【メガテン】 アトラスゲームSS総合 【オーディンスフィア】

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934名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:58:45 ID:NR+1HkqR
「Aカップが3ヶ月でDカップに!」の広告の逆バージョンみたいだと思ってしまった俺はエリーにお仕置きされるべき
935名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 08:25:39 ID:qCyZbUnl
胸が大きくてお悩みのあなたに!
「Dカップが3ヶ月でAカップに!」という感じか?
936名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 20:35:28 ID:B6OnKA4M
なんてもったいないことを…
揉んで元のでかさに戻してあげなくては!
937名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:58:30 ID:Chv+OE83
大事なのは感度と柔らかさですわッッ!
938名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:50:16 ID:5W9v3Pbv
感度はともかく、小さくなっても柔らかさを維持していられるのだろうか?
939名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:32:03 ID:Z8CLUbVR
ちっちゃくても柔らかいって例は確実にあるからご安心を。
940名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:49:30 ID:U259tJdI
それこそ、男と見間違うような洗濯板でない限り
貧乳でも柔らかさはある。なんだかんだ言って脂肪の塊だからなアレはw

胸なんて飾りです。お偉方にはそれが(ry
941名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:41:09 ID:2dVKKlzb
巨乳ヒロインズvs貧乳ヒロインズのキャットファイトが見たい
942名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 23:55:12 ID:vc2wnIwY
貧乳軍が多くてゆず・天音・マリ・ドリー・会長・直斗・雪子・舞耶姉がピンチに!
943名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 11:14:03 ID:wRLgbHOp
キャットファイトなんてかわいらしいものになるだろうか・・・あの漢女(おとめ)達が
944名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 14:30:11 ID:bxbJvU9j
武器と魔法とCOMPとペルソナ禁止にすればなんとかw

しかしそうなると素の戦闘能力が高いゆきの・うらら・ギンコ・千枝を抱える
貧乳軍がやっぱり圧倒的に有利になる罠。

つーか巨乳軍の半数がデビサバ組で埋まってる時点で激しくバランス崩壊してるw
945名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 18:33:40 ID:ba4+ow0c
リサ「ケッヘイ! あたしは貧乳じゃないもん! 巨乳軍! 巨乳軍なの!!」
千枝「あたしだってこれから大きくなる……もん! たぶん!」
うらら「あたしだってスーパー谷間ブラをつければ、ほーら、一瞬で巨乳よぅ!」
ゆきの「……はぁ……色々な意味で胸が痛む話題だねェ」

貧乳軍が内部分裂を始めそうです。貧乳軍には自分が貧乳であるという自覚がなさそうな子が多い気がする。
自覚のあるキャラは自覚のあるキャラで物凄い勢いで巨乳軍に食ってかかりそうだが。
巨乳軍に千晶様や「おしおきパンチ」の使い手の由美が加入すれば心強いんだろうけど、あの二人は巨乳に分類されるんだろうか?

ついでにおまけ。
エリー「Sorry、私はどちら側につくべきなのでしょうか……?」←巨乳でもあり貧乳でもあるというレアケースw
アヤセ「アヤセもやっぱりぺったんこにされちゃうのかな? 巨乳軍がいいんだけどなぁ〜」←まだリニューアル絵が公開されてないのでどっちとも言えない
946名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:45:25 ID:wDl2Eo6r
ギンコはともかく千枝ちゃんとうららの言い分が苦し紛れでちょっと切ないwww

千晶様は巨乳チーム最強の戦力になりそうだけど、「巨乳は私だけでいいのよ」と言って仲間もフルボッコにしそう
ユミは「たまきやレイコたちを叩くなんて可哀想」って言って棄権しそう
特殊ケースのエリーとまだわからないアヤセはどちらにつくんだろう
恥を忍んで学校の友達がいる貧乳チームに行くのも、身の危険がありそうな巨乳チームに行くのも勇気がいるよね
947名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 09:21:01 ID:erpilaPB
アルジラ姐さんも忘れないでください><
948名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 10:58:36 ID:su+c6bKt
アルジラ姐さんはおっぱいよりあの脚線美に目が行くんだ・・・
949名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 23:42:24 ID:HYqqgaVv
>>946
「そんなことで争うなんて野蛮ですわ」とどちらにもつかずに優雅に紅茶を飲むエリーさん
「やっぱりー、アヤセは色も形もチョベリグな美乳軍ってゆうかー」と美乳軍を立ち上げるアヤセさん

そんな電波を受信した
950名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 23:56:20 ID:1xtIbMul
微乳軍
951名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 18:32:25 ID:W8QHMB6n
女だらけの乱闘をどうにか女だらけの乱交に持っていけないかと考えるifの女主人公
同性の同級生と後輩のムネを揉んでお仕置きパンチされた経歴のある彼女なら何とかしてくれる
952名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 22:10:41 ID:DM6sjg3F
乱闘から乱交だと・・・!
何が良いってありえない組み合わせも妄想できるからたまらん!
953名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:14:43 ID:ov1lOifh
巨乳軍が文字通り揉まれまくるのか…ハァハァ
レズテクに一番長けてるのはif…のヒロインちゃんかね?
954名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:58:55 ID:JgOQGRuj
たまき(仮名)「ぺちゃぱいで悩んでいる子は私が揉んで大きくしてあげよう」
たまき(仮名)「ボインちゃん、あなたのボインは揉まれるためにあるのよ!」
たまき(仮名)「エリーちゃん、おっきくてもちいさくても柔らかそうな胸を揉ませて!」
たまき(仮名)「アヤセちゃん、美乳なの?じゃあたまきに揉ませてよ!」

たまき(仮名)最強伝説
955名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 08:30:17 ID:+dlEvA7q
男キャラならどうだろうと何故か思考が飛躍

しかしナニの大きさならライドウ勝利っぽくてつまらない

顔でもライドウ勝利っぽくてやっぱりつまらない

男たちつまんねーな
956名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 11:50:07 ID:gBf3v32A
ライドウおいしいです
957名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 16:42:24 ID:2rI1Qwxe
ライドウは食べ物じゃありません
958名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 18:45:58 ID:YHmIjwYt
ライドウのアナルから出るカレーライスは飲み物です
959Ifハザマ編(1/6) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/26(木) 18:57:47 ID:jBdnxbjd
Ifと聞いてつい短編書いてしまったので投下です。
男キャラということでハザマ編ですが。



小さな炎に照らされた闇の中、影が静かに蠢いていた。
「はぁ……あぁっ……」
彼が乳房を撫でるたび、女は荒い息を吐く。
普段の激しい交わりに比べれば大した刺激とも思えなかったが、
すっかり彼の虜になっているからだろう。
女を完全に自分のモノにした喜びに、彼は身を震わせた。

「どうしたリリム。僕はまだ何もしていないぞ」
意識して感情を抑え、冷たい声で言う。
「頼むから、胸をいじるだけでイカないでくれよ?」
「はっ……も、申し訳、ありませぇん……」
リリムの口からよだれがつうっと垂れ、白い肌に落ちた。
彼はその恍惚の表情を見つめ、唇の端を吊り上げて笑った。
この顔がいい。この女を僕が支配している、と実感させてくれる。

つい我慢できなくなり、彼はリリムの唇にむしゃぶりついた。
「――んっ! ……んむっ……むちゅっ……」
赤い唇を端から端まで丁寧に吸い尽くしてから、舌をそっと差し入れた。
二人の口の中で互いの舌が求め合い、唾の海に踊る。
――ああ、いい。
こうやって口を蹂躙しているときの反応が可愛らしくてたまらない。
960ハザマ編(2/6) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/26(木) 18:59:56 ID:jBdnxbjd
男を喰らう恐ろしい夜魔といえど、
今の彼女は決して彼に逆らうことのない従順なしもべだった。
「……ん」
じゅるりと舌を引き抜くと二つの口の間に一筋の橋がかかり、そして消えた。
目の前のリリムの瞳は涙でうるみ、物欲しげに彼を見つめている。

「悪い子だな。ほら」
彼は女の腹の下に手を伸ばすと、溢れる汁をすくい取った。
細い指が卑しいしもべの汁にまみれている。
「あ……あたし、悪い子……?」
「そうだ、お前は悪い子だ。だから僕はお前の飼い主として
 お前に罰をくださないといけない」
主人の言葉を理解したのか、リリムは顔を真っ赤にして言った。
「はい、あたしはいけない子です……。
 だから、たっぷりお仕置きしてください……ハザマさま」

ハザマは白い服の中から彼のモノを取り出した。
それは既に硬く張り詰め、リリムの期待感を高めた。
「あたしの口でしましょうか?」
「いや、このまま入れる。お前も待ちきれないだろう?」
こくんとうなずいたリリムの腰をつかみ、正面から肉棒を突きこんだ。
ハザマはゆっくりと、だが確かに女の中に侵入していく。
961ハザマ編(3/6) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/26(木) 19:01:56 ID:jBdnxbjd
「はぁああ……!」
びちゃびちゃの膣は主人の分身を喜んで迎え入れた。
だらしなく口を開け、リリムが喜びの声を漏らす。
相変わらず、リリムのこれは名器だった。
人間とはまるで違う強烈な締め付けと襞のうねりがハザマを苛んだ。
最初の頃は体面も面目もなく、何度も何度もイカされたものだ。
だが今のハザマは余裕の笑みさえ浮かべて相手を見ていた。

「どうした? 僕より先にイッてしまうつもりか」
「あぁ……そ、そんなこと……ない、ですぅ……」
「だらしないな。飼われているうちに鈍ったか?」
「そ、それはハザマさまが強くな……から……ひゃん!」
彼が軽く腰を動かしただけで、リリムは悲鳴をあげた。

リリムの言う通り、ハザマは以前とは桁違いに強くなっていた。
高位の悪魔を封じ込めた祭器を操り、強力な魔法で敵をなぎ倒し、
悪魔召喚プログラムを使って幾多のしもべを使役する。
そこには、学校で皆から遠ざけられ苦しんでいた弱い少年の姿はなかった。
全てを支配してやる。人も、悪魔も、時でさえも。
この無限の塔をのぼりきったとき、それが現実となるのだ。
962ハザマ編(4/6) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/26(木) 19:03:27 ID:jBdnxbjd
「あぁ、ひぃっ……あぁっ !!」
容赦なく膣をかき回される快感にリリムが身をよじった。
突き、引き、また思いっきり突き入れる。
たしか、一番奥まで突きこむのがこいつは好きだったな。
ハザマは冷静な頭でそう考え、リリムの一番深いところをえぐることにした。
「ひゃああっ !? それ、だめぇっ、だめなのぉっ !!」
涙とよだれを垂れ流し、リリムはぶんぶんと首を振った。
背中では真紅の翼が感情のままに激しく前後している。

「駄目なのか? なら、もう我慢せずイッてしまえ」
「ふぁぁあぁんっ !!」
大好きな主人の言葉も耳に入らず、リリムは快楽に喘いだ。
膨張した陰茎がリリムの奥を丹念に味わい、発射の準備を整える。
「出してやるから、ちゃんと受け止めるんだ」
「はひ、はいぃぃぃっ !! あ゛あ゛あ゛ああぁっ !!!」
中で爆発する感触に、ついにリリムの意識が飛んだ。
ハザマの汁を吸い尽くそうと膣が震え、渇きが満たされる法悦に息を漏らす。

「……ふん」
白目を剥いて全身をピクピクと痙攣させる女から、ハザマは己を引き抜いた。
しばらくこのままにしておくか。
冷たい床に横たわったリリムを放って、彼は立ち上がった。
963ハザマ編(5/6) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/26(木) 19:05:08 ID:jBdnxbjd
「――ハザマ様」
暗闇の中、壁にかかった燭台の炎から彼に声がかけられる。
彼の情事が終わるのを待っていたようなタイミングだった。
「戻ったか、アモン」
「はい」
彼の部下、魔神アモンが返事をした。

「魔王については何かわかったか?」
「はい。やはり呪殺をしかけてくるようです」
「厄介だな」
ハザマは言った。
ムドやハンマのような即死魔法は頼れる味方であると同時に、
敵に使われるとこの上なく恐ろしいことになる。
「ヒーホーくんからファイナルガードを買い占めてこい。
 お前が魔王より速ければそれで何とかなる」
「はい、わかりました」
彼の最初の、そして最強のしもべであるアモンは魔法が使えない。
ドコモ版ならマカラカーンを習得できたものを……。
だが、ないものをねだっても仕方がなかった。
現に自分はここまでやってきたではないか。
964ハザマ編(6/6) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/26(木) 19:08:10 ID:jBdnxbjd
「それと、ハザマ様に申し上げたいことが……」
「わかっている。こいつのことだろう」
下に目をやり、ハザマは言った。
「はい。以前はディアラマでハザマ様のお役に立ちましたが、
 今やリリムなど全くの足手まとい。外した方がよろしいかと」
「そう言うな。僕もお前もディアラマは使えないだろう。au版だからな」
「我がしもべ、聖獣セベクでよろしければ……」
「ああ、あったな。リカームドラが」
「…………」

ハザマは苦笑して、炎とその影に言葉を続けた。
「悪魔召喚プログラムのストックは8。
 1つくらい僕のために残しておいても構わんだろう」
「ですがそれは……」
アモンの言いたいことを理解し、ハザマは端正な顔を歪めた。
「……わかっている。僕もまだまだ人間ってことだ」
ハザマは心の奥底で温かみを求めている。人の温もりを。
その代替にこの夜魔を処分せずに飼い続けているのだった。

「早く行け、アモン。お前が戻ったら魔王を倒しに行くんだからな」
魔王を倒せば、その上にいる神を殺せば。この塔を我がものにすれば。
僕は、人間をやめることができるのだろうか。
全てのものの上に立つことができるのだろうか。

「……ハザマ、さま……」

リリムは深い闇の底で眠りながら、主人の願いが叶えばいいなと思った。
965 ◆cW8I9jdrzY :2009/03/26(木) 19:12:40 ID:jBdnxbjd
アモンもハザマもレベルアップしても一切魔法覚えなくてアパオシャに惨殺されたり
パワーブレスがバグで効果なかったり合体事故が全然起こらなくて
いつになったらズルワーンできるんだよとか嘆き悲しんだ懐かしのau版ハザマ編でした。

ではこれにて失礼を。
966名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:44:18 ID:3rYTc2q+
ifはレイコルートのEDが衝撃的だった
SFCの時代にあのシナリオは時代を先取りしていたな
967名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:45:31 ID:q2rYXmrZ
投下乙!

>>958
ライスまで出てくるのか、十四代目はすごいな
まあ十四代目のご立派様からあふれるカルピスは確実に飲み物だが
968名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:58:27 ID:OUMXfb4s
if…懐かしいな
狭間と玲子の関係をちょっとエロく感じてしまったのを何故か覚えてる
男主人公で玲子をパートナーにしてた俺涙目
969名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:35:42 ID:PRSmYWJd
投下乙です!
エロいのに所々笑える所があってたまりませんな。
リリム可愛いよリリム


>>967
そのカルピスは凪専用のセオリーですか?
970名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:42:09 ID:p0mUczXj
>>968
あのシーン男主人公だとすごい惨めに感じる
寝取られ属性ないんでショックだったなあ〜
971名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:58:01 ID:xXVZ3S/N
>>968
>>970
ダメ兄貴にレイコの『はじめて』を奪われる前に、こっちが奪いたかったなーとエロパロ板らしい発想を出してみる
嫉妬界の後とか、怒りにまかせて無理やりレイコを汚してやりたい
後輩ロリメガネっ子ハァハァ
972名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:22:33 ID:1jJXxWm0
デフォルトで眼鏡っ娘&妹系&清楚お嬢様という優良物件にも関わらず、チュー一つさせてくれなかったんだよね>レイコ
かろうじて胸を触ったり、服は脱がせられるけど、もう少し主人公とふれあってもいいと思うんだ
973名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 19:27:52 ID:ACAM7Rfv
次スレが立ちました。

【ライドウ】 アトラス総合 Part2 【カドゥケウス】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238149453/

埋めついでにSS投下でございます。
974ifハザマ編2(1/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:30:47 ID:ACAM7Rfv
彼の前で女が叫んでいる。
涙を流し、届かぬ声をこちらに投げかけている。

ハザマの何倍もある巨大な水槽の中に、リリムは閉じ込められていた。
必死でガラスの壁を叩いているが、それも無駄な抵抗でしかない。
(ハザマさま……どうして……あたし……!)
夜魔の唇はそう言っているように思えた。

ハザマはにやりと暗い笑みを浮かべた。
「今まで僕のためによく働いてくれた、リリム。礼を言う」
ためらいのない口調で彼は女に別れを告げていた。
隣の水槽には妖鳥のモリーアンが静かに浮かんでいる。
「これでよろしいかな?」
横から老人に問いかけられ、彼は無言でうなずいた。

僕はもうすぐ人間を捨てる。だからこいつももう要らない。
合体の研究素材にしてやるさ。
「では合体させるぞ」
彼の目の前で妖鳥の体が溶かされ、魔法陣に吸収されていった。
そしてリリムの番が来る。

「あ……ああ……あたし……」
翼が解かされ、細くなった根元から折れ、やがて消えた。
長い黒髪も先の方からだんだんと消滅していった。
細い手も、足も。リリムという存在が消えてゆく。
「――あたし……消え、ちゃう……」
(ハザマさま……)
主と真っ直ぐ見つめ合いながら、リリムは完全に溶解した。

「…………」
合体は終わる。彼の望んだ通りになった。
魔法陣の中央に光の柱が出現し、たくましい男の姿が現れた。
「我は妖魔ジン。今後ともよろしく」
「ああ」
ハザマは手を軽く上げて妖魔に答えた。
もうあいつはどこにもいない。これでいい。

「ハザマさまとおっしゃるのだったな。我が主」
「それがどうかしたか」
意外にも気安く話しかけてきたジンに、ハザマは冷たく言った。
「はっきりと我の記憶に残っている訳ではないのだが……、
 貴方は良い主だった気がする。これからもよろしく頼む」

「…………!」
975ifハザマ編2(2/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:31:50 ID:ACAM7Rfv
一瞬だけ驚いたような視線を妖魔に向けると、
ハザマはそばにいた老人に向き直った。
「……もう一回合体を頼む」
「どいつだ?」
「こいつと地母神ハリティーだ」
彼はたった今生まれたばかりの妖魔を指した。

先ほどの魔法陣に再び光の柱が輝き、部屋を照らし出す。
全てが終わったとき、彼の前に女が一人立っていた。
ふわりとした、薔薇の花びらのように真っ赤なドレス。
傷一つない薄い色の美しい肌。
長く伸びた髪は肩から背中にかけてゆるやかに波を描き。
大きな宝石のような一対の瞳がハザマを見つめていた。

「私は女神フレイヤ。今後ともよろしく頼むわ」
「…………」
そう言って頭を下げる女を、彼は黙って見ていた。
「あなたが私のマスター、ハザマさまね。
 人間にしておくには惜しいほどの力が感じられます。
 どうやら私は良い主人にめぐりあったようですね」

「……フレイヤ」
「何でしょう、ハザマさま」
「お前の中に僕の記憶はあるか?」
何気ない口調を装ってハザマが問う。
フレイヤは少し考え込んだ後、主に答えた。
「どうかしら……覚えているような、いないような……。
 ――ごめんなさい、わかりません」
「そうか」
ハザマは大した失望も見せず、フレイヤにうなずいた。

「この無限の塔で最高位の女神はお前だからな。
 これからの働きを期待している」
ノルンもラクシュミもいないこの塔で、高位の女神は貴重な存在だった。
フレイヤはディアラマにネクロマ、サバトマと有用な魔法を多く使える。
ハザマの大きな助けになることは間違いなかった。
「わかりました、全力でお仕えします。ハザマさま」
こうして、一人の女神が彼のしもべとなった。
976ifハザマ編3(3/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:33:50 ID:ACAM7Rfv
※ネタバレ注意!


「一度だけ機会をやろう。ワレの部下にならぬか?」
第四バクスの最上階、無限の塔29階で魔王はハザマにそう言った。
「断る」
「…ふむ、ためらいも無しか…ならば仕方がない…。
 たかがヒトの分際でワレを倒そうと考えるとはな…。
 無礼なヤツめ! 八つ裂きにしてくれる!」

アンリ・マンユが身も凍る声で呪いの言葉を発した。
「ムドオン!」
ハザマを、アモンを一瞬で死に追いやる呪殺の魔法が放たれ、
そのことごとくが虚空に空しく消えていった。
「アモン! お前はひたすらファイナルガードを使い続けろ。
 アレス、タルカジャを8回かけたらスクカジャを連打しろ。
 フレイヤ、ダメージを受けたやつにディアラマを頼む!」
ハザマはしもべたちにそう指示を出すと、
単身魔王の懐に飛び込んでアンリ・マンユに肉弾戦を挑んだ。

「はあぁっ !!」
破壊神インドラジットを封じ込めた祭器の力が解放され、
刃と化して魔王を切り刻んだ。だが世界の悪を司る神は
ハザマの攻撃にもひるまず、至近距離から魔法を放ってくる。
「マハラギダイン!」
炎の波がハザマとアモンを灼熱の渦に飲み込んだ。

「ハザマさま!」
フレイヤは主に寄り添って、彼に治癒を施した。
「ディアラマ! ディアラマ!」
「…………だ」
「え、何ですか? ハザマさま!」
戦いの最中、フレイヤの主人は彼女に何か言った気がする。
言葉そのものは聞こえなかったが、唇の動きはこう紡がれていたように思えた。

「大丈夫だ」と。
977ifハザマ編3(4/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:34:48 ID:ACAM7Rfv
魔王は倒れた。
だが無限の塔はまだ続いている。
それはこの上にアンリ・マンユより強大な何者かがいることを示していた。
「善と悪とを生んだ、時間の流れを統べる者。
 時の神…か…」

第四バクスのさらに上、神の領域たる天のバクス。
そこは古の巨人や悪魔が住まう人知を超えた場所だった。
無数の頭と腕を持つ巨大な鬼、ヘカトンケイルに囲まれたかと思えば
全ての神々を生み出した大海の地母神の成れの果て、
邪龍ティアマットが休む間もなく襲い掛かってくる。
その迷宮の中を、ハザマは常に先頭に立って突き進んでいった。

「ムドオン! ハンマ! サマエルの祭器よ !! ムドオン!」
冥府の女神、ヘカーテを片手で切り伏せ屍を踏みにじるその姿は
もはやハザマが人の身を超えつつあることを示していた。
ここまで何百という敵を滅ぼしてきたハザマだが、体には傷一つついていない。
何ごともない様子でまた歩みを進める主に、フレイヤは畏怖すら覚えた。

「ハザマさま」
不意に声をかけられ、ハザマは振り向いた。
そこには彼の回復役であるフレイヤが立っている。
「――どうした」
「あの、私は……その、役に立っているでしょうか?」
目を伏せて、ためらいがちに主に問う女神をハザマは見つめた。

「なぜそんな質問をする」
「い、いえっ! お許し下さい……でもハザマさまはそんなに強くて、
 私なんか力不足でこれからは必要ないんじゃないかと……」
弱々しく話すフレイヤに、ハザマはやや不機嫌な声で言った。
「以前も言った通り、回復魔法の使えない私やアモンにとって、
 知恵と魔力に優れたお前のディアラマは充分助けになっている。
 Lv30台の破壊神アレスですらタルカジャ役として今でもレギュラーに
 使ってるくらいだからな。レベルなど気にしなくてもいい」
「は……はい」
「そもそもパワーブレスや天罰がバグってさえいなければ……!」
ハザマは怒りのあまり拳を握りこんだ。
978ifハザマ編3(5/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:35:29 ID:ACAM7Rfv
「それに……お前は僕が必要だと認めてわざわざ生み出したんだ。
 それでは不満なのか?」
「……いいえ」
子供のように口を尖らせて言うハザマに少し驚きつつ、フレイヤは引き下がった。
だが突然、うつむいた彼女の顔に主人の手がかかった。

「…………!」
顎を持ち上げられ、唇を奪われる。
ハザマと触れ合った瞬間、フレイヤは身を震わせた。
「わ、私……は……」
「――思い出したか?」
何をだろう。主の言葉は理解できないものだったが、
女神は動揺してハザマを見上げ、荒い息を吐いていた。
「命令だ、僕を受け入れろ」
フクロウに似た魔神アモンが、呆れた表情で闇の中に消えてゆくのが見えた。

ハザマはフレイヤの細い体を引き寄せ、
もう一度赤い唇に自分のそれを触れ合わせた。
――ちゅっ。
唇同士をくっつけただけの簡単な口づけ。
それなのにフレイヤはキスの感触に目を見開き、主の体を抱き締めていた。

「ハ、ハザマさま……」
「そんな顔をするな。僕だって欲しくなってくる」
天のバクスは壁に多くの照明がともっていて、
ドレスと同じ色に染まったフレイヤの顔を余すところなく照らしだしていた。
彼の手が伸び、ドレスの上から女神の双丘に触れてゆく。
「あっ……!」
手触りを確かめるかのような優しい愛撫。
ひょっとしたら、誰か他の女と比べているのかもしれない。

「あ、はあ……やん……」
「感度は夜魔にも劣らないか……やはりな。
 北欧でも一番の淫乱という伝承は間違っていなかった」
「ち、ちが、ああっ!」
ハザマの指が胸の敏感な部分に触れ、女は声を漏らした。
「違わないさ。しかも今のお前の中には淫らな夜魔が溶け込んでいる。
 僕に何度も何度も抱かれた役立たずの娘が」
「わ、私……が、淫ら……?」
979ifハザマ編3(6/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:37:36 ID:ACAM7Rfv
ついに立っていられなくなり、フレイアは床にへたりこんだ。
ハザマはその正面にひざまずき、女神の愛撫を続けている。
やがて少年の細い手がドレスの裾から侵入を始めた。
「あっ…… !!」
大事な部分に主の指が触れる。
ハザマが撫でるようにフレイアのそこを触り続けると、
彼女の感情はどんどん高ぶっていった。

「はぁ……はあ……」
「相変わらず、僕の指には弱いんだな」
「はあ、へ……?」
主は笑い、フレイアの豆をつまみあげた。
「――あぁあああっ !?」

背を思い切り仰け反らせ、女神の悲鳴があがる。
それを見て、ハザマの瞳が喜びの色に染まった。
まるでいたずら好きの子供のようだ、と女は思った。
不思議なことに、このような扱いを受けても嫌悪の感情は全くわかない。
それどころかフレイアの体は主の動きに反応し、更なる快楽を貪欲に求めていた。

「はあ……はあ……ハ、ハザマさま……もっと……?」
「ふん、淫売め」
「んっ……!」
女神の口内に舌を入れ、歯と言わず舌と言わずなめ回す。
ハザマは下品な音を立ててフレイアの唾液をすすったが、
女の唾液腺は次から次へと甘い汁を送り込んできてやまない。
飲みきれなかった唾がつながった唇の端から垂れ、ドレスの胸元を汚した。

ハザマはフレイアから顔を離すと、女の軽い体を持ち上げて
深紅の衣装ごとうつ伏せにしてしまった。
「あの、ハザマさま……?」
主の姿が見えなくなり、フレイアは戸惑いに弱々しく声をあげた。
ハザマはそれには答えず、女神のドレスをめくり上げた。
「あ……ダ、ダメ……です……!」
「よく見えるぞ、フレイア」
素裸の下半身が露になり、恥ずかしさのあまり女神の息が荒くなる。
980ifハザマ編3(7/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:38:52 ID:ACAM7Rfv
「あ……ああ、ハザマさま……」
両腿は少年の手にガッチリと固定され、動かすことができない。
脚のつけ根、股の部分はヒクヒクと蠢き、淫らな汁を垂らしていた。
ふん、こんなに欲しがっていたのか。
ハザマは衣服の中から猛りきった彼自身を取り出すと、
濡れに濡れた女神の陰部に肉棒の先端を押し当てた。

「――あぁ……!」
「どうした。まだ触れただけだぞ?」
笑うような声が上から聞こえてくる。
ハザマは意地悪だ。深紅の女神は今度こそ、主の歪んだ性格を呪った。
「は、早く……入れて、下さ……!」
「まったく、Light悪魔の癖におあずけもできないのか?
 これじゃバンシーやヤクシニーと変わらないじゃないか」
そう言って膣の入口を亀頭でプチュプチュとこすり上げる。
「――あ゙あ゙あ゙っ !?」
耐え切れず、フレイアは唾と共に喘ぎ声を吐き出した。

このままでは気が狂ってしまう。
女はぼろぼろと大粒の涙をこぼしながらハザマに陳情した。
「ハ、ザマ……さ……おね……ます」
「聞こえないぞ?」
「……れて――ださ……」
「もうやめてしまっていいのか? ほら、腹から声を絞り出せよ」
「はやく! チンポ! いれてくらさいイィイっ!」
「ははははははは! やればできるじゃないか!」
高笑いをあげて少年は唇の端を斜めに吊り上げた。
981ifハザマ編3(8/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:39:36 ID:ACAM7Rfv
――ズボッ !!
入ってくる音が聞こえた気がした。
「うひぃいっぃいぃい !!」
声が、涙が、止まらない。
主のモノを受け入れる快感に、フレイアの理性は溶けて消えた。
愛の女神の膣が、未熟な少年の肉棒に中を擦られ悲鳴をあげる。

――キモチイイ――。
数千年前から待っていたかのように、フレイアの女陰は
ハザマのものを締め付け、しごき、汁を塗りたくった。
ジュポッ、ジュル……グジュグジュ……!
女の中はもはや洪水で、ハザマが動くたびに盛大な水音があがった。

「あひぃっ…… !! はぁっ ! ひゃふぅぅぅ !!」
ハザマは上からしもべの顔を見下ろした。
目の焦点は合わず、口は馬鹿のように開けられたままで
肌と床とをよだれまみれにして汚している。
これが、ゲルマンの民に信仰される女神か……。
いや、だからこそ愛の女神なのかもしれない。
フレイアの主は満足そうな表情でしもべの中を往復し続けた。

もはやフレイアは鳴きながら腰を振り続けるだけの獣だった。
主のモノに喘いでよがり、心も体もハザマに犯されている。
理性を失くした頭では、湧き上がる絶頂の感覚に逆らうことなどできない。
「ん――んあ……い、いい……!」
もう限界だ。ハザマの肉棒に激しく膣壁を擦られ、フレイアが痙攣した。
「あひはぁあぁああ゙あ゙あ゙っ !!!」
大きく手足を広げて悲鳴をあげると、女はうつ伏せのまま昇天してしまった。
愛らしい唇が非情にも床との接吻を強いられる。
982ifハザマ編3(9/9) ◆cW8I9jdrzY :2009/03/27(金) 19:40:08 ID:ACAM7Rfv
「――ふん」
ドクドクドク……!
失神した女神の中に汁を存分に流し込んでから、ハザマは陰茎を引き抜いた。
その弾みでフレイアの体が一瞬だけビクンと跳ねた。
ゴポッ……。
主としもべの混合物が結合部から溢れ、赤いドレスを汚す。

それなりに良かった。やはりあいつを素材にしたからか。
ハザマは冷たい床に腰を下ろすと、荷物をゴソゴソとあさった。
マッスルドリンコのフタを開け一気に喉に流し込む。
「……ごばっ !!」
ハザマは 毒におかされた。
舌打ちを一つすると、今度は神々の霊薬たるソーマを口に含んだ。
毒が治り疲れも取れ、魔力と生命力がわき上がってくる。

「アモン !!」
しもべの魔神の名を呼ぶと、影の中から鳥にも似た悪魔が現れた。
「はい、ハザマ様」
「しばらくこの辺で狩りをする。最終決戦の前に、
 僕もお前ももっと強くなった方がいいだろう」
「わかりました。お供いたします」

まだまだ僕は強くなる。そしてもっと強い悪魔を従える。
やがてはこの塔の最上階で時の神と戦うことになるだろう。
そいつさえ殺せば、僕は今度こそ全知全能の存在になれる。
人を従え悪魔を侍らせ、全てのものの上に立てる。
そのときはもうすぐそこまで来ている。
「ふふふふ……ふはははは……!」
暗い笑みを浮かべながら、ハザマは己に酔いしれていた。

「でも、よく考えたらお前の出番なんてなかったな。魔法使えないし。
 アモン、やっぱりいいからCOMPにでも入っててくれ」
「私はパートナー扱いなのでCOMPには入れません……」
「この役立たずのau版が」
「…………」
983 ◆cW8I9jdrzY
以上となります。
途中までフレイアがフレイヤになってたのは内緒。

では新スレにどうぞ。
【ライドウ】 アトラス総合 Part2 【カドゥケウス】
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