ
274名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 23:25:36 ID:E685lYpN
>顔色が悪いので時々「青カビが生えてる」と言われると、泣きます。
笑ったwwGJ!
275名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 02:17:37 ID:4z6X/m6R
リナパンマンもアメリアも、エチに対してオープンで明るくてイイな。
顔が濡れて力が出ないとことか、あんあんvしてるとことか
さらに、恥ずかしそうにもじもじしたりして可愛らしいw
笑いも効いてるし、保管庫にまた一つ良作が追加されたぜGJ!

6ホタが分からなかったのでググった。
276名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 07:48:39 ID:JhpVdi6F
6ホタって?(・∀・)
277名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 08:26:51 ID:uF6pSXUr
ググレカス
278名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 16:56:37 ID:IFHQnvzS
カスとは失敬だな
ググってもわからんかった。教えてください。偉い人
279名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:31:22 ID:hROkekEQ
2chの同人スレでも検索汁
280ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 20:40:54 ID:wNEY28tu
人大杉ないうちに投下するぜ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





わたしはゼルガディスさん、リナさん、ガウリイさんと街から街への移動中です。
でも途中で日が暮れそうなので、野営と夕飯の準備をしているところなのですが…
リナさんとガウリイさん、どこまで食料を探しに行ったんでしょう?

「アメリア、北側には行かないほうがいいぞ。食料を探すなら南に行け」
ゼルガディスさんはわたしにそういいますが…
南側は原っぱばっかりで、食料になりそうなものを探すには
北側の方がいいということはわたしにだってわかります!

どうしてそんなこと言うんでしょう…
わたしはゼルガディスさんと別れて歩き、
途中でこっそり進路方向を変えて北側の林に踏み入りました。

「ん?なにか…いる?」
そっと下草を掻き分けて先に進むと、遠くから音がしました。
見えてきたものに…わたしはぴたりと歩みを止めます。
そしてそこで蠢くものが何なのか理解できたとき、頭が真っ白になりました。

そこには…リナさんとガウリイさんがいました。
でもいつもの二人ではないです。
リナさんは悲鳴のような声を上げて、ガウリイさんに縋ってます。
はじめ、ありえないことですが、リナさんがガウリイさんにいじめられているのかと思いました。
でも違うみたいで…リナさんはガウリイさんの名前を呼びながら、
いい、もっと、って叫んでます。
リナさんの服を肌蹴させてガウリイさんが裸の胸を掴みながら揺さぶってます。
もっとよく見たら…二人とも、下は何も着てません。
向かい合ってガウリイさんに跨っているリナさんの股間…
そこに出し入れされるものを見て、
思わずわたしの口から声が出そうになったそのとき…
「む、むぐっ」
後ろから口を塞がれました。
い、いつの間に…ゼルガディスさん!?
281ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 20:42:57 ID:wNEY28tu
「静かに。いいな?」
こくこくと頷くと手が外されます。
「戻るぞ」
気配を潜めながら歩くゼルガディスさんの後にわたしは続きました。
今さっきみた衝撃の光景に、なんだか頭がぼーっとします。
リナさんと、ガウリイさんが…


「あ、あの、ゼルガディスさん」
「なんだ」
二人から十分に離れたところで、わたしはゼルガディスさんに話しかけました。
「今の…リナさんたち、何をしてたんですか?」
「……は!?」
ゼルガディスさんが驚いて振り返ります。
「何って、見ただろ、アメリア」
「見ました。リ、リナさんがガウリイさんに何かされてて…すごい声出して…」
言いながら赤くなってしまいます。
秘め事をしてるというのはわかりましたけれど…
「あれがどういうことなのか、よくわかりません」
「知らないのか?どういうことなのか教わったことも?」
「あ、ありません!」

ゼルガディスさんがはーと深く溜息をつきました。
そして淡々とわたしに説明をしてくれます…
「あれは、生殖行為だ」
「え?」
「セックスだ、セックス。聞いたことないか?」
「あります…違法な売春宿の取り締まりをしたときにそんな言葉をききました…」
「取り締まりをしたことがあるのに、
売春宿がどういうことをするためにあるのかは知らんのか」
「はい……」
無知加減を呆れられて、わたしは情けなさにうつむきました。
「とんだ純粋培養だな。まあ、いい勉強になっただろう」
「好き合うと、ああいうことをしたくなるんですか?」
「…別に好き同士じゃなくてもああいうことをしたくなる。性欲でな」
「したくなるって…どうして…」
「気持ちいいからだ!」

ゼルガディスさんが苛立たしげに言うので、わたしはびくっと身を竦めます…
そんな怖い声しなくてもいいじゃないですか…
「ああ、すまんアメリア。こういう説明はリナにでも聞け…」
「そ、そんな!見ちゃったのバレたら怖いですよう!」
「それもそうかもしれんが…」
「解説してください、ゼルガディスさん。知らないと恥ずかしいことなんでしょう?」
おねだりすると、ゼルガディスさんはしばらく困った顔をしてましたが…
「わかった」と了承してくれました。
282ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 20:46:45 ID:wNEY28tu
「下半身をああすると気持ちいいんですか?」
「そうだ。男も女も快感でたまらなくなる」

だから、わたしの股間もさっきからちょっと変なんでしょうか…
なんだかむずむずします。

「あ、でもリナさんは胸も出してました。
赤ちゃんにおっぱいあげる以外に、何か胸に役割があるんですか?」
「…揉むと気持ちいいだろう?」
「え?そうですか?」
わたしは首をかしげます。
「胸を揉むくらいで…あんな声、出ません」
「『揉まれる』と気持ちいいんだ」
「…本当ですか?」
なんだか疑わしいです。
胸なんてただの脂肪で、触ってもぜんぜんなんともありません。
わたしは自分の胸に触れて、ぎゅっと揉んでみましたが…
「なんでもないですよ?」
ゼルガディスさんがやれやれといった感じでわたしに近付きます。
そして、わたしの腕をのけると
「きゃっ」
「怯えるな…大きいな」
服の上からぐっと手を当ててきました。
や…こんな…あ、ああ
「なんだか、変です…」
「服をめくるぞ。いいな?」
「は、い」
わたしはゼルガディスさんを助けるように、自分で裾を掴んで上着をめくります。
露わになった胸にゼルガディスさんは手の指を大きく広げてつかんできました…
「や、やっぱり、変ですぅ」
「真っ白だ。それに…すごく柔らかい。指が沈むみたいだ」
ぐにっ、ぐにっとゼルガディスさんの指がわたしの胸を強く揉んできます。
ぷるんと揺らすようにされたりしてるうちに、なんだか、熱く…
「あ、ん、ゼルガディスさあんっ…」
「どうだアメリア…これでも胸は感じないか?」
「か、感じますぅ…ひぁんっ」
乳首を摘むようにされて、思わず変な声が出ちゃいました…
283ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 20:49:56 ID:wNEY28tu
赤面してると、そっと草むらに寝かされます。
「ゼルガディスさん?」
「身長差が、な」
そう言ってかがみこむとゼルガディスさんが…わ、わたしの胸を…
「あっ!やっ、舐め…そんな、ダメです!」
胸を揉みながらゼルガディスさんの舌が這い回ります…
あっ、ぬめぬめしてるのが、気持ちいい、かも…
「きゃううううん!!」
そのうちゼルガディスさんの口がわたしの乳首を捉えました。
じゅぱ、じゅぱってすごい音を立てて…赤ちゃんみたいです。
「あんっ、んふぅぅ!!」
「アメリア…胸なんて感じない、ってさっきは言ってなかったか?」
ゼルガディスさんが意地悪な笑みを浮かべて、わたしを上から見下ろします…。
乳首を指で挟んでくりくりしながら胸全体を揉まれると、ぞくぞくします。
「ゼ、ゼルガディスさんっ…もう一度吸ってください…!」
「どこをだ?」
「お…おっぱい、おっぱいの、さきっぽ…お願いですぅ」
「素直だなアメリアは…いい子だ」
「ふああああん!!」
またゼルガディスさんはわたしの胸に吸い付きます。
待ちわびた感覚にわたしはもう虜になってしまって、
ゼルガディスさんの口に押し付けるようにしながらびくびくとしてました。
すると、胸を揉んでいたゼルガディスさんの手が下がって…わたしのズボンの中にもぐり込みます。
「あっ、ゼルガディスさんっ、どこを!?」
「胸よりももっと気持ちいいんだ、ここは」
下着の上から…ゼルガディスさんの指が触れてきたそこは
いつのまにか濡れて、びちょびちょになってます…
「ど、どうして…?わたし、おもらししてしまったんですか…?」
泣きそうになってるとゼルガディスさんがまたくっくっくと体を揺らして笑います。
「違う。これは、ここが受け入れる準備をして濡れてるのさ」
言って…下着をずらして、わたしの奥のところに触れてきました。
「あっ!?」
「グチュグチュいってるのわかるか?これは全部アメリアの中から出てきてるんだ」
わたしは体を突き抜けるような感覚にびくんとしてしまいました。
び、びりびりとした痺れが走ります…
「ぜ、ゼルガディスさんっ…そこっ、触られると変です……っ!」
「ここだろう?」
「ひゃぁああああ!」
284ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 20:53:45 ID:wNEY28tu
ぐじゅぐじゅ濡れているところの上らへんに
ゼルガディスさんの指が押し当てられると、ものすごい声を上げてしまいます…
「へ、へん、変なんですっ!やめてくださいぃっ!!」
「大丈夫だアメリア。この感覚に身をまかせていろ」
「う、あぁっ……む、無理ですう!」
震えてじたばたするわたしに覆いかぶさって、ゼルガディスさんがまた胸を吸ってくれます。
でも、感覚が胸にも下にもあって…混乱してきました。
びりびりする痺れに続けて、下に何か刺すような痛みがして腰がびくっとします。
「い、た……!痛いです!」
「安心しろ。少ししか入れてないから」
「ふぁ、ふぁあああん!!」

下は体全体に比べてちょっとした小さい部分なのに、
触れられるところがほんの少し変わるだけでまったく違います。
ゼルガディスさんの指はその部分を場所によってものすごく細かく触れてきて…
繊細な動きをして、わたしを翻弄してきて…
痛いと思っていたところも、触れられてないと触れてほしいと感じるようになってきました…。
「あっ!あっ、あっ!ああっ!」
いつの間にかわたしもさっきのリナさんみたいな声を出してます。
初めての感覚に、頭が、おかしくなりそう…。
「あああ!!ゼ、る…ゼルガディスさぁああああん!!!」

体の中で何かが弾けるような感じがしました………





285ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 20:56:00 ID:wNEY28tu
「はっ、はあ…はああっ…」
「どうだった、アメリア」
「わ、わたし…どうなったんですか?どこかおかしくなっちゃったんですか?」
「いや。何もおかしくない。今のが『イく』ということさ」
「い、く……?」
「これにやみつきになって、不意にまたヤりたくなったりする。
一人でもできるが二人のほうがいろいろと快感が増す。
だからリナとガウリイもああいうことしてたんだ」

わかったような、わからないような…
わたしは疑問を口にしました。
「男性も『イく』とわたしみたいになるんですか?」
「い、いや…男はちょっと違う。男のほうがわかりやすいけどな」
なんだかよくわかりません…。

「それってどういうことですか?
さっきのガウリイさんみたいに、男の人のソコがなんだか棒みたいになってて…
そ、それがアソコに入って…最後はどうなるんですか?」
「もういいだろ、アメリア」
「よくないです…後から恥をかくのは何も知らないわたしなんですよね?
それにゼルガディスさん…そ、そこ、盛り上がってますよ…」
ズボンの前が、いつもと違って盛り上がってます。
きっとゼルガディスさんも興奮してるんです…

ゼルガディスさんが無言になって気まずそうな顔をしました。
「み、見たいんです…ゼルガディスさんのおちん○ん…」
お願いしながらわたしはそこにそっと触れてみました。
「くっ……」
ゼルガディスさんの腰がびくっとします。
わたしは構わずにもっと手を使ってさすり上げます。
びくんびくんって…別の生き物みたいにそこが跳ねて、
さっきよりももっと大きくなってます…。
「ど、どこまで大きくなるんですか!?」
「アメリアが遠慮なく触るからだろうが…」
「窮屈そうです…」

ゼルガディスさんのズボンに手をかけました。
引き下げる前にゼルガディスさんの顔色を伺うと、
なんだか苦笑してわたしの行為を待ってるみたいです。
「俺のは普通の男のと違って、硬いし岩っぽいぞ」
「…かまいません」
286ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 20:57:44 ID:wNEY28tu
ズボンを下ろすと、わたしの目の前にそれが現れました。
反り返って上を向いて、本当に棒みたい…
でもびくびくって動きながら脈打つ血管も見えます。
「す、すごいです…」
「そんなにまじまじと見るな…うぅっ」
指で輪を作るようにしてゼルガディスさんのそれを掴むと、
ゼルガディスさんが息を漏らしました。気持ちよさそうです…。

「もっと触ってみていいですか?」
「ああ…」
手で包んでゆっくり触ると、
ゼルガディスさんの体の他の部分よりも熱いのがわかりました。
これが…こんな大きいのが、体の中に入ってしまうなんて…
信じられません。わたし、壊れちゃいますよ…。
でも、リナさんはガウリイさんのを入れられてあんなに乱れてました。
しかも入れっぱなしじゃなくて出し入れしてて…

「も、もしかして、擦ると気持ちいいんですか?」
「そうだ。アメリアもさっき擦られてイっただろう」
「そうでした…」
どうすればいいのかよくわかりませんけど、
わたしはゼルガディスさんのを掴んだまま手をゆっくり動かしてみます。
頭上から荒くなった息が聞こえて、やり方が間違ってないのが確認できます。

「アメリア…胸で挟んでくれないか?」
「え、ええ?これをですか?」
「たのむ」
そうしたらどうなるかも、知りたい…
わたしは肌蹴た胸でゼルガディスさんのを挟みこみました。
両脇から手で胸をぎゅっと押さえると、間にあるものがびくびくんってします。
「擦りますぅ」
「うっ、あ!」
間にゼルガディスさんのを埋めながら、わたしはゆさゆさと胸を揺らしました。
あ…胸に直接こりこりした硬い感覚が伝わって、気持ちいいです…。
「くっ……」
胸が…?濡れてきました。
287ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 21:00:22 ID:wNEY28tu
ゼルガディスさんの先っぽから…液体が出てます。
「ゼルガディスさん!何か出てきてて…」
「気持ちいいからだ…!うぅ…少しだけでいいから、舐めてくれないか」
それをしたら気持ちいいんですね?
わたしは胸で挟みながら舌を伸ばして、
ゼルガディスさんの先っぽをぺろっと舐めてみました。
なんだか…しょっぱいような、苦いような味がします。
続けてぺろぺろしていると、もっとお汁が出てきます。
「…ん、ふむぅ」
「ア、アメリア!!」
わたしは思わず、先っぽを口に含んでました。
ゼルガディスさんがしてくれたみたいに口の中でじゅうって吸ったり、
ちゅぱちゅぱと出し入れしてみます。
「くぅ…っ、いいぞ、アメリア…!」
「んっ、んぷっ、んぷぅ!」
唾液で胸の滑りもよくなって、わたしは動きを早くしながら
胸と口でゼルガディスさんを精一杯こすりました。
ゼルガディスさんがいままでになくびくびくって震えてます…。
「もう、いい…!」
「ん、あっ…」
ゼルガディスさんはわたしの顔と胸から腰を引いて離れました。
ソレはもうはちきれそうに大きくなってます。
「見てろっアメリア!」
ゼルガディスさんが自分で激しく擦り上げながら言いました。
すごい…目が、離せません…。
「うぅっ……!!!」
強く呻いたゼルガディスさんのソレから…すごい勢いで何かが放たれました。
草むらに白い飛沫が飛び散ってます。
びゅっ、びゅって…何度も出て…その間もゼルガディスさんは自分のモノを擦り続けてます。
わたしは驚きに目を丸くしながら、それが止むまでずっと見ていました。





288ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 21:01:37 ID:wNEY28tu
「ふぅっ、はあ…わかったか、アメリア。これが男の『イく』だ…」
「こ、こんなすごい勢いで…」
飛び散ったあたりには青臭いような、変わった匂いがします。
「それは精子だ。男は女の中で精子を放って果てる。
それの月のタイミングが合えば子供ができるのさ」
「そうなんですか!?じゃあ、リナさんもガウリイさんの…」
「そうだ。今頃ガウリイの精子を胎内で受け止めているだろうよ」
まだちょっと息を荒くしているゼルガディスさんと、その体に浮かぶ汗。
そしてあたりの生々しい匂いをかいでいると…なんだか、
わたしの全身はぞくぞくしてきました。
ゼルガディスさんの『雄』を強く感じます…

「わ、わたしも…」
「なんだ?」
「ゼルガディスさんの精子、受け止めてみたいです」

言うと、ゼルガディスさんがものすごく険しい表情になります…
「バカか!王族の娘にそんなことができるか!!」
激しく恫喝されてわたしが身を竦めている間に、
ゼルガディスさんはさっさと身支度を整えていつも通りになってしまいました。
「ほら、バカなこと言ってないでアメリアも服を直せ。行くぞ」
「あっ、やだ、待ってください!」

とっても優しかったり親切だったりするのに、
時々ゼルガディスさんはすごく意地悪です…。
わたしは泣きそうな気持ちを抱えたまま、慌てて服を着ました。
いつか、ゼルガディスさんはわたしを抱き締めて中で放ってくれるでしょうか…?
289ゼルアメ(ちょっぴりガウリナ):2007/09/28(金) 21:05:58 ID:wNEY28tu

終わりです 
無駄に長くなってすまんです。
ゼルアメかいたの初めてのせいかなんか読みにくいなww
290名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:09:34 ID:nXrF0zUs
イェーイ!リアルタイム遭遇GJ!
無知アメリア可愛いんで、次回は本番もヨロ。
291名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:38:32 ID:Lo8XCiwW
ゼルアメGJ

ところで、せっかくの新シリーズ
DOORSのシュリンとミヤとかも読んでみたい
292名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:59:56 ID:OlM9UUQD
ゼルアメキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
アメリアかわいすぎる
293名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:12:00 ID:UTFbTJBl
>>289
乙です

ゼルアメはあんまし耐性なかったけど、意外とイイですね
294ゼルリナ:2007/09/30(日) 20:48:46 ID:9ucuzIgZ
ン年振りに萌えたので、初めて書いてみました。

* * *

ぱり、と糊が効いたシーツに、腰を痛めそうな程ふわふわのベッド。
橙色のランプが揺らめく部屋で、小さく歌を口ずさみながらベッドに身体を沈ませる。

「何だ、随分と上機嫌だな」
旅の汗を流してきたのか、鋼の髪を濡らしたまま軽装に身を包んだゼルガディスの声に振り返る。
石鹸の香りが鼻腔を抜け、栗色の髪がやわらかく双肩を滑り落ちる。
「あったりまえじゃない!久しぶりのお風呂に美味しいご飯、お酒にそれからふかふかベッドなんだから!」
子猫の様な動作で飛び起きると、リナはそう言って部屋を見渡す。
至って簡素な室内には、ベッドが四つ。
「…。まぁ、一部屋しか空いてなかったのは予想外だったケド」
それでも野宿とは比べ物にならない居心地の良さを前には、そんな事で文句を言ってはいられない。
どのみち、野宿の場合は見張りの交代を交えつつ仲良く雑魚寝をしている様なものだ。
そこに屋根の付いた部屋と柔らかなベッドが加わったくらいで、大した問題は無いだろう、とリナは思う。

しかし。
薄桃色のベビードールからは、普段は日に晒されることの無い白い脚が惜しげも無く投げ出され。
動く度洗いたての髪からは、清潔な石鹸の香りが漂ってくる。
下の酒場で一杯引っ掛けてきたのだろうか、頬は僅かに上気していた。

はぁ…。
眉間に皴を寄せ溜め息を吐いたゼルガディスに、リナは怪訝な表情を見せる。
「何よ?」
「お前さん、少しは警戒するとか無いのか…」
295ゼルリナ:2007/09/30(日) 20:51:14 ID:9ucuzIgZ
余りに無防備な姿をしている彼女はしかし、その事には全く気付いていない様で。
「なんでっ?!まさかゼル、追っ手が来る様なヤバイ事、途中でしてきたの?!」
折角のお宿なのにゆっくり眠る事も出来ないなんて!等と見当違いも甚だしい事を喚いている。
「人聞きの悪い事を言うな。お前さんじゃああるまいし」
半ば呆れた様にそう言って、それからリナの足元でくしゃくしゃになっていたシーツを手に取ると、子供にマントを着させる様にそれを身体に掛けてやる。
「ん?あたし別に寒くないよ?」
はぁ。
どこまでも明後日な方向を示す彼女の言葉に、ゼルガディスは思わず二度目の溜め息を漏らす。
「そうじゃなくて、だ。はしたない格好は止せ」
滑らかな肌から目を逸らし、そう言うとくるりと背を向ける。

その言葉で漸く合点が言ったのか。
「ふぅん…?」
溜め息の様にそう言って、面白そうに笑った。


空いたベッドに腰を掛けると手元に明かりを灯し、小さな魔道書に手を伸ばしたゼルガディスの背に。
やたらと甘い声で腕を絡ませしがみ付く。
「ありがとぉ、ゼルガディスお兄ちゃん」
「…おい…」
酒が残っているのか火照る小さな身体は温かく、薄い布越しにやわらかな肌が触れる。
「こら、邪魔するなよ。お前さんも大人しくさっさと寝ろ」
首に回された両腕を剥がし、酔い潰れているのか完全に爆睡しているガウリイとアメリアを顎で指す。
「えぇー。そんなのつまんなぁーい」
そう言って器用に身体を丸めると、ゼルガディスの両腕の中に納まってしまう。
ことり、と頭をその胸に預けると、悪戯に成功した子供の様に笑って見せた。

「…この酔っ払いが…」
何度目になるかも分からない溜め息を吐くと、手にした魔道書をぱたりと閉じる。
部屋の明かりも消してしまうと、残るはベッドサイドの明かりのみ。
「俺はもう寝るからな。早くベッドに戻れ」
「やだ」
腕の中に納まるリナを覗き込む様にそう言うと、即座に否定の言葉が返ってくる。
「じゃあここで寝ることだな。俺は隣で、」
「やだぁ。遊んでよぉ」
隣で寝るから、そう続く筈のゼルガディスの言葉を遮って、小さく唇を尖らせる。
見れば、大きな瞳は僅かに睫を濡らして潤んでいて。
橙色の明かりの所為で、曲線を強調された白い肌が艶かしく―――とまではいかないが、それは無防備に晒されている。


「どうなっても俺は知らんぞ…」
諦めにも似た溜め息の様な声でそう言うと薄桃色のベビードールを捲り上げ、下腹部からそっと手を這わした。
296ゼルリナ:2007/09/30(日) 20:54:44 ID:9ucuzIgZ


「っん、ぁ」
手の平に調度収まる程の乳房をやわらかく愛撫して、つん、と尖った薄紅色の突起を指先で捏ねていく。
指の腹で円を描く様に捏ね回し、いっそう張り詰めたその蕾を指の間で弄ぶ。
溜め息の様な嬌声を洩らし、身体がぴくん、と小さく跳ね上がる。
しっとりと吸い付くような肌触りが気に入ったのか執拗に愛撫を続けた後で、背を向けていたリナの身体を対面させる。
「あ…、」
流石に目が合うと羞恥心が芽生えたのか、それとも酔いが醒めただけなのか。
どちらにしてもそんな事には構わずに、赤みを増す突起に舌を這わせる。
舐め上げる様に突くと、目を閉じて身体を奮わせる。
「随分と感じやすいみたいだな?」
「うるさ…、あっ、ン」
啄ばむ様に口に含んで、愛らしいその突起を舌の先で転がしてゆく。
甘くその蕾を噛むと、じん、とした痺れが腰の辺りに広がって。
ゼルガディスの挑発にも、悪態をつく余裕も既に無い。
小さく刺激を与える度に嬌声を上げるリナの髪をそっと撫でると、既に熱く湿った秘所へ指を這わせる。
「触ってもいないのにこのザマだ」
じっとりと濡れたそこに、既に下着の意味など果たしてはいない薄布が纏わり付く。

大きく足を開かせると、ぐちゅ、と淫猥な音を立て下着の上から秘所を弄る。
「やぁ…、ゼルっ、」
中までは侵入させる事はせず入り口で指先を僅かに押しては引いて、半ば透けている薄布を何度も指で擦り上げる。
ぬるぬるとした蜜で溢れるそこは、容易く指を滑らせた。
喉の奥で可笑しそうに笑うと、つぅ、と銀糸を引いた指先を濡れた唇にそっと当てる。
むっとくる女の匂いにリナは思わず顔を顰めるが、ゼルガディスは子供をあやす様に、しぃ、と言って隣に視線を流す。
「大きな声を出すなよ、お嬢ちゃん?」
途端、全身にびくりと緊張が走る。
「ン、っ…ん、ぁ」
強張った身体を解してやる様に、漸くその秘所へ直に指を滑らせる。
297ゼルリナ:2007/09/30(日) 20:57:06 ID:9ucuzIgZ

ちゅ、ぷ。
抵抗も無く二本の指を沈ませると、きゅう、と熱い内壁が締め付ける。
ぐちゅぐちゅと濡れた音を立て、溶ける様に解れたそこで無造作に指を遊ばせる。
花弁に隠れた真珠を見付け指の腹で擦り上げると、息を呑む様に悲鳴を上げてゼルガディスの肩にしがみ付く。

「ゼル、ぅ。も、早く…」
ぷっくりと赤く腫れ上がった秘所は蜜に濡れ、指を引き抜くと外気に触れたそこはひくり、と誘う様に痙攣する。
リナの懇願に口の端を僅かに上げると、いきり立つ自身に手を伸ばす。
ぬるり、と蜜で滑るそこへ先端を充てがうと、花弁自身が意思を持った別の生き物であるかの様にゼルガディスを更に奥へと導こうとする。
「あぁ、ン、」
知らずリナの腰が円を描く様に揺れ、細い腰を掴んで引き寄せると、今度はその内部が抵抗するかの様に波打ちながら締め付ける。
「、うっ…」
きゅうきゅうと蠢く内壁は熱く、思わずゼルガディスも呻く様な声を洩らす。
やがて規則的なリズムで腰を突いてやれば、濡れた音に混じり小さな悲鳴が絶えず洩れ出す。

「あ、っア、もう、ゼル…っ、」
歌う様な声でそう言って、くたりと力尽きるのとほぼ同時に。
「っは、あ…!」
ゼルガディスもその白濁した欲望を吐き出した。



はぁっ、は…。
乱れた吐息を整えながら、まだ硬度を残す自身を引き抜いた。つう、と欲望が糸を引きぼたりとシーツに染みを作ったが、こればかりは仕方が無い。

「っは…、おい、リナ?」
果てたと同時にすっかり大人しくなった少女を見れば、子猫の様にやわらかく身体を丸めてぴたりとその身を寄せている。
上気したままの頬をぺちりと叩くが、隣に眠る二人同様起きる気配は微塵も無い。仕方が無しにベッドを代わろうとすれば、その手はしっかりとゼルガディスの服を掴んでいて。



「はぁぁ…こ、の酔っ払いが…」

恐らく本日で一番盛大な溜め息を吐いて。
明日の朝はアメリアの絶叫で目が醒めるだろう事を予想しながら眠りについた。
298ゼルリナ:2007/09/30(日) 21:00:42 ID:9ucuzIgZ
一番最初下げ忘れスマソ。
これでお終いです。
299名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:43:15 ID:pzcxvTLu
乙ですー。
これはイイゼルリナですね。

ただ個人的には、挿入シーンがもう少し長いと嬉しかったり。
300名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 07:56:41 ID:VRA+Anel
☆湯
301名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 15:17:11 ID:Agg8tF6i
GJです。
ゼルリナはぁはぁ
302名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:23:48 ID:bBXpGM4i
捕囚
303名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 13:29:06 ID:ZhWi5qCn
神こないんでなりきりのリナたんのところへいくよ・・・
304名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 00:19:44 ID:/pzDx9L7
なかなか神様こないね。
なりきりのリナたんは可愛いけど小説も読みたい。
今年はかなり神光臨が少ない・・・
305名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 14:50:53 ID:fAs7xwoD
なりきりりなたんってどこー!?
かわいいのー!?
306名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 15:23:23 ID:fAs7xwoD
なりきりのリナたんにピンクきてもらえば??
あそこのリナたんきてくれるんじゃね?
307名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 21:28:18 ID:kJY6dgyw
いやいやそれじゃ住み分けしてる意味が無いだろ。
308名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 06:48:14 ID:vhJG6/t9
誰もいない…
309名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:32:21 ID:MgfqtflA
俺がいるよ
310名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 22:56:24 ID:KgCLLPcL
あんあん
311名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 00:51:41 ID:tZ2ZaMGu
ああ! 南の島に住むという…
312名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 23:16:39 ID:J1H9HQg8
それはアイアイ
313名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 08:12:22 ID:C79zg7eU
ああっいい・・・
314名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 19:40:17 ID:BRh8HUGJ
ううっええ・・・
315名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 20:02:15 ID:Xu4re7xr
それイけ!リナパンマン!
続編希望ですよ
316名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 20:24:55 ID:yhIULIiN
おぉ…
317名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 20:53:16 ID:TSBp4BAH
ガウリナ読みたい…
318名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 17:48:29 ID:U8i4FXat
ネ申こないねー
読み専だったけど、ちと頑張っちみよーかなぁ・・・
でもド素人のはあんまり?
319名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 19:01:54 ID:4dsgj1nb
いえいえ。是非お願いします。
320名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 22:12:45 ID:k4uA3Xc2
是非是非お願いします。
321名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 23:36:47 ID:Gd4yN8YQ
どもども。読み専でしたが、ほんとに頑張ってみちゃったです。
ド素人なので読み苦しかったら各自の判断で逃げてください。
しかもあんまエロすしてないかもorz

ってあんま前置きごちゃごちゃ言ってもウザイだろうし、
四の五の言ってないでやるしかないので当たって砕けます。
322ガウリナ:2007/10/28(日) 23:39:43 ID:Gd4yN8YQ
「リナさん、昨日もまた盗賊いぢめに行ってたんですかぁ?」
気持ちうんざりしたような口調で、朝っぱらからアメリアがあたしに言った。
「へ?あ、ああ・・・」
「まったくもー!夜中に目を覚ませばベッドにリナさんがいないし、
 朝だっていつのまにかちゃっちゃと部屋を出てるし!」
んな怒んなくてもいいじゃん・・・とは何となく言えず、ちらっとガウリイの方を見た。
こっちを見てるわけでなく、まったく関係なさそうな涼しい顔でメニューを開いている。
「最近いっつもですよね?起きたらリナさんがいないの。まさか夜通し盗賊いぢめてるんですか?」
「んなわけあるかいっ!」
「じゃあどうして・・・」
ジト目であたしを見るアメリア。どーやら・・・ほんとのところはバレてはいないよーだ。
とはいえ、あんまよくないことでもしてるとか思われてるみたいだけど・・・
いやまぁ、別にやましいことをしてるつもりは・・・ない・・・・・・って言っていいのかどーかわかんないけどさ。
「別にっ・・・あんたより起きるのが早いだけよ」
言ってあたしはヤケでメニューを開く。
勢いだけで手に取ったせいで、よく見ると上下さかさまだった。
「ふぅん」
まだ何か言いたげなアメリアを無視して、とりあえず上から下まで2人前ずつ注文を取る。
「・・・ったく、朝っぱらから何を騒いでんだ。リナ?お前、顔が真っ赤だぞ。」
あたしたちとは別の宿を取っていたゼルがやってきて、椅子に腰掛けながらそう言った。
いつものことだとでも言いたいのか、言いながら呆れ顔である。
「う、うるさいやい!なんでもないわよっ!」
くそー
何だってあたしだけがこんな目にぃぃ・・・・・・
そりゃあっ、ここんとこずっとそうだけど・・・
ふ・・・と、あたしの頭にぽんぽんっと手が置かれる。
ちょうど右隣に座っているガウリイだ。
彼はただ左手であたしの頭をわしゅわしゅっと撫でて、また何もなかったよーに澄ました顔でどっかを見ている。
なんだかなぁ・・・

323ガウリナ:2007/10/28(日) 23:40:31 ID:Gd4yN8YQ
最近、あたしはちょっと困ったことになっている。
ゼルやアメリアには言ってないのだか、というかとてもじゃないけど言えない、って方が正しいのかもしんない。
実はあたしと、あたしの自称保護者・・・つまりガウリイは、何ていうか・・・一線を越えてしまってるのだ。
俗に言う、恋人同士ってやつだろうか?
まぁ、こんだけ長い間男女が一緒に旅してて、あれだけいろんなことを乗り越えて―――
何もない方がおかしいのかもとは思うけど。
とりあえず、そういう肩書きが変わった以外は、あたし達は何ら変わらず旅を続けていた。
ところがひょんなことから、またアメリアやゼルと旅することになってしまったのである。
嫌じゃないし、もちろん嬉しいし・・・昔みたいにいつまでかわからない旅ってわけじゃない。
ふたりをセイルーンに送り届けて、あたしたちはまたふたり旅に戻ることになるだろう。
でも、なんとなくふたりにはこのことを言えずにいる。
なもんだから、そういう手前、ふたりの前ではろくにイチャつくこともできなかったりして・・・
いやぁ、別にふたりの前でいちゃつきたいわけじゃないけどさ。
だけど、やっぱりガウリイの体温が恋しい時だってあるし・・・
そんなわけで、ここんとこいつもこうなのだ。
宿に泊まる時、ゼルはいつもあたしたちとは別のところに行く。
何しろあの外見だ、なかなか田舎の普通の宿では難しいもんがある。
施設は最悪、飯はまずい、料金は別の意味で破格の値段―――法外って言ったほうが正しいのかもしんない、
その代わり客の素性は一切問わない。そういう宿が、案外あったりするもんなのだ。
となると残るあたしたちは大抵、ガウリイがシングル、あたしとアメリアでツインの部屋を取ることになる。
あればあたしとアメリアもバラバラにシングルの部屋を取ったりすることもあるんだけど・・・
ただこの辺は本当に小さな村や町がある程度で、なかなか部屋数も少なかったりする。
ま。宿に泊まれるだけありがたいんだけどね。
そういうわけで、あたしは毎晩アメリアが眠った頃を見計らってこっそりと部屋を抜け出し、
ガウリイの部屋でそのまま夜を明かしていたのだ。
あの心地よさを覚えてしまって、もう彼の腕の中で目覚めることに慣れてしまい、
あれがないと眠れないっていうか・・・ほとんど中毒みたいな感じだ。
うーみゅ、あたしってば、何でこんな乙女チックなことになっちゃったんだろ・・・・・・

324ガウリナ:2007/10/28(日) 23:41:15 ID:Gd4yN8YQ
「そろそろ来る頃だと思った」
真夜中、着替えやら荷物やらをちゃっかり抱えたパジャマ姿のあたしを、いつものようにガウリイが迎えてくれる。
「入れよ」
「・・・うん」
やわらかい声に促されて、あたしは少し俯き気味にガウリイの腕の下を通る。
ドアの両淵に手をかけたまま、彼は上半身を突き出し、廊下を右から左へ覗き込んだ。
ぱたん、とドアが閉まる音とほぼ同時に、あたしは荷物を床に降ろし、ガウリイの方を向いた。
「さすがにアメリアが怪しみだしたなー」
少し苦笑交じりに、ガウリイがそう言う。
「今朝の話、覚えてたのね」
今度はあたしがちょっと皮肉っぽく言った。
「まぁ・・・オレにまったく無関係ってわけじゃないしな」
「大丈夫、今日はしっかり呪文かけてきたから。朝までぐっすりよ。もしかしたら、効きすぎてちょっと寝坊してくるかもね」
一歩一歩近づいてくるガウリイに、内心ちょっとどきどきしながらも、どうにかいつもの調子を保つ。
「それなら大丈夫か。ま、明日ここを出ればまたしばらくは野宿だろうし・・・アメリアにはちょっと悪いけどな」
「別に、悪いことしてるわけじゃないじゃない」
「それもそうだ」
ゆっくりと―――彼の腕の中に包み込まれる。
あたしは大きく深呼吸しながら、ガウリイの背中に腕を回した。
少し、あたしを抱きしめる腕の力が強くなる。
「盗賊いじめは・・・行かなくていいのか?」
真夜中で少しかすれたガウリイの低い声が、耳元から身体中に響いた。
あたしは、ガウリイのやわらかい声がたまらなく好き・・・
「行って欲しい?」
「行きたいのか?」
「まさか。」
たまにならいいけど、今はガウリイから離れたくない。
夜は特に、彼のそばにいたい。
「そんなの、昼間で十分よ」
同じく真夜中のかすれた声で、あたしは小さくそう言った。
ガウリイは小さく笑って、そして彼の顔がゆっくりと降りてくる。

325ガウリナ:2007/10/28(日) 23:41:56 ID:Gd4yN8YQ
「ん・・・・・・」
始めは、触れるだけのキス。
それだけなのに身体の芯に走るあの感覚。
どこかよくわからない場所がぎゅっと締め付けられて、それが直通するように下半身が熱を帯びる。
少しずつ角度を変えて、徐々にキスが激しくなっていく。
ガウリイの舌があたしの唇をゆっくりとなぞり、それに応えるようにあたしは唇をうっすらと開いた。
進入してきた舌が待ち構えていたあたしの舌と重なり、さらに深みを増していく。
「・・・ふぁ・・・・・・っ・・・・・・ン・・・」
息を吸うために一瞬唇が離れると、それを嫌がるようにあいだに細い糸がひいた。
ゆっくり呼吸をする間もなく、ふたたび強くふさがれる。
すでにあたしの身体は全身が熱く、力が抜けていくのがわかった。
きつく、きつく抱きしめるガウリイの腕がなければ、多分今もこうして立っていられないだろう。
一歩ずつ、ガウリイが歩みを進め、そのままベッドへふたりで倒れこんだ。
背中に布団の柔らかい感触と、組み敷かれたガウリイの腕の力を手首に感じる。
しばらくして両腕が自由になると、ガウリイは自分の着ていた服をばさっと脱ぎ捨て、
やがてその両の手のひらはあたしの頬へと移り、彼の体重があたしに覆いかぶさった。
多分ガウリイのことだから、結構気をつかってくれてるんだろう。
それでも重いことには変わりないけど・・・でもこの重みがすごく心地よくて、安心する―――
「・・・やっ」
唇が離れると、今度は耳を甘噛みされる。
あたしの呼吸はもう上がりきっていて、胸が大きく上下すると同時に、肩が揺れる。
耳から首筋、首筋から鎖骨、段々ガウリイの唇があたしの肌をなぞっていく。
時々痛いくらいに吸い付いて、そこに確かな跡を残していく。
紅い花びらを作りながら、彼の手は服の下のあたしの胸を包み込んでいた。
「・・・っ、・・・んぁ・・・・・・」
あたしは無意識に自分の手の甲を口にあて、必死で声を抑える。
「リナ」
「え・・・・・・」
あたしの胸を弄んでいたガウリイの手が、あたしの口を押さえている手を引き離した。
「ちょ・・・ちょっと・・・」
荒い息のまま言うと、ガウリイはあたしの手首を上に押しやり、片手で軽々と押さえ込む。
そして空いたほうの手で器用に服を脱がしてしまうと、解放されたあたしの胸に強く吸い付いた。
「あぁんっ!・・・ん、・・・ガウ、リ・・・」
口に含んだまま舌で転がし、時々不意に歯を立てられる。
そのたびに押さえをうしなったあたしの口からは、甘い声が遠慮なく漏れた。
両腕の自由を縛られ、彼の頭をかき抱くことも出来ない。
「お・・・ねがぃ・・・・・・っ」
「んー?」
「手・・・はずして・・・」

326ガウリナ:2007/10/28(日) 23:42:30 ID:Gd4yN8YQ
ガウリイがあたしの胸から顔を上げて、じっとあたしを見つめる。
半分涙目になっているせいか、一瞬うっすらと彼の顔がぼやけて見えた。
「じゃ、約束な」
「や、約束ってなに?」
「今日は声、我慢するなよ」
う・・・
「だ、だって・・・まわりに聞こえるじゃない・・・」
ただでさえ夜中は小さな音でも響くのだ。
ましてこんな壁の薄い宿で、隣の部屋にはほとんど丸聞こえなんじゃないだろうか・・・
「大丈夫だって。ここ角部屋だし。隣も今朝出てったからちょーど空いてるみたいだし。」
「でも・・・」
「その向こうはお前とアメリアの部屋だろ?アメリアには呪文かけてるから、ちょっとやそっとじゃ起きないって」
そ、そりゃーそうかもしんないけどさ・・・
それなりに肌を重ねて、始めのころに比べれば大分慣れてきた・・・方だと思うけど、
でもやっぱり理性が残ってるうちは、なんとなく恥ずかしい。
「何ならお前さんお得意の魔法でも使って、どうにかしてみるか?ほら、風の結界作ってみるとか・・・」
こーゆーとこにはとことん変な知恵が回るんだよなぁ、この男・・・
「無理。今もうすでに魔法唱える集中力がない。」
「じゃあここは素直に、言うとおりにするしかないな」
言ってガウリイは再びあたしの唇を自分のものでふさいだ。今度は少し強引だ。
反論する暇もなく、あたしはまたガウリイに与えられる熱におちていく。
けれど、やめてほしくないと思うのもまた事実だったりして・・・
ようやく自由になった両腕をガウリイの首にまわし、むさぼるように求め合う。
いつの間にやら下着すら全部脱がされていることに気付いたけれど、今はただ、ガウリイの体温を全身で感じたかった。
片手でまた胸への愛撫が再開され、もう片方の空いた手があたしの下半身へと滑り降りていく。
「ん、ぅん・・・・・・っく・・・むぅっ」
十分に濡れたそこに指が入り、なれた手つきでかき回される。
唇は未だふさがれていて、声にならないような声が口の中に響いた。
「・・・はぁっ・・・」
長いキスが終わると、顔にかかっていたガウリイの髪の毛が離れていくのがわかった。
口の周りにはどちらのものとはわからない唾液がこぼれていく。
彼に与えられる快感に、あたしはもう目を開けることすら出来なくなっていた。
やがてあたしの秘部を責める彼の指が2本に増え、ぴちゃぴちゃといやらしい水音が響く。
「あっ・・・あ・・・ぁ・・・・・・っは・・・」
「リナってほんとかわいいな」
「・・・ふ・・・」
言うとガウリイは、頬にかかる汗で濡れた髪をいとおしそうに耳にかけてくれる。
下の指が抜かれたと思うと、硬くて熱いガウリイ自身が、一気にあたしを貫いた。

327ガウリナ:2007/10/28(日) 23:43:05 ID:Gd4yN8YQ
「・・・・・・い、っ・・・あ、ああん、んっ!」
ひざ立ちになってあたしの両足を抱え、ガウリイが勢いよく攻め立てる。
何度も何度も子宮の奥を突いてくるガウリイ自身を感じながら、あたしはただされるがままに声を上げた。
肌と肌がぶつかる音と、水音と、それに比例するあたしの声。
時々それに混じって、うっすらと、ガウリイの喘ぐ声が聞こえた。
「ガウ・・・リ、イっ・・・あっ、・・・ああっ!」
「リナ・・・っ」
ベッドの古いスプリングがぎしぎしと音をたててきしむ。
止まることを知らない快楽を与えられて、もう何も考える余裕なんてなくなってしまう。
「・・・っう」
力が抜け切った上半身を、ガウリイがあたしの両腕を掴んで、ぐいっと引き寄せた。
突然体制を変えられ、角度が変わり、あたしは少し大きな声を上げてしまう。
抱き合うような形になると彼は再びあたしを責め始め、と同時に唇をふさいだ。
舌が、唾液が、息が絡み合う。
途切れ途切れにガウリイの名前を呼びながら、その広い背中に爪をたてていく。
強く抱きしめられながら、腰の動きがさらに激しさを増した。
角度を変えて唇をせめられるたび、彼の胸に強く抑えられたあたしの胸が形を変え、まるで胸を愛撫されているようだ。
「あぁっ・・・んっ・・・ガウリイっ!も、・・・もう・・・」
いつ飛んでしまってもおかしくない意識の片隅で、波が押し寄せてくるのがわかった。
「や・・・っ!ガウリイ・・・っ」
突如、それまで続いていた快楽を中断され、あたしはうっすらと目をあける。
同じように汗で濡れたガウリイの、いじわるっぽい目が笑っている。
「やだ・・・ッ・・・なんで・・・やめないでぇ・・・」
抜かれてしまったものに自ら求めていくものの、ガウリイは絡みつくあたしの腕を引き離し、ベッドへ沈ませた。
「今日のリナ、なんかすごくエロいな」
「だ・・・って・・・」
「オレが欲しい?」
組み敷かれたまま、挑発的な目があたしを誘う。
普段のノホホンとした脳みそくらげとは思えない、ガウリイの男の顔。
いつもなら恥ずかしすぎてどうしようも出来ないはずなのに、今はもう理性なんてどこかに飛んでしまっている。
「ほし・・・い・・・・・・お願い・・・・・・」
自然なほどするりと、あたしの口から言葉がもれた。
ガウリイはその言葉を聞いて笑みを浮かべると、あたしの肩を掴んでうつぶせにさせる。
「そんなお願いされたんじゃ、断れないな・・・」
「んあぁっ!」
またも一気に、今度は後ろから貫かれ、悲鳴にも近い喘ぎがこぼれた。
ガウリイはあたしの腰に両手を置き、何度も何度も責めてくる。
あたしはぎゅっと両手でシーツを掴み、ただ声を上げ続けた。

328ガウリナ:2007/10/28(日) 23:44:29 ID:Gd4yN8YQ
「・・・ん・・・」
身体がだるい。
まぶたが重い。
ゆっくりと目を開くと、ガウリイの顔がそこにある。
「・・・もう朝・・・?」
カーテンの隙間から差し込む朝日がまぶしい。
まだ、あんまり思考が働いてないようだ。
「リナ・・・?」
「あ、ごめん・・・起こしちゃった?」
眠そうにガウリイが目を開け、あたしをじっと見つめる。
「・・・お、おはよ」
何となく恥ずかしくて、とりあえずそう言うのが精一杯だった。
ガウリイは何も言わずに、あたしを抱きしめる力を強くする。
「ちょ、ちょっと・・・」
ようやく気付いた。
まだ、繋がったままだ・・・
「ガウリイ、ほら、アメリアが起きる前にあたし部屋に戻らないと・・・」
「別にいいだろー」
寝ぼけた声であたしの髪に顔を埋めながら、ガウリイは適当な返事を返してくる。
「と、とりあえずあたしお風呂入りたいの!」
「・・・・・・」
ようやく顔を上げ、無言であたしをじっと見た。
「ほら、起きるわよ」
ガウリイは小さくため息をつくと、あたしのまわりにまわしていた腕の力を緩める。
「・・・っ」
同時に、彼が繋がったままの部分をゆっくりとあたしから引き抜いた。
思わず声が漏れそうになる。
気だるい身体をどうにか起こし、ベッドから降りると、鏡に映った自分の姿に思わず赤面してしまった。
あちこちにつけられた、ガウリイの跡が、そこらじゅうに散らばっている。
「と、とにかくお風呂!お風呂入んなきゃね!」
照れを必死で隠すように、シャワールームに入ると、後ろからガウリイまで着いてきた。
「ちょ、ちょっと!何やってんのよ!」
「何って・・・オレもシャワー使いたいんだけどな」
「じゃあ後から入ればいいじゃないっ」
「何を照れてるんだ?」
「ちがわいっ!!」
って違くないけど・・・

結局朝っぱらから一緒にお風呂に入って何もないわけもなく、寝坊したはずのアメリアにまたも追及されたのは言うまでもない。
あう。



おはり。
最後まで読んでくれた勇者様方ありがたう。
ちなみにこれを始めに戻ればエンドレスです。どーでもいいですが。
329名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:21:11 ID:dcFb1O1s
GJ
日曜の夜にいいもの見せてもらったぜw
これで一週間頑張れる
330名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:28:43 ID:GxMCWolu
GJ!!
初書きとは思えないです!
原作っぽいゼルにニヤリとしたし、実はいちゃつきたがってるリナがえろ可愛いくてよかった
331名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 07:41:35 ID:QkJb0WHm
グッジョブです!
332名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 16:09:38 ID:PaiHgc8b
GJ!
読んでて、めっちゃ照れました!!
333名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 03:15:07 ID:jUVAS7I4
GJ!
私も始めて書いたとは思えませんでした!
乙女なりなたんにもえた!
334名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 09:05:15 ID:8OqDqhgP
えーやないかGJ!

べ…別に続きとか他SS書いて欲しいとか思ってるわけじゃないんだから!
か、勘違いしないでよね///

リナって今思えばツンデレだよね
335名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 18:08:25 ID:v/DiY8L0
うん。元祖ツンデレ
336Gd4yN8YQ:2007/11/01(木) 20:19:35 ID:+u99KglQ
うあー!
みなさまGJありがたうっ!

って、別にうれ、嬉しいとか思ってないんだから!
とかツンデレ便乗してみる。

機会と妄想があればまたチャレンジしてみます☆☆
337名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 00:02:59 ID:kjAsR9w0
つ「機会」
機会はいつでもここにある。妄想はお前の中にある。

いっそのこと、勢いでサイトとか作ってみませんかどうですか。
338パラレルガウリナ:2007/11/04(日) 17:05:52 ID:uJQJZOhU


「お、いけね、もう時間だ」

クラスメイトの男たちとだらだらだらだらと放課後をすごしていたガウリイは椅子から立ち上がる。
「なんだ?デートか?」
「あの隣のクラスのすっげえグラビアアイドルみたいな娘か〜?」
「一年下の乳が大きい娘とはどうなった?」
友人たちが口々にはやしたてる。
ガウリイは苦笑しながら鞄を手に取った。
「どっちともとっくに別れた。じゃ〜な」

「ガウリイ、まじめになったよなー」
「いつからだ?あんなにとっかえひっかえヤりまくってたのに」
「・・・・・生徒会に入ってからじゃねえか?」
「あれであいつ副会長だもんな」
「人気投票みたいなもんだから仕方ねえよ」
「ま、会長がしっかりしてるから大丈夫じゃないのか?」

クラスメイトたちはぞろぞろ帰っていく。
人気が減っていく校舎はもう夜の薄暗さに包まれようとしていた。

生徒会は各部活の中心人物から選出されるのが恒例になっている。
予算の確保の関係でこれは重要なことだ。
そして、今年は運動系の有名人物としてガウリイが副会長になっていた。
文科系で一番の有名人、そして今年の会長は・・・・

「リナ!遅くなってすまん」
「ん〜、五分の遅刻ね」
おさげにかっちりと制服を着こんで、
どうみてもまじめ一辺倒の女子高生が生徒会室で彼を待っていた。
「明日の話し合いの資料ってのは?」
「そんなのもうとっくにできてるわよ。それよりも・・・・」
リナがガウリイの首に手を回す。
しっかりとリナの腰を掴んで、匂いたつようなねっとりとしたキスを二人はした。
339パラレルガウリナ:2007/11/04(日) 17:08:15 ID:uJQJZOhU


「んっ、あっ、あぁああっ!」
制服のシャツは中途半端に乱されて、その隙間にブラがずらされてリナの胸が露わになっている。
生徒会長の机に寝かされたリナの細い足が、びくびくと揺れている。
靴も、靴下も履いたまま・・・・そして足首にはショーツが残っていた。
その足を持って、スカートの中にガウリイが顔を埋めていた。
くちゅ、くちゅっと蜜を啜る音が耐えなくしていた。
「ひんっ、あっ、ああっ、あんっ!」
「リナのここ、すっげえぐじゅぐじゅになってる・・・・」
顔を上げてガウリイは指をずぶりと埋め込んだ。
ねじりこんで、かき回すように複数の指をバラバラに動かしていく。
「ああっひああああっっ!!!」
「こんなにいじめても気持ちいいんだよな?
 やらしくなったよな、リナ。最初はあんなに痛がってたのに」
「いいっ、いいの・・・もっと、奥ぅ」
腰ががくがくと揺れて、さらに快感を引き出そうとしている。
ガウリイは充血しきった肉芽をきゅうっと摘み上げた。
「いっ、あああああぁー!!」
びくんっと背を反らして、リナは絶頂を迎えた。

ガウリイは自分のズボンを下ろし、硬くなったそれにゴムをつける。
息を荒くしてぐったりしているリナの太腿を抱えた。
足の間の、濡れているトコロはまだひくひくとしていた・・・・
ソコにぴったりあわせると、ガウリイは奥まで打ち付ける。
「ああっ!あうっ、あうっ!!ひあっ、す、すごいぃっ!!」
打ち付けるたびにずぷっ、ずぷっといやらしい音が生徒会室に響いた。
リナは快感に溺れてびくんと不規則に体を揺らすが、
ガウリイに力の差で思うままに体の奥をかき回される。
あまりに激しい揺さぶりに机が壊れそうなほどギシギシと軋んだ。
側に積んであった資料の束が床にばらばらと落ちていく。
340パラレルガウリナ:2007/11/04(日) 17:10:16 ID:uJQJZOhU
「っああ!ああぅ!あ、はあああん!!」
「絡み付いて、すげっ・・・・リナ、くっ・・・・
 いつもは・・・マジメで、優等生って思われてんのに・・・
 生徒会室で、こんなことしてるって、先生やみんなが知ったら・・・どう、思うかな・・ふぅっ」
「あっ、やぁああっ、だめえっ・・!」
恥ずかしいさまを語られてリナは身を捩るが、快感には逆らえないのか、
腰はガウリイの動きに合わせてずっとくねっている。
「キツくなった、ぜ・・・恥ずかしいほうが、気持ちいいんだろリナは・・・」
「あうっ、うっ、いいのっ・・・イき、そうなのっっ!!」

身体を震わせるリナをガウリイはぐっと抱えて持ち上げる。
いわゆる駅弁というやつだ。いきなり体勢を変えられてリナは大きく叫んだ。
「ああああー!ひ、あ、あっ、お、奥、奥にっ!!」
奥まで抉るように激しく突かれ、肉芽も擦られてリナは絶頂に達する。
見開いた目で天井を見て、全身をヒクつかせた。

「ん、んん・・・・」
もう意識は半分飛んでいたが、机にうつ伏せにされて
素肌の胸にひんやりとした感覚がしてリナは声を漏らした。
後ろから腰を掴まれる。
顔は見えないがガウリイの優しくも妖しい声がする。
「オレ、まだイってないから」
「うっああああああん!!」
ずぷっと一気に貫かれた。
リナの潤んだソコに力強く腰が叩きつけられる。
「ああっ!ああっ!こ、壊れちゃうううっ!!!」
「リナがっ・・・やらしいんだぜっ・・・・
 ほら、こんなに・・・腰を振って!!」
「ふああっ!!あんっ!あああんっ!もっとぉおお!!」
「リナっ・・・・!」
また乱れていくリナにガウリイは腰の動きを早める。
パンッパンッ!と肉のぶつかる卑猥な音が激しくなっていった。







「なんかガウリイのやつ、生徒会楽しそうだよな」
「何がいいんだろうな・・・・」
クラスメイトたちは知る由もない。
今日もガウリイは「リナに○○や××をしてもらおう♪」と
妄想を膨らませながら生徒会室に通うのだった・・・・


−−−−−−−−−−−−−−−
おわり。みじかいけど!
341名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 19:58:41 ID:TS1F19Cj
ヤリチンのガウリイか…
342名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 20:19:25 ID:AEd01Vhz
GJ!
エロガウリイきたかwww
343名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 00:52:37 ID:QPyd1Vxw
グラビアアイドル・乳デカ娘から、
胸無しリナへと、宗旨変えしたガウリイにワラタw
344名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 20:46:26 ID:v+o47/0Y
リナで貧乳に開眼したんだろうw
345名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:07:40 ID:AzuHU5AG
小さい胸のほうが感度が良いって本当ですか?
346名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 07:19:45 ID:q5eoq3Vp
リナタンに限り本当です。
347名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 20:15:23 ID:EXeGaPZu
たぶん根拠のない空想俗説じゃね?
348ガウリナ:2007/11/10(土) 20:32:38 ID:zdKg5ATt
の、アフォな小ネタおもいついた。


「どああああぁぁぁぁっ!!」
「おいリナ、静かにしろ」
立ち上がり、大声で叫びだすリナに、ゼルガディスが紅茶をすすりながら見向きもせずに言った。
「うっさい!これが叫ばずにいられますかっての!!あた、あた・・・あたしのっ」
だんっとテーブルをこぶしで叩き、ぷるぷると震えながらリナが続ける。
「あたしのぉぉぉ!!最後の1個だったのに!!!」
「あたしのって・・・リナさん、別にリナさんひとりのものってわけじゃなかったじゃないですか・・・」
「そうだぞーリナ。みんなで大皿からつついてたんだから、別に誰が食べたっていいじゃないか」
そう言うアメリアとガウリイをきっと睨み、リナはガウリイの胸倉をぐいっと掴んだ。
ゼルガディスはため息をはきながら、カップをテーブルの上の皿に戻す。
「ガウリイっ!今すぐ返せ!あれはあたしのよっ!!誰がなんと言おうとあれはあたしのなのよぉーーっ!!」
ぶんぶんとガウリイを揺らしながら、リナはなおも叫び続けた。
「返せったって・・・もう食っちまったもんはどうしようもないだろ・・・」
「おいガウリイ、お前、責任とってリナを黙らせろ」
「そうですよガウリイさん!このままじゃ1日中この調子ですよ、リナさんは」
二人から責任を押し付けられ、ガウリイは頭をぽりぽりとかきながら、なおもリナに胸倉を掴まれガクガクと揺れている。
「とりあえず・・・黙らせればいいんだな?」
言うとガウリイは、リナの口を文字通りふさいだ・・・・・・自分自身のそれで。
「!!!???!?!」
「んなっ!」
「が、ガウリイさんっ!」
さすがにこれはリナも目をまんまるに開いて驚いていた。
ゼルガディスもアメリアも、あまりに予想外の行動に空いた口がふさがらない。
「ん・・・・・・ぅ・・・・・・」
舌を滑り込ませ、執拗に彼女のそれを絡めとる。
こすりつけるように舌を動かしていくと、リナの身体の力が抜けていくのがわかった。
「・・・っは!」
「これで味がわかったか?」
少し離れたすきに、大きく息を吸い込むリナに、ガウリイはまじめにそう言った。
「あ、味って・・・あんたねぇ・・・っんぅ!」
顔を真っ赤にして大きく肩を上下させていたリナを、さらにガウリイは責める。
さっきよりも、もっと深く、強くキスを繰り返していく。
「が、ガウリイさんとリナさんて・・・そういう関係だったんですか?」
「いや・・・そういうわけではなかったと思う・・・んだが・・・」
二人ともただただ、それを見守っていた。
アメリアの方は驚いた表情から一転し、興味津々でどことなくうれしそうだ。
自分の唾液を彼女に送り込み、さらに深さを増す二人のキスを、周りの客たちがからかうようにひやかし始めたが、
リナはあまりにいっぱいいっぱいで、周囲の声すら聞こえなくなっていた。
ただ水音だけが響く。
全身の力が抜け、そのままもたれこむようにガウリイに抱きとめられた。
「・・・まだ足りないのか?」
リナとは正反対に落ち着いたガウリイが、うつむいた彼女の顔を覗き込む。
荒く呼吸を乱し、口の周りはどちらのものかわからない水で光り、強く吸われた唇が赤くはれていた。
「・・・・・・と・・・」
「え?」
「・・・も・・・っとして・・・」
それを聞くとガウリイはにやっと笑みを浮かべた。
「というわけで、責任とって黙らせたから、これから別の責任を取りに行ってくるな。」
力の抜け切ったリナを軽く抱き上げると、ガウリイは嬉しそうにそう言って2階へと向かっていく。
その様子をただ呆然と見ていたゼルガディスとアメリアは、どうすることも出来ずに、とりあえず二人で紅茶をすすっていた。


ガウリイがあんまりにキス上手でそっちのがよくなっちゃったリナに一票。
誰か続き書いてーwww
349名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 20:50:20 ID:SHvzpujR
GJ!悟ったゼルとアメリアがウケたwww
350名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 22:30:29 ID:zWGNBKcG
GJ!
続き読みたいです!
351名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 20:36:25 ID:NWqvp11A
( ゚∀゚)o彡ツヅキ!ツヅキ!
352カレーパソマソナーガ様といっしょ(1/2):2007/11/17(土) 02:29:23 ID:VZ/SEIkZ
前二作とは別人の投稿者です。
ナーガ×ヒューイ(from 劇場版ぐれえと)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


───冬。
リナパンマン達の住むこのあたりも
一面の雪景色になる、そんな時期です。

夕暮れ時に、いつものように父親とケンカをして家を飛び出した
村のゴーレム職人、ヒューイおにいさんは
行く手の雪道に倒れている人影を見つけました。

「もしもし、こんな雪の中、大丈夫ですか?」
近寄り起こし見れば、カレーパソマソナーガではありませんか。
この前、リナパンマンと一緒に空を飛んでいるのを見た事があります。
「ううっ…ひもじい…」
どうやら彼女は空腹と寒さのせいでいきだおれた様子です。

「こんなものしかないけど、良かったらどうぞ。」
おにいさんが、とりあえず持ち合わせのカレーパンとブランデーの小瓶を差し出すと
「ふああっ!カレーパンウマー!もぐもぐもぐウママー!! …むにゃむにゃ、おやすみなさい」
「寝るなああぁあっ!!」
これはいけないと、おにいさん達は手近な閉鎖中の炭焼き小屋へ入り、
暖炉に火を起こし介抱するうち、やがてカレーパソマソも正気を取り戻してきました。

「ふっ、さっきはどうも。助かったわ。」
「それにしても何だって雪の中で倒れてたりしたんだ?」
「父さ…じゃなくて、ジャムおぢさんったら、この格好が
バタ子に良くない影響をあたえるから止めろって、いつもウルサいのよ。
今日もそれで言い合いになって、頭に来て工場を飛び出したのはいいけど、
だんだん寒くなるし、おなかは空くしで眠くなっちゃって。」
「なんだ、あんたもケンカして家出してきたのか。
しかしまあ…、影響どうこうはともかく今の季節にその格好は厳しいんじゃないのか?」

ナーガはもちろんいつもの悪の魔道士ルックです。
ベッドから身を起こし
「おーっほっほっほ。
分かっていないわね、これはポリシーでやっているのよっ!
いわば、カレーパソマソとしてのアイデンティティー。
寒かったり人に言われたからといってゆずれるものじゃなくってよ。」
胸を張って言います。
353カレーパソマソナーガ様といっしょ(2/2):2007/11/17(土) 02:31:46 ID:VZ/SEIkZ
「ともあれ。
助けてもらったからには、お礼にカレーパソマソの華麗なるパンを御馳走させてもらうわ。
どうぞ召しあがれ♪」
ナーガは上から順に服を脱ぐと、小さく手招きしました。

「ありがとう、カレーパソマソ。オレ、ちょうどすごく飢えていたとこなんだ♪」
「あん。ちょっと待って。優しくしてくれなきゃイヤよ。」
ズボンを脱ぐなりいきなり挿入しようとするおにいさんを押しとどめて、
ナーガは相手の手を取り下半身へと導きます。

「ああ…なんて華麗なパンなんだ」
おにいさんは滑らかな白い肌とたわわな胸に感動しつつ、
柔らかな草むらをまさぐると中央部にはホットな具が待ち構えていました。
閉じ目を割り、そっと内部をこねると
「っああっ!」
あえぎ声と共に熱い蜜がほとばしり出ます。
「うふ〜ん、力が…出なぁい…」
カレーパソマソはパンの中身を発射して攻撃する事ができるのですが、
発射した後はパワーダウンしてしまうのです。

「さあ、もう観念するんだカレーパソマソ」
ベッドの上で息を荒げ、しどけなく瞳を潤ませるカレーパソマソ。
自分も限界に近付いたおにいさんは、メロメロに濡れた彼女の秘部に
ずぷりと肉剣を突き立てました。
「待ちなさああぁいっ!!」
その時。
突然、小屋の戸を開け放って入ってきたのはリナパンマンでした。
「無人のはずの小屋に明かりが点いていておかしいと思ったら、
ナーガ、あんたこんなトコで何よろしくやってんのよ!
ジャムおぢさんには黙っててあげるから、あたしも混ぜて3Pさせなさいっ♪」

「「ええ!?」」



色々と便乗しつつ終わる。
354カレーパソマソナーガ様といっしょ:2007/11/17(土) 02:33:54 ID:VZ/SEIkZ
前の神みたいに簡潔な文章にはならなんだ。
なるべく近い雰囲気になるように見直してみましたが…。

ナーガスキー住民に喜んでいただけたら幸い。
355名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 10:01:55 ID:mjoSPImi
お〜。グッジョブです。
アホっぽい雰囲気がリナパンマンの醍醐味ですな。

あと最後はやっぱり3Pwww
見てみたいような見たくないような・・
356名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 10:22:40 ID:NxnOicvS
グッジョブ!
ナーガも来るとはw
357名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 19:48:28 ID:cyMzVL11
GJ!
みんなアホなのがいいなw
358352:2007/11/20(火) 01:53:07 ID:bu4rYCIo
余談ながら、年始に「ナーガで一作品うp」って願掛けしたのが果たせてよかったです。
便乗ネタでしたがw   感想ありがdです。
359名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:58:53 ID:MGU0JV5E
今日はナーガの46歳の誕生日。
360名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 03:11:41 ID:HBzaQPIp
中の人の話でしょうか?
361名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:10:11 ID:wMI/4HfR
NEXTの「禁断のダンス」が元ネタのガウリナを思いついたので、
神が来られるまでの繋ぎに投下させていただきます。
362ガウリナ1:2007/11/22(木) 22:11:34 ID:wMI/4HfR
ここは、とある遺跡の中。
リナとガウリイ、そしてアメリアとゼルガディスの4人は大きな扉の前に立っていた。
「ちょっとみんな下がってて」
リナがすっと手を伸ばし、短い呪文を詠唱する。
「ファイアー・ボール!」

掌から火炎玉が飛び出し火柱と煙が舞い上がるが、扉には傷一つない。
「アンロックも駄目、光の剣も歯が立たない、攻撃魔法も役に立たず……か。やっかいだな」
ゼルガディスがちっと舌打ちする。
「うぐぐ……。この向こうの部屋にはお宝が満載かもしれないのに〜」
リナはぐしゃぐしゃっと頭をかきむしった。

数日前、乙女のたしなみとしてリナがいつものように「盗賊いぢめ」として、
盗賊団のアジトを襲撃したところ、盗賊たちが溜め込んだお宝の中にこの遺跡の地図を見つけたのだった。
逃げ遅れた盗賊をしばきあげて問いただした所、遺跡には大量のお宝が眠っているらしいとのこと。
お宝の内容は大量の財宝やマジックアイテム、未知の魔法書などなど。
あくまで盗賊の自己申告ではあるが。

というわけでリナたちはこの遺跡にやってきたのだが、
番人のガーゴイルを蹴散らし、ラストの財宝部屋らしき場所にたどり着いたはいいが
その入り口がどうやっても開かないのだ。
「どうやって開けるんだ? リナ」
ガウリイがたずねる。
「わかんないわよそんなの。何か特定の魔法とか合言葉があるんだと思うけど」
363ガウリナ2:2007/11/22(木) 22:12:31 ID:wMI/4HfR
「これじゃないですか? リナさん」
部屋の片隅の棚に隠すように置いてあった古い本をアメリアが見つけた。
「それよそれ! でかした、アメリア!」
ひったくるように本を奪うが、表紙を見たリナの眉がこれ以上ないくらい寄ってくる。
「……って何語? これ」
「はるか昔に失われた古代文字だな」
「読めるの、ゼル!」
「少しな。表紙には『開錠の書』とあるな」
ぱらぱらとゼルガディスがページをめくる。
「これによると扉を開けるには、2人がかりで身振り手振り……」

ずざあーーっ! リナが10メートルほど後ずさりした。
「どうしたんだ? リナ」
「い、嫌ぁー!! もう歌は嫌ぁぁーーっ! 」
半狂乱のリナの脳裏に、鮮やかにひらひらレオタード姿で歌って踊る姿がフラッシュバックする。
「お、落ち着いてくださいリナさん、ここは違う遺跡ですから」
「俺だってもう歌と踊りの指導はごめんだ。安心しろ、今度は男女一組で歌は無い」
「衣装らしいものも見当たらないし。よかったな、リナ」
「そ、そう。それなら安心ね」
リナはほっと胸をなでおろした。

「身振りだけでいいの? 呪文の詠唱は?」
「呪文は唱えないらしい。まず男女が向かいあって立つ、とあるな」
「わかったわ。ガウリイ、ちょっとこっち来てあたしの前に立って」
「オレが? 魔道師じゃなくてもいいのか?」
「ゼルは本の解読しなきゃいけないでしょ。まずガウリイとあたしで試してみて、
駄目だったら交代しましょう」
「おう、まかせとけ!」
どんと胸を叩いて、ガウリイはりナの前に立った。
364ガウリナ3:2007/11/22(木) 22:13:20 ID:wMI/4HfR
「それで、どうするの?」
「男が女の肩に右手を乗せる」
とん、とガウリイの大きな掌がリナの肩に乗せられた。
「乗せたぞー」
「次は左手で女の顎を捕らえて上を向かせる」
「え? ……ちょ、ちょっと!」
「そのまま口付け。女は舌を入れやすいように少し口を開く。男は右手で女の後頭部を固定」
「ちょっとゼ……! んん……っ!」

抗議の声を上げようとしたリナの声は、そのまま口付けといっしょにガウリイに飲み込まれた。
ガウリイの舌がリナの舌をなぶるように絡み付いてくる。
リナは身を引いて逃げようとするが頭を抱えられているので身動きえできない。
思う存分口内を蹂躙されて、やっとリナは開放された。
「……ん……っはぁ。って、本当にそんなこと書いてるのゼル! あんた勝手に作ってるんじゃないの!」
「こんな嘘誰がつくか!」
顔を赤らめてゼルガディスが抗議する。
「それよりさっさと次に進むぞ。口付けの後は……そのまま唇を肩の線に移動させる」
「こらーゼル! いーかげんにしなさい!」
「リナ……」
「そんな甘い声出しても駄目……っ! ……う……あん」
ガウリイは手を滑らせて器用に片手でリナのマントを外した。
そして服の前のフックを外し、襟元を広げると白い肩が露になり
その肩に口付ける。
365ガウリナ4:2007/11/22(木) 22:14:28 ID:wMI/4HfR
「次は?」
リナの肌に唇を這わせながら、平然とガウリイは尋ねる。
その声で我に返ったゼルガディスは慌ててページをめくった。
「えーと、……襟元から手を差し入れ乳房を初めは軽く触れるように徐々に力を込めて」
「だーーっ!! ストーーップ! 交代よ交代! 後はアメリアとゼルがやんなさい! あたし降りる!」
「ええー! わ、わたしはその……ダメです……ダメ」
リンゴより真っ赤になったアメリアがじりじり後ずさりする。
「いいじゃないか、リナ。オレはうれしいぞ」
「こっちはちっとも嬉しくないっ……って、ガウリイどこ触ってんのよーっ!」
開いた前あわせからガウリイの手が滑り込み、リナの胸の上でうごめく。
初めは弱く、そして荒々しく。
細波のようにガウリイが与える快感にリナの膝が崩れ落ち、ガウリイはリナを抱きとめた。

「あ……ああ……」
「ゼル、次」
「……胸の先端をつまむようにして、次に舌で押すようになめて軽く歯を立てる」
「あ……あんたたち、あとで覚えてなさ……う……ん、はぅ」
前がはだけて、すっかり上半身が裸になったリナの体の上を、ガウリイの手が這い回り、
リナの胸に顔を埋め、乳首を口に含み音をたてて舐めあげる。

「じらすように内股を下からゆっくり撫であげて」
「あ……いや……ガウリ……んん」
「秘所に……ゆ、指を……ってこれ以上読めるかーっ!!」
げしいっ!ゼルガディスは本を床に叩きつけた。
「ゼ、ゼルガディスさん。本は大事にしましょうよ〜」
おろおろするアメリア。
「……扉周辺を調べよう、アメリア。何か変化があるかもしれん」
「は、はい!」
366ガウリナ5:2007/11/22(木) 22:15:21 ID:wMI/4HfR
「あ……、ガウリイ……はぅ……ん」
リナの声が徐々に拒絶ではなく艶を帯びたものになっていき、ガウリイの背に手を回し自ら愛撫に身をゆだねた。
秘所にガウリイの指が差し込まれ、動くたびくちゅくちゅと水音を立てる。
「……っ! はぅ……ああ」
ガウリイが与える快感に飲まれ、リナはここがどこなのか何のためにこんなことをしているのか、
自分たちの他に誰がいるのかもどうでもよくなってきていた。
今欲しいのはガウリイで、望むのは一つになることだけ。

背後から絶え間なく聞こえるリナの甘い嬌声が聞こえない振りをして、
ゼルガディスとアメリアは懸命に扉を調べた。
「ああ……来て、ガウリイ」
「リナっ!」
……とかいう声も聞こえないと思えば聞こえない。

「開きそうもないですね、ゼルガディスさん」
アメリアがぴったり閉じた扉の継ぎ目をこんこんと叩く。
「本に載ってた正しい手順なら、ん?」
先ほど床にたたきつけた本の表紙が外れている。
アメリアが拾い表紙と中の本を見比べてみると、
字は読めないものの違うことが書いていることはわかる。
「ゼルガディスさん……。この本もしかして表紙と中身が違うんじゃないですか?」
「当たりだアメリア。本当のタイトルは『女をイカせる100のテクニック』というらしい……」

ひゅううう……。
遺跡内に吹くはずのない風が吹き抜け、2人のマントがぱたぱたとはためく。
「……戻るぞ、アメリア」
「え? でもリナさんたちは放っておいていいんですか?」
「終わったら戻ってくるだろう。それにリナが我に返ったら俺たちのせいじゃないと言っても
おそらく八つ当たりのドラスレが飛んでくる」
「そ、そうですね。早く逃げ……帰りましょう!」

「あ……ああ……ガウリイ……いく……いっちゃうう……っ!」
「……リナっ!」
リナとガウリイが絶頂を迎えた頃、通路の向こうに大小二つの白マントが駆け足で消えていった。

おわり。
367おまけのゼルアメ:2007/11/22(木) 22:16:55 ID:wMI/4HfR
帰ってきた宿屋にて。
「あれ? その本持って来ちゃったんですか?」
「……他のもあるが、試してみるか」
「え、試すって? きゃっ!」

「あん……ゼルガディスさん、気持ちいいです」
「アメリア……」

今度こそ終わり。
368名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:18:24 ID:wMI/4HfR
以上です。

あまりエロくならなくてすみません。
369名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 09:07:14 ID:/RpjPJKE
GJ!!
おまけもじっくり読みたかったw
でも真っ先にあの二人の歌が頭をよぎったけどw
370名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 09:23:22 ID:zVyWjRRF
わろたwwGJwww
371名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 19:46:32 ID:r51Md3Pl
けっこう基本路線を押さえた展開で、
アンロックの呪文とか光の剣とかひさしぶりw
エロス度数が惜しいがGJ!
372名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 22:12:30 ID:hnb/m1mA
GJ!
おまけもGJ!
373名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 08:04:45 ID:DcUS0fYc
かなり下がってるので浮上
374名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:06:08 ID:/4tBKESx
保守
375ゼルアメ :2007/11/29(木) 20:22:46 ID:vFe0yHeG
遺跡探索中の出来事―‐「ふう…」
「どうした?アメリア。疲れたのか?」
「いっ…いいえ!正義の使者たるもの、こんな事で疲れません!」
「じゃあ、どうしたんだ?さっきから変だぞ。」
「え?いえ、その〜…あの〜……」
アメリアは何故かモジモジと恥ずかしそうにする。
「なんだ?俺に言えん事か…」
「いっ…いえ!別に大したことじゃないんです!さ…さあ!日が暮れない内に早く奥に進みましょう!」
ゼルは気になりつつもそれ以上は言わなかったがたまにアメリアがモジモジする不審な姿を見ると不思議でしょうがなかった。
『…どうしたんだ?あいつ…』
376名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:50:21 ID:vFe0yHeG
―遺跡の中だと言うのに、ここはジャングルか?草や瓦礫が邪魔で前に進むのが困難だな。アメリアは大丈夫だろうか―
「きゃあ!」
「?!アメリア!どうした!」
「ふぇぇ〜ん…ゼルガディスさん助けて下さ〜い」
「おい…どうしたらそんな絡み方をするんだ…」
駆け付けたゼルガディスの目の前、アメリアは体中ツルに巻き付けられ逆さま状態になっていた。
「違います〜!ツルが動いて…!捕まったんです!」
「何?……って危ない!!」
ズバアア!!!!
ゼルガディスはアメリアの後ろに出て来た大きな人食い花を一刀両断した。
「犯人はこいつだな。」
するとアメリアを捕らえて支えていたツルの力がなくなったのだろう。アメリアはガクンと急に地面スレスレまで落ち、蔓にキツく縛られた状態になった。
「きゃう!」
「アメリア!今外してやるからな。…くそっ。蔓が鋼鉄の様に固くで切れん…。ぐぐぐ…う…力でも無理か…」
するとゼルガディスはふと思い出した様にカバンの中身をあさり一つの資料を取り出した。
「これだ!この鋼の様なツルを持つ人食い花だ」
「どうしたんですか?」
「…こいつは、一度捕まえた獲物は死んでも半日は離さないんだ。」
「ええっ…!!じゃ、じゃあ!それまで私はこのままですか!??」
「……そうゆう事になるな…」
「そんな…ゼルガディスさん…」
「半日だ。寝てればあっと言う間に取れるだろ」
「寝る…って、この状態でですか?」
「得意だろ?」
「う……まあ…少しは…」
「俺が側にいる。少しの辛抱だ」
「……はい(´;Д;)」
377名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 21:57:28 ID:vFe0yHeG
―どれだけ時間が経過しただろう…―
「ゼルガディスさん…あの…」
「まだ2時間だ。」
「……あう〜;そうですか…」
「寝ないのか?」
「いくら私でも寝れませんよ!…それに……」
「……なんだ?」
「いえ、何でも。」
「………トイレか?」
どがああん!!
「ぐはっう!!おまっ…!」
アメリアは全身の力を使って体当たりしてきた。
「天誅です!レディーに失礼です!…それに用は済ませてありま…ごにょごにょ///。」
「…そ…そうか。」
沈黙……。
「あ、あのゼルガディスさん。」
「なんだ?」
「さっき体当たりで動いたせいか…背中を支えてるツルの位置が悪くて痛いんです。ずらして貰えます?」
「ああ。これか?」
「はい…。」
「鋼鉄なだけ動かすのも一苦労だな…ぐぐ!」
「きゃうう!ちょ…待って!」
「ど…どうした?」
「いえ…今ずらしたツルが…あの…その…んっ…」
「アメリア?」
「あう…あ…ゼ…ルガディスさん…」
「アメリア!どうした!」
「はぁ…うぅん……ダメ…。ああ…」
「…アメリア?」
急にアメリアが色っぽく見えた。
「ゼルガディスさん…私、さっきからお尻がムズムズしててダメなんです…」
「おっ…お尻?」
「その…生理前は私、必ずお尻が痒く……なるんです。それに…このツルのせいで…」
「…アメリ……」
「ゼルガディスさん、…助けて…」
378名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:28:20 ID:vFe0yHeG
―薄暗い遺跡には二人だけ…もう我慢が出来ない。ゼルガディスさん…助けて…―
「俺は何をすればいい?」
「…手伝ってくれるんですか?」
「ああ。今のお前は手足は使えない、身動きも辛いところだろ…」
「……ごめんなさい」
「いい。で、俺に出来る事は?」
「あの…変に思わないでくださいね?」
「ああ…」
「私に触ってください…」
「こ…こうか?」
ゼルガディスはアメリアのお腹辺りに手を置いた。
「違います!全体的に…優しく…」
「あ…ああ。こうか?」
「…はぁ…。ん…。そう…いいです。優しく…もっと…」
ゼルガディスのゴツゴツした岩肌がちょうど良い刺激を与え続けた。
「あぁ…う……。はぁ〜」
「なあ…アメリア。これはもしや性行為か?」
「…え?」
「お尻が痒いんだったな」
「きゃうっ!!?」
「ここか?」
「あ……はい…」
「アメリア…」
ゼルガディスは股の間を触る…
「あっ…あっ―!あっ!!!」
アメリアはぐったり力を抜かした。
「…アメリア?もう?」
「はぁ…はぁ…ごめんなさい…。その朝から痒くて我慢が…」
「いや、いい。やりがいがある。」
「え?」
「もっと気持ちよくしてやる」
379名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:44:32 ID:vFe0yHeG
「今更聞くのは悪いが…俺でいいのか?」
「…ゼルガディスさんがいいんです。」
「……そうか。手加減はしないぞ?」
「私…欲求が溜まりっぱなしで…」
「楽にしてやるさ」
そう言うとゼルガディスは優しく口づけした。
「ん……ぅ。」
「………。」
「ぅ……ん。」
ゼルガディスの舌がアメリアに絡みつく。
「ん〜〜〜〜!?」
「…………!!!!ぷはぁ!…ぜっ!ゼルガディスさん!長いです!窒息しちゃいますよ〜!」
「あ…悪い…。」
「も〜…わっ!!!」
ゼルガディスは急にツルに絡まったままのアメリアを揺らし始めた。
ギシ…
ギシ…
「…あぁ……。うん……。」
ツルが肉に食い込む小さな刺激がアメリアを堪らなくさせる。
「気持ちいいか?」
「ゼ…ルガディスさん…にお願いし…たのに…ん」
380名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:46:18 ID:vFe0yHeG
↑ゼルアメです。書くの忘れました。気まぐれに書いたので続きはまた今度でごめんなさい。
381名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 10:56:18 ID:CRKbT8Tn
ホシュ
382名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 21:14:35 ID:CL+sFMlw
続き待ってます。
383名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 16:26:06 ID:7H0wPWsj
ゼルアメいいね
続き期待!
384名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 00:58:09 ID:P7PtYl10
過疎ってるなぁ・・・・
385名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:25:05 ID:TDZzXOwy
逆に考えるんだ
クリプレゼント製作してるんだと!
大人だけにお返しが必要だけどな!
386名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:51:52 ID:557kOsHm
ふと、「もしもガウリイが童貞だったら」という電波をどこからともなく受信した。



……いや原作版だとちょっと無理があるけど、アニメ版の天然ボケボケガウリイならそんなに違和感ないんじゃないかなーと。

ガウリイ「へ? 赤ちゃんってキャベツから生まれてくるんじゃなかったのか?」
リナ  「アンタは一体いくつだこのあほぉーっ!」
387名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 02:13:51 ID:9z3SVxrq
ガウリイの淡白さは知識がないからだったのか!

ゼルが童貞設定のゼルアメなら読んだ事あるな。
キメラになるまでは剣の修行一筋で男女交際の経験なし。
キメラになった後は自分の体を嫌って女性とエッチする気になれず、
結局アメリアとはお互い初体験同士で……というやつ。
アニメ設定だとゼル18歳だし、結構説得力あった。
388ガウリナパラレル1:2007/12/22(土) 09:56:22 ID:5EXVfoZz
>>385
クリプレか!!希望が湧いてきたよ!!
いつサンタさんが来てもいいように、靴下に小ネタ入れて待ってる。


「どう?いいでしょ、これ」
 そう言って、リナが着て見せたのは、ミニスカサンタの衣裳だった。
 24日はこれを着て、ケーキを売るバイトをするらしい。
 クリスマスが近づけばよく見る光景だったが、リナが着ると言うだけで新鮮に見えるから不思議だ。
「丈短くないか?」
「そう?こんなもんじゃない?」
 オレの指摘に、リナは首を傾げながらスカートの裾を掴む。
 ・・・おいおい、誘ってるのか?
 すらりと伸びた太ももはドキッとするくらい白くて、これを他の男の目に触れさせるのかと考えると、それだけでもう嫉妬に狂いそうになる。
「リナ」
 ちょいちょいと、手を動かしてリナを呼ぶ。
「なに?」
 警戒心もなにもなく、近付いてきたリナの太ももを、オレはなんの前振りもなく唐突に両手で包みこんだ。
「!?ちょ、ガウリイ!!」
「いや、寒そうだと思って」
 真っ赤な顔で抗議するリナに、涼しい表情でオレはそう言うと、するすると両手を這わせる。
「ん・・・」
 微妙な刺激に、リナが顔を歪め押し殺した声を上げた。
 内側を指でなぞると、体がぴくりと反応する。
「止めてよ、ガウリイ・・・」
 熱が帯びたその口調は、いつもの気の強いリナとはまるで正反対で、余計にオレの性欲をそそる。
 堪らず、オレは手を足の付け根まで這いあがらせると、リナの秘所を指で撫で上げた。
「あっ・・・」
 思わず声を上げたリナが、恥ずかしそうに顔を背ける。
 調子に乗ったオレが、下着の隙間から指を滑り込ませると、そこはもうわずかに湿っていた。
「さっきのだけで感じたのか?」
 意地悪そうに問い掛けると、リナの顔がカァァッと赤くなった。
 可愛い反応をしてくれる。
 オレはリナに聞こえるように、彼女の入り口に指を突き立て、出し入れを繰り返す。
389ガウリナパラレル2:2007/12/22(土) 09:57:00 ID:5EXVfoZz
「あっ、やっ、はっ、あぁん」
 クチャクチャと言う水音と、リナの嬌声。
 少し濡れているだけだったそこは、あっという間にオレの指をぬるぬるにするほど濡れ始めた。
 溢れた蜜を指で絡め、クリストスに塗り付ける。
「ふあっ」
 それだけで軽く達してしまったらしい。
 背を仰け反らせ、体を震わせて、リナは天井を仰ぐ。
 もう我慢できん。
 空いている方の手で、オレはズボンと下着をわずかにずらした。
 いきり立ったそれが、待ちきれないとばかりに直立する。
「座って、リナ」
 意識がボーっとしているらしいリナの下着を脱がせて、彼女を膝の上に誘導する。
 リナが腰をゆっくり沈めるごとに、オレのものがリナの中へと入っていく。
「うっ、んん・・・」
 吐息を洩らしながら、オレの全てを迎え入れたリナは大きく息を付いた。
 だけど、ホッとする暇なんか与えてやらない。
「あっ、いや、あぁぁぁぁっ!!!」
 入るや否や、激しく腰を動かすオレに、リナはたまらず悲鳴を上げる。
「やだ、ガウリイ、早いってばぁ、あっ、はぁん!!」
 息も切れ切れに抗議するリナ。
 そんなことにはお構いなしで、オレは下からリナを突き上げるべく、更に腰を動かす。
「ひゃ、あっ、はっ、あん」
 突き上げる度に、結合部からくちゃくちゃといやらしい音が聞こえた。
 たまらなく興奮する。
 オレは目の前で揺れる、リナの唇へと貪り付いた。
「んっ、ふぅん」
 上からも下からも攻められて、リナは切なげな声を上げる。
 舌を絡めて唾液を流し込むと、入りきらずに零れた唾液がリナの口元を汚した。
「あっ、ダメ、イッちゃうぅ!!」
 リナが叫ぶと同時に、彼女の中が縮み上がる。
 突如締め付けられて、オレは堪らず目を細めた。
 どうやら、オレの方も限界らしい。
「オレも、いく、リナ」
 短くそう宣言だけして、オレはこれが最後だとばかりに腰を動かした。
「ひゃっ、あぁぁぁん!!あぁぁぁぁ〜!!」
 リナの喘ぎ声が一段と大きくなる。
 それにつられるように、オレの絶頂も近くなって、結局、そのままリナの中ではてることとなった。

「はぁ、あぁん」
 まだ余韻に浸りながら、オレの胸で息を整えるリナの髪に、オレは指を絡ませる。
 彼女より一足先に落ち着きを取り戻したオレは、リナの耳元で囁いた。
「クリスマスもこの格好してくれよな」
 その瞬間、横腹に小さな衝撃が走る。どうやらリナに殴られたらしい。
 彼女は顔を伏せたまま、
「バカ」
 とだけ呟くと、首に両手を回してキスをしてきた。
390名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 21:17:02 ID:3Uqa1PYv
>>388
GJ! ありがたくいただいた


>>387
なんとなく納得するものがある。
そういえば、アニメ版のゼルガディスって人工呼吸やスカートめくりに顔を赤らめる純情ボーイだったよなw
391名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 23:31:38 ID:9z3SVxrq
>>388
GJ! サンタリナいいねw

>>390
ということは、アニメゼルはファーストキスの相手はレイクドラゴンのおっちゃんで
初恋がミワン?

……あまりに不幸なので、自分の中ではゼルの少年時代にエリスがちょっかい出して
童貞喪失していることにしとく。
392名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:04:11 ID:hbcpNh5F
それも不幸じゃねえの?www
393名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:32:33 ID:lYomT6jM
>ガウリイ「へ? 赤ちゃんってキャベツから生まれてくるんじゃなかったのか?」
>リナ  「アンタは一体いくつだこのあほぉーっ!」

そして未経験だけど一応基本的な知識くらいはあるリナが、
真っ赤になりながら過程を一から教えていく羽目になるとw
当然最後は実地でry


そういや、ガウリイが未経験設定というのは殆ど見かけないな。
ほぼ例外なく百戦錬磨。
394名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 01:24:02 ID:nzCZiVZQ
>>393
一回だけ見たことある
何年か前だし、どこのサイトか覚えてないが。
395名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 01:36:52 ID:DHFY+An7
>>393
同人誌で2〜3冊、読んだ事が有る。
今も持ってるw
396名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 01:37:19 ID:R1CPS5ym
>>388
GJ!

まあガウリイは、ゼルとは違ってバリバリの傭兵だったからなあ。
助平屋さんと飲食店以外では、稼ぎの貢ぎ先もなかろうて。

397名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 03:24:58 ID:vni1/A0z
ホントは百戦錬磨なんだけど、全く知らないフリをして
「リナにアレコレ実地で教えてもらうプレイ」を楽しむガウリイ。
398名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 08:02:23 ID:R1CPS5ym
をたくらむものの、
リナがどれほど喋るかを失念していた為、
宵の口から授業を始めたのだが、朝になっても行為に及ぶ段階に進めず。
などという展開を傍受した。
399名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 17:02:19 ID:CxC7BFf5
ガウリイが記憶喪失になってリナが1から教えるっていうのが
前にあったね。
400名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 22:30:40 ID:rxIAzTKa
本当に何にも知らなくて、リナにいろんなことを実地込みで教えてもらい、
その翌朝とろけるような目で遠くを見つめながら

「今まで知らなかったけど……大人って、こんなにいいもんだったんだなあ……」

とか呟いてるガウリイの姿が脳裏に浮かんだ。
401名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 22:49:19 ID:m+Glv+py
ガウリイっておそらく童貞っぽい気が
あとこのリナいいw

ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1198329719/
402名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 10:19:53 ID:HDFr25ux
アニメ版ゼルがよく赤くなるのは、女の子に免疫がないからだと
当時の監督のインタビューで読んだ気がする。
ますます童貞疑惑が濃厚にwww

今、アメリアが自分もゼルもよく知らないから、ガウリイとリナにやってるとこ見せてくれと
頼み込む電波がどっかから来た。
403名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 10:46:39 ID:sobnHOC4
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404名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 19:59:25 ID:rJT3Lztx
なんか今スレ乱立してる?
405名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:00:35 ID:BnyM86Co
してるよ
406名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:33:02 ID:M+useQKk BE:618300195-2BP(1000)
hssh
407名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:39:14 ID:qVDofcCu
ここだけじゃなくて、PINK板全般。

ID:PxiuCbzw (他板ではIDが違う)が一人で立てまくってるのか、ウィルスか。
408名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 00:40:43 ID:v/Ewf4hp
「大変です!ゼルガディスさんっっ!」
深夜だと言うのに突然部屋に飛び込んできたアメリア。
「アっ‥アメリア!?どうかしたのか?敵か!?」
びっくりして飛び起きたゼルガディスは賺さず剣を手に取った。
「はいっ!とても厄介な‥‥そのッ‥‥!」
〜むぎゅ〜
言葉を途中で切らしたアメリアはゼルガディスにしがみついてきた。
「あっ‥アメっ‥アメリア///」
「‥‥‥‥‥夜になると寂しくなる病が発病しました。」
409名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 13:59:24 ID:dVSXdKXe
これはもしや…
アメリア攻めの予感…!?
410名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:40:20 ID:zsfTeg6/
あけおめことよろ

今年もこのスレが賑やかになるように!!
411名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 20:06:45 ID:r50vM/7S
あけおめです

今年も色々な神様が降臨されますよーに(-人-)ナムナム
412名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 23:57:37 ID:9j7tsyii
こんばんは、ナーガ×アメリアを投下させていただきます。

百合物&ゼルガディス×アメリア前提ですので、苦手な方はご注意ください。
413ナーガ×アメリア1:2008/01/10(木) 23:58:59 ID:9j7tsyii
セイルーン王城の奥まった場所に、アメリアの部屋はあった。
明かりの消えた部屋は、真円を描く月の光だけが注がれ、銀を帯びた青の色に満たされている。
まるであの人の瞳の色のよう。
「ゼルディガスさん……」
想い人の名を呟き、ベッドに腰掛けたアメリアは両腕で自らをぎゅっと抱きしめる。

「おーっほっほっほっほっほっほっほっほっ」

ダークスターとの戦いのあと、ゼルガディスさんは外の大陸に残った。
体を元に戻す方法を探すために。

「おーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっ」

あなたもどこかでこの月を見ているのでしょうか。体を治す方法は見つかりましたか?
どこも怪我してませんか? ちゃんと食べてますか? アミュレットはまだ持っていますか?

「おーーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっ」

それとも遺跡を壊しまくってますか?
……と、さっきから近くで高笑いが聞こえているような気がするのですが、
もしかしてこの声は?!

「おーーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっ」
「グ、グレイシア姉さん!」
いつのまにか部屋の中で高笑いしているナーガに驚き、アメリアはずるっとベッドからずり落ちた。
414ナーガ×アメリア2:2008/01/11(金) 00:00:20 ID:9j7tsyii
「久しぶりね、アメリア。かれこれ10分笑ってたから疲れてきて、いつ気がつくのかと思ってたわ」
アメリアを見下ろし悠然とナーガは胸を張る。
背後の窓は開いていてカーテンがはためき、どうやらここから入ってきたらしい。
驚いて床に座り込んでいたアメリアだが、すばやく立ち直ってぴょんと立ち上がりナーガの手をしっかと握る。
「お久しぶりですグレイシア姉さん! どこかで行き倒れてないかと心配していましたが、
無事で何よりです!これも愛と正義の力ですっ!」
「おーっほっほっほっほ。本当にひとっかけらも変わってないわね、アメリア! ……でも」
ナーガの瞳が怪しく光り、アメリアに顔を寄せた。
「なんだかずいぶん色っぽくなった気がするけど、もしかしたらもう男を知ってるとか?」
「は?」

きょとんとするアメリアに、ナーガはすっと目を細める。
「つまりね、もう男とヤッたのかってこと」
「なっ……ねねね姉さん、なんてことっ!!」
ぼしゅっと真っ赤になったアメリアが大きく目を見開き、ぱたぱた手を振る。
「わたしとゼルガディスさんはそんな……いや、違っ……あのっ!」
「ふ……ん、やっぱりね」
男の名前に何か引っかかるものを感じたが、ナーガはそっとアメリアの頬に手を添えた。
「いい人がいるのね、アメリア。よかったわ本当に」
「え、ええと……。はい、姉さん。ありがとうございます」
そう言ったアメリアの顔は確かに微笑んでいたが……。
「……アメリア?」
アメリアの瞳から大粒の涙がぽたりぽたりと落ち、ナーガの表情が怪訝なものになる。
「……すみません、姉さん。実は……」
手の甲で涙を拭いて顔を上げたアメリアの唇に、ナーガの唇が重なった。
突然のことに言葉もなく、目をむいて驚くアメリアにナーガはずいと体を寄せ、
寝着の上からアメリアの乳房を持ち上げるように軽く掴む。
415ナーガ×アメリア3:2008/01/11(金) 00:01:53 ID:9j7tsyii
「ね、姉さん! ちょっと!」
さすがに驚いたアメリアが身を引くが、ナーガはにやりと笑った。
「いいじゃない。どんな事情があるのかは聞かないけど、寂しいんでしょ?」
言いながらアメリアににじり寄る。
「楽しみましょうよ、ね?」
よつんばでベッドを歩く姿は、黒豹のようでなまめかしい。
「だだだ駄目ですっ! そんなっ!」
真っ赤になってアメリアは後ずさりして逃げようとするが、壁際に追い詰められてしまう。
寄ってきたナーガの手がそっとアメリアの頬を掌で包む。
何か言おうと開きかけたアメリアの唇を、再びナーガが塞ぐ。
さっきの触れるだけとは違い深く強く口付けされ、奥に縮こまっていたアメリアの舌にナーガの舌が絡みつく。
「ん、んん……っ!」
時間をかけてねっとりと口内を蹂躙される。
息をすることもできず、頭がぼうとしてきてやっとアメリアは開放された。

「姉さん、やめてください……っ! 姉妹でこんなこと……、正義じゃないです!」
涙をにじませてアメリアは抗議するが、ナーガは目を細めて微笑みアメリアの耳元に唇を寄せる。
「いいじゃない。子供の頃はよくくすぐりっこしたじゃない、それに」
耳朶に軽く歯を立て、耳の穴に舌を入れるとアメリアの体がびくっと跳ねた。
「男を知って体が疼くんじゃない? 欲しいんでしょ?」
ナーガの唇と舌がアメリアの首筋を辿り、白い肩を吸う。
「……っ! ね、ねえさん、いい加減に!」
真っ赤になってアメリアは怒るが、ナーガは意に介した様子はない。
「女同士は浮気にカウントされないから大丈夫。彼氏だと思えばいいのよ。ね?」
「そ、そういう問題じゃ……ん」
口では嫌がっていても態度はそうじゃない。むしろ受け入れているようにも見える。
ナーガの口元がふっと緩み、アメリアの額やまぶた、頬や唇と顔中を口付けし、
寝着の上から再び豊かな乳房を捕らえた。
416ナーガ×アメリア4:2008/01/11(金) 00:02:55 ID:9j7tsyii
「あ……やぁ……」
「嫌なの? 本当に?」
手の上で転がすようにさすり、薄い布の上からすくいあげる様に揉みしだくと、先端がつんと尖ってくる。
硬くなった部分を指先でつまむとアメリアは白い喉を反らせて声をあげた。
「ああ!」
ナーガは満足げに微笑むと、手は休めないまま口と舌で器用に前ボタンを外していく。
年齢の割りに豊満なバストと白い肌が現れ、ナーガは頬擦りするように顔を埋める。
「あ〜、アメリアの肌ってヤバイくらい気持ちいいわ。いい匂いだし、くせになりそう」
螺旋を描くように乳房を舌と指で攻めていく。
「ああ……はぁ……ああん」
「いい声出すじゃない。ふふふ」
アメリアの荒い息が、だんだん甘い喘ぎに変わっていく。
ナーガの赤い舌がちろとピンクの乳首をなぶるように舐めて、転がして吸い、
軽く歯を立てるとアメリアの背がぴんと反り返った。
「ひあっ!」
一際高い声をあげるアメリアに、満足してナーガは微笑む。
「ずいぶん感度がいいわね。彼氏に開発してもらった?」
「そ、そんなこと言わないで……はぅっ!」
脇と腹をなでおろしながらナーガの手がするりと茂みに到着し、もっとも敏感な部分に触れる。
その部分がかなり潤っている様子に、ナーガはくすくす笑う。
入り口をさっとなぜるだけで蜜がまとわりついてくる。
「もうこんなになってるわよ、いやらしいわね」
「し、仕方ないじゃないですかぁっ!」
抗議するアメリアの唇に軽く口付けし、耳元でささやく。
「で、このまま続ける? やめてもいいわよ? どうする?」
ナーガの言葉にアメリアはぐっと言葉に詰まる。
「え? ……ええと」
ナーガの手はアメリアの内股のあたりで動きを止めている。
417ナーガ×アメリア5:2008/01/11(金) 00:04:04 ID:9j7tsyii
「………………さい」
うつむいたままアメリアは答えた。
「え? よく聞こえないわよ。なあに?」
「……もっと続けて……ここを、触って、……ください」
アメリアにしてみれば勇気を振り絞ったらしく、耳や肩まで真っ赤になっている。
「ここってどこのこと〜、アメリア」
「意地悪言わないで下さい!」
顔を上げてアメリアの怒声が飛ぶ。さすがにいじめすぎた。
「ごめんごめん、ここね」
ぬるりと抵抗なく指がアメリアの中に飲み込まれていく。
「あ……んっ」
くちゅ、くちゅと音を立て、中指が焦らすように確かめるように奥へと進んでは戻る。
「ん〜、2、3回ってとこ? あんまりやってないわね」
「な、なんでわかる……あんっ!」
「経験の差よ。姉を甘くみないことね」

姉さんは旅をしながら一体何をしているんだろう……。
そんな疑問がアメリアの頭をよぎったが、ナーガの指がうごめき、肉芽をつかまれるとあっさりと思考を奪われる。
「あ……あ、あぅ!」
快感に飲み込まれ、悲鳴のような嬌声を上げつづける
白い喉を反らし、足の指先までぴんと伸ばして、ひたすらナーガの愛撫を待っている。
「すごいわね。ぐいぐい締め付けてくる」
「……ひゃん!」
ナーガの指が中の上部付近を擦ると、アメリアの体が激しく跳ねた。
「ここがいいの? やっぱり姉妹ね、私と同じだわ」
くすくす笑うと更に指を強め、激しく攻めたてる。
「あ……あ、だめ……ああああっ!!」
背をこれ以上ないくらい反らし、揺さぶられているようにアメリアは頭を振る。
ナーガの背に回されたアメリアの手に力がこもり、肩がぶるっと震えた。
一瞬後、力なくナーガにもたれかかり、大きく息を吐く。
418ナーガ×アメリア6:2008/01/11(金) 00:06:18 ID:NESx4OaN
「イっちゃった? アメリア」
頬を上気させ、潤んだ目でアメリアは小さく頷いた。
指をアメリアの中から引き抜き、濡れた指で赤い舌でちろと舐める。
「ん、いい味」
そしてアメリアの膝を割り、体を滑り込ませるとナーガの頭がアメリアの腹のあたりに来た。
ナーガの掌と息を内股に感じ、思わずアメリアは息を呑む。
「ね、姉さん、なにをっ!!」
「んふ、直接味わってみたくってね」
アメリアの顔からさあっと血の気が引き、次の瞬間真っ赤になる。
「や、やめてくださいっ、姉さんっ! そんなことっ!」
必死になって腰を引き逃げようとするが、先ほど達して力が入らない体では易々とナーガに抱え込まれた。
「そんなに嫌がらなくてもいいじゃない。それとも彼氏はここ舐めたりしなかったの? もったいない」
足を割ってナーガの顔がアメリアの秘所に埋まり、ぬるりとしたものが入ってくる。
「う……ああっ!!」
わざと水音を立てるように、ぴちゃぴちゃとナーガの舌が入り口付近をなぶる。
時折舌を差し入れては引き抜き、きつく吸って蜜を味わう。
「どんどん溢れてくるわよアメリア。すごいわね」
「あああっ!!」
さざ波のように襲ってくる快感に、声を限りに叫ぶアメリア。
そのまま白い意識に飲み込まれ、荒い息が静かになって崩れ落ちた。

「アメリア?」
糸が切れた人形のように動かなくなったアメリアに不安になり、とっさに脈をみて寝息を確かめる。
眠っているだけとわかり、ナーガは安堵し息をついた。
「確かゼルガディスって言ってたわよね……」
レゾの狂戦士、白のゼルガディス、残酷な魔剣士、リナの便利アイテム、ゼルうさちゃん……。
様々な名を持つ異形の剣士と同一人物なら、探し当てるのは難しくはないだろう。
「見つけてまず話してみて、本当だったらとっ捕まえてアメリアにプレゼントね」
アメリアには幸せになって欲しいし、二人が王位を継いでくれれば自分はまだまだ好き放題できる。
眠っているアメリアの頬に口付けして、マントを翻してバルコニーから飛び上がる。
いつもの高笑いと共にナーガの姿は闇の空に消えていった。
419名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 00:11:49 ID:NESx4OaN
以上です。
初めはもっとギャグっぽくしたかったけど、なんかシリアスになってしまいました。
420名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 01:48:57 ID:w699Wwx6
ナガアメ神とは珍しい神様の降臨ですじゃ。ありがたや。
新年早々、お祈りしておいた御利益がありますたw
連休にじっくり読ませて頂きます。

まずはご進物を… (´・ω・)つGJ
421名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 13:21:16 ID:IWiP3nlZ
GJ!
いや中々面白かったwww
422412:2008/01/11(金) 20:05:21 ID:NESx4OaN
412です。GJありがとうございました!
今見返したら、1でゼルガディスの名前間違えてる〜っ!!

……ゼルにアストラル・ヴァインで斬られに逝ってきますorz
423シルリナ+アメリナ:2008/01/13(日) 22:38:16 ID:JU9MvRra
実はいつだったかのシルリナを読んで思いついたネタだ。パクリと言うほどではないが気を悪くさせたらすまん。
(シルリナ+アメリナ)



長い旅と数多くの戦いで体を壊したリナが、殆ど拉致監禁状態でセイルーン王宮に暮らすようになって早一ヶ月だった。
セイルーンに住む親族のもとで暮らしていたシルフィールもリナの治療をするアメリアを手伝い王宮で働くようになり、
なんだかんだでリナを心配しセイルーンを拠点に動くようになったゼルガディス、そしてもちろん自称保護者のガウリイも。
留まることを知らない風のようだと思っていた仲間たちが今も自分のそばにいることに、アメリアはこんな状況でありながら幸せを感じていた。

ある日アメリアが調べ物をしに王宮の図書館に来たときのことだった。
王族と限られたものだけの為のその部屋には、いつも人の気配がなかった。ただその日は違った。
「……あ、やめ……っ」
微かに震えた声。
(……この声)
息を殺しながら声のする方へ行くと、そこには思った通りの人物が居た。
「嫌ですわ、リナさん。やめるわけがないじゃないですか。これはお仕置きなんですから」
本棚にリナを押し付けて、片方の足を抱え上げたシルフィールが傲然と言い放つ。
「どうして少しの時間も大人しくしてられないんですか?」
あくまでやさしげな口調で言いながら、その指はぐちぐちとリナの秘部をかきまわしている。
むりやりに拡げられた脚の間で、水音がいやらしく響いた。
「だってあたし……病気じゃ、ない、もん……っ」
シルフィール相手だと、リナはどこか口調が幼くなる。アメリアがふと思った。
以前リナの実家に行って姉に会ったことがあると言うガウリイは「なんとなく姉ちゃんに似てるからじゃないか」と言っていた。
「何度も同じことを言わせないでください。リナさんの体は、もうボロボロなんですよ。不用意に魔法だって使ってはいけないほどに」
「……やだぁ。そんなのや、……あぁっ!」
涙ぐむリナをじっと見つめながら、シルフィールが抜き差ししていた指を抜き出す。飲み込まれていた細くて長い指が3本、姿を覗かせた。
「……本当に、聞き分けのない方ですね」
言いながら自らの巫女服――特別仕様だ――からずるりとソレを引きずりだした。
アメリアが小さく溜息をつく。リナをこの城に監禁して数日目、退屈に堪えかねたリナが飛び出していつもの盗賊いぢめに行ったときのこと。
すぐに気が付いてあとを追った自分たちに気付き、盗賊たちが手当たり次第に投げつけたものの中に例の薬があったのだ。彼女はそれをもろにかぶり――結果。
「やっぱり、体で分かっていただくしかありませんわね」
リナが恐怖に息を詰まらせる。シルフィールの豊満な女の体に、似つかわしくないほど凶悪なほど巨大な男根を見て。
「……や、シルフィールっ……!ごめ、」
「もう遅いですわ、リナさん」
424シルリナ+アメリナ:2008/01/13(日) 22:40:51 ID:JU9MvRra
あげすまそ(´・ω・`)
続きでつ


どこか喜悦さえも感じさせる声と同時に、張り裂けんばかりに膨張した砲身を根元まで一気に挿入した。
「………………っ!!」
女の指3本など比べようもないくらい大きなモノに突き上げられ、リナが声なき悲鳴をあげる。
シルフィールはそんなリナの唇に噛み付くようなキスをして声が漏れないようにすると、
先端が見えるか見えないかくらいまで引き抜き、また一気に突き上げる動作を繰り返した。
片足を抱えられ、反対の脚も身長差から床にぎりぎりついている程度だったので、リナの自重のほとんどがシルフィールとの接合部にかかっていた。
息苦しそうに喘ぐリナの唇を離すと、唾液と共に荒い息が漏れる。
「ご、ごめんなさい……シルフィール、もうゆるし、て」
ぽたぽたと涙をこぼしながら、リナが哀願する。シルフィールがその表情に更に欲情してしまったことには気付いていない。
「なんて言うんでしたっけ?お願いするときには」
リナの顔が屈辱に歪む。こんな状況でもリナ=インバースなのだ。そのことがシルフィールのサド心をくすぐる。
ぞくぞくと背中を駆け上がる快感に、リナの中にぎっちり収まったソレが一際大きくなり、リナの内壁を押し付けた。リナが圧迫感に耐えかねて声をもらす。
「……あぁ、…っ…ご、しゅじんさま……!」
屈辱に唇を噛み締めるリナの瞼に、シルフィールがやさしくキスをした。
「イイコですね」
ふと覗かせた穏やかな眼差しと声に、どきりと高鳴った心臓と共にリナが内壁をきゅっとしめつける。
不意の刺激に、ぎりぎりでこらえていたシルフィールのソレがびくびくと脈打つ。
まだコントロールに慣れていないのか、シルフィールは思わずイってしまった。
「……あぁっ……!!」
精液――厳密に言えば精子は入っていないのだが――を子宮に打ち付けられ、リナが仰け反る。
本棚に押し付けられた背中に痛みが走るが、気にしている余裕はない。がくがくと脚を震わせ、リナもイった。
「ええっと、ごめんなさい、リナさん」
力なくくずおれるリナを抱えながら、シルフィールがごまかすように笑った。
なんの為に恥ずかしい言葉を言わされたのか分からないリナが、文句を言う暇もなく――。
「それじゃあ、今度はわたしのお仕置きを受けてもらおうかしら?」
アメリアが疲れ果てたリナの無防備な耳にそっと息を吹き込んだ。
「……あ、アメリア?!」
「あら、見てらしたんですの?」
「ていうかこんなところでしないでくださいよ、シルフィールさん」
声が上ずるほど動揺するリナとは対照的に、談笑のようなノリで話すアメリアとシルフィール。
リナが口をぱくぱくさせていると、シルフィールがぐったりしているリナの体をぐいっと引いてまた立ち上がらせる。
アメリアはそのリナの後ろに回り、シルフィールとは反対の脚を抱え上げた。
血筋なのかシルフィールにもじき届きそうなほどに背が伸びたアメリアには、小柄なリナは軽すぎるくらいだった。
ふたりに左右の脚を持ち上げられ、リナは自分の体勢のあまりの恥ずかしさに気が遠くなりそうだった。
しかしそんな問題よりもっと現実的に気が遠くなりそうなことに、シルフィールはいつの間にかまたあの凶悪な大きさを取り戻しつつあるソレをリナの入り口に押し当てている。
そしてリナの後ろのまだ少しも慣らされていない菊門には、見えはしないが同じくらいに張り詰めた硬い大きなものが押し付けられていた。
例の薬は――アメリアも被ったのだ。


425名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 02:41:57 ID:YBlWP0Ij
GJ! だけどふたなりを扱うなら初めに注意書きを入れた方がいいと思う。
426シルリナ+アメリナ:2008/01/14(月) 19:40:29 ID:YUNlxlDY
忠告ありがとうございます。以後気をつけます(´・ω・`)
色々と初心者臭くて申し訳ない。
427名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:37:31 ID:Rw+sXuD9
GJ! 続きが読みたい〜
428名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 00:11:14 ID:IgoOtwDa
>>412
レス遅くなりましたが連休中に読了しますた。
雰囲気だけの百合エチだったら…とちょい不安でしたが、
ちゃんとエロ描写が成人向けで良かった。
改めてGJ!
429名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 18:13:44 ID:1YJ8c0Wo
過疎ってるので話題を振りがてら質問。
リナの服の構造ってどんな風になってるんだろうか。
アニメスレでリナの黄色い布はパンツだレオタードだって言ってるので、
ちょっと気になった。

アメリアはNEXTでマントは別パーツで、上着はTシャツみたいに被って着てたけど。
430名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:06:40 ID:m9fqm8W4
>429
アニメの設定ではレオタードみたいだったけど、実際はソレではトイレに困ると思う。
ヒロインはトイレに行かないのかもしれないけど。
431名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:11:46 ID:x0cxDORc
…どう見ても、紅色のレオタードみたいなのの上に
パンツというかブルマというかを履いています。
黄色い部分まで一体式って同人誌解釈っぽい。
432名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:26:58 ID:x0cxDORc
あれ?黄色いのが腰から上まであるかって質問か。
それは分からないな。ぱんつに一票。
433名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 00:04:31 ID:xLp+/asZ
>429
ボディスーツみたいに股間部分がボタンで外れるんじゃないか?
ただレオタードだと、レオタード+上着+上着の上のブラもどきで、
ただでさえ貧乳の胸がぺたんこに(ry
434名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 13:26:51 ID:e4goBrnp
久しぶりに来たら百合祭りだったのか。
そういえば、ナーガとシルフィールはレズ物が多いけど、
ナーガはともかく、ガウシルってありそうだけど見ないな。
435名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 11:49:22 ID:If/x95hw
ナーガ×シルフィールを想像したじゃないか。
436名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 20:42:30 ID:yb0CXk4Q
こんばんは、男複数人×フィリアの陵辱物を投下させていただきます。
リナ&アメリア陵辱も匂わす程度ですがありますので、
苦手な方はご注意ください。
437フィリア(陵辱)1:2008/01/26(土) 20:46:19 ID:yb0CXk4Q
油断していた。
そうとしか言いようが無い。
火竜王の神殿までの旅の途中、立ち寄った割と大きな街。
一泊した次の朝、旅に必要なものを色々買い込もうという話になった。
ひたすら荒野を歩いてきて久々の大きな町である。
長期戦に突入した女性陣の買い物に、ガウリイはさすがに付き合いきれなくなって宿に戻ってしまい、
ゼルガディスは別行動で寺院と図書館に行き、ゼロスはどこかに消えしまっている。
女ばかりの気楽さで、店員に出されたお茶を何の警戒もせずに飲んでしまい……。
気がついたら手足を縛られ、薄暗い部屋の床に転がされていた。

ひんやり冷たい石の床を頬に感じながら、フィリアは意識を取り戻した。
「う……」
ここはどこなんだろうか。
徐々に視界がはっきりして辺りを見回してみると、
安宿のような薄汚れた部屋にいることがわかった。
薄暗い所をみると地下室かもしれない。
「気がついたかい、ぺっぴんさん」
へっへと、あざける様な声が頭上から聞こえた。
「!」
驚いて顔を上げると、数人の野卑な顔の男達が自分を取り巻き、見下ろしている。
「あなた方は誰ですかっ! 私をどうするつもりですかっ!」
気丈なフィリアの言葉に、男たちはにやけ笑いを浮かべる。
「俺たちか? 俺たちは盗賊だよ。あんたみたいなふらふらしてる女をとっ捕まえて、
助平な金持ちや娼館に売り飛ばしたりもするがな。
あんたのその服、巫女だろ? 巫女ってことは処女だから高い値がつくだろうし嬉しいねえ」
フィリアの顔がさっと青ざめる。
とはいってもこの時点ではフィリアはまだ冷静だった。
ゆっくりと周りを見ると、この部屋にいるのは人間の男が数人ばかり。
部屋の外にはまだ何人かいるかもしれないが所詮は人間、竜の姿に戻れば相手にもならない。
438フィリア(陵辱)2:2008/01/26(土) 20:47:58 ID:yb0CXk4Q
その時ドアが開いて、別の男が顔を出した。
「おかしら〜、3人もいるんだから1人くらいまわしてくれって、
他のやつらがうるさいんですけど〜」
「うるせえ! おまえらの好きにさせたら壊しちまって、売り物にならなくなるだろうがっ!!
今まで何人壊したと思ってるんだ!」
「そう言ったんですけど、あいつら聞かないんですよ〜。
あんな上玉、2人も目の前にしてお預けってのもきついっスよ」

上玉? 2人?
そういえば、確かリナとアメリアも一緒だったはず。
嫌な予感が現実となってフィリアを襲う。
「リ……リナさんと、アメリアさんは! どこにいるのですかっ!!」
「あぁ〜ん、あの可愛らしいガキどもか」
必死のフィリアを面白そうに盗賊の頭が眺める。
「安心しな。他の部屋でちゃ〜んと指一本触れずに丁重に扱ってるぜ。
……今の所はな」
ひゃっひゃと下衆な笑い声をたてる男たちに、フィリアの目の前が真っ暗になった。
あの2人がこんなやつらに乱暴される……考えただけで身の毛がよだつ。
そんなことになったらガウリイやゼルガディスに会わせる顔がない。
「まあしかし……あいつらの気持ちもわかるな。
3人もいるんだし、この女だけでも結構な金になるし、
あのガキどもだって、あれだけの器量なら傷物でも金になる」
舌なめずりする盗賊頭に、フィリアの顔から見る見る血の気が引いていく。
「や、やめてくださいっ! お願いやめてっ!」
いざとなれば竜に戻って戦えばいいと思っていたが、
リナとアメリアが今どういう状態にいるのかわからない。
魔術に長けているリナやアメリアも、もし眠っていたら身を守ることができない。
「やめてってか? 頼める立場だと思ってるのか? ええ!」
ぐいと盗賊の指がフィリアの顎を捉える。
439フィリア(陵辱)3:2008/01/26(土) 20:49:24 ID:yb0CXk4Q
「あ、あの2人には……リナさんたちには手を出さないで下さい! わ、わたしはどうなってもいいです。
あの2人は……」
「ほう、健気なもんだ。そんなにあの2人が大事かよ。ここには飢えた男が数十人ばかりいるんだが、
全員あんたが相手するってか?」
「は、はい……」
震える声でフィリアは答えた。
「わたしが……みなさんのお相手をいたします。
で、ですから、……リナさんとアメリアさんには手を出さないと約束して下さい」
「おお、約束するぜ」
ひゃっひゃと笑い声があちこちからあがる。
「んじゃまず、これをしゃぶってもらおうか」
目の前に恐ろしいほど怒張した性器を目の前に出されて、思わず息を呑む。
これを……どうをしろと?
「おい、何ぼーっとしてやがる! 真面目にやりやがれっ! こうだこうっ!!」
「う、ぐっ……」
髪をつかまれ無理やり口の中にねじ込まれ、男の匂いが口に広がる。
「多少下手でもしゃーねーから、しっかりやりな! 舌もちゃんと使えよ!
……そうそう、中々うめえじゃねえかよ」
ぴちゃ、ぴちゃ……。
言われた通り男のものを口に頬張り舌を這わせると、自分が立てる水音が嫌でも耳に付く。
「んんっ……うっ!」
熱く生臭い精液が喉に流れ込んできて、むせ返る。
「ぐっ……うう」
思わず咳き込んで吐き出そうとするが。
「ちゃんと飲めよ。……それともあの2人の所に行ってやろうか?」
……吐き気に耐えてなんとか飲み込む。
火竜王に仕える巫女がこんな……屈辱と悔しさに涙がにじんだ。
440フィリア(陵辱)4:2008/01/26(土) 20:52:00 ID:yb0CXk4Q
誰かが後ろからフィリアのスカートをまくりあげ、乱暴に下着を降ろした。
「な、なにを……ああっ!」
「おお、けっこう濡れてるじゃねえか。そんなに突っ込んでもらいてえのか。淫乱な巫女さんだな」
「だ、だれが……うぅっ!」
フィリアの秘所に無遠慮な指が差し込まれ、乱暴に肉壁を擦られてフィリアは苦痛にうめき声をもらす。
胸元がいつの間にか大きく開かれて、豊かな胸が鷲づかみにされ乳首を乱暴に捻られた。
「ぐ!」
痛みに顔をしかめ、つい声が出る。
ふいにフィリアの秘所に指とは違うものが強引に押し入ってきた。
「!」
裂かれるような痛みに、喉の奥から声にならない叫びが漏れる。
「い、い……たい、ううう……」
手付かずのフィリアの奥に男のものがギリギリと押し入ってきて、
男の腰が打ち付ける度に下半身に激痛が走る。
「あ……あ、ううう……」
フィリアの目から涙がこぼれる。
よつんばになって獣のように犯されて、歯を食いしばることしかできない自分が情けない。
「おお、泣くほどいいのかよ、好き物だな!」
「こっちの口がお留守だぜ!」
さっきとは違う男が立ちふさがる。
前髪をつかんで顔を上げさせられ、再び張り詰めたものを咥えさせられる。
「歯立てんなよ」
「うう……」

(時間を……なんとか時間さえ稼げば)
自分たちがいないことに気付けば、ガウリイたちがきっと助けに来てくれるはず。
ゼルガディスならリナのタリスマンやアメリアのアミュレットの魔力を辿れるだろうし、
いざとなればゼロスだっている。
男達に陵辱される中、それだけがフィリアの唯一の望みだった。
441フィリア(陵辱)5:2008/01/26(土) 20:53:39 ID:yb0CXk4Q
あれから何人相手にしたのかわからない。
男の匂いが充満する部屋で、ひたすら男達を受け入れ続ける。
巫女服は破かれ、ただの布切れになって部屋の隅にうち捨てられた。
入れ替わり立ち代り部屋に入ってくる男たちの中に、頬に引っかき傷のある男がいた。
「おっ、どうした?」
「ああ、ひでえ目にあった。あの赤毛のガキ気が強くてまいったぜ」
「あれだけやられてもまだ抵抗すんのか。たいしたガキだな」
「でもいい女だしお前も喜んでやってたじゃねえか。へっへっへ、胸がちいーっと残念だけどな」
「乳がでかい方がいいならこの女か、もう1人のちっこい黒髪の方に行きな。
正義がどうとか妙なこと言ってる変なガキだけど、いい乳してたぜ」

気の強い赤毛?
……正義がどうとか言う黒髪?

音が消えた。
体中からすとんと血が引いて、目の前が真っ暗になった。
頭にガンガン響くのは、心臓の音だろうか。
「そ……んな」
2人さえ無事なら、それだけを望んで野卑な男達に身を投じたのに。
「た……助けると」
喉の奥から振り絞るようにして、やっと声が出た。
「リナさんたちは助けると……約束したではありませんか!」
「あ〜、約束どおり大切に扱ってるぜ」
「大切な売り物だし、壊しちゃいないぜ。なあ」
げらげらと人さらいたちが笑い出す。
「おら休むんじゃねえっ! まだまだ順番待ちがいるんだ。終わりゃしないぜ!」
髪を掴んで顔を上げさせられふたたびフィリアは男のものを咥えさせられる。
「う、うぐっ!」
喉の奥まで突っ込まれて吐きそうになる。
再び陵辱が始まった。
後ろから何度も貫かれ、痺れた頭にリナとアメリアの姿が浮かぶ。
乱暴され汚されて、泣き叫ぶ二人の姿。
442フィリア(陵辱)6:2008/01/26(土) 20:55:12 ID:yb0CXk4Q
『い……いやぁー、ガウリイーー!!』
『ゼルガディスさん! ゼルガディスさん、助けてーっ!』

想像とはいえ、この建物のどこかで同じような光景があるのだろう。
締め付けられたように胸が痛む。
二人の姿が消え、代わってガウリイとゼルガディスの姿が現れる。
幻の彼らは街中を走り、リナたちを探し回っていた。
(はやく、はやく助けに来てください……。このままだとリナさんとアメリアさんが……)
誰かが面白がって小さな鞭でフィリアの尻を打った。
「ああーっ!」
悲鳴だけではないその声に、男達が笑ってはやし立てる。
「なんだこいつ、感じてやがるのか!」
「こらこら、傷をつけるなって言ったろ」
「淫乱な巫女ってのもいいな。こいつは売らずに、俺たちで飼うか?」
豊かな白い胸を乱暴に掴まれ、再び歓喜の混じった悲鳴をフィリアは上げた。
「あぐっ!!、ああん……あ……」
再び後ろから貫かれ、今度は自分から口を開いて盗賊たちのものを受け入れて舌を絡める。
どうして自分はこんな扱いに快感を覚えているんだろう。
自分が自分でなくなってくる。
(たすけて、……ゼロス、たす……けて)
大嫌いなはずの黒髪の魔族にフィリアは助けを求めた。

もう何時間たったのだろうか。
顔も髪も男たちの精液で汚れ、白い肌には幾つもの擦り傷や切り傷が痛々しく浮かび上がっている。
指一本動かせなくなり、ぐったりしたフィリアの尻を男が乱暴に蹴り上げた。
「おら、サボるんじゃねえ! しっかり締めつけねえかっ!」
「…………」
もう痛みも感じないし、さんざん泣き叫び枯れた喉には悲鳴すら上がらない。
443フィリア(陵辱)7:2008/01/26(土) 20:58:08 ID:yb0CXk4Q
その時、部屋に吹くはずのない風が渦を巻いた。
フィリアを蹴った男の足が体から切り離されて、鮮血が噴出す。
「うぎゃあああああーーーーっ!!!!」
膝を抱え転がり回る男の姿が、次の瞬間肉が焦げた匂いと共に蒸発した。
「な……なんだ?!」
「何かいるぞ、逃げろーっ!!」
我先に逃げようとした男達の姿が、鈍い蒸発音とともに次々と消滅していく。
「ゼ……ロス?」
旋風と共にマントを翻し、現れたのはゼロスだった。
掲げた杖を降ろし、ゆっくりとフィリアを振り返る。
(竜族の巫女ともあろうものが、なんという有様ですか)
フィリアを見下ろす冷ややかな紫の瞳が、そう言っているようだった。
「は……やく、リナさんたちを……助けて」
弱々しく手を伸ばすフィリアに、ゼロスは無言で部屋の入り口に顔を向けた。
視線を追うと、黒いマントに包まれたリナを抱き上げたガウリイと、
白いマントに包まれたアメリアを抱いたゼルガディスが立っている。
ああ、助かったのだ。
「遅くなってすまなかったフィリア。……大丈夫か?」
悲しみに満ちた目で、辛そうにガウリイが尋ねる。
安堵するフィリアだが、ガウリイの抱えたシーツから見えた足首には血が滲んでいる。
胸がズキリと痛む。
「ガウリイさん、ゼルガディスさんすみません……。お二人をこんな目に合わせてしまっ……て……」
力を振り絞ってそれだけ言うと、限界まで張り詰めた糸が、切れた。
気を失う寸前にフィリアが目にしたのは、
ゼルガディスに何か言われてこちらに歩いてくるゼロスの姿。
そしてその後、ふわりと体が浮き上がる感覚と共に、フィリアの視界は闇に飲まれた。
444フィリア(陵辱):2008/01/26(土) 21:02:49 ID:yb0CXk4Q
以上です。
お目汚し失礼しました。
445名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 21:05:53 ID:1MNwT4T2
GJ!
フィリアの陵辱は初めて見た。
446名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 00:03:28 ID:58GS15K9
堪能させていただきました。


続きキボンヌ。
447名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 01:47:45 ID:+YR6Rs7O
フィリアのその後は・・・うぅぅ・・・
448名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 02:08:55 ID:qDjhqQ5r
これはいいものを見させてもらいました。
続きももちろん、リナ陵辱のほうも見てみたい、と言ってみる。
449436:2008/01/28(月) 22:02:21 ID:+Mk3DRdv
436です。
このスレはほのぼのエロが多いので、陵辱ネタは顰蹙かなと思ったのですが、
暖かいGJありがとうございます。
続きキボンヌもありがとうございます。でも、まったく考えつかないです。すみません。
リナ陵辱は、リナをどう無力化するかが一番の難題かも。
450名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 18:13:18 ID:PaGUsCI6
あの日を襲えば大丈夫じゃね?
451名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 03:15:36 ID:n7R5Dp73
>>436
やっぱり、フィリア陵辱の話と同じように、飲み物か食べ物に何かを盛るとか、
450氏の案などが無難でしょうか。
あとは、てきとーな呪いとか、色々ありそうですが…
とりあえず、話が浮かびそうなら書いてみてもらえると、ひぢょおにありがたいです。
452名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 22:44:46 ID:JWo9KE53
原作3巻あたりで
リナが猿轡噛まされて魔術が使えず
(呪文唱えられないから)
その辺のザコにやられそうになってたの思い出した
453名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 20:55:15 ID:dEsdt03z
保守
454名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 18:08:39 ID:QTmrtpCR
神来ないな…
保守がてら、女性キャラのバストサイズを予想してみる

リナAA アメリアE ナーガG シルフィールC マルチナC フィリアD ルナE
455名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 23:02:29 ID:X611g7xB
NEXTとTRYの間のガウリナが読みたーい
456名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 00:33:49 ID:/q2ZEnrn
なんかみんな「緊急発表」の方に心が飛んじゃってるかんじだだな。
大人しくXデーを待つしかないか・・・
457436:2008/02/12(火) 20:16:40 ID:KNtijB4Z
こんばんは、437-443フィリア陵辱のリナサイドをUPさせて頂きます。
後付け設定ゆえ、フィリア陵辱と矛盾点が多々あると思いますが、
広い心でご了承下さい。

もちろん陵辱物ですので、苦手な方はスルーお願いします。
458リナ(陵辱)1:2008/02/12(火) 20:20:01 ID:KNtijB4Z
目が覚めると、リナは自分が古びた部屋の床に転がっていることに気がついた。
部屋の隅の椅子にはこれがまた絵に描いたような盗賊が座ってて、
ゆらゆら船をこいで居眠りをしている。
(……ここ、どこ?)
はっきりしない頭に徐々に記憶が蘇ってくる。
確かアメリアやフィリアと一緒に買い物していて、店員が出したお茶をみんなで飲んで……。
そこで記憶が途切れてる。
どうやら一服盛られたらしい。
おのれ。

ゆっくりと起き上がると、居眠りしていた盗賊がさすがに気がついてリナを見る。
「盗賊の分際で、この天才美少女魔道士リナ・インバースをはめるとはいい度胸じゃないの!」
腰に手を当て、不敵な笑みを浮かべてリナは髪をかきあげた。
「完膚なまでに叩きのめして後悔させてやるから、覚悟することね!
でもまあ、お宝全部差し出して土下座して謝るなら、見逃してやってもいいんだけど」
「へ?」
見張りの盗賊の顔がきょとんとした顔になる。
無理もない。
盗賊キラーで知られたリナの名も、外の大陸ではまったくと言っていいほど知られていない。
リナの言葉は「小娘のたわごと」としか取られなかった。
無反応の盗賊に、少し傷つく天才魔術師。
「逃げないってんなら、まあいいわ」
気を取り直して手を構え、短い詠唱を唱える。
「ファイアー・ボーーーール!!」
459リナ(陵辱)2:2008/02/12(火) 20:20:59 ID:KNtijB4Z
しーん。
「……え?」
手の平から勢いよく飛び出してくるはずの火の球がなぜか出てこない。
「な、なななんで?」
予想外の出来事に固まるリナ。
「フリーズ・アロー! ディム・ウィン! ええい、ラインティング!」
かけらも発動しない。
さすがにリナの顔が青ざめてくる。
まっさきに乙女の事情を考えたが、日が外れすぎてる。それにしたって、ニンジンくらい出てもいいはずだ。
「はあ? 何のまじないだ、そりゃ……っ!」
呆れ顔の盗賊の顔面に、リナの靴底がヒットした。
「あ、が……」
顔面に靴跡をつけたまま、後ろ向きに倒れる盗賊A。
しゅたっと着地し、そのまま身を翻しリナはドアを開けて部屋の外に駆け出た。
「あ、逃げやがった!!」
通路の向こうから走ってくる盗賊の団体に舌打ちして、逆方向に通路に走る。
「アメリア! フィリア! いたら返事して!」
走りながらリナは叫ぶが、返事は無い。
魔法は使えないし、アメリアやフィリアの居場所もわからない。雑魚盗賊もどんどん集まってくる。
さすがのリナにも焦りの色が見え始めた。
その時、甲高い悲鳴が響いた。
「アメリア!」
リナの注意が逸れた瞬間、傍らのドアが勢いよく開き、出てきた男がリナの腹を思い切り蹴った。
「ぐっ!」
不意をつかれ、リナはその場に倒れうずくまる。
即座に、数人の男たちがリナを押さえにかかり、リナは身動きできなくなった。
「手間取らせやがって!」
「離しなさいよ! 離せって言ってんでしょ!」
男たちの手の中でもがき暴れまくるリナ。
「うるせえ! じたばた暴れるんじゃねえ! くっそう、こいつに手出したらいけねえのかよ!
2、3発やりゃあ、大人しくなるってのに!」
「……いいんじゃね? あのパツ金美人が全員の相手するって話だけど、全然順番廻ってこねえし」
ちらと1人の男が意味深に、さっき悲鳴のあがったドアを見る。
「あっちもお楽しみみてえだしよ」
460リナ(陵辱)3:2008/02/12(火) 20:22:05 ID:KNtijB4Z
盗賊どもの下でリナが目を見開いた。
「パツ金美人ってフィリアのこと? ちょっと、順番って何の順番よっ!
アメリアに何してるのよ!」
「うるさい、ギャーギャーわめくなっ! めんどくせえ、やっちまえっ!」
うつぶせで押さえつけられたリナのスパッツが下着ごと下ろされ、素肌の尻が露になると、
さすがにリナの顔色が変わった。
「なにすんのよ、馬鹿! 変態!」
「おお、ガキだと思ったらいっちょまえの女じゃねえか! よしよし、いい気持ちにさせてやるからな」
「だ、だれが……うっ!」
厳つい男の指がリナの秘所をまさぐるように嬲りだした。
「ぐっ……、うう……」
まだ誰も触れたことの無いリナの部分に、男の指が無遠慮に出し入れされ中で暴れまくる。
快感とは程遠いその行為は嫌悪感しかなく、全身に鳥肌が立つ。
悪寒が背筋を伝って吐きそうになる。
「なんだ、全然濡れてこねえぞ」
「お前が下手なんじぇえか?」
げらげら笑う盗賊たちに、リナはただ嫌悪と屈辱で歯を食いしばって耐えるしかなかった。
(こんな……こんなやつらに! 魔法さえ使えたら!)
少しして男はリナの中から指を引き抜き、ぺろっと舐めた。
「濡れはイマイチだがまあこんなもんか、お仕置きだしな。
ほうらお嬢ちゃん、今からこれをお嬢ちゃんに突っ込んでやるからな」
怒張した男のものがリナの目の前に出され、さすがのリナも顔が引きつる。
(な、何なの?)
こんなグロテスクなものが、どこに入ると……?
とたんに恐怖が背筋を走る。
「い、いや……、いやぁーっ!」
渾身の力で暴れまくり、男たちから逃れようとするが、びくともしない。
「いやぁーっ! ガウリイー! ゼルー! アメリアー! 誰か助けてーっ!!」
「こら暴れるな、可愛がってやるっつってんだろーがっ!」
男の先端がリナの秘所にあてがわれると、リナの体が恐怖で硬直した。
ギリギリとねじ込まれるように何かが入ってくる。
461リナ(陵辱)4:2008/02/12(火) 20:23:27 ID:KNtijB4Z
「……ッ!!」
声にならない悲鳴がリナの喉からあがる。
「おおきっついな、こいつは処女だな。もうけたぜ」
げらげらと野卑な声で男達が笑う。
(い……いたい……うう……)
引き裂かれるような痛みに、リナは声を出さずに首を振って耐えた。
こんなやつらに弱みは見せたくない。
「ほれ、口開けな」
ぐいと髪をつかんで顔を上げさせられた。
目の前には怒張した男の一物。
初めて見る代物に一瞬目を剥くが、瞬時に目を背け口を固く結ぶ。
「おいっ! いいかげんにしやがれ!」
顎と鼻を摘まれ無理やり開かされたリナの口に、男の物がねじ込まれる。
「!」
口の中になにがあるのか、舌に何が当たっているのか。
と同時に、リナが思い切り噛み付く。
「ぐっ!!」
股間を押さえてうずくまる男に、他の盗賊たちがげらげら笑う。
「なにしやがるこのアマッ!」
拳で思い切り頬を殴られ、リナの口の中が切れる。
実際、リナが抵抗すればするほど男達の嗜虐心を煽ることになるのだ。
そういう意味では、初めから受け入れたフィリアの方がまだましだった。
情け容赦なく男の腰が叩きつけられて、リナの体に激痛が走る。
「う……ううっ……ぐっ!」
(ガウリイ……助けて、ガウリイ……)
痛みで麻痺した頭に、アメリアのすすり泣く声が聞こえた気がした。
(アメリアも……同じこと、されてる?)
恐らくはフィリアも。
(大丈夫よ、アメリア。ゼルはそんなこと気にしない。きっと)
リナの頭に穏やかに笑う金髪の保護者の顔が浮かぶ。
ガウリイは……気にするだろうか。
462リナ(陵辱)5:2008/02/12(火) 20:24:40 ID:KNtijB4Z
冷たい水を感じて目が覚めた。
眉をしかめて目を開くと、男がバケツを持って立っていた。
全身ずぶ濡れで、どうやら気を失って水をかけられたらしい。
体のあちこちが痛む。外側も、内側も。
「休むんじゃねえ。まだまだ後に控えてるんだからな」
ぐいと乱暴に腕を引っ張られ再び組み敷かれる。
リナはわずかに顔をしかめたが、攻められ続けた体は力が入らない。
もう押さえつけられなくとも抵抗しなくなったリナに、男が再び覆いかぶさる。
「覚えてなさいよ……」
体中を撫で付ける手に嫌悪を隠そうともせず、リナが低い声で呟く。
「あんたら全員、ガウリイとゼルが殺すから……」
「おう、殺されてみてえもんだな」
リナの上の男がひゃっひゃと笑った。
「ゼルってのは、あのちんまい黒髪の子の男か? ゼルガディスさんってずっと呼んでるぜ。
可哀そうになあ」
「!」
リナの目が大きく見開く。
「お前もあっちも処女だったし、どうせそいつら女に手も出せねえ腰抜けだろうが」
とたんにリナが腕が跳ね上がって、男の顔を引っ掻く。
「こ……の、アマッ!」
「ガウリイを侮辱しないで! ゼルだって……何も知らないくせにっ!」
しかし抵抗はそこまでだった。
再び殴られて、人形のように動けなくなったリナを男が貫く。
(ガウリイ……)
陵辱が再び始まり、揺さぶられる頭に浮かぶのはガウリイの姿ばかりだった。
463リナ(陵辱)6:2008/02/12(火) 20:26:25 ID:KNtijB4Z
日が差し込まない部屋の中で、わからないほどの時間がたったその時、
ふいに遠くで騒ぎが起こったらしく、ドアの向こうでバタバタと走る音が聞こえた。
「なんだ、なんのさわ……ぎ……っ!」
ドアを開けて外を見た盗賊は、そのまま倒れた。
盗賊の死体を踏み越えるように、剣を構えた青い服と金髪の剣士が現れた。
「リナいるかっ! リ……」
部屋の中の惨状を見て、ガウリイは絶句した。
脱がすのがもどかしくて破いたらしいスパッツが、ふくらはぎの辺りに申し訳程度に残っている以外は
素っ裸のリナを盗賊たちが取り囲んでいた。
ガウリイの驚きが徐々に収まり、変わって怒りが体を満たす。
「き……さまら……リナに何をしたっ!」
床を蹴ってガウリイが突進してくる。
慌てて盗賊たちも剣を構え応戦しようとするが、相手が悪い。
「たああぁぁーーッ!」
光の剣がうなり、盗賊たちが斬り倒されるまで数秒もかからなかった。
盗賊の死体の中で、ガウリイが肩で息をしてリナを振り返る。
「ガウリイ……」
ひどい有様だった。
体中擦り傷だらけで、内股には乾いた血がこびりついている。顔も体も精液まみれで、異様な匂いがした。
傭兵時代によく見た光景である。
何をされたのか一目でわかる。
ガウリイの視線を受けて、リナはゆるゆると足を閉じようとしたが、力が入らずうまくいかない。
464リナ(陵辱)7:2008/02/12(火) 20:27:32 ID:KNtijB4Z
「いたか、ガウリ……ッ!」
続いて部屋に入ってきたゼルガディスも思わず息を呑む。
「ゼル……アメリアが……」
ゼルガディスを見ると、一言一言搾り出すように言葉を繋いだ。
「アメリアが……、この近くにいるはずだから……探して……」
「あ、ああ……」
一瞬躊躇したゼルだが、ちらとガウリイを見て任せて大丈夫だと判断し、部屋の外に駆け出た。
「ガウ……リイ」
顔だけ向けてリナが掠れた声を出す。
「リナ……」
ガウリイの手から光の剣が離れ、光を失った柄がカランと乾いた音を立てて床を転がる。
「リナ……リナッ!」
思わず駆け寄り、リナの体を力強く抱きしめる。
「……汚れるよ、ガウリイ」
リナが呟くが、ガウリイはリナを抱きしめたまま嗚咽を漏らした。
「リナ、すまない……。オレが、オレがついてればこんな目に……」
「ガウリイのせいじゃないよ……あたしが……油断してて」
あ、ガウリイ泣いてる……。
こんなこと思っちゃ
いけないけど、
ちょっと、
うれ…
し…


465リナ(陵辱)8:2008/02/12(火) 20:28:43 ID:KNtijB4Z
ガウリイは部屋の片隅にうち捨てられた黒いマントに、気を失ったリナの体を包んだ。
そっと抱き上げてドアを開けると、ゼルガディスが立っていた。
腕の中には同じように白いマントに包まれたアメリアの、小さな体が納まっている。
「アメリア!」
アメリアもリナと同じように顔が薄汚れて、血が滲んでいた。
ぼんやりと目を薄く開いて、泣き喚かないのがかえって痛々しい。
「魔法が使えなかったんです……」
弱々しくアメリアは呟いた。
「この辺りは古い結界にすっぽり入っている。恐らくは竜族の……」
怒気を隠そうともせず、ゼルガディスが苦々しく答える。
「結界……?」
「ここから少し離れた場所に遺跡らしいものの痕跡があった。
破壊されて何百年たっても、ご丁寧に魔法を封じる効果だけは残っているらしい」
そうでなければ、こんな連中にリナやアメリア達がやられるはずはない。
アメリアが薄く笑った。
「助けに来てくれてありがとう、ゼルガディスさん……」
消えていく語尾と共に、目が閉じられて静かな呼吸音が聞こえた。
安心して気を失ったらしい。
しばしの沈黙の後、ゼルが通路の壁を拳を叩きつけるように殴った。
怒りのぶつけどころが、そこにしか無いように。
その時、通路の向こうで盗賊たちの悲鳴が聞こえた。
さらに物の壊れる音と断末魔の叫び。
「……ゼロスか?」
「行こう。フィリアはあっちだ」
少女2人を抱えたまま、ガウリイとゼルガディスは音のした方へと足を進めた。
466リナ(陵辱):2008/02/12(火) 20:30:03 ID:KNtijB4Z
終わりです。再度お目汚し失礼しました。
467名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:06:09 ID:6I92vHRC
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
468名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 09:02:03 ID:NXY2f3Bg
>>467はあちこちに貼ってるウィルスだから決して開かないこと

>>457、乙!
これはアメリアパターンへ続くフラグ?
469名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 18:30:24 ID:p8SfeW2E
>>457

リナの姉ちゃんが犯されている所も見たいな
470457:2008/02/13(水) 22:54:19 ID:WV5Xqc5V
436=457です。暖かいGJありがとうございます。

>468
アメリアサイドは……もう陵辱お腹いっぱいなもんですみません。
次は書くとしたらほのぼのエロかも。

>469
それは他の方におまかせします。
でも、スィーフィード・ナイトを手篭めにできるのって誰なんでしょうか。
力は確かゼロスと互角なんですよね。L様しか思いつかない。
471名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 21:42:01 ID:z2MnPE1P
スィーフィード・ナイトを手篭め

…不死身レベルでは無理です。
きっとはーれくいんロマンスのヒーローくらいフィクションな方でないと。

ほんと、はーれくいんろまんすは 
はりーぽったーよりファンタジーで
少女コミックより欲望に忠実で
旧約聖書と同じくらいな保守とエロ具合です。
472名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 22:50:29 ID:MgDWgXF0
どう考えても、ルナ姉が襲われるのは難しいです。
襲われる→返り討ち→逆レイプ→襲ったほうが『助けてくれ』
ならありそうだけど。

不意に思った。ガウリイを襲ったら楽しそうだ。
必死に抵抗するガウリイを、神技で押さえ込むルナ姉とか。
ゼロスにお仕置きプレイとかも楽しそうだが。
473名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 23:13:24 ID:z2MnPE1P
ルナ姉のエロのイメージって
80年代のアメリカのエロビデオみたいっていうか、
エキスパートのエアロビ世界選手権とか
ビーリーズブートキャンプとかそういうのしか重い浮かばない。

適度にやさしく、適度にきびしく
ワンモアセッ っ そして最後にびくとりー
 
474名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 02:00:19 ID:meh3QfqY
>>457
激しく遅レスですが、リナ陵辱をリクエストさせてもらった者です。
本当に書いてもらえるとは…♪
陵辱ものでも、キャラへの愛を感じましたし、救いのある終わり方でよかったです。
次回作も期待してます♪
475ゼルアメ小ネタ1:2008/02/20(水) 22:31:55 ID:M90wzBfJ
ゼルアメ小ネタです。投下待ちのお茶受けにどうぞ。


――――――――――――――――――――――――――――――

「づ、づがれた〜〜〜〜〜」
やっとのことで仕事を終えて、あたしとガウリイは重くて動かなくなった足を励ましながら、
のたくたと宿の階段を昇っていた。
さすがの体力馬鹿のガウリイも今回の仕事はきつかったらしく、口数が少ない。
手持ちの路銀が少なくなってきて、盗賊アジトも近くにはない、
ということで、この街で小さな仕事を二つ請負うことにしたのだった。
効率を考えてあたしとガウリイ、ゼルとアメリアに分かれて受けた、のはよかったんだけど、
「手紙を隣町に届けるって話だったけど何十キロも先なんて聞いてないわよ!
おまけにモンスターうじゃうじゃ出てくるし、雨まで降ってくるし山道のケモノ道だし、もーーー最低っ!」
「お、落ち着けよりナ」

……とまあ、うっかり予定日数はオーバーしたものの、くたびれ果てて帰って来た。
「……じゃあね、ガウリイ。後で」
「……おう」
ガウリイに軽く手を振って、女部屋の扉を開けた。
とにかくひたすら疲れたので、夕食まで眠りたい。
ノックの返事はなく鍵が閉まっていたので、アメリアは帰ってないと思ったけど水音が聞こえる。
どうやら風呂に入っているらしい。
「あー、疲れた」
あたしはごろりとベッドに横になった。
――――――――――ッ!
「いっだーーーーッ!」
お尻に何か刺さった痛みで、あたしは声を上げて飛び上がった。
「な、何? 何が刺さったの?」
あたしはベッドの上で目を凝らして、あたしを刺した不届き者を探した。
見ると銀色に輝く針がシーツの上に落ちている。
476ゼルアメ小ネタ2:2008/02/20(水) 22:34:48 ID:M90wzBfJ
「あ、帰ってたんですか。どうかしたんですか? リナさん」
バスタオルに包まれたアメリアが、のんきに風呂から上がってきた。
「どうしたもこうしたもないわよ! アンタね縫い物するのはいいけど、後始末はちゃんとしなさいよ!」
「は?」
「ベッドに針が落ちてたの! 針が! すっごく痛かったんだから!」
「針が落ちてた? わたし、今日は縫い物してませんけど」
アメリアが首を傾げる。
「それにそっちは、わたしのベッドですし。リナさんが窓際がいいって言ったんですから、
自分のベッドで寝てくださいよ」
「うるさいわね! 今はそんなこと言ってないでしょっ! これが刺さったの! この針が、あたしに!」
針を摘みあげてびしっとアメリアの前に突き出して、はたと気がついた。
よく見ると、これ針じゃない。
針にしちゃ長いし糸を通す穴がないし、弓のようにしなっている。
針というより、先が細いただの針金。
でも、どっかで見たような気がするんだけど。
いやむしろ、ほとんど毎日見ているような。

それの正体にようやく気がついて、あたしは半眼でアメリアを見つめた。
アメリアにもわかったらしく、見る見る顔が青ざめ引きつる。
「夕食……おごります」
「いい心がけね」
アメリアのベッドから飛び降りて、あたしは自分のベッドに潜り込んだ。
「あたしたちがいない時にいちゃつきたいのはわかるけど、個室とった時にしてよ。
さっきみたいなことだってあるんだし、あの針ネズミにもそう言っといて」
はい、というアメリアの小さな声を聞いて、あたしは今度こそ眠りに落ちていった。

終わり
477名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 23:15:20 ID:ItUrZM6d
GJであります

昔から疑問だったんだが、ゼルって下の毛も針金なんだろうか?
478475:2008/02/20(水) 23:33:43 ID:M90wzBfJ
GJありがとうございます。

ゼルって眉毛ないから、頭髪以外はなくなっているのかも。
479名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:20:58 ID:oci54uDp
うちの世界一かわいいハイブリットぬこは茶色い毛の部分は剛毛で白いとこはさらさらやわやわだ。
ちんこは使用時にだけぷるっと出現してた。

ゴーレムって、そういう風につくらなきゃちんこなさげだし
邪妖精なら邪なだけに性交に邪魔になるような陰毛は生やしてないんじゃないですか?
480名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 21:42:56 ID:7BXZQwZI
下の毛も針金だとアメリア痛そうだな。
岩肌は体位でどうにでもなるだろうけど。
481名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 02:15:40 ID:nta6s6WB
岩肌問題は永遠の課題。
下の毛が針金だったら当人にとってもイロイロと大問題だw

それはともかく、お尻に針金の刺さったリナちんの悲鳴萌えGJ

りょーじょくモノもいづれ読むと思うのでGJ
いろんな系統のSSが揃ってるのは、自分的にはありがたいです。
482幕間〜温泉編その1〜:2008/02/23(土) 16:14:45 ID:R6njqSgk
登場人物:リナ・アメリア・シルフィール・マルチナ・フィリア

アメ「はぁ〜たまにはのんびり温泉っていうのも良いですね、リナさん!って、リナさんは?」

シル「あぁリナさんなら、まだご飯食べているんじゃ…」
マル「ほんっとにアイツはよく食べるわねぇ、栄養が胸にいかないのが不思議なくらいによく食べ…」

アメ「しっ!リナさん気にしてるんですから聞かれたらマズいですよ!?」
フィリ「リナさんって体型のこと気にしてるんですか?」

マル「知らないの?リナの胸は洗濯板に例えられるくらい小さ…」

アメ「マルチナさん!!」

フィ「けど、あのリナさんに限ってそのような恥じらいは…」

アメ「まぁここにいるみんなは胸大きいですからね」

マル「アンタが一番デカいけどね(ぼそっ)」

アメ「何か言いましたか!?」

シル「あっ!だから温泉に入りに来ないのでは?」

マル「んー、一理あるわね。まぁ放っておいてあげましょ?」

アメ「そうですね」
483幕間〜温泉編その2〜:2008/02/23(土) 16:29:28 ID:R6njqSgk
アメ「あっ、リナさん来ましたよっ!」

リナ「あっ、もうみんな来てたんだ?どうよ湯加減は〜♪」

マル「えっ?えぇ、い、いい湯加減よ?」

リナ「あら、ホントにちょうどいい湯加減じゃない!くぁぁ〜生・き・返・るーっ!!」

(リナ以外)全員「(タ、タオルでがっちりガード!?)」

シル「やっぱり気にしてるんでしょうか(ぼそっ)」

フィ「乙女な部分があったんですね、あそこまで隠されると逆に見てみたいですよね(ぼそっ)」

リナ「ちょっとそこ!何をコソコソ話してるのよ?」

シル・フィ「えっ!?いや、ちょっとのぼせちゃったかなぁ〜って…ははっ」

マル「ところでリナ?温泉入る時にはタオルを湯船に入れないのが常識じゃなくて?」

リナ「へっ?」

フィ「そ、そうですよリナさん!ここは男らしく裸の付き合いですよ!!」

シル「あのぉ、私達は女性ですし…それにヨダレを拭いた方が…」

アメ「(そんなにリナさんの裸見たいのかなぁ…確かにわたしも最近見てないけど、そんなに意識して見たことないしなぁ)」

リナ「ちょ、わっ…分かったわよ!タオル取ればいいんでしょーはいっ(パサッ)」

484幕間〜温泉編その3〜:2008/02/23(土) 16:48:36 ID:R6njqSgk
全員「…」

アメ「あれ?」

シル「話が違いませんか?小さいと言うより…(ぼそっ)」

フィ「下手したら標準くらいありますよ(ぼそっ)」

マル「くぅ〜迂闊だった!確かに小さいけど細いから意外にあるように見えるのね、キーッ!!」

フィ「服の上からだと確かに小さいけど細いから意外に(以下省略)」

リナ「な、何よ?そんなジロジロ見て…ふんだっ、どーせ小さいですよーだ」

アメ「リ、リナさん?ちょっと聞きたいんですけど、ちなみに何カップあるんですか?」

リナ「ア、アメリア!?…んーアンタほどじゃないけど…カップ」

フィ「えっ?何カップですか!?スパッと言ってください、男らしく、さぁ!」

シル「フィリアさん、ヨダレ!」

リナ「…カップ…Cカップ!!この前、店で測ったら店員さんが…ほ、ホントだからね!?」

マル「…うそでしょ?」

アメ「確かマルチナさんもCカッ…?!」

マル「ま、まだまだのようねリナ!Eカップのわたしにはまだまだね、Eカップのわ・た・し・に・は!!」

リナ「Eカップ!?アンタ、Eカップって言ったらフィリアと一緒ってこと?うーん…」

マル・フィ「見比べないで(ください)!!」
485幕間〜温泉編その4〜:2008/02/23(土) 17:07:33 ID:R6njqSgk
アメ「リナさんがCカップなんて…アイデンティティの崩壊ですよ…」

リナ「何か言ったアメリア?」

アメ「何でもないです…」

シル「けどリナさんの胸はスゴい形良くて羨ましいですねぇ」

フィ「ほ、ホントに羨ましいです、ち、乳首も綺麗なピンクだし食べちゃいた…」

アメ「フィリアさん、鼻血!」

マル「(ふんっ何よ何よリナのやつ!唯一勝てる胸までカップ数で勝てないの!?しかも何よ、あの綺麗な乳首は!ムカつく〜!!)」

アメ「?何かさっきからマルチナさんがブツブツ言ってるんですけど…」
リナ「わたしだって言ったんだから、みんなのも言いなさいよ!まずはぁ…シルフィールから!」

シル「あ、あたしからですか!?えー…恥ずかしながらDカップです…」

アメ「あっ、大っきいですもんね!綺麗な形で羨ましいですもん…」

リナ「アメリア、あんたは?」

アメ「ふぇっ!?わたしですか…んー…リナさん、耳貸してください。絶対に他の人には言わないでくださいね?…(ごにょごにょ)」

リナ「…え!?え、F〜!!?」

アメ「リナさん!!!」

フィ「まぁ!確かに走っている時の揺れ方は尋常じゃないですし…ゴメンなさい!」

アメ「フィ、フィリアさん!?く、くすぐったいですよぉ…みんな見てて恥ずかしいし止めてください…んっ」

リナ「ちょっと、フィリアそれは不味いって!」

シル「じゃあリナさんのはわたしがやってあげますね♪」

リナ「へっ?」
486幕間〜温泉編その5〜:2008/02/23(土) 17:18:23 ID:R6njqSgk
シル「それ♪」

リナ「ひゃああああ!!ちょっと…先っぽを…つ・ま・む・なぁ〜!巫女のやることじゃないでしょ!!」

シル「リナさん可愛いです♪すっごい柔らかいし敏感なんですねぇ」

リナ「なんですねぇ。じゃないでしょ!!ちょっとマルチナ!ブツブツ言ってないでどうにかしなさいよ!」

マル「(あたしの存在って何?あんな派手な格好してまで胸を強調してるのに何であんなリナにカップ数で…)」

リナ「何してんのよマルチナ!シルフィールを止めなさいよ!ちょ、下はマズいって!!」

シル「リナさん…全然生えてないなんて…(ぽっ)」

リナ「い〜やぁぁ〜!!!」



読んでくれた方ありがとうございました。ちょっとほのぼのした話大好きなんでいつかは、またこの続き書いてみたいです。
487名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 18:34:10 ID:4EgvTC8H
何故か色ボケ巫女なフィリア&痴話トークの五人w

続編が書けたらまた投下してみてくだされ、お若いの。
必要なら情景を描写するのも良いですじゃ。
488名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 03:28:31 ID:E2bqRmq6
新作アニメ決定age
489名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 03:48:33 ID:Nwi1F/qq
こりゃ〜期待するしかないな。職人さんもやる気でるだろうし
490名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 08:11:50 ID:ahNl5dsu
レゾがゼルで性交実験やらないわけがないしな
あいつはレッサーデーモンとも経験ありそうだ
491名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 21:56:28 ID:kCN/YFYs
うれしいんだが、同時に黒歴史が・・・。
492名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 22:36:30 ID:ZXgWrcZ4
女性の身体を洗い、マッサージをする仕事になります。
射精の瞬間を見たいという要望も多数あります。
[email protected]
493名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 00:47:26 ID:vP4gi7Nv
で、広告なのはわかるが>>492で奉仕側にまわるとしたら誰がいい?


・ふたなりリナ
・ふたなりアメリア
・ふたなりフィリア
・上役に封印されていろいろなんぎなゼロス
・いろいろ異形なレゾorレゾレプリカ
・素のゼルガディス
・素のガウリィ
・エロロリ(推定14歳)なのに巨根のガウリィ

自分は最後
494名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 02:23:06 ID:+SjXEpWq
リナかな?
思いっきり足蹴りされたい
495名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 09:15:37 ID:42KQgWaU
ちょwww
それ奉仕じゃなくて女王様www

でもリナはやむを得ずそういうバイトをすることになっても、
最後は客を縛り上げて身ぐるみ剥いでそうだwww
496名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 03:14:50 ID:jF0wkqXc
「変態に人権はないのよ!」ってか。ヒドスw
497名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 18:51:27 ID:XcLTofgg
中だししたらリナちん怒るかな?
498名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 00:55:17 ID:6DtAuVhA
6面ダイスを振れ

1.くしゃみしたゼルガディスの抜け毛が運悪くのどから脳天にささり死亡
2.>>492のサイトに応募
3.ゼロスに女体化されたあとにブラッドハーレーの馬車に乗る(他作品)
4.フィリア(竜ばーじょん)に全身で挿入後中だしさせてもらえる
5.レゾコピーのよくわからない器官に中だししても起こられない
6.台風の日に、田圃リナがいると聞き、友達の静止をふりきり見に行って帰ってこない。
499名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 15:34:35 ID:Ymzn2hdv
うあああああああ!
俺 1 だ・・・
500名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:33:34 ID:W0ibCMV2
田圃リナ…って何かの略語? 「たんぼリナ」って読み?

コピーリナが野生化して田んぼにいるトコ想像しちゃったんだが。
501名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:53:28 ID:fWJasVG4
なんで野生化したら田んぼにいるんだよw
まぁ、俺はらきすたの泉こなたみたいに、片足でピョンピョン跳びはねてるリナを想像したがな
502名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 23:32:45 ID:/pm29PzO
なかよし四人組が横一列に並んで踊ってる光景が容易に想像できてしまって困る
503名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:55:30 ID:essoLUOZ
ウッウッウマウマー
504名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:59:54 ID:5xk63dOk
リナ、アメリア、ガウリイはともかく、ゼルも踊るのか?
505名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 16:44:35 ID:ZDUS2Nxw
ゼルうさちゃんの格好しながら踊るとみた
506名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 23:09:17 ID:494u5YJY
全員ウサちゃん衣装(POPなしゃぶらにぐどぅーでも可)でキングゲイナーOPのあの踊りがいい。
507名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 11:35:28 ID:8lQKfY1p
          あ〜いま〜い 3センチ♪
          そりゃぷにってコトかい? ちょっ♪
         \                      /     .∧
                                    ;へ  | |
              ∧彡ヘ                  (_人ヽ_/ ノ
   __        ミ|  ・  \                  / 。。!
  r"   ~ヽ    ミ|   ‘_)       ,.ヘ.        ( ,,,,Y,,,)
  (。 (*´∀`) ゚o)   ミ| (*`∀゚)   __,ノ ,::,ヽ,__   / (;-Д-)
  ノ~ノ~ハ~ヘ~ゞ    |(ノ  |つ   \''::, (*゚ー゚) ,::''/   i(ノ   |つ
. 彡彡つ つミミ   |    |      .ヾ ,:' ☆ ':,〃   C    l
  §∫§∫    人._,,,ノ      |,/|´ `|\,|     ゙:、 丿丿
  ノ(_/ じ∫     (_/ じ         ´ し'ノ  `      (_/ じ
508名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 17:28:20 ID:0I2TTsYY
>>507
可愛いけど、クラゲがうりんには人の手足いらないよw
509名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 00:58:08 ID:DOg9NsV1
>>507
新オープニングがこんな「らきすた」や「ハルヒ」のようになったりしてw
510名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 02:12:57 ID:+wsXw0lA
>>509
それだけはヤダ。
OPが乙女の祈りで踊るならばよし。
511名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 14:53:41 ID:yZ4pzYAQ
>>510
それなら自分も賛成w
スレイヤーズは萌えをギャグに変えてくれると信じてるww
512名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 17:02:25 ID:Zcv4Xaqv
「乙女の祈り」だとガウリイとゼルの出番がないじゃないかwww
バックでララァとルルさんに踊って欲しい。
513名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 21:06:42 ID:Ubzd08Or
こんばんは、ゼルアメ王道ネタを投下させていただきます。
全体的に甘めですので、苦手な方はご注意下さい。
514ゼルアメ1:2008/03/08(土) 21:07:39 ID:Ubzd08Or
「俺はお前とセイルーンには行けない、アメリア」
ゼルガディスが告げた言葉を、アメリアは黙って聞いていた。
明日は船が出てこの大陸を離れる最後の夜、宿の一室で2人で向かい合い椅子に腰掛けている。
深夜ともいえる時間だが、リナとガウリイはどこかに出かけたまま帰って来ない。
この大陸での最後の食べ納めか、それとも2人に気を利かせたのか。
静寂の中、ランプの芯の焦げる音が耳に付く。
「そうですか……わかりました」
微笑んではいたがそれでも表情の影は隠せるはずもないアメリアが答えた。
「俺はこの大陸に残って体を元に戻す方法を探す。元々そのつもりだったからな」
「そうですね、ダークスターとの戦いでうやむやになってましたから」
わかりきってたことでしたけどね……。
アメリアの胸がちくりと痛む。
「あ、じゃあこれを持ってて下さい。聖王家の護符ですから、
ゼルガディスさんの助けになると思います」
青とピンクのアミュレットを手首から外し、ゼルガディスに差し出す。
ゼルガディスは一瞬躊躇したが、涙をこらえて無理に笑っているアメリアを見て、
断ることもできず受け取った。
手にある小さな青い玉を見つめ、目を伏せる。
「俺からやれるものは何もないが」
「あっ、いえ、そんなのはいいんです!」
慌ててアメリアが両手を振る。
笑うアメリア見ていると、体の奥深くが騒ぎ出す。
とにかくいつまでもこうして、2人きりで向かい合ってる訳にはいかない。
理性や自制心にも限度がある。
部屋に戻るよう言おうとした瞬間、アメリアの表情が急に神妙になった。
「あ、やっぱり、一つだけ……お願いがあります」
短い沈黙の後、真っ赤になったアメリアの口から出た言葉に、ゼルガディスは目を剥いて固まった。
515ゼルアメ2:2008/03/08(土) 21:08:17 ID:Ubzd08Or
「本気か?」
「本気です。冗談でこんなこと言いません」
頬を紅潮させ挑むような視線を受け止められず、ゼルガディスは俯いて目を手で覆う。
「……そんなこと軽々しく言うもんじゃない」
「何故ですか? 好きな人に、だ……抱かれたいって思うの、当たり前じゃないですか!」
口調は強いが声は震えて、半分涙声になっている。
アメリアにしてみればフィブリゾやダークスターに立ち向かうより、
リナを貧乳呼ばわりするより思い切った言葉だったのに。
明日になれば船に乗り、セイルーンに戻る。
簡単に行き来できる距離ではない。これが今生の別れになるかもしれない。
いわば最後のチャンスなのだ。
ゼルガディスが深くため息をついた。
「だいたい、俺はまともな体じゃないんだ。特にお前は初めてだろう」
「……処女は抱けないって言うんでしたら」
思いつめた暗い光を漂わせアメリアが呟く。
「これからガウリイさんを探しに行って、抱いてもらってからここに来ます!」
「なに? お、おい、ちょっと待てアメリア!」
売り言葉に買い言葉。今にも部屋の外に出ようとするアメリアを止めようと、
ゼルガディスがアメリアの腕を強く引いた。
その手を振り解こうとして足がもつれ、
倒れそうになったアメリアがとっさに掴んだのはゼルガディスの胸元。
「「わわっ!」」
アメリアに引かれてゼルガディスもバランスを崩し、声が綺麗にハモったまま2人はもんどり打って倒れた。
とっさに腕をついたのでアメリアを押しつぶしはしなかったものの、
床の上で折り重なる格好になっている。
すぐ目の前にゼルガディスの顔があることに、アメリアが息を呑んだのがわかった。
「ゼルガディスさん……」
小刻みに震えながらゼルガディスの背に手を回し、唇を重ねてきた。
516ゼルアメ3:2008/03/08(土) 21:08:59 ID:Ubzd08Or
押し付けるだけの稚拙な口付け。
アメリアの唇の柔らかさに、ゼルガディスの分身が馬鹿正直に反応する。
ふと、アメリアの右手がゼルガディスの背中から離れ、胸元に来ていた。
布の擦れる音がする。
左手はゼルガディスのうなじを押さえたまま、細い指がマントの紐を解いていた。
震える指。
赤い留め具が床に落ちた音が聞こえて、ゼルガディスの中で今まで守ってきた何かが崩れていった。
「この……馬鹿野郎が!」
吐き捨てるように言うと、我を忘れて抱きしめた。
驚いて半開きになったアメリアの唇に、むさぼるように口付ける。
「・・・…ん、んんっ」
入り込んできた舌を戸惑いながらも、自分のを絡めて迎え入れた。
混ざり合う唾液。互いの甘さにとろけそうになる。
口付けを続けながら、ゼルガディスはアメリアを抱き上げベッドに降ろす。
唇が離れてやっと開放されると、アメリアは空気を求めて激しく息をついた。
「アメリア」
片膝をついて近づくと、アメリアの潤んだ目で見返してくる。
抱き寄せて白い肩に唇を落とすと、アメリアの体がびくっと震えた。
そのまま舌と唇を首筋まで這わす。
「あ……ん……」
アメリアの息が荒くなり、手がすがるようにゼルガディスの肩を掴む。
アメリアの肩と首筋に赤い跡をつけながら、器用にアメリアのマントの留め金を外して、放り投げる。
ベルトを外し、邪魔な上衣を取り除くと白い豊かな胸が現れた。
岩肌の手を添えるように触れると、アメリアがぴくっと身じろぎする。
柔らかいそれを螺旋を描くように指先で這い登っていき、起き上がってきた中心を摘みあげる。
「ひぁっ!」
初めてアメリアが大きな声を上げた。
赤く色づいた先端を舌でつつき、口に含み、軽く歯を立てるとアメリアが堪え切れないように首を振る。
扇のように黒髪がシーツの上に広がった。
517ゼルアメ4:2008/03/08(土) 21:10:15 ID:Ubzd08Or
「あ……やぁ……ゼルガディス……さん」
熱い息と途切れ途切れで呼ばれる名前。
左手で掌からあふれる大きな胸を揉みほぐしながら、
右手の掌で腰の線を辿り、手探りでアメリアの下衣を下着ごと脱がせ、ベッドの下に蹴落とした。
「…………」
部屋の冷気に反射的に身を竦めるアメリア。
堅く閉ざした目を薄く開けると、自分の上でゼルガディスが服を脱いでいるのが見えた。
青い肌に浮いた岩が月の光を反射し、綺麗だなと思っていると、その肌が覆いかぶさってきた。
闇の中、ゼルガディスの瞳と金属の銀が浮かび上がるように光っている。
「……大好き、ゼルガディスさん……」
ゆっくりと伸びてくる手を岩肌の手で捕らえる。
「アメリア」
そっと頬に触れてみると、紅潮した熱が伝わってくる。
その暖かさにゼルガディスは目を細めた。
頬の手を肩に滑らせて腰の線を辿り、腹に回って柔らかい茂みに触れてみる。
「……っ」
アメリアが小さく息を呑む。
茂みの中心の最も敏感な部分に指を触れようとすると、
反射的にアメリアが身をよじって逃げようとする。
逃がしてたまるかとばかり、横を向いたアメリアの背中から抱きしめ、拘束する。
右手の掌で堅く閉じられた脚の合わせめと腿を撫でていき、白い肩を抱いていた手で柔らかな胸を覆う。
ゼルガディスの手が動くと、手の中の乳房が生き物のようにうごめき、
赤い頂きを人差し指と親指でつまむように擦る。
「あ……あぁ……」
アメリアがぴんと背を反らせる。
518ゼルアメ5:2008/03/08(土) 21:11:27 ID:Ubzd08Or
「あ、ん……」
背中の岩肌と体中を這い回る優しい手、首筋に落とされる唇の感触に、
アメリアの体から力が抜けていく。
緩んだ脚の隙間に手を滑らせて、しっとり濡れた中心に静かに触れる。
入り口を辿るように指で円を描き、指を沈めようとする。
アメリアの肩が大きくびくっと揺れた。
「すまん、痛かったか?」
「…………〜〜〜〜」
アメリアが何か言ったが、こごもった小声はゼルガディスの耳にも捕らえることができない。
「どうした?」
背を向けているので表情は見えない相手に、声をかける。
「…………ないで」
「え?」
「……やめ、ないで。続けて」
薄暗い髪からはみ出ている真っ赤になった耳が、闇の中にもくっきりと見える。
「…………」
アメリアの背中から離れ、肩を捕らえて仰向けに押さえつけた。
両腕の間にあるのは、真っ赤な顔に大きく見開かれた蒼い目、濡れて半開きになった唇。
アメリアは自分を見下ろしているゼルガディスが、笑っているのを見た。
今まで見たことのない、満面の微笑み。
「あ……」
唇が重なり、2人はもう何度目になるのかわからない口付けを交わした。
519ゼルアメ6:2008/03/08(土) 21:12:25 ID:Ubzd08Or
「……アメリア」
体中を手と舌で攻められて荒い息の中、アメリアは薄く目を開けた。
自分の中で動いていた指が引き抜かれる。
「行くぞ」
潤んだ目で頷く。そっと唇を重ねて、すっかり濡れた入り口にそっと先端をあてがう。
覚悟を決めたようにアメリアが目をぎゅっと閉じた。
ぐいと腰を押し進める。
「……ああっ! うっ、い、いた……!」
裂かれるような痛みに、アメリアが悲鳴をあげた。
十分ほぐしたつもりだがやっぱり痛いらしく、裂かれるような痛みにアメリアが悲鳴をあげる。
「アメリア、力抜け」
逃げようとする腰を抑えこんで、さらに奥へと進もうとすると、
岩の腕に取りすがっていたアメリアの手に力が入り、爪が立つ。
「……くっ、ん、んんッ!」
アメリアは初めて体験する衝撃と痛みに、歯を食いしばって耐えている。
その様子に胸が痛むが、今さら辞めることなどできない。
「アメリア」
名前を呼ぶと、アメリアがうっすらと目を開けた。
「痛いか?」
「だい……じょう……ぶ、です」
「深呼吸して力抜け。……ゆっくり行くから」
言われた通り息を大きく吸って吐くアメリア。
唇が重なり、奥まで入ったそれをゆっくりと引き抜いて、再び腰を進めていく。
できるだけゆっくりと。
520ゼルアメ7:2008/03/08(土) 21:13:18 ID:Ubzd08Or
「う……ああ……」
アメリアが呻き声をあげる。
が、さっきまでとは違って苦痛だけから出たものではなく、わずかに艶を帯びた声。
「は……ん、あぁ、ゼル……ガディス……ぁん」
息の合間、切れ切れに自分を呼ぶ声がゼルガディスを煽っていく。
限界が近づいてくる。
「……悪いアメリア、少しだけ我慢してくれ」
「え? あ……あああっ!」
繋がったまま抱きあげられて、向かい合って座る形を取らされた。
そのまま激しく下から突き上げられる。
さっきまでとは打って変わった激しい動きに、たまらずアメリアは声を上げた。
「ああ、っう……あああーーーーッ!」
体中が揺さぶられて、突き上げられる。
黒髪が生き物のように揺れて、玉の汗が散る。
「あ……ああーーーッ!」
たまらずアメリアはゼルガディスにすがる様にしがみついた。
岩肌に形のいい乳房が押しつぶされる。
「……くっ!」
低いうなり声をあげて、ゼルガディスは自身の精を放った。
その瞬間、頭の中で白い光が弾けた。
苦しい息の中、アメリアは目の前のゼルガディスが光に包まれるのを確かに見た。
521ゼルアメ8:2008/03/08(土) 21:14:16 ID:Ubzd08Or
「これは……どういうことだ?」
事の後、人肌に戻った自分の手を見て、次に体を見下ろし呆然と固まっていたゼルガディスの口から、
やっとそんな言葉が漏れた。
「金属の髪もいいけど黒髪も似合いますね、ゼルガディスさん」
「……この状況で言うことはそれだけか、アメリア!」
「どうして戻ったんでしょうか?」
「俺が知るかーーっ!」

やれやれ、せっかく元の体に戻れたんですから素直に喜べばいいのに、面倒な男ですね。
え? あれからずっとあなたの傍にいましたよ。
私を誰だと思ってるんですか。気配を消すくらいお手のものです。
嫌ですね、いくら私でもそんなことできませんよ。
あなたが元に戻れたのはあれじゃないですか?
呪いや魔法を解く究極の王道「お姫様の愛」というやつですよ。
……だから私も知らなかったんですってば。知っていたら夢にでも出て教えてますよ。
何を怒ってるんですか。ストーカー? 変質者? 失礼な。
キメラにしたことならともかく、守護霊していたことまで怒られる筋合いはありませんよ。
私がいなかったら、あなたザナッファーか魔竜王ガーヴあたりに殺されてましたよ。
ほら、あなたがあんまり怒るからお嬢さんが怯えてるじゃないですか。
あ、笑ってるんですか。
まあせっかく戻れたんですし、
こんなこと言えた義理じゃないですけど
幸せになりなさいね
ゼルガディス。
522513:2008/03/08(土) 21:15:49 ID:Ubzd08Or
終わりです。最後までお読み下さり、ありがとうございました。
新作にもゼルアメ要素があればいいな。
523名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 23:13:41 ID:i4jQIg2N
GJ
最後がちょいご都合主義だが、それも良し!
……しかし、セクロス中も見守ってんなよおじいちゃんww
524名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 02:55:21 ID:+fUtofB3
GJ!
やっぱりゼルアメいいなw
525513:2008/03/10(月) 19:15:33 ID:E0vglaSa
GJありがとうございます。
また何か書いたら投下させていただきます。
526名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 20:28:40 ID:eK0Xvexa
遅ればせながらGJ!
お待ちしています〜
527名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:53:27 ID:28EZ4aED
      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡   アメリアのおっぱい!!
      ⊂彡       アメリアのおっぱい!!
528名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 04:29:15 ID:813SkwUm
      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡   リナのおっぱい!!
      ⊂彡       リナのおっぱい!!
529名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 14:00:56 ID:EVA2PZtd

    ∧彡ヘ
    ミ|  ・  \
   .ミ|   ‘_)                       Λ528Λ
   .ミ| (#`Д´) /http://l.lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll((从. ´Д`)
    |(ノ  |つhttp://llllllll.llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll((;".;"つ; :つ)
    |    |  \http://ll.lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll((; ;;.;".;:))
   人._,,,ノ                       ((; ;";.;";:))
    (_/ じ
530名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:31:59 ID:SPPJJ5Dp
>527 >528
ゼルにガウリイ、自重しろww
531名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:45:33 ID:FiZOLr1Q
男はおっぱいが好きなんだねw
>>528はガウリイなのか?
532名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 19:46:58 ID:vJGX+QwK
リナのおっぱいなんて大平原の小さなむうわなにをするやめr
533名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:19:03 ID:SPPJJ5Dp
>532
こんな所に消し炭が。雷でも落ちたかな。
534名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 22:41:36 ID:aBsACx4/
      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡   フィリアのおっぱい!!
      ⊂彡       フィリアのおっぱい!!
535名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 03:44:42 ID:MYyMz60R
      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡   ナーガのおっぱい!!
      ⊂彡      ナーガのおっぱい!!
536名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 08:02:00 ID:1YjJIU5G
>534はゼロスかヴァルガーブとして、
>535は誰だ?
537名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 09:16:30 ID:NWshBivK
作者かあらいずみ氏
538名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 12:40:29 ID:HQlcpPN+
大穴でジェフリー・メイルスターくんを推したい
539名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 12:49:54 ID:HQlcpPN+
大穴でジェフリー・メイルスターくんを推したい
540名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 14:09:52 ID:1YjJIU5G
おい、今覆面被ったおばさんが538の後ろに回らなかったか?
541名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 14:29:05 ID:e8TSpv5y
ジョセフィーヌさん好きだ。エロを書く勇者はいませんかー。
542名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 00:10:45 ID:P5yN6Fa/
      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡   ジョセフィーヌさんのおっぱい!!
      ⊂彡      ジョセフィーヌさんのおっぱい!!
543名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 12:34:27 ID:gQ3y2hCN
なんだ、>542はジェフリーか。
544名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 15:13:04 ID:WReFDmlF
ところでふと思ったんだけど、ジェフリーくんの結婚相手として
アメリアが狙われるということはないだろうか?
うまいこといけばセイルーン王だし。
もしジョセフィーヌさんがゴリ押ししてきたらフィルさんでも勝てないような気がする。
545名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 15:40:53 ID:iLlvjU/W
ごり押しするならグレイシアの方にじゃね?
アメリアは第二王女だし
546名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 19:31:37 ID:q9zhXDb9
そんなのゼルが許さない
547名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 19:56:40 ID:9KzzlXCw
さすがに一騎士の家系じゃコネがないとセイルーン王家に取りあってもらえないんじゃないか?
すぺしゃるでも、ジェフリー君騎士団入隊は騎士団長に断られたみたいだし。
548名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:33:24 ID:0Qqi4E0o
ジョセフィーヌさんコネを作るためのミッションをリナ&ガウリイに依頼
    ↓
高周波攻撃によりリナガウ依頼受ける
    ↓
ミッション達成、ジェフリーくんアメリアとお見合い
    ↓
ゼル「…………」

面白そうだけど、エロをどこに入れよう。
549名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 18:49:43 ID:We3A91D2
アメリアだとはっきりと断って、ガンダムハンマーの制裁をくらいそうだな
550名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 20:18:31 ID:uBhHckEq
ゼル「ジェフェリー君、玉砕覚悟でアメリア嬢にいきましたー」

ジェフェリー君「第一印象からきめてました!お願いします!」
アメリア「ごめんなさい!」

セル「コンマ1秒で終了。ジェフェリー君、固まってますね。アメリアさんはもう行っちゃったのにまだ頭下げてますよ」
551名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 21:12:26 ID:3pSeh/kE
>>550
ドラゴンボールから約一名闖入者がおられるようですね。
552名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 02:07:22 ID:0yWiaZuB
「たくのジェフリーちゃんを男にしてやってほしいざます。」
…まあ、あの場面でナーガは御立腹のご様子であったが、
そっちの意味での展開も見てみたかったわけでして。
553名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 22:28:09 ID:CPY+WP44
「たくのジェフリーちゃんを男にしてやってほしいざます。」
その台詞に頷く者がいた。

複製レゾ「いいでしょう。私も他者の情報を取り入れて生命を存続することに興味をもちました
      さぁ、挿入なさい。どの器官がいいですか」

554名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 10:13:23 ID:q30vJNEa
ちょww、板違い自重www
555名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:57:07 ID:vpSK1rVu
じゃあOVA版の流れで、ディオルじいさん×コピーリナものキボン と言ってみる。
556名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 09:50:39 ID:z/mxTLOo
>>553
複製レゾ=女性体みたいな派生のホムンクルスにしときゃいいんじゃまいかw
557名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 16:45:45 ID:rCFq5Qcg
なんでもありだなホムンクルスwww
そういえば、このスレって女体化はOKなんか?
書きたいわけでも読みたいわけでもないけど、ちょっと気になった。
558名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 12:54:35 ID:Zya31boV
>>556
複製女性体レゾとエリスの百合……
559ナーガ調教:2008/04/01(火) 20:09:03 ID:VmaXfki7
ジェフリー関係の流れで思いついたナーガ調教(もどき)を投下させていただきます。
肛門姦ありなので、苦手な人は全力でスルーお願いします。
560ナーガ調教1:2008/04/01(火) 20:10:56 ID:VmaXfki7
「たくのジェフリーちゃんを男にしてやってほしいざます」
「ん……んんっ!」
高笑いする自称良家の奥様に、壁に貼り付けられたナーガは苦しげにうめく。
母親の形見の魔道服は脱がされ、
身に着けているものといえば手袋とブーツ、ドクロのネックレスのみという状態。
魔法を警戒されて猿轡をかまされ、うめき声を上げるのさえままならない。
「行方不明というグレイシア姫が、まさかアナタだったとはうかつだったざます。
気品や性格は今イチですが、
それでもセイルーン第一王女には違いないざますものね」
「し、しかし、いいのかジョセフィーヌ。
こんなことがもしフィル殿下に知られたら……」
傍らの黒尽くめの剣士がおずおずと話しかけると、ジョセフィーヌは振り返って
ギンとウォー・ハンマーを鼻先に突きつける。
「なぁんてこと言うざます! 婿養子のぶんざいで!
あなたはジェフリーちゃんをセイルーン王にしたくないざますか!」
「い、いや……わしはただ……」
ジョセフィーヌの剣幕に、ゴルディアスはただ小さくなるしかない。
「ん?! んん……んんんっ!!」
にたりと顔中で笑い、ジョセフィーヌはナーガを振り返った。
「そうざますよ、グレイシア様。
今セイルーン王宮は、妹君のアメリア様がキメラの恋人を連れ帰られたことで、
大騒ぎになっているざます。
グレイシア様が恋人として騎士であるジェフリーちゃんを連れて帰られて、
しかもすでに、ジェフリーちゃんの子供を身ごもっているとなれば……、
この結婚に反対する者など、いないざますよねぇ?」
ナーガの顔から音を立てて血の気が引いていく。
561ナーガ調教2:2008/04/01(火) 20:11:53 ID:VmaXfki7
「ふんっ! んん! んんんーっ!!」
何勝手なこと言ってんのよっ! ふざけないでっ! と言わんばかりに身をよじらせ、
抗議するナーガ。
そんなナーガを見てジョセフィーヌはふんと鼻をならし、豊かな乳房をぐいと掴む。
「……!!」
ナーガの顔が苦痛に歪む。
「まあったく、王女といってもがさつな女ざます。
ジェフリーちゃんにはしとやかなお嫁さんがいいのに、台無しざます。
お床入れの前に躾が必要ざますね」
言うとジョセフィーヌはくるりと背後のゴルディアスを振り返る。
「やるざますよ、ゴルディアス」
「お前、し、しかし……」
「婿養子のくせに何言ってるざますか! ジェフリーちゃんのためざます!」
「は、はひっ!」
ゆっくりとゴルディアスはナーガの内腿に手を這わせた。
「!」
緊張がナーガの体を走る。
「すみません、グレイシア様……」
一言だけ詫びて、ゴルディアスはナーガの秘所に中指を差し入れた。
ほとんど湿り気がなく、滑りが悪いがそれでも強引に押し入れる。
中でうごめく指に、ナーガの顔が苦痛で歪む。
「ん、んんっ!」
親指で茂みの中の肉芽を親指の腹で押すと、じわっと蜜が染み出てきた。
ジョセフィーヌの顔がにたりと笑う。
「もう感じてきたざますか? だらしない体ざますね」
持っていた羽扇でぺちんとナーガの頬をはたく。
「ん、んんっ! んんんーーーっ!!」
「吊るされて指を突っ込まれて、よがって腰を振るなんて淫乱な女ざます。
王女が聞いてあきれるざます。今まで何人男をくわえ込んだざますか?」
562ナーガ調教3:2008/04/01(火) 20:13:05 ID:VmaXfki7
「んんーーーっ!」
屈辱的なジョセフィーヌの言葉にナーガは頭を振って否定する。
「素直じゃないざますね、
そんなことじゃジェフリーちゃんのお嫁さんになれないざますよ」
扇ではたこうとしてふと手を止め、
少し考えて扇の羽でナーガの背中をさっと撫で上げる。
「んんん……っ!」
うめき声を上げるが先ほどまでとは違い、声に甘さが混じっている。
空を切る音と共に、ナーガの脇の下、乳房、腹、内股を羽扇が掠め、
ゆらゆらと這い登っていく。
「……っ!」
ナーガの体が小刻みに震える。秘所では相変わらずゴルディアスの攻めが続いている。
初めは嫌悪しかなかった指の動きが、徐々に快感を伴ったものになり、
ナーガの頭が麻痺していく。
(こんな……こ……んな)
「お、おいジョセフィーヌ。こんなになっちまったんだが……」
ゴルディアスの声にぼんやりと目を開けると、
張り詰めた男の物が目に前でそそり立っている。
「ーーーーっ!!!!」
とたんにパニックに襲われ、暴れるナーガ。
「静かにするざます! いい年してあなたもなんですそのザマは! 
万が一あなたの子を孕んだらどうするざますか! したいなら後ろを使うざます!」
「!」
体を裏返しにされ、ゴルディアスの指が濡れない蕾に触れる。
「んんっ! んーーーっ!!」
必死に身をよじって逃げようとするが、動くたびに羽扇が肌を掠め体から力が抜けていく。
ゴルディアスが丹念に固い蕾を揉み解していく。
指を差し入れられ、広げられて、前から滴る蜜が塗りつけられていく。
563ナーガ調教4:2008/04/01(火) 20:14:47 ID:VmaXfki7
「んんっ……!」
ナーガの肩ががくがくと揺れ、
びくっと大きく震えるとそのまま脱力したように動かなくなった。
「お尻でイクなんて、なんて淫乱な王女ざましょ」
ふんっとジョセフィーヌは大きく鼻を鳴らした。
「あなた、遠慮は無用ざます。これは躾ですからおもいっきりやるざます!」
「よ、よし、いくぞ!」
「んっ! ん、んーーーっ!!」
ぐいと、強引に太く堅いものがねじ込まれる。
「うんっ!! ん、んんーーーっ!!」
体を襲う激痛にこらえるように、ナーガは弱弱しく首を振る。
快感はひとかけらもなく、痛みだけが体を駆け抜ける。
「何か言いたそうざますね」
ジョセフィーヌがナーガの猿轡を外す。
「なんざますか? 話だけなら聞いてやるざます」
「い、いたい……抜いて……、お、ねがい……」
哀願する口調のナーガに、にやりと笑うジョセフィーヌ。
「たいぶ素直になったざますね。でもまだまだざます。あなた、もっと気合れるざます!」
「お、おう」
ゴルディアスの腰が激しく動き、肉のぶつかる音が響く。
ナーガの喉から悲鳴のような声が漏れる。
「や……め……壊れちゃう……あううっ!」
「駄目ざまず。ジェフリーちゃんにふさわしい女性になるまで、
まだまだ仕込むことがたくさんあるざます!」
ぐいとジョセフィーヌは指をナーガの口に差し入れた。荒々しく口内をかき回すと、
口と後ろの2つの刺激にナーガが苦しげにうめき声を上げる。
その様子を悠然と眺め、ジョセフィーヌは厚い唇をぺろりと舐めた。
「これからざますよ、ふふふ……」
564ナーガ調教5:2008/04/01(火) 20:15:45 ID:VmaXfki7
「ナーガ!」
懐かしい声で呼ばれ、壁に繋がれたまま意識を取り戻したナーガは、ぼんやりと目を開いた。
目の前にいたのはかつて一緒に旅をしていた栗色の髪の少女と、
見知らぬ長身の金髪の剣士。
「なんてこと……ひどい」
白い肌にいくつも浮かび上がった赤い傷とあざを見て、リナは思わず息を呑んだ。
「リナ……どうしてここに……」
「話は後よ。ガウリイ、お願い!」
「おう!」
ガウリイが剣を振り下ろし、金属音とともに手の戒めが外れ、
ナーガの体が床に崩れ落ちた。
「大丈夫? ナーガ。アンタにしてはドジ踏んだもんね」
ナーガの肩にマントをかけつつ、憎まれ口を叩く。こういう所は変わらない。
「どうしてリナが?」
「アメリアに頼まれたのよ。姉さんを捜してくれって。
城であんたの肖像画見せられた時は、さすがに驚いたけどね」
「積もる話は後にしてくれ。……どうやらお客が来たようだ」
ガウリイの声に、リナの顔を緊張が走る。
どやどやと武器を構えて、ジョセフィーヌとゴルディアスが部屋に入ってきた。
余裕の笑みを浮かべたガウリイが、すらりと剣を構えたその時。
「ぐはっ!」
叫び声を上げてガウリイが倒れた。
「ガウリイ!」
一瞬、何が起こったのかわからなかった。あわててリナがガウリイに駆け寄ると、
ガウリイの鎧が真っ赤に染まり、大量の血が流れ出ている。
「ナーガ! どうして!」
背後でナーガが呪文を詠唱していたのはわかっていたが、
まさか後ろからガウリイに向けて攻撃魔法を撃つとは思いもよらなかった。
565ナーガ調教6:2008/04/01(火) 20:17:31 ID:VmaXfki7
※リナ強姦あります。ご注意ください。

「ごめんねリナ。でもわたしはもう、ジェフリー様たちの性奴隷として、
お仕えすることこそが最大の喜びなの」
微笑みさえ浮かべるナーガを見て、リナは寒気を覚えた。
「リナ=インバースざますね。久しぶりざます。
男は倒れたし、もう逃げられないざますよ。さっさと降服するざます!」
「誰が!」
リナが魔法の構えをとる。
「あーら、リナ。わたしたちと戦って勝てたとして、その人はどうなるかしら?
その出血じゃあ、今すぐリザレクションをかけないと助からないんじゃなくて?」
「くっ……!」
ナーガの言う通りだった。ガウリイの顔色はすでに土色になりつつある。
かつては血を見ただけで気絶していたナーガなのに、
今は頬を赤らめ、うっとりと恍惚とした表情を浮かべている。
「かけてあげてもいいわよ、リザレクション。降服するならね……」
「リザレクション……使えるの? ナーガ」
「これでも聖王家の生まれなのよ。さあどうするのリナ、その人を見捨てるか、
それとも……」
リナに選択の余地はなかった。

「ん、んくっ、んん!」
ゴルディアスに後ろから貫かれ、腰を打ち付けられるたびに小柄なリナの体が跳ねる。
口には猿轡をかまされ、手は縛られ壁に繋がれている。
頬には幾筋もの涙の跡。
ガウリイにリザレクションをかけながら、その様子を悠然と眺めナーガは艶やかに微笑んだ。
「お喜びくださいジョセフィーヌ様。
優秀な性奴隷がジョセフィーヌ様のしもべになりましたわ」
そう言うと、ちらと横たわるガウリイに目をやる。
「2人も」
ナーガのいつもの高笑いが部屋に響き渡った。

終わり
566名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:21:22 ID:QJ8v/vWb
GJ!!!
もっと続けて欲しい
567名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:23:37 ID:QJ8v/vWb
ガウリイに目をやるって
ガウリイも性奴隷になるの!?

もっと書いて〜〜
568名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:57:32 ID:jTXKOccB
すまん・・・
神さまには申し訳ないんだがカップリングの表記は最初のレスで書いてくれないでしょうか?
正統派の人には受け付けないこともあるから
569名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:01:43 ID:CHUyXns4
>>568
前置きちゃんと書いてると思うけど
570559 :2008/04/01(火) 21:51:52 ID:VmaXfki7
>>568
559です。
一応559に注意書きをしたつもりでしたが、配慮が足りませんですみませんでした。
調教物でしたのでいわゆるカップリング物とはちょっと違うような気がしたので、
省略してしまいました。
不快な思いをさせてしまいまして、すみませんでした。
571559 :2008/04/01(火) 22:49:58 ID:VmaXfki7
しかし、そういえば改めて559を読むと誰が攻めてるのか書いてないですね。
ジョセフィーヌ夫妻×ナーガとでも書けばよかった。
すみませんでした。
572名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:22:35 ID:jTXKOccB
いや、正直すまんかった。
謝る必要はないです。すんません。
正統派しかうけつけない性質でして・・・すんません。
573名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:17:03 ID:LtUZ55LT
ところで、完結記念にDOORSネタを書いてくれるお方はいないだろうか?
アスモデウス・ミヤの18禁な活躍とか。
ちなみに私のイメージは超昂天使エスカレイヤーの鬼畜エンドなんですが。
574名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:37:44 ID:6saE2xpp
>>571
そこまで書くと先入観ついちゃうから
>>559で丁度いいと思う
十分前書きあるし

そんでもって乙
575名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 02:54:11 ID:pdb/SQzI
>>559
イントロ部分読んだとこだけど、ものすごくツボ作品の予感。
鬱エンドじゃなさそうだし。 >552でどさくさ便乗リクしといて良かったー!

まずはGJ!受け取っておくれ。

今週末ぐらいにじっくり読まさせて頂きます〜。
576名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 18:13:17 ID:0O8MORKD
>573
俺もそれは見てみたいが、ここでいいのか、それw
577名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 19:55:28 ID:+ol00LQe
保管庫にはロスユニや日帰りもあるからいいんじゃない? 
ここの板も作者別を推奨してるし(作品ごとにスレが増えるよりはという意味で)、
次スレ以降は

【神坂一作品】スレイヤーズ他 ○話
とかいう感じの方がいいかもね。
578名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 22:57:36 ID:z1cNpASh
日帰り すきだったなぁ
今もすきだ。マンガもよかった。
579名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 02:39:06 ID:y4+9Csqu
>>577
いやいや。。。
せっかくココまで続いたんだからスレイヤーズ9話でいいよ
580名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:22:21 ID:UVcc7kPv
まだ500越えたばかりだし、次スレの話は900頃に決めればいいんじゃない?
日帰りは自分も好きだったな。
人間に化けたラーディーに惚れてしまうバイザーに萌え。エロじゃなくてもいいから
この2人の話が読みたい。
581名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 02:14:47 ID:JY1VNCI6
末尾に【神崎一作品】はあっていいと思う スレイヤーズ以外の作品も好きな自分
582名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 03:05:42 ID:JY1VNCI6
それだけではあれなので

勝手にセイルーン聖王家とぐれいしあさんの歴史を皇室アルバム風に。


初呪の儀  3歳になられたグレイシア様が皇族としてお一人でなさる初めての儀式です。
        緊張しながらも見事にライティングを成功されての笑顔、フィリオネル殿下もほっと一安心のご様子です。
新霧の儀  グレイシア様の7歳、新巫女にまじり慎重な面持ちで聖樹の露をその身の受けますが、やっぱりすこしお寒い模様。
初鞍の儀  グレイシア様も9歳。御料地で初めてご自身のお馬を持たれました
        すっかり大人びたグレイシア様も初めての乗馬にちょっと困り
        鞍にまたがり、馬の動きに叫び声をあげる殿下はまだまだお子様のごようす。
新年の儀  まだ10歳ながらもすでに女性皇族として注目される殿下。
        見た目は大人ですが、まだまだお父様が恋しいお年頃です
初露の儀  グレイシア様12歳。亡き皇太子妃殿下に代わり行う禊の儀
        一糸まとわぬ神々しい姿に抽選で選ばれた1万の市民が王家の繁栄を称えました。
開花の儀  グレイシア様13歳。初潮を国民が祝いました。
初祭の儀  初花の儀におきまして、童貞を1名、未婚の者を4名、既婚者を1名、近親者1名を選定しました。
初花の儀  グレイシア様14歳、初祭の儀で選定されたものより1名を選定し、国民の前で神事を行い
        グレイシア様の初々しさにすべての民が祝福をささげました。
継花の儀  時期セイルーン王子がご生誕まで、候補者さまとの聖儀が連日行われます。
        その神々しいお姿を拝謁するために、各国から参拝者が耐えません
583名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 04:02:08 ID:BawNYCA5
>>581
一体そいつは何者だ。
584名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 17:12:38 ID:RcdP6nT/
ちょwwwwグレイシアさまワロスwwww
585名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 02:32:09 ID:3NQPQS4J
>>559 読んだよ〜。
てっきりジェフリー君が出てくるものと思いこんでた…
そんで途中でナーガ復活逆転→なんかあってガウリイもゲット(゚Д゚)ウマー
…って展開かと、最後の三行&>567のレス見て間違えてた。

でも、SSがあるから頑張れたお。アリガトGJ!
586名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 21:15:25 ID:IfQegJZW
再アニメ化を前にして何たる過疎!
587名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 21:55:52 ID:fytsYDL6
みんなラノベ板や懐アニ板に行ってるんだよ。
自分もそうだ。
とりあえず、ゼロフィリきぼんと書いておこう。
588名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 01:49:19 ID:4zEtrcQE
機動武闘伝G-すぽっと
589名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 20:04:08 ID:a5SFakye
リナは正常位
ナーガはバック
アメリアは背座位
シルフィールは騎乗位
590名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:30:19 ID:e0yKn9mt
アニメ化を今更知って原作読み直したら萌えがぶり返ったので初投下させてもらうんだぜ
以下前提。
・べゼルド〜ソラリア間の話
・ガウリナ
・ガウリイが人並みに悩んでいるように見えなくも無い
・今回はエロなし、エロは次回からなんで読み飛ばしてもおk
5911/5:2008/04/20(日) 18:31:23 ID:e0yKn9mt
ばふっ。
ふかふかのおふとんさんの上に倒れこみ、天井と目をあわせる。
パジャマに着替えて洋服たたみ。枕元には護身のためにショートソード。
明日の準備もばっちり済んで、後は寝るだけという状況なのだが、どーにも眠れない。
原因は――認めたくないが解っている。あの自称保護者のせいだ。
昼からどうも、ガウリイがどこかおかしい。ボケている。
……いや、いつもボケてはいるのだが、いつもののーみそヨーグルトとはちがう、気がする。
元気がないというか、心ここにあらずというか、上手くは言えないのだが違和感があった。
何か悩んでいるのかもしれない。あたしに言えない理由で。
あーもう、うじうじ考えるなんてタマじゃないっ!直接聞いちゃるっ!
勢いをつけてベッドから起き上がると、あたしはガウリイの部屋へと向かった。
5922/5:2008/04/20(日) 18:32:06 ID:e0yKn9mt
薄暗い廊下をわずかにきしませ歩き、ガウリイの部屋にはすぐ到着した。
うー、勢いで来ちゃったけどなんか入りにくいなあ……
かすかな躊躇をぷるぷるっ!と顔を振ることで払い、右手で軽く部屋のドアをノックした。
――ここでためらっていても、どうせ彼の野生のカンとやらで部屋の前にいる気配はわかるだろう

し。
こんこんっ。
「あー、えと。ガウリイ?
 あたしだけど、入っていい?」
返答代わりにこちらへ向かってくる足音。
鍵をあけるかちょんという音を聞くのを待って、ドアノブを捻る。
「リナ?どうしたんだ、こんな夜中に」
小首を傾げて聞くガウリイに中途半端な笑みを返し、部屋に入れてもらう。
もう少し起きているつもりだったらしく、ガウリイは寝間着ではなく昼のままの姿だった。
「ちょっとね」
招かれた部屋のベッドに勝手に腰掛け、まーちょっと座んなさいと目の前の椅子をぽふぽふする。
黙ってあたしに従い、椅子に座るガウリイ。うむ、えらい。
流れる少しばかり長い沈黙。
この空気が落ち着かないのか、こっちをいぶかしげに見るガウリイの目を見て、あたしは切り出し

た。
「ガウリイ――」
「ん……?」
「あんた、あたしに何か隠し事してる?」
5933/5 改稿ミスすまん:2008/04/20(日) 18:33:46 ID:e0yKn9mt
はた、と見つめるあたしにガウリイはぐっと息を呑み、目をそらそうとして失敗している。
こりは……反応的に確実のようである。
いやまあ、男性独特の悩みとやらだったら言いにくいだろうけど。それは考えないことにして。
あたしの真剣な目に圧されたのか、ガウリイははあ、と息を吐く。
こっちを見つめ返して、
「リナ……
 オレ、リナにとって邪魔になってないか?」
……は……?
目を点にするあたしが見えてないかのごとく、ガウリイは呟く。
「昼間の依頼の時も――」
昼間の依頼……?
確かレッサー・デーモンを廃屋で見たから退治してきて、という依頼だった気が……
並の剣士や魔法使いではちょいときつい相手ではあるが、美少女剣士にして魔道士のあたしには楽勝、レベルである。
最近(シェーラのせいで)デーモンがぽこぽこ増えていて、その手の依頼も多いのだ。
今回のは廃屋の壁を黒魔波動(ブラスト・ウェイブ)でぶちやぶり、
風の結界で炎の矢(フレア・アロー)を防ぎつつ呪文で確保撃破で終わりだった。
「お前さん、いつもならオレに任せていたぶんも自分でやってただろ」
5944/5:2008/04/20(日) 18:34:36 ID:e0yKn9mt
そうだっけ……?
ちょっと前にごたごたで対決した魔道士の炎の矢(フレア・アロー)ぶった切って黒こげになったのもあるし、
光の剣を持っていた頃の癖がいまいち抜けてないガウリイを危なく思ったのも事実。
でも、そんなガウリイに対してあたしは必要以上に気を配りすぎてなかったか……?
それに対して彼がいい気分になるとは流石に思えない。
「あのね、ガウ――」
とんっ。
言葉を選んで話をしようと思った矢先、軽く肩を押されて、あたしはベッドの上に倒れこむ。
を……?
あたしが頭で理解できないでいると、目の前が暗くなった。
天井の明かりが、ガウリイの体で遮られたせいだ。
顔の両脇にはガウリイの手。表情は陰になっていて見えない。
これは……もしかして……ちょっと、ヤバいのか……?
「リナ」
感情が押し殺された声にあたしの体が震えた。
「オレは、お前さんの保護者として旅をしてたけど、今の光の剣を持ってないただの剣士のままじゃ……
 旅の相棒って役割すらできないか?」
5954/5:2008/04/20(日) 18:35:11 ID:e0yKn9mt
――バカだ。前々からバカだと思ってたが、救いようの無いバカだ、こいつは。
あんたは――
呆れて声を出そうとしたとき、ガウリイと目が合った。
貫かんばかりの鋭い眼光。そこにかすかに見える……恐れ?
あたしがうかつなことを言ったら何かが壊れる。決定的に。
それはあたしの推測でしかなかったが、間違いだとは思えない。
それだけ、今のガウリイは危うさを秘めていた。
脳裏に響く警告に声が出なくなったあたしの頬に、ガウリイの大きな手がそっと触れた――
596名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:01:46 ID:YR07/xGI
落ち着けw
んでGJ!続き楽しみだ
597名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 21:03:55 ID:SqGIj+S3
おおっ!! 超GJ!!!!!
続き楽しみにお待ちしております!!
598名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 22:37:02 ID:CeR1zqbv
このスレも七夕頃から活発化してほしいね
とにかくGJ
599名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:37:35 ID:cjH79tBC
ミス多くてスマンカッタ。後半投下。
・前半→>>590
・エロありガウリナ
・初めて系なんでちょっとだけ痛がる描写
・一人称のせいであんましえろくない
・つか色気が無い
以下がおkな人のみ続きどうぞ。
6001/8:2008/04/21(月) 00:38:21 ID:cjH79tBC
唇が触れる。
掠めるようなわずかなそれにさえ、びくっと反応してしまった。
「なっ――」
思わず漏らした呻きを遮るかのように、ガウリイは再び唇を重ねた。
中途半端に開いたあたしの口の中に、舌が入ってくる。
ぬるりとした舌が、歯列をなぞり、逃げるあたしの舌を絡め――息が出来ないってば!
くちゅ、と軽い音を立ててやっとガウリイの顔が離れていった。
やっとのこと開放されたあたしは、ぐるぐる回る頭を落ち着けるために大きく息を吸う。
顔が熱いのは息苦しかったせいだけではないだろう。
「……ガウリイ、何を……」
「……保護者じゃなければ、光の剣の持ち主じゃなければ」
静かな声。あたしの見たことの無い顔。
「オレは、リナの隣に立つ理由は、無いか……?」
それを見て無性に――泣きたくなった。
6012/8:2008/04/21(月) 00:39:03 ID:cjH79tBC
目の奥に湧くものが流れないように目を開いて歯を食いしばったあたしに、まぶしい光がさした。
ランプの光を遮っていたガウリイの顔が、下に移動したのだ。
首筋を軽く吸われて、ぴくんと体が跳ねる。
「……ちょ、ガウリ……やめっ」
彼の肩を退かそうとすると、片手で両手首を押さえられて頭上に押さえつけられてしまった。
力を入れても、びくとも動かない。
せめてもの抵抗に足をばたつかせてみたが、こんなくそ不安定な体勢で繰り出すものに意味などあるはずもなく。
ガウリイの右手は、あたしのパジャマのボタンを外して、晒された素肌へと伸びた。
胸の辺りを滑る手が頂点に触れると、体が震える。
「んっ……」
あたしの反応を見たのか、ガウリイは片方の頂を右手で転がして、もう片方を舌で軽く押し込んだ。
ごく弱い電撃を流されたように、また体が跳ねる。
あたしは小刻みに声にならない声を漏らした。
「は……あ……やっ……」
無意識に漏れる声があたし自身のものではないように聞こえる。
「……やめ……ガウっ……やぁ……」
口から漏れるのは受け入れられられないとわかってる軽い拒否の言葉。
6023/8:2008/04/21(月) 00:39:40 ID:cjH79tBC
……わかってる。あたしだってわかってるのだ。
ガウリイはあたしを本気で捕まえているわけではない。
何故なら――手だけを彼は抑えているからだ。
魔道士のあたしは手をふさがれていても、口があいていればなんとかなるのだ。
確かに協力な術は印を組む必要があるが、簡単な術は呪文詠唱だけで発動する。
あたしが本気で嫌悪感を持って逃げたいなら、ガウリイを丸コゲにしてふっとばせばいいだけ。
結構長くあたしと旅をしていたガウリイが解らないはずは無いだろう。
それをしないということは――ガウリイは結局あたしに最終的に逃げ道を残しているのである。
あたしは気付いていながら、逃げられないでいる。
それは初めて感じた類の恐れと、悲しさと、それから……ガウリイに対しての、怒りからかもしれない。
いーかげん気付け、このバカくらげっ。
6034/8:2008/04/21(月) 00:40:03 ID:cjH79tBC
胸を弄っていた手が離れて、わき腹をすべる。
くすぐったさに身をよじると、わずかにガウリイが笑みをこぼした。
そのまま手がパジャマのズボンにかかって――下着ごと布を下にずり下ろした。
濡れた下着が外されて、あたしの腰から下はひんやりとした外気にあてられた。
「ひぅっ」
ごつごつした大きな手が、軽くあたしのそこをなぞる恥ずかしさと刺激に思わず目をきつく閉じる。
すると、よけいにその手と自身が濡れていることに気付かされて、余計羞恥心が煽られる。
自然と荒くなる息と、余計に言葉にならなくなる声。頭にもやがかかったような感じ。
あたし自身から出た液で濡れた手が、あたしのそこの中にゆっくりと入り込んできた。
「んっ……ふあぁっ」
ぐちゃぐちゃと中をかき回される感触がリアルに伝わってくる。
水音とあたしの声だけが狭い宿の部屋に響く。
「ひ……あ、ん、……ふっ……――!」
びくんっ!
粟立った背筋が軽く反って、閉じた目の奥で火花が散った。
6045/8:2008/04/21(月) 00:40:24 ID:cjH79tBC
はっ……はっ……
力が一気に抜けて、あたしはぐったりとベッドに全体重を預ける。
頭上でまとめられていた腕もいつの間にか解放されていて、あらぬ方に投げ出されていた。
と、茫然自失の体だったあたしの腰に両手が回される。
顔をそっちに向ければ、見えるのはいつの間にか服を脱いだガウリイと――濡れたままのそこに押し付けられたモノ。
え、ちょっと、ま……!
ぱくぱくと口をひらくあたしの耳元で、ガウリイが低く呟いた。
「リナ、力抜け」
ずんっ!
「………………っ!」
いきなり体の中にやってきた熱と激痛に息ができなくなる。
さっきまでは我慢していたはずの涙がぼろぼろでて来て、目の前をぼやけさせる。
あたしの乱れた浅い呼吸がひゅ、ひゅ、と音を立てた。
6056/8:2008/04/21(月) 00:40:46 ID:cjH79tBC
「大丈夫、か……?」
しばらく経てばある程度は収まるもので。
落ち着いた(いや、そんなことはないけど)あたしに、ガウリイは声をかけてきた。
「大丈夫なわけ……ないでしょ……」
体に楔はまだ打ち込まれたままで、鈍く鈍痛を残している。
おまい、女子供には優しくしろって言われたんでしょーがっ!
「……すまん……」
「謝って済むなら最初からしないっ!」
軽く睨んで言うと、ガウリイは目を伏せてまたすまん、と呟いた。
はう……
あたしはためいき一つつき、声音を和らげてガウリイに言った。
「あんたねぇ……あたしが、光の剣がないガウリイなんてもういらないわ、さよーならとでも言うと思った?
 魔力剣が見つかるまであたしが守ったげるって言ったでしょ」
あたしの上にある頭を両腕で抱えて、やさしくきれいな金髪を撫でた。
「なにもこんなことしなくても、それが終わるまであたしはあんたから離れないわよ。
 前みたいにさらわれちゃっても、追っかけてくし、ピンチがきたら背中を預けるわ。
 だって――」
おずおずとあたしの背中にまわされる手を感じながら、
「あたしとあんた、パートナーでしょ?」
少し笑みを浮かべ、頭を抱く力を少し強めた。
「ま、乙女にこんな痛い思いをさせた借りは返してもらうけどね」
痛いほど抱きしめられたことが、不思議と心地よかった。
6067/8:2008/04/21(月) 00:41:15 ID:cjH79tBC
「動いていいか?」
正直さっきのはかなり痛かったので恐怖心はあったが、あたしはこくりと頷いた。
それに応えてずっ、ずっとゆっくりとあたしの中でモノが動く。
さっきの激痛ほどではないが、じんわりとした痛みが下半身に広がって、シーツを握る手に力が篭る。
その手をガウリイは優しく包んで、彼の肩へ置いた。
「つかまったほうが楽だぞ」
「ん……」
結構余裕がないので、遠慮なくすがらせていただく。
そのまま中で動かされていると、痛みとは別の甘い痺れがあたしを貫いた。
ぴく、と背を震わせたあたしに気付いたのか、ガウリイはあたしの頬に軽く口付けて、
「気持ちいい?」
「わかんなっ……!」
腰の動きを少しだけ早くした。
繋がった部分が余計に熱く感じて、引きつった悲鳴がこぼれる。
「あっ……んあっ、ふ、くぅっ……ガウリッ……あぅ!
 もう少し……ゆっくり……!」
「ごめん、リナ……無理っ……」
大きい波のようなものがこみ上げてくるのがわかる。
それに流されるがまま、ガウリイの肩にしがみついて、嬌声をもらす。
「ひぁ、あ……ああーっ!」
「……っ」
中で熱いものがはじけるのを感じながら、あたしは白い闇の中に沈んだ。
6078/8:2008/04/21(月) 00:41:41 ID:cjH79tBC
「腰いたーい。のどいたーい。だるーい」
ベッドの中でうだうだ言ってるあたしに、ガウリイは苦笑を浮かべてはいはい、と応えた。
ううっ、冗談じゃないんだよー。ホントにシャレになんないほど虚脱感があるんだよー。
あたしの腰を優しく撫でてくれたり、はちみつレモンを宿のオバちゃんから貰ってきてくれたり、
ガウリイ君はかいがいしくあたしのお世話中である。原因は彼なのでとーぜんだけど。
「まったくお前さんときたら……
 昨日はあんなに可愛かったのに今日はもうこれか」
ばしゃあっ。
デリカシーのない発言する自称保護者にあつあつのはちみつレモンをぶっかける。
なんつーことをいうんだこいつはっ!
「あぢあぢあぢっ」
「自業自得よっ!このエロくらげっ!」
赤くなった顔をごまかすように、ぼふっ!と勢いよくベッドに倒れこみ、布団を被る。
背中を向けたあたしの栗色の髪の毛を、優しくすいてくれる指が心地いい。
昨日の疲れが残ってるのか、とろとろと眠気が襲ってきたので、逆らわずに身を任せた。
――明日になったら、一緒に魔法剣でも買いに行こうね、ガウリイ。

おしまい
608名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:51:12 ID:cJiWJMEd
GJといわざるをえない
609名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 09:40:39 ID:5R2rBxIS
超GJ!!!!!
朝から幸せをありがとう!!
610名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:05:16 ID:AWrt8C67
甘甘な気分にさせていただきました!GJ!!!
611名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:49:09 ID:Bm2+fegX
ありがとおおおおおお!これでいつでも戦える!
612名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:00:37 ID:bilu/9P1
なんで戦えるんですか?ww
613名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:31:26 ID:3TtuAcXV
そりゃ夜に(ry
614名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:01:45 ID:FJ1O15hP
GJっ!GJですよっ!!
いいなぁーやぱ王道ガウリナよかとねぇ。
おいらも妄想なら残高すごいことになってるし、何か書いてみようかなぁー
615名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 05:18:40 ID:RiUfTObi
>>611-613
二十四時間戦えますかー♪
なつかしのCMを思い出したw
616名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:30:53 ID:lCoMTPOJ
俺はガンダム思い出した。
これでジオンは10年戦える
617名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:40:34 ID:3k5bqV6+
それって死亡フラグ……
618名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 04:07:52 ID:nCDEA5jj
あれはいいエロだー!
619名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 08:04:01 ID:nQKt10D0
このスレの平均年齢が垣間見えた気がする
620名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 03:16:40 ID:scrrK9z5
なにしろ18歳以下はお断わりなんだぜw
621名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:46:47 ID:SgO/rbin
そうか・・・いつの間にかここに平成生まれが出入りできる時代に
なっていたのか・・・
622名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:31:31 ID:pUoFjOlg
原作開始が1989年の20周年作品だしな。
当時大学生だった俺はフィルさんと変わらん年になっちまったぜ。
623名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 02:50:56 ID:nDOU086S
うわあああああああああああああ、年のことはいうな!!!
624名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:08:28 ID:XVIIuroV
原作みたいな信頼関係と相棒関係ありきのガウリナ書きたいが難しいのう
あいつら何かないと発展しねえw
625名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 02:36:29 ID:qzJMr14g
山で豪雨にあって暖めあうとか?(あの日の時に)

で、影でアメゼロが魔力全開とか?
626名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 08:27:01 ID:7RXBRaLe
>>624
季節は外れてるが、雪山遭難とかでアッサリお約束展開、とかは?
その場でエッチは無理でも、原作の二人なら
ちょい寒むぐらいで同衾確実かと。
627名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 11:54:30 ID:C6SeDoxM
神よ!ゼロリナを!!
628名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 20:21:25 ID:gz3vzs3p
ガウリナがお互いのことノロけてるのとか面白そうな希ガス。

リナだと↓
アメ「リナさんリナさん!リナさんはガウリイさんと付き合ってるんですか?!」
リナ「なっ…バッ…ちょ…アメリア!何いきなりっ…」
アメ「いまさらそんな照れなくても…だってなんか雰囲気とか、見てたらわかりますもん。」
リナ(ちょっと赤くなってしばし沈黙)
アメ「やっぱりそうなんですね?ね?ねぇねぇ、ガウリイさんのどういうとこが好きなんですかっ?」
リナ「どういうって…そりゃあ…」
アメ「ほらほらぁ」
リナ「…優しいトコ?とか?…ごにょごにょ…」
アメ「別に誰にもしゃべったりしませんから!ね?」
リナ「…そーお?(ほんとはしゃべりたくて仕方なかったらしく)
   じゃあ教えたげるわ。ほら、あいつってバカだけど顔は果てしなく美形でしょ?
   もーあれは王子レベルよ。王子。あ、言っとくけどあんたのおとーさんじゃなくてね。
   世間一般のイメージの王子よねー。下手したらそれ以上っ?!
   やーもうとにかく何してもかわいいっていうかいとおしいっていうか…っ
   バカだけど、一生懸命なとことかほんとかわいいのよねーっ」
アメ「……リナさん?」
リナ「それにさぁ、あっちの方も相当上手なのよ。あ、でもあたしガウリイしか知らないんだけど。
   でもあの手つきとか舌使いとか?それ以上なんかも?
   あたしあいつにちょっと抑え込まれただけで、もーほんとやっばいくらいきちゃうのよねー!
   そもそもウマいヘタ以前に、よっぽどあたしを愛してないとあそこまでできないしー!」

いや?案外アメリアは黙って聞いてるよりもっと便乗するか?
629名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 20:30:47 ID:gz3vzs3p
ついでにガウリイだと↓
ゼル「で?お前たち、実際どこまでいったんだ?」
ガウ「どこって…一応こないだリナの実家には行ってきたが…」
ゼル「いや…そうじゃなくてだな…」
ガウ「そうじゃないならどう行くっていうんだ?」
ゼル「ガウリイの旦那は…あいつと…リナと付き合ってるんだろう?」
ガウ「(顔が明るくなって)ああ!なぁんだ、そっちかー!
   それならそうと最初っから言ってくれりゃあよかったのに。
   オレとリナがどこまでいったかって?そりゃあもうめくるめくところまでだな…」
ゼル「そう言ったつもりだったんだが…まぁいい。
   しかし何だ、その『めくるめくところ』ってのは…」
ガウ「そりゃあ、めくるめくところって言えばめくるめくところだろ。
   今みたいにゼルやアメリアと再会するまでは、普通に宿も一部屋だったしな♪」
ゼル「そ…そうか。まぁつまり…最後までやることはやってる…んだな」
ガウ「あったりまえだろー?いやぁ、でも長かった。ほんとに長かった。
   オレもよく耐えたよなぁ。だってリナ、オレが初めてなんだぜ?
   いきなり噛みついてって、嫌われてもたまらんしな。そりゃあもうじっくりゆっくり開いてってだなぁ…」
ゼル「……おい…ガウリイ?」
ガウ「やー、ようやくリナのやつも慣れてきたけど、でもまだ恥じらったりするんだよ。
   そこがもうかわいいのなんのって!あれじゃ逆効果だよな!燃えるっつーか萌える?
   キスするときなんかも、オレに一生懸命合わせようとしてな、小さい舌で必死に応えようとするんだ。
   それだけじゃないんだぜー!
   あいつ感度は抜群にいいし、あっちのほうも最高だし、
   胸だってオレが大きくしてやるから問題ないし!実際成長してるしな。やっぱホルモン分泌が一番だよなー!」


でもヲトコたちのエロ話よりオナゴたちのが案外生々しかったりするよね。
630名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 02:48:12 ID:hXrcQGnQ
SSGJ!アメリアはノリノリできいてそうだw
631名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 03:54:57 ID:thVYu8l6
逆にゼルはひいてそうだなw昔はまとも且つ同年代の人間が
周りに居なかったからwこれがまともだということを知らなさそうだ。
632名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 12:08:40 ID:STshFUw2
二人のノロケ具合いいなw
633名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 05:01:18 ID:DTIQBO8/
ゼル石化してそうだなwもともと石だけど。
634名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:45:58 ID:MbDzAnHa
アメリア便乗型ノロケ大会って

「あそこまで?!あそこまでってリナさん、ガウリイさんに何してもらってるんですかっ?!」
「何って…そりゃあもういろいろ?
 いやぁ、あたしさぁ、ガウリイとそういうことするまで、何のためにえっちするんだかわかんなかったしさ、
 むしろ不潔ー!とか、あんまする気なかったっていうか…
 でもガウリイって、自分が気持ヨクなる以前にあたしを気持ちよくさせる方が大事みたいでさぁ。
 そりゃあもうあれやこれや…」
「ちょっとリナさん!わたしが聞きたいのはその『あれやこれや』の部分なんですってば!!」
「や…だからあたしあんまりそういう知識ないから…説明のしようが…(ちょっぴりアメリアの気迫に負け出す)」
「ふぅん。ま、わたしも具体的な方法聞かされてもよくわかりませんけど」
「ま、でもほんと上手いわよ、ガウリイ。
 あたしが言うんだから間違いないわ。」
「そうですね。なんかリナさん、あれだけ気にしてた胸の方も成長してますよね」
「っく…!なんかその言い方腹立たしいけど、そうよ!もう早速1カップあがったんだから!」
「やっぱり揉んでもらうと大きくなるもんなんですねぇ」
「みたいねぇ。実際気持ちいいしねぇ。こないだなんか一晩中しちゃってさぁー
 さすがに次の日の出発無理だったから、延ばしちゃったりしたけど。やぁ、腰やら何やら、結構くるもんね。
 あんたも気をつけなさいよ?」
「や…わたしはまだ…」
「え?そうなの?もういっそあんたの方からゼル襲っちゃえばいいじゃん!
 っていうかその方がありがたいんだけど。
 もうあたしとガウリイで同じ部屋取ってもいいでしょ?」



たぶんリナさんは自分とガウリイが幸せならそれでいいんだと思う。とりあえず。この場は。
635名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 01:16:08 ID:Dsa9ioxk
>もういっそあんたの方からゼル襲っちゃえばいいじゃん

慌てるゼルと更に暴走するアメリアと
それを陰から見てゼルの動揺や困惑の感情を食ってるゼロスを受信しました。
636名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 09:49:55 ID:3Yyex8Sw
てっきり経験済みのアメリアかと思ってた。
637名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 19:19:14 ID:l+rNWjll
ガウリナは経験値MAXガウリイ×経験値0リナがほぼメインだよな。
ゼルアメの場合ってどうなんだ?
経験値それなりゼル×箱入りアメリアがやっぱ一般的なのか?
638名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:28:56 ID:5ttQFiF4
>637
そうじゃないかな?
ただ小説版はともかくアニメのゼルは純情だし、このスレでもチェリーじゃないか
とも言われてたことあったような。
経験豊富前提なアメリアはさすがに見たことない。
639ガウリナ@コロネ山:2008/05/09(金) 23:31:09 ID:5ttQFiF4
コロネ山@TRYパロのガウリナを投下させていただきます。
ゼルアメも少し入ってます。
640ガウリナ@コロネ山1:2008/05/09(金) 23:33:04 ID:5ttQFiF4
ダークスターの武器を探し、不思議な力があるという縁結びの神殿コロネ山にやってきた、
仲良し4人組と天敵2人組。
さあ揉めろと言わんばかりのカップル占いでゼロスとフィリアが離脱してしまい、
暗い暗い神殿の中でガウリイがはぐれてしまい、
人数が半分になったリナ一行がやっと辿りついたご神体は、
小指を組みあったでっかい2つの手の石像という、訳のわからない代物だった。

「ちょっと、なんなのよこれ!」
リナが振り返ると、獣人のガイドが含み笑いをする。
「ふっふっふっ、かかったね」
そう言うと、ばっと帽子とマントを取り払った。現れたのはおなじみ赤いキツネ族ジラス。
「ジラス!」
「不思議な力あると言えばお前たち来ると思ってた。見ろ!」
「あ……う……」
背後の声に振り返ると、像の傍にいたゼルガディスとアメリアが床に手をつきうずくまっていた。
2人とも頬が紅潮し小刻みに震えて汗をかき、苦しそうに呻いている。
「ゼル! アメリア!」
「く……るな、リナ……。これは罠……だ」
「リナ……さん、からだが……変に……」
ただごとではない2人の様子に、リナはキッとジラスをにらみ付けた。
「あたしたちをハメるなんていい度胸じゃないの! ゼルとアメリアに何したのよ!」
「何もしてないね。言っただろう、縁結びの神様って」
にくったらしい笑みを浮かべて、余裕を見せるジラス。
結界のせいかここは魔法が使えない。
しゃきんと短剣を抜いて構えるリナだが、ふと気がつくと背後から妙な気配が伝わってくる。
聞こえてくるのは切れ切れの喘ぎ、荒い息、お互いの名を呼ぶ甘い声。
「……メリア、アメリア」
「ゼルガディスさん……」
リナのこめかみを汗がつつと降りる。
(ま、ましゃか……)
ぎぎぎと振り返ると、なんと2人は抱き合いディープキスの真っ最中であった。
641ガウリナ@コロネ山2:2008/05/09(金) 23:34:29 ID:5ttQFiF4
「な……」
さすがのリナも絶句し、顎がカクンと落ちる。
むさぼりあっていた2人の唇が離れ、ゼルガディスの顔がアメリアの首筋に埋まる。
「あ……あ、ゼルガディスさ……ん」
悩ましげな声がアメリアの口から漏れた。
ゼルガディスの岩肌の手がアメリアの胸や肩、腰を服の上から這い回る。
驚きのあまりしばらく見入っていたリナだったが、はっと我に返った。
「何やってんのよ、あんたたちーーーーっ!」
頬を染めて怒鳴るが2人の耳には届いてないらしく、愛の行為いまだ続行中。
「無駄ね、その像には人間を発情させる力あるね。
というか、なんでお前なんともないの? 
石人間にも効いてるのに。お前やっぱり人間じゃなかったのか?」
「やっぱりってどういう意味よ! やっぱりって!」
「まあどっちでもいいね。今頃手下たちがおまえの仲間襲ってる。
そいつらが正気に戻る頃には光の剣ヴァルガーヴ様のものね。せいぜいそこで悔しがってな!」
「光の剣って……ガウリイのこと!」
リナの声に構わず、くるりと身を翻しジラスは走り去っていく。
追いかけようとして足を止め、ちらと後ろを振り返る。
ゼルガディスはアメリアの服を乱してあらわになった胸元に顔を埋め、
アメリアはゼルガディスの頭を抱いて髪をくしけずり、喉を反らせて喘いでいる。
「あ……ん……」
アメリアの声にリナは真っ赤になって背を向けた。とてもじゃないが正視できない。
2人をどうするかリナは悩んだが、ジラスは「正気に戻ったら」と言っていた。
ということは、いつかは正気に戻るのだろう。
多分。きっと。恐らく。
「ゼル、アメリアごめん! でも光の剣を渡すわけにはいかないし、ガウリイを助けなきゃ!」
リナはくるりときびすを返し、白と黒のプレートが敷き詰められた部屋を、火柱を上げながら駆け抜けていった。
642ガウリナ@コロネ山3:2008/05/09(金) 23:35:52 ID:5ttQFiF4
その頃、ガウリイはといえば。
「こらーーーっ! オレの剣取るなーーーっ!!」
トカゲの群れを蹴散らし、光の剣を守りながら右往左往走りまわっていた。
一匹一匹はさほど強くないのだが、なにしろ数が多い。さすがのガウリイも闇の中、剣を抱えて逃げ回るしかない。
なんとか振り切って物陰に身を隠し、息を潜める。
隠れたガウリイに気付かず、トカゲたちはばたばたと駆け抜けていった。
足音が遠くなり、完全に気配が消えてガウリイはやっと安心して息をつく。
「は……あ、リナたちはどこに行っちまったんだろう……」
「ガウリイ!」
声に振り返ると、いつのまにかリナがそこに立っていた。
なぜか服のあちこちが煤けて、焼け焦げた跡があったりするが。
「無事だったのか、リナ!」
「それはこっちのセリフよ! 大変なのよ、ジラスが光の剣……を……」

ドクン……ッ!
大きく鳴った自分の心臓の音にリナは驚いた。
つややかな長い金髪に夢見るような青い瞳、整っているけど決して中性的ではない顔立ち、
細身ではあるが無駄なく筋肉が付いているたくましい身体、春風のような優しい微笑み……。
あれ?
ガウリイってこんなにカッコよかったっけ?
目を大きく見開いて固まっているリナに、ガウリイはきょとんとした顔をする。
「リナ?」
「か……らだが……」
立っていられなくなり、リナはその場に座り込んだ。
下半身がじゅんと熱くなり身体中がむずかゆいような、血が沸騰しているような妙な感覚がリナを支配する。
「ど、どうした? リナ……」
震えながら熱っぽく見つめるリナに、戸惑いつつも顔を覗き込むガウリイ。
「ごめんガウリイ……。からだ……が……変に……。ゼルとアメリアがやられたやつと同じ……。
い……まごろ、来るなん……て……」
「え? 何だって? 何て言ったんだリ……」
語尾はリナの口付けでかき消えた。
643ガウリナ@コロネ山4:2008/05/09(金) 23:37:16 ID:5ttQFiF4
「!!」
無防備に開かれたガウリイの唇を割って、リナの舌が入り込んできてさすがに驚く。
反射的に身を引こうとするががっちり後頭部を抑えられ、リナの舌がガウリイの舌をねぶるように絡みついてくる。
リナは唇を重ねたまま、ガウリイの手を取り自分の胸へと導いた。
やっと唇が離れ、ガウリイが目を剥いてリナを見つめる。
「お、おまっ、ななな何をっ!」
「うふふん」
ちろと小さな赤い舌が唇を舐め、リナが笑う。どらまた娘と思えないほど艶かしい笑み。
「ガウリイ、大好き。だから、しよ」
「な、何を……」
恐る恐る聞いてみる。なんとなく見当はつくけれど。
「えっち」
歯を見せてにっこり笑いながら、とんでもないことを言う天才美少女魔道士。
あまりの出来事にガウリイはぴきんと固まってしまった。
某所ではなくて全身が。
「リ、リナ……、その気になってくれたのは嬉しいんだが……」
ゆっくりと辺りを見渡す。
手を伸ばせば手先が見えない闇、遠くでトカゲたちの声や爆発音が聞こえ、
おまけになんとなく建物全体がぐらぐら揺れてるような。
「………………ここで?」
「うん!」
顎に2つこぶしを添える可愛いポーズでナが答える。
呆然としているガウリイの前で、リナはゆらりと立ち上がった。
マントの留め金をかちゃりと外すと、背中を滑るようにリナのマントが落ちる。
そのままベルトをしゅると外して胸元をはだけ、脱いだブーツをぽいと放って、
するりとスパッツを下ろす。
さすがに全裸ではないけど、はだけた上着と下着だけという悩ましい姿でガウリイににじりよってくる。
上着から見える白い小ぶりの胸がまぶしい。
「ちょ、ま、まてリナ」
座ったまま後ずさりするガウリイの首の後ろに手を回し、再び柔らかい唇が重ねてくる。
舌と共に入ってくる甘い唾液にくらくらする。
あのリナが、食欲と物欲は溢れるほどあっても、性欲はひとっかけらもないようなリナが、
にっこり笑って誘ってくるというのはありえない。
頭の中がぐるぐる回る。
確かなことは、自分の頭ではいくら考えても原因はわからないだろうということだけ。
しかし、なんとなく下半身に開放感を感じるのだが……?
644ガウリナ@コロネ山5:2008/05/09(金) 23:38:10 ID:5ttQFiF4
「何してるー! リナーーッ!」
やっと現実世界に戻ってきたガウリイが目にしたリナは、ガウリイの鎧の留め金を外し、
下衣をずり下ろしていた。
剥き出しになった下着の中で、リナの小さな手がもぞもぞ動く。
その感覚の心地よさに、戻ってきた意識が再びどこかに飛んでいきそうになる。
リナはといえば、下着から現れたガウリイのものに目が釘付けになっていた。
はじめて見る男性自身はグロテスクではあったけど、ガウリイのものと思えばとっても可愛らしくみえる
そっと手にとって、撫でてみる。
慈しむ様に手を這わせ、思い切って唇を寄せてみる。
「うふふ……」
もちろん経験はない。
けれど、ゼルガディスとすでに深い仲になっているアメリアから男女のことは色々聞いていたので、
それを思い出してリナはがんばった。
強弱を付けて全体を撫でさすり、先端を舌で軽くつついてから舐めてみる。
異様な状況に、リナの興奮が高まってくる。
ガウリイは興奮より、混乱の方が大きかった。
リナを払いのければいいものを、それすら思いつかないほど動揺していた。
それでも悲しいかな身体は反応して、徐々に大きくなるガウリイの物に、リナの目が丸くなる。
はむと先端部分を口に含む。
「……ッ!」
あまりの刺激に声をあげそうになり、ガウリイは思わず手を当てて口を塞いだ。
それを見たリナはガウリイの手をとって口から離し、手のひらに口付ける。
「声、聞かせて。ガウリイ……」
うっとりと頬を染めて、ささやくようにリナが耳に唇を寄せる。
ついでに耳たぶに軽く舌を差し入れてみると、びくっとガウリイの身体が跳ねた。
普段と違うガウリイが面白くて可愛いくて、リナはくすくす笑った。

ふいに、頭の中から何かが出ていくような感じがした。
すうと熱が冷めていき、体を支配していた妙な感覚が消えていく。
「リナ……?」
リナの変化はガウリイにもよくわかった。艶かしい色気が消えていき、瞳に理性が蘇ってくる。
石像の効果が消え、リナはもう普段のどらまた娘に戻っていた。
645ガウリナ@コロネ山6:2008/05/09(金) 23:39:26 ID:5ttQFiF4
「あ……はは、ガウリイ。これには訳が……」
笑ってごまかそうとするリナだが、うつむいて長い前髪に隠れたガウリイの表情はわからない。
「……リナ」
冷たく地を這うようなガウリイの声に、リナは凍りついた。
「ち、違うのよガウリイ! そ、そーよジラス! ジラスが全部悪いのよ!」
「……これを、どうしてくれるんだ」
そう言ってガウリイは自分の下半身をちょいちょいと指差す。
これというのは、やっぱりアレのことだろうか? 正視できなくてついと目を逸らす。
「え、えーと……、自分でなんとかできない、かな?」
ぷち。
「ふざけるなーーーーーーッ!!」
ガウリイの声に反射的に逃げようとしたリナだが、そのまま両腕を掴まれ、唇を塞がれた。
立場逆転。ガウリイの反撃が始まる。
「っん、……くっ、んん!」
首を振ってなんとか逃れようとするリナだが、片腕で後頭部を押さえ込まれてはどうすることもできず、
易々とガウリイの舌の侵入をゆるしてしまう。
絡みつく舌。
息もできない激しい口付けからやっと開放され、ガウリイの肩に頭をもたれさせ激しく息をするリナ。
「はあ……はぁ」
酸欠で頭がくらくらする。
ぼうとした頭に、ガウリイの手が肌に入り込んでくるのがわかった。
手のひらが円を描くようにリナの胸を這い回る。
「リナ……」
「あ……ん」
ガウリイの声と手の感触に、先ほど去った熱が再び戻ってくる。
手のひらに当たる小さなふくらみの頂点が、つんと堅くなっている。
「ん……、っやぁ」
リナが小さく身をよじるが、もちろん無視。
そのまま指で摘むように擦りあげると、肩が上下し息が荒くなってきた。
手は動かしながら、思う存分リナの口内を蹂躙したガウリイの舌が、リナの首筋とむき出しの鎖骨をなぞる。
「……〜〜っ!」
体がぶるっと震え、そのまま出そうになった声を飲み込むリナの耳に、ガウリイはそっと唇を寄せた。
「声、聞かせろよ」
さっきのセリフをそのまま返され、背筋がぞくりとあわ立つ。
646ガウリナ@コロネ山7:2008/05/09(金) 23:42:16 ID:5ttQFiF4
胸を揉んでるとは別の手が、すっと背に下向きに滑り落ちる。
「ひゃ!」
体を弓なりにして、リナは高い声を上げた。
「や……やめよう、ガウリイ。こんなことしてる場合じゃ……うっ」
顎の下にガウリイの頭が見える。這い登るように乳房を舐められて、先端が口に含まれた。
「……柔らかいな、リナは」
「あ……あん」
嫌がるように首を振るたび、栗色の髪が揺れる。音を立てて吸い、軽く歯を立ててみた。
「ああ!」
もう片方の乳房も休まず撫で回されている。
両方から与えられる刺激に、リナはもうごちゃごちゃ物を考えられなくなった。
(どうしたんだろ……あたし)
熱い息が漏れる。
(き……もち……いい)
ガウリイが与える快感が細波のようにリナを飲み込んでいく。
背を彷徨っていた手が前に回り、腹を撫でてさらに下へと向かう。
柔らかい茂みを越えて、静かに指が滑りこんでくる。
「……んん!」
リナは小さく震えるように首を振る。自分以外の誰も触れたことのない場所に、確かめるようにガウリイが触れてくる。
「……あっ!」
初めての刺激に反射的に身をよじって逃げようとするリナを、ガウリイが抱えて押しとどめる。
そして腿までずり下がった下着を器用に片手で脱がせて、取り払う。
「まだこれからだぞ」
冷たい指が入り口をなぞるように確かめるように触れて、周りをほぐしていく。
いきなり入り込んではこないけど、ぞくぞくする快感がその度に体中を駆け巡る。
「あ……ぃやあっ!」
白い喉がのけぞり、足がぴんとそりかえる。
「……さっきリナが俺にやったことだぞ」
「……んあっ! はぁ……ん」
指先を軽く沈めてみる。初めてのそこはとても狭かったがリナが出したものに助けられて、ガウリイの指を飲み込んでいく。
「……くっ、あ、ああん!」
言葉にならない声を上げて、リナはガウリイの肩にしがみついた。
「あ、あ、あぁ……」
壁を擦るように柔らかく攻められ、どんどん奥へと指が入ってくる。
中で指が動くたびにリナは息を荒くして体を振わせ、湿った水音が耳をついた。
「ガウ……リイ……大好……き」
「リナ」
再び唇が重なった。
647ガウリナ@コロネ山8:2008/05/09(金) 23:43:26 ID:5ttQFiF4
「……いくぞ」
「う、うん」
石畳に敷かれたマントの上で仰向けになったリナが、薄闇にもはっきりわかる上気の色を浮かべて頷いたのがわかる。
下衣だけ脱いだガウリイが、リナの足を広げて内股に手を添えると、さすがにリナの体がこわばった。
湿った中心に、堅い先端が押し当てられる。
「う…………っ!」
肩にかけられたリナの手に力がこもる。
ぐいと腰を進めて、強引に押し入った。
「ああっ!」
「くっ……!」
まだ誰も受け入れたことのないリナの中はきつく、そして熱くとろけそうだった。
「い、いたいっ……ガウリイッ!」
経験したことのない痛みにリナは手を胸板に突っぱね、腰を引いて逃げようとする。
体が裂かれるようで、息も出来ない。
胸板に突っぱねられた手を捕らえ、ガウリイは優しくリナを抱きしめた。
「落ち着けリナ、痛いのは最初だけだから」
「……なんでわかるのよ、そんなの!」
「それにまだ先しか入ってないぞ」
「そ、そんな……んん……っ!」
落ち着かせようと目尻に浮かぶ涙を舐めとって、頬と唇に口付けを落とす。
圧迫感のある中をゆっくり腰を進めていく。
「うっ、あ、あああ!!」
「リナ、……力抜け」
押し入ってくる痛みにリナが声を上げるたび、比喩でもなんでもなく食いちぎられそうになる。
背に回された手の爪が立ち、ガウリイの背に赤い線を描く。
「う、はぁ……」
ややあって痛みが和らいできたのか、リナの呼吸が次第に落ち着いてきた。
「リナ……」
頬に手を添えてささやくと、固く閉じられた目が少しづつ開いてくる。
「……入った?」
穏やかな青い目が頷く。
「ゆっくりいくから、いいな」
リナが引きつりつつ、それでも小さく頷いたのを見てゆっくりと腰を動かす。
「う、んん、あ……っ」
リナの体が小さく跳ね、汗が飛ぶ。
648ガウリナ@コロネ山9:2008/05/09(金) 23:44:32 ID:5ttQFiF4
ガウリイが動く度、ふわりとした不思議な感覚がリナを飲み込んでいった
「は……ふ……」
痛みに混じって感じる、痺れるようなかすかな甘い快感。
ある箇所を突くと、背に回されたリナの手がぴくと動くのを見逃すガウリイではない。
「ここか?」
その部分を重点的に突いてみると、魚のようにリナの体が跳ね反りかえる。
「あ……いゃっ!」
「嫌じゃないだろ」
何故か楽しそうな声のガウリイ。リナは逃げようとするが体に力が入らず、易々と腕の中に囚われる。
「あ、あ、ああっ!」
熱のこもったリナの甘い喘ぎが、ガウリイの耳を楽しませた。
ガウリイの動きが早くなり、突きあげられて揺さぶられ、リナの足が跳ね上がる。
栗色の髪がゆらゆら広がりながら宙に広がる。
「ガウリ……、あああ!」
「っく……リナッ!」
低いうめきと共に、リナの中でガウリイは自分を解放した。
力尽きて果てて荒い息をつき、甘い余韻に浸る。
「ガウリイ……好き」
「リナ」
再び2人は抱き合ってむさぼるような口付けを交わした。もうお互い以外ほかの事は考えられない。
いつのまにか小柄な獣人が物陰から2人の様子をうかがい、傍らにあった光の剣をそっと持っていったことにも、
当然気付くはずはなかった。


数刻後……。
「ヴァルガーヴさま〜、俺やりました〜! 今すぐ光の剣持っていきま〜す(はぁと)」
光の剣を抱え神殿から結界の外へ伸びる道を、ひょいひょい逃げるジラスの姿があった。
「待てーーーーッ!! オレの剣オレの剣オレの剣ーーーーーーッ!!」
「ああああいつに、あんなやつに光の剣取られるなんて! こらー、ジラース! 待てって言ってんでしょーーがッ!!」
それを追いかけるのは、ようやく我に返り怒りに燃える人間の男女4人と竜族の巫女。
「ふふふ……。結界を出たら、アストラル・ヴァインでぶった斬ってやるッ!!」
「2番アメリア、止めません!」
「一体あなたたちは神殿で何をしていたんですかー!」

TRY12話に続く。
649ガウリナ@コロネ山:2008/05/09(金) 23:46:14 ID:5ttQFiF4
終わりです。読んでくださって、ありがとうございました。
650名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:28:48 ID:5T8X9qWW
週末にいいもんみれたああ嗚呼!
ありがとう!GJをせざるをえない。
651名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:36:30 ID:TYa/bFwP
ぐぐぐGJ!!
652名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 12:37:00 ID:8dcDwhWr
GJ!! GJ!! ドキドキしちまったぜ!!
653名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:39:42 ID:w2Edmk7O
GJ!!
こっちがほんとだしょ?アニメはちょっとひっかかるから仮の映像でお届けしますた。ってことだよね?

やっぱりガウリナいいなー
新アニメでもガウリナやってほしーなー
ちょっと大人向けのギャグとか。ギャグでいいから。


ところでえんさいくろぺでぃあにあった聖王都動乱で「完全にリナとガウリイがくっついちゃう(笑)」って
はじめどういう話の展開が書かれてたんだろ…
いまだに気になる。
654名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 18:39:33 ID:rv5VHREL
グッジョブ!グッジョブ!
655名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 00:36:22 ID:8eelkwHZ
先週、色々あってネット落ちしていたら〜 GJっす!
TRY12話、もうこれ無しでは見られんw
656名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:20:00 ID:NVbyxGP6
>653
えんさいくろぺでぃあにそんな美味しい萌えネタが載ってるのか!
つい密林で注文しちまったぜ
657名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:07:41 ID:HEEJhHrz
>656
歴代の担当とかの対談の中にそういう話があがってたのさ。ちょっとだけ。
最初作者が書いた話だと、あの4巻じゃリナとガウがくっついちゃうってことらしい。
しかもむっちゃおもしろかったらしい。話がおわっちまうってことで没になったみたいだけど。
「4巻目にしてもうすでにヒロインが・・・」
ってどうなるのか気になるよな?な?

誰か知らないー??
658名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:12:49 ID:fqVvnYBF
そういえば歴代の担当者のうち誰かが頼み込んでるいるいにリナのエロ絵描いてもらってたのあったよね
659656:2008/05/18(日) 19:18:07 ID:7R4fq9oR
えんさいくろぺでぃあ、昨日届いた。
で、読んでみた。
ナーガって初めはレズ設定だったのか。
もし没にならなかったら、すぺしゃるはずいぶん違った話に……、
いや、あまり変わらんかw
660名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:50:44 ID:QH/q2z9X
もしレズ設定だったら、単発キャラとして
たまに思い出される程度の存在で埋もれていたかも。
むしろ公式でないからこそウマーな想像がそこに。
661名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:19:39 ID:GU/0SHPm
過疎ってるなあ。
みんなアニメ板に行ってるのかな?
662名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:03:53 ID:fc+XcB/2
スレイヤーズもとうとう深夜アニメに…

って言うとちょっと違う方に想像できるよね?
とりあえずガウリナしてくれればそれでヨシ。
深夜ならお色気ギャグも問題ないはず!
663名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:56:04 ID:pqJXPzzk
むぅ・・・創作意欲が湧いてきた・・・
664名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:13:03 ID:5sGvcwNO
がんばれ〜

>お色気ギャグ
伝説の「卵を産め」?w
665名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:46:37 ID:e5MQHfHR
「病気がうつるぞ」とか。
666名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 18:47:04 ID:AYWnFhrO
>>659
えんさいくろぺでぃあって、そんなおいしいネタ載ってるのか…!
買おうかな…

他何か印象的なネタとかある?
667名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 00:26:34 ID:ybQWL2X4
>>666

>>653
>>657
これ最強
668名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 10:08:07 ID:m7CCoDkg
萌えが復活してたんで、今有難く保管庫の作品読ませてもらってるんだけど
途中で終わってるのって投下がそのままなかった作品なのかな
くらげ男の続きが気になってさ…
669名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 13:02:32 ID:D/2vUgRZ
サイト持ってる書き手が続きはそこに掲載、というのもあるかもしれないけど、
少なくともこのスレにはないと思う。
くらげ男はスレ内でちょっと揉めごとがあって、書き手さんが続きを投下しなくなったんだわ。
(詳細は過去ログ探して読んでくれ)
670名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 04:07:24 ID:MTGmg8fa
くらげ男の続きが気になってるのって、
あたしだけじゃなかったんだ…。
でも、そう云う事情が有ったんなら、
続きを読める日は永久に来ないのかな…?
だとしたら、死ぬ程、残念…orz
671小ネタ(ガウリイ編):2008/06/01(日) 01:44:18 ID:mmduovFB
くらげ男は非常に良作品だと思ったのでちょっと残念。
すみません、『幻の四巻』を読んで、小ネタを思い付いたので投下します。
エロ無くてごめんなさい。 
 
………ガウリイの独り言。
 
あぁ、つまりこういう事か。いわゆる『商業的理由』というやつで、オレは三年近く我慢を強いられた、ってわけか。
ふざけるな!
リナが『盗賊いぢめ』に出たのを見計らって、こっそり花街繰り出して発散してきたオレに謝れ今すぐ謝れ土下座して謝れ!
「…今夜。付き合って欲しいの」って言われて、普通にオイシイ展開を期待したオレの期待を返せ!
…まぁ、普通ではありえない『リナをいぢめる』というところだけは自己鍛練に使わせてもらったけどなっ!
まぁ、とにかくだ。
リナの真の『膜の保護者』はオレじゃなくて、編集部だったってわけだな。笑わせるぜ!
…笑えねぇよ!
672小ネタ(陰謀編):2008/06/01(日) 01:47:56 ID:mmduovFB
「許せませんっ!
お二人の幸せな未来を、『編集部の都合』とやらで捩曲げるだなんて、そんなものっ! 正義じゃありませんっ!
というわけでゼロスさん、手伝ってください」
「いえあの、手伝ってください、と言われても…」
「何を言っているんですか! 真実を捩曲げる、すなわち悪! つまり、必然的に正しい道に戻さなくてはならないということです!」
「いやあのですから…なぜ僕が手伝わなきゃいけないんですか」
「ここはひとつ、チャバネと呼ばれても高位魔族のゼロスさん、『突然降り出した大雨の中、なぜか不自然に現れる雨宿りに最適な山小屋』とか舞台を作ることくらい、朝飯前ですよね!」
「…何か引っ掛かりますが…。まぁ、出来ないことではないですが。
それより。僕は魔族です。負の感情が生まれるのならいざ知らず、快感なんて喰らっても、美味しくないですからねぇ」
「それなら話は簡単です! ちょっと恐怖を発生させるイベントを起こせば問題ありません!
でっかいナメクジとか、触手持った人とか、知り合いにいませんか?」
「…そういうことでしたら…ちょっと面白いかもしれませんねぇ」
「オイコラちょっと待てアメリア、ナメクジはとにかく、なんだその触手ってのは!」
「必須アイテムです!
もちろん、ゼルガディスさんにも手伝っていただきます!」
「俺を巻き込むなあぁぁ!」
 
 
アメリア、極悪。
 
以上。お目汚し失礼。
673名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 02:47:47 ID:LL1y+Ch3
続きに超期待してしまったオレがここにいるぜっ!
674名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 03:17:09 ID:jQqSqTyb
え?続きかいてくれるんでしょう?www
やばいwktkがとまらないw
675名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 09:42:35 ID:i7qJQF09
( ゚∀゚)o彡゜続き!続き!
676名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 10:58:25 ID:/XPq8LHZ
極悪アメリア、行け行けGo!
続き待ってますw
677名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 14:16:34 ID:55/uFErw
GJwwwwww
つーづーきー!つーづーきー!


ほんと実際どんな展開だったんだろうなぁ…
真の保護者は編集部ってほんとそうだwwww
あれかな。4巻目にしてもうすでにヒロインが・・・ってことは、
リナさんてばガウリイさんの子を孕んじゃったとかッ?!

あれだよ。たぶんふたりがくっついちゃって、
それがもー手に負えないくらいらっぶらぶで、
あまりの性の…じゃなかった、正の感情に魔族が「ぐふぅっ!」ってなことになったんだきっと。
ほら、「男と別れをすませろ」ってとこもたぶんそうとういっちゃいっちゃしたんだよ。

「やだぁ、あたしガウリイと離れるなんて耐えられなーい」
「オレだって耐えられないさ…でもな、リナ。お前さんなら大丈夫。」
「そ、そっかなぁ…ガウリイがそういうなら、あたし大丈夫だよね。
 うん、大丈夫。だってガウリイがいてくれるんだもん。」
「そうだぞ。あんなやつとっとと倒して、はやくふたりっきりになろうな♪」

とか何とか延々続いちゃって、たぶん生きとし生けるものすべてが硬直する勢いだったんだろう。
678671・672作者:2008/06/01(日) 15:36:35 ID:mmduovFB
スルーされてる覚悟で反応見に来たら、怖いことになってたな…。
ここで、『いやあくまでも小ネタなんで、続きないです』とか書けない展開!
 
皆様のご期待に添えられるかは自信ないですが、ちっと無い頭脳絞って来ます。当方、携帯作成なので、時間かかりますが。
 
677さん、ちょっと笑いました。ある意味、魔族に大ダメージ(笑)。
作者が『妊娠中の魔法発動』の設定を作ってた(らしい)ので、以外とアリかも。
679名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 15:44:12 ID:4f1FwGpE
ガウリイがリナに今夜つきあってほしいのって言われたときって絶対不純なこと考えてたろうなw
680ゼロスの作戦会議編:2008/06/02(月) 00:16:42 ID:G3FE3AQ/
672の続きっぽいもの。
・流石にナメクジはアレなんで、触手を採用。でも活躍していません。
・エロ度は低め。
・うっすらゼロリナ風味。・期待しないで読み進めてください。
 
 ……
 
御呼び立てして申し訳ありませんが、少しお手伝いしていただこうかと思いまして。
えぇ、えぇ。ちょっと触手をお持ちの方に手伝って頂きたくて。
もちろん、嫌とは言いませんよね?
 
まずは、僕がこの街道に雨を降らせ、目標の二人をずぶ濡れにします。衣服が身体に張り付くくらいにしっかりと。そして二人をあの小屋に誘導します。
ご心配なく。他の人が入って来れないように結界は僕が張りますから。
 
で、ここからが貴方の出番です。先ずは男の方。…ガウリイさんとおっしゃいますが、しっかり触手で取り押さえてください。
その時は彼の剣には十分注意してくださいね。よく切れる剣をお持ちですので。例え魔族といえど、すぱすぱ切れますからねぇ。
あぁ、いざとなれば僕が援護します。
 
取り押さえる時のポイントですが、もう一方の女性、こちらはリナさんとおっしゃいますが、この方の目の前、お互いが届かないギリギリの所で固定してください。
…そのほうがガウリイさんにとっては拷問になると思いますから、いろいろな意味で。
681ゼロスの作戦会議編:2008/06/02(月) 00:19:01 ID:G3FE3AQ/
さて、お次はリナさんですが、こちらの方は魔道士ですので、真っ先に口を塞いでください。
…そうですねぇ、触手を一本、口の中にでも入れましょうか。で、口の中で動かしてください。
それと確か…、リナさんは耳が『弱点』らしいので、それ用に細い触手も用意してくださいね。
触手は出来ればヌルネバ系を使っていただくと、非常に趣が出ると思いますので。
 
あぁ、そうそう。動きを封じるのは口と手だけでいいですから。むしろ、脚はフリーで。
…なぜ、って、決まってるじゃないですか。脚は自分で開かせるように仕向けるのが醍醐味というものなんですよ。えぇ、そういうものなんです。
 
羞恥を含む憎悪も、意外と乙なものですよ。
682ゼロスの作戦会議編:2008/06/02(月) 00:21:39 ID:G3FE3AQ/
それでは、まず手始めに…そうですねぇ、全身をくまなく触手でなぞってください。濡れた衣類が張り付いて身体のラインがくっきり出るように、ですよ。
それから、身体が『反応』してきたら…まぁ、月並みですが、服の隙間に触手を潜り込ませて、取り敢えず胸から弄んでみましょう。
なぜかは僕は理解できないのですが、リナさんは胸にコンプレックスをお持ちのようなので。屈辱を与えるなら、ここからでしょうね。
それから…そうですね、同時にまず内太腿を重点的に…。
…え? 人間のパーツがいまいち理解できていない? 
それは困りましたねぇ。
ではこうしましょう! リナさんに付く触手は僕が操ることにしましょう。それなら話は早い。
あなたは、そうですね、ガウリイさんを取り押さえることに専念してください。せっかくなので、ちょっと『イタズラ』仕掛けるのも面白いかもしれませんね。
 
いえ、元々人間になんて興味はないんですが、その対象が『リナさん』であるなら、ちょっと興味がわきますねぇ。
本当に。
リナさんは僕を楽しませてくれますねぇ。
さすがはリナさんです。
683ゼロスの作戦会議編〆:2008/06/02(月) 00:23:57 ID:G3FE3AQ/
「…と、まぁ、こんな感じでシナリオを作ってみましたが。
いかがですか、アメリアさん。お気に召していただけましたか?」
「素晴らしいです、ゼロスさん! これぞ『触手ネタ』の王道中の王道!って感じです!」
「…まぁ、王道かどうかまでは分かりませんが…。
リナさんを焦らすだけ焦らして、イカさず殺さず気が狂う寸前に忽然と姿を消す。ここまで来れば、必然的にその後はお二人の望む展開になると思いますので」
「完璧です! 流石はゼロスさん、卑怯な手段を用いて、あまつさえしっかり自分達のお食事をし、更に私達の野望まで成し遂げる! これはもう、チャバネを進化させて黒くなったも同然です!」
「…あの…何か非常に引っ掛かるものがあるんですけど…」
「それより! 私はリナさん達に、『あの裏街道の先に盗賊団が出没しますよー』とかガセネタを流せば、完・璧!ってことですよね、ゼルガディスさんっ!」
「だから俺を巻き込むなぁぁぁぁ!」
 
 
ゼロス、黒エロ魔族。
ゼル、手は貸さないが(しかし止めもしない)結局巻き添え食らう。
 
以上。今度こそ終わり。
684名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 00:25:56 ID:G3FE3AQ/
計画実行編は誰か他の方が書いてくださいぷりーづ。 
自分的には、
小屋に入った瞬間にガウリイが触手魔族をぶった切る→結界作ってて援護に間に合わなかったゼロス影で涙目。
って展開しか思い付きません。
長文、乱文失礼。
685名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 00:50:56 ID:T3aHIFsY
うあぁぁぁGJGJGJ!!
686名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 01:56:54 ID:m0EseGeL
ぬおっ!!すばらしぃぃぃっ!!
計画実行編もまぢで読みたいぃぃぃっ!!
触手にいろいろされるずぶ濡れのリナを想像すると
たまりませんな…w
687山小屋ガウリナ(勝手に計画不発編)1:2008/06/02(月) 15:45:24 ID:H1MGTjBm
671からの流れにワクテカするうちに、つい、出来心で。

671からの流れにワクテカするうちに、つい、出来心で。



「あああもうっ!! 何で急に降ってくんのよっ!」
「おいっ!! あそこになんか小屋があるぞ!!」
「でかしたガウリイっ! とりあえずそこに避難するわよ!!」
突如降り出した大粒の雨に打たれながら、二人は街道をひた走っていた。

ばぁん!!

ようやく辿り着いた小屋の、簡素な作りの扉をこじ開けて、二人揃って中に転がり込む。
「もうっ、マントの中までびしょびしょだわ!!」
不機嫌そうにショルダーガードやマントを引き剥がすリナ。
濡れて纏わりつくような感触に眉をしかめている。
「とにかく火を熾そう。 リナ、頼めるか?」
ガウリイは手早く装備を解くと、小屋の中央に設置されていた囲炉裏に薪を積み上げる。
「これ脱いだらね。早くしないと風邪引いちゃうわ・・・って、
ガウリイあんたも上着位脱ぎなさいよ。
いくらあんたがお馬鹿でも、そんなナリしてたら鬼の霍乱しちゃうかもよ?」
上着・・・ねぇ。こいつを脱いだら下にゃ何もないんだよな。
この状況は世にいう据え膳状態って言うんじゃなかろうか。
薪を手に、一瞬。完全にガウリイは油断していた。

べしゃっ。
リナの手から貫頭衣が落ちる。
「どうした?」
急に黙り込んだリナに不審を憶えてガウリイが顔を上げると。
「んんん・・・っ!!」
リナの身体に、触手のようなものが巻きついていた。
子供の腕ほどの太さのソレがリナの口を塞ぎ、
やや細い触手が手足を絡め胴に巻きつき、完全にリナの自由を奪っていた。
「んっ! んんっ〜っ!!」ギュッと眼を閉じて激しく首を振るリナ。
ぬめぬめとした質感の触手が肌の上を這い回る感触に嫌悪感を催されるのだろう。
暴れる獲物を押さえつけようと、細い首にも触手が絡み、
ゆっくりと締め上げるような動きを見せ、同時にリナの口を
犯している触手が喉の奥へと突っ込まれる。
抵抗の術を奪われたリナの目の端から一筋、光るものが伝い落ちた。
「てめぇ!!」
ぎゃりんっ!!
リナの涙に怒りに染まったガウリイの動きは素早かった。
居合い一閃、斬妖剣がリナに巻きつく総て触手を断ち切って。
触手は断末魔すら残さずに、あっけなく塵と消え果て。
拘束から解放されて、リナの身体は床に崩れ落ちた。
急いでリナの元へ駆け寄ろうとしたガウリイは、すんでの所で立ち止まり。
「ガッ!!」脇の土壁に躊躇なく斬妖剣を突き立て、言った。
「余計なちょっかいをかけてくれるな」と。
感じていた気配が完全に消失したのを確認すると、ガウリイはリナの元へと駆け寄った。
「大丈夫か!?」軽く身体を揺さぶってやると、ようやくリナの身体に力が戻る。
「あれ、なんだったのかしら?」ゆるゆると頭を振りながら、リナは怪訝そうな顔をしている。
「わからん。けど、とりあえずさっきの触手は倒したし、もう一個の方も退散したみたいだ」
「これ、もしかして罠だったりする?」あたし達が油断する隙を狙われた?
ブツブツと口の中で呟きながら思考の海に沈みかけてるリナの手を引いて、
ガウリイはそのまま囲炉裏の傍まで連れて行った。
688山小屋ガウリナ(勝手に計画不発編)2:2008/06/02(月) 15:48:19 ID:H1MGTjBm
コピペするの失敗して、2回も出来心って・・・orz.
そこはどうかスルーしてやって下さい。


「今は服を乾かすのが先だろ? ほら、お前さん、こんなに冷えちまって・・・」
ぐい、と。ガウリイの腕がリナの背中に回された。湿った髪の束が水滴を滴らせている。
「た、タオルとか持ってなかったっけ? ちょっと、ガウリイ! ないか荷物の中探してみてよ」
肌に触れたガウリイの腕の熱さに、ようやくリナは
自分がアンダーシャツ一枚の無防備な格好だと思い出した。
それすらもじっとりと濡れて、身体に張り付き下着のラインも露わな。
「なんだよ。先に火を熾してくれって」
ぎゅむ、と、いっそう身体を密着させてくるガウリイに
リナの心臓はバクバクと張り裂けんばかりに鼓動を刻む。
「ガウリイ。ちょ、はな・・・」『離して』と。最後まで言う事はできなかった。
ガウリイが、有無を言わさぬ力でリナを抱きすくめたからだ。
「リナ・・・」端正な、いつも見慣れているはずの顔が近づいて来る。
吐息が頬に触れた時、リナはぎゅっと眼を閉じることにした。
こうなるのは、ずっと前から望んでいたことだ。
やはりずぶ濡れのままのガウリイのシャツに縋って、逃げたくなる心を押さえつける。

重なった温もりは、泣きたくなるほどに心地良く。
そのまま自然に唇を開いて、ガウリイのそれを迎え入れる。
いつの間にか添えられた手が、優しくリナの頬をなぞり、
栗色の髪を梳きながら頭の後ろに回される。
「・・・くぅ・・・ん・・・」
「リナ・・・」徐々に激しくなるキスに、リナはもう成す術がない。
ゆっくりと床の上に押し倒されても、抗う気にもなりやしない。
そろりそろりとシャツの裾から侵入してくる大きな手に、リナも自分の手を重ね。
「ガウリイ・・・あんたも、脱いでよ。冷たいんだから」
羞恥心を堪えて、もう一方の手をガウリイのシャツに伸ばす。
「すまん。余裕なかった」グイッと、一息に服を脱ぎ。
上半身を露わにしたガウリイをリナは直視できない。
今まで何度も見てきた筈なのに、状況が違うとこんなに恥ずかしいものなの!?
とても見ていられずに、リナは両手で顔を覆って視界を閉ざした。
こんな事をしても自分の肌を隠せるわけじゃないのに。
これからもっと恥ずかしい事をするのに。
「本当に、いいのか?」
ガウリイは、顔を隠したリナの手を、自分の手で優しく床に縫いとめると。
低い声で、身体の下の、真っ赤に染まったリナの耳朶に囁いた。
「もうっ、この期に及んで良いも悪いもないでしょーが。
あたし、ずっとずっと待ってたんだからね!」恥ずかしそうに言ったリナに
「じゃあ、もう遠慮はいらんな」と。
ガウリイは幸せそうな笑みを浮かべて、ふっくらしたミルク色の肌に唇を落とした。

思ったよりも乙女チックになっちまったので終了です。
お目汚し、失礼致しました。
689名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 18:27:03 ID:TSDAx39v
てっきり大切なことなんで二回書き込んだのかと思ったwww
GJ!!
690名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 21:23:52 ID:7xVvT6+P
二回書いた罰として続きを書きなさ…いや書いて下さい
691名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:55:30 ID:WxOdFp7p
同じく大切なことなので二回かいたのかとwwww
692名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 14:32:34 ID:Wt/Sy/uP
ところでさ、原作派な俺だけど、アメリアの姉ってナーガなのか?
原作にそんな話あったっけか
693名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 16:38:35 ID:p2pWBYT0
それについては肯定も否定も作者が明言することはぜったいにないが、
原作にもすぺしゃるにもそうとしか思えないネタがちりばめられているという遊びだ
694名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 17:07:34 ID:mHqrMGEe
ファンクラブのインタビューで作者がナーガの本名を聞かれて
「グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン」って答えてるし。
母親は暗殺されてナーガが返り討ちにしたこととかも。
他にえんさいくろぺでぃあにもフィルさんがナーガの母親をお忍びの旅で見初めて
連れて帰って妻にしたとか、ナーガの服は母親の形見とか書いてる。
でも、ナーガがアメリアの姉なのかは秘密らしい(笑)。
695名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:16:55 ID:K/fyHcuw
>>693
原作で?例えば?
696名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:40:37 ID:KCkXcr92
>>695
4巻とか。

あと、一応、スレイヤーズVSオーフェンもおkとするなら、
アメリアと顔を合わせたナーガがひたすらびびってたりする。
ナーガ最初から最後まで仮面着けっぱなし。
アメリアが疑うけど「別人よ!」で通したんじゃなかったか。

該当のバトルロイヤルが古雑誌として捨てられたから曖昧で悪いけど。
697名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:08:04 ID:kxIEuxmI
リナが耳が弱点っていう設定をちょくちょく見かける気がするけど、
それって原作かアニメに元ネタあったっけ?
698名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 02:49:32 ID:ZXFsSkpi
元ネタといっていいのかわからんが、
原作でガウリイ抱えてレイ・ウイング中に耳元で喋られてひぁってなってなかったっけ。

まぁ、他作品なんかでも耳弱いって設定よく見るし
特に元ネタとか意識してなくて、
なんとなく弱そうってので書いてる人多いんじゃないかな。
699名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 03:00:20 ID:mA4w71R4
ナーガがアメリアの姉だなんて10年以上気づかなかった…。
小説が実家にあって今読めないんだけど、4巻のどのあたり?
700名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 11:14:09 ID:AdMThdzB
>>698
てか普通耳弱いだろ、人間は。
性感帯だし。
701名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 18:24:51 ID:tjkWzwpJ
うなじも弱いぞ(`・ω・´)シャキーン
702名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 18:48:32 ID:CoeBCG3M
リナちんは全身性感帯に1ドラグスレイブ。
703名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:18:14 ID:DQexGwoW
そして、原作一巻の『痛みに対する堪え性があまりない』も、何気に活躍するスレ。
704名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:53:56 ID:+8U4ntOk
NEXTでゼロスにうなじ触られてぞわっ、てなってたな。リナちん。
705名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:05:07 ID:d6L1fuR7
>699
リナとアメリアが初めて出会うシーンのことだと思う。
フィルさんがアメリアの他に修行の旅に出ているグレイシアという娘がいると言ってて、
その後でグレイシアは迷ってて帰ってこれないんだろうとアメリアが言ってる。
また、リナたちが襲われた時にアメリアが精霊魔法や黒魔法は姉の影響で覚えた
と言っている。
他にもすぺしゃるでナーガのニセモノが現れた時に、リナがナーガの偽名を
「グレイス」に決めた時に嫌そうな顔をしていたとか。
他にもあったと思うけど思い出せない。後は小説板で聞いてみてくれ。
706687:2008/06/07(土) 22:08:28 ID:RbSL4aNF
2度書きに突っ込み、ありがとうございます(笑)
蛇足になるやもですが、一応続きを書いてみたので
流れをぶった切って投下します。
707山小屋ガウリナ続き 1:2008/06/07(土) 22:10:10 ID:RbSL4aNF
初めて触れた肌は、雨に打たれたせいで少しだけ冷たく。
そしてとても柔らかかった。
リナの許しを受けて、ガウリイは薄い皮膚を押し上げる鎖骨の上に唇を寄せると、
痛みを感じさせない程度に吸いあげて、赤い印を残した。
印を刻んだ時。リナは小さく息を吸いこんだだけで声をあげる事はなかった。
恥ずかしいのかくすぐったいのか、かすかに身を捩っただけで。
だが、ガウリイには判っていた。リナが、どう振舞えばいいのか途惑っている事を。
その証拠にまるで苦行に耐えるかのように固く目を閉じ、歯を食いしばったままなのだから。
『どうしたものか』
日頃クラゲと称されるガウリイにしては珍しく、次の出方を考えてみるが、
『今日はここまでで諦める』という選択肢だけはあっさりと捨てる。
リナは『待っていた』と言ったのだ。
この好機を逃すのだけは、どう考えても最悪だと判りきっている。
なら、リナの緊張が解れるまで耐えればいい。どうせ時間はたっぷりとあるんだ。
こっそりと口の端を上げて、ガウリイは密やかに心を決めた。
「リナ、全部オレに任せとけよ」
「まかせる、って・・・?」
ガウリイは恐る恐る薄目を開けたリナに微笑みかけると、
布越しの胸の尖りに唇を寄せ、そのまま軽く噛みついた。
「ひゃうっ!」突如与えられた強過ぎる刺激に、リナは悲鳴のような反応を返す。が。
「これ、邪魔だな」そんな事お構いなしに、ガウリイは齧る力を緩めると
布だけを銜え直して、邪魔な服をたくし上げにかかった。
ガウリイの意図を察したリナは、緩慢な動きで自ら服に手を掛けると
そのまま遠くに放り投げた。・・・まるで自ら退路を断つように。
「ね。ほんとに全部、任せちゃってもいいの?」
圧し掛かる男の顔は見ないまま、恥ずかしそうに問いかけたリナは、
ほっそりとした両腕を彼の広い背中に回して、小さく安堵の息を吐いた。
彼の目の前に素肌を晒すよりも、この方が緊張しなくてすむ。
そのまま逞しい胸板に頬を摺り寄せると、力強い鼓動が伝わってきた。
「あんまり聞くなよ。 柄にもなく緊張してるってバレちまうだろうが」
ガウリイにしては珍しくも照れたのか、いつもの癖で頬を掻くと
そのまま手をリナの頭に乗せ、髪をくしゃくしゃにかき混ぜてしまう。
「ばかっ! これ以上乱れさせてどーすんのよ!!」
慣れた仕草に安心したのか
「あたし。どうすればいいかなんて、判んないわよ?」
開き直って、リナが笑った。
「知っていられる方が、もっと困る」
釣られてガウリイも笑うと、しっかりと彼女を抱き寄せて唇を奪った。
708山小屋ガウリナ続き 2:2008/06/07(土) 22:12:14 ID:RbSL4aNF
それからは、今までのぎこちなさが嘘のように、順調に進んでいった。
ガウリイの指が、手の平が。そして唇と舌が。
リナの柔肌を慈しむように撫でては離れ、不意を突いて
尖った胸の先端を摘んだり臍を掠めながら、徐々に下方へと移動する。
同時に敏感な耳にも、ガウリイは舌を這わせたり息を吹き掛けたりしながら、
愛撫の一つ一つに敏感に反応するリナの姿に、嬉しそうに目を細めた。
頃合を見て、さりげなくリナの脚の間に自分の脚を割り込ませる。
リナにはそういう自覚はないのだろうが。
噛み殺そうとして堪えきれずに、唇から零れる嬌声も。
時折、恥ずかしそうにガウリイに向けられる眼差しも。
広い背中に突き立てられる爪先さえもが、早く早くとガウリイに訴えてくる。
少しだけ力を込めてリナの脚を割り広げ、一番奥に手を伸ばすと
そこは充分に濡れていて、指で軽くくつろげると小さな水音を立てた。
「・・・痛くないか?」
静かに指を差し入れながら、ガウリイは顔を寄せると舌を突き出して
たっぷり溢れる蜜を舐め取っていく。
「ん・・・や・・・はぅ、んうっ!!」
敏感な箇所を刺激されて、恥ずかしそうに震えるリナに満足しながら、
空いている腕を伸ばして、尻の丸みや腰のくびれやらを軽く握りこんだり引っかいたりと、
ガウリイはたっぷり時間をかけてリナの身体の隅々にまで愛撫を施していった。
ひっきりなしに溢れ出す蜜の源の、少し上。
ちまりと尖った芽を吸い上げた瞬間だった。
「や・・・やぁっ・・・がうっ、ガウリイっ、あたし・・・も、だめぇ!!」
悲鳴のような嬌声と共に、ガクガクと背筋を反らしてリナがイった。

ガウリイは身体を起こすとリナが落ち着くのを待ってから。
がっちりと太腿を抱え上げて細い腰を引き寄せて、そのまま硬くなった自身を
リナの秘所に押し当てると狭い胎内に侵入を開始した。
「ん・・・がう・・・くる、し・・・」
襲い来る圧迫感と疼痛に苛まれて、苦しげな息を吐きながらもリナは、
一切拒絶の言葉を口に出さなかった。
それどころか、腰を捕らえるガウリイの腕に自分の手を重ねると、
意識的に浅い呼吸を繰り返して、できる限り身体から無駄な力みを逃そうとする。
そんなリナを見て、ガウリイは「すまん」と一言詫びてから、
グッと強く腰を押しつけて最後まで中に侵入を果たすと、動くのを止めてしまった。
リナの身体がガウリイの大きさに馴染むまでじっと、辛抱強く。
「・・・ガウリイ」
しばらく後。
リナは細い声で愛しい男の名を呼ぶと、両腕を彼の背中に回すと
髪を軽く引っ張って「ねぇ」と続きを促した。
「辛かったら言えよ。・・・なるべく、優しく、って!こら!!」
「・・・そーやって、子ども扱いされる方が、嫌なんだってば」
ついついリナに対して甘くなるガウリイに対し、彼女は自ら動く事で遠慮無用と示したらしい。
「おまえさん・・・いや、オレが悪かった。じゃあ、本気で行くぞ?」
改めて逃げられないようリナの身体を完全に押さえ込んで、ガウリイが笑った。
今まで決してリナにだけは見せてこなかった、男臭い笑みで。
「あっ、あっ、あうっ!・・・やっ、あふっ。・・・ガウリイっ!!」
ようやく力強く動き出したガウリイに揺さぶられてながら。
送り込まれる熱を一つたりとも取りこぼさずに受け止めたいと、
リナは目を閉じて、与えられる快感に身を委ねていった。

キシキシと鳴る床の上。
男の肩に担ぎ上げられて揺れる、白い脚。
荒く吐き出される吐息が、狭い小屋の中を満たして。
積年の思いを遂げて絡み合う二人の熱は、まだまだ醒めそうになかった。
709山小屋ガウリナ続き 3:2008/06/07(土) 22:13:13 ID:RbSL4aNF
・・・計画決行時刻から数時間後。
吉報を待ち望むアメリアの元にようやく現れた魔族は、人の形を保っていなかった。
かつて魔竜王をも貫いた、霧を凝らせたような黒い円錐。
純粋なる精神体。赤眼の魔王に連なるモノ。
今や輪郭すらもはっきりとせず、虚ろに霞んで揺れる高位魔族。
獣神官ゼロスの、本体である。
「・・・ガウリイさんが絡んだ時点で、初めから僕らの負けだったようです。
せっかく用意した触手魔族もガウリイさんに一刀両断されちゃいましたし、
アストラルサイドに身を潜めていた僕の事まで、すっかりお見通しでしたよ。
いやぁ。元々人間離れしたお人だとは思っていましたが、
ガウリイさんはリナさんが絡むと、魔族より性質が悪いですね。
・・・では、僕はこの辺で。あ、しばらくこっちには寄り付きませんのであしからず。
好奇心は猫をも殺すと言いますが、いやはやどうも・・・」
こんなボヤキを置き土産に、黒い魔は空間を渡り姿をくらませ。
「魔族の弱体化と、リナさん達の関係進展。
当初の予定とは違ったけど、結果オーライって事で♪」
アメリアは一人、満足そうに微笑んだのでした。
710687:2008/06/07(土) 22:17:04 ID:RbSL4aNF
今度こそ本当に終わりです。
改めて671さん、勝手に設定お借りしてごめんなさい。
711671:2008/06/07(土) 23:41:21 ID:H9pp01m5
ちょっとちょっとっ!
来てみたら続き投下されちゃってるじゃないのっ!
おかーさん、嬉しくっていろんなモノ振り撒いちゃうわよっ! L様的な意味でっ!
 
…よく分からんノリですみませんが。
改めまして、続き投下ありがとうございました。
前半の『ゼロス追っ払ったガウリイ(普通にカッコヨス)』と、後半の『ホントに涙目なゼロス』は、貰っていきます。
712名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 03:52:10 ID:q0Cd9IHM
ぎゃあああ!甘エロGJ!
こんな夜中にキュンキュンした!
713名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 12:39:00 ID:Yk1Z8HLc
キュンキュン(・∀・)
714名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 19:39:27 ID:9LjyQLFy
>>706GJ!

小さな××をキュンキュン××しました。
715名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 19:49:04 ID:yIWL4nza
何というキュンキュン
716名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 22:25:05 ID:yfscUujZ
>706GJ!

ところでいくつかくだらないSS思いついたから、とりあえず落としてみる。
ちっともエロいくないけど、だいじょぶだろか…
ストックがまだあるから、だいじょぶそうなら他のも落とすわ。


↓ガウリナでバカップルシリーズ【宿屋の夜編】

「リナ?」
宿の廊下で、パジャマ姿のリナがちょうどドアを開けようとしているところに遭遇した。
「ガウリイ、あんたもお風呂上がり?」
「ああ、なんだ。お前さんもか。」
リナはドアノブから手を放し、にっこりとこっちを向いた。
…かわいいぞ、おい。
風呂上がりのいい匂いがしてますますおいしそうなリナに近づくと、オレはそのまま壁に手をつき、リナを囲い込む。
逃げ場がないように、けれどリナの背中に痛みを感じさせないように、リナを挟み込んだ。
「が、ガウリイ…人が来たらまずいってば…」
頬に手をかけたオレの行動を予測したのか、顔を赤くしながらリナが上目づかいにオレを見た。
それは逆効果だぞ、リナ。
「大丈夫。気配くらいちゃんと読めるさ」
確かに、わりと安全なこういう場所で、しかもリナといちゃついている時はおそらくふだんより多少勘はにぶるだろう。
それでも誰か近づいてわからないほど、戦士としての働きは衰えてないつもりだ。
「…ん……」
上唇、下唇の順に、自分のそれで挟み、軽く歯を立ててやる。
ちゅっと音を立てて、今度は深く舌をもぐりこませると、のどの奥から小さな声が上がった。
「……ぅ……っん…」
やばい。
いい匂いのするリナに近すぎて、頭がくらくらしそうだ。
オレは片手を背中から頭にまわして抱え込み、さらに角度を変えて、深くむさぼる。
小さな舌を吸い上げ、歯列をなぞり、時々唇に軽く歯を立てる。
荒い息をつくリナの腕が、いつのまにかオレの首にまわされていた。
「…っあ…ガウリ…っ」
口の端からあふれた唾液が流れ、息をつこうと少しばかり離れると銀の糸が繋がる。
リナの身体から力が抜けていくのがわかった。
717名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 22:26:11 ID:yfscUujZ

と、同時に、オレはふと近くに人の気配を感じ取る。
ちょうど階段の辺りだろうか。
リナはオレの身体にさえぎられて見えないだろうし、オレ自身背中を向けている。
この気配は…シルフィールか?
「ねぇ…っ、ガウリイ……そろそろやめなきゃ…ほんとに、誰か来ちゃう…」
いやぁ、もう遅いんだけどなぁ…
すっかり力の抜けたリナが弱弱しくオレの胸を押してくる。
「大丈夫だって」
見せつけてやればいいさ。
「でも…これ以上したら……」
「したら?」
「とまんなくなるじゃん……」
恥ずかしそうにうつむくリナ。なんだこいつ、なんでこんなにかわいいんだ?
「ご、ごめんね?あたしも…ガウリイとこういうことするの嫌いじゃないし…むしろできないのがさみしいんだけど…」
「いや、リナのせいじゃないだろ。仕方ないさ。あの日が終わったら、1週間分やろうな」
「…いっ、1週間分?」
「オレだってさみしいんだぞ。でもな、あの日がないと困るだろ?じゃないと将来リナにオレの子産んでもらえないしな」
そう言うとリナはさらに真っ赤になってオレの胸に顔を埋めるようにして隠した。
後ろの方で立ち去ろうとしない気配がまだあったが、リナはどうやら気付いてないらしい。
「リナ、最後にもう1回だけ。な?」
「…う、うん…」


いやぁ。よくよく考えてみたらオレちょっとひどいことしたかなぁ…
でもなんかシルフィールって苦手なんだよな。
ま、これでオレとリナの仲をわかってもらえたら問題ないだろ。うん。
こーんなかわいいリナを他の男に見せてやるなんて絶対無理だから、ゼルの前ではやらないけどな。



ガウリイばっかでぇー(^ω^)
718名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 22:43:30 ID:8ApM6A/+
シルフィールかわいそす
719名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 00:57:55 ID:fcQVkJeF
いや、この話好きだw
GJ!
720名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 03:25:47 ID:fMz5WPT4
確かに苦手って表記あったしなー
自分もカワイソスとおもったけど、エロくてよかったw
721名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 17:59:36 ID:nAn9DP4q
GJ!!
保守がてら小ネタ投下してたら、
小屋の例のごとく、そっから神が発展させてくれるかもだしいいんじゃないかな。

ただ、名前欄にカプ表記だけ気をつけとこうぜw
>721
あ、そうだね。すまん。親切にありがd。気をつける。

じゃあ他のネタも落としてみるよ。
バカップルにらぶらぶ苦手な人気をつけてね


「っ…ガウリ……あたし…も…だめっ…」

荒い呼吸で、リナが力なく言った。
オレは脚の間から顔を上げ、自分の口の周りについたリナの水をぺろりとなめとる。

「……おねが…っ」

うつろな瞳で、どうにか定まらない視点をオレに向け、彼女は小さくねだる。
そのまま軽く口づけると、リナの耳元で低く囁いた。

「なぁ、どうされたい?」
「ふぇっ……」
「リナ、言ってくれ。どうされたい?」

普段の勝気で、誰よりも気高い彼女も好きではあるが、ベッドの中(いや、最近じゃベッドだけじゃないけどな)での
こういう儚くていつもとま逆の雰囲気の彼女は最高にたまらない。
ついつい意地悪をしてしまいたくなる。
そういうところ、結局男はガキなんだなぁとも思うんだが。

熱を込めた視線でリナをじっと見つめ、頬にかかる濡れた髪をそっと耳にかけてやる。
大きな紅い瞳からは、涙があふれだしてつぅっと重力に流された。
リナは顔を真っ赤にして(もともとすでに赤いけど)オレを涙目に誘う。

「…ガウリイの…いれて…」

痛いほどに張りつめた自分の分身が、さらに固くなった。
おいおいそりゃあ反則だろ…わずかなかけらの理性がぶっ飛びそうになるのを、どうにかあと少しだけ耐え忍ぶ。

「どっちがいい?好きな方言ってみろよ」
「……ぁ…う、後ろか……っぁああああっ!!」

わずかに「後ろ」という単語が聞こえた瞬間、オレは彼女の腰を抱え、後ろから一気に貫いた。
そうとう限界で耐えていたんだろう。入れただけでリナは大きく震え、とんでもないほどにオレを締め付ける。
リナの中で、頭が真っ白になりそうなほどの快感をこらえながら、自慢の体力でオレは腰を振り始めた。
腰を打ちつける音と、水音と、オレの腰の動きと同じように切れ切れなリナの喘ぐ声が響く。

「っ、あ、あ、はっ、んあぁっ!」
「リナ…っ」
「や…あっ!やぁっ、また…っ……はぁん!ガウ…っリイ…っ」

すでに何度も達している身体はすぐに押し上げられる。
高い声を上げ、さらにひときわ強い締め付けに、オレは彼女の中で一気に解き放った。

「リナ、好きだ」
「…ん」
「愛してる」
「あたしも…」

つながったまま体を抱きあい、荒い息をどうにか整えながら、オレたちはまどろんでいた。
あんまりにかわいすぎるリナと、事をし終えた充実感に、オレの顔は緩みっぱなしだ。

「ねぇ、ガウリイ…」
「ん?」
「あたし…変なのかな」
「変?」

リナはオレの首筋あたりに顔を埋め、大きく息をつく。

「ガウリイと、初めてしてからね…ほとんど毎日…してるでしょ?」
「あ、ああ…いやだったか?」

こういう経験がまったくなかったリナにとって、はじめは痛みもあっただろうし、辛かったはずだ。
それにこういうことをあまり好まない人間がいる場合もある。
けれどリナは小さく頭を左右に振った。

「ちがうの。いやじゃないの。ガウリイとするの…好きだし、でも…」
「でも?」
「わかんない。あたし、こんなことするの、あんたが初めてだし…それまでに、確かに興味はあったけど、
 そんなにがっついてしたいわけじゃなかった。
 でも、変なの。初めてガウリイとした日から…なんかいっつもガウリイとの夜のこと考えちゃって……」

お前、オレを殺す気か?

「ガウリイとだったら、毎日したいとか思っちゃって……
 ねぇ、変なの?おかしいの?あたし……ガウリイ、時々言うでしょ。あたしって感じやすいって。
 あたし、そんなにやらしいの?
 今日なんか、いくら久し振りだからって…あたし最初キスだけでイっちゃったし…」

顔をあげて、うるんだ目でオレを見上げるリナ。
オレはついさっき落ち着いたはずの分身が再び目を覚ますのを感じた。
…まぁ、リナの中にまだいるわけだから、もちろんリナだってわかるんだけど。

「…っあ」

ほらな。
また小さくリナが反応した。
オレは今度は正面から再びリナを攻める。

「確かに…お前さんは多少人より感じやすいかもしれん。でもな、大半の原因はオレだ。」
「えっ?あっ…ガ、ガウリイがっ?…んぁ」
「そう。オレがお前をこんなにしたんだ。別に変じゃないさ。」
「はぁっ!あんっ、あっ、やっ」
「何で毎日オレとしたくなるか、教えてやろうか?リナが、オレのことを心底好きだからだよ」

結局その夜はリナとオレの腰の限界まで行為が続いた。
なにしろお預けになったほぼ1週間分を埋め合わせるかのごとく。
…とはいえ、1週間分以上だったかもしれんが。


ちなみに翌朝オレたちの部屋の真下にある小さな庭で、どっかのオカッパ魔族が瀕死の状態で発見されたとか何とか。
アメリアいわく、「わたしの正の賛歌がきいたのね!」だそうだが、その魔族は「らぶらぶおそるべし」とか「砂糖過多」とか
よくわからんことを呟いていたらしい。
724名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 23:26:29 ID:vEFh1dgc
みたいな?
こんなネタばっか思いついてるおいらのほうがやらしいネ。
725名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 00:02:09 ID:h/AmEEvj
GJを100万回!
 
ガウリナ最高!
726名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 03:04:36 ID:lO2qpZhj
722、超GJ!!!!!!
激甘ガウリナ大好物です!!!!!!!
727名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 03:11:09 ID:6RylQc8G
激甘すきだあああああ!!!!
728名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 03:15:05 ID:HZk1jtOn
原作第二部をもとにしたオリジナルだって・・・。
ルクミリがみれるのかなぁ・・・。
ここも活性化するといいなー。
729名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 19:47:04 ID:m8/XpCZz
え、ってことはミリーナ助かるのかな
リザレクション使いのアメリアが出るってことは…
730名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:37:45 ID:fuEeYz8M
アメリアはディクリアリィ使えたっけか
あれは毒だし
731722:2008/06/13(金) 23:21:24 ID:XbGCX/KA
>725〜727 ありがとうを百万回
よかた。みんないい人でほんとよかた。

ところで流れぶったぎってごめん。
また落としていいかな?って落としちゃうけど。
あんまり連投したら神様方が投下しにくいかな?それが心配…
全国の神様方、お気になさらずバンバン落してください!
「何か変なところがあってもギャグで片付けられるのがスレイヤーズのいいところだよな」
「は?」

これから野宿で、火をおこして、どっちが先に見張りをするかを決めようというところで、
いきなり意味のわからないことを言い出したガウリイの方へ振り向くと

「…あ、あんた…どしたの?それ。なーんでまたくらげのきぐるみなんか…」
「いやこれ…きぐるみじゃないんだ」
「ふぇ?や、だっておかしいでしょ。さっきまで人間の姿してたじゃない。頭の中身は別として」

何本もの足?をうにょうにょと動かしつつ、そのうちの一本を人の姿の彼がよくするように、頬にぽりぽりと持っていく。

「実はオレ…くらげの国の王子になる夢を前に見てな。ちょっとせっかくだからそれを再現してみようと思って。」
「…えっと、意味がわかんないんですケド。ていうかそれほんとにきぐるみじゃないの?」
「ああ、前にお前さんに触らせてやったこと、あったろ?」
「いやだからそれあたし知らないし。あんたの夢の中のあたしは、あたしであってあたしじゃないのよ?わかる?」

やー
すでに身も心もくらげになっちゃってるやつに、言ってもわかんないかもしんないけど。

「結構…モノはいいんだぜ」

照れながらガウリイがこっちに寄ってくる。
顔だけいつもどおりっていうところが何かまた意味分かんないんだが…

「ってちょっと!あんたは何やってんのよっ!」

いつの間にやら何本もの足?に体を持ち上げられてしまっていた。
じたばたともがいてみるものの効果はなく、さらに絡みついてくる足?の数をふやされて、あたしは身動きが出来なくなってしまった。

「いやっ!ちょっと!ガウリイ!」

器用に指のない先端をいろいろなところに潜り込ませ、ガウリイはあたしの服を脱がせようとしている。
さすがにこんなとこでなんかよくわかんないまんまするのはイヤだよーーっ

「ちょ…ほんとにやめてってばっ!こんな森の中じゃ、危ないじゃないのっ!」
「だからいいんじゃないか」
「なーにがぁぁ!!」

すっかり胸元ははだけられ、下の下着はご丁寧に脱がされ、食ってくれといわんばかりの格好になっているあたし。

「や、やっぱり触手っぽいものに襲われる女の子って、男の夢っていうか…」

なんか昔どっかで聞いたことあるようなセリフを、うれしそうに言うガウリイ。
あんたにもンな趣味あったんかいっ!

「だけどな、オレ以外がリナに触るなんてぜったいに許せないんだ。それがたとえ人じゃなくても。
 だったら、オレ自身が触手の役をすれば問題ないだろ?」
「大アリよっ!何考えてんのよ!いいからおろせーーーっ!!」
「大丈夫だって。気持ちよくさせてやるからな」

とたんに、それまでの動きとはガラリとかわって、何本もの足?があたしの身体を探り始めた。



「っあ…や……やめ…」

ヌメヌメした足?が、あたしの胸の先端やら何やらに、ぬるぬると吸いついてくる。
いくつかのそれは胸を揉むようにして巻きついたり、ゆるんだりを繰り返す。
いつものガウリイの手や舌とは違う感触に、けれどあたしはしっかり反応しはじめていた。

「…んふぅ…っ……ああっ」

足?がヌメヌメしているせいか、それともあたし自身が十分なほど濡れてしまっていたせいか、
それはあたしの中心のなかに、ゆっくりと侵入してきた。
中をかき回され、こすられ、軽く抜き差しを繰り返され、さらに蜜が溢れだす。
それでも絶えず胸の先端や耳に同時に刺激を与えられ、いつもより感じてしまってるのは明らかだった。

「リナ…」

くらげなのに。
くらげの足?で感じさせられてるのに。
耳元でガウリイの低い、けれども甘い声でせつなげに名前を呼ばれると、ついガウリイに抱かれてるような気になってしまう。
…いや、実際今あたしを好き放題してるのはガウリイなわけだけど。

「や…っ!はぁ、っああん」

中心を攻め立てるその動きが、激しさを増していく。
気がつけば入れられている足?の本数が増え、波が来る前の高ぶりが体に走った。

「っくあぁああぁぁっ!」

いつも以上に高い声で鳴くのと同時に、頭の中が真っ白になる。
鼓動がさらに加速して、下の口はきゅうきゅうと勝手に締め付けを強めていった。

「が…ガウ…っ」

どうにか後ろを振り返ろうにも、しっかり宙で固定されて、しかもイったばっかりということもあって、まったく力が入らない。
うう…ガウリイとキスしたいのに…

「ほら、リナ。まだこんなもんじゃないぜ?」
「ひぅっ!あ…っ、やあっ」

体中を、ヌメヌメした足?が這いまわる。
あたしは全身をその粘膜のような液体とあたし自身の蜜で濡らしていた。
たださすられるだけで、電気が真ん中に向かって走っていくようだ。
いつもと状況が違うとはいえ、ガウリイはしっかりあたしの弱いところを重点的についてくる。

「や、あ、ま…また……っあああああぁ!」

結局何度も何度もイかされて、いつの間にかあたしは意識を失っていた。



「で?」

すっかり元の姿に戻っているガウリイに包まれた状態で目を覚ます。
いつもの情事のあとのように、あたしの髪をゆっくりと撫でている彼に、開口一番そう言った。

「うーん…なぁ、リナはどうだった?気持ちよかったか?」
「んなっ!ば、ばかなこと言わないでよ!気持ち悪いに決まってるじゃない!!」
「の割にはいつもよりだいぶ濡れてたけどなぁ…あでっ」

腕をのばして、ガウリイのほっぺをむぎゅっとつまむ。

「そ、そりゃあ…ちょっとはそんな事実もあったかもしんないけど!」
「ちょっとか?」
「あのねぇ……あ、あたしはっ」

そのまま横から垂れている彼の髪の毛をぎゅっと引っ張って、顔を引きよせ、ようやく今晩はじめてのキス。

「…いつものガウリイがいい」

たぶん顔が真っ赤になってるであろうあたし。
ガウリイはすこし驚いたような顔をして、けれどもすぐにだらしなくゆるませた。

「そっか。」
「そうよ。」

今度はさっきより深いキス。
ガウリイの首に腕をまわし、あたしは夢中でそれに応えた。

「いや、な。たしかに触手っぽいものに襲われる女の子っていいと思うし、実際リナもかわいかったんだけどな。
 オレがやるとリナが襲われてるところがちゃんと見えないんだよなー。
 ほら、後ろからだと、リナの頭しか見えないんだよ。それじゃあ別に触手もなんも関係ないしなぁ…」
「……いや…えっと」
「やっぱり普通が一番だよな♪
 というわけで、オレはまだまったく気持ちよくなってないから、今度こそ本番な」
「え?いや、ちょっと待てッ!てそもそもあんたが悪いんじゃないのよぉぉーーっ……っあ」

すっかりやる気になったガウリイに押し倒され、耳にキスされただけですっかりやられてしまい、
結局その後もふたりの営みは続いたりして…

お、おとこって……




書いてて自分がバカップルなふたりにハマってしまいますた。
くらげの元ネタわからんひとごめん。
735名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:49:03 ID:e1adCku2
>>732
GJ!
あのCDの演技で脳内再生しました。
736名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 11:38:47 ID:3x2IOS6m
>>732
GJっ!! 触手ネタは男のロマン(笑)
ガウリイよ、おまえもかっ!! 
GJな連続投下ありがとうございました!!
737名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:37:53 ID:RRT91ZnC
エロ話はここでいいのか?
また神が来るまで猥談でもしようよ
3Dカスタム少女買って今リナを作っている最中です。
他の人がハルヒを作っているのを参考にしてます(体つきは似ているから)
きちんとショルダーガードもあるし、リナっぽくなってきてるよwwハァハァ
738名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:52:06 ID:ndG/cmk6
いいねww もしできあがったら画像うpして欲しい。
ところで作るのはアニメバージョン?
739名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:31:07 ID:e1bP72Jb
アニメバージョンと小説初期のバージョンですわ。
740名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 04:11:14 ID:rhnLpH81
同じく画像うpしてほしい!!!
741名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 04:11:43 ID:rhnLpH81
あ、でもハルヒって胸ある設定・・・うわ、なにをするやm
742名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:56:36 ID:iF2VLo4o
胸の話題でこの仕打ち……。歴代の神々はすべて滅ぼされているわけか。
連投されていた神はアンデットだったわけですね。
 
消し炭になってる場合ではありませんよ。
741も、神々も!
743名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:12:04 ID:e1bP72Jb
エロゲーの画像をどうやってうpするか分かりません・・・
744名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:21:30 ID:MEqZRTAi
スクショを撮るんだ!
745名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:55:28 ID:g5QPmgV/
>>668
激しく今更だけど、自分もくらげ男がかなり気になってた!
良作だったなあ…
746名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:55:48 ID:lXVPcioj
くらげ男の詳細を
どんな作品?
747名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 07:56:44 ID:ToBqAD5t
748名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:16:59 ID:U9O2jlfe
ありがとう。
くらげ男の性欲について?
作者名じゃないよね?
749名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:48:03 ID:34j9q6NM
>>748
3-254様の作品、続きが無いのはスレが荒れてしまったからなのであまり話題にしないほうがいいかもしれない。
750名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:37:40 ID:LIIHnkZy
第何話だったかだけ教えて下さい
751名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:39:48 ID:KSS7MIrm
ニコ動にガウリナのネ申が降臨してたぬ(´;ω;`)
752名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:09:36 ID:fJGkdV/R
ニコ厨氏ね
753名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:15:40 ID:m0bc+9Ap
>>751
ニコ厨スレチだ氏ね
754名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 07:51:24 ID:LZeof0U4
おまえらおちつけ、皆イキロ
755名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:22:28 ID:u3whZQIv
アビス2巻で登場の最萌えキャラ、フェリエラさんのエロSSを構想中。
リオネルとの絡みとか、いっそリリト相手に百合百合という手もっ!


……ごめんやっぱ無理。
756名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:45:39 ID:qXmtNbZM
今日さ、スレイ新装4・5・6巻買ってきて、久しぶりに読んだけど、今更だけどガウリイって、すっごいリナのこと好きなんだなー、って思いながら読んだ。
エロパロ読むよりこっ恥ずかしかったのは、歳を取った証拠か……。
757名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 00:53:36 ID:jHak6W7n
>>756
確かにあれだけ大事にされてるのに全然分かってないリナを見て
そりゃガウリイも悶々とするってもんです。
758名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 01:59:29 ID:Q5EzyHxV
第二部のガウリイはもはや悟りの域に達しているからなwww
759名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 03:37:56 ID:mMpnptgG
ブッダか・・・・・
760名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 06:46:10 ID:lABwJg0E
原作初期くらいのガウリイは
これでもかって程べったり過保護に見えたのになあ


亀だけど>>513氏GJ!
(文が俺のゼルアメ神ぽくてドキッとした。違うよね違うよね)
761名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 10:35:05 ID:uhF4aRce
>>760
3、4巻のリナを心配しまくるガウリイが好きなんで、
12巻の「やっぱり無事だったか」はちょっと悲しかった。
いっそルークが引くぐらいの勢いで心配しまくってくれればよかったのにw

VSオーフェンでリナと合流したときの行動は好きだなあ
無言で真っ先にリナ救出に向かってるのが、さりげないようでいて内心かなり必死そうで。
それが主眼じゃないからしょうがないけど、せっかくの三人称なんだし、
第3者の目から見たガウリイとリナの関係をもうちょっと見てみたかった。
オーフェン目線のリナに関する記述が結構面白いんで、
ああいう感じでオーフェン目線で書かれたらなかなか楽しいことになりそうだ
762名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 18:07:48 ID:sU930upc
ものすごい保護者ぷりが板についちゃって手がだせなくて悶々としてるんですね。わかります。
763名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 21:04:33 ID:BhnM/Ceh
>>762
確かに大事にしすぎてなかなか手を出せなさそう。
関係が進展するなら、きっかけはリナからだと予想するんだがおまいらはどう?
764名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 21:55:40 ID:T9Gt9R+S
ホントの『初夜』まで手付かず。
とか予想。
 
ガンバレ。
765513 :2008/06/22(日) 22:00:48 ID:uRy4T3Pj
>>760
ロングパスGJありがとー!!
でもスレイSSはここでしか書いてないのでその方とは別人です。ごめんなさい。
766760:2008/06/23(月) 02:01:39 ID:v3EXNxTg
>>513
こちらこそ、勝手にドキドキしちゃってゴメン!

うひょー萌えーと思いつつ
勢いで書いてしまったんでした。冷静にならねば!
767名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 02:59:38 ID:AG9qbfhC
『つきあって欲しい』で赤くなるガウリイがやはり良い…
想像したんだな?とかいびりたくなる。

あと、昔、2部の『パジャマ姿の男に〜』後の行間に、ガウリイが『じゃあやってみせてやろうか』とか言ってリナを襲うという夢を見たことがある。初夢だった。
768名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 21:02:22 ID:OHcK4j1W
ガウリイは知能ないぶん、肉体的な感覚が研ぎ澄まさてて感度はよさそう
ことリナたんのご奉仕ではあっという間だろうな
769名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 22:36:18 ID:fDy8r+Ta
>>763
妄想がふくらんだ。
それネタに1本書けそうだ。

…でもここ長いのはあんまりいくない?
やぱ本番メインなほうがいいの?
770名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 22:48:26 ID:T5yp1wTv
>>769、一瞬、自分が書いたのかと。
 
自分もネタはあるけど、やたら長くてエロ低めなので、書き途中で放置している。
 
自分はエロ少なくてもアマアマなら読みたい。
771名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 23:30:43 ID:h1UETTiM
完結してくれるなら長くてもエロ描写メインじゃなくても個人的には大歓迎
772名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 00:12:44 ID:fYFWcMnW
>>771
同意。
過去の作品見ると、かなり長いのもエロが低いのも結構あるし気にしなくていいと思うぞ。
>>769>>770さん、ネタがあるならぜひ!
773名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:27:16 ID:V22b69Wl
>>768
原作ガウリイは天然なだけで頭悪い訳じゃないぜ
774名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 21:48:57 ID:zLrL8bV2
この流れを読んでたら妄想が…w

出会った時15、6のリナちんを最初は名実ともに子供扱いしてたけど、
2〜3年一緒に過ごしてるうちに女っぽくなってきて…
気づいたら恋愛対象になってたりするんだろうなぁ。

普段の旅の中でも、ふいに色気を感じてはっとしたり。
そんな想像ができるのがガウリナのいいところだ。

自制しちゃって手だせなかったりするんだろうなぁ。
だから、きっかけを作るのはリナの方…みたいな。
775名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 22:03:33 ID:8YcuO4dj
うむ。ガウリイの言動がああなのは、「性格」のせいだと
作者もあとがきで言っている。
すなわち、脳味噌の性能とか、知能の高さには関わりないと見た。
つーか、剣を目にも止まらぬスピードで操れる天才の頭脳が、並以下とは考えられん。
まあ、部分的に発達してるとかはありだが。

ぜんぜん関係ないが、ゼルと売春婦のやりとりが降って来た。
女がゼルを口説いているところに、リナが遠目に通りがかり、
その様子をゼルがよそ見して見てるんだが。

「おともだち?」
「いや、ともだちなんて柄じゃない。
強いて言うなら・・・・、戦友と言ったところか」
「あら、女の子にセンユウねえ。うふふ、焼けちゃうわ。
まあいいわ、今夜はゆっくり泊まって行ってくれるんでしょ?」

この後、自堕落エロ妄想に、まったり展開する筈だったんだが・・・・
何を思ったんだか、このオネーチャンが唐突に、タワシを持ち出して来たんで、
いきなりギャグになった。
岩肌問題は結構手強い。
776名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 22:25:44 ID:tx/zseyC
>>775
なんだその素敵妄想
けしからん!
書いてくださいお願いします。ギャグタッチ大好き

とはいえ岩肌問題はなかなか微妙なところだね。
完全スルーかあえてネタにするか…
書き手さんによって分かれるし。
777名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:17:59 ID:CHjnh/VY
>>775
その発想は素敵だよ
ギャグ好きなので
是非書いて下さいお願いします
そのお姉さんが持ち出したタワシはどっちのタワシだろう?
カナたわしか
それとも亀の子たわしか…気になるところ
岩肌問題と言えば
ヤスリや紙の枝毛を処理する為のゼルが持ち歩いているペンチなんて言うのもあった気がする
778名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:28:16 ID:5aQ1cy35
ゼルといえば、前に何かの作者インタビュー?で、
髪のせいで枕に穴が…というのを読んでから、陰毛でパンツは平気なのか?
それともズボンを守るために金属繊維の下着?
もしくはパイパン?などと疑問を懐いていた時期が自分にもありました…
779名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 00:07:55 ID:jQOL7bqF
>>774
リナから誘ったものの、本番は全く余裕なくてカチカチだったりなw
初体験は何がなんだかわからないうちにガウだけイッてしまい、
猛省したガウが優しく教えていく…みたいな初々しいガウリナを想像してしまった。
780名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:57:48 ID:19DDoz3e
なかなか手を出してくれないガウに焦れたリナがガウを押し倒すか
呪文で身動き取れないようにしてから荒縄で縛りつけて
「子ども扱いしないでったら!! こんな事だってできるんだからね!!」
って感じに頑張っていただきたい。
いざ挿入の筈が、うまく行かないで涙目になったリナを抱きしめて慰めて
リードしながら朝までコースで頑張れガウリイ。
こんな妄想ばっかりしてしまってます。

ゼルの岩肌問題(笑)
娼婦のお姉様にベタベタひっつかれた部分を思いっきりデッキブラシで
擦られるがいいさ!!<擦るのはもちろんアメリアで
「誤解だ! 俺はただ、情報収集のためにだな」
「だめです。いやなんです。他の誰かにゼルガディスさんの肌に触れられるのは。
こんなの正義じゃないって判ってますけど。でも、嫌なものは嫌なんです!!」
ガッシュガッシュ。<背中を擦るデッキブラシの音
とぽとぽとぽ・・・しゅわわわわわ・・・。
「おいっ!! なんか無茶苦茶滲みるぞ!?」
「ちゃんと消毒しておかなきゃ、だめなんです」アメの手には○ビキラーが・・・。

調子に乗りすぎました、ごめんなさい。
781名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:16:38 ID:Iu8KJWej
>>780
激しくワロタwwwアメリア怖ぇーよw
782名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 15:05:17 ID:PsF266Bu
ファイアーボールの熱で殺菌消毒とかwww
783小ネタ(ぱんつ編):2008/06/26(木) 21:26:50 ID:K1pYINZg
ちょっと、お前さん方よ。
思ったんだが、『ガウリイは大切にし過ぎちゃって手が出せない』はいいとして、リナの『恋愛感情すら気付いていない(気付こうとしない?)』お子様っぷり(精神的にって意味)はどうするよ?
 
……とか考えたら、いらん小ネタが降ってきた(笑)。
 
ので、投下。
 
注・スレイ界の女性用下着は紐パン設定は、オフィシャルより。
ので、アメも原作を採用。
 
 
「ねぇ、リナ。ちょっと聞きたいことがあるんだけど……」
「何? アメリア。改まっちゃって」
「ほら、よく木に登ったり決め台詞とポーズ取ったり戦闘中とかに動き回るじゃない?」
「……いや、前二つはあたしは用事ないけど……」
「まあとにかくっ! 
うっかり動いて下着の紐が解けそうになったり、ズレちゃったり食い込んじゃったりしそうになるじゃない?」
「じゃあ、木に登ったりポーズ決めたりしなきゃいーじゃない」
「ダメよ、リナ! ポーズがいかに綺麗に決まるかで勝率が代わるものでしょ!」
「どこの確率理論だ、そりは」
「そんなことよりっ!
リナって、そういうので困ったことないの?」
「ないわよ。別に。
ってか、そんなに簡単に解けるものでもないでしょ? ちょっとあんた、使ってる下着、見せてみてよ」
「あ。……えーと、コレとか、こんな感じなものとか」
「うっわ、布面積、小さっ!
さすがは王宮育ちねー。庶民の使ってる物とかとは違うわー」
「え? コレ、普通に道中で買ったものだけど?」
「……あんたねー、こんなんじゃ、解けたりズレちゃったりしても当たり前でしょうが」
「…………ねぇ、リナが使ってる物とかも見せてよ」
「あー別にいーけどー。
はい、コレ。5枚組でこのこの品質!」
「ぇえっ!(うわっ! 思いっ切りオバサンぱんつ!)」
「いーい? アメリア。
あんたのみたいに、こんなに布面積が小さかったり狭かったりぺらぺらした生地なら、そりゃズレちゃったりややこしいところに食い込んじゃったりするのは当然よ。あたしのみたいに、幅が広くて麻とか木綿とかを選ばなきゃ。
で、紐の結び方だけど、こう……しっかりね、腰骨の少し上辺りで結べる物じゃないとダメよ。で、結ぶ時は蝶々結びとかはダメ。結び目が擦れて意外と痛いから。
まず、一つ結んでから、紐の端を……って、アメリア、何、コワイ顔して」
「……ガウリイさんがいつまで経ってもリナに手を出さない理由がよっっっく分かったわ! これじゃ、手を出したところで『開発』に時間がかかりすぎて途中で死ぬわっ!」
「……えっ……『開発』って……?」
「第一、何! その結び方っ! そんな難しいことしたら、ガウリイさん、解けないじゃないっ!」
「いや、意外とこの結び方、トイレが楽……って、何よっ! 解くって!」
「あーもーいいからっ! 行くわよ、リナっ!」
「行くって、何処にっ!」
「決まってるでしょ、下着屋さんよ! 
リナが思わず『目覚め』ちゃって、ガウリイさんを一撃で悩殺出来るようなぱんつを買いに行くのっ!」
「ぇえぇえぇえッ!」
 
 
……いや……、リナは『目覚め』たら早いかなー。って。
なので、まずはぱんつから。
 
 
おまけ。
「いい? リナ。お初の時は白かピンクが相場だけど、リナの場合は、ガウリイさんの瞳の色に合わせて、ブルーを選ぶのよ」
784名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:53:14 ID:1y7TH1KX
>>783
GJ!激しく吹いた(笑)

思わず後日、ガウリイがノックもせずリナの部屋を空けたら丁度着替え中で、
普段見れないリナの足に見とれていた所に
「ノックしなさいよ!ってゆーか早くでてけ〜〜!!」
と言われ、見とれていた事を誤魔化すように、
「そんな色気も無いオバサンぱんつを見てもなあ〜」と言いお星様に。
リナは馬鹿にされた+先日のアメリアとの会話により、
「アメリア!あのくらげを悩殺するようなせくし〜な下着を買いに行くわよ!」
とアメリアを引きずって一緒にせくしーぱんつを買いに行くという妄想をしてしまったわ。

リナは実用性重視っぽいよね。
よほどの事情がないとインナーまで装うことはなさそう。
ところで、スレイヤーズ世界には乳ばんどはあるんだっけ?



785名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 23:06:53 ID:jQOL7bqF
ガウリイはあらいずみ版漫画でセクハラしまくってるけど、内心かなり喜んでたりしてなw
それでも一見、小学生のスカートめくりレベルのいたずらに見えてしまうのが怖い…
いつになったら関係が進展するのやらw
786名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 15:32:02 ID:xBkZ2dcE
逆に原作4巻あたりからセクハラが減ったのはリナを「子供」から「女性」へと意識しだしたからだと思いたい
でもって第2部のガウリイはリナを「保護すべき女の子」から「対当の存在」とみるようになったと考えてるので
761で指摘されてた「やっぱり無事だったか」はむしろ信頼の証ととらえている
実際に目の前でリナが危機に陥った場合にはどんなに本人ボロボロになっても全力でカバーしてるしな

というのがモレの脳内ガウ
787名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 17:28:57 ID:KvIhYn5R
アニメNEXTはガウリナ描写多いよね。
このスレの人は知ってそうだけど、焚火の側で寝てるガウにリナが寄り添うシーンでの
ガウは狸寝入りだったって設定を他のスレで聞いて萌えたw

あとカンヅェル戦で、魔力を封じられた(ふりをしてた)リナが空の上から落ちていった時
ガウの目に一瞬涙が浮かんでたから、アニメではNEXT初期の時点でかなり絆は深まってたんだろうな。
恋かどうかは2人とも自覚してなさそうだけど。
788名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 18:53:31 ID:O9hrjIxa
>>784
確かめがぶらのアメリア相談室で、
貴族とかお抱えの仕立て屋を抱えてるような人たちは持ってるが
庶民は布巻いたりしてるだけ、みたいなことが言われてた気がする。
789名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 19:54:28 ID:xBkZ2dcE
そーいや昔「ガウリイはいてない説」があったなwww
790名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:40:01 ID:xcvevuvI
ぶらぶらしてたら戦闘時おちつかないか?
791名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:04:25 ID:R1Rulxlw
>>788
なるほどサラシ状態なんだ。
アメリアは王族でよかったね。
でもサラシだと胸の無いリナには関係な
792名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 22:37:23 ID:xBkZ2dcE
>>790
でも産業革命時代まで、実際にヨーロッパには男性用下着がなかったらしいぞ。
そのかわりパンツ(アンダーパンツじゃなくて)がわりとぴっちりしたタイトなものだった
だから男性の膨らみはもろばれ。後にここに股間を強調するコドピースがつくようになる
793769:2008/06/28(土) 00:01:19 ID:jMwG88Q6
>770 じゃあ今日からふたりは兄弟ということで(違

みんなありがとー。長いのでも大丈夫なんだね。
素敵な話題の途中でぶったぎっちゃって申し訳ないけど、
どうにかこうにか書いたから投下しにきた。
しかもほんとにかなり長くなっちまったから、日にち分けて落とすよ。
とりあえず今日落とすとこはエロな部分がないので、
興味がない人は読み飛ばしておくれ。

そんでもって763さん、妄想ネタ提供さんくす。
794黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:02:17 ID:jMwG88Q6
3歩先を行く長身、揺れる金の糸。
頭の後ろで手を組んで、機嫌よさげに歩くそいつの背中を、あたしはひたすら睨みつけていた。
言ってやりたいことは山ほどある。
聞きたいことは…とりあえず今のところはひとつだけ。
多少殺気立っているあたしの気配に気づかないわけがないのに。
その大きな背中―――ガウリイはいつもと、いや、今までとまったく変りなくふるまっている。


あれはちょうど、数日前のこと。
あたしはとうとうガウリイに自分の気持ちを打ち明けた。


「へ?なんだって?」

また聞いてなかったのかこのクラゲーっ!とか何とか、いつもの調子でスリッパでどついてやる余裕もなく、
あたしは一度うつむいた顔を上げ、けれど今度ははっきりと言った。

「だから……あたし、あんたのことが好きだって言ったの!」

い、勢いに乗ったとはいえ、やっぱし恥ずかしい…
何度もンなこと言わせるなーーっ!!
見なくてもわかる。あたしは今耳まで真っ赤にゆであがってるだろう。
心臓がバクバクと鼓動を早める。

「…そっか。ありがとな。」

ガウリイはただゆるく微笑んでそう言って、あたしの頭をいつものようにぽんぽんと撫でた。
そこから先に続く言葉を期待してたのに、何も言わず、そのまま再び歩き出す。
しばし硬直したあと、どうも混乱していたのか何なのか、とにかくいつもの調子でなかったことは確かなあたしは、
なんだか納得の行かないままわけもわからずガウリイのあとを追いかけた。

結局、それから数日が経ってしまったのである。

ガウリイは今までと何ら変わりなく、あたしに接してくる。
相変わらず過保護で、相変わらずバカで、相変わらず頼りにはなるけど、相変わらず物事は覚えてない。
今まで通りあたしの頭をわしわし撫でたりするし、一緒に飛ぶときなんかも今まで通りくっついてる。
そこにはロマンスのかけらなんて微塵もない。…今までだってなかった(と思う)けど。

あたし自身、正直なところ、ちょっとばっかり自惚れてたりしたのだ。
たぶん、ガウリイもあたしと同じ気もちなんだろう……と。
だからこそ、なかなか言ってくれないガウリイにじれったくなり、とうとう堪え切れなくなって、
あたしは道の真ん中で唐突に告白してしまったのだ。
まぁ…道の真ん中って言っても、周りにはだーれもいなかったんだけど。

気もちを伝えたら、ガウリイはあたしをぎゅっと抱きしめてくれるはずだった。
『オレもずっとお前が好きだったんだ』って言ってくれて、『ずっと言ってくれるの待ってたのに』って答えて、
笑いあって、手をつないで歩きだして、そこからあたしたちの関係が変わっていくんだと思ってたのに。

笑ってくれたけど、違ってた。
あたしたちの関係は、何も変わったりはしなかった。

795黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:03:04 ID:Fc7nH0/H

「……うそ…」

ようやくたどりついた村の宿で、今まさにありがちなパターンを展開しようとしていた。

「ほ、ほんとに?
 ほんとに一部屋しか空いてないの?」

いつもの通り、交渉やら手続きやらはあたしの仕事。
ガウリイはぼけーっとどこかを眺めながら、何を考えてるのかわからない無表情のまま、あたしの後ろに突っ立っている。

「こんな小さな村の宿で、部屋数を期待しちゃいけないよ。
 もう日も暮れてきてるし、この時期旅人も多いしねぇ。一部屋でも空いてるだけ、運がいい方さ。」

そりゃあそうだけど…
今までだって、こんなことはよくあった。
宿を取りに行ったものの、結局一部屋しか取れなくて、ガウリイと同じ部屋になる…なんてのは
頻繁にあるとまでは言わないけど、それでも何度かあったことだし、珍しいことでもない。
それに野宿だって数え切れないほどしてきた。
お互いの寝顔や、寝起きなんかも、もうすっかり見慣れてる。
近くで眠ることは、もう日常茶飯事みたいなものだった。

だけど、今までとは状況が違う。

後ろの自称保護者に想いを打ち明けてから、初めての宿。
それがいきなりガウリイと同室?

「ほかに宿は…ないわよね?」
「うちだけだよ」

わかってはいたものの、ちょっぴり期待して聞いてみたら、やっぱり予想通りの回答。

「そもそもあんたたち、最初っから一部屋でよかったんじゃないのかい?」
「ちっ、ちがっ!」

おかみさんのクリティカルパンチのような発言に、あたしは思い切りうろたえた。

「あたしたちはそういう関係じゃないの!だから二部屋頼んでるんじゃない!」

とは言え、それなりの年頃の男女が一緒に宿へくれば、だれだってそう思うだろう。
実際、こうして部屋を取る時に、そういう勘違いをされることも増えてきた。
でも何度も言うけど今までとは状況が違うのよっ!

「じゃあ、泊まらないのかい?」
「……泊まるわ」

大きなため息を吐きだしながら、あたしは宿帳にサインをする。
後ろの男はまったく変わりない様子で、あたしがサインするのを見ている。
……ほんとにこいつ、何とも思ってないわけ?
ひとりであれこれ悩んだり焦ったりしてるのが、なんかだんだん無償にむなしくなってきた…

ペンを置くと鍵を貰い、そのまま部屋がある2階へ向かう。
階段を上る足取りが、恐ろしく重たかった。

796黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:03:43 ID:jMwG88Q6

まぁなんと部屋のせまいこと。

入ってみれば、ベッドが窓際にあり、あとは気持ち程度のスペースのみ。
せまい。
なんでこんなに狭いのか。や、これが普通なのか。
あたしの感覚がすっかり麻痺してしまってるだけなんだろうか…
サイドテーブルの上にとりあえず荷物を下ろしたものの、あたしは落ち着かなくなる一方だった。

普段ガウリイと同室になると、必ず彼は床で寝ることになっていた。
“女子供にはやさしく”を徹底して、どんなに言ってもあたしにベッドを譲ってくれる。
時々“女子供”の、あたしはどっちにあてはめられてるのか、妙に気になったりはするのだが。

今日もガウリイは床で寝るつもりなんだろう。
あんなことを言ってしまった以上、冗談でも「一緒に寝る?」なんて言えやしない。

あたしは無言のままショルダーガードやグローブやらを外し、壁のフックに引っかける。
ガウリイも何も言わずに、胸甲冑なんかを外していた。
身体は軽くなったのに、心が重いのは何でだろう。
……や、原因はこの男なんだってのはわかりきってるんだけど。

「じゃあとりあえずメシでも行くかぁ」

大きく伸びをしながら、ガウリイはのほほんと言った。

「なんだ?リナ、まさかあり得ないとは思うが…食欲がないのか?」
「違うわよ」

我ながら、今のはずいぶん不機嫌丸出しな返答だっただろうか。
この鈍感男!のーみそくらげ!

「そっか?まぁそうだよな。リナが食欲なくなるなんて、どう考えてもないもんな」
「うっさいわね!あんただってそうでしょうが!」
「ははっ。そうかもな。なぁ、早く下に行こうぜ。オレ腹減っちまって…」

言いながらもすたすたとドアを開け、部屋を出るガウリイ。
今までなら無邪気におっかけっこでもするかのようにあたしも飛び出すところだけど、そうもいかない。

「リナー?」
「今行くわよ」

あーもう!
なんかほんとに悲しいの通り越してイライラしてきたっ!!

この日、勢いにのっていつも以上に食べまくって、宿の人やら周りの客やらがやたらと驚いた目で見ていた。
ガウリイともすさまじい食事の取り合いをし、おかみさんはあたしたちが甘ったるい関係でないことをしみじみわかったようである。



797黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:05:36 ID:jMwG88Q6
食事のあとお風呂につかりながらいろいろ考え事をしていたら、すっかり長くなってしまった。
指先がふやけてぼこぼこになっている。

「おう、リナ。遅かったな。」

なぜかガウリイはベッドに腰掛け、剣の手入れをしていた。

「……そう?」

あたしは極力冷静を装い、さらりと流し、とりあえずサイドテーブルに備え付けた椅子に腰かける。
距離が近いせいか、ガウリイからお風呂上がりのいい匂いがする……たぶんあたしもなんだろうけど。

「せっかくだから、今日はあんたがそのままベッドで寝れば?」

テーブルで頬杖をつき、さらりと言うあたし。

「いいって。オレは床で寝るから。」
「いいじゃない。あたしが譲ったげるって言ってんのよ?素直にそうしなさいよ」
「あのなぁ、女の子を床で寝かせて、自分はベッドで寝ろっていうのか?」

どうやら手入れが終わったらしい剣を、長い腕を伸ばし、壁に立て掛けた。

「オレはほんとにいいから。な?お前さんがこっちで寝ろよ。」

言うとガウリイはベッドから腰を上げて立ち上がり、あたしの背中をぽんと叩く。
う…ただでさえパジャマって薄着なのに、あんま触られると困るんですケド……
さらに困ったことに、ガウリイが動いたせいで、風に乗って石鹸のにおいが鼻に届いた。
無意識に深く吸い込んで、身体に取り込むと、軽いめまいがする。

「……じゃあ、一緒に寝る?」

自分でも一瞬、何を言ったのかわからなかった。
これまでも軽い冗談で、こういうことを言って、ガウリイをからかったりしたこともあった。
けど、確か今のあたしは冗談でもこんなこと言えないはずじゃなかったっけ?
てことは…何?ついぽろっと本音が?

「お前なぁ…」

いったいどれくらいの時間が開いて、ガウリイが口を開いたのかはわからない。
ただ、あたしは不思議と照れたり、焦ったりはしていなかった。
どうやら、さっき出た発言はほんとに本気だったみたいだ。

「仮にも年頃の娘が、あんまり簡単にそんなこと言うもんじゃないぞ。そういうのはちゃんと……」

言いかけて、ガウリイがはっと口を閉じる。
そういうのは…何?“ちゃんと好きな人に言え”とでも言いたいわけ?

「いいから、ほら。」

ガウリイは何もなかったように、またいつもの調子に戻る。
あたしをベッドへ追いやろうと、あいてる方の二の腕を掴んで、立たせようとする。
さすがに力ではかなわないし、彼よりも断然軽いあたしは、すんなりと立ち上がらされた。

「…ガウリイ」

うつむいたまま、自分でも驚くほど小さな、けれど強い口調が漏れた。

「あたし、まだあんたにちゃんと返事もらってないんだけど」
798黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:06:12 ID:jMwG88Q6
ふたりして、しばらくの間立ちつくした。
ガウリイはあたしの片腕を持ったまま、あたしは下を向いたまま。
ふと俯いたまま視線をやると、困ったときなんかによくやる彼のクセ…あいてる方の手で、頬のあたりをぽりぽりとかいている。
ふぅ、と小さく息を吐く音がして、あたしの腕が解放された。

「返事…って、何の返事だ?」

つきんっ、と、胸のあたりに小さく痛みを感じる。

「あんた……それ本気で言ってるの?」
「ああ」
「…いくら忘れっぽいからって、あんたにとってみたら、あんなのどうでもよかったってこと?!」

声を荒げ、頭いっこ分上にある彼の顔を睨みつけた。

「なぁ、リナ。お前さんが言う“返事”っていうのは、何に対してだ?」
「あたし言ったわよね?!あんたに、あんたのこと好きだって。ねぇ、本当に忘れたの?」

苛立ちが悲しみに変わり、最後の方は妙に冷静な声だった。
ガウリイは真剣な表情のまま、頬をかいていた手を下ろす。

「…いや、それはもちろん覚えてる。」
「だったらっ…」
「でも、それはオレ、ちゃんとお前に返事したはずだろ?」

あたしは再び、視線を下に落とした。
木の板を敷き詰めた床に、あたしとガウリイの足が見える。

「…いつ?」
「いつって…ちゃんとその場で返事したじゃないか」

言われてあたしは再び、あの死ぬほど恥ずかしかった場面を思い出す。
ガウリイはあたしにただ「ありがとう」を言っただけで、あたしのことをどう思ってるだとか、そういうことは一切なかったはずだ。

「リナが、オレのこと好きだって言ってくれて。オレちゃんとありがとう、って言ったぞ?」

そりゃあ言ったわよ。

「…バカにしてるの?」
「してないだろ?嬉しかったから、オレはその気もちを返した。それじゃダメなのか?」

いつもは穏やかなガウリイの口調が少し強まった。

「あんた一体いくつなのよ…今までだって、経験がないわけじゃないんでしょう?!
 普通好きだって言われたら、付き合うとか、ごめんなさいするとか、そういうもんじゃないの?!」

ガウリイはそのどちらでもなかった。
あたしが言った『好き』は、家族や、友達なんかに言うものとはまったく違う。
たったひとり、本当に大切な人だけの、特別な『好き』だったのに。

…そんなことを考えたら、だんだん目の中に熱いものがたまってきた。
絶対にこぼしたくなかったから、あたしは必死で上を向いた。
泣くもんか。
絶対に泣いたりしない。

799黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:06:48 ID:jMwG88Q6
「…リナ」

やや困ったような口調で、ガウリイはあたしの名前を呼んだ。

「どうして、急にあんなこと言ったりしたんだ?」

そんなの、あたしだってわからない。
ガウリイを好きだって気づいてから、あまりに月日が経ちすぎて、喉元の、すぐそこまで出かかっていた。
気がついたら、押し出されたように気もちが声になってたんだから。

けれどあたしはガウリイの質問には答えず、目線をそらしたまま黙っていた。

「……オレは、ふざけて答えたわけじゃないぞ?」
「………」
「なぁ、リナ…」

それでもあたしは黙っていた。
するとガウリイが突然、とんでもないことを言い出した。

「少し…離れてみるか?」
「な…」
「別に、このまま別れようって言ってるんじゃないんだ。
 とりあえず、2〜3日この村にいて、その間別々に過ごせばいい。宿はこのまま、お前がここにいればいいし、
 オレは適当に村の外で野宿するから。
 落ち着いたら、また一緒に旅すればいいだろ?」

どう、しろというのか。
それじゃあまるであたしが気の迷いでも起こしたみたいじゃない。
2〜3日別々に過ごして、どうなるの?ひとりになれば、気もちが消えるとでも思ってるの?
…それがあたしの勘違いだったって、思うようになるって言いたいの?

「ガウリイ」

弱く、あたしはようやく口を開く。

「嫌ならはっきり言って」
「だから…」
「あたしと、付き合う気がないなら、はっきりそう言って」

今度はガウリイが黙り込んだ。
ま、ガウリイらしいと言えばガウリイらしいかもね。
あたしを傷つけるようなことを言いたくないんだろうけど…

その沈黙が、十分な答えになっていた。

ガウリイは、あたしをそういう対象として見れないんだろう。
仕方ない…よね。ずっと「保護者」だったわけだし。
やっぱりガウリイにとってみれば、あたしはどうやっても“子供”だったんだ。

「…わかったわ。
 さすがに、ふられても今まで通りっていうのはキツいから、ここで別れましょ。
 今までありがとう。いっぱい、ゴタゴタに巻き込んでごめんね。」

自分がパジャマ姿なのはわかってたけど、あたしはガウリイの目を見ないように言いながら、荷物をまとめ、マントでくるむ。
持ち上げて、必死に涙をこらえてくるっとドアの方へ向かおうとすると、痛いくらいに肩を掴まれた。

800黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:07:22 ID:jMwG88Q6
「…放して」
「いやだ」
「…放してってば!」

強引に肩をよじって、手を払いのけたけれど、今度は両腕を掴まれ、無理矢理ガウリイの方を向かされた。

「何?!言っとくけど、これまで通りなんてあたし無理だから!」
「なんで別れなきゃいけないんだ」
「何でって…あんた、あたしと付き合う気がないんでしょ?それなのに、今までみたいに一緒にいられるわけないじゃない!」

あたしが言ったことを聞いてるのかいないのか、ガウリイはマントでぐるぐる巻きにした荷物を無理矢理取り上げ、テーブルに戻した。

「お前…付き合うっていうのが、どういうことかわかってるのか?」

ガウリイの声はひどく落ち着いているように聞こえた。
けれどそれはいつもよりずっと低く、よくよく考えれば、怒ってるようにも思えてくる。

「わ…わかってるわよ!」
「付き合うってなったら…キスとか、それ以上のことだってするんだぞ?!ほんとにわかってるのか?!」

あたし以上に、ガウリイが声を荒げた。
つかまれたままの両腕に力がこもり、痛みすら感じる。

「…そんなのっ、わかってるわよ!」

わかってる。あたしだってもう子供じゃない。
経験はないけど、世間一般で言う恋人同士がどういうものかは、それなりにわかってるつもりだ。
興味がないわけじゃない。身体の関係がない付き合いに、憧れを抱いてるわけじゃない。
もちろん、一緒にいたいから、好きだから付き合いたいって思うんだけど…

ガウリイを好きだって気付いてから、今までとは違う見方をしてることに、ある日突然気付いてしまった。
大きくて、長い指先に見とれてしまったり、ふと唇に目が行くと、キスしたい…なんて思ってしまったり……
ガウリイと、いわゆる夜の営みっていうやつをしてる自分を想像して、胸の中心が締め付けられる想いになったり。

戦士らしい、筋肉のついたその身体に組み敷かれて。
ガウリイはどんな声であたしの名前を呼ぶんだろう…
どんな風にあたしに触れるんだろう…
どんな熱いまなざしで、あたしを見つめてくれるんだろうか……

…気がつくと、そういうことを考えるようになっていた。
もしかしてあたしってやらしいのかもしんないなんて思ったりもしたけど、ガウリイだからしたいって。
ガウリイなら、いいのに、って。

「……そうでなくても、お前さん初めてだろ?もっと…ちゃんと考えて…」
「何よ!考えてどうしろっていうの?初めてだからダメなの?!」

気の迷いでも、ただの好奇心でもない。

「あたし…ガウリイになら、何されてもかまわない…って」
「リナ」

それまであたしの両腕を掴んでいた手が、すっと下に降ろされた。

801黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 00:08:22 ID:jMwG88Q6

「オレ…お前がオレのこと好きだって言ってくれて、ほんとにうれしかったんだ。
 だからちゃんとそれを伝えたかった。でも、下手に期待を持たせるようなことはしたくなかったんだ…」
「…じゃあ、やっぱりガウリイは……あたしと付き合う気がない…のね」

うつむいてそう言うと、ふと右の頬に彼の手が触れる。
あたしはもう一度、ガウリイを見上げた。

「ない…っていうか、ちょっと意味合いが違うかな。
 オレだってリナのことが好きだし、ずっとこうやって一緒にいたいと思ってる。
 だからこそ、付き合う、っていうことは考えなかったし、あのとき中途半端に好きだって返せなかった。」

ガウリイの口から好きだっていう言葉が聞こえた瞬間、あたしの心臓がずしっと重くなったような気がした。

「どういう意味…?」
「オレな、リナ。お前さんが大事で大事で仕方ないんだよ。
 本当に大切に思ってるから、自分の欲望とか、そういうので…お前を傷つけたりしたくない」

頬に添えられた手の親指が、ゆっくりとそこを撫でる。

「言ったでしょ。あたし、ガウリイになら何されてもかまわない。傷ついたりしないわ」
「…オレが嫌なんだよ……
 大事にしたいし、守ってやりたいのに、時々お前をめちゃくちゃに壊しちまいたくなる。
 そんなことをして、傷つけて、泣かせるくらいなら…初めから一線を越えなければいい話だろ?」

言って、頬から離れようとする手を、あたしは自分のそれで引き留めた。
上から重ねた手で、自分よりはるかに大きなその手をきゅっと握る。

「いいよ」
「え?」
「いいよ。じゃあ、壊して。」

何を言ってるかは…たぶん、わかってるつもりだった。
冷静な口調でそう言って、ガウリイの手に頬ずりをする。

「もういっそ、あんたの手で、あたしがぼろぼろになるまで壊してよ」
「リナ…お前…」
「そしたら責任とって、一生あたしのそばにいてくれればいいから。」
「…一生そばにいるのに、別にお前さんを壊す必要ないんじゃないのか?」
「もう手遅れだわ」

両の手で頬にあるガウリイの手を、自分の左胸の上に当てさせる。
ちゃんと布を巻いてない、薄いパジャマの布越しで、かなりリアルな感触を伝えたんだろう。
一瞬ガウリイの腕が、びくっと反応した。

「わかる?壊れそうなくらい心臓が鳴ってるの。あたしもう、ガウリイがいないと生きていけないのよ」

冷静に考えればクサいセリフだが、あたしは本心からそう言った。

「いいじゃない。あたしを泣かせるのだって、あんただけの特権なんだから」
「でも…」
「うっさいわね!あたしがいいって言ってんだから、ちゃっちゃと押し倒して襲えばいいでしょ?!
 あんたそれでも男なのっ?!!」

なんだかすごくめちゃくちゃなことを言ってる気がしないでもなかったが、仕方がない。あたしだってもう余裕がないんだし。
でもそれはガウリイも同じだったみたいで、少し苦笑いを浮かべると、ふっきれたようにあたしをその腕にきつく閉じ込めた。

802769:2008/06/28(土) 00:09:26 ID:jMwG88Q6
ふいー

ものすごい連投ですまそ。
とりあえず次からそういうシーン入ります。また落としに来ます。

なるべく原作のふたりっぽくなるように頑張ったけど…
……いろいろスマソ。
803名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:55:35 ID:zlptaxkW
乙!wktkしながら続き楽しみにしてるぞー!
804名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:07:19 ID:xLWkx8uf
イイヨイイヨー
wktk
805名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 03:31:41 ID:rIKYFQA+
>>769氏のガウのセリフが松本声で聞こえてくる自分@アニメ復習中
もう一度NEXT最終話見直してくる

>>787のカキコ見て、TRY当時のアニメ雑誌で監督か誰かがキワドイ事言ってたの思い出して、
NEXTとTRYの間の話に見えてしまった自分がいるんだよ。
原作風味目指してるって言ってらっしゃるのに。スマヌ。
806名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:20:25 ID:niORpt/P
gj! でも、できれは続きものの場合は、最後に「一旦切ります。続きは後日」
みたいな一文をつけていただけると、助かります。
807名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:27:26 ID:niORpt/P
すみません。リロードがうまくできてなかったみたいです。大変失礼しました。
わーはずかしい。
808名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 11:53:28 ID:qJ4Q/gIx
GJ!
リナの気持ちとシンクロしてしまい、泣けてしまった・・・
続きもwktkしながら待ってる!
809名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 11:56:51 ID:zhA//tpn
>>769 むちゃくちゃGJっ!!!!!!
あまりの見事さに脳内で林原ボイス&松本ボイスで再生されました!!
後半投下を心より楽しみにお待ちしておりますっ!!
810769:2008/06/28(土) 18:27:37 ID:jMwG88Q6
どうも、こんな時間に落としに来ましたww
あーーGJくださったみなさま、ありがとー!あざーーす!!
正直落としたあとで「混沌に帰れ!」とか言われたらどうしようなんて弱気になっちまってたので
ほんとうれしいです。はい。

>>805 あ、でも原作風味ってのはとりあえず文体?とか雰囲気であって、
ほかの皆様もそうだけど、ちゃんと林原・松本両ボイスで再生されたら何より成功です。
ていうかおいらも両ボイスで脳内再生しながら書いたからw
言われてみれば、これNEXTとTRYの間でも行けるね。

じゃ、とりあえず落とします。
811黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:28:49 ID:jMwG88Q6
ちょうどガウリイのあごのしたくらいにすっぽりと、あたしの頭がおさまる。
痛いくらいに抱きしめられて、苦しいのに、それが心地よくてうれしくて、
目を閉じて少し顔を横に向けると、ガウリイの鼓動の音が耳に響いてきた。
あたしと同じくらいの早鐘が、頭の中を駆け巡る。

「リナ…ほんとに…いいんだな?」

言葉で答えるかわりに、あたしはガウリイをじっと見つめ、黙って目を閉じた。
うるさいくらいに自分の心臓の音がして、ガウリイの吐息と熱が近づいて…

初めは、触れてるだけでしばらくそのままだった。
あたしはどうしていいのかわからず、とりあえず息を止めて、けれど感覚のすべてを集中させていく。
2度目は両唇を順番に吸われ、その次はゆっくりと舌が入ってきた。
身体の中心を突き抜けるあまりに強い感覚に、ガウリイのパジャマをぎゅっと握りしめる。

「…んぅ……っ」

水音と、少しずつ乱れていく息遣いが頭の中に響いて、潰れるんじゃないかと思うくらいに心臓のあたりが締め付けられた。
何もかもが初めての経験で、とにかくついていくのが精いっぱいで、けれどそれでも不思議と恐怖はなかった。
ふわふわと身体が浮くような感覚。まるで強いアルコールを飲んだ時のような…

あたしはいつのまにかベッドに身体を横たえられ、その上にガウリイが覆いかぶさっている。
その間も、唇が3秒以上離れていることはなかった。

何度も角度を変え、舌が潜り込んできて、あたしの口内を探られる。
熱い液体をそそぎこまれ、それを飲み下す度に、意識に白い靄がかかっていく。
わけがわからないなりにガウリイを真似て、舌を絡み返すと、思いきり強く吸われたりして。
どれくらいキスしていたのかわからないけど、くちゅ、という音を立てて唇が離れると、舌と舌を細い銀の糸がつないだ。

「…リナ、だいじょうぶか?」

すっかり息があがり、身体が燃えてるのかと思うくらい熱い。
全速力で疾走してもここまでなるかってなくらい、心臓は相変わらず超特急でたたきつけるように鳴りまくる。

「わかんない…」

頬にかかる髪を、ガウリイがゆっくりと払いのけてくれ、額やまぶたに唇が降ってきた。

「でもあたしのことは…いいから。ガウリイの好きにしてくれていいよ」
「…や、でも何か…いざこうなってみると……なぁ」
「……やる気失せた?」
「んなわけないだろ。」
812黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:29:22 ID:jMwG88Q6
言ってガウリイはあたしのパジャマのボタンをひとつずつ外していく。
その間も、何度も何度もキスをくれる。
初めて、からカウントしてたけど、もうすでに何回目かわからなくなった。そもそも、どこをどう切って1回になるんだか…

「何か夢みたいだな。めちゃめちゃ緊張するけど。」
「あたしとこうなる気がなかったのに?」
「なれるもんならなりたかったさ。実際、オレの頭の中じゃもう数え切れないくらいお前さんとこういうことしてるんだからな」

う…うーみゅ。
それはさすがにちょっと想像すると生々しすぎて照れてしまうんですけど…ってまぁ、あたしだって妄想したりしたんだけどさ。

「…リナが欲しい」

どきっとするくらい低く、甘く、色気のある男の声で、ガウリイがそう言った。

「ずっと……ずっと待ってたのに」
「うん…ごめんな。ありがとう、リナ」

耳にキスをされ、軽く歯を立てられ、あたしは思わずちいさな悲鳴を上げる。
どうにかこうにか意識を保ち、すっかり力の抜けきってしまった両腕を持ち上げ、ぎゅっと、ガウリイの両頬を包んだ。

「そんなことよりも先に、言わなきゃいけないことがあるんじゃないの?」

言うとガウリイは気がついたようにふっと笑って、耳元へ顔を再度近付けてくる。
今なら死んでもいいと思えるほど、それは望んで、望んで、待ち焦がれていた言葉だった。

「愛してる…」

813黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:29:49 ID:jMwG88Q6

その言葉の余韻に浸る暇もなく、いつのまにか脱がされて露わになっていた胸に、ガウリイの手が被さる。

「っ…」

ちょうど先端を指で挟むようにして、その手はあたしの控えめな胸の形を変えていく。
もう片方の手で残った衣服をすべて取り除かれ、あたしは生まれたままの姿をさらけ出していた。
身体中をガウリイの手が滑る。
それだけで触れられたところが熱くなり、中心がきゅっと反応するのがわかる。

「…ガウリイっ……ひぁっ!」

片方の胸は相変わらずガウリイの手で形を変えられ、今度はもう片方の頂点にガウリイが吸いついた。
軽く歯を立てられ、舌で転がされ、時々吸いつかれ、思わず口から漏れた声に自分自身が驚いている。
手の甲で口元を抑えると、彼は顔をあげ、その手をベッドにやさしく押さえつけた。

「抑えるなよ」

緊張してるとはとても思えないくらい余裕の笑みを浮かべて、今度は首筋に強く吸いついてくる。
その辺は、やっぱり経験があるからなんだろうか。
そのまま数か所に紅い痕をつけられ、またそれは乳房の先端へと戻っていった。

「やあっ……だ、だめ…」
「どうして?」
「だ…って、あたし…胸、小さい…から…っ」

言っている合間にも、ガウリイの手はあたしの胸を好きなようにもてあそんでいる。
恥ずかしいけど、すごく気持ちよくて、やめてほしいけど、もっとしてほしくて…

「そんなの、オレが大きくしてやるよ」

言うなりガウリイはさらに強く愛撫を深めた。
痛いくらいに立ち上がる頂を転がして、押しつけるように山の形を変えさせて。

「…ああっ…は…」

自分でも信じられないような甘い声。
いつもよりも高く響くそれは、まるで自分のじゃないように思えた。

「リナって声までかわいいよな」
「や…あん……ガウリ…っ」
「なぁ、もっと聞かせろよ」

ひどく色気のあるその声が響いて、ガウリイは茂みに隠れたつぼみを人差し指でなぞった。


814黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:30:22 ID:jMwG88Q6
「っ…あ……!」

思わず閉じていた目を開いてしまう。
そこに触れられただけで、身体中に電気が走ったような感覚。
触れているのがガウリイの指だというだけで、自分が触るのとはケタはずれの快感が襲った。

「くっ…ん…あぅ……」
「ほんとかわいいな、お前」

あたしが反応したのをいいことに、ガウリイはそこを執拗に攻めてきた。
指で押さえつけたままぐるぐると円を描くように回してみたり、指の先をこすりつけたり、そのたびに、あたしの口からは喘ぎが漏れる。
すでにもう、ガウリイ以外何も考えられなくなっていた。

ふとガウリイの身体が離れ、見ると彼はベッドの脇に自分のパジャマを脱いで投げ捨てている。
裸になると再びあたしの上に覆いかぶさり、今度は軽く体重をかけて身体を合わせてきた。
耳に、首筋に、鎖骨につよいキスをされ、太ももあたりになにか固い感触がある。
それが何か分かってしまった瞬間、中心がじゅっと濡れるのが自分でもわかった。

「…っ!」

ゆっくりと、濡れたその秘部に、ガウリイの指が侵入した。
入口を指が滑り、摩擦のような熱を感じ、内側をこすられると、さらに蜜が生まれていく。

「あっ…ガウリイっ…」

どう…いえばいいのかわからないけれど。
何度も指を抜き差しされ、時折かき回され、空気を含んだ水音が艶っぽく響いて、あたしの両脚は力なく、ゆっくりと開いていく。
胸から手を下に滑らせ、中心を刺激しながら、片方は太もものあたりを撫でまわす。
ぴりぴりするような電撃が一か所に向かって走っていく。

「や…んあっ」
「気持ちいいか?」

いったいこの感覚が何なのか、それすらもわからないほどにあたしは溺れていた。
未知の快感、知らないあたし、知らないガウリイ。
それでも、頭の片隅ではぼんやりと「こういうのを酔ってる、っていうんだろうなぁ」なんて考えたりしている。

「リナって、めちゃめちゃ感度がいいんだな」

ガウリイはうれしそうに言いながら、太ももを撫でていた手であたしの脚をさらに広げた。

「そん…なのっ、ガウリイだから…に、決まって…はぁんっ」

内側をかき回している手の余った指が、同時に敏感な芽を刺激する。
さらに襲い来る快感に、身体の奥に何かが迫ってくるのを感じた。

「あっ…や…――――っああ!」

波が。
身体を駆け抜けた。
あたしは一気に頂点に押し上げられ、けれどその余韻に浸る暇もなく、ガウリイはあたしを責め続ける。
いつの間にか指が2本に増え、一度達した身体に容赦なく快感が強まっていく。

「リナ…綺麗だ……」

キスをされ、くぐもった声で鳴きながら、それでもガウリイの指が止まることはなかった。
だらしなく開いた口から唾液がこぼれ、まくらにシミを作っていく。
すぐにあたしは2度目の、今度は前よりも強い波に襲われ、仰け反った身体を力なくシーツに落とした。

815黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:30:49 ID:jMwG88Q6
しばらく余韻に浸っていると、やや呼吸が落ち着いてくる。
甘い、やわらかいキスを繰り返し、重ねあう肌の感覚を確かめて。
その間も、達したばかりのそこは痙攣を続けていた。

「いきなりこんなにしちまって…ほんとにだいじょうぶなのか?」

この男は、ここまできてまだそんなことを言うのか…

「だいじょうぶも何も……何ていうか…ガウリイっていまいち強引になりきれないのね」
「惚れた弱みだろ」
「あんだけグジグジしてたあんたが言うな」

ほんとに、ちょっと前まではこんなことになるなんて思いもしなかった。
あたしたちは今、お互い生まれたままの姿で抱き合って、同じベッドにいる。

「…ガウリイ」
「ん?」
「大好き」

驚くほど素直に言葉が出た。
するとガウリイは何度もあたしの名前を呼びながら、身体中に吸いついて痕をつけながら、下へ下がっていく。
ちょうど中心にくると、顔を上げ、ぐっと入口を指で広げられた。

「あっ!ガウリイっ!」

熱く湿った、指ではない感覚が、一番敏感な身体の内部を這いまわる。
背筋を駆け抜ける、強烈な快感。

「や…ガウリイ!ガウリイっ!…んあっ」

指以上にぴちゃぴちゃと水音を立てて、生き物のように動いて。
かと思うと、今度は外に出て、膨れた芽をなめまわして。
あたしは今まで以上に声をあげた。
強すぎる快楽。どうにか逃がそうと声を出しても、逃れられない。
不意に思いきり吸われて駆け抜けた感覚は、気が狂うんじゃないかと思うほどだった。

「リナ……」

自分自身の味がするキスを受けながら、ガウリイはあたしの中心からあふれ出た蜜に、硬く反り立ったものをこすりつけている。
それだけでも艶めいた声が漏れてしまう。

ぐっと押さえつけられ、それは侵入を始めた。
たぶんまだ先端だけだろうけど、それでも身体を真っ二つに引き裂かれるような痛みが生まれる。
あたしは呻いて、苦痛に顔をゆがめてしまった。


816黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:31:26 ID:jMwG88Q6

「リナ、力抜いて…」
「ど…やって……ふぅっ!」

強い圧力で、さらに圧迫される。
これまでとは比べ物にならない熱に焼かれてしまいそうだ。
どうにか力を抜こうと、大きく息を吐きながら、わけがわからないまま緊張を解こうと試みる。

「そう…ゆっくりやるから。オレにしっかりつかまって…」

言ってガウリイがあたしの背中を両腕で抱きかかえる。
あたしはその大きな背中にしがみついて、どうにかガウリイを受け入れようとしてみて。

「…だいじょうぶか?」

鈍い痛みが続く。それでもガウリイはあたしに合わせてゆっくりと侵入を続ける。
思わず、あたしの指がガウリイの背中に爪をたてた。

「……っぐ…」

涙が、こぼれた。
それと同じくらいに、ガウリイの動きが止まる。

「リナ?」
「ちが……」

心配そうにあたしの顔を覗き込むガウリイ。
あたしは力なく首を左右に振って、大きく息を吸い込んだ。

「違うの……痛いけど、だから泣いてるんじゃない…」

足の付け根あたりに、ガウリイの肌の感覚がある。
今まさに、あたしたちはようやくひとつに繋がった。

「わかんない…わかんないけど…」
「リナ…」
「嬉しいの、たぶん。…ううん、嬉しいから…」

だいたいどこにでもある『すけべぇ屋さん』でやっている行為を、ロマンチックだとか、そういう風には考えられなかった。
結局獣のようにただ快楽を求めるだけで、そこに愛だとか、気もちっていうものがなさそうだから。
でもそれはただ身体の快楽だけを目的とした行為だからであって。
今自分がその状況に置かれ、どう考えても、普通じゃない体勢で、なのにこんなに胸がいっぱいになって。
…わかってる。

「ガウリイ…だから…」

瞬間、ぎゅっと強い力でガウリイに抱きしめられた。
根元まで入ったはずのそれが、さらに奥に進んだ気がした。

817黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:32:06 ID:jMwG88Q6

「リナ……っ」
「はあっっ!あっ、んあっ」

初めはゆっくりと、徐々にスピードを上げて、ガウリイが動き出す。
痛みに耐えるのが精いっぱいだったはずが、だんだん違う感覚が生まれていくのがわかった。

「や……んぁ……、ああ……んっ……やあっ……!」

自分の中で、自分のものではないものが蠢いている。
抜ける寸前まで引いたと思うと、勢いよく腰を打ちつける音が響き、奥を刺激する。
水の音が次第に強くなり、あたしとガウリイの荒い息とが部屋の中で混じっていった。

「ガウリイっ……ガウリイ、ガウリイ…っう、あ……んあっ、がうり…っ」
「…っく…リナっ……リナ…!」

お互いの名前を呼び合って、ベッドのスプリングがぎしぎしと音を立てて軋む。
恥ずかしいとか思う余裕もないくらい、あたしはただ声を上げて、ガウリイを受け入れる。
うっすらと目を開けてみると、見たこともないくらい色気を帯びた顔のガウリイが見えた。
…ちゃんと、感じてくれてるんだと思うと、また胸が締め付けられる。

「…っ!」

どのくらい続いていたんだろうか…
突然ガウリイがあたしから身体を離し、自身を引き抜こうとする。
けれどあたしは夢中になってガウリイにしがみつき、痛みなんか構わずに自ら腰を寄せていった。
思いきり脚を絡みつけて、離れられないくらいにくっついて。

「リナっ!だめだ!」
「やぁ…やだっ…やめないで…っ」

必死にしがみついて、泣きながら懇願する。

「リナ、いい子だから。これ以上したらまずいだろ…?」
「いいから…お願いっ…最後まで……やめないで…っ」
「―――っ」

ガウリイの言おうとしていることはわかっていた。
このまま続ければ、ガウリイはあたしの中に出してしまう。
それがどういうことか、もちろんわかってる。
でも、どうしても中途半端なのはイヤだった。ガウリイに、あたしの中で達してほしかった。
…ガウリイのすべてが欲しかったから。

「はっ…あ…あっ…がうりっ―――!」

ガウリイは再び激しく動き出して、あたしはこれまで以上に高い声を上げ、限界が訪れる。
思いきりガウリイを締め付けると、それに合わせてガウリイがびくっと動き、熱いものが一気にそそぎこまれた。
朦朧とする意識の中で、ぐたっとあたしに覆いかぶさるガウリイを抱きしめる。
つながったままの部分が、ひくひくと痙攣を起こしていた。


818黒っぽいのにヘタれてるガウとリナ:2008/06/28(土) 18:32:33 ID:jMwG88Q6

荒くなった息を整えながら、ガウリイが身体を起こし、あたしの中から出て行った。
つながっていた部分からどろりと、どちらのものかわからない愛液が流れ出す。
ガウリイはあたしの横に転がって、再度あたしを抱きなおした。

「ん…ぅ」
「リナ…だいじょうぶか?」
「……まだ言うの?」

けだるく、力のない身体で、あたしはくすっと笑う。

「死ぬかと思った…」
「…すまん」
「だから…なんで謝るの…」

ガウリイの胸に顔を埋めながら、あたしは静かに目を閉じた。
大きな手が、ゆっくりと髪を撫でてくれる。

「ガウリイ…」
「ん?何だ?」

顔を上げ、ガウリイの澄んだ蒼い目を見つめ、小さく微笑む。

「…ガウリイ…」

もう何度呼んだかわからないその名前を、意味もなく口にした。

「……お前さんはほんとに強いなぁ」
「…え?」
「オレの方が、リナがいないと生きてけないような気がする」
「あんたはもう、あたしのもんなんだからね…今さら返してあげないわよ」

ぎゅっと抱きついて、少しずつおさまっていく鼓動に耳を当てる。

これまで、あたしは自分の欲しいものは何だって自分で手に入れてきた。
力や才能があったし、自信もあった。
欲しいものは何だって、簡単に手に入れられると思ってた。
けど、
こんなにも焦がれて、悩んで、苦しんで、ようやく手に入れて。
だからこそ余計に、こんなに嬉しいのかもしんない。

…そんなことをひとり幸せいっぱいに考えてたら、いつの間にかガウリイにまた押し倒されていた。


結局、ガウリイが最初に提案したとおり、あたしたちは2〜3日この村に滞在することになって。
ただ違ってたのは、最後まで部屋が一部屋だったってことくらいで。
出発のときには身体がボロボロになるくらい疲れてたけど、まぁ…それはそれでよかった…のかもしんない。

ようやく、あたしたちの関係が前に進んだんだし。
でもプロポーズの時は向こうからじゃないと許さん!などと、ひっそり心の中で根に持ったりしちゃうあたしなのだった。


たぶん…めでたしめでたし、なんだろうか?うん。まぁそういうことにしておこう。

819769:2008/06/28(土) 18:34:14 ID:jMwG88Q6
と。
とりあえず以上です。

妄想しまくって、勢いにのって書きまくって、
最後にオチを考えてなかったことに気がついてorz
終りがかなり無理矢理です。かたじけない。

ていうかガウリイが別に黒っぽくもなんともない件についてはどうしたら…


でもみんなにありがとうを100万回。
なんかまた書いたら落としに来たいとおもいます、まる。
820名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 18:53:08 ID:dNKZdI2K
GJを百万回
かたじけないって言わないで
821名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 19:35:34 ID:NrMv5i0p
>>819
続きキター!
GJ!超GJ!
822名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:26:29 ID:zhA//tpn
読み進めながらこっちまで泣いちまいました。
>>819 超、超、超GJっ!!!!! 素敵な作品をありがとう、819!!
なんて幸せなガウリナなんだ!! 繰り返し読み込ませていただきます!!
823名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:30:24 ID:QfrqWlKJ
>>769
GJ!ナイスエロ!
824名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:46:52 ID:9N1LWNXP
>>819

>>763です。
萌え話でもしてたらお話を思いついてくれる神がいるかも、とか期待しあのネタをふってみたわけですが…
まさかこんなラブいガウリナ話にしてくださるとは!!
しかも文体から原作の雰囲気が出ててまたイイ!

自分のネタをあんな素敵なお話にしてくれてありがとうを百万回!
>>822さんじゃないけどこっちまで泣いてしまったww
当分リピートして読ませていただきます!
825名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:04:49 ID:tcPOB3rG
なんか自分も読んでて泣いちゃったよ、ほんと。
GJを100万回でもまだ足りないくらいっす。
 
自分、770だけど、兄弟の盃は返納しますわー(だから違
ちょっと修行してからにします! しっかり書きたくなった!
 
なんか、幸せな気分になりますた。
最後にもいっかい、
GJ!
826名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:10:03 ID:VF1ZUVfu
>>819
おおっ!ナイスだ、GJだ!
アニメ放映開始前夜祭に、相応しい作品、ありがとうございます。

ガウさん、真面目にプロポーズしないと、後々結婚生活に響くぞw
827名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:01:11 ID:iPlqFc4I
初めてガウリナを書いて投下してみようと戻ってきたら・・・。
なんて素晴らしいんだっ!!
GJを百万回でも足りないくらいだよ!
828名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 08:09:02 ID:mP64O1lW
>>819にありがとうを100万回!
好きすぎてもう何回も読み返してるよ

>>827のガウリナも楽しみにしてます!
829819:2008/06/29(日) 09:36:27 ID:QXYSpnf9
うあーー。・゚・(ノД`)・゚・。

みんなありがとうっ!
増幅版のありがとうを100万回!!

こんなにGJいただけるなんて思ってなかたので感激 つД`)
んでもって「泣いた」っての聞いて、こっちが感激して泣いちゃったじゃあないですか!
うう、ありがとう、ありがとう。
なんか落とす喜びを知っちゃったわ。

この設定引っ張って何か書こうかとも思ったけど、
ただの例の『バカップルシリーズ』になっちまうことに気がつきました。ぬはは。


>>827
投下!投下!ガウリナ大好物でするー!
830名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 16:34:29 ID:Mv2TQqHv
>>829
自分はバカップルシリーズでも全然構わないから読みたいな。
>>829の書くガウリナのラブさ大好きなんだぜw

>>827も超がんがれ!
831狸寝入りその1(ガウリナ):2008/06/29(日) 23:37:44 ID:kmMaBSc2
827っす。

短くて駄文だけど、勇気を持って投下してみます!
エロが全然無いので、興味の無い人はスルーしてくだされ・・・。


近頃のあたしは、何かがおかしかった。
体調も異常はないし、食欲だってあるし、盗賊いぢめも好きだ。今までのあたしの何も変わらない。
なのに、ふいに胸が締め付けられているように痛み、ドキドキと動悸がして身体が熱くなることがあるのだ。
始めは何かの病気になってしまったのかと思ったが、やがてそれがある一定の条件を満たした時に現れる症状だと気づいた。

・・・そう、ガウリイのことを考えている時である。
なぜこんなくらげのためにあたしが苦しまなければいけないのか分からなくて、意味も無く髪を引っ張ったりスリッパで殴ったりの八つ当たりをしてみたが、症状は良くなるどころかますます悪化していくのだった。
どうしようもなくなったあたしは、次第にガウリイを避けるようになっていた。


「・・・ガウリイ?」
古い扉を押し開けると、ギギギと軋んだ音が静かな部屋に響いた。中から返事は返って来なくていないのかと思ったが、覗いてみればしっかりとその人物はベットに腰をかけている。
なんだ、いるじゃないの。ちゃんと返事ぐらいしなさいよ。
いつものように言い放ってやりたかったが、胸に込みあがってきた苦しさに喉が詰まる。
しっかりしなきゃ、とあたしは背筋を伸ばした。
今日、あたしはガウリイに別れを告げに来たのだ。
こんな状態じゃ旅もままならないし、何よりガウリイに失礼だと思う。だってそうでしょ?長い間一緒に旅をした相棒を見て苦しくなるなんて、こんなひどいことはない。
だから夕食の時、「ちょっと話があるの」と切り出した。するとガウリイは、なぜか悲しそうな顔をして「そうか」とだけ言って微笑んで、あたしの髪をいつものようにくしゃくしゃと撫でる。
やっぱり胸が苦しくなって、「やめてよ」と言う声がかすれてしまった。

部屋に入って重い足をなんとか動かし、ガウリイのもとに近づくと、どうやら彼はあたしを待っている間に寝てしまったらしい。
確かに、かなりの時間待たせてしまったのは事実だ。どうやって説明しようか考えていたら、のぼせる寸前になるまでお風呂に入っていたのだ。

「ガウリイ」

声をかけてもガウリイは起きなかった。しゃがんで下から彼の顔を覗き込むと、金色のキレイな睫毛がぴくりと震える。

「ガウリイ・・・」

なんてキレイな顔なんだろう。これなら、たとえ脳みそが溶けてヨーグルトになっていても、引き取ってくれる女性に困ったりはしないだろう。
「ごめんね」
ごめんね。あたしのせいで、ガウリイ、恋も出来なかったよね。
でも、こんなおこちゃまの子守生活も今日で終わりだから。
そっと手を伸ばして彼の頬に触れると、胸がきゅんとなる。
ホントに、どうしちゃったんだろう、あたし。
やっぱり、あたしはガウリイと別れなければいけないのだ。彼のためにも、自分のためにも。
リナ=インバースがこんなに弱気ではいけないのだ。

「ガウリイ?」

いい加減に起きて、あたしの話を聞きなさいよ。
ゆっくりと親指を滑らせて彼の唇に触れると、ぴくりと赤いそれが震えた。
すごい。ふわふわで赤くておいしそー・・・。
まるで吸い寄せられるように、あたしは彼の唇から目が離せなかった。
いつもそうなのだ。話をしていると、いつの間にか彼の唇に意識が行っている。

食べたい、と思った。
832狸寝入りその2(ガウリナ):2008/06/29(日) 23:39:40 ID:kmMaBSc2

あたしは目を閉じて、気づけば自分の唇をガウリイの唇に重ねていた。
思っていた通り、彼の唇はふわふわで熱くて、心地よかった。
舌を出してちょっと舐めてみると、身体がぴりぴりと痺れる感じがして、頭がぼぅっとしてくる。雲の上にいるみたいで気持ちいい・・・。
ずっと、こんな時間が続けばいいのに・・・。
あたしはうっとりとこの快感に酔いしれながら、そっと目を開いた。
そこには、空の青い色・・・・。

「っ!!!」

その色がガウリイの瞳だと気づいてあたしは我に帰った。
慌ててガウリイから離れて、自分の唇を自分の手で覆う。
キスした?あたし、ガウリイにキスした?

「リナ」

ガウリイの低い声に肩がびくりと震えた。
「・・あ・・・、が、がう・・・、がうりい・・?」
ガウリイの目が今までに見たこともないほど怒っているように見える
そりゃ、怒るよね。寝ているところに、その・・・、キスしたんだから。
誰に嫌われても、アメリアやゼル、たとえ姉ちゃんに嫌われても(さすがにそれは怖いが・・・)、ガウリイにだけは嫌われたくなかった。
なのに、自分は何をしているんだ。

「あ・・・、あのね、違うの、違うの・・・!」
身体がかたかたと震えてきた。ガウリイにそんな目で見られるのが怖くて逃げ出したくなる。

「話ってこれか?」

彼のたくましい腕が伸びてきて、後ずさりしようとしたあたしを捕まえた。
熱い手に胸がドキドキする。
「違うの!今日は、別れを言いに来たのっ・・・!」
「なんだって?」
「っ!!」
ガウリイの手に力がこもって、あたしは顔をしかめた。骨が軋んだ音を立てる。
それでもガウリイは力を緩めない。

「最近、リナの様子がおかしいのには気づいてた。夕食の時も、ああ、もう終わりなんだなあって思って素直に受け入れるつもりでいた。
なのに、今ので気持ちが変わった」

ぐいっと引っ張られて、もともと足に力が入っていなかったあたしは彼の胸に倒れこんでしまう。
彼の胸は、装備を外したはずなのに硬くてがっしりとしていた。

「どこにも行くな」

身体に直接響いてくるその声に、あたしは身体を奮わせた。
833狸寝入りその3(ガウリナ):2008/06/29(日) 23:43:04 ID:kmMaBSc2
「が・・・、がうりい?」
「オレのそばにいろ、リナ」
背中に腕を回され、ぎゅっと抱きしめられた。
「リナ・・・、リナ・・・」
彼の金糸がさらさらと落ちてきて、あたしの頬をくすぐる。
ああ、まただ。また、胸が苦しい。ドキドキして、意識が飛んでいきそう。
「ダメだよ・・・。ダメだよ、がうりい・・・」
「どうしてだよ。ちゃんと理由を言ってくれ。でないと、オレ・・・」
さらに強く抱きしめられて息が詰まった。
苦しいけど、言わなければ。

「だって、あたし、おかしいんだもん。ガウリイを見ていると胸がドキドキするし、キスしたいなって思うし、気づいたらガウリイのことばっかり考えてるしっ・・」
「り、リナ・・・?」
「このままだと変になっちゃいそうだし、ガウリイに悪いでしょ?だからっ、お願い、がうりい・・・」
ふっとガウリイの拘束する力が弱くなった。あたしは彼の胸を腕で押すと、あっさりと放してくれる。
「ガウリイ?」
分かってくれたのだろうか。
俯いてしまったガウリイをのぞきこむと、彼は真っ赤な顔をしていた。

「リナ、別れる必要はないぞ」
「・・へっ?」
「だってリナ、オレに恋してるんだろ?」
え、えっと・・・・・?
「恋?」
「恋」
「誰が誰に?」
「リナがオレに」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

あたしは頭が真っ白になった。
あたしが、ガウリイに恋をしている?
そんな、まさか。
「だ、だって、恋ってその・・・、胸がドキドキして、その人のことが頭から離れなくなって
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、あれ?」
ガウリイがにこっと笑う。
その笑顔にドキドキするあたし。
えーーーっと。

「あたし、ガウリイに恋してるの?」
「みたいだな」
さっきあたしがしたように、ガウリイがあたしの頬に触れてくる。
きゅんとする胸。
えーっと。
これって、恋なの・・・?

「リナ」

ガウリイの指があたしの唇を優しくなでる。顔が熱い。きっと首まで真っ赤になってるんだわ。

「オレも、リナのことが好きだ」
「が、がうりぃ・・・」
「だから、ずっと一緒にいような」


あたしが軽くうなずいた後、ガウリイにどうされたかは、言うまでもない・・・
834名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:45:26 ID:kmMaBSc2
すみません!どうしようもないものを投下してしまいました!

修行をしに出直してきます。
835名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:22:24 ID:BdFJ1Cjh
GJ、赤い顔のガウリイおいしかったです。
メール欄にsageって入れたらなお良かったかもですよ。
836名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:58:31 ID:3JAsY95p
いやいやいやいやいやっ!! どうしようもなくないってば!!
827さん、GJっ!!!!! 読みながら頬が緩んでしまいました。
初々しすぎなリナさんが可愛かったです!!
837名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 02:12:30 ID:6cgqFoV2
初恋レベルで自覚のないリナGJ
かわええよ
838名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 04:31:18 ID:bQ0nM3mw
やべー。りなたんかわいいなぁ・・・。
839名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:59:27 ID:+z1ESg2U
自分はちょっと変態さんか! ってくらい、ニヤニヤしながら読みました。
 
このテのガウリナも大好物です。ニヤニヤ。
840名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:56:06 ID:w7Inlw5u
久し振りに来てみればGJの嵐だぁぁぁ!!
769さん、827さんGJです!!

ちょっと自分も投下します。
シンデレラパロのガウリナ。エロはぬるいですが、暇つぶしにでもどうぞ。
841ガウリナ1:2008/07/01(火) 23:58:09 ID:w7Inlw5u
「ったく、なんで、あたしが、こんな、こと」

 ぶつぶつとぼやきながら、シンデレラは力一杯床を擦ります。
 今日はお城の舞踏会の日。
 王子様のお妃を選ぶとあって、継母と二人のお姉さんも、とっくに舞踏会へと出かけています。
 シンデレラはお留守番です。
 部屋の掃除をして、明日の御飯の下ごしらえをして、やることもテンコ盛りです。
 シンデレラは、遠くで煌びやかに光るお城を、じっと眺めていました。

「なあ、シンデレラって言うのは、お前さんか?」

 その時、シンデレラ以外誰もいないはずなのに、誰かが彼女に声をかけてきました。
 驚いて振り返ると、部屋の隅に誰かが立っています。
 黒いマントに身を包み、長く伸ばした金髪だけがやけに目立った、怪しさ大爆発の長身の男。
 とりあえずシンデレラは、臆することなく男に近付くと、

 スパーンッ!!

 どこから取り出したのか、スリッパで景気よく男の頭を叩きました。

「誰がシンデレラですって?」

 完全に据わった目付きで、シンデレラは男を睨みつけます。

「あたしの名前はリナよ!! シンデレラなんて呼んだら、ただじゃおかないんだからね!!」

 ここで豆知識。
 シンデレラとは本当は、灰かぶりと言う意味なのです。
 そんな風に呼ばれたら、普通の人はマジギレします。

「分かった!! 悪かった!! シンデレ・・・じゃなくて、リナ!!」

 シンデレラの剣幕に、男は慌てて訂正しました。
 それを見て、とりあえずシンデレラは持っていたスリッパを下ろします。

「で、誰なの、あんた?」
「オレか? オレは魔法使いだ」
「魔法使い〜?」

 胡散臭い名称に、シンデレラは露骨に眉をひそめました。

「そう。ここに可哀想な女の子がいるって聞いたからさ、なんか助けてやろうかと思って」
「へえ、怪しいわね・・・」
「そうか? 正義の味方みたいなもんだぞ?」

 きょとんと首を傾げる魔法使いからは、なんの邪気も感じられないため、とりあえずシンデレラは信じることにしました。

「あっ、そう。魔法使いってことは、なんでも出来るって訳?」
「ああ。当然」
「じゃあ、この家にある金目のものと、貯金通帳諸々奪って今すぐ逃げたいの。手伝って!!」
「へっ?」

 シンデレラの要望に、魔法使いは目を丸くします。

「なによ? なんでも出来るって言ったじゃない」
「いや、確かにそうだけど・・・」
「あの女ども、今まで散々人をこき使ってくれてぇぇぇ!! 絶対ただじゃ済まさないわよ。帰ってきたら家財道具なにからなにまで、もぬけの殻となった我が家を見て、驚くがいいわ!! おーっほっほっほっほ!!」

 誰かさん直伝の高笑いを、惜しげもなく披露するシンデレラ。
 魔法使いは困ったように頭を掻きます。
842ガウリナ2:2008/07/01(火) 23:59:31 ID:w7Inlw5u
「なんかなぁ。せめて舞踏会に行きたいの、とか、可愛らしいお願いは言えないのか?」
「だってあんなの興味ないし〜。あっ、でも、お城の舞踏会だったら美味しいものたくさんありそうね。それはちょっと興味あるかも」

 花も恥じらうような満面の笑顔を見せるシンデレラに、魔法使いはもう一つため息。

「まっ、いいか。それがリナの要望なら・・・」
「やりぃ!! 話しが早いじゃない」
「あっ、でもその前に、出来れば前金で報酬払って欲しいんだけど」
「えぇぇぇぇぇ!!」

 魔法使いの当たり前のような要求に、シンデレラは不満そうに声を上げました。

「なによそれ!? 正義の味方じゃなかったの!?」
「正義の味方でも食べていかなきゃならんだろ?」
「詐欺よ、そんなの!!」
「どうせこの家の全財産独り占めするんだろ? 微々たるもんじゃないか」
「それはそうだけど・・・。うう、じゃあ、こんなもんで・・・」

 どこからともなく取り出したそろばんを、シンデレラはパチパチと弾きます。
 その金額を見て、魔法使いは目を丸くしました。

「ちょっと待て!! 安すぎるだろ、これ!! せめてこれくらい・・・」
「ダメダメ!! ぼったくりよ、そんなの!!」
「これぐらいが相場なんだよ」
「可哀想な女の子助けに来たんでしょ!? ちょっとはまけなさいよね!!」

 シンデレラの気迫は物凄いもので、これ以上はびた一文払いそうにありません。
 そんなシンデレラを見て、魔法使いは一計を案じました。

「そこまで言うなら、この値段で引き受ける代わりに、差額分は別のもんで埋めるってのはどうだ?」
「いいの? じゃあ、契約成立ってことで!!」

 予想以上に値切るのに成功したシンデレラはホクホクです。

「で、別のものって?」

 魔法使いに訊ねるシンデレラ。
 と、その時。
 シンデレラの唇に、魔法使いの唇が重なりました。

「!?」

 驚いたシンデレラが逃げようとしますが、それより早く、がっちり魔法使いに腕を掴まれ、逃げることができません。
 呆然とするシンデレラの唇を、じらすように魔法使いが舐めまわしました。
 隙間から舌を差しこみ、彼女の口内をじっくりと味わいます。
843ガウリナ3:2008/07/02(水) 00:00:07 ID:w7Inlw5u
「ん・・・」

 深い口付けに、シンデレラは頭の芯が溶けてしまうような錯覚に襲われました。
 ようやく顔が離れた時、シンデレラは一人ではまともに立てないほど、ふらふらになっていました。

「なにを・・・」
「ん〜? 代わりに、リナの純潔を貰おうと思って」
「じゅ・・・!?」

 その単語に、シンデレラの顔が真っ赤になります。

「馬鹿言うな!!」
「本気だって。乙女の純潔って、結構な魔力源になるんだぜ?」
「だからって・・・」

 更に文句を言おうとするシンデレラの口を、魔法使いは無理やり塞ぎます。
 カクンと膝の力が抜け、その場に倒れ込むシンデレラを、魔法使いは慣れた手つきで床に横にさせます。

「大丈夫だって、優しくするし。どうせなら『ガウリイ』って呼んでもらえると嬉しいんだが」
「誰が、やっ・・・!!」

 魔法使いの手が、するりと服の下に滑り込みます。
 つるつるとしたシンデレラの肌の感触を楽しむように、魔法使いの手はゆっくりと上に上っていきます。

「やだ、やめてよ・・・」
「ダメ〜」

 シンデレラの胸の小さな突起に、魔法使いは手を触れました。
 指で円を描くように弄ぶと、その突起はみるみる固く、存在を主張し出します。

「感じてるんだろ?」
「だれ、が、ぁん」

 シンデレラは気付いていないようですが、すでに彼女の声には甘い色が混ざり込んでいました。
 それに気を良くして、魔法使いは彼女の突起を摘みあげます。

「やぁ、あん・・・」
「こんなに固くして、やらしいな、リナは」
「やめ、て・・・」

 耳元で囁かれ、かかる吐息にすらどうにかなってしまいそうなシンデレラは、魔法使いの手から逃れようと必死にもがきます。
 その姿すら、魔法使いを煽るだけになるとも知らずに。

「もっと良くみたいな、リナのこと」

 魔法使いの手が、シンデレラの服を丁寧に剥がしていきます。
 どんな方法なのか、それともこれも魔法なのか、結構ややこしい構造をしていたはずのシンデレラの服は、あっという間に脱がされていきます。
 異性に裸を見せたことのないシンデレラは、羞恥で全身が真っ赤になっています。

「やっ・・・」
「へえ、綺麗な肌してるなぁ」

 吸い込まれるようい、魔法使いはシンデレラの胸元に口を寄せました。
 舐めると、ほんのりと汗の味がします。
 今までにない刺激に、シンデレラの体は電気を受けたようにビクッと震えました。
 それを見て、魔法使いは楽しそうに目を細めると、今度は胸の先端を口に含みます。
844ガウリナ3:2008/07/02(水) 00:00:43 ID:w7Inlw5u
「あっ、だめぇ!!」

 始めは舌で包み込むように舐めまわし、時折強く吸ったり、優しく噛んだりすると、それに応じてシンデレラの体が跳ねたりくねったりします。

「あっ、あぁん、もう、だめった、らぁ・・・」

 否定の言葉はだんだん少なくなり、シンデレラの声をついて出るのは嬌声が多くなってきました。
 そこに手ごたえを感じた魔法使いは、手をスルスルと下に落としていきます。
 目指すは、シンデレラの足の付け根――。

「!? だめ、そこは・・・」

 自分でもまともに触ったことのない場所に、シンデレラは飛び起きました。
 それを無理やり押さえ付け、魔法使いは付け根の更に奥に指を進めます。

 くちゅ

 淫らな音。そこは、確かに濡れていました。

「胸触られたのが、そんなに気持良かったのか?」
「ちがっ・・・」
「でも、ここを触ると、もっと気持良くなるんだぜ?」

 魔法使いの指が、優しくシンデレラの入り口を指でなぞります。
 初めての感覚に、シンデレラは思わず魔法使いの腕にしがみ付きました。

「どんな感じ?」
「なんか・・・変な感じ・・・」
「じゃあ、ここは?」

 魔法使いは入り口の上にある突起を、軽く指で押してやりました。

「ひゃぁ!!」

 その途端、今までにないほどの反応を見せ、シンデレラはますます強く、魔法使いの腕にしがみつきます。
 構わず、魔法使いはその突起を指でいじりました。
 溢れる蜜を絡ませて、何度も擦ってやると、だんだんシンデレラの体の力が抜けていきます。

「あん、あぁん、あっ」

 ゆったりとした動きに合わせて、シンデレラが腰をくねりだしました。
 もう「いや」とも「だめ」とも口にしません。
 魔法使いは突起をいじっていた指を、シンデレラの中へと忍ばせました。

「ふっ、うぅん・・・」

 初めて他人のものが体へと入る感覚に、シンデレラは大きく息を吐きます。
 シンデレラの中は狭くて、魔法使いの指をぎゅうぎゅうと締め付けてきました。
 慣らすように、魔法使いはシンデレラの中を擦ります。

「はぁ、あっ、あっ、あぁん」

 それに応えるようにして、シンデレラも腰の動きを合わせてきます。
 かつてないほどの逸材に、魔法使いは嬉しそうに頬を緩めました。
845ガウリナ5:2008/07/02(水) 00:01:14 ID:w7Inlw5u
「いれるぞ、リナ」

 快楽の波に漂い、呆けていたシンデレラの足を掴んで、魔法使いは大きく開かせました。
 熱く固くなった自身のそれを、シンデレラの入り口にあてがうと、戸惑うことなく一気に貫きます。

「!? やぁぁぁぁぁぁ!!」

 その時、我に返ったシンデレラが悲鳴を上げました。
 生まれて初めての挿入は、十分に濡らしていたとは言え、シンデレラに耐えがたいほどの激痛を与えます。
 思わず涙を零すシンデレラ。
 その涙を、魔法使いが唇でそっと掬いあげました。

「ごめん、痛かったか?」
「痛いに、決まってるでしょ!?」
「ゆっくりやる方が痛いんだよ」
「あんた、優しくするって、言ったのに・・・」
「ごめん。これからは優しくするから」

 シンデレラの痛みが引いてきた頃合いを見計らって、魔法使いは静かに動き出しました。
 体内に収まった異物が動くのですから、その不快感は言葉では言い表せません。
 しかし、なんども抜き差しを繰り返しているうちに、シンデレラの中に不快感とは別に、新しい感情が生まれてきました。

「ん・・・っあ、ん・・・なに、これ・・・」

 それはいつしか大きな波となり、シンデレラに襲いかかります。

「あん、あっ、あ、ふぅん・・・」

 流されないようい、シンデレラは必死で魔法使いにしがみ付きました。
 恍惚としたシンデレラの表情。
 それを見て、魔法使いはいっそう激しくシンデレラをせめ立てます。

「あっ、あっ、はっ、っん」

 魔法使いの動きに合わせて、シンデレラの口から嬌声が止めどなく溢れてきます。

「っは、リナの、中、すごい、いい」
「ガウ、リイ、あた、し、あぁん!!」

 しがみ付いた指に力がこもり、魔法使いの背中に傷をつけます。
 シンデレラの絶頂が近いと感じた魔法使いは、彼女のことを抱え上げました。

「あっ、はぁん、ダメ、おく、に、ひゃぁぁん!!」
「リナ、中に、出すから、な」

 魔法使いの言葉に、シンデレラは答える余裕もありません。

「くっ・・・!!」

 これが最後とばかりに激しく打ち付け、魔法使いはシンデレラの中に欲望の塊をぶちまけます。

「あぁぁぁん!!」

 初めての体験で中にぶちまけられたシンデレラは、あまりのことにそのままいってしまいました。
 ぐったりとするシンデレラを床に下ろし、魔法使いは彼女の中から自身を引き抜きます。
 白濁した液体に混ざって流れ出た鮮血は、まさに純潔の証でした。
846ガウリナ6:2008/07/02(水) 00:01:38 ID:w7Inlw5u
「信じられない!!」

 夜道を足早に歩きながら、シンデレラは叫びました。
 すでに家財道具を全部お金に換え、おまけに家も売り飛ばしていました。
 一夜にして、シンデレラは億万長者になりました。

「最悪!! なにが正義の味方よ!! ただの変態じゃない!!」
「え〜。でも、リナだって気持良くなってた癖に」

 思い出したくないところを突かれ、シンデレラの顔にサッと朱が射しました。

「うるさい!! そう言う問題じゃ・・・」
「じゃあ、気持ち良くなかったのか?」

 問われて、シンデレラは思わず言葉に詰まります。

「・・・って、問題はそれじゃないのよ!! なんであんたはまだあたしに付いてくるのよ!!」

 シンデレラは、彼女の後をちゃっかり付いてくる魔法使いを、ビシッと指差しました。

「なんでって、これからもオレ、リナと一緒にいようと思って」
「なんでよ!?」
「気に入ったから、リナが」

 そういってにっこりと微笑む魔法使いの顔はあまりにも魅力的で、シンデレラは直視できず視線を逸らしました。

「あたしは嫌よ!! ついてこないで!!」
「そう言われてもな〜。じゃあ、嫌じゃなくなればいいんだな?」

 にやりと、魔法使いが笑いました。
 その笑顔に、得体の知れぬものを感じたシンデレラは、思わず一歩後ずさります。

「なに、よ・・・」
「ずっと一緒にいたいって、思うようになればいい訳だろ?」

 問い返しながら、魔法使いの手は、しっかりとシンデレラを掴んで離しません。
 じわりじわりと近付いてくる魔法使いに、シンデレラは叫びました。

「いい訳ないでしょぉぉぉぉ!!??」
847名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:05:01 ID:Uz9WUSkm
以上でした。
明日から仕事で当分ここも来れそうにないので、置き土産に。
こんなシンデレラいたらやだなw
848名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 03:26:03 ID:4hIc69Ck
乙w

シンデレラがツンデレラに見えたw
しかし役得だな魔法使いw
849名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 03:40:24 ID:fotJbDcF
確かにツンデレラwww
850名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 15:35:36 ID:8GRv4Xuj
>>840 GJっ!!!!!
851名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 19:28:26 ID:CloSRDhC
何スレかぶりに来てみたら神がいっぱい。
全部感想書いたらSSになっちまうんで、簡単だが職人諸氏にGJを贈らせてくれ。
852名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:18:20 ID:1PCW2Fbe
GJ!
いい前夜祭になりました。
アニメ始まったら神がもっと増えるといいなw
853名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:53:32 ID:a9PPO8Qf
久々に見たよ。
すごい懐かしかった。
職人さん増えるといいな。
854名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 03:09:17 ID:Q7Hb+JUu
なんかここ1すれからいるけど、時代のながれをかんじる・・・。
まさかアニメがやるなんてあのころはおもってなかったなぁ。
職人さんふえるといいよね。
855名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 07:59:43 ID:ZClCqPoi
素晴らしくスレイヤーズだったな
10年前と同じノリで、何か不思議な気分だ
856名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 08:08:36 ID:gWcprWqD
R見たらゼルとアメリアがさも当たり前に一緒にいてニヤニヤしたw
TRYからRまでの二人が気になって仕方ない
どんな再会したのかな
857名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 13:38:19 ID:Q7Hb+JUu
同じくニヤニヤしたwww
858注意書・必読:2008/07/03(木) 13:47:41 ID:YHYG4CPk
四期決定して、尚且つ放送予定局に地元が入っていて、大歓喜して録画環境一新して、更に気合い入れて次の日休み取って、準備おK!
……いつの間にか放送予定局から地元局が消えていて、全力で泣いた淋しい人間の書いたガウリナを、このタイミングで投下しちゃいますよっ!
 
空気読めなくてゴメン!
 
※注意書
無駄に長い上、エロないので、面倒臭い人は全力でスルー推奨。
本編終了直後くらいの話。
昔ガウリイは、外伝のイメージです。
 
了解・同意された方はお読み下さい。
苦情は後で受け付けます。
859ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 13:49:30 ID:YHYG4CPk
「……あちゃー」
あたしは小さく舌打ちした。ショート・ソードの手入れをしようと思い、研磨用の布を取り出し、ボロボロで使い物にならなかったことを思い出した。
うーん。さっき買うの忘れてたわ。
かといって、愛剣をこのままにしておくわけにもいかない。時間が経てば汚れは更に落ちにくくなってしまう。
しゃーないか、今日はガウリイのを借りよ。
あたしは部屋を出て、隣のガウリイの部屋のドアをノックする。
……。
あれ? 居ない?
ドアの向こうには気配はない。留守のようである。
諦めて自分の部屋に戻り……ふと、窓の外を見ると、大通りを足早に抜けていく、見慣れた金色の長い髪。
ガウリイだった。
 
別にあたしの許可なく出歩くなとは言わないが、出掛けるなら一言くらい声を掛けてくれてもよさそうなものだが……。
一瞬、跡をつけてやろうかとも思ったが、すでに彼の姿は通りの向こうに消えていた。
結局、研磨用の布は宿屋のものを分けて貰い、剣の手入れを済ませ、ついでに魔法アイテムの整理も行い、気付くと窓の外はすでに宵闇が迫っていた。
いつの間に帰って来たのか、ガウリイがのんびりとした口調で、ドアの向こうから夕食に誘いに来たのはそんなころだった。
 
サイラーグを後にし、ゼフィーリア向かうあたし達の足は、遅々として進まなかった。原因は、大量発生した野良デーモンのせい。
……まあ、その大元の原因にあたし達が関わっていたわけなんだけど……。
流石に素通りするわけにはいかず、道々、村長やら町長やら領主の『野良デーモン討伐』の依頼を受け(同じ退治するなら、報酬付きの方が利口ってもんよ)、今日も今日とて、領主依頼の野良デーモン退治をし、依頼料を頂いたわけである。
依頼料として貰ったのは大振りの魔力剣と金貨を少々。どうやら財政難で、現物支給で賄っているらしい。
魔力剣とはいえ、ガウリイの持っている『斬妖剣』に比べれば玩具みたいなシロモノ。こんな大物を持ち歩くのは馬鹿らしいので、この街の魔法の道具屋でさっさと換金してしまおうと、立ち寄ったのが昼過ぎ。
店番をしていたおかみさんと思わず意気投合し、珍しくガウリイは大人しく物珍しそうにアレコレ眺めているもんだから……ちょっぴし、交渉がてら世間話に花が咲き……売値が決まったのは、日の傾き始めた頃だった。
ややウンザリした口調で、夕食時間まで休憩にしようと言い出したのはガウリイ。あたしもそれに同意し、荷物の片付けなんぞをしていたわけだが……。
860ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 13:50:59 ID:YHYG4CPk
宿屋の一階にある食堂で、取り敢えずメニューを上から順番に制覇し、いくつか気に入ったものを追加して、そろそろ腹八分目になった頃、締めにデザートを注文する。
取り留めのない会話といつもの食事。
ガウリイの様子はいつもと変わらない。どこへ行ってきたのは気になるところだが、さてさて、どう切り出そうか……。
「ところでさぁ、ガウリイ」
「ん? なんだ? くれと言われてもやらんぞ。味見くらいならいいけど」
「同じ物食べてて味見してもしょうがないでしょ。
……それより」
どこに行ってきたか問うより早く、ガウリイの視線はあたしの頭上、正確に言うなら、食堂の入り口へ向けられ、つられてあたしもそちらを見る。
ガウリイの視線の先、そこには歳の頃なら30後半くらいか、黒髪にヒゲの傭兵姿の大男がドアから入って来たところだった。そして、真っ直ぐあたし達……というか、ガウリイの方へ歩み寄って来た。あたしにはこの男に見覚えはないが……。
「よぉ、ガウリイじゃないか。久っしぶりだなぁ」
熊のような男は、懐かしそうに目を細めながら声を掛けるが、案の定、というかお約束通り、ガウリイは首を傾げ、さらに腕を組み、ひとしきり唸ってから、
「……誰だっけ?」
……こちらの予想を裏切らない男である。
一方、忘れられた当の熊男は憤慨するでもなく、むしろ腹を抱えて笑い出した。どうやら随分と陽気な性格のようだ。
「いやーお前、相変わらずだなー」
言いながらガウリイの背中をばしばし無遠慮に叩く。
忘れられてはいるがガウリイの知り合いらしい。でなければふつー怒るぞ。
「で、ガウリイ、全く期待しないで一応念のため僅かな可能性に賭けて聞くけど、この人のこと誰か覚えてないのね?」
「……お前さん、なにもそこまで念入りに言わんでも……」
「でもどーせ覚えてないんでしょ」
「聞くまでもないってやつだな」
「さわやかにもっともらしいこと言うなあぁぁぁっ」
……ったく、この脳みそクラゲは。
そんなあたし達のやり取りに、熊男はちょっと目を見張り、
「お前、天然っぷりは相変わらずみたいだが……随分変わったみたいだな?」
と、呟き、あたしの方をちらりと見てから、ガウリイに問い掛ける。
「原因はコレか?」
……コレって……おっさん……。
ん? 待てよ? 天然はとにかくとして『変わった』ってぇのは、何?
思わずガウリイに視線を向ける。彼は何食わぬ顔で最後の鳥さんのから揚げを口に入れるが、その眉間が僅かに嫌そうに寄せられたのを、あたしは見逃さなかった。
861ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 13:52:31 ID:YHYG4CPk
そんな様子を知ってか知らずか、熊男は少し笑みに懐かしさを乗せ、
「あの時はお前、腕は一流だがどこか危ない、っか、この世のモン全てにケンカ売ってる、って感じで、見てられねぇと思ってたんだが、吹っ切れたみたいだな」
この男は、よく似た誰かと勘違いしているのではないだろうか。おおよそガウリイを表現するには不似合いな台詞に、あたしは思わず眉をひそめる。
当のガウリイといえば……
あ。めずらし。すっげえ嫌な表情してる。
あたしが熊男に疑問を投げ掛けるより早く、熊男は憮然としているガウリイの肩に手を置き、
「ま、そんな顔するなよ。それよりどうだ、久しぶりに会ったんだ。一杯付き合わねぇか?」
そしてあたしの方を向き、
「そんな訳で借りていっていいか?」
なぜか許可を求める。
あたしが何か言うより早く、ガウリイが剣を手にし席を立った。
「リナ。ちょっと行ってくるけど、いいか?」
「……まあ、別に止める理由もないし。行って来たら?」
「悪いな。一人にして。
オレがいないからって無茶はするなよ」
「はいはい。しませんしません」
言ってあたしは手をひらひら動かす。ガウリイはやれやれ、といった顔で、すでに外へ向かっている熊男の跡を追い、通り過ぎ様にあたしの頭をぽんぽんっと叩き、ドアの向こうへと消えていった。
デザートが来たのは、そんな直後だった。もちろん、勿体ないので、全部あたしが美味しくいただくことにする。
 
……。
最も闇の深い、夜の静寂。薄く差し込む月光。
あたしが作り出した、光量を抑えた『明り』は、随分と弱々しい光りとなっている。
ガウリイは、まだ戻っていない。
 
……まあ、別に『起きて待っていろ』と言われたわけではないので、寝てしまっても問題はないのだが……なぜか眠気も起きず、ぼんやりと時間を過ごしていた。
思い返してみれば、今日は随分とおかしな日だった。
夕方のガウリイの行動。謎の熊男(名前聞いてないし)の言動と、彼の反応。
話の流れから推察するに、どうやらあたしと出会う前の知り合いらしい。
あたしはあまりガウリイの過去を知らない。シルフィールと出会ったサイラーグの事件も、結局「うーん。忘れた。」の一言。出身がエルメキアだ、という話は聞いたけど……それも詳しく話したがらない。
本当に覚えていないのか、それとも話したくないのか。
……はふぅぅ……。
考えてもしょーがない。夜更かしは美容の大敵! である。
もう寝てしまおうかとベッドに潜り込もうとした時、あたしの耳は、廊下を静かに進む足音を捕えた。
聞き慣れた、ガウリイの足音。
帰って来たようだ。
彼の足音は隣の部屋に入り、ややあって、また部屋を出て……その足は、あたしの部屋の前で止まった。
862ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 13:54:06 ID:YHYG4CPk
小さくドアをノックする音。あたしがドアの前に立つと同時に、気配を察してか、
「おーい。リナ。起きてるか?」
ガウリイののほほんとした声を確認して、ゆっくりドアを開けると同時に、アルコールの匂いがあたしの鼻をくすぐる。珍しくと随分飲んできたようである。
「ちょっといいか?」
あたしは無言で頷くと、彼は少し笑みを浮かべ歩を進める。
ドアを閉めて振り返ると、彼はあたしがさっきまでそうしていたように、ベッドに腰掛け、あたしに向かって手招きをしている。
何なんだ?
あたしはそれに素直に従い、彼の目の前に立つ。
「リナ。ちょっと手、出して」
「手?」
あたしの前に左手を出す彼。訝しみながらも、その手に自分の右手を乗せた。
そしてあたしの手に彼の右手が乗せられ……何かを手渡された。
悪戯っぽい、彼の柔らかい眼差し。
あたしは手渡された『もの』を見た。銀で造られた、『宝石の護符』だった。
 
光源が弱々しい『明り』と、窓から差し込む月光のみのため、細かい模様は見えないが、施された紋様とはめ込まれた宝石の配置から……おそらく、魔よけの類であるそれは、ショルダー・ガードの留め金に着けるものだ。
希代の品、とは言い難いが、細かく造り込まれており、中々の品である。
……まあ、いくら魔よけとはいっても、野良デーモンが避けてくれるわけでもないけど……。
「どしたの? コレ?」
「さっき、貰ったんだ」
「貰った?」
彼は先程の出来事を語った。要約すると、あの熊男(未だ名前知らず)とは、ガウリイがあたしと出会うかなり前に、一緒に仕事を組んだことがあった(内容はやはり覚えていない。クラゲ)らしい。
今回、あの熊男も領主の依頼を受け、野良デーモン討伐へ向かい、同じく現物報酬を受け取り、その中にコレがあったそうだ。最初は妻への土産に、と売らずに持っていたが、乳飲み子を抱える真っ最中にこれは適さないと思い、どうしようか考えていたところだった。
……という訳で、飲み代をガウリイに任せ、過剰分はあたしへの『ガウリイ借り代』として貰ったんだ、と。
……一応、筋は通っている。更に、ガウリイがわざわざこんな夜更けに渡しに来たのも、おそらくいきさつを忘れないうちに、といったところか。
思わず黙り込んだあたしを、ガウリイは心配そうな顔で覗き込み、
「どうした? 要らないものか?」
「あ、いや、そーじゃないんだけど……」
思い返せば、あたしがガウリイから……そのぅ……こういった装飾品の類を貰うのは初めてなわけで……。それが『飲み代』の代わりってぇのは……些かフクザツなもんである。
まあ、いきさつはどうあれ、贈り物は悪い気はしない。
あたしは改めてガウリイに視線を向け、
「ううん、有り難く貰っとく。
ありがとう。ガウリイ」
ガウリイと視線が合う。その瞳には、今まであたしが見たことのない『色』が混じっていた。
彼の左手が、ゆっくりあたしの右耳と髪に触れ通り過ぎ……。
何?
疑問が浮かぶより早く、その手はあたしの後頭部を捕え、強引に引き寄せられた。
 
あたしの唇に、ガウリイの唇が押し当てられた、と理解するに、数瞬を要した。
863ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 13:55:46 ID:YHYG4CPk
「何すっ……んんっ」
抗議しようとしたあたしの言葉はあっさり封じられ、代わりに、開いた唇をこじ開けられ、深く唇付けられる。
生暖かい塊と、アルコール。
あたしは事態を理解できないで、ガウリイの胸を押し返そうとするが、彼の右手があたしの手を捕え……持ったままの『宝石の護符』を取られる。
ことりっ、と硬いものがナイト・テーブルの上に置かれた音がした。
……って、れーせーに状況分析してる場合じゃないぞっ、あたしっ!
この男、酔ってる!
この男絶対に酔ってる!
あたしにまで、アルコールが浸透してくる錯覚に襲われ、身体が熱を帯びてくる。
彼の右手はあたしの腰に廻され、より強く抱き留められ、更に唇は深く重ねられる。
あたしの舌を絡めとろうとする熱い塊。
 
鼓動が早鐘を打つ。
逃げ場と空気を求めて、喘ぐような吐息を漏らすのは、本当にあたし?
 
一度、あたしの下唇に甘く噛み付き、ゆっくり離れるガウリイの唇。
極至近距離で見る……深いアイス・ブルーの瞳。
「……あ……」
言葉を紡ごうにも、頭の芯まで麻痺してしまったようで、声も出ない。
ガウリイはあたしの頭をゆっくり引き寄せ、耳に唇付け……
「……リナ」
熱い吐息混じりに囁かれた名前。甘く噛まれる耳朶。
瞬間、あたしの背中を、ぞわり、と走り抜ける『何か』。
 
官能。
その言葉に思い当たって、あたしは思わず喉の奥で小さく悲鳴を上げ、瞬間、足元からすうっと力が抜けた。
ガウリイの両腕が、『あたし』すべてを抱きとめる。
……そして。
ゆっくり身体をベッドの上に押し倒された。
 
あたしはなぜ動けないんだろう?
なぜガウリイがここにいるんだろう?
ガウリイはあたしの上に覆いかぶさり、その瞳は真っ直ぐあたしの瞳を捕らえる。彼の肩口から流れ落ちる長い金髪は、あたしの胸元へ届く。
彼の右手がゆっくりあたしの髪を梳き、額にかかる前髪をかきあげた。
そして、眉間に唇を落とす。
「……ぁっ」
そこは。
あたしが呪文を唱える時、いつも精神の集中点としている場所。いつもはバンダナに縫い込まれた宝石の感触。
鈍い痛みを感じ、なぜか、なぜかは分からないけれど……涙が込み上げて来た。
眉間、瞼、目尻、鼻筋、ガウリイの唇が優しく押し当てられる。
そして、唇にも優しく押し当てられ、角度を変えて今度は深く。
あたしは抗わなかった。
864ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 13:57:27 ID:YHYG4CPk
静まり返る部屋に響く、どちらが漏らしたものか分からない吐息。絡めた舌が鳴らす、甘やかな水音。
ガウリイの手が、パジャマのボタンに掛かり、ひとつずつ外す。外気に触れ、肌が粟立つ。
ガウリイの舌はあたしの唇から離れ、あごから喉元へ滑り落ちる。
思わずため息が漏れた。
鎖骨から胸元へかけて、無数のキスの雨が降る。吸われた肌の刺激と、彼の髪が触れてくすぐったくて、
「……あぁっ……ん」
漏らした声が、自分の声とは到底思えないほど甘く、それが無性に恥ずかしくて、思わず自分の手の甲で唇を覆った。
「ぅんんっ」
ピリッ、と全身に電気が走った……気がした。
ガウリイの指が、あたしの胸、その一番……敏感な場所に触れたからだ。
 
「ぁああぁっ!」
あたしの口を突いて出た悲鳴にも似た叫びは、快感……ではなく、恐怖のそれに近かった。
あたしは、ここに至ってようやく……本当にようやく、事態を理解してしまった。そう。今、自分が置かれている状況を。
 
大きな手にすっぽりと収まってしまう胸。唇は更に胸の膨らみに鈍い痛みを落とす。
今更ながら。
本当に今更ながら、戻れないものなのか。
今、あたしは『ガウリイ』を受け入ることは出来ない。それはどうしても出来ない。
 
それはガウリイだって分かっているはずなのに!
 
舌は更にゆっくりと下へ降りていく。
背中に走ったのは、完全なる嫌悪。
ひゅっ、とあたしの喉から悲鳴に似た音が漏れる。
 
もう、これ以上は!
 
ガウリイの唇が、ちょうどあたしの心臓の真上に当てられ、
「…………」
その唇が何かを紡いだ。
え? 今、何て言った?
聞き返したくても、声は出ず、ガウリイの唇はそのまま、あたしの鼓動の真上に吸い付く。
「……っ!」
堪え切れず、あたしはきつく目を閉じ、息を飲む。
胸に顔を埋めたまま、……ガウリイは……動かない。 
……。 
 
…………。
 
肌で感じる、規則正しい呼吸。
 
………………をい。
あたしはゆっくり目を開け顔を起こし、『確認』する。
人の胸の谷間(ないけどっ!)を枕に、すぴすぴと寝息を立てるガウリイ。 
「いろんな意味で寝るなッ馬鹿クラゲぇぇぇぇぇぇッ!」
真夜中の宿屋だということを一切忘れ、思いっきり叫んでしまった。
865ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 13:59:06 ID:YHYG4CPk
あたしは電光石火の勢いで、彼の身体の下から抜け出し、ベッドから飛び降りる。
ガウリイは、あたしの声にも動きにも起きず、幸せそうな寝息を立てている。
 
胸元を掻き合わせ、震える指で慌ててボタンに手をかけ……手の甲に落ちた雫に、自分が泣いていることに気付いた。
 
今、ここにあるのは激しい怒り。焦燥。
それと同じくらいの……哀しみ。
後から後から、涙が零れ落ちる。
悔しかった。
 
あたしは自分の荷物をかき集めて抱え込み、部屋を飛び出す。
隣のガウリイの部屋に飛び込み、自分の荷物を放り投げ、ガウリイの荷物を同じくかき集め、抱え込む。
……さっきまで、あたしを包んでいた、ガウリイの匂いがする……。
また、涙が込み上げた。
 
『元』あたしの部屋に戻ると、あたしが作った『明り』は既に消え、窓から薄く月光が差し込む。
ガウリイの荷物を(八つ当たりを込めて)放り投げ、ふと、ベッドに視線を向ける。
いつの間にか、毛布を抱えるように包まって、深い寝息を立てているガウリイ。
むかっ。
むかむかっ!
夜中にいきなし来たかと思えば珍しいことした揚げ句にあぁーんな事しておきながらいきなし寝やがって幸せそうな寝息を立ててこの脳みそ増えるワカメがッ!
スリッパ片手に振り上げ……虚しくなって、その手を下げた。
……この男は……酔っていただけなのか。
視界の端で、何かが鈍く光った。
さっき手渡された、『宝石の護符』。
手に取ると、しっとりと冷たいそれは、確かにここにあるものだ。
 
あたしは全身で大きくため息をついた。
確かに『振り回して』いるのはあたしの方。ガウリイはいつもそれに巻き込まれながら、それでも、その背中は決して裏切らない。
戦闘中は、ガウリイが何を考えているか、あたしがどう動こうか、お互い言葉にしなくたって全て通じる。
でも、今のガウリイが何を思っていたのか、あたしには、分からない。
それが、悔しい。
 
改めてガウリイの寝顔を見る。
野宿をしていても、あたしが見張りをしている間は、木に背中を預け、目を閉じてはいるものの、決して熟睡はしない。
熟睡している彼を見るのは、初めてかもしれない。
……睫毛、長いなぁ……。
顔に掛かる前髪を梳き上げ、まじまじと、その寝顔を見る。
……もうちょっとよく見たくて、顔を寄せる。
寝息から僅かに匂う、アルコール。
 
あたしは、
気付いたら、その唇にゆっくりと、自分の唇を重ねていた。
866ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 14:00:53 ID:YHYG4CPk
あたし、今、何したッ!
我に帰り、『元』あたしの部屋から、『元』ガウリイの部屋に飛び込み、掴んだままの『宝石の護符』を荷物の上に放り投げ、そのままベッドに潜り込んで、頭から毛布を被る。
さっきの光景が脳裏を過ぎる。あの時に感じたのは、確かに恐怖心。でも、同時に……例え様のない……この悔しさは、一体何だろう?
 
その答えに、あたし自身はすでに気付いている。
そう。
間違いなく、その先を求めていたのも、事実。
ガウリイの唇が辿った軌跡が、まだ熱い余韻を残している。
 
ねぇ、ガウリイ。
『お前の実家、なんてのはどうだ?』って言われて、あたしがどう思ったか、あなた、わかる?
あたしの未来、他の誰かに任せられないんでしょ?
 
それとも、
『じゃあお兄さんが家まで送ってってやろう』を実行して、約束を果たして終わりにするわけ?
 
あたしは怖いのだ、結末を知るのが。
お互いが、唯一無二の相棒だと。そう断言出来る自信はある。
でも、それ以外の絆を求めることは……いけないのだろうか?
 
あたしはガウリイの本音が知りたい。
でももう、聞く勇気なんてない。
パジャマの上から、自分の胸に触れ、思わず強く掴む。あたしの手ですら収まってしまうのに、ガウリイの大きな手では、それこそ隠れてしまった。
自分でも『色気がある』とは思ってはいないけど……途中で寝てしまうほど、あたしはガウリイにとって『お子様』なのか……。
手を出す気にもなれないのか。
堪え切れず、あたしは俯せになり、枕を噛み締め、シーツに爪を立てる。
鳴咽を必死で噛み殺し、涙はとめどなく溢れた。
 
 
……。
窓から差し込む朝日を感じ、あれからいつの間にか眠ってしまったんだと気付いた。
到底眠れない、と思っていたが、それでも短時間ながら眠れたことに苦笑する。
少し早い時間だが、あたしはベッドから降り、取り敢えず備え付けの鏡台に座り、洗面用の水差しで念入りに顔を洗う。もちろん、真っ赤になってしまった目の充血をとるため。
……あー、コレ、朝食までに治まるかなー……。
着替えようと荷物から普段着を取り出し、パジャマに手をかけ、ふと、鏡に映った自分の姿を見て、思わず悲鳴を飲み込んだ。
鎖骨から胸元にかけて。
ガウリイの紅い『痕跡』が、無数に散らばっている。その中でも、一際色濃く跡のが付いているのは、心臓の真上につけられた、それ。
一気に昨日の……ガウリイを思いだし、全身の血が沸騰した気がした。
……あたし、ガウリイの顔を見て、れーせーでいられるのか……?
慌てて服を着ようとし、持ち上げて、その隙間から何かがコトリと音を立てて落ちた。
昨日の『宝石の護符』。
拾い上げて思わず息を飲んだ。
 
昨日は暗くてよく分からなかったが、銀の細工は思っていた以上に精巧で……。
「……どうして?」
その真ん中にはめ込まれた宝石は、あたしの瞳と同じ色をしていた。
867ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 14:02:29 ID:YHYG4CPk
朝食を取る為に一階の食堂に降り、見渡す。……ガウリイの姿はまだない。思わず安堵のため息が出る。
イマイチ食欲もないが、旅をする身としては、お腹が空いて動けませんでしたっ、なんぞというわけにも行かないので、取り敢えず軽くモーニングセットAを三人前注文する。
……しっかし……、思い出せば出すほど納得が行かない。普段着を着ると、しっかり紅い跡は隠れ、傍目には分からない。一瞬、そこまで考えて付けたんじゃないかとさえ思えてくる。
それに、あの『宝石の護符』。偶然と言ってしまえばそれまでかもしれないが、やはり腑に落ちない。
当人に聞くのが一番早いのだが……それもパスしたい。
明らかに作り置きのタイミングで用意された朝食を、延々と突きながら食べ進める。
アレコレといらんこと考えていると……階段を降りてくる、ガウリイの足音がした。
 
「リナ。おはよー。
今日はずいぶんと早起きなんだな」
「あんたが遅いだけでしょ」
あたしは全身の平常心を総動員してスープを飲む。
「ところでお前さん、顔赤いけど、どうした?」
「…………今飲んだスープが熱かっただけよ……」
「ふぅん? 湯気も出てないのにか?」
……ホントにいらないところだけはよく気付く……。
「ま、とにかく、だ」
あたしの向かいの席につき、彼はモーニングセットのBを五人前注文する。
「昨日は悪かったな」
ざすッッ!
思わずサラダを突いていたフォークを皿に突き立ててしまう。
ぎぎぃっ、とみょーな音を立てながら首を起こし、ガウリイを見る。
「……な……何が?」
かすれた声でようやくそう問うと、ガウリイはきょとんとした顔で、
「いや、何って。昨日、お前さん一人残して呑みに行っちまって。悪かったな」
……ヲイ……もしやこいつ……。
「いやー。久しぶりに呑んだーって気がしたよ。
しっかし、よくオレ、道に迷わす宿に戻ってこれたよなー。
……って、リナっ、オイっ、フォークが皿貫通してるぞっ!」
ああああああああああっ! 忘れてたーッ! コイツ、一定量越えるといつも以上にすぱあぁぁぁっと記憶が飛ぶんだったっ!
全力で覚えてないのかあぁぁぁっ!
「オイ、リナ。大丈夫かよ?」
大丈夫じゃないやいっ!
思わず頭を抱えてテーブルに突っ伏したあたしにガウリイはうろたえる。
「どうしたんだよ、お前さん、なんか悪いモンでも拾い食いしたか?」
「ぃやかまひいっ! だっ……、何でもないっ!」
思わず『誰のせいだ』と言いそうになり、慌ててごまかす。ガウリイは、ふぅん? と呟いて、運ばれて来た朝食に手を付ける。
「ま、お前さんが変なのは今に始まったことじゃないけどな」
言いながら、玉子焼きを頬張るガウリイ。
「ちょっとガウリイ、それどーいう意味……」
……玉子焼き?
「あーっ! ガウリイ、それ、あたしの玉子焼きじゃないのっ!」
「いや、お前さんがいつまでも食べないから。いらないんじゃなかったのか?」
「そんなわけないじゃないっ! それならこうよっ! ていっ!」
「あーっ! お前、人のサラダにピーマン入れたなっ! オレ、ピーマン入ってない方わざわざ選んだんだぞっ!」
「更にっ! カリカリベーコンさん誘拐攻撃っ!」
「鬼かっ! お前っ!
それならこっちはこうだっ!」
「あぁっ! あたしの愛しのウィンナーさんを!
おにょれガウリイっ! 表に出なさいっ!」
「朝メシ食ってからなっ!」
868ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 14:04:07 ID:YHYG4CPk
高くどこまでも澄んだ青空。
行き交う人達の喧騒。
変わらぬ日常。変わらぬ日々の営み。
あたしの横を歩くガウリイ。
何ひとつ、変わることはなく。

あたしは結局、貰った『宝石の護符』をショルダー・ガードの留め具に着け、宿を後にした。
一晩中悩んで考えたのが、ホントに馬鹿らしい。
どんなに悩んでも、当のガウリイは覚えていない。
なら、あたしも悩む必要もない。
そう思った瞬間に、一気に力が抜けたような気がした。もちろん、自分自身をごまかすのは好きじゃない。でも、今のあたしはそんなことよりも……。
「なぁ、リナ」
隣を歩くガウリイに声を掛けられ、あたしは思考を止めた。
「ん? 何?」
「あ、いや。それ、着けてくれたんだな、って」
「あぁ、これねー。まー、せっかく貰ったんだし、『呪符』も無くなって、寂しくなったなー、って思ってたとこだったから。
ま、いくら魔よけでも、流石に魔族までは除けてくれないだろうけど」
「……それ、魔よけなのか?」
「なのか、って、あなた何も聞かずに貰ってきたわけ?」
あたしは思わずため息をつく。やはりクラゲはクラゲか。
……。
ちょっとマテ。今何か違和感が……。
あたしが疑問を口にするより早く、
「よぉ。お二人さん。もう出発かい?」
横手から声を掛けて来たのは、昨日の熊男だった。
 
昨日の傭兵の姿ではなく、普段着にエプロンという格好で熊男が出て来たのは、昨日魔剣を売りさばいたあの魔法の道具屋であった。
「へ? なんで?」
あたしの疑問には答えず、熊男の視線はあたしの首元に注がれ、一瞬、跡を見られたのかと思ってドキッとしたが、そうではなく、どうやら『宝石の護符』に視線をやった様子。
「ふぅん。それを受け取ったってことは、上手くいった、ってことだろ?」
「あっ! ちょっと待ったっ!」
熊男の言葉に、今まで聞いたことのないくらいうろたえたガウリイの声。
「もういいんじゃないか? 種明かししても。これで決まったんだろう?」
意味の分からない言葉に、あたしは混乱する。
「ここ、な。俺の店なんだよ」
……いやまあ、店の名前のかかれたエプロンしてりゃ、言われなくても分かるが……。
「昨日、店番してたのが俺の嫁なんだが、俺が留守の間、交渉の上手い娘とぼんやりした男の二人組が来て、散々値段を吊り上げた後、夕方になってから男の方だけがまた店に来た、って話を聞いたんだよ」
熊男が一旦言葉を切り、ガウリイを顎で指した。
「つまり、コイツが来たってわけだ。
……まだ分からねぇ、って顔だな。
単刀直入に言えば、その『宝石の護符』は、俺が酒代にやったものじゃなく、正真正銘、コイツがあんた贈るつもりで、選んだモンなんだよ」
869ガウリナ・役者の腕も超一流:2008/07/03(木) 14:05:45 ID:YHYG4CPk
顔が赤くなったのが自分でも分かった。
「ちょっとガウリイ、どういうことよ、これ!」
あたしはガウリイに詰め寄ると、彼は困ったときによくする癖、頬の辺りを人差し指で掻きながら、
「いや、お前さん、そこに着けてた飾り、ええと、なんだっけ、ゼロスからぶんどっ」
「分取ったって言わない買い取ったって言え。」
すかさず訂正を入れるあたし。
「どっちも変わりないだろ、お前さん的には。
まあ、それが壊れてからも、お前さん時々無意識に手ぇ当ててただろ? だから、何かあったほうがいいのかと思ったんだ」
……あ……
言われて、今も無意識に首元に触ろうとしていた手が止まった。
「まあ、買ったはいいが、渡す口実が思い付かなかったって辺りが、コイツの馬鹿なところだよ」
言って、熊男は笑う。
「俺は店を出たコイツの後ろ姿を見かけて、宿に入っていく所を見たんだ。
久しぶりだから、店閉めてから声をかけにいったら……まあ、面白そうなことになってる。
酒を呑みながら話を聞いて……ちょっとアドバイスしたって訳だ」
……思わずうつむき、両の手で『宝石の護符』に触る。
「……ちなみに……なんて、アドバイスを?」
あたしが小さい声で問うと、
「簡単な話だ。
まず、夜中まで寝ずにお前を待っていてくれて、更に部屋に入れてくれたら、まあ『間違い』はない。
で、『酒代に貰った』って渡してみろ、ってな。それで喜んで受け取ったってなら『まだ』、少しでも困った顔したなら、よし。
あれだけの交渉手腕だ、少しでも嫌そうな顔したら、それは理由が気に入らないってことだろうからな」
陽気に笑う熊男。
両の手の平を合わせ、口元に当てるあたし。
「いや、正直、焦ったぜ、オレ。てっきり喜んで売りさばく!とか言うかと思ったし。
しかも、お前さん、妙に『素直』で、でも流石にアレ以上はお前さんがマズイだろうし」
「……つまり……、アドバイス以外はアンタのシナリオだったわけね?」
「まあ、最後のお前さんの『行動』以外はな。
流石に死ヌかと思ったぞ? あれは。
……まあ、続きはまた後日って……ちょっ……リナっ! 待てっ! 落ち着けっ! それはマズイぞっ! オレが悪かったっ!」
ゆっくり手の平を広げるあたし。
「ぃやかましいっ! 
二人まとめて地獄へご招待っ! 『火炎球』っっっ!」
『どひいぃぃぃぃぃっ!』
あたしの放った『火炎球』は、見事に二人を直撃した。
 
……ま、今のあたしの魔力の回復具合なら、『火炎球』でも、せいぜい火傷程度でしょ。
むしろ、この程度で済んだことに感謝しなさいよ。
 
 
何も変わらない、日常。
でも、ほんの少しだけ、あたしの中の何か、は変化を遂げた。
 
…………まあ、その『後日』とやらの話は………勝手にそーぞーしてちょうだい。
いやあんまりリアルに想像されても困るけど。
 
 
おしまい。
870名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 14:08:09 ID:YHYG4CPk
以上。
 
ガウさんは、「むしろ、滑りやすくって好都合っ!」とは考えない……と思っただけです。
 
最後に、
ガウリイ、ゴメンっ!
読んでくれた方にもゴメンっ!
 
『地精道』で穴掘って自主的に埋まっておくから許してっ!
 

長文駄文、大変失礼いたしました。
871名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 14:16:05 ID:+y10m1Cc
>>858
悲しみを妄想にかえて…GJ!!
リアルタイム遭遇でリロード連打してたよ
872名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 15:07:27 ID:YHYG4CPk
>>871さん、悲しませてゴメンなさい。
流石にこれ以上『俺様のターン!』はマズイと思ったので、後日談(ニヤリ)は、しばらく間置いてから出直します(作成中)。
873名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 17:14:44 ID:kkXQxz33
>>858
GJすぎる!
後日談楽しみに待ってます。
874名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 21:05:24 ID:YHYG4CPk
ぅわあぁっ!
872に、自分おかしなこと書いた!
上2行はなかったことに!
875名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:38:15 ID:h4ttEUd7
そろそろ容量やばいかな
876名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 22:58:16 ID:/3oJoD3A
うわっ、本当だ490KB…
そろそろ次スレの相談しようか?
【神坂一作品】スレイヤーズ他 第8話
にした方がいいんじゃにかという話があったよね?
自分もこっちの方がいいんじゃいかなと思うけど。
877名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 11:11:49 ID:gOMHU/zc
【神坂一作品】スレイヤーズ他 第9話
でいいと思う。

しかしすごく勢いあったのに見事にピタっと止まったな。
残り10KBといっても普通の雑談なら50レスくらいは大丈夫な容量なんだし。

でも保管庫みてもこの8スレはSSが多かったんだなー。
久しぶりに見てたら読みふけってしまったよ。
リナパンマンシリーズ、面白すぎる。

878名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 15:29:24 ID:MQ8s+yKJ
新スレ立つまで素人は下手な事しないでおこうと書き込み控えてました。
私も【神坂一作品】スレイヤーズ他 第9話 に一票。
他力本願申し訳ないが、どなたか新スレお願いいたします。
879名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 16:01:29 ID:gOMHU/zc
今新スレたてると、このスレの残りを埋めていくのが大変だと思う。
残量を見ながら普通に雑談しつつ、長めのSS投下したい職人さんがいたら
新スレたてるということでいいんじゃないかな?

新スレたてるなら、テンプレに
「名前欄にガウリナ、ゼルアメなどのカプ名か、リナ陵辱などの作品傾向を記入すること」
の一文を入れて欲しい。
880名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:39:23 ID:4hI1Mg1O
スレイ作品が多いけど、日帰りやロストや他にもあるし、
【神坂一作品】スレイヤーズ他 第〇話
に一票です。
8818/8:2008/07/06(日) 01:24:58 ID:wFoFqt9E
スレイヤーズも好きだが日帰りもドアーズも読みたいから俺もそれに賛成だな
882名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 02:58:35 ID:IpKFauhh
【神坂一作品】スレイヤーズ他 第〇話
に反対意見も出てないし残量が減るのも速そうなので、今から新スレ立ててきます。
883882:2008/07/06(日) 03:06:04 ID:IpKFauhh
立ちました。こっちの梅と移動よろしく。

【神坂一作品】スレイヤーズ他 第9話
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1215280917/
884名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 12:11:07 ID:do2UN4ze
じゃあ埋めますか?
885名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 12:24:58 ID:VCuTQwMS
残り、あと8KBか50レスぐらいか…。
REVOに合わせて次スレリフレッシュ開店だね。
梅ッシュ
886名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 12:32:21 ID:oVA2psCy
乙です

新EDのラスト(一緒に行こう〜覚悟決めてね〜)のとこで
背中合わせになったリナとガウリイが一瞬目線合わすとこが凄く好きだ
887819:2008/07/06(日) 16:10:31 ID:5RrCGn7h
乙ですー!ありがとうを百万回(まだいう)

こないだ、前に書きかけてたのを発見してついつい完成させたくなったので
ぼちぼち頑張ってます。
前の以上にかなり長くなりそうだったから新スレたってよかった…


アニメも始まったし、ばんばん盛り上がりそうだねー!
888名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 17:04:15 ID:623ARlZd
スレ立て乙!

>>887も頑張れ!楽しみにしてます。
レボにもガウリナ要素あればいいなー。
889名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:03:26 ID:dZXHZ0R6
乙!!
次スレも神作品がたくさん投稿されるといいな。
今回のアニメ化や新装版やらで戻って来た人や新規ではまった人が増えますように。
スレイヤーズのキャラ全員が愛おしいからどのキャラのエロでもかまわないよ…。
手始めに887に期待!858の後日談もwktkしながら待ってます!
890名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:13:07 ID:623ARlZd
あと何レスくらいで埋まるだろう。
スレイヤーズわんだほ〜にガウリナ要素があると聞いたんで、プレイした人の感想聞きたいんだけど…あまり余裕はないかな?w
891名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 20:44:37 ID:NvvvAfQZ
>890
その思いでわんだほ〜に手を出した私が通りますよ。

クリアしたけど…操作性が死ぬほど悪いうえに、画面表示もかなり極悪。
ガウリナ色が強いルートだと、道がグラフィック上でまともに表示されていないような状態。
攻略本入手の上必死でクリアしたが…その要素一点においては【気のせい】の域を出ない。

個人的には、SFCの方がガウリナ要素は(はるかに)強い。
892名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:03:22 ID:bPgVy3cz
三重の意味で空気読めてない『役者のー』書いた、大迷惑な馬鹿が来ましたよ。(あまりの迷惑かけっぷりにマジ鬱になった)
 
このまま地中に埋まろうかとも思ったんですが、未完の方が失礼かと思い、恥を忍んで、続編完成させました。
投下はこのスレが埋まってからが良い?
893名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:16:19 ID:duBQW0cS
>>892
待ってたぞ!!
収まりきるなら、ぜひ投下して欲しいぞ!
894名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:17:11 ID:623ARlZd
>>891
わんだほ〜がイマイチって噂は本当なんだ…残念ですorz

PC98は微妙にガウリナだったな
ガウが女の子をフッてリナと出発後、実は彼女の気持ちにすら気づいてなかったガウにご機嫌なリナが可愛かったw
密かに嫉妬してたんだろうなぁ
895名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:20:49 ID:623ARlZd
>>892
長さにもよるけど、いっそ新スレ第1号とかどうかな?
初心者なんでよくわからないけど…ダメだったらすいません。
896名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:34:56 ID:wFoFqt9E
一々問わないで何も言わんで投下、コレベストね
897名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:36:41 ID:do2UN4ze
きゃっほー
898名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:37:20 ID:do2UN4ze
>>896
中国人みたいなしゃべり方アルね
899名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 23:44:07 ID:dZXHZ0R6
>>892
おかえり!早く続きをプリーズ!
もうすぐ埋まりそうなここよりも新スレに投稿してもらいたい。
900892:2008/07/07(月) 00:37:38 ID:P8XOWlD9
ここの住人は優しいな。
じゃ、早速、次スレに落としてくる。
 
埋めがわりに触手置いておくよ。
901名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 01:24:21 ID:nQA+E6HN
>>894
SFC版は消えたリナを探すガウリイの物語だ
902名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 11:16:20 ID:5WA4Kk8m
埋めに協力。
Rでゼルアメが一緒に登場したのは嬉しかったけど、
片手にだけアミュレットつけたアメリアが見れなかったのがちと残念だった。
ところでゼルの刀下げるベルトの前面に、バックルみたいなのが付いてるんだけど、
過去作にあんなのあったっけ?
アメリアからのプレゼントだったら嬉しいんだけど。

903名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 13:01:49 ID:QuLIJwlg
わんだほ〜のリナルートで、お姫様だっこが見れると信じてた自分が通りますよ(先に別ルートの方やっちゃったので)

どっちも妄想してニヤニヤ出来るシチュがあるにはあるが、にしても、心を折られるシステムが・・・orz

ゼルは過去作じゃ、ベルトにバックルついてなかったはず。
今回からついてるね〜。
904名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 16:12:54 ID:VydvUhGe
>>902
あのアミュレットは
「わたしだと思って連れていってください」→離ればなれの日々→再会→
「これは返しておく。本人がいる以上、身代わりを持ち歩く必要はないからな」→R第一話
と妄想した。
リナガウはゼルがアミュレット持ってたこと知ってるのかな
905ゼロリナ小ネタ:2008/07/08(火) 02:00:37 ID:NmZcfQ5L
埋めがてら小ネタ投下させて頂きます。ゼロリナです。
906ゼロリナ小ネタ1:2008/07/08(火) 02:02:48 ID:NmZcfQ5L
「なあ、リナ……」
長い金髪にでっかいリボン、屈強な体にピンクのワンピースをまとったガウリイが、
青ざめた顔でリナに話しかけてきた。
ここは女だけの国フェミール王国。クレア・バイブルを探すため男子禁制のこの国に入るために、
男達はみな女装し、女性陣に和やかな笑いを提供しまくっていたのだった。
そうあくまでも女装、のはずなのだが。
「ゼロスさ、あいつ女だぞ……」
ぶぼばっ!
口に含んだミルクティーをリナは盛大に噴出した。
「ちょ、ちょっとガウリイ! いきなり何言い出すのよ! あいつが女なわけないじゃないの!」
「い、いや……。俺も男と思ってたんだけど……さっき、あいつが着替えしてる時に見ちまって……」
「何を?」
「その……胸みたいなモンがちゃんとあって……しかもけっこうでかくて、お前の10倍はあ……」
最後まで言えずにガウリイはリナに顔面をしこたま殴られ、テーブルの向こうに吹っ飛んでいった。
「あんた脳みそくさって夢でも見たんじゃないの! くだらないこと言ってんじゃないわよ!」

気を取り直してお茶の続きをしていると、今度はアメリアがふらふらと戻ってきた。
「おっかえり〜。で、どうだった?」
「リナさん……、ゼロスさんの胸、なんだか本物みたいなんですけど……」
「ちょ、ちょっとアメリア! あんたまでどうしたのよ」
「だ、だって! さっきゼロスさんに胸に何入れてるんですかって冗談で触ったら、な、なんかぷにゅって……」
アメリアの顔が紙のように白くなっていく。
「まるで本物みたいな感触で、絶対わたしよりあります〜っ! へたしたら姉さんより大き……」
がごぎんっ!
鈍い音とともに、アメリアはしこたま壁に頭を打ち付け、気を失った。
「あんたの姉さんなんか知らないわよ! まったくどいつもこいつも……」

ぶつくさ呟きながら再びお茶を飲んでいると、今度はドレス姿のゼルガディスが戻ってきた。
岩肌の顔を更に表情をこわばらせ、足取りが重い。
「何よゼル、まさかあんたまでゼロスが女だって言うんじゃないでしょうね」
リナの言葉にゼルガディスはぴたと足を止めた。
「……何の話だ。そんなはずないだろう」
「そ、そーよね! そんな馬鹿なことあるはずないわよね!」
「……俺は疲れたから少し寝る。夕飯はいらん」
「え? ちょ、ちょっとゼル!」
「この格好のせいで俺は疲れてるんだ。あれは幻覚だ……そうに違いない」
ぶつぶつ呟きながら倒れている2人に目もくれず、ゼルガディスは自分の部屋に戻っていった。
「ゼルまで……。もー頭きた! こうなったらあたしが確かめてやるわよ!」
907ゼロリナ小ネタ2
「やあリナさん、どうしました?」
ここはゼロスの部屋。真っ赤なチャイナドレスでくつろいでいるその姿は、黒髪の美女にしか見えないが。
「ゼロス、ちょっとその服脱いでくれない?」
「ええー、リナさんってばだ・い・た・ん。まだ陽は高いですわよん、えっち」
「裏声はもういいってば! いいから脱げったら脱げーーっ!」
「怒鳴らなくても脱ぎますよ。やれやれ、この服一度脱ぐと着るの大変なんですけどね」
「誰が下脱げってったー! 上だけでいいんだってばーっ!」

(しばらくお待ち下さい)

「……あんた食べるもの、そんな所に入れてるの?」
「リナさんも食べますか? ピザまんの方あげますよ」
「いらない。……まったく、あいつら肉まんと区別もつかないのかしら」
(ガウリイさんたちに見せたのは本物ですけどね)
「ん? 何か言ったゼロス。まあいいわ、変なこと言って悪かったわね。それじゃ」
帰ろうとしたリナだがぐいと腕を引かれ、バランスを崩してぽてっとゼロスの腕の中に倒れこんだ。
「へ? ちょ、ちょっとゼロス!」
「僕だけ見せるなんて不公平じゃないですか〜。リナさんのも見せてくださいよ」
「な、なにを……、ちょっと何、服脱がせてるのよ!!」
「あ、ちっちゃくて可愛い、くすくす」
「こらゼロス! いいかげんにしないと……きゃーーーーっ!!」

え? この後どうなったかって?
それは秘密です。くすくす。

おわり。